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≪第72号アリアCD新譜紹介コーナー≫


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像



9/6(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

HMF

HMC 802156
(2SACD HYBRID
+1DVD)
特別価格
\5100→\4590
ルネ・ヤーコプス、マタイ受難曲を録音!
 J.S.バッハ:マタイ受難曲

   DVD(NTSC、リージョン・オール)付き!
ヴェルナー・ギューラ(福音書家/ T)
ヨハネス・ヴァイサー(キリスト/ Bs)
ソプラノ/イム・スンヘ[12,13,27a,48,49]
クリスティーナ・ローテルベルク[8,30]
アルト/ベルナルダ・フィンク[5,6,27a,38,39,59,60]
マリー=クロード・シャピュイ[51,52]
テノール/トピ・レーティプー[19,20]
ファビオ・トゥリュンピ[34,35]
バス=バリトン/コンスタンティン・ヴォルフ[56,57]
バス/アルットゥ・カタヤ[22,23,30,42]
ルネ・ヤーコプス(指揮)
RIAS 室内合唱団
Staats- und Domchor Berlin(ベルリン大聖堂合唱団)
ベルリン古楽アカデミー
 ヤーコプスのマタイ満を持してついに登場!合唱の配置方法など注目点満載の注目盤!

 録音:2012 年9 月/テルデックス・スタジオ・ベルリン

 ヤーコプスが遂にマタイ受難曲を録音しました!幼い頃、ボーイ・ソプラノとして演奏に参加したことをはじめ、ヘレヴェッヘ(1984)、そしてレオンハルト(1990) のレコーディングにもアルトとして参加、そして何度もこの作品を指揮してきたヤーコプス。まさに、満を持して世に送り出す、記念碑的録音といえるでしょう。
 「マタイ受難曲」は、2 つの合唱と管弦楽のグループを持つ大規模な作品。この初演はトーマス教会で行われましたが、教会の構造や記録等を見ても、その時は、ひとつのグループは正面の祭壇のところに、そしてもう片方のグループは、礼拝参列者の後ろの、バルコニーのようなところで演奏されたと考えられます(しかもそれぞれの位置は24 メートルほども離れていました)。ヤーコプスは、このレコーディングに際し、合唱を、ソリストも含む24 人のPrincipal 合唱団と12 人のRemote 合唱団に分け、配置をこれまでのように左右に置くのではなく、前後に配置しています。このことにより、音楽面、音響(録音)面の両方で、素晴しい効果を生んでいます。Principal 合唱にはエヴァンゲリストやイエス役のソリストも含まれ、受難の物語にダイレクトに関わり、生々しい描写をしていきます。Remote の方は、たとえば冒頭の合唱曲では「いずこへ?」などのパートを担当、さまよえるような雰囲気を醸成しています。管弦楽も同様の割合で分け、これまでにない音世界。ただ、これは当時の演奏を再現しようとするためのものではなく、あくまでもバッハのアイディアを具現化させようという検討と試行錯誤の結果です。
 冒頭合唱が入るまでのオーケストラの前奏から、通奏低音が刻むひたひたとしたリズムに、管・弦楽器が美しく絡む極美の世界。合唱も非常に柔らか。それぞれのアリアも、歌手が歌う言葉ひとつひとつはもちろん、器楽パートにもすみずみまで血が流れているのを感じます。通奏低音も、アルパーマンのオルガン、野入志津子のリュートなど、場面場面に非常に寄り添った音楽。ギューラのエヴァンゲリストも、出過ぎることはありませんが、物語の起伏に寄り添った語り部ぶりで見事。SACD HYBRID でオーディオ的にも魅力なのも注目です!

 DVDは、トータル46分、録音風景や、ヤーコプスらへのマタイ受難曲についてのインタビュー(日本語字幕はありません)など、情報満載。
 今回のレコーディングは、演奏陣の配置も注目点なだけに、録音風景を映像で確認できるのはうれしいところです。







RONDEAU

ROP4041
\2000
J.S.バッハ(1685-1750):主の昇天祭日用のカンタータ集
 1.カンタータ「信じて洗礼を受けし者は」BWV37
 2.歓呼のうちに神は昇天したもう BWV43
 3.ただキリストの昇天によりてのみ BWV128
ヨハネス・ヒルデブラント(合唱団内ソプラノ)
コンラッド・ツーバー(合唱団内ソプラノ)
シュテファン・カーレ(合唱団内アルト)
マルティン・デッケルマン(合唱団内アルト)
ヤコブ・ヴェッツィック(合唱団内アルト)
クリストフ・ゲンツ(テノール)
マルティン・ペッツォールド(テノール)
ゴットホルト・シュヴァルツ(バス)
マティアス・ヴァイケルト(バス)
ライプツィヒ・聖トーマス教会合唱団
ゲヴァントハウス管弦楽団
ゲオルク・クリストフ・ビラー(指揮)
録音 ライプツィヒ 聖トーマス教会
 このアルバムにはキリスト教の典礼暦の中でも、もっとも大きな祝いの一つである「昇天日」のための3つのカンタータが収録されています。基本的に復活祭から40日後の木曜日とされています。
1724年に初演された第37番のカンタータは短いながらも充実した曲で、器楽パートにはルターのコラールから引用された部分もあり、声楽パート以上に聴き応えのあるものです。テキスト自体は昇天よりも、洗礼を受けることについての考察と喜びであり、神を信じる本質が喜ばしく語られます。
 第43番は1726年に初演。短いながらも2部構成、11曲からなる重厚なカンタータです。トランペット、ティンパニ、オーボエの活躍が見事です。
 第128番は力強く晴れやかなコラール合唱で始まる美しいカンタータ。
 聖トーマス教会合唱団の少年たちによるアルトとソプラノのソロ・パートはいつものように清冽な感動をもたらします。
 
ROP6054
\2000
消滅、そして永遠〜
 ヴォルフェンビュッテル、ヘルツォーク・アウグスト図書館所蔵の珍しい曲集

 1.アンドレアス・ハンマーシュミット(1611-1675):
  恵み深くわれらに平安を与えたまえ
 2-14.マッダレーナ・カスラーナ(1544-1590):
  マドリガル 第2集より
 15.ハンマーシュミット:天にましますわれらの父よ
 16-22.ヤーコブ・ペートリヌス(1553-1591):
  「S.ベルナルドの精神が書かれ刻まれたいくつかの歌によるジュビロの最初の本」より
 23.ヨハン・シェレ(1648-1701):
  私は知っている、救い主が生きておられることを
 24.カスパール・フォルケルラス:Wer uberwindet sich, die Welt und was auff Erden
 25.ゾフィー・エリザベート(1613-1676):神が愛した英雄女王
 26.ヨハン・エラスムス・キンダーマン(1616-1655):Ich hab ein guten Kampff gekampfft
 27.クリストフ・ハインリッヒ・プフェッファーコルン:
  Arie, darinnen die seeligst-
  Verstorbene von der noch lebenden Frau Schwester,
  und diese von jener, betrubten Abschied nimt
 28.オットー・ギベリウス(1612-1682):わが愛する神よ
 29.セバスティアン・クヌッファー(1633-1676):私は神を探し求める
 30.ジョヴァンニ・バッティスタ・チネッリ(1610-1677):祝福を今見よ
ハノーヴァー少年合唱団
カペラ・アウグスタ・グェルテルバイタナ

イェルク・ブランディング(指揮)…1.15.23-24.26.28-29
グトルン・シュレーフェル(指揮)…2-14.16-22.25.27.30
録音 2011年7月4-9日 ハノーヴァー,NDRグロッサー・ゼンデザール
 ハノーヴァー少年合唱団と北ドイツ放送の共同企画である「知られざる合唱作品」の発掘の一つであるこのアルバムは、ドイツのヘルツォーク・アウグスト図書館に所蔵された知られざる作品を集めたものです。この図書館はブラウンシュヴァイク・リューネブルク公領を治めたヘルツォーク・アウグスト鏡(1579−1666)のコレクションを基本としており、とりわけルター派教会にまつわる資料の蔵書量は他の追随を許しません。
 収録作品のほとんどは、まず他で聴くことのできないものであり、資料的にも貴重ですが、何より演奏の素晴らしさも特筆ものです。
  

ROP6069
\2000→\1890
マリア・グラーフ(ハープ)
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):生誕100年-キャロルの祭典
 1.聖母賛歌
 2-6.ハープのための組曲 Op.83
 7.誕生日のお祝い Op.92
 8-19.キャロルの祭典 Op.28
 8つの民謡編曲
  20.やれやれ嫁はもらったが
  21.彼女は燕のように
  22.レマディ
  23.すがすがしい朝
  24.ひとり寂し
  25.ホワイト・ロックのディヴィッド
  26.えせ紳士の道行き
  27.鳥追いの歌
 28.詩篇第70番「神よ、すみやかにわたしを救い出し」
マリア・グラーフ(ハープ)
スザンヌ・ベルンハルト(ソプラノ)
レーゲンスブルク大聖堂少年合唱団
ローランド・ビュッフナー(指揮)
 2013年11月23日のブリテン生誕100年を記念して制作されたこのアルバム。メインの曲は「キャロルの祭典」で、レーゲンスブルク少年合唱団の素朴さと精緻さを併せ持つ感動的な合唱は、いやでも祝祭的雰囲気を高めるものです。
 ソプラノ、スザンヌ・ベルンハルトとマリア・グラーフのハープ伴奏で歌われる「8つの民謡編曲」は、もともとは素朴なメロディであったはずのこれらの曲に、ブリテンがとびきりモダンな味付けを施しているもので彼の編曲の妙が楽しめます。ブリテンの「聖と俗」の両面を意識させる味わい深い1枚です。
 
ROP6071
\2000
歌声は天に響き渡る
 1.ヨハン・クリューガー(1598-1662):5声のマニフィカト 第4番
 2.ヨハン・ゲオルグ・エーベリンク(1637-1676):わが魂よ、主をたたえよ
 3.マグヌス・ペテル・ヘニングセン(1655-1702):主に向かって新しき歌を歌え
 4.レオンハルト・カメレール(?-1584):イスラエルの民は歌いぬ
 5.クリューガー:私の心は快く喜ぶ
 6.クリューガー:ボアズはルツに言った
 7.クリューガー:天の王よ、ようこそいらっしゃいませ
 8.クリューガー:イエス、わが喜び
 9.エーベリンク:主はあなたの悩みにこたえ
 10.エーベリンク:あなたの大庭にいる一日は
 11.フィリップ・ヴェストファル(?-1702):祝福された神の子の旅立ち
 12.ヘニングセン:イエスよ、私たちと共にお泊まりください
マリエンヴォーカルコンソート
マリエンアンサンブル
マリー=ルイーズ・シュナイダー(指揮)
録音 2012年10月27日 ドイツ ベルリン,聖ニコラス教会
 現在は忘れられてしまったものの、16世紀から17世紀にかけてベルリンとケルンの3つの教会(聖ニコライ、聖ペーター、聖メアリー)で盛んに演奏されていた合唱作品を復活させた意義のあるアルバムです。讃美歌作曲家として知られるヨハン・クリューガーの幾つかの作品を始め、この時代の教会音楽を知るための貴重な資料でもあります。
 
ROP6072
\2000
聖マリーエン&聖ミヒャエルのオルガン
 1.リューベック(1654-1740):前奏曲 ト長調 LubWV9
 2-4.パーセル(1659-1695):
  トランペット・ソナタ ニ長調 Z850(トランペットとオルガン編)
 5-6.メンデルスゾーン(1809-1847):
  3つの前奏曲とフーガ Op.37 第2番
 7.ラインベルガー(1839-1901):
  ヴァイオリンとオルガンのための6つの小品より 第5番「夕べの歌」
 8.J.S.バッハ(1685-1750):
  おお愛する魂よ、汝を飾れ BWV654
 9.ブラームス(1833-1897):11のコラール前奏曲 Op.122より
   第5番「おお愛する魂よ、汝を飾れ」
 10.メンデルスゾーン:オラトリオ「エリア」より
   第2部「汝、主の御前に口をつぐみ忍びて、主を待ち望め」
 11.ドヴォルザーク(1841-1904):交響曲 第9番「新世界より」-
   第2楽章 ラルゴ(編曲:C.クライバー,G.スタニェク)
 12.メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ 第2番 ハ短調 Op.65-2より第2楽章
 13.シュトゥルマイヤー(1961-):われらの希望
 14.メルケル(1827-1885):幻想曲 第5番 ニ短調 Op.176
 15.シュトゥルマイヤー:めでたし、海の星よ
 16.ジャック・ルイ・バットマン(1818-1886):鐘つき男の行進曲
 17.シュトゥルマイヤー:おお、光り輝く宝玉よ
 18.ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):
  66のコラール即興曲集 Op.65-第59番「いざ、もろびと神に感謝せよ」
ゲオルク・スタニェク(聖ミヒャエルス教会 オルガン)…1-4,8.11.14.16
リュトガー・シュトゥルマイヤー(聖マリーエン教会 オルガン)…5-6.9.12.18
エヴァ・グレープナー(オルガン)…7.10.13.15.17
コルネリウス・ケルバー(トランペット)…2-4.11
ツェネ・クルツィカイテ(アルト)…10.13.15.17
ヴォルフガンク・メーリンク(フルート)…13.15
ジェンス・ヴィルケンス(ヴァイオリン)…7
録音:2012年7月24日 聖マリーエン教会 2012年7月25日 聖ミヒャエルス教会 
 ーフ市にある2台の歴史的なオルガンに焦点を当てたオルガン作品集。バッハが強い影響を受けたと言われるリューベックやパーセルなどのバロック作品だけでなく、メンデルスゾーンを始めとしたロマン派の作品までを網羅。豊かな音色と歴史を楽しむ1枚です。
 演奏しているのはホーフ市のカントール、オルガニストのスタニェクとシュトゥルマイヤーです。シュトルマイヤーは自作も演奏。その深い音楽性をまざまざと見せつけています。
 
ROP6073
\2000
アルベルト・シュヴァイツァー(1875−1965),ランバレネ出立100周年
J.S.バッハ(1685-1750):
 1-2.トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
 3.平和と喜び持ちてわれは行く BWV616
 4.汝のうちに喜びあり BWV615
 5.主なる神よ、いざ天の扉を開きたまえ
 6-7.前奏曲とフーガ ト長調 BWV541
 8.イエスよ、わが喜び BWV610
 9.ただ愛する神の摂理にまかす者 BWV647
 10.われ心よりこがれ望む BWV727
 11-12.前奏曲とフーガ ハ短調 BWV546
 13.われら悩みの極みにありて BWV668a
 14-15.幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
 16.汝の御座の前にわれ進み出で BWV668
 17.トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564よりアダージョ
ウルリッヒ・ベーメ(オルガン)…1-15
カルムス・アンサンブル…16
アルベルト・シュヴァイツァー(オルガン)…17
録音:2012年11月20-21日 ストラスブルク 聖トーマス教会,ジルバーマン=オルガン…1-15 2013年1月10日 ライプツィヒ 聖トーマス教会…16 1936年 Sainte-Aurelie, Strasburg…17
 ドイツの牧師の子として生まれたアルベルト・シュヴァイツァー。アフリカでの献身的な医療活動と伝道を通し世界平和にも貢献した彼の名は、幼児向けの偉人伝でも語られるほどです。2013年は、そんなシュヴァイツァーが「世のために尽くすため」アフリカのガボン、ランバレネに出立して100年目の記念年です。
 生涯に渡ってバッハを敬愛し続けた彼は、バッハの命日にコンサートを何度も行った記録が残っていて、このアルバムはそんな彼の演奏会を模したものであり、ウルリッヒ・ベーメの素晴らしいオルガン演奏と、最後は感動的なカンタータで締めくくられるものです。
 ボーナスとしてシュヴァイツァー自身による演奏も収録されています。永遠の平和を願ったシュヴァイツァーの意思が伝えられたアルバムです。
 
ROP6078
\2000
イングリッシュ・ロマンテイックとトランスクリプション集
 1.メンデルスゾーン(1809-1847):夏の夜の夢-序曲(S.P.ウォーレン/T.フランク編)
 2.W.L.ウェッバー(1914-1982):奉納行進曲
 ウィットロック(1903-1946):4つの即興
  3.キャロル
  4.ディヴェルティメント
  5.フィデーリス
  6.ファンファーレ
 7.スマート(1813-1983):アンダンテ 第2番 イ長調
 8.ハウエルズ(1892-1983):ラプソディ 第3番 嬰ハ短調 Op.17
 9.ルメア(1865-1934):演奏会用幻想曲 Op.91
 10.フンパーディンク(1854-1921):歌劇「ヘンゼルとグレーテル」-
  序曲(E.H.ルメア/T.フランク編曲)
トビアス・フランク(オルガン)
録音 2013年2月10-12日 イングランド ケンブリッジシャー エリ・カテドラル ハリソン&ハリソン・オルガン
 いつの時代も「過去の作品をその時代に合わせたアレンジで演奏する」試みがなされています。それはバッハの作品やビートルズの作品などに顕著な表現方法ですが、オルガン作品でもそれは変わることがありません。
 例えば20世紀の初めに活躍したルメア(聖マーガレット教会のオルガニスト)は、彼自身の名声を高めるために数々の編曲作品と、自らの作品を合わせて演奏。もちろん彼の演奏を聴くために多くの聴衆が押し寄せたといいます。
 そんなルメアを含めた作曲家たちの珍しい曲を、トビアス・フランクが素晴らしい演奏で再現します。
 
ROP6080
\2000
The Roaring Twenties−狂騒の20年代
 1.ミルトン・エイガー(1893-1979):
  Wochenend und Sonnenschein-週末と太陽
 2.拍手と司会
 3.エルヴィン・ブーツ(1907-1982):
  Schone Isabella von Kastilien-カスティーリャの美しいイザベラ
 4.ヘルマン・フプフェルド(1894-1951):
  Mein Onkel Bumba-私の叔父さんブンバ
 5.ロッシーニ(1792-1868):
  セヴィリャの理髪師-序曲(D.ランスヴィック編)
 6.エンゲル=ベルガー(1890-1946):
  In der Bar zum Krokodil-ワニのためのバー
 7.拍手と司会
 8.ライスフェルト(1906-1991)/マルスーズ(1906-1974):
  Mein kleiner gruner Kaktus-私の小さな緑のサボテン
 9.ユルマン(1903-1971):
  Veronika, der Lenz ist da-ヴェロニカ、春はここにある
 10.パウル・リンケ(1866-1946):
  Gluhwurmchen-Idyll-グルーブリュムヘンの牧歌(ファイヴ・ジェントルマン編)
 11.W.R.ヘイマン(1896-1961):友、よき友
 12.フレド・ユング(1949-):
  An der Saale hellem Strande ? Kein Straus-Walzer, sondern ein Walzer-Straus
 13.デューク・エリントン(1899-1974):
  クレオール・ラブ・コール(H.フロマーマン編)
 14.バーリン(1888-1989):
  Puttin' on the Ritz-踊るリッツの夜(C.モーガンロス編)
 15.黒人霊歌:Swing Low, Sweet Chariot
 16.黒人霊歌:Sinner Man
 17.アルベルト・ハモンド(1944-):I'm a Train(P.ナイト編)
 18.ポール・デズモンド(1924-1977):TAKE5(I.テジャスクマナ編)
 19.A.ヴィルヘルム・エデンロス(1963-):Chili con Carne-チリ・コン・カーン
 20.拍手と司会
 21.デヴィッド・ペイチ&ジェフ・ポーカロ:アフリカ(F.ローソン編)
 22.ポラック(1895-1946):That's a Plenty(C.モーガンロス編)
 23.ショーンバーガー(1892-1983):
  Lass mich dein Badewasser schlurfen-お風呂の水を私に一口
 24.ボド・ワルトキー(1977-):最後の小品(M.ヨネツ=メンツェル編)
 25.拍手と司会
 26.フレッド・ティム(1968-):Wir konnen gar nicht singen-もう歌えません
オクタヴィアンズ(ヴォーカル・グループ)
ミヒャエル・エーベルト(ピアノ)
コンラッド・ゼッレ(コンガ)
録音 2012年9月20-21日 フォルクスバッド・イェナ
 “The Roaring Twenties”とは「狂騒の20年代」と訳されるアメリカ合衆国の1920年代を表す特別な言葉です。
 この時代のアメリカは社会、芸術、文化が著しく発展し、女性も力を持つなど社会が大きく揺れ動きました。
 酒場ではジャズが演奏され毎夜人々は浮かれ騒いでいたのです。
 この喧噪は1929年のウォール街の暴落でひとまず沈静化しましたが、この時代においての発展は次世代に語り継がれていることは間違いありません。
 そんな“良き時代”の音楽を楽しく演奏しているのは、このアルバムがデビューとなるアンサンブル「オクタヴィアンズ」。スウィングやジャズ、またポップスなどをオシャレなアレンジに乗せて、気持ち良く聴かせます。
  
ROP6083
\2000
1-6.ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
 天地創造ミサ 変ロ長調 Hob.XXII:13
7-9.J.C.バッハ(1735-1782):

 シンフォニア 変ロ長調 Op.21-1
ウテ・ゼリビック(ソプラノ)
ラヘル・ハール(アルト)
エリック・シュトクローサ(テノール)
アンドレアス・シャイブナー(バス)
ドレスデン聖母教会室内合唱団
ロイシシェス室内管弦楽団
マティアス・グリュネルト(指揮)
録音 2013年4月25-27日 タールビュリュゲル クロスター教会 ライブ収録
 ヨーゼフ・ハイドンとJ.S.バッハの第11子であるヨハン・クリスチャン・バッハは所謂「同時代の」作曲家でした。彼はバッハ一族の中で唯一のオペラ作曲家であり、ドイツの伝統にイタリアの新しい趣味を融合し、それをモーツァルトに伝えたことでも知られています。
 またロンドンで活躍したバッハの作品はしばしばハイドンの作品と組み合わされて演奏されていたこともあり、彼らの関係性は想像以上に固いものであったことは間違いありません。
 このアルバムに収録されている2つの作品も、やはり関連性のあるもので、実はバッハのシンフォニアにはハイドンのミサからの引用が含まれています。このライブ演奏はそんな時代の親密な雰囲気を丁寧に伝えてくれるものです。




TOCCATA CLASSICS


TOCC0189
\2600→\2390
ハインリッヒ・ヴィルヘルム・エルンスト(1812-1865):作品全集 第4集
 1-6.ヴァイオリン協奏曲 嬰ヘ短調 Op.23(1846)
 7-9.ヴァイオリン小協奏曲 ニ長調 Op.12(1837)
 10-13.弦楽四重奏曲 変ロ長調 Op.26(1859)
  初録音…10-13
シェルバン・ルプー(ヴァイオリン)…1-9
オーケストラ・ダ・カメラ…1-9
イアン・ホブソン(指揮)…1-9
チオンピ弦楽四重奏団…10-13
<メンバー>
エリック・プリッチャード(ヴァイオリン)
ヒシャオ=メイクー(ヴァイオリン)
ジョナサン・バッグ(ヴィオラ)
フレッド・レイミー(チェロ)
録音 :2013年4月9日…7-9 2013年4月12日…1-6 2013年3月20日…10-13 イリノイ大学 クランナート・センター,フォーリンガー・グレート・ホール
 モラヴィアで生まれ、ウィーンでヴァイオリンを学び、作曲をザイフリートに師事したエルンスト。もともと神童ともてはやされていましたが、14歳の時にパガニーニの実演を聴いて超絶技巧に目覚め、自作にも困難と思えるほどの技巧を盛り込み、華麗な作品を数多く残しました。TOCCATAレーベルからはエルンストの全作品を7集にわけてリリースし、これはその第4集にあたります。ベルリオーズやショパン、リスト、メンデルスゾーンとも友人であったエルンストらしい、美しいメロディと華麗な技巧を駆使した美しい2曲のヴァイオリン協奏曲と、弦楽四重奏曲はこの知られざる作曲家の本質を描き出すのにふさわしいものです。1952年生まれのベテラン、シェルバン・ルプーの誠実な演奏で。
 
TOCC0198
\2600
フィリップ・ファン・ヴィルダー(1500-1554):宗教音楽全集・シャンソン集
(バード、コーストン、ゴンベール、ジョスカン、タリスの作品とともに)
 1.ファン・ヴィルダー:Deo gratias
 2.ジョスカン:Homo quidam
 3.ファン・ヴィルダー:Homo quidam
 4.ファン・ヴィルダー:Pater noster
 5.タリス:Sancte Deus
 6.ファン・ヴィルダー:Sancte Deus
 7.ゴンベール:Amy, souffrez
 8.ファン・ヴィルダー:Amy, souffrez
 9.ファン・ヴィルダー:O doux regard
 10.ファン・ヴィルダー:Je file quand dieu me donne de quoy
 11.ファン・ヴィルダー:Pour vous aymer
 12.ファン・ヴィルダー:Amour me poingt, et si je me veulx plaindre
 13.コーストン:Turn thou us
 14.ファン・ヴィルダー:Shall I despair thus suddenly?
 15.タリス:O sacrum convivium
 16.タリス:Blessed are those that be undefiled
 17.ファン・ヴィルダー: Blessed art thou that fearest God
 18.バード:If in thine heart
 19.ファン・ヴィルダー:Vidi civitatem
 20.ファン・ヴィルダー:Non est qui/Non nobis, Domine
 21.ファン・ヴィルダー:Aspice Domine
 22.バード:Aspice Domine
 23.バード:Ne irascaris/Civitas sancti tui
  初録音・・・・1.3.4.6.8-14.17.19-21
カントレス
デヴィッド・アリンソン(指揮)
録音 2006年9月3-4日,2007年2月10日 キルバーン,聖アウグスティン教会
 フィリップ・ファン・ヴィルダーはヘンリー8世のお気に入りであったオランダのリュート奏者、作曲家でした。現在ではすっかり忘れられた存在ですが、当時は非常に重用された人で1529年に枢密院会議所のメンバーになってから、王のお抱えとなり、イングランド内の旅行に同行するなど、強い影響力を有していたのです。
 そんな彼の宗教的な作品と、世俗的な作品とともに、彼が相互に影響を与え立った同世代の作曲家たち、ジョスカン、ゴンベール、タリス、バードの同じテキストによる作品を収録。ヴィルダー作品の歴史における位置を探る1枚です。
  
TOCC0199
\2600
フリードリッヒ・チェルハ(1926-):ヴァイオリンとピアノ、ピアノ・ソロのための作品集
 1-3.ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番(1946-1947)
 4.カプリッチョ(1950)
 5.瞑想(1948/51)
 6.古い歌(1949/51)
 7-9.ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第3番(1954)
 10-11.2つの炸裂の反射(1956)
 12.フォーメーションとソリューション(1956-57)
 13-18.ヴァイオリン・ソロのための6つの小品(1997)
 19.ヴァイオリンとピアノのためのラプソディ(2001)
エルンスト・コヴァチク(ヴァイオリン)
マティルデ・ホールシアンゴー(ピアノ)
録音 2004年9月28-30日 ウィーン オーストリア放送
 現在フリードリヒ・チェルハの名前は、ベルクの未完のオペラ「ルル」の補筆者として知られています。チェルハ自身はウィーン音楽院でヴァイオリニストとして訓練を受け、1958年にはオーストリアの現代音楽発展のためにアンサンブル・ディ・ライエを結成、同時代の作曲家たちの作品を愛し、それらの解釈にも尽力しました。
 これらの作品のほとんどは1940年代から50年代の彼が自身で演奏するために書かれたもので、1947年のヴァイオリン・ソナタ第1番はヒンデミットやストラヴィンスキーらの影響「新古典主義」の影響を受けています。1997年に書かれた「6つの作品」はここでヴァイオリンを演奏しているコヴァチク(チェルハの友人)のために書かれたもので、この曲と「ラプソディ」にはチェルハが追求した音楽の理想の形が現れています。
 

TOCC0085
\2600→\2390
アドルフ・ブッシュ(1891-1952):クラリネット、弦楽のための室内楽作品集
 1-3.二重奏のための室内楽 第1番 Op.26a(1921)
 4-8.組曲 ヘ長調 Op.62a(1944)
 9-15.7つのバガテル Op.53a(1936)
 16-19.セレナーデ イ長調 Op.53b(1936?)
 20.創作主題による変奏曲 Op.53c(1942)
 21.ロマンス Op.53d(1943)
 22.フモレスケ イ長調 Bo015(1907)
  初録音…1-8.16-18.21.22
ベッティーナ・バイゲルベック(クラリネット)
ブッシュ・コレギウム・カールスルーエ
録音 :2012年10月25日…16-19.22 2013年5月11-12日…1-3.20.21.4-8 2013年7月7日…9-15 カールスルーエ カニシウスハウス
 ドイツの名ヴァイオリニスト、アドルフ・ブッシュ。彼は1912年にソリストとしてデビュー、やがてブッシュ弦楽四重奏団を結成し素晴らしい音楽活動を続けます。しかしヒトラーの台頭に伴い、1935年にはスイスに亡命、その後は弦楽四重奏団のメンバーとともにアメリカに渡りました。
 そんな彼、ブッシュ弦楽四重奏団としてはベートーヴェンやシューベルト作品の悠然たる解釈で知られていますが、作曲家としてのブッシュはほとんど知られていません。彼の作風は当時名高い作曲家であったマックス・レーガーの影響を受けており、21世紀に書かれた作品とはいえ、どれも調性感があり、ロマンティックな雰囲気を湛えています。
 創作主題による変奏曲は、彼の妻の誕生日のために書かれたもので幸福感に満ちた作品です。名手バイゲルベックの巧みな演奏で。

<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


IDIS



IDIS 6657
\1800\1690
ようやく発売!!再注文お待ちしております!
イタリアの名ヴァイオリニスト、デ・バルビエーリの第2 集!

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 Op.47「 クロイツェル」
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチョーソイ短調 Op.28
ノヴァーチェク:常動曲
レナート・デ・バルビエーリ(Vn)
トゥッリオ・マコッジ(P)
 録音:1956 年
クライスラー:美しいロスマリン
サン=サーンス:白鳥
レナート・デ・バルビエーリ(Vn)
ジュゼッペ・グアスタッラ(P)
 録音:1947 年
 発売が10ヶ月近く遅れていたイタリアの名ヴァイオリニスト、デ・バルビエーリの第2 集、ようやく発売!以前のご注文はすべてキャンセルとなっているので、おそれいりますが再注文お待ちしております。

 50’13

 パガニーニ国際コンクールの記念賞にその名を残す、ジェノヴァ生まれの名ヴァイオリニスト、レナート・デ・バルビエーリ(1920 − 1991)。IDIS が発売した第1集(IDIS 6622)が好評で、第2集が発売に。今回はベートーヴェンのクロイツェル・ソナタと、サン=サーンスの序奏とロンド・カプリチョーソという名曲二つが含まれているのが嬉しいところです。ノヴァーチェクの常動曲も含めてLA VOCE DEL PADRONE(伊HMV = EMI)原盤。余白にSP 復刻のクライスラーとサン=サーンスを収録。


第1弾

IDIS 6622
\1800→
\1690
名ヴァイオリニスト、デ・バルビエーリの貴重な録音!
 ディニク(ハイフェッツ編):ホラ・スタッカート
 パラディス:シチリアーノ
 モシュコフスキ( サラサーテ編):ギターレ
 カステルヌオーヴォ=テデスコ:懐かしのウィーン
 ラヴェル:ツィガーヌ
 シューマン:ロマンツェ Op.94-2
 エルガー:気紛れな女
 アクロン:ヘブライの旋律
 ヴィェニャフスキ:華麗なるポロネーズ Op.4
 パガニーニ:魔女たちの踊り
 プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1 番 ヘ短調 Op.80
レナート・デ・バルビエーリ(Vn) 
トゥッリオ・マコッジ(P)
録音:1956 年/ADD、76'52

パガニーニ国際コンクールの記念賞にその名を残すレナート・デ・バルビエーリ(1920 − 1991)は、ジェノヴァ出身で、ミッシャ・エルマンとヴァーシャ・プシホダに学んだ名手でしたが、録音が極めて少なく、今ではよほどのマニアでないと知らない名ヴァイオリニストになっていました。このCD は、1956年のHMV(= EMI)録音のLP から復刻したもの。イタリア人ならではの美しく歌い上げるヴァイオリンに酔えます。


URANIA


WS121.277
(2CD)
\1800
トスカニーニ/グレート・ライヴ・コンサート
 Venezia 1949 Festival di Musica Contemporanea

 ケルビーニ:「アナクレオン」序曲
 ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
 フランク:アイオロスの人々
 スメタナ:「モルダウ」
 R.シュトラウス:ドン・ファン Op. 20
 ワーグナー:
  ニュルンベルクのマイスタージンガー〜
   第1幕への前奏曲
ミラノ・スカラ座管
ブルックナー:交響曲第7番
 (第1楽章の最後に欠落あり)
 Recorded Live: New York, Carnegie Hall, 27 January 1935
NYP


WEITBLICK



SSS0138/39
(2CD)
\4400→\3990
ようやく発売!!再注文お待ちしております!
 ヘルベルト・ケーゲル(指揮)&ライプツィヒ放送響、同合唱団
  J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調BWV.232

 演奏タイミング:
  キリエ[22:16]、グロリア[39:18]、
  クレド[31:09]、サンクトゥス[16:21]、
  アニュス・デイ[10:13]
ヘルベルト・ケーゲル(指揮)
ライプツィヒ放送響、同合唱団
チェレスティーナ・カサピエトラ(S)
レナーテ・フランク・ライネッケ(S)
ヴェラ・ソウクポヴァ(A)
エーバーハルト・ビュヒナー(T)
ジークフリート・フォーゲル(Bs)
 いろいろあって発売が延期延期になっていたケーゲルの「ロ短調ミサ」、ようやく発売!以前のご注文はすべてキャンセルとなっているので、おそれいりますが再注文お待ちしております。以前よりお安くしましたので。

 録音:1975 年9 月16 日ライプツィヒ・コングレスハレ・ライヴ・ステレオ録音

 久々のケーゲルの新譜は、「ロ短調ミサ」です。これは演奏内容の素晴らしさから未亡人がぜひに、ということで実現しました。ライプツィヒというとバッハ演奏では伝統を誇りますが、ケーゲルの演奏は「音楽の捧げもの」編曲版くらいしか思い浮かばず、今回の登場は貴重です。合唱指揮者出身のケーゲルだけにこういう曲もお手の物で、やはり一家言あったと思われます。カラヤン、ジュリーニ、チェリビダッケのようなロマンティックな演奏とは一線を画した、極めてストイックで硬質な演奏を聴かせます。全体としてスタイリッシュで、キリリと引締まったテンポは活力に満ち、全曲があっという間に終わります。
 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。


<メジャー・レーベル>

SONY



8888373226-2
(CD+DVD)
\2400→\2190
ラン・ラン×ラトル×ベルリンフィル!究極のコンチェルト!
 プロコフィエフ&バルトーク


<CD> ※デラックス盤/通常盤 共通
 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番ハ長調 op26
 バルトーク:ピアノ協奏曲第2番ト長調 Sz.95,BB101

<DVD> ※デラックス盤のみ収録
 ラン・ラン、ラトルのインタビュー付き録音ドキュメント。
 TVドキュメント予告編。
 プロコフィエフ演奏映像より。
ピアノ:ラン・ラン
サイモン・ラトル指揮
ベルリン・フィル
8888373225-2
(CDのみ)
\2200→\1990
ラン・ランのSony Classical初のコンチェルトアルバム。20世紀の最も重要なピアノ協奏曲を2曲収録。かつてレジデンスピアニストも務めたベルリン・フィルハーモニーでの最新録音。指揮はサー・サイモン・ラトル。ラン・ランにふさわしいこの2曲は初回盤の映像でよりパフォーマンスを堪能できます。
 


