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第77号
マイナー・レーベル新譜(6)
2014.6.17〜2014.8.15


BMC

BMC CD188
\2300→\2090
清冽な「巨人」の登場!花の章付き!
 グスタフ・マーラー(1860-1911):
  交響曲第1番「巨人」(花の章つき)
ゾルタン・コシチュ(指揮)
ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団

 先日の来日公演が大成功!コシチュ&ハンガリー国立フィルによる清冽な「巨人」の登場!花の章付き!

 録音:2004年2月29日/3月30日フェレンツ・リスト音楽院コンサート・ホール(ライヴ)
 演奏タイミング 15:01 / 5:51 / 6:46 / 9:11/ 17:05

 6 月に来日し各地でコンサートを行い好評だったゾルタン・コシチュとハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団によるマーラー:巨人のライヴの登場です。
 コシチュは1997 年に前任の小林研一郎から引き継いでこの楽団の音楽総監督になりましたが、熱血コバケンとは対照的な精緻で理知的な音楽作りが今回の巨人でも発揮され、スコアのすみずみまで見えてきそうな室内楽的なアプローチ、クリアな音像とよく練られ計算されたプロポーションのよさがライヴ特有の熱気と一体となって聴き応え充分です。
 また作曲者によって最終的にカットされた第2 楽章「花の章」を付加した上演は今日ではもはや珍しくありませんが、コシチュの演奏は「花の章」があっても《巨人》が作品として完成している、ということを我々に納得させる説得力のあるものです。
 
BMC CD206
\2300
「クルス・グロリオーザ(栄光の十字架)」
 〜聖十字の単旋律と多声部典礼歌

  聖金曜日における十字架の高揚のためのベネベントのアンティフォナ
  聖十字の宴のためのレスポンソリウム(古代ローマの旋律)
  ダンスタブル(?-ca1370):おお十字架よ
  ゴンベール(ca.1495-1560):おお輝かしき十字架
  パレストリーナ(ca.1525-94):我々はキリストあなたを崇拝する
   ほか全19 曲
ラースロー・ドブサイ(指揮)
ヤンカ・センドナイ(指揮)
スコラ・フンガリカ
 録音:2009 年6 月

 古代ローマの単旋律聖歌からルネサンス期の代表的な作曲家ダンスタブル、ゴンベール、パレストリーナの多声宗教曲までをスコラ・フンガリカの絶妙なアンサンブルで聴かせる。
 

BMC CD208
\2300
「東の光」
 〜ギリシャ、ビザンチンの聖歌とモルダヴィアの宗教歌

  パヴェル・チェスノコフ(1877-1944):夕べのいけにえ
  ムソルグスキー(1839-81):天使は聖処女のために泣く
  タマーシュ・ブブノー(b.1957)編:キリストは復活する
  ペーター・ゾンボラ(b.1983):主の祈り
  セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):六段の聖詠
   ほか全16曲
タマーシュ・ブブノー(指揮)
聖エフレム男声合唱団
 録音:2011-12 年

 BMCでは既にフランツ・リストの男性合唱曲集やビザンチンの聖歌集で定評のあるタマーシュ・ブブノー指揮聖エフレム男声合唱団の最新録音。
 ギリシャ・ビザンチンの典礼音楽から19 世紀の作曲家による宗教曲まで東欧地域の様々な宗教音楽を紹介。ギリシャの典礼音楽はほとんどアラブ、中東的な響きで驚かされる。

BRIDGE


BCD 9417
\2300
「ロックバーグ/チハラ/ローレム:ピアノ作品集」
 ジョージ・ロックバーグ(1918-2005):
  カーニヴァル・ミュージック/
  ナッハ・バッハ(Nach Bach)/パルティータ・演奏曲
 ポール・チハラ(b.1938):バガテル集(2セットの7つの俳句)
 ネッド・ローレム(b.1923):ジェリーのための75の音[1:23]
ジェローム・ローウェンタール(Pf)
 ローウェンタールによるロックバーグを中心とした作品集

 録音:2013 年

 ローウェンタールによる現代アメリカのピアノ作品集。ロックバーグはブルース、ジャズ、フォークのスタイルを20 世紀音楽の様式をミックスした独自の世界。日系のチハラはむしろ無調の簡素で抽象的な様式の中に純化された東洋を描き出す。ローウェンタールはカペル、コルトー、ルビンシュタインに師事、19 世紀から20 世紀初頭のヴィルトゥオーゾ・ピアノを完全に身につけたピアニスト。同時代を生きたロックバーグやポール・チハラ、ローレム(たったの1分半の作品ですが)作品を共感を持って弾いている。
 

BCD 9424
\2300
「目覚めと夢」〜リオ・ロスナー(Lior Rosner)作品集
 (1)目覚めと夢〜ヴァイオリンと管弦楽のための
 (2)サッフォーによる3つの詩〜ソプラノと管弦楽のための
 (3)銀色の雨の時の中で〜ソプラノとピアノのための
 (4)インナー・スケイプ〜ヴァイオリンとピアノのための
 (5)G-PULL〜無伴奏ヴァイオリンのための
リオ・ロスナー((1)(2)指揮、(3)(4)ピアノ)
(1)(4)(5)カティア・ポポフ(Vn)
(1)(2)ハリウッド・スタジオ交響楽団
(2)(3)ジャナイ・ブラッガー(S)
 武満風からコープランド風、アダムス風まで変幻自在!映画界で活躍する作曲家リオ・ロスナー作品集!

 録音: 2013年

 一番最初のトラックの「目覚めと夢」を聴いて驚いた!!見事に武満の模写!コピーに成功している!
 日本の作曲家でも(いや日本の作曲家だからこそ)ここまで武満トーンを真似て自分の作品としては発表できないでしょう。タイトルにある「夢」という言葉といい、武満の晩年様式、例えば「ア・ストリング・アラウンド・オータム」などのスコアのいくつかを勉強していることは明らか。これで副題に一言「武満の追憶に」とでもあればご愛嬌でしょうが、解説にもタケミツの名はどこにも見当たりません。
 他の曲もこんな調子の曲ばかりなのかと期待しましたが、これ以外はコープランドぽかったり、ジョン・アダムズぽかったりと普通のアメリカの作曲家の仕事をしています(?)このロスナーなる人物、通常はテレビ、映画の音楽の仕事をしており、ジャズにも造詣が深いとのこと。武満氏が存命ならさぞ話が盛り上がったことでしょう。
 

BCD 9408
\2300
「モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.4」
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第12番イ長調K.414
  ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488
マリアンナ・シリニヤン(Pf)、
スコット・ヨー(指揮)
オーデンセ交響楽団
 アルメニア出身の実力者マリアンナ・シリニヤンのモーツァルト

 録音:2012 年5 月7-11 日オーデンセ

 第3 集まではヴァシリー・プリマコフが演奏していたこのシリーズ、今回からピアニストがシリニヤンに交代になった。モーツァルトの同じ調性による新旧二つのピアノ協奏曲を収録。
 マリアンナ・シリニヤンはアルメニア出身。2006 年にミュンヘンで行われたARD 国際音楽コンクールに入賞後、ソロ、室内楽を中心に活動し、2009 年、2010 年と連続でデンマーク批評家協会賞を受賞している若手ピアニスト。2013 年以降、スタインウェイ・アーティストの称号を得て活躍している。この録音でもスタインウェイを使用しての演奏だが、イチゴのジャムを食した際のタネがぷちぷち弾けるような音色、タッチでモーツァルトの様式に見事に現代のスタイルで応えている。
 

BCD 9407
\2300
「アメリカン・ツアー」〜ピアノ三重奏曲集
 ポール・シェーンフェルド(b.1947):4つのミュージック・ヴィデオ(2000/12)
 クランシー・ニューマン(b.1977):juxt-野党(2010)
 陳怡(チェン・イ,b.1953):わが故郷からの曲(2007/08)
 レラ・オーアーバック(b.1974):トリプティーク/三面鏡
ワイス=カプラン=ニューマン三重奏団:
 【マーク・カプラン(Vn)、
  クランシー・ニューマン(Vc)、
  ヤエル・ワイス(Pf)】
 録音:2012 年

 アメリカ在住の人種も性別も世代も様々な作曲家による現代のピアノ三重奏曲。
 シェーンフェルドはこの中で最年長で彼の「4 つのミュージック・ヴィデオ」はロックンロール/ボサ・ノヴァ/映画音楽/サンバの4 曲からなる現代音楽とポップ・ミュージックの融合。当アンサンブルのメンバーでもあるニューマンの「juxt-野党」もフォーク・ミュージック、ブルース、ロックの影響が色濃い。中華出身の陳怡は中国民謡に基づくファンタジックな組曲。レラ・オーアーバックの「トリプティーク」はロックとバルトークが結びついたような燃焼度の高い佳作。
 

BCD 9411
\2300

「アメリカン・タペストリー」〜フルート作品集
 ロバート・ビーザー(b.1954):変奏曲(1982)
 アーロン・コープランド(1900-90):デュオ(1971)
 ロバート・ムチンスキ(1929-2010):フルート・ソナタOp.14(1961)
 ローウェル・リーバーマン(b.1961):フルート・ソナタOp.23(1987)

スーザン・ロソルツ(Fl)
マーガレット・カンプマイアー(Pf)
 録音:2013 年

 現代アメリカのフルート作品を集めた。ビーザーはアメリカ・ローマ大賞を獲得、グラミー賞候補にもなったボストン出身の作曲家で、その経歴の通り、ややフランス寄りの保守的で穏健な作風。コープランドのデュオはフルートとピアノによる「アパラチアの春」といった趣きの素朴で抒情的な小品集。
 ムチンスキのソナタはジャズの影響にフランス趣味が加味され、ややプーランクを思わせる洒落た作品、そしてリーバーマンのソナタは名手ポーエラ・ロビソンの委嘱で書かれた、こちらもフランス趣味の都会的な音楽。なおこの作品はナショナル・フルート・ソサエティによリ「出版された新しいフルートのためのベスト作品」に選出された。
 

BCD 9413
\2300
「ジョージ・クラム・エディションVol.16」
 ジョージ・クラム(b.1929):2つの歌曲集
  (1)スペイン歌曲集II「太陽と影」(2009)〜
   ガルシア・ロルカの詩による5つの連作歌曲
  (2)アメリカ歌曲集VII「ハートランドからの声」(2010)〜
   アメリカ先住民の民謡による聖歌、霊歌
(1)(2)アン・クラム(Sop)
(1)マルカントニオ・バローン(Pf)
(2)パトリック・メーソン(Br)
 ジェームズ・フリーマン(指揮)
 オーケストラ2001
 録音:2012-13 年

 個性派揃いの現代音楽作曲家の中でも更に異色の存在、クラムの全集シリーズ最新アルバムでは声楽曲の最新作を収録。
 ロルカの詩はクラムが早い段階から好んで取り上げている。ハートランドからの声は4 人の打楽器奏者と電気増幅されたピアノと2 人の歌手のための作品でヴァレーズの「イオニザシオン」ばりにサイレンの音が不気味に鳴り響く、神秘家クラムの面目躍如の秀作。
 

