クラシックCD通販ショップ「アリアCD」へようこそ
トップページへ

第77号インデックスへ
規約などはこちら・・・

お買い物の方法  

注文方法:
 ご希望商品のチェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
 新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、一番最後にページ下の「
注文フォームへ」のボタンをクリックして、注文フォーム・ページへ進んでいただいて、そこで注文を確定してください。
 (チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ



第77号
マイナー・レーベル新譜(3)
2014.6.17〜2014.8.15



ABC CLASSICS



ABC 481 0409
(2CD)
\5000→\4690
ギャリック・オールソン(ピアノ)
 尾高忠明(指揮)&メルボルン交響

  ブラームス:
   ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
   ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
ギャリック・オールソン(ピアノ)
尾高忠明(指揮)
メルボルン交響楽団
 ギャリック・オールソンのブラームス!共演は尾高忠明&メルボルン交響楽団!
 ギャリック・オールソン、メルボルンでのブラームス・ライヴ!

 1966年ブゾーニ国際ピアノ・コンクール、1968年モントリオール国際コンクール、そして第8回ショパン国際ピアノ・コンクールで第1位に輝いたアメリカの名ピアニスト、ギャリック・オールソンが、尾高忠明&メルボルン交響楽団とブラームスで共演!
 2012年11月のライヴ・レコーディングがABC Classicsから登場!
 テンシュテット&LPOとの「第1番」に代表されるように、ブラームスのピアノ協奏曲第1番&第2番は、オールソンにとっての重要なレパートリー。
 尾高忠明&メルボルン交響楽団の好サポートを得て、硬質な響き、ブラック・ダイヤのような輝きを放つオールソンのピアノが、ブラームスの傑作2作品で円熟の演奏、解釈を聴かせてくれる。

 ※録音(ライヴ):2012年11月、アート・センター(メルボルン、オーストラリア)




ギャリック・オールソン
アトランタ交響楽団自主制作盤旧譜から

ASO1003
¥3200→¥2690
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
        交響的舞曲
ギャリック・オールソン(P)
ロバート・スパーノ指揮
アトランタ交響楽団
 アメリカ出身のピアニストとしては最高のキャリアを持つギャリック・オールソン。ブゾーニ・コンクールとモントリオール・コンクールに優勝、そして何より1970年のショパン・コンクールにアメリカ人として初めて優勝したのはご存知のとおり。その後はどちらかと言うと渋い活躍ぶりだが、硬質で華麗なピアニズムは魅力。そんなオールソンの新録音でラフマニノフの3番が聴けるのだから申し分ない。
 10以上年の離れたオールソンと指揮のスパーノだがずいぶん仲がいいらしく、スパーノが1990年代初頭にボストン響の副指揮者として着任した頃からの付き合い。今回の録音もオールソンが自身のレコーディング・レパートリーにラフマニノフの3番が入っていないのに気づいて話を持ちかけ、スパーノが「やろうやろう」と二つ返事で引き受けたものだという。
 さわやかで屈託のない演奏。まさにアメリカ南東部のジョージアの気候を思わせるような、あるいはここに本社のあるコカコーラのような。皮肉でもなんでもなく、オールソンにはこうした華やかな曲がよく似合う。そしてそこに付けるスパーノの「爽やか二乗」とでもいいたくなるような躁状態的オーケストラが心地よい。


ANALEKTA



AN 29990
\2500→\2290
ハープ協奏曲集
 ヘンデル:ハープ協奏曲変ロ長調 Op.4-6/HWV.294
 ボイエルデュー:ハープ協奏曲 ハ長調
 モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲ハ長調 K.299
ヴァレリー・ミロ(ハープ)
ベルナール・ラバディ(指揮)
ル・ヴィオロン・ドゥ・ロワ、
クレール・マルシャン(フルート)
 カナダの華麗なるハーピスト。ル・ヴィオロン・ドゥ・ロワとのコンチェルト集!

 カナダ、ケベックの若きハーピスト、ヴァレリー・ミロが奏でるハープ協奏曲集は、同じくケベックを活動拠点とするワールドクラスのピリオド・オーケストラ、ル・ヴィオロン・ドゥ・ロワとの共演!
 カナダ、ケベック州のトロワリヴィエール音楽院で学び、ニューヨークではリタ・コスタンツィに師事したヴァレリー・ミロ。
 2008年のプリ・デューロップ(ヨーロッパ賞)受賞、パリ国際芸術都市ハープ・国際コンクール特別賞受賞、2009年のフランス公共放送ネットワークのヤング・ソロイストへの選出など、フランス語圏を中心として、急速に存在感を高めているハープ界期待の才能である。
 ベルナール・ラバディとル・ヴィオロン・ドゥ・ロワという素晴らしいパートナーを得て、ヴァレリー・ミロのハープが華麗に躍動する。

 ※録音:2013年7月、モンカルム(ケベック、カナダ)



 


AN 28764
\2500→\2290
ロンドンの年/ポルポラ&ヘンデル:オペラ・アリア集
 ポルポラ:歌劇《ポリフェーモ》より いと高きジョーヴェさま
 ヘンデル:
  歌劇《セルセ》より もし夢を望むなら、私の愛するプラタナスの、
  オンブラ・マイ・フ、歌劇《アルチーナ》より ヒルカニアの岩窟に、
  歌劇《アリオダンテ》より 戯れるがよい、不実な女め
 ポルポラ:歌劇《ポリフェーモ》より 心地よくさわやかなそよ風よ
 ヘンデル:歌劇《アリオダンテ》より 暗く不吉な夜が過ぎると
 ポルポラ:歌劇《ヒュメナイオスの祭り》より おぼろげな愛
ジュリー・ブーリアンヌ(メゾ・ソプラノ)
クラヴサン・アン・コンセール、
リュック・ボーセジュール(チェンバロ、音楽監督)
 ジュリー・ブーリアンヌが歌うヘンデルVSポルポラ!

 ヘンデルとポルポラ。当時のロンドンを舞台として人気を二分し、火花を散らした2人の大作曲家の"ライバル関係"を、それぞれのオペラ・アリアで表現した好企画。
 METをはじめとするアメリカのオペラハウスから引く手あまたのジュリー・ブーリアンヌは、2012年のサイトウ・キネン・フェスティヴァル松本で、オネゲルの「火刑台上のジャンヌ・ダルク」にも出演したフランス系カナダ人のメゾ・ソプラノ。
 歌唱力、表現力ともに、現在のカナダを代表する歌い手の1人として注目を集めている。

 ※録音:2013年6月、サン・ブノワ・ド・ミラベル教会(ケベック、カナダ)
 


AN 28766
\2500→\2290
愛の夕暮れ 〜 イタリアの愛の歌
 ダッラ:カルーソ/
 トスティ:可愛い口もと/
 ロッシーニ:踊り/
 ロータ:ささやき(愛のテーマ)/
 ラシェル:アリヴェデルチ・ローマ/
 フェッリーリ:こんなに大きな愛/
 コットラウ:サンタ・ルチア/
 デ・クルティス:帰れソレントへ/
 ショパン:別れの曲/
 トスティ:マリア/
 ショリッリ:愛のわかれ/
 モーツァルト:おいで窓辺に、可愛い娘/
 アズナヴール:レイ/
 ディ・カプア:オー・ソレ・ミオ
ジーノ・キリコ(バリトン)
アンサンブル・トリオスフィア、
アレクサンドル・セバスチャン(アコーディオン)
グレン・レヴェック(ギター&マンドリン)
 METやスカラ座、ロイヤル・オペラ、ウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座など、世界中で活躍するカナダのリリック・バリトン、ジーノ・キリコが、魅惑の歌声で情感豊かに歌う「イタリアの愛の歌」。
 ナポリ民謡の「サンタ・ルチア」や「オー・ソレ・ミオ」から、ロッシーニ、トスティ、さらにはロータの映画「ゴッドファーザー」の「愛のテーマ」へと連なる「イタリアの愛の歌」の歴史が情熱的に歌われてゆく。

 2013年5月の録音。
 

AN 29846
\2500
トロバイリッツ
 ナ・カレンツァ/カルカソンヌ/ナ・マリア/
 グィ・ウッセル/ラングドックのエスタンピー/
 カロラ・オスティナータ/他
ラ・ネフ、
シャノン・メルセル(ソプラノ)
ジーン・ダガー(音楽監督)
 カナダの古楽アンサンブル、ラ・ネフの音楽監督ジーン・ダガーの手により、12〜13世紀、オクシタンの女性トロバドゥール「トロバイリッツ」が遺した「詩」に「音楽」が宿る。
 約800年という時を経て声楽、器楽のための音楽としての姿を得たトロバイリッツたちの詩。中世の神秘を、ラ・ネフの洗練されたサウンド、シャノン・メルセルの優美かつ陰影を感じさせる歌声で。

 2013年4月の録音。
 
AN 28767
\2500
タンゴ・ドリームズ
 ピアソラ(アンゲリス編):チキリン・デ・バチン/
 ヘラルド・マトス・ロドリゲス(ヴァレラス編):ラ・クンパルシータ/
 ピアソラ(ヴァレラス編):アディオス・ノニーノ/
 ピアソラ:センティード・ウニコ/
 ピアソラ:コントラバヘアンド/アロラス:ラ・カチーラ/
 セメノフ:献身/ピアソラ:フローラの戯れ/
 ルードク:タンゴ・ドリームス
アレクサンドル・セバスチャン(アコーディオン)
アティス・バンカス(ヴァイオリン)
アルビーナ・モロドザン(ヴァイオリン)
アンナ・アントロポーヴァ(ヴィオラ)
ジョナサン・トルトラーノ(チェロ)
 ベラルーシのアコーディオン奏者アレクサンドル・セバスチャンのタンゴ・アルバムは、本場アルゼンチン、ウルグアイ、ロシアなど、世界各地のタンゴを集めたプログラム。
 メキシコ、セルビア、ポルトガル、イタリア、ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、アメリカなど、様々な国々でアコーディオンを弾き続けてきた東欧の名手。そのファーストクラスのヴィルトゥオージティは説得力十分。

 2013年1月−2月の録音。
 


AN 29223-4
(CD+Bonus DVD
/特別価格)
\2500→\2290
ジョゼフ・ルーロー 〜 ロシアン・オペラ・アリア集
 ボロディン:歌劇《イーゴリ公》より ガリツキーのアリア
 グリンカ:歌劇《イワン・スサーニン》より イワン・スサーニンのアリア
 リムスキー=コルサコフ:歌劇《サトコ》より ヴァイキングの歌
 ムソルグスキー:歌劇《ホヴァンシチナ》より ドシフェイのアリア
 チャイコフスキー:
  歌劇《イオランタ》より ルネ王のアリア、
  歌劇《エフゲニー・オネーギン》より グレミンのアリア
 ラフマニノフ:歌劇《アレコ》より アレコのカヴァティーナ
 ボロディン:歌劇《イーゴリ公》より コンチャクのアリア
ジョゼフ・ルーロー(バス)
カナダ放送管弦楽団
 1929年生まれ、フランス系カナダ人のバス、ジョゼフ・ルーローの未発売音源となるロシアン・アリア集。1972年のライヴ・レコーディング。ボーナスDVDには、ムソルグスキーの歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」

 (抜粋/1983年録音)を収録。

AVIE



AV 2313
(14CD/特別価格)
\20400→\18590
シアトル・オペラ 〜 リング・サイクル
 ワーグナー:楽劇《ニーベルングの指輪》
アッシャー・フィッシュ(指揮)
シアトル交響楽団&合唱団
アルウィン・メロー(ソプラノ/ブリュンヒルデ)
シュテファン・フィンケ(テノール/ジークフリート)
グリア・グリムスレイ(バス・バリトン/ヴォータン)
ステファニー・ブライス(メゾ・ソプラノ/フリッカ)
スチュアート・スケルトン(テノール/ジークムント)
マーガレット・ジェーン・レイ(ソプラノ/ジークリンデ)
リチャード・ポール・フィンク(バリトン/アルベリヒ)
デニス・ピーターセン(テノール/ミーメ)
ダニエル・スメギ(バス・バリトン/ファフナー&ハーゲン)
アンドレア・シルヴェストレリ
 (バス/ファゾルト&フンディング)
マーク・ショーウォーター(テノール/ローゲ)
マルクス・ブリュック(バリトン/ドンナー&グンター)
ウェンディ・ブリン・ハーマー
 (ソプラノ/フレイア&ゲルヒルデ&グートルーネ)
ルシール・ビア(ソプラノ/エルダ)
ジェニファー・ゼトラン
 (ソプラノ/ヴォークリンデ&森の小鳥)
セシリア・ホール
 (メゾ・ソプラノ/ヴェルグンデ&ロスヴァイセ)
レネ・テイタム
 (メゾ・ソプラノ/フロースヒルデ&グリムゲルデ)
リック・ファーマン(テノール/フロー)
ジェシカ・クライン(ソプラノ/ヘルムヴィーゲ)
スザンヌ・ヘンドリクス(メゾ・ソプラノ/ヴァルトラウテ)
ルレッタ・バイビー(メゾ・ソプラノ/シュヴェルトライテ)
タマラ・マンシーニ(オルトリンデ)
サラ・ヘルツェル(メゾ・ソプラノ/ジークルーネ)
 シアトル・オペラのリング・サイクルBOX!

 4年に1度上演が行われているアメリカ、シアトル・オペラの「リング・サイクル」の2013年ライヴが、アヴィー(Avie)から14枚組のボックス・セットで登場!
 注目のスティーヴン・ワズワースが演出を手がけ、「グリーン・リング(緑のリング)」の名で親しまれているシアトル・オペラの「ニーベルングの指輪」は、2013年の公演も絶賛を浴び、大成功を収めている。
 アメリカ西海岸を代表するオペラ・カンパニーの1つであるシアトル・オペラが総力を挙げて完成させた2013年の「リング・サイクル」。ワグネリアン必携のボックス・セットです!

 ※録音(ライヴ):2013年8月、マリオン・オリヴァー・マッコール・ホール(シアトル、ワシントン)



 

AV 2315
\2500
近現代のロシア、東欧の室内楽作品ファンは見逃せないプログラム
 ペンデレツキ:弦楽三重奏曲
 クルターク:サイン、ゲームとメッセージ
 シュニトケ:弦楽三重奏曲
 ヴァインベルク:弦楽三重奏曲
アンサンブル・エポメオ
 〔ダイアン・パスカル(ヴァイオリン)
  デイヴィッド・ヤン(ヴィオラ)
  ケネス・ウッズ(チェロ)〕
 オーケストラ・オヴ・ザ・スワンの指揮者でもあるチェリスト、ケネス・ウッズが参加する弦楽三重奏団、アンサンブル・エポメオ。
 ハンス・ガル&ハンス・クラーサの弦楽作品全集(AV 2259)が英グラモフォン誌のエディターズ・チョイスに選出されるなど、近現代、東欧の「弦楽三重奏曲」の演奏、解釈では他の追随を許さぬ勢いを見せる注目のアンサンブルである。
 今回はペンデレツキ、クルターク、シュニトケ、ヴァインベルクのトリオ。近現代のロシア、東欧の室内楽作品ファンは見逃せないプログラムである。
 

AV 2288
\2500
ドゥムカ
 ドヴォルザーク:ドゥムカ ニ短調 Op.35
 スーク:ドゥムカ ニ短調
 ドヴォルザーク:ドゥムカとフリアント Op.12
 リスト:ドゥムカ(S.249より)
 バラキレフ:ドゥムカ 変ホ短調
 チャイコフスキー:ドゥムカ ハ短調(Op.59より)
 リセンコ:ドゥムカ=シュムカ
 マルティヌー:ドゥムカ第1番、ドゥムカ第2番、ドゥムカ第3番
 ヴァレショヴァ:チェコとスロヴァキアの民謡による即興曲
ラダ・ヴァレショヴァ(ピアノ)
 チェコ、ピルセン出身の女流ピアニストで、東欧ピアノ作品のスペシャリスト、ラダ・ヴァレショヴァのアヴィー(Avie)第2弾は「ドゥムカ」がテーマ。
 ドヴォルザークやスーク、マルティヌー、ロシアのバラキレフ、チャイコフスキーなど、19世紀から20世紀にかけての「ドゥムカ」の世界が民族色豊かに描かれる。
 プログラムの最後を飾るのは、ヴァレショヴァの即興曲。もちろんテーマは東欧チェコ、スロヴァキア。

 2013年7月15日−16日の録音。
 

AV 2314
\2500
イートン・クワイアブックからの音楽Vol.3
 ハンプトン:天の女王
 タージェス:よろこべ乙女の花に
 フォーキナー:喜びたまえ
 ブラウン:オー・マーテル・ベネラビリス
 ウィルキンソン:天の女王
オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊
スティーヴン・ダーリントン(指揮)
 約500年の歴史を持つオックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊。
 音楽監督スティーヴン・ダーリントンとのコンビによる「イートン・クワイアブックからの音楽」のシリーズ第3巻には、15世紀の作曲家たち、ジョン・ハンプトン(1484−1521)、エドムンド・タージェス(1469−1508?)、ジョン・フォーキナー(15世紀後期)、ジョン・ブラウン(fl.c.1480−1505)、ロバート・ウィルキンソン(b.c.1475-80, d.1515)の教会音楽を収録。
 長き歴史を持つ名門聖歌隊が、イートン・クワイアブックに収められたポリフォニーを響きかせる。
 


AV 2308
\2500→\2290
ピゼンデル氏のためにVol.2
 ヴィヴァルディ:
  ヴァイオリン・ソナタ イ長調 RV.29《ピゼンデル氏のために》
 ピゼンデル:ヴァイオリン・ソナタ ハ短調
 モンタナーリ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調
 アルビノーニ:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調
 ピゼンデル:ヴァイオリン・ソナタ イ短調
 ヴィヴァルディ:
  ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 RV.19《ピゼンデル氏のために》
ラ・セレニッシマ
 〔エイドリアン・チャンドラー(ヴァイオリン)、
  ガレス・ディーツ(チェロ)、
  トーマス・ダンフォード(テオルボ)、
  ロバート・ハワース(チェンバロ)〕
 ラ・セレニッシマの"ピゼンデル氏のために"第2巻!

