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≪第81号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その1 2015/3/10〜


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像


 




3/13(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

EASONUS



EAS 29253
\2700→\2490
タイ・マレイが弾く20世紀アメリカのヴァイオリン作品
 ・コープランド(1900-1990):ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
 ・エリオット・カーター(1908-2012):
  独奏ヴァイオリンのための4 つの賛歌
 ・ジョン・ケージ(1912-1992):
  ヴァイオリンと鍵盤のための6 つのメロディ
 ・ジョン・コリリアーノ(b.1938):ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
タイ・マレイ(ヴァイオリン)
アシュリー・ウォス(ピアノ)

 アメリカの天才、タイ・マレイが弾く20世紀アメリカのヴァイオリン作品

 録音:2013 年7 月22-23 日、RBB スタジオ3

 ハルモニアムンディから鮮烈なイザイ作品(HMU 907569)をリリースしたタイ・マレイの新録音の登場。20 世紀のアメリカで生まれた作品集です。
 ナディア・ブーランジェに学んだコープランドとカーターの作品からは、どこかヨーロッパの香りも漂います。音という概念を覆すケージの作品、そして、スタイルの可能性を極限まで追求したコリリアーノのスタイリッシュな作品でしめくくる、という、味わい深いプログラムとなっています。
 シカゴ生まれのタイ・マレイは、2004 年エイブリーフィッシャー賞、2008-2010 年BBC ニュー・ジェネレーション・アーティストに抜擢された注目新人。カーネギーホールでコンサートを行うほか、BBC 響などとも共演、欧米を中心に活躍しています。室内楽でも高い評価を得ており、共演したアーティストには内田光子なども含まれます。ユヴァル・ヤロン、フランコ・グッリ、ジュリアードSQ の創設メンバー、ジョエル・スミルノフらに師事しており、バランスよく様々なスタイルを吸収し、自分のものにしているのが感じられます。
 一つ一つの音の粒が立ったすっきりとした音色、高音域においても深みと厚みを失わないしっとりとした響きは圧巻です。ピアノのアシュリー・ウォスは、英国の王立音楽大学の教授も務める実力派で、室内楽には定評があります。




  イザイの第6番が観られる。鮮烈。天才。

https://www.youtube.com/watch?v=MQDszaZeWwc&list=PLrrSS9LTNo7ZQV_WJrz4z6Z0LgJkaQLw5&feature=player_detailpage

 こっちはドビュッシーのソナタ。

https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=r3QR62ScNtE

 なんというか、音に味があるのである。

 この人の成功によって、これから黒人演奏家がどんどん登場するようになるのかもしれない。



仏HMからリリースされたイザイの無伴奏
鮮烈!
Ysaye: Six Sonatas for solo violin Op. 27
仏HAM
HMU 907569
\2700→\2490
タイ・マレイがハルモニア・ムンディからデビュー!
 イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ op.27(全六曲)
  (1)第1番 ト短調 (2)第2番 イ短調 (3)第3番 ニ短調「バラード」 
  (4)第4番 ホ短調 (5)第5番 ト長調 (6)第6番 ホ長調
タイ・マレイ(Vn)
若手世代屈指のヴァイオリニスト、タイ・マレイがハルモニア・ムンディからデビュー!注目のCD第1弾はイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ、渾身の全曲収録!

録音:2011 年3 月、アメリカ芸術文化アカデミー(ニューヨーク)/使用楽器:ジョヴァンニ・トノーニ(1690 年頃製)

 ハルモニア・ムンディから新進気鋭の若手ヴァイオリニスト、タイ・マレイがデビュー!
 マレイ注目のCD 第1 弾は、技巧的なパッセージと抒情的な旋律が美しいイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ。新人デビューCD としても注目されますが、イザイ屈指の名曲が全曲収録されていることでもおすすめのCD です。当代の名手シゲティによるJ.S. バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタの演奏に感銘を受けて作曲されたといわれるイザイの無伴奏ソナタ。壮大なアルペジオや美しく重ねられていく和音の響きにどこかバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタを思わせる名曲です。当時のヴィルトゥオーゾに捧げられるにふさわしい、技術力と表現力を要求される難曲の全曲収録に若きヴィルトゥオーゾが挑んだ、渾身の1 枚です!
 シカゴ生まれのタイ・マレイは、2004 年エイブリーフィッシャー賞、2008-2010 年BBC ニュー・ジェネレーション・アーティストに抜擢された注目新人。
 カーネギーホールでコンサートを行うほか、BBC 響などとも共演、欧米を中心に活躍しています。室内楽でも高い評価を得ており、共演したアーティストには内田光子なども含まれます。ユヴァル・ヤロン、フランコ・グッリ、ジュリアードSQ の創設メンバー、ジョエル・スミルノフらに師事しており、バランスよく様々なスタイルを吸収し、自分のものにしているのが感じられます。一つ一つの音の粒が立ったすっきりとした音色、高音域においても深みと厚みを失わないしっとりとした響きは圧巻です。若手らしい活気にあふれながらも安定感のある演奏に、今後ますますの注目が期待されます!





LA DOLCE VOLTA



LDV 18
\2600→\2390
名門ターリヒ四重奏団、最新録音!
 ロマン色濃厚なドヴォルザーク

  ドヴォルザーク:
   弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 op.51
   弦楽四重奏曲第11番 ハ長調 op.61
ターリヒ四重奏団
 〔ヤン・ターリヒ(1st Vn)、
  ロマン・パトチュカ(2ndVn)、
  ウラディーミル・ブカチュ(Va)、
  ペトル・プラウゼ(Vc)〕
 録音:2014 年5 月、プラハ、聖アグネス修道院

 第10,11 番とも、ドヴォルザークの存命中に大変な人気を博しました。ヨーロッパ各地で演奏され、このおかげで、ドヴォルザークは最も重要な室内楽作曲家の一人として認識されるようになります。
 第10 番は、隅々にまでチェコの要素がちりばめられた田園風の作品。終楽章は、チェコの機敏な民族舞踊スコチナーに基づいています。
 第11 番は、対照的に、スラブ的な要素を用いず、ベートーヴェンやシューベルトにインスピレーションを得て書かれていることが感じられます。第2 楽章のアダージョの美しさは絶品です。




