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≪アリアCD新譜紹介コーナー≫


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像



5/15(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ALIUD


ACDBO 062
\2400
ラズヴァン・ストイカの魅惑の演奏
(1)パガニーニ:ロンド op.37,MS.78
(2)ポルムベスク:望郷のバラード op.29
(3)パガニーニ::「うつろな心」による序奏と変奏曲
(4)J.S.バッハ:アリオーソ BWV1056
(5)ビゼー:カルメン幻想曲
(6)チャイコフスキー:感傷的なワルツ op.51-6
(7)ショーソン:詩曲
(8)ステファン・グラッペリ:フランス映画「バルスーズ」テーマ
(9)ペルト:フラトレス
(10)ピアソラ:忘却
(11)アクロン:ヘブライの旋律
デュオ・ストイカ
 [ラズヴァン・ストイカ(ヴァイオリン)&
  アンドレア・ストイカ(ピアノ)]
 ポルムベスク「望郷のバラード」も収録!ルーマニアの血を受け継ぐ情熱のヴァイオリスト、ラズヴァン・ストイカの魅惑の演奏

 DDD

 ヴァイオリンのラズヴァン・ストイカとピアノのアンドレア・ストイカの姉弟デュオによる情熱的なヴァイオリン小品集。その内容はビゼーのカルメン幻想曲やショーソンの詩曲などの名曲からフランスのジャズ・ヴァイオリニスト、ステファン・グラッペリが作曲・演奏していたフランス映画「バルスーズ」のテーマ、ピアソラの忘却など多岐に渡ります。なんと言っても注目は邦人ヴァイオリニスト、天満敦子の代名詞とも言える名曲、ポルムベスクの望郷のバラードが収録されていることではないでしょうか。ルーマニアの血を引くストイカならではの民族的ニュアンスが反映されています。また最後に収録されたアクロン作曲のヘブライの旋律はヤッシャ・ハイフェッツが愛奏した小品で涙をさそう主題とエキゾチックなメロディが魅力の名曲です。
 1986 年6 月、ルーマニア生まれヴァイオリニスト、ラズヴァン・ストイカは音楽一家に生まれました。2003 年、ロレンツォ・ペロージ・コンクールにて優勝した後、主にヨーロッパを中心に活動しております。テクニックはもちろんのこと、ウクライナの民族的要素を含んだ演奏スタイルはストイカならではの音色を聴くことができます。近年は姉のアンドレアとともにデュオ・ストイカとして演奏活動をしております。
 

ACDBE 066
(SACD HYBRID)
\2400
クロード=ベニーニュ・バルバトル(1724-1799):
 クラヴサン曲集第1集

  (1)ラ・ド・カーズ/(2)ラ・デリクール/
  (3)ラ・セギュール/(4)ラ・モンマルトル/
  (5)ラ・ブーローニュ/(6)ラ・カステルモール/
  (7)ラ・クルテイユ/(8)ラ・ベロー/(9)ラ・ラマルク/
  (10)ラ・ベルヴィユ/(11)ラ・リュジャック/
  (12)ラ・シュザンヌ/(13)ラ・ジャンティ/
  (14)ラ・マルゼルブ/(15)ラ・ベリエ/
  (16)ラ・ラポルト/(17)ラ・モリッソー
コーネル・ベルノレ(チェンバロ)
 クロード・ラモーに師事したバルバトルの名作、クラヴサン曲集第1集若手実力派チェンバリスト、コーネル・ベルノレによる演奏

 DDD

 クロード=ベニーニュ・バルバトルはジャン=フィリップ・ラモーの弟であるクロード・ラモーに師事した作曲家で、パリのノートルダム大聖堂、宮廷礼拝堂のオルガニスト、マリー・アントワネット付きのクラヴサン教師を努めた経歴を持ちます。ここに収録されたクラヴサン曲集は彼の代表作で1759 年に作曲されました。ラモー流れを感じさせる名曲です!
 

ACDBB 030
(SACD HYBRID)
\2400
フランス人作曲家によるオーボエ作品集
 (1)プーランク(1899-1963):オーボエ・ソナタ
 (2)アンリ・デュティユー(1916-):オーボエ・ソナタ
 (3)ウジェーヌ・ジョゼフ・ボザ(1905-1991):
  ファンタジア・パストラーレ〜オーボエとピアノのための
 (4)ピエール・サンカン(1916-2008):
  ソナチネ〜オーボエとピアノのための
 (5)サン=サーンス(1835-1921):オーボエ・ソナタ op.166
 (6)ガブリエル・マリー・グロヴレーズ(1879-1944):
  サラバンドとアレグロ〜オーボエとピアノのための
 (7)プーランク:トリオ〜ピアノ、オーボエ、バスーンのための
ヨリス・ヴァン・デン・ファーウェイ
 (オーボエ)
ダリア・ウズィエル(ピアノ)
エティエンヌ・ブードロー(バスーン)
 エスプリ香るフランス人作曲家によるオーボエ作品傑作集、オーボエはブリュッセル・フィルのソロ・オーボエ奏者ファーウェイ!

 DDD

 フランス人作曲家によるオーボエ作品傑作集です。この中ではサン=サーンス、プーランクのオーボエ・ソナタが有名ですが、この他、デュティユー、ボザ、サンカン、グロヴレーズといった作曲者によるオーボエ作品も注目です。
 オランダ生まれのオーボエ奏者ヨリス・ヴァン・デン・ファーウェイは、1983 年クラウディオ・アバド指揮のヨーロッパ・ユース・オーケストラでの演奏経験をきっかけに国内外で活躍するようになりました。現在はブリュッセル・フィルのソロ・オーボエ奏者として演奏しております。
 

ACDBO 063
\2400
シュニットガー制作の歴史的オルガン
(1)ゲオルク・ベーム(1661-1733):
 「ああ、何とむなしく、何とはかない」
(2)ヨハン・カスパール・フェルディナント・フィッシャー(1656-1746):
 組曲イ短調
(3)ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616-1667):ファンタジア
(4)同:ブランシュローシュ氏の死に
(5)ハンス・コッター(1480-1541):前奏曲
(6)フィリップ・ハインリヒ・シャイデマン(1595-1663):前奏曲
(7)同:ガイヤルド ニ短調
(8)スザンヌ・ファン・ソールト:Wt de diepte o Heere
(9)ヴィンツェント・リューベック(1654-1740):前奏曲とフーガ
(10)J.S.バッハ(1685-1750):前奏曲ト長調
ヨハン・ブラウワー
 (チェンバロ
  [ルビオ制作
   (ジュスティ制作のコピー)])
パイプオルガン
 (パイプオルガン
   [シュニットガー制作])
 シュニットガー制作の歴史的オルガンを使用した鍵盤作品集!演奏はレオンハルトに師事した名手ブラウワー

 DDD

 名オルガン・ビルダー、アルプ・シュニットガー(1648-1719)が制作した歴史的オルガンとダヴィッド・ルビオが1977 年に制作したチェンバロ(ジョヴァンニ・ジュスティの銘器のコピー)を用いた様々時代の鍵盤作品です。このシュニットガーオルガンは1695 年に制作されたポジティフオルガンです。ちょうどJ.S. バッハが生きた時代に制作され、オルガン文化が最も栄え流麗な響きと華やかさを兼ね備えた音色が魅力です。1968 年にメッツラーにより修復され、当時の響きを蘇らせました。一方ジュスティのコピーのチャンバロは発音がよく当時の華やかな鍵盤作品に合った響きが特徴です。
 演奏のヨハン・ブラウワーは1943 年オランダ生まれ。グスタフ・レオンハルトに師事しオルガン、チェンバロ、これらの楽器による即興音楽などを学びました。流石、レオンハルトの弟子だけあって、絶妙な間合いとニュアンスを表現できる演奏者です。オランダを拠点にフランス、ポルトガル、スウェーデン、ドイツなど各国で演奏しております。




BISCOITO FINO



BC 227
\2300→\2090
コーエン&ネシリングのラフマニノフ最新盤
ラフマニノフ:
 (1)パガニーニの主題による狂詩曲イ短調 Op.43
 (2)ピアノ協奏曲第3 番 ニ短調 Op.30
アルナルド・コーエン(ピアノ)
ジョン・ネシリング(指揮)
サンパウロ交響楽団
 今回はパガニーニの主題による狂詩曲と大曲第3 番!ブラジルの陽光のごとく煌めく音色に感動!

 録音:(1)2008 年4 月、(2)2006 年3 月/サラ・サンパウロ/DDD

 BIS レーベルでもおなじみのサンパウロ交響楽団とブラジル生まれのピアニスト、アルナルド・コーエンのラフマニノフの最新アルバムは、名曲、パガニーニの主題による狂詩曲と大曲ピアノ協奏曲第3 番です!ブラジル生まれのアルナルド・コーエンは1972 年のブゾーニ国際ピアノ・コンクールの覇者です。
 巨匠ユーディ・メニューインが「最も才能に満ちたピアニスト」と激賞し一躍脚光を浴びました。卓越したテクニックはもちろんのこと、ブラジルの陽光のごとく煌めく豊かな表現は感動をおぼえます。ネシリングとの阿吽の呼吸でオーケストラもぴったりと合い、ラフマニノフの大曲に挑みます。コーエンが弾くラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2 番&第4 番(BC 273)と合わせてお聴きください!




旧譜
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2 番&第4 番

BC 273
\2300→¥2090
ネシュリング&サンパウロ響
 ヴィルトオーゾ、アルナルド・コーエンをソロにむかえたラフマニノフ

ラフマニノフ:
 (1)ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18
 (2)ピアノ協奏曲第4番 ト短調 作品40
アルナルド・コーエン(Pf)
(1)ジョン・ネシュリング(指)
(2)ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指)
サンパウロ交響楽団
録音:(1)2008 年4 月、(2)2009 年8 月、ブラジル、サンパウロ、DDD

ブラジルのBiscoito Fino レーベルより、またも注目盤登場!BIS レーベルでもおなじみのサンパウロ交響楽団の新録音で、ブラジル生まれのピアニスト、アルナルド・コーエンをむかえた、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2 番ハ短調 作品18( 指揮はジョン・ネシュリング) そして、近年注目度が高まり録音も増えつつある同じくラフマニノフのピアノ協奏曲第4 番ト短調 作品40( 指揮は、サンパウロ響の首席指揮者に就任したヤン・パスカル・トルトゥリエ)です。アルナルド・コーエンは1972 年のブゾーニ国際ピアノ・コンクールの覇者で、ロンドン交響楽団、コンセルトヘボウ管弦楽団など世界の主要なオーケストラと共演を重ねてきました。「非凡な才能」〜 BBC Magazine、「最も才能に満ちたピアニスト」〜ユーディ・メニューイン( ヴァイオリニスト) 、と評され、現在ブラジルを代表するピアニストの一人です。第2 番のコンチェルトでは凛とした第1 楽章、第2 楽章の歌心のある美しいタッチ、そして煌めくような第3 楽章と圧巻の演奏です。なおコーエンはBIS レーベルにリストのピアノ協奏曲集(BISSA 1530)、同じくリストのピアノ作品集(BIS1253) などをリリースしており、骨太で力強い演奏は非常に高い評価を得ています。





