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第70号
マイナー・レーベル歴史的録音新譜(1)
2013.4.9〜2013.6.14


ALIA VOX



AVSA 9897
(4SACD HYBRID
+600p booklet)
特別価格
\5600→\4990

〜ラ・カペッラ・レイアル・デ・カタルーニャ設立25周年ボックス〜

[CD1] カラブリア侯爵の歌曲集【旧品番:ES 9960】
 〜バレンシア・アラゴン王国フェルディナンド公宮廷で奏された歌曲集より17曲を編纂〜

[CD2] エンサラーダ集 【旧品番:ES 9961】
  老マテオ・フレーチャ:
   「ラ・フスタ(一騎打ち)」、「エル・フエゴ(火事)」、
   「ラ・ボンバ(ポンプ)」(抜粋)
  アラウホ:「モラレスのバターリャ(戦い)」
  エレディア:エンサラーダ

[CD3] 16世紀のビリャンシーコとエンサラーダ集【 旧品番:ES 9951】
  (1)パレハ:「世界と音楽とすべての調和(無限カノン)」
  作者不詳:(2)「もしあなたが目覚めるなら」 (3)「おお輝ける月よ」
  (4)ミラン:パヴァーヌとガイヤルド
  (5)カルセレス:「私はひとりきりで、処女です」
  (6)作者不詳(ナルバエス編):「何で顔を洗いましょう」
  (7)作者不詳:「古い舞曲」 (8)カルセレス:「ファラララソレラ」
  (9)作者不詳:「誰も眠ってはならぬ」
  (10)ミラン:ファンタジア第8番
  (11)カルセレス:「ラ・トルーリャ(騒ぎ)」

[CD4]
  ホアン・セレロールス(1618 〜 76):
   死者のためのミサ曲,戦時のミサ曲【 旧品番:ES 9924】
ジョルディ・サヴァール(指揮)
ラ・カペッリャ・レイアル・
 デ・カタルーニャ
モンセラート・フィゲーラス(S)
[CD2][CD3]エスペリオンXX
 巨匠サヴァール率いる古楽界の名門ラ・カペッラ・レイアル・デ・カタルーニャ設立25周年を祝したスペシャルBOX!アストレ時代の名演がSACD Hybrid 盤で甦る!

 録音:[CD1]1995年9 月、[CD3]1990年1 月、 [CD4]1987年11 月、すべてカルドナ(スペイン) [CD2]1987年、ベルリン

 サヴァールが1987 に設立した合唱団体「ラ・カペッラ・レイアル・デ・カタルーニャ」が2012 年に25 周年を迎えたことを記念し、ALIA VOX レーベルからスペシャルBOX セットがリリースされる運びとなりました!好評を博した「J.S. バッハのロ短調ミサ(AVDVD 9896)」や、サヴァールの「歴史譚シリーズ」で今なお素晴らしい合唱を聞かせている当団ですが、今回のBOX は設立された1887 年から1995 年、いわゆるアストレ時代の録音の中から珠玉のアルバムを再録した内容となっております。いずれもリリース当時は大きな反響を呼んだ演奏でありながら、現在では廃盤となってしまっていたもの。全てSACDHybrid リマスタリングが施されており、古楽器と合唱が織りなす絶美のハーモニーを高音質で堪能出来るのも嬉しい限りです。アニバーサリー記念盤ということで、お買い得価格でのリリースになります!
 ラ・カペッラ・レイアル・デ・カタルーニャといえば、モンセラート・フィゲーラス女史のソプラノの歌声も大きな魅力のひとつ。2011 年に惜しむらくもこの世を去ってしまったフィゲーラスですが、今回のBOX に収録された歌曲の数々では、彼女の全盛期の瑞々しい歌声が余すところなく収録されています。器楽伴奏を担当するのは、もちろんエスペリオンXX。古楽器ならではの柔らかなハーモニーは絶品です。
 600 ページ以上にわたるブックレットには、今回収録されている楽曲についての解説はもちろん、歌詞も載せられているほか、サヴァール自身によるコメントも寄せられています。最近彼らの演奏を聴き始めたばかりという方、長きにわたり当団を愛し続けるファンの方、いずれの方々のお手元に是非とも置いておいて頂きたいスペシャルBOX です。

 【ラ・カペッラ・レイアル・デ・カタルーニャ】
 サヴァールがフィゲーラスと共に設立した数々の古楽器団体で、器楽団「エスペリオンXX」に次いで設立されたのが、合唱団体「ラ・カペッラ・レイアル・デ・カタルーニャ」。1987 年の創立時は「カペッラ・レイアル」という名でしたが、その後幾度か改名を行い、1990 年に現在の名称に落ち着きました。
 17 世紀以前の古き合唱の研究・伝播のために結成され、中世からバロック時代を中心とした多くの作品を発信してきました。カタルーニャ地方、地中海地方、その他ヨーロッパ地域の古き民謡の蘇演にも積極的で、古楽界の中でも異彩を放つレパートリーは大きな魅力。吟遊詩人たちがそのまま現代に現れたような、活き活きとした歌いぶりも魅力の一つで、サヴァールの指導厚き抜群の合唱力でも高い評価を得ている名門です。近年はALIA VOX レーベルからリリースが続くサヴァールの「歴史譚シリーズ」の中核を担うほか、各国のフェスティヴァルでも燦然たる活躍を見せる当団。今後も更なる活動を予定しており、まだまだ目が離せません!




ALTO


ALC 1214
\1100
ヘブライの捕虜の合唱 オペラ合唱名曲20選
 ヴェルディ(1813-1901):「アイーダ」から エジプトに栄光あれ(凱旋行進曲)
   ウィーン楽友協会合唱団 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) 録音:1959年
 ヴェルディ:
  「ナブッコ」から 行け、わが思いよ、黄金の翼に乗って(ヘブライの捕虜の合唱)
   ロバート・ショー合唱団 ロバート・ショー(指揮)
 ヴェルディ:「トロヴァトーレ」から 鍛冶屋の合唱,兵士の合唱
   フィレンツェ五月音楽祭合唱団 ジュネーヴ大劇場合唱団
   アルベルト・エレーデ(指揮) 録音:1957年
 ヴェルディ:「リゴレット」から しっ、しっ[Zitti, zitti]
   ロバート・ショー合唱団 ロバート・ショー(指揮)
 ヴェルディ:「椿姫」から あたしたちはジプシーの女…俺たちはマドリードの闘牛士
   ローマ・オペラ合唱団&管弦楽団 トゥリオ・セラフィン(指揮) 録音:1958年
 ヴェルディ:「オテロ」から 喜びの炎!
   ウィーン国立オペラ合唱団 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) 録音:1960年
 プッチーニ(1858-1924):「蝶々夫人」から ハミング・コーラス
   ローマ聖チェチーリア音楽院合唱団&管弦楽団 トゥリオ・セラフィン(指揮)
   録音:1957年
 プッチーニ:「トゥーランドット」から 砥石を回せ
   ローマ聖チェチーリア音楽院合唱団&管弦楽団 アルベルト・エレーデ(指揮)
   録音:1957年
 マスカーニ(1863-1945):「カヴァレリア・ルスティカーナ」から 復活祭の賛歌
   ジュリエッタ・シミオナート(メゾソプラノ)
   ローマ聖チェチーリア音楽院合唱団&管弦楽団 トゥリオ・セラフィン(指揮)
   録音:1960年
 レオンカヴァッロ(1857-1919):「道化師」から 鐘の合唱
   ローマ聖チェチーリア音楽院合唱団&管弦楽団
   フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(指揮) 録音:1958年
 グノー(1818-1893):「ファウスト」から 兵士の合唱
 ビゼー(1838-1875):「カルメン」から ほら、ほら(子供と群衆の合唱)
   ロバート・ショー合唱団 ロバート・ショー(指揮)
 オルフ(1895-1982):「カルミナ・ブラーナ」(カンタータ)から おお、運命の女神よ
   ラトガース大学合唱団 フィラデルフィア管弦楽団
   ユージン・オーマンディ(指揮) 録音:1960年
 ムソルグスキー(1839-1881):「ボリス・ゴドゥノフ」から 戴冠式の場面
   ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団 マルク・エルムレル(指揮) 録音:1985年
 ベートーヴェン(1770-1827):「フィデリオ」から 囚人の合唱
   クルト・ヴェージョフシッツ(テノール) レイモンド・ウォランスキー(バリトン)
   フィルハーモニア合唱団&管弦楽団 オットー・クレンペラー(指揮)
   録音:1962年
 ウェーバー(1786-1826):「魔弾の射手」から 狩人の合唱
   バイエルン放送合唱団&交響楽団 オイゲン・ヨッフム(指揮) 録音:1960年
 ワーグナー(1813-1883):
  「さまよえるオランダ人」から 見張りをやめろ、舵取りよ(水夫の合唱)
   コヴェントガーデン王立オペラ合唱団&管弦楽団 アンタル・ドラティ(指揮)
   録音:1960年  ワーグナー:「ローエングリン」から 婚礼の合唱
 ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」から 目覚めよ(徒弟の合唱)
   ロバート・ショー合唱団 ロバート・ショー(指揮)
録音:ADD 原盤:RCA, Decca, EMI, etc.
 

ALC 1222
\1100
レスピーギ(1879-1936):
  鳥(*)/ブラジルの印象 から 歌と踊り(*)
  リュートのための古い舞曲とアリア(+)
   組曲第1番/組曲第2番/組曲第3番
ロンドン交響楽団(*)
フィルハーモニア・フンガリカ(+)
アンタル・ドラティ(指揮)
録音:1957年7月(*)/1958年6月(+),ADD 原盤:Mercury
 

ALC 1223
\1100
ジョン・ダウランドと友人たち 土、水、空気、火 (リュート・ソング集)
 ジョン・ダウランド(1563-1626):Come again
 クローダン・ド・セルミジ(1490頃-1562):Las, je m'y plains
 ジョン・ダウランド:Would my conceits
 トマス・トムキンズ(1572-1656):O let me live for true love
 トマス・モーリー(1557-1602):Deep lamenting / Leave now mine eyes
 トマス・ウィールクス(1576-1623):Cease sorrows now
 トマス・トムキンズ:Weep no more, thou sorry boy
 ジョン・ダウランド:Shall I strive / Woeful heart / Sleep wayward thoughts
 マシュー・ロック(1621/1622-1677):Break, distracted heart
 ジョン・ダウランド:
  Toss not my soul / From silent night / Go nightly cares / Sorrow stay
  In darkness let me dwell / Thou mightie God
コンソート・オブ・ミュージック
 エヴリン・タブ(ソプラノ) ルーシー・バラード(アルト)
 アンドルー・キング(テノール) サイモン・グラント(バス)
 アントニー・ルーリー(リュート、指揮)
録音:1998年 原盤&ライセンサー:Consort of Musicke 前出:ASV Gaudeamus
 

ALC 1228
\1100
ブリテン(1913-1976):
  シンプル・シンフォニー Op.4(*)
  オペラ「ピーター・グライムズ」から 4つの海の間奏曲(+)
  春の交響曲(#)
イ・ムジチ(*)
フェリックス・アーヨ(指揮(*))
ジェニヴァー・ヴィヴィアン(ソプラノ(#))
ノーマ・プロクター(アルト(#))
ピーター・ピアーズ(テノール(#))
ワンスワーズ・エマニュエル・スクール少年合唱団(#)
コヴェントガーデン王立オペラ合唱団&管弦楽団(+/#)
ベンジャミン・ブリテン(指揮(+/#))
録音:1959年(*)/1958年(+)/1961年(#),ADD 原盤:Philips(*)/Decca(+/#)
 

ALC 1229
\1100
コープランド(1900-1990):
  バレエ「ビリー・ザ・キッド」(全曲)(*)
  バレエ「アパラチアの春」組曲(*)
  バレエ「ロデオ」から 4つのダンス・エピソード(+)

ロンドン交響楽団(*)
ミネアポリス交響楽団(+)
アンタル・ドラティ(指揮)

録音:1961年6月(*)/1957年12月(+),ADD 原盤:Mercury
 

ALC 1230
\1100
プロコフィエフ(1891-1953):
  ピアノ協奏曲第5番ト長調 Op.55(*)
  ピアノ・ソナタ第7番変ホ長調「戦争ソナタ」Op.83(**)
  ピアノ・ソナタ第8番変ホ長調「戦争ソナタ」Op.84(+)
  束の間の幻影 Op.22 から Nos.3,6,9(#)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団(*)
ヴィトルト・ロヴィツキ(指揮(*))
録音:1958年9月(*)/1961年1月(+)/1962年11月(#)/1958年6月(**),ADD
原盤:Deutsche Grammophon(*/+/#)/Melodiya(**)
 

ALC 1242
\1100
グリンカ(1804-1857):カマリンスカヤ 管弦楽のための舞曲集
  オペラ「ルスランとリュドミラ」から(*)
   ナイーナ城での踊り,黒海の城での東洋の踊り
  ヴァイオリンと管弦楽のための舞曲(V/+)
  オーボエ、チェロと管弦楽のための舞曲(O/C/+)
  アンダンテ・カンタービレとロンド(+)
  威風堂々たるポロネーズ(#)
  オペラ「イヴァン・スサーニン」から(**)
   ワルツ,クラコヴィアク,マズルカ
  カマリンスカヤ(++)
イリーナ・レベジェヴァ(ヴァイオリン(V))
アナトーリー・リュビモフ(オーボエ(O))
フョードル・ルザーノフ(チェロ(C))
モスクワ放送交響楽団
マルク・エルムレル(指揮(*))
ボリス・デムチェンコ(指揮(+))
イルマール・ラピンス(指揮(#))
ヴラディーミル・フェドセーエフ(指揮(**))
コンスタンチン・イヴァーノフ(指揮(++))
録音:1994年(*/#)、1992年(+)、1984年(**)、1982年(++),モスクワ、ソヴィエト/ロシア,
     DDD、ADD
ライセンサー:Moscow Radio Symphony Orchestra via A Tempo Prague
 

