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第73号
マイナー・レーベル歴史的録音新譜(1)
2013.10.22〜2013.12.13


ALTO


ALC1215
\1300
ボロディン:交響曲第2番、
       中央アジアの草原にて、イーゴリ公より
オーレ・シュミット指揮、
ロイヤル・フィル
 

ALC1221
\1300
ドビュッシー:ピアノ曲集
 ベルガマスク組曲、ピアノのために、夢、2つのアラベスク、
 バラード、舞曲、忘れられていた映像より、夜想曲、
 ロマンティックなワルツ、ボヘミア風舞曲
マルティーノ・ティリモ(pf)
 

ALC1233
\1300
ミレッラ・フレーニ/名唱集
 プッチーニ、マスカーニ、ベッリーニ、ヴェルディ、
 モーツァルト、他の作曲家によるオペラアリアより
ミレッラ・フレーニ(Sop)
 

ALC1235
\1300
モーツァルト:大ミサ曲K.427、「踊れ、喜べ、幸いな魂よ」K.165  マリア・シュターダー(Sop)
フェレンツ・フリッチャイ指揮、
ベルリンRIAS交響楽団、他
 

ALC1237
\1300
古都ウィーンからの舞曲集
 J.シュトラウス、J.シュトラウス2世、ヨーゼフ・ランナー、他の作品より
ウィリー・ボスコフスキー・アンサンブル
 


ALC1251
\1300
ボヘミア音楽シリーズ最新巻!
 ボヘミア・バロックとその彼方「冬の季節」
 
 ヤン・クシチテル・クルンプホルツ:パストラーレ ニ長調/
 シュターミッツ:シンフォニア・パストラーレOp.4-2/
 ヨゼフ・フェルディナンド・ゼゲル:
  フーガ「de tempore natalis」、「Christ the Lord was born」/
 ヤン・ハタシュ:パルティータ・パストリティア ニ長調/
 フランティシェク・アントニーン・レスレル:シンフォニア・パストラリス/
 ヴァイスマン:パストラーレ ヘ長調/
 イジー・イグナツ・リーネク:
  シンフォニア・パストラリス、
  クラヴィチェンバロ協奏曲よりパストラーレ/
 ミシェル・コレット:新ノエル集
ヴォイテク・スプルニ指揮、
チェコ室内フィルハーモニー管
  

<シリーズ旧譜>
1CD\1100→\990

ALC 1001
\1300
ボヘミアの音楽集 第1巻
 イジー・アントニン・ベンダ(1722-1795):シンフォニア4番 ヘ長調
 ヨゼフ・バールタ(1744-1787):シンフォニア ハ短調
 フランティシェク・クサヴァー・リヒター(1709-1789):チェンバロ協奏曲 ホ短調
 ヨハン・シュターミッツ(1717-1757):シンフォニア・パストラーレ ニ長調 Op.4-2
 ヨハン・バプティスト・ヴァンハル(1739-1813):シンフォニア ホ短調
ヴォイチェフ・スプルニ指揮
チェコ室内フィル
録音:2005年5、6、10月。
「 これまで紹介していなかったALTOレーベルのアルバムの中に、ボヘミア関係の前古典派のアルバムがあるのを見つけた。
 これがとっても素敵だった。
 集められているのはボヘミア生まれの作曲家で、みんなその後ドイツ・オーストリアで活躍している。時期的にはハイドンの一世代前、あるいは同年代の作曲家。つまりボヘミア出身の作曲家による古典派の音楽。
 ベンダ、シュターミッツ、ヴァンハルあたりは最近よく聴かれるようになった。ただそうはいってもこの時代、まだまだ未知の作曲家や作品が多い。これだけ音楽研究が進んでいるこのご時世でも、このあたりの音楽はいまだに謎に包まれているし、その分とんでもない宝物が潜んでいる可能性がある。
 さてとりあげられたのは5人の作曲家。
 イジー・アントニア・ベンダは、この時代に活躍した大音楽家一族ベンダ家の総帥フランツの弟で、兄と一緒にフリードリヒ大王のもとでヴァイオリンを弾いていた。20代でゴータの宮廷楽長を務め、今となってはベンダ一族最高の作曲家とも呼ばれている。
 ヨゼフ・バールタはこの中では無名だが、モーツァルトの「後宮」より10年も早くウィーンでジングシュピール「ディヴォレッサ」を上演している。
 リヒターはフランツ・ベンダと同い年でマンハイム楽派の最長老に位置づけられる偉人。晩年はストラスブール大聖堂の楽長となった。
 ヨハン・シュターミッツはシュターミッツ家の大黒柱。当時のヨーロッパ最高のオケであり、その後の音楽史の流れを変えたマンハイム宮廷楽団の楽長を務めた(というか、彼が育て上げた)。マンハイム楽派の祖であり、古典派を確立させた一人。超高給取りでもあった。
 ヴァンハルはウィーンで活躍して100曲の弦楽四重奏曲と、70を超える交響曲、100近い宗教曲を残した。モーツァルトにも影響を与えた。

 で今回のアルバム。おそらくハイドンやモーツァルトに影響を与え、初期古典派を形成した中堅作曲家の音楽集、ということなのかもしれないが、聴いてもらえればお分かりのとおり、ハイドンやモーツァルトに影響を与えたということなどどうでもいい、というくらい馥郁たる魅力をたたえた名品揃いなのである。この時代、1回聴いて興奮できるようなドラマティックな曲でなければ聴衆を満足させられなかった。このアドヴェンチャー的な娯楽感覚は、すでにバロックのものではない。これを聴けばハイドンやモーツァルトがいなくても古典派は高度な水準まで達していたということがわかるし、二人以外にも無条件にすごい作曲家がいたということがわかる。
 こんな名作たちが、いずれも世界初録音らしいのだが、・・・信じられない。ヨーゼフ・マルティン・クラウスやハイドンの中期交響曲、モーツァルトの25番の交響曲あたりのいわゆる「疾風怒濤」系の、ロマンティックでドラマティックな音楽が次々と、本当に次々と現れる。
 前期古典派の音楽なんて、予定調和の中身のない成金音楽だと思っていた方、ぜひぜひ、ぜひぜひ、聴いてほしい。演奏も刺激的で激情的でとってもいい。」(店主試聴記より)

ALC1002
\1300
ボヘミアの音楽集 第2集
 ヤン・ヴァンハル(1739-1813):シンフォニア ト短調
 デュセック(1731-99):シンフォニー ハ長調
 ブリクシ(1732-71):ハープシコード協奏曲 ト長調
 アントニン・ヴラニツキー(1761-1820):シンフォニー ハ長調
ヴォイチェフ・スプルニ指揮
チェコ室内フィル

ALC1003
\1300
ボヘミアの音楽集 第3集
 リネク(1725-91):シンフォニア・パストラーレ ハ長調
 レオポルド・コジェルフ(1747-1818):シンフォニー ト短調
 ブリクシ(1732-71):シンフォニー ニ長調
 アントン・ライヒャ(1770-1836):シンフォニー 変ホ長調Op.41
ヴォイチェフ・スプルニ指揮
チェコ室内フィル

ALC 1014
\1300
ボヘミアの音楽集 第4巻
 ヨセフ・ミスリヴェチェク(1737-1781):交響曲ハ長調 Op.1 No.3
 ヤン・アダム・ガリナ(1724-1773):交響曲変ホ長調(*)
 ヤン・ヴェント(1745-1801):交響曲変ホ長調(*)
 ヨセフ・ミスリヴェチェク:交響曲ニ長調 Op.1 No.6
 ヨセフ・バールタ(1744-1787):交響曲ヘ短調(*)
 ヨセフ・フィアラ(1748-1816):交響曲ヘ長調(*)
  (*)世界初録音
ヴォイチェフ・スプルニ指揮
チェコ室内フィル

ALC 1101
\1300
ボヘミアのバロックとその後の音楽 第5巻
 カール・ディッタースドルフ(1739-1799):ヴァイオリン協奏曲ト長調(*)
 ヤン・ヴァーツラフ・スタミツ(1717-1757):オーボエ協奏曲ハ長調(+)
 ヴェンツェル・カリック(?-1767):クラリネット協奏曲変ロ長調(#)
 ドミニク・ヨセフ・シュクロウプ(1766-1830):ホルン協奏曲変ロ長調(**)
 ヤン・クシュチテル・ネルダ(1707頃-1780頃):トランペット協奏曲変ホ長調(++)
マルチン・コス(ヴァイオリン(*))
ズデニェク・アダム(オーボエ(+))
イゴル・ファンチシャク(クラリネット(#))
エリシュカ・アダモヴァー(ホルン(**))
カレル・ヴェンツォウル(トランペット(++))
チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団
ペトル・フロムチャーク(指揮)
新録音

ALC 1201
\1300
ボヘミアのバロックとその後の音楽 第6巻
 クリストフ・シンプケ(1725-1789):交響曲 ex F
 フロリアン・レオポルト・ガスマン(1729-1774):交響曲ハ短調
 ヴォイチェフ・イーロヴェツ(1763-1850):交響曲ヘ長調
チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団
ペトル・フロムチャーク(指揮)
録音:2012年

 古い音楽でありながら今いろいろな意味で一番新しいんじゃないかという気がする古典派のボヘミア関係の音楽。
 暗黒時代といわれてきたバロックから古典派への道程を、当時の主役だったボヘミアの作曲家に光を当てることで浮き彫りにするという企画。
 しかしこのシリーズのすごいのは、こうした企画の場合、えてしてつまらない「ただ録音しました」というような学究的な演奏になりがちなところを、生き生き溌剌と表現してくれるところ。本当に彼らの音楽を再現することに情熱を持っているのである。
 

ALC2023
(2CD)
\1800
プッチーニ:歌劇「三部作」 ランベルト・ガルデルリ指揮、
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団、他
レナータ・テバルディ(Sop)
フェルナンド・コレナ(Bs)
ロバート・メリル(Br)
マリオ・デル=モナコ(Ten)
ジュリエッタ・シミオナート(MSop)、他
 

ALC6004
(6CD)
\4800
ショスタコーヴィチ:交響曲選集
 交響曲第4番
  ルドルフ・パルシャイ指揮、西ドイツ放送交響楽団
 交響曲第5番、第10番、映画音楽「馬あぶ」より
  マキシム・ショスタコーヴィチ指揮、ロンドン交響楽団
 交響曲第7番「レニングラード」
  コンスタンティン・イワノフ指揮、ソビエト国立交響楽団
 交響曲第8番
  エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮、レニングラード・フィル
 交響曲第15番
  キリル・コンドラシン指揮、モスクワ・フィル
 ヴァイオリン協奏曲第2番
  ダヴィッド・オイストラフ(Vln)
  キリル・コンドラシン指揮、モスクワ・フィル

ALTUS



ALT 276/80
(5CD)
特別価格
\7000→\5990
オットー・クレンペラー&フィルハーモニア管
 ウィーン芸術週間 1960 ベートーヴェン:交響曲全曲演奏会

 ・交響曲第1番ハ長調 op.21(1960年6月7日)
 ・交響曲第2番ニ長調 op.36(1960年5月29日)
 ・交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』(1960年5月29日)
 ・交響曲第4番変ロ長調 op.60(1960年5月31日)
 ・交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』(1960 年5月31日)
 ・交響曲第6番ヘ長調 op.68『田園』(1960 年6月2日)
 ・交響曲第7番イ長調 op.92(1960年6月2日)
 ・交響曲第8番ヘ長調 op.93(1960年6月4日)
 ・交響曲第9番二短調 op.125『合唱』(1960年6月7日)
 ・《エグモント》序曲 作品84 (1960年5月31日)
 ・《プロメテウスの創造物》序曲 作品43 (1960年6月2日)
 ・《コリオラン》序曲 作品62 (1960年6月4日)
オットー・クレンペラー(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
 クレンペラーの偉大さの証明!1960 年ウィーン芸術週間ベートーヴェン・ツィクルス・ライヴ、チェトラ盤以来最高の音質で登場。

