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≪第71号アリアCD新譜紹介コーナー≫


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像



7/19(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

MIRARE

MIR 194
\2600
アダム・ラルーム(P)
 シューマン:ピアノ作品集

  フモレスケ 変ロ長調 Op.20
  ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調Op.11
アダム・ラルーム(P)
 シューマンの濃密な世界を見事描いたアダム・ラルーム

 録音:2012 年9 月2-5 日サル・ガヴォー、パリ/62’00

 2009 年9 月に行われたクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール優勝者として注目を集めている期待の若手ピアニスト、アダム・ラルーム。ラ・フォル・ジュルネ音楽祭、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭、ヴェルビエ音楽祭などに名高い音楽に出演し、好評価を得ています。今回リリースされるのは、得意とするシューマンの作品集。シューマンの精神の深い森に入り込み、独特のロマンティシズムを見事に表現しています。
 「フモレスケ」は、ドイツ語で喜び悲しみ怒りなど人間の心の内面を表した言葉で、大きく5 つの部分に分かれた、自由な形式で書かれた作品です。次々とうつりゆく心情が美しく描写されています。シューマンのピアノ・ソナタは3 曲ありますが、この第1 番に関してシューマンはこのソナタを「君に対するただ一つの心の叫び」と記しているようで、クララに一途な恋愛感情を抱くようになった頃の甘美な旋律に彩られた作品。
 
MIR 213
\2600
マタン・ポラト(p)
 〜スカルラッティの主題による変奏曲〜

 スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.32
 クープラン:クラウザン曲集 より「プラチナ色の髪のミューズ 」 No.19-6
 ヤナーチェク:ないしょのスケッチより「ただ先の見えない運命なのか?」
 メンデルスゾーン:無言歌集Op.62-1 より
 グリーグ:抒情小曲集Op.12-1
 バルトーク:ミクロコスモスより「ハエの日記」
 ブラームス:間奏曲ホ短調Op.116-5
 ショパン:マズルカ ホ短調Op.17-2
 ブーレーズ:ノタシオン第11番
 シューマン:森の情景Op.82 より「予言の鳥」
 サティ:グノシエンヌ第2 番
 ドビュッシー:前奏曲集第1集より「雪の上の足跡」
 J.S. バッハ:パルティータ第1番BWV825 よりジーグ
 ショスタコーヴィチ:抒情的なワルツ(人形の舞曲)Op.91b
 アンタイル:トッカータ第1番
 チャイコフスキー:18の小品よりOp.72 より「やさしい非難」
 ベートーヴェン:バガテル 変イ長調Op.33-7
 ブーレーズ:ノタシオン第4番
 モーツァルト:ジーグ ト長調K574
 リスト:オーベルマンの谷
 リゲティ:ムジカ・リチェルカータより第5番ルバート、ラメントーゾ
 ブーレーズ:ノタシオン第8番
 スクリャービン:炎にむかってOp.72
 ポラート:インプロヴィゼーション
 スカルラッティ:ソナタ ニ短調K.32
マタン・ポラト(p)
 多彩な才能を持つ注目若手マタン・ポラトMIRAREデビュー!

 録音:2013 年1月28-30日ラ・シテ・ナント・イベント・センター/69’00

 MIRAREレーベルから注目の若手ピアニスト、マタン・ポラトのデビュー盤が発売されます。マタン・ポラトはイスラエルのテル・アヴィヴ出身。ピアニスト、作曲家として活躍しています。ジュリアード音楽院修了後、ヴェルビエやザルツブルク、デルフトなど各地の音楽祭に参加。ソリストとしても、シカゴ響やイスラエル・フィル等と共演をかさね、カーネギーホール、ウィグモア・ホールなど、世界各地で活躍しています。
 このアルバムはドメニコ・スカルラッティのソナタ ニ短調 K32 を主題とし、バッハからブーレーズまでの色々なピアノ作品を変奏曲とみたて構成した内容です。マタン・ポラトの斬新な視点で、組み立てられたアルバムは、作品の新たな魅力に気付かされます。
 今後日本でも注目されることは間違えない注目のピアニスト、マタン・ポラトの演奏は必聴です。




PRAGA DIGITALS



PRDDSD 250299
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
サティ:
 (1)舞踏への小序曲/(2)グノシエンヌ第1番/
 (3)「真夏の夜の夢」のための5つのしかめ面/
 (4)ジムノペディ第1番/
 (5)太った木の人形のスケッチとからかい/
 (6)グノシエンヌ第2番/(7)いやな気取り屋の3 つのワルツ/
 (8)バラ十字軍の最初の思想/
 (9)風変わりな美女〜行進曲「フランス‐月世界」/
 (10)ジムノペディ第2番/(11)グノシエンヌ第7番/
 (12)風変わりな美女〜ワルツ「眼の中の神秘的なキス」/
 (13)グノシエンヌ第3番/(14)ジュ・トゥ・ヴ/(15)冷たい小品/
 (16)グノシエンヌ第4番/(17)グノシエンヌ第5番/
 (18)エンパイア劇場のプリマドンナ/(19)サラバンド第3番/
 (20)自動記述法/(21)ジムノペディ第3番/
 (22)バレエ音楽「パラード」
(1)-(21)クリストフ・ドゥルーズ(Pf)
(22)マニュエル・ロザンタール(指)
 フランス国立管弦楽団
 長岡鉄男氏絶賛の壮絶録音がオリジナル音源から待望のSACD 化。オーディオ・ファン必携盤登場!

 2012 年12 月/ラ・ショー・ド・フォン市ホール(スイス)、(22)1959 年6 月/パリ/79’ 11”

 SACD ハイブリッド盤。限定盤。
 アルバムの5 分の4 を占めるピアノ曲は、2012 年12 月の最新録音。独奏を務めるクリストフ・ドゥルーズはリパッティやチェルカスキー、ブッフホルツに学んだベテラン。ロシア音楽のスペシャリストとして、カバレフスキーやキュイのアルバムをリリースしていたこだわり派の名手。今回のサティもジムノペディ、グノシエンヌ、ジュ・トゥ・ヴ、エンパイア劇場のプリマドンナなど人気曲はもちろん、凝った選曲がドゥルーズならではです。

 そして最後の1曲が歴史的録音。
 ロザンタール指揮フランス国立管によるバレエ音楽「パラード」は、長岡鉄男先生が絶賛したEVEREST 原盤。待望のSACD 化。
 長岡先生は名著「外盤A 級セレクション」で、『パラードは軽妙洒脱、明るく散乱する曲と演奏、録音は明るくハイ上がりだがレンジは広く、ローエンド20Hz はタイプやピストル、ハイエンド20kHz、25 kHzはシンバルや、名前は忘れたがハンドルを回すとギリギリと歯ぎしりする楽器、これが超音波領域までのびており、脳ミソをひっかき回すような強烈な音を出す。シンバルもやや厚み不足だが、ハイエンドのサラサラとしたのびは他のレコードでは聴けないもの。タイプライターがグランドピアノぐらいのサイズに聴こえるが、音は生々しい。ハイ上がりの壮絶録音だが歪み感はなく、鮮度、切れこみ、情報量、分離、エネルギー等、多くの点で優れており、音場感も悪くない。スペアナで見てもハイエンドののびはわかると思うが、カセットへのダビングでは音色一変してしまう。サウンドマニア向きのレコードだ。』これがますますパワーアップ。驚愕の音世界にご期待下さい。




LINN



CKD 413
(2SACD HYBRID)
\4000→\3690

パヴロ・ベズノシウク
 コレッリ:室内ソナタ集 Op.2&Op.4

 室内ソナタ集 Op.2 〜
  室内ソナタ第1番ニ長調 Op.2-1/室内ソナタ第2番ニ短調 Op.2-2/
  室内ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3/室内ソナタ第4番ホ短調 Op.2-4/
  室内ソナタ第5番変ロ長調 Op.2-5/室内ソナタ第6番ト短調 Op.2-6/
  室内ソナタ第7番ヘ長調 Op.2-7/室内ソナタ第8番ロ短調 Op.2-8/
  室内ソナタ第9番嬰ヘ短調 Op.2-9/室内ソナタ第10番ホ長調 Op.2-10/
  室内ソナタ第11番変ホ長調 Op.2-11/室内ソナタ第12番ト長調 Op.2-12/
 室内ソナタ集 Op.4 〜
  室内ソナタ第1番ハ長調 Op.4-1/室内ソナタ第2番ト短調 Op.4-2/
  室内ソナタ第3番イ長調 Op.4-3/室内ソナタ第4番ニ長調 Op.4-4/
  室内ソナタ第5番イ短調 Op.4-5/室内ソナタ第6番ホ長調 Op.4-6/
  室内ソナタ第7番ヘ長調 Op.4-7/室内ソナタ第8番ニ短調 Op.4-8/
  室内ソナタ第9番変ロ長調 Op.4-9/室内ソナタ第10番ト長調 Op.4-10/
  室内ソナタ第11番ハ短調 Op.4-11/室内ソナタ第12番ロ短調 Op.4-12
パヴロ・ベズノシウク(ヴァイオリン&ディレクター)
エイヴィソン・アンサンブル
 〔キャロライン・ボールディング(ヴァイオリン)、
  リチャード・タニクリフ(チェロ)、
  ポーラ・シャトーネウフ(アーチリュート)、
  ロジャー・ハミルトン(ハープシコード&オルガン)〕
 鬼才ベズノシウク&エイヴィソン・アンサンブル!コレッリ・シリーズ第3弾は"室内ソナタ集"!

 ウクライナとアイルランドをルーツとするイギリスのバロック・ヴァイオリンの鬼才パブロ・ベズノシウクとエイヴィソン・アンサンブル。
 何れも世界各国で高評価を受けてきた「合奏協奏曲集 Op.6」(CKD 411)、「ヴァイオリン・ソナタ集 Op.5」(CKD 412)に続く、アルカンジェロ・コレッリ(1653−1713)の生誕300周年記念シリーズ第3作目は、1685年出版の「Op.2」と1689年出版の「Op.4」。傑作、2つの「室内ソナタ集」!
 「コレッリの不協和(コレッリ・クラッシュ)」と呼ばれる斬新な作曲技法が用いられ、当時のボローニャで激しい論争を巻き起こした「室内ソナタ集 Op.2」。
 ピエトロ・オットボーニ枢機卿に献呈され、イタリア・バロック時代におけるトリオ・ソナタの頂点「室内ソナタ Op.4」。
 エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団やエンシェント室内管弦楽団のリーダー、ソリストとして活躍するバロック・ヴァイオリンのヴィルトゥオーゾ、パヴロ・ベズノシウクとエイヴィソン・アンサンブルの共演を重ねるごとに熟成されてゆくコンビネーションが、素晴らしきコレッリの「室内ソナタ」を披露してくれることだろう!
 世界有数の高音質レーベル、リン・レコーズ(Linn Records)による音質面にも要注目。


ベズノシウク&エイヴィソン・アンサンブル
旧譜から2タイトル!
Corelli: Concerti grossi, Op. 6 (12, complete)
CKD 411
(2SACDs HYBRID
\4000→\3690
鬼才ベズノシウク&エイヴィソン・アンサンブル!
コレッリ:合奏協奏曲集Op.6
 合奏協奏曲第1番ニ長調Op.6-1/合奏協奏曲第2番ヘ長調Op.6-2/
 合奏協奏曲第3番ハ短調Op.6-3/合奏協奏曲第4番ニ長調Op.6-4/
 合奏協奏曲第5番変ロ長調Op.6-5/合奏協奏曲第6番ヘ長調Op.6-6/
 合奏協奏曲第7番ニ長調Op.6-7/合奏協奏曲第8番ト短調Op.6-8/
 合奏協奏曲第8番ト短調Op.6-8《クリスマス》/
 合奏協奏曲第9番ヘ長調Op.6-9/合奏協奏曲第10番ハ長調Op.6-10/
 合奏協奏曲第11番変ロ長調Op.6-11/合奏協奏曲第12番ヘ長調Op.6-12
パヴロ・ベズノシウク
 (ヴァイオリン&ディレクター)
エイヴィソン・アンサンブル
 コレッリ・プロジェクト第1弾は"合奏協奏曲Op.6"!