CENTAUR


CRC 3254
\2300
ヴォヤージュ・ホーム 〜
 フィンランド、スウェーデンとノルウェーの歌

  メラルティン:私は森の経路に沿って一緒にさまよって Op.4−1/
  ソニネン編:カレワラ・メロディ/パーシウス:バラディ/
  マルヴィア編:柳は海岸に生え/
  ハイカイネン編:ジャスト・フー・ウィル・ハート・ザ・サウナ/
  シベリウス:夜へ Op.17−6/
  ピルカネン:パストラーレ Op.21−2/
  メリカント:優しく歌う、私の悲しみの音/
  シベリウス:それは夢だった Op.37−4/
  ハンナカイネン:リスの巣/ボルグ:私の心の歌/
  伝承曲:トゥオル・オン・ムン・クラーニ/
  ゴトーニ編:フィンランドの5つの民謡より/
  グリーグ:
   水蓮を手に Op.25−4、君を愛す Op.5−3、
   そして私は恋人がほしい Op.60−5/
  アルナス:二人の間の幸せ Op.26−1/
  ラングストレム:瞬間、ゼアー・アー・ソー・メニー/
  ペッテション=ベリエル:
   ゼアー・イズ・ナッシング・アイク・ウェイティング/
  ベルマン:翼のある蝶/
  スウェーデンの民謡讃美歌:私の魂、あなたは忘れなければならない/
  アーレン:夏の讃美歌/ノードクヴィスト:海へ/
  ヘッグ編:伝承曲からの編曲集
ミンミ・フルマー(ソプラノ)
ロンダ・クライン(ピアノ)
ブルース・ベングソン(ピアノ)
 シベリウスを中心にフィンランド、スウェーデン、ノルウェーの作品、伝承曲のアレンジを集めた北欧の歌曲集。ワシントン・ポスト紙でその歌声を称賛されたミンミ・フルマーは、フィンランドとスウェーデンからの移民の孫娘。特別な存在の北欧の歌を美しく歌う。2011年の録音。
 

CRC 3243
\2300
女性作曲家のサクソフォン作品集
 タワー:ファンタジー
 サティン:グリート・デル・コラゾン
 ルファー:再発
 アウアーバッハ:祈り
 ラーセン:言葉のない歌
 ヴァン・デ・ヴェイト:アルト・サクソフォーンのための組曲
 ラーセン:プレスト=デジタル、カンティ・ブレヴィ
ビル・ペルコンティ(サクソフォン)
ケイ・ザヴィスラーク(p)
ポール・グローブ(ギター)
 22曲の世界初録音など、膨大な数のレコーディングに参加してきたサクソフォン奏者ビル・ペルコンティ。サクソフォン界のレコーディングのスペシャリストが吹く女性作曲家の作品集は、ペルコンティの解釈、技術の冴えわたる1枚となっている。2011年8月10−11日、ハンプトン・スクール・オブ・ミュージック・リサイタル・ホール(アメリカ)での録音。
 

CRC 3232
\2300
カッツ:ポエム集《ラス・ピエドラ・デル・シエロ》
 ポエム1番 硬い地球へ
 ポエム2番 クォーツは雪の中で目を開く
 ポエム3番
  ターコイズ,
  アイ・ラヴ・ユー・アス・イフ・ユー・ウェアー・マイ・ブライド
 ポエム4番 ウェン・オール・ワズ・アップ・ハイ
 ポエム6番 私は水のしずくを探す
 ポエム7番 地下の見通し
 ポエム8番 マリン・アゲートズ・ロング・リップス
 ポエム9番 ア・プロロング・デイ
 ポエム11番 フロム・ビッグ・バン・トゥ・ラプチャード・アイロン
 ポエム12番
  マイ・デザイアー・トゥ・ウェークン・プリズンドゥ・ライト
 ポエム13番 ライケン・オン・ザ・ロック
 ポエム14番 ローリング・ストーン
 ポエム15番
  ワン・マスト・シー・ザ・バンクズ・オブ・レイク・トラグソルド
 ポエム16番 ピュア・ロックのツリー
 ポエム17番
  ラーニング・ディス・レッスン,フウェヴァー,
  イズ・ビヨンド・メンズ・パワー
 ポエム18番 輝かしいカルセドニー
 ポエム19番
  サイレンス・ギャザーズ・イッツセルフ・イントゥ・ストーン
 ポエム20番 ザ・アメリカン・コレディエラ・イズ・ホールス
 ポエム21番 スレート・クラウド
 ポエム22番 アイ・エンタード・ザ・アメジスト・グロット
 ポエム23番 アイ・アム・ディス・ネイキッド・ミネラル
 ポエム25番 トパーズに触れたとき
 ポエム26番 レット・ミー・ゴー・ブロウ,イントゥ・ザ・ラビリンス
 ポエム27番 シェア・ユーアセルフ・イン・クライシス
 ポエム28番
  フォーリング・フロム・イッツ・シンメトリー,
  ザ・クァドレート・クリスタル・アライヴ
 ポエム30番 アイム・カミング,ストーンズ,ウェイト・フォー・ミー
ナオミ・カッツ・コーエン(ソプラノ)
ボブ・ロドリゲス(ピアノ)
 77本のトロンボーンのためのミサ曲(CRC 2263)にも参加していたジャズ&サルサ・トロンボーン奏者マルコ・カッツの作品集。エキゾチックなリズムと独創的なハーモニー、モダンな手法を用いたポエム集は、チリの国民的詩人パブロ・ネルーダの詩が題材となっている。2011年秋、オクタヴン・オーディオ(アメリカ)での録音。




CHAMP HILL RECORDS

CHRCD 054
\2400
ヴォルフ:イタリア歌曲の本(全曲)
 ヴォルフ:
  小さいものでも/どんな歌をおまえに歌ってあげたらいいだろう/
  祝福あれ、この世をつくられたかたに/
  緑色ってすてき/あなたがたは朝早く起きて/
  わたしの恋人はこんなに小さくて/
  戦地に赴く若い兵士さん/もう乾いたパンなど食べないわ/
  疲れた身体をベッドに投げ出したいと思ったら/
  かわいい人、一緒に座っていたね/
  セレナードを奏でるために/友よ、坊主にでもなろうか/
  どんなに長い間わたしは待ち望んでいたことでしょう/
  恋人に焦がれ死ぬような思いをさせたいなら/
  わたしを細い1本のひもでとりこにするおつもりね/
  いい気なもんだ、きれいな娘さん/
  言ったわね、わたしが侯爵夫人でないくせにと/
  まあ、お若いかた/月は深く嘆きながら/
  ああ、もしあなたの家が透けて見えたら/
  僕が死んだら花で覆ってくれ/どうして陽気でいられよう/
  君が僕の方をちらりと見て/
  あなたのご身分はよくわかっています/
  あんな女はほっておけ/さあ、金髪の頭を上げておくれ/
  遠くへ旅立つと聞いたが/あなたはなによりも美しい/
  おまえの魅力がすべて描き出されますように/
  いとしい人、あなたが天国に召されるなら/
  うわさではお母さんが反対だっていうことね/
  昨晩、起き上がると/あなたの亡くなったお母さんに祝福あれ/
  恋人がわたしを食事に招いてくれた/聞いた話によると/
  だれがあなたを呼んだの/何をさんなに怒っているの/
  さあ、仲直りしましょうよ/もうこれ以上歌えない/
  ちょっと黙ってておくれ/
  ああ、知っているのか、僕がおまえのためにどんなに苦しんでいたか/
  奈落にのみ込まれるがいい/闇の世界に生きる人たちは幸いだ/
  わたしたち二人は長いこと口をきかなかった/
  なんと長い時間を無駄にしたことか/ペンナにわたしの恋人がいる
ジョーン・ロジャーズ(ソプラノ)
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)
ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)
 ソプラノのジョーン・ロジャーズ、バリトンのロデリック・ウィリアムズ、そしてグレアム・ジョンソンと並ぶ歌曲の名伴奏者、ロジャー・ヴィニョールズのトリオによるヴォルフの「イタリアの歌の本」。レコーディング前にウィグモア・ホールで行われたリサイタルは各メディアで大絶賛。レコーディングの完成度、歌声、ピアノは全てが絶品。2012年7月3−6日の録音。
 
CHRCD 050
\2400
イタリア 〜 愛の歌曲集
 ベッリーニ:3つのアリエッタ、蝶々、喜ばせてあげて
 プッチーニ:大地と海、そして小鳥は、愛の物語、太陽と愛
 トスティ:夢、もはや君を慕わず、理想、夏の月
 ドニゼッティ:静かな夜更けの波の上で、愛し合う二人
 サヴィオーニ:Fugga Fugg'amor(デュエット)
アンナ・リーズ(ソプラノ)
ステファン・デ・プレッジ(ピアノ)
 ニュージーランド出身のソプラノ、アンナ・リーズとピアニスト、ステファン・デ・プレッジのイタリアの愛をテーマにした歌曲集。柔らかく感情があふれる歌声とピアノでイタリアの愛を奏でる。2010年11月27−29日の録音。
 
CHRCD 051
\2400
イングリッシュ・オーボエ 〜 再発見
 ラッブラ:オーボエとピアノのためのソナタハ長調Op.100
 ロングスタッフ:アイゲウス
 ウォルミズリー:ソナチネ第1番
 カスケン:オーボエ独奏《アメジスト・ディシーバー》(世界初録音)
 ホルスト:フルート、オーボエとピアノのための《テルツェット》
 オーボエ独奏《3つの感情》
 コーラングレとピアノのためのイギリス民謡による6つの練習曲
ジェームス・ターンブル
 (オーボエ、イングリッシュ・ホルン)
リビー・バージェス(ピアノ)
マシュー・フェザーストン(フルート)
ダン・シラディ(ヴィオラ)
 デビュータイトルが、英グラモフォン誌に「注目に値するデビュー」として絶賛されたオーボエ奏者、ジェームズ・ターンブルが吹くイギリス作品集。フランスのオーボエ・メーカー、フランソワ・ロレーを愛用するイギリスの名手が世界初録音の「アメジスト・ディシーバー」など19〜20世紀のプログラムで存在感を示してくれる。2012年3月26−29日の録音。
 
CHRCD 052
\2400
シューマン:ピアノ三重奏曲集
 シューマン:
  ピアノ三重奏曲第1番ニ長調Op.63
  ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調Op.80
ローズ・ピアノ・トリオ
 〔マイケル・グレヴィチ(ヴァイオリン)、
  デイヴィッド・エドモンズ(チェロ)、
  ロバート・トンプソン(ピアノ)〕
 2003年にロイヤル・ノーザンカレッジ・オブ・ミュージックで結成し、2011年のメルボルン国際室内楽コンクールで第2位に入賞したローズ・ピアノ・トリオのシューマンの三重奏曲集。ヴァイオリンとヴィオラの丁寧な演奏と繊細なピアノ。ドイツ・ロマン派の傑作で優れたアンサンブルを聴かせてくれる。2012年8月2−4日の録音。
 
CHRCD 053
\2400
マクネフ:
 夏のマドリガーレ
 雪の蝶
 喜びの声
 アブルッツォの3つの民謡
  (全曲世界初録音)
クレア・マッカルダン(メゾ・ソプラノ)
アンドルー・ウエスト(ピアノ)
オーケストラ・ノヴァ
 ベルファスト(アイルランド)出身のコンポーザー、ステファン・マクネフの世界初録音となる作品集。ソロを歌うのは、イギリスやヨーロッパで活躍するメゾ・ソプラノ、クレア・マッカルダン。伸びやかで勢いのある歌声がマクネフの世界観を教えてくれる。2012年10月1−3日の録音。