LIGIA DIGITAL


オリヴィエ・ヴェルネ〜50 歳アニヴァーサリー・コレクション


 フランスのヴィシー生まれのオルガニスト、オリヴィエ・ヴェルネは、マリー=クレール・アラン、ミシェル・シャピュイら名だたるオルガニストのもとで学び、今やフランスを代表するオルガニストとして、数少ないコンサート・オルガニストの一人に数えられます。
 レパートリーの広いヴェルネはバッハを中心とするバロック時代の作品から現代まで膨大なレパートリーを誇りこれまでに85 枚以上のリリースを数えますが、そのどれもが高い評価を得ています。
 当シリーズは2014 年9 月30日に50 歳を迎えたことを記念して自らセレクトした厳選7タイトルを紙スリーヴ付きの統一仕様で一挙再発売です。
 モーツァルト、リスト、カロル、ギルマンなどオルガン作品の最重要レパートリーをおさえたラインナップとなっております。


 LIGIA提供のヴェルネによるバッハ「トッカータとフーガ ニ短調」。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=tQHDUBgmdEY
 わりと凝った映像で見せてくれる。


LIDI 0104275
\2100
ヴェルネがミシェル・コレットのオルガン協奏曲を弾く!
 ミシェル・コレット(1707-1795):
  6つのオルガン協奏曲 Op.26
  オルガンでも演奏可能なクラヴサン曲集より
   「魅了された恋人たち」「野蛮な祭り」
   「飛脚」「星」「狂信者」
オリヴィエ・ヴェルネ(オルガン)
フィリップ・フロン
ジャン=シャルル・レオン(指揮)
ラクリメ・コンソール・アラングレーズ
 フランスの鬼才オルガニスト、オリヴィエ・ヴェルネ、50 歳を記念して自らセレクトした厳選7タイトルを一挙再発売!
  知られざる名曲。名手ヴェルネがミシェル・コレットのオルガン協奏曲を弾く!

 セッション録音:2004 年7 月/フェルテ・ス・ジュアル教会/DDD、79’55”、紙スリーヴ付

 ミシェル・コレット(1707-1795)のオルガン協奏曲集。コレットはフランスのオルガニスト、作曲家、音楽教則本の著者で多作曲家として知られ、中でもオルガン協奏曲を多く残しました。
 ここに収録された6 つのオルガン協奏曲 Op.26 はオルガンに3 つのヴァイオリン、フルート、ヴィオラとチェロが伴う華やかな作品です。フランス人オルガニスト、ヴェルネだからこそ表現できる絶妙な演奏です。(原盤番号:LIDI 0104148 の再発売商品)
 
LIDI 0104276
\2100
ヴェルネが弾き振り!シャルパンティエのクリスマス声楽曲
 シャルパンティエ:クリスマスのカンティクム(1676)
  【「贖い主の優しき御母」H 21/
   「喜べ、最も愛されし人々よ」H 38/
   「クリスマスのカンティクム」H 393/
   「主の割礼の祝日に」H.316/ トリオ H 548/
   「聖ジュヌヴィエーヴの祝日のために」H 317/
   「公現祭の祝日のために」H 395/「潔めの祝日に」H 318】
 アンリ・デュ・モン:メランジュ第2巻より第1、2、9、11、14曲
 L.クープラン:前奏曲 Oldham46、ファンタジア Oldham69
 ガスパール・ルルー:サラバンド イ短調
オリヴィエ・ヴェルネ(指揮、オルガン)
アンサンブル・イン・オレ・メル
 セッション録音:2004 年/レ・ヴィーニュ/DDD、60’00”、紙スリーヴ付

 このアルバムは、シャルパンティエによるオルガンをともなう声楽曲集です。
 シャルパンティエはヴェルサイユ楽派の初期を代表する作家で、16 の歌劇をはじめ多くの教会音楽を残しました。
 ヴェルネが絶大な信頼をおくアンサンブル・イン・オレ・メルとともにシャルパンティエの世界を見事に表現しました。このほか、アンリ・デュ・モン、L. クープラン、ガスパール・ルルーの作品が収められました。(原盤番号:LIDI 0202152 の再発売商品)
 
LIDI 0104277
\2100
モーツァルト:オルガン作品集
 (1)序曲(序奏とフーガ)ハ長調 K.399
 (2)グラスハーモニカのためのアダージョ ハ長調 K.356
 (3)フーガ 変ホ長調 K.153 (4)フーガ ト短調 K.154
 (5)アンダンテと変奏曲 K.501 (6)フーガ ト短調 K.401
 (7)トリオ ト長調 K.443 (8)アダージョとアレグロ ヘ短調 K.594
 (9)ああ天よりみそなわせる神よ K.620b
 (10)小ジーグ ト長調 K.574
 (11)小自動オルガンのためのアンダンテ ヘ長調 K.616
 (12)2つの小フーガ K.154a
 (13)アダージョとアレグロ ヘ短調 K.608
オリヴィエ・ヴェルネ(オルガン)
(5)-(8)(11)(13)
 セドリク・メックレル(オルガン)
 モーツァルトの華やかなオルガン作品集

 セッション録音:2006 年5 月25~27 日/聖ルイザンリール教会(フランス)/DDD、59’35”、紙スリーヴ付

 数多くの名曲を残したモーツァルトですが、オルガンの分野もその例外ではありません。いわゆる軽妙な「モーツァルト節」の中にオルガンの特性を生かした厚みが加わり、交響的要素も含んだ非常に耳馴染みのよい作品ばかりです。
 ヴェルネは聖ルイザンリール教会の残響を考慮し、絶妙なタッチで演奏しております。(原盤番号:LIDI 0104171 の再発売商品)
 