 赤毛の司祭ヴィヴァルディの音楽の伝承者たち、エイドリアン・チャンドラーとラ・セレニッシマ。2003年にリリースされたデビュー・タイトル以来となる、「ピゼンデル氏のために」の続編が登場!
 ヴィヴァルディ、モンタナーリの弟子であり、ドレスデン宮廷楽団の楽長を務め、当時のドイツにおける最高のヴァイオリニストと称されたヨハン・ゲオルク・ピゼンデル(1687−1755)。
 エイドリアン・チャンドラーが弾くのは、師であるヴィヴァルディやモンタナーリ、アルビノーニから稀代の名手に献呈された4つのヴァイオリン・ソナタと、ピゼンデルの自作2作品。
 6つのヴァイオリン・ソナタが、後期バロックにおけるピゼンデルの功績、大きな影響を物語る。
 

AV 2312
(3CD/特別価格)
\5100
ロッシーニの歌劇《マオメット2世》の2013年ライヴ!
 ロッシーニ:歌劇《マオメット2世》
ガーシントン・オペラ管弦楽団&合唱団
デイヴィッド・パリー(指揮)
ポール・ニロン(テノール)
シアン・デイヴィス(ソプラノ)
ダレン・ジェフリー(バス・バリトン)
ケイトリン・ハルカップ(メゾ・ソプラノ)
クリストファー・ディフィ(テノール)
リチャード・ダウリング(テノール)
 1820年に初演が行われたロッシーニのオペラ「マオメット2世(マオメット・セコンド)」は、オスマン・トルコのスルタン(皇帝)、マホメット2世が率いるオスマン・トルコ軍に攻められたヴェネツィア共和国のネグロポンテ島を舞台とした悲劇。
 2013年の6月〜7月に上演された「マオメット2世」は、2014シーズンで創設25周年を迎えたイギリス、ウォームスリーのガーシントン・オペラが、このアニヴァーサリー・イヤーを記念して発表する同オペラにとって初の商業用録音となる。

 ※録音(ライヴ):2013年6月−7月、ガーシントン・オペラ、ウォームスリー、イギリス
 

AV 2316
\2500
郷愁の歌
 ゴドフスキー:古いウィーン/
 クライスラー(ラフマニノフ編):愛の悲しみ、愛の喜び/
 シルヴェストリ:郷愁の歌 Op.27-1(世界初録音)/
 シューベルト(リスト編):ソング・トランスクリプションズ
  〔水車職人と小川/水の上で歌う/すみか/セレナード/
   糸を紡ぐグレートヒェン/魔王/アヴェ・マリア/春の想い〕/
 タレガ(ボラック編):アルハンブラの思い出(世界初録音)/
◆イオン・ブゼアのヒストリカル録音(ピアノ:ルイザ・ボラック) 〜
 シューマン:君は花のよう Op.25-24/
 R・シュトラウス:万霊節 Op.10-8/
 ブレディチャヌ:Baga Doamne Luna-n Nor/
 ディマ:De ce nu-mi vii/シューベルト:好奇心の強い男
ルイザ・ボラック(ピアノ)
 同郷のエネスコやリパッティのピアノ作品集が高評価を得ているルーマニアの女流ピアニスト、ルイザ・ボラック。
 ゴドフスキーやクライスラー、シューベルトの歌曲のリスト編曲などの小品によるプログラムでは、世界初録音となるルーマニアの名指揮者コンスタンティン・シルヴェストリの作品(Op.27-1)も注目。
 1961年から62年にかけて録音されたルーマニアのテノール、イオン・ブゼアのヒストリカル・レコーディング(未発売音源)に、ルイザ・ボラックがピアノを加えたボーナス・トラックも収録されている。

BGS



BGS 122
\2500→\2290
神のリュート音楽 〜
 フランチェスコ・カノーヴァ・ダ・ミラノ Vol.1

  リチェルカーレ集
  ファンタジア集
  クアンタ・ベルタ(原曲:アルカデルト)
  ファンタジア 《甘美と愛》
  私の悲しい不満(原曲:リシャフォール)
  私の悲しいファンタジア
  ファンタジアとリチェルカーレ 《ラ・コンパーニャ)
ナイジェル・ノース(リュート)
 ナイジェル・ノース新録音「神」と呼ばれた16世紀ヴィルトゥオーゾの世界

 イタリア・ルネサンスのリュート奏者、フランチェスコ・カノーヴァ・ダ・ミラノ(1497−1543)。その腕前は、ミケランジェロと同じように「il Divino(神)」と呼ばれていた。
 BGS(British Guitar Society)から発売されるナイジェル・ノースの新録音は、「神のリュート音楽(The lute music on il Divino)」と題された、ダ・ミラノのリュート作品集。
 ダ・ミラノが数多く作曲した「ファンタジア」と「リチェルカーレ」。そして、ジャン・リシャフォールとジャック・アルカデルトからのリュート編曲作品。ダ・ミラノは他にもジョスカン・デ・プレなど様々な作曲家の歌曲からリュート編曲も行っており、続くシリーズにも期待が高まる。英国が誇る円熟のリューティスト、ナイジェル・ノースによる、"イル・ディヴィーノ" フランチェスコ・ダ・ミラノ。リュート、古楽ファン注目のシリーズがスタートです!

 ※2012年6月、聖アンドリュース教会(イギリス)
 ※使用楽器:マルコム・プリオール2010年製 16世紀初期のヴェネチア・モデルの6コース・リュート
 


BGS 119
\2500→\2290
ヴァイス:リュートのための音楽Vol.1
 序曲変ロ長調/パルティータ ト短調/
 ソナタ ヘ長調/ファンタジア ハ短調/
 組曲ハ短調/チャコーナ変ホ長調
ナイジェル・ノース(リュート)
 イギリスが世界に誇る円熟のリューティスト、ナイジェル・ノースが奏でるヴァイスのリュート作品集第1巻! ドイツ後期バロックの偉才、シルヴィウス・レオポルド・ヴァイス(1687−1750)が10代の頃に作曲した組曲ハ短調(1706年頃)など、若きヴァイスの魅力作品が並ぶ。

 ※録音:2010年5月、聖アンドリュース教会(イギリス)

CANTUS


C 9636
\2500
イタリアン・カンタータ集
 スカルラッティ:カンタータ 《暗黙の影と太陽》
 ボノンチーニ:その日が来る、ドリンダよ
 ロカテッリ:3声のためのソナタ ヘ短調 Op.8-9
 ポルポラ:ゆるやかに葉むらをさざめくそよ風よ
 ヴィヴァルディ:カンタータ 《愛よ、お前の勝ちだ》 RV.683
フラヴィオ・フェッリ=ベネデッティ
 (カウンターテナー)
アンサンブル・イル・プロフォンド
 ジャパン・ツアーを控えたカウンターテナー、フラヴィオ・フェッリ=ベネデッティ!

 タリア出身でスペインやスイスのバーゼル・スコラ・カントルム(SCB)で学んだカウンターテナー、フラヴィオ・フェッリ=ベネデッティと、SCBの若手通奏低音奏者によるアンサンブル「イル・プロフォンド」のファースト・アルバム。
 スカルラッティからヴィヴァルディまで、イタリア・バロックを彩る珠玉のカンタータを、フェッリ=ベネデッティの甘く官能的な歌声で歌う。
 フェッリ=ベネデッティとイル・プロフォンドは2014年秋に日本全国ツアーを控えており、スカルラッティ、ロカテッリ、ヴィヴァルディの曲は来日公演でも演奏予定。

 ☆2014年来日公演スケジュール (日本・スイス友好通商条約150周年記念コンサート)
 8月24日(日) 北海道/8月27日(水) 岩手/8月30日(土) 山形/9月2日(火) 富山/9月5日(金) 京都/9月7日(日) 東京
 

C 9630
\2500
ガスパール・サンス:
 「スペイン・ギターの音楽指南」 からの音楽 〜
  5コースのスペイン・バロック・ギターのための音楽
ラベリントス・インヘニオソス
 〔ハビエル・ディアス・ラトーレ(ギター)、
  ペドロ・エステバン(パーカッション)〕
 "ラ・ヴェネクシアーナ”やドミニク・ヴェラール率いる”アンサンブル・ジルバンショワ”、ホセチュ・オブレゴン率いる”ラ・リティラータ"なども参加する「Cantus」は、ホセ・カルロス・カベーリョによって、1996年に創設されたスペインの古楽レーベル。
 1674年にサラゴサで出版された著書「スペイン・ギターによる音楽指南」の大成功が、スペインのギター音楽をさらに発展させるという大きな役割を果たしたガスパール・サンス(c.1640−c.1710)。情熱的なバロック・ギターと軽快なパーカッションのデュオ、ラベリントス・インヘニオソスが、サンスの指南書から選りすぐった19曲を生き生きと演奏する。
 

C 9637
\2500
デ・パッショーネ 〜 フランドルのモテット集
 オブレヒト:主よ, われを大切にしたまえ
 コンペール:イエスの御名において
 ジョスカン・デ・プレ:おお主イエス・キリスト、御顔は覆い隠され
 ヴェールベケ:地上は暗闇となった
 作曲者不詳:おお, 悲しき運命の日
 ジョスカン・デ・プレ:われを憐れみ給え, 神よ
オデカトン、
パオロ・ダ・コル(ディレクター)
 パオロ・ダ・コルによって創設されたイタリアの男声ヴォーカル・アンサンブル「オデカトン」。1503年にヴェネツィアで出版されたモテット集より、ジョスカン・デ・プレをはじめ、ヤコブ・オブレヒトやロワゼ・コンペールなどフランドル楽派の受難節のためのモテットを歌う。

CENTAUR



CRC 3334
\2400→\2190
ヨアフ・タルミ見参!メンデルスゾーンのピアノ協奏曲!
  メンデルスゾーン:
  ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25
  ピアノ協奏曲第2番ニ短調Op.40
  交響曲第1番ハ短調Op.11
  八重奏曲変ホ長調Op.20より「スケルツォ」

アロン・ゴールドスタイン(ピアノ)
ヨアフ・タルミ(指揮)
イスラエル室内管弦楽団

 イスラエル出身のヨアフ・タルミ。ハンブルク交響楽団では首席客演指揮、サンディエゴ交響楽団やイスラエル室内管弦楽団では音楽監督も務め、日本ではNHK交響楽団、東京交響楽団などでも客演指揮を務めている。
 メンデルスゾーンのピアノ協奏曲を弾くのは、ズービン・メータ指揮、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団とのコンビでオーケストラ・デビューを18歳で果たしたイスラエル出身のピアニスト、アロン・ゴールドスタイン。素直な表現に滑らかな音色が印象的なメンデルスゾーンの協奏曲を聴かせる。

 2013年3月14日の録音。
 

CRC 3288
\2400
C・P・E・バッハ:
 識者と愛好家のためのピアノ・ソナタ集第2集&第4集

  識者と愛好家のためのロンド付きピアノ・ソナタ第2集より
   ソナタ第3番イ長調Wq.56/6 H.270
  ロンド第2番ニ長調Wq.56/3 H.261
  ロンド第3番イ短調Wq.56/5 H.262
  識者と愛好家のためのロンド付きピアノ・ソナタ第4集より
   ロンド第1番イ長調Wq.58/1 H.276
  ソナタ第2番ホ短調Wq.58/4 H.188
  ソナタ第1番ト長調Wq.58/2 H.273
  幻想曲変ホ長調Wq.58/6 H.277
  ロンド第3番変ロ短調Wq.58/5 H.267
  ロンド第2番ホ長調Wq.58/3 H.274
  幻想曲イ長調Wq.58/7 H.278調
プリーシィ・デ・シルヴァ
 (フォルテピアノ、
  ハープシコード)
 スリランカの女流ピアニストが弾くC・P・E・バッハ!

 カリフォルニア州クレアモントのピリオド・アンアンブル、コン・ジョイアの創設者であり、東南アジア、スリランカ出身の女流鍵盤奏者プリーシィ・デ・シルヴァ。アーウィン・ボドキー・アウォードの受賞者でもあるデ・シルヴァはC.P.E.バッハのスペシャリスト。晩年に出版されたC.P.E.バッハの鍵盤作品の代表作を、フォルテピアノとハープシコードで巧みに演奏する。

 1993年、1994年&1996年の録音。
 
CRC 3347
\2400
ブロードウェイ・トゥ・ハリウッド
 ケイパー&ギャノン:映画「メイム叔母さん」より ドリフティング/
 ハーマン:映画「めまい」より テーマ、ラブシーン/
 ガーシュウィン:
  ミュージカル「ガール・クレイジー」より エンブレイサブル・ユー/
 ロウ&ラーナー:マイ・フェア・レディ・メドレー/
 ガーシュウィン:
  ミュージカル「ストライク・アップ・ザ・バンド」より スーン/
 ワイル&ガーシュウィン:
  ミュージカル「レディー・イン・ザ・ダーク」より マイ・シップ/
 ポーター:ミュージカル「キス・ミー・ケイト」より ソー・イン・ラヴ/
 ニューマン:ストリート・シーン/
 ウォーレン、マッケリー&アダムソン:映画「めぐり合い」より めぐり合い/
 マーティン&ブレイン:
  ミュージカル「ベスト・フット・フォワード」より エヴリ・タイム、
   映画「セントルイスで会いましょう」より ザ・ボーイ・ネクスト・ドア/
 ロジャース&ハート:
  ミュージカル「ベイブス・イン・アームス」より
   マイ・ファニー・ヴァレンタイン、いつかどこかで/
 アーレン&マーサー:
  映画「スカイズ・ザ・リトル」より ワン・フォー・マイ・ベイビー/
 ガーシュウィン&ヘイワード:ポギーとベス/
 バーリン:アイ・ラヴ・ア・ピアノ、ゼイ・セイ・イッツ・ワンダフル/
 レーン&ラーナー:
  映画「ロイヤル・ウェディング」より トゥー・レイト・ナウ/
 ハチャトゥリアン:剣の舞
リチャード・グラツィエール(ピアノ)
 ブロードウェイ、ハリウッドの名作映画、名作ミュージカルで流れる劇中曲のピアノ・アレンジ作品集。ブロードウェイでロングラン公演となりヒットしたミュージカル、マイ・フェア・レディのメドレーなども収録。映画、ミュージカル好きにはオススメなタイトル。

 2013年8月19日−20日の録音。
 

CRC 3326
\2400
ドイツ、ロマン派作曲家3人の室内楽作品集
 ライネッケ:10の小品 Op.213
 カリヴォダ:6つの夜想曲 Op.186
 ジット:アルバム・リーヴス Op.39
ドイブナー・フォーシェ・デュオ
 〔ブレット・ドイブナー(ビオラ)、
  カロリーヌ・フォーシェ〕
 ドイツ、ロマン派作曲家カール・ライネッケ(1824−1910)を中心とした3人の室内楽作品集。デウブナー・フォウシェ・デュオのヴィオリスト、ブレット・ドイブナーの力強く華やかな音色が、3人のロマン派作品をさらに際立たせる。

 2012年12月5日の録音。
 

CRC 3343
\2400
アルス・ノストラ 〜 ペルソナ
 パク:ペルソナ/リー:フローズン・ランド/
 パターソン:ディープ・ブルー・オーシャン/
 フロイド:2台ピアノのためのトリビュート/
 シュレーダー:オーボエとピアノのためのソナタ
リー・サン=ハイ(ピアノ)
キム・ヨウミー(ピアノ)
ロバート・マックコーミック(パーカッション)
ベラン・ハープ(パーカッション)
ジョン・コリーナ(オーボエ)
 韓国、アメリカの作曲家4人のモダン作品集。今回のタイトルでは、コンポーザー=オーボエニストのジョン・コリーナが演奏する1977年録音の貴重な音源も収録。

 1977年5月17日、2010年10月20日の録音。

CHAMPS HILL RECORDS



CHRCD 084
\2500→\2290
エマ・ジョンソン(クラリネット)
 すばらしい新世界 〜 クラリネットのための作品集

 プロコフィエフ:
  フルート・ソナタ(クラリネット版世界初録音/エマ・ジョンソン編)
 ヒンデミット:クラリネット・ソナタ
 ロータ:クラリネット・ソナタ ニ長調
 ルトスワフスキ:ダンス・プレリュード(舞踏前奏曲)
 メシアン:鳥たちの深淵、ヴォカリーズ・エチュード
エマ・ジョンソン(クラリネット)
ジョン・レネハン(ピアノ)
 英国が誇る女王エマ・ジョンソン!新録音は20世紀のクラリネット作品集!

 イギリスを代表する世界的クラリネット奏者エマ・ジョンソンの新録音!
 「20世紀のクラリネット作品集」は、イギリスの作家オルダス・ハクスリー(1894−1963)が1932年に発表したディストピア小説「すばらしい新世界(Brave New World)」がテーマ。
 ユートピアとは正反対のディストピア、第2次世界大戦の戦火の中を生き延びた5人作曲家たち。
 プロコフィエフが疎開先のコーカサスで作曲した「フルート・ソナタ」の世界初録音となる"クラリネット版"や、ヒンデミット、ロータ、ルトスワフスキ、メシアンの音楽。
 名手エマ・ジョンソンのクラリネットで、激動の20世紀の中で生まれた作品の深層を聴く ——。

 ※録音:2013年6月3日−5日、ミュージック・ルーム、チャンプス・ヒル(ウェスト・サセックス、イギリス)




エマ・ジョンソン、前作新譜
満を持してのブラームス!

NIMBUS
NI 6153
(CD-R)
\2400→\2190
エマ・ジョンソン
 ついに・・・ ブラームス「クラリネット・ソナタ」!

   ブラームス:
   クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1
   クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調Op.120-2
  メンデルスゾーン:ソナタ変ホ長調
  シューマン:幻想小曲集Op.73
エマ・ジョンソン(クラリネット)
ジョン・レネハン(ピアノ)
 英国の才女エマ・ジョンソン!遂にブラームスのソナタ!

 マイケル・コリンズと並びイギリスのクラリネット界を代表する世界的名手、エマ・ジョンソンがブラームスの2つのクラリネット・ソナタを遂にレコーディング!
 イギリスの伝統を守るハンドメイドのクラリネット、ピーター・イートンを愛用するエマ・ジョンソン。
 "木管"という呼び名に相応しい豊かで堅実、木の香りを纏う音色、円熟味を増した音楽性によるブラームスは、クラリネット奏者として成熟したエマ・ジョンソンがたどり着いた大いなる到達点である。
 2011年1月25日−27日の録音。


 
CHRCD 076
\2500→\2290
ブラームス&モーツァルト:クラリネット五重奏曲集
 モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調 K.581
 ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調 Op.115
マキシミリアーノ・マルティン(クラリネット)
バドク弦楽四重奏団
 SCO首席クラリネット奏者のモーツァルト&ブラームス!