 ヘンデルの「合奏協奏曲Op.6」(CKD 362)、ヴィヴァルディの「和声と創意への試み」(CKD 365)では、非常にクォリティの高い演奏と録音を聴かせてくれたエイヴィソン・アンサンブル。
 イギリスのバロック・ヴァイオリンのヴィルトゥオーゾ、鬼才パヴロ・ベズノシウクと共に、2013年のコレッリ・イヤーに向けた新たなプロジェクト、アルカンジェロ・コレッリ(1653−1713)の「室内楽作品全集」がスタート!
 2013年で没後300周年を迎えるイタリア・バロックにおけるヴァイオリン音楽の輝く天才コレッリ。2013年の全4巻(Op.1〜Op.6)での完結に向けて始動したベズノシウク&エイヴィソン・アンサンブルによるコレッリの第1弾は「合奏協奏曲Op.6」!
 ベズノシウクのヴァイオリン、エイヴィソン・アンサンブルの合奏能力が冴え渡る"コンチェルティーノ"と"リピエーノ"の対比では、LINNの超ハイファイ録音が見事な効果を発揮してくれることだろう。
Corelli: Violin Sonatas, Op. 5 (complete)
CKD 412
(2SACD HYBRID/
特別価格)
\4000→\3690

パヴロ・ベズノシウク
 コレッリ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集Op.5

 ソナタ第1番ニ長調/ソナタ第2番変ロ長調/
 ソナタ第3番ハ長調/ソナタ第4番ヘ長調/
 ソナタ第5番ト短調/ソナタ第6番イ長調/
 ソナタ第7番ニ短調/ソナタ第8番ホ短調/
 ソナタ第9番イ長調/ソナタ第10番ヘ長調/
 ソナタ第11番ホ長調/ソナタ第12番ニ短調《ラ・フォリア》

パヴロ・ベズノシウク
 (ヴァイオリン&ディレクター)
エイヴィソン・アンサンブル
 鬼才ベズノシウク&エイヴィソン・アンサンブル!コレッリ第2弾は"ヴァイオリン・ソナタ集Op.5"!

 「合奏協奏曲集Op.6」(CKD 411)で幕を開けたイギリスのバロック・ヴァイオリンのヴィルトゥオーゾ、パヴロ・ベズノシウクとエイヴィソン・アンアンブルのコンビによるアルカンジェロ・コレッリ(1653−1713)の「室内楽全集」シリーズ。
 世界有数の高音質レーベル、リン・レコーズ(Linn)が贈るコレッリ没後300周年記念プロジェクトの第2弾は、名品「ラ・フォリア」を含む「ヴァイオリン・ソナタ集Op.5」!
 「トリオ・ソナタ」、「合奏協奏曲」、「ヴァイオリン・ソナタ」を生み出し、イタリア、バロック時代の器楽音楽を発展、成熟させた巨匠コレッリ。
 名作「ヴァイオリン・ソナタ集Op.5」の第1番〜第11番はもちろんのこと、やはり最大の注目を集めるのは第12番ニ短調「ラ・フォリア」だろう!
 "装飾音"、ラ・フォリアでの"主題と23の変奏"で鬼才ベズノシウクが披露してくれる解釈が非常に楽しみなところ。
 古楽ファン、オーディオ・ファン要注目のコレッリ新録音の登場です!








ECM



4764633
\2400→\2190
現代的な解釈による中世預言者の音楽
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン

典礼劇『オルド・ヴィルトゥトゥム』〜諸徳目の秩序(Ordo virtutum)
 1.Patriarchae Et Prophetae,
 2.Patriarchae Et Prophetae,
 3.Querela Animarum In Carne Positarum,
 4.Felix Anima, 5.Felix Anima,
 6.Sed Gravata Anima Conqueritur,
 7.Anima Illa, 8.Scientia Dei Ad Animam Illam,
 9.Infelix Anima, 10.Scientia Dei, 11.Anima Illa.
 12.Strepitus Diabolo Ad Animam Illam,
 13.Diabolus, 14.Humilitas, 15.Humilitas, 16.Humilitas,
 17.Caritas, 18.Timor Dei, 19.Diabolus, 20.Obedientia,
 21.Fides, 22.Spes, 23.Castitas, 24.Innocentia,
 25.Contemptus Mundi, 26.Amor Caelestis, 27.Disciplina,
 28.Verecundia, 29.Misericordia, 30.Victoria, 31.Discretio,
 32.Patientia, 33.Humilitas,
 34.Querela Animarum Paenitentis,
 35.Anima Illa, 36.Anima Illa, 37.Paenitens Anima Ad Virtutes,
 38.Anima Illa, 39.Humilitas, 40.Humilitas, 41.Diabolus,
 42.Paenitens Anima, 43.Anima Illa, 44.Humilitas Ad Victoriam,
 45.Victoria Ad Virtutes, 46.Humilitas, 47.Victoria,
 48.Castitas, 49.Diabolus, 50.Castitas, 51.Epilog
アンサンブル・ベルカント
[Andrea Baader(Sp),
Martina Scharstein(Sp),
Selina Drews(Sp),
Edith Murasov(Ms),
Dietburg Spohr(Ms) ],
Benjamin Cromme &
Lilith Reid(シュプレッヒシュティンメ)
【録音】2010年10月20〜22日、フランクフルト、フェステブルク教会(デジタル:セッション)




FONE


FONE 129SA
(SACD Hybrid)
\3000
イタリアのAudiophileレーベルのFone社/創立30周年記念SACDベスト・アルバム
 ニーノ・ロータ:山の城〜シモーネ・バロンチーニ(Hr)/
 マルコ・エンリコ・ボッシ:ゴルドーニ間奏曲より〜イ・ムジチ/
 ヴィエニャフスキ:ポロネーズ 第2番〜サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)/
 タンスマン:ファゴットのためのソナチネより〜ステファノ・カヌーティ(Fg)/
 マルトゥッチ:スケルツォOp.53より〜カルロ・アレッサンドロ・ラペーニャ(P)/
 プーランク:ピアノ、オーボエ、ファゴットのための三重奏曲より〜
  ウンベルト・ファンニ(P)、ジョヴァンニ・デ・アンゲリ(Ob)、
  ステファノ・カヌーティ(Fg)/
 フルトヴェングラー:ピアノ・ソナタ第8番より〜
  カロリーネ・デルゲ(P)/
 エルネスト・カヴァッリーニ:クラリネットのためのアダージョとタランテラより〜
  クッラード・ジュフレーディ(Cl)/
 マルトゥッチ:チェロ・ソナタ嬰ヘ短調Op.52より〜
  アンドレア・ナンノーニ(Vc)/
 ジョルジョ・フェデリコ・ゲディーニ:五重奏曲より〜
  マルツィオ・コンティ(Fl),他/
 クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ・カプリースより〜
  マルコ・フォルナチアリ(Vn)/
 ルイジ・オルセッリ:ヴェルディの椿姫による回想〜
  ステファノ・カヌーティ(Fg)
 イタリアのAudiophileレーベル『Fone』社の、輝かしい30年の軌跡を収めたベスト・アルバム。
 社長兼エンジニアでもあるGiulio Cesare Ricci氏は、DSDテクノロジーを使ってCDフォーマットをさらに進化させた「シニョリッチ」技術を採用し、通常CDより20%も多い情報を読み込むことが可能させました。タイトルにもよりますが、あえてアナログ録音を採用しDSD編集を行うなど、独特なカリスマぶりを見せています。
 このベスト盤にはそうした素晴らしい録音による、代表曲はもちろん、隠れた名曲も一挙に収録された、Foneサウンド・ファン必携の内容となっています。
 Foneレーベルの歴史についてGiulio Cesare Ricci氏自身の解説による24ページのブックレット付き。ハイブリッドSACD仕様.

 なお、FONEは販売枚数が少ないらしく、極めて早い段階で完売することがあります。どうかご容赦ください。




ARS PRODUKTION


ARS 38117
(SACD Hybrid)
\2500
シェーンベルク&ウルマン
アルノルト・シェーンベルク(1874-1951):
  レチタティーヴォによる変奏曲 Op.40(1941)/ソナタ(2つの断章;1941)
 オスカー・ゴットリープ・ブラー(1934-)編曲:
 6つのピアノ小品 Op.19(1911/オルガン版)
ヴィクトル・ウルマン(1898-1944)/マルティン・シュメーディング(1975-)編曲:
  旗手クリストフ・リルケの愛と死の歌
   (リルケの小説による朗読とピアノのためのメロドラマ;1944/
   朗読とオルガンのための版)(*)
トルステン・マイヤー(朗読(*))
マルティン・シュメーディング(オルガン)
録音:2012年3月25-28日、メルカトールハレ、ドゥイスブルク、ドイツ
 


ARS 38129
(SACD Hybrid)
\2500→\2290
色彩 フルートとピアノのためのフランス音楽
 メル・ボニス(1858-1937):フルート・ソナタ
 ドビュッシー(1862-1918):「ビリティス」(6つの古代碑銘)より
  夏の風の神,パンに祈るために,夜が幸いであるために
  クロタルを持つ舞姫のために,朝の雨に感謝するために
 アンドレ・カプレ(1878-1925):2つの小品; 夢,小ワルツ
 アンリ・デュティーユ(1916-2013):フルート・ソナタ
 フィリップ・ゴーベール(1879-1941):ロマンス
 シャルル・マリー・ヴィドール(1844-1937):組曲
マリア・セシリア・ムニョス(フルート)
ティファニー・バット(ピアノ)

録音:データ未詳

アルゼンチン出身のフルーティスト、マリア・セシリア・ムニョスのデビューCD。ティファニー・バットはカナダのピアニスト。

 

ARS 38137
(SACD Hybrid)
\2500
オマージュ
 バリオス、タレガ、メルツ、カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギターのための音楽
 アグスティン・バリオス(1885-1944):
  ワルツ Op.8 No.4/ワルツ Op.8 No.3/大聖堂
 フランシスコ・タレガ(1852-1909):
  ヴェルディの「椿姫」による幻想曲/アルハンブラの思い出
 ヨハン・カスパール・メルツ(1806-1856):
  オペラ・レビュー Op.8 から さまよえるオランダ人(No.34)
  セレナード(原曲:シューベルト、D.957 No.4)
  愛の便り(原曲:シューベルト、D.957 No.1)
 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
  ソナタ ニ長調「ボッケリーニへのオマージュ」Op.77

アルミン・エッガー(ギター)

録音:2013年1月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

アルミン・エッガーは1975年オーストリアのグラーツに生まれ、エリーザベト・イルムラーおよびハインツ・イルムラー(グラーツ音楽大学)、ティモシー・ウォーカー(ロンドン王立音楽アカデミー)に師事、1999年にジュリアン・ブリーム賞を獲得したギタリスト。2013年現在グラーツ音楽大学、ヨゼフ・フックス音楽院(グラーツ)、ウィーン音楽院で教職に就きながら世界的な演奏活動を行っています。本人のディスコグラフィによれば、これは彼にとって10年ぶりのディスク録音となるようです。

 

ARS 38520
\2000
あなたは花のよう
 ヴェンツェル・ハインリヒ・ファイト[ヴァーツラフ・インドジフ・ヴェイト](1806-1854):
 歌曲集

  6つの歌曲 Op.8
   Die kleine Anna / Ein Maler mocht' ich sein / Reiterlied / Punschlied
   Lied "Madchen mit dem Rosenmundchen" / Lied "Du bist wie eine Blume"
  6つの歌 Op.15
   Lied "Wenn ich auf dem Lager liege" / Klage
   Ohne Titel "In meinem Gartchen" / Lied "Liebliche Morgenluft"
   Zigeunerlied / Das Vergissmeinnicht
  6つの歌 Op.21
   Lied "Und wussten's die Blumen" / Standchen / In der Fremde
   Triolett / Intermezzo / Am Abend
  6つの歌曲 Op.23
   Abschied / Bedenklichkeiten / Da liegt ein Musikant begraben
  森の歌曲 Op.31; Morgens / Mittags / Abends / Nachts
  6つの歌曲 Op.32
   Wenn sich zwei Herzen scheiden
   Lieder eines fahrenden Schulers I "Kein Tropflein mehr im Becher"
   Lieder eines fahrenden Schulers II "Es fliegt manch' Voglein"
   Lieder eines fahrenden Schulers III "Herr Schmied, Herr Schmied"
   Spielmann's Lied / Des Muden Abendlied
  セレナード Op.55
ヨハネス・クリューザー(テノール)
トマーシュ・スプルニー(フォルテピアノ)

録音:2011年9月、トロッシンゲン、ドイツ
使用楽器:ポール・マクナルティ製(モデル:1819年、グラーフ製 Op.318)

ヴェンツェル・ハインリヒ・ファイト[ヴァーツラフ・インドジフ・ヴェイト]はチェコの法律家・作曲家。プラハで裁判官・法律顧問を務めながら、チェコ国内やドイツで音楽家としても活躍しました。当盤収録の歌曲はハイネ、シラー、リュッケルト、アイヒェンドルフ、ガイベルらによるドイツ語の詩に作曲したものです。ヨハネス・クリューザーはバッハ・コレギウム・ジャパンのソリストも務めているドイツのテノール。トマーシュ・スプルニーはチェコのピアニスト。

