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第74号
お奨め国内盤新譜(2)
2013.12.17〜2014.2.14


日本コロムビア



COGQ-68
(SACD Hybrid)
\2940
すごいらしい・・・
 バッティストーニ指揮&東京フィルのローマ三部作

  レスピーギ:
   交響詩「ローマの祭」
   交響詩「ローマの噴水」
   交響詩「ローマの松」
アンドレア・バッティストーニ指揮
東京フィル
 なんだか大変な騒ぎになっているらしい。この演奏。いろんな人が絶賛しているのを聞く。自分も早く聴いてみます。

ライヴ録音(96kHz / 24bit):
録音:2013年5月31日、サントリーホール


 弱冠20代半ばというイタリアの若き天才指揮者、アンドレア・バッティストーニが東京フィルと初協演し、聴衆を圧倒した凄絶な公演のライヴ録音です。レスピーギの交響詩『ローマ三部作』は、シンフォニー・オーケストラの絢爛たるサウンドが最大限に発揮される、20世紀の管弦楽作品の華の一つ。
 バッティストーニは2012年の二期会公演『ナブッコ』で一躍日本でも脚光を浴び、今回のこの東京フィル定演への招聘につながりました。すでにミラノ・スカラ座をはじめとするイタリア各地の主要オペラハウスでキャリアを積んでおり、この6月よりはジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ歌劇場の首席客演指揮者に就任。今後世界へ活動の場を急拡大していくことは間違いありません。
 ライヴ録音であることを演奏後の拍手まで意識させることのない完璧な演奏、そして優秀録音による、同曲の最高の名盤の誕生です。指揮者の年齢、日本のオケ、ライヴ録音、それらがハンディとなっているや否や、是非ご自身の耳でお確かめください。


ナクソス・ジャパン



NYCC-27274
\1429+税
ピエタリ・インキネン&日本フィル
 シベリウス:交響曲第2番 ニ長調 Op.47
ピエタリ・インキネン指揮
日本フィル
 インキネン+日本フィルによる新時代のシベリウスついに登場!!
 シベリウスの聖地、 フィンランドが生んだ若き精鋭ピエタリ・インキネンは2008年にニュージーランド交響楽団の音楽監督に就任以来、ナクソス・レーベルへのレコーディングにより人気が急上昇しました。
 その後ヨーロッパの一流オーケストラに客演し脚光を浴び、 2009 年9月からは日本フィルの首席客演指揮者に就任。清廉で瑞々しい音楽性と端正なマスクが女性ファンの心をつかんでいます。
 2013 年3月から4月にかけて開催されたシベリウス・チクルスの演奏から、 4月19日にサントリーホールで行われた演奏会のライブ録音を初CD化、交響曲全集に先がけてのリースとなります!
 2013年4月19日、サントリーホール

フォンテック

FOCD9601
¥2800+税
荒木玉緒(ユーフォニアム) Encore!!
 ウィルビー:コンサート・ギャロップ/
 スパーク:英国の賛美歌による変奏曲/
 ギリングハム:ディヴァーシヴ・エレメンツ※2/
 ジョージ:バリトンホルンとピアノのためのソナタ/
 山里佐和子:心のままに/
 田村修平:雨の日のソナチネ《委嘱作品》※1/
 千秋次郎:ユーフォニアムとピアノのためのわらべうた春秋/
 ローゼンブラット:カルメン・ファンタジー/
 マンシーニ(編曲:西村友):ひまわり※1/
 ララ(編曲:森田一浩):グラナダ※1/
 ピアソラ:アヴェ・マリア
荒木玉緒(ユーフォニアム)
三界晶子(ピアノ)
高田亮(マリンバ)※1
佐藤和彦(テューバ)※2
荒木玉緒は玉川大学文学部芸術学科を卒業、第6回ハーヴィ・G・フィリップス記念コンクール1位、日本管弦打楽器コンクール3位受賞の他、様々なコンクールで優秀な成績をおさめました。「進化するユーフォニアム」を冠に多くのリサイタルを行ない、作曲家フィリップ・スパークからは「ユーフォニアムの大使」と称されました。
今作では多彩なレパートリーのなかからアンコール・ピースを集めました。荒木の高度なテクニックと歌心は、個性豊かな曲たちを見事に吹分け、ユーフォニアムという楽器の可能性を再発見するような新鮮な魅力に溢れています。(2013/9/18-20 コピスみよし.REC)
 

—fontec P&D レーベル—
FOCD20096
 (SACD Hybrid)
¥3000+税
Trio Diesel(トロンボーン・トリオ) ALTEBA TRIO
 イウェイゼン:イーグルホーク/
 メンデルスゾーン:山に向かって目を上げよ
 ガロ:トリオ・ソナタ第2番/
 ブトリー:トロンボーンのためのトリオ
 J.S.バッハ(ザウアー編):ヴァイオリンソナタ第2番第3楽章/
 ウーバー:3つのコラール 作品55
 アルビノーニ(ヨー編):トリオ・ソナタ/
 フリジェシュ:アルテバ・トリオ
 フリジェシュ:インターリュード/
 リン :バッキー・シングス
ボーナストラックあり
Trio Diesel
新田幹男(アルト&テナートロンボーン) 
古賀光(テナートロンボーン)
野々下興一(バストロンボーン)
NHK交響楽団首席奏者の新田幹男、読売日本交響楽団の古賀 光、東京都交響楽団の野々下興一によるトロンボーン・トリオ「Trio Diesel」のファーストアルバムです。
この編成のためのオリジナル曲や、名曲の編曲版まで全てを3本のトロンボーンのみで演奏しました。
ときにパワフルに、ときに柔らかく繰り広げられる3人の演奏はまさに変幻自在。個々の技術の素晴らしさに加え、息の合ったアンサンブルがこの編成の醍醐味を教えてくれます。(2013/7/22-23 キラリふじみ.REC)Stereo-2ch

ALM/コジマ録音

ALCD-7183
 \2800+税
■デュオローグ
 [1]-[3] ネボーシャ・ジヴコヴィッチ:
  クアジ・ウナ・ソナタ(ソナタ風)作品29
   (2001/rev. 2006)
    ピアノ:佐藤祐介
    世界初録音
 [4] 西村朗:
  デュオローグ ティンパニとピアノのための (1996)
   ピアノ:寺嶋陸也
   世界初録音
 [5]-[7] ジャン・バリッサ:
  打楽器とオーケストラのためのコンンチェルティーノ
   [ピアノ伴奏版] (1972)
    ピアノ:寺嶋陸也
    世界初録音
 [8] ジョン・ササス:マトルズ・ダンス (1991)
    ピアノ:佐藤祐介
 [9]-[12] アンドレ・ジョリヴェ:打楽器のための協奏曲
     [ピアノ伴奏版](1958)
      ピアノ:石井佑輔
上野信一(打楽器)
佐藤祐介(ピアノ)
寺嶋陸也(ピアノ)
石井佑輔(ピアノ)
〈録音〉相模湖交流センター 2013年6月18-21日&8月26-29日

 常に打楽器界の最前線を走り続ける上野信一と21世紀にきらめく3人のピアニストが火花を散らす、全5曲の濃密にして華麗なデュオローグ(対話)!
 世界初録音となるジヴコヴィッチ、西村朗、バリッサの3作品、SFの古典「砂の惑星」に登場する狂信的なダンスに想を得たササス作品、そして「のだめカンタービレ」にも登場し一躍有名になったニュースタンダードであるジョリヴェの打楽器協奏曲(ピアノ伴奏版)まで、躍動する音楽があなたを虜にする!

上野信一(打楽器)
 国立音楽大学首席卒業。フランス国立音楽院連合コンクール最上級課程第一位、パリ国際現代音楽コンクール打楽器部門特別賞など、受賞歴多数。仏ストラスブール・フィルハーモニー打楽器奏者、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団主席打楽器・ティンパニ奏者を歴任。帰国後はソリストとして活躍、新作初演は50曲以上。2007年、国際打楽器芸術世界大会(PASIC)、同欧州パリ大会など海外での招待演奏も好評を博す。近年、高橋悠治、安倍圭子、マルチメディア・アーティストのジャン・バティスト・バリエールとの共演など、活動の幅を広げている。国立音楽大学非常勤講師。ソロCDに「プサッファ 二十世紀打楽器芸術集 Vol.1」、高橋悠治とのデュオ・リサイタルのライブ「花の世界」(共にムジカ・ヴィヴァンテ)がある。
http://phonix.nows.jp

佐藤祐介(ピアノ)
 11歳より作曲、12歳よりピアノを始める。14歳より本格的なレッスンを受け始め、15歳でデビューリサイタルを開催。
 日本唯一の現代音楽演奏コンクールである、第10回現代音楽演奏コンクール‘競楽X’(朝日新聞社・日本現代音楽協会主催)において優勝を果たし、第22回朝日現代音楽賞及び聴衆賞。その他、国内外の数々のコンクールで優勝。
 演奏は主に知的な解釈かつ繊細な演奏に定評を得ている。イタリア、フランス、ドイツ、をはじめとする国内外での数多くのリサイタルに出演。レパートリーは、ドイツ・フランスのバロック音楽から後期ロマン派、チェコの古典派や現代音楽、21世紀の諸作品、邦人作品まで多種多様なレパートリーを誇り、数多くの新曲初演に携わる。

寺嶋陸也(ピアノ)
 東京藝術大学作曲科卒、同大学院修了。86年第1回摂津音楽祭L. C. コンクール金賞受賞。オペラシアターこんにゃく座での演奏や、97年東京都現代美術館でのポンピドー・コレクション展開催記念サティ連続コンサート「伝統の変装」、03年パリ日本文化会館における作品個展「東洋・西洋の音楽の交流」などは高く評価され、06年にはタングルウッド音楽祭に招かれボストン交響楽団のメンバーと自作を含む室内楽を演奏した。作曲のほか、ピアノの演奏や指揮、音楽祭の音楽監督など、活動は多方面にわたる。オペラや合唱曲、室内楽曲など作品多数。CDへの録音も多い。
http://www.gregorio.jp/terashima/

石井佑輔(ピアノ)
 国立音楽大学作曲学科卒業後渡欧。パリ国立高等音楽院作曲理論科および歌曲伴奏科、ブーローニュ音楽院ピアノ科最高課程修了。フランクフルト音楽大学アンサンブル・モデルン国際アカデミー修了。
 第14回ハビエル・モンサルヴァーチェ国際ピアノ現代音楽コンクール2位、オルレアン国際21世紀ピアノコンクールにてナディア・ブーランジェ賞、アンドレ・ジョリヴェ賞を受賞。イヴァル・ミカショフ・トラスト第6回ピアニスト/作曲家委嘱プロジェクト優勝。2013年アンスティチュ・フランセのレジデンス・アーティスト。その他新曲初演等にて多くの作曲家の演奏に関わっている。コジマ録音より「ジョリヴェ/ヴァレーズ ピアノ作品集」、またフランスのLyrinxより「A. ジョリヴェ/J. ルノ ピアノ作品集」をリリース。
http://yusuke.strikta.com
 


新垣センセ、便乗旧譜


ALCD-3066
\2900+税
トキノコダマ2(世紀の谺)
 新垣隆:夕陽丘の総理大臣+α(時代遅れの恋人たち+スイートメモリー)
 松平頼暁&新垣隆:アンドアイラヴ・・・
 ヲノサトル:ハッピーバースディ、大統領閣下
 川島素晴:ウェストゑすとslide物語
  一ノ瀬響:ヒアゼアアンドエヴリウェア ほか全12トラック
曽我部清典(トランペット)
中川俊郎(ピアノ)
自由奔放!豪放磊落!ゲンダイオンガクの視点でダイタンに編曲され、全く新しく生まれ変わったポピュラー・ソング集。
新垣センセの曲が入ってます。
 

ALCD-3048
\2913+税
見えない笛
 フォーレ:夢のあとに
 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
 ドビュッシー:小舟にて
 サティ:ジュ・ト・ヴ ほか
  19世紀末から20世紀初頭までのフランス音楽珠玉の小品全19曲
遠藤剛史(フルート)
新垣隆(ピアノ)
ベル・エポック時代のフランスのフルートとピアノを使用し、二人の名手の洗練されたアンサンブルが当時の音楽の光彩をまばゆい音色とともに伝える。
薫り豊かな美しき近代フランス音楽の世界。
新垣センセの録音です。
 


ALCD-1143
 \2940
世界初録音
■A. ステッファーニ:2声のための室内カンタータ集

アゴスティーノ・ステッファーニ Agostino Steffani (1654-1728):
 [1] 私は嘲笑う Io mi rido (ソプラノ&アルト)
 [2] 私のことを惜しみ嘆くだろう M’hai da piangere (ソプラノ&アルト)
 [3] 貴女はとても風変わり Siete il piu bizzarro umore (ソプラノ&バス)
 [4] 草原から持ち去るこの花は Questo fior ch’involo al prato (ソプラノ&テノール)
 [5] 望まない、望まない、恋するのなら No, no, no, non voglio se devo amare (アルト&テノール)
 [6] 嵐のような旋風が Turbini tempestosi (ソプラノ&アルト)
 [7] 愛神に呪いあれ! Sia maledetto Amor! (アルト&バス)
 [8] 私は去ります Io mi parto (ソプラノ&テノール)
 [9] ああ、あなたの言うことは正しい Oh, che voi direste bene (ソプラノ&バス)
 [10] 甘い唇、愛すべき口は Dolce labbro, amabil bocca (ソプラノ&アルト)
阿部早希子(ソプラノ)
古楽アンサンブル ファンタジアス
(ロベルト・バルコーニ[カウンターテノール]
福島康晴[テノール]
レナート・ドルチーニ[バリトン]
ジャンジャコモ・ピナルディ[テオルボ]
懸田貴嗣[バロック・チェロ]
渡邊孝[チェンバロ])
 作曲家、歌手。そして聖職者、外交官。イタリアでオペラ歌手として活動を始め、後にはドイツで宮廷楽長を務めながらオペラ作曲家としての名声を得る一方、北ドイツにおける教皇代理に任命されるほどの政治的重責も担ったアゴスティーノ・ステッファーニ(1654-1728)。その特異な経歴から、彼の音楽には肌で吸収したイタリアの最先端の潮流、ドイツの伝統、そしてパリで接したフランス様式が同居し、マッテゾンはバロック期の最重要音楽理論書「完全なる楽長」の中でステッファーニを二重唱における最も傑出した作曲家と呼び、ヘンデルは2声のカンタータを書く際の模範とした。そのステッファーニの真骨頂であり、殆どの曲が世界初録音となる2声の室内カンタータに取り組むのは、ソプラノ阿部早希子をはじめとする日伊の古楽最前線で活躍する猛者たち。バロック中期の知られざる佳品に光があたる!
〈録音〉ポンテ・イン・ヴァルテッリーナ 聖イグナチオ教会 2013年7月3-5日

