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≪第71号アリアCD新譜紹介コーナー≫


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像



6/28(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

MIRARE

MIR 215
\2200
ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭公式CD 2013
 ・クープラン:さまよう亡霊たち/ イド・バルシャイ
 ・J.S. バッハ:パルティータ第4番イ長調BWV828 よりアルマンド/ シュ・シャオメイ
 ・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op53 より第2楽章/ ニコラス・アンゲリッシュ
 ・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第2番イ長調Op2 より第2楽章/ アブデル・ラーマン・エル・バシャ
 ・フォーレ:3つの無言歌よりロマンスOp.17-1/ ジャン=クロード・ペヌティエ
 ・ブラームス:ハンガリー舞曲第4番ヘ短調/ ボリス・ベレゾフスキー
 ・シューマン:フモレスケOp.20 より/ アダム・ラルーム
 ・ショパン:前奏曲第17番変イ長調アレグレット/ フィリップ・ジュジアーノ
 ・メデンルスゾーン:無言歌集第3集「夕べの星」変ホ長調Op.38-1
 ・ヌーブルジェ:バガテル/ ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ
 ・スカルラッティ:ソナタ イ短調K32/ マタン・ポラト
 ・ソレル:第24番R.359 ニ短調/ ルイス・フェルナンド・ペレス
 ・グリンカ/ バラキレフ:ひばり/ 広瀬悦子
 ・チャイコフスキー:無言歌ヘ長調Op2-3/ クレール・マリ=ル・ゲ
 ・シェーンベルク:3つのピアノ曲よりアンダンティーノ/ フローラン・ボファール
 ・ショスタコーヴィチ:前奏曲第10 Op34 より/ アンドレイ・コロベイニコフ
 ・ストラヴィンスキー:5つのやさしい小品/ リディヤ&サーニャ・ビジャーク
 ・メトネル:追憶のソナタ イ短調 op.38-1(忘れられた調べ)第1 集より/ ダヴィッド・カドゥシュ
 ・フォーレ:ドリー組曲より子守歌/ クレール・デゼール&エマニュエル・シュトロッセ
 ・サティ:ジムノペディ第1番/ アンヌ・ケフェレック
 国際的なピアノ・フェスティヴァル、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭。ケフェレック、ベレゾフスキー、ペヌティエなどMIRAREレーベルを代表するピアニストが集結した2013 年公式アルバム

 76’00

 南仏プロヴァンス地方のラ・ロック・ダンテロンで、1981 年より開催されている国際ピアノ・フェスティヴァル。地元の村長ポール・オノラティニと、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭のプロデューサーとしても知られるルネ・マルタンによって創設されました。第1 回目の開催ではマルタ・アルゲリッチ、クリスティアン・ツィマーマン、ゾルターン・コチシュら大物アーティストが出演。期間中9,200 人の観客が訪れ、その後もラドゥ・ルプー、フランソワ=ルネ・デュシャーブル、クン・ウー・パク、スヴャトスラフ・リヒテルなどの有名ピアニストのほか、バーバラ・ヘンドリックスなどの声楽家の出演が続き、数年のうちにピアノ界の国際的なイベントとして認知されました。大物アーティストの他にも、才能ある若手ピアニストの挑戦の場になるなど、観客とアーティストの出会いの場にもなっています。
 2013 年公式CDには、MIRARE レーベルお馴染のピアニストたちの演奏が20 トラック収録されています。




PREISER


TH 2301
\2300
ティモシー・ホーダー:ピアノ作品集
 ソナタ第1番、練習曲「カスケード」、ロマンス、
 ピアノ組曲、プレリュード、間奏曲(インテルメッツォ)、
 幻想曲、ダウン・エンブレイス、ソナタ第2番、
 バラード、ノクターン、ソナチネ、
 間奏曲(インタールード)、練習曲「黒と白」、
 5段階の即興曲
フレデリック・ブルーム(P)
 ウィーンで出会った音楽家2 人によるピアノ作品集

 ウィーン在住の作曲家とピアニストによる共作アルバム。作曲家のティモシー・ホーダーとピアニストのフレデリック・ブルームは1980 年代にウィーンの学校で出会いました。この友人関係によって生まれた15 のピアノ曲をこの度録音して発売することになりました。音楽的波長の合う2人が織りなす音楽は、革新的で現代と過去を彷徨うような特徴的な響きによって奏でられます。




CHAMPS HILL RECORDS



CHRCD 058
\2400→\2190
テュイレ:鍵盤作品全集
 3つのピアノ小品 Op.33/3つのピアノ小品 Op.3/
 3つのピアノ小品 Op.34/2つのピアノ小品 Op.37/
 オルガン・ソナタ イ短調 Op.2
アラスデア・ビートソン(ピアノ)
デイヴィット・ダネット(オルガン)
 木管アンサンブルのための名作『ピアノと管楽器のための「六重奏曲」』の作曲者として有名なルートヴィヒ・テュイレ(1861−1907)。
 ブラームスやリストの影響が見られる初期の「Op.3」から、穏やかな不協和音と半音階進行が顔を見せる後期の「Op.37」、さらには「オルガン・ソナタ」などを収録。保守的なスタイルを貫いたテュイレの珍しい鍵盤作品集です。独墺系ピアノ音楽ファンは要チェック。

 2012年1月−2月の録音。
 


CHRCD 049
\2400→\2190
知られざるロシア・ロマンティシズム
 ヴィートリス:ピアノ独奏作品集

 10のラトビア民謡 Op.29/
 ラトビア民謡による変奏曲 Op.6/
 8つの小品 Op.68より/
 ノン・メランコリー・ポルカ Op.43-3/
 ワルツ・カプリッチョ Op.24/
 前奏曲変ロ長調 Op.10-1/ピアノ・ソナタ Op.63/
 海にて Op.43-1/波の歌 Op.41-2/子守歌 op.43-2
レイニス・ザリンス(ピアノ)
 リムスキー=コルサコフに作曲を学び、ミャスコフスキーやプロコフィエフを指導したラトビア出身のロシアの作曲家ヤーセプス・ヴィートリス(1863−1948)。
 ロシアで身に付けた作曲技法とラトビアの民謡を巧みに組み合わせたヴィートリスは、ラトビアにおけるロマンティシズム、民族主義を確立し、同国の音楽の発展に尽力したキーマンである。民謡の旋律を活かしたシンプルな書法、ロシアン・ロマンティシズムを思わせる旋律美が特徴である。

 2012年10月の録音。
 
CHRCD 022
\2400
メシアン:小編成作品集
 ミのための詩/主題と変奏/
 《幼な児イエスにそそぐ20の眼差し》より/
 クロツグミ/鳥の小スケッチ
スティーヴン・デ・プレッジ(ピアノ)
ゲネス=アン・ジェファーズ(ソプラノ)
マシュー・トラスラー(ヴァイオリン)
ダニエル・ペイルソープ(フルート)
 20世紀フランスの巨星オリヴィエ・メシアン(1908−1992)の小編成作品集。1936年に妻との結婚を記念するために作曲された歌曲集「ミのための詩」では、ソプラノのゲネス=アン・ジェファーズが、メシアン特有の和声のカラーを表現している。

 2002年&2003年の録音。




ET’CETERA


KTC 1467
\2400
シメオン・テン・ホルトへのオマージュ
 シメオン・テン・ホルト:
  バガテル(第1番〜第17番、第19番〜第20番)
シメオン・テン・ホルト(ピアノ)
 オランダ音楽界の大作曲家であり、世界を代表するミニマリストとして日本でも絶大な支持を得ているシメオン・テン・ホルト(1923−2012)。
 昨年死去したシメオン・テン・ホルトへ捧げるオマージュ・アルバムは、シメオン・テン・ホルト自身が"最初の重要作品である"と語り、1978年に自宅のスタジオで録音がされたバガテル集。
 シメオン・テン・ホルト独自の手法で書かれたミニマム・ミュージックは、音の構築からリズムと旋律を導いた美しく叙情的な演奏。
 48Pのブックレットにはシメオン・テン・ホルト自身が語った音楽への思いや、彼と親交のあったアーティストからのメッセージが掲載されており、フルカラーの豪華仕様となっている。1978年の録音。
 
KTC 1495
(2CD)
\4800
シューベルト:ピアノ三重奏曲集
 ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調 Op.99,D.898
 ノットゥルノ変ホ長調 Op.148,D.897《アダージョ》
 ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 Op.100,D.929
 ピアノ三重奏曲変ロ長調 D.28 《ソナタ楽章》(1812)
ヤン・フェルミューレン
 (フォルテピアノ/
  ヨハン・ネポムク・トレンドリン、
   1835年頃製、ライプツィヒ)
クリスティーネ・ブッシュ
 (ヴァイオリン/製作者不詳、18世紀イタリア)
フランス・スプリンゲル
 (チェロ/トマソ・バレストリエリ1752年製)
 ベルギー出身の現代有数のフォルテピアノ奏者、ヤン・フェルミューレン。
 幅広いレパートリーを誇り、殊にシューベルト作品集の録音は(英)インターナショナル・レコード・レビュー誌で「ヒストリカル、またはモダン・ピアノの演奏でこれ以上のものは聴いたことがない。」と称賛され、シューベルトの理想的な解釈者として国内外で高評価を得ている。
 今回は、ナネッテ・シュトライヒャー(1826年製)に代わり、1835年頃製のヨハン・ネポムク・トレンドリンのフォルテピアノを使用し、ブッシュ、スプリンゲルと共に味わい深い音色を余すことなく披露している。

 2012年9月12日−15日の録音。




HYPERION



CDA 67875
\2300→\2090
アンジェラ・ヒューイット
 フォーレ:ピアノ作品集

  主題と変奏嬰ハ短調 Op.73
  ヴァルス・カプリス第1番イ長調 Op.30
  ヴァルス・カプリス第2番変ニ長調 Op.38
  夜想曲第5番変ロ長調 Op.37
  夜想曲第6番変ニ長調 Op.63
  夜想曲第13番ロ短調 Op.119
  バラード嬰ヘ長調 Op.19
アンジェラ・ヒューイット
 (ピアノ/ファツィオーリ)
 ヒューイットのフレンチ・プログラム!鍵盤の女神が奏でる"フォーレ"の世界。
 ラヴェル、シャブリエ、ドビュッシーに続くヒューイットのフランス音楽!

