クラシックCD通販ショップ「アリアCD」へようこそ
トップページへ

規約などはこちら・・・

お買い物の方法  

注文方法:
 ご希望商品のチェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
 新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、一番最後にページ下の「
注文フォームへ」のボタンをクリックして、注文フォーム・ページへ進んでいただいて、そこで注文を確定してください。
 (チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ



≪第71号アリアCD新譜紹介コーナー≫


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像




8/9(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

APARTE



AP 059
\2500→\2290
敬虔な気持ちを高める1枚、イタリアの室内カンタータ集
 「Memento mori」〜メメント・モリ〜

 (1)モンテヴェルディ:「僕に恋の戯れをお望みなら」
   (倫理的・宗教的な森より)
 (2)ルイージ・ロッシ:彼の絶望は
 (3)作曲者不詳:マッダレーナの嘆き
  (モンテヴェルディの「アリアンナの嘆き」に基づく)
 (4)ルイージ・ロッシ:おお、哀れな瀕死の男のおろかさ
レ・クリ・ドゥ・パリ
ジェフロワ・ジュルダン(指揮)
 録音:2012 年7-8 月

 「Memento mori」とはラテン語で「死を記憶せよ」、すなわち、自分はいつか死ぬ運命にあることを忘れるな、といった意味。ここに収録された音楽は、確証はありませんが、17 世紀初頭、カトリックの祈祷室で祈りをささげる人々の厳粛な気持ちを高めるために演奏されたと考えられる室内カンタータ。
 祈祷室では、様々な集会などが、ラテン語ではなく、イタリア語の各地の方言で執り行われていました。聖職者たちは、当時流行し始めていたオペラなどの世俗的なジャンルの要素をもつ音楽で、しかもラテン語ではなくイタリア語の歌詞をもつものが、参加者たちにメッセージを伝えるのに有効な手段だと感じはじめていました。
 ここでは、イタリア初期バロックの大家、ルイージ・ロッシ(1957-1653)による作品などを収録。舞曲風のリズムをもつ器楽作品や、劇的なレチタティーヴォ風の楽章など、歌詞は必ずしも聖書的なものばかりでなく、恋愛のことなども描かれているものもありますが、さながらバッハのカンタータのイタリア版、といった感もある、心震わす作品が並びます。
 

AP 067
\2500
ルイ・シュヴィッツゲーベル=ワン(ピアノ)
(1)ラヴェル:夜のガスパール
(2)リスト:オーベルマンの谷
(3)ハインツ・ホリガー(b.1939):
 Elis、またはピアノのための3つの夜の小品
シューベルト(リスト編):
 (4)セレナーデ (5)水の上で歌う (6)君はわが憩い (7)魔王
ルイ・シュヴィッツゲーベル=ワン(ピアノ)
 センス抜群、シュヴィッツゲーベル=ワンが魅せる詩的世界

 録音:2013 年4 月

 ガイヤールのブラームス作品集(AP 053)でもパンチの効いたピアノを聴かせていたルイ・シュヴィッツゲーベル=ワンのソロピアノCD が登場。
 「ポエム」と題したこのアルバム、詩にインスパイアされたピアノ作品を収録しています。「夜のガスパール」はルイ・ベルトランの詩にインスパイアされたラヴェルが書いた作品で、冒頭の「オンディーヌ」のミステリアスなハーモニーの響かせ方からセンス抜群。「オーベルマンの谷」は厳密には小説に基づいていますが、移ろう気分を繊細に表現しています。
 ホリガーの作品は、象徴主義のトラークルの詩に着想を得て、1961 年、ブーレーズの下で作曲を学んでいた頃にこの作品を書かれたもの。Elis とは、詩にあらわれるミステリアスな少年。このホリガーの作品もミステリアスな雰囲気です。そしてシューベルトの名リートの数々をリストが編曲したもので締めくくっています。




ARTS ET SPECTACLES

ASCD 130501
\2100→\1790
「ほとんどアナーキー。壊れている。」〜片山杜秀氏
 プルーデルマッハー編:ピアノ独奏版「春の祭典」

(1)ストラヴィンスキー(プルーデルマッハー編):
 春の祭典(ピアノ独奏版)
(2)ジョルジュ・パチンスキ:祭典から戦いへ

ジョルジュ・プルーデルマッハー(Pf)
ジョルジュ・パッチンスキー(Drums)(2)

 これは凄すぎる。ピアノの超絶技巧を極限まで追求した恐るべき「春の祭典」編曲

 録音:2013 年2 月1 日/セルジー・ポントワーズ(フランス)(ライヴ)/DDD、68’38”

 2011 年4 月22 日、東日本大震災直後にもかかわらず来日し、東京のトッパン・ホールで自編の「春の祭典」を披露して聴衆の度肝を抜いたジョルジュ・プルーデルマッハー。元来が大管弦楽のための複雑巧緻な「春の祭典」を、10 本の指で弾くことは誰もが無理と思いますが、プルーデルマッハーは東京でも、この録音のフランスでも公衆の面前で立派に証明しています。東京での演奏を、片山杜秀氏は朝日新聞紙上に「上手に指に収まる編曲で破綻なくまとめるつもりは微塵もない。ドンキホーテ的に突撃する。ほとんどアナーキー。壊れている。しかしこの無茶からこそ〈春の祭典〉の圧倒的な色彩と力がピアノ1台で蘇る。はじめ呆然、やがて陶酔」と評しています。山下洋輔ばりにひじや腕でのクラスター奏法や強音主体の演奏ゆえ、ピアノの音が渦を巻いて鳴り響きます。
 プルーデルマッハーは教育面でも活躍していますが、自身の演奏・解釈は伝統や常識に則すという気はさらさらなく、音譜を素材に、それだけ気ままに流動し、豊かな響きが奏でられるか実験するという、ジャズの即興の精神に近いものがあります。それゆえか、ジャズ・ドラムのジョルジュ・パチンスキ(日本ではパッチンスキーと表記される)との共演で、31 分にわたるエキサイティングな即興を聴かせてくれます。
 彼らは10 年にわたりクラシックとジャズの内的融合を探求し、スタンダードな即興から、あらゆる枠をとりはらった斬新な境地に至りました。その実践がここに収められた「祭典から戦いへ」。これもほとんどアナーキー、壊れた世界が続きます。プルーデルマッハー、恐るべきピアニストと申せましょう。







CKD 452
(2SACD HYBRID Multichannel/
特別価格)
\4000→\3490
ベンジャミン・ザンダーのマーラー!
 LINNに舞台を移してチクルスが"復活"!

マーラー:交響曲第2番ハ短調《復活》
ミア・パーション(ソプラノ)
サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)
ベンジャミン・ザンダー(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
フィルハーモニア合唱団
 ボストン・フィルハーモニックの音楽監督を務める指揮者であり、教育者。さらには、ビジネスリーダーたちを集めた講演会に招かれ続ける名スピーカーであり、「The Art of Possibility(チャンスを広げる思考トレーニング)」の著者でもある英国のマエストロ、ベンジャミン・ザンダー。
 リン・レコーズ(Linn Records)初登場となるベンジャミン・ザンダーが振るのは、代名詞でもあるマーラー!交響曲第2番「復活」!
 アメリカのテラーク(Telarc)でフィルハーモニア管弦楽団と共に進行中だったマーラー・チクルス。
 7曲の交響曲をリリースした時点で中断となっていたザンダーのマーラー・チクルスだったが、リン・レコーズに舞台を移して遂に再開!
 ソリストにミア・パーション、サラ・コノリーを迎えたの「交響曲第2番」。
 多彩な才能の持ち主であり、イギリスのマーラー指揮者、そしてマーレリアンであるザンダーのマーラー、ここに"復活"!




PENTATONE



PTM 1026
(3SACD HYBRIT)
\5100→\4590
マレク・ヤノフスキ"ニーベルングの指輪"新録音!
 ワーグナー・プロジェクト第9弾"ジークフリート"!

ワーグナー:楽劇《ジークフリート》
マレク・ヤノフスキ(指揮)
ベルリン放送交響楽団
トマシュ・コニェチュニ(さすらい人/ヴォータン/バリトン)
スティーヴン・グールド(ジークフリート/テノール)
ヴィオレッタ・ウルマーナ(ブリュンヒルデ/ソプラノ)
アンナ・ラーション(エルダ/アルト)
マッティ・サルミネン(ファーフナー/バリトン)
ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(アルベリヒ/バリトン)
クリスティアン・エルスナー(ミーメ/テノール)
ゾフィー・クルスマン(森の小鳥/ソプラノ)
  いよいよ完結が目前に迫ってきたマレク・ヤノフスキ、ベルリン放送交響楽団、そしてペンタトーン・クラシックス(PentaTone Classics)のトライアングルによる、ワーグナーの主要オペラ10作品の演奏会形式でのライヴ・レコーディング「ワーグナー・エディション」。
 「ワルキューレ」に続くシリーズ第9弾は「ニーベルングの指輪」の第2日、楽劇「ジークフリート」!
 ドレスデン・シュターツカペレを振った旧録音から約30年振りとなるヤノフスキの「ニーベルングの指輪」。
 「ジークフリート」の新録音では、「トリスタンとイゾルデ」でトリスタンを歌ったテノール、スティーヴン・グールドが"ジークフリート"で再び登場!
 "さすらい人&ヴォータン"は「ワルキューレ」と同じくトマシュ・コニェチュニが務め、ヴィオレッタ・ウルマーナ、アンナ・ラーション、マッティ・サルミネン、ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー、クリスティアン・エルスナー、ゾフィー・クルスマンなど、「ジークフリート」に起用された世界有数の名歌手たちの豪華共演は、シリーズの終盤に相応しい。
 ヤノフスキのワーグナーも「神々の黄昏」を残すのみ。壮大なフィナーレへ向けて、英雄ジークフリートが堂々の登場です!

 ※録音:2013年3月1日、ベルリン・フィルハーモニー(演奏会形式、ライヴ・レコーディング)
 

PTC 5186 515
(2SACD HYBRID Multichannel/
特別価格)
\4300
ジェイク・ヘギー&ジーン・シーア:
 ヒアー/アフター 〜失われた声の歌

  カミーユ・クローデル 〜 火の中/
  ピーシーズ・オヴ・9/11 〜ヒューストンの追憶に/
  フルートとピアノのための《独り言》/
  友情ある説得 〜 プーランクへのオマージュ/
  ライズ&フォール/クエスチョン・オヴ・ライト/
  フュリー・オヴ・ライト
ジョイス・ディドナート(メゾ・ソプラノ)
タリーゼ・トレヴィーニェ(ソプラノ)
スティーヴン・コステロ(テノール)
ネイサン・ガン(バリトン)
キャロル・ヴィンセンス(フルート)
アレクサンダー弦楽四重奏団
エカテリーナ・ゴルロワ(ソプラノ)
アシュリー・トラウバー(ソプラノ)
ジェイク・ヘギー(ピアノ)、他
 コンポーザー・イン・レジデンスを務めたサンフランシスコ・オペラなど、アメリカのオペラハウスを中心に活躍するコンポーザー=ピアニスト、ジャック・ヘギー(1961−)と、同じくアメリカのソングライター、台本作家のジーン・シーア(1958−)のコラボレーションによる歌曲集。
 ジャック・ヘギーの2012年の新作「カミーユ・クローデル 〜 火の中」をジョイス・ディドナートが、2008年の「友情ある説得 〜 プーランクへのオマージュ」をスティーヴン・コステロが歌うなど、アメリカ歌曲の"現在"と同時に、その世界トップクラスの歌声も楽しみ。

 2012年9月4日−11日&10月5日−6日の録音。




ECM



476 4582
(2CD)
\4400→\3390
キース・ジャレット&ミシェル・マカルスキ/
 J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ集

  第1番 ロ短調 BWV1014
  第2番 イ長調 BWV1015
  第3番 ホ長調 BWV1016
  第4番 ハ長調 BWV1017
  第5番 ヘ短調 BWV1018
  第6番 ト長調 BWV1019
ミシェル・マカルスキ(ヴァイオリン)
キース・ジャレット(ピアノ)
 1991年以来となるキース・ジャレットのバッハ録音!
 1987年の平均律クラヴィーア曲集第1巻からはじまったキース・ジャレットのクラシック録音。1991年のフランス組曲以降、バッハ録音は途絶えていましたが、その後も折を見てクラシック作品を録音してきました。
 今回のアルバムは、2010年にニューヨークで録音されたもので、バッハ作品としては19年ぶり、クラシック作品としては14年ぶりとなるもの。
 ヴァイオリン・ソロを務めるのは、ECMにいくつか録音があり、キース・ジャレットの自作クラシック・アルバムにも参加しているミシェル・マカルスキ。アメリカ出身の中堅奏者で、さまざまなジャンルで活躍し、ライヴでもキース・ジャレットと共演しています。
 キースのバッハ作品は、ゴルトベルク変奏曲や平均律クラヴィーア曲集第1巻がロングセラーを続けており、コア・クラシック・ファンの間でも、根強い人気があります。
 2013年はキース・ジャレット・トリオとの日本ツアーで健在ぶりを見せてくれたキース・ジャレット。このバッハ・アルバムでも、円熟味の増した演奏を聴かせてくれます。
録音:2010年11月20-22日 ニューヨーク、アメリカン・アカデミー・オブ・アーツ・アンド・レターズ
 


481 0446
(2CD)
\4400→\3390
アンドラーシュ・シフ/ディアべッリの主題による変奏曲 他
ベートーヴェン:
 ピアノ・ソナタ第32番 Op.111
 ディアベッリの主題による33の変奏曲 Op.120
  (以上、1921年製ベヒシュタイン・ピアノ)
 6つのバガテル Op.126
  (以上、1820頃のフォルテピアノ)
アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
ソナタ全曲録音に続くシフのベートーヴェン録音はディアベッリ!
アンドラーシュ・シフ最新録音はベートーヴェンの33番目のピアノ・ソナタとも言われるディアベリ変奏曲。2014年の来日演目にもなっています。

■ヴィンテージ・ピアノとフォルテピアノで弾き分けた、異色のベートーヴェン・アルバム!
 2008年にリリースした『ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8集』が翌年のレコード・アカデミー賞器楽曲部門賞を受賞し、今やコンサートが毎回ソールド・アウトするほどの人気となっているアンドラーシュ・シフ。
 ベートーヴェンのみならず、バッハやシューマン、シューベルトなどの独墺系レパートリーには、欠かせないピアニストの一人となっています。
 5年ぶりとなるベートーヴェン・アルバムは、変奏曲の傑作として名高い《ディアベッリの主題による変奏曲》。ピアノ・ソナタ全32曲を書き終えたベートーヴェンが、晩年にたどり着いた形式が変奏曲であり、出版社から与えられたテーマを元に、自らの創造力のすべてをつぎ込んで書いた名作です。
 しかも、今回の録音では、ピアノ・ソナタ第32番の新録音を冒頭に、最後のピアノ独奏曲となった「6つのバガテル」を最後に置き、変奏曲は1921年製のベヒシュタイン・ピアノと、ベートーヴェン・ハウスにある1820年製と思われるフォルテピアノによる2種類の録音を収録するという凝りようです。なぜ2種類のピアノを使用したのかが明らかにされています。
 録音:2012年12月27-28日 ルガーノ、スイス・イタリアーナ放送アウディトリオ(CD 1)、 2012年7月9-10日 ボン、ベートーヴェン・ハウス(CD 2)