LIDI 0104280
(6CD)
\4000
リスト:オルガン作品全集 オリヴィエ・ヴェルネ(オルガン)
ローラン・カバッソ(ピアノ;Disc 6)
[Disc 1]
 ショパン〜リスト:(1)前奏曲Op.28-9 (2)前奏曲op.28-4
 リスト:
  (3)コラール「アド・ノス, アド・サルタレム・ムンダム」〜マイヤベーア「預言者」より
  (4)コンソレイション IV(変ニ長調)
  (5)コンソレイション V(ホ長調) (6)コンソレイション VI(嬰ハ短調)
  (7)コラール「われらが神はかたき砦」による教会祝典序曲
  (8)アヴェ・マリアⅠ (9)交響詩「オルフェウス」
[Disc 2]
 リスト:
  (1)バッハの名による前奏曲とフーガ (2)ダンテ交響曲" より、導入部、フーガ、マニフィカト
 (3)リスト:アンダンテ・レリジオーソ
 J.S. バッハ:(4)深き淵より、われ汝に呼ばわる(BWV 38)
 (5)カンタータ「わが心に憂い多かりき」(BWV 21)による導入部とフーガ
 (6)ワーグナー:巡礼の合唱「ふるさとよ、また見る野山」
 リスト:(7)アヴェ・マリア (8)「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」
[Disc 3]
 リスト:
  (1)システィーナ礼拝堂への祈り (2)法王の讃歌 (3)スラヴィモ・ スラヴノ・スラヴェニ
  (4)連祷「われらのために祈りたまえ」
 (5)J.S. バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタよりアダージョ
 (6)オルランド・ディ・ラッソ:レジーナ・チェリ
 リスト:
  (7)ワイマールの民謡 (8)オラトリオ「キリスト」から汝はペテロなり (9)めでたし、海の星
  (10)アヴェ・マリア II (11)Les Morts- Oraison
[Disc 4]
 リスト:
  (1)オッフェルトリウム〜ハンガリー戴冠式ミサより
  (2)ハンガリーの神 (3)サルヴェ・レジーナ
  (4)クリスマス・ツリーより第1〜4曲 (5)夕べの鐘、守護天使への祈り
  (6)ヴェルディ:アニュス・デイ(レクイエムより)
 リスト:(7)諦め (8)祈り⑧ロザリオより第1〜3曲 (9)オルガン・ミサ曲
[Disc 5]
 リスト:
  (1)聖フランチェスコ (2)アヴェ・マリア IV
  (3)リヒャルト・ワーグナーの墓に (4)レクイエム
  (5)コラール「いざ、みな神に感謝せよ」 (6)婚礼
  (7)おお聖なる晩餐 (8)主の家に我らは進み行く (9)入祭唱
 (10)モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス
[Disc 6]
 ピアノとオルガン
   (1)マゼッパ (2)レ・プレリュード (3)オルフェウス (4)プロメテウス
 これぞ決定盤!名手ヴェルネによるリストのオルガン作品全集

 セッション録音:2000 年12 月16-18 日、2002 年6 月20-22 日、2003 年10 月12-15 日/DDD、6h12’、紙スリーヴ付

 名手ヴェルネによるリストのオルガン作品全集。
 ヴェルネの変幻自在な奏法により難曲として名高いリストのオルガン作品を見事に演奏しております。また、Disc6 のカバッソのピアノとの競演は驚きの連続です。オルガンによるこのマゼッパを聴くと、どんな名ピアニストの演奏も色あせてしまいそうな迫力に満ちています。(原盤番号:LIDI 0104226 の再発売商品)
 
LIDI 0104281
\2100
20世紀に活躍した南仏のオルガニスト、アンリ・カロルによるクリスマス曲集
 アンリ・カロル:
  (1)クリスマスの名曲に基づく小組曲
  (2)オーヴェルニュのクリスマス
  (3)ブザンソンのクリスマス
  (4)ニコラ・マルタンのクリスマス・キャロルに基づく変奏とポストリュード
   『新たな、新たな…』
  (5)ヴェラーヴのクリスマス・キャロルに基づくオルガンのための8つの変奏曲
  (6)ブルボネのクリスマス(オルガンのための8つの変奏曲)
  (7)プロヴァンスのクリスマス
  (8)プロヴァンスのクリスマスに基づく楽
オリヴィエ・ヴェルネ(オルガン)
 セッション録音:2010 年12 月/サン=シャルル教会(モナコ)/DDD、55’51”、紙スリーヴ付

 このアルバムはヴェルネによる南仏の現代作曲家アンリ・カロルによるオルガン作品集です。
 カロルは南仏の歴史ある町モンペリエ生まれの音楽家。オルガニスト兼ピアニストとして活躍し、モンペリエ、次いでモナコの教会付オルガン奏者および合唱指導にあたりました。
 今回は彼が作曲した作品の中からクリスマスにまつわる作品が収録されています。クリスマス・キャロルの名曲を集めた小組曲は、4 曲にわたって救い主イエスの生誕の物語を描いた作品。
 また、本CD にはフランスの地方都市のクリスマスを描写した小曲集も収録しております(原盤番号:LIDI 0104237 の再発売商品)
 
LIDI 0104282
(2CD)
\2800
トッカータとフーガも収録!!
 ヴェルネが17世紀から20世紀までのオルガン作品を弾く!
オリヴィエ・ヴェルネ(オルガン)
[Disc 1
 (1)グリニー:賛歌『来たり給え、創造主なる聖霊よ』
 (2)ハンフ:7つのコラール
 (3)J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
 (4)ギルマン:ソナタ第5番 Op.80より第2,5楽章
 (5)セヴラック:英雄的悲歌
[Disc 2]
 (6)イベール:3つの小品
 (7)イベール:コラール『正しき者の魂は神の御手に』
 (8)ジャン・アラン:シャコンヌ
 (9)ジャン・アラン:クレマン・ジャヌカンの主題による変奏曲
 (10)デュリュフレ:アランの名による前奏曲とフーガ リテーズ:タルシスの王
 (11)ベダール:オルガンのための8つの瞑想曲(オリヴィエ・ヴェルネに捧ぐ)
 (12)ベダール:オルガンのためのミサより第2,4,5曲(オリヴィエ・ヴェルネに捧ぐ)
 トッカータとフーガも収録!!ヴェルネが17 世紀から20 世紀までのオルガン作品を弾く!