 ラヴェル、シャブリエ、ドビュッシー、バロックのラモーやクープラン。
 世界中で最大級の称賛を受けてきた鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイットの"フレンチ・レパートリー"に新たに加わるのはガブリエル・フォーレ(1845−1924)!
 フォーレの創作期第2期の傑作であり、ピアノ作品の代表作でもある1895年に50歳で作曲された「主題と変奏」、「ヴァルス・カプリス」と「夜想曲」からのセレクション、そして師であるサン=サーンスに捧げられた1879年作曲の初期の名作「バラード」。
 シャブリエやドビュッシーでも披露してくれた、いつもながらの見事なプログラム構成、ヒューイットの両手から生まれる1音1音からは、シリアスで内省的、時に優雅な表情だけでなく、その奥に光る"愉悦"が聴こえてくる。
 来る10月には待望の来日公演が控えているアンジェラ・ヒューイットのピアニズム、イタリアの銘器ファツィオーリの響きが、未だ見ぬフォーレの世界への招待状となる ——。

 ※録音:2012年8月11日−14日、ベルリン・イエス・キリスト教会(ベルリン)
 


CDA 67950
\2300→\2090
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズVol.61
 デーラー:ピアノ協奏曲イ長調 Op.7(世界初録音)
 ドライショク:
  演奏会用小品ハ短調 Op.27
  ヴィーンへの挨拶《華麗なロンド》Op.32(世界初録音)
ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)
タスマニア交響楽団
 ロマンティック・ピアノ・コンチェルトVol.61!共通点は"イタリア"!デーラーとドライショク!

 ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘、蘇演を行うハイペリオン(Hyperion)の「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ」。
 シリーズ第61集は、"イタリア"という共通点を持つ19世紀のヴィルトゥオーゾ・ピアニストであり作曲家、テオドール・デーラー(1814−1856)とアレクサンダー・ドライショク(1818−1869)!
 父がカペルマイスターを務めていたイタリア、ナポリで生を受け、神童としてその名を馳せたドイツの音楽家テオドール・デーラー。
 ナポリでベネディクト、ウィーンでツェルニーからピアノを学んだデーラーはその才能を遺憾無く発揮。
 イタリア、ドイツ、フランス、ロシアなどへのヨーロッパ演奏旅行で、その名声は絶頂を極め、貴族の地位を得てロシアの皇女と結婚するというサクセス・ストーリーを歩んでいる。
 ペテルブルク音楽院の教授に招聘され、宮廷ピアニストにも任命されるなどロシアで活躍しながらも、環境に順応することが出来ず、移住したイタリア没したボヘミアの音楽家アレクサンダー・ドライショク(1818−1869)。
 ピアニストとしての驚異的な技巧、特に左手の圧倒的な存在感は各地で衝撃を与えたという。ロンドンのフィルハーモニック協会に献呈された「演奏会用小品」は、ベートーヴェンを彷彿させる作風が特徴的。
 第61集のソリストとオーケストラは、シリーズの顔でもある名手ハワード・シェリーと、オーストラリア、タスマニア島のワールドクラスのオーケストラ、タスマニア交響楽団。絶妙のコンビネーションは今回も健在です!

 ※録音:2012年7月23日−26日、フェデレーション・コンサート・ホール(タスマニア)



 


CDA 67963
\2300→\2090
クロエ・ハンスリップの新譜はメトネル!
 ヴァイオリン・ソナタ第3番 《エピカ》!

メトネル:ヴァイオリン・ソナタ集
 ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ短調 Op.57《エピカ》
 ヴァイオリン・ソナタ第1番ロ短調 Op.21
クロエ・ハンスリップ(ヴァイオリン)
イーゴリ・チェトゥーエフ(ピアノ)
 英国の天才女流クロエ・ハンスリップがメトネルを弾く!
 イギリスの神童から本物の天才女流ヴァイオリニストへ。
 ハイペリオン(Hyperion)という新たな活躍の場を得て、美しく舞うクロエ・ハンスリップが弾くニコライ・メトネル(1880−1951)のヴァイオリン・ソナタ集!
 20世紀前半のロシアにおけるピアノ作品の大作曲家が遺した3曲のヴァイオリン・ソナタの中でも、"叙事詩"の副題を持つ「第3番《エピカ》」は1936年の兄エミーリィの死に衝撃を受けたメトネルが1938年に完成させた作品。
 メトネルの兄への想いや、積み重ねられてきた作曲活動、人生の重みが込められたまさに「叙事詩風」という言葉が相応しい後期の大作である。
 ハンスリップとデュオを組むイーゴリ・チェトゥーエフは、1980年生まれのウクライナの実力派ピアニスト。このメトネルがハイペリオン・デビュー・タイトルとなる。

 ※録音:2012年2月18日−20日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール(モンマス)



 


CDA 67994
\2300→\2090
タリス:ミサ曲《めでたし、けがれなき乙女》
 おお主よ、御身の聖霊を与えたまえ/
 ミサ曲《めでたし、けがれなき乙女》/
 祝福されし者は疑いなく/
 おお主よ、われは御身に呼びかけ/汝ら我を愛さば/
 主よ、御身の神殿に住まんとするは誰か/
 新しき戒律を/アレルヤ、われらのために祈りたまえ/
 神が威厳もって立ち上がり/めでたし、けがれなき乙女
カージナルズ・ミュージック
アンドルー・カーウッド(指揮)
 カージナルズ・ミュージック新章突入!トマス・タリスの教会音楽集第2弾!

 タリス・スコラーズやオルランド・コンソート、オックスフォード・カメラータなどのメンバーとして活躍し、現在はセント・ポール大聖堂の音楽監督を務める英国古楽界の名匠アンドルー・カーウッドが率いるイギリスのア・カペラ・グループ、カージナルズ・ミュージック。
 ウィリアム・バードの教会音楽の伝承者たちとして名声を確立してきたカージナルズ・ミュージックが、バードに続くシリーズとしてトマス・タリス(c.1505−1585)の教会音楽に本格的に取り組む時が来た!
 ヘンリー8世、エドワード6世、メアリー1世、エリザベス1世というチューダー朝の4人の国王に仕え、激動の宗教改革の時代を生きたタリス。
 カトリック、国教会のためにラテン語と英語の両方の典礼音楽を遺したタリスの芸術を、そして聖母マリアのためのミサ曲を、イギリスを代表するヴォーカル・アンサンブル、合唱団で活躍してきた精鋭たちのハーモニーで ——。

 ※録音:2012年11月12月−14日、フィッツアラン・チャペル、アランデル城(ウェスト・サセックス)



 
CDA 67967
\2300→\2090
ピアーズ・レーン 〜 ゴーズ・トゥ・タウン
 パーカー:ダウン・ロングフォード・ウェイ
 アラン・レーン:トッカータ
 ドヒニー:ピアーズ・レーンのためのトッカータ
 アイアランド:バレリーナ
 J.S.バッハ(ヘス編):主よ、人の望みの喜びよ
 メイヤール:マリーゴールド
 ドリーブ(ドホナーニ編):ナイラ・ワルツ(花の踊り)
 ラフマニノフ:ひなぎく Op.38-3
 コンフリー:ディジー・フィンガーズ
 サヤ:舟歌
 シャーウィン(ダニロン編):バークリー・スクエアのナイチンゲール
 プーランク:夜想曲第4番ハ短調《幻の舞踏会》
 テンプルトン:バッハが街へやってくる《スウィング風前奏曲とフーガ》
 ベンジャミン:ジャマイカン・ルンバ
 キーン:タイガー・タンゴ
 ホプキンス:有名な主題による変奏曲
 カルク=エラート:アラベスク第1番変ト長調 Op.5《フィリグラン》
 ムーア:ベートーヴェン・パロディ《アンド・セイム・トゥ・ユー》
 グレインジャー:ロンドンデリーの歌
ピアーズ・レーン(ピアノ)
 知性派ピアーズ・レーンが大活躍!20世紀のアンコール&パーティ・ピース集!

 イギリス、ロンドンをベースに活躍中のオーストラリアが誇る知性派ピアニスト、ピアーズ・レーンの両手が繰り広げる20世紀のアンコール&パーティー・ピース集!
 マイラ・ヘスのアレンジでお馴染みのJ.S.バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」や、グレインジャーの「ロンドンデリーの歌」、世界初録音となるアイアランドの「バレリーナ」とオッフェンバックとショパンをミックスしたサヤの「舟歌」、さらにはピアーズ・レーンの父親アラン・レーンの「トッカータ」など、超絶技巧あり、愉しさあり、抒情性もありというピアノ・ファン必聴のプログラム。
 ピアーズ・レーンのテクニックと歌心が満載のあっという間の76分が待っています!