■《ディアベッリ変奏曲》を含む2014年日本ツアー 招聘:KAJIMOTO
 3/16 サントリーホール、3/19 東京オペラシティ、3/21 神奈川県立音楽堂、3/23 名古屋しらかわホール
(その他、紀尾井ホール、大阪いずみホールでもリサイタルを予定)。 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


PENTATONE(RQR)


PTC 5186 198
(SACD HYBRID)
\2700
クリスマス 〜 ウィンチェスター大聖堂聖歌隊
 ガントレット:ダビデの村に/グルーバー:きよしこの夜/
 作曲者不詳:恵み深き救い主の母よ/
 作曲者不詳:キリストが生まれたとき/
 ホプキンス:われらはきたりぬ/
 作曲者不詳:コヴェントリー・キャロル/
 ベルリオーズ:羊飼いたちの別れ/ピアサル:諸人声あげ/
 メンデルスゾーン:天には栄え/バード:子守唄/
 作曲者不詳:荒野の果てに/
 作曲者不詳:なんとかぐわしきこの香り/
 作曲者不詳:ひとりの嬰児がわたしたちのために生まれた/
 ゴス:冬の雪に囲まれて/M・プレトリウス:エサイの根より/
 作曲者不詳:天使ガブリエルは天より来たれり
ウィンチェスター大聖堂聖歌隊
マーティン・ニアリー(指揮)
クレメント・マクウィリアム(オルガン)
 1970年代にフィリップスが生み出したクァドラフォニック(4チャンネル)録音をSACDフォーマットにリマスタリングしたペンタトーンの"RQR"シリーズ。
 イギリスの名門合唱団、ウィンチェスター大聖堂聖歌隊が、マーティン・ニアリー時代の1973年に録音を行った珠玉のクリスマス・キャロル集。

 1973年4月の録音。


<メジャー・レーベル>

SONY



8876549200-2
\2500→\2290
ヨナス・カウフマン/ヴェルディ・アルバム
ヴェルディ:
 1. 歌劇「リゴレット」〜女心の歌(第3幕)
 2. 歌劇「アイーダ」 〜清きアイーダ(第1幕)
 3. 歌劇「仮面舞踏会」〜今度の航海は無事だろうか(第1幕)
 4. 歌劇「仮面舞踏会」〜永久に君を失えば(第3幕)
 5. 歌劇「イル・トロヴァトーレ」〜
   ああ、美しい人・・・見よ、恐ろしい炎を(第3部)
 6. 歌劇「ルイザ・ミラー」〜
   静かな夕べに星空を見ていたとき(第2幕)
 7. 歌劇「シモン・ボッカネグラ」〜
   ちきしょうめ! アメリアがここに…僕の胸は嫉妬で燃えている(第2幕)
 8. 歌劇「ドン・カルロ」〜
   我らの魂に愛と希望を呼び覚ましたもう神よ!(第2幕)
 9. 歌劇「運命の力」〜天使のようなレオノーラ (第3幕)
 10.歌劇「群盗」〜反逆者は倒れた(第3幕)
 11.歌劇「オテロ」〜神よ、総ての恥辱を私に与えるのか(第3幕)
 12. 歌劇「オテロ」〜私を恐れるな(第4幕)
【ボーナストラック】
 13. 歌劇「マクベス」〜
  おお我が子たちよ、お前たちを守る父の手は(第4幕)
ヨナス・カウフマン(テノール)
[共演]
ジョヴァンニ・グレニャリン(テノール)[5ルイス]、
エリカ・グリマルディ(ソプラノ)[5レオノーラ]、
フランコ・ヴァッサーロ(バリトン)[8ロドリーゴ、11イヤーゴ]、
ダニエーレ・クザーリ(バス)[8僧侶]
ピアチェンツァ市立劇場合唱団
(合唱指揮:コッラード・カザーティ)
パルマ歌劇場管弦楽団(コンサートマスター:アルベルト・ボローニ)
指揮:ピエール・ジョルジョ・モランディ
【ヴェルディ生誕200年記念リリース】
 21世紀の『キング・オブ・テノール』、ヨナス・カウフマン、ソニー・クラシカル移籍第1弾は、史上最強の「ヴェルディ:オペラ・アリア集」。この紅蓮の炎のごとく燃え上がるパッションと激しいドラマをあなたは全身で受け止められるか!「キング・オブ・テノール」が敬愛するヴェルディのアニヴァーサリーに捧げるアリア集そのダークでロマンティックかつ強靭な歌声で今や世界中から引っ張りだこのオペラ界のスーパースター・テノール、ヨナス・カウフマン。
 そのカウフマンがヴェルディ・イヤーに贈るこの「ヴェルディ・アルバム」は、「女心の歌」「清きアイーダ」「見よ、恐ろしい炎を」など、「群盗」から「オテロ」にいたる10曲のヴェルディ・オペラのテノールの名アリアを満載した最強のアリア集です。しかもカウフマンにとって、オール・ヴェルディ・アルバムを録音するのは今回が初めてとなります。録音はヴェルディと所縁の深いパルマの歌劇場のオーケストラと合唱団を起用して行われています。
 イタリア・オペラを聴く醍醐味を満喫できる最強の選曲悲嘆から激昂にいたるまでの激しい感情の起伏に満ちたこれらのアリアは、まさにヴェルディ音楽の精髄、イタリア・オペラを聴く醍醐味ともいえる名曲ぞろい。ヴェルディの40年間にわたる作風の変遷をたどるのみならず、息の長い抒情的なカンティレーナからドラマティックなスピントにいたるまで、オペラ歌手としてのカウフマンの驚異的に多彩な技巧と抜群の表現力を味わうことができます。
 カウフマンとヴェルディの強い絆ヴェルディの作品は、19歳のときに初めて手掛けたヴェルディ・オペラの端役(「ルイザ・ミラー」の農夫役)から、世界的にその名を知られることになった2006年のメト・デビューでの「トラヴィアータ」にいたるまで、カウフマンにとって最も重要なレパートリーであり、2013年にはミュンヘン・オペラでの「トロヴァトーレ」と「運命の力」のロール・デビューのほか、夏のザルツブルク音楽祭での「ドン・カルロ」新演出など、重要な公演が目白押しです。
 当アルバム収録曲のうち、「リゴレット」と「ドン・カルロ」を除く11曲はカウフマンがまだ舞台では歌っていない作品で、このアリア集のために新たに学んでいます。ヴェルディの音楽の普遍的な力強さヴェルディについてカウフマンは「人間のための作曲家。その音楽の力強さは、あらゆる人間の琴線を揺さぶります。
 一言でいえば、ヴェルディはイタリアそのものです。アリアのメロディは誰でも知っていて口ずさめるのです」と語っています。また「オテロ」については、「47歳にして前代未聞の新しさと大胆さを兼ね備えた大作。このアルバムのために2曲のアリアを収録しましたが、作品に惹きつけられるあまり、今すぐにでも全曲を舞台で歌いたい衝動に駆られました。もちろん慎重にならなければなりません。実際に舞台で歌えるのは数年先になるでしょう」とその強いこだわりを吐露しています。「バリスタ」の資格も持つイタリア通ドイツ人ではありますが、カウフマン自身は幼少期から夏休みをイタリアで過ごし、「バリスタ」の資格も取得するなど、自らを半ばイタリア人と考えるほどイタリア文化に親しんでいます。イタリア語を流暢に話せるカウフマンにとっては、ヴェルディのオペラはまさに自分の拠り所とするレパートリーです。
[録音]2013年3月13日〜19日、パルマ、テアトロ・レッジョ、ニコロ・パガニーニ・オーディトリアム (デジタル・セッション) [プロデューサー]クリス・オールダー [エンジニア]フィリップ・サイニー
 


8869789258-2
\2500→\2290
ヤン・フォーグラー, エレーヌ・グリモー / シューマン:室内楽作品集
 シューマン:
  ①『幻想小曲集Op.73』,
  ②『歌曲集「詩人の恋」Op.48』(チェロ用編曲版),
  ③『アンダンテと変奏曲 変ロ長調Op.46』(オリジナル室内楽版)
ヤン・フォーグラー(Vc),
エレーヌ・グリモー(P:①②),
モーリッツブルク祝祭アンサンブル(③)【
 19歳にしてドレスデン・シュターツカペレの首席チェリストに抜擢され、現在は世界中でソリストとして活躍しているドイツのチェリスト、ヤン・フォーグラー。バッハの「無伴奏チェロ・ソナタ」全曲に続くソニー・クラシカルへの新録音は、人気女流ピアニスト、エレーヌ・グリモーとの共演になるシューマン・アルバムです。聴きものは、歌のパートを楽譜そのままにチェロが奏でていく歌曲集「詩人の恋」のチェロ独奏版。「幻想小曲集」ともども、シューマンらしい幻想と激しい情熱が一貫した感情表現が見事です。「アンダンテと変奏曲」は、ホルン、2台のピアノ、2つのチェロによる珍しい編成による作品で、フォグラーが音楽監督を務める「モーリッツブルク音楽祭」のメンバーによって演奏されています。
 録音】2011年12月(①②), 2013年1月(③)



RCA


8888370735-2
\2500→\2290
オリヴァー・シュニーダー/メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲集
 メンデルスゾーン:
  『ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25』
  『ピアノ協奏曲第2番ニ短調Op.40』
  『ピアノ協奏曲イ短調(1822)』
オリヴァー・シュニーダー(P)
ダグラス・ボイド(指揮)
ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム
 1973年スイス生まれの実力派ピアニスト、オリヴァー・シュニーダー。ルース・ラレードやレオン・フライシャーに師事、多くのコンクールでも上位入賞を果たしています。ソリストとしてだけでなく、室内楽や伴奏ピアニストとしても実力を発揮、通好みのピアニストとしても知られています。
 これまでにモーツァルトやシューベルト、シューマン、サン=サーンス、リストなどでの名演がCD化されていますが、今回は情熱的でロマンティックなメンデルスゾーンのピアノ協奏曲集。小気味よく音を弾ませながら早いパッセージを鮮やかに熟した打鍵。メンデルスゾーンのドラマティシズムを大きく膨らますことで、初期ロマン派ながらすでに完熟されたロマンの息吹の美しさを聞かせてくれます。
 【録音】2012年10月, スイス、ヴィンタートゥール・シュタットハウス(デジタル:セッション)《ハイブリッドSACD仕様》




DHM


8888374401-2
\2500→\2290
デイヴィッド・ハンセン/《ライヴァル》〜
 ファリネッリとライヴァル達のための超絶技巧アリア集

  レオナルド・ヴィンチ:
   歌劇『見破られたセミラーミス』より
    「In braccio a mille furie」,
   歌劇『Il Medo』より
    「Sento due fiamme in petto」「Non e piu follelusinga」「Taci o di morte」,
   歌劇『アレッサンドロ』より
    「Risveglia lo sdegno」/
  レオナルド・レオ:
   歌劇『アンドロマカ』より「Talor che irato e il vento」,
   歌劇『デメトリオ』より「Freme orgogliosa l'onda」/
  アントニオ・マリア・ボノンチーニ:
   歌劇『グリセルダ』より「In te, sposa Griselda... Cara sposa」/
  リッカルド・ブロスキ:歌劇『アルタセルセ』より
   「私は揺れる船のように」,
デイヴィッド・ハンセン(C-T)
アレッサンドロ・デ・マルキ(指揮&Cemb)
アカデミア・モンティス・レガリス
 シドニー生まれの若手カウンター・テナー、デイヴィッド・ハンセンのドイツ・ハルモニア・ムンディへのデビュー・アルバムです。
 ハンセンは2004年にエクス・アン・プロヴァンス音楽祭でパーセルの「ディドーとエネアス」に出演して以来、エマニュエル・アイムやアラン・カーティス、ルネ・ヤーコプス指揮によるオペラ上演の常連となり、高い評価を得ています。
 当アルバムは、バロック時代に最も有名なカストラート歌手ファリネッリ(本名:カルロ・ブロスキ, 1705〜1782年)やそのライヴァルだったカッファレッリ、カレスティーニ、ベルナッチらのために書かれた超絶技巧のアリアを満載したアルバム。9曲が世界初録音となります。
 【録音】2013年1月, アカデミア・モンティス・レガリス(デジタル:セッション)


<国内盤>


CONCERTO



CNT2080
(国内盤)
\2940
マスカーニ:ピアノのための作品全集
 ピエトロ・マスカーニ(1863〜1945):
 ①ノヴェッリーナ(若葉のような娘)②キアイアの海岸にて
 ③わたしの最初のワルツ(A.ザイデル編)*
 ④間奏曲(『カヴァレリア・ルスティカーナ』間奏曲の原作版)
 ⑤クリスマスの笛吹きの娘
 ⑥人形たちのガヴォット
 ⑦随想、サン・フランシスコにて(断片)*
 ⑧新世界行進曲(勝利のマーチ)*
 ⑨アンダンテの主題 ⑩はじめての水浴(断片)
 ⑪人の世に注ぐ涙あり
 ⑫叙情的幻影 〜ローマにて、ベッリーニの『聖女テレジアの法悦』を眺めつつ
 ⑬トミーナの間奏曲
 ⑭交響曲ヘ長調(作曲者自身によるピアノ連弾版)*(*:世界初録音)
マルコ・ソリーニ(ピアノ)
サルヴァトーレ・バルバタノ(ピアノ/連弾共演)
 ふと気がつけば、この巨匠も生誕150周年! オペラ作曲家はオペラだけに生きるにあらず、歌心あざやかなサロン小品から、ドイツ古典派音楽を強烈に意識した痛快交響曲までレスピーギの登場を準備した“イタリア近代前夜”の魅力を、同国の俊才が精緻に、艶やかに。ほとんどオペラや声楽曲の世界で活躍したがゆえに、日本では年季の入ったクラシック・ファンもその真価にふれていない大作曲家というのは、意外にいるものです。
 プッチーニ、グノー、オッフェンバック、リュリ、モンテヴェルディ、ペルゴレージ、ボイート、ジョルダーノ...オペラの本場イタリアの作曲家にはとくに多い気もしますが、なんてもったいない話!あの艶やかな旋律美、歌心あればこその豊かな和声感覚、そしてとびきりのセンスがもたらす、絶妙な盛り上がりのドラマ——日本でいう“クラシックの王道”たるドイツ語圏の作曲家たちも、精緻な作曲芸術と不可分なそうしたイタリア流儀の音楽技法には、昔から大きな影響を受けてきたわけで、その領域にいっさい目が向かないなんて、音楽鑑賞人生のうえでは大きな損失といっても過言ではないくらい。イタリア・ミラノに本拠をおくConcerto レーベルは、折々そうした間隙をうまく埋めてくれる、イタリアの音楽や演奏家たちの魅力にあらためて気づかせてくれる忘れがたい録音を世に送り出してきたのですが、この秋に向けての1枚でとくに注目すべきリリースが、これ!『カヴァレリア・ルスティカーナ』の大成功とともにオペラ・ファンの心に深く刻まれ、その後も『友人フリッツ』『イザボー』『アミーカ』...と、ドイツ語圏・フランス語圏・南米まで巻き込んで世界的な名声を博したオペラ作曲家マスカーニの成功が、実は決してオペラだけにとどまらない、多元的な作曲センスの賜物だったことをありありと実証してくれる、彼のピアノ独奏作品のすべてを集めたアルバムです。
 イタリアのオペラ作曲家たちも、若い頃には音楽院でドイツの古典派・ロマン派音楽に触れ、大いに刺激を受けた人が実は少なくないのですが、マスカーにもそのひとり。ここでは彼が若い頃に書いたハイドン流儀の古典派風交響曲(作曲年代的にはブラームスやブルックナーなどの傑作と同時期)を、彼自身がピアノ連弾に編曲していたヴァージョンの精緻な名演が聴けるのがとくに嬉しいところ。
 他にもラヴェル、ラフマニノフ、プロコフィエフ...といった“同時代の”ピアニスト作曲家たちをよそに、彼もまた多元的かつ耳をとらえてやまない魅力的な小品を数多く書いていたことが、本盤のあざやかな演奏解釈からよく伝わってきます。
 解説(全訳付)も各曲解説含め充実していますが、同じイタリアの実力派ヴィルトゥオーゾM.ソリーニの艶やか&行き届いた演奏が何より素晴しいのが、やはり本盤の大きな“うまみ”だと思います!