BCD 9426
\2300

「ジョージ・パール(1915-2009)ピアノ作品集」
 古典組曲(1938)/6つの祝典的インヴェンション(1981-95)/
 抒情的間奏曲(1987)/短いソナタ(1964)/
 トッカータ(1969)/隠された歌(1946)/
 6つのプレリュード(1946)/旋法的な組曲(1940)

マイケル・ブラウン(Pf)
 録音:2013 年

 パールはアメリカの作曲家、理論家でアメリカにおける12 音技法の推進者でもあった。エルンスト・クルシェネクに学び、アルバン・ベルク協会設立にも関わった。
 このアルバムでは初期から晩年のピアノ作品が収録されており、調性的な作品から無調を経て12 音技法に至るパールの作風の変遷を辿ることができる。
 

BCD 9427
\2300
「ポール・ルーザース(b.1949)の音楽第9集」
 (1)ニュー・ロシェル組曲
 (2)トゥウィンクル・ベルス(ピアノ・エチュード第2 番)
 (3)シュレディンガーの猫(ヴァイオリンとギターのための12のカノン)
 (4)ロマンス
 (5)12のポストルード
(1)デイヴィッド・スタロビン(Gtr)
 ダニエル・ドラックマン(Perc)
(2)(5)デイヴィッド・ホルツマン(Pf)
(3)アメリア・ホール(Vn)
 デイヴィッド・スタロビン(Gtr)
(4)シン=ヤン・フアン(Va)
 サラ・ローゼンバーグ(Pf)
 録音:2007、2011-12 年

 ルーザース(ルーダース)はデンマーク出身の作曲家でカール・オーエ・ラムスセンに師事、作風は新古典主義から前衛的な様式まで幅広い。アメリカのギタリスト、D.スタロビンのために多くの作品を発表し、この最新アルバムでもスタロビンのギターを念頭に置いて書かれた作品が収められている。
 

BCD 9428
\2300
「ギルバート・カリッシュ/ピアノ・リサイタル」
 ハイドン:ピアノ・ソナタ第62番変ホ長調
 ベートーヴェン:バガテルOp.119
 シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960
ギルバート・カリッシュ(Pf)
 録音:2013 年

 ギルバート・カリッシュはニューヨーク出身でボストン交響楽団チェンバー・プレイヤーのメンバーとして30 年活動した。アメリカ現代音楽にも造詣が深く、アイヴス、クラム、カーター、キルヒナー作品の録音が知られている。一方でハイドン弾きとして定評があり、かつてNon such よりソナタ集が出ていた。このアルバムは彼にとっては久々の古典〜初期ロマン派の作品で構成されており、得意のハイドンも楽しむことができる。

CELESTIAL HARMONIES

19926-2
(4CD 2枚価格)
\4600→\4190
ヴァルヒャのバッハ:平均律全曲の名盤が万全の音質で復刻!
 バッハ:
  平均律クラヴィーア曲集(全曲)BWV.846-869
ヘルムート・ヴァルヒャ(Cemb)
 録音:1961年、250'54

 現代音楽や民族音楽に強いアメリカの celestial harmonies がいきなりこんな録音をリリースしてきた。
 ヘルムート・ヴァルヒャ(1907-1991)が1961 年にEMI に録音したバッハの平均律クラヴィーア曲集全曲。
 いわれてみればこのレーベル、ロジャー・ウッドワードのバッハ「平均律クラヴィーア曲集全曲」で巷をにぎわしたことがある。そうしたらやはり社長のEckart Rahn 氏が、「ロジャー・ウッドワードの平均律(19922-2)と対照的な名演である」と発言していた。深い思い入れのある復刻というわけである。


 ヴァルヒャはこの録音の後、1973-1974 年にDG(ARCHIV)に二度目の平均律クラヴィーア曲集全曲を録音しており、そちらではルッカースとエムシュの歴史的楽器を用いていた。
 一方、このEMI 録音ではアンマーのモダン・チェンバロが用いられている。ピリオド・チェンバロが当たり前になった現在では、むしろアンマー・チェンバロによる全曲録音の方が稀少性が高く、またヴァルヒャの本領もこちらにあると思われる。
 演奏は、ヴァルヒャのバッハへの深い愛と理解の結晶で、揺ぎ無い自身に満ちた打鍵から生まれる音楽は、聞くものを安心と幸福で満たしてくれる。
 録音も半世紀以上前とは信じがたい鮮明さである。
.


ロジャー・ウッドワード(Pf)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集全曲


19922-2
(5CD、4枚価格)
\8800→¥7990
バッハ:平均律クラヴィーア曲集全曲BWV.846-869

ロジャー・ウッドワード(Pf)

近年稀に見る成果!ウッドウォードのバッハ:平均律全曲ロジャー・ウッドウォード(あるいはウッドワードとも表記される)は、1942年、オーストラリアのシドニーに生まれたピアニスト。オーストラリアを代表するピアニストとして名高い。このバッハの平均律クラヴィーア曲集の全曲は、バッハ・ファン、ことにピアノ演奏によるバッハを聞く人は大いに注目すべき演奏だ。真摯に作品に向き合い、あらゆる指に神経を通わせた演奏で、すべてが収まるべきところに収まったような練り上げの見事な演奏には感嘆するしかない。近年の平均率の録音の中でも特筆すべき内容を持った演奏だろう。
録音:2008年1月、8月



DORON


DRC 5042
\2400→\2190
世界初録音あり ヴェルディ、ベッリーニ、ドニゼッティ歌曲集
 「ヴィヴァ・ヴェルディ!」〜歌曲・ピアノ作品集

 ヴェルディ:
  亡命者,墓に近づくな,孤独な部屋で,言葉のないロマンツァ(ピアノ独奏),
  私は平安を失った,どうか哀れみを、おお、悲しみの聖母様,
  ワルツ ヘ長調(ピアノ独奏),煙突掃除夫,乾杯
 ベッリーニ:
  激しい希求,フィッリデの悲しげな姿よ,優雅な月よ,
  ラルゴ ヘ短調(ピアノ独奏),墓に近づくな(ピアノ独奏)
 ドニゼッティ:西風の翼に乗って,糸巻き棒,愛と死,私は家を建てたい
グラツィエラ・ヴァルチェヴァ・フィエロ
 (メッゾソプラノ)
ヴェネツィエラ・ナイデノヴァ(ピアノ)
 録音:2013 年4 月30 日、5月6 日,ローザンヌ、DDD、56'18

 ガエターノ・ドニゼッティ、ヴィンチェンツォ・ベッリーニ、ジュゼッペ・ヴェルディの歌曲およびピアノ独奏曲。数曲は世界初録音とされる。グラツィエラ・ヴァルチェヴァ・フィエロはブルガリアのメッゾソプラノ。ソフィアで学びデビューした後、スイスのローザンヌに移り、オペラ、オラトリオ、歌曲と幅広く活躍している。

ENSEMBLE MODERN


EMCD 021/22
(2CD)
\4800
「彼らは・・・」〜アンサンブル・モデルン国際作曲セミナー
 (1)サエド・ハダッド:光の倫理(2004)
 (2)マルコ・ニコディイェヴィッチ:対象/空間(2004)
 (3)藤倉大:バニシング・ポイント(2004)
 (4)トミー・ライサネン:中絶(2005)
 (5)アンナ・メレディス:ダウンホール(2005)
 (6)シモン・ステーン=アナセン:チェンバード・ミュージック(2007)
 (7)今井千景:シムルジェネシス(2009)
 (8)伊藤聖子:ゴーイング・フォース・バイ・デイ(2006)
 (9)アンソニー・チュン:ハイパー・バトン(2009)
 (10)シュテファン・ケラー:スプリング!(2011)
 (11)シュタイングリムール・ローロフ:最初の人間(2011)
 (12)ヨハネス・クライドラー:カンタータ「今、未来はない」(2008)
 (13)シュテファン・バイヤー:信憑性の面で/ある決断(2011)
アンサンブル・モデルン
(1)(3)フランク・オッル(指揮)
(2)アレホ・ペレス(指揮)
(4)ジョン・B.ヘッジス(指揮)
(5)ライアン・ウィッグルズワース(指揮)
(6)(8)マヌエル・マウリ(指揮)
(7)(9)(10)(11)(12)
 ヨハナネス・カリツケ(指揮)
(13)パブロ・ルス・ブロセタ(指揮)
 藤倉大、今井千景、伊藤聖子、他これから羽ばたく作曲家達!アンサンブル・モデルン国際セミナー!

 録音:2004年-2013年

 アンサンブル・モデルン国際作曲セミナーはダルムシュタット夏季現代音楽講習会と同じく、※アンサンブル・モデルン国際作曲セミナーはダルムシュタット夏季現代音楽講習会と同じく、ンマン、ジョージ・ベンジャミン、ヨハネス・カリツケらが招かれている。ここでは若い作曲家の作品がアンサンブル・モデルンとの緊密なディスカッションとリハーサルによって演奏、発表されるのが最大の特色で、このディスクはこれまでのそうしたライヴを集めたもの。
 日本からは藤倉大、伊藤聖子、今井千景が参加、それぞれの出世作、代表作となった。2000 年代に入ってからの前衛若手・中堅世代の作風を俯瞰する上で最適のセット。
 

EMCD 023
\2900
「ユークリッド・アビス」
 〜インターナショナル・アンサンブル・モデルン・アカデミー

  (1)ユーグ・デュフール:ユークリッド・アビス(1996)
  (2)フリードリヒ・チェルハ:五重奏曲(2007)〜オーボエと弦楽四重奏のための
  (3)シュタイングリムール・ローロフ:コロニース(2013)
  (4)チン・ウンスク:ファンタジー・メカニーク(1994,rev.1997)
ヴィンバイイ・カズィボニ(指揮)
IEMA アンサンブル2012/13
 (インターナショナル・アンサンブル・
  モデルン・アカデミー)
 チェルハ、デュフールと若手作曲家の室内アンサンブル作品!