ALC 2021
(2CD)
\1500
プッチーニ(1858-1924):オペラ「トゥーランドット」 ビルギット・ニルソン(ソプラノ:トゥーランドット)
ユッシ・ビョルリング(テノール:カラフ)
レナータ・テバルディ(ソプラノ:リュー)
マリオ・セレーニ(バリトン:ピン)
ピエロ・デ・パルマ(テノール:パン)
トンマーゾ・フラスカーティ(テノール:ポン)
ジョルジョ・トッツィ(バス:ティムール)
アレッシオ・デ・パオリス(テノール:アルトゥーム)
ローマ・オペラ合唱団&管弦楽団
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
録音:1959年7月、オペラ劇場、ローマ、イタリア 原盤:RCA/BMG
 

ALN 1502
(2CD)
\1500
ディラン・トマス(1914-1953):
  Under Milk Wood(声のための劇)(*)
  7つの詩(+)
   Hunchback in the park / Deaths and entrances / Before I knocked
   The hand that signed the paper / I see the boys of summer
   Lie still, sleep becalmed / A winter's tale
  「Homage to Dylan Thomas」から A visit to Grandpa's(#)
リチャード・バートン(声(*)、朗読(+))
オリジナルBBCキャスト(声(+))
エムリン・ウィリアムズ(朗読(#))

録音:1954年(初放送)、BBC、ロンドン、イギリス(*/+)、ADD
    1954年1月4日、グローブ座、ロンドン、イギリス(#)、ADD

 

ALN 1937
\1100
ディラン・トマス 自作朗読集
 ディラン・トマス(1914-1953):
  Prologue
  A refusal to mourn the death of a child killed by fire in London
  The force that through the green fuse drives the flower....
  Laugharne / If I were tickled by the rub of love
  In my craft or sullen art / Love in the asylum / Should lanterns shine
  Holiday memory / Quite early one morning / Return Journey to Swansea(*)
ディラン・トマス(朗読)
サポーティング・キャスト(*)
録音:1951-1953年、ADD

ALTUS
ギュンター・ヴァント NHK交響楽団、全初出・NHK録音集大成第1弾



ALT 257
\2600→\2390
ギュンター・ヴァント&NHK 交響楽団
 ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調
ギュンター・ヴァント(指揮)
NHK 交響楽団
ALTSA 257
(SACD シングルレイヤー 非圧縮)
\4200→\3790
 ヴァントN 響初顔合わせのブルックナー70 年代後半北村源三氏をはじめとする豪快な金管部隊の迫力!うなりを上げる低弦、鳴りっぷりのよい弦セクション心うつ木管群などヴァントとN 響魅力爆発のブルックナー5 番!

 録音:1979 年11 月14日、NHK ホール、NHK による実況録音/ステレオ、ライヴ

 CD 化の要望の多かった名演奏がついに発売。第2 楽章も大変感動的ですが、両端楽章の迫力が尋常でなく、終楽章大団円での鬼気迫る演奏に完全ノックアウト。ティンパニーの野太い快打も忘れえぬ味わいです。
 


ALT 258
\2600→\2390
ギュンター・ヴァント&NHK 交響楽団
 ベルリオーズ:「ローマの謝肉祭」序曲
 シューマン:交響曲第4番ニ短調
ギュンター・ヴァント(指揮)
NHK 交響楽団
 ヴァント十八番重厚シューマン4 番!頭が真っ白になるボルテージのローマの謝肉祭

 録音:1979年11 月21 日、NHK ホール、NHK による実況録音/ステレオ、ライヴ

 白熱的なベルリオーズも聴きものですが、シューマン4 番の堂々あたりを払うたたずまいは当時のヴァントとN 響ならではのものです。冒頭の深々とした響きから一気に引きこまれ、第3 楽章からの熱気が大変で金管の壮絶な見せ場もあり、とてつもない大演奏に仕上がっております。実に一聴の価値ありで御座います。
 


ALT 259
\2600→\2390
ギュンター・ヴァント&NHK 交響楽団
 ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調「田園」op.68
 ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調「運命」op.67
ギュンター・ヴァント(指揮)
NHK 交響楽団
ALTSA 259
(SACD シングルレイヤー 非圧縮)
\4200→\3790
 大迫力の「運命」ヴァントの風貌そのものの気品あふれる田園交響曲

 録音:1982 年4 月2日、NHK ホール、NHK による実況録音/ステレオ、ライヴ

 田園のあまりの品格の高さに陶然となりますが、曲趣が大いに盛り上がっても内声部の動きが手に取るように解り美しくも見事な名演奏です。「運命」は当時のN 響の豪快な持ち味が遺憾なく発揮され、第2 楽章の高級なスケール感は無類、終楽章の鬼のような爆発的サウンドも圧巻。
 

ALT 253/4
(2CD)
\3400→\3090
ウィーン・フィル/ライヴ・エディション 21 ムーティ
 ウィーン・フィル創立150 年記念、ウィーン音楽祭終幕コンサート

  ハイドン:交響曲第48番 ハ長調「マリア・テレジア」Hob.I :48
  ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調「英雄」Op.55
リッカルド・ムーティ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

ALTSA 253
(SACDシングルレイヤー)
非圧縮
\4200→\3790
 録音:1992 年6 月21 日、ムジークフェラインザール、オーストリア放送協会によるライヴ録音

 当時の第1 コンサートマスター、ヘッツェルは「1992 年に行われるコンサートは全て創立150 年記念コンサートだと考えて取り組んでいく」という意気込みでありました。このような状況にあって、20 年以上オペラ・コンサートの両面において固い信頼関係で結ばれてきたムーティにその重要なコンサートの指揮をたくし、『事実上の首席指揮者』とする共同作業が動き出した時期の最も充実した瞬間といえるウィーン音楽祭千秋楽のディスク化です。なによりムーティらしいヴァイオリン声部の輝かしい音色と美音。充実した低声部の躍動感が大いに楽しく、素晴らしい音質とともにヘッツェル時代最期のウィーンフィルの音楽が楽しめます。
 ヘッツェルは、この演奏会よりしばらくしてハイキング中に事故で亡くなりました。ライナーノートはウィーン・フィル研究家紺戸淳氏の『ヘッツェル入団秘話』を収録。意外な事実にちょっと驚かされます。
 

ALT 255/6
(2CD)
\3400→\3090
ウィーン・フィル/ライヴ・エディション 22 ムーティ
 1975 年NHK ホール・ライヴ
  ベートーヴェン:プロメテウスの創造物 Op.43 〜序曲
  ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 Op.102
  ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調「新世界より」Op.95
  ヴェルディ:「運命の力」序曲
ライナー・キュッヒル(ヴァイオリン)
ロベルト・シャイヴァイン(チェロ)
リッカルド・ムーティ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

ALTSA 255
(SACDシングルレイヤー)
非圧縮
\4200→\3790
 1975 年34歳のムーティ!それに応えるウィーンフィルが大熱演!来日初顔見せライヴ

 録音:1975 年4 月3 日NHK ホール(ライヴ)

 男!ムーティと思わずいいたくなるストレートな「新世界」も聴きものですが、名人キュッヒルとシャイヴァインをソロにしたてたドッペルコンツェルトが貴重品!ウィーンの名人芸に心も溶かされてしまいかねない味わいでございました。75 年ウィーンフィル来日といえばベーム翁の演奏にすっかり隠れていましたが、この溌剌たるムーティに体当たりでのぞむウィーンフィルの白熱演ぶりに興奮させられます。音質も大変良好です。

ANDROMEDA



ANDRCD9119
(3CD)
\2400→\2190
クナッパーツブッシュ指揮
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集(ライヴ)

ベートーヴェン:
CD.1
 ①ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
  アンドール・フォルデス(ピアノ) Andor Foldes
  NDR交響楽団
   1962年1月15日ハンブルグでのライヴ録音
 ②ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
  ゲザ・アンダ(ピアノ) Geza Anda
  ケルン放送交響楽団
   1962年5月14日ケルンでのライヴ録音

CD.2
 ①ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
  ウィルヘルム・バックハウス(ピアノ) Wilhelm Backhaus
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   1954年1月17日ウィーンでのライヴ録音
 ②ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
  ウィルヘルム・バックハウス(ピアノ) Wilhelm Backhaus
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   1962年5月31日ウィーン「ウィーン芸術週間」でのライヴ録音

CD.3
 ①ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 変ホ長調 op.73
  ウィルヘルム・バックハウス(ピアノ) Wilhelm Backhaus
  バイエルン州立管弦楽団
   1959年12月14日ミュンヘンでのライヴ録音
 ②ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 変ホ長調 op.73
  パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ) Paul badura-Skoda
  NDR交響楽団
   1960年3月14日ハンブルグでのライヴ録音
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
※クナッパーツブッシュやフルトヴェングラーの演奏を良い音質で復刻し好評を得てきた実績のあるANDROMEDAレーベルからクナッパーツブッシュによるベートーヴェン:ピアノ協奏曲の演奏をまとめた三枚組みのお求め安いアルバムが発売と成ります。

AQUARIUS


AQVR 369-2
\1700
ロシアの声楽芸術 アレクサンドル・バトゥーリン 歌曲集
 ベートーヴェン(1770-1827):
  アイルランドの酒宴の歌(*)/スコットランドの酒宴の歌
 ヴィンチェンツォ・デ・クレシェンツォ(1913-1987):
  正直な告白(タランテッラ・シンチェーラ)
 アレクサンドル・グリリョフ(1803-1853):戦いの後で(*)/鳥は飛んで行った(*)
 ムソルグスキー(1839-1881):のみの歌
 ボロディン(1833-1887):遠い祖国の岸へ
 グラズノフ(1865-1936):バッカスの歌
 アレクサンドル・モソロフ(1900-1973):松(+)/山頂(+)
 ミハイル・スローノフ(1869-1930):別れの言葉(#)
 ロシア民謡:ペテルスカヤ街道へ行けば(#)
 イサーク・ドゥナエフスキー(1900-1955):祖国の歌(**)
 ジノヴィー・コンパニェーツ(1902-1987):
  われらを強く豊かにするすべて(++)/わが国(++)/さらば、パパーニンの流氷よ
 カバレフスキー(1904-1987):さらば、乙女よ
 ヴァノ・ムラデリ(1908-1970):腕時計
 ハチャトゥリアン(1903-1978):進め、戦友たちよ
 ボリス・シェフテル(1900-1961):パイロットの行進曲
 M・ヨルダンスキー:若者
 マトヴェイ・ブランテル(1903-1990):スターリンの歌(##)
 レフ・プリヴェル(1883-1970):指導者と同志の歌(S/##)
 ヨシフ・イヴァノヴィチ(1845-1902):ドナウ川のさざ波
アレクサンドル・バトゥーリン(バスバリトン)
ラリーサ・アレマーソヴァ(ソプラノ(S))
セミョーン・ストゥチェフスキー(ピアノ(*))
アレクサンドル・モソロフ(ピアノ(+))
G・ベルクホリツ(ピアノ(無印))
モスクワ放送民族楽器楽団(#)
P・アレクセーエフ(指揮(#))
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団(**)
サムイル・サモスード(指揮(**))
モスクワ放送交響楽団(++)
アレクサンドル・オルロフ(指揮(++))
国立交響楽団(##)
セミョーン・サハロフ(指揮(##))

録音:1936、1937、1938、1939、1940、1946、1948年

「オペラ・アリア集」(AQVR 368-2)に続くアレクサンドル・バトゥーリン(1904-1983)の録音復刻第2弾。

 

AQVR 370-2
(3CD)
\3400
ムソルグスキー(1839-1882):オペラ「ホヴァーンシチナ」
 録音:1953年

 [ボーナス・トラック]
 ムソルグスキー:オペラ「ホヴァーンシチナ」からの断章
 録音:1939年
アレクセイ・クリフチェニア(バス:イヴァン・ホヴァーンスキー公)
グリゴリー・ボリシャコフ(テノール:アンドレイ・ホヴァーンスキー公)
ニカンドル・ハナーエフ(テノール:ヴァシーリー・ゴリーツィン公)
マルク・レイゼン(バス:ドシフェイ)
マリア・マクサーコヴァ(アルト:メゾマルファ)
アレクセイ・イヴァーノフ(バリトン:フョードル・シャクロヴィートゥイ) 他
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
アレクサンドル・リュビノフ(合唱指揮)
セルゲイ・ゴサチンスキー(舞台上の楽団の指揮)
ヴァシーリー・ネボリシン(指揮)
V・ルベンツォフ、M・マクサーコヴァ、A・イヴァーノフ、
D・マルチェンコフ、S・コルトゥイピン(歌唱)
ボリショイ劇場管弦楽団
レフ・シテインベルク(指揮)
 

AQVR 371-2
\1700
スクリャービン門下のピアニスト、マリア・ネメーノヴァ=ルンツ 初出ライヴ音源
 [第1部]
 ドミートリー・ボルトニャンスキー(1751-1825):ピアノ・ソナタ変ロ長調
 アレクセイ・ジーリン(1767-1848):
  ロシアの歌「私は仲間内で一番若かった」による変奏曲
  ロシアの歌「私は花の上を歩いていた」による変奏曲
 ミハイル・ヴィエリゴルスキー(1788-1854):夜想曲
 ニコライ・ドミトリエフ(1829-1893):即興曲第1番/即興曲第2番
 アレクサンドル・アリャビエフ(1787-1851):ソナタ/ロンド
 ミハイル・グリンカ(1804-1857):バレエ「キア・キング」の2つの主題による変奏曲
 [第2部]
 ハイドン(1732-1809):どんなに取り澄ました美人でも(*)
 ピエール=アレクサンドル・モンシニー(1729-1817):
  オペラ「ローズとコラス」から ローズのロマンス(*)/アリエッタ(*)
 ジョヴァンニ・パイジェッロ(1740-1816):オペラ「水車屋の娘」から アリア(*)
 ベルンハルト・フリース(1770-?):モーツァルトの子守歌(*)
 ベートーヴェン(1770-1827):憩いの歌 Op.52 No.3(*)
 ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):ピアノ協奏曲変ホ長調 Op.7 No.5(+)
マリア・ネメーノヴァ=ルンツ(ピアノ)
エレーナ・カトゥリスカヤ(ソプラノ(*))
モスクワ音楽院学生弦楽アンサンブル(#)
ミハイル・テリアン(指揮(#))