 セッション録音:2012 年4 月28-5 月1 日/モナコ大聖堂(モナコ)/DDD、2h16’、紙スリーヴ付

 名手ヴェルネがモナコ大聖堂のドミニク・トマ製オルガンを演奏した2 枚組。
 17 世紀から20 世紀までの幅広い作品を収録しており、オルガンのパワーと豊かな音色を心行くまで楽しむことができるセットです。(原盤番号:LIDI 0104245 の再発売商品)
 
LIDI 0104283
\2100
フランクとならぶフランス・オルガンの重要人物、
 アルクサンドル・ギルマン作品集

  ギルマン:
   (1)ソナタ第1番 Op.42
   (2)アヴェ・マリア Op.65
   (2)ソナタ第5番 Op.80
オリヴィエ・ヴェルネ(オルガン)
 セッション録音:2013 年1 月27,28 日/モナコ大聖堂(モナコ)/DDD、60’00”、紙スリーヴ付

 名手ヴェルネによるギルマンのオルガン作品集。
 ギルマンは、音楽学者として、そしてオルガンの作曲家として、そして彼自身、演奏者として教会と演奏会の両方で活躍していました。
 作品はソナタと題されていますが、非常に大きな規模の作品で、ソナタというより交響曲とも呼べるもので、バッハやベートーヴェンといったドイツの流れを汲んでいます。
 『アヴェ・マリア』は非常に静謐な雰囲気。名手ヴェルネが、モナコのオルガンを自在に操り変幻自在にギルマンの作品を鳴り響かせています。(原盤番号:LIDI 0104254 の再発売商品)




PROFIL



PH 14051
(CD+DVD[PAL 16:9])
特別価格\4000→\3690
大御所シュライアー、キャリアの締め括り
 弦楽四重奏伴奏版による「冬の旅」
【CD】66’ 46
 ・シューベルト:テノールと弦楽四重奏のための「冬の旅」D911(イェンス・ヨーゼフ編曲)
   録音:2005 年3 月12-15 日/ドレスデン、聖ルカ教会(デジタル・セッション)
    プロデューサー:MDR FIGARO、ミヒャエル・エーメ
    アーティスティック・ディレクター:エトヴィン・ディーレ
    テクニカル・ディレクター:アニヤ・バウゼ
ペーター・シュライアー(テノール)
ドレスデン弦楽四重奏団
 トマス・マイニング(第1ヴァイオリン)、
 バルバラ・マイニング(第2ヴァイオリン)
 アンドレアス・シュライベル(ヴィオラ)、
 マルティン・ユングニッケル(チェロ)
【Bonus DVD (PAL)】27’ 13
 「ペーター・シュライアー− “宮廷歌手” としての世界的キャリアとの別れ」
   聞き手:ベッティナ・フォルクスドルフ(MDR FIGARO オペラ・エディター)
    収録:ライプツィヒ、メンデルスゾーン・ハウス、ムジークサロン/製作:2014 年
 大御所シュライアー、キャリアの締め括り弦楽四重奏伴奏版による「冬の旅」

 ステレオ

 1935 年ザクセン州のマイセンで生まれたドイツの世界的テノール、ペーター・シュライアーは2015 年7 月に80 歳を迎えます。これを記念してProfil より注目のアルバムがリリースされます。
 2005 年いっぱいで歌手活動から引退を表明していたシュライアーが、キャリアの締め括りにレコーディングしたのは、シューベルトの「冬の旅」。2005 年3 月に音響にすぐれたドレスデンの聖ルカ教会でセッションを組んでおこなわれたものです。
 シュライアーの歌う「冬の旅」にはすでに2 種の別録音が存在します。
 まず、シュライアー初の「冬の旅」は、1985 年2 月のゼンパー・オーパーの再開を記念したコンサートにおけるライヴ録音で、ピアノは大家リヒテルでした。
 次いで、その6 年後の1991 年8 月にウィーンのコンツェルトハウスでおこなわれたセッション録音は、当時シューベルトのピアノ独奏曲の録音に集中的に取り組んでいたアンドラーシュ・シフとの顔合わせでした。
 このようにいずれの録音も通常のピアノ伴奏でしたが、このたびは1967 年生まれ、ドイツの作曲家イェンス・ヨーゼフが手掛けた「テノールと弦楽四重奏版」による演奏というところがユニークな試み。ちなみに、同じアレンジでは2001 年5 月収録のクリスティアン・エルスナー&ヘンシェル四重奏団盤(CPO・廃盤)というのもありました。
 ハーディ=ガーディ伴奏やアコーディオン伴奏など、果てはハンス・ツェンダーによる室内アンサンブル編曲の成功例のように、「冬の旅」にはいくつもの編曲がなされてそれぞれに独特の世界観を形成していました。
ピアノと並び、弦楽四重奏もまたシューベルトが好んで数多く手掛けたジャンルだけに、オリジナル同様にこうした組み合わせも内なる心情を吐露するには相応しいといえるのかもしれません。実際、ここでのシュライアーは刻んできた年輪を強く感じさせる味わいで、別次元の感動をあたえてくれます。
 シュターツカペレ・ドレスデンのメンバーによって結成され、1990 年代初めより現在まで精力的に活動を続けるドレスデン四重奏団も、大家の花道に絶妙な彩りを添えています。
 さらに、ボーナスDVD(PAL 仕様)には、シュライアーのインタビューが収められており、この不世出の名テノールを深く知る上で価値ある内容です。ブックレットも、シュライアーの輝かしいキャリアを辿る構成でつづられ、また、本レコーディング・セッションの模様をはじめ、少年時代のシュライアーが伝説のカントル、マウエルスベルガーのピアノを前にリハーサルを受ける姿など、貴重な写真が何点も収められ、興味の尽きないつくりとなっております。なお、歌詞は掲載されておりません。

 ※付属のDVD は PAL 方式で記録されており、DVD 再生が可能な Windows PC や Mac のほか、マルチシステム対応 AV 機器などで再生することが可能です。
 通常の NTSC 方式の DVD プレーヤーや TVでは再生することができません。ご了承のうえお求めくださるようお願いいたします。
 
PH 14018
(2CD)
\5000→\4590
カタログ復活
 ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)
  マーラー:歌曲集「子供の不思議な角笛」(全24曲版/世界初録音)