 録音:2013年

 アンサンブル・モデルンは10 年ほど前から「インターナショナル・アンサンブル・モデルン・アカデミー」なる催しを開き、作曲家と演奏家が密に共同作業を行う教育プログラムで自らの前進的な発展を促してきた。このディスクはこれまでの共同作業の中で制作・発表された作品から特に評価の高かった作品をセレクションしたもの。
 スペクトル楽派の一人と目されるフランスのデュフール、オーストリアの重鎮チェルハ、アイスランド系ドイツ人の若手ローロフ、韓国出身のウンスク・チンと世代も国籍も様々な作曲家たちの創作の最前線を知ることができる。
 
EMCD 026/27
(2CD)
\4800
「ザール・ベルガーのポートレート/トラヴェリング・ピース」
 〜ホルンのための現代作品集

  CD1)独奏作品集
   (1)ハインツ・ホリガー:
    怒り— 夢(cynddaredd brenddwyd)(2001,rev2004)
   (2)ミロスラフ・スルンカ:コロニー(2009)
   (3)藤倉大:ポヨポヨ(2012)
   (4)イェルク・ヴィトマン:エア(2005)
   (5)ニーナ・シェンク:ひとつの歌(2012)
   (6)ヴァソス・ニコラウ:L.E.A.P.S(2012)
   (7)マヤ・ドゥニエツ:フィガロの夢(2012)
   (8)デーモン・トーマス・リー:ベント(2008)
   (9)今井千景:ドローイング(2012)
   (10)ディトマー・ヴィースナー:テープつきの歌(2008)
  CD2)室内楽作品集
   (11)トーマス・アデス:ソナタ・ダ・カッチア(狩猟のソナタ)(1993)
   (12)ザミール・オデー=タミーミ:
    フレンチ・ホルンと打楽器のためのデュオ(2011)
   (13)キャシー・ミリケン:3ステップ(2010)
   (14)ヴィト・ジュラーイ:ウォーム・アップ(2012)
   (15)ホーコン・テリン:夢の旋律(2012)
   (16)アンソニー・チャン:
    ホルン独奏と管弦楽のための「霧のモビール」(2010)
   (17)ヴァレンティン・ガーヴィー:
    金管四重奏曲「セロニアス・モンクのレッツ・コール・ディスの変奏曲」(2012)
ザール・ベルガー(Hrn)
(7)マヤ・ドゥニエツ(Pf)
(11)クリスティアン・ホンメル(Ob)
 ウエリ・ヴィゲト(Cemb)
(12)ライナー・レーマー(Perc)
(13)ジャグディシュ・ミストリー(Vn)
 エヴァ・ベッカー(Vc)
(14)小川留美(Perc)
 デヴィッド・ハラー(Perc)
(15)ホーコン・テリン(Cb)
(16)マティアス・ピンチャー(指揮)
 フランクフルト放送交響楽団
(17)ヴァレンティン・ガーヴィー(Trp)
 サヴァ・スイトヤノフ(Trp)
 ウーヴェ・ディエルクセン(Trb)
 藤倉大の「ポヨポヨ」を初めとする現代ホルン作品集!

 録音:2010-2012年(16)ダルムシュタット・ライヴ

 ザール・ベルガーはイスラエル出身のホルン奏者でエルサレム音楽院で学んだ後、渡独、ベルリンでマリー=ルイーズ・ノイネッカーらに師事した。現在はソリストとして多くのオーケストラに招かれ、また若手作曲家とのコラボレーション、現代の巨匠的作曲家の作品の再演など、現代音楽に並々ならぬ意欲を見せている。このアルバムは全てベルガーの委嘱によって書かれた作品で現代のホルン音楽を知る上で極めて貴重な内容。藤倉大、トマス。アデスら若手・中堅から重鎮ハインツ・ホリガーまで聴き応え十分。特にホルン・マニアは必携!
 


EMCD 017
【再プレス・価格変更】
\2900→\2690
エルネスト・ブールの名盤クセナキス&ベートーヴェンが復活です!
 (1)クセナキス:「アラックス」〜3群の同一編成のアンサンブルのための
 (2)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
エルネスト・ブール(指揮)
アンサンブル・モデルン
(1)ハンス・アイスラー新音楽グループ&
 アンサンブル・ケルン
(2)トマス・ツェートマイヤー(Vn)
 録音:(1)1985 年9 月15 日ケルン音楽大学(初演)、(2)1987 年10 月26 日ケルン・フィルハーモニー・ホール(ライヴ)

 現代音楽を得意としていた指揮者エルネスト・ブールの秘蔵音源が取り扱い再開です。但し価格が改定になりましたので、ご注意ください。
このCD はクセナキスとベートーヴェンをカップリングしたブールの二つの側面を知るのに最適の一枚。クセナキスの《アラックス》は3 群のオーケストラが絡み合い分岐し衝突しまた合流するプロセスの中で時に官能的ともいえるほど鮮やかで色彩的な音響が立ち上がります。対してトマス・ツェートマイヤーをソリストに迎えてのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲はいわゆる新即物主義による無駄のないスポーティな演奏ですが、第2 楽章では大変叙情的で歌心あふれる演奏を展開し、終楽章のほとばしるようなエネルギーも忘れがたいものです。

GENUIN



GEN 13275
(2CD 1枚価格)
\2300→\2090
「モーツァルト:弦楽五重奏曲全集」
 弦楽五重奏曲
  第1番 変ロ長調 K.174/第2番 ハ長調 K.515/
  第3番 ト短調 K.516/第4番 ハ短調 K.406/
  第5番 ニ長調 K.593/第6番 変ホ長調 K.614
シネ・ノミネ四重奏団:
 【パトリック・ジュネ(ヴァイオリン)
  フランソワ・ゴトロー(ヴァイオリン)
  ハンス・エジディ(ヴィオラ
  マルク・ジェルマン(チェロ)】
  ラファエル・オレグ(ヴィオラ)
 シネ・ノミネSQによるモーツァルト:弦楽五重奏曲全集

 録音:2012 年9、10 月、スイス、コルソー,2"47'57

 ローザンヌを拠点に非常に人気の高いシネ・ノミネ四重奏団が、1986 年チャイコフスキー国際コンクールのヴァイオリン部門の第1 位、ラファエル・オレグをヴィオラに招いてのモーツァルトの弦楽五重奏全集。シネ・ノミネ四重奏団は1975 年に結成、40 年近くに渡って幅広く活躍している四重奏団。
 シネ・ノミネとはラテン語で「名前の無い」という意味。柔らかい音色と丁寧な演奏が持ち味で、しかも四人の団結が感じられる熱気が魅力だ。彼らは実力のわりには録音が少なく、モーツァルトは弦楽四重奏集が1枚あっただけ。ここでも幾分速めのテンポで聞くものをグイグイ引き込む演奏を繰り広げている。名盤の多いモーツァルトの弦楽五重奏曲でも充実感の高いCD2 枚である。
 
GEN 14306
\2300
「音楽の空想」
 三善晃:フルート、チェロ、ピアノのためのソナタ(1955)
 ウェーバー:フルート三重奏曲 ト短調 Op.63
 マルティヌー:フルート、チェロ、ピアノのための三重奏曲 H.300
古賀敦子(フルート)
ゲオルギー・ロマコフ(チェロ)
ラドスワフ・クレック(ピアノ)
 図らずも追悼盤になった古賀敦子の三善晃:ソナタ

 録音:2013 年3 月ベルリン、57'00

 ドイツを中心に活躍するフルート奏者、古賀敦子を中心としたフルート三重奏曲集。古賀は福岡生まれ。パリ国立高等音楽院を修了。数々のコンクールで優勝、入賞を収め、ソリストとして活動している。GENUIN からは、フルートとチェロの対話(GEN12537)、フルートとピアノによるロマン派名曲集(GEN13540)のCD2 枚が発売されている。
 三善晃は古賀が桐朋学園高校在学中に桐朋学園大学長を務めており、特別な敬意を持っていたという。演奏にもそれが強く現れている。この録音から7 ヵ月後の2013 年10 月4 日に三善が亡くなり、この録音は図らずも追悼盤になってしまった。ゲオルギー・ロマコフはウクライナの生まれ。13 歳でドイツに移住している。ラドスワフ・クレックはポーランド生まれのピアニスト。
 
GEN 14312
\2300
「フランスのエスプリ」
 フローラン・シュミット:ヴァイオリンとピアノのための自由なソナタ Op.68
 インゲンホーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ(第1番)、ヴァイオリン・ソナタ第2番
 ライタ:ヴァイオリンとピアノのための協奏的ソナタ Op.68
イロナ・テン=ベルグ(Vn)
ミヒャエル・シェーファー(Pf)
 フローラン・シュミットを初めとする珍しいヴァイオリン・ソナタ集

 録音:2013年7月14-16日、ミュンヘン、68'58

 すっかりGENUIN の看板アーティストになったイロナ・テン=ベルグとミヒャエル・シェーファーのコンビ、今回はかなり珍しい作曲家のヴァイオリン・ソナタを集めている。いずれもフランスで作曲された曲で、ライタを除くと1920 年前後の作品である。フローラン・シュミット(1870-1958)は比較的知られているだろう。ヤン・インゲンホーヴェン(1876-1951)はオランダの作曲家。ドイツで活動した後、1915 年以降はパリやスイスに拠点を移し、晩年のドビュッシーと交流を持った。ソナタは2 曲ともパステル画のような美しさを湛えた佳曲で、埋もれるには惜しいもの。ラースロー・ライタ(1892-1963)はハンガリーの作曲家。若い頃パリで学んだ。協奏的ソナタは1962 年の作品。ハンガリー人らしい曲想にほのかにパリの香りがする。
 
GEN 14307
\2300
「交響的舞曲集」
 ドヴォルザーク(バウマン編):スラヴ舞曲第8番 ト短調
 ドヴォルザーク(シェーファー編):第2番 ホ短調
 J.シュトラウス(ベートマン編):
  トリッチ・トラッチ・ポルカ Op.124,常動曲 Op.257
 オッフェンバック(シルマー編):カンカン
 ペレス・プラド:マンボNo.5
 プラド:マンボ・キ・リコ・グティエレス(オスナ編):アルマ・ジャネーラ
 ヒナステラ:マランボ
 ムソルグスキー(ヒンズレー編):卵の殻をつけた雛の踊り
 モンティ(クナイフェル編):チャールダーシュ
 ブラームス(シュロッター編):ハンガリー舞曲第5番
 チャイコフスキー(シュロッター編,コバー編):
  組曲「くるみ割り人形」〜行進曲,中国の踊り,葦笛の踊り,トレパック
 ハチャトゥリアン(シルマー編):剣の舞
 ショスタコーヴィチ(スミス編):ポルカ
 ストラヴィンスキー(ゴールドスミス編,アールズ編):
  組曲「火の鳥」〜王女たちの円舞,カスチェイの邪悪な踊り
トーマス・クラモー(指揮)
ザクセン・ウィンド・フィル
 すっかりお馴染!クラモー&ザクセン・ウィンド・フィルの吹奏楽編曲集!

