CHRISTOPHORUS
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暗闇の中の色彩 〜 アレクサンデル・アグリコラ:器楽作品集
イン・ミネン・ツィン/
私の愛しい女は、あらゆるすぐれた才にたけ/
タンデルナーケン/美しきわが愛に別れを告げても/
D.私は愛さずには/
チェクス・ノン・ユディカート・デ・コロリブス/
ただ死を/デュオ/私の父は農夫です/われがすべて/
エラス・マダメ、クエ・フェライジェ/尽くす人/
絶望的な運命の女神/フィッチ:アグリコラVIII、アグリコラIX |
アンサンブル・レオネス
マルク・レヴォン
(リュート、
ギター、
チェトラ、
ヴィオラ・ダルコ、
指揮) |
フランドル楽派の器楽のエキスパート。アレクサンデル・アグリコラの芸術!
15世紀後半〜16世紀初期にイタリア、フランス、ネーデルラントなどヨーロッパの各地で活躍し、器楽作品を中心に優れた作品を遺したフランドル楽派の作曲家アレクサンデル・アグリコラ(ca.1456−1506)。
同じフランドル楽派のオケゲムやジョスカン、イザークたちの作曲技法を感じさせるアグリコラは、フランドル楽派有数の器楽作品の作曲家であり、フランス宮廷時代に接したブルゴーニュ楽派とフランドル楽派の様式を兼ね備えた稀有な存在である。
ジョスカン・デ・プレの器楽作品集(CHR 77348)という画期的なプログラムでクォリティの高い演奏を聴かせてくれたアンサンブル・レオネスは、ドイツで結成された中世&ルネサンスの"器楽作品"のスペシャリストたち。
教会音楽に比べると陽の目を見る機会が限られていたフランドル楽派の"器楽作品"のさらなる発掘、紹介に期待したい。
2012年4月23日−26日、ハイリッヒ・クロイツ教会(スイス)での録音。 |
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J.S.バッハとイタリアの作曲家たち
コレッリ:トランペット・ソナタ イ長調
J.S.バッハ(シェーファー編):協奏曲ニ長調
アルビノーニ:トランペット協奏曲ニ短調
Op.9-2
J.S.バッハ(クンツ編):協奏曲ニ長調 BWV.249
トレッリ:トランペット・ソナタ ニ長調
J.S.バッハ:G線上のアリア
ロマニーノ(シェーファー編):トランペット協奏曲ニ長調 |
トランペット・アンサンブル・
ヨアヒム・シェーファー、
ヨアヒム・シェーファー(トランペット&指揮) |
ドイツ、ドレスデンのピッコロ・トランペットの名手、ヨアヒム・シェーファーと仲間たちのアンサンブルによる"J.S.バッハ"と"同世代の作曲家"たちのトランペット作品集。
「ブランデンブルク協奏曲第2番」での華々しいトランペットの活躍をヒントに、ヨアヒム・シェーファーとロルフ・ヘンリー・クンツが、「宗教作品」を「トランペット協奏曲」にアレンジ!
J.S.バッハの音楽と、同世代のイタリアの作曲家たちの音楽が、ドイツの名トランぺッターの輝かしいサウンドで響く。
2012年3月&10月の録音。 |
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ギターのための前奏曲集
ウィルコックス:ギターのための12の練習曲
タレガ:12の前奏曲
ポンセ:12の前奏曲
ヴィラ=ロボス:5つの前奏曲 |
ティルマン・ホップシュトック(ギター) |
ドイツの名ギタリスト、ホップシュトック!
2012年新録音を加えた"ギターのための前奏曲集"!
