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≪アリアCD新譜紹介コーナー≫


マイナー・レーベル新譜
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5/3(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ARTE DELL’ARCO JAPAN



ADJ 036
\2600→\2390
ラ・フォンテヴェルデ
 カルロ・ジェズアルドの芸術

 1.かぎりなく優しいわが愛しの人よ—第5巻
 2.綺麗な天使さん—第1巻
 3.麗しい方がその姿を—第1巻
 4.苦しみがこんなにも甘美なら—第2巻
 5.ああ、今まで私の苦しみに残酷だったとしても—第3巻
 6.優しい愛の精よ—第3巻
 7.ああ、悲しい喜び—第5巻
 8.おまえが逃げるなら—第5巻
 9.私は黙るだろう—第4巻
 10.「情けを」と泣きながら叫んでも—第5巻
 11.麗しの人は胸に氷を—第1巻
 12.あなたが私の死を望むなら—第6巻
 13.フランス風カンツォン
 14.おまえは私を殺す、おお、残酷な人よ—第5巻
 15.ああ、絶望的な人生よ—第3巻
 16.にこやかで美しく—第6巻
 17.私は去る—第6巻
 18.あなたに慈悲があるのなら—第3巻
 19.ああ、私は死ぬ、悲しみゆえに—第6巻
ラ・フォンテヴェルデ
 [鈴木美登里(ソプラノ)、
  星川美保子(ソプラノ)、
  上杉清仁(カウンターテナー)、
  谷口洋介(テノール)、
  中嶋克彦(テノール)、
  浦野智行(バス)、
  小笠原美敬(バス)]
 ラ・フォンテヴェルデが放つ待望の第2弾は数奇な運命を辿ったジェズアルドの異常な音楽

 録音:2012 年10 月1-4 日、秩父ミューズパーク音楽堂/DDD

 これがルネサンス?! 苦悩や死、陰鬱を表す強烈な不協和音と半音階、幻想的な和声。数奇な運命を辿ったジェズアルドの音楽です。鈴木美登里率いるラ・フォンテヴェルデが作り出す声楽アンサンブルならではの絶妙な響きです!







SIMAX

PSC 1193
\2500
クラウス・エッゲ(1906-1979): 室内楽作品集
 ヴァイオリンソナタ Op.3 (1932)
 協奏的二重奏曲 Op.23 (1945-51) (ヴァイオリンとヴィオラのための)
 ピアノ三重奏曲 Op.14 (1940)
アイナル・ヘンニング・スメビ(P)
トール・ヨハン・ボーエン(Vn)
ベネディクト・ロワイエ(Va)
ヨハンネス・マッテンス(Vc)
 ノルウェーの伝統音楽の語法を取り入れた20 世紀北欧の作曲家エッゲの室内楽作品集

 録音:2011年10 月4 日-7 日、2012 年2 月17 日-19 日 ソフィエンベルグ教会 (オスロ)
 [制作: トニー・ハリソン、スティーヴン・フロスト (三重奏曲)  録音: ジェフ・マイルズ]/70’52

 クラウス・エッゲは、20 世紀、とりわけ1950 年代の北欧の音楽シーンでもっとも重要とみなされている作曲家のひとりです。ノルウェー民俗音楽の豊かな遺産で知られるテレマルク地方の生まれ。民俗音楽とともに育ち、1929 年にオルガニストの資格をもってオスロの音楽院を卒業した後は、ファッテイン・ヴァーレンの下で作曲を学び、ベルリンの音楽アカデミーで研究を続けました。交響曲、ピアノ協奏曲、ピアノ曲、室内楽曲を中心に作曲し、その多くがノルウェー音楽のレパートリーとして定着しています。1932 年のヴァイオリンソナタはエッゲの最初期の作品のひとつです。民俗音楽をインスピレーションの源としながら、ロマンティシズムに背を向けた不協和の響きがすでに聞こえてくる音楽です。1949 年のピアノ三重奏曲は、彼が作曲家として認められるきっかけとなった作品です。後のエッゲの作品に特徴的な多調性が用いられ、調性の一層の展開が図られています。ヴァイオリンとヴィオラのための《協奏的二重奏曲》は1949 年から1951 年にかけて作曲されました。演奏されることの多いピアノ三重奏曲にくらべ、あまり注目されてこなかった作品です。
 民俗音楽にルーツをもちながら、伝統的な「旋律」から離れた語法と自由な調性で書かれています。
 このディスクの録音セッションには、さまざまなスタイルとジャンルの作品を手がける音楽家たちが参加しました。グリーグとセーヴェルーのピアノ曲や現代の音楽の録音で知られる、ノルウェー音楽アカデミーの教授、アイナル・ヘンニング・スメビ。アカデミーを卒業後、アメリカに渡ってカミラ・ウィックスに師事し、ピリオド楽器によるアンサンブルFragaria Vesca を創設したトール・ヨハン・ボーエン。パリに生まれ、オスロのアカデミーでトムテルに学んだベネディクト・ロワイエ。アカデミーのトルルス・モルクとクヴァルヴァインの下で学び、オスロ・フィルハーモニック管弦楽団に所属しながらソロと室内楽の活動をするチェリスト、ヨハンネス・マッテンス。エッゲの音楽に共感を寄せるアーティストたちです。
 アルバムのブックレットには、アウグスト・アルベットセンが執筆した『20 世紀北欧の文化と音楽生活の中心人物』と題したライナーノーツがに掲載されています ( アンドリュー・スミス 英訳)。エッゲという作曲家を知るうえでとても貴重な資料です。
 このアルバムは、Simax 録音の制作を担当し、このエッゲのアルバムで三重奏曲の録音を前にして亡くなったイギリス出身のプロデューサー、トニー・ハリソンの思い出に捧げられました。




HYPERION



CDA 67926
\2300→\2090
ヘンデル:シャンドス・アンセム集Vol.2
 シャンドス・アンセム第8番《おお、来たりて主に向かい歌え》 HWV.253
 シャンドス・アンセム第6番《鹿が谷川を慕いあえぐように》 HWV.251b
 シャンドス・アンセム第5番《私はあなたをあがめ》 HWV.250a
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団
エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団
スティーヴン・レイトン(指揮)
スーザン・グリットン(ソプラノ)
イエスティン・デイヴィス(カウンターテナー)
トーマス・ホッブス(テノール)
 英国合唱界の名匠スティーヴン・レイトン!ヘンデルのシャンドス・アンセム集Vol.2!

 英国最高峰の混声合唱団ポリフォニーの創設者でありホルスト・シンガーズの音楽監督、2006年からは名門ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団の音楽監督を務めるイギリスを代表する合唱指揮者の1人、スティーヴン・レイトンが振るヘンデルの「シャンドス・アンセム集」第2集!。
 当時のカーナヴォン伯爵で、1719年に初代シャンドス伯爵となるジェイムズ・ブリッジスのキャノンズ邸に滞在し、宮廷付き作曲家として活躍した「キャノンズ時代(1717〜18年」の傑作、格調高きシャンドス・アンセム集。
 カーナヴォン伯爵という後ろ盾を得て、「エステル」や「エイシスとガラテア」などの優れた作品が誕生した「キャノンズ時代」の代表作を、英国合唱界の名匠レイトンとケンブリッジの名門合唱団、ピリオド・オーケストラの雄OAE、そして素晴らしきヘンデリアンたち、スーザン・グリットン、イエスティン・デイヴィス、トーマス・ホッブスという理想的なメンバーで ——!

 ※録音:2012年7月22日−24日、トリニティ・カレッジ・チャペル(ケンブリッジ)
 
CDA 67931
\2300→\2090
天才ティベルギアン登場!
 ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズVol.60

  テオドール・デュボワ(1837−1924):
   コンチェルト・カプリチオーソ ハ短調
   ピアノ協奏曲第2番ヘ短調
   ピアノと弦楽オーケストラのための組曲ヘ短調(世界初録音)
セドリック・ティベルギアン(ピアノ)
アンドルー・マンゼ(指揮)
BBCスコティッシュ交響楽団
 ロマンティック・ピアノ・コンチェルトVol.60!初登場!天才ティベルギアンが弾くデュボワ!

 音楽史、ロマン派の隠れたピアノ協奏曲の傑作たちを探究するハイペリオン(Hyperion)のロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ。
 シリーズの大きな節目となる"第60集"に選ばれた作曲家はテオドール・デュボワ(1837−1924)!
 ソリストはシリーズ初登場となるフランスの天才セドリック・ティベルギアン!
 1861年にローマ賞を受賞し、サン=サーンスの後任としてマドレーヌ寺院のオルガニストを務め、1896年にはパリ音楽院の院長に就任するなど、"作曲家"、"オルガニスト"、"教育者"として卓越した手腕を発揮したデュボワ。
 40歳を目前とした1876年に作曲された「コンチェルト・カプリチオーソ」から、ウェーバーやメンデルスゾーンのスタイルを思わせる1897年の「ピアノ協奏曲第2番」、そして晩年の1917年に完成した新古典的な「組曲」。
 デュボワが歩んだピアノのための協奏的作品、協奏曲の進化の道を、ティベルギアンとマンゼの才能と個性の共演がここに創り出す。

 ※録音:2012年6月13日−14日、シティ・ホール(グラスゴー)


 

CDA 67968
\2300
クレークの音楽帳 〜 バルト諸国の宗教歌曲集
 コルヴィッツ:クレークの音楽帳、夜は私のまわりで闇を深め
 マスカッツ:ラクリモーサ
 プラキディス:イン・メモリアム、ファタ・モルガーナ
 マスカッツ:夜への祈り
ロイヤル・ホロウェイ合唱団
ブリテン・シンフォニア
ルパート・ゴフ(指揮)
 エストニアの民謡蒐集家クレークへのオマージュ。バルト諸国の宗教作品集!

 エストニアのバルトークあるいはグレイジャーと称され、20世紀前半に活躍した作曲家、民謡蒐集家キリルス・クレーク(1889−1962)へのオマージュ・アルバム。
 エストニアのトヌ・コルヴィッツ(1969−)が作曲した8曲から成る「クレークの音楽帳」を中心に、ラトビアのアルトゥルス・マスカッツ(1957−)、ペテリス・プラキディス(1947−)の作品を収録。
 バルト諸国の宗教音楽の"現在"を、ドゥブラ(CDA 67799)やミシュキニス(CDA 67818)の演奏が高く評価されてきたバルト諸国の合唱作品のスペシャリストたち、ロイヤル・ホロウェイ合唱団が聴かせてくれる。

 ※録音:2012年6月21日−23日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)


HELIOS



CDH 55434
\1500→\1390
スタンフォード:
 ピアノ五重奏曲ニ短調 Op.25*
 弦楽五重奏曲第1番ヘ長調 Op.85**
ヴァンブラ弦楽四重奏団*/**
ピアーズ・レーン(ピアノ)*
ガース・ノックス(ヴィオラ)**
 ホルストやヴォ—ン=ウィリアムズ、ブリス、アイアランドなど英国を代表する作曲家の師であり、アイルランドのダブリンが生んだ近代イギリスの巨匠チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852−1924)。
 1886年の「ピアノ五重奏曲」では当代屈指の知性派ピアーズ・レーンが、1903年の「弦楽五重奏曲第1番」ではアルディッティ弦楽四重奏団のメンバーとしても活躍した名手ガース・ノックスが参加。
 RTE(アイルランド放送協会)のレジデント・クヮルテット、ヴァンブラ弦楽四重奏団が、アイルランドの傑作と向かい合った秀演である。

 ※録音:2004年11月17日−19日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)/CDA 67505からの新装移行再発売。
 

CDH 55445
\1500
わが祈りを聞き給え 〜 宗教合唱作品集
 メンデルスゾーン:わが祈りを聞き給え
 ローズ:聖チェチーリアの祝祭の歌
 ブラームス:汝らも今は憂いあり
 アレグリ:ミゼレーレ
 ハーヴェイ:来れ、聖霊よ
 タヴナー:目を上げて、私は山々を仰ぐ
 ワイズ:シオンの道は悲しみ
 スタンフォード:
  モーニング、コムニオン&イヴニング・サーヴィス Op.81
 ブリテン:祝祭テ・デウム ホ長調 Op.32
ジェレミー・バッド(トレブル)
セント・ポール大聖堂聖歌隊
ジョン・スコット(指揮)
アンドルー・ルーカス(オルガン)
 ザ・シックスティーンが歌うヘンデルの「サウル」(COR 16103)でも存在感を示してくれた名テノール、ジェレミー・バッドがトレブルとして参加!
 多くの名歌手たちを輩出してきたセント・ポール大聖堂聖歌たちによる宗教合唱の歴史。タヴナーやハーヴェイを組み込んだプログラムは、さすがイギリスの合唱団。

 ※録音:1990年7月5日−6日&18日−19日、セント・ポール大聖堂(ロンドン)/CDA 66439からの新装移行再発売。




CPO

777680
(2CD)
\5200
レハール:喜歌劇「公爵の子」
 序幕と2幕 ヴィクトール・レオン 台本
ヒェン・ライス(ソプラノ)/
メリー・ミルス(ソプラノ)/
マティアス・クリンク(テノール)/
ラルフ・ジモン(テノール) 他/
バイエルン放送合唱団/
ミュンヘン放送管弦楽団/
ウルフ・シルマー(指揮)
レハール(1870-1948)の「公爵の子」は1909年に初演された作品ですが、現在では全くと言ってよいほど知られていません。をれは、前年に初演された「メリー・ウィドウ」に比べ、まるで「レハール」らしくなく、美しいメロディもあることはあっても、どれもがジングシュピール調で、「人々がオペレッタに期待する」魅力的なダンスや甘い雰囲気が少々不足しているからに他なりません。舞台そのものは大きな成功を収めることはありませんでしたが、観方を変えると、当時の時流に乗った先端の音楽を書こうと試みたレハールの実験的な作品として楽しめるのではないでしょうか?ウルフ・シルマーの確実な指揮と、ミュンヘン放送管弦楽団の見事な演奏で。
 
777586
\2000
ハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルク:歌曲選集
 1.朝の歌 Op.29-2/2.どのくらい?Op.30-2/
 3.反抗の歌 Op.30-4/4.早朝に Op.30-5/
 5.花輪 Op.31-3/6.小さな草 Op.31-4/7.別れの歌 Op.41-2/
 8.憂鬱 Op.41-5/9.シファーの歌 Op.41-7/10.踊り子 Op.47-2/
 11.ばら Op.48-3/12.夕方に Op.48-6/
 13.古いおとぎ話の森で Op.69-1/14.忠誠の心 Op.91-2/
 15.ナイチンゲール Op.91-3/16.鳥たちの別れ Op.91-6/
 17.眠るだけ Op.96-2/18.夜の声 Op.96-3/19.夕べに Op.97-1/
 20.あなたの目 Op.97-2/
 21.あなたの声 Op.97-3/22-24.3つの歌 Op.108
エレーヌ・リンドクヴィスト(ソプラノ)/
フィリップ・フォーグラー(ピアノ)
cpoの注目シリーズ、ヘルツォーゲンベルク(1843-1900)の歌曲集が登場です。ソプラノのリンドクヴィストとピアノのフォーグラーが奏でる、これらの親密で美しい音楽は、これまでヘルツォーゲンベルクを知らなかった人にも大きな喜びを与えることは案違いありません。緊密な構成の中に感じられる繊細な感情表現、ヘルツォーゲンベルクが妻に寄せた深い愛、これらは、友人であったブラームスとの強い関連性も感じさせられる興味深い作品集です。初期の作品から晩年の作品までの作風の移り変わりも味わえます。
 

