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≪第80号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その3 2015/1/20〜


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像




1/23(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

BELVEDERE



BELVED 10156
\2500→\2290
「モーツァルト週間」音楽祭のライヴシリーズ第4弾
 バーバラ・ボニー/アンドレ・プレヴィン/フランツ・バルトロメイ

 W.A.モーツァルト:
  ・ドイツ語の小カンタータ「無限なる宇宙の創り主を崇敬する汝らが」 K.619
  ・歌曲「夢のなかの面影」 K.530
  ・歌曲「春への憧れ」K.596
  ・アリエット「寂しい森の中で」K.308
  ・アリエット「鳥よ、年ごとに」K.307
  ・歌曲「ラウラに寄せる夕べの思い」K.523
 アンドレ・プレヴィン(b.1929):
  ・サリー・チザムのビリー・ザ・キッド追想曲
  ・ソプラノ、チェロとピアノのための4つの歌
  ・ソプラノ、チェロとピアノのためのヴォカリーズ
 R.シュトラウス:
  ・4つの歌op.27 より「憩え、わが心」、「あすの朝」
  ・4つの歌op.36 より「ばらの花環」
  ・5つの歌 op.41 より「子守歌」
  ・4つの最後の歌より「9月」
  ・8つの歌op.10 より「献呈」
バーバラ・ボニー(ソプラノ)
アンドレ・プレヴィン(ピアノ)
フランツ・バルトロメイ(チェロ)
 ボニー、プレヴィン、バルトロメイ、豪華顔ぶれによる夢の共演

 録音:2000 年1 月23 日/モーツァルト週間音楽祭(ライヴ)/ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院大ホール

 BELVEDERE レーベルの、「モーツァルト週間」音楽祭のライヴシリーズ第4 弾は、2000 年に行われた演奏会のライヴです。
 ソプラノのバーバラ・ボニーが、プレヴィンのピアノ伴奏を得て、モーツァルト、プレヴィン、R. シュトラウスというプログラムを展開した豪華な一夜。ボニーの美しいリリック・ソプラノと、プレヴィンの変幻自在にして一貫してやわらかなタッチのピアノは絶品。ウィーン・フィルの首席チェロ奏者、フランツ・バルトロメイをチェロに迎えたプレヴィン作品にも注目です。
 冒頭のモーツァルトのドイツ語の小カンタータは、現代の国際政治状況への警鐘のように響きます。願望が3 つの作曲家による作品の共通テーマ。モーツァルト作品では、夢、春への憧れ、愛されたいという願望などが歌われます。
 プレヴィンは、差別をなくしたいという願いを描きます。R. シュトラウス作品は、この世を超越する存在としての愛への憧れを歌いあげています。バーバラ・ボニー、プレヴィン、フランツ・バルトロメイという顔ぶれが、これらの作曲家たちが作品に託した思いを、見事に再現しています。聴く喜びに満ちた1 枚です。







ロイヤル・コンセルトへボウ RCO LIVE



RCO 15001
(1SACD HYBRID
+ 1bonus DVD)
\2600→\2390
「ホライゾン6」 ロイヤル・コンセルトへボウ管
 ・デトレフ・グラナート:フレネシア(2013) 世界初演
   シャン・ジャン[張弦](指揮)/収録時期:2014 年1 月23 & 24 日(ライヴ)
 ・ミシェル・ヴァン・デル・アー:ヴァイオリン協奏曲(2014) 世界初演
   ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン) ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)/
   収録時期:2014 年11 月6 & 7 日(ライヴ)
 ・ルク・ブレヴァイス:交響曲第6 番(1999-2000)
   デイヴィッド・ロバートソン(指揮)/収録時期:2014 年12 月12 日(ライヴ)
 ・ルク・ブレヴァイス:アロング・ザ・ショアーズ・オブ・ローン(2004-2005)
   オットー・タウスク(指揮)/収録時期:2012 年12 月14 日(ライヴ)
 【ボーナスDVD】
 ・ルイ・アンドリーセン:ミステリエン[Version No. 1](2013) 世界初演
   マリス・ヤンソンス(指揮)/収録時期:2013 年11 月3 日(ライヴ)
   カラーNTSC 16 : 9/音声: LPCM ステレオ / ドルビー・デジタル 5.0
 優秀録音。コンセルトヘボウ管の同時代音楽シリーズ「ホライゾン」第6 集、ヤンセン独奏によるヴァン・デル・アーのヴァイオリン協奏曲ほか世界初演ライヴ3 作品。ボーナスDVD にはヤンソンス指揮アンドリーセンの新作を収録

 収録場所:アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)/DSD5.0、マルチチャンネル、ステレオ/SACD Hybrid: 76’01/DVD: 30’27

 名門ロイヤル・コンセルトヘボウ管が同時代音楽を取り上げるシリーズ、ホライズンの第6集。現代オランダの大家ルイ・アンドリーセンとその門下の俊才ヴァン・デル・アー、そしてコンセルトヘボウ管レジデンス・コンポーザー、グラナートによる最新作の世界初演時のライヴを中心に、演奏陣も現首席指揮者マリス・ヤンソンス、オランダの生んだ名手ジャニーヌ・ヤンセンといったビッグ・ネームが集った注目の内容となっています。
 アルバム1 曲目の「フレネシア」は、2013 年に生誕150 周年を迎えたリヒャルト・シュトラウスに敬意を表すコンセルトヘボウ管に対して、グラナートが対極をなす作品として捧げたもので、グラナート曰く、真摯な意味で「アンチ英雄の生涯」と理解してほしいと述べています。
 「ジャニーヌ・ヤンセンとコンセルトヘボウ管との組み合わせは、わたしにとってドリーム・チームのようなもの」と語るヴァン・デル・アーのヴァイオリン協奏曲は、その彼女のための、そしてまた、コンセルトヘボウ管委嘱シリーズの一環でもある2014 年の最新作。抽象的な第1 楽章、より単刀直入で旋律的な第2 楽章、そして急速のフィナーレからなる伝統的な3 楽章の形式を踏襲しつつ、ヤンセンに特徴的な“アップ・フロント” 奏法を表現しようと趣向を凝らした力作とのことで、本アルバム屈指の聴きものといえます。
 さらに、シリーズ初の試みとしてボーナスDVD に収録されているのがアンドリーセン作の「ミステリエン」。中世の神秘思想家トマス・ア・ケンピスの著した書物に由来するタイトルを持ち、6 楽章からなる演奏時間30 分ほどの作品は、45 年に及ぶアンドリーセンの作曲活動初の大編成のオーケストラ曲で、アムステルダムのコンセルトヘボウならびにロイヤル・コンセルトヘボウ管創設125 周年記念のために委嘱されたもの。これはその記念演奏会を飾る歴史的ドキュメントで、独特の色彩的な内容は美観表現に長けたヤンソンスの腕前が愉しみなところでもあります。
 ほかに、1959 年ベルギーのモルツェル生まれ、ブリュッセル王立音楽院出身で、アンドレ・ラポルテ、フランコ・ドナトーニ、ブライアン・ファーニホウに作曲を師事したルク・ブレヴァイスの2 作品を収録。こちらは当シリーズの常連で、アメリカの実力派ロバートソンと、1970 年ユトレヒト生まれで、2004 年から2006 年にかけて、ゲルギエフのもとでロッテルダム・フィルのアシスタント・コンダクターを務めたタウスクのふたりが、それぞれ指揮を務めています。




チェコ放送ラジオサービス


CR 0691-2
\2500
失われた世代へのトリビュート オーボエとピアノのためのチェコ音楽
 カレル・ボフスラフ・イラーク(1891-1972):ソナタ Op.73(1954)
 ミロスラフ・カベラーチ(1908-1979):ソナティナ Op.24(1955)
 ヤン・ハヌシュ(1915-2004):幻想曲風ソナタ Op.61(1968)(+)
 クレメント・スラヴィツキー(1910-1999):ソナタ(1959-1960)
 ヤン・クルサーク(1934-):プリアーペイア(オーボエのための1986)(*)
ヴィレーム・ヴェヴェルカ(オーボエ)
ダニエル・ヴィエスネル(ピアノ(*以外))

録音:スタジオ・マルチーネク(無印)/チェコ放送スタジオ1(+)/スーク・ホール、ルドルフィヌム(*),
     プラハ、チェコ、時期の記載なし

 芸術家たちの自由な表現が阻まれた共産主義時代のチェコの音楽。ヴィレーム・ヴェヴェルカは1978年生まれ。プラハ音楽院および音楽アカデミーで学び、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学でドミニク・ヴォレンヴェーバーに師事。ジャン=ルイ・カペツァリのマスタークラスで現代音楽の指導を受ける。グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団に参加し、カラヤン財団の後援を得てベルリン・フィルハーモニーに2年間在籍、2003年ソニー音楽財団主催国際オーボエ・コンクール優勝。
 現在チェコにおいて最高の評価を受けるオーボエ奏者の一人です。

 

CR 0698-2
\2500
ロマンティック・オルガン
 ベドジフ・アントニーン・ヴィエデルマン(1883-1951):トッカータとフーガ ヘ短調
 リスト(1811-1886):慰め(コンソラシオン)第4番変ニ長調
 レーガー(1873-1916):
  コラール「ハレルヤ、ほむべき神はわが心の喜び」による幻想曲 Op.52 No.3
 ジュアン・アラン(1911-1940):フリギア旋法によるバラード Op.14
 モーリス・デュリュフレ(1902-1986):組曲 Op.5 から トッカータ
 アレクサンドル・ギルマン(1837-1911):
  パストラーレ イ長調 Op.26/交響曲第1番ニ短調 Op.42
ドラホミーラ・マドズネロヴァー(オルガン)

録音:2011年5月、聖ヴァーツラフ教会、プラハ、チェコ

 ドラホミーラ・マドズネロヴァーはプラハ音楽院でヤン・ホラに、プラハ音楽アカデミーでヤロスラフ・トゥーマに師事したチェコのオルガン奏者。

 

CR 0721-2
\2500
ヨセフ・マレク(1948-):ポートレート メロドラマ集
  最後の夜
   ダニエル・クラプカ(朗読) マルケータ・ツクロヴァー(メゾソプラノ)
   ヴァーツラフ・クント(フルート)
   ルツィエ・セドラーコヴァー=フーロヴァー(ヴァイオリン)
   マルチン・セドラーク(チェロ) ヴラディミール・ストルナト(ピアノ)
   録音:2007年、チェコ放送
  ミス・オー・ブルース [Miss O. Blues]
   イジー・クレム(朗読) ミハル・スピェヴァーク(クラリネット)
   ミロスラフ・バラバーシュ(トランペット) オンドジェイ・ウルバン(ピアノ、テープ)
   録音:2004年、ライヴ、ズデニェク・フィビフ協会
  評議員
   フィリプ・シフラ(朗読) テプリツェ北ボヘミア・フィルハーモニー管弦楽団
   チャールズ・オリヴィエリ=モンロー(指揮)
   録音:2009年、ライヴ、ズデニェク・フィビフ協会
  オートインタビュー [Autointerview]
   ダニエル・クラプカ(朗読) クレズマー・マンド・トロンベニク
   録音:2013年、ズデニェク・フィビフ協会
  わが声 [Vox mea]
   ボリス・レスネル(朗読) ミラダ・チェイコヴァー(ソプラノ)
   ミロスラフ・マチェイカ(フルート) ダニエル・ヴィエスネル(ピアノ)
   録音:2003年、チェコ放送
  訓練 H & S
   ヤロミール・メドゥナ、マルタ・フラホヴィノヴァー、フィリプ・シフラ(朗読)
   マルケータ・ハラモヴァー(オーボエ) ラドヴァン・スカリツキー(ファゴット)
   ヤン・ドゥシェク(ピアノ)
   録音:2012年、ライヴ、チェコ放送
 ヨセフ・マレクはプラハ音楽院で声楽を学び、声楽家として活躍しながらプラハ音楽院アカデミーでヴァーツラフ・リエデルバウフに作曲を師事。声を使った作品を中心に書いています。 
 

CR 0724-2
\2500
アダム・プラヘトカ ライヴ
 ドヴォルジャーク(1841-1904):聖書の歌 Op.99 B.189
 スメタナ(1824-1884):
  オペラ「ダリボル」(1868)から
   あなたは知っている、その王国のすばらしさを(第1幕、ヴラディスラフ)
   場面転換(第2幕)(*)/こんなに遅い時間に…美しい標的(第1幕、ヴラディスラフ)
  オペラ「リプシェ」(1872)から すでに太陽は燃え(第2幕、プシェミスル)
  オペラ「秘密」(1878)から
   序曲(*)/私は乞食(第2幕、カリナ)/私は兵士(第2幕、ボニファーツ)
  オペラ「悪魔の壁」(1882)から 序曲(*)/眠れ、ひな鳥よ(第2幕、ララフ)
アダム・プラヘトカ(バスバリトン(*以外))
ボフスラフ・マルチヌー・フィルハーモニー管弦楽団
ロベルト・インドラ(指揮)

録音:2014年4月24日、ライヴ、コングレス・センター、ズリーン、チェコ

 アダム・プラヘトカは1985年チェコのプラハに生まれプラハ音楽アカデミーで学んだバスバリトン。2005年プラハ国民劇場でデビュー。2010年よりウィーン国立オペラに所属。

 

CR 0729-2
\2500
アダム・プラヘトカ ソングズ
 ドヴォルジャーク(1841-1904):
  近代ギリシャの3つの詩 Op.50 B.84b(1883)
  ジプシーの歌 Op.55 B.104(1880)
  聖書の歌 Op.99 B.185(1894)
アダム・プラヘトカ(バスバリトン)
ゲイリー・マシューマン(ピアノ)

録音:2014年8月4-5日、チェコ放送スタジオ1、プラハ、チェコ

 こちらの「聖書の歌」はピアノ伴奏版(B.186)。CR 0724-2に収められた管弦楽伴奏版(B.189)と同一歌手での聴き比べが可能です。

 

CR 0727-2
\2500
ヴァーツラフ・ヤン・トマーシェク(1774-1850):ゲーテ歌曲集
  糸紡ぎの女(*)/心配(*)/秘めごと(*)
  ヘプにおけるトマーシェクとゲーテの面会(#)/最初の喪失(*)
  ゲーテからトマーシェクへの手紙(#)/牧歌 ヘ長調 Op.83(+)/憩いなき恋(*)
  夜(*)/魔王(#)/魔王(*)/遠く離れた人に(#)/遠く離れた人に(*)
  牧歌 変ホ長調 Op.47(+)/漁夫(#)/漁夫(*)/羊飼いの嘆きの歌(#)
  羊飼いの嘆きの歌(*)/すみれ(#)/すみれ(*)/川辺で(#)/川辺で(*)
  牧歌 ト長調 Op.83(+)/ 婚礼歌(*/#)/未練(*)/ねずみ捕りの男(#)
  ねずみ捕りの男(*)/善意の申し出(#)/羊飼いの嘆きの歌(*)
  さすらい人の夜の歌(#)/さすらい人の夜の歌(*)
カミラ・マザロヴァー(メゾソプラノ(*))
モニカ・クノブロホヴァー(フォルテピアノ(*/+))
サシャ・ラシロフ(朗読(#))

録音:2014年4月5-6日、チェコ同胞団福音教会、プラハ、チェコ

 19世紀前半のチェコにおける最も重要な作曲家・音楽教育者であるトマーシェク。彼は知人であったベートーヴェンと同じく文豪ゲーテ(1749-1832)と交友し、その詩による歌曲を書きました。当盤は詩の朗読とピアノ独奏曲を交えたリサイタル・プログラムとなっています。

 


CR 0728-2
\2500→\2290
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
  交響詩「マクベス」Op.23(1888/1891)(*)
  交響的幻想曲「イタリアより」Op.16(1886)(+)
プラハ放送交響楽団
オンドレイ・レナールト(指揮)

録音:2013年12月(*)、2014年3月(+)、チェコ放送スタジオ1、プラハ、チェコ

 2011-2012年シーズンからプラハ放送交響楽団の首席指揮者を務めているスロヴァキアの名指揮者オンドレイ・レナールト。新星日本交響楽団首席指揮者、その合併後の東京フィルハーモニー交響楽団名誉指揮者として日本でも多くのファンを獲得しています。





PAVIAN



PM 0076-2
\2700→\2490
ちょっと興味あります・・・
 アンナ・シルマイ=ケチェルのコレクション ハンガリー貴族の娯楽音楽

  Badchonim (C-65) / Srandy (C-17, C-11, C-19, C-33)
  Oriental I (C-101, C-106) / Oriental II (C-101, C-103 Zela trowke, C-102)
  Godar (D-83 Menuet, G-21 Mazurka, B-1 Poloneza, D-50 Sarabanda,
   B-4 Poloneza, D-6 Mazurka, F-1 Poloneza)
  Hajduk (C-62, C-88 A onat mu ponukala, D-38 Kdy bich ga byl wedel, D-34,
   D-90, D-41, D-79)
  Zlobcoky (D-111 Skoda nasho rozkosa, D-115 Ani som na Morave,
   A-37, D-112 Na sirokej ceste, D-114 Takego ga lubim v kozusku)
  Meditatio (A-54, A-30, A-34, C-105) / Gajdy (B-8, A-32)
  Pesnisky (C-100, C-84 Pribylina, C-89 Sluzila son u Masara,
   D-104 Zakukala kukulienka, D-99 Moga mola lastovicka, B-14)
  Oriental III (C-60) / Antico (A-13, A-12) / Badchonim II (C-66)
ソラメンテ・ナトゥラーリ
 ミロシュ・ヴァレント(ヴァイオリン、ヴィオラ、ズロプツォキ、ブボン、スペフ、他)
 ダグマル・ヴァレントヴァー(ヴァイオリン、ズロプツォキ、スペフ)
 ペテル・ヴルビンチーク(ヴィオラ、ズロプツォキ、ツィタラ、スペフ)
 ティボル・ナジ(コントラバス、バシチカ、他)
 ミハル・パリュコ(小シンバル、トレブル・シャルマイ、スペフ、他)
 ローベルト・ジリーク(バグパイプ、スペフ、コボス、テノール・シャルマイ、ニネラ、ツィタラ、他)
 バイカル・ドギャン(ベンディール、ダヴル、ダフ、リク、クラフルツェ、ダルブッカ、ドリ)

録音:2013年10月15-16日、芸術館、デヴィーン、スロヴァキア
 ハンガリー王国支配下のスロヴァキア地域における貴族たちのための娯楽音楽。
 クラシカル古楽器に民族楽器(オスマン・トルコの影響からアラブ系の楽器も含む)を交えて演奏されています。
 出典である手稿譜集「Melodarium」の作者はスロヴァキアの音楽学者ヨゼフ・クレサーネク(1913-1986)により貴族の女性アンナ・シルマイ(旧姓ケチェル、1615頃-1695)とされていましたが、使われた紙は18世紀が作られたものであるという新たな研究結果が出ており、現在は不明となっています。

 

PM 0077-2
\2700
ブルラス、ゴダール:ピアノ作品集
 マルチン・ブルラス(1955-):
  紙の王様は眠りに落ちる(1983-1984)/列車の来ない線路(1983)
  鍵盤楽器のための子守歌(1982)
 ヴラジミール・ゴダール(1956-):
  エンメレイア(1994)/グラーヴェ、パッサカリア(1983)/トリグラム(1972-1973)
マロシュ・クラーチク(ピアノ)

録音:2013年9月12-14日、ライディング、オーストリア
 スロヴァキアの同学年の作曲家で、国営出版社OPUSの音楽部門の同僚でもあった二人を取り上げたディスク。マルチン・ブルラスはユライ・ハトリーク(1941-)に作曲の個人教授を受けた後、ブラチスラヴァ音楽アカデミーでヤーン・ツィッケル(1911-1989)に師事。
 ヴラジミール・ゴダールはブラチスラヴァ音楽院でユライ・ポスピーシル(1931-2007)に作曲を師事した後、ブラチスラヴァ音楽アカデミーでデジデル・カルドシュ(1914-1991)に作曲を師事。
 マロシュ・クラーチクはブラチスラヴァ音楽院、ブルノ音楽アカデミー(チェコ)、ブラチスラヴァ音楽アカデミー、ドレスデン音楽大学で学んだスロヴァキアのピアニスト。2008年ヨーロッパ・ヤマハ音楽財団より第1位表彰。





PLECTRA



PL 21403
\2200→\1990
ジェミニアーニの弟子でアーンの師匠、フェスティング
 マイケル・クリスチャン・フェスティング(1705-1752):ヴァイオリン・ソナタ集
  ニ短調 Op.1 No.8/ト長調 Op.8 No.1/ハ短調 Op.1 No.2
  変ロ長調 Op.1 No.7/ト短調 Op.7 No.6/ト長調 Op.1 No.9

ブランディワイン・バロック
 マーティン・デイヴィス(ヴァイオリン)
 使用楽器:Ferdinando Alberti, Milano, 1750
 ジョン・マーク・ローゼンダール(チェロ)
 使用楽器:Barak Norman, London, 1708
 カレン・フリント(チェンバロ)
 使用楽器:Jacobus & Abraham Kirkman, London, 1779

録音:データ記載なし
 マイケル・クリスチャン・フェスティングはロンドンに生まれフランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762)に師事したヴァイオリン奏者・作曲家。
 4歳半年下のトマス・アーン(1710-1778)の師でもあります。自身のヴィルトゥオジティを生かしたヴァイオリンのための作品で最も知られ、その作風からはバロックからギャラント様式への変遷を聴き取ることができます。
 ブランディワイン・バロックのコンサートマスターを務めるマーティン・デイヴィスはインディアナ大学でスタンリー・リッチーに師事。アメリカ合衆国のいくつものピリオド楽器演奏団体に参加しています。





