≪第72号アリアCD新譜紹介コーナー≫
マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル
国内盤
映像
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10/11(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
CALA
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エルガーが所有していたトロンボーンを復元!
エルガーのトロンボーン
エルガー:愛の挨拶、ニムロッド
ブリッジ:子守歌、ロシアのワルツ
エルガー:朝の歌、月光の下で、夜の歌
ヴォ—ン・ウィリアムズ:イギリス民謡による習作
ブリテン:鋤で耕す少年
サリヴァン:私は女王陛下の艦隊の統治者
グリーンウッド:アクロバット
サリヴァン:哀れなさすらい人
エルガー:
トロンボーンとダブル・ベースのための二重奏曲、即興曲第4番
クィルター:美しい島
ヴォーン・ウィリアムズ:グリーンスリーヴス
ガーニー:グリーンスリーヴス
エルガー:希望と栄光の国 |
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スー・アディソン(トロンボーン)
サリー・グッドワース(ピアノ)
フランシス・ケリー(ハープ)
チ=チ・ンヴァノクー(ダブル・ベース)
クリスピアン・スティール=パーキンス(トランペット)
ジュディス・トレゴール(ピッコロ)
エミリー・ホワイト(トロンボーン) |
21世紀に蘇る"エルガーのトロンボーン"の響き。
近代イギリスを代表する大作曲家、エドワード・エルガー(1857−1934)が所有していたトロンボーンを復元し、演奏、録音を行うというビッグ・プロジェクトが実現!
長きに渡り、イギリスの王立音楽大学の博物館に所蔵されていた「エルガーのトロンボーン(1875年頃、Boosey
& Co.社製)」を、イギリスのトップ・クラフトマン、マイケル・ラスが演奏可能な状態に復元。
エルガー、ヴォーン・ウィリアムズやブリテン、ブリッジなど、エルガーとその同世代の作曲家たちの旋律が、「エルガーのトロンボーン」による当時の響きで21世紀に蘇る。
「エルガーのトロンボーン」を奏でるスー・アディソンは、エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団、ヒズ・マジェスティーズ・サクバッツ&コルネッツの創設メンバーであり、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、オルケストル・レヴォリュショネール・エ・ロマンティークのメンバーとしても活躍した、イギリスのピリオド・トロンボーンのスペシャリスト。
19世紀の楽器である「エルガーのトロンボーン」が持つ本来の響きを引き出すことのできる貴重なトロンボニストである。
※録音:2010年3月31日−4月5日、シェルボーン・マナー(イギリス)
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ORF
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CD 3145
(3CD)
\6900 →\6290
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レゾナンツェン古楽音楽祭2012「ウィーンにて」
今回も豪華な出演陣
ビオンディとエウロパ・ガランテ、リナルド・アレッサンドリーニとコンチェルト・イタリアーノ
ジョルディ・サヴァールとル・コンセール・デ・ナシオン、アントーニオ・フローリオとイ・トゥルキーニによるコンティ、
ロベルタ・インヴェルニッツィ、ヒロ・クロサキ |
ヴィヴァルディ:「メッセニアの神託」から
ファビオ・ビオンディ(指揮) エウロパ・ガランテ、
ヴィヴィカ・ジュノー(MS,エピディーテ)、
アン・ハレンベリ(MS,メローペ)、ユリア・レジネヴァ(MS,トラジメーデ)(録音:2012年1月14日)
不詳:ソナタ ハ短調/シュメルツァー:ソナタ
「クー・クー」/
ビーバー:ソナタ・レプレゼンタティーヴァ
イ長調
ヒロ・クロサキ(Vn)、
ヴォルフガング・グリュクサム(Cemb,ポジティヴOrg)(録音:2012年1月21日)
ポルシーレ:シンフォニア/コンティ:インテルメッツォ「ドリメーナとトゥベローネ」から/
マッテイス:バレエ音楽,チャコーナ
ロミーナ・ボスコロ(MS)、ジュゼッペ・ナヴィーリョ(Br)、
アントーニオ・フローリオ(指揮)イ・トゥルキーニ (録音:2012年1月18日)
伝承曲:ドゥドルはどこ?/伝承曲:リラとリラの踊り/伝承曲:シュタイラーの踊り/
伝送曲:メゾン・ルージュ/伝送曲:陽気な紐売り
シカネーダース・ユーゲント:
【アンドレアス・ヘルム(歌,シャルマイ)、アルビン・パウルス(歌,バグパイプ)、
ジーモン・ヴァッシャー(ハーディガーディ)】
他ゲスト演奏家(録音:2012年1月15日)
チコーニャ:モテット「天から遣わされたアルバヌスよ」/
不詳:チコーニャのモテットのインタブラトゥール/チコーニャ:クレード
ミケーレ・パゾッティ(指揮)ラ・フォンテ・ムジカ
(録音:2011年1月22日)
ヘンデル:「時と悟りの勝利」から(6曲)
ペドロ・メメルスドルフ(指揮,リコーダー)
マラ・プニカ、バルバラ・ザニケッリ(S)、
ラヴィーニャ・ベルトッティ(S)、マルケタ・ククロヴァー(A)、アレッサンドロ・カルミニャーニ(CT)、
ガブリエル・ユビリン(CT)、ジャンルカ・フェラリーニ(T)、ラッファエーレ・ジョルダーニ(T)、
パブロ・コルンフェルト(シャハトブレット,Org)、ヘレナ・ゼマノヴァー(フィドル)(録音:2012年1月19日)
ブリュメル:主を褒め称えよ(ラウダーテ・ドミヌム)/ピペラーレ:マニフィカト
ディルク・スネリングス(指揮,B)カピラ・フラメンカ(録音:2012年1月22日)
不詳:ストラ・イアコブ/ハインリヒ・フォン・マイセン(フラウエンロープ):喉が絞まるような声で女性を讃えて/
不詳:スタンティペス/ナイトハルト・フォン・ロイエンタール:スミレ
オズヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン:ファストナハトが近づいて来る
ミヒャエル・ポッシュ(指揮,リコーダー)アンサンブル・ウニコルンヘルマン・オズヴァルト(T)、
ギレルモ・ペルツ(オルガネット)、トーマス・ヴィンマー(フィドル,リュート)、
マルク・レヴォン(リュート,フィドル)、ジョヴァンナ・ペッシ(ハープ)、
ヴォルフガング・ライトホファー(打楽器)
(録音:2012年1月17日)
コレッリ:コンチェルト・グロッソ ニ長調
Op.6-4/ムファット:組曲第4番
ジョルディ・サヴァール(指揮)
ル・コンセール・デ・ナシオン (録音:2012年1月22日)
カルダーラ:「これは何と奇跡なことだろう」/ヘンデル:「私が別れを告げた時」HWV80
コンティ:「愛の神よ、私を離して」
ロベルタ・インヴェルニッツィ(S)、
クレイグ・マルキテッリ(テオルボ)、マルコ・テストーリ(Vc)、
フランチェスコ・モーイ(Cemb) (録音:2012年1月20日)
ボノンチーニ:5声のコンチェルタートのミサ
ト短調、スターバト・マーテル ハ短調
シルヴィア・フリガート(S)、ラッファエッラ・ミラネージ(S)、サラ・ミンガルド(A)、ヴァレリオ・コンタルド(T)、
サルヴォ・ヴィターレ(B)、
リナルド・アレッサンドリーニ(指揮)
コンチェルト・イタリアーノ (録音:2012年1月16日) |
今回も豪華メンバー終結!古楽音楽祭レゾナンツェン2012!
録音:2012年1月ライヴ、DDD、200m
恒例のウィーンのレゾナンツェン、2012年が発売。今回も様々な演奏が収録されている。有名どころでは、ビオンディとエウロパ・ガランテによるヴィヴァルディの「メッセニアの神託」抜粋、リナルド・アレッサンドリーニとコンチェルト・イタリアーノによるボノンチーニのミサとスターバト・マーテル、ジョルディ・サヴァールとル・コンセール・デ・ナシオンによるコレッリとムファット、アントーニオ・フローリオとイ・トゥルキーニによるコンティ、ロベルタ・インヴェルニッツィによるカルダーラ、ヘンデル、コンティのソロ・カンタータや、ヒロ・クロサキとヴォルフガング・グリュクサムのコンビによるシュメルツァーとビーバーなどが注目。その他ほとんどトラッドのような音楽まで、CD3枚、たっぷり楽しめる。 |
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「チャイコフスキー:思い出」
(1)チャイコフスキー:フィレンツェの思い出
Op.70
(ビジャン・カデム=ミサーク編)
(2)チャイコフスキー:なつかしい土地の思い出Op.42
(ウルズラ・エルハルト=シュヴェルトマン編) |
ビジャン・カデム=ミサーク(指揮)
アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォ
(2)ヴァヒド・カデム=ミサーク(Vn) |
チャイコフスキーの2つの「思い出」が弦楽オーケストラで!
録音:2011年8月13−15日、2012年8月11−13日,DDD、52'58
チャイコフスキーの弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」とヴァイオリンとピアノのための「なつかしい土地の思い出」を、弦楽アンサンブルで演奏したもの。アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォは、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の元コンサート・マスターでテヘラン出身のビジャン・カデム=ミサーク(ハデム=ミサーグ)によって創設された弦楽オーケストラ。ORF
レーベルへは長期に渡って録音を続けている。 |
QUERSTAND
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VKJK1315
(2CD)
\3600 →\3290
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「6つの作品、5つの初演」〜
聖トーマス教会少年合唱団創立800周年の祝典音楽
CD1)
(1)J.S.バッハ(1685-1750) :
「クリスマス・オラトリオ」BWV.248より第6部
主顕節(公現祭)
(2)ゲオルク・クリストフ・ビラー(b.1955):
「聖トーマスの復活祭の音楽」(2011/12)〜
独唱、合唱、管楽、コントラバスと打楽器のための
(3)クシストフ・ペンデレツキ(b.1933):
ミサ・ブレヴィス(2002/2012)〜児童合唱と合唱のための
CD2)
(4)ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-2012):
聖霊降臨日のための祝典音楽「風に乗って」(2011/12)〜
合唱と器楽のための
(5)ハインツ・ホリガー(b.1939):「地獄・天国」(2011/12)〜
無伴奏合唱と打楽器のためのモテット
(6)ブレット・ディーン(b.1961):
「告知」(2011/12)〜合唱と小管弦楽のための |
聖トーマス教会少年合唱団
(1)-(4)(6)ゲオルク・クリストフ・ビラー(指揮)
(5)クリストフリート・ブレーデル(指揮)
(1)(2)(4)(6)ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
(1)トーマナー・パウル・ベルネヴィッツ(S)
インゲボルク・ダンツ(A)
クリストフ・ゲンツ(T)
マルティン・ペッツォルト(T)
パナヨティス・イコノモウ(B)
(5)アンサンブル・ヴォーカル・モデルン
ウルリヒ・グラーフェ(Perc) |
聖トーマス教会少年合唱団800 周年記念盤!バッハと委嘱作の初演ライヴ集!