 録音:2013 年4 月15−19 日、バート・ラウシック

 すっかりお馴染みになったトーマス・クラモー指揮のザクセン・ウィンド・フィルハーモニックのニューリリース。「交響的舞曲集」のタイトル通り、オーケストラ用の舞曲をウィンド・アンサンブル向けに編曲して演奏している。ドイツ伝統のガチッと力強い管楽器が現代風にノリノリで吹き鳴らされると、もはや無敵である。トーマス・クラモーはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の元トランペット奏者で、ザクセン・ウィンド・フィルハーモニックの首席指揮者を務めている。
 
GEN 14311
\2300
「聞け!」
 ジョン・ベネット:泣け、我が目よ/
 パスロー:私の亭主は美男でお人好し/
 ジャヌカン:戦い/シュロネン:戦いと平和/
 ペッテション=ベリエル:気分/
 ドイツ民謡:ああ、厳しい冬よ/
 メンデルスゾーン(ブーヒェンベルク編):森への別れ/
 ギーズ:ああ、広い谷よ/
 ドイツ民謡(ブラームス編):別れの歌,私が考えていることはすべて/
 ドイツ民謡(シュミット編):それ、カトライレルネ/
 フランス民謡(スンド編):ひばり/
 バッハ(ウィリアム編):G 線上のアリア/
 スタンフォード:青い鳥/
 シューマン(ゴットヴァルト編):月の夜
アレクサンダー・ラウアー(指揮)
ランデスユゲントコール・ザール
 録音:2013 年10 月18-20 日、ザールブリュッケン、50'00

 ランデスユゲントコール・ザールは2008 年創立の若者たちの合唱団。女声がほぼ半数を占めるため、若い女性特有の、少年の声でも大人の女性の声でもない独特の透き通った魅力が強く出ている。指揮のアレクサンダー・ラウアーは、ラインラント=プファルツ州の都市シュパイアーの大聖堂のカントール。
 

GEN 14313
\2300
注目のドイツの若いチェリスト、ベネディクト・クレックナー
 R.シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.6
 プーランク:チェロ・ソナタ Op.143,ルイ・アラゴンの2つの詩〜第1番「セー」
 リーム:遠くから
 R.シュトラウス:ロマンツェ ヘ長調
ベネディクト・クレックナー(Vc)
ホセ・ガリャルド(Pf)
 録音:2013 年11 月19-21 日、ノイマルクト、81'14

 チェロ好きは要注目。今非常に注目されているドイツの若いチェリスト、ベネディクト・クレックナーのGENUIN への2 枚目のCD(1 枚目は2 種の伴奏によるシューマンのチェロ協奏曲GEN 11215)。クレックナーの太く熱い音で朗々と歌うチェロはたいへんに魅力的で、R.シュトラウスのチェロ・ソナタがこんなに素敵な曲だったのかと認識を新たにするほど。一方でリームの静寂、ロマンツェの素朴さと、若いにもかかわらず表現の幅が極めて広い。間違いなく彼は遠からず世界的なチェリストになるだろう。
 
GEN 14316
\2300
「2011年ドイツ音楽コンクール優勝者」〜トビアス・フェルトマン
 イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.27
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 Op.30-2
 バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
 ワックスマン:カルメン幻想曲
トビアス・フェルトマン(Vn)
ボリス・クズネゾフ(Pf)
 録音:2013 年5 月、71'34

 素晴らしく優秀なドイツの若いヴァイオリニスト、フェルトマンの初ソロCD。フェルトマンは1991 年の生まれ。僅か8 歳でヴュルツブルク高等音楽院に入学したという神童だった。2012 年のドイツ音楽コンクールで大賞を獲得。極めて高度な技術、高貴な音色、一見クールなようで内に秘めた情熱と、見事な演奏を聞かせてくれる。イザイやバルトークの高難易度の無伴奏曲を切れ味も鮮やかに弾くと思えば、ベートーヴェンのソナタを古典的にカッチリまとめ、カルメン幻想曲を楽しさ一杯に奏でる。なんと凄い逸材だろう!
 
GEN 10165
【未案内旧譜】
\2300
 (1)モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
 (2)シューベルト:交響曲第5番変ロ長調 D.458
シモン・ガウデンツ(指揮)
コレギウム・ムジクム・バーゼル
(1)カリン・ドルンブッシュ(Cl)
 ガウデンツ(b.1974)はバーゼル出身のスイスの指揮者。カリン・ドルンブッシュはスウェーデン出身のクラリネット奏者で、コレギウム・ムジクム・バーゼルのソリストとしても活躍している。
 
GEN 13540
【未案内旧譜】
\2300
「フルートとピアノのためのロマンティック作品集」
 ヴィドール:組曲Op.34/バッハ&グノー:アヴェ・マリア/
 マスネ:タイスの瞑想曲/F.ボルン:華麗なる幻想曲/
 ゴーベール:マドリガル/
 シューベルト:しぼめる花による序奏と変奏曲/
 サン=サーンス:白鳥
古賀敦子(Fl)
宮田真夕子(Pf)
 録音:2012 年8 月シュロス・ブリッツ,ドイツ

 古賀敦子のGENUIN へのアルバム第2弾。シューベルトの名曲に加え「アヴェ・マリア」や「タイスの瞑想曲」「白鳥」のようなフルート以外の名曲も演奏しています。
 
GEN 13541
【未案内旧譜】
\2300
「フリーメイソンにインスパイアされて」
 ジェミニアーニ:ソナタ第6 番イ短調Op.5
 ベートーヴェン:
  「魔笛」の「娘か女か」の主題による12の変奏曲ヘ長調,
  「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調
 シベリウス:ヴァイオリンとピアノのための4つの小品Op.78
 フンメル:変奏曲 ニ短
カーチャ・ツァコトニク(VC)
ナイラ・アルヴァレンガ=ラーマン(Pf)
 録音:2012 年8 月ルードヴィヒスハーフェン,ドイツ

 フリーメイソンに関係する作曲家の作品を集めたユニークな作品集。

MSR


MS 1522
\2300
「ジ・アメリカン・ストリング・プロジェクト2014」
 チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第3番変ホ短調Op.30
 ハイドン:弦楽四重奏曲第61番ニ短調「五度」Op.76-2
 (アンコール・ピース)
 グリーグ:アリア〜組曲「ホルベアの時代より」
 ブラームス:弦楽四重奏曲第3番より第3楽章
 ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第3番より第3楽章
ジ・アメリカン・ストリング・プロジェクト
 メジャー・オケの首席級メンバーによる弦楽アンサンブルで聴く弦楽四重奏曲!

 録音:2011年5月シアトル・ベナロヤ・ホール(ライヴ)

 ジ・アメリカン・ストリング・プロジェクトはシカゴ響やデトロイト響、フィラデルフィア管などのメジャー・オーケストラの首席級メンバーや室内楽奏者、大学教授などが集結して毎年コンサートを行っている弦楽アンサンブル。2002 年以来毎年コンサートを行っておりましたが2011 年に一旦ピリオドを打っていますが、2014 年に活動を再開したようです。
 およそ5/4/3/2/1 からなる小ぶりの弦楽アンサンブルで弦楽四重奏曲を弦楽合奏で演奏するおよそ5/4/3/2/1 からなる小ぶりの弦楽アンサンブルで弦楽四重奏曲を弦楽合奏で演奏する部がぼやけ弦楽四重奏特融の精妙さが失われてしまうことから量感と精妙なアンサンブル両方が満たされるほどよい規模の編成で演奏している。弦楽四重奏曲をゴージャスに聴きたい人におすすめ。
 なおアルバム・タイトルは「2014」ですが、録音は2011 年のものです。
 

MS 1467
\2300
「ベートーヴェン・オデッセイ第3集」
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第2番イ長調Op.2-2
  ピアノ・ソナタ第17番ニ短調「テンペスト」Op.31-2
  ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調「告別」Op.81a
ジェームズ・ブローン(Pf)
 イギリスの実力派ピアニスト、ジェームズ・ブローンの清新なベートーヴェン、ピアノ・ソナタ集第3弾!

 録音:2013 年7 月22-24 日,ポットン・ホール、サフォークUK

 ジェームズ・ブローンは1971 年イギリス出身で12 歳の時、オーストラリアでデビュー・リサイタルを行い、その後ニュージーランド、イギリス、オーストラリアを中心に演奏活動を行っている。MSR ではこれまで3 枚目のアルバムを出しており、そのうち2 枚はベートーヴェン・ピアノ・ソナタ・チクルスである(第1集MS1465・第1、3、23 番「熱情」、第2集MS1466・第8番「悲愴」、第14番「月光」、第19 番、20 番、21 番「ワルトシュタイン」)。極めて堅実、清新な演奏であり、ソナタ全集完結が期待される。
 

MS 1426
\2300
「もっとも美しいこと」〜受難節から復活祭までの音楽
 パニス・アンジェリクス(フランク)
 スターバト・マーテル(ペルゴレージ)
 私の歌は知られていない愛(アーチャー)
 もし神が私たちのためにいるのなら(ヘンデル)
 トランペットの音(パーセル)
 私は同様にあなたに従う(J.S.バッハ)/ほか全17曲
ジェーミー・ハイテル(指揮)
コネチカット州グリーンウィック・クライスト・
 チャーチ聖チェチーリア少女合唱団
アリステア・レイド(Org)
 録音:2013 年

 コネチカット州グリーンウィック・クライスト・チャーチは独立宣言以前の1749 年に設立されたアメリカでも最も古い教会に属する。この教会には6〜7 つの合唱団があり、教会のミサ以外にも盛んに演奏活動を行っており全米でもよく知られている。少女だけによるこのアルバムはまさに天使の歌声で癒しの効果も満点。
 

MS 1463
(2CD)
\3600
「タペストリー/」〜ダン・ロックレア(b.1949)の合唱音楽
 CD1)
  ホリー・カンティクルス(1996)/アレルヤ・ダイアローグ(1990)/
  インスタント・カルチャー(1985)/オン・キャッツ(1978)/
  離脱せよ!(1983)/ドーナ・ノービス・パーチェム(1983)/
  主を宣言する(1985)/クリスマス・キャロル(1981)/
  3つのクリスマス・モテット(1993)
 CD2)
  吹きさらし(1992)/琥珀色の波へ(1993)/タペストリー(1982)/
  短いミサ(1993)/変わってゆく認識(1987)/墓碑銘(1987)
CD1:
 デイヴィッド・ペッグ(指揮)
 ベルカント・カンパニー(混声cho)
CD2:
 ロバート・ラッセル(指揮)
 ザ・コーラル・アート・ソサエティ(混声cho)
 プロメテウス・チェンバー・プレイヤーズ
 シェアリー・カリー(Pf)
 録音:1995 年・1996 年

 ダン・ロックレアはアメリカの作曲家でバッファロー・フィル、カンザス・シティ・フィル、オマハ響などアメリカの地方都市のオーケストラ、アンサンブル、団体で盛んに演奏されている。作風は新ロマン主義あるいはプレ・モダン的、穏健、保守的な傾向。
 ここに収められている作品は全て宗教曲で温和で敬虔な雰囲気に溢れている。
 

MS 1509
\2300
自由でスパイスの効いたモダンなハーモニー
 ウィリアム・アヴェリット(b.1948):
  (1)アフロ・アメリカン断章(1991)〜
    合唱と4手連弾ピアノのための
  (2)青の深み(2012)〜
    合唱と4手連弾ピアノのための
  (3)ドリーム・キーパー(2009)〜
    合唱と4手連弾ピアノのための
ロバート・ボード(指揮)
ミズーリ・カンザス・シティ音楽院合唱団
リー・トンプソン&
 メリッサ・レーニグ(Pf)
 録音:2013 年

 ウィリアム・アヴェリットはアメリカの作曲家で作品はアメリカ、ヨーロッパ、アジアで盛んに演奏されているという。調性に基づきながら、自由でスパイスの効いたモダンなハーモニーが現代のロマンを感じさせる。全て混声合唱に4 手連弾のピアノ伴奏で構成されており、日本の合唱ファンにも広くアピールする内容。
 
MS 1517
\2300

「東欧の再発見」
 (1)4つのブルガリアの歌(マリア・ワイルドヘイバー編曲)
 (2)ボリス・パパンドプロ(1906-91):エレジー、スケルツォ
 (3)ベンジオン・エリエゼル(1920-93):ファゴット・ソナタ(1969)
 (4)タデウツ・ベイルド(1928-81):4つのプレリュード(1954)
 (5)ルボシュ・スルカ(b.1928) :ファゴット・ソナタ(1954/編曲971)

