≪第71号アリアCD新譜紹介コーナー≫
マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル
国内盤
映像
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7/5(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
APARTE
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トリスタン・プァッフ(ピアノ)
シューベルト:ピアノ作品集
(1)ソナタ第18番 ト長調 D894
(2)さすらい人幻想曲 D760
(3)軍隊行進曲 第1番 変ニ長調(タウジヒ編) |
トリスタン・プァッフ(ピアノ) |
チッコリーニの薫陶を受けた俊英トリスタン・プァッフによる清潔感のあるシューベルト
録音:2012 年11 月
プァッフは2007 年のロン・ティボー国際音楽コンクールで6
位入賞、ガラ・コンサートで来日経験もある注目株。ミシェル・ベロフやチッコリーニの薫陶を受けています。清潔感のある音色が魅力のシューベルト作品集に仕上がっています。 |
ARTE DELL’ARCO JAPAN
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ADJ 038/043
(6CD ジュエルケース
+スリーブケース
+解説書付)
特別価格\10000 →\9290
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ホッホランドの芸術
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スタンリー・ホッホランド(フォルテピアノ) |
Disc 1
モーツァルト:
(1)ピアノ・ソナタ 変ホ長調K.282
(2)ピアノ・ソナタ イ短調K.310 (3)幻想曲
ハ短調K.475
(4)ピアノ・ソナタ ヘ長調K.533/494 (5)ロンド
イ短調K.511
録音:2007 年5 月27-29 日、秩父ミューズパーク音楽堂
Disc 2
モーツァルト: ピアノ三重奏曲集
(1)ピアノ三重奏曲 変ロ長調K.502
(2)ピアノ三重奏曲 ホ長調K.542 (3)ピアノ三重奏
ハ短調K.548
若松夏美(ヴァイオリン)、鈴木秀美(チェロ)
録音:2007 年5 月24-26 日、秩父ミューズパーク音楽堂
Disc 3
モーツァルト:
(1)ピアノ四重奏曲 ト短調K.478
(2)ピアノ四重奏曲 変ホ長調K.493 (3)ピアノ・トリオ
ト長調K.564
若松夏美( ヴァイオリン)、成田寛(
ヴィオラ)、鈴木秀美( チェロ)
録音:2010 年6 月6-9 日、秩父ミューズパーク音楽堂
Disc 4
モーツァルト:
(1)ピアノ協奏曲第20番 ニ短調K.466
(2)ピアノ協奏曲第12番 イ長調K.414 より第2楽章
鈴木秀美(指揮)、オーケストラ・リベラ・クラシカ
録音:2006 年10 月21 日東京、浜離宮朝日ホール(ライヴ)
Disc 5
シューベルト:
(1)華麗なるロンド ロ短調op.70, D895
(2)ソナタ(二重奏曲) イ長調 Op.post.162,
D574
(3)幻想曲 ハ長調 Op.post.159, D934
ヴェラ・ベス(ヴァイオリン)
録音:1982 年6 月、ヴァールセ教会(アムステルダム、オランダ)
Disc 6
シューベルト:
(1)ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D959
(2)レントラー集(12のドイツ舞曲)D790
より第1、3〜 8、11番
(3)3つのピアノ曲 D946
録音:2008 年12 月12-24 日スタジオ・オンデア・デ・リンデン
(ファルテルモント、オランダ) |
フォルテピアノ界の静かなる巨匠、スタンリー・ホッホランド滋味溢れるモーツァルト、シューベルトの集大成1980
年代の隠れた名録音も網羅!
DDD、日本語解説付
フォルテピアノ界の静かなる巨匠、スタンリー・ホッホランドの滋味溢れる演奏の集大成。1982
年のヴェラ・ベス(ヴァイオリン)の共演から、鈴木秀美(チェロ)、若松夏美(ヴァイオリン)、成田寛(ヴィオラ)との室内楽、さらにはオーケストラ・リベラ・クラシカとの協奏曲、そして2008
年のシューベルトまでを網羅する貴重な録音集です。語法を重んじながらも夢と詩情に溢れるフォルテピアノ界の先駆者、スタンリー・ホッホランドが、千変万化のタッチで語りかけるモーツァルト、シューベルトの名演の数々を6
枚組ディスクにまとめました。ブックレットも充実で日本語・英語の解説をはじめ、録音時の写真などが掲載されております。
スタンリー・ホッホランド(フォルテピアノ)
アムステルダム音楽院でピアノと音楽理論をヤープ・スパーンデルマン師に師事。その後ロンドンでマリア・クルチオ、ブルーミントン(
アメリカ) でメナハム・プレスラー各氏のもとで研鑽を積む。ソリスト、また室内楽奏者として、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、日本などで演奏活動を行っている。ホッホランドはフォルテピアノ奏者としての先駆者の一人であり、70
年代のはじめからアンナー・ビルスマ、ヴェラ・ベスらとの共演で多くの録音を行った。また、ブリリアント・クラシックスによるハイドンの鍵盤楽器のためのソナタ全曲録音に参加。多くの室内楽に参加し、古楽音楽祭に招待されている。18
世紀オーケストラとベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲演奏会に参加し、ヨーロッパ数都市で演奏会を行った。モーツァルト・イヤーには同オーケストラと最も重要なピアノ協奏曲を演奏するプロジェクトに参加。巨匠の名にふさわしいフォルテピアノ奏者。
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PREISER
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カジノ・バウムガルテン・ライヴ・シリーズ
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ウィーンにある「カジノ・バウムガルテン」は、19
世紀後半にオーストリア軍の社交場として建設されました。
スタジオとして多くの録音で使われていますが、内装は高い天井の小さい美しいホール。
この3 枚のディスクは、このホールで行われたライヴ演奏を収録しており、豊かなホールトーンが弦の美しさを引き立てています。 |
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コンチェルト・ウィーン
テレマン:協奏曲第6番〜
リコーダー、ファゴット、弦楽と通奏低音のための
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第7番ニ長調K271a
グリーグ:ホルベルク組曲Op.40 |
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コンチェルト・ウィーン
フローリアン・ツヴァイウアー(Vn)
カール・ハインツ・シュッツ(Fl)
パートゥリック・デ・リーティス(Fg)
ドミトリ・キタエンコ(指揮) |
ウィーン交響楽団のメンバーで2009 年に結成されたアンサンブル「コンチェルト・ウィーン」。
優秀な若い音楽家が揃ったアンサンブルには、ウィーンの音楽的伝統と、高い技術、そして音楽を愛する心に溢れています。
モーツァルトの偽作とされているヴァイオリン協奏曲第7
番。モーツァルトの真作と言い難いからか、録音も少ない作品ですが、気品ある典雅な旋律は魅力的。
グリーグのホルベルク組曲は、グリーグと同じくノルウェーの作曲家で生誕200
年のときにグリーグが作曲。ピアノ曲としてグリーグによって初演されましたが、グリーグ自身が弦楽合奏用に編曲しています。バロック様式で書かれた荘厳な響きを持つ作品です。 |
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ウィーン交響楽団の8人のチェリストたち
J.S.バッハ:
クリスマス・オラトリオIよりカンタータ「歓びの叫びをあげよ」、
「シオンよ、愛を込めて準備せよ」、
「どのようにあなたをお迎えしましょうか?」、
「偉大なる主、力強き王」、「ああ、心から愛する幼な子イエスよ」
ヴィラ=ロボス:
ブラジル風バッハ第1番、ジェット・ホイッスル、
ブラジル風バッハ第5番 |
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ウィーン交響楽団の8人のチェリストたち
クリストフ・ストラドナー(Vc)
アンドレアス・ポコルニー(Vc)
ミヒャエル・ギュンター(Vc)