 2002年よりスコットランド室内管弦楽団の首席クラリネット奏者を務めるスペインのクラリネッティスト、マキシミリアーノ・マルティン。
 古今東西、全てのクラリネット奏者にとっての王道中の王道であるモーツァルトとブラームスの「クラリネット五重奏曲」では、UKの気鋭のアンサンブル、バドク弦楽四重奏団と共演!
 モーツァルトでの伸びやかな音色、ブラームスでの表情の変化や、巧みなデュナーミク、フレージングは見事。
 ティチアーティやスヴェンセン、マッケラスなど、名立たる指揮者たちの高度な要求に応え続けてきたマキシミリアーノ・マルティンのクラリネットが、名作2曲でも冴え渡る。

 ※録音:2013年5月12日−13日、7月31日−8月1日、ミュージック・ルーム、チャンプス・ヒル(ウェスト・サセックス、イギリス)
 

CHRCD 074
\2500
愛と戦争の歌
 プーランク:平和への祈り/
 エルガー:夏の急流/
 アルボ:パヴァーヌ/
 ショパン:前奏曲ホ短調/
 ジョビン:ハウ・インセンシティヴ/
 クィルター:行け、麗しのバラよ/
 プーランク:矢車草/
 ピアサル:地上の楽園/
 ヴォーン・ウィリアムズ:静かな昼さがり/
 バーンビー:スイート・アンド・ロウ/
 バーラー:あの娘が消えた/
 ブラッサンス:ワー・オヴ・14-18/
 リー:素晴らしき夏/
 ニューマン:ホエン・シー・ラヴド・ミー/
 伝承曲:悲しみの水辺/
 クラーク:オンリー・ユー/
 ハイドン:愛を語らず/
 ブリッジ:最後の祈り/ピアサル:花の歌
カンタービレ 〜ザ・ロンドン・カルテット、
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
 UKの4声のア・カペラ・アンサンブル、カンタービレ!

 1980年代にケンブリッジ大学で結成され、初期のポリフォニーからジャズ、さらにはコンテンポラリーをレパートリーとするイギリスのア・カペラ・アンサンブルであり4人のエンターテイナー、カンタービレ 〜 ザ・ロンドン・クヮルテット。
 第2次世界大戦の開戦から100年目となる2014年、カンタービレの4人と、名伴奏者マルコム・マルティヌーがコンビが奏でるのは、対極にある「愛(Love)」と「戦争(War)」の2つをテーマとしたプログラム。
 英国ア・カペラ界の"6声"の王者がキングズ・シンガーズであるならば、"4声"の盟主はカンタービレ!

  2011年&2012年8月の録音。
 
CHRCD 079
\2500
フェデリコ・コッリ 〜 展覧会の絵
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調《熱情》
 スクリャービン:ピアノソナタ第10番 Op.70
 ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》
フェデリコ・コッリ(ピアノ)
 難関として知られるリーズ国際ピアノ・コンクールで優勝(2012年)を飾ったイタリア期待の若きピアニスト、フェデリコ・コッリの本格的なデビュー・レコーディング!
 2014年4月にはロンドン・サウスバンク・センターのインターナショナル・ピアノ・シリーズへのデビューを果たすなど、急速にステップアップを遂げているコッリ。
 ベートーヴェンの「熱情」、スクリャービンの「第10番」、ムソルグスキーの「展覧会の絵」というプログラムからも、その大器の片鱗が窺える。

 2013年1月の録音。
 
CHRCD 077
\2500→\2290
トゥイレ:弦楽四重奏曲集
 弦楽四重奏曲第1番イ長調
 四重奏断章
 弦楽四重奏曲第2番ト長調
アレグリ弦楽四重奏団
 〔オフェル・ファルク(第1ヴァイオリン)、
  ラファエル・トーデス(第2ヴァイオリン)、
  ドロテア・フォーゲル(ヴィオラ)、
  ヴァネッサ・ルーカス=スミス(チェロ)〕
 南チロル地方のボルツァーノ出身でドイツで活躍した19世紀の作曲家ルートヴィヒ・トゥイレ(1861−1907)。
 現在ではピアノと木管五重奏のための「六重奏曲」の作曲者としてその名を残すトゥイレの「弦楽四重奏曲」は、知られざる後期ロマン派の秀作である。
 結成60周年を迎えたアレグリ弦楽四重奏団の充実の演奏が、トゥイレの旋律美を際立たせている。

 2012年5月の録音。



 ルートヴィヒ・ヴィルヘルム・アンドレアス・マリア・トゥイレ(Ludwig Wilhelm Andreas Maria Thuille, 1861年 -1907年)はオーストリア出身のドイツの音楽教育家・作曲家。
 テュイレの表記もあるが、本来はフランス系のユグノーの家系でテュイユと読む。
 ブラウンフェルスやシリングスらと共に、若き日のR.シュトラウスやプフィッツナーもその一員とされた「ミュンヘン楽派」の代表者とされる。

 幼児期に両親を喪い、おじを頼ってオーストリアに出る。インスブルックで学問を修め、1877年に終世の友リヒャルト・シュトラウスと知り合う。
 その後ミュンヘンでヨーゼフ・ラインベルガーらに作曲を師事。その後ミュンヘン音楽アカデミーの楽理科ならびに作曲科の教授に就任し、数多くの門弟を育成した。

 トゥイレは室内楽に献身した多作な作曲家であり、こんにちではピアノと管楽器のための《六重奏曲》作品6(1886〜1888年)や《チェロ・ソナタ》作品22の作曲家として辛うじて知られているにすぎないが、《交響曲ヘ長調》や《ピアノ協奏曲》のような大作のほか、数々のリートや、3つの歌劇も作曲している。
 このうち最初の《トイアーダンク Theuerdank[2]》(1897年完成)は、1897年に、バイエルン王国摂政主催の歌劇作曲コンクールにおいて、ツェムリンスキー作曲の《ザレマ》を抑えて首席に輝いた。



テュイレじゃない。トゥイレでもない。ましてやトイレでは絶対ない。
できればこれからはカッコよく
テュイユと呼びたい。

 その作風は保守的だがなかなか知的でエキゾチック。
ふたつの全集ものアルバムもどうぞ。

 


THUILLE, L.: Violin and Piano Works (Complete) (Rogliano, G. Luisi)
NAXOS
8.572870
\1100
テュイユ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
 1-3.ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ホ短調 Op.30/
 4-7.ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ニ短調 Op.1/
 8.アレグロ・ジュスト Op.39
マルコ・ロリャーノ(ヴァイオリン)/
ジャンルカ・ルイージ(ピアノ)
録音 2011年9月19-21日 イタリア オシモ、テアトロ・ラ・ヌオヴァ・フェニーチェ
 オーストリア出身のドイツの作曲家テュイレ(1861-1907 トゥイレとも)のヴァイオリン・ソナタを中心とした1枚です。1880年に作曲された第1番のソナタは、彼の師であったラインベルガーに捧げられた作品ですが、暗さの中に溢れるような情熱の発露が素晴らしく、とりわけ第1楽章のメロディの動きは、おそらく後のR.シュトラウスのヴァイオリン・ソナタに大きな影響を与えているのではと推測したくなるような素晴らしさです。テュイレとR.シュトラウスは親友同士でしたが、現在ではどうしてもテュイレの存在は影に隠れてしまいがち。しかしこのヴァイオリン・ソナタを聴く限りでは、甲乙付けがたい才能を有していたことは間違いないでしょう。1904年に出版された第2番は、フランスのヴァイオリニスト、アンリ・マルトーに捧げられたもので、一層自由な表現力を備えた力作です。
 なお、本当のところは「テュイレ」も「トゥイレ」も呼び方としては間違いで、フランス風の「テュイユ」と読むのが正しいのだそうです。

TELOS
TLS 132
\2300→\2090
ルートヴィヒ・テュイユ:ピアノ作品全集
 3つの小品 Op.3/3つの小品 Op.33/
 3つの小品 Op.34/2つの小品 Op.37
ウルリッヒ・ウルバン(ピアノ)
「ミュンヘン楽派」の一員に数えられたこともあるトゥイレのピアノ小品集

録音:2011 年、Telos スタジオ

 オーストリアの作曲家、ルートヴィヒ・トゥイレ。その名は多くは知られていませんが、「ミュンヘン楽派」の一員に数えられたこともあります。交響曲ヘ長調、ピアノ協奏曲、チェロ・ソナタなどは知られていますが、その他の作品はそう多くは知られていません。ここに収録されているのは、ピアノの作品全集です。
 いずれも小品集で初期の作品Op.3 と作品番号30 以降の晩年の作品から成ります。いずれもシンプルながらロマンティックなメロディが印象的です。演奏はドイツのウルリッヒ・ウルバン。バロックから現代までを弾き、多くのCD をリリースしており、誠実な演奏には定評があります。

 
CHRCD 060
\2500
ファンタジー・トリオ
 ブリッジ:幻想曲ハ短調
 スーク:エレジー Op.23
 アイアランド:幻想曲イ短調
 シェーンベルク:浄められた夜(弦楽三重奏版/シュトイアーマン編)
ディメンション・ピアノ・トリオ
 〔アントニー・ヒューイット(ピアノ)、
  ラファエル・ザンブルジツキ=ペイン
   (ヴァイオリン)、
  トーマス・キャロル(チェロ)〕
 ディメンション・ピアノ・トリオは、ユーディ・メニューイン・スクールの卒業生たちにより結成されたイギリスのアンサンブル。
 シェーンベルクの"ピアノ・トリオ版"の「浄められた夜」、ブリッジとアイアランドの「幻想曲」、スークの「エレジー」でのアンサンブルの一体感は、個々の演奏技術の高さの賜物。ブリッジ、アイアランドの「幻想曲」もイギリス音楽ファンには嬉しい選曲。

 2012年7月の録音。
 

CHRCD 080
\2500
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ集
 ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 D.384
 ヴァイオリン・ソナタ イ短調 D.385
 ヴァイオリン・ソナタ ト短調 D.408
 ロンド イ長調 D.438
サラ・トリッキー(ヴァイオリン)
ダニエル・トング(ピアノ)
カリーノ弦楽四重奏団
 ウィリアム・マサイアスのヴァイオリン・ソナタの世界初録音など、近現代作品の演奏、解釈に定評のあるイギリスの女流ヴァイオリニスト、サラ・トリッキーが弾くシューベルトのヴァイオリン・ソナタ。
 そのヴァイオリン、演奏のスタイルは、「素晴らしく洗練された音色」(英ミュージカル・オピニオン誌)、「燃え立つよう、そして情熱的」(英ストラド誌)と評されている。

 2013年5月の録音。

CHANDOS



CHSA 5139
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
メンデルスゾーン・イン・バーミンガムVol.2
 メンデルスゾーン:序曲 《ルイ・ブラス》 Op.95
 交響曲第1番ハ短調 Op.11
 交響曲第3番イ短調 Op.56 《スコットランド》
エドワード・ガードナー(指揮)
バーミンガム市交響楽団
 エドワード・ガードナーのメンデルスゾーン、第2弾は、交響曲第1番&第3番!!

 イングリッシュ・ナショナル・オペラの若き音楽監督、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者(2015年からは首席指揮者!)として、さらにMETやスカラ座への定期的な客演など、世界各地のオペラハウスやコンサートホールで大活躍中のエドワード・ガードナー。
 目下絶好調のガードナーが首席客演指揮者を務めているバーミンガム市交響楽団とのニュー・プロジェクト「メンデルスゾーン・イン・バーミンガム」の第2弾が早速登場。
 メンデルスゾーンと縁の深いイギリスの都市「バーミンガム」を舞台として繰り広げられるプロジェクト。第2弾も、初演されたライプツィヒ以上にロンドンでの公演が絶賛されたという「交響曲第1番」、エディンバラを訪問したインスピレーションから作曲されておりその名も「スコットランド」が冠された「交響曲第3番」、ユゴーの戯曲「ルイ・ブラス(リュイ・ブラース)」に基づく歌劇として作曲され、未完に終わった序曲「ルイ・ブラス」といった充実のプログラム。
 交響曲の全曲録音が予定されている期待のシリーズ「メンデルスゾーン・イン・バーミンガム」。好評を博した第1弾に続き、第2弾「交響曲第1番&第3番」にもご期待下さい!



 


CHAN 10808
\2400→\2190
ハイドン:ピアノ協奏曲集
 ピアノ協奏曲第3番ヘ長調Hob.XVIII-3
 ピアノ協奏曲第4番ト長調Hob.XVIII-4
 ピアノ協奏曲第11番ニ長調Hob.XVIII-11
  (全カデンツァ:ジャン=エフラム・バヴゼ)
ジャン=エフラム・バヴゼ(ピアノ)
ガボール・タカーチ=ナジ(指揮)
マンチェスター・カメラータ
 バヴゼのハイドン最新巻は、ピアノ協奏曲!指揮者はなんとタカーチ=ナジ!!

 シャンドスのメイン・ピアニストの一人、フレンチ・ピアニズムの巨星ジャン=エフラム・バヴゼ!
 ジャナンドレア・ノセダと共演したプロコフィエフの協奏曲集が大ヒットし、英グラモフォン賞2014の"アーティスト・オブ・ジ・イヤー"にノミネート(現在インターネットで投票受付中/受賞発表は10月)しているバヴゼの新録音は、ドビュッシー、ベートーヴェンと並び集中的にピアノ独奏作品をリリースしてきたハイドンのコンチェルトが登場!
 指揮者にはなんと、タカーチ弦楽四重奏団の創設者でもあり、近年は指揮者として活躍を広げているハンガリーの巨匠、ガボール・タカーチ=ナジがChandos初登場!
 タカーチ=ナジがダグラス・ボイドから首席指揮者の座を受け継いだ、イギリス、マンチェスターの室内管弦楽団マンチェスター・カメラータの久々の登場も見逃せない!
 使用ピアノには、ハイドンのソナタ集で一貫して使い続けてきたYAMAHAピアノを選択。カデンツァはすべて自作のものを使用。「常に新しい解釈の扉が開かれている作曲家である」とバヴゼの語るハイドンの協奏曲。バヴゼのピアノ、タカーチ=ナジの指揮、YAMAHAピアノに自作のカデンツァ、注目ポイント勢揃いのリリースです!



 


CHAN 10827
\2400→\2190
チェコのヴァイオリン作品集
 ヤナーチェク:
  ヴァイオリン・ソナタ JW VII/7、ドゥムカ JW VII/4、
  ロマンス JW VII/3、アレグロ
 スーク:4つの小品 Op.17,JSkat 42
 ドヴォルザーク:
  ロマンティックな小品 Op.75,B 150、ノクターン Op.40,B 48a
ジェニファー・パイク(ヴァイオリン)
トム・ポスター(ピアノ)
 ヤナーチェク! スーク! ドヴォルザーク!ジェニファー・パイクのチェコ作品集!
 英国の若きミューズジェニファー・パイクがスラヴォニックに彩るヤナーチェク! スーク! ドヴォルザーク!

 Chandosから世界の舞台へと颯爽と羽ばたいたイギリス・ヴァイオリン界の若きミューズ、ジェニファー・パイク。アンドルー・デイヴィスとのシベリウス(CHSA 5134)が国内外で絶賛され、一流のソリストとしての地位を確立したパイクが色濃く描くのは、チェコの偉大なる3人の作曲家、レオシュ・ヤナーチェク、ヨゼフ・スーク、アントニン・ドヴォルザークのヴァイオリン作品集。
 ジェニファー・パイクは、ラモン・ガンバ指揮の「ミクロス・ローザ:管弦楽作品集」にも参加し、美しいハンガリーの情熱を聴かせてくれただけに、これらのチェコ作品にも一層の期待がかかる。
 まばゆいテクニックに知的な音楽性と内に秘めた情熱。英国のミューズがスラヴォニックに彩るチェコ作品にご期待下さい!



 

CHAN 10821
\2400
ケルティック・リフレクションズ
 シー・ムーヴド・スルー・ザ・フェアー*/美しい髪の少女/
 ダウン・バイ・ザ・サリー・ガーデンズ/
 ザ・クリフス・オヴ・ドゥーニーン/イニシュ*/
 そっとドアを開けて/ザ・プレズント・ロックス/
 ザ・マッシュルーム・ツリー*/
 ザ・キッド・オン・ザ・マウンテン*/マイ・レイガン・ラヴ/
 キャリックファーガス/プランクスティ・ディロン/
 オーイン・オニールの哀歌/アイルランドの子守歌/庭の千草/
 ホーム・アウェイ・フロム・ホーム/
 ザ・ラグル・タグル・ジプシー/
 ダニー・ボーイ(全ピアノ編曲:バリー・ダグラス)
バリー・ダグラス(ピアノ)
エイミール・マクゲオン
 (アイリッシュ・フルート)*
  バリー・ダグラス原点回帰!故郷アイルランドのフォークをアレンジ!

 北アイルランドの首府ベルファストに生まれ、チャイコフスキー国際コンクールではヴァン・クライバーン以来となる非ロシア人ゴールド・メダリストを受賞、以降世界的なピアニストとして活動し、2002年には大英帝国勲章(OBE)も受勲したバリー・ダグラス。
 録音の拠点をChandosに移してからブラームスやシューベルトなど王道のレパートリーで着実に評価を固めていったダグラスだが、今回の新録音ではダグラスのルーツでもあるアイルランド音楽、ケルト音楽のピアノ・アレンジという話題作が登場。
 言わずと知れた名曲「ダニー・ボーイ(ロンドンデリーの歌)」や「庭の千草(夏の名残のバラ)」など古くから伝わる民謡から、現代作曲家によるアイリッシュまで、魅惑のケルト音楽がダグラスの手によって生まれ変わる。4曲にアイリッシュ・フルートで参加するエイミール・マクゲオンは、クラシック・フルートとアイリッシュ・フルートの双方を巧みに使いこなすアーティストで、BBCプロムス2012ではベルファスト・ステージでのラスト・ナイトをソロで飾っている実力者。

 ☆バリー・ダグラス 来日公演情報!
 2015年1月30日&31日 札幌コンサートホールKitara
 (ユベール・スダーン指揮 札幌交響楽団第576回定期演奏会/ブラームス:ピアノ協奏曲第2番)
 


CHAN 10829
\2400→\2190

バックス:管弦楽作品集
 4つの管弦楽小品
 ヴィオラと管弦楽のための幻想曲*
 序曲、エレジーとロンド

フィリップ・デュークス(ヴィオラ)*
アンドルー・デイヴィス(指揮)
BBCフィルハーモニック
 英国音楽の伝道師、A・デイヴィスのバックス!