ギターとチェロをダルムシュタットとケルンで学び、現在ではドイツを代表するギタリストとして、世界中で活躍するティルマン・ホップシュトック。
ギターのための「前奏曲集」では、アラン・ウィルコックス(1869−1956)とフランシスコ・タレガ(1852−1909)の2作品が2012年の新録音。
イギリス、スペイン、メキシコ、ブラジルの作曲家たちの「前奏曲」を、ホップシュトックのギターが、熱く、美しく、カラフルに奏でてくれる。
2000年5月&2001年9月&2012年 |
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レヒナー:
祝祭ミサ曲(ミサ・スーペル・ドミネ)、
クイド・カオス(24声)、宗教モテット集(1575)より、
クロンボー・モテット(1583)、ラウダーテ・ドミヌム(15声)
ラッスス:主よ、われらの主は
A・ガブリエリ:第2旋法による前奏曲 |
アンサンブル・オフィチウム
ウィルフリート・ロンバッハ(指揮) |
レオンハルト・レヒナ—(c.1553−1606)は、オーストリア出身のドイツの作曲家で、若き日にはラッススに師事したという説も残されている16世紀の音楽家。
イタリア的な手法でドイツ・リートにも大きな影響を与えたレヒナーは、合唱音楽の作曲、指揮、指導に優れた手腕を発揮しており、24声や15声などの"多声"を巧みに使いこなした作曲家である。
2011年&2012年の録音。
旧譜
ウィルフリート・ロンバッハ&アンサンブル・オフィチウム
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システィーナ礼拝堂の音楽
ビクトリア:
聖週間聖務曲集より
聖木曜日のための哀歌I〜III、
聖金曜日のための哀歌I〜III、
聖土曜日のための哀歌I〜III
アレグリ:ミゼレーレ |
アンサンブル・オフィチウム
ウィルフリート・ロンバッハ(指揮) |
ローマのシスティーナ礼拝堂に響き渡ったアレグリとビクトリアの崇高なる音楽。
アンサンブル・オフィチウムは1999年にウィルフリート・ロンバッハによって創設されたルネサンス音楽とグレゴリオ聖歌を専門とするドイツのア・カペラ・グループ。知的で抑制された歌唱が特徴。ビクトリアの哀歌では珍しい初稿版が使用されている。
ドイツのハーモニーによるアレグリのミゼレーレも興味深い。
2009年−2010年の録音。 |
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ゼレ:宗教コンチェルト集
私は眠り/汝なにゆえにうなだるるや/
ベソ・ラス・マノス/主よ、御言葉を持って/
おお、私の甘く最愛なるイエス/
マグナ・デイ・ボニタス/おお、いと優しき主よ/
おお、不幸よ!/それは神によって作られた/
こちらへ来て、見よ/アマリリ/他 |
アンサンブル・メタモルフォージ
モニカ・マンデラルツ
(ハープ、リコーダー、
オルガン、指揮) |
2013年が没後350周年となる17世紀ドイツの音楽家トーマス・ゼレ(1599−1663)。
ハンブルクの教会音楽監督など、北ドイツで重要なポストを歴任したゼレの「宗教コンチェルト」は、形式にミヒャエル・プレトリウスからの影響がみられる17世紀ドイツの秀作である。
2011年9月の録音。 |
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ヴィオール・コンソートのためのイギリス作品集
ジェンキンス:アルメイン/ミコ:ファンタジア第3番/
シンプソン:
アルメイン第2番、エアー第4番、コラント第3番、エアー第6番/
ギボンズ:ファンタジア第1番/
バッサーノ:アウグスト・パヴァン/バード:ブラウニング/
ホルボーン:メランコリーとガリアルドの印象/
フェッラボスコ:ファンタジア第14番/
ヒューム:音楽の情熱/
ギボンズ:イン・ノミネ&ファンタジー第1番/
シンプソン:愛らしいロビン/作曲者不詳:Chow
Bente/
ブル:
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ、
クロマティック・ヘクサコード・ファンタジー/
ロック:ファンタジー/バード:セリンジャーのラウンド |
ゼスカパード(レ・エスカパード) |
1600年にイギリス東インド会社が設立し、ロンドンが北海における貿易港として重要な役割を担ってた時代のヴィオール・コンソートための作品集。