 「第九についてもこれに匹敵する演奏はない」(ハインリッヒ・クラリーク)
 「しかしなんという緊張と迫力。なんという剛健さ、なんという構造の明快さ、そして賛歌のごときエクスタシー」(エクスプレス紙)と絶賛された伝説のツィクルスです。

 32bit Digitally、Remasterd

 クレンペラーはベートーヴェンの交響曲全曲をツィクルスで演奏することにこだわりがあり、フィルハーモニアとも3 回目のそして海外で初めての挙行となったのがこの1960 年ウィーン芸術週間でありました。この圧倒的大成功をおさめたこの演奏会を当時聴いていた外山雄三氏は「指揮はクレンペラーですばらしかった。フィルハーモニアというのも我々がレコードで聴くのと全く同じ音ですよ。非常に艶がある。ツヤツヤしている。あんな艶のあるオーケストラは聴いたことがない。それにアンサンブルが完璧です。クレンペラーは非常に偉大な人格だから、かれの人間でもっても非常にすばらしい演奏になるのです」(レコード芸術S35 年8 月)と激賞されておりました。実際今きいても異常な緊張感と迫力にあらためてクレンペラーの偉大さを思い知らされました。
 肝心の音質も過去に出たものと比べてみましたが、そうとう優れております。演奏の凄さが音質の良さも手伝い感銘度のかなり高いディスクにしあがっております。(キング・インターナショナル)
 

ALTUS(SACDシングルレイヤー)


ALTSA 258
(SACDシングルレイヤー)
\4200
ベルリオーズ:「ローマの謝肉祭」序曲
シューマン:交響曲第4番 ニ短調
ギュンター・ヴァント(指)
NHK 交響楽団
 アルトゥス ベスト・セラー盤がついにSACD 化! SACD 化の希望が多く寄せられたヴァントのシューマン交響曲第4 番

 録音:1979 年11 月21 日、NHK ホール、NHK による実況録音、ステレオ

 SACD シングルレイヤー盤。白熱的なベルリオーズも聴きものですが、シューマン4 番の堂々あたりを払うたたずまいは当時のヴァントとN 響ならではのものです。冒頭の深々とした響きから一気に引きこまれ、第3 楽章からの熱気が大変で金管の壮絶な見せ場もあり、とてつもない大演奏に仕上がっております。実に一聴の価値ありで御座います。
 ※通常のCDプレーヤーでは再生できません。
 

ALTSA 229
(SACDシングルレイヤー)
\4200
(1)ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14
(2)ストラヴィンスキー:レクイエム・ティクルス
(3)ドビュッシー:管弦楽のための3つの交響的素描『海』
シャルル・ミュンシュ(指)
パリ管弦楽団
(2)エリザベート・ブラッスール合唱団
 ドゥニーズ・シャーリィ(コントラルト)
 ピエール・トー(バス)
 ミュンシュ、パリ管完全版!なんと、あの空前絶後の大演奏「幻想」は前プロだった。当時の新曲ストラヴィンスキーを加え、パリ管お披露目演奏会が完全再現!

 録音:1967 年11 月14 日、シャンゼリゼ劇場、ライヴ録音(ステレオ)

 SACD シングルレイヤー盤。ミュンシュが「幻想」をとりあげる時は幻想をトップに、中に最新の現代曲、しめに海かダフクロと云うのがミュンシュ独特のプログラミングの妙でございました。SACD 化で爆発的大演奏にますます磨きがかかっており、ミュンシュの実演でのダイナミックスをよりリアルに再現する広レンジ感が魅力です。レコ芸読者投票第1 位の名演をお楽しみください。
 ※通常のCDプレーヤーでは再生できません。
 

ALTSA 234
(SACDシングルレイヤー)
\4200
(1)シューマン:マンフレッド序曲
(2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調※
(3)ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調「英雄」作品55
カール・シューリヒト(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン) ※
 高名なステレオ・ライヴ「英雄」が待望の復活!初出!グリュミオーとのメンデルスゾーンを含むサルプレイエルでの全演目収録。「ステレオゆえに指揮者の解釈が鮮明に捉えられそれが何よりうれしい。オーケストラとの相性も抜群である」( 平成の盤鬼〜平林直哉)

 録音:1963 年5 月14 日、サルプレイエルでの公開収( ステレオ)

 SACD シングルレイヤー盤。『このディスクには1963 年5 月14 日、シャンゼリゼ劇場で行われた全演目が収録されている。この中の交響曲第3 番「英雄」は1988 年、仏ディスク・モンテーニュから発売され、シューリヒト・ファンの間で話題になったものである。とにかく、1963 年の放送録音が鮮明なステレオ録音で収録されていたのが一番の驚きだったが、このレーベルはまもなく消滅、買い逃したファンは泣く泣く高額にはね上がった中古盤を手に入れるしかなかった。だが、このたび全演目という形で復活したのは慶賀の至りである。』( 平林直哉)
 ※通常のCDプレーヤーでは再生できません。
 

ALTSA 239
(SACDシングルレイヤー)
\4200
ベートーヴェン:
 交響曲第1番ハ長調 Op.21
 第9番ニ短調「合唱付き」Op.125
カール・シューリヒト(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
アグネス・ギーベル(ソプラノ)
マルガ・ヘフゲン(アルト)
ラグナー・ウルフング(テノール)
エドゥアルト・ヴォリッツ(バス)
フランス国立放送合唱団
ルネ・アリックス(合唱指揮)
 シューリヒトのライヴ「第9」はステレオ初出!「オリジナル・マスターから復刻されたのは今回が初めてである。この2 曲ともに正規のスタジオ録音並みの鮮明なステレオというのが何よりも嬉しい。個人的にはシューリヒトの第9 番のベスト・パフォーマンスにしたい。」( 平林直哉)

 録音:1965 年6 月15 日実況録音 シャンゼリゼ劇場( パリ)、ステレオ

 SACD シングルレイヤー盤。当シリーズの目玉でライヴの第9 のステレオは初めてとなります。シューリヒトのライヴにおけるステレオ録音は大変少なく(FM のステレオ放送は概ね1965 年から)大変うれしい発掘です。平成の盤鬼平林直哉氏は「鮮明なステレオ録音ゆえに生き生きとした音は如実の伝わり、情熱に溢れかえった響きに陶然とするのみである。ライヴゆえの豊かな雰囲気はシューリヒトの第9 のベストパフォーマンスにしたい。」と絶賛です。
 ※通常のCDプレーヤーでは再生できません。

ALTUS
SACDシングルレイヤー

ワルター絶頂期のライヴが真正オリジナル音源より過去最高の音質で蘇る!
パリのブルーノ・ワルター完全版がSACDで発売!
フランス国立視聴覚研究所音源提供!

 「ワルター/フランス国立放送管の一連のライヴは、ワルターの遺産の中でも特に傑出した演奏が揃っているが、それらが過去に発売されたすべてのディスクを一蹴してしまうほどの鮮明な音質で蘇った。従って、改めて聴き直すこの喜びと興奮は筆舌に尽くしがたい。
 しかも、今回は演奏会ごとに組み合わせてあり、資料的な価値をいっそう高めている。ワルター・ファンはむろんのこと、すべてのクラシック・ファンは必携である!ー〜平成の盤鬼〜平林直哉」

ALTSA 263
(SACD シングルレイヤー)
\4200
(1)モーツァルト:交響曲第38番ニ長調「プラハ」K.504
(2)ワーグナー:ジークフリート牧歌
(3)ブラームス:交響曲第2番ニ長調 op.73
ブルーノ・ワルター(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
 『ことにこのディスクのブラームスはその燃え方が尋常ではなく、これを私はフルトヴェングラー、ミンシュのそれぞれのライヴと並んで、“炎の3大ブラームス”と呼びたい』——平林直哉

 録音:1955 年5 月5 日、シャンゼリゼ劇場、ライヴ録音/ADD、モノラル、ライヴ
※ このディスクはSACD 対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCD プレーヤーでは再生することができません。
 

ALTSA 264
(SACD シングルレイヤー)
\4200
モーツァルト:
 (1)セレナード第13番ト長調『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』K.525
 (2)『フリーメイソンのための葬送音楽』K.477
 (3)交響曲第36番ハ長調『リンツ』K.425
 (4)交響曲第39番変ホ長調K.543
ブルーノ・ワルター(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
 『最良の結果のひとつがこのディスクに刻まれたライヴで、ここにはモーツァルトを、音楽を聴く喜びに満ちあふれている。』——平林直哉

 録音:1956 年6 月14 日、シャンゼリゼ劇場、ライヴ録音/ADD、モノラル、ライヴ
※ このディスクはSACD 対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCD プレーヤーでは再生することができません。
 

ALTSA 265
(SACD シングルレイヤー)
\4200
(1)ハイドン:交響曲第96番ニ長調『奇蹟』Hob.I:96
(2)R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』op.20 Trv 156
(3)マーラー:交響曲第4番ト長調
ブルーノ・ワルター(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
(3)マリア・シュターダー
 『何しろワルターの気力は充実しており、音質も非常に鮮明で、指揮者の解釈が手に取るようにわかる』———平林直哉

 録音1955 年5 月12 日、シャンゼリゼ劇場、ライヴ録音/ADD、モノラル、ライヴ

 心臓発作(1957)発病前の元気なワルターの熱く濃厚な音楽が堪能できるフランス国立放送管との全記録。オリジナルの音源を使っての復刻は案外少なく、久々の3 公演揃っての完全版です。もちろん音の欠落もなく鮮度の高い大変良好な音質です。何より発作前のワルターの力強く、かつ味わいの深い音楽がSACD の高音質で堪能できます。

※ このディスクはSACD 対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCD プレーヤーでは再生することができません。

ANDROMEDA



ANDRCD9034
(4CD)
\2500→\2290
ハンス・ロスバウト指揮 ブルックナー:交響曲選集
ブルックナー:
CD. 1 (60分17秒)
 交響曲第2番 ハ短調
  1956年12月10&13日バーデン・バーデンでの録音
CD. 2 (75分41秒)
 交響曲第5番 変ロ長調
  1953年10月21日バーデン・バーデンでの録音
CD. 3 (63分02秒)
 交響曲第7番 ホ長調
  1957年12月27&30日Loffenauでの録音
CD. 4 (72分29秒)
 交響曲第8番 ハ短調
  1957年11月17日バーデン・バーデンでの録音
ハンス・ロスバウト指揮
バーデン・バーデン南西ドイツ放送響
※一部の熱狂的ファンの支持の枠に収まらない孤高の名演奏として知られるロスバウトによるブルックナーの4曲を集めたお買い得BOXです。
※ドイツを拠点として活動するANDROMEDAレーベルによる期待を裏切らない音質で、とても良いです。
録音年代などの表記は、一般的に良く知られたものである事ご了承下さい。

APR



APR 6012
(2CD/特別価格)
\2800→\2590
トバイアス・マッセイ・スクールVol.6〜
 エセル・バートレット&レイ・ロバートソン

  セレクテッド・レコーディングス1927−1947

   バートレット編曲:エリザベス朝の組曲
   J.S.バッハ=メドニコフ:小フーガ ト短調
   J.S.バッハ=ホーン:主よ、人の望みの喜びよ
   J.S.バッハ=ハウ:羊は安らかに草をはみ
   J.S.バッハ:協奏曲ハ長調 BWV.1061*
   シューマン=ドビュッシー:練習曲 Op.56-4
   シューマン:アンダンテと変奏曲 Op.46
   サン=サーンス:ベートーヴェンの主題による変奏曲
   パガニーニ=リスト=テイラー:ラ・カンパネラ
   リスト=ロバートソン:愛の夢第3番
   アレンスキー:ワルツ
   シュトラウス=パヴィア:《こうもり》幻想曲
   グラナドス=バートレット&ロバートソン:マハと夜鳴きうぐいす
   インファンテ:エル・ヴィート
   ファリャ=カヴァコス:スペイン舞曲第1番
   レクオーナ=ナッシュ:マラゲーニャ
   ドビュッシー:白と黒で
   バックス:幸せな平野、2台ピアノのためのソナタ、ハルダンゲル
エセル・バートレット(ピアノ)
レイ・ロバートソン(ピアノ)
ジョン・バルビローリ(指揮)
 トバイアス・マッセイ・スクールVol.6!バートレット&ロバートソンの録音選集!