777758
\2600→\2390
フリードリヒ・ゲルンスハイム:交響曲集
 1.交響曲 第1番 ト短調 Op.32/
 2.交響曲 第3番 ハ短調「ミリアム」 Op.54
マインツ州立フィルハーモニー管弦楽団/
ヘルマン・ボイマー(指揮)
ドイツの作曲家、ピアニスト、指揮者ゲルンスハイム(1839-1916)。医師の父親を持ち7歳で音楽を学び始めます。
13歳の時にライプツィヒ音楽院の最年少の学生となり、やがて18歳からピアノをモシェレスに師事、1855年から1860年まではパリに留学、リスト、ロッシーニ、ラロ、サン=サーンスらと親交を持ったことで知られます。その後はザールブリュッケンの音楽監督をはじめ、様々なオーケストラを指揮、友人であったブラームスや同時代の作曲家の作品も演奏しています。そんなゲルンスハイムの作品、やはりブラームスの影響は強く、若干暗めで渋い第1番、ヘンデルの作品からインスピレーションを得て、女性預言者の名を副題に持つ第3番と、まさに「ドイツ・ロマン派の鑑」と言える風貌を有しています。ラインラント・プファルツ・フィルの演奏が現在入手困難な中、この新録の登場は嬉しい限りです。
 

777633
\2000→\1890
ヨハン・ゴットリープ&カール・ハインリッヒ・グラウン:
 ヴァイオリン、もしくはヴィオラと通奏低音のためのトリオ集

  1.ヴァイオリンとクラヴィーアのためのトリオ イ長調 GraunWV C:XV:90/
  2.ヴィオラとクラヴィーアのためのトリオ 変ロ長調 GraunWV A:XV:16/
  3.ヴァイオリンとクラヴィーアのためのトリオ イ長調 GraunWV A:XV:13/
  4.ヴァイオリンとクラヴィーアのためのトリオ ロ短調 GraunWV C:XV:9
レサミ・ド・フィリッペ
<メンバー:
アン・シューマン(ヴァイオリン)/
エヴァ・サロネン(ヴィオラ)/
ルドガー・レミー(ハンマーフリューゲル)>
ドレスデンの図書館に保存されているグラウン兄弟の総譜の中から、今回は表現力豊かなトリオを選び出し、お馴染みのルドガー・レミーを筆頭にベテラン演奏家たちが素晴らしい演奏で聴かせます。ベルリンの宮廷で活躍した兄弟は、後期バロック音楽から古典派音楽への過渡期を生きたことで、その作風も当時の新しい音楽思想を反映した、すっきりしたものとなっています。とりわけ、ゆったりとした詩的な旋律を持つ第2楽章が魅力的な曲集です。
 
777801
\2600
アウグスティン・フレガー:世俗,宗教的カンタータ集 〜ゴットルフ宮殿のための音楽 第1集
 1.聖霊降臨の時来る(第1のペンテコステの日)/
 2.愛の精神に目をむけよ(第2のペンテコステの日)/
 3.誉めたたえよ(詩編112番)/4.私は喜ぶ(詩編121番)/
 5.神を讃えよ(詩編116番)/
 6.患難に呼び出され(受難のコンチェルト)/
 7.私を憐れんで(4.三位一体の日曜日)/
 8.本日は天上の神の日(20.三位一体の日曜日)/
 9.神は王国を建てられた(5.公現祭の日曜日)/
 10.バビロンの川により(詩編136番)/
 11.万軍の主はわれらとともに(詩編45番)/
 12.私はよき羊飼い(神の憐みの日曜日)
ブレーメン・ヴェゼル=ルネサンス/
マンフレッド・コルデス(指揮)
デンマーク国境に近い、ドイツ、シュレスヴィヒにあるゴットルフ宮殿は、その瀟洒な美しさと豊富な歴史的所蔵物で知られています。1500年頃には有名な「ゴットルフ蔵書」が収納され、1595年には美しいホールである「大鹿の間」も完成、同じ時期には礼拝堂やオルガンも建立されています。cpoの新シリーズはこの宮殿のために書かれた音楽に焦点をあて、これらをお馴染みのコルデスとブレーメン・ヴェゼル=ルネサンスの完璧なアンサンブルで聴くというものです。フレガー(1635-1686)は宮殿のカペルマイスターを務めた人で、当時の代表的な音楽家の一人でした。当時の流行はイタリアから齎されたため、彼も作曲する際にこれらの形式を模範としていたことは間違いなく、ここでも、アリアとレチタティーヴォをうまく組み合わせながら聖書の世界を歌い上げるという独自の作品が生み出されています。
 
777471
(2CD)
\4000
アルトゥール・シュナーベル:作品集
 1.ピアノ五重奏曲/2.ピアノのための小品集 Op.15/
 3.ピアノ・ソナタ/
 4.ピアノ、ヴァイオリンとヴィオラのための「3つの幻想小曲集」/
 5.10の歌曲集 Op.11/6.7の歌曲集 Op.14
パレグリーニ五重奏団/
イルメラ・レルケ(ピアノ)/
シビレ・カンフェス(ヴィオラ)
伝説的なピアニスト、アルトゥール・シュナーベル(1882-1951)の「作曲家としての一面」を探る興味深い2枚組です。幼い頃から「天才少年」として認められ、ブラームスからは「将来最も恐るべき天才」を絶賛されたシュナーベルですが、活動の初期の頃は室内楽ピアニストとして評価を高め、後にベートーヴェンのスペシャリストとして認められるという、一風変わった経歴を持っておることでも知られています。彼は演奏面では、前衛を手掛けることがほとんどなかったのですが、その作品は当時の最先端を行くもので、同時代のシェーンベルク作品をも凌駕するほどの進歩的で独自な作風を持ったものでした。ここで聴ける作品も恐ろしいまでの精度を持ったものです。また歌曲は、彼の妻テレーゼ・ベーアのために書かれており、アルト歌手であったテレーゼの声にあうような深い内容を持った音楽です。




BERLIN CLASSICS


BC0300426
\2500
Tea for Two
優美なヨーロッパの音楽集

 イベール:室内管弦楽のためのディヴェルティスマン/
 ディーリアス:春初めてのカッコウを聞いて/
 エルガー:愛の挨拶/
 ヘーベルレ:リコーダー協奏曲ト長調/
 サン=サーンス:ウェディング・ケーキOp.76/
 ショスタコーヴィチ:タヒチ・トロットOp.16/
 V.ウィリアムス:グリーンスリーヴスによる幻想曲/
 ハイドリッヒ:ハッピー・バースディ変奏曲(抜粋)
ハワード・グリフィス指揮、
スイス・イタリア語放送管弦楽団
 


BC0300544
\2500→\2290
ハルトムート・ヘンヒェン指揮&C.P.E.バッハ室内管
 La Gara degli Dei
  ハイニヒェン:神の競争

   ※世界初録音
ハルトムート・ヘンヒェン指揮、
C.P.E.バッハ室内管弦楽団
アレクサンドラ・コーク(Sop)
カローラ・ヘーン(Sop)
シモーネ・ノルト(Sop)
カタリーナ・カンマーローアー(MSop)
アネッテ・マルケルト(Alt)
ラルフ・エシュリッヒ(Ten)
オラフ・ベーア(Br)     
 ヨハン・ダーフィト・ハイニヒェン(1683年 - 1729年)はドイツ盛期バロック音楽の作曲家・音楽理論家。ヴェネツィア留学の後、ザクセン選帝侯フリードリヒ・アウグスト1世の宮廷に仕える。
 ハイニヒェンの作品は独創的で、想像力豊かなはちきれんばかりのリズム感が特徴的であるものの、どうしたものか長らく無名であった。近年になって名声が再浮上し、現在いくつかのミサ曲や絶筆のマニフィカトが録音界において注目されるようになってきた。


ハイニヒェン再注目

CARUS
83.162
\2500→\1990
18世紀の知られざるヴァイオリン・ソナタ集
ドレスデンのヨハン・ゲオルグ・ピセンデルの作品と
 同時期に活躍した作曲家のヴァイオリン・ソナタ集

ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル(1687〜1755) :ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 (抜粋)
作曲家不詳 : ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調
ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル: ヴァイオリン・ソナタ ニ長調
ヨハン・ダーフィト・ハイニヒェン(1683〜1729): ヴァイオリン・ソナタ ハ短調
ウィルヘルム・フリーデマン・バッハ (1710〜1784): チェンバロ・ソナタ ヘ長調
ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ イ短調
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699〜1783): ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 Op. 2 No. 6
ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル: ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調
マルティーナ・グラウリヒ (バロック・ヴァイオリン)
トーマス・ボイセン (リュート)
ユート・ピーターシルグ(バロック・チェロ)
ステファノ・デミケーリ (チェンバロ)
 2003年録音

 ピゼンデル、ハッセ、ハイニヒェンといった18世紀に活躍した人たちの「ヴァイオリン・ソナタ」集。
 ほとんど聴いたことのない作品ばかり。それもそのはず、8作品中7作品が世界初演だそうです。
 ピセンデルは当時ヨーロッパ最高のザクセン宮廷楽団において楽師長を務めていた大偉人。でもその作品にきちんと接したのは初めてかも。無伴奏ソナタなどバッハを思わせる寂寥感にあふれた逸品。どの作品も品のいいロマンを感じさせてくれるんです。
 また18世紀のオペラの大家ハッセに、こんな瀟洒な「ヴァイオリン・ソナタ」が存在していたとは!とっても優雅。
 そしてそれらの曲に混じって「作曲者不詳」の作品があって、それが・・・ちょっとビーバー風でなんとも素敵。第3楽章の「パッサカリア」なんて「ロザリオ・ソナタ」に酷似してて・・・ひょっとしてビーバーの作品ということもあるのでしょうか。ビーバーはほかの人に比べてちょっと活躍年代が早いですが。
 また、中にひっそりと入っているウィルヘルム・フリーデマンのチェンバロ・ソナタが、この人の天才を知らしめてくれる秘曲。
 そして注目は当時のドレスデンを代表する大作曲家ハイニヒェンのヴァイオリン・ソナタ。宗教曲で知られるハイニヒェンの端正で優雅な一面を垣間見せてくれる。この人、今は無名だが、何かのきっかけで再注目されると思う。
 このアルバム、お薦めします。
 CARUSというレーベルは本当に品がいいですね。

プラムゾーラーのソロ・アルバム
一番素敵だったのは・・・ハイニヒェンだった

Violin Concertos from Dresden
RAUMKLANG
RK 3105
\2500→\2290
ポッジャーが主宰するアンサンブル、ブレコン・バロックのヴァイオリニスト
 ヨハネス・プラムゾーラー、本格発進!
ピゼンデル 〜 ドレスデンのヴァイオリン協奏曲集

 ファッシュ:ヴァイオリン協奏曲ニ長調FWV L:D8(世界初録音)
 ハイニヒェン:ヴァイオリン協奏曲イ短調(世界初録音)
 ヘンデル(ピゼンデル編):組曲へ長調HWV.392(世界初録音)
 テレマン:ヴァイオリン協奏曲変ロ長調TWV.51:B1
 ピゼンデル:ヴァイオリン協奏曲ト長調(世界初録音)
ヨハネス・プラムゾーラー(ヴァイオリン&指揮)
インターナショナル・バロック・プレーヤーズ
 ブレコン・バロックのプラムゾーラー!ドレスデンのヴァイオリン協奏曲集!

 レイチェル・ポッジャーが主宰するアンサンブル、ブレコン・バロックのヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラー。初のソロ・アルバム!
 ボヤン・チチッチも参加する自らのアンサンブル、インターナショナル・バロック・プレーヤーズとの協奏曲録音は、ドレスデン宮廷楽団のコンサートマスター、ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル(1687−1755)を中心とした「ドレスデンのヴァイオリン協奏曲集」!
 芸術の発展にも力を注いだザクセン選帝侯、ポーランド王アウグスト強王の時代に作曲されたピゼンデルと同世代の作曲家たちの知られざる「ヴァイオリン協奏曲」は、バロック時代のドレスデンの宝である。
 あのポッジャーも信頼を寄せる南チロル出身の俊才プラムゾーラーが、ブレッシアのP.G.ロジェーリ1713年製のヴァイオリンを手に、その桁外れの才能を世に示す ——!2011年4月の録音。







UNITED CLASSICS


T2CD2012135
\1600
The Mufitians of Grope Lane
 パーセルのイギリス俗歌集 グロウプ小路の楽士たち
シティ・ウェイツ

T2CD2012136
(3CD)
\3000
モンテヴェルディ:歌劇「ポッペアの戴冠」 アルベルト・ゼッダ指揮、
プロ・アルテ・バッサーノ管弦楽団、
ダニエラ・デッシ(Sop)
アデリサ・タビアドン(MSop)
ジョゼッラ・リージ(Sop)
アルマンド・カフォーリオ(Bs)、他

T2CD2012137
(2CD)
\2400
ヴィヴァルディ:歌劇「オリンピアーデ」 ルネ・クレマンシック指揮、
クレマンシック・コンソート、
アンドルー・ウォーカー・シュルツ(Bs)
ルチア・メーウセン(MSop)
エリーザベト・フォン・マグヌス(MSop)
ミーケ・ファン・デル・スルス(Sop)
ジェラール・レーヌ(C-T)
アリス・クラストフェリス(Sop)、他

T2CD2012138
\1600
W.F.バッハ:室内楽曲集 クリストフ・フントゥゲボールト指揮、
アンサンブル・サン・スーシ・ベルリン、他

T2CD2012139
\1600
グレゴリオ聖歌集 ゲルレーフェ・ベネディクト会修道院スコラ

T2CD2012140
\1600
サティ:ピアノ曲集
 3つのジムノペディ、3つのグノシエンヌ、
 犬のためのぶよぶよとした前奏曲、
 太った木製人形のスケッチとからかい、
 世紀ごとの時間と瞬間の時間
ヤン・カスパーセン(pf)

T2CD2013003
\1600
シークフリート・カルク=エレルト:歌曲集 マルクス・シェーファー(Ten)
エルンスト・ブライデンバッハ(pf)



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ANDROMEDA



ANDRCD9119
(3CD)
\2400→\2190
クナッパーツブッシュ指揮
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集(ライヴ)

ベートーヴェン:
CD.1
 ①ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
  アンドール・フォルデス(ピアノ) Andor Foldes
  NDR交響楽団
   1962年1月15日ハンブルグでのライヴ録音
 ②ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
  ゲザ・アンダ(ピアノ) Geza Anda
  ケルン放送交響楽団
   1962年5月14日ケルンでのライヴ録音

CD.2
 ①ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
  ウィルヘルム・バックハウス(ピアノ) Wilhelm Backhaus
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   1954年1月17日ウィーンでのライヴ録音
 ②ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
  ウィルヘルム・バックハウス(ピアノ) Wilhelm Backhaus
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   1962年5月31日ウィーン「ウィーン芸術週間」でのライヴ録音

CD.3
 ①ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 変ホ長調 op.73
  ウィルヘルム・バックハウス(ピアノ) Wilhelm Backhaus
  バイエルン州立管弦楽団
   1959年12月14日ミュンヘンでのライヴ録音
 ②ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 変ホ長調 op.73
  パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ) Paul badura-Skoda
  NDR交響楽団
   1960年3月14日ハンブルグでのライヴ録音
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
※クナッパーツブッシュやフルトヴェングラーの演奏を良い音質で復刻し好評を得てきた実績のあるANDROMEDAレーベルからクナッパーツブッシュによるベートーヴェン:ピアノ協奏曲の演奏をまとめた三枚組みのお求め安いアルバムが発売と成ります。




ARCHIPEL



ARPCD0552
\1200
ヒンデミット指揮
 ブルックナー:交響曲第3番と自作自演

 ①ブルックナー:交響曲第3番 二短調
  マンハイム国立劇場管弦楽団
   1960年5月3日マンハイムでのライヴ録音
 ②ヒンデミット:弦楽と金管のための協奏音楽 op.50
  シュトゥットガルト放送交響楽団
   1960年シュトゥットガルトでのスタジオ録音
パウル・ヒンデミット指揮
※ブルックナーの音質はライヴですが、とても良いです。
1930年ボストン交響楽団の為に書いた自作自演は、多少音が篭りがちですが
鑑賞に、問題はございません。
※ブルックナーは日付違いでCD-Rでの発売があるようです。
尚、録音日付は、ARCHIPEL社によって正しく確認されています。
 


ARPCD0553
\1200
ロスバウド指揮
 ブラームス:ピアノ協奏曲とヒンデミット

 ①ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 二短調 op.15
  ルドルフ・フィルクスニー(ピアノ) Rudolf Firkusny
  ニューヨーク・フィルハーモニック
   1960年12月4日ニューヨークでのライヴ録音
 ②ヒンデミット:管弦楽のための協奏曲 op.38
  ニューヨーク・フィルハーモニック
   1960年12月4日ニューヨークでのライヴ録音
ハンス・ロスバウド指揮
※1960年12月4日の演奏会では、他にシェーンベルク、ヴェーベルンの作品と今回の2作品、計4作品が演奏されていますが、そこから2作品をアルバム化。
 冒頭にラジオ放送用のナレーションが入ります。
 スケールの大きい、素晴らしい演奏です。
 ※音質は、良いです。
 初出かと思われます。




DOREMI



DHR 7994/5
(2CD)
\4600→\4190
コルトーと並び称された男
 ロベール・ロルタ・プレイズ・ショパン

  ショパン:
   12の練習曲作品10、12の練習曲作品25、
   3つの新練習曲、24の前奏曲作品28
   14のワルツ集、
   ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調作品35 より「葬送行進曲」
ロベール・ロルタ(P)
 往年のフレンチ・ピアニズムが蘇るロベール・ロルタのショパン

 録音:1928年、1931 年

 ロベール・ロルタは1885 年9 月12 日パリ出身のピアニスト。パリ音楽院でルイ・ディエメに師事。1910 年にパリ・デビュー、第1 次世界大戦でキャリアが中断されますが、1916 年アメリカでの演奏会で復帰を果たします。53 歳という若さでこの世を去り、今では殆ど知られることのない存在ですが、特にフォーレの演奏には定評があり、ピアノ五重奏曲第2 番はエッキャン四重奏団と初演を行い、大成功を収めています。また彼の録音の殆どは1920年後半に行われており、今回リリースされるショパンの演奏がそのすべてとなります。この録音は以前発売されておりましたが、長らく廃盤となっており、このアルバムは待望の再発となっております。
 ロルタのピアノは、透明感、上品さ、繊細さが魅力の往年のフランス風のタッチで聴かせる一方で、ダイナミックで情熱的な一面もあわせ持った生き生きとした演奏が特徴。当時はコルトーと並び称されたロルタのフレンチ・ピアニズムを堪能できるアルバムです。




GRAND SLAM



GS 2095
\2400→¥2190
ボールト(指揮)&ロンドン・フィル
 マーラー:交響曲第1番 ニ長調「巨人」
サー・エイドリアン・ボールト(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 知る人ぞ知る名演、ボールトの「巨人」がオープンリールより蘇る!