 

ARS 38521
\2000
ファビアン・ミュラー(1964-):
  アイガー(管弦楽のための;2004)
  管弦楽のための協奏曲(2007/2008)
  天上の対話(2つのチェロと管弦楽のための二重協奏曲;2009)(*)
アントニオ・メネセス、ピ=チン・チェン[簡碧青](チェロ(*))
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
クロード・ヴィラレ(指揮)

録音:2011年3月、聖ジュード教会、ハムステッド、ロンドン、イギリス

ファビアン・ミュラーは現代スイスを代表する作曲家の一人。(*)はアントニオ・メネセスの委嘱作品で、メネセスと彼の愛弟子である台湾出身の女性チェロ奏者ピ=チン・チェンに献呈されました。

 

ARS 38522
\2000
ヨゼフ・シェルプ(1894-1977):ピアノ独奏&四手連弾のための作品集
  ピアノ四手連弾のための小ソナタ(*)
  ラウの憧れの踊り(バレエ「美しいラウ」からの3つのピアノ小品)
  10のピアノ小品/3つのピアノ曲 Op.6
  バレエ「ノットゥルノ」からの舞踊組曲(ピアノ四手連弾のための)(+)
ゾントラウト・シュパイデル(ピアノ)
イーラ・マリア・ヴィトシンスキー(ピアノ(*))
ルーベン・メリクセティアン(ピアノ(+))

録音:2012年、ゴッテザウエ城、カールスルーエ、ドイツ

ヨゼフ・シェルプはドイツ南西部バーデン=ヴュルテンベルク州を本拠に活躍したドイツの作曲家・ピアニスト・音楽教育者。

 


ARS 38822
\1700→\1590
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.12 弦楽作品集
 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
  弦楽四重奏曲変ホ長調 Ben352(1788)
  弦楽六重奏曲ヘ長調 Ben261(1791)(*/+)
  弦楽五重奏曲ハ短調 Ben287, Ersteinspielung(*)
ヤナーチェク弦楽四重奏団
 ミロシュ・ヴァツェク(第1ヴァイオリン)
 ヴィーテスラフ・ザヴァディリーク(第2ヴァイオリン)
 ヤン・レズニーチェク(第1ヴィオラ)
 ブレチスラフ・ヴィビーラル(チェロ)
ボフスラフ・マトウシェク(第2ヴィオラ(*))
ミロスラフ・イェリーネク(コントラバス(+))

録音:2012年10月12日、プレイエル授洗教会、ルッパースタール、オーストリア

世界初録音と表示されています。



<メジャー・レーベル>

オーストラリア ELOQUENCE



480 7473
(2CD)
\1800→\1690
バリー・タックウェル(Hr&指揮)
 モーツァルト:ホルンのための作品集

【Disc1】
 ホルン協奏曲第1番K.412/514, 同第2番K.417,
 同第3番K.447, 同第4番K.495, 協奏断章K.370b,
 ロンド変ホ長調K.371, ロンド ニ長調K.514, 協奏断章K.494a,
 アリア「たとえ父を失い、祖国を、心の安らぎを失っても」(イドメネオより)
【Disc2】
 管楽のための協奏交響曲K.297b,
 ホルン五重奏曲K.407,
 2台のホルンのための二重奏K.487,
 ピアノと管楽のための五重奏曲K.452
バリー・タックウェル(Hr&指揮)
イギリス室内管弦楽団,
イギリス室内管弦楽団員,
ジョン・オグドン(P),
デレク・ウィッケンス(Ob),
マーティン・ガット(Fg),
ロバート・ヒル(Cl)
ホルンに色気を吹き込んだタックウェルのモーツァルト名演
 [録音]1983年7月, ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール(デジタル:セッション)
バリー・タックウェルはシドニー音楽院で学び、1950年にはイギリスに渡って名ホルン奏者のデニス・ブレインと出会い大きな影響を受けた。ハレ管弦楽団やスコティッシュ・ナショナル管弦楽団のホルン奏者を経て、ロンドン交響楽団の首席奏者を務め、その後ソリストとしても活躍しました。イギリス・ブラスの伝統を受け継いだ名手タックウェル。彼の吹き振りによる1983年Decca録音のモーツァルト協奏曲集です。その他、協奏交響曲、室内楽など、ホルンに関連したモーツァルト作品も収録しています。「2台のホルンのための二重奏K.487」は、タックウェルの多重録音。
 


480 4969
(2CD)
\1800→\1690
グレイト・ヴァイオリン・アンコール
 ・ヨゼフ・サコノフ(シドニー・サックス)(Vn)
 ・エリック・グリューエンバーグ(Vn)

【Disc1】
 フバイ:おいでよカティ,
 ゴダール:ジョスランの子守唄,
 チャイコフスキー:感傷的なワルツ,
 Sternhold : Fetes Tzigane,
 マスネ:タイスの瞑想曲,
 ホイベルガー:Im chambre separee,
 サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン,
 ポンセ:小さな星,
 コルンゴルト:「空騒ぎ」より間奏曲,
 チャイコフスキー:ただあこがれを知る者だけが,
 モンティ:チャルダッシュ/

【Disc2】
 クライスラー:愛の喜び, 愛の悲しみ, ウィーン奇想曲, 協奏曲ハ長調,
 ファリャ:スペイン舞曲,
 グラナドス:ホタ,
 アルベニス:タンゴ,
 クライスラー:
  レシタティーヴォとスケルツォ・カプリース, 美しきロスマリン, 中国の太鼓
【Disc1】
ヨゼフ・サコノフ(シドニー・サックス)(Vn)
ロンドン・フェスティヴァル管弦楽団,
【Disc2】
エリック・グリューエンバーグ(Vn)
エルガー・ハワース(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
イギリスで活躍した隠れた名ヴァイオリニストによる珠玉の小品集
 [録音]1972年(Disc1), 1977年(Disc2), ロンドン(ステレオ:セッション)
ヨゼフ・サコノフは、シドニー・サックスという名前でも活躍していたヴァイオリニスト。ロンドンのナショナル・フィルをチャールズ・ゲルハルトとともに設立しリーダーを務めました。また、ビートルズをはじめポピュラー分野での録音にも数多く参加しています。このアルバムの【Disc1】では、彼自身によるオーケストラ伴奏編曲版で演奏されており、「感傷的なワルツ」はフィギュアスケートの音源としても使用されている演奏です。エリック・グリューエンバーグはウィーンで生まれ、最初イェルサレム放送協会管弦楽団のコンサートマスターを務め、ストックホルム・フィル、ロンドン交響楽団、ロイヤル・フィルのコンサートマスターを務めました。ストコフスキー指揮の「シェエラザード」録音(1964年Decca, 1975年RCA)などでも、美しく見事なソロを務めた名手です。
 


480 6569
\1200
ロストロポーヴィチ/ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲、他
 ① ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番Op.126
 ② チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲Op.33
 ③ チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ
 ④ グラズノフ:吟遊詩人の歌 Op. 71
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
①④:小澤征爾(指揮)
ボストン交響楽団,
②:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団,
③:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ロストロポーヴィチのために作曲された協奏曲録音の決定盤
 [録音]1975年(①④), 1960年(②), 1978年(③)(ステレオ:セッション)
ショスタコーヴィチとグラズノフは、親友である小澤征爾との初共演となった話題盤。グラズノフは彼の愛奏曲とも言うべき作品で、ロストロポーヴィチのために作曲されたショスタコーヴィチの協奏曲は今尚決定盤として君臨しています。ロココ変奏曲は有名なカラヤンとの共演盤の8年前に録音されたものです。
 


480 4874
(2CD)
\1800→\1690
ボニング&ロンドン交響〜《プリマ・バレリーナの芸術》
 ミンクス:バヤデール (インドの舞姫),
 ドリゴ:「エスメラルダ」よりパ・ド・トロワ,
 ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」よりバレエ音楽,
 アダン:バレエ「ジゼル」より,
 ローヴェンスヨルド:「ラ・シルフィード」よりパ・ド・トロワ,
 チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」より黒鳥のパ・ド・ドゥ,
 ドニゼッティ:歌劇「ラ・ファヴォリータ」よりバレエ音楽,
 ミンクス:「ドン・キホーテ」よりパ・ド・ドゥ,
 プーニ:パ・ド・カトル (マルコヴァのために),
 チャイコフスキー:
  「眠りの森の美女」より青い鳥のパ・ド・ドゥ,
  「くるみ割り人形」〜よりパ・ド・ドゥ(第2幕),
 作者不詳:ボレロ
リチャード・ボニング(指揮)
ロンドン交響楽団
英国名バレリーナのマルコヴァが協力して選曲されたアルバム
 [録音]1962年, ロンドン(ステレオ:セッション)
19世紀から歴代バレリーナによって踊り継がれてきた名作バレエの見世場集。指揮のボニングが、英国の花形バレリーナのアリシア・マルコヴァの協力を得て録音したものです。ステップのテンポの的確さなど踊りに即した、実用価値も高いアルバムです。
 


480 4877
(2CD)
\1800→\1690
ボニング&ロンドン交響〜《パヴロヴァを讃えて》
 リュイジニ:エジプト舞曲Op.12,
 サン=サーンス:組曲「動物の謝肉祭」〜頻死の白鳥,
 マスネ:タイスの冥想曲,
 チャイコフスキー:「四季」Op.37b〜クリスマス,
 ルビンステイン:歌劇「フェラモール」〜カシミールの婚約者の踊り,
 チブルカ:舞踏会のあとの愛の夢,
 クライスラー=ギャムレイ編:トンボ (美しいロスマリン),
 ドリゴ:バレエ音楽「フローラのめざめ」,
 チャイコフスキー:「なつかしい土地の思い出」〜メロディOp.42-3,
 アサフィエフ:ちょうちょう,
 リンケ:パヴロヴァのガヴォット,
 ドリーブ:ナイラ・ワルツ,
 カタラーニ:歌劇「ローレライ」〜オンディーヌの踊り,
 クルピンスキ:マズルカ「ポーランドの婚礼」
リチャード・ボニング(指揮)
ロンドン交響楽団
パヴロヴァが世界巡演の際に踊った曲集
 [録音]1969年, ロンドン(ステレオ:セッション)
パヴロヴァが世界巡演の際に踊った曲を集めたもの。ボニングは彼女の屋敷の屋根裏部屋にあった楽譜をもとに選曲した宝石箱のようなアルバムです。特にリュイジニやチブルカ、リンケなど無名の佳品なども収録されているのも貴重。
 


480 4863
\1200
ボニング&ロンドン交響〜《パ・ド・ドゥ》
 ミンクス:バレエ「パキータ」よりパ・ド・ドゥ,
 ドリゴ:バレエ「エスメラルダ」「海賊」よりパ・ド・ドゥ,
 オーベール:バレエ「グラン・パ・クラシック」,
 ヘルステッド:バレエ:「シェンツァーノの花祭」よりパ・ド・ドゥ
リチャード・ボニング(指揮)
ロンドン交響楽団
バレエの佳品から最大の見せ場を収録したアルバム
 [録音]1964年, ロンドン(ステレオ:セッション)
リチャード・ボニングは、オペラだけでなく最も偉大なるバレエ指揮者の一人でした。主要なロマンティックなバレエは絶賛され、姿を消したバレエの傑作作品の復活にも積極的に演奏・録音を行ってきました。ここに収録されたパ・ド・ドゥは、バレエとしてだけでなく素晴らしい音楽が描き出されています。


<国内盤>


AEON



MAECD1111
(国内盤)
\2940
バッハ×イタリア×ピアノ
 〜イタリア様式の鍵盤作品さまざま、

 協奏曲、変奏曲、カプリッチョ...〜
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685〜1750):
 1.協奏曲ヘ長調BWV978〜ヴィヴァルディによる
 2.協奏曲ニ短調BWV974〜A.マルチェッロによる
 3.協奏曲ト長調BWV973〜ヴィヴァルディによる
 4.協奏曲ハ短調BWV981〜B.マルチェッロによる
 5.協奏曲ヘ長調BWV971「イタリア協奏曲」
 6.イタリア様式によるアリアと変奏 BWV989
 7.カプリッチョBWV992「最愛の兄の門出に」
オリヴィエ・カヴェー(p)
 バッハの音楽を、現代ピアノで——しかもチェンバロの二段鍵盤で対比を演出するような曲を、現代ピアノでわざわざ...聴く価値がいかにあるかということは、一聴すれば、わかるはず!
 ナポリ系の光あふれる音楽表現あればこそ、名手カヴェーの艶やかなピアニズムに陶酔。