ART CLASSICS


ART 250
\2000
夢の庭 アコーディオンのための音楽
 パガニーニ(1782-1840)/リスト(1811-1886)編曲/ブゾーニ(1866-1924)編曲/
  フリードリフ・リプス(1948-)編曲:ラ・カンパネッラ
 ミハイル・ブロンネル(1952-):夢の庭(アコーディオンとチェロのための(*))
 タチアナ・セルゲーエヴァ:
  夜の花(アコーディオンとピアノのための間奏曲)(+)
  ジャズミン(アコーディオンとピアノのためのタンゴ)(+)
 モーツァルト(1756-1791):自動オルガンのためのアンダンテ ヘ長調 K.616
 アルテム・ヴァシーリェフ(1974-):誰が操り人形?
 マリーナ・シモトヴァ(1959-):緋色のチューリップ
 エフレモ・ポドガイツ(1949-):
  軽薄な練習曲(アコーディオンとマリンバのための)(#)
  踊るエルフ(クラリネットとアコーディオンのための)(**)
 ショスタコーヴィチ(1906-1975)/タチアナ・アイゼンベルク(1985-)編曲:
  彼と彼女(フェデリコ・ガルシア・ロルカの詩によるソプラノ、
   ヴァイオリン、ギター、アコーディオンと朗読のためのスペインの情景)(++)
マリア・ブラーソヴァ(アコーディオン)
アレクサンドル・ブズロフ(チェロ(*))
ヴィクトル・スウィチ(マリンバ(#))
エフゲニー・ヴァラフコ(クラリネット(**))
ナターリア・セミョーノヴァ(ソプラノ(++))
エレーナ・カイダノフスカヤ(ヴァイオリン(++))
ニキータ・モロゾフ(ギター(++))
ラモン・アイゼンベルク(朗読(++))
録音:2012年、音声スタジオ、モスフィルム、モスクワ、ロシア
 

ART 252
\2000
J・S・バッハ(1685-1750):オルガンとフルートのための音楽 Vol.1
  トッカータ ホ長調 BWV566
  フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1034(*)
  トリオ・ソナタ第5番ハ長調 BWV529
  フルートと通奏低音のためのソナタ ホ長調 BWV1035(+)
  前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548
オレシア・クラフチェンコ(オルガン)
アントン・パイソフ(フルート(*))
録音:2011-2012年、モスクワ音楽院小ホール、ロシア
 

ART 254
\2000
人生と涙と愛… プーシキンの詩による歌曲集
 アリャビエフ(1787-1851):君を愛す
 チートフ(1800-1875):嵐
 グリンカ(1804-1857):
  告白/私はすばらしいひとときを覚えている/わが血は憧れに燃え
 イオシフ・ゲニーシュタ(1750-1811):悲歌「昼の星の光は褪せ」
 アレクセイ・ヴェルストフスキー(1799-1862):ジプシーの歌
 ダルゴムイシスキー(1813-1869):夜のそよ風/私はここだ、イネジーリャ
 ルビンシテイン(1829-1894):夜
 キュイ(1835-1918):燃やした手紙/ツァールスコエ村の彫像
 ボロディン(1833-1887):遠い祖国の岸へ
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
  たなびく雲は薄くなり/グルジアの丘の上で
 アレンスキー(1861-1906):夢
 ムソルグスキー(1839-1881):おしゃべりなかささぎ

ゾーヤ・シュトゥイリナ(アルト)
インナ・マロフェーエヴァ(ピアノ)

録音:2011-2012年、場所の記載なし
 

ART 255
\2000
レフ・リンドグレン(1973-):ピアノ作品集
  幻想ソナタ第1番 Op.15/バラード第2番/小曲の技法 第3巻
  3つの前奏曲「ビル・エヴァンスへのオマージュ」Op.12
レフ・リンドグレン(ピアノ)

録音:2001-2005年、アルム・ソサイエティ・スタジオ、ストックホルム、スウェーデン

レフ・リンドグレンはモスクワに生まれ、1993年にスウェーデンに移住した作曲家。

 

ART 256
\2000
マーラー(1860-1911):
  連作歌曲「さすらう若者の歌」
  連作歌曲「亡き子をしのぶ歌」
オリガ・シェデリニコヴァ(ソプラノ)
ヴラディーミル・トロップ(ピアノ)
録音:2011年、場所の記載なし
 DENONなどの録音で知られるトロップが伴奏を務める。
 

ART 259
\2000
ブラームス、ベートーヴェン:チェロ・ソナタ集
 ブラームス(1833-1897):チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38(*)
 ベートーヴェン(1770-1827):チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5(*)
 アンナ・ドルービチ:イントロ・ヴァージョン(無伴奏チェロのための)(+)
エフゲニー・トンハ(チェロ)
パーヴェル・ドンブロフスキー(ピアノ(*))

録音:2011年4月10-11日、場所の記載なし(*)/2012年2月18日、ライヴ、場所の記載なし(+)

エフゲニー・トンハ(1982年生まれ)はヴィラディーミル・トンハ、ナターリア・シャホフスカヤ、ヴァレンチン・ベルリンスキー、ダヴィート・ゲリンガスに師事したロシアのチェロ奏者。

 

ART 260
(2CD)
\3800
エフゲニー・シチェルバコフ(ピアノ)
 ブラームス(1833-1897):ピアノ作品集

  4つのバラード Op.10
  8つの小品 Op.76 から 奇想曲(Nos.1,2),間奏曲(Nos.4,7)
  幻想曲集 Op.116 から 間奏曲(Nos.2,4-6),奇想曲(No.7)
  3つの間奏曲 Op.117
  6つの小品 Op.118 から 間奏曲(Nos.1,2,6),ロマンス(No.5)
  4つの小品 Op.119 から 間奏曲(Nos.1-3)
エフゲニー・シチェルバコフ(ピアノ)

録音:2012年、モスクワ音楽院アカデミー音楽大学、ロシア

エフゲニー・シチェルバコフ(1969年生まれ)はモスクワ音楽院作曲科を卒業し、2012年現在モスクワ音楽院アカデミー音楽大学でオーケストレーションと音楽理論を教えています。コンスタンチン・シチェルバコフとの関係は不明。

 

ART 264
\2000
ハイドン、リース、ウェーバー:フルート、チェロとピアノのための三重奏曲集
 ハイドン(1732-1809):三重奏曲第30番
 フェルディナント・リース(1784-1838):三重奏曲 Op.63
 ウェーバー(1786-1826):三重奏曲 Op.63
マリーナ・ルビンシテイン(フルート)
イリヤ・ルビンシテイン(チェロ)
パーヴェル・ドンブロフスキー(ピアノ)
録音:2009年、グネーシン音楽大学スタジオ、モスクワ、ロシア
 

ART 265
\2000
モーツァルト(1756-1791):ディヴェルティメント第11番ニ長調 K.251
ヴァレーリー・タラカノフ(1934-):
  オラトリオ「昇天の歌」(詩篇のテキストによる)Op.38(*)
アンドレイ・クズネフ(テノール(*))
ボリス・ペヴズネル・モスクワ劇場(合唱(*))
モスクワ室内管弦楽団「四季」
ヴラディスラフ・ブラーホフ(指揮)
録音:2010年6月13日、2011年1月23日、ライヴ、モスクワ音楽院小ホール、ロシア
 

ART 266
\2000
ショパン(1810-1849):バラード集
  第1番ト短調 Op.23/第2番ヘ長調 Op.38
  第3番変イ長調 Op.47/第4番ヘ短調 Op.52
タチアナ・ピカイゼン(ピアノ)

録音:2012年11月、イェール大学音楽学部、ニューヘイヴン、コネチカット州、アメリカ合衆国

収録時間が33分ほどですが通常価格です。ご注意ください。





RCD(RUSSIAN COMPACT DISC)


RCD 15024
\2000
聖ソフィアの聖なる知恵の言葉 われら歌でたたえん
 スーズダリの生神女の護りのヴェール修道院復興10周年記念
 ボルトニャンスキー、クルイロフ、チェスノコフ、カスタリスキー、
 カストロルスキー、輔祭トルバチェフ、修道司祭ナファナイル、オゼーロフ、
 コチャノフスキー、マカーロフ、サマーリン作曲の聖歌、
 キエフ聖歌、ヴァラーム聖歌、ズナメニ聖歌、シノダリ聖歌、ギリシャ聖歌、
 モスクワ聖歌、他の聖歌(全32曲)
スズタリの生神女の護りの
 ヴェール修道院修道女聖歌隊
録音:2001年、場所の記載なし 発売:2001年
 

RCD 15120
\2000
ロシアの復活祭
 パンチェンコ、ニキーチン、ケドロフ、トルバチェフ作曲の聖歌、
 ヴァラーム聖歌、ソロフキ聖歌、ズナメニ聖歌(全23曲)
ヴァラーム合唱学校男声合唱団
イーゴリ・ウシャコフ(指揮)
録音:1994-1995年、場所の記載なし 発売:2001年




RUSSIAN DISC


RDCD 00911
\2000
タチアナ・スミルノヴァ:エセーニン、ハイヤームの詩、ロシア民族詩による作品集
  セルゲイ・エセーニンの故郷
   (ロシア民族楽器アンサンブルのための)Op.53(1980)(*)
  ロシア民族詩による6つの小品
   (独唱とロシア民族楽器楽団のための)Op.12(1970)(+)
  黒い人(エセーニンの詩による朗読、オーボエ、コントラバスとピアノのための)
   Op.82(1995)(#)
  道化師(ドムラと管弦楽のためのコンチェルティーノ)Op.18 No.3(1974)(**)
  おお、ロシア、わが祖国(エセーニンの詩の朗読)(++)
  ロシアの鐘(ピアノのための5つの連作小品)Op.13(1972)(##)
  ペルシャのメロディー(ウマル・ハイヤームとエセーニンの詩による朗読、
   フルート、チェロとハープのための連作アラベスク)Op.94(2005)(※)
四重奏団「スカース」(*)
ニーナ・イサーコヴァ(メゾソプラノ(+))
モスクワ放送民族楽器楽団(+)
イルマール・ラピニシュ(指揮(+))
アンドレイ・ゲートマン(朗読(#/++/※)
ドミートリー・タラーソフ(オーボエ(+))
アンドレイ・バシュキーロフ(コントラバス(+))
タチアナ・スミルノヴァ(ピアノ(+/##))
スヴェトラーナ・ダニリヤン(ドムラ(**))
ロシア青年民族楽器楽団(**)
ニコライ・カリーニン(指揮(**))
エフゲニー・シュクリアンコ(フルート(※))
マクシム・ゾロタレンコ(チェロ(※))
ナターリア・ヤホント(ハープ(※))
録音:1984年(*)、1972年(+)、1980年(**)、2005年(++)、場所の記載なし(*/+/**/++)
    2006年10月10日、ライヴ、モスクワ音楽院ラフマニノフ・ホール、ロシア(#)
    2006年5月、「音響の世界」国際音楽祭、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール(※)




STRADIVARIUS


STR 33955
\2000
…一息で! フルート・オーケストラのための音楽
 J・S・バッハ(1685-1750)/ジェイムズ・クリステンセン編曲/
  マルコ・ゾーニ編曲:アリア BWV1068 No.2
 モーツァルト(1756-1791)/ヒロシ・ハリ編曲:
  ディヴェルティメント ニ長調 K.136
 メンデルスゾーン(1809-1847)/マーサ・リアリック編曲:
  交響曲第4番イ長調「イタリア」Op.90 より 第2楽章
 チャイコフスキー(1840-1893):バレエ「くるみ割り人形」より
   マーサ・リアリック編曲:行進曲/葦笛の踊り
   マイケル・アクステル編曲:中国の踊り
   マルコ・ゾーニ編曲:トレパーク
 マスカーニ(1863-1945)/マルコ・ゾーニ編曲:
  オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」より 間奏曲
 ヴェルディ(1813-1901)/マルコ・ゾーニ編曲:
  オペラ「椿姫」より 第1幕間奏曲/オペラ「運命の力」より 序曲
 ロッシーニ(1792-1868)/
  マルコ・ゾーニ編曲:オペラ「アルジェのイタリア女」より 序曲
  リチャード・E・サーストン編曲:オペラ「ウィリアム・テル」より フィナーレ
ゼフィルス・フルート・オーケストラ
 ジョヴァンニ・パチエッロ(ピッコロ)
 アリーチェ・モルツェンティ、
 ダヴィデ・カルカーニョ、ドメニコ・アルファーノ、
 エリザベッタ・ラ・リカータ、
 エンリコ・ジャコミン、
 ジャンニ・ビオコンティーノ、
 ジュリア・カルルッティ、
 マルコ・ゾーニ、マッシミリアーノ・ペッツォッティ(フルート)
 フラーヴィオ・アルツィアーティ(フルート、F管フルート)
 マルチェッロ・クロッコ、
 ジョルジョ・ラット、
 マルタ・カノッヴィオ(アルトフルート)
 マッシミリアーノ・オルランディ(C管バスフルート)
 ステファニア・マラッティ(F管バスフルート)