 録音:1958 年8 月10 日-13 日、ロンドン、ウォルサムストウ・アッセンブリー・ホール、セッション録音、ステレオ
 使用音源: Everest (U.S.A.) STBR 3005 ( オープンリールテープ、2トラック、19 センチ)

 ■制作者より
 ボールトがステレオ初期にエヴェレストに録音したマーラーの交響曲第1 番「巨人」は、彼が生前に正規録音した唯一のマーラーです。これはLP 時代には国内で一度も発売されず、1995 年になって初めてCD で登場(キングレコード KICC-7303)しましたが、その端正な演奏内容とステレオ初期とは思えない音質の素晴らしさとで話題となりました。しかし、近年は市場から消え、一部のマニアが探し回っている状況でしたが、このたびGS シリーズで復活させることになりました。復刻の素材はセミプロ仕様の2 トラックのオープンリールテープで、しかも今回の復刻盤は初めて詳細な録音データを記したものとなります。




MYTO



328
(3CD)
\3000→\2790
ベーム指揮 トリスタンとイゾルデ 1962年
 ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」

  1962年バイロイトでのライヴ録音
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(トリスタン)
ヨゼフ・グラインドル(マルケ王)
ビルギット・ニルソン(イゾルデ)
エバーハルト・ヴェヒター(クルヴェナール)
ケルスティン・マイヤー(ブランゲーネ)
ニールス・メーラー(メロート)
ゲルハルト・シュトルツェ(牧童)
ハンス=ハンノ・ダウム(舵手)
ゲオルグ・パスクーダ(水夫)
カール・ベーム指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
※バイロイトへのカール・ベームのデビュー演目として、注目の録音。
早めできびきびとしたテンポの中、ヴィントガッセン、ニルソンほかの素晴らしく強力な歌手陣が充実した演奏を繰り広げています。
1966年の演奏に匹敵する名演奏として待望の復刻です。
※音質は、とても良いです。
※以前、MELODRAMから発売あり。





MEMBRAN



600057
(4CD)
\1600→\1490

ジネット・ヌヴー(Vln)スタジオ録音全集


 ブラームス、シベリウス、スーク、
 ショーソン、ドビュッシー、ラヴェルの作品より

DISC1 クライスラー:バッハの様式によるグラーヴェ ハ短調
スーク:4つの小品 op.17〜第3曲, 第2曲「アパッショナータ」
ショパン/ロディオノフ編:夜想曲第20番嬰ハ短調
グルック:メロディー
パラディス/ドゥシキン編:シチリア舞曲
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 op.18
タルティーニ/クライスラー編:コレッリの主題による変奏曲
 ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)
 ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(ピアノ)
 グスタフ・ベック(ピアノ)
 録音1938年、1939年
DISC2 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
ショパン/ロディオノフ編:夜想曲第20番嬰ハ短調
ディニーク/ハイフェッツ編:ホラ・スタッカート
 ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)
 ジャン・ヌヴー(ピアノ)
 フィルハーモニア管弦楽団
 ワルター・ジュスキント指揮
 録音1945年、1946年
DISC3 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.77
スカルラテスク:バガテル
ファリャ/クライスラー編:スペイン舞曲
 ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)
 ジャン・ヌヴー(ピアノ)
 フィルハーモニア管弦楽団
 イサイ・ドヴローウェン指揮
 録音1946年
DISC4 ラヴェル:ツィガーヌ
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
スーク:4つの小品op.17
ショーソン:詩曲op.25
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
 ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)
 ジャン・ヌヴー(ピアノ)
 フィルハーモニア管弦楽団
 イサイ・ドヴローウェン指揮
 録音1946年、1948年
ジネット・ヌヴー(Vn)














5/2(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

HAENSSLER

93 301
\2400→\2190
実は壮絶なる名曲
 ・・・コダーイ「ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲」

ゾルタン・コダーイ(1882-1967):
 ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲op.7
シェイベル・マーチャーシュ(1905-1960):
 ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
ロージャ・ミクローシュ(1907-1995)[ボリス・グレーヴィチ編曲]:
 ヴァイオリンとチェロによる
  シンフォニア・コンチェルタンテの主題と変奏曲op.29a
ゾルタン・セーケイ(1903-2001):
 ヴァイオリンとチェロのためのポリフォニーとホモフォニーop. 2
ジョルジュ・リゲティ(1923-2006):ヒルディング・ローゼンベルクへのオマージュ
ベラ・バルトーク(1881-1945)[アイヒホルン&ヒュルスホフ編曲]:
 2台のヴァイオリンのための44の二重奏曲から(ヴァイオリンとチェロ版)
フリーデマン・アイヒホルン(ヴァイオリン)&
アレクサンダー・ヒュルスホフ(チェロ)
 コダーイ、バルトークから生誕90 周年のリゲティの作品まで20 世紀を代表するハンガリーの作曲家によるヴァイオリンとチェロのためのデュオ集

 録音:2008 年4 月22-24日、SWR スタジオ/DDD

 ヴァイオリニストのフリーデマン・アイヒホルンとチェリストのアレクサンダー・ヒュルスホフの演奏による20 世紀を代表するハンガリーの作曲家のヴァイオリンとチェロのためのデュオ作品を集めたアルバム。デュオと言えばヴァイオリンとピアノのための作品数が圧倒的ですが、ヴァイオリンとチェロのために書かれた作品も少なからず存在し名曲もあります。ヴァイオリンとチェロという組み合わせから広音域の表現を可能にし、ピアノにはない弦楽ならではの統一感、一体感があります。
 ここに収められた曲の中でコダーイのヴァイオリンとチェロのための二重奏曲op.7 は特に有名ではないでしょうか。次のシェイベル・マーチャーシュはブダペストでコダーイに師事した作曲家で、作風はジャズ的要素を含んだ作品を残しております。また、ハンガリーを代表する現代作曲家リゲティは2013 年生誕90 周年を迎え、近年演奏会でも頻繁に取り上げられるようになりました。ここに収録されたヒルディング・ローゼンベルクへのオマージュはアルディッティ弦楽四重奏団が愛奏していることでも有名な名曲です。この他、ゾルタン・セーケイはバルトークの友人でありハンガリー弦楽四重奏団の第1 ヴァイオリンをつとめていた作曲家で、今やヴァイオリンのアンコールピースでも有名で人気の高いバルトークのルーマニア民族舞曲をヴァイオリンとピアノ編曲したのはこのセーケイによるものです。
 ここに収められたすべての作品がヴァイオリンとチェロにために書かれたオリジナル作品ではありませんが、コダーイからバルトーク、リゲティへと主に20 世紀に活躍したハンガリーの作曲者の作品に触れることができるのはもちろんのこと、ヴァイオリンとチェロのデュオの魅力と可能性を広げた画期的なアルバムと言えましょう!
 ヴァイオリンのフリーデマン・アイヒホルンは1971 年ドイツ生まれ。haenssler レーベルにはリストのヴァイオリンとピアノのための作品集(98 588)やピアソラのタンゴ・アルバム(93 205、98 508) でも注目される実力派です。一方、チェロのアレクサンダー・ヒュルスホフは1969 年ドイツ生まれ。
 現在はフォルクヴァンク芸術大学で教授をつとめる一方で室内楽を中心に現在世界で最も活躍するチェリストの一人です。最近では名作でありながら演奏機会の少ない作品を積極的に取り上げ、ドイツの作曲家フリードリヒ・ゲルンスハイム(1839-1916) のチェロ協奏曲を蘇演するなど、レパートリーも広い演奏家です。




LSO LIVE

LSO 0731
(SACD HYBRID)
\2400→\2190
ゲルギエフがシマノフスキの交響曲に挑戦
 シマノフスキ:
  (1)交響曲第1番ヘ短調 Op.15
  (2)交響曲第2番変ロ長調 Op.19
ワレリー・ゲルギエフ (指)
ロンドン交響楽団
 LSO の妙技もあいまって空前の名演。不遇の交響曲第1番が魅力的に蘇る!

 録音:2012 年9、10 月 バービカン・ホール(ライヴ)/Multi-channel 5.1

 SACD ハイブリッド盤。ゲルギエフとロンドン交響楽団は、昨2012 年シーズンでシマノフスキとブラームスの交響曲を対比上演するという試みを行いました。かたやポーランド近代、かたやドイツ・ロマン派と、交響曲を4 篇残していること以外共通する点のないふたりの作曲家ですが、ゲルギエフにとって初レパートリーだけに興味津々。今回のアルバムはシマノフスキ作品のみで、純オーケストラ用の2 篇が収められています。
 カロル・シマノフスキ(1882-1937) は近代ポーランドを代表する作曲家ですが、生まれ育ちはウクライナ。ロシア・ピアニズムの源流ゲンリヒ・ネイガウスが従兄弟、ホロヴィッツの師だったピアニストで作曲家のフェリクス・ブルーメンフェルトが叔父という、ロシア音楽史から見ても特別な家柄の出です。それゆえか、彼の音楽はポーランドの演奏家のみならず、ロシアの大物たちに愛奏される歴史があり、リヒテルやオイストラフも素晴らしい録音を残しています。
 当アルバムの注目は若書きの交響曲第1 番。1906-7 年の作で、第1 楽章と第3 楽章のみ1909 年3 月に初演されたものの、その後完成されることなく最近まで聴くことさえ出来ませんでした。当時シマノフスキはレーガーの影響を強く受け、この作品も錯綜する対位法と複雑な和声に彩られ、自身第1 楽章を「対位法的・和声法的・管弦楽的怪物」と称しています。後年のシマノフスキの作風とは異なる濃厚さですが、ナイーヴな叙情性にもあふれ、捨て難い魅力にあふれています。これまで2 種のCD が存在していましたが、この演奏は次元が違います。ゲルギエフはもつれるような対位法の綾をすっきり解きほぐし、バランスに難のあるオーケストレーションも効果的に響かせています。LSO また驚きの巧さで応じ、この不遇な作品を立派な芸術作品として蘇らせました。
 交響曲第2 番は、1909 年から10 年にかけて作曲されたシマノフスキの代表作のひとつ。シマノフスキならではの透明でひんやりした感性、貴族的で高踏的な雰囲気に終始する魅力作で、交響曲第1 番とは対照的な作風を見せます。美しいヴァイオリン独奏で始まるソナタ形式の第1 楽章、主題と変奏曲の第2 楽章、フーガの第3 楽章から成り、いずれも高度な技法を駆使しながらも、シマノフスキならではのナルシズムで冷静かつエレガント。こうした感覚はまさにゲルギエフにピッタリ。悪魔的に複雑さの第3楽章フーガも、驚くほど整然と展開され、しかも盛りあがりもバッチリ。明らかにこれまでのどの録音も凌ぐ、空前の名演で、これを聴かずしてシマノフスキを語るべからずの一枚です。







ACCORD



4810078
(2CD)
\4400→\3990
ダンディの珍しい歌劇、世界初全曲録音
 ダンディ:歌劇『異邦人』(全曲)
ローレンス・フォスター(指揮)
カサンドル・ベルトン(Sp),
リュドヴィク・テジエ(Br),
マリウス・ブレンチウ(T),
ノナ・ヤヴァキーゼ(Ms),
ベネディクト・ルーサンク(Sp),
フランク・バルド(T),
ファビアンヌ・ウェルカン(Ms),
ピエトロ・パラジ(Bs),
フローラン・エムビア(Bs),
ジョシアーヌ・ユーピー=バヴェル(Sp),
マリーヌ・シャブー=クルーザ(Ms),
アレクサンドラ・ドーファン(Sp),
モンペリエ国立歌劇場,
フランス放送合唱団

【録音】2010年7月26日, モンペリエ・ベルリオーズ歌劇場(デジタル:ライヴ)

 ヴァンサン・ダンディは作曲家というだけでなく、スコラ・カントルムを設立し「作曲法綱要」などの著作でも知られています。民謡の収集などにより、教育者・理論家としても近代フランス音楽に貢献しました。古典主義的で厳格な音楽教育に徹したダンディは、ドビュッシーの作曲手法とは対照的な作曲法で作品を生み出しました。1902年に初演されたドビュッシーの「ペレアスとメリザンド」と、同時期に初演されたダンディの「異邦人」をめぐって、ドビュッシー派とスコラ・カントルム派との間に激しい論争が起こったのは有名な話となっています。この録音は2010年にモンペリエで行われた上演のライヴで、この作品の全曲録音はこれが世界初となります。
 


4804088
(3CD)
\3600→\3290
ジョルダン最晩年の、ヨナス・カウフマンとの共演によるオペラ録音
フンパーディンク:
 歌劇『王様の子供たち(王子王女)』(フランス語版:全曲)
アルミン・ジョルダン(指揮)
ヨナス・カウフマン(テノール:王の息子)
オフェーリア・サラ(ソプラノ:ガチョウ番の娘)
デトレフ・ロート(バリトン:ヴァイオリン弾き)
ノラ・グビッシュ(メゾ・ソプラノ:魔女)、他
モンペリエ国立管弦楽団,
ラトヴィア放送合唱団
【録音】2005年7月(デジタル) 【原盤】Accord

 歌劇『ヘンゼルとグレーテル』の作曲者として有名なフンパーディンクですが、『王様の子供たち』もおとぎ話を元にしたオペラです。放浪の王子と、魔女によってガチョウ飼いに姿を変えられてしまった王女の恋物語で、そのみすぼらしい姿のために人々から王位を認めてもらえず、悲しい運命をたどるお話。この作品はここ数年で各地で上演されるようになってきました。カウフマンは当作品の王子役を何回も演じており、このアルバム以外でも、メッツマッハー指揮チューリッヒ歌劇場のライヴでも見事な歌唱で演じていました(Decca DVD&BD) 。
 ジョルダンが亡くなる前年録音となった当盤は初のフランス語版による録音で、歌唱、パフォーマンスなど絶賛されました。今回は待望の再発売です。