録音: 2012-2013 年ライヴ,DDD、61'09(簡易な日本語解説入り・3ページ)
2012 年に創立800 周年を迎えた聖トーマス教会少年合唱団が2012
年の1 月から2013 年1月まで行った6 回の記念コンサートのライヴ。トーマス教会少年合唱団は1723
年から1750 年までJ.S.バッハが音楽監督を勤め、バッハの多くの主要な声楽曲の初演を経験し、その後もバッハの音楽遺産を今日まで継承するという重要な役割を担ってきた。またこの一連の記念コンサートにあたって現代の作曲家に新作(一部は改訂初演)を委嘱し、初演することで800
年の歴史にまた新たな1 ページを付け加えた。なお現代音楽の巨匠ハンス・ヴェルナー・ヘンツェの「聖霊降臨日のための祝典音楽《風に乗って》」が彼のほぼ遺作となったことは感慨深い。 |
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「ヴィヴァルディッシモ」
エンヨット・シュナイダー(b.1950):ヴィヴァルディッシモ
ジャン=バティスト・ルイエ・ド・ガン(1688-ca1720):
2つのトランペットのための協奏曲
ジャン・フランセ(1912-1997):「聖ヨハネの啓示」による組曲
ハンス=アンドレ・シュタム(b.1958):
プロヴァンスのクリスマス・キャロルによるパヴァーヌ
ハンス=アンドレ・シュタム:2つのトランペットとオルガンのための組曲
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
2つのトランペットのための協奏曲ハ長調 |
マルクス・レーネルト(Org)
ペーター・ロート(Trp)
ペーター・メーンケディーク(Trp) |
ヴィヴァルディからフランセ、現代音楽まで!2つのトランペットとオルガンのための作品集
録音:2012年10月,59'48
ヴィヴァルディの2 つのトランペットのための協奏曲はトランペットの世界ではよく知られた作品で後の世の作曲家が何人も同じ編成で作曲している。このアルバムでは管弦楽のパートをオルガンで演奏し、他に2つのトランペットをフィーチャーした作品を集めた。シュナイダーの《ヴィヴァルディシッモ》はヴィヴァルディの時代の和声様式を採用しながら現代的でポップな作品にまとめているあたりはマイケル・ナイマンに通じる趣きがある。フランセの《聖ヨハネの啓示》による組曲はあまり聴く機会のない作品だが、教会のステンドグラスから差し込む光のような荘厳な響きにあふれた感動的な作品。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
<メジャー・レーベル>
オーストラリア Eloquence
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480 6627
(2CD)
\1800→\1690 |
マゼール/シェエラザード、プロコフィエフ:交響曲第5番、他
R=コルサコフ:
① 交響組曲「シェエラザード」Op.35,
② 歌劇「金鶏」組曲
③ 序曲「ロシアの復活祭」Op.36,
④ スペイン奇想曲Op.34
プロコフィエフ:
⑤ 交響曲第5番変ロ長調Op.100 |
ロリン・マゼール(指揮)
クリーヴランド管弦楽団,
ダニエル・マジェスケ(Vn:① |
【録音】1977年10月(①⑤), 1979年10月(②③④)
, クリーヴランド、マソニック・オーディトリウム[ステレオ:セッション]
マゼールの演奏は、決して迫力で押しきる事無く、鋭敏な感性で細かいところまで小筆で描いていきます。その色彩感豊かな表現が、独特の落ち着いた雰囲気を作り出しています。古典的なスタイルを基本に鮮やかな色彩感が加わった「シェエラザード」は、聴き手をドラマティックなストーリーの中に誘い込みます。 |
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480 6630
(2CD)
\1800→\1690 |
マゼール/ダフニスとクロエ(全曲)、海、他
ラヴェル:
① バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲)
ドビュッシー:
② 遊戯, ③ 海, ④ イベリア, ⑤ 夜想曲 |
ロリン・マゼール(指揮)
クリーヴランド管弦楽団&合唱団 |
マゼール節炸裂! これだからマゼールのラヴェルはやめられない
【録音】1974年7月(①), 1977年10月(③) ,
1978年5月(②④⑤), クリーヴランド、マソニック・オーディトリウム[ステレオ:セッション]
1996年のウィーン・フィルとのRCA録音でもマゼールが炸裂していますが、この録音でもマゼール節は健在!
様々なところでグリッサンドや弦のポルタメントが多用され、鮮やかなリズム処理によって説得力豊かな演奏が展開されています。 |
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480 6617
(2CD)
\1800→\1690 |
マゼール/マンフレッド交響曲、ロメオとジュリエット、他
チャイコフスキー:
① マンフレッド交響曲Op.58, ② 幻想序曲「ハムレット」Op.67,
③ 幻想序曲「ロメオとジュリエット」,
④ 幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」Op.32,
⑤ ロココ風の主題による変奏曲Op.33, ⑥
奇想的小品Op.62 |
ロリン・マゼール(指揮),
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(①②③),
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(④),
クリーヴランド管弦楽団(⑤⑥),
リン・ハレル(チェロ: ⑤⑥) |
ロマン的な情感と高い集中力で展開された秀逸録音
【録音】1965年5月, (②③), 1971年4月(①)
ウィーン・ゾフィエンザール/ 1971年3月(④),
ロンドン、バーキング・アセンブリー・ホール/
1979年10月(⑤⑥), クリーヴランド、マソニック・オーディトリウム[ステレオ:セッション]
①〜③は、若きマゼールがベルリン・ドイツ・オペラ音楽監督を務めていた充実期の録音。ウィーン・フィルとはチャイコフスキーの交響曲全集を録音しており、これもその一環として行なわれたものです。
⑤⑥では、もともとクリーヴランド管の首席チェリストだったリン・ハレルをむかえて、悠然と運びながらも切れ味のある演奏が展開されています。 |
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480 6620
\1200 |
マゼール/「アルルの女」&「カルメン」組曲、他
ビゼー:
① 「アルルの女」第1&2組曲,
② 小組曲「子供の遊び」Op.22,
③ 「カルメン」組曲
デュカス:
④ 魔法使いの弟子 |
ロリン・マゼール(指揮)
クリーヴランド管弦楽団(①②),
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団(③)/
ワルター・ウェラー(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(④ |
流麗なメロディーを大切にしつつ、シャープなリズム処理も印象的な快演
【録音】1978年5月(①), 1979年10月(②),
クリーヴランド、マソニック・オーディトリウム/1959年4月,
ロンドン、キングズウェイ・ホール(③)/ 1974年10月,
ロンドン、キングズウェイ・ホール(④), [ステレオ:セッション]
細かい強弱の変化とメリハリのきいたフレージングが見事なマゼールらしい表現。流麗で美しいメロディを聴かせながら、緊密なアンサンブルとシャープなリズム処理が印象深く、音楽がドラマティックに展開されています。 |
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480 6621
(2CD)
\1800→\1690 |
マゼール/ベルリオーズ:ロメオとジュリエット、他
ベルリオーズ:
① 劇的交響曲「ロメオとジュリエット」Op.17
② 交響曲「イタリアのハロルド」Op.16
③ 序曲「ローマの謝肉祭」Op.9 |
クリスタ・ルートヴィヒ(Sp),
ミシェル・セネシャル(T),
ニコライ・ギャウロフ(Bs),
ウィーン国立歌劇場合唱団,
フランス国立放送合唱団員
ロリン・マゼール(指揮),
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(①),
クリーヴランド管弦楽団(②③),
ロバート・ヴァーノン(ヴィオラ:②) |
ベルリオーズの独創性を浮き彫りにする名演
【録音】1972年12月, ウィーン・ゾフィエンザール(①)/
1977年10月(②), 1975年8月(③), クリーヴランド、マソニック・オーディトリウム[ステレオ:セッション]
マゼールが1972年にウィーン・フィルと録音した「ロメジュリ」。ダイナミックな縁どりで明確な明瞭な音楽づくり。通常聞き取りにくい中声部まで充実したバランスと感情の爆発を随所にちりばめ、迫力ある名演が展開されています。クリーヴランド響の首席ヴィオラ奏者だったヴァーノンの独奏も素晴らしく、マゼールの鮮やかな手腕が光る名演です。 |
<映像>
ARTHAUS(映像)
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100321
(DVD)
\3900→\3590 |
ショルティ、ブルックナーとストラヴィンスキーを振る
1.ブルックナー(1824-1896):交響曲 第3番
ニ短調/
2.ストラヴィンスキー(1882-1971):3楽章の交響曲 |
グードラン・ハーグ(ハープ…2)/
バートン・ウェバー(ピアノ…2)/
バイエルン放送交響楽団/
ゲオルク・ショルティ(指揮)/
アストリッド・パンコウ(エディター)/
フーゴー・ケーク(テレビ・ディレクター) |
1993年 ミュンヘン フィルハーモニー・イム・ガスタイク
ライヴ収録/収録時間:89分/音声:ステレオ2.0/画面:4:3/REGION
All(Code:0)/<DVD>片面二層ディスク
伝説の指揮者、ゲオルク・ショルティ(1912-1997)。彼の指揮は常にエネルギッシュであり、とにかく楽器が歌い、オーケストラの持つ機動力が最大限に発揮されることで知られています。常に正確なリズム、明晰でバランスのよい響きは時として「人間味を欠く」と評価されることもありますが、決して情に流されることのない的確な音造りは、21世紀に生きる現代人にも極めて受け入れやすいものと言えるのではないでしょうか?彼は1946年から1952年までバイエルン国立歌劇場の音楽監督を務めており、この歌劇場の発展に寄与したことでも知られています。もちろんミュンヘンでも頻繁に演奏しており、活動の場をシカゴの中心に移した後でも、定期的にこの地を訪れて素晴らしい演奏をしていました。
この映像はそんなショルティの演奏会を収録したもので、ワーグナーへの称賛が込められた、ブルックナーの「交響曲第3番」と、一種の協奏曲とも言えるストラヴィンスキーの「3楽章の交響曲」が演奏されています。ショルティらしいスマートなブルックナーと、精密なリズム処理が求められるストラヴィンスキー。当時のショルティは80歳を超えてはいますが勿論どちらも情熱溢れる熱い音楽です。 |
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102320
(DVD)
\6300→\5690 |
ルートヴィヒスブルク音楽祭 宮殿劇場
モーツァルト:歌劇「魔笛」2幕
エマヌエル・シカネーダー(台本) |
パミーナ:夜の女王の娘…ウルリケ・ゾンターク(ソプラノ)/
タミーノ:王子…デオン・ファン・デア・ヴァルト(テノール)/
パパゲーノ:鳥刺し…トーマス・メーア(バリトン)/
パパゲーナ…パトリシア・ロザリオ(ソプラノ)/ザラストロ…コルネリウス・ハウプトマン(バス)/
夜の女王…アンドレア・フライ(ソプラノ)/
第1の侍女…エリザベス・ホワイトハウス(ソプラノ)/
第2の侍女…マリナ・ザンデル(ソプラノ)/
第3の侍女…ナージャ・ミヒャエル(ソプラノ)/
ルートヴィヒスブルク祝祭管弦楽団&合唱団/
ヴォルフガンク・ゲネンヴァイン(指揮)/
アクセル・マンゼイ(舞台監督)/
アレクサンダー・リントル&アクセル・マンゼイ(装置&衣装) |
1992年 ルートヴィヒスブルク音楽祭 宮殿劇場
ライヴ収録/収録時間:147分/音声:ドイツ語/ステレオ2.0/字幕:仏,英,西,日/画面:4:3/REGION
All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク
大蛇に追われて逃げてくる王子タミーノ。彼を助けるためにひと肌脱ぐパパゲーノ(ちょっと頼りない)。悪魔ザラストロに娘をさらわれたと訴える“夜の女王”とその娘パミーナ。パパゲーノの思い人パパゲーナ。主な登場人物はこの6人。そして大切な小道具「魔法の笛」と「魔法の鈴」。物語のカギを握る3人の侍女と3人の童子。
最初は、ザラストロが悪人で、夜の女王は被害者なのですが、いつのまにか夜の女王が悪になり、ザラストロは善意の人となり、タミーノは試練の儀式を受けることになるのです…。初めて聴く(見る)オペラとして最適と言われているモーツァルト(1756-1791)の「魔笛」。確かに音楽は素晴らしいし、登場人物の描写も素晴らしいのですが、何となくもやもやするのは、この決して「勧善懲悪」ではない物語にも原因があるのではないでしょうか?ただし、これには深いわけがあり、この物語の根底にはあの秘密結社フリーメイソンの基本教義が隠されているのです。
3という数字もシンボルの一つ。作品の中にもしばしばフリーメイソンを暗示させるものが含まれており、最近までは「モーツァルトはフリーメイソンに暗殺された」という都市伝説さえもがあったとされています。色々な思惑に彩られた作品ですが、最上のものであることは疑う余地がありません。
この演奏は、バッハ演奏で名高いゲネンヴァインの指揮によるドイツのルートヴィシスブルクの夏の音楽祭のライヴです。タミーノを歌うデオン・ファン・デア・ヴァルト(彼は2005年に悲劇的な死を遂げた)の輝かしい声が魅力的ですが、実はサロメを歌って大ブレイクしたナージャ・ミヒャエルが侍女の一人で出演していたり、と見どころ満載の映像です。 |
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108086
(Blu-ray)
\6300→\5690 |
エッセン アールト歌劇場
ドビュッシー:歌劇「ペレアスとメリザンド」
5幕 モーリス・メーテルリンク(台本) |
ペレアス(ゴローの異父弟)…ジャック・インブライロ(バリトン)/
メリザンド(ゴローの后)…ミカエラ・ゼリンガー(メゾ・ソプラノ)/
王太子ゴロー…ヴァンサン・ル・テクシエ(バリトン)/
老王アルケル…ヴィルフガンク・シェーン(バス)/
ジュヌヴィエーブ…ドリス・ゾッフェル(メゾ・ソプラノ)/
医師…マテウス・カバラ(バス) 他/
エッセン・フィルハーモニー管弦楽団/
アールト劇場オペラ合唱団/
ステファン・ゾルテシュ(指揮)/
ニコラス・レーンホフ(演出) |
2012年 エッセン アールト歌劇場 ライヴ収録/収録時間:151分/音声:ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1/字幕:仏(オリジナル),独,英,西,伊,韓/画面:16:9/REGION
All(Code:0)/<BD>単層 25GB 1080i High
Definition
架空の国アルモンド王国で繰り広げられる夢幻的な物語。
この国の王アルケルの孫ゴローが、森で彷徨っていた時に出会った乙女メリザンド。他の女性との結婚話が進んでいるにも拘わらずメリザンドを城に連れ帰るゴローですが、ゴローの異父弟であるペレアスも彼女の美しさに魅了されてしまいます。