 故リチャード・ヒコックスより英国音楽の伝道師としてのタクトを受け継いだ名匠、サー・アンドルー・デイヴィスがバックスをついに録音!
 20世紀イギリスの大作曲家アーノルド・バックス(1883−1953)といえば、Chandosの録音初期から中期にかけて、2つの交響曲全集(ブライデン・トムソン盤[CHAN 8906-10/廃盤]、ヴァーノン・ハンドリー盤[CHAN 10122])を含む膨大な録音が世に出され、バックスの再評価に大きく貢献しているだけに、Chandosのバックスに掛ける情熱は生半可なものではないだろう。
 通常は改訂版である「小オーケストラのための3つの小品」として知られる作品のオリジナル・ヴァージョンである「4つの小品」や、タイムズ紙により"イギリスでもっとも傑出したヴィオラ奏者"と評されるフィリップ・デュークスをソリストに迎えた「幻想曲」など、まだ見ぬバックスの魅力がふんだんに込められている。
 

CHAN 0804
\2400
《CHACONNE》

トムキンズ:宗教合唱作品集
 ダヴィデがアブサロムの殺されしを聞きしとき/
 全能なる神、わたしを組み立てた者/
 マニフィカトとヌンクディミッティス/
 全能なる神、すべての叡智の泉/
 心乱れた時の悲しみのパヴァーヌ/主は我が羊飼い/
 見よ、我汝に吉報をもたらす/ヴォランタリー イ短調/
 ユビラーテ/父よ、我を明らかにしたまえ/テ・デウム

ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団
アンドルー・ネスシンガ(指揮)
フレディ・ジェイムズ(オルガン)
 セント・ジョンズ・カレッジ、トマス・トムキンズを歌う!

 17世紀後半、1670年代から礼拝での役目を担うなど、300年以上という長き歴史と伝統を誇る世界有数の聖歌隊、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団。音楽監督アンドルー・ネスシンガの指揮で歌うトムキンズの宗教合唱作品集。
 トマス・トムキンズ(1572−1656)はルネサンスから初期バロックの時代のイギリスでもっとも成功した作曲家の一人。師であるウィリアム・バード譲りのスタイルを残す保守的な作風で、無伴奏のフル・アンセム、オルガン伴奏のついたヴァース・アンセム、オルガン独奏、グレート・サーヴィス(テ・デウム、ユビラーテ)、ヴァース・サーヴィス(マニフィカトとヌンクディミッティス)など、トムキンズの宗教合唱作品の全貌を露わにする。
 


CHSA 5145
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
ピーター・ウンジャン第3弾!トロント響との「シェエラザード」!
 リムスキー=コルサコフ:交響組曲《シェエラザード》Op.35
ピーター・ウンジャン(指揮)
トロント交響楽団
ジョナサン・クロウ(ヴァイオリン)
 東京クヮルテットの元第1ヴァイオリン奏者であり、現在はロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団の音楽監督など、指揮者として世界的な活躍を続けているトロント生まれのピーター・ウンジャン。
 Chandos初登場となるトロント交響楽団とピーター・ウンジャンの録音第1号は、アラビアンナイトを題材としたリムスキー=コルサコフの大作「シェヘラザード」!
 ピーター・ウンジャンは2004年にトロント交響楽団の音楽監督へ就任。財政危機を迎えていたオーケストラを見事再建させ、ドキュメンタリー映画が作成されるなど強い絆を持ち、現在就任10周年目を迎えている。ウンジャンのタクトが充実期を迎えるトロント交響楽団から鮮やかな音色を産みだし、千夜一夜物語の語り部となる—— 。

 ※録音:2013年6月ロイ・トムソン・ホール(トロント/カナダ)




思わぬスマッシュ・ヒットになった前作


CHSA 5129
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
東京クヮルテットの元第1ヴァイオリン奏者ウンジャン&RSNO
 アダムズ:管弦楽作品集

  ドクター・アトミック・シンフォニー
  ショート・ライド・イン・ア・ファスト・マシーン
  ハルモニーレーレ(和声学)
ピーター・ウンジャン(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管
 ウンジャン&RSNOがCHANDOSで本格始動!ポスト・ミニマルの大家ジョン・アダムズ作品集!

 ウンジャン&RSNOのアダムズ作品集!
 東京クヮルテットの元第1ヴァイオリン奏者であり、指揮者への転身後は、カナダのトロント交響楽団を復活させるなど、オーケストラビルダーとしての高い手腕を発揮しているピーター・ウンジャン。
 ステファヌ・ドゥネーヴの後任として2012年に首席指揮者に迎えられたスコットランドの名門、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団との本格的なデビュー・レコーディングは、ポスト・ミニマルの代表格、ジョン・アダムズ(1947−)!
 「ハルモニーレーレ」は、1911年のシェーンベルクの著書を作品のタイトルとしたアダムズ80年代の代表作。
 アダムズの手によって散りばめられたマーラー、ワーグナー、シュトラウス、シベリウス、ドビュッシー、ラヴェル、そしてストラヴィンスキーのエコーが、約40分という演奏時間とスコアから浮かび上がる。
 歌劇「ドクター・アトミック」を題材として別作品へと生まれ変わり、2007年に初演が行われた「ドクター・アトミック・シンフォニー」。
 「研究所(ラボラトリー)」、「パニック」、「トリニティ(三位一体)」の3部から成る「ドクター・アトミック・シンフォニー」で描かれるのは、ロバート・オッペンハイマー博士の苦悩や葛藤、恐怖。
 そしてオペラ版では第1幕の最後に歌われる16〜17世紀イングランドの詩人、ジョン・ダンのソネットによるアリアを奏でるトランペット・ソロ。
 ピーター・ウンジャンとロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団の新たな録音が、言葉、演出、舞台装置を取り払ったジョン・アダムズの"音楽"と向き合う貴重な機会となる ——。


 このページのサンプルでドクター・アトミック・シンフォニーの第2楽章「パニック」が少し聴ける。かっこいい!近代ロシアの傑作のよう。

http://www.chandos.net/details06.asp?CNumber=CHSA 5129

 ※録音:2013年2月10日−11日&4月30日、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー)



CHRISTOPHORUS



CHE 0192-2
\1600→\1490
フランドル楽派のスペシャリスト達が歌うラッスス
 ラッスス:《音楽の守護(1573/74)》 からのモテット集
エリク・ファン・ネーヴェル(指揮)
クレンデ
コンチェルト・パラティーノ
 15〜16世紀のフランドル地方で生まれたポリフォニー音楽を網羅した「フランドル楽派の巨匠たち」(KTC 1380)での名演が印象強いベルギー古楽界の名匠エリク・ファン・ネーヴェルと手兵クレンデ。バロック・トロンボーンの大御所、シャルル・トゥートを中心とするピリオド金管アンサンブル、コンチェルト・パラティーノを迎えてのラッススのモテット集が復刻。
 500を超えるモテットや多数のミサ曲、シャンソン等を残したフランドル楽派を代表する後期ルネサンスの大作曲家、オルランドゥス・ラッスス(1532−1594)。1573年〜1574年に出版されたラッススの「音楽の守護」からのモテットを、フランドル楽派のスペシャリストたちが歌う。

 ※録音:1988年5月、BRTスタジオ(ベルギー)
 


CHE 0193-2
\1600→\1490
豪華歌手陣&名匠デ・マルキによるフレスコバルディのミサ曲!
 フレスコバルディ:モニカの歌によるミサ曲
アレッサンドロ・デ・マルキ(指揮)
イル・テアトロ・アルモニコ
 現代有数のイタリア・バロック音楽、特にヴィヴァルディの権威として知られる名匠アレッサンドロ・デ・マルキが振る、フレスコバルディのミサ曲。
 合唱には、ロッサーナ・ベルティーニやジュゼッペ・マレットなど豪華歌手陣を迎え、17世紀後半イタリアの美しく精巧に作られた教会音楽を彩る。

 ※録音:1991年5月、1992年10月、イタリア
 
CHR 77382
(2CD)
\5200
ヘンデルの秘書、スミスの知られざるオラトリオ
 スミス:オラトリオ 《四季》
エマ・カークビー(ソプラノ)
ティム・ミード(カウンターテナー)
ハンス・イェルク・マンメル(テノール)
マルクス・シモン(バス)
ヴォルフガング・リーデルバウフ(指揮)
ラ・バンダ、ムジカ・フランコニア祝祭合唱団
 ソプラノはエマ・カークビー!ヘンデルの秘書、スミスの知られざるオラトリオ

 イギリスに赴いたヘンデルのサポートを行ったことで知られるジョン・クリストファー・スミス(1712−1795)。1740年にスコットランドの詩人トムソンの詩「四季」に曲を付けたオラトリオ。
 4つの季節を描き、自然を讃える壮麗な合唱や魅力的なアリアなど、「ヘンデルの秘書」としてだけではなく、作曲家としても十分な実力を持っていたスミスの作曲技法を知らしめてくれる。

 ※録音:2012年7月14日−15日(ライヴ)
 ☆レコード芸術2014年7月号海外盤REVIEW掲載(P.187)
 


CHE 0196-2
\1600→\1490
サン=サーンス:2台ピアノのための作品集 〜 動物の謝肉祭
 2台のピアノと管弦楽のための組曲 《動物の謝肉祭》
 序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28(ドビュッシー編2台ピアノ版)
 ベートーヴェンの主題による変奏曲 Op.35
フェルハン&フェルザン・エンダー(ピアノ)
ハワード・グリフィス(指揮)
チューリッヒ室内管弦楽団
 2011年には新日本フィルとの共演で来日公演を行った、トルコ出身の美人双子姉妹デュオ、フェルハン&フェルザン・エンダーによるサン=サーンスの2台ピアノ作品集。
 サン=サーンスの人気曲「動物の謝肉祭」をメインに、サラサーテのために書かれ、ドビュッシーによって2台ピアノ版へと編曲された「序奏とロンド・カプリチオーソ」、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第18番の旋律を変奏で繰り広げる「ベートーヴェンの主題による変奏曲」を併録。技巧的なパッセージと息のあった掛け合いを、見事な2台ピアノの世界で魅せてくれる。

 ※録音:1997年11月、チューリッヒ放送スタジオ(スイス)



 

CHE 0194-2
\1600
ミゼレーレ・メイ・デウス 〜 1500年頃の受難曲
 イカルト:預言者エレミヤの哀歌
 イザーク:サンタ・クルスの固有聖歌
 ジョスカン・デ・プレ:神よ、私を憐れんでください(詩篇第50篇)
ヴィルフリート・ロームバッハ(指揮)
アンサンブル・オフィチウム
 1500年頃の受難節のための音楽を集めたアルバムで、よく知られたジョスカン・デ・プレ、ハインリヒ・イザークの音楽に加え、知られざる作曲家、ベルンハルト・イカルト(Bernhard Ycart)の哀歌が収録されている。

 ※録音:2002年2月14日−16日(ドイツ)

CORO



COR 16121
(3CD/特別価格)
\5100→\4690
ザ・シックスティーン
 ヘンデル新録音は豪華ソリストが集う《イェフタ》!

  ヘンデル:オラトリオ《イェフタ》
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指揮)
ジェイムス・ギルクリスト(テノール)
スーザン・ビックリー(メゾ・ソプラノ)
ソフィー・ベヴァン(ソプラノ)
ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)
マシュー・ブルック(バリトン)
グレース・デイヴィッドソン(ソプラノ)
 ザ・シックスティーンが歌うヘンデル!新録音は豪華ソリストが集う《イェフタ》!

 2009年の英グラモフォン賞で2冠に輝いた「戴冠式アンセム集」(COR 16066)を筆頭に、「メサイア」(COR 16062)や「サウル」(COR 16103)など、名演揃いのザ・シックスティーン&ハリー・クリストファーズの「ヘンデル」。
 ザ・シックスティーンが歌うヘンデルの新録音は、現代有数のヘンデリアンたちが集う「イェフタ」!
 ザ・シックスティーンの「イェフタ」では、イェフタ役にはジェイムス・ギルクリスト、ストルジェ役にはスーザン・ビックリー、イフィス役にはソフィー・ベヴァン、さらには世界有数のカウンターテナーであるロビン・ブレイズ、ザ・シックスティーン、タリス・スコラーズ、テネブレなどで大活躍中のソプラノ、グレース・デイヴィッドソンなど、これまでのヘンデルにも増して豪華で魅力的な陣容が実現!
 健康悪化、視力の低下と闘いながら作曲を行い、失明前に書かれた最後の大作となったオラトリオ「イェフタ」を、ヘンデルの音楽の伝道師たち、ザ・シックスティーンの至上のハーモニーで ——。




CRYSTAL CLASSICS


N 67091
\2400
フランセ:ピアノ作品集
 若い娘たちの5つの肖像、ピアノ・ソナタ、
 称賛の踊り、シ・ヴェルサイユ・メテ・コンテ、
 5つのアンコール
コリンナ・ジモン(ピアノ)
 多作家としても知られるフランスの作曲家、ジャン・フランセ(1912−1997)の作品集。1984年にデビューを飾ったベルリン出身のピアニスト、コリンナ・ジモンがフランセの軽快な作品をエレガンスな音色が奏でる。2012年4月18日−20日の録音。

DELPHIAN


DCD 34127
(3CD/特別価格)
\5100→\4690
英グラモフォン賞2014Solo Vocal部門賞ノミネート・タイトル!
 若き7人の逸材たちが歌うラフマニノフ!
ラフマニノフ:歌曲集

 6つの歌曲 Op.4/6つの歌曲 Op.8/
 12の歌曲 Op.14/しゃっくりをしたかね、ナターシャよ/
 12の歌曲 Op.21/15の歌曲 Op.26/
 S.ラフマニノフからK.S.スタニスラフスキーへの手紙/
 14の歌曲 Op.34/6つの歌曲 Op.38
エヴェリーナ・ドブラチェヴァ(ソプラノ)
エカテリーナ・シウリナ(ソプラノ)
ジュスティーナ・グリンガイト(メゾ・ソプラノ)
ダニール・シュトーダ(テノール)
アンドレイ・ボンダレンコ(バリトン)
ロディオン・ポゴソフ(バリトン)
アレクサンドル・ヴィノグラードフ(バス)
イアン・バーンサイド(ピアノ)
 名手イアン・バーンサイドのピアノも光る! 

 デルフィアン(Delphian)のラフマニノフ歌曲集は、1890年から1916年の約25年間に出版された、若き日の傑作集。
 若かりし日のラフマニノフが紡いだ優美なる旋律を歌うのは、2014年にウィグモア・ホール・デビューを果たし、ミハイル・ユロフスキやズヴェーデンとのレコーディングも高評価を得ているロシアのソプラノ、エヴェリーナ・ドブラチェヴァをはじめとする若き7人の逸材たち。
 歌曲伴奏のスペシャリストとして高名なイアン・バーンサイドのピアノが、若き7人の歌い手たちのラフマニノフに華を添えている。

 ※録音:2012年9月、11月&2013年1月、クイーンズ・ホール(エジンバラ、スコットランド)



 

DCD 34123
\2400
シェパード:宗教合唱作品集
 我らを救い給えI/タルシスの王らは/喜べ、聖母マリアよ/
 サクリス・ソレムニス/キリエ、光にしてその源/
 カンタータ・ミサ/とどまれ三位一体よII/
 今日、われらの下に天の王が生まれ/言葉は肉となりて
エジンバラ・セント・
 メアリー大聖堂聖歌隊
ダンカン・ファーガソン(指揮)
 スコットランドの名門聖歌隊のハーモニー。イギリス・ルネサンス、シェパードの芸術。

 スコットランドの名門、エジンバラ・セント・メアリー大聖堂聖歌隊が歌うイギリス・ルネサンス、ジョン・シェパード(c.1515−1558)の宗教合唱作品集。
 シェパードとも縁の深いモードリン・カレッジでも学んだ経歴を持つ合唱指揮者、オルガニスト、ダンカン・ファーガソンが、セント・メアリー大聖堂の壮大な空間に、シェパードの、そしてイギリス・ルネサンスのポリフォニーを荘厳に響かせる。
 このシェパードの宗教合唱作品集は、英グラモフォン誌でエディターズ・チョイスに選出されるなど、イギリスを中心に評価急上昇中。

 ※録音:2013年1月29日−31日&9月18日−20日、セント・メアリー大聖堂(エジンバラ、スコットランド)



 

DCD 34131
(2CD/特別価格)
\4000
シュニトケ:ピアノ作品全集
 ピアノ・ソナタ第1番/ピアノ・ソナタ第2番/
 ピアノ・ソナタ第3番/変奏曲/前奏曲とフーガ/
 即興とフーガ/1つの和音による変奏曲/小さなピアノ小品集/
 ストラヴィンスキー、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチへのオマージュ*/**/
 5つのアフォリズム/ピアノのためのソナチナ(4手のための)*/
 モーツァルトのピアノ協奏曲のためのカデンツァ
  (K.39/K.467/K.491/K.503)
サイモン・スミス(ピアノ)
リチャード・ビーチャム(ピアノ)*
ジョン・キャメロン(ピアノ)**
 イングランドの最北、ノーサンバーランドで1983年に生まれたサイモン・スミスは、スティーヴン・オズボーンの師匠でもある名教師リチャード・ビーチャムからピアノを学び、2002年にレコーディング・デビューを飾った才能豊かな若手ピアニスト。
 特に20世紀以降の近現代作品を得意としているサイモン・スミスが完成させたシュニトケのピアノ作品全集は、死の淵から生還を果たした1980年代後半以降に作曲された3曲のピアノ・ソナタや、60〜70年代の作品、さらにはモーツァルトのピアノ協奏曲の"シュニトケ版カデンツァ"を収録したファン必携の好企画盤!
 「オマージュ」、「ソナチナ」での師弟共演も聴きどころ。

 ※録音:2012年1月23日&12月4日−5日&2013年4月18日−19日、レイド・コンサート・ホール、エジンバラ大学(スコットランド)
 

DCD 34137
\2400
聖コルンバを褒め讃え 〜 ケルト教会の音世界 ケンブリッジ・ゴンヴィル&
 カイウス・カレッジ合唱団
ジェフリー・ウェッバー(指揮)
バーナビー・ブラウン(トリプルパイプ、リラ)
サイモン・オドワイアー(アイリッシュホルン)
マラキー・フレーム(アイリッシュホルン)
 ヘブリディーズ諸島のアイオナ島からの7世紀の賛歌、10世紀スイスのケルト文化からの聖歌、インチコルム島に伝わる14世紀のアンティフォン。
 ジェフリー・ウェッバーとケンブリッジ・ゴンヴィル&カイウス・カレッジ合唱団が、イングランドの合唱音楽の伝統と、ケルト文化のコラボレーションによる3つの音世界を表現。バグパイプ奏者バーナビー・ブラウンと合唱の組み合わせも興味深い。