8888374318-2
\2200→\1990
ジョシュア・ベル/ジョシュア・ベル&フレンズからの音楽の贈り物
クリスマス・キャロル:『God Rest Ye Merry Gentlemen(世の人忘るな)』,
ジュール・スタイン:『Let It Snow』,
ウォルター・ケント:『I'll Be HomeFor Christmas』,
ぅぅ鵐哀薀鵐斌瑛悄АGreensleeves(グリーンスリーヴズ)』,
チャイコフスキー:『くるみ割人形』メドレー,
讃美歌:『AmazingGrace(アメイジング・グレイス)』,
アダン:『O Holy Night(おお聖夜)』,
フォーレ:『Ave Maria(アヴェ・マリア)』,
フェイ・フォスター:『I Want anOld-Fashioned Christmas』,
アーヴィング・バーリン:『White Christmas(ホワイト・クリスマス)』,
クリスマス・キャロル:『O Tannenbaum(もみの木)』,
ブロッホ:『Baal Shem(バール・シェム)〜Simchas Torah(歓喜)』,
ジミー・ヴァン・ヒューゼン:『The Secret of Christmas』,
マニー・クルツ:『Christmas Auld Lang Syne(蛍の光)』,
アレクセイ・イグデスマン:『Christmas Confusion』,
グルーバー:『Silent Night(きよしこの夜)』
ジョシュア・ベル(Vn)/
アリソン・クラウス(Vo:),
ジュリアン・レイジ(G:),
ロブ・ムース(Vn:),
フランキー・モレノ(Vo, P:),
チック・コリア(P:),
ストレイト・ノー・チェイサー(ヴォカール・グループ:),
ブランフォード・マルサリス(Sax:),
クリスティン・チェノウェス(Vo:),
スティーヴン・イッサーリス(Vc:┃),
ルネ・フレミング(Sp:),
クリス・ボッティ(Tp:),
プラシド・ドミンゴ(Vo:),
サム・ヘイウッド(P:),
マイケル・ファインスタイン(Vo:),
グロリア・エステファン(Vo:),
アレクセイ・イグデスマン(Vn:),
リチャード・ヒャンキ・ジュー(P:),
ニューヨーク市ヤングピープルズ・コーラス(), 他

 正統的なクラシック作品を中心にグラミー賞も受賞、アカデミー賞も受賞した「レッド・バイオリン」では映画音楽も担当するなど、多岐にわたる方面で活躍する世界的ヴァイオリニスト、ジョシュア・ベル。彼が今までの演奏家活動の中でめぐり合った選りすぐりのリスペクトすべきミュージシャンたちと共演したクリスマスのためのコラボレーションアルバムです。ここに収録された曲は、どれもどこかで聴いたことのクリスマスの曲。それを、様々なジャンルのアレンジで聴かせてくれます。
 ルネ・フレミングやドミンゴの大御所オペラ歌手、グロリア・エステファンなどポピュラー歌手や人気ブロードウェイ歌手、チック・コリアやブランフォード・マルサリスなどの名ジャズ奏者など、そうそうたるゲストとの共演が繰り広げています。クリスマスには人々の切なる願いが込められているように、これらの曲にもその願いは満ちています。これらの演奏を聴くと、必ず私たちを暖かい気持ちにさせてくれるはずです。
 【録音】 2009 & 2013年、[デジタル:セッション]
 

8888376158-2
\2400
クァドリーガ・コンソート/寒い冬の日に〜古いイギリスのクリスマスのための音楽とキャロル集
 1 : A Wassail, a Wassail (English Traditional),
 2: 'Twas in the Moon of Wintertime (Huron Traditional),
 3 : The Moon Shines Bright (EnglishTraditional) ,
 4: Tune No. 176 (Ireland) ,
 5: The Holy and the Ivy (English/French Traditional),
 6: A Naoidhe Naoimh (O Holy Child) (ScottishTraditional) ,
 7: To Shorten Winter's Sadness,
 8: Don Oiche Ud I mBeithil (That Night in Bethlehem) (Irish Traditional),
 9: Christmas Eve /Christmas in Killarney /
   Christmas Day in the Morning /
   The Day Before Christmas (Irish Traditional),
 10: Pat-a-Pan (English/French Traditional),
 11: Taladh ar Slanaighear (Our Saviour's Lullaby) (Scottish Gaelic Traditional),
 12: On a Cold Winter's Day (Irish Traditional) ,
 13: A Babe Is Born Allof a Maid (English Traditional),
 14 , This Is the Truth Sent from Above,
 15: Wexford Carol (English/Irish Traditional) ,
 16: Gower Wassail(Welsh/English Traditional),
 17: Drive the Cold Winter Away (English Traditional),
 18: Deck the Hall (English Traditional)
クァドリーガ・コンソート
 (中世&トラディショナル・アンサンブル)
クァドリーガ・コンソートは、古楽をポップ・ミュージックの起源ととらえ、イギリス中世のバラードと歌曲、ケルトと宮廷音楽の伝統から陽気なダンス音楽に至るまで、ピリオド楽器を使用して親しみやすい音楽を奏で注目を浴びているオリジナル楽器のアンサンブルです。
 古風なメロディは、彼らの典型的で本格的な音楽の基礎となって、斬新な解釈は、ヨーロッパの若者までも心を揺さぶっています。「今日の多くのポップ音楽に含まれる愛、憧れ、喜びと悲しみの表現は、古代の歌と比較してあまりにも薄すぎます。それほど古典歌曲や音楽は直感的なのです」。
 そうした数多くの古い音楽の中から、イギリスのクリスマスの音楽やキャロルを、古めかしい宗教的な音楽ではなく、現代的なポップな感覚で演奏しています。
 昨年ドイツのインディ・レーベルで発売されて評判を呼び、このたびドイツ・ハルモニア・ムンディ・レーベルでワールドワイドで発売されることになりました。
 【録音】2013年1月,オーストリア, ガルス・アム・カンプ, ガートルード教会[デジタル:セッション]
 


8888373515-2
\2400→\2190
エヴァ・エルテル&ヴェッセリン・スタネフ/
 ウンディーネ〜フルートとピアノのための作品集

 ハイドン:『人魚の歌』,
 フランツ・クサヴァー・モーツァルト:
  『フルートのためのロンド ホ短調』,
 メンデルスゾーン:『葦の歌 Op.71-4』『フルート・ソナタヘ長調』,
 モーツァルト:『フルート・ソナタ ホ短調K.304』,
 シューベルト:『湖のほとりで D.746』,
 ビゼー:『シレーヌ』,
 ライネッケ:『フルート・ソナタ ホ短調Op.167』,
 シューマン:『海の妖精 Op.125-1』,
 ドニゼッティ:『アンダンテ・ソステヌート』
エヴァ・エルテル(Fl),
ヴェッセリン・スタネフ(P)
 ヨーロッパで、モダン・フルート、フラウト・トラヴェルソ奏者として活躍しているエヴァ・エルテル。ザンクト・ガレンに生まれ、バーゼル音楽大学とフライブルク音楽大学で、ペーター・ルーカス・グラーフらに師事。また、バーゼル・スコラ・カントールムでバロック・フルート、ロンドンでレイチェル・ブラウンにも師事しています。
 バーゼル室内管弦楽団、バーゼル・シンフォニエッタ、カペラ・コロニェンシス、イル・ジャルディーノ・アルモニコ、アル・アイレ・エスパノールなど、モダン楽器&古楽オーケストラのフルート奏者も務めています。ここではフルートのために書かれた作品だけでなく、ヴァイオリンや歌曲のために書かれた作品もモダン・フルートのために編曲して演奏されています。
 リストの演奏などでカリスマ性を備えた絶妙なデュナーミクと、切れのよい技巧をもつヴェッセリン・スタネフのピアノも、ここでは古典的な作品らしい繊細な感覚でサポートしていきます。
 【録音】2013年1月, チューリヒ放送局スタジオ[デジタル:セッション]


オリジナル・アルバム・クラシックス


■豪華アーティストの名盤5枚をスリップ・ケースに収め、お買い得な価格でご提供!ただ、おそらくすぐに廃盤となると思われる。

8888376783-2
(5CD)
\3500
ジョン・ウィリアムス/オリジナル・アルバム・クラシックス
【Disc1】
 J.Sバッハ:
  『リュート組曲第1番ホ短調BWV.996』
  『リュート組曲第2番(パルティータ)イ短調BWV.997』:
  『リュート組曲第4番ホ長調BWV.1006a』
  『リュート組曲第3番イ短調BWV.995』/
【Disc2】
 アルベニス:
  『グラナダ』『アストゥーリアス』『セビリャ』『舟歌』『コルドバ』
  『朱色の塔』『カディス』『サンブラ・グラナディナ』『タンゴ』/
 シューベルト (J・ウィリアムズ&ガニング編):
  『アルペジオーネ・ソナタ イ短調D.821』,
 ジュリアーニ:『ギター協奏曲第1番イ長調Op.30』/
【Disc4】
 テレマン:『ブーレ・アラ・ポラッカ』.
 スカルラッティ:
  『ソナタ ホ長調K.380』『ソナタ ニ短調K.213』『ソナタ イ長調K.322』,
 J.S.バッハ:『シャコンヌ』,
 クープラン:『クラヴサン曲集第1巻第6組曲〜神秘的な障壁&刈り入れをする人たち』,
 スカルラッティ:『ソナタ イ短調K.175』『ソナタ ニ長調K.159』,
 ロンカルリ:『パッサカリア』,
 ヴァイス:『ファンタジー』『カエタン男爵の墓』『パッサカリア』/
【Disc5】《Places Between》
 『イントロダクション』『エクストラ・タイム: 1〜3』
 『ストレンジ・カムフォーツ』『サンガラ』『スロウ・ダブ』
 『ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド』『ラ・ウルティマ・カンシオン』
 『エル・トトゥーモ』『トライアンギュラー・シチュエーションズ』
 『マリンケ・ギターズ』『プレイセズ・ビトゥイーン』
 『ピース、ラヴ & ギターズ: 1〜3』『ジャンジョン』『ミトパ』
ジョン・ウィリアムス(G)/
オーストラリア室内管弦楽団(Disc3),
ジョン・エスリッジ(G:Disc5)
 現代のクラシック・ギター界に君臨する唯一無二の帝王、“キング・オブ・ギター”ジョン・ウィリアムス。先般、今年いっぱいで引退することを表明し、今年10月の来日公演が、日本で聴ける最後のチャンスとなってしまいます。
 1963年にCBSと契約して以来、膨大な録音を残していますが、その中からバッハ, アルベニス, バロックもの、そして「アルペジョーネ・ソナタ」の協奏曲風への編曲版、コンテポラリー・ギタリストと組んで録音したアルバムなど、彼の代表的なアルバム5枚を集めたものです。輝きと強さに満ち、澄み渡った音色は、ギターの魅力を存分に伝えてくれます。【演奏】【録音】1974〜1975年(Disc1), 1980年(Disc2), 1998年(Disc3), 1987年(Disc4), 2006年(Disc5)
 

8888376787-2
(5CD)
\3500
ヤッシャ・ハイフェッツ/プレイズ・ヴァイオリン・コンチェルト
【Disc1】
 チャイコフスキー:『ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35』,
【Disc2】
 ベートーヴェン:『ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61』,
【Disc3】
 メンデルスゾーン:『ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64』,
 プロコフィエフ:『ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調Op.63』,
【Disc4】
 ブラームス:『ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77』,
【Disc5】
 ブルッフ:『ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26』,
 モーツァルト:『ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218』
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)/
フリッツ・ライナー(指揮)
シカゴ交響楽団[Disc1&4],
シャルル・ミュンシュ(指揮)
ボストン交響楽団[Disc2&3],
マルコム・サージェント(指揮)
ロンドン新交響楽団[Disc5]
 ハイフェッツのステレオ録音による協奏曲の名演5枚。これらの協奏曲の録音は、いずれも現在にいたるまでカタログに残る定番として高い評価を受けています。どれもが、ハイフェッツにしか成し得ない個性的なヴィルトゥオジティを満喫できます。いずれも1950年代〜1960年代のRCA最盛期のLIVING STEREOの名録音です。サージェントとのロンドンでの録音は、当時RCAが提携関係にあった英デッカのスタッフによって収録されました。 【録音】1957年(Disc1), 1955年(Disc2), 1959年(Disc3), 1955年(Disc4), 1962年(Disc5)
 

8888376786-2
(5CD)
\3500
アルトゥール・ルービンシュタイン/プレイズ・ショパン
ショパン:
 【Disc1】
  『ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11』,
 【Disc2】
  『ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21』
  『アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.23』,
 【Disc3】
  『24の前奏曲 Op.28』,
 【Disc4】
  『ショパン:ワルツ集(全14曲)』,
 【Disc5】
  『バラード第1〜4番』
アルトゥール・ルービンシュタイン(P)/
アルフレッド・ウォーレンステイン(指揮)
ロサンジェルス・フィルハーモニック[Disc1],
アルフレッド・ウォーレンステイン(指揮)
シンフォニー・オブ・ジ・エア[Disc2]
 20世紀最大のピアニスト、ルービンシュタインの定番ともいえるショパン録音を集めたもの。ピアノ協奏曲第1番ワルツ集はルービンシュタイン全盛期の1953年に録音されたモノラル盤が選ばれているのが珍しいです。「24の前奏曲」はルービンシュタイン唯一の録音で、1946年のモノラル録音。 【録音】1953年(Disc1), 1958年(Disc2), 1946年(Disc3), 1953年(Disc4), 1959年(Disc5)
 

8888376784-2
(5CD)
\3500
ジェームズ・ゴールウェイ/オリジナル・アルバム・クラシックス
【Disc1】
 メルカダンテ:
  『フルート協奏曲ニ長調』
  『フルート協奏曲ロ短調』『フルート協奏曲ホ長調』/
【Disc2】
 C.P.E.バッハ:
  『フルート協奏曲ト長調H.445 Wq.169』
  『フルート協奏曲イ長調H.438 Wq.168』
  『フルート協奏曲ニ短調H.426』/
【Disc3】
 クヴァンツ:
  『フルート協奏曲ト長調』『フルート協奏曲ハ長調』
  『フルート協奏曲ト短調』『フルート協奏曲ニ長調』/
【Disc4】
 ペルゴレージ:『フルート協奏曲第1番ト長調』,
 ガルッピ:『フルート協奏曲ニ長調』,
 ピチェンティーニ:『フルート協奏曲ト長調』,
 タルティーニ:『フルート協奏曲ト長調』/
【Disc5】
 フォーレ(ゴールウェイ編):『ソナタ イ長調Op.13』、
 ヴィドール:『フルートとピアノのための組曲Op.34』,
 ドビュッシー(ゴールウェイ編):
  『牧神の午後への前奏曲』『レントより遅く』『亜麻色の髪の乙女』『小舟にて』
ジェームズ・ゴールウェイ(Fl)/
クラウディオ・シモーネ(指揮)
イ・ソリスティ・ヴェネティ[Disc1&4],
イェルク・フェルバー(指揮)
ハイルブロン・ヴュルテンブルク室内管弦楽団[Disc2&3],
クリストファー・オライリー(P)[Disc2&3]
 世界のトップ・フルーティスト、サー・ゴールウェイの偉大なる足跡。[Disc1〜4]は、バロックの技巧的要素を含むフルート協奏曲。[Disc5]は、フランスの作品をフルート用に編曲して演奏したものです。ゴールウェイの朗々と鳴り渡る輝かしい音色と、おおらかで生命力にあふれた歌い口。ゴールウェイだけしか成し得ない演奏ばかりが収録されたものです。【録音】1987年(Disc1), 1989年(Disc2&3), 1991年(Disc4), 1994年(Disc5)



<映像>


OPERA AUSTRALIA(映像)

オーストラリアの国立オペラ・カンパニーである「Opera Australia」は最高経営責任者クレイグ・ハッサールと芸術監督リンドン・テッラチーニが主導し、オーストラリアの文化生活の向上と維持、新しい芸術の開発に日夜邁進しています。
 美しい景観で知られるシドニー・オペラ・ハウスを中心として、他には野外でのオペラ(無料公演も含む)などを併せると、年に600 以上の公演が行われ、その質も非常に高く、また多くの公演はオーストラリア国営放送(ABC)で放送されるなど、生活に密着したオペラを次々に提供しています。
 ※CDも同時発売
OPOZ56038DVD
(DVD)
\3000
プッチーニ(1858-1924):歌劇「蝶々夫人」3幕
 ジョン・ルーサー・ロング…原作
 ジュゼッペ・ジャコーザ&ルイージ・イッリカ…台本
  収録 2012年11月 メルボルン アーツ・センター
蝶々さん…大村博美(ソプラノ)
B.F.ピンカートン…ジェームズ・エッグルストーン(テノール)
ゴロー…グレアム・マックファーレーン(テノール)
スズキ…サイアン・ペンドリー(メゾ・ソプラノ)
シャープレス…バリー・リャン(バリトン)
神官…クリフォード・プランプトン(バリトン)
役人…グレゴリー・ブラウン(台詞)
ボンゾ…ジャド・アーサー(バス)
ヤマドリ公爵…サムエル・ドゥンダス(バリトン)
ケイト・ピンカートン…ニコル・カー(メゾ・ソプラノ) 他

オペラ・オーストリア合唱団
オーケストラ・ヴィクトリア
ジョヴァンニ・レッジョーリ(指揮)

モッファト・オクセンボウルド(ディレクター)
ピーター・イングランド&ラッセル・コーエン(デザイナー)
ロバート・ブライアン(照明)
OPOZ56039BD
(Blu-ray)
\3000
日本語字幕あり
蝶々さんは時代に翻弄されただけの女ではなく、確固たる意志を持って行動した強い女性なのだ
<DVD/Blu-ray> 収録時間:150分 音声:イタリア語歌唱    ステレオLPCM2.0ch/dtsデジタルサラウンド5.1ch(DVD) ステレオLPCM2.0ch/dts-HDマスターオーディオ5.1ch(Blu-ray) 字幕:英語,ドイツ語,フランス語,スペイン語,イタリア語,韓国語,日本語 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク
Blu-ray…単層 25GB 1080i FULL HD
 アメリカの海軍士官ピンカートンは、日本での「ひと時の妻」を探すため結婚斡旋業者のゴローに紹介を頼みます。ゴローは15歳の可憐な蝶々さんを彼に会わせますが、彼女は真実の愛を願っており、ピンカートンのきまぐれさを理解することはできません。
 彼女はピンカートンと結婚するために、キリスト教に改宗するまでも真摯な思いを貫きますが、当のピンカートンはあくまでも「ひと時の愛」と考えています。
3年後、任務が終わったピンカートンはアメリカに帰国。蝶々さんは彼との愛児を胸に抱きながら夫の帰りを待つのです。しかしその頃ピンカートンは、アメリカ本国で正式な結婚をしていたのでした・・・。彼の妻ケイトと対峙した蝶々さんは固い決意のもと自らの命を絶つのです。
 プッチーニの作品の中でもとりわけ人気の高い「蝶々夫人」ですが、日本人がこのオペラを見る時には、どうしても細部の差異に目が行ってしまう傾向がるようです。しかし「他文化の人たちの目に映る日本」というものについて考えることができるのも、このオペラの特徴の一つと言えるのではないでしょうか。
 とはいえ、この演出は、日本伝統の文化に触発された豪華な衣装や照明と、最小限の装置を使うことで全く違和感のない舞台が作り上げられています。蝶々さんを歌うのは日本人期待のソプラノ大村博美さん。東京藝術大学大学院修了後、イタリア・ミラノで研鑽を積み現在はフランス在住の実力派です。パワフルさと繊細さを併せ持つ芯のある歌声と表現力は今後の活躍も期待させます。
 
OPOZ56029DVD
(DVD)
\3000
ヴェルディ(1813-1901):歌劇「椿姫」3幕
 フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ…台本
  収録 2012年 シドニー・ハーバー
ヴィオレッタ・ヴァレリー(椿姫)…エマ・マシュー(ソプラノ)
アルフレード・ジェルモン…ジャンルカ・テッラノーヴァ(テノール)
フローラ・ベルヴォア…マーガレット・プルンマー(メゾ・ソプラノ)
アンニーナ(ヴィオレッタの小間使い)…サラ・スィーティング(ソプラノ)
ジョルジョ・ジェルモン(アルフレードの父)…ジョナサン・サマーズ(バリトン)
ガストーネ子爵…マルティン・バッキンガム(テノール)
ドゥフォール男爵…ジェームズ・クレイトン(バリトン)
グランヴィル(医師)…ジョン・ボルトン・ウッド(バス)

オペラ・オーストリア合唱団
オーストラリア・オペラ&バレエ管弦楽団
ブライアン・キャッスル=オニオン(指揮)

フランツェスカ・ザンピエッロ(ディレクター)
ブライアン・トムソン(ステージ・デザイナー)
テス・ショフィールド(衣装)
ジョン・レイメント(照明)

OPOZ56030BD
(Blu-ray)
\3000
日本語字幕あり
劇場から外の世界に飛び出した悲劇のヒロイン
<DVD/Blu-ray>収録時間:141分 音声:イタリア語歌唱    ステレオLPCM2.0ch/dtsデジタルサラウンド5.1ch(DVD) ステレオLPCM2.0ch/dts-HDマスターオーディオ5.1ch(Blu-ray) 字幕:英語,ドイツ語,フランス語,韓国語,スペイン語,イタリア語,日本語 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク Blu-ray…単層 25GB 1080i FULL HD
 ヴェルディの全ての歌劇の中でも、1.2を争う人気作「椿姫」。この世界で最も愛される作品は、これまでにも数多くの歌手、オーケストラ、指揮者、そして演出家たちが手掛け、様々な舞台を作り上げてきています。
 このハンダ・オペラ・オン・シドニーハーバーのプロジェクトは、シドニー湾に特設の水上舞台を浮かべ、美しい景観で知られるオーストラリアのハーバー・ブリッジやオペラハウスをバックに幻想的な物語が繰り広げられるというものです。
 エマ・マシューの堂々としたヴィオレッタ、まばゆいばかりの声を持つテノール、テッラノーヴァのアルフレード、そして星の煌めきに負けない光を放つスワロフスキーの巨大シャンデリア、そして夜空を彩る花火の儚い美しさ・・・。これらが一つになり信じられないほどのひと時を生み出すのです。ステージの下に隠されたオーケストラは、おなじみブライアン・キャッスル=オニオンが抜群の統率力を駆使して味のある音楽を紡ぎ出しています。
 

OPOZ56001DVD
(2DVD)
\3000
モーツァルト(1756-1791):歌劇「フィガロの結婚」4幕
 カロン・ド・ボーマルシェ…原作
 ロレンツェ・ダ・ポンテ…台本
  収録 2010年 シドニー・オペラ・ハウス
フィガロ…テディ・タフ・ローズ(バス・バリトン)
スザンナ…タリン・フィービッグ(ソプラノ)
アルマヴィーヴァ伯爵…ピーター・コールマン=ライト(バリトン)
伯爵夫人…ラシェル・ダーキン(ソプラノ)
ドン・バルトロ…ワーウィック・ファイフェ(バス)
マルチェリーナ…ジャクリーン・ダーク(メゾ・ソプラノ)
ケルビーノ…サイアン・ペンドリー(メゾ・ソプラノ)
ドン・バジーリオ…カネン・ブリーン(テノール)

オペラ・オーストリア合唱団
オーストラリア・オペラ&バレエ管弦楽団
パトリック・サマーズ(指揮)

ニール・アームフィールド(演出・ディレクター)
デール・ファーガソン(デザイナー)
ローリー・デンプスター(照明)
OPOZ56002BD
(Blu-ray)
\3000
日本語字幕なし
男も女も、結局は愛の駆け引きが好きなんです・・・
<DVD/Blu-ray> 収録時間:183分 音声:イタリア語歌唱  ステレオLPCM2.0ch/dtsデジタルサラウンド5.1ch(DVD) ステレオLPCM2.0ch/dts-HDマスターオーディオ5.1ch(Blu-ray) 字幕:英語,ドイツ語,フランス語,スペイン語,イタリア語 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク Blu-ray…単層 25GB 1080i FULL HD
 苦労して手に入れた妻ロジーナがいるにも拘わらず、どうも最近はもっと若い女の子に目が行ってしまう浮気者のアルマヴィーヴァ伯爵。今度は忠実な家臣であるフィガロの婚約者スザンナに目を付けています。何とか彼女をものにしたいと考えた伯爵は、一度は廃止した「初夜権…権力者の自らの領地内での結婚式については、夫よりも先に妻を味わえるという不条理な決まり」を復活させてようと考えます。
 もちろん伯爵夫人もフィガロもそれを許すわけにはいきません。そんな伯爵夫人に惹かれているのは若きケルビーノ。しかし実のところ、若い彼は女性とみれば誰にでもときめきを感じてしまうのです。そんな登場人物が入り乱れて花咲く洒落た駆け引きの物語です。
 ロッシーニの「セヴィリャの理髪師」の後日談。封建貴族に使える家臣フィガロを巡る様々な人の思惑を通して、貴族社会を痛烈に批判したこの物語は、当時何度も上演禁止になるほどに刺激的なものでした。当時30歳のモーツァルトは、この物語をうまく整理し、巧妙な音楽を付けています。この上演フィガロ役のテディ・タフ・ローズがイケメン過ぎるのはご愛嬌。他の歌手たちも芸達者であり、まことにフレッシュな歌唱を聴かせます。
  

OPOZ56009DVD
(DVD)
\3000
ヴェルディ(1813-1901):歌劇「リゴレット」3幕
 ヴィクトル・ユーゴーの戯曲「王は愉しむ」…原作
  フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ…台本
   収録 2011年 シドニー・オペラ・ハウス
リゴレット(公爵に仕える道化)…アラン・オピー(バリトン)
ジルダ(リゴレットの娘)…エマ・マシューズ(ソプラノ)
マントヴァ公爵…ポール・オニール(テノール)
スパラジチーレ(殺し屋)…デイヴィッド・パーキン(バス)
チェプラーノ伯爵…サミュエル・ドンダズ(バリトン)
モンテローネ伯爵…ゲンナジ・ドゥビンスキ(バス)
マッダレーナ…エリザベス・チャンベル(メゾ・ソプラノ)

オペラ・オーストリア合唱団
オーストラリア・オペラ&バレエ管弦楽団
ジョヴァンナ・レッジョーリ(指揮)

エリア・モシンスキ(ディレクター)
マイケル・イェルガン(デザイナー)
ロバート・ブライアン(照明)
OPOZ56010BD
(Blu-ray)
\3000
日本語字幕なし
人生は愉しんだ者勝ちなのか・・・?
<DVD/Blu-ray>収録時間:131分 音声:イタリア語歌唱    ステレオLPCM2.0ch/dtsデジタルサラウンド5.1ch(DVD) ステレオLPCM2.0ch/dts-HDマスターオーディオ5.1ch(Blu-ray) 字幕:英語,ドイツ語,フランス語,スペイン語,イタリア語 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク Blu-ray…単層 25GB 1080i FULL HD
 物語の悲しい結末を予感させるかのような重苦しい序曲が終わった途端、そこに現れるのは猥雑な舞台。ダンサーが特設舞台でえげつない踊りをしている中に登場するマントヴァ公爵。彼は今、ある娘を狙っていますが、とりあえず今夜は他の女性を狙い討ち。
 そんないきさつを見ていたリゴレットの嘲笑が引き起こす恐ろしい物語。見せかけの愛、真実の愛、親子の愛、噂話、そして名誉。これらがじわじわと主人公たちを追い詰めて行きます。何と言ってもこの物語の恐ろしいところは、悪人であるマントヴァ公爵に何の報復もないところでしょうか・・・。
1851年にフェニーチェ劇場で初演された「リゴレット」。ユーゴーの戯曲を読んだヴェルディは、この主人公を「全ての劇場、全ての時代が望みうる最高の登場人物」とまで高く評価したといいます。この上演は数あるオペラ・オーストリアの演目の中でもとりわけ愛されているもので、ヴェルディの暗いメロドラマを現代のマフィア社会に置き換え、一層人間くさいドラマへと転換しています。リゴレット役のアラン・オピーの驚くほど生々しい表現力、軽薄さ満開のポール・オニールのマントヴァ公。そして清楚なマシューズのジルダ。彼らの歌を引き立てるレッジョーリの指揮。素晴らしいパフォマンスです。
 

OPOZ56014DVD
(DVD)
\3000
ギルバート(1836-1911)&サリヴァン(1841-1900):オペレッタ「ミカド」
 ウィリアム・S・ギルバート…脚本
 アーサー・サリヴァン…作曲
  収録 2011年 アーツ・センター
ミカド(帝)…リチャード・アレキサンダー(バス・バリトン)
ナンキ・プー…ケイネン・ブリーン(テノール)
ヤムヤム…タリン・フィービッグ(ソプラノ)
ココ…ミッチェル・ブーテル(バリトン)
プーバー…ワーウィック・ファイフェ(バス)
カティーシャ…ジャクリーヌ・ダーク(アルト)

オペラ・オーストリア合唱団
オーケストラ・ヴィクトリア
ブライアン・キャッスル=オニオン(指揮)

スチュアート・モーンダー(ディレクター)
ティム・グッドチャイルド(デザイナー)
カロル・トッド(コレオグラフィー)
デレク・コウッツ(照明)
OPOZ56015BD
(Blu-ray)
\3000
日本語字幕なし
どこかで見たような、でも初めてみるような・・・不思議な国で起きた物語
<DVD/Blu-ray> 収録時間:146分 音声:英語歌唱    ステレオLPCM2.0ch/dtsデジタルサラウンド5.1ch(DVD) ステレオLPCM2.0ch/dts-HDマスターオーディオ5.1ch(Blu-ray) 字幕:英語,ドイツ語,フランス語,スペイン語,イタリア語 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク Blu-ray…単層 25GB 1080i FULL HD
 ニホンの都「ティティプー」の死刑執行大臣ココの家にやってきた旅芸人ナンキ・プー(彼の真の姿は若くハンサムな皇太子で、その父はミカドです)。彼は父の決めた許嫁かてぃーしゃから逃れるために家出し、旅芸人になっているのです。そんなナンキ・プー。若く美しいヤムヤムと恋に落ちますが、彼女はココの婚約者。悔しい思いをするのです。そんな時、ココとヤムヤムが「いちゃつきの罪(!)」で死刑宣告を受けるのですが・・・。
 1885年にロンドンで初演されたオペレッタ「ミカド」。当時ナイツブリッジで開催されていた「日本博覧会」が人気を博し、イギリスで起きた空前の日本ブームに乗じた楽しい物語です。当時は“未知の国”であった日本を舞台にしながらも、実はイギリスの上流階級を皮肉った作品であり、観客はそれと知らずに批判に加担しているという凝ったものでもあります。モーンダーの演出は幻想的であり、私たちの知っている日本とは違った「ニホン」が見事に描かれています。豪華な衣装、繊細なセット。どれもが魅惑的で楽しいものです。
 登場人物がリンゴのマークの付いた機械を操作していたりと時代も上手くぼかされています。
指揮はブライアン・キャッスル=オニオン。全てにおいて溌剌とした活力ある音楽を紡ぎ出しています。途中で聞こえてくるのは「宮さん宮さん」?だったりとなんとも楽しい作品をぜひどうぞ。
 

OPOZ56017DVD
(DVD)
\3000
プッチーニ(1858-1924):歌劇「ラ・ボエーム」
 収録 2011年 シドニー・オペラ・ハウス
ミミ…タケシャ・メシェ・キザール(ソプラノ)
ロドルフォ…パク・ジ=ミン(テノール)
マルチェッロ…ホセ・カルボ(バリトン)
コッリーネ…デヴィッド・パーキン(バス)
ショナール…シェーン・ローレンス(バリトン)
ムゼッタ…タリン・フィービッグ(ソプラノ) 他

オペラ・オーストリア合唱団
オーストラリア・オペラ&バレエ管弦楽団
呂紹嘉(リュウ・シャオチャ)(指揮)

ゲイル・エドワーズ(演出・ディレクター)
ブライアン・トムソン(装置)
ジュリー・リンチ(衣装)
ジョン・レイメント(照明)
OPOZ56018BD
(Blu-ray)
\3000
日本語字幕なし
大いなる不安の時代、人々は夢の世界でひと時の快楽を得る
<DVD/Blu-ray> 収録時間:117分 音声:イタリア語歌唱    ステレオLPCM2.0ch/dtsデジタルサラウンド5.1ch(DVD) ステレオLPCM2.0ch/dts-HDマスターオーディオ5.1ch(Blu-ray) 字幕:英語,ドイツ語,フランス語,韓国語,スペイン語,イタリア語 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク Blu-ray…単層 25GB 1080i FULL HD
 物語は1830年頃のパリの学生街。その日暮らしの4人の芸術家たち…詩人ロドルフォ、画家マルチェッロ、音楽家ショナール、哲学者コッリーネの友情と、同じアパートに住むお針子ミミとロドルフォの愛が描かれています。アンリ・ミュルジェールの小説「ボヘミアン生活の情景」が原作であり、台本作成にはプッチーニ自身の注文が数多く盛り込まれ、数多くの見せ場のある悲しくも聴きどころたっぷりの作品で、プッチーニのオペラの中でも最もよく演奏されるオペラとして知られています。
 ゲイル・エドワーズはこの舞台を1930年代初頭の不安な時代のベルリンに置き換えました。
 見せかけだけの煌びやかさを誇る沈溺の街、派手なキャバレー。ここで繰り広げられるボヘミアンたちの世界は、真の貧困を忘れたふりをするかのような、置いたロマンティックでファンタスジックなものです。切ないミミ、カリスマ性たっぷりのロドルフォ、カフェで働く美しいムゼッタ。全てが儚い夢のように重厚なオーケストラの調べで歌われていくのです。
 

OPOZ56020DVD
(DVD)
\3000
レオ・ドリーブ(1836-1891):歌劇「ラクメ」3幕
 ピエール・ロティ…原作
 エドモン・ゴンディネとフィリップ・ジル…台本
 アダム・クック版を基にした演出
 収録 2011年 シドニー・オペラ・ハウス
ラクメ…エマ・マシューズ(ソプラノ)
ジェラルド…アルド・ディ・トーロ(テノール)
ニラカンサ…ステファン・ベネット(バス)
マリカ…ドミニカ・マシューズ(メゾ・ソプラノ)
ハッジ…エドモンド・チョー(テノール)
フレデリック…ルーク・ガベッディ(バス・バリトン)
オペラ・オーストリア合唱団
オーストラリア・オペラ&バレエ管弦楽団
エマニュエル・ジョエル=オルナック(指揮)
ロジャー・ホッジマン(ディレクター)
マーク・トンプソン(デザイナー)
ナイジェル・レヴィングス(照明)
OPOZ56021BD
(Blu-ray)
\3000
日本語字幕なし
「花の二重唱」「鐘の歌」のみが知られる秘曲オペラ登場
<DVD/Blu-ray>収録時間:143分 音声:フランス語歌唱    ステレオLPCM2.0ch/dtsデジタルサラウンド5.1ch(DVD) ステレオLPCM2.0ch/dts-HDマスターオーディオ5.1ch(Blu-ray) 字幕:英語,ドイツ語,フランス語,スペイン語,イタリア語 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク Blu-ray…単層 25GB 1080i FULL HD
 19世紀後半、イギリス統治時代のインドの物語。イギリス人将校のジェラルドは神聖なバラモン寺院に不法侵入してしまいます。そこで出会ったのは美しい娘ラクメ。たちまち二人は恋に落ちるのですが、彼女の父の高僧ニラカンサはバラモン寺院が冒涜されたことに怒り、ジェラルドに復讐を誓うのでした。ニラカンサはラクメの「鐘の歌」でジェラルドを誘きだし刺してしまいます。ラクメはジェラルドのために生きることを決意するのですが、結果的にジェラルドは彼女の思いに応えることはなく、ラクメは名誉ある死を選ぶのでした。
 1883年にパリのオペラ・コミック劇場で初演された「ラクメ」は、この当時パリで流行していた東洋的な雰囲気を映し出した幻想的な作品です。ただし、ラクメ役の歌手には「鐘の歌」で見られるような超絶技巧が要求され、またオーケストラの響きもかなり複雑であるため、上演機会はあまり多くありません。この上演はエマ・マシューズの素晴らしい歌唱と、ジェラルド役のテノール、アルド・ディ・トーロの輝かしい美声が印象的。オリエンタルな衣装や暖かみのある照明も、この悲劇にふさわしい風格を有しています。
 