メリザンドとペレアスは星空の下で抱擁を交わすのですが、決して2人はそれ以上の関係を持つことはなかった…のですが、ゴローの心はどうだったのでしょうか?この不思議な人間模様、最後まで霧の中をさまようが如く、謎に包まれたまま物語は幕を閉じるのです。
メーテルランクの戯曲を元に、ドビュッシー(1862-1918)が完成させた唯一のオペラである「ペレアスとメリザンド」は、まさに印象派を代表する音楽であり、全編ささやくような歌唱と神秘的な響きに彩られています。レーンホフの演出は光と影をうまく使い、全体にほんのりとベールを被せたかのような不思議な効果を齎します。
また歌手たちも強い存在感を持ちながらも、全ては情景の中に溶け込み、まるでこの世のものではないような印象的な存在として描かれています。ステファン・ゾルテシュの紡ぎ出す透明感と妖艶さを併せ持つ音楽も聴きどころです。 |
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108089
(Blu-ray)
\6300→\5690 |
セルジュ・チェリビダッケのリハーサル風景
「ブルックナーの第9交響曲」
※101555と同内容 ジャン・シュミット=ガレによる映像
ブルックナー(1824-1896):交響曲第9番のリハーサル |
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)/
ミュンヘン・フィル |
1985年6月21日ミュンヘンにて/収録時間:58分/音声:ステレオ2.0/字幕:英,独,仏,西伊,日/画面:16:9/REGION
All(Code:0)/単層 25GB 1080i FULL HD
チェリビダッケによるブルックナーの天国的なアダージョ…交響曲第9番の第3楽章…のリハーサル風景です。私たちが、今チェリビダッケの演奏をCDなどで聴く時に意識しなくてはいけないのは、それが「完成されたもの」であるということでしょう。彼の音楽を聴く時は、ただただ美しい響きに身を任せていればよいのです。
しかし、チェリビダッケが「これだ!」という音楽を創り上げるまでに、どれほどの長い時間をかけ、響きや強弱を調整し、作曲家の思いを繰り返し楽団員に伝えているかということを、どれほどの人が知っているのでしょうか?何度も何度も同じ小節を繰り返し、納得の行く音を練り上げていく彼の姿は、まさに求道者そのものです。とはいえ、厳しい彼も、時にはユーモラスに楽団員に語りかけます。「何が可笑しいのかい?」その一瞬、ふっと和らぐ張り詰めた空気。そんな柔和な時間も、映像作家J.シュミット=ガレは克明に捉えています。
物語の後半でチェリビダッケがブルックナーの聖地「聖フローリアン修道院」を訪れた際にブルックナーの音楽について、つぶやく言葉も感動ものです。そして長い長いリハーサルが終わる時、アダージョの最後の音が溶けて行く時にチェリビダッケが発した言葉「さあ、もう一度第1楽章から!」で、この感動的な映像は締めくくられます。 |
BERLINER PHILHARMONIKER(国内仕様盤)
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ベルリン・フィルのWeb サイト「デジタル・コンサートホール」で配信している演奏会をパッケージとしてリリースしている、ベルリン・フィルの自主レーベル「BERLINER
PHILHARMONIKER」。
ベルリン・フィル・サイトと一部販売店様で販売されていたBlu-rayとDVD
について、日本語解説書付の日本盤仕様として、取扱いを開始することになりました。
今回ご案内するタイトルは、2013 年バーデン=バーデン復活祭音楽祭で上演された最新映像、ラトル初の「魔笛」と鬼才ピーター・セラーズの演出で「儀式化」して演奏され話題となった「マタイ受難曲」です。 |
KKC 9060
(Blu-ray)
\5500
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ラトル初の「魔笛」!
2013年バーデン=バーデン復活祭音楽祭ライブ
モーツァルト:歌劇「魔笛」KV620
ボーナス映像:
サイモン・ラトルとロバート・カーセンによる作品解説 |
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル(指揮)
パヴォル・ブレスリク(タミーノ)
ケイト・ロイヤル(パミーナ)
アナ・ドゥルロフスキ(夜の女王)
ディミトリー・イヴァシュチェンコ(ザラストロ)
ミヒャエル・ノッジ(パパゲーノ)
レグラ・ミューレマン(パパゲーナ)
アニク・マシス(第1の侍女)
マグダレーナ・コジェナー(第2の侍女)
ナタリー・シュトゥッツマン(第3の侍女)
ジョゼ・ヴァン・ダム(弁者)
ジェイムズ・エリオット(モノスタトス)
ダーヴィット・ローター セドリック・シュミット
ヨシュア・アウグスティン(3人の童子)
アンドレアス・シャーガー(第1の僧侶)
ジョナサン・レマル(第2の僧侶)
ベンジャミン・ヒュレット(第1の武者)
ダーヴィット・イエルザレム(第2の武者)
ベルリン放送合唱団(合唱指揮:サイモン・ハルシー) |
KKC 9061/62
(2DVD)
\3500 →\3290
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ラトル初の「魔笛」2013年バーデン=バーデン復活祭音楽祭ライブ収録、ロバート・カーセンの新演出にも大注目!
演出:ロバート・カーセン、装置:マイケル・レヴァイン、衣装:ペトラ・ラインハルト
収録:2013 年4 月1 日、バーデン=バーデン祝祭劇場/ライブ
(Blu-ray) 画面:1080iFull HD 16:9、音声:PCM
Stereo, DTS-HD,Master Audio 5.1、字幕:日本語、英独仏西、リージョン:0、本編:163mm
ボーナス:43mm、輸入盤・日本語字幕・解説書付
(2DVD) 画面:NTSC 16:9、音声:PCM Stereo,
Dolby Digital、5.1, DTS 5.1、字幕:日本語、英独仏西、リージョン:0、本編:163mm
ボーナス:43mm、輸入盤・日本語字幕・解説書付
2013 年4 月バーデン=バーデン・イースター音楽祭で上演された最新映像。ベルリン・フィルのイースター音楽祭は、2013
年からザルツブルグから保養地として知られているバーデン=バーデンにと場所を変え開催。バーデン・バーデン祝祭劇場は客席2400
のヨーロッパ最大級のオペラハウス。第1 回目の目玉としてモーツァルトの「魔笛」が上演されました。 「魔笛」は、ベルリン・フィル初の舞台上演、ラトル同作品初めての指揮で注目の公演となりました。ベルリン・フィルは、1937/38
年のビーチャム盤、1964 年のベーム盤、1980
年のカラヤン盤のスタジオ録音に続く4 つ目の全曲盤です。
ラトルの演奏は、バランスの取れたアンサンブルと豊麗で重厚な響き、メリハリのあるデュナーミクで仕上げています。
キャストはパミーナ役のケイト・ロイヤル、タミーノ役のパヴォル・ブレスリク、パパゲーノ役のミヒャエル・ノッジとフレッシュな若手を起用しています。脇を固める3
人の侍女には、アニク・マシス、マグダレーナ・コジェナー、ナタリー・シュトゥッツマンと主役級の大変豪華な面々で、弁者にジョゼ・ヴァン・ダムというのも聴きどころ。
演出は奇才演出家として日本でも注目されているロバート・カーセン。夜の女王とザラストロは2
人で組んで、タミーノとパミーナの若いカップルに試練を与え、成長(啓蒙)させ、新しく生まれ変わらせるという計画であったという、魔笛のストーリーの矛盾を解決するような、随所に工夫を凝らした、読み替え演出で、ある種舞台をより明快にしたと言えるでしょう。
「音楽史には、初めから爆発的成功を収めた作品が存在します。我々は、それらの作品が、いかに優れたものであるかを忘れがちです。しかし我々は、《魔笛》がどれほど傑作であるかを、改めて思い起こす必要があります。この作品は、それまであったすべての音楽を越えた新しさを持っています。モーツァルト自身の作品においてもです。」サー・サイモン・ラトル
とってもよくできたプロモーション・ビデオ。2分ほどですが素敵です。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=L11bd_Y3_vQ
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KKC 9063
(Blu-ray)
\5500
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国内仕様で再登場!
ラトル&ベルリン・フィル
J.S.バッハ:マタイ受難曲BWV244
ボーナス映像:
ピーター・セラーズとサイモン・ハルシーの対話 |
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル(指揮)
マーク・パドモア(T、福音史家)
カミラ・ティリング(S)
マグダレーナ・コジェナー(Ms)
トピ・レーティプー(T /アリア)
クリスティアン・ゲルハーヘル(B /イエス)
トーマス・クヴァストホフ(Bs /アリア)
ベルリン放送合唱団(合唱指揮:サイモン・ハルシー)
ベルリン国立および大聖堂少年合唱団
(合唱指揮:カイ=ウーヴェ・イールカ) |
KKC 9064/65
(2DVD)
\3500 →\3290
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「ポスト古楽」の開幕を告げる、生々しくも衝撃的なバロック!ラトル&ベルリン・フィルによる「マタイ」鬼才ピーター・セラーズによる演出で儀式化!
演出・舞台:ピーター・セラーズ
収録:2010 年4 月11 日、ベルリン・フィルハーモニー/ライブ
(Blu-ray) 画面:1080iFull HD 16:9、音声:PCM
Stereo, DTS-HD,Master Audio 5.1、字幕:日本語、英独仏西、リージョン:0、本編:195mm
ボーナス:51mm、輸入盤・日本語字幕・解説書付
(2DVD) 画面:NTSC 16:9、音声:PCM Stereo,
Dolby Digital、5.1, DTS 5.1、字幕:日本語、英独仏西、リージョン:0、本編:195mm
ボーナス:51mm、輸入盤・日本語字幕・解説書付
ラトルとベルリン・フィルによるバッハのマタイ受難曲。ピーター・セラーズによる演出=リチュアライゼーション(儀式化)付きで、コンサートとは思えない迫真の演技。福音史家(パドモア)がイエス本人という驚きの解釈で、近年のベルリン・フィルの公演の中でも特に大きな話題となったコンサートです。
儀式化されたピーター・セラーズの演出は革新的であり、さらにベルリン・フィルの古楽演奏の「現在」を克明に記録し、単なるピリオド演奏の模倣に留まらない、ドラマチックな音楽展開、コジェナーをはじめ、ゲルハーヘル、クヴァストフなど豪華ソリスト陣の格の高さを感じる素晴らしい歌唱力を聴かせてくれます。またゲスト出演したガンバのヒレ・パールも、古楽器とは思えない音色で観客から称賛されていました。
「これは演劇ではないのです。むしろ祈りであり、瞑想なのです」 ピーター・セラーズ
こちらでプロモーション・ビデオが観られます。かなり既成概念を打ち砕かれます。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=cm3B6Lxo97o
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10/10(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
<メジャー・レーベル>
<映像>
10/9(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
AMBROISIE
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ルガンスキー、グリーグとプロコフィエフ
ケント・ナガノ&ベルリン・ドイツ響
(1)グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調
Op.16
(2)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番ハ長調
Op.26 |
ニコライ・ルガンスキー(Pf)
ケント・ナガノ(指)
ベルリン・ドイツ交響楽団 |
完璧。さすがルガンスキー、グリーグとプロコフィエフの新しい決定盤登場!ケント・ナガノの伴奏も充実の極み。秋の夜、最高に贅沢な音楽。
録音:2013 年2 月/イエス・キリスト教会(ベルリン)/DDD、59’19”
ニコラーエワ秘蔵の天才少年として世に出たルガンスキーも40
歳を超え、超絶のテクニックはそのままに、ますます自在な妙技を繰り広げる存在となっています。待望の新録音は久々の協奏曲。これまでラフマニノフやチャイコフスキーの協奏曲は高い評価を受けましたが、今回は彼にとって初のグリーグとプロコフィエフの第3
番。共演はケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツ響で、今年2
月にベルリンのイエス・キリスト教会にてセッション録音されました。
グリーグは落着いたテンポで辛口の叙情を歌いあげ、どこかリヒテルの名演を彷彿させます。どんな強音でも透明さを失わない打鍵、第3
楽章の若々しい推進力で、この名作を限りなく新鮮なものにしています。ケント・ナガノのバックアップも絶妙で、終始充実したオーケストラの響きを聴かせてくれます。
ルガンスキー初の録音となるプロコフィエフのピアノ協奏曲第3
番は、2011 年12 月来日時のデュトワ指揮NHK
交響楽団との共演が語り草となっていますが、約1
年後の当演奏もそれを凌ぐ凄さです。ルガンスキーは轟き渡る音ながら透明な所がまさにプロコフィエフ向き。ゾッとするような難技巧を呆れる程の正確さで涼しげにこなし、テンポはアルゲリッチの超名盤ばりの速さで、ケント・ナガノの指揮ともどもボルテージの高い胸のすく快演となっています。ことに第3
楽章に現れる二度重音のグリッサンドのすさまじい効果は鳥肌ものです。やはりプロコフィエフの3
番はこのような演奏でこそ輝く理想像で、アルゲリッチ盤に優るとも劣らぬ出来のうえ、録音の新しさと鮮明さでは明らかに優っていると申せましょう。
両曲ともにスタインウエイですが、ルガンスキーならではの奏法でとても明るく軽やかな音がするのも聴きものです。暗く重いと思いこまれているロシア・ピアニズムの先入感を一新してくれます。 |
<店主より>
先日のベレゾフスキーといい今回のルガンスキーといい、次代の巨匠となるべき逸材が重量級の新譜をリリースしてその存在感を見せ付けてくれる。これは嬉しい。
しかも今回は指揮とオケにケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツ響という強力なバックを得てまさに万全の体制。
ここではAMBROISIEレーベルの力の入れようが伺える、ちょっとした映画並みのプロモーション映像が楽しめる。
http://www.youtube.com/watch?v=XYzGLyNrYU4
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GLYNDEBOURNE
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GFOCD 020
(2CD)
\4200 →\3790
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ガルシア=マルケス原作、エトヴェシュの新作オペラ
ユロフスキの指揮によるグラインドボーンでの初演の録音!