 2013年7月16日−18日の録音。
 

DCD 34088
\2400
弦楽四重奏曲集は3作品が世界初録音
 マクミラン:
  11月の春の風景
  いくぶん控えめに(世界初録音)
  坊やのために(世界初録音)
  弦楽四重奏曲第3番(世界初録音)
エジンバラ弦楽四重奏団
 〔トリスタン・ガーニー(ヴァイオリン)、
  ゴードン・ブラッグ(ヴァイオリン)、
  ジェシカ・ビーストン(ヴィオラ)、
  マーク・ベイリー(チェロ)〕
 2010年で結成50周年を迎えたスコットランドのアンサンブル、エジンバラ弦楽四重奏団。
 このアンサンブルのパトロンでもあるスコットランドのリーディング・コンポーザー、ジェームズ・マクミラン(1959−)の弦楽四重奏曲集は3作品が世界初録音。アンサンブルと作曲家の結び付きの強さを証明するプログラムです。

 2013年7月25日−27日&2014年1月29日−30日の録音。
 

DCD 34081
\2400
ナリチクからのポストカード
 ハイドン:
  弦楽四重奏曲第38番変ホ長調 Op.33-2《冗談》
   (ロシア四重奏曲第2番)
 プロコフィエフ:弦楽四重奏曲第2番ヘ長調
 ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第8番ハ短調
エジンバラ弦楽四重奏団
 〔トリスタン・ガーニー(ヴァイオリン)、
  ゴードン・ブラッグ(ヴァイオリン)、
  ジェシカ・ビーストン(ヴィオラ)、
  マーク・ベイリー(チェロ)〕
 「ナリチクからのポストカード」は、20〜21世紀の弦楽四重奏曲のスペシャリスト、エジンバラ弦楽四重奏団のロシアにまつわるプログラム。
 ハイドンの「ロシア四重奏曲第2番」からプロコフィエフの「第2番」へと続く際の響きが斬新。プロコフィエフ、ショスタコーヴィチとハイドンを1つの線で結んだアイディアとアンサンブル能力の高さは見事。

 2013年6月19日−21日の録音。

DREYER GAIDO



DGGF 001
\2500→\2290
鬼才フェルツのマーラー第5番!
 マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
ガブリエル・フェルツ(指揮)
シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団
 日本語解説付き!原盤はCD21052 でご案内済み。
 ガブリエル・フェルツは、ハンブルク州立歌劇場でゲルト・アルブレヒトの助手を務め、リューベック市劇場へ転身。
 ブレーメン劇場、アルテンブルク・ゲラ市の管弦楽団および歌劇場の音楽総監督、そしてシュトゥットガルト・フィルの首席指揮者、シュトゥットガルト市の音楽総監督を務め、2013−14シーズンからは、ドルトムント市の音楽総監督、ドルトムント・フィルの首席指揮者に就任するなど、ドイツを中心に圧倒的な勢いで大活躍中のマエストロである。
 第2ヴァイオリンのパートに欠けていた2つのアウフタクトなど、第2楽章の最初のヴァイオリンの2ヵ所のフレーズに疑問を抱いたフェルツ。
 ドイツ式配置(対抗配置)を採用し、細部に至るまでスコアを徹底的に研究するなど、マーラーの傑作に相応しい解釈の実現に情熱を注ぐガブリエル・フェルツ渾身の「第5番」ライヴです。

 ※録音(ライヴ):2009年1月13日、2012年2月24日、リーダーハレ・ベートーヴェンザール(シュトゥットガルト)
 

CD 21030
\2500
代理店変更により再案内

ルイジ・ノーノ最初のオペラ、歌劇「不寛容(Intolleranza)」
 ノーノ:歌劇《イントレランツァ(不寛容)》
ガブリエル・フェルツ(指揮)
ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団
ブレーメン歌劇場合唱団
ヴォルフガング・ノイマン(テノール)
マリア・コヴォリク(アルト)
ジュディ・ベリー(ソプラノ)
イナ・シュリンゲンズィーペン(ソプラノ)
アルミン・コラルチク(バリトン)
バルトロメウス・ドリーセン(バス)
ヴォルフガング・フォン・ボリース(バス)
アキム・リクス(カウンターテナー)
アンナ・カトリン・アウフ(ヴォーカル)
ハインリヒ・ブレーカーホフ(ヴォーカル)
 ミュジック・セリエルの大家であり、20世紀イタリアの作曲家ルイジ・ノーノ(1924−1990)が、1960年に完成させた最初のオペラ、歌劇「不寛容(Intolleranza)」。
 1961年にヴェネツィアのフェニーチェ劇場で、セリー技法の師であるブルーノ・マデルナの指揮により初演が行われている。仏ディアパゾン賞受賞タイトル。

 2001年の録音。
 

CD 21074
\2500
代理店変更により再案内

サイグン:オラトリオ《ユヌス・エムレ》(トルコ語歌唱) ナージ・エズギュチ(指揮)
オスナブリュック交響楽団
オスナブリュック・ユース合唱団
ビルギュル・ス・アリッチ(ソプラノ)
アイリン・アテシュ(メゾ・ソプラノ)
アイディン・ウシュトゥク(テノール)
テフフィク・ロドス(バス)
 パリでヴァンサン・ダンディから作曲を学び、トルコ五人組の1人とも称された20世紀トルコを代表する作曲家、アフメト・アドナン・サイグン(1907−1991)。
 サイグンの「ユヌス・エムレ」は、14世紀前半頃に活躍したと伝わるトルコの詩人、神秘主義、人道主義の代表的人物ユヌス・エムレを題材としたオラトリオ。トルコ語で歌われるトルコのオラトリオからは、西方と東方の音楽の融合が聴こえてくる。
 

CD 21071
\2500
代理店変更により再案内

グバイドゥーリナ:絞首台の歌 バルバラ・ヘーフリング(メゾ・ソプラノ)
エルシュベート・モーザー(バヤン)
ゲルゲリー・ボドキー(フルート)
コルネリア・モンスケ(打楽器)
マルティン・ハインツェ(コントラバス)
 作曲者の生誕80周年を記念してレコーディングが行われたソフィア・グバイドゥーリナ(1931−)の「絞首台の歌」の5声ヴァージョン。バヤン、フルート、パーカッション、コントラバスという不思議なアンサンブルが、モルゲンシュテルンとグバイドゥーリナの世界を表現。フルートのゲルゲリー・ボドキーは、ベルリン・ドイツ響の首席奏者。

 2011年8月の録音。
 
CD 21076
\2500
代理店変更により再案内

フリードヘルム・デール・エディションVol.17
 デール:
  ヴァイオリン・ソナタ/冬の旅の断章/
  チェロ・ソナタ/バガテル/2声のシンフォニア
カルロス・ジョンソン(ヴァイオリン)
ハンス=クリスティアン・シュヴァルツ(チェロ)
 ISCM(国際現代音楽協会)のドイツ支部会長などを歴任したドイツ現代音楽の重鎮、フリードヘルム・デール(1936−)の作品集第17巻。2008年以降に作曲されたヴァイオリンとピアノのための音楽では、リューベック・フィルの第1コンサート・マスターと首席チェリストが共演。

ET’CETERA

KTC 1912
\2500→\2290
ジェンキンズ:2本のバス・ヴィオールのための音楽
 2本のヴィオールとオルガンのためのエアとディヴィジョン RC.45
 2本のヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ ニ長調
 2本のヴィオールとオルガンのためのエアとディヴィジョン RC.46
 組曲ト長調
 2本のヴィオールとオルガンのためのエアとディヴィジョン RC.38
 組曲イ長調
 2本のヴィオールとオルガンのためのエアとディヴィジョン RC.37
 組曲ニ長調
 2本のヴィオールとオルガンのためのエアとディヴィジョン RC.63
 本のヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ ト長調
 2本のヴィオールとオルガンのためのエアとディヴィジョン RC.44
ヴィーラント・クイケン
 (バス・ヴィオール)
ロベルト・ジーニ
 (バス・ヴィオール)
マリオ・マルティノリ
 (チェンバロ、オルガン)
 ヴィーラント・クイケンとロベルト・ジーニの共演!

 クイケン兄弟の長男ヴィーラント・クイケンとイタリアの巨匠ロベルト・ジーニ。2人の世界的ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)奏者が共演したジェンキンズの作品集。
 王政復古の時代を生き抜いたイギリスの作曲家ジョン・ジェンキンズ(1592−1678)は、バードらの作り上げた音楽の基礎を発展させる形で現存するだけでも800曲以上の器楽作品を残している。特にヴィオールのための作品は傑作揃いで、このアルバムでは2本のバス・ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)のためのソナタや組曲、エア集が集められている。

 ※録音:2011年10月7日−9日、サン・ピエトロ寺院(アレッツォ/イタリア)



 


KTC 1336
(12CD/特別価格)
\8900→\7990
シューベルト:フォルテピアノのための作品集
 ソナタ第19番ハ短調D.958/2つのスケルツォD.593/
 ソナタ第15番ハ長調D.840《レリーク》/
 ソナタ第20番イ長調D.959/ソナタ第4番イ短調D.537/
 4つの即興曲D.899/4つの即興曲D.935/
 ソナタ第18番ト長調D.894《幻想》/
 ソナタ第7番変ホ長調D.568/ソナタ第16番イ短調D.845/
 ソナタ第3番ホ長調D.459/ソナタ第21番変ロ長調D.960/
 ソナタ第9番ロ長調D.575/楽興の時D.780/
 3つの小品D.946/ソナタ第13番イ長調D.664/
 ソナタ第14番イ短調D.784/
 16のドイツ舞曲と2つのエコセーズD.783/
 ワルツ ト長調(アルバムブラット)D.844/
 幻想曲ハ長調D.760《さすらい人》/12のドイツ舞曲D.790/
 ソナタ第6番ホ短調D.566/36のオリジナル舞曲D.365/
 ソナタ第1番ホ長調D.157/アンダンテ ハ長調D.29/
 アダージョ ト長調D.178/メヌエット イ長調D.334/
 メヌエット ホ長調D.335/ソナタ第17番ニ長調D.850/
 ハンガリーのメロディ ロ短調D.817/
 アダージョ ホ長調D.612/行進曲ホ長調D.606/
 アレグレット ハ短調D.915/
 ディアベリのワルツによる変奏曲ハ短調D.718/
 ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲イ短調D.576/
 ソナタ第5番変イ長調D.557/17のレントラーD.366/
 ソナタ第2番ハ長調D.279
ヤン・フェルミューレン
 (フォルテピアノ)
 クイケンやドンブレヒトとの共演も多いベルギーの鍵盤奏者ヤン・フェルミューレンが、名工の誉れが高いウィーンの女流楽器製作者、ナネッテ・シュトライヒャーの1826年製フォルテピアノ(シリアルナンバー2090)で弾くシューベルトの作品集。これまで、CD12枚全6巻で発売されていた人気シリーズが、全トラックにデジタル・リマスターを施され、BOXセットになって登場!
 そのぬくもりある音色、多彩な表現力がリリースを重ねるごとに評価を高めてきたフェルミューレンのシューベルトです!

 ※録音:2006年7月−2010年1月、ベルギー



 

KTC 1474
\2500
ハイドンとシューベルト名四重奏曲
 ハイドン:
  弦楽四重奏曲第79番ニ長調 Op.76-5, Hob.III-79《ラルゴ》
 シューベルト:
  弦楽四重奏曲第13番イ短調 D.804, Op.29-1《ロザムンデ》
サラゴン弦楽四重奏団
 世界初録音を含むヨゼフ・マルティン・クラウスの弦楽四重奏曲集で話題となったサラゴン弦楽四重奏団。Et'ceteraレーベル初登場のアルバムでは、王道のハイドンとシューベルトの名四重奏曲を披露。
 Et'ceteraでは、ヤン・フェルミューレンとシューベルトの《ます》やピアノ三重奏曲等で共演してきたヴァイオリニスト、クリスティーネ・ブッシュが第1ヴァイオリンを勤め、18世紀のレパートリーを専門とするクヮルテット。ピリオド楽器と優れた解釈を駆使し、ハイドンとシューベルトの名作を奏でる。

 ※録音:2012年3月5日−6日、ドイツ

FRA BERNARDO



fb 1301272
(2CD/特別価格)
\3800→\3490
オリジナル楽器による英語版「天地創造」!!
 ハイドン:オラトリオ 《天地創造》(英語版)
イーダ・ファルク・ヴィンランド(ソプラノ)
アンドリュー・ステイプルズ(テノール)
デイヴィッド・スタウト(バリトン)
ロバート・デイヴィス(バス)
フィリップ・フォン・シュタインエッカー(指揮)
ムジカ・セクロルム
 シュタインエッカー&ムジカ・セクロルム!

 新日本フィルとのベートーヴェンの「第九」の共演で話題を呼んだ、ドイツの逸材フィリップ・フォン・シュタインエッカー。自ら創設した南チロルのピリオド・オーケストラ、ムジカ・セクロルムとの「天地創造」ライヴ盤。英語の台本からドイツ語訳され完成、その後英語版でも出版・演奏され英語版、ドイツ語版の双方が知られる「天地創造」だが、オリジナル楽器、特に大陸のオーケストラでの"英語版"は珍しい録音。

 ※録音(ライヴ):ブリクセン大聖堂(イタリア)



fb 1310322
\2500→\2290
オリジナル楽器によるブルックナー交響曲第1番!
 ブルックナー:交響曲第1番ハ短調 WAB.101(リンツ稿)
フィリップ・フォン・シュタインエッカー(指揮)
ムジカ・セクロルム


 新日本フィルとの「第9」公演で個性的な演奏を披露し、賛否両論となったシュタインエッカー(シュタイネッカー)。
 ドイツ・ハンブルクに生まれ、第1回メリゴーOAE指揮者コンクール優勝。アバド、ラトル、ハーディングが称賛する注目の若手指揮者として知られていたが、ほかにもガーディナー、ユロフスキ、ノリントンなどのアシスタントを務めてきた。
 近年はモダン・オケとピリオド・オケ両方を操り、特に最近は自分で創設したオケ’ムジカ・セクロルム’で自在な演奏を繰り広げているという噂だった。

 そのシュタインエッカーがいよいよポピュラーな交響曲で我々にその真価を見せるときが来た。
 ブルックナーの1番。爽快さと個性を前面に押し出し、新たなブルックナー像を打ち立てる。

 おそらく2年後には多くのクラシック・ファンがその名を語るようになるだろう。店主のこういう勘は当たる。(初紹介時のコメント)



 

fb 1401231
\2500
フェッランディーニ:
 カンタータ《聖母マリアの嘆き》
 カンタータ《おお!そのような憂鬱な光景》
ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)
ガンベ・ディ・レーニョ(指揮)
ロペラ・ストラヴァガンテ
 グロッサ(Glossa)でおなじみのイタリアが誇る古楽界の歌姫ロベルタ・インヴェルニッツィが歌う、ジョヴァンニ・バッティスタ・フェッランディーニ(1709−1791)の宗教カンタータ集。ヴェネツィアで生を受けたフェッランディーニは、幼少期にミュンヘンへと移住。選帝侯の宮廷作曲家としても活躍したと伝わるフェッランディーニは、オペラなど声楽作品の作曲に長けており、聖墓での演奏のために作曲された独唱と器楽のための宗教カンタータでは、その音楽はもちろんのこと、インヴェルニッツィの歌声に要注目。

 2008年8月のライヴ録音。
 
fb 1205172
\2500
J.S.バッハ:2台のチェンバロのためのトランスクリプション集
 カンタータ第21番《わがうちに憂いは満ちぬ》BWV.21より シンフォニア
 カンタータ第20番《おお永遠よ、いかずちの声よ》BWV.20より アリア
 カンタータ第5番《われいずこに逃れゆかん》BWV.5より アリア
 トリオ・ソナタ第6番ト長調BWV.530
 カンタータ第12番《泣き、嘆き、憂い、怯え》BWV.12より シンフォニア
 コラール《われ、汝を呼ぶ、主イエス・キリストよ》BWV.639
 コラール《わが魂は主をあがめ》BWV.648
 カンタータ第88番《見よ、われ多くの漁師をつかわさん》BWV.88より アリア
 カンタータ第132番《道を備え、大路を備えよ》BWV.132より アリア
 ブランデンブルク協奏曲第6番変ロ長調BWV.1051
 カンタータ第76番《天は神の栄光を語る》BWV.76より シンフォニア
 カンタータ第198番《侯妃よ、なお一条の光を》BWV.198より アリア
 カンタータ第147番《心と口と行いと生命もて》BWV.147より
  コラール「主よ人の望みの喜びよ」
ル・プチ・コンセール・バロック
 〔シャニ&ナジャ・ルソニエ)
 バーゼル・スコラ・カントルムで学んだシャニ・ルソニエとナジャ・ルソニエの姉妹によるチェンバロ・デュオ、ル・プチ・コンセール・バロック。自身の編曲によるバッハのカンタータやコラール、ブランデンブルク協奏曲などの、2台チェンバロ・トランスクリプション集! バッハの優れた対位法が鮮やかに浮かび上がる見事な編曲と演奏で、ラスト・トラックの「主よ人の望みの喜びよ」は白眉。仏ディアパソン・ドールや、International Records Reviewで特選盤(IRR Outstanding)にも選ばれている。
 

fb 1312333
\2500
エト・イン・アルカディア・エゴ
 トレッリ:シンフォニア ニ長調
 ガスパリーニ:室内カンタータ《Pecorelle correte》
 ヘンデル:カンタータ《愛の妄想》
 A・マルチェッロ:協奏曲第3番ニ長調
 B・マルチェッロ:カンタータ《Senza gran pena》
 コレッリ:4声のソナタ
 スカルラッティ:オラトリオ《聖テオドシアの殉教》より
 ヴァレンティーニ:協奏曲ニ長調
 ヘンデル:オラトリオ《復活》より

フランチェスカ・ロンバルディ・マッツッリ(ソプラノ)
クリストフ・ハンマー(指揮)
コンチェルト・ステラ・マトゥティナ

 17世紀〜18世紀イタリアの文学運動「アカデミア派(Accademia dell’Arcadia)」にまつわる作曲家、作品を集めたアルバム。
 アリアやカンタータで美声を聴かせてくれるフランチェスカ・ロンバルディ・マッツッリは、ラ・ヴェネクシアーナの「カヴァッリ:歌劇《アルテミジア》(GCD 920918)」ではアルテミジア役も務めたイタリアの若きソプラノ。

GLOSSA



GCD 921209
\2500→\2290
エンリコ・ガッティ、宿願成就!コレッリ新録音!
 幻の作品"アッシジのソナタ"の世界初録音!