PNEUMA



PN 1480
\2600→\2390
音楽と歌 中世におけるグレゴリオ聖歌の教授
  Musicorum et cantorum (Modo VIII)
 旋法の教授
  Incipit formulas (Modo I) / Primus et sextus (Modos I-II-III-IV-V-VI-VII-VIII)
  Pater in Filio - Gloria Individuae - Pater in Filio
  Primi toni melodiam (Modos I-II-III-IV-V-VI-VII-VIII)
  Primus tonus sic incipit (Modos I-II-III-IV-V-VI-VII-VIII)
  Sic incipitur (tonos irregulares). (Modos II-IV-C-D-E-Peregrino-Sine A/)
 入祭の詩篇の終止
  Primus ut Exsurge (Modos I-II-III-IV-V-VI-VII-VIII)
 ギリシャの術語との結合
  Protus finit in lycanos - Plagis Proti - Deuterus finit - Plagis Deuteri -
  Tritus finit - Plagis Triti - Tetrardus finit - Plagis Tetrardi
 間の習得
  Laudans canto Deo meo (Modos I-II-III-IV-V-VI-VII-VIII)
  Sex sunt consonantie (Modo I)
 階名唱法
  Ut queant laxis (第1節) (Modo I)
 譜読みの習得
  Qui celeriter et proficue (Modo I)
 変形の習得
  Hac puer arte (Modo I) / Quae quibus appropries (Modo III)
  Reddit versutas (Modo I) / Gutturis arterias (Modo V)
 正格旋法と変格旋法の特徴
  Perpendas etiam (Modos I / II)
 旋法の響き
  Hic tonus a protho (Modo I) / Plagalis tonus iste (Modo II)
  Deuterus auctentum (Modo III)
 模範的アンティフォナ
  Primum querite regnum Dei, etc.
スコラ・アンティクア
フアン・カルロス・アセンシオ(指揮)
録音:2013年2月22-24日、ヘロニモ・デ・サンタ・マリア・デル・パラル修道院、セゴビア、スペイン
  


PN 1490
\2600→\2390
ローマのカンティガ
 アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:「聖母マリアのカンティガ集」から
  第309番「雪の聖母マリア」/第5番「ローマの皇帝」
  第272番「サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラノ教会の聖母像」
  第17番「ローマの聖母」」/第306番「ローマの異教徒
ムシカ・アンティグア
 セサル・カラソ(歌、コーラス、ビオラ)
 ルイス・アントニオ・ムニョス(歌、コーラス、フィドゥラ)
 フリエタ・ビニャス(歌、コーラス)
 ディアナ・レアル(ハープ、コーラス)
 エドゥアルド・パニアグア(プサルテリウム、水音、コーラス)
 フーゴ・ヴェステルダール(シタラ、コーラス)
 ヤヌス・パパイオアヌ(リュート、トゥンブル、ブズーキ)
 フェリペ・サンチェス(シトラ、ビウエラ・デ・ペニョラ)
 ワフィル・シェイク=エルディン(アラブ・リュート、ギンブリ)
 ハイメ・ムニョス(シャリュモー、フラウト・ドブレ、バグパイプ)
 アルフォンソ・トマス、アレハンドロ・レオン(笛)
 アルバロ・アルトゥロ(鐘)
 ダビド・マヨラル(ダルブッカ、ザルブ、パンデロ)
エドゥアルド・パニアグア(ディレクター)

録音:2014年7-10月、マドリード

  

PN 1470
\2600
カラオラ アラブ=アンダルシアの音楽
  Con la Distancia, Basit R-Rasd. Andalusi
  La Fuerza que Tengo. Mchalia. Maluf de Tunez [PN 050]
  Maqam Hedyaz / Mosaddar Ya Muslimin. Nawba Iraq, Libia [MA Recordings, M 26A]
  Mosader Asbasayn. Maluf Libia
  Plegaria de las Estrellas. Maqam Hidyaz [PN 750]
  La Mora de Borja. Cantigua 167 Alfonso X El Sabio
  Escala de Pleyades. Darch Mashriqi y Hidyaz [PN 690]
  El Dia Se Consuma. Modo al Maya
  Qultu Ya Asiyya y Shamsu L-ashi, Quddam al Maya [PN 1160]
  Se Pone el Sol. Shamsu L-ashi Quddam Al Maya
  Despliega Tu Estandarte. Ya l-wala', In kan wisalak, btayhi Rasd D-Dayl
  Pasion y Ausencia. Modo S-Sika
  Pasion y Lagrimas. Modo Hidyaz Kabir
  Nana de Alarcos [PN 950]
  Peregrinacion. Hidyaz Mashriqi
  Respiracion Azorada. Basit Masriqi [PN 690]
  Bugya Nuba. Al-Hiyaz Al-Mashriqi [PN 150]
  Twishya 7 Al-Hiyaz Al-Mashriqui [PN 150]
  Quien Amo Me Sirvio Vino. Saqani man hawit jamra. Btayhi raml l-maya [PN 620]

エドゥアルド・パニアグア 
他、さまざまな演奏者

既発売音源(上記 [規格品番])と未発売音源の混合ですがフルプライスです。ご注意ください。




VANITAS


VA 06
\2700
ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):
 コンセールによるクラヴサン曲集(1741)
ラ・レベレンシア
 パベル・アルミカル(ヴァイオリン)
 ホセ・フェルナンデス・ベラ(フラウト・トラヴェルソ)
 サラ・ルイス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 アンドレス・アルベルト・ゴメス(チェンバロ、ディレクター)

録音:2014年5月、ベレン小聖堂、リエトル、アルバセテ県、スペイン

スペインの気鋭のピリオド楽器アンサンブル、ラ・レベレンシアによるフランス・バロック・レパートリー初録音。スペインの陽光の下に引っ張り出されたラモーとも称すべき、ノリが良くメリハリの効いた演奏です。




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


チェコ放送ラジオサービス



CR 0711-2
\2500→\2290
オタカル・イェレミアーシュ 歴史的録音 1940年
 ドヴォルジャーク(1841-1904):
  スラヴ舞曲 第1集 Op.46 B.83(*)/スラヴ舞曲 第2集 Op.72 B.147(*)
  序曲「わが家」Op.62 B.125(+)
プラハ放送交響楽団(*)
プラハ交響楽団(+)
オタカル・イェレミアーシュ(指揮)

録音:1940年(*)/1939年(+)

 オタカル・イェレミアーシュはチェコの作曲家・指揮者。プラハ放送交響楽団、プラハ国民劇場等の指揮者を務めました。(+)はボーナス・トラック。

 


CR 0723-2
\2500→\2290
チェコ弦楽四重奏団 歴史的録音 1928-1929年
 スメタナ(1824-1884):弦楽四重奏曲第1番ホ短調/弦楽四重奏曲第2番ニ短調
 ヨセフ・スク(1874-1935):聖ヴァーツラフのコラールによる瞑想曲 Op.35a
 ドヴォルジャーク(1841-1904):
  弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.51 B.92 から 第2楽章
  弦楽四重奏曲第9番ニ短調 Op.34 B.75から 第2楽章
  弦楽四重奏曲第12番ヘ長調「アメリカ」Op.96 B.179 から 第3&4楽章
チェコ弦楽四重奏団
 カレル・ホフマン(第1ヴァイオリン) ヨセフ・スク(第2ヴァイオリン)
 イジー・ヘロルト(ヴィオラ) ラディスラフ・ゼレンカ(チェロ)
録音:1928-1929年、チェコ放送




HAENSSLER


SWR アーカイヴ復刻シリーズ ヒストリカル・レコーディングス

94 230
\1700→\1590
マルツィお得意のモーツァルトの協奏曲第3番&第4番
 
モーツァルト:
  (1)ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218(24’14”)
  (2)ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216(23’29”)
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
ハンス・ミュラー=クライ(指揮)
SWR シュトゥットガルト放送交響楽団
 正規初出音源。マルツィの凛凛しく高貴なアプローチ。お得意のモーツァルトの協奏曲第3番&第4番が登場!

 録音:(1)1956 年10 月4 日/ヴィラ・ベルク(セッション) (2)1962 年4 月12 月/シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ)/ADD、モノラル、47’51”

 大好評、ヘンスラーのSWR アーカイヴ復刻シリーズからマルツィの第2 弾が登場!収録曲は、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3 番と第4 番で、ハンス・ミュラー=クライ指揮、SWR シュトゥットガルト放送交響楽団との録音です。マルツィは今もなお屈指の人気を誇るヴァイオリニストの一人ですが、活動期間の短さもあいまって、残された録音は貴重と言え、この正規初出音源はマルツィ・ファン狂喜と言えます。いずれの録音もモノラルながら非常に良好な音質で、リマスタリングも万全です。
 ヴァイオリン協奏曲第4 番ニ長調 K.218 はマルツィが愛奏した作品の一つで、1952 年11 月にオイゲン・ヨッフム指揮、バイエルン放送交響楽団とのセッション録音がありますが、当音源は1956 年10 月に放送用にセッション録音されたものです。
 非常にふくよかな音色を奏でる演奏は一聴後に心打たれてしまうほど衝撃的で、マルツィ全盛期の演奏を堪能できます。一方、ヴァイオリン協奏曲第3 番ト長調 K.216 は、EMI との契約後の1954年6 月にヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮、フィルハーモニア管弦楽団とセッション録音した名盤をはじめ、1961 年11 月にウィレム・ヴァン・オッテルロー指揮、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団とのライヴ録音など複数の音源が残っておりますが、当録音は1962 年12 月4 日のシュトゥットガルトでのコンサート・ライヴです。このときの使用楽器は、マルツィの再婚相手ダニエル・シューディより贈られた1733 年製のカルロ・ベルゴンツィ「タリシオ」で、のびやかな美音を聴かせてくれます。
 マルツィは、その後のレコーディングにはすべてこの楽器を使用したと言われているので、一番のお気に入りの楽器での録音ということも注目と言えましょう。マルツィの第1 弾(メンデルスゾーン、ブラームスの協奏曲/ 94 226)と併せてお楽しみください。



 
94 229
\1700→\1590
ヘンリク・シェリング
 ナルディーニ、ヴュータンの貴重音源と十八番、ラヴェル、シューマン

 (1)ナルディーニ:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調(シェリングによる改訂版)
  (11’06”)
 (2)ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ短調 Op.31(25 11”)
 (3)ラヴェル:ツィガーヌ(9’38”)
 (4)シューマン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調(29’16”)
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
ハンス・ロスバウト(指揮)
南西ドイツ放送交響楽団
 (現:バーデン=バーデン&
  フライブルクSWR 放送交響楽団)
 硬派シェリングが熱演!!ナルディーニ、ヴュータンの貴重音源と十八番、ラヴェル、シューマン。人生の転機をむかえたシェリング30代の輝かしい演奏

 録音:(1)(2)1955 年1 月9 日(ライヴ)、(3)1957 年3 月9 日(セッション)、(4)1957 年3 月8 日(セッション)/バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ/ADD、モノラル、75’49”

 ヘンスラーのSWR アーカイヴ復刻シリーズからシェリングが登場!
 収録曲は、ナルディーニのヴァイオリン協奏曲 ホ短調、ヴュータンのヴァイオリン協奏曲第4 番、ラヴェルのツィガーヌ、そしてシューマンのヴァイオリン協奏曲で、ハンス・ロスバウト指揮、南西ドイツ放送交響楽団との放送用ライヴおよびセッション録音です。
 ヘンリク・シェリング(1918-1988)は1954 年にアルトゥール・ルービンシュタインにその才能を高く評価され、ルービンシュタインの強い働きかけにより国際的な演奏活動をおこなう道が開けることになりました。当ディスクはまさに人生の転機をむかえた1955 年と1957 年の録音で、シェリング30 代の最も輝かしい記録と言えましょう。
 ナルディーニとヴュータンは1955 年1 月にライヴ収録されました。ナルディーニ(1722-93)はタルティーニに学び、その直系を継ぐヴァイオリニストとして活躍し、シュトゥットガルトの宮廷楽団のコンサートマスター、フィレンツェのトスカナ大公の宮廷楽長を歴任した人物で、ヴァイオリンのための協奏曲やソナタを作曲しました。ヴァイオリンの美しさを追求したメロディアスな作品が多く20 世紀の巨匠たちの多くが演奏し、なかでもシェリングは愛奏しておりましたが、録音は非常に珍しく貴重と言えます。ここに収録されたヴァイオリン協奏曲 ホ短調はナルディーニの代表作でここではシェリングによる改訂版で演奏されております。また、ヴュータンも超絶技巧を物ともせずに音楽に没入できる快演です。
 そして、ラヴェルとシューマンは1957 年3 月の放送用セッション録音です。両曲はシェリングが特に愛奏した作品で録音も複数ございますが、当録音はシェリングの全盛期1950 年代の最も瑞々しい演奏と言えましょう。なお、アーカイヴのマスター・テープはいずれも状態も良く、モノラルながら聴きやすい音質です。
 
94 228
\1700→\1590
ラサール弦楽四重奏団、気迫に満ちた放送用セッション!
 (1)ハイドン:弦楽四重奏曲第70番 ニ長調 Op.71-2(14’50”)
 (2)ブラームス:弦楽四重奏曲第3番 変ロ長調 Op.67(32’53”)
 (3)ツェムリンスキー:弦楽四重奏曲第3番 Op.19(20’41”)
ラサール弦楽四重奏団
 【ヴァルター・レヴィン(第1ヴァイオリン)、
  ヘンリー・メイヤー(第2ヴァイオリン)、
  ピーター・カムニツァー(ヴィオラ)、
  ジャック・キルステイン(チェロ)】
 アンサンブルの神、ラサール弦楽四重奏団、気迫に満ちた放送用セッション!ハイドン、ブラームス、ツェムリンスキー

 セッション録音:(1)1968 年12 月14 日(モノラル)、(2)1977 年6 月11 日(ステレオ)、(3)1965 年3 月24 日(ステレオ)/バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ/ADD、(1)モノラル、(2)(3)ステレオ、68’49”

 ヘンスラーのSWR アーカイヴ復刻シリーズの弦楽四重奏団の最新盤はラサール弦楽四重奏団で、ハイドンの弦楽四重奏曲第70 番、ブラームスの弦楽四重奏曲第3 番 、そしてツェムリンスキーの弦楽四重奏曲第3 番が収録されております。ラサール弦楽四重奏団は、1946 年にヴァイオリンのヴァルター・レヴィンによって結成され、寄贈されたアマティの楽器を用いて演奏してきました。
 当ディスクには古典派のハイドン、ロマン派のブラームス、そして、当団がDG から全集をリリースしたツェムリンスキーと彼らの主要なレパートリーが収められております。“アンサンブルの神” とも言える一糸乱れぬ演奏には定評がありますが、当放送用セッション録音では彼らの気迫に満ちた演奏を楽しむことができます。アーカイヴのマスター・テープはいずれも状態も良く、リマスタリングも万全です。


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ELECTRECORD



ERT 1027
\2300→\2090
幻の名盤発見!ルーマニアのカラヤン&VPO
 「カラヤン&ウィーン・フィル1964年ブカレスト・ライヴ」
  (1)モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
  (2)ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op..68
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 カラヤン&ウィーン・フィルの1964 年ルーマニア・ライヴ!ブラームス:交響曲第1番&モーツァルト:第40 番

 録音:1964 年9 月15 日、ジョルジュ・エネスコ国際音楽祭、パラス・オードトゥリアム、ブカレスト・ライヴ、モノラル(サウンド・マスタリング:WEITBLICK)
 演奏タイミング:(1)[6:12][7:57][4:21][4:41] (2)[13:24][9:10][4:48][17:08]

 カラヤン&ウィーン・フィルがエネスコ音楽祭に参加した際のライヴ。ルーマニア国内では、音楽祭記念盤としてごく少量のLPが発売されましたが、世界的にはほとんど出回らず、正に幻の一枚でした。マスターテープは良好に保管され、ついに発売に至りました。
 フルトヴェングラー没後10 年。本格的に楽壇の帝王として君臨したカラヤンが、まだまだローカルな音色が残っているウィーン・フィルと遺したライヴ。なるほど、ホルン、オーボエの音色は今と全く違う伝説のサウンドです。コンサートマスターは恐らくボスコフスキーでしょう。
 ブラ1の第2 楽章はしたたるような美音です。カラヤンも唸り声を随所であげ、足を踏み鳴らし、オーケストラを煽ります。演奏様式はトスカニーニ、セルと直結する厳格で無駄のないもので、立派の一言です。
 モノラルですが分離はよく、非常に明瞭です。
 ※CD 日本プレス。英語、日本語によるライナーノート付。



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東武レコーディングズ
東京芸術劇場アーカイヴシリーズ始動!!

 丹念な調査によって、ついに東京芸術劇場が保管していた記録録音を発見。開館25 周年を記念し、順次CD化してまいります。国内では若いホールですから、全てデジタル録音!
 そのクリアなホールトーンは録音にも入りやすいと以前から指摘されておりました。第1 弾はスヴェトラーノフとアニー・フィッシャー!
TBRCD 0025
\2100+税
→\2090(税込み)
スヴェトラーノフ&ロシア国立響
 1995年東京芸劇ライヴ
  「火の鳥」1945年版とショスタコ5番!

  (1)ストラヴィンスキー:「火の鳥」組曲(1945年版)
  (2)ショスタコーヴィチ:交響曲第5番「革命」
エフゲニ・スヴェトラーノフ(指揮)
ロシア国立交響楽団

 「火の鳥」

  「カスチェイ」のまるでギロチンでぶった切られるような凄み・・・。
  終盤のこれはいったい何の大交響曲かというような壮絶な盛り上がり・・・
  これがスヴェトラーノフ。


 東京芸術劇場アーカイヴシリーズ始動!!全てデジタル録音!スヴェトラーノフ+ロシア国立響、ヴァイオリン両翼型古典、配置による「火の鳥」1945年版とショスタコ5番!
 
 録音:1995 年5 月19 日東京芸術劇場ライヴ・デジタル録音(サウンド・マスタリング:WEITBLICK)
 演奏タイミング:(1)[3:04][1:47][0:26][2:40][1:00][4:54][4:43][2:59][3:58] (2)[15:48][5:20][13:29][11:17]

 巨匠スヴェトラーノフのショスタコ5番は一体何枚目になるのでしょうか?しかしながら、スヴェトラーノフ本来のオーケストラ配置であるヴァイオリン両翼の古典配置の演奏となると意外や少なく、音質も優れません。
 ここに登場の東京芸術劇場ライヴは音質も最高で、今では聞けなくなったロシア国立響の独特の音色が見事に収録されております。
 まだまだ巨匠が元気だったころなので、強引とも思えるオーケストラ・ドライヴの凄み、乱暴なだけでない緻密な歌い方、リズム感の見事さも堪能できる仕上がりです。「火の鳥」も意外や良好な音質に恵まれない楽曲なので必聴です。
  
TBRCD 0026/27
(2CD)
\4200+税
→\4190(税込み)
「アニー・フィッシャー・ピアノ・リサイタル1991」
 (1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第10番ホ長調Op.14-2
 (2)シューマン:幻想曲Op.17
 (3)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」
 (4)シューマン:幻想小曲集Op.12
アニー・フィッシャー(ピアノ)
 録音:1991 年6 月7 日、東京芸術劇場ライヴ・デジタル録音(サウンド・マスタリング:WEITBLICK)
 演奏タイミング:(1)[6:55][4:53][3:52]  (2)[9:51][9:39][10:02] (3)[6:06][2:11][7:32]  (4)[3:27][2:57][2:23][3:12][3:43][2:29][2:21][5:00]

 ハンガリー出身の名女流アニー・フィッシャー(1914〜1995)は、録音に懐疑的であったためかライヴ録音は数少なく貴重です。フィッシャーは、高齢をおして、度々日本を訪れてくれました。当ライヴも音質に恵まれていることが有難く、晩年の至芸を堪能できます。
 ベートーヴェンは、フィッシャーの中核をなすレパートリーで、虚飾のない真実味が胸に迫ります。シューマンも十八番で詩情豊かな名演。幻想小曲集では情熱的という以上の逆上的な、激しさと熱っぽさを伴っており鬼気迫る演奏となっております。



<映像>


C MAJOR(映像)



72 9004
(Blu-ray)
\5800→\5390
ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデン
 リヒャルト・シュトラウス・ガラ

 リヒャルト・シュトラウス:
  《ばらの騎士》Op.59〜ワルツ第1番、
  《エレクトラ》Op.58〜
   エレクトラのモノローグ「ひとりだ! たったひとりだ!」
  《火の危機》Op.50〜愛の場面
  《サロメ》Op.54〜
   フィナーレ「あなたは私に接吻をさせてくれなかった、ヨカナーン」
  《ばらの騎士》Op.59〜ワルツ第2番
  《アラベラ》Op.79〜第1幕フィナーレ「私のエレメール!」
  《インテルメッツォ》Op.72〜4つの交響的間奏曲より第2曲「暖炉で夢見る」
  《エジプトのヘレナ》Op.75〜
   第2幕ヘレナのアリア「第2の花嫁の夜! 魔法の夜」
  《無口な女》Op.80〜序曲「ポプリ」
  《ダフネ》Op.82〜
   フィナーレとダフネの変容「私は行く…月の光の音楽…アポロ!お兄様!」
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン
クリスティーヌ・ゲルク(ソプラノ)
アニヤ・ハルテロス(ソプラノ)
カミッラ・ニールンド(ソプラノ)


72 8908
(2DVD)
\5200→\4790
 生誕150周年記念ガラ・コンサート。R.シュトラウスとドレスデンの関係を改めて感じる映像ティーレマンが語るR. シュトラウスも必見!