エトヴェシュ:「愛その他の悪霊について」 |
アリソン・ベル(S シエルヴァ・マリア)
ネイサン・ガン(Br カイエターノ・デラウラ神父)
マッツ・アルムグレン(Bs ドン・トルビオ)
ホセファ・ミランダ(Ms フェリシティ・パーマー)
ジーン・リグビー(Ms マルティナ・ラボルデ)
マリエッタ・シンプソン(Ms ドミンガ・デ・アドヴィエント)
ロバート・ブルベイカー(T ドン・イグナシオ)
ジョン・グレアム=ホール(T アブレヌンシオ)
ウラディーミル・ユロフスキ(指)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団,
グランドボーン合唱団 |
エトヴェシュの新作、ガルシア=マルケス原作のオペラ「愛その他の悪霊について」グラインドボーンでの初演の録音!!ユロフスキだ!
録音:2008 年8 月、グラインドボーン/113
分15 秒
ペーテル・エトヴェシュのオペラ「愛その他の悪霊」は、2008
年8 月10 日、グラインドボーン音楽祭で初演され、大きな話題を巻き起こしました。原作は、コロンビアの人気作家でノーベル文学賞受賞者、ガブリエル・ガルシア=マルケス(1928
−)の1994 年の作「愛その他の悪霊について」。原作の訳本も出ていますし、映画化もされたので話の内容をご存知の方も多いでしょう。18
世紀、スペインによる植民地支配されているコロンビアが舞台。シエルヴァ・マリアという美しい娘がある時市場で犬に噛まれてしまう。彼女の父の侯爵ドン・イグナシオは、娘は悪魔に取り憑かれたと思い修道院へ入れてしまう。彼女の救済に送られたデラウラ神父は、シエルヴァを愛するようになってしまう。デラウラ神父は修道院長のホセファに退けられ、修道女たちがシエルヴァの悪魔祓いを始める。やがてシエルヴァは鳩の声を聞いたと歌い息絶える。狂気と愛と幻想が植民地の異国情緒豊かな世界で巻き起こります。
シエルヴァのアリソン・ベルは、タスマニア島生まれのソプラノ。コロラトゥーラソプラノとして活躍しており、バロックオペラからモーツァルト、またJ.シュトラウスの「こうもり」のアデーレ、オッフェンバックの「ホフマン物語」のオランピアなど、様々な役を手掛けています。高音が頻出するシエルヴァの役を見事にこなしています。デラウラ神父のネイサン・ガンは、1970
年、米国、インディアナ州のサウスベンドの生まれ。中堅の実力派バリトンとして今たくさんの役を歌いこなす人気歌手です。一方、重要な役であるミランダには、大ベテランのフェリシティ・パーマーが配されており、エトヴェシュの音楽を守り立てています。もちろんウラディーミル・ユロフスキの指揮するロンドン・フィルの演奏は完璧です。
新たな感動が生まれて熱気を巻き起こす瞬間を体験したいなら、興味深い世界初演の録音でしょう。
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CHANDOS
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CHSA 5129
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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東京クヮルテットの元第1ヴァイオリン奏者ウンジャン&RSNO
アダムズ:管弦楽作品集
ドクター・アトミック・シンフォニー
ショート・ライド・イン・ア・ファスト・マシーン
ハルモニーレーレ(和声学) |
ピーター・ウンジャン(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管 |
ウンジャン&RSNOがCHANDOSで本格始動!ポスト・ミニマルの大家ジョン・アダムズ作品集!
ウンジャン&RSNOのアダムズ作品集!
東京クヮルテットの元第1ヴァイオリン奏者であり、指揮者への転身後は、カナダのトロント交響楽団を復活させるなど、オーケストラビルダーとしての高い手腕を発揮しているピーター・ウンジャン。
ステファヌ・ドゥネーヴの後任として2012年に首席指揮者に迎えられたスコットランドの名門、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団との本格的なデビュー・レコーディングは、ポスト・ミニマルの代表格、ジョン・アダムズ(1947−)!
「ハルモニーレーレ」は、1911年のシェーンベルクの著書を作品のタイトルとしたアダムズ80年代の代表作。
アダムズの手によって散りばめられたマーラー、ワーグナー、シュトラウス、シベリウス、ドビュッシー、ラヴェル、そしてストラヴィンスキーのエコーが、約40分という演奏時間とスコアから浮かび上がる。
歌劇「ドクター・アトミック」を題材として別作品へと生まれ変わり、2007年に初演が行われた「ドクター・アトミック・シンフォニー」。
「研究所(ラボラトリー)」、「パニック」、「トリニティ(三位一体)」の3部から成る「ドクター・アトミック・シンフォニー」で描かれるのは、ロバート・オッペンハイマー博士の苦悩や葛藤、恐怖。
そしてオペラ版では第1幕の最後に歌われる16〜17世紀イングランドの詩人、ジョン・ダンのソネットによるアリアを奏でるトランペット・ソロ。
ピーター・ウンジャンとロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団の新たな録音が、言葉、演出、舞台装置を取り払ったジョン・アダムズの"音楽"と向き合う貴重な機会となる
——。
このページのサンプルでドクター・アトミック・シンフォニーの第2楽章「パニック」が少し聴ける。かっこいい!近代ロシアの傑作のよう。
http://www.chandos.net/details06.asp?CNumber=CHSA
5129
※録音:2013年2月10日−11日&4月30日、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー) |
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タスミン・リトル 〜 20世紀イギリスのヴァイオリン作品集!
モーラン:ヴァイオリン協奏曲
ディーリアス:伝説(ビーチャム校訂)
ホルスト:夜の歌 Op.19-1, H.74
エルガー:
夜の歌 Op.15-1(ロジャー・ターナー編曲版世界初録音)
愛の挨拶 Op.12(ロジャー・ターナー編曲版世界初録音)
朝の歌 Op.15-2(ロジャー・ターナー編曲版世界初録音)
ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり |
タスミン・リトル(ヴァイオリン)
アンドルー・デイヴィス(指揮)
BBCフィルハーモニック |
タスミン・リトルが弾く"揚げひばり"。20世紀イギリスのヴァイオリン作品集!
英国が誇る知られざる作品の探究者であり、イギリス音楽のスペシャリスト、タスミン・リトル。
エルガーやディーリアスでの素晴らしい演奏が印象深いアンドルー・デイヴィスとの共演による新録音のアルバム・タイトルは、その名も「揚げひばり」。
ヴォーン・ウィリアムズ、ディーリアス、エルガー、ホルスト、そしてモーラン。20世紀イギリスのヴァイオリンとオーケストラのための作品集!
アイルランド、ケリー州の風景を連想させるモーランの代表作「ヴァイオリン協奏曲」、そして20世紀前半の英国で生まれた美しきロマンス、ヴォーン・ウィリアムズの「揚げひばり」。
タスミン・リトルが大切に奏でてきた名作たちが、最高の伝承者たちを得て、その輝きと美しさを増す——。
エルガーの3作品は、2013年にロジャー・ターナーによって「ヴァイオリンとオーケストラ版」にアレンジされた新編曲。
タスミン・リトルが弾く世界初録音となるエルガーの新編曲にも、大きな注目が集まることだろう。
こちらのページのサンプルでモーラン:ヴァイオリン協奏曲の第2楽章から2分ほど。
http://www.chandos.net/details06.asp?CNumber=CHAN
10796
※録音:2013年5月23日&26日、メディアシティUK(サルフォード) |
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CHSA 5130
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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エドワード・ガードナー&メルボルン交響楽団
バルトーク:管弦楽作品集
組曲《中国の不思議な役人》Op.19, BB82
弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
BB114
4つ管弦楽曲 Op.12, BB64 |
エドワード・ガードナー(指揮)
メルボルン交響楽団 |
ガードナー&メルボルン交響楽団!バルトークの"中国の不思議な役人"!
イングリッシュ・ナショナル・オペラの若き音楽監督であり、2015年からはノルウェーのベルゲン・フィルの首席指揮者に就任するエドワード・ガードナー。
「ムジカ・ポルスカ」シリーズでは、ルトスワフスキやシマノフスキの民族色、色彩感を巧みに描き出したガードナーが、東欧ハンガリー、ベーラ・バルトーク(1881−1945)を振る!
ガードナーと"バルトーク"でコンビを組むオーケストラは、過去には岩城宏之や尾高忠明が指揮台に立つなど日本とも縁が深く、100年以上の歴史を誇る南半球オーストラリアのメルボルン交響楽団。
英国の次代の巨匠候補としてステップアップを遂げるガードナーと、イギリス人指揮者とも抜群の相性を聴かせるメルボルン交響楽団とのプログラムが"バルトーク"というところが完成度とあわせて非常に興味深い。
特に「中国の不思議な役人」での強烈なリズム、続々と現れる変拍子、怪しく艶めかしい旋律を操るガードナーのバトンテクニックにご注目いただきたい。
ここはやはり《中国の不思議な役人》から。サンプル音源で少し聴けます。
http://www.chandos.net/details06.asp?CNumber=CHSA
5130
※録音:2011年7月21日−22日&2013年3月4日&2013年3月7日−8日、12日、メルボルン(オーストラリア)
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CHSA 0401
(SACD HYBRID)
\2700
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シェパード:宗教合唱作品集
喜べ、乙女マリアよ/平安のうちに/主の祈り/
主よ、御身が手に/《西風のミサ》より グローリア/この日こそ/
《西風のミサ》より
クレド、サンクトゥス、ベネディクトゥス、アニュス・デイ/
主は蘇られた/聖霊が来て/至高の永遠の王/
リベラ・ノス、サルヴァ・ノス |
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・
カレッジ合唱団
アンドルー・ネスシンガ(指揮)
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セント・ジョンズ・カレッジ合唱団新録音!ジョン・シェパードの傑作
《西風のミサ》 を歌う。
17世紀後半、1670年代から礼拝での役目を担うなど、300年以上という長き歴史と伝統を誇る世界有数の聖歌隊、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団。
音楽監督アンドルー・ネスシンガの指揮で歌うのは、トマス・タリスやクリストファー・タイと同世代のイギリス・ルネサンスの音楽家、ジョン・シェパード(c.1515−1558)の宗教合唱作品。
国教会からカトリック、そして国教会へと目まぐるしい変化を見せたイギリスの宗教改革の時代。
タリスやタイ、バードと同じく、この動乱の時代を生きたシェパードは、モードリン・カレッジの聖歌隊長、王室礼拝堂の音楽家として活躍した当時の重要な音楽家の1人。
イングランドの俗謡「西風」を定旋律としたパロディ・ミサ「西風のミサ」は、タヴァナーやタイの同名の作品と並ぶイギリス・ルネサンス時代の傑作である。
※録音:2013年1月11日−13日、セント・ジョンズ・カレッジ・チャペル(ケンブリッジ)
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クァトロ 〜 4本のギターのためのスペイン音楽
ソル:グラン・ソロ Op.14
リムスキー=コルサコフ(ウィリアム・カネンガイザー編):
スペイン奇想曲 Op.34
アルベニス(デイヴィッド・ロー編):ラ・ベーガ(草原)
クルーズ:フォリア(ギター四重奏曲第4番) |
アクアレル・ギター四重奏団 |
アクアレル・ギター四重奏団の4thアルバムはスペイン・プログラム!
マンチェスターのロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックで1999年に結成されたギター・アンサンブル、アクアレル・ギター四重奏団のシャンドス専属第4弾は"スペイン・プログラム"!
スペインの偉大なるコンポーザー・ギタリスト、フェルナンド・ソルが1810年頃に作曲した「グラン・ソロ」から、リムスキー=コルサコフの"ギター四重奏版"「スペイン奇想曲」、同じく"ギター四重奏版"のアルベニスの「ラ・ベーガ」を経て、イアン・クルーズ(1956−)の「フォリア」で182年に渡るスペイン・ギターの歴史を繋いだプログラム。
クレイグ・オグデン、ゴードン・クロスキーから教えを受けたイギリス・ギター界のニュースターたちが、クラシカル・ギターの心の故郷、スペインの音楽を絶妙のアンサンブルで聴かせてくれる。
※録音:2013年4月12日−13日&5月9日−10日、80ヘルツ・スタジオ(マンチェスター) |
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CHAN 10794
(2CD)
\4600
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サリヴァン:歌劇《美の石》 |
エリン・マナハン・トーマス(ソプラノ)
トビー・スペンス(テノール)
レベッカ・エヴァンス(ソプラノ)
アラン・オピー(バリトン)
スティーヴン・ガッド(バリトン)
キャスリン・ウィン=ロジャーズ(メゾ・ソプラノ)
マデリン・ショウ(メゾ・ソプラノ)
デイヴィッド・スタウト(バス)
リチャード・スアート(バリトン)
オリヴィア・ゴメス(ソプラノ)
サラ・マクステッド(メゾ・ソプラノ)
リリオ・エヴァンス(ソプラノ)
ロリー・マクドナルド(指揮)
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
BBCウェールズ・ナショナル合唱団 |
サリヴァン晩年の大作《美の石》!エリン・マナハン・トーマスも参加!
19世紀後半のイギリスにおける舞台音楽、特にオペレッタの作曲家として名を馳せたアーサー・サリヴァン(1897−97)の「美の石(The
Beauty Stone)」は、1898年5月28日にサヴォイ劇場で初演が行われた"ロマンティック・ミュージック・ドラマ"。
長年コンビを組んだ名パートナー、ウィリアム・S・ギルバートではなく、アーサー・ウィング・ピネロ(1855−1934)とジョセフ・ウィリアム・コミンス・カー(1849−1916)の台本を用いた晩年の大作である。
「アイヴァンホー」以降のサリヴァンの見過ごされてきた舞台作品の魅力を伝える記録としても非常に貴重。エリン・マナハン・トーマスやトビー・スペンス、レベッカ・エヴァンス、アラン・オピーなど、豪華キャスト陣が花を添える。
※録音:2013年1月29日−2月3日、BBCホディノット・ホール(カーディフ) |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
MELODIYA
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アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼルの「抒情小品集」
グリーグのピアノ・ロール付き
グリーグ(1843-1907):
抒情小品集第1巻 Op.12/抒情小品集第3巻
Op.43
抒情小品集第4巻 Op.47/抒情小品集第8巻
Op.65
抒情小品集第3巻 Op.43 から Nos.1,4(*) |
アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル(ピアノ(*以外))
エドヴァルド・グリーグ(ピアノ(*)) |
録音:1950-1954年(*以外)/1906年(*)
アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル(1875-1961)はロシアのピアニスト。1906年よりモスクワ音楽院で教え(1922-1924年、1939-1942年には学長を務めました)、ギリゴリー・ギンズブルク、サムイル・フェインベルク、タチアナ・ニコラーエヴァ、ラザール・ベルマン、ニコライ・ペトロフ、ニコライ・カプースチンらを輩出しました。
(*)はヴェルテ=ミニョン・ピアノ・ロールによる再生・録音。
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ヴァディム・レーピン 初期録音集
バックはカッツ&ノヴォシビルスク・フィル!
ベートーヴェン(1770-1827):
ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第1番ト長調
Op.40
ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第2番ヘ長調
Op.50
チャイコフスキー(1840-1893):ヴァイオリン協奏曲ニ長調
Op.35
イザイ(1856-1931):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番ホ長調
Op.27 No.6(*) |
ヴァディム・レーピン(ヴァイオリン)
ノヴォシビルスク・フィルハーモニー管弦楽団(*以外)
アルノリト・カッツ(指揮(*以外)) |
録音:1984-1986年
ヴァディム・レーピン(1971年生まれ)の少年時代の録音。
伴奏が、店主の愛するカッツ&ノヴォシビルスク・フィル!
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ラザール・ベルマンのシューマン&リスト
シューマン(1810-1856):
ピアノ・ソナタ第1番 Op.11/ピアノ・ソナタ第2番ト短調
Op.22
リスト(1811-1886):ピアノ・ソナタ ロ短調
S.178 |
ラザール・ベルマン(ピアノ) |
録音:1975-1976年
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クラリネットとピアノのための音楽
ドビュッシー(1862-1918):クラリネットとピアノのための第1狂詩曲
グレチャニノフ(1864-1956):クラリネット・ソナタ第2番
Op.172
ヒンデミット(1895-1963):クラリネット・ソナタ
ロ長調
プーランク(1899-1963):クラリネット・ソナタ
Op.184
タネーエフ(1856-1915):
チェロ、クラリネットと弦楽合奏のためのカンツォーナ
ヘ短調
(クラリネットとピアノのための編曲版) |
イヴァン・ストルボフ(クラリネット)
キム・ジラン(ピアノ) |
録音:2012年
イヴァン・ストルボフはサンクトペテルブルク音楽院で学び、2013年現在マリーンスキー劇場管弦楽団ソリスト、サンクトペテルブルク音楽専門学校教授を務めるクラリネット奏者。キム・ジランはサンクトペテルブルク音楽院で学んだ韓国出身のピアニスト。
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MELCD 1002154
(2CD)
\3600
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J・S・バッハ(1685-1750):フルートとチェンバロのためのソナタ集
ロ短調 BWV1030/変ホ長調 BWV1031/イ長調
BWV1032
イ短調(無伴奏フルート) BWV1013(*)/ハ長調
BWV1033
ホ短調 BWV1034/ホ長調 BWV1035 |
アレクサンドル・コルネーエフ(フルート)
アレクサンドル・バフチエフ(チェンバロ(*以外)) |
録音:1971-1974年
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OLYMPIA
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リヒテル&バシュメット
ヒンデミット(1895-1963):ヴィオラ・ソナタ
ヘ長調 Op.11 No.4
ブリテン(1913-1976):ヴィオラとピアノのためのラクリメ
Op.48
ショスタコーヴィチ(1906-1975):ヴィオラ・ソナタ
Op.147 |
ユーリー・バシュメット(ヴィオラ)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) |
録音:ライヴ、1985年3月5-8日、フライブルク、西ドイツ |
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MKM 280
\1700 |
リヒテル&カガン
ハイドン(1732-1809):ピアノ・ソナタ第39番ニ長調 Hob.XVI:24
ブラームス(1833-1897):ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調
Op.78(*)
ショスタコーヴィチ(1906-1975):ヴァイオリン・ソナタ
Op.134(*) |
オレグ・カガン(ヴァイオリン)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) |
録音:ライヴ、1985年年3月6-8日、フライブルク、西ドイツ |
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オイストラフ・トリオ
シューベルト(1797-1828):ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲イ長調
Op.162
ラフマニノフ(1873-1943):
ピアノ三重奏曲第2番ニ短調「悲しみの三重奏曲」Op.9(*) |
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
スヴアトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ(*))
レフ・オボーリン(ピアノ) |
録音:データ記載なし、モノラル、AAD 音源:モスクワ放送 |
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MKM 282
(2CD)
\3000
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ロストロポーヴィチ&リヒテル
ベートーヴェン(1770-1827):5つのチェロ・ソナタ
第1番ヘ長調 Op.5 No.1/第2番ト短調
Op.5 No.2/第3番イ長調 Op.69
第4番ハ長調 Op.102 No.1/第6番ニ長調
Op.102 No.2 |
ムスチスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) |
録音:1961年、ロンドン/1962-1963年、ウィーン |
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MKM 120(501120)
(2CD)
\3000
【旧譜】
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リヒテル&ガヴリーロフ
ヘンデル(1685-1859):鍵盤楽器のための組曲集
Vol.1
第1番イ長調 HWV526(*)/第2番ヘ長調
HWV427
第3番ニ短調 HWV428/第4番ホ短調 HWV429(*)
第5番ホ長調 HWV430/第6番ヘ短調 HWV431(*)
第7番ト短調 HWV432/第8番ヘ短調 HWV433 |
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ(*以外))
アンドレイ・ガヴリーロフ(ピアノ(*)) |
録音:1982年(別資料では1979年7月1日、ヌイイ=シュル=マルヌ城、フランス)
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MKM 121
(2CD)
\3000
【旧譜】
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リヒテル&ガヴリーロフ
ヘンデル(1685-1859):鍵盤楽器のための組曲集
Vol.2
第9番ト短調 HWV439/第10番ニ短調 HWV436(*)
第11番ニ短調 HWV437(*)/第12番ホ短調
HWV438
第13番変ロ長調 HWV440(*)/第14番ト長調
HWV441
第15番ニ短調 HWV447(*)/第16番ト短調
HWV452
J・S・バッハ(1685-1750):フランス組曲第6番ホ長調
BWV817(*) |
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ(*以外))
アンドレイ・ガヴリーロフ(ピアノ(*)) |
録音:1982年(別資料では1979年7月1、8日、ヌイイ=シュル=マルヌ城、フランス)
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<メジャー・レーベル>
<LP>
<映像>
C−MAJOR(映像)
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72 5504
(Blu-ray)
\5400 →\4990
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Tutto Verdi 完結!!!
テミルカーノフ/パルマ・レージョ劇場でのヴェルディのレクイエム!!!