 19世紀後期〜20世紀前期の英国ピアノ界における名教師、トバイアス・マッセイ(1858−1945)の弟子たちの名演を復刻する「APR」の大好評シリーズ「トバイアス・マッセイ・スクール」。
 アイリーン・ジョイス、ハリエット・コーエン、アイリーン・シャーラー、マイラ・ヘス、モーラ・リンパニーと続いてきたシリーズ第6弾は、エセル・バートレット&レイ・ロバートソンのデュオ!
 1910年代に王立音楽院でトバイアス・マッセイにピアノを師事したエセル・バートレット(1896−1978)とレイ・ロバートソン(1893−1956)。
1921年の結婚後、1930年代には活動の拠点をアメリカに移し、プーランクやストラヴィンスキーなどの作品のアメリカ初演を手がけ、2台ピアノのレパートリーを発展、拡大させた先駆者たちである。
 かつてNGS, Homocord, HMV, English/American Columbiaからリリースされていた貴重な音源の復刻。マッセイ・スクールが育てたピアノ・デュオの偉大なる歩みが蘇ります。
 ※リマスタリング:Seth B. Winner Sound Studios, Inc

ARBITER



ARB 161
(2CD)
\4400→\3990
ホルショフスキ〜ショパン:未発表ライヴ録音
【Disc1】
 ①〜②:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11より第1&2楽章,
 ③:幻想曲ヘ短調Op.49,
 ④〜⑦:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調「葬送行進曲付き」Op.35,
 ⑧〜⑨:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調Op.22/
【Disc2】
 ①:24の前奏曲Op.28(全曲),
 ②:子守歌 変ニ長調Op.57,
 ③:練習曲第3番 ヘ長調Op.25-3,
 ④:ポロネーズ 変イ長調「幻想」Op.61,
 ⑤:前奏曲第15番 変ニ長調「雨だれ」,
 ⑥:ワルツ ホ短調Op. posth,
 ⑦:マズルカ第34番 ハ長調Op.56-2,
 ⑧:夜想曲第5番 嬰ヘ長調Op.15-2
ミエチスラフ・ホルショフスキ(P)
アレクサンダー・シュナイダー(指揮)
フェスティヴァル・オーケストラ(①〜②)
ショパン直系の弟子筋の名演
 1980年代の終わり、日本で爆発的なリバイバル・ブームを迎えたホルショフスキ。優れたピアニストであったにも拘わらず、来日経験が無く、60年代以降表舞台から姿を消していたということで、注目される機会がなかった人でした。1987年に95歳で「初来日」。以降はまるで大切な文化遺産のような扱いを受け、1993年に亡くなるまで巨匠として讃えられました。
 そんなホルショフスキの知られざる時代から晩年までのショパンの演奏を拾い集めた2枚組です。60年代に来日していれば・・・と悔しささえ覚える貴重なエッセンス。
 ホルショフスキはインタビューを敬遠しましたが、彼のショパンに対する考えや研究・解釈についての彼自身が書いたコメントを、初めてブックレットで公開しています。(英語のみ)

【録音】[Disc1]①〜②:1962年6〜7月、サン・ファン, ③:1980年12月14日、ピストイア, ④〜⑦:1958年1月28日、ローマ, ⑧〜⑨:1983年5月24日、ゴリツィア/[Disc2]①:1973年5月22日、ニューヨーク, ②:1980年12月14日、ピストイア, ③:1967年2月26日、ボルティモア, ④:1976年11月19日、ニューヨーク, ⑤:1980年12月14日、ピストイア, ⑥:1990年1月26日, カンサス・シティ, ⑦:1987年4月12日、ニューヨーク, ⑧:1967年2月26日、ボルティモア (全てライヴ録音)

ARCHIPEL


ARPCD0544
(2CD)
\1800
初出!
 ドヴォルザーク:歌劇「ジャコバン党員」(ドイツ語)
ヴァルター・ベリー(ボヘミアの伯爵ハラソフ)
レオ・ヘッペ(フィリップ)
ヴァルデマール・クメント(ハラソフの息子ボフシュ:Georg)
フリッツ・ウール(村の音楽学校長、ベンダ)
ギセラ・ラートハウシャー(テリンカ)
スザンネ・ナイディク(ロティンカ/ロッテ)
クルト・テンナー指揮 
ウィーン放送大管弦楽団
トーンキュンストラー合唱団
1952年2月19,21日ウィーンでのスタジオ録音(放送用音源)
※あらすじを語るアナウンスが途中途中に入ります。
※ドヴォルザークの音楽的な魅力がつまった作品。
郷愁を誘われるメロディと豊かなオーケストレーションが魅力的です。
クメント、ベリーなど、豪華な歌手陣です。
※尚、ドイツ語によるアナウンスも入る演奏(録音)のため、ブックレットの配役表記がチェコ語及びチェコ語=英語訳にもとづいておりません。
ドイツ国内で広く知られる表記となってます事ご注意下さい。
 

ARPCD0545
(2CD)
\1800
自作自演
 コルンゴルト:喜歌劇「沈黙のセレナード」
エゴン・ヨルダン 
クルト・プレーガー:バリトン 
ヒルデ・チェスカ:ソプラノ 
フレッド・リーヴェール:テノール
ロスル・シュヴァイガー:ソプラノ
リアーネ・ジーネク:ソプラノ
エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト指揮
室内管弦楽団
ピアノ:カール・デ・グルーフ:, クルト・リヒター
ヴァイオリン:ヤロ・シュミート:, アントン・フィーツ
チェロ:ベアトリクス・ライヒェルト
フルート:Georg Wienhengst
クラリネット:アドルフ・ハンガー
シェラグヴェルク(打楽器):カール・プリホダ
1951年ウィーン、マインツでのスタジオ録音(放送用音源)
※アメリカのハリウッドから戻ったコルンゴルトが唯一書いた喜歌劇ですが初演時は残念ながら評価を得られず、アメリカに戻ってしまいます。
とても聴きやすく、楽しい気分に成るメロディー満載の歌劇です。
※待望の復刻です。

ATOLL(CD−R)



ACD 442
(CD-R)
\2400→\2190

大戦後の英国を代表するピアニストの一人
 コリン・ホースリー(ピアノ)

ラフマニノフ:前奏曲&トランスクリプション
 前奏曲ハ長調 Op.32-1/前奏曲ト長調 Op.32-5/
 前奏曲嬰ト短調 Op.32-12/前奏曲ホ長調 Op.32-3/
 前奏曲ロ短調 Op.32-10/前奏曲ホ短調 Op.32-4/
 前奏曲変ニ長調 Op.32-13/前奏曲変ホ長調 Op.23-6/
 前奏曲変ト長調 Op.23-10/前奏曲変ホ長調 Op.23-9/
 前奏曲ニ長調 Op.23-4/前奏曲ト短調 Op.23-5/
 前奏曲嬰ヘ短調 Op.23-1/前奏曲 変ロ長調Op.23-2
メンデルスゾーン:《真夏の夜の夢》より、スケルツォ
ラフマニノフ:リラの花 Op.21-5
チャイコフスキー:子守唄 Op.54-16
リムスキー=コルサコフ:《皇帝サルタンの物語り》より、熊蜂の飛行
ムソルグスキー:《ソロチンスクの市》より、ゴパーク
ビゼー:組曲《アルルの女》より、メヌエット
シューベルト:歌曲集《美しき水車小屋の娘》より、どこへ?
クライスラー:愛の悲しみ
コリン・ホースリー(ピアノ)
 ニュージーランド生まれのピアニスト、コリン・ホースリー。第二次世界大戦後の英国を代表するピアニストの一人であり、2012年に92歳でこの世を去った。
 正確にコントロールされ尽くし、細やかなタッチで奏でたラフマニノフの前奏曲と、ピアノの持つ可能性を最大限に表現した、華麗でダイナミックなトランスクリプション集。

 1954年のLP(CLP-1268、CLP-1048)からのリマスタリング(ロンドン)

BARTOK RECORDS

BR 1928
\2300→\2090
伝説のレーベルBARTOK RECORDS 新譜!
 モノラルながら強烈なピーター・バルトークによるハイファイ録音!

(1)ロバート・マン:物語(TALES)
 〜アンデルセンとキプリングによる
  (ナイチンゲール/エンドウ豆の王女/
   クジラはどうして喉を持つようになったか/
   サイはどうして皮がシワシワか)
(2)バルトーク:ピアノ協奏曲第1番
ロバート・マン((1)ヴァイオリン、(2)指揮)
レオニード・ハンブロ((1)(2)ピアノ)
(1)ルーシー・ローワン(語り)
(2)ジンブラー・シンフォニエッタ
  録音年不詳,モノラル、64:28

 1曲目はヴァイオリン奏者(ジュリアード四重奏団のリーダーとしても著名)で指揮者でもあるロバート・マンの作品で、ヴァイオリンとピアノの演奏とナレーションで童話が進行します。アンデルセンの「ナイチンゲール」「エンドウ豆の王女」とキプリングの「クジラはどうして喉を持つようになったか」「サイはどうして皮がシワシワか」です。バルトーク・レコーズの絶版になって久しいLP(#928)からのリマスターで、透明感のあるサウンドです。英語の語りもクリアー。現代曲の範疇ですが、子どもにも受け入れられる作品でしょう。

 2曲目はバルトークの「ピアノ協奏曲第1番」、ピアノはレオニード・ハンブロです。
 名録音技師ペーテル・バルトークは、シュタルケルのコダーイ:無伴奏チェロ・ソナタの録音を「松ヤニが飛び散るような録音」と評されましたが、これもまた正にそんな感じで、目の前で弦楽器がゴシゴシやり、管楽器が割れる寸前でブリブリ吹き、打楽器の振動がからだに伝わってくる録音には驚かされます。リアルすぎて、ナマでも、指揮台でも聴けない音かもしれません。LP(#313)にも収録されています。
 「ピアノ協奏曲」はバルトークが自分のピアノの腕前を見せることを念頭に書いた難曲ですが、時代の先を行き、当時は酷評されました。ペーテルは父親の演奏を聴いたはずで、父親のコンセプトを録音の形で忠実に後世に伝えている点で、非常に貴重な1枚だと思います。