録音:2011年12月、ミラノ、イタリア

ゼフィルス・フルート・オーケストラはミラノ・スカラ座管弦楽団の首席フルート奏者マルコ・ゾーニにより2011年1月に創設されたフルート合奏団。メンバーはミラノのスカラ座管弦楽団、ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団、イ・ポメリッジ・ムジカーリ管弦楽団とジェノヴァのカルロ・フェニーチェ劇場管弦楽団の奏者、および音楽院や音楽学校の有名教師たちです。

 

STR 33956
\2000
テレマン(1681-1767):無伴奏リコーダーのための12のファンタジア

トンマーゾ・ロッシ(リコーダー)

録音:2007年9月18-20日、アッシジの聖フランチェスコ教会、フラスカーティ、イタリア

トンマーゾ・ロッシはナポリ音楽院、フィエゾーレ音楽学校でフルートを学んだ後、ラティーナ音楽院でリコーダーを学び、さらに名リコーダー奏者メドロ・メメルスドルフに師事したリコーダー奏者。アントニオ・フローリオ率いるトゥルキーニのメンバーを長らく務めています。

 

STR 33963
\2000
モンテヴェルディ(1567-1643):マドリガーレ集第4巻
   ああ、つらい別れ!/わが心の人よ、あなたを見つめていると
   わが心よ、おまえは死なないのか!/星に打ち明けながら
   わが心の人は優しく眼差しを向け/わが心よ、許せ−おまえがわが心なら
   明るく澄んだ瞳/わが心の内の傷/あなたは私から去っていく
   美しく輝くその瞳で一瞥しただけで/おお、あなたがそれほど愛するのなら
   私は若い娘/甘美に歌うあの小鳥/戦いはやめて、慈悲を
   そう、私は死にたいのだ/痛ましい心/わが心の人よ
   あなたから遠く離れて、わが心の人よ/彼女は泣き、ため息をつき
ラ・ドルチェ・マニエーラ
 セシル・ローミュレル、
 シルヴァーナ・トルト(ソプラノ)
 カンディス・カルマル(メゾソプラノ)
 ダミアン・ブリュン(カウンターテナー)
 ステファン・オルリー(テノール) 
 ブノワ・ラモー(バリトン)
ルイージ・ガッジェーロ(指揮)

録音:2013年1月、ベルステット教会、フランス

ラ・ドルチェ・マニエーラは17世紀から21世紀までの音楽を演奏するために創設された声楽アンサンブル。ルイージ・ガッジェーロとシルヴァーナ・トルトが教えているフランスのストラスブール音楽院に本拠を置いています。




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


AQUARIUS


AQVR 369-2
\1700
ロシアの声楽芸術 アレクサンドル・バトゥーリン 歌曲集
 ベートーヴェン(1770-1827):
  アイルランドの酒宴の歌(*)/スコットランドの酒宴の歌
 ヴィンチェンツォ・デ・クレシェンツォ(1913-1987):
  正直な告白(タランテッラ・シンチェーラ)
 アレクサンドル・グリリョフ(1803-1853):戦いの後で(*)/鳥は飛んで行った(*)
 ムソルグスキー(1839-1881):のみの歌
 ボロディン(1833-1887):遠い祖国の岸へ
 グラズノフ(1865-1936):バッカスの歌
 アレクサンドル・モソロフ(1900-1973):松(+)/山頂(+)
 ミハイル・スローノフ(1869-1930):別れの言葉(#)
 ロシア民謡:ペテルスカヤ街道へ行けば(#)
 イサーク・ドゥナエフスキー(1900-1955):祖国の歌(**)
 ジノヴィー・コンパニェーツ(1902-1987):
  われらを強く豊かにするすべて(++)/わが国(++)/さらば、パパーニンの流氷よ
 カバレフスキー(1904-1987):さらば、乙女よ
 ヴァノ・ムラデリ(1908-1970):腕時計
 ハチャトゥリアン(1903-1978):進め、戦友たちよ
 ボリス・シェフテル(1900-1961):パイロットの行進曲
 M・ヨルダンスキー:若者
 マトヴェイ・ブランテル(1903-1990):スターリンの歌(##)
 レフ・プリヴェル(1883-1970):指導者と同志の歌(S/##)
 ヨシフ・イヴァノヴィチ(1845-1902):ドナウ川のさざ波
アレクサンドル・バトゥーリン(バスバリトン)
ラリーサ・アレマーソヴァ(ソプラノ(S))
セミョーン・ストゥチェフスキー(ピアノ(*))
アレクサンドル・モソロフ(ピアノ(+))
G・ベルクホリツ(ピアノ(無印))
モスクワ放送民族楽器楽団(#)
P・アレクセーエフ(指揮(#))
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団(**)
サムイル・サモスード(指揮(**))
モスクワ放送交響楽団(++)
アレクサンドル・オルロフ(指揮(++))
国立交響楽団(##)
セミョーン・サハロフ(指揮(##))

録音:1936、1937、1938、1939、1940、1946、1948年

「オペラ・アリア集」(AQVR 368-2)に続くアレクサンドル・バトゥーリン(1904-1983)の録音復刻第2弾。

 

AQVR 370-2
(3CD)
\3400
ムソルグスキー(1839-1882):オペラ「ホヴァーンシチナ」
 録音:1953年

 [ボーナス・トラック]
 ムソルグスキー:オペラ「ホヴァーンシチナ」からの断章
 録音:1939年
アレクセイ・クリフチェニア(バス:イヴァン・ホヴァーンスキー公)
グリゴリー・ボリシャコフ(テノール:アンドレイ・ホヴァーンスキー公)
ニカンドル・ハナーエフ(テノール:ヴァシーリー・ゴリーツィン公)
マルク・レイゼン(バス:ドシフェイ)
マリア・マクサーコヴァ(アルト:メゾマルファ)
アレクセイ・イヴァーノフ(バリトン:フョードル・シャクロヴィートゥイ) 他
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
アレクサンドル・リュビノフ(合唱指揮)
セルゲイ・ゴサチンスキー(舞台上の楽団の指揮)
ヴァシーリー・ネボリシン(指揮)
V・ルベンツォフ、M・マクサーコヴァ、A・イヴァーノフ、
D・マルチェンコフ、S・コルトゥイピン(歌唱)
ボリショイ劇場管弦楽団
レフ・シテインベルク(指揮)
 

AQVR 371-2
\1700
スクリャービン門下のピアニスト、マリア・ネメーノヴァ=ルンツ 初出ライヴ音源
 [第1部]
 ドミートリー・ボルトニャンスキー(1751-1825):ピアノ・ソナタ変ロ長調
 アレクセイ・ジーリン(1767-1848):
  ロシアの歌「私は仲間内で一番若かった」による変奏曲
  ロシアの歌「私は花の上を歩いていた」による変奏曲
 ミハイル・ヴィエリゴルスキー(1788-1854):夜想曲
 ニコライ・ドミトリエフ(1829-1893):即興曲第1番/即興曲第2番
 アレクサンドル・アリャビエフ(1787-1851):ソナタ/ロンド
 ミハイル・グリンカ(1804-1857):バレエ「キア・キング」の2つの主題による変奏曲
 [第2部]
 ハイドン(1732-1809):どんなに取り澄ました美人でも(*)
 ピエール=アレクサンドル・モンシニー(1729-1817):
  オペラ「ローズとコラス」から ローズのロマンス(*)/アリエッタ(*)
 ジョヴァンニ・パイジェッロ(1740-1816):オペラ「水車屋の娘」から アリア(*)
 ベルンハルト・フリース(1770-?):モーツァルトの子守歌(*)
 ベートーヴェン(1770-1827):憩いの歌 Op.52 No.3(*)
 ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):ピアノ協奏曲変ホ長調 Op.7 No.5(+)
マリア・ネメーノヴァ=ルンツ(ピアノ)
エレーナ・カトゥリスカヤ(ソプラノ(*))
モスクワ音楽院学生弦楽アンサンブル(#)
ミハイル・テリアン(指揮(#))

録音:1951年12月24日、ライヴ、モスクワ音楽院小ホール

マリア・ネメーノヴァ=ルンツ(1879-1954)はモスクワに生まれ、モスクワ音楽院でスクリャービンに師事、1922年より同音楽院教授を務めたピアニスト。





CENTAUR

CRC 3223
\2300→\2090

スティーヴン・スターリク 〜 レトロスペクティブVol.5
 スターリクとシュムスキーの共演!

 モーツァルト:
  ヴァイオリン協奏曲ト長調K.216(ライヴ録音)
  アダージョ ホ長調K.261(ライヴ録音)
  弦楽五重奏曲ト短調K.516*
  協奏交響曲変ホ長調K.364(ライヴ録音:1981年)**
スティーヴン・スターリク(ヴァイオリン)
オスカー・シュムスキー(ヴィオラ)**
ハイメ・ウェイセンブル(ヴァイオリン)*
リヴカ・ゴラーニ=エルデーズ(ヴィオラ)*
ジョン・メア(ヴィオラ)*
ピーター・シェンクマン(チェロ)*
ザ・メインリー・モーツァルト・管弦楽団**
デイヴィッド・ミラー(指揮)**
 キング・オヴ・コンサートマスター!スターリクとシュムスキーの共演!

 ロイヤル・フィル・コンセルトヘボウ管、シカゴ響のコンサートマスターを歴任したスティーヴン・スターリクの大好評「レトロスペクティブ・シリーズの第5巻」!
 今回はモーツァルトの作品集。中でも特に注目はオスカー・シュムスキーがヴィオラを弾いて共演している「協奏交響曲」の1981年ライヴ。キング・オヴ・コンサートマスターと20世紀の伝説的ヴァイオリンのモーツァルト。2人の絶妙な間合い、要注目の音現の登場です!




RUSSIAN DISC


RDCD 00912
\2000
オリガ・エルデリ稀少録音
 ヴァレリー・キクタ(1941-):ハープのための作品集
  オシアン(ハープのための組曲;1973)(*)
  母の歌(テノール、ハープ、フルート、児童合唱、オルガンと鐘のための
   カンタータ;1973)(+)
  二部作(ブールデルの彫刻による、ハープのための;1972)(#)
  暗闇の境界を超えて(器楽伴奏連作歌曲;1968)(**)
  キエフの聖ソフィア大聖堂のフレスコ画
   (ハープと管弦楽のための協奏交響曲;1973)(++)
オリガ・エルデリ(ハープ)
イヴァン・コズロフスキー(テノール(+/**))
スプートニク合唱スタジオ(+)
ミハイル・カリーカ(合唱指揮(+))
G・マイ(小フルート(+))
E・プロチャーコヴァ(オルガン(+))
A・マムイコ(鐘(+))
モスクワ国立フィルハーモニー・ソロイスト・アンサンブル(**/++)
アレクサンドル・コルネーエフ(指揮(**/++))
録音:1972年(*/**)、1973年(+/#)、1979年(++),場所の記載なし



<映像>


AVIE(SFS MEDIA)(映像)



SFS 0066
(Blu-ray Disc)
\6800→\6190
ティルソン・トーマスの"春の祭典"Blu-ray!
キーピング・スコア 〜 ストラヴィンスキー

 ストラヴィンスキー:
  バレエ音楽《春の祭典》
  バレエ音楽《火の鳥》より
   魔王カスチェイの凶悪な踊り、子守歌、終曲
メイキング・オヴ・ア・パフォーマンス 〜
 マイケル・ティルソン・トーマスの解説によるドキュメンタリー
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)
サンフランシスコ交響楽団
 次世代音声技術"ドルビーTrue HD"を採用!