ヴェルディ:レクイエム
+特典映像「ヴェルディの裏庭」
セルゲイ・グルグリッチ制作 |
ディミトラ・テオドッシュウ(ソプラノ)
ソーニャ・ガナッシ(メッゾソプラノ)
フランチェスコ・メーリ(テノール)
リッカルド・ザネッラート(バス)
ユーリ・テミルカーノフ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団,合唱団 |
72 5408
(DVD)
\3400 →\3090
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収録:2011年10 月8 日、パルマ、ファルネーゼ劇場
(Blu-ray) リージョン・コード:0(フリー)、HD 16:9、95
分+ 52 分、PCM 2.0 / DTS-HD Master Audio
5.1、字幕:伊英独仏西中韓日
(DVD) リージョン・コード:0(フリー)、NTSC 16:9、PCM
Stereo / DTS 5.1、95 分+ 52 分、字幕:伊英独仏西中韓日
C-major 社のTutto Verdi もこれで完結です。音楽監督の巨匠ユーリ・テミルカーノフがヴェルディのレクイエムを指揮しました。ロシアの指揮者のヴェルディというと、それだけで爆演を想像してしまいがちですが、テミルカーノフの指揮はまったく逆、むしろ派手さを控えた真摯で誠実な音楽作りを心がけています。このレクイエムは、ヴェルディが敬愛する作家アレッサンドロ・マンゾーニの死を悼むために作られましたが、テミルカーノフはそうしたヴェルディの思いを重視し、とかくドッ派手な演奏になりがちな風潮に背を向けているようです。さすがは大ベテランです。
4 人の独唱者は、ディミトラ・テオドッシュウ、ソーニャ・ガナッシ、フランチェスコ・メーリ、リッカルド・ザネッラートと、いずれも優秀。ことにロッシーニ・メッゾソプラノとして高名なガナッシは、いわゆるヴェルディ・メッゾの押しの強い歌い方とは異なった情感豊かなもので、聞き応えあります。
パルマの歌劇場ではなく、由緒あるファルネーゼ劇場での上演というのも見ものです。
もう一つ、セルゲイ・グルグリッチ制作のドキュメンタリー映像「ヴェルディの裏庭」を収録しています。作曲家として成功を収めたヴェルディは、地元ブッセートで農場経営にも精を出した、ということはよく触れられるのですが、農場主、経営者としてのヴェルディの実像についてはあまりよく伝えられていませんでした。ここでは現地の映像、様々な専門家や市民などの話から、ヴェルディの別の一面を浮かび上がらせています。 |
MEDICI CLASSICS(映像)
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M 60089
(Blu-Ray)
\4200 →\3790
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ジェロ−ム・ローズ/ベートーヴェン・ライヴVol.2
(1)ピアノソナタ第8番ハ短調Op.13「悲愴」
(2)ピアノソナタ第14番嬰ハ短調Op.27の2「月光」
(3)ピアノソナタ第21番ハ長調Op.53「ワルトシュタイン」
(4)ピアノソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」
(5)ピアノソナタ第26番変ホ長調Op.81a「告別」 |
ジェローム・ローズ(Pf) |
最高の「熱情」と称されるジェローム・ローズの魔術を最新鮮明画像で公開
リージョン:ALL、カラー、ワイドスクリーン、[HD
1080i]、PCM Stereo、95mm
1938 年生まれ、1961 年ブゾーニ国際コンクール優勝に輝くアメリカの重鎮ピアニスト、ジェローム・ローズ。ニューヨークのマネス音楽院教授をはじめ各国でマスタークラスを開講するなど教育面でも著名。日本にも数多くの教え子がいるうえ、昨年の浜松国際ピアノコンクールの審査員も務めるなど、縁の深い巨匠と申せましょう。彼の演奏は曖昧な所が微塵もない楷書風のもので、非常にオーソドックス。しかし大きな音楽性と深い情感はまさに巨匠ならでは。
彼はCD 時代からベートーヴェンのソナタに定評があり、ことに「熱情」の素晴らしさは知る人ぞ知る最高の名演とされてきました。ここではブルーレイによる最新鮮明画像でタッチから指遣い、ペダルの秘宝をすべて公開。得る所の多すぎる、ピアノ関係者必携のアルバムです。 |
10/8(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ボリス・ベレゾフスキー(Pf)
不遇なチャイコフスキーのピアノ協奏曲第2
番に光を当てる
チャイコフスキー:
(1)ピアノ協奏曲第2番ト長調Op.44(オリジナル版)
(2)主題と変奏曲Op.19の6
(3)悲しき歌Op.40の2
(4)マズルカOp.40の5
(5)無言歌Op.40の6
(6)村にてOp.40の7
(7)ワルツOp.40の8
(8)感傷的なワルツOp.51(クバツキー編Vc
とPf版)
(9)アンダンテ・カンタービレOp.11(ゲリンガス編VcとPf版) |
ボリス・ベレゾフスキー(Pf)
(8)(9)アンリ・ドマルケット(Vc)
(1)アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指)
シンフォニア・ヴァルソヴィア |
ベレゾフスキー超熱演。オリジナル版!
録音:2012 年9 月/ワルシャワ(ライヴ)(1)、2013
年4 月/サル・ガヴォー(パリ)(2)-(9)/DDD、71’00”
今年11 月に待望の来日ツアーが予定されているベレゾフスキーの大新譜登場。
ピアノ協奏曲中もっとも有名なもののひとつ第1番に比べて、人気・知名度ともに低いチャイコフスキーのピアノ協奏曲第2
番。近年、ロシア系ピアニストたちがコンサートで採り上げる機会も増えていますが、ついにベレゾフスキーによる決定盤が登場しました。2011
年のラ・フォル・ジュルネ音楽祭でもベレゾフスキーが演奏、この曲にはまっている旨を熱く語っていたこともあり、非常に期待できます。
ピアノ協奏曲第2 番は第1 番の5 年後、1879-80
年に作曲されました。交響曲第4 番や歌劇「エフゲニー・オネーギン」、ヴァイオリン協奏曲の直後という充実期の産物で、演奏時間40
分を超える大作。チャイコフスキーならではのボルテージの高さと恰幅の良さは魅力なものの、1
番のようなインパクトに欠け、長すぎることもあり、チャイコフスキーの弟子でラフマニノフの従兄だったアレクサンドル・ジロティによる短縮版で演奏されるのが常となっていました。しかしチャイコフスキー自身はこの編曲に立腹したとされます。
当ディスクは2012 年9 月にワルシャワで行われたコンサートのライヴで、チャイコフスキー本人のオリジナル版によります。ただし第1
楽章のオーケストラのトゥッティと第2 楽章の途中に、チャイコフスキー自身も認めたカットがあります。非常に難技巧の要求される作品ですが、ベレゾフスキーは余裕でこなし、スピード感が爽快。指揮はボリショイ劇場の音楽監督だったアレクサンドル・ヴェデルニコフ。チャイコフスキーの音楽を知り尽した説得力に満ちています。この曲の第2
楽章はヴァイオリンとチェロの独奏が長々と表れるのも特徴。
フィル・アップはチャイコフスキーのピアノ小品。ニコラーエワやチェルカスキーも録音していた曲もありますが、ベレゾフスキーの新録音で聴くことができるのは贅沢の極み。どれも魅力的なメロディにあふれ、チャイコフスキーのピアノ曲を再認識させてくれます。 |
<店主より>
歴史小説の大家、宮城谷昌光氏が、このチャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番を偏愛していて、「第1番は俗っぽく、名曲だとは思っていない」、「第1番と第2番とでは明らかに第2番のほうが品格が高い」というようなことを言っていて、ひねくれものなのか店主は大いに納得した覚えがある。
そしてさらに宮城谷氏は「原曲版とジロティ版はあきらかに違う曲です。」、「これからチャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番お聴きになる方は、ぜひ原曲版のほうを買って聴いていただきたい。」と述べている。
まるでその言葉を聴いていたかのような今回のベレゾフスキーのアルバム。代表盤をなかなかあげられなかったこの曲にすばらしい録音が現れた。
http://www.mirare.fr/album/tchaikosky-concerto-pour-piano-ndeg2
ここではジロティ版との一番の違いである第2楽章がたっぷり聴ける。一番の聴かせどころであるヴァイオリンとチャロの掛け合い部分である。サイトではきちんとヴァイオリニストとチェリストの名前まで入れてくれているところが嬉しい。
二つの楽器の掛け合いにピアノが現れる部分のなんと荘厳なことか。これほどピアノと弦楽器の美しさを感じさせてくれるのはブラームスのピアノ協奏曲第2番とショパンのチェロ・ソナタくらいか・・・
それにしてもこの壮大な美しさ。
ピアニスト、ヴァイオリニスト、チェリスト、指揮者、そしてオーケストラの面々・・・彼らみんながこの曲を愛しているからこそ表現できたすばらしい演奏と言っていい。「チャイコフスキーのピアノ協奏曲に2番があったの」という人も、「あの曲そんないい曲だっけ」という人もぜひ聴いてほしい。
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SKARBO
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フランスの声楽アンサンブル、メリスム
フランク:
(1)「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」
(2)「主よ、私たちを罰しないでくださいDomine
non secundum」
(3)アヴェ・マリア
フォーレ:
(4)2つのオッフェルトリウムop.45より「恵み深き御母、マリア」
(5)2つのオッフェルトリウムop.65
(6)ラシーヌの賛歌op.11 |
(1)ヴィオレーヌ・ル・シュナドゥク(S)
(1)(5)アングラード・ドゥ・ヒュス(T)
(1)ジャン=ジャック・ラントーン(T)
(1)ロナン・エロ(Br)
ディディエ・アドゥ(ハーモニウム)
コレット・ディアール(Pf)
ジルダ・パンジェ(指揮)
メリスム |
静謐にして壮麗なフランク& フォーレ
録音:2013 年2 月26-28 日、レーヌのオペラ座(フランス)
19 世紀末のフランスに活躍した知られざる作曲家ポール・ラドミローの作品を収録したアルバム(DSK
2084)で注目を集めたジルダ・パンジェ率いる声楽アンサンブル「メリスム」が最新盤をリリースいたしました。
今回も19 世紀から20 世紀にかけての近代フランス音楽に焦点を当て、この時代を語るに欠かせない、フランクとフォーレという二人の大家の作品を収録しています。フランスの次代を担う若きソリストたちを迎え、清廉かつ瑞々しい響きを作り上げています。
何よりの聴きどころは、最初に収録されたフランクの「十字架上のキリストの最後の7
つの言葉」。磔刑に処せられたイエスが最期に7
つの言葉を放ったという聖書の物語に題材を得た作品で、ハイドンやシュッツの作品が著名ですが、このフランクの作品も知る人ぞ知る傑作として知られています。ミシェル・コルボ&
ローザンヌ声楽アンサンブルが取り上げたことでも注目を集めました。静謐さと壮麗さを併せ持った本作は、胸を穿つような哀しくも美しい旋律が何よりの魅力。オルガンとハーモニウムというシンプルな伴奏とソリスト、合唱が織りなす素朴なハーモニーも絶品です。 |
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「中央ヨーロッパ」
シュルホフ:
フルート、ヴィオラ、コントラバスのための小協奏曲(全4楽章)より
(1)ロンディーノ (2)フリアント
(3)ノヴァーク:マーシャス(全5楽章)〜ピッコロとピアノのための
(4)ジャンジェシ:フルートとピッコロのためのソナタ(全3楽章)
(5)ヤナーチェク:青い服の少年たちの行進
(6)カルク=エレルト:「異国の印象」op.134より ハチドリ
(7)コバチ:ソナティナ
(8)ジンドリッヒ・フェルド:ソナティナ(全3楽章) |
ジャン=ルイ・ボーマディエ(Picc.)
(3)-(6)(8)ジョルディ・トラン(Pf)
(1)(2)ピエール=アンリ・シュエレブ(Va)
ギオルギー・ツィンツィエフスキ(Cb) |
ピッコロの名手、ボーマディエが魅せる、知る人ぞ知る中欧のピッコロ作品集!
録音:2012 年、フランス
ピッコロ演奏の第一人者として、ピッコロ・レパートリーの拡大と伝播に邁進するフランスの名手、ジャン=ルイ・ボーマディエが、「Skarbo」レーベルから注目の最新盤をリリースいたします!今回ももちろん、フルートおよびピッコロのための作品に焦点をあてたプログラム。「中央ヨーロッパ」というアルバム・タイトルの通り、チェコ、ハンガリーを中心とする作曲家の作品を収録しており、全体的に民族調あふれるリズムと旋律に聴き入るアルバムに仕上がっています。ピアノには、フルート奏者の共演に経験厚きジョルディ・トラン、ヴィオラには、「モーツァルト:フルート四重奏曲全集(
ピッコロ版)」(DSK4126)に引き続き、ピエール=アンリ・シュエレブを迎えています。本アルバムは「ワールド・ピッコロ
Vol.1」とも銘うたれており、今後、他の地域の作品を焦点に当てたアルバムのリリースも期待されます!
最初に収録されているのは、20 世紀初めのチェコに活躍したエルヴィン・シェルホフの「コンチェルティーノ」。原曲はフルート、ヴィオラ、コントラバスという編成で、民族的な響きを持ちつつ、活き活きと掛け合う舞曲のリズムが愉しい作品です。本アルバムでは「ロンディーノ」「フリアント」という2つの楽章を抜粋し、ピッコロで演奏がなされています。ヤナーチェクの「青い服の少年たちの行進」は、同じく1924
年に作曲された木管六重奏曲「青春」の中にもそのモチーフが登場する小品で、チェコの響き濃やかな作品です。ボーマディエの卓越したソロは勿論のこと、フルート作品の伴奏に造詣深きトランの絶妙なピアノも聴き所。フルートファンならば、是非とも見逃せない注目盤です! |
CENTAUR
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ギーゼキング:再発見された作品集
彼女の願い/夜に/春の道化師/それから/あなた/
ああ、私が育てることのできる唯一の翼/全力/
4手のための《ディヴェルティメント》/
3本のヴァイオリンのための小さな音楽/我らが主/
童謡/葉が落ちる/ツガ/女王/
スカルラッティ(ギーゼキング編):
鍵盤楽器のためのソナタ ト長調(K.91/L.176)/
スカルラッティの主題によるシャコンヌ/女王/
タイトルなし(チャールストン)/
フォックストロット(第1稿) |
クリスティアーナ・イヘアディンドゥ=ガンディ
(ピアノ)
ダニエル・センダー(ヴァイオリン)
フランシス・リュー(ヴァイオリン)
ジョナサン・リチャーズ(ヴァイオリン)
オニュ・パク(ソプラノ)
シェルビィ・センダー(ピアノ)
ミヒャエル・メンツェル(バリトン)
ジョイ・メンツェル(ピアノ) |
"作曲家"ワルター・ギーゼキングの希少作品集!