 バッハが生きていた頃、ピアノという楽器はまだ本当に実験的に作られはじめたにすぎなかったことは、誰もがよく知るところ——新発明の珍しい楽器としてフリードリヒ大王のもとに置いてあったところ、バッハは少し弾いてみただけで色々問題点を発見し、難癖をつけたとも言われています。しかし彼とて、音量の変化を鍵盤で細やかに弾き分けられる機構そのものにはさぞや、食指が動かされていただろうことは、容易に想像がつくところ。
 彼らが鍵盤の曲をおもに弾いていたのは、タッチのニュアンスが音量には反映されない、どう弾いても同じ音量の音しか出ないチェンバロという楽器——しかしだからこそ、当時の人々の音量変化へのあくなき欲求から、チェンバロでも鍵盤を2台そなえつけ、片方で弱音、片方で強音を弾けるようにしたタイプのものが広く出回るようにもなりました。
 バッハの鍵盤楽曲のなかには、この二段鍵盤の音量対比をうまく生かして、さながらオーケストラと独奏者が対峙しているかのような箇所がいたるところに出てくる鍵盤楽曲も多々含まれているのですが、そのきわめつけはやはり、若い頃ヴィヴァルディやマルチェッロ兄弟など最先端のイタリア人作曲家たちによる協奏曲の編曲!イタリアの音楽様式というのは当時たいへんファッショナブルで魅力的なものでしたから、それを自分のものとして身につけるためには、自分で弾いてみるのが一番...とばかり、バッハは入手した協奏曲の楽譜を次から次へと鍵盤独奏用に編曲し、その過程でのちの「ブランデンブルク協奏曲集」などにつながるイタリア合奏曲様式に習熟したそうです。そんな、明らかに二段鍵盤チェンバロという楽器の特性に密着して書かれた音楽を、どうして現代ピアノであえて弾かなくてはならないのか?古楽ファンの方々のなかにも、そう考える人は決して少なくはないでしょう——
 しかし!現代ピアノでも素晴しいバッハが弾けることは、シフ、ペライア、コロリョフ、エマール...といった超一流の個性派ピアニストたちがさんざん証明してきたとおり。
 本盤に登場するオリヴィエ・カヴェーは、ピアノ音楽の玄人ファンをときめかせるに足る“知る人ぞ知る”な流派、ナポリ系の演奏伝統に連なる名手なのですが(その師匠はアルド・チッコリーニやマリア・ティーポだった...と言えば充分でしょうか)、ここでは前作のスカルラッティ盤でみせた明朗かつ緩急機微ゆたかなピアニズムをいかんなく発揮して、これらイタリア様式によるバッハ作品の数々の魅力が、音量の対比以外にもいたるところに潜んでいることを、圧倒的な説得力で知らしめてくれます。ピアノ・ファンなら、これは「聴くべきバッハ」かと——知らずにいるのがもったいないこの稀有の境地!
 前作スカルラッティ盤に次ぐ快挙が期待できそう!




ALPHA



Alpha192
(国内盤)
\2940
当時世界随一の宮廷楽団があったドレスデン
 ヴィヴァルディ/ ドレスデン宮廷のための協奏曲さまざまVol.1

アントニオ・ヴィヴァルディ(1678〜1741):
 1.ヴァイオリン協奏曲ヘ長調 RV569
 2.ヴァイオリン協奏曲ヘ長調 RV568
 3.ヴァイオリン協奏曲ニ長調 RV562
  「聖ロレンツォの祝日のために」
 4.ヴァイオリン協奏曲ヘ長調 RV571
 5.ヴァイオリン協奏曲ヘ長調 RV574
 6.アダージョ 〜
  ヴァイオリン協奏曲ヘ長調 RV568 緩徐楽章の別ヴァージョン
ゼフィラ・ヴァロヴァー(バロック・ヴァイオリン独奏)
アンネケ・スコット、
ジョゼフ・ウォルターズ(ナチュラルホルン)
アンナ・スタール、
マルクス・ミュラー(バロックオーボエ)
アレクシス・コセンコ指揮
Ens.レザンバサデュール(古楽器使用)
 Alpha レーベル今年下半期のとてつもない勢いは、この1枚から——
 世界随一の宮廷楽団ドレスデンの凄腕奏者たちを想定して、協奏曲の達人が多彩な音色をいかんなく駆使?

 最新研究が明かすホルンや低音楽器の謎、エキサイティングな古楽器演奏にフィードバックぼ創設当初、数年にわたって「ほとんどのアルバムは古楽器演奏」だった筋金入りの小規模レーベルAlpha ですが、最近は確かに(エリック・ル・サージュのシューマンやフォーレのシリーズに代表されるとおり)現代楽器でも痛快な内容のアルバムを多発するようになってきました。
 しかし、このレーベルのルーツでもある「古い時代の音楽は、当時の楽器と奏法で」という古楽器解釈路線では、やはりとてつもないアイテムが続出するのは今も変わらず——しかも、さまざまなレーベル運営経験をへた今、知られざる作曲家の逸品を掘り出してくるセンスもさることながら、大作曲家の思わぬ側面をありありと印象づけてくれる好企画が次から次へと出てくるのも、まったく頼もしいかぎりでございます(最近でも、シャルパンティエの隠れ名作やバッハ『ミサ曲ロ短調』の原型版など、痛快な企画が相次ぎました)。
 今年後半もかなり魅力的なラインナップ、思いがけない超大物演奏家の参入などが予定されているのですが、そうした快進撃の口火を切るかのように現れるのが、このヴィヴァルディ・アルバム——指揮はフランス古楽界でもとびきり多忙なトラヴェルソ奏者のひとりアレクシス・コセンコで、彼はこれまでAlpha レーベルですでに3枚、ポーランドの凄腕集団アルテ・デイ・スオナトーリ(いわば「ポーランドのオーケストラ・リベラ・クラシカ」というような存在で、レイチェル・ポッジャーと組んでのヴィヴァルディ盤(Channel Classics)で一躍有名になったのも10 年くらい前ですね)とともにC.P.E.バッハやヴィヴァルディのフルート協奏曲を録音、そのたびごと自ら解説を書き起こし、腕のたつ笛吹きとして、また周到な音楽学者ぶりも、その存在感をいかんなく発揮してきたところ。今回はあらためてヴィヴァルディで、指揮に徹して自らの新団体を率い、ヨーロッパ東西各国から集まった信頼のおける超・実力派たちをみごとにまとめながら、ホルン、オーボエ、ファゴット、コントラファゴット(!!)...とさまざまな楽器の音色の交錯を愉しませてくれるのです。
 「音色の交錯」…?そう——今回のテーマは「ドレスデンのヴィヴァルディ」。かの大バッハも憧れた、弦楽器も管楽器も非常に層のあつい名手揃いのオーケストラがあったドレスデン宮廷では、最新のイタリア様式にも非常に敏感で、ハイニヒェンやピゼンデルといった名手たちをイタリアに送り込んでは最新様式をフィードバックさせていたことで有名ですが、最近の研究が進むにつれ、ヴェネツィアの巨匠ヴィヴァルディがこの宮廷に果たした役割の大きさが改めて強く認識されるようになってきた様子。しかもホルンやファゴットなど異色楽器を多用する大型ヴァイオリン協奏曲も、実は思いのほか作曲年代が早かったらしいことも明らかになりました。
 完璧な腕前でスリリングに音を重ねてゆく名手たちの技量もさることながら、曲ごと微妙に違う音の取り合わせにヴィヴァルディの妙技を知るのも実に面白いぼ今回もかなり充実した解説付で(全訳添付)、知る愉しみにも事欠きません!




ARS MUSICI



AMCD232-278
(国内盤)
\2940
シュテンツル兄弟〜2台のピアノのための
ブラームス(1833〜1897):
 1. ハイドンの主題による変奏曲op.56b
  〜作曲者自身による2台のピアノ版
マックス・レーガー(1873〜1915):
 2. ベートーヴェンの主題による変奏曲とフーガop.86
  〜2台のピアノのための
リスト(1811〜1886):
 3. ドン・フアン(ドン・ジョヴァンニ)の追憶
  〜2台のピアノのための
フォルカー・シュテンツル、
ハンス=ペーター・シュテンツル(ピアノ)
 ブラームスの「あの傑作」は、ご存知のとおり2台ピアノ版がオーケストラ版より先に成立。
 そしてドイツ晩期ロマン派の変奏芸術は、レーガーにおいて爛熟のきわみに達した...ドイツ現代を代表する大ヴェテランふたりが、充実したピアニズムで聴かせる傑作群!

 1台だけでもオーケストラに匹敵しうる音楽世界を紡ぎ出してしまう楽器、ピアノ——それがもし2台あったなら、そしてピアニスト同士が阿吽の呼吸で通じ合えるデュオ・パートナー同士だったら、音楽世界はどれほど豊かになることか...!そういうことをいかんなく教えてくれるユニットも昨今決して少なくはありませんが、かつてのコンタルスキー兄弟やラベック兄弟に匹敵する存在感をこの世界で放っているユニットといえば、現代ドイツ楽壇ではまず間違いなくシュテンツル兄弟に間違いないでしょう!
 すでに近年、ブラームス自身が購入にたずさわり自らもサロンでよく弾いていたというシュトライヒャー1880 年製のピアノに向かい、作曲者自身が編曲した『ドイツ・レクィエム』の連弾版を圧巻の技量で聴かせてくれた(NCA233-486)のが記憶に新しいところですが、彼らはそれ以前にもすでに20年来、折にふれて日本にも訪れ、数多くの門弟たちを育ててきた筋金入りの大ヴェテラン。その名録音が、かつてDeutsche Harmonia Mundi と同母体で創設されたArs Musici レーベルにいくつか眠っていたとあっては、それらを掘り起こさない手はない...!と、ここで順次あらためて国内仕様でリリースしてゆくのでございます。
 まず何よりお届けしなくてはならないのは、このブラームスとレーガーの大作変奏曲を中心としたアルバム——ブラームス交響曲全曲録音の余白の常連にして、演奏時間のうえでも立派に交響曲と張り合える傑作「ハイドンの主題による変奏曲」は、ちょっと解説などを読んでみれば必ず書いてあるように、2台ピアノ版の方が先に仕上がっている、れっきとしたピアノ曲として接するべき大作。シュテンツル兄弟はこの微妙な変化の味わいが生きる変奏芸術を、一糸乱れぬ確かなピアニズムの一体感でスケール豊かに聴かせてくれます。
 かたやレーガーの作品は、かつてブラームスも指揮したマイニンゲン宮廷楽団最後の音楽監督、ドイツ・ロマン派の正統な後継者たる作曲家の技量がいかんなく発揮された充実作で、かの楽聖のバガテルop.119 から主題をとり、緻密な変奏がくりひろげられてゆくのが聴きどころ。これもブラームス作品同様、ピアノ版がオーケストラ版と同じ頃に出た作品でした。
 ピアニストふたりの一体感が問われるうえ、緻密な曲構造をよく理解していなくてはここまで絶妙な鑑賞体験はまず得られないところ、いかに彼らが“腕利き”であるかは、最後に置かれているリストの技巧的デュオでもじっくり堪能できることでしょう...!




PAN CLASSICS


Porpora: Pastoral Cantatas
PC10285
(国内盤・訳詞付)
\2940
ポルポラ 古典派前夜、ナポリ・バロックの巨匠
 〜牧人たちの室内カンタータさまざま〜

ニコラ・ポルポラ(1686〜1768):
 1.室内カンタータ「ふるえる海の囁きは」
 2.室内カンタータ「セベートの妖精と羊飼い」
 3.チェロと通奏低音のためのソナタ ヘ長調
 4.室内カンタータ「これがあの森だろうか」
 5.室内カンタータ「ほら、夜明けの光が」
 6.四つのパルティメント
 7.室内カンタータ「恋の素敵な安らぎを」
マリーナ・デ・リーゾ(メゾソプラノ独唱)
ステーファノ・アレージ指揮
Ens.スティーレ・ガランテ(古楽器使用)
 ヨーロッパは、この人の綴るメロディに酔いしれた——ナポリ楽派の華やかなる巨匠、若きハイドンにまで多大なる影響を与えたポルポラの持ち味は、なんと言っても「歌」にあり。
 ヴィヴァルディやヘンデル好きなら、知らないなんてもったいない!精選7曲、訳詞付き!