 コレッリ:
  アッシジのソナタ
   (ヴァイオリンと通奏低音のための12のソナタ/世界初録音)/
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Anh.33〜35
   〔ソナタ Anh.34 ニ長調/ソナタ Anh.33 イ長調/
    ソナタ Anh.36 ニ長調/ソナタ anh.35 イ短調〕
エンリコ・ガッティ
 (ヴァイオリン&ディレクター)
アンサンブル・アウローラ
 〔ガエターノ・ナジッロ(チェロ)、
  アンナ・フォンターナ(チェンバロ)〕
 

 昨年11月にガッティが名古屋に来たときにインタビューをさせてもらったのだけど、そのとき「指揮とヴァイオリンのどちらに今後重点を?」と聞いたら、

「私は何よりもまず、研究に重点を置きたい。この後すぐにイタリアでコレッリの未発表作品について音楽学会で音楽学者たちの前で発表し、情報を共有する。」

と言っていた・・・そのコレッリの未発表作品というのがこれ。

 さらにガッティはこう語った。

「今はファクシミリやインターネットで簡単にオリジナルの楽譜を見られるようになった。けれどもインターネットですべてが見つかるわけではない。
 そこから研究が始まる。何よりもまず研究なんです。

 ちなみに指揮については

 「残念ながら指揮は財政的な問題から今後はオーケストラとの仕事は難しいと思う。室内楽を中心にやる予定。」

とのことでした。

 最後に音楽の神聖な部分と世俗的な部分について、こんなことも言ってました。

「自分がもっとも大切にしていることは、その曲の性格とか以前に、自分がその曲を好きであること。それを規準に取り組む曲は選曲している。
 舞踏音楽のような娯楽のための音楽はもちろんある。けれど、バッハのアルマンドその他のような舞曲も舞踏のための音楽ではなくて、聴くための音楽。
 作品への自分のアプローチは作曲家、コンテクスト、文化への知識に基づいており、それらが自分の解釈の礎になっている。」

 「ただ楽しむため、ただ踊るための音楽」を追いかけるのではなく、自らの知的好奇心や向学心に火をつけてくれるような作品に出会いたい・・・そんなふうに言っているように聞こえました。
 それがまさに、今回のコレッリの未発表作品だったのでしょう。

 歴史的な1枚になりそうです。




 古楽の王道を歩み続けるイタリアの至宝であり、バロック・ヴァイオリンの神様、エンリコ・ガッティ。
 これまで数多くのコレッリの名盤、名演を創り上げてきたガッティの手により、340年の長きにわたって眠り続けてきたコレッリの幻の作品「アッシジのソナタ」がいま蘇る!
 16〜17歳の若き日のコレッリがボローニャで書いた「アッシジのソナタ」は、1963年にアッシジの聖フランチェスコ教会で手稿譜が発見された12曲からなるヴァイオリン・ソナタ集。
 発見から長い年月をかけて手稿譜の研究、分析、校訂を行い、遂に「アッシジのソナタ」を演奏可能にしたガッティ。
 作曲者の没後300周年となった2013年に世界初演、レコーディングが実現した「アッシジのソナタ」は、ボローニャ楽派のスタイルと、若きコレッリの才能を併せ持った"ダンス的"な秀作であり、音楽史の空白を埋める世紀の発見と言っても過言ではないだろう。
 エンリコ・ガッティが成し遂げた「アッシジのソナタ」の世界初録音。コレッリの演奏史に新たなページが加わる時が来た ——!

 ※録音:2013年12月、カステッロ・マラスティアーノ、ロンジャーノ(チェゼーナ、イタリア)



 


GCD 920929
(11CD+Bonus CD/
特別価格)
\8900→\7990

モンテヴェルディ:マドリガーレ全集

クラウディオ・カヴィーナ(指揮)、
ラ・ヴェネクシアーナ

 CD 1
 マドリガーレ集第1巻(1587)
  私が私の生命を愛しても、あなたの事を切実に思うと、なぜ愛しい人を、あの勝ち気な彼女の所へお行き、
  甘く優しい口づけよ、たとえあなたが許さなくとも、愛しいフィッリ、私の苦しみを吸い上げて、羊飼いの娘フーミア、
  もしあなたと別れることで、無数の炎と鎖の中で、さあニンフよ外へ行こう、この美しい手が罠を編んだ、
  美しい羊飼いの娘が、いとしい女よあなたの刃は、美しい人よあなたを見る時、私はこんなに燃えているがあなたを愛さない
 マドリガーレ集第9巻(1651)
  素敵な羊飼い、西風は帰り、誰の意見も聞くまい、常に変わらぬ喜び、お前の胸の中に、もう恋はしない、今日のそよ風は何とやさしく、
  踊りに、私を憎んでいたのなら、ええ, あなたを愛します、さあ素敵な羊飼いたちよ、おお恋人よ, おお私の命よ


 CD 2
 マドリガーレ集第2巻(1590)
  まだ陽は昇っていなかった/そして女は嘆息しながら言った/わがフィッリデは飲んでいた/最も甘い絆よ/
  ヒヤシンスでも水仙でもなく/ふたつの赤く愛らしい唇のまわりに/この岸辺には紅色の花々もなく/すべての愛らしい唇/
  女よ、私が帰ると私の思いは/私はあの影になりたい/もし愛の神が狩りに行ったら/恋人の燃える瞳をじっと見つめていた時に/
  見よ、波はささやき/私のクローリは優しくまどろんでいた/不実な恋人よ、もし私から去るならば/きびしい言葉をよく放つ唇/
  むごいことだ、なぜ私から逃げる?/私はあなたにこの鏡を贈り/私にとって死は大したことではない/
  愛の神よ、私はお前に翼を与え/かつて歌ったことがあった


 CD 3
 マドリガーレ集第3巻(1592)
  若々しい木は/ああ、苦痛は何と大きいことか/柔らかい草と白い花の上で/愛しい人よ/私の心を引き裂いて下さい/
  おお、夜うぐいす/激しい情熱が心を死に追いやるならば/去れ、むごき者/おお、春よ/何と不実な顔よ/
  もし私か愛さなくなったら/かつては私の命であった瞳よ/苦悩の日々を生きよう/美しき瞳よ/安心しておくれ


 CD 4
 マドリガーレ集第4巻(1603)
  ああ、つらい別れ/愛する人よ、あなたを見つめていると/わが心よ、お前は死なないのか/星に対して彼は打ち明けた/
  私の魂は/愛しい人よ、許して下さい/あなたは私の心の人ですから/澄みきった輝く瞳よ/この胸の痛手/
  お前もまた私から去っていくのか/美しい目の輝きに/そんなにも愛するなら/私は若い娘/恋する小鳥/
  もう戦いはやめてくれ/こうして死ねるものなら/悲しみの魂よ/わが心の魂よ/遠く離れて/彼女は泣き、ため息をついた


 CD 5
 マドリガーレ集第5巻(1606)
  つれないアマリッリ/おお、わが心のミルティッロ/私の魂は/さあシルヴィオ/私があなたを愛しているのを/
  これ以上何をあなたにあげられようか/もしアマリッリと共にいる苦しみが甘美なら/ああ、美しい太陽に向かうように/
  この暴虐なる愛の神は/愛の神よ、もしお前が公正ならば/あなたを愛しています、私の生命よ/
  このように少しずつ/このすばらしい合奏


 CD 6
 マドリガーレ集第6巻(1614)
  アリアンナの嘆き(オペラより)/西風が帰り、美しい季節を運ぶ/すべての内のただ一人の女/
  さようなら、美しいフロリダ/愛する女の墓で流す恋人の涙/ああ、美しいその顔/
  ティルシ、何を笑う/哀れなアルチェーオよ/エルガストの涙/静かな川のほとり


 CD 7-8
 マドリガーレ集第7巻(1619)
  シンフォニア/リラの調べを合わせて/ああ、恋人はどこに/ああ、もし誓いを破るのに同意しなければ/
  隠されたとげを持つ美しさ/我が憔悴したまなざしが/金色の髪で/さえぎられた希望/眠っているの?/
  ああ、美しい虎のような女よ/やさしい心と恋の炎/さあ私は口づけを待つばかり/甘い自由/あなたへの口づけ/
  いとしい人よ、あなたの心が/この楡の木陰で/どれほど快く/哀れな男よ、話したらいいのか/
  柳の間へどうして逃げるの/歌いさえずる小鳥よ/おお、あなたのやさしさで/たとえそれが天の望む運命でも/
  愛の神よ、どうしたらよいのか/星はもう見えない/私はとても可愛い羊飼いの娘/星の光に照らされて/
  帰ってきておくれ、口づけよ/おお燃えさかる炎/私の美しいリコリは言う/ティルシとクローリ


 CD 9-11
 マドリガーレ集第8巻《戦いと愛のマドリガーレ》(1638)
  シンフォニア/他の者は愛のために歌う/今や天も地も/油断のならない敵が/これほど見事な勝利を/
  すべての恋人は戦う/タンクレディとクロリンダの戦い/私は恋に燃えているが/心を武装して/バッロへの序奏/
  皇帝フェルディナンド3世のためのバッロ/他の者は軍神マルスのために歌う/やさしい鳥は歌う/
  かわいい天使がさまよう時/私は愛に燃えているが/いともやさしい夜うぐいすよ/幸せで楽しい心を持ちたい者は/
  海が穏やかであろうと/ニンフの嘆き/はだしのニンフよ/おお、フィリーデ、なぜ君は逃げるのか/
  行かないでくれ、浮気な人よ/さあ、さあ、愛らしい羊飼いたち/つれない女たちのバッロ


 Bonus CD
 ライヴ・イン・コルシカ
  こうして死ねるものなら(第4巻)/私は若い娘(第4巻)/ああ、あなたがそれほど好きなら(第7巻)/
  むごいアマリッリ(第5巻)/星空の輝きのもとに(第4巻)/ああ、美しいその顔(第6巻)/
  私は燃え、心を焦がし(第7巻)/アリアンナの嘆き/さらば、美しいフロリダ(第6巻)/
  女よ、私が帰ると私の思いは(第2巻)/恋人の燃える瞳をじっと見つめていた時に(第2巻)/素敵な羊飼い(第9巻)/
  今や天も地も(第8巻)/ニンファの嘆き(第8巻)/あなたを愛しています、私の生命よ(第5巻)

 ラ・ヴェネクシアーナの打ち立てた金字塔、モンテヴェルディのマドリガーレ全集BOX!

 鬼才クラウディオ・カヴィーナ率いる、ラテン系ヴォーカル・アンサンブルの最高峰ラ・ヴェネクシアーナ。1998年から2006年にかけて録音し完結させたモンテヴェルディのマドリガーレ全集。録音史に輝く最高傑作の1つとして絶賛されてきた11枚のディスク+ライヴ盤(ボーナス・ディスク)が、豪華BOXセットになってついに登場!
 メンバーには、ロベルタ・マメリやロッサーナ・ベルティーニ、ジュゼッペ・マレット、ファビオ・ボニッツォーニなどイタリア古楽界の豪華アーティストたちが参加。
 ボーナス・ディスクには、2002年9月に行われたコルシカ島ライヴを収録。更にボーナス・ディスクはエンハンスト仕様になっており、各巻のオリジナル・ブックレットがPDFデータですべて収録されている。BOXセットのブックレットには、このセットための新たに書き下ろされたライナーノーツも掲載。

 2014年10月に来日公演を控えたラ・ヴェネクシアーナの超大型新譜です!

 ☆ラ・ヴェネクシアーナ 2014年来日公演情報!
  モンテヴェルディ:歌劇「ポッペアの戴冠」
  2014.10.12(日) 福岡 / 2014.10.13(月・祝) 兵庫 / 2014.10.15(水) 東京




GLOSSA CABINET

 GLOSSA の名盤をミッド・プライスでお贈りする「Cabinet シリーズ」、久々の新譜。



GCD C80305
\2100→\1890
モレーノ兄弟、ガッティが参加!
 ボッケリーニ:ギター五重奏曲集

  ギター五重奏曲第7番ホ短調 G.451
  ギター五重奏曲第4番ニ長調 G.448《ファンダンゴ》
ホセ・ミゲル・モレーノ(ギター)
ラ・レアル・カマラ
 〔エミリオ・モレーノ(ヴァイオリン)、
  エンリコ・ガッティ(ヴァイオリン)、
  ウィム・テン・ハーヴェ(ヴィオラ)、
  ワウター・メーラー(チェロ)、
  エリジオ・キンテイロ(トレブル・ギター)、
  ルス・マルティン・レオン・テッロ
   (カスタネット)〕
 
 "スペイン・ギターの賢人"ホセ・ミゲル・モレーノと"18世紀オーケストラの首席ヴィオラ奏者"エミリオ・モレーノのモレーノ兄弟、バロック・ヴァイオリンの巨匠エンリコ・ガッティという古楽界の巨星たちが集うルイジ・ボッケリーニ(1743−1805)の「ギター五重奏曲集」!
 18世紀イタリアを代表する器楽作曲家であったボッケリーニの「ギター五重奏曲」、モレーノとラ・レアル・カマラが演奏する第7番は「ピアノ五重奏曲 Op.56-1」の編曲、第4番は「弦楽五重奏曲 Op.10-6」と「小弦楽五重奏曲 Op.40-2」からの編曲により誕生した作品。
 中でも、スペイン的な「パストラール」、最終楽章「ファンダンゴ」での"カスタネット"の活躍が特徴的な「第4番《ファンダンゴ》」は、スペインの情熱、情緒が表現されたボッケリーニの傑作である。

 ※録音:2000年6月、サン・ミゲール教会(スペイン、クエンカ)


 


GCD C80802
\2100→\1890
バッハの弟子たちのフルート音楽
 キルンベルガー:
  フラウト・トラヴェルソと通奏低音のためのソナタ ト短調
 ゴールトベルク:
  フラウト・トラヴェルソとチェンバロのためのソナタ ハ長調
 アーベル:
  フラウト・トラヴェルソと通奏低音のためのソナタ ホ短調 Op.6-3
 キルンベルガー:
  チェンバロ独奏のためのフーガ ヘ短調
 クレプス:
  フラウト・トラヴェルソとチェンバロのための室内ソナタ第4番ホ短調
 ミューテル:
  フラウト・トラヴェルソと通奏低音のためのソナタ ニ長調

ウィルベルト・ハーツェルツェット
 (フラウト・トラヴェルソ)
ジャック・オッホ(チェンバロ)
ヤープ・テル・リンデン(チェロ)

 オランダ古楽界の名手たち。J.S.バッハの弟子たちのフルート作品!

 古楽大国オランダの古楽系フルーティスト、ウィルベルト・ハーツェルツェットにとって、グロッサ(Glossa)でのレコーディング第2弾となったのが、この「J.S.バッハの弟子たちのフルート音楽」。
 キルンベルガー、クレプス、そして最後の弟子であるミューテルや、アーベル、ゴールトベルクなど、大バッハの弟子たち、また縁の深い18世紀の作曲家たちによる優れた作品を発掘、紹介してくれた好企画。
 大バッハから次世代の音楽家たちへ受け継がれていった音楽を、古楽界の名手たち、ウィルベルト・ハーツェルツェット、ジャック・オッホ、ヤープ・テル・リンデンの豪華共演で。

 ※録音:1997年1月、メノナイト教会(デーフェンテル、オランダ)



 


GCD C81001
\2100→\1890
メタモルフォシス 〜 数世紀に渡るギリシャの伝統音楽
 ツィアムリス:デン・エヨ・ミトゥス/
 作曲者不詳(アナトリア半島):バム/
 作曲者不詳(エーゲ海諸島):ツィヴァエリ/
 作曲者不詳(エーゲ海諸島):タラッサキ/
 作曲者不詳(ビザンティン):
  ヘリス・アスキティコン、ドクサスティコン・トゥ・パシャ/
 エクセルジャン:スルスナ/ツィアムリス:フォス・イラリオン/
 ツィアムリス:メタモルフォシス/ニコラキス:セヘナズ・セマイ/
 作曲者不詳(アナトリア半島):サン・パス・スタ・クセナ/
 ツィアムリス:ヨロス・スタン・シリオ/
 ツィアムリス:カリニグティア/
 作曲者不詳(トラキア):バイドゥスカ/
 作曲者不詳(ビザンティン):タ・ティピカ
ハリストス・ツィアムリス
 (ヴォーカル、リラ、ウティ、
  ネイ、タンブーラ、カヴァル)
ディミトリス・プソニス
 (サントゥール、タール、
  ウティ、タンブーラ、デフィ)
ペドロ・エステバン(パーカッション)
 未知なる音世界。優秀録音で聴くギリシャの伝統音楽の歴史。

 エーゲ海諸島、アナトリア半島(小アジア)、トラキア、そしてビザンティン、オスマン帝国など、数世紀に渡る伝統音楽を集めたグロッサ(Glossa)の中でも異色のプログラム。
 数世紀に渡るギリシャの古楽&伝統音楽のヒストリーでは、スペイン随一の古楽系パーカッショニスト、ペドロ・エステバン、古楽器&民族楽器のマルチプレーヤー、ディミトリス・プソニス、ギリシャの伝統音楽の研究家でありスペシャリスト、ハリストス・ツィアムリスのトリオが、東方の未体験の音楽世界を創り上げている。
 優秀録音盤として音質面も高い評価を受けており、西洋音楽史の陰から発掘され蘇ったギリシャの音楽の歴史が鮮明に響き渡る。

 ※録音:1997年7月、サン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアル(スペイン)



 


GCD C81503
\2100→\1890

ストロッツィ:アリアとカンタータ Op.8
 無限の苦痛に満ちた、私の残酷な運命/私の心は狂わしく/
 今、アポロの胸に抱かれて眠るテティスは/
 オーラよ、今私は遥かなる偶像に話しかけることもできず/
 不思議な目よ、ああ何故だか教えておくれ/
 私は、そう、歌いたい/何をすればよいのか/
 天国、星、神たち

エマヌエラ・ガッリ(ソプラノ)
ラ・リゾナンサ
 〔デイヴィッド・プランティエ
   (ヴァイオリン)、
  エリザ・チッテリオ(ヴァイオリン)、
  カテリーナ・デラグネッロ(チェロ)、
  フランコ・パヴァン
   (テオルボ、バロック・ギター)、
  ファビオ・ボニッツォーニ
   (チェンバロ、指揮)〕

 波乱万丈の女流作曲家。ストロッツィのアリアとカンタータ。

 オペラ劇場の支配人で、17世紀の哲学者、詩人、政治家などの文化サークルも主宰していたヴェネツィアの名士ジュリア・ストロッツィのもとに生まれたバルバラ・ストロッツィ(c.1619−c.1677)。
 父から受けた英才教育により、早くから才能を開花させ、82曲のカンタータに代表される優れた作品を数多く世に送り出した女流作曲家である。独学で作曲活動を続けながら、波乱万丈の生涯を送ったストロッツィの音楽には、その生涯で培われた情熱が込められている。
 ファビオ・ボニッツォーニ&ラ・リゾナンサとのコンビでストロッツィを歌うのは、ラ・ヴェネクシアーナの中心メンバーとしてもお馴染みのエマヌエラ・ガッリ。その歌声と表現力が、ストロッツィの音楽を通して、その生涯、想いを描く。

 ※録音:2000年11月、スイス・イタリア音楽院(ルガーノ、スイス)



 


GCD C80011
\2100→\1890
パラディエス:チェンバロ・ソナタ集(ロンドン、1754)
 ソナタ第11番/ソナタ第9番/ソナタ第10番/
 ソナタ第4番/ソナタ第6番/ソナタ第7番/
 ソナタ第2番/ソナタ第1番/ソナタ第5番/
 ソナタ第12番/ソナタ第8番/ソナタ第3番
エンリコ・バイアーノ(チェンバロ)
 大作曲家たちも認めたパラディエスのチェンバロ・ソナタ集!