 大騒動を巻き起こした1913年の初演から100周年を迎え、いまや"20世紀の古典"となったストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」。
 マイケル・ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団が送り出す初演100周年記念リリースは、「キーピング・スコア 〜 ストラヴィンスキー」の"Blu-rayヴァージョン"!
 このBlu-rayヴァージョンの「春の祭典」と「火の鳥」のライヴ・パフォーマンスには、「2011−2012シーズン・オープニング・ナイト・ガラ・コンサート」(SFS 0057/Blu-ray)でも用いられた、次世代ロスレス圧縮音声フォーマット「ドルビーTrue HD」(5.1サラウンド)を採用!
 ストラヴィンスキーの管弦楽作品集(RCA盤)で2000年のグラミー賞を受賞するなど、MTT&SFSにとって最も重要なレパートリーの1つである「春の祭典」。
 次世代技術による高音質&ワイドスクリーン(16:9)の高画質という"Blu-rayヴァージョン"では、その圧倒的な情報量が、MTT&SFSのライヴ・パフォーマンスの全てを伝えてくれる。














5/14(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ALBA

ABCD 350
\2200
ヘイニネン&ニールセン/フルート協奏曲
 パーヴォ・ヘイニネン(1938-):フルート協奏曲「昔」
 カール・ニールセン:
  フルート協奏曲 FS119、
   アレグレット ウン・ポコ (第2楽章、オリジナル版)*
ミカエル・ヘラスヴオ(Fl)
サイマー・シンフォニエッタ
ティボル・ボガーニ( 指)
 ニールセンの世界初録音を含むフルート協奏曲

 * 世界初録音/57’28

 エーリク・ベリマンやウスコ・メリライネンとともにフィンランド音楽を代表するモダニスト、パーヴォ・ヘイニネン。1958 年の作品、十二音技法による表現主義の交響曲第1 番が、オーケストラの演奏拒否に遭い全曲初演されなかったことは、フィンランド音楽史に残るスキャンダルとして語られます。
 しかし、みずからの音楽に必要と考えれば決して妥協しないという気概をもったヘイニネンの手からは、数多くの輝かしい作品が生まれました。ミカエル・ヘラスヴオとティボル・ボガーニ指揮サイマー・シンフォニエッタが録音したヘイニネンのフルート協奏曲《昔》は、「スケルツォとエレジー」「ソナタ」「子守歌とデュオニソス賛歌」の3 楽章の作品です。フィンランドでもっとも大きな湖、フィンランド南東部のサイマー湖畔にあるラッペーンランタ市のオーケストラ、サイマー・シンフォニエッタの委嘱により作曲されました。
 カール・ニールセンのフルート協奏曲は、コペンハーゲン木管五重奏団のホルガー・ギルバート=イェスパセンに捧げられた高雅でユーモアをもった作品です。アレグロ・モデラートの第1 楽章、アレグレット、ウン・ポコの第2 楽章。このアルバムでは、ニールセンが終結部を付け加えた、現在一般に演奏される版とは別に、1926 年10 月21 日、パリのサル・ガヴォーで行われたカール・ニールセン・コンサートで初演された際のオリジナル版も合わせて収録され、これが初録音となります。




BIS



BIS SA 2024
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
フランク・ペーター・ツィンマーマン&パーヴォ・ヤルヴィ
パウル・ヒンデミット(1895-1963):
 (1)ヴァイオリン協奏曲(1939)
 (2)無伴奏ヴァイオリン・ソナタop.31-2(1924)
 (3)ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調op.11-1(1918)
 (4)ヴァイオリン・ソナタ ホ調(1935)
 (5)ヴァイオリン・ソナタ ハ調(1939)
フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
 [使用楽器;
  ストラディヴァリウス 1711クレモナ
   ‘Lady Inchiquin’]
(1)パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
 hr 交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)、
(3)-(5)エンリコ・パーチェ(ピアノ; Steinway D)
 歿後50 周年のヒンデミット、ヴァイオリンのために書かれた数々の名作をドイツ正統派ヴァイオリストF.P.ツィンマーマンが録音!P.ヤルヴィ&hr 響による好サポートを得た協奏曲は圧巻!

 録音:(1)2009 年9 月/アルテ・オーパー(旧オペラ座)、フランクフルト、ドイツ/(2)-(5)2012 年5 月/ドッビアーコ文化センター、イタリア/68’18

 SACD ハイブリッド盤。1965 年ドイツのデュイスブルク生まれのドイツ正統派ヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマン。BIS レーベルからは近年、アントワーヌ・タムスティ( ヴィオラ)、クリスチャン・ポルテラ( チェロ) との“トリオ・ツィマーマン” でベートーヴェン(BIS SA 1857/KKC 5222)、モーツァルト、シューベルト(BIS SA 1817/KKC 5202)のアルバムを発売し、いずれもレコード芸術特選盤でベストセラーとなっております。F.P. ツィンマーマン、注目の新録音は2013 年に歿後50 年を迎えたパウル・ヒンデミットの作品集です!
 パウル・ヒンデミット(1895-1963)は作曲者としてだけでなくヴァイオリニスト、ヴィオリストとして活動していた関係から弦楽器の作品を多く残しました。1934 年、ナチスにより無調的作風など、その現代的傾向の音楽が腐敗した芸術であるとされ圧迫をうけたために翌35 年に休職、38 年にスイスに移り、大戦を避けて40-47 年にはアメリカに移り住みました。このアルバムに収められた作品はアメリカに亡命する以前の1918 年から1939 年に作曲された作品です。
 ヴァイオリン協奏曲は指揮者メンゲルベルクの委嘱作品で初演は1940 年、メンゲルベルク指揮、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、ヴァイオリン独奏はコンサートマスターのフェルディナント・ヘルマンでした。ヒンデミット独特の流れるような旋律ではじまるこのヴァイオリン協奏曲。当録音ではツィンマーマンらしい非常に柔らかいボーイングと煌めくような美しい演奏を聴かせてくれます。またヴァイオリンとオーケストラが対話するような旋律が随所にあらわれるパートでは、パーヴォ・ヤルヴィ指揮、hr 交響楽団が寄り添うようにサポートし音楽表現も難しいとされるこの作品を見事に演奏しております。同曲の決定盤が登場したと言えましょう!カップリングのヴァイオリン・ソナタでピアノをつとめたのはツィマーマンと数々の録音をし、絶大な信頼関係にあるエンリコ・パーチェです。歯切れのよいリズムなど一糸乱れぬ演奏をしております。



 


BIS SA 2012
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
ラン・シュイ&シンガポール響/スドビン(P)
 ラフマニノフ:
  (1)交響曲第1番ニ短調 op.13
  (2)ピアノ協奏曲第1番嬰へ短調 op.1
ラン・シュイ(指揮)
シンガポール交響楽団
(2)エフゲニー・スドビン(ピアノ)
 好評!ラン・シュイ&シンガポール響によるラフマニノフ作品集、ロシアン・ピアニズムを受け継ぐ超人的テクニック炸裂のスドビンが弾くピアノ協奏曲第1番と高揚する交響曲第1番

 録音:2012 年8 月/エスパラネード・ホール(シンガポール)/70'58

 SACD ハイブリッド盤。ラン・シュイ& シンガポール響によるラフマニノフ作品集。第3 弾は交響曲第1 番ニ短調op.13 とエフゲニー・スドビンをソリストに迎えたピアノ協奏曲第1 番嬰へ短調op.1 です。
 交響曲第1 番ニ短調は1897 年に初演されましたが、それが不成功に終わり、以後ラフマニノフの生前には演奏されず、1945 年に復活上演された作品です。ラン・シュイは若きラフマニノフの漲るエネルギーを感じさせるこの作品をパワフルに演奏しております。
 カップリングは1980 年サンクトペテルブルク生まれのエフゲニー・スドビンによるラフマニノフの記念すべき作品1 であるピアノ協奏曲第1 番嬰へ短調です。スドビンによるラフマニノフは定評がありパガニーニの主題による狂詩曲op.43 を収録したアルバム(BIS SA 1988)でも強靭でロマンティックなロシアン・ピアニズムを聴かせてくれました。スドビンは信じられないほどの技巧の持ち主で、特にこのカデンツァは驚きを隠せません。これほど情感豊かな演奏は30 歳にして巨匠の域に達していると言えるでしょう。ラン・シュイ率いるシンガポール響のオーケストラの盛り上げ方も素晴らしく、最終楽章の歯切れのよいトランペットなど爆演と言えるほど熱気に満ちています!



 


BIS SA 1778
(SACD HYBRID)
\2600→\2390

ウーレ・エドヴァルド・アントンセン
 (1)アンリ・トマジ(1901-71):トランペット協奏曲(1944)
 (2)アンドレ・ジョリヴェ(1905-74):
  トランペット、弦楽とピアノのコンチェルティーノ(1948)
 (3)ロベール・プラネル(1908-94):トランペット協奏曲
 (4)アルフレッド・デザンクロ(1912-1971):祈祷、呪詛と踊り

ウーレ・エドヴァルド・アントンセン
 (トランペット)
ラン・シュイ(指揮)
サン・パウロ交響楽団(OSESP)
(2)オルガ・コピロヴァ(ピアノ)
 フランス人作曲家によるトランペット協奏曲集、名手アントンセンがエスプリ漂う変幻自在の色彩感を放つ!

 録音:2010 年2 月、サラ・サンパウロ、ブラジル/71'32

 SACD ハイブリッド盤。BIS レーベルの数々の優秀録音で知られるトランペット奏者、ウーレ・エドヴァルド・アントンセンによる最新アルバムはフランス人作曲家によるトランペット協奏曲集です。卓越した技術と抜群の表現力が持ち味のアントンセンですがBIS レーベルならではの高音質録音によりトランペットとオーケストラの奏でる音楽がホール全体に響き渡り、非常に立体的なサウンドを作り上げております。
 アンリ・トマジはパリ音楽院で学び、パリ放送をはじめ1930-1935 年までフランス領インドシナ放送の音楽監督を務めました。このトランペット協奏曲は1944 年の作品でトマジらしいエネルギッシュなサウンドです。アンドレ・ジョリヴェは非ヨーロッパ地域の神秘的題材を好みこのトランペット、弦楽とピアノのコンチェルティーノでもその作風が反映されております。次のロベール・プラネルは1945 年からパリ市の音楽教育の総括監察官として活躍した作曲家で、パリ地方音楽院を創設しました功績があります。このトランペット協奏曲はプラネルの代表的作品です。最後のアルフレッド・デザンクロはサクソフォーン四重奏曲が有名な作曲家ですが、この「祈祷、呪詛と踊り」はタイトルの通り、祈るようなトランペットの旋律が印象的です。
 


BIS SA 2041
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
鈴木雅明(指揮)&バッハ・コレギウム・ジャパン
 J.S.バッハ:世俗カンタータVol.3

  (1)いとも尊きレーオポルト殿下よBWV173a
  (2)しりぞけ、もの悲しき影BWV202
  (3)喜び勇みて羽ばたき昇れ BWV36c
  (4)クォドリベット(断片)BWV524
鈴木雅明(指揮)
バッハ・コレギウム・ジャパン
ジョアン・ラン(sop)
青木洋也(C-T)
櫻田亮(tr)
ロデリック・ウィリアムズ(br)
三宮正満(オーボエ、オーボエ・ダ・モーレ)
若松夏美(ヴァイオリン&ヴィオラ・ダ・モーレ)
 ついに結婚カンタータの「しりぞけ、もの悲しき影」が登場!BCJによる至福の世俗カンタータ第3 集

