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第70号
マイナー・レーベル新譜(7)
2013.4.9〜2013.6.14


Ⅲ MILLENNIO(テルツォ・ミレンニオ)


CDA 0148
\2000
わが勇気のために歌う 十字軍
 不詳:
  Deus lo Volt! Ultreja! E sus eja!(巡礼者の歌;カリクストゥス写本所収)
  エスタンピー・レアル VI/Chevalier mult estes guariz(1147年の十字軍)
  Parti de mal e bien aturne(1189年の十字軍)/エスタンピー・レアル VII
 シャストラン・ド・クチ:
  Li noviaux tanz et mais et violete (1189年の十字軍)
  A vous amant, plus qu'a nule autre gent(1189年の十字軍)
 アンリ・ド・リキエ:Caritaz
 ジル・ド・ヴィニエ:Aler m'estuet la u je trairai paine(1202年の十字軍)
 ユオン・ド・サン・カンタン:Jerusalem se plaint et li pais(1219年の十字軍)
 不詳:Verso Damasco
 ヴァルター・フォン・デル・フォーゲルヴァイデ:パレスチナの歌(1219年の十字軍)
 獅子心王リチャード1世:Ja nuns hons pris
 ティボー・ド・シャンパーニュ:
  Seignor saichez qi or s'en ira(1239年の十字軍)
  Au tanz plaine de felonie(1239年の十字軍)
 不詳:
  Im mai/Oies Seigneur, pereceus par oiseuse(時期不定の十字軍)
  Stantipes/On ne porroit(1248年の十字軍)
 ギュジョン・ド・ディジョン:Chanterai por mon coraige(1189年の十字軍)
フロリレジウム・ムジケ
レーモ・ゲリーニ(指揮)
録音:2002年9月20-22日、聖ジョヴァンニ・イン・アルジェンテッラ修道院、
     パロンバーナ・サビーナ、ローマ県、イタリア
 

CDC 0174
\2000
内なる旅 グルジェフとハルトマンの音楽
 ゲオルギー・グルジェフ(1877-1949)/トーマス・ド・ハルトマン(1885-1956):
  小アジアの正教会聖歌 20.II.1926
  クルドの羊飼いの旋律 25.IX.1926 & サイード舞曲 30.XII.1926
  サイードの歌と舞曲 18.IV.1927/バヤティ 7.X.1926/1.I.1926
  サイード舞曲 12.II.1927/サイードの歌と舞曲 20.II.1927
  ギリシャの旋律 29.VI.1924/アルメニアの歌 6.IV.1926
  Katzapsky Song 8.II.1926/アルメニアの歌 19.III.1927
  法悦の舞曲 23.V.1926/アジアの歌とリズム から 第40番
  祈りと行列 1.V.1926/聖なる肯定、聖なる否定、聖なる和解 8.X.1926
  瞑想 10.X.1926/復活祭の水曜日のための聖歌 5.V.1926
  復活祭の木曜日のための聖歌 12.V.1926/キリストの復活 24.IV.1927
  復活祭の聖歌と聖夜の行列 23.IV.1927
ウーゴ・ボネッシ(ピアノ)
録音:1997-2002年、ウーゴ・ボネッシの自宅のスタジオ
 


CDA 0207
\2000→\1890
ヴェールに包まれた音楽
 狂気と紙一重の天才
  サン・セヴェーロ公ライモンド・ディ・サングロ(1710-1771)の宮廷音楽

 サン・セヴェーロ公ライモンド・ディ・サングロのためのソナタ&協奏曲集
 ロベルト・カラヴェッラ(1959-):ラビリントゥス−アナクルシス
 フランチェスコ・ドゥランテ(1684-1755):協奏的四重奏曲ヘ短調
 ロベルト・カラヴェッラ:ラビリントゥス I
 ニコラ・ポルポラ(1686-1768)/
  ジョヴァンニ・バッティスタ・コスタンツィ(1704-1778):
  ヴァイオリン、チェロと通奏低音のためのソナタ ハ短調
 ロベルト・カラヴェッラ:ラビリントゥス II
 レオナルド・ヴィンチ(1690?-1732):
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第1番ニ長調
 ロベルト・カラヴェッラ:ラビリントゥス III
 レオナルド・レーオ(1694-1744):
  フランス式アーチリュートのためのトッカータ ト短調
 ロベルト・カラヴェッラ:ラビリントゥス IV
 ニコロ・ヨンメッリ(1714-1774):
  2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第3番ニ長調
 ロベルト・カラヴェッラ:ラビリントゥス V
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710-1736):
  2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第1番ト長調
 ロベルト・カラヴェッラ:ラビリントゥス VI
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ:
  ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲変ホ長調
 ロベルト・カラヴェッラ:ラビリントゥス VII−ルクス・エテルナ
イル・カンティエーレ・デレ・ムーゼ
 ヴァレーリオ・ロジート、ヨアンナ・フシチャ、ピエトロ・メルドレージ(ヴァイオリン)
 シモーナ・ブルーノ、テレーザ・チェッカート(ヴィオラ)
 マッテオ・スカルペッリ、マルコ・チェッカート(チェロ)
 ロベルト・リッカルディ(コントラバス)
 ロベルト・カラヴェッラ(テオルボ、キタローネ、フランス式アーチリュート) 他
ロベルト・カラヴェッラ(指揮)

録音:2004年3月、O.A.S.I. スタジオ、ローマ、イタリア

 ナポリ貴族サン・セヴェーロ公ライモンド・ディ・サングロ(1710-1771)の宮廷音楽を再現する試み。
 ライモンドは学問・芸術の他、発明家、解剖学者、錬金術師、フリーメイソン会員としても名を残す、狂気と紙一重の天才と称された人物。ナポリのサン・セヴェーロ礼拝堂にある大理石彫刻「ヴェールに包まれたキリスト」はそのリアルさで有名で、ライモンドが本物の遺体にヴェールをかけて製作させたのではないかという噂が立ったほどでした。
 間奏曲的に置かれた「ラビリントゥス(迷路)」はそんなライモンドの謎めいた人生を思わせる曲想で、声楽や管楽器も参加しています。

『ヴェールに包まれたキリスト』

 


CDNCS 0254/5/6
(3CD)
\6000→\5490
ロザリウム 聖なるロザリオの玄義による音楽的瞑想
 【CD 1】 喜びの玄義
 [イントロイトゥス I]
 グレゴリオ聖歌:アヴェ・マリス・ステラ(賛歌) 断章 I
 ハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー(1644-1704):
  ロザリオのソナタ 第4番「神殿におけるイエスの奉献」
 [神よ、われを救いに来たまえ]
 グレゴリオ聖歌:アヴェ・マリス・ステラ 断章 II
 フランチェスコ・ソリアーノ(1548-1621):
  アヴェ・マリス・ステラによるカノン第77番
 [第1の玄義:告知]
 グレゴリオ聖歌:アヴェ・マリス・ステラ 断章 III
 フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497-1543):ファンタジア第13番(*)
 [第2の玄義:訪問]
 グレゴリオ聖歌:アヴェ・マリス・ステラ 断章 IV
 ロベルト・カラヴェッラ(1959-):賛歌選[Analecta Hymnica]
 [第3の玄義:降誕]
 グレゴリオ聖歌:アヴェ・マリス・ステラ 断章 V
 ドメニコ・ツィポーリ(1688-1726):パストラーレ
 [第4の玄義:奉献]
 グレゴリオ聖歌:アヴェ・マリス・ステラ 断章 VI
 J・S・バッハ(1685-1750):
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 から アルマンドとカンタービレ
 [第5の玄義:神殿における発見]
 グレゴリオ聖歌:アヴェ・マリス・ステラ 断章 VII
 ロベルト・カラヴェッラ:Kitmu Trio(*)
 [ロレトのリタニア](+)
 パブロ・ブルナ(1611-1679):聖処女のリタニアによるティエント第2旋法(#)
 [われらは御身の保護の下に逃れん、聖なる神の御母よ](+)
 グレゴリオ聖歌:サルヴェ・レジナ(アンティフォナ)
 [瞑想 I]
 ロベルト・カラヴェッラ:マニフィカト
 【CD 2】 苦しみの玄義
 [イントロイトゥス II]
 グレゴリオ聖歌:真実なる十字架(賛歌) 断章 I
 ハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー:
  ロザリオのソナタ 第10番「イエスの十字架への磔」
 [神よ、われを救いに来たまえ]
 グレゴリオ聖歌:真実なる十字架 断章 II
 フランチェスコ・ソリアーノ:アヴェ・マリス・ステラによるカノン第54番
 [第1の玄義:かんらんの園での苦悶]
 グレゴリオ聖歌:真実なる十字架 断章 III
 ロベルト・カラヴェッラ:真実より[Della Verita]−カノン(*)
 [第2の玄義:鞭打ち]
 グレゴリオ聖歌:真実なる十字架 断章 IV
 ロベルト・カラヴェッラ:Sephardya
 [第3の玄義:茨の戴冠]
 グレゴリオ聖歌:真実なる十字架 断章 V
 ロベルト・カラヴェッラ:Mystika
 [第4の玄義:十字架を担い]
 グレゴリオ聖歌:真実なる十字架 断章 VI
 J・S・バッハ:
  無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 から サラバンド
  無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 から 前奏曲
 [第5の玄義:磔と死]
 グレゴリオ聖歌:真実なる十字架 断章 VII
 ロベルト・カラヴェッラ:人間より[Dell'Uomo](*)
 [ロレトのリタニア](+)
 パブロ・ブルナ(1611-1679):聖処女のリタニアによるティエント第2旋法(#)
 [われらは御身の保護の下に逃れん、聖なる神の御母よ](+)
 グレゴリオ聖歌:サルヴェ・レジナナ(アンティフォナ)
 [瞑想 II]
 ロベルト・カラヴェッラ:スターバト・マーテル
 【CD 3】 栄えの玄義
 [イントロイトゥス II]
 グレゴリオ聖歌:神は昇れり(アンティフォナ)
 ハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー:
  ロザリオのソナタ 第11番「キリストの復活」
 [神よ、われを救いに来たまえ]
 グレゴリオ聖歌:ガラリヤの人々よ(アンティフォナ)
 フランチェスコ・ソリアーノ:アヴェ・マリス・ステラによるカノン第103番
 [第1の玄義:復活]
 グレゴリオ聖歌:神は昇れり
 ロベルト・カラヴェッラ:善きことより、悪しきことより[Del Bene, del Male](*)
 [第2の玄義:昇天]
 グレゴリオ聖歌:ガラリヤの人々よ
 J・S・バッハ:
  無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 から 前奏曲
  無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 から クラント
 [第3の玄義:聖霊の降下]
 グレゴリオ聖歌:神は昇れり
 フランシスコ・フェルナンデス・パレロ(1533?-1590):
  「聖霊とともに」によるティエント
 [第4の玄義:聖処女マリアの被昇天]
 グレゴリオ聖歌:ガラリヤの人々よ
 ロベルト・カラヴェッラ:時より[Del Tempo](*)
 [第5の玄義:聖処女マリアの戴冠]
 グレゴリオ聖歌:神は昇れり
 不詳(17世紀):L.K.M.氏の無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
  [ロレトのリタニア](+)
 パブロ・ブルナ(1611-1679):聖処女のリタニアによるティエント第2旋法
 [われらは御身の保護の下に逃れん、聖なる神の御母よ](+)
 グレゴリオ聖歌:サルヴェ・レジナナ(アンティフォナ)
 [瞑想 III]
 ロベルト・カラヴェッラ:レジナ・チェリ
アカティストス
 フランチェスコ・カルネルッティ(朗読)
 アリアンナ・ヴェンディテッリ(ソプラノ)
 パオロ・ロペス、ラドゥ・マリアン(男性ソプラノ)
 アントニオ・ジョヴァンニーニ(男性アルト)
 ダリオ・パオリーニ(グレゴリオ聖歌朗唱、ポジティヴ・オルガン)
 ヴァレーリオ・ロジート(ヴァイオリン、ヴィオラ・ダモーレ、リラ・ブラッチョ)
 シモンピエトロ・クッシーノ(チェロ)
 ロベルト・カラヴェッラ(テオルボ、リュート、キタローネ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、
  サントゥール、ドゥドゥク、トロンバ・マリーナ)
イル・カンティエーレ・デレ・ムーゼ(*)
ロベルト・カラヴェッラ(指揮)

録音:2008年、ボンサイ・スタジオ、オルヴィエート、イタリア ADD
「玄義」の部分には朗読が重ねられます。(+)は3つのディスク共通。(#)のトラックの最後に編集ミスと思われる朗唱の断片が4秒ほど収録されておりますが、修正盤の供給はございません。なにとぞお許しください。(代理店)


ACCP (AGRUPACION CORAL DE CAMARA DE PAMPLONA)


ACCP 02
\2400
ミゲル・デ・イリサル・イ・ドメンサイン(1635-1684):
 エレミヤ哀歌、モテットとミゼレーレのためのトノ集

  もしも今日、死の影の間にある太陽が
   [Si hoy el sol entre sombras de muerte](トノ・ア・ラ・ソレダ、4声)
  聖水曜日のための第3のエレミヤ哀歌[Lamentacion tercera del miercoles]
   (4声;2人の歌手と2つのファゴットによる演奏)
  泣け、泣け[Llorad, llorad](トノ・ア・ラ・ソレダ、4声)
  独り暮らす悲しいこきじばと(小雉鳩)[Tortola triste que habitas]
   (トノ・ア・ラ・ソレダ、2声)
  聖木曜日のための第1のエレミヤ哀歌[Lamentacion primera del jueves]
   (7声)
  おお、道行くすべての者たちよ[O vos omnes](モテット、4声)
  愛の心づかいに私は涙する[A que llore me obligan finezas de amor]
   (1声のトノ・ア・ラ・ソレダ)
  聖金曜日のための第1のエレミヤ哀歌[Lamentacion primera del viernes]
   (8声)
  道行く者たちは[Vosotros que pasais por el camino]
   (十字架にかけられたキリストのためのトノ、4声)
  ミゼレーレ[われを憐れみたまえ、神よ;Miserere mei Deus](詩篇、7声)
ノヴァ・ルクス・アンサンブル
 イベッテ・ゴンサレス、
 アベナウアラ・グラフィグナ(ソプラノ)
 ベアトリス・アギレ、
 リディア・ビニェス・クルティス(メゾソプラノ)
 セルジ・モレノ=ラザリェ(男性アルト)
 ホルヘ・フアン・モラタ、ビクトル・サルド(テノール)
 ジュゼプ・カブレ、
 ショセ・アントニオ・ホヨス(バリトン)
 マリア・クリソル、
 メリチェル・フェレル(ファゴット)
 マヌエル・ビラス(ハープ)
 パトリシア・ゴンザレス(オルガン)
ジュゼプ・カブレ(指揮)

録音:2010年11月18-20日、聖ミゲル教会、オルコイエン、ナバラ県、スペイン

 ミゲル・デ・イリサル・イ・ドメンサインはスペイン、ナバラ地方のアルタホナ出身の作曲家。少年聖歌隊員としてレオン大聖堂、トレド大聖堂で学び、1657年にビトリアの聖マリア神学校礼拝堂楽長に就任、1670年にはセゴビア大聖堂楽長に就任し生涯務めました。ノヴァ・ルクス・アンサンブルはパンプロナ室内合唱団を母体として2006年に創設されたアンサンブル。


ACTE PREALABLE



AP 0264
\2000→\1890
ヤン・バプティスタ・クレチンスキ(1756-1828):
  6つの弦楽三重奏曲 Op.4(1797)から
   第1番ハ長調/第2番ト長調/第6番イ長調
アレグリヤ弦楽三重奏団
 マリア・ミウコフスカ(ヴァイオリン)
 マグダレナ・シェルピエン=ヴィヴィロツカ(ヴィオラ)
 プシェミスラフ・ヴィエルズバ(チェロ)
録音:2012年8月22-24日、福音教会、ミコルフ、ポーランド
  


AP 0265
\2000→\1890
ヤン・バプティスタ・クレチンスキ(1756-1828):
  6つの弦楽三重奏曲 Op.4(1797)から
   第3番ニ長調/第4番変ホ長調/第5番変ロ長調
アレグリヤ弦楽三重奏団
 マリア・ミウコフスカ(ヴァイオリン)
 マグダレナ・シェルピエン=ヴィヴィロツカ(ヴィオラ)
 プシェミスラフ・ヴィエルズバ(チェロ)

録音:2012年8月22-24日、福音教会、ミコルフ、ポーランド
 AP 0264、AP 0265はび当レーベル主催の第9回「知られざるポーランド音楽録音コンクール」(2012)でグランプリを獲得したアレグリヤ弦楽三重奏団の自主制作音源をCD化したもの。
 ヤン・バプティスタ・クレチンスキはモーツァルトと同年にポーランドのカルヴィナに生まれたヴァイオリン奏者・作曲家・指揮者。ヴェネツィア、ブラチスラヴァで活躍した後、1795年ウィーンに移住。トーンキュンストラー協会管弦楽団員および指揮者、宮廷オペラ楽団員、ケルトナートーア劇場指揮者、を務め、ウィーンで没しました。アレグリヤ弦楽三重奏団はポーランド、キェルツェのオスカル・コルベルク・シフィエントクシスカ・フィルハーモニー管弦楽団の若手メンバーにより2010年に結成されたトリオ。モダーン楽器を使用しています。

 


AP 0266
\2000→\1890
【旧譜 再入荷予定】
ハンス・フーバー(1852-1921):ヴァイオリンとピアノのための作品集
  ソナタ第2番変ロ長調 Op.42(+)
  ソナタ第7番ト長調「グラツィオーサ」Op.119(*)
  詩的小品集 Op.99 から(+)
   前奏曲/夢想/レントラー/小さな子守歌/スケルツィーノ
   ワルツ/小さなロマンス/夜曲/エピローグ
アグニェシュカ・マルハ(ヴァイオリン)
トマシュ・パヴウォウスキ(ピアノ)

録音:2010年2月(*)、2011年2月(+)、フリデリク・ショパン音楽大学コンサートホール、ワルシャワ
 フーバーはスイス(ドイツ語圏)の作曲家。世界初録音と表示されています。アグニェシュカ・マルハはワルシャワのフリデリク・ショパン音楽大学(博士号を取得)、南オランダ高等音楽学校(マーストリヒト)、スイスのベルン音楽大学およびバーゼル・スコラ・カントールム(キアラ・バンキーニにバロック・ヴァイオリンを師事)で学んだポーランドのヴァイオリン奏者。オピウム弦楽四重奏団の第1ヴァイオリンも担当しています。前作であるジグムント・ストヨフスキのヴァイオリン協奏曲他を収めたCD(AP 0221)は当レーベルのベスト・セラーの一つとなっています。

 


AP 0253
\2000→\1890
ルボミル・ルジツキ(1883-1953):ピアノを伴う室内楽作品集
  ピアノ五重奏曲ハ短調 Op.35(*)
  ヴァイオリン、チェロとピアノのための狂詩曲 Op.33(+)
  チェロ・ソナタ イ短調 Op.10(#)
イェジ・ゴジシェフスキ(ピアノ)
ヴィラヌフ弦楽四重奏団
 タデウシュ・ガジナ(第1ヴァイオリン(*/+))
 パヴェウ・ウォサキェヴィチ(第2ヴァイオリン(*))
 リシャルト・ドゥシ(ヴィオラ(*))
 マリアン・ヴァシュウカ(チェロ)

録音:2007年1月17日(#)、2008年5月31日-6月1日(+)、2010年4月29-30日、7月2日(*)、
     ポーランド放送スタジオS2、ワルシャワ

ルジツキはシマノフスキと同世代のポーランドの作曲家。世界初録音と表示されています。

 

AP 0263
\2000
ルボミル・ルジツキ(1883-1953):ピアノ作品集 Vol.1
  バラディナ[Balladyna](詩曲)Op.25/ナイチンゲール Op.55
  波の戯れ[Gra fal (Im Spiel der Wellen)]Op.4
  4つの即興曲 Op.6/4つの間奏曲 Op.42/3つの小品 Op.15
  5つの幻想小曲 Op.46
ヴァレンティナ・セフェリノヴァ(ピアノ)

録音:2012年4月28-29日、ポーランド放送スタジオS2、ワルシャワ

ヴァレンティナ・セフェリノヴァはブルガリアのピアニスト。世界初録音と表示されています。

 

AP 0267
\2000
フランチシェク・ブジェジンスキ(1867-1944):ピアノ作品全集
  三部作(前奏曲とフーガの組曲)Op.5/ポロネーズ組曲 Op.4
  トッカータ Op.7/ワルツ/主題と変奏曲 Op.3
バルバラ・パクラ(ピアノ)

録音:データ未詳

フランチシェク・ブジェジンスキはワルシャワに生まれレーガー他に師事したポーランドの作曲家・音楽批評家・ジャーナリスト。世界初録音と表示されています。

 


AP 0271
\2000→\1890
ブジェジンスキ&ジグムント・シュルツ:ヴァイオリン・ソナタ集
 フランチシェク・ブジェジンスキ(1867-1944):
  ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.6
 ユゼフ・ジグムント・シュルツ(1875-1956):
  ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.61
イレナ・カリノフスカ=グロフス(ヴァイオリン)
バルバラ・パクラ(ピアノ)

録音:データ未詳

世界初録音と表示されています。

 

AP 0272
\2000

ガブリエーレ・トマセッロ(ピアノ)
 モーツァルト(1756-1791):ピアノ作品集 Vol.1

  ソナタ第5番ト長調 K.283/ソナタ第7番ハ長調 K.309
  ソナタ第9番ニ長調 K.311/幻想曲ニ短調 K.397
  ソナタ第16(17)番変ロ長調 K.570

ガブリエーレ・トマセッロ(ピアノ)

録音:データ未詳

ガブリエーレ・トマセッロはシチリアのカターニアに生まれたイタリアのピアニスト。

 

AP 0273
\2000
趣向を凝らして ユダヤの音楽
 伝承曲:チリビン・チリボン[Tschiribim, Tschiribom]
 ダヴィド・ゼハヴィ:わが神よ、わが神よ[Eli, Eli]
 ヴォイテク・ムロゼク:サムエルの娘[Smiech Samuela]
 伝承曲:われは目を上げて山を望む[Esa Einai](詩篇121)
 伝承曲:歓喜せん[Hava Nagila]
 モルデハイ・ゼイラ:夜だった[Hayu Leylot]
 伝承曲:王国(マイム・マイム)
 モルデハイ・ヤコブソン:見よ、兄弟が共に住む[Hine Ma Tov](詩篇133)
 ナオミ・シェメル:おお、わが祖国よ[Hoy Artzi Moladti]
 モルデハイ・ゼイラ:ライラ、ライラ[Layla, Layla]
 ジョン・ウィリアムズ:映画「シンドラーのリスト」のテーマ
 ジェレミー・ボック:もしも私が金持ちだったら
 サミュエル・コーエン:希望[Hatikvah](イスラエル国歌)
 [ボーナス・トラック]
 伝承曲:さあ、ヤーナ[Ajde Jano]
 ヤイル・ダラル:あなたの瞳の霧を通して

シロンスク室内五重奏団
 ダリウシュ・ズボフ、
ヤクプ・ウィシク(ヴァイオリン)
 ヤロスワフ・マルゼツ(ヴィオラ)
 カタジナ・ビェドロフスカ(チェロ)
 クシシュトフ・コルゼン(コントラバス)

録音:2012年7月、メトスタジオ、ボブロヴニキ、ポーランド
 

AP 0274
\2000
バイルト、クラウゼ、ブルズドヴィチ、ウーチュク:
 メゾソプラノと室内楽のための歌曲集

 タデウシュ・バイルト(1928-1981):トルヴェールの歌
   (アルトまたはメゾソプラノ、2つのフルートとチェロのための;全7曲)(*)
 ジグムント・クラウゼ(1938-):マレーのパントゥン
   (3つのフルートとアルトまたはメゾソプラノのための;全3曲)(+)
 ヨアンナ・ブルズドヴィツ(1943-):波止場のデッサン
   (メゾソプラノ、フルート、ピアノと打楽器のための7つの小品)(#)
 ユリウシュ・ウーチュク(1927-):抒情的肖像
   (ソプラノまたはメゾソプラノ、2つのヴァイオリン、チェロと
   ピアノのための;全5曲)(**)

リリアナ・グルスカ(メゾソプラノ)
ドロタ・ドンブロフスカ(フルート(*/+/#))
アレクサンドラ・ピルチ(フルート(*/+))
マリウシュ・ムルチェク(チェロ(*))
アンナ・ガジンスカ(フルート(+))
シモン・モルス(指揮(+))
アンナ・ミコロン(ピアノ(#))
ピオトル・スット(打楽器(#))
アルトゥル・ミリアン、アンナ・ムラハチ(ヴァイオリン(**))
クシシュトフ・コジャテク(チェロ(**))
マルチン・クハジェフスキ(ピアノ(**))
カタジナ・ボヤルニェツ(指揮(**))

録音:2011年、レコーディング・スタジオ、スタニスワフ・モニュシュコ音楽アカデミー、
     グダンスク、ポーランド

(+)(#)のフルート奏者の(割り振りの)表示が不足しているため弊社(代理店)で推定いたしました。世界初録音と表示されています。


ANDANTE PRODUCCIONES CULTURALES


APC 3
\3000
マリア・レハラガ 感情の音楽、取り戻された音楽
 ラケル・フラド/フアン・ラモン・ヒメネス(1881-1958)作詩:
  しおれたバラを見て笑うマリア(1905)(*/#)
 マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):
  ロンダのパン(1914)(+)/幼児を抱く母たちの祈り(1914)(+)
 フリアン・バウティスタ(1901-1961):2つの歌 Op.3(1921)
   幼児を抱く母たちのビリャンシコ(+),その人は碧い眼をしていた(*)
 マリア・ロドリゴ(1888-1967):嘆き(1924)(*)
   夜に歌われる3つの歌,夜は静かに,歌は飛んで行く
 ビセンテ・リェオ(1870-1922):
  サルスエラ「ラ・ティラナ」(1913)から ルシアとフェルナンドの二重唱(*/+)
 ホセ・マリア・ウサンディサガ(1887-1915):
  サルスエラ「炎」(1915)から タマルとアドリアンの二重唱(*/+)
 ホアキン・トゥリナ(1882-1949):
  オペラ「東洋の庭」(1923)から スルタンのアリア(*)
 マヌエル・デ・ファリャ:7つのスペイン民謡(1914)(*/**)
ホアキン・ピハン(テノール(*))
マリア・サパタ(ソプラノ(+))
シルビア・コントレラス(チェロ(#))
ハビエル・ラバダン(カホン(#))
ラケル・フラド(チベタン・ボール(#))
ノエリア・ロディレス(ピアノ(#,**以外))
ロサ・トレス=パルド(ピアノ(**))

録音:データ記載なし

スペインの作家マリア・レハラガ(1874-1974)をテーマとしたハードカバーCDブック。彼女の作品は夫である劇作家グレゴリオ・マルティネス・シエラ(1881-1947)の名義で発表されました。(#)は詩人フアン・ラモン・ヒメネスが彼女に捧げた詩にスペインの女性作曲家ラケル・フラドが曲を付けた作品、他の収録曲はマリア・レハラガの作と見なされるテキストによる作品です。ファリャの「7つのスペイン民謡」が男性歌手によって歌われるのは珍しいですが、これがなかなか濃い味わいで楽しめます。ブックは60ページ、スペイン語のみです。本体・外装とも規格番号表記がございません。

 

APC 2
(CD+DVD PAL)
\3000
【旧譜 再入荷予定】
ホルヘ・ムニス(1974-)/アントニオ・ガモネダ(1931-)台本:
  カンタータ「ホベリャノスへのオード」(*)
ホベリャノスの時代の歌曲集

 ブラス・デ・ラセルナ(1751-1816):El tripili trapala(+)
 パブロ・デル・モラル(18世紀-19世紀):Iba un triste calesero...(#)
 マヌエル・ガルシア(1755-1832):
  Venid pajaritos(#)/La flor del Zurguen(+)/Parad avecillas(+)
 ホセ・ロドリゲス・デ・レオン(1784頃-1830頃):Las mujeres del dia(+/#)
 ナルシソ・パス(18世紀-19世紀):Es el amor un ciego(+/#)
 マリアノ・ロドリゲス・デ・レデスマ(1779-1847):
  El proposito inutil(+)/El sueno de mi amor(+)/Yo las falacias(+)
  El pescador(+)/Cuando al campo salgo(+)
  Delio a la ausencia de su amada Nise(+)
ホアキン・ピハン(テノール)
アストゥリアス公財団合唱団(*)
ホセ・エステバン・ミランダ(合唱指揮(*))
アストゥリアス公国交響楽団(*)
ロベル・ディアス(指揮(*))
マリオ・ベルナルド(ピアノ(+))
パブロ・メネンデス(ギター(#))

録音:2011年6、7月、パラシオ・デ・コングレス・プリンチペ・フェリペ・コンサートホール、オビエド、スペイン

(*)はアストゥリアス地方の町ヒホンに生まれたスペインの啓蒙主義的作家・法律家・政治家ガスパル・メルチョル・デ・ホベリャノス(1744-1811)の没後200年を記念して書かれたカンタータ。アストゥリアス地方の演奏家により初演・録音されました。ハードカバー・ブック仕様(全48ページ)。本体・外装とも規格番号表記がございません。
DVD(メイキング・シーンを収録)はPAL方式のため弊社は再生保証をいたしません。ご了承ください。


ARS HARMONICA


AH 228
\2300
魔法の箱 ラテンアメリカのピアノ音楽
 アルベルト・ヒナステラ(1916-1983、アルゼンチン):アルゼンチン舞曲集
 ペドロ・ウンベルト・アリェンデ(1885-1959、チリ):チリ民謡風のトナダ集
 エンリケ・イトゥリアガ(1918-、ペルー):プレゴンと踊り
 セルソ・ガリド=ロルカ(1926-、ペルー):前奏曲とトッカータ
 マウリシオ・アレナス=フエンテス(1964-、チリ):
  「人生よ、ありがとう」による変奏曲/魔法の箱
 ミゲル・ファリアス(1983-、チリ):インパルス
マリア=パス・サンティバネス(ピアノ)
録音:2012年1月、スタジオ・セクエンツァ、モントルイユ、フランス
 

AH 229
\2300
アドルフ・ベンタスへのトリビュート
 アドルフ・ベンタス(1919-):3つのピンセリャデ/ネルハの洞窟
 アルベニス(1860-1909)/アドルフ・ベンタス編曲:
  スペイン組曲 Op.47 から グラナダ,カディス
  旅の思い出 Op.71 から 入り江のざわめき
 アントニオ・デ・カベソン(1510-1566)/アドルフ・ベンタス編曲:
  「騎士の歌」によるディフェレンシア
 ジュアン・カバニリェス(1644-1712)/アドルフ・ベンタス編曲:ティエント イ長調
 マテオ・アルベニス(1755頃-1831)/アドルフ・ベンタス編曲:ソナタ ニ長調
 アドルフ・ベンタス:3つの舞曲/メランヒア
サックス 3+1 クアルテット
 ナチョ・ガスコン(ソプラノサクソフォン) ルベン・ドミンゴ(アルトサクソフォン)
 エフレム・ロカ(テナーサクソフォン)
 ジュアン・マルティ=フラスキエル(バリトンサクソフォン)

録音:時期の記載なし、スティンキー・スタジオ、インサ・デル・バイ、バルセロナ県、 スペイン
 スペイン・カタルーニャのサクソフォンの巨匠アドルフ・ベンタスに捧げられたアルバム。

 

AH 230
\2300
ジュゼプ・マリア・メストレス・クアドレニ(1929-):弦楽四重奏曲集
  弦楽四重奏曲第2番(2006)/弦楽四重奏曲第3番(2006)
  弦楽四重奏曲第4番(2006)/迷路(2009)
ブロッサ弦楽四重奏団
録音:データ未詳

ARS PRODUKTION


ARS 38124
(SACD Hybrid)
\2500
モーツァルト、フンメル、ウェーバー:ファゴット協奏曲集
 ウェーバー(1786-1826):ファゴット協奏曲ヘ長調 Op.75
 モーツァルト(1756-1791):ファゴット協奏曲変ロ長調 K.191
 フンメル(1778-1837):ファゴット協奏曲ヘ長調
 ウェーバー:アンダンテとハンガリー風ロンド Op.35
マティアス・ラーチ(ファゴット)
北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団
ヨハネス・クルンプ(指揮)

録音:2012年6月19-21日、10月18日、北西ドイツ・フィルハーモニー・スタジオ、ドイツ

マティアス・ラーチは1980年ベルリンに生まれ、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ・ギムナジウムでフリッツ・フィンシュに、ハノーファー音楽大学でダーグ・イェンセンに師事したドイツのファゴット奏者。ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団首席奏者を経てチューリヒ・トンハレ管弦楽団およびルツェルン祝祭管弦楽団の首席奏者、チューリヒ音楽大学教授を務めています。

 

ARS 38128
(SACD Hybrid)
\2500
ベートーヴェン、バルトーク、ブラームス:弦楽四重奏曲集
 ベートーヴェン(1770-1827):弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18 No.2(1798-1800)
 バルトーク(1881-1945):弦楽四重奏曲第3番 Sz.85(1927)
 ブラームス(1833-1897):弦楽四重奏曲第1番ハ長調 Op.51 No.1(1873)
シューマン弦楽四重奏団
 エリック・シューマン(第1ヴァイオリン)
 ケン・シューマン(第2ヴァイオリン)
 後藤彩子(ヴィオラ)
 マーク・シューマン(チェロ)

録音:2012年8月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

ドイツ人と日本人のハーフであるシューマン三兄弟を中心に2007年に結成され、アルバン・ベルク弦楽四重奏団の薫陶を受けたシューマン弦楽四重奏団のデビュー盤。2009/2010年シーズン以来デュッセルドルフ(ドイツ)のローベルト・シューマン・ホールのレジデント・アーティストを務めています。2012年2月に来日。2012年12月、ヴィオラ奏者が後藤彩子からリサ・ランダルに変わりました。

 

ARS 38132
(SACD Hybrid)
\2500
リャプノフ(1859-1924):ピアノ作品集 Vol.1
  沈痛なワルツ Op.20/タランテッラ Op.25/マズルカ Op.9 No.1
  マズルカ Op.9 No.2/即興ワルツ Op.23/マズルカ Op.24 No.6
  マズルカ Op.19 No.4/即興ワルツ Op.29 No.2/マズルカ Op.17 No.3
  マズルカ Op.21 No.5/即興ワルツ Op.70 No.3/マズルカ Op.31 No.7
  マズルカ Op.36 No.8
フロリアン・ノアック(ピアノ)

録音:2012年9月4-6日、場所未詳

リャードフとともにチャイコフスキーや五人組の次世代を代表するロシアの作曲家リャプノフは師であるバラキレフ同様たいへん優れたピアニストでもありましたが、「12の超絶技巧練習曲」以外は演奏される機会が少ないので、この録音プロジェクトは大いに歓迎されることでしょう。フロリアン・ノアックは1990年に生まれ、4歳のときから井筒ゆか[Yuka Izutsu]に師事したというベルギーの若きピアニスト。

 


ARS 38138
(SACD Hybrid)
\2500→\2290
ワーグナー(1813-1883):
 ヴァイオリン、チェロ、ハルモニウム、ピアノの四重奏のためのオペラ編曲集

 レオポルト・ヴェニンガー(1879-1940)編曲/ロマンティック四重奏団編曲:
  オペラ「さまよえるオランダ人」序曲
  オペラ「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より 静かな炉辺で
 レオ・アルトク(1885-1935)編曲/ロマンティック四重奏団編曲:
  オペラ「パルシファル」より 聖金曜日の音楽
 トーマス・ペールケン(1970-)編曲:
  マティルデ・ヴェーゼンドンクの詩による5つの歌(*)
 アルフレート・パーゲル(1885-1948)編曲/ロマンティック四重奏団編曲:
  オペラ「ローエングリン」より 第1幕前奏曲
 レオポルト・ヴェニンガー編曲/ロマンティック四重奏団編曲:
  オペラ「ローエングリン」より エルザのオルトルートへの戒め
 アウグスト・ヴィルヘルミ(1845-1908)/ロマンティック四重奏団編曲:
  「アルバムの綴り ハ長調」によるロマンス イ長調
 レオポルト・ヴェニンガー編曲/ロマンティック四重奏団編曲:
  オペラ「リエンツィ」より 序曲
スザンヌ・マクロード(メゾソプラノ(*))
ロマンティック四重奏団
 ヴァシーリー・ヴォローニン(ヴァイオリン(*))
 エドワード・ジョン・セモン(チェロ(+))
 ヨアヒム・ディースナー(ハルモニウム(#))
 マルクス・メルクル(ピアノ(**))

録音:データ未詳
使用楽器:
 1760年、パリ、ジョゼフ・ガッフィーノ製(*)/1922年、ミラノ、ジュゼッペ・オルナーティ製(+)
 1867年頃、パリ、ドバン[Debain]製(#)/1890年頃、ライプツィヒ、ペルツィーナ製(**)

ユニークな編成で聴かせる「室内楽になったワーグナー・オペラ」。(*)はロマンティック四重奏団のための新編曲版。

 

ARS 38504
\2000
ボリス・ブロッホ ピアノ・ワークス Vol.4
 モーツァルト(1756-1791):ピアノ作品集
  幻想曲ハ短調 K.396/ソナタ第12番ヘ長調 K.332(*)
  ソナタ断章変ロ長調 K.332/ソナタ第2番ヘ長調 K.280
  ソナタ ヘ長調 K.547a/幻想曲ハ短調 K.475(+)
ボリス・ブロッホ(ピアノ)

録音:2004年3月(*)、2008年6月(+)、2007年1月(無印)、ライヴ、
     フォルクヴァング大学新講堂、エッセン、ドイツ

 ボリス・ブロッホ(ブロフ)は1951年ウクライナのオデッサに生まれ、モスクワ音楽院でドミートリー・バシキーロフに師事したピアニスト。音楽院卒業の翌年、1974年にニューヨークに移住し、1978年にはブゾーニ国際ピアノ・コンクールで優勝、1985年にエッセンのフォルクヴァング大学教授に就任以降ドイツに定住しています。


ART CLASSICS


ART 250
\2000
夢の庭 アコーディオンのための音楽
 パガニーニ(1782-1840)/リスト(1811-1886)編曲/ブゾーニ(1866-1924)編曲/
  フリードリフ・リプス(1948-)編曲:ラ・カンパネッラ
 ミハイル・ブロンネル(1952-):夢の庭(アコーディオンとチェロのための(*))
 タチアナ・セルゲーエヴァ:
  夜の花(アコーディオンとピアノのための間奏曲)(+)
  ジャズミン(アコーディオンとピアノのためのタンゴ)(+)
 モーツァルト(1756-1791):自動オルガンのためのアンダンテ ヘ長調 K.616
 アルテム・ヴァシーリェフ(1974-):誰が操り人形?
 マリーナ・シモトヴァ(1959-):緋色のチューリップ
 エフレモ・ポドガイツ(1949-):
  軽薄な練習曲(アコーディオンとマリンバのための)(#)
  踊るエルフ(クラリネットとアコーディオンのための)(**)
 ショスタコーヴィチ(1906-1975)/タチアナ・アイゼンベルク(1985-)編曲:
  彼と彼女(フェデリコ・ガルシア・ロルカの詩によるソプラノ、
   ヴァイオリン、ギター、アコーディオンと朗読のためのスペインの情景)(++)
マリア・ブラーソヴァ(アコーディオン)
アレクサンドル・ブズロフ(チェロ(*))
ヴィクトル・スウィチ(マリンバ(#))
エフゲニー・ヴァラフコ(クラリネット(**))
ナターリア・セミョーノヴァ(ソプラノ(++))
エレーナ・カイダノフスカヤ(ヴァイオリン(++))
ニキータ・モロゾフ(ギター(++))
ラモン・アイゼンベルク(朗読(++))
録音:2012年、音声スタジオ、モスフィルム、モスクワ、ロシア
 

ART 252
\2000
J・S・バッハ(1685-1750):オルガンとフルートのための音楽 Vol.1
  トッカータ ホ長調 BWV566
  フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1034(*)
  トリオ・ソナタ第5番ハ長調 BWV529
  フルートと通奏低音のためのソナタ ホ長調 BWV1035(+)
  前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548
オレシア・クラフチェンコ(オルガン)
アントン・パイソフ(フルート(*))
録音:2011-2012年、モスクワ音楽院小ホール、ロシア
 

ART 254
\2000
人生と涙と愛… プーシキンの詩による歌曲集
 アリャビエフ(1787-1851):君を愛す
 チートフ(1800-1875):嵐
 グリンカ(1804-1857):
  告白/私はすばらしいひとときを覚えている/わが血は憧れに燃え
 イオシフ・ゲニーシュタ(1750-1811):悲歌「昼の星の光は褪せ」
 アレクセイ・ヴェルストフスキー(1799-1862):ジプシーの歌
 ダルゴムイシスキー(1813-1869):夜のそよ風/私はここだ、イネジーリャ
 ルビンシテイン(1829-1894):夜
 キュイ(1835-1918):燃やした手紙/ツァールスコエ村の彫像
 ボロディン(1833-1887):遠い祖国の岸へ
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
  たなびく雲は薄くなり/グルジアの丘の上で
 アレンスキー(1861-1906):夢
 ムソルグスキー(1839-1881):おしゃべりなかささぎ

ゾーヤ・シュトゥイリナ(アルト)
インナ・マロフェーエヴァ(ピアノ)

録音:2011-2012年、場所の記載なし
 

ART 255
\2000
レフ・リンドグレン(1973-):ピアノ作品集
  幻想ソナタ第1番 Op.15/バラード第2番/小曲の技法 第3巻
  3つの前奏曲「ビル・エヴァンスへのオマージュ」Op.12
レフ・リンドグレン(ピアノ)

録音:2001-2005年、アルム・ソサイエティ・スタジオ、ストックホルム、スウェーデン

レフ・リンドグレンはモスクワに生まれ、1993年にスウェーデンに移住した作曲家。

 

ART 256
\2000
マーラー(1860-1911):
  連作歌曲「さすらう若者の歌」
  連作歌曲「亡き子をしのぶ歌」
オリガ・シェデリニコヴァ(ソプラノ)
ヴラディーミル・トロップ(ピアノ)
録音:2011年、場所の記載なし
 DENONなどの録音で知られるトロップが伴奏を務める。
 

ART 259
\2000
ブラームス、ベートーヴェン:チェロ・ソナタ集
 ブラームス(1833-1897):チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38(*)
 ベートーヴェン(1770-1827):チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5(*)
 アンナ・ドルービチ:イントロ・ヴァージョン(無伴奏チェロのための)(+)
エフゲニー・トンハ(チェロ)
パーヴェル・ドンブロフスキー(ピアノ(*))

録音:2011年4月10-11日、場所の記載なし(*)/2012年2月18日、ライヴ、場所の記載なし(+)

エフゲニー・トンハ(1982年生まれ)はヴィラディーミル・トンハ、ナターリア・シャホフスカヤ、ヴァレンチン・ベルリンスキー、ダヴィート・ゲリンガスに師事したロシアのチェロ奏者。

 

ART 260
(2CD)
\3800
エフゲニー・シチェルバコフ(ピアノ)
 ブラームス(1833-1897):ピアノ作品集

  4つのバラード Op.10
  8つの小品 Op.76 から 奇想曲(Nos.1,2),間奏曲(Nos.4,7)
  幻想曲集 Op.116 から 間奏曲(Nos.2,4-6),奇想曲(No.7)
  3つの間奏曲 Op.117
  6つの小品 Op.118 から 間奏曲(Nos.1,2,6),ロマンス(No.5)
  4つの小品 Op.119 から 間奏曲(Nos.1-3)
エフゲニー・シチェルバコフ(ピアノ)

録音:2012年、モスクワ音楽院アカデミー音楽大学、ロシア

エフゲニー・シチェルバコフ(1969年生まれ)はモスクワ音楽院作曲科を卒業し、2012年現在モスクワ音楽院アカデミー音楽大学でオーケストレーションと音楽理論を教えています。コンスタンチン・シチェルバコフとの関係は不明。

 