ブルーノ・ワインマイスター(Vc)
ロメンド・ヴィーザー(Vc)
ジョルジュ・ボグナー(Vc)
ミヒャエル・フォークト(Vc)
ペーター・シアカーラ(Vc)
カール・ハインツ・シュッツ(Fl) |
1980 年に創設された「ウィーン交響楽団の8
人のチェリストたち」。数多くの作曲家が彼らのために作品を書いており、設立から10
年間で100 回のコンサートを行うほどオーストリアでの人気があるチェロ・アンサンブルです。
2005 年にメンバーが入れ替わり新体制となり、精力的にコンサート活動を行っています。チェロの特性を活かした編曲により、オリジナル作品の新たな一面に光を当てて、聴衆に披露してくれます。
ここに収録されているのは、バッハのクリスマス・オラトリオ、ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ。チェロ8
本の強みを活かした音域の広さで絶妙なアンサンブルを聴かせてくれます。 |
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ウィーン交響楽団 ヨハン・シュトラウスアンサンブル
J.シュトラウス:
ジープ男爵、ウィーン気質、ワルツ「愛の歌」Op.114、
喜歌劇「こうもり」より「伯爵さま、貴方のようなお方は」、
ワルツ「うわごと」Op.212、ワルツ「酒・女・歌」Op.333
E.シュトラウス:
ポルカ・シュネル「テープは切られた」Op.45、さあ、逃げろ!Op.73
レハール:喜歌劇「ジプシーの恋」より「シンバルの響きを聞くと」
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
カールマン:歌劇「チャールダーシュの女王」より
ジチンスキー:ウィーンわが夢の街 |
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ウィーン交響楽団
ヨハン・シュトラウスアンサンブル
アントン・ソコロワ(Vn ソロ) |
日本では新年のコンサートでお馴染の「ウィーン交響楽団
ヨハン・シュトラウスアンサンブル」。ウィーンの演奏家だから成し得る、ウィーンのワルツの微妙で絶妙なリズムを聴かせてくれます。
ウィーンの名門オーケストラ、ウィーン交響楽団の実力者たちが集結し、伝統と気品を漂わせる演奏は必聴です。ここではシュトラウス・ファミリーの作品と同じくウィーンの黄金時代を彩った作曲家レハール。
そしてレハールと共にウィンナー・オペレッタの「白銀時代」を築いたカールマン。日本でも有名な「ウィーンわが夢の街」を作曲したジチンスキー、ヴァイオリンの定番作品サラサーテのツィゴイネルワイゼンなどバラエティーに富んだ内容で、お正月さながらの明るく陽気な作品が収録されています。 |
TRANSART
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アントワーヌ・ピエルロ
ブリテン(1913-1976):無伴奏チェロ組曲(全曲)
第1番 作品72(1964)
第2番 作品80(1967)
第3番 作品87(1972) |
アントワーヌ・ピエルロ
(チェロ/Bernardel Father(1849年)) |
気鋭のチェロ奏者アントワーヌ・ピエルロ渾身のブリテン無伴奏組曲ライヴ!
録音:2010 年7 月(フラヌリ音楽祭/ライヴ録音)
アントワーヌ・ピエルロは1981 年パリ生まれのフランスを中心に活躍する若手チェリスト。2008
年からは、クラシック名曲やジャズ、タンゴなどをアレンジして演奏する団体アンサンブル・コントラストのメンバーとして、クラシックにとらわれない活動も展開しています。
ここに登場するのは2010 年のフラヌリ音楽祭でのブリテン無伴奏作品のライヴ録音。楽器が気持ちよく響きます。新しいチェロの聖典とされる3
作品に、臆することなく、しかし真摯に真正面から向き合った演奏にはさわやかな感動をおぼえます。 |
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エリック・タンギ(b.1968):作品集
(1)地の平和
(2)エヴォカシオン(チェロとピアノのための)
(3)インヴォカシオン(チェロ独奏のための)
(4)4つの間奏曲(ピアノのための)
(5)ポエム(ピアノのための) |
(1)アンヌ・ガスティネル(チェロ)
ミシェル・プラッソン(指揮)
ラジオ・フランス管弦楽団
(2)アンヌ・ガスティネル(チェロ)
クレール・デゼール(ピアノ)
(3)アンヌ・ガスティネル(チェロ)
(4)(5)イゴール・レヴィ(ピアノ) |
どことなくオリエンタルな作曲家エリック・タンギ作品集ソリストにガスティネル登場!
録音:2007-2010(ライヴ)
しなやかな音楽性とたしかなテクニックが魅力のガスティネルをソリストに迎えてのタンギ作品集。「地の平和」は中国を思わせる旋律と、それを彩るオーケストラの色彩感が絶妙にマッチした作品。「エヴォカシオン」は内省的な作品で、こちらもチェロが奏でる旋律はどこかアジアを思わせます。「インヴォカシオン」は、ブリテンのようなエッジの効いた緊張感に満ちながらも、表面では何も爆発は起きず、水面下で様々な感情が入り混じっているような曲です。
「4 つの間奏曲」も「ポエム」も、静謐な空気に貫かれた作品。タンギ独特の、どこかオリエンタルな旋律と静謐な空気、そして美しいハーモニーが魅力の1
枚です。 |
SOMM
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SOMMCD 248-2
(2CD)
\4800
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ロンドン・ヘンデル・プレイヤーズ
ジェミニアーニ:ソナタ集 Op.1(全曲)
ソナタ第1番イ長調/ソナタ第2番ニ短調/
ソナタ第3番イ長調/ソナタ第4番イ長調/
アレグロ ニ長調(チェンバロ版)/ソナタ第5番変ロ長調/
ソナタ第6番ト短調(チェンバロ版)/ソナタ第6番ト短調/
ソナタ第7番ニ短調(ソプラノ・リコーダー版)/
アレグロ第7番ハ短調(チェンバロ版)/ソナタ第8番ロ短調/
ソナタ第9番ヘ長調(1739)/ソナタ第9番ヘ長調(1756)/
ソナタ第10番ニ長調(チャブード編/フルート版)/
ソナタ第10番ホ長調(バルサンティ編)/
ソナタ第11番イ短調(バルサンティ編)/ソナタ第12番ニ短調 |
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ロンドン・ヘンデル・プレイヤーズ |
ヴァイオリンのヴィルトゥオーゾで作曲家のフランチェスコ・ジェミニアーニ(1687−1762)のソナタ集。アレッサンドロ・スカルラッティやアルカンジェロ・コレッリに師事をしていたジェミニアーニは、同世代のヴィヴァルディやヘンデルの影に隠れているが、独創的で表現力に富んだその作品はイタリア・バロックの知られざる秘曲と言えるだろう。
2012年2月6−8日&13−14日、聖マリー教会(ロンドン)での録音。 |
SOMM(CELESTE)
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クレリア・イルズン(ピアノ)
モンポウ:
セレクテッド・ワークス Vol.1〜ピアノ独奏作品集
Vol.1
歌と踊り/ペセブレ/内なる印象/
ショパンの主題による変奏曲 |
クレリア・イルズン(ピアノ) |
ロンドンを拠点に活動しているブラジル生まれのピアニスト、クレリア・イルズンが弾くフェデリコ・モンポウ(1893−1987)の作品集第1巻。スペインの作曲家とブラジルのピアニストのエキゾチックなカラー、繊細でカラフルなピアノの音色が見事な調和を産み出している。
2011年2月3−4日の録音。 |
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イベール 〜 室内楽作品集
弦楽四重奏曲
ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ —
《遊戯》
無伴奏チェロのための《ギルラルザナ》
ヴァイオリン、チェロとハープのための三重奏曲
ヴァイオリンとピアノのためのアリア
無伴奏ヴァイオリンのためのカプリレナ
ヴァイオリンとハープのための間奏曲
弦楽四重奏とコントラバスのためのスーヴェニア(世界初録音) |
ブリッジ弦楽四重奏団
マイケル・ドゥセク(ピアノ)
ブリン・ルイ(ハープ)
リチャード・アルソップ(コントラバス) |
イギリスの作曲家「フランク・ブリッジ」の名を冠し、イギリス音楽の演奏に好評を得ているブリッジ弦楽四重奏団が演奏するジャック・イベール(1890−1962)の室内楽作品集。軽妙でメロディックな曲を結成20年以上の歴史を持つアンサンブルがイベールの作品を際立てている。
2011年9月6−7日の録音。 |
VIVAT
キングズ・コンソート完全復活!自主レーベル"VIVAT"がスタート!