OPOZ56023DVD
(DVD)
\3000
モーツァルト(1756-1791):歌劇「ドン・ジョヴァンニ」2幕
 ロレンツォ・ダ・ポンテ…台本
  収録 2011年 シドニー・オペラ・ハウス
ドン・ジョヴァンニ…テディ・タフ・ローズ(バス・バリトン)
レポレッロ…コーナル・コード(バス)
ドンナ・アンナ…ラシェル・ダーキン(ソプラノ)
騎士長…ダニエル・スメギ(バス・バリトン)
ドン・オッターヴィオ…ヘンリー・チョー(テノール)
ドンナ・エルヴィーラ…(ソプラノ)
ツェルリーナ…ジャクリーヌ・ダーク(ソプラノ)
マゼット…アンドリュー・ジョーンズ(バス)

オペラ・オーストリア合唱団
オーストラリア・オペラ&バレエ管弦楽団
マーク・ウィッグルスワース(指揮)

ゴラン・ヤルフェフェルト(演出・ディレクター)
マシュー・バークリー(リハーサル)
カール・フリードリヒ・オーベルル(デザイナー)
ナイジェル・レヴィングス(照明)
OPOZ56024BD
(Blu-ray)
\3000
日本語字幕なし
例え地獄に落ちてもいいから、一度こんなことをしてみたい・・・そんなオトコの夢がたっぷり
<DVD/Blu-ray> 収録時間:176分 音声:イタリア語歌唱    ステレオLPCM2.0ch/dtsデジタルサラウンド5.1ch(DVD) ステレオLPCM2.0ch/dts-HDマスターオーディオ5.1ch(Blu-ray) 字幕:英語,ドイツ語,フランス語,イタリア語,スペイン語 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク Blu-ray…単層 25GB 1080i FULL HD
 女たらしの貴族ドン・ジョヴァンニ。彼にいやいやながら使える従者レポレッロ。今夜もドン・ジョヴァンニは騎士長の娘ドンナ・アンアの部屋に忍び込みましたが失敗。逃げようとするところに現れた騎士長と争ったジョヴァンニは、彼を刺殺してしまいます。悲嘆にくれたアンナは、彼女の許嫁オッターヴィオに復讐を願います。やっと逃げ出したジョヴァンニと出会ったのは彼の昔の女、ドンナ・エルヴィーラ。ここではトラブル回避のためにレポレッロに彼女を押し付け逃げてしまうジョヴァンニ。レポレッロは有名な「カタログの歌」を歌うのです。ジョヴァンニが次に目を付けたのは結婚式を挙げたばかりのツェルリーナ。さてこのワルイ男に天罰は下るのでしょうか・・・。
 17世紀スペインの伝説的放蕩者ドン・ファンを主人公にしたモーツァルトの名作オペラ。もちろんタイトル・ロールを歌う歌手は、セクシーかつ目を見張るほどのカリスマ性を抱いていなくてはいけません。その点、このテディ・タフ・ローズは全てにおいて完璧です。イケメン、鍛え抜かれた腹筋、そして甘い低音。全ての女性は彼にメロメロです。モーツァルト自身はこの作品を「悲劇」とはせずに「喜劇的」と呼んだのですが、地獄落ちの場面などは迫力たっぷり。演出はオーソドックスであり、ジョヴァンニはスメギ演じる騎士長によって、地獄の炎に向かって放り出されるのです。
 

OPOZ56026DVD
(DVD)
\3000
R.シュトラウス(1864-1949):歌劇「ばらの騎士」3幕
 フーゴ・フォン・ホフマンスタール…台本
  収録 2010年 シドニー・オペラ・ハウス
オクタヴィアン…ロフラーノ・キャサリン・カービィ(メゾ・ソプラノ)
元帥夫人マリー・テレーズ…シェリル・パーカー(ソプラノ)
レルヒェナウ男爵オックス…マンフレッド・ヘム(バス)
ゾフィー…エンマ・ピアソン(ソプラノ)
フォン・ファニナル…ワーウィック・ファイフェ(バリトン)
イタリア人歌手…ヘンリー・チョー(テノール)
ヴァルツァッキ(陰謀屋)…アンドリュー・ブルンスドン(テノール)
アンニーナ(ヴァルツァッキの姪)…ジャクリーヌ・ダーク(アルト)

オペラ・オーストリア合唱団
オーストラリア・オペラ&バレエ管弦楽団
アンドリュー・リットン(指揮)

ブライナ・フィッツジェラルド(オリジナル・ディレクター)
ロジャー・プレス(リハーサル)
カール・フリードリヒ・オベルレ(デザイナー)
ナイジェル・レヴィングス(照明)
OPOZ56027BD
(Blu-ray)
\3000
日本語字幕なし
色々あったけど、最後は美しく終わりましょう。私の心の痛みと共に・・・
<DVD/Blu-ray> 収録時間:200分 音声:ドイツ語歌唱    ステレオLPCM2.0ch/dtsデジタルサラウンド5.1ch(DVD)    ステレオLPCM2.0ch/dts-HDマスターオーディオ5.1ch(Blu-ray) 字幕:英語,フランス語,ドイツ語,スペイン語,イタリア語 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク
Blu-ray…単層 25GB 1080i FULL HD

18世紀のウィーン。元帥夫人マリー・テレーズはそろそろ自らの容姿と若さに衰えを感じるお年頃。とはいえ、夫の留守中に若い愛人オクタヴィアンと××中。そんな時に現れた夫人の従兄オックス男爵。彼の用件は「最近若い娘ゾフィーと婚約したので、婚約申込みの使者である“ばらの騎士”にふさわしい若い貴族を紹介してほしい」というもの。彼女はオクタヴィアンをその役に推薦します。さて“ばらの騎士”としてゾフィーの元に出かけたオクタヴィアンですが、もちろん若い二人は瞬時に恋に落ちてしまって・・・。ゾフィーを取られて憤慨するオックス男爵、そしてオクタヴィアンを失う不安と闘う元帥夫人。もちろん物語はちょっぴり悲しい余韻を残してハッピーエンドになるのです。

永遠に変わらぬ女性心…時とともに移ろい行くものに対しての惜別の念…を見事に描きだしたホフマンスタールとR.シュトラウスの名作オペラ。素材自体はコミカルな味付けが施されながらも、愛、欲望、弱さなど人間の本質を鋭くえぐり出した台本、そこに付けられたまるで砂糖菓子のような甘い音楽。これはまさに大人のための「お伽話」と言ってもよいでしょう。
元帥夫人を歌うシェリル・パーカーの凛とした美しさ、素朴な風合いのキャサリン・カービィのオクタヴィアン、そして世間知らずな振りをするピアソンのゾフィー。彼女(彼も?)らに絡む、愛すべきがさつな男爵を歌うヘム。見事なドラマが浮かび上がります。いかなるオケからも豪華な響きを紡ぎ出すリットン、ここでも重厚な音楽を聞かせます。
 
OPOZ56032DVD
(DVD)
\3000
プッチーニ(1858-1924):歌劇「トゥーランドット」3幕
 カルロ・ゴッツィ…原作
 ジュゼッペ・アダーミ&レナート・シモーニ…台本
  収録 2012年 メルボルン アーツ・センター
トゥーランドット…スーザン・フォスター(ソプラノ)
カラフ(王子)…ロザリオ・ダ・スピナ(テノール)
リュー(カラフに思いを寄せる娘)…クォン・ヘソン(ソプラノ)
ティムール…ジャド・アーサー(ダッタン国の元王)(バス)
役人…シェーン・ローレンス(バリトン)
ピン…アンドリュー・モーラン(バリトン)
パン…グレーム・マックファーレーン(テノール)
ポン…デヴィッド・コルコラン(テノール)
アルトゥーム(中国の皇帝)…ベンジャミン・ラシード(テノール)

オペラ・オーストリア合唱団&児童合唱団
オーケストラ・ヴィクトリア
アンドレア・リカータ(指揮)

グレーム・マーフィー(演出・ディレクター)
クリスチャン・フレドリクソン(デザイナー)
ジョン・ドゥルモンド・モンゴメリー(照明)
OPOZ56033BD
(Blu-ray)
\3000
日本語字幕なし
どんな氷もいずれは溶ける。が、しかし、また凍ることもあるかも・・・
<DVD/Blu-ray>収録時間:124分音声:英語歌唱    ステレオLPCM2.0ch/dtsデジタルサラウンド5.1ch(DVD) ステレオLPCM2.0ch/dts-HDマスターオーディオ5.1ch(Blu-ray) 字幕:英語,ドイツ語,フランス語,スペイン語,イタリア語,韓国語 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク Blu-ray…単層 25GB 1080i FULL HD
 祖国を追われて放浪中の身であるダッタン国の王子カラフ。彼は紫禁城の広場でトゥーランドット姫を見かけ、その美しさの虜となります。しかし彼女に求婚するためには3つの謎を解かなくてはいけません。求婚の名乗りを上げたカラフはトゥーランドットのかけた謎を次々と解いていくのですが、トゥランドットは頑なに結婚を拒否します。そこで彼はなぜか、トゥーランドットに対して「誰も知らぬはずの私の名を夜明けまでに知ることができれば、私は死んでもよい」と宣言するのです。
 トゥーランドットは国中に命令を出し彼の名を知るために奔走します。果たして最後に勝利するのは誰なのでしょうか?
 アリア「誰も寝てはならぬ…Nessun dorma」で知られるプッチーニの未完のオペラ「トゥーランドット」。
 残酷なトゥーランドット姫の真意は「異国の男性に騙され失意の内に死んだ過去の姫の恨みをはらすため、全ての男性に復讐をする」というものでしたが、その氷の心が少しずつ溶けていく様子はまさに感動的であり、普遍の女心を描くものとして高く評価されています。
 この演出は、幻想的な美しさとオリエンタリズムを融合させたもので、白を基調にした衣装や不思議な装置など、極めて空想的な雰囲気に満ちています。タイトル・ロールのスーザン・フォスターの強靭な声も魅力的。全てにおいてバランスのとれた映像と言えるでしょう。















9/5(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

REFERENCE RECORDINGS


RR 131
\2100
聴きどころ満載!
 ビゼー:
  交響曲ハ長調
  「子供の遊び」Op.22
  半音階的変奏曲(ワインガルトナー編)
サンフランシスコ・バレエ管弦楽団
マーティン・ウェスト(指揮)
 サンフランシスコ・バレエ管によるビゼーゆかりの作品「交響曲ハ長調」、初全曲録音のオケ版「子供の遊び」、初CD録音の「半音階的変奏曲」など聴きどころ満載!

 HDCD、75’27

 マーティン・ウェスト指揮、サンフランシスコ・バレエ管によるビゼーのオーケストラ作品集。1855 年に作曲された交響曲ハ長調は、ビゼーが17 歳の時の作品で生前は一度も演奏されず、80 年後の1935 年にワインガルトナー指揮によってようやく初演されました。また1961 年にバランシン振付で「シンフォニー・インC」として、このサンフランシスコ・バレエで初上演された所縁のある作品です。シンプルでエレガントな響きが特徴のサンフランシスコ・バレエ管にあった、南欧の明るく楽しい雰囲気をもつ作品で美しいメロディーが印象的に登場します。
 「子供の遊び」はビゼーがピアノ連弾用に作曲した曲集で、全12 曲から5 曲を選んで小組曲として管弦楽のために編曲しています。ここでは、残りの7曲をハーシー・ケイとロイ・ダグラスが編曲した版を使用して、全12 曲のオーケストラ・ヴァージョンで初録音しました。そしてビゼーがピアノ独奏曲として作曲した「演奏会用半音階変奏曲」を大指揮者ワインガルトナーが編曲したダイナミックな作品「半音階的変奏曲」も収録されています。
 

FR 706
\2100
エミー賞受賞作曲家チャールズ・デンラー:
 アメリカン・シンフォニー第1番
 ピアノとヴァイオリンのための6つの変奏曲
スコット・オニール(指揮)
コロラド交響楽団&合唱団
 エミー賞受賞歴のあるアメリカの作曲家チャールズ・デンラー、大いなるロッキー山脈に想いを馳せた壮大な交響曲を発表!

 HDCD、44’03

 映画界やエンターテインメント界で活躍するアメリカの作曲家兼ピアニストのチャールズ・デンラーの、初となる本格的な交響曲作品第1 作となる「アメリカン・シンフォニー」が発売されます。チャールズ・デンラーはエミー賞の音楽部門を受賞するなど、アメリカでは良く知られた存在です。この作品は、アメリカの画家ジェリー・マルツァーン氏の「ロッキー山脈の日の出」という作品から影響を受けて作曲した、合唱も含む大規模で壮大な作品となっています。
 

RR 129SACD
(SACD HYBRID)
\2500
マイケル・スターン&カンザスシティ響
 ヴォーン・ウィリアムズ:
  すずめばち組曲
  「グリーンスリーヴズ」による幻想曲
 エルガー:エニグマ変奏曲 op.36
マイケル・スターン(指)
カンザスシティ交響楽団
 アイザック・スターンの愛息、マイケル・スターンによるイギリスの大作曲家の管弦楽曲集がSACD化!

 録音:2012 年、インディペンデンス( ミズーリ州)/5.1surround

 あのアイザック・スターンの愛息、マイケル・スターン指揮によるヴォーン・ウィリアムズとエルガーのオーケストラ作品集がSACD となって登場します。
 付随音楽「すずめばち」はアリストファネスの劇に基づき、序曲と4 曲からなる組曲に改編されました。別名「アリストファネス組曲」とも言われます。ヴォーン・ウィリアムズの初期の傑作で題名であるハチの羽音が見事に表現された聴きごたえの序曲から次々とユーモラスな音楽を聴かせてくれます。「グリーンスリーヴズ」による幻想曲は歌劇「恋するサー・ジョン」の第4 幕中の間奏曲を独立させたものです。「グリーンスリーヴズ」は、緑の袖の着物を着た浮気な女を歌った16 世紀末の民謡で、この幻想曲は1908 年に作曲されました。またエルガーのエニグマ変奏曲は言わずもがなの名曲ですが、スターン率いるカンザスシティ交響楽団が細部まで丁寧に組み上げた音楽を聴かせてくれます。




DANACORD



DACOCD 729
\2500→\2290
2012年フーズム城音楽祭ライヴ
 ベートーヴェン=リスト:アデライーデ S.466iii, LW A58
 リスト:憂鬱なワルツ S.214-2
 フォーレ:バラード Op.19
 アーン:《当惑したナイチンゲール》より
 デルヴァンクール:組曲《クロカンブッシュ》より
 スカルラッティ=グラナドス:
  ソナタ第7番ト短調 Kk.102,L.89、
  ソナタ第18番ト長調 Kk.547,L.S28
 マルクス:前奏曲とフーガ
 グリエール:
  前奏曲第1番ハ長調、第5番ニ長調、第9番ホ長調、第11番ヘ長調
 グートマン:夜想曲変イ長調 Op.8-1
 フォンタナ:ア・ラ・マズルカ
 シマノフスキ:マズルカ Op.50-1
 シャブリエ:3つのロマンティックなワルツ第3番ヘ長調
ヨーゼフ・モーグ(ピアノ)
ソフィア・グルバダモーヴァ(ピアノ)
サンドロ・ルッソ(ピアノ)
ジャンルカ・ルイージ(ピアノ)
アミール・テベニキン(ピアノ)
フベルト・ルトコフスキ(ピアノ)
グラウ&シューマッハー(ピアノ・デュオ)
 ピアノのためのレア・レパートリーの宝庫!2012年フーズム城音楽祭のライヴ録音が登場!

 北海に面した北ドイツの小さな港町、フーズムを舞台として1987年から毎年開催されているピアノのためのレア・レパートリーのEXPO「フーズム城音楽祭」。
 2012年の第26回には、ドイツの若き俊英ヨーゼフ・モーグや、ベルゲン・フィルハーモニック・コンチェルト・コンペティションを含む、多くの国際大会で優勝を飾っている技巧派ピアニスト、サンドロ・ルッソ、レフ・オボーリンを師にもつロシアのピアニスト、アミール・テベニキンなど、世界トップクラスのピアニストたちが集結!
 ショパンにピアノの手ほどきを受けたアドルフ・グートマンや、ヴィドールを師に持つフランスの作曲家クロード・デルヴァンクールなど、今年もフーズム城音楽祭ならではの個性的なレア・レパートリーがずらり!ピアノ・ファン要注目です!

 ※録音(ライヴ):2012年8月18日−25日、フーズム(ドイツ)


旧譜からどれか一枚、というのならコレ
2006年度フーズム城音楽祭ライヴ録音
Rarities of Piano Music at the Husum Festival 2006
DACOCD 669
\2500→\2290
2006年度フーズム城音楽祭ライヴ録音〜稀少ピアノ作品集第18集
 スクリャービン:2つの即興曲Op.12(セシル・リカド)/
 S・ボルトキエヴィチ:
  ピアノ・ソナタ第2番嬰ハ短調より第3楽章(ナデイダ・ヴラエヴァ)/
 A・リャードフ:前奏曲Op.57-1(ヘイミッシュ・ミルン)/
 N・メトネル:おとぎ話Op.51-3(H・ミルン)/
 パンチョ・ヴラディゲーロフ(1899−1978):
  ソナチナ・コンチェルタンテ嬰ヘ短調Op.28(マルク=アンドレ・アムラン)/
 C・V・アルカン:夢の中でOp.63-48(M=A・アムラン)/
 A・ソレル:ソナタ ト短調R.87&ソナタ ニ長調R.84(エルダー・ネボルシン)/
 J・S・バッハ(ルンメル編):
  カンタータ第127番《まことの人にして神なる主イエス・キリストよ》
  (ジョナサン・プロウライト)/
 レフ・プイシュノフ(1893−1955):小さなワルツ(J・プロウライト)/
 イルマリ・ハンニカイネン(1892−1855):夕べ(J・プロウライト)/
 R・シュトラウス(レーガー編):
  愛を抱いてOp.32-1(フレデリク・メインダース)/
 R・クィルター(ハフ編):
  真紅の花びらがまどろめばOp.3-2(F・メインダース)/
 F・メインダース:シューベルティアーナ(F・メインダース)/
 S・バーバー:バレエ組曲Op.28より
  第6曲ギャロップ(タール&グロートホイゼン・デュオ)/
 モイセス・モレイロ(1904−1979):ホローポ(ガブリエラ・モンテロ)
マルク=アンドレ・アムラン(P)、
ヘイミッシュ・ミルン(P)、
ジョナサン・プロウライト(P)、他
各曲の後ろの( )内に表記されているのが演奏ピアニスト
2006年8月19日〜26日の録音。

 ピアノ・ヴィルトゥオーゾの大名行列、変態技巧派の甲子園、天才ピアニストたちの華麗なる狂演、フーズム音楽祭。
 毎年まあこれだけよくやるな、と思うものの、もうこんな奇祭に出なくてもいいだろう、と思うアムランがきっちりと顔を出すあたり、やはりヴィルトゥオーゾ・ピアニストの原点、「これに出ないと始まらない」的なノリなのだろう。
 それにしてもリカドやミルン、ネボルシン、プロウライト、タール&グロートホイゼンといったメジャーどころが惜しげもなく登場していることを考えても、もうただのマニアックなお祭りで終わらなくなってきているのかもしれない・・・・とはいいながら今回も取り上げている曲がすさまじいから、そのマニアックさのレベルが落ちることはない。こんな感じでいつまでもどこまでもマニアックでいてほしい。それでこそのフーズム音楽祭。
 で、今回も早速聴いたが、いつも以上に楽しませてくれる。
 曲や演奏家をひとつひとつ取り上げるようなヤボはしない。ライヴならではの興奮と緊張感に嗚咽し、「おらおら聴けよ〜」という居丈高な演奏にひれ伏し、「あ〜、指が止まらないよう〜」というキチガイじみた演奏に身もだえする。観客も一緒に楽しんでいるリアル感がまたいい。曲が技巧追求だけでなくそれなりに楽しめるものばかりなのも嬉しい。「ちょっとこわいんだよな〜」と思ってらした方も、一度は試してみてはいかがでしょう。
 


DACOCD 737
(CD-R)
\2500→\2290
エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへのトリビュート Vol.2
 ウォルトン:チェロ協奏曲*
  (録音:2002年5月2日)
 ハチャトゥリアン:チェロ協奏曲ホ短調
  (録音:2003年10月2日)
エアリング・ブレンダール・ベンクトソン
 (チェロ)
アイスランド交響楽団
ズオファン・チェン(指揮)*
ダミアン・イオリオ(指揮)
 2013年6月、81歳でこの世を去ったデンマークの大ベテラン・チェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン。前作のエルガー&シューベルトに続くトリビュート・アルバム第2弾では、ベンクトソンの師であるグレゴール・ピアティゴルスキーのために書かれたウォルトンのチェロ協奏曲と、ユニークなハチャトゥリアンの作品をプログラミング。
 アイスランド放送に保管されていたテープから復刻された演奏は全て初出音源。

 ※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


旧譜
ベンクトソン、50年代の協奏曲録音

DACOCD 727
(CD-R)
\2500→\2290
トリビュート・トゥ・ベンクトソン
  バーバー:チェロ協奏曲イ短調Op.22*
   (1955年11月24日のライヴ録音)
  サロモン:チェロ協奏曲ニ短調Op.34
   (1959年6月16日の録音)
  ヴィゴ・ベンソン:チェロ協奏曲第1番Op.106
   (1957年8月19日のライヴ録音)
エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
ニコライ・マルコ(指揮)*
トマス・イェンセン(指揮)
デンマーク国立放送交響楽団
 1932年生まれのデンマークの大ベテラン・チェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソンの80歳を記念してデンマーク放送(DR)のアーカイヴから復刻となる3つの協奏曲録音。
 ニルス・ヴィゴ・ベンソンの「チェロ協奏曲第1番」はデンマーク初演のライヴ録音。クラウス・ビリトのリマスタリング。
 ※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。





HARP&COMPANY

CD 5050-14
\2400→\2190
〔旧譜初紹介〕
ヴィオラとハープのためのフランス・リサイタル集
 ミランダ:ヴィオラ・ダモーレとハープのための組曲
 ヘロルド:ハープとヴィオラのための4つのソナタ
 ボクサ:ノクターン Op.51-1
 ショーソン:
  ヴィオラ・ダ・モーレとハープのためのフリギア旋法による
   ギリシャの踊りヘデの歌、ピースOp.39
 リリー:ノクターン
 プルースト:ヴィオラ・ダ・モーレとハープのための鯉とカブト虫
 ダマーズ:幻覚
ラシェル・タリトマン(ハープ)
ピエール=アンリ・シュエレブ(ヴィオラ)
 フランス人作曲家を集めた室内楽作品集。ハープ奏者の母親の影響もありハープを用いた作品が多いダマーズの「幻覚」や、ハープ奏者で作曲家のボクサの「ノクターン」など古典からモダンまで楽しめるアルバム。旧譜初紹介。
 


CD 5050-15
\2400→\2190
〔旧譜初紹介〕
ドナート・ルヴレーグリオ(1841−1907):室内楽作品集
 フルートとハープのためのエコ・ディ・ナポリ・カプリッチョ Op.41
 フルートとハープのためのジュゼッペ・ヴェルディ歌劇
  《仮面舞踏会》に基づく幻想曲 Op.43
 フルート、ファゴットとハープのための
  ノルマ・デュエット・コンチェルタート Op.39
 ハープのためのマズルカ《アッファーノ・ダ・アモーレ》
 フルートとハープのためのジュゼッペ・ヴェルディ歌劇
  《アイーダ》に基づく小幻想曲 Op.80
 フルートとハープのためのトッカータ
 フルート、ファゴットとハープのためのノットゥルノ
ラシェル・タリトマン(ハープ)
マルコス・フレナーニ=マルティンス(フルート)
リュック・ローブリー(ファゴット)
 イタリア生まれのフルート奏者で作曲家のドナート・ルヴレーグリオ(1841−1907)の室内楽作品集。多くの楽器やオーケストラ作品、オリジナル作品から演劇作品に基づいた幻想曲などの作品から、フルート、ファゴットとハープに注目した作品集。
 


CD 5050-16
\2400→\2190
〔旧譜初紹介〕
ヨハン・ゲオルク・アルブレヒツベルガー(1736−1809):
 フルート、ハープとチェロのためのパルティータ ハ長調
 ハープ協奏曲*
 フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、
  チェロとハープのための小協奏曲 変ホ長調
ラシェル・タリトマン(ハープ)
マルコス・フレナーニ=マルティンス(フルート)
ダミアン・ヴェントゥーラ(チェロ)
ベンジャミン・ブロード(ヴァイオリン)
ピエール=アンリ・シュエレブ(ヴィオラ)
アンサンブル・アルペジオ*、リュック・ローブリー(指揮)*
 ウィーンで活躍したベートーヴェンやフンメルなどの師の一人でもあるヨハン・ゲオルク・アルブレヒツベルガー(1736−1809)の作品集。当時としては様々な楽器のために珍しい協奏曲を書いており、ハープ協奏曲もその一つである。ハープの伴奏としてソロとしての魅力を余すことなく聴かせてくれる。
 


CD 5050-17
\2400→\2190
〔旧譜初紹介〕
フェデリーゴ・フィオリッロ(1755−1823):
 セレナータ第1番
 セレナータ第2番
 セレナータ第3番
 ハープとフルートのためのソナタ Op.36-2
ラシェル・タリトマン(ハープ)
マルコス・フレナーニ=マルティンス(フルート)
 イタリア出身のヴァイオリン、ヴィオラ、マンドリン奏者で作曲家のフェデリーゴ・フィオリッロ(1755−1823)の作品集。1782年から1784年にはリガで指揮者を務め活躍するなど多彩な才能を発揮していた。タリトマンのハープとフレナーニ=マルティンスの優雅で繊細な音色が心に安らぎを与えてくれる。
 


CD 5050-18
\2400→\2190
〔旧譜初紹介〕
ジャン=ミシェル・ダマーズ(1928−2013):ハープのための室内楽作品集
 チェロとハープのためのソナタ
 フルート、ヴィオラとハープのための三重奏曲
 オバド
 トランペットとハープのための
  《デ・ル・オンブレ・ア・ラ・ルミエーレ》(初録音)
ラシェル・タリトマン(ハープ)
ダミアン・ヴェントゥーラ(チェロ)
マルコス・フレナーニ=マルティンス(フルート)
ジャン=ベルナール・ビーチャム(トランペット)
ピエール=アンリ・シュエレブ(ヴィオラ)
 今年の4月に亡くなったパリ音楽院の副院長も務めていたフランスの作曲家でピアニスト、ジャン=ミシェル・ダマーズ(1928−2013)のハープのための室内楽作品集。ハープ奏者を母親にもつダマーズならではのハープへの並々ならぬ思いを感じることが出来る。




SOMM(CELESTE)

SOMMCD 082
\2000
〔旧譜〕
ブリッジ:ピアノ作品集 Vol.2
 おとぎ話の組曲、秋に、牧歌的小品第1集、
 狂詩的練習曲、グラヅィエラ、劇的幻想曲、
 3つの小品、海の牧歌小組曲(第1番)、性格的小品集
マーク・ベビントン(ピアノ)
 左手のための「3つの即興曲」で有名なフランク・ブリッジのピアノ作品集第2巻。ブリッジ独特の色彩豊かな旋律を奏でるのは、近代イギリス音楽の名手マーク・ベビントン。彼の両手から放たれる音色がブリッジの作品をより精彩に富んだクオリティに仕上げている。

 2007年1月4−5日の録音。
 

SOMMCD 081
\2000
〔旧譜〕
東欧の3大作曲家のピアノ作品集
 エネスコ:ピアノ・ソナタ ニ長調 Op.24-3
 ヤナーチェク:組曲「草陰の小径にて」(第1集)
 コダーイ:7つの小品 Op.11
ニコラ・ミーチャム(ピアノ)
 19世紀後半から20世紀にかけて活躍したエネスコ、ヤナーチェク、コダーイ、東欧の3大作曲家のピアノ作品集。ピアニストは4歳でピアノを始め13歳でコンチェルト・デビューを果たしたイングランド出身のニコラ・ミーチャム。ロンドンの王立音楽院で学び、マクファレン賞など数多くの受賞歴を持つ彼女の演奏には感情が籠められており、このアルバムでもセンセーショナルな彼女の演奏が楽しめる。

 2006年8月5−6日&12日の録音。
 
SOMMCD 078
\2000
〔旧譜〕
ソプラノとギターのためのスペイン歌曲集
 ジェラール:6つの歌
 ロドリーゴ:
  3つのスペイン民謡、3つのキャロル、羊飼いの愛の歌、
  カナリア諸島のフォリア、ドゥランダルテの恋、
  アランフェス、わが思い
 ソル:12のセギディリャース
パトリシア・ロザリオ(ソプラノ)
クレイグ・オグデン
 インド、ボンベイ出身のソプラノ、パトリシア・ロザリオが歌うスペインの作曲家の歌曲集。ロンドンの名門ギルドホール音楽院で学び、2001年に大英帝国勲章を受勲、2002年にはアジア女性賞を受賞。バロックからコンテンポラリー、オペラから歌曲までと幅広いレパートリーを持つ彼女の歌声がスペインの歌曲を艶やかに歌う。

 2007年12月17−19日の録音。




OPERA AUSTRALIA(CD)

 オーストラリアの国立オペラ・カンパニーである「Opera Australia」は最高経営責任者クレイグ・ハッサールと芸術監督リンドン・テッラチーニが主導し、オーストラリアの文化生活の向上と維持、新しい芸術の開発に日夜邁進しています。
 美しい景観で知られるシドニー・オペラ・ハウスを中心として、他には野外でのオペラ(無料公演も含む)などを併せると、年に600 以上の公演が行われ、その質も非常に高く、また多くの公演はオーストラリア国営放送(ABC)で放送されるなど、生活に密着したオペラを次々に提供しています。
 ※映像ソフト(Blu-ray&DVD)も同時発売
OPOZ56040CD
(2CD)
\2300
プッチーニ(1858-1924):歌劇「蝶々夫人」3幕
 ジョン・ルーサー・ロング…原作
 ジュゼッペ・ジャコーザ&ルイージ・イッリカ…台本
  収録 2012年11月 メルボルン アーツ・センター
蝶々さん…大村博美(ソプラノ)
B.F.ピンカートン…ジェームズ・エッグルストーン(テノール)
ゴロー…グレアム・マックファーレーン(テノール)
スズキ…サイアン・ペンドリー(メゾ・ソプラノ)
シャープレス…バリー・リャン(バリトン)
神官…クリフォード・プランプトン(バリトン)
役人…グレゴリー・ブラウン(台詞)
ボンゾ…ジャド・アーサー(バス)
ヤマドリ公爵…サムエル・ドゥンダス(バリトン)
ケイト・ピンカートン…ニコル・カー(メゾ・ソプラノ) 他

オペラ・オーストリア合唱団
オーケストラ・ヴィクトリア
ジョヴァンニ・レッジョーリ(指揮)
蝶々さんは時代に翻弄されただけの女ではなく、確固たる意志を持って行動した強い女性なのだ
 アメリカの海軍士官ピンカートンは、日本での「ひと時の妻」を探すため結婚斡旋業者のゴローに紹介を頼みます。ゴローは15歳の可憐な蝶々さんを彼に会わせますが、彼女は真実の愛を願っており、ピンカートンのきまぐれさを理解することはできません。彼女はピンカートンと結婚するために、キリスト教に改宗するまでも真摯な思いを貫きますが、当のピンカートンはあくまでも「ひと時の愛」と考えています。
3年後、任務が終わったピンカートンはアメリカに帰国。蝶々さんは彼との愛児を胸に抱きながら夫の帰りを待つのです。しかしその頃ピンカートンは、アメリカ本国で正式な結婚をしていたのでした・・・。彼の妻ケイトと対峙した蝶々さんは固い決意のもと自らの命を絶つのです。
 プッチーニの作品の中でもとりわけ人気の高い「蝶々夫人」ですが、日本人がこのオペラを見る時には、どうしても細部の差異に目が行ってしまう傾向がるようです。しかし「他文化の人たちの目に映る日本」というものについて考えることができるのも、このオペラの特徴の一つと言えるのではないでしょうか。
 とはいえ、この演出は、日本伝統の文化に触発された豪華な衣装や照明と、最小限の装置を使うことで全く違和感のない舞台が作り上げられています。蝶々さんを歌うのは日本人期待のソプラノ大村博美さん。東京藝術大学大学院修了後、イタリア・ミラノで研鑽を積み現在はフランス在住の実力派です。パワフルさと繊細さを併せ持つ芯のある歌声と表現力は今後の活躍も期待させます。
 

OPOZ56031CD
(2CD)
\2300
ヴェルディ(1813-1901):歌劇「椿姫」3幕
 フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ…台本
  収録 2012年 シドニー・ハーバー
ヴィオレッタ・ヴァレリー(椿姫)…エマ・マシュー(ソプラノ)
アルフレード・ジェルモン…ジャンルカ・テッラノーヴァ(テノール)
フローラ・ベルヴォア…マーガレット・プルンマー(メゾ・ソプラノ)
アンニーナ(ヴィオレッタの小間使い)…サラ・スィーティング(ソプラノ)
ジョルジョ・ジェルモン(アルフレードの父)…ジョナサン・サマーズ(バリトン)
ガストーネ子爵…マルティン・バッキンガム(テノール)
ドゥフォール男爵…ジェームズ・クレイトン(バリトン)
グランヴィル(医師)…ジョン・ボルトン・ウッド(バス)
オペラ・オーストリア合唱団
オーストラリア・オペラ&バレエ管弦楽団
ブライアン・キャッスル=オニオン(指揮)
劇場から外の世界に飛び出した悲劇のヒロイン
 ヴェルディの全ての歌劇の中でも、1.2を争う人気作「椿姫」。この世界で最も愛される作品は、これまでにも数多くの歌手、オーケストラ、指揮者、そして演出家たちが手掛け、様々な舞台を作り上げてきています。このハンダ・オペラ・オン・シドニーハーバーのプロジェクトは、シドニー湾に特設の水上舞台を浮かべ、美しい景観で知られるオーストラリアのハーバー・ブリッジやオペラハウスをバックに幻想的な物語が繰り広げられるというものです。エマ・マシューの堂々としたヴィオレッタ、まばゆいばかりの声を持つテノール、テッラノーヴァのアルフレード、そして星の煌めきに負けない光を放つスワロフスキーの巨大シャンデリア、そして夜空を彩る花火の儚い美しさ・・・。これらが一つになり信じられないほどのひと時を生み出すのです。ステージの下に隠されたオーケストラは、おなじみブライアン・キャッスル=オニオンが抜群の統率力を駆使して味のある音楽を紡ぎ出しています。
 

