≪第72号アリアCD新譜紹介コーナー≫
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第72号
9/13(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ARTE DELL’ARCO JAPAN
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オーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)第30回公演
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):
(1)クラヴィーア協奏曲ホ短調Wq.15
(2)弦楽シンフォニアト長調Wq.182-1
(3)弦楽シンフォニアロ短調Wq.182-5
(4)チェロ協奏曲イ長調Wq.172
(5)弦楽シンフォニアイ長調Wq.182-4 |
鈴木秀美(指揮、(4)チェロ)
(1)上尾直毅(タンゲンテンフリューゲル)
オーケストラ・リベラ・クラシカ |
日本に一台しかない貴重なタンゲンテンフリューゲルを使用して蘇るオリジナル・クラヴィーアの響き!
ライヴ収録:2012 年10 月20 日、上野学園、石橋メモリアルホール/DDD、ライヴ録音
オーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC) 第30
回公演ライヴ録音。当ライヴはカール・フィリップ・エマヌエル・バッハの作品で構成されました。1
曲目は上野学園所蔵のタンゲンテンフリューゲルを使用してのクラヴィーア協奏曲ホ短調です。タンゲンテンフリューゲルはチェンバロの固い輝かしさとは似ても似つかない独特の響きで、クラヴィコードの透明な響きとフォルテピアノの響きをあわせもった楽器で日本にはこの一台しかありません。おそらく日本初演の貴重なライヴ録音、この上なく美しい響きをご堪能ください。この他、難曲として知られる弦楽シンフォニアとチェロ協奏曲が収録されております。奇想天外なアイディアと抒情性が併存するC.P.E
バッハの世界を、上尾直毅と鈴木秀美& OLC
が大胆かつ雄弁に表現します。
上尾直毅(タンゲンテンフリューゲル)
東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻を卒業後、オランダに渡りチェンバロ、フォルテピアノを学び、それぞれソリストディプロマを得て卒業。チェンバロを鈴木雅明、渡邊順生、レオンハルト、アウテンボッシュの各紙、フォルテピアノをホッホランド氏に師事。現在桐朋学園大学音楽学部講師。
演奏会情報
オーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)第32回定期演奏会
2013年10月19日(土) 15:00開演 上野学園石橋メモリアルホール
モーツァルト: ヴァイオリン協奏曲第1
番変ロ長調K.207
ハイドン: 交響曲第67 番へ長調Hob.I-67
ベートーヴェン: 交響曲第4 番変ロ長調作品60
鈴木秀美(指揮)、佐藤俊介(ヴァイオリン)、オーケストラ・リベラ・クラシカ
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HAENSSLER
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98 021
(2CD)
\4000 →\3690
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世界初録音を含むジョルジュ・エネスコのチェロ作品全集
ジョルジュ・エネスコ(1881-1955):
Disc 1
(1)アレグロ ヘ長調(ソナタ単一楽章 1897)
世界初録音
(2)チェロ・ソナタ第1番 Op.26-1(1898)
Disc 2
(3)チェロ・ソナタ第2番 Op.26-2(1935)
(4)夜想曲とサルタレロ(1897) |
ファレンティン・ラドゥティウ(Vc)
ペル・ルンドベルク(Pf) |
ドイツが誇る屈指の若手チェリスト、ラドゥティウの最新盤は世界初録音を含むジョルジュ・エネスコのチェロ作品全集
録音:2013 年4 月15-17 日、レバークーゼン、ドイツ/CD
1[46’35]、CD 2[41’28]
ドイツの俊英チェリスト、ファレンティン・ラドゥティウの新譜はヴァイオリニスト、ジョルジュ・エネスコ[
ジョルジェ・エネスク](1881-1955)が作曲したチェロとピアノのための作品全集です。エネスコはルーマニアを代表する世界的ヴァイオリニストでしたが、その名を知られるようになったのは作曲家エネスコとしてで、交響曲から室内楽作品、歌劇、歌曲など印象的な作品を残しました。ルーマニア音楽の発展に尽力を注ぎ、また、ジョルジュ・エネスコ交響楽協会を創設したという功績は非常に大きいです。
ここに収録されたチェロ・ソナタ第1 番、世界初録音となる単一楽章のソナタ
ヘ長調、そして夜想曲とサルタレロは、エネスコが16
〜 17 歳の時の作品ですが早熟の天才であったことを伺わせる密度の濃い内容で、チェロの美しいメロディとそれに寄り添うようなピアノ・パートが印象的な作品です。一方、チェロ・ソナタ第2
番はエネスコ54 歳の時の作品で、この時には既にエネスコの世界が確立されており、エキゾチックで独特な世界が広がります。微分音もあらわれ、エネスコの作品の特徴と言えましょう。この度ラドゥティウの素晴らしい演奏でエネスコのチェロ作品がまとめて録音されたのは嬉しい限りです。
ファレンティン・ラドゥティウは1986 年ミュンヘン生まれの若手チェリスト。6
歳よりチェロを始め、これまでにC. ハーゲン、H.
シフ、D. ゲリンガスら名手に師事。2008 年にはカール・ダヴィドフ国際コンクールで第1
位と特別賞を同時受賞したほか、国内外問わず数々のコンクールで輝かしい受賞歴を誇り、名実ともにドイツ屈指の若手実力派として注目を集めています。一方、ピアニストのペル・ルンドベルクとはデビュー時より共演。室内楽演奏のパートナーとして演奏活動を共にし、ラドゥティウと息の合ったアンサンブルを生み出しています。ヘンスラー・レーベルより発売した前作、19
世紀フランスのチェロ・ソナタ集(98 654)も好評価を得ています。 |
MARIINSKY
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MAR 0525
(SACD HYBRID)
\2000 →\1890
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ゲルギエフ&マリインスキー管、旧盤より2 分半遅い
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番ハ短調Op.65 |
ワレリー・ゲルギエフ(指)
マリインスキー劇場管 |
旧盤から15 年以上を経て、円熟のゲルギエフが再度問いかける、作曲70周年の問題作!
2011 年6 月15、17 日、2012 年5 月16 日、2013
年3 月23 日/マリインスキー・コンサート・ホール/65’
38”
ゲルギエフ&マリインスキー管がショスタコーヴィチの交響曲第8
番を再録しました。旧録のフィリップス盤は1994
年9 月に同じオーケストラとオランダのハーレムにて録音され、発売時「レコード芸術」誌では準特選をとりロングセラーとなっています。
今回は15 年以上を経て、ゲルギエフの円熟ぶりと、手兵マリインスキー管を完全に手中に収めた神業の完成度に驚かされます。前盤で見られた未消化さや解釈の甘さは完全に払拭され、黒光りするような凄味を感じます。こうした幻想的で複雑な大曲にこそ、ゲルギエフの真価が最大に発揮しうると申せましょう。
今回の演奏時間は65 分38 秒。旧盤より2 分半ほど長くなっています。
新録音 旧録音 ムラヴィンスキー(1982)盤
第1楽章 28’04” 25’33” 24’33”
第2楽章 6’03” 5’56” 6’07”
第3楽章 6’14” 6’13” 6’17”
第4楽章 9’57” 10’48” 9’37”
第5楽章 15’20” 14’37” 12’58”
注目は第1 楽章の遅さ。旧盤より2 分半、この作品の決定盤の誉れ高いムラヴィンスキーの1982
年盤に比べて3 分半も遅く、数ある同曲の録音中でもかなり遅い部類に属します。重苦しさに満ちながら、驚くほど強い緊張感が張り詰め、金縛りにあったように動けなくなる凄さ。ゲルギエフのテンポ設定に納得させられます。急速楽章の第2、第3
楽章はほぼ同じ演奏時間ですが、ラルゴの第4
楽章は1 分ほど早く、希望の兆しが見える第5
楽章は逆に遅くなっています。ことにパッサカリアの第4
楽章が絶品。こうした精密極まりない音楽でゲルギエフの見せるテクニックは誰にも真似できない凄さ。ショスタコーヴィチの天才性を改めて実感できます。終楽章の不思議な重さにもゲルギエフの哲学が感じられます。
ショスタコーヴィチの交響曲第8 番は、独ソ戦さなかの1943
年、ソ連軍が攻勢に転じつつある時期に作曲されました。希望の光の見え出した時に作曲されながら、高揚感や喜びの感情は薄く、勝利を願いながらその先にあるであろう不安におびえるマーラー風の屈折感に満ちています。ムラヴィンスキーに献呈され、同年11
月3 日にムラヴィンスキー指揮ソヴィエト国立交響楽団によりモスクワで初演されました。今年は作曲・初演から70
年目にあたり、感慨ひとしおです。年齢も経て、マーラーの全交響曲も経験したゲルギエフ、前盤とは比べものにならぬ成熟と自信に満ちた8
番、ムラヴィンスキー盤に匹敵する名盤の登場と申せましょう。
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OEHMS
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OC888
\2300→\2090 |
ヴァイグレ/フランクフルト歌劇場管
リヒャルト・シュトラウス:交響詩集
第1集
1-6.交響詩「英雄の生涯」Op.40/
7.交響詩「マクベス」Op.23 |
フランクフルト歌劇場管弦楽団/
セバスチャン・ヴァイグレ(指揮) |
録音 フランクフルト歌劇場 ライブ収録 2011年6月19-20日…1-6,
2013年5月26-27日…7 Oper Frankfurt Mobile
and/Studio Recording System/Recording Producer:
Margit Baruschka,/Felix Dreher
2014年はリヒャルト・シュトラウス(1864-1949)の生誕150年にあたります。
OEHMSレーベルでは、そんな彼の偉業をたたえて新しいプロジェクトを立ち上げました。それは現在ワーグナーの一連の作品で素晴らしい演奏を披露しているヴァイグレが指揮するフランクフルト歌劇場管弦楽団の芳醇なる響きで楽しむ交響詩集です。
まず第1弾は「英雄の生涯」と少々珍しい「マクベス」の組み合わせで、「誇大妄想的」と言われるシュトラウスの音楽から余分なものをそぎ落とした極めて現代的な表現を楽しむことができます。 |
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OC939
(14CD)
\7000→\6390 |
ヴァイグレ/フランクフルト歌劇場管
リヒャルト・ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」全曲
CD1-CD2.楽劇「ラインの黄金」/
CD3-CD6.楽劇「ヴァルキューレ」/
CD7-CD10.楽劇「ジークフリート」/
CD11-CD14.楽劇「神々の黄昏」 |
フランクフルト歌劇場管弦楽団/
セバスチャン・ヴァイグレ(指揮)/
<楽劇「ラインの黄金」>
ヴォータン…テリエ・ステンスヴォルト(バリトン)/
ドンナー…ディートリッヒ・フォレ(バリトン)/
フロー…リチャード・コックス(テノール)/
ローゲ…クルト・シュトライト(テノール)/
アルベリヒ…ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(バリトン)/
ミーメ…ハンス=ユルゲン・ラザール(テノール)/
ファーゾルト…アルフレッド・ライター(バス)/
ファフナー…マグヌス・バルトヴィソン(バス)/
フリッカ…マルティナ・ダイク(メゾ・ソプラノ)/
フライア…バルバラ・ツェヒマイスター(ソプラノ)/
エルダ…メレディス・アルウェディ(アルト)
他/
<楽劇「ヴァルキューレ」>
ジークムント…フランク・ファン・アーケン(テノール)/
フンディング…アイン・アンガー(バス)/
ヴォータン…テリエ・ステンスヴォルト(バリトン)/
ジークリンデ…エヴァ=マリア・ウェストブローク(ソプラノ)/
ブリュンヒルデ…スーザン・ブロック(ソプラノ)/
フリッカ…マルティナ・ダイク(メソ・ソプラノ)/
ゲルヒルデ…アニヤ・フィデリア・ウルリッヒ(ソプラノ)/
オルトリンデ・・・モナ・ソム(ソプラノ) 他/
<楽劇「ジークフリート」>
ジークフリート…ランス・ライアン(テノール)/
ミーメ…ペーター・マーシュ(テノール)/
さすらい人…テリエ・ステンスヴォルト(バリトン)/
アルベリヒ…ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(バリトン)/
ファフナー…マグヌス・バルトヴィソン(バス)/
エルダ…メレディス・アルウェディ(アルト)/
ブリュンヒルデ…スーザン・ブロック(ソプラノ)/
森の小鳥の声…カテリーナ・カスパー/
<楽劇「神々の黄昏」>
ジークフリート…ランス・ライアン(テノール)/
グンター…ヨハネス・マルタン・クレンツレ(バリトン)/
アルベリヒ…ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(バリトン)/
ハーゲン…グレゴリー・フランク(バス)/
ブリュンヒルデ…スーザン・ブロック(ソプラノ)/
グートルーネ…アニヤ・フィデリア・ウルリッヒ(ソプラノ)/
ヴァルトラウテ/第2のノルン…クラウディア・マーンケ(メゾ・ソプラノ)/
第1のノルン…メレディス・アルウェディ(アルト)/
第3のノルン…エンジェル・ブルー(ソプラノ)
他 |
録音 2010年5-6月 ラインの黄金, 2010年11月
ヴァルキューレ, 2011年10-11月 ジークフリート,
2012年1-2月 神々の黄昏
ヴァイグレの「指環」全曲は、すでに映像(OC999)が発売されていて高い評価を受けています。
こちらのBOXは分売で発売されているCDをまとめたもので、前述の映像とは、録音時期が違い、キャストの一部も変更されています。映像で見るか、音で聴くか…2つのパラレルワールドはいかがでしょうか。 |
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OC944
\2300→\2090 |
ヴァイグレ/フランクフルト歌劇場管
リヒャルト・ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」管弦楽曲集
1.ラインの黄金-前奏曲/2.ヴァルキューレ-第1幕への前奏曲/
3.ヴァルキューレ-ヴァルキューレの騎行/
4.ヴァルキューレ-第3幕より「魔の炎の音楽と終景」/
5.ジークフリート-第1幕の前奏曲/
6.ジークフリート-森のささやきと森の小鳥の情景/
7.ジークフリート-第3幕への前奏曲/
8.神々の黄昏-第1幕への前奏曲/
9.ジークフリートのラインの旅/
10.ジークフリートの死/11.葬送行進曲/12.第3幕の最終場面 |
フランクフルト歌劇場管弦楽団/
セバスチャン・ヴァイグレ(指揮) |
録音 2010年5-6月 ラインの黄金, 2010年11月
ヴァルキューレ, 2011年10-11月 ジークフリート,
2012年1-2月 神々の黄昏
「指環」の世界観は好きだけど長過ぎて…。そんな思いを抱いている人も多いことでしょう。そんなファンのために作られたのがこの1枚です。長大な物語の中から聞きどころを抽出、管弦楽曲を中心に名場面が綴られています。
ワーグナー(1813-1883)が描き出した壮大なる世界の「入り口」へようこそ。 |
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OC875
\2300→\2090 |
アンドレ・ジョリヴェ:オーボエとコーラングレのための室内楽作品集
1-4.セレナード-オーボエとピアノのための/
5-7.ソナティネ-オーボエとファゴットのための/
8.コントラヴァルシア-オーボエとハープのための/
9.オリノコ川の丸木舟を操る人の歌-オーボエとピアノのための/
10-17.典礼組曲-声,コーラングレ(オーボエ持ち替え),チェロ、ハープのための |
ステファン・シッリ(コーラングレ/オーボエ)…1-17/
クリスティアーネ・カルク(ソプラノ)…10-17/
クリスティーナ・ビアンキ(ハープ)…8.10-17/
マルコ・ポスティングゲル(ファゴット)…5-7.10-17/
セバスティアン・クリンガー(チェロ)…10-17/
オリヴァー・トリエンドル(ピアノ)…1-4.9-17 |
録音 2012年3月20-22日…1-9, 2012年9月22日…10-17
ミュンヘン バイエルン放送 第2スタジオ Recording
Producer & Editing: Michael Kempff/Balance
Engineer: Winfried Messmer
フランスの現代作曲家アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974)。彼のファンはとても多いのですが、それは彼の作品があまりにも独創的であり一度聴いたら忘れられないほどに印象深いものだからでしょう。このアルバムにはそんなジョリヴェの室内楽作品がたっぷり収録されています。
どれもエキゾチックなメロディに充たされいますが、中でも耳に残るのが「典礼組曲」でしょうか。
ここでオーボエを吹いているのはバイエルン放送響の首席奏者シッリ。彼はオーボエとコーラングレを持ち替えて、このヘブライ風のメロディを見事に演奏しています。
そよぐ風をイメージさせる涼やかなハープ、はるか彼方から届く祈りの声。各楽器の音がせめぎあい心地良く体に纏わりつく様は、確かに他の作曲家の作品では味わえない快感です。ソプラノのカルクを始めとした素晴らしい奏者たちの奏でる音楽も極上です。 |
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OC884
\2300 |
ゲオルク・フリードリッヒ・ヘンデル:ハレルヤ
〜オラトリオ「メサイア」より名合唱集
<第1部>
1.シンフォニア/2.こうして主の栄光があらわれ…/
3.彼はレビの子孫を清め…/
4.ひとりのみどりごがわれわれのために生れた…/
5.いと高きところでは、神に栄光があるように…/
6.彼のくびきは負いやすく…/
<第2部>
7.見よ、世の罪を取り除く神の子羊…/
8.まことに彼はわれわれの病を負い…/
9.彼の打たれた傷によって…/
10.われわれはみな羊のように迷って…/
11.彼は主にみをゆだねた…/12.門よ、こうべをあげよ…/
13.神の御使いたちはことごとく…/14.主は命令を下される…/
15.ああ麗しいかな…/16.われらは彼らのかせをこわし…/
17.ハレルヤ、全能者にして主なるわれらの神は…/
<第3部>
18.死よ、お前の勝利は、どこにあるのか…/
19.神に感謝あれ/20.ほふられた子羊こそは…/21.アーメン |
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ノイマイヤー・コンソート/
マインツ音楽大学・バロック合唱団/
ミヒャエル・ホフステッター(指揮) |
録音 2011年9月 マインツ 聖イグナチオ教会
Recording Producer: Moritz Reinisch
ヘンデル(1685-1759)の名作オラトリオ「メサイア」から感動的な合唱部分だけをじっくり楽しむ1枚です。バロック音楽のオーソリティ、ホフステッターによる納得の指揮で、オーケストラ、合唱も驚くほど壮麗。文句なしの演奏です。
クリスマス時期にぴったりですが、もちろん1年中通して愛していただけます。 |
ANTES
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「スカンジナヴィアのロマン派ソナタ集」
シンディング:ヴァイオリン・ソナタ第3番
ヘ長調 Op.73
ガーゼ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ短調
Op.21
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ短調
Op.45 |
デュオ・アパッショナータ:
【イザベル・シュタインバッハ(Vn)、
ペルヴェツ・モディ(Pf)】 |
シンディング、ガーゼ、グリーグ!北欧のヴァイオリン・ソナタ集
録音:2012年5月31日、6月1日、7月13、14日、エッティンゲン、69'58
ノルウェイのクリスティアン・シンディング(1856-1941)、デンマークのニルス・ガーゼ(ゲーゼ、ガーデ
1817-1890)、ノルウェイのエドヴァルド・グリーグ(1843-1907)と、北欧の3人の作曲家のヴァイオリン・ソナタを収録。イザベル・シュタインバッハは、ドイツ、カールスルーエ近郊のブレッテンの生まれ。ドイツ内外で活躍している。2002年、インド、ムンバイ出身のピアニスト、ペルヴェツ・モディとデュオ・アパッショナータを結成。 |
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マリア・ソロゾボワ(Vn)
ニコロ・パガニーニ(1780-1840):
(1)ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.6
(2)奇想曲第1番Op.1-1
(3)奇想曲第2番Op.1-2
(4)「うつろな心」による序奏と変奏曲Op.38 |
マリア・ソロゾボワ(Vn)
(1)ニコラス・クレオバリー(指揮)
ケープ・フィルハーモニー管弦楽団 |
期待の若手ソロゾボワの協奏曲アルバム第3
弾!