BEL AIR MUSIC



BAM 2048 (1CD+1DVD)
\1800→\1690
ソビエト芸術ファンは泣いて喜ぶ
 ロシアの映画音楽 Vol.3

 【CD】 From Original Sound Tracks

  [1] Alexander Zhurbin: "Overture" from "The Moscow Saga" (1984)
  [2] Edward Artemiev: "Love Theme" from "Slave of Love" (1975)
  [3] Issak Schwartz: "Ouverture" from "Star of Captivating Happiness" (1975)
  [4] Mikhael Tariverdiev: "Boy and the Sea" from "Goodbye Boys" (1964)
  [5] Issak Schwartz:
     "Theme of Decembers" from "Star of Captivating Happiness" (1975)
  [6] Mikhael Tariverdiev: "Morning in Moscow" from "Olga Sergeevna" (1975)
  [7] Issak Schwartz: "The Swing" from "Star of Captivating Happiness" (1975)
  [8] Mikhael Tariverdiev: "Love Theme" from "Lost Expedition" (1979)
  [9] Issak Schwartz:
     "Theme of Annenkov" from "Star of Captivating Happiness" (1975)
 [10] Mikhael Tariverdiev: "Improvisation" from "Olga Sergeevna" (1975)
 [11] Dmitry Shostakovich "Song about Oncoming" from "Oncoming" (1932)
 [12] Edward Artemiev: "Listen to Bach (The Earth)" from Solaris (1972)
 [13] Dmitry Shostakovich: "Morning" from "Year as Life" (1966)
 [14] Gennady Gladkov:
     "Walking on the Praire" from "The Man from Capucin Boulevard" (1978)
 [15] Dmitry Shostakovich: "Winter Garden" from "Michurin" (1948)
 [16] Georgy Sviridov: "Finale" from "The Red Bells" (1982)
 [17] Gennady Gladkov:
    "Battle with the Indians" from "The Man from Capucin Boulevard" (1978)
 [18] Anatoly Kroll: "Anxious" from "The Cavalier announced Dead" (2004)
 [19] Evgeny Krylatov:
    "The Appearance of Alice" from "The Guest from the Future" (1984)
 [20] Evgeny Krytalov:
    "Alice return to the Future" from "The Guest from the Future" (1984)
 [21] Edward Artemiev: "Theme" from "Stalker" (1979)
 [22] Evgeny Krylatov: "The Forest Sheep" from "Oh, Anastasia" (1971)
 [23] Andrey Petrov: "Waltz" from "Speaking for the poor Huzzar" (1980)
 [24] Evgeny Krylatov: "Promise Me Love" from "The Aquanaut" (1979)
 [25] Evgeny Doga:
    "The River" from "Gipsy Tabor (Camp) lives in the Sky" (1976)
 [26] Anatoly Kroll: “Smile in old Moscow” from "We come from Jazz" (1983)
 【DVD】 Selection of 24 Film Clips
  [1] Love Themes from "Slave of Love" Director Nikita Mikhalkov
  [2] Overture from "Star of Captivating Happiness" Director Vladimir Motyl
  [3] Theme of December from
    "Star of Captivating Happiness" Director Vladimir Motyl
  [4] The Swing from "Star of Captivating Happiness" Director Vladimir Motyl
  [5] Theme of Annenkov from
    "Star of Captivating Happiness" Director Vladimir Motyl
  [6] Anxious from
    "The Cavalier announced Dead” Director Karen Shahnazarov
  [7] Waltz from "Speaking for the poor Huzzar" Director Eldar Ryazanov
  [8] Finale from "The Red Bells" Director Sergei Bondarchuk
  [9] Winter Garden from "Michurin” Director Alexander Dovzshenko
 [10] Song about Oncoming from
    "Oncoming" Directors F. Ermler & S. Utkevuch
 [11] Boys and the Sea from "Goodbye Boys" Director Mikhail Kalik
 [12] Morning in Moscow from "Olga Sergeevna" Director Alexander Proshkin
 [13] Improvisation from "Olga Sergeevna" Director Alexander Proshkin
 [14] Love Theme from "Lost Expedition" Director Veniamin Dorman
 [15] Listen to Bach (The Earth) from "Solaris" Director Andrey Tarkovsky
 [16] The Theme from "Stalker" Director Andrey Tarkovsky
 [17] Overture from "The Moscow Saga" Director Dmitry Barschevsky
 [18] Smile in old Moscow from
    "We are from Jazz" Director Karen Shahnazarov
 [19] Promise me Love from "The Aquanaut" Director Igor Voznesenski
 [20] Walking on the Prairie from
    "The Man from Capucin Boulevard" Director Alla Surikova
 [21] Battle with the Indians from
    "The Man from Capucin Boulevard" Director Alla Surikova
 [22] The River from "Gipsy Tabor lives in the Sky" Director Emil Lotianu
 [23] The appearance of Alice from
    "The Guest from the Future" Director Pavel Arsenov
 [24] Alice return to the Future from
    "The Guest from the Future" Director Pavel Arsenov
大ベストセラーとなったBEL AIRのロシア映画音楽集の、まさかの第3弾。10年近い間をおいての続編である。
今回はさらに映像クリップのDVD付きというファン感涙の装丁。


大ベストセラーの第1,2弾
まだ取れるといいけれど。

BAM 2000
¥1500→¥1290
ロシア・映画音楽集Ⅰ
 ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、スヴィリドフ、ドゥナエフスキ、ガヴリリン
 フレンニコフ、ドガ、ペトロフ、タリヴェルディエフ の作品より
コンスタンティン・クリメッツ指揮
ロシア・フィル

BAM 2003
¥1500→¥1290
ロシア・映画音楽集Ⅱ
 ペトロフ、ハチャトゥリアン、ショスタコーヴィチ、
 プロコフィエフ、カバレフスキー、レベデフ、フレンケル、グラトコフ、
 ズブコフ、ババジャニアン の作品より
セルゲイ・スクリプカ指揮
ロシア・フィル
 映画音楽集ということで掲載しようかどうしようか迷ったが、聴いてみたらバリバリのロシア、いやソビエト近代管弦楽曲集がいっぱい含まれている(ピアノ・ソロ、室内楽風作品もあります)。もちろんいかにも「映画音楽」というムード音楽っぽいものもあるが、ソビエトの匂いぷんぷんの作品はちょっと聞き逃せない。個人的にはカバレフスキーの隠れた名曲「ペテルブルグの夜」が初めて聴けたり(管弦楽曲じゃないけど美しい!)、大好きなスヴィリドフの「吹雪」の2曲がフェドセーエフ以外の人の演奏で聴けたのが嬉しかったが、それも含めて結構貴重な録音が山積み。知らなかった作品でもぞくぞくするような美しい曲や凄まじい曲が次々出てくる。たとえば「Ⅰ」の冒頭のスヴィリドフの作品などいきなりの超ぶっ飛び作品でモソロフの「鉄工場」並みの迫力(いやそれ以上か?大音量で聴くとスピ−カーぶっ壊れるので気をつけてね)。多少の風邪ならこれを聴けば治る。・・・とにかくこれでもかこれでもかのソビエト・ロマン!ロシア・フィルも、どんな陳腐な甘いメロディーもどんな時代遅れ風の行進曲もまったく恥ずかしがらず力いっぱい一生懸命演奏してくれていて、それがまた 嬉しい。有名なハチャトゥリアンやショスタコーヴィチの作品までも違ったアプローチで派手に打ち鳴らされていて爽快極まりない。・・・このあたりの音楽がお好きな方には、いえ、そうでない方にも絶対絶対お薦め。絶対元気出ます。(どちらかというと2のほうがムード音楽要素が強いみたいですので、あんまりクラシックから逸脱する音楽はいやだ、という方はご注意ください)
それにしてもBEL AIRのロシアへのこだわり(関わり)というのはきっと何か大きな理由があるのに違いない。

BENO BLACHT SOCIETY


SBB 010-12-02
(2CD)\4200
ズデニェク・フィビフ(フィビヒ)(1850-1900):オペラ「テンペスト」(1895) ズデニェク・オタヴァ(バリトン:プロスペロー)
ルドミラ・チェルニコヴァー(ソプラノ:ミランダ)
ベノ・ブラフト(テノール:フェルナンド)
マリア・タウベロヴァー(ソプラノ:アリエル)
ヴラディミール・イェデナーツチーク(バス:カリバン)
プラハ放送合唱団
イジー・ピンカス(合唱指揮)
プラハ放送交響楽団
ヤロスラフ・ヴォゲル(指揮)

録音:1950年、チェコスロヴァキア放送スタジオ


BONGIOVANNI

HOC 079
(2CD)
\3200→\2890
アルド・プロッティ(Br ナブッコ)
 ヴェルディ:「ナブッコ」
アルド・プロッティ(Br ナブッコ)
マルチェッラ・デ・オズマ(S アビガイッレ)
ラッファエーレ・アリエ(Bs ザッカリア)
フランコ・タリアヴィーニ(T イズマエーレ)
ジョヴァンナ・ヴィーギ(Ms フェネーナ)
ニコラ・レッシーニョ(指)
管弦楽団
 おそらく初出音源。貴重なプロッティのナブッコ!

 録音:1963 年9 月、オヴィエド、ADD、139’19”

 おそらく初出と思われる、1963 年9 月、北スペイン、オビエドでの「ナブッコ」のライヴ録音が登場。なんといっても名バリトン、アルド・プロッティのタイトルロールが聞きもの。日本でも人気の高いプロッティは、幅広いレパートリーで活躍したものの、ナブッコ役の録音はなぜかライヴでもこれまで発掘されていませんでした。プロッティ・ファン待望の録音でしょう。アビガイッレのマルチェッラ・デ・オズマは、1960 年代を中心に活躍したドラマティックなソプラノで、近年は若いソプラノを育てる名教師としても知られています。ザッカリアにラッファエーレ・アリエ、イズマエーレにフランコ・タリアヴィーニ、さらに指揮がニコラ・レッシーニョとなかなか豪華です。1963 年のライヴ録音とあって音の状態は芳しくありませんが、声を主に捉えられた録音なので、歌だけ楽しむ分にはなんとかなるでしょう。
 ボーナスには、1961 年、イタリア、フィデンツァでのヴェルディ「運命の力」から、デ・オズマの歌うレオノーラの3 つのアリアを収録。
 

GB 1232
\2400
アンジェロ・ロフォレーゼ /ライヴ録音集
 ヴェルディ:
  「トロヴァトーレ」から(5場面)、「 ドン・カルロ」から(3場面)
 ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」から(アリア3 曲)
 プッチーニ:
  「マノン・レスコー」−いや、私は狂人ではない
  「 外套」−おまえの言う通りだ
   「 トゥーランドット」−誰も寝てはならぬ(後半のみ)
 ロッシーニ:「ウィリアム・テル」−静かな隠れ家(イタリア語)
 ジョルダーノ:「フェドーラ」−愛はあなたに禁じる
 レオンカヴァッロ:「ボエーム」−いとしい面影は
 マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」−マンマ、あの酒は強いね
 ザンドナイ:「ジュリエッタとロメオ」−夜は去り
 マイヤベーア:「ユグノー」−白テンのように白く
アンジェロ・ロフォレーゼ(T)
 1961年のイタリア歌劇団公演での「カヴァレリア・ルスティカーナ」でトゥリッドを歌った名テノール ロフォレーゼ全盛期の名唱集!2009 年の録音もあり!!