OPOZ56003CD
(3CD)
\2600
モーツァルト(1756-1791):歌劇「フィガロの結婚」4幕
 カロン・ド・ボーマルシェ…原作
 ロレンツェ・ダ・ポンテ…台本
  収録 2010年 シドニー・オペラ・ハウス
フィガロ…テディ・タフ・ローズ(バス・バリトン)
スザンナ…タリン・フィービッグ(ソプラノ)
アルマヴィーヴァ伯爵…ピーター・コールマン=ライト(バリトン)
伯爵夫人…ラシェル・ダーキン(ソプラノ)
ドン・バルトロ…ワーウィック・ファイフェ(バス)
マルチェリーナ…ジャクリーン・ダーク(メゾ・ソプラノ)
ケルビーノ…サイアン・ペンドリー(メゾ・ソプラノ)
ドン・バジーリオ…カネン・ブリーン(テノール)
オペラ・オーストリア合唱団
オーストラリア・オペラ&バレエ管弦楽団
パトリック・サマーズ(指揮)
男も女も、結局は愛の駆け引きが好きなんです・・・
 苦労して手に入れた妻ロジーナがいるにも拘わらず、どうも最近はもっと若い女の子に目が行ってしまう浮気者のアルマヴィーヴァ伯爵。今度は忠実な家臣であるフィガロの婚約者スザンナに目を付けています。何とか彼女をものにしたいと考えた伯爵は、一度は廃止した「初夜権…権力者の自らの領地内での結婚式については、夫よりも先に妻を味わえるという不条理な決まり」を復活させてようと考えます。もちろん伯爵夫人もフィガロもそれを許すわけにはいきません。
 そんな伯爵夫人に惹かれているのは若きケルビーノ。しかし実のところ、若い彼は女性とみれば誰にでもときめきを感じてしまうのです。そんな登場人物が入り乱れて花咲く洒落た駆け引きの物語です。
ロッシーニの「セヴィリャの理髪師」の後日談。封建貴族に使える家臣フィガロを巡る様々な人の思惑を通して、貴族社会を痛烈に批判したこの物語は、当時何度も上演禁止になるほどに刺激的なものでした。当時30歳のモーツァルトは、この物語をうまく整理し、巧妙な音楽を付けています。この上演フィガロ役のテディ・タフ・ローズがイケメン過ぎるのはご愛嬌。他の歌手たちも芸達者であり、まことにフレッシュな歌唱を聴かせます。
 

OPOZ56011CD
(2CD)
\2300
ヴェルディ(1813-1901):歌劇「リゴレット」3幕
 ヴィクトル・ユーゴーの戯曲「王は愉しむ」…原作
 フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ…台本
  収録 2011年 シドニー・オペラ・ハウス
リゴレット(公爵に仕える道化)…アラン・オピー(バリトン)
ジルダ(リゴレットの娘)…エマ・マシューズ(ソプラノ)
マントヴァ公爵…ポール・オニール(テノール)
スパラジチーレ(殺し屋)…デイヴィッド・パーキン(バス)
チェプラーノ伯爵…サミュエル・ドンダズ(バリトン)
モンテローネ伯爵…ゲンナジ・ドゥビンスキ(バス)
マッダレーナ…エリザベス・チャンベル(メゾ・ソプラノ)
オペラ・オーストリア合唱団
オーストラリア・オペラ&バレエ管弦楽団
ジョヴァンナ・レッジョーリ(指揮)
人生は愉しんだ者勝ちなのか・・・?
 物語の悲しい結末を予感させるかのような重苦しい序曲が終わった途端、そこに現れるのは猥雑な舞台。ダンサーが特設舞台でえげつない踊りをしている中に登場するマントヴァ公爵。彼は今、ある娘を狙っていますが、とりあえず今夜は他の女性を狙い討ち。そんないきさつを見ていたリゴレットの嘲笑が引き起こす恐ろしい物語。見せかけの愛、真実の愛、親子の愛、噂話、そして名誉。これらがじわじわと主人公たちを追い詰めて行きます。何と言ってもこの物語の恐ろしいところは、悪人であるマントヴァ公爵に何の報復もないところでしょうか・・・。
 1851年にフェニーチェ劇場で初演された「リゴレット」。ユーゴーの戯曲を読んだヴェルディは、この主人公を「全ての劇場、全ての時代が望みうる最高の登場人物」とまで高く評価したといいます。この上演は数あるオペラ・オーストリアの演目の中でもとりわけ愛されているもので、ヴェルディの暗いメロドラマを現代のマフィア社会に置き換え、一層人間くさいドラマへと転換しています。リゴレット役のアラン・オピーの驚くほど生々しい表現力、軽薄さ満開のポール・オニールのマントヴァ公。そして清楚なマシューズのジルダ。彼らの歌を引き立てるレッジョーリの指揮。素晴らしいパフォマンスです。
  

OPOZ56016CD
(2CD)
\2300
ギルバート(1836-1911)&サリヴァン(1841-1900):オペレッタ「ミカド」
 ウィリアム・S・ギルバート…脚本
 アーサー・サリヴァン…作曲
ミカド(帝)…リチャード・アレキサンダー(バス・バリトン)
ナンキ・プー…ケイネン・ブリーン(テノール)
ヤムヤム…タリン・フィービッグ(ソプラノ)
ココ…ミッチェル・ブーテル(バリトン)
プーバー…ワーウィック・ファイフェ(バス)
カティーシャ…ジャクリーヌ・ダーク(アルト)
オペラ・オーストリア合唱団
オーケストラ・ヴィクトリア
ブライアン・キャッスル=オニオン(指揮)
どこかで見たような、でも初めてみるような・・・不思議な国で起きた物語
収録 2011年 アーツ・センター
 ニホンの都「ティティプー」の死刑執行大臣ココの家にやってきた旅芸人ナンキ・プー(彼の真の姿は若くハンサムな皇太子で、その父はミカドです)。彼は父の決めた許嫁かてぃーしゃから逃れるために家出し、旅芸人になっているのです。そんなナンキ・プー。若く美しいヤムヤムと恋に落ちますが、彼女はココの婚約者。悔しい思いをするのです。そんな時、ココとヤムヤムが「いちゃつきの罪(!)」で死刑宣告を受けるのですが・・・。
 1885年にロンドンで初演されたオペレッタ「ミカド」。当時ナイツブリッジで開催されていた「日本博覧会」が人気を博し、イギリスで起きた空前の日本ブームに乗じた楽しい物語です。当時は“未知の国”であった日本を舞台にしながらも、実はイギリスの上流階級を皮肉った作品であり、観客はそれと知らずに批判に加担しているという凝ったものでもあります。
 モーンダーの演出は幻想的であり、私たちの知っている日本とは違った「ニホン」が見事に描かれています。豪華な衣装、繊細なセット。どれもが魅惑的で楽しいものです。登場人物がリンゴのマークの付いた機械を操作していたりと時代も上手くぼかされています。
 指揮はブライアン・キャッスル=オニオン。全てにおいて溌剌とした活力ある音楽を紡ぎ出しています。途中で聞こえてくるのは「宮さん宮さん」?だったりとなんとも楽しい作品をぜひどうぞ。
 

OPOZ56019CD
(2CD)
\2300
プッチーニ(1858-1924):歌劇「ラ・ボエーム」
 収録 2011年 シドニー・オペラ・ハウス
ミミ…タケシャ・メシェ・キザール(ソプラノ)
ロドルフォ…パク・ジ=ミン(テノール)
マルチェッロ…ホセ・カルボ(バリトン)
コッリーネ…デヴィッド・パーキン(バス)
ショナール…シェーン・ローレンス(バリトン)
ムゼッタ…タリン・フィービッグ(ソプラノ) 他
オペラ・オーストリア合唱団
オーストラリア・オペラ&バレエ管弦楽団
呂紹嘉(リュウ・シャオチャ)(指揮)
大いなる不安の時代、人々は夢の世界でひと時の快楽を得る
 物語は1830年頃のパリの学生街。その日暮らしの4人の芸術家たち…詩人ロドルフォ、画家マルチェッロ、音楽家ショナール、哲学者コッリーネの友情と、同じアパートに住むお針子ミミとロドルフォの愛が描かれています。アンリ・ミュルジェールの小説「ボヘミアン生活の情景」が原作であり、台本作成にはプッチーニ自身の注文が数多く盛り込まれ、数多くの見せ場のある悲しくも聴きどころたっぷりの作品で、プッチーニのオペラの中でも最もよく演奏されるオペラとして知られています。
 ゲイル・エドワーズはこの舞台を1930年代初頭の不安な時代のベルリンに置き換えました。
 見せかけだけの煌びやかさを誇る沈溺の街、派手なキャバレー。ここで繰り広げられるボヘミアンたちの世界は、真の貧困を忘れたふりをするかのような、置いたロマンティックでファンタスジックなものです。切ないミミ、カリスマ性たっぷりのロドルフォ、カフェで働く美しいムゼッタ。全てが儚い夢のように重厚なオーケストラの調べで歌われていくのです。
 

OPOZ56022CD
(2CD)
\2300
レオ・ドリーブ(1836-1891):歌劇「ラクメ」3幕
 ピエール・ロティ…原作
 エドモン・ゴンディネとフィリップ・ジル…台本
 アダム・クック版を基にした演出
 収録 2011年 シドニー・オペラ・ハウス
ラクメ…エマ・マシューズ(ソプラノ)
ジェラルド…アルド・ディ・トーロ(テノール)
ニラカンサ…ステファン・ベネット(バス)
マリカ…ドミニカ・マシューズ(メゾ・ソプラノ)
ハッジ…エドモンド・チョー(テノール)
フレデリック…ルーク・ガベッディ(バス・バリトン)
オペラ・オーストリア合唱団
オーストラリア・オペラ&バレエ管弦楽団
エマニュエル・ジョエル=オルナック(指揮)
「花の二重唱」「鐘の歌」のみが知られる秘曲オペラ登場
 19世紀後半、イギリス統治時代のインドの物語。イギリス人将校のジェラルドは神聖なバラモン寺院に不法侵入してしまいます。そこで出会ったのは美しい娘ラクメ。たちまち二人は恋に落ちるのですが、彼女の父の高僧ニラカンサはバラモン寺院が冒涜されたことに怒り、ジェラルドに復讐を誓うのでした。ニラカンサはラクメの「鐘の歌」でジェラルドを誘きだし刺してしまいます。ラクメはジェラルドのために生きることを決意するのですが、結果的にジェラルドは彼女の思いに応えることはなく、ラクメは名誉ある死を選ぶのでした。
 1883年にパリのオペラ・コミック劇場で初演された「ラクメ」は、この当時パリで流行していた東洋的な雰囲気を映し出した幻想的な作品です。ただし、ラクメ役の歌手には「鐘の歌」で見られるような超絶技巧が要求され、またオーケストラの響きもかなり複雑であるため、上演機会はあまり多くありません。この上演はエマ・マシューズの素晴らしい歌唱と、ジェラルド役のテノール、アルド・ディ・トーロの輝かしい美声が印象的。オリエンタルな衣装や暖かみのある照明も、この悲劇にふさわしい風格を有しています。
 

OPOZ56025CD
(3CD)
\2600
モーツァルト(1756-1791):歌劇「ドン・ジョヴァンニ」2幕
 ロレンツォ・ダ・ポンテ…台本
  収録 2011年 シドニー・オペラ・ハウス
ドン・ジョヴァンニ…テディ・タフ・ローズ(バス・バリトン)
レポレッロ…コーナル・コード(バス)
ドンナ・アンナ…ラシェル・ダーキン(ソプラノ)
騎士長…ダニエル・スメギ(バス・バリトン)
ドン・オッターヴィオ…ヘンリー・チョー(テノール)
ドンナ・エルヴィーラ…(ソプラノ)
ツェルリーナ…ジャクリーヌ・ダーク(ソプラノ)
マゼット…アンドリュー・ジョーンズ(バス)
オペラ・オーストリア合唱団
オーストラリア・オペラ&バレエ管弦楽団
マーク・ウィッグルスワース(指揮)
例え地獄に落ちてもいいから、一度こんなことをしてみたい・・・そんなオトコの夢がたっぷり
 女たらしの貴族ドン・ジョヴァンニ。彼にいやいやながら使える従者レポレッロ。今夜もドン・ジョヴァンニは騎士長の娘ドンナ・アンアの部屋に忍び込みましたが失敗。逃げようとするところに現れた騎士長と争ったジョヴァンニは、彼を刺殺してしまいます。悲嘆にくれたアンナは、彼女の許嫁オッターヴィオに復讐を願います。やっと逃げ出したジョヴァンニと出会ったのは彼の昔の女、ドンナ・エルヴィーラ。ここではトラブル回避のためにレポレッロに彼女を押し付け逃げてしまうジョヴァンニ。レポレッロは有名な「カタログの歌」を歌うのです。ジョヴァンニが次に目を付けたのは結婚式を挙げたばかりのツェルリーナ。さてこのワルイ男に天罰は下るのでしょうか・・・。
 17世紀スペインの伝説的放蕩者ドン・ファンを主人公にしたモーツァルトの名作オペラ。もちろんタイトル・ロールを歌う歌手は、セクシーかつ目を見張るほどのカリスマ性を抱いていなくてはいけません。その点、このテディ・タフ・ローズは全てにおいて完璧です。イケメン、鍛え抜かれた腹筋、そして甘い低音。全ての女性は彼にメロメロです。モーツァルト自身はこの作品を「悲劇」とはせずに「喜劇的」と呼んだのですが、地獄落ちの場面などは迫力たっぷり。演出はオーソドックスであり、ジョヴァンニはスメギ演じる騎士長によって、地獄の炎に向かって放り出されるのです。
 

OPOZ56028CD
(3CD)
\2600
R.シュトラウス(1864-1949):歌劇「ばらの騎士」3幕
 フーゴ・フォン・ホフマンスタール…台本
  収録 2010年 シドニー・オペラ・ハウス
オクタヴィアン…ロフラーノ・キャサリン・カービィ(メゾ・ソプラノ)
元帥夫人マリー・テレーズ…シェリル・パーカー(ソプラノ)
レルヒェナウ男爵オックス…マンフレッド・ヘム(バス)
ゾフィー…エンマ・ピアソン(ソプラノ)
フォン・ファニナル…ワーウィック・ファイフェ(バリトン)
イタリア人歌手…ヘンリー・チョー(テノール)
ヴァルツァッキ(陰謀屋)…アンドリュー・ブルンスドン(テノール)
アンニーナ(ヴァルツァッキの姪)…ジャクリーヌ・ダーク(アルト)
オペラ・オーストリア合唱団
オーストラリア・オペラ&バレエ管弦楽団
アンドリュー・リットン(指揮)
色々あったけど、最後は美しく終わりましょう。私の心の痛みと共に・・・

18世紀のウィーン。元帥夫人マリー・テレーズはそろそろ自らの容姿と若さに衰えを感じるお年頃。とはいえ、夫の留守中に若い愛人オクタヴィアンと××中。そんな時に現れた夫人の従兄オックス男爵。彼の用件は「最近若い娘ゾフィーと婚約したので、婚約申込みの使者である“ばらの騎士”にふさわしい若い貴族を紹介してほしい」というもの。彼女はオクタヴィアンをその役に推薦します。さて“ばらの騎士”としてゾフィーの元に出かけたオクタヴィアンですが、もちろん若い二人は瞬時に恋に落ちてしまって・・・。ゾフィーを取られて憤慨するオックス男爵、そしてオクタヴィアンを失う不安と闘う元帥夫人。もちろん物語はちょっぴり悲しい余韻を残してハッピーエンドになるのです。

永遠に変わらぬ女性心…時とともに移ろい行くものに対しての惜別の念…を見事に描きだしたホフマンスタールとR.シュトラウスの名作オペラ。素材自体はコミカルな味付けが施されながらも、愛、欲望、弱さなど人間の本質を鋭くえぐり出した台本、そこに付けられたまるで砂糖菓子のような甘い音楽。これはまさに大人のための「お伽話」と言ってもよいでしょう。
元帥夫人を歌うシェリル・パーカーの凛とした美しさ、素朴な風合いのキャサリン・カービィのオクタヴィアン、そして世間知らずな振りをするピアソンのゾフィー。彼女(彼も?)らに絡む、愛すべきがさつな男爵を歌うヘム。見事なドラマが浮かび上がります。いかなるオケからも豪華な響きを紡ぎ出すリットン、ここでも重厚な音楽を聞かせます。
 
OPOZ56034CD
(2CD)
\2300
プッチーニ(1858-1924):歌劇「トゥーランドット」3幕
 カルロ・ゴッツィ…原作
 ジュゼッペ・アダーミ&レナート・シモーニ…台本
  収録 2012年 メルボルン アーツ・センター
トゥーランドット…スーザン・フォスター(ソプラノ)
カラフ(王子)…ロザリオ・ダ・スピナ(テノール)
リュー(カラフに思いを寄せる娘)…クォン・ヘソン(ソプラノ)
ティムール…ジャド・アーサー(ダッタン国の元王)(バス)
役人…シェーン・ローレンス(バリトン)
ピン…アンドリュー・モーラン(バリトン)
パン…グレーム・マックファーレーン(テノール)
ポン…デヴィッド・コルコラン(テノール)
アルトゥーム(中国の皇帝)…ベンジャミン・ラシード(テノール)
オペラ・オーストリア合唱団&児童合唱団
オーケストラ・ヴィクトリア
アンドレア・リカータ(指揮)
どんな氷もいずれは溶ける。が、しかし、また凍ることもあるかも・・・
 祖国を追われて放浪中の身であるダッタン国の王子カラフ。彼は紫禁城の広場でトゥーランドット姫を見かけ、その美しさの虜となります。しかし彼女に求婚するためには3つの謎を解かなくてはいけません。求婚の名乗りを上げたカラフはトゥーランドットのかけた謎を次々と解いていくのですが、トゥランドットは頑なに結婚を拒否します。そこで彼はなぜか、トゥーランドットに対して「誰も知らぬはずの私の名を夜明けまでに知ることができれば、私は死んでもよい」と宣言するのです。
 トゥーランドットは国中に命令を出し彼の名を知るために奔走します。果たして最後に勝利するのは誰なのでしょうか?
 アリア「誰も寝てはならぬ…Nessun dorma」で知られるプッチーニの未完のオペラ「トゥーランドット」。
 残酷なトゥーランドット姫の真意は「異国の男性に騙され失意の内に死んだ過去の姫の恨みをはらすため、全ての男性に復讐をする」というものでしたが、その氷の心が少しずつ溶けていく様子はまさに感動的であり、普遍の女心を描くものとして高く評価されています。
 この演出は、幻想的な美しさとオリエンタリズムを融合させたもので、白を基調にした衣装や不思議な装置など、極めて空想的な雰囲気に満ちています。タイトル・ロールのスーザン・フォスターの強靭な声も魅力的。全てにおいてバランスのとれた映像と言えるでしょう。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


DANACORD



SOMMCD 080
\2000→\1890
コンスタント・ランバート・コンダクツ・バレエ・ミュージック
 チャイコフスキー:バレエ「眠れる森の美女」 Op.66
 マイアベーア:スケートをする人たち(ランバート編)
 ボイス:我々の展望
 ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」よりバレエ音楽
コンスタント・ランバート(指揮)
サドラーズ・ウェルズ管弦楽団
 イギリスの作曲家で指揮者のコンスタント・ランバート(1905−1951)が指揮を振る、バレエ音楽作品集。「眠れる森の美女」と歌劇「ウィリアム・テル」はLPからの初CD化となっており、ランバートのファンには貴重なアルバムとなっている。

 1939年&1940年の録音。
 
SOMMCD 079
\2000
〔旧譜〕
ア・トリビュート・トゥ・フィリス・セリック
 クープラン:ル・パヴォロット・フロータント、シテール島の鐘
 ラモー:優しい訴え
 ダカン:かっこう
 プーランク:パストラール、バレエ「牝鹿」よりアダージェット
 イベール:小さな白ロバ
 ドビュッシー:映像第1集より「水の反映」、前奏曲集第2巻より「花火」
 ラヴェル:「クープランの墓」より前奏曲、リゴードン、トッカータ
 ショパン:
  24の前奏曲より嬰ハ短調 Op.28-10、12の練習曲より変ト長調 Op.10-5
 ホッジ:
  ワルツ変イ長調、ガボットとミュゼット、変奏曲ト短調、トッカティーナ
 ティペット:ピアノ・ソナタ第1番
フィリス・セリック(ピアノ)
 95歳の天寿を全うしたイギリスの女流ピアニスト、フィリス・セリック(1911−2007)の追悼盤と言えるトリビュート・アルバム。セリック30代の妙技を、アーサー・リッジウェルのリマスターで聞く。

 1941年&1942の録音。




GRANDSLAM



GS 2100
\2400→¥2190
世界初録音が遂に世界初CD 化!
 ブルックナー:交響曲第6番 イ長調(原典版)
ヘンリー・スウォボダ(指揮)
ウィーン交響楽団
 ブルックナーの交響曲第6 番、世界初録音が遂に世界初CD 化!!

 録音:1950 年9 月、ウィーン、ムジークフェラインザール、(セッション録音)/ 使用音源:Westminster (U.S.A.) WL 5055/6/モノラル

 ■制作者より
 SP 時代からブルックナーの交響曲は全曲や部分録音が行われていましたが、この第6 番はLP 時代になってヘンリー・スウォボダ指揮、ウィーン交響楽団によって初めて録音されました。地味な指揮者のせいか、これまで一度もCD 化されていなかったのは全くの驚きですが、注目すべきはその演奏内容です。全体的にややテンポは遅めですが、スケールの大きい、しっかりした構成力と細部における緻密な仕上げはまことに立派です。また、当時のオーケストラは古い楽器を使用していたせいか、オーボエ、フルート、クラリネット、ホルンなどが独特の音色を放っているのも魅力です。さらに、特徴的なのは第3 楽章のスケルツォの非常に遅いテンポです。これは恐らく、世界最遅の可能性が高いと思われます。ちなみに、第3 楽章の総演奏時間を主要指揮者と比較してみるとよくわかります。
 スウォボダ: 10 分18 秒
 フルトヴェングラー: 7 分34 秒(1943、BPO)
 クレンペラー: 9 分19 秒(1964、ニュー・フィルハーモニア)
 朝比奈隆: 9 分11 秒(1994、大阪po)
 ヴァント: 9 分09 秒(1999、ミュンヘンpo)
 チェリビダッケ: 8 分17 秒(1991、ミュンヘンpo)

 ■幻(?)の顔写真
 スウォボダの最も有名な演奏は、ハスキルの伴奏をしたモーツァルトのピアノ協奏曲でしょう。また彼はウエストミンスターやコンサートホール等にまとまった量の録音を行っていた指揮者として知られていますが、なぜか顔写真が全くありません。今回のCDを制作するにあたり、最も困難だったのはスウォボダの写真を手に入れることでした。そのため、日本国内はもとより、スウォボダの生地チェコの知人をはじめ世界中のコレクターや研究者に情報を募りましたが、成果はありませんでした。ところが、やっと最近になって、日本の古い文献に使用されていたものを発見することが出来ました。
 指揮者の顔写真の有無は鑑賞上には大きな影響はないとはいえ、制作者のこだわりを感じていただければ幸いです(平林直哉)


<メジャー・レーベル>

DG


4792236
(2CD)
\2400
ラン・ラン/ロマンティック・ラフマニノフ
  ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18/
  パガニーニの主題による狂詩曲Op.43/
  ピアノ三重奏曲第1番ト短調「悲しみの三重奏曲」/
  前奏曲ト短調Op.23-5/
  ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30/
  ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.36
ラン・ラン(P)/
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
サンクト・ペテルブルク・キーロフ歌劇場管弦楽団(´),
ヴァディム・レーピン(Vn:),
ミッシャ・マイスキー(Vc:),
ユーリ・テミルカーノフ(指揮)
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団()
 ラン・ランの熱気溢れるロマンチシズム
 ラン・ランがDGとテラークに録音したものからロマンティック溢れるラフマニノフの演奏を収録したものです。1枚ずつアルバムが発売されるたびに、彼の究極のテクニックと演奏語法が音楽ファンを驚かせてきました。
 それぞれの作品にとって望みうる最高のパートナーと録音された協奏曲と室内楽。驚異的なテクニックと繊細かつ豊かな表現力によるピアノ・ソナタなど、21世紀の理想的な新演奏の記録といえるでしょう。
 
4792241
\2200
エリーナ・ガランチャの芸術
  ビゼー:歌劇『カルメン』より
  「セビリャの城壁の近くの」「響きもするどく」「恋は野の鳥」/
  ドリーブ:歌劇『ラクメ』より「花の二重唱」/
 サン=サーンス:歌劇『サムソンとデリラ』より「あなたの声にわが心は開く」/
  オッフェンバック:歌劇『ホフマン物語』より「ホフマンの舟歌」/
  V=ロボス:『ブラジル風バッハ第5番』よりアリア(カンティレーナ)/
  チャピ:サルスエラ『セベデオの娘たち』より「私が愛を捧げたの」/
  ファリャ:『ナナ』(子守歌)/
  モーツァルト:歌劇『ティトの慈悲』より「ああ、昔の愛情に免じて」/
  ドニゼッティ:歌劇『ファヴォリータ』より「いとしいフェルナンドよ」/
  ベッリーニ:歌劇『アデルソンとサルヴィーニ』より「暗い黒雲の後に」/
  ベッリーニ:歌劇『カプレーティとモンテッキ』より
  「お目にかかれる光栄〜恐ろしい剣の復讐を」
   【録音】2006〜2012年[デジタル]
エリーナ・ガランチャ(Ms)/
カレル・マーク・チチョン(指揮)
RAI国立交響楽団()/
マルコ・アルミリアート(指揮)
SWR南西ドイツ放送交響楽団()/
イヴ・アベル(指揮)
ボローニャ・テアトロ・コムナーレ管弦楽団()/
エマニュエル・ヴィヨーム(指揮)
プラハ・フィルハーモニー管弦楽団()/
ファビオ・ルイージ(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン(キ)/
ホセ・マリア・ガジャルド・デル・レイ(G:)/
ゼバスティアン・ヴァイグレ(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン()/
ロベルト・アバド(指揮)
ボローニャ・テアトロ・コムナーレ管弦楽団()
 ガランチャの魅力のすべてが凝縮されたベスト
 メゾ・ソプラノの女王、ガランチャ。今までにDGに録音された数々のオペラ・アリアを集めたアルバムです。
 ビロードのような滑らかな声、見事なステージ姿、並はずれたテクニック、そしてモーツァルト、ベルカントからドラマティック・オペラなど、幅広いレパートリーは比類なく他の追随を許しません。[エリーナ・ガランチャ]1996年リガのラトヴィア音楽アカデミーに入学。卒業後、ドイツのマイニンゲン歌劇場に参加。1998年ウィーンとアメリカで勉強を始め、1999年フィンランドのミリアム・へミン国際声楽コンクールに優勝。2000年ラトヴィア・グレート・ミュージック・アワード受賞。フランクフルト歌劇場に移籍。2001年BBCカーディフ・シンガー・オブ・ザ・ワールド・コンクール最終選考進出。ソロ・レコード・デビュー。2003年以降、ウィーン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場、ザルツブルク音楽祭など、世界の主要な舞台で活躍を続けています。
 

4791712
(4CD)
\3600
カール・リヒター(指揮)
J.S.バッハ:待降節とクリスマスのためのカンタータ集
 カンタータ第61番「いざ来ませ、異邦人の救い主」BWV.61/
 カンタータ第132番「道を備え、大路を備えよ」BWV.132/
 カンタータ第63番「キリストの徒よ、この日を彫り刻め」BWV.63/
 カンタータ第121番「キリストを われらさやけく頌め讃うべし」BWV.121/
 カンタータ第64番「見よ、父のわれらに賜いし愛の」BWV.64/
 カンタータ第28番「神は頌むべきかな、いまや年は終り」BWV.28/
 カンタータ第171番「神よ、汝の誉れはその御名のごとく」BWV.171/
 カンタータ第58番「ああ神よ、いかに多き胸の悩み」BWV.58/
 カンタータ第65番「人々シバよりみな来たりて」BWV.65/
 カンタータ第124番「わがイエスをば われは放さず」BWV.124/
 カンタータ第13番「わがため息、わが涙は」BWV.13/
 カンタータ第111番「わが神の御心のままに、常に成らせたまえ」BWV.111/
 カンタータ第81番「イエスは眠りたもう、わが望みはいずこにありや」BWV.81/
 カンタータ第82番「われは足れり」BWV.82
カール・リヒター(指揮)
ミュンヘン・バッハ管弦楽団と合唱団,
エディト・マティス(Sp),
シーラ・アームストロング(Sp),
ロッテ・シェードル(Sp),
ヘルタ・テッパー(A),
アンナ・レイノルズ(A),
ペーター・シュライヤー(T),
エルンスト・ヘフリガー(T),
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br),
テオ・アダム(Bs),
緊張感溢れるリヒターの解釈!
 それまでの伝統に立脚した解釈・演奏とは一線を画したものとして絶大な人気を博すリヒターのバッハ演奏。ここではクリスマスを前後1ヶ月に行われるミサのために書かれたカンタータを集めています。各ソリストの名唱、そしてリヒターの高潔な解釈が、比類ない高水準の演奏を生み、オリジナル楽器全盛の今日にあっても、不滅のスタンダードとして燦然と輝いています。
【録音】1967〜1972年[ステレオ]
 

4791757
\1700
ポール・マクリーシュ(指揮)
ミヒャエル・プレトリウス: 「クリスマス・ミサ」

 (ザムエル・シャイト, ヨハン・ヘルマン・シャイン, 他:
  「降誕祭の朝におけるルター派のミサ」)
ポール・マクリーシュ(指揮)
ガブリエリ・コンソートプレーヤーズ,
ロスキレ大聖堂少年聖歌隊及び会衆による合唱
マクリーシュが1620年頃のルター派のクリスマスの礼拝を復元
 1569年のヴォルフェンビュッテル礼拝式次第にのっとって、1620年頃にルター派の中部ドイツの主要な教会で行われていたであろうクリスマスの朝の礼拝を復元したものです。プレトリウスの作品に含まれる楽曲の他に、一部ザムエル・シャイト(1587-1654)や、ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630)らの楽曲も含まれています。ミサでは、多くがドイツ語で歌われ、いくつかの曲はラテン語で歌われます。「ローマのクリスマス」の修道士たちによるミサとは異なり、当時のこのミサでは会衆参加の上で式が行われていました。マクリーシュはデンマークのロスキレ大聖堂を録音場所に選び、実際の会衆が録音に参加しています。この会衆による歌は、きわだった高揚感をもたらし、ことばはわからずとも、神やキリストを称える素晴らしい音楽世界に聴き手を導き入れます。【録音】1993年10月、 デンマーク、ロスキレ大聖堂[デジタル:セッション]
 

4791758
\1700
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
J.S.バッハ:「クリスマス・オラトリオ」BWV.248よりアリアと合唱曲集
 [第1曲 合唱「歓呼の声を放て、喜び踊れ」/
 第4曲 アリア「備えせよ、シオンよ、心からなる愛もて」/
 第5曲 コラール「如何にしてわれは汝を迎えまつり」/
 第8曲 アリア「大いなる主、おお、強き王」/
 第9曲 コラール「ああ、わが心より尊びまつる嬰児イエスよ」/
 第10曲 シンフォニア/第12曲 コラール「差し出でよ、汝美わしき朝の光よ」/
 第15曲 アリア「喜べる羊飼いらよ、急げ、とく急ぎて行けや」/
 第17曲 コラール「かの暗き畜舎に伏す者」/
 第19曲 アリア「眠りたまえ、わが尊びまつる者、安けき憩いを楽しみ」/
 第24曲 合唱「天を統べたもう者よ、舌足らずの祈りを聞き入れ」/
 第29曲 アリア(二重唱)「主よ、汝の思いやり、汝の憐れみは」/
 第39曲 アリア「答えたまえ、わが救い主よ、汝の御名はそも」/
 第41曲 アリア「われはただ汝の栄光のために生きん」/
 第46曲 コラール「汝の光輝は全ての闇を呑み」/
 第47曲 アリア「わが暗き五感をも照らし」/
 第59曲 コラール「われらはここ馬槽のかたえ汝がみ側に立つ」/
 第62曲 アリア「さらば汝ら、勝ち誇れる敵ども、脅せかし」/
 第64曲 コラール「今や汝らの神の報復はいみじくも遂げられたり」]
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮),
ナンシー・アージェンタ(Sp),
アンソニー・ロルフ・ジョンソン(T:福音史家),
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms),
ハンス=ペーター・ブロホヴィッツ(T),
オラフ・ベーア(Br), 他,
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ,
モンテヴェルディ合唱団
ソリスト、モンテヴェルディ合唱団の真摯な歌声
 クリスマス・シーズンに先駆けて、バッハの「クリスマス・オラトリオ」からアリアと合唱部分を選りすぐったアルバムです。19曲厳選された充実の選曲で、ソリスト、モンテヴェルディ合唱団の真摯な歌声が、清澄な教会の祭壇へと聴き手の心を誘います。【録音】1987年1月, アビー・ロード・スタジオ[デジタル:セッション]
 

4791759
(2CD)
\3400
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
 J.S.バッハ:「クリスマス・オラトリオ」BWV.248(全曲)
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮),
ナンシー・アージェンタ(Sp),
アンソニー・ロルフ・ジョンソン(T:福音史家),
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms),
ハンス=ペーター・ブロホヴィッツ(T),
オラフ・ベーア(Br), 他,
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ,
モンテヴェルディ合唱団,
それまでのドイツ風の厳粛な宗教曲のスタイルとはまったく異なった、人間味あふれる生き生きとしたバッハ像を描き出した「クリスマス・オラトリオ」。生気のあるリズム、躍動する低弦の弾み、透明な古楽器と古楽唱法による美音で、各パートの動きとポリフォニーを見事に解析。特にモンテヴェルディ合唱団の歌声は研ぎ澄まされた鋭敏なもの。ソリスト達の緻密な美しさに満ちた歌唱など、ガーディナーの作りだす構成感が見事な名演です。
【録音】1987年1月, アビー・ロード・スタジオ[デジタル:セッション]
 

Deutsche Grammophon Originals



4791926
\1700→\1590
サイモン・プレストンによる近代オルガン作品集
 ヴィエルヌ:ウェストミンスターの鐘
 ヴィドール:オルガン交響曲第5番ヘ短調Op.42-1
 ロイプケ:詩篇94番によるオルガン・ソナタ ハ短調
サイモン・プレストン(Org)
理知的なサイモン・プレストンによる近代オルガン作品
 「ウェストミンスターの鐘」は、学校のチャイムの音で有名なロンドン国会議事堂の鐘「ビッグ・ベン」の音を変奏曲風にアレンジされた幻想的な作品。ヴィドールは、オルガン1台で交響的響きを再現する「オルガン交響曲」を10曲残しましたが、そのうち最も有名なのが、この「第5番」。、最終楽章の「トッカータ」は演奏される機会も多い佳作です。24歳という短い生涯だったロイプケのオルガン・ソナタは、色彩豊かな音色に彩られた作品。オルガニスト、合唱指揮者のサイモン・プレストンが、ウェストミンスター寺院正オルガニストに就任していた時代の演奏が収録されています。オルガンの直接音と残響のバランスが素晴らしい優秀録音盤です。
【録音】1983〜1984年, ウェストミンスター寺院[デジタル:セッション]
 