録音:(1)2012年ケープタウン・シティ・ホール(ライヴ)、(2)-(4)2013年ハード・スタジオ,スイス、51'12
「チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲、他」(BMCD31.9232)、「ヴィヴァルディ:四季、他」(BMCD31.9275)に続くソロゾボワのアルバム第3弾。
マリア・ソロゾボワはモスクワ出身の若手ヴァイオリニストで現在スイスに在住し西ヨーロッパを中心に活動している。モスクワのチャイコフスキー音楽院で学んだ後、バーゼル音楽院でラファエル・オレグの指導を受けた。これまでにジンマン、スピヴァコフ、フェドセーエフらと共演している。ダイナミックなロシアン・ヴァイオリンの演奏法に西ヨーロッパ仕込みの細やかな弓さばき、陰影のある歌いまわしなど、大家の器を感じさせるヴァイオリニストの登場。超絶技巧のパガニーニにひるむことなく、特筆大書の堂々たるライヴ・レコーディング。
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BELLA MUSICA
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山城裕子(ピアノ)
「ピアノの夢」
バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988〜アリア/
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331〜第3楽章トルコ行進曲/
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13「悲愴」〜第2楽章
リスト:ラ・カンパネッラ,愛の夢第3番 変イ長調/
ドヴォルザーク:ユモレスク/シューマン:トロイメライ/
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女,月の光/
ショパン:
ポロネーズ 変イ長調Op.53「英雄ポロネーズ」/
夜想曲 嬰ハ短調「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」/
練習曲 ホ長調 Op.10-3/夜想曲 変ホ長調
Op.9-2/
メンデルスゾーン:無言歌 ホ長調Op.19b-1
「甘い思い出」/
アルベニス:アストゥーリアス/ベートーヴェン:エリーゼのために/
プロコフィエフ:
「ロメオとジュリエット」からの10の小品
Op.75〜
「モンタギュー家とキャピュレット家」 |
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山城裕子(ピアノ) |
録音:2012年8月13−15日、ケルツリン,67'39
山城裕子は、鳥取県米子市出身のピアニスト。武蔵野音楽大学を卒業。1999年、ドイツに留学。2004年に帰国し、国内外で活躍している。 |
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浮ヶ谷順子(フルート)
「5世紀をフルートと共に」
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行/マスネ:タイスの瞑想曲/
ショパン:ワルツ 変ニ長調Op.64-1「小犬のワルツ」,ワルツ
嬰ハ短調 Op.64-2/
フォーレ:子守歌 ニ長調 Op.16,シシリエンヌ
ト短調 Op.78,幻想曲 ハ長調 Op.79/
ドヴォルザーク:ユモレスク/ブリッチャルディ:ヴェニスの謝肉祭/
クープラン:恋する夜鶯/ビゼー:「アルルの女」〜メヌエット/
バッハ(グノー編):アヴェ・マリア/ゴセック:ガヴォット/
サン=サーンス:白鳥/クライスラー:愛の喜び,愛の悲しみ/
ブラームス:ワルツ Op.39-15/ドンジョン:夜鶯/
バッハ:管弦楽組曲第3番〜エール(G線上のアリア) |
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浮ヶ谷順子(フルート)
元井美幸(ピアノ) |
録音:2012年8月16−18日、ケルツリン,71'43
プロコフィエフ&フランク:フルート・ソナタ集(BM31.9278)に続く浮ヶ谷順子によるフルート名曲集。浮ヶ谷順子は、東京藝術大学を修了後、1978年からドイツに在住し活躍している。元井美幸は、ウィーンで学び、ベルリンを拠点にするピアニスト。 |
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BM15.2001
(3CD)
\5400 →\4990
〔旧譜〕
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ペーター・シュマルフス(ピアノ)
「ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集」
ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15
ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.19
ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37
ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73 「皇帝」
シューマン:
幻想小曲集 Op.12〜
(晩/飛翔/なぜ?/気紛れ/歌の終わり),
行進曲 変ホ長調 Op.76-1 |
ペーター・シュマルフス(ピアノ)
フランチシェク・ヴァイナル(指揮)
チェコ交響楽団(第1番,第3 番,第5番)
イルジー・マラート(指揮)
チェコ放送交響楽団(第2番,第4番) |
199'47
ペーター・シュマルフスは1937 年、ベルリンの生まれ。ワルター・ギーゼキング、ヴィルヘルム・ケンプ、アドリアン・エシュバッハーに学ぶ。1960
年代から1990 年代にかけてかなりの活躍をした。2008
年にダルムシュタットにて没。ギーゼキングの弟子らしく、清潔感のある音色、冷静で知的な音楽作りに特徴がある。
ベートーヴェンの協奏曲は、録音時期は不明だが、チェコでの様々な機会の放送録音をまとめたもののようである(拍手は聞かれない)。まったく派手さのない控えめな演奏の中に繊細な感性が醸されており、通好みのピアノと言えるだろう。また余白に収録されたシューマンは、抑えたロマンティシズムの広がりが素晴らしい。
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BM31.2333
\1800
〔旧譜〕
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ペーター・シュマルフス(ピアノ)
「リスト:ピアノ作品集」
2つの伝説/
巡礼の年第1年 スイス〜
(エグローグ/泉のほとりで/ワレンシュタット湖畔で/
ジュネーヴの鐘/オーベルマンの谷)
巡礼の年第2年 イタリア〜
(物思いに沈む人/サルヴァトール・ローザの カンツォネッタ/
ペトラルカのソネット第47番/婚礼)
巡礼の年第3年〜エステ荘の噴水 |
ペーター・シュマルフス(ピアノ) |
65'12
ペーター・シュマルフスのリスト集。3つの巡礼の年を中心に集めている。いわゆるリスト弾きのリストとはまるで異なった、清潔なリスト。有名な「エステ荘の噴水」など、派手さに走ることも情感に溺れることもなく、卓越した指捌きでサラリと弾き上げているのがよい。 |
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BM31.2357
\1800
〔旧譜〕
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ペーター・シュマルフス(ピアノ)
「サン=サーンス:ピアノ作品集」
6つのバガテルOp.3/ラス・パルマスの鐘Op.111-4/
アレグロ・アパッショナート 嬰ハ短調Op.70/
左手のための悲歌Op.135-5/練習曲集Op.52/トッカータOp.111-6/
死の舞踏(リスト編)/白鳥(ゴドフスキー編)
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ペーター・シュマルフス(ピアノ) |
サン=サーンスは多くのピアノ曲を書き残し、優れた曲も多いが、人気が高いとは言い難い。しかし時にショパン風に、時にリスト風に、しかし確実に19世紀後半の近代性を備えた音楽は、なかなかに魅力的である。このペーター・シュマルフスによる録音は貴重だ。ヴィルトゥオーソ風に弾き鳴らすのではなく、サロンで名手が品良く聞かせる趣の演奏である。 |
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BM14.2028
(2CD)
\3600 →\3290
〔旧譜〕
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ギュンター・ノイホルト(指揮)&バーデン・シュターツカペレ
J.S.バッハ:
マタイ受難曲BWV.244 |
ギュンター・ノイホルト(指揮)
バーデン・シュターツカペレ
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス合唱団&
少年合唱団
ミヒャエル・ノヴァーク(T 福音史家)
トーマス・モール(B イエス)
サンドラ・ムーン(S)
クララ・オブライエン(MS)
マルティン・ペツォルト(T)
ジークフリート・ローレンツ(B)
オレグ・ブリヤク(B)
アンネット・ケルメス(S)
コスタンツェ・ヘレンツ(A)
ハンス=イェルク・アイヒャー(T) |
録音:1995年3月7日、カールスルーエ州立劇場,DDD、143'00
ギュンター・ノイホルトが当時音楽総監督を務めていたカールスルーエ・バーデン州立劇場を指揮したマタイ受難曲のライヴ。オペラ指揮者として活躍するノイホルトだけに、雄弁なマタイ受難曲を聞かせてくれる。福音史家のミヒャエル・ノヴァークは、オーストリア、インスブルック出身のテノール。イエスのトーマス・モールはドイツのバリトンで、バッハから現代ものまで幅広く活躍している。大ベテラン、ジークフリート・ローレンツが参加している。 |
THOROFON
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「エクスタシー」
ガブリエル・ピエルネ(1863-1937):ヴァイオリン・ソナタop.36
フィリップ・ゴーベール(1879-1941):「4つの絵画」(世界初録音)
(1.エクスタシー/2.夕暮れの白帆/3.狩猟・・・遠くで/4.とても遠く海の下で)
ガブリエル・フォーレ(1845-1924):ヴァイオリン・ソナタ
イ長調Op.13 |
アンナ・ゾフィー・ダウエンハウアー(Vn)
ルーカス・マリア・クエン(Pf) |
忘れられて幾歳月・・・世界初録音を含む美しきヴァイオリン作品集!
録音:2012年12月,62'10
ドイツの音楽家によるフランスのヴァイオリン作品集。
フィリップ・ゴーベールは生前フルートのヴィルトゥオーゾとして知られ、作曲家としてもフルート作品のほか交響曲、バレエ音楽など多くの作品を残した。これが世界初録音となる「4つの絵画」は1927年に出版され、4つの楽章それぞれはティボーをはじめとする当時の大ヴァイオリニストたちに捧げられている。ドビュッシー、フォーレ、シャブリエの影響の色濃い抒情的な音のスケッチ・ブックである。アンナ・ゾフィー・ダウエンハワーは数々の国際コンクール上位入賞後、着実にキャリアを重ねているドイツの若手ヴァイオリニスト。 |
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「仮面舞踏会」〜ルネサンスと初期バロック音楽
作者不詳(17世紀イギリス):第2の魔女の舞曲、ニンフの踊りほか
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):そよ風吹けば
作者不詳(17世紀イギリス):ウィルソンの恋
ウィリアム・バード(um1543-1623):鐘
ディエゴ・オルティーズ(ca1510-70):リチェルカーダ第1、4番ほか
J.H.カプスベルガー(1580-1651):カナリオ
ガスパール・サンズ(1640-1710):カナリオス
作者不詳(16世紀イギリス):グリーン・スリーヴス
作者不詳(17世紀イギリス):第1の魔女の舞曲
ほか全24トラック |
イル・ジャルディネット・デル・パラディーソ:
【イ・ハウンエ(指揮、Cemb)、
グドルン・フス(Gamb)、
ゾロ・ジン(テオルボ&バロックG)】 |
民族色の濃いルネサンス&バロック音楽集
録音:2012年8月,ヘルツ・イエス教会,ヴッパータール、63'08
ルネサンス期から初期バロックに至る時代の様々な国の舞曲を収録。イル・ジャルディネット・デル・パラディーソは2001年に結成されたアジア系を含む3人の音楽家によるアンサンブルでそのうちの一人、テオルボとバロック・ギターのゾロ・ジンはフランクフルトで今村泰典に師事している。彼らはドイツ、イタリア、フランスのほか中東、韓国で盛んな演奏活動を行っている。クラシックというよりは民族音楽色の濃い、楽しいルネサンス・ミュージック。 |
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「バロック・トランペット協奏曲集」
J.M.モルター(1696-1765):トランペット協奏曲第2番ニ長調
J.W.ヘルテル(1727-89):トランペット協奏曲第1番変ホ長調
L.モーツァルト(1719-87):トランペット協奏曲ニ長調
A.ストラデッラ(1644-82):トランペットと8弦楽器と通奏低音のためのソナタ
J.F.ファッシュ(1688-1758):トランペット協奏曲 |
ピエール・クレーメル(Trp)
カルロ・ヤンス(指揮)
ラトヴィア・フィルハーモニー室内管弦楽団 |
ピエール・クレーメルのトランペット協奏曲集2タイトル!
録音:2007-2008年リガ、50'20
後期バロックから前古典派に至る時代に書かれた珍しいトランペット協奏曲を収録。モルターは全部で3曲のトランペット協奏曲を残している。ヘルテルは父親も作曲家でJ.S.バッハとはちょうど一回り若かった。その他、大モーツァルトの父レオポルドの協奏曲など華麗な作品を楽しめる。トランペットのピエール・クレーメルはルクセンブルク出身でルクセンブルク・ブラス・アンサンブル、ルクセンブルク・バロック・アンサンブルに所属し室内楽とバロックを得意とするほか、現代音楽、ジャズの分野でも活躍している。 |
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「20世紀のトランペット音楽」
エリック・イウェイゼン(b.1954):トランペットと弦楽のための協奏曲
ジョルジュ・ドルリュー(1925-92):トランペットと弦楽のための協奏曲
ロベール・プラネル(1908-94):トランペットと弦楽のための協奏曲
アンリ・トマジ(1901-1971):クスコの聖週間 |
ピエール・クレーメル(Trp)
カルロ・ヤンス(指揮)
ラトヴィア・フィルハーモニー室内管弦楽団 |
録音:2004、05年リガ、ルクセンブルク,51'48
こちらは20世紀の珍しいトランペット協奏曲を収録。イウェイゼン(エワゼン)はアメリカの作曲家で多くの吹奏楽曲で知られていて、洗練された近代的なハーモニーと素朴で暖かい旋律が魅力の協奏曲。ドルリューはトリュフォー、ゴダール、ベルナルト・ベルトリッチ、ルイ・マルをはじめ多くの映画に音楽をつけた作曲家として知られる。協奏曲は映画の様々な場面を思わせる様々なスタイルを駆使したヴァラエティあふれる内容。プラネルは19世紀後半から20世紀初頭のフランスのよき時代の息吹きを感じさせる作曲家で彼の師匠ビュッセルやラヴェル、プーランク、サティ、ミヨーを思わせるおしゃれな協奏曲。トマジはトランペット協奏曲が特に名高いがここでは珍しい「クスコの聖週間」を収録。 |
ESTONIAN RECORD PRODUCTIONS
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ヴィヴァルディ(1678-1741):世界初録音となるヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ ト長調 RV776
シンフォニア ロ短調 RV35a
ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 RV13
ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 RV809
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 RV785
ヴァイオリン・ソナタ ト長調 RV24 |
バルティック・バロック
マリーナ・カタルジノヴァ、
マリア・クレスチンスカヤ、
アンドレイ・レシェチン、
エフゲニー・スヴィリドフ(ヴァイオリン)
ソフィア・マルチゾヴァ(チェロ)
インビ・タルム(チェンバロ)
グリゴリー・マルチゾフ(ディレクター) |
録音:未詳 |
VIVALDI COLLECTION
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ヴィヴァルディ・コレクション CD 5
ヴィヴァルディ(1678-1741):
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
ヘ短調 Op.2 No.10 RV21(1709)
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
ト長調 RV22(1717)
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
ト長調 Op.2 No.8 RV23(1709)
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
ト長調 RV24
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
ト長調「ピゼンデル氏のために」RV25
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
ト短調 RV26 |
バルティック・バロック
マリア・クレスチンスカヤ、
アンドレイ・ペギューニン、
エフゲニー・スヴィリドフ(ヴァイオリン)
ソフィア・マルチゾヴァ(チェロ)
インビ・タルム(チェンバロ)
グリゴリー・マルチゾフ(ディレクター) |
録音:データ未詳
世界初録音と表示されておりますが、全収録曲ではないと思われます。
「CD 6」(VIVALDI-CD 6)が先に発売されていました
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
HAENSSLER
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リリングの名盤復活シリーズの最新盤
(1)C.P.E.バッハ:マニフィカト
(2)ヨハン・ルートヴィヒ・バッハ:ミサ・ブレヴィス |
ヘルムート・リリング(指揮)
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ
(1)アーリーン・オジェー(ソプラノ)
ヘレン・ワッツ(アルト)
クルト・エクヴィリス(テノール)
ヴォルフガング・シェーネ(バス)
(2)ウタ・シュプレケルセン(ソプラノ)
エリカ・シュミット=ヴァレンティン(アルト)
アルド・ボールディン(テノール)
ニクラウス・テューラー(バス) |
正統派リリングの名演が再び!C.P.E.バッハのマニフィカトとJ.L.