20世紀ドイツの大ピアニスト、ワルター・ギーゼキングのピアニストとしてではなく、"作曲家"としての姿と功績にスポットライトをあてるユニークな企画。
未出版、世界初録音を含む歌曲、ピアノ作品、室内楽作品集は、ギーゼキングの娘が保管していたマニュスクリプト・コレクションから選ばれたプログラム。"作曲家"ギーゼキングの再評価に繋がる貴重な資料にもなることだろう。
2009年−2010年の録音。 |
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C.P.E.バッハ:識者と愛好家のためのソナタ集第1集
ソナタ第1番ハ長調 Wq.55/1/ソナタ第2番ヘ長調
Wq.55/2/
ソナタ第3番ロ短調 Wq.55/3/ソナタ第4番イ長調
Wq.55/4/
ソナタ第5番ヘ長調 Wq.55/5/ソナタ第6番ト長調
Wq.55/6 |
プリーシィ・デ・シルヴァ
(チェンバロ、クラヴィコード、
フォルテピアノ) |
スリランカ出身の女流鍵盤奏者が弾くC.P.E.バッハ!
プリーシィ・デ・シルヴァは、カリフォルニア州クレアモントのピリオド・アンアンブル、コン・ジョイアの創設者であり、東南アジア、スリランカ出身の女流鍵盤奏者。
ロンドンの王立音楽アカデミー、ベルリン音楽大学で学び、アーウィン・ボドキー・アウォードの受賞者でもあるデ・シルヴァはスリランカが生んだC.P.E.バッハのスペシャリスト。
晩年に出版されたC.P.E.バッハの鍵盤作品の代表作で、チェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノを巧みに弾き分ける。
1995年&1996年の録音。 |
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CRC 3297/3298
(2CD)
\4600
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クレープス:クラヴサン組曲
組曲第1番ニ長調 KWV.807
組曲第2番ロ短調 KWV.808
組曲第3番変ホ長調 KWV.809
組曲第4番ハ長調 KWV.810
組曲第5番ヘ長調 KWV.811
組曲第6番ハ短調 KWV.812 |
ブラッド・ベンナイト(チェンバロ) |
18世紀ドイツの作曲家、鍵盤奏者であり、J.S.バッハの弟子で聖トーマス教会などでも活躍した"アルテンブルクのクレープス"こと、ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713−1780)。
「クラヴィーア練習曲集」に含まれている6つの組曲は、師であるバッハ譲りの対位法などの作曲技法が発揮された秀作である。
2011年6月の録音。 |
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ロマンティック・ピアノ 〜 ライヴ・イン・クリーヴランド
ツェルニー:ロードの歌曲《思い出》による変奏曲
リスト:巡礼の年第1年《スイス》より オーベルマンの谷、泉のほとりで、夕立
ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲
Op.42
リスト:ジュネーヴの鐘
シューベルト(リスト):ウィーンの夜会 |
アントニオ・ポンパ=バルディ(ピアノ) |
アントニオ・ポンパ=バルディは、1999年クリーヴランド国際ピアノ・コンクール第1位、1998年ロン=ティボー国際コンクール最高位、2001年ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール銀メダリストという輝かしい実績を持つイタリアのピアニスト。
クリーブランド美術館のガートナー・オーディトリアムでのリサイタルでは、ロマン派のコンポーザー=ピアニストたちのプログラムを披露。表情豊かな音色と確かなテクニックが、香り高きロマンティシズムを湛える。
2012年1月日のライヴ録音。 |
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1800年頃の6コースギターのためのスペイン音楽集
カストロ・デ・ヒスタウ:ファンダンゴ
デ・ラポルタ:ソナタ ヘ長調
モレッティ:ファンタジア、変奏曲とコーダ
Op.27
アブレウ:ソナタ ホ長調
アグアド:ソナタ:ファンダンゴと変奏 |
トーマス・シュミット(6コースギター) |
18世紀後半に誕生し、スペインで主流となった6コースのギターのためのスペイン音楽集。ギターの歴史において、バロックと19世紀の橋渡し的役割も担った楽器でもある。
スペインの情熱的かつ抒情的な旋律を奏でるのは、ウィーン音楽大学出身のトーマス・シュミット。2009年にマドリードのカルロス・ガスが製作した、ロレンツォ・アロンソ1797年製6コース・ギターのレプリカを使用。
2012年3月の録音。 |
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カールストロム:フルート作品集Vol.2
イン・ザ・クリアー・ブルー
シルケン・キッシーズ・スリップ・アウェイ
ミュージック・フォールズ・イン
フォーリング・シンダーズ・オヴ・タイム
オジマンディアス
オン・ザ・ブリンク・スティルネス |
ハイディ・ピントナー・アルバレス(フルート)
マーク・ベリー(打楽器)
キャスリーン・カー(フルート)、他 |
エレクトリック・オペラなど、ヴィジュアル・アートの分野で活躍するコンポーザーでありパフォーマー、マイケル・カールストロム(1956−)。
2006年から2011年にかけて作曲されたフルートのための室内楽作品を収録した第2集では、2本のフルート&ピアノ、メゾ・ソプラノ&ピアノ、フルートとパーカッションなど、創造性豊かな編成、作風を愉しませてくれる。
2012年5月の録音。 |
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リンダ・ワン(ヴァイリン)
イザイ:ソナタ第4番 Op.27
レーガー:前奏曲とフーガ ロ短調 Op.117-1
クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ
Op.6
J.S.バッハ:ソナタ第3番 BWV.1005
ピアソラ:タンゴ・エチュードより 第3番、第4番 |
リンダ・ワン(ヴァイリン) |
リンダ・ワンは、9歳でズービン・メータ&ニューヨーク・フィルとの共演デビューを果たし、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン祝祭管弦楽団との共演経験を持つ女流ヴァイオリニスト。
愛用する1767年製のJ.B.グァダニーニを手に、イザイやレーガー、クライスラー、そしてバッハの無伴奏作品の深く掘り下げる。現在はデンバー大学ラモント音楽院の准教授として活躍中。
2011年の録音。 |
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霊も言いたもう
シューベルト:竪琴弾きの歌
シューマン:《ヴィルヘルム・マイスター》による歌曲集Op.98aより
涙と共にパンを食べたことのない者は、
孤独にひたる者は、戸口に忍び寄って
ブラームス:4つの厳粛な歌 Op.121
ヴォルフ:竪琴弾きの歌
マルタン:イェーダーマンから6つのモノローグ |
エレム・エレイ(バリトン)
J.J.ペンナ(ピアノ) |
シューベルト、シューマン、ブラームス、ヴォルフにフランス系スイス人、マルタンの「6つのモノローグ」を組み合わせたバリトンのためのリサイタル・プログラム。
バリトンのエレム・エレイは、アメリカ、プリンストンのライダー大学ウェストミンスター・クワイアー・カレッジの声楽科教授を務めている。
2011年8月の録音。 |
HERITAGE
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HTGCD256
(2CD)
\3000→\2690 |
ハヴァーガル・ブライアン(1876〜1972):
交響曲第10番、第21番
交響曲第22番「シンフォニア・ブレヴィス」、
詩篇第23番
ラースロー・ヘルタイ指揮、レスターシャー・スクール交響楽団、他
イギリス組曲第5番「Rustic Scenes」
エリック・ピンケット指揮、レスターシャー・スクール交響楽団 |
怪物作曲家ブライアンの交響曲集。 |
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HTGCD258
\1600 |
ピアノのためのワルツ集
シューベルト:
6つのドイツ舞曲D820、12の高雅なワルツD969/
ブラームス:16のワルツOp.39/
ドヴォルザーク:8つのワルツOp.54 |
ディルク・イェレス(pf) |
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HTGCD259
\1600 |
20世紀のクラヴィコードのための作品集
ピーター・ディキンスン:
クラヴィコードのための「ロード・バーナーズの生誕100年」による組曲、
ハープシコードのためのフランス民謡による変奏曲、
リコーダーとピアノのためのパストラーレ「ブルースとオマージュ」、
バッハ・イン・ブルー、クラヴィコードのための5つの転換/
アラン・リドー:クラヴィコードのための組曲/
ジェレミー・デイル・ロバーツ:リコーダーとピアノのための賛美歌/
アラン・ホディノット:クラヴィコードのためのソナチネOp.18/
デューク・エリントン:クラヴィコードのためのデッキンソンの5つ歌曲の編曲 |
ヴァーデール・トリオ
ジェーン・チャップマン(Harpsichord)
ジョン・ターナー(リコーダー)
ピーター・ディキンスン(クラヴィコード、pf) |
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HTGCD400
(4CD)
\4500 |
バロック・オーボエ協奏曲集
アルビノーニ:オーボエ協奏曲
Op.7-6、Op.7-3、Op.9-5、Op.9-8、Op.7-12、Op.7-9、Op.9-2、Op.9-11/
ヘンデル:
オーボエ協奏曲第1番HWV.301、第2番HWV.302a、第3番HWV.287、
オーボエソナタHWV.363a、HWV.364a、HWV.404、HWV.357、HWV.366/
テレマン:
オーボエ協奏曲変ホ長調、ハ短調、ホ短調、ヘ長調、ニ短調、へ短調、ハ短調、
オーボエダモーレ協奏曲ト長調、イ長調、ホ短調、
フルートとオーボエダモーレとヴィオラダモーレのための協奏曲ホ長調 |
サラ・フランシス(Obe)
ロンドン・ハープシコード・アンサンブル |
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HTGCD700
(7CD)
\5300→\4990
大幅値下げ再掲載 |
ディーリアス・コレクション 生誕150年記念エディション
CD1 |
ダンス・ラプソディ第1番 |
ロイヤル・フィル
ノーマン・デル・マー (指揮者)
録音: August 1990, St. Barnabas Church |
高い丘の歌 |
アンブロジアン・シンガーズ
ロイヤル・フィル
エリック・フェンビ (指揮者)
録音: April 1983, Wlathamstow Assembly
Hall |
3つの前奏曲 |
エリック・パーキン (ピアノ)
録音: June 1982, Rosslyn Unitarian
Chapel, London |
カーニバルに(ポルカ) |
エリック・パーキン (ピアノ)
録音: June 1982, Rosslyn Unitarian
Chapel, London |
幻想的舞曲 |
ロイヤル・フィル
エリック・フェンビー (指揮者)
録音: March 1981, Barking Assembly
Hall |
ダンス・ラプソディ第2番 |
ロイヤル・フィル
エリック・フェンビー (指揮者)
録音: December 1986, All Saints Church,
Tooting |
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CD2 |
歌劇「イルメリン」 - 前奏曲 |
ロイヤル・フィル
エリック・フェンビー (指揮者)
録音: April 1981, Barking Assembly
Hall |
ヴァイオリン協奏曲 |
ラルフ・ホームズ (ヴァイオリン)
ロイヤル・フィル
ヴァーノン・ハンドリー (指揮者)
録音: May 1984, Henry Wood Hall |
夏の歌 |
ロイヤル・フィル
エリック・フェンビー (指揮者)
録音: February 1981, Watford Town Hall |
去り行くひばり |
アンソニー・ロルフ=ジョンソン (テノール)
ロイヤル・フィル
エリック・フェンビー (指揮者)
録音: April 1981, Barking Assembly
Hall |
ピアノ協奏曲 ハ短調 |
フィリップ・フォーク (ピアノ)
ロイヤル・フィル
ノーマン・デル・マー (指揮者)
録音: August 1990, St. Barnabas Church,
Mitcham |
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CD3 |
歌劇「村のロメオとジュリエット」 - 楽園への道 |
ロイヤル・フィル
ノーマン・デル・マー (指揮者)
録音: August 1990, St. Barnabas Church,
Mitcham |
日没の歌 |
サラ・ウォーカー (メゾ・ソプラノ)
トーマス・アレン (バリトン)
アンブロジアン・シンガーズ
ロイヤル・フィル
エリック・フェンビー (指揮者)
録音: December 1986, All Saints Church,
Tooting |
春の牧歌 |
フェリシティ・ロット (ソプラノ)
トーマス・アレン (バリトン)
ロイヤル・フィル
エリック・フェンビー (指揮者) |
歌劇「コアンガ」 - ラ・カリンダ |
ロイヤル・フィル
エリック・フェンビー (指揮者)
録音: April 1981, Barking Assembly
Hall |
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CD4 |
チェロ・ソナタ |
ジュリアン・ロイド・ウェバー (チェロ)
エリック・フェンビー (ピアノ)
録音: January 1981, Rosslyn Unitarian
Chapel, London |