バードやジェンキンス、ギボン、ロックなどのブラウニングやファンシー、ファンタジアが、当時にイギリスにおけるヴィオール・コンソートの隆盛を伝えてくれる。女流ヴィオール奏者4人のアンサンブル、レゼスカパード(レ・エスカパード)の音色の一体感が美しい。
2012年10月の録音。 |
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プファルツ選帝侯フリードリヒ5世と
エリザベス・ステュアートの結婚の祝典音楽
コペラリオ、ジョンソン、バード、ダウランド、
キャンピオン、プレトリウス、イーストの音楽 |
イ・チャルラターニ |
"ライン川とテームズ川の結婚"と呼ばれたプファルツ選帝侯フリードリヒ5世とエリザベス・ステュアートの、1613年に執り行われたロンドンとハイデルベルクでの結婚式を音楽で再現。
当時のイギリスとドイツの音楽が、フリードリヒ、ステュアートの心情、2人を祝う人々の祝福を描いている。イ・チャルラターニの古楽アンサンブル、選曲共に見事な仕上がり。
1997年6月の録音。 |
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威風堂々 〜 トランペット・フェスティヴァル
エルガー(シェーファー編):威風堂々
A・スカルラッティ:私の宝である女よ
ヴィヴァルディ(シェーファー編):協奏曲変ロ長調
ドニゼッティ:ソナタ ヘ長調
J.S.バッハ(シェーファー編):主よ人の望みの喜びを
モーツァルト:ソナタ変ホ長調 K.282
フォーレ:リディア
アルドロヴァンディーニ:協奏曲第2番
A・スカルラッティ:ロンペ・スプレッツァ
トレッリ:(シェーファー編):協奏曲ニ長調
ブレイナー:ビートルズ・コンチェルト・グロッソ |
ヨアヒム・シェーファー(トランペット)
ヨアヒム・シェーファー・
トランペット・アンサンブル
カメラータ・インストゥルメンターレ・
ベルリン
ブラティスラヴァ・チェンバー・ソロイスツ |
トランペット・アンサンブルで聴くエルガーの「威風堂々」、トランペットが主役を務めるモーツァルトやJ.S.バッハ、さらにはビートルズの音楽を合奏協奏曲風に仕上げたペーター・ブレイナー(1957−)の「ビートルズ・コンチェルト・グロッソ」。
ドレスデンの名トランぺッターが企画したトランペット・フェスティヴァルの幕が上がります!2003年−2005年の録音。 |
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ハイデルベルク宮廷でのルネサンス音楽
オズヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン:
Gen haidelwerg rayt ich/
ベーハイム:Ich michel beham/ラピシーダ:Tandernaken/
シュリック:
Wer gnad durch klaff、Maria zart、Pete
quid vis、
Ascendo ad patrem meum/
Simpson:Pauan、Galliard/Bouquet:Volta/
Engelman:Courant/Coperario:The First
of the Lords/
Campion:Wooe her and win her/Johnson:Mascarada/他 |
イ・チャルラターニ |
芸術家たちのパトロンとして知られるオットー・ハインリヒの時代に、ドイツのハイデルベルク城で演奏されたとされるルネサンス音楽の数々。宮廷の貴族たちが愉しんだ文化を、イ・チャルラターニの丁寧で情感豊かなアンサンブルで。
1993年6月の録音。 |
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神秘なるマリア 〜 中世後期のマリアの歌
オズヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン:
そこで輝くあなたは誰、アヴェ・マーテル・オー・マリア
ザルツブルクの修道士:
アヴェ・グロリオーサ・マーテル・サルヴァトレス、
ステラ・マリス・イルストランス・オムニア、
サルヴェ・レジナ、ポロルム・レジナ、
オー・マリア・ロガトリクス/他 |
アウグスブルク古楽アンサンブル |
14世紀、中世ヨーロッパで歌われた聖母マリアへの祈り歌。中世ドイツの吟遊詩人オズヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタインや、ロストックの大学図書館や、モンセラートの修道院図書館に所蔵されている「聖母マリアに捧げる歌」が、神秘のベールを纏い、天へと昇る。
1996年2月の録音。 |