 [CD 1]
  =子供時代と青春時代=
   ・「無駄な骨折り」〜子供の不思議な角笛(デュエット)
   ・「いたずらな子供をしつけるために」〜若き日の歌(バリトン)
   ・「たくましい想像力」〜若き日の歌(デュエット)
   ・「うぬぼれ」〜若き日の歌(バリトン)
   ・「天上の生活」〜交響曲第4 番第4 楽章(ソプラノ)
  =別離と告別=
   ・「塔の中で迫害されている者の歌」〜子供の不思議な角笛(デュエット)
   ・「もう会えない」〜若き日の歌(バリトン)
   ・「別離と忌避」〜若き日の歌(ソプラノ)
   ・「シュトラスブルクの砦で」〜若き日の歌(バリトン)
   ・「不幸なときの慰め」〜子供の不思議な角笛(デュエット)
   ・「終わった!終わった!」〜若き日の歌(デュエット)
 [CD 2]
  =自然より=
   ・「夏の交代」〜若き日の歌(ソプラノ)
   ・「魚に説教するパドヴァの聖アントニウス」〜子供の不思議な角笛(バリトン)
   ・「ラインの伝説」〜子供の不思議な角笛(バリトン)
   ・「緑の森を楽しく歩いた」〜若き日の歌(ソプラノ)
   ・「高い知性を讃える」〜子供の不思議な角笛(バリトン)
   ・「この歌を作ったのは誰?」〜子供の不思議な角笛(ソプラノ)
  =生と死=
   ・「死せる鼓手」〜子供の不思議な角笛(バリトン)
   ・「トランペットが美しく鳴り亘るところ」〜子供の不思議な角笛(デュエット)
   ・「歩哨の夜の歌」〜子供の不思議な角笛(デュエット)
   ・「少年鼓手」〜子供の不思議な角笛(バリトン)
   ・「この世の生活」〜子供の不思議な角笛(ソプラノ)
   ・「3人の天使が歌っていた」〜交響曲第3番第5楽章(ソプラノ)
   ・「原光」〜交響曲第2番第4楽章(バリトン)
ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)
イヴァーン・パレイ(バリトン)
シュテファン・マティアス・ラーデマン(ピアノ)
 ダムラウによるマーラーの「子供の不思議な角笛」バリトンとのデュエットのナンバーでも評判、新機軸の名録音がカタログ復活

  録音:2003 年5 & 9 月/ステレオ

 TELOS レーベルでの初出リリース時におおいに話題を集めた、ダムラウらによるマーラーの「子供の不思議な角笛」がProfil よりカタログに復活。
 マーラーの歌曲集「子供の不思議な角笛」といえば通常演奏されるのは12 曲のところ、このアルバムでは、互いに関連を指摘される9 曲の「若き日の歌」と初期交響曲からの3 曲を併せて、全24 曲を作曲者自身によるオリジナル版のピアノ伴奏版で初めて聴くことができます。
 アルバム全体は4 つのパートから成り、「子供時代と青春時代」「別離と告別」「自然より」「生と死」というテーマごとに、内容的に関連性のある曲をまとめているのがユニークな構成といえ、ソプラノ・ソロ、バリトン・ソロのほかに、このアルバムではデュエットのナンバーが6 曲収められています。
 「デュエットを含む角笛」では、ルートヴィヒ&ベリー、シュヴァルツコップ&フィッシャー=ディースカウ、ポップ&ヴァイクル、ポップ& A. シュミット、フェルミリオン&ヴァイクル、イヴェン&ミュラー=ブラッハマン、エルツェ&フォレなどの録音が過去にもありましたが、デュエットを「若き日の歌」のナンバー(「たくましい想像力」「終わった!終わった!」)まで拡げたのは初の試み。
 「ピアノ伴奏による“室内楽的な響き” を追求した」と述べるバリトンのパレイは、「この企画がマーラー本来の意図とは異なることを承知した上で、多くのナンバーでは異なるキャラクターの対話の図式が見出せる」ことや、「すぐれた指揮者であったマーラー自身もまた、ベートーヴェンの交響曲やシューベルトの弦楽四重奏の編曲を手掛けたように、自作にあたらしいアイデアを盛り込もうとしていた」と指摘しています。
 ブックレットには独語歌詞と英語歌詞とが記載されております。
 

PH 15012
(6CD)
特別価格\3600
「フレデリック・ショパン/シンプリー・ザ・ベスト」
 [CD 1]63’15”
  ・ピアノ協奏曲第1 番ホ短調op. 11
    マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)/
    フィルハーモニア管弦楽団/パウル・クレツキ(指揮)
     録音:1960 年4 月20-21日/ロンドン、アビー・ロード第1/スタジオ(セッション・ステレオ/EMI原盤)
  ・ピアノ・ソナタ第1番ハ短調op. 4
    エフゲニー・ムルスキー(ピアノ)
     録音:2011 年9 月/SWR ハノーファー、大ゼンデザール(セッション・デジタル)
 [CD 2]54’42”
  ・ピアノ協奏曲第2番ヘ短調op. 21
    アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)/シンフォニー・オブ・ジ・エア
    アルフレッド・ウォーレンスタイン(指揮)
     録音:1958年1月20日/ニューヨーク、カーネギー・ホール(セッション・ステレオ/RCA原盤)
 ・ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調op. 35
    エフゲニー・ムルスキー(ピアノ)
     録音:2011 年9 月/SWR ハノーファー、大ゼンデザール(セッション・デジタル)
 [CD 3]67’10”
  ・スケルツォ第1番ロ短調op. 20
  ・スケルツォ第2番変ロ短調op. 31
  ・スケルツォ第3番嬰ハ短調op. 39
  ・スケルツォ第4番ホ長調op. 54
  ・幻想曲ヘ短調op. 49
  ・子守歌 変ニ長調op. 57
  ・舟歌 嬰ヘ長調op. 60
    エフゲニー・ムルスキー(ピアノ)
     録音:2007 年7 月26-28 日/NDR ハノーファー、放送局スタジオ大ホール(セッション・デジタル)
 [CD 4]64’31”
  ・ピアノ・ソナタ第3番ロ短調op. 58
    録音:2011 年9月/SWRハノーファー、大ゼンデザール
  ・ポロネーズ第3番 イ長調op. 40-1「軍隊」
  ・夜想曲第2番変ホ長調 op. 9-2
  ・ワルツ第1番変ホ長調「華麗なる大円舞曲」op.18
  ・ワルツ第6番変ニ長調「子犬」op.64-1
  ・ワルツ イ短調(遺作)  ・ポロネーズ第7番変イ長調op. 61「幻想」
    エフゲニー・ムルスキー(ピアノ)
 [CD 5]66’06”
  ・練習曲集op.10(全曲)
  ・練習曲集op.25(全曲)
  ・3つの新しい練習曲 遺作(ヘ短調/変ニ長調/変イ長調)
    エフゲニー・ムルスキー(ピアノ)
 [CD 6]53’34”
  ・ショパン:歌曲全集(全19曲)[ドイツ語歌唱]
    コンラート・ヤルノット(バリトン) エフゲニー・ムルスキー(ピアノ)
 ショパンの魅力を手軽に楽しめる6枚組