RAMEE



RAM1203
(国内盤・訳詞付)
\2940
アリアンナ・サヴァール(歌、ハープ)
 暁の星 〜大航海時代、スペインの歌と器楽曲〜

 ①スペインのカラータ、通称“テルツェッティ”(ダルツァ)
 ②スペインのカラータ(ダルツァ)
 ③あなたは魅力的で(作者不詳)
 ④心を失くしてしまった(J.ポンセ)
 ⑤ああ、不幸なわたし(バダホス)
 ⑥ああ、自分をどう慰めればよいのだ(レオンのJ)
 ⑦理由なき心の疼き(デュ・ブリュケ)
 ⑧アルブルケルケ、アルブルケルケ!(作者不詳)
 ⑨礼節ある過ち(ペーザロのユダヤ人グリエルモ)
 ⑩アルタ(デ・ラ・トレ)
 ⑪ラ・スパーニャ(ジスランまたはヒスリン)
 ⑫騎士さま、何の御用?(作者不詳)
 ⑬母さん、俺の悲しみは(エスコバル)
 ⑭ディンドリン(作者不詳)
 ⑮夜明けにおいで(作者不詳)
 ⑯結婚の失敗(フェルナンデス)
 ⑰どうした、そんなに沈んで、グラナダの王よ(エンシーナ)
 ⑱レダよ飲むがいい(作者不詳)
 ⑲ある高い山の暗い小路を(リベラ)
 ⑳人生はかくも重い(作者不詳)
 (21)乙女よ、神の母よ(アンチエータ)
 (22)喜びを苦しみと換えた方がましだ(エンシーナ)
 (23)この世の良いものは皆すぐに(エンシーナ)
アリアンナ・サヴァール(歌、ハープ)
コリーナ・マルティ(リコーダー、チェンバロ)、
ミハウ・ゴントコ(ビウエラ他)指揮
Ens.ラ・モルラ(古楽器使用)
イベリア半島に、イスラム教徒の国があったころの記憶が、まだありありと鮮明だった頃——
躍進めざましい「ジョルディ・サヴァールの娘」多芸なる歌手アリアンナが俊才集団とうたう、ルネサンス初期の憂愁、他者へのまなざし…スペイン古楽演奏史、いとも豊かに塗り替わる。
大航海時代—-スペインの地からイスラム勢力やユダヤ人らが一掃され、キリスト教国としての統一スペインができた頃。新大陸発見という大きなニュースに湧くスペインは、欧州の中心ともいうべき最強の国家でした。
 英国やポルトガルをものともせず(無敵艦隊の敗北はまだ先の話)、地中海の真中を占めるナポリやシチリアまで配下に収め、盛期ルネサンスのローマを略奪しまくり、イタリア半島さえ支配しかねない勢い——そんな時代のスペイン音楽はほんとうに驚くほど先進的で、古楽を聴き慣れた方々なら、もう100 年くらい後の音楽と言われても不思議はないと思ってしまうような曲もたくさんひルネサンス以降の芸術音楽のルーツが詰まっていると言っても過言ではない、そうした大航海時代のスペイン音楽(および、スペイン音楽に刺激されたイタリア音楽)の数々を、中世〜初期ルネサンスの器楽作品復興に熱をあげる異才集団ラ・モルラがビウエラ、弓奏ビウエラ、ギテルヌ、初期チェンバロ、ルネサンスリコーダー、ハープ...といった珍しい古楽器の数々を用いてあざやかに再現してゆくのですが、そこに歌い手として招かれたのはほかでもない、スペインの古楽シーンから世界を牽引する立場となった古楽の導師ジョルディ・サヴァールの愛娘、アリアンナ・サヴァール(!)というから嬉しい話ではありませんか。
 艶やかにして真っ直ぐなその古楽歌唱は、この時代のルネサンス祭壇画に描かれた青空をも思わせる美しさで、情念うずまく光と闇の詩句をきれいに、この“いま”に息づかせてゆく——充実の解説(訳詩とあわせて全訳付)にはアンサンブル共同主宰者ミハウ・ゴントコによる演奏解釈についての説明もあり、珍しい古楽器の使われ方についての示唆的な話題も豊富。
 オーガニックな響きに遠く異国を想うもよし、ルネサンス絵画鑑賞のお供にするもよし...知られざる音の発掘、やはりRamee レーベルの得意芸ですね!




ZIG ZAG TERRITOIRES



ZZT327
(国内盤・2枚組)
\4515
アマンディーヌ・ベイエール(バロック・ヴァイオリン&指揮)
 コレッリ:合奏協奏曲集 作品6(全12曲)
  〜作曲家歿後300周年!〜

アルカンジェロ・コレッリ(1653〜1713):
12 の合奏協奏曲 作品6(全曲)
 1.第1 番ニ長調 7.第7 番ニ長調
 2.第2 番ヘ長調 8.第8 番ト短調「クリスマスの夜に」
 3.第3 番ハ短調 9.第9 番ヘ長調
 1.第4 番ニ長調 7.第10 番ハ長調
 2.第5 番変ロ長調 8.第11 番変ロ長調
 3.第6 番ヘ長調 9.第12 番ヘ長調
アマンディーヌ・ベイエール(バロック・ヴァイオリン&指揮)
Ens.リ・インコニーティ(古楽器使用)
 古楽シーンでの静かなコレッリ記念年ブーム+ベイエールのカルト人気...これは「来る」!
 バロック・ヴァイオリン芸術の登竜門、バーゼル・スコラ・カントルムの旗手ベイエールが満を持して世に問う、近代芸術音楽はじめての“ビッグネーム”最後の傑作曲集に注目!

 ヘンデルやヴィヴァルディ、大バッハなどが生きた時代にはすでに「伝説的巨匠」になっていた、西欧近代音楽史上はじめての“世界的に名の通った大作曲家”アルカンジェロ・コレッリ(今年歿後300周年)による、最後の傑作協奏曲集...を、一昨年のバッハ無伴奏( ZZT110902 )と昨年のヴィヴァルディ(ZZT310)でバロック・ファンを越えた名声を確立しつつある古楽器奏者アマンディーヌ・ベイエール率いる俊才集団、リ・インコニーティによる演奏で!
 ・・・とあれば、古楽アイテムに敏感なユーザー層はもちろん、古楽奏法やバロックが気にはなっているものの“とっかかり”が見つからないなあ...と感じておられる王道クラシック・ファンも、まず意識せずにはおれないはず!
 コレッリは17世紀半ばに生まれ、当時めざましくヴァイオリン芸術が発展しつつあったイタリア北部でめざましい活躍をみせて頭角をあらわし、はじめ芸術音楽の牙城ボローニャ、次いで“永遠の都”ローマを拠点に活躍、自身の桁外れなヴァイオリン演奏技巧によって、そしていっさい駄作のない選び抜かれた傑作ばかりを楽譜出版する作曲家として、イタリアはおろかフランス、ドイツ語圏、さらには遠く英国やオランダ、北欧にいたるまで絶大な名声を誇った巨匠中の巨匠!
 1700年に刊行されたソナタ集(作品5)は無数の追従者を生み(終曲「ラ・フォリア」はいまだに有名ですね!)バロック・ソナタ形式の至宝となりましたが、生前早くから書きためてきたオーケストラ向け合奏作品を12曲まとめた作品6の合奏協奏曲集もまた、歿後1714年に刊行されるや絶大な支持を得て、ヘンデルの合奏協奏曲集やヴィヴァルディの「調和の霊感」も含め圧倒的な影響力を誇る曲集となりました。
 ヴァイオリン2挺とチェロ(および通奏低音)からなる「独奏群(コンチェルティーノ)」と、比較的大人数の弦楽合奏からなる「大合奏(リピエーノ)」を対置させてゆく合奏協奏曲形式の模範となったこの金字塔的傑作を、コレッリ歿後300周年にあたる今年のハイライト的リリースとなる本盤で味わえるのは、バロック・ファンならずとも興奮を禁じ得ないところでしょう!
 独奏群側と大合奏側でチェンバロを使い分け(オルガンも併用)、曲ごと変わるソロ奏者には俊才・川久保洋子さんのお名前も!
 コレッリ作品を、日々欠かせない「いのちのパン」にたとえたベイエール自身のコメント含め、解説(全訳付)も高い充実度を誇る内容、歿後300 周年にあらためてコレッリと向き合うには絶好のリリースというわけです。



(LP)


SIGNUM(LP)

SIGLP 287
(2LP/180g重量盤)
\4600

Signum ClassicsのLP第1弾はマクリーシュ!
 新・ヴェネツィアの戴冠式1595

 鐘の音/ハスラー:イントラーダ/
 ベンディネッリ:トランペット・ソナタ第333番/
 G.ガブリエリ:第2旋法によるトッカータ/入祭唱/
 ベンディネッリ:総督の到着 〜 トッカータ第26番/
 G.ガブリエリ:第1旋法によるイントナツィオーネ/
 A.ガブリエリ:
  キリエ(5声)、クリステ(8声)、キリエ(12声)、グローリア(16声)/
 集会祈願/使徒書簡/
 G.ガブリエリ:昇階曲 〜 カンツォーナ(12声)/福音/
 A.ガブリエリ:第7旋法によるイントナツィオーネ/
 G.ガブリエリ:奉献唱 〜 聖マルコを祝福せし神が(10声)/
 序唱/A.ガブリエリ:サンクトゥス&ベネディクトゥス(12声)/
 ベンディネッリ:サラシネッタ第2番/
 G.ガブリエリ:カンツォーナ(15声)/主の祈り/
 アニュス・デイ/
 G.ガブリエリ:第5旋法によるイントナツィオーネ/
 A.ガブリエリ:聖体拝領 〜 おお、聖なる饗宴よ(5声)/
 G.ガブリエリ:カンツォーナ(10声)/聖体拝領後の祈り/
 グッサーゴ:ソナタ・ラ・レオナ/
 G.ガブリエリ:すべての民よ、手を打ち鳴らせ(16声)
ガブリエリ・コンソート&
 プレーヤーズ
ポール・マクリーシュ(指揮)
 Signum ClassicsのLP第1弾はマクリーシュ!"新・ヴェネツィアの戴冠式1595"!《180g重量盤LP2枚組! 》

 ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズの結成30周年を記念してリリースされた『新・ヴェネツィアの戴冠式1595』が、「LP(180g重量盤)ヴァージョン」で登場!
 ポール・マクリーシュがさらなる研究、時代考証を重ねた『新・ヴェネツィアの戴冠式1595』では、1595年にサン・マルコ寺院で行われたヴェネツィアの第89代ドージェ(元首)の戴冠式を音楽で再現。
 サックバットやコルネット、オルガン、男声合唱などを中心とした、ジョヴァンニ・ガブリエリ、アンドレア・ガブリエリなどヴェネツィアの作曲家たちの音楽、グレゴリオ聖歌、鐘の音など、当時ヴェネツィアに響いたであろう音が鮮やかに蘇る!

 録音:2012年2月28日−29日&3月1日、ドゥエ・アビー(バークシャー/イギリス)/180g重量盤、収録時間約74分






<映像>


CHAMPS HILL RECORDS



CHRBR 045
(Blu-ray + DVD-Video/
NTSC/特別価格)
\4500→\3690
フェリシティ・ロット(ソプラノ)
 プーランク:歌劇《人間の声》

  (全曲/映像によるピアノ伴奏版世界初録音)
フェリシティ・ロット(ソプラノ)
グレアム・ジョンソン(ピアノ)
 フェリシティ・ロットのプーランク。歌劇《人間の声》のピアノ伴奏版!

 オペラからリートまでの幅広いジャンルで素晴らしい歌声を響かせ、当代最高のマルシャリンとも称されるイギリスが世界に誇る名ソプラノ、デイム・フェリシティ・ロット。
 フェリシティ・ロットが歌う、プーランクの歌劇「人間の声」の新録音は、名ピアニスト、グレアム・ジョンソンとの共演によって実現した、"映像"による"ピアノ伴奏版"の世界初録音であり、プーランクの「人間の声」の1つの到達点と言っても過言ではないだろう。
 ベット、壁掛け絵、電気ライト、そして電話と電話台がある小さな部屋の中で繰り広げられてゆく「人間の声」の世界。
 フェリシティ・ロットの「声」と「演出」両面の魅力が創り出した、芸術作と呼ぶに相応しい逸品である。

 ※録音:2011年12月7日−9日、ミュージック・ルーム、チャンプス・ヒル、イースト・サセックス(イギリス)

















8/8(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

CAVI MUSIC

4260085532902
(2CD)
\4600
ヤナーチェク:ピアノ作品集
 CD1:
  草陰の小径にて「第1集」「第2集」, エイ、ダナイ!,
  2つのモラヴィア舞曲, ズデンカ変奏曲
 CD2:
  ピアノ・ソナタ変ホ短調「1905年10月1日の街角で」,
  霧の中で、小品(1877-1927), 思い出,
  カミラ・ステッスロヴァのためのアルバム, モラヴィアの民謡集
キャシー・クリエ(P)
 ルクセンブルクの華!キャシー・クリエのヤナーチェク

 録音:2013 年2 月3 月、ルクセンブルク・フィルハーモニー

 ルクセンブルクのピアニスト、キャシー・クリエによるヤナーチェクのピアノ作品集。
2007 年にCAvi MUSIC からデビューし(4260085531370)、優れた音楽性と豊かな将来性を感じさせるピアニストとして称賛されました。
 第2 弾となる本アルバムは、現チェコ東部のモラヴィア出身のヤナーチェクのピアノ作品です。故郷モラヴィアの想い出を描いた「草陰の小径にて」など、母国の民族音音楽の研究から独自の音楽語法を生み出し、民謡や踊りなどをモチーフにした、民族色豊かな作品が数多く含まれています。
 キャシー・クリエは、ヤナーチェクのピアノ作品を主なレパートリーとして演奏しており、抒情的で色彩豊かな響きに惹かれていると語っています。彼女の演奏は決して民族色を前面に出したものではありませんが、彼女の持つ煌びやかな音色で叙情性を鮮やかに表現し、まるで彩どり豊かなパレットで絵を描いているかのような演奏です。
 