阿部早希子(ソプラノ)
 東京藝術大学音楽学部声楽科卒業後イタリア政府給費奨学生及びL. アルヴィーニ奨学金、F. セメンツァ奨学金など数々の奨学金を得て渡伊。ミラノ市立音楽院歌曲科並びに古楽バロック唱法科、ピアチェンツァ国立音楽院歌曲科修士課程をそれぞれ満点、首席にて卒業。声楽を小宮順子、?木浩子、後藤寿子、B. M. カゾーニ、R. バルコーニの各氏に師事。第75回日本音楽コンクール入選並びに岩谷賞、V. ブッキ国際現代音楽コンクール第2位(伊・ローマ)、コネリアーノ国際歌曲コンクール第3位 並びにベスト・デュオ賞受賞(伊・ヴェネト)、パルマ・ドーロ国際音楽コンクール第3位並びに1900年代音楽賞(伊・リグーリア)など数々の賞を受賞。ミラノを中心にイタリア及びヨーロッパ各地にて数々の音楽祭に招聘され、イタリア、フランス近代歌曲及びイタリア・バロックの作品によるソロリサイタルを行う他、宗教曲のソリスト出演など多数。フランス・モンペリエ・オペラ座でのカヴァッリ:オペラ《アルテミジア》(ラ・ヴェネシアーナ公演)をはじめ、ヘンデル《アリオダンテ》、パーセル《ディドとエネアス》、ペルゴレージ《奥様女中》などオペラ出演多数。レパートリーは幅広く中世から現代に及ぶ。

古楽アンサンブル ファンタジアス
 声楽と器楽による古楽アンサンブル・ファンタジアスは2000年にロベルト・バルコーニによって創設された。古楽に精通したスペシャリストをメンバーに据え、中世・ルネサンスやバロック音楽の傑作、まだ知られていない音楽に光を当て、イタリア的な躍動感と価値観でこれらのレパートリーに向かい合うことを目指している。これまでに、バッハのモテット、スカルラッティやペルゴレージの《スターバト・マーテル》等の宗教曲の他、パーセルの《ディドとエネアス》、ペルゴレージの《奥様女中》、ヘンデルの《アリオダンテ》等バロック・オペラの演奏、またヘンデルの二重唱曲集やモンテヴェルディやディンディアのマドリガーレ等の小編成アンサンブルでの演奏も精力的に行っている。
 

ALCD-7182
 \2940
■Descending Dragon/ヴィルタス・クヮルテット
[1] 平野義久:Descending Dragon(2012)初録音
[2] 武満徹:ア・ウェイ・ア・ローン(1980)
幸松肇:弦楽四重奏のための日本民謡組曲第3番(2011)初録音
 [3] 箱根八里(滝廉太郎)
 [4] 佐渡おけさ(新潟県民謡)
 [5] 最上川舟唄(山形県民謡)
 [6] 鹿児島おはら節(鹿児島県民謡)
ヴィルタス・クヮルテット
[三上亮、
水谷晃(ヴァイオリン)
馬渕昌子(ヴィオラ)
丸山泰雄(チェロ)]
〈録音〉和光市民文化センター サンアゼリア 2013年7月17-19日

主要オケのコンサートマスター経験者を含めた室内楽の経験も豊富な実力派たちが集い、2008年に結成されたヴィルタス・クヮルテットが満を持して世に問う、日本の弦楽四重奏の現在進行形。
アニメ「HUNTER×HUNTER」や「DEATH NOTE」、ドラマ「ぴんとこな」などの音楽を担当しアニメ、ゲーム界でもカリスマ的人気を誇る作曲家・平野義久渾身のシリアス作品や、弦楽四重奏のスペシャリスト幸松肇のライフワークである日本民謡組曲の最新作第3番(初録音)、そして武満徹の詩的魅力に溢れたア・ウェイ・アローンを収録。21世紀の弦楽四重奏界を担うエネルギッシュな4人のアプローチが冴えわたる。

ヴィルタス・クァルテット
 2008年、チェロ奏者の丸山泰雄と福島県いわき市に開館したいわき芸術文化交流館アリオスとの共同プロデュースにより、同館を拠点として活動を開始。地域との音楽を通じた交流を大切に、毎年2回いわき市内各所での数日間にわたる公開リハーサルや弦楽アンサンブル・ワークショップ、小・中学校や病院、高齢者福祉施設などへの訪問演奏と、アリオスでの定期演奏会を組み合わせた活動を行う。2010年からは東京、仙台でも公演を行う。
 2011年3月5日にいわきアリオスで行った定期演奏会の6日後に、東日本大震災が発生。4月に予定されていた仙台公演が中止となる。その後、被災7ヶ月を経て11月に東京・小金井および仙台での演奏会を実現。2012年3月11日には、いわきアリオスにおいて震災一年の特別な意味を持つ定期演奏会を行った。
 2013年4月、いわき市で市民有志とともに「いわき室内楽協会」を立ち上げ、年に数回の室内楽公演を開催している。
 

ALCD-3099
 \2940
■ウェーバー:クラリネット協奏曲全集
カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786-1826):
 [1] クラリネット小協奏曲 変ホ長調 作品26
 [2]-[4] クラリネット協奏曲第1番 ヘ短調 作品73
 [5]-[7] クラリネット協奏曲第2番 変ホ長調 作品74
小倉清澄(クラリネット)
佐藤博(指揮)
幕張総合高等学校シンフォニックオーケストラ部
〈録音〉幕張総合高等学校 2013年7月23-24日

 ロマン派の源流として様々な形式と語法を開拓し、後の作曲家たちにも大きな影響を与えたウェーバー。幅広い分野に残された彼の作品のなかでもクラリネットのための作品はひときわ重要な位置を占め、クラリネットのための小協奏曲と2つの協奏曲は今日のクラリネット奏者たちにとって欠かせないレパートリーとなっている。その重要レパートリーに熱き想いを託すのは、ソリストとして、また東京佼成ウインドオ—ケストラの団員として日本のクラリネット界を牽引する実力派・小倉清澄。そして小倉がパートナーとして信頼し、共演を望んだのは千葉県立幕張総合高等学校シンフォニックオーケストラ部。「春の祭典」までをも演奏し2013年度の文部科学大臣賞を受賞した超高校生級のオーケストラが、小倉との息もつかせぬアンサンブルを展開する。


小倉清澄(クラリネット)
 中学入学と同時に吹奏楽部でクラリネットをはじめる。1984年東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。第2回ヤマハ新人演奏会に出演。1985年1月より東京佼成ウインドオ—ケストラの団員となる。これまでに故フレデリック・フェネル氏をはじめ、内外の指揮者と同オーケストラで多くのソロ曲を共演。
 ソロ活動では全国各地でリサイタルを行い、東京駅コンサート、NHK-FMにも出演。ソロCD「オフィーリア」、「三つの伝説」、「クラリネット・パラフレーズ」(レコード芸術準特選)、「クラリネットのためのカラオケCD」を発売。また東京クラリネット・アンサンブルのメンバーとしても11枚のCDをリリースしている。委嘱作品として磯崎敦博氏作曲、吹奏楽とソロクラリネットのための「予祝歌」、長生淳氏作曲、クラリネットとピアノのための「オフィーリア」、「萬情の鳥」がある。
吹奏楽の分野では全国各地においてクラリネットクリニック、合奏指導を行い小学生から社会人まで吹奏楽愛好者の指導にも熱心である。各地の中学校、高校、大学、一般の吹奏楽部の演奏会にゲストとして招かれソロ演奏を行っている。
 楽器開発の協力プレイヤーとしてクラリネットをヤマハ株式会社に、リガチャーをリコ社(アメリカ)にアドバイスしている。
 現在、上記オーケストラ クラリネット奏者、くらしき作陽大学非常勤講師。クラリネットを藤井一男、故大橋幸夫、故三島勝輔の各氏に師事。大分県出身。

佐藤博(指揮)
 銚子市立銚子高等学校吹奏楽部、千葉県立幕張総合高等学校シンフォニックオーケストラ部の顧問及び指揮者として勤務する中、市民吹奏楽団光ウィンドオーケストラの音楽監督としても吹奏楽の指導に携わる。全日本吹奏楽コンクール4回出場。全国学校合奏コンクール6回出場。日本学校合奏コンクール全国大会出場。日本管楽合奏コンテスト全国大会8回出場。全日本高等学校吹奏楽大会全国大会5回出場。全日本アンサンブルコンテスト全国大会5回出場。
 またフランス、ドイツ、オーストリアにて音楽院と交流しスクールバンドの長所を生かした数々の演奏会を行う。特にウィーン楽友協会グローサーザールでは、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーも絶賛するステージを展開。さらに、フランス・ドイツより指揮者として招聘され、記念演奏会を行った。CISM国際音楽協会より金メダルを授与される。
 千葉県出身。武蔵野音楽大学音楽学部作曲学科卒業。故渡部和雄氏に師事。
 

ALCD-89
\2940
野平一郎(ピアノ)〜松平頼則 ピアノ作品選集
松平 頼則 (1907-2001):
 [1] 前奏曲 ニ調(1934)
 [2] 前奏曲 ト調(1940)
 [3]-[8] 6つの田園舞曲(ca.1939-45)
 [9] リードⅠ(呂旋法による)(作曲年代不明)
 [10] リードⅡ(律旋法による)(作曲年代不明)
 [11]-[13] ピアノ・ソナタ(1949)
 [14]-[19] 6つの前奏曲 主題と変奏の形式による(1975)
野平一郎(ピアノ)
〈録音〉富士見市民文化会館 キラリふじみ 2010年7月14-16日
〈解説〉沼野雄司
total playing time...74’25”

 厳しくも豊穣な響きを持つ作品を多く遺し、近年ますます評価の高まる孤高の作曲家・松平頼則(まつだいらよりつね)のピアノ作品集。自身ピアニストでもあった松平がフランス近代からストラヴィンスキー、メシアンまで西洋のあらゆるモダニズムの影響下に独自の音楽を追求した作曲した20代から40代はじめにかけての重要作品に加え、雅楽の旋律線とトータル・クロマティックの融合を実現した1975年の「6つの前奏曲 主題と変奏の形式による」を収録。演奏は、松平と同じく作曲家・ピアニストとして活躍し、晩年の松平から作品を託された野平一郎。日本の音楽界を牽引する才能が、世界から注目される作曲家の真価を明らかにする。

野平一郎

 1953 年、東京生まれ。作曲、ピアノ、指揮、プロデュース、教育などの多方面にわたる活動を行う。
東京芸術大学を経て、1978 年、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に学ぶ。この間作曲を間宮芳生、永冨正之、ベッツイー・ジョラス、セルジュ・ニッグ、ピアノ及びピアノ伴奏法を村井貞子、堀江孝子、高良芳枝、アンリエット・ピュイグ=ロジェ、ジャン・ケルネルの各氏に師事。卒業後は、ダルムシュタット、シエナ、エクサン・プロヴァンスの各講習会でリゲティ、ファーニホゥ、ドナトーニと、またイティネレールやIRCAM に於いて、電子音響音楽やコンピュータ音楽を学ぶ。
 80 曲以上に及ぶ作品の中には、フランス文化庁、アンサンブル・アンテルコンタンポラン、IRCAM、ベルリン・ドイツ交響楽団、国立劇場その他からの委嘱作品がある。ピアニストとしては、1982 年から1990 年まで、アンサンブル・イティネレールのピアノ奏者をつとめた。ソリストとしてもこれまで、フランス国営放送フィルハーモニック(現フランス国立フィルハーモニー管弦楽団)、バーゼル放送交響楽団、アンサンブル・アンテルコンタンポラン、ロンドン・シンフォニエッタをはじめとする内外のオーケストラと共演。ミシェル・デボスト、ジェラール・プーレ、ライナー・ホーネック、ヴェンツェル・フックス、ディートリッヒ・ヘンシェル、今井信子ほか国内外の名手と数多く共演し、室内楽奏者としても活躍。古典から現代までの幅広いレパートリーを得意としている。フィリップ・マヌリの「プルトン」、「東京のパッサカリア」、ジョージ・ベンジャミン「アンタラ」、間宮芳生「ピアノ協奏曲第4 番」をはじめとする多くの日本の作品を世界初演、またジョルジュ・リゲティ「ピアノ協奏曲」をはじめ、トリスタン・ミュライユ、フィリップ・マヌリ、マルコ・ストロッパ、ジョージ・ベンジャミンほかの多くのピアノ作品を日本初演する。東京シンフォニエッタの初代代表を務め、またさいたま芸術劇場のオリジナル・アンサンブルThe Ways のメンバーを務めた。なお、現在までに90 枚以上のCD をナミ・レコード、ミュージック・スケープなどからリリースし、その中には武満徹、湯浅譲二の全ピアノ作品集や、ベートーヴェンやモーツァルトのピアノ・ソナタ全集、ピアノ・チェンバロ・オルガンを使ったバッハの平均律クラヴィーア曲集などがある。
 サントリー音楽賞(2004)、芸術選奨文部大臣新人賞、および文部大臣賞(1996,2005) 、2 度の尾高賞(1996,2013)など数々の賞を受賞。また2012 年には紫綬褒章を受章する。現在東京藝術大学教授、静岡音楽館AOI 芸術監督。http://ichironodaira.com/j/
 