 収録:2014 年6 月11 日ゼンパーオーパー、ドレスデン
 映像監督:ミヒャエル・ベイヤー
 (Blu-ray)画面:16:9 HD、音声:DTS-HD MA5.1、PCM ステレオ、字幕/本編:英仏西中韓日(原語:独)、ドキュメンタリー:英韓日(原語:独)、100分(本編)+46分(ドキュメンタリー)
 (2DVD)画面:16:9 NTSC、音声:DTS-HD 5.1、PCM ステレオ、字幕/本編:英仏西中韓日(原語:独)、ドキュメンタリー:英韓日(原語:独)、100分(本編)+46分(ドキュメンタリー)

 R・シュトラウスゆかりのドレスデンで、2014 年6 月11 日、クリスティアン・ティーレマンとシュターツカペレ・ドレスデンが150 回目の誕生日を祝ったガラ・コンサート。
 コンサートにはクリスティーヌ・ゲルク、アニヤ・ハルテロス、カミッラ・ニールンドの3 人のR. シュトラウスを得意とする名ソプラノが登場。ご存知の通りR・シュトラウスとシュターツカペレ・ドレスデンは深い関係にあります。道徳上の理由でベルリンでの上演が許可されなかったオペラ「火の危機(火の消えた街)」は、ドレスデンで成功を収め、さらに続くオスカー・ワイルドの戯曲「サロメ」をドレスデンで初演し大成功を収めると、「エレクトラ」「ばらの騎士」と続々とドレスデン初演を行い、名声を得ます。その結果R・シュトラウスのオペラ15 作品中9 作品がドレスデンで初演されています。そうした伝統を踏まえてこのコンサートで取り上げられているオペラの作品は、すべてドレスデンで初演されたもので統一されています。
 今やR. シュトラウスを指揮すれば右に出るものがいないティーレマン。総譜を隅々までクリアに聴かせ、ドレスデンから重厚で緻密な響きを引き出しています。
 さらにこの映像には、ティーレマンが語るR. シュトラウス「マイ・シュトラウス」というドキュメンタリー映像が収録されています。ベルリンで育ったティーレマンはカラヤン&ベルリン・フィルのR. シュトラウスの演奏をよく聴いていたと言います。さらにドレスデンで所有している初演された9 つのオペラの自筆譜にも話題は触れており、そのスコアには、エルンスト・フォン・シューフ、フリッツ・ブッシュ、カール・ベーム、オトマール・スウィトナーら歴代の指揮者たちの書き込みがあり、それを丹念に勉強していることも明かしています。リハーサル映像も盛り込まれており、様々な角度からティーレマンのR. シュトラウス像を見ることができます。




HUDOBNE CENTRUM (MUSIC CENTER SLOVAKIA)(映像)


HC 10023
(DVD PAL)
\2500
〔旧譜〕
エウゲン・スホニュ(1908-1993)、その時代と文化
 音楽との出会いと最初の作品群/
 バラッド風組曲と詩篇/カトレナとその時代
  「暗闇」の時代−1950年代/1960年代から1980年代
 スホニュ、教師として、組織者として/
 後書き:エウゲン・スホニュの作品の受容
エウゲン・スホニュ、
ナジャ・フルチコヴァー、
ヴラジミール・ボケス、
フェルジナント・クリンダ、
ダニカ・スホニョヴァー=シュチリホヴァー、他(出演)

制作・発売:2008年 言語:スロヴァキア語
 20世紀スロヴァキアを代表する作曲家スホニュの生誕100年を記念するドキュメンタリー。
 再生にはPAL方式対応のプレーヤーが必要です。パソコンでの再生も保証いたしません。ご注意ください。(代理店より)














1/22(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

AUDITE

AU 92683
(SACD HYBRID)
\2600
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 Vol.4
 (1)弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調 0p.18-1
 (2)弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調 Op.131
クレモナ四重奏団
 【クリスティアーノ・グアルコ
   (第1 ヴァイオリン;ニコロ・アマティ(1640)、
  パオロ・アンドレオーニ
   (第2 ヴァイオリン;アントニオ・テストーレ(1750)、
  シモーネ・グラマーリャ
   (ヴィオラ;アンサルド ・ ポッジ(1952)、
  ジョヴァンニ・スカリオーネ
   (チェロ;マリノ・カピッチオーニ(1974))】
 優秀録音。美音!イタリアの新生クレモナ四重奏団によるベートーヴェン第4 弾は第1 番と第14番!

 セッション録音:2014 年3 月12-15 日/ポイリーノ(イタリア)/78’39”、ディジパック仕様

 今やイタリアを代表するクァルテット、クレモナ四重奏団。当団がaudite レーベルからリリースを続けているベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集の第4 集が早くも登場!今回は弦楽四重奏曲第1 番そして、名曲の弦楽四重奏曲第14 番が収録されました。
 イタリア四重奏団のファルーリ、アルバン・ベルク四重奏団のバイエルレの両氏に師事した2000 年結成のクレモナ四重奏団は、イタリアの伝統受け継ぐ若手実力派で世界が注目しています。イタリアらしい明るく非常にクリアな発音が魅力の一つで、個々の音色が見事に溶け合った驚くべきアンサンブルを聴かせてくれます。
 パッセージによっては若手らしい気迫に溢れ、また非常にスタイリッシュにまとめあげますが、なんといっても抜群の音程感と優美な音色は現代最高の呼び声高い四重奏団と言えましょう。
 なお、当全集では曲に合わせて使用楽器を変えているところにも注目で、音色の違いを楽しむこともでき、現代の楽器も歴史的な楽器と同様に素晴らしいことを証明するかのような魂のこもった演奏を聴くことができます。
 今後のリリースにも注目です!







BIS



BIS SA 1850
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ネゼ=セガン&ロッテルダム・フィル
 歌心、色彩感に富んだ極上のラヴェル!

  ラヴェル:
   (1)ダフニスとクロエ(全3部)
   (2)亡き王女のためのパヴァーヌ
ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
 ネゼ=セガン&ロッテルダム・フィル第3弾は歌心、色彩感に富んだ極上のラヴェル!!

 セッション録音:(1)2012 年6 月、(2)2014 年3 月/デーレン・ホール(ロッテルダム)/5.0 Surround sound、63’ 27”

 近年、目覚ましい活躍の指揮者ネゼ=セガン。BISレーベルからリリースを続けているロッテルダム・フィルとの第3 弾は待ちに待ったラヴェルで、収録曲は「ダフニスとクロエ」と「亡き王女のためのパヴァーヌ」です。
 精妙な音色をオーケストラから引き出す天才ネゼ=セガンのラヴェルは天下一品!極めて自然なテンポで活気と躍動感に満ちているネゼ=セガンのダフニスとクロエは、流石!!とうならせるタクトと言え、ロッテルダム・フィルの音楽監督としての実力を存分に発揮した名演です。
 一方、カップリングの亡き王女はこの上なく美しい響きを追求し、ネゼ=セガンの繊細な一面を垣間見ることができます。
 


BIS SA 2102
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
「花々〜キャロリン・サンプソン」
 【“バラ” にまつわる作品】
  (1)パーセル:ばらの花よりも甘く/
  シューマン:(2)私のばら Op.90-2、(3)ばらよ、ばらよ! Op.89-6 /
  (4)クィルター:ダマスクのばら/
  (5)ブリテン:ナイチンゲールとばら/(6)グノー:ばらの咲くころ/
  (7)フォーレ:イスパハーンのばら Op.39-4
 【R.シュトラウスの“花” にまつわる作品】
  R.シュトラウス:(8)ばらの花環 Op.36-1、(9)乙女の花 Op.22
 【“植物” にまつわる作品】
  シューベルト:
   (10)花の言葉 Op.173-5 D.519、(11)森で Op.56-3 D.738 /
  シューマン:
   (12)ジャスミンの木、(13)献身の花 Op.83-2、(14)松雪草 Op.79-26
 【フランス人作曲家による“花” にまつわる作品】
  (15)プーランク:花 FP.101-6 /
  フォーレ:(16)蝶と花、(17)捨てられた花 Op.39-2 /
  (18)アーン:贈り物/(19)ドビュッシー:花 L.90-3/
  (20)ブーランジェ:去年咲いていたリラ の花は/
  (21)シャブリエ:ありったけの花
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
ジョセフ・ミドルトン(ピアノ;Steinway&Sons D)
 香り高きサンプソンの美声バラ、花、植物にまつわる美しき歌曲集!

 セッション録音:2014 年2 月/ポットン・ホール、サフォーク州(イギリス)/5.0 Surround sound、68’ 50”

 バッハ・コレギウム・ジャパンのソリストとしてもおなじみの「名花」サンプソンが、バラ、花、植物にまつわる美しき歌曲を収録しました。著名な作曲家の多くはこれらの作品を残しておりますが、当ディスクでは“バラ” にまつわる作品を筆頭に“植物” にまつわる作品、そして、フランス人作曲家による“花” にまつわる作品で構成しました。美しい世界をサンプソンが歌い上げます。
 キャロリン・サンプソンは「完璧なコロラトゥーラ技術と豊かにのびる輝かしい声」と評され、世界の聴衆を魅了し続けています。バロック・古典派の歌曲からオペラまで幅広いレパートリーを持っており、特にバッハ・コレギウム・ジャパンの結婚カンタータ&コーヒーカンタータ集はサンプソンの代表盤のひとつで、澄み切ったその歌唱は官能的で、聴くものを魅了してやまないと評価されています。サンプソンの美声をご堪能ください。




何度でもご紹介します
パーセル歌曲集
キャロリン・サンプソン
BIS SA 1536 (SACD Hybrid)\2700→\2490


 パーセルの歌曲集なんて珍しいな、と思って聴き始めたこのアルバム・・・。そうしたらソプラノのキャロリン・サンプソンにハートを射抜かれた。
 もともと店主はバトルやコトルバシュといった「小鳥系(勝手に名づけてる)」ソプラノが好き。いつもは爽やかな青空を健やかに朗らかに飛びまわっているんだけど、雨雲や大きい鳥が出てきたらすぐに木の葉の間に隠れてしまうような。
 このキャロリン・サンプソン。その二人とはちょっと違うかもしれないが、その声の美しさは二人に勝る。
 鈴木雅明&BCJのシリーズでおなじみの人だったのだが、これまで情けない話だがあまり注目していなかった。それがここでこんなパーセルを聴かせてくれるとは・・・。
 歌になんというか、優しさとか真心とか、そういったものを感じるのである。しかも朗らかで素直で優雅な透明感!・・・安心してずっとその世界に浸りたくなる。
 まわりをかためる古楽器演奏陣もうまい。でしゃばりすぎてサンプソンの歌を殺すようなことをせず、しかしところどころで自由に歌って場を盛り上げる。
 心温まる素敵なアルバムだった。

Victorious Love - Songs by Henry Purcell
BIS SA 1536
(SACD Hybrid)
\2700→\2490
パーセル歌曲集
 薔薇より甘く/運命の時が/アミンタスが初めて唇を求めてきた時
 悲嘆/彼らはあなたの偉大な力を語ってくれた
 男は女のために作られ/静寂な闇より/束の間の音楽
 今や闇は払われ/音楽が愛の糧であるならば
 この上なく幸せな恋人たち/内気なテムズ河
 恋の病から自由になろうと/おお、美しいチェダリアよ
 こよなく美しい島/おお孤独よ
 もし恋が甘い情熱なら/聖処女の戒め/夕べの賛歌
キャロリン・サンプソン(Sop)、
ローレンス・カミングス (Cem, Spinet)、
エリザベス・ケニー (アーチリュート、テオルボ)、
アンヌ=マリー・ラスラ(バスヴィオール)、
サラ・セクストン、アンドレア・モリス (Vn)、
ジェーン・ロジャース (Va)
SACDハイブリッド盤。BCJのカンタータ・シリーズでもおなじみのイギリスのソプラノ、キャロリン・サンプソン。彼女の最新盤はお国物のパーセル。それも「薔薇より甘く」など名作をはじめとする歌曲を19曲も収録した嬉しいアルバム。サンプソンの極めて軽やかで天使のような声質はパーセルのピュアな世界にピッタリ。世にも美しい音空間が実現した。



 


BIS SA 2064
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ブラウティハムによるモーツァルトピアノ協奏曲全曲シリーズ第8集
 モーツァルト:
  (1)ピアノ協奏曲第16番ニ長調KV.451(カデンツァ;モーツァルト)
  (2)ピアノ協奏曲第15番変ロ長調KV.450(カデンツァ;モーツァルト)
  (3)ピアノと管弦楽のためのロンド ニ長調 KV.382
   (カデンツァ;モーツァルト)
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指揮)
ケルン・アカデミー
 フォルテピアノ界の鬼才ブラウティハムによるモーツァルト第8 弾は「大協奏曲」第15、16番を収録!

 セッション録音:2013 年12 月/ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール(ケルン)/5.0 Surround sound、53’ 43”

 好評を博している世界的フォルテピアノ奏者、ロナルド・ブラウティハムによるモーツァルトのピアノ協奏曲全曲録音シリーズの第8 弾はピアノ協奏曲第16 番ニ長調KV.451、ピアノ協奏曲第15 番変ロ長調KV.450 そして、ピアノと管弦楽のためのロンド ニ長調 KV.382 です。今回もブラウティハムらしい快活で明瞭なタッチで明るいモーツァルトを聴かせてくれます。
 楽器はアントン・ワルター(1752-1826)製作のレプリカで2011 年ポール・マクナルティ製作によるフォルテピアノを使用しております。
 マクナルティ製作の楽器を使用して演奏・録音していることについてブラウティハムは「マクナルティは古い楽器を研究して、それを新しく作り出してくれるという点だけでなく、彼の製作したレプリカを演奏していると、演奏解釈の面でもなんか新しいインスピレーションを得ることができる」と語っており、ブラウティハムがイメージする最善の状態の楽器を使用することで、ごく自然な雰囲気を作り出していることがわかります。
 

BIS SA 2093
(SACD HYBRID)
\2700
色彩的で洗練された音楽
 フィンランドが生んだファーゲルルンドによる美しい世界

  セバスチャン・ファーゲルルンド(1972-):
   (1)ヴァイオリン協奏曲《光の中の闇》(2012)
   (2)「点火する」(2010)
ハンヌ・リントゥ(指揮)
フィンランド放送交響楽団
(1)ペッカ・クーシスト(ヴァイオリン)
 セッション録音:(2)2013 年8 月、(1)2013 年12 月/ヘルシンキ・ミュージックセンター(フィンランド)/5.0 Surround sound、56’ 56”

 1972 年フィンランド生まれのセバスチャン・ファーゲルルンドは、21 世紀の世界にどう『存在』するかを管弦楽作品によって探る、精神的ポスト=モダニズム作曲家のひとりです。豊かな音と速い動き、多面的でありながらもモダニズムの激烈さは嫌い、よく響く、色彩的で洗練された音と、明快でエネルギッシュなリズムといったことが、彼の音楽の主要な要素として挙げられています。BIS レーベルによるファーゲルルンドの作品集は、クラリネット協奏曲、パルティータ、管弦楽のための《島》を収めた(BIS SA 1707)、オペラ《デーベルン》(BIS SA 1780)に続く第3 作目となります。
 2012 年のヴァイオリン協奏曲《光の中の闇》は、ペッカ・クーシストのためにタンペレ・フィルハーモニック管弦楽団がファーゲルルンドに委嘱した作品です。
 テューバ、バスクラリネット、ティンパニの「鼓動」を使った管弦楽の「漆黒の動き」に始まり、ソリストが「情熱的に」即興することを許されるカデンツァで閉じる第1 楽章〈エネルジコ(エネルギッシュに)〉。タルコフスキーの映画『惑星ソラリス』をイメージ、「潜在意識下の存在(未知なる理性的存在)」を探る第2 楽章〈レント・インテンソ(激しくゆるやかに)〉。「研磨するように耳障りな」主題を弾くソリストとオーケストラの楽器群を幅広い配置に対比させた第3 楽章〈ブルスカメンテ(荒々しく)〉。《光の中の闇》の副題は、村上春樹の「とらえにくい叙述スタイル」を指してつけられたといいます。
 2010 年作曲の《点火する》は管弦楽のための作品です。「らせん状に進む」構造がとられ、外側の〈プレスト、フリオーソ(きわめて速く、熱狂的に)と〈エネルジコ、モルト・リトミコ(エネルギッシュ、きわめてリズミカルに)の2 つの楽章から始まり、中央の〈レント・ミステリオーソ、モルト・カルモ(神秘的にゆるやか、きわめて穏やかに)を通り、〈エサルタート(意気揚々と)〉でふたたび外に出る。バッカナーレのリズムも現れる「旋回」……「『ブレードランナー』牧歌」とでも言えそうなフィルム・ノワールのスタイルをもつSF 的印象主義……ダウランドの《悲しみよ、来れ》を想わせるメランコリー……渦は広がり、音の聞こえない領域へ。4 つの楽章は「エスプレッシーヴォ」(2 曲)と「インテンソ」の3 つの〈間奏曲〉により結ばれ、ヴァイオリン協奏曲と同様、切れ目なく演奏されます。《点火する》はフィンランド放送の委嘱により作曲され、サカリ・オラモに献呈されました。
 


BIS SA 2120
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
チェロの貴公子・ブランテリド、情熱のグリーグ!!
 グリーグ:
  (1)チェロ・ソナタ イ短調 Op.36
  (2)間奏曲 イ短調 EG.115
  (3)アレグレット
   (ヴァイオリン・ソナタ第3番Op.45 より第2楽章。
    グリーグ自身による編曲)
  (4)アンダンテ・コン・モート EG.116
 (5)グレインジャー:スカンジナヴィア組曲(1902)
 (6)ニールセン:「頭を垂れよ、汝、花よ」 Op.21-4
アンドレアス・ブランテリド
 (チェロ;
  ストラディヴァリウス1707年製
   「ボニ・へーガル」)
クリスチャン・イーレ・ハドラン
 (ピアノ;Steinway&Sons D)
(4)ラース・ビャアンケーア(ヴァイオリン)
 セッション録音:2014 年3 月/ポットン・ホール、サフォーク州(イギリス)/5.0 Surround sound、66’ 33”

 チェロの貴公子ブランテリド、期待の新譜はハドランとの共演で、グリーグ、グレインジャー、ニールセンを収録しました。ブランテリドは1987 年スウェーデン人とデンマーク人の両親のもとに生まれ。父より手ほどきを受け14 歳のときコペンハーゲンでエルガーのチェロ協奏曲を王立デンマーク管弦楽団と演奏し協奏曲デビューし、この演奏会を機に演奏家としてのキャリアがはじまりました。
 室内楽にも力を入れ、若手ヴァイオリニストのヴィルデ・フラングとも度々共演し、アルバムもリリースしています。新時代を担う、情熱的なブランテリドの演奏に今後も注目と言えましょう。







HMF

HMC 905271
\2700→\2490
ますます充実、メルニコフ、
 イザベル・ファウストら豪華共演ゲストを迎えてのヒンデミットのソナタ集!!
Sonatas for…
 パウル・ヒンデミット(1895-1963):様々な楽器とピアノのためのソナタ集

  ・アルトホルンとピアノのためのソナタ(1943)
  ・チェロとピアノのためのソナタ(1948)
  ・トロンボーンとピアノのためのソナタ(1941)
  ・ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ホ調(1935)
  ・トランペットとピアノのためのソナタ(1939)
アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)
トゥーニス・ファン・デア・ズヴァ−ルト(アルトホルン)
アレクサンデル・ルーディン(チェロ)
ジェラール・コスト(トロンボーン)
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
イェルン・ベルヴァルツ(トランペット)
 
 録音:2013 年9、12 月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)/71’09
 ジャケット絵画:カジミール・マレーヴィチ「新しい人物のプロトタイプ」

 充実著しいメルニコフが、ヒンデミットの室内ソナタ作品を録音しました。
 自身楽器演奏に長けていたヒンデミットは、管弦楽を構成する様々な楽器とピアノのために30 のソナタを書きました。どの作品も、メロディと伴奏、というかたちではなく、対等な対位法で書かれた、両者に高度な技術と集中が要求されるものばかり。近年ますます雄弁になり、闊達さも冴えてきているメルニコフのピアノに全篇を通して耳が釘付けです。
 各楽器奏者に迎えたゲストも、イザベル・ファウストを始めとする豪華な顔ぶれ。注目の1 枚です。
 ヒンデミットを積極的に取り上げ録音したピアニストには、グレン・グールドがいます。対位法の父ともいえるバッハの作品をあれだけ弾き込み、録音も数多く残したグールドは、ヒンデミットのことを現代のすぐれたフーガ作曲家と賞賛していました。そんなグールドのヒンデミット演奏は、まるでバッハ作品を聴いているような感覚になることもあるものでした。
 このメルニコフの演奏は、線的で流れるような美しさに満ちています。特にヴァイオリン・ソナタ ホ調では、終始柔らかな表情。一方で、空威張りする軍人を模したトロンボーンとピアノのためのソナタは、迫力の和音が連続するピアノとソロ楽器が織りなす緊迫の世界を見事に構築ヒンデミットの魅力を様々に引き出しています。
 メルニコフは、ショスタコーヴィチの難物「24 のプレリュードとフーガ」op.87 の名録音をものしています。この作品は、ニコラーエワが演奏するバッハに強烈な印象を受けたショスタコーヴィチが作曲したもの。
 ショスタコーヴィチは、若いころから、バッハやベートーヴェン、ブラームスを熱心に研究しただけでなく、ヒンデミット作品も熱心に勉強していました。旧ソ連の音楽家にとって、ヒンデミットは西側の重要な作曲家の一人でした。ショスタコーヴィチや指揮者ムラヴィンスキー、さらにはピアニストのリヒテルら、ソ連の音楽家はヒンデミットを尊敬していました。
 ヒンデミットもショスタコーヴィチも、当時の社会状況による創作活動への大きな影響があったこと、また、ショスタコーヴィチの最後の作品(亡くなる五日前に完成)がヴィオラ・ソナタであり、ヴィオラはヒンデミットにとっても特別な楽器であり、彼の作品は現代のヴィオラ必須レパートリーとなっているなど、この二人の作曲家には不思議な共通点があります。
 グールドが現代の究極の対位法作品として我々に投げかけたのがヒンデミットであり、ショスタコーヴィチを究めたメルニコフもヒンデミットにたどりついた、というのはなんとも興味深いといえるでしょう。2013 年はヒンデミット没後50 年でF.P. ツィンマーマンや五嶋みどりらもヒンデミットを録音、話題となりました。ショスタコーヴィチ作品で、ニコラーエワをも超える気魄の演奏を聴かせたメルニコフ。グールドとはまた違ったアプローチの新時代のヒンデミットの登場です!