4260085532971
\2600
Born to be schorn
 マティアス・ショルン・コンテンポラリーを弾く〜
  クラリネット・ソロ作品集

   ヤッコ・リーヒマキ(1974-):Tango CluBb
   フリードリヒ・チェルハ(1926-):
    クラリネット・ソロのためのラプソディ
   イングマール・アルデレッテ・アコスタ(1969-):南風
   ゲオルク・ブラインシュミット(1973-):往路/ 復路
   パウル・エンゲル(1949-):ジークフリート永遠なれ
   ラファエル・トラウトワイン(1984-):準備はできたかい?
   リヒャルト・デュンサー(1959-):ソリチューズ
   バルドゥイン・ズルツァー(1932-):
    クラリネット・ソロのためのカンツォネッタ
   トーマス・ガンシュ(1975-):クラリ・ナイス・ガイ
   アタナシア・ツァノウ(1971-):長い間
   レオナード・エロード(1977-):
    かっこうの卵〜クラリネット ・ソロのためのカデンツァ
マティアス・ショルン(Cl)
 ウィーン・フィルの首席クラリネット奏者マティアス・ショルン、彼の才能が呼んだ新しい音楽

 録音:2013 年5 月ウィーン王宮礼拝堂/71’32

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席クラリネット奏者マティアス・ショルン。2011 年グスターヴォ・ドゥダメル指揮ウィーン・フィルでソロ・デビューを果たした、新時代の奏者です。
 ドイツの新聞では、「ザビーネ・マイヤー以来の最もエキサイティングな新人」、ワシントン・ポスト紙では、「輝かしいテクニックの持ち主」と評され注目を集めています。
 このアルバムは、現代の作曲家たちがマティス・ショルンのために作曲した11 作品を収めています。オーストリアの巨匠現代作曲家フリードリヒ・チェルハ、バルドゥイン・ズルツァー、パウル・エンゲル、リヒャルト・デュンサー、そして世界の音楽シーンで活躍する若手作曲家アタナシア・ツァノウ、イングマール・アルデレッテ・アコスタがショルンのために書き下ろした新作。そしてジャズ・トランペット奏者のトーマス・ガンシュ、フィンランドのタンゴ・ピアノ奏者のヤッコ・リーヒマキ、そしてウィーンの世界的なベーシスト、ゲオルク・ブラインシュミットらがショルンの才能に惚れ込み曲を提供。また、ウィーン放送響のコントラバス奏者レオナード・エロード、オーストリアのマルチ・タレント、ラファエル・トラウトワインの作品も収録されています。




CONTINUO CLASSICS



CC777 705
\2300→\2090
「ミンストレル」
 ドビュッシー:
  (1)前奏曲第1集より「吟遊詩人」(ヴァイオリンとピアノのための編曲版)
  (2)ヴァイオリンとピアノのソナタ 
  (3)セレナーデ(ドビュッシーの素描をもとに、R.オーリッジにより復元された作品)
 (4)ピエルネ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調op.36
 (5)フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調op.13
青柳いづみこ(Pf)
クリストフ・ジョヴァニネッティ(Vn)
 青柳いづみこ、最新盤!十八番のドビュッシーほか、近代フランスのヴァイオリン・ソナタを名手ジョヴァネッティと共演した注目盤

 録音:2013 年3 月14-16 日、パリ国立高等音楽院/日本語解説付

 ピアニスト、文筆家、音楽研究家と幅広く活躍する世界的ピアニスト、青柳いづみこが最新盤をリリースいたします!青柳が造詣深いドビュッシーと同期の作曲家である、ガブリエル・ピエルネの生誕150 周年を記念し、世紀末フランスに生きた作曲家たちが残した珠玉のヴァイオリン・ソナタを収録した内容です。マルセイユ音楽院で共に研鑽を積み、2009 年よりデュオとして活動を共にしている往年の名手、クリストフ・ジョヴァニネッティと共に、近代フランスの響きに焦点を当てたプログラムで魅せてくれます。このアルバムの発売とピエルネの生誕を祝い、2013 年秋には来日リサイタルも開催予定。是非とも見逃せない最新盤です!
 G. ピエルネ(1863-1937)はパリ音楽院でマスネに作曲を、フランクにオルガンを学んだ音楽家。彼のヴァイオリン・ソナタは、当時の名手ティボーのために捧げられたもので、師フランクの響きも色濃い作品。抒情的な旋律が美しく、輝かしいヴァイオリン・ソロと繊細なピアノ伴奏が織りなす美しいアンサンブルは絶品です。ドビュッシーの「吟遊詩人(ミンストレル)」は、前奏曲第1 集の12 曲目に収録されている作品。ヴァイオリン奏者のA. アルトマンがヴァイオリンとピアノのために編曲したものを、ドビュッシーが手直しした版での演奏になります。
 ヴァイオリンのピッツィカートやスピッカートの表現力を上手く活かした編曲で、作品を通して印象的なおどけたリズムと旋律の魅力を存分に感じられます。
 3 曲目の「セレナーデ」は、音楽学者のロバート・オーリッジが素描を発見した未完の作品。1890 年代に作曲されたものと思われますが、本アルバムに収録されているのは、オーリッジがこの素描から復元されたものです。2013 年秋の公演にて東京初演も予定されており、ドビュッシー研究家としても活躍する青柳の意気込みも感じられましょう。これらに加え、本アルバムではフォーレのヴァイオリン・ソナタも収録。世紀末フランス音楽の繊細かつ美しい響きをたっぷりと堪能出来るアルバムに仕上がっています。かのイザイ四重奏団の発足メンバーの一人、名手ジョヴァニネッティの卓越したヴァイオリン・ソロも聴き逃せません!日本語解説付。
 【青柳いづみことクリストフ・ジョヴァネッティ】
 マルセイユ音楽院時代、ピエール・バルビゼのもとで学んでいた頃から共演をしていた。卒業後、演奏と執筆を両立させる希有な存在として注目を集めており、これまでリリースした9枚のCDが『レコード芸術』誌で特選盤となるほか、師安川加壽子の評伝『翼のはえた指』で第9回吉田秀和賞受賞をはじめ、執筆の分野でも数々の賞を受賞。
 ジョヴァネッティは、イザイ、およびエリゼ四重奏団の発足メンバーとして活躍、室内楽の分野を中心に活躍。ふたりがデュオを組み始めたのは2009 年、それ以来フランスと日本を中心に多くのリサイタルを行い、好評を博している。

 〜至福のデュオ〜青柳いづみこ+クリストフ・ジョヴァネッティ ピエルネ生誕150周年記念、CDアルバム「Minstrels」発売記念 コンサートシリーズ
  第1夜 9月18日(水) 19:00 開演 白寿ホール
   -第1部- ピアノ・ソロ+2台ピアノ
   ドビュッシー:ヴィノの門ほか、ラヴェル:ハバネラ/ドビュッシー:リンダラハ他(ピアノ共演:法貴彩子)
   -第2部- ヴァイオリン+ピアノ
   ドビュッシー:セレナーデ(オーリッジによる復元、東京初演)、ラヴェル:ハバネラ形式による小品他
  第2夜 9月20日(金)19:00 開演 浜離宮朝日ホール
   モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第32, 40番
   ピエルネ:子供のためのアルバム、ピアノとヴァイオリンのためのソナタ
   ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ







LIMEN


CDVD007 C007
(3CD+
2DVD(NTSC 16:9))
\5400
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集
CD-1
 ピアノ三重奏曲第番変ホ長調 Op.1-1
 ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調 Op.70-2
CD-2
 ピアノ三重奏曲第2番ト長調 Op.1-2
 ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 Op.1-3
CD-3
 ピアノ三重奏曲第5番ニ長調「幽霊」 Op.70-1
 ピアノ三重奏曲第7番「大公」 変ロ長調 Op.97
ボーナス DVD(CDと同内容の演奏が収録されています)
 DVD-1
  ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調 Op.1-1
  ピアノ三重奏曲第2番ト長調 Op.1-2
  ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調 Op.70-2
 DVD-2
  ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 Op.1-3
  ピアノ三重奏曲第5番ニ長調「幽霊」 Op.70-1
  ピアノ三重奏曲第7番「大公」 変ロ長調 Op.97
アルス・トリオ・ディ・ローマ
 [ローラ・ピエトロチーニ(pf)、
 マルコ・フィオレンティーニ(vn)、
 ヴァレリアーノ・タッデオ(vc)]
 真珠が煌めくようなピアノのタッチとヴァイオリン、チェロの美音!イタリア若手実力派ピアノ・トリオ“アルス・トリオ・ディ・ローマ”によるベートーヴェンのピアノ三重奏曲集!

 録音:2012 年、Limen Music Studio、ミラノ/DDD

 2001 年結成、イタリア若手実力派ピアノ・トリオ、アルス・トリオ・ディ・ローマによるベートーヴェン・アルバムです。収録曲は有名な「幽霊」「大公」を含むピアノ三重奏曲6 曲です。
 ピアノのローラ・ピエトロチーニ、ヴァイオリンのマルコ・フィオレンティーニ、チェロのヴァレリアーノ・タッデオによって結成されたアルス・トリオ・ディ・ローマはキジアーナ音楽院在学時にトリオを組み、世界的に権威のあるピネローロ国際室内楽コンクール、プレミオ・トリオ・ディ・トリエステ国際室内楽コンクールにて第1 位を獲得するなど、華々しいコンクール歴をもつ実力派のピアノ・トリオです。ソリスティックな技術と優れたアンサンブル能力が求められるトリオの作品は著名な演奏者にとっても難しい演奏形態ですが、当ピアノ三重奏団は卓越した技術はもちろんのこと、それぞれの個性が相乗効果となり、煌めくようなアンサンブルを聴かせてくれます。
 ピアノのローラ・ピエトロチーニの美しいピアノのタッチは圧巻で、まるで真珠が光り輝くような美しい演奏です。弱音の箇所もか細い音になることなく、芯のしっかりとしたタッチで演奏しております。
 またヴァイオリンのマルコ・フィオレンティーニ、チェロのヴァレリアーノ・タッデオの演奏も極めて清潔な演奏で、それぞれの時代のベートーヴェンの作品を見事に表現しております。
 

CDVD023 C023
(1CD+1DVD)
\3000
「アクロス・ヴィルトゥオジティ II」
 (1)ウェーバー:大協奏的二重奏曲 変ロ長調 op.48
 カルロ・ボッカドーロ:
  (2)“ハイパードライヴ” 〜クラリネット独奏のための
 同:
  (3)“マンハッタン・ミュージック” 〜クラリネットとピアノのための
 (4)マルコ・トゥッティーノ:ソナタ〜クラリネットとピアノのための
 (5)マルコ・モンタルベッティ:crisalide d'aria(空気さなぎ)
 (6)ファブリツィオ・メローニ—エリオ・マルチェシーニ:That’ s All
ファブリツィオ・メローニ(Cl)
吉川隆弘(Pf;Steinway & Sons)
(6)エリオ・マルチェシーニ(パーカッション)
 ミラノ・スカラ座管のクラリネット奏者メローニとイタリア在住の実力派ピアニスト吉川隆弘による大好評「アクロス・ヴィルトゥオジティ」の第二弾登場!

 録音:2012 年、Limen Music Studio、ミラノ/DDD

 ミラノ・スカラ座管弦楽団の首席クラリネット奏者、ファブリツィオ・メローニとイタリア在住の実力派ピアニスト吉川隆弘による大好評「アクロス・ヴィルトゥオジティ」の第二弾登場!前作「アクロス・ヴィルトゥオジティ」(CDVD 010 C010) では超絶技巧のよる、オペラ・ファンタジーを聴かせてくれました。
 期待の第二弾はウェーバーの大協奏的二重奏曲 変ロ長調を主軸にボッカドーロの“ハイパードライヴ” など、ジャケット写真のイメージ通り、F1 のスピード感を想像させる超絶技巧作品などヴァラエティに富んだ作品は収録されており、メローニ・ファン、クラリネット・ファンにはたまらない内容となっております。伴奏の吉川隆弘も好サポートで息の合った演奏を披露しており今回も期待裏切らない充実の内容です。
 当レーベルの魅力であるCD と同内容の特典DVD の付きで、迫力の演奏を視覚的に体感することができます。とりわけ当アルバムの最後に収録された、メローニとマルチェシーニの合作「That’ s All(ザッツ・オール)」ではパーカッションのエリオ・マルチェシーニと即興演奏を披露しており、音だけではわからない特殊な奏法などを見ることができます。

 ファブリツィオ・メローニ(クラリネット)
現代イタリアを代表するクラリネット奏者の一人で、1984 年以来ミラノスカラ座の首席ソロクラリネット奏者を務めております。メローニはミラノ・ヴェルディ音楽院を首席で卒業し、1986 年にはARD ミュンヘン国際コンクール及びプラハの春国際音楽コンクールに入賞し、以後、室内楽、各オーケストラとの共演を果たし、現在は後進の指導にも力を入れております。

 来日公演情報
 ファブリツィオ・メローニ&吉川隆弘 デュオ・リサイタル〜 ACROSS VIRTUOSITY
 2013 年9 月5 日(木) 19:00 〜 兵庫県立芸術文化センター(小ホール)
 2013 年9 月8 日(日) 15:00 〜 イタリア文化会館
  公演プログラム
  ウェーバー:クラリネットとピアノのための協奏的大二重奏曲 Op.48
  セバスティアーニ:セミラーミデ・ファンタジー、ノルマ・ファンタジー
  リスト:リゴレット・パラフレーズ
  モンタルベッティ:空気さなぎ
  ボッカドーロ:マンハッタン・ミュージック




BRIDGE

BCD 9396
\2200

「エリオット・カーターの音楽Vol.9」
 エリオット・カーター(1908-2012):
  (1)テル・ミー・ウェア・イス・ファンシー・ブレッド(1938)
  (2)旅(1943,orch.1979)
  (3)ライラックが咲く頃に鳥のさえずりが聴こえる(1943,orch.1979)
  (4)ピアノ協奏曲(1946-65)
  (5)ピアノに関する2つの論考(2005-6)
  (6)トリ・トリビュート(2007-8)
  (7)ナイン・バイ・ファイヴ(2009)

(1)ロザリンド・リース(Sop)
 デイヴィッド・スタロビン(Gtr)
(2)(3)トニー・アーノルド(Sop)
 スコット・ユー(指揮)
 コロラド大学祝祭管弦楽団
(4)チャールズ・ローゼン(Pf)
 ジョエル・スミルノフ(指揮)
 バーゼル・シンフォニエッタ
(5)(6)スティーヴン・ベック(Pf)
(7)スロウ木管五重奏団
 久々のエリオット・カーター・エディション第9集

 録音:2001-2012年

 昨年、104 歳の天寿を全うして亡くなったエリオット・カーターの作品全集第9 弾。このアルバムでは初期から晩年(100 歳前後!)の作品を収めてあり、その作風の違いに驚かされる。カーターは今日ではセリー音楽とその影響を受けた思考による硬派な前衛作曲家として認識されているが、初期作品はコープランドばりの抒情的な作風で、この時点で作風を定着させるか作曲家が亡くなっていたらバーバー、コープランドと並ぶアメリカ抒情主義の作曲家の一人として記憶されるにすぎない存在であったであろう。
 第二次大戦直後の1946 年にすでに12 音技法によるピアノ協奏曲で大きく方向転換し、その後はヨーロッパ前衛楽派と方向をほぼ同じくして活動を続けてきた。アルバムの最後に収められた作曲者101 歳の作「ナイン・バイ・ファイヴ」は相変わらず12音技法によりながらも、年齢を一切感じさせない攻撃的な創作姿勢には驚かされる。
 