ALCD-7179
\2940
菅野潤(ピアノ)
 ドビュッシー 前奏曲集 第1巻&第2巻

クロード・ドビュッシー( 1 8 6 2 - 1 9 1 8 ) :
前奏曲集 第1巻
 [ 1 ] デルフォイの舞姫
 [ 2 ] 帆
 [ 3 ] 野を渡る風
 [ 4 ] 音と香りは夕暮れの大気に漂う
 [ 5 ] アナカプリの丘
 [ 6 ] 雪の上の足跡
 [ 7 ] 西風の見たもの
 [ 8 ] 亜麻色の髪の乙女
 [ 9 ] 遮られたセレナード
 [ 1 0 ] 沈める寺
 [ 1 1 ] パックの踊り
 [ 1 2 ] ミンストレル
前奏曲集 第2巻
 [ 1 3 ] 霧
 [ 1 4 ] 枯葉
 [ 1 5 ] ビーノの門
 [ 1 6 ] 妖精たちはあでやかな踊り子
 [ 1 7 ] ヒースの荒野
 [ 1 8 ] 風変わりなラヴィーヌ将軍
 [ 1 9 ] 月の光が降りそそぐテラス
 [ 2 0 ] 水の精
 [ 2 1 ] ピックウィック卿をたたえて
 [ 2 2 ] カノープ
 [ 2 3 ] 交代する三度
 [ 2 4 ] 花火
菅野潤(ピアノ)
〈録音〉彩の国さいたま芸術劇場 2013年4月2-4日
total playing time...79’59”

 豊かな色彩と煌めく音の輝きに満ちたドビュッシーの前奏曲集が登場。メシアンやイヴォンヌ・ロリオ夫人の薫陶を受け、パリを拠点に活躍するピアニスト菅野潤(かんのじゅん)は、様々な作曲技法が凝縮されたドビュッシーの音楽を、そのフランスの薫りに満ちた色彩的なタッチで染め上げ、卓抜したバランス感覚によって感性と知性の高度な結晶を創り出す。音楽の背後に隠された他芸術への広がりまでが聴こえる演奏が、完成から100 年を経た2つの前奏曲集の新時代を象徴する。

菅野潤(ピアノ)

 パリを拠点とし、国際的に活躍するピアニスト。
 桐朋学園大学音楽学部卒業。三浦浩、御木本澄子、高良芳枝、安川加壽子の各氏に師事。その後オリヴィエ・メシアン夫妻の招きにより、パリ国立高等音楽院に学び、ピアノ科、室内楽科にそれぞれ一等賞を得て卒業。イヴォンヌ・ロリオ、ヴラド・ペルルミュテール、ゲオルギー・シェベックらの各氏のもとで研鑚を積む。数々の国際コンクールに上位入賞後、演奏活動を始める。
 パリ・シャンゼリゼ劇場、及びサル・ガヴォー、東京・サントリーホール、及び紀尾井ホール、ロンドン・セントジョンズ、ローマ・テアトロギオーネ、ザルツブルク・ミラベル宮、その他ジュネーヴ、バルセロナなど各地の主要ホールでの演奏会のほか、ミュンヘン交響楽団、ポーランド国立クラクフ交響楽団、NHK 交響楽団、日本フィルハーモニー管弦楽団などと共演。
 室内楽の分野では著名な演奏家の信頼を広く集め、ウィーン弦楽四重奏団、ザルツブルク・モーツァルテウム四重奏団、またウェルナー・ヒンク、ピエール・アモワイヤル、ヴラディミール・メンデルスゾーン、ダニエル・グロギュラン、フランク・シュタートラーの各氏らと、欧州各国および日本で定期的に共演し、いずれも高い評価を得ている。ロンドン、ポルト、メシアンなどの国際コンクールの審査員として、またマスタークラスや夏期講習の講師としても世界各地に招聘されている。これまでに、バッハからメシアンまでのレパートリーを収めたCDがフランス、スイス、及び日本でリリースされている。

【好評発売中】
CD「メシアン:幼子イエズスに注ぐ2 0 のまなざし」菅野潤 A LCD- 7 1 6 1 , 7 1 6 2 ( 2 CD)

カメラータ・トウキョウ


CMCD-28300
\2800+税
リヒャルト・レスラー:チェロ・ソナタ 他/
 リヒャルト・レスラー:
  チェロ・ソナタ
  ワルツ・メランコリック─チェロとピアノのための
  ロマンス─チェロとピアノのための
  間奏曲─チェロとピアノのための
  夜想曲─チェロとピアノのための
  チェロとピアノのための民謡主題による変奏曲
  2つの即興曲─第1番 ヘ長調 作品27-1
  2つの即興曲─第2番 変イ長調 作品27-2 「優美な動きで」
  ピアノのためのオリジナル主題による変奏曲 作品30
  少年少女のための三重奏曲─
   ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための
アレクサンダー・レスラー(ピアノ)
カリーン・アダム(ヴァイオリン)
オトマール・ミュラー(チェロ)
最深!! だれも知らない? クラシック[作曲家編]
 さまざまな作曲技法が生まれた20世紀初期にあって、ブラームスに象徴されるロマン派の影響を色濃く受けながらも、新たな和声感覚、そしてバロック的な対位法と結びつけることで発展を模索し、自身の世界を表現することを試みた知られざる作曲家、リヒャルト・レスラー。時代に翻弄され、忘れ去られた存在となった作曲家の名品に光をあてるシリーズ第3弾。

●アレクサンダー・レスラー(ピアノ)
 アレクサンダー・レスラーは、リヒャルト・レスラーを祖父に持ち、シュトゥットガルト、ミュンヘン、リューベックでユルゲン・ウーデ、カール・ハインツ・ディール、ローラント・ケラーに付いて学んだ後、演奏家コースの学位課程を優等で修了した。また、フィレンツェでマリア・ティーポに師事し、ロシア出身のピアニスト、スタニスラフ・ネイガウスと集中的にコラボレーションを行ったことも、レスラーの芸術的研鑽に重要な価値をもたらした。国際的なコンサート出演暦は1973年に始まった。ソロ演奏のレパートリーは幅広く、ブラームスとヤナーチェクの全作品のほか、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、シマノフスキの作品にも特に重点を置いている。1982年には、シマノフスキ作品を取り上げたピアノ・リサイタルの功績を評した「シマノフスキ・メモリアル・メダル」をポーランドで受賞した。レスラーによる他の芸術的探求は数多くのラジオ録音に残されており、クレメンティ、ショパン、ブラームス、シマノフスキ、リヒャルト・レスラーなどの作品がある。また、シューマン、シューベルト、ブラームス、ヤナーチェクの作品を演奏したCDも録音してきた。室内楽の分野では、ベートーヴェンとブラームスの全作品を取り上げ、多数の著名ソロ演奏者と競演してきた。さらに、「ソロプラス」アンサンブルのピアニストを務めたほか、ウィーンでは「20世紀アンサンブル」とのコラボレーションも行った。レスラーは、フォルテピアノの演奏に深くかかわる一方で、ブルース、ロック、および自由な即興のスキルも持ち合わせており、驚くほどの多彩性を発揮している。音楽家としてのキャリアのほかには、ウィーン国立音楽演劇大学でピアノ科教授としても活躍。さらに、ヨーロッパとアジア各地でピアニストのための国際的なマスタークラスを教えている。アレクサンダー・レスラーは、過去何年にもわたってリヒャルト・レスラーの作品を積極的に演奏し、自身の演奏会プログラムでも何度となく取り上げてきた。1980年には、ラジオ局「自由ベルリン放送」でリヒャルト・レスラーのピアノ・ソナタ(遺作)を初演した。
 

CMCD-28299
\2800+税
リスト:ピアノ三重奏曲集!
 リスト:
  交響詩 『オルフェウス』 LW-G9(S98)(ピアノ三重奏版)
   [C.サン=サーンス編曲]
  悲哀、オーベルマンの谷 LW-D18(S723)(ピアノ三重奏版)
  ハンガリー狂詩曲 第9番 「ペシュトの謝肉祭」 LW-D6(S379)(ピアノ三重奏版)
  エレジー 第1番 LW-D13b(S130)(チェロ、ピアノ版)
  エレジー 第2番 LW-D14(S131)(チェロ、ピアノ版)
  悲しみのゴンドラ LW-D19(S134)(チェロ、ピアノ版)
  忘れられたロマンス LW-D16c(S132)(チェロ、ピアノ版)
  ノンネンヴェルトの僧房 LW-D21(S382)(チェロ、ピアノ版)
コスタンティーノ・カテーナ(ピアノ)
パオロ・フランチェスキーニ(ヴァイオリン)
クラウディオ・カサディ(チェロ)
 録音が極めて少ないリストのピアノ三重奏曲3曲に加え、チェロとピアノの演奏による珠玉の小品の数々を収録。『悲哀』、『ハンガリー狂詩曲 第9番〈ペシュトの謝肉祭〉』はリスト自身による編曲。交響詩『オルフェウス』は親交のあったサン=サーンスの手によるもので、リストゆかりの地、イタリアを中心に活躍する実力者たちがその技量を遺憾なく発揮します。
 ●コスタンティーノ・カテーナ(ピアノ)
 イタリア、サレルノのジュゼッペ・マルトゥッチ音楽院で、ルイジ・ダスコリに師事し、満点の優秀な成績で卒業。その後、コスタンティン・ボギーノ、ブルーノ・メッツェーナ、およびボリス・ベクテレフのもとで研鑽を積む。アルド・チッコリーニおよびホアキン・アチューカロとの出会いも、音楽を学ぶ上で重要な転機となった。 多数の国内外のコンクールで入賞。アカデミア・フィラルモニカ・ディ・ボローニャ、ケネディ・センター、ジョージタウン大学、アミーチ・デル・テアトロ・レージョ・ディ・トリノ、アミーチ・デッラ・ムジカ・ディ・トラパニ、ダンテ・アリギエーリ協会、ラヴェッロ国際音楽祭、アルゲーロ国際音楽祭、ボローニャ・リスト協会、チャイコフスキー記念モスクワ音楽院、草津夏期国際音楽フェスティヴァル、オフリド・サマー・フェスティヴァルなど、主要な音楽文化団体・機関・音楽祭で演奏。近年では、聖チェチリア音楽院、キジアーナ音楽院、リスト協会がリスト生誕200年を記念して2011年にパルコ・デラ・ムジカ・ホール(ローマ)で開催した全ピアノ作品演奏にも参加。
 室内楽の分野でも、アレッサンドロ・カルボナーレ(クラリネット)、フランコ・マッジオ・オルメツォウスキ(チェロ)、ガブリエレ・ジェミニアーニ(チェロ)、マーヤ・ボグダノヴィッチ(チェロ)、ミケーレ・ロムート(トロンボーン)、サシコ・ガヴリロフ(ヴァイオリン)、サブリナ=ヴィヴィアン・ヘプカー(ヴァイオリン)、クラウディオ・カサディ(チェロ)、リン・ドーソン(ソプラノ)、クラウディオ・ブリツィ(オルガン)、カルテット・サヴィニオら、国際的評価の高い演奏家と共演。 多くの音楽院などで後進の指導にあたり、アッヴェリーノ音楽院“ドメニコ・チマローザ”ではピアノ科教授を務めている。
 演奏活動の一方、サレルノ大学で哲学、ナポリ大学で心理学の学位をそれぞれ取得。音楽演奏における精神心理学に取り組む。
 
CMCD-25040
\2500+税
コルネリア・ヘルマン(ピアノ)
 J.S.バッハ:フランス組曲 第2集

 J.S.バッハ:
  フランス組曲 第3番 ロ短調 BWV 814
  フランス組曲 第4番 変ホ長調 BWV 815
  パルティータ ロ短調(フランス風序曲) BWV 831
コルネリア・ヘルマン(ピアノ)
好評をもって迎えられたフランス組曲の続編をリリース。名教師、フェレンツ・ラドシュの薫陶を受け、また、バッハ国際コンクールでも最高位に輝いた経歴をもつコルネリア・ヘルマン。今作でも自身が愛してやまないバッハ作品と真摯に向き合い、気品あふれる演奏を披露します。

●コルネリア・ヘルマン(ピアノ)
 1985年よりザルツブルク・モーツァルテウム音楽院でピアノを学ぶ。1996年、ドイツのライプツィヒで開催されたJ.S.バッハ国際コンクールで最年少19歳で最高位を獲得。また1999年ザルツブルクで開催されたモーツァルト国際コンクールでは特別賞を受賞。 これまでにボッフム交響楽団、中央ドイツ放送室内フィルハーモニー、イスラエル室内オーケストラ、カメラータ・ザルツブルク、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、リンツ・ブルックナー管弦楽団、ウィーン室内管弦楽団、日本国内ではNHK交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、読売日本交響楽団、九州交響楽団、大阪センチュリー交響楽団、山形交響楽団、オーケストラアンサンブル金沢等と共演。これまでにG.ボッセ、M.ホーネック、U.ムント、R.ノリントン、Y.スダーン、C.アルミンク、N.マリナー、J.ジャッド等の指揮で演奏している。 オーストリアをはじめ世界各国でソロ、室内楽そしてオーケストラとの共演と活躍、ラジオ(ORF、NDR、MDR)録音も多数行っている。2006年には「N響アワー」にも出演。ビクターおよびカメラータから発売されたCDはいずれも高い評価を得ている。近年の活躍には目を見張るものがあり、ソロ活動の他、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーとの室内楽、クリストフ・ゲンツ(テノール)とのコンサートなど、若手ピアニストのホープとして注目を浴びている。 2012年7月には札幌で毎年開催されているPMFに招待され、ファビオ・ルイジ指揮のオーケストラと「ペトルーシュカ」の演奏の他、リサイタル、室内楽公演に出演、絶賛を博した。

オクタヴィア・レコード


OVCL-00517
(SACD Hybrid)
\3200+税
<インバル=都響 新マーラー・ツィクルス 第7弾>
 マーラー:交響曲第7番「夜の歌」
エリアフ・インバル(指揮)
東京都交響楽団