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モンテヴェルディ:天国と地上 〜 声楽作品集
トッカータ(歌劇《オルフェオ》より)
リトルネッロ&私は愛するペルメッソの川から(歌劇《オルフェオ》より)
西風が帰り(《音楽の戯れ》より)
ああ、恋人はどこに(《マドリガーレ集第7巻》より)
さらば、ローマよ(歌劇《ポッペアの戴冠》より)
さらば、美しいフロリダ(《マドリガーレ集第6巻》より)
断ち切られた希望(《マドリガーレ集第7巻》より)
アリアンナの嘆き(《マドリガーレ集第6巻》より)
偉大なる精霊よ(歌劇《オルフェオ》より)
ああ、お前は何と優しいことか(《マドリガーレ集第7巻》より)
ニンファの嘆き(《マドリガーレ集第8巻》より)
つれないアマリッリ(《マドリガーレ集第5巻》より)
今や天も地も(《マドリガーレ集第8巻》より) |
キングズ・コンソート
ロバート・キング(指揮)
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
レベッカ・アウトラム(ソプラノ)
ジュリー・クーパー(ソプラノ)
サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)
ダイアナ・ムーア(メゾ・ソプラノ)
チャールズ・ダニエルズ(テノール)
ジョン・ボウエン(テノール)
ジェイムス・ギルクリスト(テノール)
ロバート・エヴァンス(バス)
マイケル・ジョージ(バス) |
キングズ・コンソートのモンテヴェルディ!世界最高峰のソリストたちの豪華共演が実現!
ロバート・キング&キングズ・コンソートの「VIVAT(ヴィヴァット)」でのリリース第4弾は、16〜17世紀イタリアの巨星、クラウディオ・モンテヴェルディ(1567−1643)の声楽作品集!
恋の苦しみ、悩みをテーマとしたモンテヴェルディの美しくも物悲しき歌を歌うのは、キャロリン・サンプソンやサラ・コノリー、レベッカ・アウトラム、チャールズ・ダニエルズ、ジェイムス・ギルクリストなど、綺羅星の如く輝く現代の名歌手たち。
またキングズ・コンソートのオルガン&チェンバロの鍵盤パートには、ゲイリー・クーパー、マシュー・ホールズ、アラステア・ロスが名を連ねるなどこちらも名手揃い。
「ニンファの嘆き」や「アリアンナの嘆き」、「西風が帰り」などの傑作を、キングズ・コンソートと豪華なソリストたちの共演で聴ける幸せ。
ハイペリオン時代の宗教音楽集が大絶賛を博したキングズ・コンソートのモンテヴェルディ。あの感動がここに再び
——。
※録音:2002年1月18日&2月7日−10日、セント・ジュード教会(ロンドン)
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私は歓喜した 〜 スタンフォード&パリー:宗教作品集
スタンフォード:マニフィカトとヌンク・ディミッティス
イ長調
パリー:私は歓喜した(アイ・ワズ・グラッド/1911年版)
スタンフォード:マニフィカトとヌンク・ディミッティス
ト長調
パリー:テ・デウム ニ長調《戴冠式》
スタンフォード:マニフィカトとヌンク・ディミッティス
変ロ長調
パリー:恵みを受けし二人のセイレーン
スタンフォード:マニフィカトとヌンク・ディミッティス
ハ長調
パリー:エルサレム(オーケストレーション:エルガー) |
キングズ・コンソート
キングズ・コンソート合唱団
ロバート・キング(指揮)
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(バス) |
キングズ・コンソート通算100タイトル目!スタンフォード&パリーの宗教作品集!
キングズ・コンソートの通算100タイトル目、そしてこれまでの15年間の中で最大のレコーディングとロバート・キングが位置付けた「VIVAT(ヴィヴァット)」レーベルのリリース第1弾は、ピリオド・オーケストラによる初の録音となるスタンフォード&パリーの宗教作品集!
キャロリン・サンプソン、デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソンをソリストに迎え、万全の体制を整えたロバート・キングとキングズ・コンソート。
スタンフォードの宗教音楽の代表的作品3つの「マニフィカトとヌンク・ディミッティス」、1902年のエドワード7世の戴冠式のために作曲され、1911年のジョージ5世の戴冠式にあわせて改訂されたパリーの「私は歓喜した(I
was glad)」や「テ・デウム」、プロムスの定番「エルサレム」が、キングズ・コンソートによって、作曲、初演当時のサウンドで壮麗に、そして輝かしく蘇る!
UKスペシャリスト・クラシック・チャートで1位に輝き、その後も12週間に渡り20位内をキープするという大ヒットとなったキングズ・コンソートのスタンフォード&パリー。
"ピリオド・オーケスラ+近代イギリス音楽"の斬新かつブリリアントなサウンドが、キングズ・コンソート完全復活を宣言する!
※録音:2012年9月20日−22日、セント・ジュード教会(ロンドン)
プロモーション映像をご覧いただけます!→
http://www.youtube.com/watch?v=r2pzBugz7dI |
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サンプソンとシェランの心揺さぶる至極の歌声
クープラン:3つのルソン・ド・テネブレ
マレ:サント=コロンブ氏へのトンボー、シャコンヌ
イ長調
クープラン:復活祭のためのモテット
サント=コロンブ:前奏曲 ホ短調
クープラン:マニフィカト《わが魂は主をあがめ》 |
キングズ・コンソート
ロバート・キング(指揮&チェンバー・オルガン)
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
マリアンネ・ベアテ・シェラン(メゾ・ソプラノ)
スザンヌ・ハインリヒ(バス・ヴィオール)
リンダ・セイス(テオルボ) |
クープランの"ルソン・ド・テネブレ"新録音!サンプソンとシェランの心揺さぶる至極の歌声。
"近代イギリス音楽"スタンフォードとパリーで新たなステージの幕開けを飾ったロバート・キング&キングズ・コンソート。
現在も名演として高評価を受け続けているヴィヴァルディやヘンデル、パーセル、モンテヴェルディはもちろんのこと、ロバート・キング&キングズ・コンソートにとってフランス・バロックも重要なレパートリーであり、フランソワ・クープラン(1668−1733)の「ルソン・ド・テネブレ」は、1990年録音のハイペリオン盤以来となる期待が高まる新録音!
クープランの宗教音楽の頂点とも称される名作では、イギリスのソプラノ、キャロリン・サンプソン、ノルウェーのメゾ・ソプラノ、マリアンネ・ベアテ・シェラン(キーラント)の純真無垢の歌声と、ロバート・キングが弾くチェンバー・オルガンの優しきサウンドが、筆舌に尽くし難い美しさを醸し出す。
英グラモフォン賞の受賞経験を持つ名手、スザンヌ・ハインリヒのバス・ヴィオールが奏でるマラン・マレとサント=コロンブのヴィオール作品も、プログラムのアクセントとして重要な役割を担っている。
このクープランの新録音では、ヴェルサイユ・ピッチ、またはフランス・バロック・ピッチと呼ばれる"A=392"を設定してきたロバート・キング。細部までこだわりぬいた極上のクープランの登場です。
※録音:2011年3月5日−7日、聖アンドリュー教会(トディントン、イギリス) |
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アレグリ弦楽四重奏団
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集
Op.18 Vol.1
弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4
弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3
弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5 |
アレグリ弦楽四重奏団
〔オフェル・ファルク(第1ヴァイオリン)、
ラファエル・トーデス(第2ヴァイオリン)、
ドロテア・フォーゲル(ヴィオラ)、
ヴァネッサ・ルーカス=スミス(チェロ)〕 |
結成60周年を迎えたアレグリ弦楽四重奏団!ベートーヴェンの弦楽四重奏曲集がスタート!
ウィリアム・プリースとエリ・ゴレーンを中心として1953年に結成され、2013年で創設60周年を迎えたアレグリ弦楽四重奏団が、キングズ・コンソートの「VIVAT」でベートーヴェンの弦楽四重奏曲のレコーディングをスタート!