 録音:2012 年7 月/しらかわホール、名古屋/77'26

 SACD ハイブリッド盤。BCJ の世俗カンタータの第3 集は通称「結婚カンタータ」で知られる「しりぞけ、もの悲しき影」BWV202 を含む至福のカンタータ集。今回も充実ソリスト陣で澄み切った美しい声が魅力のジョアン・ランや実力派バリトン歌手ロデリック・ウィリアムズなど満を持してのキャスティングです。
 「いとも尊きレーオポルト殿下よ」BWV173a はケーテン侯レーオポルトの誕生日祝賀用の作品です。バッハのカンタータの中で横型フルートが用いられるのは、この作品が初めてとされています。「しりぞけ、もの悲しき影」BWV202 はソプラノ独唱のための結婚カンタータです。ジョアン・ランの透き通るような声とそれを包み込むようなBCJ の演奏には脱帽です。「喜び勇みて羽ばたき昇れ」 BWV36c はBWV36 関連作品の第1 稿で、年配の大学教授の誕生日を祝うための作品と考えられており、1725 年ライプツィヒで書かれた作品とされております。最後の「クォドリベット」BWV524 は複数の俗謡を同時に歌って、即興的なハーモニーを作り出す曲で、誰かの結婚祝いの際に歌われたと推測されています。偽作説もありますがそれぞれの声部のかけ合いが美しい曲です。
 

BIS 2072
(4CD)
2枚組価格\5000
ベルリン・フィル木管五重奏団
 THE SEASONS

Disc 1 “春” 〜木管合奏のためのフランス近代作品集
 (1)イベール:3つの小品(1930)
 (2)トマジ:管楽六重奏のための「春」(1963)
 (3)ミヨー:組曲「ルネ王の炉辺」作品205(1939)
 (4)ケックラン(1867-1950):七重奏曲
 (5)フランセ:管楽五重奏曲(1958)
 (6)ボザ(1905-):スケルツォ作品48(1948)
   (2)(4)マンフレッド・プライス(アルト・サキソフォン)、
   (4)ゲルハルト・シュテムプニク
    (コールアングレ(イングリッシュホルン))
   [ 録音:1991 年10 月6-9 日、アンドレアス教会(ドイツ)]

Disc 2 “夏” 〜夏の音楽
 (1)バーバー(1910-81):夏の音楽
 (2)エリオット・カーター(1908-2012):木管五重奏曲
 (3)ガンサー・シューラー(1925-):組曲
 (4)カジミエシュ・マハラ(1948-):アメリカ民謡組曲
 (5)フリオ・メダリア(1938-):南米のベル・エポック
 (6)ヴィラ=ロボス(1887-1959):ショーロス形式の五重奏曲
 (7)リドゥイノ・ピトンベイラ(1962-):Ajubete jepe amo mbae
 (8)メダリア:ブラジル俗謡組曲
   (6)ナイジェル・ショア(コールアングレ)
   [ 録音:1998 年4 月、ベルリン]

Disc 3 “秋” 〜近代ドイツ木管五重奏曲集
 (1)ヒンデミット(1895-1963):小室内音楽Op.24-2
 (2)ヘンツェ(1926-2012):木管五重奏曲
 (3)同:管楽七重奏曲
 (4)ヒンデミット:5 人の管楽奏者のための「秋」
   (4)マンフレート・プライス(バス・クラリネット)&
    トーマス・クラマー(トランペット)
   [ 録音:1995 年9 月11-14 日、ベルリン]

Disc 4 “冬” 〜冬の歌
 (1)ブレット・ディーン(1961-):冬の歌(1994 / 2000)
 (2)エルッキ=スヴェン・トゥール(1959-):アルキテクトニクスI(1984)
 (3)ヴァスクス(1946-):亡き友に捧ぐ音楽(1982)
 (4)ペルト(1935-):小五重奏曲Op.13
 (5)ニールセン(1865-1931):木管五重奏曲Op.43
   (1)ダニエル・ノルマン(テノール)
   [ 録音:2002 年4 月、10 月]
ベルリン・フィル木管五重奏団
 [ミヒャエル・ハーゼル(フルート)、
  アンドレアス・ヴィットマン(オーボエ)、
  ワルター・ザイファース(クラリネット)、
  ファーガス・マクウィリアム(ホルン)、
  ヘニング・トローク(ファゴット)]
 完璧なまでの緻密なアンサンブル!ベルリン・フィル木管五重奏団による20 世紀の木管アンサンブル「THE SEASONS」がお買い得BOX で登場!

 4h28’ 43

 ベルリン・フィル木管五重奏団はBPO の長い歴史の中で、初めて定常的に設けられたアンサンブルで、1988 年に創設されました。レパートリーは古典から現代までの幅広い領域をカヴァーしており、BIS レーベルの当シリーズをはじめ数多くの録音を行っております。当団は演奏技術が求められる現代の作品でも完璧なまでの緻密なアンサンブルを構築し、ベルリン・フィルの響きで室内楽を楽しめる極上の音楽を堪能できます。




MIRARE

MIR 191
(CD+DVD)
\2600
フローラン・ボッファール(P)
 シェーンベルク:ピアノ作品集

 CD
  3つのピアノ曲Op.11、6つの小さなピアノ曲Op.19
  5つのピアノ曲Op.23、組曲Op.25
  ピアノ曲Op.33a,b、3つのピアノ曲(1894)

 DVD
  ボッファールが語るシェーンベルク
フローラン・ボッファール(P)
 現代弾きのフローラン・ボッファールによるシェーンベルクのピアノ作品集

 録音:2012 年6 月/120mm、CD:59’00、DVD:45’00、NTSC、言語:仏、英

 1964 年生まれのフローラン・ボッファール。1988 年から1999 年までブーレーズが主宰する現代音楽専門のオーケストラ、アンサンブル・アンテルコンテンポランのピアニストとして活躍。ハルモニア・ムンディ・フランスの若手音楽家を紹介するシリーズで2000 年に録音したドビュッシーとバルトーク(廃盤)を完成度の高い演奏を聴かせてくれました。
 この度リリースするのは、新ウィーン楽派の中心的な存在であったシェーンベルクのピアノ作品集。若かりし頃に作曲した美しい調性音楽の「3 つのピアノ曲(1894)」、そして独自の技法を模索していた初期の作品「3 つのピアノ曲Op.11」から12 音技法に辿りつく「組曲Op.25」まで見事な解釈でピアノが躍動的に動き、表情、響きも豊かに聴かせます。
 また付属のDVDは、ボッファール自身がシェーンベルクの各曲を分かりやすく解説した充実の内容となっています。




MUSIQUE EN WALLONIE



MEW 1268
\2500→\2290
ジンガー・プア
 ラッスス:音楽による伝記Vol.2

 グローリア(ミサ・オン・ム・ラ・ディより)/
 お世辞のうまい女性がお好きなあなたは/
 もしお前が健康でなければ/甘い拒絶/
 過酷なこの世は何と多くの嫉妬を/
 もし気力の失せた私の詩が/死よ、汝を思うことは/
 わが愛する者よ、立ちて急げ/
 めでたし、鮮やかなるぶどう酒の色/
 この道をお通りになるのは/あなたがどれほど優しくても/
 マニフィカト・タン・ヴ・ザレ・ドゥース/主の祈り/
 ヴィルテンベルクの地方では/楽しく生きるのが私の流儀/
 物事は内より/輝くオリュンポスの山より星が現われ/
 ボイイの皇帝に告げよ
ジンガー・プア
 ラッススの生涯を音楽でたどる。第2巻を歌うのはジンガー・プア!

 5年の歳月、5枚(5タイトル)のディスク、5つのアンサンブルの演奏でたどるフランドル楽派の巨匠、ロラン・ド・ラシュス(オルランドゥス・ラッスス)の生涯。
 ルドゥス・モダリスが1550年代の作品を歌った第1巻(MEW 1158)に続く第2巻では、ルネサンス音楽からロック、ポップまでを歌うドイツ屈指のア・カペラ・グループ、ジンガー・プアが登場!
 ミュンヘンのバイエルン宮廷で宮廷音楽家、楽長として活躍し、アルブレヒト5世、ヴィルヘルム5世に仕えるなど、高い名声を誇った充実期を証明するミサやモテトゥス、シャンソンやドイツ・リートの数々。
 女声のトップと男声5人のアンサンブル、ジンガー・プアのハーモニーとラシュス(ラッスス)の音楽の見事なリンクが、フランドルの巨匠の音楽による伝記の第2章となる。

 2012年4月、ミュンヘンでの録音。ブックタイプ仕様(フルカラーブックレット64ページ)。
 

MEW 1265-1266
(2CD)
\5000→\4590
カット・サークル
 デ・オルト&ジョスカン 〜
  1490年頃のシスティーナ礼拝堂の音楽

  ジョスカン:
   ナルディ・マリア・ピスティチ、
   ミサ曲《ラ・ソ・ファ・レ・ミ》より、
   ミサ曲《絶望的な運命の女神》より
  ヴェールベケ:
   平安を与えたまえ、めでたし天の女王、
   ミサ曲《プリンセス・ダムレッテ》より
  作曲者不詳:クレド
  デ・オルト:光の創り主よ、フーガのミサより
  ヴァケラス:主よ、われらの罪により
  ジョスカン:主よ、われらの罪により
  デュファイ:ロム・アルメ
  作曲者不詳:ロム・アルメ
  デ・オルト:
   ミサ・ロム・アルメ、
   アヴェ・マリア・マーテル・グラティエ
  サン・ミシェルの聖歌:
   ファクトゥム・エスト・シレンティウム
  ジョスカン:ミサ・ロム・アルメ
カット・サークル
ジェシー・ローディン(芸術監督)
 ルネサンスの巨星ジョスカン・デ・プレのイタリア、ローマ時代の作品を中心とした世界初録音を含む宗教作品集。
 2003年に創設されたアメリカのルネサンス音楽のスペシャリストたち、カット・サークルが、ジョスカン、そしてローマ教皇の礼拝堂聖歌隊の一員でもあったマルブリアヌス・デ・オルト(c.1460−1529)や、ガスパール・ファン・ヴェールベケ(c.1445−a.1517)の音楽と共に、15世紀末、1490年頃のシスティーナ礼拝堂の厳かなる空間を現代に再現する。

 ※録音:2008年&2010年、アメリカ/ブックタイプ仕様
 

MEW 1267
\2500
中世の聖歌とルネサンス時代のポリフォニー 〜
 聖シャルルマーニュの祝日のため
エクスルテームス、
シャノン・カナヴァン、
エリック・ライス(指揮)
 カロリング王朝フランク王国の国王、シャルルマーニュ(カール大帝/742−814))の祭日「聖シャルルマーニュの祝日」のための典礼音楽集。
 エクスルテームスは2003年に結成され、ボストンを中心に活動するピリオド・ヴォーカル・アンサンブル。ボストンのファースト・ルーテル教会のアンサンブル・イン・レジデンスとして高い評価を得ている。

 ※録音:2008年、アメリカ/ブックタイプ仕様




MARQUIS


MAR 81517
(3CD 2枚価格)
¥4400
デュオ・コンチェルタンテ
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集

 CD1)第3番/第4番/第1番/第8番
 CD2)第5番「春」/第2番/第9番「クロイツェル」
 CD3)第7番/第6番/第10
デュオ・コンチェルタンテ:
 【ナンシー・ダーン(Vn)、
  ティモシー・スティーヴズ(Pf)】
 カナダの夫妻デュオによる清々しいベートーヴェン・ソナタ全集

 録音:2011-2012年グレン・グールド・スタジオ,トロント

 デュオ・コンチェルタンテは1997年に結成されたカナダ出身の音楽家夫婦のデュオ。
 ヴァイオリンのナンシー・ダーンは協奏曲のソリストとしても活躍し、ヴィヴァルディ、バッハから現代のアルヴォ・ペルト、ルー・ハリソンの作品まで幅広いレパートリーを持つ。2011年にはカナダを代表する現代作曲家マリー・シェーファーのデュオ作品を夫君と初演し好評を博した。一点の濁りもないさっぱりとした音色と迷いのない解釈による清々しいベートーヴェン。