 マーラーの交響曲の中でも最も難解で複雑な容貌を備えているために、この7番は異質で謎めいていた作品と言われています。この難曲に対し巨匠インバルは長年の経験と楽譜の緻密な読み解きにより、厳格で説得力のあるマーラーを描くことに挑戦。

2013年11月8日横浜・みなとみらいホール、11月9日東京劇術劇場 にて収録
 

OVCL-00536
(SACD Hybrid)
\2857+税
小林研一郎(指揮)&ロンドン・フィル
 チャイコフスキー:
  交響曲第2番 ハ短調 作品17「小ロシア」
 弦楽セレナード ハ長調 作品48
小林研一郎(指揮)
ロンドン・フィル
 好評の小林研一郎+ロンドン・フィル チャイコフスキー交響曲全集 第3弾!!
 交響曲第2番と、待望の「弦楽セレナード」を初セッション収録!!
 一つ一つ大切に繋がれてゆく音。そこには小林がチャイコフスキーの音楽から受けるエネルギーを一身に受け止め、その瞬間瞬間を大切に繋いでゆく特別な想いがあります。
 交響曲第2番は勿論のこと、今まで何度となく演奏してきた名曲・弦楽セレナードを今回生涯初のスタジオ・セッション録音でCDに収めました。ロンドン・フィルの極上の弦楽アンサンブルがチャイコフスキーの旋律を、リズムを、ハーモニーを、小林の熱い棒に応え大切に奏でてゆきます。
 円熟の境地を迎えながらも常に進化し続ける小林のチャイコフスキーに対する並々ならぬ想いが詰まったアルバムとなりました。
 2014年1月9、10日(交響曲第2番)、2013年3月2日(弦楽セレナード) ロンドン、アビー・ロード・スタジオ にて収録
 

OVCL-00508
\3000+税
アントン・ナヌート&紀尾井シンフォニエッタ
 ブラームス:交響曲第4番
 ワーグナー:ジークフリート牧歌
 コゴイ/アヴセネク編:弦楽のためのアンダンテ
アントン・ナヌート(指揮)
紀尾井シンフォニエッタ東京
 スロヴェニアの幻の巨匠、アントン・ナヌートと紀尾井シンフォニエッタによる渾身のライヴ!
 クラシック界の幻の巨匠指揮者としてまことしやかにその名演奏とともにマニア筋で噂されていた謎の指揮者、アントン・ナヌート。彼が2009年紀尾井シンフォニエッタの指揮台に上がり、「ついに姿を現す!」と話題になりました。
 それとともにリリースされたライヴCD(EXCL-00037)も風格漂うベートーヴェンを披露。「幻」から「真」の巨匠指揮者となりました。
 それから4年、再度紀尾井シンフォニエッタと共演。当盤はそのライヴ・レコーディングです。
 ナヌートの確固たる強い意志が漲る見事なブラームスを聴かせてくれています。古いドイツのスタイルを感じさせつつも懐の深いサウンドと洗練された肌理の細やかな表情。職人気質のナヌートならではの音楽です。
遅れてきた巨匠、アントン・ナヌートと紀尾井シンフォニエッタの渾身のライヴをお楽しみ下さい。
 2013年2月22、23日 東京・紀尾井ホール にて収録
 

OVCL-00509
\3000+税
澤菜穂子(ヴァイオリン)
 パシオーネ

  バルトーク:ヴァイオリンとピアノのための狂詩曲第1番
  パガニーニ:カンタービレ
  ヴィターリ:シャコンヌ
  ショーソン:詩曲      
  武満徹  :妖精の距離
  ピアソラ :オブリヴィオン(忘却)
  ピアソラ(グバイドゥーリナ編):グラン・タンゴ
澤菜穂子(ヴァイオリン)
三浦友理枝(ピアノ)
 古今の名品を、清新に歌いあげた 澤菜穂子デビュー。
 澤菜穂子は、英国王立音楽院に学び、その後パリ・エコール・ノルマル音楽院で研鑽を積みました。1993年全日本学生音楽コンクールで優勝、海外のコンクールにも入賞を果たし、ヨーロッパのオーケストラともたびたび共演している気鋭のヴァイオリニストです。
 ドイツ、フランス、オランダ、イギリス、オーストリアなどの海外演奏歴も多く、わが国には2007年に公式デビューを飾っています。
 このデビュー盤では、ヴァイオリン音楽の王道レパートリーを選び、芯の強い表現力と温かい歌心で、アルバム全体を包み込んでいます。その多彩な陰影のグラデーションをお聴きください。
 2013年9月30日、10月2-3日 かながわアートホールにて収録
 

OVCL-00528
(SACD Hybrid)
\3200+税
スヴェトラーノフ、入魂のロシア名曲集
 グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
 ボロディン:
  歌劇「イーゴリ公」より「だったん人の踊り」
  交響詩「中央アジアの草原にて」
 リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲
 ハチャトゥリアン::バレエ音楽「ガイーヌ」より「剣の舞」
 ムソルグスキー:
  歌劇「ホヴァンシチーナ」より
   前奏曲「モスクワ河の夜明け」
  交響詩「はげ山の一夜」(リムスキー=コルサコフ編)
エフゲニ・スヴェトラーノフ(指揮)
ロシア国立交響楽団
 巨匠スヴェトラーノフが遺した入魂のロシア名曲集をHybrid音源で再発売!
 スヴェトラーノフが1992年にセッションレコーディングを行なったロシア名曲集がCD/SACD Hybridで再リリースです。
  この時期にスヴェトラーノフが遺した演奏はどれも発売時から最高傑作と評価も非常に高く、同アルバムは今でも伝説の演奏として評価されています。再評価され高い人気を誇るスヴェトラーノフファン必聴のアルバムです。
  躍動するリズム感、体に染み込んだ音楽感から作り出される絶妙のアンサンブル。あくまで自然な流れの中で奏でられる音楽。どの曲のどの一瞬も隙を見せない緊迫感。音楽を聴くだけで、ロシアの平原や、冬の重く暗い情景が目の前に現れ来るような音楽はしっかりとロシアの大地に根をおろしたオーケストラとそのオーケストラを知り尽くしたスヴェトラーノフならではの音楽です。
これぞロシア人指揮者、ロシアのオーケストラの奏でるロシア名曲集です!ぜひお聴き下さい。
 収録:1992年6月18、19、22日 モスクワ放送局大ホールにて収録
 

OVCL-00363
\3000+税
再発!木野雅之(ヴァイオリン)
 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
木野雅之(ヴァイオリン)
アントニ・ヴィット(指揮)
ポーランド放送交響楽団
 現在、日本フィルのソロ・コンサートマスターを務め、日本を代表するヴァイオリニスト:木野雅之が20歳代後半に残した貴重な記録です。
  木野の演奏といえば技術的な安定さに加え、その太く男らしさを感じる分厚い音色が魅力ですが、このCDから聞こえてくる木野の音楽は、まさに盛年・木野雅之のエネルギッシュさと音楽的な深さを見事に両立させた見事な演奏です。 
  サポートで奏でるポーランド放送交響楽団の演奏も非常に重厚なアンサンブルで、木野の奏でる音楽と溶け合ってゆきます。
 シベリウスのどこかほの暗く郷愁感に黄昏る情感、そしてチャイコフスキーのロシアの香りが漂いながらも、名曲ならではの華やかさと妙技性溢れる演奏がお楽しみ頂けます。
録音:1991年4月24〜26日 ポーランド、カトヴィツェ、センター・オブ・アーツにて収録
  
OVCT-00105
\3000+税
デュオ・グレイス
 ストラヴィンスキー/バビン編:
  「ペトルーシュカ」からの3楽章
 ミヨー:スカラムーシュ
 ハチャトゥリャン:「仮面舞踏会」よりワルツ
 サン=サーンス:動物の謝肉祭
デュオ・グレイス
(高橋多佳子・
宮谷理香)
 人気ピアノ・デュオ、デュオ・グレイスによる華麗で躍動感満点のピアニズム!
 共にショパン・コンクールの入賞経験があり、ソリストとしても活躍する人気ピアノ・デュオ、デュオ・グレイスによる待望のセカンドアルバムの登場です。
 今回はピアノ・デュオの名作がずらりと並びます。テレビやCMなどでもよく使用される「動物の謝肉祭」をはじめ、高い技術を求められる「ペトルーシュカ」など、聴き応え満点のプログラムです。
 これらの曲の中、デュオ・グレイス二人の鮮やかな妙技が駆使され、華麗で彩り豊かな世界を作ります。
 二人の個性がぶつかり、2重3重にも音楽が広がってゆくようです。
 エンターテインメント性溢れる、二人のピアニズムをご堪能ください。
 2014年1月5日神奈川県立音楽堂(サン・サーンス)、 2月3-4日フィリアホール にて収録
  


山形交響楽団自主レーベル



OVCX-00078
\2857+税
<YSO ライヴvol.8>
 飯森&山響のブルックナーシリーズ
  ブルックナー:交響曲第1番(ウィーン版 1890/91)
飯森範親(指揮)
山形交響楽団
淡麗壮大なる交響連峰、その無垢なる山嶺の響き
山形交響楽団自主レーベル 最新作。
 飯森&山響のブルックナーシリーズに交響曲第1番(ウィーン版 1890/91)が加わりました。
 ブルックナーの本格的な交響曲作者としてのキャリアは、1866年に完成を見た第1番のリンツ版と呼ばれる第1稿から始まったと言われます。それから25年後、大家となったブルックナーがウィーンを舞台に活躍している頃、彼はもう一度この交響曲に大改訂を施しました。それが今回この演奏で使用されたウィーン版1890/91、第2稿なのです。
 淡々と開始される冒頭から、ある意味四半世紀をかけて熟成構築されたともいうこの曲の終止符まで、飯森と山響は深い呼吸と素朴さを失わず、純粋に音楽を進め清新なクライマックスを創造します。
 この演奏も第4番から始まった交響連峰の、さらなる「山響ブルックナー」の頂きに到達した、極みの音楽とも言えるでしょう。
  2013年8月10-11日 山形テルサホールにて ライヴ収録


【エクストン・ラボラトリー・ゴールドライン】

OVXL-00083
(SACD Hybrid)
\3800+税
吉田恵(オルガン)
 バッハ:
  小フーガ ト短調 BWV578
  ああ神よ、天よりみそわなし BWV741
  主イエス・キリストよ、われらを顧みて BWV 709
  幻想曲とフーガ ト短調 BWV54
  われ汝に別れを告げん BWV735
  われ汝に別れを告げん BWV736
  前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547
  コラール・パルティータ BWV768
  パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
吉田恵(オルガン)
吉田恵によるバッハのオルガン作品集がゴールドライン盤で登場!
 レコード芸術誌で特選盤、優秀録音盤に選ばれるなど、演奏・録音の双方で高評価を得た吉田恵によるバッハ:オルガン作品集。
 この度エクストン・ラボラトリー・ゴールド・ラインシリーズにて音質に磨きをかけ、装いも新たに再登場です。
 オルガンの持つ巨大なダイナミクス、聖堂の豊かな響き、深夜の録音が可能としたSN比。それらの魅力をフルに引き出すリマスタリングが描き出す、新たなるパイプオルガンの魅力を是非お聴き下さい。
2011年8月21-22日 フローニンゲン、聖マルティン教会にて収録
 

OVCL-00516
(2SACD Hybrid)
\4200+税
インバル(指揮)&東京都交響楽団
 マーラー:交響曲第6番 「悲劇的」
エリアフ・インバル(指揮)
東京都交響楽団
 現代の巨匠インバルと東京都交響楽団が快進撃を進める<新マーラー・ツィクルス>もこれで第6弾、「悲劇的」の登場です。
 各演奏会が絶賛され、リリースするライヴCDがどれも高い評価を受け続けています。世界的に見てもトップクラスのクオリティと音楽性を兼ね備えたコンビと言っても過言ではない、日本が世界に誇る名コンビです。今回もさらにグレードが上がります。
 全編にわたり繰り広げられる緊迫感漲る音楽のエネルギー。輝かしい響きの金管楽器群、美しく歌い上げる木管楽器群。そして精度の高く美しく彩られる弦楽器群。それらを完全にドライヴさせ、宇宙的な広がりをインバルが作り上げています。その一期一会の演奏を、緊張感と興奮を抱き、固唾を呑む聴衆の様子が音源からも伝わってきます。
現代最高のマーラー演奏をお楽しみ下さい。2013年11月2日横浜・みなとみらいホール、11月3日東京劇術劇場 にて収録
 

OVCL-00508
\3000+税
ナヌート(指揮)&紀尾井シンフォニエッタ東京
 ブラームス:交響曲第4番
 ワーグナー:ジークフリート牧歌
 コゴイ/アヴセネク編:弦楽のためのアンダンテ
アントン・ナヌート(指揮)
紀尾井シンフォニエッタ東京
 クラシック界の幻の巨匠指揮者としてまことしやかにその名演奏とともにマニア筋で噂されていた謎の指揮者、アントン・ナヌート。彼が2009年紀尾井シンフォニエッタの指揮台に上がり、「ついに姿を現す!」と話題になりました。
 それとともにリリースされたライヴCD(EXCL-00037)も風格漂うベートーヴェンを披露。「幻」から「真」の巨匠指揮者となりました。
 それから4年、再度紀尾井シンフォニエッタと共演。当盤はそのライヴ・レコーディングです。
 ナヌートの確固たる強い意志が漲る見事なブラームスを聴かせてくれています。古いドイツのスタイルを感じさせつつも懐の深いサウンドと洗練された肌理の細やかな表情。職人気質のナヌートならではの音楽です。
遅れてきた巨匠、アントン・ナヌートと紀尾井シンフォニエッタの渾身のライヴをお楽しみ下さい。
 2013年2月22、23日 東京・紀尾井ホール にて収録
 