 ※録音:2012年6月6日−8日、ポットン・ホール(サフォーク)

HELIOS



CDH 55423
\1500→\1390
バンショワ・コンソート
 デュファイ:ミサ曲《わたしは見たので》
 コンペール:あらゆる善きものに満ち
 作者不詳:我らに与えたまえ、おお主よ
 作者不詳:サルヴェ・マリス・ステラ
 デュファイ:めでたし天の女王
バンショワ・コンソート
アンドルー・カークマン(指揮)
 アンドルー・カークマンにより1995年に結成され、15世紀のフランスとイギリス、ブルゴーニュ楽派の音楽を主なレパートリーとするバンショワ・コンソート。
 このギョーム・デュファイ(1397−1474)とロワゼ・コンペール(c.1445−1518)の「聖母マリア」への祈りの音楽は、仏ディアパゾン誌で高評価を得たバンショワ・コンソートの代表盤の1つである。

 ※録音:2002年7月24日−26日、オール・セインツ教会(ロンドン)/CDA 67368からの新装移行再発売
 

CDH 55444
\1500
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
 ラングレ:
  ミサ曲《ようこそ天の女王》
  奇しき薔薇
  主の降誕
  荘厳ミサ曲
  テ・デウム
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
イギリス室内管弦楽団ブラス・アンサンブル
デイヴィッド・ヒル(指揮)
ジェームズ・オドンネル(オルガン)
 20世紀フランスのヴィルトゥオーゾ・オルガニストであり作曲家ジャン・ラングレ(1907−1991)。
 ミサ曲「ようこそ天の女王(Salve regina)」は、1954年の降誕祭にパリのノートル・ダム大聖堂で初演が行われたラングレの代表作。ウェストミンスター大聖堂聖歌隊のレパートリーの広さを証明したハイペリオン初期の名盤である。

 ※録音:1987年7月1日−3日、ウェストミンスター大聖堂(ロンドン)/CDA 66270からの新装移行再発売




SIGNUM CLASSICS


SIGCD 348
(2CD/特別価格)
\3600
グライムズ・オン・ザ・ビーチ 〜
 ブリテン:歌劇《ピーター・グライムズ》
スチュアート・ベッドフォード(指揮)
ブリテン・ピアーズ・オーケストラ
オペラ・ノース合唱団
ギルドホール音楽院合唱団
アラン・オーク(テノール)
ジゼル・アレン(ソプラノ)
デイヴィッド・ケンプスター(バリトン)
ゲイナー・キーブル(メゾ・ソプラノ)
アレクサンドラ・フットン(ソプラノ)
シャーミアン・ベッドフォード(ソプラノ)
ロバート・マレイ(テノール)
ヘンリー・ウォディントン(バス・バリトン)
キャスリン・ウィン=ロジャース(メゾ・ソプラノ)
クリストファー・ジレット(テノール)
チャールズ・ライス(バス)
スティーヴン・リチャードソン(バス・バリトン)
 ブリテンから「ヴェニスに死す」の初演、初録音のタクトを託されたスチュアート・ベッドフォードが振る「ピーター・グライムズ」は、作品の舞台のモデルでもあり、原作者の故郷でもあるイギリス、オールドバラで行われた第66回オールドバラ音楽祭でのライヴ・レコーディング。
 「ピーター・グライムズ」は第66回オールドバラ音楽祭の最大の目玉であり、スネイプ・マルティングス・コンサート・ホールでの「ピーター・グライムズ:イン・コンサート」と、オールドバラ・ビーチ(!)での「グライムズ・オン・ザ・ビーチ」が上演されるなど、ブリテンの生誕100周年記念ならではの一大イベントとして大成功を収めている。
 

SIGCD 334
\2300
ヴィドール:オルガン交響曲全集Vol.3
 オルガン交響曲第3番ホ短調 Op.13-3
 オルガン交響曲第4番ヘ短調 Op.13-4
ジョセフ・ノーラン(オルガン)
 かつてサン=サーンスやフォーレ、デュボワがオルガニストを務めた由緒あるパリのマドレーヌ寺院。
 1846年に19世紀の名工アリスティッド・カヴァイエ=コルが製作したヒストリカル・オルガンによる、近代フランス・オルガン界の巨匠シャルル=マリー・ヴィドール(1844−1937)のオルガン交響曲全集第3巻には、「第3番」と「第4番」の2作品を収録。
 演奏は、第1巻、第2巻と同じく2004年からイギリスのセント・ジェームズ宮殿チャペル・ロイヤルでオルガニストとして活躍するジョセフ・ノーラン。英仏の才能とオルガンの共演は全集完結が楽しみな仕上がり。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


APR



APR 6011
(2CD/特別価格)
\2800→\2590
バイアス・マッセイ・スクールVol.5 〜 モーラ・リンパニー
 コンプリートHMVレコーディングス1947−1952

  ショパン:幻想即興曲 Op.66(1952年11月3日)
  シューマン:交響的練習曲 Op.13(1950年3月21日)
  シューマン:予言の鳥 Op.82-7(1950年11月28日)
  ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35〔第2巻〕
   (1947年12月19日)
  ブラームス:間奏曲変ロ短調 Op.117-2(1952年11月3日)
  リスト:鬼火 S.139-5(1949年4月26日)
  リスト:エステ荘の噴水 S.163-4(1947年12月22日)
  リスト:ポロネーズ第2番ホ長調 S.223-2(1949年4月26日)
  リスト:メフィスト・ワルツ第1番 S.514(1952年6月16日)
  ドビュッシー:月の光(1952年11月3日)
  ラヴェル:トッカータ〔クープランの墓より〕(1949年4月26日)
  グラナドス:少女とナイチンゲール(1952年11月3日)
  アルベニス(ゴドフスキー編):タンゴ ニ長調 Op.165-2
   (1952年11月3日)
  プロコフィエフ:トッカータ Op.11(1950年12月12日)
  ショスタコーヴィチ:3つの幻想的な舞曲 Op.5(1950年12月12日)
  メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番ト短調 Op.25
   〔ラファエル・クーベリック(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団〕
    (1948年10月3日)
  メンデルスゾーン:ロンド・ブリランテ変ホ長調 Op.29
   〔ハーバート・メンゲス(指揮)、ロンドン交響楽団〕
    (1952年6月3日)
  フランク:交響的変奏曲
   〔ワルター・ジュスキント(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団〕
    (1949年6月20日)
  トゥリーナ:交響的狂詩曲
   〔ワルター・ジュスキント(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団〕
    (1949年6月20日)
  リトルフ:スケルツォ
   〔ワルター・ジュスキント(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団〕
    (1948年4月20日)
モーラ・リンパニー(ピアノ)
ラファエル・クーベリック(指揮)
ワルター・ジュスキント(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
ハーバート・メンゲス(指揮)
ロンドン交響楽団
 モーラ・リンパニーHMV録音全集!トバイアス・マッセイ・スクールVol.5!

 19世紀後期〜20世紀前期の英国ピアノ界における名教師、トバイアス・マッセイ(1858−1945)の弟子たちの名演を復刻する「APR」の大好評シリーズ「トバイアス・マッセイ・スクール」。
 アイリーン・ジョイス、ハリエット・コーエン、アイリーン・シャーラー、マイラ・ヘスに続くシリーズの第5弾は、マッセイ晩年の高弟モーラ・リンパニー(1916−2005)のHMV録音全集!
 1937年に79歳を迎えていたマッセイにピアノを学び、翌年の1938年にはイザイ国際コンクール(現在のエリザベート王妃国際音楽コンクール)でギレリスに次ぐ第2位に輝いたリンパニー。
 1940年代にはハチャトゥリアンのピアノ協奏曲のイギリス初演、デッカにラフマニノフの前奏曲全集を収録するなど、ロマン派、ロシアン・レパートリーのスペシャリストとしても知られている。
 今回APRから復刻となるHMV音源は、1950年台に再びデッカに録音を行う間の貴重な記録であり、音質面の向上にも大いに期待したい。

 ※リマスタリング:Seth B. Winner Sound Studios, Inc




SUPRAPHON



SU 4140
(5CD)
\7000→\6490
「プラハのヴォルフガング・サヴァリッシュ」
 チェコ・フィルとの未発表ライヴ
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 [CD 1]
  ・モーツァルト:交響曲第41 番ハ長調KV551「ジュピター」
  ・モーツァルト:アダージョ ホ長調KV261*
  ・モーツァルト:交響曲第40 番ト短調KV550
    ヨゼフ・スーク(ヴァイオリン)*
    収録:1980 年6 月20 日/プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
 [CD 2]
  ・ベートーヴェン:交響曲第1 番ハ長調op. 21
    収録:1970 年6 月4 日/プラハ、市庁舎、スメタナ・ホール(ライヴ)
  ・ベートーヴェン:交響曲第6 番ヘ長調op. 68「田園」
    収録:1975 年10 月16 日/プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
 [CD 3]
  ・メンデルスゾーン:交響曲第2 番変ロ長調op. 52「讃歌」
    ヤナ・ヨナーショヴァー(ソプラノ) 
    レナーテ・フランク=ライネッケ(ソプラノ) ヴォイテフ・シュレンケル(テノール)
    チェコ・フィルハーモニー合唱団 ヨゼフ・ヴェセルカ(合唱指揮)
    収録:1975 年10 月23 日/プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
 [CD 4]
  ・ヤナーチェク:グラゴル・ミサ※
  ・マルチヌー:戦場のミサH279
    アナベル・バーナード(ソプラノ) 
    ヴィエラ・ソウクポヴァー(コントラルト) イヴォ・ジーデク(テノール)
    インドジフ・インドラーク(バリトン) エドゥアルド・ハケン(バス)
    チェコ・フィルハーモニー合唱団 ヨゼフ・ヴェセルカ(合唱指揮) ミラン・シュレフタ(オルガン)※
    収録:1972 年12 月1 日/プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
 [CD 5]
  ・ドヴォルザーク:序曲「自然の王国で」op. 91
    収録:1972 年12 月1 日/プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
  ・マルチヌー:交響曲第4 番H305
    収録:1975 年10 月16 日/プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
  ・ペトル・エベン(1929 − 2007):プラハ・ノクチュルヌ−ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの思い出に
    収録:1987 年9 月17、18 日/プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
 サヴァリッシュ追悼企画盤。
 チェコ・フィルとの未発表ライヴ集、モーツァルト、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ヤナーチェク、マルチヌー