EMARCY


4810341
(2CD)
\3000
フランソワ・ローベの本当の野望が収録された録音
フランソワ・ローベ:
 ①ナレーション付き交響詩「ジャン・ドゥ・ブルージュ」,
 ②5楽章形式の管弦楽のための組曲「コンメディア・デッラルテ」,
 ③5楽章形式の管弦楽のための組曲「Pulsations」,
 ④管弦楽のためのセレナーデ第3番,
 ⑤アコーディオン協奏曲「Sinuances」,
 ⑥ピアノ協奏曲,
 ⑦ヴァイオリン協奏曲「記憶」,
 ⑧オーボエ協奏曲,
 ⑨トランペット協奏曲「気分」,
 ⑩交響詩「ジャン・ドゥ・ブルージュ」(管弦楽のみ版)
ジャック・ブレル(語り:①),
ジャニーニ・ディ・ヴァレイーニ(語り:①),
マルセル・アゾーラ(アコーディオン:⑤),
ダミアン・ネドンシェル(P:⑥),
ジャン=ピエール・ヴァレーズ(Vn:⑦),
ジャック・ティス(Ob:⑧),
ギー・トゥーブロン(Tp:⑨),
アンドレ・ギルベール(指揮),
フランソワ・ローベ(指揮),
シャトールー・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】1963〜2012年
 フランソワ・ローベ(1933-2003)は、最初キャバレーなどで演奏しアレンジャーとしても活躍していました。特にシャンソン歌手ジャック・ブルレとのコラボレーションは偉大なる業績として数多くの曲が残されています。一方で彼は映画音楽作曲家としても活躍していましたが、ここに収録された作品は彼のほとんど知られていない古典的クラシック音楽作曲家としての一面を見ることができます。
 ロマン派的音楽と現代音楽の狭間に見え隠れする、謙虚さと美しさに包まれた音楽です。



 

DACAPO


6.220537
(SACD-Hybrid)
\2200→\1990
モーツァルト:交響曲集 第2集(1767-1768)
 1-4.交響曲 第6番 ヘ長調 K43/
 5-8.交響曲 第7番 ニ長調 K45/
 9-11.交響曲 ト長調 K45A/
 12-15.交響曲 変ロ長調 K45B/
 16-19.交響曲 第8番 ニ長調 K48
デンマーク国立室内交響楽団/
アダム・フィッシャー(指揮)
録音 2012年2月 コペンハーゲン DRコンサートホール 第2スタジオ
Sound Engineer: Lars C. Bruun Executive Producers & Artistic Managers: Tatjana Kandel and Klaus Ib Jorgensen

 天才モーツァルトの11歳から12歳にかけての交響曲集。まだ少年とは言え、すでに数多くの曲を書き、一流の作曲家として認められていたモーツァルト(1756-1791)。ここでも瑞々しい感性に溢れた一連の作品を聴くことができます。
 1767年の年末に完成された第6番、1768年の1月に書かれた第7番。この同時期に書かれたのが番号なしの変ロ長調 K45Bとなります。年末に第8番が書かれますが、この間にはオペラ「バスティエンとバスティエンヌ」が書かれており、日を追って成熟を究めるモーツァルトの姿を目の当りにすることができるでしょう。
 K45Aは、もう少し早い時期(1766年?)に書かれたものとされ、「ランバッハ」の通称でも知られます。フィッシャーはどの曲も念入りに扱い、単純さの中から現れる見事な息吹を目の前に見せてくれます。


旧譜
第3〜9集

6.220538
(SACD-Hybrid)
\2200→¥1990
モーツァルト:交響曲集第3集
 1-4.交響曲第9番ハ長調 K73(K75A)/
 5-7.交響曲ニ長調 K81(K73L)/
 8-11.交響曲ニ長調 K97(K73M)/
 12-15.交響曲ニ長調 K95(K73N)/
 16-18.交響曲第11番ニ長調 K84(K73Q)/
 19-21.交響曲第10番ト長調 K74
デンマーク国立室内管弦楽団/
アダム・フィッシャー(指揮)
アダム・フィッシャーによるモーツァルト交響曲全集の第6作となります。ここでは1769年から1770年に作曲された3つの番号付きと、3つの番号なしの合計6つの交響曲を収録。13歳から14歳のモーツァルトはザルツブルクの宮廷楽団でコンサート・マスターに任命されたり(無給!)イタリアへ旅行したりと、活発な活動を行っていた時期に書かれたこれらの曲は、イタリア序曲の様式を持ち、活発で明るい楽想が特徴です。偽作と思われる作品については、本当のところはどうなのだろう?と考える楽しみも残されています。録音 2010年コペンハーゲン DRコンサートハウス第2スタジオ
6.220539
(SACD-Hybrid)
\2200→¥1990
モーツァルト:交響曲集第 4 集〜1771 年
 1.交響曲第 12 番ト長調 K110/
 2.交響曲ハ長調 K96/
 3.交響曲第 13 番へ長調 K112/
 4.交響曲第 14 番イ長調 K114
アダム・フィッシャー(指揮)/
デンマーク放送室内管弦楽団
6.220540
(Dacapo SACD Hybrid)
\2200→¥1990
モーツァルト:<交響曲集第5集>
 交響曲第15番/交響曲第16番/
 交響曲第17番/交響曲第18番
アダム・フィッシャー指揮
デンマーク放送シンフォニエッタ
ハイドンの交響曲全集やバルトークの管弦楽曲集などで、日本でも名前が知られるハンガリーのベテラン指揮者が、モーツァルトの交響曲シリーズに挑戦中。ハイドンの録音を聴く限り、小編成のオーケストラを相手に切れ味のいい音楽を作りあげていましたが、このモーツァルトでも期待できる。シリーズのスタートだが、先ず第5集からリリースされる。
6.220541
(Dacapo SACD Hybrid)
\2200→¥1990
モーツァルト:<交響曲集第6集>
 交響曲第19番変ホ長調 K.132
 交響曲第20番ニ長調 K.133
 交響曲第21番イ長調 K.134
 交響曲第26番変ホ長調 K.184 (161a)
アダム・フィッシャー指揮
デンマーク放送シンフォニエッタ
録音:2007年、デンマーク放送コンサート・ホール
6.220542
(Dacapo SACD Hybrid))
\2200→¥1990
モーツァルト(1719-1787):交響曲集第 7 集〜1773 年
 1.交響曲第 27 番ト長調 KV161B, 199/
 2.交響曲第 22 番ハ長調 KV162/
 3.交響曲第 23 番ニ長調KV181 , 162B/
 4.交響曲第 24 番変ロ長調 KV182, 173DA/
 5.交響曲第 25 番ト短調 KV183, 173DB
アダム・フィッシャー/
デンマーク国立室内管弦楽団
 演奏は全体的にムダをそぎ落としたスタイリッシュなもの。弾むようなアレグロ楽章、茶目っ気あふれるアンダンテ楽章と、メリハリも効いてます。とりわけ、有名な第25 番ト短調の爽快すぎるほどのテンポ設定には少々面食らう部分もありますが、慣れてくると快感にかわること間違いなし。
 このモーツァルトは聴かないと損します。

6.220543
(SACD-Hybrid)
\2200→¥1990
モーツァルト:交響曲集第8集
 1-4.交響曲第29番イ長調 K201(K186A)/
 5-8.交響曲第30番ニ長調 K202(K186B)/
 9-12.交響曲第28番ハ長調 K200(K189K)
デンマーク・ナショナル室内管弦楽団/
アダム・フィッシャー(指揮)
録音 2009年10月&2010年4月DRコンサートハウス、スタジオ2
 アダム・フィッシャー、今最も乗りに乗ってるモーツァルト。
 本当に素敵なモーツァルト。今一番聴きたいモーツァルト指揮者と言っていいかもしれない。全身から音楽を、モーツァルトを演奏する喜びがあふれているのである。この29番も、冒頭の3秒でいい、かけた瞬間部屋の雰囲気が変わる。

6.220544
(SACD-Hybrid)
\2200→\1990
モーツァルト:交響曲集第9集
 1-3.交響曲第31番ニ長調K297「パリ」/
 4-7.交響曲第33番変ロ長調K319/
 8-10.交響曲第34番ハ長調 K338/
 11.交響曲第31番ニ長調K297「パリ」-
  第2楽章の異稿版(第1版)
デンマーク国立室内管弦楽団/
アダム・フィッシャー(指揮)
録音 2010年10月4-5日,2011年2月21-23日コペンハーゲンデンマーク放送コンチェルトハウセット・スタジオ Recording Producer: John Frandsen/Sound Engineer: Lars C. Bruun
 大好評、アダム・フィッシャーのモーツァルト(1756-1791)交響曲シリーズも、そろそろ中期の名作の森に入ってきました。今作は実質7番目にあたるアルバムで、1778年から1780年に作曲された3つの作品が収録されています。
 第31番は「パリ」の愛称で呼ばれる作品で3楽章形式です。第2楽章は通常聴かれる版のほかに、この曲をモーツァルトに作曲依頼したジャン・ル・グロの注文で書き直した「異稿版」があり、このアルバムには異稿版の最初のヴァージョンが収録されているところも注目です。本来、あまり自作に手を入れることのないモーツァルトですが、このような作品も面白いものです。いつものように推進力のある演奏が耳にも鮮やかです。


 
6.220567
(SACD-Hybrid)
\2200
アンディ・ペイプ:デンマークのアメリカ人
 1.デンマークのアメリカ人(2003)/
 2-5.郊外のナイトメア(2006)
  <前奏曲/郊外にて/ナイトメア/後奏曲>/
 6-8.失われた時間の痕跡(1998/2011)
  <時のこだま/時の迷宮/時の痕跡>
カール・ボイエ・ハンセン(テューバ)/
モルテン・エステルゴー(ファゴット)/
オーデンセ交響楽団/
ヘンリク・ヴァウン・クリステンセン(指揮)
録音 2011年10月3-7日 オーデンセ・コンサート・ホール
 ハリウッド生まれの作曲家アンディ・ペイプ(1955-)の作品集です。彼は1971年から北欧の小さな田舎町に住み、デンマークで学んでいます。
 このアルバムのタイトル「デンマークのアメリカ人」はまさに彼自身の事ですが(勿論ガーシュウインも意識しているのは間違いありません)、作品はユーモアをたたえた華麗な管弦楽法を駆使した素晴らしいものとなっています。
 世界初録音となるテューバ協奏曲「郊外のナイトメア」とファゴット協奏曲「失われた時間の痕跡」を併録しています。活発な音の動きを素晴らしい録音で。
 


8.226076
\2000→\1890
アラン・ギルバート&ニューヨーク・フィル
 ピアノはブロンフマン!
  マグヌス・リンドベルイ:EXPO,ピアノ協奏曲 第2番,アル・ラルゴ

 1.オーケストラのための「EXPO」(2009)/
 2-4.ピアノ協奏曲 第2番(2011-2012)/
 5.オーケストラのための「アル・ラルゴ」(2009-2010)
イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)…2-4/
ニューヨーク・フィルハーモニック/
アラン・ギルバート(指揮)
録音 2009年9月16日…1, 2012年5月3日…2-4, 2010年6月23日…5 ニューヨーク,リンカーン・センター,エヴリー・フィッシャー・ホール
 このアルバムは、ニューヨーク・フィルの音楽監督であるアラン・ギルバートのために、現代北欧の最強作曲家リンドベルイ(1958-)が曲を書いたものです。
 どれもが世界初録音であり、とりわけ「EXPO」はギルバートが、2009年に音楽監督としての最初のコンサートで演奏した作品です。
 ピアノ協奏曲第2番は、華麗な技巧を駆使した作品で、ロシア系イスラエルのピアニスト、ブロンフマンが独奏を担当、素晴らしい効果をあげています。
 もう一つの「アラ・ラルゴ」はリンドベルイのオーケストレーションの才能を示す色彩豊かな作品です。
 
8.226107
\2000
ヘアマン&アナス&ベンジャミン・コッペル:管楽五重奏のための音楽集
 1-3.ヘアマン・D・コッペル(1908-1998):
  管楽五重奏のためのソナティナ Op.16(1932)/
 4-6.アナス・コッペル(1947-):
  管楽五重奏のためのソナティナ(2002)/
 7.ベンジャミン・コッペル(1974-):
  弦楽五重奏のための「クレージー・カットゥ・ミュージック」(2000)
   ※4-7…世界初録音
カリオン<メンバー:ドーラ・セレス(フルート)/
エジルス・ウパトニークス(オーボエ)/
エジルス・シェファース(クラリネット)/
デイヴィッド.M.A.P.パルムクィスト(ホルン)/
ニールス・アナス・ヴェドステン・ラーセン(ファゴット)>
録音 2012年3月1-4日 コペンハーゲン クリスティアン教会
 三世代のコッペル(父…ヘアマン,その息子…アナス,そのまた息子…ベンジャミン)による様々な形態の管楽五重奏曲集。クラシック風であり、ジャズ風であり、または現代音楽であったりと、柔軟に姿を変える音楽たち。しかし、その全てのスタイルは実験的精神と遊び心に満ち溢れています。アンサンブル「カリオン」が緊密な演奏でこれらの楽しい世界を再構築しています。
 
8.226147
\2000
クヌドーゲ・リーサゲル:交響曲集 第2集
 1.T-DOXC(poeme mecanique…機械的な詩) Op.13(1926)/
 2.交響曲 第2番 Op.14(1927)/
 3-6.管弦楽のための協奏曲 Op.24(1931)/
 7.演奏会用序曲「春」Op.31(1934)/
 8-10.シンフォニア(交響曲 第3番) Op.30(1935) ※世界初録音
オーフス交響楽団/
ボー・ホルテン(指揮)
録音 2011年6月20-25日 オーフス・コンサートホール,シンフォニック・ホール
 第1集(8.224082/SACD6.220584)に続くリーサゲル(1897-1974)の作品集第2集。このアルバムに収録されているのは、全て世界初録音であり、独創的な作品ばかりです。2つの交響曲と、3つの管弦楽のための作品はどれも1920年代から30年代に書かれたもので、陶酔的な響きと前衛的な響きを併せ持つユニークな音楽です。リーサゲルの友人であり、作曲家でもある指揮者ボー・ホルテンによる共感溢れる演奏でお楽しみください。




FC RECORDS


フィンランドのピアニスト、ヨウニ・ソメロが創設したレーベル、FCレコーズ、初紹介。ちょっと、というかかなり偏ったレパートリーが心地いい。


FCRCD 9706
\2400
フェーリクス・ブルメンフェーリト[ブルーメンフェルト](1863-1931):ピアノ作品集
  演奏会用練習曲 Op.24(1897)(*)
  4つの小品 Op.2(1883)から 悲痛な思い出(No.2)
  2つの夜想曲 Op.6(1887); マガラッチの夜,夜想曲
  ポーランド組曲第1番 Op.23(1897)
   クラコヴィエンヌ(クラコヴィアク),マズルカ風(クヤヴィアク),子守歌,マズルカ
  10の抒情的なひととき Op.27(1898)
  2つの小品 Op.37(1905); 悲歌風,悲壮調
  3つの小品 Op.53(1927?)から 舞曲(No.1)
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)

録音:2003年5月2-3日、エイノ・サイサ・ホール、イーサルミ、フィンランド

フェーリクス・ブルメンフェーリトはユダヤ系ロシアの作曲家・ピアニスト・指揮者・音楽教育者。リムスキー=コルサコフに作曲を師事。ウラディーミル・ホロヴィッツ、シモン・バレル、マリア・ユーディナ、マリア・グリンベルクといった優れたピアニストを輩出しました。(*)以外は世界初録音と表示されています。

 


FCRCD 9709
\2400→\2190
ノスタルジア チェロとピアノのための音楽
 伝承曲/アハティ・ソンニネン(1914-1984)編曲:7つのシオン賛歌(+)
 アハティ・ソンニネン:幸福の歌(*)
 シベリウス(1865-1957):
  悲しいワルツ Op.44 No.1/ロマンス Op.78 No.2/ロンディーノ Op.81 No.2
 ラフマニノフ(1873-1934):
  ここはすばらしい場所 Op.21 No.7/ヴォカリーズ Op.34 No.14
 アハティ・ソンニネン編曲: 暁の星が輝くとき(*)
 伝承曲:われは御身を信ず、神よ(ポヒョイス=サヴォスタ版)(*)