OVCL-00530
(SACD Hybrid)
\3200+税
スヴェトラーノフ(指揮)&ロシア国立響
 ショスタコーヴィチ:
  交響曲 第5番 作品47
  祝典序曲 作品96
エフゲニ・スヴェトラーノフ(指揮)
ロシア国立交響楽団
 巨匠スヴェトラーノフが遺した入魂のショスタコーヴィチ交響曲第5番、祝典序曲をHybrid音源で再発売!
 スヴェトラーノフが1992年にセッションレコーディングを行なったロシア名曲集がCD/SACD Hybridで再リリースです。
この時期にスヴェトラーノフが遺した演奏はどれも発売時から最高傑作と評価も非常に高く同アルバムは、今でも伝説の演奏として評価されています。再評価され高い人気を誇るスヴェトラーノフファン必聴のアルバムです。
 一糸乱れぬアンサンブルからは、ショスタコーヴィチと共にソヴィエトの厳しさを身を持って知りぬいたオーケストラとそのオーケストラを知り尽くしたスヴェトラーノフならではの演奏で、それはまさに大いなる音楽遺産として相応しい名演奏となっています。ぜひお聴き下さい。収録:1992年6月15、16日 モスクワ放送局大ホールにて収録


【エクストン・ラボラトリー・ゴールドライン】

OVXL-00083
(SACD Hybrid)
\3800+税
吉田恵(オルガン)
 バッハ:

  小フーガ ト短調 BWV578
  ああ神よ、天よりみそわなし BWV741
  主イエス・キリストよ、われらを顧みて BWV 709
  幻想曲とフーガ ト短調 BWV54
  われ汝に別れを告げん BWV735
  われ汝に別れを告げん BWV736
  前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547
  コラール・パルティータ BWV768
  パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
吉田恵(オルガン)
 吉田恵によるバッハのオルガン作品集がゴールドライン盤で登場!
 レコード芸術誌で特選盤、優秀録音盤に選ばれるなど、演奏・録音の双方で高評価を得た吉田恵によるバッハ:オルガン作品集。
 この度エクストン・ラボラトリー・ゴールド・ラインシリーズにて音質に磨きをかけ、装いも新たに再登場です。
 オルガンの持つ巨大なダイナミクス、聖堂の豊かな響き、深夜の録音が可能としたSN比。それらの魅力をフルに引き出すリマスタリングが描き出す、新たなるパイプオルガンの魅力を是非お聴き下さい。
  2011年8月21-22日 フローニンゲン、聖マルティン教会にて収録

マイスター・ミュージック


MM-2173-74
(2CD)
\3790+税
桐山建志&小倉貴久子
ヒンデミット:
 ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 作品11-1
 無伴奏ヴィオラ・ソナタ 作品11-5
 ヴィオラ・ソナタ ヘ調 作品11-4
 ヴィオラ・ダ・モーレ 小ソナタ 作品25-2
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ト短調 作品11-6
 ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 作品11-2
桐山建志
小倉貴久子
 独特の和声が魅力のヒンデミット作品より、ヴァイオリン、ヴィオラ、無伴奏ヴァイオリン、無伴奏ヴィオラ、そしてヴィオラ・ダ・モーレのソナタを収録した大変興味深いプログラム。(3種類の楽器を持ち替え)
 特別にに用意された100年前のピアノ、ベヒシュタインの響きも効果的で、他では出会えない、貴重な1枚。
 

MM-2175
\2816+税
白石光隆(P)
 ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
 D.スカルラッティ:
  ソナタ ニ長調 L.424
  ソナタ ニ短調 L.366
  ソナタ ヘ短調 L.118
  ソナタ イ長調 L.391
 ベルク:ピアノ・ソナタ 作品1
白石光隆(P)
ヴィヴィッドで知的、聴かせる「展覧会の絵」
 
MM-2176
\2816+税
「ホルン・シグナル」
 J.ハイドン:交響曲第31番「ホルン・シグナル」より第1&2楽章
 ボザ:4つのホルンのための組曲
 カステルヌオーヴォ=テデスコ:4つのホルンのためのコラールと変奏
 K.ターナー:ホルン四重奏曲第2番「アメリカーナ」
ジャパン・ホルン・クァルテット
 山岸博
 一色隆雄
 久永重明
 西條貴人
リマスタリングで復活。達人たちによる鮮やかな演奏。
 
MM-2171
\2957
通崎睦美(木琴)〜「スパイと踊り子」
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 K305より第1楽章
 当摩泰久:アマリリス(世界初録音)
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K378より第3楽章
 西邑由記子:メンデルスゾーンコンチェルト
 野田雅巳:五〇年(委嘱作品/世界初録音)
 高橋悠治:飼いならされたアマリリス(世界初録音)
 伊左治 直:スパイと踊り子(委嘱作品/世界初録音)
 モンティ:チャルダーシュ
 モーツァルト:クラリネット五重奏曲 K581より第2楽章
 江 文也:祭ばやしの主題による狂詩曲(世界初録音)
 M.M.ポンセ:エストレリータ
通崎睦美(木琴)
西脇千花(ピアノ)
木村睦幸(リコーダー)
木琴奏者、マリンバ奏者、随筆家として、ユニークな活動で高い人気を博している通崎睦美。今回のレコーディングでは、「世界一の木琴(Xylophone)奏者」と称される平岡養一から譲り受けた、幻の名器を使用。
 

MM-2172
\2957
工藤重典&ワルター・アウアー(フルート)
 大幻想協奏曲(フルート・デュオ作品集)

 J.C.F.バッハ:2本のフルートのためのソナタ ハ長調 HW.Ⅶ-7
 テレマン:ソナタ ヘ短調
 J.S.バッハ:トリオ・ソナタ ト短調 BWV1029
 L.アルカレイ:進みながら
 A.F.ドップラー:アデリーナ・パッティの思い出によるパラフレーズ 作品42
 L.ユグー:ヴェルディのオペラ「仮面舞踏会」の 主題による大幻想協奏曲作品5
 モーツァルト:ドイツ風舞曲
工藤重典&
ワルター・アウアー(フルート)
成田有花(ピアノ&チェンバロ)
屈指の巨匠、工藤重典と、ウィーン・フィル首席奏者ワルター・アウアーが組んだ、ファン垂涎のデュオ。古典から近代までの豊かなプログラムを、丁々発止のアンサンブルで聴かせ、フルート・デュオの枠を超えた、最高峰の室内楽の醍醐味が味わえます。また、2本の楽器の音色や個性も見事にとらえられており、楽しめる1枚です!!

ミッテンヴァルト



MTWD99012
(再プレス)
\2625
待望の再プレス!
 「オーケストラ・ニッポニカ第2集」〜
  早坂文雄、信時潔、芥川也寸志

   第2回演奏会 【日本の戦中の交響作品】のライヴ
    (1)早坂文雄:管絃樂曲「讃頌祝典之樂」(1942年)
    (2)信時潔:交声曲「海道東征」(1940年)
    (3)芥川也寸志:赤穂浪士のテーマ(1963年)
本名徹次(指揮)
オーケストラ・ニッポニカ
(2)ニッポニカ・フェスティバル・コーア(合唱)
鈴木美登里(S)、
野々下由香里(S)
穴澤ゆう子(A)、
谷口洋介(T)
島田道生(T)、
春日保人(B)
 ミッテンヴァルトのベストセラー盤オーケストラ・ニッポニカの信時潔「海道東征」

 録音:2003 年2 月23 日 紀尾井ホール ライヴ

 長期欠品になっていたミッテンヴァルト・レーベルのベストセラー、オーケストラ・ニッポニカ第2 集がようやく再プレスされました。
 戦中の珍しい2作品と当日アンコールとして演奏された芥川也寸志の「赤穂浪士」のテーマが収録されています。
 特に近年見直しされている作曲家、信時潔の「海道東征」の完全版の再演が貴重なものとなっています。「海道東征」は皇紀2600 年の奉祝楽曲として、北原白秋の詩による大作で、戦中には広く演奏されました。阪田寛夫の同名の小説「海道東征」で信時の人となり等にもふれられていて、この作品が知られるきっかけにもなっています。

MUSIC MASTERS

BB 1305
\2500+税
日本フィル・ソロ・コンサートマスター江口有香
 「MEDITATION」

 グラズノフ:メディテイションop.32
 ブルッフ:スウェーデン舞曲集 op.63
  〔きわめて程よく/穏やかに、感動して/快活に、しかし速すぎないように/
   おそく、しかしひきずらないように/かなり速く/おそく、表情豊かに/活発に〕
 ブルッフ:コル・ニドライop.47
 アクロン:ヘブライの旋律 op.33
 アクロン:舞踏風即興曲 op.37
 グリーグ:抒情小曲集 第2巻 op.38より〔民謡のふし、メロディー、悲歌、ワルツ〕
 ブロッホ:バアル・シェム〔I懺悔 IIニグン IIIシムハト・トーラー〕
江口有香(ヴァイオリン)
藤田雅(ピアノ)
 日本フィル ソロ・コンサートマスター江口有香の集成。揺さぶられる音、揺さぶられる魂。江口有香が奏でる、現代の鎮魂歌。

 録音:2012 年2 月27-29 日(びわ湖ホール 小ホール)

 日本フィルのソロ・コンサートマスター、江口有香のソロ・アルバム。「MEDITATION」と題したアルバムの第1 曲目はグラズノフの「メディテイション(瞑想曲)」。ロシアで最も美しいヴァイオリン作品といわれる抒情たっぷりの旋律を、あたたかみに満ちた音色で美しく歌い上げています。ブルッフやアクロン、ブロッホの作品のユダヤの哀愁を帯びた旋律で聴かせる厚みのある音色、また、グリーク小品集で魅せる語り口など、江口の魅力を味わいつくせる1 枚です。
 ピアノの藤田も、江口の表情にぴたりと寄り添った演奏。極上のアンサンブルを展開しています。

 江口有香(ヴァイオリン)
 3 歳よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校音楽科に在学中、第55 回日本音楽コンクール・ヴァイオリン部門にて第1位(1986 年)。その後渡米し、インディアナ州立大学音楽学部に入学、在学中にワシントン国際コンクール第4 位(1991 年)。同大学を卒業後、同年パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール第3 位(1993 年)。帰国後は、NHK FM リサイタル、新日鉄プロミッシング・アーティスト・シリーズ・リサイタルなどに出演。ソロ活動の他、アンサンブル活動や後進の指導にもあたるなど、幅広く活躍中。現在、日本フィルハーモニー交響楽団ソロ・コンサートマスター。国内オーケストラのゲスト・コンサートマスターも務める。2006-2011 年トウキョウ・モーツァルト・プレーヤーズ・コンサートマスターを務める。桐朋学園子供のための音楽教室非常勤講師。

 藤田雅(ピアノ)
 桐朋学園、インディアナ大学、ジュリアード音楽院にて研鑽を積む。ジュリアード音楽院スタッフ・ピアニスト、サンフランシスコ歌劇場オペラセンター全米ツアー副指揮者を経て帰国。これまでにP. シュミードル、G. ヘグナー、W. シュルツ、M. ヘフス、D. パイアット、時任和夫、横川晴児、豊嶋泰嗣等、著名な演奏家と国内外で数多く共演、アンサンブル・ピアニストとしての優れた音楽性とパートナーシップは高い評価を受けている。2003 年新日本フィルを指揮。平成18 年度文化庁芸術祭参加。洗足学園音楽大学非常勤講師(オーケストラ・室内楽担当)。




レグルス


RGCD‐1038
\2900+税
− 薫り立つ 詩と音楽 −  
 時が止まる〜イギリス・リュート歌曲 Time stands stil - English Lute Songs
 ジョン・ダウランド(1563-1626):
  時が止まる/暗闇のなかにとどまりたい/さようなら、冷酷なひとよ/
  目覚めよ 甘い愛よ/流れよ、水晶のように澄んだ涙よ/プレリュード※
 ヘンリー・パーセル(1659-1695):
  ひとときの音楽は/わたしは恋の病から逃れようと/見事な寛容さで/
  偉大なるお方よ、お受けください/夕べの讃歌/これは、自然の女神の声
 ロバート・ジョンソン(1583頃-1633):
  水深5ファザムいっぱいのところに/鮮やかに咲いた百合を見たことがあるかい?
 ジョン・バートレット(1606-10頃活躍):恋ってどんなもの?
 フィリップ・ロセッター(1567-1623):ローラが微笑むとき
 ロバート・パーソンズ(1583頃-1634頃):若い頃
 ワトキンおばさんのエール(作者不詳)※/
 ノッティンガムエール(作者不詳)※
    (※リュート・ソロ)
青木洋也(カウンターテナー)
高本一郎(リュート)
録音: 2013年1月28日-30日 秩父ミューズパーク音楽堂

● BCJ等の独唱者、ヴォーカル・アンサンブル カペラ等のメンバー、また合唱指導者、指揮者として八面六臂の活躍を続ける青木洋也、セカンド・アルバム。
● イングランドの黄金期であったエリザベス朝時代、ヨーロッパで最も人気を博したダウランドとその同時代の作曲家、およびイギリス・バロックを代表するパーセルの珠玉のリュート歌曲集。日本を代表するカウンターテナーの青木洋也とリュート奏者の高本一郎による演奏は、リュート歌曲というスタイルを作り出したダウランドの“メランコリー”と、高度に芸術的な英語の「歌」を開拓したパーセルの独自の世界を見事に醸しだしている。

青木洋也プロフィール
 東京藝術大学大学院修士課程古楽科修了。エリザベト音楽大学大学院宗教音楽学専攻修了。バッハ・コレギウム・ジャパンを始めとする古楽アンサンブルや演奏会ソリストとして国内外の公演・録音に参加する他、アイルランド・ダブリンやドイツ・ライプツィヒ等でアルトソロをつとめるなど活躍の場を広げている。2012年10月にはグルックの歌劇「オルフエウス」(森鴎外訳)文京シビックホールのオルフエウス役で出演、絶賛される。合唱指揮の分野でも高い評価を得ている。「アンサンブル小瑠璃」メンバー。