 ミュンヘンに生まれたドイツの名指揮者ヴォルフガング・サヴァリッシュ(1923 − 2013)の追悼企画盤。SUPRAPHON よりリリースされるボックスは、よくある既出タイトルの寄せ集めとは違い、レーベルと太いパイプを持つチェコ放送のアーカイヴに保存されていたライヴ音源の数々よりたっぷりとCD5枚分を復刻するという、大注目の内容となっています。
 1957 年に当時最年少の33 歳という若さでバイロイト音楽祭にデビューを果たしたサヴァリッシュですが、その生涯を通じてもっとも重要な業績のひとつに、生まれ故郷での20 年にも及ぶバイエルン国立歌劇場音楽監督(1971-92)の活動が挙げられます。ちょうどこの時期は、サヴァリッシュがチェコ・フィルにひんぱんに登場してひときわ高い人気を博していた時期でもあり、サヴァリッシュがチェコ・フィルを指揮したSUPRAPHON 屈指の名録音、ドヴォルザークの2 大宗教曲「レクィエム」「スターバト・マーテル」のアルバムに結実してもいます。
 当時のサヴァリッシュとチェコ・フィルとの良好な関係をよく伝える本セットは収録内容も魅力的で、巨匠の看板プログラムとして有名なモーツァルト、メンデルスゾーンをはじめ、やはり好んで取り上げていたドヴォルザーク、ヤナーチェク、マルチヌーといった楽団ゆかりのスラヴ系の作品から構成されており、おそらくほとんどすべてが初出というのも見逃せないところです。












6/27(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ACCENT


ACC 24236
\2500
タランテラ〜オルガンと民族楽器による
 作曲者不詳:タランテラ・プグリエーセ、
 キルヒャー:アンティドトゥム・タラントゥーレ(毒蜘蛛の解毒剤)、
 キルヒャー:タランテラ、ヒポドリア旋法、
 ムルシア:タランテラ、マルケッティ:タランテラ、
 カレザーナ:タランテラ、ストラーチェ:タランチュラ・チューン、
 デ・フエーテ:タランテーラ、
 作曲者不詳:ピッツィカ・タランタータ、キルヒャー:タランテラ、
 シシリアのオクターヴ、作曲者不詳:様々なタランテラ、
 作曲者不詳:ピッツィカ・タランタータ・ミノーレ、
 ヴェッキオッティ:パストラーレ、
 グレコ:タランテラ・コン・ヴァリエ・パルティーテ、
 作曲者不詳:真のナポリ風タランテラ、
 作曲者不詳:パストラーレ・コン・イ・フラウティーニ=カンツォーナ、
 作曲者不詳:パストラーレ ハ長調、
 ヴェッキオッティ:ナポリ風ピファラータ、
 作曲者不詳:パストラーレ 変ホ長調、
 エロルド:タランテラ〜歌劇「ザンパ」の序曲より、
 作曲者不詳:ガリポリのパストラーレ、
 作曲者不詳:ピッツィカ・ピツィカ・タランティーナ、
 作曲者不詳:タランテラ・カラブレーゼ、
 クレメンティ:タンランテラ、ロッシーニ:踊り、
 ナポリ風タランテラ、作曲者不詳:パストラーレ 変ロ長調、
 作曲者不詳:ナポリ風タランテラ、作曲者不詳:ナポリ風タランテラ
リウヴェ・タミンガ(オルガン)
ファビオ・トリコミ
 (タンブレロ、カスタネット、
  マンドリーノ、キタラ・バロッカ、
  ヴァイオリン)
ルイジ・マンジョカヴァッロ(Vn)
オッタヴィア・ラウーザ(Vn)
ステファノ・アルバレッロ(キタラ・バッテンテ)
 オルガンと民族楽器による解毒の踊り

 録音:2011 年9 月3、4 & 5 日/65’56

 タランテラはイタリア南部ナポリの舞曲。イタリア東南部タラント近辺にタランチュラという毒蜘蛛が生息し、その毒蜘蛛に襲われた時に踊る治療的な意味を持った踊りです。当時は医学的な治療法はなく、速いリズムのこの音楽による方法しかなく、音楽家たちは教会、広場、患者の家に赴き、解毒のためにタランテラを演奏したと言われています。
 このアルバムはオルガニスト、リウヴェ・タミンガの長年の研究により17 世紀から20 世紀にかけての作品を取り上げており、イタリア南部の都市ガラティーナ、コリリアーノ、カザラーノのオルガンと、“治療” に最適な強いアクセントを持つタンバリンやカスタネット、そしてかき鳴らすマンドリン、ギターのような民族楽器を用いて録音しています。
 


ACC 24242
(2CD)
\4200→\3790
ゲオルク・クリストフ・ヴァーゲンザイル(1715-1777):
 低弦楽器のための四重奏曲

  ソナタ第1 番ニ長調、ソナタ第2番へ長調、
  ソナタ第3番ハ長調、ソナタ第4 番イ長調、
  ソナタ第5番変ロ長調、ソナタ第6 番ト長調
ピッコロ・コンチェルト・ウィーン
ロベルト・センシ( 指)
 低弦ファン必聴のアルバム、ウィーンで活躍したヴァーゲンザイルの低弦楽器のための四重奏曲集

 録音:1999 年7 月

 ゲオルク・クリストフ・ヴァーゲンザイルは、マリア・テレジアの音楽教師、ウィーン宮廷内のオルガニストを務めた、作曲家、鍵盤楽器奏者です。作品はチェンバロ・ソナタ、交響曲、室内楽などがあり、ハイドンやモーツァルトの初期作品に影響を与えています。特に交響曲は90 曲に及ぶ数を作曲しており、その後の発展に大きく貢献しています。ここに収録されているのは、ヴァーゲンザイルの作品の中でも特殊な曲の一つ、低弦楽器のための四重奏曲です。上声部はヴィオラかチェロの2 本、下声部はチェロとコントラバスで演奏されます。今日では珍しい低弦用の作品ですが、ヴァーゲンザイルの活躍していた18 世紀においては、人気がありました。この演奏を聴けば豊かな響きと多彩な表現力に圧倒され、低弦の新たな魅力に気付かされることでしょう。




HMF

HMC 902146
\2600→\2390
イザベル・ファウスト
 バルトーク(1881-1945):ヴァイオリン協奏曲集

  ヴァイオリン協奏曲第1番 Sz36(遺作)
   【I:アンダンテ・ソステヌート/II:アレグロ・ジョコーソ】
  ヴァイオリン協奏曲第2番 Sz112
   【I:アレグロ・ノン・トロッポ/
    II:アンダンテ・トランクイロ/III:アレグロ・モルト】
イザベル・ファウスト
 (ヴァイオリン/
  1704年製スリーピング・ビューティ
   (ストラディヴァリウス))
ダニエル・ハーディング(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
 イザベル・ファウストのバルトーク!神々しく輝きのある音色、崇高さと官能、そして激しさに満ちた熱演ハーディングの絶妙なサポート

 録音:2012 年4 月/ベルヴァルトホール(ストックホルム)

 人気・実力とも急上昇中のヴァイオリニスト、イザベル・ファウストの新譜の登場!ブラームスの協奏曲でもファウストとの素晴しいアンサンブルで魅せてくれたハーディングの指揮、オーケストラは、ハーディングが音楽監督を務めているスウェーデン放送交響楽団という最強の布陣による、バルトークのヴァイオリン協奏曲集です。
 バルトークは、ファウストの魅力が炸裂する作曲家の一人といえるでしょう。ファウストの衝撃のデビュー盤は、バルトークの作品集でした【HMG508334(2CD) の「バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタSz.117 /ヴァイオリン・ソナタ第1 番(ピアノ:エヴァ・クピーク)、1996 年収録」】。この盤は、新人としては異例の「グラモフォン」エディターズ・チョイス、97 年度グラモフォン賞に輝くなど、世界の耳を驚かせた衝撃の名演。デビュー当時から格別なものがあるファウストのバルトークということで、期待が高まります。
 第1 番は、バルトークが26 歳の頃に書かれたもの。当時熱い思いを寄せた女性ヴァイオリニスト、シュテフィ・ガイエルに献呈されましたが、一度も演奏されないままに、彼女もバルトークの死後10 年ほどでこの世を去ってしまい、ふたりの死後しばらくしてからこの作品の存在が知られることとなった、遺作です。ファウストはこの録音にあたり、草稿など様々な資料にあたり、バルトーク自身による書きこみなどを発見。バルトークの思いを可能な限り汲んだ力演を聴かせています。冒頭の長七の和音を静かに上行する4 つの音からなる音型は、シュテフィ・ガイエルをあらわすモティーフ。ファウストが奏でる内省的な音色から、一気に世界に引き込まれます。ハーディング率いるオーケストラとのアンサンブルも緊張感に満ち、見事。第2 楽章のゆるやかに上下行をくりかえす旋律を奏でるオーケストラの微妙な揺れと、ファウストが奏でる旋律が絶妙に融けあう様は息をのむほど美しく、官能的ですらあります。
 終盤で聴かれるドイツ民謡の引用は、バルトークがこの作品を書いた1907 年の夏、ガイエルと二人で休暇を共に過ごした時に聴いたもの。しかしつかの間の平穏な雰囲気は霧散し、最後は緊張感のあるクライマックスを迎えます。この作品が完成した2 日後、二人の関係は終わりました。にも関わらずバルトークはこの作品を彼女に献呈、作品ページ冒頭には、別れの挨拶が、そして最後には哀しみのメッセージが書かれています。こうした作品成立の背景を考えながら聴くと、また一層の味わいがあります。(なお、ライナーノートはファウスト自身の筆によるもので、曲の背景やファウストが見つけた事実などが述べられており、実に興味深い内容となっています)
 第2 番はバルトークの中期、最も創作的に充実していた時期に書かれたもの。ハンガリー民謡的な旋律、抒情的な旋律、五音音階から十二音技法、さらには四分音まであらわれる、多種多様の素材が見事に融合・構築され、高度の集中を要求するこの作品には、バルトークのすべてが詰まっているといっても過言ではないでしょう。激しいクライマックスで締めくくられる第1 楽章、様々に変容する旋律でファウストの美しい音色が官能的に輝く第2 楽章、そして野性味すら感じさせる力強いリズムに満ちた第3 楽章まで、緊張感に満ちたファウストのソロと、ハーディング率いるオーケストラとのアンサンブルが見事に弾き切っています。幼いころから室内楽に親しみ、アンサンブル能力にたけたファウストだからこそ実現できる演奏といえるでしょう。
 ファウストとハーディングによるバルトーク。今もっとも活躍する音楽家たちによる注目盤です!
 