ART 264
\2000
ハイドン、リース、ウェーバー:フルート、チェロとピアノのための三重奏曲集
 ハイドン(1732-1809):三重奏曲第30番
 フェルディナント・リース(1784-1838):三重奏曲 Op.63
 ウェーバー(1786-1826):三重奏曲 Op.63
マリーナ・ルビンシテイン(フルート)
イリヤ・ルビンシテイン(チェロ)
パーヴェル・ドンブロフスキー(ピアノ)
録音:2009年、グネーシン音楽大学スタジオ、モスクワ、ロシア
 

ART 265
\2000
モーツァルト(1756-1791):ディヴェルティメント第11番ニ長調 K.251
ヴァレーリー・タラカノフ(1934-):
  オラトリオ「昇天の歌」(詩篇のテキストによる)Op.38(*)
アンドレイ・クズネフ(テノール(*))
ボリス・ペヴズネル・モスクワ劇場(合唱(*))
モスクワ室内管弦楽団「四季」
ヴラディスラフ・ブラーホフ(指揮)
録音:2010年6月13日、2011年1月23日、ライヴ、モスクワ音楽院小ホール、ロシア
 

ART 266
\2000
ショパン(1810-1849):バラード集
  第1番ト短調 Op.23/第2番ヘ長調 Op.38
  第3番変イ長調 Op.47/第4番ヘ短調 Op.52
タチアナ・ピカイゼン(ピアノ)

録音:2012年11月、イェール大学音楽学部、ニューヘイヴン、コネチカット州、アメリカ合衆国

収録時間が33分ほどですが通常価格です。ご注意ください。


ART CLASSICS



ART 113
\2000→\1890
チモフェイ・ドクシツェル ロマンティック・ミュージック
 ショパン(1810-1849):
  前奏曲 Op.28 No.24/練習曲 Op.10 No.3/練習曲 Op.25 No.9
 R・シュトラウス(1864-1949):さびしい泉のほとりで Op.9 No.2
 シューベルト(1797-1828):即興曲 Op.90 No.3/セレナード D.957 No.4
 メンデルスゾーン(1809-1847):無言歌「春の歌」 Op.62 No.6
 スクリャービン(1872-1915):練習曲 Op.8 No.11/練習曲 Op.8 No.12
 チャイコフスキー(1840-1893):感傷的なワルツ Op.14 No.6/ナポリの踊り
 ラフマニノフ(1873-1943):春の流れ Op.14 No.11/ポルカ/イタリア風ポルカ
 ドビュッシー(1862-1918):アラベスク第1番/ワルツ
 リスト(1811-1886):コンソレーション第3番/おお、私が眠るとき
 ラヴェル(1875-1937):ハバネラ
チモフェイ・ドクシツェル(トランペット)
セルゲイ・ソロドヴニク(ピアノ)
録音:データ記載なし、ヴラディーミル・ドクシツェルの私蔵音源 発売:2005年

 ティモフェーイ・アレクサーンドロヴィチ・ドクシーツェル。
 1921年ウクライナ生まれ。ソ連を代表するトランペット奏者・音楽教師。ボリショイ劇場の首席トランペット奏者として名高い。
 10歳でトランペットを始め、中央音楽学校とグネーシン音楽大学を卒業し、1947年にプラハ国際コンクールにて優勝。1957年にモスクワ音楽院を修了する。
 ヴァイオリンやピアノと同じ独奏楽器としてトランペットの可能性を実証した、世界の傑出したトランペット奏者の一人であり、サラサーテの《ツィゴイネルワイゼン》やガーシュウィンの《ラプソディ・イン・ブルー》などの録音を遺した。
 アレクサンドル・ゲディケやミエチスワフ・ワインベルク、アレクサンドル・アルチュニアン、ウラディーミル・ペスキンらからトランペット協奏曲を献呈された。
 チャイコフスキーの「白鳥の湖」(ロジェストヴェンスキー指揮による録音)、ショスタコーヴィチの「ボルト」(マクシム・ショスタコーヴィチ指揮)のソロが有名。何度も来日し、ソロ・アルバムも多数リリース。乾いた音色で、コロラトゥーラ・ソプラノのようにコロコロと跳ね回るような機動性のある演奏を得意とする。
 


ART 118
\2000→\1890
チモフェイ・ドクシツェル J・S・バッハ:前奏曲集
 J・S・バッハ(1685-1750)/チモフェイ・ドクシツェル(1921-2005)編曲:
  平均律クラヴィーア曲集 から 前奏曲
   ニ長調 BWV874/変ホ短調 BWV853/ホ長調 BWV878/ヘ長調 BWV880
   ヘ短調 BWV857/変イ長調 BWV862/イ短調 BWV865/変ロ短調 BWV867
  前奏曲変ホ長調 BWV552/前奏曲ト短調 BWV659/前奏曲ヘ短調 BWV639
  前奏曲ニ短調 BWV539
チモフェイ・ドクシツェル(トランペット)
オリゲルトス・ツィニチニシュ(オルガン)
録音:データ記載なし、ヴラディーミル・ドクシツェルの私蔵音源 発売:2006年
 


ART 144
\2000→\1890
チモフェイ・ドクシツェル ラプソディー・イン・ブルー
 ガーシュウィン(1898-1937)/チモフェイ・ドクシツェル(1921-2005)編曲:
  ラプソディー・イン・ブルー(*)
 ブルッフ(1838-1920)/B・トラウバス編曲:コル・ニドライ
 ショスタコーヴィチ(1906-1975)/チモフェイ・ドクシツェル編曲:
  ピアノ、トランペットと弦楽のための協奏曲第1番 Op.35
 ラヴェル(1875-1937)/B・トラウバス編曲:カディッシュ
 ジョゼフ・アクロン(1886-1943)/チモフェイ・ドクシツェル編曲:調子[Stimmungen]
 アレクサンドル・クレイン(1863-1950)/B・ボリソフ編曲:ユダヤ狂詩曲
 アブラハム・ゲイフマン(1912-1944)/A・センデロヴァス編曲:
  ユダヤのメロディー/ユダヤ舞曲
チモフェイ・ドクシツェル(トランペット)
ボリショイ劇場管弦楽団(*)
アレクサンドル・ラザレフ(指揮(*))
リトアニア室内管弦楽団(無印)
サウリュス・ソンデツキス(指揮(無印))

録音:1978-1997年、ボリショイ劇場、モスクワ(*),
     ヴィリニュス・レコーディング・スタジオ、ヴィリニュス、リトアニア(無印)
発売:2007年

上記の「編曲」はオーケストラ・パートの編曲者。トランペット・パートの編曲はすべてドクシツェルによるものです。

 


ART 187
\2000→\1890
チモフェイ・ドクシツェル トランペット協奏曲集
 ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):トランペット協奏曲集変ホ長調(*)
 ヤン・クシチテル・イジー・ネルダ
  [ヨハン・バプティスト・ゲオルク・ネルダ]
(1707-1780):
  トランペット協奏曲集変ホ長調(+)
 ハイドン(1732-1809):トランペット協奏曲集変ホ長調 Hob.VIIe:1(#)
チモフェイ・ドクシツェル(トランペット)
モスクワ室内管弦楽団(*)
ルドルフ・バルシャイ(指揮(*))
リトアニア室内管弦楽団(+)
サウリュス・ソンデツキス(+)
リヨン室内管弦楽団(#)
フィリップ・フルニエ(指揮(#))
録音:2000年、ヴラディーミル・ドクシツェルの私蔵音源 発売:2009年
 


ART 197
\2000→\1890
チモフェイ・ドクシツェル バロック時代のトランペット協奏曲集
 タルティーニ(1692-1770)/チモフェイ・ドクシツェル(1921-2005)編曲:
  トランペット協奏曲ニ長調(*)
 レモ・ジャゾット(1910-1998)/チモフェイ・ドクシツェル編曲:
  アルビノーニのアダージョ(+)
 アルビノーニ(1671-1751)/チモフェイ・ドクシツェル編曲:<
  トランペット協奏曲ハ長調/トランペット協奏曲変ホ長調
  トランペット協奏曲ト短調
チモフェイ・ドクシツェル(トランペット)
ボリショイ劇場室内管弦楽団(*)
アドリフ・ブルック(指揮(*))
リヨン室内管弦楽団(+)
フィリップ・フルニエ(指揮(+))
リトアニア室内管弦楽団(無印)
サウリュス・ソンデツキス(指揮(無印))
録音:1999年、ヴラディーミル・ドクシツェルの私蔵音源 発売:2009年
 

ART 207
\2000
チモフェイ・ドクシツェル ペスキン作品集
 ヴラディーミル・ペスキン(1906-1988):
  トランペット協奏曲第1番(ピアノ伴奏)(*)/演奏会用アレグロ(*)
  詩曲(*)/前奏曲(*)/ロマンス(+)/ロンド=スケルツォ(+)/詩曲第2番(+)
  メロディー(+)/夜想曲(#)/スケルツォ(#)
チモフェイ・ドクシツェル(トランペット(*/#))
セルゲイ・ソロドヴニク(ピアノ(*))
エフゲニー・グリエフ(トランペット(*))
アレクサンドル・ソコロフ(ピアノ(+))
ソヴィエト国防省吹奏楽団(#)
録音:1990-2010年、ヴラディーミル・ドクシツェルの私蔵音源 発売:2010年
 

ART 215
\2000
チモフェイ・ドクシツェル ロマンティック・ピクチャーズ
 チモフェイ・ドクシツェル(1921-2005):20のトランペット練習曲
   行列/舟歌/ユモレスク/ポロネーズ/アルプス/バレリーナ
   対話/ファンファーレ/抒情的場面/パズル・ロンド/悲歌
   即興曲/フォーク・ダンス/トッカータ/奇想曲「モナ」/倍加
   オリエンタル・ダンス/鐘
チモフェイ・ドクシツェル(トランペット)
録音:1990年、ヴラディーミル・ドクシツェルの私蔵音源 発売:2010年
 

ART 234
\2000
チモフェイ・ドクシツェル ヴェニスの謝肉祭
 ジャン=バティスト・アルバン(1825-1889):ヴェニスの謝肉祭
 ヴァシーリー・ブラント(1869-1923):
  演奏会用楽曲第1番ヘ短調/演奏会用楽曲第2番変ホ長調
 アントン・アレンスキー(1861-1906):演奏会用ワルツ
 オスカル・ベーメ(1870-1938):
  ピストン式コルネット(またはトランペット)のための協奏曲ヘ短調 Op.18
 マクシム・ゴットリープ(1907-1978):トランペットと吹奏楽のための主題と変奏曲
チモフェイ・ドクシツェル(トランペット)
ロシア国防省軍楽隊
ニコライ・ミハイロフ、アナトーリー・マリツェフ(指揮)
録音:データ記載なし、ヴラディーミル・ドクシツェルの私蔵音源 発売:2012年
 


ART 267
\2000→\1890
チモフェイ・ドクシツェル トランペットのパガニーニ
 ヘンデル(1685-1759):ラルゲット
 J・S・バッハ(1685-1750)/グノー(1818-1893):アヴェ・マリア
 ショパン(1810-1849):前奏曲/練習曲 Op.25 No.9
 シューベルト(1797-1828):即興曲
 メンデルスゾーン(1809-1847):無言歌
 ドヴォルジャーク(1841-1904):スラヴ舞曲第2番/スラヴ舞曲第5番
 ラヴェル(1875-1937):ハバネラ
 ドビュッシー(1862-1918):ワルツ
 リスト(1811-1886):コンソレーション
 サラサーテ(1844-1908):ツィゴイネルワイゼン
 ディニク(1889-1949):ホラ・スタッカート
 パガニーニ(1782-1840):24の奇想曲 から 第1番
チモフェイ・ドクシツェル(トランペット)
ボリショイ劇場ヴァイオリン・アンサンブル(*)
ユーリー・レーントヴィチ(指揮(*))
イリーナ・ザイツェヴァ(ピアノ(*))
V・ソロドヴニコフク(ピアノ(無印))
録音:データ未詳 発売:2013年
 


ART 073
\2000→\1890
バシュメット、ベルリンスキーが参加したチャイコフスキーの弦楽六重奏曲
 チャイコフスキー(1840-1893):
  弦楽六重奏曲ニ短調「フィレンツェの思い出」Op.70(*)
 チャイコフスキー/ロスチスラフ・ドゥビンスキー(1923-1997)編曲:
  子供のアルバム Op.39(弦楽四重奏版)
ドミナント弦楽四重奏団
 Do Fyon Ni(第1ヴァイオリン)
 エカテリーナ・ポゴディナ(第2ヴァイオリン)
 アンナ・サゾンキナ(ヴィオラ)
 タチアナ・エゴロヴァ(チェロ)
ユーリー・バシュメット(ヴィオラ(*))
ヴァレンチン・ベルリンスキー(チェロ(*))
録音:2004年4月5日、ライヴ、モスクワ音楽院小ホール、ロシア 発売:2005年
 


ART 228
(2CD)
\3800→\3490
音楽の家系 ゴルノスターエヴァ、クノレ、ゲニューシャス
 モーツァルト(1756-1791):ピアノ四手連弾のためのソナタ ニ長調 K.381(*)
 ストラヴィンスキー(1882-1971)/レオニード・デシャトニコフ(1955-)編曲:
  バレエ「かるた遊び」(2台ピアノ版)(+)
 ショパン(1810-1849):
  12の練習曲 Op.10/12の練習曲 Op.25/マズルカ イ短調 Op.59 No.1
ヴェーラ・コルノスターエヴァ(ピアノ(*))
クセニア・クノレ(ピアノ(+))
ルーカス・ゲニューシャス(ピアノ)

録音:ライヴ、2010年3月11日、モスクワ音楽院マーリー・ホール 発売:2011年

 ヴェーラ・ゴルノスターエヴァ(1929-)、その娘クセニア・クノレ(1953-)、その息子ルーカス・ゲニューシャス(1990-)の三代共演ライヴ。ゴルノスターエヴァによる冒頭のあいさつと紹介、曲間の司会者のアナウンスもそのまま収録されています。

 

ART 115
\2000
シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(1686-1750):
 モスクワ・ヴァイス写本所収のリュート曲集

  前奏曲/アンダンティーノ/アレグロ/ポロネーズ/クラント
  アレグロ/メヌエット、トリオ/ペイザンヌ/メヌエット/ブレ
  アレグロ/ポロネーズ/ポロネーズ/ジグ/ペイザンヌ/ポロネーズ
  前奏曲/クラント/ギャラントリー・ピース/アンダンティーノ
  クラント/ブレ/ポロネーズ/メヌエット/サラバンド
アレクサンドル・スエーチン(バロックリュート)

録音:2003年、場所の記載なし 発売:2006年

モスクワのグリンカ音楽博物館所蔵の写本(MS 282/8)所収の手稿譜をティム・クロフォードが校訂した版(1995年出版)による演奏。1978年にコンサート・デビューしたロシアのリュート奏者。

 

ART 116
\2000
J・S・バッハ、ビーバー、マレ:リュート編曲による作品集
 J・S・バッハ(1685-1750):
  イギリス組曲 BWV806 より ブレ/前奏曲ハ長調
  インヴェンション第1番ハ長調/パルティータ ハ短調 BWV826
 ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー(1925-2003):パッサカリア ト短調
 マラン・マレ(1656-1728):聖ジュヌヴィエーヴ・デュ・モン教会の鐘
アレクサンドル・スエーチン(バロックリュート)

録音:2001年4月、場所の記載なし 発売:2006年

編曲者については表示がございません。

 

ART 119
\2000
ヴィオラ・ダ・ガンバとオルファリオン、リュート、テオルボのための音楽
 ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
  ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ イ短調(*)
 シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(1686-1750):
  サラバンド イ短調(モスクワ・ヴァイス写本所収)(+)
 カール・フリードリヒ・アーベル(1723-1787):
  無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ト長調
 エヌモン・ゴーティエ(1575-1651):アルマンド(+)
 アントワーヌ・フォルクレ(1672-1745):
  ラ・レオン、サラバンド(#)/ラ・モンティーニ(#)/ラ・シルヴィア(#)
  パッシーのカリヨン(#)
アナトーリー・グリンジェンコ(ヴィオラ・ダ・ガンバ(+以外))
アレクサンドル・スエーチン(オルファリオン(*)、バロックリュート(+)、テオルボ(#))

録音:データ記載なし 発売:2006年

アナトーリー・グリンジェンコはロシアのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者および合唱指揮者で、タチアナ・グリンジェンコ(ヴァイオリニスト)の弟。オルファリオンはルネサンス時代の撥弦楽器のひとつ。参考:Wikipedia私家板楽器辞典

 

ART 123
\2000
D・スカルラッティ、J・S・バッハ、コレッリ:フルートと通奏低音のための作品集
 ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):
  フラウト・トラヴェルソと通奏低音のためのソナタ ト長調 K.91
   (原曲:ヴァイオリンと通奏低音のための)(#)
 J・S・バッハ(1685-1750):
  フラウト・トラヴェルソと通奏低音のためのソナタ ハ長調 BWV1033(*)
  ヴィオラ・ダ・ガンバ、フラウト・トラヴェルソとリュートのためのソナタ
   ホ短調 BWV1034(+)
  フラウト・トラヴェルソと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV1027
   (原曲:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのための)(+)
 アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):
  フラウト・トラヴェルソと通奏低音のための「ラ・フォリア」ホ短調 Op.5 No.12
   (原曲:ヴァイオリンと通奏低音のための)(#)
オルファリオン(バロック・トリオ)
 オレク・フルディアコフ(フラウト・トラヴェルソ)
 アナトーリー・グリンジェンコ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 アレクサンドル・スエーチン(オルファリオン(*)、バロックリュート(+)、バロックギター(#))

録音:データ記載なし 発売:2006年

オルファリオンは1986年に創設されたロシアのピリオド楽器トリオ。


ART CLASSICS(未案内旧譜)


ART 043
\2000
J・S・バッハとロマン派のオルガン音楽
 J・S・バッハ(1685-1750):
  トッカータとフーガ BWV565
  いざ来たれ、異教徒の救い主よ(コラール前奏曲)BWV659
  いざ来たれ、異教徒の救い主よ(コラール前奏曲)BWV660
  いざ来たれ、異教徒の救い主よ(コラール前奏曲)BWV661
  トリオ・ソナタ ト長調 BWV530
 メンデルスゾーン(1809-1847):ソナタ ヘ短調 Op.65 No.1
 ブラームス(1833-1897):11のコラール前奏曲 Op.122 から
   わが心の切なる願い(No.9 または No.10),わが心の切なる喜び(No.4),
   一輪のばらが咲いて(No.8)
 ヴィエルヌ(1870-1937):ウェストミンスターの鐘

コンスタンチン・ヴォロストノフ(オルガン)

録音:2002年2月24日、ライヴ、聖サレクサンドル教会、キーロフ、ロシア 発売:2004年
 

ART 046
\2000
一息に 2台のピアノのための音楽
 グリーグ(1843-1907):ロマンス ヘ長調 Op.51
 シャブリエ(1841-1894):狂詩曲「スペイン」ヘ長調(作曲者による編曲版)
 レーガー(1873-1916):序奏、パッサカリアとフーガ ロ短調 Op.96
ナターリア&アレクサンドル・バグダサロフ(ピアノ)
録音:2003年、場所の記載なし 発売:2004年
 

ART 056
\2000
サン=サーンス(1836-1921):動物の謝肉祭 ナターリア&アレクサンドル・バグダサロフ(ピアノ)
管弦楽団(名称の記載なし)

録音:「青少年のためのシンフォニー・コンサートの夕べ」ライヴ、
     1986年、労働組合会館円柱ホール、モスクワ、ソヴィエト
発売:2004年

冒頭に音楽学者S・ヴィノグラードヴァによる解説(約16分半、ロシア語)が収録されています。演奏収録時間は約21分半ですが価格設定は通常どおりですのでご注意ください。

 

ART 098
\2000
ラツェル・プレイズ・ラフマノノフ
 ラフマニノフ(1873-1943):
  絵画的練習曲嬰ハ短調 Op.33 No.9/
  絵画的練習曲ハ長調 Op.33 No.3
  コレッリの主題による変奏曲 Op.42/
  前奏曲嬰ト短調 Op.32 No.12
  前奏曲嬰ハ短調 Op.3 No.2
  ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36(原典版;1913)
  楽興の時 ロ短調 Op.16 No.3
ドミートリー・ラツェル(ピアノ)

録音:2004年、モスクワ音楽院ラフマニノフ・ホール、ロシア ADD 発売:2005年

ドミートリー・ラツェルは1953年モスクワに生まれ、モスクワ音楽院でヤコフ・フリエールに師事したピアニスト。ラフマニノフを得意としています。

 

ART 106
\2000
チャイコフスキー、ラフマニノフ:歌曲集
 チャイコフスキー(1840-1893):
  真昼にも(*)/騒がしい舞踏会の中で/それは早春のことだった(*)
  一言で言えれば/すでに灯は消え/狂おしい夜
  私たちは一緒に座っていた/再び、昔のように、一人/なぜ?
  恐ろしい瞬間/教えて、葉陰で何が/みそさざい/ピンピネッラ
  ドン・フアンのセレナード
 ラフマニノフ(1873-1943):
  春の水/四月(*)/歌わないで、美しい人よ(*)/私は彼女と一緒に居た(*)
  何という苦しさ(*)/彼女らは答えた(*)/昔から愛に慰めは少なく(*)
  夢(*)/私は予言者ではない(*)
セルゲイ・サナトロフ(テノール)
ナターリア・ドヴォルニチェンコ(ピアノ(*))
タチアナ・ソトニコヴァ(ピアノ(*以外))
録音:2005年、場所の記載なし 発売:2005年
 

ART 114
\2000
ピアソラ回想
 アストル・ピアソラ(1821-1992):
  三人のためのミロンガ(*)/ペドロとペドロ(+)/ボルデル 1900(*)
  ナイト・クラブ 1960(*)
  「四季」(#)
   ブエノスアイレスの春/
   ブエノスアイレスの夏/
   ブエノスアイレスの秋
   ブエノスアイレスの冬
  ミケランジェロ 70(*)/
  五重奏のための協奏曲(*)/目を閉じて、耳をすませ(*)
  オブリビオン(+)/リベルタンゴ(スロー・リミックス)(*)
ユーリー・メディアニク(バヤン(+))
ピアソラ五重奏団(*)
 ユーリー・メディアニク(バヤン)
 マリオ・ドゥランド(ヴァイオリン)
 ミハイル・S・ホホロフ(ピアノ)
 アンドレイ・ドイニコフ(打楽器)
 ミハイル・ホホロフ(コントラバス)
グネーシン・ヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団(#)
ミハイル・S・ホホロフ(指揮(#))

録音:時期の記載なし,国立放送&録音スタジオ1(+)/モスクワ音楽院大ホール(+以外)
発売:2006年

ピアソラと言えばバンドネオンですが、ここではロシアのアコーディオン「バヤン」で演奏されています。

 

ART 125
\2000
詩 バヤンのための音楽
 J・S・バッハ(1685-1750):フランス組曲第2番ハ短調 BWV813
 チャイコフスキー(1840-1893):四季 Op.37b より 秋の歌(十月)
 リスト(1811-1883)/フリードリフ・リプス(1948-)編曲:
  ハンガリー狂詩曲第11番(*)
 オリガ・チストヒナ(1983-):詩(*)
 アルビン・レプニコフ(1932-):V・V・アンドレーエフに捧げる
 ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-):深き淵より
 フランク・アンゲリス(1962-):アマルガム(*)
 ヴラディスラフ・ゾロタリョフ(1942-1975)/
  セミョーン・シュメリコフ(1984-):ロンド=カプリッチョ(*)
セミョーン・シュメリコフ(バヤン)
録音:2006年、"The Cup of the North VI"、ライヴ(*以外)
    2006年、グネーシン音楽大学スタジオ、モスクワ、ロシア(*)
発売:2006年
 

ART 126
\2000
※収録時間注意
ヴィアチェスラフ・セミョーノフ(1946-):
  バヤン、室内管弦楽と打楽器のための協奏曲「フレスコ画」
エフゲニー・コチェトフ(バヤン)
ヴォロネジ国立芸術アカデミー室内管弦楽団
アレクサンドル・グーラ(指揮)

録音:2006年3月16日、ヴォロネジ国立芸術アカデミー大ホール、ロシア 発売:2006年

収録時間約27分ですが価格設定は通常どおりですのでご注意ください。

 

ART 133
(2CD)
\3800
ヴァレーリー・ベルンツォフ(1969-2006):五面体 室内楽作品集
  五面体(チェロとピアノのための5つの性格的小品)(*)
   悲歌,スケルツォ,ワルツ,アリア,フィナーレ
   マクシム・ゾロタレンコ(チェロ) ヴァレーリー・ベツンツォフ(ピアノ)
  弦楽四重奏曲第3番ヘ短調
   タチアナ・ポルシュネヴァ、エカテリーナ・ツァーレヴァ(ヴァイオリン)
   ソフィア・レベディ(ヴィオラ) オレシア・ガヴリーコヴァ(チェロ)
  消えゆく光(テルミンとピアノのための)
  テルミン、シロフォンとピアノのための幻想曲
   リディア・カーヴィナ(テルミン) ヴラディーミル・ベルンツォフ(ピアノ)
   アンドレイ・ヴィンニツキー(シロフォン)
  真鍮の月(ヴァルラーム・シャラーモフの「コルィマ・ノートブック」からの詩による
   男声、ファゴットとピアノのための連作歌曲)
   グリゴリー・ヤコヴレフ(バリトン) ヤロスラフ・コストリキン(ファゴット)
   ヴラディーミル・ベルンツォフ(ピアノ)
  チェロとピアノのための24の前奏曲 から
   第2番イ短調,第3番ハ長調,第13番変ト長調,第21番変ロ長調
   ピョートル・コンドラシン(チェロ) ヴラディーミル・ベルンツォフ(ピアノ)
  ピアノ・ソナタ第4番ニ短調
   ヴァディム・リュジコフ(ピアノ)
  フルート、ヴァイオリン、チェロとピアノのための後奏曲
   イヴァン・ブシャーエフ(フルート) エカテリーナ・フォーミツカヤ(ヴァイオリン)
   マクシム・ゾロタレンコ(チェロ) ミハイル・ドゥーボフ(ピアノ)
録音:2001年、グネーシン音楽大学スタジオ、モスクワ、ロシア(*)
    2006年、グネーシン音楽大学コンサートホール(*以外)
発売:2006年
 

ART 137
\2000
アレクサンドル・ナウモフ(バス)
 キュイ(1835-1918):トルストイの詩による18の歌 Op.67
 ムソルグスキー(1839-1881):死の歌と踊り
アレクサンドル・ナウモフ(バス)
エカテリーナ・ゴルチャコヴァ(ピアノ)
録音:データ記載なし 発売:2007年
 

ART 141
\2000
イッポリトフ=イヴァーノフ・ピアノ四重奏団
 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ四重奏曲ハ長調 WoO.36 No.3
 ブラームス(1833-1897):ピアノ四重奏曲ハ短調 Op.60
イッポリトフ=イヴァーノフ・ピアノ四重奏団
 イリーナ・グライフェル(ピアノ)
 エレーナ・イヴァーノヴァ(ヴァイオリン)
 オリガ・コーガン(ヴィオラ)
 セルゲイ・アナーニチ(チェロ)
録音:データ記載なし 発売:2007年
 

ART 165
\2000

セルゲイ・カスパロフ(ピアノ)
 ピアノ・ソナタ&トランスクリプション

 D・スカルラッティ(1685-1757):
  ソナタ嬰ヘ長調 K.319/ソナタ ロ短調 K.87/ソナタ ホ長調 K.380
 ハイドン(1732-1809):ソナタ変イ長調
 ベルク(1885-1935):ソナタ Op.1
 スクリャービン(1872-1915):2つの詩曲 Op.69
 リスト(1811-1886)/ブゾーニ(1866-1924)編曲/
  ウラディーミル・ホロヴィッツ(1903-1989)編曲:メフィスト・ワルツ(*)
 サン=サーンス(1836-1921)/リスト編曲/
  ウラディーミル・ホロヴィッツ編曲:死の舞踏

セルゲイ・カスパロフ(ピアノ)

録音:2003年(*)、2006年(*以外)、場所の記載なし 発売:2008年
 

ART 167
\2000
変幻自在 バヤンのための音楽
 J・S・バッハ(1685-1750)/ミハイル・ブルラコフ編曲:
  トッカータとフーガ ニ短調 BWV565(*)
 メンデルスゾーン(1809-1847)/ミハイル・ブルラコフ編曲:
  無言歌イ短調/無言歌ハ長調
 バーバー(1910-1981)/ミハイル・ブルラコフ編曲:アダージョ(*)
 ユルゲン・ガンツァー(1950-):幻想曲
 クシシュトフ・オルチャク(1952-):変幻自在
 アレクサンドル・レトゥノフ(1980-):幽霊
 アストル・ピアソラ(1921-1992)/ミハイル・ブルラコフ編曲:
  オブリビオン/センティド・ウニコ
 イヴァン・パニツキー(1906-1990):
  ああ、カリヌシュカ(ロシア民謡)/ポロソニカ(ロシア民謡)
ミハイル・ブルラコフ(バヤン)
録音:2008年、グネーシン音楽大学サウンド・スタジオ、モスクワ、ロシア(*)
    2008年、スタジオ「10records」(*以外)
発売:2008年
 

ART 246
\2000
エフレム・ポドガイツ(1949-):未知なる明日
  ピエタ(ヴァイオリンとオルガンのための)Op.65(*)
  コンチェルト=ランバダ(オーボエ、弦楽、ピアノと打楽器のための)Op.82(+)
  未知なる明日[Cras Ignotum]
   (ヴァイオリン、弦楽、ピアノと打楽器のための協奏曲)Op.230(#)
レヴォン・アンバルツミアン(ヴァイオリン(*/#)、指揮(+))
ユリア・シュメリキナ(オルガン(*))
アレクサンドル・リャザーノフ(オーボエ(+))
エフレム・ポドガイツ(ピアノ(+))
ヴィクトル・グリーシン(打楽器(+))
ARCO室内管弦楽団(+)
ルスラン・ラズグリャーエフ(ピアノ(#))
マクシム・セプハーノフ(打楽器(#))
室内管弦楽団「四季」(#)
ヴラディスラフ・ブラーホフ(指揮(#))
録音:2011年、ライヴ、グリンカ国立音楽博物館、モスクワ、ロシア(*)
    1991年、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、ロシア(+)
    2011年、ライヴ、作曲家の家、モスクワ、ロシア(#)
発売:2012年
 


ART 247
\2000→\1890
ドムラとピアノ
 アレクサンドル・ツィガンコフ(1968-):
  ドムラとピアノのための組曲「旧市街のモチーフ」
  ドムラとピアノのためのソナタ
クリスティーナ・フィシュ(ドムラ)
オリガ・グリーネス(ピアノ)

録音:2010年、グリンカ音楽院、ニジニー・ノヴゴロド、ロシア 発売:2012年

ドムラは半球形の共鳴胴に3本の金属弦を張ったロシアの民俗的撥弦楽器。

 

ART 248
\2000
ラムール(愛) バヤンのための音楽
 ロマン・レジェニョフ(1930-)/セミョーン・シュメリコフ編曲:
  4つの前奏曲「バッハを思いながら」(2007)(*)
   変ロ長調,イ長調,ハ長調、ロ長調
 J・S・バッハ(1685-1750)/セミョーン・シュメリコフ編曲:前奏曲とフーガ ロ長調
 シューマン(1810-1856)/セミョーン・シュメリコフ編曲:トッカータ Op.7
 ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-)/セミョーン・シュメリコフ編曲:
  インヴェンション(1974)
 フランク(1822-1890)/セミョーン・シュメリコフ編曲:前奏曲、フーガと変奏曲
 ムソルグスキー(1839-1881)/セミョーン・シュメリコフ編曲:
  組曲「展覧会の絵」より
   卵の殻をつけたひなの踊り,金持ちのユダヤ人と貧しいユダヤ人
 モーリッツ・モシュコフスキ(1854-1925)/セミョーン・シュメリコフ編曲:
  火花 Op.36 No.6
 セルゲイ・ベリンスキー(1946-1998):「悪しき」様式による3つの小品(1992)
   L'Amour / Khoo?! / Partando Vulp...
 グラナドス(1867-1916)/セミョーン・シュメリコフ編曲:
  スペイン舞曲第2番「オリエンタル」/スペイン舞曲第3番
 ショスタコーヴィチ(1906-1975)/セミョーン・シュメリコフ編曲:
  3つの幻想的舞曲 Op.5
 オリガ・チストヒナ(1983-)/セミョーン・シュメリコフ編曲:
  4つのフルートとバヤンのための4つの物語(2009)(+)

セミョーン・シュメリコフ(バヤン)
ゴ・ジ、N・ベロコレンコ、M・シャーヴィナ、
K・バルチュゴヴァ=ロドチェンコ(フルート(+))

録音:2008年、グネーシン音楽大学スタジオ、モスクワ、ロシア(*)
    2010年、ライヴ、グネーシン音楽大学コンサートホール、モスクワ、ロシア(+)
    2009-2010年、サチリコン劇場スタジオ、モスクワ、ロシア(無印)
発売:2012年

ARTE SONORA


イタリア、ヴェネツィア市メストレのジャズ系レコード会社カリゴラ[Caligola]参加のレーベル。


ARTESONORA 4001
(2CD)
\3600→\3290
モーツァルト(1756-1791):
 フルートとピアノのための6つのソナタ(原曲:ヴァイオリンとピアノのための)

  ト長調 K.301/変ホ長調 K.302/ハ長調 K.303
  ホ短調 K.304/イ長調 K.305/イ長調 K.306

クラウディオ・フェラリーニ(フルート)
ロベルト・イッソーリオ(ピアノ)

録音:2011年2月5-6日、コモ、イタリア

クラウディオ・フェラリーニは1954年スイスのチューリヒに生まれ、マルセル・モイーズ、セヴェリーノ・ガッゼローニらに師事したイタリアの世界的フルート奏者。メジャーからマイナーまで様々なレーベルに多数の録音があります。ロベルト・イッソーリオはイタリア・モーツァルト協会トリノ支部長を務めるトリノ生まれのピアノ奏者。

 


ARTESONORA 4003
\2300→\2090
アマルコルド… ロータ フルートとハープによるニーノ・ロータの音楽
 ニーノ・ロータ(1911-1979):
  アマルコルド/ロミオとジュリエット/道/ロッコとその兄弟
  甘い生活/魂のジュリエッタ/8 1/2
  組曲「山猫」/組曲「ゴッドファーザー」/組曲「カサノバ」
  子供の5つの情景(1979)/フルートとピアノのためのソナタ(1939)

クラウディオ・フェラリーニ(フルート)
エマヌエーラ・バッティジェッリ(ハープ)

録音:2011年8月、アルテスオーノ・レコーディング・スタジオ、カヴァリッコ、ウーディネ県、イタリア

ニーノ・ロータの映画音楽とクラシカル作品。たいへんに聴き心地の良い音楽です。エマヌエーラ・バッティジェッリは1980年イタリアのジェモーナ・デル・フリウリに生まれ、ウーディネのヤコポ・トマディーニ音楽院でパトルツィア・タッシーニに師事、さらにイスラエル、テルアヴィヴのサムエル・ルービン音楽アカデミー(現ブーフマン・メータ音楽学校)で学んだハープ奏者。

 

ARTESONORA 4004
\2300
ジョヴァンニ・アミゲッティ:WINDY VALLEY
 ジョヴァンニ・アミゲッティ(1971-)、Guo Yue、Gjermund Silset:Return to Avalon
 ジョヴァンニ・アミゲッティ、ロベルト・アンドレオリ、マックス・メオラ:Sirius
 ジョヴァンニ・アミゲッティ:
  En Grandissant / Sundance / Wolken Bei Sonnenuntergang pt.1
  Wolken Bei Sonnenuntergang pt.2 / Antares
 ジョヴァンニ・アミゲッティ、マックス・メオラ、グイード・ポンツィーニ、
  ロベルト・アンドレオーリ、アンジェラ・ベネッリ:Apophis
 ジョヴァンニ・アミゲッティ:Fleed
 ジョヴァンニ・アミゲッティ、マックス・メオラ:Address Resolution Protocol
 ジョヴァンニ・アミゲッティ、ロベルト・アンドレオーリ:Shopping Mall
 久石譲(1950-):メイ(「となりのトトロ」より)
 ジョヴァンニ・アミゲッティ:Nihai
 横山菁児(1935-):ハーロック
クラウディオ・フェラリーニ(フルート)
ジョヴァンニ・アミゲッティ(アナログ・シンセサイザー)
ロベルト・アンドレオリ(エレクトリック・ギター)
マックス・メオラ(打楽器)
アンジェラ・ベネッリ(ヴァイオリン)
グイード・ポンツィーニ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
パオロ・デッリコ(エレクトリック・ベース)
録音:時期の記載なし、Dudemusic、コッレッジョ、イタリア
 

ARTESONORA 4002
\2300
セコンド・カザデイの音楽
 セコンド・カザデイ(本名アウレリオ・カザデイ;1906-1971):
  Cicogna / Gian Pietro / Nuvolari(*) / Rete rossa / Mascotte / Fuga
  Tramonto / Romantico / Un bes in bicicleta(*) / Sangue romagnolo
  Scende la notte(*/+) / Marita(*) / William / Rumagna e Premavera(*/+)
  La nostra orchestra / Marisa(*) / Canto per te(*) / Piccola
  Burdela avera(*) / Balla balla(*)
モレーノ・コンフィッコーニ(C管クラリネット)
フィオレンツォ・タッシナーリ(サクソフォン)
アンジェラ・ベネッリ(ヴァイオリン)
フィリッポ・メネゲッティ(ギター)
グイード・ポンツィーニ(コントラバス)
ヴィンチェ・ヴァッリチェッリ(ドラムス)
フランコ・アラータ(歌(*))
シルヴィア・サッカーニ(歌(+))

録音:2010年4-9月,、Barrumba、ピナレッラ、チェルヴィア、イタリア  Arvmusic、パルマ、イタリア

イタリアの往年のダンス・バンド・リーダー(自身はヴァイオリン奏者)、セコンド・カザデイの音楽を1920年代終盤当時のオリジナル・アレンジと楽器(つまりピリオド楽器!)で演奏した興味深い企画。気軽に楽しめます。


BOHEMIA MUSIC


BM 0083
\2300
チェロ&ピアノ・リサイタル
 シューベルト(1797-1828):アルペッジョーネ・ソナタ D.821
 ストラヴィンスキー(1882-1971):イタリア組曲
 フランク(1822-1890):ソナタ イ長調
 ポッパー(1843-1913):演奏会用ポロネーズ ニ短調 Op.14
 フォーレ(1845-1924):夢の後で Op.7 No.1
ヴラダン・コチー(チェロ)
ナタリエ・ベルリン(ピアノ)

録音:データ記載なし 使用楽器:2009年、ミロスラフ・コマール製(チェロ)
 ヴラダン・コチーは1988年に旧体制下のチェコスロヴァキア政府に対し自由を訴え投獄された経験を持つチェコのチェロ奏者。東日本大震災後度々来日し被災地支援のための演奏会を開いています。ナタリエ・ベルリンは2010年にプラハ音楽アカデミーを卒業したチェコのピアノ奏者。ブックレットにヴラダン・コチーからのメッセージと演奏者、チェロ製作者の紹介が日本語で記されています。


BOLAMAR


BMM 0508
(2CD)
\4600
アントン・ガルシア・アブリル(1933-):ピアノ作品集
  ミクロの春[Microprimaveras]/アレクサンドリアの3つの小品
  3つの小バラード/月との対話/星との対話
  愛好家の3つの小品/遠景/抒情的変奏曲/5つの小品
イローナ・チムチェンコ(ピアノ)
録音:2010-2011年、モヌメンタル劇場、マドリード、スペイン

BOMBA PITER


CDMAN 476-12
\1700
クラシック・キャバレー・ジャズ
 シューベルト(1979-1828):流れの上で(+)
 モーツァルト(1759-1791):オペラ「皇帝ティートの慈悲」から 私は行く(#)
 ベティ・ロー(1930-):夫人への三人の訪問者(+/*)
 J・S・バッハ(1685-1750)/ナタリア・バイコヴァ編曲:
  マタイ受難曲 BWV244 から われを憐れみたまえ(+)
 モーツァルト/アディル・フョードロフ編曲:
  オペラ「皇帝ティートの慈悲」から 夢に見し花嫁姿(#)
 J・S・バッハ/ナタリア・バイコヴァ編曲:
  クリスマス・オラトリオ BWV248 から 備えよ、シオン(+)
 サイモン・サーゴン(1938-):パターンズ・イン・ブルー(#)
 シューベルト:岩の上の羊飼い(**)
ガリーナ・シドレンコ(メゾソプラノ)
アリーサ・ブラツラフスカヤ(ピアノ(*以外))
ナタリア・バイコヴァ(チェロ(+))
アディル・フョードロフ(クラリネット(#))
セルゲイ・クリストフィリス(クラリネット(**))

録音:2010年1月-2012年2月、ラジオ・ハウス、サンクトペテルブルク、ロシア
 ガリーナ・シドレンコはサンクトペテルブルク音楽院で学び、1996年以来マリーンスキー劇場を中心に活躍しているメゾソプラノ。

 

CDMAN 499-12
\1700
メゾソプラノとオルガンによるバロック音楽
 ニコラウス・ブルーンス(1665-1697):前奏曲ト長調(オルガン独奏)
 ヘンデル(1685-1759):テ・デウム から Dignare
 J・S・バッハ(1685-1750):
  クリスマス・オラトリオ BWV248 から「備えよ、シオン」
  マニフィカト BWV243 から 成したまえ[Dignare]
 ペルゴレージ(1710-1736):オペラ「ウーティカのカトーネ」から カトーネのアリア
 J・S・バッハ:ミサ ロ短調 BWV232 から「御父の右に座りたもう者よ」
 ヴィヴァルディ(1678-1741):
  オラトリオ「勝利のユディータ」から ヴァガンテのアリア
 ヘンデル:オラトリオ「サムソン」から ミカのアリア
 J・S・バッハ:復活祭オラトリオ BWV249 から「告げよ、ただちにわれに告げよ」
 ゲオルク・ムッファト(1653-1704):トッカータ第7番(オルガン独奏)
エレーナ・エレメーエヴァ(メゾソプラノ)
マリーナ・ヴャイシャ(オルガン)

録音:2012年5月21日、聖マリア・ルター派福音教会、サンクトペテルブクル、ロシア
 ※外装、ディスク印刷面とも規格番号表記がございませんのでご注意ください。

 

CDMAN 499-13
(2CD)
\3400
メランコリー ピアノのための音楽
 [CD 1]/[CD 2:ヴラディーミル・スハレフ(サウンド・デザイン)]
 J・S・バッハ(1685-1750):
  平均律クラヴィーア曲集第1巻 から 前奏曲とフーガ変ホ短調
 モーツァルト(1759-1791):ソナタ第12番ヘ長調 K.332
 シベリウス(1865-1957):悲しいワルツ Op.44 No.1
 ラフマニノフ(1873-1943):絵画的練習曲イ短調「海とかもめ」Op.39 No.2
 ベートーヴェン(1770-1828):ソナタ第23番ヘ短調「熱情」Op.57 から 第3楽章
 イーゴリ・ドルーフ:ソナタ第2番「わが母の思い出に」
 ドビュッシー(1862-1918):前奏曲集第2巻 から 雪の上の足跡(No.6)L.117
 リスト(1811-1886):
  ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」より、イゾルデの愛の死 S.447
  コンソラシオン第3番 S.172
ポリーナ・フラトキナ(ピアノ)

録音:2012年6月、ペテルブルク・レコーディング・スタジオ、サンクトペテルブルク、ロシア
 ポリーナ・フラトキナは1971年サンクトペテルブルクに生まれ、サンクトペテルブルク音楽院、イスラエルのテルアヴィヴ音楽アカデミーで学んだピアニスト。
[CD 1]に通常のピアノ演奏、[CD 2]にサウンド・デザイン処理が施された演奏を収録。

 