バッハのミサ・ブレヴィス
録音:(1)1976 年9 月、(2)1977 年1 月、4
月、シュトゥットガルト/58’48
2013 年に「傘寿」を迎えた巨匠ヘルムート・リリングの名盤復活シリーズの最新盤。和声の色彩感を独自の手法を用いた誉れ高きカール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788)のマニフィカト、そして、マイニンゲンの宮廷楽長であったバッハ一族、ヨハン・ルートヴィヒ・バッハのミサ・ブレヴィスです。リリング70
年代の名録音をお楽しみください |
ORFEO D’OR
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ORFEOR 880132
(2CD)
\4600 →\4190
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フルトヴェングラー唯一のヴェルディ、
ザルツブルク音楽祭での「オテッロ」
ヴェルディ:歌劇「オテッロ」 |
ラモン・ヴィナイ(T オテッロ)
カルラ・マルティニス(S デズデーモナ)
パウル・シェフラー(Br イヤーゴ)
ジークリンデ・ワーグナー(Ms エミーリア)
アントン・デルモータ(T カッシオ)
アウグスト・ヤレッシュ(T ロデリーゴ)
ヨーゼフ・グラインドル(Bs ロドヴィーコ)
ゲオルク・モンティ(Bs モンターノ)
フランツ・ビーアバッハ(Bs 伝令)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団 |
録音:1951 年8 月7 日、旧祝祭劇場/ADD、149'
24"
フルトヴェングラーがザルツブルク音楽祭で指揮した「オテッロ」の録音がORFEO
D'OR から復活です。フルトヴェングラーは1910
年代、マンハイム国民劇場時代には様々なオペラを指揮していましたが、ヴェルディのオペラは「アイーダ」と「オテッロ」しか指揮したことがなかったそうです。それから三十数年経って、なんとザルツブルク音楽祭での「オテッロ」。当時はザルツブルク音楽祭でヴェルディを上演すること自体が異例で、様々な意味で貴重な録音です。
歌手はかなり豪華です。タイトルロールは、当時極めつけのオテッロだったラモン・ヴィナイ。トスカニーニの録音で歌い、MET
やスカラ座でも歌っただけに、役作りは完璧。デズデーモナは、クロアチア出身でウィーンで活躍したソプラノ、カルラ・マルティニス(本名ドラジカ・マルティニス)。イヤーゴは、ウィーンの名バリトン、パウル・シェフラー。さらにカッシオにアントン・デルモータ、ロドヴィーコにヨーゼフ・グラインドルと、ウィーン国立歌劇場で活躍した錚々たるメンバーが揃っています。 |
<国内盤>
<映像>
ARTHAUS(映像)
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101673
(DVD)
\3900→\3490 |
グルダ&ミュンヘン・フィル
1.モーツァルト:ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調
K466/
2.モーツァルト:ピアノ協奏曲 第26番 ニ長調「戴冠式」K537 |
フリードリヒ・グルダ(ピアノ&指揮)/
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団/
ヤノス・ダルヴァス(映像ディレクター) |
ミュンヘン・ピアノの夏 1986年 ライヴ収録/収録時間:69分/音声:ステレオ2.0/画面:4:3/REGION
All(Code:0)/片面二層ディスク
鬼才ピアニスト、56歳の夏に記録されたモーツァルトの2つのピアノ協奏曲。ウィーンで生まれたグルダにとっては、やはりモーツァルトは特別な存在であり、彼が愛したジャズやベートーヴェン、そして近現代の音楽とも違う親近感を抱いていたことは間違いありません。
モーツァルトの美しさと演奏の困難さの両方を知り尽くしていたグルダにとっては、協奏曲のオケパートを意に沿わない指揮者に委ねるよりも、全てを自身で統率したかったことは間違いありません。この2つの作品に溢れる歌心と完全なるコントロール。滑らかなパッセージと仄かににじみ出る切なさ・・・。
ここには情熱と歌があり、また奇跡的に思えるほど完成された音楽があります。 |
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101321
(DVD)
\3900→\3490 |
デッサウ アンハルト劇場
エンゲルベルト・フンパーディンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」
3幕 グリム童話…原作 アーデルハイト・ヴェッテ…台本 |
ヘンゼル…ザビーネ・ノアック(メゾ・ソプラノ)/
グレーテル…コルネリア・マルシャル(ソプラノ)/
ペーター(兄妹の父)…リュドミール・クンチェウ(バリトン)/
ゲルトルート(兄妹の母)…アレクサンドラ・ペーターザマー(メゾ・ソプラノ)/
魔女…リュドミール・クンチェウ(バリトン)/
眠りの精/露の精…ヴィクトリア・カミンスケイト(ソプラノ)/
デッサウ・アンハルト・フィルハーモニー管弦楽団/
アンハルト劇場少年合唱団/
マルクス.L.フランク(指揮)/
ヨハネス・フェルゼンシュタイン(演出)/
シュテファン・リークホフ(装置&衣装) |
101322
(Blu-ray)
\6300→\5690 |
※Blu-rayのみ日本語字幕あり
2007年 デッサウ アンハルト劇場 ライヴ収録/収録時間:98分/音声:<DVD>ステレオ2.0/DD
5.1/<BD>ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ7.1/字幕:独,
英, 伊, 仏, 西, (日…BDのみ)/画面:16:9/REGION
All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク
<BD>単層 25GB 1080i High Definition
貧しいほうき職人の夫婦には2人の子どもがいました。それは兄のヘンゼル、そして妹のグレーテル。彼らはある日、留守番をしていたのですが、言いつけられた用をしなかったため母親にこっぴどく叱られてしまいます。そしていちご摘みを命じられた兄妹は森に行き、お約束通り、魔女が作った「お菓子の家」へと行くのですが、もちろん悪い魔女は懲らしめられて、兄妹は両親の元に帰るのです。
誰もが知っているグリム童話の中の物語「ヘンゼルとグレーテル」。お菓子の家に憧れを抱いている大きな子どもたちも多いことでしょう。子どものためのオペラですが、作曲したのはワーグナーの弟子でもあるフンパーディンク(1854-1921)。書かれている音楽は想像以上に重厚であり、有名な前奏曲でもわかるとおり、聞きごたえはたっぷりです。
ハッピーエンドで終わるため、ヨーロッパでは慣例的にクリスマスに上演される場合が多いのですが、この演出は随所で戦時中の映像が流されるなど、かなり風刺と示唆に富むもの。また父親と魔女が一人二役というところにも深い意味が隠されていることは間違いありません。
おとぎ話の持つ残酷さに知らず知らずに気づかされる作品となっています。 |
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101661
(DVD)
\3900→\3490 |
“火付け役と賢者” 〜セルジュ・チェリビダッケ
ノルベルト・ブゼによる映像 |
セルジュ・チェリビダッケ/
ダニエル・バレンポイム/
イリーナ=パラスキバ・チェリビダッケ 他 |
日本語字幕あり
収録時間:53分+30分(ボーナス映像…1950年
チェリビダッケ指揮、ベルリン・フィルハーモニーによる「エグモント序曲」,ダニエル・バレンボイム他へのインタビュー)/音声:ステレオ2.0
ドイツ語・英語/字幕:仏, 西, 伊, 韓, 日/画面:16:9/REGION
All(Code:0)/片面二層ディスク
伝説の名指揮者チェリビダッケ。彼についての様々な探究は今でも尽きることがありません。
この映像はこの複雑な人間チェリビダッケの二面性…を小気味よく晒していきます。
渋面のチェリビダッケ、満面の笑みを浮かべるチェリビダッケ、そして時として踊り浮かれるかの如く激しいチェリビダッケ。彼の表情を見ているだけでもたまりませんが周辺の人々の談話…それは彼の妹や息子、そしてバレンボイムなど彼をよく知っている人たちの証言からも、また違う彼の姿が浮かび上がってきます。 |
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101669
(DVD)
\6300→\5690 |
ケント・ナガノ&ベルリン・ドイツ響
ジョン・アダムズ:歌劇「エル・ニーニョ」
作曲者自身&ピーター・セラーズ 台本 |
ドーン・アップショウ(ソプラノ) /
ロレーヌ・ハント・リーバーソン(メゾ・ソプラノ)/
ウィラード・ホワイト(バリトン) 他/
<ダンス>
ダニエラ・グラーサ/ノラ・キンバル/
ミヒャエル・シューマッハー/
シアター・オブ・ヴォイシズ/
ロンドン・ヴォイシズ /
ベルリン・ドイツ交響楽団/
ケント・ナガノ(指揮)/
ピーター・セラーズ演出 |
日本語字幕あり
2000年12月16日 パリ・シャトレ劇場 ライヴ収録/収録時間:147分(119分+28分…メイキング,アダムズへのインタビュー他)/音声:ステレオ2.0/DD
5.0/字幕:英(オリジナル), 独, 仏, 西, 日/画面:16:9/REGION
All(Code:0)/片面2層ディスク/ ※100221
再発盤
最近は「エル・ニーニョ」というと気象用語の“海水温の上昇現象”ばかりが知られていますが、このジョン・アダムズ(1947-)のオラトリオ「エル・ニーニョ」はスペイン語のもともとの意味である「男の子→神の子イエス」の誕生を描いたもので、ジョン・アダムズが鬼才ピーター・セラーズとコラボレーションした作品の第3作目にあたります(第1作は“ニクソン・イン・チャイナ”第2作目は“クリングホーファーの死”)。
新約聖書をベースとし、聖母マリア、ヨゼフ、3人の賢者も登場しますが、単なる宗教劇ではなく、婚約者ヨゼフを持つ「普通の女性」マリアが突然「神の子」を宿すことで生じる困惑を、英語、スペイン語、ラテン語が交錯するテキストで描くリアルな物語であり、もちろん使われている音楽もミニマル風の聴きやすいもの。3人のカウンターテナーが歌う重唱や、舞台上に投影された象徴的な映像など見どころもたっぷりです。ケント・ナガノの指揮は、この複雑な音楽をきちんと整理し、オーケストラもそれに的確に応えています。
また、現代物を歌わせたら彼女の右に出る者はいないであろうドーン・アップショウを始め、伝説のメゾ・ソプラノ、ロレーヌ・ハント・リーバーソン。全体をぴりりとしめるウィラード・ホワイトなど充実の歌手陣を揃え、この興味深い降誕劇を最良の仕上がりで見せてくれます。 |
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101686
(DVD)
\6300→\5690 |
ステファン・ゾルテシュ(指揮)
クロード・ドビュッシー:歌劇「ペレアスとメリザンド」
5幕 モーリス・メーテルリンク(台本) |
ペレアス(ゴローの異父弟)…ジャック・インブライロ(バリトン)/
メリザンド(ゴローの后)…ミカエラ・ゼリンガー(メゾ・ソプラノ)/
王太子ゴロー…ヴァンサン・ル・テクシエ(バリトン)/
老王アルケル…ヴィルフガンク・シェーン(バス)/
ジュヌヴィエーブ…ドリス・ゾッフェル(メゾ・ソプラノ)/
医師…マテウス・カバラ(バス) 他/
エッセン・フィルハーモニカー/
アールト劇場オペラ合唱団/
ステファン・ゾルテシュ(指揮)/
ニコラス・レーンホフ(演出) |
2012年 エッセン アールト歌劇場 ライヴ収録/収録時間:151分/音声:ステレオ2.0/DD
5.1/字幕:仏(オリジナル), 独, 英, 西, 伊,
韓/画面:16:9/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
架空の国アルモンド王国で繰り広げられる夢幻的な物語。この国の王アルケルの孫ゴローが、森で彷徨っていた時に出会った乙女メリザンド。他の女性との結婚話が進んでいるにも拘わらずメリザンドを城に連れ帰るゴローですが、ゴローの異父弟であるペレアスも彼女の美しさに魅了されてしまいます。
メリザンドとペレアスは星空の下で抱擁を交わすのですが、決して2人はそれ以上の関係を持つことはなかった…のですが、ゴローの心はどうだったのでしょうか?この不思議な人間模様、最後まで霧の中をさまようが如く、謎に包まれたまま物語は幕を閉じるのです。
メーテルランクの戯曲を元に、ドビュッシー(1862-1918)が完成させた唯一のオペラである「ペレアスとメリザンド」は、まさに印象派を代表する音楽であり、全編ささやくような歌唱と神秘的な響きに彩られています。
レーンホフの演出は光と影をうまく使い、全体にほんのりとベールを被せたかのような不思議な効果を齎します。また歌手たちも強い存在感を持ちながらも、全ては情景の中に溶け込み、まるでこの世のものではないような印象的な存在として描かれています。ステファン・ゾルテシュの紡ぎ出す透明感と妖艶さを併せ持つ音楽も聴きどころです。 |
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101689
(DVD)
\3900→\3490 |
天上の声-ファリネッリの伝説
ジノ・ペンナッキ&アレッサンドロ・スキッリターニによる映像 |
<ナレーション>
マックス・エマニュエル・ツェンチッチ/
フィリップ・ジャルスキー/
ダニエル・ベーレ 他多数/
<出演>
デヴィッド・ダニエルズ/
アンドレアス・ショル 他 |
収録時間:75分/音声:ステレオ2.0/字幕:伊,
英, 独, 仏, 韓/画面:16:9/REGION All(Code:0)/片面二層ディスク
「カストラート」。あまりにも非人道的な処置を行うため現在では消滅した伝説の存在です。彼らは「去勢」という多大なる犠牲を払うことで、その代わりに「この世のものとは思えぬ美しい声」を手に入れることができました。その声は甘く野性的であり、官能性を持ち合わせていたと言われ、この映像でフィーチャーされているファリネッリ(1705-1782)は、数多く存在したカストラートの中でも傑出した存在であったと言われています。
現在では、前述の通りカストラートは存在しませんが、彼らを超える存在としてカウンターテナーやメールソプラノ(男性ソプラノ)歌手たちが活躍し、今日のバロック・オペラを支えています。
この映像では、名カウンターテナー、ジャルスキーやツェンチッチがナレーターでファリネッリの活躍を描くとともに、現在活躍する「天上の声」を持つ亜男性たちを紹介。彼らの可能性と今を探っていきます。 |
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101697
(DVD)
\6300→\5690 |
小澤征爾/フィレンツェ五月音楽祭管
ヤナーチェク:歌劇「利口な女狐の物語」
3幕 ルドルフ・ティエスノフリーデク 原作 |
ビストロウシュカ(女狐)…イザベル・ベイラクダリアン(ソプラノ)/
キツネ…ローレン・カーナウ(メゾ・ソプラノ)/
森番…クイン・ケルシー(バリトン)/
森番の妻/ふくろう…ジュディス・クリスティン(コントラルト)/
校長/蚊…デニス・ピーターソン(テノール)/
牧師/アナグマ…ケヴィン・ランガン(バス)/
ハラシュタ(行商人)…グスタフ・ベラチェク(バス)/
パーセク(居酒屋の主人)…フェデリコ・レプレ(テノール)/
パーセクの妻…マルチェラ・ポリドーリ(ソプラノ)/
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団(合唱指揮…ピエロ・モンティ)/
小澤征爾(指揮)/
ローラン・ペリー(演出)/
バルバラ・デ・リンバーグ・スティルム(装置)/
ライオネル・ホッヘ(コレオグラフィ)/
ペーター・ファン・プレート(照明) |
108094
(Blu-ray)
\6300→\5690 |
森の番に疲れた森番。その血を吸う蚊、蚊を狙うカエル。それを見て驚くキツネ。そんな場面で始まるこの物語には、命への賛歌と輪廻の思想が根底に流れています。人間が演じるとかなり生々しくなってしまうテーマですが、キツネの生活に置き換えることで、自然の営みの場面までをも、生々しくなく描ききることができたのは、全く奇跡に近いことなのかもしれません。
森番はきつねを追い、人間の男たちは女性を追いかけます。最終的に主人公ビストロウシュカは、鶏の行商人ハラシュタに殺されて襟巻きになってしまうのですが、ビストロウシュカの夫と子どもたちはハラシュタの鶏を食べてしまいます。こんな小さな「命のサイクル」の中に描かれたたくさんのこと。これらの全てを解き明かすことは困難ですが、この映像はたくさんのヒントを与えてくれることでしょう。
小澤征爾はこの作品をとりわけ愛しており、2008年にはサイトウキネンでも素晴らしい演奏を行い、こちらも映像化されているのでご存知の方も多いはず。もともと、このプロジェクトをそのまま日本で演奏したため、メイン・キャストの顔ぶれや演出はほとんど同じですが、時を経て練られた解釈が楽しめることは間違いありません。
また、サイトウキネン・オーケストラの整然とした響きと、こちらのオーケストラの重厚な音色を聞き比べるのも楽しいことでしょう。
2009年 フィレンツェ テアトロ・コムナーレ
ライヴ収録/収録時間:103分/音声:<DVD>ステレオ2.0/DD
5.1 <BD>ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1/字幕:独,
英, 伊, 仏, スペイン語.韓国語/画面:16:9/REGION
All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク
<BD>単層 25GB 1080i High Definition |
9/12(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
BIS
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BIS SA 1999
(SACD HYBRID)
\2600 →\2390
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まさか!メナヘム・プレスラー2012年、89歳時の最新録音!
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番
変イ長調Op.110[20’15]
(2)シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調D.960[45’07]
(3)ショパン:夜想曲第20番嬰 ハ短調 遺作[4’06] |
メナヘム・プレスラー(ピアノ) |
注目盤。これはすごい。室内楽界の至宝、メナヘム・プレスラー2012年、89歳時の最新録音!祈りに満ちたベートーヴェン、シューベルト、ショパン
録音:2012 年2 月、3 月/サフォーク州、ポットンホール、イギリス/5.0
Surround sound、70’33
SACD ハイブリッド盤。1923 年生まれのプレスラーが2012
年に録音した最新アルバムが登場。収録時は89
歳となり、曲はプレスラーが長年弾き続けてきたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第31
番、シューベルトのピアノ・ソナタ第21 番、そしてショパンの夜想曲第20
番遺作です。
プレスラーは1955年より解散までの53年間、ボザール・トリオの創設メンバーとして活躍、1996年には当時72歳にしてカーネギーホールでリサイタル・デビューしたピアニストです。2008
年9 月6 日ルツェルン音楽祭でのコンサートをもってトリオは解散し、その後、現在に至るまでソリストとして世界各地でリサイタルを行っております。言わば「大器晩成」のピアニストですが、演奏は年を重ねるごとに成熟し、聴き手に音楽の本質をダイレクトに伝えてくれます。音色は明るく、また性格が滲み出ているような穏やかタッチは心を打たれます。
この収録曲を含むプログラムは、2011 年3
月23 日パリ、シテ・ド・ラ・ミュジーク(30
79668(DVD)/30 79664(Blu-ray))におけるライヴ映像が発売されており、静かなる情熱が伝わってきます。また、この公演後2011
年6 月に来日し、その時の公演は非常に話題となりました。2014
年4 月には庄司紗矢香とのデュオ・リサイタルで来日公演も予定しており、今なお進化し続ける室内楽界の至宝の音楽を間近で聴くことができそうです。 |
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BIS SA 2031
(SACD HYBRID)
\2600 →\2390
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バッハ・コレギウム・ジャパンによるバッハのカンタータ全曲集完結
バッハ(1685-1750):カンタータ全曲集 Vol.55
(ライプツィヒ時代1730-40 年代のカンタータ
Vol.4)
カンタータ第69番「主よ讃えよ、わが魂よ」BWV69
カンタータ第30番「喜べ、贖われた者たちの群れよ」BWV30
カンタータ第191番「いと高きところには神に栄光あれ」BWV191 |
ハナ・ブラシコヴァ(Sp)
ロビン・ブレイズ(C-T)
ゲルト・テュルク(T)
ペーター・コーイ(B)
鈴木雅明(指揮)&
バッハ・コレギウム・ジャパン
三宮正満(オーボエ/オーボエ・ダモーレ)
菅きよみ(フラウト・トラヴェルソ)
寺神戸亮(コンサートマスター) |
カンタータ全曲集遂に完結!!BCJによるバッハ、カンタータ第55集は唯一のラテン語カンタータ第191
番を含むライプツィヒ時代1730-40年代のカンタータ第4
弾
録音:2013 年2 月/神戸松蔭女子学院大学チャペル/5.0
Surround sound、68’40
SACD ハイブリッド盤。バッハ・コレギウム・ジャパンによるバッハのカンタータ全曲集の完結となる第55
集がいよいよ発売です!