 音楽史をちょっとでも読んでみると、バッハやヘンデルが活躍していた18 世紀前半のヨーロッパ音楽が、実はいろいろな意味で、イタリア人たちのオペラに隅々まで乗っ取られていたことに気づかされるはず—— 楽器のためだけの音楽なんて、この時代は「歌のかわり」でしかなかったのです!
 大国の君主たちはこぞって名歌手を宮廷に呼び、もし財力があるなら、惜しみなくそれを与えて名歌手の歌を独占することもありました(“神と同じく唯一の”ファリネッリがスペイン王家に雇われたり、マルケージだか暮れシェンティーニだかが報酬額を倍にするよう、ロシアの女帝エカチェリーナに面と向かって平然と言ってのけたり...)。
 そんな時代にあって、劇場に行かずとも艶やかなメロディの歌声をじっくり楽しめ、プライベートで歌の味わいを堪能できるジャンルとして流行したのが、通奏低音伴奏ひとつあれば(ないし、他にほんのいくつかの楽器を添えるだけで)大丈夫な小編成向き声楽曲—-とくに、古代神話に出てくる理想郷で暮らす羊飼いたち・半妖精たちの恋物語をうたった室内カンタータは、18 世紀オペラ芸術の粋を津々浦々で愉しめるものとして、ヨーロッパ各地で大人気を巻き起こし、楽譜もどんどん出回ったとか。そういったなかで、誰よりもすばらしいカンタータを書くことで有名だったのが、オペラの本場ナポリで腕を磨き、卓越したメロディセンスで欧州各地を虜にしつづけた大作曲家、ポルポラ!大バッハやヘンデルより1歳年下で、晩年こそ流行の変化についてゆけず貧窮のなかで死んだそうですが、それが「ポルポラの音楽などつまらないものだ」と言い張る根拠になってしまうなら、私たちはモーツァルトやヴィヴァルディの音楽をも「時代の変化についてゆけなかったから無価値」と言わなくてはならなくなってしまいます——
 そう!全盛期のポルポラの音楽には、イタリア語歌詞の魅力を越えた、ユニヴァーサルに世界中の人々を魅了できるだけの魅力的なメロディがあったからこそ、それらの楽譜がさかんに出版されたり筆写されたりしてきたわけで、その味わいはすでにバロック音楽(というより、精確には「18 世紀の音楽」)に耳がなじんでいる私たち21 世紀のクラシック好きにとっても、やはり抗いがたく訴えてくるものがあるのです。
 ここではそんなポルポラの名曲群から、羊飼いの恋物語をテーマにした5曲を厳選。イタリア勢を中心に欧州各地で筋の通った解釈を聴かせ続けているアンサンブル・スティーレ・ガランテによる手際よい名演は、ポルポラが誰なのか、どれほど素晴しいメロディセンスの持ち主だったかを、艶やかな響きで強烈に印象づけてやみません。
 羊フィギュアをあしらったDigipack のジャケットが異様にかわいすぎるのがまたポイント(ちょっとしたギフトにも最適そう!)...南国イタリアを思うもよし、重厚オーケストラ音楽への清涼剤として愉しむもよし。
 今回も歌詞全訳付、なかなか読めないポルポラにまつわる解説も全訳付です。どうぞお見逃しなく!




RICERCAR



MRIC333
(国内盤)
\2940
ヴァイオリンは、どこから来たのか
 〜16・17世紀、最初期のヴァイオリン音楽さまざま〜

 ①リチェルカーレ「ラ・スタンジェッタ」(オブレヒト)
 ②天使ガブリエルが遣わされ(ジョスカン・デプレ)
 ③誰のそばを通るのか、恋の神よ〜ト調のカルメン(ヨハンネス・ジスラン)
 ④アヴェ・マリア(ヨハンネス・レジス)
 ⑤ごきげんよう、慈愛の皇后(エンゲランドゥス2世)
 ⑥おお、生贄は神聖なり(トロンボチーノ)
 ⑦「ラ・スパーニャ」による第27 多声楽曲〜
  平安を、主よ(C.フェスタ)
 ⑧美しき薔薇を捧げましょう、薫り高く(ブリュメル)
 ⑨ラ・カネーラ〜動きをつけて(作曲者不詳)〜パドヴァの貴婦人(ベンドゥージ)
 ⑩その思いがわたしを苛むなら(S.フェスタ)
 ⑪聖ヨハネの讃歌(ドレミの起源)〜
  「ラ・スパーニャ」による第79 多声楽曲〜同・第113 多声楽曲(C.フェスタ)
 ⑫わたしを苦しめる恋(S.フェスタ)
 ⑬ろくでもない老女〜細身の剣(ベンドゥージ)
 ⑭第7リチェルカーレ(ヴィラールト)
 ⑮すばらしい奇跡(ヴィラールト)
 ⑯薔薇の調べ(ヴィラールト/バッサーノ)
 ⑰聖別されたるものは喜ばしきかな(フィリッポ・ダ・ルラーノ)
バティスト・ロマン(ルネサンス・ヴァイオリン)指揮
アンサンブル「音楽の鏡」(ル・ミロワール・ド・ミュジーク)(古楽器使用)
 ご存知の通り、ヴァイオリンの歴史は16世紀にまで遡る——でも、いったいどんな曲が弾かれていたのでしょう?
 古文書・絵画など歴史的資料を徹底検証、生まれたばかりのヴァイオリンの真相を解き明かす、典雅で興趣の尽きない「ルネサンスのヴァイオリン芸術」!
 歴史的資料に事欠かない古楽大国ベルギーの老舗レーベルRicercar ですが、さすが音楽学者が長年にわたりディレクターをつとめているだけあって、こういう筋の通った企画を、純粋に音楽アルバムとしての完成度とみごとに共存させてくるあたり、まったく嬉しくなってしまう侮りがたさです。つい先日も、19 世紀の偽作だとばかり思われていた「ヴィターリのシャコンヌ」が正真正銘の新作だったことを解き明かす注目盤(MRIC326)で、ヴァイオリン音楽史に一石を投じたばかりのところ、今度はなんとさらに時代を遡り、バロック・ヴァイオリンどころか「ルネサンス・ヴァイオリン」なるものの真相を突き止めよう!という、古楽ファンなら必ず通らずにはいられない注目企画を送り出してきたのです!
 ふだんバロック前後の音楽を古楽器で聴いていると、つい「ヴァイオリンの流行は17 世紀から始まり、それ以前からあるヴィオラ・ダ・ガンバ属を押しのけていった」というような話題しか触れないでいることも多いものですが、明敏なクラシック・ファンの皆様もご存知の通り、昔日の名工アンドレア・アマティ(1505 頃〜1577)のそれをはじめ、現存するヴァイオリンの銘器でもとくに古いものは、実にその歴史を16 世紀まで遡ることができるわけで、じっさい古い宗教画などをみても、いかにもヴァイオリン!というような弦楽器を奏でている天使の絵などは16 世紀のハイ・ルネサンスの時期から存在していたのも事実。とはいえ、16 世紀には楽譜を書く習慣はもうできていても、それを何で弾くか?まで明記する習慣はまだなかったので、16 世紀のルネサンス音楽家たちがヴァイオリンで何を奏でていたのかまでは、丹念に音楽史研究を続けてゆかないとわからないことも多いのです。
 そうした研究の末、本盤では欧州最前線で活躍する古楽弦楽器奏者たちが、ヴァイオリンの(というより、実はヴァイオリンよりヴィオラの方が重要だったのかも?)やってきたルーツを探りながら、ネーデルラント楽派の声楽曲編曲やイタリア最初期の印刷楽譜などから入念に拾い集めてきた貴重な器楽作品など、「原初のヴァイオリン音楽」の典雅な美しさ、超絶技巧を弄する文化以前の美のあり方を、たっぷり楽しませてくれます。


旧譜から

MRIC326
(国内盤)
\2940
“ヴィターリのシャコンヌ”の正体
 〜T.A.ヴィターリとG.B.ヴィターリ、ボローニャ楽派の弦楽芸術〜

トマゾ・アントニオ・ヴィターリ(1663〜1745):TAV
ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ(1632〜92)GBV
 ①トマゾ・ヴィタリーノの楽譜(TAV)
 ②ヴァイオリン独奏のための「喇叭のカプリッチョ」(GBV)
 ③フルラーナ(フォルラーヌ)(GBV)
 ④バラバーノ(GBV)
 ⑤ヴァイオリンが時を告げる(GBV)
 ⑥ルッジェーロ(GBV)
 ⑦パッサメッツォ イ短調(TAV)
 ⑧第1ソナタ イ短調(TAV)
 ⑨第12ソナタ:チャコーナ(シャコンヌ)(TAV)
 ⑩ソナタ ニ長調(TAV)
 ⑪ヴィオローネのためのベルガマスカ(GBV)
 ⑫ヴァイオリンのためのベルガマスカ(GBV)
 ⑬パッサメッツォ(GBV)
 ⑭ヴァイオリン独奏のためのトッカータ(GBV)
 ⑮第2ソナタ イ短調(GBV)
ステファニー・ド・ファイー(バロック・ヴァイオリン)
使用楽器:ジョヴァンニ・パオロ・マッジーニ1620年製作オリジナル
アンサンブル・クレマチス(古楽器使用)
 まさか、この曲が実は「18世紀のオリジナル作品」だったとは——音楽史上の発見の興奮をさますどころか、ますます興奮に油を注ぐかの凄腕名演に酔わずにおれない...
 古楽大国ベルギー発、欧州古楽勢の俊才たちが解き明かす「ヴィターリのシャコンヌ」とその周辺。

 古楽大国ベルギーを過去30年以上にわたり音盤面から支えてきたRicercar レーベルは、主宰者自身がエンジニアであり、同時に音楽学者でもあるという筋金入りの古楽レーベルなのですが、その良さが最上のかたちで結晶したアルバムがまたもや登場ぱ近年のピリオド・アプローチ全盛の流れのなか、19世紀〜20世紀初頭にひところ流行した「偽作なんちゃってバロック」の傑作(たとえば、ヴァイオリンの名手クライスラーが「作曲」していたコレッリ、プニャーニ、タルティーニ、フランクール...「風の」作品など)はますます録音されにくくなっていますが、その煽りを最も大きく受けているのが、おそらく「ヴィターリのシャコンヌ」ではないでしょうか——
 コレッリの「ラ・フォリア」と並ぶ、超絶技巧も少なからず駆使しなくては極上の演奏には仕上がらない難曲でありながら、どうにもバロック期の作にしてはやたらと情感表現が濃密すぎ、加えて楽譜資料をきちんと突き止めた学者があまりおらず、ごく何となく「19世紀に作られた偽作」という風評が立ちはじめ、いつのまにかとんと新録音を見かけない(メジャーや国内盤など、ここ数十年皆無に近い状態??)レパートリーになってしまいました。
 ところが...近年、実はこの曲の確かな18世紀史料が発見されたとのことで(そのあたりは本盤の解説(長大ですが全訳つきます)に詳述されています)、驚くべきことに、この異形の変奏曲が実は18世紀オリジナル、間違いなくT.A.ヴィターリの真作だったことが判明したというのです
 うかつな遊びはやりにくい、古楽専門家の猛者が揃うベルギーでこのようなアルバムが出てきたということは、これはどうやら信頼に足る事実のよう——解説を読み解きながら、実は父子2代にわたって一族の名を高めた「ヴィターリ家」の2名匠の音楽世界は、彼らの活躍地であり、かつコレッリやトレッリが若い頃に修行を積んだ場所でもあるボローニャのヴァイオリン芸術がどういうものだったのか、バロック中期から後期へと移る時代がどういう時期だったのか、さまざまなかたちで彷彿とさせてくれます。
 羊腸弦の魅力そのまま、「シャコンヌ」の世界が新たに立ち現れる…古楽ファン向けというより、ヴァイオリン・ファン向けのアイテムとして注目されそうな…何はともあれ、本当に見逃せない1枚なのです

<映像>


C−MAJOR(映像)



71 3608
(4DVD)
\6000→\5390
ザルツブルク音楽祭オープニング・コンサートBOX
 DVD1 (70 2508)
  ラヴェル:優雅で感傷的なワルツ
  バルトーク:ピアノ協奏曲第1 番*
  ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」(1910 年版)
    ピエール・ブーレーズ(指) 
    ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ダニエル・バレンボイム(P)* 

     収録:2008 年7 月ザルツブルク祝祭大劇場

 DVD2 (70 2708)
  シューベルト/ ウェーベルン編:6 つのドイツ舞曲D.820
  ヨーゼフ・シュトラウス:
   ポルカ・マズルカ「女心」Op.166、ワルツ「うわごと」Op.212、
   ポルカ・シュネル「ごちゃまぜポルカ」Op.161
  シューベルト:交響曲第9 番ハ長調D.944「ザ・グレイト」
    ニコラウス・アーノンクール(指)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
     収録:2009 年7 月26 日& 28 日ザルツブルク祝祭大劇場(ライヴ)

 DVD3 (70 6808)
  ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4 番ト長調Op.58
  ブーレーズ:管弦楽のための「ノタシオン」
  ブルックナー:テ・デウム
    ダニエル・バレンボイム(P &指揮) 
    ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,ウィーン国立歌劇場合唱団
    ドロテア・ロシュマン(S) エリーナ・ガランチャ(Ms) クラウス・フロリアン・フォークト(T) ルネ・パーペ(B) 

     収録:2010 年7 月26 日ザルツブルク祝祭大劇場、ライヴ

 DVD4 (71 0908)
  ベルク:「ルル」組曲, 演奏会用アリア「ワイン」
  マーラー:カンタータ「嘆きの歌」(1898/99 改訂版)
    ピエール・ブーレーズ(指揮)
    ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 アンナ・プロハスカ(S /ルル)
    ドロテア・レッシュマン(S /ワイン、嘆きの歌) アンナ・ラーション(A /嘆きの歌)
    ヨハン・ボータ(T /嘆きの歌) ウィーン国立歌劇場合唱団(嘆きの歌)

     収録:2011 年7 月28 日ザルツブルク祝祭大劇場(ライヴ)
 ザルツブルク音楽祭オープニング・コンサートBOX 2008-2011。過去のおまとめボックスとはいえ、やはりこれは壮観!