CDMAN 415-10
\2000
【未案内旧譜】
ユーリー・シャポーリン(1887-1966):
  交響的カンタータ「クリコヴォの戦場で」(1937)
ガリーナ・コヴァリョーヴァ(ソプラノ:花嫁)
リュドミラ・フィラトヴァ(メゾソプラノ:母)
コンスタンチン・プルジニコフ(テノール:騎士)
ニコライ・オホチンコフ(バス:ドミートリー・ドンスコイ)
レニングラード放送合唱団
グリゴリー・サンドレル(合唱指揮)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィクトル・フェドトフ(指揮)

録音:1980年、大コンサートホール「十月」、レニングラード、ソヴィエト


CANTUS

2010年に新規扱いとしてご案内いたしましたが、直後にレーベルの活動が停止し供給開始に至りませんでした。このたび活動が再開され新譜と旧譜の一部が供給可能となりました。


C 9636
\2300→\2090
私は苦悩から苦悩へと渡り行く イタリア・バロック・カンタータ集
 アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):
  物言わぬ孤独な影よ[Ombre tacite e sole](1716、ローマ/ナポリ)(*)
 ジョヴァンニ・ボノンチーニ(1670-1747):
  その日が来る、ドリンダよ[Ecco, Dorinda, il giorno](1721、ロンドン)(*)
 ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ(1695-1764):
  トリオ・ソナタ ヘ短調 Op.8 No.9(1744、アムステルダム)
 ニコラ・ポルポラ(1695-1764):ゆるやかに葉むらをさざめくそよ風よ
   [Venticel che tra le frondi](1733以後、ロンドン?)(*)
 アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):アモルよ、お前の勝ちだ
   [Amor hai vinto]RV683(1726-1731、ヴェネツィア)(*)
フラーヴィオ・フェッリ=ベネデッティ(カウンターテナー(*))
アンサンブル・イル・プロフォンド
 エヴァ・サラディン、朝吹園子(ヴァイオリン)
ヘルマン・エチェベッリ(ヴィオラ)
 アメリ・シュマン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ホシアス・ロドリゲス・ガンダラ(アーチリュート)
 ダニエーレ・カミニーティ(テオルボ)
 ヨハネス・ケラー(チェンバロ)

録音:2011年10月、バインヴィール修道院、バインヴィール、スイス

18世紀前半、イタリア・カンタータ黄金時代の名作集。フラーヴィオ・フェッリ=ベネデッティは1983年イタリア、レッジョ=エミーリア県スカンディアーノに生まれ、11歳のときに両親とともにスペインに移住、ビラ・レアル音楽院でピアノを修了後、バーゼルのスコラ・カントールムでゲルト・テュルクに師事したカウンターテナー。イタリア人らしい豊麗な声質にジェラール・レーヌにも似た繊細なニュアンスを加えた類まれな音楽性の持ち主として今後を大いに期待される逸材です。アンサンブル・イル・プロフォンドはバーゼルのスコラ・カントールムで学んだピリオド楽器奏者により2008年に創設された団体。フェッリ=ベネデッティ、イル・プロフォンドとも当盤にてCDデビューとなります。解説書は英語、フランス語、ドイツ語。歌詞記載は原語(イタリア語)、英語訳、スペイン語訳、フランス語訳、ドイツ語訳。

 

C 9637
\2300
デ・パッシオーネ 受難節のためのモテット集
 ヤコブ・オブレヒト(1450頃-1505):許したまえ、主よ[Paece Domine]
 ロワゼ・コンペール(1445頃-1518):イエスの御名に[In nomine Jesu]
 ジョスカン・デプレ(1455/1460頃-1521):
  おお、主イエス・キリストよ[O Domine Jesu Christe]
  顔を覆われたあなたは[Qui velatus facie fuisti]
 ガスパル・ファン・ヴェールベッケ(1445頃-1517以後):
  暗くなりて[Tenebrae factae sunt]
 不詳(サルデーニャ州オリスターノ県パウリラーティノ伝承曲):
  おお、悲しき運命の日(マリアの嘆き)[O tristu fatale die (Piano de Maria)](*)
 ジョスカン・デプレ:われを憐れみたまえ、神よ[Miserere mei, Deus]
オデカトン(*以外)
 アレッサンドロ・カルミニャーニ、
 ジャンルイジ・ギリンゲッリ、
 レンツォ・ベス(カウンターテナー)
 パオロ・ファンチュラッチ、
 ファビオ・フルナーリ、
 マウロ・コリーナ、
 ヴィンツェンツォ・ディ・ドナート(テノール)
 マルコ・スカヴァッツァ、
 エンリコ・ヴォロンティエーリ(バリトン)
 セルジョ・フォレスティ、
 アントニオ・アベーテ(バス)
クララ・ムルタス(歌)(*)
パオロ・ダ・コル(指揮)
録音:2001年5月、聖ピエトロ教会、ベッルーノ、イタリア 前出:Assai, 222222

イタリアの古楽系男性歌手から成るアンサンブル・オデカドンが、オッタヴィアーノ・ペトルッチ(1466-1539)により1503年にヴェネツィアで出版されたモテット集に収められた受難節のための楽曲を演奏。フランスのアッサイ・レーベルから発売されたものの、その活動終了によりごく短期間供給されたにとどまり「幻の名盤」となっていた音源がカントゥスで復活しました。解説書は英語、スペイン語、イタリア語、フランス語。歌詞記載は原語(ラテン語、サルデーニャ語)、英語訳、フランス語訳、イタリア語訳。

 

C 9711/12
(2CD)
\2300
祈り 聖母マリアと聖ヤコブのための音楽
 [CD 1] カンティガ
 アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
   Entre Av' e Eva(第60番;器楽)/ Nembre-sse-te Madre(第111番)
   Rosa das rosas(第10番)/ En o nome de Maria(第70番)/
   Pero que seja a gente(第181番;器楽)/ Non e gran cousa(第26番)/
   A que Deus avondou tanto(第351番)/
   Virgen Santa Maria, quadra-nos(第47番)/
   O que mui tarde(第321番:器楽)/ Pois que Deus(第38番)/
   A madre de Deus(第184番)/ Como Deus fez vyo d'agua(第23番)/
   Con dereit' a Virgen(第325番;器楽)
 マルティン・コダス(13世紀頃):恋人の歌[Cantigas de amigo]
   Ondas domar de uigo / Mandad ei comigo / Ay deus se sab ora meu amigo
   Quantas sabedes amar amigo / Mia yrmana fremosa treides comigo
   Eno sagrado en uigo / Ay ondas que eu uin ueer
 ペドロ・ガルシア・プルガレス(活躍:1250頃-1275頃)、
  エステヴァン・ダ・グアルダ(1280-1364)、
  ペロ・ダ・ポンテ(活躍:1235頃-1260頃)作詩:
  軽蔑のカンティガ[Cantigas de escarnio](13世紀頃)から
   Nostro Senhor(マヌエル・J・セラ作曲)
   Disse-m oj' assi un ome(マヌエル・J・セラ作曲)
   Quen seu parente vendia
    (フランシスコ・ハビエル・ゴンサレス=アブラルデス作曲)


 [CD 2] 祈り
 カリクストゥス写本(1130頃-1140頃)から
  Congaudeant catholici / Ad sepulcrum beate Iacobi
  O adiutur - Portum in ultimun / Annua Gaudia / Gratuantes
  Ah honorem / O auditur - Qui subvenis / Ad sepulcrum beate Iacobi (II)
  Dum paterfamilias
 ラス・ウエルガス写本(13世紀初)から
  Rex virginum / Belial vocatur / Psallat chorus / Verbum bonum
 モンセラトの朱い本(14世紀末)から
  Cuncti simus concanentes / Mariam matrem
 巡礼者の歌
  Romancero, tu que vienrs(フアン・デル・エンシナ(1469-1533)作曲)
  Pour avoir mon Dieu propice(フランス巡礼道の歌)
  La Grand Chanson(フランス巡礼道の歌)
  Cavalgava noutro dia(カンティガ;マヌエル・J・セラ作曲)
  A Romeira(ロマンセ)
アンサンブル・マルティン・コダス
 アナ・サンチェス、パウラ・コルホ(ソプラノ)
 フェルナンド・オルベス(テノール、打楽器)
 アルベルト・フェルナンデス(テノール)
 ビクトル・フェルナンデス、
 フアン・カルロス・ドルガンビデ(バス)
 アナ・ガゴ(朗読)
 ロベルト・サラ・ロペス(リコーダー、ショーム、ガイタ[バグパイプ]、打楽器)
 アンドレス・ディアス(リコーダー、リュート)
 ペドロ・フライレ(コルネット[ツィンク]、リコーダー)
 ロベルト・サンタマリア、
 シュルショ・ロイス・バレラ(フィドゥラ)
 ミゲル・アンヘル・ロペス・ファリニャ
  (フィドゥラ、ハーディガーディ、オルガニストルム、ハープ、弓奏ビウエラ)
 マヌエル・ビラス(ハープ、ハーディガーディ、歌)
 フィリップ・コパン(ハーディガーディ)
 フランシスコ・ハビエル・ゴンサレス=アブラルデス(バルドサ)
 カルロス・カストロ(ダルブッカ、ダルシマー、打楽器)
 [ゲスト]
マリア・ベレン・ベルメホ、
アイダ・ガルシア(アルト)
ミゲル・アンヘル・ロペス・ファリニャ、
フェルナンド・オルベス(指揮)
録音:時期の記載なし、スペイン、
     アシベイロ修道院聖マリア教会、フォルカレイ、ポンテベドラ県
     ビラノバの聖ペドロ教会、ドソン、オレンセ県
     フラガスの聖マリニャ教会、カンポ・ラメイロ、ポンテベドラ県
     エスタカスの聖フェリス教会、クンティス、ポンテベドラ県

中世スペインにおける聖母信仰と聖ヤコブ信仰(サンティアゴ・デ・コンポステラ大聖堂への巡礼)にまつわる音楽を集めたアルバム。スペイン中世音楽入門にうってつけの内容ですが、解説書と歌詞訳がスペイン語だけなのが少々残念。アンサンブル・マルティン・コダスは1985年。スペイン、ガリシア州都サンティアゴ・デ・コンポステラに創設された中世音楽専門の演奏団体。当盤収録曲の約半分は1998年頃にCLAVEレーベルから発売されたことがありますが、日本に輸入されないまま廃盤となっていました。2枚組で1枚分の価格です。

 

C 9622
\2300
【未案内旧譜】
ロドリゲス:フォルテピアノ作品集
 フェリペ・ロドリゲス(1759-1814):
  ロンド変ロ長調
  ソナタ第12番ハ長調/ソナタ第14番ヘ長調/ソナタ第13番ヘ長調
  ソナタ第11番ト長調/ソナタ第15番ハ長調/ソナタ第3番変ロ長調
ジュゼプ・マリア・ルジェ(フォルテピアノ)

録音:1999年6月、聖ミゲル教会、クエンカ、スペイン
使用楽器:1989年ポール・マクナルティ製(モデル:1795年頃、アントン・ヴァルター製)

フェリペ・ロドリゲス(ブックレット表記によれば 1760-1815)はモンセラト修道院のオルガニストを務めた作曲家。ロンドとソナタの手稿譜が同修道院に残されています。ジュゼプ・マリア・ルジェは当レーベルからソルのフォルテピアノ作品集(C 9818)をリリースしていました。

 

C 9632
\2300
【旧譜】
ギターのタブラチュア ルネサンスギターのための音楽
 ギヨーム・モルレ(1510頃-1558以降):
  ファンタジア第2番/涙を流せ、わが目よ/ヴィラネスク/ガイヤルド「5歩」
 アドリアン・ル・ロワ(1520頃-1598):
  ファンタジア第2番
  パヴァーヌ「もし私がそう見えるなら」/前曲のパヴァーヌのディミニューション
  ガイヤルド「もし私がそう見えるなら」/前曲のガイヤルドのディミニューション
 グレゴワール・ブレサン[グレゴール・ブライシング]
  (確認できる活躍期:1547頃-1560頃)/アドリアン・ル・ロワ:
  ファンタジア第5番/ラ、ラ、ラ、私は思い切って言えない
  おお、乱れた足取り/一人の娘がいた(バス・ダンス風)
  トゥルディヨンとそのディミニューション
 ギヨーム・モルレ:
  ファンタジア第1番/クラロス伯爵/美しい森へ/ガイヤルド
 アドリアン・ル・ロワ/グレゴワール・ブレサン:
  前奏曲/鶴のファンタジア第1番
  パヴァーヌ「私は多くの悩みを抱えている」とそのディミニューション
  前曲のパヴァーヌによるガイヤルドとそのディミニューション
 アドリアン・ル・ロワ:
  ファンタジア第1番/パヴァーヌ「戦争」/前曲のパヴァーヌによるガイヤルド
  ブルゴーニュのブランル集 から 第1−3、5、6番
 ギヨーム・モルレ:
  私の口は笑う/ラ・セラフィーヌ/リッペのファンタジア
マイケル・クラドック(ルネサンスギター)

録音:2000年5月、ビルスフェルデン(スイス)
使用楽器:1989年、ローレンス・K・ブラウン製

パリの宮廷で活躍した三人のリュート&ギター奏者兼作曲家の作品集。マイケル・クラドックはノーステキサス大学で音楽博士号を取得した最初のギタリスト。彼はピリオド撥弦楽器にも興味を抱くようになり、バーゼル(スイス)のスコラ・カントールムにホプキンソン・スミスに師事しました。現在はソロ活動の他、ヨーロッパと合衆国の様々なアンサンブルに参加しています。
前ディストリビューターより2007年に新譜として案内済みとのことですので、ご注意ください。


CARPE DIEM



CARPE 16297
\1800→\1690
ケイコ・ヤマグチ(ヴァイオリン)
 魔法のランプ

 パガニーニ(1782-1840):
  ヴァイオリンとギターのためのチェントーネ・ディ・ソナタ第3番(*)
  ヴァイオリンとギターのためのチェントーネ・ディ・ソナタ第2番(*)
  メヌエット[Minuetto simigliato alla gentilissima sig.a Emiglia Denegno]
  ヴァイオリンとギターのためのチェントーネ・ディ・ソナタ第15番(*)
  ギター・ソナタ第35番
  ヴァイオリンとギターのためのチェントーネ・ディ・ソナタ第5番(*)
  ギターのためのソナティナ
  ヴァイオリンとギターのためのチェントーネ・ディ・ソナタ第6番(*)
  メヌエット[Minuetto che va chiamando Dida]
  ヴァイオリンとギターのためのチェントーネ・ディ・ソナタ第17番(*)
  カンタービレ Op.17(ヴァイオリンとギターのための編曲版)(*)
Keiko Yamaguchi(ヴァイオリン(*))
ロザリオ・コンテ(ギター)

録音:2012年6月3-6日、受胎告知修道院、ロヴァート、イタリア
使用楽器:1822年、パリ、ニコラ・ルポ製(ヴァイオリン)
      1995年、ローマ、マリオ・ロザッツァ=フェラリス製(モデル:ニコラ・グロベール製)

Keiko Tamaguchiは東京芸術大学で清水高師に、バーゼルでアデリーナ・オプレアンとジェラール・ヴィスに、ルツェルン音楽院でジュリアーノ・カルミニョーラに師事した後、バーゼルのスコラ・カントールムでキアラ・バンキーニにバロック・ヴァイオリンを師事したヴァイオリン奏者。スイスを本拠にソロ活動の他、アンサンブル415やルツェルン祝祭弦楽合奏団等ピリオド、モダーンを問わず数多くのアンサンブル、オーケストラのメンバーとして活躍しています。
 彼女が弾くヴァイオリンは「フランスのストラディヴァリウス」と称されたニコラ・ロポ製のオリジナル楽器。

 

CARPE 16298
\1800
パーセニア〜歴史上最初に出版されたヴァージナル曲集
 ウィリアム・バード(1540頃-1623):
  前奏曲/ウィリアム・ピーター卿のパヴァーとガイヤルド
  前奏曲/ブラウンロー夫人メアリーのガイヤルド
 ウィリアム・バード/サイモン・マクヘイル編曲:
  ソールズベリー伯爵のパヴァーヌとガイヤルド、第2のガイヤルド
 ジョン・ブル(1562頃-0628):
  前奏曲/トマス・ウェイク卿のパヴァーヌとガイヤルド
  パヴァーヌ/ガイヤルド/ガイヤルド/ガイヤルド
 オーランド・ギボンズ(1583頃-1625):ガイヤルド/4部のファンタジア
 オーランド・ギボンズ/カタリナ・ビセンス編曲:
  ソールズベリー卿のパヴァーヌとガイヤルド(*)/女王の命令(*)
 オーランド・ギボンズ:前奏曲
カタリナ・ビセンス(ヴァージナル、チェンバロ、スピネット)
レベッカ・ルソー(トレブル・ヴィオル、ヴィオラ・ダ・ガンバ(*))

録音:2013年1月22-26日、バート・クロツィンゲン城、ドイツ

歴史上最初に出版されたヴァージナル曲集「パーセニア」(1612/1613?)に収録されたイングランドの3人の作曲家の作品を収録。
カタリナ・ビセンスはチリのサンティアゴに生まれ、カーティス音楽学校(アメリカ合衆国フィラデルフィア)でライオネル・パーティに、フライブルク音楽大学(ドイツ)でロバート・ヒルに、バーゼル・スコラ・カントールム(スイス)でアンドレア・マルコンに師事したチェンバロ奏者。

 

CARPE 16291
\1800
【旧譜】
アレクサンドル・ダニレフスキ(1957-):不確定性原理
  ラウダ−レイチェル・ベックウィズの記念に(*)
  黙示録−アルフレト・シュニトケの記念に(無伴奏チェロのための)(+)
  悲しみへのオード(*)
  リコーダー・クアルテットのためのアンティフォナ(#)
アンサンブル・シンタグマ(*)
 ジュジャンナ・トート(ソプラノ) 
太刀川昭(カウンターテナー)
 守谷敦(リコーダー) 
アレクサンドル・ダニレフスキ(リュート、指揮)
 ニマ・ベン・ダヴィド、
ソフィア・ダニレフスキ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
フランダース・リコーダー・クアルテット(#)
 トム・ベーツ、
バルト・スパンホーフ、
パウル・ファン・ルイ、
 ヨリス・ファン・ゲーテム(リコーダー)
ラリッサ・グルーネフェルト(チェロ(*/+))

録音:時期の記載なし、AMUZ、アントウェルペン、ベルギー

ロシアのサンクトペテルブルクに生まれフランスに移住した作曲家・リュート系&フィドル系楽器奏者でアンサンブル・シンタグマ主宰、アレクサンドル・ダニエレフスキの瞑想的作品集。
 レイチェル・ベックウィズは自分の誕生日のプレゼントの代わりに発展途上国の飲料水問題の克服を推進する非営利団体への寄付を求めたアメリカ合衆国の少女。彼女は誕生日の直前に自動車事故に巻き込まれ9歳で亡くなってしまいましたが、彼女の願いはソーシャル・ネットワークによって広く知られるところとなり、寄付額は亡くなって3週間で1万ドルを超えました。
 「ラウダ−レイチェル・ベックウィズの記念に」の歌詞は15世紀イタリアのラウダ(賛歌)から採られています。


COLUMNA MUSICA


1CM 0291
\2300
海と子供の頃
 シューベルト、ガルシア・アブリル、モンサルバジェ:歌曲集

 シューベルト(1797-1828):
  船乗り D.536/海の静けさ D.216/漁夫 D.225/漁夫の恋の幸せ D.933
  湖上で D.543
 アントン・ガルシア・アブリル(1933-):3つの海の詩法(1995)
   海は忘却/海だけだ!/海を思う
 シューベルト:
  少年時代の喜び D.455/私のゆりかごに D.927/子供の歌 D.596
  子連れの父 D.906
 アントン・ガルシア・アブリル:3つの子守歌(1961)
   こうのとりの子守歌,黒い花の子守歌,悪い子の子守歌
 シャビエ・モンサルバジェ(1912-2002):子供のための歌(1953)
   風景/とかげは泣いている/ほら貝/ばかな歌/ヨーロッパの中国人の歌
   セビリャの小唄
ハビエル・アロンソ(テノール)
アイノア・パドロン(ピアノ)

録音:2011年12月10-13日、ヘタフェ専門音楽院、スペイン

海と子供時代をテーマとした歌曲プログラム。ハビエル・アロンソはスペインのレオン県ラ・バニェサに生まれ、ギターを修了した後で声楽に転じ、ウィーン音楽大学およびケルン音楽大学でヘレナ・ラザルスカ、エディト・マティス、ローベルト・シュンクに師事。アイノア・パドロンはスペイン領カナリア諸島のサンタ・クルス・デ・テネリフェに生まれ、同市の音楽院を卒業後フライブルク音楽大学およびケルン音楽大学でピ=シエン・チェン、ハンス=ペーター・ミュラー、ユルゲン・グラウスに師事。デュオを組んだ二人は2010年のフーゴー・ヴォルフ国際リート・コンクール(シュトゥットガルト)で第3位に入賞しました。

 

1CM 0297
(4CD)
\3600→\3290
名演奏家多数登場!
 モンサルバジェ・ライヴ! エッセンシャル・セレクション

 シャビエ・モンサルバジェ(1912-2002):

  [CD 1]
  J・S・バッハのシャコンヌの形態学的崩壊(1961)
   バルセロナ交響楽団 ローレンス・フォスター(指揮)
   録音:2005年、ラウディトリ、バルセロナ
  短い協奏曲(1953)
   アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ) バルセロナ交響楽団
   ローレンス・フォスター(指揮) 録音:1999年、ラウディトリ、バルセロナ
  魔法)1992)
   バルセロナ交響楽団 ヘスス・ロペス・コボス(指揮)
   録音:2002年、ラウディトリ、バルセロナ
  アルバイシン協奏曲(1977)
   ウルズラ・デュチラー(チェンバロ) バルセロナ交響楽団
   ジュゼプ・ポンス(指揮) 録音:2000年、ラウディトリ、バルセロナ
  レフレクスス序曲(1973)
   バルセロナ交響楽団 フランツ=パウル・デッカー(指揮)
   録音:2002年、ラウディトリ、バルセロナ


  [CD 2]
  シンフォニア・デ・レクイエム(1985)
   ロサ・マリア・コネサ(ソプラノ) リセウ大劇場交響楽団
   ウーヴェ・ムント(指揮) 録音:1988年、リセウ大劇場、バルセロナ
  コンチェルティーノ 1+13(1975)
   アーラ・ヴォロンコヴァ(ヴァイオリン) カメラータ・メディテラニア
   ゲラシム・ヴォロンコフ(指揮) 録音:1993年、エル・ヴェンドレイ
  協奏曲の変容(1980)
   ジョルディ・クディナ(ギター) ミュンスター青年交響楽団
   ヨハヒム・ハルダー(指揮) 録音:1989年、カブリルス、バルセロナ
  交響的万華鏡(1955)
   バルセロナ交響楽団 エルンスト・マルティネス・イスキエルド(指揮)
   録音:2003年、ラウディトリ、バルセロナ


  [CD 3]
  パルティータ 1958(1957)
   バルセロナ交響楽団 ローレンス・フォスター(指揮)
   録音:2001年、ラウディトリ、バルセロナ
  協奏的詩曲(1951)
   アーラ・ヴォロンコヴァ(ヴァイオリン) バリェス交響楽団
   サルバド・ブルトンス(指揮) 録音:2000年、カタルーニャ音楽堂、バルセロナ
  照らされた三枚のはがき(1991)
   バリェス交響楽団 エドモン・クロメル(指揮)
   録音:2003年、カタルーニャ音楽堂、バルセロナ
  ダリ風フォリア(1995)
   バルセロナ交響楽団 ローレンス・フォスター(指揮)
   録音:1997年、カタルーニャ音楽堂、バルセロナ
  リディア・デ・カダケスへのセレナード(1970)
   マグダレナ・マルティネス(フルート) ローレンス・フォスター(指揮)
   録音:1998年、カタルーニャ音楽堂、バルセロナ
  サルダナ形式のマドリガル(1946)
   バルセロナ市立コブラ・サン・ジョルディ
   録音:1999年、カタルーニャ音楽堂、バルセロナ
  ジュリ・ガレタへの悲歌(1946)
   バルセロナ市立コブラ・サン・ジョルディ
   録音:1997年、大聖堂通り、バルセロナ
  私のジロナ(1930s)
   コブラ・セルバタナ 録音:2002年、バニョレス


  [CD 4]
  ヴォカリーズ(1976)
   モンセラート・カバリエ(ソプラノ) マヌエル・ブルゲラス(ピアノ)
   録音:1992年、カタルーニャ音楽堂、バルセロナ
  5つの黒人の歌(1945;エリアス・アリスクレン編曲版)
   クラロン・マクファデン(ソプラノ) イベリア八重奏団
   エリアス・アリスクレン(指揮) 録音:1993年、バルセロナ市立音楽院
  きくぢしゃ(菊萵苣)の踊り(2000)/戴冠した聖処女(1969)
  子守歌(1946)/なでしこ(1998)
  黒人の子供のための子守歌
   アンゲリカ・キルヒシュラーガー(メゾソプラノ) メルヴィン・タン(ピアノ)
   録音:ヴィンタートゥール・ホール、バルセロナ
  聖母の嘆き(1991)
   リーダー・カメラ(合唱) アドルフ・プラ(ピアノ) ジュゼプ・ビラ(指揮)
   録音:1999年、マタデペラ
  冬の牧歌による3つの反映(2002)
   アンドラ国立室内管弦楽団 ジェラルド・クラレト(指揮)
   録音:2005年、カタルーニャ音楽堂、バルセロナ
  作者不詳の主題による4つの変奏曲(1989)
   マグダレナ・バレラ(ハープ) 録音:1995年、トロエリャ・デ・モングリ
  モーツァルト風マイクロコラージュ(1991)
   ラリー・パッシン(クラリネット) 録音:1999年、ラウディトリ、バルセロナ
  問いと答え(アンドレア・ガブリエーリのリチェルカーレによる;1979)
   ゴシック・ブラス 録音:1996年、トロエリャ・デ・モングリ
20世紀スペイン・カタルーニャの大作曲家モンサルバジェの生誕100年&没後10年(2012年)を記念して、スペインでのライヴ録音から厳選・集成されたアルバム。4枚組ですが1枚半分ほどの価格ですので、演奏家目当てに聴いてみるというのもありでしょう。 
 

1CM 0309
\2300
献呈
 シューマン、シューベルト、ドヴォルジャーク、グリーグ、ショーベリ:歌曲集

 シューマン(1810-1856):
  献呈/くるみの木/蓮の花/ズライカの歌/花嫁の歌 I/花嫁の歌 II
  ハイランドの子守歌/月夜
 シューベルト(1797-1828):「ミルテの花」から
   君はわが憩い/糸を紡ぐグレートヒェン/岩の上の羊飼い(*)
 ドヴォルジャーク(1841-1904):ジプシーの歌(全7曲)
 グリーグ(1843-1907):ソールヴェイの歌
 カール・レオポルド・ショーベリ(1861-1900):音楽[Tonerna]
マルタ・ガルシア・カデナ(ソプラノ)
ジョルディ・クルヌデリャ(クラリネット(*))
ジョルディ・ウメト(ピアノ)

録音:2011年9月12-15日、パウ・カザルス・ホール、ベンドレイ、スペイン

カタルーニャ高等音楽学校でアスンプタ・マテウに師事したソプラノ、マルタ・ガルシア・カデナのデビューCD。

 

1CM 0312
\2300
クラリネットとピアノのためのヴィルトゥオーゾ音楽 Vol.3
 ジュゼプ・パスクアル(1964-):レチタティーヴォとアリア/ブラネッラ
 ショーソン(1855-1899):アンダンテとアレグロ
 マルセル・オルム(1937-):万華鏡
 スレマ・デ・ラ・クルス(1958-):夜明けのバラード
 J・B・メセゲル(1959-):懐かしさ
 ドビュッシー(1862-1918):狂詩曲第1番
 パブロ・モラス(1983-):狂詩曲
 ヘスス・ロドリゲス・ピコ(1953-):それはすばらしい
 ロベルト・ムイチンスキ(1929-2010):時間の断片
ホセプ・フステル(クラリネット)
イサベル・エルナンデス(ピアノ)
録音:2012年6月29-30日、マドリード音楽院マヌエル・デ・ファリャ・ホール、スペイン
 


1CM 0314
\2300→\2090
セレスティヌ・ビラ・デ・フォルンス(1829-1915):室内楽作品集
  ピアノ四重奏曲ホ短調(+)/
  ピアノ四重奏曲ハ短調(*)
  大五重奏曲イ長調(#)
テシドル弦楽四重奏団
 イランツ・ズアスティ(ヴァイオリン(*/#)) 
 ジュアン・マルソル(ヴァイオリン(+/#))
 ジョルディ・アルメンゴル(ヴィオラ)
 シャビエ・ロチ(チェロ)
サンティ・リウ(ピアノ)

録音:2011年10月1-2日、セルベラ専門音楽院、スペイン(#)
    2012年7月5-7日、エンリク・グラナドス・ホール、リェイダ、スペイン(*/+)

セレスティヌ・ビラ・デ・フォルンスはスペイン・カタルーニャ、リェイダ近郊に生まれた作曲家。
ウエスカ大聖堂楽長を務め主に教会音楽を書きましたが、当盤で聴く室内楽作品の水準もあなどれません。世界初録音と表示されています。

 

1CM 0319
(2CD)
\3600
アントニオ・ソレル(1729-1783):
  弦楽とオルガンまたはチェンバロのオブリガートのための6つの五重奏曲

   第1番ハ長調/第2番ヘ長調/第3番ト長調
   第4番イ短調/第5番ニ長調/第6番ト短調
ロサ・トレス=パルド(ピアノ)
ブレトン弦楽四重奏団
 マウロ・ロッシ(第1ヴァイオリン)
 アントニオ・カルデナス(第2ヴァイオリン)
 イヴァン・マルティン(ヴィオラ)
 ジョン・ストークス(チェロ)

録音:2012年8月5-10日、コンデ・ドゥケ・ホール、マドリード、スペイン

ロサ・トレス=パルドはマドリードに生まれ、マドリード音楽院でホアキン・ソリアノとグロリア・オラヤに師事、1987年にデビューしたピアニスト。Glossaレーベルに録音したアルベニスの「イベリア」が高く評価されました。ブレトン弦楽四重奏団は主にスペイン音楽を演奏するために2003年に結成されました。


CORNETTO



COR 10036
\2000→\1890
1683年…以前と以後 ウィーン王宮の室内楽
 ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(1623-1680):
  「12の選ばれたソナタ」(1659)から
   トリオ・ソナタ(ソナティナ)第1番(*),トリオ・ソナタ第2番(*)
 フェルディナント・トビアス・リヒター(1651-1711):
  チェンバロのためのパルティータ ニ短調「大公妃のために」から
   トッカータ第1旋法,アルマンド
 ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー:「12の選ばれたソナタ」から
   トリオ・ソナタ(ソナティナ)第3番(*)
 フェルディナント・トビアス・リヒター:チェンバロのためのカプリッチョ ニ短調
 ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー:「12の選ばれたソナタ」から
   トリオ・ソナタ(ソナティナ)第4番(*)
 フェルディナント・トビアス・リヒター:チェンバロのためのパルティータ ニ長調
   アントレ,アルマンド,クラント,メヌエット,サラバンド,ブレ,ジグ
 ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー:「12の選ばれたソナタ」から
   トリオ・ソナタ第5番(*)
 フェルディナント・トビアス・リヒター:チェンバロのためのパルティータ ニ短調
   トッカータ,カプリッチョ,アルマンド,クラント,メヌエット
 ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー:「12の選ばれたソナタ」から
   トリオ・ソナタ(ソナティナ)第6番(*)
コンソルティウム・ムジクム・パッサウ
クラウス・アルブレヒト、
カトリン・エバーハルト(ヴァイオリン)
イルムトラウト・ヴァイスプフェニング(チェロ)
マルクス・エバーハルト(チェンバロ、オルガン)

録音:2011年7月28-30日、聖アハティウス教会、パッサウ、ドイツ

 ウィーンのハプスブルク宮廷で活躍した二人の作曲家の作品集。
 ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァーは宮廷楽団のヴァイオリン奏者を務め、1679年には楽長に就任しました。
 フェルディナント・トビアス・リヒターはドイツのヴュルツブルクに生まれ、1683年にウィーンのハプスブルク宮廷の室内オルガン奏者となり、1690年に第1オルガン奏者に昇進し亡くなるまで務めました。
 コンソルティウム・ムジクム・パッサウは2003年にドイツ、バイエルン州のパッサウで創設されたピリオド楽器アンサンブル。デュオからオーケストラまで編成を変え、多様な楽曲に対応しています。当録音にはメンバーのマルクス・エバーハルトによる批判校訂版が使用されています。

 

COR 10037
\2000
高みにおいて神に栄光あれ
 アドヴェントとクリスマスのためのパッサウのバロック音楽
 レオンハルト・パミンガー(1495-1567):
  Veni redemptor gentium(混声4部合唱と器楽のための;1573)(**)
 ヨハネス・キルツィンガー(1597-?):Missus est angelus Gabriel
   (アルト、テノール、バスと通奏低音のための;1624)(+/#)
 ベレンガル・ペルファラー神父(1632-1695)/
  カール・フリードリヒ・ヴァーグナー編曲:Jesus und Maria im Sonnenring
   (ソプラノ、2つのヴァイオリンと通奏低音のための;1660)(*)
 フランツ・アントン・フーグル(1706-1745):マニフィカト第6旋法
   (「ハルトマン・オルガン曲集」所収のヴァーセット付き;1733)(**)
 フランツ・アントン・フーグル/マルクス・エバーハルト編曲:
  Aria Siciliana(2つのヴァイオリンと通奏低音のための;1738)
 ベネディクト・アントン・アウフシュナイター(1665-1742):
  Laufet ihr Hilten(アルト、2つのリコーダーと通奏低音のためのパストレッラ)(+)
 不詳(18世紀、パッサウ、フィンツェンツ・シュミットの手稿譜):
  オルガンのためのパストレッラ「Kindlwiegen」
  オルガンのためのパストレッラ ト長調
 不詳(18世紀、パッサウのマリアヒルフ修道院)/
  カール・フリードリヒ・ヴァーグナー編曲:Kommt iht Hirten, seht mit Freuden
   (ソプラノ、2つのヴァイオリンと通奏低音のための)(*)
 ヨゼフ・フリーベルト(1724-1799):Missa pastoralis から Kyrie,Gloria
 アントン・エステンドルファー神父(1670-1711):
  「Josef lieber Josef mein」によるカプリッチョ
 レオンハルト・パミンガー:
  Puer natus in Bethlehem(混声4部合唱と器楽のための;1573)(**)
 フランツ・アントン・フーグル:パストレッラ(1738)
 ラウレンティウス・シュレンマー(1753-1813):
  Regis Tharsis(オフェルトリウム;1790)(**)

アンナ・ロイダー(ソプラノ(*))
バルバラ・シュライアー(アルト(+))
マリオ・エックミュラー(テノール(#))
ペーター・ティルヒ(バス(#))
コンソルティウム・ムジクム・パッサウ合唱団(**)
コンソルティウム・ムジクム・パッサウ
マルクス・エバーハルト(指揮)

録音:2012年6月27日-7月1日、聖アハティウス教会、パッサウ、ドイツ
 


COR 10038
\2000→\1890
18世紀の宝 知られざるヴァイオリン・ソナタ集
 ジョヴァンニ・エンリコ・アルビカストロ(1661?-1730以後):フォリア 第6番
 ジャン=マリー・ルクレール(弟)(1703-1777):ソナタ第3番
 ピエトロ・ミローリオ(1715頃-?):ソナタ第1番
 ジュリアン=アマブル・マテュー(1734-1803):ソナタ第6番
 フランツ・クサファー・ランバッハ(18世紀後半):ソナタ第2番
マリアンネ・ロネツ(ヴァイオリン)
アンナ・タウシュ(チェロ)
エルンスト・クビチェク(チェンバロ)

録音:2010年、ヴァルプルギスハウス、シュトゥトガルト=ミュールハウゼン、ドイツ

 聴く機会がほとんどない18世紀のコンポーザー=ヴァイオリニストたちの作品を取り上げた貴重なアルバム。
 ジョヴァンニ・エンリコ・アルビカストロ(本名:ヨハン・ハインリヒ・フォン・ヴァイセンブルク)はドイツのバイエルン地方生まれ。高名な兄(1697-1764)と同名のジャン=マリー・ルクレール(弟)はパリで活躍。ピエトロ・ミローリオはイタリアのピエモンテ地方に生まれ、伯父(叔父)であるジョヴァンニ・バッティスタ・ソミス(1686-1763)に師事。ジュリアン=アマブル・マテューはフランスのヴェルサイユに生まれ、リュリが創設した楽団「24のヴィオロン」に参加。フランツ・クサファー・ランバッハについてはほとんど情報がありません(フランスのダンケルク出身とする説があります)。
 マリアンネ・ロネツはスイスのベルンに生まれ、ウィーン音楽大学で学んだヴァイオリンおよびヴィオラ・ダ・モーレ奏者。クレマンシック・コンソートに在籍したこともあります。


DIGRESSIONE


DCTT 26
\2300
無窮動 アコーディオンのための音楽
 ルイス・アンドリーセン(1939-):オルフェウスへの序曲(1982)
 トゥルビョン・イヴァン・ルンドクヴィスト(1920-2000):変容(1965)
 細川俊夫(1945-):メロディア(1978)
 フランチェスコ・パラッツォ(1969-):無窮動(2002)/悲歌(2009)
 オーレ・シュミット(1928-2010):トッカータ第1番 Op.24(1962)
 サルヴァトーレ・ディ・ジェズアルド(1940-2012):即興曲第1番(1973)
 ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-):
  ソナタ「死者の復活を待ち望む」I-II-III-IV-V(1985)
 ジェルメーヌ・タイユフェール(1892-1983):夜想曲(1977)
フランチェスコ・パラッツォ(アコーディオン)

録音:2006年12月-2011年7月、バーリ、イタリア

フランチェスコ・パラッツォは1969年イタリア、プーリア州タラント県マルティーナ・フランカに生まれ、フィレンツェのルイージ・ケルビーニ音楽院でサルヴァトーレ・ディ・ジェズアルドに師事したアコーディオン奏者・作曲家。演奏・録音・作曲・編曲活動の他、1993年以来バーリのニコロ・ピッチンニ音楽院で教えています。

 

DCTT 28
\2300
ヴィンチェンツォ・マストロピッロ(1960-):
  悲しみの聖母

   (プーリア方言のラウダによるスターバト・マーテルの9つの場面)

エルミタージュ・アンサンブル
 マティルデ・ボナッチャ、
 フランチェスコ・タンマッコ(朗読)
 マリレーナ・ガウディオ(ソプラノ)
 ジュリア・カルファピエトロ(メゾソプラノ)
 ヴィンチェンツォ・マストロピッロ(フルート、指揮) 他

録音:2003年2月、スタジオ・クレッシェンド、バーリ、イタリア

ヴィンチェンツォ・マストロピッロはイタリア、プーリア州バーリ県ルーヴォに生まれ、バーリのニコロ・ピッチンニ音楽院で学んだフルート奏者・作曲家・指揮者・教育者・詩人。「悲しみの聖母」はマイケル・ナイマン調で始まり、フィリップ・グラス調あり、フリー・ジャズ風あり、ラジオ・ドラマ風ありの多彩な作品。

 

DCTT 30
\2300
ヴィート・アントニオ・コッツォリ(1777-1817):ヨハネ受難曲(1816) カペッラ・ムジカーレ・コッラディアーナ
アントニオ・マガレッリ(指揮)

録音:データ未詳

ヴィート・アントニオ・コッツォリはモルフェッタ(現プーリア州バーリ県)に生まれた神父・作曲家。「ヨハネ受難曲」はナポリ派の受難曲を範としつつ新たな音楽語法を試みた作品で、コッツォリ自身の指揮によりモルフェッタ大聖堂で初演されました。当録音はその初演時の記録に基づくピリオド楽器編成で行われたものです。


DUTTON



CDLX 7300
\1700→\1590
世界初録音
 フレデリック・デルランジェル(1832-1911):協奏的作品集

  ロマンティック前奏曲(1934)
  チェロと管弦楽のための交響的アンダンテ Op.18(1903)(*)
  心を挙げよ!(管弦楽のための前奏曲;1919)
  チェロと管弦楽のためのバラード(1926)(*)
  ピアノと管弦楽のための交響的協奏曲(1921)(+)
ガイ・ジョンストン(チェロ(*))
ヴィクター・サンジョルジョ(ピアノ(+))
BBCコンサート管弦楽団
ヨハンネス・ヴィルトナー(指揮)

録音:2012年3月27-29日、ワトフォード・コロシアム、イギリス

世界初録音と表示されています。

 

CDLX 7301
\1700
スティーブン・マクネフ(1951-):
  シンフォニア(2007)
  ハイリゲンシュタット(2005)
  天候(2007)(*)
  秘密の目的地−チャールズ・コーズリーに捧げる(2005)
ボーンマス交響合唱団(*)
ボーンマス交響楽団
ドミニク・ウィーラー(指揮)

録音:2012年7月24-25日、ライトハウス、プール、ドーセット、イギリス

世界初録音と表示されています。

 


CDLX 7302
\1700→\1590
世界初録音
 シリル・スコット(1879-1970):協奏曲集

  ペレアスとメリザンドへの前奏曲 Op.5(1900)(*)
  ピアノ協奏曲ニ長調 Op.10(1900)(+)
  チェロ協奏曲 Op.19(1902)(#)
ピーター・ドノホー(ピアノ(+))
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ(#))
BBCコンサート管弦楽団
マーティン・イェーツ(指揮)

(*)マーティン・イェーツによる手稿譜からの校訂版(2012)
(+)マーティン・イェーツによるリアライゼーション&コンピレーション版(2012)
(#)マーティン・イェーツによる補完&改訂およびラファエル・ウォルフィッシュによる
  チェロ・パート校訂版(2012)

録音:2012年11月26-28日、ワトフォード・コロシアム、イギリス

世界初録音と表示されています。

 


CDLX 7303
\1700→\1590
世界初録音
 ヴィドールのチェロ協奏曲&交響曲第2番

  シャルル=マリー・ヴィドール(1844-1937):
   サン=ジャンの漁師たち(3つの管弦楽前奏曲;1905)
   チェロ協奏曲 Op.41(1878)(*)
   交響曲第2番イ長調 Op.54(1882)
トルレイフ・テデーン(チェロ(*))
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
マーティン・イェーツ(指揮)

録音:2012年9月27-28日、ロイヤル・コンサートホール、グラスゴー、イギリス

世界初録音と表示されています。


DUX


DUX 0790
\2200
ブラームスへのオマージュ
 シューマン(1810-1856):ロマンス Op.28 No.2/幻想曲 Op.17
 ブラームス(1833-1897):
  狂詩曲ロ短調 Op.79 No.1/狂詩曲ト短調 Op.79 No.2
 イグナツィ・リシェツキ:
  ブラームスのコラール前奏曲 Op.122 No.2の主題による幻想曲
イグナツィ・リシェツキ(ピアノ)

録音:2012年3月9日、4月3日、サンレイクかすや、福岡県粕屋町、日本
 イグナツィ・リシェツキはポーランドのポズナンに生まれ、ワルシャワのショパン音楽アカデミー(現ショパン音楽大学)を2005年に卒業したピアニスト・作曲家。2010、2012年に来日しています。

 

DUX 0793/0794
(2CD)
\2600
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):オペラ「マンル」(全3幕;1901) ヴィオレッタ・ホドヴィチ、
マグダレナ・ポルコフスカ(ソプラノ)
バルバラ・クラヘル(メゾソプラノ)
ヤヌシュ・ラタイチャク(テノール)
レシェク・スクルラ(バリトン)
ウーカシュ・ゴリンスキ(バス)
ビドゴシュチ・オペラ・ノーヴァ合唱団&管弦楽団
マチェイ・フィガス(指揮)
 


DUX 0897
\2200→\1990
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):
  交響曲第1番(1973)
  交響曲第2番「クリスマス交響曲」(1979-1980)
ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥス管弦楽団
クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮)
 


DUX 0898
\2200→\1990
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):交響曲第3番(1988-1995) ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥス管弦楽団
クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮)
 


DUX 0899
\2200→\1990
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):
  交響曲第4番「アダージョ」(1989)
  交響曲第5番「朝鮮風」(1992)
ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥス管弦楽団
クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮)
 