1995 年より始まった教会カンタータの全曲演奏と並行して進めてきたレコーディングについて、鈴木雅明氏は「この17
年間は、波乱万丈、手に汗を握りしめるような年月でした。」と語り、BIS
レーベルの社主ロベルト・フォン・バール氏と議論し、時には戦い作り上げてきた苦労の結晶で、その結果が今や世界に誇れるバッハのカンタータ全曲集を完成させたことになります。たくさんの思いがつまった最後のカンタータ第55
集はライプツィヒ時代1730-40 年代の作品です。
当録音にてカンタータ集は一巡したことになりますが、あらためてBCJ
が全曲録音を成し遂げたことを祝したくなる記念すべき1
枚です。
カンタータ第69 番「主よ讃えよ、わが魂よ」BWV69、初演は1748
年8 月とされ1723 年に作曲された同名BWV69a
の改作で、市参事会員交代式用に書きなおされた作品です。主要な変更点は、旧作の福音書章句と関わる2
つのレチタティーヴォが削除され、代わりに、行政に言及した新たなレチタティーヴォが加えられたことと、終曲のコラールが、ローディガストのものから「人の業」「国の栄え」に言い及ぶルターのものに変更されたことです。ティンパニ付きの華麗な7
声に編曲された箇所は、祝賀の気分を増し非常に喜ばしい賛美を表現しています。
カンタータ第30 番「喜べ、贖われた者たちの群れよ」BWV30は1737
年秋に書かれた世俗カンタータ「楽しきヴィーダーアウよ」BWV30aのパロディで、用途は洗礼者ヨハネの祝日用で、テキストはピカンダーによるものと思われます。全12
曲構成で終曲の合唱では輝かしい喜びを謳歌しつつ全曲を閉じます。
全曲録音最後に収録されたのは、唯一のラテン語作品である第191
番「いと高きところには神に栄光あれ」BWV191
です。「グローリア」の冒頭に、小栄唱の三位一体賛美を続けるという構成も非常に珍しく、合唱−二重唱(ソプラノとテノール)−合唱の全3
曲から構成されるこの曲はそれぞれにドラマがあり、特に第3
曲は輝かしいホモフォニー部分の間に著しいフーガが2
度に渡って展開され、緊張感とともに高らかな終止はカンタータ集の締めくくりに相応しい威厳に満ちています。 |
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BIS SA 2029
(SACD HYBRID)
\2600
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オスロ・ソリスト合唱団
バラ—クリスマスの歌
(1)ミヒャエル・プレトーリウス(1571-1621):一輪のバラが咲いた
(2)伝承曲(ロルフ・リスレヴァン編曲):
古いマリアの歌(ヴァイオリンとリュートのための)
(3)ヴェスト・アグデル民謡(スコットランド伝承曲由来)
(ヨー・アスゲイル・リ、グレーテ・ペーデシェン編曲):
神の天使たちがやってくる
(4)ディエゴ・オルティスのリチェルカータ第2番による即興
(ヴァイオリン、リュートとベース)
グレーテ・ペーデシェン(1960 −):クリスマス組曲《バラ》
(5)おお永遠の力よ(ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179))
(6)おお、青々とした小枝よ(ビンゲン)(グレーテ・ペーデシェン編曲)
(7)ベツレヘムに御子が生まれた(伝承曲)(トリスパン、オルヤン・マトレ編曲)
(8)めでたし、気高き方(ビンゲン)
(9)愛らしいこのクリスマスの時に
(オーラ・O・ファーゲルハイム)(オルヤン・マトレ
編曲)
(10)もっとも清らかなバラ(伝承曲)(ロルフ・リスレヴァン編曲)
(11)マリアは無垢の娘
(伝承曲、ヘルゲ・ディラン、オスカル・フォルデン)(ロルフ・リスレヴァン
編曲)
(ヴァイオリン、リュートとベースのための)
(12)つねに待ち望む心を(ヴォス民謡)(オルヤン・マトレ編曲)
(13)おお永遠の力よ(ビンゲン)(グレーテ・ペーデシェン編曲)
(14)ペーア・ネアゴー(1932−):クリスマスの喜び
(15)イタリア・バロックの旋律:
タランテラ(ロルフ・リスレヴァン編曲)(ヴァイオリン、リュートとベースのための)
(16)ノールモーレとヴォスの民謡(ロルフ・リスレヴァン、オルヤン・マトレ編曲):
クリスマスの詩「それは愛らしい幼子が」
(17)グスタフ・ヌードクヴィスト(1886−1949):クリスマス、輝くクリスマス |
ノルウェー・ソリスト合唱団
グレーテ・ペーデシェン(指揮)
(9)(10)(12)(16)
ベーリト・オプハイム(ヴォーカル)
(2)-(5)(7)(11)(13)(15)(16)
イェルムン・ラーシェン(ヴァイオリン)
(2)(3)(4)(6)(7)(9)(10)(11)(15)(16)
ロルフ・リスレヴァン(リュート)
(3)(4)(5)(7)(11)(13)(15)(16)
ビョルン・シェッレミュル(ベース) |
天から降り注ぐような美しい旋律スカンディナヴィア屈指のアンサンブル、オスロ・ソリスト合唱団によるクリスマス・アルバム
録音:2013 年4 月/リス教会(オスロ、ノルウェー)
SACD ハイブリッド盤。このディスクは「ノルウェーの大地と空気」の感じられる音楽で知られる、スカンディナヴィア屈指のアンサンブル、オスロ・ソリスト合唱団のクリスマス・アルバムです。題名にもなっている《バラ》ですが、バラの花は、キリスト教の教義では「秘跡」と密接なつながりがあります。もっとも大きな秘跡はイエス・キリストの生誕。「エッサイの根から一輪のバラが咲いた」…プレトーリウスの単旋聖歌ではキリストはバラにイメージされ、バラはまた、三位一体につながる聖母マリアの象徴とされます。
ヒルデガルト・フォン・ビンゲンや伝承曲など9
つの曲を指揮者のペーデシェン(1960 −)が編纂し、古北欧語の「バラ
(Ros)」をタイトルとする組曲《バラ》をプログラムの中心に、多様な曲がアカペラ合唱と器楽をともなう合唱で歌われ、あるいは、器楽のアンサンブルで演奏されます。録音セッションはオスロのリス教会で行われました。ノルウェーでもっとも名高い女性フォークシンガーのひとり、ソグネフィヨルドのヴォス生まれのベーリト・オプハイム(1967
−)と、オスロの国立音楽アカデミーに学びジャンルを越えて活躍する、ノルウェーの音楽シーンを代表するフィドル奏者、イェルム・ラーシェン(1981
−)のふたりが、前作『白夜—ノルウェー民俗音楽の印象』(BISSA
1871)に次いで参加。テリエ・リプダール、ヨン・バルケ、シェティル・ビョルンスタとコラボレーションを行い、ジョー・ヘンダソン、チェット・ベイカー、パット・メセニーと共演したジャズ・ベーシストのビョルン・シェッレミュルと、ノルウェー国立音楽アカデミーとバーゼルのスコラ・カントールムに学び、ジョルディ・サヴァールのグループで長年演奏したリュート奏者のロルフ・リスレヴァンも加わり、独自のカラーをもったペーデシェンとオスロ・ソリスト合唱団の音楽に新たな色彩を添えます。「クリスマス、輝くクリスマス、白い森の上にきらきらと、天の冠は光り輝き、神の家の窓にはみな、あかあかと灯がともる」。スウェーデンのキャロルでプログラムを閉じます。
それぞれに趣向を凝らした北欧のクリスマス・アルバムが多い中でももっともユニークな一枚に挙げられるでしょう。 |
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BIS SA 2060
(SACD HYBRID)
\2600
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ブリテンの弦楽合奏曲集
ブリテン(1913-76):
(1)フランク・ブリッジの主題による変奏曲
Op.10(1937)
(2)シンプル・シンフォニーOp.4
[I.騒がしいブレー、II.陽気なピッツィカート、
III.感傷的なサラバンド、IV.浮かれた終曲]
(1934)
(3)ラクリメ—ダウランドの歌曲と投影— Op.48a[ヴィオラと小編成弦楽版]
(4)2つの肖像【1.D.Layton 2.E.B.B】(1930)
(5)弦楽のためのエレジー(1928) 世界初録音 |
テリエ・トンネセン(指揮)
カメラータ・ノルディカ
(3)&(4)-2 キャサリン・ブロック(ヴィオラ) |
世界初録音の「エレジー〜弦楽のための」も収録、ブリテンの弦楽合奏曲集
録音:(1)2010 年10 月、(2)2011 年1 月、(3)(4)2012
年10 月、(5)2013 年1 月/スウェーデン/5.0
Surround sound、81’04
SACD ハイブリッド盤。ブリテンの作品を意欲的に録音しているBIS
レーベル。このアルバムは弦楽合奏曲集でシンプル・シンフォニーOp.4、フランク・ブリッジの主題による変奏曲を中心にその他、ヴィオラのキャサリン・ブロックをソリストにむかえた、ラクリメと2
つの肖像が収録されています。また、弦楽のためのエレジーは世界初録音ということです。
シンプル・シンフォニーは1923-26 年に書かれた初期の習作的ピアノ曲からの改編で、近年ブリテンの作品の中でも演奏機会に恵まれる曲となりました。ブリテンならではの独特の雰囲気を味わえる1
枚です。 |
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ミクロシュ・シュパーニ(チェンバロ)
C.P.E.バッハ(1714-88):鍵盤独奏曲全集
Vol.27
6つのソナタ続編Wq51 より
[(1)第4番 ニ短調 Wq51/4(H 128)
(2)第5番 ヘ長調 Wq51/5(H 141)
(3)第6番 ト短調 Wq51/6(H 62)
(4)第4番 ニ短調 Wq51/4 より第2楽章[装飾版]
(5)第5番 ヘ長調 Wq51/5 より第2楽章[装飾版]
(6)第6番 ト短調 Wq51/6より第2楽章[装飾版]]
(7)ソナタ ハ長調 Wq65/36(H 157)[6つのソナタ第1
番 Wq51/1の改編]
(8)6つのソナタ 第3番 イ短調 Wq50/3より第3楽章[
装飾版] |
ミクロシュ・シュパーニ(チェンバロ) |
洗練されたタッチ!ミクロシュ・シュパーニによるC.P.E.
バッハ最新盤は6 つのソナタの続編!!
録音:2012 年7 月/キーゼル・ホール(シント・トロイデン、ベルギー)/DDD、73’42
ミクロシュ・シュパーニによる「鍵盤独奏曲全集
Vol.27」は前作の第26 集(BIS 2040)に続き6
つのソナタWq51 の後半第4 〜 6 番が収録されております。「感覚派」として知られるC.P.E.
バッハはハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンも高く評価し、和声の色彩感を独自の手法で用いた作曲家として研ぎ澄まされたセンスで数々の名曲を残しました。ミクロシュ・シュパーニの非常に清潔な解釈により曲のもつ素晴らしさをダイレクトに伝える演奏です! |
HAENSSLER
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98 020
(20CD BOX)
\7500
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J.S.バッハ(1685-1750):オルガン作品全曲集 |
カイ・ヨハンセン、アンドレア・マルコン、ヴォルフガング・ツェラー、
マルティン・リュッカー、ピーテル・ファン・ディーク、
ビーネ=カトリーネ・ブリンドルフ(オルガン) |
Disc 1 「ノイマイスター・コラール集他より その1」
1.「かくも喜びに満てるこの日」BWV719/2.「われらイエスのともがら」BWV1090/3.「古き年は過ぎ去り」BWV1091/
4.「主なる神よ、いざ天のとびらを開きたまえ」BWV1092/5.「心より愛するイエスよ、たとえ罪を犯したもうとも」BWV1093/
6.「おおイエスよ、いかに汝の姿は」BWV1094/7.「おお、穢れなき神の子羊」
BWV1095/
8.「苦しみを受けたもうキリストに栄光あれ」BWV1097/9.「われらみな唯一なる神を信ず」BWV1098/
10.「深き苦しみの淵より、われ汝に呼ばわる」BWV1099/11.「ただ汝にのみ、主イエス・キリストよ」BWV1100/
12.「ああ主なる神よ」BWV714/13.「ああ主よ、哀れなる罪人なるわれを」BWV742/
14.「アダムの堕落によりてすべては朽ちぬ」BWV1101/15.「汝平和の君、主イエス・キリスト」BWV1102/
16.「主よ、われらに汝の言葉を守らせたまえ」BWV1103/17.「よし災いの襲いかかろうとも」BWV1104/
18.「イエス、わが喜び」BWV1105
カイ・ヨハンセン(オルガン;テューリンゲン州ヴァルターハウゼン、州福音教会トロスト・オルガン[1724-1730
年] 使用)
録音:1999 年5月/テューリンゲン州ヴァルターハウゼン、州福音教会
Disc 2 「ノイマイスター・コラール集他より その2」
1.「神はわが救い、助けにして慰め」BWV1106/2.「
エスよ、わが命の命」BWV1107/
3.「イエス・キリスト夜に入りし時」BWV1108/4.「ああ神よ、憐れみたまえ」BWV1109/
5.「おお主なる神よ、汝の神なる御言葉」BWV1100/6.「今ぞわれらを体の憩いに入らせたまえ」BWV1111/
7.「わが命なるキリスト」BWV1112/8.「わがことは神に委ねん」BWV1113/
9.「主イエス・キリスト、汝こよなき宝」BWV1114/10.「心よりわれ汝を愛す、おお主よ」BWV1115/
11.「神のみわざは善きかな」BWV1116/12.「人はみな死すべきもの」BWV1117/
13.「神よ汝の善行にわれをむかわしめよ」BWV957/14.「目覚めよ、わが心よ」BWV1118/
15.「水の深きを求めるごとく」BWV1119/16.「真実の光なるキリストよ」BWV1120
カイ・ヨハンセン(オルガン;テューリンゲン州ヴァルターハウゼン、州福音教会トロスト・オルガン[1724-1730
年] 使用)
録音:1999 年5月/テューリンゲン州ヴァルターハウゼン、州福音教会
Disc 3 「オールドルフ、リューネブルク、アルンシュタット その1」
1.前奏曲イ短調 BWV569/2.「おお、穢れなき神の子羊」BWV
deest/3.「おお、穢れなき神の子羊」BWV1085/
4. 幻想曲 ハ短調 BWV1121/5.「アダムの罪によりすべては失われぬ」BWV705/
6.「我らを幸せにするキリストよ」BWV747/7.-8.
前奏曲とフーガ ハ短調 BWV549/
9.「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」BWV716/10.「神の御子は来たれり」BWV724/
11.「おお父、全能なる神よ」BWV758/12.
カンツォーナBWV588/
13.「われらみな唯一なる神を信ず」BWV765/14.
アラ・ブレーヴェ ニ長調BWV589
アンドレア・マルコン(オルガン;スイス、アールガウ州ムーリ、修道院所属教会のオルガン[1619-1630年]
使用)
録音:1999年6月/スイス、アールガウ州ムーリ、修道院所属教会
Disc 4 「オールドルフ、リューネブルク、アルンシュタット その2」
1. 前奏曲とフーガ ト短調 BWV535a/2.「主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ」BWV749/
3.「イエスはつねにわが慰めならん」BWV702/4.「ああ神よ、天より見そなわし」/
5.-6.「わが愛しき神に」BWV744/7. 幻想曲
ハ長調 BWV570/8.「ああ、主なる神」BWV757/
9.「わがことは神に委ねん」BWV707/10.「わがことは神に委ねん」BWV708/
11.「主イエス・キリスト、わが命の光」BWV750/12.-13.
前奏曲とフーガ ト短調 BWV535/
14.「高き天よりわれは来れり」BWV700/15.「暁の星のいと美しきかな」BWV764(
断片)/
16.「今すべての森、静かなり」BWV756/17.-18.
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV531
アンドレア・マルコン(オルガン;スイス、アールガウ州ムーリ、修道院所属教会のオルガン[1619-1630年]
使用)
録音:1999年6月/スイス、アールガウ州ムーリ、修道院所属教会
Disc 5「ベームとブクステフーデの影響」
1.前奏曲とフーガ イ短調 BWV551/2.-8.「汝明るき日なるキリスト」によるパルティータ
BWV766/
9.「最愛のイエスよ、われらここに集いて」BWV754/
10.-18.「おお、汝正しくして善なる神よ」によるパルティータ
BWV767/
19. フーガ ハ短調 BWV575/20.「天にいますわれらの父よ」BWV762/
21.「ああ、我らの人生とは」BWV743/
22.-23. 前奏曲とフーガ ホ短調 BWV533/
24.-33.「ああ、罪人なるわれ、何をなすべきか」によるパルティータ
BWV770/
34. 前奏曲とフーガ ホ長調 BWV566
ヴォルフガング・ツェラー(オルガン;オランダ、レーンス、聖ペテロ教会ヒンツ・オルガン[1733
年] 使用)
録音:1999 年9月/オランダ、レーンス、聖ペテロ教会
Disc 6「若きバッハ〜ヴィルトゥオーゾ」
1.-2. 前奏曲とフーガ ト長調 BWV550/3.「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」BWV715/
4.「主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ」BWV726/5.
ファンタジーと模倣曲 ロ短調 BWV563/
6.「われらが神は堅き砦」BWV720/7.「暁の星のいと美しきかな」BWV739/
8.「キリストは死の絆につかせたまえり」BWV718/9.
小フーガ ト短調 BWV578/
10.-11「. ただ愛する神の摂理にまかす者」BWV690(コラール)/
12「. われを憐れみたまえ、おお主なる神よ」BWV721/13.「天にいますわれらの父よ」BWV737/
14. 前奏曲 ト長調 BWV568/15.「イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ」BWV722/
16.「高き天より、われは来たり」BWV738/17.「甘き喜びのうちに」BWV729/
18.「汝らキリスト者よ、こぞりて主をたたえよ」BWV732/19.
フーガ ト長調 BWV577/
20.「 主なる神よ、われらはみな汝をたたえん」BWV725/
21-22.トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
カイ・ヨハンセン(オルガン;ヴルスト地方カッペル、ルター派教会アルプ・シュニットガー・オルガン[1679/80
年] 使用)
録音:1999 年3月/ヴルスト地方カッペル、ルター派教会
Disc 7 「ヴァイマール時代の新しい着想」
1.-2. 前奏曲とフーガ イ短調 BWV543/3.「最愛のイエスよ、われらここに集いて」BWV754/
4.「われいずこに逃れ行かん」BWV694/5.-7.
幻想曲ト長調BWV571/8.「バビロンの流れのほとりにて」BWV653b/
9.「わが魂は主をあがめ」BWV733/10.-11.
前奏曲とフーガ イ長調 BWV536/
12.-13.「われ汝に別れを告げん」BWV736/14.
幻想曲 ト長調 BWV572
アンドレア・マルコン(オルガン;スイス、アールガウ州ムーリ、修道院所属教会のオルガン[1619-1630年]
使用)
録音:1999年6月/スイス、アールガウ州ムーリ、修道院所属教会
Disc 8 「ヴァイマール時代の音階」
8つの小前奏曲とフーガ(偽作)
[1.-2. 第1曲 ハ長調 BWV553/3.-4. 第2曲ニ短調BWV554/
5.-6. 第3曲 ホ短調 BWV555/7.-8.
第4曲 ヘ長調 BWV556/
9.-10.第5曲 ト長調 BWV557/11.-12.
第6曲 ト短調 BWV558/13.-14. 第7曲 イ短調
BWV559/
15.-16.第8曲 変ロ長調 BWV560]/
17.フーガ ロ短調 BWV579/18.-20トッカータ、アダージョとフーガ
ハ長調BWV564
マルティン・リュッカー(オルガン;フランクフルト・アム・マイン、聖カタリーナ教会のオルガン[1990
年] 使用)
録音:1998 年9月/フランクフルト・アム・マイン、聖カタリーナ教会
Disc 9 「ヴァイマール時代の最盛期」
1. パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582/2.「主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ」BWV709/
3.「最愛なるイエスよ、われらここに集い」BWV730/4.-5.
前奏曲とフーガ ハ長調BWV545/
6.-7.「キリストは死の絆につきたまえり」によるファンタジアBWV695(コラール)/
8.「いと高きところでは、神にのみ栄光あれ」BWV711/
9-10. 前奏曲とフーガ ト長調 BWV541/
11.トリオ ハ長調 BWV1027-1(オルガンのための)/
12.-13. 前奏曲とフーガ ニ短調「ドーリア調」
BWV538
アンドレア・マルコン(オルガン;スイス、アールガウ州ムーリ、修道院所属教会のオルガン[1619-1630年]
使用)
録音:2000年4月/スイス、アールガウ州ムーリ、修道院所属教会
Disc 10 「ヴァイマール時代の傑作」
1.-2. 幻想曲とフーガ ト短調(大フーガ)BWV542/3「.
われは心より求めん」BWV727/
4.-5.「最愛なるイエスよ,われらここに集い」BWV706/6.-7.