録音:1951年12月24日、ライヴ、モスクワ音楽院小ホール

マリア・ネメーノヴァ=ルンツ(1879-1954)はモスクワに生まれ、モスクワ音楽院でスクリャービンに師事、1922年より同音楽院教授を務めたピアニスト。


ARCHIPEL



ARPCD0552
\1200
ヒンデミット指揮
 ブルックナー:交響曲第3番と自作自演

 ①ブルックナー:交響曲第3番 二短調
  マンハイム国立劇場管弦楽団
   1960年5月3日マンハイムでのライヴ録音
 ②ヒンデミット:弦楽と金管のための協奏音楽 op.50
  シュトゥットガルト放送交響楽団
   1960年シュトゥットガルトでのスタジオ録音
パウル・ヒンデミット指揮
※ブルックナーの音質はライヴですが、とても良いです。
1930年ボストン交響楽団の為に書いた自作自演は、多少音が篭りがちですが
鑑賞に、問題はございません。
※ブルックナーは日付違いでCD-Rでの発売があるようです。
尚、録音日付は、ARCHIPEL社によって正しく確認されています。
 


ARPCD0553
\1200
ロスバウド指揮
 ブラームス:ピアノ協奏曲とヒンデミット

 ①ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 二短調 op.15
  ルドルフ・フィルクスニー(ピアノ) Rudolf Firkusny
  ニューヨーク・フィルハーモニック
   1960年12月4日ニューヨークでのライヴ録音
 ②ヒンデミット:管弦楽のための協奏曲 op.38
  ニューヨーク・フィルハーモニック
   1960年12月4日ニューヨークでのライヴ録音
ハンス・ロスバウド指揮
※1960年12月4日の演奏会では、他にシェーンベルク、ヴェーベルンの作品と今回の2作品、計4作品が演奏されていますが、そこから2作品をアルバム化。
 冒頭にラジオ放送用のナレーションが入ります。
 スケールの大きい、素晴らしい演奏です。
 ※音質は、良いです。
 初出かと思われます。
 


ARPCD0550
\1200
初出!
 若きポリーニの貴重な放送音源登場!
①ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11
 1960年5月3日パリでのライヴ録音 モノラル
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
パウル・クレツキ指揮
フランス国立放送管弦楽団
②ハイドン:交響曲第102番 変ロ長調
 1952年10月30日パリでのライヴ録音
パウル・クレツキ指揮
フランス国立放送管弦楽団
ポリーニは、1960年18歳でショパン・コンクールにて優勝。
有名なEMI盤は同年4月20,21日スタジオ録音のクレツキ指揮フィルハーモニア管弦楽団。このアルバムは直後のパリでのライヴ録音。これで同年3月13日のワルシャワ盤を含めて計3種類の録音が存在する事に成ります。
 放送音源かと思われ、音質はライヴ録音特有の傷が聴かれますが鑑賞には問題ございません。しかしハイドンの方が音質は良いです。
 


ARPCD0551
\1200
初出!
 クレメンス・クラウス指揮 ラヴェル、スーク、ドビュッシー

①ラヴェル:組曲「ダフニスとクロエ」第2組曲
②ラヴェル:「鏡」から「道化師の朝の歌」
③スーク:弦楽合奏のためのセレナード 変ホ長調 op.6
④ドビュッシー:クラリネットと管弦楽のための第1狂詩曲
レオポルド・ウラッハ(クラリネット)
クレメンス・クラウス指揮
ウィーン・フィル
1944/45年ウィーンでのライヴ録音
 珍しい曲を集めたクレメンス・クラウスのライヴ録音集。
 録音の古さを感じさせ、全体的にざらざらしたノイズは聴かれますが音は、クリアで、クラウスとウィーン・フィルの優雅な演奏が楽しめます。
 


ARPCD0554
(2CD)
\1800→\1690
追悼 サヴァリッシュ指揮1962年ワーグナー楽劇「ラインの黄金」
 ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」
  1962年5月22日ケルンでのライヴ録音
ジョージ・ロンドン(ヴォータン)
エリーザベト・シェルテル(フリッカ)
インゲボルグ・キルグレン(フライア)
ヘルマン・ヴィンクラー(フロー)
カール・サブロツク(ドンナー)
ヘルベルト・シャハトシュナイダー(ローゲ)
エルヴィン・ヴォールファルト(ミーメ)
ヘレン・ラーブ(エルダ)
ゾルタン・ケレメン(アルベリヒ)
ゲルト・ニーンシュテット(ファゾルト)
ハイナー・ホーン(ファフナー) 
リゼロッテ・ハンメス(ヴォークリンデ)
ヘレン・ドナート(ヴェルグンデ)
ヘルガ・イェンケル(フロースヒルデ)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮
ケルン・ギェルツェニッヒ管弦楽団
以前 Living Stageレーベル(廃盤)他で発売あり。
サヴァリッシュ追悼アルバムとしての発売と成ります。
音質はとても良く、音楽はテンポ良く進められロンドン他の歌手陣も強力です。

AUDITE


ルツェルン・フェスティヴァル・ヒストリック・パフォーマンス



AU 95623
\2000→\1890
ハスキル&クレンペラー、カサドシュ&ミトロプーロス
1.-3.
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
  [カデンツァ:クララ・ハスキル(第1楽章)]
5.-7.
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調『皇帝』op.73
1.-3. クララ・ハスキル(ピアノ)
 オットー・クレンペラー(指揮)
 フィルハーモニア・オーケストラ
5.-7. ロベール・カサドシュ(ピアノ)
 ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 定評あるAUDITEレーベルからルツェルン・フェスティヴァルのハスキル&クレンペラーの名演、モーツァルト20 番(1959)とカサドシュ&ミトロプーロスの皇帝(1957)が登場!

 1.-3.録音:1959 年9 月8 日、ルツェルン、ライヴ/ 4. 拍手 ※トラック4 はモーツァルト演奏後の拍手が収録されております。/5.-7. 録音:1957 年9 月1 日、ルツェルン、ライヴ
 ディジパック仕様、69’ 02”

 定評あるAudite レーベルの1st マスター・リリースからまたも注目タイトルが発売します。その内容は伝説的名演として知られるハスキル&クレンペラーによるモーツァルトのピアノ協奏曲第20 番(1959 年)とカサドシュ&ミトロプーロスによるベートーヴェンのピアノ協奏曲第5 番「皇帝」(1957 年)です!
 ルーマニア出身のハスキルはモーツァルトと弾きとして有名ですが、クレンペラーとの当演奏は格別の仕上がりです。1895 年に生まれて1960 年に亡くなったとのことですから、当録音は64 歳の時の演奏ですが、テクニックは衰えることなく、寧ろ磨きがかかり洗練されたタッチで一音一音丁寧に紡ぎ出します。クレンペラーとの息もばっちりで、ハスキルとクレンペラーでしか表現できないモーツァルトを聴かせてくれます。これほど美しいタッチでの演奏は後にも先にも聴くことはできないのではないでしょうか!? 演奏後の聴衆の拍手も別トラックで収録されております。これほどまでに完璧な演奏を前にしたら当然の聴衆の熱気と興奮が伝わってきます。
 第1 楽章のカデンツァはハスキル作です。流石!モーツァルト弾きと思わせる絶品の響きです。2 分弱のシンプルなカデンツァですが説得力と曲全体の雰囲気を凝縮した内容です。とにかくタッチがきれいで聴き惚れてしまいます。
 フランスのピアニスト、ロベール・カサドシュ(1899-1972)がミトロプーロス& VPO をバックに弾いた皇帝。ベートーヴェンはもちろんのこと、ラヴェルの作品も得意としていただけに、男性的な強靭なタッチと微風が吹くような美しいアルペッジョなど、曲の雰囲気によって自由自在な表現ができるピアニストです。この皇帝でもカサドシュの持ち味が充分に生かされた演奏です。
 ※ オリジナル・マスター起因する経年劣化がございます。予めご了承ください。



 


AU 21424
(7CD)
特別価格\6300→\5690
RIAS収録 アマデウス四重奏団レコーディング第1集
 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
  弦楽四重奏曲集(第10番除く全曲)& 弦楽五重奏曲op.29

   CD-1
    (1)弦楽四重奏曲第1番ヘ長調op.18-1
    (2)弦楽四重奏曲第2番ト長調op.18-2
    (3)弦楽四重奏曲第3番ニ長調op.18-3
   CD-2
    (4)弦楽四重奏曲第4番ハ短調op.18-4
    (5)弦楽四重奏曲第5番イ長調op.18-5
    (6)弦楽四重奏曲第6番変ロ長調op.18-6
   CD-3
    (7)弦楽四重奏曲第7番ヘ長調「ラズモフスキー第1番」op.59-1
    (8)弦楽四重奏曲第8番ホ短調「ラズモフスキー第2番」op.59-2
   CD-4
    (9)弦楽四重奏曲第9番ハ長調「ラズモフスキー第3番」op.59-3
    (10)弦楽四重奏曲第11番ヘ短調「セリオーソ」op.95
   CD-5
    (11)弦楽四重奏曲第12番変ホ長調op.127
    (12)弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調op.131
   CD-6
    (13)弦楽四重奏曲第13番変ロ長調op.130
    (14)弦楽四重奏曲第16番ヘ長調op.135
    (15)大フーガop.133
   CD-7
    (16)弦楽四重奏曲第15番イ短調op.132
    (17)弦楽五重奏曲ハ長調op.29*
アマデウス四重奏団
 [ノーバート・ブレイニン(1st vn)、
  ジークムント・ニッセ(2ndvn)、
  ピーター・シドロフ(va)、
  マーティン・ロヴェット(vc)]
セシル・アロノヴィッツ(va)*
 すごいシリーズが始動!RIASからアマデウス四重奏団の絶頂時に収録された貴重な初出音源が登場!
 注目の第1集はベートーヴェンの弦楽四重奏曲集!

 録音:1950年6月9日(6)、1951年4月24日(1)、1951年11月20日(10)、1952年5月26日(9)、1956年11月12日(16)、1957年11月29日(15)(17)、1958年12月7日(2)(14)、1959年12月10日(7)、1960年12月8日(8)、1962年2月10日(3)(4)、1962年11月26日(5)(12)(13)以上、ジーメンスヴィラ、ベルリン、ランクヴィッツ /1967年3月17日(11)ハンス・アイスラー音楽大学、ベルリン

 これはすごい音源の登場!それは抜群の高音質復刻で評判を呼ぶドイツaudite レーベルからアマデウス四重奏団の結成初期の録音からベートーヴェンの弦楽四重奏曲集(第10番を除く全曲) とセシル・アロノヴィッツをむかえた弦楽五重奏op.29 です。アマデウス弦楽四重奏団は1948 年に結成したとのことですので、RIAS の当録音は結成初期に収録された貴重な録音と言えます。アマデウス弦楽四重奏団のベートーヴェンと言えば1959 年から1963 年にかけてDG レーベルに残した全曲盤が有名ですが当RIAS 録音は一部時期が重なるものもありますがそれより前の主に1950 年代の録音です。
 メンバーはイギリスに亡命していたことにより出会い、1948 年に結成することとなったアマデウス弦楽四重奏団ですが、音楽はドイツ、オーストリアの作品を得意とし、特にベートーヴェン、モーツァルトの解釈は今でも定評があります。とりわけ第1 ヴァイオリンのノーバート・ブレイニンの音色は非常に優美でアンサンブルに華やかさを添えます。そして、それぞれのパートを際立たせ、まるで交響曲と思わせるスケールの大きな演奏も魅力です。当ベートーヴェン弦楽四重奏のボックスセットはモーツァルトの影響を感じさせる初期作品から、弦楽四重奏の可能性を広げた後期作品まで実に幅広い作品をそれぞれの解釈にあった演奏を聴かせてくれます。なお当RIAS 盤は録音の際に各楽章編集なしのワンテイクで収録したとのことですので、セッション録音でありながらライヴを思わせる躍動感に満ちています。のちのDG 盤との違いも楽しめます。第10 番が収録されていないのは残念ですが、見事な高音質復刻でアマデウス弦楽四重団が得意としていたベートーヴェンを聴くことができるのは非常に喜ばしいことでしょう!RIAS アマデウス四重奏団レコーディング集は今後シューベルト、モーツァルト、ハイドン等をリリース予定とのことです。
 


AU 95622
\2000→\1890
18歳のデュ・プレ、22歳のゲルバー、ベルリン・デビュー・コンサート
(1)ロベルト・シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 op.129
(2)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 op.15
(1)ジャクリーヌ・デュ・プレ(vc)
(2)ブルーノ・レオナルド・ゲルバー(pf)
ゲルト・アルブレヒト(指)
ベルリン放送交響楽団
 18歳のデュ・プレ、22歳のゲルバーがそれぞれ協奏曲のソリストをつとめたベルリン・デビューの歴史的価値のある貴重なライヴがついにディスク化!

 録音:1963 年3 月5 日、ベルリン、ライヴ/モノラル

 ドイツaudite レーベルから宝のようなヒストリカル・レコーディングが登場。それはチェロのジャクリーヌ・デュ・プレとピアノのブルーノ・レオナルド・ゲルバーがそれぞれ協奏曲のソリストとしてベルリン・デビューした時のライヴです!
 演奏が行われたのはともに1963 年3 月5 日でゲルト・アルブレヒトの指揮、ベルリン放送交響楽団と共に若干18 歳のデュ・プレはシューマンのチェロ協奏曲を、22 歳のゲルバーはブラームスのピアノ協奏曲第1 番を披露しました。若きヴィルトゥオーゾは全身全霊で演奏し、熱気あふれる演奏と純粋無垢な音楽で聴衆を圧倒し、まるで何かにとりつかれたような神がかったとも言える名演を披露しました。
 デュ・プレが演奏したシューマンはこのライヴの5 年後にあたる1968 年にバレンボイムの指揮、ニュー・フィルハーモニア管とレコーディングをしておりますが、10 代のデュ・プレの当演奏の方がより生き生きとし溌剌としています。しかしデュ・プレの持ち味である力強さと繊細さはこの時から彼女の音楽に存在し、独特の個性をはなっています。一方のゲルバーの弾くブラームスは豪快でいながら非常に高い完成度の演奏です。ゲルバーは当ライヴの3年後にあたる1966 年に当楽曲をレコーディングしておりますが、音楽・技術の両面からみても難曲であることを忘れてしまうほどの密度の濃い演奏を披露しております。二人のキャリアはこのベルリン・デビューという記念すべきこの演奏会が非常に重要であり、それが大成功に終わったことによりその後の充実した音楽活動を展開できたと納得してしまうほどの奇跡のライヴです!モノラルながらaudite レーベルが誇る「ファースト・マスター・リリース」シリーズのヒストリカル・レコーディングだけあって復刻技術も期待できます。これは絶対に聴き逃せません!