チャイコフスキー国際コンクール、モントリオール国際ヴァイオリン・コンクールの入賞歴を持つイスラエル生まれのヴァイオリニスト、オフェル・ファルクたちへと受け継がれた60年間の伝統、そしてアマティ(1661年製)やマッジーニ(1600年頃製)のヴァイオリン、ラステッリのヴィオラ(1800年頃製)、フォースター一族のチェロ(18世紀後期製)の銘器の共演が、充実のベートーヴェンを創り上げている。名エンジニア、トニー・フォークナーが担当した録音も優秀です。
※録音:2012年4月1日−3日、メニューイン・ホール(ストーク、イギリス)
プロモーション映像をご覧いただけます!→
http://www.youtube.com/watch?v=e17B5iO4p1A |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
ALTUS
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ワルター絶頂期のライヴが真正オリジナル音源より過去最高の音質で蘇る!パリのブルーノ・ワルター完全版。「ドン・ファン」も欠落なしで登場。フランス国立視聴覚研究所音源提供!
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「ワルター/フランス国立放送管の一連のライヴは、ワルターの遺産の中でも特に傑出した演奏が揃っているが、それらが過去に発売されたすべてのディスクを一蹴してしまうほどの鮮明な音質で蘇った。
従って、改めて聴き直すこの喜びと興奮は筆舌に尽くしがたい。
しかも、今回は演奏会ごとに組み合わせてあり、資料的な価値をいっそう高めている。
ワルター・ファンはむろんのこと、すべてのクラシック・ファンは必携である!
〜平成の盤鬼.平林直哉」 |
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ワルター/フランス国立放送管
(1)モーツァルト:交響曲第38番ニ長調「プラハ」K.504
(2)ワーグナー:ジークフリート牧歌
(3)ブラームス:交響曲第2番ニ長調 op.73 |
ブルーノ・ワルター(指揮)
フランス国立放送管弦楽団 |
『ことにこのディスクのブラームスはその燃え方が尋常ではなく、これを私はフルトヴェングラー、ミンシュのそれぞれのライヴと並んで、“炎の3大ブラームス”と呼びたい』——平林直哉
録音:1955 年5 月5 日、シャンゼリゼ劇場、ライヴ録音/モノラル、32bit
Digitally、Remastered |
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ワルター/フランス国立放送管
モーツァルト:
(1)セレナード第13番ト長調『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』K.525
(2)『フリーメイソンのための葬送音楽』K.477
(3)交響曲第36番ハ長調『リンツ』K.425
(4)交響曲第39番変ホ長調K.543 |
ブルーノ・ワルター(指揮)
フランス国立放送管弦楽団 |
『最良の結果のひとつがこのディスクに刻まれたライヴで、ここにはモーツァルトを、音楽を聴く喜びに満ちあふれている。』——平林直哉
録音:1956 年6 月14 日、シャンゼリゼ劇場、ライヴ録音/モノラル、32bit
Digitally、Remastered |
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ALT 265/6
(2CD)
\3400 →\2990
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ワルター/フランス国立放送管
(1)ハイドン:交響曲第96番ニ長調『奇蹟』Hob.I:96
(2)R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』op.20
Trv 156
(3)マーラー:交響曲第4番ト長調 |
ブルーノ・ワルター(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
(3)マリア・シュターダー |
『何しろワルターの気力は充実しており、音質も非常に鮮明で、指揮者の解釈が手に取るようにわかる』———平林直哉
録音1955 年5 月12 日、シャンゼリゼ劇場、ライヴ録音/モノラル、32bit
Digitally、Remastered
心臓発作(1957)発病前の元気なワルターの熱く濃厚な音楽が堪能できるフランス国立放送管との全記録。オリジナルの音源を使っての復刻は案外少なく、久々の3
公演揃っての完全版です。もちろん音の欠落もなく鮮度の高い大変良好な音質です。何より発作前のワルターの力強く、かつ味わいの深い音楽が堪能できます。 |
DOREMI
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ミルシテイン・コレクション第2集〜1957−1969年録音
(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
(2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K219「トルコ風」
(3)J.S. バッハ:無伴奏パルティータ第2番よりシャコンヌ BWV1004
(4)パガニーニ:24のカプリースより第11番&第5番 |
ナタン・ミルシテイン(Vn)
(1)フランス国立管弦楽団
ジャン・マルティノン(指揮)
(2)スイス・イタリアーナ管弦楽団
カール・シューリヒト(指揮) |
名手ミルシテインの至芸チャイコ、モーツァルト、バッハ、パガニーニ格調高い名演が集結
(1)録音:1969 年6 月4 日シャンゼリゼ劇場、ライヴ (2)1961
年11 月6 日シャモニー、スイス、ライヴ (3)(4)1957
年11 月シャモニー、スイス、ライヴ
卓越したヴィルトゥオーゾでありながらも、その技巧をみせつけるのではなく、美音を駆使した輝きに満ちた演奏は唯一無二。このチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、ロマンティックな詩情溢れる名作を美しい音と端正な表現とで魅力的に聴かせます。またモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5
番「トルコ風」は、自由で生命力に満ち、自在に繰り広げられる演奏が印象的。そしてバッハのシャコンヌとパガニーニは円熟期の演奏。シャコンヌはミルシテインが幾度となく取り上げた作品で、格調高く凛とした音、そして張り詰める緊張感は円熟の極み。
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LYRITA
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CDプレス盤で復活!
フィンジ:
チェロ協奏曲Op.40
クラリネット協奏曲Op.31* |
ヨーヨー・マ(チェロ)
ジョン・デンマン(クラリネット)*
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団* |
ヨーヨー・マが約30年前に行った録音で、自身にとってのファースト・アルバムとなった伝説のフィンジのチェロ協奏曲。もちろんこのアルバムはそれが売りとなってベストセラーとなった。
なのだけれど、そこに到達する前に店主はもうメロメロの酩酊状態になった。フィンジの代表作クラリネット協奏曲である。クラリネット協奏曲としては間違いなくモーツァルトと並ぶ名作。
都会生活を嫌い田園に暮らし、そこでリンゴを栽培しながら気の合う仲間たちと音楽界を開いていたフィンジ。作曲も1年に1作か2作。そんな生活の中で生まれたのがこの傑作。
その美しさはもう言葉では説明できない。ドラマティックで情熱的な冒頭にいきなり引き込まれる第1楽章、まったりとした午後のような第2楽章、そして天国のような第3楽章!まるで目が覚めたら背中に羽が生えていて、そのまま空を飛んで飛んで、気づいたら雲の上まで来てしまったような、そんな素敵な曲。こんな夢想的なコンチェルト聴いたことがない!さすがリンゴ農園を経営していただけのことはある。そこには現実のつまらない悩みや不満など少しもない!自分の生き方に満足し、それをきちんと守り抜いた心美しきフィンジだからこそ作り上げることができた、まさに夢の作品。
この曲を知らないまま終わらないで。 |
ヨーヨー・マのファースト・アルバム!フィンジのチェロ協奏曲がプレス盤で復活!
世界中を飛び回り、クラシックのみならずジャンルの垣根を取り払った幅広い活躍を続けるチェリスト、ヨーヨー・マ。
そんなヨーヨー・マが30年以上前の若かりし時代に録音を行い、自身にとってのファースト・アルバムとなった伝説の録音、ジェラルド・フィンジ(1901−1956)の「チェロ協奏曲」が遂にプレス盤のCDで復刻!
20世紀前半のイギリスに生きたフィンジにとって最後にして最大の大作となったチェロ協奏曲は、数あるチェロのための名作に引けを取らない素晴らしい作品として高く評価されておりファンも多い。
カップリングのクラリネット協奏曲もフィンジを代表する作品の1つ。イギリスの2大オーケストラ、LSOとLPOの首席奏者を歴任したデンマンがフィンジの魅力を十二分に聴かせてくれる。
1977年&1979年の録音(STEREO/ADD)。SONY
DADCプレス。 |
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CDプレス盤で復活!