前奏曲とフーガ ヘ短調 BWV534/
8-.19.「喜び迎えん,慈しみ深きイエスよ」によるコラール・パルティータ
BWV768/
20.カルカント(オルガンの補助ストップ・レバー:レバーを引くとベルが鳴り,ふいご係への合図になった)/
21.-22. 前奏曲とフーガ ニ長調BWV532
カイ・ヨハンセン(オルガン;ニーダーザクセン州ゴスラル、グラウホーフ参事会教会のオルガン[1734-1737
年] 使用)
録音:1998 年5月/ニーダーザクセン州ゴスラル、グラウホーフ参事会教会
Disc 11 「オルガン小曲集」
1.-45.オルゲル・ビュヒライン BWV599-633,BWV635-644
ヴォルフガング・ツェラー(オルガン;オランダ、グローニンゲン、聖マルティノ教会のオルガン[1691-92年]
使用)
録音:1999 年3月/オランダ、グローニンゲン、聖マルティノ教会
Disc 12 「編曲集」
1.-5.オルガン協奏曲第5番 ニ短調 BWV596(ヴィヴァルディ作曲)/6.トリオ
ト長調 BWV586(テレマン作曲)/
7.オルガン協奏曲第4番 ハ長調 BWV595(ザクセン=ヴァイマール公ヨハン・エルンスト作曲)/
8.-10.オルガン協奏曲第1番 ト長調 BWV592(ザクセン=ヴァイマール公ヨハン・エルンスト作曲)/
11.-12.トリオ ハ短調 BWV585(ファッシュ作曲)/
13.-15. オルガン協奏曲第3 番 ハ長調BWV594(ヴィヴァルディ作曲)/
16.アリア ヘ長調 BWV587(F.クープラン作曲)/
17.-19.オルガン協奏曲第2番 イ短調 BWV593(ヴィヴァルディ作曲)
ピーテル・ファン・ディーク(オルガン;オランダ、アルクマール、聖ラウテンティウス教会のオルガン[1646
年] 使用)
録音:1999年10月/オランダ、アルクマール、聖ラウテンティウス教会
Disc 13 「ヴァイマール、ケーテン、ライプツィヒ」
1.-2. 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV537/
3.-6. パストラーレ ヘ長調 BWV590/7.「われらキリストをたたえまつる」/
8.「イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ」BWV697/9.「神のひとり子なる主キリスト」BWV698/
10.「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」BWV699/11.「高き天よりわれは来れり」BWV701/
12.「神の子は来れり」BWV703/13.「全能の神をたたえん」BWV704/14.-15.
前奏曲とフーガ ニ短調 BWV539/
16.「ただ愛する神の摂理にまかす者」BWV691/17.「イエスはわが喜び」BWV753(断片)/
18.「イエス、わが信頼」BWV728/19. 幻想曲ハ長調BWV573(断片)/20.「われ汝に別れを告げん」BWV735/
21.-22. 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547
ビーネ=カトリーネ・ブリンドルフ
(オルガン;デンマーク、フレズレクスボー州ヘルシングエーア、聖マリア教会のオルガン[1634-1640
年]使用)
録音:1999 年6月/デンマーク、フレズレクスボー州ヘルシングエーア、聖マリア教会
Disc 14 「17のライプツィヒ・コラール集 その1」
1.「来ませ, 聖霊, 主なる神」に基づくファンタジーBWV651/
2.「来ませ, 聖霊, 主なる神」BWV652/
3.「バビロンの流れのほとりに」BWV653/4.「装いせよ,
おおわが魂よ」BWV654/
5.「主イエス・キリストよ, われらを顧みて」によるトリオBWV655/
6.「おお, 神の小羊, 罪なくして」BWV656
/
7.「いざやもろ人神に感謝せよ」BWV657/8.「われは御神より離れずBWV658」
ビーネ=カトリーネ・ブリンドルフ
(オルガン;ノルウェー、トロンヘイム(旧ニダロス)、ニダロス大聖堂、ヴァーグナー・オルガン[1738-39
年] 使用)
録音:1999年10月/ノルウェー、トロンヘイム(旧ニダロス)、ニダロス大聖堂
Disc 15 「17のライプツィヒ・コラール集 その2」
1.「いざ来ませ, 異邦人の救い主」BWV659/2.「いざ来ませ,
異邦人の救い主」に基づくトリオBWV660/
3.「いざ来ませ, 異邦人の救い主」BWV661/4.「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV662/
5.「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV663/
6.「いと高きところには神にのみ栄光あれ」に基づくトリオBWV664/
7.「われらの救い主なるイエス・キリストは」BWV665/8.「われらの救い主なるイエス・キリストは」BWV666/
9.「来ませ, 造り主なる聖霊の神よ」BWV667
ビーネ=カトリーネ・ブリンドルフ
(オルガン;ノルウェー、トロンヘイム(旧ニダロス)、ニダロス大聖堂、ヴァーグナー・オルガン[1738-39
年] 使用)
録音:1999年10月/ノルウェー、トロンヘイム(旧ニダロス)、ニダロス大聖堂
Disc 16 「カンタータ、協奏曲と室内楽作品の影響」
1.-2. 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV546/
3.「最愛のイエスよ、我らここに集いて」BWV731/4.トリオ
ニ短調 BWV583/
5.「主よ、汝のうちにのみわれ望みをもつ」BWV712/6.-7.「イエスわが喜び」BWV713/
8.「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV717/
9.-10.「 今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ」BWV734(コラール)/11.「小さな和声の迷宮」BWV591/
12.-17. シュープラー・コラール集
[第1曲「目覚めよと呼びわたる物見の声」BWV645/第2曲「われいずこに逃れ行かん」BWV646/
第3曲「ただ尊き御神のままに」BWV647/第4曲「わが魂は主をあがめ」BWV648/
第5曲「われらとともに留まりたまえ」BWV649/第6曲「主を頌めまつれ」BWV650]/
18.-19. 前奏曲とフーガ ヘ長調 BWV540
ビーネ=カトリーネ・ブリンドルフ(オルガン;デンマーク、コペンハーゲン、軍営教会のオルガン[1724
年] 使用)
録音:1999年1月/デンマーク、コペンハーゲン、軍営教会
Disc 17 「6つのトリオ・ソナタ」
1.-3.トリオ・ソナタ第1 番 変ホ長調 BWV525/4.-6.トリオ・ソナタ第2
番 ハ短調 BWV526/
7.-9.トリオ・ソナタ第3 番 ニ短調 BWV527/10.-12.トリオ・ソナタ第4番
ホ短調 BWV528/
13-15.トリオ・ソナタ第5 番 ハ長調 BWV529/16.-18.トリオ・ソナタ第6
番 ト長調 BWV530
カイ・ヨハンセン(オルガン;シュタイン・アム・ライン、州教会のメッツラー・オルガン[1992
年] 使用)
録音:1997年3月/シュタイン・アム・ライン、州教会
Disc 18 「ライプツィヒ時代の晩年の作品集」
1.-2. 前奏曲とフーガ ロ短調 BWV544/3.-4.
幻想曲とフーガ ハ短調 BWV562/
5.-6. 前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548/7.「音楽の捧げ物」より6声のリチェルカーレBWV1079-5/
8.-12.「高き天より、われは来らん」による5つのカノン風変奏曲
BWV769/
13.「汝の御座の前に今やわれは進み出て」BWV668
マルティン・リュッカー(オルガン;フランクフルト・アム・マイン、聖カタリーナ教会のオルガン[1990
年] 使用)
録音:1998 年9月/フランクフルト・アム・マイン、聖カタリーナ教会
Disc 19 「クラヴィーア練習曲集第3部 その1」
1. 前奏曲 変ホ長調 BWV552-1/
2.-13.クラヴィーア練習曲集[ドイツ・ミサ曲
BWV 669-677/教理問答コラール BWV669-680]
カイ・ヨハンセン(オルガン;ニーダーザクセン州シュターデ、聖ヴィルハディ教会のオルガン[1731-36円]
使用)
録音:1998年10月/ニーダーザクセン州シュターデ、聖ヴィルハディ教会
Disc 20 「クラヴィーア練習曲集第3部 その2」
1.-9.クラヴィーア練習曲集[ 教理問答コラール
BWV681-680]/10.-13.4つのデュエット BWV 802-805/
14.フーガ 変ホ長調 BWV552-2
カイ・ヨハンセン(オルガン;ニーダーザクセン州シュターデ、聖ヴィルハディ教会のオルガン[1731-36円]
使用)
録音:1998年10月/ニーダーザクセン州シュターデ、聖ヴィルハディ教会 |
これぞバッハ、オルガン作品全集の決定盤マルコン、ブリンドルフ、ヨハンセンなど名手が弾く歴史的オルガンも使用した正真正銘、本物の解釈!
録音:1997-2000 年
バッハ没後250 周年を記念してドイツ、ヘンスラー社より発売されたバッハ大全集よりオルガン作品全集が20
枚組BOX で登場しました。
当セットは作曲された時代や形式などでそれぞれまとまっており、バッハのオルガン作品の歴史を辿るような構成になっております。
また演奏は世界的オルガニストのアンドレア・マルコン、カイ・ヨハンセン、ビーネ=カトリーネ・ブリンドルフなど、目からうろこのオルガニストが揃っております。
時代ごとの解釈を研究し、使用楽器の選定や的確なレジストレーション、そして過度な装飾をおさえた演奏で、これ以上に充実した内容の全曲集は他にはないと思われます。バッハのオルガン全曲集の決定盤と申せましょう。
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MA RECORDINGS
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MA ONSA
(SACD HYBRID)
\2900
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MA on SA(サンプラー) |
【CD】
1.(M054A) Bach: Prelude and Partita in
E minor performed by Eduardo Eguez
2.(M063A) Voglio de vita uscir from “Bueros
Aires Madrigal” by La Chimera
3.(M061A) Green Waist Dance Music from
“Voice of the Papa” by Jiang Ting
4.(M060A) Balanceanca Sofie Vicovcanca
from “Departe de Casa” by Formatia Valea
Mare
5.(M064A) Visee: Allemande grave from
Suite in F played by Eduardo Eguez
6.(M039A) Bobone: Leve Breve Suave from
“Luz Destino”
7.(M042A) La Manana de San Juan from
“Mudejar”
8.(M048A) Victimare Paschali Laudes from
“Sous Les, Le Serpent….”
9.(M027A) Calcinatio Auri from “Still
Light”
10.(M041A) In Your Voice from “Staring
at the Sun”
11.(M055A) Forro En Curuipe from “Music
Journal”
12.(M065A) Trio Inprovison from “Contrast
+ Parallels” by the Kalman Olah Trio
13.(M053A) Bach: Prelude in E flat Major
from “Lute Music of J.S. Bach Vol.
1” performed by Eduardo Eguez
【SACD】
1.(M070A) Gitana, from "llama"
by Silvia Perez Cruz & Ravid Goldschmidt:
88.2 kHz
2.(M071A)Improvisation on a Love Song,
from "A Night in Budapest" by Kalman
Olah and Friends: 88.2 kHz
3.(M071A)Improvisation on a Love Song,
from "A Night in Budapest" by Kalman
Olah and Friends: 88.2 kHz
4.(M062A)Taquito Militar, from "La
Segunda" by Sera Una Noche: 176.4 kHz
5.(M069A)Prelude - Allemande - Sarabande,
from Suite en La mineur,
by Marin Marais, performed by Andrea
De Carlo:176.4 kHz
6.(M068A)Variaciones sobre el "Carnaval
de Venecia" de Niccolo Paganini
by F. Tarrega, performed by Gzegorz
Krawiez: 96 kHz
7.(M049A)Passos, from "Almas"
by Joao Paolo: 96 kHz
8.(M044A)Ajde da li znaes pametis Milice,
from "Krushevo" by Vlatko Stefanovski
& Miroslav Tadic: 96 kHz
9.(M052A)Malena, from "Sera una
Noche" by Sera Una Noche: 96 kHz
10.(M045A)Certeza, from "O Exilio"
by Joao Paolo: 96 kHz
11.(M046A)Meu Amor deu um Lenco, from
"Senhora da Lapa" by Maria Ana
Bobone: 96 kHz
12.(M026A)Murakkaz Ah Ya Muddasin, from
"The Splendour of Al Andalus" by
Calamus: 96 kHz
13.(M025A)Noche Maravillosa, from "Salterio"
by Begona Olavide: 96 kHz
14.(M043A)Terra Da Esperanca Perdida,
from "Sete Ondas" by Mauro Refosco:
96 kHz
15.(M058A)Vitamin C, from "Old School"
by Peter Epstein: 96 kHz
16.(M029A)Jovano Jovanke, from "Old
Country" by Miroslav Tadic & Howard
Levy: 96 kHz
17.(M057A)Esquina, from "Esquina"
by Joao Paolo & Peter Epstein: 96 kHz
18.(M047A)Solace from "Solus"
by Peter Epstein: 96 kHz
19.Chopin's Berceuse, performed by Gabriella
Kafer at Belvarosi Szent Mihaly Templom,
Budapest: 88.2 kHz (未発音源) |
ジャズ・クラッシック・ワールド音楽の純ステレオフォニック録音、MA
初SACD!!
CD 層 (PCM STEREO): 73mm/ SACD 層 (DSD
STEREO): 108mm
1988 年設立以来、コンサートホールや教会の自然の空間の中でステレオのワンポイント録音を行ってきたMA
レコーディングズのSACD オムニバス盤。
ハイブリッド盤ならば曲いっぱい入れようと(!)CD
層にはSACD 層と違う曲が入っている!? 合計31
曲!この1 枚で3 時間以上の音楽を楽しむことができます。
SACD の曲は全てPCM ハイレゾ録音の曲ですがDSD
への変換はイギリスのdCS-972 という最高レベルのプロ機です。デジタルワーク・ステーションはSAdIE(イギリス製)ですが専用コンピュータなので25
ピンのD-SUB コネクターが必用です。より良い音を目指してオランダのクリスタール・ケーブル社に純銀の「D-SUB
〜 BNC2 本」ケーブルを特注で創って頂きました(写真)。「MAonSA」表の写真は米谷純一氏が製作した世界で2
本しかないライン出力無指向性振動版(デンマークDPA
社) のMA レコーディングズ専用のペアーマイクです。
写真は大沼ショージ氏がスペインのバルセロナの比較的小さな教会で取ったものです。こういう企画は恐らく世界で始めて!
オランダのクリスタルケーブル社へ特注した純銀ケーブル(D-SUB~BNC2本)
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ORFEO
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ORFEO 879132
(2CD)
\4600 →\4190
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「ワーグナー:管弦楽曲集/ティーレマン」
[CD1]
・「リエンツィ」序曲 (12’25)
・「ローエングリン」第1幕への前奏曲 (9’18)
・「タンホイザー」序曲 (14’13)
・「神々の黄昏」〜ジークフリートのラインへの旅 (13’23)
・「神々の黄昏」〜ジークフリートの葬送行進曲 (9’06)
[CD2]
・「パルジファル」より聖金曜日の不思議 (11’20)
・「トリスタンとイゾルデ」第1幕への前奏曲 (11’13)
・「トリスタンとイゾルデ」イゾルデの愛の死 (8’25)
・「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲 (10’17) |
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団 |
ワーグナー・アニヴァーサリーにリリースが実現!ティーレマン&ベルリン・ドイツ・オペラ管による管弦楽曲集、2004
年ウィーン・ムジークフェラインにおけるライヴ
収録:2004 年11 月28 日ウィーン、ムジークフェライン大ホール(ライヴ・デジタル)・ORF
による収録/DDD、ステレオ、100’01”
2000 年に「ニュルンベルクのマイスタージンガー」を指揮してバイロイト音楽祭へのデビューを果たしたクリスティアン・ティーレマンは、一貫して同音楽祭との結びつきを強め、2006
年から5 年連続で「ニーベルングの指環」の指揮を任される快挙を成し遂げたのに並行して、かねて親密な関係にあるウィーン国立歌劇場とは、2003
年に「トリスタンとイゾルデ」の新演出上演や、2011
年には「ニーベルングの指環」の公演などを成功に導いていることからも知られるように、これからの世代を代表するワーグナー指揮者としての実績を着実に積み上げています。
こうした実演での状況を反映して、ティーレマンはワーグナー作品について、すでにかなりの点数のCD
アルバムや映像ソフトを発表していますが、このたびORFEO
より登場するアルバムは、2004 年にティーレマンがベルリン・ドイツ・オペラ管を指揮して、ウィーンのムジークフェラインでおこなったオール・ワーグナー・プログラムのコンサートの模様をライヴ収録したものです。
ティーレマンにとって、1997 年よりこの年まで音楽総監督を務めたベルリン・ドイツ・オペラ管との顔合わせは、まさしく手兵との集大成的な意味合いもあったはずですし、じっさい、得意の演目で自信を持って臨んだティーレマンもここでの演奏内容にはたいへん満足していたといいますから、おおいにその出来栄えには期待が高まるところです。そもそも、1991
年にティーレマンがベルリン・ドイツ・オペラにデビューを果たした折のプログラムも「ローエングリン」でしたから、よくよくワーグナーとはゆかりがあるのかもしれません。
ちなみにORFEO のクリスティアーネ・デランク氏によれば、折しもウィーンに車で向かっていたとき、この演奏の実況中継を聴いて強く心を動かされたのがすべての始まりだったそうで、実現に向けたほぼ10
年に及ぶ粘り腰の交渉の末に、ようやくワーグナーのアニヴァーサリーに合わせてリリースにこぎつけました。
なお、ティーレマンはこれより7 年前の1997
年4 月に、フィラデルフィア管を指揮して「マイスタージンガー第1
幕前奏曲」「ローエングリン第1 幕前奏曲&第3
幕前奏曲」「パルジファル第1 幕前奏曲&聖金曜日の不思議」「トリスタンとイゾルデ前奏曲と愛の死」をセッション録音していたほか、2002年にはウィーン・フィルを指揮して「リエンツィ」序曲をライヴ録音してもいましたので、そちらとの聴き比べもまた興味深い作業といえるでしょう。 |
HELIOS
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CDH 55449
新装移行再発売
\1500
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英国の名門ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
パレストリーナ:
聖霊降臨祭の夕食礼拝のミサ
聖霊降臨祭の夕食礼拝(モテット集第1巻より)
単旋律聖歌:アレルヤ, 来たれ, 聖霊よ、来たれ,
聖霊よ
パレストリーナ:
来れ, 聖霊よ、来れ, 創造主たる聖霊よ、
第6旋法によるマニフィカト、聖霊が家全体にみちたり |
ウェストミンスター大聖堂合唱団
マーティン・ベイカー(指揮) |
ジェームズ・オドンネル、デイヴィッド・ヒルらによる指揮でHeliosの宗教合唱の柱となってきた英国の名門ウェストミンスター大聖堂聖歌隊。2000年に音楽監督に就任したマーティン・ベイカーの指揮によるウェストミンスター大聖堂聖歌隊の録音がHelios初登場!