4791928
\1700→\1590
イツァーク・パールマン(Vn)
 サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調 Op.61
 ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調Op.22
イツァーク・パールマン(Vn)
ダニエル・バレンボイム(指揮)
パリ管弦楽団
パールマンの華麗なテクニックと洒落た表情 
 サン=サーンスの協奏曲は、サラサーテに捧げられた作品で、古典的なスタイルで書かれています。華やかな名人芸だけでなく旋律の美しさも印象的です。ヴィエニャフスキの協奏曲は、詩的抒情性とスラヴ的哀愁をたたえ、技巧的にも音色的にもヴァイオリン独自の美観が生かされた作品。パールマンのサン=サーンスは初、ヴィエニャフスキは2度目となる録音。華麗なテクニックを披歴し、洒落た表情付けなどを施した余裕のある演奏。バレンボイムの伴奏もまた万全で味わい深さが感じられる名盤です。【録音】1983年1月, パリ、サル・プレイエル[デジタル:セッション]
 


4791924
\1700→\1590
アマデウス弦楽四重奏団
  ヴェルディ:弦楽四重奏曲ホ短調
  チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番ニ長調 Op.11
  スメタナ:弦楽四重奏曲第1番ホ短調「わが生涯より」
アマデウス弦楽四重奏団
アマデウスSQの格調高い美しい演奏
 2013年に生誕200年を迎えたヴェルディ、このイタリアオペラの巨匠は弦楽四重奏という一見オペラ作曲家には似つかわしくないと思われるジャンルへの傑作を遺しました。
 アマデウス弦楽四重奏団の格調高い演奏でお楽しみください。各々の楽器の存在感を主張しつつも各楽器がしなやかに寄り添う演奏が、作品の魅力を最大限に引き出しています。
 【録音】1979年, ミュンヘン、ヘルクレスザール(´), 1977年, フィンランド、サヴォリンナ()[ステレオ:セッション]
 


4791915
(2CD)
\3400→\3180
トレヴァー・ピノック(Cemb)
 J.S.バッハ:トッカータ集 BWV.910〜916

 [トッカータ ニ長調BWV.912, トッカータ 嬰ヘ短調BWV.910,
  幻想曲ハ短調BWV.906, 前奏曲とフーガ イ短調BWV.894,
  半音階的幻想曲とフーガ ニ短調BWV.903, トッカータ ニ短調BWV.913,
  トッカータ ハ短調BWV.911, トッカータ ホ短調BWV.914, トッカータ ト短調BWV.915,
  トッカータ ト長調BWV.916, 協奏曲第1番ニ長調BWV.972(原曲:ヴィヴァルディ),
  フランス風序曲ロ短調BWV.831
トレヴァー・ピノック(Cemb)
自然でよどみないピノックの名演
 それまでリヒターやヴァルヒャの演奏から世代交代が行われ、トレヴァー・ピノックがアルヒーフ・レーベルと契約し初録音となった演奏。トッカータ集はバッハの比較的若い頃の作品で、17世紀風楽想に豊かなファンタジーと情熱が込められた傑作です爽快なテンポと絶妙なタイミングによる休止を組み合わせ、適度なエキセントリック感が心地よい。ピノックの名演でお届けします。バッハ全集以来の単売での再発売となります。
【録音】1978〜1979年, ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール[ステレオ:セッション]
 


4791919
(3CD)
\5100→\4770
クラウディオ・アバド(指揮)
 ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」(フランス語5幕改訂版による全曲)
クラウディオ・アバド(指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
カーティア・リッチャレッリ(Sp),
プラシド・ドミンゴ(T),
ルチア・ヴァレンティーニ=テッラーニ(Ms),
レオ・ヌッチ(Br),
ルッジェーロ・ライモンディ(Bs),
ニコライ・ギャウロフ(Bs)、他
アバドらしく原典を重視した上で選ばれたフランス語版
 ヴェルディ中期の傑作群のひとつ。恋する相手が父親である国王の妃となったことに苦悩する王子ドン・カルロの悲劇を、感動的な内面描写から描き出したオペラです。男3人の友情と憎しみのドラマが感動を呼ぶ傑作と讃えられています。アバドらしく原典重視した上でのフランス語による5幕改訂版によるもの。ドミンゴをはじめ考え抜かれたキャストによる壮麗・華麗・優美な名盤です。
 【録音】1983〜1984年、ミラノ(デジタル:セッション)


<国内盤>


キング・インターナショナル(SACDシングルレイヤー)
オーディオ評論家 角田 郁雄氏 技術監修SACDシングルレイヤーで原音に迫る「イザベル・ファウストの芸術」シリーズ、初回完全限定生産

※これらのディスクはSACD対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCDプレーヤーでは再生することができません。

HMSA 0020/22
(3SACD シングルレイヤー)
\11970
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集(全10曲)

 [DISC 1]
  第1番ニ長調op.12-1/第2番イ長調op.12-2/
  第3番変ホ長調op.12-3
 [DISC 2]
  第4番イ短調op.23/第5番ヘ長調op.24「春」/
  第10番ト長調op.96
 [DISC 3]
  第6番イ長調op.30-1/第7番ハ短調op.30-2/
  第8番ト長調op.30-3/第9番イ長調op.47「クロイツェル」
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)
 

 今回も、私は、キング関口台スタジオの経験豊富なマスタリングエンジニア、安藤明さんの協力を得て、マスタリングを行った。その方法は、オリジナル・アルバムの音質が素晴らしく良かったので、ベルリン、Teldex Studioから届けられたデジタルマスターには、一切のイコライジングを行わず、ピュアなDSD へのトランスファーを考えた。特に活躍したのは、イギリス、dCS 社のD/A コンバーター、dCS954とA/D コンバーター、dCS904 である。これらを直結し、鮮度の高いDSD 変換を目指した。さらに、より透明度の高い空間性、ヴァイオリンのより柔らかで、木質感たっぷりの響き、そして、よりデリカシーに富んだ美しいピアノの倍音再現などを得るために、今回、ルビジウムやセシウム発振器よりも、ノイズ( 専門的には、近傍位相ノイズという) が圧倒的に低い、スフォルツァート社の高精度10MHz 水晶発振器PMC-01BVAを使用。慎重にマスタリングを行った。ぜひとも、リアリティーに富み、奥の深いイザベル・ファウストの素晴らしい演奏とこの音を、じっくりと楽しんで欲しい。  角田郁雄(ブックレットより引用)

ファウスト&メルニコフによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集

 収録:2006 年5 月、2008 年6 月、7 月& 9 月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)/カートンボックス仕様・ケース入り、ステレオ

 当代きっての人気と実力を誇るファウストが盟友メルニコフと組んで完成させた、ベートーヴェンの「ヴァイオリン・ソナタ全曲録音」を日本国内独自企画でSACD 化。ストラディヴァリウス製作「スリーピング・ビューティー」の神々しく崇高な音色と、ゆたかで輝かしいスタインウェイの響きとが美しく溶け合い、ときに激しくぶつかり合うさまを、24 bit オリジナル・マスター使用によるDSD マスタリングで、対話の繊細な表情のすみずみまで再現し尽くしました。
 

HMSA 0018/19
(2SACD シングルレイヤー)
\7980
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータBWV 1001-1006(全曲)
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
 ファウストによるバッハの「無伴奏」全曲

 使用楽器:1704 年製ストラディヴァリ “スリーピング・ビューティー”/収録:2009 年9 月、2011 年8 月& 9 月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)/ステレオ

 アルバム・デビュー以来10 年あまりの時を重ねて、当代きっての人気と実力を誇るファウストが取り組んだ「バッハの無伴奏」全曲録音を日本国内独自企画でSACD 化。
 直筆譜を丹念に読み込み、ストラディヴァリウス製作の「スリーピング・ビューティー」の神々しいまでに崇高な音色ときわめて高度なテクニックとを駆使して、ファウストが深く鋭く切り込む姿を捉えた名録音を、24 bit / 96 kHz 収録オリジナル・マスター使用によるDSD マスタリングで、銘器本来のみずみずしい質感と、空間いっぱいに拡がる自然な空気感、アーティストのこまやかな息づかいまで再現しました。




国内ユニバーサル



UCCD4826
(6CD)
\5250
1955年から1995年まで、イ・ムジチ6種類のフィリップス録音
イ・ムジチの「四季」〜オリジナル・ジャケット・コレクション(6CD)
 ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」
フェリックス・アーヨ(1955年7月 モノラル)
フェリックス・アーヨ(1959年4,5月 ステレオ)
ロベルト・ミケルッチ(1969年9月 ステレオ)
ピーナ・カルミレッリ(1982年7月 ステレオ デジタル)
フェデリーコ・アゴスティーニ(1988年7月 ステレオ デジタル)
マリアーナ・シルブ(1995年8月 ステレオ デジタル)
イ・ムジチ合奏団
野入志津子(リュート)
フランチェスコ・ブッカレッラ(チェンバロ)
 日本人の心に響き続ける永遠のベスト・セラー!
 6種類のイ・ムジチの《四季》を、オリジナル・ジャケットで復刻!

 1955年の初録音から1995年のデジタル録音まで、6種類の《四季》を録音し、現在までに累計300万枚近くを売り上げているイ・ムジチ合奏団。日本では《四季》といえば「イ・ムジチ」と言われるほどの人気ぶりです。
 このボックスセットは、イ・ムジチ合奏団による6種類の《四季》を新マスターにより復刻、オリジナル・ジャケットをあしらった紙ケースにそれぞれ収納しました。
 解説書には、イ・ムジチの歴史や6種類の演奏の特長、聴き比べのポイントなどを掲載。いまなお多くの人々を魅了し続ける《四季》をイ・ムジチ合奏団の名演でお楽しみ下さい。[来日記念盤]


<映像>


BELAIR(映像)



BAC 241
(DVD)
\4800→\4390
≪特別仕様盤≫
特別仕様で再登場!ゲルギエフの「火の鳥」&「春の祭典」
 ストラヴィンスキー:
  (1)バレエ音楽「火の鳥」
  (2)バレエ音楽「春の祭典」
【ボーナス映像(38’)】
 バレエ・リュスに関するドキュメンタリーと、
  二人の舞踊研究家
  (ミリセント・ハドソン、ケネス・アーチャー)の
   インタビューを含む、充実の内容。
マリインスキー・バレエ
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
マリインスキー劇場管弦楽団
(1)火の鳥:エカテリーナ・コンダウーロワ
 イワン王子:イリヤ・クズネツォフ
 王女:マリアンナ・パヴロワ
 不死身のカシチェイ:ウラジーミル・ポノマレフ
(2)選ばれし生贄の乙女:アレクサンドラ・イオシフィディ
 300 歳の女(長老):エレナ・バジェーノワ
 賢者:ウラジーミル・ポノマレフ
 ゲルギエフが見事に統率する!初演時に物議をかもしたニジンスキー振付による「春の祭典」映像!初演から100周年記念 特別仕様で再登場!

 収録:2008 年6 月/マリインスキー劇場(サンクトペテルスブルク)/NTSC 方式、Region All
 (1)振付・台本:ミハイル・フォーキン/舞台装置・衣裳:アレクサンダー・ゴロヴィン、レオン・バクスト、ミハイル・フォーキン
 (2)振付:ニジンスキー(ミリセント・ハドソンによる再構築版)/舞台・衣裳:ニコラ・レーリヒによる(ケネス・アーチャー監修)

 今年2013 年は、「春の祭典」が初演されてからちょうど100 年目の記念の年。これにあわせて、BAC 041とBAC 441(ブルーレイ)で発売されていた、ゲルギエフ指揮による初演復活公演映像の、デジパック装丁盤の登場。
 1913 年5 月29 日、に初演されたのと同じ振付けによるバレエ「春の祭典」の登場。ディアギレフ率いるバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)による初演で、会場はシャンゼリゼ劇場、初演指揮者はモントゥーで、当時けが人も出る程の大騒動となったいわくつきの舞台です。
 振付を担当したのは、ディアギレフの秘蔵っ子で、1909 年にヴェルサイユで素晴しいダンスを披露して一躍フランス中の有名人となったニジンスキー。彼は、振り付けや指導の経験がほとんどないにも関わらず振付を担当しました。冒頭、ダンサーたちが足を内側に曲げて頭を下げて足をふみならすという動きは当時のバレエ界ではありえないものでしたし、ニジンスキーの複雑な振付のおかげで、リハーサルに膨大な時間を要しました。
 様々な困難と混乱を経て迎えた初日の舞台を観た観客もまた、大混乱に陥りましたが、これこそが20 世紀バレエの幕開けとなったのです。
 この「春の祭典」はあまりに前衛的だったため、8 回公演されたあと、演目レパートリーから外されるという憂き目をみました。ニジンスキーは振付を舞踊譜に残しておらず、「春の祭典」は一度再演の機会はあったものの、またすぐ封印されていました。ここに収められた振付は、初演から実に70 年経った1983 年に、二人の舞踊研究家(ミリセント・ハドソン、ケネス・アーチャー)が様々な資料を検討して再構築した振付によるもの。マリインスキー劇場の誇るトップダンサーたちが、当代一のカリスマ指揮者、ゲルギエフ指揮による音楽で踊りまくります。
 「春の祭典」のアレクサンドラ・イオシフィティの長い手足、長老のエレナ・バジェーノワの神がかり的な動きは印象的。「火の鳥」でのコンダウーロワの美しさにはただただ魅了されます。歴史的価値の面でも、音楽的にも、ダンサーのキャスティング的にも、非のうちどころのない舞台です!














9/4(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

POOH’S HOOP

PCD 1305
\2400
塚谷水無子
 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988

 (ポジティフオルガンによる演奏)
塚谷水無子
 (ポジティフオルガン;
  草苅徹夫2004年製作)
 楽曲の持つ真骨頂を描き紡ぎ出した演奏、塚谷水無子が今度はポジティフオルガンを使用してゴルトベルクを録音!楽器は草苅徹夫2004 年製作のポジティフオルガン

 録音:2013 年5 月4-6 日、草苅オルガン工房、小淵沢/ エンジニア:四方善郎(Pooh's Hoop)、エディット&マスタリング:行方洋一/DDD、日本語解説付

 2012 年にリリースされた塚谷水無子のアルバムはオランダ、ハーレムの聖バフォ教会の世界最大級かつ歴史的なクリスティアン・ミュラー・オルガンを使用したゴルトベルク変奏曲(PCD 1204)で、各誌話題となりました。このリリースから1 年、早くも同曲を録音!!これには驚きです。しかし、単に同曲のゴルトベルクを録音と言うことではなく、リリースには次のような意味を持っております。それは、聖バフォ教会での録音を踏まえ、同曲を最小のポジティフオルガンで表現し切ってみる試みで180 度真逆のアプローチを行うことにより、塚谷水無子が求める全く特性の違う2 つのゴルトベルク変奏曲は完結するからです。『《ゴルトベルク》の譜読みは絡み合った糸をほぐす作業に似ていた。ひとつひとつ糸がほぐれていくと《ゴルトベルク》はバッハの解体新書、魅力満載の宝石箱だった。(塚谷水無子・著『《ゴルトベルク変奏曲》を聴こう』)より』と語る塚谷が今考える現在進行形で斬新なゴルトベルク。
 前作(PCD 1204)と合わせて2 つの世界をお楽しみください。
 使用楽器は日本が誇るカリスマ・オルガンビルダーの草苅徹夫氏が2004 年に製作したポジティフオルガンでストップは3 つという小さな楽器です。しかし、音色の美しさ豊かさは、教会内に据えつけられた足鍵盤つきの大オルガンにも匹敵するほどです。また編集&マスタリングは行方洋一が担当しており、オーディオ面からも推薦できる優秀録音と言えましょう。




PRAGA



PRDDSD 250298
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
プラジャークsq、室内楽編成によるモーツァルトのピアノ協奏曲
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
 (1)第12番 イ長調 K 414/ 385b
 (2)第11番 ヘ長調 KV 413/ 387a
 (3)第13番 ハ長調 KV 415/ 378b
スラーヴカ・ピエホチォヴァー=
 ヴェルネロヴァー(ピアノ)
プラジャーク弦楽四重奏団
パヴェル・ネイチェク(Cb)
 チェコの名門プラジャーク弦楽四重奏団、室内楽編成によるモーツァルトのピアノ協奏曲

 録音:2013 年1 月

 チェコが生んだ名クァルテット、プラジャーク弦楽四重奏団の新譜は、モーツァルトのピアノ協奏曲室内楽編成版。ソリストにキンスキー・トリオのピアノ奏者も務めるスラーヴカ・ピエホチォヴァー=ヴェルネロヴァーを迎え、また、コントラバスを加えた編成です。プラジャーク弦楽四重奏団のメンバーが奏でる颯爽とした音楽にのって、ピエホチォヴァーの堅実なピアノが光ります。室内楽編成ならではの親密な雰囲気による珠玉の協奏曲をお楽しみください!
 

PRDDSD 250300
(SACD HYBRID)
\2800
ツェムリンスキー弦楽四重奏団
ドヴォルザーク:
 (1)弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」 ヘ長調 op.96 B179
 (2)弦楽四重奏曲第14番 変イ長調 op.105 B193
 (3)テルツェットop.74 B 148
ツェムリンスキー弦楽四重奏団
 ツェムリンスキー弦楽四重奏団、結成20周年を目前にひかえ世に放つドヴォルザークの名曲集!

 録音:2013 年5 月

 1994 年に結成されたツェムリンスキー弦楽四重奏団。結成20 周年を目前にし、ドヴォルザークの名曲の堂々のリリースとなりました。「アメリカ」も第14 番も、完全に手中に収めた、という感じの練り上げられた音楽に圧倒。テルツェットは、ドヴォルザークがモーツァルトへのオマージュとして書いた作品で、ヴィオラ奏者でもあったドヴォルザークが好んで友人と演奏したといいます。




CPO


777482-2
(3CD)
\6000→\5490
フリードリッヒ・エルンスト・フェスカ(1789-1826):弦楽四重奏曲集 第1集

CD1.
 1.弦楽四重奏曲 第1番 Op.1-1
 2.弦楽四重奏曲 第2番 Op.1-2
 3.弦楽四重奏のためのポプリ 第2番 Op.11
CD2.
 1.弦楽四重奏曲 第3番 Op.1-3
 2.弦楽四重奏曲 第7番 Op.3-1
 3.弦楽四重奏曲 第8番 Op.3-2
CD3.
 1.弦楽四重奏曲 第13番 Op.12
 2.弦楽四重奏曲 第14番 Op.34
 3.弦楽四重奏曲 第9番 Op.3-3
ディオゲネス弦楽四重奏団
 ドイツ、マクデブルク生まれの作曲家フェスカ。音楽好きの家に生まれ、幼い頃から存分な音楽教育を受け、15歳でヴァイオリンの公開演奏会を行ったことでライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のヴァイオリニストとなります。当時から弦楽四重奏曲を演奏したり、ソリストとして活躍しながら数多くの作品を書きました。彼の四重奏曲は、交響曲に次ぐ人気を誇り、そのバランスのとれた、まろやかなハーモニーは当時ウェーバー作品を並ぶほどの高い評価を受けていたのです。このCPOのリリースは、そんな彼の弦楽四重奏曲を全てまとめたもので、ディオゲネス弦楽四重奏団の素晴らしい演奏は初発売の時から絶賛を浴びたものです。独創的で美しい一連の作品は、どこから聴いても新たな発見をもたらすものです。



旧譜
フェスカの交響曲
Fesca - Symphony No. 1
999889-2
\2600→\1790
リードリヒ・エルンスト・フェスカ(1789-1826):
 交響曲第1番/序曲Op.41/序曲Op.43/「オマールとレイラ」序曲
フランク・ベールマン指揮
ハノーファー北ドイツ放送フィル
既発売の交響曲第2番&第3番(9 9 9 8 6 9 - 2)で、同時代を生きたベートーヴェンへの接近が目立ったフリードリヒ・エルンスト・フェスカ。決して有名とは言えないその実像に迫り、ベートーヴェンやシューベルトらの陰に隠れた才能を引き出す一枚だと言えるだろう。
Fesca - Symphonies Nos. 2 & 3
777350-2
¥1900→\1490

(2008 年カタログ付き特別価格)
2008 年カタログ付き特別価格
 リードリヒ・エルンスト・フェスカ(1789-1826):
  交響曲第2 番、第3 番
フランク・ベールマン(指揮)
北ドイツ放送交響楽団
ベートーヴェンとほとんど同じ時期に生き、おそらく影響を受けたと思われる作風で、現在ではわずかに交響曲と弦楽四重奏、そして合唱作品が残っていますが、なかなか緻密な作品が多く、ウェーバーが大絶賛したというのも頷けます。この機会に改めて典雅な魅力に触れてみるのも一興です。旧番号 999889-2


 
777493-2
(2CD)
\5200
オッフェンバック:喜歌劇「ペリコール」3幕(ドイツ語歌唱)
 アンリ・メイヤック&リュドヴィク・アレヴィ…台本
 ペーター・エンジカット…新しいドイツ語訳
ザビーネ・ブローム(ソプラノ)
ラルフ・ザイモン(テノール)
ゲルト・ヴィーマー(バリトン)
ベルント・ケーネス(テノール)
マルクス・グェンツェル(バリトン)
ジェシカ・グラット(メゾ・ソプラノ)
エルケ・コットマイール(ソプラノ)
ドレスデン国立歌劇場管&合唱団
エルンスト・タイス(指揮)
 ペルーの総督リベイラの祝日、総督本人とリマの長官、そして侍従官は変装して街を視察中。そこに現れたのが流しの芸人、ペリコールとピキーヨの恋人たち。彼らは歌を歌うもお金がもらえず困っていたのですが、そんなペリコールに一目惚れしたのが総督で、彼女を自分のものにしようと企みます。もともと倫理的に多少問題のある台本のため、舞台はヨーロッパではないリマに設定されていますが、曲は全くのウィーン風。そんな音楽とあらすじは充分に魅力的な作品であり、2008年のこのドイツ語版の上演も、たちまち高い評判となったものです。
 一連の上演にはお馴染みの歌手たちと、タイスの指揮が知られざる作品を楽しく聞かせます。ボーナス・トラックとして1874年のウィーン上演版を収録。聴き比べも興味深いところです。
  

777628-2
\2000→\1890
クリスティーナ・ビェルケ(ピアノ)
 ニルス.W.ゲーゼ(1817-1890):ピアノ作品集

 1.ピアノ・ソナタ Op.28
 2.水彩画 Op.19-1
 3.水彩画 Op.19-2
 4.新しい水彩画 Op.57
 5.アンダンティーノ
 6.破棄された楽章
クリスティーナ・ビェルケ(ピアノ)
 ゲーゼ(ガーデとも)はコペンハーゲンで生まれ、19世紀デンマークの音楽発展に寄与した作曲家です。
 彼はもともとコペンハーゲンでヴァイオリン奏者として活動を始めましたが、メンデルスゾーンの尽力により、自作がライプツィヒで初演されたため、そのままライプツィヒに移り、ここで指揮者としての活動を始めました。その後は国同士の紛争もあり、デンマークに帰国。オーケストラや合唱団を設立し、教育者としても名を成したのです。
 そんな彼の作品は交響曲などの管弦楽作品が知られていますが、ピアノのための作品も彼の大切なジャンルであり、時折自分で演奏したり、オーケストラ作品のスケッチとしての役割も持たせていたのです。このアルバムの中では「水彩画」と「新しい水彩画」の間の成熟度が興味深く、この作曲家の足跡をたどる上でも重要な作品となることは間違いありません。
コペンハーゲン生まれのビェルケの共感に溢れた演奏で。


旧譜
クリスティーナ・ビェルケ、CPOのニールセン
Nielsen - Complete Piano Works
CPO
777413-2
(2CD)
\4000→¥3590
カール・ニールセン:ピアノ作品全集
 5 つの小品集 Op.3/交響的組曲 Op.8/
 6 つのユモレスク・バガテル Op.11/新世紀のための祝祭前奏曲/
 夢について「静かな夜」/シャコンヌ Op.32/主題と変奏 Op.40/
 組曲 Op.45/3 つの小品集 Op.59/
 若い人と老人のためのピアノ音楽Op.53/
 ピアノ小品(1931)
クリスティーナ・ビェルケ(ピアノ)

 ニールセンはもともとヴァイオリン奏者として活躍した人なので、ピアノについてはものすごい腕前だったということはありません。ただ、デンマーク王立音楽院でピアノの魅力に開眼。集中してピアノ曲に取り組んだ事はあったようです。そのニールセンのピアノ曲は、若い頃の素朴なものから亡くなる年に書かれた深遠なものまで多種にわたり、ニールセンの「もう一つの顔」が堪能できます。グリーグほど傑作ぞろいではないものの、シベリウスには十分肩を並べられそうな気がします。
 作品数はちょうどCD2枚に収まるくらい。そのため曲自体はそれほど有名でないわりには、アンネ・エランドやエリザベト・ウェステンホル、最近でもマーティン・ロスコーといった大物たちが全集録音をリリースしています。

 そんな大家を差し置いて紹介するのが・・・クリスティーナ・ビェルケの録音。
 ビェルケは1970年デンマーク生まれの美しき女流奏者。デンマーク王立音楽アカデミーではアンネ・エランドにも師事していたようです。
 ここでのニールセンは、さりげなく吹く風のように自然でありながら、なぜか心に残る感興あふれる演奏。ビェルケはもともと感情豊かで個性的な演奏をする人なのですが、ここでは羽目を外すことなく、しっとりとピアノを歌わせています。
 このアルバムでビェルケの名を知った人も多いと思います。デンマーク出身の彼女にとってこのニールセン・アルバムに賭ける思いはかなりのものだったでしょう。 

  


 さらに寄り道〜クリスティーナ・ビェルケ
 クリスティーナ・ビェルケにちょっと興味をもたれた方のために、ちょっと寄り道を。
 伴奏ものなどを入れると比較的彼女の録音は多いのですが、中でもCLASSICOに入れたいくつかのアルバムはピアノ・ファンの間ではちょっと話題になっていたものでした。今はCLASSICOが消滅してしまったのでそのCDを入手することは困難になってしまいましたが、そのうちの2枚がSCANDINAVIAN CLASSCISで出直しになっています。
 いまだかつて聴いたことのないような不思議なテンポと独特の間合いで、まるで魔法にかけられたような気持ちにさせられるショパン。
 氷の情熱、とでも呼びたくなるような勝手自由な気ままさ。完全に自分一人の世界を繰り広げるゴールドベルク。誰も中に入れてくれない感じです。
 ・・・どちらも手に入るうちに聴いておいてほしい魅力的なアルバム。・・・万一廃盤の際はご容赦ください。


SCANDINAVIAN
220561
¥1200
ショパン:
 24の前奏曲 Op.28/
 ワルツ/マズルカ/夜想曲
クリスティーナ・ビェルケ(ピアノ)

SCANDINAVIAN
220590
¥1200
J・S・バッハ:ゴールトベルク変奏曲 クリスティーナ・ビェルケ(ピアノ)



 

777650-2
\2000→\1890
コンソルティウム・クラシクム
 イタリア風セレナード集

 1.ジョヴァンニ・パイジェッロ(1740-1816):グロース・ハーモニームジーク
  (2つのオーボエ,2つのクラリネット,2つのホルン,2つのファゴットとコントラバスのための)
 2.ジョアキッーノ・ロッシーニ(1792-1868):木管六重奏曲
  (2つのクラリネット、2つのホルン、2つのファゴットとコントラバスのための)
 3.ジーモン・マイール(1763-1845):木管六重奏曲
  (2つのクラリネット、2つのホルン、2つのファゴットとコントラバスのための)
 4.ヴィンチェンツォ・リギーニ(1756-1812):セレナード
  (2つのクラリネット、2つのホルン、2つのファゴットとコントラバスのための)
コンソルティウム・クラシクム
 イタリア風のセレナード集です。一般的に「セレナード」とは野外で演奏される機会音楽であり、夜のおぼろげな光の中、声楽家と器楽グループが美しい音楽を奏でるものですが、18世紀におけるセレナードは、木管楽器とコントラバス(時にヴィオラも)で演奏されるのが普通でした。これらは椅子を必要とせず、立って演奏できるもので、やはり野外で演奏するための曲として認識されていたのです。
 この4曲のセレナードはどれも明るい輝きを持つ、いかにもイタリアの風土を思わせる幸福感に満ちた曲です。珍しいリギーニの作品も興味深いものです。
 

777675-2
\2600→\2390
クリストフ・プレガルディエン(テノール)
 マーラー(1860-1911)&リーム(1952-):歌曲集

 歌曲集「子どもの不思議な角笛」より
  1.高き知性への賛美
  2.美しいトランペットが鳴り響く所
  3.少年鼓手
  4.ラインの伝説
  5.この歌を思いついたのは誰?
  6.原光
 7.さすらう若人の歌
ヴォルフガンク・リーム:
 8.声とオーケストラのための「ライナー・マリア・リルケの詩による4つの歌」
クリストフ・プレガルディエン(テノール)
ボーフム・シンフォニカー
スティーヴン・スローアン(指揮)
 最近、ますます深い解釈を聴かせるテノール歌手プレガルディエン。すでに様々なレーベルに130以上の録音を持つ、ドイツ・ロマン派の歌曲を歌わせたら右に出る者はいない人です。そんな彼の歌うマーラーとリームは、言葉の扱いに於いても、声の美しさに於いても、まさに完璧と言ってよいものであり、ピアノ伴奏で聴く「角笛」とも、また違った魅力を放っています。
 彼はリームの作品の初演者でもあり、2002年にはピアノ伴奏版、2004年にはバーゼルでオーケストラ版を歌うほどにこの作品に精通しています。
 リーム作品は難解なイメージがありますが、この曲は驚くほどにナイーヴでロマンティックな響きを持つもので、リリカルなプレガルディエンの声にぴったりの美しいものです。
 
777808-2
(2CD)
\5200
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
 1732年、マティアス&マリア・カテリーナ・ムッツェンバッカーの
 金婚式を祝す「結婚オラトリオ」集

  1.オラトリオ「主なる神よ、私たちはあなたを称賛する」TVWV11:15a/b
  2.セレナータ「おお、崇高なる結婚の運」TVWV 11:15c
ハンナー・モリソン(ソプラノ)
マーゴット・オイツィンガー(メゾソプラノ)
マルクス・シェーファー(テノール)
インモ・シュレーダー(テノール)
マティアス・フィーヴェッグ(バリトン)
クリストス・ペレカノス(バス)

ダス・クライネ・コンツェルト
ヘルマン・マックス(指揮)
 テレマンの壮大なる結婚式の音楽です。
 ここで祝されているマティアス・ムッツェンバッカーは1653年にキールで生まれた商人であり、ハンブルクの上院議員として活躍していた人です。
 1732年には彼の金婚式が盛大に祝われ、当時ハンブルク市の音楽監督を務めていたテレマンは、そのための音楽を書いたのでした。
 当時の平均寿命を考慮すると、金婚式のお祝いというのはとても稀なものであり、テレマンはこの式のために崇高で華々しい音楽を用意したのです。陽気で格調高い作品は、知られざるテレマンの姿を克明に映し出します。
 

777837-2
(SACD Hybrid)
\3000→\2690
マティアス・キルシュネライト(ピアノ)
 ヘンデル:ピアノ協奏曲 Op.4 HWV289-294
  (オルガン協奏曲からの編曲)

 1.協奏曲 ト短調 Op.4-1 HWV289
 2.協奏曲 変ロ長調 Op.4-2 HWV290
 3.協奏曲 ト短調 Op.4-3 HWV291
 4.協奏曲 ヘ長調 Op.4-4 HWV292
 5.協奏曲 ヘ長調 Op.4-5 HWV293
 6.協奏曲 変ロ長調 Op.4-6 HWV294
マティアス・キルシュネライト(ピアノ)
ライン・ドイツ室内アカデミー
ラヴァー・スコウ・ラーセン(指揮)
「ヘンデルのピアノ協奏曲?」
 J.S.バッハのチェンバロ協奏曲をピアノで演奏しても不自然ではないのですから、ヘンデルの作品をピアノで演奏してもよいのでは。と考えたのがドイツのピアニスト、マティアス・キルシュネライトでした。彼はヘンデルのOp.4のオルガン(曲によってはハープやチェンバドで演奏可能)協奏曲集に着眼し、各曲をピアノ独奏用に置き換えたのです。
 もともとこれらの協奏曲はオラトリオなどの劇場作品の幕間に演奏されたものであり、ここで使われたオルガンは小さなもので、決して壮大なものではありません。
 そんなオルガン・パートをピアノに置き換えるには多少のテクニックが必要でしたが、この演奏では全く違和感ないものとして仕上がっています。
 なお、この演奏はLPのリリースも予定されています。




MARCO POLO


8.225344
\2000
J.シュトラウス(1804-1849):管弦楽作品集 第24集
 1.ブリュンナー・ナショナル・ガード行進曲 Op.231
 2.ワルツ「ナショナル・カラー(黒-赤-金)」Op.232
 3.賛辞のカドリーユ Op.233
 4.ルイーズ・カドリーユ Op.234
 5.ポルカ「ピーフケとプフケ」Op.235
 6.ポルカ「婦人の思い出」 Op.236
 7.ワルツ「旅人の別れ」 Op.237
 8.アリス・ポルカ Op.238
 9.フレデリーカ・ポルカ Op. 239
 2つのスペイン王族護衛隊の行進曲 Op.240
  10.勝利の行進曲
  11.戦略の行進曲
スロヴァキア・シンフォニエッタ
クリスティアン・ポラック(指揮)
録音 2011年3月18-20日 スロヴァキア ツィリナ,Fatra House of Arts Total Playing Time:50'25"
 1848年のヨーロッパは激動の年でした。2月にフランスで革命が勃発、その翌月にヨーロッパ全土に拡大し「3月革命」となり、この2つの革命は「諸国民の春」と呼ばれ、ウィーン体制が事実上崩壊することとなったのです。
 しかし、そんな時期でもJ.シュトラウス1世の創作意欲は全く衰えることはなく、次々と円熟のワルツが生み出されていったのです。もちろん第1曲目の行進曲や第2曲目のワルツは、多くの国民の士気を盛り上げるのに一役かったことでしょう。しかしワルツの扇動的なタイトルは、出版社によって革命終了後に無難なものに変更させられたのでした。その翌年の4月は、シュトラウスは彼のオーケストラと共にロンドンに演奏旅行に出かけ、ヴィクトリア女王のために演奏し、ここでも喝采を受けています。


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


IDIS



IDIS 6670
\1800→\1690
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
 シューマン:
  蝶々 Op.2
  ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
  ピアノ・ソナタ第2番ト短調 Op.22
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
 西側に出てきて間もないリヒテルのドえらいシューマン

 録音:1962 年10 月21 日、フィレンツェ(Op.2)、10 月15 日(Op.26、Op.22)、ミラノ/52分35秒、モノラル

 1962 年、リヒテル初のイタリア楽旅の際、フィレンツェとミラノで行われた録音。40 代のリヒテルのシューマンは、幻想味に流れず強く逞しく音楽を打ち掘ったもので、無二の魅力を讃えています。なおライブ録音とありますが、Op.2 とOp.26 の演奏後に拍手はありません。
 