 音声:PCM ステレオ、DTS5.1,DTS5.0(DVD4 のみ)字幕:英独仏西中韓、日本語(DVD3 のみ)

 ザルツブルク音楽祭のオープニング・コンサートの映像BOX が発売されます。2008 年から2011 年に行われたコンサートがお買い得価格となって再登場です。
 2008 年の映像からは、ブーレーズ、バレンボイム、ウィーン・フィルの3 者の独創的な対話、そしてVPO の抜群の安定感と研ぎ澄まされたブーレーズの知性が、バレンボイムとの新たなドラマを生んだラヴェル、バルトーク、ストラヴィンスキー。巨匠アーノンクールの80 歳を記念したコンサートとなった2009 年は、ウィーン・フィルのコンビで生み出される至高の響きを堪能することができます。
 そしてザルツブルク祝祭大劇場がちょうど50 周年を迎えた2010 年には、バレンボイムによる弾き振りのベートーヴェンのピアノ協奏曲第4 番、ブーレーズのノタシオン、ブルックナーのテ・デウムが演奏され、祝賀雰囲気を演出しました。2008 年以来3 年ぶりに巨匠ブーレーズが指揮を務めた2011 年。マーラー・アニヴァーサリーということで、カンタータ「嘆きの歌」をメイン・プログラムにおき、ブーレーズが指揮活動の重要な柱としてきたベルクの「ルル組曲」と「演奏会用アリア『ワイン』」とが取り上げられました。













7/18(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

LSO LIVE



LSO 0739
(SACD HYBRID)
¥2400→\2190
ゲルギエフ &ロンドン交響楽団
 シマノフスキ:

  (1)交響曲第3番Op.27「夜の歌」
  (2)協奏交響曲(交響曲第4番Op.60)
  (3)スターバト・マーテルOp.53(ポーランド語歌唱)
(1)(3)トビー・スペンス(Ten)
(2)デニス・マツーエフ(Pf)
(3)サリー・マシューズ(Sop)
 エカテリーナ・グバノワ(Ms)
 コスタス・スモリギナス(Br)
ワレリー・ゲルギエフ (指)
ロンドン交響楽団、同合唱団
サイモン・ハルジー(合唱指揮)
 妖しさ漂うLSO の機能全開ゲルギエフ会心のシマノフスキ

 録音:2012 年12 月、2013 年3 月 バービカン・ホール(ライヴ)/Multi-channel 5.1

 SACD ハイブリッド盤。ゲルギエフとロンドン交響楽団は、昨2012 年シーズンでシマノフスキとブラームスの交響曲を対比上演するという試みを行いました。かたやポーランド近代、かたや純ドイツ・ロマン派と、交響曲を4 篇残していること以外共通する点のないふたりの作曲家ですが、ゲルギエフにとって初レパートリーだけに興味津々。今回のアルバムはシマノフスキ作品のみ、ソリストとオーケストラのための3 篇が収められています。
 カロル・シマノフスキ(1882-1937) は近代ポーランドを代表する作曲家ですが、生まれ育ちはウクライナ。ロシア・ピアニズムの源流ゲンリヒ・ネイガウスが従兄弟、ホロヴィッツの師だったピアニストで作曲家のフェリクス・ブルーメンフェルトが叔父という、ロシア音楽史から見ても特別な家柄の出です。それゆえか、彼の音楽はポーランドの演奏家のみならず、ロシアの大物たちに愛奏される歴史があり、リヒテルやオイストラフも素晴らしい録音を残しています。
 交響曲第3 番「夜の歌」は、13 世紀ペルシャの詩人ジャラール・ウッディーン・ルーミーの詩をドイツ語からの重訳でポーランド語訳された歌詞によるテノールと合唱付きのオラトリオ風作品で、神秘的で扇情的な歌詞とスクリャービン風の官能性に満ちた音楽。この曲の初演は、1916 年11 月にアレクサンドル・ジロティ(ラフマニノフの従兄のピアニストで指揮者)の指揮で予定されていましたが延期となり、1921 年11 月にロンドンにてアルバート・コーツ指揮ロンドン交響楽団により行われました。コーツはロシア革命までマリインスキー劇場の首席指揮者を務めたゲルギエフの大先輩でもあり、同じLSO を指揮しての演奏など、ゲルギエフならびにロシアとの縁の深さに興味津々。極めて大編成で、たくさんの声部による精緻を極めた織物ですが、まさにゲルギエフの真骨頂、驚くべきバランス感覚と統率力で完璧に再現しています。独唱のトビー・スペンスはイギリスのテノール。明るくさわやかな美声がかえってこの作品の変態性を際立たせています。
 交響曲第4 番は、「協奏交響曲」と呼ばれるピアノとオーケストラのための作品。シマノフスキの晩年にあたる1932 年に作曲され、親友の大ピアニスト、アルトゥール・ルービンシュタインに捧げられました。通常のピアノ協奏曲よりもオーケストラの比重が高く、まさに立派な交響曲となっています。マツーエフの師ナセトキンはゲンリヒ・ネイガウスの弟子であり、まさに直系の独奏者。あいかわらずの物凄いテクニックで、ポーランド民俗舞曲に基づくフィナーレなど、プロコフィエフの音楽のようで鮮烈です。ここでもゲルギエフのバランス感覚とLSO の巧さが光ります。
 1926 年作の「スターバト・マーテル」は、宗教音楽ながらポーランドの民俗音楽の要素濃厚な、シマノフスキ後期の傾向が明瞭な作品。シマノフスキの古代趣味の表れのひとつである16 世紀ルネサンス音楽への傾倒が見てとれます。独唱も合唱もポーランド語により、非常に感動的です。
 ゲルギエフはシマノフスキの音楽について、「広く聴かれ、認められるのが当然なだけでなく、その音楽で20 世紀音楽の発展をより良く理解する絶好の機会だ」と絶賛しています。シマノフスキの交響曲第3 番と4 番はこれだけ持っていれば充分な決定盤の登場と申せましょう。







CHANNEL CLASSICS



CCSSA 34313
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
アムステルダム・シンフォニエッタ
 ショスタコーヴィチ(R.バルシャイ編):
  室内交響曲ハ短調 Op.110a、室内交響曲変イ長調 Op.118a
 ワインベルク:
  ヴァイオリンと管弦楽のためのコンチェルティーノ Op.42
アムステルダム・シンフォニエッタ
カンディダ・トンプソン
 (芸術監督&ソロ・ヴァイオリン)
 アムステルダム・シンフォニエッタ!25周年記念アニヴァーサリー・アルバムはショスタコーヴィチ&ワインベルク!

 弦楽四重奏などの小編成作品を"弦楽オーケストラ"で演奏することにより、楽曲の隠れた魅力を引き出してきたオランダの弦楽オーケストラ、アムステルダム・シンフォニエッタ。結成25周年のアニヴァーサリー・プログラムに選んだのは、ショスタコーヴィチの2つの「室内交響曲」とワインベルクの「協奏曲」。
 互いに親交があり、影響を受け合っていた20世紀を代表するショスタコーヴィチ&ワインベルクの3作品は、室内楽作品を室内オーケストラで演奏することにより新たな魅力を伝え続けてくれるアムステルダム・シンフォニエッタにとって相応しいプログラム。
 ワインベルクの「コンチェルティーノ」は、カンディダ・トンプソンがソリストを務め、2009年アムステルダム・コンセルトヘボウで西ヨーロッパ初演が行われた思い入れの深い作品でもある。




PENTATONE


PTM 1039
(SACD HYBRID)
\2500
児玉麻里/ベートーヴェン
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106《ハンマークラヴィーア》
  ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
児玉麻里
 (ピアノ/スタインウェイ&サンズD-274)
 児玉麻里のベートーヴェン全集第9巻!後期の傑作"ハンマークラヴィーア"が登場!

 日本を代表するベートーヴェン弾き、児玉麻里がオランダのペンタトーン・クラシックス(PentaTone Classics)を舞台として、2003年から創り上げてきたベートーヴェンのピアノ・ソナタ集も、いよいよ終盤に突入。
 児玉麻里が「ピアノ・ソナタ集第9巻」に選んだ楽聖の音楽は、「第28番 Op.101」、そして「第29番 Op.106《ハンマークラヴィーア》」の2作品!
 第7巻で孤高の傑作群「後期三大ソナタ」(PTM 1029)を弾き、「第28番」と「第29番」を収録した今作は後期作品集の第2巻。
 ベートーヴェンの中期からの橋渡し役を担い、後期の入り口となった1816年作曲の「第28番」と、長大で壮大なスケール、深き精神性を兼ね備えた傑作中の傑作「第29番《ハンマークラヴィーア》」。
 大成功を収めた1999年のアメリカ(ロサンゼルス)、2003年の日本(東京&名古屋)での「全曲演奏会」の次なるステージ、オランダのペンタトーンでの"SACD Hybridフォーマット"による「全曲録音」の完結へと歩み続ける児玉麻里。
 成熟、進化を遂げたピアニズムが、楽聖ベートーヴェンの後期2作品、「第28番」と「ハンマークラヴィーア」で発揮される ——。

 ※録音:2013年2月、オンデル・デ・リンデン(ファルテルモント、オランダ)



 


PTC 5186 506
(SACD HYBRID)
\2700→\2490

ネヴィル・マリナー&アカデミーの「新録音」
 ネヴィルの理髪師 〜 ブレイク:木管楽器のための協奏曲集

  フルート協奏曲 Op.493a(世界初録音)
  クラリネット協奏曲 Op.329a(2010年改訂版/世界初録音)
  ファゴット協奏曲 Op.607(世界初録音)
  木管八重奏のためのセレナード Op.419(世界初録音)

ハイメ・マルティン(フルート)
アンドリュー・マリナー(クラリネット)
グスターヴォ・ヌニェス(ファゴット)
ネヴィル・マリナー(指揮)
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・
 イン・ザ・フィールズ
 "スノーマン"の作曲者ハワード・ブレイク!マリナー&ASMFとの"木管のための協奏曲集"!

 アニメ「スノーマン」の「ウォーキング・イン・ジ・エアー」や、クィーンとの共作による映画「フラッシュ・ゴードン」の音楽でその名を知られるイギリス映画音楽界の大物作曲家ハワード・ブレイク(1938−)。
 50年以上のキャリアの中で650曲を超える作品を生み出してきたハワード・ブレイクが、同じくイギリスの名匠サー・ネヴィル・マリナー&ASMFとのコンビで完成させた「木管楽器のための協奏曲集」!
 ASMFの首席フルート奏者ハイメ・マルティン、ネヴィル・マリナーの息子でロンドン響の首席クラリネット奏者アンドルー・マリナー、ロイヤル・コンセルトヘボウ管の首席ファゴット奏者グスターヴォ・ヌニェスが参加するなど、ソリストたちも超一流揃い。
 英国映画音楽の巨匠の「クラシック作品集」、大ベテラン、ネヴィル・マリナーの「新録音」など、注目度特大のコンチェルト・アルバムの登場です!