LSO LIVE



LSO 0789
(3SACD +
1Blu-ray audio)
\4800→\4390
セット登場!
 コリン・デイヴィス&LSO/ニールセン:交響曲全集

 ニールセン:
  ・交響曲第1番ト短調Op.7, FS.16(1891 − 92)
  ・交響曲第2番ロ短調op.16, FS.29「四つの気質」(1901 − 02)
  ・交響曲第3番ニ短調op.27, FS.60「ひろがりの交響曲」(1910 − 11)*
  ・交響曲第4番Op.29, FS.76「不滅」(1914 − 16)
  ・交響曲第5番Op.50, FS.97 (1920 − 22)
  ・交響曲第6番FS.116「素朴な交響曲(シンフォニア・センプリーチェ)」
    (1924 − 25)
ルーシー・ホール(ソプラノ)*
マーカス・ファーンズワース(バリトン)*
サー・コリン・デイヴィス(指揮)
ロンドン交響楽団
 超優秀録音。ピュア・オーディオ・ブルーレイつき!2015年のアニヴァーサリーに合わせてボックス化、コリン・デイヴィス&ロンドン響、ニールセンの交響曲全集

 録音:2011 年10 月2 & 4 日(第1 番)、2011 年12 月4 & 6 日(第2 番)、2011 年12 月11 & 13 日(第3 番)、2010 年5 月6 & 9 日(第4 番)、2009 年10 月1 & 4 日(第5 番)、2011 年5 月26 日& 6 月2 日(第6 番)/ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
 プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン/エンジニアリング、編集、ミキシング&マスタリング:Classic Sound Ltd
 [SACD : DSD 5.1 surround stereo / 2.0 stereo] [Pure Audio Blu-ray : 5.1 DTS-HD Master Audio (24bit/192kHz) / 2.0 LPCM (24bit/192kHz)]/DSD 5.1チャンネル、ステレオ、201’

 長年シベリウス演奏のエキスパートとして名を馳せたコリン・デイヴィスが、もっとも信頼を置くロンドン響を指揮して、シベリウスと等しく北欧有数の交響曲作家である「ニールセンの交響曲全集」を初めて完成させたのは、巨匠最晩年の2009 年から2011 年にかけてのことでした。
 2015 年のニールセン・アニヴァーサリーを迎えるにあたり、これをよりお求め易い価格でセット化。さらに、5.1 DTS-HD Master Audio24bit/192kHz と 2.0 LPCM 24bit/192kHz の音声を収録したピュア・オーディオ・ブルーレイ・ディスク(*)が付属するという、オーディオファイルには見逃せないポイントつきでのリリースとなります。
 演奏内容は、年輪を重ねてなおますます意気盛んなデイヴィスのもと、巨匠に心からの敬意と信頼を寄せるLSO の充実しきった音響がひときわ印象的なもので、ここでの功績によりデイヴィスは、デンマーク大使を通じて由緒あるダネブロー・コマンダー勲章(Commander of the Order of the Dannebrog)を叙勲されています。
 なお、装丁はカートン・スリーヴ入りのディジ・ボックス仕様を予定しております。(※ ご自宅のホームネットワークを使用してブルーレイディスク内のWAV、MP3 ファイルを直接対応機器にダウンロードできます。ご自宅のネットワークの設定環境により操作方法等が異なる場合がございます)

 【演奏のレビューから】
 「ニールセンの音楽は、LSO のために書かれたとおもっていいかもしれません。つまり、オーケストラの強靭なサウンドと自由な精神のテンペラメントは、このシンフォニーにおける名手の要求と本能的なダイナミズムとに適っているからです。デイヴィスもまた、ベートーヴェン流の対立の構図をニールセンの音楽に見出しています。
 デイヴィスは、シンフォニーのタイトル、“滅ぼし得ざるもの” に値するヴァイタリティで、作品を指揮しました」( フィナンシャル・タイムズ)「(交響曲第5 番は)ほとんど聞き取れないものから非常に大きな音まであらゆるダイナミックレンジを示し、広範囲にわたる音色を提示します。オーケストラの各セクションには見せ場が用意されていますが、けれども第1 楽章を通してずっと絶え間なく続くスネアドラム・ソロ( ニール・パーシーが勇気と賞賛に値する技術で示した) と、同じく終結部での美しいカデンツァ風のクラリネット・ソロ( アンドルー・マリナーによってみごとに奏でられた) とはおそらくもっとも忘れられない瞬間です。
 サー・コリン・デイヴィスは、このうえなく献身的な取り組みと興奮のパフォーマンスという点で秀でていました。」( ミュージカルクリティシズム・ドット・コム)




CORO



COR 16129
\2500→\2290
ザ・シックスティーンのパーセル新録音!最晩年の大作《インドの女王》!
 ヘンリー・パーセル:
  歌劇《インドの女王》Z.630、
  キャッチ《すべての音楽愛好家のために》Z.282
 ダニエル・パーセル:ハイメンのマスク
ザ・シックスティーン
ハリー・クリストファーズ(指揮)
 ザ・シックスティーンが、母国イギリスのバロック時代を代表する巨匠ヘンリー・パーセル(1659−1695)の「インドの女王」をレコーディング!
 ドライデンとハワードの合作の台本による「インドの女王」は、1695年のヘンリー・パーセルの逝去によって未完となってしまったものの、弟のダニエル・パーセル(1664−1717)が最後のマスクの補筆。
 パーセルならではのトランペットやオーボエ、リコーダーの活躍も特徴的な最晩年の傑作である。
 ジュリー・クーパーやマーク・ドーベル、イーモン・ドゥーガンなどザ・シックスティーンが誇る歌手陣、ナチュラル・トランペットの名手ロバート・ファーリーやバロック・オーボエの達人アンソニー・ロブソンが名を連ねるオーケストラが繰り広げるパーセルの「インドの女王」。
 ザ・シックスティーンによるイギリス・バロックの大作にご期待下さい!

 ※録音:2014年9月22日−24日、聖オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)







DREYER GAIDO



CD 21088
\2500→\2290
鬼才ガブリエル・フェルツのベートーヴェン!
 第1弾は「英雄」&「運命」

  ベートーヴェン:
   交響曲第3番変ホ長調 Op.55 《英雄》
   交響曲第5番ハ短調 Op.67 《運命》
ガブリエル・フェルツ(指揮)
シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団
 鬼才ガブリエル・フェルツのベートーヴェン!第1弾は「英雄」&「運命」 日本語解説付き!

 ガブリエル・フェルツは、ハンブルク州立歌劇場でゲルト・アルブレヒトの助手を務め、リューベック市劇場へ転身。ブレーメン劇場、アルテンブルク・ゲラ市の管弦楽団および歌劇場の音楽総監督、そしてシュトゥットガルト・フィルの首席指揮者、シュトゥットガルト市の音楽総監督を務め、2013−14シーズンからは、ドルトムント市の音楽総監督、ドルトムント・フィルの首席指揮者に就任するなど、ドイツを中心に圧倒的な勢いで大活躍中のマエストロ。
 独特の解釈で話題を呼んできたマーラーの交響曲サイクルに続き、フェルツとシュトゥットガルト・フィルが手がけたのはベートーヴェン!
 第3番「英雄」と第5番「運命」、革命的で歴史的な2つの交響曲に真っ向から対峙するガブリエル・フェルツ。期待のベートーヴェン・プロジェクトの始まりです。

 ※録音(ライヴ):2012年11月8日、2013年5月29日、リーダーハレ・ベートーヴェンザール(シュトゥットガルト)




フェルツのDREYER-GAIDO 旧譜
愛聴盤。素敵です。

CD 21022
\2500→\2290
レスピーギ:
 ローマの泉/ローマの祭
スーク:幻想的スケルツォ
ガブリエル・フェルツ指揮
アルテンブルク・ゲラ劇場管
 ローマ三部作といえば、華やかでダイナミックな彩りにあふれ、常に刺激的であるべき、と思っていた。トスカニーニにしてもムーティにしても伝説の3人指揮者による仙台フィル・ライヴにしても、バティスにしても、もちろんスヴェトラーノフにしても。
 ところが、このガブリエル・フェルツ指揮によるレスピーギは、どちらかといえば寡黙。まったく挑発的なところがない。なのだけれど、ほんのわずかな「間」というか「空気感」というのが、ちょっと今までの演奏と違う。それはほとんど感覚の世界で、衝撃的というほどのものではない。なのに、どうしてもこの感性がいとおしくてたまらない。
 ちなみに、レスピーギの後に入っていた「スーク:幻想的スケルツォ」が、超のつく名曲。タイトルどおりの幻想的で美しい主題が、聴くものの心をギュウーっと締めつける。こんな優雅で美しい名曲が、まだあった。
 結局今年(2006年)に入って聴いたアルバムの中で、1,2を争う愛聴盤になってしまった。
 ガブリエル・フェルツ、覚えておこう。(大昔のコメントより)







GLOSSA



GCD 923403
(2CD/特別価格)
\4000→\3590
ファビオ・ビオンディ GLOSSA第3弾!
 ノルウェーのオーケストラとのカルダーラ!

  カルダーラ:オラトリオ 《キリストの死と埋葬》
ファビオ・ビオンディ(ヴァイオリン&ディレクター)
スタヴァンゲル交響楽団
マリア・グラツィア・スキアーヴォ(ソプラノ)
シルヴィア・フリガート(ソプラノ)
マルティーナ・ベッリ(アルト)
アニーチョ・ゾルツィ・ジュスティニアーニ(テノール)
ウーゴ・グアリヤルド(バス)
 イタリア古楽界が誇る世界最高峰のバロック・ヴァイオリニスト、ファビオ・ビオンディ。エウローパ・ガランテと録音した「キアーラの日記(GCD 923401)」、「ヴィヴァルディ〜別れの協奏曲集(GCD 923402)」と好調に続くGlossaからのレコーディング。
 第3弾では、ノルウェーの都市スタヴァンゲルのオーケストラを振り、カルダーラの代表作「キリストの死と埋葬」を描く!

 ヴェネツィアに生まれ、マントヴァやローマでキャリアを積み、ウィーンの神聖ローマ皇帝カール6世のもとで宮廷副楽長を務めたアントニオ・カルダーラ(c.1671−1736)。1724年に、四旬節のために作曲されたオラトリオ「キリストの死と埋葬」は、晩年のカルダーラが身につけた豊かな対位法や、宮廷楽団が利用できる様々な楽器の音色が活かされており、器楽のオブリガートを伴う豊富なアリアが特徴。器楽のパートには、カルダーラのイタリア時代の作品やヴィヴァルディのソナタ、フックスの作品などが用いられている。
 フランス・ブリュッヘンやフィリップ・ヘレヴェッヘが鍛え上げ、2006年からはファビオ・ビオンディが担ってきたスタヴァンゲル交響楽団の古楽プログラム。
 ビオンディの大注目リリース第3弾です!

 ※録音:2014年1月、スタヴァンゲル・コンサートホール(ノルウェー)

 ビオンディ&エウローパ・ガランテ 〜 来日公演情報
 2015.2.28&3.1 神奈川県立音楽堂
  ヴィヴァルディ:歌劇 《メッセニアの神託》
 2015.3.3 東京オペラシティ / 2015.3.4 ザ・ハーモニーホール
  ヴィヴァルディ:四季、スターバト・マーテル



 


GCD 923503
\2500→\2290
テンペスタ 〜 ヘンデル&ヴィヴァルディ:オペラ・アリア集
 ポルポラ:Spesso di nubi cinto(歌劇 《Carlo il Calvo》 より)
 ヴィヴァルディ:Sovvente il sole(歌劇 《アンドロメダ・リベラータ》 より)
 ヘンデル:序曲、Pensieri, voi mi tormentate(歌劇 《アグリッピーナ》 より)
 ペルゴレージ:Torbido in volto(歌劇 《シリアのハドリアヌス帝》 より)
 ヘンデル:
  Quando mai spietata sorte(歌劇 《ラダミスト》 より)、
  Brilla nell’alma(歌劇 《アレッサンドロ》 より)、
  Ombra mai fu(歌劇 《セルセ》 より)
 ヴィヴァルディ:
  Io son fra l’onde(歌劇 《試練の中の真実》 より)、
  Agitata da due venti(歌劇 《グリセルダ》 より)、
  序曲、Siam navi all’onde algenti(歌劇 《オリンピアーデ》 より)
ブランディーヌ・スタスキェヴィチ(メゾ・ソプラノ)
アレクシス・コセンコ(フルート&ディレクタ—)
レザンバサダー
 フランスのメゾ、ブランディーヌ・スタスキェヴィチ。初のリサイタル・アルバム登場!

 フランスのメゾ・ソプラノ、ブランディーヌ・スタスキェヴィチのファースト・リサイタル・アルバムがGlossaより登場!
 フランスの名トラヴェルソ吹き、アレクシス・コセンコがディレクターを務めるフランスのピリオド楽器オーケストラ"レザンバサダー"(Les Ambassadeurs)とともに描くのは、ヘンデルとヴィヴァルディを中心としたオペラ・アリア集。
 スタスキェヴィチが歌う燃えるような情熱、嵐のような激情が、レザンバサダーの優れたアンサンブルに乗せて響き渡る。
 美しいジャケット・デザインも実に魅力的な、スタスキェヴィチのリサイタル・アルバム「テンペスタ」に、ご注目ください!

 ※録音:2014年9月7日−11日、サン・マルセル寺院(パリ)






 

MELODIYA

MELCD 1002319
\2200
ロシアのロマンス集
 グリンカ:
  血には憧れが燃えさかり、すばらしき思い出、ヴェネツィアの夜、
  あなたと共にいる楽しさ、彼女に
 ダルゴムイシスキー:夜のそよ風
 キュイ:ツァールスコエ・セローの彫像 Op.57-17
 ルビンシテイン:願い、夜
 チャイコフスキー:
  ジプシーの歌 Op.60-7、セレナード Op.63-6、
  騒がしい舞踏会で Op.38-3
 メトネル:冬の夕べ Op.13-1
 ラフマニノフ:
  朝 Op.4-2、私は悲しみのために恋をした Op.8-4、リラの花 Op.21-5、
  私はあなたを待っている Op.14-1、息がつけるでしょう Op.26-3、
  恋人よ行かないで Op.4-1、真昼のように美しい Op.14-9、
  ひそかな夜のしじまの中で Op.4-3、
  乙女よもう歌わないでおくれ Op.4-4、春の流れ Op.14-11
エレーナ・ザレンバ(メゾ・ソプラノ)
アントニーナ・カドブノワ(ピアノ)
 1980年代中頃にボリショイ劇場でキャリアをスタートさせ、現在ではロシア有数のメゾ・ソプラノとして、その歌声と名声を響かせているエレーナ・ザレンバ。
 アントニーナ・カドブノワとのデュオが、グリンカやダルゴムイシスキー、ラフマニノフ、チャイコフスキーなど、優美な"ロシアのロマンス"を存分に堪能させてくれる。

 2011年の新録音。ディジパック仕様。




エストニア・レコード・プロダクション


ERP 5814
\2500
ヤーン・ラーツ(1931-):マージナリア
  ピアノのための24のマージナリア Op.65(1979)(*)
  エレクトロニック・マージナリア Op.65A(1980)(+)
カッレ・ランダル(ピアノ(*)、シンセサイザー(+))
ヤーン・ラーツ、
スヴェン・グリュンベルク(エレクトニクス(+))

録音:2013年6月、ハンス・ロスバウト・スタジオ、バーデン=バーデン、ドイツ(*)
    1980年、エストニア作曲家連盟、エストニア(+)

 ヤーン・ラーツはエイノ・タンベルク(1930-2010)、ヴェリヨ・トルミス(1930-)、アルヴォ・ペルト(1935-)と同世代のエストニアの作曲家。アンチ・ロマンティックな数理的作風で知られ、エストニアにおける電子音楽の第一人者と称されています。
 「マージナリア」は「欄外の書き込み」「傍注」の意。スヴェン・グリュンベルク(グルンベルグ)(1956-)はエストニアのプログレッシヴ・ロック・グループ「MESS」のリーダーでキーボード奏者。

 

ERP 7214
\2500
ヴィヴァルディ(1935-):6つのソナタ Op.5
 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ(第13番)ヘ長調 Op.5 No.1 RV18(*)
 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ(第14番)イ長調 Op.5 No.2 RV30(#)
 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ(第15番)変ロ長調 Op.5 No.3 RV33(*)
 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ(第16番)ロ短調 Op.5 No.4 RV35(+)
 2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ(第17番)変ロ長調 Op.5 No.5 RV76(*/+)
 2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ(第18番)ト短調 Op.5 No.6 RV72(*/+)
バルティック・バロック
 マリア・クレチンスカヤ(ヴァイオリン(*))
 エフゲニー・スヴィリドフ(ヴァイオリン(+))
 アンフィーサ・カリーニナ(ヴァイオリン(#))
 ソフィア・マルチゾヴァ(チェロ)
 レイヌート・テップ(チェンバロ(#))
 インビ・タルム(チェンバロ(#以外))
 グリゴリー・マルチゾフ(アーティスティック・ディレクター)

録音:2011-2014年,
    ブラックヘッド組合の館、タリン、エストニア
    スウェーデン聖ミカエル教会、タリン、エストニア
    聖ヤコブ教会、ヴィームシ、エストニア

RV18:Vivaldi Collectionレーベル、VIVALDI-CD 4とは別音源(ソリストも別)。
RV30:Vivaldi Collectionレーベル、VIVALDI-CD 6と同一音源。
RV33:Vivaldi Collectionレーベル、VIVALDI-CD 7と同一音源。
RV35:Vivaldi Collectionレーベル、VIVALDI-CD 7とは別音源(ソリストも別)。

 

ERP 7313
(2CD)
\4200
レネ・エースペレ(1953-):レスペクトゥス ギターのための/ギターを伴う音楽
  The Morning of Sculpture for violin, vibraphone and guitar (2001)
   ハリー・トラクスマン(ヴァイオリン) アント・ウンニス(ヴィブラフォン)
   ヴァフル・クビヤ(ギター)
  Evocatio for guitar (1996)
   ヴァフル・クビヤ(ギター)
  Respectus for violin and guitar (2013)
   ハリー・トラクスマン(ヴァイオリン) エステバン・コルッチ(ギター)
  Immutatio for guitar (2004)
   クリスト・カオ(ギター)
  Tres in unum for flute, violin and guitar (2004)
   ネーメ・プンデル(フルート) ハリー・トラクスマン(ヴァイオリン)
   ティート・ペテルソン(ギター)
  Tactus sensus for guitar (2011)
   ティート・ペテルソン(ギター)
  Ludus tactus for flute and guitar (2008/2009)
   ヘイリ・ロシン(フルート) エステバン・コルッチ(ギター)
  Tactus spiritus for guitar (2012)
   エステバン・コルッチ(ギター)
  Epigram VI for soprano, flute and guitar (2005)
   アウレリア・エースペレ(ソプラノ) ネーメ・プンデル(フルート)
   ティート・ペテルソン(ギター)
  The Empty Room VI for guitar (2013) / The Empty Room III for guitar (2012)
   ヘイキ・マトリク(ギター)
  Matbeth for violin and guitar (2010)
   ティート・ペテルソン(ギター)
  Modus vivendi for violin and guitar (1998/2006)
   ハリー・トラクスマン(ヴァイオリン) エステバン・コルッチ(ギター)
  Motus for guitar (2002)
   エステバン・コルッチ(ギター)
  Trivium for flute, violin and guitar (1991)
   ネーメ・プンデル(フルート) ハリー・トラクスマン(ヴァイオリン)
   ティート・ペテルソン(ギター)
  Staminis for guitar (2000)
   エステバン・コルッチ(ギター)
  Ante diem for two guitars (2013)
   ドナート・ダントーニオ(ギター)
  The Empty Room I for guitar (2012) / The Empty Room V for guitar (2012)
  The Empty Room IV for guitar (2012)
   ヘイキ・マトリク(ギター)
  Concerto for Guitar and Chamber Orchestra (2003/2007)
   エレフテリア・コツィア(ギター) タリン室内管弦楽団 パウル・マギ(指揮)

録音:データ記載なし

 レネ・エースペレはエストニアのタリンに生まれ、タリン音楽院を卒業後モスクワ音楽院でハチャトゥリアンに師事した作曲家。1979年よりエストニア音楽アカデミーで教え、2002年教授に就任。当盤には主に21世紀に入って書かれたギター独奏作品、ギターを含む室内楽作品と協奏曲が収められています。

 

ERP 7414
\2500
シューマン(1810-1859):
 子供の情景 Op.15(1838)
 アラベスク ハ長調 Op.18(1839)
 ダヴィト同盟舞曲集 Op.6(1837)
オルガ・タンブレ(ピアノ)

録音:2013年5月4-5日、エストニア音楽アカデミー室内楽ホール、タリン、エストニア

 オルガ・タンブレはエストニアのピアニスト。1946年、父親の流刑地であった北シベリアに生まれました。一家はエストニアに戻り、オルガはタリン音楽院を卒業後モスクワ音楽院でヴィクトル・メルジャーノフに師事。1976年から2013年までタリン音楽院(1993年にエストニア音楽アカデミーに改称)で教職に就きました。

 

ERP 4811
\2500
【未案内旧譜】
ブラームス(1833-1897):
 3つの間奏曲 Op.117(1892)/6つのピアノ小品 Op.118(1892)
 4つのピアノ小品 Op.119(1892)/2つの狂詩曲 Op.79(1879)
オルガ・タンブレ(ピアノ)
録音:2005年10月29日、12月29日、サウンド・レコーディング・スタジオ、リガ、ラトヴィア




尹伊桑(Isang Yun)自主製作CD



4571288026281
\2800→\2590
尹伊桑(Isang Yun)75才記念アルバム!
 1.Funf Stucke fur Klavieer
  [Isang Yun:5つのピアノ小品(1958)(6分32秒))]
   演奏:Hie-Yon Choi(piano)(1988.19.14)
 2. Garak fur Flote und Klavier
  [Isnag Yun:フルートとピアノのためのGarak(1963)(11分50秒)]
   演奏:Klaus Schopp(flute)Yoriko Ikeya-Fuehino(piano)
    (1992.7.10)
 3. Etuden fur Floten solo
  [Isang Yun:無伴奏フルートのための練習曲(1974)(24分24秒)]
   演奏:Klaus Schopp(flute)(1990.3.23,1990.4.10)
 4. Interludium A fur Klavier
  [Isang Yun:ピアノのための間奏曲(1982)(9分54秒)]
   演奏:Holger Grosehopp(piano)(1985.1.21)
 5. Li-Na im Garden fur Violine solo
  [Isang Yun:ヴァイオリン・ソロのための庭園のリーナ(9分54秒)]
   演奏:Li-Na Chen(violine)(1990.7.7)



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


MELODIYA



MELCD 1002326
(2CD/特別価格)
\4400→\3990
アゼルバイジャンのバレエ音楽!
 指揮は若き日のゲルギエフ!