 リマスタリング:フォルカー・リッティングハウス/ステレオ

 5 年に1 度、世界的に最も権威あるコンクールのひとつ、ショパン国際ピアノ・コンクールが2015 年に開催されるのに合わせて、Profil よりリリースされるショパンのセット。
 全6 枚に、ピアノ協奏曲2 曲、3 つのピアノ・ソナタ、エチュード全曲のほか、ピアノ伴奏歌曲19 曲も収められています。
 ふたつの協奏曲は、第1 番に1960 年第6 回同コンクールの覇者マウリツィオ・ポリーニが、コンクール直後に吹き込んだ才気迸る若き日の名演、第2番はショパンと同じポーランド出身で「伝説のショパン弾き」ルービンシュタインによる1958 年のRCA へのセッション録音が選ばれています。
 そのほかのナンバーはすべて、1975 年タシケント生まれのウズベキスタンのピアニスト、エフゲニー・ムルスキーが担当。モスクワ音楽院でレフ・ナウモフ(リュビモフ、カヴリーロフ、コブリンらの師)に師事した後、ステーン=ノックレベルグやハンス・ライグラフにも就いて研鑽を重ねた逸材です。ここでもじっくり歌い込んだ演奏には独特なものがあります。
 なお、ブックレットは各曲のトラックリストおよび演奏家のみの記載となります。



 

WERGO

WER 7315
\2500
ゲルハルト・シュテープラー(b.1949):作品集
 1. ギリギリの限界に関する音楽的エッセイ(2001)
 2. HEISS(! 熱い!)(1988)
 3. 窓(1983)
 4. TAP(1998)
 5. しかし・・・(2009)
ドミニク・ズステック(オルガン)
 もはやオルガンを越えた音楽、おそろしいまでの轟音の嵐

 録音:2014 年1 月/ケルン、聖ペーター教会

 オルガンを愛してやまない作曲家、シュテープラーによる5 つのオルガン曲を収録。
 シュテープラーは多作な作曲家ですが、小学生のころから魅かれていたオルガンのための作品は、このCD に収録された5 曲のみ。あまりに好きで思い入れが強くなりすぎてしまうため、まだ5 曲しか作曲できていないということです。
 どれも、オルガンを熟知し、ノイズのような音から微小な音色、地響きのようにパイプを轟かせるような音まで聴きどころ満載。
 演奏するのはリゲティやシュトックハウゼンの作品などでも秀演を披露しているズステック。驚くべき迫力で、不思議な説得力に満ちています。
 

WER 7321
\2500
シャルロッテ・ザイトヘル(b.1965):作品集
 champleve/cry/gran passo/
 playing both ends towards the middle/
 merging strain/equal ways of difference
エロール=クラヴィーア・トリオ
 妄想の世界の音化を図る女性作曲家ザイトヘルの作品集

 録音:2013 年10 月17-20 日

 自らの作品について、「妄想の世界を音にしてあらわしたもの」と述べるザイトヘルの作品集。




HYPERION



CDA 68070
\2400→\2190
スティーヴン・ハフ(ピアノ)
 グリーグ:抒情小曲集

 アリエッタ Op.12-1/子守歌 Op.38-1/エレジー Op.38-6/
 蝶々 Op.43-1/孤独なさすらい人 Op.43-2/
 故郷で Op.43-3/小鳥 Op.43-4/愛の歌 Op.43-5/
 春に寄す Op.43-6/即興的なワルツ Op.47-1/
 メロディ Op.47-3/エレジー Op.47-7/
 こびとの行進 Op.54-3/夜想曲 Op.54-4/鐘の音 Op.54-6/
 郷愁 Op.57-6/風の精 Op.62-1/家路 Op.62-6/
 青春の日々から Op.65-1/サロン Op.65-4/
 トロルドハウゲンの婚礼の日 Op.65-6/
 おばあさんのメヌエット Op.68-2/ あなたのそばに Op.68-3/
 ゆりかごの歌 Op.68-5/夏の夕べ Op.71-2/
 パック Op.71-3/回想 Op.71-7
スティーヴン・ハフ(ピアノ)
 名匠スティーヴン・ハフが弾くグリーグの抒情小曲集!

 アムラン、ヒューイットと並びピアノ王国ハイぺリオンを代表する、イギリス・ピアノ界の名匠スティーヴン・ハフ。
 前作「イン・ザ・ナイト(CDA 67996)」では、ついに自作のソナタを披露してくれたスティーヴン・ハフが、グリーグの抒情小曲集を録音。40年近くかけて作曲された全66曲の「抒情小曲集」のうち、「蝶々」や「春に寄す」、「こびとの行進」などの人気作を含む、ハフ選りすぐりの27曲を作品番号順に収録。協奏曲録音で大きな実績と印象を残すハフだが、いくつも発売されたコンセプト・アルバムもまた優れており、特に抒情的な作品の魅せ方は「夜」をテーマとした「イン・ザ・ナイト」でも実証済み。シンプルながらも歌心に満ち、魅力的な旋律の溢れる抒情小曲集を聴かせてくれる。

 ※録音:2014年5月11日−14日、聖ジョージ教会(ブランドン・ヒル、ブリストル、イギリス)



 

CDA 67918
\2400→\2190
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズVol.65 〜
 アルベニス&グラナドス:ピアノ協奏曲集

  アルベニス:
   ピアノ協奏曲第1番イ短調 Op.78 《幻想的協奏曲》
    (オーケストレーション:トマス・ブレトン)
   スペイン狂詩曲 Op.70(サン・セバスティアン版/世界初録音)
  グラナドス:ピアノ協奏曲ハ短調 《悲愴》
   (メラーニ・メストレ編曲/世界初録音)
メラーニ・メストレ(ピアノ)
マーティン・ブラビンズ(指揮)
BBCスコティッシュ交響楽団
 ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ!アルベニス&グラナドスの協奏曲!

 ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘、蘇演を行うハイペリオンの超人気シリーズ、「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ」。第65集では、スペインを代表する2人の偉大なるピアニスト、イサーク・アルベニス(1860−1909)とエンリケ・グラナドス(1867−1916)のピアノ協奏曲が登場!
 スペインの作曲家を中心とし、シャルヴェンカやメトネル、バラキレフなどレアな協奏曲レパートリーを誇るスペインのピアニスト、メラーニ・メストレがHyperion初登場。
 「幻想的協奏曲」の名でも知られる、アルベニスのピアノ協奏曲第1番。サン・セバスティアン音楽院(現フランシスコ・エスクデロ音楽院)に所蔵されるオーケストラ譜を使用したバージョンの世界初録音となる「スペイン奇想曲」。
 そして、世界初録音となるグラナドスのピアノ協奏曲 《悲愴(Patetico)》は、メストレ自身が第1楽章をスケッチから再構築し、第2楽章、第3楽章は「スペイン舞曲集」、「スペイン奇想曲」、「演奏会用アレグロ」からピアノと管弦楽版へと作り変え、3楽章の協奏曲を完成させている。

 ※録音:2012年1月6日−7日、シティ・ホール(グラスゴー)



 
CDA 68096
\2400
ヴォーン・ウィリアムズとスティーヴン・ハフの合唱作品!
 ヴォーン・ウィリアムズ:我らに平和を与え給え
 ハフ:ミサ・ミラビリス
アンドルー・リットン(指揮)
コロラド交響楽団&合唱団
サラ・フォックス(ソプラノ)
クリストファー・マルトマン(バリトン)
 コロラド交響楽団の音楽監督、ベルゲン・フィルの首席指揮者を務めるマエストロ、アンドルー・リットン。ヴォーン・ウィリアムズの「ソプラノとバリトン、合唱、管弦楽のためのカンタータ 《我らに平和を与え給え(Dona nobis pacem)》」と、名ピアニストであるスティーヴン・ハフの「合唱と管弦楽のための 《ミサ・ミラビリス(Missa Mirabilis)》」が登場。
 近年、ピアニストとしてだけでなく作曲家としても注目を集めるスティーヴン・ハフ。ハフの作曲作品といえば、ピアノ・ソナタ第2番《夜の光》が自作自演によって録音されたばかりだが、今度は管弦楽を伴うミサ曲という大曲が披露される。
 ちなみに、リットンとハフと言えば、超名盤「ラフマニノフ(CDA 67501/2)」や「リスト&グリーグ(CDA 67824)」などの協奏曲でも共演しており、リットンの振る「ミサ曲」の解釈も万全だろう。
 いちピアニストという枠には収まらない、スティーヴン・ハフの大いなる才能に期待!

 ※録音:2014年3月26日−30日、ベッチャー・コンサート・ホール(コロラド)
 

CDA 68088
\2400
マントヴァのジャケット:ミサ曲 《わが愛する者よ、立ちて急げ》
 わが愛する者よ、立ちて急げ/3声のアヴェ・マリア/
 おお、道行くすべての者よ/
 イエスが話しているちょうどその時... 恐れることはない/
 おお、この上なく美しき女性よ/主よ、わたしたちの罪ゆえに
ブラバント・アンサンブル
スティーヴン・ライス(指揮)
 ネーデルラント、フランドル楽派の未知なる音楽、ポリフォニーの発掘、研究に情熱を注ぎ続けるブラバント・アンサンブルとスティーヴン・ライス。
 「マントヴァのジャケット(Jacquet of Mantua)」は、1483年生まれ、イタリアで活躍したフランスの作曲家で、ジョスカンとパレストリーナの間に位置する宗教ポリフォニーの第一人者。ミサ曲「わが愛する者よ、立ちて急げ(Surge Petre)」と、いくつかのモテットを収録し、当時もっとも賞賛された音楽家の一人であったジャケットの優れた宗教音楽を、高い技術で歌っている。

 ※録音:2014年4月24日−26日、聖ミカエル及諸天使教会(サマータウン、オックスフォード)
 

CDA 67962
\2400
恍惚の時 〜 フランスの歌曲集
 プーランク:愛の小径 FP106/
 レイナルド・アーン:
  恍惚の時(「歌曲集」より)、星たち(「12のロンデル」より)/
 フォーレ:秘めごと/グノー:セレナード、春に/
 シャブリエ:すべての花/ショーソン:リラの花咲く頃/
 フォーレ:捨てられた花/
 ベルリオーズ:ばらの精(「夏の夜」Op.7より)/
 サン=サーンス:愛し合おう/シャブリエ:幸福な島/
 バシュレ:愛しの夜/サン=サーンス:海の夕暮れ/
 ドビュッシー:洞窟(「3つのフランスの歌」より)/
 レイナルド・アーン:煙(「傷ついた木の葉」より)/
 サティ:あなたが欲しい/レイナルド・アーン:いとしい傷/
 ケクラン:11月(「4つのメロディー」Op.22 より)/
 プーランク:
  パリへの旅(歌曲集「月並み」FP107 より)、
  ホテル(歌曲集「月並み」FP107 より)、
  ラ・グルヌイエール FP96、旅(歌曲集「カリグラム」FP140 より)
アリス・クート(メゾ・ソプラノ)
グレアム・ジョンソン(ピアノ)
 世界のオペラ、フェスティヴァル、リサイタルで活躍するイギリスのメゾ・ソプラノ、アリス・クート。
 前作「ヘンデル:アリア集(CDA 67979)」では、Hyperion初登場となったイングリッシュ・コンサートと共演し話題を呼んだアリス・クートが歌うのは、レイナルド・アーンを中心とし、ベルリオーズからプーランクまで、フランス歌曲の魅力が満載された23曲。
 シューベルトやシューマンの歌曲全集を始めとする数多の録音を手がけ、「歌曲大国ハイペリオン」を支える名ピアニスト、グレアム・ジョンソンの華麗な伴奏にも注目。