 録音:1956-1969 年、2009 年/75’11”

 アンジェロ・ロフォレーゼは1920 年、ミラノ生まれのテノール。ジュゼッペ・ディ・ステーファノとフランコ・コレッリが1921 年生まれですのでほぼ同世代にあたります。ヴェルディ、プッチーニ、さらにヴェリズモのオペラで活躍。日本には1961 年の第3 次イタリア歌劇団公演でのマスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」でトゥリッドを歌ったことでよく知られています。しかし活動期が5 歳上のマリオ・デル・モナコやコレッリと重なったため録音は極めて少なく、近年まで日本ではあまり顧みられることがありませんでした。ロフォレーゼが再評価されたのは、近年、弟子にレッスンをつける際に自ら手本として見事な高音を出す様子が紹介されてからで、日本でも90 歳を過ぎてから演奏会で見事なハイCを披露するなど、「奇跡の老テノール」として俄かに騒がれるようになりました。
 このCD には、1956 年から1969 年までの全盛期のライヴが多数収録。録音の詳細は明らかにされていませんが、いずれもロフォレーゼの高い実力を伝えるものばかり。「トロヴァトーレ」の最後に収録された「トゥーランドット」の誰も寝てはならぬの後半は、2009 年、ロフォレーゼが89 歳の時の歌で、ロ音を見事に決めています。

BRIDGE



BCD 9397
\2200→\1990
「ストイフェサント四重奏団とアルフレッド・ガロドロ」
 (1)ブラームス:クラリネット五重奏曲op.115
 (2)モーツァルト:弦楽四重奏曲第20番ニ長調K.499
 (3)モーツァルト:弦楽四重奏曲第21番ニ長調K.575
ストイフェサント四重奏団
(1)アルフレッド・ガロドロ(cl)
 往年の名ジャズ・プレイヤー、アル・ガロドロとストイフェサントSQの歴史的録音!

 録音:(1)1947年ニューヨーク・マジェスティック劇場、(2)(3)1951年ニューヨーク・ヴィレッジ・ルター教会、ADD(モノラル)、79:51

 ジャズ・プレイヤーのガロドロはトスカニーニ指揮NBC 交響楽団と共演するなど、ジャンルを超えた活躍をしたクラリネット・サックス奏者で、そのヴィルティオーゾぶりはブラームスでも発揮されている(最終楽章・変奏曲での枠に囚われない表現がいい)。ストイフェサント四重奏団は、NBC交響楽団メンバーであったシルヴァンとアランのシュルマン兄弟によって設立されたカルテット。
 古雅な響きのアンサンブルながら、屹立するかのようにスピーディーでシャープな表現も存分に交えてくる、この時代の合衆国ならではの四重奏団だ。

CAPRICCIO



C5184
(2CD)
\2600→\2390
マルシュナー:歌劇「吸血鬼」
<CD1>1.序曲/2-12.第1幕/
<CD2>1-14.第2幕
ヨナス・カウフマン(テノール)/
フランツ・ハヴラタ(バス)/
レジーナ・クレッパー(ソプラノ)/
アンケ・ホフマン(ソプラノ)/
マルクス・マルカルト(バス)/
トーマス・デヴァルト(テノール)/
ハインツ・ハイトビュッヒェル(テノール) 他/
ケルンWDR放送管弦楽団&合唱団/
ヘルムート・フロシャウアー(指揮)
録音 1999年8月9-20日 ドイツ ケルン放送 クラウス・フォン・ビズマルク・ザール
※C60083の新装盤
 このマルシュナー(1795-1861)の「吸血鬼」は、発売当初から“ドイツ・ロマン派”のオペラマニアの間で高く評価されていた作品です。しかし、最近になって俄然注目を浴び出したのは、ひとえにヨナス・カウフマンの人気上昇に伴ってのことでしょう。作品自体はウェーバーとワーグナーを足して2で割ったような印象(初演の際は15歳のワーグナーも観劇していました)で、忌わしく耽美的なテーマでありながらも、音楽はドロドロすることなく、明快でわかりやすいものです。死から蘇った吸血鬼ルートフェン卿を歌うのは名歌手フランツ・ハヴラータ、そしてその友人オーブリー役をカウフマンが歌います。品の良い?ホラーもなかなかステキです。
 

C5187
(2CD)
\2600
ネスラー:歌劇「ゼッキンゲンのトランペット吹き」
<CD1>1-6.プロローグ/7-15.第1幕/
<CD2>1-8.第2幕/9-11.第3幕
ヘルマン・プライ(バス・バリトン)/
フランツ・ハヴラタ(バス)/
クリストフ・スペート(テノール)/
ラインハルト・ハーゲン(バス)/
アルフレード・クーン(バス)/
レジーナ・クレッパー(ソプラノ)/
カタリーナ・カンマーローア(メゾ・ソプラノ)/
ケルンWDR放送管弦楽団&合唱団/
ヘルムート・フロシャウアー(指揮)
C60055の新装盤
 ライプツィヒで1884年に初演されたこの「ゼッキンゲンのトランペット吹き」。前例にないほどの成功を収め、100回も再演されたというこのオペラ、作曲家に敬意を表して、松明を灯しながらの行進が行われたということです。当時ドイツ留学中の森鴎外もこれを見て大感動。この原作を日本で紹介したというほどの作品です。
 数年後にはヨーロッパ中の歌劇場でレパートリーになるほどの人気を博しましたが、残念なことに第二次世界大戦時に楽譜が散逸、現在ではすっかり忘れられてしまいました。
 物語は17世紀に起きた“30年戦争”の終る頃。実在の人物をモデルにしたトランペット吹きのヴェルナーと、貴族の令嬢マリアとの身分違いの恋物語。もちろん2人は最後に結ばれるというもので、ヨハン・シュトラウスを思わせる音楽も極めて充実しています。
 

C5190
(2CD)
\2600
ツェムリンスキー:歌劇「白墨の輪」
<CD1>1-8.第1幕/9-17.第2幕/
<CD2>1-16.第3幕
レナーテ・ベーレ(ソプラノ)/
ガブリエレ・シュレッケンバッハ(アルト)/
ローランド・ヘルマン(バリトン)/
ジークフリート・ロレンツ(バリトン)/
セリーナ・リンズレイ(ソプラノ)/
ライナー・ゴルトベルク(テノール)/
ウーヴェ・ペーター(テノール)/
ハンス・ヘルム(バリトン)/
ゲルトルート・オッテンタール(ソプラノ) /
ペーター・マテック(ナレーター) 他/ベルリン放送交響楽団/
ステファン・ゾルテシュ(指揮)
C60016の新装盤
 1933年の初演時、本来はシュトゥトガルトで予定されていた公演がナチスの政権奪取の影響で中止、チューリヒで代替公演されたという作品です。61歳のツェムリンスキーによる「シノワーズ-中国趣味」のオペラ、内容は日本でいう大岡裁きの「子争い」とテーマを同じくするもので、貧しい娘ハイタンが、お忍びで茶屋を訪れた皇太子と恋仲になり、陰謀に巻き込まれていきます。死刑を宣告された彼女は「白墨の輪」の中で子争いを行い、真の母と認められたことで自らの汚名も晴らし、子どもの父である皇太子と結ばれるというハッピーエンドの物語です。
 五音階を多用したエキゾチックな音楽は一度聴いただけで魅了されることでしょう。

チェコ放送ラジオサービス



CR 0668-2
(2CD)
\3600→\3290
借金苦に倒れたチェコの偉人
 オスカル・ネドバル(1874-1930):オペレッタ「ポーランド気質」

   (1913;ズデニェク・クニットルによるチェコ語訳&放送用編集版)
 録音:1947年、チェコスロヴァキア放送、プラハ
      (修復&リマスター:2009年、チェコ放送、プラハ)
マリア・タウベロヴァー(ソプラノ:ヘレナ)
ヤロスラフ・グレイフ(テノール:ボレスワフ・バランスキ伯爵)
ヤルミラ・ペホヴァー(ソプラノ:ヴァンダ・クファシンスカヤ)
ハヌシュ・テイン(バス:ヤン・ザレンバ)
オルドジフ・ディエデク(テノール:ブロンヨ・フォン・ポピエル)
ヤロスラヴァ・アダモヴァー(台詞:ヘレナ)
カレル・ヘゲル(台詞:ボレスワフ・バランスキ伯爵)
ダナ・メドジツカー(台詞:ヴァンダ・クファシンスカヤ)
フランチシェク・クレウズマン(台詞:ヤン・ザレンバ)
フランチシェク・フィリポフスキー(台詞:ブロンヨ・フォン・ポピエル) 他
プラハ放送児童合唱団
 ボフミル・クリーンスキー(合唱指揮)
プラハ放送合唱団
 イジー・ピンカス(合唱指揮)
プラハ放送管弦楽団
ヴラチスラフ・アントニーン・ヴィプレル(指揮)
オスカル・ネドバル:オペレッタ「麗しのサスキア」
   (1917;ズデニェク・クニットルによるチェコ語訳&
   ズデニェク・ペトルによる放送用短縮版)
 録音:1954年、チェコスロヴァキア放送、プラハ、チェコスロヴァキア
      (修復&リマスター:2013年、チェコ放送、プラハ)
マグダ・シュパコヴァー(ソプラノ:サスキア)
ヴラスタ・ムレインコヴァー(ソプラノ:ジェシー)
ヤーラ(ヤロスラフ)・ポスピーシル(テノール:アドリアン)
ズデニェク・ヤンコフスキー(テノール:トミー) 他
プラハ放送交響楽団
ヴラチスラフ・アントニーン・ヴィプレル(指揮)
ドヴォルジャーク(1841-1904):スラヴ舞曲第3番変イ長調 Op.46 No.3
 録音:1928年 原盤:Pathe X 96010 346
  (修復&リマスター:2010年、チェコ放送、プラハ)
プラハ・ラジオジャーナル管弦楽団
オスカル・ネドバル(指揮)
 オスカル・ネドバルはターボルのドイツ語を母語とする家に生まれ、ドヴォルジャークに作曲を師事したチェコスロヴァキアの作曲家・指揮者・ヴァイオリン奏者。チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者(1896-1906)、ボヘミア弦楽四重奏団の創設メンバー(1891-1906)、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の創設首席指揮者(1906-1919)。チェコスロヴァキア共和国建国後スロヴァキアのブラチスラヴァを拠点に活躍しましたが、多額の負債を苦にザグレブで投身自殺を遂げました。
 「ポーランド気質」はウィーンで大いに人気を博したオペレッタ。「麗しのサスキア」はボーナス・トラック扱いですが約40分収録されています。

COLLEGIUM


CSCD 523
\2000
ジョン・ラッター:フィール・ザ・スピリット
 ラッター:
  フィール・ザ・スピリット、天の飛行機、
  ロード・オブ・ザ・ダンス、誕生日のマドリガル
 カーマイケル(ラッター編):スカイラーク
 シアリング:シェイクスピアの詩による歌とソネット
ジョン・ラッター(指揮)
ケンブリッジ・シンガーズ
メラニー・マーシャル(メゾ・ソプラノ)
BBCコンサート・オーケストラ
ウェイン・マーシャル(ピアノ)
マルコム・クリーゼ(コントラバス)
 英国合唱の神様、ジョン・ラッター!鮮やかなアレンジを施した、美しく感動的な調べ。

 イギリスを代表する英国合唱の巨匠ジョン・ラッター(1945−)と、ケンブリッジ・シンガーズ。
 英グラモフォン誌で「すみずみまで素晴らしく、喜びに満ちたディスク」と高く評価された「フィール・ザ・スピリット」は、ラッターが鮮やかなアレンジを施した7つのアメリカの霊歌と、イギリス生まれの盲目のジャズ・ピアニスト、ジョージ・シアリング(1919−2011)の「シェイクスピアの詩による歌とソネット」をプログラミング。ラッターの強く感動的で美しい調べと、シェイクスピアの詩にジャズ・テイストを加えたシアリングの作品を、ケンブリッジ・シンガーズの豊かなハーモニーが奏でる——。

 ※2001年3月&4月の録音。
 ※COLCD128からの新装移行再発売



COLUMNA MUSICA



1CM 0300
(2CD)
\3400→\3090
パウとビクトリア
 カザルス&デ・ロス・アンヘレス

[CD 1]
パブロ・カザルス&ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス 歴史的録音集

ブラームス(1833-1897):
  乙女は語る/五月の夜/秘密/子守歌/甲斐なきセレナード

ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
パブロ・カザルス(ピアノ)
録音:1958年、プエルトリコ