  メリコフ:バレエ音楽《愛の伝説》
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
モスクワ放送交響楽団
 ワレリー・ゲルギエフがタクトを振るう、カラ・カラーエフの弟子で、ショスタコーヴィチの孫弟子でもあるアゼルバイジャンの作曲家アリフ・メリコフ(1933−)のバレエ音楽「愛の伝説」。
 トルコの詩人ナーズム・ヒクメットの戯曲を題材として作曲され、ユーリー・グリゴローヴィチの振り付けによって、1961年にキーロフ・バレエ団が初演を行っている。
 メリコフ、アゼルバイジャン、そしてグリゴローヴィチの代表作として有名な「愛の伝説」、しかも指揮は若き日のゲルギエフ!ロシアン・バレエ・ファン&ゲルギエフ・ファン要注目!

 1968年の録音。ディジパック仕様。
 


MELCD 1002288
(2CD/特別価格)
\4400→\3990
ドミトリー・バシキーロフ/名演集
 ハイドン:ソナタ変ホ長調 Op.69, Hob.XVI:49
 シューベルト:ソナタ第16番イ短調 D.845
 ブラームス:ソナタ第2番嬰へ短調 Op.2
 リスト:
  忘れられたワルツ第2番変イ長調 S.215-2、
  コンソレーション第3番変ニ長調 S.172-3
 グリーグ:夜想曲 Op.54-4
 ドビュッシー:
  さえぎられたセレナード、パックの踊り、
  風変わりなラヴィーヌ将軍、喜びの島
 スクリャービン:
  6つの前奏曲、マズルカ ホ短調 Op.25-3、ワルツ変イ長調 Op.38
 ラフマニノフ:
  楽興の時第4番ホ短調 Op.16-4、楽興の時第6番ハ長調 Op.16-6
 プロコフィエフ:
  束の間の幻影 Op.22より 9つの小品、
  歌劇《三つのオレンジへの恋》より 行進曲
 シチェドリン:ピアノ・ソナタ第1番ハ長調、ユーモレスク
ドミトリー・バシキーロフ(ピアノ)
 グルジアの首都トビリシが輩出した名ピアニスト、ドミトリー・バシキーロフ(1931−)が、1957年から1972年にかけてメロディアに録音を行った名演の数々。
 名教師ゴリデンヴェイゼルからピアノを学び、ロン=ティボー国際コンクール入賞の実績を持つバシキーロフ。モスクワ音楽院教授として後進の育成にも情熱を注いだグルジアの名手の旧ソ連時代を知ることが出来る貴重な記録である。

 1957年−1972年の録音。ディジパック仕様。
 


MELCD 1002286
(2CD/特別価格)
\4400→\3990
御大カヒッゼ指揮!
 ギヤ・カンチェリ(1935−)の「交響曲集」がメロディアから復刻!

 カンチェリ:
  交響曲第4番《ミケランジェロの思い出に》(1978年録音)
  交響曲第5番《我が両親の思い出に》(1978年録音)
  交響曲第6番*(1981年録音)
  風は泣いている+(1988年録音)
ジャンスク・カヒッゼ(指揮)
グルジア国立交響楽団
アルチル・ハラーゼ(ヴィオラ)*
ギヤ・チャドゥネリ(ヴィオラ)*
ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)+
 グルジアのリーディング・コンポーザーとして現在も活躍するギヤ・カンチェリ(1935−)の「交響曲集」がメロディアから復刻!
 同郷の名指揮者ジャンスク・カヒッゼとグリジア国立響という理想的な組み合わせが、カンチェリの世界を色濃く描く。「風は泣いている」のソリストはもちろんバシュメット。

 1978年−1988年の録音。ディジパック仕様。
 


MELCD 1002320
(6CD/特別価格)
\8400→\7690
トレジャーズ・オヴ・ワールド・ミュージック ドミトリー・キタエンコ(指揮)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、他
CD1 〜
 グリーグ:組曲《ホルベアの時代から》Op.40
 コレッリ:弦楽のための組曲第7番ニ短調 Op.5
 レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲
  〔ドミトリー・キタエンコ(指揮)、モスクワ・フィルハーモニー室内管弦楽団/1973年録音〕
CD2 〜
 プッチーニ:グローリア・ミサ
  〔コンスタンティン・リソフスキ(テノール)、セルゲイ・レイフェルクス(バリトン)、
   アレクサンドル・ヴェデルニコフ(バス)、ドミトリー・キタエンコ(指揮)、
   モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、ラトヴィア・フィルハーモニー協会合唱団/1980年録音〕
CD3 〜
 ブラームス:ドイツ・レクイエム
  〔ナジェジダ・クラスナヤ(ソプラノ)、セルゲイ・ヤコヴェンコ(バリトン)、
   ワシーリー・ドリンスキ(オルガン)、ドミトリー・キタエンコ(指揮)、
   モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、ユルロフ記念国立アカデミー合唱団/1977年6月17日録音〕
CD4 〜
 ショスタコーヴィチ:交響曲第10番ホ短調 Op.93
  〔ドミトリー・キタエンコ(指揮)、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団/1977年録音〕
CD5 〜
 ドニゼッティ:ミゼレーレ
  〔スマラグダ・イサエワ(ソプラノ)、アレクセイ・マルティノフ(テノール)、
   アレクサンドル・ピャテルネフ(テノール)、セルゲイ・レイフェルクス(バリトン)、
   ワレリアン・カゼミロフスキ(バス)、ドミトリー・キタエンコ(指揮)、
   モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団弦楽アンサンブル、ラトヴィア国立交響楽団/
    1984年3月19日録音〕
 ラフマニノフ:合唱交響曲《鐘》
  〔ナターリャ・ミハイロワ(ソプラノ)、セルゲイ・ラーリン(テノール)、
   ユーリ・マズロク(バリトン)、ドミトリー・キタエンコ(指揮)、
   モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、ボリショイ劇場合唱団/1985年録音〕
CD6 〜
 プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調《古典》
  〔ドミトリー・キタエンコ(指揮)、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団/1987年録音〕
 R・シュトラウス:クープランのクラヴサン曲による《舞踏組曲》
  〔ワレンティン・ジュク(ヴァイオリン)、ユリア・グシャンスカヤ(チェレスタ)、
   ドミトリー・キタエンコ(指揮)、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団/1980年録音〕
 チャイコフスキー:協奏的幻想曲ト長調 Op.56
  〔イゴール・ジューコフ(ピアノ)、イオシフ・ベルマン(チェロ)、
   ドミトリー・キタエンコ(指揮)、ソヴィエト国立交響楽団/1975年録音〕
 モスクワ・フィルやベルゲン・フィル、フランクフルト放送響などの首席指揮者を歴任したロシアの名匠ドミトリー・キタエンコ(1940−)。
 75歳を記念するアニヴァーサリーBOXは、ロシアン・プログラムからグリーグやコレッリ、さらにはドニゼッティの「ミゼレーレ」やR・シュトラウスの「舞踏組曲」など、キタエンコのレパートリーの広さを証明する充実のプログラム!

 1975年−1987年の録音。
 


MELCD 1002281
\2200→\1990
コンドラシン/バルシャイ!
 ショスタコーヴィチの影響を感じさせる「交響曲第5番」、
 合奏協奏曲の形式で作曲された「交響曲第10番」

  ワインベルク:
   交響曲第5番ヘ短調 Op.76
   交響曲第10番イ短調 Op.98*
キリル・コンドラシン(指揮)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
ルドルフ・バルシャイ(指揮)
モスクワ室内管弦楽団*
 波乱の人生を送ったポーランド出身のシンフォニスト、ミェチスワフ・ワインベルク(1919−1996)。
 ショスタコーヴィチの影響を感じさせる「交響曲第5番」、合奏協奏曲の形式で作曲された「交響曲第10番」の2作品を収録。

 1975年&1970年*の録音。ディジパック仕様。
 


MELCD 1002273
\2200→\1990
若き日のルディンの名演
 チェロ・ソナタ集

 ヴァレンティーニ:チェロ・ソナタ ホ長調
 J.S.バッハ:ソナタ第2番ニ長調 BWV.1028
 ベートーヴェン:モーツァルトの《魔笛》の主題による7つの変奏曲変ホ長調
 クレンゲル:スケルツォ ニ短調 Op.6
 ミャスコフスキー:チェロ・ソナタ第1番ニ長調 Op.12
アレクサンドル・ルディン(チェロ)
リディア・エフグラーフォワ(ピアノ)
ヴィクトル・ギンズブルグ(ピアノ)
 チャイコフスキー国際コンクール、ライプツィヒ・バッハ国際コンクール、カサド国際チェロ・コンクールの入賞歴を持ち、現在はモスクワ音楽院教授、ムジカ・ヴィヴァの指揮者としても活躍しているロシアのチェリスト、アレクサンドル・ルディン。
 ヴァレンティーニからベートーヴェンを経てミャスコフスキーへと続く、若き日のルディンの演奏が堂々の復活。

 1978年&1983年(ミャスコフスキー)の録音。ディジパック仕様。




PRAGA DIGITALS


PRDDSD 350083
(SACD HYBRID)
\2900
絶好調のリヒテル、これぞ真のラフマニノフ
 ラフマニノフ:
  (1)練習曲「音の絵」Op.33 〜
    第9番嬰ハ短調/第5番ニ短調/第6番変ホ短調
  (2)練習曲「音の絵」Op.39 〜
    第1番ハ短調/第2番イ短調/第3番嬰ヘ短調/
    第4 番ロ短調/第7番ハ短調/第9番ニ長調
  (3)前奏曲Op.23 〜
    第1番嬰ヘ短調/第2番変ロ長調/第4番ニ長調/
    第5番ト短調/第8番変ロ短調/第7番ハ短調
  (4)前奏曲Op.32 〜
    第1番ハ短調/第2番変ロ短調/第6番ヘ短調/第7番ヘ長調/
    第9番変イ長調/第10番ロ短調/第12番嬰ト短調
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
 絶好調のリヒテル、これぞ真のラフマニノフ。SACD リマスタリングで登場!

 (1)1959 年4 月29 日/プラハ(ライヴ) (2)1984 年6 月2 日/プラハ(ライヴ) (3)1954 年12 月4 日/モスクワ(ライヴ) (4)1960 年10 月28 日/ニューヨーク(ライヴ)/Bi-channel Stereo、74’ 37”

 限定盤。
 リヒテルが残したラフマニノフ録音は素晴らしいものばかりですが、今回その数点にSACD リマスタリングが施され、鮮やかな音色が蘇りました。分厚い和音をがっしり掴み鳴らしきる大きな手、超絶的なテクニックなどはリヒテルの真骨頂ですが、センチメンタリズムを一切排除した辛口の悲しみが絶品。また大半が40 歳代のコンサート・ライヴで、エネルギーの発散のすさまじさに興奮させられます。
 練習曲「音の絵」はプラハでのライヴ。前奏曲Op.23(抜粋)はモスクワ、Op.32(抜粋)はニューヨークのカーネギーホールでのコンサート・ライヴ。実演を聴いていた人々が心からうらやましくなる、まさにピアノ音楽史の至宝と申せましょう。


<映像>


ACCENTUS MUSIC(映像)



ACC 10244BD
(Blu-ray)
\5000→\4490
2013 年アバド最後のルツェルン音楽祭のオープニング・コンサート
 モーツァルト:
  アリア「ああ、語っているのは私ではない」K.369、
  アリア「ああ、私の眼の前から去って」K.272、
  アリア「あなたに明かしたい、おお神よ」、
  交響曲第35番ニ長調「ハフナー」K385
 ベートーヴェン:劇音楽「エグモント」(全曲)
クラウディオ・アバド(指揮)
ルツェルン祝祭管弦楽団
クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ:モーツァルト)
ユリアーネ・バンゼ(ソプラノ:ベートーヴェン)
ブルーノ・ガンツ(語り:ベートーヴェン)


ACC 20244DVD
(DVD)
\3400→\3090
 アバドが心血を注いだルツェルン音楽祭「エグモント」全曲と「ハフナー」を収録、シェーファー、バンゼ、ガンツと豪華な面々と共演!

 収録:2011 年8 月19 & 20 日(モーツァルト)、2012 年8 月8 & 10 日 ルツェルンKKL コンサート・ホール(ライヴ)
 (Blu-ray)画面:16:9、FULL HD、音声:PCM ステレオ、DTS HD Master Audio、字幕:英韓日、原語:独伊、89’12
 (DVD)画面:16:9 NTSC、音声:PCM ステレオ、DD5.1、DTS5.1、字幕:英韓日、原語:独伊、89’12

 2014 年1 月20 日に亡くなったクラウディオ・アバド。巨匠不在と言われる21 世紀において、名実ともに最後の巨匠と言えるでしょう。この1 年間は、各社からアバドを偲ぶように続々と追悼盤が発売されています。
 ACCENTUS MUSIC からは2013 年アバド最後のルツェルン音楽祭のオープニング・コンサートが映像としてリリースされ話題となりました。

 本盤には、2011 年、2012 年のルツェルン音楽祭の模様を収録。クリスティーネ・シェーファーを迎えたモーツァルトのアリア3 曲と交響曲第35 番「ハフナー」が演奏された2011 年のルツェルン音楽祭。同日プログラムで演奏されたブルックナーの交響曲第5 番は既にDVD とBlu-ray で発売されており、このモーツァルトの演奏は待望のディスク化と言えるでしょう。

 ちなみに未収録ながら、この年は“東日本大震災へのトリビュート” としてアバドがマーラーの第10 番からアダージョを演奏し、日本にとって印象的な回となりました。
 モーツァルトの後期6 大交響曲に数えられる第35 番「ハフナー」は、アバドがベルリン・フィルやモーツァルト管らと度々取り上げている得意の作品。表情豊かに弦を響かせ、颯爽としたテンポで聴かせてくれます。またシェーファーも見事な歌唱を披露しています。
 さらにスイス出身の俳優ブルーノ・ガンツが語り、ユリアーネ・バンゼが歌った全曲が演奏される機会が少ない劇音楽「エグモント」。同日演奏されたモーツァルトのレクイエムも既に映像商品として発売しており、充実した演奏を聴かせてくれています。
 この作品は、ゲーテの同名の戯曲のための劇音楽。映画「ヒトラー最期の12 日間」でヒトラー役を演じたブルーノ・ガンツの迫力ある語りは必見。アバドの演奏も生き生きとしており、若い頃の伸びやかで溌剌とした要素と晩年の成熟した音楽性とが融合した聴き応えのある音楽を展開しております。













1/21(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

CENTAUR


CRC 3380
\2400
テレマン:ホルン協奏曲全集
 3本のホルンとヴァイオリンのための協奏曲 TWV.54:D2
 2本のホルンのための協奏曲 TWV.52:D1
 2本のホルンのための協奏曲 TWV.52:D2
 四重奏曲 TWV.43:D8
 2本のホルンのための協奏曲 TWV.52:Es1
 2本のホルンと2本のヴァイオリンのための協奏曲 TWV.54:Es1
 2本のホルンのための協奏曲 TWV.52:F4
 2本のホルンのための協奏曲 TWV.52:F3
R.J.ケリー(ホルン)
パリセーズ・バロック
リチャード・ダン(指揮)
 アメリカの名手によるバロック・ホルンでのテレマン、ホルン協奏曲全集!

 ジュリアード音楽院で後進の指導にあたり、フィルハーモニア・バロック・オーケストラの首席ホルニストやマンハッタン・ブラスのメンバーとして活躍する名手、R.J.ケリーによるテレマンのホルン協奏曲全集がセンター(Centaur)から登場!
 楽器とマウスピースはレプリカによるバロック・ホルンを使用し、ヴェールに包まれたような音色得るために18世紀頃に生み出されたゲシュトップ奏法を行わずに演奏。
 楽器や奏法にまでこだわり抜いた名手によるテレマンは、ホルニストや管楽器関係者だけでなくテレマン・ファンにもおすすめです。

 2013年9月1日&2日の録音。
 


CRC 3356
\2400→\2190
ウルマン:ジークムント・シュール 〜 作品集
 序曲 《ドン・キホーテのファンダンゴ》
 交響曲第1番 Op.45 《青春時代》
 交響曲第2番
 ジークムント・シュール
 ピアノ・ソナタより 第3楽章
トマーシュ・ハヌス(指揮)
プラハ交響楽団
レイネ=ブリジット・スレム(ヴァイオリン)
エマヌエル・ライター(ヴィオラ)
アラン・スターンフィールド(ピアノ)
 チェコ・スロバキア出身でシェーンベルクの影響を多く受けたとされる作曲家、ヴィクトール・ウルマンの作品集。自身のピアノ・ソナタ第5番を題材にした交響曲第1番、ピアノ・ソナタ第7番を題材にした交響曲第2番など、ナチス・ドイツに退廃音楽とレッテルを貼られた知られざる作品を、1999年のカトヴィツェの国際指揮者コンクールで優勝したトマーシュ・ハヌスとプラハ交響楽団のコンビで。

 2004年8月23日−31日の録音。
 

CRC 3336
\2400
ラテン・アメリカの三重奏作品集
 アギーラ:三重奏曲 Op.71(世界初録音)
 シエラ:三重奏曲第4番 《ラ・ノーチェ》(世界初録音)
 フェルナンデス:ブラジルの三重奏曲 Op.32
 ピアソラ:ブエノスアイレスの四季
アルコス・トリオ
 〔イ・スンヒ(ヴァイオリン)、
  カール・ドナコフスキ(チェロ)、
  アンソニー・パディラ(ピアノ)〕
 2005年に結成されたアルコス・トリオによるミゲル・デル・アギーラ、ロベルト・シエラ、オスカル・ロレンソ・フェルナンデス、アストル・ピアソラのラテン・プログラム。
 アギーラの「三重奏曲 Op.71」とシエラの「三重奏曲第4番 《ラ・ノーチェ》」は世界初録音。

 2012年1月23日&24日の録音。
 

CRC 3266
\2400
ルーディン:3つの弦楽のためのソナタ集
 チェロとピアノのためのソナタ
 ヴィオラとピアノのためのソナタ
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
サミュエル・マギル(チェロ)
ベス・レヴィン(ピアノ)
ブレット・ドイブナー(ヴィオラ)
マルカントニオ・バローネ(ピアノ)
ミランダ・クックソン(ヴァイオリン)
スティーヴン・ベック(ピアノ)
 スウェーデンの血を引くテキサス出身の作曲家、アンドルー・ルーディンによる3つの弦楽のためのソナタ集。
 カーネギー・ホールでデビューを飾った新進気鋭のヴァイオリニスト、ミランダ・カックソンとアメリカのピアニストで、2010−2011シーズンにはチャールズ・ウォーリネンのメタゴンを初演するなど活躍目覚ましいスティーヴン・ベックのコンビなど、強力アーティストにも注目のアメリカの近現代作品集。

 2009年−2011年の録音。




DELPHIAN


DCD 34148
\2400
フォークス:オルガン作品集
 《神はわがやぐら》による祝祭前奏曲/幻想曲/
 演奏会用交響的スケルツォ/主題と変奏 変ホ長調/
 舟歌 変ロ長調/演奏会用序曲 変ホ長調/
 ルビンシテイン:メロディ ヘ長調/
 ウェールズの古い民謡による幻想曲/伝説と終曲
ダンカン・ファーガソン(オルガン)
 セント・メアリー大聖堂のオルガンが鳴り響く!英国オルガン界の巨匠フォークスの作品集!

 2008年からエジンバラ、セント・メアリー大聖堂の音楽監督兼オルガニストとして活躍中のダンカン・ファーガソン。
 セント・メアリー大聖堂のヘンリー・ウィリス1879年建築、ハリソン&ハリソン社1931年再建のオルガンで奏でる、イギリス・オルガン界の巨匠ウィリアム・フォークス(1863−1933)のオルガン作品集。
 1863年11月4日、リヴァプール出身のフォークスは、リヴァプール、タウブルックのセント・ジョン・ザ・バプティスト教会のオルガニスト、アンフィールドのセント・マーガレット教会のオルガニスト、合唱指揮者を歴任。
 エドワード7世時代のオルガニストとしての活動と同時に、その生涯で多くのオルガン作品の作曲を行っており、近代イギリスにおけるオルガン音楽の発展に大きな足跡を残した音楽家である。
 「《神はわがやぐら》による祝祭前奏曲」を除く8作品が世界初録音。

 ※録音:2014年5月28日−29日、10月10日−11日、セント・メアリー大聖堂(エジンバラ)



 

DCD 34132
\2400
アッシャー・ホールのオルガンVol.2
 マクドウォール:星の彼方の教会の鐘(世界初録音)
 ギルマン:葬送行進曲とセラフィムの歌
 ウェズリー:ホールズワース教会の鐘
 マッカン(カル編):山と湖の国
 ローズ:チャイム
 マクシム:結婚のトッカータ
 ヒューズ:《赤鼻のトナカイ》によるダンス・ヴァリエーション(世界初録音)
 マイヤーズ:ジョニー・オン・ザ・スポット
 ウィドール:《交響曲第5番》より 3つの楽章
 J.S.バッハ:パッサカリアとフーガ BWV.582
ジョン・キッチン(オルガン)
 アッシャー・ホールのオルガン100周年記念!