IDIS 6669
\1800
フェリアーとベイカー/英国民謡歌曲集
 伝承歌:
  おれの仲間、船漕ぎ、あたしはボンネットを青で飾ってもらうの、わたしの坊やウィリー、
  私の心は私だけが、むずがる幼子、いとしい人と歩こう、牝羊を丘に集めよ、柳の歌
 クィルター:紅の花が眠れば、ヒナギク
 伝承歌:私だけに乾杯して、サリーガーデンのほとりで
   録音:1949-1951 年 
キャスリーン・フェリアー(A) 
フィリス・スパー(P) 
ジョン・ニューマーク(P)
ヴォーン・ウィリアムズ:呼び声、若者と愛
 アイアランド:感謝、彼女の歌
 ヘッド:笛吹き
 ギブズ:ここは聖なる都市、恋は病
 ダンヒル:天の衣
 ウォーロック:子守歌、若さ
 ハウエルズ:ダヴィデ王、歌って踊りにおいで
 ガーニー:眠り、お父さんと一緒に行く
 ダンヒル:天の女王に
 フィンジ:去れ、死よ、恋する男とその彼女
   録音:1962 年
ジャネット・ベイカー(A)
マーティン・イセップ(P)
 フェリアーとベイカー二人の英国の名コントラルトの英国民謡歌曲集

 英国の二人の名コントラルトによる英国民謡、歌曲集。キャスリーン・フェリア(1912 − 1953)の民謡集は、彼女の代表盤の一つとして知られているもの。DECCA 録音。ジャネット・ベイカー(1933 −)は、1956 年にキャスリーン・フェリアー賞を受賞したという縁があります。この歌曲集は、彼女が国際的に知られるようになった頃の初期の名盤。SAGA 録音。こちらはあまり広がりがありませんがステレオ録音です。




OPUS蔵

OPK 7068
\2400→\2190
ドブロウェン(指揮)&フィルハーモニア管
 リムスキー・コルサコフ:
  (1)交響組曲「シェヘラザード」Op.35
  (2)組曲「皇帝サルタンの物語」Op.57
   第1曲:王の戦場への旅立ちと別れ(行進曲)
   第2曲:海原を漂う妃と王子
   第3曲:3つの奇蹟
イサイ・ドブロウェン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
(1)マヌーグ・パリキアン(ヴァイオリン・ソロ)
 初期フィルハーモニア管弦楽団を育てた指揮者達イサイ・ドブロウェン

 録音:1952 年/原盤:UK-Columbia LP

 第一次大戦で多くの音楽家を失ったイギリスは、第二次大戦では優秀な若手演奏家を軍の音楽隊(オーケストラ)に隔離し守りました。戦後レッグがレコーディングを念頭に設立したフィルハーモニア管弦楽団の主要メンバーに彼らが加わったのは当然で、フィルハーモニアは最初から優秀なオーケストラでした。まだベルリン・フィルやウィーン・フィルが戦後の再建で苦しんでいる頃、1952 年の演奏旅行時には世界最高のオーケストラと称えられています。
 当初からEMI(Columbia, HMV)の看板オーケストラであり、モノラル時代も優秀録音が揃っています。モノラル録音にはEMI で未CD 化のものも多くありますが、非常に貴重な録音がCD 化されたことになります。当シリーズの第1弾はイサイ・ドブロウェン、彼はフーベルマン(OPK 2025)やヌヴー(OPK2064)との協奏曲録音でオーパス蔵では馴染みの指揮者です。

 設立早々のフィルハーモニアのレコーディングのレパートリーについて、レッグは主に協奏曲や歌手の伴奏にとどめて、オーケストラ曲は限定していた。1940 年代後半にはまだ、ウィーン・フィルを一流指揮者の指揮で使うことができたためもあるが、アンサンブルを熟成させる必要も感じていたのだろう。
 わずかな交響曲は、オーケストラを教育する力を持つ、有能かつ有望な指揮者のもとでのみ録音させたと、のちに回想している。だから、そのフィルハーモニア最初の交響曲録音の指揮者に選ばれたのがドブロウェンだったという事実は、レッグがこの指揮者に何を期待していたかを、雄弁に物語っている。
 ベートーヴェンの協奏曲に続いて1946 年6 月に録音された、チャイコフスキーの交響曲第4 番がそれである。続いてベートーヴェンの第5 番(未発売)とハイドンの《ロンドン》、さらに2 か月後にはヌヴーとの有名なブラームスの協奏曲と、ショーソンの詩曲が録音された。フィルハーモニアの録音セッションには1948 年にカラヤンが登場、翌年にはフルトヴェングラーとベームも加わる。約50 人の二管編成のオーケストラからフル編成の交響楽団に発展したフィルハーモニアは、デッカに奪われるウィーン・フィルに代って、レッグの最重要の録音オーケストラとなることになる。その下地を築いたオーケストラ・トレーナー陣が、ガリエラやクレツキ、そしてドブロウェンだったのだ。このCD に含まれているリムスキー=コルサコフの2 曲は、フィルハーモニアとの生前最後の録音であると同時に、ボリス・クリストフを外題役にフランス国立放送管弦楽団を指揮して録音した《ボリス・ゴドゥノフ》(1952 年7 月録音)とともに、ドブロウェンの代表作とされるものである。セッションは、《皇帝サルタンの物語》が1952 年12 月6 日にキングズウェイ・ホールにて、続いて《シェエラザード》が17、18、21 日と翌1953 年1 月5 日にアビー・ロード・スタジオで行なわれた。どっしりした響きの安定感、初期フィルハーモニアならではの管と弦の名人たちの独奏(ヴァイオリンはコンサートマスターのマヌーグ・パリキアンだろう)を引きたてつつ、骨太の迫力を持つ音楽をつくりあげる手腕は、なまなかなものではない。(山崎浩太郎〜ライナーノーツより)




TACTUS

TB 672258
\1600→\1490
アレッサンドリーニのTACTUS時代の名盤復活!
ヴィヴァルディ:弦楽器のための協奏曲集
 弦楽のための協奏曲ト短調 RV154
 ヴァイオリン協奏曲変ロ長調 RV367
 2つのヴァイオリンのための協奏曲ト短調 RV578 〜
  「調和の霊感」作品3の2
 弦楽のための協奏曲ニ長調 RV124 〜 作品12の3
 ヴァイオリン協奏曲ト長調 RV302
 2つのヴァイオリンのための協奏曲イ短調 RV522 〜
  「調和の霊感」作品3の8
リナルド・アレッサンドリーニ(指揮)
コンチェルト・イタリアーノ
 アレッサンドリーニのTACTUS時代の名盤復活!豪華!ヴィヴァルディ&クープランの2タイトル!

 コンチェルト・イタリアーノのメンバーが超豪華な「ヴィヴァルディ」の協奏曲集は、イタリア古楽界の名匠リナルド・アレッサンドリーニが、1988年にイタリアのパルマでレコーディングを行った知る人ぞ知る凄演!
 コンサートマスターはビオンディ、ヴァイオリンにはオノフリ、チャモロ、さらにコントラバスにはパンドルフォが参加するなど、現代の古楽界のオールスターたちによるヴィヴァルディ。圧巻です!

 ※録音:1988年3月20日−23日、パルマ(イタリア)
 
TB 660302
\1600→\1490
アレッサンドリーニ、クラウディオ・ルーファ、パンドルフォの強力トリオの名演復活!
 クープラン:王宮のコンセール
  《王宮のコンセール》より 第3コンセール、第4コンセール
  《趣味の融合、または新しいコンセール》より 第9番「愛の肖像」
リナルド・アレッサンドリーニ(チェンバロ)
クラウディオ・ルーファ(フラウト・トラヴェルソ)
パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 イタリアの天才鍵盤奏者リナルド・アレッサンドリーニと、クラウディオ・ルーファ、パオロ・パンドルフォの強力トリオによるフランス・バロック、フランソワ・クープラン。
 1980年台後半の隠れた名盤「王宮のコンセール」は、"イタリア古楽界のスター"たちと"フランス・バロック"の饗宴が息をのむほどに美しい。

 ※録音:1988年8月8日−11日、ボローニャ(イタリア)


TACTUS


Tactus Serie Bianca

TB 650391
(2CD)
\2800→\2490
モード・アンティクォの名盤、第42回グラミー賞ノミネート作
 コレッリ:合奏協奏曲集Op.6

 (管楽器を加えた編成版世界初録音)
モード・アンティクォ
フェデリコ・マリア・サルデッリ(指揮)
 " Tactus Serie Bianca " 第2弾!モード・アンティクォ&フェデリコ・マリア・サルデッリ、グラミー賞ノミネートの名盤復刻!

 2013年に没後300年を迎えた巨匠アルカンジェロ・コレッリ(1653−1713)。エンリコ・ガッティ&アンサンブル・アウローラの「トリオ・ソナタ集(TB 650390)」に続いてTactusのセリエ・ビエンカ(ホワイト・シリーズ)から復刻となるのは、モード・アンティクォ&フェデリコ・マリア・サルデッリによる合奏協奏曲Op.6の全曲!
 17世紀後半のイタリアに現れた同国における最初のヴァイオリンの巨匠コレッリ。後のヘンデルやヴィヴァルディの合奏協奏曲、そしてJ.S.バッハのブランデンブルク協奏曲などへと続く「合奏協奏曲」という形式を確立した作曲家。通常リピエーノ(合奏)は弦楽アンサンブルによって演奏されるコレッリの合奏協奏曲だが、ここではオーボエ、フルート、トランペットなど管楽器を加えた世界初録音バージョンとなっている。
 フェデリコ・マリア・サルデッリと彼の創設した古楽器オーケストラ、モード・アンティクォはイタリア音楽、特にヴィヴァルディを得意としており、ヴィヴァルディの新発見の作品の録音など、貴重な録音も数多い。研究者としても活躍するサルデッリ。ハンス・ヨアヒム・マルクスやフランコ・ピエルノらの研究を元に、当時の響きの再現を試みた意義高い録音である。第42回グラミー賞ノミネート作。
 
TB 672257
\1600→\1490
モード・アンティクォの名盤、第39回グラミー賞ノミネート作
 ヴィヴァルディ:複数の楽器のための協奏曲集

  合奏協奏曲ニ長調 RV.562a
  ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲ト短調 《ザクセン公のために》 RV.576
  2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 RV.566
  2つのホルンのための協奏曲ヘ長調 RV.538
  ヴァイオリン協奏曲ヘ長調 RV.569
モード・アンティクォ
フェデリコ・マリア・サルデッリ(指揮)
 イタリア・バロック、特にヴィヴァルディ作品のスペシャリストとして知られるフェデリコ・マリア・サルデッリ&モード・アンティクォ。500以上の協奏曲を残し、同ジャンルの発展に大きく寄与した"赤毛の司祭"アントニオ・ヴィヴァルディ。コレッリの確立した合奏協奏曲を更に発展させ、独奏楽器協奏曲を確立していった中での、複数の楽器が活躍する協奏曲を集めた好企画盤。管楽器と弦楽器の、多様かつ高度な想像力による組み合わせ、新たな音色と各楽器の個性を最大限に表現した、モード・アンティクォならではの名盤である。第39回グラミー賞ノミネート作。



何度でも紹介します
名盤です。
モード・アンティクォ。
Vivaldi - New Discoveries
NAIVE
OP 30480
\2500→¥2290
ヴィヴァルディ:「新発見」
 アリア「Se lento ancora il fulmineまだ光が遅いなら」
 協奏曲ト短調RV478a(2つのヴァイオリン、チェロ、弦と通奏低音のための)
 ソナタ ト短調RV806(フラウト・ドリットと通奏低音のための)
 モテット「Vos invito私はあなたを喚ぶ」(アルト、弦と通奏低音のための)
 ソナタ ニ長調RV798(ヴァイオリン、通奏低音のための)
 協奏曲 ト短調(オーボエ、チェロ、弦と通奏低音のための)
 アリアRV749.32
  「Se fide quanto belle星よ、おまえたちが美しいのと同じくらいに誠実ならば」
 ソナタ ニ長調RV810
モード・アンティクォ、
フェデリコ・マリア・サルデッリ(指)

ロミーナ・バッソ(Ms)
パオロ・パッラストリ(Ob)
エンリコ・カサッツァ(Vn)
ベッティーナ・ホフマン(Vc)
 2008.5月
 ぶっとんだ。久々にぶっとんだ。もうたいていのことでは驚かなくなってきたが、これにはぶっとんだ。
 こんな曲があるのだ。
 このアルバムの1曲目「まだ光が遅いなら」。
 ひょっとしたらサルデッリはこのアリアを見つけてこのアルバムの制作を思いついたんじゃないかと思うくらいすごい。残りの曲は聴かなくてもいいからこの曲だけでも聴いて、と言いたくなるくらいすごい。当時の超人カウンター・テナーが歌ったであろう超英雄的なアリア。すでに楽譜は散逸してしまっているオペラ「アルジッポ」の1曲。そりゃあもうコロラトゥーラなんてあまっちょろいもんじゃない。超人的、というより怪人的なすさまじい歌唱で聴いているあなたの脳天を直撃する。歌によって斬首されることがあるとしたらこういう曲。聴くだけで鮮血がほとばしるようなそんな歌。当時のオペラ劇場なんて所詮謀議の巣か愛の巣だったに違いないが、おそらくこのアリアが始まる前には観客全員客席に戻ってステージを食い入るように眺めていたはず。だからこそヴィヴァルディは超人気作曲家だった。
 モーツァルトも腰を抜かすようなこんなとんでもないアリアを書いたヴィヴァルディ・・・絶対に普通の男じゃなかったはず。
 それにしてもロミーナ・バッソって・・・すごい。















9/3(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ALBA



ABCD 356
(SACD HYBRID)
\2200→\1990
ヤンネ・メルタネン(ピアノ)新作コンチェルト!
 グリーグ: ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16
 シューマン: ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
ヤンネ・メルタネン(ピアノ)
イェヴレ交響楽団 
ハンヌ・コイヴラ(指揮)
 フィンランドのピアニスト、メルタネンによるピアノ協奏曲屈指の名作グリーグとシューマン豊かな感性と溢れる詩情で描き出す!

 5.1 multichannel/stereo、61’10

 Alba Records の数々の録音で瑞々しい抒情の「ショパン」を聴かせ、着実にファンを獲得してきたピアニスト、フィンランドのヤンネ・メルタネン(1967-)がグリーグとシューマンの協奏曲を録音しました。「あらゆる部分に今を生き呼吸するロマンティックな推進力がもたらされ、慎重なあまり萎縮したりスタジオという限定された空間を感じさせたりといったことのない、絶対的に“ライヴ“な演奏。躍動する名人の技を見せたかと思うと、突然、秘密の世界に入り込む。彼がグリーグとシューマンの音楽に見出したコントラストは実に鮮やかだ。よく知っているはずのページの数々が、スリリングなくらい“未知”の音楽に響く」と、「グラモフォン」をはじめとする雑誌や新聞に寄稿してきたイギリスのブライス・モリソンが、この演奏について述べています。イェヴレ交響楽団は、2012 年に創設100 年を迎えたスウェーデン最古のオーケストラのひとつ。ショパンの協奏曲 (ABCD247) など、さまざまな機会にメルタネンと共演を重ねるハンヌ・コイヴラが指揮しています。

 来日予定
  2014年2月22日(土)14:30 東京芸術劇場
   演目:グリーグ:ピアノ協奏曲
   共演:東京ニューシティー管弦楽団 内藤彰(指揮)



旧譜
ヤンネ・メルタネン(P)
ショパン:ノクターン集

 全然知りませんでした。ヤンネ・メルタネン。フィンランドの若手ピアニストで、ALBAから3枚もショパンを出していて、結構人気なんですって。
 顔を見たら、長髪に無精ひげ、吸い込まれそうな美しい瞳に、きりりとした眉、の超イケメン。ベルマンとバシキロフの門下で、ショパン弾きとして母国では有名だとか。
 で、実際にABCD 160を聴いてみた。
 うわ。
 その鋭利で清冽な演奏。まるで氷の鍵盤を弾いているかのような!ハチャメチャな個性的演奏ではないが、ポゴレリッチとかに通じる狂気的な冷たさを感じる。
 とにかく触ると切れそうなクールな演奏。ときおりおそろしく繊細で神経質で、目の前で壊れそうな瞬間がある。
 ものすごい才能。


ABCD 160
\2200→¥1990
ショパン:ノクターン集
 3つのノクターンOp.9&Op.15/
 2つのノクターンOp.27&Op.32 
メルタネン(P)
フィンランドの若手メルタネンのショパン。

ABCD 190
\2200→¥1990
ショパン:ノクターン集
 ト短調 Op.37の1/ト長調 Op.37の2/
 ハ短調 Op48の1/嬰ヘ短調 Op48の2/
 ヘ短調 Op55の1/変ホ長調 Op55の2/
 ロ長調 Op62の1/ホ長調 Op62の2/
 ホ短調(遺作)/嬰ハ短調(遺作)/ハ短調(遺作)
ヤンネ・メルタネン(Pf)
1967年生まれのフィンランドのピアニスト、メルタネンによるショパンの第2弾。甘口のショパンにお嘆きの方々にオススメの超辛口演奏。ショパンのノクターンの怖さがよくわかる。録音:2003年8月4-7日 ミッケリ、ミカエリ・コンサート&コングレス・ホール/マルッティ・タルヴェラ・ホール



 

ABCD 355
(SACD HYBRID)
\2200
ユハ・カンガス&オストロボスニア室内管
 顕現

 ユッカ・ティエンスー(1948-):溝(2011)
 エルッキ・サルメンハーラ(1941-2002):カンツォネッタ(1971)
 ヘレナ・トゥルヴェ(1972-):
  あなたのうしろの影 (2011) (3つのヴィオールと弦楽オーケストラのための)
 ペーテリス・ヴァスクス(1946-):顕現(2010)
 ウスコ・メリライネン(1930-2004):夏の協奏曲《夏の夜の夢》(1994)
オストロボスニア室内管弦楽団
ユハ・カンガス(指揮)
 ユハ・カンガス率いるオストロボスニア室内管によるフィンランド・モダニズムの第一人者ティエンスーほか現代フィンランド作曲家たちの作品集

 5.1 multichannel/stereo、67’30

 オストロボスニア室内管弦楽団とユハ・カンガス(1945-) の新しいアルバム『顕現』は、初録音の4 曲を含む「同時代」の作品集。ティエンスーの《溝》はオストロボスニア室内管弦楽団のために作曲された作品です。「鼓舞し、歓喜に酔う音楽。きわめて清澄な音色のため理解しやすいかもしれないが、決して、先が読めるとか、わかりきったことといった作品ではない」(ティエンスー)。サルメンハーラの《カンツォネッタ》は、2 部からなるオルガンのための《カンツォーナ》の後半を作曲者みずから弦楽オーケストラのために編曲した作品。ヘレナ・トゥルヴェ Helena Tulve は現代エストニアの中間世代を代表する作曲家のひとり。「ソロ」楽器の性格をもつ3 つのヴィオールと弦楽オーケストラのための《あなたのうしろの影》は、タリン室内管弦楽団の委嘱により作曲され、2012 年1 月、カンガスの指揮によりタリンで初演されました。ラトビアのヴァスクスが「わが友ユハ・カンガス」に献呈した《顕現》は、1 月6 日の公現祭(顕現祭)とは関係なく、夏の夕べにバルト海のほとりを散歩していて主題のアイデアが湧いたといいます。《夏の夜の夢》の副題をもつメリライネンの《夏の協奏曲》はオストロボスニア室内管弦楽団の委嘱作。はかない気分の〈レント〉を生命力にみちた2 つの〈ヴィーヴォ〉が挟む構成をとった作品は、地の精やノームもイメージしながら、サーミ人の住むラップランドで完成されました。




AVANTI CLASSIC



5414706 10402
(SACD HYBRID)
¥2700→\2390
ヴィルトゥオーゾ、フィリップ・クイント最新盤!
 オペラ・ブレーヴェ

 (1)ファリャ(クライスラー編):
   スペイン舞曲(はかなき人生より)
 (2)チャイコフスキー(アウアー編):
   レンスキーのアリア(エフゲニー・オネーギンより)
 (3)ドニゼッティ(クイント編):人知れぬ涙(愛の妙薬より)
 (4)グルック(クライスラー編):精霊の踊り(オルフェオとエウリディーチェより)
 (5)ロッシーニ(テデスコ編):
   わたしは町のなんでも屋に基づくパラフレーズ(セヴィリアの理髪師より)
 (6)R.シュトラウス(M. マイスキー編):明日!
 (7)ガーシュウィン(ハイフェッツ編):
  ポーギーとベス組曲〜
  Summertime, My Man’s Gone Now, Bess You Is My Woman Now,
  It Ain’t Necessarily So
 (8)サン=サーンス:カンタービレ(サムソンとデリラより)
 (9)フンパーディンク(クイント編):夕べの祈り(ヘンゼルとグレーテルより)
 (10)ヨーゼフ・ヨアヒム・ラフ:カヴァティーナop.85-3
フィリップ・クイント(ヴァイオリン)
リリー・マイスキー(ピアノ)
 濃厚!聴きどころ満載のオペラ編曲集、ピアノのリリー・マイスキーにも注目!

 近年ますます注目を集めているヴィルトゥオーゾ、フィリップ・クイント。ブルッフ&メンデルスゾーンの協奏曲集も話題になりましたが、待望の新譜は、リリー・マイスキーとのデュオによる、オペラ編曲集!クイントの歌心が堪能できるプログラムというだけでも期待大、さらにリリー・マイスキーのピアノということで注目度大の新譜の登場です。スペイン舞曲でのテンションの高さから、人知れぬ涙などでひときわ輝きを放つヴァイオリンの美しい音色、そしてロッシーニで魅せる華麗にして息をのむようなヴィルトゥオジティなど、聴きどころ満載。さらに、ガーシュウィンはジャズも得意とするリリー・マイスキーのピアノもひときわ冴えています。
 フィリップ・クイントは1974 年生まれのロシア出身のヴァイオリニスト。モスクワ音楽院でアンドレイ・コルサコフに学び、9 歳にしてコルサコフのオーケストラでソロ・ヴァイリニストとしてデビュー。その後ジュリアード音楽院へ進学。ドロシー・ディレイ、チョーリャン・リン、川崎雅夫に師事した他、I. パールマンやA. スタインハートにも師事。2001 年に発売したデビューCD がグラミー賞にノミネートされ、一躍注目を集めます。2010 年よりストラディヴァリウス協会より貸与された“ルビー” を使用。現在はアメリカを中心に世界的活動の幅を広げています。近年はシカゴ響、ベルリン・フィルなど著名なオーケストラと数々共演し、今後ますます期待される若手注目のヴィルトゥオーゾです。
 リリー・マイスキーは1987 年パリに生まれ、その後まもなくブリュッセルに移りました。4 歳の時にリル・ティエンポの下でピアノを弾きはじめ、ハギット・ケルベル、オルガ・モギレフスキー、イラナ・デイヴィス、アラン・ヴァイスらにも学んでいます。2001 年から2004 年までパーセル音楽学校の生徒でもあり、ジャズ・ピアノも学んだ。マルタ・アルゲリッチ、ディミトリ・バシキロフといった著名なアーティストのマスタークラスを受講。1997 年、リリーはカーネギーホールで行われた熱帯雨林財団のチャリティ・ガラ・コンサートで、はじめて公開の場で演奏を披露、そのライヴはCD 化されました。父であるミッシャ・マイスキーや、アルゲリッチらとの室内楽録音にも参加し、アンサンブル能力の高さと自在な演奏で話題となっています。音楽祭出演多数。12 月にはミッシャ・マイスキーとのデュオで来日が予定されています。




BONGIOVANNI

GB 2461
\2400
ドニゼッティの愉快な1 幕オペラ
 ドニゼッティ:「リタ」
ステファニア・ドンゼッリ(S リタ)
アレハンドロ・エスコバル(T ペッペ)
カルロ・トリアーニ(Br ガスパーロ)
フランチェスコ・レッダ(指)
ミラノ室内オペラ管弦楽団
 ドニゼッティの愉快な1 幕オペラ、「リタ」オリジナルのフランス語版での初CD!

 DDD、58' 49"

 「リタ」は、ドニゼッティが1841 年夏に作曲した短い喜劇オペラ。ドニゼッティはまったくの趣味でこの作品を書いたと言われています。登場人物は僅か3 人、時間も1 時間弱という手頃さから、実は人気の高い作品です。宿屋の女将リタは気弱な夫ペッペを引っぱたくほど気の強い美人。ある時死んだと思われていた彼女の昔の恋人ガスパーロが宿に現れ、二人の男はリタを譲り合い、くじ引きでガスパーロが引き取ることになって、ペッペは大喜び、けれど結局ガスパーロが上手いことペッペにリタを押し付けてしまう、というお話。パリで作曲されたフランス語のオペラですが、イタリア語の方が広まっていたため、これまで発売されたCD はすべてイタリア語版でした。今回が初のフランス語版CD です。
 リタのステファニア・ドンゼッリは、バロックから19 世紀前半までのイタリアオペラで娘役を得意とするソプラノ。ペッペのアレハンドロ・エスコバルは、コロンビア、ビリャビセンシオ生まれのテノール。美声の持ち主で、19 世紀前半のイタリアオペラを得意としています。ガスパーロのカルロ・トリアーニは、ミラノ生まれのバリトン。ブッフォもシリアスな役も幅広く手掛ける達者な人です。指揮のフランチェスコ・レッダは、スイスのベルンで生まれ、シチリアで学んだまだ若い世代の指揮者。




C−AVI MUSIC



4260085532964
¥2600→\2390
ラルス・フォークト(P)
 フランクフルト放送響&パーヴォ・ヤルヴィ(指)

  モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第21番ハ長調K467
  ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K595
ラルス・フォークト(P)
フランクフルト放送交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指)
 フォークトとヤルヴィによるモーツァルトのピアノ協奏曲、フォークトの独特のタッチが生み出す、多彩なニュアンス!

 録音:2007 年10 月(第27 番)2008 年10 月(21 番)アルテ・オーパー フランクフルト/57’52

 ドイツの中堅ピアニスト、ラルス・フォークトと今最も勢いのある指揮者パーヴォ・ヤルヴィ率いるフランクフルト放響とのモーツァルトのピアノ協奏曲。フォークトは歴史的背景を踏まえた新鮮な解釈と堅固なテクニックで高い評価を受けています。
 第21 番は、モーツァルトのピアノ協奏曲の中でも人気の高い作品で、第20 番が完成したわずか一カ月後に、自らが演奏するコンサートのためにこの曲を仕上げました。ハ長調の清廉な雰囲気で、得も言われぬ美しい旋律が印象的。短期間で仕上げたと思えぬほどの完成度の高さが見事なまでに表出されています。モーツァルトは21 番の自作のカデンツァを書いておらず、ソリストの個性が出るのも聴きどころ。ここではフォークト自身によるカデンツァで演奏されています。フォークトはこのカデンツァについて「モーツァルトの傑作と比較すると、私の作曲はあきらかに劣ってしまうので、なるべく主観的にならないように注意しました」と言っていますが、主張しすぎない程度に細やかに感情の起伏を盛り込んだフォークトらしい自由自在なカデンツァを披露しています。
 第27 番は、モーツァルトが亡くなる年に書かれた最後のピアノ協奏曲。天国的な美しさと、自らの死期を悟ったかのような、穏やかで哀しいメロディーの傑作です。フォークトは、もの悲しさを内に秘め、明るく振舞うようなモーツァルトの「泣き笑い」の真髄を見せるような、心を震わす演奏を聴かせてくれます。また第3 楽章の主題は歌曲「春への憧れ」に用いており、音楽学者アインシュタインは「最後の春を自覚したモーツァルトの締念の明朗さ」と評しています。
 フォークトは、この音楽史上の2 つの傑作に込められた情熱は、直接心に訴えかけるものであり、モーツァルトの音楽と対峙することによって、自身の音楽性をより深めることが出来たと語っています。

 来日予定
  2013年10月25日(金)NHKホール
  ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3 番(ロジャー・ノリントン指揮)




GLYNDEBOURNE



GFOCD 019
(3CD)
\6000→\5390
カンペ、ケルル、ユロフスキ!!!
 新鮮で美しいグラインドボーンの「トリスタン」!!
  ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」
トルステン・ケルル(T トリスタン)
アニャ・カンペ(S イゾルデ)
サラ・コノリー(Ms ブランゲーネ)
アンジェイ・ドッベル(Br クルヴェナール)
ゲオルク・ツェッペンフェルト(Bs マルケ王)
トレヴァー・シューネマン(Br メロート)
アンドルー・ケネディ(T 羊飼い)
ペーテル・ハイスベルトセン(T 若い水夫)
リチャード・モスリー=エヴァンス(Br 舵手)
ウラディーミル・ユロフスキ(指)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
  録音:2009 年8 月、グラインドボーン/228'00

 GLYNDEBOURNE レーベルの新譜は、2009 年のワーグナー「トリスタンとイゾルデ」です。2007 年新制作のプロダクションの再演ですが、出演者は一新されています。超ドラマティックな歌手が受け持つことの多いトリスタンとイゾルデですが、座席数1200 の中劇場であるグラインドボーン劇場ではやや小ぶりな声でも可能、そこでトルステン・ケルルとアニャ・カンペという美声のトリスタンとイゾルデが実現。これはたいへん魅力的で、迫力で勝負の歌手では決して味わえない透明感と繊細さのある美しい歌によって、「トリスタン」を初めて聞くような新鮮さが味わえます。ユロフスキの指揮も速いテンポで進みながら細かい絡みにまで目を行き届かせ、鈍重なワーグナーとはまったく異なった鮮烈さを浮かび上がらせています。共演者も充実。英国の名メッゾソプラノ、サラ・コノリーのブランゲーネ、ポーランドのベテランのバリトン、アンジェイ・ドッベルのクルヴェナール、ドレスデンを中心にバロックから近代オペラまで幅広く活躍するバス、ゲオルク・ツェッペンフェルト、いずれも申し分ない出来栄え。多数の録音がある「トリスタンとイゾルデ」ですが、新たに一組加える価値は十分あります。なお第2 幕には慣習的なカットが入っています。




MIRARE

MIR 220
¥2600→\2390
デュメイ&ヴァシリエヴァのハイドン、チェロ協奏曲
 そしてデュメイ待望のモーツァルト交響曲29 番

ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調、第2番ニ長調
モーツァルト:交響曲第29番イ長調K201
タチアナ・ヴァシリエヴァ(Vc)
オーギュスタン・デュメイ(指揮)
ワロニー王立室内管弦楽団
  70’25

 卓越したテクニックと非凡な音楽的センスで注目されているロシアの女流チェロ奏者タチアナ・ヴァシリエヴァ。2013 年まで首席指揮者を務めることが決まっているオーギュスタン・デュメイ率いるベルギーのワロニー王立室内管弦楽団との共演で、ハイドンの協奏曲を録音しました。そして、デュメイはワロニー王立室内管就任以来の希望であった、モーツァルトの交響曲第29 番もこの度録音することになりました。
 ハイドンのチェロ協奏曲は全部で6 曲作曲されたと言われていますが、紛失、偽作疑惑などで、現在残っているのは第1 & 2 番となっています。第1 番は、溌剌とした若さ溢れる作品ですが、ヴァシリエヴァは伸びやかな歌い回しと豊かな表現力で聴かせてくれます。また第2 番は、チェロの魅力が十分に引き出された優雅な雰囲気が秀逸な名作。ヴァシリエヴァのハイドンの世界を楽しむような余裕ある弓さばきは、自然な音楽を作り上げています。
 デュメイお気に入りのモーツァルトの交響曲第29 番。イタリア様式から脱却し、ウィーン様式を巧みに用いた作品と言われ、生き生きとし、変化に富んだ作曲技法が結合したモーツァルト10 代の作品の中でも、25 番と並んで人気の高い作品です。デュメイ自身も度々コンサートで取り上げる程の得意曲であるように、ワロニー王立室内管の持ち味が遺憾なく発揮され、細部までこだわった造形と新鮮で遊び心溢れる豊かな演奏は、モーツァルトの音楽が水を得た魚のように躍動しています。
 
MIR 235
(4CD)
¥6000
シュ・シャオメイ、平均律全巻セットが再発売!
 J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻、第2巻(全曲)
シュ・シャオメイ(P)
 文化革命の荒波の中で生まれた稀有なピアニスト、シュ・シャオメイ、一聴の価値ある平均律が全巻セットで再発売!

 録音: 2009 年5 月ノートルダム・ド・ボン・スクール教会、パリ(第1集)、 2007 年4 月, 2009 年4 ヴィルファヴァール農場、リムザン、フランス(第2集)

 波乱に満ちた半生と強靭なピアニズムで聴くものの心を掴むピアニスト、シュ・シャオメイ(朱曉?、シャオ・メイ・シュとも)による平均律クラヴィーア曲集が第1 巻と2 巻がセットとなって再発売されます。
彼女とこの作品との最初の出会いは10 歳で入学した音楽学校。担当教授にプレリュードとフーガを何度もレッスンされたと語っています。しかし1964年の文化大革命が起こると西欧の音楽を演奏することは禁じられ、彼女がバッハの音楽を再会するのはモンゴルの労働キャンプでの最後の年。北京からピアノを運び中国の伝統音楽と見せかけバッハを演奏したということ。また彼女はモンゴルで過ごした5年間のうち、隠れて楽譜をコピーし写譜をしたりイメージしたりと過酷な状況のもとでこっそりと練習を続けていました。ブックレットには彼女が中国語で書き記した楽譜の1 ページが掲載されています。
 自由な感性を持ちつつも、しっかりと研究され考え抜かれた演奏は確信と自信に満ちており、抜群の説得力で聴かせます。

MIRARE

MIR 187
(10CD)
\6300→\5690
エル=バシャによるベートーヴェン新全集!
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
アブデル・ラーマン・エル=バシャ(P)
ベートーヴェン
 Disc1 
  ・ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.2の1
  ・ピアノ・ソナタ第2番イ長調 作品2 の2
  ・ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 作品2-3
 Disc2
  ・ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49の1
  ・ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49の2
  ・ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7
 Disc3
  ・ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 作品10 の1
  ・ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 作品10-2
  ・ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10の3
 Disc4
  ・ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 作品13『悲愴』
  ・ピアノ・ソナタ第9番ホ長調Op. 14の1
  ・ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14の2
  ・ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 作品22
 Disc5
  ・ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 作品26『葬送』
  ・ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 作品27 の1
  ・ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 作品27の2『月光』
  ・ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 作品28『田園』
 Disc6
  ・ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31の1
  ・ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 作品31 の2『テンペスト』
  ・ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31の3
 Disc7
  ・ピアノ・ソナタ第2番ハ長調 作品53『ワルトシュタイン』
  ・ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54
  ・ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 作品57『熱情』
 Disc8
  ・ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 作品78『テレーゼ』
  ・ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 作品81a『告別』
  ・ピアノ・ソナタ第25番ト長調 作品79『かっこう』
  ・ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
 Disc9
  ・ピアノ・ソナタ第28番イ長調 作品101
  ・ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106『ハンマークラヴィア』
 Disc10
  ・ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 作品109
  ・ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
  ・ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
 無理のない自然体のベートーヴェン

 録音:2012 年4 月、2013 年1 月ヴィルファヴァール農場、フランス

 圧倒的存在感と確かな音楽性で世界中を唸らせる実力派ピアニスト、エル=バシャによる、ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全曲新録音が発売されます。エル=バシャのベートーヴェン全集は約20 年前のForlane レーベルへの録音が存在しますが、今回の録音は50 代の円熟期を迎えた、力みが一切ない余裕のある打鍵、明晰な音楽の流れ、そしてエル=バシャの持ち味である高い技巧と豊かな表現力で、作品本来の魅力が存分に引き出された演奏を聴かせてくれます。往年の名ピアニストたちの名録音に勝るとも劣らない、ベートーヴェン音楽の第一級の通訳者として、真正面から向き合った高水準な全集となっています。




WIGMORE HALL LIVE


WHLIVE 0062
¥1400
可憐なソプラノ、クリスティアーネ・カルク
R.シュトラウス:
 目覚めたバラ、赤いバラ、乙女の花Op.22、夜Op.10-3、
 たそがれの夢Op.29-1、白いジャスミンOp.31-3
フォーレ:ネルOp.18-1、イスファハーンのばらOp.39-4、薔薇Op.51-4
ドビュッシー:「忘れられたアリエッタ」より「グリーン」、「憂鬱」
プーランク:「偽りの婚約」より「花」
ヴォルフ:秘めた愛、夜、災難、夜の魔法
ベルク:初期の7つの歌曲
 【夜/ 葦の歌/ 夜鳴きうぐいす/ 夢に見た栄光/ 室内にて/
  愛の讃歌/ 夏の日】
<アンコール>
 ヴォルフ:私を花で覆って下さい
 シューマン:君は花のようにOp.25-24
クリスティアーネ・カルク(S)
マルコム・マルティヌー(P)
 注目の可憐なソプラノ歌手クリスティアーネ・カルク歌曲リサイタル

 収録:2012 年7 月19 日ウィグモア・ホール、ロンドン、ライヴ/71’32

 マリス・ヤンソンス&バイエルン放響の第9 で2012 年来日したソプラノ、クリスティアーネ・カルクによるロンドン、ウィグモア・ホールでの歌曲リサイタル。カルクはバイエルンのフォイヒトヴァンゲンに生まれ、ザルツブルクのモーツァルテウムで学ぶ。バッハのオラトリオからモーツァルト、シューベルト、メンデルスゾーンまで幅広いレパートリーを持ち、高い評価を得ています。2009 年ウィーン楽友協会で、アーノンクール指揮ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスと共にハイドンのオペラ「無人島」を上演。2010 年ザルツブルク音楽祭でムーティが指揮した「オルフェオとエウリディーチェ」に出演。そして2013 年ザルツブルク・イースター音楽祭でティーレマンと共演するなど、今着実に実力をつけ、注目を集めているソプラノの一人です。
 このアルバムの演目は、R. シュトラウス、ベルク、ヴォルフの後期ロマン派リート作品とフォーレ、ドビュッシー、プーランクのフランス歌曲という構成。気品のある凛とした歌声で聴かせるR. シュトラウス、また高貴な香りを漂わせるフォーレを繊細に透明感溢れる歌唱で魅了します。ピアノ伴奏は、歌曲伴奏の世界的名手マルコム・マルティヌーが務めています。
 

WHLIVE 0061
(2CD)
¥2600
クリスチャン・ブラックショウ(P)
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ集Vol.1

 [CD1]
  ピアノ・ソナタ第1番ハ長調K279
  ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調K280
  ピアノ・ソナタ第8番ニ長調K311
 [CD2]
  ピアノ・ソナタ第17番変ロ長調K570
  ピアノ・ソナタ第9番イ短調K310
クリスチャン・ブラックショウ(P)
 音楽ファン必聴のピアニストが登場!カーゾンの愛弟子クリスチャン・ブラックショウ、絶賛されたモーツァルト連続演奏会遂にリリース!