マリア・ワイルドヘイバー(Fg)
(1)スコット・プール(Fg)
(2)ミア・エレゾヴィッチ(Pf)
(3)-(5)タニア・タチコヴァ(Pf)
 録音:2012 年

 マリア・(イェレツチェヴァ)・ワイルドヘイバーのMSR へのアルバム第2弾。ワイルドヘイバーはブルガリア出身のファゴット奏者で室内楽とオーケストラの両面で活動し、これまでにブーレーズ、レヴァイン、ドゥダメルらと共演し、ルツェルン音楽祭など国際的なステージにも頻繁に立っている。このディスクは彼女の故郷ブルガリアをはじめ20 世紀東欧の作曲家の作品が集められ、いずれも民族的で親しみやすい内容。
 

MS 1519
\2300
バーバラ・ハーバック:管弦楽作品集II
 (1)管弦楽のための「ナイト・サウンディングス」
 (2)ゲイトウェイ・フェスティバル交響曲
 (3)ア・ステイト・ディヴァイデッド〜ミズーリ交響曲
 (4)ジュビリー交響曲
デイヴィッド・アングス(指揮)
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
 録音:2013 年10 月ヘンリー・ウッド・ホール,ロンドン

 アメリカの女流作曲家ハーバックのMSR9 枚目となる作品集で管弦楽曲集としてはこれが2 枚目となる。ここに収められた作品はいずれも3楽章形式の13分から18分の作品。
 ハーバックはオペラから映画音楽まで幅広い分野の作品を発表しており、そうした経験がオーケストラ作品にも反映されている為、映画音楽を思わせる親しみやすさとドラマティックな展開で大変聴きやすい内容になっている。

NMC


NMC D200
(2CD)
\4600
COLLINSレーベルの復刻盤!
バートウィッスルのアーサー王に関するオペラ
 ハリソン・バートウィッスル(b.1934):
   歌劇「ガウェイン」全2幕
マリー・エンジェル(S)
アン・ハウエルズ(MS)
リチャード・グリーガー(T)
ペネロープ・ウォルムスリー=クラーク(S)
オマール・エブラヒム(Br)
アラン・ユーイング(B)
ジョン・マースデン(T)
フランソワ・ルルー(Br)
ケヴィン・スミス(C-T)
ジョン・トムリンソン(B-Br)
エルガー・ハワース(指揮)
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団、合唱団
 録音: 1994 年4 月20 日コヴェント・ガーデン(Collins Classicsの復刻盤)

 ジョン・オグドン、ピーター・マクスウェル・デイヴィスらとともにマンチェスター楽派と称されるイギリス作曲界の重鎮バートウィッスルの4 作目のオペラ。因みにバートウィッスルは現在までに8 つのオペラを発表している。
 ガウェインはアーサー王物語に登場する円卓の騎士の一人でアーサー王の甥でもあり、片腕であったガウェインの伝説はアーサー王物語の重要な部分を構成している。バートウィッスルは彼の伝説を現代の視点から捉え直し、普遍的な人間の性を描き出す表現主義的なオペラとして作曲している。
 

NMC D195
\2300
「ダイナソー」〜ベン・フォスケット作品集
 (1)5つの夜の小品
 (2)ホーネットII
 (3)トランペットから
 (4)オン・フロム・フォー
 (5)ダイナソー
 (6)「風の遠吠え」への5 つの歌曲
(1)リチャード・ウットリー(Pf)
(3)マーク・ヴァン・デ・ウィール(Cl)
 ジェフリー・パターソン(指揮)
 ロンドン・シンフォニエッタ
(3)ニコラス・コロン(指揮)
ハレ管弦楽団
(4)ニコラス・コック(指揮)
プサッファ
(5)エリック・ラム(Fl)
(6)ラファエル・ケネディ(Sop)
 ジャン=フランソワ・ベッケール(ソプラノSax)
 録音:2012-14 年

 フォスケットはイギリスの若手作曲家で王立音楽院でエドウィン・ロックスバラとサイモン・ベインブリッジに作曲を師事、彼のヴァイオリン協奏曲は2002 年にオリヴァー・ナッセン指揮ロンドン・シンフォニエッタによって初演され注目された。
 またBBCプロムスにおいてBBC交響楽団のための新作が委嘱された他、数々のダンス・カンパニーのための音楽を担当、近年はオペラの作曲にも取り組んでいる。
 

NMC D198
\2300
〜デビュー・ディスク・シリーズ〜
 「ジャスト・スタッフ・ピープル・ドゥ」〜ラリー・ゴーヴス作品集」

  ラリー・ゴーヴス:
   (1)個人的な関係の動向〜Chamber Orch
   (2)末端大破〜Vc
   (3)青であるもの、白であるもの、黒であるもの〜
    Pf,Chamber Orch,Electronics
(1)マーティン・ブラビンズ(指揮)
 ロンドン・シンフォニエッタ
(2)オリヴァー・コーツ(Vc)
(3)サラ・ニコルズ(Pf)
 アンドレ・デ・リッダー(指揮)
 ロンドン・シンフォニエッタ
 サウンド・インターメディア(電子音響)
 録音:2012-14 年

 ゴーヴスはイギリスの若手作曲家の一人でアンソニー・ギルバートとマイケル・フィニシーに作曲を師事した。彼はナッシュアンサンブル、ロンドン響他の多くのアンサンブルとコラボレーションする一方でサウンドデザイナーや神経科学者とも協力しあい、創作の刺激にしている。アカデミックで堅実な現代音楽の書法の作曲家。

NEOS

NEOS 11410
\2400
「ドナトーニ:管弦楽作品集」
 フランコ・ドナトーニ(1927-2000):
  (1)イン・カウダ(行きはよいよい帰りは怖い)II(1993-94)
  (2)イン・カウダ(行きはよいよい帰りは怖い)III(1996)
  (3)エサ(イン・カウダV)(2000)
  (4)プロム(1999)
  (5)ブルーノのための二重性(1974-75)
杉山洋一(指揮)
東京フィルハーモニー交響楽団
 サントリー・ホール・サマー・フェスティバル2012のドナトーニ・ライヴを完全収録!指揮はドナトーニの愛弟子、杉山洋一!

 録音:2012年8月22日サントリー・ホール大ホール(2012年サマー・フェスティバル・全曲日本初演)、74:22

 2012 年に生誕85 年を迎えたイタリア現代音楽の巨匠フランコ・ドナトーニの管弦楽作品を彼の愛弟子、杉山洋一の指揮のもと東京フィルハーモニー交響楽団の熱演で聴く。
 ドナトーニは初期の新古典主義を経てポスト・ウェーベルン主義な作風に転向、やがてケージの影響を受けた図形楽譜による不確定性の音楽を試み、更には他の作曲家の作品を引用するなど、現代音楽の変遷の歴史をそのまま体現するような創作を行ってきた。
 なお、ここに収められた「プロム」と「エサ」はドナトーニの遺作となった作品で未完成のまま残されたが、弟子の杉山洋一によって補作完成された。前衛音楽でありながら管弦楽の鮮やかな色彩とダイナミズムで聴き手を惹きつける手腕はさすがにイタリアの作曲家である。
 ノーノ、マデルナ、ベリオと続くイタリア現代音楽の層の厚さを改めて感じさせる珠玉の一枚。
 
NEOS 11409
\2400
「アルトゥーロ・フエンテス(b.1975):作品集」
 (1)暗い室内楽(2013)
 (2)スキファー(2010,rev.2013)
 (3)スペース・ファクトリーIII(チルドレン・サイクルより) (2011)
 (4)スペース・ファクトリーIV(2012)
 (5)スペース・ファクトリーV(2012)
 (6)スペース・ファクトリーVI(2012)
(1)(2)シメオン・ピロンコフ(指揮)
 PHACE
(3)-(6)アンサンブル・ルシェルシュ
 ドナトーニの弟子、メキシコの作曲家フエンテス作品集

 録音:2012-13年、68:35

 フエンテスはメキシコ出身の若手作曲家で1997 年に渡欧、ミラノでフランコ・ドナトーニほかに師事した。彼は室内楽のほか、コンピュータ音楽、ダンスとのコラボレーション、シアター・ピースなど様々なメディアのための音楽を手掛けている。
 ここに収められた作品はいずれも特殊奏法を駆使した、アコースティック楽器で再現されたコンピュータ音楽(曲によっては電子音響とのコラボもあり)といってもよい、超絶技巧を要する作品。
 
NEOS 21306
\2400
「発散」〜ローリー・アルトマン、コルンゴルト、シェーンベルクの音楽
 ローリー・アルトマン(b.1944):
  「俺と一緒に踊りに来いよ」七重奏版(2006/2013)
  「デュークのための3」(2011)〜弦楽四重奏のための
  「戦時に」(2009)〜弦楽四重奏のための
  「ガストロノミー」(2012)〜
   弦楽四重奏、ナレーター、ピアノ、
    クラリネットとヴィブラフォンのための
  「シェーンベルクのOp.19 によるファンタジー」(2012)〜
   弦楽四重奏のための
  シェーンベルク:ピアノのための6 つの小品Op.19(1911)
  コルンゴルト:ピアノ五重奏曲(1920-23)
プラットフォームK+Kウィーン
 時にJazzy、時にロマンティックでオシャレな一枚!ジャズ・ピアニストでもあるローリー・アルトマンを中心とした作品集

 録音:2013 年、76'40

 ローリー・アルトマンはニューヨーク出身の作曲家でジャズ・ピアニストとしても活躍している。
 彼の作品はいずれもジャズのテイストとクラシック、現代音楽が程よく結びついた都会的でお洒落な内容。弦楽四重奏のための「デュークのための3」はデューク・エリントンの名曲に基づいた自由なパラフレーズでクロノスQ が喜んで演奏しそうな佳曲。
 その一方で「ガストロノミー」「シェーンベルクによるファンタジー」では12 音技法の厳しい表現を見せる。シェーンベルクのOp.19 の終曲はマーラーの死後一ヶ月後に書かれマーラーの第9 交響曲の響きが鐘の音のように反響する繊細な小品。
 最後のコルンゴルトは後期ロマン派の抒情を時代の潮流に抗うように謳いあげた大作。

ODRADEK RECORDS

 アメリカの新しいマイナー・レーベルODRADEK RECORDS を取り扱うことになりました。
 ODRADEK(オドラデク)とはカフカの小説に出てくる得体の知れない生物とのことです。営利よりもあまり知られていなくても質の高い演奏家・作品にこだわってCD を製作することを目標としています。
 タイトル数はまだ12と少ないですが、黒田亜樹の新譜「20 世紀ピアノ・トランスクリプション」のような注目盤も登場しています。
 他にも「シェーンベルク:ピアノ作品全集」や「三善晃作品集」など渋いながら価値あるアルバムや、樋尾真澄・美保(ピアノ連弾)や小島由記子(ピアノ)と日本人アーティストも登場しています。現在はピアノ作品が中心のラインナップですが、オーケストラ作品のリリースも予定され、将来が楽しみなレーベルです。