モーツァルト(1756-1791):
  オペラ「イドメネオ」K.366 から アリア
  どうしてあなたを忘れられましょう(演奏会用アリア)K.505(*)

ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ(*))
コレギウム・ムジクム・オブ・ロンドン
パブロ・カザルス(指揮)
録音:1959年、プラド、フランス


パブロ・カザルス(1876-1973):チェロ合奏のためのサルダナ

102人のチェリスト・アンサンブル
パブロ・カザルス(チェロ、指揮)
録音:1956年、ソルボンヌ大学、パリ、フランス


R・シュトラウス(1864-1949):ツェツィーリエ/セレナード
レスピーギ(1879-1936):ストルネッロを歌う女
モーツァルト:オペラ「フィガロの結婚」K.492 から 恋とはどんなものかしら
ラヴェル(1875-1937):カディッシュ

ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
ポルトガル国立交響楽団
ペドロ・デ・フレイタス・ブランコ(指揮)
録音:1957年、リスボン、ポルトガル


ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡 から 子守歌(+)

ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ)


ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡 から 子守歌(+)

パブロ・カザルス(チェロ)
ユージン・イストミン(ピアノ)


パブロ・カザルス:オラトリオ「飼葉桶」から 東方の三賢人(+)

102人のチェリスト・アンサンブル
パブロ・カザルス(チェロ、指揮)
録音:1956年、ソルボンヌ大学、パリ、フランス ADD(CD 1 全トラック)


[CD 2]
パブロ・カザルス(1876-1973):歌曲集
  De cara al mar
   ヌリア・ビニャルス(ソプラノ) マリア・マウリ(ピアノ)
  En sourdine
   クリスティーナ・コッホ(ソプラノ) マルク・セラ(ピアノ)
  Les jolies fleurs que vous aimez
   アイナ・マルティン(ソプラノ) ペドロ・ベリソ(ピアノ)
  Au cimetiere le jour des morts
   クリスティーナ・コッホ(ソプラノ) マルク・セラ(ピアノ)
  Son Image (Romanca III)
   アイナ・マルティン(ソプラノ) ペドロ・ベリソ(ピアノ)
  Lo blat es segat
   ジュゼプ・R・オリベル(バリトン) ペドロ・ベリソ(ピアノ)
  En el mirall canviant de la mar blava(カタルーニャの歌 第1番)
   シェイラ・グラドス(ソプラノ) フェラン・バリオス(ピアノ)
  Canco dels elefants
   アナベル・ペレス(ソプラノ) マリア・マウリ(ピアノ)
  A l'enterrament d'un nin(カタルーニャの歌 第2番)
   シェイラ・グラドス(ソプラノ) フェラン・バリオス(ピアノ)
  No t'ha trobat(カタルーニャの歌 第3番)
   マルタ・G・カデナ(ソプラノ) フェラン・バリオス(ピアノ)
  Que curtes, vida meva, son les hores(カタルーニャの歌 第4番)
   ジュリア・セゼ(ソプラノ)  フェラン・バリオス(ピアノ)
  Silenci
   ジュゼプ・R・オリベル(バリトン) ペドロ・ベリソ(ピアノ)

録音:データ未詳 DDD

(+)はボーナス・トラック扱いとなっております。

DAL SEGNO

DSPRCD 039
\2400→\2190
ザ・グレート・フレンチ・ピアニスト
 フランスを代表する大作曲家たちの、自作自演を含むオリジナル・ピアノ・ロール・レコーディングス

 サン=サーンス:
  かわいいワルツ Op.104、死の舞踏 Op.40、
  歌劇《サムソンとデリラ》より 即興曲, あなたの声に私の心は開く、
  マズルカ第3番変ロ長調 Op.66、マズルカ第1番ト長調 Op.21−1、
  のんきなワルツ Op.110
 ドビュッシー:
  沈める寺、パックの踊り、レントより遅く、子供の領分、
  亜麻色の髪の乙女、グラナダの夕べ
 シャミナード:アメリカ風行進曲 Op.131、枯れ葉 Op.146
 フォーレ:パヴァーヌ、子守唄 Op.56−6
 オッフェンバック:地獄のオルフェ
カミーユ・サン=サーンス(ピアノ)
クロード・ドビュッシー(ピアノ)
セシル・シャミナード(ピアノ)
ガブリエル・フォーレ(ピアノ)
オイゲン・ダルベール(ピアノ)
ルドルウ・ガンツ(ピアノ)
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
 1908年〜1933年に作製されたピアノロールで1992年に録音され、作曲家自身の解釈を聴くことのできる貴重な作品集。ピアニスト、ヒストリカル・ファン、ピアノロール・コレクター必聴の1枚です。

DOREMI



DHR 8020/1
(2CD)
\4600→\4190
ダヴィッド・オイストラフ・コレクションVol.14
 ライヴ・パフォーマンス・イン・スウェーデン 1970-74
  J.S.バッハ:ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲ハ短調BWV1060
  モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3 番ト長調K216
  ハイドン:協奏交響曲 変ロ長調 作品84Hob.I/105
  トール・アウリン:子守歌 第3番
  ブラームス:ヴァイオリンとチェロのためのニ重協奏曲 イ短調 作品102
  プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調作品19
  ステンハンマル:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調 作品19
ダヴィッド・オイストラフ(Vn)
スウェーデン放送交響楽団
スティグ・ヴェステルベリ(指)
グレータ・エーリクソン(P)
トルレイフ・レンネルホルム(Ob)
オーケ・オーロフソン(Vc)
 初CD 化!晩年に行ったスウェーデンでのライヴ音源、オイストラフ・コレクション第14 集

 ロシアの大ヴァイオリニスト、オイストラフのDOREMI 第14 集は、1970 〜 74 年にかけてスウェーデンで行われた演奏の模様を収めています。すべて初CD化のプログラムとなっており、これまでディスコグラフィになかった、ハイドンの協奏交響曲、ステンハンマルとトール・アウリンが聴けるのもファンにとっては嬉しい内容となっています。
 スウェーデンの名オーボエ奏者レンネルホルムと共演したバッハの協奏曲。モーツァルトの第3 番は、同時期である1971 年のベルリン・フィルとの弾き振りによるセッション録音など7 種ほどの録音が存在するオイストラフにとって重要なプログラムの一つ。そしてプロコフィエフはオイストラフ自身も親交があり、1954 年のLSO& マタチッチ盤など切れ味抜群の鮮烈な演奏に代表されるように得意のレパートリーでもあり、ここでも晩年の風格を備えた名演で、弱音から太く逞しいフォルテまで自在に楽器を駆使するオイストラフの名技が堪能できます。
 


DHR 8022/3
(2CD)
\4600→\4190
スヴィヤトスラフ・リヒテル Vol.22 スヴィヤトスラフ・リヒテル(P)
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1 番ハ長調作品15
   ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 クルト・ザンデルリング(指)
   録音:1963 年11 月30 日ライヴ
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 作品37
   モスクワ室内管弦楽団 ルドルフ・バルシャイ(指)
   録音:1973 年5 月27 日モスクワ、ライヴ
 ベートーヴェン:
  ディアベッリの主題による33の変奏曲 作品120、
  ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 作品101、
  ロンド ハ長調 作品51-1、ロンド ト長調 作品51-2
   録音:1986 年7 月3 日ドイツ、ハイデ、ライヴ
 リヒテルのアーカイヴ・シリーズ第22 弾!ザンデルリング、バルシャイと共演、リヒテル50 代頃の脂の乗り切った名演!

 20 世紀を代表する巨匠であり、膨大なレパートリーを有したリヒテル。その中でもベートーヴェンは特別な作曲家でありました。DOREMI のリヒテル・シリーズ第22 弾は、オール・ベートーヴェン。ザンデルリンク&ゲヴァントハウス管とのベートーヴェンの第1 番は、リヒテル48 歳ザンデルリング50歳の頃の演奏。リヒテル壮年期の熱気とザンデルリングの壮烈な指揮はライヴの生々しさが伝わってきます。第3 番は、バルシャイとのモスクワでのライヴ。
 リヒテルは第3 番をザンデルリング、コンドラシン、ムーティなどと録音されていますが、この演奏も2 人の巨匠の強烈なエネルギーがぶつかり合う衝撃的な凄さ。そして、1986 年ドイツでのベートーヴェン・リサイタルを収録。1986 年の「ディアベッリ変奏曲」といえばリヒテルの代表盤のひとつとなっているプラハの春でのライヴ録音。このリサイタルは、プラハでのライヴと同年、同内容のプログラムで行われました。
 


DHR 8017/9
(3CD)
\4600→\4190
レジェンダリー・トレジャーズ・シリーズ〜レナード・シュア レナード・シュア(P)
※ カール・ウルリッヒ・シュナーベル(P)
 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 作品15
   ニューヨーク・フィルハーモニック レナード・バーンスタイン( 指)
   録音:1960 年3 月26 日カネーギーホール、ライヴ
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37
   アスペン祝祭管弦楽団 アイズラー・ソロモン(指)
   録音:1960 年8 月21 日アスペン音楽祭、ライヴ
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 作品73
   ボストン交響楽団 リチャード・バーギン(指)
   録音:1936 年2 月29 日シンフォニー・ホール、ボストン、ライヴ

 [カーネギー・ホール・リサイタル1956 年2月24日]
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 作品109
  シューベルト:ピアノ・ソナタ ハ短調 D.958
  ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変 ロ短調作品35「葬送行進曲」
 《アンコール》
  ブラームス:奇想曲 ニ短調 作品116-1
  シューベルト:楽興の時 ヘ短調 作品94-3 D.780
  ショパン:前奏曲 ト短調 作品28-22
 《ボーナス》
  レナード・シュア 初期レコーディング1931 年
   ショパン:ロンド ハ長調 作品73(2台ピアノのための)※
 シュナーベルの高弟レナード・シュア録音集

 アメリカのピアニストでシュナーベルの高弟レナード・シュア(1910-1995)。1927 年にベルリンの音楽大学を卒業後ドイツでデビュー。1933 年まで往年の巨匠シュナーベルの唯一のアシスタントを務めました。その後アメリカに戻り、ボストン交響楽団とクーセヴィツキー指揮でニューヨーク・デビューを果たします。ジョージ・セル率いるクリーヴランド管弦楽団、ニューヨーク・フィル、ピッツバーグ交響楽団などアメリカの主要なオケと共演し、高い評価を得ていました。1941 年にタングルウッド音楽祭に出演、1946 年にはヴァイオリニストのアンリ・ティミアンカとワシントンD.C. の国会図書館でベートーヴェンの全曲演奏会を行い、これはDOREMI レーベルより全集としてリリースされています(DHR-8011)。スタインバーグ、ミトロプーロス、バーンスタインなどの著名な指揮者との度々共演し、1979 年にはソ連でのコンサート・ツアーを成功させています。教師としての才覚も持っており、クリーヴランド音楽院、テキサス大学などで教鞭を執り、晩年はニューイングランド音楽院で後進の指導にあたっていました。
 演奏のレパートリーは、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス。シューマンとドイツ物が中心となっており、このアルバムでも師シュナーベル同様に、生気に満ちた音楽と充実した解釈でじっくりと聴かせてくれます。また、シュナーベルの息子カール・ウルリッヒ・シュナーベルとショパンのロンドで共演しています。

エレクト・レコード



ERT 1024
\2200→\1990
ジョルジェスク(指揮)&ジョルジュ・エネスコ・フィル
 ブラームス:

  (1)交響曲第3番ヘ長調Op.90
  (2)ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
ジョルジュ・ジョルジェスク(指揮)
ジョルジュ・エネスコ・フィル
 本邦初登場!!ジョルジェスクの名演群、2014 年の没後50 年記念リリース
 ジョルジェスク御息女、Madame Ratiu-Raileanu 制作協力、ジョルジェスク研究家Chotil-Fani 氏がライナーノート執筆(仏、英、日本語解説)