BONGIOVANNI

HOC 074
(2CD)
\3000
オリヴェーロ、ラボー、ゴッビの豪華トリオ!
 プッチーニ:「トスカ」
マグダ・オリヴェーロ(S トスカ)
フラヴィアーノ・ラボー(T カヴァラドッシ)
ティート・ゴッビ(Br スカルピア)
ピエロ・デ・パルマ(T スポレッタ)
ヴィルジーリオ・カルボナーリ(Bs 堂守)
アレッサンドロ・マッダレーナ(Bs アンジェロッティ)
オリヴィエーロ・デ・ファブリティース(指)
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団,合唱団
+ボーナス
  ヴェルディ:「トロヴァトーレ」第3幕第2場
フラヴィアーノ・ラボー(T マンリーコ)
アンナ・デ・カヴァリエーリ(S レオノーラ)
 ヴェローナのアレーナが大盛り上がりの名演、全曲初登場!

 録音:1962 年7 月26 日、ヴェローナ/ボーナス:録音:1964 年、モンテヴィデオ/ADD、130分

 名高い野外オペラ、アレーナ・ディ・ヴェローナで1962 年7 月に上演された「トスカ」のライヴ録音です。トスカ歌いとして極めて高く評価された偉大なマグダ・オリヴェーロと、素晴らしく立派な響きの声で知られる名テノール、フラヴィアーノ・ラボーと、録音に恵まれなかった二人の名歌手の競演が嬉しいもの。オリヴェーロにはいくつかトスカの録音は残されていますが、これぞと言うライヴ録音がありませんでした。この上演はまさに全盛期のオリヴェーロの歌の凄さを物語る証言で、「愛に生き歌いに生き」の後、アレーナの観客の盛大なビス!の声に応えてもう一回歌って大喝采を受けています。
 当然、ラボーが見事な「星は光ぬ」を歌った後もビス!の嵐。次の音楽が始まっているにもかかわらず鳴り止まず、ラボーもアンコール、もう大盛り上がりです。そしてスカルピアは極めつけのティート・ゴッビ。名脇役テノールとして長年活躍し、つい先日、2013 年4 月5 日に亡くなったピエロ・デ・パルマもスポレッタで加わっています。指揮は巨匠オリヴィエーロ・デ・ファブリティース。
 抜粋ではCD になったことがありましたが、全曲ではこれが初CD 化です。なお1960 年代の野外公演のライヴですので、録音にはかなりの限界があります(小さな欠落もあります)。声は比較的マイクに入っていますが、オーケストラはかすかに聞こえてくる程度です。十分ご覚悟くださいますようお願いいたします。
 ボーナスにラヴォーがマンリーコを歌う「トロヴァトーレ」第3 幕第2 場、つまり「ああ、いとしの君」と「恐ろしい炎」を収録。こちらは比較的聞きやすい録音です。

BR KLASSIK


Great Wagner Voices
900310
\2300→\2090
偉大なるワーグナー歌手たち
 1.歌劇「タンホイザー」第2幕 おごそかなこの広間よ
  <イングリート・ビョーナー(ソプラノ) 録音 1963年11月10日 コングレスザール>/
 2.歌劇「タンホイザー」第3幕 エリーザベトの祈り「マリア様、願いをおきき下さい」
  <エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ) 録音 1964年3月8日 コングレスザール>/
 3.歌劇「ローエングリン」第1幕 ひとり寂しく悲しみの日々を
  <マーティナ・アーロヨ(ソプラノ) 録音 1969年7月9日 バイエルン・音楽スタジオ>/
 4.歌劇「ローエングリン」第3幕 はるかな国に何たりとも近づけえぬ場所が
  <ルドルフ・ショック(テノール) 録音 1963年1月26日 コングレスザール>/
 5.歌劇「さまよえるオランダ人」 第2幕 ヨホホエ!海原に船を見かけましたか?
  <アニャ・シリヤ(ソプラノ)/
   バイエルン放送合唱団 録音 1966年7月15日 バイエルン放送 第1スタジオ>/
 6.歌劇「さまよえるオランダ人」第2幕 娘よ、この見知らぬ方を歓迎しておくれ
  <ゴットロープ・フリック(バス) 録音 1965年3月14日 コングレスザール>/
 7-8.歌劇「ワルキューレ」第3幕 ヴォータンの告別-魔の炎の音楽
  <テオ・アダム(バス) 録音 1966年1月16日 コングレスザール>/
 9.楽劇「神々の黄昏」 第1幕 古きなじみの音が遠くから聞こえてくる
  <ヨーゼフ・グラインドル(バス) 録音 1968年7月1日 バイエルン放送 第1スタジオ</
 10.楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第2幕 にわとこのモノローグ/
 11.楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕 迷いだ、迷いだ
  <フランツ・クラス(バス) 録音 1970年10月13-14日 バイエルン放送 第1スタジオ>/
 12.楽劇「トリスタンとイゾルデ」第3幕 おだやかに静かに彼がほほえんで
  <カタリーナ・リゲンツァ(ソプラノ) 録音 1971年1月24日 バイエルン放送 第1スタジオ>
ミュンヘン放送管弦楽団/
アルノルト・クヴェンネット(指揮)…1/
クルト・ペーター・アイヒホルン(指揮)…2.7.8.10.11.12/
ハンス・ギールスター(指揮)…3.9/
ホルスト・シュタイン(指揮)…4/
フリッツ・リーガー(指揮)…5/
ジークフリート・ケーラー(指揮)…6
ワーグナーの生誕200周年記念盤。これはバイエルン放送の持つ豊富なアーカイブの中から、1963年から1971年までの名演を選りすぐり、高音質でマスタリングしたものです。
 このシリーズはミュンヘン放送の人気シリーズ「日曜コンサート」の記録であり当時最高の演奏家たちが挙って、名演を披露したことでも知られています。ここに収録された歌手たちの名前を見ただけでもわくわくするようなラインナップ。
 もちろん指揮者もホルスト・シュタイン、アイヒホルンなど錚々たる顔ぶれです。どっしりとしたビョーナー、清楚で芯のあるグリュンマーの「エリーザベト」の聞き比べや、テオ・アダムの伝説的なヴォータン、他にもグラインドルやアーロヨ、ショックなどの名唱が楽しめる1枚です。

CENTAUR

CRC 3224
\2300→\2090
スティーヴン・スターリク・ウィズ・ジョン・ペリー 〜
 レトロスペクティヴVol.6

  ベートーヴェン:
   ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47《クロイツェル》
    (録音:1980年)
  バルトーク:
   ヴァイオリン・ソナタ第1番嬰ハ長調 Op.21
    (ライヴ録音:1969−70年頃)
スティーヴン・スターリク(ヴァイオリン)
ジョン・ペリー(ピアノ)
 キング・オヴ・コンマスのベートーヴェン&バルトーク!

 ロイヤル・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響のコンサートマスターを歴任したスティーヴン・スターリクの大好評「レトロスペクティヴ・シリーズ」第6巻!今回はベートーヴェンとバルトークのヴァイオリン・ソナタ集。デュオを組むのはブゾーニ、ヴィオッティ、マルグリット・ロンの各国際ピアノ・コンクールでの入賞歴を持つジョン・ペリー。ベートーヴェンでは1727年製のストラディヴァリウス“Barrere”、バルトークでは1736年製のストラディヴァリウス“Muntz”をキング・オブ・コンサート・マスターが弾く2本のストラディヴァリウスの音色、10年の歳月により深みを増したスターリク&ペリー・デュオのコンビなど聴きどころが満載!
 1969−80年の録音。
 
CRC 3223
\2300→\2090

スティーヴン・スターリク 〜 レトロスペクティブVol.5
 スターリクとシュムスキーの共演!

 モーツァルト:
  ヴァイオリン協奏曲ト長調K.216(ライヴ録音)
  アダージョ ホ長調K.261(ライヴ録音)
  弦楽五重奏曲ト短調K.516*
  協奏交響曲変ホ長調K.364(ライヴ録音:1981年)**
スティーヴン・スターリク(ヴァイオリン)
オスカー・シュムスキー(ヴィオラ)**
ハイメ・ウェイセンブル(ヴァイオリン)*
リヴカ・ゴラーニ=エルデーズ(ヴィオラ)*
ジョン・メア(ヴィオラ)*
ピーター・シェンクマン(チェロ)*
ザ・メインリー・モーツァルト・管弦楽団**
デイヴィッド・ミラー(指揮)**
 キング・オヴ・コンサートマスター!スターリクとシュムスキーの共演!

 ロイヤル・フィル・コンセルトヘボウ管、シカゴ響のコンサートマスターを歴任したスティーヴン・スターリクの大好評「レトロスペクティブ・シリーズの第5巻」!
 今回はモーツァルトの作品集。中でも特に注目はオスカー・シュムスキーがヴィオラを弾いて共演している「協奏交響曲」の1981年ライヴ。キング・オヴ・コンサートマスターと20世紀の伝説的ヴァイオリンのモーツァルト。2人の絶妙な間合い、要注目の音現の登場です!
 


CRC 3222
\2300→\2090

スティーヴン・スターリク 〜 レトロスペクティブVol.4
 プロコフィエフ:
  ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.19(ライヴ録音:1961年10月8日)*
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 Op.80(録音:1966)**
  ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.94bis(録音:1966)**

スティーヴン・スターリク(ヴァイオリン)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団*
ベルナルド・ハイティンク(指揮)*
マリオ・ベルナルディ(ピアノ)**
 キング・オヴ・コンサートマスターのプロコフィエフ!

 前作第3巻の「J.S.バッハのソナタ&協奏曲集」に続く、スターリクのレトロスペクティブ第4巻はセルゲイ・プロコフィエフ(1891−1953)のソナタ&協奏曲集!
 協奏曲第1番は1715年製のストラディバリウス"Hochstein"を使用したライヴ録音。ソナタ第1番、第2番では1739年製のガァルネリ・デル・ジェス"Papini"を使用しており、ロイヤル・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響のコンマスを歴任した"キング・オブ・コンサートマスター"の妙技で、銘器の音色を聴き比べることができる。

 1961−1966年の録音。
 
CRC 3211
\2300→\2090
スティーヴン・スターリク 〜 レトロスペクティヴVol.3
 J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV.1041
  (ライヴ録音:1961年)
 ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 BWV.1023
  (録音:1967年)*
 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004
  (録音:1962年&ライヴ録音1978年)
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ ト短調BWV.1020
  (録音:1967年)*
 ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.1042
  (録音:1975年)**
スティーヴン・スターリク
 (ヴァイオリン指揮**)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ベルナルド・ハイティンク(指揮)
ケネス・ギルバート(チェンバロ)*
ヴァンクーバー・バロック管弦楽団**
 キング・オヴ・コンサートマスター、スターリクの至芸Vol.3!

 ロイヤル・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響のコンサートマスターを歴任し、「king of concertmasters」(英ストラド誌)と称された名ヴァイオリニスト、スティーヴン・スターリクの至芸を復刻する「レトロスペクティブ・シリーズ」第3巻。
 第1巻は「協奏曲集」、第2巻は「ヴァイオリン小品集」、第3巻の今回はJ.S.バッハのソナタ&協奏曲集!「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番」では、1978年のライヴ録音のシャコンヌ、1962年録音のアルマンドからジーグを組み合わせており、16年間の時の流れが刻まれた曲目構成もユニーク。1961−1975年の録音。


スティーヴン・スターリク、旧譜
CRC 3186/3187
(2CDs)
\4600→\4190
スティーヴン・スターリク 〜 レトロスペクティブVol.1
 パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.6*
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61(カデンツァ:クライスラー)**
 モーツァルト:
  ヴァイオリン協奏曲イ長調K.219(カデンツァ:ヨアヒム)#
 サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソOp.28##
 ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲イ長調Op.99+
ヘルマン・ミハエル(指揮)*
北ドイツ放送交響楽団*
ベルナルド・ハイティンク(指揮)**
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団**
ジョン・エイヴィソン(指揮)#
CBCバンクーバー室内管弦楽団#
ダグラス・ギャムレイ(指揮)##
ロンドン祝祭管弦楽団##
アンドルー・デイヴィス(指揮)+
トロント交響楽団+
 カナダの大ヴァイオリニスト、スターリクの協奏曲録音!

 ロイヤル・フィル、RCO、アムステルダム室内管弦楽団、シカゴ交響楽団など世界有数のオーケストラでコンサートマスターを務めてきた、スティーヴン・スターリク(1932−)の軌跡を辿るレトロスペクティブ第1巻。協奏曲集の共演者陣にはハインティク、アンドルー・デイヴィスにはスターリクの功績にふさわしい名指揮者たちの名前が!カナダの名匠、スターリクの1960年代〜80年代の名演がここに蘇ります。

 1969年1月*&1961年9月18日**&1972年#&1962年##&1986年+のライヴ録音。

CRC 3203
¥2300→\2090

スティーヴン・スターリク 〜 レトロスペクティブVol.2

 シューベルト:ソナチネ第2番イ短調 D.385より「アレグロ」
  (録音:1988年)
 クライスラー:
  愛の悲しみ(録音:1976年)、愛の喜び(録音:1976年)、
  美しきロスマリン(録音:1976年)
 ヴィエニャフスキ:2つのマズルカ Op.19−2(録音:1963年)
 ラヴェル:ハバネラ形式の小曲(録音:1968年)
 チャイコフスキー(ムーラー編):悲しい歌ト短調(録音:1961年)
 クライスラー:
  ジプシー奇想曲(録音:1976年)、中国の太鼓(録音:1976年)
 ラフマニノフ(クライスラー編):マーガレット(録音:1984年)
 ヴィエニャフスキ:コンチェルト第2番より「ロマンス」
  (録音:1980年)
 チャイコフスキー:(ムーラー編)ただ憧れを知る人のみ
  (録音:1961年)
 チャイコフスキー:(クロプチッチ編)感傷的なワルツ(録音:2003年)
 シューマン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調第2楽章(録音:ca.1983−85年)
 マスネ:タイスの瞑想曲(録音:1961年)
 フォーレ:子守歌Op.16(録音:1982年)
 クライスラー:ウィーン奇想曲(録音:1976年)
 バルトーク(セーケイ編):
  ルーマニア民俗舞曲〜第4曲「ブチュム人の踊り」(録音:1984年)
 レジェー:暗い日曜日(録音:1959年)
 サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン(録音:1959&1967年)
スティーヴン・スターリク(ヴァイオリン)
リサ・バーグマン(ピアノ)
ジェーン・コーウィン(ピアノ)
アデラ・コトウスカ(ピアノ)
ロビン・ウッド(ピアノ)
レイモンド・パーネル(ピアノ)
ローラン・フィリップ(ピアノ)
ロバート・リンゾン(ピアノ)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の
 メンバーたち
CBCバンクーバー室内管弦楽団
ロンドン祝祭管弦楽団
ダグラス・ギャムレイ(指揮)
ピルマ・ステファン&
 ロイヤル・ツィガーヌ
 蘇るスティーヴン・スターリクの至芸。シリーズ第2巻は"ヴァイオリン小品集"!