ORF


CD 3142
¥2300
「マルタに」
 〜エルンスト・トッホ(1887-1964):作品集

  (1)音声音楽(話し言葉による音楽)〜
   3部からなる組曲(オーア/タ・タム/地名によるフーガ)
  (2)マルタへの詩〜弦楽と中声のための五重奏曲Op.66
  (3)③シュプレヒコールと打楽器のためのワルツ
  (4)舞踏組曲Op.30
(1)(3)イングルン・フッセネッガー(指揮)
 ウィーン・モテット合唱団
(2)ヴォルフガング・ホルツマイアー (Br)
 アンサンブル・ディ・ライエ
(3)ゼバスティアン・アイグナー(Perc)
(4)ゴットフリート・ラブル指揮
 アンサンブル・ディ・ライエ
 知られざる前衛!エルンスト・トッホ作品集

 録音:2011年6月 66'40

 エルンスト・トッホはオーストリア出身の作曲家で当初、哲学と医学を学び、作曲は独学であった。1909年に作曲した室内交響曲ヘ長調が認められ、以後作曲に専念。しかしナチスが政権を取ると、アメリカに亡命、UCLAで教鞭をとりつつ、ハリウッドの映画音楽などを手掛けた。第二次世界大戦後はアメリカに残って活動を続け、1955年にピッツバーグ交響楽団によって初演された交響曲第3番はピューリッツァー賞を受賞した。ここに収められた作品はいずれも亡命前の作品で当時としてはアヴァンギャルド以外の何物でもない。3部からなる「音声音楽(話し言葉による音楽)」はクルト・シュヴィッタースの影響が感じられる一種の音響詩で、最初の2曲はオノマトペ、3曲目は「地名によるフーガ」の名の通り、世界各地の地名が音響素材として語られる(その中には長崎、横浜の名も聴かれる)。「マルタへの詩」は後期ロマン派の香りが濃厚な作品で、「混声合唱とシュプレヒコール、打楽器のためのワルツ」は再び音響詩的な実験音楽。極めて興味深い作曲家である。
 

CD 3141
¥2300
「ヘルマン・レオポルディ(1888-1959):ソング集」
 32グロスシェン(35グロシェン)/ふくらはぎの稚魚/
 やつらは俺のことをよく知っている/美しき赤きドナウ/
 俺は静かな酔っ払い/ヘーネルの小さなカフェで/
 ガーデンルーム/ほか全20曲
アンドレア・エッケルト(Vo)
ペーター・ハヴリチェク(Vo)
トラウト・ホルツァー(Vo)
コーネリウス・オボーニャ(Vo)
 ほか
 録音:2012年4月26日ウィーン・コンツェルトハウス,ライヴ、74'00

 ヘルマン・レオポルディはオーストリアのポピュラー・ソングの作曲家で多くのキャバレー・ソング、カフェ・ミュージックを作曲した。恋の歌、酒の歌、政治風刺の歌など、ブレヒト&ワイルほどのインパクトはないが、流麗な旋律と適度のユーモアが融合した洒落たソング集。一部を除き、ドイツ語で歌われている。




ROMEO RECORDS



RON 7297
¥2200→\1990
クレイグ・シェパード(ピアノ)
 「ドビュッシー:24の前奏曲」

  (アンコール)燃える炭火に照らされた夕べ
クレイグ・シェパード(ピアノ)
 ベテラン、クレイグ・シェパードの最新録音!ドビュッシー:前奏曲全曲

 録音:2012年10月22、23日シアトル・ミーニー・シアター、ライヴ

 1947年アメリカ生まれのベテラン・ピアニスト、クレイグ・シェパードの新録音です。現在はロンドンを本拠としていますが、この演奏は継続して行われているシアトルでのライヴ録音に」なります。
 当レーベルへはバッハ、ベートーヴェン、シューベルト、リストとドイツものの録音が続いておりましたが、初のフランス物です。ベテランらしい緊張と寛ぎがうまくバランスのとれた名演奏です。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


IDIS



IDIS 6666
\1800→\1690
30歳のマゼール
 マーラー:「大地の歌」
リチャード・ルイス(T)
シャスティン・マイヤー(A)
ロリン・マゼール(指)
フェニーチェ劇場管弦楽団
 30歳のマゼールのキレのよい「大地の歌」

 録音:1960 年9 月11 日、ヴェネツィア/60'10

 若き日のマゼールが指揮したマーラーの「大地の歌」がCD になりました。1960 年9 月11 日、ヴェネツィアでフェニーチェ劇場のオーケストラを指揮したもの。1960 年と言えば、マゼールがバイロイト音楽祭に史上最年少の30 歳で指揮者を務めた直後のこと。若き日のマゼールらしい切れ味鋭い音楽が楽しめます。テノール独唱はウェールズの名テノール、リチャード・ルイス。フリッツ・ライナーのRCA 録音やユージン・オーマンディのCBS 録音でも歌っていますし、この5 ヶ月前にニューヨークでブルーノ・ワルターの指揮で歌ったライヴ録音も有名、まさに「大地の歌」のテノールの第一人者です。アルト独唱は、スウェーデンの名メッゾソプラノ、シャスティン(ケルスティン)・マイヤー。1960 年代にバイロイト音楽祭でも活躍した人です。
 おそらく30 年ほど前にイタリア製LP が出回っただけの珍しい音源です。音質は決して良好ではありませんが、この時代のイタリアのライヴ録音としては比較的瑕は少ない方です。
 

IDIS 6667
(2CD)
\3600
ブルーノ・ワルター/ワーグナー集
 「さまよえるオランダ人」序曲
 「タンホイザー」序曲とバッカナーレ
 「ローエングリーン」第1幕への前奏曲
 「マイスタージンガー」第1幕への前奏曲
 「パルジファル」第1幕への前奏曲,聖金曜日の音楽
 ジークフリート牧歌
   コロンビア交響楽団、オクシデンタル大学コンサート合唱団
   録音:1959、1961 年
 「ローエングリーン」第3幕への前奏曲
 「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
 ファウスト序曲
   ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
   録音:1944 年5 月14 日、ニューヨーク(ライヴ録音)
 「パルジファル」−クリングゾルの魔法の庭園
   ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
   録音:1925 年
 「神々の黄昏」−ジークフリートのラインへの旅
   ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
   録音:1927 年
 36年にわたるワルターのワーグナー

 146'07

 ブルーノ・ワルターの様々な時期のワーグナー録音を集めています。半数以上は米COLUMBIA 社へのステレオ録音。1944 年5 月14 日の3 曲は、「トリスタン」の前奏曲と愛の死は様々に発売されてきましたが、他は珍しいもの。ファウスト序曲はこのデータが正しければ初出ということになります(ワルターには1923、4 年頃のベルリンでのSP 録音と、1939 年4 月のNBC 交響楽団の録音があったのみ)。1925 年の「パルジファル」のクリングゾルの魔法の庭園の音楽は、ワルター・マニアには有名な録音で、まだワーグナーは細切れ録音が一般的だった時期に13 分もまとまった一場面を録音しており、ワーグナー指揮者としても高名だった時期のワルターの姿を伝えるものとして貴重なものです。歌が省かれている分、ワルターの音楽作りがよく分かります。




PIERRE VERANY



PV713011
¥2400→\2190
「ヴェネチアの協奏曲」
 アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
  協奏曲へ長調Op.10-1「海の嵐」
  協奏曲ト短調Op.10-2「夜」
  協奏曲ヘ長調Op.10-5
 サンマルティーニ(1700-75):シンフォニア イ長調
 ロカテッリ(1690-1764):序奏第4番ト短調
 ヴィヴァルディ:
  ヴァイオリンとクラヴサンのための協奏曲ロ短調
クリスティアン・メンドーゼ(リコーダー)
コンチェルト・ケルン
 コンチェルト・ケルンの名盤が復活!

 録音:1987年4月21/22日

 旧PV730003の再発。ドイツの名門古楽アンサンブル、コンチェルト・ケルンの1980年代後半の名演の再発売。クリスティアン・メンドーゼの伸びやかなリコーダーとコンチェルト・ケルンの柔らかな弦楽の音が絶妙なハーモニーを作り出す、イタリア・バロックの精髄。
 

PV713021
¥2400
アンドレ=エルネスト=モデスト・グレトリ(1741-1813):
 6つの弦楽四重奏曲Op.3

  (第2番変ホ長調、第3番へ長調、第1番ト長調、
   第4番ニ長調、第6番ハ短調、第5番ト長調)
ヴィア・ノヴァ四重奏団
 録音:1998年3月

 旧PV798102の再発。古典派の作曲家グレトリはベルギー出身で主にフランスで活躍した。歌劇が彼の主な業績だが、室内楽も多く残している。在世中、フランス革命を経験し、彼の人生観、思想に大きな影響を与えたと言われるが、ここに収められた弦楽四重奏曲からはオペラで鳴らした典雅なメロディがあふれている。
 

PV713022
¥2400
「タンゴとミロンガ」〜アルゼンチン・タンゴの心
 近所のロマンス、めまい、エレジー、
 小川の霧、ラ・クンパルシータ ほか全11曲
ティエリー・カンス(Trp)
グスターヴォ・ベイテルマン(Pf)
パトリス・カラティーニ(Cb)
ホアン・ホセ・モサリーニ(バンドネオン)
 録音:1991年6月

 旧PV795052の再発。トランペットをメインにしたアルゼンチン・タンゴのオムニバス・アルバム。トランペットのティエリー・カンスはフランスのトランペット奏者でパリ・オペラ座管弦楽団に長く在籍。現在はフリーとなってソロ活動のほか、音楽祭の企画、作編曲なども行っている。佐渡裕指揮ともたびたび共演している。当PIRRE VERANYではバッハ作品集(PV730100)、近代フランス音楽集(PV730105)がある。たびたび来日し日本でも人気が高く、今年も来日公演が予定されている。


<メジャー・レーベル>

韓国ユニバーサル



DN 0023
(4CD)
\5200→\4790

イヴリー・ギトリス 〜悪魔のヴァイオリン




CD1
パガニーニ: 24のカプリース op.1_70:47
 Recording/Release: 1976/2007 TOTAL:70:47
CD2
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番  op.6_29:12 
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第2番  op.7 "ラ・カンパネラ"_26:50
 ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
 スタニスラフ・ヴィスロツキ(指揮)
  Recording/Release: 1963/1966 TOTAL:56:02
CD3
パガニーニ:作品集
 1. ラ・カンパネラ (Rondo de 2' Concerto, op.7) (クライスラー編曲)_4:50
 2. カプリース第20番(クライスラー編曲)_3:35
 3. カプリース第13番(クライスラー編曲)_3:05
 4. カプリース第24番(クライスラー編曲)_6:20
 5. 「こんなに胸騒ぎが」による変奏曲op.13 _9:00
 6. カンタービレ_3:40
 7. ソナチネop.3-6_3:17
 8. メヌエット_3:00
  タッソ・ヤノプーロ(ピアノ)
  Recording/Release: 1963/1967
9. サン=サーンス: カプリース_7:00
  モンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団
  エドゥアルド・ヴァン・ルモーテル(指揮)
   Recording/Release: 1968/1969 
TOTAL:43:47
CD4
ヴィエニャフスキー: ヴァイオリン協奏曲第1番 op.14_21:00
ヴィエニャフスキー: ヴァイオリン協奏曲第2番  op.22_17:14
 モンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団
 ジャン=クロード・カサドジュ(指揮)
  Recording/Release: 1969/1970
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第2番 op.58_28:25
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第4番 op.62 "未完成"_11:20
 モンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団
 エドゥアルド・ヴァン・ルモーテル(指揮)
  Recording/Release: 1968/1969
TOTAL:77:59
*ジュエル・ケース仕様、ブックレット(韓、英語表記)を封入。