高本一郎(リュート)プロフィール
 5歳からギターを始め『読売ギターコンクール銀賞』受賞。 相愛大学音楽学部卒業後、フランス国立ストラスブール音楽院にてリュートを学ぶ。国内外の著名な音楽家との共演をはじめ、ヨーロッパ、アジア諸国で公演多数。
 TV、ラジオ出演、オペラ、演劇、バレエ、能狂言、落語、朗読の舞台、音楽祭への出演、他ジャンルの音楽とのコラボレート、数多くのCD録音に参加するなど多彩な演奏活動を展開。自作曲によるCD『シャコンヌ・オリエンターレ』はAIR-DO機内オーディオテーマ曲、ANA国際線機内オーディオに選ばれる。リュートを今村泰典、Hopkinson Smithe、Eugene Ferreの各氏に師事。「日本テレマン協会」ソリスト、大阪音楽大学付属音楽院講師。

国内ユニバーサル



UCCG-1647
\2940
庄司紗矢香最新新譜!
 プロコフィエフ:
  ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 作品19
  ヴァイオリン協奏曲 第2番 ト短調 作品63
庄司紗矢香(ヴァイオリン)
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、
指揮:ユーリ・テミルカーノフ
録音:2012年9月 サンクトペテルブルク

国内ソニー



SICC-1690
\1250
日本初発売
 ギーレン&フランクフルト市立劇場オペラ管
  マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」
フェイ・ロビンソン(ソプラノI、罪深き女)
マーガレット・マーシャル(ソプラノII、栄光の聖母)
ヒルデガルト・ハイヒェレ(ソプラノIII、懺悔する女)
オルトルン・ヴェンケル(アルトI、サマリアの女)
ヒルデガルト・ラウリヒ(アルトII、エジプトのマリア)
マロリー・ウォーカー(テノール、マリア崇敬の博士)
リチャード・スティルウェル(バリトン、法悦の教父)
サイモン・エステス(バス、瞑想する教父)
ヘッセン放送フィグーラル合唱団
フランクフルト聖歌隊
フランクフルト・ジングアカデミー
リンブルク大聖堂児童合唱団
エルンスト・ヴュルディンガー(オルガン)
フランクフルト市立劇場オペラ管弦楽団
指揮:ミヒャエル・ギーレン
 鬼才ギーレンがフランクフルト時代に残した貴重なマーラー演奏。日本初発売。
 1981年8月28日、フランクフルト・アルテオーパーのこけら落としを祝ったマーラー「一千人の交響曲」のライヴ・レコーディング。
 全曲72分という、DGのクーベリック盤をもしのぐ録音史上最速の演奏ながら、祝祭的な高揚感と精緻な彫琢の併存させえている点は壮年期のギーレンならでは。今やマーラーの大家として巨匠的存在になっているギーレンが、フランクフルト時代にメジャー・レーベルに正規録音として残した貴重な演奏の登場である。

 [録音]1981年8月28日、フランクフルト、アルテオーパーでのライヴ・レコーディング ADD/STEREO
 


SICC-10206
(2SACD Hybrid)
\5040
ハンス・ホッター・メモリアル・アルバム
 〜シューベルト:冬の旅&ドイツ・リートの夕べ1969

DISC1
シューベルト:歌曲集「冬の旅」D.911
 (1)おやすみ、(2)風見の旗
 (3)凍った涙、(4)凝結、(5)ぼだい樹、(6)あふれる涙
 (7)川の上で、(8)かえりみ
 (9)鬼火、(10)休息、(11)春の夢、(12)孤独
 (13)郵便馬車、(14)霜おく髪、(15)からす
 (16)最後の希望、(17)村にて、(18)あらしの朝
 (19)幻、(20)道しるべ、(21)宿、
 (22)勇気、(23)幻の太陽、(24)辻音楽師

DISC2
シューベルト:
 (1)人間の力の限り
 (2)春の小川に
 (3)泉に
 (4)ひめごと
 (5)ヘリオポリス(第2曲)
 (6)ドナウにて
シューマン:
 (1)新緑 作品35の4
 (2)だれがあなたを悩ませたのか 作品35の11
 (3)古いリュート 作品35の12
ブラームス:
 (1)喜びに満ちたぼくの女王よ 作品32の9
 (2)メロディーのように 作品105の1
 (3)セレナード 作品106の1
 (4)愛の歌 作品71の5
 (5)早くおいで 作品97の5
R.シュトラウス:
 (1)夜 作品10の3
 (2)みつけもの 作品56の1
 (3)胸の想い 作品21の1
 (4)夜の散歩 作品29の3
 (5)憩え,わが魂 作品27の1
レーヴェ:
 (1)魔王、 (2)追いかける鐘、
 (3)婚礼の歌
アンコール:
 R.シュトラウス:汝(なれ)こそわが心の冠 作品21の2
ハンス・ホッター(バス・バリトン)
ハンス・ドコウピル(ピアノ)
 ハンス・ホッター没後10年メモリアル・リリース
 ハンス・ホッターが1969年、5度目の来日を果たした際の東京文化会館での2回の演奏会のライヴ録音をホッター没後10年を機にSA-CDハイブリッド化。
 1968年3月創業のCBSソニーの最初期のクラシック国内制作の一つで、当時同社の専務取締役だった大賀典雄氏の熱意が生んだ企画でした。ハンス・ホッターが残した数少ないドイツ・リートのライヴ演奏の貴重な記録で、当時60歳で最円熟期にあったホッターの深遠で孤高の絶唱が最先端の機材で見事にとらえられています。
 DISC1のシューベルト「冬の旅」はLP時代から何度も再発されてきた定番ですが、DISC2のドイツ歌曲集(LPにして3面分)は初出以来再発売されなかった秘蔵音源で今回が初CD化となります。
 ソニーミュージックジャパン所蔵のオリジナル・アナログ・2chマスターからの2013年DSDマスタリング。初出LPのジャケットデザイン使用予定。ホッター手書きのアルバム・タイトル文字ほか、初出LPの解説やアーティスト写真を網羅した別冊解説書付き
 DISC2はLP初出以来の再発売で世界初CD化。オリジナル・アナログ・2chマスターからの2013年DSDマスタリング。
 歌詞・対訳付き 

 [録音]1969年4月2日、東京文化会館大ホールでのライヴ・レコーディング(DISC1)、1 969年3月25日、東京文化会館小ホールでのライヴ・レコーディング(DISC2)
 [オリジナル・レコーディング・ディレクター]相沢昭八郎
 [オリジナル・レコーディング・エンジニア]半田健一
 [初出LP]冬の旅、シューベルト:歌曲集=SONC-16007〜8-J(1969年10月発売)、シ ューマン、ブラームス、レーヴェ、シュトラウス=SONC-16013-J(1970年5月発売)
  オリジナル・アナログ2chマスターからのDSD Mastering

国内ソニー(RCA)



SICC-1696/7
(2CD)
\1890
タワー・レコード “Sony Classical” スペシャル・セレクション第7期
ハチャトゥリアン:
 バレエ音楽「ガイーヌ」全曲
 バレエ音楽「スパルタクス」より
  情景とクロタルを持った踊り
  ガダィタネアの娘の踊りとスパルタクスの勝利
  スパルタクスとフリーギアのアダージョ
  エギナのヴァリアシオンとバッカナール
 バレエ音楽「仮面舞踏会」組曲
   ワルツ、夜想曲、マズルカ、ロマンス、ギャロップ
 ロシア幻想曲
チェクナヴォリアン指揮
ナショナル・フィル)
ロンドン響
 タワー・レコード “Sony Classical” スペシャル・セレクション第7期
 アルメニアの暴れん坊、熱血チャクナヴォリアンの名を世界に轟かせた野性的な「ガイーヌ」の決定盤。
 ハチャトゥリアンの代表作「ガイーヌ」は、原色をちりばめたような色彩美とコーカサスの民族特有の燃え立つようなリズム感溢れる音楽が、聴き手の心を踊らさずにはおかない。
 1976年にナショナル・フィルと録音された当アルバムは、1970年代に彗星のごとく出現したアルメニアの個性派指揮者・作曲家チャクナヴォリアンの代表盤で、カヒーゼ盤と並び「ガイーヌ」の極めつけの名盤とされる。1981年にロンドン響と録音したオーケストラ曲を併録した徳用盤。
録音:1976年 1981年

キング・インターナショナル(国内仕様盤)


KKC 5350
(SACD HYBRID)
\2857+税
※輸入盤発売済

鈴木雅明(指揮)&バッハ・コレギウム・ジャパン
 J.S.バッハ:カンタータ全集Vol.53

  「ライプツィヒ時代1730〜40年代のカンタータ(2)」
   第97番「わがなす すべての営みにおいて」BWV 97
   第177番「我はあなたに叫び求めん、主イエス・キリストよ」BWV 177
   第9番「救いは我らに来たれり」BWV 9

ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ)
ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)
ゲルト・テュルク(テノール)
ペーター・コーイ(バス)
鈴木雅明(指揮)
バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱・管弦楽)
 BCJのカンタータ全集シリーズ最新盤、独特な器楽編成にも注目のコラール・カンタータ3篇

 収録:2012 年2 月5-8 日/神戸松蔭女子学院大学チャペル/67’37”、[BIS] BIS SA 1991、輸入盤・日本語解説&対訳付

 BCJ のJ.S. バッハ:カンタータ全集最新SACD 盤。第52 集(KKC 5349)に引き続き、「ライプツィヒ時代1730 〜 1740 年代のカンタータ」を集めたプログラムで、収録されている3 曲いずれもが1730 年代前半に作曲されたコラール・カンタータになります。合唱や独唱アリアの見所も多くありますが、独自の器楽編成に基づく伴奏も注目どころ。第97 番ではフランス様式を思わせる2 つのオーボエとファゴットが織りなす協奏的なトリオがあり、第9 番ではフルートとオーボエ・ダモーレが協奏楽器として強く打ち出されています。そして第177 番!この《我はあなたに叫び求めん、主イエス・キリストよ》の終曲の主題は、タルコフスキーの映画「惑星ソラリス」に使用されたことでも知られる同名の名作コラール前奏曲(BWV 639)の原曲。こちらも、器楽パートの協奏と独唱のアンサンブルが絶品です。
 

KKC 5349
(SACD HYBRID)
¥2857+税
※輸入盤発売済
J.S.バッハ:カンタータ全集Vol.52
「ライプツィヒ時代1730〜40年のカンタータ(1)」

  第140番「目覚めよと、我らに呼ばわる声」BWV 140
  第112番「主はわが頼もしき羊飼い」BWV 112
  第29番「我らは感謝せん、神よ、あなたに感謝せん」BWV 29
ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ)
ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)
ゲルト・テュルク(テノール)
ペーター・コーイ(バス)
鈴木雅明(指揮)
バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱・管弦楽)
 満を持して第140 番を収録!BCJ のJ.S. バッハ:カンタータ全集 Vol.52

 収録:2011 年9 月20-23 日/神戸松蔭女子学院大学チャペル/63’38”、[BIS] BIS SA 1981、輸入盤・日本語解説&対訳付

 BCJ のJ.S. バッハカンタータ全集シリーズ、最新SACD ハイブリッド盤。シリーズ開始時からリリースについて問合わせの多かった人気作、第140 番『目覚めよと、我らに呼ばわる声』が収録されています。また、『無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番』の前奏曲がオーケストレーションされ、『シンフォニア』として流用されている第29 番も注目どころ。3 本のトランペット、ティンパニ、2 本のオーボエ、弦楽器と通奏低音という祝祭的な編成のオーケストラに伴奏されるオルガン・ソロは聴きものです。
 本アルバムの録音は2011 年9月に神戸で行われましたが、その半年前の東日本大震災への痛恨と祈りの気持ちで臨んだという渾身の演奏は非常に感動的。いつも以上に深く熱い情念が感じられ、厳粛な心持にさせられます。BCJ のカンタータ・シリーズ中でも特別の1枚です。
 
KKC 5361
\2857+税
※輸入盤発売済
シギスヴァルト・クイケン&ラ・プティット・バンド
 J.S.バッハ:管弦楽組曲(全曲)
ラ・プティット・バンド
シギスヴァルト・クイケン(指揮)
 真の響きを追求するクイケンのこだわりが結実した『管組』

 録音:2012 年9 月29 日-10 月1 日ベルギー、シント・トルイデン、ベギンホフ教会/輸入盤・日本語解説付 輸入盤:[ACCENT] ACC.24279

 古楽界の巨匠シギスヴァルト・クイケン率いる名門古楽アンサンブル、ラ・プティット・バンドによるバッハの管弦楽組曲。1972 年にS. クイケンとG. レオンハルトにより結成されたラ・プティット・バンドは、メンバーチェンジなどを経て2012 年に40 周年を迎えました。彼らは1981 年に管弦楽組曲を録音しており、この再録音は31 年ぶりの再録音ということで、その間の絶え間ない研究や技術の向上が結実したものとなっています。そして通常2 枚組で販売されることの多い管弦楽組曲ですが、クイケンならではの快速テンポで1枚に収め、爽快で生き生きとした演奏を聴かせてくれます。
 今回も作曲された当時の響きを再現するために、S. クイケンは最小編成のアンサンブルで、基本的には「1パート1人」で演奏し、各声部の進行をより明白にしています。

 ラ・プティット・バンド2014 年来日予定
  5月28日(水)よみうり大手町ホール  5月31日(土)所沢市民文化センター  6月1日(日)青山音楽記念館
  
KKC 5362/67
(6CD)
\6666+税
※輸入盤発売済
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集/ アルテュール・スホーンデルヴルト
 Disc1,2:
  タンジェントピアノ:フランツ・ヤコブ・スペト1775 年製作(ウィリアム・ユルゲンソンによるレプリカ)/
    2005 年8 月9-11 日 シュトゥットガルト州立博物館
 Disc3,4:
  フォルテピアノ:ヨハン・アンドレアス・シュタイン1780 年製作
   白木のハンマー(ウィリアム・ユルゲンソンによるレプリカ)/
    2009年12月17-29日 バルセロナ、カタルーニャ高等音楽院
 Disc5:
  クラヴィコード 北ドイツ1780 年頃製作(ヨリス・ ポトフリーヘによるレプリカ)/
    2005年5 月31 日〜6月2 日 ベルギー、グリムベルゲン修道院の聖具室
 Disc6:
  フォルテピアノ:アントン・ヴァルター1790年製作
   革張りハンマー(ポウル・ポレッティ&ヘラルト・トゥインマンによるレプリカ)/
    2005 年9 月27-29 日 ベルギー、グリムベルゲン修道院の聖具室
 鬼才スホーンデルヴルト、3 つの異なる楽器を用いたモーツァルト:ピアノ・ソナタ全集