16世紀イタリアの偉大な作曲家パレストリーナが遺した数多のミサ曲から、「聖霊降臨祭の夕食礼拝のミサ」を軸に、聖霊降臨祭(五旬祭/ペンテコステ)のための音楽をカップリング。
※2002年3月11日−12日&18日ー19日/CDA
67353からの新装移行再発売。 |
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CDH 55460
新装移行再発売
\1500
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ゴーディエ・アンサンブル
シューベルト:八重奏曲ヘ長調
D.803,Op.166 |
ゴーディエ・アンサンブル
〔マリエケ・ブランケステイン(ヴァイオリン)、
レスリー・ハットフィールド(ヴァイオリン)、
クリストフ・マークス(ヴィオラ)、
スティーヴン・ウィリアムズ(コントラバス)、
リチャード・ホスフォード(クラリネット)、
ロビン・オニール(ファゴット)、
ジョナサン・ウィリアムズ(ホルン)〕 |
弦楽四重奏曲《死と乙女》などと並ぶシューベルトの室内楽最高傑作の1つ、八重奏曲Op.166。イギリス室内管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団のメンバーを中心として結成されたゴーディエ・アンサンブルによる「八重奏曲」は、英グラモフォン誌でエディターズ・チョイスに選ばれた21世紀の名盤。
※録音:2001年12月21日−23日/CDA 67339からの新装移行再発売。 |
<LP>
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
APR
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APR 6013
(2CD/特別価格)
\2800 →\2590
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ヴァルター・ギーゼキングホモコード録音全集
Disc1 〜 ホモコード録音集1923−1927
J.S.バッハ:パルティータ第1番 BWV.825(1923年)
シューベルト:即興曲 Op.142-3(1924年)
ショパン:
夜想曲 Op.9-3(1925年)、夜想曲 Op.15-2(1924年)、
練習曲 Op.25-1&2(1925年)、ポロネーズ
Op.53(1925年)
リスト:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調
S.244-12(1924年)
ブラームス:ラプソディ ト短調 Op.79-2(1924年)
グリーグ:
トロルドハウゲンの婚礼の日 Op.65-6(1925年)、
春に寄す Op.43-6(1925年)、蝶々 Op.43-1(1925年)
ドビュッシー:
2つのアラベスク(1923年)、水に映る影(1923年)、
ゴリウォーグのケークウォーク(1925年)、吟遊詩人(1925年)
ラヴェル:水の戯れ(1923年)
プーランク:無窮動(1925年)
ドビュッシー:2つのアラベスク(1927年)
Disc2 〜
ホモコード、ブランズウィック、コロンビア&
エレクトローラ録音集1925−1956
グリーグ:
トロルドハウゲンの婚礼の日 Op.65-6(1927年)、
春に寄す Op.43-6(1927年)、蝶々
Op.43-1(1927年)
R・シュトラウス(ギーゼキング編):
セレナード Op.17-2(1927年)、
したしき幻影 Op.48-1(1927年)
J.S.バッハ:前奏曲とフーガ第3番嬰ハ長調
BWV.848(1925年)
スカルラッティ:
ソナタ ニ短調 Kk.9(1925年)、ソナタ
ホ長調 Kk.380(1925年)
ニーマン:シルバー・カスケイド Op.92-6(1928年)
ドビュッシー:レントよりおそく(1928年)
ギーゼキング:
フルートとピアノのためのグリーグの主題による変奏曲(1937年)、
フルートとピアノのためのソナチネ(1937年)
ルーセル:アリア(1937年)、ド・ラ・ペジョディ氏(1937年)
モーツァルト:ソナタ ニ長調 K.576(1940−42年頃)
タンスマン:ブルース(1956年) |
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ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ)
ランブロス・カリマホス(フルート)
グスタフ・シェック(フルート)
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ヴァルター・ギーゼキング1920年代の名演が復刻!コンプリート・ホモコード・レコーディングス!
20世紀の大ピアニストであり作曲家。ヴァルター・ギーゼキング(1895−1956)が、ドイツのレーベル、ホモコード(Homocord)に録音を行った初期の貴重な演奏が「APR」から復刻リリース!
ドビュッシーやラヴェルの名手として有名なギーゼキングが1920年代に収録したショパンやリスト、グリーグ、そして自身のフルートとピアノのための作品など、幅広いレパートリーはの記録は非常に貴重。
ホモコード録音の全集としてだけでなく、未発売音源を含むギーゼキングの1920年代から最晩年にかけての名演が蘇ります。音質面の改善にも期待!
※リマスタリング:Seth B Winner Sound Studios,
Inc |
<メジャー・レーベル>
<国内盤>
京都市交響楽団
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広上淳一(指揮)
「京都市交響楽団定期演奏会名曲ライヴ・シリーズ3」
(1)R.シュトラウス:13管楽器のためのセレナード
変ホ長調Op.7
(2)R.シュトラウス:
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.28
(3)R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」組曲
(4)ハチャトゥリアン:組曲「仮面舞踏会」 |
広上淳一(指揮)
京都市交響楽団 |
「黄金時代」を謳歌する広上=京響による完全燃焼のステージ!
録音:(1)〜(3)2012年7月20日京都コンサートホール大ホール、ライヴ収録(第559回定期演奏会) (4)2013年3月24日京都コンサートホール大ホール、ライヴ収録(第566回定期演奏会)/68:12
レスピーギの「ローマの祭り」とR.シュトラウス「ドン・キホーテ」をメインに据えた第2集(KSOL-1003)はレコード芸術「特選」をはじめ各紙で好評をいただきました。今回の第3集はR.シュトラウスの作品を中心に有名曲でありながら、意外と録音の少ないハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」を組み合わせました。名匠、広上淳一の指揮の下、現在の京都市交響楽団が到達した高い技術と音楽性を遺憾なく発揮してオーケストラサウンドを心ゆくまで楽しんでいただける選曲になっていると思います。 |
アクースティカ(パウ)
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「ザ・マジック・ドラゴン」
(1)レオナルド・リプトン&ピーター・ヤロウ:パフ(ザ・マジック・ドラゴン)
(2)ジプシー・キングス:インスピレーション
(3)ゼキーニャ・ジ・アブレウ:チコ・チコ・ノ・フーバ
(4)アンヘル・ビジョルド:エル・チョクロ
(5)-(11)西陽子:蒼い森〜7つ夢〜
(蒼い蒼い森/白い呼吸/龍の目ざめ/森の使い/幸せの花/
金色の粉雪/ひとしずくの水)
(12)くまんばちの冒険〜
くまんばちの飛行(リムスキー=コルサコフ作曲)へのオマージュ
(13)西陽子:ありがとう |
西陽子(筝)
(1)(2)(3)(5)(8)(11)
クリストファー・ハーディー(Perc)
(1)(2)(4)
ジョナサン・カッツ(ピアノ) |
ジプシー・キングス、タンゴから「くまんばちの冒険(?)」まで筝の西陽子が自由に戯れる音世界!
録音:2013年4月9-12日港南区民文化センター、ひまわりの郷/55:28
筝の可能性を追求する演奏家 西陽子の最新アルバムはピアノとパーカッションを加え、よりラテンポップス色の強いものになっています。また前のアルバム(PANU-7011)でも好評をいただいた自作曲も含めバラエティに富んだ内容となっています。共演者のJ.カッツは自身のビッグ・バンドでもピアノだけでなく指揮、アレンジャーとしても活躍、またC.ハーディーはミュージカルをはじめジャズ、ポップス、クラシックまで幅広く活躍するマルチパーカッショニストです。今回も筝の可能性を広げ、しかしよりポップでききやすいアルバムに仕上がっています。 |
TR(トラウム・ウント・ロマンティーク)
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MHH-0023
\2700
〔未案内旧譜〕
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広瀬美紀子(ピアノ)
「砂の器II〜星に願いを〜」
(1)カッチーニ:アヴェ・マリア/
(2)ショパン:ノクターンOp.15-2/
(3)ショパン:ノクターン嬰ハ短調 遺作/
(4)ラフマニノフ:ヴォカリーズ/
(5)シューマン:トロイメライOp.15-7/
(6)ドビュッシー:月の光/
(7)プーランク:即興曲第13番/
(8)プーランク:即興曲第15番(エディット・ピアノに捧ぐ)/
(9)ピアソラ:さらばパリ/
(10)ヒナステラ:粋な娘の踊り/
(11)ナザレー:ワルツ「しのびやかな愛」/
(12)ハーレイン:星に願いを/
(13)千住 明:「砂の器」より「宿命」(TBSテレビ)/
(14)菅野光亮:「砂の器」より「宿命」(松竹映画) |
広瀬美紀子(ピアノ) |
野村芳太郎監督に捧ぐ「砂の器!II」〜星に願いを〜
録音:(1)-(13)2005年5月26日、(14)2000年7月11日八王子芸術文化会館いちょうホール(小)/55:28
広瀬さんの「砂の器」は、かつての作曲家菅野さんの演奏を彷彿とさせるだけでなく、彼女の明るく透明感のあるピアノの音色はむしろ、悲しい中に仄かな光から未来への希望を見いだす力を我々に与えてくれるのだ。(北條直彦,CD
ライナーノーツより抜粋)
広瀬美紀子の「砂の器〜おぼろ月夜〜」はアートユニオンから発売になっています。 |
<映像>
9/11(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
CARUS
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83.012
\2500 |
世界のこもりうた Lullabies of the World
1. ロシア:Baju, bajuschki, baju
2. フランス:Fais dod
3. ニュージーランド:Hine e hine
4. 北アメリカ:All the pretty little horses
5. ラトビア:「ねんねんころりよ」Aija,zuzu
6. レバノン:Yalla tnam Rima
7. ハンガリー:Csija buja
8. ドイツ:Guten Abend, gut Nacht
9. ギリシャ:Nani tou riga to pedi
10. トルコ:「眠れ、眠れ」 Dandini dandini
dastana
11. 南アフリカ(ズールー語):「静かに眠れ、愛しい私の子供」 Thula
baba
12. 日本:五木のこもりうた
13. インド:Jasoda Hari palne
14. ノルウェー:Gjendines badnlat
15. ポルトガル:Dorme, dorme, meu menino
16. チェコ/モラヴィア:Hraju na Maru
17. アルメニア:Akna Oror
18. 韓国:「月よ、月よ、明るい月よ」 Dal
a, dal a
19. ドイツ:Der Mond ist aufgegangen
20. スペイン/カナリア諸島:Arrorro
21. イタリア:Fate la nanna coscine di
pollo
22. フィンランド:Tuu, tuu, tupakkarulla
23. イディッシュ:Shlof main fegele
24. ベルギー/フランドル:Slaap, kindje
slaap
25. 中国:月儿明 Yue er ming 「月が出て」 |
さまざまなアーティスト |
世界のこもりうた25曲を収録。 |
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83.297
\2500→\2290 |
ノルベルト・ブルグミュラー(1810-1836):
1. ピアノ協奏曲 嬰へ単調 op.1
2. 序曲 ヘ短調 op.5
3. 4つの間奏曲 Entr'actes op.17 |
トビアス・コッホ(ピアノ)
フリーダー・ベルニウス指揮
ホフカペレ・シュトゥットガルト |
教則本で有名なヨハン・フリードリヒ・フランツ・ブルグミュラーの弟で幼い頃から音楽的才能を開花しつつも26歳で亡くなったノベルト・ブルクミュラーの美しくもはかないピアノ協奏曲を含む管弦楽作品集です。
その若すぎる死を悼み、メンデルスゾーンが曲を捧げた話やシューマンを嘆かせた話など、ブルグミュラーの貧しかった実生活とは裏腹に、時代を代表する多くの音楽家から愛されていた事を偲ばせます。
他のレーベルからノルベルト・ブルグミュラーのピアノ独奏曲全集も発売している、この作曲家の作品に造詣の深いトビアス・コッホの作曲家に寄り添うかのごとく美しい響きを聞かせる演奏はとても魅力的です。
※83.226 (#4009350 832268) ノルベルト・ブルグミュラー:交響曲集フリーダー・ベルニウス指揮ホフカペレ・シュトゥツトガルトも合わせてよろしくお願い致します。2012年2月3-5日 シュトゥットガルトでの録音 |
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83.384
\2500 |
世界初録音を含む!レオンハルト・レヒナー:教会合唱曲集
1. Introitus
2. Das erst und ander Kapitel des Hohenliedes
Salomonis
3. Minne I
4. Dieweil Gott ist mein Zuversicht
5. 「いざ輝け、汝偉大なる輝きよ」Nun schein,
du Glanz der Herrlichkeit
6. 「讃美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ」Gelobet
seist du, Jesu Christ
7. 「主を恐れる者は幸いである」Wohl dem,
der den Herren furchtet
8. 「ただ汝にのみ、主イエス・キリストよ」Allein
zu dir, Herr Jesu Christ
9. 「主に感謝せよ」Danket dem Herren, denn
er ist sehr freundlich
10. 「汝、明るき日なるキリスト」Christ,
der du bist der helle Tag
11. 「キリストは甦りたまえり」Christ ist
erstanden
12. Nackend bin ich aus meiner Mutter Leib
kommen
13. 「生と死のドイツの箴言」Deutsche Spruche
von Leben und Tod
14. 「われら悩みの極みにありて」Wann wir
in hochsten Noten sein
15. Minne II
16. Mein sutth Freud auf Erden
17. Gott b'hute dich
18. So wunsch ich ihr ein gute Nacht
19. Extroitus |
クラウス=マルティン・ブレスゴット指揮
アセシヌス・コンソート・ベルリン |
2013年2月23-26日ベルリンでの録音
※6.9.16が世界初録音です。
※オルランド・デ・ラッススから多くの影響を受け、世俗歌曲と教会音楽においてドイツ的な作風を確立した作曲家の1人です。
※作曲家レヒナーの名前 Leonhard Lechner
Athesinus 1553-1606から名前をとったアセシヌス・コンソート・ベルリンはブレスゴットにより1992年に結成された各声部2名ずつと打楽器、リコーダー、オルガン各1人ずつの計13人の声楽アンサンブルです。 |
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83.396
\2500 |
世界初録音を含む!ハンス・レーオ・ハスラー:教会合唱曲集
1. 「ベツレヘムにみどり児が生まれ」Ein
Kind geborn zu Bethlehem
2. 「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」Nun
komm, der Heiden Heiland
3. Dixit Maria ad Angelum
4. ミサ 「Dixit Maria」
5. 「天使は羊飼いに言った」Angelus ad pastores
ait
6. 「羊飼い達よ、汝ら見たものを語れ」Quem
vidistis, pastores
7. 「高き天より」Vom Himmel hoch
8. 「キリストをわれらさやけく頌め讃うべし」Christum
wir sollen loben schon
9. Ein kindelein so lobeleich
10. 「もろびと、声上げ」In dulci jubilo
11. Resonet in laudibus
12. 「讃美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ」Gelobet
seist du, Jesu Christ
13. Beata es, virgo Maria
14. 「マニフィカト VIII」Magnificat VIII,
toni
15. Beatus vir qui non abiit
16. 「女より生まれしもののうち」Inter natos
mulierum
17. 「われら汝に感謝し奉る」Gratias agimus
tibi
18. Qui laudat Dominum
19. 「神なる主、天の王者」Domine Deus
20. 「主に向いて新しき歌を歌え」Cantate
Domino
21. 「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」Allein
Gott in der Hoh sei Her
22. 「神の恵みを共に讃えん」Helft mir Gotts
Gute Preisen
※1.8.14.15.16.18.19が世界初録音です。 |
ペニャローサ・アンサンブル |
※上記にご案内したレオンハルト・レヒナーと同時期の作曲家として世俗歌曲と教会音楽においてドイツ的な作風を確立した作曲家の1人です。
※Penalosa Ensembleは、スペインの作曲家で歌手でもあった Franciscode
Penalosa 1470-1528 の名前をとり、ソプラノ、カウンターテノール、テノール、バスの4人で1996年に結成された声楽アンサンブルです。
2011年10月10-13日ドイツでの録音 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
<映像>
9/10(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ACCENT
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ACC 25317
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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シギスヴァルト・クイケンとラ・プティット・バンドによる
OVPP 方式(各声部1人)によるカンタータ集シリーズの第12
巻。
J.S.バッハ:カンタータ集 Vol.17
カンタータ第186番「魂よ、つまずくなかれ」BWV186
カンタータ第168番「務めの報告をいだせ!と轟く雷の言葉」BWV168
カンタータ第134番「イエス生きたもうと知る心は」BWV134
カンタータ第54番「罪に手むかうべし」BWV54 |
シリ・トルンヒル(S)
エリザベス・ハーマンス(S)
ソ・イェリ(S)
ペトラ・ノスカイオヴァ(A)
クリストフ・ゲンツ(T)
ヤン・ファン・デル・グラッベン(Br)
シギスヴァルト・クイケン(指)
ラ・プティット・バンド |
個々の演奏者の実力の高さを遺憾なく発揮した1枚カンタータの真髄を極めた演奏
録音:2005-2012 年
三位一体節後第7 日曜日のためのカンタータ第186
番。2 つの大きな部分からなり、第1 部はこの世の貧しさを、第2
部はイエスの豊かさを対比させています。第168
番のカンタータは三位一体節後第9 日曜日用。第3
年巻最初の作品で、厳しい神の言葉(バス独唱)と魂のおののき(テノール独唱)が対比される。復活節第3
日のためのカンタータ第134 番は、新年用の世俗カンタータBWV134a
のパロディ。第4 曲の二重唱はヴァイオリンが華麗に奏でるトリプル・コンチェルト風で、カンータの中でも長大な聴きごたえのある曲です。アルト独唱用のカンタータ第54
番(復活節前第3 日曜日用)は、2 つのアリアがレチタティーヴォを挟むだけの小規模な構成ですが、第3
曲のアリアはアルトとヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音という4
声のフーガ形式で、技術的にも高度な器楽とアルト独唱のやり取りが聴きどころです。
このアルバムに収録されているカンタータはソリストの力量が試される楽曲が多く、S.
クイケンからの信頼が厚い面々が安定した歌唱で、じっくりと聴かせてくれます。 |
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カントゥス・ケルン&コンチェルト・パラティーノ
ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー:
聖母マリアの夕べの祈り
ヨハン・カスパール・ケルル:
ウィーン包囲の嘆きを慰めるミサ曲 |
カントゥス・ケルン
コンラート・ユングヘーネル(指)
コンチェルト・パラティーノ |
ビーバーの晩課とケルルのミサ、カントゥス・ケルンとコンチェルト・パラティーノによる妙技!