BCD 9388
\2200
マーティン・ペリー(Pf)
 ベラ・バルトーク(1881-1945):ハンガリーの農民の歌による即興曲Op.20
 ミクロス・ローザ(1907-1995):ピアノ・ソナタOp.20
 エリオット・カーター(1908-2012):ピアノ・ソナタ1945-46(1982年改訂)
マーティン・ペリー(Pf)
 マーティン・ペリーの興味深いピアノ作品集2タイトル《ベン・ハー》で知られるミクロス・ローザのピアノ・ソナタ、他

 録音:2008年8月

 「ベン・ハー」や「白い恐怖」「エル・シド」など往年の名画の音楽を作曲したミクロス・ローザは終生、芸術音楽の作曲の筆を休めることなく、また南カリフォルニア大学では教鞭を執ってジェリー・ゴールドスミスらを育てるなど、多忙な人生を送った。そんなローザのソナタはバルトークの影響を多大に受けた傑作。12 音技法を基本とした前衛作曲家カーターのピアノ・ソナタは1945-46年の作曲で、この時点ではまだ12 音技法に移行しておらず、バルトークの影響や、新古典主義的、ロマン主義的傾向を持つ抒情的な内容。
 ピアノのマーティン・ペリーはジュリアード音楽院で学び、現代音楽のみならず、古典からポップスまでこなすマルチ・タレント。圧倒的な超絶技巧で現代音楽を楽しく聴かせる天才。
 
BCD 9390
\2200
マーティン・ペリー(Pf)
 ゴードン・ビンカード(Gordon Binkerd,1916-2003):
  ピアノのためのエッセイIV,V,VI
 チャールズ・アイヴス(1874-1954):
  ピアノ・ソナタ第2番「マサチューセッツ州コンコード1840-1860」
   (ジョン・カークパトリックによる最終校訂版)
マーティン・ペリー(Pf)
 録音:2011年3月

 ゴードン・ビンカードはイーストマン音楽院とハーヴァード大学で学び、イリノイ大学で教鞭を執った作曲家で「ピアノのエッセイ」は印象派に近代的要素を加えたラヴェル、シマノフスキを思わせるリリカルな音の絵。近現代アメリカのピアノ音楽の金字塔、アイヴスのコンコード・ソナタはすでに多くの競合盤が存在するが、マーティン・ペリーは全体にゆったりとしたテンポをとって大河の流れのように弾き、この作品の神秘的、宗教的側面に光を当てている。これでコンコード・ソナタにまた新たな名盤が加わった。
  

BCD 9361
(2CD)
\4400
「ウルスラ・マムロック(b.1923)の音楽Vol.4」
 ローテーション(Vc,Pf)/2つの小品(Pf)/4つのドイツの歌(Br,Pf)/
 アフォリズムI(Vn)/アフォリズムII(2Cl)/コンポジション(Vc)/
 3つのバガテル(Pf)/飛蝗(Pf)/3声のフーガ(Pf)/ソナチネ(2Cl)/
 ラプソディ(Cl,Va,Pf)/4人のための演奏会用小品(Fl,Ob,Va,Perc)/
 ムーヴメンツ(Fl,Db,Vib,Perc)/ディヴェルティメント(Fl,Vc,Perc)/
 変奏と間奏曲(4Perc)/オーボエと2台のピアノと打楽器のための協奏曲
アンサンブル・ムジーク・ファブリーク
ケルン打楽器四重奏団
ほか
 録音:2010-2012年

 ウルスラ・マムロック作品集第4弾。マムロックはドイツ出身で現在はアメリカで活動している作曲家、教育者。ニューヨークでジョージ・セル、ロジャー・セッションズらに師事、初期はヒンデミットの影響を受け、やがて新ウィーン楽派の影響を受けるようになった。12音、無調を中心とした作風だが、ベルク同様、背景には微妙な調性感が漂っており、そこには独自のほの暗い抒情性が感じられる。
 このアルバムでは当年とって90歳の女流作曲家の初期から今日までの代表的な室内楽が収められている。
 

BCD 9383
\2200
「風変わりな賛美歌」
 〜ドミトリ・ティモーツコ(b.1969):作品集

  (1)エッグマン変奏曲
  (2)タイプ・ケース・トレジュリー
  (3)この絵は動いているように見える
  (4)もうひとつの幻想的な旅
(1)ジョン・ブラックロウ(Pf)
 コリリアーノ四重奏団
(2)ケヴィン・ウェン=イー・メイヤー(Cb)
(2)(3)アマーネット四重奏団
(4)ダニエル・シュロスバーグ(Pf)
 スティーヴン・テイラー指揮
 イリノイ・モダン・アンサンブル
 ティモーツコはハーヴァード大学、オックスフォード大学、カリフォルニア大学バークレー校で学び、現在はプリンストン大学で教鞭を執っている。作風はジャズ、ロック、ミニマルの影響を受けた活発な運動を特徴とするもので、バルトーク、ストラヴィンスキーにマイケル・ナイマン、マイケル・トーク、グラハム・フィットキンらを加えたような音楽である。調性、モードを基本とする耳なじみのよい、親しみやすい現代音楽。
 

BCD 9391
\2200
「フレッド・ラーダール(b.1943):作品集Vol.4」
 (1)スパイラル(2006)
 (2)3つの調性的な習作(2004-2009)
 (3)瓦状模様(2001)
 (4)航跡(1968)
 (5)ファンタジー・エチュード(1985)
(1)スコット・ユー指揮
 オーデンセ交響楽団
(2)ミルカ・ヴィターラ(Pf)
(3)マイケル・ガランテ指揮
 アルジェント室内アンサンブル
(4)ベサニー・ビアードスリー(S)
 デイヴィッド・エプスタイン指揮
 ボストン響チェンバー・プレーヤーズ
(5)エイト・ブラックバード (Fl,Cl,Vn,Vc,Perc,Pf)
 録音:(1)(2)2012年 (3)2010年 (4)1970年 (5)1999年

 Bridge レーベルが進めているフレッド・ラーダール作品プロジェクト第4 弾。「スパイラル」は無窮動風の早い楽章と無調のゆっくりとした楽章の2 曲からなる。「3 つの調性的な習作」ではバッハのゴールドベルク変奏曲のアリア主題に今日風の新たな変奏を加え、「航跡」「ファンタジー・エチュード」ではリゲティ風の密度の濃いすばやい運動の中からエネルギッシュな旋律が立ち上がる。フレッド・ラーダールはプリンストン大学でミルトン・バビット、ロジャー・セッションズらに師事、エリオット・カーター亡き後、アメリカ東海岸のアカデミズム派を代表する作曲家の一人。これまでに3 回ピューリッツァー賞にノミネートされている。




K&K



KUK 110
\2300→\2090
「コレッリの伝説」〜コレッリと彼の弟子による音楽
 ピエトロ・カストルッチ(1679-1752):合奏協奏曲ニ長調Op.3-12
 ジュゼッペ・ヴァレンティーニ(1681-1753):
  4つのヴァイオリンとヴィオラ、チェロのための協奏曲イ短調Op.7-11
 ジョヴァンニ・モッシ(c.1680-1742):合奏協奏曲ホ短調Op.4-11
 アントニオ・マリア・モンタナリ(1676-1737):合奏協奏曲イ長調
 コレッリ(1653-1713):合奏協奏曲変ロ長調Op.6-11
 ヴィスコンティ(1683-1713):2つのヴァイオリンのための協奏曲変ロ長調
 ジェミニアーニ(1687-1762):合奏協奏曲Op.3-12「ラ・フォリア」
リッカルド・ミナーシ(指揮、Vn)
ヨーロッパ・ユニオン・バロック管弦楽団
 バロック・ヴァイオリンの名手リッカルド・ミナーシ登場!

 録音:2012年10月14日 バート・ホンブルク,キャッスル・コンサート,ライヴ、DDD、79min

 イル・ジャルディーノ・アルモニコやアカデミア・ビザンチーナでも活躍したバロック・ヴァイオリンの名手リッカルド・ミナーシが若いアンサンブルとの共演で熱いライヴを聴かせます。
 ヨーロッパ・ユニオン・バロック管弦楽団はヨーロッパの若いバロック音楽の演奏家を厳しいオーディションで選抜して構成されており、毎年およそ6 ヶ月のシーズンのコンサートをこなしている。
 共演者はこれまでロイ・グッドマン、トン・コープマンらがいる。また夏の音楽祭では海辺で、秋の音楽祭では森の中で演奏するなど、ユニークなコンサート作りにも定評がある。
 このCD はコレッリの多くの弟子の珍しい作品が多数収められており、資料的にも貴重。




LYRINX



LYR 2283
(SACD HYBRID)
\2400→\2190
「クープランとショパンの親和性の発見」
 F.クープラン:クラヴサン曲集より
  (ゆりの花ひらく/小さな皮肉や/葦/上品な女/
   胸飾りのリボン/パントマイム/さまよう亡霊たち/
   プラチナ色の髪のミューズ/嘆きのほおじろ/感動)
 ショパン:マズルカ集
  ( ロ短調Op.33-4/ホ短調Op.17-2/嬰ハ短調Op.41-1/
   嬰ハ短調Op.63-3/ロ短調Op.30-2/嬰ヘ短調Op.59-3/
   ハ短調Op.56-3/ハ短調Op.30-1/イ短調Op.17-4/
   ヘ短調Op.68-4)
 ※クープランとショパンが交互に演奏されています。
ヴィットリオ・フォルテ(Pf)
 驚くべき親和性!クープランとショパンはこんなに似ていた!

 録音:2012年10月マルセイユ, DSD 録音、SACDステレオ・SACDマルチチャンネル・CDステレオのハイブリッド

 フォルテは1977 年イタリア出身のピアニスト。このアルバムは独自の視点とセンスで構成されている。17 世紀フランスのフランソワ・クープランのクラヴサンのための作品とショパンの様々なマズルカが交互に配置されているのだが、現代のピアノでクープラン作品を聴くとその和声進行、旋律の装飾の仕方、そして何よりも作品全体のメランコリックな情感がショパンの音楽を思わせるのである。そんな誰も気がつかなかったユニークな視点から作ったのがこのアルバム。ブックレットを見ずに聴き続けているとどの曲がショパンなのかクープランなのかわからなくなってしまうのは不思議。




NORTHERN FLOWERS

NF/PMA 99106/7
(2CD)
\4400→\3990
リャードフ(1855-1914):ピアノ作品全集Vol.1&Vol.2
 CD1)
  スピリーキンOp.2、6つの小品Op.3、アラベスクOp.4、
  エチュードOp.5、即興曲Op.6、2つの間奏曲Op.7、
  2つの間奏曲Op.8、3つの小品Op.10、3つの小品Op.11
 CD2)
  エチュードOp.12、4つの前奏曲Op.13、2つのマズルカOp.15、
  2つのバガテルOp.17、ノヴェレッテOp.20、古き時代よりOp.21、
  芝生にてOp.23、2つの小品Op.24、牧歌Op.25、
  小さなワルツOp.26、3つの前奏曲Op.27、マリオネットOp.29、
  バガテルOp.30、2つの小品Op.31、音楽の玉手箱Op.32、
  3つの小品Op.33、3つのカノンOp.34
オルガ・ソロヴィエヴァ(Pf)
 リャードフのピアノ作品全集シリーズ・スタート!

 録音:CD1)2005-2008年、モスクワ CD2)2010年モスクワ、DDD、64:41+69:35

 交響詩「バーバ・ヤガー」や「魔法にかけられた湖」など、幻想的な作品で知られるアナトリー・リャードフはプロコフィエフやミャスコフスキーの師匠としても知られています。またピアニストとしても相当な腕前を持っていたらしく多くの魅力的なピアノ小品を残しています。
 今回の全集録音シリーズではVol.1 とVol.2 を2 枚組でまとめて一挙リリース。ボロディン、ムソルグスキー、チャイコフスキーからシューマン、ショパンまで多くの先人の影響を受けつつも自由で軽やかな幻想はリャードフ独自の世界。ロシア音楽ファンは必聴です。
 


NF/PMA99108
\2200→\1890
「戦時の音楽1941-1945シリーズVol.18」
 セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):
  (1)交響組曲「1941年」Op.90(1941)
   (1.戦闘 2.夜に 3.祖国の兄弟)
  (2)交響曲第5番Op.100(1944)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルグ交響楽団
 お待たせしました!大好評の「戦時の音楽」シリーズ最新盤!

 録音:2012年9月4-7日福音ルーテル聖カタリナ教会,サンクト・ペテルブルグ

 プロコフィエフの交響曲中、最も人気のある第5 番は戦時下、祖国愛に燃える作曲者が2ヶ月ほどで一気呵成に書き上げた傑作。交響組曲《1941 年》はいかにも戦時プロバガンダ色の濃い作品だが、急・緩・急からなる三つの楽章を小交響曲なみの構成力、緊張力を持って聴き手をひきつけるのはさすが。因みに1941 年はドイツが独ソ不可侵条約を破ってソ連に侵攻した年であり、プロコフィエフはこの事に怒り、祖国愛に目覚めてこの曲を書いたと伝えられる。ティトフ指揮サンクト・ペテルブルク交響楽団は持てる力をフル稼働しての迫真の熱演を聴かせる。


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


NORTHERN FLOWERS



NF/PMA99109
\2200→\1990
「ワディム・サルマノフ(1912-78):弦楽四重奏曲全集Vol.2」
 (1)弦楽四重奏曲第4番(1963)
 (2)弦楽四重奏曲第5番(1968)
 (3)弦楽四重奏曲第6番(1971)
タネーエフ四重奏団
 サルマノフ:弦楽四重奏曲全集第2 弾!