DUX 0900
\2200→\1990
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):
  交響曲第7番「エルサレムの七つの門」(1996)
イヴォナ・ホッサ、イザベラ・クウォシンスカ(ソプラノ)
アグニェシュカ・レフリス(アルト)
ラファウ・バルトミンスキ(テノール)
ヴォイチェフ・ギェルラフ(バス)
スワヴォミル・ホラント(朗読)
ビャウィストク・ポドラシェ・オペラ&フィルハーモニー合唱団
ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥス管弦楽団
クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮)
 


DUX 0901
\2200→\1990
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):交響曲第8番「無常の歌」(2004-2005) イヴォナ・ホッサ(ソプラノ)
アグニェシュカ・レフリス(アルト)
トーマス・E・バウアー(バリトン)
ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥス管弦楽団
クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮)
 

DUX 0911
\2200
ダニエル・クロネルのオンガン曲集(1681)
 ダニエル・クロネル(1656-1740):
  Preambulum supra Ich ruff zu dir H. Jesu Christ
 クリスティアン・ミヒャエル(1590-1637)Praeludium ex E
 ダニエル・クロネル:
  Preambulum ex D / Preambulum ex C / Preambulum ex A
  Preambulum ex A / Preludium ex F / Fantasia ex G / Toccata in G
  Fuga ex D / Fuga ex C / Toccata ex E / Fuga in G / Fuga in G
  Toccata ex D / Praeludium ex G / Praeludium ex G / Praeludium ex G
  Praeludium ex A / Fuga ex A / Fuga ex D / Praeludium ex E
  Principium ex G / Fuga in F / Fuga ex D / Aeolij ex A / Fuga in A
  Praeludium ex G / Toccata 2di Toni in G / Fuga 2di Toni ex G
  Fuga in G / Praeludium 4ti Toni ex E / Praeludium 6. Toni ex F
  Praembulum 7. et 8. Toni per 2dam transponi: in A ?/ Fuga ex G
  Praeludium 1. et 2. Toni in G / Fuga 3. et 4. Toni ex A ?
  Fuga 7. et 8. Toni ex C / Fuga 9. et 10. Toni ex D
  Praemb: 11. et 12. Toni ex D ? Transp: per 2dam
  Praembulum 9. et 10. Toni ex A / Fuga super Ach wie sehnlich: ex G
  Fuga ex D / Magnificat 8. Toni 1. Versus ex G / Tertius Versus in G
  Quintus Versus, Coral im Bas in G / Fuga ex D
  Fuga. Supra Wass mein Gott will. ex A / Toccata ex C / Praeludium ex G
  Fuga ex G
  Fuga ex E Supra Erbarm dich mein o H: Gott. etc. Auth: Joh. Ulich
  Fuga vel Variatio ex F. Supra Wo Gott zum Haus nicht giebt
  Fuga di Sign: Geor. Frob: / Fuga Simplex Tertii Modi B. Meyer
  Fuga ex A. B. Meyer
 ヤン・ポドビェルスキ(1650頃活躍-1730頃):Praeludium in d
アンジェイ・ビャウコ(オルガン)
 

DUX 0912
\2200
オルガン・リサイタル
 J・S・バッハ(1685-1750):
  幻想曲「来たれ、聖霊、主なる神」BWV 651/フーガ ト短調 BWV578
  憐れみたまえ、おお、主なる神よ BWV721
  バビロンの川のほとりで BWV653b
 メンデルスゾーン(1809-1847):前奏曲とフーガ ハ短調 Op.37 No.1
 ブラームス(1833-1897):
  おお、神よ、慈悲深き神よ Op.122 No.7
  御身を飾れ、おお、愛する神よ Op.122 No.5
 ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):
  おお、この世よ、私は去らねばならない(コラール即興曲)Op.65 No.21
  わが心の切なる願い(コラール即興曲)Op.65 No.16
 リスト(1811-1886):汝はペテロなり
 ミェチスワフ・スジンスキ(1866-1924):
  悲歌 嬰ヘ短調 Op.30/ポーランドの聖歌「聖なる神」による即興曲 Op.38
 レーガー(1873-1916):序奏とパッサカリア ニ短調
 リスト:アルカデルトのアヴェ・マリア
アンジェイ・ビャウコ(オルガン)
 

DUX 0913
\2200
ペトル・エベン(1929-2007):オルガンのための勤め(1897)
   目的/信仰/苦難の受容/死への憧れ/絶望と諦め
   創造の神秘/懺悔と悟り/神の報い
アンジェイ・ビャウコ(オルガン)
 

DUX 0929
\2200
リスト・イタリア
 リスト(1811-1886):巡礼の年 第2年 イタリア/2つの伝説
アンジェイ・ピクル(ピアノ)
 

DUX 0935
\2200
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):弦楽合奏のための作品集
  弦楽合奏のためのセレナード(1996-1997)
  シンフォニエッタ第2番(フルートと弦楽合奏のための;1994)(*)
  シンフォニエッタ第1番(弦楽のための;1990/1991)
  ヴィオラ(チェロ)、弦楽、打楽器とチェレスタのための協奏曲(1984)(+)
ウーカシュ・ドウゴシュ(フルート(*))
ラファウ・クフャトコフスキ(チェロ(+))
ラドム室内管弦楽団
マチェイ・ジュートフスキ(指揮)
録音:2012年6月23-30日、オスカル・コルベル音楽学校
     クシシュトフ・ペンデレツキ・コンサートホール、ラドム、ポーランド
 

DUX 0938
\2200
ミコワイ・グレツキ(1971-):弦楽合奏のための作品集
  ヴァイオリンと弦楽合奏のためのコンチェルト・ノットゥルノ(*)
  弦楽合奏のための序曲(2000/2012)
  弦楽合奏のためのディヴェルティメント(2009)
  弦楽合奏と任意のチェレスタのための3つの断章(1998)
  2つのクラリネットと弦楽合奏のための3つの間奏曲(1999)(+)
ピオトル・プワヴネル(ヴァイオリン(*))
ジャン=マルク・フサール、
ロマン・ヴィダシェク(クラリネット(+))
ソポト・ポーランド室内フィルハーモニー管弦楽団
ヴォイチェフ・ライスキ(指揮)
ミコワイ・グレツキはポーランドのカトヴィツェに生まれ、同市のカロル・シマノフスキ音楽アカデミーで父ヘンリク・ミコワイ・グレツキに師事、さらにカナダとアメリカ合衆国で学んだ作曲家。2003年現在合衆国テキサス州ラレドを本拠に活躍しています。
 

DUX 0940
\2200
ヨーロッパの真珠 歌曲集
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908):ばらに魅せられたナイチンゲール Op.2 No.2
 R・シュトラウス(1864-1949):献呈 Op.10 No.1/ツェツィーリエ Op.27 No.2
 エリサヴェータ・バグリアーナ:青い瞳の娘
 ジャン・ポール・マルティーニ(1741-1816):愛の喜び
 ショパン(1810-1849):願い Op.74 No.1
 チャイコフスキー(1840-1893):昼の輝きが満ちようと Op.47 No.6
 ラフマニノフ(1873-1943):私のために歌わないで、美しい人よ Op.4 No.4
 グノー(1818-1893):祈り
 ホアキン・ニン(1879-1949):エル・ビト/ポロ
 ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909):新しい春とともに
 カロル・シマノフスキ(1882-1937):気をつけて、お母さん Op.58 No.3
マグダレナ・メジネル(ソプラノ)
トマシュ・トシェビャトフスキ(ピアノ)

録音:2009-2010年、グダンスク放送スタジオ、ポーランド
 マグダレナ・メジネルはポーランドのグダンスクに生まれ、同市の音楽院、スタニスワフ・モニュシュコ音楽アカデミーで学んだソプラノ。ウィーンでゲーナ・ディミトローヴァの個人指導を受け(2003-2005)、その後スイスのルツェルン市立劇場(2006-2009)等で活躍しています。

 

DUX 0941
\2200
クファルトルディウム&スキャナー 図形楽譜
 [Studio S1](*)
 ダリウシュ・プシビルスキ(1984-):Malumba(2012)
 イェジ・コルノヴィチ(1959-):Gullfoss(2012)
 カール・ベアストレム=ニルセン(1951-):Strategies 3(2011)
 レギン・ペータセン(1980-):Shapes and sizes(2011)
 ヘンリク・エーラン・ラスムッセン(1961-):Path Routes(2009)
 [Live ad libitum](+)
 ヘンリク・エーラン・ラスムッセン:Particles of the Space(1995)
 カール・ベアストレム=ニルセン:Postcard-Music(1976)
 クシシュトフ・クニッテル(1947-):Sketches(1978)
 スワヴォミル・ヴォイチェホフスキ(1971-):Rapid repeats(2012)
 アレクサンドラ・グリカ(1977-):ATCGATGATC(2012)
クファルトルディウム
 ダグナ・サトコフスカ(ヴァイオリン)
 ミハウ・ゴルチンスキ(クラリネット、バスクラリネット)
 パヴェウ・ノヴィツキ(打楽器) ピオトル・ノヴィツキ(ピアノ)
ロビン・リンボード・"スキャナー"(エレクトロニクス)

録音:2012年10月11-12日,ポーランド放送スタジオS1(*)、ワルシャワ、ポーランド(*)  ライヴ、現代アート・センター(+)
 ポーランドとデンマークの現代作曲家たちが図形楽譜に記した音楽。

 

DUX 0942 \2200
ヨゼフ・カプストカ 即興演奏集
  小さなシェエラザードの子守歌[Lullaby for Little Scheherazade]
  理性の夢[Dream of Reasons](*)
  バグダッドの蝶々[Baghdad Butterflies]
ヨゼフ・カプストカ(ピアノ)
バシル・ファラマルジ(サントゥール(*))
ペドラム・ハヴァルザミニ(トンバック(*))
録音:2012年3月、スタジオ・セクエンツァ、パリ、フランス
 

DUX 0944
\2200
パヴェウ・ウーカシェフスキ(1968-):教会音楽作品集 Vol.4
  マグダラのマリアのミサ
エルジビェタ・グロジカ=ウォプチンスカ(ソプラノ)
トマシュ・サドヴニク(バリトン)
ビェルスコ=ビャワ大学合唱団
シロンスク室内管弦楽団
指揮者については調査中です。
 

DUX 0948
\2200
ロッシーニ(1792-1868):弦楽のための6つのソナタ
   第1番ト長調/第2番イ長調/第3番ハ長調
   第4番変ロ長調/第5番変ホ長調/第6番ニ長調
ARSOアンサンブル
 

DUX 0957
\2200
ペンデレツキ、クセナキス:無伴奏チェロのための作品全集
 クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):
  ジークフリート・パルムのための奇想曲/スラヴァのために
  全きチェロ[Violoncello totale](*)/セレナード/ワルツのテンポで
  アレグロ・コン・ブラヴーラ/アリア/スケルツォ/夜想曲
 ヤニス・クセナキス(1922-2001):コトス/ノモス・アルファ
ヴィクトル・コチュバン(チェロ)
 

DUX 0924
\2200
【訂正 再案内】
グレツキ父子の作品集
 ミコワイ・グレツキ(1971-):管弦楽のための夜想曲(*)
 ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(1933-2010):大河 Op.39(+)
 ミコワイ・グレツキ:夜の協奏曲(ヴァイオリンと弦楽合奏のための)(#)
 ヘンリク・ミコワイ・グレツキ:
  チェンバロ(またはピアノ)と弦楽合奏のための協奏曲 Op.40(**)
カヤ・ダンチョフスカ(ヴァイオリン(#))
アンナ・グレツカ(ピアノ(**))
シロンスク・フィルハーモニー合唱団(+)
シロンスク・フィルハーモニー管弦楽団(*)
シロンスク室内管弦楽団(#/**)
ミロスワフ・ヤツェク・ブワシュチク(指揮)
入手情報の不備のため収録作品をすべてヘンリク・ミコワイ・グレツキの作曲と紹介してしまいました。(代理店)

EELCO HAAK



EELCO 2
\2400→\2190
フラメンコ・バロッコ
 ドメニコ・スカルラッティのフラメンコ・ソナタ

 ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)/
  エールコ・ハーク、ミゲル・アンヘル・セラノ編曲:
  トッカータ(K.141)/前奏曲とフーガ(K.208 & K.209)
  ソレア・ポル・ブレリア(K.193)/セビリャナス・バロカス(K.380)
  アレグリアス(K.124)/セビリャナス・フラメンカス(K.327)
  ファンダンゴ/マラゲニャ(K.492)/ファルカ(K.206)/サパテアド(K.51)
ミゲル・アンヘル・セラノ(フラメンコ・ギター、ギター)
サンティアゴ・エルナンデス(ギター)
マヌエル・ソリタ(カホン、パルマ)
アリシア・アルメイダ(バイレ、タコネオ、パルマ)
サラマンカ室内管弦楽団
エールコ・ハーク(音楽監督)

録音:データ記載なし

オランダ出身のチェロ奏者でスペインのサラマンカ室内管弦楽団の創設者・音楽監督であるエールコ・ハークによる、スペインで活躍した作曲家ドメニコ・スカルラッティの鍵盤ソナタの中に当時のフラメンコのスピリットを見出し、それを現代のフラメンコと組み合わせるというユニークな試み。


EMEC


E 105/6
(2CD)
\3600
グラナドス(1867-1916):
  スペイン舞曲集(全12曲)
  ゴイェスカス(全7曲)
セバスチャン・スタンリー(ピアノ)

録音:2012年6月1-3日、ラ・マリナ文化センター・ホール、スペイン貯蓄銀行、サモラ、スペイン

セバスチャン・スタンリー(1984年生まれ)は英国王立音楽大学で学んだスペイン系英国人ピアニスト。

 

E 100/1
(2CD)
\3600
【旧譜 再入荷予定】
ルイス・デ・ナルバエス(1503/1505頃-1555/1560):
  「デルフィンのビウエラ曲集」(全6巻;1538)

   [第1巻] ファンタジア第1番−第8番
   [第2巻] ファンタジア第9番−第14番
   [第3巻]
   ジョスカン・デプレの「ミサ フェラーラ公エルコレ」のサンクトゥスとホザンナ
   ジョスカン・デプレの「ミサ フェザン・ルグレ」のサンクトゥスとホザンナ
   ジョスカン・デプレの「フーガによるミサ」のクム・サンクト・スピリト
   カンシオン第1番(ジョスカン・デプレの「千々の悲しみ(皇帝の歌)」)
   カンシオン第2番−第3番(ゴンベールによる)
   カンシオン第4番(リシャフォールの「Je veux laysser melancolie」)
   [第4番]
   「おお、栄光の聖母」による6つのディフェレンシア
   「厳かな犠牲」による5つのディフェレンシア
   [第5巻]
   「クラロス伯爵」による22のディフェレンシア
   「私の牛の見張りをしておくれ」による4つのディフェレンシア
   「私の牛の見張りをしておくれ」による3つのディフェレンシア
   対位法のバス
   [第6巻](*)
   ラミロ王は席につかれた(ロマンセ)/モーロの王は散策していた(ロマンセ)
   「Si tantos halcones」(ビリャンシコ)による3つのディフェレンシア
   「Y la mi cinta dorada」(ビリャンシコ)による6つのディフェレンシア
   La bella mal maridada(ビリャンシコ)/何を使って洗いましょう(ビリャンシコ)
   Arded, corazon, arded(ビリャンシコ)
アグスティン・マルリ(ギター)
マルタ・インファンテ(メゾソプラノ(*))

録音:2012年2月、参事会の間、王立聖フランシスコ・エル・グランデ聖堂、マドリード、スペイン

グラナダに生まれ、スペイン王太子フェリペ(後の国王フェリペ2世)に仕えたビウエラ奏者・作曲家ルイス・デ・ナルバエスがバリャドリドで出版した曲集(「デルフィン」とは「王太子」の意)の世界初の全曲録音。普通のクラシックギターによる演奏と思われます。全40ページのブックレットにスペイン語と英語の解説を収録。ギター・ファン、スペイン古楽ファンなら聴き逃せません。


ESTONIAN RECORD PRODUCTIONS

「ヴィヴァルディ・コレクション」で注目されているバルティック・バロックがエストニア・レコード・プロダクションからリリースしたCDをご案内いたします。
エストニア・レコード・プロダクションのその他のクラシック商品につきましても全面的な扱いを検討しておりますが、開始は2014年以降となる見込みです。(代理店)

EPR 6312
\2300→\2090
ヴィヴァルディ(1678-1741):ピゼンデルのためのソナタ集
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 RV25(*)
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ短調 RV6(+)
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ヘ長調 RV19(#)
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ長調 RV2(#)
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ イ長調 RV29(**)

バルティック・バロック
 マリア・クレスチンスカヤ(ヴァイオリン(*))
 ナザール・コジュハーリ(ヴァイオリン(+))
 アンドレイ・レシェチン(ヴァイオリン(#))
 エフゲニー・スヴィリドフ(ヴァイオリン(**))
 ソフィア・マルチゾヴァ(チェロ)
 インビ・タルム(チェンバロ)
 グリゴリー・マルチゾフ(アーティスティック・ディレクター)

録音:2011年、スウェーデン聖ミカエル教会、タリン、エストニア(+)  2012年、聖ヤコブ教会、ヴィームシ、エストニア(*/#/**)

ドレスデンのザクセン宮廷楽長であり高名なヴァイオリン奏者であったヨハン・ゲオルク・ピゼンデル(1687-1755)に献呈されたソナタ集。ヴィヴァルディが特定のヴァイオリニストのために作品を捧げたのはこの人だけ。またバッハの無伴奏ヴァイオリンがこのピゼンデルに捧げるためだったというのは定説になりつつある話。
ここでは4人のバロック・ヴァイオリン奏者が腕を競います。


EURARTE



EA 0074
(2CD)
\3400→\3090
行け、わが思いよ、黄金の翼に乗って
 ヴェルディの音楽によるオルガン作品集

 [CD 1]
 アルフレッド・ルボー(1835-1906):
  ヴェルディの「レクイエム」のレクイエム(イントロイトゥス)(+)
 リスト(1811-1886):ヴェルディの「レクイエム」のアニュス・デイ(+)
 カルロ・フマガッリ(1822-1907):
  「トロヴァトーレ」によるエレヴァツィオーネ(聖体奉挙)
  コンスマツィオーネ(聖体拝領)
  「オベルト、サン・ボニファーチョ伯爵」によるコンスマツィオーネ
  「スティッフェーリオ」によるグローリアのためのヴェルセット(4曲)
  「スティッフェーリオ」によるオフェルトリウム
  「仮面舞踏会」の二重唱
  オルガンのために縮減された「仮面舞踏会」のリッカルドのソルティータ(退場曲)
  オルガンのために縮減された「仮面舞踏会」のレナートの場面とカンタービレ
  オルガンのために縮減された「仮面舞踏会」の二重唱の終結部
  オルガンのために縮減された「仮面舞踏会」の五重唱
  「椿姫」によるによるグローリアのためのヴェルセット(4曲)(#)
  「椿姫」によるオフェルトリウム(#)/「椿姫」によるエレヴァツィオーネ(#)
 ガエターノ・フォスキーニ(1836-1908):
  「トロヴァトーレ」のアリア「この恋は言葉では言い表せない」(+)
 エドウィン・ルメア(1865-1934):「トロヴァトーレ」の鍛冶屋の合唱(+)
 フランチェスコ・アルマージオ(1846-1871):「運命の力」序曲(+)
 不詳(19世紀):行け、わが思いよ、黄金の翼に乗って(「ナブッコ」)
 [CD 2]
 カルロ・フマガッリ:
  「アイーダ」によるミサ・ソレムニス(*)
  「ジョヴァンナ・ディ・グズマン(シチリア島の夕べの祈り)」による
   ミサ・ソレムニス(*)
  「シモン・ボッカネグラ」」によるミサ・ソレムニス(#)
  「アイーダ」によるミサの後の行進曲(#)
エンニオ・コミネッティ(オルガン)

録音:
 2012年11月、教区教会、ヴィヴェローネ、ビエッラ県、ピエモンテ州、イタリア(無印)
 2012年12月、教区教会、ゴットロ・ディ・カルラッツォ、コモ県、ロンバルディア州、イタリア(#)
 2013年1月、教区教会、ブリエンノ、コモ県(*)、ロンバルディア州、イタリア(*)
 2013年4月、教区教会、ブルナーテ、コモ県(+)、ロンバルディア州、イタリア(+)
使用楽器:
 1818年、セラッシ製 Op.367(1999-2000年、イタロ・マルツィ修復)(無印)
 1858年、セラッシ製 Op.653(修復:1993年、マシオーニ修復)(#)
 1782年、セラッシ製 Op.199(修復:2007年、コルツァーニ修復)(*)
 1774年、セラッシ製(2005年、コルツァーニ復元)(+)

ヴェルディの音楽をイタリアの歴史的オルガンで聴かせてくれる、ヴェルディ生誕200年(2013)ならではの好企画。普段はオルガン音楽を敬遠しがちなオペラ・ファンの方々にも聴いていただきたいプログラムです。


FC RECORDS


フィンランドのピアニスト、ヨウニ・ソメロが創設したレーベル、FCレコーズ、初紹介。ちょっと、というかかなり偏ったレパートリーが心地いい。


FCRCD 9706
\2400
フェーリクス・ブルメンフェーリト[ブルーメンフェルト](1863-1931):ピアノ作品集
  演奏会用練習曲 Op.24(1897)(*)
  4つの小品 Op.2(1883)から 悲痛な思い出(No.2)
  2つの夜想曲 Op.6(1887); マガラッチの夜,夜想曲
  ポーランド組曲第1番 Op.23(1897)
   クラコヴィエンヌ(クラコヴィアク),マズルカ風(クヤヴィアク),子守歌,マズルカ
  10の抒情的なひととき Op.27(1898)
  2つの小品 Op.37(1905); 悲歌風,悲壮調
  3つの小品 Op.53(1927?)から 舞曲(No.1)
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)

録音:2003年5月2-3日、エイノ・サイサ・ホール、イーサルミ、フィンランド

フェーリクス・ブルメンフェーリトはユダヤ系ロシアの作曲家・ピアニスト・指揮者・音楽教育者。リムスキー=コルサコフに作曲を師事。ウラディーミル・ホロヴィッツ、シモン・バレル、マリア・ユーディナ、マリア・グリンベルクといった優れたピアニストを輩出しました。(*)以外は世界初録音と表示されています。

 


FCRCD 9709
\2400→\2190
ノスタルジア チェロとピアノのための音楽
 伝承曲/アハティ・ソンニネン(1914-1984)編曲:7つのシオン賛歌(+)
 アハティ・ソンニネン:幸福の歌(*)
 シベリウス(1865-1957):
  悲しいワルツ Op.44 No.1/ロマンス Op.78 No.2/ロンディーノ Op.81 No.2
 ラフマニノフ(1873-1934):
  ここはすばらしい場所 Op.21 No.7/ヴォカリーズ Op.34 No.14
 アハティ・ソンニネン編曲: 暁の星が輝くとき(*)
 伝承曲:われは御身を信ず、神よ(ポヒョイス=サヴォスタ版)(*)

セッポ・ラーマネン(チェロ)
アヌ・ハルヴァ(ソプラノ(*))
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)

録音:1997年8月27日、ポレーニ、ピエクサマキ、フィンランド(*/+)
    2004年5月16-17日、シウンティオ教会、シウンティオ、フィンランド(無印)
タイトルを見ただけで惹かれそうな北欧&ロシア系のチェロ小品集。
 


FCRCD 9711
(2CD)
\4200→\3790
フィンランド・ピアノ音楽アンソロジー Vol.1(1798-1899)
 トマス・ビューストレム(1772-1839):ロシアの歌による変奏曲(1798-1799)
 フレードリク・リタンデル(1777-1823):ハイドンの主題による変奏曲イ長調(1799)
 カール・コッラン(1828-1871):幻想曲(1855)(*)
 カール・コッラン/カール・エークマン(1869-1947)編曲:あなたは私の安らぎ(*)
 セリム・ガブリエル・リンセーン(1838-1914):幻想曲(*)
 ロベルト・カヤヌス(1856-1933):
  アルバムの綴り(1877)(*)/騎手の小品(1877)(*)
 カール・フルディーン(1858-1925):
  モナ・リザのガヴォット(*)/かわいい組曲(1898)(*)
 シベリウス(1865-1957):6つの即興曲 Op.5(1890-1893)
 アルマス・ヤルネフェルト(1869-1958):3つのピアノ小品 Op.4(1895?)(*)
 エルンスト・ミエルク(1877-1899):
  2つの即興曲(1899)(*)/サラバンド(1899?)(*)
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)

録音:2004年8月23-24日、2005年1月23日、ポレーニ、ピエクサマキ、フィンランド

(*)は初録音と表示されています。
こちらも無名曲を多く散りばめながら展開するフィンランド・ピアノ小品集。

 


FCRCD 9712
\2400→\2190
日曜の朝の安らぎ ピアノ音楽
 ウラディーミル・ヴァヴィロフ(1925-1973):カッチーニのアヴェ・マリア
 J・S・バッハ(1685-1750)/ブゾーニ(1866-1924)編曲:
  われは御身を呼ぶ/目覚めよ、と呼ぶ声あり
 J・S・バッハ/ヨウニ・ソメロ編曲:
  カンタータ第147番 より 主よ、人の望みの喜びよ
 J・S・バッハ/ジロティ(1863-1945)編曲:アリア
 カール・レーヴェ(1796-1869):聖書の絵 Op.96
   ベテスダ,エマオへの旅,マルタとマリア
 アールニ・ヴォイピオ(1891-1965):変奏曲
   青空を創った者,われを抱きたまえ、主よ,日曜の朝の安らぎ
 イルマリ・ハンニカイネン(1854-1924):コラール Op.18 No.1
 ヨウニ・ソメロ(1963-):わが目の前に、イエスよ(瞑想曲)
 ペンティ・ティンキネン:イエスの恩寵が聞こえる(幻想曲)
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
録音:2005年4月25日、ポレーニ、ピエクサマキ、フィンランド
 


FCRCD 9713
\2400→\2190
フィンランド・ピアノ音楽アンソロジー Vol.2 サロン小品集
 オスカル・メリカント(1868-1924):
  ショパン風ワルツ Op.6 No.5(1898)/緩やかなワルツ Op.33(1898)
 エーディト・ソールストレム(1870-1934):悲歌
 アクセル・フォン・コーテン(1871-1927):
  アンダンテ・コン・モート Op.6 No.4(1906)(*)/即興曲 Op.12 No.1(1908?)(*)
 トイヴォ・サーレンパー(1882-1948):墓地のブルーベル Op.9 No.2(*)
 トイヴォ・クーラ(1883-1918):
  結婚行進曲 Op.3 No.2(1908)/羊のポルスカ(1915)
 ヘイノ・カスキ(1885-1957):
  激流 Op.48 No.1/子は母の腕に抱かれ Op.48 No.2(*)
  ヴァラモ島 Op.48 No.3/前奏曲変ト長調 Op.7 No.1(1918)
 アルマス・マーサロ(1885-1960):
  たそがれに Op.1 No.1/さらば、恋人 Op.1 No.2(*)/愛の歌 Op.1 No.3(*)
  2つの舞曲 Op.7; 小ワルツ(*),ポルカ
 カール・ヒルン(1886-1949):金魚 Op.8(*)/水彩画 Op.60 No.2(*)
 フェリクス・クローン(1896-1963):組曲「古い公園で」(1943)(*)
  オークの古木,舞踏会の後で,公園の湖畔で,ジャスミンの香り,黒あげは(蝶)
 イルマリ・ハンニカイネン(1892-1955):議論 Op.11 No.3(1915)
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)

録音:2005年1月23-24日、ポレーニ、ピエクサマキ、フィンランド

(*)は初録音と表示されています。

 

FCRCD 9714
\2400
セルゲイ・ボルトキェヴィチ(1877-1952):ピアノ作品集 Vol.1
  6つの抒情的思索 Op.11(1909)
  嘆きと慰め Op.17(1914)
   嘆き ニ短調,慰め ニ長調,嘆き 嬰ハ短調,慰め 変ニ長調,
   嘆き イ短調(郷愁),慰め イ長調,嘆き 変ホ短調,慰め 変ホ長調(ソレント)
  4つの小品 Op.65(1947)
   無言歌,練習曲,祝婚歌(左手のための),ポーランド風奇想曲
  前奏曲 Op.66(1946)

ヨウニ・ソメロ(ピアノ)

録音:2005年10月29-30日、2006年2月12日、クーサー・ホール、クーサンコスキ、
     フィンランド

セルゲイ・ボルトキェヴィチはラフマニノフ、スクリャービン、メトネルらと同世代のロシアの作曲家・ピアニスト。ペテルブルク音楽院でリャードフに師事した後ドイツのライプツィヒ音楽院に留学。その後もドイツにとどまりピアニストとして演奏活動を開始、1904年よりベルリンのクリントヴォルト=シャルヴェンカ音楽院での教職にも就きましたが、1914年の第一次大戦開戦により自宅軟禁の後ロシアへの帰国を余儀なくされました。1917年、ロシア革命が勃発しボルトキェヴィチは亡命、イスタンブル滞在を経てウィーンに移住、市民権を経て定住しこの地で亡くなりました。
同世代のロシアのコンポーザー・ピアニストに比べ知名度がかなり低かったボルトキェヴィチですが、近年再評価の機運が高まっています。ボルトキェヴィチのスペシャリストの一人であるヨウニ・ソメロは当レーベルでのピアノ作品全集の完成を目指しています。

 


FCRCD 9715
\2400→\2190
チェロの歌
 オスカル・メリカント(1968-1924):村の道で/南方の春の鳥/金のかけら
 トイヴォ・クーラ(1883-1918):秋の思い Op.2 No.1/無言歌 Op.22 No.1
 伝承曲/ヨウニ・ソメロ編曲:朝早く/谷に一輪のばらが育ち
 グリーグ(1843-1907):君を愛す Op.5 No.3
 ラフマニノフ(1873-1934):私のために歌わないで、美しい人よ Op.4 No.4
 チャイコフスキー(1840-1893):ただ憧れを知る人だけが Op.6 No.6
 シューマン(1810-1856):献呈 Op.25 No.1
 シューベルト(1897-1828):セレナード/音楽に寄せて/アヴェ・マリア
 マスネ(1842-1912):悲歌
 ヴィヴァルディ(1678-1741):妻として、私は軽蔑された
 フォーレ(1845-1924)/カザルス(1876-1973):夢の後で
 J・S・バッハ(1685-1750)/モーリス・ジャンドロン(1920-1990)編曲:
  われは御身を呼ぶ、主イエス・キリストよ
 ヨウニ・ソメロ(1963-):Koraaliriutta
セッポ・ラーマネン(チェロ)
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
録音:2006年8月10-11日、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド
 

FCRCD 9716
\2400
ユリヨ・キルピネン(1892-1959):歌曲集
  V・A・コスケンニエミの詩による歌曲集 Op.21 & Op.23
   ナイチンゲールに寄せる悲歌,月明かりの中で,夏の夜に,九月のソネット,
   驚き,平原(I-V),海辺から(I-II),夏の夜,古い歌,津波
  A・キヴェンの詩による歌曲集; ぶらんこ、幸福な二人
  V・E・トルマネンの詩による歌曲集「山の歌」Op.52, Op.53 & Op.54
   沼沢地,山のせせらぎ,歌に寄せて,山へ行こう,黄いちごの花,
   悲しみの鐘,渡り鳥,あなたは行ってしまった,古い教会,浜辺の教会,
   夏の歌,山の歌
ヘイッキ・キルペライネン(バリトン)
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
録音:2007年4月2、8-9日、ポレーニ、ピエクサマキ、フィンランド
 


FCRCD 9717
\2400→\2190
フィンランド・ピアノ音楽アンソロジー Vol.3 コンポーザー=ピアニストたち
 セリム・パルムグレン(1878-1951):
  組曲 Op.3(1898-1899)
   春の行進曲(*),フィンランドの歌,蝶,間奏曲,タランテッラ(*)
  左手のための間奏曲(1906)(*)
 エルンスト・リンコ(1889-1960):
  古い様式による組曲 Op.1(1912)(*)
   前奏曲,メヌエット,間奏曲,アリア,リゴドン
  夜想曲 Op.2 No.3(*)
  24の前奏曲 Op.6 Nos.1-3(1917)(*); フィンランド風,奇想曲,夕べに
 イルマリ・ハンニカイネン(1892-1955):
  幻想的変奏曲 Op.19(1916/1924)/感傷ワルツ(1910)(*)

ヨウニ・ソメロ(ピアノ)

録音:2006年5月7-8日、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド

(*)は初録音と表示されています。

 

FCRCD 9719
\2400
セルゲイ・ボルトキェヴィチ(1877-1952):ピアノ作品集 Vol.2
  バラード Op.42(1931)/悲歌 Op.46(1932)
  10の前奏曲 Op.33(1926)/メヌエット、2つの小品 Op.5(1907)
  3つのワルツ Op.27(1924); 優雅,感傷的,ウィーン風
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
録音:2007年5月26-27日、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド
 

FCRCD 9720
\2400
チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ作品全集 Vol.1
  ソナタ嬰ハ短調 Op.80(1865)(*)/ワルツ嬰ヘ短調(1876)
  中級程度の12の小品 Op.40(1878)
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
録音:2008年5月20日、ポレーニ、ピエクサマキ、フィンランド(*以外)
    2008年11月6日、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド
 


FCRCD 9722
\2400→\2190
フィンランド・ピアノ音楽アンソロジー Vol.5
 ヴァイノ・ライティオ(1891-1945):舟歌(1914)/牧歌(1914)
 ヘルヴィ・レイヴィスカ(1902-1982):ソナティナ ヘ長調(1939)
 タウノ・ピュルッカネン(1918-1980):前奏曲(1940)
 ニルス=エーリク・フォウグステット(1910-1961):半音階的変奏曲(1943)
 エルネスト・パングー(1887-1942):オリエンタル・タンゴ(1941?)
 エイナリ・マルヴィア(1892-1959):イン・メモリアム Op.7(1937)
 ユリヨ・キルピネン(1892-1959):ソナタ第6番 Op.81(1936)
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)

録音:2008年4月、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド

全収録曲が初録音と表示されています。Vol.4(FCRCD 9718)は完売しており、再生産予定が立っておりません。

 

FCRCD 9723
\2400
セルゲイ・ボルトキェヴィチ(1877-1952):ピアノ作品集 Vol.3
  小さな旅人 Op.21(1922)
   旅の準備,そり乗り,別れ,列車の出発,ステップを通って,ポーランドで,
   ヴェネツィア(ゴンドラの船頭の歌),ナポリ(カンツォーネ),
   フランス(フランス民謡),スペイン(セレナード),
   イギリス(スコットランドのリール),古いドイツ,ノルウェー
  6つの前奏曲 Op.13(1910)
  マリオネット Op.54(1938)
   ロシアの農家の娘,コサック,スペインの婦人,チロル人,ジプシー,
   侯爵夫人,テディー・ベア,道化者パンチ
  ソナタ第1番ロ長調 Op.9(1909)
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
録音:2006年1月11-12日、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド
 

FCRCD 9724
\2400
アレンスキー(1861-1906):ピアノ三重奏曲&ピアノ作品集
  4つの小品 Op.25 から 夢(No.2)
  忘れられたリズムによる試み Op.28 から ロガエード(No.1)
  6つの小品 Op.53(1901)から ロマンス(No.5)
  ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.32(1894)(*)
  12の前奏曲 Op.63
レーモンド・コックス(ヴァイオリン(*))
ラウラ・ブフト(チェロ(*))
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
録音:2008年8月23-24日、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド
 

FCRCD 9727
\2400
エルッキ・サルメンハーラ(1941-2002):ピアノを伴う室内楽作品集
  ヴァイオリン・ソナタ(1982)(*)/チェロ・ソナタ(1960-1969)(+)
  3つの夜の情景(ヴァイオリンとピアノのための;1970)(*)
  チェロ・ソナタ第2番(+)
レーモンド・コックス(ヴァイオリン(*))
ラウラ・ブフト(チェロ(+))
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
録音:2009年4月25日、8月23日、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド
 

FCRCD 9728
\2400
チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ作品全集 Vol.2
  大ソナタ ト長調 Op.37(1878)(+)/子供のアルバム Op.39(1878)(*)
  熱い告白(1889)/即興曲(1889)/ワルツ=スケルツォ(1889)
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
録音:2009年4月26日(*)、8月22日(+)、11月6日(無印)、クーサー・ホール、クーサンコスキ、
     フィンランド
 

FCRCD 9729
\2400
ショパン(1810-1849):歌曲全集
  17のポーランドの歌 Op.74(*)/魅惑(*)/ドゥムカ(*)
  夜想曲ハ短調 Op. posth./夜想曲ホ短調 Op. posth.
  夜想曲嬰ハ短調 Op. posth.
アレクサンドラ・ルコフスキ(ソプラノ(*))
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)

録音:2010年3月2-5日、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド

アレクサンドラ・ルコフスキはポーランド人を両親に持つオランダ生まれのソプラノ。

 

FCRCD 9730
\2400
セルゲイ・ボルトキェヴィチ(1877-1952):ピアノ作品集 Vol.4
  ソナタ第2番 Op.60(1942)
  わが幼年時代から Op.14(1911)(*)
   乳母が歌ってくれたこと,暗い部屋,ダンスのレッスン,最初の恋,
   最初の悲しみ,大人になれば
  10の練習曲 Op.15(1911)(#)
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
録音:2008年11月6日(*)、7日(*)、2009年8月24日(#)、クーサー・ホール、クーサンコスキ、
     フィンランド
 

FCRCD 9732
\2400
アントン・ルビンシテイン(1829-1894):ピアノ作品集
  メロディー ヘ調 Op.3 No.1
  サンクトペテルブルクの6つの夕べ Op.44 から ロマンス変ホ長調(No.1)
  6つの性格的小品 Op.50 から 舟歌 ト短調(No.3)
  6つの小品 Op.51 から メランコリー(No.1)(*)
  サンクトペテルブルクの6つの夕べ Op.44 から 祈り(No.3)(*)
  カメンニー島 Op.10 から 天使の夢(No.22)
  6つの練習曲 Op.23 から スタッカート練習曲ハ調(No.2)(*)
  ソナタ第1番ホ短調 Op.12(1847-1848)(*)

ヨウニ・ソメロ(ピアノ)

録音:2010年2月15日(*)、11月13日(*以外)、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド
 

FCRCD 9733
(2CD)
\4200
J・S・バッハ(1685-1750):平均律クラヴィーア曲集第2巻 BWV870-893 ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
録音:2000年8月28日、9月1日、キルッコヌンミ教会、キルッコヌンミ、フィンランド
 

FCRCD 9734
\2400
リスト、シューマン:歌曲集
 リスト(1811-1886):
  ペトラルカの3つのソネット/あなたはそよ風のように柔らかく
  あなたは花のように/私はあなたを愛する/それはきっとすばらしいこと
 シューマン(1810-1859):連作歌曲「詩人の恋」
ミカ・ニスラ(テノール)
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)
録音:2011年1月15-18日、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド 
 

FCRCD 9736
\2400
セルゲイ・ボルトキェヴィチ(1877-1952):ピアノ作品集 Vol.5
  4つの小品 Op.10(1909)
   バラード,マズルカ,練習曲イ長調「輝く噴水」,練習曲変ホ長調
  3つの小品 Op.24(1922)
   練習曲変ホ長調「ディアナ」,グロテスクなワルツ「サテュロス」,
   即興曲変ホ長調「エロス」
  12の新しい練習曲 Op.29(1924)(*)
   金髪の女,赤髪の女,茶髪の女,哲学者,詩人(左手のための),英雄,
   未知の神秘,奇術師,月の光を愛でる人,ドン・キホーテ,ハムレット,
   ファルスタッフ
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)

録音:2010年5月12-13日、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド

(*)は初の全曲録音と表示されています。

 

FCRCD 9738
\2400
バンジャマン・ゴダール(1849-1895):ピアノ作品集
  半音階的ワルツ Op.88/海辺の散歩 Op.86/無言歌 Op.120 No.2
  幻想的ソナタ Op.63; 森の精,魔物,愛の妖精−海の精
  ヴェネツィア風(舟歌 第4番)/マズルカ第1番 Op.25/ソナタ第2番 Op.94
ヨウニ・ソメロ(ピアノ)

録音:2011年3月7-8日、クーサー・ホール、クーサンコスキ、フィンランド

世界初録音と表示されています。


GRIFFIN


GCCD 4080
\1500
ケンブリッジ・クイーンズ・カレッジ聖歌隊
 夕べの賛歌

 チャールズ・ヒューバート・H・パリー(1848-1918):My soul there is a country(*)
 オーランド・ギボンズ(1583-1625):O clap your hands
 モーリス・グリーン(1696-1755):Lord, let me know mine end
 ウィリアム・ハリス(1883-1973):Faire is the heaven
 トマス・ウィールクス(1576頃-1623):When David heard
 チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード(1852-1924):3つのモテット(*)
   Justorum animae / Coelos ascendit hodie / Beati quorum via
 ジョン・ジュベール(1927-):O Lord, the maker of all things(*)
 トマス・タリス(1505頃-1585):O nata lux
 レノックス・バークリー(1903-1989): The Lord is my shepherd(*)
 レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ(1872-1958):Valiant for truth
 ピーター・フィリップス(1560/1561-1628):Ascendit Deus
 ヘンリー・バルフォア・ガーディナー(1877-1950):Evening hymn(*)
 エドガー・ベイントン(1880-1956):And I saw a new heaven(*)
 不詳:Rejoice in the Lord(*)
 ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):Take him, earth for cherishing(*)
ケンブリッジ・クイーンズ・カレッジ聖歌隊
ケンブリッジ大学ブラス・グループ(*)
ジュリアン・モルトン(オルガン(無印))
ニコラス・ホワイト(オルガン(*))
ジョン・ギボンズ(指揮(無印))
フィリップ・ウォルシュ(指揮(*))
録音:1985-1987年 原盤:Oxbridge, Alpha

HUDOBNE CENTRUM(MUSIC CENTER SLOVAKIA)


HC 10034
\2300
ヤーン・ツィッケル(1911-1989):ピアノ作品集
  子守歌/ソナティナ Op.12 No.1/年少者のための2つの作品 Op.27
  スロヴァキア民謡によるピアノ変奏曲/7つのフーガ から 4曲
  主題と変奏曲 Op.14 No.1/子供たちが私に語ること(ピアノの水彩画)
  タトラの小川(3つの練習曲)
ヨルダナ・パロヴィチョヴァー(ピアノ)
録音:2011年7月23日、10月31日、11月1日、ファトラ芸術館、ジリナ、スロヴァキア

LICANUS

 