 故郷のイタリアからイギリスへと渡り、声楽、チェンバロの教師として成功を収めた18世紀イタリアの音楽家ピエトロ・ドメニコ・パラディエス(パラディージ/1707−1791)。
 ロンドンで1754年に出版された「12のチェンバロ・ソナタ集」はパラディエスの名声を確立した代表作であり、モーツァルトやクレメンティなどの大作曲家たちからも高く評価されたというエピソードが残されている。
 エンリコ・バイアーノは、アントニオ・フローリオが率いるイ・トゥルキーニ(旧カッペッラ・デッラ・ピエタ・デ・トゥルキーニ)の創設メンバーであり、イタリア・ナポリ出身の名手。
 イタリアやスペインなど、ラテン系の鍵盤作品を得意とする、現代イタリア有数の古楽系鍵盤奏者である。

 ※録音:1995年10月、エレモ・ディ・ロンツァーノ (ボローニャ、イタリア)



 


GCD C80012
\2100→\1890
クロード・ル・ジュヌ:エールと詩篇歌集
 ヨアヒム・ファン・デン・ホーヴ:ファンタジア第4番
 エマヌエル・アドリアーンセン:第9旋法による前奏曲
 ヨアヒム・ファン・デン・ホーヴ:クーラント
 エリアス・メルテル:前奏曲第61番
 エマヌエル・アドリアーンセン:アソメッッツォ
 ヨアヒム・ファン・デン・ホーヴ:前奏曲
 エマヌエル・アドリアーンセン:
  第3旋法による前奏曲、第10旋法による前奏曲
 エリアス・メルテル:前奏曲第4番
 ジュリアン・ペリション:クーラント
 ジャック・エディンソン:ファンタジア
 アヒム・ファン・デン・ホーヴ:パヴァーナ
クロディーヌ・アンセルメ(ソプラノ)
パオロ・ケリーチ(リュート)
 ミュジック・ムジュレの創始者クロード・ル・ジュヌ!

 フランスのヴァランシエンヌで生を受けたクロード・ル・ジュヌ(c.1530−1600)は、ミュジック・ムジュレの創始者の一人であり、アンリ4世の宮廷音楽家としても活躍。
 音楽と言葉の結び付きをより密接にし、さらなる調和を求めた作風は、16世紀後期以降のフランスにおけるシャンソンや声楽作品の発展に大きな影響を与えている。
 艶やかな美声を持つジュネーヴ生まれの古楽系ソプラノ、クロディーヌ・アンセルメと、バーゼル・スコラ・カントルムで研鑽を積んだイタリアのリュート奏者パオロ・ケリーチのデュオが、フランス・ルネサンスで花開いたル・ジュヌの音楽を奏でる。

 ※録音:2000年2月、プニャノ(ピサ、イタリア)




GUILD


GMCD 7408
\2500
サン=サーンス:ピアノ三重奏曲集
 ピアノ三重奏曲第1番ヘ長調 Op.18
 ピアノ三重奏曲第2番ホ短調 Op.92

アクィナス・ピアノ三重奏団
 〔マーティン・カズン(ピアノ)、
  ルース・ロジャーズ(ヴァイオリン)、
  キャスリン・ジェンキンソン(チェロ)〕

 アクィナス・ピアノ三重奏団は、ヨンティ・ソロモンの弟子で「ソム(Somm)」でのレコーディングでお馴染みのマーティン・カズン、アレグリ弦楽四重奏団の創設メンバー、キャスリン・ジェンキンソン、ボーンマス交響楽団の元リーダー、ルース・ロジャーズによって2009年に結成された英国の室内楽団。
 アンドルー・キーナー、エイドリアン・ブレンデルがプロデューサーを担当したフランス、サン=サーンスの室内楽の傑作2作品は、若き才能の共演が眩しい好演奏。

 2013年(第1番)&2008年(第2番)の録音。

HARP&COMPANY


レア盤!

CD 5050-32
\2500→\2290
ルフェーヴル:クラリネット・ソナタ集
 ソナタ第1番、ソナタ第2番、ソナタ第3番、
 ソナタ第4番、ソナタ第5番、ソナタ第7番
オリヴィエ・ダルテヴェル(クラリネット)
ラシェル・タリトマン(ハープ)
 スイス生まれのフランスのコンポーザー=クラリネッティスト、ジャン=グザヴィエ・ルフェーヴル(1763−1829)のクラリネット・ソナタ集。クラリネットの改良や発展にも貢献したルフェーヴルならではの、クラリネットを知り尽くされた内容の作品。
 HARP&COMPANYのレーベルは入荷に数ヶ月かかることが多いようです。

HYPERION



CDA 67984
\2400→\2190
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズVol.64 〜
 オスワルド&ナポレアン:ピアノ協奏曲集

  オスワルド:ピアノ協奏曲ト短調 Op.10
  ナポレアン:ピアノ協奏曲第2番変ホ短調 Op.31
アルトゥール・ピツァーロ(ピアノ)
マーティン・ブラビンズ(指揮)
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
 ロマンティック・ピアノ・コンチェルトにピツァーロ再び! ブラジル&ポルトガルの秘曲!

 ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘、蘇演を行うハイペリオンの「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ」。
 第64集には、第24集の「ヴィアンナ・ダ・モッタ」以来の登場となる、ポルトガルの巨星、アルトゥール・ピツァーロが再び登場!
 Linn Recordsでは、ショパンやラヴェル、グラナドス、そしてマッケラスと共演したベートーヴェンなどの録音で名を馳せるピツァーロ。故郷ポルトガル、そしてポルトガル語圏ブラジルの知られざる作曲家に挑む。
 ドイツ系スイス人の父親とイタリア人の母親の間にブラジルで生まれたエンリケ・オスワルド(1852−1931)。イタリア人の父親とポルトガル人の母親の間にポルトガルで生まれたアウフレッド・ナポレアン(1852−1917)。シューマンやブラームス、リストが生きていた時代に同じ年に生まれ、どちらもヨーロッパの様々な国・文化の血を引き、また広く旅をし各地で活躍した作曲家・ピアニスト。
 ちなみに、アルトゥール・ナポレアンはアウフレッドの兄で、こちらの方がまだ名前は知られているかもしれない。幻想的に始まる序章や、きらびやかなパッセージ、劇的な楽想、勇壮な管弦楽法など、ともに歴史に埋もれさせるには惜しいピアノ協奏曲である。

 ※録音:2013年10月21日−23日、BBCホディノット・ホール(カーディフ)



 


CDA 68050
\2400→\2190
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト・シリーズVol.17 〜
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲集

  ヴァイオリン協奏曲第3番ニ短調 Op.58
  スコットランド幻想曲変ホ長調 Op.46
ジャック・リーベック(ヴァイオリン)
マーティン・ブラビンズ(指揮)
BBCスコティッシュ交響楽団
 イギリスの若きヴィルトゥオーゾ、ジャック・リーベックHyperion第2弾!

 Quartzレーベルより劇的なデビュー(QTZ 2002)を果たし、メジャー・レーベルでの録音や、変幻自在のアンサンブル「フィボナッチ・シークエンス」のリーダーとして、また日本では福間洸太朗とのデュオ・パートナーとして活躍するイギリスの若きヴィルトゥオーゾ、ジャック・リーベック。クライスラーの作品集(CDA 68040)に続くHyperion第2弾では、ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト・シリーズに初参加!
 ドイツ・ロマン派の作曲家マックス・ブルッフ(1838−1920)の協奏曲といえば、ロマン派の名曲として有名なヴァイオリン協奏曲第1番だが、ここでは「第1番」の影に隠れ、滅多に演奏・録音されることのなかった「ヴァイオリン協奏曲第3番」を取り上げる。(例えば、「第3番」はBBCプロムスでまだ一度も演奏されていない)。
 併録はサラサーテに献呈され、ハイフェッツの演奏により知られるようになった名曲、ヴァイオリンと管弦楽のための「スコットランド幻想曲」。知られざる作品を世に広める一大事業に加わった、若きヴィルトゥオーゾ。Hyperion期待のアーティストが羽ばたきます!

 ※録音:2013年8月24日−25日、シティ・ホール(グラスゴー)

 

 
CDA 68056
\2400
ペルト:合唱作品集
 エルサレムに平安あれ/明けの明星/雪花石膏の壺を持つ女/
 鹿の叫び/ビルヘンシータ(世界初録音)/ソルフェジオ/
 二人の祈祷者/スンマ/メメント/
 アレルヤ・トロプス(世界初録音)/主よ、平安を与えたまえ
スティーヴン・レイトン(指揮)
ポリフォニー
 レイトン&ポリフォニーのペルト第3弾!

 英国合唱界の名コンビ、スティーヴン・レイトンと、レイトンの創設した合唱団"ポリフォニー"による、アルヴォ・ペルトの作品集。ペルトは7月16日に発表された第26回高松宮殿下記念世界文化賞で音楽部門を受賞し、今まさに話題となっているエストニアの作曲家(モーストリー・クラシック9月号「BIGが語る」に、受賞を絡めたインタビューが掲載)。
 1997年に録音された「ベルリン・ミサ(CDH 55408)」、2003年に録音された「トリオディオン(CDA 67375)」に続き、10年の歳月を経て録音されたレイトン&ポリフォニーのペルト第3弾。
 特に「トリオディオン」はグラモフォン賞2004の合唱部門賞初め、BBCミュージック・マガジンの年間TOP20やDisc of the Monthなど、世界中で大反響を巻き起こしているだけに、今回の録音も、期待せずにはいられない。
 1963年に作曲された「ソルフェジオ(Solfeggio)」から、2012年の新作(世界初録音)「ビルヘンシータ(Virgencita)」まで、英語、ラテン語、スペイン語など幅広いテキストを操り純度の高い合唱で聴かせてくれる。

 ※録音:2013年8月1日−3日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク/ロンドン)
 

CDA 68016
\2400
ドビュッシー:歌曲集Vol.3
 音楽 L.54/ロマンス L.53/アリエルのロマンス L.58/
 哀惜 L.59/弓 L/22/悲しい歌 L.24/愛の口づけ L.23/
 エルフたち L.25/愛し合い、そして眠ろう L.7/
 祈願 L.18/セレナード L.29/夢想 L.3/
 眠りの森の美女 L.81/彼はまだ眠っている L.34/
 ばら L.28/ピエロ L.30/口づけ L..9/庭で L.107/
 リラ L.36/カプリス L.6/そよ風 L.19/
 華やかな宴 L.31/歌曲集 《2人の恋人の散歩道》 L.129/
 感傷的な風景 L.55
ジェニファー・フランス(ソプラノ)
ジョナサン・マクガヴァン(バリトン)
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
 名伴奏者、マルコム・マルティヌーのピアノで贈る、フランス印象派の大家クロード・ドビュッシーの歌曲集第3弾。今回Hyperion初登場となるのは、2014年キャスリーン・フェリアー賞を受賞した若きソプラノ、ジェニファー・フランス。ダイヤモンドのような美しさに、スリリングな表現を持ち合わせ、「エルフたち L.25」など近年発見された歌曲を含む、ドビュッシーの美しきロマンスを歌う。

 ※録音:2013年2月10日(ジョナサン・マクガヴァン)、2月14日−15日(ジェニファー・フランス)、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー/ロンドン)
 

CDA 68020
\2400
追憶のための音楽
 デュリュフレ:レクイエム Op.9
 ヴォーン・ウィリアムズ:主よ、あなたはわれらの避難所である
 ムーア:ディートリヒ・ボンヘッファーの3つの祈り
 ハウエルズ:地よ,慈しみもてこの人を収め給え
 タヴナー:ザ・ピース・ザット・サーパセス・アンダスタンディング
ジェイムズ・オドンネル(指揮)
ウェストミンスター寺院聖歌隊
ブリテン・シンフォニア
ロバート・クィンニー(オルガン)
 世界遺産にも指定されている英国国教会の教会、ウェストミンスター寺院。かつて"カトリック"のウェストミンスター大聖堂聖歌隊の音楽監督として活躍した名合唱指揮者、ジェームズ・オドンネルとウェストミンスター寺院の新しいプログラムは、2つの世界大戦の影にイギリスとフランスで作曲された、メモリアル・ミュージック。
 モーリス・デュリュフレを代表する名作「レクイエム」から、ヴォーン・ウィリアムズ、ハウエルズ、そしてジョン・タヴナーらの平和と祈りの音楽を英国有数の教会聖歌隊のハーモニーで。

 ※録音:2013年2月4日、5日、7日&2014年2月4日、ウェストミンスター寺院/2013年5月24日、聖アルバンズ教会(イギリス)
 


CDS 44411/3
(3CD/特別価格)
【新装移行再発売】
\4800→\4390
ヘンデル:20のソナタ Op.1
 ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 HWV.371
 フルート・ソナタ ロ短調 《ハレ・ソナタ第3番》 HWV.376
 リコーダー・ソナタ ト短調 HWV.360
 オーボエ・ソナタ変ロ長調 HWV.357
 リコーダー・ソナタ ヘ長調 HWV.369
 フルート・ソナタ ホ短調 《ハレ・ソナタ第2番》 HWV.375
 ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 HWV.359a
 フルート・ソナタ イ短調 《ハレ・ソナタ第1番》 HWV.374
 リコーダー・ソナタ ニ短調 HWV.367a
 ヴァイオリン・ソナタ ト長調 HWV.358
 フルート・ソナタ ホ短調 HWV.379
 リコーダー・ソナタ イ短調 HWV.362
 オーボエ・ソナタ ハ短調 HWV.366
 リコーダー・ソナタ 変ロ長調 HWV.377
 フルート・ソナタ ト長調 HWV.363b
 ヴァイオリン・ソナタ イ長調 HWV.361
 フルート・ソナタ ホ短調 HWV.359b
 リコーダー・ソナタ ハ長調 HWV.365
 ヴァイオリン・ソナタ ト短調 HWV.364a
 フルート・ソナタ ロ短調 HWV.367b
レイチェル・ベケット(リコーダー)
リサ・ベズノシウク(フルート)
ポール・グッドウィン(オーボエ)
エリザベス・ウォルフィッシュ(ヴァイオリン)
リチャード・タニクリフェ(チェロ)
ポール・ニコルソン(チェンバロ)
 エリザベス・ウォルフィッシュやリチャード・タニクリフェ、リサ・ベズノシウク、ポール・グッドウィンなど、Hyperionが誇る名ピリオド楽器奏者たちによるヘンデルのソナタ集。ヴァイオリン、フルート、リコーダー、オーボエそれぞれのソナタを、タニクリフェとニコルソンの通奏低音に乗せて、活き活きと鮮やかに描いている。

 ※録音:1994年3月15日−17日、6月20日−22日、12月20日−21日/CDA 66921/3からの新装移行再発売
 


CDA 67980
(2CD/特別価格)
【輸入盤】
\2400→\2190
J.S.バッハ:フーガの技法 BWV.1080
 コントラプンクトゥス1/コントラプンクトゥス2/
 コントラプンクトゥス3/コントラプンクトゥス4/
 コントラプンクトゥス5/
 コントラプンクトゥス6 《フランス様式の4声のフーガ》/
 コントラプンクトゥス7 《拡大と縮小による4声のフーガ》/
 コントラプンクトゥス8/
 コントラプンクトゥス9 《12度における4声のフーガ》/
 コントラプンクトゥス10 《10度における4声のフーガ》/
 コントラプンクトゥス11/コントラプンクトゥス12(正像)/
 コントラプンクトゥス12(鏡像)/コントラプンクトゥス13(正像)/
 コントラプンクトゥス13(鏡像)/反進行における拡大によるカノン/
 オクターヴのためのカノン/3度の対位法による10度のためのカノン/
 5度の対位法による12度のためのカノン/
 コントラプンクトゥス14(3つの主題によるフーガ)/
 コラール 《われ汝の御座の前に進みいで》 BWV.668a
アンジェラ・ヒューイット
 (ピアノ/ファツィオーリ)
PCDA 67980
(2CD/特別価格)
【国内仕様盤】
\2857+税
 "当代最高のバッハ弾き" ヒューイット、J.S.バッハ:フーガの技法!!

 ピアノ王国ハイぺリオンの中核をなす1人、"鍵盤の女神"アンジェラ・ヒューイットによるバッハの新録音がついに登場!
 CD15枚組に及ぶバッハのピアノ作品集(CDS 44421/35)は“現代のレコード界における栄光のひとつ”と評され、「当代最高のバッハ弾き」として君臨するアンジェラ・ヒューイット。これまでのバッハ作品集にも収録されていないため、ヒューイットにとって初録音となるのは、バッハの未完の大作「フーガの技法」。2012年から弾き始めたという「フーガの技法」は比較的新しいレパートリーで、2013年8月に録音、その約2ヶ月後には来日公演でも全曲演奏されている。未完成のコントラプンクトゥス14は補完などせずに楽譜通りに弾き、出版譜の最後に掲載されたBWV.668aのコラール前奏曲も収録。アンジェラ・ヒューイットによる待望の録音「フーガの技法」が国内仕様盤&輸入盤同時発売。ピアノはもちろんファツィオーリ。ご期待ください!