アーノルド:交響曲第4番Op.71 |
マルコム・アーノルド(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 |
その生涯で9曲の交響曲を作曲し、日本でも吹奏楽、ブラスバンドの演奏を中心に絶大な人気を誇るマルコム・アーノルド(1921−2006)の自作自演。
作曲者自身の指揮とBBC交響楽団の組み合わせで、1960年11月2日にフェスティヴァル・ホールで初演が行われた「交響曲第4番」は、金管楽器、木管楽器、打楽器が活躍するアーノルドの代表作。
自らもトランペット奏者として活躍したアーノルドの優れたオーケストレーション、作曲者自身の解釈を聴くことのできる貴重な自作自演盤である。
1990年の録音。SONY DADCプレス。 |
PREISER
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コレッリ没後10年記念/初期アリア集
マイヤベーア:「ユグノー」—雪のように白く(イタリア語)
ベッリーニ:「ノルマ」—私と共にヴェーネレの祭壇に
ドニゼッティ:「ファヴォリータ」—優しい魂よ
ヴェルディ:
「第一回十字軍のロンバルディア人たち」—私の喜びを
「リゴレット」—あれかこれか,女心の歌
「トロヴァトーレ」—
この世に一人さびしく,ああ、あなたこそ私のいとしい人/
あの恐ろしい火を
「エルナーニ」—萎れた花に降りた露のように
「仮面舞踏会」—永久に君を失えば
「運命の力」—あなたは天使の腕に抱かれ,この厳かな時に,兄弟よ
「シモン・ボッカネグラ」—心に燃え上がるのを感じる
「アイーダ」—清きアイーダ
「オテッロ」—喜べ! |
フランコ・コレッリ(T)
ジャンジャコモ・グエルフィ(Br)
フランコ・フェラリス(指)
フィルハーモニア管弦楽団
アルトゥーロ・バジーレ(指)
RAI トリノ管弦楽団
アルフレード・シモネット(指)
RAI トリノ管弦楽団
ウンベルト・カッティーニ(指)
RAI トリノ管弦楽団 |
コレッリ没後10年記念、初期のアリア集!
録音:1956-1962 年/74'15"
20世紀後半を代表するテノールの一人、フランコ・コレッリ(1921—2003)が亡くなって今年で早10
年。PREISER が初期の録音を集めてくれました。しかも大半はヴェルディのアリアで、二重の記念盤です。1956
年から1962 年、ほとんどがコレッリがまだ30
代の時の若々しい歌で、持ち前の情熱的な声を真っ直ぐに飛ばしてくれます。 |
URANIA
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WS121.164
(2CD)
\1800 |
ブルーノ・ワルター
シューベルト:
交響曲第5番 in B Flat Major D. 485
Columbia Symphony Orchestra -
Recorded: Hollywood, 26-29 February &
3 March 1960
同第8番 in B Minor D. 759「未完成」
New York Philharmonic Orchestra -
Recorded: New York, 3 March 1958
同第9番 in C Major D. 944「グレイト」
Columbia Symphony Orchestra -
Recorded: Hollywood, January & February
1959
Incidental Music to "Rosamunde,
Princess of Cyprus" D. 797 - Overture
- No. 9 Ballet -
No. 5 Entr'acte from Act III
Columbia Symphony Orchestra -
Recorded: New York, 6-8 October 1955
(Mono)
EXTRA
BRUNO WALTER CONDUCTS WAGNER: SIEGFRIED-IDYLL
BEETHOVEN: OVERTURE LEONORE
III |
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ブルーノ・ワルター指揮 |
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WS121.193
(2CD)
\1600 |
レナード・バーンスタイン指揮
マーラー:交響曲第3番
Recorded: New York, Manhattan Center,
3 April 1961 |
Martha Lipton, soprano
Schola Cantorum Women's Chorus
Boys' Choir of the Little Church Around the
Corner
ニューヨーク・フィル
レナード・バーンスタイン指揮 |
ワーグナー:
「神々の黄昏」〜
Closing Scene (Act III, Scene 3)
Brunnhilde Immolation
Wesendonck-Lieder
Recorded: New York, Manhattan Center,
30 September 1961 |
<LP>
HAENSSLER(LP)
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98 025
(2LP)
\3600
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J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲全6曲 BWV1046-1051
[LP-1]
Side-A
第1番ヘ長調BWV1046
Side-B
第2番ヘ長調BWV1047
第3番ト長調BWV1048
[LP-2]
Side-A
第4番ト長調BWV1049
第5番ニ長調BWV1050より第1楽章
Side-B
第5番ニ長調BWV1050より第2,3楽章
第6番変ロ長調BWV1051 |
ヘルムート・リリング(指揮)
オレゴン・バッハ祝祭室内管弦楽団 |
リリング「傘寿」記念。独パラス社プレスによるアナログ盤!リリング&オレゴン・バッハ祝祭室内管の名盤、J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲全曲が2枚組LPで登場!
録音:1994 年7 月オレゴン州ユージーン、ハルト・パフォーミング・アーツ・センター
LP-1 43’40”/LP-2 52’03”/初LP 化 限定プレス
haenssler レーベルより名盤リリング&オレゴン・バッハ祝祭室内管弦楽団によるJ.S.
バッハのブランデンブルク協奏曲全曲集が2 枚組LP
で登場!初LP 化(限定生産)で、ドイツ、パラス社によるプレスです。LP
ならではのまろやかなバッハを聴くことができます。
オレゴン大学音楽学部のメンバーと、欧米の名手たちが集った精鋭オーケストラ「オレゴン・バッハ祝祭室内管弦楽団」の精彩に富んだ演奏は絶品でかつてから名盤として知られていました。リリング指揮の下織り成されていく清廉としたアンサンブルが爽やかで、モダン楽器のキレのある鮮烈な音色が、透明感のある煌びやかなハーモニーを生み出しています。アンサンブルだけでなく、金管、木管、弦楽器、各楽器のソリストたちの洗練された妙技の数々もたっぷりと堪能できるのも当盤の聴き所です。これまでに多くの名盤が残されてきた「ブランデンブルク協奏曲」ですが、リリングのこの録音もそのひとつに名を連ねるにふさわしきものであると申せましょう。
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<メジャー・レーベル>
SONY
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Sony Classical Operaシリーズ
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いずれもオリジナル・アナログ・マスターからの最新リマスター。 |
8888372717-2
(2CD)
\2000 |
ヴェルディ:歌劇『椿姫』(全曲) |
モンセラ・カバリエ(Sp:ヴィオレッタ),
カルロ・ベルゴンツィ(T:アルフレード),
シェリル・ミルンズ(Br:ジェルモン)、他
ジョルジュ・プレートル(指揮)
RCAイタリア・オペラ管弦楽団&合唱団 |
若かりしカバリエの美しい声がなにより魅力的な録音で、彼女の安定した歌唱はいかなる時でも崩れることはなく、第3幕での最期の時でも余裕すら感じられます。
ベルゴンツィの少々オーバーアクションな歌がいかにも田舎貴族的で、このオペラの本質がわかりやすい表現されています。
プレートル独特の熱っぽい音楽造りも生気に満ちた演奏で、まさにシャンデリアの煌きを思わせてくれます。
【録音】1967年、ローマRCAスタジオ (ステレオ:セッション) |
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8888372926-2
(2CD)
\2000 |
ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』(全曲) |
レオンタイン・プライス(レオノーラ),
フィオレンツァ・コッソット(アズチェーナ),
エリザベス・ベインブリッジ(イネス),
プラシド・ドミンゴ(マンリーコ),
シェリル・ミルンズ(ルーナ伯爵)、
ズービン・メータ(指揮)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団,
アンブロジアン・オペラ・コーラス |
ヴェルディ生誕200年記念リリース。メータ初期の録音中でも名盤とされる「トロヴァトーレ」の復活です。
L・プライスのレオノーラはカラヤンによるザルツブルグ音楽祭での起用以来、彼女の最も重要な役の一つでした。コッソットもこの役を歌っては右に出る者はいないほどの持ち役。主役マンリーコに若かりしドミンゴが起用された、ヴェルディの華やかで力に満ちた傑作オペラの白熱の演奏です。
【録音】1969年, ロンドン[ステレオ:セッション] |
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8888373011-2
(2CD)
\2000 |
ヴェルディ:歌劇『リゴレット』(全曲) |