 2013年 イザベル・ファウスト来日予定
  10/29(火) フィリアホール
   J.S. バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調BWV1006
   ジャチント・シェルシ:開かれた魂
   J.S. バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調BWV1005
   ヤニス・クセナキス:ミッカ
   J.S. バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004(シャコンヌつき)
  10/31(木)  サントリーホール
   ベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲/チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
   ビエロフラーヴェク(指揮)、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
  11/3( 日) 彩の国さいたま劇場
   J.S. バッハ:無伴奏パルティータ、ソナタ全曲(15:30 開演/18:00開演)







MD+G


906 17577
(Blu-rayオーディオ+SACD)
\4000
《Diabolo》〜MD+Gサンプラー
 +チェック信号付
 28 classical audiophile Samples+ test signals

  1)ブルックナー:交響曲第0番より/ブルニエール(指揮),
  2)ショパン:夜想曲Op.15-2/レオンスカヤ(P),
  3) O・ベーム:ブラスのための六重奏曲より/W・バウアー・トランペットEns,
  4)プーランク:マリー/北ドイツ・フィギュラル合唱団,
  5)ジュリアーニ:セレナータOp.127より/A・リーバークネヒト(Fl),
  6)アンタル・ドラティ:ディヴェルティメントより/カク・ヨンヒ(Ob),
  7) J.Sバッハ:我汝に呼ばわる、主イエス・キリストよBWV.639/関谷由美(P),
  8)シューマン:交響曲第4番より/ツァハリアス(指揮),
  9)ヘンデル:ソナタOp.1-2/ハイコ・テル・スケヘット(Bfl),
  10)リスト:死の舞踏より/ブルニエール(指揮),
  11)ヨハネス・エッカルト:我が心、君のために/北ドイツ室内管弦楽団,
  12) H・フェルナンデス:解き放たれた悪魔/ファビオラ・ホセ(Vo),
  13)シェーンベルク:ノットゥルノ/ブルニエール(指揮),
  14)ショパン:練習曲Op.10-4/H・リットナー(Fp),
  15)レーガー:おおいとしき御子/北ドイツ・フィグラル合唱団,
  16)シャイデマン:Jesu, du wollst uns weisen/レオ・ファン・ドゥセラール(Org),
  17)シューマン:ピアノ四重奏曲Op.47よりスケルツォ/モーツァルト・ピアノ四重奏団,
  18)ポンキエッリ:ユーフォニウム協奏曲Op.155より/ローランド・フレッシャー(ユーフォニウム),
  19) ソレール:ハープ・ソナタ第114番より/ゴドリーヴ・シュラマ(Hp),
  20)シューベルト:ロザムンデより/ダグラス・ボイド(指揮),
  21)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ「熱情」より/ジン・ジュ(P),
  22) V=ロボス:花を分ける/A・リーバークネヒト(Fl),
  23)ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番より/セルマー・サックスハーモニック,
  24)シューマン:ピアノ・ソナタ第1番より/ジン・ジュ(P),
  25)V=ロボス:練習曲第1番より/フランク・ブンガルテン(G),
  26)モーツァルト:ピアノ協奏曲第16番より第3楽章/ツァハリアス(P),
  27)レスピーギ:バッハによる3つのコラール:ブルニエール(指揮),
  28)グランベール:イディッシュ組曲より/ダニエル・クライナー(指揮)
MD+Gのハイクオリティ録音を、SACDとブルーレイ・オーディオで!
 『MD+G』レーベルは、厳選したコンサート・ホールや教会などの自然な音響の中で録音を行い、ハイクオリティな数々のレコーディングを送りだしてきています。反響音などの増幅操作、サウンド・フィルターやリミッターなどは一切使用せず、正確な音響グラデーション、本来のダイナミクス、自然な音色などを忠実に再現することを目指しています。その結果生まれた各々のディスクは、音楽的に適切な空間広がりを兼ね備え、また芸術的側面においても、最大限の自然さと鮮明さを描き出しています。
 SACD、ブルーレイ・オーディオの両ディスクには、MD+Gに録音された優秀録音盤から選曲されたダイジェスト、28トラックが収録されています。
ブルーレイ・オーディオには、5.1ch, 7.1chに対応したオーディオ・チェック用信号が収録されていますので、正しいセッティングを行うことができます。
 MD+Gで独自に開発した「222レコーディング」は、これまでの5.1chとは異なる6チャンネル・サラウンド方式を提唱しています。さらにこれを発展させた「2222レコーディング」による8チャンネル・サラウンド方式は、クラシック音楽に最も適したな立体的な再生方式です。独自なスピーカー・セッティングなどが必要となりますが、そのためのチェック信号もブルーレイ・ディスクには収録されています。51ページのブックレットには、収録曲の紹介とオーディオ・チェック用のテクニカルな内容が記載されています。
【SACD】①CD-Stereo, ②SACD-Stereo, ③SACD-Multi(222Recording)の3種類を収録。正式な音響をお楽しみいただくには、③では通常の5.1chとは異なったスピーカー・セッティングなどが必要となります。
【ブルーレイ・オーディオ】全て24bit/96k ①『Stereo PCM』, ②『5.1ch DTS HD MA』,③『222Recording DTS HD MA(6ch)』, ④『2222Recording 8.0ch Auro-3D』の4種類の信号が収録されております。③④では、通常のマルチ・チャンネルとは異なったスピーカー・セッティングなどが必要となります。"
 

906 17817
(Blu-rayオーディオ)
\3600
《ハイドン・ポートレイト》〜ブルーレイ・オーディオ・サンプラー
 ハイドン:
  1)歌劇「報いられたまこと」序曲/
    アダム・フィッシャー(指揮)ハイドン・フィルハーモニー,
  2)ピアノ三重奏曲ハ長調Hob.XV-27/
    ウィーン・ピアノ三重奏団,
  3)トランペット協奏曲変ホ長調VIIe-1/
    ヴォルフガング・バウアー(Tp),
  4)アンダンテと変奏 ヘ短調Hob.XVII-6/
    ジン・ジュ(P),
  5)交響曲第94番「驚愕」/
    アダム・フィッシャー(指揮)ハイドン・フィルハーモニー
MD+Gのハイクオリティ録音をブルーレイ・オーディオで!
 定評のあるハイドンの作品を、前記の素晴らしいリアルな音響でお楽しみいただけます。
「2222レコーディング」による8チャンネル・サラウンド方式は、クラシック音楽に最も適したな立体的な再生方式です。
 このディスクには、全て24bit/96k信号で収録されており、①『Stereo PCM』, ②『5.1ch DTS HD MA』,③『222Recording DTS HD MA(6ch)』, ④『2222Recording 8.0ch Auro-3D』の4種類の信号が収録されております。③④では、通常のマルチ・チャンネルとは異なったスピーカー・セッティングなどが必要となります。
 

904 18106
(SACD Hybrid)
\3000
ブラームス:ピアノ作品集 Vol.4
 ①『2つのラプソディ Op.79』, ②『8つの小品 Op.76』
 ③『スケルツォ 変ホ長調 Op.4』, ④『ワルツ集 Op.39』
ハーディ・リットナー(Fp)
[I・ベーゼンドルファー1846年製(③),
J.B.シュトライヒャー1856年製(④),
J.B.シュトライヒャー1868年製(①②)]
柔らかくふくよかな響きに満ちた時代楽器によるブラームス
 【録音】2012年12月, ザルツブルク、イルンベルガー財団モーツァルト・ザール[デジタル:セッション]
ブラームスが愛したシュトライヒャー、ベーゼンドルファーの時代ピアノの響き。ベートーヴェンにピアノを提供したことでも知られているシュトライヒャー。1833年にナンネッテ夫妻が亡くなると、才能に恵まれたヨハン・バプティスト・シュトライヒャーが工房を引き継ぎました。彼のピアノはリストやクララ・シューマンも好んで弾き、ブラームスも手紙に「ピアノといえばシュトライヒャーかベーゼンドルファー」と残したほどです。当盤はトーマス・アルベルトゥス・イルンベルガーの個人コレクションの3台の時代フォルテピアノを使用して録音が行われました。中低音は十分な重心と量感をもって鳴る一方、高音部の柔らかくふくよかな響きは絶品で、ブラームスのピアノ作品が鮮やかに蘇っています。演奏のリットナーは1981年生まれの若手で、ザルツブルクのモーツァルテウムでジークベルト・ランペに学びました。ピリス、ポゴレリチ、ツィメルマンといった個性あふれる超一級ピアニスト達が目をかけて共演しています。
(CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND)
 