 ロイヤル・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響のコンサートマスターを歴任したスティーヴン・スターリクの至芸を復刻する「レトロスペクティブ・シリーズ」。第1巻の「協奏曲集」に続く第2巻は「ヴァイオリン小品集」。クライスラーの名作から編曲作品を集めたプログラムには、スターリクの約半世紀に渡る芸術がここに凝縮されている。1959−2003年の録音。

 

CRC 2803/04/05
(3CD)
\6900→¥5370
スターリク・ペリー・デュオ
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集(第1番〜第10番)
スターリク・ペリー・デュオ
〔スティーヴン・スターリク(Vn)、
ジョン・ペリー(P)〕
ロイヤル・フィル、ロイヤル・コンセルトへボウ管、シカゴ響のコンサート・マスターを歴任し、多くの巨匠たちと数々の名演を生み出した名手スティーヴン・スターリク。スターリクは1969年よりアメリカのピアニスト、ジョン・ペリーと「スターリク・ペリー・デュオ」を結成。今回デジタル・リマスターが施されたベートーヴェンは1980年と1982年に収録が行われた音源であり、同コンビの至芸を存分に堪能できる記念碑的名演である。
  


CRC 3148
\2300→\2090
ラーギン・ヴェンク=ヴォルフ(ヴァイオリン)
 瞑想曲
〜若き日の演奏
 マスネ:タイスの瞑想曲/
 クライスラー:前奏曲とアレグロ/
 ショパン(ミルシテイン編):夜想曲 嬰ハ短調/
 ガーシュイン(ハイフェッツ編):
  歌劇《ポーギーとべス》より テンポ・ディ・ブルース/
 ヴラディゲロフ:ブルガリア組曲より 聖歌/
 クライスラー:オルター・リフレイン/
 ファリャ:スペイン民謡組曲より ムーア人の服地、ナナ/
 ブラームス:ハンガリー舞曲第17番/
 ラヴェル:ハバネラ形式による小品/
 リャードフ:音楽の玉手箱/
 ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第3番/
 アルベニス:タンゴ Op.165/
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ
ラーギン・ヴェンク=ヴォルフ(ヴァイオリン)
カーレ・オーナング(ピアノ)
 ベルゲン・フィルやオスロ・フィルとの共演や、レントヘンの「ヴァイオリン協奏曲」(CRC2790)の録音で知られるノルウェーの女流ヴァイオリン奏者ラーギン・ヴェンク=ヴォルフ。
 彼女が24〜25歳頃の録音を集めたヴァイオリン小品集。下記「エキゾチックな夜」はほんとに「エキゾチック」でびっくりしたが、こういう濃厚系の演奏がお好きな人にはたまらないはず。今回は過去の音源からということだが、彼女の魅力をたっぷり楽しませてくれそうな選曲。
 使用楽器は1689年製のストラディヴァリウス。1982−1983年の録音。


旧譜
こんな弾き方の人がまだ生き残っていた
ラーギン・ヴェンク=ヴォルフ(ヴァイオリン)
Rontgen, J.: Violin Concerto in A Minor / Hubay, J.: Violin Concerto No. 3 / Poeme
CRC 2790
\2300→\2090
ラーギン・ヴェンク=ヴォルフ(ヴァイオリン)
 ロマンティック・コンチェルト集

 ユリウス・レントヘン(1855−1932):
  ヴァイオリン協奏曲イ短調(世界初録音)/
 E・ショーソン:詩曲Op.25/
 J・フバイ:ヴァイオリン協奏曲第3番ト短調Op.99
ラーギン・ヴェンク=ヴォルフ(Vn)、
スタニスラフ・ボグニア指揮、
ドヴォルザーク・シンフォニー・オーケストラ、
デニス・バーク指揮、
スロヴァキア放送響
ラーギン・ヴェンク=ヴォルフは、モンティのチャルダッシュなどを収録した「エキゾティックな夜」(CRC 2392)などの録音で知られるようになったノルウェーの女流ヴァイオリン奏者。
ちなみに日本でも注目が集まり始めているオランダの作曲家レントヘンによるロマンティシズムにあふれた協奏曲は、今回が世界初録音となる!

モンティ/ブラームス/フバイ/サラサーテ/ファリャ/ヴラディゲロフ/アクロン/ブロッホ:ヴァイオリン作品集(ラーギン/シルヴァ)
CRC2392
\2300→\2090

ラーギン・ヴェンク=ヴォルフ(ヴァイオリン)
 エキゾチックな夜〜ヴァイオリン小品集
ヴィットリオ・モンティ :チャールダーシュ
ヨハネス・ブラームス :ハンガリー舞曲集 第1,2番(編曲:J. ヨアヒム)
イェネ・フバイ :ヘイレ・カティ Op. 32
パブロ・デ・サラサーテ :ツィゴイネルワイゼン Op. 20
マヌエル・デ・ファリャ :7つのスペイン民謡 - 第5番 ナーナ(ヴァイオリンとピアノのための編)
パンチョ・ヴラディゲロフ :ブルガリア組曲 Op. 21 (ヴァイオリンとピアノ編)
伝承曲 :エイリ、エイリ(ヴァイオリンとピアノ編)
ジョゼフ・アクロン :ヘブライの旋律 Op. 33
エルネスト・ブロッホ:バール・シェム - ニーグン
           エキゾチックな夜
モーリス・ラヴェル :ハバネラ形式の小品
           ツィガーヌ
ラーギン・ヴェンク=ヴォルフ (ヴァイオリン)
ロハン・デ・シルヴァ (ピアノ)
情熱型美人ヴァイオリニスト ラーギンによる「エキゾチックな夜」。19世紀生まれかというような前時代的な歌いまわしをする。

DISCMEDI


DM 5004-02
\2400
パブロ・カザルス 鳥の歌
 カタールニャ民謡(16世紀)/パブロ・カザルス編曲/
  エンリク・カザルス(1892-1986)管弦楽編曲:鳥の歌
  プラド音楽祭管弦楽団 パブロ・カザルス(指揮)録音:1954年、プラド、フランス
 パブロ・カザルス(1876-1973):
  サン・マルティ・デル・カニゴ(サン・マルタン・デュ・カニグー)(*)
  プラド音楽祭管弦楽団 パブロ・カザルス(指揮) 録音:1954年、プラド、フランス
 グラナドス(1867-1916)/パブロ・カザルス編曲:
  スペイン舞曲集 より アンダルサ
  ニコライ・メドニコフ(ピアノ)
  録音:1928年2月28日、カムデン、ニュージャージー州、アメリカ合衆国
 グラナドス/ガスパル・カサド編曲:オペラ「ゴイェスカス」より 間奏曲
  ニコライ・メドニコフ(ピアノ)
  録音:1927年2月28日、カムデン、ニュージャージー州、アメリカ合衆国
 フォーレ(1845-1924)/パブロ・カザルス編曲:夢の後で Op.7 No.1
  ニコライ・メドニコフ(ピアノ)
  録音:1926年1月5日、カムデン、ニュージャージー州、アメリカ合衆国
 J・S・バッハ(1685-1750)/アレクサンドル・ジロティ(1863-1945)編曲:
  兼弦楽組曲第3番 BWV1068 から アリア
  オットー・シュールホフ(ピアノ) 録音:1930年3月5日、ロンドン、イギリス
 J・S・バッハ/フェルナンド・ポライン編曲:
  イギリス組曲第6番 BWV811 より メヌエット−ガヴォット
  ニコライ・メドニコフ(ピアノ)
  録音:1928年1月21日、カムデン、ニュージャージー州、アメリカ合衆国
 J・S・バッハ/アレクサンドル・ジロティ編曲/パブロ・カザルス編曲:
  トッカータ BWV564 より アダージョ
  ニコライ・メドニコフ(ピアノ)
  録音:1927年2月28日、カムデン、ニュージャージー州、アメリカ合衆国
 J・S・バッハ/アレクサンドル・ジロティ編曲:
  シェメッリ歌曲集 BWV478 より 来たれ、甘き死よ、来たれ
  ブラス・ネット(ピアノ) 録音:1929年6月16日、バルセロナ、スペイン
 J・S・バッハ/アレクサンドル・ジロティ編曲:
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 BWV1003 より アンダンテ
  録音:1929年6月19日、バルセロナ、スペイン
 シューマン(1810-1856):子供の情景 Op.15 より トロイメライ
  オットー・シュールホフ(ピアノ) 録音:1930年3月5日、ロンドン、イギリス
 ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡 より 子守歌
  ユージン・イストミン(ピアノ) 録音:1935年、プラド、フランス
 ガスパル・カサド(1897-1966):愛の言葉
  ブラス・ネット(ピアノ) 録音:1929年6月15日、バルセロナ、スペイン
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
  オペラ「皇帝サルタンの物語」より くまばちの飛行
  ブラス・ネット(ピアノ) 録音:1929年6月19日、バルセロナ、スペイン
パブロ・カザルス(チェロ(*以外))
ディスクメディ・レーベルによるジャンルを超えた往年の巨匠の録音復刻シリーズ「ルーツ・コレクション」の第5巻。

DOCUMENTS


600093
\1200
ワルター指揮&ウィーン・フィル/ワルキューレ
ワーグナー:
 ワルキューレ
  1-13 第1幕(complete)
     第2幕
  14-15 Scene III
  16-17 Scene V
ロッテ・レーマン、メルヒオール
ワルター指揮
ウィーン・フィル
Vienna, 1935

DOREMI



DHR 8009
\2300→\2090
ユリアン・フォン・カーロイの芸術 VOL.2
 (1)ハイドン:ピアノ協奏曲ニ長調
 (2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番作品73「皇帝」
 (3)シューベルト:さすらい人幻想曲
ユリアン・フォン・カーロイ(P)
(1)ルガーノ・マスタープレイヤーズ管弦楽団
 リヒャルト・シューマッハ(指)
(2)バイエルン放送交響楽団
 ロベルト・ヘーガー(指)
 カーロイの絶品ベートーヴェン「皇帝」

 録音:(1)1967年 (2)(3)1958 年

 ハンガリー出身のピアニスト、ユリアン・フォン・カーロイ(1914-1993)。ドホナーニとコルトーに師事し、ハンガリー動乱の際にドイツへ亡命しました。ショパン弾きとして知られ、瑞々しい感性で魅力的に聴かせます。ここではハイドン、ベートーヴェンの協奏曲を収録。軽やかに明朗に聴かせるハイドン、人間味のある柔軟さのある演奏のベートーヴェン、そして内省的な深みのあるシューベルトのさすらい人幻想曲とユリアン・フォン・カーロイの音楽的魅力に溢れる1 枚となっております。
 

DHR 7996
\2300
セゴビアとその同時代人たち第12集
 (1)ナポレオン・コスト:ブリランテ
 (2)ソル:アンダンティーノ
 (3)ポンセ:3つのメキシコ民謡第1曲、第2曲
 (4)J.S.バッハ:サラバンド
 (5)ダニエル・フォルティ:タレガへの哀歌、アラブ風奇想曲、厚紙人形の踊り
 (6)グラナドス:スペイン舞曲第5番
 (7)バルトロメ・カラタユット:マルチャ・ウンガラ、カヴォタ
 (8)ルイス・ミラン:パヴァーヌ1、2 & 3/ ドゥランダルテ
 (9)ミゲル・デ・フエンリャーナ:物憂げにさすらうムーアの王
 (10)ヴァスケス:君ゆえに死ぬ想い
 (11)ディエゴ・ピサドール:A las armas moriscote
 (12)ファリャ:粉屋の踊り/ はかなき人生
 (13)ファリャ:ドビュッシー讃歌
 (14)ミゲル・リョベート:エル・メストレ
 (15)タレガ:プレリュード第1、2 & 5番/ アラブ風奇想曲
 (16)タレガ:スケルツォ- ガヴォタ
 (17)J.S.バッハ:ブーレ(Vn のための無伴奏パルティータ)
 (18)タレガ:演奏会用大ホタ、アルマンブラの想い出
 (19)作曲者不詳:シモン・ラミレス、ギター練習曲
 (20)タレガ:マリア- ガヴォタ
(1)-(4)ミゲル・リョベート(G)
(5)(6)ダニエル・フォルティ(G)
(7)バルトロメ・カラタユット(G)
(8)-(12)エミリオ・プジョル(G)
(13)(14)アンドレス・セゴビア(G)
(15)ジョセフィーナ・ロブレード(G)
(16)(17)レヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサ(G)
(18)(19)ロシータ・ロデス(G)
(20)フランシスココ・タレガ(G)
 ギター・ファン必見のシリーズ

 DOREMI の好評シリーズ「セゴビアとその同時代人たち第12 集」。
 20 世紀のクラシックギターの大ギタリスト、作曲家であるタレガが1899 年か1908 年頃に録音した最初期の録音や、タレガの高弟リョーベトに学んだロシータ・ロデスによる1897 年から1901 年にかけての録音など貴重な音源が多数収録されています。
 