 ※録音:2012年9月、セント・ジョンズ・スミス・スクエア(ロンドン)







MUSIEPOCA


MEPCD 006
\2400
ピリオド楽器による金管四重奏曲集 フォレスティエからヴェルディへ…
 ジョゼフ・フォレスティエ(1815-1881):
  ベッリーニの「清教徒」による4つの四重奏曲
 ドニゼッティ(1797-1848)/ヨナタン・ピア編曲:
  オペラ「愛の妙薬」より 人知れぬ涙
 ヴェルディ(1813-1901)/ヨナタン・ピア編曲:トランペットのためのアダージョ
 ベルガモのダヴィデ神父(1791-1863)/ヨナタン・ピア編曲:
  エレヴァツィオーネ ニ短調
 ジャン=バティスト・アルバン(1825-1889)/ヨナタン・ピア編曲:
  ヴェルディのオペラ「ナブッコ」による幻想曲
 ベッリーニ(1801-1835)/ヨナタン・ピア編曲:
  オペラ「清教徒」より ラッパを吹き鳴らせ(+)
 シューベルト(1797-1828)/ヨナタン・ピア編曲:音楽に Op.88 No.4 D.547
 ゴットヘルフ・ハインリヒ・クンマー(1774-1828)/ヨナタン・ピア編曲:
  オフィクレイドのための変奏曲(*)
 ヴェルディ/ヨナタン・ピア編曲:「椿姫」より プロヴァンスの海と陸
 ジャン=バティスト・アルバン/ヨナタン・ピア編曲:
  ビゼーのオペラ「カルメン」による幻想曲(*)
アンサンブル・オットーニ・ロマンティチ(ロマンティック・ブラス・アンサンブル)
 ヨナタン・ピア、
 ミケーレ・サンティ(コルネット、トランペット)
 マウロ・モンティ(トランペット、トロンボーン)
 コッラード・コッリアルド(トロンボーン、オフィクレイド)

録音:2010年1月31日、サン・カルロ・フィルハーモニー本部、サンタゴスティーノ、 フェラーラ県、イタリア(*)
    2012年3月10日、聖マリア教会、ガレアッツァ・ペーポリ、クレヴァルコーレ、 ボローニャ県、イタリア(+)
    2010年6月23-24日、ギジリエーリ礼拝堂、サン・カルロ、サンタゴスティーノ、 フェラーラ県、イタリア(無印)
19世紀の金管音楽をピリオド楽器で演奏するイタリアの四重奏団アンサンブル・オットーニ・ロマンティチのデビューCD。滅多に聴く機会のない楽曲を当時の響きで楽しむことができる貴重なアルバムです。

 
MEPCD 007
\2400
シャコンヌの夜会 ジュアン・アラニエス:トノ&ビリャンシコ集第2巻
 ジュアン・アラニエス(1580頃-1650頃):
  1、2、3、4声のためのトノとビリャンシコ集第2巻(1642、ローマ)から
   A la luz del dia / Digame un requiebro / Par recibir a Lisa
 不詳:San Juan de Lima con sus diferencias(器楽)
 ジュアン・アラニエス:1、2、3、4声のためのトノとビリャンシコ集第2巻 から
   Dulce desden(ロペ・デ・ベガのテキストによる)
 アンドレア・ファルコニエーリ(1585/1856-1656):La suave melodia(器楽)
 ジュアン・アラニエス:1、2、3、4声のためのトノとビリャンシコ集第2巻 から
   Pensamientos altos / Avecillas suaves / Mi zagala
 マルコ・ウッチェリーニ(1603頃-1680):
  ソナタ第2番「La Luciminia contenta」(器楽)
 ジュアン・アラニエス:1、2、3、4声のためのトノとビリャンシコ集第2巻 から
   En dos lucientes estrellas(ルイス・デ・ゴンゴラのテキストによる)
   Halconcillo nuevo / Aquel nino
 不詳:Lanchas para baylar(器楽)
 ジュアン・アラニエス:1、2、3、4声のためのトノとビリャンシコ集第2巻 から
   Parten la galeras / Un sarao de la Chacona
ヌエボ・サラオ
 メルセデス・エルナンデス、
 ライア・フリグレ(ソプラノ)
 マルタ・インファンテ(アルト)
 ダビド・エルナンデス(テノール)
 トゥマス・マシェ(バス)
 ラウル・オレリャナ(ヴァイオリン)
 マヌエル・ビラス(ハープ)
 ウリオル・アイマト(チェロ)
 ペレ・ウリベ(打楽器)
 ラファエル・ボナビタ(バロックギター、指揮)

録音:2012年、L'Interpret Produccions スタジオ、リェイダ、カタルーニャ、スペイン
 日本の古楽ファンにもおなじみのラファエル・ボナビタ(ボナヴィータ)率いる声楽&ピリオド楽器アンサンブル、ヌエボ・サラオのデビューCD。
 ジュアン・アラニエス(フアン・アラニェス)はカタルーニャ(スペイン)の作曲家。ローマのスペイン大使宮廷楽長を務め、2巻のトノ&ビリャンシコ集を出版しましたが第1巻は現存していません。
 当盤には第2巻の全12曲と同時代のイタリアとスペインの器楽曲が収められています。





NEW WORLD


80751-2
\1800
Elisabeth Brown(1953-)/ Mirage
 1. Seahorse
 2. Arcana
 3. Piranesi
 4. Three Arias from “A Bookmobile for Dreamers”
 5. Atlantis
 6. Mirage
 7. Shinsh?f?kei, or An Imagined Landscape
Elizabeth Brown, flute
Momenta Quartet
Pro Musica Nipponia,
Yasushi Inada, conductor
Ben Verdery, amplified classical guitar




OPERA RARA


ORC48
(2CD)
\4800
ドニゼッティ:歌劇「カテリーナ・コルナーロ」
 2011年12月 BBC Maida Vale スタジオでの録音
カルメン・ジャンナッタジオ(ソプラノ:カテリーナ・コルナーロ)
コリン・リー(テノール:ジェラルド、婚約者) 
グレアム・ブロードベント(バス:アンドレア・コルナーロ、カテリーナの父) 
トロイ・クック(バリトン:ルジニャーノ、キプロスの王) 
ロイック・フェリックス(テノール:ストロッツィ&騎士、モスチェニーゴの親友) 
ヴヤニ・ムリンデ(バス:モチェニーゴ、キプロス島のヴェネツィア大使) 
ソフィー・ベヴァン(ソプラノ:マティルデ) 
デイヴィッド・パリー指揮
BBC交響楽団
BBCシンガーズ
ドニゼッティ:歌劇「カテリーナ・コルナーロ」:
 カテリーナとジェラルドの結婚式が始まろうとした時、キプロス島のヴェネツィア大使であるモチェニーゴが、政治的な事情によりカテリーナをキプロスの王ルジニャーノの妃とする事に成ったと通告し、結婚は取りやめに。
 カテリーナとの結婚を破棄されたジェラルドは悲しみますが、至る事情を知り王への忠誠を誓い且つ、王妃と成ったカテリーナとも和解します。やがて王への反旗を翻したモチェニーゴの軍と、ジェラルドも加わった王の軍が戦い、王の軍は勝利し戻るも王は重傷を負い、王妃カテリーナに王国を任せる遺言を残し、事切れます。王妃カテリーナは涙をこらえ、国民の前に立ち、国民に自身への忠誠を誓わせ国民の歓喜と共に幕と成ります。※アリア「君よ、来たれ Vieni o tu」など、多くの名曲がちりばめられた1472年のヴェネツィアとキプロス島の首都ニコシアを舞台に1844年にナポリで初演されたプロローグと2幕の歌劇です。
 OPERA RARAレーベルならではの丁寧で豪華な装丁と解説によるいつもながらの情報量の多いオペラ・ファン待望のアイテムが発売に成ります。



<国内盤>


オクタヴィア・レコード


OVCL-00513
(2SACD Hybrid)
\4410
<インバル=都響 新マーラー・ツィクルス 第3弾>
 マーラー:交響曲第3番
エリアフ・インバル(指揮)
東京都交響楽団
池田香織(メゾソプラノ)
二期会合唱団 
東京少年少女合唱隊
 現代のマーラー演奏の最高峰がここに!
 巨匠インバルと東京都交響楽団の<新マーラー・チクルス>第3弾、交響曲第3番の登場です。
2012年10月に行なわれた当コンサートでは、圧倒的な表現力、完璧な演奏技術とアンサンブルによって大喝采を受けました。また、《都響ファンが選ぶ2012年度「想い出に残った公演」投票》によって第1位を受けたのが、このマーラー第3番のコンサートです。インバル&都響のまさに渾身の名演奏といえるでしょう。
2010年3月の同コンビによるライヴ音源もCD化されていますが、演奏の充実度とインバルの深い音楽性は、さらに進化し続けます。また、都響のソリストたちの鮮やかな演奏も聴き所。第3楽章のポストホルンのソロの美しさは感動的。他にこれほどのポストホルンソロは聴けません。第6楽章の弦楽器の重厚なる響き。深遠なマーラーの心を描くようにインバルが歌い上げます。これほどの音楽的にも演奏的にも完成度の高いマーラー演奏を披露出来るのは世界的にも稀有です。
一つの音も聞き逃すことの出来ないマーラー・シリーズ。録音も最良。豪華デジパック仕様。すべてにおいて特別のシリーズです。
 2012年10月27日横浜みなとみらいホール、10月28日東京芸術劇場 にて収録
 

OVCL-00497
\3150
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
山田和樹(指揮)
仙台フィル
ヴァディム・ボロデンコ(ピアノ)
 冴える山田和樹の音楽的才覚。仙台フィルの魅力を昇華させたミュージックパートナー就任記念盤。
 わが国の若手指揮者のなかでもっとも勢いのある存在の一人として国内外で活躍する山田和樹。2012年のシーズンから、仙台フィルの「ミュージックパートナー」に就任し、そのお披露目となった見事な演奏会が、鮮烈なディスクとなって登場しました。
 「変奏曲」でまとめられたプログラムの中でも複雑なオーケストレーションが施されたヒンデミットの楽曲では仙台フィルが機動的かつ精緻なアンサンブルで明瞭に聞かせ、山田の音楽的才覚の鋭さがこのオーケストラが持つ魅力を存分に引き出しています。
 ラフマニノフで独奏を務めた第4回仙台国際音楽コンクールの覇者、ヴァディム・ホロデンコはこの演奏会後に行われたヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール(2013年6月)でも優勝を勝ち得た若き実力者。安定したテクニックから発せられるその音は聞くものを虜にする音色でこの名曲を成熟した演奏で聞かせます。
 2013年1月18、19日 仙台市青年文化センター・コンサートホール にて収録
 
OVCX-00071
\3150
種を蒔く人/布谷史人(マリンバ)
 高田 明枝:赤とんぼ変奏曲
 坂口 菜摘:静寂の森
 安部 圭子:マリンバ・ダモーレ
 村松 崇継:ランド
 久石 譲/布谷 史人 編:アシタカ聶記 **
 信長 貴富:種を蒔く人 *
 植松 信夫/布谷 史人 編:イヤーズ アンド イヤーズ
 下口 佳子:響舞Ⅰ **
 菅野 よう子/布谷 史人 編:花は咲く *
布谷史人(マリンバ)
岡崎 悦子(ピアノ) *
誉田 広耶(マリンバ) **
 究極の集中力から生まれる緻密なダイナミズム
 布谷史人のニューアルバム遂に登場!!
 ドイツを拠点に国際的に活躍するマリンバ奏者・布谷史人 待望のアルバムです。
震災への思いをこめて創られた信長貴富の「種を蒔く人」を中心に、布谷自身が自らと向かい合い想いを巡らせた作品を集め、実り豊かな邦人マリンバ・アルバムを完成させました。
繊細で緻密に計算された確かな技術とハーモニズム、心を震わせるダイナミズムと豊かな歌心により、マリンバの表現力のエネルギーを充分に感じられ、そして、なにより布谷の強い意志が漲っています。
芸術性豊かなマリンバ・アルバムを是非お聴きください!!
 収録:2013年2月26-28日 稲城市立?プラザにて

布谷史人(マリンバ):
秋田県大館市に生まれ、7歳でピアノを、13歳で打楽器を始め、山形大学教育学部総合教育課程音楽文化コースを卒業後に渡米。2003年にボストン音楽院より奨学金を受けながら、同音楽院の修士課程マリンバ・パフォーマンス科を修了し、その後は同音楽院創立以来の初めてのアーティスト・ディプロマ科のマリンバ専攻生として、学費全額免除の奨学金のほか、学長からも特別賞与を授与し、2006年に卒業。マリンバ界の登竜門とされる2002年ドイツで行われた第3回世界マリンバコンクールにおいて3位を受賞がきっかけとなり各国での演奏活動を開始する。その他にも様々な国内・国際コンクールで入賞を果たしており、2005年5月にはアメリカで行われたIma Hogg 若手音楽家のためのコンクールで1位、2009年10月にイタリアで行われた「第三回リベルタンゴ国際音楽コンクール」のソロ部門においては日本人、マリンバ奏者として初となる優勝を果たした。