613 18022
\2300
ジャチント・シェルシ:室内楽作品集
 『Ko-Lho』(フルートとクラリネットのための),
 『4つのイラスト』(ソロ・ピアノのための)
 『Dithome』(無伴奏チェロのための),
 『Hyxos』(フルートと打楽器のための)
 『Xnoybis』(無伴奏ヴァイオリンのための),
 『To the Master』(チェロとピアノのための)
アンサンブル・アヴァンギャルド
始原を喚起する、倍音と余韻のうなり
 【録音】2011年11月, 2012年4 & 9月, マリエンミュンスター修道院[デジタル:セッション]
 ジャチント・シェルシ(1905-1988)の初期の作風は、音色重視の作曲法で、未来派の最後の残党といわれています。徐々に倍音成分への変化や近接する周波数によって発するうなりが効果的に使用される作品は印象的。後期になるとリゲティやケージらには高く評価されましたが、伝統音楽から現代音楽への移行期でもあり、初演者に恵まれなかったため、あまり世に知られることはありませんでした。残念ながら彼の作曲した作品の楽譜はほとんど出版されませんでしたが、最近になって彼の音楽が公開され、徐々に話題となってきています。近現代専門の音楽グループ「アンサンブル・アヴァンギャルド」のメンバーによる、始原を喚起する倍音と余韻のうなりの芸術をお楽しみ下さい。
 

309 6322
\2300
スカルラッティ一族の室内カンタータとソナタ集
 アレッサンドロ・スカルラッティ:
  カンタータ『Perche tacete, regolati concenti』,
  カンタータ『Bella Dama di nome Santa』,
  『ソナタ イ短調』,『ソナタ ヘ長調』,
 ドメニコ・スカルラッティ:カンタータ『Doppo lungo servire』,
 フランチェスコ・スカルラッティ:カンタータ『O come in un’ istante』
カイ・ヴェッセル(C-T)
ムジカ・アルタ・リパ (ピリオド楽器アンサンブル
表情に富んだ美しい旋律のカンタータ
 【録音】1995年, ゼングヴァルデン[デジタル:セッション]
アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725)は、ナポリの宮廷楽長、ローマのサンタ・マリア・マジョーレ教会楽長を務め、ナポリ派オペラの代表的作曲家として名高く、膨大な室内カンタータを作曲しました。息子のドミニコ(1685-1757)はスペイン宮廷で活躍し、鍵盤曲に新しい用法を取り入れた重要な作曲家です。アレッサンドロの弟のフランチェスコ(1666-1741)は、ナポリの宮廷楽団ヴァイオリン奏者を務め、ロンドンなどでも活躍しました。ここに収録された室内カンタータは、アレッサンドロの影響を強く受けており、表情に富んだ美しい旋律、その中に見え隠れする主人公の不安さなど、心情的な生命感に溢れています。BCJやコープマンとの共演でも有名なカウンター・テナーのカイ・ヴェッセルが、美しい声を重ねていきます。彼の美しいカウンター・テナーの声が聴けるアルバムの再発売となります。




MYRIOS CLASSICS



MYR-10
(SACD Hybrid)
\2600→\2390
タベア・ツィマーマン(ヴィオラ)
 ベルリン・ドイツ交響楽団&ハンス・グラーフ(指揮)
ヒンデミット(1895-1963):ヴィオラ作品全集 第1集 ヴィオラと管弦楽作品集

 1.白鳥を焼く男
  (古い民謡の旋律によるヴィオラと小管弦楽のための協奏曲)
 2.葬送音楽-弦楽オーケストラと独奏ヴィオラのための
 3.室内音楽 第5番 Op.36-4
  (ヴィオラと大管弦楽のための協奏曲)
 4.ヴィオラと大室内管弦楽のための協奏音楽 Op.48a
  (初稿版…世界初録音)
タベア・ツィマーマン(ヴィオラ)
ベルリン・ドイツ交響楽団
ハンス・グラーフ(指揮)
 どんな楽器も弾きこなしたと言われるヒンデミットですが、彼はもともと優れたヴィオラ奏者であり、ソリストとしてだけでなく、一時期は自らが結成したアマール弦楽四重奏団でも8年に渡ってヴィオラを演奏、その間に自作の弦楽四重奏曲第2番の初演を行うなど、多彩な活躍をしたことでも知られています。
 そんなヒンデミットですから、ヴィオラのための作品も積極的に作曲、それまでは「縁の下の力持ち」的存在であったヴィオラを独奏楽器として認めさせることに成功したのです。
このアルバムでは、ヴィオラのための作品を4曲収録しています。
代表作の一つである「室内音楽」は、6曲全てに独奏楽器が与えられた実質「協奏曲」であり、この5番がヴィオラ協奏曲となっています。そして、イギリス王ジョージ5世(1865-1936)の葬儀のために書かれた「葬送音楽」も比較的知られている作品です。
 タイトルにインパクトがありすぎる「白鳥を焼く男」。こちらはもともと、3つの楽章に中世のドイツ民謡が使われていて、終楽章に「あなたは白鳥の肉を焼く人ではありませんね」というメロディが使われていることでこのタイトルが使われています。そして「協奏音楽」の草稿版による演奏は世界初録音となります。
 いずれも技巧性と音楽性を兼ね備えた名作であり、ほんのわずかな近寄り難ささえ乗り越えれば、本当に数多くの事を語りかけてくる優れた作品です。
第2集「独奏作品集とピアノ伴奏を伴う作品集」(2枚組)は2013年秋リリースの予定です。




DORON


DRC 5039
\2300
「エル・ドゥエンデ(トロル)」
 〜アルベニス&ソレール:ピアノ作品集

  アルベニス(1860-1909):
   ラ・ベガ、アスレーホス、
   フランシス・クーツの詩による4つの調べ(ピアノ独奏)、
   ナバラ
  ソレール(1729-1783):
   ソナタ第20番 嬰ハ短調、ソナタ第34番 ホ長調、
   ソナタ第39番 ニ短調、ソナタ第78番 嬰へ短調、
   ソナタ第88番変ニ長調
シルヴィアーネ・デフェルネ(ピアノ)
 録音:2012年9月11−13日、ジュネーヴ、DDD、69'53

 アルベニスとソレールのピアノ作品を大体交互に混ぜ込んだCD。生年は131 年も違う両者だが、スペインのカラーはしっかり共有していることが分かる。シルヴィアーネ・デフェルネはスイス、ジュネーヴ生まれのピアニスト。
 

DRC 5040
\2300
ウェーバー:クラリネット協奏曲
 クラリネット協奏曲第1番 ヘ短調 Op.73
 クラリネット協奏曲第2番 変ホ長調 Op.74
 クラリネット小協奏曲 Op.26
フレデリク・ラパン(クラリネット)
ジャン=フランソワ・アントニオーリ(指揮)
ティミショアラ・フィルハーモニー
 DDD、52'63

 ウェーバーのクラリネット協奏曲集。フレデリク・ラパンは1955 年生まれのスイスのクラリネット奏者。1984年から1991 年までヴィンタートゥール・ムジークコレギウムの首席クラリネット奏者を務め、現在はソロとして活動している。フランス風の明るく軽めの響きのウェーバーはまた美しいものである。
 

DRC 5041
\2300
「グラナドスからクロルまで」ヴァイオリン小品集
 グラナドス:ロマンス/
 トゥーリナ:エウテルペ,ナバラを讃えて/
 リリ・ブーランジェ:夜想曲/
 ドビュッシー:アラベスク/
 チャイコフスキー:調べ,瞑想曲/
 パラディス:シシリエンヌ/
 スメタナ:わが故郷から 第1番,第2番/
 マロン:子守歌/
 フォーレ:アンダンテ 変ロ長調 Op.75/
 クロル:バンジョーとフィドル
アルバ・シラフィシ(ヴァイオリン)
マリア・ディポルド(ピアノ)
 録音:2012年8月21、22、24日、フリブール,DDD、61'35

 ヴァイオリンとピアノのための小品が13 曲収録されているが、有名曲は僅かで、ヴァイオリン・マニアには知られたアンコール・ピースといった趣の曲が多い。ブーランジェの夜想曲、トゥーリナのエウテルペ、ナバラを讃えて、クロルのバンジョーとフィドルなど、いずれも名曲である。アルバ・シラフィシはスイスのヴァイオリニスト。現在はフリブール室内管弦楽団に所属している。