ODRCD 312
\2400→\2190
「火の鳥」〜20世紀音楽ピアノのための編曲集
 マーラー(杉山洋一編):スーパー・アダージェット 間奏曲XIII
 ストラヴィンスキー(グイド・アゴスティ編):
  「火の鳥」〜「カスチェイの凶悪な踊り」「子守歌」「フィナーレ」
 ドビュッシー(レナード・ボーウィック編):牧神の午後への前奏曲
 シェーンベルク(エドゥアルド・シュトイアマン):室内交響曲第1番
黒田亜樹(Pf)
 録音:2013年9-10月
 黒田亜樹の注目の最新録音!火の鳥、牧神、マーラー&シェーンベルク

 現代音楽と得意とする黒田亜樹の興味深いアルバムがODRADEK レーベルから発売になりました。黒田は東京芸大卒業後、イタリア・ペスカーラ音楽院高等課程を最高位終了。現在はミラノ在住。クラシックだけではなくピアソラやEL&P、ゲーム音楽のような非クラシックのアルバムを発表したり、そうかと思えばブルグミュラーの練習曲を録音するなど幅広いレパートリーを持つユニークな演奏家です。
 このアルバムも20 世紀の管弦楽名曲を編曲したものですが、マーラーの交響曲第5 番のアダージェットを杉山洋一(黒田の夫君でドナトーニの弟子)が編曲した「スーパー・アダージェット」は原曲にとらわれない斬新なもの。他の作品はいずれもヴィルトゥオーゾ・ピアニストが編曲したもので、非常に聴きごたえのあるものとなっています。ピアノ・ファン、20 世紀音楽ファンには楽しめること間違い無しの1 枚です。
 
ODRCD 300
\2400
「シェーンベルク:ピアノ作品全集」
 3つのピアノ曲Op.11/6つの小品Op.19/5つのピアノ曲Op.23/
 ピアノ組曲Op.25/ピアノ曲Op.33a/ピアノ曲Op.33b
ピナ・ナポリターノ(ピアノ)
録音:2011年8月
 
ODRCD 301
\2400
「ピアノ・デュオ樋尾真澄&美保」
 (1)ストラヴィンスキー:春の祭典
 (2)ヒンデミット:4手のためのソナタ(1938)
 (3)ラヴェル:スペイン狂詩曲
ピアノ・デュオ樋尾真澄&美

録音:2011年8月
 
ODRCD 302
\2400
「音楽のおもちゃ」
 (1)グバイドゥーリナ:音楽おもちゃ箱(1969)
 (2)チン・ウンスク:6つの練習曲(1995-2003)
 (3)リゲティ:ムジカ・リチェルカータ(1951-53)
傳美兒(フー・メイイー,ピアノ)
録音:2011年12月
 
ODRCD 303
\2400
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
リスト:3つのペトラルカのソネットS.161
グラナドス:「ゴイェスカス」より「愛と死」Op.11-5
ドメニコ・コディスポティ(ピアノ)
録音:2011年12月
 
ODRCD 304
\2400
ベートーヴェン:エロイカの主題による変奏曲とフーガ変ホ長調Op.35
シューマン:交響的練習曲Op.13
リュドミラ・ゲオルギエフスカ(ピアノ)
 
ODRCD 305
\2400
「スクリャービン:トラヴェル・プレリュード」
 スクリャービン:
  24の前奏曲Op.11/6つの前奏曲Op.13/5つの前
  奏曲Op.15/5 つの前奏曲Op.16/7つの前奏曲Op.17
ハビエル・ネグリン(ピアノ)
 

ODRCD 306
\2400→\2190
「三善晃:ピアノ作品集」
 (1)ピアノ・ソナタ(1958)
 (2)ピアノのためのプレリュード「シェーヌ」(1973)
 (3)アン・ヴェール(1980)
 (4)ピアノのために—円環と交差—(1995/98)
小島由記子(ピアノ)
(日本語解説付き)
 
ODRCD 307
\2400
「破片(SPLINTERS)」〜20世紀ハンガリーのピアノ作品集
 クルターグ:破片Op.6/d(4曲)/練習曲集第2巻より「フェム」/
 コダーイ:ドビュッシーのモチーフによる瞑想曲/7つのピアノ曲/
 ライタ:「物語」より「秋と野原の・・・」Op2-10/
 バルトーク:3つのブルレスクOp.8c/
 イェネイ:リチェルカーレ/砂漠のアルチュール・ランボー/
 チャポー:究極の目標
マリアン・マルツズィ(ピアノ)
 
ODRCD 308
\2400
「ジュビリー」
 リンドベルイ:ジュビリーズ(2000)
 ジョージ・ベンジャミン:シャドーラインズ(2001)
 ジョージ・キング:6つの練習曲(2003)
 フィリップ・キャシアン:
  ベン・ハートレーの絵画に基づく6つの小品(2004-07)
ジョージ・キング(ピアノ)
 

ODRCD 309
\2400→\2190
「リスト:ヴェルディによるパラフレーズ&編曲作品全集」
 (1)「ドン・カルロ」より祝典の合唱と葬送行進曲S.435
 (2)「十字軍のロンバルディア人」よりサルヴェ・マリアS.431
 (3)「リゴレット」から四重唱によるパラフレーズS.434
 (4)「エルナーニ」による演奏会用パラフレーズS.432
 (5)「トロヴァトーレ」からミゼレーレによるパラフレーズS.433
 (6)「シモン・ボッカネグラ」の回想S.438
 (7)「アイーダ」の主題によるパラフレーズS.436
リナルド・ゾック(ピアノ)
 

ODRCD 311
\2400→\2190
ババジャニアン:エレジー、即興曲、ヴァガルシャパトの踊り
マンスリアン:低い音域のための3つの小品
ショスタコーヴィチ:ピアノ・ソナタ第1番Op.12
ストラヴィンスキー:ピアノ・ソナタ(1924)
ディアナ・ガブリエリアン(ピアノ)

ORF


ウィーン放送交響楽団ライヴ!待望の分売!

 ORF製作の「myRSO ウィーン放送響ライヴBOX(24枚組)」が分売になりました。2枚ずつ組になった12セットが一挙発売です。
 このシリーズは1枚ずつテーマをつけて凝った選曲がなされています。古典から映画音楽まで幅広い選曲ですが、ウィーン放送交響楽団(旧ORF交響楽団)は放送オーケストラだけあって得意としている現代音楽の比率も高くなっています。
 現首席指揮者コルネリウス・マイスターを中心としたラインナップですが、歴代の首席指揮者(ミラン・ホルヴァート/レイフ・セーゲルスタム/ローター・ツァグローセク/ピンカス・スタインバーグ/デニス・ラッセル・デイヴィス/ベルトラン・ド・ビリー)も全員登場します。また曲数は少ないですが、レナード・バーンスタイン、ミヒャエル・ギーレン、大野和士、ロヴロ・フォン・マタチッチ、シルヴァン・カンブルラン、ダヴィッド・オイストラフなどの名指揮者・名ソリストも登場しますので、よーく目をこらしてラインナップを見てみてください。
 各作品が演奏される前にドイツ語で解説が入っているという、ラジオ放送そのままのような編集になっています。
 


CD 3157
(2CD)
\3400→\3090

・CD1「エクスタシー」
 (1)ラヴェル:ボレロ
 (2)オネゲル:パシフィック231
 (3)スクリャービン:「法悦の詩」
 (4)ヴァレーズ:アメリカ
・CD2「ナハトムジーク」
 (5)メンデルスゾーン:
  「真夏の夜の夢」より(序曲/道化の踊り/スケルツォ/結婚行進曲)
 (6)シェーンベルク:浄められた夜
 (7)ムソルグスキー:禿山の一夜
 ※各作品演奏前にドイツ語による曲目解説入り

(1)コルネリウス・マイスター(指揮)
 録音:2012年8月31日
(2)ベルトラン・ド・ビリー(指揮)
 録音:2007年5月15日
(3)デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)
 録音:1997年5月14日
(4)ミヒャエル・ギーレン(指揮)
 録音:1990年4月5日
(5)ミヒャエル・ボーダー(指揮)
 録音:2004年5月14日
(6)パトリック・ランゲ(指揮)
 録音:2012年4月13日
(7)大野和士(指揮)
 録音:2005年11月18日
 


CD 3158
(2CD)
\3400→\3090
・CD3「展覧会の絵」
 (1)ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵
 (2)ドビュッシー:海
 (3)ハウベンストック=ラマティ:タブローⅠ
・CD4「ボヘミアとモラヴィア」
 (4)スメタナ:モルダウ
 (5)ヤナーチェク:シンフォニエッタ
 (6)マルティヌー:交響曲第1番H.289
 ※各作品演奏前にドイツ語による曲目解説入り
(1)(6)コルネリウス・マイスター(指揮)
 録音:(1)2011 年10 月20 日
 録音:(6)2010 年12 月10 日
(2)パトリック・ランゲ(指揮)
 録音:2012 年4 月13 日
(3)ベアト・フラー(指揮)
 録音:2010 年11 月19 日
(4)ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)
 録音:1982 年1 月15 日
(5)ミラン・ホルヴァート(指揮)
 録音:1971 年2 月23 日
 


CD 3159
(2CD)
\3400→\3090

・CD5「物語」
 (1)デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」
 (2)ツェムリンスキー:交響詩「人魚姫」
・CD6「レッツ・ダンス」
 (3)チャイコフスキー:「くるみ割り人形」組曲
 (4)ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
 (5)ラヴェル:ラ・ヴァルス
 ※各作品演奏前にドイツ語による曲目解説入り

(1)(2)コルネリウス・マイスター(指揮)
 録音:(1)2011 年9 月18 日
 録音:(2)2010 年5 月30 日
(3)ピンカス・スタインバーグ(指揮)
 録音:1995 年12 月20 日
(4)ミヒャエル・ボーダー(指揮)
 録音:1997 年2 月19 日
(5)ミラン・ホルヴァート(指揮)
 録音:1971 年5 月4 日
 


CD 3160
(2CD)
\3400→\3090
・CD7「欲望のワルツ」
 (1)ヨハン・シュトラウスII:「こうもり」序曲
 (2)ヨハン・シュトラウスII:ワルツ「美しく青きドナウ」
 (3)ヨハン・シュトラウスII:ポルカ「クラプフェンの森で」
 (4)ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ「天体の音楽」
 (5)ヨハン・シュトラウスII:ポルカ・シュネル「狩り」
 (6)ランナー:ワルツ「ロマンティックな人びと」
 (7)ヨハン・シュトラウスI:ワルツ「夏の夜の夢」
 (8)ヨハン・シュトラウスII:カドリーユ「仮面舞踏会」
 (9)リーム:憧れのワルツ
・CD8「ハリウッドのウィーン」
 (10)マックス・スタイナー:ワーナー・ブラザーズ・ファンファーレ
 (11)マックス・スタイナー:「風と共に去りぬ」
 (12)コルンゴルト:「シーホーク」
 (13)ローザ:「ベン・ハー」〜戦車レースへのパレード
 (14)ブルース・ブロートン:「シルヴァラード」〜メインタイトル
 (15)ジョン・バリー:「ジェームズ・ボンド」組曲
 (16)アラン・シルヴェストリ:「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
 (17)ジョン・ウィリアムズ:「ジュラシック・パーク」
 (18)ジョン・ウィリアムズ:「インディ・ジョーンズ」
 (19)クラウス・バデルト:「パイレーツ・オブ・カリビアン」
 ※各作品演奏前にドイツ語による曲目解説入り
(1)-(5)マンフレート・ホーネック(指揮)
 録音:1989 年9 月
(6)-(9)ヨハネス・ヴィルトナー(指揮)
 録音:2001 年1 月26 日
(10)-(13)(17)-(19)
 ジョン・アクセルロッド(指揮)
(14)ブルース・ブロートン(指揮)
(15)ニコラス・ドッド(指揮)
(16)アラン・シルヴェストリ(指揮)
 (10)-(16)録音:2009 年10 月14 日、
 2010 年9 月16 日、2011 年9 月23 日
 