セッポ・ラーマネン(チェロ)
アヌ・ハルヴァ(ソプラノ(*))
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)

録音:1997年8月27日、ポレーニ、ピエクサマキ、フィンランド(*/+)
    2004年5月16-17日、シウンティオ教会、シウンティオ、フィンランド(無印)
タイトルを見ただけで惹かれそうな北欧&ロシア系のチェロ小品集。
 


FCRCD 9711
(2CD)
\4200→\3790
フィンランド・ピアノ音楽アンソロジー Vol.1(1798-1899)
 トマス・ビューストレム(1772-1839):ロシアの歌による変奏曲(1798-1799)
 フレードリク・リタンデル(1777-1823):ハイドンの主題による変奏曲イ長調(1799)
 カール・コッラン(1828-1871):幻想曲(1855)(*)
 カール・コッラン/カール・エークマン(1869-1947)編曲:あなたは私の安らぎ(*)
 セリム・ガブリエル・リンセーン(1838-1914):幻想曲(*)
 ロベルト・カヤヌス(1856-1933):
  アルバムの綴り(1877)(*)/騎手の小品(1877)(*)
 カール・フルディーン(1858-1925):
  モナ・リザのガヴォット(*)/かわいい組曲(1898)(*)
 シベリウス(1865-1957):6つの即興曲 Op.5(1890-1893)
 アルマス・ヤルネフェルト(1869-1958):3つのピアノ小品 Op.4(1895?)(*)
 エルンスト・ミエルク(1877-1899):
  2つの即興曲(1899)(*)/サラバンド(1899?)(*)
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)

録音:2004年8月23-24日、2005年1月23日、ポレーニ、ピエクサマキ、フィンランド

(*)は初録音と表示されています。
こちらも無名曲を多く散りばめながら展開するフィンランド・ピアノ小品集。

 


FCRCD 9712
\2400→\2190
日曜の朝の安らぎ ピアノ音楽
 ウラディーミル・ヴァヴィロフ(1925-1973):カッチーニのアヴェ・マリア
 J・S・バッハ(1685-1750)/ブゾーニ(1866-1924)編曲:
  われは御身を呼ぶ/目覚めよ、と呼ぶ声あり
 J・S・バッハ/ヨウニ・ソメロ編曲:
  カンタータ第147番 より 主よ、人の望みの喜びよ
 J・S・バッハ/ジロティ(1863-1945)編曲:アリア
 カール・レーヴェ(1796-1869):聖書の絵 Op.96
   ベテスダ,エマオへの旅,マルタとマリア
 アールニ・ヴォイピオ(1891-1965):変奏曲
   青空を創った者,われを抱きたまえ、主よ,日曜の朝の安らぎ
 イルマリ・ハンニカイネン(1854-1924):コラール Op.18 No.1
 ヨウニ・ソメロ(1963-):わが目の前に、イエスよ(瞑想曲)
 ペンティ・ティンキネン:イエスの恩寵が聞こえる(幻想曲)
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
録音:2005年4月25日、ポレーニ、ピエクサマキ、フィンランド
 


FCRCD 9713
\2400→\2190
フィンランド・ピアノ音楽アンソロジー Vol.2 サロン小品集
 オスカル・メリカント(1868-1924):
  ショパン風ワルツ Op.6 No.5(1898)/緩やかなワルツ Op.33(1898)
 エーディト・ソールストレム(1870-1934):悲歌
 アクセル・フォン・コーテン(1871-1927):
  アンダンテ・コン・モート Op.6 No.4(1906)(*)/即興曲 Op.12 No.1(1908?)(*)
 トイヴォ・サーレンパー(1882-1948):墓地のブルーベル Op.9 No.2(*)
 トイヴォ・クーラ(1883-1918):
  結婚行進曲 Op.3 No.2(1908)/羊のポルスカ(1915)
 ヘイノ・カスキ(1885-1957):
  激流 Op.48 No.1/子は母の腕に抱かれ Op.48 No.2(*)
  ヴァラモ島 Op.48 No.3/前奏曲変ト長調 Op.7 No.1(1918)
 アルマス・マーサロ(1885-1960):
  たそがれに Op.1 No.1/さらば、恋人 Op.1 No.2(*)/愛の歌 Op.1 No.3(*)
  2つの舞曲 Op.7; 小ワルツ(*),ポルカ
 カール・ヒルン(1886-1949):金魚 Op.8(*)/水彩画 Op.60 No.2(*)
 フェリクス・クローン(1896-1963):組曲「古い公園で」(1943)(*)
  オークの古木,舞踏会の後で,公園の湖畔で,ジャスミンの香り,黒あげは(蝶)
 イルマリ・ハンニカイネン(1892-1955):議論 Op.11 No.3(1915)
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)

録音:2005年1月23-24日、ポレーニ、ピエクサマキ、フィンランド

(*)は初録音と表示されています。

 

FCRCD 9714
\2400
セルゲイ・ボルトキェヴィチ(1877-1952):ピアノ作品集 Vol.1
  6つの抒情的思索 Op.11(1909)
  嘆きと慰め Op.17(1914)
   嘆き ニ短調,慰め ニ長調,嘆き 嬰ハ短調,慰め 変ニ長調,
   嘆き イ短調(郷愁),慰め イ長調,嘆き 変ホ短調,慰め 変ホ長調(ソレント)
  4つの小品 Op.65(1947)
   無言歌,練習曲,祝婚歌(左手のための),ポーランド風奇想曲
  前奏曲 Op.66(1946)

ヨウニ・ソメロ(ピアノ)

録音:2005年10月29-30日、2006年2月12日、クーサー・ホール、クーサンコスキ、
     フィンランド

セルゲイ・ボルトキェヴィチはラフマニノフ、スクリャービン、メトネルらと同世代のロシアの作曲家・ピアニスト。ペテルブルク音楽院でリャードフに師事した後ドイツのライプツィヒ音楽院に留学。その後もドイツにとどまりピアニストとして演奏活動を開始、1904年よりベルリンのクリントヴォルト=シャルヴェンカ音楽院での教職にも就きましたが、1914年の第一次大戦開戦により自宅軟禁の後ロシアへの帰国を余儀なくされました。1917年、ロシア革命が勃発しボルトキェヴィチは亡命、イスタンブル滞在を経てウィーンに移住、市民権を経て定住しこの地で亡くなりました。
同世代のロシアのコンポーザー・ピアニストに比べ知名度がかなり低かったボルトキェヴィチですが、近年再評価の機運が高まっています。ボルトキェヴィチのスペシャリストの一人であるヨウニ・ソメロは当レーベルでのピアノ作品全集の完成を目指しています。

 


FCRCD 9715
\2400→\2190
チェロの歌
 オスカル・メリカント(1968-1924):村の道で/南方の春の鳥/金のかけら
 トイヴォ・クーラ(1883-1918):秋の思い Op.2 No.1/無言歌 Op.22 No.1
 伝承曲/ヨウニ・ソメロ編曲:朝早く/谷に一輪のばらが育ち
 グリーグ(1843-1907):君を愛す Op.5 No.3
 ラフマニノフ(1873-1934):私のために歌わないで、美しい人よ Op.4 No.4
 チャイコフスキー(1840-1893):ただ憧れを知る人だけが Op.6 No.6
 シューマン(1810-1856):献呈 Op.25 No.1
 シューベルト(1897-1828):セレナード/音楽に寄せて/アヴェ・マリア
 マスネ(1842-1912):悲歌
 ヴィヴァルディ(1678-1741):妻として、私は軽蔑された
 フォーレ(1845-1924)/カザルス(1876-1973):夢の後で
 J・S・バッハ(1685-1750)/モーリス・ジャンドロン(1920-1990)編曲:
  われは御身を呼ぶ、主イエス・キリストよ
 ヨウニ・ソメロ(1963-):Koraaliriutta
セッポ・ラーマネン(チェロ)
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
録音:2006年8月10-11日、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド
 

FCRCD 9716
\2400
ユリヨ・キルピネン(1892-1959):歌曲集
  V・A・コスケンニエミの詩による歌曲集 Op.21 & Op.23
   ナイチンゲールに寄せる悲歌,月明かりの中で,夏の夜に,九月のソネット,
   驚き,平原(I-V),海辺から(I-II),夏の夜,古い歌,津波
  A・キヴェンの詩による歌曲集; ぶらんこ、幸福な二人
  V・E・トルマネンの詩による歌曲集「山の歌」Op.52, Op.53 & Op.54
   沼沢地,山のせせらぎ,歌に寄せて,山へ行こう,黄いちごの花,
   悲しみの鐘,渡り鳥,あなたは行ってしまった,古い教会,浜辺の教会,
   夏の歌,山の歌
ヘイッキ・キルペライネン(バリトン)
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
録音:2007年4月2、8-9日、ポレーニ、ピエクサマキ、フィンランド
 


FCRCD 9717
\2400→\2190
フィンランド・ピアノ音楽アンソロジー Vol.3 コンポーザー=ピアニストたち
 セリム・パルムグレン(1878-1951):
  組曲 Op.3(1898-1899)
   春の行進曲(*),フィンランドの歌,蝶,間奏曲,タランテッラ(*)
  左手のための間奏曲(1906)(*)
 エルンスト・リンコ(1889-1960):
  古い様式による組曲 Op.1(1912)(*)
   前奏曲,メヌエット,間奏曲,アリア,リゴドン
  夜想曲 Op.2 No.3(*)
  24の前奏曲 Op.6 Nos.1-3(1917)(*); フィンランド風,奇想曲,夕べに
 イルマリ・ハンニカイネン(1892-1955):
  幻想的変奏曲 Op.19(1916/1924)/感傷ワルツ(1910)(*)

ヨウニ・ソメロ(ピアノ)

録音:2006年5月7-8日、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド

(*)は初録音と表示されています。

 

FCRCD 9719
\2400
セルゲイ・ボルトキェヴィチ(1877-1952):ピアノ作品集 Vol.2
  バラード Op.42(1931)/悲歌 Op.46(1932)
  10の前奏曲 Op.33(1926)/メヌエット、2つの小品 Op.5(1907)
  3つのワルツ Op.27(1924); 優雅,感傷的,ウィーン風
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
録音:2007年5月26-27日、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド
 

FCRCD 9720
\2400
チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ作品全集 Vol.1
  ソナタ嬰ハ短調 Op.80(1865)(*)/ワルツ嬰ヘ短調(1876)
  中級程度の12の小品 Op.40(1878)
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
録音:2008年5月20日、ポレーニ、ピエクサマキ、フィンランド(*以外)
    2008年11月6日、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド
 


FCRCD 9722
\2400→\2190
フィンランド・ピアノ音楽アンソロジー Vol.5
 ヴァイノ・ライティオ(1891-1945):舟歌(1914)/牧歌(1914)
 ヘルヴィ・レイヴィスカ(1902-1982):ソナティナ ヘ長調(1939)
 タウノ・ピュルッカネン(1918-1980):前奏曲(1940)
 ニルス=エーリク・フォウグステット(1910-1961):半音階的変奏曲(1943)
 エルネスト・パングー(1887-1942):オリエンタル・タンゴ(1941?)
 エイナリ・マルヴィア(1892-1959):イン・メモリアム Op.7(1937)
 ユリヨ・キルピネン(1892-1959):ソナタ第6番 Op.81(1936)
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)

録音:2008年4月、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド

全収録曲が初録音と表示されています。Vol.4(FCRCD 9718)は完売しており、再生産予定が立っておりません。

 

FCRCD 9723
\2400
セルゲイ・ボルトキェヴィチ(1877-1952):ピアノ作品集 Vol.3
  小さな旅人 Op.21(1922)
   旅の準備,そり乗り,別れ,列車の出発,ステップを通って,ポーランドで,
   ヴェネツィア(ゴンドラの船頭の歌),ナポリ(カンツォーネ),
   フランス(フランス民謡),スペイン(セレナード),
   イギリス(スコットランドのリール),古いドイツ,ノルウェー
  6つの前奏曲 Op.13(1910)
  マリオネット Op.54(1938)
   ロシアの農家の娘,コサック,スペインの婦人,チロル人,ジプシー,
   侯爵夫人,テディー・ベア,道化者パンチ
  ソナタ第1番ロ長調 Op.9(1909)
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
録音:2006年1月11-12日、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド
 

FCRCD 9724
\2400
アレンスキー(1861-1906):ピアノ三重奏曲&ピアノ作品集
  4つの小品 Op.25 から 夢(No.2)
  忘れられたリズムによる試み Op.28 から ロガエード(No.1)
  6つの小品 Op.53(1901)から ロマンス(No.5)
  ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.32(1894)(*)
  12の前奏曲 Op.63
レーモンド・コックス(ヴァイオリン(*))
ラウラ・ブフト(チェロ(*))
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
録音:2008年8月23-24日、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド
 

FCRCD 9727
\2400
エルッキ・サルメンハーラ(1941-2002):ピアノを伴う室内楽作品集
  ヴァイオリン・ソナタ(1982)(*)/チェロ・ソナタ(1960-1969)(+)
  3つの夜の情景(ヴァイオリンとピアノのための;1970)(*)
  チェロ・ソナタ第2番(+)
レーモンド・コックス(ヴァイオリン(*))
ラウラ・ブフト(チェロ(+))
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
録音:2009年4月25日、8月23日、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド
 

FCRCD 9728
\2400
チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ作品全集 Vol.2
  大ソナタ ト長調 Op.37(1878)(+)/子供のアルバム Op.39(1878)(*)
  熱い告白(1889)/即興曲(1889)/ワルツ=スケルツォ(1889)
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
録音:2009年4月26日(*)、8月22日(+)、11月6日(無印)、クーサー・ホール、クーサンコスキ、
     フィンランド
 

FCRCD 9729
\2400
ショパン(1810-1849):歌曲全集
  17のポーランドの歌 Op.74(*)/魅惑(*)/ドゥムカ(*)
  夜想曲ハ短調 Op. posth./夜想曲ホ短調 Op. posth.
  夜想曲嬰ハ短調 Op. posth.
アレクサンドラ・ルコフスキ(ソプラノ(*))
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)

録音:2010年3月2-5日、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド

アレクサンドラ・ルコフスキはポーランド人を両親に持つオランダ生まれのソプラノ。

 

FCRCD 9730
\2400
セルゲイ・ボルトキェヴィチ(1877-1952):ピアノ作品集 Vol.4
  ソナタ第2番 Op.60(1942)
  わが幼年時代から Op.14(1911)(*)
   乳母が歌ってくれたこと,暗い部屋,ダンスのレッスン,最初の恋,
   最初の悲しみ,大人になれば
  10の練習曲 Op.15(1911)(#)
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
録音:2008年11月6日(*)、7日(*)、2009年8月24日(#)、クーサー・ホール、クーサンコスキ、
     フィンランド
 

FCRCD 9732
\2400
アントン・ルビンシテイン(1829-1894):ピアノ作品集
  メロディー ヘ調 Op.3 No.1
  サンクトペテルブルクの6つの夕べ Op.44 から ロマンス変ホ長調(No.1)
  6つの性格的小品 Op.50 から 舟歌 ト短調(No.3)
  6つの小品 Op.51 から メランコリー(No.1)(*)
  サンクトペテルブルクの6つの夕べ Op.44 から 祈り(No.3)(*)
  カメンニー島 Op.10 から 天使の夢(No.22)
  6つの練習曲 Op.23 から スタッカート練習曲ハ調(No.2)(*)
  ソナタ第1番ホ短調 Op.12(1847-1848)(*)

ヨウニ・ソメロ(ピアノ)

録音:2010年2月15日(*)、11月13日(*以外)、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド
 

FCRCD 9733
(2CD)
\4200
J・S・バッハ(1685-1750):平均律クラヴィーア曲集第2巻 BWV870-893 ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
録音:2000年8月28日、9月1日、キルッコヌンミ教会、キルッコヌンミ、フィンランド
 

FCRCD 9734
\2400
リスト、シューマン:歌曲集
 リスト(1811-1886):
  ペトラルカの3つのソネット/あなたはそよ風のように柔らかく
  あなたは花のように/私はあなたを愛する/それはきっとすばらしいこと
 シューマン(1810-1859):連作歌曲「詩人の恋」
ミカ・ニスラ(テノール)
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
録音:2011年1月15-18日、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド 
 