CASSIOPEE


969532
\2000
DANSE - MUSIQUE Vol.132
 1. C'etaient 3 cavaliers(Haut Jura)
 2. 3 Jeunes dragons(pays de Nanc)
 3. Les garcons de chez nous)
 4. J'ai fait une maitresse(pays de Nanc)
 5. La haut sur la montagne
 6. M'y allant promener
 7. Rossignol du bois sauvage
 8. Petite ronde sur(il est pourtant temps de me marier)
 9. Danse des guenillet
 10. C'etait un vigneron(Arbois)
 11. J' ai vendu ma culotte(Courtedoux,Jura)
 12. Ronde sur (nour avons 3 belles filles)
 13. Un beau dimanche apres souper
 14. Eh donc! Bonjour mam zel Suzon
 15. En voici la bonne annee venue
 16. Voici la bonsoir(chanson de quete pour le nouvel..)
 17. Bonsoir, bonsoir(chanson de quete pour le nouvel..)
 18. Mon mari est bien malade(chanson de mal mariee)
 19. Derriere chez mon pere
 20. Reverences sur(c etaient 3 cavaliers)
 21. Pas rapides sur(c' etainet 3 jeunes dragons)
 22. Les garcons de chez nous(version lente)
 23. J' ai fait une maitresse(version lente)
 24. La haut sur la montagne(version rapide)
 25.M'y allant promener(version lente et en)
 26. Rossignol du bois sauvage(version rhymee)
 27. La belle si vous vouliez aimer
 28. La belle si vous vouliez m aimer
 29. Du temps que j allais voir la fille
 30. Du temps que allais voir fille
 31. Petite course et reverence pour chaque petit
Pietro Galli(p)(ピエトロ・ガリ)(ピアノ)
パリ・オペラ座の専任バレエ・ピアニスト
バレエの教則的なCDが1流の専任ピアニストにより演奏。

969533
\2000
DANSE - MUSIQUE Vol.133
BARRE:
 1. Plies face a la barre:3 fois plie tendu sur 4 mesures
 2. Plies main a la barre: 1 ere position,2 eme position
 3. Battements tendus ou degages:1er temps degage en 4eme,
  2,eme temps pose talon
 4. Battements jetes sur(mon pere n' avait pas)
 5. Ronds de jambe a terre:par 1/4 fois 8 mesures
 6. Barrements fondus
 7. Battements frappes sur(Mon pere enseigne-moi donc)
 8. Developpe sur(ya bien 10 and(
 9. Petits battements sur le cou de pied lents.
 10. Ronds de jambe en l'air lents 3 ronds de jambe
 11. Grands battements sur (mon pere et mere)
 12. Jambe sur la barre a kla seconde et ensuite
 13. Releves face a la baRRE: pile tendu,1/2 pointe et pose
MILIEU
 14. Ports de bras sur(c est bien I ancienne que jaime)
 15. Degages ou battements tendus 4 fois 8 et battements
 16. Adade sur(j entends dans le bocage(4 fois 8 a droite)
 17. Educatif sur(j' entends dans le bocage
 18. Excercice de saut:I saut suivi de 1/2 pile tendu
 19. Educatif de valse(assez lents)
 20. Ronds sur(dans la foret sous les chenes)
 21. Exercice d'expression sur une chanson a bercer
 22. 2eme ronde avec alternance de mesures a 6/8 et 2/4
 23. Temps leve en arabesque sur(c etail Anne de bretagne)
 24. Educatifs de 4 piques lents sans tourner et 2 assembles
 25. Ports de bras et reverence
Pietro Galli(p)(ピエトロ・ガリ)(ピアノ)

969534
\2000
DANSE - MUSIQUE Vol.134
BARRE:
 1. Plies:2 1/2 pilies et grands plies et remonter dans
 2. Pointers face a la barre:jambe droite 1/2 pointe
 3. Battements tendus ou degages sur tout aupres de Pont-Scorff
 4. Battements tendus jetes sur:ah! Martin quel dommage
 5. Ronds de jambe a terre et ports de bras
 6. Battements fondus sur dinanvo
 7. Battements frappes sur dessus la place de Kercharl
 8. Ronds de jambe et ferme en dehors,id en dedans
 9. Petits bettements sur le cou de pied
 10. Grands battements sur deux aujourd hui
 11. Developpes et ports de bras sur un oiseau rose
 12. Jambe sur la barre en 4 eme position a la seconde
 13. Releves lents face a la barre sur si javais un
MILIEU
 14. Adage sur viens avec moi
 15. Battements tendus sur une gavotte
 16. Battements tendus jetes sur ma mere j'ai a vous
 17. Battements frappes sur(jeune fille qui partez)
 18. Exercice de pirouettes sur quand je me marierai
 19. Ports de bras avec developpes sur
 20. Course ou exercice rapide sur
 21. Educatif de la mesure a 5 temps sur ecoutez done
 22. Sauts avec plies tendus
 23. Exercice a regler sur 2 fois & temps modere
 24. Exercice a regler sur 2 fois & termps modere
 25. Ronde sur dedans cette vallee
 26. Excercice de pas de Bourree sur mes patents
 27. Pas de valse sur
 28. Gavotte rapide sur javais une belle - mere
 29. Temps lents en arabesque sur eguinane
 30. Exercice a regler sur jibdi
 31. Deux berceuses enchainees
 32. Course ou excrcicce rapide a regler
 33. Ports de bras et reverence sur venez vous
Pietro Galli(p)(ピエトロ・ガリ)(ピアノ)

969535
\2000
DANSE - MUSIQUE Vol.135
BARRE:
 1 Excercice preparatitoire face a la barre:1/2 pointe
 2. Plies : un grand plie sur 4 mesures\, deux 1/2 plies
 3. Battments tendus ou degages sur si bois une pinte
 4. Battements tendus jetes sur quand le jour de la Saint..
 5. Ronds de jambe suivis, 4 ronds de suivis
 6. Battements fondus sur(Gibaudrie)
 7. Battements frappes sur mere j'veux..
 8. Ronds de jambe en l'air 4 ronds de jambe sur
 9.Developpes sur la vierge Marie s'en va a Bethleem
 10. Petits battements sur le cou de pied sur donnez
 11.Grands battelments sur tous ceux qui veulent
 12.Adage sur un enfant est venu au monde
 13. Jambe sur la barre en 4 eme et a la seconde
 14.Releves face a la barre sur
MILIEU:
 15.Adage sur ah! Jeanne, disait-il.
 16.Battements tendus ou degages enchaines a des
 17.Pas de bourree sur le carillon de dunkerque
 18. Pirouettes sur le carillon
 19. Educatif de sauts: tendu plie et saute,soubresaut
 20. Ronde sur il serail cavalier
 21. Chasses sur un petit vieux faisait le galant
 22. Ports de bras sur ah! De fois jai conduit
 23.Excercice de pas de bourree a tempo rapide
 24.Ronde sur tous ceux qui veulent faire la course
 25. Farandole a regler
 26. Ronde sur passant d'vant I'marche
 27. Ports de bras et reverence sur marche de Goliath

969536
\2000
DANSE - MUSIQUE Vol.136
BARRE:
 1. Plies:2 grands plies,ports de bras ou penche en avant
 2. Battements tendus ou degages:1 - degage en 4 eme devant
 3. Battements tendus jetes sur
 4. Ronds de jambe a terre:2 ronds de jambe par 1/2 sur
 5.Battements fondus
 6.Battements frappes sur(jai perdu hier au soir ici)
 7. Ronds de jambe en l'air et ports de bras
 8. Petits batteelments sur le cou de pied sur
 9.Grands battements(mesure a 6/8)
 10. Adage comportant des developpes
 11.Jambe sur la barreen 4 eme et la seconde
 12.Dos a la barre: descente en grand ecart
 13. Releves face a la barre sur qu'y a t il
MILIEU:
 14. Adage sur la belle est au jardin d'amour
 15.Battements tendus ou degages sur jesus christ
 16.Battements jetes sur(c'est la mere Mathurine)
 17. Educatif pour les pirouettes
 18.Pas de bourree sur hier jai rencontre
 19. Excercice sur 2 mesures a 3/4 (pas de valse)
 20. Grands battements sur en revenant de noces
 21.Exercicers de chasses sur(Rose a des coiff's)
 22. Petits soubresauts rapides sur c etait la fete
 23. Sauts et plies sur le jour des Bouhourdis
 24. Ronde sur Eh-la! Quelles nouvelles?
 25. Educatif d'assembles et de sissones
 26. Tendu,plie,assemble,tendu,plie
 27. Ronde sur le 1er mois de l'annee
 28.Educatif du pas de basque sur c'est a Moeuvre
 29. Ronde pour des petits pas courus sur" eh!
 30. Pas de valse avec ports de bras sur jai
 31. Ronde sur've joli bois
 32. 8 grands battemenmts et 8 degages ou battements
 33. Ports de dras et reverence
Pietro Galli(p)(ピエトロ・ガリ)(ピアノ)

969537
\2000
DANSE - MUSIQUE Vol.137
BARRE:
 1. Exercice preparatoire face a la barre
 2. Plies: deux grands plies,ports de bras ou penche
 3. Battements tendus ou degages sur
 4. Battements tendus jetes sur
 5. Ronds de jambe a terre 4 ronds de jambe
 6.Battements fondus
 7. Battements frappes sur plantons la vigne
 8. Ronds de jambe en l'air: retire
 9. Petits battements sur le cou de pied sur Margot
 10. Grands battements sur tous la-haut sur la
 11. Adage sur c'etait la veille de Noel
 12. Jambe sur la barre en 4 eme et a la seconde
 13. Descente en grand escart dos a la barre et remonter
 14. Releves face a la barre:1 releve sur 2 temps et 2 suivis
MILIEU:
 15. Adage avec des mesures a 2/4 et a6/8 sur
 16.Battements tendus ou degages sur
 17.Combinaison de pas de valse et de pirouettes
 18. Etude de pas de bourree sur
 19. Educatif pour les assembles sur fillette de Champagne
 20. Enchainement de pas sur un rythme de valse
 21. Chagements de pied relativent rapides
 22. Piles et sauter sur I'eau de cette fontaine
 23. Excercice de marche lente sur
 24. Rode sur ronde d'Attigny
 25. Excercice pour les tours en l'air
 26. Ronde sur(toute la nuit les chats sont gris)
 27. Etude de pas de basque sur Janeton prend
 28. Excercice de valse a regler sur derriere
 29. Ports de bras et reverence sur oh!
Pietro Galli(p)(ピエトロ・ガリ)(ピアノ)




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


BARTOK RECORDS



BR 1914
\2300→\2090
「コダーイとバルトークによって
 採集・編曲されたハンガリーの民謡集」

  20のハンガリー民謡集(バルトーク/コダーイ)より2曲
  8つのハンガリー民謡集(バルトーク)
  20のハンガリー民謡集(バルトーク)より
   「刑務所のなかで」「逃亡者の歌」ほか2曲
  ハンガリーの民族音楽(コダーイ)より「兵士の歌」
  歌劇「ハリー・ヤーノシュ」より「求職の歌」(コダーイ)
  20のハンガリー民謡集(バルトーク/コダーイ)より2曲
  20のハンガリー民謡集(バルトーク)より「古い追悼の歌」「飲酒の歌」
  「セーケイのゆっくりした踊り」「豚飼いの歌」「告訴」「カップルの歌」
  ハンガリーの民族音楽(コダーイ)より
   「悪妻」「ドベルドの歌」「ユサールの歌」ほか7曲
レスリー・チャバイ(T)
ティボール・コズマ(Pf)
 BARTOKレコーズ久々の新譜!