<国内盤>


コウベレックス



KRS 461
¥2800
ゲルハルト・ボッセ&神戸市室内管弦楽団
 (1)メンデルスゾーン:
  交響曲第3番 イ短調「スコットランド」Op.56
 (2)ベートーヴェン:
  交響曲第4番 変ロ長調Op.60
ゲルハルト・ボッセ(指揮)
神戸市室内合奏団
 初出ベートーヴェン4番、初CD 化メンデルスゾーン3番

 録音:(1)2011 年6 月11 日、(2)2007 年10 月13 日、神戸文化ホール中ホール,ライヴ(71:58)

 メンデルスゾーンの「スコットランド」はLP(KRSL-H23)で出ていたものの初CD化、ベートーヴェンの交響曲第4 番は初出で同時にLP(KRSL-26)も発売となります。
 ゲルハルト・ボッセ(1922-2012)はライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の第一コンサート・マスターとして、またゲヴァントハウス・バッハ管弦楽団を創立しソリスト兼指揮者として知られ多くの歴史的名演奏家たちとの協演も多い。日本では霧島国際音楽祭を創立、有名オーケストラの客演、東京芸術大学の客員教授など日本の音楽界へも大きく貢献した。
 このCD は、1998 年から首席指揮者、音楽監督として2012 年に亡くなるまで務めた神戸市室内合奏団の定期演奏会のライヴ録音。同合奏団は1981 年神戸市によって設立、実力派の弦楽器奏者たちによって組織され日本を代表する室内合奏団へと成長した。

 「このアルバムに収められた2 つの交響曲で、一点一画をも揺るがせにすることのない堅固な構成の中に、生命感が生き生きと躍動するのを耳にしていると、まさにボッセさんの血の中に脈々と流れる伝統の重みをひしひしと感じると同時に、それを常に新たなものへと蘇らせるボッセさんの音楽家魂の熱さに引き込まれる。その薫陶を受けた神戸市室内合奏団も、ライヴ録音であるにもかかわらず、小編成ならではの精妙なアンサンブルに裏打ちされた内容の豊かな音楽を展開しており、聴き応え十分。改めてこのコンビが得難い存在であったことを実感させられた。このアルバムは、このコンビの存在を長く後世に伝えるまたとない貴重なものとなることだろう。」CD ライナー・ノート(中村孝義)より
 

KRS 454
¥2100
感謝に満ちて 〜「讃美歌21」の歌詞によるドイツ・コラール〜
 1. 感謝に満ちて NUN DANKET ALLE GOTT
 2. ひとよ、汝が罪の O MENSCH, BEWEIN
 3. 血しおしたたる HERZLICH TUT MICH VERLANGEN
 4. 復活の主は CHRIST IST ERSTANDEN
 5. 主はわが罪ゆえ CHRIST LAG IN TODESBANDEN
 6. 来たれ聖霊、わが主KOMM, HEILIGER GEIST, HERRE GOTT
 7. あかつきの空の美しい星よWIE SCHO¨N LEUCHTET
 8. いま来たりませNUN KOMM, DER HEIDEN HEILAND
 9. 「起きよ」と呼ぶ声WACHET AUF
 10. 踊れ、わが心FRO¨HLICH SOLL MEIN HERZ SPRINGEN
 11. ほめたたえよ、力強き主をLOBE DEN HERREN
 12. いと高き神にALLEIN GOTT IN DER HO¨H SEI HER
 13. 愛するイエスよLIEBSTER JESU
 14. 世の罪除くCHRISTE, DU LAMM GOTTES
 15. 幸いな人WOHL DENEN
 16. 深き悩みよりAUS TIEFER NOT
 17. 神はわが砦EIN FESTE BURG
 18. 愛する神にのみWER NUR DEN LIEBEN GOTT
 19. 主なるイエスはJESU, MEINE FREUDE
 20. 今やこの世にO WELT, ICH MUSS DICH LASSEN
  【歌詞は『讃美歌21』(日本基督教団讃美歌委員会編)編曲は、
   パッヘルベル、J.S.バッハ、シュッツ他、
    から現代の作曲家の作品より採用。】
水野隆一(指揮)
関西学院聖歌隊
 16 世紀、宗教改革の頃、プロテスタント教会において、一般会衆が参加して賛美歌を歌うことを目的に作られた"コラール"。このCD は、日本の多くの教会の礼拝で実際に使われている『讃美歌21』の歌詞で、アカペラ混声と、リコーダー伴奏4曲を含む20 曲が収録されている。
 ドイツ・コラールは、合唱やオルガン、器楽作品として編曲され、また受難曲やカンタータとして和声付けした古今の作曲家たちの優れた編曲があり、普段、我々はその音楽で耳にしていることが多い。この録音では、原曲及びその編曲のハーモニーを節ごとに採用するなどして多様に味わえるように工夫されている。たとえば「今やこの世に(O WELT, ICH MUSS DICHLASSEN)」1555 年頃(作者不詳)は別れの賛美歌として知られているが、曲はハインリッヒ・イザークの流れるような美しいリート「インスブルックよさようなら」が原曲、録音では1 節、2 節で演奏。一方、3 節はJ.S.バッハ「マタイ受難曲(BWV244/10)」の四声体で「十字架の主をかたく信じて、旅立ちゆこう..」と天にむかって高らかにうたわれる、深く胸に残る賛美歌である。
 また、「起きよ、と呼ぶ声」(フィリプ・ニコライ)はバッハのオルガン曲(BWV645)やカンタータで有名。
 この録音では学生達のやわらかい声が新鮮で、しっかりと賛美歌の内容をとらえながらも、のびのびとした印象。現代に生きる我々の平和への願いが託されている。また、賛美歌に馴染みない人にとっても、歌詞がこのように日本語ではっきりと示されることは、宗教音楽のメッセージに親しく近づくことのできる格好の1 枚になるだろう。




EDITION HST


HST-093
¥2500
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
 ヴァンハル(1739−1813) : 弦楽四重奏曲集Op.13(1773)

  ハ長調「イタリア」Weinmann Va:C1
  イ長調Weinmann Va:A1
  ヘ長調Weinmann Va:F4〜アダージョ ヘ長調
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ:
 【松井利世子(Vn)、
  福本 牧(Vn)、
  浅井久美子(Va)、
  小原 圭(VC)】
 20世紀時代にも弦楽合奏でよく演奏された「ヴァンハルのイタリア」C1を含む三曲の弦楽四重奏曲!

 録音: 2013 年 1 月28 日、東京三鷹・風のホールにてライヴ収録 (全曲世界初録音!)

 20才でヴィーン上京したヴァンハルは30才になると、ドレスデン・リーシュ男爵の支援でドレスデン赴任を約束にイタリア留学へ出かける。 各地を巡ったのち、マルティーニ神父に弟子入りし、同滞在中であった旧友モーツアルトとも再会し友好を深めた(モーツアルトは帰国後、ヴァンハルの交響曲に感化され小ト短調を作曲)。さらにローマでは先輩ガスマンのオペラ「エツイオ」再演を手伝い、自身のオペラ2作品(現紛失)も上演されたと伝えられる。本CD に収録の作品13は73年に出版されたことから、作曲時期は正に留学時代と推測され、特に南国の太陽の日差しを連想される「ハ長調第一番」は、ヴァンハルの「イタリア」として20世紀時代にも弦楽合奏などで頻繁に演奏された名曲である。帰国後、ヴィーン滞在を固持し男爵への借金返済に苦悩し、「作曲直後の交響曲を自ら焼却するなど」発狂してしまうのであるが周囲の説得により男爵は債権放棄を強いられ、ヴァンハルはパトロン領土のヴァラズディン温泉療養ができ、宿代として週1曲弦楽四重奏曲を作曲していった。

<LP>


コウベレックス(LP)


KRSL-H26
(LP)
¥3600
ゲルハルト・ボッセ&神戸市室内管弦楽団
ベートーヴェン:
 交響曲第4番 変ロ長調Op.60
ゲルハルト・ボッセ(指揮)
神戸市室内合奏団
 録音:2007 年10 月13 日、神戸文化ホール中ホール,ライヴ(32:41) (33 3/1 回転、30 センチ・アナログLP 重量盤180g)

 ゲヴァントハウス時代からベートーヴェンはいつも身近にあり崇敬していたというボッセ氏。後半生はその真髄を次の世代へ受け渡すことに力を注いだ。1998 年から首席指揮者、音楽監督としてボッセが2012 年に亡くなるまで務めた神戸市室内合奏団の2007 年の定期演奏会のライヴ録音。その薫陶を受け、見事に再現したと思われる同室内合奏団によるベートーヴェンの第4 番は、生き生きとした躍動感のなかに、自然な叙情があり、聴くものに親しみを感じさせる貴重な1 枚。
 ブックレットの解説:中村孝義、寄稿:菅野ボッセ美智子。


<映像>


ALBA(映像)



ABBRDV 1
(Blu-ray + DVD)
\3000→\2690
ミッコ・フランク!
 ユッカ・リンコラ(1955-):
  歌劇「ロビン・フッド」(2011)
ヴィッレ・ルサネン(Br:ロビン・フッド)
マリ・パロ(S: マリアン)
マッティ・サルミネン(Bs:ノッティンガムの代官)
パイヴィ・ニスラ(A:代官の母)
ユルキ・アンティラ(ギズボーン)
メリス・ヤーティネン(ジャミラ)
ナイオール・コレル(ウィル・スカーレット)
コイト・ソアセプ(リトル・ジョン)
アキ・アラミッコテルヴォ(修道士タック)
ハンヌ・フォシュベリ(粉屋のせがれマッチ)
アンナ=リサ・ヤコブソン(マッチの妻)
オラヴィ・ニエミ(若いリチャード)
フィンランド国立歌劇場児童合唱団・合唱団・管弦楽団
ミッコ・フランク(指)
 伝説のヒーロー、ロビン・フッドのフィンランド版ファミリー・アドベンチャー・オペラで登場!
 ミッコ・フランク、久々の登場というだけで嬉しい!

 収録:2011 年1 月14 日、フィンランド国立歌劇場
 字幕:フィンランド語(原語)、英、スウェーデン語、【画面】PAL/16:9/ 576i、【音声】Blu-ray:7.1DTS-HD Master Audio,5.1DD,2.0PCM、DVD:5.1DD,2.0DD137mm

 中世イングランド。シャーウッドの森をねじろにノッティンガムの代官やジョン王に反抗した弓の名手、ロビン・フッド。ダグラス・フェアバンクス、エロル・フリン、ケヴィン・コスナー、ケアリー・エルウェス、ラッセル・クロウと、多くの男優たちが演じた伝説のヒーローの物語が、「家族向けのアドベンチャーオペラ」に作られました。俳優、作家、詩人、演出家、ジャーナリストと多彩に活動するユッカ・ヴィルタネンが台本を執筆し、ユッカ・リンコラが作曲を担当しました。リンコラは、ジャズからクラシカルまで広いジャンルで国際的に活躍。2 曲のトランペット協奏曲をはじめとする管楽器のための協奏曲、管弦楽曲、ジャズアンサンブルのための音楽、そしてヘルシンキ市立劇場のためのミュージカル《ピーター・パン》、アンデルセンの物語を映画化した『雪の女王』の音楽、バレエ《盗賊の娘ロニヤ》など多くのステージ作品を手がけてきました。ロビン・フッド役を歌うのは、スコットランド・オペラの《セビーリャの理髪師》でフィガロを歌ったバリトンのヴィレ・ルサネン。モーツァルト・オペラのソプラノ役や《ボエーム》のムゼッタを持ち役にするマリ・パロがマリアン。バイロイト音楽祭とメトロポリタン・オペラの《指輪》のフンディングやハーゲンで知られるマッティ・サルミネンは、このオペラでも悪役です。
 児童合唱と混声合唱。管弦楽は3 管編成です。カリ・ヘイスカネンのステージ演出、ミッコ・フランクの指揮で初演されました。ブルーレイとDVD のセット販売となります。









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