DHR 7994/5
(2CD)
\4600→\4190
コルトーと並び称された男
 ロベール・ロルタ・プレイズ・ショパン

  ショパン:
   12の練習曲作品10、12の練習曲作品25、
   3つの新練習曲、24の前奏曲作品28
   14のワルツ集、
   ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調作品35 より「葬送行進曲」
ロベール・ロルタ(P)
 往年のフレンチ・ピアニズムが蘇るロベール・ロルタのショパン

 録音:1928年、1931 年

 ロベール・ロルタは1885 年9 月12 日パリ出身のピアニスト。パリ音楽院でルイ・ディエメに師事。1910 年にパリ・デビュー、第1 次世界大戦でキャリアが中断されますが、1916 年アメリカでの演奏会で復帰を果たします。53 歳という若さでこの世を去り、今では殆ど知られることのない存在ですが、特にフォーレの演奏には定評があり、ピアノ五重奏曲第2 番はエッキャン四重奏団と初演を行い、大成功を収めています。また彼の録音の殆どは1920年後半に行われており、今回リリースされるショパンの演奏がそのすべてとなります。この録音は以前発売されておりましたが、長らく廃盤となっており、このアルバムは待望の再発となっております。
 ロルタのピアノは、透明感、上品さ、繊細さが魅力の往年のフランス風のタッチで聴かせる一方で、ダイナミックで情熱的な一面もあわせ持った生き生きとした演奏が特徴。当時はコルトーと並び称されたロルタのフレンチ・ピアニズムを堪能できるアルバムです。
 

DUTTON



CDVS 1921
\1000
セルゲイ・ラフマニノフ・プレイズ・ラフマニノフ
 ラフマニノフ(1873-1943):
  交響曲第3番イ短調 Op.44(*)
  ヴォカリーズ Op.34 No.14(+)
  交響詩「死の島」Op.29(#)
フィラデルフィア管弦楽団
セルゲイ・ラフマニノフ(指揮)
録音:1939年12月11日(*)/1929年4月20日(+/#)
原盤:DB5780-4 (CS045636-44)(*)/D2013 (CVE48978)(+)/D2011-3 (CVE48973-7)(#)
 


CDBP 9817
\1400→\1290
エリー・ナイ・プレイズ・モーツァルト&ブラームス
 モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲第15番変ロ長調 K.450(*)
 ブラームス(1833-1897):ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83(+)

エリー・ナイ(ピアノ)
室内管弦楽団(*)
ウィレム・ファン・ホーホストラーテン(指揮(*))
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(+)
マックス・フィードラー(指揮(+))

録音:1935年10月1日、ベルリン(*)
    1939年1-2、5-6日、1940年4月29日、アルテ・ヤコプストラッセ・スタジオ、ベルリン(+)
原盤:Cat. no. DB4435-7; Mat. no. 2RA769-74(*)
      Cat. no. 67566-71; Mat. no. 1139/41-6 & 1470-4(+)

マックス・フィードラーは1939年12月1日に亡くなっているので、(+)の1940年のセッションでの指揮者は不明ということになります((レーベルのウェブサイトの表示から)。

 


2CDBP 9818
(2CD)
\2000→\1890
アーサー・ブリス・コンダクツ・ブリス
アーサー・ブリス(1891-1975):カンタータ「至福」(ソプラノ、テノール、合唱と管弦楽のための)(*)
 ジェニファー・ヴィヴィアン(ソプラノ)
 リチャード・ルイス(テノール)
 不詳(合唱団、管弦楽団)
 アーサー・ブリス(指揮)
 録音:1962年5月26日、コヴェントリー劇場、イギリス
 音源:BBC Home Service broadcast
アーサー・ブリス:序奏とアレグロ
 不詳(管弦楽団)
 アーサー・ブリス(指揮)
 録音:1955年11月23-24日、キングズウェイ・ホール、ロンドン、イギリス
 原盤:Cat. no. LXT5170; Mat. no. ARL2949
アーサー・ブリス:映画音楽「来るべき世界」からの組曲(*)
 ロンドン交響楽団
 アーサー・ブリス(指揮)
 録音:1957年6月17日、ウォルサムストー・タウン・ホール、ロンドン、イギリス
 原盤:Cat. no. SDD255; Mat. no. ZAL9601
アーサー・ブリス:パストラール「羊の群は野に安らう」
 ナンシー・エヴァンズ(メゾソプラノ)
 ギャレス・モリス(フルート)
 ヘンリー・テイラー(ティンパニ)
 BBC合唱団
 ジェイクス弦楽合奏団
 レジナルド・ジェイクス(指揮)
 録音:1951年1月10日 原盤:Cat. no. AX565-8; Mat. no. AR15733-40
アーサー・ブリス:色彩交響曲 Op.24
 ロンドン交響楽団
 アーサー・ブリス(指揮)
 録音:1955年11月23-24日、キングズウェイ・ホール、ロンドン、イギリス
 原盤:Cat. no. LXT5170; Mat. no. ARL2948-9
アーサー・ブリス:行進曲「不死鳥(フランスを称えて)」
 フィルハーモニア管弦楽団
 コンスタント・ランバート(指揮)
 録音:1946年3月29日 原盤:Cat. no. C3518; Mat. no. 2EA10957-8
(*)はステレオ録音、他はモノラル録音。
 


CDBP 9819
\1400→\1290
シューリヒト/クララ・ハスキル/ファン・ベイヌム/グッドール・プレイ・ベートーヴェン
 1940年代のデッカ・レコーディング
ベートーヴェン(1770-1827):バレエ「プロメテウスの創造物」序曲 Op.43(*)
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)
  録音:1946年11月29日 原盤:Mat. no. AR10901
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
 クララ・ハスキル(ピアノ)
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 カルロ・ゼッキ(指揮)
  録音:1947年7月4日 原盤:Cat. no. K1944-7; Mat. no. AR11426-33
ベートーヴェン:序曲「コリオラン」Op.62
 ナショナル交響楽団
 レジナルド・グッドール(指揮)
  録音:1945年11月28日 原盤:Cat. no. K1355; Mat. no. AR9875-6
ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 Op.36
 スイス・ロマンド管弦楽団
 カール・シューリヒト(指揮)
  録音:1947年2月14、17-18日、放送スタジオ、ジュネーヴ、スイス
  原盤:Cat. no. K1610-3; Mat. no. ARS136-43
(*)は未発表音源と表示されています。

DYNAMIC


CDS-7654
(2CD)
\3000→\2790
オルロフ(指揮)&ボリショイ劇場管
 チャイコフスキー:歌劇「エフゲニ・オネーギン」全曲
ラーリナ…バシャ・アボルスカヤ(メゾ・ソプラノ)/
タチアーナ…エレナ・クルグリコーヴァ(ソプラノ)/
オルガ…マリア・マクサコーヴァ(コントラルト)/
フィリピエヴナ…ファイナ・ペトローヴァ(メゾ・ソプラノ)/
オネーギン…アンドレイ・イヴァノフ(バリトン)/
レンスキー…イワン・コズロフスキー(テノール)/
グレーミン…マルク・ライゼン(バス)/
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団/
アレクサンドル・オルロフ(指揮)
1948年 スタジオ録音
 ボリショイ劇場管弦楽団による「エフゲニ・オネーギン」の録音は、年代ごとにいくつか存在しますが、このオルロフによる演奏はとりわけ優れていると言われています。同じ指揮者による1937年の全曲盤も現在入手可能で、こちらもなかなか素晴らしいのですが、やはりこの48年盤は音質がクリアであり、ロシアのオケの底力をじっくり堪能できるのではないでしょうか。
 なお、タチアーナを歌っているのは、同じグルグリコーヴァ。10年以上を経て落ち着きと艶を増した彼女の歌声はとても魅力的です。

GLOSSA

GCD P31102
(2CD/特別価格)
\3600→\3290
リコーダー奏者ブリュッヘンの至芸!"サワークリーム"の名盤が新装復活!
 サワークリーム・レガシー 〜 パッション・オヴ・リーズン
 マショー:
  我が終わりは我が始まり、ダヴィデのホケトゥス、意気消沈して/
 ソラージュ:煙を燻べる者/ブリュメル:アンデルナハで/
 プレストン:ラ・ミ・レのうえで/
 コーニッシュ:
  ファ・ソ・ラ、カトリコン イ短調、カトリコン ニ短調/
 フェアファックス:それは私の悲哀/
 タイ:はやく座って/ベディンガム:救い主イエス/
 作曲者不詳:キリエ、キリエ イ短調/
 作曲者不詳:キリエ ロ短調、キリエ/
 ジャイルズ:世の救い主/プレストン:おお、光よ/
 ニューアーク:行けば行くほど/
 イザーク:絶望的な運命の女神、ラ・モルラ、かく眠り続けん/
 ワルター:カノン/ジャヌカン:ひばり/
 トレボール:夢見つつ/J.S.バッハ(ブッケ編):イクリプス/
 J.S.バッハ:4つのゴルトベルク・カノン、反行形による拡大カノン
サワークリーム
 〔フランス・ブリュッヘン(リコーダー)、
  ケース・ブッケ(リコーダー)、
  ワルター・ファン・ハウヴェ(リコーダー)〕
佐藤豊彦(リュート)
イザベル・アルバレス(ヴォーカル)
  今や伝説となった"リコーダー奏者"としてのフランス・ブリュッヘン。
 ブリュッヘンが1972年に結成したリコーダー・アンサンブル、サワークリームの名演が待望の復活!
 フランス・ブリュッヘン、ケース・ブッケ、ワルター・ファン・ハウヴェという歴史にその名を刻むリコーダー界の世界的名手たちに、日本が誇る世界的リュート奏者、佐藤豊彦と、声楽のイザベル・アルバレスが加わるという豪華布陣。
 マショーからバッハ、ソラージュ、コーニッシュ、イザーク、ボールドウィン手写本からの知られざる音楽など、幾何学や算術、天文学といった"科学的観点"によって選ばれた5世紀に渡るプログラムは、リコーダー奏者フランス・ブリュッヘンの姿と演奏、才能を伝える貴重な記録である。

 ※録音:1993年6月&1994年7月




GRAND SLAM



GS 2096
¥2400→¥2190
クレンペラーのオープンリール復刻第2 弾
ベートーヴェン:
 (1)交響曲第7番イ長調 op.92
 (2)交響曲第8番ヘ長調 op.93
オットー・クレンペラー(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
 好評!クレンペラーのオープンリール復刻第2 弾、ベートーヴェンの交響曲第7 番と第8 番!

 録音:(1)1960 年10 月25 日、11 月19 日、12 月3 日、ロンドン、キングズウェイ・ホール (2)1957 年10 月29、30 日、ロンドン、キングズウェイ・ホール/ステレオ
 使用音源:(1)Angel (U.S.A.) L 35945 (4トラック、19 センチ、オープンリール・テープ) (2)Columbia (U.K.) BTB 308 (2トラック、19 センチ、オープンリール・テープ)

■制作者より
 ベートーヴェンの第5 +序曲「シュテファン王」(GS 2058)に続く、クレンペラーのオープンリール・テープ復刻第2 弾です。4 トラックの第7 番は中古市場にそれなりに出回っていますが、2 トラックの第8 番は非常に珍しいものです。
 また、解説にはクレンペラー自身がベートーヴェンについて書いた「ベートーヴェニアーナ」ほか、第8 番の録音における短い逸話をそれぞれ翻訳して掲載しています。(平林直哉)
 


GS 2095
\2400→¥2190
ボールト(指揮)&ロンドン・フィル
 マーラー:交響曲第1番 ニ長調「巨人」
サー・エイドリアン・ボールト(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 知る人ぞ知る名演、ボールトの「巨人」がオープンリールより蘇る!

 録音:1958 年8 月10 日-13 日、ロンドン、ウォルサムストウ・アッセンブリー・ホール、セッション録音、ステレオ
 使用音源: Everest (U.S.A.) STBR 3005 ( オープンリールテープ、2トラック、19 センチ)

 ■制作者より
 ボールトがステレオ初期にエヴェレストに録音したマーラーの交響曲第1 番「巨人」は、彼が生前に正規録音した唯一のマーラーです。これはLP 時代には国内で一度も発売されず、1995 年になって初めてCD で登場(キングレコード KICC-7303)しましたが、その端正な演奏内容とステレオ初期とは思えない音質の素晴らしさとで話題となりました。しかし、近年は市場から消え、一部のマニアが探し回っている状況でしたが、このたびGS シリーズで復活させることになりました。復刻の素材はセミプロ仕様の2 トラックのオープンリールテープで、しかも今回の復刻盤は初めて詳細な録音データを記したものとなります。
 


GS 2094
\2400→¥2190
ワルターのオープンリール・テープ復刻第10弾!
モーツァルト:
 (1)セレナード第13番 ト長調 K.525
  “アイネ・クライネ・ナハトムジーク”
 (2)歌劇「劇場支配人」序曲 K.486
 (3)歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」序曲 K.588
 (4)歌劇「フィガロの結婚」序曲 K.492
 (5)歌劇「魔笛」序曲 K.620
 (6)フリーメーソンのための葬送音楽 K.477
 (7)歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」序曲 K.588
 (8)歌劇「イドメネオ」序曲 K.366
ブルーノ・ワルター(指揮)
(1)-(6)コロンビア交響楽団
(7)(8)ベルリン国立歌劇場管弦楽団
 モーツァルトの管弦楽曲集、ボーナス・トラックは希少SP 復刻

 録音:(1)1958年12月17日、(2)-(5)1961年3月29、31日、(6)1961年3月8日、以上、アメリカン・リージュン・ホール、 (7)(8)1924年頃(初出:1925年3月)
 使用音源:(1)-(6)Columbia (U.S.A.) MQ 543 (オープンリール・テープ、4トラック、19センチ)、(7)Polydor (Germany) 66072 (Matrix: B 20531-646az, 78 rpm) 、(8)Polydor (Germany) 66072 (Matrix: B 20532-649az, 78 rpm)

 ■制作者より
 ワルターのオープンリール・テープ復刻第10 弾はワルターが最も敬愛したモーツァルトの、有名管弦楽曲集です。演奏内容については改めて触れるまでもないでしょう。また、ボーナス・トラックには希少なSP 盤からの序曲を加えました。これらは日本ブルーノ・ワルター協会の会員用LP が唯一のLP復刻で、「イドメネオ」のみウィング・ディスク(WCD29)でCD 化されただけで、「コシ・ファン・トゥッテ」は世界初CD 化となります。

 ■解説書の内容
 英CRQ(Classical Recordings Quartely) の2011年冬号に掲載された「ブルーノ・ワルター/オーケストラの錬金術師」を特別の許諾により全訳して掲載します。これはフリーのジャーナリスト、ジョン・トランスキーがワルターと演奏した経験を持つ音楽家へのインタビューで構成されたものです。( 以上、平林 直哉)

 GUILD HISTORICAL



GHCD 2397
\1600→\1490
カール・ランクル 〜 マーラー&デュカス1954
 マーラー:交響曲第4番ト長調*
 デュカス:交響詩《魔法使いの弟子》
カール・ランクル(指揮)
ウィーン交響楽団
セーナ・ユリナッチ(ソプラノ)*
 名匠カール・ランクルのマーラー"交響曲第4番"!