録音:2012 年/73’38
当時随一のヴァイオリニストであったボヘミア出身の作曲家ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー。代表作「ロザリオ・ソナタ」などで用いたスコルダトゥーラ(変則調弦)で独自の響きを生み出しました。器楽曲とならんでビーバーの需要なのが宗教作品。壮麗で大規模な曲が多い中、ここに収録されている「聖母マリアの夕べの祈り」は、ビーバー独特の華やかさを保ちつつも、宗教的静謐さ漂う美しい作品です。
カントゥス・ケルンの主宰であるコンラート・ユングヘーネルは、そこから5
つの詩篇とマニフィカトを選び、それにケルルの聖歌集(Op.1)を組み合わせ、多彩な表現に満ちた演奏となっています。
ビーバーと同時代の作曲家でドイツ・バロック最盛期に活躍するも、現在はほとんど演奏される機会のないヨハン・カスパール・ケルルのミサ曲を収録。
この作品は、トルコによるウィーン包囲戦によってもたらされた飢餓や疫病のための哀歌として作曲されました。ケルルは高度な作曲技法を持っており、バッハ、ヘンデル、パッヘルベルなどにもその影響を与えており、このミサ曲でも、斬新な半音階進行と転調などその非凡な才能を示しています。
8 声部のカントゥス・ケルンとツィンク(コルネット)とバロック・トロンボーンによるアンサンブル、コンチェルト・パラティーノの神技を堪能することができます。 |
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オルトレモンターノ
ジョヴァンニ・ガブリエリ(c1554/1557-1612):
サクレ・シンフォニーエ |
オルトレモンターノ
ジェズアルド・コンソート・アムステルダム
ヴィム・ベキュ |
古楽トロンボーンの名手ヴィム=ベキによるガブリエリの「サクレ・シンフォニーエ」
録音:2012 年、ケルン/61’32
ジョヴァンニ・ガブリエリは、ヴェネツィア楽派のポリフォニー音楽を語る上で最重要の作曲家の一人。ガブリエリの「サクレ・シンフォニーエ」は、当時のヴェネツィアの権力と評価を表した記念碑的な作品です。
「サクレ・シンフォニーエ」は、第1 巻は1597
年、第2 巻はガブリエリの死後1615 年に出版された声楽曲と器楽曲を合わせた作品集。アンサンブル・オルトレモンターノの音楽監督ヴィム・ベキュは、この作品集から録音のために16
曲を選び収録しています。バロック・トロンボーン(サックバット)とコルネット(ツィンク)、弦楽器、そしてオルガンによる器楽アンサンブルと声楽パートは、ジェズアルド・コンソート・アムステルダムが務めています。
ガブリエリは、この「サクレ・シンフォニーエ」の声楽曲でも器楽曲でも高度な技法を用いて作曲しています。ヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂の左右対称の構造空間を利用して、極めて高度な複合唱形式を発展させました。「エコー・カンツォーナ」では、独創的な手法を用いて音響効果をあげています。また強弱記号の使用も斬新で「弱と強のソナタ」は強弱記号を用いた最初の作品と言われています。
アルバムの最後に収録された18 声の「Hic
estfilius Dei」は、美しいアンティフォナ(交唱)が圧巻の素晴らしい演奏となっています。 |
ATMA CLASSIQUE
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ヘンデル:歌劇「オルランド」(全曲)HWV31 |
オーウェン・ウィレッツ(CT オルランド)
カリーナ・ゴーヴァン(S アンジェリカ)
アリソン・マクハーディ(Ms メドーロ)
アマンダ・フォーサイス(S ドリンダ)
ネイサン・ベルグ(Bs ゾロアストロ)
パシフィック・バロック・オーケストラ
アレクサンダー・ワイマン(cond) |
カナダの華、カリーナ・ゴーヴァン出演!ヘンデルのオルランド全曲
録音:2012 年バンクーバー古楽フェスティヴァル
ヘンデルの最も成功したオペラの一つ「オルランド」の全曲CD。「オルランド」は、恋に狂った英雄オルランドの物語で、当時流行した話でヴィヴァルディなどにも同じ題材のオペラを作曲しています。
あらすじは、カタイ(架空の国)の女王アンジェリカは騎士オルランドと結婚の約束をするが、アフリカの王子メドーロを愛してしまいます。その事を知ったオルランドは怒り狂い2
人を殺してしまうも、魔法使いゾロアストロに諭され正気を取り戻す。ゾロアストロの魔法によりアンジェリカとメドーロは生き返り、平静を取り戻したオルランドは2
人を祝福し静かに暮らす。という激しい恋の話です。
正気を失ったオルランドには、今注目のイギリスのカウンターテナー、オーウェン・ウィレッツ。プリマドンナのアンジェリカには、カナダのソプラノ、カリーナ・ゴーヴァンが、潤いある美声を披露しています。不穏な雰囲気を見事に歌い上げているゾロアストロ役のネイサン・ベルグなど、評判の歌声を聴かせてくれます。
パシフィック・バロック・オーケストラは、西トロントを拠点とするピリオド楽器のオーケストラで鍵盤奏者としても活躍するアレクサンダー・ワイマンが音楽監督を務めています。 |
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パッサージュ〜リコーダー曲集
カステッロ:ソナタ第2番
メアッリ:ソナタ作品3-4「城」、ソナタ作品4-1「ベルナベア」
シュメルツァー:ソナタ第2番
ロニョーノ:
再びわかれて(チプリアーノ・デ・ローレのマドリガーレ)
によるディミニューション
ベラルディ:カンツォーナ作品7-6
ノターリ:カンツォーナ・パッサジェータ
フレスコバルディ:パッサカリアによる100のパルティータ第1&2
巻より
バッサーノ:「ある日のスザンヌ」(ラッスス)によるディミニューション |
ヴァンサン・ロジェ(Rec)
マーク・エドワーズ(Org) |
若きリコーダー奏者の華麗なる技巧を堪能
録音:2012 年
カナダで名だたる賞を獲得している注目リコーダー奏者ヴァンサン・ロジェによるアルバム。ルネサンス、バロック期の装飾法ディミニューションを用いたロニョーノとバッサーノの作品。ヴァイオリン作品を多く残したパンドルフィ・メアッリのソナタ。フレスコバルディの全2
巻からなる大規模な作品集「パッサカリアによる100
のパルティータ」。など16-17 世紀のイタリアの作曲家たちのリコーダー作品を収録しています。
生き生きとした音色と華麗な技巧で聴かせる1
枚です。 |
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マニュエル・ロザンタール(1904-2003):ピアノ作品全集
8つのバガテル(1924)、6つのカプリース(1926)、
セレナーデ(1927)、釣り人たちのワルツ(1929)、
ちょっとした職人衆(1933-34) |
ステファン・ルムラン(P) |
ロザンタールがピアノで描いた20 世紀初頭のパリ
録音:2007 年10 月
20 世紀フランスの音楽家、マニュエル・ロザンタール。ラヴェル最後の直弟子としても知られ、ラヴェルの伝記も執筆しています。指揮者、作曲者としても活躍し、師匠ラヴェルの管弦楽曲の録音やオッフェンバックの「パリの喜び」の編曲が有名です。作曲はオペレッタから室内楽曲まであらゆるジャンルを手掛けていました。彼の音楽は、明快で歯切れが良い曲調が特徴で、ジャズやポップス、そしてフランス6
人組の新古典主義音楽にも影響されています。
このアルバムは、ロザンタール没後10 年を記念して発売された、ロザンタールのピアノ曲全集。ロザンタールがピアノ曲を作曲したのは、1924
年から1934 年の10 年間となり、20 世紀初頭のフランス近代音楽特有の様式を反映しています。生粋のパリジャンであったロザンタールのフランス的な洒脱さが溢れた曲。「8
つのバガテル」はフランス6 人組の影響が色濃く感じ取られる作品で、第1
曲目の「パストラーレ」は、ミヨーのような色彩感覚豊かな曲です。バガテルの2年後に作曲された「6つのカプリース」。第5曲目の「ドビュッシーへのオマージュ」は、詩的で繊細な味わい。そして10曲からなる「ちょっとした職人衆」は、「蹄鉄工」「理髪師」「研ぎ師」「子守」「無線通信士」など専門職の人々を題材としており、当時のパリの雰囲気が表れた作品です。 |
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シューベルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第13番イ長調D.664
ピアノ・ソナタ第18番ト長調D.894 |
ヤニーナ・フィアルコフスカ(P) |
フィアルコフスカの可憐なシューベルト
カナダを代表する女流ピアニスト、ヤニーナ・フィアルコフスカのシューベルト、ピアノ・ソナタ。フィアルコフスカはモントリオール大学とジュリアード音楽院で学び、1974
年にアルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールで3
位に入賞、その後世界的なオーケストラ、指揮者と共演を重ねるカナダを代表するピアニストです。一時左腕の腫瘍のため両手での演奏活動を中断していましたが見事に克服し、2004
年1 月のドイツで行われた復帰リサイタルで両手での演奏活動を再開しています。また1994
年にはピアノ・シックスを創設しカナダのピアノ教育へ大きな影響を与えています。
イギリスの「BBC Muisc Magazine」で2012
年に発売された「ショパン・リサイタルⅡ」(ACD2
2666) が、ベスト・インターナショナル・レコーディングに選ばれるなど、近年益々評価を高めています。
本アルバムではシューベルトを取り上げており、第13
番のソナタは愛らしい旋律が魅力的な作品、フィアルコフスカの可憐なピアノが咲き誇っています。
第18 番のソナタは副題で「幻想」と呼ばれるシューベルト特有の歌心に溢れた曲でシューマンが絶賛した傑作ソナタで、美しく力強く聴かせてくれます。 |
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デニス・ジョキッチ(Vc)
ラフマニノフ:
チェロ・ソナタ ト短調 作品19
ヴォカリーズ作品34-14
ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 作品65 |
デニス・ジョキッチ(Vc)
デイヴィット・ジャルベール(P) |
カナダで最もパワフルな女流奏者デニス・ジョキッチ
ブリテンの無伴奏(ACD2 2524) も好評、カナダの新星チェロ奏者デニス
ジョキッチ。
ラフマニノフのチェロ・ソナタは、あのピアノ協奏曲第2
番とほぼ同時期に作曲された作品。ロマンティックで絢爛豪華なラフマニノフの世界を感性のおもむくままに描き出す秀逸な演奏です。
一方ショパンは、チェロの深みのある音を生かした内省的な作品を、内に秘めた情熱が渦巻く独白のような演奏で聴かせます。
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COVIELLO
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COV 41213
(SACD HYBRID)
\2500
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R.シュトラウス:無伴奏合唱作品集
ドイツ・モテット作品62、
3つの男声合唱曲 作品123
【戸口で/ 夢の光/ うるわしい5 月】、
孤独を通り過ぎて 作品124(男声合唱)、
ダフネの木に寄せて 作品82、
ふたつの歌 作日34【讃歌/ 夕べ】 |
イワナ・ソボトカ(S)
クリスタ・メイヤー(A)
ドミニク・ヴォルティヒ(T)
コンラート・ヤルノット(B)
ベルリン放送合唱団
国立ベルリン大聖堂合唱団
ミヒャエル・グレーザー(指揮) |
刺激的で鮮やかなR.シュトラウスの無伴奏合唱
77’25
鮮やかなオーケストレーションと濃密で美しい歌曲の数々を作曲したR.
シュトラウスの、豊かなハーモニーが繰り広げられる無伴奏合唱曲集。
4 人のソリストと16 声部の混声合唱による大作「ドイツ・モテット」は、リュッケルトの詩「天地創造はなしとげられた」による作品で、混沌とした響きの中から差し込む光のような天国的な音楽で、各声部のソリストと合唱が織りなす美しく絡み合うハーモニーは神秘的で、宗教曲のようです。「ダフネの木に寄せて」はシュトラウス自身のオペラ「ダフネ」のモチーフを使った9
つのパートと混声合唱による作品。「ダフネ」は、シュトラウスが傾倒していたギリシア神話に基づくオペラで、曇りのない澄み切った響きが地中海的な雰囲気を醸し出す名演です。 |
HAENSSLER
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トーマス・ファイ&ハイデルベルク交響楽団/ハイドン全集の第21弾
ハイドン:
(1)序曲「突然の出会い」ニ長調 Hob.XXVIII:6
(2)交響曲第99番変ホ長調Hob.I:99
(3)交響曲第100番「軍隊」ト長調Hob.I:100 |
トーマス・ファイ(指揮)
ハイデルベルク交響楽団 |
ファイによるハイドン交響曲集第21弾は交響曲99
番と100番「軍隊」!
録音:2013 年3 月5-8 日、パラティン、ヴィースロッホ/DDD、ステレオ、57’58
トーマス・ファイ&ハイデルベルク交響楽団によるハイドン全集の第21
弾がはやくも登場。収録曲は「突然の出会い」序曲、交響曲第99
番そして第100 番「軍隊」です。冒頭の「突然の出会い」は、全3
幕からなるオペラでその序曲が収録されています。ハイドンの魅力が凝縮されたと言える序曲で、ファイ率いるハイデルベルク響の快活ですっきりとした解釈は爽快そのものです。
メインとなる、第99 番そして第100 番「軍隊」も同様、明快なオーケストレーションはファイならでの妙技と言えましょう。当シリーズの中でも後期の名曲を収録した当盤はファイによるハイドンの解釈を知る上で必要不可欠な1
枚となりましょう。 |
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フローリアン・ウーリヒ(ピアノ)
シューマン:ピアノ独奏曲全集Vol.6
子どものためのアルバム Op.68
[第1部]小さい子供のために
1. メロディ/2. 兵士の行進/3. 口ずさむ歌/4.
コラール/5. 小曲/
6. 哀れな孤児/7. 狩人の歌/8. 乱暴な騎手/9.
民謡/10. 楽しき農夫/
11. シチリアーナ/12. サンタクロース/13.5月、愛する5
月/14. 小さな練習曲/
15. 春の歌/16. 最初の喪失/17. 小さな朝の散歩/18.草刈の歌
[第2部]成長した子らに
19. 小さなロマンス/20. 田舎風の歌/21(.
題名なし)/22. 輪唱歌/
23. 騎手の曲/24. 収穫の歌/25. 劇場からの余韻/26.(題名なし)/
27. カノン風の歌/28. 思い出/29. 異国の人/30.(題名なし)/
31. 戦いの歌/32. シェヘラザード/33.
ぶどう狩の時—喜びの時/
34. テーマ/35. ミニョン/36. イタリア人の船乗りの歌/37.
水夫の歌/
38. 冬の時 その1/39. 冬の時 その2/40.
小さなフーガ/
41.北欧の歌「ガーデへの挨拶」/42.
装飾的コラール/43.大みそかの歌 |
フローリアン・ウーリヒ(ピアノ) |
名手ウーリヒによるシューマン独奏曲、第6
弾は子どものためのアルバム
録音:2013 年4 月16-18 日、メニューイン・ホール(イギリス)/DDD、ステレオ、78’29
ドイツの俊英ピアニスト、フローリアン・ウーリヒがシューマン生誕200
周年である2010 年より開始しているピアノ独奏曲全集第6
弾は「子どものためのアルバム」Op.68 です。シューマンのピアノ作品のほとんどは1839
年までのライプツィヒ時代までに作曲されていますが、2
部構成全43 曲からなるこの作品集はドレスデン時代の1848
年頃に書かれています。ピアノ・ソナタ、クライスレリアーナ、謝肉祭などの大作が芸術作品として構想されているのに対し、この作品集は、もとは長女マリーの誕生日の贈り物として用意した数曲に次々と書き加え、「クリスマスのアルバム」と名付けられました。以後、後世までも子どものための指導的作品の重要なレパートリーとなりました。素朴な旋律のなかにもシューマンの抒情性が垣間見られる同作品集を若かりしシューマンの名手、ウーリヒが芸術的価値をも高める素晴らしい演奏を披露しています。 |
NAIVE
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ヴォーチェ弦楽四重奏団
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集
(1)第11番 ヘ短調「セリオーソ」op.95
(2)第1番 ヘ長調op.18-1
(3)第8番 ホ短調「ラズモフスキー第2番」op.59-2 |
ヴォーチェ弦楽四重奏団
{サラ・デイヤン(Vn)、
セシル・ルーバン(Vn)、
ギヨーム・ベケール(Va)、
フロリアン・フレール(Vc)} |
フランスが誇る“ライジング・スター”ヴォーチェ弦楽四重奏団!溌剌と魅せるベートーヴェン弦楽四重奏曲集
録音:2012 年10 月、サン= ピエール寺院(パリ)
フランスが誇る若手実力派カルテット「ヴォーチェ弦楽四重奏団」が、naive
レーベルからは1st アルバムとなる最新盤をリリースいたします!2004年にパリで結成されるや否や数々の国際コンクールで華々しい成績を残し、新進気鋭の実力派として名を馳せた当団も結成10
年を間近に控え、ますますアンサンブルに磨きをかけているところの録音なだけに、注目も高まります。
デビュー盤のシューベルトで高い評価を得ている当団が今回録音する運びとなったのは、大家ベートーヴェンの弦楽四重奏曲!第1
番、第8 番、第11 番の3 つをカップリングし、ベートーヴェンの前中期の作品に焦点を当てた内容となっています。
3 つの作品はそれぞれ異なる作風を持っており、ベートーヴェンの作風の変化も感じさせますが、いずれも緊張感あふれる密なアンサンブルを必要とされる濃厚なプログラム。第11
番ではデイヤンが1stVnを、第1 番と第8 番ではルーバンが1stVn
を担当する形で収録されています。麗しい2 人の女流ヴァイオリニスト達が力強く聴かせる華々しい高音域を、男性陣が担う深みのある中低音域がしっかりと支え、安定感のあるアンサンブルで魅せてくれます。当団の大きな魅力である、若手らしい溌剌とした音の立ち上がりと、力強くもしなやかなハーモニーを存分に堪能出来るアルバムに仕上がっています!
【ヴォーチェ四重奏団】
2004 年に、パリ国立高等音楽院の卒業生メンバーによって結成されたカルテット。その後数年間でジュネーヴ、クレモナ、ウィーン、ボルドー、グラーツ、ロンドンの国際弦楽四重奏コンクールで優秀な成績を残し、瞬く間に国際的な評価を確立する。室内楽をイザイ四重奏団、アルバン・ベルク四重奏団のメンバー、ターリヒ四重奏団、クリストフ・コワンなどに師事し、新世代の室内楽の中核を担う団体として期待を集めた。ヴィオラとチェロのみメンバーの交代があり、2010
年から現在のメンバーで活動している。シテ・ド・ラ・ミュジークの推薦により、2013-2014
シーズンの「エコー賞ライジング・スター」に選出され、大規模なヨーロッパ・ツアーを遂行している。レパートリーは多岐にわたるが、近現代ものを中心とし、ベートーヴェン、シューベルト、ラヴェル、リゲティ、ベルクなどに定評がある。伸びやかなフレーズ感と、躍動感あふれる力強い音運びが魅力的で、今後の更なる円熟と活躍が期待されるアンサンブルである。
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ディオニシス・グラメノス(Cl)
(1)シュポーア:クラリネット協奏曲 第4番 ホ短調
(2)ニールセン:クラリネット協奏曲op.57
(3)ドビュッシー:クラリネットのための第1狂詩曲 |
ディオニシス・グラメノス(Cl)
(1)(2)アリ・ラシライネン(指揮)
ウィーン放送交響楽団
(3)カリーナ・スポソビナ(Pf) |
クラリネット界期待の“ライジング・スター”ディオニシス・グラメノス1st
アルバム!
録音:2013 年4 月、メガロン・アテネ・コンサート・ホール(アテネ)
ギリシャ出身のディオニシス・グラメノスは、若手世代の中でも一際大きな注目を集めるクラリネット奏者。2013-2014
シーズンのエコー賞ライジング・スターに選出され、今後ますますの活躍が約束されている期待の若手実力派が、naive
レーベルから1st アルバムをリリースする運びとなりました!グラメノスが奏でるクラリネットの魅力は、何よりもまずその演奏の艶やかさ!高音域から低音域までぶれることのない深みのある音色が絶品で、その薫り高い演奏に思わず溜息が漏れてしまうほどです。世界から熱い注目を集めるグラメノスが今回収録したのは、シュポーアと二ールセンのクラリネット協奏曲とドビュッシーの「クラリネットのための第1
狂詩曲」。いずれもクラリネット奏者としては欠かすことのできないレパートリーであり、とりわけ高い表現力を要する難曲揃いのプログラムとあって、聴き応え十分な1st
アルバムに仕上がっています。
シュポーアやニールセンで魅せる、広音域を目まぐるしく駆け回る超絶技巧も見事ですが、長いフレーズ感で聴かせるドビュッシーでの表現力も圧巻!2
つの協奏曲でバックを演奏するのは、北欧の匠アリ・ラシライネン率いる名門ウィーン放送交響楽団。ドビュッシーではロシアの若手実力派カリーナ・スポソビナが伴奏を担当。いずれも綿密なアンサンブルで、グラメノスのソロを引き立てています。
【ディオニシス・グラメノス】
ギリシャ出身の若手クラリネット奏者。2008
年、ヨーロッパの若手演奏家の登竜門といわれるユーロヴィジョン・ヤング・ミュージシャンズで1
位を獲得。
1982 年にこのコンクールが始まって以来、管楽器奏者が優勝を飾るのは初の快挙であり、一躍若手屈指の実力派としての評価を確立した。以降、グラメノスはウィーン響、サンクトペテルブルク響、フェスティバル・ストリングス・ルツェルンといった名門と共演を重ね、世界各国で演奏活動を行っている。
2009 年には初来日リサイタルも行い、好評を博した。2013-2014
シーズンの「エコー賞ライジング・スター」に選出されたことで、近年はヨーロッパ各地の名うてのコンサート・ホールでツアーを行っている。 |
OBSIDIAN
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マルティン・ザウター(Org)
シェーンベルク:
レチタティーヴォによる変奏曲 作品40
レーガー:
ベネディクトゥス作品59-9
創作主題による変奏とフーガ作品73 |
マルティン・ザウター(Org) |
プリンストン大学のオルガンで聴くシェーンベルク
63’32
シェーンベルクとレーガーのオルガン作品集。シェーンベルクの「レチタティーヴォによる変奏曲」は、1941
年に作曲された唯一のオルガン作品で、主題、10
の変奏曲、カデンツァとフーガからなります。1943
年に出版されたスコアは、アメリカのプリンストン大学の教会にある1928
年に建造されたスキナー・オルガンのレジストレーションが記されています。
本アルバムは、そのオルガンを使って録音され、1940
年代の音楽様式を反映したものとなっています。
続いてオルガン音楽の巨匠レーガー。5 分程の短い作品である「ベネディクトゥス」は、次の40
分近く演奏時間がかかる大作「変奏とフーガ」の序奏のような形で、収録されています。そして、その「変奏とフーガ」は、30
分にわたる変奏曲が核となる作品で、優れたハーモニーと堅固な構造は、プリンストンのオルガンの特色にあった作品と言えるでしょう。 |
AVIE
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ブルック・ストリート・バンドのヘンデル Op.2!