 録音:(1)1966年、(2)1969年、(3)1980年

 マニアには好評のサルマノフ:弦楽四重奏曲全集の第2 弾。彼はショスタコーヴィチの次の世代に属する作曲家で調性と無調、12 音技法のほか、不協和音を折衷し独自の境地を開拓、シュニトケが登場するまでソ連ではポスト・ショスタコーヴィチの作曲家としての地位を不動にした。当時のソ連にあってショスタコーヴィチ以上に革新的、前衛的な表現を怖れず試み、その作品は近年高く評価されている。ここに収められた弦楽四重奏曲も挑みかかるような前衛的、攻撃的な表現から深く沈静した内省的な表現まで音楽の幅が広く、バルトーク、ショスタコーヴィチの偉大な弦楽四重奏曲に勝るとも劣らない内容である。


<メジャー・レーベル>

DG



479 0928
\2200→\1790
ブレハッチ/ショパン:ポロネーズ集
 ①ポロネーズ 第1番 嬰ハ短調 作品26の1
 ②ポロネーズ 第2番 変ホ短調 作品26の2
 ③ポロネーズ 第3番 イ長調 作品40の1 《軍隊》
 ④ポロネーズ 第4番 ハ短調 作品40の2
 ⑤ポロネーズ 第5番 嬰ヘ短調 作品44
 ⑥ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53 《英雄》
 ⑦ポロネーズ 第7番 変イ長調 作品61 《幻想》
ラファウ・ブレハッチ(ピアノ)
ポーランドの新星、ブレハッチが繊細なタッチで紡ぎあげた至高のポロネーズ
録音:2013年1月8-12日 ルトヴィヒスハーフェン
ラファウ・ブレハッチ:
 1985年6月30日ポーランド生まれ。様々なコンクールで数々の賞を受賞したのち、2005年10月、最も難関であり、最も権威があり、国際的に活躍するピアニストの最高の登竜門である「フレデリック・ショパン国際ピアノ・コンクール」で優勝を果たすのみならず、マズルカ賞、ポロネーズ賞、コンチェルト賞、ソナタ賞の副賞全てを受賞するという快挙を成し遂げた。21世紀のショパン。

【来日公演】(招聘元:ジャパン・アーツ) 
12/13武蔵野市民文化会館 12/14東京オペラシティコンサートホール 12/16横浜みなとみらいホール 12/17彩の国さいたま芸術劇場




DECCA



478 5352
\2200→\1790
リシッツァ・プレイズ・リスト
 1.リスト(シューベルト):アヴェ・マリア
 2.リスト:バラード第2番 S.171
 3.リスト(ヴェルディ):神前の踊りと終幕の二重唱
 4.リスト:スペインの主題「密輸入者」による幻想的ロンド
 5.リスト(シューベルト):「冬の旅」〜おやすみ
 6.リスト(シューベルト):乙女の嘆き
 7.リスト(シューベルト):魔王
 8.リスト(シューベルト):美しき水車小屋の娘
 9.リスト:ハンガリー狂詩曲第12番
ヴァレンティーナ・リシッツァ(ピアノ)
 ラフマニノフに続く待望の新録音は超絶技巧が光るリスト!
 ウクライナ生まれアメリカ在住のピアニスト、リシッツァの新録音はリストの作品。CDとLPの2形態で同時に発売します。
 録音:2011年12月5-6日 ハノーファー、ベートーヴェン・ザール
 


478 5107
\2200→\1990
《フレミング/ギルティ・プレジャー》
 [1] ベルリオーズ:「夏の夜」〜1.ヴィラネル
 [2] デュパルク:フィディレ
 [3] Refice: Ombra di Nube
 [4] ファリャ:「7つのスペイン民謡」〜ナナ
 [5] ファリャ:「7つのスペイン民謡」〜歌
 [6] チャイコフスキー:ウンディーネのアリア
 [7] ラフマニノフ: 夕暮れ Op.21/3
 [8] ドリーブ:カディスの娘
 [9] ドリーブ:歌劇「ラクメ」〜花の二重唱(With スーザン・グラハム)
 [10] カントルーブ:捨てられた女
 [11] カントルーブ:女房もちは可哀そう
 [12] ドヴォルザーク:歌劇「アルミーダ」〜Za ?tihlou Gazelou
 [13] スメタナ:子守歌 (The Kiss)
 [14] シュトラウス2世: Frag mich oft (Walzer aus Wien)
 [15] ワーグナー:「ヴェーゼンドンク歌曲集」〜夢
 [16] コリリアーノ:「ヴェルサイユの幽霊」〜Once there was a golden bird
 [17] ダニー・ボーイ
ルネ・フレミング(ソプラノ)
フィルハーモニア管弦楽団
指揮:セバスチャン・ラング=レッシング
METのスーパースター、フレミング選曲による新録は後ろめたい歓び…を歌い上げた耽美なる世界。
 ラクメの二重唱では息の合ったスーザン・グラハムとのデュエットも聴かせてくれます。普段の彼女の舞台ではなかなか聴く機会がなかったプログラミングで、聴き手を虜にするアルバムです。録音:2012年8月5-9日 ロンドン、オールハローズ・ゴスペル・オーク



<LP>


DECCA(LP)


478 5751
(LP)
\3000
リシッツァ・プレイズ・リスト
 1.リスト:バラード第2番 S.171
 2.リスト(ヴェルディ):神前の踊りと終幕の二重唱
 3.リスト(シューベルト):「冬の旅」〜おやすみ
 4.リスト(シューベルト):魔王
 5.リスト(シューベルト):美しき水車小屋の娘
 6.リスト:ハンガリー狂詩曲第12番
ヴァレンティーナ・リシッツァ(ピアノ)
超絶技巧が光るリストをダイレクト・アナログ録音による180g重量LPで!
 ウクライナ生まれアメリカ在住のピアニスト、リシッツァの新録音はリストの作品。CDとLPの2形態で同時に発売します。LPはアナログへのダイレクト録音で高音質重量盤になります。
録音:2011年12月5-6日 ハノーファー、ベートーヴェン・ザール


<映像>


DG(映像)



73 4932
(DVD)
\3700→\3390
メトロポリタン歌劇場
 トーマス・アデス:歌劇「テンペスト」
サイモン・キーンリーサイド(プロスペロー)
オードリー・ルーナ(アルエル)
イザベル・レナード(ミランダ)
アレックス・シュナイダー(フェルディナンド)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団&バレエ
指揮:トーマス・アデス
シェイクスピア生誕450周年に先駆けてのリリース!
 ブリテンの再来とも呼ばれる英国作曲家、トーマス・アデスがシェイクスピアの名戯曲「テンペスト」に作曲をしたオペラをトーマス・アデス自身が指揮をした昨年のMETでの舞台の映像です。昨年12月からMETライヴビューイングでも上演され、話題を呼びました。ファンタジックな世界へ貴方もぜひ!
演出:ロベール・ルパージュ
本編126分+ボーナス映像16分(舞台裏の風景&インタビュー)収録:2012年11月10日 ニューヨーク メトロポリタン




DECCA(映像)


74 3333
(Blu-ray)
\4400
J.フローレス/
 ロッシーニ:歌劇「シンデレラ(チェネレントラ)」
ジョイス・ディドナート(メゾ・ソプラノ:アンジェリーナ)
フアン・ディエゴ・フローレス(テノール:ドン・ラミロ)
ブルーノ・デ・シモーネ(バリトン:ドン・マニフィコ)
デヴィッド・メンデス(バリトン:ダンディーニ)
シモン・オルフィラ (バス:アリドロ) 
クリスティーナ・オブレゴン (ソプラノ:クロリンダ)  
リセウ大劇場管弦楽団&合唱団
指揮:パトリック・サマーズ
演出: ジョアン・フォント
現代最高のベルカント・テノールと、アメリカの人気メゾ・ソプラノの共演!
 デッカの華麗なDVDカタログの中で、日増しにそのページを増やしているファン・ディエゴ・フローレス。そんな現代最高のベルカント・テノールが、アメリカを代表するメゾ・ソプラノ歌手ジョイス・ディナートと共に、ロッシーニの人気コメディ・オペラ《シンデレラ》を歌って、さらなる新しい1ページを開いた映像作品のBD化。
 また、当盤ではジョアン・フォントの軽妙な演出も要注目で、おもちゃの街の演出、ダンサーに使ったネズミ、そして物語の最後はすべてシンデレラの夢だったという落ちにするカラフルな演出の数々をお楽しみください。
 収録:2008年1月 リセウ大劇場
 

74 3347
(Blu-ray)
\4400
ヘンデル:歌劇「パルテノペ」
 ボーナス映像:
  約17分間のリハーサル風景&インタビュー映像
アンドレアス・ショル、
インゲル・ダム=ジェンセン
ツヴァ・セミングセン、
クリストフ・ドゥメイ
パッレ・ヌッセン、
ボー・クリスティアン・ジェンセン
ラルス・ウルリク・モルテンセン指揮
コンチェルト・コペンハーゲン
舞台監督:フランシスコ・ネグリン
映像監督:ペーター・ボーグ・ヴァルト
ヘンデル没後250年記念!
スター・カウンターテナー、ショルを核にレアな作品がBD映像に!
 カウンターテナー界の頂点に君臨するアンドレアス・ショルがヘンデル没後250年を記念した作品でDECCAに復帰した映像がブルーレイで登場。
 現代的でスタイリッシュな衣装&装置で展開するヘンデルの喜劇《パルテノペ》。全曲の映像リリースは現在これがカタログ唯一となるものです。
 《ニーベルングの指環》全曲収録で話題を呼んだデンマーク王立歌劇場の舞台でショルが比類無い歌声を披露しています。
 収録:2008年10月 デンマーク王立歌劇場・旧劇場 




EUROARTS(映像)

20 66718
(DVD)
\2400
ドビュッシー〜音楽は習って身につくものではない
 (1)典型的なモンマルトルの住人?/
 (2)非凡なピアニスト/(3)牧神の午後への前奏曲/
 (4)1889年万博での異国的音楽との新鮮な出会い/
 (5)ペレアスとメリザンド/(6)ドビュッシーの家庭/
 (7)愛娘シュシュ/(8)交響詩「海」/
 (9)ドビュッシーとエンマ・バルダック/
 (10)音楽は習って身につくものではない
 [ボーナス映像:ドビュッシーの「子供の領分」全曲(ゾルターン・コチシュ演奏)]
 貴重な画像も多数。ドビュッシーの生涯と芸術をたどるドキュメンタリー。

 制作・監督:ジョルジュ・ガショー
 リージョンフリー、NTSC 16:9、PCM STEREO、本編:59分、ボーナス:15分、字幕:英仏独

 昨年生誕百年だったドビュッシー。彼の伝記映画やドキュメンタリーはありそうであまりないため、待望の登場と申せましょう。「アルゲリッチの音楽夜話」で話題を呼んだ音楽ドキュメタリー監督ジョルジュ・ガショーが2000 年に制作したもので、ドビュッシーという稀代の天才がいかにして生まれたかを、サティ、ジョージ・コープランド、マルグリット・ロンら親交のあった人々の証言と当時の資料から検証します。
 タイトルはパリ音楽院の学生だったドビュッシーが、あまりに楽理を無視するため、恩師ギローが注意した際、ドビュッシーが返した言葉とされています。当ドキュメンタリーでは、そうした革命児としてのドビュッシーのほか、優しいパパとして、絵画や骨董のオタクとして、自然とりわけ海を愛するさまざまな素顔を見せてくれます。さらに、彼が生きた20 世紀初頭のパリの映像を多数用いることで、その雰囲気を味わえます。
 プライヴェートな生活を垣間見せる多くの写真のほか、ドビュッシーがピアノ・ロールに残した自作自演や、1904 年にメアリー・ガーデンの伴奏をした貴重な録音も豊富に収録。資料としても非常に貴重です。ほかにもリヒテルのピアノや、チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルによる作品演奏の映像もちりばめられていて興奮させられます。
 ボーナスとして、コチシュの弾く「子供の領分」全曲の映像が収められているのも嬉しい限り。ドビュッシーが身近に感じられるようになります。





8/7(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


GIMELL


CDGIM 045
(輸入盤)
\2400→\2190

タリス・スコラーズ 結成40周年記念盤
 ジョン・タヴァナー(c.1490−1545):
  ミサ・グロリア・ティビ・トリニタス(ミサ曲 《汝三位一体に栄光あれ》 )
  4声のためのマニフィカト
  5声のためのマニフィカト
  6声のためのマニフィカト



PCDGIM 045
(国内仕様盤)
\3000
 ルネサンス・ポリフォニーのパイオニアたち。タリス・スコラーズ 結成40周年記念盤

 輸入盤:日本語曲目表記オビ付き/特典付き
 国内仕様盤:解説:ピーター・フィリップス(日本語訳:SOREL)/日本語解説&日本語歌詞訳&日本語曲目表記オビ付き

 2013年、特別なアニヴァーサリー、『結成40周年』を迎えたルネサンス・ポリフォニーのパイオニアたち、タリス・スコラーズ。
 1973年にピーター・フィリップスによって結成されたタリス・スコラーズが、『結成40周年』を記念するために選んだプログラムは、イギリス・ルネサンスの巨匠タヴァナーの「ミサ・グロリア・ティビ・トリニタス」。
 タリス・スコラーズは、その歴史の最初期の1984年にタヴァナーの「ミサ・グロリア・ティビ・トリニタス」のレコーディングを行っており、この『結成40周年』記念盤は、アンサンブルが歩んだ40年間の歴史そのものであり、まさに満を持して送り出す"特別な新録音"なのである。
 ルネサンス・ポリフォニーのパイオニアたち、その40年間の歴史をタヴァナーの傑作と最高のハーモニーが祝う ——。

  私たちタリス・スコラーズの結成40周年を、タヴァナーの 《ミサ・グロリア・ティビ・トリニタス(汝三位一体に栄光あれ)》 で祝うことにしました。なぜなら、これはイギリスでこれまでに書かれたもっとも偉大な作品のひとつであり、私たちが自ら作り上げてきたレパートリーを完璧に代表するものであると、信じているからです。
 この曲はまた、歌うのが目を見張るほどむずかしく、歌手たちにはきわめて高度な専門技術が要求されます。タリス・スコラーズがポリフォニー音楽に献身しながら、40年にわたって成し遂げてきたものを披露するのに、これ以上にふさわしい作品はないと、私は感じました。タヴァナーの芸術の、そしてまた私たち自身の芸術の、集約なのです。
 ピーター・フィリップス(日本語訳:SOREL)






BEARTON



BCD098
\2100→\1890
Enjoy Wagner/ Joanna Michna
 ワーグナー/ピアノ編曲集

 1. Wagner/ Czerny:Rienzi,Rondo OP. 758/1(4:54)
 2. Wagner/ Zuricher Vielliebchen-Walzer(1:11)
 3. Wagner/ Raff: Der Fliegende Hollander,Andante des
  Quetto,Salon-Etude(7:10)
 4. Wagner/ Liszt: Der Fligende Hollander,Spinnerlied(6:10)
 5. Wagner/ Polka(0:34)
 6. Wagner/ Liszt: Tanhauser,O du mein holder Abendstern(6:12)
 7. Wagner/ Raff: Tannhauser.Sextet,Salon-Etude(4:33)
 8. Wagner/ Liszt: Lohenrin,Elasa Traum(3:42)
 9. Wagner/ Liszt: Tristan und Isolde,Isoldens Liebestod(6:30)
 10. Wagner/ Ankunft bei den schwarzen Schwanen(3:51)
 11. Wagner/ Tausig: Der Ring Des Nibelungen, Die Walkure,
  Der Ritt der Walkuren(5:56)
 12. Wagner/ Tausig: Der Ring Des Nibelungen, Die Walkure,
  Siegmunds Liebesgesang(4:34)
 13. Wagner/ Elegie(1:32)
 14. Wagner/ Busoni: Der RinG Des Nibelungen
   Gotterdammerung(8:26)
Joanna Michna(p)
 


BCD099
\2100→\1890
Scherzi/ Joanna Michna(p)
 スケルツォ/ショパンと
バラキレフ、ムソルグスキー、シェルルフ
 1. Chopin: Scherzo H-Moll/ in B minor op.20(9:10)
 2. Balakirew: Scherzo H-Moll/ in B minor No.1(9:17)
 3. Chopin: Scherzo B-Moll/ in B flat minor op.31(10-:43)
 4. Balakirew: Scherzo B-Moll/ in B flat minor No.2(10:04)
 5. Chopin: Scherzo Cis-Moll/ in C sharp minor op.39(8:10)
 6. Mussorgski: Scherzo Cis-Moll/ in C sharp minor(6:26)
 7. Chopin: E-Dur/ in E major op.54(11:39)
 8. Kjerulf: Scherzo E-Dur/ in E Major op.29(3:23)
Joanna Michna(p)
 