ジャン・ピアース(マントヴァ公),
レナード・ウォーレン(リゴレット),
エルナ・ベルガー(ジルダ), 他
レナート・チェリーニ(指揮)
RCAビクター交響楽団,
ロバート・ショウ合唱団 |
1950年、往年の歌手たちがメトロポリタン歌劇場で一世風靡していたこの時代、RCAはメトのスター歌手たちを起用し、数々の名演を録音してきました。
その中でも最も名演といわれるこの「リゴレット」。レナード・ウォーレンの暖かい音色、完璧なレガートによるバリトン。ジャン・ピアースの細心ながら情熱的な歌唱。本来持っている生真面目さ、誠実さが直接訴えかけるエルナ・ベルガーの清潔感あるソプラノ。
心理表現にこだわったこのオペラに見事に合致したリゴレットの名演です。
【録音】1950年3〜5月, ニューヨーク[モノラル:セッション] |
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8888372900-2
(3CD)
\2400 |
ヴェルディ:歌劇『アイーダ』(全曲) |
ユッシ・ビョルリンク(T:ラダメス),
ジンカ・ミラノフ(Sp:アイーダ),
フェドーラ・バルビエリ(Ms:アムネリス),
レナード・ウォーレン(Br:アモナスロ)
プリニオ・クラバッシ(Bs:エジプト王),
ボリス・クリストフ(Bs:ランフィス)
ブルーナ・リッツォーリ(S:巫女),
マリオ・カルリン(T:使者),
ジョネル・ペルレア(指揮)
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団 |
モノラル時代にトスカニーニ盤と並び称された「アイーダ」の名盤。何といっても聴きものはスウェーデンの名テノール、ユッシ・ビョルリンクの知的で気品のある表現、しなやかで、透き通るように美しい歌声でしょう。惜しくも49歳という若さで他界しましたが、その叙情の深さと表現の見事さは今も語り継がれています。
ビョルリンクの最盛期の輝きが刻印されたラダメスのほか、ミラノフのアイーダ、バルビエリのアムネリス、ウォーレンのアモナスロなど、1950年代メトの舞台を飾った名歌手が勢ぞろいしています。
【録音】1955年 ローマ歌劇場 (モノラル:セッション) |
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8888372972-2
(2CD)
\2000 |
ヴェルディ:歌劇『オテロ』(全曲) |
プラシド・ドミンゴ(オテロ),
レナータ・スコット(デズデーモナ),
シェリル・ミルンズ(イヤーゴ)、他
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
ナショナル・フィルハーモニー管,
アンブロジアン・オペラ・コーラス |
ヴェルディ生誕200年記念リリース。ヴェルディの歌劇の中で「オテロ」は、もっとも劇的なもの。そして3人の主役歌手の見事さ、そしてオーケストラの雄弁さにおいて、「オテロ」の全ディスコグラフィの中でも、カラヤンのデッカ盤と並び立つ名盤です。
20世紀後半の最高のオテロ、ドミンゴの素晴らしく若々しい輝かしい英雄的歌唱は、彼が残した複数の録音や映像の中でも最も見事な彫琢が施されたものです。レナータ・スコットの美しくも苦悩に満ちたデズデーモナ、シェリル・ミルズの悪の権化ともいうべきイヤーゴも充実の極みです。
【録音】1978年, ロンドン[ステレオ:セッション] |
<映像>
7/4(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
HAENSSLER
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ペンデレツキ:ピアノ協奏曲「復活」(2007年再稿版) |
フローリアン・ウーリヒ(Pf)
ウカシュ・ボロヴィチ(指)
ポーランド放送交響楽団 |
ペンデレツキ、渾身のピアノ協奏曲「復活」9.11
の犠牲者に捧げた鎮魂の協奏曲
録音:2013年1 月25-27 日、ワルシャワ、ポーランド放送
ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサートホール/DDD、37’50”
ポーランドを代表する現代作曲家、ペンデレツキのピアノ協奏曲「復活」を俊英ピアニスト、フローリアン・ウーリヒが熱演!ウーリヒはhaenssler
レーベルで進行中のシューマンのピアノ独奏曲全集シリーズや、前作19
世紀フランスのピアノ協奏曲集(93 302)など数多くのディスクを発表しており、いずれも好評を博しております。
ペンデレツキのピアノ協奏曲「復活」は2001
年6 月に「オーボエと11 つの弦楽のための狂詩曲」(1964/65)と「ヴァイオリンとオーケストラのための狂詩曲」(1967)をもとにピアノ協奏曲に再編・作曲し始めましたが、同年2001
年9 月11 日に起きた同時多発テロに強い衝撃を受け、9.11
の犠牲者追悼に捧げる作品として作曲し直し、カーネギーホールへの委嘱作品なりました。単一楽章ではありますが、5
つのパートに分かれロマンティックなメロディとともに鎮魂の思いがつまった協奏曲です。なお、当録音はペンデレツキ自身が2007
年に再稿した版を使用しております。タイトルにある「復活」はペンデレツキ自身の祈り希望の思いが込められた力づよいメッセージのようです。
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ゲルハルト・オピッツ(pf)
シューベルト:ピアノ作品集Vol.10
(1)幻想曲ハ長調 D760 op.15「さすらい人幻想曲」
(2)ディアベリのワルツの主題による変奏曲ハ短調
D718
(3)ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲イ短調D576
(4)ピアノ・ソナタイ短調D784 |
ゲルハルト・オピッツ(pf) |
オピッツによるシューベルトピアノ曲全集の第10弾!ついに名曲『さすらい人幻想曲』を収録!!
録音:2009 年10 月5-9 日、ノイマルクト/DDD、61’33”
オピッツによるシューベルトピアノ曲全集の第10
弾が登場。名曲「さすらい人幻想曲」、ピアノ・ソナタイ短調D784
を主軸にディアベリのワルツの主題による変奏曲ハ短調
D718 とヒュッテンブレンナーの主題による13
の変奏曲イ短調D576 が収録された充実の1 枚です。
ドイツ・ピアノの正統派を代表する演奏家、ゲルハルト・オピッツのシューベルトのシリーズは定評があり当シリーズは好評を博しています。恩師、ヴィルヘルム・ケンプに勝るとも劣らないベートーヴェン、シューベルト弾きで、正統的なドイツ音楽の継承者として毎年の来日公演でも伝統の音楽を披露しております。楷書的な奏法のなかにも自身の解釈をまじえ、現在の巨匠オピッツが考えるシューベルト像を表現しております。2013
年には12 月にはシューベルト全曲連続演奏会の最終回も控えており、今後の活動も注目です。
〜ゲルハルト・オピッツ 演奏会情報〜
シューベルト全曲連続演奏会
【第7回】12 月5 日(木)19:00 開演 会場:東京オペラシティ
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第15番 ハ長調
D840、3つのピアノ曲 D946、ピアノ・ソナタ
第17番 ニ長調 D850
【第8回】12 月20 日(金)19:00開演 会場:東京オペラシティ
シューベルト:ハンガリーのメロディ ロ短調
D817、アレグレット ハ短調 D915
2つのスケルツォ D593、ピアノ・ソナタ
第6番 ホ短調 D566、ピアノ・ソナタ 第21番
変ロ長調 D960
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ヨアヒム・ヘルト(リュート)
J.S.バッハ:
(1)リュート組曲 ト短調 BWV995
(2)前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV998
(3)リュート組曲(パルティータ)ホ長調 BWV1006a |
ヨアヒム・ヘルト(リュート) |
リュートの名手、ヨアヒム・ヘルト最新盤はJ.S.バッハのリュート作品集!ヴァイオリン、チェロの無伴奏曲でお馴染みの組曲、パルティータも収録!
録音:2013 年1 月7-10 日、ファーレンドルフ、救世主教会(
セッション)/DDD、59’02”
ハンブルク生まれの名手ヘルトの最新アルバムは、ついにバッハのリュート作品を取り上げております。リュート組曲と聴くと耳馴染みのない作品を想像しますが、リュート組曲
ト短調 BWV995 は無伴奏チェロ組曲第5 番の編曲、またリュート組曲(パルティータ)ホ長調
BWV1006a は無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3
番ホ長調 BWV1006 の編曲です。ヴァイオリンやチェロにくらべ弦の多いリュートで演奏されることにより重音にゆとりがうまれ、より聴き心地のよい演奏となっております。また、「前奏曲、フーガとアレグロ変ホ長調」BWV998
は、前奏曲は3 連音符を主体とした流麗な音楽で、フーガ(4
声)は、自由な書法による中間部をもち、最後ジーグ風のアレグロが全曲をしめくくるバッハのリュート曲を代表する作品です。
ヨアヒム・ヘルトは、ドイツの音楽賞“エコー”
で2006 年クラシックの「17/18 世紀の器楽曲部門」に選ばれたリュート奏者で、haenssler
レーベルからリリースされている「ドイツのバロック・リュート作品集」(98
234)、「ルネッサンスのリュート作品集」(98
218)、「イタリアバロック・リュート音楽集」(98
260)、「16 世紀イングランドのリュート音楽」(98
600)など、質の高いリュート作品をおさめたアルバムをリリースしております。
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トーマス・ファイ(指揮)&ハイデルベルク交響楽団
ハイドン:交響曲全集第20弾
(1)交響曲第43番変ホ長調「マーキュリー」Hob.I:43
(2)交響曲第25番ハ長調Hob.I:25
(3)交響曲第36番変ホ長調Hob.I:36 |
トーマス・ファイ(指揮)
ハイデルベルク交響楽団 |
トーマス・ファイによるハイドン交響曲全集の第20弾名曲交響曲第43番「マーキュリー」も収録!