ヘンデル:トリオ・ソナタ集 Op.2
ソナタ第3番変ロ長調/ソナタ第2番ト短調/
ソナタ第4番へ長調/ソナタ第5番ト短調/
ソナタ第1番ロ短調/ソナタ第6番ト短調 |
ブルック・ストリート・バンド
〔レイチェル・ハリス(バロック・ヴァイオリン)、
ファラン・スコット(バロック・ヴァイオリン)、
キャロリン・ギブリー(チェンバロ)、
タティー・テオ(バロック・チェロ)〕 |
2003年に演奏者5人という小編成でヘンデルの「水上の音楽」(AV
0028)でデビューを果たした、ブルック・ストリート・バンド。ヘンデルのスペシャリストとして、スパイスの効いたユニークなプロジェクトを続々と打ち出し、新進気鋭の女流ピリオド・アンサンブルとして注目を集めてきた。
ヘンデル・レパートリーを意欲的に取り上げており、これまでに《水上の音楽》、《トリオ・ソナタ
Op.5》、《チェロ・ソナタ》、《英語のカンタータと歌曲》をリリース。新たに名を連ねる《トリオ・ソナタ集
Op.2》でも、嬉々とした瑞々しい演奏を聴かせてくれている。 |
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イノン・バルナタン(ピアノ)
シューベルト:
ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
ピアノ・ソナタ第20番イ長調D.959
即興曲変ト長調 D.899-3,Op.90-3 |
イノン・バルナタン(ピアノ) |
『鍵盤の本物の詩人』(英イヴニング・スタンダード誌)
『類稀な感受性を持ったプレーヤーだ』(米ザ・ニューヨーカー誌)
ロンドンの王立音楽アカデミーで学び、現在はアメリカ、ニューヨークを拠点として輝かしい活躍を展開しているイスラエルのピアニスト、イノン・バルナタン。
2009年には、その年の最も優れた器楽奏者に贈られるアメリカの権威ある音楽賞、「エイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラント」を受賞するなど、その存在感と世界的評価は急上昇中。
アヴィー・デビュー・アルバムとなったアデス&ラヴェルでは、独自のプログラミングとピアニズムを披露し、ニューヨークタイムズやBBCミュージック・マガジンで称賛を浴びた。
"感受性"と"平静"の均衡のとれた優美なピアニズムで、シューベルトの後期ピアノ・ソナタを奏でる。 |
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ウノ+ワン:イタリア・ノストラ
モンテヴェルディ:
金色の髪で、私は愛に燃えているが、私は愛嬌ある羊飼いの娘、
ああ、私は傷つき倒れる、あの軽蔑した眼差し、西風が帰り、
愛しい自由よ、ただあなたを見つめ
カスタルディ:Un bocconcino di fantasia
ロッシ:美しい瞳
カステッロ:《ソナタ・コンチェルターテ第2巻より》ソナタ第4番
ペセンティ:Ardo ma non ardisco
カプルベルガー:トッカータ・アルペジアータ |
テネット
[ジョル・グリーンリーフ(ソプラノ)、
モリー・クイン(ソプラノ)〕
ロバート・ミーリー(ヴァイオリン)
ダニエル・リー(ヴァイオリン)
ハンク・ヘイジン(テオルボ)
ダニエル・スウェンバーク
(テオルボ&バロック・ギター)
アヴィ・スタイン(ハープシコード) |
ニューヨークを拠点に活躍するヴォーカル・アンサンブル、テネットがAvie初登場。
ルネサンスからバロック音楽と、幅広いレパートリーを持つテネット。アヴィー・デビュー・アルバムに選んだのはテネットの実力を表すに相応しい、モンテヴェルディを中心としたイタリアの歌曲集。ソプラノ・デュオ、ジョル&モリーが織りなすハーモニーに要注目。
※録音:2012年9月2日&3日、トリニティ教会(ニューヨーク) |
CHANDOS
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CHSA 5127
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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アンドルー・デイヴィス(指揮)&BBC交響楽団
ホルスト:管弦楽作品集Vol.3
神秘のトランペッター Op.18, H71
合唱交響曲第1番 Op.41, H155 |
アンドルー・デイヴィス(指揮)
BBC交響楽団
BBC交響合唱団
スーザン・グリットン(ソプラノ) |
英国の名匠デイヴィスが振るホルストVol.3!"合唱交響曲第1番"&"神秘のトランぺッター"!
2009年に急逝した英国音楽の伝道師リチャード・ヒコックスの忘れ形見、グスターヴ・ホルスト(1874−1934)の管弦楽作品集。
今は亡きヒコックスの遺志を受け継いだ英国の名匠アンドルー・デイヴィスがタクトを振るホルスト・シリーズ第3弾!
「惑星」&「日本組曲」を収録した「Vol.2」(CHSA
5086)に続く「Vol.3」では、「合唱交響曲第1番」と「神秘のトランぺッター」の大作2曲をカップリング。
代表作「惑星」の完成、歌劇「どこまでも馬鹿な男」の初演失敗を経て、1923年から1924年にかけて作曲された「合唱交響曲第1番」は、合唱とオーケストラが織り成す一大スペクタクル。
ウォルト・ホイットマンの詩を題材とした「神秘のトランペッター」ではグラミー賞ノミネートの名ソプラノ、スーザン・グリットンの歌声が抜群!
ヒコックスの想いを乗せ、ホルストの音楽が高らかに鳴り響く——!
※録音:2013年4月6日−7日、フェアーフィールド・ホールズ(クロイドン、ロンドン)
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CHSA 5124
(2SACD HYBRID)
\5400 →\4990
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ネーメ・ヤルヴィ&ベルゲン・フィル
チャイコフスキー:バレエ音楽《白鳥の湖》
Op.20 |
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン) |
ネーメ・ヤルヴィのチャイコフスキー!3大バレエ第2弾は《白鳥の湖》全曲録音!
シャンドス復帰後、息子のパーヴォやクリスチャンを凌ぐギネス級のペースで新録音を続々と発表しているヤルヴィ一族の長老ネーメ・ヤルヴィ。
3年間での完成を目指す、ネーメ・ヤルヴィとノルウェーのベルゲン・フィルとのスペシャル・プロジェクト、チャイコフスキーの3大バレエ全集第2弾は「白鳥の湖」!
様々なレーベルにチャイコフスキーの「交響曲」や「組曲」、「バレエ音楽」の抜粋をレコーディングしてきたヤルヴィだが、意外にも3大バレエの全曲録音は今回のプロジェクトが初となるネーメ・ヤルヴィ。
ネーメ・ヤルヴィの豪快なサウンドと音楽作り、ノルウェーのベルゲン・フィルの洗練されたサウンド、そしてエーネスのヴァイオリン。
ヤルヴィ節全開の「白鳥の湖」となるか・・・!?その全貌に注目が集まること必至!
※録音:2012年6月18日&12月3日−6日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー) |
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ルイ・ロルティ(ピアノ)
リスト・アット・ジ・オペラ
リスト:
モーツァルトの《ドン・ジョヴァンニ》の回想
ヴェルディの《リゴレット》による演奏会用パラフレーズ
グノーの《ファウスト》からのワルツ
ワーグナー(リスト編):
歌劇《タンホイザー》より 序曲
レチタティーヴォとアリア「夕星の歌」
楽劇《トリスタンとイゾルデ》より 前奏曲と愛の死
歌劇《さまよえるオランダ人》より 紡ぎ歌 |
ルイ・ロルティ(ピアノ) |
カナダのヴィルトゥオーゾ、ルイ・ロルティ!リストのオペラ・トランスクリプション集!
アイルランドのバリー・ダグラス、フランスのジャン=エフラム・バヴゼと並び立つ"シャンドス・ピアノ"の三羽烏の1人、カナダの天才ピアニスト、ルイ・ロルティ。
ショパン、ベートーヴェン、そしてリストのスペシャリストとして高名なルイ・ロルティが、ファツィオーリF278で弾くリストのピアノ作品は、オペラ・トランスクリプション&パラフレーズ集!
19世紀のピアノの魔術師、フランツ・リストのトランスクリプションによって、華麗なるピアノ音楽として生まれ変わるモーツァルト、ヴェルディ、グノー、ワーグナーの名旋律。
当代屈指のリスト弾き、ルイ・ロルティの驚異的なテクニック、ファツィオーリのサウンドが、リストが創り上げた"ピアノによるオペラの世界"が、華やかに繰り広げられる!
さらに「トリスタンとイゾルデ」の「前奏曲」はロルティ自身の編曲を採用。リストとロルティ。編曲でのコラボ—レーションにも要注目!
※録音:2013年3月3日−4日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
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CHSA 5128
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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シャイン・ワン(ピアノ)
アメリカのピアノ協奏曲集
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲ヘ調
コープランド:ピアノ協奏曲
バーバー:ピアノ協奏曲 |
シャイン・ワン(ピアノ)
ピーター・ウンジャン(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団 |
才女シャイン・ワンのアメリカン・コンチェルト!
アール・ワイルド(CHAN 10626)、ラフマニノフ(CHAN
10724)の前2作で快演を披露してくれた、中国生まれでアメリカで活躍する若き女流ピアニスト、ピアニスト、シャイン・ワン。
シャンドスからのリリース第3弾は、ガーシュウィン、コープランド、バーバー。20世紀アメリカのピアノ協奏曲集!
シャイン・ワンと、元東京クヮルテットの第1ヴァイオリニストであり、現音楽監督ピーター・ウンジャンとロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団の共演は、風格漂うソリストのピアノ、オーケストラのハイ・パフォーマンスのコラボレーションが秀逸。
将来が楽しみな逸材が、本格的にコンチェルト・デビューを果たします!
※録音:2013年2月11日&4月29日−30日、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー) |
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ネヴィル・マリナー(指揮)
20世紀の合奏協奏曲集
ダンディ:
フルート、チェロ、ピアノと弦楽のための
協奏曲変ホ長調 Op.89
クルシェネク:
フルート、ヴァイオリン、ピアノと弦楽のための
コンチェルティーナ Op.27
シュールホフ:
フルート、ピアノと管弦楽のための二重協奏曲 |
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カール=ハインツ・シュッツ(フルート)
クリストフ・コンツ(ヴァイオリン)
ローベルト・ノージュ(チェロ)
マリア・プリンツ(ピアノ)
ネヴィル・マリナー(指揮)
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・
イン・ザ・フィールズ |
マリナー&ASMFとウィーン・フィルの名手たちが共演!
大ベテラン、ネヴィル・マリナーとASMFのコンビによるシャンドスでの久しぶりの新録音は、20世紀前半に新古典主義を掲げた作曲家たち、ダンディ、クルシェネク、シュールホフのネオ・バロック様式の合奏協奏曲(コンチェルト・グロッソ)集。
マリナー率いるASMFの機動力の高さはもちろんのこと、ウィーン国立歌劇場管&ウィーン・フィルの首席フルート、カール=ハインツ・シュッツ、同じくウィーン・フィルのクリストフ・コンツ、ローベルト・ノージュなど、キーパーソンとなる各楽器のソリストたちの顔ぶれも非常に豪華!
マリナー&ASMFとウィーン・フィルの名手たちの共演で、20世紀のネオ・バロック、コンチェルト・グロッソの真髄を知る。
※録音:2012年9月21日−23日、セント・ジョンズ・スミス・スクエア(ロンドン、イギリス) |
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ワトキンス兄弟のイギリスのチェロ・ソナタ集Vol.2!
ボーウェン:チェロ・ソナタ Op.64
アイアランド:チェロ・ソナタ
バックス:チェロ・ソナタ 変ホ長調 |
ポール・ワトキンス(チェロ)
ヒュー・ワトキンス(ピアノ) |
ナッシュ・アンサンブルのチェリスト、指揮者としても活躍するポール・ワトキンスと、ピアニストのヒュー・ワトキンスの兄弟が贈る、近代イギリスのチェロ音楽のアンソロジー第2集。
1921年から23年の3年間にかけて作曲された、同世代の3人の作曲家、アイアランド、バックス、ボーウェンの「チェロ・ソナタ」。
後期ロマン主義、印象主義、ロマン主義と印象主義の折衷。独自の特徴を持った3人の作曲家たちのチェロ・ソナタのコントラストを、ワトキンス兄弟のデュオが、巧みに、そして鮮明に描く。
※録音:2012年11月12日−14日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス) |
<LP>
CHANDOS
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ABRD 9662
(LP/180g重量盤/
特別価格)
\4500
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ヴェルディ&ヴァリエーションズ
デュパン:《椿姫》のアリアによる幻想曲
パスクッリ:《シチリア島の夕べの祈り》の主題による大協奏曲
ヴェルディ(トゥロフスキー編):弦楽重奏曲ホ短調 |
イ・ムジチ・ドゥ・モントリオール
ユーリ・トゥロフスキー(指揮)
フィリップ・マニャン(オーボエ)
アレクサンドル・トロスチャンスキー(ヴァイオリン) |
遂にシャンドス(Chandos)のLPリリースがスタート!
第1弾は、ボロディン・トリオのチェリストとしても活躍した名手、ユーリ・トゥロフスキーが率いるカナダの弦楽オーケストラ、イ・ムジチ・ドゥ・モントリオールの「ヴェルディ&ヴァリエーションズ」。
弦楽合奏版のヴェルディの「弦楽四重奏曲」、ヴェルディの旋律によるヴァリエーションは、同アンサンブルの代名詞の1つ。12インチ、180&重量盤。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
エレクト・レコード
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「ジョルジュ・エネスコ・イン・レジェンド」
(1)コレッリ:ラ・フォリア
(2)バッハ:パルティータ第3番〜「前奏曲」、ソナタ第3番〜フーガ
(3)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第7番〜第2楽章アンダンテ
(4)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲〜第2楽章アンダンテ |
ジョルジュ・エネスコ(ヴァイオリンと指揮)
ルーマニア放送交響楽団 |
本邦初登場!!ジョルジュ・エネスコ最晩年の名演「伝説のエネスコ」ごく少数がルーマニア国内でプレスされ、LP市場で希少盤、高値取引の名盤ECE0166
が復活!
録音:(1)1928 年米コロンビア録音 (2)1948、1949
年、米コンチネンタル録音 (3)(4)以上、1950年代のルーマニア
に於けるライヴ
全世界初CD化となる、ルーマニア・エレクトレコードが生産したジョルジュ・エネスコの最晩年の演奏です(初出品番ECE0166)。コレッリ、バッハは他社音源を借りておりますが、大注目はモーツァルトとメンデルスゾーンです。これは故郷を離れたエネスコが珍しく里帰りした際のライヴと伝えられ(演奏日の特定が現地でも不可能でした)、全盛期を過ぎた最晩年とは言え表現力は正に神の域にまで達しており、人の声のような切々とした訴え、情緒纏綿に歌い抜く異常なまでの執着心、これぞ人類の宝と呼ぶに相応しい奇跡の名演奏です。この度オリジナルのマスターテープが発見されました、LP発売時には当時流行のエコー付加がありましたが、最新の技術で可能な限り取り除かれまるで目の前でヴァオリンを奏でられるかのような臨場感です。
※CD 日本プレス。英語、日本語によるライナーノート付。 |
PROFIL
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ギュンター・ヴァント&ハンブルク北ドイツ放送響
(1)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調op.54
(2)モーツァルト:交響曲第40番ト短調KV.550 |
ギュンター・ヴァント(指揮)
ハンブルク北ドイツ放送交響楽団[NDR 交響楽団]
(1)ゲルハルト・オピッツ(ピアノ) |
ギュンター・ヴァント・エディション最新作!初出!
巨匠オピッツとのシューマン協奏曲とヴァント絶頂期のモーツァルト第40
番ト短調。マスタリングはリヒターの新マスタリングで大評判のホルガー・ジードラー氏による力作
(1)収録:1983 年3 月21 日/ハンブルク、ムジークハレ[現ライスハレ](ライヴ・デジタル) (2)収録:1990年12
月17 日/ハンブルク、ムジークハレ[現ライスハレ](ライヴ・デジタル)/ステレオ、57’05”
巨匠オピッツによるシューマン!近年、同協奏曲の録音をリリースしましたが、これは1983
年オピッツが30 歳の時のライヴです。既に巨匠の風格を漂わせ、師のヴィルヘルム・ケンプに代表されるドイツ正統派の流れを受け継いだ演奏で、はったりのない技術でシューマンのロマン的な世界を表現しています。ヴァントとの相性も抜群。今後オピッツの80
年代の代表盤となると言えましょう。
交響曲第40 番はBMG(1994 年) とは別演奏。これぞまさに「疾走する悲しみ」を具現化したかのような心に染みる演奏。ヴァントは実に多く40
番を取り上げましたが、音のクリアーさ、ゆるみのなさ、品格の高さでは最上の演奏と思われます。
83 年のシューマンも、90 年のモーツァルトもムジークハレの豊か過ぎる残響が放送録音らしく適度におさえられ、クリアーなサウンドも魅力です。近年リヒターもののリマスタリングなどで評価を上げつつあるジードラー氏の丁寧なマスタリングも聴きものです。
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WEITBLICK
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ヘルベルト・ケーゲル(指揮)&ライプツィヒ放送響
リヒャルト・シュトラウス
(1)交響詩「ドン・キホーテ」
(2)交響詩「死と変容」 |
ヘルベルト・ケーゲル(指揮)
ライプツィヒ放送交響楽団
(1)モーリス・ジャンドロン(Vc)
トーマス・ヴュンシュ(Va) |
ケーゲル初のリヒャルト・シュトラウス!名手モーリス・ジャンドロンとの「ドン・キホーテ」と「死と変容」
録音:(1)1968年5月14日ライヴ、ステレオ
(2)1968年4月9日,ライヴ、ステレオ
ケーゲル+ライプツィヒ放送響の黄金コンビによる、リヒャルト・シュトラウス傑作集。
ケーゲルはドレスデン生れですからリヒャルト・シュトラウスとは非常に縁が深い(ドレスデン・シュターツカペレの音楽学校にも学んでいます)筈ですが今まで録音が出たこともなく、さらには演奏機会もそれほど多くなかったようです。そこに初登場するのがフランスの名手モーリス・ジャンドロンと組んだ「ドン・キホーテ」です。瀟洒と呼ぶにふさわしいジャンドロンの明るく、美しい音色を物語の俳優の様に生かした見事な演奏。「ドン・キホーテ」は日本では極めて人気の低い作品ですが、巨匠指揮者、特にドイツの名指揮者には愛奏されることでも知られます。それだけストーリーが普遍的なのでしょう。こういう標題音楽らしい標題音楽をケーゲルが指揮することも稀であったと申せます。ジャンドロンにとっても初出レパートリーです。一転して、シリアスそのものいつものケーゲルらしい演奏が「死と変容」です。カミソリの刃のようにエッジの尖った演奏で、近寄りがたい風情を醸し出しています。オーケストラ・ドライヴの見事さには傾聴に値する名演奏です。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付 |
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