今までに「ZMF ゼルツマン・マリンバ・フェスティバル」、「安倍圭子ロザンヌ国際マリンバアカデミー」、「南カリフォルニア打楽器アンサンブル・フェスティバル」(アメリカ)、「Journees de la Percussion」、「福井マリンバセミナー」などの打楽器フェスティバルに招かれ、ソロ演奏やマスタークラスを行っている。またソリストとしては、ヒューストン交響楽団、東方コネチカット交響楽団、ボストン音楽院オーケストラ、Bartholdy-Ensemble Rheinfelden、仙台フィルハーモニー管弦楽団、アトリオン室内オーケストラ、Di Pepercussioアンサンブルの他、マリンバと吹奏楽の為の協奏曲を委嘱し、沢山の吹奏楽団との共演も果たしている。2005年8月には、初のCD「赤とんぼ」を出版し、そのCDはPercussive Arts SocietyのPASマガジン、そしてフロリダ支部の新聞に取り上げられ、「不朽のCDである。」、「芸術的に作り上げられた音楽の、最もハイ・レべルな例の一つ」と絶賛された。

これまでにマリンバ奏者であるナンシー・ゼルツマン、三村奈々恵、打楽器奏者であるパトリック・ホーレンベルク、岡田知之、Dr. カール・ポーニャック、岡崎悦子、武田紀代美の各氏に師事。2009年10月から2010年2月まで、ドイツ国立デトモルト音楽大学の客員教授、2012年10月から同年12月までオランダのArtEZ芸術大学にてマリンバの客員講師を経て、現在はドイツ国立デトモルト音楽大学で教鞭をとる傍ら、ドイツを拠点に世界各地で演奏活動を繰り広げている。
 


【エクストン・ラボラトリー・ゴールドライン】

OVXL-00078
(SACD Hybrid)
\3990
バッハ:無伴奏チェロ組曲 ファゴット版
 J.S.バッハ:
  <無伴奏チェロ組曲に基づく>組曲第1番〜第3番
オンジェイ・ロスコヴェッツ(ファゴット)
チェコ・フィル首席奏者ロスコヴェッツのソロ・アルバム、ゴールドラインで登場!
 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の首席ファゴット奏者、オンジェイ・ロスコヴェッツによるバッハの無伴奏チェロ組曲。発売時にはその卓越した技巧と、教会の持つ豊かな響きにより好評を博しました。
そして今回、発売から一年を経てゴールド・ラインシリーズにて装いも新たに再登場します。ゴールド・ラインシリーズのマスタリング技術が、マスターに収められた名手ロスコヴェッツの技と教会の響きを最大限に取り出し、その秀演に更に磨きを掛けました。
 名手の技巧と響きの織りなす新次元の音を是非お楽しみ下さい。
収録:2011年10月23-25日 プラハ、ストジョショヴィツカー・エヴァンゲリオン教会にて
 
OVXL-00079
(SACD Hybrid)
\3990
ブルックナー・イン・カテドラル -天上の音楽-
 ブルックナー:
  アヴェ・マリア
  「ヴィントハークのミサ」ハ長調 WAB.25
  モテット集/ミロシュ・ボク編
  アダージョ(交響曲第7番より第2楽章)/ミロシュ・ボク編
ラデク・バボラーク(ホルン)
アレシュ・バールタ(オルガン)
チェコ・ホルン・コーラス
リマスタリングで引き出される、新たなる天上の音楽の世界!
 発売当時マルチチャンネル、ステレオチャンネルの双方の完成度の高さで多くのオーディオファンから高い評価を受けたアルバムが、エクストン・ラボラトリー・ゴールド・ラインに登場。今回はステレオ再生に特化したHQ-Hybridでのリリースとなります。                                        非圧縮DSDステレオマスターを使用したリマスタリングにより、バボラークの卓抜した技巧や、モスト教会の響きの魅力が更に引き出されました。オリジナル盤から4年を経て、新次元の音質を得た天上の音楽を是非お楽しみ下さい。
収録:2008年7月21-23日 チェコ、モスト聖母被昇天教会にて
 
OVXL-00080
(SACD Hybrid)
\3990
チャイコフスキー:
 ピアノ協奏曲 第 1番 変ロ短調 作品23
 6つの小品 作品19より 第4番 夜想曲 嬰ハ短調
 18の小品 作品72より 第5番 瞑想曲、第2番 子守唄
 子供のアルバム 作品39より 
  第5番 おもちゃの兵隊の行進、
  第6番 病気のお人形、
  第7番 人形のお葬式、第8番 ワルツ、
  第9番 新しいお人形、第18番 ナポリの歌
金子三勇士(ピアノ)
小林研一郎 (指揮)
ロンドン・フィル
金子三勇士、待望のピアノ協奏曲。
ロンドン・フィル+小林研一郎の磐石な布陣で、痛快なチャイコフスキー。
 若手ピアニストとしてその頭角を顕著に現し始めた金子三勇士に待望のチャイコフスキー・ピアノ協奏曲のCDが登場です。伴奏を務めるオーケストラは名門、ロンドン・フィル。指揮は金子を学生時代から見守り続けた小林研一郎という磐石の布陣を敷き、満を持しての収録となりました。金子のパワー溢れるピアノに、オーケストラの分厚い伴奏が小林の棒の元、迫力満点の演奏が展開されてゆきます。
 チャイコフスキーの叙情的な面と情熱溢れる面が交錯し展開しフィナーレへと導かれる様は痛快そのものです。カップリングにはチャイコフスキーの親しみ易い小品集を収録。豊かな音楽性を必要とされるチャイコフスキーの作品を気品溢れる演奏で奏でます。
 2013年2月28日、3月1日 ロンドン、アビー・ロード・スタジオにて収録(ピアノ協奏曲)
 2013年6月28日 埼玉・三芳町文化会館(コピスみよし)にて収録(ピアノ小品集)




日本伝統文化振興財団


SACG 30005/10
(6SACD シングルレイヤー)
¥25000
鬼太鼓座 コレクション(ONDEKOZA Collection)
 [Disc 1] 鬼太鼓座(ファースト・アナログアルバム)
  (1)大太鼓/(2)尺八本曲 阿字観/(3)津軽三味線/(4)屋台囃子
    録音:1976 年12 月22,23日、入間市市民会館
 [Disc 2] 鬼太鼓座 New
  (1)鬼太鼓囃子「序奏:海東流神楽太鼓」/(2)はちじょう/(3)島歌幻想曲/
  (4)津軽三味線II/(5)やまと/(6)こもりうた/(7)屋台囃子
    ゲスト演奏:月星鎮一、服部康(海東流神楽太鼓) 竹井誠(笛・尺八)
    録音:1989 年9 月28,29日、愛知県飛鳥村公民館大ホール
 [Disc 3] 伝説
  (1)大太鼓/(2)三国幻想曲/(3)尺八 五木の子守歌/(4)屋台囃子/(5)チンドンヤ/(6)打つ八丈
    ゲスト演奏:川口真満(箏) 松田惺山(尺八)
    録音:(3)(6)1994 年7 月18-20日、所沢ミューズホール/(1)(2)(4)(5)1994 年8 月20-23日、玉村町文化センター
 [Disc 4] 富嶽百景
  (1)鬼太鼓囃子/(2)弓ヶ浜/(3)富嶽百景/(4)花や今宵の/(5)三国/
  (6)鼕々-坎としてそれ鼓を撃つ-/(7)阿?三味線/(8)明暗/(9)モノクロームII
    ゲスト演奏:松田惺山(尺八)
    録音:1997 年4 月12 日、青山スタジオ301st/山梨県身延町総合文化会館
 [Disc 5] 怒涛万里
  (1)鼕々/(2)モノクロームII/(3)火の舞/(4)崎山節/(5)雪の朝/(6)怒涛万里
    ゲスト演奏:浦田恵司(作曲・編曲・プログラミング)
    大島保克(唄・三味線) 松田惺山(作曲・尺八) 川口真満(箏)
    録音:1998 年12 月7 日、札幌コンサートホールKitara
 [Disc 6] 響天動地
  (1)太陽の馬/(2)響天動地/(3)鬼太鼓囃子’04「竹籟]」/(4)射I「竹採姫」 II「月へ」/
  (5)屋台囃子’04「蒼天」/(6)紅八丈/(7)祈〜鬼太鼓座/(8)渇きの海 Part IV
    ゲスト演奏:梅津和時(sax) みやざきみえこ(唄・三味線) 末長愛(和太鼓)
    録音:2004 年1 月13,14日、ロゼシアター(富士市) 2004年1 月19 日、サントリーホール
   以上、演奏 鬼太鼓座
 ビクター『鬼太鼓座』 遂にSACD 化!
 プロデューサー藤本草自らSACD の為に新マスタリング!録音当時のビクター・エンジニヤ陣も総動員態勢で万全のSACD 化

 2 チャンネルステレオ

 ファースト・アルバムから一貫して鬼太鼓座の「音」にこだわり続けてきた歴代の鬼太鼓座録音担当エンジニアたちは、オリジナル・マスターからのハイ・ビット/ハイ・サンプリングでのデジタル・マスタリングに際し、スペックに頼ることのない実際の聴感上の観点から「音」の良さを追及し、いかにして鬼太鼓座の「音」のイメージを損なうことなく甦らせるかを目指してその制作に当たった。オリジナルテープからの新たなマスタリングも一例で、そのこだわりにこだわった結果が、本SACD ボックス全6 枚のアルバムに収められている。
 多くの皆様に長年にわたってお聴き頂いてきた鬼太鼓座の「音」。今回その「音」のイメージが、SACD という大きな「容れ物」を得てどのように変化したのか、また「音」のクオリティが本当に良い方向に拡大出来ているのか。制作に当たったスタッフ一同を代表し、このアルバムをお聴き下さる皆様からの忌憚ないご批評を心して俟ちたい。
 (鬼太鼓座プロデューサー、現・日本伝統文化振興財団 理事長 藤本草)

 故長岡鉄男氏も激賞し、多くのファンを驚かした和太鼓集団「鬼太鼓座」。
 当時日本最大直径2.25m 重さ3 トンの大太鼓「大和」が炸裂する爆弾録音「富嶽百景」などオリジナルアルバム全12 タイトルより6タイトルを厳選しビクター初のSACDとして満を持しての発売です。またデビュー・アルバムのCDでは割愛された尺八の巨匠ライリー・リーの「阿字観」も当SACD で完全復活致しました。究極の録音芸術として知られる一連のレコーディングだけあり、今聴いても驚きの迫力です。

 鬼太鼓座について
 鬼太鼓座の創設者田耕(でん・たがやす1931-2001)が佐渡ヶ島で鬼太鼓座を結成したのは1969 年、国内での旗揚げ公演は1971 年、そしてボストン・マラソンに出場したメンバー15 名全員の完走後、ゴール地点で太鼓演奏という、世界への華々しいデビューは1975 年だった。全国から佐渡ヶ島に集まった若者たちが共に廃屋で暮らした合宿生活は、毎日が「マラソン」と「芸」の鍛錬。午前4時に毎朝起床し、10kmのランニングの後に太鼓・踊り・歌の稽古。終えてまた20〜30km のランニング。時には1 日の走破距離が60 kmに及ぶこともあったと聞く。一つ屋根の下の共同生活は、新聞、テレビ、酒、煙草なく、娯楽も一切なく、ただ佐渡の山中を走り抜き、太鼓を打ち鳴らす日々だった。太鼓はもちろん演奏をまったくしない田が提唱した鬼太鼓座の活動すべての根源は、「走ることと音楽とは一体であり、それは人生のドラマとエネルギーの反映である」という「走楽論」で、走ることで心身の贅肉を削ぎ落として初めて、芸能を習得する心と身体が出来上がるという田の哲学だった。全国から佐渡ヶ島を訪れた若者たちは、当時ラジオの深夜番組から生きた情報を手に入れていた。田が唱えた「佐渡ヶ島に民俗芸能集団を創設し、ゆくゆくは学校を作る」、という壮大なプランに賛同した多くの文化人の一人、田とほぼ同世代の永六輔がラジオ番組で紹介したこの構想に感動し、心躍らせて佐渡ヶ島を訪れた若者も少なくなかった。ボストン・マラソンで飾った鮮烈な世界デビューの翌年となる1976 年5 月にビクターとのレコーディング契約が結ばれ、その年から3 枚のLPアルバムの制作が始まり初期のメンバーには林英哲などのちの大スターを世に出し、カリスマ指導者田なき後も旺盛な活動を展開中。











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