 録音:(1)1964 年5 月23 日ライヴ、ステレオ録音、(2)1964 年2 月23 日スタジオ・ステレオ録音

 いささか頼りない位の開始ですが、これがジョルジェスクの計算であることが聴きすすむ内に理解できます。ライヴのジョルジェスクは極めて少ないために貴重そのもの、特に亡くなる年の演奏だけに感慨深い名演。独特のフレージング、テンポ変化はシューリヒトをも思わせますが、これぞ「ニキシュ直伝」のユーモアを伴った融通無碍な指揮法に基づく物なのかもしれません。ブラームスの交響曲の中でも最もお洒落な、誤解を承知で言えばラテン音楽的アプローチが有効な曲だけに楽しめます。ハイドン変奏曲はスタジオ録音だけにより明瞭な音質で木管の歌はまことに好ましいもので、しみじみした味わいに満ちております。交響曲は古典配置、ハイドン変奏曲は低弦を右に配した現代配置です。
 


ERT 1025
\2200→\1990
ジョルジェスク(指揮)&ジョルジュ・エネスコ・フィル
 シューベルト:
  
(1)シューベルト:交響曲第8番「未完成」
  (2)シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレート」
ジョルジュ・ジョルジェスク(指揮)
ジョルジュ・エネスコ・フィル
 録音:(1)1963 年スタジオ・ステレオ録音、(2)1963 年ライヴ・モノラル録音

 「未完成」は誠に高貴な香り漂う名演で、早めのテンポを貫きますが存分に歌わせ、さらに静かに雪が積もるかのような切ない抒情性を伴った至高の芸風。同世代のフルトヴェングラー、クナッパーツブッシュとも異なる価値観がここにはあります。
 ヴァイオリンは両翼配置で、コントラバスが右という配置です。「ザ・グレート」も踊るような木管の飛翔が心愉しい演奏で、終局の豪快さも目を見張ります。ジョルジェスクは「ザ・グレート」が勝負曲目で同年のザルツブルク音楽祭にもチェコフィルを率いて披露しています。音色は軽めでまるでフランスやイタリアのオーケストラを聴くかのようで、正しくスラヴ海に浮かぶラテンの島、ルーマニアの特徴が表れています。
 


ERT 1026
\2200→\1990
ジョルジェスク(指揮)&ジョルジュ・エネスコ・フィル
 
(1)フランク:交響曲ニ短調
 (2)R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
ジョルジュ・ジョルジェスク(指揮)
ジョルジュ・エネスコ・フィル
 録音:(1)1964 年6 月15 日ステレオ・ライヴ録音、(2)1962 年5 月20 日スタジオ・ステレオ録音

 フランクはジョルジェスクの死の僅か2 か月半前のライヴ。弱ったところはまるでなく、フランス6 人組とも近しく、度々フランスにも客演した巨匠だけにフルトヴェングラーやメンゲルベルク風のドイツ・スタイルの演奏の対極にある「フランス音楽」的な名演です。
 フレージングはここでも独特で、こういう表現方法もあるのか!と聴く者を唸らせる啓発的な演奏。オーケストラの配置は現代配置。ティル・オイレンシュピーゲルは、スタジオ録音だけに実に鮮明な音質で師匠筋にあたるシュトラウスの演奏に良く似た颯爽としたテンポ、オペラ的な歌い回しの巧みさ、洒脱さに心打たれます。こちらは古典配置で演奏されております。

GRAND SLAM



GS 2105
\2400→¥2190
ワルター指揮&コロンビア響
 マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」
ブルーノ・ワルター指揮
コロンビア交響楽団
 永遠の名盤、ワルターのマーラー「巨人」、2トラック、38センチのオープンリール・テープより復刻、GSレーベル設立以来の、最高音質か!?

 録音:1961 年1 月14、21 日、2 月4、6 日、カリフォルニア、アメリカン・リージュン・ホール/ステレオ、セッション録音
 使用音源:Private archive (2トラック、38 センチ、オープンリール・テープ)

 ■制作者より
 今回復刻に使用したのはオリジナル・マスターからのセイフティ・コピーとされる2 トラック、38 センチのオープンリール・テープです。その音質は信じられないほどの情報量の多さで、広がりの豊かさ、定位の明確さ、そして全体の艶やかで瑞々しい音色は腰を抜かさんばかりです。おそらく、当GS レーベル設立以来の、最高の音質と思われます。ぜひ、試してみてください。
 ■解説書の内容
 ブルーノ・ワルターはこのLP が初めて発売された際、彼自身が曲目解説を書いていました。マーラーと直接関係を持った指揮者の筆による内容は、他の多くの解説とは異なり、非常に深い意味と、力強い説得力を持っています。このワルターの文章は日本コロムビアの初出LP(OS-326)にも翻訳が掲載されていましたが、その時はなぜか一部が省略されていました。しかし、このディスクでは新規の訳により、全文をすべて翻訳しています。(平林 直哉)
 


GS 2103
\2400→¥2190
トスカニーニのオープンリール・テープ復刻第3 弾
 (1)ビゼー:「カルメン」組曲(トスカニーニ編)
 (2)フンパーディンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」序曲
 (3)トーマ:歌劇「ミニョン」序曲
 (4)ポンキエルリ:時の踊り
 (5)シベリウス:「フィンランディア」
 (6)エロール:歌劇「ザンパ」序曲
 (7)ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
NBC 交響楽団
 トスカニーニのオープンリール・テープ復刻第3 弾、鮮烈に極み、これぞトスカニーニ!

 録音: (1)(2)(5)(6)1952 年8 月5 日、(3)(4)1952 年7 月29 日、(7)1953 年1 月19 日(以上、ニューヨーク、カーネギー・ホール)
 使用音源: (1)-(3)RCA(U.S.A.) AC-26 (オープンリール・テープ、2トラック、19 センチ) (4)-(7)RCA(U.S.A.) BC-38 (オープンリール・テープ、2トラック、19 センチ)/モノラル/ セッション

 ■制作者より
 トスカニーニのオリジナル・モノラルのオープンリール・テープは中古市場でも極めて稀少です。しかし、最近やっと入手し(3 本入手、うち1 本は劣化のため使用不能)、CD 化にこぎつけました。トスカニーニのディスクの音質は薄い、固いと言われますが、当復刻盤で聴くとその先入観は見事に覆されるでしょう。
 ■解説書の内容
 月刊『ディスク』、1954 年2 月号に掲載された「トスカニーニの素顔〜チャールズ・オコネルの『レコード楽屋噺』による」を掲載します。これは、トスカニーニと一緒に仕事をした人物が、トスカニーニのわがままに振り回され、たいへんな目にあったと記したものです。トスカニーニの人間性をうかがわせるたいへんに面白く、興味深い読み物です。(以上、平林 直哉)
 


GS 2104
\2400→¥2190
ミュンシュのオープンリール・テープ復刻第2弾!
 (1)ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op.67
 (2)フランク:交響曲 ニ短調
シャルル・ミュンシュ(指揮)
ボストン交響楽団
 ベートーヴェンの「運命」とフランクの交響曲

 録音:(1)1955 年5 月2 日、(2)1957 年3 月11 日、以上、ボストン、シンフォニー・ホール/ステレオ、セッション
 使用音源:(1)RCA(U.S.A.) ESC-7 ( オープンリール・テープ、2トラック、19 センチ) (2)RCA(U.S.A.) ESC-58 ( オープンリール・テープ、2トラック、19 センチ)

 ■制作者より
 シューベルトの「未完成」+ブラームスの交響曲第2 番(GS 2098) に続く、オープンリール・テープ復刻第2 弾です。前回同様、今回もセミ・プロ仕様の2 トラック、19 センチのテープを使用しています。当復刻盤で聴くと、この当時でもこれだけの情報量があったのだと驚かされます。
 ■解説書の内容
 アメリカ『タイムTIME』誌、1949 年12 月19 日号から、ミュンシュのプライヴェートについて記した部分を訳して掲載しています。ミュンシュは大のインタビュー嫌いとしても知られており、指揮台を離れた彼について書かれたり、語られたりしている文献はほとんどなく、たいへんに貴重です。リハーサルのこと、本番でのハプニング、好きな食べ物、夫人と愛犬についてなど、楽しい内容です。(以上、平林 直哉)
 

GS 2102
\2400→¥2190
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
 (1)シューベルト:交響曲第9番ハ長調 D.944「ザ・グレート」
 (2)ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ファンの要望にこたえ、メロディア盤LPより復刻!!
 フルトヴェングラー・シリーズ再開!メロディアLP からのシューベルトの「ザ・グレート」とウェーバーの「魔弾の射手」序曲

  録音:(1)1942 年6 月12 日、または1942 年12 月8 日、旧フィルハーモニー、ライヴ  (2)1944 年3 月20 / 22 日、ベルリン国立歌劇場、ライヴ/モノラル
 使用音源:(1)Melodiya (U.S.S.R) D 010033/4 (LP/Accord label)  (2)Melodiya (U.S.S.R) M10-41233/4 (LP/Pink label)

 ■制作者より
 メロディア盤からの復刻はすでにいくつかのレーベルで出ているので、当レーベルでは制作にあまり力を入れてきませんでした。しかし、ファンからのご希望が多いので、今後は順次発売していく予定です。
 まず、シューベルトは1960 年前後に製造されたアコードと呼ばれるレーベル面のLP を復刻の素材としました。これは最初期ではありませんが、盤質が安定していて音も明瞭と言われているものです。ウェーバーは最初期盤は存在せず、1970 年代初頭に発売されたM10 の番号のものが最初になります。結果的には、腰の強い張りのある音が得られたと思っています。(平林 直哉)

GRIFFIN



GCCD 4081
\1700→\1590
エマ・カークビー 未発売音源
 バロック・ヴォーカル・マスターピーシズ

 クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):主をたたえよ[Laudate Dominum]
 ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1690):
  わが魂よ、なぜ引き留められるのか[Anima mea, cur detineris?]
 ジャコモ・カリッシミ(1605-1674):オラトリオ「イェフタ」[Jephte]
 ボニファツィオ・グラツィアーニ(1604/1605-1664):
  棕櫚(しゅろ)のように[Velut Palma](カンタータ)
 ジェレマイア・クラーク(1674-1707):
  祝福あれ、この甘美な地に[Blest be those Sweet Regions]
 ヘンリー・パーセル(1659-1695):
  夕べの賛歌[An Evening Hymn]
  主よ、わが敵のいかに多きことか[Jehovah, quam multi sunt hostes]
 J・S・バッハ(1685-1750):
  主をたたえよ、すべての異教徒よ[Lobet den Herrn](モテット)
エマ・カークビー(ソプラノ)
リチャード・カニンガム(男性アルト)
マーティン・ピッカリング(テノール)
デイヴィッド・ビーヴァン(バス)
聖アルバン室内合唱団
ロバート・ジョーンス(オルガン)
リチャード・スタングルーム(指揮)
録音:ライヴ、セント・ジョンズ・スミス・スクエア、ロンドン、イギリス
 