 輸入盤・日本語解説付 輸入盤:[ACCENT] ACC.24254

 古楽大国オランダが生んだ知性派フォルテピアノ奏者アルテュール・スホーンデルヴルト。歴史的研究に裏付けされた斬新かつ刺激的な演奏で聴衆をあっと言わせるスホーンデルヴルトによるモーツァルトのピアノ・ソナタ全集です。フォルテピアノ、クラヴィコード、タンジェントピアノの3つの異なる楽器を用いることによって音色の多様性を追求しています。また、スホーンデルヴルトは、装飾音、リピートの問題を徹底的に極め、正しい方法を見出しています。この演奏で彼は、より正確にモーツァルトの音楽を表現し、さらに機知に満ちた自由で即興的な演奏により、作品に新しい光を当てています。
 
KKC 5368
\2857+税
※輸入盤発売済
アルテュール・スホーンデルヴルト
 
モーツァルト:ピアノ協奏曲第18番&19番
アルテュール・スホーンデルヴルト
 (フォルテピアノ&指揮)
  【使用楽器:アントン・ワルター、
   ウィーン1782 年モデル】
クリストフォリ・アンサンブル
 異才スホーンデルヴルトによる第2弾!紛失パートを再現し当時の響きを追求

 録音:2012 年5 月14-17 日アル=ケ=スナン王立製塩所(フランス)/輸入盤・日本語解説付 輸入盤:[ACCENT] ACC.24278

 オランダのフォルテピアノ奏者、アルテュール・スホーンデルヴルトによるモーツァルト:ピアノ協奏曲シリーズ第2 弾。前作と同様にオケは極端に小規模な各パート1人の編成とし、従来の演奏とは一線を画した斬新なアプローチで聴かせます。スホーンデルヴルトが用いているフォルテピアノは1782 年製アントン・ワルターのレプリカで、軽快なタッチのチェンバロのような銀色の音色が魅力です。第19 番の協奏曲では、紛失したティンパニとトランペットのパートを再現し、当時の華やかさが蘇ります。そして第18 番では緻密で親密な美しい演奏を披露しています。
 

KKC 5348
(SACD HYBRID)
\2857+税
※輸入盤発売済
J.S.バッハ:カンタータ全集Vol.51
 「ライプツィヒ時代1727〜32年のカンタータ 」

  第195番「義しき者に光は幾度となく差し昇り」 BWV 195
  第192番「いざ、すべての者よ、神に感謝せよ」 BWV 192
  第157番「我はあなたを離さじ、我を祝福し給うまでは!」 BWV 157
  第120番a「主なる神、すべてを司る者」 BWV 120a
ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ)
ダミアン・ギヨン(カウンターテナー)
クリストフ・ゲンツ(テノール)
ペーター・コーイ(バス)
鈴木雅明(指揮)
バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱・管弦楽)
 BCJ カンタータ全集 Vol.51、ライプツィヒ時代、様々なイベントに捧げたカンタータ集

 収録:2011 年6 月17-21 日/神戸松蔭女子学院大学チャペル/80’18”、[BIS] BIS SA 1961、輸入盤・日本語解説&対訳付

 BCJ によるJ.S. バッハのカンタータ全集、最新SACD ハイブリッド盤。第51 巻は、1727 〜 32 年に作曲された4 つのカンタータを収録しています。この時期、バッハはカントルとしてトーマス教会のための作品を書く傍ら、副業として多くの機会作品を作曲しました。彼は市の参事会や宮廷、市民からの依頼を受け、冠婚葬祭、祝賀行事といった様々な儀式にあてたカンタータを残しています。本アルバムは、こうした機会作品に焦点を当てたプログラム。一度限りの演奏も多かった委嘱作品に対しても、真摯に作品を作り上げるバッハの姿勢が伺える充実の内容となっています。
 結婚式用に作曲された第195 番は、豪華な器楽編成と合唱隊を率いた華やかな祝祭カンタータ。一方、葬礼用に作曲された第157 番は室内楽的編成の器楽隊を伴う瞑想的な作品で、テノールとバスの美しい二重唱が聞きものです。鈴木雅明はこのカンタータの高音弦楽器にヴァイオリンではなくヴィオラ・ダモーレを用いており、作品全体によりいっそう哀悼と郷愁の響きを加えた演奏となっています。ブラシコヴァの煌びやかな声も絶品ですが、ゲンツを始め、男性陣の深く甘美な歌声にも聞き入ります。
 

KKC 5347
(SACD HYBRID)
\2857+税
※輸入盤発売済
J.S.バッハ:カンタータ全集Vol.50
 「ライプツィヒ時代1726 〜29年のカンタータ」

  第149番「勝利と歓呼の歌が響く」 BWV 149
  第145番「我の生くるは、わが心よ、汝が喜びのため」 BWV 145
  第174番「我はいと高き神を心の限りに愛す」 BWV 174
  第49番「我は、狂おしく焦がれる思いを胸に出で行き、探し求む」 BWV 49
ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ)
ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)
ゲルト・テュルク(テノール)
ペーター・コーイ(バス)
鈴木雅明(指揮)
バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱・管弦楽)
 BCJ カンタータ全集 Vol.50 「ピカンダー年巻」に基づくカンタータ集

 収録:2011 年2 月6-9 日/神戸松蔭女子学院大学チャペル/74’57”、[BIS] BIS SA 1941、輸入盤・日本語解説&対訳付

 BCJ によるJ.S. バッハのカンタータ全集、SACD ハイブリッド盤。第49 集に続き、今回も「ピカンダー年巻」に基づく作品に焦点を当てたプログラムとなっています。生前は60 近くもあったとされる「ピカンダー年巻」のカンタータですが、現在までにその多くが消失し、J.S. バッハが手掛けたものの中で現存しているものは、断片も含めてわずか9 作品のみとなっています。本CD に収録された作品のうち、第149 番、第145 番、第174 番の3 曲がこの「ピカンダー年巻」に含まれているカンタータにあたります。この年巻のカンタータにはパロディーが多く用いられていることでも知られますが、特に第174 番では、かの「ブランデンブルク協奏曲第3 番」の第1 楽章が用いられており、充実した器楽隊の響きと、合唱のハーモニーが聞きものです。
 大天使ミカエルを記念するために作られた第149 番は、原曲が祝賀用音楽の「狩のカンタータ(BWV208)」であるという興味深い作品。原曲に比べて華やかさを増した金管楽器の輝かしい音色が美しく、ブラシコヴァをはじめとする歌手陣によるアリアも絶品です。
 
KKC 5369
\2857+税
※輸入盤発売済
モーツァルト:
 クラリネット五重奏曲 イ長調 K581
 弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 K421
イェルク・ヴィトマン(Cl)
アルカント・カルテット
 【アンティエ・ヴァイトハース(1Vn)、
  ダニエル・ゼペック(2Vn)、
  タベア・ツィンマーマン(Vla)、
  ジャン=ギアン・ケラス(Vc)】
 アルカント・カルテットのモーツァルト注目のクラリネット奏者、ヴィトマンを迎えてのこの上なく高貴なクラリネット五重奏曲&ただならぬ弦楽四重奏第15番

 録音:2013 年1 月テルデックス・スタジオ、ベルリン/[HMF] HMC 902168、58’45、輸入盤・日本語解説付
 ジャケット絵画:フラゴナール:馬乗り遊び(1870 年頃)

 スター奏者を揃え、2 年連続でアカデミー賞を受賞、演奏会シーンでも活躍と、常に注目の存在のアルカント・カルテット、待望の新譜はモーツァルト。
 ゲストに、注目のクラリネット奏者イェルク・ヴィトマンを迎えたクラリネット五重奏曲と、弦楽四重奏曲第15 番というプログラム。クラリネット五重奏曲の冒頭から鳥肌もの。つづいてヴィトマン奏でるクラリネットの上行和音から立ち上る香気で一気に別世界に引き込まれます。全体に甘さを抑えた表現なのが却って作品本来の素晴しさと高貴さを引き立てているようです。弦楽四重奏曲第15 番ニ短調は、ハイドン・セットの中の唯一の短調の曲で、この作品のもつ暗さが、アルカント・カルテットの無駄を一切排除した表現で浮き彫りになり、ただならぬモーツァルトとなっております。

 2014年来日情報
  9 月26 日(金)、27 日(土)王子ホール
 
KKC 5360
\2857+税
※輸入盤発売済
J.S.バッハ:
 1.2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV1043
 2. ヴァイオリン協奏曲ホ長調(第2番) BWV1042
 3. ヴァイオリン協奏曲イ短調(第1番) BWV1041
 4.3つのヴァイオリンのための協奏曲ニ長調 BWV1064R
ぺトラ・ミュレヤンス(Vn)
アンネ・カタリーナ・シュライバー(Vn:4)
フライブルク・バロック・オーケストラ
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指揮、Vn:1,4)
 名手たちの鮮やかな技巧とバッハの音楽に真摯に向き合うFBO の演奏

 録音:2012 年4 月フライブルク、パウルス・ザール/[HMF] HMC 902145、61’35、輸入盤・日本語解説付

 フライブルク・バロック・オーケストラによるバッハのヴァイオリン協奏曲集。バッハはヴァイオリンによる協奏曲を3曲残しており、ここではそれに加えてチェンバロ協奏曲から編曲した合計4曲が収録されています。第1番の協奏曲は威厳に満ちた音楽で宗教曲のような崇高さを感じられる曲。第2番は対照的に明るい曲調で愉しさに溢れています。そして2つのヴァイオリンのための協奏曲は、対位法を駆使した2 つのヴァイオリンと合奏の3者の掛け合いが魅力的な作品です。フライブルク・バロック・オーケストラの演奏は、バッハの溌剌としたリズムや楽器間の精緻なアンサンブルが見事で、特に緩徐楽章は、伸び伸びと表現され軽やかに愉しげに演奏されています。フライブルク・バロック・オーケストラのヴァイオリンの名手たちの鮮やかな技巧が冴え、バッハの音楽と向き合った充実した演奏を聴かせてくれる1 枚です。

 2 月12 日(水)東京オペラシティコンサートホール J.S.バッハ「: ブランデンブルク協奏曲」全曲
  【演目ディスク:KKC5184/85(2CD) 好評発売中】
 

KKC 5357
(SACD HYBRID)
\2667+税
※輸入盤発売済
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54
ヤンネ・メルタネン(P)
イェヴレ交響楽団
ハンヌ・コイヴラ(指)
 フィンランドのピアニスト、メルタネンによるピアノ協奏曲屈指の名作グリーグとシューマン豊かな感性と溢れる詩情で描き出す!

 録音:2012 年6 月11-15 日イェブレ・コンサート・ホール/[ALBA] ABCD 356、61’10、輸入盤・日本語解説付

 「Alba Records」の数々の録音で瑞々しい抒情のショパンを聴かせ、着実にファンを獲得してきたピアニスト、フィンランドのヤンネ・メルタネン[1967-]が、グリーグとシューマンの協奏曲を録音しました。共演したイェヴレ交響楽団は、2012 年に創設100 年を迎えたスウェーデン最古のオーケストラのひとつ。ショパンの協奏曲(ABCD247)など、さまざまな機会にメルタネンと共演を重ねるハンヌ・コイヴラが指揮しています。
 イギリスの音楽評論家ブライス・モリソン氏は「彼がグリーグとシューマンの音楽に見出したコントラストは実に鮮やかだ。よく知っているはずのページの数々が、スリリングなくらい「未知」の音楽に響く」と絶賛。繊細さと大胆さを併せ持つメルタネンの美点が十分に表現されたディスクです。

 2014年来日情報
 2 月22 日(土)東京芸術劇場コンサートホール
  グリーグ:ピアノ協奏曲、ブルックナー:交響曲第6 番  内藤彰(指揮)東京ニューシティ管弦楽団
 

KKC 5358
(SACD HYBRID)
\2857+税
※輸入盤発売済
シベリウス:
 交響曲第2番ニ長調 Op.43
 交響曲第5番変ホ長調 Op.82
ミネソタ管弦楽団
オスモ・ヴァンスカ(指)
 音色・表現が一段と多彩となったヴァンスカのシベリウス再録音シリーズ第1弾

 録音:2011 年6 月ミネアポリス、オーケストラ・ホール/[BIS] BIS SA 1986、78’04、輸入盤・日本語解説付

 かつてラハティ交響楽団と記念碑的なシベリウスの交響曲全集を完成させたヴァンスカが、再録をスタートさせました。今回は手兵ミネソタ管弦楽団を率いての挑戦となります。同オーケストラとはベートーヴェンやシベリウスの名演を繰り広げており、さらに旧録音から約20 年を経て、ヴァンスカの円熟ぶりとさらなる深さを堪能できます。
 録音も素晴らしく弦楽器と金管楽器のバランスが良く、それを見事に捉えた優秀録音です。
 

KKC 5359
(SACD HYBRID)
\2857+税
※輸入盤発売済
シベリウス:
 交響曲第1番ホ短調 Op.39
 交響曲第4番イ短調 Op.63
ミネソタ管弦楽団
オスモ・ヴァンスカ(指)
 ゴージャスな響きと痛快なスピード感、ヴァンスカの新シベリウス交響曲第2弾

 録音:2012 年5 月、6 月ミネアポリス、オーケストラ・ホール/[BIS] BIS SA 1996、74’10、輸入盤・日本語解説付

 第1 集(第2 番&第5 番 KKC5358)に続くヴァンスカの新シベリウス交響曲シリーズ第2 弾は、第1 番&第4 番。約20 年を経ての再録音ですが、SACD の高音質もあいまってヴァンスカの円熟ぶりに驚かされます。ミネソタ管の技術の高さとゴージャスな響きで、ラハティ響との旧録音とは別の作品のように聴こえます。ことに第1 番のスピード感と迫力はカッコ良く痛快の極み。そして第4 番は、濃厚な民族色が表現された作品で、ヴァンスカは旧盤のクールな演奏と様変わりした深い感情移入を見せています。21 世紀のシベリウス交響曲像の出現と言えるでしょう。