CD 3161
(2CD)
\3400→\3090
・CD9「光の中の闇」
 (1)ショスタコーヴィチ:交響曲第15番イ長調op.141
 (2)ウストヴォルスカヤ:交響曲第3番「救世主イエスよ、われらを救いたまえ」
・CD10「ディオニソスとアポロ」
 (3)ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
 (4)ヘルマン・ニッチュ:
  交響曲第9番「エジプト人」〜ウィーン放送響のためのミニチュア
 ※各作品演奏前にドイツ語による曲目解説入り
(1)コルネリウス・マイスター(指揮)
 録音:2010 年11 月26 日
(2)デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)
 録音:1998 年11 月6 日
(3)コルネリウス・マイスター(指揮)
 録音:2012 年9 月3-6 日
(4)ゴットフリート・ラブル(指揮)
 録音:2009 年9 月29 日
 



CD 3162
(2CD)
\3400→\3090

・CD11「大西洋横断」
 (1)ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
 (2)ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
・CD12「アメリカに生まれて」
 (3)バーンスタイン:「クワイエット・プレイス」第3幕への前奏曲
 (4)バーバー:弦楽のためのアダージョ
 (5)コープランド:市民のためのファンファーレ
 (6)アイヴズ:答えのない質問
 (7)フェルドマン:コプトの光
 (8)ジョン・アダムズ:チェアマン・ダンス
 ※各作品演奏前にドイツ語による曲目解説入り
(1)ベルトラン・ド・ビリー(指揮)
 録音:2008 年2 月22 日
(2)パスカル・ロジェ(ピアノ)
ベルトラン・ド・ビリー(指揮)
 録音:2007 年3 月7、8 日
(3)レナード・バーンスタイン(指揮)
 録音:1986 年10 月14 日
(4)ベルトラン・ド・ビリー(指揮)
 録音:2003 年1 月9 日
(5)デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)
 録音:2001 年7 月30 日
(6)シルヴァン・カンブルラン(指揮)
 録音:1997 年11 月6 日
(7)ベアト・フラー(指揮)
 録音:2010 年11 月19 日
(8)デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)
 録音:1998 年2 月8 日
 


CD 3163
(2CD)
\3400→\3090
・CD13「子供のための音楽」
 (1)プロコフィエフ:ピーターと狼
 (2)ラヴェル:マ・メール・ロワ
 (3)ブリテン:青少年のための管弦楽入門
・CD14「いたずらっ子たち」
 (4)R.シュトラウス:
  交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」
 (5)コダーイ:組曲「ハーリ・ヤーノシュ」
 (6)HKグルーバー:フランケンシュタイン!!
 ※各作品演奏前にドイツ語による曲目解説入り
(1)ミヒャエル・ヘルタウ(語り)
 ピンカス・スタインバーグ(指揮)
 録音:1995 年12 月20 日
(2)(4)ベルトラン・ド・ビリー(指揮)
 録音:(2)2010 年5 月12 日
 録音:(4)2010 年1 月22 日
(3)ピンカス・スタインバーグ(指揮)
 録音:1993 年1 月5 日
(5)ペーテル・エトヴェシュ(指揮)
 録音:2011 年6 月9 日
(6)HK グルーバー(シャンソニエ)
 デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)
 録音:1999 年5 月2 日
 


CD 3164
(2CD)
\3400→\3090
・CD15「スターたち」
 (1)J.S.バッハ:
  2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1043
 (2)モーツァルト:アノ協奏曲第27番 K.595
 (3)ルトスワフスキ:チェロ協奏曲 (1969/70)
・CD16「欲望の天使」
 (4)コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.35
 (5)ベルク:ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」
 (6)ヤナーチェク:ヴァイオリン協奏曲「魂のさすらい」
 ※各作品演奏前にドイツ語による曲目解説入り
(1)ダヴィド・オイストラフ(Vn、指揮)
 イーゴリ・オイストラフ(Vn)
 録音:1974 年5 月23 日
(2)フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
 ミラン・ホルヴァート(指揮)
 録音:1970 年1 月27 日
(3)クリスティアン・ポルテラ(Vc)
 ヤク・ヴァン・ステーン(指揮)
 録音:2008 年11 月
(4)セルゲイ・スタドレル(Vn)
 ピンカス・スタインバーグ(指揮)
 録音:1995 年5 月7 日
(5)モレート・マックラン(Vn)
 ウルフ・シルマー(指揮)
 録音:1995 年2 月14 日
(6)エルンスト・コヴァチッチ(Vn)
 マンフレート・ホーネック(指揮)
 録音:1988 年11 月29 日
 


CD 3165
(2CD)
\3400→\3090
・CD17「情緒と影響(アフェクトとエフェクト)」
 (1)シューベルト:交響曲第7 番「未完成」
 (2)チェルハ:シュピーゲルVI、VII
 (3)ゲルト・キューア:嘆きと安らぎ〜大管弦楽のためのエレジー
・CD18「告白」
 (4)シベリウス:交響曲第5 番変ホ長調 op.82
 (5)バルトーク:管弦楽のための協奏曲 Sz.116
 ※各作品演奏前にドイツ語による曲目解説入り
(1)ベルトラン・ド・ビリー(指揮)
 録音:2008 年6 月29 日
(2)(5)コルネリウス・マイスター(指揮)
 (2)録音:2011 年10 月20 日
 (5)録音:2011 年6 月27-30 日
(3)ローター・ツァグロゼク(指揮)
 録音:1984 年6 月8 日
(4)レイフ・セーゲルスタム(指揮)
 録音:1975 年10 月31 日
 


CD 3166
(2CD)
\3400→\3090
・CD19「最愛のピアノ」
 (1)シューマン:協奏曲断章ニ短調(復元&補筆:ヨゼフ・デ・ベーンホウヴァー)
 (2)クララ・シューマン・ヴィーク:
  協奏曲断章イ短調(オーケストレーション:ロベルト・シューマン)
 (3)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調op.15
・CD20「交響的牧歌」
 (4)クルト・シュヴェルツィク:シュルンプ交響曲op.80
 (5)ハイドン:交響曲第92番 「オックスフォード」
 (6)プロコフィエフ:交響曲第1番「古典交響曲」
 (7)ワーグナー:ジークフリート牧歌
 ※各作品演奏前にドイツ語による曲目解説入り
(1)(2)レフ・ヴィノクール(ピアノ)
 ヨハネス・ヴィルドナー(指揮)
 録音:(1)2009 年8 月20 日、
 録音:(2)2009 年11 月24 日
(3)ゴットリープ・ヴァリッシュ(ピアノ)
 キリル・ペトレンコ(指揮)
 録音:2002 年4 月7-11 日
(4)(5)コルネリウス・マイスター(指揮)
 録音:(4)2010 年9 月18 日
 録音:(5)2012 年9 月2 日
(6)ミラン・ホルヴァート(指揮)
 録音:1975 年4 月2 日
(7)ペーテル・エトヴェシュ(指揮)
 録音:2011年6月9日
 


CD 3167
(2CD)
\3400→\3090
・CD21「20世紀の音楽」
 (1)ヴェーベルン:管弦楽のための6つの小品 op.6
 (2)クルターグ:ステーレ(墓碑)op.33 (1994)
 (3)シュトックハウゼン:グルッペン〜3群のオーケストラのための作品6
 (4)メシアン:ほほえみ (1989)
・CD22「クラングシュピーゲル(響鏡)」
 (5)グバイドゥーリナ:ヴァイオリン協奏曲「オッフェルトリウム」(1980)
 (6)ゲオルク・フリードリヒ・ハース:ヴァイオリン協奏曲
 (7)オルガ・ノイヴィルト:サン・ソレイユ (1994)
 ※各作品演奏前にドイツ語による曲目解説入り
(1)ベアト・フラー(指揮)
 録音:2010 年11 月19 日
(2)ペーテル・エトヴェシュ(指揮)
 録音:1996 年6 月3 日
(3)ルペルト・フーバー(指揮)
 ジャン・ドロワイエ(指揮)
 マティアス・ヘルマン(指揮)
 録音:2008 年11 月7 日
(4)ベルトラン・ド・ビリー(指揮)
 録音:2008 年5 月30 日
(5)ベンヤミン・シュミット(Vn)
 ベルトラン・ド・ビリー(指揮)
 録音:2007 年1 月19 日
(6)エルンスト・コヴァチッチ(Vn)
 フリードリヒ・チェルハ(指揮)
 録音:2007 年10 月6 日
(7)トリスタン・ミュライユ(オンド・マルトノ)
 フランソワーズ・ペリー(オンド・マルトノ)
 フリードリヒ・ゴルトマン(指揮)
 録音:1994 年10 月8 日
 


CD 3168
(2CD)
\3400→\3090
・CD23「母なる自然」
 (1)ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調「田園」
 (2)ジェルジ・リゲティ:アトモスフェール
 (3)ペンデレツキ:広島の犠牲者に捧げる哀歌
 (4)シェーンベルク:「自然」op.8-1〜6つのオーケストラ
歌曲より
・CD24「全世界」
 (5)マーラー:交響曲第5 番嬰ハ短調
 (6)ケージ:4分33秒
 ※各作品演奏前にドイツ語による曲目解説入り
(1)ベルトラン・ド・ビリー(指揮)
 録音:2008 年2 月2-5 日
(2)ミヒャエル・ボーダー(指揮)
 録音:2003 年10 月31 日
(3)ミヒャエル・ギーレン(指揮)
 録音:1995 年3 月31 日
(4)ペトラ・ラング(メゾ・ソプラノ)
 デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)
 録音:1999 年5 月20 日
(5)(6)コルネリウス・マイスター(指揮)
 録音:(5)2011 年3 月25 日
 録音:(6)2012 年10 月11 日

QUERSTAND


VKJK 1324
\2000
「バッハからブロードウェイへII」
 「我が魂は主をあがめ」 SWV426(シュッツ)
 「主をたたえよ、すべての異教徒よ」 BWV230(J.S.バッハ)
 「アレキサンダーのラグタイム・バンド」(アーヴィン・バーリン)*
 「ウェスト・サイド・ストーリー」メドレー(バーンスタイン/サットン)*
 「剣の舞」(ハチャトリアン)*
 「ピンク・パンサー」(ヘンリー・マンシーニ)*
 「パリのアメリカ人」(ガーシュイン/サットン)*
 「ミスター・サンドマン」(パット・バラード)*
 「プレス」(ジョゼ・ジトニク)*
オーパス4(トロンボーン四重奏団)
コニー・ゾマー(Perc)*印
 トロンボーン四重奏による「バッハからブロードウェイへ」第2弾!