FCRCD 9736
\2400
セルゲイ・ボルトキェヴィチ(1877-1952):ピアノ作品集 Vol.5
  4つの小品 Op.10(1909)
   バラード,マズルカ,練習曲イ長調「輝く噴水」,練習曲変ホ長調
  3つの小品 Op.24(1922)
   練習曲変ホ長調「ディアナ」,グロテスクなワルツ「サテュロス」,
   即興曲変ホ長調「エロス」
  12の新しい練習曲 Op.29(1924)(*)
   金髪の女,赤髪の女,茶髪の女,哲学者,詩人(左手のための),英雄,
   未知の神秘,奇術師,月の光を愛でる人,ドン・キホーテ,ハムレット,
   ファルスタッフ
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)

録音:2010年5月12-13日、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド

(*)は初の全曲録音と表示されています。

 

FCRCD 9738
\2400
バンジャマン・ゴダール(1849-1895):ピアノ作品集
  半音階的ワルツ Op.88/海辺の散歩 Op.86/無言歌 Op.120 No.2
  幻想的ソナタ Op.63; 森の精,魔物,愛の妖精−海の精
  ヴェネツィア風(舟歌 第4番)/マズルカ第1番 Op.25/ソナタ第2番 Op.94
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)

録音:2011年3月7-8日、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド

世界初録音と表示されています。





STRADIVARIUS



STR 33932
\2000→\1890
グエルチーノと彼の教え子の時代の音楽
 ジョヴァンニ・バッティスタ・バッサーニ(1650頃-1716):3声のソナタ ニ長調
   〔卓越した作曲家たちによる2つのヴァイオリンとオルガンの
   通奏低音のためのソナタ選集(1680、ボローニャ)〕
 ジョヴァンニ・マリア・ボノンチーニ(1642-1678):3声のソナタ ト短調 Op.1 No.7
   〔2つのヴァイオリンのための、音楽の庭園の最初の果実
   (1666、ヴェネツィア)〕
 ビアージョ・マリーニ(1587-1665):ソナタ「逃れよ、悲しい心」
   〔室内および教会ソナタ集 Op.22(1655、ヴェネツィア)〕
 クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
  私はあなたに感謝する[Confitebor](独唱とヴァイオリンのための)(*)
   〔4声のミサと詩篇曲集(1650、ヴェネツィア)〕
 アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682):
  3声のソナタ ハ長調〔I-Bc, 手稿 DD.31〕
 マウリツィオ・カッツァーティ(1616-1678):
  3声のソナタ「ラ・ラヌッツァ」[La Ranuzza]
   〔ソナタ集第2巻、1、2、3、4声のための Op.8(1648、ヴェネツィア)〕
 アレッサンドロ・ストラデッラ:
  おお、道を行くすべての者よ[O vos omnes qui transitis]
   (アルトと器楽のためのモテット)〔I-MOe, 手稿 Mus. F.1140 n.5〕(+)
 ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1690):
  3声のソナタ「ラ・ボナコッサ」[La Bonacossa]
   〔ソナタ集第3巻、2、3、5、6つの楽器のための Op.8(1663、ヴェネツィア)〕
アニマンティカ
 アレーナ・ダンチェヴァ(ソプラノ(*))
 ミケーレ・アンダロ(男性アルト(+))
 ルーカ・ジャルディーニ(ヴァイオリン、コンサートマスター)
 リアーナ・モスカ(ヴァイオリン)
 マルコ・テストーリ(チェロ)
 ジャンジャコモ・ピナルディ(テオルボ、バロックギター)
 サヴェーリオ・ヴィッラ(オルガン、指揮)

録音:2010年7月16-20日、聖ジャコモ&クリストフォロ教会、バルジ、ボローニャ県、 イタリア
 グエルチーノ(本名:ジョヴァンニ・フランチェスコ・バルビエーリ、1591-1666)は17世紀ボローニャ派を代表するイタリアの画家。アニマンティカはオルガン&チェンバロ奏者・音楽学者サヴェーリオ・ヴィッラにより創設された声楽とピリオド楽器のアンサンブル。

 

STR 33951
\2000
ヴィヴァルディ(1678-1741):2台のオルガンのための協奏曲集
  2台のオルガン、2つのヴァイオリンと弦楽のための協奏曲ヘ長調
   RV584(*/+/#/**)
  オルガン、ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲ニ短調 RV541(+/#)
  ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲ト長調 RV299
   (J・S・バッハ(1685-1750)編曲:オルガン独奏版 BWV973)(*)
  オルガン、ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲ヘ長調 RV542(*/#)
  ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲ホ長調 RV265
   (J・S・バッハ編曲:オルガン独奏版 ハ長調 BWV976)(+)
  リコーダーと弦楽のための協奏曲ト短調「夜」RV439
   (エドアルド・マリア・ベロッティ編曲:2台オルガン版 ニ短調)(*/+)
マルゲリータ・ジャノーラ(オルガン(*))
シルヴィオ・チェレギン(オルガン(+))
ルーカ・マレス(ヴァイオリン・ソロ(#))
マッテオ・マルツァーロ(ヴァイオリン・ソロ(**))
アッカデーミア・ディ・サン・ロッコ
フランチェスコ・ファンナ(指揮)

録音:2012年10月15-18日、サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂、 ヴェネツィア、イタリア
使用楽器:1732年、ジョヴァン・バッティスタ・ピアッジャ製
       1795-1796年、ガエターノ・カッリード製
オリジナルとトランスクリプションで構成された興味深いプログラム。ヴァイオリン・ソロの二人はアッカデーミア・ディ・サン・ロッコのメンバーです。

 

STR 33929
\2000
ギターとマリンバ、打楽器のための音楽
 ラッファエーレ・ベッラフロンテ(1961-):マルッカ舞曲[Malukka Dance]
 ヘルムート・ヤスバー(1962):
  太陽のないタンゴ[Tango sans Soleil]/Dance Step from a Hidden Street
 ヴィート・パルンボ(1972-):二声曲[Bicinium]
 ジャンルーカ・ポディオ(1963-):カフカの庭[I giardini di Kafka]
 ステファノ・タリエッティ(1965-):ギターとマリンバのための楽章
 ヴィルジニア・グアステッラ(1979-):音[El Toque]
 ジャック・フォートナー(1935-):キアロスクロ[ChiaroScuro]
エル・シマロン・アンサンブル・デュオ
 クリスティーナ・ショルン(ギター)
 イヴァン・マンチネッリ(マリンバ、打楽器)
録音:2011年4月22、30日、VDMレコーズ・レコーディング・スタジオ、ローマ、イタリア
  

STR 33945
\2000
グイード・サントルソラ(1904-1994):ギター作品集
  5つの前奏曲(1959)/ロマンティック・ワルツ(1944)
  ソナティナ第5番「ブラジル風」(1981)/3つの宮廷歌(1966)
  感謝とメヌエットのテンポで(1978)
アントニオ・ルゴロ(ギター)

録音:2010年6月17-19日、聖処女マリア教会、モンテ・カルロ・アル・コレット、イタリア

サントルソラはイタリアに生まれ、ブラジル、ウルグアイで活躍した作曲家。

  

STR 33954
\2000
ノクターナル ギターのための音楽
 ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):
  ジョン・ダウランドによるノクターナル Op.70(1963)(++)
 ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):5つのバガテル(1971)(**)
 武満徹(1930-1996):すべては薄明のなかで(1986)(*)
 リチャード・ロドニー・ベネット(1936-2012):5つの即興曲(1968)(+)
 武満徹:森のなかで(1995) から Muir Woods(#)
ステファノ・グロンドーナ(ギター)
録音:2008年7月28日(*)/2008年8月10日(+)/2010年8月12日(#)
    2011年7月16-17日(**)/2012年9月7、8日(++)



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


SPECTRUM SOUND

定評あるスペクトラム・サウンドの驚くべき復刻!!
人気のアナログ・コレクター・シリーズ最新6タイトルが登場



CDSMAC 009
(2CD)
\2600→\2390
イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)
Disc-1 (For the Vintage audio)
 J.S.バッハ:シャコンヌ BWV1004-5 /
 ヘンデル:アヴェ・マリア/コレッリ:ラ・フォリア/
 シューベルト:アヴェ・マリア/バルトーク:ルーマニア民族舞曲/
 ストラヴィンスキー:ペトルーシュカよりロシアの踊り
Disc-2 (For the High end audio)
 収録曲は Disc-1 と同内容
イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)
ヴラディーミル・ヤンポリスキー(ピアノ)
 イダ・ヘンデルの輝かしい1960 年代の音色!!スペクトラム・サウンドらしい生々しい復刻!ボーナスディスクは再生機を変えた復刻版を収録

 録音:1960 年、モスクワ/LP to DSD Direct、Transfer & DSD、Remastering
 使用音源:Russian Melodiya ED 2 LP (D-07268 GOST 5289-68, Blue Label)  Disc 1 (for Vintage audio user) / Disc 2 (for High-end audio user)

 ヴァイオリン・ファン注目!イダ・ヘンデル絶頂期の1960 年にモスクワで収録したアルバムをヴィンテージ・オーディオ・ユーザー用、ハイ- エンド・ユーザー用としてそれぞれディスクを分けた2 枚組で登場!それぞれの復刻音の違いを楽しめます。収録曲はヘンデルが愛奏しているバッハのシャコンヌを筆頭に、オイストラフとの共演でもなじみ深い名ピアニスト、ヴラディーミル・ヤンポリスキーとのデュオでコレッリのラ・フォリアをはじめとした珠玉の名曲が収録されております。
 


CDSMAC 007
(2CD)
\2600→\2390
ジャック・ゲステム/ヴァイオリン小品集
CD-1
 シューベルト:セレナーデ/リュリ:メヌエット〜町人貴族より/
 マルティーニ:愛の喜び/シューマン:夢想/
 ドヴォルザーク:ユモレスク/イラディエル:鳩/
 ブラームス:ハンガリー舞曲第6 番/
 リムスキー=コルサコフ:インドの歌/ブラームス:子守唄/
 ボッケリーニ:メヌエット/メンデルスゾーン:春の歌/
 シューベルト:アヴェ・マリア/ブラームス:ワルツ 変イ長調/
 グノー:アヴェ・マリア/ショパン:夜想曲第2 番/
 ルービンシュタイン:メロディ/モーツァルト:メヌエット/
 ブラームス:ハンガリー舞曲第5番/ショパン:別れの曲/
 マスネ:タイスの瞑想曲/ポンセ:エストレリータ/
 グリーグ:ソルヴェーグの歌/ゴダール:ジョスランの子守唄/
 アルベニス:タンゴ



ボーナスCD
 グノー:アヴェ・マリア/クライスラー:愛の喜び/
 同:愛の悲しみ/マスネ:タイスの瞑想曲/
 リムスキー=コルサコフ:太陽への讃歌/
 クライスラー:ウィーン奇想曲/同:中国の太鼓/
 ファリャ:スペイン舞曲/アルベニス:タンゴ/
 サラサーテ:マラゲーニャop.21-1 /
 グラナドス:スペイン舞曲第5番/ニン:イベリカ・ラプソディ
CD-1
 ジャック・ゲステム(ヴァイオリン)
 ラオール・ゴラ(ピアノ)
ボーナスCD
 トーマス・マジャール(ヴァイオリン)
 ウィレム・ヒールケマ(ピアノ)
 美音が魅力!ジャック・ゲステムが奏でる珠玉のヴァイオリン小品集、ボーナスCDはトーマス・マジャールのヴァイオリン・リサイタルを収録!

 (CD-1)録音:1950年代、パリ/ 使用音源:French Philips P 77280 L, P 77281 L ED 2 LPs/DSD & 24bit/192kHz、Digital Remastering
 (ボーナスCD)録音:1952年/ 使用音源:French Philips 06.123R ED 1 MONO LP & French Philips 06.049R ED 1 MONO LP

 男性的でありながら細部までのニュアンスが絶妙!美音が魅力のフランスのヴァイオリン奏者ジャック・ゲステムが1950 年代に録音した珠玉のヴァイオリン小品をおさめたアルバム。非常に心地よい絶妙なテンポ設定で、ティボーなどの巨匠が生きた時代の趣を持ち、それでいて現代的な雰囲気も兼ね備えております。またヴァイオリンでありながらチェロの高音域を思わせる野太く、しかしボーイングは柔らかい絶妙な演奏です。ショパンの別れの曲では泣かせるほどの歌い回しと表現力に驚かされます。
 ボーナスCD はやはりフランスのフィリップスで活躍したトーマス・マジャールのクライスラー、サラサーテなどの小品集です。スペクトラム・サウンドならではのリアルな復刻を楽しめます。
 


CDSMAC010
(2CD)
\2600→\2390
アンリ・オネゲル/ブラームス&バッハ
Disc-1 
 ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調op.38 /
 同:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 op.99 /
 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番
Disc-2
 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番/
 同:第3番/同:第4番
アンリ・オネゲル(チェロ)
ノエル・リー(ピアノ)
 眼前に迫る驚愕の復刻!アンリ・オネゲルの弾くブラームスとバッハ無伴奏チェロ組曲の名演ぶりには目からうろこ!

 録音:1962 年(ブラームス)、1959 年(J.S. バッハ)/LP to DSD Direct、Transfer &DSD Remastering
 使用音源:French Valois MB 772 STEREO ED 1 LP (ブラームス) 、French Valois MB 722 & 723 STEREO ED 1 LP (J.S.バッハ)

 スイス、ジュネーヴ生まれのチェリスト、アンリ・オネゲルによるブラームスのチェロ・ソナタ第1 番、第2 番とJ.S. バッハの無伴奏チェロ組曲から第2-4 番を収録した2 枚組。とろけるような美音と安定したテクニックで聴衆を魅了しましたが、当録音では絶頂期の堂々たる演奏を聴くことができます。
 スペクトラム・サウンドらしい生々しい復刻技術には脱帽です。
 


CDSMAC008
(3CD)
\4800→\4390
ウェストミンスター・ナチュラル・バランス 第1集
 CD-1
  ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調op.38 /同:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 op.99
    アントニオ・ヤニグロ(チェロ)、パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)
    録音:1955 年/使用音源:U.S.A Westminster XWN 18234 Blue label ED 1 LP
  グラナドス- カサド編:間奏曲/ラヴェル:ハバネラ/ポッパー:村人の踊り
  ショパン:夜想曲 嬰ハ短調/ファリャ:ムルシア地方のセギディーリア/
  アレクサニアン:oror /同:アルメニアン民謡/リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
    アントニオ・ヤニグロ(チェロ)、エウジェニオ・バニョーリ(ピアノ)
    録音:1954 年/使用音源:U.S.A Westminster XWN 18004 Blue label ED 1 LP

 CD-2
  フォーレ:夢のあとに/ニン:グラナダの女/ブロッホ:祈り/ポッパー:蝶々/
  ブレロ:オリエンターレ/クンツ:夜想曲/タルティーニ:コレッリの主題による変奏曲
    アントニオ・ヤニグロ(チェロ)、エウジェニオ・バニョーリ(ピアノ)
    録音:1954 年/使用音源:U.S.A Westminster XWN 18004 Blue label ED 1 LP
  ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
    アントニオ・ヤニグロ(チェロ)、ジャン・フルニエ(ヴァイオリン)、
    ヘルマン・シェルヘン(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団
    録音:1952 年/使用音源:U.S.A Westminster XWN 18268 Blue label ED 2 LP

 CD-3
  ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11 /同:第2番 へ短調 op.21
    パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)、アルトゥール・ロジンスキ(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団
    録音:1954 年/使用音源:U.S.A Westminster WL 5308 Red label ED 1 LP
 ウェストミンスターの不朽の名盤をリマスタリング!第1集はヤニグロそしてスコダの名盤

 LP to DSD Direct、Transfer &DSD Remastering

 LP 復刻に定評があるスペクトラム・サウンドからまたも興味深いシリーズ始動!それはウェストミンスターの名盤のDSD リマスタリング盤です。第1集はチェロのアントニオ・ヤニグロが弾いたブラームスのチェロ・ソナタを中心とした作品集、そしてピアノのパウル・バドゥラ=スコダのショパンのピアノ協奏曲です。見事な復刻技術です。
 


CDSMAC012
(4CD)
\6000→\5490
ウェストミンスター・ナチュラル・バランス 第2集
 CD-1
  シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ/シューマン:5つの民謡風の小品集 op.102 /
  同:幻想小曲集 op.73 /同:アダージョとアレグロ op.70
    アントニオ・ヤニグロ(チェロ)、エウジェニオ・バニョーリ(ピアノ)
    録音:1955 年/使用音源:WN 18016 ED 1 LP

 CD-2
  シューベルト:アヴェ・マリア/クライスラー:ウィーン奇想曲/同:美しきロスマリン/
  ホイベルガー(クライスラー編):真夜中の鐘/チャイコフスキー:ナポリ人の歌/
  グルック:メロディ/グノー(サラサーテ編):ファウストからのワルツ/
  パラディス:シチリエンヌ/チャイコフスキー:ハープサルの思い出より無言歌/
  ゴダール:カンツォネッタ op.35 /クライスラー:愛の悲しみ/
  シャミナード(クライスラー編):スペイン舞曲/モーツァルト:メヌエット No.1
    エリカ・モリーニ(ヴァイオリン)、レオン・ポーマース(ピアノ)
    録音:1956 年/使用音源:XWN 18087 ED 1 LP

 CD-3
  ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7 番 変ロ長調「大公」Op.97
    アントニオ・ヤニグロ(チェロ)、パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)、ジャン・フルニエ(ヴァイオリン)
    録音:1952 年/使用音源:WL 5131 ED 1 LP

 CD-4
  タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調/ナルディーニ:ヴァイオリン ホ短調/
  ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲第22番 イ短調
    ペーター・リバール(ヴァイオリン)、クレメンス・ダヒンデン(指揮)、ヴェンタートゥール交響楽団
    録音:1954 年/使用音源:XWN 18192 ED 1 LP
 ウェストミンスターの不朽の名盤をリマスタリング!第2 集はヤニグロ、モリーニ、リバールの各名盤からの復刻!