ソニー・ミュージックダイレクト



MECO-1018
(SACD Hybrid)
\3000
平澤真希/オマージュ・ア・ショパン
 ショパン:
  ① ノクターン第20番嬰ハ短調遺作
  ② ノクターン第2番変ホ長調作品9-2
  ③ バラード第1番ト短調作品23
  ④ ノクターン第8番変ニ長調作品27-2
  ⑤ バラード第2番ヘ長調作品38
  ⑥ バラード第3番変イ長調作品47
  ⑦ バラード第4番ヘ短調作品52
 平澤真希:
  ⑧ 天への回帰〜龍
平澤真希(P)
魂のピアニスト、平澤真希が奏でる静かで熱いショパンの慟哭

鈍感粗野と化した現代人の命を打ちのめし、洗い、癒してくれる浄化の力!
(滝田栄)


 ショパン音楽院(現ショパン音楽大学)大学院最優秀首席卒業後、16年間ポーランドに在住し研鑽を積んだピアニスト、平澤真希が満を持して世に問うショパン・バラード全4曲、ノクターン、そして自作曲には、平澤真希の非凡な才能の全てが刻まれています。
 ポーランド人以上にポーランド的と表される独特のカンタービレと、陰影に満ちた多彩な音色は、平澤真希ならではの真骨頂です。長い年月に渡り古今東西の演奏家たちによって幾度と無く弾かれてきたショパンの名曲が、今、新しい息吹を吹き込まれここに再生しました。新しいショパン像の再発見です。

録音:2013年4月27日?29日 クララザール眞鍋記念館(セッションレコーディング)

■平澤真希(ひらさわまき)プロフィール
平澤真希(ピアニスト)
3歳からピアノを始め各ピアノ・コンクールに入賞。長野県伊那北高校を卒業後、東京音楽大学に入学。在学中にカロル・シマノフスキの音楽に強い影響を受ける。
1993年、霧島国際音楽祭グランプリ受賞。この折、音楽祭審査委員として来日していたポーランドの名ピアニスト、レギナ・スメンジャンカ(ショパン音楽院学長など歴任)に才能を認められ、ショパン音楽院(現ショパン音楽大学)に奨学金特待生として留学。シマノフスキの作品を中心に、ピアノソロ、ヴァイオリンデュオ、コンチェルト等、幅広いレパートリーを習得し、在学中からポーランド各地で演奏活動を行なう。数多くの国際音楽祭に出演。ショパン音楽院大学院最優秀首席卒業。
 日本、ポーランド、フランス、オランダ、ウクライナ、クウェート、フィリピン等世界各地で演奏活動を行い、魅力的かつ比類ない音楽的個性と独創性を持ったピアニストと評されている。テレビ、ラジオ(ポーランド第1テレビ、NHK-FMなど)に出演。16年間ポーランドに在住し、巨匠音楽家たちのパートナーとして室内楽奏者でも2010年まで毎年世界各地でリサイタルを開いてきた。
 またポーランドでも病気の子供達のために活動する団体に加わり笑いと音楽を提供し社会福祉にも力を注いでいる。演奏は全身を使ったダイナミックな奏法で、躍動のピアニスト、と呼ばれ注目されてきている。
 2010年元日、インターネット・TV、「FM南青山お正月特別番組・平澤真希珠玉のピアノ・コンサート」に出演。世界各地からの視聴を得て、1週間のアーカイブ放送予定が1ヶ月間のロングラン放送となるなど高い人気度を示した。
 この年から日本での活動を増やし、上野・東京文化会館、高崎シティーギャラリーホールなどコンサートツアーを行い「レクチャーコンサート”祖国への愛”シリーズ「ポーランド・ショパン後の音楽」と題し、ポーランドの文化勲章受賞ヴァイオリニスト、コンスタンティ・クルカとともに公演、聴衆に大きな感動を与えるなど各地でのコンサートを行うとともに、民放各局で精力的にテレビコンサートを行っている。これまでに、CD「ショパン没後のポ−ランド音楽」、「パッション・ザ・ピアノ」、「ショパン室内楽曲全集」(コンスタンティ・クルカ、アンジェイ・ブルーベルとの共演)、2014年2月ソニー・ミュージックダイレクトより4枚目の当CD「オマージュ・ア・ショパン」をリリース。
(2014年1月現在)



平澤真希は私の指導のもと、最優秀最高点でショパン音楽院大学院を卒業しました。ピアニストとしての彼女は知的に統制された感情表現方法により、感動的で情熱的な演奏で作品を描いていきます。彼女は、音楽関係者、主催者、観客を魅了し、たくさんの素晴らしい感動を誘うことを確信しています。
レギナ・スメンジャンカ
(元ショパン音楽院学長、ショパン国際ピアノコンクール審査員)

平澤真希は才能あるひときわ目立った日本人ピアニストです。彼女の作品解釈は新鮮で、独創的でいつも音楽的に魅力的な味わいをもっています。彼女の音楽語法は生気に満ち溢れ、まさに燃えるような偉大な情熱をも与え、結果として観客の拍手喝采を得るのです。
タチアナ・シェバノワ
(ジュネーヴ国際音楽コンクール第1位、ショパン国際ピアノコンクール第2位)


■オマージュ・ア・ショパンに寄せて 平澤真希
 ショパンが生まれた国ポーランド。
 ポロネーズで知らせる時報。タクシーで流れるショパン。
 ピアノの詩人ショパン。
 音に宿る霊感、感性、情熱、ノスタルジー、そっと告白される神秘、魂から湧き上がるメロディー、ハーモニー、その独創性。
 ショパンの音から音へ広がるイマジネーションの世界は無限に広がり果てしない。

 私は16年間、ポーランドに滞在しました。
 ショパンを探求すればするほど本質は遠く離れていく…。
 バラード全曲を思うように弾けるそんな日がくるのだろうか?
 約10年前にかかげた夢がバラード全曲の録音でした。

 ショパンの音での心の旅はあまりにも壮大です。
 私だけではまだまだたどりつけない旅なのです。
 ショパンは1810年にポーランドで生まれ1849年にその生涯を閉じます。
 このCDでは、ショパンがポーランドを離れた時に書かれたノクターン遺作から、愛人サンドとの逃避行、そしてサンドの生家で暮らした絶頂期に書かれたバラード4番までを、作曲された年代順に収録させていただきました。
 どうぞ皆様の無限なるイマジネーションの力をもって心を昂揚させ、永遠に広がる素晴らしい音の旅が一緒にできますように力をお貸しください。

 長い間ヨーロッパに住み、日本へ帰ってきて感動したこと、それは日本人のもつ高い精神性です。
 水の惑星、地球…。
 太古の昔から伝わる神秘のお話からインスピレーションを受けて、「天への回帰〜龍」と題したオリジナル曲をボーナストラックとしてこのアルバムに入れさせていただきました。
 このCDをお聴きくださる全ての方々に心からお礼申し上げたいと思います。

スリーシェルズ



3SCD-0014
\2667+税
「伊福部昭 生誕九十九年 白寿コンサート」
 (1)マルシュ・トゥリヨンファル(今井聰 編曲)[5分07秒]/
 (2)SF 交響ファンタジー第1番 (石丸基司 編曲)[16分06秒]/
 (3)ラウダ・コンチェルタータ(永瀬博彦 編曲)[28分01秒]/
 (4)女中ッ子[0分14秒]/(5)その壁を砕け[2分32秒]/
 (6)源氏物語[0分58秒]/(7)聖なる泉 [1分53秒]/
 (8)ドラット〜ゴジラVSキングギドラより[0分59秒]/
  ((9)-(13)「三人の門弟による讃」)
 (9)追憶 (眞鍋理一郎 作曲) [3分04秒]/
 (10)-(12)ピアノのための三つのエスキス (永富正之 作曲)
  1.風[2分07秒]/2.火[2分45秒]/ 3.水、地[2分35秒]/
 (13)伊福部昭讃・狂想的変容第2番 (今井重幸 作曲)[6分31秒]/
 (14)リトミカ・オスティナータによる〈讃〉 (吉原一憲 編)[6分13秒]
會田 瑞樹(打楽器)
池田慈(ピアノ)
特別ゲスト:
 ともだしんご
  (発明家・ハイリーズドラマー・
   作曲家・楽器製造販売者)
 祝・ゴジラ公開60 年、伊福部昭生誕100 年!CD「伊福部昭生誕99 年白寿コンサート」

 録音:(1)(2)2013 年4 月4 日「池田慈ピアノ・リサイタル」松尾ホールにてlive 収録、(3)-(14)2013 年5 月2 日「伊福部昭 生誕九十九年 白寿コンサート」杉並公会堂でLive 収録

 大反響を呼んだ伊福部昭生誕99 年コンサートのCD化。ゴジラや特撮映画音楽を再構成したSF 交響ファンタジー第1番のピアノソロ版(初録音)やマリンバ協奏曲ラウダ・コンチェルタータの舞台初演、元ヒカシューの井上誠の監修による映画音楽セレクション、ゴジラ対ヘドラの眞鍋理一郎や今井重幸ら門弟によるオマージュなど収録。
 演奏は、日本現代音楽協会による演奏コンクール「競楽」で評価された打楽器の會田瑞樹と、ロシアやイタリアの国際コンクールで評価された池田慈を中心にゴジラ伝説で知られる「伝説のドラマー・ともだしんご」も参加。 モスラの聖なる泉のヴィブラフォンによる演奏(冨岡春絵)も収録。
 ※以下は実行委員長であった今井重幸氏(2014 年1 月4 日に逝去)の言葉より
 伊福部昭生誕99 年・白寿記念のお祝いコンサートに御来場を戴き、改めて深く感謝の意を申し上げます。
 振り返れば、1984 年伊福部昭古稀記念・交響コンサートの時、連帯感の強かった古弟子仲間の長兄に当る芥川也寸志氏の発案で、長年お世話になって居る師匠に敬意を表して、お祝いのコンサートを贈らうと、行動派の末弟石井眞木がプロデューサーとなり、作曲者自身の指揮で元気だった古弟子総出演の和太鼓とオーケストラで「日本の太鼓」を演奏したのは、今や懐かしい思い出である。その時以来、師匠の節々の祝いには、必ず古弟子主宰でコンサートを開催して来た。叙勲を祝う会祝賀コンサート(1988)、喜寿記念コンサート(1991)、傘寿記念シリーズ(1993-1994) 、米寿記念演奏会(2002)、文化功労者顕彰お祝いコンサート(2004)、卆寿を祝うバースデイ・コンサート(2004)迄、古弟子の連帯感と師匠への尊敬と努力の賜物だったと思う。意欲的で強力な個性と才能を持つ若き演奏家、會田瑞樹(打楽器)と、池田慈(ピアノ)に大いなる期待を込めて鑑賞させて戴く次第である。

東京交響楽団/最近の新譜



キング・レコード
 KICC 1120
\3000
大友直人(指揮)
 ホルスト:組曲「惑星」 Op.32
大友直人(指揮)
 東京交響楽団
 東響コーラス
宇宙の雄大さ、神秘さを、大編成のオーケストラによって楽しめるホルストの「惑星」。
 東京交響楽団の正指揮者として、20年以上のキャリアを持つ大友直人が聴かせる極上のサウンド。DSDレコーディングによる迫力のライヴ演奏。2013年9月
 


日本コロムビア
COCQ-85045
\2940
広上淳一(指揮)
 伊福部 昭:

  舞踊音楽「プロメテの火」
  舞踊音楽「日本の太鼓〜鹿踊(ししおどり)」
広上淳一(指揮)
東京交響楽団 
録音:2013年5月27-28日、6月1日、ミューザ川崎シンフォニーホール ライヴ

AVEX CLASSICS



AVCL-25811
¥3000+税
オルフェウス室内管弦楽団、
 カーネギー・ホールでの熱烈ライヴ、初のベートーヴェン!

 ベートーヴェン:
  交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」
  交響曲第7番イ長調 Op.92
オルフェウス室内管弦楽団
ニューヨーク、カーネギー・ホール

 オルフェウス室内管弦楽団によるカーネギー・ホールでの熱烈ライヴ盤が登場!オルフェウスにとって初のベートーヴェン録音となる。

 オルフェウス室内管弦楽団は、1972年に、指揮者なしで演奏することで室内楽アンサンブルの親近感と温かみに本格的オーケストラの豊かさを加えることを目指した若手演奏家グループによって創設された。オーケストラの音楽に個々の奏者の思いを込めるために、オルフェウスのメンバーはお互いに直接コミュニケーションをとり、演奏する作品ごとにリーダーも替わる。その成果として、ステージでも録音でも、個々の奏者の熱意とアンサンブル全体の熱意が直に感じられる、溌剌とした演奏が生まれている。こうして培われた優れた芸術性とまとまりのよさによって、オルフェウス室内管弦楽団は世界的の一流オーケストラの1つに数えられており、グラミー賞も2度受賞している。

 またオルフェウス室内管弦楽団は、地元ニューヨーク州での演奏活動、ラジオ放送、世界ツアーや米国国内ツアー、さらには教育的な活動を通じて、経験豊かな熱心な音楽愛好家はもとより、もっと気軽に音楽を楽しむ人たち、次世代の聴き手、さらには次世代の音楽の作り手に貢献してきた。オルフェウス室内管弦楽団の活動の中心をなしているのはカーネギー・ホールでの定期演奏会で、斬新なプログラムと世界の一流ソリストたちとの大胆なコラボレーションがその特色になっている。オルフェウス室内管弦楽団は室内楽レパートリーの拡大にも力を注ぎ、これまでに39の新作を作曲家に委嘱し、初演してきた。そしてオルフェウス室内管弦楽団の膨大なディスコグラフィーには70点以上のアルバムが含まれ、その中には2001年のグラミー賞を受賞した『シャドウ・ダンス ストラヴィンスキー・ミニチュアズ』も入っている。オルフェウス室内管弦楽団はこれまでに4つの大陸の50カ国で300以上の都市に演奏旅行を行っている。



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