CDM 1029
(2CD)
\6000→\5490
完売の際はご容赦を!異国の豪華装丁CDブック
 ティラン・ロ・ブランの旅 華麗なる騎士道と音楽

 【CD 1】
 《I. 騎士道の伝統》
 不詳(15世紀):Propinan de Melyor (器楽)
 ジョン・ダンスタブル(1390頃-1453):Ave maris stella [めでたし、海の星]
 ロバート・モートン(1430頃-1479?):
  Il sera pour vous / L'homme arme [彼はあなたの味方となろう/武装した男]
 不詳(15世紀):Alla bataglia, su su chavagli (器楽)
 不詳(15世紀):Sit nomen Domini benedictum [主の御名に称賛あれ]
 《II. イングランドのティラン》
 不詳(15世紀):Dit le bourguignon (器楽)
 不詳(15世紀):Princhesse of youth [若き王女]
 不詳(15世紀):Alla caccia, su su a cacciare (器楽)
 ペレ・ビラ(1465頃-1538):
  Lailaila turlura "La Lucha" [「喧嘩」から ライライラ・トゥルルラ]
 ベルナルド・イカルド(活躍期:15世紀後半):
  Non toches a moy [私に触らないで]
 マテオ・フレチャ(老)(1481頃-1553頃):
  Haec est victoria "La Guerra" [「戦争」から これぞ勝利]
 ギヨーム・デュファイ(1397?-1474):
  Kyrie "Misa L'homme arme" [「ミサ・ロム・アルメ」から キリエ]
 《III. シチリア島とロードス島のティラン》
 不詳(15世紀):L'amor, dona, che io te porto (器楽)
 バルトロメオ・トロンボンチーノ(1470頃-1535):
  Non val acqua [水は役に立たない]
 ヨハンネス・コルナーゴ(活躍期:15世紀後半):
  Ayo visto lo mappamondo [私は世界地図を見た]
 《IV. ギリシャ帝国のティラン》
 不詳(小アジア起源のギリシャ伝承曲):Tzivaeri (器楽)
 ペレ・オリオラ(活躍期:15世紀後半):Trista che espera [悲しき望み]
 不詳(1500頃):Lloremos, alma, lloremos (器楽)
 ギヨーム・デュファイ:
  Quel fronte signorille [あの気高い額のお方が]
  Lamentatio sanctae matris ecclesiae Constantinopolitanae
   [コンスタンチノープル教会の聖母の嘆き]
 ペレ・オリオラ:Danca [舞曲] (器楽)
 不詳(15世紀):Triumpho de le done [女の勝利]
 不詳(黒海地方起源のギリシャ伝承曲):Letsi (器楽)
 不詳(15世紀):Cavalcha Sinisbaldo tuta la note (器楽)
 ジュアン・ブルデュー(1520頃-1591):
  Ya tocan los atabales "Las Canas" [「茎」から すでに太鼓は鳴り]
 アントワーヌ・ビュノワ(1430頃-1492):
  Fortuna desperata [手に負えぬ運命の女神よ]
 フアン・デ・ウレデ(活躍期:15世紀後半):
  Ferido esta don Tristan [ドン・トリスタンは負傷した] (コントラファクトゥム)
 マテオ・フレチャ(老):
  La viuda se quiere casar "La Viuda" [「寡婦」から 寡婦が結婚したがって]


 【CD 2】
 《V. アフリカのティラン》
 ヤコブ・オブレヒト(1450頃-1505):Rompeltier (器楽)
 ギヨーム・デュファイ:Adieu m'amour [さらば、わが恋人]
 マテオ・フレチャ(老):Nam si pericula sunt in mari "La Bomba"
    [「ポンプ」から 海には危険があるが]
 不詳(アンダルシア):Nuba Ushak (器楽)
 ピエール・フォンテーヌ(?-1450頃):
  J'ayme bien celui qui s'en va / Trompette (器楽)
 マテオ・フレチャ(老):
  Viva nuestro capitan "La Guerra" [「戦争」から 中隊長万歳]
 ピエール・ドラ・リュー(1452頃-1518):Da pacem Domine [平和を、主よ]
 不詳(15世紀):Non puedo [望まずにはいられない]
 マテオ・フレチャ(老):
  Bomba y agua fuera "La Bomba" [「ポンプ」から ポンプで水を出せ]
 《VI. 愛と死》
 不詳:Falsobordone [ファルソボルドーネ] (器楽)
 ベルナルド・イカルド:Megalini (canto bizantino: Magnificat sexti toni)
   [マニフィカト第6旋法(ビザンチン聖歌)]
 不詳(16世紀、オスマン帝国):Huseyni Pesrev; (器楽)
 不詳(15世紀):Hora may [今、私は外に出る]
 ジョスカン・デプレ(1450/1455頃-1521):Salve Regina [めでたし、元后]
 不詳(15世紀):Io vegio la mia vita ja finire (器楽)
 ジュアン・ブルデュー:
  Sepamos como cayo "Las Canas" [「茎」から どう落馬したのか]
 不詳(15世紀):Merce te chiamo [慈悲深きお方よ、私はあなたを呼ぶ]
 不詳(13世紀):
  Heu dolor "Planctus Mariae" [「マリアのプランクトゥス」から ああ、つらい]
ピラル・エステバン(メゾソプラノ)
マルタ・インファンテ(アルト)
ジョルディ・リカルト(バリトン)
カペリャ・デ・ミニストレルス
カルレス・マグラネル(指揮)

録音:2010年6月28日-7月3日、聖マリア教会、レケナ、バレンシア県、スペイン
仕様:ハードカバーCDブック、256ページ、カタルーニャ語・スペイン語・英語・フランス語

 かのセルバンテスをして「ドン・キホーテ」の中で「騎士道小説の最高傑作」と言わしめた、バレンシア出身の作家ジュアノット・マルトゥレイ(1413-1468)の小説「ティラン・ロ・ブラン(白い騎士)」。このCDはバレンシアの古楽アンサンブルであるカペリャ・デ・ミニストレルスによる、ティランが繰り広げる世界の旅のいわばBGM集。ブックに書かれたあらすじを追いながら(日本語がありませんが)15世紀のサウンドを楽しみ、ドン・キホーテばりに想像の世界に遊ぶのも一興でしょう。小説「ティラン・ロ・ブラン」の邦訳版は岩波書店から発売されています。
 当商品は2010年に発売されましたが早々に完売したため未案内となっておりました。このたび現地で在庫品が見つかったとの情報が入りましたが、受注数を確保できない可能性がございます。ご了承ください。


LINDORO


NL 3012
\2300
無数の窓のある庭園 声とリコーダー、見方を変えて
 ヨハンネス・チコーニア(1370頃-1411):
  Sus une fontayne en remirant(ヴィルレ)
 アスパシア・ナソプル(1972-):Rodia=SO2H4(2003/2005改訂)
 ギヨーム・デュファイ(1397頃-1474):
  Resvellies vous et faites chiere lye(バラード)
 不詳(13世紀後半、イングランド):Stella maris illustrans omnia(カンティレーナ)
 アンティ・アウヴィネン(1974-):FACTA(2006)(*)
 ジョン・ダンスタブル(1390頃-1453):Sub tuam protectionem(アンティフォナ)
 ヤコポ・ダ・ボローニャ(活躍:1340頃-1360頃):
  Sotto l'imperio del possente prince(マドリガーレ)
 カタジナ・アルンホルト(1968-):In the alchemy of the world’s dream(2005)(*)
 レオネル・パワー(1370/1385頃-1445):
  Quam pulchra es et quam decora(アンティフォナ)
 ジョン・ダンスタブル:Quam pulchra es et quam decora(アンティフォナ)
 エリザベス・ギャスキル(1950-):Balloons(2010)(*)
エアロダイナミック
 ハルマ・エフェルツ(ソプラノ)
 ステファニー・ブラント、
 マリア・マルティネス・アイェルサ(リコーダー)

録音:2010年10月4-7日、2011年8月27-28日、レイセルト礼拝堂、エーフデ、オランダ

ハーグ音楽院、アムステルダム音楽院で学んだソプラノ歌手とリコーダー奏者によって2004年に結成された女性トリオ、エアロダイナミックのCDデビュー盤。(*)はエアロダイナミックのために書かれた作品。大小様々な22種類のリコーダーを駆使し、現代(21世紀初め)と約600年前の音楽で構成した興味深いプログラム。録音も鮮烈です。

 

NL 3013
\2300
新世界 トルヒリョ写本による土着の音楽
 [ルーツ] ハレクラ
 [メスティソのアメリカ] テペヤックの丘に
 [ヨーロッパの影響]
 天の元后/ああ、かわいい女よ/夜は招く/美しき処女を
 今日、明るい星が生まれた
 [トルヒリョ写本]
 笛と太鼓を伴う踊り手の踊り(コントラダンサ)
 ダイアモンド(トナダ)/ウイチョ・デ・チャチャポヤス(トナダ)
 村の雄鳩(トナダ)/トゥパマロ(トナダ)/コンゴ(トナダ)
 [フィナーレ]
 解放者(コントラダンサ)/チャコナ/ハレクマ/エピローグ
ムシカ・プリマ
 フランシスコ・オロスコ(歌、リュート、ビウエラ、指揮)
 ホセ・マヌエル・バケルロ(オルガネット、ハーディガーディ)
 ホアンナ・ロセ(ヴィオル)
 ビセンテ・パリリャ(リコーダー)
 アルバロ・ガリド(打楽器)

録音:2012年4月、小礼拝堂、キリスト学校、セビリャ、スペイン

南米ペルー北西部の都市トルヒリョの司教マルティネス・コンパニョン(1737-1797)により1782年頃〜1785年に編纂された「トルヒリョ写本」(別名マルティネス・コンパニョン写本)に収められた楽曲を中心に、口承記録による中南米に根付いていた作者不詳の音楽で構成されたプログラム。スペインのセビリャに本拠を置くイベリア半島関連の古楽をメイン・レパートリーとするピリオド楽器アンサンブル、ムシカ・プリマのデビューCDです。リーダーであるフランシスコ・オロスコのラテン感溢れるヴォーカル、「スペインのリコーダー界にこの人在り」のビセンテ・パリリャをはじめ、演奏陣の水準は文句なし。

 

NL 3014
\2300
エン・エル・ムンド
 世界のクラシカル&ポピュラー・アンコール

 フアン・カルロス・キンテロ・ムニョス(1903-1980、スペイン):
  エン・エル・ムンド(闘牛士のパソドブレ;1930頃)
 フリオ・サルバドル・サグレラス・ラミレス(1879-1942、アルゼンチン):
  はちどり
 不詳(18世紀、フランス)/ジャン=バティスト・ヴェッケルラン(1821-1910)編曲:
  ママ、教えて
 フランク(1822-1890、ベルギー→フランス):「オルガニスト」第2巻 より 行進曲
 プーランク(1899-1963、フランス):
  「村人たち」(子供のための小品集)より スタッカート
 アントニオ・カルロス・ジョビン(1927-1994、ブラジル):
  瞑想/ワン・ノート・サンバ
 アストル・ピアソラ(1921-1992、アルゼンチン):ブエノスアイレスの秋
 ジェリー・グレイ(1915-1976、アメリカ合衆国):真珠の首飾り
 伝承曲(アメリカ合衆国):
  ロンサム・ロード・ブルース(ブルーグラス・ヴァージョン)
 タピオ・ラウタヴァーラ(1915-1979、フィンランド):ブルー・ドリーム
 伝承曲(スコットランド):かわがらすのストラスペイ
 伝承曲(アイルランド):ウィリアム王のそぞろ歩き
 ヴァルター・デルシュミット(1933-、ドイツ):ボアリッシュ
 ヨープ・デ・ルール(1900-1973、オランダ):ゾイデル海
 ラルフ・アルニー(1924-2003、ドイツ):アムステルダムのチューリップ
 ハイドン(1732-1809、オーストリア):音楽時計のための小品 第30番
 ヴェルディ(1813-1901):オペラ「椿姫」より あたしたちはジプシー娘
 ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」から リモージュの市場
 伝承曲(中国):紅豆詞
 本居長世(1885-1945):七つの子
 瀧廉太郎(1879-1903):荒城の月
 伝承曲(ギリシャ): ハサポセルヴィコ
 伝承曲(オランダ/フランドル):雪のように白い鳥がいた
 伝承曲(ハンガリー):ゲメルの男たちの踊り
 バルトーク(1881-1945、ハンガリー):
  「子供のために」より 私はつれあいをなくした
  ルーマニア民族舞曲集
   棒踊り,飾り帯の踊り,足踏み踊り,ブチュムの踊り,
   ルーマニアのポルカ,速い踊り
ロイヤル・ウインド・ミュージック
パウル・レーンフーツ(指揮)

録音:2010年11月30日-12月4日、デ・ダウフ、アムステルダム、オランダ

リコーダー合奏が誘う世界への旅。収録曲の大半はパウル・レーンフーツがロイヤル・ウインド・ミュージックの(一部は彼が所属していたアムステルダム・ルッキ・スターダスト・クアルテットの)アンコール・ピースとして編曲したものです。13人の奏者が24種類、約50のリコーダーを駆使して多彩な音楽を楽しませてくれます。

 

NL 3015
\2300
アンヘレス・イグレシアス(ピアノ)
 ショパン(1810-1849):
  ピアノ・ソナタ第1番ハ短調 Op.4
  ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
アンヘレス・イグレシアス(ピアノ)

録音:2012年4月、カハソル財団ホアキン・トゥリナ・ホール

アンヘレス・イグレシアスはスペインのセビリャ生まれのピアニスト。セビリャとマドリードで学んだ後ウィーン音楽大学でハンス・グラーフに師事。マヌエル・デ・ファリャ・コンクール(カディス、スペイン)第1位入賞。2013年現在マドリードを本拠に演奏・教育の場で活躍しながらブラジリア大学(ブラジル)教授も務めています。

 

NL 3017
\2300
天使あるいは告天使 16−17世紀スペインにおける歌唱とオルガン
 ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525/1526頃-1594)/
  ジョヴァンニ・バッティスタ・ボヴィチェッリ(1550頃-1594)編曲:
  アヴェ・ヴェルム・コルプス(*)
 アロンソ・ロボ(1555頃-1617):
  悲しみのうちに引き戻され[Versa est in luctum](*/+)
 フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584-1654):ティエント第10旋法
 マヌエル・ロドリゲス・コエリョ(1555頃-1635):マニフィカト第1旋法(*/**)
 フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584-1654):
  ソプラノ声部の音栓分割によるティエント第8旋法
 ホセ・デ・トレス(1670頃-1738):聖木曜日のための第3の哀歌(*/#)
 フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584-1654):ティエント第7旋法
 フランシスコ・ゲレロ(1528-1599):
  めでたし、聖なる処女[Ave Virgo Sanctissima](*/+)
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548頃-1611)/
  ジョヴァンニ・バッティスタ・ボヴィチェッリ編曲:
  私は町を歩きまわり[Vadam et circuibo civitatem]−
   あなたが愛する人[Dilectus tuus](第2部)(*)

マーク・チェンバーズ(カウンターテナー(*))
ハビエル・ヒメネス(バス(**))
アルナウ・ロドン(コルネット[ツィンク](+))
バルバラ・セラ(ファゴット(#))
アンドレス・セア(クラヴィオルガヌム)

録音:時期の記載なし、ロレトの聖母修道院、エスパルティナス、セビリャ県、スペイン

ポリフォニー教会音楽を一人の歌手とオルガンで演奏するというプログラム。
 パレストリーナとビクトリアの曲はイタリアの作曲家ボヴィチェッリが出版した「マドリガーレとモテットの即興装飾法(Regole, Passaggi di Musica, Madrigali e Motetti Passeggiati)」に収録された、多声曲の第2声部以下を器楽(当盤ではオルガン)に置き換え装飾(ディミニューション)を施された版。ロボとゲレロの曲ではカノン形式の上2声部をカウンターテナーとコルネットが、下声部をオルガンが担当。
 コエリョとトレスの曲は独唱とオルガンのために書かれていますが、トレスの方は独唱、ファゴットとチェンバロで演奏されています。
 クラヴィオルガヌムはチェンバロとオルガンが一体化した楽器で、ここでも双方の機能が生かされています。
 アルバム・タイトルの告天使(コウテンシ)はヒバリ科の鳥で、天使のように歌うという意味で並列されたようですが、日本語だとぴったりはまります。マーク・チェンバーズは王立ノーザン音楽大学で学んだイギリスのカウンターテナー。

 


NL 3018
\2300→\2090
天使、ジプシーと羊飼い ヴェネツィア、ナポリとローマのルネサンス音楽
 アレッサンドロ・オロロージョ(1550頃-1633):イントラーダ第10番(6声)
 インノチェンティオ・アルベルティ(1535頃-1615):
  アルバートのパヴァーヌとガイヤルド(5声)
 シモーネ・モリナーロ(1570頃-1633以後):バッロ「オルランド伯爵」(5声)
 ヴィンチェンツォ・ルッフォ(1508頃-1587):苦労[El travagliato](3声)
 ジローラモ・カヴァッツォーニ(1525頃-1577以後):
  「Falt d'argens」によるカンツォン(4声)
 タルクイニオ・メールラ(1595頃-1665):
  カンツォン「ラ・クレマスカ」[la Chremasca](4声)
 ジョセッフォ・グアミ(1542-1611):カンツォン「ラ・ポッジーナ」[la Poggina](4声)
 ヤコポ・コルフィーニ(1540頃-1591?):
  主よ、御身の聖霊の何と甘美であることか
   [O quam suavis est Domine spiritus tuus](7声)
 パオロ・アゴスティーニ(1583頃-1629):
  われらは御身を拝む、キリストよ[Adoramus te, Christe](4声)
 アスカーニオ・トロンベッティ(1544-1590):
  われは御身を敬愛す、主よ[Diligam te, Domine](6声)
 ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
  プレアンブルム・レガトゥーラ[Praeambulum legatura](5声)
  リチェルカーレ第8番、obligo di non uscir mai di grado(4声)
 アンドレア・ガブリエーリ(1533頃-1585):リチェルカーレ第1旋法(4声)
 オラツィオ・ヴェッキ(1550-1605):サルタレッロ「トリヴェッラ」[Trivella](5声)
 サロモーネ・ロッシ(1570-1630頃):
  答えてくれてありがとう[Odecha ki'anitani](6声)/シンフォニア(5声)
  ガイヤルド「ナルシス」[Narciso](5声)
 ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ(1575頃-1647):
  ガイヤルド第1番「ラ・ガランテ」(5声)/ガイヤルド第3番「ラ・タリアネッラ」
 バルダッサーレ・ドナート(1529頃-1603):
  ガイヤルドを習いたい人は[Chi la gagliarda, donne, vo' imparare](4声)
 ロドヴィコ・アゴスティーニ(1534-1590):All'arm' all'arme(5声)
ロイヤル・ウインド・ミュージック
パウル・レーンフーツ(指揮)

録音:2010年4月9-15日、デ・ダウフ、アムステルダム、オランダ

イタリア・ルネサンスから初期バロックの器楽曲、マドリガーレやモテットをパウル・レーンフーツが編曲、14人の奏者が10種のリコーダーを駆使して演奏しています。

 


MPC 0122
\2300→\2090
【旧譜 再入荷予定】
啓蒙時代のヨーロッパへの旅
 フランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803):
  フルート、ヴィオラとチェロを伴うチェンバロのための四重奏ソナタ
 ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795):
  フルート、ヴィオラと通奏低音のためのソナタ ホ短調
 トマゾ・ジョルダーニ(1730-1806):
  フルート、ヴィオラのオブリガートを伴うチェンバロのためのソナタ
 ジャン=フランソワ・タプレ(1738-1798):
  フルート、ヴィオラとチェロを伴うチェンバロのための四重奏曲第6番 Op.19
アンサンブル・カルメン・ベネリス
 アナ・ロペス・スエロ(フルート)
 パブロ・アルマサン・ハエン(ヴィオラ)
 ギリェルモ・マルティン・ガミス(チェロ)
 ジュルダン・フマド・ジュルネト(チェンバロ)
録音:2008年8月26-29日、ロンダ、マラガ県、スペイン
 

MPC 0123
\2300
【旧譜 再入荷予定】
比喩的な歌 スペイン・ルネサンスの声楽と器楽
 フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1575頃-1654):グロサダ LXVI
 フアン・デル・エンシナ(1468-1529):不運な悲しきスペイン
 マテオ・フレチャ(子;1530-1604):Ay que vivo en tierra extrana
 アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):
  Ad Dominum cum tribularer(ティエント XIV)
 ジョスカン・デプレ(1450頃-1521):あなたは祝福された、天の元后よ(*)
 エンリケス・デ・バルデラバノ(活躍:1547頃):
  満ち渡る(デュオ)(+)/そしてその憐れみは(デュオ)(+)
  アニュス・デイ(デュオ)(+)
 アブロシオ・コテス(1550-1603):De virginibus(カンシオン)(*)
 フランシスコ・ゲレロ(1528-1599):めでたし、この上なく聖なる処女よ
 エンリケス・デ・バルデラバノ:満ち渡る(デュオ)(+)/Per illud ave(デュオ)(+)
 アントニオ・デ・カベソン:ティエント V
 フアン・デ・カベソン(1519-1566):ティエント LXXIV
 フランシスコ・ペラサ(1564-1598):メディオ・レヒストロ・アルト第1旋法
 アントニオ・デ・カベソン:
  ティエント IV(アドリアン・ウィラールトの「Qui la dira」による)
  Pisne me pulvenir(トマ・クレキヨンによる)
 エンリケス・デ・バルデラバノ:ソネット(IX)(+)/ソネット(X)(+)
 トマス・デ・サンタ・マリア(1510頃-1570):ファンタジア I
 不詳:「牛の番」による5つのディフェレンシア(16世紀後半、スペイン)
 エルナンド・デ・カベソン(1541-1602):スザンナはある日
 フアン・アラネス(?-1649頃):シャコンヌの夜会
 エンリケス・デ・バルデラバノ:
  そしてよみがえられた(デュオ)(+)/ベネディクトゥス(デュオ)(+)
 ジョスカン・デプレ:あなたと別れる千々の悲しみ
 クリストバル・デ・モラレス(1500頃-1553):
  ミサ「ミル・ルグレ(千々の悲しみ)」から アニュス・デイ III(*)
カペリャ・サンクタ・マリア(声楽アンサンブル(*))
 オルランダ・ヴェレス・イジドロ、
 シルヴァ・ダ・シルヴァ(ソプラノ)
 ブラム・フェルヘーイェン、
 エステバン・マンサノ(テノール)
 エンリケ・ロペス=コルトン(バリトン)
 三浦英治(バス)
エンリケ・ロペス=カルトン(指揮(*))
アルフレド・フェルナンデス(ビウエラ(+))
ロイヤル・ウインド・ミュージック(リコーダー・アンサンブル(無印))
パウル・レーンフーツ(指揮(無印))
録音:2009年5月3-6日、デ・ダウフ、アムステルダム、オランダ

NUMERICA


NUM 1201
\2000
フェルナンド・ロペス・グラサ(1906-1994):
  レクイエム

   ポルトガルにおけるファシズムの犠牲者に捧げる Op.210(1979)
シルヴィア・コヘイア=マテウス(ソプラノ)
ミラ・シュキルチル(メゾソプラノ)
ボリス・ステパノフ(テノール)
ミハイル・ルコニン(バリトン)
ピョートル・ミグノフ(バス)
サンクトペテルブルク・スモルニー大聖堂合唱団
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団
マリオ・マテウス(指揮)

録音:2007年5月3-6日、聖エカテリーナ福音教会、サンクトペテルブルク、ロシア

ポルトガルはサラザル政権(1933-1968)およびカエタノ政権(1968-1974)によるファシズム独裁体制が40年続いていました。ポルトガルの作曲家ロペス・グラサは共産党に入党し独裁政権に反対、1974年のカーネーション革命による政権崩壊の後、ファシズムの犠牲者に捧げるレクイエムを書き上げました。テキストはカトリックのラテン語典礼文。当盤の演奏者はソプラノと指揮者がポルトガル人で他はロシア勢。


NUM 1206
\2000
サラ・カルヴァリョ(1970-):7つのざくろの種
  Clave (II) (室内アンサンブルのための;2008)
   ペルフォルマ・アンサンブル
  The moon lost her name(ヴァイオリンのための;2007)
   菅野みえこ(ヴァイオリン)
  Motion machines (II) (室内アンサンブルのための;2006)
   トリオ・ノイエ・ムジーク
  Solos IV(ソプラノのための;2000)
   ラケル・カマリニャ(ソプラノ)
  Hollow[くぼみ](室内アンサンブルのための;2009)
   オフィシナ・ムジカ・ヴィヴァ
  Postlude, still in fugue(ピアノのための;2009)
   エレナ・マリニョ(ピアノ)
  Blows Hot & Cold(弦楽四重奏のための;1996/改訂:1997)
   Sebastian Wiegers, Yan Pipal, Trevor Mctait, Oliver Parr
   アントニオ・ローレンソ(指揮)

録音:2008年12月、2009年4月、アヴェイロ大学コミュニケーション&アート学部、ポルトガル

サラ・カルヴァリョはポルトガル政府給費留学生としてニューヨーク大学でニコラ・レファニュに師事した女性作曲家。


NUM 1236
\2000
ヌノ・コルテ=レアル(1971-):悦楽 室内楽作品集
  悦楽[Volupia]Op.35(2つのチェロとピアノのための;2008)
  対位法練習曲[Estudo de Contraponto](ピアノのための;2005)
  11の望み[Onze desejos]Op.13
   (ヴァイオリンとB♭管バスクラリネットのための;2001)
  ゴルトベルク注解曲[Glosa Goldberg]Op.38
   (ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための;2010)
  最も親密なラルゴ[Largo intimissimo]Op.28
   (B♭管クラリネット、チェロとピアノのための;2006)
  幻想曲[Fantasia](チェロのための;2006)
  涙[Pranto]Op.17b(ヴァイオリンとヴィオラのための;2002)
  コインブラ[Coimbra]Op.18(チェロとピアノのための;2003/2008)
アンサンブル・ダルコス
 ガエル・ラサールト、
ユーハンネス・レールスタード(ヴァイオリン)
 レイェス・ガッラルド(ヴィオラ)
 エルデル・マルケス(ピアノ)
 フィリペ・クアレスマ、
マッツ・リドストレム(チェロ)
 ファウスト・コルネオ(クラリネット、バスクラリネット)

録音:2011年8月25-28日、ベレン文化センター大ホール、リスボン、ポルトガル

ヌノ・コルテ=レアルはリスボンに生まれ、オランダのロッテルダム音楽院で学んだ作曲家・指揮者。

 

NUM 1241
\2000
ポルトガルのクリスマスの歌
 カルロス・マレコス(1963-):アレンテージョ地方の3つのクリスマスの歌(2011)
  お入りなさい、羊飼いたちよ、お入りなさい,緑の牧草地の羊飼いたち,
  エルヴァスのクリスマス
 ヴァスコ・ペアルセ・デ・アゼヴェド(1961-):悲しむ羊飼い娘(2011)
 セルジオ・アゼヴェド(1968-):男児の眠り(2011)
 ヴァスコ・ペアルセ・デ・アゼヴェド:祝福と称賛あれ(2011)
 ジョアン・マドゥレイラ(1971-):クリスマスのファド(2011)
 [ボーナス・トラック]
 マリオ・リベイロ(1984-):ダンボールのおともだち(2012)
リスボン音楽院少年少女合唱団
イネス・イグレジャス(合唱指揮)
カメラータ・デ・リジュボア
ジョアナ・カルネイロ(指揮)
録音:2012年9月、リスボン、ポルトガル
 

NUM 1244
\2000
二つの世界から ダヴィド・ペレスとその時代
 ダヴィド・ペレス(1711-1778):
  フルート協奏曲(1759頃?)
  オペラ「シローエ」(1740)から
   ラオディーチェのアリア「わが思いのあやふやさ」(第1幕第16場)(*)
  オペラ「ゼノビア」(1751)から ラダミストのアリア
   「ああ、せめて心の一部が失われるなら」(第1幕第2場)(*)
 ホセ・パロミノ(1755頃-1810):
  チェンバロまたはピアノ、2つのヴァイオリン、ヴィオラとコントラバスのための
   協奏曲または五重奏曲(1785)(+)
 ダヴィド・ペレス:オペラ「デメートリオ」(1766)から クレオニーチェのアリア
   「私は知っている、妬む心の苦しみがどんなものか」(第3幕第3場)(*)
 ガエターノ・マリア・スキアッシ(1698-1754頃、イタリア→ポルトガル):
  フルート、2つのヴァイオリン、ヴィオラとコントラバスのための5声の協奏曲
 アントニオ・レアル・モレイラ(1758-1819):
  オペラ「スパルタの英雄たち」から イスメーネのアリア
   「私は惨めだ−ああ、彼の愛情を変えることはできない」(第5場)(*)
アマゾナス・バロック・アンサンブル
 ミリアム・アバド(ソプラノ(*)) 
マルシオ・パスコア(フルート、指揮)
 グスタヴォ・メディナ、
バルバラ・ソアレス(ヴァイオリン)
 ガブリエル・リマ(ヴィオラ) 
オシャナ・サガイド(チェロ)
 シルヴァネイ・コヘイヤ(コントラバス) 
ヴァネッサ・モンテイロ(チェンバロ)
 マリオ・トリリャ(チェンバロ独奏(+))

録音:2012年10月4-6日、英国聖公会教会、リスボン、ポルトガル

イタリアからポルトガルに渡ってイタリア・オペラを書いたペレスとスキアッシとイタリア・オペラを書いたポルトガル人作曲家レアル・モレイラのオペラ・アリアを中心とするプログラム。パロミノはポルトガルで活躍したスペイン人作曲家。アマゾナス・バロック・アンサンブルはブラジルのアマゾナス・バロック・オーケストラを母体とするピリオド楽器アンサンブル。

 

NUM 1245
\2000
リスト(1811-1886):ピアノ作品集
  ソナタ ロ短調/演奏会用大独奏曲/B-A-C-H の主題による幻想曲とフーガ

ジョアン・ベッテンコールト・ダ・カマラ(ピアノ)

録音:時期の記載なし、パソス・デ・ブランダン音楽アカデミー、ポルトガル

1988年ポルトガルのリスボンに生まれ、リスボン音楽院を卒業後ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックで学んだピアニスト、ジョアン・ベッテンコールト・ダ・カマラのデビューCD。

 

NUM 1246
\2000
フェデリコ・デ・フレイタス(1902-1980):
 ピアノ伴奏歌曲集 ファドから芸術歌曲まで

  告知/若者のための4つの歌/緑の帯/ぶどうの木のショラ
  最後の歌/おやすみなさい/ルイス・デ・カモンイスの2つのソネット
  アントニオ・クアドロスの3つの歌/九月の雨/トルバドゥールの6つの歌
  醜く老いた愚かな主婦/旦那様、おかみさん方/あなたは悲しんでいた
  10のガリシアの歌 から 恋人,風の歌,孤独,機織り女の歌
  あなたの巻き毛

イザベル・アルコビア(ソプラノ)
エレナ・マリニョ(ピアノ)

録音:時期の記載なし、アヴェイロ大学コミュニケーション&アート学部、ポルトガル

フェデリコ・デ・フレイタスはリスボンに生まれ、リスボン音楽院でルイス・デ・フレイタス・ブランコ(1890-1955)に師事した作曲家・指揮者。

 

NUM 1249
(2CD)
\3000
エウリコ・トマス・デ・リマ(1908-1989):聴くを知る
 ピアノ作品集 Vol.2 ソナタ&ソナティナ全集

  ソナタ第1番嬰ハ短調(1933)/ソナタ第2番ホ短調(1935)(*)
  ソナティナ第1番イ長調(1938)(*)/組曲「アルガルヴェ」(1941)
  プログラム・ノートの朗読(ポルトガル語)
  ソナタ第3番イ短調(1948/第2版:1963)(*)/ソナティナ第2番ハ長調(1950)
  ソナタ第4番ヘ長調(1954)/組曲「天国の島」(1966)
  プログラム・ノートの朗読(英語)
ミゲル・カンピニョ(ピアノ)

録音:2012年8月6-10日、パソス・デ・ブランダン音楽アカデミー・ホール、ポルトガル

エウリコ・トマス・デ・リマはリスボン国立音楽院でヴィアンナ・ダ・モッタ、ルイス・デ・フレイタス・ブランコ他に師事したポルトガルのピアニスト・作曲家・音楽教育家。(*)は世界初録音と表示されています。CD-1、CD-2の最後に朗読されるプログラム・ノートの内容は「Vol.1」(NUM 1210)と統合されたものになっています。


ONA


OECD 21
\3000
パウ・ビリャロンガ(?-1609):4声のミサ ポエマ・アルモニク
ジュアン・コンパニ(指揮)

録音:2012年3月31日、ライヴ、マヨルカ大聖堂、スペイン

パウ・ビリャロンガはバルセロナのサンタ・マリア・デル・マル教会楽長、パルマ・デ・マヨルカ大聖堂楽長を務めたスペインの作曲家。ポエマ・アルモニクはバレアレス諸島大学合唱団内の声楽アンサンブル。当録音での編成は S:A:T:B=4:4:3:3。収録時間30分程ですが高価格帯商品ですのでご注意ください。


PAVIAN


PM 0060-2
\2300
アレクサンデル・アルブレフト(1885-1958):伝記 歌曲集
  さようなら(1903?)/春の喜び(190??)/太古の夜(1904)/結婚(1904)
  求めるな(1904)/私の心をよぎるかすかな思い(190??)
  菩提樹の下で(ピアノ四手連弾伴奏1904)(*)/幼い少女に(1905)
  あなたは消えた(1905)/あなたに(1905)
  皆は笑いながら彼らをピアノに向かわせた(1908)/子守歌(1908)
  ばらの時(1909)/窓辺のばら(1910)/帰郷(1909)/呪われた者(1909)
  鳩の墓の所にいる少女(1910)/伝記(1910)/私の心(1910)/夜(1922)
  スピシュの歌(1934)
   少年が遠い国々を旅する,パセリ,小柄な男と大柄な妻,
   私が何の宝も持たなくなってしまえば,召使い
トマーシュ・シェルツ(バリトン)
ダナ・ハヨーシ(ピアノ)
タマス・オラーフ(ピアノ(*))
録音:2011年9月6日、11月21日、帝国劇場、フロホヴェツ、スロヴァキア

PAVLIK


PA 0070-2/9
(CD/DVD-Audio)
\2300
クリスマス・メニュー
 ウォード・スウィングル(1927-):It was a lover and his lass
 ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937)/スティーヴ・ゼグリー編曲:
  Embraceable you
 ウィリアム・リーヴァイ・ドーソン(1899-1990):Ain't that a good news!
 ジョージ・ガーシュウィン:Love is here to stay
 レナード・バーンスタイン(1918-1990):「ウエストサイド・ストーリー」より Maria
 ジョン・レノン(1940-1980)&ポール・マッカートニー(1942-)/
  カール=フレドリク・イェールランデル(1934-):Michelle
 ロンダ・ポレイ:Come in stay a while
 ヴィンセント・ユーマンズ(1898-1946)/ローベルト・スンド(1942-)編曲:
  Hallelujah!
 J・S・バッハ(1685-1750):管弦楽組曲第3番 より Air
 ジョン・レノン&ポール・マッカートニー/ポール・ハート編曲:Honey Pie
 伝承曲:Angelus Pastoribus
 アーヴィング・バーリン(1888-1989)/カービー・ショー編曲:White Christmas
 ジェイムズ・ピアポント(1785-1866):Jingle bells
 伝承曲:The first Noel
 キスツェ(スロヴァキア)伝承曲/イヴァン・フルショフスキー(1927-2001)編曲:
  Zdrave scasce [Health luck]
 伝承曲/ズデンコ・ミクラ(1916-2012)編曲:
  Daj Boh st'astia [God give the luck]
 フランツ・グルーバー(1787-1863)/ミゲル・アストル編曲:
  Ticha noc [Silent night]
オット・ヴォーチェ
録音:時期の記載なし、ローマ・カトリック教会、モシュテニツァ、スロヴァキア

オット・ヴォーチェは2008年にスロヴァキアのバンスカ・ビストリツァで創設された混声八重唱団。CDとDVD-Audioの二面ディスク。

 

PA 0107-2
\2300
ショパン・リサイタル
 ショパン(1810-1849):
  バラード第1番ト短調 Op.23/バラード第2番ヘ長調 Op.38
  バラード第3番変イ長調 Op.47/バラード第4番ヘ短調 Op.52
  夜想曲嬰ハ短調 Op.posth./ソナタ第3番ロ短調 Op.58
  練習曲ハ短調「革命」Op.10 No.12
ミキ・スクタ(ピアノ)
録音:時期の記載なし、ニトラ・ギャラリー・コンサートホール、ニトラ、スロヴァキア
 

PA 0108-2
(2CD)
\2300
ヴァイオリン・ソロ 4
 スロヴァキアの作曲家による無伴奏ヴァイオリンのための作品集
 タアーデシュ・サルヴァ(1937-1995):ブルレスク
 ユライ・タンドレル(1934-):組曲
 ヨゼフ・シクスタ(1940-2007):レチタティーヴォ
 ヨゼフ・マロヴェツ(1933-1998):詩
 ドゥシャン・マルチンチェク(1936-2006):時の接触
 パヴォル・シマイ(1930-):ピラミッド
 ミルコ・クライチ(1968-):復活の静けさ
 タアーデシュ・サルヴァ:バラード
 ユライ・タンドレル:前奏曲と舞曲
 イヴァン・パリーク(1936-2005):ソナタ
 ペテル・マハイジーク(1961-):いんこ
 ユライ・ベネシュ(1940-2004):ソナタ/ラメント
ミラン・パリャ(ヴァイオリン)
録音:2012年10月8-10日、ヤブウォンカ・オラフスカ教会、ポーランド
 

PA 0109-2
\2300
エルネー・ドホナーニ(1877-1960):ピアノ作品集
  4つの小品 Op.2(1896-1897)
   スケルツォ嬰ハ短調,間奏曲イ短調,間奏曲ヘ短調,奇想曲ロ短調
  4つの狂詩曲 Op.11(1902-1903); ト短調,嬰ヘ短調,ハ長調,変ホ短調
  6つの演奏会用練習曲 Op.28(1916)
   イ短調,変ニ長調,変ホ長調,変ロ短調,ホ長調,ヘ短調「奇想曲」
ラジスラフ・ファンゾヴィツ(ピアノ)
録音:2009年6月26-27日、2010年1月22-23日、ファトラ・ホール、ジリナ、スロヴァキア
 ドイツ語名エルンスト・フォン・ドホナーニとしても知られる、ブラチスラヴァ(現スロヴァキア首都)生まれのハンガリー人作曲家ドホナーニのピアノ作品集。アルバム・タイトルの原題は「エルネー・ドホナーニ 1」となっておりますが、ピアノ作品集の第1巻であるのか、ピアノ以外の作品も含むシリーズの第1巻なのかは今のところ不明です。
 

PA 0094-2
\2300
【旧譜 再案内】
レオポルド・ゴドフスキー(1870-1938):ピアノ・ソナタホ短調 ラジスラフ・ファンゾヴィツ(ピアノ)
録音:2009年6月26-27日、ファトラ・ホール、ジリナ、スロヴァキア
 

PA 0113-2
\2300
ベートーヴェン(1770-1827):ディアベッリ変奏曲 Op.120 ミキ・スクタ(ピアノ)
録音:2012年7月、ニトラ・ギャラリー・コンサートホール、ニトラ、スロヴァキア

PHOENIX



PH 22160
\2300→\2090
2つの珍しいイタリア・ピアノ・トリオ
 マルコ・アンツォレッティ(1867-1929):ピアノ三重奏曲イ長調(未出版)(*)
 ラファエッロ・ラッツァーリ(1845-1924):ピアノ三重奏曲ヘ長調(1897)
アルトレ三重奏団
 マルチェッロ・デファント(ヴァイオリン)
 セバスティアーノ・セヴェリ(チェロ)
 ジャコモ・バッタリーノ(チェロ)

録音:2011年7月7-9日、アウディトリウム・フェニックス、モンテベッルーナ、イタリア

マルコ・アンツォレッティはイタリア北部のトレントに生まれ、ミラノとウィーンで学んだヴァイオリン奏者・作曲家。(*)は手稿譜により演奏されたもので、世界初録音と表示されています。ラファエッロ・ラッツァーリはボローニャ近郊のメディチーナに生まれ、ボローニャでヴェラチーニに師事、トレントを本拠に活躍したヴァイオリン奏者・作曲家。


PNEUMA


PN2 1330
(2CD)
\3600
伝承の使者
 第13回テトゥアン国際リュート音楽祭
Driss Maloumi, Said Maloumi, Hussein Baqir
Mohamed Rouicha
Ensemble Leon el Africano
 (Nabil Benabdeljalil, Tarek Al-Jundi, Aram Harabadian, Nasser Salameh)
Ensemble Zejel (J. Manuel Rubio,
Alvaro Garrido, Amin chaachoo)
Abdelhalim Al-Khatib, Nasser Shalamaeh
Mohamed Ahaddaf,
Stephan Raidl,
Eren Onsoy,
Emad Ghajjou
Lotfi Bouchnak,
Mounir Zghonda,
Taoufik Zghonda,
Abdelkerim Den Halilou,
Ramzi Mabrouk,
Mohamed Mabrouk, Haitliem Hani

録音:2011年、ライヴ、テトゥアン、モロッコ
 エドゥアルド・パニアグアのプロデュースとレコーディングによるライヴ盤。各トラックに曲名表示が無く、おそらくアラブ音楽のパターンに基づいた即興に近い演奏と思われます。

 

PN 1390
\2400
内なる旅 アンダルシアのスフィー音楽
  En medio de la oscuridad (Atat fi ddouja) Entrada Zirga
  Viaje interior. Taqsim salterio Nahawand
  Desvela la pasion (Boug bil gharami) / Oh tu que me criticas (Ya adili)
   Muwwal Sika Cord. Al-Harraq (1772-1845)
  Di a aquel que sin amar de verdad (Kul lilladi). Sika Cord. Al-Harraq
  Se han quebrado mis cadenas. Taqsim nay Rasd Dail, Rasd, Raml al Maya
  Maravillas del corazon. Taqsim laud Rasd
  Preguntad por mi al amor (Salu l-houbba) Inshad Rasd. Anonimo
  Luz de mis ojos. Quddam Rasd
  El hermoso protector me ha visitado (Malihou I hima) Quddam
  Oculte el amor durante anos (Katamtu) Quddam
  Te han traido una suplica (Ya at mina) Muwwal Sika/Rasd. Anonimo
  Canta al aire mi soledad. Taqsim laud Istihlal
  Yo soy aquel que nadie tiene (Ana ladi) Quddam Istihlal
  Llego a mi (Atani mina) / Que gacela cayo sebre el leon (Ayyou dabine)
  Oh aurora de la luna (Aya fadiha). Quddam Istihlal
エドゥアルド・パニアグア
 (プサルテリウム、フハル、ベンディール、ダルブッカ、唱和、パルマ)
サイド・ベルカディ(歌、リュート、ダルブッカ、タール)
アブデル・ウアヒド・センハジ(ナイ)
アハメド・アル・ガジ(ラバーブ、ビオラ、ダルブッカ)
ダビド・マヨラル(ダフ、唱和、ダルブッカ)
録音:2009年、Axis、マドリード
 

PN 1400
\1300
アルカサルの音楽
 [I. ローマの門/モザイクの広間/西ゴート族の宮殿]
 アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ
  第159番「肉の切り身」/第352番「オオタカのかっこうで」(器楽)
 ベルナルド・デ・ヴェンタドルン(活躍:1147-1170):ひばりを見ると
 [II. 難攻不落の城壁/エミル・オメヤの宮殿/献呈の塔]
 不詳:神は素晴らしい(Darch Ram al Maya)
 不詳:ノスタルジックな恋人(Moaxaja Modo Hidyaz)
 アルフォンソ10世編纂:聖母マリアのカンティガ第9番「ダマスカスのイコン」
 [III. カリフの宮殿/池と湖/アラブの浴場]
 アルフォンソ10世編纂:
  聖母マリアのカンティガ第259番「二人の吟遊詩人」(器楽演奏)
 不詳:ナハワンド
 イブン・サナ・アル=ムルク(1155-1211):芳醇なワイン(器楽)
 [IV. 水車と風車/カリフの墓地/薬草園]
 アルフォンソ10世編纂:聖母マリアのカンティガ第99番「モーロの町」(器楽)
 不詳:瞑想の夜
 アルフォンソ10世編纂:
  聖母マリアのカンティガ第69番「聖なるマリア、病人を癒すお方」
 [V. キリスト教徒のアルカサル/王の厩舎/ムデハルのパティオ]
 不詳:チェスの踊り
 フランシスコ・デ・ラ・トレ(15世紀):アルタ(ラ・スパニャによる舞曲)
 不詳:王妃のための婚礼の歌
 [VI. 王国の統一/アメリカの門/文化の光]
 ギレルムス(1475頃活動):La bassa castiglia, Falla con misuras (バス・ダンス)
 ルカス・ルイス・デ・リバヤス(1650以前-?):ハカラス

ムシカ・アンティグア
エドゥアルド・パニアグア 他

既発売音源編集盤。

ポーランド放送


PRCD 1523
\2300
ムジカ・サクロモンターナ(シフィエンタ・グラ教会堂の音楽)Vol.6
 ユゼフ・エルスネル(1769-1854):ミサ ト長調 Op.34

イヴォナ・ホッサ(ソプラノ)
アグニェシュカ・レフリス(メゾソプラノ)
トマシュ・クシシツァ(テノール)
ロベルト・ギェルラフ(バス)
スコラ・カントールム・ゲダネンシス(ポーランド室内合唱団)
ヤン・ウーカシェフスキ(合唱指揮)
サクロモンターナ交響楽団
マルチン・ナウェンチ=ニェショウォフスキ(指揮)