録音:2013 年1 月15-18日、バート・デュルクハイム、ドイツ/DDD、ステレオ、62’39”
トーマス・ファイ&ハイデルベルク交響楽団によるハイドン全集の第20
弾が登場!2013 年1 月の最新録音は交響曲第43
番変ホ長調「マーキュリー」、第25 番ハ長調そして交響曲第36
番変ホ長調です。前作同様トーマス・ファイの手腕が発揮された非常にアグレッシブな演奏は冴えわたります。交響曲第43
番変ホ長調「マーキュリー」は1772 年以前の作曲とされ、ハイドンの弦楽四重奏を思わせる、室内楽的な響きが特徴です。名称「マーキュリー」はハイドンによるもではありませんが、ハイドンの代表曲のひとつであることは言うまでもありません。この他、マーキュリーと同調の交響曲第36
番も穏やかな雰囲気の作品です。
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HMF
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シャルパンティエ(1643-1704):ギーズ家のためのモテット
(1)ミゼレーレ H.193
(2)アンティエンヌ H.526*
(3)Annuciate superi H.333
(4)序曲 H.536*
(5)聖母マリアのリタニー H.83 |
アンサンブル・コレスポンダンス
セバスティアン・ドゥセ(指揮) |
アンサンブル・コレスポンダンスの清冽な歌声で聴くシャルパンティエの宗教作品
録音:2013 年1 月(*は器楽曲)
Zig-Zag などでもリリースを重ねている人気古楽団体、アンサンブル・コレスポンダンスとそれを率いるドゥセがハルモニアムンディ初登場。第1
弾に彼らが選んだのはシャルパンティエ。シャルパンティエがパリのギーズ家のために書いたミサ曲がならびます。ギーズ家は、シャルパンティエのキャリアの初期段階で非常に縁のあった家(ギーズ家に「仕えた」、あるいはギーズ家の「お気に入り」だったとする説などがあります)。シャルパンティエは、1670
年代初頭にギーズ家と出会い、1688 年、最後のギーズ家一族の人、マリー・ド・ロレーヌ嬢が亡くなるまでパリにいました。このマリー嬢は、ギーズ家の財産を受け継ぎ、フランスで当時最大とされる音楽サロンを持っていた人物で、また、信仰心厚い女性としても知られています。とりわけマリア信仰に厚い人物で、シャルパンティエも彼女のために聖母マリアのためのリタニー(連祷)をいくつか残しています。ここに収録されている「聖母マリアのためのリタニー」は、6
パートの混声+ 2 パートの器楽という広音域にわたる比較的珍しい編成のもので、当時の聴衆の耳には非常に斬新に響いたものと思われます。演奏の際には、シャルパンティエ自身もカウンターテナーとして参加したといわれています。 |
NAIVE
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フランコ・ファジョーリ(C-T)
「カッファレッリのためのアリア集」
ハッセ:『シロエ』より
(1)「嵐の恐怖の中で」※
(2)「私はあなたの人生でなければならなかった」※
(3)ヴィンチ:『許されたセミラーミデ』より 「千の怒りに抱かれて」※
(4)レーオ:『デモフォンテ』より 「可哀そうな子供」※
(5)サッロ:『ヴァルデモロ』より 「よく愛する心」※
(6)ペルゴレージ:『シリアのアドリアーノ』より 「だから、時々嬉しくて」
(7)レーオ:『デモフォンテ』より「海岸近くで願い信じていたのに」※
(8)カファロ:『イペルメストラ』より 「私をもっと落ち着かせて」※
(9)ポルポラ:『許されたセミラーミデ』より 「Passaggier
che sulla sponda」※
マンナ:
(10)『ルキウス・ウェルス、またの名をヴォロジェーソ』より
「お前を残して行く、愛する人よ、さようなら」
(11)『独裁者ルキウス・パピルス』より
「戦場のトランペットの音を聴き」※
※ 世界初録音 |
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フランコ・ファジョーリ(C-T)
リッカルド・ミナージ(指揮)
イル・ポモ・ドーロ |
当代随一のC-Tファジョーリ圧巻の歌唱力で魅せる!18
世紀のカストラート、カッファレッリのアリア集
録音:2012 年8&9 月、ヴィラ・サン・フェルモ(イタリア、ロニーゴ)
今、若手世代の中で最も熱き注目を集めているカウンターテナー歌手の一人、フランコ・ファジョーリが、naive
レーベルからは1st アルバムとなるアリア集をリリースいたしました!映画『カストラート』の主人公として日本でも知名度の高い18
世紀の天才歌手ファリネッリのライバルとして活躍していた、カッファレッリのために作られたアリアを集めたアルバムになります。ペルゴレージの歌劇『シリアのアドリアーノ』のアリア以外のすべてが世界初録音!バロック・オペラを得意とし、当時のカストラート達がレパートリーとしていた作品の蘇演に熱心なファジョーリらしい、意欲的なプログラムといえましょう。
さらに、本アルバムにはフルカラー76 ページの豪華ブックレットが付いており、カッファレッリについての詳細な解説が壮麗な挿絵と共に寄せられています。ファリネッリや同時代の作曲家たちとの関係についても語られており、18
世紀に活躍した天才カストラートたちの生を垣間見ることが出来る興味深い内容となっております。
その超絶的な音域と技巧で一世を風靡していたカストラート。本アルバムに収録されているアリアも、生前のカッファレッリの実力を思わせる技巧的な旋律が随所に施されたものばかりです。華々しいコロラトゥーラ・アリアでは安定感抜群のファジョーリの歌唱力に舌を巻く一方、緩やかに歌いこむアリアでは高い評価を得ている表現力と美しい歌声に魅了されます。彼の歌唱には無理がなく、特に、激しい旋律でも失われない伸びやかなフレーズ感は圧巻。
本場イタリア気風の溌剌とした音作りで、ファジョーリの歌声を堅実にサポートしています。現代のカッファネッリとは彼のことか、と言わせんばかりの見事さです。伴奏はイタリア・バロック界の名門リッカルド・ミナージ&
イル・ポモ・ドーロ。
【フランコ・ファジョーリ】
1981 年、アルゼンチン生まれのカウンターテナー歌手。デビュー当初から、数々の音楽祭や著名な歌劇場で卓越した歌唱を披露し、同世代の中でも頭角を表す若手実力派として熱き注目を集めている。2009
年には初のソロ・リサイタルをシュトゥットガルト州立歌劇場で行い、演奏後には満員のスターディング・オベーションを受けるなど、大きな反響を得た。2011
年、イタリア音楽界で最も権威のある『アッビ・アーティ賞』をカウンターテナー歌手として初めて受賞する快挙を遂げて、さらに注目を集める。バロック・オペラをレパートリーの中心に据えるとともに、カストラートのレパートリーを取り上げることをライフワークとしており、その高い音楽性と超絶技巧でカストラートの魅力を伝えることに大きく貢献している。
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アンサンブル・コントラスト
「ミラー(ズ)」
(1)ファルジョ編:
パラフレーズ・グノシエンヌ(サティ:3つのグノシエンヌに基づく)
(2)ベッファ:
チャイナ・タウン(グレゴリオ聖歌:「ディエス・イレ」の主題に基づく)
(3)ファルジョ編:
嘆き(パーセル:歌劇『ダイドーとイニーアス』のアリア「ダイドーの嘆き」より)
(4)ベッファ編:われ汝を呼ぶ
(J.S.バッハ:オルガン曲「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」BWV.639
より)
(5)アンベール編:ステラ・イムニス※
(6)J.S. バッハ:「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」BWV.639
(7)ファルジョ編:
「ラクリモーサ」(モーツァルト:レクイエム ニ短調K.626
より)
(8)ファルジョ:クラクフ
(9)ベッファ:カテドラル(即興曲)※
(10)アンベール:エコーズ・オブ・ゴスペル(即興曲)※
(11)ウォーカー:アメイジング・グレイス(ファルジョによる即興版)※
(12)J.S. バッハ:教会カンタータ「心と口と行いと命もて」BWV.147
ファルジョ:(13)もう一言※ (14)合唱 (15)ベッファ:鏡に |
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アンサンブル・コントラスト
【アルノー・トレット(Vla)、
ヨハン・ファルジョ
(ローズ・ピアノ、(11)(12)Pf)、
ラファエル・アンベール(Sax)、
カロル・ベッファ
(Pf、(12)ローズ・ピアノ)】 |
アレンジメントの鬼才、アンサンブル・コントラスト最新盤J.S.