 収録:2012 年1 月6 日ウィグモア・ホール、ロンドン、ライヴ/93’02

 イギリスのピアニスト、クリスチャン・ブラックショウがウィグモア・ホールで行ったモーツァルトのソナタ連続演奏会のCD が発売されます。
 クリスチャン・ブラックショウは、1949 年1 月イギリスに生まれ。マンチェスター王立大学とロイヤル・アカデミーで学び、そのあとレニングラード音楽院に入学。そして後にロンドンで名手クリフォード・カーゾンに師事。しかし長らく音楽シーンから離れていたこともあり、「幻の名匠」として2012年初来日を果たすことになりました。2010 年にもロンドンのセント・ジョーンズ・ブリストルでモーツァルトのピアノ・ソナタ全曲を演奏。BBC MusicMagazine で「ここ数年で最高のモーツァルト」と絶賛されました。また、クィーン・エリザベス・ホールで弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ21 番(D.960)は、Pianist magazine で「音楽家の中の音楽家である」と評され、ゲルギエフ、ラトル、テミルカーノフ、ノセダ、マリナーら現代の巨匠指揮者たちとも共演し、絶賛されています。
 このウィグモア・ホールでのモーツァルトのソナタ連続演奏会は「ここ数年で最高のモーツァルト」と絶賛され、この度のそのライヴ演奏がリリースされることとなりました。このコンサート・シリーズは2013 年1 月に完結し順次発売される予定です。




NAXOS



8.573146
\1100
グラス、ラッター、フランセ:
 近現代のハープシコード協奏曲集

 ラター(1945-):古風な組曲
 グラス(1937-):ハープシコード協奏曲
 フランセ(1912-1997):
  クラヴサンと器楽アンサンブルのための協奏曲(ハープシコード協奏曲)
クリストファー・D・ルイス(ハープシコード)
ジョン・マクムルテリー(フルート)…1-6
ウェストサイド室内管弦楽団
ケヴィン・マロン(指揮)
チェンバロ…ドイツ語、ハープシコード…英語、クラブサン…フランス語
どの言葉でも、どの時代でも、全て同じ楽器です
録音 2012年9月10-12日
ニューヨーク アメリカン・アカデミー・オブ・アーツ・アンド・レターズ
Total Playing Time:64'02"
 「ハープシコードの音色」というと、バッハを始めとしたバロック時代の音楽を思い起こす人がほとんどでしょう。しかしここに収録された3つの作品はどれも現代に書かれたもの。どれも雅びな音色を活かしつつ、斬新な表現と現代的な味付けを施した何とも楽しい曲集です。
ラターは現代イギリス最高の作曲家。彼の生み出す音楽は崇高さと親しみやすさを兼ね備えているので、どれも一度聴いたら忘れられないほどの印象を残すのですが、この「古風な組曲」もその例にもれません。曲はフルートとハープシコードの合奏協奏曲風の体裁をとっていますが、これが全く一筋縄ではいかない曲集。
 聴きすすむうちに「おおっ」と叫び声をあげること間違いなしの面白さ。グラスの曲はパワフルで、フランセの曲は楽しさに満ちています。某テーマパークで流れていそうな音楽???です。
 


8.572996
\1100
ブラームス(1833-1897):ドイツレクイエム Op.45
 1.第1曲「幸いなるかな、悲しみを抱くものは」
 2.第2曲「肉はみな、草のごとく」
 3.第3曲「主よ、知らしめたまえ」
 4.第4曲「いかに愛すべきかな、なんじのいますところは、万軍の主よ」
 5.第5曲「汝らも今は憂いあり」
 6.第6曲「われらここには、とこしえの地なくして」
 7.第7曲「幸いなるかな、死人のうち、主にありて死ぬるものは」
アンナ・ルチア・リヒター(ソプラノ)…5
ステファン・ゲンツ(バリトン)…3.6
ライプツィヒMDR放送合唱団&交響楽団
マリン・オールソップ(指揮)
悲しんでいる人々は幸いである 涙とともに蒔くものは喜びとともに刈り入れん
録音 2013年4月11-14日
ドイツ ライプツィヒ,ゲヴァントハウス 大ホール
Total Playing Time:64'13"
 ブラームスの「ドイツ・レクイエム」は1869年に作曲された宗教曲です。曲自体は1857年にシューマンが死去した時に構想されたと言われていますが、実際には1865年に彼の母が死去したことで完成に至りました。通常、カトリック教会のレクイエムはラテン語で歌われますが、この曲はブラームス自身が選んだテキスト(ルターが訳したドイツ語版聖書など)を用いて、全てドイツ語のテキストで書かれています。ブラームス自身は、この作品を教会で歌うのではなく、演奏会用として考えていて、テキストからは「キリストの復活に関わる部分」が外されているところも興味深いものです。
 穏やかな第1曲のメロディが全般に使われながらも、全体にポリフォニックで極めて構造的に書かれた中身の濃い音楽です。
 演奏しているのは、既にブラームスの交響曲全曲をリリースしているオールソップ。美声で知られるステファン・ゲンツと1990年生まれの新鋭ソプラノA.L.リヒターのソロが、ライプツィヒMDR放送交響楽団と合唱団の渋い音色に花を添えています。
 

8.557534
\1100
シェーンベルク(1874-1951):浄められた夜(弦楽六重奏版) 他
 1-4.弦楽四重奏曲 第1番 Op.7(1904/1905)
 5-8.浄められた夜 Op.4(1899)
 9-12.弦楽のための30のカノンより
 <第19番/第25番/第27番/第28番>
フレッド・シェリー弦楽四重奏団&六重奏団
<メンバー>
レイラ・ジョセフォヴィッツ(ヴァイオリン)…1-12
ジェッセ・ミルズ(ヴァイオリン)…1-4.9-12
デイヴィッド・チャン(ヴァイオリン)…5-8
ファン・シン=ユン(ヴィオラ)…1-4.9-12
パウル・ノイバウアー(ヴィオラ)…5-8
ユラ・リー(ヴィオラ)…5-8
フレッド・シェリー(チェロ)…1-12
マイケル・ニコラス(チェロ)…5-8
もう一度 ロマンティックなシェーンベルクを楽しみたい
録音 :2012年10月4-6日…1-4.9-12 2012年1月2-3日…5-8 USA ニューヨーク アメリカン・アカデミー・オブ・アーツ・アンド・レターズ Total Playing Time:77'33"
 かろうじて調性を保っている初期の一連のシェーンベルクの作品…それは恐らく1905年あたりまで…の中でも、最も人気が高い「浄められた夜」。現在では20世紀に改訂された弦楽合奏版や、他の人の編曲によるピアノ三重奏版が知られていますが、やはりこの曲の繊細な味わいを楽しみたいのなら、1899年に書かれたこの弦楽六重奏版が一番ふさわしいのではないでしょうか?
 月の光の下を寄り添って歩く訳ありの二人、彼らの葛藤と贖罪を描く美しく妖艶な音楽は、当時としては斬新でしたが、今の時代にはまさに後期ロマン派を代表する作品として一際光を放っています。1904年の弦楽四重奏曲第1番もまだ調性感のある作品です。かたや実験的な要素のある「カノン」は短いながらも興味深い小品です。
 フレッド・シェリー弦楽アンサンブルの、要所要所にポルタメントを多用したロマンティックな演奏が曲の美しさを強調しています。
 

8.572751
\1100
サン=サーンス(1835-1921):ヴァイオリンとピアノのための作品集 第2集
 組曲 ニ短調 Op.16
  1.第1曲:前奏曲
  2.第2曲:セレナーデ
  3.第3曲:スケルツォ
  4.第4曲:ロマンス
  5.第5曲:終曲
 6.ロマンス ハ長調 Op.48(ヴァイオリンとピアノ編)
 7-8.ヴァイオリン・ソナタ(未完成)
 9.瞑想曲
 10-13.ヴァイオリン・ソナタ 第2番 変ホ長調 Op.102
 14.動物の謝肉祭-白鳥(ヴァイオリンとピアノ編)
ファニー・クラマジラン(ヴァイオリン)
ヴァニャ・コーエン(ピアノ)
美しく開いたた大輪の花のように香り高く
複雑で豊かな味わいを持つ名作集
録音 2011年12月5-7日 UK モンマス,ウィアストン・コンサート・ホール
Total Playing Time:67'43"
 実力派ヴァイオリニストとして、最近ますますその才能に磨きをかけているファニー・クラマジラン。彼女によるサン=サーンスのヴァイオリン作品集第1集(8.572750)は、その溢れるロマンと色彩豊かな音色で高く評価されました。今回の第2集では未完成となったヴァイオリン・ソナタの断片と第2番のソナタなど興味深い作品が奏されています。
 1862年に書かれた「組曲 Op.16」は、本来チェロと管弦楽のための曲で、その後ピアノ伴奏版とした際に、ヴァイオリンで演奏する異稿版も作成されたものです。未完成のヴァイオリン・ソナタは1842年の作品で、メンデルスゾーンを思わせる、未完でありながらも才能の煌めきが感じられる見事な作品です。1896年のヴァイオリン・ソナタ第2番は優美さの中にも渋さが感じられる円熟の音楽。サン=サーンスを聴く喜びがここにあります。他の小品、そして美し過ぎる「白鳥」!これはあなたの大切な1枚となることでしょう。
 

8.572808
\1100
リスト(1811-1886):ピアノ作品全集 第37集
 ペトラルカのソネット(第1稿)・ヴェネツィアとナポリ 他
  3つのペトラルカのソネット(第1稿)S158/R10b
   1.ソネット第47番:祝福あれ、あの日
   2.ソネット第104番:平和は見いだせず
   3.ソネット第123番:私はこの地上で天使の姿を
  ヴェネツィアとナポリ S159/R10d 第1番-第4番(第1作)
   4.第1番:レント ゴンドラの歌
   5.第2番:アレグロ
   6.第3番:アンダンテ・プラチード
   7.第4番:ナポリのタランテッラ アレグロ・ヴィヴァーチェ
  8.ピアノのための小品 第1番 変イ長調 S189a/R44a
  9.瞑想 S204/R86
  10.眠られぬ夜、問いと答え S203/R79
  11.トッカータ S197a/R60a
  12.舞踏会のギャロップ S220/R42
  13.ギャロップ イ短調 S218/R40
  14.半音階的大ギャロップ S219/R41
Jue Wang(ピアノ)
異稿版を聴きわけるのもリストを聴く楽しみの一つと言えるでしょう
録音 2011年11月29-30日 カナダ オンタリオ トロント,CBCグレン・グールド・スタジオ
 Total Playing Time:65'35"
 最近話題になった「巡礼の年」ですが、実はかなり複雑な成立過程を経ていることをご存知でしょうか。
 ここに収録されている「3つのペトラルカのソネット」と「ヴェネツィアとナポリ」は、いずれも通常耳にする「巡礼の年」の第2年の中に含まれる作品の原型で、「ペトラルカ〜」は、もともと歌曲として書かれた形に近い音楽となっています。「ヴェネツィアとナポリ」は全ての曲が「巡礼の年」に採用されたわけではありませんが、これはこれでなかなか興味深い仕上がりになっています。
 リストの場合、自作に手を入れることがしばしばあり、こういう異稿版を聴くのは「通の楽しみ」の一つと言えるでしょう。
 ピアニストの王(王に玉)Jue Wangは第16回パロマ・オシェア サンタンデール国際ピアノコンクールで優勝、成功への足掛かりを掴んだピアニストです。すでにカーネギー・ホールとウィグモア・ホールでリサイタルでデビュー・リサイタルを行っています。
 

8.559707
\1100
ダニエルプール(1956-):古代の谷の闇
 古代の谷の闇(5楽章の交響曲)(2011)
  1.哀悼
  2.冒涜
  3.祝福
  4.冒涜
  5.終曲-奉献
 6.喜びの涙(2009)
 女の生涯-マヤ・アンジェロウのテクストによる(2007)
 7.少女は語る
 8.人生は私を脅さない
 9.彼らは家へ行く
 10.おいで、私のベビー
 12.ちょっと憂鬱に
 13.より多く
アンジェラ・ブラウン(ソプラノ)…7-13
ハイラ・プリットマン(ソプラノ)…5
ナッシュヴィル交響楽団
ジャンカルロ・ゲレーロ(指揮)
世界初録音
難解な作品ですが、その根底には慈しみと優しさが流れています
録音:2011年11月17-19日…1-5 2012年9月20-22日…7-13 2010年11月4-6日…6 USA ナッシュヴィル、シャーマーホーン・シンフォニー・センター,ローラ・ターナー・ホール
Total Playig Time:79'56"
 リチャード・ダニエルプールはアメリカの中堅作曲家たちの中でも、最も偉大な才能の持ち主とされる人です。彼はヨーヨー・マやフレデリカ・フォン・シュターデら多くの演奏家たちのためにオペラや室内楽を作曲。そのどれもが高く評価されています。
 その作風は決して難解ではないものの、やはり前衛的であり個性的であり、またテキストの多くはセンセーショナルな内容を持つもので、ここに収録された作品も現代における深い問題を孕んだものです。「古代の谷の闇」はナッシュヴィルとピッツバーグ交響楽団の委嘱作で、第5曲には古代ペルシャの詩人ルーミーの詩を英訳したものがテキストに使われています。
 詩自体は残忍な夫や恋人に従順な女性が描かれていますが、ダニエルプールはこの女性を最近のイランに置き換え、現政権の下で耐えてきたイランの人々へのオマージュとしています。他にはモーツァルトのレクイエムに触発された「喜びの涙〜Lacrimae Beati」、ソプラノ歌手アンジェラ・ブラウンのために書かれた「女の生涯」。全て世界初録音です。
 

8.559747
\1100
ジョン・ノウルズ・ペイン(1839-1906):管弦楽作品集
 1.序曲「シェークスピアの“お気に召すまま”」Op.28(1876)
 交響詩「シェークスピアノのテンペスト」Op.31(1877)
  2.第1曲:嵐
  3.第2曲:プロスペローの孤島以前の穏やかで幸せな情景
  4.第3曲:エアリエル
  5.第4曲:プロスペローのお話
  6.第5曲:フェルディナンドとミランダの幸福な愛
  7.第6曲:キャリバンとのエピソード
 8-11.交響曲 第1番 ハ短調 Op.23(1872-1875)
アルスター管弦楽団
ジョアン・ファレッタ(指揮)
信じられますか?こんな楽しい曲が19世紀のアメリカで書かれていたなんて!
録音 2012年10月15-16日 UK ベルファスト,アルスター・ホール Total Playing Time:70'38"
 19世紀最後の四半期のアメリカは、前例のないほどに音楽が成長しました。もちろん当時の生粋のアメリカ人たちも主にヨーロッパで訓練を受けたため、その作品もヨーロッパの形に基いてはいたものの、次第に独自の語法を身に着け、その流れは次世代の作曲家たち…A.フット、E.ビーチやE.マクダウェル、そしてA.コープランドに伝わって行ったのです。ジョン・ノウルズ・ペインはその開祖の一人であり、恐らく初めてアメリカ国内で名声を博した「生粋のアメリカ人音楽家」であると言えます。彼はポートランドの楽器商の息子として生まれ、幼い頃から店内で演奏を行っていました。
 そんな彼が作曲を学ぶためにドイツへ旅立つ時には地元の有志らも応援。大きな夢を抱きドイツへと渡りその才能を開花させたのです。
 帰国後はボストンに活動の拠点を置き、1873年にはハーヴァード大学に設置する音楽学部の教員として招かれます。そのまま作曲と教育に力を入れ数多くの作品を発表しました。もちろん作風にはベートーヴェンやベルリオーズの影響が感じられますが、そんなことは関係ありません。
さあ、この楽しい世界を体験いたしましょう。
 


8.559757
\1100
コリリアーノ(1938-):奇術師・ヴォカリーズ
 奇術師(2007)
 パーカッション奏者、弦楽オーケストラとオプショナル・ブラスのための協奏曲
  1.カデンツァ
  2.ムーヴメント 機木
  3.カデンツァ
  4.ムーヴメント 供Ф眤
  5.カデンツァ
  6.ムーヴメント 掘肌
 7.ヴォカリーズ(1999)
エヴリン・グレニー(パーカッション)…1-6
ヒラ・プリットマン(ソプラノ)…7
エレクトニクス・プロデュース&
パフォーマー…マーク・ビークル
アルバニー・シンフォニー
デヴィッド・アラン・ミラー(指揮)
世界初録音
名手グレニーのために書かれたあまりにも鮮やかなパーカッションのための協奏曲
録音:2011年3月13日 トロイ・セイヴィング・バンク・ミュージック・ホール…1-6 2011年5月22日 トロイ EMPAC(パフォーミングアートセンターの実験メディア),RPI(レンセラー工科大学)…7 Electronic sound design: Teese Gohl (track7) Additional sound design: Angie Teo (track7)
Total Playing time:57'43"
 グラミー賞を始めとした数々の賞を総なめにしている、現代アメリカ最高の作曲家コリリアーノ。彼は過去40年間に3つの交響曲と100以上の室内楽曲、8つの協奏曲を含む数多くの作品を発表しています。しかしコリリアーノが最初に「パーカッションのための協奏曲」の作曲依頼を受けた時は恐怖すら感じたとのことで、なぜならパーカッションのほとんどはヴァイオリンやトランペットのように音を持続することがなく、またピッチを持っていないからだったそうです。しかしそれを完璧に克服した作曲家は、様々な工夫を凝らし見事な作品を書き上げました。
 3つの異なる素材をイメージした曲を、魅惑的なカデンツァで繋いだ音楽は「奇術師」のタイトルにふさわしい幻惑的な作品です。
 「ヴォカリーズ」はニューヨーク・フィルの当時の音楽監督であったクルト・マズアからの委嘱作で「ミレニアムにふさわしい作品を」という要望に応え、彼は電子楽器の多彩な音響を用いた音楽を書いたのでした。声とオーケストラ、そしてエレクトロニクス音楽の融合は、確かに新しい時代を彷彿させるものです。
 


8.571300
\1100
イディル・ビレット:アーカイヴ・エディション 第15集
 モーツァルト(1756-1791):幻想曲 ハ短調・ピアノソナタ 第14番&第11番
  1.幻想曲 ハ短調 K475
  2-4.ピアノ・ソナタ 第14番 ハ短調 K457
  5-7.ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K331
イディル・ビレット(ピアノ)
録音:2000年9月23日 フランス フェネトランジュ音楽祭 ライブ…1-4 1993年10月21日 フランス リール音楽祭 ライブ…5-7 
Total Playing Time:61'03"
 トルコの名手ビレットによる、ちょっと風変りなモーツァルト。彼女のベートーヴェンヤモーツァルトの解釈はとても斬新であり、それは例えばテンポであったり、アコーギクであったりと、どれもなかなか興味深いものです。ここで演奏されているのはモーツァルトの作品の中でもとりわけ激しい表情を見せるハ短調のソナタと幻想曲。
 そして最終楽章に「トルコ行進曲」を持つ優雅なイ長調のソナタ。楽想がめまぐるしく変化するハ短調の幻想曲と、第24番のピアノ協奏曲を彷彿させるソナタでの、きわめて即興的なフレーズの処理や、イ長調ソナタの第1楽章(変奏曲形式)での、同じく遊び心たっぷりの表現など、彼女が単なる名手ではないことを物語っています。
 

8.572354
\1100
マクスウェル・デイヴィス(1934-):ストラスクライド協奏曲 第5番&第6番
 1-3.ヴァイオリン、ヴィオラと
   弦楽オーケストラのためのストラスクライド協奏曲 第5番(1991)
 4-6.フルートとオーケストラのためのストラスクライド協奏曲 第6番(1991)
ジェームズ・クラーク(ヴァイオリン)…1-3
キャサリン・マーウッド(ヴィオラ)…1-3
デイヴィッド・ニコルソン(フルート)…4-6
スコットランド室内管弦楽団
ピーター・マックスウェル・デイヴィス(指揮)
 Collins Classicsより移行盤
 あまりにも独創的で、神秘的 これらの作品を理解するためには悠久の時が必要かも

録音 1993年7月 スコットランド エディンバラ,アッシャー・ホール
Total Playing Time:59'27"
 マックスウェル・デイヴィスによる渾身の曲集である「ストラスクライド協奏曲」の第5番と第6番です。ここに収録されている2曲は、古典的な形式に準拠したもので、第5番のヴァイオリンとヴィオラのための曲は、あのモーツァルトの協奏交響曲 K364からインスピレーションを受けたものです。
 もちろん曲自体は先鋭的ですが、独奏楽器と管弦楽との親密な対話は、複雑かつ精妙な音の絵を描いています。第6番はブリューゲルの絵画がヒントになっているというもので、伴奏のオーケストラにはフルート、オーボエ、ヴァイオリンは含まれず、その代わりバス・クラリネットとグロッケンシュピール。タンブリン、クラヴェスを配置し、絶妙かつ軽妙な響きを醸し出しています。全体的に穏やかで神秘的な雰囲気に終始しますが、時に爆発的なエネルギーの放出が印象的な作品です。
 8.573017…第2番
 8.572353…第3番&第4番
 

8.572867
\1100
ルクレール(1697-1764):ヴァイオリン・ソナタ集 第2巻
 第6-7番,第9-12番
 1-4.ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 Op.2-7
 5-7.ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.2-6
 8-11.ヴァイオリン・ソナタ ホ長調 Op.2-9
 12-14.ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 Op.2-10
 15-17.ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 Op.2-11
 18-21.ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Op.2-12
エイドリアン・バターフィールド(バロック・ヴァイオリン)
ジョナサン・マンソン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ローレンス・カミングス(ハープシコード)
もしルクレールが200年遅く生まれていたらどんなに激しい音楽を書いたのだろうか?
 録音 2011年7月18-20日,25-27日 ロンドン ウォルサムストー 聖メアリー教会
 Total Playing Time:77'23"
 伸びやかで大らかな音楽だけど、実はとても技巧的。フランス=ベルギー・ヴァイオリン楽派の始祖ルクレールのヴァイオリン・ソナタ第2巻の続編です。彼の特徴はイタリアの開放的な明るさとフランスの抒情を合わせ持つことであり、この時代では先進的な音楽語法であったのです。
 彼のヴァイオリン・ソナタのうちこの第2巻は1827年に出版されましたが、譜面の中にはかなり演奏困難な部分も多く、演奏家にとっても試練の場となったようです。何より第1巻のいくつかの作品はフルートでも演奏できますが、こちらの第2巻はヴァイオリンでなければ演奏できない数々の技法が含まれています。
 不幸な最期を遂げたルクレールですが、彼の作品はどれも豊かに歌う弦の特性を活かし切った上品な美しさが満ち溢れています。第2巻はこの盤で全曲完結となります。
8.570888…第1巻 第1番-第4番
8.570889…第1巻 第5番-第8番
8.572866…第2巻 第1番-第5番&第8番
 

8.573112
\1100
クレメンティ(1752-1832):交響曲 第3番&第4番 他
 1.序曲 ハ長調 
 2-5.交響曲 第3番 ハ長調「偉大なる国民」WO34(P. スパーダによる改訂版)
 6-9.交響曲 第4番 ニ長調 WO35(P. スパーダによる改訂版)
ローマ交響楽団
フランチェスコ・ラ・ヴェッキア(指揮)
失われた作品が息を吹き返すとき、聴き手は大きな喜びを味わうことになる
録音 :2011年2月29-30日…1 2012年1月20-22日…2-9 ローマ OSRスタジオ
 クレメンティの4つの交響曲は彼の生前に発表されることはなく、クレメンティ自身も「交響曲のスコアは全て破棄した」と述べていました。しかし1917年に競売を経て図書館に買い取られた手稿譜の中に、交響曲の断片が含まれているのが発見され、苦労して復元した結果、4曲の交響曲といくつかの断片としてまとめられることが判明したのです(あのアルフレード・カゼッラも復元作の研究を行い、第1番と第2番とおぼしき作品を演奏したという記録もあります)。実際、どのような校訂を行ったとしても完全な形を復元するのは不可能ですが、ここで聴ける形でも充分にクレメンティの「管弦楽作曲家」としての才能をかじることはできるはずです。
 洗練された筆致で描かれたバランスのよい作品は、ロマン派への架け橋として高く評価されるものです。
 交響曲 第1番&第2番…8.573071
 

8.573165
\1100
クシシュトフ・メイエル(1943-):弦楽四重奏曲集 第4集
 1-3.弦楽四重奏曲 第1番 Op.8(1963)
 4.弦楽四重奏曲 第2番 Op.23(1969)
 5-7.弦楽四重奏曲 第3番 Op.27(1971)
 8-10.弦楽四重奏曲 第4番 Op.33(1974)
ヴィエニャフスキ弦楽四重奏団
<メンバー>
ヤロスラフ・ゾフニエルツキ(第1ヴァイオリン)
ミロスワフ・ボチェク(第2ヴァイオリン)
レフ・バワバン(ヴィオラ)
マチェイ・マズレク(チェロ)
はっきり言って難解です。でも、聴いているうちにくせになります
録音:2012年10月15日…4 2012年10月17日…5-7 2013年2月5日…1-3 2013年2月4-5日…8-10 ポーランド ポズナニ、ラジオ・メルクリー
 Total Playing Time:75'58"
  ポーランド、クラクフ出身の作曲家メイエルの弦楽四重奏曲の第4集です。今回は1963年に作曲された第1番から1974年の第4番までの初期の4つの作品をお聴きください。あまりにも印象的な始まり方をする第1番はクラクフ音楽院在学中の作品で、当時師事していたペンデレツキやナディア・ブーランジェの影響を強く受けた、無機質なのに鮮烈な印象を残す音楽です。
 第2番は若干傾向が違い、バルトークを思わせるユニゾンで始まり少しずつ音が絡み合うという単一楽章の短い曲です。第3番はまた3楽章形式に戻りますが、作風はより自由さを増しています。音は全て凝縮し一点に集中していくかのようです。第4番はダイナミックで静と動を追求したかのような音楽。メイエルの12年間の進歩と変化が感じられますでしょうか?
 


8.573234
\1100
スラットキン&デトロイト交響
 ラフマニノフ(1873-1943):交響曲 第1番&死の島

 交響詩「死の島」Op.29
 交響曲 第1番 ニ短調 Op.13
デトロイト交響楽団
レナード・スラットキン(指揮)
もし当時スラットキンが演奏していたら、ここまで酷評されていなかったかも
録音:2012年10月19-21日…1 2012年11月9-11日…2-5 USA デトロイト交響楽団、オーケストラ・ホール
Total Playing Time:66'20"
 1897年のペテルブルク。ラフマニノフの交響曲第1番が初演された時、会場は騒然となり罵詈雑言が飛び交ったとか。無論、初演を担当したグラズノフの曲に対する無理解が引き金となったものの、キュイを始めとした有識者たちにはこの作品の真価を理解することができず、自信を喪失したラフマニノフはこの楽譜を出版禁止にするだけでなく、気持ちもすっかり落ち込んでしまい、1901年の「ピアノ協奏曲第2番」までは作曲への意欲さえをも失うほどだったのです。実際の交響曲は、彼が生涯に渡って固執していた「怒りの日」のモティーフが効果的に使われ、また見事な対位法が駆使された野心的な作品であり、なぜそこまで酷評されたのかはわかりませんが、まあ、ここで大成功を収めてしまったとしたら、交響曲第2番やピアノ協奏曲第2番が生まれなかったかもしれないことを考えると、時には「若き挫折」というものも必要なのかもしれません。「死の島」は1909年の作品。ベックリンの「死の島」(これを元にしたクリンガーの銅版画)からインスパイアされた曲で、こちらにもたっぷりと「怒りの日」のメロディが引用されています。スラットキンとデトロイト交響楽団は、これらの曲を完璧に聴かせます。
 

8.573241
\1100
ブロッホ(1880-1959):交響曲 嬰ハ短調&海の詩
 交響曲 嬰ハ短調
  1.第1楽章:Lent-Allegro agitato ma molto energico
  2.第2楽章:Andante molto moderato
  3.第3楽章:Vivace
  4.第4楽章:Allegro energico e molto marcato
 海の詩(管弦楽版)
  5.波
  6.シャンティ
  7.海にて
ロンドン交響楽団
ダリア・アトラス(指揮)
この交響曲にはマーラー、ブルックナー、シュトラウスの「良いところ」が全て入ってます
録音 2011年11月14-15日 UK ロンドン アビー・ロード 第1スタジオ Total Playing Time:68'26"
 スイス出身のユダヤ人作曲家ブロッホと言えば「バール・シェム」や「ヘブライ組曲」などの民族色の濃い作品ばかりが思い起こされますが、このアルバムの2つの作品は、どちらかというとドイツ後期ロマン派、ブルックナー、マーラ ー、R.シュトラウスの伝統を汲むものです。それもそのはず、交響曲 嬰ハ短調は彼がドイツに留学していた20歳のころに書かれたもので、天才的な才能の萌芽と、後の深淵な思想が混在する力作であることは間違いありません。
 あのロマン・ロランが大絶賛したという素晴らしい作品です。もう1曲の「海の詩」はもともとピアノのために書かれた作品で、あのウォルト・ホイットマンの詩に触発されたものです。通常、ピアノのために書かれた版が演奏されますが、この作曲家自身による管弦楽版も、ドビュッシーの「海」と肩を並べる名作と言えるでしょう。刻々と表情を変える波、瞑想と静けさ、七色に光る水面・・・海からは驚くほど多くの表現が生まれます。イスラエル生まれの女性指揮者アトラスは、ブロッホのスコアを完全に再現し、その隠された魅力を顕わにします。
 

8.660333-35
(3CD)
\3300
ウルシュプルフ(1850-1907):
 歌劇「全ての物事において最も不可能なこと」(1897)
女王…レベッカ・ブロベルク(ソプラノ)
ロベルト(女王に仕える貴族)…ロベルト・フェンディ(バリトン)
ディアナ(ロベルトの妹)…アン・ヴィーベン(ソプラノ)
セリア(ディアナの小間使い)…カテリーナ・マイアー(ソプラノ)
リサルド(女王の勅選弁護士)…マティアス・グレツェル(テノール)
ラモン(リサルドの使用人)…ラルフ・ザウアーブライ(バリトン)
ミュンヘンPPPミュージック・シアター・アンサンブル
ピーター・P・パッフェル(ディレクター)
オーケストラ・ソルブ・ナショナル・アンサンブル
イスラエル・イオン(指揮)
こんなに素晴らしい才能が埋もれているとはもったいない・・・
録音 2012年9月22日 ドイツ レヴェルクーセン クルトゥルスタットレフ・フォルム ライブ
Total Playing Time:163'08"
 アントン・ウルシュプルフはフランクフルト生まれの作曲家。フランツ・リストの直系の弟子であるイグナーツ・ラハナーとヨアヒム・ラフに師事、ワイマール楽派の流れを汲む作品を多く残しました。クララ・シューマンとブラームスとも親交があり、またフランクフルトにラフが創立した音楽学校で教師として働き、教育者としても多大なる功績を遺した人です。
 作曲家としてはピアノ独奏曲から大管弦楽曲、そしてこの作品を含む2つのオペラ、室内楽、合唱作品など数多くの作品を発表、また亡くなる年にはグレゴリオ聖歌の復元にも携わっています。生前は後期ロマン派の提唱者として国際的に認められていましたが、没後はすぐに忘れられてしまいました。この作品はシューマンやウェーバーを思わせる恋愛物語で、最後はハッピーエンドで終わります。
この上演は、全ての物語をノーカットで演奏。資料的にも価値のあるものです。
 