 ※録音:2013年8月7日−9日、イエス・キリスト教会(ベルリン)



 


CDA 68002
\2400→\2190
ナタリー・クライン第3弾!
 ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズVol.5 〜
  サン=サーンス:チェロ協奏曲集

   チェロ協奏曲第1番イ短調 Op.33
   チェロ協奏曲第2番ニ短調 Op.119
   ミューズと詩人たち Op.132*
   アレグロ・アパッショナート ロ短調 Op.43
   白鳥†
ナタリー・クライン(チェロ)
アンドルー・マンゼ(指揮)
BBCスコティッシュ交響楽団
アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)*
ジュリア・リンチ(ピアノ)†
ジュディス・キーニー(ピアノ)†
 ナタリー・クライン第3弾!サン=サーンスのチェロ協奏曲集!
 
 世界的チェリストとしての実力と美しき容姿。天からニ物を与えられたイギリスの麗しき女流チェリスト、ナタリー・クライン。
 コダーイ(CDA 67829)、ブロッホ&ブルッフ(CDA 67910)と、民族色の強い濃密なプログラムでその並外れた音楽性を披露してくれたナタリー・クラインのハイペリオン移籍第3弾は、ついにロマンティック・コンチェルト・シリーズに初登場。
 ロマン派の素晴らしき協奏曲を発掘、蘇演していくHyperionの大人気シリーズ、「ロマンティック・コンチェルト・シリーズ」。このシリーズのサン=サーンスと言えば、スティーヴン・ハフによるピアノ協奏曲集(CDA 67331/2)、フィリップ・グラファンによるヴァイオリン協奏曲集(CDA 67074)と超名盤が揃っており、ソリストにナタリー・クライン、指揮者にはアンドルー・マンゼを迎えHyperionが総力を挙げて取り組むこのチェロ協奏曲もそれらに並ぶ決定盤となること必至!
 サン=サーンスのもっとも人気のある作品の1つでもあるチェロ協奏曲第1番。第1番と比べて演奏・録音の機会も少なく、そしてあまりにも難しいチェロ協奏曲第2番。そして「ミューズと詩人たち」、「アレグロ・アパッショナート」、「白鳥」の名曲で彩るサン=サーンスのチェロ作品。Hyperionで新境地を開拓したナタリー・クラインの華麗なる録音は続く。

 ※録音:2013年6月12日−13日、シティ・ホール(グラスゴー、イギリス)




ナタリー・クライン/ハイペリオン第1&2弾

HYEPRION
CDA 67829
\2400→\2190
ナタリー・クラインHyperion第1弾!
 コダーイ:チェロのための作品集

  無伴奏チェロ・ソナタOp.8/ソナチナ(ギンスブルク編)/
  9つのエピグラム/叙情的なロマンス/アダージョ

ナタリー・クライン(チェロ/グァダニーニ1777)
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)

 世界的チェリストとしての実力と美しき容姿。天からニ物を与えられたイギリスの女流チェリスト、ナタリー・クラインがハイペリオン初登場!
 これまで録音ではショパンやラフマニノフ、エルガーなどをリリースしてきたナタリー・クラインのハイペリオン第1弾はなんと意外にもコダーイ!
 "ナタリー・クライン"と"コダーイ"。大胆な方向転換、もしくはコントラストのようにも思える組み合わせだが、難曲中の難曲として有名なコダーイの「無伴奏チェロ・ソナタ」でハンガリー民謡の旋律と超絶技巧を全身全霊で描くナタリー・クラインの圧倒的なチェロに衝撃を覚えずにはいられない。
 また「9つのエピグラム」や「叙情的なロマンス」、「アダージョ」から聴こえてくる"歌"の美しさも特筆もの。新境地に到達した新しいナタリー・クラインのチェロがここにあります。
Bloch/Bruch: Schelomo, Kol Nidrei & other works
CDA 67910
\2400→\2190
ナタリー・クラインHyperion第2弾!
 ブロッホ:
  ヘブライ狂詩曲《シェロモ》、
  チェロ、弦楽とハープのための《ユダヤの生活から》
   (クリストファー・パルマー編)、
  交響詩《荒野の叫び》
 ブルッフ:コル・ニドライOp.47
ナタリー・クライン(チェロ)
イラン・ヴォルコフ(指揮)
BBCスコティッシュ交響楽団
ナタリー・クラインHyperion第2弾!ブロッホ&ブルッフのチェロ作品集!

イギリスの麗しきチェリスト、ナタリー・クライン。
ハイペリオン移籍第1弾となった「コダーイのチェロ作品集」(CDA 67829)に続くのは、19世紀後半〜20世紀前半のユダヤの音楽がテーマ。
エルネスト・ブロッホ(1880−1959)とマックス・ブルッフ(1838−1920)のチェロ・レパートリー!
ユダヤにルーツを求め、抒情的な旋律を備えたブロッホの「シェロモ」とブルッフの「コル・ニドライ」。
前作のコダーイに続き、民族色豊かな作品を取り上げてきたナタリー・クラインのスタイル、方向性は、確実にEMI時代とは異なる新たな領域に歩みを進めている証拠と言えるだろう。
ナタリー・クラインと1777年製のグァダニーニ"シンプソン"から広がるユダヤの音楽世界。これは要注目でしょう!

※録音:2011年9月7日−8日、シティ・ホール(グラスゴー)




ナタリー・クライン、EMIから発売されていたアルバム
 HYPERIONに移ってからは本格派として売り出しているのでヴィジュアル系要素は消えてしまったが、EMIの頃はバリバリのルックス重視で、これはこれでイカしてた。


EMI
3669382
\3000→\2690
ナタリー・クライン/ロマンティック・チェロ
 ラフマニノフ:
  ソナタ(チェロとピアノのための) ト短調 Op.19
  ヴォカリーズ Op.34No.14
 ショパン:
  ソナタ(チェロとピアノのための) ト短調 Op.65
  序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 Op.3
ナタリー・クライン(Vc)
チャールズ・オウエン(P)

 クラインのチェロの音は、美しいというよりは強いという方がふさわしい。
 たとえピアニッシモであろうと音の芯がしっかりしているし、柔らかい音も弱々しくはなく、鳴りの良い低音は引き締まっている。私が聴いているオーディオ・セットの音は柔らかな傾向が強めなので、中庸もしくはハード傾向の装置では一段と直裁な印象になるかもしれない。音に現れる強さは、表現に対するクラインの意志の強さそのものを感じさせる。フレージングにしてもアーティキュレーションにしても、入念な思考を経たうえで、これが今の自分の音楽—という主張に唆昧さがなく、しかも音楽は若々しく情熱的。ラフマニノフで第1、第4楽章の主題の扱いなど、そこまで突き詰めなくてもと感じさせないでもないが、4楽章通して鬱蒼たるロマンティシズムを歌い込む濃密な表現には強い吸引力があった。ショパンのソナタでも作品の情念が切実に伝わってくる。≪ポロネーズ≫も作品を見直したくなるような名演だ。(藤野竣介氏「レコード芸術」2006年12月号より)

 

CDC 5014092
\3000→\2690
ナタリー・クライン/エルガー:チェロ協奏曲
 チェロ協奏曲ホ短調Op.85
 In Moonlight
 気まぐれ女Op.17
 ロマンスOp.62
 愛の挨拶Op.12
 朝の歌Op.15-2
 溜め息Op.70
ナタリー・クライン(チェロ)
ロイヤル・リヴァプール・フィル
ヴァーノン・ハンドリー指揮
 注目のクラインの録音は協奏曲をメインとして、他にチェロとオーケストラのための作品(協奏曲以外はジュリアン・ミローンの編曲)で様々な演奏スタイルで親しまれているエルガーの名曲集。
 協奏曲はデュ・プレとバルビローリ指揮による録音が今や伝説的な名演として20世紀を代表するとされますが、このクラインの録音は力強く、新鮮で類まれな演奏で21世紀のエルガーとして評価される可能性を秘めた録音に仕上がっています。


 


CDA 67936
\2400→\2190
スティーヴン・オズボーン(ピアノ)
 メトネル&ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ集

  メトネル:
   2つのおとぎ話 Op.20
   ピアノ・ソナタ変ロ短調 Op.53-1《ソナタ・ロマンティカ》
  ラフマニノフ:
   コレルリの主題による変奏曲 Op.42
   ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36(オズボーン版)
スティーヴン・オズボーン(ピアノ)
 オズボーンのラフマニノフ!ピアノ・ソナタ第2番は「初版」でも「改訂版」でもない、「オズボーン・エディション」!

 アムラン、ヒューイットと並び立つピアノ王国ハイペリオン(Hyperion)の世界的ピアニスト、"スコットランドの風雲児"スティーヴン・オズボーン。
 ラフマニノフの「前奏曲全集」(CD A67700)が大絶賛され、ムソルグスキー&プロコフィエフ(CDA 67896)、ストラヴィンスキー(CDA 67870)と続いたオズボーンのロシアン・レパートリーの最新作はメトネル&ラフマニノフのピアノ・ソナタ集。
 「初版」と「改訂版」の存在するラフマニノフの「ピアノ・ソナタ第2番」では、ホロヴィッツと同じように独自の版を作り、自らのエディションとして演奏しているところにも注目。

 ※録音:2012年12月21日−23日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)



 

CDA 67979
\2400
ヘンデル:アリア集
 歌劇 《ラダミスト》 HWV.12より
  Quando mai, spietata sorte
 歌劇 《アルチーナ》 HWV.34より
  Mi lusinga il dolce affetto、Verdi prati、 Sta nell’Ircana
 オラトリオ 《ヘラクレス》 HWV.60より
  There in myrtle shades reclined、
  Cease, ruler of the day, to rise、Where shall I fly?
 歌劇 《エジプトのジューリオ・チェーザレ》 HWV.17より
  Cara speme, questo core
 歌劇 《アリオダンテ》 HWV.33より
  Con l’ali di costanza、Scherza infida!、Dopo notte
アリス・クート(メゾ・ソプラノ)
ハリー・ビケット(指揮)
イングリッシュ・コンサート
 トレヴァー・ピノックが創設したピリオド・オーケストラ、「イングリッシュ・コンサート」がHyperion初登場! ピノック、マンゼからタクトを受け継いた現音楽監督、ハリー・ビケットの鮮やかな演奏で聞くヘンデルのアリア集。ソロでアリアを歌うのは、キングズ・コンソートによる「ヘンデル:ヘラクレス(CDA 67298)」にも参加していたイギリスのメゾ・ソプラノ、アリス・クート。 選びぬかれたヘンデルの偉大なアリアを、ドラマティックな色彩で見事に表現している。

 ※録音:2012年6月6日−9日、2013年9月6日−7日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
 

CDA 68038
\2400
バード:3つのミサ曲
 5声のミサ
 4声のミサ
 3声のミサ
 アヴェ・ヴェルム・コルプス
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
マーティン・ベイカー(指揮)
 創設初期から現代まで、Hyperion Recordsの宗教合唱の柱として録音を続ける英国の名門ウェスト・サイド・ストーリー大聖堂聖歌隊。デイヴィッド・ヒル、ジェームズ・オドンネルらの名匠に続き、2000年より音楽監督を務めるマーティン・ベイカーの指揮による、ウィリアム・バードが登場。
 イギリス・ルネサンスの大作曲家バードの代表作にして屈指の名曲、「3声・4声・5声による3つのミサ」を、名門聖歌隊の敬虔なる歌声で。

 ※録音:2013年7月11日−12日、10月14日−15日、ウェストミンスター大聖堂(ロンドン)
 

CDJ 33125
\2500
ブラームス:歌曲全集Vol.5〜歌曲集 《マゲローネのロマンス》 Op.33
 それを悔いた者はまだいない/弓も矢もすでに整い/
 悩みか喜びか/愛は遥かな国から訪れ/あなたは哀れな者を/
 この喜びをいかに/あなただったら/余儀ない別れ/
 お休み、かわいい恋人よ/泡立つ波よ、響きわたれ/
 光も輝きも何と早く消えうせることか/悲しい別れに/
 スリマ − 恋人よなぜためらうのか/
 何と楽しくさわやかに/まことの愛はとこしえに
クリストファー・マルトマン(バリトン)
グレアム・ジョンソン(ピアノ)
 「歌曲大国ハイペリオン」の礎を築いてきた、名伴奏家グレアム・ジョンソンによる歌曲シリーズ。録音史上に輝く金字塔となったシューベルト(CDS 44501/40)、シューマン(CDS44441/50)に続いてスタートした、ヨハネス・ブラームスの歌曲全集第5巻では、シューマンやシューベルトのプロジェクトにも何度も参加しているイギリスのバリトン、クリストファー・マルトマンが歌う「マゲローネのロマンス」。後期ロマン派の詩人ルートヴィヒ・ティークによる詩「美しきマゲローネ」に基づく連作歌曲を、マルトマンの甘く情熱的な声でロマンスたっぷりに紡いでいる。

※録音:2013年2月11日−13日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)

HELIOS



CDH 55425
【新装移行再発売】
\1600→\1490
アムランの「カトワール」Heliosより待望の新装再発売!
 カトワール:ピアノ作品集
 カプリス Op.3/間奏曲 Op.6-5(6つの小品Op.6より)/
 3つの小品 Op.2/前奏曲変ト長調 Op.6-2(6つの小品Op.6より)/
 スケルツォ変ロ長調 Op.6-3(6つの小品Op.6より)/
 幻影(ピアノのための練習曲) Op.8/5つの小品 Op.10/
 4つの小品 Op.12/4つの前奏曲 Op.17/
 たそがれどきに(たそがれどきの歌) Op.24/
 詩曲 Op.34-2(4つの小品 Op.34より)/
 前奏曲 Op.34-3(4つの小品 Op.34より)/ワルツ Op.36
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)
 
 世界最高峰のヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、マルク=アンドレ・アムランがHeliosシリーズ初登場! 「知られざる難曲の紹介者」として名を馳せたハイペリオン初期時代を象徴するかのようなアルバム、「カトワール:ピアノ作品集」がついに復刻!
 フランス出身の両親の元、モスクワで生まれ活躍した作曲家ゲオルギー(ジョルジュ)・カトワール(1861−1926)。独自に研究した和声のアプローチ、どんな表現も可能にするピアノ技法を持ち、いくつかの優れたピアノ作品を生み出しながらも現在では忘れ去られてしまっていたカトワールの音楽を、アムランの超絶技巧によって澱みなく弾きこなし、カトワールの名を世に広めた名盤である。しばらく廃盤・入手困難が続いていたアムランのカトワール、待望の復刻です!

 ※録音:1998年11月10日−11日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)/CDA 67090からの新装移行再発売





CDH 55465
【新装移行再発売】
\1600→\1490
ウォレス:天地創造交響曲
 エウメニデスへの前奏曲
 組曲 《ペレアスとメリザンド》
 天地創造交響曲嬰ハ短調(クリエイション・シンフォニー)
マーティン・ブラビンズ(指揮)
BBCスコティッシュ交響楽団
 医学を学び眼科を専門としたが29歳以降からは音楽に専念したというスコットランドの作曲家、ウィリアム・ウォレス(1860−1940)。ブラビンズ&BBCスコティッシュ響が行ったウォレスの録音は、第1弾の「交響詩集(CDH 55461)」に続き、第2弾の「天地創造交響曲」もHeliosから復刻。
 旧約聖書の天地創造を描いた劇的なシンフォニー、「天地創造交響曲(Creation Symphony)」。ドビュッシーやシベリウスによるものが有名だが、ウォレスの方が先駆けて作曲している「ペレアスとメリザンド」など、全曲が世界初録音。(そして1997年のこの録音以降、競合盤もおそらく発売されていないと思われる。)

 ※録音:1997年6月6日−7日、ヘンリー・ウッド・ホール(グラスゴー)/CDA 66987からの新装移行再発売



第1弾「交響詩集」

CDH 55461
\1600→\1490
マーティン・ブラビンズ&BBCスコティッシュ交響楽団
 ウォーレス:交響詩集

  ウォーレス:
   交響詩第5番《サー・ウィリアム・ウォレス》
   交響詩第6番《ヴィヨン》
   交響詩第1番《ベアトリーチェの死》
   交響詩第3番《シスター・ヘレン》
マーティン・ブラビンズ(指揮)
BBCスコティッシュ交響楽団
 作曲家、音楽ライター、詩人、脚本家、古典学者、さらには眼科外科医という様々な才能を持ち合わせていたスコットランドの音楽家ジョン・ウォレス(1860−1940)。
 6曲の「交響詩」は、フランツ・リストから大きな影響を受けたウォレスの代表作。ダンテ、ゲーテ、ロセッティ、ヴィヨンをテーマとして書かれたウォレスの「交響詩」は、ブリテン諸島における先駆け的存在である。
 演奏が英国音楽を得意とするマーティン・ブラビンズとBBCスコティッシュ交響楽団というところも頼もしい。

 ※録音:1995年12月12日−13日/CDA 66848からの新装移行再発売

 

CDH 55417
【新装移行再発売】
\1600
ザ・シックスティーンのバッハが復刻!
 J.S.バッハ:6つのモテット
ザ・シックスティーン
ハリー・クリストファーズ(指揮)
 タリス・スコラーズと並ぶ世界最高峰のヴォーカル・アンサンブル、ハリー・クリストファーズ率いるザ・シックスティーンのHyperion時代の名盤がHeliosから登場!
 バロック時代に於ける合唱ポリフォニーの最大の成果の一つである、大バッハの「6つのモテット」。素晴らしきパフォーマンスが発揮されたザ・シックスティーンの「6つのモテット」は、ハイペリオンのカタログの中で輝く宝石となっている。

 ※録音:1989年4月24日−26日/CDA 66369からの新装移行再発売


HYPERION DYAD


CDD 22082
(2CD/特別価格)
【新装移行再発売】
\2500
ブラームス:三重奏曲全集
 ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 Op.8
 ホルン三重奏曲変ホ長調 Op.40
 ピアノ三重奏曲第2番ハ長調Op.87
 ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.101
 クラリネット三重奏曲イ短調Op.114
フロレスタン・トリオ
スティーヴン・スターリング(ホルン)
リチャード・ホスフォード(クラリネット)
 ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト・シリーズでもおなじみのヴァイオリニスト、アンソニー・マーウッドが率いる弦楽三重奏団、フロレスタン・トリオによるブラームス。弦楽三重奏曲から、ホルン三重奏曲、クラリネット三重奏曲まで含めた、すべての三重奏曲を年代順に収録し、グラモフォン・クリティクス・チョイスに選ばれた名盤。

 ※録音:1997年6月2日−4日、8月11日−12日、16日−18日、セント・ジョージ教会(ブランドン・ヒル/イギリス)/CDA 67251/2からの新装移行再発売




ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD トップページへ



Copyright(C) 2014 ARIA−CD.All rights reserved.57