 録音:1950年代(2013年復刻)

 バルトークとコダーイが祖国ハンガリーを旅して民謡の録音、採譜を行ったことは有名である(バルトークは周辺諸国、中東、アフリカ近くまで出向いている)。このディスクは彼らが収集しまとめた楽譜をテノールとピアノで再現したもの。バルトークは同じ民謡でピアノ曲も書いているが、民謡の旋律はなんといっても言葉と密接に関わっているため、歌曲の形で聴くことはハンガリー民謡とは何か、またバルトークとコダーイの音楽を考える上で大変貴重な内容。ピアノ伴奏すなわち、前奏、間奏、和声つけはもちろん、リズムや全体的な曲のムードは彼らの創意によるものなので、ただ民謡を採譜しただけの編曲集ではなく、独立した作品の域に達しているといってよい。
 なおこの音源は1950 年代に制作された2 枚の12 インチLP のレコードによる。トラック1 から16 まではニューヨークのアパートの5 階の一室で録られ、トラック17 から37 までは4 年後にコンサート・ホールで録られた。音質は決して悪くなく、資料的価値以上に充分鑑賞に耐えうる。




MUSIC&ARTS



M&ACD 1274
(2CD)
\4400→\3990
クラウディオ・アラウ、タングルウッド音楽祭ライヴ
 オール・モーツァルト・プログラム

  モーツァルト(1756-1791):
   CD1)
    ピアノ・ソナタ第5番ト長調K.283
    ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310
    幻想曲第4番ハ短調K.475
    ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K.457
   CD2)
    ピアノ・ソナタ第17番変ロ長調K.570
    ピアノ・ソナタ第18番ニ長調K.576
クラウディオ・アラウ(Pf)
 クラウディオ・アラウのモーツァルト初出音源!1964 年のタングルウッド・ライヴ!良好なステレオ録音!

 録音:1964年7月21日タングルウッド音楽祭より(ライヴ)、ステレオ、AAD
 エンジニア:ジーン・ゴーデット、アラウ財団の許可による初CD化

 アラウのモーツァルトと言えば、フィリップスに録音したピアノ・ソナタ全集が有名ですが、今回発売されるのは1964 年のタングルウッド音楽祭におけるリサイタルのライヴ。公式にはこれが世界初リリースとなる貴重な録音です。
 テープの保存状態もよく、音質は極めて良好。リサイタルは小規模なスペースで行われたと思われ、残響がない代わりに音のディテール、細かいニュアンスの変化などが手に取るようによく聴き取れます。終演後の聴衆の拍手からも会場の熱狂ぶりが伝わってきます。1964 年はアラウが還暦をようやく過ぎたばかりの頃。ピアニストとしてこれから円熟の境地に入ってゆく、まさに脂の乗り切った演奏です。
 


M&ACD 1275
(5CD、4枚価格)
\8800→\7990
高音質で知られていたM&ACD1203が再発売!
 「トスカニーニ1939年のベートーヴェン:交響曲全集」
 (1)交響曲第1番、交響曲第3番「英雄」
 (2)交響曲第2番、交響曲第4番、レオノーレ序曲 第3番
 (3)交響曲第6番「田園」、交響曲第5番「運命」
 (4)エグモント序曲、交響曲第7番
 (5)レオノーレ序曲第1番、交響曲第8番、レオノーレ序曲第2番
 (6)交響曲第9番「合唱」
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
NBC交響楽団
(6)ジャルミナ・ノヴォトナ(S)
 K.トルボルイ(A)
 ジャン・ピアース(T)
 ニコラ・モスコーナ(B)
 ウェストミンスター合唱団
 M&Aの名盤トスカニーニのベートーヴェン全集が再発売!

 録音:1939年(1)10/28 (2)11/4 (3)11/11 (4)11/18 (5)11/25 (6)12/2 (1)-(5)NBC8Hスタジオ (6)のみカーネギー・ホール (復刻エンジニア:アーロン・Z.スナイダー、2013年新マスター)

 トスカニーニ&NBC 交響楽団のベートーヴェン:交響曲全集は1950 年代のRCA 盤が有名ですが、熱心なファンにはこの1939 年10 月〜12 月に一気に録音されたこの全集も支持されております。この演奏はトスカニーニ絶頂期ともいえる72 歳時の録音で物凄い緊張感ながらも、特有のカンタービレも忘れない名演です。
 多くのレーベルから復刻されていますが、M&A の旧盤(M&ACD1203)は高音質で知られておりました。今回、新しいリマスタリングが施され、更なる音質改善が計られています。なおM&ACD1203 は廃盤となります。
 

M&ACD 1272
\2200
ワーグナー:「ワルキューレ」第2幕
 (※最後、放送時間枠に間に合わないアナウンス入り)
キルステン・フラグスタート(S,ブリュンヒルデ)
フリードリヒ・ショル(Br,ヴォータン)
ラウリツ・メルヒオール(T,ジークムント)
ロッテ・レーマン(S,ジークリンデ)
エマヌエル・リスト(B,フンディング)
キャスリン・マイスル(MS,フリッカ)
フリッツ・ライナー指揮
サンフランシスコ歌劇場管弦楽団
 伝説的なライナーの「ワルキューレ」第2幕!しかし放送時間が・・・

 録音:1936年11月13日、サンフランシスコ、AAD、74'28

 第2 幕だけながら豪華キャストによる「ワルキューレ」として有名なライヴ録音がM&Aから復活。サンフランシスコ歌劇場は1923 年に開場した若い歌劇場だったが、ヨーロッパのスター歌手を多数集めて人気を博していた。1935 年に初めて《指環》を上演、1936 年に3 作を再演した。11 月13 日の金曜日の「ワルキューレ」の第2 幕をNBC 放送が中継、その貴重な録音である。
 フラグスタート、レーマン、ショル、メルヒオールと、いずれも20 世紀のワーグナー史に欠かせない大歌手が一堂に会したというだけでも驚きで、しかも指揮がライナーというのはもはや奇跡の一夜と言えるだろう。残念なことに放送時間枠にギリギリで収まらず、申し訳なさそうなアナウンスが被ってしまっているが、他公演の録音で補修せずそのまま収録している。
 1999 年にM&ACD-1048 で発売されていたものだが、今回は新たに発見されたNBCの複写盤からウォード・マーストンとアーロン・Z.スナイダーが修復した音源を使用している。


<国内盤>


東武レコーディングズ



TBRCD 0020
\2200→\1990
ゲアハルト・ヘッツェル待望の協奏曲ライヴ!!
 (1)ブラームス:ヴァオリン協奏曲
 (2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5 番「トルコ風」
ゲアハルト・ヘッツェル(ヴァイオリン)
(1)渡邉曉雄(指揮)
 東京都交響楽団
(2)ハインツ・レークナー(指揮)
 読売日本交響楽団
 世界最高のコンサートマスター故ゲアハルト・ヘッツェル待望の協奏曲ライヴ!!

 演奏タイミング:(1)[21:15][8:57][7:56]/(2)[10:01][9:56][8:40]
 録音:(1)1988 年3 月16 日サントリーホール、デジタル・ライヴ (2)1988 年3 月14 日東京文化会館、ステレオ・ライヴ
 サウンド・マスタリング:WEITBLICK

 ウィーン・フィルのコンサートマスターとして、その名声は楽壇に轟き、世界最高のコンサートマスターとまで絶賛された名手、ゲアハルト・ヘッツェル(1940〜1992)。登山中の滑落死という悲劇的な急逝は、多くの音楽ファンを悲しませ、それ故にますます忘れ得ぬ存在となりました。
 その実力に比してソリストとしての録音は極めて少なく、今回登場する、ブラームス、モーツァルトの名作も無論初登場のレパートリーとなります。
 ブラームスはヘッツェルが生涯愛した作曲家で、最後の録音となったヴァイオリン・ソナタ集の名演も記憶に残ります。
 ヘッツェルの解釈は、抒情的で微かな感傷すら感じられる繊細で美しいもので、その大袈裟でない身振りには心打たれること必定です。
 そして最晩年の渡邉曉雄の伴奏が正にノーブルそのもので、この品格には思わず襟元を正したくなるばかりです。
 さらに、鬼才レークナーの伴奏を得たモーツァルトも収録、レークナーのキビキビした伴奏とヘッツェルのセンス抜群の節回しテクニックには、どなたも満足を得られることでしょう。繰り返し聞きたくなる名盤の登場です。
 ヘッツェル未亡人の快諾を得てのリリース。いずれも優秀な実況録音。








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