 LP to DSD Direct、Transfer &DSD Remastering

 ウェストミンスターの名盤でも特に人気のある女流ヴァイオリニスト、エリカ・モリーニが弾くヴァイオリン小品集を中心に、その他はヤニグロのアルペジョーネ・ソナタ、大公トリオ、そしてリバールが演奏するイタリアの作曲家の協奏曲が収録されております。弦楽器ファンにはたまらないふくよかなサウンドが楽しめる名盤集です。
 


CDSMAC011
(4CD)
\6000→\5490
ルートヴィヒ・ヘルシャー/テレフンケン& DG 録音 第1集
 CD-1
  ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調op.38 /同:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 op.99
  ベートーヴェン:ヘンデル「ユダ・マカベウス」の「見よ勇者は帰る」の 主題による12の変奏曲 ト長調 WoO 45の楽曲

 CD-2
  ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番/同:第2番/
  モーツァルトの『魔笛』の「娘か女か」の主題による12の変奏曲 ヘ長調 Op.66

 CD-3
  ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番/同:第4番/同:第5番

 CD-4
  ベートーヴェン:魔笛の主題による7つの変奏曲 WoO. 46/
  ブラームス:チェロ・ソナタ第1番/R.シュトラウス:チェロ・ソナタ
    ルートヴィヒ・ヘルシャー(チェロ)
    イエルク・デームス(ピアノ) 録音:1958 年6 月、ハノーヴァー(CD1 ブラームス)
    エリー・ナイ(ピアノ) 録音:1957 年、ベルリン
    ハンス・リヒター=ハーザー(ピアノ) 録音:1954 年、ベルリン(CD4 ブラームス、R.シュトラウス)

 美音が魅力のチェリスト、ヘルシャーの集大成!

 使用音源:German Telefunken SMB 25048-T ED 3 LP(CD1ブラームス)、German DGG SLPM 138 012 Alle Hersteller STEREO Promo ED 1 LP(ベートーヴェン)、German DGG LPM 18 178 Alle Hersteller MONO ED 1 LP(CD4ブラームス&R. シュトラウス)/LP to DSD Direct、Transfer &DSD Remastering

 ドイツのチェリスト、ルートヴィヒ・ヘルシャーの名演を集めた4 枚組!1953 年に初来日したこともあるチェリストで、とにかく美音が魅力です!エリー・ナイとのベートーヴェンの名盤を含むお買い得なセットです。


<メジャー・レーベル>

フランスDG



4810350
\2400→\2190
ミュゼットの革命児リシャール・ガリアーノによる「四季」!
ヴィヴァルディ:
 協奏曲集『四季』(全曲) Op.8-1〜4
  [アコーディオンと弦楽五重奏編曲版]
 歌劇『ポントゥス女王アルスィルダ』より
  「Io son quel gelsomino」
  「Tornar voglio al primo ardore」
 歌劇『ジュスティーノ』より
  「Vedro con mio diletto」「Vedro con mio diletto」
リシャール・ガリアーノ (Accordion & Accordina)
ジャン=マルク・フィリップ=ヴァリャベディアン(Vn),
セバスチャン・シュレル(Vn),
ジャン・マルク・アパ(Va),
エリック・ルヴィオノア(Vc),
ステファン・ロジェロ(Cb)
【録音】2012年6月, パリ(デジタル:セッション)
 アコーディオンのヴィルトゥオーソ、リシャール・ガリアーノのDGへの3枚目のアルバムは、ヴィヴァルディの「四季」! 彼の弾くアコーディオンは、フランス式のミュゼットであり、鍵盤ではなくボタン式のもの。弦楽器でもなく鍵盤楽器でもない楽器奏法なので、この楽器でパッセージの速いヴィヴァルディの曲を演奏することは半端なく難しい。完璧にバックの弦楽器と違和感なく合わせているのは、さすがガリアーノの「技」としか言いようがありません。さらに、ヴィヴァルディの歌劇からのアリアを演奏しており、彼の歌心も存分に味わうことができる一枚です。
 


4765148
\2400→\2190
チョン・ミョンフン&フランス放送フィル
 ラヴェル:
  ①『ボレロ』
  ②『左手のためのピアノ協奏曲』
  ③『マ・メール・ロワ』
  ④『クープランの墓』
チョン・ミョンフン(指揮) ,
ロジェ・ムラロ(P:②)
フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団
色彩感あふれるチョン・ミョンフン&フランス放送フィルのラヴェル!
【録音】2007年12月(①④), 2007年3月(③), 2001年9月(②:ライヴ)
楽曲の色彩感を引き出すテクニックに卓越したチョン・ミョンフンにとってまさにうってつけといえるラヴェルの管弦楽作品。「マ・メール・ロワ」は2010年にソウル・フィルとの録音がありますが、ラヴェルの録音は意外とありそうで無かったプログラム。「左手のためのピアノ協奏曲」は、フランス国立放送フィルの音楽監督就任翌年2001年のライヴ録音で、研ぎ澄まされたテクニックによるクールな詩情とモダンな感性が結晶した演奏です。チョン・ミョンフンの自在なタクトの元、フランス国立放送フィルが艶やかで絵画的な色彩感を表現していきます。2013年9月、このコンビによる来日が決定しています。




フランスDECCA



4810367
\2400→\2190
ジェローム・デュクロ:
 『ピアノ五重奏曲』
 『ピアノ三重奏曲』
ジェローム・デュクロ(P)
セルゲイ・マーロフ(Vn),
梁美沙(Vn)
ジェラール・コセ(Va),
ジェローム・ペルノ(Vc)
ピアニスト、ジェローム・デュクロの作曲家としてのロマンティシズム
【録音】2012年, アルフォールビル(デジタル:セッション)
 ジェローム・デュクロ(1974〜)は、パリ音楽院を卒業後様々なコンクールで優勝。ポリーニ、ベリオ、ブーレーズらから高い評価を得ています。彼の高い評価はソロとしてだけでなく、様々なアーティストの伴奏や室内楽での共演でも絶賛をあびており、カプソン兄弟、ポール・メイエ、ジェラール・コセ、ドーン・アップショウ、アンゲリカ。キルヒシュラーガー、フィリップ・ジャルスキーらと定期的に共演を行っています。すでに11歳に時から即興や作曲を行っていたという彼。ここに収録された彼の室内楽作品は、典型的な古典的ソナタ形式によるもので、エネルギッシュでコントラストに満ちたロマンティシズムあふれるメロディーが魅力的。
 

4807700
(2CD)
\3600
《クリスティーナ・エダ=ピエールの芸術》
【CD1】
 ①グレトリ:歌劇『偽りの魔法』より「稲妻のように」,
 ②フィリドール:歌劇『Melide ou le Navigateur』より
  「Tout dormait」,
 ③グレトリ:歌劇『ポリュクラテスの宮廷詩人アナクレオン』より
  「Eprise d’un feu temeraire」,
 ④グレトリ:歌劇『獅子心王リチャード』より
  「Je crains de lui parler la nuit」,
 ⑤フィリドール:歌劇『美しい女奴隷』より
  「O Ciel, se pourrait-il ? Quel espoir est pour moi ?」,
 ⑥グレトリ:バレエ音楽『セファールとプロクリ』より
  「Plus d’ennemis dans mon empire」,
 ⑦フィリドール:歌劇『Les Femmes vengees』より
  「De la coquette volage」,
 ⑧グレトリ:歌劇『偽りの魔法』より「Je ne le dis qu’a vous」,
 ⑨フィリドール:歌劇『トム・ジョーンズ』より「O toi qui ne peux m’entendre」〜
  以上 ネヴィル・マリナー(指揮) アカデミー室内管弦楽団/
 ⑩モーツァルト:歌劇『後宮からの誘拐』より
  「わたしは愛していました」「悲しみが私の宿命となった」
  「どんな拷問が待っていようと」「何という運命! 」〜
   コリン・デイヴィス(指揮) アカデミー室内管弦楽団/

【CD2】
 ①ラモー:歌劇『イポリトとアリシ』より
  「Amants, quelle est votre faiblesse!」 
  「A la chasse, armez-vous !」〜
   ジャン=フランスワ・パイヤール(指揮) パイヤール室内管弦楽団,
 ②ラモー:歌劇『ダルダニュス』より
  「Malgre le Dieu des mers - Venez songes flatteurs」
  「Pour celebrer les feux d'un fils qu'il aime」〜
   レイモンド・レパード(指揮) パリ・オペラ座管弦楽団,
 ③モーツァルト:アリア『はや、やさしき春はほほえむ』K.580〜
  ネヴィル・マリナー(指揮) アカデミー室内管弦楽団,
 ④ベルリオーズ:歌劇『ベンヴェヌート・チェッリーニ』より
  「愛と尊敬の間で」「Ah ! Le ciel, cher epoux」
  「Quand des sommets de la montagne」〜
   コリン・デイヴィス(指揮) BBC交響楽団,
 ⑤ベルリオーズ:歌劇『ベアトリスとベネディクト』より
  「Je vais le voir - Il me revient fidele」「Vous soupirez, madame ?」〜
   コリン・デイヴィス(指揮) ロンドン交響楽団,
 ⑥ストラヴィンスキー:
  『コンスタンチン・バルモントの2つの詩』『3つの日本の抒情詩』〜
   ジルベール・アミ(指揮) ドメーヌ・ミュジカル器楽アンサンブル,
 ⑦オネゲル:歌劇『ダヴィデ王』より
  「Ah, si j'avais des ailes de colombe」「La Mort de David」〜
   シャルル・デュトワ(指揮) フィリップ・カイヤール合唱団、器楽アンサンブル
クリスティーナ・エダ=ピエール(Sp)
フランスの叙情詩コロラトゥーラの歌姫
【録音】1969〜1978年 (ステレオ:セッション) 【音源】Disc2-⑥:Ades, Disc2-①②⑦:Erato, 他はDecca Philips
クリスティーナ・エダ=ピエールは1932年にフォール・ド・フランスに生まれ、パリ音楽院で学び首席で卒業。1958年に「ラクメ」でデビューして以来、「魔笛」「ランメルモールのルチア」などコロラトゥーラ役で絶賛を浴びました。特に「後宮からの誘拐」のコンスタンツェ役では高い評価を得ています。それだけでなく、当時としてはあまり演奏されなかったラモーなどのバロック・オペラの開拓も積極的に行い、1977年にパリ音楽院教授に就任。
 Philips, Deccaだけでなく、Ades, Eratoからの音源も収録したこのアルバムで、彼女の素晴らしい歌唱の数々をお楽しみください。




RCA


パーヴォ・ヤルヴィ フランクフルト放送響桂冠指揮者就任記念リリース

パーヴォ・ヤルヴィ フランクフルト放送響桂冠指揮者就任記念リリースブルックナー:交響曲第7番、第9番/パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送響

◆1929年に創設されたフランクフルト放送交響楽団は、ドイツの放送オーケストラの中でも最古参のひとつ。2006年から首席指揮者をつとめているパーヴォ・ヤルヴィは、2013年夏に退任し、今後は桂冠指揮者として、同響との演奏・録音活動を継続していきます。2008年と2012年にはこのコンビで来日し、ブルックナーとマーラーの交響曲を中心に、既成概念をぶち壊すかのような新しい解釈を聴かせてくれました。

◆今回の2タイトルは、パーヴォがフランクフルト放送響と進めている「ドリーム・プロジェクト」(パーヴォ自身の言葉)、「ブルックナー:交響曲全集」の最初の2枚で、SA-CDハイブリッドとして発売されていた交響曲第7番と第9番を、通常CDとして再発売するものです。

◆パーヴォ・ヤルヴィ2013年11月来日公演決定!2013年11月。パーヴォは日本を虜にする——パリ管弦楽団、ドイツ・カンマーフィルとともに、充実の極みにある芸術を味わい尽くす僥倖。
◎パリ管弦楽団 11月2日〜9日全7公演
◎ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン 11月20日〜30日予


8869798445-2
\2400→\2190
※SACD発売済
パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送響
 ブルックナー:交響曲第7番ホ長調WAB107[ノーヴァク版]
フランクフルト放送交響楽団
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
ブルックナー:交響曲第7番/パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送響 パーヴォ・ヤルヴィが放つ先鋭の響き。
 名門フランクフルト放送響の底力を示す新時代のブルックナー解釈。
 全集第1弾で、2008年の来日でも取り上げられたブルックナーの交響曲第7番について、パーヴォは「美しい旋律に溢れ、開放的で明るく、普段はあまり表に出てこないブルックナーの素顔を見る思いがする作品」と語っています。
 遅めのテンポを基調に細部を緻密に作り上げ透明感のあるノーブルさを感じさせる第1楽章、2つの主題のコントラストをくっきりとつけた第2楽章、力まないのに悪魔的な凄みを感じさせる第3楽章、そして明晰で足どりの軽いフィナーレと、各楽章の持つ特徴をくっきりと描き出しています。
 また、楽譜については、現代のスタンダードともいえるノーヴァク版を使用、楽譜の指示には敏感に反応しつつ、ノーヴァクが各所に復活させたテンポ変更の指示には必ずしも従わず、第1楽章のコーダでは全くアッチェレランドをかけず雄大な俯瞰を築き上げ、第4楽章第1主題の頻繁なテンポの交代は無視しているのも、音楽的に妥当な処理といえるでしょう。
 パーヴォは、フランクフルト放送響について、「インバル時代のマーラーとブルックナー演奏の伝統を再び盛り返したい」と熱く語っており、就任当初からこの2人の作曲家の作品を定期的に取り上げてきています。フランクフルトで初めてブルックナーを演奏した際に、オーケストラとブルックナーとの親和性を感じ取り、「ブルックナーを演奏するのはフランクフルト放送響しかない」と確信しパーヴォ。ドイツのオーケストラらしい重厚なソノリティを基本にしつつ、同時代の音楽を積極的に採り上げてきたことによる機能性を兼ね備えたフランクフルト放送響だからこそ実現したパーヴォ・ヤルヴィならではのブルックナー。
 複数回行なわれる演奏会と慎重なリテイク・セッションをすべて収録し、その中からパーヴォ自らスタジオにこもってテイク決めをして完成させるという入魂の録音です。
 [録音]2006年11月22日〜24日、フランクフルト、アルテ・オーパーでのライヴ・レコーディング
 