 エジンバラ、アッシャー・ホールのモニュメンタルであり、Norman & Beard社の1914年の建築から100周年を迎えた壮大なパイプ・オルガン。
 J.S.バッハの名作から、ウィドール、ギルマンなどのオルガンの巨匠、そして世界初録音となるイギリス音楽が、アッシャー・ホールのオルガンの100周年を祝う。
 デルフィアン(Delphian)のメイン・アーティストの1人であるジョン・キッチンは、チェンバロ、オルガンのスペシャリスト。
 オールド・セント・ポール教会の音楽監督、エジンバラ大学シンガーズの指揮者、そしてエジンバラ市のオルガニストに任命されるなど、その名声と評価は絶大である。

 ※録音:2014年7月29日−30日、アッシャー・ホール(エジンバラ)







LINDORO


NL 3012
\2500
ガーデン・ウィズ・カウントレス・ウィンドウズ
 チコーニア:ヴィルレー 《Sus une fontayne en remirant》
 ナソプッル:Rodia=SO2H4
 デュファイ:バッラーデ 《目をさまして,喜んで》
 ダンスタブル:アンティフォン 《汝の庇護のもとに》
 ボローニャ:マドリガーレ 《Sotto l’imperio del possente prince》、他
エアロ・ダイナミック
 2004年に結成したエアロ・ダイナミック。メンバーはソプラノのハーマ・エバーツ、リコーダー奏者のステファニー・ブラントとマリア・マルティネス・アイレーザの3人。
 14世紀から15世紀の作品やモダン作品も得意とするエアロ・ダイナミックが、デュファイのバラッデやボーロニャのマドリガーレの他、現代の「ナソプッル」の作品を収録。

 2010年10月4日−7日の録音。
 

MPC 0121
\2500
音楽の花束 〜 アントニオ・マルティン・イ・コルの書写による曲集
 マドリード国立図書館所蔵 M1357に収められた
  様々なオルガニストたちの作品集

   クラリーノによる右手のための第8旋法/
   パッサカリア第1旋法/右手のための第1旋法/
   聖体奉挙のためのリガトゥーラ/リェーノによる第4旋法/
   パンジェリングァ/バタリャ第5旋法/半音階的ファルサス/
   リェーノによるバイレテ/リェーノによる第4旋法/
   ガイタによるディフェレンシア/第1旋法,イタリアの歌/
   パッサカリア第1旋法/ハカラ/第3旋法,歌
アンドレス・セア・ガラン(オルガン)
 マドリード国立図書館に所蔵されたオルガニストたちの作品集を、復元された18世紀のヒストリカル・オルガンで。演奏はスペイン出身の名オルガニスト、アンドレアス・セア・ガラン。

 使用楽器:ペドロ・リボルナ・エチェバリア1716年製(1994年、ホセ・マリア・アリアサバラガ復元)、ホセ・デ・ベルダロンガ1790年製(1993年、ホセ・マリア・アリアサバラガ復元)、ペドロ・デ・エチェバリア1737年製(2006年、フェデリコ・アシトレス復元)
 2010年11月5日−7日の録音。
 

MPC 0710
\2500
ギユマン:四重奏曲《優雅で楽しい会話》Op.12より
 四重奏曲ニ短調 Op.12-3
 四重奏曲イ長調 Op.12-4
 四重奏曲ロ短調 Op.12-2
 四重奏曲ハ長調 Op.12-6
ポエマ・アルモニコ
 イタリアの作曲家、ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミス(1686−1763)に師事をしていたコンポーザー=ヴァイオリニスト、ルイ=ガブリエル・ギユマン(1705−1770)。
 ジャン=マリー・ルクレール(1697−1764)と同門であるギユマンの代表作の1つである四重奏曲 Op.12から4曲を収録。

  2000年8月の録音。





SOMM

SOMMCD 213
【旧譜】
\2500
イギリス歌曲の一世紀Vol.1
 ウォルトン:
  ダフネ、金色に染まった四つ目垣を通って、年老いたサー・フォーク
 ブリテン:鳥たち、波立たない湖の魚、この島の上で、他
 ティペット:心の確信
 バークリー:5つの詩
 ロドニー=ベネット:マジョリー・フレミングのための花環
サラ・レオナード(ソプラノ)
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
 英国を代表するソプラノ歌手サラ・レオナードとHyperionでもお馴染みの歌曲伴奏の巨匠マルコム・マルティヌーのデュオによるイギリス歌曲集。

 ※録音:1994年12月21-23日、ブリストル、ブランドン・ヒル、セント・ジョージ教会
 
SOMMCD 214
【旧譜】
\2500

イギリス歌曲の一世紀Vol.2
 パリー:私の心は歌う鳥のよう、都市の窓から、乙女、他
 ソマーヴェル:
  シュロプシャーの若者、若い恋人は横になって眠っている、
  夢の中で私のところに来て、他
 スタンフォード:定期市、魂へ、カリコ・ドレス、アイルランドの牧歌、他

サラ・レオナード(ソプラノ)
ポール・レオナード(バリトン)
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
 ウォルトン、ブリテン、ベネットなどを収録した第1巻に続くイギリス歌曲集第2巻は、サラ&ポールのレオナード・ブラザーズとマルティヌーのコンビで。英国歌曲の100年を辿るSOMMの好企画。
 録音:1998年4月21-22日、ニュー・サウスゲート、セント・ポール教会
 
SOMMCD 215
【旧譜】
\2500
トゥ・ミュージック 〜 合唱作品集
 ヴォルフ:6つの宗教的歌曲、歌劇「マヌエル・ベネガス」から春の合唱
 ブルッフ:7つのパートソング Op.71
 ブラームス:
  なにゆえ悩める者に光を与えたのか Op.74 No.1、秋に Op.104 No.5
 シューベルト:踊り D.826、社交 D.609、天使の合唱 D.440
 シューマン:ジプシーの生活 Op.29 No.3、夏の歌 Op.146 No.4
 シェーンベルク:おお、かわいい人
ナイジェル・ペリン(指揮)
バース・カメラータ
 タリス・スコラーズとの共演を果たすなど高い評価を受けているバース・カメラ—タ。2016年で創立30周年を迎えるバース・カメラータのハーモニーで聴く、ドイツとオーストリアの合唱作品。
 録音:1998年11月21-22日、ブリストル、ブランドン・ヒル、セント・ジョージ教会
 
SOMMCD 216
【旧譜】
\2500
バルトーク:合唱作品集
 無伴奏2部&3部のための27の合唱曲 Sz.103(1935)
 混声合唱のための4つのスロヴァキア民謡 Sz.70(1917)
 無伴奏混声合唱のための4つのハンガリー民謡 Sz.93(1930)
アウレル・ティライ(指揮)
ペーチュ大学合唱団
ペーチュ室内合唱団
ユディト・モルヴァイ(ピアノ)
 ハンガリーの大作曲家ベーラ・バルトークの合唱作品集。ペーチュ室内合唱団は1958年にアウレル・ティライによって創立された東欧が誇る合唱団の1つ。
 録音:1998年11月、1999年1月、ハンガリー、ペーチュ、コダーイ・コンサート・ホール
 
SOMMCD217
【旧譜】
\2500
ジェンキンズ:コンソート音楽集
 幻想組曲第1番ト短調/組曲ニ短調/幻想曲とエア イ短調/
 幻想曲ニ短調/アリア イ長調/幻想組曲第5番ハ長調/
 ディヴィジョン ト短調/3声の幻想曲ト短調/
 3声の幻想曲イ短調/ディヴィジョン イ長調/
 組曲ニ長調/幻想組曲第7番ニ短調
アポロ・コンソート
 〔ウィリアム・トープ(ヴァイオリン)、
  イモジェン・セズ=スミス(ヴィオール)、
  マーガレット・リチャーズ(ヴィオール)、
  ローレンス・カミングス(オルガン)〕
 ザ・シックスティーンやハノーヴァー・バンドでも活躍するイギリスの名手4人によるピリオド・アンサンブルが奏でるジェンキンズのコンソート音楽集。
 録音:1998年10月15-16日、ロンドン、セント・フィリップ教会




TACTUS



TC 672255
\2500→\2290
ヴィヴァルディ:4つの楽器のための協奏曲集
 協奏曲ト短調 RV.103
 協奏曲 ニ長調 RV.84
 トリオ・ソナタ イ短調 RV.86
 協奏曲ニ短調 RV.96
 協奏曲ヘ長調 RV.100
 協奏曲ニ長調 RV.91
イ・フィオーリ・ムジカーリ
 〔マリア・ジョヴァンナ・フィオレンティーノ
   (リコーダー&トラヴェルソ)、
  ダリオ・ルイージ(バロック・ヴァイオリン)、
  パオロ・トニョン(バロック・バスーン)、
  ファビアーノ・メルランテ
   (アーチリュート&テオルボ&バロック・ギター)、
  マリア・ルイーザ・バルダッサーリ(チェンバロ)〕
 赤毛の司祭ヴィヴァルディの協奏曲集!バロック・バスーンの名手パオロ・トニョンの妙技が光る!

 ヴェネツィアが輩出したイタリア・バロックの巨星、赤毛の司祭ヴィヴァルディが遺した"リコーダー&トラヴェルソ"、"ヴァイオリン"、"ファゴット(バスーン)"、"通奏低音(ギターやチェンバロ)"が躍動する5つの協奏曲とトリオ・ソナタ!
 イ・フィオーリ・ムジカーリは、イタリアのバロック・フルーティスト、マリア・ジョヴァンナ・フィオレンティーノにより創設されたピリオド・アンサンブル。1790年頃にリヨンで製作されたRust & Dubois製のバロック・バスーンを奏でる名手パオロ・トニョンの妙技が、イ・フィオーリ・ムジカーリのヴィヴァルディの好演を一層引き立てている。

 2011年11月、パドヴァ(イタリア)での録音。



 

TC 862706
\2500
ボッシ:4手連弾のためのピアノ作品全集
 ワルツ形式の組曲 Op.93/管弦楽のための組曲 Op.126(4手連弾版)/
 マズルカ Op.6-2/カプリチェット Op.9/スケルツォ Op.11-1/
 サヴォア家とペトロヴィチ家の結婚行進曲 Op.110-4/
 メヌエット Op.127-1/ポンキエッリ(ボッシ編):田園風景
パオラ・ボルガンティ(ピアノ)
ジュリオ・ジュラート(ピアノ)
 19世紀後半〜20世紀前半のイタリアを代表するオルガニストであり、ヴェネツィア、ボローニャやローマの音楽院で教鞭を執るなど教育者としても活躍したマルコ・エンリコ・ボッシ(1861−1925)。
 イタリアのピアニスト、パオラ・ボルカンティとジュリア・ジュラートは、ブラームスからの影響も感じさせるボッシの4手連弾作品のレコーディングのために、原典版の楽譜や未出版の手稿譜を用いるなど、ボッシの意図した演奏の再現に力を注いでいる。
 イタリア・オペラ隆盛の時代に生まれたピアノ4手連弾作品。タクトゥス(Tactus)ならではのユニークなプログラムです。

 2012年5月の録音。
 

TC 920401
\2500
ヴェッキア:宗教作品集
 キリエとグローリア、神の天使、大天使聖ミカエルへの祈り、
 イエスが十字架につけられたまいし時
プーランク:グローリア(ヴェッキア版)
ジョヴァンナ・ダミアン(ソプラノ)
スコラ・サン・ロッコ、
クヮルテット・ディ・トロンベ・ディ・ヴェネツィア、
シルヴィオ・チェレギン(オルガン)
フランチェスコ・エルレ(指揮)
 ヴォルファンゴ・ダッラ・ヴェッキア(1923−1994)は、ゴッフレード・ペトラッシとフェルナンド・ゲルマーニに作曲を師事した20世紀イタリアの作曲家、オルガニスト、教育者。
 ヴェッキアの宗教作品と、ヴェッキアによるソプラノ、合唱とオルガン・ヴァージョン(1994)のプーランクの「グローリア」をカップリング。

 2014年10月&11月の録音。
 

TC 630302
\2500
コロンナ:
 5声、トランペット、弦楽と通奏低音のためのオラトリオ
  《アブサロム》
アンサンブル・レ・ナシオン
ラウラ・アントナス(ソプラノ)
エレーナ・ビスクオーラ(ソプラノ)
アルベルト・アレグレッツァ(テノール)
マウロ・ボルジョーニ(バリトン)
エレーナ・ベルトゥッツィ(ソプラノ)
 17世紀ボローニャの作曲家で、当時屈指のオラトリオの大家でもあったジョヴァンニ・パオロ・コロンナ(1637−1695)。
 1684年にモデナで初演された「アブサロム」は、ボローニャの聖ペトロニオ大聖堂の象徴的楽器でもある"トランペット"が用いられたオラトリオである。

 2012年8月の録音。




MUSICA GIOIA

レア盤!

CDDUOBENE 2
(1CD)
\2900
デュオ・ベネ 結成10周年
 イジー・ルケシュ(1985-):
  ルボシュ・フィシェルを記念する悲歌(フルートとピアノのための;2007)
 インドラ・ネチャソヴァー・ナルデッリ(1960-):
  ケルキラ(フルート、ハープとピアノのための三重奏曲;2009)(*)
 エドゥアルト・ドウシャ(1951-):ソナタ(チェロとピアノのための幻想曲;2007)(+)
 イジー・テムル(1935-):三度の称賛(フルートとピアノのための;2009)
 エドゥアルト・ドウシャ:PF 09(フルートとピアノのための協奏的小品;2009)
 ルボシュ・スルカ(1928-):花言葉(声とピアノのための;1973)(#)
 エドゥアルト・ドウシャ/イジー・ザーチェク(1945-)作詩:
  Treti polocas [The third half] (声、フルートとピアノのための;2008)(**)
 エドゥアルト・ドウシャ:チャルダーシュ(フルートとピアノのための;2010)
デュオ・ベネ
 ヤナ・ボシュコヴァー=ネウバウエロヴァー(フルート)
 エヴァ・ベネショヴァー(ピアノ)
カテジナ・エングリホヴァー(ハープ(*))
ヴラダン・コチー(チェロ(+))
アレナ・トロウポヴァー(歌(#))
レナタ・プロコポヴァー=ヴィスネロヴァー、ヤン・メドゥナ(語り、歌(**))

録音:2010年4月8日、ライヴ、ハンガリー文化センター、プラハ、チェコ

 ※本体・外装に規格品番表記がございません。ご了承ください。





MUSICA POETICA

レア盤!

ZRDISC 8357
(1CD)
\3100→\2890
イタリア・バロック時代の女性作曲家の作品集
 バロックの女たち

 キアーラ・マルゲリータ・コッツォラーニ(1602-1676/1678):
  主を称えよ [Laudate Dominum]
 ルクレツィア・ヴィッツァーナ(1590-1662):
  おお、大いなる秘跡 [O magnum mysterium]
 イザベッラ・レオナルダ(1620-1704):ソナタ第12番
 フランチェスカ・カッチーニ(1584-1641以後):
  ああ、何という新たな驚き [O che nuovo stupor]
 クラウディア・セッサ(1570頃-1617/1619頃):耳に [Sopra le orecchie]
 イザベッラ・レオナルダ:ソナタ第1番
 マリア・フランチェスカ・ナシンベーニ(1640頃-1680):
  ああ、愛する花婿よ [O sposo vezzoso]
 アンナ・ボン(1739/1740-1767以後):ソナタ第1番ハ長調
 マリア・サヴェーリア・ペルコーネ:
  喜びに、祝いに、羊飼いらよ [Ad gaudia, ad jubila, pastores]
ムジカ・ポエティカ
 ヤナ・ヤンクー(メゾソプラノ)
 ルツィエ・ルカーショヴァー(フルート)
 エヴァ・カロヴァー、マルチン・フラシャル(ヴァイオリン)
 カテジナ・スターフコヴァー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 カミラ・ドゥプスカー(チェンバロ、室内オルガン)

録音:データ記載なし

 イタリア・バロック時代の女性作曲家の作品集。ムジカ・ポエティカは1998年チェコのブルノに創設されたピリオド楽器アンサンブル。メンバーの多くが女性です。
 ※外装に規格品番表記がございません。ご了承ください。





PAVEL PROCHAZKA

レア盤!

PP 0104
(1CD)
\2700
ヤナーチェク(1854-1928):
  歌によるモラヴィア民族詩 から
   魔術(*)/別れ(*)/不確かさ(+/*)/形見(+/*)/恋人との別れ(*)
   忠誠(*)/ベンチ(+)/かっこう(*)/良い助言(*)/孤独な(*)
  歌によるフクヴァルディ民族詩 から
   市長の牧場で(*)/大好きなママ(+)/暗い森を歩いていたとき
   神が報いてくださる(+/*)/庭を歩いていたとき(*)
  草陰の小道で 第1集
イヴォ・フラホヴェツ(バス(*))
シモナ・プロハースコヴァー(ソプラノ(+))
ヨハンナ・ハニコヴァー(ピアノ)

録音:データ記載なし

 チェコのモラヴィア地方、ブルノのヤナーチェク音楽院で学んだ三人の演奏家によるヤナーチェク。





PETROV MUSIC

レア盤!

PM 001
(1CD)
\3500→\3290
ヴァディム・ペトロフ(1932-):タランテラ 管弦楽&ピアノ作品集
  タランテラ Op.67  プラハ・フィルムハーモニー管弦楽団
  束の間、トランペットは歌う Op.70
   マレク・ズボラーネク(トランペット) プラハ・フィルムハーモニー管弦楽団
  ヤナ・エイロヴァー  イジー・パゾウル(ピアノ) プラハ・フィルムハーモニー管弦楽団
  ロマンス(*)  フィルム交響楽団 ハリー・マツォウレク(指揮)
  ベスキディ山脈のエピソード Op.63(+)
   プラハ音楽院管弦楽団 プシェミルス・ハルヴァート(指揮)
  プリンツィパールカ Op.69(#)  室内管弦楽団 マリオ・クレメンス(指揮)
  ロシアの福音 Op.61
   リタ・チェプルチェンコ(ヴァイオリン) プラハ・フィルムハーモニー管弦楽団
  抒情的ワルツ  イジー・パゾウル(ピアノ)
  銀のセレナード Op.62
   リタ・チェプルチェンコ(ヴァイオリン) プラハ・フィルムハーモニー管弦楽団
  夜想曲ト長調 Op.60  プラハ・フィルムハーモニー管弦楽団
  君を愛す Op.76  イジー・パゾウル(ピアノ)
  バレエ小品 Op.65(**)
   テプリツェ北ボヘミア・フィルハーモニー管弦楽団 ヤロスラフ・ソウクプ(指揮)
  ワラキア間奏曲 Op.71(++)  フィルム交響楽団 インドジフ・ブレイシェク(指揮)
  クルノコシェ山脈の物語 Op.75  プラハ・フィルムハーモニー管弦楽団

録音:1970年(*)/1985年(+)/1986年(#)/1984年(**)/1988年(++)/2014年(無印)

 ヴァディム・ペトロフはロシア系の家に生まれたチェコの作曲家・ピアニスト・教育者。民族音楽や民俗芸能を研究し、舞踊音楽とジャズのための学校(現ヤロスラフ・イェジェク音楽院)を創設。1968年の「プラハの春」への政治的弾圧により職を解かれ放送や映画での活動も禁止されましたが、友人たちの尽力によりプラハ音楽院教授として復帰、1992まで務めました。
 クラシックから映画や放送のための音楽、歌謡曲まで幅広いジャンルに大量の作品を発表しており、当盤には親しみやすいクラシック小品が集められています。





ROSA

レア盤!

RD 2244
(1CD)\3300
トマーシュ・パールカ(1978-):静寂から知ること 室内楽作品集
  レース [Les dentelles] (ピアノのための;2006)
  ひたすらの静寂 [Simple silence] (クラリネット、ヴィオラとピアノのための;2011)
  しずく [Les gouttes] (ギター、バスクラリネット、打楽器とピアノのための;2007)
  心の静寂 [Silence d'un coeur]
   (クラリネット、ヴィオラ、チェロととピアノのための;2011)
  明星の地 [Kraj jitrenky] (弦楽四重奏とピアノのための;2011)
  静寂の光 [Silent light] (ピアノのための;2012)
アンサンブル・コンヴェルゲンツェ
 イジー・ムラース(クラリネット、バスクラリネット) ヤン・トゥラーチェク(ギター)
 ヴィクトル・マザーチェク、マチェイ・ヴルク(ヴァイオリン)
 オンドジェイ・シュトフル(ヴィオラ) セバスチアン・トート(チェロ)
 アントン・ジュダノヴィチ(打楽器)
 エヴァ・フティロヴァー(ピアノ)
録音:2013年7月14-16日、プラハ音楽アカデミーのギャラリー、プラハ、チェコ

 トマーシュ・パールカはブルノ音楽院で学んだチェコの作曲家。作曲家協会およびアンサンブル「コンヴェルゲンツェ」の創設メンバーの一人です。





SCHOLA TYNSKEHO CHRAMU

レア盤!

ZRDISC 5343
(1CD)\3300
ロラーテ 16世紀チェコの待降節の聖歌
 大天使らは遣わされぬ(*)/ロラーテの前のアティフォナ/
 イントロイトゥス/キリエ/グラドゥアーレ/アレルヤ/
 プローサ/パートレム/天使は神より遣わされぬ(*)
 陽気に歌わん(*)/すべての忠実なキリスト者たち(*)/
 終祭(オルガンによる後奏曲)
ティーン教会スコラ(合唱、斉唱)
マレク・チハシュ(オルガン)
ボフスラフ・コレイス(指揮)
録音:2002年7月14-16日、プレモントレ会聖母マリア生誕修道院教会、ジェリフ、チェコ

 チェコ語による聖母のための単旋律ミサ「ロラーテ」。(*)は作曲者不明のポリフォニー楽曲。
 ※外装に規格品番表記がございません。ご了承ください。





STUDIO CHORUS

レア盤!

CH 0009-2
(1CD)\2900
リトムニェジツェ教区諸聖教会のオルガン
 メンデルスゾーン(1809-1847):ソナタ変ロ長調 Op.65 No.4
 アレクサンドル・ギルマン(1837-1911):
  祈り 変ロ長調 Op.47 No.4/前奏曲変ホ長調 Op.41 No.1/悲歌 ヘ長調 Op.55 No.3
 ヨゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839-1901):前奏曲ハ短調/デュエット ヘ長調
 ブラームス(1833-1897):
  おお、世よ、われは汝より離れればならぬ Op.156 No.11
  一輪のばらが咲き(エサイの根より)Op.156 No.8
 ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):3つの印象 Op.72
   夕べの調和/月の光/夜
アレシュ・ノセク(オルガン)
録音:2013年11月15-16日、リトムニェジツェ教区諸聖教会、リトムニェジツェ、チェコ
使用楽器:1883年、ヴィルヘルム・ザウアー製




STUDIO MATOUS

レア盤!

MK 0808-2
(1CD)
\3300→\3090
ベートーヴェン(1770-1827):
  三重協奏曲ハ長調 Op.56(*)
  ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 Op.1 No.3(+)
マルチヌー三重奏団
 ペトル・イジーコフスキー(ピアノ)
 パヴェル・シャーファジーク(ヴァイオリン)
 ヤロスラフ・マチェイカ(チェロ)
プラハ交響楽団(*)
ムハイ・タン(指揮(*))
録音:2012年12月13-14日、スメタナ・ホール、市民会館、プラハ、チェコ(*)
    2008年12月8日、ドヴォルジャーク・ホール、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ(+)

 マルチヌー三重奏団は1990年プラハ音楽院生により結成。





TRIART

レア盤!