 シェーンベルク、ウェーベルンの門下生であり、クレンペラーのアシスタントを務めたことでも知られるオーストリアの指揮者カール・ランクル(1898−1968)。
 第2次世界大戦の戦火を避けるためにイギリスへ渡り、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管の首席指揮者、コヴェントガーデン王立歌劇場の音楽監督として活躍したランクルが、終戦後に祖国ウィーンに戻り、ムジークフェライン・ザールでウィーン交響楽団を振った1954年1月23日のライヴ・レコーディング。
 ORFの前身となるロート・ヴァイス・ロート放送によって放送用音源として収録されたマーラー&デュカス。約10年前に発見された貴重なテープからの復刻が、カール・ランクルの至芸を伝える。

 ※録音:1954年1月23日、ムジークフェライン・ザール(ウィーン)
 ※リマスタリング:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング
 ※マスター・ソース:ロート・ヴァイス・ロート放送収録(プライヴェート・アーカイヴ)
 


GHCD 2400/01
(2CD)
\3200→\2890
マックス・レーガー 〜 レコーディングス1936-1943
 ◆喜劇序曲 Op.120(録音:1941年5月10日)
   フリッツ・レーマン(指揮)、ベルリン・シュターツカペレ
 ◆セレナード ト長調 Op.95(録音:1943年7月18日)
   オイゲン・ヨッフム(指揮)、
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ◆バレエ組曲 Op.130(録音:1943年5月17日−21日)
   エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)、
   アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
 ◆2人だけの森 Op.76-3、子供の祈り Op.76-22
   (録音:1936年3月11日)
   アンニ・フリンド(ソプラノ)、
   ブルーノ・ザイドラー・ヴィンクラー(指揮)
 ◆マリアの子守歌 Op.76-52、眠り Op.76-59
   (録音:1937年11月2日&22日)
   エリザベート・シューマン(ソプラノ)
 ◆ロマンティックな組曲 Op.125(録音:1942年4月7日−15日)
   フリッツ・レーマン(指揮)、ブリュッセル放送交響楽団
 ◆モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ Op.132
   (録音:1943年5月17日−21日)
   エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)、
   アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
 ◆愛国的序曲 Op.140(録音:1942年11月10日)
   ロベルト・ヘーガー(指揮)、ベルリン市立管弦楽団
オイゲン・ヨッフム
エドゥアルト・ファン・ベイヌム
フリッツ・レーマン
ロベルト・ヘーガー、他
 巨匠たちの指揮でマックス・レーガーの功績が蘇る。

 後期ロマン派から次代への橋渡し役も担ったドイツの大作曲家マックス・レーガー(1873−1916)。
 カールスルーエのマックス・レーガー研究所のユルゲン・シャールヴェヒター博士が所有するコレクションから復刻された作品集には、ヨッフムやベイヌムの演奏が収録されており、20世紀前半におけるレーガーの存在感の大きさを物語っている。

 ※録音:1936年−1943年
 ※リマスタリング:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング
 ※マスター・ソース:ユルゲン・シャールヴェヒター・コレクション(マックス・レーガー研究所)

GUILD LIGHT MUSIC

GLCD 5205
\1800
ヒアーズ・トゥ・ホリデイズ
 ストット:スカイウェイズ
 ラスチェル&シグマン:さようならローマ
 ビュッヘル:コスタ・ブラバ
 ハンリー&マクドナルド:インディアナ
 ナンセイ:バトー・ムーシュ
 サザーランド:ヒアーズ・トゥ・ホリデイズ
 ショウ:ヴィーナス&バック
 ダンカン:ワインの収穫祭
 ジョンズ:ホリデー・バウンド
 ファン・デル・リンデン:ジャマイカ・ロード/他
ウォルター・ストット(指揮)
クイーンズ・ホール・ライト・オーケストラ
リチャード・ハイマン&ヒズ・オーケストラ
ロジャー・ロジャー(指揮)
モード・シンフォニー・オーケストラ
セドリック・デュモン(指揮)
ニュー・コンサート・オーケストラ、他

 ライト・ミュージックの黄金時代を良質なリマスターで蘇らせるギルド・ライト・ミュージック・シリーズ(Guild Light Music)。
 シリーズの第105集は「休日」がテーマ。イタリアからスペイン、フランス、アメリカ、カリブ海、極東を経て、モンテカルロが終着点となるミュージカル・ジャーニー!1953年−1962年の録音。

 
GLCD 5206
\1800
ノン・ストップ・トゥ・ノーウェアー
 ハーニック&ボック:天使の側に
 ザバック:ハレム万才
 ハベル&ゴールデン:プア・バタフライ
 プレヴィン:《黙示録の四騎士》より 愛のテーマ
 リーズマン:海のバラード
 アンソニー:ノン・ストップ・トゥ・ノーウェアー
 アイレス&ハード:ペドロの目覚め
 ハーゲン&スペンサー:グラスホッパー
 アームストロング:ピカデリー・ホー=ダウン/他
アルフレッド・ニューマン&
 ヒズ・オーケストラ
フローリアン・ザバック&
 ヒズ・ヴァイオリン・アンド・オーケストラ
フィリップ・グリーン&ヒズ・オーケストラ
パーシー・フェイス&ヒズ・オーケストラ
ピカデリー・ストリングス、他
 蒸気機関車のイラストが印象的なギルド・ライト・ミュージックの第106集。
 パーシー・フェイスのアレンジによるアンドレ・プレヴィンの「黙示録の四騎士」からの「愛のテーマ」は、パーシー・フェイス・オーケストラの演奏。1942年−1962年の録音。

 HAENSSLER



98 017
(2CD)
\3600→\3290
リリングの名盤メンデルスゾーンのエリヤが再発!
 メンデルスゾーン:オラトリオ「エリヤ」Op.70
クリスティーネ・シェーファー(S)
コルネリア・カリッシュ(T)
ミヒャエル・シャーデ(T)
ヴォルフガング・シェーネ(Bs)
ヘルムート・リリング(指揮)
シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
 名盤復活!傘寿記念! リリングの名盤メンデルスゾーンのエリヤが再発!極上シェーファーの美声に感動

 録音:1994 年9 月3-7 日、シュトゥットガルト

 誉れ高きヘルムート・リリングの名演集からリリングの傘寿を記念して、メンデルスゾーンのオラトリオ「エリヤ」が再発致します!リリングといえば、バッハの合唱曲を全曲録音した最初の人物として知られhanssler から発売しているJ.S. バッハのカンタータ全集は名演中の名演として知られていますが、当メンデルスゾーンのエリヤもきわめつけの演奏です!
 エリヤは序唱、序曲と2 部42 曲で構成されたオラトリオです。「汝ら心からわれを求めれば(テノール)」「聞け、イスラエルよ、主の御言葉を(ソプラノ)」「主よ足れり(バス)」など非常に美しい曲で構成され、シェーファー、カリッシュ、シャーデ、シェーネと言った充実の歌手陣により、リリングが思い描く天国的な美しい響きを作り上げております。ブックレットにはドイツ語、英語の歌詞がついております。




 HMF GOLDシリーズ新譜

 ハルモニア・ムンディ・フランスは2008年創立50周年を迎えたのにあたり、HM GOLDエディションのリリースを開始。選りすぐりのタイトルを、新たに書かれ編集された充実のフルカラーブックレットと、豪華装丁ディジパックで再上程。再リリースながら、歌詞(欧文のみ)もきちんと掲載、さらに裏ジャケットには、オリジナル・ジャケット写真も掲載されているなど、どこまでも心配りの行き届いたシリーズ。
 そんなこともあってすっかり定番化したこのシリーズ、今回またもや注目の新譜が登場。



HMG 501099
¥2300→\2090
故長岡鉄男氏が「録音も超A 級」と絶賛した名盤
 クレマン・ジャヌカン・アンサンブル

クレマン・ジャヌカン(1485 頃-1558):
 (1)鳥の歌 (2)夜ごと夜ごとに (3)のぞみはゆるぎなく
 (4)その昔、娘っこが
 (5)悲しいかなそれははっきりしたもの
  (声楽、およびギョーム・モルレイによる同曲のリュート編曲を収録)
 (6)ある日コランは (7)ああ、甘い眼差しよ (8)ひばりの歌
 (9)もしもロアールが上流に (10)ああ、わが神よ
 (11)私の苦しみは深くない (12)ああ、愛の苦しみよ
 (13)草よ、花よ  (14)盲目なった神は(A.ド・リップによるリュート編曲)
 (15)この美しい五月 (16)満たされつつも
 (17)ある日、あの人が私に言うに (18)ある朝目覚めた私
 (19)私の愛しい人は、神の贈りものを授かっている (20)うぐいすの歌
クレマン・ジャヌカン・アンサンブル
 〔ドミニク・ヴィス(C-T)、
  ミシェル・ラプレニ(T)、
  フィリップ・カントール(Br)、
  アントワーヌ・シコ(B)〕
クロード・ドゥボーブ(リュート)
 千変万化の舌の魔術!故長岡鉄男氏も「録音も超A 級」と絶賛の折り紙つき名盤

 録音:1982 年7 月/ラジオ・フランス106スタジオ

 ドミニク・ヴィス率いるクレマン・ジャヌカン・アンサンブルの数ある盤の中でもベストセラーだったのがこの「鳥の歌」。
 「鳥の歌」は「ピッピッピッ、トゥルルルル・・・・、トットットットッ・・・」と、各メンバーが歌う鳥のさえずりを模したオノマトペ(擬音)の歯切れ良い響きとリズム感が、心地よいハーモニーとなって聴き手に押し寄せます。ほかにも恋の歌など千変万化の舌の魔術、怒濤の言葉の洪水の合い間に、リュート・ソロの2 曲が息抜き的に入っているのも魅力のひとつ。「音像も3 次元的にソリッドでリアルで、口のあけ方までわかる感じだ」と、長岡氏も大絶賛の、演奏・オーディオ両方で大満足のたのしい1 枚です。
 


HMG 501570
¥2300→\2090
ヘレヴェッヘによるモーツァルト
 モーツァルト:
  (1)セレナード第10番 変ロ長調 K.361「グラン・パルティータ」
  (2)セレナード第12番 ハ短調 K.388「ナハトムジーク」
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
シャンゼリゼ管弦楽団のメンバー
 〔マルセル・ポンセール、北里孝浩(Ob)/
  ジェーン・ブース、
  ロレンツォ・コッポラ(Cl)/
  ギ・ヴァン・ワース、
  ヨッヘン・ゼゲルケ(バセットホルン)/
  クロード・モーリ、
  ペトルス・ドンブレヒト、
  クリストフ・フェロン*、
  デニス・メイトン*(ホルン)/
  マルク・ヴァロン、
  ジャン=ルイ・フィアット(バッソン)、
  ミシェル・マルドナード(Cb)〕
 名手ポンセール、コッポラの美音に酔うヘレヴェッヘによるモーツァルト

 録音:1995 年6 月 * はK.361 のみの参加

 ヘレヴェッヘによるモーツァルト。管楽合奏の名曲2 篇の、オリジナル楽器の名手ぞろいのシャンゼリゼ管弦楽団のメンバーによる演奏です。
 ポンセールや北里といった名手のほか、現在フライブルク・バロック・オーケストラでも活躍している名手コッポラのクラリネットの音色も堪能できる魅力盤。ヘレヴェッヘの、しなやかで自然にして、上品な着地のフレージングを見事に実現した演奏で、数ある同曲の名盤のなかでもユニークアな光を放つ名盤です。
 


HMG 501883
¥2300→\2090
大ブレイク直前、フランク・ブラレイの名盤
 ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー〜ピアノ曲集
 (1)ジャズボ・ブラウンのブルース
 (2)ラプソディ・イン・ブルー(作曲者によるピアノ・ソロ版)
 (3)ソング・ブック(18のヒット歌曲集 作曲者編曲(全曲))
  〔私の愛する人/楽園への階段を作ろう/ス・ワンダフル/
   アイ・ゴット・リズム/もう一度やってごらん/
   手をたたこう/オー・レディ・ビー・グッド/
   魅惑のリズム/誰かが私を愛している/
   マイ・ワン・アンド・オンリー/素敵な気持ち/
   スワニー/スウィート・アンド・ロウ・ダウン/
   君のほかは誰も/ストライク・アップ・ザ・バンド/
   フー・ケアーズ?/ドゥ・ドゥ・ドゥ/ライザ〕
 (4)パリのアメリカ人(ウィリアム・デリィによるピアノ・ソロ版)
 (5)前奏曲(メロディー17番)
 (6)前奏曲(四度のノヴェレッテ)
 (7)3つの前奏曲
 (8)2つの調性による即興曲
 (9)2つのワルツ
 (10)メリー・アンドリュー
 (11)スリー・クウォーター・ブルース
 (12)プロムナード/前奏曲
フランク・ブラレイ(ピアノ)
 フランク・ブラレイの鮮烈かつデリケートなピアニズムが冴えわたるガーシュウィン作品集

 録音:2004 年12 月/パリ

 鮮烈かつデリケート極まりないピアニズム、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭などでも来日し、人気者となっているフランスのピアニスト、フランク・ブラレイによるガーシュウィンのピアノ曲集。ガーシュウィンはシェーンベルクのよいテニス相手だっただけではありません!ブラレイは、スウィングと、クラシックのスタイルとを、見事なエレガントさをもって融合させています。「ラプソディ・イン・ブルー」での高貴な憂鬱さ、そして終盤の盛り上がりは必聴です!
 