8.507013
(7CD)
\4400
ジェズアルド(1566-1613):マドリガルBOX
CD1…第1集 8.570548
 1. 甘く優しい口づけよ
 2. 甘き愛をもって
 3. マドンナ、私はそうなってほしい
 4. どのように生きることができようか
 5. 冷たいマドンナの乳房
 6. マドンナは横たわっている
 7. ああ、あまりにも賢明な誤り
 8. そのように高貴な手の時は
 9. 愛は平和を求めない
 10. 何と喜ばしい。私の悲しみをつくることは
 11. おお、甘き私の苦しみ
 12. ティルシは死を望む
 13. ティルシは自らの欲望を感じた
 14. わが星をあなたは見ていますか
 15. 見ないで、見ないで
 16. 美しく芳香に満たされた花よ
 17. 幸せな春よ
 18. 正直なニンフたちが踊る
 19. 自然があなたに与えたばら
 20. 美しく小さな天使
CD2…第2集 8.570549
 1. 親愛なる愛しいほくろ様
 2. そして彼女は持っている
 3. あなたが壊して緩めた
 4. 傷は浅い
 5. 私の胸は感傷的になる
 6. 最も優雅なベールで
 7. 悲しみが甘い時
 8. 私はすぐに死んでしまう
 9. 痛みが激しい時、私は無口になる
 10. おお、これほどまでに大きな罰
 11. おお、甘き情熱
 12. 私が感じるがままに
 13. この手ではない
 14. たいまつか矢のどちらかで
 15. 雪のような白い手
 16. あなたの残り香が
 17. そして、幸せの竪琴を
 18. 私は変わらない
 19. 輝く瞳に出会ったとき
 20. 私の光を消さないで
 21. フランスの歌
 22. ガリアルダ
CD3…第3集 8.572136
 1.あなたは私が死ねばいいと思っている
 2.死んだ方がいいの?
 3.悲しいかな、絶望的な生活
 4.私は元気がない。そして死ぬ
 5.あなたの曇りのない目の美しさで
 6.悲しいかな、残酷で情け容赦のないもの
 7.愛の甘き精神
 8.私の心はため息をついている
 9.おお、悪しき生まれの悪しきメッセージ
 10.見てください、私の太陽が輝くのを
 11.私はあなたを愛してない、そんな言葉を投げかけないで
 12.愛の奇蹟
 13.そして私は焼け焦げそう
 14.残酷な悲しみ
 15.彼女は泣いている、悲しくて
 16.耐え難い苦痛が私を殺す
 17.もし私があなたの慈悲深さを知ったなら
 18.ああ、それはすでに残酷だった
 19.最高に甘きため息(6声)
 20.わが人よ、もし私を殺すなら
 21.どのように私の心は生きることができるか(5声部のカンツォネッタ)
 22.月桂樹の陰で(5声部のカンツォネッタ)
CD4…第4集 8.572137
 1. 清らかな澄んだ光よ
 2. 時には正直な欲望に
 3. 私は沈黙の中で静かでならなければならない(第1部)
 4. 無駄に、残酷に(第2部)
 5. あなたは私に何をしているの?
 6. この残酷で信心深き女性
 7. 私が思ったのと同じように(第1部)
 8. おお、ここまで残酷な愛(第2部)
 9. わが心よ、ああ、泣くことはない(第1部)
 10. だから私を傷つけないで(第2部)
 11. ルッツァッスキ(1545-1607):4声のトッカータ(オルガン・ソロ)
 12. 我が主の顔は死に覆われている
 13. 最後に溜息をつき、私は死ぬ(第1部)
 14. 人生は死を歓迎する(第2部)
 15. 彼女は結局のところ
 16. 私の心を伝えよう
 17. 見よ、従って私は死ぬだろう(第1部)
 18. ああ、すでに私は血の気が引く(第2部)
 19. 私の心は燃えている
 20. あなたの心に小さな愛があれば
 21. 太陽は明るく(6声-第1部)
 22. わが光よ、戻っておいで(6声-第2部) 
CD5…第5集 8.573147
 1.歌って楽しみなさい
 2.見つめなければ私は死なないが
 3.行け、わがため息よ
 4.とてもいとしいわが命のひとよ
 5.ああ、痛ましい喜び
 6.いとしい方よ、愛の甘い「ああ」という言葉は
 7.いとしいひとの目に宿り
 8.もし私の悲しみがあなたを悲しませるのなら
 9.わが心の命であるまなざしよ
 10.命のひとから離れる者は
 11.情けをと私は泣きながら叫ぶのだが
 12.ああ、お前たちはあまりにもしあわせ
 13.恋人たちよ、競い合って急ぎなさい
 14.美しい目をふきなさい
 15.お前は私を殺す
 16.ああ、美しい胸を覆ってほしい
 17.悲しく涙もろい私の気質に
 18.けれど私を死へと導く 
CD6…第5集&第6集(トラック4から) 8.573148
 1.ああ、暗い日よ
 2.もしお前が逃げるなら
 3.あなたを愛しています、私の生命よ
 4.もしもお前が私の死を望むなら
 5.美しい人よ、心を持ち去るのなら
 6.お前は泣いている、私のフィッリよ
 7.私を煩わすのをやめておくれ
 8.明るく輝く太陽
 9.私は行くとしか言わなかった
 10.一日に千回も私は死ぬ
 11.優しい私の宝である人よ
 12.ああ、いくらため息をついても無駄なのだ
 13.こんなに大きな苦しみの中でも
 14.優美な音色と甘い言葉で
 15.白くみずみずしい花 
CD7…第6集 8.573149
 1.大胆な小さい蚊が
 2.お前を求めて私は燃える
 3.死のみが私を殺すのだから
 4.私の希望を打ち砕いたあの残酷な「いや」という言葉を
 5.私は死ぬ、悲しみや苦しみゆえに
 6.蝶のように舞う
 7.私の喜びに空はかくも晴れ渡り
 8.お前は追いかける、おお美しいクローリよ
 9.お前を愛する故に私はやつれ果てる
 10.悲嘆にくれて泣いていたのは昔
 11.にこやかで美しいリコーリが
デリティエ・ムジケ
マルコ・ロンギーニ(指揮)
美しさの中に潜む甘い毒・・・非業の作曲家ジェズアルド
録音:2007年7月23-27日…CD1 2007年7月27-28日…CD2 2008年7月27日-8月1日…CD3 2009年7月20-24日…CD4 2010年7月6-10日,24-29日…CD5-7 
 不貞の妻とその愛人を殺害したことで名前が知られる後期ルネサンスの作曲家、カロル・ジェズアルド。彼の作品もその生涯に負けず劣らず独自性の高いものでした。当時の音楽語法とは全く異なる音列や和声、半音階的なメロディは、もちろん当時受け入れらることもなかったのですが、現代社会においては、却って表現力豊かなものとして高く評価されるようになったのです。
 肌をざわつかせるほどに歪んだ美しさに満ちた一連の作品、この機会にまとめてお楽しみください。




NAXOS(Blu-rayオーディオ)


NBD0037
(Blu-rayオーディオ)
\2300
コープランド(1900-1990):ロデオ/ダンス・パネル 他
 ロデオ-1幕のバレエ(1942)-コンプリート・バレエ
  1.カウボーイの休日
  2.畜舎の夜想曲
  3.牧場主のパーティ
  4.土曜の夜のワルツ
  5.ホーダウン
 6-12.ダンス・パネル:7部のバレエ(1959/1962改)
 13.エル・サロン・メヒコ(1932/1936改)
 14.キューバ舞曲(1942/1945改)
デトロイト交響楽団
レナード・スラットキン(指揮)
良き時代のアメリカを感じながら胸がわくわくするようなコープランドを聴きたい!
録音 デトロイト,マックス.M.フィッシャー・ミュージック・センター,オーケストラ・ホール 2012年11月9-11日…1-4 2012年11月12-14日…5-13 
 8.559758と同内容
 AUDIO Recorded and edited in HIGH DEFINITION
 24-bit, 96 kHz PCM Surround
 Presented in HIGH DEFINITION 24-bit, 96 kHz
 Total Playing Time:70'11"
 あまりにもカッコいい演奏なので、これらの曲の演奏がとても難しいということを一瞬忘れそうになってしまう、スラットキンのコープランド作品集です。
バレエ音楽「ロデオ」は、通常4曲からなる演奏会用組曲「ダンス・エピソード」が知られていますが、ここではオリジナルの5曲からなるバレエ完全版を収録。コープランドが削除してしまった「牧場主のパーティ」が聴けます。
 そして、すばらしい出来なのにあまり知られていない「ダンス・パネル」、複雑なリズムが交錯する「キューバ組曲」、そして(ノリノリの演奏の場合のみ)狂乱の熱狂をもたらす「エル・サロン・メヒコ」。これらはちょっとでもリズム感が狂ったものなら、たちまちダサい音楽へと転落してしまうという、実に気難しい作品群なのです。
 これらを颯爽をさばいていくスラットキンとデトロイト交響楽団の勇姿は、まるで荒馬を易々と乗りこなすカウボーイの如く。これぞまさしく「真のアメリカ音楽」です!デトロイト、がんばれ!




MSR



MS 1406
\2200→\1990
室内楽版マーラー「大地の歌」!
 マーラー:交響曲「大地の歌」(1908-09)〜
  シェーンベルクによる室内楽編曲版(1920)
  レイナー・リーンによる完成版(1983)
ロバート・ブロールト(T)
リチャード・ゼラー(Br)
ケン・セルデン(指揮)
マーティンゲール・アンサンブル
 シェーンベルクの「私的音楽協会」再現第2弾!室内楽版マーラー「大地の歌」!

 録音:2012年8月27日ポートランド,ライヴ

 ケン・セルデンとマーティンゲール・アンサンブルによる室内楽版マーラー第2弾。
 大地の歌の室内楽版のディスクは今日、意外にも多くリリースされている。そもそもこの室内楽版はシェーンベルクが1920年前後に開催された現代音楽コンサート「音楽私的演奏協会」のために編曲したもので、大編成のマーラー作品を上演するには予算に限りがあったため縮小版を作ったわけである。しかしもともと室内楽的な書法の「大地の歌」を室内楽にすることで作品は更に透明度を増し、今日むしろこの版を好む指揮者は多い。通常、歌手はアルト(かメゾ、もしくはコントラルト)とテノールで歌われるがバーンスタイン&VPO以来、テノールとバリトンで歌われることも多くなってきた。しかし室内楽版のディスクではまだそれも数少なく、このディスクは貴重。因みにレイナー・リーンによる完成版とはシェーンベルクが編曲し残した余白部分を1983年にリーンが補作したもので、今日使用される大地の歌のシェーンベルク室内楽編曲版は全てこの版のことである。
 


MS 1486
(2CD)
\3400→\3090
「ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集」
 チェロ・ソナタ第1番ヘ長調/チェロ・ソナタ第2番ト短調/
 チェロ・ソナタ第3番イ長調/
 チェロ・ソナタ第4番ハ長調/チェロ・ソナタ第5番ニ長調/
 ヘンデルの「マカベウスのユダ」の主題による12の変奏曲ト長調/
 モーツァルトの「魔笛」の「恋人か女房か」の
  主題による12の変奏曲ヘ長調/
 モーツァルトの「魔笛」の「愛を感じる男たちには」の
  主題による7つの変奏曲変ホ長調
コリン・カー(Vc)
トーマス・ザウアー(Pf)
 イギリスで絶大なる人気を誇るチェリスト、コリン・カーがベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集を録音!

 録音:2011年10月アルバータ州バンフ,カナダ

 チェロのコリン・カーはユーディ・メニューイン・スクールでモーリス・ジャンドロンとウィリアム・プリースに師事し、ピアティゴルスキー・メモリアル・アワード受賞、ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクール第2位など、国際的なコンクールに上位入賞している。現在はソリストとしてラトル、ゲルギエフ、デュトワ、スクロヴァチェフスキらと共演、バッハ、ベートーヴェンからクラム、ガンサー・シュラーまで幅広いレパートリーをこなす中堅チェリストとして活躍している。イギリスでは絶大な人気を誇り、録音ではバッハの無伴奏ソナタ(Wigmore Hall)が発売になっており、好評を博している。


旧譜
コリン・カー(Vc)/ J.S. バッハ:無伴奏チェロ組曲

WHLIVE 0060
(2CD)
\2200→\1990
コリン・カー(Vc)
 J.S. バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
コリン・カー(Vc)
 イギリスで絶大なる人気を誇るチェリスト、コリン・カーが無伴奏を録音!

 録音:2012 年5 月5 日ウィグモア・ホール、ライヴ

 英国王立音楽院の教授を務め、英国で絶大なる人気を誇るチェリスト、コリン・カー。歴史的名チェリスト、モーリス・ジャンドロンとウィリアム・プリースに師事し、ヨーロッパ中の主要なコンサート・ホールや音楽祭に出演している名手です。
 この度2012 年5 月にウィグモア・ホールで行われたJ.S. バッハの無伴奏チェロ組曲がリリースされます。彼の素晴らしいテクニックと音楽的才能、銘器マッテオ・ゴフリラーを携え、表情豊かにそして繊細に作品の核心に迫る演奏は、名盤の多いこの作品の中でも屈指の名演と言えるでしょう。
 「私は何十年もの間この作品を演奏してきました。こんなにも親しまれている作品は他にありません。何度も演奏していますが、その度に音楽から得る印象は異なります。このレコーディングでも、第5 組曲のアルマンドで最初に録音した演奏と最後に録音した演奏時間が異なっていました。私が選んだテイクは前のものより35 秒速い最後に録音したものでした。その方が断然良い演奏だったのです。私はこの偶然を非常に喜びました。私は演奏にあたっていつも細心の注意を払い、熟考し丁寧に演奏します。しかしこの様な嬉しい出来事が起こるのです。まさにパラドックス!」コリン・カー

 


MS 1459
\2200→\1990
ジーナ・シフのシベリウス&バーバー:ヴァイオリン協奏曲
 (1)シベリウス(1865-1957):ヴァイオリン協奏曲
 (2)パウル・ベン=ハイム(1897-1984):3つの無言歌(管弦楽版、世界初録音)
 (3)バーバー(1910-1981):ヴァイオリン協奏曲
ジーナ・シフ(Vn)
アヴラーナ・アイゼンバーグ(指揮)
MAV交響楽団
 
 録音:2011年ハンガリー放送,ブダペスト

 ジーナ・シフはニューヨーク・タイムス紙で「甘美で高いヴォルテージ、ハイフェッツの再来」と高い評価を得ている女流ヴァイオリニスト。既に録音は数多く、映画音楽の大家モーリス・ジャールのサントラ「フィクサー」が録音デビュー、他にブロッホのヴァイオリン協奏曲(NAXOS)、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ全集(MSR)などがあり、レパートリーにも特色がある。このディスクではユダヤ情緒たっぷりの神秘的なベン=ハイムの作品と明朗快活なバーバーの協奏曲で魅力的なカンタービレを聴かせている。指揮のアイゼンバーグは女流指揮者で、ボストン室内響の音楽監督を務める。




好評!ジーナ・シフの旧譜!
ブロッホ:ヴァイオリン協奏曲/バール・シェム/ヘブライ組曲(スコティッシュ・ナショナル管/セレブリエール)
NAXOS
8.557757
\1100
ブロッホ:ヴァイオリン協奏曲 他
 ヴァイオリン協奏曲/バール・シェム/ヘブライ組曲
ジーナ・シフ(ヴァイオリン)
ホセ・セレブリエール(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
ジュネーヴに生まれた早熟の天才、ブロッホ(1880-1959)はブリュッセル音楽院でウジェーヌ・イザイに師事した。イザイは彼の才能をすぐさま見抜き、その音楽性を追求するように説得したという。このヴァイオリン協奏曲は、ブロッホがニューメキシコを訪問した時に耳にしたアメリカインディアンの歌を主題とし、そこに彼らしい「聖書を通じて感動し打ち震える魂の叫び」を加えた知られざる名曲。この録音によってファンが増えることでしょう。

MSR
MS1339
\2200→¥1990
 ブラームス:
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78
  ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100
  ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
ジーナ・シフ(Vn)
キャメロン・グラント(Pf)

録音:2007年9月ニューヨーク

ジーナ・シフはニューヨーク・タイムズ紙に「ハイフェッツの再来」と絶賛され、現在ヨーロッパ、アメリカを中心に演奏活動を行っているベテラン・ヴァイオリニスト。彼女の初録音は1968年のMGM映画「フィクサー」のためのモーリス・ジャルが書き下ろした無伴奏ヴァイオリン作品だった。多くの賞の受賞歴があり、フィラデルフィア管、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管と度々共演している。NAXOSよりブロッホのヴァイオリン協奏曲などをリリースし高い評価を得ている。

 

MS 1415
\2200
ジョシュア・ピアース(Pf)
 (1)J.S.バッハ(1685-1750):ピアノ協奏曲第1番ニ短調BWV.1052
 (2)ヒンデミット(1895-1963):
  「4つの気質」〜ピアノと弦楽のための主題と4つの変奏
 (3)ブロッホ(1880-1959):
  合奏協奏曲第1番〜弦楽とピアノのオブリガートのための
ジョシュア・ピアース(Pf)
カーク・トレヴァー(指揮)
(1)(2)カペラ・イストロポリターナ
(3)スロヴァキア放送交響楽団
 ジョシュア・ピアース久々の協奏曲集バッハ、ヒンデミット、ブロッホ

 録音:2007-08年ブラティスラヴァ

 バッハと彼に強い影響を受けた20世紀の作曲家二人の新古典主義的な作品という意図のしっかりしたアルバム。ブロッホの合奏協奏曲第1番の大枠ではバロック様式を借りながら繊細精妙で近代的な和声と旋律が神秘的。ピアノのジョシュア・ピアースはジョン・ケージをはじめとする20世紀音楽に造詣が深いだけでなく、バッハ、ベートーヴェンなど古典派も得意としており、その両方の特性が集約された一枚。
 

MS 1259
\2200
バーバラ・ハーバックの音楽Vol.8
 「室内楽作品集第4集」
  (1)インカンタータ(2011)〜室内アンサンブルのための
  (2)ハリエットの物語(2011)〜ソプラノ、ヴァイオリンとピアノのための
  (3)夢の源流の亡霊(2012)〜室内アンサンブルのための
  (4)一楽章の組曲「サウンド・オブ・セントルイス」(2011)
(1)(3)ジェームズ・リチャーズ(指揮)
 セントルイス・チェンバー・プレイヤーズ
(2)マーリサ・ハドソン(S)
 ジョン・マクグロッソ(Vn)
 アラ・ヴォスコヴォイニコヴァ(Pf)
(4)セントルイス・ロウ・ブラス・コレクティヴ
 録音:2012-13年

 バーバラ・ハーバックはアメリカ・セントルイスを中心に活動する作曲家、チェンバリスト。彼女自身はペンシルヴァニア出身でイーストマン音楽院とイェール大学で作曲を学び、渡独してチェンバロをヘルムート・ヴァルヒャに師事した。既に当MSRで7枚の作品集を出していることからも分る通り、大変な多作家で交響曲から歌曲、室内楽まであらゆる編成で作曲している。コープランドからルー・ハリソンを思わせる、調性に基づく旋律があふれる抒情的な作風が魅力。
 
MS 1352
(2CD 1枚価格)
\2200
「血の代わりに」
 〜デイヴィッド・ローゼンマン=タウブ作品集Vol.2

  デイヴィッド・ローゼンマン=タウブ(b.1927):
   CD1) 献呈、気高さ、ダルシネアの謎、サンチョの遺言
   CD2) 生意気な好奇心、残留、告別
デイヴィッド・ローゼンマン=タウブ
 (声とピアノ)
 録音:1997年(マスタリング:2013年)

 デイヴィッド・ローゼンマン=タウブはチリの詩人、作曲家で、このディスクには自身の詩の朗読と自作のピアノ曲が収録されている。ピアノ曲についてはロマン派風であったり、サティやアイヴズ、スクリャービンを思わせる音楽であったりと様々な様式が折衷されている。ブックレットに掲載された詩の一部を見ると、朗読の際、正確に再現するため、言葉のリズムが厳格に記譜されている。
 

MS 1393
\2200
ヤン・クーツィール(1911-2006):ホルン作品集
 (1)ソナチネOp.59-1(1972)
 (2)ロマンツァOp.59-2(1972)
 (3)変奏曲Op.59-3(1986)
 (4)華麗なるスケルツォOp.96(1983)
 (5)「13の性格的な練習曲」(1989)より
  「春の祭典のリズムによる」〜無伴奏ホルンのための
 (6)コラール・ファンタジーOp.89(1981)
 (7)ホルンとハープのためのソナタOp.94(1983)
ジェームズ・ボルディン(Hrn)
(1)-(4)リチャード・サイラー(Pf)
(6)マシュー・マクマハン(Org)
(7)ジェイミー・ヘフナー(Hrp)
 録音:2012 年

 クーツィールはオランダ出身で後にベルリンに移住、生前は劇場や放送局のオーケストラの指揮者として活躍、1950年代にはバイエルン放送響を振ったこともある。指揮者を引退してからは作曲に専念し、室内楽やブラスのための作品を多く残した。収録の作品はいずれも現代音楽とは無縁の親しみやすい作風でホルン独奏のコンサート・ピースとして最適である。ここでホルンを吹いているジェームズ・ボルディンはアメリカ中西部のオーケストラ、ブラス・バンドで活躍し、またアメリカに数多く存在する大学の吹奏楽の指導にも積極的に関わっているベテラン。
 

MS 1430
\2200
「冷たい暗黒物質」〜チェロとギターのための音楽
 ドゥサン・ボグダノヴィッチ(b.1955):4つの親密な小品(1977)
 ハダメス・ジナタリ(1906-1988):チェロとギターのためのソナタ(1969)
 スティーヴン・ゴス(b.1964):偶像の庭園(2005)
 ハイメ・ミルテンバウム・セナモン(b.1953):レフレクソロス(反響)第6番(1986)
パターソン・サットン・デュオ:
 【キンバーリー・パターソン(Vc)、
  パトリック・サットン(G)】
 録音:2012年8月デンヴァー,コロラド

 チェロとギターという一見ありそうで実はこれまでなかった組み合わせによるデュオ。どの曲もギターのアルペジオにチェロの旋律が絡むといった単純な構成ではなく、めまぐるしく主従関係が交代したり、時に対等な関係で協奏曲的な対立をみせたりと楽器法を含めて変化に富んだ作品が揃っている。トルコからエジプトに至る地中海の民族音楽に影響を受けたボグダノヴィッチの「4つの親密な小品」、サンバなど南米音楽のテイストが楽しいジナタリの「ソナタ」、フランク・ザッパの影響を受けたと語るゴスの「偶像の庭園」など、民族音楽、ポップスの要素が含まれた楽しい作品集。
 
MS 1439
\2200
「女流作曲家によるファゴットとピアノのための新しい音楽」
 エイドリーン・アルバート(b.1941):サーカディア〜3つの楽章
 エリザベス・アレクサンダー(b.1962):フラクタルス
 シンディ・マクティ(b.1953):サークル・ミュージックIII
 スーザン・カンダー(b.1957):
  《昼食売り場》〜7つの楽章からなるミュージカル・プレイ
 ナンシー・ガルブレイス(b.1951):バスーン・ソナタ
クリスティン・シリンガー(Fg)
ジェッド・モス(Pf)
 アメリカの様々な世代の女性作曲家によるファゴットとピアノのための作品集。いずれもジャズ、ミヨー、プーランク、コープランドを思わせる親しみやすくロマンティックな作品。カンダーの《昼食売り場》は語りが入る音楽劇風の作品。ファゴットのシュリンガーは現代音楽を特に好んで演奏する若手。
 

MS 1458
\2200
「フロム・ザ・ハート」〜20世紀ファゴット名曲集
 ルボシュ・スルカ(b.1928):ファゴット・ソナタ(1956/1971)
 ロジェ・ブートリー(b.1932):インターフェレンセス I(1972)
 イヴァン・エレード(b.1936):ファゴット・ソナタ「ミラノ風」(1984)
 アレクサンドル・タンスマン(1897-1986):ソナチネ(1952)
 パウル・ヒンデミット(1895-1963):ファゴット・ソナタ(1938)
 ピエール=マックス・デュボワ(1930-1995):ソナチネ・タンゴ(1984)
 モーリス・ラヴェル(1875-1937):
  カディッシュ〜2つのヘブライ風の旋律より(1914)(フランク・モレッリ編)
フランク・モレッリ(Fg)
ギルバート・カリッシュ(Pf)
 録音:2012年5月22-24日

 20世紀を代表するファゴットの作品を収録。タンスマンの1952年に書かれたソナチネはプーランクを思わせる古きよき時代のパリを思わせる名品。デュボワのソナチネ・タンゴもタンゴの様式を逆手にとった機知に富んだキッチュでお洒落な佳品。ファゴットのモレッリは長い間オルフェウス室内管弦楽団の楽員を勤める一方、ソリストとしても盛んに活動している。
 

MS 1480
\2200
「カナディアン・コンチェルト・プロジェクトVol.1」
 (1)マテュー・ルシエ:
  トランペットと弦楽のための協奏曲「アラメダの印象」Op.25
 (2)マテュー・ルシエ:
  ファゴットと弦楽のためのバラード「オフィリアの最後の歌」Op.2
 (3)マイケル・オキピンティ(b.):
  サーティーン・セカンズ〜トランペット、ファゴット、ギターと弦楽のための
 (4)グレン・ビューア:
  「彼が太陽が今だ出ていることを信じる場合、彼はただ悲しむだけであろう」〜
   ホルン、ファゴットと弦楽のための
 (5)マテュー・ルシエ:
  「奇妙な鳥の協奏曲」〜
   ファゴット、弦楽とバス・ドラム、チューブラー・ベルスのためのOP.37
 (6)マイケル・オキピンティ:
  「シシリーの諺」〜トランペット、ファゴットと弦楽のための
(2)-(6)ナディア・マッキー・ジャクソン(Fg)
(1)(3)(4)(6)ギ・フュー(Trp、Hr)
(3)マイケル・オキピンティ(G)
エリック・ペイトコー(指揮)
グループ27
 録音:2012年9月トロント

 現代カナダの作曲家による弦楽オーケストラを背景とした協奏的作品を収録。いずれも新ロマン主義ともいうべき抒情的な作風で時にヴォーン・ウィリアムズ、マルコム・アーノルド、ヴァスクス、カール・ジェンキンス、久石譲を思わせるほどのロマンティックな音楽ばかりである。作曲家の生年が記載されていないが、ブックレットの写真から見て若手から中堅世代と思われる。
 

MS 1483
\2200
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):ヴァイオリン・ソナタ全集
 スケルツォ ハ短調Wo02(F.A.E.ソナタのための)
 ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78
 ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100
 ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
ステファニー・サンタンブロジオ(Vn)
ジェームズ・ウィン(Pf)
 録音:2013年2月ネヴァダ大学

 グラモフォン誌で「息するのを忘れさせるヴァイオリニスト」と絶賛されているステファニー・サンタンブロジオはかつてドホナーニのもと、クリーヴランド管でセカンド・ヴァイオリンの副主席を勤め、後にサン・アントニオ響のコンサート・ミストレスも勤めた。現在はソリスト、室内楽を中心に活動している。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

 

BONGIOVANNI

HOC 076
(3CD)
\4800→\4390
テバルディ!ディ・ステーファノ!プロッティ!ヴォットー指揮のスカラ座の「運命の力」
ヴェルディ:「運命の力」
  録音:1955 年、ミラノ、スカラ座
+ボーナス
 ヴェルディ:「アイーダ」から
  レナータ・テバルディ(S アイーダ) 
  マリオ・フィリッペスキ(T ラダメス)
  パオロ・シルヴェーリ(Br アモナズロ)
  アントニーノ・ヴォットー(指)
   録音:1951 年、リオ・デ・ジャネイロ
レナータ・テバルディ(S レオノーラ)
ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(T ドン・アルヴァーロ)
アルド・プロッティ(Br ドン・カルロ)
ジュゼッペ・モデスティ(Bs 修道院長)
マリア・ペレス(Ms プレツィオシッラ)
レナート・カペッキ(Br メリトーネ修道士)
ジュゼッペ・ザンピエーリ(T トラブーコ親方)他
アントニーノ・ヴォットー(指)
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団
 
 ADD、198' 09"

 スカラ座での豪華キャストの「運命の力」のライヴ録音です。レオノーラのテバルディもアルヴァーロのデ・ステーファノも極め付け、憎々しいプロッティのカルロが最高です。ライヴで燃えるヴォットーの指揮も熱いもの。1955 年4 月26 日の公演と言われています。約165 分をCD2 枚半に収録。
 余白には、1951 年、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロでの「アイーダ」から、第1 幕の「勝って帰れ」と第3 幕の「ああ祖国よ」以降を収録。おそらく1951 年9 月19 日、リオ・デ・ジャネイロ市立劇場での上演の録音のようで、おそらくこれが初出の音源です。若き日の舞台のテバルディは予想以上に熱烈に歌っていて驚かされます。
 なお、「運命の力」も音は芳しくありませんが、「アイーダ」の音質は輪をかけて厳しいものです。貴重な録音ではありますが、十分ご覚悟の上お求めくださいませ。
 

GB 1231
\2400
ジュゼッペ・ヴェンディテッリ 第2集
 ポンキエッリ:「ジョコンダ」−空と海
 ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」−ある日青空を眺めて
 レオンカヴァッロ:「道化師」−衣装を着けろ
 プッチーニ:「外套」−嫉妬に狂い
 プッチーニ:「トゥーランドット」−寝てはならぬ
 ヴェルディ:「運命の力」−天使の胸に抱かれたレオノーラ
 マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」−サントゥッツァ、お前がここに?
 レオンカヴァッロ:「道化師」−そのような冗談は
 マスネ:「マノン」−君か!
 プッチーニ:「西部の娘」−もう6ヶ月だ
 ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」−私は兵士だった
 ヴェルディ:「オテッロ」−神よ、あなたはすべての苦難を私に,喜べ!
 ヴェルディ:「トロヴァトーレ」−母さん、寝てないの
 ドナウディ:とても優雅な絵姿
 ヴェルディ:「マクベス」−ああ、父の手は
 ポンキエッリ:「ジョコンダ」−空と海
 レオンカヴァッロ:マッティナータ
ジュゼッペ・ヴェンディテッリ(T)
 ジュゼッペ・ヴェンディテッリのライヴ録音集第2 集!オリヴェーロのマノンも聞けます。

 録音:1976-1990 年/ADD、79' 50"

 GB 1217(2CD) に続くジュゼッペ・ヴェンディテッリのライブ録音集。ヴェンディテッリは1942 年、サン・ヴィットーレ・デル・ラーツィオ生まれのイタリアのテノール。太めの響きの情熱的な声の持ち主で、1980 年代を中心に幅広く活躍していました。マスネの「マノン」第3 幕の二重唱はタイトルロールがマグダ・オリヴェーロというのがまた聞きもの。9 分たっぷり収録されています。
  
GB 2095
(2CD→1CD価格)
\2400
〜旧譜値下げ再発売〜
フェデリーコ・リッチ&ルイージ・リッチ:
 「クリスピーノと代母」
ロベルト・コヴィエッロ(Br クリスピーノ)
ダニエラ・ロヤロ(S アンネッタ)
シモーネ・アライモ(Br ファブリツィオ)
アントーニオ・マラーニ(Bs ミラボラーノ)
エンリコ・コッスッタ(T コンティーノ)
リッカルド・リストーリ(Bs ドン・アスドルバーレ)
ダニエラ・ベノーリ(S リゼッタ)
セレーナ・ラッザリーニ(Ms 代母)
マルチェッロ・シエラーリ(Br ボルトロ)
パオロ・カリニャーニ(指)
サンレモ交響楽団
レッジョ・カラブリア・フランチェスコ・チレーア合唱団
 なんと指揮はカリニャーニだった!落語「死神」の元ネタ?19 世紀半ばの喜劇オペラの大ヒットリッチ兄弟の「クリスピーノと代母」唯一の全曲録音が復活

 録音:1989 年11 月、サヴォナ

 ルイージ・リッチ(1805 − 1859)とフェデリーコ・リッチ(1809 − 1877)の兄弟は、ともにナポリ生まれで19 世紀半ばにオペラ作曲家として活躍しました。二人は数作の共作オペラを書いていますが、そのうちの一つで、かつ19 世紀半ばの大ヒット喜劇オペラとなったのが、この「クリスピーノと代母」。1850 年、ヴェネツィアで初演され、爆発的ヒットとなりました。代母 comare とは子供の名付け親(女性)のこと。靴屋のクリスピーノが貧しさのあまり井戸に身を投げようとすると、彼の代母であるという謎の女から病人の生死を見抜く術を伝授される。この技でクリスピーノは大金持ちになるが、それにつれてクリスピーノは思い上がってしまった。代母は実は死神で、そんなクリスピーノを地下の世界に落とすと、彼から命を奪うと脅す。クリスピーノは心を入れ替えて息を吹き返す、という話。実はこのオペラは日本ではオペラファンよりも落語マニアに有名で、というのも長らく人気落語「死神」の元ネタとされていたからです。有名な命の蝋燭の場面の有無から今日ではグリム童話の「死神の名付け親」が元ネタという説が一般的ですが、「クリスピーノと代母」と落語「死神」は遠い親戚にあることは間違いなく、大筋は覚えがあるような物語です。台本は、ヴェルディの台本作家として有名なフランチェスコ・マリア・ピアーヴェ。「スティッフェーリオ」の直前、「リゴレット」の前年の作です。
 オペラ史ではわりと有名な作品ですが、CD ではこのサヴォナでのライヴ録音が唯一の全曲録音。指揮はなんと今をときめくパオロ・カリニャーニ!当時まだ20 代だったことになります。長らく入手難になっていましたが、今回、価格をお求めやすくしての復活です。なお、旧プレスと異なり、解説と歌詞は省かれており、BONGIVANNI 社のサイトからPDF ファイルをダウンロードができるようになっています。
 (http://www.bongiovanni70.com/site/libretti.php)


<映像>


EURO ARTS(映像)


20 72604
(Blu-ray)
\4700→\4290
ザルツブルク音楽祭での世界初演の映像!
 メッツマッハーの本領発揮!!
  リーム:「ディオニソス」
ヨハネス・マルティン・クレンツル(Br N)
モニカ・エルトマン(S 第1 の高いソプラノ)
エリン・ロンボ(S 第2 の高いソプラノ)
マティアス・クリンク(T 「客」,アポロン)
ヴィルピ・ライサネン(Ms)
ユリア・ファイレンボーゲン(A)
インゴ・メッツマッハー(指)
ベルリン・ドイツ交響楽団、
ウィーン国立歌劇場コンツェルトフェライニグング


20 72608
(2DVD)
\5200→\4790
 リームの「ディオニソス」ザルツブルク音楽祭での世界初演の映像!メッツマッハーの本領発揮!!

 ピエール・オーディ(演出)、ヨナタン・メーゼ(舞台)、ヨルゲ・ヤラ(衣装)、ジャン・カルマン(照明)、クラウス・ベルティッシュ(ドラマトゥルグ)
 収録:2010 年7、8 月、ザルツブルク
 (Blu-ray) リージョン・コード:オール、HD 16:9、122 分+ 53 分、PCM Stereo / DTS-HD Master Audio、字幕:英独仏
 (DVD) リージョン・コード:オール、NTSC 16:9、122 分+ 53 分、PCM Stereo / Dolby Digital 5.0, DTS 5.0、字幕:英独仏

 現代ドイツを代表する作曲家、ヴォルフガング・リームの新作オペラの世界初演が映像になりました。「ディオニソス」は、ニーチェの「ディオニュソス−頌歌」を下敷きに、ニーチェをモデルにした主人公Nが、「ディオニュソス的」なものへの憧れと葛藤を描いたもの。ニーチェが素材なので内容としてはかなり難解ですが、舞台作品としては哲学的な深い思索がなくても楽しめる作品に仕上がっています。
 Nのヨハネス・マルティン・クレンツルは、1962 年、ドイツのアウグスブルク生まれのバリトン。レパートリーの広いバリトンで、近年はワーグナーで活躍しています。モニカ・エルトマンは今や高い人気を誇るソプラノ。高音が頻出する至難な役を楽々とこなしています。エリン・ロンボはスウェーデンのソプラノ。前年2009 年のザルツブルク音楽祭でのリーム「愛に満ちた偉大な太陽に向かって」にも出演して高評価を得て、再登板です。「客」とアポロンのマティアス・クリンクは、今が旬のドイツのテノール。ケルンやシュトゥットガルトを中心に広いレパートリーで活躍している万能型です。
 初演の成功の立役者は何と言ってもインゴ・メッツマッハー。明晰で整理の行き届いた指揮は絶賛されました。またピエール・オーディの分かりやすい演出、ヨナタン・メーゼの想像力を書きたてる舞台装置も秀逸。こうした作品は音だけで聞いてもなかなか魅力が伝わりづらいので、鮮明映像で見られるのは嬉しいものです。









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