バッハ、モーツァルト、サティ、パーセル…珠玉のクラシック作品をジャズ・アレンジ!サックスにはラファエル・アンベール!
録音:2012 年10 月、メネ(フランス) ※
印はライヴ録音
ミュージカルの名曲集(3770001901114)をピオーと録音したことでも話題となった「アンサンブル・コントラスト」の最新盤!J.S.
バッハ、サティ、モーツァルト、パーセルといったクラシックの名曲の数々をジャズ・アレンジしたプログラムを中心としつつ、演奏家としてだけでなく作曲家としても活躍する今回は二人が通常のピアノだけでなく、ローズ・ピアノ(エレクトリック・ピアノの一種)を重用している所にも注目。その理由について、ヴィオラ奏者の今回は二人が通常のピアノだけでなく、ローズ・ピアノ(エレクトリック・ピアノの一種)を重用している所にも注目。その理由について、ヴィオラ奏者のトレットは、「(ローズ・ピアノは)バロック音楽に関わり深いオルガンの役割と、ジャズ音楽をはっきりと連想させる楽器の役割を同時に担うことが出来ます。作品によっては、ピアノよりも時代錯誤が最小限に抑えられる楽器です」と語っています。ジャズとクラシック、2
つの音楽を「鏡」合わせにした、クラシック、ジャズ両方のファンにお勧めしたいアルバムです。
アンサンブル・コントラストはクラシック音楽界の演奏家たちによって2000
年に結成された器楽団体。クラシック、ジャズ、現代音楽といった様々なジャンルの作品を独自にアレンジし、型にはまらない演奏スタイルで注目を集めています。2013
年7 月にはLa Dolce Volta レーベルからJ.S.
バッハ作品の編曲集(LDV 04)もリリース予定。これからも彼らのアレンジから目が離せません!
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RADIO FRANCE
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ルイ・マルシャン(1669-1732):
オルガン作品集〜
組曲 へ調、イ調、ハ調ほか、ディアログ
(作品第1巻より)ほか |
フレデリク・デザンクロ(オルガン) |
フランスの名手、デザンクロが奏でるフランス・バロックのオルガンの大家ルイ・マルシャン作品集
ルイ・マルシャンのオルガン作品集。ルイ・マルシャンは、リュリの没年にパリに住み、ラモーの「イポリートとアリシー」の初演の前年に亡くなった、まさにフランス・バロックの重要期を生きた作曲家。1717
年頃、J.S. バッハとのオルガン演奏対決を持ちかけられたものの、おそれをなして逃げ出した、という逸話でも知られています。13
歳で王宮のオルガニストに任命されるほどの天才ぶりでならしていました。このディスクでは、3
つの組曲と、ユーモアとシリアスさが共存するディアログ(レジスターの対照的な使用をする楽曲)を収録。革新的な作曲形式、音色の美しさを追求した音の配列など、オルガンの名手であったマルシャンならではの魅力に満ちた作品が揃いました。演奏を手掛けるのは、イゾワールの下でも研鑽を積んだフランスの名手デザンクロです。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
GRAND SLAM
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ミュンシュの初期ステレオ録音
(1)シューベルト:交響曲第8番ロ短調 D.759「未完成」
(2)ブラームス:交響曲第2番ニ長調 op.73 |
シャルル・ミュンシュ(指揮)
ボストン交響楽団 |
ミュンシュの初期ステレオ録音、オープンリール・テープより蘇る!
録音:(1)1955 年5 月2 日、ボストン、シンフォニー・ホール(セッション録音) (2)1955
年12 月5 日、ボストン、シンフォニー・ホール(セッション録音)
使用音源:(1)RCA (U.S.A.) CCS-13 (オープンリール・テープ、2トラック、19
センチ) (2)RCA (U.S.A.) FCS-14 (オープンリール・テープ、2トラック、19
センチ)/ステレオ
■制作者より
ステレオ初期のカタログではセミ・プロ仕様の2
トラック、19 センチのオープンリール・テープは数が限られていましたが、その中でもミュンシュ/ボストンのものは比較的多く存在していました。ある日、試しにと思って手に入れて聴いてみたところ、あまりの情報量の多さに仰天、早速CD
化に踏み切りました。むろん、音に対する判断や好き嫌いは個々の聴き手にゆだねられますが、ご要望が多ければ第2
弾以降も検討させていただきます(平林 直哉) |
<メジャー・レーベル>
<国内盤>
<映像>
EURO ARTS(映像)
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20 12744
(Blu-ray)
\4700 →\4290
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イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団創立60周年記念ガラ・コンサート
(1)ヴェーバー:歌劇「オベロン」より序曲
(2)J.S. バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲
ニ短調BWV1043
(3)ヴィヴァルディ:
4つのヴァイオリンのための協奏曲ロ短調
RV 580「調和の霊感」
(4)モーツァルト:セレナーデ第6番ニ長調K239「セレナータ・ノットゥルナ」
(5)ヨハン・ハルヴォルセン:
パッサカリアとサラバンド〜
ヴァイオリンとヴィオラのためのヘンデルの主題による変奏曲付き
(6)ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73
ボーナス:アイザック・スターンによる祝辞 |
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
(2)(3)(6)ズービン・メータ(指揮)
(1)ダニエル・バレンボイム(指揮)
(2)アイザック・スターン(Vn)
(4)(5)ピンカス・スッカーマン(指、Vn、Va)
(5)イツァーク・パールマン(Vn)
(3)シュロモ・ミンツ(Vn)
(2)(3)ギル・シャハム(Vn)
(3)マキシム・ヴェンゲーロフ(Vn)
(3)メナヘム・ブラアー(Vn)
(4)アリエル・シャマイ(Vn) |
あの白熱の名演が初ブルーレイ化!HDリマスターでより鮮明に蘇る!
収録:1996 年12 月26 日マン・オーディトリアム、テルアビブ/画面:1080i
Full HD、16:9、音声:PCM ステレオ、リージョン:All、94mm
1936 年にヴィオリン奏者フーベルマンの呼びかけによりユダヤ人音楽家が集まり創設されたイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団。バーンスタイン、ミトロプーロスなど世界的大指揮者たちが次々と棒を振り、1968
年からはズービン・メータが終身音楽監督を務め、世界トップレベルの演奏を繰り広げている世界有数のオーケストラです。
この映像は1996 年創立60 周年を迎えた際に行われたガラ・コンサートの模様が収録されています。1936
年12 月26 日にトスカニーニの指揮によって行われた第1
回コンサートと同じプログラム、ヴェーバーの歌劇「オベロン」序曲ほか、ユダヤ系のヴァイオリニストが勢ぞろいした、熱気溢れるコンサートとなっています。この映像及び音源は以前発売されていましたが、この度、ブルーレイの発売に際して最高水準の技術で音と映像をより高いクオリティでアップコンバートされました。
また、記念コンサートに際して行われたアイザック・スターンのスピーチがボーナスとして収録されています。ユダヤ人としてのアイデンティティやイスラエルの平和を願う気持ち、そして音楽への愛や必要性などを語った感動的なスピーチとなっています。 |
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