TR 006
(1CD)\2900
ドブルシュカの歴史的オルガン
 ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):前奏曲ト短調 BuxWV163
 ゲオルク・ムッファト(1653-1704):オルガニストのための曲集 から トッカータ第4番
 J・S・バッハ(1685-1750):前奏曲とフーガ
   ハ長調 BWV553/ニ短調 BWV554/ホ短調 BWV555/ヘ長調 BWV556
   ト長調 BWV557/ト短調 BWV558/イ短調 BWV559/変ロ長調 BWV560
   われを憐れみたまえ、おお、主なる神よ BWV721
 ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター(1684-1748):ヴィヴァルディの協奏曲ロ短調 LV133
パヴェル・スヴォボダ(オルガン)
録音:2011年10月24日、聖ヴァーツラフ教区教会、ドブルシュカ、チェコ
使用楽器:1727年、ヤン・ボフミール・ハルビク・ジュニア製

 ※外装に規格品番表記がございません。ご了承ください。





VIT SPILKA

レア盤!

ZRDISC 8373
(1CD)\3600
クライン、スピルカ、ゾウハル、ハース:弦楽のための作品集
 ギデオン・クライン(1919-1945):弦楽合奏のためのパルティータ
 ダリボル・スピルカ(1931-1997):
  悲しみ、室内弦楽のためのイル・テンポ(1992)
  弦楽合奏のためのパルティータ イ長調(1977)
 ヴィート・ゾウハル(1966-):帰還(弦楽とチェンバロのための;2006/2010)
 パヴェル・ハース(1899-1944):弦楽合奏のための練習曲(1943)

アンサンブル・オペラ・ディヴェルサ
ヴィート・スピルカ(指揮)

録音:2012年7月1日、2013年5月12日、ブルノ音楽アカデミー・コンサートホール、ブルノ、チェコ

 アンサンブル・オペラ・ディヴェルサは室内オペラの上演のため1999年に創設。2005年に弦楽合奏団としての活動を開始しました。
 ※外装に規格品番表記がございません。ご了承ください。



<映像>


エストニア・レコード・プロダクション(映像)

ご注意ください!
再生にはPAL方式対応のDVDプレーヤーが必要です。
弊社はパソコンでの再生も保証いたしません。ご了承ください。(代理店より)

ERP 2509
(DVD-PAL)
\3300
鍵盤のジャグラー イリーナ・ザハレンコヴァ
 [チェンバロ]
  ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):
   組曲ホ長調/アポロの六弦琴 から アリアと6つの変奏曲
 [フォルテピアノ]
  ハイドン(1732-1809):ソナタ第1番ト長調 Hob.XVI:8
  モーツァルト(1756-1791):「リゾンは眠っていた」による変奏曲 K.264
 [ピアノ]
  ハイドン:ソナタ第1番ト長調 Hob.XVI:8
  モーツァルト:ソナタ第13番変ロ長調 K.333
  ベートーヴェン(1770-1827):ソナタ第10番ト長調 Op.14 No.2
 [ボーナス・トラック]
  イリーナ・ザハレンコヴァからのメッセージ
  グラスパーレンシュピール音楽祭について
イリーナ・ザハレンコヴァ(チェンバロ、フォルテピアノ、ピアノ)

収録:2009年7月20日、ライヴ、グラスパーレンシュピール音楽祭、聖ヨハネ教会、タルトゥ、エストニア
 イリーナ・ザハレンコヴァは1976年ロシアのカリーニングラード(ポーランドとリトアニアの間に位置するバルト海沿岸の飛び地)に生まれ、タリンのオツ音楽カレッジおよびエストニア音楽アカデミー、ヘルシンキのシベリウス・アカデミーで学んだピアノ・チェンバロ奏者。2006年、第15回J・S・バッハ国際コンクール・ピアノ部門第1位。Classical Records から発売されたバッハの「ゴルトベルク変奏曲」(CR 140)が好評を得ました。

 


ERP 6013
(DVD-PAL)
\3300→\3090
わが父へ アンナ=リーサ・ベズロドニー
 モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216(*)
 ハイドン(1732-1809):ヴァイオリン協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIa:1(+)
 J・S・バッハ(1685-1750):
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004 から サラバンド(#)
 [ボーナス・トラック]
 ミート・アンナ=リーサ [Meet Anna-Liisa](**)
アンナ=リーサ・ベズロドニー(ヴァイオリン)
グラスパーレンシュピール・シンフォニエッタ(*/+)
ミハイル・レオンティエフ(指揮(*))

収録:2012年7月19日、ライヴ、グラスパーレンシュピール音楽祭、聖ヨハネ教会、タルトゥ、エストニア(*)
    2012年11月、タリン大学スタジオ、タリン、エストニア(+/#)
    2013年4月15日、ヘルシンキ、フィンランド(**)
 アンナ=リーサ・ベズロドニーは1981年モスクワ生まれ。父はロシア(ソヴィエト連邦グルジア共和国生まれ)の名ヴァイオリニスト・指揮者イーゴリ・ベズロドニー、母はエストニアのヴァイオリニストで2014年現在エストニア音楽アカデミーおよびヘルシンキのシベリウス・アカデミー教授を務めているマリ・タンペレ=ベズロドニー(1951-)。
 アンナ=リーサは2歳で両親からヴァイオリンの手ほどきを受け、9歳でシベリウス・アカデミーに入学、ロンドンのギルドホール音楽学校でも学び両校で修士号を取得。2007年以来2014年現在両母校で教えています。このDVDは父イーゴリ・ベズロドニーに捧げられています。

  

ERP 6412
(1DVD-PAL)
\3300
仮面をはがされた喜びと悲しみ バッハとヘンデルの音楽
 EUBO・オン・ツアー(ショート・イントロダクション)
 ヘンデル(1685-1759):カンタータ「ああ、あまりに不公平なこと」HWV230(*)
 ヘンデル:合奏協奏曲ヘ長調 Op.6 No.2 HWV320
 ジョヴァンニ・バッティスタ・フェッランディーニ(1710-1791):
  カンタータ「マリアの嘆き」(ヘンデル作曲 HWV234 とされていた楽曲)(*)
 ジュゼッペ・トレッリ(1658-1709):
  トランペット、弦楽と通奏低音のためのソナタ ニ長調(+)
 J・S・バッハ(1685-1750):ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV1048
 J・S・バッハ:カンタータ第51番「神に歓呼せよ、全地にて」BWV51(*/+)
 ヘンデル:オラトリオ「時と悟りの勝利」HWV46a から 選ばれし天の使者よ(*)
マリア・ケオハネ(ソプラノ(*))
セバスチャン・フィルポット(トランペット(+))
ユーロピアン・ユニオン・バロック管弦楽団
ヒュー・ダニエル(コンサートマスター)
ラース・ウルリク・モーテンセン(チェンバロ、指揮)

収録:2011年11月20日、ライヴ、「エヒターバロック」コンサート/同21日、セッション,
     トリフォリオン文化・観光・国際会議センター、エヒタナハ、ルクセンブルク

 ユーロピアン・ユニオン・バロック管弦楽団(EUBO)はEU(ヨーロッパ連合)の文化大使として活動するユニークなピリオド楽器オーケストラ。コンサートマスター以外毎年新たに選抜されるヨーロッパの若い演奏家で構成され、芸術監督を務めているデンマークのチェンバロ奏者・指揮者ラース・ウルリク・モーテンセンの指導のもと、6か月間活動を共にします。
 マリア・ケオハネには日本のバロック音楽ファンにはおなじみのスウェーデンのソプラノ。「EUBO・オン・ツアー」では若いメンバーたちの素顔を知ることができます。

 

ERP 6512
(DVD-PAL)
\3300
エストニア国立バレエの「コッペリア」
 ドリーブ(1836-1891):バレエ「コッペリア」(1870)
ルアナ・ゲオルク(スワニルダ)
セルゲイ・ウプキン(フランツ)
ヴィタリー・ニコラーエフ(コッペリウス博士)
エストニア国立バレエ団
ロナルド・ハインド(振付、舞台演出)
エストニア国立オペラ管弦楽団
ミハイル・ゲルツ(指揮)

収録:2012年4月25日、ライヴ、エストニア国立オペラ、タリン、エストニア















1/20(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

AD VITAM



AV 140315
\2600→\2390
左手のための作品集 VOL.4
 ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調
 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第4番 変ロ長調 op.53
 ブリテン:ディヴァーションズ(左手のピアノと管弦楽のための協奏曲)
マキシム・ゼッキーニ(ピアノ)
ヤン・モリッツ・オンケン(指揮)
ケープ・フィルハーモニー管弦楽団
 ゼッキーニによる注目の左手シリーズ第4 弾遂に協奏曲の登場!

 録音:2013 年10 月

 マキシム・ゼッキーニによる注目の左手シリーズ第4 弾、ついに協奏曲の登場です。
 これらはすべて、第一次世界大戦で負傷し右腕を失ったピアニスト、パウル・ヴィトゲンシュタインのために書かれたもの。ヴィトゲンシュタインが作品を理解不能とし、演奏することはありませんでしたが、これはあまりに高度な技術を要するため、彼が演奏できなかったのでは、とする説もあります。
 この作品はプロコフィエフの死後、やはり戦争で右手を失ったジークフリート・ラップによって初演されました。トッカータ風の第1 楽章などプロコフィエフらしさが随所にみられる作品です。ブリテン作品は、ラヴェルやプロコフィエフの超絶技巧作品に比べると平易な書法ですが、旋律が様々に美しく転換(divertson)されていく作品です。




ALBA


NCD 50
(SACD HYBRID)
\2300
波 − ヴォクス・アウレア、世界の歌を歌う
 [フィンランド]
  マリ・カーシネン(1971-): カッペー
   伝承曲(サンナ・サルミネン 編曲): 空の星を見つめた
   テッル・トゥルッカ(1969-): 波(海で)
   伝承曲(サンナ・サルミネン 編曲): 山のアーンダ・ニーラス*
 [エストニア]
  ヴェルヨ・トルミス(1930-): 歌の橋
 [ノルウェー]
  ニルス・ヘンリク・アスハイム(1960-): メーメー、黒い子羊(バッハ風フーガ)
 [ブルガリア]
  伝承曲:トドラの白日夢
  伝承曲(フィリップ・コウテフ 編曲): ドラガナとナイチンゲール
 [スペイン]
  伝承曲: 刈り入れをする少女
  アルフォンソ十世(エル・サビオ)(1221-1284)(サンナ・サルミネン 編曲):
   カンティガ166番
 [ギリシャ]
  伝承曲(カリ・アラ=ポッラネン 編曲): イェラキナ
 [日本]
  伝承曲(平田裕一 編曲): さくら
 [タイ]
  伝承曲/ ナガ・ボリプット(サンナ・サルミネン 編曲): 静かな時 - 喜びの歌**
 [アメリカ]
  スピリチュアル(カリ・アラ=ポッラネン 編曲): レット・イット・シャイン
  スピリチュアル(スティーヴン・ハトフィールド 編曲):
   エイント・ザット・ニューズ
 [南アフリカ]
  ムカレ・コアペング(1963-): 平和の賛歌 - アニュス・デイ***
  伝承曲: アフリカの響き「前へ進め - 拳銃」†
  伝承曲(サンナ・サルミネン 編曲): 天国の門††
ヴォクス・アウレア
サンナ・サルミネン(指揮)
イロナ・シストネン(フレームドラム)*
ヴィルマ・エスケリネン(チン)**
ネッリュ・ヨルマッカ(クラップ)**
ピルッタ・ヤルヴィネン(太鼓)**
アンニーナ・パルタネン(チャープ)**
マリッタ・マンネル(ピアノ)***
イルッカ・マキタロ(ソプラノサックス)***
オッリ・モイラネン(ジャンベ)†/††
イェミナ・ホルマ(シェイカー)†
 黄金の声で世界伝承曲を歌う「さくら」も収録!

 録音:2014 年5 月2 日-4 日、9 日 トイヴァッカ教会(トイヴァッカ、フィンランド)/録音: マッティ・ヘイノネン/5.0 multichannel/stereo、64’57
 制作: クラウス・ヒルデーン

 「海を走り始めた、青い海を疾走した。私が行くのは、この広い海。舟の帆を木で作り、舳先には金と銀の飾り。ある朝早く、舟を波に乗せた。風よ帆を満たしてくれ、櫂を漕ぐ手を添えてくれ……」(テッル・トゥルッカ《波》)。
 ペッカ・コスティアイネンの作品集『ロルライレー』(NCD7)と『1000× 1000 年』(NCD36)、キャロル集『クリスマスへの旅』(NCD41)を録音したフィンランドの少女合唱団、1968 年にユヴァスキュラに創設されたヴォクス・アウレア(黄金の声)が世界の歌を歌ったアルバムが制作されました。
 「ヴァルッティナ」の創設以来のメンバー、マリ・カーシネンの曲、アルバムのタイトルに採られたフォークミュージシャンのテッル・トゥルッカ(テッル・ヴィルッカラ)の曲、伝承曲の「フィンランド」に始まり、エストニアのトルミスとノルウェーのアスハイムの曲、ブルガリア、スペイン、ギリシャの伝承曲がつづき、日本から平田裕一編曲の《さくら》、タイの伝承曲、アメリカのスピリチュアル、最後に南アフリカのムカレ・コアペングの曲と伝承曲が、それぞれの国の歌唱のスタイルに倣って歌われます。
 11 歳から18 歳の少女たち、40 人から50 人で構成されたアンサンブル。ユヴァスキュラ大学教育学部で音楽を教え、2009 年からヴォクス・アウレアの指揮者を務めるサンナ・サルミネンが指揮と一部の曲の編曲を担当しました。




CLAVES

50 1416
\2500
グリーグ国際ピアノ・コンクールの覇者、
 ヨアキム・カール衝撃のデビュー盤!

  シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6(1837)
  ブラームス:創作主題による変奏曲 Op.21-1
  ベルク:ピアノ・ソナタ Op.1
  シューマン(リスト編曲):献呈 S.566
ヨアキム・カール(ピアノ;Steinway&Sons)
 グリーグ国際ピアノ・コンクールの覇者、俊英ピアニスト、ヨアキム・カール衝撃のデビュー盤!

 セッション録音:2014 年9 月21-24 日/テルデックス・スタジオ(ベルリン)/DDD、69’10”

 若き才能を発掘し優秀録音でリリースを続けているスイスClaves レーベルの“デビュー” シリーズの最新盤は、俊英ピアニストのヨアキム・カールです。カールは1988 年ノルウェーのベルゲン生まれ。レイフ・オヴェ・アンスネスと言った世界的ピアニストに師事し、その後ヨーロッパを中心に演奏活動をはじめ、ウィグモア・ホール、グリーグ・ホール、コンツェルトハウス・ベルリン、ベルリン・フィルハーモニーなど、名だたるホールでの演奏歴がございます。
 また、華やかなコンクール歴の持ち主のカールですが、そのなかでも2014 年10 月に行われた第14 回グリーグ国際ピアノ・コンクールの優勝は世界的にも話題となりました。
 当録音はコンクール直前の2014 年9 月にベルリンのテルデックス・スタジオにて収録されました。
 選曲はシューマンのダヴィッド同盟舞曲集と献呈、ブラームスの創作主題による変奏曲、そして、ベルクのピアノ・ソナタです。デビュー盤としては地味とも言える内容ですが、技術はもちろんこと表現力がとわれる作品ばかりでアルバムを構成しており、ピアニストとしての相当な自信がうかがえます。この若さにして大家を予感させる演奏は、一音一音の粒立ちの良さ、きらめくようなタッチ、温度を感じる音色など、非常に表現力豊かです。今後の活躍に期待せずにはいられません。







HMF

HMC 902199
\2700→\2490
ベルトラン&アモワイヤル
 ショパン(1810-1849)〜 1846 年、ノアンでの最後の年

 ・舟歌 op.60
 ・3つのマズルカ op.63〔第1番 ロ長調、第2番 ヘ短調、第3番 嬰ハ短調〕
 ・チェロ・ソナタ ト短調 op.65
 ・ワルツ op.64〔第1番 変ニ長調、第2番 嬰ハ短調、第3番 変イ長調〕
 ・マズルカ op.67-4 イ短調
 ・2つのノクターン op.62〔第1番 ロ長調、第2番 ホ長調〕
エマニュエル・ベルトラン(チェロ)
パスカル・アモワイヤル(ピアノ)
 充実のショパン作品集、涙なしには聴けないチェロ・ソナタ

 録音:2014 年6 月/72’31

 ジョルジュ・サンドと別れることとなる1847 年の前年の夏、ショパンはノアンでの最後の夏を過ごしました。数あるショパンの名曲でも中核を成す作品がこの時期に書かれています。それらを集めたのがこの1 枚。
 ピアノのアモワイヤルはシフラの直系の名手で、ここでも珠玉の音色でショパンの傑作の数々を奏でています。
 チェロ・ソナタはショパンの生前に出版された最後の作品。チェロ奏者を務めるのは、アモワイヤルの公私にわたるパートナー、ベルトラン。非常に繊細で、涙なしには聴けない名演となっています。




SIMAX

PSC 1237
\2600→\2390
ヤルマル・ボルグストレム(1864-1925):
 ヴァイオリンとピアノのための作品全集

  ロマンスホ長調 Op.12, ヴァイオリンソナタ ト長調 Op.19,
  セレナード, エレジー, 子守歌
ユーナス・ボートストラン(ヴァイオリン)
ヘルゲ・ヒェクスフース(ピアノ)
 ワーグナー、シュトラウスの影響を受けたノルウェーのボルグストレム

 録音:2013 年1 月13 日-17 日 アクースティクム(ピテオー、スウェーデン)/52’21/制作・録音: ジェフ・マイルズ

 ノルウェー・ロマンティシズム音楽の「復興(ルネサンス)」をめざす Simax のシリーズ。
 歌劇《リーモルのトゥーラ》(PSC1230)、ヴァイオリン協奏曲と2 曲の交響詩(PSC1311)につづきボルグストレムのヴァイオリンとピアノのための作品が制作されました。
 ヤルマル・ボルグストレムは、1864年、クリスチャニア(現オスロ)生まれ。スヴェンセン、L・M・リンデマン、オーレ・オルセンに学び、1887 年から1889 年までライプツィヒの音楽院、1890 年からはベルリンなどで研究を続け、1903 年に帰国しました。作品数は多くなく、2 曲の歌劇、2 曲の交響曲、5 曲の交響詩、1 曲ずつのヴァイオリン協奏曲とピアノ協奏曲、そして室内楽曲。彼はメロディを書く才能にめぐまれ、伝統的なナショナル・ロマンティシズムのスタイルを基本に、ヴァイオリンソナタに見られるような、ワーグナーの伝統に沿ったリストやリヒャルト・シュトラウスの標題音楽の主導者として知られた彼の嗜好を反映した音楽も作曲しました。
 ボルグストレムは批評家としても活躍し、「ヴェルデンス・ガング」紙と「アフトンポステン」紙に寄せた、公平でバランス感覚のそなわった批評は、ノルウェーの音楽に大きく貢献したと言われます。
 ヴァイオリン協奏曲の録音でソロを弾いたボートストランが演奏するボルグストレムのヴァイオリンとピアノのための作品集。グスタフ・ランゲのヴァイオリン、作曲者のピアノで1906 年にクリスチャニアで初演された《ソナタ》。ウジェーヌ・イザイに献呈され、管弦楽共演とピアノ共演の2 つの版が1900 年にライプツィヒで出版された《ロマンス》。ドイツ時代に書かれたと推測され、オスロの国立図書館に手稿譜が保存されている《セレナード》《エレジー》《子守歌》の3 曲の小品。いずれも初録音です。
 ピアニストのヘルゲ・ヒェクスフースは、ベルゲン音楽院のイジー・フリンカとイェール大学のボリス・ベルマンに学び、スウェーデンの音楽大学で教えています。1998 年のグリーグ賞の受賞者。ヘンニング・クラッゲルードと共演してグリーグのヴァイオリンソナタ全曲を録音しています。







ABC CLASSICS


ABC 4810853
(2CD/特別価格)
\4000
モーツァルト・アレンジ
 ピアノ・ソナタ第15番ハ長調 K.545
 ピアノ・ソナタ第18番ヘ長調 K.533/494
 ピアノ・ソナタ第5番ト長調 K.283
 幻想曲ハ短調 K.475
 ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457
 協奏交響曲変ホ長調 K.364
 クラリネット五重奏曲イ長調 K.581
 ホルン五重奏曲変ホ長調 K.407
ジュリア・アダム(ピアノ)
ダニエル・ヘルスコヴィッチ(ピアノ)
オーストラリア・アンサンブル
 グリーグ編曲による2台ピアノ版!モーツァルトのピアノ・ソナタ!