 ヨハネス・バプティスタ・ロール(1730頃-?):ミサ・ソレムニス ロ長調

マジェナ・ミハウォフスカ(ソプラノ)
ピオトル・オレフ(カウンターテナー)
マチェイ・ゴツマン(テノール)
パトリク・リマノフスキ(バス)
ポズナン室内合唱団
バルトシュ・ミハウォフスキ(合唱指揮)
チェコ・ヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団
ヤクプ・クレッケル(指揮)


 マクシミリアン・コペルスキ(1812-1886):
  めでたし元后
  私は水を見た ヘ長調/私は水を見た ト長調/私は水を見た ハ長調

グダンスク工科アカデミー合唱団
シンフォニア・ノルディカ(グダンスク室内管弦楽団)
マリウシュ・ムルス(合唱指揮、指揮)

録音:2011年9月22日-10月1日、シフィエンタ・グラ教会堂、ゴスティン近郊、ポーランド
 

PRCD 1555-1557
(3CD)
\3600
エルジビェタ・トヴァルニツカ 未発表録音集(1979-1999)
 [CD 1]
 アンジェイ・クシャノフスキ(1951-1990):
  救済(ソプラノとチューブラー・ベルのための;1985)
   トマシュ・サバニェツ(チューブラー・ベル) 録音:1998年6月、カトヴィツェ
 ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):
  ラクリモーサ(ソプラノと管弦楽、任意の混声四部合唱のための;1936)
   リチェルカール器楽アンサンブル オルガヌム合唱団
   ボグスワフ・グジベク(指揮) 録音:時期の記載なし、クラクフ
 アンジェイ・ジャデク(1957-):
   スターバト・マーテル(ソプラノと弦楽合奏のための;1997)
   ポーランド国立放送交響楽団 アントニ・ヴィト(指揮)
   録音:1999年9月、カトヴィツェ
 ズビグニェフ・ブヤルスキ(1933-):
  庭園(ソプラノと管弦楽のための連作歌曲;1981-1987)
   ポーランド放送クラクフ交響楽団 ヴォイチェフ・チェピェル(指揮)
   録音:1996年6月、クラクフ
 ヴオジミェシュ・コトンスキ(1925-):
  7つの俳句(女声と5つの楽器のための;1993)
   エルジビェタ・ガイェフスカ(フルート) スタニスワフ・マリコフスキ(オーボエ)
   エウゲニュシュ・スクビス(クラリネット) アンナ・シコジャク(ハープ)
   録音:1994年9月、ライヴ、ワルシャワ
 カジミェシュ・セロツキ(1922-1981):
  空中の目(ソプラノと管弦楽のための、第2版;1960)
   ポーランド放送クラクフ交響楽団 ヴォイチェフ・チェピェル(指揮)
   録音:1997年4月、クラクフ

 [CD 2]
 ウェーベルン(1883-1945):
  カンタータ第1番 Op.29(ソプラノ、混声合唱と管弦楽のための;1939)
  カンタータ第2番 Op.31
   (ソプラノ、バス、混声合唱と管弦楽のための;1941-1943)(*)
   カメラータ・シレジア アンナ・ショスタク(合唱指揮)
   イェジ・アルティシュ(バス(*)) シンフォニア・ヴァルソヴィア
   エド・スパンヤールト(指揮) 録音:1995年9月、ライヴ、ワルシャワ
 シマノフスキ(1882-1937):スウォピェヴニェ Op.46(1921)(+)
 ドヴォルジャーク(1841-1904):ジプシーの歌 Op.55(1880)(#)
 シマノフスキ:ヴォカリーズ練習曲(+)/クルピェ地方の12の歌(**)
   マリア・リジェフスカ(ピアノ) 録音:1991年3月(+)、5月(#)、11月(**)、ワルシャワ

 [CD 3]
 モーツァルト(1756-1791):
  オペラ「フィガロの結婚」K 492 第2幕 から
   愛の神よ、安らぎをお与えください(伯爵夫人のカヴァティーナ)
  オペラ「ドン・ジョヴァンニ」K. 527 第2幕 から
   言わないで、愛しい人よ(ドンナ・アンナのレチタティーヴォとアリア)
  麗しのわが恋人よ、さようなら…とどまってください、愛しい人よ
   (レチタティーヴォとアリア)K.528
  オペラ「フィガロの結婚」K 492 第4幕 から
   ついにその時が来た…来て、早く(スザンナのレチタティーヴォとアリア)
   ポーランド放送クラクフ管弦楽団 クシシュトフ・ミッソナ(指揮)
   録音:1982年2月、クラクフ
 スタニスワフ・モニュシュコ(1819-1872):オペラ「ハルカ」第1幕 から
   風に引き裂かれた藪のように(ハルカの歌)
   ハルカとジャヌシュの二重唱(++)
   ヴィンツェンティ・グウォデク(バリトン(++))
   ポーランド放送クラクフ合唱団&管弦楽団 シモン・カヴァラ(指揮)
   録音:1987年9月、クラクフ
 第1回アダム・ディドゥル記念全ポーランド・コンクール結果発表アナウンス
   録音:1979年10月、ビトム
 ヴェルディ(1813-1901):
  オペラ「トロヴァトーレ」第4幕 から
   恋はばら色の翼に乗って(レオノーラのアリア)(##)
  オペラ「エルナーニ」第4幕 から 夜になった…エルナーニ、一緒に逃げて
   (エルヴィーラのレチタティーヴォとカヴァティーナ)(##)
 ベッリーニ(1801-1835):
  オペラ「ノルマ」第1幕 から 清らかな女神よ(ノルマのアリア)(※)
 シマノフスキ:オペラ「ロジェ王」第2幕 から
   眠れ、ロジェ王の血まみれの夢(ロクサナのアリア)(※)
   マリア・リジェフスカ(ピアノ(##)) ビトム・シロンスク国立オペラ管弦楽団(※)
   ズジスワフ・ヴェンディンスキ(指揮(※))
   録音:1979年10月、ライヴ、第1回アダム・ディドゥル記念全ポーランド・コンクール

  《ボーナス・トラック》
 カジミェシュ・イェジェルスキ:すばらしい国カシミール(断章;1729頃)
   ミェチスワフ・トゥレヤ(オルガン) ポーランド放送クラクフ管弦楽団
   シモン・カヴァラ(指揮) 録音:1987年3月、クラクフ
 ダミアン・スアホヴィチ(1658-1699):
  来たれ、慰める者よ(ソプラノ、クラリーノと通奏低音のためのコンチェルト)
   リチェルカール器楽アンサンブル ボグスワフ・グジベク(指揮)
   録音:時期の記載なし、クラクフ
エルジビェタ・トヴァルニツカ(ソプラノ)

録音国:ポーランド 音源:ポーランド放送

エルジビェタ・トヴァルニツカは1950年ポーランドのヴロツワフに生まれ、クラクフ音楽アカデミーで学んだソプラノ。クラクフを本拠として活躍しています。

 


PRCD 1561
\2300→\2090
アマデウス Vol.13 弦楽合奏版「展覧会の絵」
 ユリウシュ・ザレンプスキ(1854-1885)/
  アクニェシュカ・ドゥチマル(1946-)編曲:
  ピアノ五重奏曲ト短調 Op.34(ピアノと弦楽合奏のための版)(*)
 ムソルグスキー(1839-1881)/アクニェシュカ・ドゥチマル編曲:
  組曲「展覧会の絵」(弦楽合奏版)(+)
エヴァ・ポブウォツカ(ピアノ(*))
アマデウス(ポーランド放送室内管弦楽団)
アグニェシュカ・ドゥチマル(指揮)

録音:2009年1月16日(*)、28日(+)、アダム・ミツキェヴィチ大学講堂、ポズナン、ポーランド

アマデウス(ポーランド放送室内管弦楽団)の創設者であるアクニェシュカ・ドゥチマルの編曲による弦楽合奏版「展覧会の絵」。華麗なラヴェル編曲版より原曲の雰囲気に見合った音楽になっているような気がしますが、「これが弦?」と思わせる部分もあり、興味が尽きません。



PRCD 084
\2300→\2090
【旧譜 再発売】
アマデウス Vol.1 室内管弦楽版「ゴルトベルク変奏曲」
 J・S・バッハ(1685-1750)/ユゼフ・コフレル(1896-1944)編曲:
  ゴルトベルク変奏曲 BWV988(室内管弦楽版)
アマデウス(ポーランド放送室内管弦楽団)
アグニェシュカ・ドゥチマル(指揮)

録音:2001年2月21-22日、アダム・ミツキェヴィチ大学講堂、ポズナン、ポーランド

1994年、ベルリン芸術アカデミーのヘルマン・シェルヘン・アーカイヴで発見されたスコアの世界初録音。編曲者のコフレルはポーランドに生まれ、シェーンベルクに師事、ユダヤ人ゆえに殺害されるという悲惨な最期を遂げた作曲家。この編曲は指揮者シェルヘンの個人的依頼により、おそらく1930年代後半に行われたもので、編成はフルート、オーボエ、イングリッシュホルン、ファゴットと弦四部。2000年3月23日に当盤の演奏者によってワルシャワで「初演」されました。

 


PRCD 085
\2300→\2090
【旧譜 再発売】
アマデウス Vol.2
 アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):弦楽合奏のための三部作(*)
 クシシュトフ・メイエル(1943-):
  ハープ、チェロと弦楽合奏のための室内協奏曲 Op.64(+)
 アンジュジェイ・パヌフニク(1914-1991):ヴァイオリン協奏曲(#)
 ヴォイチェフ・キラル(1932-):オラヴァ(**)
カロリナ・ヤロシェフスカ(チェロ(+))
ボジェナ・トレンデヴィチ(ハープ(+))
コンスタンティ・アンジェイ・クルカ(ヴァイオリン(#))
アマデウス(ポーランド放送室内管弦楽団)
アグニェシュカ・ドゥチマル(指揮)
録音:2002年10月28日(*)、2002年1月16日(+)、2003年2月19日(#)、2004年1月15日、
     アダム・ミツキェヴィチ大学講堂、ポズナン、ポーランド
 

PRCD 1562-1563
(2CD)
\5400
イタロ・モンテメッツィ(1875-1952):オペラ「三人の王の恋」(全3幕;1913) サラ・ヤクビャク(ソプラノ:フィオーラ)
エリック・バリー(テノール:アヴィート)
デイヴィッド・パーシャル(バリトン:マンフレード)
ニコライ・ディジェンコ(バス:アルキバルド)
ホルヘ・プレゴ(テノール:フラミーニオ)
ヨアンナ・ゴンタシュ(ソプラノ:女中)
マグダレナ・ドブロヴォルスカ(ソプラノ:若い娘)
アンア・フィヤウコフスカ(メゾソプラノ:老女)
トマシュ・マルミヤク(テノール:青年)
ワルシャワ国立フィルハーモニー合唱団
ヘンリク・ヴォイナロフスキ(合唱指揮)
ポーランド放送ワルシャワ管弦楽団
ウーカシュ・ボロヴォチ(指揮)

録音:2012年4月2日、第16回ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン・イースター音楽祭、
     ライヴ、演奏会形式、フィルハーモニー・コンサートホール、ワルシャワ、ポーランド

イタロ・モンテメッツィはヴェローナ近郊ヴィガージオに生まれミラノ音楽院で学んだイタリアの作曲家。ワーグナー的な和声と管弦楽法をイタリア・オペラに取り込んだことで知られいます。「三人の王の恋」はその代表作で、イタリアよりもアメリカで人気を博しました。
ポーランド語と英語の解説、イタリア語(原語)歌唱テキストとポーランド語訳、英語訳を完備した152ページのブックレット付きの豪華仕様。初回限定生産になると思われますのでお早目のオーダーをお願いいたします。

 

PRCD 1575-1587
(13CD)
\13000
フランソワ・クープラン(1668-1733):クラヴサン曲集第1巻−第4巻
  [CD 1 - 4] クラヴサン曲集第1巻[組曲第1−8番](1713)
  [CD 5 - 7] クラヴサン曲集第2巻[組曲第9−12番](1717)(*)
  [CD 8 - 10] クラヴサン曲集第3巻[組曲第13−19番](1722)(+)
 [CD 11- 13] クラヴサン曲集第4巻[組曲第20−27番](1730)(#)
ヴワディスワフ・クウォシェヴィチ(チェンバロ)(※)
ゲスト
 リリアンナ・スタヴァシュ(第2チェンバロ(*/+))
 マウゴシャタ・ヴォイチェホフススカ(フラウト・トラヴェルソ(+))
 マリア・パプジンスカ=ウス(ヴァイオリン(+))
 マルチン・ザレフスキ(ハーディガーディ(+/#))

録音:1993-1996年、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、
     ワルシャワ、ポーランド
使用楽器:1987年、J・C・ノイペルト製(モデル:1737年、ブランシェ製)(※)

ヴワディスワフ・クウォシェヴィチは1955年ワルシャワに生まれ、ショパン音楽アカデミーを卒業後イタリア、シエナのキジアーナ音楽アカデミーおよびパリでルッジェーロ・ジェルリン(1899-1983)に師事し彼の最後の教え子となったチェンバロ奏者。1987年から2004年までオーストリアのグラーツ音楽大学教授、1981年以来ショパン音楽アカデミー(現ショパン音楽大学)を務めています。

 
PRCD 1592
\2300
ルトスワフスキ・イン・メモリアル
 クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):
  オペラ「失楽園」から アダージェット(*)
  スターバト・マーテル(3つの無伴奏合唱のための)(+)
 ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):葬送音楽(#)
 カロル・シマノフスキ(1882-1937):
  スターバト・マーテル Op.53(独唱、合唱と管弦楽のための)(**)
ボジェナ・ハラシモヴィチ(ソプラノ(**))
エヴァ・マルチニェツ(アルト(**))
ヴォイチェフ・ドラボヴィチ(バリトン(**))
ポーランド放送クラクフ合唱団(+/**)
マレク・クルザ(合唱指揮(+))
ヴオジミェシュ・シェドリク(合唱指揮(**))
クラクフ・フィルハーモニー合唱団(+/**)
ヤツェク・メンテル(合唱指揮(+/**))
ポーランド放送交響楽団
クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮)
録音:2004年1月21日(*/+)、22日(#)、3月16-17日(**)、
     グジェゴシュ・フィテルベルク・コンサートホール、カトヴィツェ、ポーランド

PROPRIUS



PRCD 2056
\2400→\2190
ギター伴奏によるバッハ
 J・S・バッハ(1685-1750):ヴァイオリン・ソナタ集(ギター伴奏)

  フォルカー・ヘー(1959-)編曲:
   ソナタ ホ短調 BWV1023/ソナタ ト長調 BWV1021
  ティルマン・ホップストック(1961-)編曲:ソナタ イ短調 BWV1020
  ダーヴィド・ヘーレンスタム(1972-)編曲:ソナタ ヘ長調 BWV1022
  ミヒャエル・ランガー(1959-)編曲:ハ長調 BWV1033
ニルス=エーリク・スパルフ(ヴァイオリン)
ダーヴィド・ヘーレンスタム(ギター)

録音:2012年、場所の記載なし(Recorded by Per Hallgren Konfonium Audio AB)

ヴァイオリンはピリオド楽器(バロックヴァイオリンと表示)、ギターはモダーン楽器(単にギターと表示)と思われます。


RCD(RUSSIAN COMPACT DISC)


RCD 15024
\2000
聖ソフィアの聖なる知恵の言葉 われら歌でたたえん
 スーズダリの生神女の護りのヴェール修道院復興10周年記念
 ボルトニャンスキー、クルイロフ、チェスノコフ、カスタリスキー、
 カストロルスキー、輔祭トルバチェフ、修道司祭ナファナイル、オゼーロフ、
 コチャノフスキー、マカーロフ、サマーリン作曲の聖歌、
 キエフ聖歌、ヴァラーム聖歌、ズナメニ聖歌、シノダリ聖歌、ギリシャ聖歌、
 モスクワ聖歌、他の聖歌(全32曲)
スズタリの生神女の護りの
 ヴェール修道院修道女聖歌隊
録音:2001年、場所の記載なし 発売:2001年
 

RCD 15120
\2000
ロシアの復活祭
 パンチェンコ、ニキーチン、ケドロフ、トルバチェフ作曲の聖歌、
 ヴァラーム聖歌、ソロフキ聖歌、ズナメニ聖歌(全23曲)
ヴァラーム合唱学校男声合唱団
イーゴリ・ウシャコフ(指揮)
録音:1994-1995年、場所の記載なし 発売:2001年

RUSSIAN DISC


RDCD 00911
\2000
タチアナ・スミルノヴァ:エセーニン、ハイヤームの詩、ロシア民族詩による作品集
  セルゲイ・エセーニンの故郷
   (ロシア民族楽器アンサンブルのための)Op.53(1980)(*)
  ロシア民族詩による6つの小品
   (独唱とロシア民族楽器楽団のための)Op.12(1970)(+)
  黒い人(エセーニンの詩による朗読、オーボエ、コントラバスとピアノのための)
   Op.82(1995)(#)
  道化師(ドムラと管弦楽のためのコンチェルティーノ)Op.18 No.3(1974)(**)
  おお、ロシア、わが祖国(エセーニンの詩の朗読)(++)
  ロシアの鐘(ピアノのための5つの連作小品)Op.13(1972)(##)
  ペルシャのメロディー(ウマル・ハイヤームとエセーニンの詩による朗読、
   フルート、チェロとハープのための連作アラベスク)Op.94(2005)(※)
四重奏団「スカース」(*)
ニーナ・イサーコヴァ(メゾソプラノ(+))
モスクワ放送民族楽器楽団(+)
イルマール・ラピニシュ(指揮(+))
アンドレイ・ゲートマン(朗読(#/++/※)
ドミートリー・タラーソフ(オーボエ(+))
アンドレイ・バシュキーロフ(コントラバス(+))
タチアナ・スミルノヴァ(ピアノ(+/##))
スヴェトラーナ・ダニリヤン(ドムラ(**))
ロシア青年民族楽器楽団(**)
ニコライ・カリーニン(指揮(**))
エフゲニー・シュクリアンコ(フルート(※))
マクシム・ゾロタレンコ(チェロ(※))
ナターリア・ヤホント(ハープ(※))
録音:1984年(*)、1972年(+)、1980年(**)、2005年(++)、場所の記載なし(*/+/**/++)
    2006年10月10日、ライヴ、モスクワ音楽院ラフマニノフ・ホール、ロシア(#)
    2006年5月、「音響の世界」国際音楽祭、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール(※)

SEDEM(スペイン音楽学会)


CD 28
(DCD 292)
\2400
アルベニス(1860-1909):歌曲集
  ベッケルの詩集(1888、マドリード)/6つのバラード(1888、マドリード)
  バルベリーヌの歌(1947、マドリード)/ネリーに(1896、パリ)
  あなたは永遠に去ってしまうのか、エレーヌよ(1896、パリ)
  6つの歌(1897、ブライトン)から あなたは私のものになる?,別離!
  それは愛(1897、パリ)
  ピエール・ロティの詩による2つの小品(1898、サンセバスティアン)
  2つの歌(1913、パリ)/4つの歌曲(1908、パリ)
カルロス・ハビエル・メンデス(テノール)
カルロス・ハビエル・ドミンゲス(ピアノ)

録音:2011年6月21日、アウディトリオ・デ・テネリフェ、サンタ・クルス・デ・テネリフェ、 テネリフェ島、カナリア諸島、スペイン

メンデス、ドミンゲスはともにスペイン領カナリア諸島テネリフェ島生まれの演奏家。上記曲目の後の表示は(出版の年、場所)。

 


CD 29
(DCD 286)
\2400→\2190
スペインのピアノ四手連弾音楽(1830-1900)
 ジュゼプ・テオドル・ビラル(1836-1905):スケルツァンド
 ペドロ・ティントレル(1814-1891):
  ソナタ第5番イ長調/ソナタ第6番変ホ長調
  ソナタ第7番ヘ長調/ソナタ第8番ホ長調
 マルシアル・デ・アダリド(1826-1881):ソナタ ト長調
 ペドロ・ティントレル(1814-1891):
  ソナティナ第1番ト長調/ソナティナ第2番ヘ長調/ソナティナ第3番ヘ長調
 ペドロ・アルベニス(1795-1855):
  ヴェルディの「第一回十字軍のロンバルディア人」による幻想曲
 フェリペ・ペドレイ(1841-1922):ファウスト(狂詩曲)
 マルティン・サンチェス・アリュ(1821-1858):
  「悪魔の尻尾」の主題によるディヴェルティメント
 サンティアゴ・デ・マサルナウ(1805-1880):メランコリー
オリベル&ホセ・マリア・クルベロ(ピアノ)
録音:データ未詳
かなり珍しいスペインのピアノ四手連弾音楽作品集。スペインの優雅なサロンが頭に浮かびそうな楽曲集。

スロヴァキア音楽財団

未案内旧譜


SF 0054-2
\2300
 ペテル・マハイジーク(1961-):
  She will be picked by herself(2006)
   木田真優子(ピアノ) 録音:2008年5月、ブラチスラヴァ国立音楽院、スロヴァキア
  Namah(2000)
   ヤーン・ペシュル青年弦楽合奏団 アニタ・ミロッサヨヴァー(指揮)
   録音:2007年10月、ヤーン・ペシュル芸術学校、プレショフ、スロヴァキア
  Nell'autunno del suo abbraccio insonne(2003)
   フロラレーダ・サッキ(ハープ)
   録音:2008年1月、エクスクレイム・スタジオ、オルジアーテ・コマスコ、コモ県、イタリア
  Sadness of flowing(2003/2007)(*)
   ジョン・アンダーソン(歌) ドミニク・メリハーレク(オーボエ)
   ズザナ・ウシュコヴィチョヴァー(ヴァイオリン) 木田真優子(ピアノ)
   録音:2003年3月、スロヴァキア放送、ブラチスラヴァ
       2007年11月、オピオ・スタジオ、サンルイスオビスポ、アメリカ合衆国
  To the rainbow so close again(2004)
   イカルス弦楽四重奏団 録音:2008年1月、スロヴァキア放送、ブラチスラヴァ
  Painting(1999/2000)
   グイード・アルボネッリ(バスクラリネット)
   録音:1999年10月、ピーラ・ベルージャ、イタリア
  Obscured Temptations(2003)
   ダニエル・ガレル(ピアノ) 録音:2003年3月、スロヴァキア放送、ブラチスラヴァ
  Water forgives(2007)
   エニケー・ギンゼリ(ツィンバロン)
   録音:2008年1月、スロヴァキア放送、ブラチスラヴァ
  Lullaby(1999)
   ヨゼフ・ルプターク(ピアノ) 録音:2001年2月、スロヴァキア放送、ブラチスラヴァ
  05.12.07.(2008)
   ジュリー・ハンソン・ガイスト(ソプラノ)
   デイヴィッド・モス(声、ドラムス、エレクトロニクス)
   グイード・アルボネッリ(バスクラリネット) ダリー・ドレザル(チェロ)
   ペテル・マハイジーク(エレクトロニック・サウンド&テープ)   
録音:2001年10月、セントキャサリン音楽カレッジ、ペンシルヴァニア州、アメリカ合衆国  1999年10月、ピーラ・ベルージャ、イタリア  1994年5月、ウルリヒスベルガー・カレイドフォン、オーストリア  2007年6月、ブライト・ムーン・スタジオ、ブラチスラヴァ、スロヴァキア
 (*)はイギリスのプログレッシヴ・ロック・バンドの元ヴォーカリスト、ジョン・アンダーソン(1944-)が歌詞とメロディーを書いた共同作品。
 

SF 0059-2
\2300
ヴラジミール・ボケス(1946-):室内楽作品集
  9つの楽器のためのセクエンツァ(1965)(*)
   メロス・エトス・アンサンブル ダニエル・ガゾン(指揮) 録音:2007年11月
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ Op.27(1978)(+)
   マレク・ズヴィエベル(ヴァイオリン) ディアナ・ツィブロヴァー(ピアノ)
   録音:2006年1月
  ピアノ五重奏のためのコラージュ[Coll'Age]Op.28(1979)(*)
   クアサルス・アンサンブル 録音:2004年
  ...nur eine weile...(ヴァイオリン、チェロとアコーディオンのための;2005)
   ドウニア三重奏団 録音:2005年
  厳格な音楽[Musica stricta]
   (フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための)Op.70(1999)
   メロス・エトス・アンサンブル マリアーン・レヤヴァ(指揮) 録音:2006年
  ピアノ・ソナタ第5番 Op.79(2005)
   イヴァン・ブッファ(ピアノ) 録音:2008年2月
  エウゲン・スホニュ生誕百年を記念する10の楽器のための前奏曲 Op.84(2008)
   クアサルス・アンサンブル イヴァン・ブッファ(指揮)
   録音:2009年5月、カッセル
音源:スロヴァキア放送(*)/スロヴァキア音楽センター(+)/私蔵(無印)
 


SF 0060-2
\2300→\2090
チェコの演奏家によるスロヴァキア音楽 ヴァイオリンとピアノのための作品集
 アレクサンデル・モイゼス(1906-1984):詩的組曲 Op.35
 アンドレイ・オチェナーシュ(1911-1995):心の詩 Op.38
 エウゲン・スホニュ(1908-1993):死の詩 Op.17 ESD83
 タデアーシュ・サルヴァ(1937-1995):無伴奏ヴァイオリンのためのバラード(*)
 デジデル・カルドシュ(1914-1991):3つの作品 Op.15
インドジフ・パズデラ(ヴァイオリン)
ヴァーツラフ・マーハ(ピアノ(*以外))
録音:レコーディング・スタジオ、プラハ音楽アカデミー、チェコ、時期の記載なし
 

SF 0067-2
\2300
ルカーシュ・ボルジーク(1979-):被造物賛歌
  日食(混声四重唱、混声合唱と室内アンサンブルのための;
   2005-2006、改訂:2011)(*)
  愛の賛歌(ソプラノ、オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための;
   2004、改訂:2011)(+)
  格言(8つの楽器のための;2009)
  スターバト・マーテル(バス、クラリネット、ピアノと弦楽四重奏のための;
   2006、改訂:2011)(#)
  被造物賛歌(混声四重唱、混声合唱と室内アンサンブルのための;2011)(*)
エヴァ・シュシュコヴァー(ソプラノ(*/+))
アンゲリカ・ザイーツォヴァー(アルト(*))
マロシュ・クラーティク(テノール(*))
マトゥーシュ・トラーヴニチェク(バス(*/#))
クアサルス・アンサンブル
イヴァン・ブッファ(指揮)
録音:2011年10月28-30日、ドヴォラナ HTF VSMU コンサートホール、ブラチスラヴァ、 スロヴァキア

STRADIVARIUS



STR 33944
\2200→\1990
パオロ・ペッローネ(ヴァイオリン独奏)
 ヴィヴァルディ(1678-1741):ヴァイオリン協奏曲集

  ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ヘ長調 RV287
  2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ハ長調 RV508(*)
  2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ト短調 RV517(*)
  ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ハ長調 RV113
  ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ト短調 RV321
  ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調 RV240
  ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ長調 RV123
インシエメ・ストルメンターレ・ディ・ローマ
 パオロ・ペッローネ(ヴァイオリン独奏)
 ジョルジョ・サッソ(ヴァイオリン、独奏(*)、指揮)
 ガブリエーレ・ポリーティ、
 ジャン・クラウディオ・デル・モーロ(ヴァイオリン)
 テレーザ・チェッカート(ヴィオラ)
 ディエゴ・ロンカッリ(チェロ)
 ルーカ・コーラ(コントラバス)
 サルヴァトーレ・カルキオーロ(チェンバロ)
 マルコ・シルヴィ(オルガン)

録音:2011年10月、聖ロレンツォ・イン・パニスペルナ教会、ローマ、イタリア
 全曲でヴァイオリン独奏を務めるパオロ・ペッローネはローマの聖チェチーリア音楽院を卒業後、カルロ・キアラッパ(スイス・イタリア音楽大学)にヴァイオリンを、エンリコ・オノフリ(パレルモのV・ベッリーニ音楽院)を師事。2005年以降はバロック・ヴァイオリンに専念し、インシエメ・ストルメンターレ・ディ・ローマ、コンチェルト・イタリアーノ他さまざまなピリオド楽器アンサンブルのメンバーとして活躍しています。

 

STR 33952
\2200
シルヴァーノ・ブソッティ(1931-):4台のピアノ
  4台のピアノ[Quattro pianoforti](2011)(CL/GM/AO/DP)(*)
  フランソワ・クープランによるフォリア
   [Folie d'apres Francois Couperin le Grand]
   (ヴァイオリンとピアノのための;2008)(V/AO)
  霊感を受けた処女[La vergine ispirata]
   (チェンバロとその他の鍵盤楽器のための;1982)
    (SB*/CL*/GM*/AO*/DP*/AV)(+)
  「7つのページ」[Sette fogli. Una collezione occulta](1959)から
   3人のために[PER TRE](SB/GM/AO)
  バルトーク=ブゾーニ、34のミクロコスモスからのカプリッチョ
   [Bartok-Busoni, capriccio di 34 mikrokosmos]
   (ピアノのための;1995)(GM)
  オロフ・パルメ[Olof Palme](ピアノのための;1987)(AO)
  「アルバムのページ」(ピアノのための;1984)から
   ヴェネツィアの石(AO/CA/AV)
シルヴァーノ・ブソッティ(チェンバロ(SBC)、ピアノ(SB*))
アルド・オルヴィエート(ピアノ(AO)、プリペアード・ピアノ(AO*))
チーロ・ロンゴバルディ(ピアノ(CL)、プリペアード・ピアノ(CL*))
ジョヴァンニ・マンクーゾ(ピアノ(GM)、プリペアード・ピアノ(GM*))
デボラ・ペトリーナ(ピアノ(DP)、プリペアード・ピアノ(DP*))
カルロ・ラザーリ(ヴァイオリン(V))
クラウディオ・アンブロジーニ(ピアノの弦の演奏(CA))
アルヴィーゼ・ヴィドリン(ライヴ・エレクトロニクス(AV))
2012年6月9日にパドヴァ大学学生アート・センターで行われた演奏会の準備中に録音。(*)の世界初演、(+)の新版の初演がこの演奏会で行われたので、録音もこれらが初であるかもしれません。
 

STR 33958
\2200
カールハインツ・シュトックハウゼン(1928-2007):バセットホルンのために
  TRAUM-FORMEL (1981) / EVA's SPIEGEL (1984) / SUSANI (1984)
  DIE 7 LIEDER DER TAGE (1986) / FREIA (1991) / IN FREUNDSCHAFT (1977)
ミケーレ・マレッリ(バセットホルン)

録音:2011年11月25-26日、スタジオ "Piave 34"、クーネオ、イタリア
 20世紀の作曲家としては珍しくバセットホルンを採用したシュトックハウゼンの独奏作品集。ミケーレ・マレッリはイタリアのクラリネット、バスクラリネットおよびバセットホルン奏者。トリノ大学での学位論文のテーマはシュトックハウゼンだったそうです。

 

STR 33960
\2200
ギターとオルガニスト
 ラウラ・モンディエッロ、フランクを弾く

  フランク(1822-1890)/ラウラ・モンディエッロ編曲:
   「オルガニスト」から(28曲)
    アヴェ・マリス・ステラ/行進曲ロ短調/組曲変イ短調または嬰ト短調
    エレヴァシオン(聖体奉挙)/組曲変ホ長調 (以上、ギターのための版)
   前奏曲、フーガと変奏曲 Op.18(2つのギターのための版)(*)
ラウラ・モンディエッロ(ギター)
ジュゼッペ・カレール(ギター(*))
録音:2010年10、11月、2011年4、6月、2012年3、4月、2013年1月、ルター派福音教会、 ボルツァーノ、イタリア

STRADIVARIUS


STR 33955
\2000
…一息で! フルート・オーケストラのための音楽
 J・S・バッハ(1685-1750)/ジェイムズ・クリステンセン編曲/
  マルコ・ゾーニ編曲:アリア BWV1068 No.2
 モーツァルト(1756-1791)/ヒロシ・ハリ編曲:
  ディヴェルティメント ニ長調 K.136
 メンデルスゾーン(1809-1847)/マーサ・リアリック編曲:
  交響曲第4番イ長調「イタリア」Op.90 より 第2楽章
 チャイコフスキー(1840-1893):バレエ「くるみ割り人形」より
   マーサ・リアリック編曲:行進曲/葦笛の踊り
   マイケル・アクステル編曲:中国の踊り
   マルコ・ゾーニ編曲:トレパーク
 マスカーニ(1863-1945)/マルコ・ゾーニ編曲:
  オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」より 間奏曲
 ヴェルディ(1813-1901)/マルコ・ゾーニ編曲:
  オペラ「椿姫」より 第1幕間奏曲/オペラ「運命の力」より 序曲
 ロッシーニ(1792-1868)/
  マルコ・ゾーニ編曲:オペラ「アルジェのイタリア女」より 序曲
  リチャード・E・サーストン編曲:オペラ「ウィリアム・テル」より フィナーレ
ゼフィルス・フルート・オーケストラ
 ジョヴァンニ・パチエッロ(ピッコロ)
 アリーチェ・モルツェンティ、
 ダヴィデ・カルカーニョ、ドメニコ・アルファーノ、
 エリザベッタ・ラ・リカータ、
 エンリコ・ジャコミン、
 ジャンニ・ビオコンティーノ、
 ジュリア・カルルッティ、
 マルコ・ゾーニ、マッシミリアーノ・ペッツォッティ(フルート)
 フラーヴィオ・アルツィアーティ(フルート、F管フルート)
 マルチェッロ・クロッコ、
 ジョルジョ・ラット、
 マルタ・カノッヴィオ(アルトフルート)
 マッシミリアーノ・オルランディ(C管バスフルート)
 ステファニア・マラッティ(F管バスフルート)

録音:2011年12月、ミラノ、イタリア

ゼフィルス・フルート・オーケストラはミラノ・スカラ座管弦楽団の首席フルート奏者マルコ・ゾーニにより2011年1月に創設されたフルート合奏団。メンバーはミラノのスカラ座管弦楽団、ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団、イ・ポメリッジ・ムジカーリ管弦楽団とジェノヴァのカルロ・フェニーチェ劇場管弦楽団の奏者、および音楽院や音楽学校の有名教師たちです。

 

STR 33956
\2000
テレマン(1681-1767):無伴奏リコーダーのための12のファンタジア

トンマーゾ・ロッシ(リコーダー)

録音:2007年9月18-20日、アッシジの聖フランチェスコ教会、フラスカーティ、イタリア

トンマーゾ・ロッシはナポリ音楽院、フィエゾーレ音楽学校でフルートを学んだ後、ラティーナ音楽院でリコーダーを学び、さらに名リコーダー奏者メドロ・メメルスドルフに師事したリコーダー奏者。アントニオ・フローリオ率いるトゥルキーニのメンバーを長らく務めています。

 

STR 33963
\2000
モンテヴェルディ(1567-1643):マドリガーレ集第4巻
   ああ、つらい別れ!/わが心の人よ、あなたを見つめていると
   わが心よ、おまえは死なないのか!/星に打ち明けながら
   わが心の人は優しく眼差しを向け/わが心よ、許せ−おまえがわが心なら
   明るく澄んだ瞳/わが心の内の傷/あなたは私から去っていく
   美しく輝くその瞳で一瞥しただけで/おお、あなたがそれほど愛するのなら
   私は若い娘/甘美に歌うあの小鳥/戦いはやめて、慈悲を
   そう、私は死にたいのだ/痛ましい心/わが心の人よ
   あなたから遠く離れて、わが心の人よ/彼女は泣き、ため息をつき
ラ・ドルチェ・マニエーラ
 セシル・ローミュレル、
 シルヴァーナ・トルト(ソプラノ)
 カンディス・カルマル(メゾソプラノ)
 ダミアン・ブリュン(カウンターテナー)
 ステファン・オルリー(テノール) 
 ブノワ・ラモー(バリトン)
ルイージ・ガッジェーロ(指揮)

録音:2013年1月、ベルステット教会、フランス

ラ・ドルチェ・マニエーラは17世紀から21世紀までの音楽を演奏するために創設された声楽アンサンブル。ルイージ・ガッジェーロとシルヴァーナ・トルトが教えているフランスのストラスブール音楽院に本拠を置いています。

 


STR 33932
\2000→\1890
グエルチーノと彼の教え子の時代の音楽
 ジョヴァンニ・バッティスタ・バッサーニ(1650頃-1716):3声のソナタ ニ長調
   〔卓越した作曲家たちによる2つのヴァイオリンとオルガンの
   通奏低音のためのソナタ選集(1680、ボローニャ)〕
 ジョヴァンニ・マリア・ボノンチーニ(1642-1678):3声のソナタ ト短調 Op.1 No.7
   〔2つのヴァイオリンのための、音楽の庭園の最初の果実
   (1666、ヴェネツィア)〕
 ビアージョ・マリーニ(1587-1665):ソナタ「逃れよ、悲しい心」
   〔室内および教会ソナタ集 Op.22(1655、ヴェネツィア)〕
 クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
  私はあなたに感謝する[Confitebor](独唱とヴァイオリンのための)(*)
   〔4声のミサと詩篇曲集(1650、ヴェネツィア)〕
 アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682):
  3声のソナタ ハ長調〔I-Bc, 手稿 DD.31〕
 マウリツィオ・カッツァーティ(1616-1678):
  3声のソナタ「ラ・ラヌッツァ」[La Ranuzza]
   〔ソナタ集第2巻、1、2、3、4声のための Op.8(1648、ヴェネツィア)〕
 アレッサンドロ・ストラデッラ:
  おお、道を行くすべての者よ[O vos omnes qui transitis]
   (アルトと器楽のためのモテット)〔I-MOe, 手稿 Mus. F.1140 n.5〕(+)
 ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1690):
  3声のソナタ「ラ・ボナコッサ」[La Bonacossa]
   〔ソナタ集第3巻、2、3、5、6つの楽器のための Op.8(1663、ヴェネツィア)〕
アニマンティカ
 アレーナ・ダンチェヴァ(ソプラノ(*))
 ミケーレ・アンダロ(男性アルト(+))
 ルーカ・ジャルディーニ(ヴァイオリン、コンサートマスター)
 リアーナ・モスカ(ヴァイオリン)
 マルコ・テストーリ(チェロ)
 ジャンジャコモ・ピナルディ(テオルボ、バロックギター)
 サヴェーリオ・ヴィッラ(オルガン、指揮)

録音:2010年7月16-20日、聖ジャコモ&クリストフォロ教会、バルジ、ボローニャ県、 イタリア
 グエルチーノ(本名:ジョヴァンニ・フランチェスコ・バルビエーリ、1591-1666)は17世紀ボローニャ派を代表するイタリアの画家。アニマンティカはオルガン&チェンバロ奏者・音楽学者サヴェーリオ・ヴィッラにより創設された声楽とピリオド楽器のアンサンブル。

 

STR 33951
\2000
ヴィヴァルディ(1678-1741):2台のオルガンのための協奏曲集
  2台のオルガン、2つのヴァイオリンと弦楽のための協奏曲ヘ長調
   RV584(*/+/#/**)
  オルガン、ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲ニ短調 RV541(+/#)
  ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲ト長調 RV299
   (J・S・バッハ(1685-1750)編曲:オルガン独奏版 BWV973)(*)
  オルガン、ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲ヘ長調 RV542(*/#)
  ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲ホ長調 RV265
   (J・S・バッハ編曲:オルガン独奏版 ハ長調 BWV976)(+)
  リコーダーと弦楽のための協奏曲ト短調「夜」RV439
   (エドアルド・マリア・ベロッティ編曲:2台オルガン版 ニ短調)(*/+)
マルゲリータ・ジャノーラ(オルガン(*))
シルヴィオ・チェレギン(オルガン(+))
ルーカ・マレス(ヴァイオリン・ソロ(#))
マッテオ・マルツァーロ(ヴァイオリン・ソロ(**))
アッカデーミア・ディ・サン・ロッコ
フランチェスコ・ファンナ(指揮)

録音:2012年10月15-18日、サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂、 ヴェネツィア、イタリア
使用楽器:1732年、ジョヴァン・バッティスタ・ピアッジャ製
       1795-1796年、ガエターノ・カッリード製
オリジナルとトランスクリプションで構成された興味深いプログラム。ヴァイオリン・ソロの二人はアッカデーミア・ディ・サン・ロッコのメンバーです。

 

STR 33929
\2000
ギターとマリンバ、打楽器のための音楽
 ラッファエーレ・ベッラフロンテ(1961-):マルッカ舞曲[Malukka Dance]
 ヘルムート・ヤスバー(1962):
  太陽のないタンゴ[Tango sans Soleil]/Dance Step from a Hidden Street
 ヴィート・パルンボ(1972-):二声曲[Bicinium]
 ジャンルーカ・ポディオ(1963-):カフカの庭[I giardini di Kafka]
 ステファノ・タリエッティ(1965-):ギターとマリンバのための楽章
 ヴィルジニア・グアステッラ(1979-):音[El Toque]
 ジャック・フォートナー(1935-):キアロスクロ[ChiaroScuro]
エル・シマロン・アンサンブル・デュオ
 クリスティーナ・ショルン(ギター)
 イヴァン・マンチネッリ(マリンバ、打楽器)
録音:2011年4月22、30日、VDMレコーズ・レコーディング・スタジオ、ローマ、イタリア
  

STR 33945
\2000
グイード・サントルソラ(1904-1994):ギター作品集
  5つの前奏曲(1959)/ロマンティック・ワルツ(1944)
  ソナティナ第5番「ブラジル風」(1981)/3つの宮廷歌(1966)
  感謝とメヌエットのテンポで(1978)
アントニオ・ルゴロ(ギター)

録音:2010年6月17-19日、聖処女マリア教会、モンテ・カルロ・アル・コレット、イタリア

サントルソラはイタリアに生まれ、ブラジル、ウルグアイで活躍した作曲家。

  

STR 33954
\2000
ノクターナル ギターのための音楽
 ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):
  ジョン・ダウランドによるノクターナル Op.70(1963)(++)
 ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):5つのバガテル(1971)(**)
 武満徹(1930-1996):すべては薄明のなかで(1986)(*)
 リチャード・ロドニー・ベネット(1936-2012):5つの即興曲(1968)(+)
 武満徹:森のなかで(1995) から Muir Woods(#)
ステファノ・グロンドーナ(ギター)
録音:2008年7月28日(*)/2008年8月10日(+)/2010年8月12日(#)
    2011年7月16-17日(**)/2012年9月7、8日(++)

SWEDISH SOCIETY


SCD 1154
\2400
アンデシュ・ヨルミン(1957-):
 詩的組曲「Between Always and Never(いつでもと決しての間)」

  Aviaja[アヴィアヤ]/Haiku[俳句]/Karleksvisa[愛の歌]
  Vagen ar ode[道はさびれ]/Sol och mane[太陽と月]
  Dans - ur Stenars tystnad[踊り−石の沈黙から]
  Mellan alltid och aldrig[いつでもと決しての間]
  Shakespeare cogitatio[シェイクスピア思考]
  Karleksvisa - triptyk[愛の歌−トリプティク]
  Dans - till Solars lek[踊り−太陽の遊戯へ]
  Eviga tanke[永遠の思考]/Hemingway cogitatio[ヘミングウェイ思考]
レーナ・ヴィレマーク(ヴォーカル)
アンデシュ・ヨルミン(ダブルベース)
ヨンショーピング室内合唱団
ヨンショーピング・シンフォニエッタ
フレードリク・ビューステット(指揮)
録音:2011年9月、ヨンショーピング・コンサートホール、スウェーデン

TANIDOS


SRD 413
\2300
アルベニス(1860-1909):ピアノのためのロマンティック作品集
  ソナタ第3番 Op.68
  12の性格的小品 Op.92
ベレン・ゴンサレス=ドモンテ(ピアノ)

録音:2012年6月6-8日、マドリード音楽院、スペイン

ベレン・ゴンサレス=ドモンテはスペインのマドリードに生まれ、ギリェルモ・ゴンサレス(マドリード音楽院)、ジャン・ポール・セヴィラ(パリ)、アルフレッド・ムーレドス(ダラス、アメリカ合衆国)に師事したピアニスト。スペイン音楽、中でもグラナドス、アルベニス、ファリャ、モンポウ、エルネスト・アルフテルを得意としています。