CDB052
\2400
Witold Lutoslawski(1913-1994)
 1. Concerto cello and Orchestra(26:17)
 2. Concero for Pinao and Orchestra(24:27)
 3. Symphony No.4(21:52)
Robert Cohen(cello)
Ewa Poblocka(piano)
Jerzy Maksymiuk(con)
Orchestra Sinfonia Varsovia



CASSIOPEE


969538
\2000
Danse - Musique Vol.138
BARRE
1. Plies: deux 1/2 Plies, un grand plies et un grand plie et
ports de bras ou penche en avant
2. Degages sur si le roi m'avait donne(paris)
3. Battements tendus jetes sur Cadet Rousselle
4. Ronds de jambe a terre avec ports de bras
5. Battements fondus:2 battements fondus sur 2 mesures
6. Battements frappes sur cest la mere Michel
7. Ronds de jambe en l'air; un rond de jambe en l'air sur deux
8. Petits battelments sur le cou de pied sur il etait un
9. Developpes sur est -il rien sur la terre
10. Grands battements sur Malbrough s'en va-t-en
11. Adage sur au clair de la lune
12. Jambe sur la barre; 4 eme position et 2 eme position
13. Releves face a la barre sur nous sommes venus
MILLIEU
14. Adage sur il etait freres en France
15. Exercice de dagages ou battements tendus alternes
16. Pirouettes sur Je me suis t'engage
17. Pas de bourree sur le bon roi Dagobert
18. Grands battements sur sont 3 jeunes garcons
19. Excercice de pas de bourree et assembles sur a Paris
20. Enchainement de sauts de chat sur la mere Michel
21. Danse a reegler sur tous les bourgeois de chartres
22. Ronde sur il y avait dix filles dans un pre
23. Marche sur nous n'irons plus au bois
24. Ronde sur il court il court le furet
25. Excercice a regler 8 mesures a 2/4 et 8 mesures
26. Ports de bras et reverence a regler
(53分30秒)
Pietro Galli(p)(ピエトロ・ガリ)(ピアノ)
パリ・オペラ座の専任バレエ・ピアニスト
バレエの教則的なCDが一流の専任ピアニストにより演奏。
 

969539
\2000
Danse - Musique Vol.139
BARRE:
1. Plies: deus 1/2 plies,un grand plie,ports de bras ou
2. Battements tendus ou degages sur salut la compagnie
3. Battements tendus jetes sur c etail la fille a not voisin
4. Ronde de jambe a terre: preparation en 5 eme position
5. Battements fondus
6. Battements frappes sur mon pere
7. Developpes sur voici la Saint-Vincent qui vient
8.. Petits battements sur le cou de pied sur d'manderai
9. Grands battements sur sur le pont du nord
10. Petits battements cloche sur Orleans Beaugency
11. Adage sur a mon secours mes enfants
12. Jambe sur la barre:une phrase de 8 mesurres
13. Releves face a la barre sur viens,viens,viens
MILIEU:
14. Adage sur lorsque Renaud
15. Battements tendus ou degages sur d'ou venez-vous
16. Battements tendus jetes sur la mariee s'en va devant
17. Educatif de pirouettes; releve pose 1/4 tours a droite
18. Excercice de pas de valse lente sur mettons notre habit
19. Petits sauts sur quand j'tais chez mon pere
20. Sissone, tendu, plie assemble,tendu
21. Rode sur beau papillon vite marie-toi
22. Marche sur of' le joli p'tit bois mesdames
23. Excercice face a la barre sur une valse
24. 2 eme exercice sur pointes face a la barre
25. Pour les garcons;tendu,plie 1/4 de tour a droite
26. Contredanse sur c'etait la servante a Nicolas
27. Rode sur ou vas-tu pauvre boiteux
28. Ports de bras et reverence sur il faut bouter
(57分20秒)
Pietro Galli(p)(ピエトロ・ガリ)(ピアノ)
 

969540
\2000
Danse - Musique(Vol.140)
BARRE:
1. Exercice preparatois face la barre jumbe droire
2. Plies; 2 grands plies et ports de bras ou penche en avant
3. Battements tendus ou degages sur un beau jour au
4. Battements tendus jetes sur l'autre jour sur
5. Ronds de jambe 1 terre 4 ronds de jambe suivis
6. Battements fondus; un battement fondu
7. Battements frappes sur bonsoir, madane de ceans
8. Ronds de jambe en l'air; 3 ronds de jambe
9. Petits battements sur le cou de pied
10. Developpes
11. Grandes Battements sur Quand jetais chez
12. Adagio inspire par cest damins
13. Jambe sur la harre en 4eme position a la seconds-
MILIEU:
14. Adagio sur est- il premis cette maison
15. Battements tendus ou dagages sur
16. Ballements jetes sur le vin necessaire.
17. Educatif pour les pirouettes
18. Pas de bourree sur entre vous les jeunes
19. Ronds sur mon pere m'a donne un mari,
20. Excercice a 3 temps pas de valse et a 2 temps
21. ler saut; assemble. Plie.tendu(2 fois) sissone
22. 2eme saut avec glissade; plie,tendu(8fois)
23. Rode sur a qui dansera le mieux
24. Exercice de tours en l'air, releve, plie
25. Excercice de pointe face a la barre avec
26. Rode sur l'autre jour dans une senne
27. Ports de bra et reverence sur sance
(57分30秒)
Pietro Galli(p)(ピエトロ・ガリ)(ピアノ)
 

969541
\2000
Danse - Musique Vol.141
BARRE;
1. Exercice preparatoire face a la barre; jambe droite
2. Plies et ports de bras; 2 grands plies; deux 1/2 plie
3. Battements tendus ou degages sur
4. Battements tendus jetes sur cest le berger Quercy
5. Rondes de jambe a terre sur m'en revenant
6. Batteements fondus sur quand j'allais voir ma mie
7. Battements frappes sur en r'venant des moissons
8. Developpes sur St. Malo de Lille
9. Petits battements sur le cou de pied sur 3 amants
10.Ronds de jambe en l'air sur 2 mesures a 3 temps
11. Grands battements sur nous allons nous marier
12. Adage sur ya-t-a gogo
13.Jambe sur la barre en 4 eme position
MILIEU:
14.Battements tendus ou degages
15. Adage sur ah! Cest un jour de Paques
16.Excercice de pirouttes sur d'ou viens
17. Pas de bourree sur quand Marion va-t-au moulin
18. Pas de valse sur quand la bergere s'en va-t-au champ
19.Chasses sur l'on dit que j'ai 12 amoureux
20. Educatif de ballonnes sur
21.Balances sur Ne prenes pas femme au mois
22. Pas de valse et temps leves en arabesque
23.Ronde sur j'aime bien mon cotillon rouge
24. Succeesion de sissone, plie tendu suivis
25. Rods sur comme j'avais des sabots
26.Educatif de deboules excecute par 1/2 tours
27.Ports de bars et reverence sur
(57分35秒)
Pietro Galli(p)(ピエトロ・ガリ)(ピアノ)





UNITED CLASSICS


T2CD2 013011
\1600
J.S.バッハ:カンタータ集
 カンタータ第49番「われ希望をもちて歩み求めん」BWV.49、
 第51番「もろびとよ、歓呼して神を迎えよ」BWV.51、
 第82番「われは満ち足れり」BWV.82 
マルティン・ハーゼルベック指揮、
ムジカ・アンジェリカ・バロック管弦楽団、他
ドミニク・ラベル(Sop)
フローリアン・ベッシュ(Br)
 

T2CD2 013012
(2CD)
\2400
ハイドン:オラトリオ「四季」
 1975年録音
ヴォルフガング・ゲンネンヴァイン指揮、
ルートヴィヒスブルク城音楽祭管弦楽団、他
ヘレン・ドナート(Sop)
アダルベルト・クラウス(Ten)
クルト・ヴィトマー(Bs)
 

T2CD2 013013
\1600
モーツァルト(ヨハン・アンドレ編):
 3つのクラリネット四重奏曲
 ヴァイオリンソナタ第26番、第28番、
 ピアノ三重奏曲第1番(クラリネット四重奏曲版)
エリック・ホープリチ(Cla)
アンサンブル・レザデュー
 

T2CD2 013014
\1600
テレマン:マタイ受難曲 パル・ネメト指揮、
カペラ・サヴァリア、他
マルティン・クライトマン(Ten)
クラウス・メルテンス(Bs)、他
 

T2CD2 013015
(2CD)
\2400
ヴェルディ:歌劇「エルナーニ」 ジュリアーノ・カレッラ指揮、
イタリア国際管弦楽団、他
ヴィンチェンツォ・ラ・スコラ(Ten)
ダニエラ・デッシー(Sop)
パオロ・コーニ(Br)
ミケーレ・ペルトゥージ(Bs)
マリーナ・ジョルジョ(Sop)
ディエゴ・コッス(Ten)
リッカルド・リストーリ(Br)、他
 

T2CD2 013016
(3CD)
\3000
サンマルティーニ:交響曲全集
 歌劇「メメット」JC.88より序曲、
 交響曲ヘ長調JC.38、ハ長調JC.7、第3番ヘ長調JC.37、ニ長調JC.14、
 第5番変ロ長調JC.66b、ヘ長調JC.33、ヘ長調JC.34、ト短調JC.59、
 ニ長調JC.15、イ長調JC.65、ト長調JC.39、ヘ長調JC.35、
 変ロ長調JC.66a、ヘ長調JC.36、ハ短調JC.9、イ長調JC.64、
 ニ短調JC.23、ニ短調JC.23、変ロ長調JC.67、ヘ長調JC.32
ダニエレ・フェラーリ指揮、
イ・ジョヴァンニ・ディ・ヌオヴァ・カメリスティカ
















8/6(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ALIA VOX



AVSA 9899
(SACD HYBRID)
\2000→\1690
アストレ時代の話題の名盤
 サヴァール、コープマン、パンドルフォ、ローレンス=キング共演

ディエゴ・オルティス(c1510〜c 1571):
 『変奏論』(1553)巻末より「ヴィオラ・ダ・ガンバのためのレセルカーダ集」
  (1)定旋律「ラ・スパーニャ」による6曲のレセルカーダ
  (2)マドリガル「おお幸福な私の目よ」による4曲のレセルカーダ
  (3)ヴィオラ・ダ・ガンバ独奏のための4曲のレセルカーダ
  (4)カンシオン「優しい思い出」による4曲のレセルカーダ
  (5)テノール(バッソ・オスティナート)による9曲のレセルカーダ
ジョルディ・サヴァール(Gamb)
トン・コープマン(Cemb、Org)
ローレンツ・ドゥフトシュミット(ヴィオローネ)
ロルフ・リスレヴァン(ビウエラ)
パオロ・パンドルフォ(Gamb)
アンドリュー・ローレンス=キング(Hrp)
 ALIA VOXヘリテージ・シリーズ最新盤
 アストレ時代の話題の名盤が、SACDHybridの高音質で鮮やかに復活!ルネサンス宮廷の高貴な響き美しい、ガンバ・レセルカーダ集

 録音:1989 年4 月、サン・マルティーノ教会(エミーリア、イタリア)

 かつて、アストレ・レーベルから発売されたサヴァールの優秀録音をSACD Hybrid 盤で蘇らせる「ヘリテージ・シリーズ」から、待望の最新盤が発売されます!
 今回リリースされる運びとなったのは、16 世紀に活躍したスペインの作曲家オルティスのレセルカーダ集(旧品番:ES 9967)。1990 年にリリースされた折、トン・コープマン、アンドリュー・ローレンス=キングといった豪華共演者を配した質の高い演奏で大きな評判を集めた、アストレ時代の名盤です。
 サヴァールが奏でるガンバの深い響きと、他の古楽器陣とが織りなす艶やかで繊細なハーモニーをSACDhybrid 盤の高音質で堪能出来るのはファンにとって嬉しい限りでしょう!サヴァールは2013 年9 月に待望の来日も控えており、注目必至です!
 1553 年にローマで出版されたオルティスの『変奏論』は、ヴィオラ・ダ・ガンバの装飾や変奏のやり方を譜例と共に書き記した音楽理論書。2010年には日本語訳も発売され、未だ神秘のヴェールに包まれたルネサンス時代の奏法を知る貴重な資料として世界的に注目を集めています。サヴァールが録音したレセルカーダ(リチェルカーレ)集は、この著書の巻末に収録されていた譜例曲集。「ラ・フォリア」や「ドゥルス・メモワール」といったお馴染みの作品を含め、スペイン宮廷の高貴な響き垣間見える優美な小品がまとめあげられています。オルガンやハープと織りなす典雅なハーモニーは思わず溜息漏れる美しさ。
 一度は廃盤となり、現在まで入手困難な状況が続いておりましたので、最近サヴァールを聴き始めたという方にも是非お勧めしたいタイトルです。







C−AVI MUSIC



4260085532940
\2600→\2190
シュパヌンゲン音楽祭ライヴ・シリーズ2012
 テツラフ兄弟、ヴァイトハウス

クララ・シューマン:
 (1)ピアノ三重奏曲ト短調 Op.17
シューベルト:
 (2)弦楽四重奏曲第13番イ短調D804「ロザムンデ」
 (3)弦楽三重奏曲第1番変ホ長調D471
(1)アンティエ・ヴァイトハース(Vn)
 ターニャ・テツラフ(Vc)
 グニラ・スッスマン(P)
(2)クリスティアン・テツラフ(Vn)
 アンティエ・ヴァイトハース(Vn)
 レイチェル・ロバーツ(Va)
 ターニャ・テツラフ(Vc)
(3)ゲルガナ・ゲルゴヴァ(Vn)
 フオルカー・ヤコブセン(Va)
 アルバン・ゲルハルト(Vc)
 シュパヌンゲン音楽祭ライヴ・シリーズ2012、テツラフ兄弟、ヴァイトハウスら豪華なメンバーが揃った夢の音楽祭

 録音: 2012年6 月、ライヴ/68’40

 「C Avi」レーベルの好評シリーズ、シュパヌンゲン音楽祭ライヴ・シリーズ。毎回出演陣が豪華なことでも注目されています。このアルバムにはお馴染のアンティエ・ヴァイトハース、テツラフ兄弟らが参加したクララ・シューマンとシューベルトの作品。叙情的な旋律をたっぷり歌い上げるクララ・シューマン「ピアノ三重奏曲ト短調」。ヴァイオリンの美しい旋律、2 本の弦とピアノが、絶妙に溶け合う演奏は冒頭から惹きこまれます。
 そしてシューベルトの晩年に作曲された弦楽四重奏曲第13 番「ロザムンデ」。美しいシンプルのメロディーに溢れた、ロマンティックな作品。シューベルトらしい名旋律を名手たちが、至極の演奏を披露しています。
 


4260085532957
\2600→\2190
シュパヌンゲン音楽祭ライヴ・シリーズ2012
 フォークトと共演したイブラギモヴァのドビュッシー!