GCCD 4079
\1500
クリスマスタイム・キャロルズ
 クリスマスとアドヴェントのための24のキャロル

 メンデルスゾーン(1809-1847):Hark! The Herald Angels Sing
 バッハ:Invitatory
 ネイハム・テイト(1652-1715):While Shepherds Watched
 ボリス・オード(1897-1961):Adam Lay Ybounden
 デイヴィッド・ウィルコックス(1919-)編曲:Once in Royal David's City
 イングランド伝承曲:I Saw three Ships
 バスク伝承曲:Gabriel's Message
 イングランド伝承曲:God Rest You Merry, Gentlemen
 伝承曲:Sussex Carol
 ドイツ伝承曲:In Dulci Jubilo
 伝承曲:Away in a Manger / O Come All Ye Faithful
 ブラームス(1833-1897):Es ist ein' Ros' entsprungen(オルガン独奏)
 アンブロジウス聖歌/ジョン・メイソン・ニール(1818-1866)訳詞:
  Come Thou Redeemer
 伝承曲/チャールズ・ウッド(1866-1926)編曲:'Twas in the Year that King Uzziah
 ウィリアム・ヘンリー・モンク(1823-1889):Hark! A Thrilling Voice
 ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):A Spotless Rose
 パトリック・ハドリー(1899-1973):I Sing of a Maiden
 トマス・レイヴンズクロフト(1582/1592-1635):Remember O Thou Man
 伝承曲/ウィリアム・ヘンリー・モンク編曲:On Jordan's Bank
 フィリップ・ニコライ(1556-1608)/
  ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621)編曲(和声付け):Up! Awake!
 オランダ伝承曲:King Jesus Hath a Garden
 ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):The Blessed Son of God
 フランス伝承曲/ジョン・メイソン・ニール訳詞:O Come, O Come Emmanuel
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ聖歌隊
デイヴィッド・ウィルコックス(指揮)
録音:1958-1962年、ADD 原盤:Decca

GUILD HISTORICAL



GHCD 2405
\1600→\1490
ストコフスキ 〜 モーツァルト1949-1969
 モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》序曲
  〔録音:1960年12月12日(Stereo)〕
 ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466*
  〔録音:1969年8月31日(Stereo)〕
 そりすべり(ドイツ舞曲第3番 K.605)**
  〔録音:1949年3月2日〕
 ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491+
  〔録音:1960年10月24日〕
 トルコ行進曲(ストコフスキ編曲)++
  〔録音:1955年2月9日〕
レオポルド・ストコフスキ(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団
マリア・イザベラ・デ・カルリ(ピアノ)*
インターナショナル・フェスティヴァル・
ユース・オーケストラ*
ヒズ・シンフォニー・オーケストラ**
エズラ・ラクリン(ピアノ)+
ヒューストン交響楽団+
NBC交響楽団++
 音の魔術師ストコフスキが振るモーツァルト!5つのオーケストラとの共演が復刻!

 ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリングのリマスタリングでギルド・ヒストリカル(Guild Historical)から復刻となる"音の魔術師"レオポルド・ストコフスキの録音は、1949年から1969年にかけて収録された"モーツァルト"!
 モーツァルトの2つの"短調"のピアノ協奏曲、「第20番ニ短調」と「第24番ハ短調」を含むモーツァルト・プログラムには、NBC交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団を含む5つのオーケストラとの共演を収録。
 今回の「モーツァルト」も、リムスキー=コルサコフの「シェエラザード」(GHCD 2403)、ブラームスの「交響曲第1番」(GHCD 2402)と同じく、ストコフスキ・ファンには有名なエンノ・リエケーナ氏のコレクションからの復刻。
 ストコフスキのモーツァルト、希少音源の復刻、リマスタリングの仕上りなど、ファン要注目のリリースです!

 ※リマスタリング:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング
 ※マスター・ソーズ:エンノ・リエケーナ・コレクション




GUILD LIGHT MUSIC

GLCD 5211
\1800
軽音楽の黄金時代 〜 労働時間の軽音楽Vol.5
 カナロ:アフター・ザ・レイン
 グングル:アモレッテン・タンゼ
 クラントック:コックニー・ケーパース
 オッフェンバック:舟歌
 ブカロッシ:ケアレス・クックース
 ラフ:カヴァティーナ
 コーツ:ロンドン・コーリング・マーチ
 ルビンシテイン:メロディ ヘ長調
 フィビヒ:詩曲/他
ハリー・フライヤー&ヒズ・オーケストラ
ウィンフォード・レイノルズ&ヒズ・オーケストラ
ハロルド・コリンズ&ヒズ・オーケストラ
リチャード・クリーン&ヒズ・オーケストラ
ロニー・マンロー&ヒズ・オーケストラ、他
 ライト・ミュージックの黄金時代を上質のリマスタリングで回顧するロングセラー・シリーズの第111集。
 第2次世界大戦中のBBCラジオのレギュラー・プログラムであり、1940年代にデッカからリリースが行われた「労働時間の軽音楽(While You WOrk)」の復刻第5弾となる。ジャケット・デザインは、グレース・ゴードン作の「Rail Terminus」。

1943年−1946年の録音。アラン・バンティングのリマスタリング。
 
GLCD 5212
\1800
軽音楽の黄金時代 〜 ブライト・ライツ
 スターリング:ブライト・ライツ
 リチャードソン:ビーチコーマー
 スティーヴンス:ハーリー=バーリー
 ミルナー:トライスティング・プレイス
 キャンベル:テンポ・フォー・ストリングス
 サースフィールド:メイン・イヴェント
 ハンマー:パストラーレ/他
シドニー・トーチ(指揮)
ニュー・センチュリー・オーケストラ
ロバート・ファーノン(指揮)
クイーンズ・ホール・ライト・オーケストラ
ウォルター・コリンズ(指揮)
ロンドン・プロムナード・オーケストラ、他
 シリーズ第112集は、シドニー・トーチやロバート・ファ—ノン、チャールズ・ウィリアムズをはじめ、ライト・ミュージックの黄金期を創った数々の作曲家たちへのトリビュート・プログラム。

 1947年−1962年の録音。アラン・バンティングのリマスタリング。

HELICON

HEL 029677
(4CD)
\6000→\5490
ズービン・メータ&イスラエル・フィル
 フーベルマン週間音楽祭30周年
  スターン、ギトリス、シェリング、ヘンデル、パールマン、ミンツ!!
ズービン・メータ(指揮)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
 [CD 1]
  ・J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV 1043
    アイザック・スターン(第1ヴァイオリン)、シュロモ・ミンツ(第2ヴァイオリン)
  ・J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第6番変ロ長調BWV 1051
    ピンカス・ズッカーマン(ヴァイオリン)、ダニエル・ベンヤミニ(ヴィオラ)
  ・ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンのための協奏曲イ短調op. 3-5, RV 522
    ヘンリク・シェリング、ハイイーム・タウブ(ヴァイオリン)
  ・ヴィヴァルディ:3つのヴァイオリンのための協奏曲ヘ長調RV 551
    アイザック・スターン、ロイ・シロアッフ、シーラ・ラヴィン(ヴァイオリン)
  ・ヴィヴァルディ:4つのヴァイオリンのための協奏曲ロ短調RV 580
    アイザック・スターン、シュロモ・ミンツ、イダ・ヘンデル、イヴリー・ギトリス(ヴァイオリン)
 [CD 2]
  ・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.61/イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
  ・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.35/ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 [CD 3]
  ・メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op.64/シュロモ・ミンツ(ヴァイオリン)
  ・エルガー:ヴァイオリン協奏曲ロ短調op.61/ピンカス・ズッカーマン(ヴァイオリン)
 [CD 4]
  ・シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調op.47/イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)
  ・バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番Sz 112/イヴリー・ギトリス(ヴァイオリン)
 ヴァイオリン・ファン狂喜!!スターン、ギトリス、シェリング、ヘンデル、パールマン、ミンツなど豪華ヴァイオリニスト競演の夢のようなフーベルマン週間音楽祭!

  収録:1982 年12 月13− 19 日(ライヴ)/ディジパック、紙スリーヴ・ケース付

 豪華競演陣が一堂に会したフーベルマン週間音楽祭
ヴァイオリン・ファンが泣いて喜ぶフーベルマン週間音楽祭のライヴ音源が登場!この音楽祭はブロニスワフ・フーベルマンの生誕100 周年という機会にズービン・メータが企画したもので、アイザック・スターン、イダ・ヘンデル、イヴリー・ギトリス、ヘンリク・シェリング、イツァーク・パールマンなどのヴァイオリン界の巨匠が一堂に会した1982 年12 月に行われたものです。この音楽祭の最大の魅力は豪華すぎるとも言える競演陣でシェリングをはじめとするフーベルマンに師事していたヴァイオリニストから、その後継者と言えるパールマン、ズッカーマン、ミンツなどの当時の若手・中堅のヴァイオリニストも参加していることです。
 音楽祭ならではの盛り上がったライヴですが、演奏はいずれも抜群!バッハのドッペル(スターン&ミンツ)やヴィヴァルディの4 つのヴァイオリンのための協奏曲(スターン、ミンツ、ヘンデル、ギトリス)では個性のぶつかり合いとも言える熱演でこのメンバーでしか表現することのできない衝撃の演奏を聴くことができます。
 一方、シェリング&ハイイーム・タウブ(1969 年から1988 年までイスラエル・フィルのコンサートマスターをつとめたヴァイオリニスト)のヴィヴァルディは硬派なアンサンブルを聴かせてくれます。また、各ヴァイオリニストがソロをつとめた演目ではソリストの得意中の得意のレパートリーを披露しており、パールマン(ベートーヴェン)、シェリング(チャイコフスキー)、ズッカーマン(エルガー)、ヘンデル(シベリウス)、ギトリス(バルトーク第2 番)と名演揃いなのも嬉しい限りです。これだけのメンバーの演奏を1 週間の間に聴くことができたのは後にも先にもないほど充実した演奏会であったことは言うまでもありません。音楽週間最終日(1982 年12 月19 日)はフーベルマン生誕100 周年に当たり、この偉大なヴァイオリストの功績を称えた歴史的な演奏会となりました。

 ■ブロニスワフ・フーベルマン(1882-1947)について
 フーベルマンは1882 年12 月19 日、ワルシャワに近いチェンストホヴァに生まれ、ヴァイオリンは幼少の頃より才能を開花させ周囲を驚かせました。たくさんの伝説的逸話がありますが、ブラームスのヴァイオリン協奏曲を作曲家本人の前で演奏し感銘させたと言われています。音楽作りは非常に奔放で、“フーベルマン節” とも言える独創性に富んだスタイルで聴衆を魅了しました。
 ヒトラー政権後には人種差別政策に抗議を表明し、1936 年にはユダヤ系の亡命音楽家たちが主要メンバーのパレスチナ管弦楽団(後のイスラエル・フィルで、もちろん当音楽祭のオーケストラも当団)をイスラエルに創設しました。1937 年に演奏旅行中に飛行機事故に遭いましたが、奇跡的に生還し、怪我を克服して翌年には演奏活動に復帰しました。フーベルマンの次の世代に活躍したシェリング、ギトリスなど多くのヴァイオリニストに大きな影響を与えたヴァイオリニストです。戦後はヨーロッパに戻り1947年にスイスにて死去しました。





HERITAGE


HTGCD 260
\1600
マイラ・ヘス(pf)名演奏集
 J.S.バッハ:
  フランス組曲第5番より「ジーグ」、
  前奏曲とフーガ 嬰ハ長調、トッカータ ト長調、主よ人の望みの喜びよ/
 D.スカルラッティ:ソナタL.33、L.387/
 ベートーヴェン:バガテルOp.119-11/
 メンデルスゾーン:無言歌集よりOp.38-6/
 ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集よりOp.46-1/
 ブラームス:間奏曲Op.119-3/
 ショパン:夜想曲Op.48-1/
 マクダウェル:海の小品Op.55より「西暦1620年」/
 グリフェス:4つのローマのスケッチOp.7より「白い孔雀」/
 ドビュッシー:前奏曲集第1巻より
  第8番 「亜麻色の髪の乙女」、第12番「ミンストレル」/
 シューマン:チェロ協奏曲 
マイラ・ヘス(pf)名演奏集
1928年〜1948年録音





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