 

SRD 414
\2300
アントニオ・ソレル(1729-1783):未出版の5曲を含む鍵盤ソナタ集
  第134番(*)/第135番(*)/第113番/第129番
  第136番(*)/第137番(*)/第130番/第138番(*)
ルイス・リコイ(ピアノ)

録音:2012年7月、スタジオ C.A.T.A.、マドリード、スペイン

未出版の5つのソナタ(*)は概ね「緩−急−メヌエット」の3楽章構成で、ソレルにしては珍しくドメニコ・スカルラッティの影響を感じさせず、当時のロンドンやウィーンで流行していた様式への接近を見せています。ルイス・リコイはマドリード音楽院を卒業後、モスクワ音楽院でアレクサンドル・ソボレフに師事したスペインのピアニスト。

 

SRD 417
\2300
エトノス・アトラモ
  イントロバドリアス[Introvadorias](アンダルシアのムワッシャハ)
  ディアスポラ(離散民)[Diasporas]
   (アンダルシア伝承+マルティン・コダスの「カンティガス・デ・アミゴ」+
   アルメニア伝承)
  田舎の踊り[Danzas villanas](フアン・デル・エンシナ+トワノ・アルボー)
  塩の柱廊[Portico de sal](カリクストゥス写本)
  歌[Cantares](アルメニア伝承+ギリシャ伝承)
  海の彼方[Lejos del mar](アルメニア伝承)
  リンゴとレモン[Manzana y limon](セファルディム伝承)
  ガゼルと羊飼い[La gacela y el pastor](アンダルシアのムワッシャハ)
  囚われた恋人[Amor cautivo](トワノ・アルボー)
  ヤヌスの約束[Las promesas de Jano](アシュケナージ伝承+セルビア伝承)
  長い道のりを[Por largos caminos](ジプシー伝承)
エトノス・アトラモ
 ペパ・G・リリョ(歌、レベック、タンブリン、ダルブッカ、バウロン、ベンディル、
   シンバル、クロタロス[フィンガー・シンバル]、メタル・カーテン)
 ガブリエル・ナバロン
  (キーボード、ハーブ、チベタン・ボール、プログラミング、アンビエント)

録音:2009年11月、2012年12月、スタジオ・クリソル・デ・ウトピアス、トレド、スペイン

エトノス・アトラモは2007年、世界の古楽・伝承音楽とエレクトロニクスを融合したサウンドを目指してスペインの二人のミュージシャンにより結成されたユニット。
タニドス・レーベルを擁するセベラル・レコーズ傘下のセベラリア・ムジカ(Severalia Musica)というレーベルから発売されておりますが、タニドスとして扱います。

 


SRD 407
\2300→\2090
【旧譜 再入荷予定】
スペインのピアノ音楽におけるタンゴとハバネラ
 アルベニス(1860-1909):スペイン Op.165 から タンゴ
 ファリャ(1876-1946):クロード・ドビュッシーの墓碑銘のための賛歌
 トゥリナ(1882-1949):3つのアンダルシア舞曲 Op.8 から タンゴ
 トゥリナ:古いスペインの記憶 Op.48 から ハバネラ
 オスカル・エスプラ(1886-1976):スペインの歌 第5巻 から ハバネラ
 エルネスト・アルフテル(1905-1989):2つのキューバ舞曲 から ハバネラ
 ビセンテ・アセンシオ(1908-1979):浮気妻のタンゴ
 マヌエル・パラウ(1893-1967):ハバネラのリズム
 アントニ・トゥランデイ(1881-1963):スペインの思い出(ハバネラ)
 シャビエ・モンサルバジェ(1912-2002):
  3つのディヴェルティメント から ハバネラ/スケッチ
 アンヘレス・ロペス・アルティガ(1939-):サロメ(タンゴ)
 レオノラ・ミラ(1942-):ハバネラ Op.52 No.2
 ホセ・ルイス・トゥリナ(1952-):タンゴ
 トマス・マルコ(1942-):タングバネラ
 カルロス・クルス・デ・カストロ(1942-):ハバネラ
マリサ・ブラネス(ピアノ)

録音:2012年1月3-5日、スタジオ C.A.T.A.、マドリード、スペイン

独特なマッタリ感のあるスペインのタンゴとハバネラを集めたユニークで雰囲気豊かなアルバム。
マリサ・ブラネスはバレンシア自治州南部アリカンテの町アルコイに生まれ、バレンシア音楽院、ローベルト・シューマン音楽学校(ドイツのデュッセルドルフ)、バレンシア工芸大学、アリカンテで学んだスペインのピアニスト・音楽学者。1991年にバレンシア音楽院に就任。演奏、研究、教育の各分野で活躍しています。

 


SRD 412
\2300→\2090
【旧譜 再入荷予定】
J・S・バッハ(1685-1750)/ブゾーニ(1866-1924)編曲:コラール編曲全集
  前奏曲変ホ長調 / Durch Adams Fall ist ganz verderbt, B
  Herr Gott, nun schleub den Himmel auf
  Durch Adams Fall ist ganz verderbt, A / Komm, Gott, Shopfer!
  Nun komm' der Heiden Heiland / Nun freut euch, lieben Christen
  Jesus Christus, unser Heiland / In dir ist Freude
  Ich ruf' zu dir, Herr / Wachet auf, ruft uns die Stimme
  三重フーガ変ホ長調 / トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 から アダージョ
アンヘル・ウイドブロ(ピアノ)

録音:2012年4月14日、マドリード音楽院マヌエル・デ・ファリャ・コンサートホール、スペイン


一部で熱い支持をつけ続けるブゾーニ編曲のバッハ/コラール集。

アンヘル・ウイドブロはバリャドリド音楽院、マドリード王立高等音楽院、ヴェネツィアのルチアーノ・ファンチェッリ音楽学校で学んだスペインのピアニスト。マドリード王立高等音楽院教授を務める他、プラシド・ドミンゴらスター歌手たちの伴奏者としても知られています。


TEMPS RECORD


TR 1164
\3000
シューベルト、ベーム:フルートとピアノのための作品集
 シューベルト(1797-1828):序奏と「しおれた花」による変奏曲 Op.16
 テオバルト・ベーム(1794-1881):シューベルトの主題による幻想曲 Op.21
 シューベルト/テオバルト・ベーム編曲:6つの歌曲
   おやすみ,菩提樹,漁師の娘,セレナード,海辺で,鳩の便り
 シューベルト:アルペッジョーネのためのソナタ イ長調 D.821
アントン・セラ(フルート)
藤木綾子(ピアノ)

録音:2009年11月、スタジオ Hayato、バルセロナ、スペイン

アントン・セラは1957年はバルセロナに生まれスイスで学んだフルート奏者。1980年代後半よりバルセロナのマーシャル音楽院で教えています。藤木綾子は東京都に生まれ、マーシャル音楽院でアリシア・デ・ラローチャ、カルロタ・ガリガに師事、現在もバルセロナを本拠に活動しているピアニスト。


VANITAS



VA 03
\2400→\2190
ディヴィナ・ミステリア
 インジェニウム〜17−18世紀イタリアとドイツのヴァイオリン音楽

 ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):トッカータ ニ短調
 ジョヴァンニ・アントーニ・パンドルフィ・メアッリ(1630頃-1670頃):
  ソナタ第4番「ラ・ビアンクッチャ」
 ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
  スピネッティーナとヴァイオリンのためのトッカータ
 ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(1571-1630):ソナタ第6番
 ゲオルク・ベーム(1661-1733):前奏曲ハ長調
 ヘンリヒ・デーベル:ソナタ第4番
 ヨハン・ヤコプ・フローベルガー(1616-1667):トッカータ
 ハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー(1644-1704):
  「ロザリオのソナタ」から 受胎告知
 フランツ・トゥンダー(1614-1667):前奏曲第2番
 ニコラス・ブルーンス(1645-1694):いざ来たれ、異教徒の救い主よ
 ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(1620頃-1680):
  ソナタ第5番(「ソナーテ・ウナールム・フィディウム」から)
 ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー(1580-1651):トッカータ
 イグナツィオ・アルベルティーニ(1644-1685):ソナタ第1番
ディヴィナ・ミステリア
 パベル・アルミカル(ヴァイオリン)
 モンセラト・クロメ(チェロ)
 トル・ヨルヘン(ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオローネ)
 パブロ・サピコ(アーチリュート、ギター)
 アンドレス・アルベルト・ゴメス(チェンバロ、オルガン)

録音:2011年6月、聖アントニオ・アバド小聖堂、チンチリャ、アルバセテ県、スペイン

 パッヘルベルやブルーンス、フレスコバルディ、フローベルガー、ゲオルク・ベームといったオルガン系の人たちによるヴァイオリン作品、テオルボ作品で知られるカプスベルガー、そして定番ともいえるパンドルフィ・メアッリ、ビーバー、シュメルツァーたちの作品、そして無名の数人の作曲家によるヴァイオリン作品集。
 時期的に17世紀初頭というヴァイオリン音楽がまだ珍しい時代から作品が収集されているのも興味深い。
 そして演奏家たちの名前が「ディヴィナ・ミステリア」。メキシコ生まれの演奏家パベル・アルミカル(ヴァイオリン)とトル・ヨルヘン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)のデュオとして2002年に創設されたピリオド楽器アンサンブル。そんなディヴィナ・ミステリアのデビューCD。
 パベル・アルミカルはメキシコシティ国立音楽院でヴァイオリンを学んだ後、ポーランドでアガタ・サピエハ、アグニェシュカ・リフリクに、バルセロナのカタルーニャ高等音楽学校でマンフレート・クレーマー、パブロ・バレッティにバロック・ヴァイオリンを師事。コンセール・デ・ナシオン、アンサンブル・エリマ、レザール・フロリサン、アル・アイレ・エスパニョル、ル・コンセール・フランセ、ラ・レベレンシア、ベスプレス・ダルナディ等に参加してきました。
 アルバム・タイトルの「インジェニウム」は「天賦の才」の意。


VERSO


VRS 2136
\2600
海を渡って アルゼンチン風のスペイン歌曲集
 ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):12のスペイン民謡 から
   ヘレス・デ・ラ・フロンテラで,アデラ,
   デ・ロンダ(マリアナ・レウェルスキ編曲)
 ホアキン・バルベルデ・サンフアン(1875-1918):クラベリトス
 エンリケ・グラナドス(1876-1916):泣くな、瞳よ
 ヘスス・グリディ(1886-1961):
  6つのカスティリャの歌 から あなたのヘーゼルナッツなんか欲しくない
 ホアキン・ロドリーゴ:小麦畑で
 エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):少年水夫の歌 から 榎の木陰で
 ホアキン・トゥリナ:(1882-1949):ファルカ/あなたの瞳は青
 マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡
 ロドルフォ・アルフテル(1900-1987):
  陸に上がった船乗り から 海を見ようとして嘆く
 不詳(スペイン):セビリャの子守歌(マリアナ・レウェルスキ編曲)
 シャビエ・モンサルバジェ(1912-2002):
  5つの黒人の歌 から 黒人の子守歌,黒人の歌
  以上、マーティン・アッカーマン編曲(特記以外)
マリアナ・レウェルスキ(メゾソプラノ)
マルティン・アッカーマン(ギター)
ビクトル・ビリャダンゴス(ギター)
マリア・エウヘニア・カストロ・タルキーニ(チェロ)
マリアノ・センボライン(B♭管クラリネット、バスクラリネット)
サンティアゴ・セグレト(バンドネオン)
マリアノ・"ティキ"・カンテロ(打楽器)
録音:2012年11月、イサーク・フェルナンデス・ブランコ・ヒスパニック・アメリカン・アート博物館、ブエノスアイレス、アルゼンチン

アルバム・タイトルの「Migrando」を直訳すると「移住」の意。大西洋を渡ってアルゼンチンに渡ったスペイン歌曲という趣でしょうか。アルゼンチンの演奏家によるブエノスアイレスでの録音。

 

VRS 2137
\2600
サンティアゴ・ランチェラス(1952-):初期作品集
  星座 IV「月の影」(チェロのための;1996)
  Krono(器楽アンサンブルのための;1986)
  人物が描かれた陶器(ソプラノと器楽アンサンブルのための;1988)
  馬遠の記念に(B♭管クラリネットとエレクトロニクスのための;1990)
  Vav(ソプラノ、テノールと器楽アンサンブルのための;1989)
  儀式と祭(器楽アンサンブルのための;1992)
ニューマス・アンサンブル
 マグダレナ・リャマス(メゾソプラノ)
 ホセ・マヌエル・モンテロ(テノール)
 ダビド・アペリャニス(チェロ)
 イバン・ガルシア(チェロ) 他
ホセ・ルイス・テメス(指揮)
録音:2012年9月、ロドルフォ・アルフテル専門音楽院、モストレス、マドリード県、スペイン

サンティアゴ・ランチェラスはスペイン、パレンシア県ピニャ・デ・カンポスに生まれ、マドリード音楽院でカルメロ・ベルナオラ、フランシスコ・カレス、ルイス・デ・パブロに師事した作曲家。


ARCANA



A364
(9CD)
\6500→\5790
パウル・バドゥラ=スコダ(フォルテ・ピアノ)
 シューベルト:ピアノ・ソナタ集

シューベルト
 ピアノ・ソナタ第1番ホ長調 D.157、ピアノ・ソナタ第2番ハ長調 D.279
 ピアノ・ソナタ第3番ホ長調 D.459、ピアノ・ソナタ第4番イ短調 D.537
 ピアノ・ソナタ第5番変イ長調 D.557、ピアノ・ソナタ第6番ホ短調 D.566
 ピアノ・ソナタ第7番変ホ長調 D.568、ピアノ・ソナタ第8番嬰ヘ短調 D.571
 ピアノ・ソナタ第9番ロ長調 D.575、ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 D.613
 ピアノ・ソナタ第11番ヘ短調 D.625、ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664
 ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D.784、ピアノ・ソナタ第15番ハ長調 D.840
 ピアノ・ソナタ第16番イ短調 D.845、ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 D.850
 ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D.894「幻想」、ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
 ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959、ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
 アレグレット ハ長調 D.346、アダージョ ホ長調 D.612
 ロンド ホ長調 D.506、アンダンテ イ長調 D.604
 スケルツォ ニ長調とアレグロ 嬰ヘ短調 D.570
 アダージョ 変ニ長調 D.505
パウル・バドゥラ=スコダ(フォルテ・ピアノ)
 歴史的楽器の蒐集家としても有名なバドゥラ=スコダが、ARCANAに残した金字塔、シューベルトのピアノ・ソナタ集がボックスで復活リリース。
 もちろん作曲当時のフォルテピアノを使用。解釈と演奏の奥深さと楽器、という3つの側面から聴くものを満足させてくれる。

The Instruments (from the artist’s collection):
 Donath Schofftos, Vienna, c. 1810
 Georg Hasska, Vienna, c. 1815
 Conrad Graf 432, Vienna, c. 1823
 Conrad Graf 1118, Vienna, c. 1826
 J.M. Schweighofer, Vienna, c. 1846

BERLIN CLASSICS


BC0300426
\2500
Tea for Two
優美なヨーロッパの音楽集

 イベール:室内管弦楽のためのディヴェルティスマン/
 ディーリアス:春初めてのカッコウを聞いて/
 エルガー:愛の挨拶/
 ヘーベルレ:リコーダー協奏曲ト長調/
 サン=サーンス:ウェディング・ケーキOp.76/
 ショスタコーヴィチ:タヒチ・トロットOp.16/
 V.ウィリアムス:グリーンスリーヴスによる幻想曲/
 ハイドリッヒ:ハッピー・バースディ変奏曲(抜粋)
ハワード・グリフィス指揮、
スイス・イタリア語放送管弦楽団
 


BC0300544
\2500→\2290
ハルトムート・ヘンヒェン指揮&C.P.E.バッハ室内管
 La Gara degli Dei
  ハイニヒェン:神の競争

   ※世界初録音
ハルトムート・ヘンヒェン指揮、
C.P.E.バッハ室内管弦楽団
アレクサンドラ・コーク(Sop)
カローラ・ヘーン(Sop)
シモーネ・ノルト(Sop)
カタリーナ・カンマーローアー(MSop)
アネッテ・マルケルト(Alt)
ラルフ・エシュリッヒ(Ten)
オラフ・ベーア(Br)     
 ヨハン・ダーフィト・ハイニヒェン(1683年 - 1729年)はドイツ盛期バロック音楽の作曲家・音楽理論家。ヴェネツィア留学の後、ザクセン選帝侯フリードリヒ・アウグスト1世の宮廷に仕える。
 ハイニヒェンの作品は独創的で、想像力豊かなはちきれんばかりのリズム感が特徴的であるものの、どうしたものか長らく無名であった。近年になって名声が再浮上し、現在いくつかのミサ曲や絶筆のマニフィカトが録音界において注目されるようになってきた。


ハイニヒェン再注目

CARUS
83.162
\2500→\1990
18世紀の知られざるヴァイオリン・ソナタ集
ドレスデンのヨハン・ゲオルグ・ピセンデルの作品と
 同時期に活躍した作曲家のヴァイオリン・ソナタ集

ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル(1687〜1755) :ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 (抜粋)
作曲家不詳 : ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調
ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル: ヴァイオリン・ソナタ ニ長調
ヨハン・ダーフィト・ハイニヒェン(1683〜1729): ヴァイオリン・ソナタ ハ短調
ウィルヘルム・フリーデマン・バッハ (1710〜1784): チェンバロ・ソナタ ヘ長調
ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ イ短調
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699〜1783): ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 Op. 2 No. 6
ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル: ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調
マルティーナ・グラウリヒ (バロック・ヴァイオリン)
トーマス・ボイセン (リュート)
ユート・ピーターシルグ(バロック・チェロ)
ステファノ・デミケーリ (チェンバロ)
 2003年録音

 ピゼンデル、ハッセ、ハイニヒェンといった18世紀に活躍した人たちの「ヴァイオリン・ソナタ」集。
 ほとんど聴いたことのない作品ばかり。それもそのはず、8作品中7作品が世界初演だそうです。
 ピセンデルは当時ヨーロッパ最高のザクセン宮廷楽団において楽師長を務めていた大偉人。でもその作品にきちんと接したのは初めてかも。無伴奏ソナタなどバッハを思わせる寂寥感にあふれた逸品。どの作品も品のいいロマンを感じさせてくれるんです。
 また18世紀のオペラの大家ハッセに、こんな瀟洒な「ヴァイオリン・ソナタ」が存在していたとは!とっても優雅。
 そしてそれらの曲に混じって「作曲者不詳」の作品があって、それが・・・ちょっとビーバー風でなんとも素敵。第3楽章の「パッサカリア」なんて「ロザリオ・ソナタ」に酷似してて・・・ひょっとしてビーバーの作品ということもあるのでしょうか。ビーバーはほかの人に比べてちょっと活躍年代が早いですが。
 また、中にひっそりと入っているウィルヘルム・フリーデマンのチェンバロ・ソナタが、この人の天才を知らしめてくれる秘曲。
 そして注目は当時のドレスデンを代表する大作曲家ハイニヒェンのヴァイオリン・ソナタ。宗教曲で知られるハイニヒェンの端正で優雅な一面を垣間見せてくれる。この人、今は無名だが、何かのきっかけで再注目されると思う。
 このアルバム、お薦めします。
 CARUSというレーベルは本当に品がいいですね。

プラムゾーラーのソロ・アルバム
一番素敵だったのは・・・ハイニヒェンだった

Violin Concertos from Dresden
RAUMKLANG
RK 3105
\2500→\2290
ポッジャーが主宰するアンサンブル、ブレコン・バロックのヴァイオリニスト
 ヨハネス・プラムゾーラー、本格発進!
ピゼンデル 〜 ドレスデンのヴァイオリン協奏曲集

 ファッシュ:ヴァイオリン協奏曲ニ長調FWV L:D8(世界初録音)
 ハイニヒェン:ヴァイオリン協奏曲イ短調(世界初録音)
 ヘンデル(ピゼンデル編):組曲へ長調HWV.392(世界初録音)
 テレマン:ヴァイオリン協奏曲変ロ長調TWV.51:B1
 ピゼンデル:ヴァイオリン協奏曲ト長調(世界初録音)
ヨハネス・プラムゾーラー(ヴァイオリン&指揮)
インターナショナル・バロック・プレーヤーズ
 ブレコン・バロックのプラムゾーラー!ドレスデンのヴァイオリン協奏曲集!

 レイチェル・ポッジャーが主宰するアンサンブル、ブレコン・バロックのヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラー。初のソロ・アルバム!
 ボヤン・チチッチも参加する自らのアンサンブル、インターナショナル・バロック・プレーヤーズとの協奏曲録音は、ドレスデン宮廷楽団のコンサートマスター、ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル(1687−1755)を中心とした「ドレスデンのヴァイオリン協奏曲集」!
 芸術の発展にも力を注いだザクセン選帝侯、ポーランド王アウグスト強王の時代に作曲されたピゼンデルと同世代の作曲家たちの知られざる「ヴァイオリン協奏曲」は、バロック時代のドレスデンの宝である。
 あのポッジャーも信頼を寄せる南チロル出身の俊才プラムゾーラーが、ブレッシアのP.G.ロジェーリ1713年製のヴァイオリンを手に、その桁外れの才能を世に示す ——!2011年4月の録音。



 


BC0300531
(2CD)
\6000→\5490
ビーバー:ロザリオ・ソナタ アンネクレット・シーデル(Vln)
ザルツブルク・ベラルテ
 ドイツのバロック・ヴァイオリンの名手、アンネクレット・シーデル。一時期のブームも去った今、まるで間隙を突くようにビーバーの「ロザリオ」を録音してきた。
 正統派のアプローチで常に真摯に楽曲と向き合うシーデルだが、ここで彼女はザルツブルク・ベラルテを率いて、複数楽器をたくみに取り混ぜての演奏に挑んだ。果たしてどのようなアプローチを見せてくれるのか。そして「自分が自分が」という思いでこの曲と対峙するヴァイオリニストが多い中、彼女が奏でる「ロザリオ」はいかなる奇跡を私たちに届けてくれるか。
 ひょっとすると・・・あの名盤を超えるアルバムがついに登場するのか。





こっそり・・・旧譜
ほとんど知られていないヌリア・リアルの隠れ名盤
そのバックがシーデルとザルツブルク・ベラルテだった。

 あまり知られていないアルバムをひとりひっそり愛でるのが好き。でも・・・紹介しちゃいましょう。
 ヌリア・リアルが独ベルリン・クラシックスで録音していた初期・中期バロック秘曲集。バロック弦楽作品とリアルの歌う声楽作品がいい按配で配置されてます。
 とてつもない名曲があるわけではないのだけれど、リアルの清楚な歌と、初期バロックのストイックな楽想が切ないほどマッチ。何度聴いても、というか何度でも何度でも聴きたくなる愛らしいアルバム。
 どうぞ。

Various: Ave Maria
BERLIN CLASSICS
0016412BC
\2700→\2490
アヴェ・マリア
 ステファノ・ベルナルディ (1585-1636):シンフォニー第5番 「使徒書簡」
 アルベリク・マザーク (1609-1661):アヴェ・マリア
 ルペルト・イグナーツ・マイヤー (1646-1712):サンクタ・マリア、マーテル・デイ
 アントニオ・カルダーラ (1671-1736):救い主のうるわしき母
 アレッサンドロ・グランディ (1586-1630):「めでたし、世の希望なるマリア」
 ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・フォン・ビーバー (1644-1704):5声のソナタ第8番 ト長調
 タルクィニオ・メールラ (1595-1665):ペガソ Op. 11 - 「すべての者よ、主に向かいて喜ばん」
 アレッサンドロ・ポリエッティ (1600-1683):「幸いなるかな天の女王」
 アルカンジェロ・クロッティ:「聖なるマリア」によるソナタ
 フランチェスコ・カヴァッリ (1602-1676):オ・カム・スアビス・エスト
 パル・エステルハージ (1635-1713) / クリストフォロ・カレザーナ (1640-1709):
  アヴェ・マリス・ステラ(めでたし、海の星よ)
 Rudolph de Lassus (1563-1625):「天の女王、喜びませ」
 アレッサンドロ・ポリエッティ(1600-1683):アド・マトレム・ヴェニーテ
 不詳 :ソナタ 「わが愛する者よ、立ちて急げ」
 Adalbert Grunde :「主の御保護のもとに」
 Christoph Leuttner (1644-1703):サルヴェ・レジーナ
ザルツブルク・ベラルテ
アンネクレット・シーデル (指揮)
ヌリア・リアル (ソプラノ)

ヌリア・リアル

 

BC0300533
\2500
ジャーマン・ブラス〜ワーグナーを祝う
 タンホイザー、ワルキューレ、
 ニュールンベルクのマイスタージンガー、
 さまよえるオランダ人、パルジファル、
 ローエングリン、ヴェーゼンドンク歌曲集、他より
ジャーマン・ブラス
 

BC0300546
(4CD)
\4400
ワーグナー:ハイライト集
 リエンツィ、さまよえるオランダ人、
 ニュールンベルクのマイスタージンガー、
 トリスタンとイゾルデ、タンホイザー、ローエングリン、
 ニーベルングの指輪、パルジファルより
フリッケ、ヘイガー、ケンペ、ケーゲル、
コンヴィチュニー、マズア、
レーグナー、スイトナー、
若杉弘/
ドレスデン・フィルハーモニー、
ゲヴァントハウス管弦楽団、
シュターツカペレ・ドレスデン、
シュターツカペレ・ベルリン、他

CARUS


83.296
\2500
世界初録音!
 ダンツィ:歌劇「山の精神 Der Berggeist」

  (ロマンテックな2幕の歌劇)
コリン・バルザー(テノール)
ダニエル・オチョア(バス) 
ゾフィー・ハルムセン(メゾ・ソプラノ)
サラ・ヴェーグナー(ソプラノ) 
クリスティアン・イムラー(バリトン) 
ティルマン・リヒディ(テノール)
フリーダー・ベルニウス指揮
ホフカペレ・シュトゥットガルト
シュトゥットガルト室内合唱団
フランツ・イグナツ・ダンツィ (Franz lgnaz Danzi 1763-1826)生誕250年、この歌劇の初演(1813年カールス・ルーエ)200年を記念したアルバム。
 現在では、めったに耳にする事の無い作品を巨匠ベルニウスの指揮のもとダンツィが宮廷楽長であったシュトゥットガルトの面々が豊かに爽やかに奏で上げます。2012年4月19,20日シュトゥットガルト音楽大学でのライヴ録音
 

83.341
\2500
世界初録音を含む! オットー・ニコライ:ミサ曲 ニ長調 他
オットー・ニコライ Otto Nicolai 1810-1849
 1. ミサ曲 第1番 ニ長調
 2. 典礼 Liturgie 第2番  
 3. 詩篇 第13番「主よ、何と永くわれを忘れたまいしか」
 4. 主の祈り Pater noster op.33 (8声部の混声二重合唱曲)
 5. 「見よ、神は私を救い」 Ecce enim Deus
 6. 詩篇 第84番「あなたの住まいは、なんと美しいのでしょう」
サラ・シュナイアー(ソプラノ)
アレクサンドラ・トーマス(メゾ・ソプラノ)
ヴォルフガング・クローゼ(テノール)
ルーカス・ジンガー(バス)
ハラルト・イェルス指揮
エッセン・フォルクヴァンク室内管弦楽団
室内合唱団「CONSONO」
2012年4月28.29日エッセン・フィルハーモニーでのスタジオ録音
 ウィーンにフィルハーモニー協会を設立し歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」の作曲家として知られるニコライによる、重厚で交響曲的なミサ曲。※2,3,6が、世界初録音と成ります。
 

83.409
\2500
世界初録音を含む!ラインベルガー:男声合唱の為の世俗曲集
 1. Du sonnige, wonnige Welt Op.130/2
 2. Singvoglein, sing Op.185/5
 3. Mailied Op.48/4
 4. Der Jonas kehrt im Walfisch ein Op.74/1
 5. Schmetterling Op.74/2
 6. Bau-Regel Op.74/3
 7. Mucker und Schlucker Op.74/4
 8. Lob des Seeweins Op.74/5
 9. Wandernde Musikanten Op.85/3
 10. Im Marzen Op.85/4
 11. Jagdmorgen Op.116/4
 12. Johannisnacht Op.91
 13. Waldmorgen Op.90/1
 14. Rheinfahrt Op.90/3
 15. Disputation Op.100/3
 16. Heimweh Op.100/5
 17. Friede WoO.39
 18. Es hat geflammt Op.125/6
 19. Vollmondzauber Op.141/3
ジングフォニカー(男性声楽アンサンブル) 
2012年2月27-29 バーデン・バーデンSWRロスバウド・スタジオでの録音
 ジングフォニカー The Singphonikerはミュンヘンの音楽院で学んでいた6人の男性声楽家により結成され、既に25年のキャリアを持つグループです。
 日本では透明で美しい歌声と共に多くのアルバムが紹介され知られています。
 CARUSレーベルには、初登場。巧妙な語り口、安定した演奏、素晴らしいアルバムの発売です。
 ※6,10,を除き、世界初録音と成ります。
 

83.460
\2500
Org、Fl、Vnによる バッハ:音楽の捧げ物 BWV.1079
 (ヘルムート・ボルネフェルトによる
   オルガンとバロック・フルート&ヴァイオリン版)
ハンネロール・ヒンダー(オルガン) 
ペーター・タールハイマー(バロック・フルート)
ザビーネ・クラウト(ヴァイオリン)
ドイツの作曲家、オルガニストでありシュトゥットガルトで学び、ドイツのハイデンハイムで教会音楽監督として長くオルガニストをつとめ多くの作曲や編曲を残したヘルムート・ボルネフェルト(Helmut Bornefeld 1906-1990)によるオルガンとバロック・フルート&ヴァイオリンによる編曲版。珍しい組み合わせによる演奏です。録音状態が良く、3つの楽器の調和を楽しめます。2012年5月28-31日ドイツ、ショルンドルフ教会での録音

CHALLENGE CLASSICS


CC72578
\2300
ヒリヤード・アンサンブル
 アレクサンドル・ラスカトフ:「祈りと賛美」
ヒリヤード・アンサンブル
David James:countertenor
Rogers Covey-Crump:tenor
Steven Harrold:tenor
Gordon Janes:baritone
ネザーランド室内管弦楽団
クリストフ・マラトカ(指揮)
 男性四重奏による繊細な響きと美しい色彩感
 ヒリヤード・アンサンブルは世界でもっとも優れた室内合唱グループです。ネザーランド室内管弦楽団は、アムステルダムのコンセルトヘボウを拠点とし、同ホールでは年間平均25回のコンサートを行っています。
 男声四重唱とベルのための「祈り」は1998年の作品です。
 ヒリヤード・アンサンブルのために書かれたこの作品は、東方正教会の典礼文の5つのテクストに基づいています。「Obikhod」(2002-03)も、ロシア正教会のテキストを用い、同じくヒリヤード・アンサンブルのために作曲されました。この作品には弦楽オーケストラの伴奏が付いています。
 作曲者のアレクサンドル・ラスカトフは1953年モスクワ生まれ。モスクワ音楽院で学び、1982年に大学院を終了。ドイツに渡り、1990年代からはフランスで活動しています。彼の音楽はしばしば言葉では記述し難いものがありますが、いつも繊細な響きと美しい色彩感、そして沈黙、あるいは沈黙に近い何かを湛えています。音楽学者ウラディミール・バルスキーによれば、「アレクサンドル・ラスカトフの創造的なる作品のはじめに、言葉ありき」とのこと。彼の音楽の本質を付くひと言かもしれません。
 


CC72579
(SACD Hybrid)
\2400→\2190
デ・フリエンド/トリプル・コンチェルト
 ベートーヴェン:三重協奏曲&大公トリオ

  ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための協奏曲
  ピアノ三重奏曲 変ロ長調 作品97「大公」
ストリーニ・トリオ
Wouter Vossen(violin)/
Marc Vossen(cello)
Bart van de Roer(pioano)
ネザーランド交響楽団
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指揮)
 ストリーニ・トリオは、オランダの室内楽アンサンブルの代表的なグループへと成長を遂げました。カーネギー・ホール(ウェイル・リサイタルホール)、コンセルトヘボウ、ウィグモア・ホール、および数々のヨーロッパの音楽祭の舞台に立っています。メンバーは年に一度オランダのアイントホーフェンで開催されるストリーニ・フェスティバルの音楽監督です。
 古楽器による「三重奏曲」と「大公トリオ」の優れたアルバムがここに誕生しました。ネザーランド交響楽団とヤン・ヴィレム・デ・フリエンドは、彼らのベートーヴェンの「交響曲全集」(CC72550)に加え、このアルバムでも彼らのユニークな解釈を披露しています。フリエンドの活動は目覚ましく、交響曲指揮者として頭角を現し、重要な存在となりました。ネザーランド交響楽団の録音は高く評価され、国内外で演奏ツアーを行っています。

作品について
 この三重協奏曲は、ベートーヴェンが1795年にウィーンで一連の作品を出版した際に作品番号の最初に置いたアンサンブル作品です。作品56として出版されたこの曲を通して、ベートーヴェンは規模の大きなオーケストラと向き合いました。1822年来、ベートーヴェンの秘書と名乗り、彼の最初の伝記(残念ながら信用に値しない記述も多い)を記したアントン・シードラーによれば、このトリオのピアノパートはルドルフ大公のために書かれたものと言われています。ところが実際にはこの曲が書かれた1804年頃、ルドルフはまだ16歳の少年でした。1807年に出版された際には、この曲は皇室の若者にではなく、貴族の一人で作曲者の良き理解者でもあったロプコヴィッツ侯に献呈されています。
 実際にルドルフ大公に献呈されたのは、ピアノ三重奏曲変ロ長調作品97です。1810年の夏から1811年3月にかけて作曲され、その年に出版されました。初演は1814年4月11日ウィーンのローマ皇帝館ホールにおける「善行アカデミー」にて行われ、ベートーヴェン自身がピアノパートを弾きました。彼の聴覚の病は進行しており、演奏を成功させることはできませんでした。
 ヴァイオリニストで作曲家のルイ・シュポーアは一聴衆としてその初演に立ち会っており、彼は「聴覚を失った男」の演奏に冷や汗を流したようです。ベートーヴェンはフォルテでは楽器を「ジャンジャンと」叩き付け、ピアノの箇所ではいくつかの音が「聞こえなかった」といいます。この夕べ以来、ベートーヴェン自身も難聴に打ち拉がれ、演奏能力の限界を感じ取りました。かつては高い技術を誇るピアニストとして名を馳せたベートーヴェンですが、この大公トリオ初演が公の場でピアノを演奏した最後の舞台となりました。
 

CC72581
\2300
ルドヴィコ・エイナウディ:ナイトブック ハンナ・デヴィッチ(ピアノ)
 多くの賞に輝いたフランス映画「最強の二人」の音楽、エイナウディのナイトブック。
 元デヴィッチ・トリオのピアニスト、ハンナ・デヴィッチが待望のソロ活動を展開。ピアノ教師でもあるハンナは、自分の生徒たちのために曲を探していたところ、ルドヴィコ・エイナウディの音楽と出会ったのでした。彼女自ら演奏してみると、しっくりとはまる手袋のようにフィットしたのだとか! 彼女の音楽解釈はとてもダイナミックで多層的。エイナウディの作品がさらに輝きます。
 ルドヴィコ・エイナウディはフランス映画「最強の二人」(2011)の音楽担当などでよく知られている作曲家ですが、テレビシリーズや数々の映画などでも彼の作品は世界中で使われています。彼の音楽が、広い層の聴衆を魅惑しているのです。
 ハンナ・デヴィッチは独奏によって表現力を見事に示しました。このCDが彼女の国内外でのコンサート活動を後押しすることになるでしょう。

■作品について
 イタリアの作曲家ルドヴィコ・エイナウディの「ナイトブック」は、多くの賞に輝いたフランス映画「最強の二人」(2011)からの音楽です。エイナウディの作品は、作曲者以外の演奏家によって演奏されることはほとんどなく、ハンナ・デヴィッチがこの素晴らしいCDのリリースを通じて演奏する最初のピアニストです。デヴィッチは大いなる情熱と感動、そしてこれまでにこの作品で聞かれたことのないダイナミックな緊張感をもって演奏しています。
 この数年、ハンナ・デヴィッチはデヴィッチ・トリオで成功を重ねてきました。政府の予算削減のあおりを受けて、このトリオが解散せねばならなくなったとき、彼女は演奏活動を続けるか否か、迷いがあったそうです。彼女の初のソロ・プロジェクトとなる「ナイトブック」は、彼女の豊かな音楽知識ばかりでなく、クラシック音楽に根ざした彼女の音楽性をも映し出しています。演奏に際し、彼女はショパンのノクターンとの類似点を見出しています。独奏を通じて、彼女のすべての感情と創造性とが演奏に盛り込まれました。デイヴィッチは独奏に目覚め、今後は精力的に活動する意欲を示しています!
 


CC72587
\2300→\2090
アレクセイ・ヴォロディン(ピアノ)
 ラフマニノフ:ピアノ作品

 コレルリの主題による変奏曲op.42
 前奏曲集 op. 10 第4番 ニ長調
 前奏曲集 op. 10 第5番ト短調
 前奏曲集 op. 32 第12番嬰ト短調
 前奏曲集 op. 32 第10番変ロ短調
 前奏曲嬰ハ短調 op.3-2
 ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調
 「音の絵」op.33 第3番ハ短調
 「音の絵」op.39 第1番ハ短調 
 「音の絵」op.39 第3番嬰へ短調
 「音の絵」op.39 第5番変ホ短調
アレクセイ・ヴォロディン(ピアノ)
 熟達した演奏技術により、著しい活躍ぶりのロシアのピアニスト、アレクセイ・ヴォロディンが、当レーベル3枚目のCDをリリースします。
 彼がもっとも愛する作曲家ラフマニノフの作品に取り組みました!ヴォロディンは、2003年にチューリッヒで行われた第9回ゲーザ・アンダ国際ピアノ・コンクール優勝のほか、数々の国際コンクールの受賞歴があります。ロンドン響、ニューヨーク・フィル、スイス・ロマンド管、モスクワ・チャイコフスキー響など、世界屈指のオーケストラとの共演を重ね、アムステルダムのコンセルトヘボウや東京のサントリーホール、ウィーンやニューヨークの名だたるホールでの演奏会を展開してきました。

■作品について
ラフマニノフが前奏曲嬰ハ短調を作曲したのは、彼がモスクワ音楽院の1891年のピアノ試験を受ける以前のこと。のちに彼のもっともポピュラーな作品になりました。ピアノの試験を終えた一年後、彼は音楽院の卒業制作として歌劇「アレコ」の書き上げ、高い評価を得て金メダルを授与されます。
 ラフマニノフは芸術家として二つの顔を持つスターでした。一つは世界をまたにかけて活躍するピアニスト。この活動は、彼のもう一つの顔である作曲家としての時間を犠牲にするものでもありました。彼は作曲机と、コンサートホールとの間で、身を引き裂かれるように行き来を繰り返します。さらに彼は、自作の指揮者としても出演するようになりました。 
 ピアニストとして彼はスーパースターでした。広い音域をつかむことのできる大きな手に恵まれており、イギリスのピアニスト、シリル・スミスは「あんなに大きくて、柔軟な手は見た事がありません」と語ったといいます。 
 並外れたヴィルトゥオーソであったにも関わらず、ラフマニノフはピアニストに適した気質ではありませんでした。度重なる精神的疲労と緊張感が彼を襲うようになるのです。シリル・スミスは次のようにも言っています。「彼は公の場で弾くのが嫌いでした。彼は重い足取りでピアノに向かっていましたね。ピアノに対して反感を持っているかのように。ためらいながら楽器の前にすわり、するどい目つきで聴衆を惹き付けていました・・・・・・」しかし、彼の演奏を聴いた人は、その記憶をぬぐい去ることができないほど、コンサートは熱に満ちたものでした。マンチェスター・ガーディアンの1929年のレビューは、「ラフマニノフの演奏は、どんな作品であってもフレッシュで真新しいものへと変えてしまう。全ての音に生命が宿り、充分な意味を持ち始めるのだ」と伝えています。
 

CC72554
\2300
ジェームス・マクミラン&ネザーランド放送室内響
 ジェームス・マクミラン:マニフィカト
ジェームス・マクミラン(指揮)
ネザーランド放送室内交響楽団
 マクミラン・シリーズの第2弾が登場です!
 今日もっとも成功している作曲家にして、国際的に活躍する指揮者でもあるジェームス・マクミラン。彼の音楽語法はスコットランドの伝統、カトリック信仰、社会的道義心、およびケルトの民族音楽と強い結びつきを持っています。これらがみな彼の中で、極東やスカンジナヴィア、東ヨーロッパの音楽からの影響と融合しているのです。
 マクミランはスコットランド室内オーケストラのアフィリエイト・コンポーザー(1990-2000)、フィルハーモニア管の「今日の音楽」シリーズの芸術監督(1992-2002)、BBCフィルの作曲家/指揮者(2000-2009)を歴任しています。ボルティモア響、ロッテルダム・フィル、ミュンヘン・フィル、トロント響をはじめとして、数々のオーケストラを指揮してきました。2012年には英国オーケストラ協会から栄誉あるABO賞を授与されています。

■ヴェニ、ヴェニ、エマニュエル— ジェイムス・マクミラン 作品集vol. 1
 オランダ放送室内フィルハーモニー
 ジェイムス・マクミラン(指揮/作曲)
 コリン・カリー(打楽器)
 ゴルダン・リコリック(ヴァイオリン)
 【CD】CC72540

Ediciones Singulares

 ヴェネツィアに本拠を置いている意欲あふれるロマン派フランス音楽の振興団体「パラッツェット・ブルー・ザーネ Palazzetto Bru Zane 」が、このレーベルの企画を一手に引き受けています。
 「1780 〜 1920 年頃の、広義のフランス・ロマン派音楽」に光をあて、高い評価に値するにもかかわらず知られていない天才作曲家たちの作品、あるいはすでに有名な大作曲家たちの見過ごされてきた傑作、そうしたものをていねいに掘り起こすべく、楽譜出版や演奏会企画を続けているこの団体が、Glossa レーベルのディレクターでもあるカルロス・セステル氏との連携で昨年独自のレーベルとして発足させたのが、このEdiciones Singulares 。


ES1008
(2CD+書籍)
\4200→\3790
ロドルフ・クロイツェル(1766〜1831):
 歌劇『アベルの死』全2幕

  (1810年パリ初演/1825改訂再演)
ギィ・ヴァン・ワース指揮
アンサンブル・レザグレマン(古楽器使用)
コンサートマスター:フランソワ・フェルナンデス(vn)
ナミュール室内合唱団
セバスティアン・ドロワ(T/アベル)
ジャン=セバスティアン・ブー(Br/カイン)
ピエール=イヴ・プリュヴォ(Br/アダン)
ジェニファー・ボルギ(Ms/エーヴ)
カティア・ヴェレタズ(S/メアラ)
谷村由美子(S/ティルサ)
アラン・ビュエ(Bs/アナレク)
「フランスのロマン派」は、18世紀末からの伝統があった!?
 フランス派のヴァイオリンの名匠クロイツェルは、稀代の作曲家でもあった——痛快な古楽器サウンドにも感動。「フランスのロマン派音楽の秘曲を紹介する」という、同レーベルのバックボーンである研究振興団体パラツェット・ブルー・ザーネの趣旨をなにより的確に表しているのが、このアルバム。古楽大国ベルギーで今や最も多忙な活躍をみせている古楽器バンド系指揮者のひとり、ギィ・ヴァン・ワース率いる凄腕集団レザグレマン(コンサートマスターは「あの」超実力派)があざやかに描き上げてゆく初期ロマン派の傑作です。ちょうどベートーヴェンと同時期に活躍し、フランス派のヴァイオリン演奏法の達人としても知られているクロイツェルが「ヴァイオリン音楽以外」でこれほどの傑作を書いていたとは!!
 旧約聖書「創世記」にある有名な弟殺しの物語を題材に、ナポレオン治世下の帝政フランスで初演され(少し前にはメユールの「ジョゼフ」、少し後にはロッシーニの「モイーズ」など、19世紀初頭のフランスでは旧約聖書系オペラが折々人気をとっていました)、王政復古後1825年に改訂再演もなされたこの大作、オーケストレーションはまさにロッシーニやメンデルスゾーンの同時代らしさが感じられる充実ぶり。そして何より歌手陣が素晴しい...この種の企画でエルヴェ・ニケやマルゴワールらとも共演している名歌手プリュヴォやヴェレタズ、ル・ポエム・アルモニークともしばしば仕事をしてきたアラン・ビュエなど、15年ほどするとドミニク・ヴィスやサンドリーヌ・ピオーのような存在になっていること間違いなしの今をときめく名歌手が勢ぞろい。そうした名演ぶりもさることながら、作品成立状況、作曲家の生涯、帝政フランスの世情などを図版入りで多角的に解き明かす「本文」の情報量にも驚かされます(仏語・英語のみ)。ぜひ解説翻訳付でお届けしたくなる内容ですが、まずは輸入盤で
 