ヴァイオリン・ソナタ第1,2,3番 |
ラルフ・ホームズ (ヴァイオリン)
エリック・フェンビー (ピアノ)
録音: March 1972, Church of St. Giles,
Cripplegate |
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CD5 |
ノルウェーの7つの歌 - 第3番 夕べの声
7つのデンマークの歌 - 第3番 ワイン・ローズ
ノルウェーの7つの歌 - 第7番 鳥の物語
7つのデンマークの歌 - 第4番 レット・スプリングタイム・カム
2つの歌
4つの古いイギリスの抒情詩 - 第4番 らっぱ水仙に
たそがれの幻影 |
サラ・ウォーカー (メゾ・ソプラノ)
ロイヤル・フィル
エリック・フェンビー (指揮者)
録音: December 1983, Barking Assembly
Hall |
白い月
父さん、白鳥はどこへ飛んでいくの
4つの古いイギリスの抒情詩 - 第2番 彼女はとても色白で柔らかく優しい |
アンソニー・ロルフ=ジョンソン (テノール)
ロイヤル・フィル
エリック・フェンビー (指揮者)
録音: December 1983, Barking Assembly
Hall |
すみれ
ノルウェーの7つの歌 - 第4番 ヴェネヴィル
暁の星よ、おまえが消える前に |
フェリシティ・ロット (ソプラノ)
エリック・フェンビー (ピアノ)
録音: September 1982, Rosslyn Unitarian
Chapel, London |
7つのデンマークの歌(抜粋)
2つの歌 |
フェリシティ・ロット (ソプラノ)
アンソニー・ロルフ=ジョンソン (テノール)
エリック・フェンビー (ピアノ)
録音: September 1982, Rosslyn Unitarian
Chapel, London |
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CD6 |
夜想曲「パリ 大都会の歌」 |
ロイヤル・フィル
ノーマン・デル・マー (指揮者)
録音: August 1990, St. Barnabas Church,
Mitcham |
アラベスク |
アンブロジアン・シンガーズ
ロイヤル・フィル
エリック・フェンビー (指揮者)
録音: December 1986, All Saints Church,
Tooting |
ヴァイオリンと管弦楽のための組曲 |
ラルフ・ホームズ (ヴァイオリン)
ロイヤル・フィル
ヴァーノン・ハンドリー (指揮者)
録音: May 1984, Henry Wood Hall |
歌劇「フェニモアとゲルダ」 - 間奏曲 |
ロイヤル・フィル
エリック・フェンビー (指揮者)
録音: December 1983, Barking Assembly
Hall |
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CD7 |
別れの歌 |
アンブロジアン・シンガーズ
ロイヤル・フィル
エリック・フェンビー (指揮者)
録音: February 1981, Watford Town Hall |
シナラ |
トーマス・アレン (バリトン)
ロイヤル・フィル
エリック・フェンビー (指揮者)
録音: March - April 1981, Barking Assembly
Hall |
2枚の水彩画 |
ロイヤル・フィル
エリック・フェンビー (指揮者)
録音: March - April 1981, Barking Assembly
Hall |
カプリースとエレジー |
ジュリアン・ロイド・ウェバー - Julian Lloyd
Webber (チェロ)
ロイヤル・フィル
エリック・フェンビー (指揮者)
録音: March - April 1981, Barking Assembly
Hall |
伝説 |
ラルフ・ホームズ (ヴァイオリン)
ロイヤル・フィル
ヴァーノン・ハンドリー (指揮者)
録音: May 1984, Henry Wood Hall |
交響詩「生命の踊り」 |
ロイヤル・フィル
ノーマン・デル・マー (指揮者)
録音: August 1990, St. Barnabas Church,
Mitcham |
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代理店登場により過去に紹介したときよりも大幅に安くなって再登場。
HERITAGEレーベルの金字塔的ボックス。
ディーリアス生誕150年記念ということで作られた7枚組ボックス。演奏陣が、ノーマン・デル・マー、エリック・パーキン、ラルフ・ホームズ、サラ・ウォーカー、トーマス・アレン、フェリシティ・ロット、トーマス・アレン、ジュリアン・ロイド・ウェバー、と豪華極まりない。
そして聞きなれない演奏家が一人・・・エリック・フェンビー。上記アルバムで多くの演奏に参加している。
このエリック・フェンビー。ディーリアスが視力を失い麻痺を患って、実質的に何も出来なくなってしまったときに代筆者を買って出た人。
フェンビーはその後ディーリアスの自宅で、彼がこの世を去るまでのほぼ6年間という長期にわたってその仕事に携わった。この仕事はディーリアスが気難しい性質であったこともあり、技術的にも精神的にも困難な作業だった。
にもかかわらずフェンビーはディーリアスの晩年には介護も行い、さらにディーリアスの死後は未亡人となった重病のディーリアス夫人も見舞い、さらにはディーリアスの再埋葬のために遺体を掘り出してイングランドへの旅路に付き添ったという。
ディーリアスにとってフェンビーはただの代筆者というにはあまりにも重要な存在だった。
そう思うと上記アルバムは、ディーリアスの、というよりこのフェンビーという人の偉業のような気もしてくる。 |
<国内盤>
<映像>
ACCENTUS MUSIC(映像)
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ACC 10283BD
(Blu-ray)
\5000 →\4590
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シャイーの「ボエーム」!!実力派歌手が集結したヴァレンシアでの上演!
日本語字幕付き!
プッチーニ:「ボエーム」 |
ガル・ジェイムズ(S ミミ)
アキレス・マチャド(T ロドルフォ)
マッシモ・カヴァッレッティ(Br マルチェッロ)
カルメン・ロメウ(Ms ムゼッタ)
ジャンルカ・ブラット(Bs コッリーネ)
マッティア・オリヴィエーリ(Br ショナール)
マッテオ・ペイローネ(Bs ベノワ) ほか
リッカルド・シャイー(指)
バレンシア州立管弦楽団
バレンシア自治州合唱団 |
ACC 20283DVD
(DVD)
\3400 →\3090
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演出:ダヴィデ・リヴェルモーレ/収録:2012年12
月12/15日、ソフィア王妃芸術宮殿
(Blu-ray) リージョン・コード:0(フリー)、HD 16:9、DTS
HD Master Audio / PCM Stereo
114 分、字幕:伊英独仏韓日
(DVD) リージョン・コード:0(フリー)、NTSC 16:9、PCM
Stereo / Dolby Digital 5.1 /DTS 5.1、114
分、字幕:伊英独仏韓日
絶好調のスペイン、ヴァレンシアのソフィア王妃芸術宮殿から、2012
年暮れの「ボエーム」が登場。リッカルド・シャイーの指揮というのがポイントです。シャイーはボローニャ市立劇場やライプツィヒ歌劇場の音楽監督を務めるなど、オペラ指揮者としても活躍したのですが、近年はピットで指揮する機会は稀で、これは貴重な機会です。シャイーらしい聞かせ上手なプッチーニを楽しめます。
歌手は今第一線でバリバリ活躍している中堅どころが中心。ミミのガル・ジェイムズはイスラエル出身で、オーストリアのグラーツ歌劇場で絶大な人気を誇るプリマドンナ。充実した中音域と伸びのある高音域で、非常に幅広いレパートリーをこなしています。ロドルフォのアキレス・マチャドは、ヴェネズエラのテノール。ロドルフォは当たり役で、2003
年11 月、メトロポリタン歌劇場への初出演もロドルフォでした。マルチェッロのマッシモ・カヴァッレッティは、ルッカ生まれのイタリアのバリトン。2007
年以降チューリヒ歌劇場の主要メンバーとして大活躍。また2013
年9 月、スカラ座来日公演でのヴェルディ「ファルスタッフ」でフォードを歌ったのがまだ記憶に新しいところです。ムゼッタのカルメン・ロメウは、地元ヴァレンシア出身のソプラノ。2011
年から3 年連続でペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルに出演、またヴェルディ「椿姫」のヴィオレッタを得意とするなど、今後の活躍が期待される若手です。
ダヴィデ・リヴェルモーレ(リヴァーモア)は、ゴッホ、ルノワール、マネといった印象派の画家の絵を背景に投影し、初演の頃のパリの雰囲気を醸しています。
手法としては珍しくはないものの、一時代前と比べても投影画像がとても鮮明なので、HD
映像で見ると大きな効果が上がっています。
日本語字幕付き。また特典としてメイキングの映像が20
分収録されています。 |
BELAIR(映像)
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BAC 088
(DVD)
\3000 →\2690
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サンクトペテルブルグ・フィル、シャンゼリゼ劇場ライヴ3
チャイコフスキー:
(1)交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
(2)幻想的序曲「ロミオとジュリエット」
(3)ロココ主題による変奏曲Op.33(ミハイル・ナカリャコフ編) |
(3)セルゲイ・ナカリャコフ
(フリューゲルホルン)
ユーリー・テミルカーノフ(指)
サンクトペテルブルグ・フィル |
円熟のテミルカーノフ、21 世紀ロシア的「悲愴」
監督:アンドレイ・トルステンセン
2007 年12 月5 日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)/リージョン0、片面一層、16:9、PCM
STEREO、87分、*ブックレットは付属しません
ロシアのテレビ局「クルトゥーラ」制作によるチャイコフスキー・シリーズ。Vol.3
にあたる当ディスクはテミルカーノフとサンクトペテルブルグ・フィルによる「悲愴」と「ロココ主題による変奏曲」ほかで、2007
年12 月5 日にパリのシャンゼリゼ劇場で行われたコンサートのライヴ。「ロココ主題による変奏曲」はチェロの作品ですが、人気トランペット奏者セルゲイ・ナカリャコフが、父ミハイル編曲によるフリューゲルホルン版で華麗な演奏を聴かせてくれます。ナカリャコフの巧さと朗々たる美音は相変わらずで、映像で観られるのもファンにとって嬉しい限りです。テミルカーノフの「悲愴」は実演が非常に多いため、ディスクも多数存在するような印象がありますが、実はサンクトペテルブルグ・フィルとの1992
年RCA 盤位しかありません。15 年を経た新録音はますますテミルカーノフ色が濃くなり、厳しさや絶望のないソフトな世界が広がります。もちろんレニングラード・フィル伝統の迫力も満ちています。 |
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BAC 086
(DVD)
\3000 →\2690
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サンクトペテルブルグ・フィル、シャンゼリゼ劇場ライヴ1
チャイコフスキー:
(1)交響曲第4番ヘ短調Op.36
(2)ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23 |
(1)デニス・マツーエフ(Pf)
ユーリー・テミルカーノフ(指)
サンクトペテルブルグ・フィル |
マツーエフが大熱演、超刺激的なチャイコフスキーのピアノ協奏曲
監督:アンドレイ・トルステンセン
2007 年12 月2 日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)/リージョン0、片面一層、16:9、PCM
STEREO、80分、*ブックレットは付属しません
ロシアのテレビ局「クルトゥーラ」制作によるチャイコフスキー・シリーズ。Vol.1
にあたる当ディスクは、テミルカーノフとサンクトペテルブルグ・フィルによる交響曲第4
番とピアノ協奏曲第1 番。ピアノ独奏はヴィルトゥオーゾのデニス・マツーエフ。マツーエフは前年の2006にこの曲を同じメンバーでセッション録音していますが、ライヴで燃えるピアニストだけに、ここでは物凄いことになっていて、触発されたオーケストラも火を吹く演奏を披露しています。
その余波の及んだ交響曲第4 番も異様な熱気にあふれていて、ムラヴィンスキー時代のレニングラード・フィルを彷彿させてさえいます。 |
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BAC 087
(DVD)
\2600 →\2390
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サンクトペテルブルグ・フィル、シャンゼリゼ劇場ライヴ2
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64 |
ユーリー・テミルカーノフ(指)
サンクトペテルブルグ・フィル |
これぞロシアの伝統、テミルカーノフのチャイ5
監督:アンドレイ・トルステンセン
2007 年12 月3 日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)/リージョン0、片面一層、16:9、PCM
STEREO、46分、*ブックレットは付属しません
チャイコフスキーの交響曲第5 番といえば、ムラヴィンスキーとレニングラード・フィルの十八番だった作品ですが、テミルカーノフも充実の演奏を聴かせてくれます。第1
楽章とフィナーレの主部はテンポが速く、ロシアの伝統が感じられるのも嬉しい限りですが、全体にきびきびしていて筋肉質。ロシア的な歌心にも欠けておらず、久々にロシアらしい交響曲第5
番を堪能できます。 |
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