 録音:2013 年7 月

 オーパス4のQUERSTAND へのアルバム第5 弾で好評の「バッハからブロードウェイへ(VKJK0420)」の第2集です。
オーパス4 はライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のメンバーであったイェルク・リヒター、ディルク・レーマン、シュテファン・マイナー、ヴォルフラム・クーントの4 名からなるトロンボーン四重奏団で1994 年に結成、今年が結成20 周年の記念アルバムとしてバロックからブロードウェイのヒット・ナンバーをトロンボーンでオシャレに聴かせる。トロンボーン関係者は必携。
 

VKJK 1413
\2000
「キューピッドと小夜啼鳥(さよなきどり)」
 〜様々な楽器の伴奏によるバロック・カンタータとアリア

  A.スカルラッティ:ソプラノとクラリネットと通奏低音のための2つのアリア
  ヘンデル:カンタータ「ヴィーナスとアドニス」 HWV 85
  テレマン:希望は私を慰める
  パーセル:このように悲観的な世界が輝き始め
  コレッリ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタOp.5-8
  ほか全12 曲26 トラック
フリードリケ・ホルツハウゼン(Sop)
ズザンネ・エールハルト
 (バロック Cl, リコーダー,シャルマイ)
ザビーネ・エルドマン(Cemb, Org)
 録音:2013 年3 月

 軽やかでさわやかなバロック歌曲集。ソプラノのフリードリケ・ホルツハウゼンはライプツィヒ出身でゲバントハウス管弦楽団と多く共演、ベルリン・フィルでも多くの宗教曲のソリストを務めている。通奏低音の他にクラリネットやリコーダーが入って色彩豊かで典雅な世界が広がる。
 

VKJK 1414
\2000
「小象のババール」と「動物の謝肉祭」はドイツ語による語りつき
 (1)プーランク:小象のババールのお話
 (2)フォーレ:ドリー〜4手連弾のための
 (3)サン=サーンス:動物の謝肉祭〜4手連弾版
デュオ・トゥーシュ:
 【アナーノ・ゴキエッリ(Pf)&
  フランク=インモ・ジックナー(Pf)】
(1)(3)ミハエル・ゼンス(語り・ドイツ語)
 録音:2013 年9 月

 「小象のババール」と「動物の謝肉祭」はドイツ語による語りつき。語りのミハエル・ゼンスはナレーターが必ずしも本業ではなく、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学でヴァイオリン、ピアノと歌を学び、その後、フリーランスのキャバレー・アーティストとして活動、作家としても活躍するマルチ・タレント。

ROMEO RECORDS


RON 7304
\2300→\2090
「イタリアの1880年世代とその弟子たち」
 ダラピッコラ:タルティーニアーナ第2番
 レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調
 ゲディーニ:ビッザーリア
 ロータ:即興曲 ニ長調 「感傷的な悪魔」
 ピッツェッティ:ヴァイオリンとピアノのための3つの歌
 マリピエロ:遠くからの歌,無限の歌
カレイドス・デュオ:
 【ミロスラフ・フリストフ(Vn)
  ウラディーミル・ヴァリャレヴィッチ(Pf)】
 ダラピッコラ、レスピーギ、ロータ他、20世紀イタリアのヴァイオリン作品集

 録音:2013 年5 月20-23 日、ルイジアナ

 「イタリアの1880 年世代とその弟子たち」と題された興味深い内容のCD。オットリーノ・レスピーギ(1879-1936)、イルデブランド・ピッツェティ(1880-1968)、ジャン・フランチェスコ・マリピエロ(1882-1973)の三人は、20 世紀のイタリア音楽に近代の新風を送り込んだ人たちで、ジョルジョ・ゲディーニ( 1892-1965 ) 、ルイージ・ダラピッコラ( 1904-1975 ) 、ニーノ・ロータ(1911-1979)はその後の世代になる。印象主義、新古典主義、モダニズム、多様な作風が見られ、非常に面白い。ミロスラフ・フリストフはブルガリア出身のヴァイオリニスト。
 

RON 7303
\2300
「情熱と幻想」
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番へ短調「熱情」Op.57
 ショパン:幻想曲へ短調Op.49
 ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
ソフィア・アグラノヴィッチ(Pf)
 録音:2013 年8 月

 ソフィア・アグラノヴィッチはウクライナ出身のピアニストで10 歳で全ウクライナ・ヤング・アーティスト・コンペティションに入賞、その後、モスクワ音楽院、ジュリアード音楽院と異なる校風の中で研鑽を積み、ソロ、室内楽を中心に活動している他、教育者、音楽祭のオーガナイザーにも近年力を入れている。女性とは思えない強い打鍵による骨太なベートーヴェンとショパン。

TUDOR



TUDOR 1630
(3CD 特別価格)
\4400→\3990
カール・シュターミッツ(1745-1801):クラリネット協奏曲全集(10曲)
 CD1)
  クラリネット協奏曲第7番(ダルムシュタット協奏曲第1番)変ホ長調
  クラリネット協奏曲第1番へ長調
  クラリネット協奏曲第8番(ダルムシュタット協奏曲第2番)変ロ長調
  クラリネット協奏曲第11番変ホ長調
 CD2)
  クラリネット協奏曲第3番変ロ長調
  クラリネット協奏曲第5番変ホ長調
  クラリネット協奏曲第2番変ロ長調
  クラリネット協奏曲第4番変ロ長調
 CD3)
  ヴァイオリンとクラリネットのための協奏曲変ロ長調☆
  クラリネット協奏曲第10番変ロ長調
  クラリネット協奏曲第6番変ロ長調
  クラリネットとファゴットのための協奏曲変ロ長調★
エドゥアルド・ブルンナー(Cl)
ハンス・シュタードルマイアー(指揮)
ミュンヘン室内管弦楽団
☆アナ・チュマチェンコ(Vn)
★クラウス・トゥーネマン(Fg)
 エドゥアルド・ブルンナーの偉業!C.シュターミッツのクラリネット協奏曲全集、待望のセット化

 録音:1986-1992 年ミュンヘン(旧TUDOR 739、TUDOR 775、TUDOR 7004 のセット化、分売は廃盤です。)

 TUDOR が名クラリネット奏者エドゥアルド・ブルンナーをソリストに行った偉業、シュターミッツ:クラリネット協奏曲全集が待望のセット化。シュターミッツの11 曲あるクラリネット協奏曲の中から紛失してしまった第9番以外の現存する10 曲とヴァイオリン、ファゴットを含めたクラリネットとの二重協奏曲が収録されている。シュターミッツの協奏曲をまずどれから聴いてよいかわからないブルンナー・ファン、クラリネット学習者は必携。
 

ジョナサン・ノット関連商品・再プレス!



TUDOR 7133
(SACD HYBRID)
【再プレス】
\2400→\2190
ブルックナー:
 交響曲第3番「ワーグナー」(第1稿)
ジョナサン・ノット(指揮)
バンベルク交響楽団
 ジョナサン・ノットの欠品状態だった名盤がジャケ写を変更して再プレスです!

 録音:2003 年12 月2〜4 日,バンベルク
 


TUDOR 7147
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マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」 ジョナサン・ノット(指揮)
バンベルク交響楽団
 録音:2005〜2006 年,バンベルク
 


TUDOR 7151
(SACD HYBRID)
【再プレス】
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マーラー:交響曲第4番ト長調 ジョナ サン・ノット(指揮)
バンベルク交響楽団
モイカ・エルドマン(ソプラノ)
 録音:2006 年12 月18-22 日,バンベルク 55:29

ZKP RTV SLOVENIJA(スロヴェニア放送)


ZKP 113192
\2400
「イザイ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ集 Op.27」
 ソナタ第1番 ト短調 「ヨゼフ・シゲティに」
 ソナタ第2番 イ短調 「ジャック・ティボーに」
 ソナタ第3番 ニ短調 「ジョルジュ・エネスコに」
 ソナタ第4番 ホ短調 「フリッツ・クライスラーに」
 ソナタ第5番 ト長調 「マチュー・クリックボームに」
 ソナタ第6番 ホ長調 「マヌエル・デ・キローガに」
ジガ・ブランク(ヴァイオリン)
 ジガ・ブランクの素朴で味わい深いイザイ

 録音:2009 年5 月8-9 日,2011 年6 月15 日,2012 年1 月31 日,2 月28 日,11月6 日,12 月4 日、70'31

 ジガ・ブランクはスロヴェニアで活発に活動するヴァイオリニスト。スロヴェニア国立劇場交響楽団のコンサートマスターを務めた後、現在はリュブヤーナ音楽・バレエ学院の教授。緊張感の高い演奏の中に、じわりと素朴な味わいが広がる演奏である。
 

ZKP 113529
\2400
「フアン・ヴァスレ アリア集」
 ベッリーニ:「夢遊病の女」—お前を覚えているぞ、心地よい地よ
 チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」—誰でも一度は恋をして
 グリンカ:「皇帝に捧げた命」—真実が気づかれそうだ
 ロッシーニ:「セビリアの理髪師」—中傷はそよ風
 モーツァルト:「フィガロの結婚」—もう愛の蝶も飛べない
 マスネ:「ドン・キショット」—笑え、そら、笑え、哀れな理想家を
 オッフェンバック:「ホフマン物語」—輝け、ダイヤモンド
 ソロサーバル:「港の酒場女」—目を覚ませ、黒い奴よ
 シュヴァラ:「クレオパトラ」—ああ、果てしない力と可能性の素晴らしさ
 ヴェルディ:「ドン・カルロ」—彼女は私を愛していなかった
 ヴェルディ:「ナブッコ」—来なさい、ああ、レビ人よ
 ヴェルディ:「シチリアの晩鐘」—ああ、そなた、パレルモよ
 ヴェルディ:「シモン・ボッカネグラ」—引き裂かれた心
フアン・ヴァスレ(バス=バリトン)
ロレンツォ・カステリオータ・
 スカンデベルク(指揮)
ジガ・スタニチ(指揮)
ミリボイ・シュルベク(指揮)
ダヴィド・デ・ヴィラース(指揮)
ニコライ・ジュリチャル(指揮)
スロヴェニア放送交響楽団
 アルゼンチン出身スロヴェニアで活躍するヴァスレのアリア集

 録音:1992年1月14日,1996年1月23日,9月10日,2003年4月1-3日,2004年2月27日,2011年5月11日、62'55

 フアン・ヴァスレは、1954 年、アルゼンチン、ブエノスアイレス生まれのバス=バリトン。1990 年からリュブヤーナのスロヴェニア国立オペラ・バレエ劇場の筆頭バスとして活躍、長年に渡ってリュブヤーナを拠点としているため国際的な知名度は低いが、実力の高い歌手である。20 年近くの幅のある様々な機会の録音を集めたものである。



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