ES1007
(2CD+書籍)
\4200→\3790
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735〜1781):
 歌劇『ゴールのアマディス』全3幕

  (1778年パリ初演・台本フランス語)
ディディエ・タルパン指揮
アンサンブル・ムジカ・フロレア・プラハ&
ソーラメンテ・ナトゥラーリ・ブラティスラヴァ(古楽器使用)
ムジカ・フロレア声楽アンサンブル
フィリップ・ドー(T/アマディス)
カティア・ヴェレタズ(S/オリアーヌ)
ヒェルディス・テボー(S/アルカドンヌ)
ピエール=イヴ・プリュヴォ(Br/アルカライス)
リリアナ・ファラオン(S/ユルガンド/独唱)
マルティン・ミクシュ(Br/憎悪の権化、
アルダン・カニルの声、独唱4)
ルツィエ・スレパーンコヴァー(Ms/不和の権化、独唱2)
アンドレア・ブロジャーコヴァー(S/独唱1)
ドゥシャン・ルージチカ(T/独唱3)
モーツァルトが強烈に影響を受けた、大バッハの末子クリスティアン。
 晩年、グルックその他が活躍するパリで発表したこの傑作がついに フランス語台本&痛快そのものの古楽器演奏で味わえる日が。こちらは古典派全盛期...否、フランス音楽史的には「グルックの時代」ともいうべき18世紀後半に、かの大バッハの末子クリスティアンがロンドンからパリへ出、新機軸のブレイクスルーをはかった意欲作。単なるレチタティーヴォとアリアの交錯にとどまらない(それだって、ミラノとロンドンを制したこの作曲家がやると桁外れに良い音楽ばかりになるのですが...)
 エキサイティングな音作り、一貫したドラマ性はまさにグルック以降のフランス歌劇界ならでは、という傑作ですが、これまでドイツ語歌唱&現代楽器の録音しかなかった不遇の1編。それがついに、ル・ポエム・アルモニークのDVD(Alpha)でも合奏参加している気鋭集団ムジカ・フロレアらの絶妙古楽器オーケストラ、上記クロイツェル作品でも活躍している欧州最前線の名歌手たちによって、完全フランス語台本どおりに録音されたとは、古楽器演奏ファンにとって感激するしかない事態ではないでしょうか?
 価値観の変動する1770年代のフランス(マリー・アントワネットの時代)について多角的に解説した「本文」の充実度も注目です(英語・仏語のみ)。一刻も早く訳付紹介したい傑作企画なのです。
 


ES1010
(2CD+書籍)
\4200→\3790
オローヌ:ローマ大賞カンタータ
マックス・オローヌ(1875〜1959):
 1. カンタータ「フレデゴンド」(1897)
 2. 木蔭にて
  〜合唱と管弦楽のための習作(1897)
 3. 夏〜合唱と管弦楽のための習作(1894)
 4. カンタータ「メリュジーヌ」(1896)
 5. 嵐のあいだ
  〜合唱と管弦楽のための習作(1896)
 6. カンタータ「クラリス・ハーロウ」(1895)
 7. カンタータ「呪われた町々」(1899)
 8. 讃歌(1895)
 9. スポーザリツィオ
        (1895/管弦楽版1939)
エルヴェ・ニケ指揮 ブラッセルズ・フィルハーモニック
フランデレン放送合唱団
シャンタル・サントン、ヴィルジニ・ポション、
ガブリエル・フィリポネ(S)
ジェニファー・ボルギ、
マリー・カリニン、
ノエル・スヘーペンス(Ms)
フレデリク・アントゥーン、
ジュリアン・ドラン、
マティアス・ヴィダル(T)
アンドルー・フォスター=ウィリアムズ(Br)
ジャン・テイチェン、
ヨーリス・デルデル(Bs)
ラヴェルと同じ年に生まれ、ラヴェルが落選しつづけた「ローマ大賞」で好成績に輝いた、時代に愛された天才。
 ベルリオーズを彷彿させる作風を、ニケが痛快に料理。「フランス近代」を語るうえで外せない、若手作曲家の登竜門である作曲コンクール、ローマ大賞。ベルリオーズ、フローラン・シュミット、デュティユー...とこの賞で世に出た大作曲家も多い一方、意外と見過ごされがちな知られざる大家が「最も意欲的だった若手時代に書いた傑作」も、数多くこの作曲コンクールで賞をとっているのです。
 ここにまとめて紹介されるのは、指揮者としての活躍でも辛うじて名を残しているマックス・ドローヌという思いがけぬ天才。マスネ門下で研鑽を積み、世紀末的退廃に流されてしまわない充実しきった音作りの意気揚々とした迫力、艶やかな和声の流れなどには、どこかベルリオーズ中後期の作風にも相通じるところが感じられるのでは。同い年のラヴェルよりも、むしろ歳の近いところではベルギーのジョンゲン、ロシアのラフマニノフあたりに近い感性かもしれません。そうした美質が引き立つのも、やはり演奏の良さあればこそ。なにしろ指揮は古楽界を震撼させてきた異才エルヴェ・ニケ——昨今もサン=サーンスの同種作品で成功をおさめている彼が、ベルギー随一の気鋭団体ブラッセルズ・フィルハーモニックの精緻さと機能性とをフルに引き出し、実力派歌手たちと織り上げる音楽世界は、1900年前後のフランス音楽に目がない玄人リスナーにもお勧めしたい内容。作曲家自身の文章、ローマ大賞165年の歴史を省察する長大な論考など、「本文」の充実度も感激(仏語・英語のみ)。じっくり付き合いたい“1冊”です。
 


ES1011
\3000→\2790
ジュール・マスネ(1842〜1912):
 歌劇『テレーズ』全2幕

        (1907年パリ初演)
アラン・アルティノグリュ指揮
フランス国立モンペリエ歌劇場管弦楽団&合唱団
ノラ・ギュビシュ(Ms/テレーズ)
シャルル・カストロノーヴォ(T/アルマン・ド・クレルヴァル)
エティエンヌ・デュピュイ(Br/アンドレ・トレル)
フランソワ・リス(Bs/モレル)
イヴ・サーレンス(T/将校)
パトリック・ボレール(Br/将校、巡査)
ガスパール・フェレ(BoyS/声
 ラヴェルの「スペインの時」と同じ日に初演された「大御所の短編」をCD1枚で。企画内容の充実度、 歌劇界の寵児と注目歌劇場の活躍にただ、感激。 ご存知のとおり、マスネー(このご案内で一番有名な作曲家?)は19世紀後半のフランスで最も人気の高かったオペラ作曲家のひとりで、門弟も数多く(上記オローヌの師匠でもあります)、19世紀歌劇界を見直すならこの作曲家はどうしても折々に注目することになるに違いない...という大御所(器楽の世界におけるサン=サーンス、半世紀前のマイヤベーアのような存在?)。『テレーズ』はメジャーの録音も多いとはいえ、パラツェット・ブルー・ザーネの企画で新たな演奏がCD1枚に収まって登場するうえ、豪華な読み物(仏語&英語のみ)のついたハードカバー仕様でのリリースはやはり見過ごせません。
 ラヴェルの『スペインの時』と同じ日にペアで初演されたこの佳作に、ここ20年来なにかと意欲的な企画を数多く成功させてきているフランス歌劇界の注目劇場、モンペリエ歌劇場の実力派たちが正面から向き合ってくれました。アルティノグリュはアルメニア系フランス人の俊英で、この劇場とも充実した活動を続けている現代歌劇界の寵児ぱこれまで国内仕様の録音媒体ではほとんど登場したことはないかもしれませんが、ここ10年ほどのフランス音楽メディアでは何かと露出の多い話題の人物でもあります。その作品解釈をじっくり聴き極めるもよし、歌手ひとりひとりの妙技に酔いながら「話題の歌劇場」をたっぷり味わうもよし——「本文」の充実度(仏語・英語のみ)にとどまらない演奏企画の頼もしさも、このEdiciones Singularesというレーベルのまたとない魅力なのです(なお、このアルバムが最新リリースとなります...どうぞご注目を)

FORLANE


FOR216872
(2CD)
\2600
レイナルド・アーン:オペレッタ「シブレット」
 1958年10月17日スタジオ録音
ゲオリ・ブエ(田舎の娘、シブレット)
ロジェ・ブルダン(市場の総督、デュパルケ)
ミシェル・アメル(若い貴族、アントナン)
カミーユ・モラーヌ(キャプテン、ロジェ)
マドレーヌ・ドゥルオ(ロジェの愛人でアントナンに気のある、ゼノビー)
ジェルメーヌ・ミシェル(ピングレット夫人)
ジェルメーヌ・コルネイ
ジュネヴィエーヴ・オレル 他
シュール・グレシェ指揮
フランス放送リリック管弦楽団、合唱団
ボーナス・トラック-①
1952年にフランス・パテ(EMI)が収録した同オペレッタの抜粋(14曲)を収録
 ゲオリ・ブエ(シブレット)
 ロジェ・ブルダン(デュパルケ)
 レイモン・アマード(アントナン)
 ガストン・レイ(ロジェ)
 マルセル・カリヴェン指揮
 ボーナス・トラック-②
  1923年4月23日の初演時に残されたとされるアリア集(5曲)を収録
   エドメ・ファヴァール(シブレット)
レイナルド・アーン(Reynaldo Hahn 1875-1947)による代表作オペレッタ「シブレット」は、若い貴族アントナンと田舎の娘シブレットの恋を描いた物語り。ゼノビーの存在などですれ違うも、引き合う2人はデュパルケの仲介によって結ばれます。
  ※多くの美しいメロディを持った楽しい作品です。
 ※全体を通して音質はとても良いのですが、マスターに起因する問題で所々、音が左右前後の一方に偏ったりする状態が聴かれます。ご注意ください。
 ※フランスの国民的歌手ながら映画にも出演するなどゲオリ・ブエの声の演技の上手さ、魅力に引き込まれます。
 カミーユ・モラーヌがハンサムな「ロジェ」役で出演しているのもモラーヌ・ファンには嬉しい限りです。
※同曲で現存するアルバムは少なく、オペレッタ・ファン・マニア向けとして貴重な発売、待望の復刻と成ります。

FUGA LIBERA



FUG714
\2800→\2590
アレクサンダー・ルーディン (指揮・チェロ)
 ドヴォルザーク:
  チェロ協奏曲 イ長調 B. 10
   (オーケストレーション=Jarmil Burghauser)
  弦楽セレナーデ ホ長調 Op. 22
アレクサンダー・ルーディン (指揮・チェロ)
ムジカ・ヴィーヴァ
 指揮者、そしてチェリストとして活躍するルーディンが、まさにその両方で活躍する新譜。でもチェロの弾きふりって・・。
 ちなみにチェロ協奏曲は、あの有名なチェロ協奏曲ではなく、ドヴォルザークの習作時代である1865年に作曲されたものです。


指揮者ルーディンといえばこれを思い出す。
Beethoven - Symphonies Nos. 1 & 6
MFUG 564
(国内盤)
\2940
アレクサンドル・ルーディン指揮&ムジカ・ヴィーヴァ室内管
 ベートーヴェン:交響曲第1番・第6番「田園」

ベートーヴェン(1770〜1827):
 1. 交響曲 第1番 ハ長調 作品25
 2. 交響曲 第6番 変ロ長調 作品68「田園」
アレクサンドル・ルーディン指揮
ムジカ・ヴィーヴァ室内管弦楽団
FUG 564
輸入盤
(日本語解説なし)
¥1990

 室内オケに重厚さを求めるのは甚だお門違いなのはわかっているのに、このアンティックな家具のような重量感・存在感は何だ・・・。もっとお手軽お気軽演奏を期待していたのに、こんな重心の低い個性的「室内オケ・ベートーヴェン」を聴かされるとは!緊密で水準の高いアンサンブル、そして自由な解釈。
 レコ芸では、「すべてがうっとうしい」、「こざかしさの限り」、「耳障り」、「間がうるさい」、「音が貧しい」、「迫力に乏しい」、「表情がすべて思いつき」、「全編小細工の山」、「こういうベートーヴェンがはびこってくるのはおそろしい」と悪口雑言のオンパレード。これだけ言われると壮観。かつてスヴェトラーノフもバティスもレコ芸では散々だった。勇気ある方はどうぞお試しあれ・・・って、店主的にはそこまで言われるほど無茶な演奏には思えないんですが・・・。
 今や、超・高水準な演奏を聴かせる古楽器楽団がシベリアでも活躍しているくらいですから、かつては社会主義体制下でオリンピック選手並の伝統肌名匠たちを続々と生み出してきたロシアという国にも、どんどん新しい演奏スタイルが流入、あざやかに咀嚼されているようです。
 ベルギーのレーベルでありながら、これまでも注目度の高いロシアもの企画をいくつかリリースしてきたFuga Libera がこのたび録音してくれたのは、そんな「ロシア最前線」をいやおうなしに感じさせてやまない、まさしく「痛快!」の一言がぴったりなベートーヴェン演奏!
 チェロ独奏者としても名盤あまたのアレクサンドル・ルーディンが1988 年から音楽監督をつとめるムジカ・ヴィーヴァ室内管弦楽団は、古典から現代まできわめて幅広いレパートリーを誇りつつ、ホグウッドやノリントンら古楽畑の指揮者たちとも綿密な共演関係を続け、ディッタースドルフ、サリエリ、アリャビエフ…といった知られざる古典派前後の作曲家たちの名品を自家薬籠中の得意曲とするユニークな楽団。最後にあげたアリャビエフは、FugaLiberaで録音したアルバムが日本でも「レコード芸術」特選をとるなど高く評価されています。本盤は、そんな「ロシア新世代」の飛びぬけた高水準を王道レパートリーで端的に堪能できる名演。
 ヴァイオリンの両翼対向配置なんてもう当たり前、硬質かつ熾烈な叩き込みをみせるティンパニの響きは「第1 番」に明快なクリスピーさを与え、「田園」のクライマックスを劇的に盛り上げる、また絶妙のタイミングで、えもいわれぬ野趣をこめて音を割るホルンといい、信じられない機能性と「味」を感じさせる管楽器ソロといい、もういたるところ聴きどころ満載のベートーヴェンなんです。なんて整然と痛快な「第1 番」、なんてわくわくする「田園」!

MALIBRAN


CDRG202
\1600
ロール・クリュミエール(ソプラノ) 
 マスネ:歌曲集

マスネ:
1. 「プロヴァンスの歌」
2. 「おちびさん」 
3. L'ame des oiseaux (歌曲集「10月の詩」から第6曲)
4. 「蝉の死」 
5. 「閉じた眼」 
6. Dites-lui que je l'aime
7. 「おぼえているの?」 
8. L'heureuse souffrance
9. Je cours apres le bonheur!
10. 「魔法」 
11. 「鐘は何を語る」 
12. Ma petite mere a pleure
13. 「扇子」 
14. Dans le sentier, parmi les roses
15. Loin de moi ta levre qui ment
16. 「アンダルシアの歌」 
17. 「感傷的なな夢」
18. 「やさしい春が」 
19. 「愛する時」 
20. 「セヴィリャーナ」
21. 「鳥たちよ」 
22. 「エクスタシー」 
23. Je m'en suis alle vers l'amour
24. 「あぁ、もし花に目があったら」
ロール・クリュミエール(ソプラノ) 
エヴェリーナ・ボルベイ(ピアノ)
#5,17,24: エマニュエル・ベロンジェ(チェロ)
オペラ作品に比べて極端に現役盤の少ないマスネの歌曲集。
300に近い歌曲を残したマスネですが、耳にする事の少ない多くの作品を収録した魅力的なアルバムの登場です。
 質素で美しいメロディが魅力的ですが、どの曲にもマスネの個性が表れ、チャーミングで楽しいアルバムと成っています。
 ロール・クリュミエールは1994年以来、フランスを中心に多くのレハールやベルリオーズなどのフランス・オペレッタやオペラに出演し実力のある若手歌手として知られています。
 日本では、まだ知名度の無い歌手ですが、このアルバムではそれぞれの曲の個性を生かしながら愛しく、しなやかに大切に歌い上げています。
  多くのフランスの作品、演奏家を扱う事に特化したレーベルとして歴史のあるMALIBRANレーベルが自信を持ってお勧めするアルバムです。2012年5月24-27日録音  計61:02分

MODE


MODE 255
\1600
Johannes Schollhorn: clouds and sky
 1. Clouds And Sky
  with Jan-Philip Schulze, Peter Rundel, WDR- Sinfonieorchester KOLN
 2. Rota
  with Jack Quartet
 3. Red and Blue
  Ensemble S
 4. Self-Same-Song
  Gareth Davis
 

MODE 256
\1600
シェルシ: ヴァイオリン作品集
 Divertimenti #2-4 (1954-55)
 L’ame ailee - L’ame ouverte (1964)
 Xnoybis (1964)
Weiping Lin, violin
* Divertimenti #2は初録音。

NEW WORLD RECORDS



80737-2
(7CD)
\12600→\11990
The Art of David Tudor 1963-1992
 デイヴィッド・チューダー の芸術
DISC.1
1.John Cage(1912-1992)
 Variation II(1963)(21:18)
  David Tudor(piano)(live electronics)
   (1963.2.17 Ann Arbor,Michigan(ONCF Festival)
2. Christian Wolff(1934-)
 For 1.2. or 3 People(1964)(24:47)
  David Tudor(baroque organ, live electronics)
  (1972 Tour with Merce Cunnungham Dance Company)
3. David Tudor(1926-1996)
 Bandoneon !(A Combine)(1966)
  David Tudor(live electronics)
   (1966.10.14 or 19 9 Evenings, Theater & Engineering,
    69th Remiment Armony, New York City)
DISC.2
1. Anima Pepsi(1970)(23:37)
2. Pepsobird(1970)(18:25)
3. Pepscillator(1970)(11:37)
 David Tudor(Live electronics)
  (1970 EXPO, Osaka, Japan Pepsi Pavillion)
DISC.3
John Cage/ David Tudor
 1. Mesostics re Merce Cunningham/ Untitled(1972)(55:17)
  (1972.5.8 Pro Musica Nova Festival)
DISC.4
1. Weatberings(1978)(36:25)
 (1991.9.14 Paris)
2. Phonemes(1981)(33:35)
 David Tudor(Live electronics)
  (1992.11.29 Tel Aviv)
DISC.5
1. Rainforest IV(1973)(46:41)
 David Tudor(Live electronics) Phil Edelstein,
  Ralph Jones
   (1980 1.Moderna Museet, Stockholm)
2. Webwork(1987)(25:29)
 David Tudor(Live electronics)
  (1988.3.17 New York City)
DISC.6
1. Rainforest IV(1973)(38:21)
 David Tudor,Bill Viola,Ralph Jones,Martin Kalve,
  Phil Edelstein,John Driscoll(Live electronics)
  (1980.1 Akademie der Kunste,Berlin)
2. Virtual Focus(1990)(28:43)
 David Tudor(Live electronics)
  (1990.10.6 Paris)
DISC.7
Neural Network Plus(1992)(60:30)
 David Tudor,Takehisa Kosugi(Live electronics)
  (1994.6.5 Lison, Portugal)
    

PHI(Φ)



LPH011
(2CD)
\4000→\3690
ヘレヴェッヘ指揮&シャンゼリゼ管弦楽団
 モーツァルト後期3大交響曲

  モーツァルト:
   交響曲第39番 変ホ長調 K543
    同第40番 ト短調 K550
    同第41番 ハ長調 K551「ジュピター」
ヘレヴェッヘ指揮
シャンゼリゼ管弦楽団
 古くはレオンハルトとアーノンクールのバッハ・カンタータ全集という、古楽史上の歴史的録音にも合唱指導で参加していたこの大御所、近年はharmonia mundi でブルックナーを古楽器録音、またPentatone やTalent といった地元ベネルクスの小規模レーベルで、王立フランデレン(ロイヤル・フランダース)管を率いて近代作品やベートーヴェンを録音してみたり、その合間にルネサンスの大家ラッススの本格派アルバムを制作してみたり…と、メジャーレーベルとは離れた場所で驚くべき快進撃を続けていました。
 この巨匠が、ついに自ら主宰する古楽器オーケストラ、シャンゼリゼ管弦楽団とともに立ち上げたのが自主レーべル「PHI(フィー)」。第1弾ではマーラーを出すなど意欲的なレパートリー発掘に挑んだヘレヴェッヘですが、その後はバッハやブラームスなどの声楽大作で得意分野の地盤を固める動きを見せていました。しかし今回のアルバムは・・・モーツァルト・・・しかも後期3大交響曲。
 シャンゼリゼ管弦楽団は、古楽器(作曲当時の状態にある楽器)でベートーヴェン以降のロマン派音楽を演奏するという挑戦を、前世紀からいち早く続けてきた充実団体。当初の録音にはメンデルスゾーンやベルリオーズら管弦楽法の改革者たちの作品が並び、近年では一連のブルックナー交響曲シリーズ、あるいは今年初頭にNaive から出たコパチンスカヤとのベートーヴェン・ヴァイオリン協奏曲など、折々に注目度の高いリリースを続けてきました。


先日再発売が決まったヘレヴェッヘのモーツァルト

仏HM
HMG 501570
¥2300→\2090
ヘレヴェッヘによるモーツァルト
 モーツァルト:
  (1)セレナード第10番 変ロ長調 K.361「グラン・パルティータ」
  (2)セレナード第12番 ハ短調 K.388「ナハトムジーク」
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
シャンゼリゼ管弦楽団のメンバー
 〔マルセル・ポンセール、北里孝浩(Ob)/
  ジェーン・ブース、
  ロレンツォ・コッポラ(Cl)/
  ギ・ヴァン・ワース、
  ヨッヘン・ゼゲルケ(バセットホルン)/
  クロード・モーリ、
  ペトルス・ドンブレヒト、
  クリストフ・フェロン*、
  デニス・メイトン*(ホルン)/
  マルク・ヴァロン、
  ジャン=ルイ・フィアット(バッソン)、
  ミシェル・マルドナード(Cb)〕
 名手ポンセール、コッポラの美音に酔うヘレヴェッヘによるモーツァルト

 録音:1995 年6 月 * はK.361 のみの参加

 ヘレヴェッヘによるモーツァルト。管楽合奏の名曲2 篇の、オリジナル楽器の名手ぞろいのシャンゼリゼ管弦楽団のメンバーによる演奏です。
 ポンセールや北里といった名手のほか、現在フライブルク・バロック・オーケストラでも活躍している名手コッポラのクラリネットの音色も堪能できる魅力盤。ヘレヴェッヘの、しなやかで自然にして、上品な着地のフレージングを見事に実現した演奏で、数ある同曲の名盤のなかでもユニークな光を放つ名盤です。

Philharmonia Baroque



PBP06
\2600→¥2290
ベートーヴェン:
 交響曲第4番変ロ長調 Op.60
 交響曲第7番イ長調 Op.92
ニコラス・マギーガン指揮
フィルハーモニア・バロック管
2012年11月10-11日(第4番)、2009年9月12-13日(第7番)、カリフォルニア州、バークレー、ファースト・コングリゲーショナル教会でのライヴ録音

 イギリス古楽器奏者達が口をそろえて素晴らしいアーティストだというマギーガン。
 きちんとしたたたずまいに、すっきりした解釈という印象の指揮者。そのマギーガンが現在音楽監督を務めるのがフィルハーモニア・バロック管弦楽団・・・そのオーケストラが創立30周年を記念した自主制作盤をリリース。
 まだリリース数は少ないのだが、最近ちょっと新録音がご無沙汰だった両者の充実した演奏が楽しめる。今回は古楽器オケの宿命であり最大の腕の見せ所であるベートーヴェン。しかも4番7番!
 


PBP05
\2600→¥2290
ブラームス:
 セレナード第1番ニ長調 Op.11
 セレナード第2番イ長調 Op.16
ニコラス・マギーガン指揮
フィルハーモニア・バロック管 
録音時期:2010年2月13-14日(第1番)、2012年3月10-11日(第2番)
 録音場所:カリフォルニア州、バークレー、ファースト・コングリゲーショナル教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)



フィルハーモニア・バロック自主制作盤旧譜
Haydn: Symphonies 88, 101 ‘Clock’ & 104 ‘London’
フィルハーモニア・バロック自主制作盤
PBP02
¥2600→¥2290
ハイドン:
 (1)交響曲104番「ロンドン」
 (2)交響曲88番
 (3)交響曲101番「時計」
ニコラス・マギーガン指揮
フィルハーモニア・バロック管弦楽団
(1)2007年2月10、11日、(2)2008年11月15、16日、(3)2009年9月12、13日 First Congregational Churchライヴ

 1950年、ロンドン生まれの指揮者マギーガン。
 ケンブリッジとオックスフォードで教育を受け、1970年代初期に本格的な音楽活動を開始、ホグウッドなどの多くの録音にバロック・フルート奏者として参加した。
 その後1985年から、今回の主役であるサンフランシスコのフィルハーモニア・バロック管弦楽団の音楽監督となり、その後ずっと活動をともにしてきた。マギーガンはスコットランド歌劇場の首席客演指揮者、スウェーデンのドロットニングホルム劇場の首席指揮者として活動しているが、やはりその活動の中心はフィルハーモニア・バロック管弦楽団にあるといっていいだろう。
 しかしマギーガンはアメリカ中心の活動のせいか日本での知名度は異常に低い。が、ロンドン王立音楽大学名誉学位、ドイツのハレ・ヘンデル・フェスティヴァルのヘンデル賞、ドロットニングホルム劇場友の会の名誉勲章を受賞、さらにゲッティンゲン大学の哲学科の名誉教授となり、そして先日はついに大英帝国勲章のOBEが与えられた。まさに伝説的な指揮者といっていい。
 そのマギーガンといえばヘンデル。これまでグラミー賞にノミネートされたり、グラモフォン賞を受賞したヘンデルの録音が有名である。しかし今回取り上げたのはハイドン。そしてやはりロンドン生まれのマギーガンだけあって、まずは名刺代わりに第104番「ロンドン」。今までのマギーガンに抱いていた印象そのままの、きわめて紳士的で洗練された演奏。フェイとは比べるまでもなく、ガーディナーやブリュッヘンたちとも違った、古楽器第3楽派とでもいうべき、まっすぐな演奏。これが英国紳士の解釈であり、アメリカ西海岸の演奏なのである。
Berlioz Les Nuits d’Ete & Handel Arias
フィルハーモニア・バロック自主制作盤
PBP01
¥2600→¥2290
追悼/ロレイン・ハント・リーバーソン
 ベルリオーズ:夏の夜 Op. 7
 ヘンデル:オペラ・アリア集
    〜「ジューリオ・チェーザレ」、「オットーネ」、
     「クレタのアリアンナ」、「ラダミスト」、「アグリッピーナ」
ロレイン・ハント・リーバーソン(メゾ・ソプラノ)
ニコラス・マギーガン指揮
フィルハーモニア・バロック管弦楽団
 フィルハーモニア・バロック自主レーベルがリリースした第1弾は、2006年7月に、癌のため53歳で惜しくも亡くなった、アメリカの名メゾ・ソプラノ、ロレイン・ハント・リーバーソン(1954-2006)の名唱集。
 追悼盤ということではないのかも知れないが、マギーガンにとっては忘れられぬアーティストだったのだろう。情感を込めた非常に芯の強い歌声。アメリカの古楽界は惜しい人を亡くした。
Vivaldi: The Four Seasons
フィルハーモニア・バロック自主制作盤
PBP03
¥2600→¥2290
ヴィヴァルディ:
 ヴァイオリン協奏曲「四季

 ヴァイオリン協奏曲変ロ長調 RV.375
 ヴァイオリン協奏曲ホ短調「お気に入り」RV 277
 ヴァイオリン協奏曲 ホ長調「恋人」 RV 271
エリザベス・ブルーメンストック(Vn)
ニコラス・マギーガン指揮
フィルハーモニア・バロック管弦楽団
フィルハーモニア・バロック、そしてアメリカン・バッハ・ソロイスツでもリーダーを務めるエリザベス・ブルーメンストックをソリストにヴィヴァルディの「四季」をお贈りする。
これからの発売ということになるが、おそらく昨今流行の過激系演奏ではなく、きわめて穏当なしかし気品あふれる演奏になるのではないか。


PIANO CLASSICS


PCL0053
\1300
アレクサンダー・コルサンティア(pf)
 プロコフィエフ:ピアノソナタ第7番、第8番 
 ストラヴィンスキー(G.アゴスティ、A.コルサンティア編):火の鳥
アレクサンダー・コルサンティア(pf)
 


PCL0054
\1300
アレクサンドル・ギンジン(pf)〜トランスクリプション集
 ラフマニノフ:楽興の時Op.16
 トランスクリプション集
  J.S.バッハ:
   無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番BWV.1006より/
  ビゼー:「アルルの女」第1組曲からメヌエット/
  メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」からスケルツォ/
  ラフマニノフ:
   12の歌曲Op.21より「リラの花」、
   6つの歌曲Op.38より「ひなぎく」/
  チャイコフスキー:子守歌/
  ムソルグスキー:「ソロチンスクの市」からゴパック/
  リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行/
  クライスラー:愛の悲しみ、愛の喜び/
  ラフマニノフ:V.R.のポルカ
アレクサンドル・ギンジン(pf)
 

PCL0051
\1300
アルカン:
 片手ずつと両手のための3つの大練習曲Op.76
 ソナチネOp.61、2つピアノのための小品Op.60
  「私の大切な自由」「私の大切な束縛」
アレッサンドロ・デリャヴァン(pf)
 

PCL0052
\1300
フランク:
 ヴァイオリンソナタ(コルトー編曲によるピアノ独奏版)
 前奏曲 フーガと変奏曲Op.18、
 前奏曲 コラールとフーガ
ドメニコ・コディスポティ(pf)

SOLSTICE


SOCD 294
\2000→\1890
セザール・フランク:
 ルツ〜聖書「ルツ記」によるオラトリオ
 ※世界初録音
ブリジット・アントネル(ソプラノ)
カロリーヌ・カザドゥシュ(ソプラノ)
ルーラ・サファール(メゾ・ソプラノ)
ジャン=ルイ・セル(バリトン)
ピエール・ヴェロ(テノール)
マルタン・バラール指揮
パリ第11大学(オルセー)交響楽団、合唱団    
録音:2012年
 1843〜45年、フランク21歳〜23歳の作品。 世界初録音 スリップケース仕様

TACET



205
\2500→\2290
「7 with One Stroke!」 ヴィヴァルディ:協奏曲集
 1. 3つのヴァイオリンのための協奏曲 ヘ長調 RV.551
 2. ヴァイオリンとチェロのための協奏曲 変ロ長調 RV.547
 3. 4つのヴァイオリンのための協奏曲 ホ短調 RV.550
 4. 2つのチェロのための協奏曲 ト長調 RV.531
 5. 2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 RV.522
 6. 4つのヴァイオリンのための協奏曲 ホ短調 RV.580
  (編曲:Jochen Neurath)
 7. 歌劇「ティト・マンリオ」 RV.778からアリア:「Il figlio, Il reo」
アリアドネ・ダスカラキス(Artistic Direction&ヴァイオリン)
シュトゥットガルト室内管
名手ぞろいのシュトゥットガルト室内管弦楽団による清涼感あふれる美しいヴィヴァルディの演奏集。
 楽器への鋭いアタックが交互する様を音の良さで知られるTACETレーベルの録音が見事にとらえています。2012年ロートリンゲンのプロテスタント教会での録音
 


S 196
(SACD Hybrid)
\2500→\2290
アウリン弦楽四重奏団
 ドヴォルザーク:室内楽作品集

①弦楽六重奏曲 イ長調 op.48
 マティアス・リンゲンフェルダー(ヴァイオリン.I)
 エンス・オッパーマン(ヴァイオリン.II)
 スチュアート・イートン(ヴィオラ.I)
 クリスティアン・アルテンブルガー(ヴィオラ.II)
 パトリック・デメンガ(チェロ.I)
 アンドレアス・アーント(チェロ.II)
②ヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲 ハ長調 op.74
 クリスティアン・アルテンブルガー(ヴァイオリン.I)
 マティアス・リンゲンフェルダー(ヴァイオリン.II)
 スチュアート・イートン(ヴィオラ)
③ヴァイオリンとヴィオラのための三重奏のための「ミニアチュール」 op.75a 
 マティアス・リンゲンフェルダー(ヴァイオリン.I)
 イエンス・オッパーマン(ヴァイオリン.II)
 スチュアート・イートン(ヴィオラ)
クリスティアン・アルテンブルガー(ヴァイオリン) 
パトリック・デメンガ(チェロ)
アウリン弦楽四重奏団
マティアス・リンゲンフェルダー(ヴァイオリン) 
エンス・オッパーマン(ヴァイオリン)
スチュアート・イートン(ヴィオラ)
アンドレアス・アーント(チェロ)
 アウリン弦楽四重奏団は1982年、ケルンで結成されアマデウス弦楽四重奏団、ガルネリ弦楽四重奏団に学び、各地のコンクールで優秀な成績を収め、多くの演奏活動を行っています。
 古典から現代曲までの幅広いレパートリーをもち、深い造形力と明確な構成力に基づいた、緊張感のある演奏が特徴的な団体です。
 既にシューベルト、ヴォルフ、バルトークの弦楽四重奏曲を全集として多岐に及ぶレーベルから発売しており、その実力は多くの人々の認めるところです。2010年11月ドイツ、ホンラートでの録音
 このアルバムは、SACDサラウンド・システムでは、5.1version リアル・サラウンド・サウンド。また、通常のSACD、CD、DVDプレイヤーでは通常のステレオ・サウンドとしてお楽しみ頂けるハイブリッドSACD CDです。

 UNITED CLASSICS


T2CD2012135
\1600
The Mufitians of Grope Lane
 パーセルのイギリス俗歌集 グロウプ小路の楽士たち
シティ・ウェイツ
 

T2CD2012136
(3CD)
\3000
モンテヴェルディ:歌劇「ポッペアの戴冠」 アルベルト・ゼッダ指揮、
プロ・アルテ・バッサーノ管弦楽団、
ダニエラ・デッシ(Sop)
アデリサ・タビアドン(MSop)
ジョゼッラ・リージ(Sop)
アルマンド・カフォーリオ(Bs)、他
 

T2CD2012137
(2CD)
\2400
ヴィヴァルディ:歌劇「オリンピアーデ」 ルネ・クレマンシック指揮、
クレマンシック・コンソート、
アンドルー・ウォーカー・シュルツ(Bs)
ルチア・メーウセン(MSop)
エリーザベト・フォン・マグヌス(MSop)
ミーケ・ファン・デル・スルス(Sop)
ジェラール・レーヌ(C-T)
アリス・クラストフェリス(Sop)、他
 

T2CD2012138
\1600
W.F.バッハ:室内楽曲集 クリストフ・フントゥゲボールト指揮、
アンサンブル・サン・スーシ・ベルリン、他
 

T2CD2012139
\1600
グレゴリオ聖歌集 ゲルレーフェ・ベネディクト会修道院スコラ
 

T2CD2012140
\1600
サティ:ピアノ曲集
 3つのジムノペディ、3つのグノシエンヌ、
 犬のためのぶよぶよとした前奏曲、
 太った木製人形のスケッチとからかい、
 世紀ごとの時間と瞬間の時間
ヤン・カスパーセン(pf)
 

T2CD2013003
\1600
シークフリート・カルク=エレルト:歌曲集 マルクス・シェーファー(Ten)
エルンスト・ブライデンバッハ(pf)
  
T2CD2012127
\1600
ヘンデル:
 水上の音楽
 合奏協奏曲Op.6-4
ズジスワフ・ショスタク指揮、
ウッチ室内管弦楽団
 
T2CD2012128
\1600
モーツァルト:
 弦楽四重奏曲第19番K.465「不協和音」
 弦楽四重奏曲第15番K.421
シャロン四重奏団
 
T2CD2012129
\1600
パーセル:しばし楽の音に マイケル・チャンス(C-T)
リチャード・ブースビー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マギー・コール(Harpsichord)
ナイジェル・ノース(テオルボ)
 
T2CD2012132
\1600
プッチーニ:歌劇「妖精ヴィッリ」 ブルーノ・アプレア指揮、
イタリア国際管弦楽団、
ホセ・クーラ(Ten)
ナナ・ゴルダーゼ(Sop)
ステファノ・アントヌッチ(Bs)、他

ZIG ZAG TERRITOIRES


Beethoven: Sonates Volume 3
ZZT 318
(3CD)
¥5000→\3990
ランソワ=フレデリク・ギィ
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集第3巻

 No. 1 、No. 2 、No. 3 、No. 26、No. 27
 No. 29、No. 30、No. 31、No. 32
フランソワ=フレデリク・ギィ
 早くも、新時代の定盤なるや。
 第1巻から話題騒然。フランスの若獅子ギィが放つ、とてつもないカリスマ性に貫かれた「鍵盤音楽の新約聖書」ことベートーヴェンの32曲。
 Naive レーベルでフィリップ・ジョルダン指揮フランス放送フィルと録音したベートーヴェンの協奏曲5曲が、時として辛辣な批評もいとわないフランスの批評界を騒然とさせたのも、はや数年前のこと。アンヌ・ガスティネルとのチェロ・ソナタも軒並み高評価、その後Zig-Zag Territoires に移籍し、あのリスト中期の難曲集『詩的で宗教的な調べ』の全曲録音で圧倒的な存在感を印象づけ、日本でも『レコード芸術』特選をもぎとったあと、やおら登場した「鍵盤音楽の新約聖書」ことベートーヴェンのソナタ全32曲録音プロジェクト。ついに完結。


ランソワ=フレデリク・ギィ
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集第1・2巻
 
Beethoven: Sonates Volume 1
ZZT111101
(国内盤・日本語解説書つき・
3枚組)
\5040
ランソワ=フレデリク・ギィ
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集第1巻
  ソナタ第4番〜第14番 「作品7」から「月光」まで

ベートーヴェン:
《CD I》
 ①ソナタ第14 番嬰ハ短調op.27-2「月光」②ソナタ第9番ホ長調op.14-1
 ③ソナタ第10 番 ホ長調op.14-2 ④ソナタ第11 番 変ロ長調op.22
《CD II》
 ⑤ソナタ第8番 ハ短調op.13「悲愴」⑥ソナタ第5番 ハ短調op.10-1
 ⑦ソナタ第6番 ヘ長調op.10-2 ⑧ソナタ第7番 ニ長調op.10-3
《CD III》
 ⑨ソナタ第13 番 変ホ長調op.27-1「幻想曲風」
 ⑩ソナタ第12 番 変イ長調op.26「葬送」⑪ソナタ第4番 変ホ長調op.7
フランソワ=フレデリク・ギィ(ピアノ)
ZZT111101
(輸入盤・3枚組)
日本語解説なし
¥5000→\3990

 ギィというピアニストは「艶やかさを備えた硬派」、本格的にベートーヴェンの音楽世界と組み合えるだけの力量をそなえているうえ、音の仕上がりをただ質実剛健なだけにしてしまわない、絶妙なセンスで言葉を選んでみせる魅力的な話し相手のような、そんな作品解釈を縦横無尽、思うがままに展開してみせます。
 「悲愴」「幻想曲風」「葬送」「月光」、確かに今回の3枚には綽名つきの傑作も少なからず含まれてはいるものの、収録されているのは第4番から14番(あえて最初の曲集「作品2」にまとめられた第1〜3 番を外しているのがもう、ものすごく意図的でワクワクするじゃありませんか——シリーズ後続刊、どんな手で攻めてくるのか?)、作曲年代にして1796〜1802 年ときわめて短期間に集中していますから、作風的にはかなり似通ったものばかりになっているはずなのに、ひとつとして同工異曲な印象を与えない。ごらんのとおりの意図的な曲順もあるのでしょうが、曲構造をがっちり打ち出しながら、微妙な間、繊細なタッチの妙ひとつで曲のリアリティというか、身近さがぐいっと強くなる。
 いや、これは聴いてみていただくのが一番でしょう。曲配列・音楽内容についてわかりやすく解き明かす解説文(全訳付)も圧倒的な読みごたえ。先々まで愉しめる、否「新たな決定盤」になること必至の全曲録音のスタートです!

 
 
Beethoven: Sonates Volume 2
ZZT304
(国内盤・日本語解説書つき・
3枚組)
\5040
フランソワ=フレデリク・ギィ
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集vol.2

《CD I》
 ①ソナタ第15 番 ニ長調op.28「田園風」
 ②ソナタ第19 番ト短調op.49-1
 ③ソナタ第20番 ト長調op.49-2
 ④ソナタ第21 番 ハ長調op.53「ヴァルトシュタイン」
《CD II》
 ①ソナタ第16 番 ト長調op.31-1
 ②ソナタ第17 番 ニ短調op.31-2「テンペスト」
 ③ソナタ第18 番 変ホ長調op.31-3「狩」
《CD III》
 ①ソナタ第23 番 ヘ短調op.57「熱情」
 ②ソナタ第25番 ト長調op.79
 ③ソナタ第24 番 嬰ヘ長調op.78「テレーゼ」
 ④ソナタ第28番イ長調op.101
 ⑤ソナタ第22 番 ヘ長調op.54
フランソワ=フレデリク・ギィ(ピアノ)
ZZT304
(輸入盤3枚組)
日本語解説なし
¥5000→\3990

 全集第2巻は、初期の終わりから「傑作の森」にかけて、中期のいちばん充実したところを収録!
 未来の巨匠候補が続々とあらわれ、欧州楽壇の勢力図が静かに塗り替わりつつある昨今、21世紀の「ベートーヴェン弾き」として着実に存在感を強めてきたフランスの若獅子、フランソワ=フレデリク・ギィ。昨年末に日本リリースされたソナタ全曲録音シリーズ第1巻(ZZT111101)もさっそく『レコード芸術』特選に輝きましたが、今度の「第2巻」はそこでふくらんだ期待感をさらに盛り上げてくれる内容!
 なにしろ前作では、比較的作風の似通った曲が多いような印象もある初期作品ばかりを集め、そのひとつひとつの個性をあれだけ明確に際立たせてくれたのですから、そのあと「テンペスト」近辺から「熱情」近辺にいたる、交響曲で言えば第3番「英雄」から第6番「田園」くらいまでのあいだに書かれた、いわゆる「中期の森」の傑作をすべからく収めた今回の第2巻が、どうしてファンの心を躍らせずにいられましょう?!
 しかも、あの謎めいた「第28番」と、番号では19〜20番にはなっているものの作曲年代は第1〜第3ソナタとほぼ同時期にあたる2曲の小ソナタも含め、おそらくベートーヴェンの初期から後期へと至る作風の広がりを最も端的に味わえるのは、ギィの全曲録音ではこの第2巻ということになるわけです。
 現代作曲家であり音楽祭主宰者でもあるマルク・モネのお墨付きコメント(第1巻解説)にあったとおり、ギィは選曲・曲順にこだわりぬき、彼自身の磨き抜かれた、そして自然体を崩さないのにオーラを放ってやまない個々の絶妙解釈を、最も深く味わえる曲順で配列しているようです。
 大気が呼吸するかのように柔軟な「ヴァルトシュタイン」、静かな謎めきが息づく「テンペスト」、そして痛快な「熱情」...と超・有名曲がじっくり聴き深めるに足る銘解釈なのはもちろん、他のさまざまなソナタの個性が気持ちいいくらい明確に感じられるのは、やはり弾き手の傑出した腕前ゆえのこと。





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