(1)リリ・ブーランジェ:ピアノ三重奏曲のための2つの小品
(2)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 L140
(3)ナディア・ブーランジェ:チェロとピアノのための3 つの小品
(4)ドビュッシー:チェロとピアノのためのスケルツォ ニ長調L 27
(5)ヒンデミット:ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのためのトリオ第2番(1933)
(1)ワンチェン・リ(Vn)
 ターニャ・テツラフ(Vc)
 グニラ・スッスマン(P)
(2)アリーナ・イブラギモヴァ(Vn)
 ラルス・フォークト(P)
(3)(4)グスタフ・リヴィニウス(Vc)
 アンナ・リタ・ヒタチ(P)
(5)クリスティアン・テツラフ(Vn)
 フオルカー・ヤコブセン(Va)
 バーソロミュー・ラフォレット(Vc)
  録音: 2012年6 月、ライヴ/63’48

 「C Avi」レーベルの好評シリーズ、シュパヌンゲン音楽祭ライヴ・シリーズ。
 毎回出演陣が豪華なことでも注目されています。このアルバムには、今最も輝いているヴァイオリニストの一人アリーナ・イブラギモヴァが参加しています。色彩的なドビュッシーのヴァイオリン・ソナタをラルス・フォークトと共に演奏しています。イブラギモヴァの研ぎ澄まされた感性とフォークトの美音が、ドビュッシーならではの幻想的で情緒的な音楽を見事に表現しています。
 またその他に、夭折のフランスの天才女性作曲家リリ・ブーランジェとその姉のナディア・ブーランジェ、そしてヒンデミットの作品など、多彩なプログラムが収録されています。

C−AVI MUSIC

4260085532841
(4CD)
\6000→\4590
ルール・ピアノ・フェスティヴァル・エディションVol.30 〜 2012年録音集
 CD1 (72’23) フアン・ペレス・フロリスタン
  シューベルト:さすらい人幻想曲ハ長調D790,Op.15
  ドビュッシー:子供の領分
  ファリャ:ファンタジア・ベティカ
  バルトーク:ピアノ・ソナタSz.80
  リスト:ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」〜イゾルデの愛の死 S447
  ヒナステラ:アルゼンチン舞曲集第3番「ガチョウの踊り」
    録音:2012 年5 月9 日アルテ・ロンホール、ライヴ
 CD2 (73’45) アレクセイ・ゴルラッチ
  ブラームス:4つのバラードOp.10
  ドビュッシー:前奏曲第1巻〜第4曲「夕べの大気に漂う音と香り」第7曲「西風の見たもの」
  第8曲「亜麻色の髪の乙女」、第2巻〜第12曲「花火」
  ショパン:練習曲Op.10、マズルカOp.67-4、華麗なる大円舞曲
    録音:2012 年6 月9 日HCC ドルトムント、アンフィ- ザール、ライヴ
 CD3 (67’45) チェン・チャン
  J.S.バッハ:フランス風序曲BWV831
  ベートーヴェン:6つのバガテルOp.126
  ゴドフスキー:J.シュトラウス「こうもり」の主題による交響的変容
  ドビュッシー:ベルガマスク組曲より「月の光」、レントより遅く
    録音:2012 年6 月9 日HCC ドルトムント、アンフィ- ザール、ライヴ
 CD4 (67’15) ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ
  リスト:巡礼の年「第2年イタリア」より「ダンテを読んで−ソナタ風幻想曲」
  メシアン:4つのリズム・エチュードより「火の鳥 第1&2」
  ドビュッシー:12の練習曲より「半音階のために」「装飾音のために」
  ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
  ドビュッシー:前奏曲第2巻より第8曲「水の精」
    録音:2012 年5 月23 日メールス、カンマームジークザール、ライヴ
 ゴルラッチ、ヌーブルジェら注目の若手ピアニストが集結したルール・ピアノ・フェスティヴァル2012

 ドイツの、ライン、ルール川周辺の都市で行われるルール・ピアノ・フェスティヴァル。エッセン、ドルトムントのコンサートホールをメインに世界中からピアニストが集結し、ソロ・リサイタルはもちろんのこと、デュオ、コンチェルト、ジャズまであらゆるピアノ作品を演奏する、ピアノ・ファンは必聴の音楽祭です。
CAvi-music からリリースされている本シリーズは今回で第30 集となり、2012 年の音楽祭での4 人のピアニストによるリサイタルを収録したセットとなります。

【フアン・ペレス・フロリスタン】
1993 年セビリア生まれ。あのエリザベート・レオンスカヤに見出された若きスペインのピアニスト。今回の出演がルール・ピアノ・フェスティヴァルのデビューとなります。ロマン派の作品から、彼の本領を発揮するスペインものまで、鮮やかに弾きこなしています。ルールの地元紙は、「決してテクニックだけに頼ることがない、彼の小さな手は、聴衆を感動に包みこんだ」と評しています。
【アレクセイ・ゴルラッチ】
1988 年ウクライナ生まれ。ハノーファー音楽大学にてカール・ハインツ・ケマーリンクに師事。2006 年浜松国際ピアノコンクール、第60 回ARD 国際音楽コンクール(ミュンヘン)ピアノ部門で優勝を果たすなど、数々のコンクール受賞歴がある、将来有望な若手ピアニストです。彼も今回の出演がルール・ピアノ・フェスティヴァルのデビューとなり、ドルトムントで行われた演奏会は完売になる程の人気を博しました。ブラームス、ドビュッシー、ショパンの作品を大胆な表現と美しい音色で聴かせてくれます。
【チェン・チャン】
2011 年クララ・ハスキル国際コンクールで中国人として初めて優勝した逸材。デビューとなった今回のルール・ピアノ・フェスティヴァルでは、ゴドフスキーの「こうもりの主題による交響的変容」を弾き聴衆を沸かせました。
【ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ】
1986 年生まれ。2010/11年シーズンにはヨーロッパ・コンサート協会から“ ライジング・スター” の栄誉を与えられ、日本でもラ・フォル・ジュルネ音楽祭に毎年出演し、その高い音楽性で日本のファンの心を掴んでいます。また世界の有名オーケストラ、指揮者との共演も数多く、2013 年11月にはパーヴォ・ヤルヴィ率いるパリ管とリストのピアノ協奏曲第2番を演奏する予定です。2012年のルール・ピアノ・フェスティヴァルのハイライトともなった彼の演奏会は、完売。ラヴェルの「高雅で感傷的なワルツ」では、音楽の立体的な奥行きと、繊細で美しい音色が素晴らしい演奏を聴かせてくれています。





HMF

HMU 907493
\2600
クラシックとジャズ、ふたつの「くるみ割り人形」
(1)チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」組曲Op.71a(全8曲)
(2)同(デューク・エリントン&ビリー・ストレイホーン編):
 「くるみ割り人形」組曲(1960)
  【序曲/トゥート・トゥート・トゥーティ・トゥート(葦笛の踊り)/
   ピーナッツ・ブリトル・ブリゲイド(行進曲)/
   シュガー・ラム・チェリー(金平糖の踊り)/間奏曲/
   ザ・ヴォルガ・ヴォーティ(トレパーク)/
   シノワズリー(中国の踊り)/
   ダンス・オブ・フロリドアズ(花のワルツ)/
   アラベスク・クッキー(アラビアの踊り)】
(1)スティーヴン・リッチマン(指)
 ハーモニー・アンサンブル・ニューヨーク
(2)ルー・タバキン(t-sax)
 ルー・ソロフ(trp)
 ビル・イーズリー(cl)
 ヴィクター・ルイス(drum)
 ジョージ・ケイブルス(Pf)
 
 録音:2011 年11-12 月/ディメンナ・クラシック音楽センター、マリー・フラグラー・キャリー・ホール①、2010 年9 月/アヴァター・スタジオ②(ニューヨーク)/DDD、54’17”

 チャイコフスキーの不朽の名作「くるみ割り人形」は、さまざまな形態に編曲されて親しまれていますが、ジャズの王様デューク・エリントンのアレンジもLP 時代からベストセラー盤でした。当アルバムの指揮者スティーヴン・リッチマンは、そのコロムビア・リリースのLP をたまたま聴かされ、すっかり魅了されました。スミソニアン博物館に所蔵されていたオリジナル・スコアの印刷譜が最近出版されたこともあり、チャイコフスキーのオリジナルとエリントンのジャズ版を、同一指揮者で一枚のアルバムにしてみるという初の試みを思いたちました。
 リッチマンはHMF からガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」を、ポール・ホワイトマン・バンドが初演した際のオリジナル版で録音するなど、こだわりを持つ指揮者ですが、ジャズにも深い理解と鋭い演奏を見せ興味津々。
 エリントンによるジャズ編曲は、彼と助手のビリー・ストレイホーン(「A 列車で行こう」の作曲者)により1960 年に行われ、その絶妙なクロスオーバーぶりが「ハーレムのくるみ割り人形」の異名をとりました。バレエ音楽がアメリカ的なダンス音楽に変身し、チャイコフスキーのメロディがすっかりジャズに変身している様はあっぱれ。良く知られた曲だけに、編曲の妙がわかりやすく、誰もが眼を輝かされること間違いありません。
 収録ナンバーはエリントンの名盤と同じですが、今回の演奏はニューヨーク・ジャズ界の現役の名手勢ぞろい。テナー・サックスのルー・タバキンは秋吉敏子の夫君としても有名な名手。トランペットのルー・ソロフはクインシー・ジョーンズのバンドのメンバーで、マンハッタン・ジャズ・クインテットの看板アーチストでもあります。クラリネットのビル・イーズリーは60 年代後半、ジョージ・ベンソンのバンドで活躍しました。彼らの妙技が見もの。コンボではないビッグバンド的なアンサンブルを得意とする人たち、巧さに脱帽させられます。エリントンの完全リメイクというより、現代ニューヨークの名手たちによる豪華盤の登場です。




IPPNW

IPPNW 76
\2400→\2090
IPPNW 慈善演奏会
 —相馬子どもオーケストラ&コーラスの設立に向けて—
  ルリン・フィル12 人のチェリスト、石坂団十郎、ル・ムジケ・クァルテット

  (1)ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」 ヘ長調 op.96
  (2)シェーンベルク:弦楽三重奏曲 op.45
  (3)ピアソラ:リベル・タンゴ
  (4)ピアソラ:アディオス・ノニーノ
  (5)バカラック:自由への道
  (6)ピアソラ:フーガと神秘
  (7)滝廉太郎:荒城の月

(1)ル・ムジケ・クァルテット
 [シモン・ベルナルディーニ(第1ヴァイオリン)、
  クリストフ・ホラーク(第2ヴァイオリン)、
  アンドレアス・ウィルウール(ヴィオラ)、
  ウルリケ・ホフマン(チェロ)]
(2)カイ・フォーグラー(ヴァイオリン)
 ウルリッヒ・アイヒェナウアー(ヴィオラ)
 石坂団十郎(チェロ)
(3)-(7)ベルリン・フィル12人のチェリストたち

KKC 5336
(日本語帯・解説付)
\2800
 若手実力派チェリスト、石坂団十郎やベルリン・フィル12 人のチェリストも参加!福島県の児童オーケストラ基金のサポートを目的としたIPPNWチャリティコンサート〜ライヴ・イン・ベルリン

 録音:2012 年9月、ベルリン・フィルハーモニー 室内楽ホールにおけるライヴ/DDD、68’58、ライヴ

 このCD はIPPNW(核戦争拡散防止国際医師会議)慈善演奏会として、2012 年9 月ベルリンにて「相馬子どもオーケストラ」の設立を目指した、エル・システマジャパンの活動を支援するためのチャリティコンサートのライヴ収録です。この活動にベルリン・フィル12 人のチェリストや若手実力派チェリスト石坂団十郎、ル・ムジケ・クァルテットなど、世界的アーティストが参加し、被災地の復興に向けた活動を支援しました。心を一つにした演奏を聴くことができます。
 演目はル・ムジケ・クァルテットが演奏したドヴォルザークの弦楽四重奏曲第12 番「アメリカ」やベルリン・フィル12 人のチェリストが演奏したピアソラのリベル・タンゴ、フーガと神秘など様々な作曲者の作品が演奏されました。このCD の最後に収録された滝廉太郎の荒城の月は被災地の復興を願う、祈りを捧げているような演奏です。
 このCD の収益金額の一部は、東日本大震災の復興支援として、エル・システマジャパンを通して、福島県相馬市にて実施する「相馬子どもオーケストラ」の活動のために寄付されます。






BERLIN CLASSICS


BC 0300530
\2200
ホルンとピアノのための音楽集
 ラインベルガー:ホルンソナタOp.178/
 グリエール:小品Op.35より/
 グラズノフ:グラズノフ:夢想Op.24/
 シューマン:アダージョとアレグロOp.70/
 サン=サーンス:ロマンスOp.36、Op.67/
 R.シュトラウス:アンダンテOp.Posth.
フェリックス・クレイザー(Hrn)
クリストフ・ケイマー(pf)
 

BC 0300548
\2200
クレア・ファンチ(pf)
 チャイコフスキー(プレトニョフ編):組曲「眠れる森の美女」
 プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」からの10の小品 Op.75
クレア・ファンチ(pf)




OMM

OMM0090
\1800
Philip Glass/ Concert of the Sixth Sun
 1. Deer Flowers
 2. Wise Man
 3. Hikuri
 4. Falling Rocks
2012年グラスがメキシコ山間部に旅行した時にWixarika Peopleに影響を受けた。
Philip Glasspassion to unravel the mystery of what music really is has been present throughout his entire career. He has expressed this passion through his  travels around the world engaging with musicians of different ethnic and cultural backgrounds and creating nw music with them.
 In this recording of the Concert of the Sixth Sun, he collaborates with his Wixarika friends allowing us aglimpse of his indigenous world of mystery and spiritual beauty.


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


REGIS


RRC 1403
\1100
ロシアの作曲家によるピアノソナタ集
 チャイコフスキー:ピアノソナタOp.37
  スヴャトスラフ・リヒテル(pf)/
 グラズノフ:ピアノソナタ第2番、
 メトネル:ピアノソナタOp.22
  エミール・ギレリス(pf)
スヴャトスラフ・リヒテル、
エミール・ギレリス(pf)
 

RRC 1404
\1100
コープランド自作自演集
 バレエ音楽「アパラチアの春」、組曲「入札地」
  アーロン・コープランド指揮、ロンドン交響楽団/
 バレエ音楽「ビリー・ザ・キッド」
  アーロン・コープランド指揮、ボストン交響楽団
 

RRC 3016
(3CD)
\2300
ユーディ・メニューイン(Vln)ヴァイオリン協奏曲名演奏集
 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲Op.3-10、
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲K.216
  バース祝祭室内管弦楽団/
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
  ルドルフ・ケンぺ指揮、
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
  コンスタンティン・シルヴェストリ指揮、
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
  ワルター・ジュスキント指揮、
  フィルハーモニア管弦楽団/
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲Op.64
  エフレム・クルツ指揮、
  フィルハーモニア管弦楽団/
 エルガー:ヴァイオリン協奏曲
  エドワード・エルガー指揮、
  ロンドン交響楽団(1932年7月録音)







ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD トップページへ



Copyright(C) 2013 ARIA−CD.All rights reserved.