HMG 501943
¥2300→\2090
セドリック・ティベルギアン(Pf)
 ショパン&ブラームス:バラード集

  ショパン:バラード(全4曲/Op.23,38,47,52)
  ブラームス:バラードOp.10
セドリック・ティベルギアン(Pf)
 研ぎ澄まされた音色、色彩豊かな叙情、薫るニュアンス、ティベルギアン、珠玉のバラード集

 録音:2006 年4 月

 1998 年のロン=ティボー・コンクールで優勝し一躍その名が知られたティベルギアン(1975 年〜)。待望の新譜はショパンとブラームスのバラード集。
 ショパンのバラードの第1 番の冒頭から、ものすごい音楽の推進力にたちまち引きこまれ、比較的たっぷりしたテンポで寄せては返す波のようなメロディーに酔いしれます。彼の紡ぎだす研ぎ澄まされたハーモニーは、倍音の先の先にまで耳を澄ましているかのようで、崇高さすら感じさせます。ブラームスのバラードもロマンの薫りが濃厚でありながらどこかはかなく、録音当時31 歳にしてすでに隔世の感のある演奏となっています。
 


HMG 501900
¥2300→\2090
グレフ/深き淵より
 オリヴィエ・グレフ(1950-2000):
  ソナタ・ダ・レクイエム op.283
  ピアノ三重奏曲
   (1. 深き淵より 2. ジャヴァ
    3. ロマンツェ 4. アッラ・ブレーヴェ)
エマニュエル・ベルトラン(Vc)
パスカル・アモワイヤル(Pf)
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)
 澄み切った美しい世界「作曲することをやめたら、私は死ぬ」魂の作曲家、オリヴィエ・グレフ作品集

 録音:2005 年6 月

 1950 年から2000 年、音楽の世界が無調、アヴァンギャルドと様々な方向に向かっていく中で、それらの流れと無関係な独自の音世界を守り続けたオリヴィエ・グレフ。メータ、ミシェル・ダルベルトといった名だたる演奏家たちから高く評価を受け、オリヴィエ・グレフ財団及びアパックス社が設立され、様々な作品が出版されています。
 「私はこれまでにそんなにたくさんの作品をつくったつもりはない。もし私がこの多作ぶりについて自分自身にたずねるとしたら、私の人生は音楽そのものであるからだ、と答えるであろう。作曲することをやめたら、私は死ぬ。」1998 年、このCDに収録されているピアノ・トリオを書き終えたときの言葉です。
 一曲目は死を①喪失②旅③魂の黙想の三つの観点から見つめた、死者への優しいなぐさめの音楽。二曲目のトリオは、ショスタコーヴィチを思わせる味付けのちょっとアクセントのきいた曲想です。演奏者陣もヨーロッパで高い人気を誇る女性チェリストのベルトラン、シフラの直系アモワイヤル、そしてアルカント・カルテットでもおなじみの名手ヴァイトハースと大変豪華な1 枚です。
 


HMG 501926
¥2300→\2090
ベルナルダ・フィンク(Ms)
 ブラームス:歌曲集

 私の思いはあなたの許へ,調べのように僕に,
 サッフォー風の頌歌,野にひとり,夜鶯,落胆,
 古い歌,夜鶯に,乙女は語る,君の青い目,秘密,
 セレナード,永遠の愛について,死はすがすがしい夜,
 教会の墓地にて,五月の夜,余韻,スペインの歌,
 乙女の歌,日曜日の朝に,愛の誠,
 甲斐のないセレナード,乙女,テレーゼ,乙女の歌,
 狩り,鍛冶屋,恋しい人のもとへ,日曜日,
 乙女の歌,子守歌
ベルナルダ・フィンク(Ms)
ロジャー・ヴィニョールズ(Pf)
 古楽メッゾの女王、ベルナルダ・フィンクの歌うブラームス!

 録音:2006 年3 月

 ヤーコプスが絶大な信頼をおくメッゾソプラノ、ベルナルダ・フィンク。彼女はアルゼンチン生まれですが、両親はスロヴェニアからの移民。数々のバロック声楽曲で名高いフィンク、しかしリート・ファンの間でも高く評価されていて、シューマンの「女の愛と生涯」(HMG 901753)などでも絶賛されました。
 このブラームスでも、メッゾならではの滋味溢れるブラームスをたっぷり楽しめます。伴奏には、英国の名伴奏ピアニスト、ロジャー・ヴィニョールズを迎え、万全です。

HMF GOLDシリーズ
 2 枚組 6 タイトル新譜

 ハルモニア・ムンディ・フランスは2008年創立50周年を迎えたのにあたり、HM GOLDエディションのリリースを開始。選りすぐりのタイトルを、新たに書かれ編集された充実のフルカラーブックレットと、豪華装丁ディジパックで再上程。再リリースながら、歌詞(欧文のみ)もきちんと掲載、さらに裏ジャケットには、オリジナル・ジャケット写真も掲載されているなど、どこまでも心配りの行き届いたシリーズ。
 そんなこともあってすっかり定番化したこのシリーズ、先日の6タイトル(こちらの下のほう)に続いて今回またもや注目の新譜が登場。


HMG 501578
(2CD)
\2400→\2190
J.S.バッハ:管弦楽組曲(全曲)
 [CD1]
  第3番 ニ長調 BWV 1068
  第1番 ハ長調 BWV 1066
 [CD2]
  第4番 ニ長調 BWV 1069
  第2番 ロ短調 BWV 1067
ベルリン古楽アカデミー
 絶妙なリズム感が冴えわたる緊密なアンサンブル、ベルリン古楽アカデミーによる管弦楽組曲、復活!

 録音:1995 年9 月

 カタログ付CD(2008) としても発売された名盤、ベルリン古楽アカデミーによるバッハの管弦楽組曲が復活します!組曲第1番プレリュードの冒頭の、品格漂うテンポ感と音色はさすが。第2 番の終曲「バディヌリ」で魅せる絶妙なリズム感覚が冴えたアンサンブルは絶品です。名人たちによる抜群のアンサンブルをたのしめるセットです。
 


HMG 508396
(2CD)
\2400→\2190
テレマン:管弦楽組曲集
 [CD1]
  (1)組曲 ニ長調 TWV55: D18
  (2)組曲「諸国民」TWV55: B5
  (3)ヴァイオリン協奏曲 イ長調「雨蛙」
   (ヴァイオリン独奏:ミドリ・ザイラー)
  (4)序曲「風変わり」ト長調
    録音:2001 年3 月
 [CD2]
  (1)序曲 ニ長調 TWV 23:1
   「ハンブルク自由都市海軍学校創立百周年に寄せて」
  (2)組曲「アルスター」ヘ長調 TWV 55:F11
   (ホルン四重奏を含む)
  (3)組曲「ミュゼット」 ト短調 TWV 55:g1
  (4)組曲「狩」ヘ長調 TWV55: F9
  (5)序曲と悲喜劇組曲 ニ長調 TWV55: D22
ベルリン古楽アカデミー
 ベルリン古楽アカデミーの名人たちによるユーモアたっぷり、多彩なヘンデル作品集

 録音:1997 年12 月

 テレマンの管弦楽曲集。テレマンはバッハやヘンデルより4 年早く生まれ、そのどちらよりもずっと長生きしました。多作家で、間違いなく何千曲という作品(バッハやヘンデルよりずっと多い)を手掛けたうえ、そのどれもがユーモアとセンスに溢れており、彼の作品群はいわば宝箱のよう。ベルリン古楽アカデミーという名手たちによるこの録音は、テレマンの真価を問う名盤として名高いものです。
 「雨蛙」は、蛙の鳴き声を楽器が模すユーモラスな作品。「諸国民」は様々な国を音楽で表現したもので、異国情緒あふれる「トルコ人」、クレムリンの鐘をユーモラスに描写した「モスクワ(ロシア)人」、ラテン的な明るい「ポルトガル人」など、多彩な魅力に満ちています。「風変わり」は声部間のぎこちないやりとりが、通常のフランス風序曲とは一味違う効果を生み出しています。ベルリン古楽アカデミーの大胆なアプローチは必聴の演奏です。
 


HMG 501498
(2CD)
\2400→\2190
ヘンデル:メサイア(全曲) ウィリアム・クリスティ(指揮)
レザール・フロリサン
バーバラ・シュリック(S1)
サンドリーヌ・ピオー(S2)
アンドレアス・ショル(A)
マーク・パドモア(T)
ネイサン・バーグ(Bs)
 美しく端正、高貴なるメサイア、豪華なソリスト陣も魅力

 録音:1993 年12 月

 クリスティによる絶美のメサイアの復活。序曲から非常に美しい端正な高貴さに満ちており、演奏への期待が高まります。パドモアにピオー、そしてアンドレアス・ショルら、非常に豪華な歌唱陣にも注目の名盤です。
 


HMG 508235
(2CD)
\2400→\2190
ようやく復活!
 ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集

 [CD1]
  協奏曲RV401 ハ短調,RV417ト短調,
  RV423 変ロ長調,RV405 ニ短調*,
  RV400 ハ長調,RV419 イ短調、RV415 *
 [CD2]
  協奏曲RV420 イ短調,RV408 変ホ長調,
  RV411 ヘ長調,RV407 ニ短調,
  ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
   「プロテウス」RV544 ヘ長調,
  RV421 イ短調,
  ヴァイオリンと2つのチェロのための協奏曲RV561 ハ長調
ロエル・ディールティエンス
 (Vc &指、ピッコロ・チェロ*)
アンサンブル・エクスプロラシオン
 ヴィヴァルディの珠玉のチェロ協奏曲、ディールティエンスのしっとり美しい音色で!

 録音:[CD1]1997 年 [CD2]2001 年

 発売当時、朝日試聴室推薦、レコード芸術特選ときわめて高い評価を得た、ディールティエンス率いるアンサンブル・エクスプロラシオンによるヴィヴァルディの名盤が再登場。ヴィヴァルディのチェロ協奏曲は、音楽史上初めて、チェロがソロの楽器として活躍するように書かれたもの。RV405ニ短調のデモーニッシュな冒頭と、続くチェロのソロで奏でられる美しい旋律、RV415 ト長調協奏曲のターフェルムジークを思わせるきらびやかな音世界・・・ヴィヴァルディが腕によりをかけて書いたことがよくわかる秀作ぞろいです。ディールティエンスの奏でるしっとりとした音色がまた魅力です。
 夏が終わる。
 空を見上げることすらできないほどに容赦なくその威力を見せ付けた太陽も、虫の鳴き声に促されるようにやや手加減し始めた。
 しかし、人の感性も知性も鈍らせた今年の異常に暑い夏でも、このヴィヴァルディだけは、切なく悲しく美しく響いた。
 昔リリースされて人気を得たディールティエンスの2枚のチェロ協奏曲集。
 ヴィヴァルディはご存知のとおり多作家である。その中にあってチェロ協奏曲はあまり目立った作品群ではない。
 そのちょっと控えめなたたずまいは、「四季」などの華美なヴァイオリン協奏曲と比べるまでもなく、軽く聴き流してしまうと地味にしか聴こえない。
 ・・・が、よく耳を澄ますと、控えめなロマンの中に、ときおりどうしようもなく切ない旋律が現れる。
 それに気づいて聴き込み始めると、その深く沈んだ、まるで宗教的アリアのような抒情が胸にしみこんでくるようになる。
 ヴェネツィアの喧騒に隠れた裏通りの平穏な一角。破廉恥な仮面舞踏会で残されたわずかな道徳。ヴァイオリン協奏曲が「陽」だとしたらこれは明らかに「影」。
 だからあんな強烈な太陽の下でも、この音楽だけは不思議と自然に心に入り込んできたのだろう。
 人生、そうしたふと足を止める影のようなものが必要なときもある。(当時のコメントから)
 


HMG 508394
(2CD)
\2400→\2190
プーランク:合唱曲集
[CD1]
 7つの歌
  (白い雪,ほとんどゆがまずに,新しい夜のために,
   すべての権利,美とそれに似たもの,マリー,光る) 
 小カンタータ「ある雪の夕暮れ」.カンタータ「人間の顔」,
 アッシジの聖フランシスコの4 つの小さな祈り,酒飲みの歌
[CD2] 宗教合唱曲集
 (1)悔悟の時のための4つのモテット(1938 〜 39)
 (2)神をたたえよ(詩篇80) (3)サルヴェ・レジーナ 
 (4)クリスマスのための4つのモテット (5)ミサ曲 ト長調
[CD1]
 ダニエル・ロイス(指)
 RIAS 室内合唱
[CD2]
 マルクス・クリード(指揮)
 RIAS 室内合唱
 プーランクによる極上の合唱曲集

 [CD1]録音:2004 年9 月/ [CD2]録音:1995 年6, 8 月/《ジャケット絵画:ルネ・マグリット「不謹慎な宝石」》

 RIAS 室内合唱団によるプーランクの名盤2 枚も復活。[CD1] は前音楽監督のロイス( 任期:2003-2006) 指揮によるもので、プーランクの無伴奏合唱曲の傑作「人間の顔」を中心に据えています。プーランクの無伴奏合唱作品が持つ、美しい旋律と繊細で豊かな内声の動きが織りなす、独特の空気感をこの上なく再現しています。[CD2] は前々音楽監督のクリード( 任期:1987-2003) 指揮による宗教合唱曲集。敬虔で崇高な世界を、RIAS 室内合唱団の面々が見事に表現しています。
 


HMG 507356
(2CD)
\2400→\2190
中世の不思議な響き
 [CD1]
  ザ・エイジ・オブ・カテドラル
 [CD2]
  ホケトゥス〜中世ヨーロッパの声楽
ポール・ヒリアー(指揮)
シアター・オブ・ヴォイセズ
 録音:[CD1]1995年5 月14-17日、[CD2]1997年5 月6-12 日

 ポール・ヒリアー率いるシアター・オブ・ヴォイセズがお届けする中世の響き。どこかワールド音楽を聴いているような気分になる不思議な世界へと誘われます。



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