 グリーグ編曲による「ピアノ・ソナタ」、19世紀初期に弦楽五重奏、六重奏へと編曲された「室内楽作品」などを収録した、編曲作品ファン要注目のモーツァルト・アルバム。ハンガリー出身オーストラリア在住の女流ピアニスト、ジュリア・アダムとオーストラリア出身のダニエル・ヘルスコヴィッチが息の合った演奏を聴かせる。

 1992年、1995年の録音。
 

ABC 4810776
\2500

モーツァルト:アリア集
 歌劇《シピオーネの夢》K.126より
  風のように軽やかな,顔はよく変わり,足は早い
 歌劇 《ツァイーデ》 K.344より 安らかにおやすみ下さい,あなた
 汝らに説き明かさん,おお神よ K.418
 歌劇 《魔笛》 より 復讐の心は地獄のように(夜の女王のアリア)
 レチタティーヴォとアリア 《ああ,私は予想していた》 K.272/、他

エマ・マシューズ(ソプラノ)
マルコ・レトーニャ(指揮)
タスマニア交響楽団

 イギリス出身のソプラノ、エマ・マシューズが歌うモーツァルトのアリア集。オーケストラは、ハイペリオンのロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズでもおなじみのタスマニア交響楽団の演奏。

 2013年、11月12日−15日の録音。




ARCO DIVA


UP 0151-2
(2CD)\4400
エヴァ・ガラヨヴァー/夜と孤独
 チャイコフスキー(1840-1893):
  ただあなただけが Op.57 No.6/彼は私をたくさん愛してくれた Op.28 No.4
  私はあなたに何も言うまい Op.60 No.2/私は野の草ではなかったか Op.47 No.7
  ゼムフィーラの歌/ただ憧れを知る者だけが Op.6 No.6/さらば! Op.60 No.8
  昼の光が満ちようと Op.47 No.6
 ドヴォルジャーク(1841-1904):民謡調で Op.73(全4曲)/4つの歌 Op.82
 ブラームス(1833-1897):4つの厳粛な歌 Op.121
 シュテファン・ネーメト=シャモリーンスキー(1896-1975):
  アディ・エンドレの詩による6つの歌
 ヴラディミール・ソンメル(1921-1997):メゾソプラノとピアノのための7つの歌
 エウゲン・スホニュ(1908-1993):夜と孤独 [Nox et Solitudo] Op.4(全5曲)
エヴァ・ガラヨヴァー(メゾソプラノ)
マリアン・ラプシャンスキー(ピアノ)
録音:2014年、マルチヌー・ホール、リヒテンシュタイン宮、プラハ、チェコ
 エヴァ・ガラヨヴァーは世界的に活躍するスロヴァキアのメゾソプラノ。ソメルはチェコ、ネーメト=シャモリーンスキーとスホニュはスロヴァキアの作曲家。
  

UP 0160-2
\2700
現代チェコのオーボエ音楽
 イジー・テムル(1935-):
  オーボエと弦楽のためのコンチェルティーノ−ヴィヴァルディへのオマージュ(*)
 ヤロスラフ・クルチェク(1939-):
  オーボエと室内管弦楽のための組曲(+)/三重協奏曲 [Concerti per tre] (#)
  オーボエ・ダモーレと弦楽のためのコンチェルティーノ(**)
 ズデニェク・シェスタク(1925-):
  エウテルペ、アウレティカ [Euterpe, Auletica]
   (イングリッシュホルンとピアノのための)(++)
 ヤン・マーレク(1938-):
  G.A.B.によるオーボエと弦楽のためのパストラーレとダンス(##)
 [ボーナス・トラック]
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908)/ヤロスラフ・クルチェク編曲:くまばちの飛行(+)

ガブリエラ・クルチコヴァー
 (オーボエ(**/++以外)、オーボエ・ダモーレ(**)、イングリッシュホルン(++))
カテジナ・ヤンソヴァー(フルート(#))
ハナ・ヨウゾヴァー(ハープ(#))
ダニエル・ヴィエスネル(ピアノ(++))
ムジカ・ボヘミカ・プラハ(++以外)
ヤロスラフ・クルチェク(指揮(++以外))

録音:1996年、チェコ放送(*),1998年、チェコ放送(##),2011年、聖ヴァヴジネツ教会(++),2014年、福音教会(+/#/**),プラハ、チェコ
 ガブリエラ・クルチコヴァーはプラハ音楽院、プラハ音楽アカデミーで学び、ムジカ・ボヘミカ・プラハに所属するチェコのオーボエ奏者。スロヴァキア室内管弦楽団およびカペッラ・イストロポリターナのソリストも務めていました。

 

UP 0165-2
\2700
ヤン・クシュチテル・ヴァニュハル [ヨハン・バプティスト・ヴァンハル] (1739-1813):
 教会音楽作品集

  キリエ(ト長調)(*)/こちらに来たれ [Huc adeste] (アリア ヘ長調)(S)
  グローリア(ト長調)(S/M/T/B/*)
  われは常に問う [Semper quaero] (アリア ロ長調)(A)
  喜び、称え、祝え [Jubilate, plausus date] (オフェルトリウム ニ長調)(*)
  三位一体よ、ハレルヤ [Tu trinitatis, Alleluja] (モテット ニ長調)(B/*)
アリーチェ・マルティーニ(ソプラノ(S))
シルヴァ・チュムグロヴァー(メゾソプラノ(M))
ヤロスラフ・ブジェジナ(テノール(T))
ロマン・ヤナール(バス(B))
ボニ・プエリ(チェコ少年合唱団)(*)
パヴェル・ホラーク(合唱指揮(*))
パルドゥビツェ・チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団
マレク・シュトリンツル(指揮)
録音:2014年8月27日-9月1日、フルディム、チェコ
 チェコ(ボヘミア)生まれのウィーン古典派作曲家ヴァニュハル。ヴァンハル協会によれば彼が残した教会音楽作品は約250にのぼるとのことですが、その大半が未だ研究・出版されていません。
 収録作品はチェコ音楽博物館に所蔵されている手稿譜からヴィエラ・シュトリンツロヴァーとマレク・シュトリンツルが起こした楽譜を用いて演奏されており、もちろん世界初録音です。
   

UP 0167-2
\2700
プロコフィエフ(1891-1953)/ミラン・ドヴォジャーク(1934-)編曲&テキスト訳:
  メロドラマ「エフゲニー・オネーギン」Op.71(チェコ語版)

ヤロミール・メドゥナ(ナレーター)
ペトル・ミケスカ(オネーギン)
カロリーナ・ヘルジノヴァー(タチアナ)
トマーシュ・ヴァニェク(レンスキー)
マルタ・フラホヴィノヴァー(乳母、母)
イジー・クレム(隣人、公爵) 以上 語り役
ヴィエラシュスチーコヴァー(語り監修)
シュチェパーンスカ・スカリツカー、
ヤン・ドゥシェク(チェンバロ)
テプリツェ北チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
イジー・ペトルドリーク(指揮)

録音:2014年5月29日、ライヴ、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン音楽祭、テプリツェ、チェコ
  プロコフィエフはプーシキン没後100年を記念する劇詩「エフゲニー・オネーギン」の舞台上演に合わせて付随音楽を書きましたが、政治的理由により上演中止となり音楽はお蔵入りとなり、他の作品に転用されていました。
 「エフゲニー・オネーギン」の楽譜は完全な形で残されておらず、これまでもいくつかの編曲版が作られ録音されてきました。
 当ディスクはチェコの作曲家ミラン・ドヴォジャークがテキストをチェコに訳しオーケストレーションを補筆完成した版を用いた世界初録音盤です。
   

UP 0168-2
\2700
クリスマス・イヴがやって来た チェコのクリスマス・キャロル
  (全24曲+ボーナス・トラック1曲) 詳細(原文)
ボニ・プエリ(チェコ少年合唱団)
ムジカ・ボヘミカ・プラハ
ヤロスラフ・クルチェク(指揮)
ブルノ・チェコ・フィルハーモニー合唱団
ペトル・フィアラ(指揮) 他、さまざまな演奏者
  


UP 0171-2
\2700→\2490
ピルゼンのオケ!
 ドヴォルジャーク(1841-1904):
  狂詩曲イ短調 Op.14 B.44
  スラヴ狂詩曲ニ長調 Op.45 B.86 No.1
  スラヴ狂詩曲ト短調 Op.45 B.86 No.2
  スラヴ狂詩曲変イ長調 Op.45 B.86 No.3

プルゼニュ・フィルハーモニー管弦楽団
トマーシュ・ブラウネル(指揮)

録音:2013年、チェコ放送プルゼニュ支局、プルゼニュ、チェコ
  ピルスナー・ビール発祥の地プルゼニュ(ドイツ語名ピルゼン)は2015年、欧州文化首都として注目を浴びるチェコ共和国ボヘミア地方北西部の都市。1882年フィルハーモニー協会が発足し1934年に管弦楽団が創設されました。
 トマーシュ・ブラウネルは1978年チェコのプラハに生まれ、プラハ音楽院および音楽アカデミー、ウィーン音楽大学で学んだ指揮者。2010年ミトロプーロス国際指揮者コンクール入賞。2013年にプルゼニュ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任。




ARTEVISIO


AV 0001-2
(1CD)
\3400
プラガ・マグナ ルドルフ2世治世期のプラハの音楽
 アレッサンドロ・オロロージョ(1550頃-1633):イントラーダ第5番(1597)
 オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):
  われは御身に感謝する、主よ [Confitebor tibi Domine] (1564)
 フィリップ・デ・モンテ(1521-1603):
  ミサ「コンフィテボル・ティビ・ドミネ」 [Missa super Confitebor tibi Domine] (1587)から
   キリエ,グローリア
  Langue a'll vostro languir(マドリガーレ;1586)
  ミサ「コンフィテボル・ティビ・ドミネ」から クレド
 リベラーレ・ザンキ(1570-1621):4声のカンツォネッタ第2番
 フィリップ・デ・モンテ:
  ミサ「コンフィテボル・ティビ・ドミネ」から サンクトゥス,ベネディクトゥス
  Gia fu chi m'hebbe cara(マドリガーレ;1599)
  ミサ「コンフィテボル・ティビ・ドミネ」から アニュス・デイ
 ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(1525-1594)/
  ジョヴァンニ・バッサーノ(1558-1917):Veni dilecta mi(1591)
 ヤコブ・ルニャール(1540頃-1599):聖母マリアのリタニア(1596)
カペッラ・マリアーナ
 ハナ・ブラジーコヴァー、
バルボラ・ソイコヴァー(ソプラノ)
 ダニエラ・チェルマーコヴァー(アルト)
 ヴォイチェフ・セメラート、
トマーシュ・ライトケプ(テノール)
 トマーシュ・クラール、
 ロマン・ハザ(バリトン)
 ヤロミール・ノセク(バス)
 リハルト・シェダ、
 ミロスラフ・クーズル(コルネット [ツィンク])
 ゲアハルト・シュナイダー(アルトトロンボーン)
 オンドジェイ・ソコル(テナートロンボーン)
 ベルンハルト・ライナー(バストロンボーン)
 ヤン・クレイチャ(テオルボ)
 パブロ・コルンフェルト(オルガン)
ヴォイチェフ・セメラート(アーティスティック・ディレクター)
録音:2014年6月24-26日、聖母マリア被昇天修道院教会、ジェリフ、チェコ
 神聖ローマ皇帝ルドルフ2世(1552-1612/ボヘミア王:1575-1612、皇帝:1576-1612)は政治的には無能でしたが教養豊かな文化人であり芸術を保護しました。
 熱心なカトリック信者であった彼の治世期にプラハ宮廷礼拝堂で演奏されたと推測される教会音楽作品を中心とするプログラムです。フランドル楽派の大作曲家フィリップ・デ・モンテはルドルフ2世の父マクシミリアン2世の治世期からウィーンとプラハの両宮廷礼拝堂で活躍していました。
 モンテとリベラーレ・ザンキの収録作品は世界初録音。カペッラ・マリアーナはルネサンス・ポリフォニー音楽の演奏のため2008年に創設されたチェコのアンサンブル。




CLARTON


CQ 0089-2
\2500
ベートーヴェン(1770-1827):
  フルート、ヴァイオリンとヴィオラのためのセレナード ニ長調 Op.25
レーガー(1873-1916):
  フルート、ヴァイオリンとヴィオラのためのセレナード ニ長調 Op.77a
  フルート、ヴァイオリンとヴィオラのためのセレナード ト長調 Op.141a
パヴェル・フォルティーン(フルート)
ボフスラフ・マトウシェク(ヴァイオリン)
ヤン・ピェルシュカ(ヴィオラ)

録音:2011年3月8-9日、チェコ同胞団福音教会、プラハ、チェコ
 パヴェル・フォルティーン(フォルティン)はオストラヴァ・ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ交響楽団(首席)の奏者を経て2014現在群馬交響楽団の第一奏者を務めているチェコのフルート奏者。
 ボフスラフ・マトウシェクはスタミツ(シュターミッツ)弦楽四重奏団の元リーダー、ヤン・ピェルシュカは現メンバー(2014年時点)。





CZECH PHILHARMONIC CHILDREN'S CHOIR

レア盤!

KDSCD 01
(2CD)
\5000
チェコ・フィルハーモニー少年少女合唱団
 [CD 1]
 ヨセフ・ミスリヴェチェク(1737-1781):夜想曲(*)
 ドヴォルジャーク(1841-1904):
  野ばら(*)/囚われた娘(*)/輪(*)/わが母の教えたまいし歌(*)
 スメタナ(1824-1884):私の星/つばめが飛んだ/日没
 シューベルト(1797-1828):詩篇23「神はわが羊飼い」(*)
 レーガー(1873-1916):マリアの子守歌(*)
 チャイコフスキー(1840-1893):暇もなく、時もなく
 ドビュッシー(1862-1916):もう家がない子供たちのクリスマス(*)
 ヨセフ・ボフスラフ・フェルスター(1859-1951):森の泉/歌
 オトマル・マーハ(1922-2007):ホイ・フラ・ホイ(羊飼いの歌)
 イリヤ・フルニーク(1922-2012):泉
 ズデニェク・ルカーシュ(1928-2007):クラヴァルキ/小さな花冠
 ボフスラフ・マルティヌー(1890-1959):死を持ち出して(復活祭の歌)(*)
 [CD 2]
 ヤン・カンパヌス・ヴォドニャンスキー(1572-1622):滴らせよ、天よ [Rorando coeli]
 オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):ほら、楽しいこだまが [Ola, o che bon echo]
 ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(1525-1594):
  われは御身を拝む、キリストよ [Adoramus te, Christe]
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):アヴェ・マリア
 ヤコブス・ハンドル=ガルス(1550-1591):子らよ、ともに歌え [Pueri concinite]
 チャイコフスキー:伝説/ケルビムの歌
 ホルスト(1874-1934):アヴェ・マリア
 ブラームス(1833-1897):天の元后 [Regina coeli]
 アルヴォ・ペルト(1935-):二人の祈祷者 [Zwei Beter]
 ペトル・エベン(1929-2007):天使たちから [De angelis]
 イヴァン・クルツ(1947-):マリア、われらの母 [Maria, mater nostra]
 ズデニェク・ルカーシュ:われらの父 [Pater noster]
 フォーレ(1845-1924):かくも大いなる秘蹟を [Tantum ergo](+)
 メンデルスゾーン(1809-1947):
  称えよ、僕(しもべ)らよ [Laudate pueri](+)/皆幸いなり [Beati omnes](+)
 ズデニェク・ルカーシュ:ミルの束 [Otep myrhy](+)

チェコ・フィルハーモニー少年少女合唱団
ダニエル・ヴィエスネル(ピアノ(*))
ヤン・カルフス(オルガン(+))
イジー・フヴァーラ(指揮)

録音:2013年5、6、9月,マルチヌー・ホール、プラハ音楽アカデミー,チェコスロヴァキア・フス派教会、デイヴィツェ,プラハ、チェコ
 チェコ・フィルハーモニー少年少女合唱団の自主制作盤。本体・外装に規格品番表記がございません。ご了承ください。




KAREL PROCEK


ZRDISC 6612
(1CD)
\3600
アントン・ヴラニツキー(1761-1831):弦楽四重奏曲 Op.13 No.1
フランチシェク・クラマーシュ [フランツ・クロンマー] (1759-1831):
  弦楽五重奏曲 Op.70(*)
スタミツ弦楽四重奏団
 インドジフ・パズデラ、
 ヨセフ・ケクラ(ヴァイオリン)
 ヤン・ピェルシュカ(ヴィオラ)
 ペトル・ヘイニー(チェロ)
カレル・プロツェク(ヴィオラ(*))
録音:ライヴ、2010年6月26日、プレモントレ修道院ホール、ノヴァ・リセ、モラヴィア、チェコ
 アルバム・タイトルは「高地への帰還」。外装に規格品番表記がございません。ご了承ください。




LOTOS



LT 0160-2
(1CD)
\2900→\2690
「原子心母」組曲
クトナー・ホラ国際音楽祭 2013

 ピンク・フロイド/ロン・ギーシン:「原子心母」組曲
  父の叫び/ミルクたっぷりの乳房/マザー・フォア/むかつくばかりのこやし
  喉に気をつけて/再現
アンサンブル2013
 ヤロスラフ・プルタル、
 ペトル・ターボルスキー、
 ペトル・クボヴィー(トランペット)
 エリシュカ・アダモヴァー、
 ミハエラ・マツォウルコヴァー、
 シモン・シェンケジーク(ホルン)
 ヴラディミール・ベスフ、
 シュチェパーン・グランディシュ(トロンボーン)
 マレク・フィッラ(テューバ)
アンサンブル・ピンク・フロイド
 マルチン・バイグル(ドラムス)
 ミハル・カシュパル(エレクトリック・ギター)
 ヴラディミール・クルハーネク(エレクトリック・ベースギター)
 スヴァトプルク・ハルパ(キーボード)
マルチヌー・ヴォイシズ(合唱)
ルカーシュ・ヴァシレク(合唱指揮)
イジー・バールタ(チェロ、テレミン、キーボード)
スラニスラフ・ヴァヴリーネク(指揮)
録音:2013年6月11日、聖バルバラ教会、クートナー・ホラ、チェコ
 ピンク・フロイドが1970年に発表したプログレッシヴ・ロックの名盤「原子心母」のA面を占める組曲をチェコの演奏家たちがライヴ録音。収録時間約27分ながら高めのフルプライス設定です。ご注意ください。




MULTISONIC



310859-2
(2CD)
\3800→\3490
エリシュカが首席指揮者を務めたカルロヴィ・ヴァリ響の名演集
 なんと、ボーナス・トラックにバボラークが!
  シナール・ジャズ・シンフォニー&チェコ楽派

 [CD 1]
シナール・ジャズ・シンフォニー
 クリシュトフ・マレク(1967-):
  シナール・ジャズ・シンフォニー
  シンフォニー・オーケストラとジャズ・オーケストラのための組曲第1番
  マリア・キラ

カルロヴィ・ヴァリ交響楽団
カルロヴァリスキー・レプレ・バンド
クリシュトフ・マレク(指揮)

録音:2012年10月、2013年2月、CNSOスタジオ No.1「ギャラリー」、No.2「ブルー・ヴェルヴェット」、プラハ、チェコ
 チェコの作曲家・編曲家・指揮者・ジャズピアニスト、クリシュトフ・マレクによるジャズとクラシックを融合させた作品集。

[CD 2]
チェコ楽派
 ドヴォルジャーク(1841-1904):祝典行進曲 Op.54(*)
 ヨセフ・ラビツキー(1802-1881):カールスバート・ワルツ(+)
 ズデニェク・フィビフ(1800-1850):牧歌(+)
 ドヴォルジャーク:チェコ組曲ニ長調 Op.39 から フリアント(No.5)(#)
 スメタナ(1824-1884):オペラ「売られた花嫁」から スコチナー(+)
 ドヴォルジャーク:交響曲第9番ホ短調「新世界より」Op.95 から 第4楽章(#)
 [ボーナス・トラック]
  サン=サーンス(1835-1921):ホルンと管弦楽のための演奏会用小品(**/#)
ラデク・バボラーク(ホルン(**))
カルロヴィ・ヴァリ交響楽団
ダグラス・ボストック(指揮(*/+))
イジー・スターレク(指揮(#)
録音:2011年5月6日、市立劇場、カルロヴィ・ヴァリ、チェコ(#)/データ記載なし(*/+)
原盤:(P)1991, Bonton Music(*)/Olufsen Records(+)
ライセンサー:Supraphon(*)/Olufsen Records(+)
 チェコ、ボヘミア西部の温泉保養地カルロヴィ・ヴァリ(ドイツ語名カールスバート)に1835年に創設されたカルロヴィ・ヴァリ交響楽団の1990年から2013年までの録音から名演を選りすぐったアルバム。
 (#)はおそらく初出。ボーナス・トラックにこっそりラデク・バボラークが登場しているのが驚き。外装には書いてありません。何ともったいない!
 

310875-2
\2600
こちらもカルロヴィ・ヴァリ響
 ロック・ミサ

  ダニエル・キズリンク/ジョン・デ・ジョング作詞:ロック・ミサ
    Celebration / The Dance / Gloria / Sanctus / Agnus Dei
    Prayer for Dying Souls / Prayer for a Dying World / Kyrie / Credo
    Veni Sancte Spiritus / Symphony of Light / Gospel song / My Home
ギャズ・トゥイスト、クリステン・ジョイ(歌)
カルロヴィ・ヴァリ交響楽団
マルタン・ルベル(指揮)
録音:2014年、スタジオV、ズリーン、チェコ
 チェコの作曲家・編曲家・ピアニスト、ダニエル・キズリンクとイギリスのシンガー・ソングライターであるジョン・デ・ジョングの共作によるロック仕様のミサ曲。フル・オーケストラにロック・バンドの楽器を加えて演奏されています。


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


MILAN BLAHA

レア盤!

BLAHA 6002036
(1CD)
\2700→\2490
ミラン・ブラーハ アコーディオン協奏曲集
 アントニーン・レイハ [アントン・ライヒャ] (1770-1836):
  グラスハーモニカと管弦楽のための大独奏曲ヘ長調
   +ヴァーツラフ・トロヤン(1907-1983):幻想曲風カデンツァ(*)
 エミル・フランチシェク・ブリアン(1904-1959):アコーディオン協奏曲(+)
 ダリボル・ツィリル・ヴァーチカーシュ(1906-1984):
  ソプラノサクソフォン、アコーディオン、ギターと管弦楽のための協奏曲(#)
 ヤン・トルフラーシュ(1928-2007):
  アコーディオンと弦楽合奏のためのスケルツォ(**)
 ミロシュ・ヴァツェク(1928-2012):年老いた道化師の思い出(++)
ミラン・ブラーハ(アコーディオン)
ブルノ放送管弦楽団(*)
ミロシュ・マヘク(指揮(*))
プルゼニュ放送管弦楽団(+)
アントニーン・デ・ヴァーティー(指揮(+))
ミロスラフ・ヤンダ(ソプラノサクソフォン(#))
ミラン・ゼレンカ(ギター(#))
プラハ放送交響楽団(#)
イジー・スターレク(指揮(#))
プラハ交響楽団(**)
ヴラディジミール・ヴァーレク(指揮(**))
スメタナ劇場管弦楽団(++)
ヨセフ・フルンチーシュ(指揮(++))
録音:1975年、ステレオ(*)/1961年、モノラル(+)/1968年、モノラル(#)/1972年、ステレオ(**) 1971年、ステレオ(++)
音源:チェコ放送(*/+/**/++)/ミラン・ブラーハ私蔵(#)
 チェコのアコーディオン奏者ミラン・ブラーハ(1927年生まれ)がオーケストラと共演した際の録音を集成。本体・外装に規格品番表記がございません。ご了承ください。



















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