8869798446-2
\2400→\2190
※SACD発売済
パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送響
 ブルックナー:交響曲第9番ホ長調 WAB109

  [B=G.コールス校訂ブルックナー協会版クリティカル・エディション(2000年)]
フランクフルト放送交響楽団
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
ブルックナー:交響曲第9番/パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送響 パーヴォ、ブルックナーの絶筆・第9交響曲に挑む!
 パーヴォ・ヤルヴィとフランクフルト放送響の「ブルックナー」交響曲全集」第2弾は、2008年11月に収録された作曲者の絶筆・第9番。インバル時代以来ブルックナー演奏に一家言を持つオーケストラの重厚なソノリティを生かしつつ、細部を明晰に構築してゆくことによって、古い演奏伝統や宗教的解釈とは袂をわかつ新しいブルックナー解釈が生み出されています。第9番は、パーヴォが、東京でヴァント/北ドイツ放送響の実演に接し、大きな影響を受けた因縁の作品でもあります。演奏会のライヴを基本に慎重なリテイク・セッションを重ね、パーヴォ自らスタジオに入って編集を手がけた上で完成させた入魂の名演奏です。

 『ブルックナーの交響曲第9番は、「愛する神に」捧げられている。しかし、私には、ブルックナーの他の交響曲以上に神秘的・精神的で、しかも予言的ともいえる要素が強くあるように思える。まず、ベートーヴェンの交響曲第9番との関連性は明白であろう。ニ短調という調性、第1楽章冒頭の主題提示の仕方、スケルツォが第2楽章に置かれていること、などはそのほんの一例に過ぎない。さらにこれはブルックナーの「告別」交響曲でもある。ブルックナー自身、第3楽章アダージョ中のあるパッセージを「この世からの別れ」と呼んでいた。ブルックナーは第4楽章フィナーレの作曲にも取り掛かっていたが、生前に完成できるとは思っていなかったようだ。ブルックナーが神に献身的に仕え、強い絆を感じていたことは疑いようがない。しかし、この交響曲を作曲中に、ブルックナーは「天国の門を叩いているようなものだ」と言ったと伝えられている。まるでブルックナーが天に向かって拳を突き上げているようではないか。生涯仕えてきた「愛する神」は、自分にこの作品を完成させてはくれないであろう・・・・このことをブルックナーは認識していたのだ。 「愛する神」へ捧ぐ、ということには2つの意味があるのかもしれない。ブルックナーは天を見つめ、そこに未来を見ていたのではないだろうか。この交響曲の冒頭から、私は未知のものへの予感を感じる。宇宙的な広がりを思わせる何かがある。予言めいた何かがこの曲には感じられるのである。』(パーヴォ・ヤルヴィ)
 [録音]2008年2月27日〜29日、フランクフルト、アルテ・オーパーでのライヴ・レコーディング




SONY

8888372388-2
(5CD)
\3500
ヨーヨー・マ 5CDセット
<CD1>
 ハイドン:チェロ協奏曲第1番&第2番
<CD2>
 ショスタコーヴィチ&カヴァレフスキー:チェロ協奏曲第1番
<CD3>
 エルガー&ウォルトン:チェロ協奏曲
<CD4>
 ドヴォルザーク:チェロ協奏曲、森の静けさ、ロンド ト短調
<CD5>
 シューマン:チェロ協奏曲、アダージョとアレグロ、幻想小曲集
ヨーヨー・マ(チェロ)
ヨーヨー・マの名盤5タイトルを、お得な価格で。


<国内盤>


カメラータ・トウキョウ


CMCD-28268
\2940
ヴォルフガング・シュルツ(フルート)
 C.ライネッケ:フルート協奏曲 ニ長調 作品283
 F.ドップラー:2本のフルートのための協奏曲 ニ短調(A.アドリアン校訂版)
 C.ニールセン:フルート協奏曲
ヴォルフガング・シュルツ(フルート)
マティアス・シュルツ(フルート)
キンボー・イシイ=エトウ(指揮)
カメラータ・シュルツ
この「フルート協奏曲集」はシュルツ氏の最後のセッション録音のひとつになるという。ご冥福を祈ることはもちろんだが、それ以上にシュルツ氏の演奏にじっくりと耳を傾け、そこに息づく音楽への愛情と情熱、そして二つとない人生賛歌にも似た、人間的で、温かいメッセージを聴き取りたい。そうした感動を聴き手一人一人が抱く限りシュルツ氏の生命は終わることはない、と思えるからである。●諸石幸生(ブックレットより)
 2013年3月に逝去された、元ウィーン・フィル首席フルート奏者、ヴォルフガング・シュルツの追悼盤をリリースいたします。日本でも多くの聴衆から愛された世界的奏者による名演を是非お聴きください。

●ヴォルフガング・シュルツ(フルート)
 元ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席フルート奏者。世界を代表したフルート奏者のひとり。ソリストとしてだけでなく室内楽のメンバーとしても活躍。ザルツブルク音楽祭、ウィーン音楽週間、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、ラヴェンナ音楽祭、ルツェルン音楽週間など数多くの音楽祭にも参加。ヘルムート・ドイチュ、エリーザベト・レオンスカヤ、アンドラーシュ・シフ、シュテファン・ヴラダーなど著名な演奏家と共演し、1983年以来、ウィーン・フィルとベルリン・フィルのメンバーで構成された管楽アンサンブル、アンサンブル・ウィーン=ベルリンのフルート奏者としても活躍した。レパートリーはバロックから現代作品までと幅広く、アバド、マゼール、メータ、小澤征爾やプレヴィンら著名な指揮者と共演。特にオーストリアの現代作曲家の作品の演奏に力を注ぎ、多くの作品が彼に献呈された。レコーディングも多く、著名な賞を受賞している録音も数多い。長年にわたりフランスで開催される音楽祭「ボヌール・ミュジカル」で芸術監督を務めた。1979年よりウィーン国立音楽演劇大学の教授を務めたほか、彼自身の音楽への深い愛情と豊かな音楽経験を充分に活かし、フルート教育における後進の指導にも情熱を注ぎ、世界各国でマスター・クラスを定期的に開催した。
 2013年3月、ウィーンにて逝去。

●キンボー・イシイ=エトウ(指揮)
 アメリカを中心にヨーロッパ、アジアで活躍するキンボー・イシイ=エトウは、今後が期待される指揮者の一人として注目を集めている。ニューヨーク州カユーガ室内管弦楽団の音楽監督を2006/2007のシーズンまで7シーズン務めた後、2007/2008シーズンより2012年6月までアマリロ交響楽団第16代音楽監督として活躍。また、ベルリン・コーミッシェ・オーパー(KOB)の首席カペルマイスターとして、2006/2007、2007/2008のシーズンにおいて、『魔笛』『フィガロの結婚』『セビリャの理髪師』『ホフマン物語』『子供と魔法』などで質の高いパフォーマンスを披露。ゲスト・コンダクターとしても、ポツダム室内アカデミー、ドイツ室内管弦楽団、アウクスブルク歌劇場管弦楽団、ボーフム交響楽団、ネザーランド・フィル、スロヴァキア・フィル、マンチェスター・カメラータ、シレジア・フィル、ソナユラン交響楽団、ボストン交響楽団室内管弦楽団、コスタリカ国立交響楽団、リマ・フィル、上海交響楽団、台湾国家交響楽団、中国放送交響楽団等を指揮している。日本においては、NHK交響楽団、新日本フィル、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、日本フィル、群馬交響楽団、名古屋フィル、京都市交響楽団、大阪交響楽団、九州交響楽団、札幌交響楽団などを指揮。
 幼少期を日本で過ごしヴァイオリンを風岡裕氏に学ぶ。12歳で渡欧、引き続きヴァイオリンをウィーン市立音楽院でワルター・バリリ、さらにジュリアード音楽院にてドロシー・ディレイ、ヒョー・カンの各氏に学んだ後に指揮に転向。1992年より小澤征爾、マイケル・チャーリー、小松長生の各氏に指揮法を師事、またマネス音楽院にて楽曲分析及び作曲法を学ぶ。1993年、1995年のタングルウッド音楽祭に奨学生として参加し、グスタフ・マイヤー、レナード・スラットキン、デイヴィット・ジンマン、サイモン・ラトル各氏に師事。1995年、デンマークで開催されたニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで入賞。1996年から98年まで、ボストン交響楽団とニューヨーク・フィルの定期演奏会、及びタングルウッド音楽祭にて小澤征爾、サイモン・ラトル、ベルナルド・ハイティンク、ジェイムズ・コンロン、アンドレ・プレヴィン各氏の副指揮者を務めた。 現在、2009年4月より大阪交響楽団首席客演指揮者、2010年12月よりドイツ・マグデブルグ劇場音楽監督を務めている。2010年「第9回斎藤秀雄メモリアル基金賞」指揮者部門受賞。賞金は、次世代の音楽家育成に貢献したいという当人の意向により、ジュニア・フィルハーモニック・オーケストラに全額寄付された。
 
AKCD-002
\3000
藍川由美「童謡ジャズ」をうたう
 成田為三/北原白秋:
  搖籠のうた
 本居長世/野口雨情:
  七つの子/d 赤い靴/f 人買船/g 四丁目の犬/h シヤボン玉
 中山晋平/野口雨情
  雨降りお月〜雲の蔭/k あの町この町
 中山晋平/北原白秋、宮澤賢治
  酒場の唄〜星めぐりの歌
 イッポリトフ・イワノフ/宮澤賢治
  牧場地方の春の歌
 藍川由美/竹久夢二:
  ドンタク〜ねがひ/ 子供の國/ 歌時計/ 兎 兎/ 秋の空
  つばめ/ 靴下/ 幸福の日に/ かへらぬひと/ ゆく水
  やくそく/ 春はとぶ/ 言葉/ 故郷/ 越し方
  あけくれ〜古風な戀
 多忠亮/竹久夢二:
  宵待草
    ※編曲:福田重男
藍川由美(歌)
福田重男(ピアノ/編曲)
大正時代に日本へ入ってきた「ジャズ」と大正生まれの「童謡」にはいくつかの共通項があり、大正末期から昭和初期にかけて「童謡ジャズ」という新しいジャンルが誕生しました。 文部省唱歌までもがジャズ風アレンジで歌われた当時に思いを馳せ、「日本のうた」の第一人者、藍川由美がジャズ・ピアニスト、福田重男とともに歴史の1ページを開きます。
 ●藍川由美(歌)
 1986年、東京芸術大学大学院博士後期課程修了。翌年、「演奏家としての立場における『山田耕筰歌曲の楽譜に関する研究』」論文で、声楽(ソプラノ)の分野では我が国初の博士(音楽)号取得。92年「藍川由美リサイタル」の成果により平成4年度文化庁芸術祭賞受賞。 85,91年に訪米し各地で演奏。中でも85年の「東京都ニューヨーク市姉妹都市提携25周年記念カーネギー・ホール公演」での独唱は、NYタイムズ紙上等で高く評価された。 94年「天皇陛下御還暦奉祝会」(宮内庁講堂)にて日本の唱歌と童謡を御前演奏。 99年「天皇陛下御即位十年奉祝記念式典」(皇居前広場)にて国歌独唱。 NHK「ETV8」「家族で選ぶ日本の歌」「BS日本のうた」、テレビ朝日「題名のない音楽会」、上海電視台「国際音楽祭」「中日之橋」のほか、岡山放送、瀬戸内海放送などのテレビ番組や、FM「スーパーカレッジ」「ミュージックバード」等に出演。 著書に、近代日本の歌の歴史や、日本の歌の楽譜及び演奏における諸問題を論じた『これでいいのか、にっぽんのうた』(文春新書14/1998.11.20刊)、古賀メロディーを中心に日本と西洋の音楽技法の違いを論じた『「演歌」のススメ』(文春新書282/2002.10.21刊)があり、自らの演奏体験をもとに日本の歌を分析しつつ、自国の文化を知ることの大切さを訴えている。また、CDで日本の歌の鳥瞰図を作ろうと、明治の洋楽輸入を機に作られた唱歌や軍歌を洗い直し、反対勢力としての童謡や日本の伝統音楽を含め、主要な日本語の歌の収録を続けている。 2007年には、もともと国語や体育と深い関わりを持っていた音楽教育のあり方を考え、日本語を美しく発音するための呼吸法や歌唱法を提案した『藍川メソッド』(カワイ出版)を出版。義務教育のみならず、大学生や社会人の歌唱指導、介護の現場などで生かされ、予防医学の視点からも注目されている。 また、2007年より(元)宮内庁式部職楽部首席楽長 岩波滋氏に古代歌謡と和琴を師事し、「うたの寺子屋」やワークショップなどで弾き歌いを行なっている。2009年には東山魁夷せとうち美術館で、2010年にはユープラザうたづ、東京文化会館ほかにて和琴弾き歌いコンサートを開催。
 
CDT-1094
\2100
窪田亮(チェロ)
 J.S.バッハ:
  伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
  伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV1008
 G.カサド:
  伴奏チェロ組曲
窪田亮(チェロ)
 気鋭のチェリストが贈る、バッハ&カサド「無伴奏組曲」の精華
 東京藝術大学大学院修了後、ウィーン大学で研鑽を積み、ソロ、室内楽、オーケストラで活躍する気鋭のチェリスト窪田亮(くぼた・りょう)が挑む、無伴奏チェロ組曲作品の精髄。
 宇宙的感覚と自由な精神世界が混合一体となったJ. S. バッハの「無伴奏チェロ組曲」から第1番および第2番、名チェリスト、ガスパール・カサドが故国スペインの精神を十全に込めたソロの傑作「チェロ組曲」を収録しました。
●窪田亮(チェロ)
 東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大学音楽学部器楽科を経て、同大学院修士課程室内楽科弦楽四重奏専攻を修了。学部在学中に第1回全日本ビバホールチェロコンクールにて特別賞、第2回にて入選。松尾学術振興財団、伊藤謝恩育英財団より助成を得、2000年より4年間、カルテット(弦楽四重奏)として、ウィーン大学にて研鑽を積む。内1年間、文化庁芸術家在外研修員として派遣される。カルテット・アルモニコのメンバーを10年間努め、その間、第4回国際シューベルト・現代曲コンクール優勝。第8回ロンドン弦楽四重奏コンクール第2位。第2回国際ハイドン室内楽コンクール第2位。大阪文化祭賞、他多数を受賞。
 渡欧中は南フランス・エクサンプロヴァンス音楽祭、スロヴェニア・ブレッド音楽祭、オーストリア・アイゼンシュタットのハイドンフェスティヴァルなどに出演し、ポール・メイエ(Cl)、ペーター・ウィスペルウェイ(Vc)、ディームート・ポッペン(Vla)他と共演。フランス、オーストリア、ドイツ、イギリスなどにて演奏活動をした。 チェロを月足脩二、故・堀江泰氏、黒川正三、堀了介、毛利伯郎の各氏に、室内楽を澤和樹、河野文昭、岡山潔、ヨハネス・マイスルの各氏に師事。また、カザルスの正式な弟子であるバーナード・グリーンハウス氏のチェロ・マスタークラスを多数受講した。 また江戸時代の様々な分野の達人に共通する身体のバランス感覚や動き、ヨガの呼吸法などによる精神力の強化・コントロールのトレーニングを積み、チェロの奏法に融合させた。
 これまでに青森明の星高校音楽科の特別講師の他、藝大フィルハーモニア(東京藝術大学 管弦楽研究部演奏研究員)や、多数の弦楽四重奏団のメンバーを務めるなど、室内楽やオーケストラでも活躍している。ソロでは、一晩でのバッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会他にて好評を博した。
●使用楽器:ステファノ・コニア(クレモナ)
1992年作(ストラディヴァリウスタイプ) カルテットのヴァイオリン族4種セットで作られたこのチェロは、通常厚さ6mm程度に仕上げられる表板の厚みが8mmと非常に厚い上、木目が非常に細かくヴァイオリン用としても最高の材料であり、それをチェロの大きさで用いているのは歴史上稀。また裏板は非常に個性的で、夕日に当てると、まるでフェニックスの炎を連想させる。







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