 ※録音:2012年10月18日−20日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


APR



APR 6016
(2CD/特別価格)
\3000→\2690
ワシリー・サペルニコフ&クサヴァー・シャルヴェンカ:
 コンプリート・レコーディングス
ワシリー・サペルニコフ(ピアノ)
クサヴァー・シャルヴェンカ(ピアノ)
CD1
 ◆ワシリー・サペルニコフ(ヴォカリオン、ロンドン、1924〜1927)
  チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
   〔スタンリー・チャップル(指揮)、エオリアン管弦楽団、録音:1926年頃〕
  チャイコフスキー:ユモレスク Op.10-2 〔録音:1924年頃〕
  グリンカ/バラキレフ:ひばり 〔録音:1925年頃〕
  バラキレフ:マズルカ第4番変ト長調 〔録音:1925年頃〕
  ルビンシテイン:スタッカート・エチュード Op.23-2 〔録音:1927年頃〕
  リャードフ:音楽の玉手箱 Op.32 〔録音:1924年頃〕
  ウェーバー/タウジヒ:舞踏への勧誘 Op.65 〔録音:1925年頃〕
  メンデルスゾーン:スケルツォ Op.16-2 〔録音:1924年頃〕
  シューマン:夢のもつれ Op.12-7 〔録音:1927年頃〕
  シューマン/リスト:春の夜 Op.39-12 〔録音:1925年頃〕
  ワーグナー/リスト:紡ぎ歌 S.440 〔録音:1925年頃〕
  ワーグナー/リスト:入場行進曲 S.445/1 〔録音:1927年頃〕
  ブラームス:ハンガリー舞曲第6番変ニ長調 〔録音:1924年頃〕
CD2
 ◆ワシリー・サペルニコフ(ヴォカリオン、ロンドン、1924〜1927)
  ショパン:ワルツ変ホ長調 Op.18 〔録音:1925年頃〕
  ショパン:子守歌変ニ長調 Op.57 〔録音:1927年頃〕
  ショパン:練習曲変ト長調 Op.10-5《黒鍵》 〔録音:1927年頃〕
  ショパン:練習曲変ト長調 Op.25-9《蝶々》 〔録音:1927年頃〕
  アリャビエフ/リスト:夜鳴きうぐいす S.250/1 〔録音:1923年頃〕
  リスト:即興ワルツ変イ長調 S.213 〔録音:1925年頃〕
  リスト:森のささやき S.145-1 〔録音:1925年頃〕
  リスト:小人の踊り S.145-1 〔録音:1925年頃〕
  ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調 S.244-12 〔録音:1927年頃〕
  ハンガリー狂詩曲第13番イ短調 S.244-13 〔録音:1925年頃〕
  サペルニコフ:ワルツ変ホ長調 Op.1 〔録音:1925年頃〕
  サペルニコフ:ガヴォット ホ長調 Op.4-2 〔録音:1923年頃〕
  サペルニコフ:ポルカ=メヌエット Op.6-2 〔録音:1925年頃〕
 ◆クサヴァー・シャルヴェンカ(コロンビア、ニューヨーク、1910〜1913)
  ウェーバー:舞踏への勧誘 Op.65 〔録音:1913年1月30日〕
  メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ ホ長調 Op.14 〔録音:1913年1月30日〕
  ショパン:ワルツ変イ長調 Op.34-1 〔録音:1910年12月27日〕
  ショパン:幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66 〔録音:1910年12月27日〕
  リスト:愛の夢第3番変イ長調 S.541-3 〔録音:1910年12月27日〕
  シャルヴェンカ:スペインのセレナード 〔録音:1910年12月27日〕
  シャルヴェンカ:ポーランドの踊り変ホ短調 Op.3-1 〔録音:1910年12月27日〕
 サペルニコフ&シャルヴェンカの録音全集!復刻はマーク・オーバート=ソーン!

 19世紀後半〜20世紀前半のロシアとポーランドのコンポーザー=ピアニスト、ワシリー・サペルニコフ(1867−1941)とクサヴァー・シャルヴェンカ(1850−1924)が、ロンドンのヴォカリオン(Vocalion)と、ニューヨークのコロンビア(Columbia)に遺した貴重な録音がAPRから復刻!
 ワシリー・サペルニコフは、1888年(1889年?)に、ハンブルクでチャイコフスキー自身の指揮により「ピアノ協奏曲第1番」を演奏しており、このチャップル&エオリアン管弦楽団との録音は、同作品の世界初録音となった記念碑的演奏である。
 名エンジニア、マーク・オーバート=ソーンの復刻で、約1世紀前に録音が行われた2人の偉大なるコンポーザー=ピアニストの遺産が21世紀に蘇える。




HMF


musique d’abord シリーズ

HMA 1951884
\1600
ケント・ナガノ&ベルリン・ドイツ交響楽団、ブラームスの第4番
 (1)ブラームス:交響曲第4番Op.98 ホ短調 
 (2)シェーンベルク:管弦楽のための変奏曲Op.3
ケント・ナガノ(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団
 2000 年から6 年間、ベルリン・ドイツ交響楽団の音楽監督をつとめたケント・ナガノ。音楽監督としてハルモニアムンディレーベルに録音した最後の作品は、ブラームスの第4 番とシェーンベルク。毎回深い思慮に満ちた演奏を聞かせるケント・ナガノのブラームスの第4 番は文句のない出来ばえです。
 第1 楽章の冒頭から、ただならぬ緊張感と集中力に満ちており、その空気は神々しささえ感じさせます。つづくシェーンベルクの変奏曲も、オケの技量の高さ、そしてケント・ナガノの構成力の確かさ、すべてが最高水準で、圧倒的な完成度です。12 音で書かれた作品ではありますが、細部にいたるまで巧みに色づけが施されており、あたたかみ、時に官能性すら感じさせる演奏です。ケント・ナガノは、今後はバイエルン歌劇場とモントリオール交響楽団の音楽監督というポストを得、あらたにその活動を展開させていくことになっています。また、ひきつづきベルリン・ドイツ交響楽団でも首席客演指揮者として演奏を重ねていくこととなっています。
 
HMA 1951782
\1600
マニフィカトの初稿
 J.S.バッハ:
  カンタータ「キリスト者よ、この日を銘記せよ」BWV63
  マニフィカトBWV243a(変ホ長調)
ドロシー・ブロツキー=ミールズ(S)
キャロリン・サンプソン(A)
マーク・ダンツ(T) ペーター・コーイ(Bs)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
コレギウム・ヴォカーレ・ゲント
 録音:2002 年10 月

 バッハのマニフィカトBWV 243(ニ長調)の初稿にあたるのが243a(変ホ長調)。改訂稿と比べてやや荒削りの印象のする部分もありますが、楽器の用法など、捨てがたい魅力に溢れています。大変に華々しい1 枚となっています。
 それにしてもヘレヴェッヘの指揮にかかると、トランペットなどのファンファーレもなぜかしっとりとした独特の質感を帯びるのが不思議であり、たまらなく魅力的です。
 
HMA 1951876
\1600
ベルリン古楽アカデミーの絶妙なアンサンブルで聴くバッハ
 J.S.バッハ:
  (1)ヴァイオリン協奏曲BWV1052(オリジナル復刻版)
  (2)2台チェンバロのための協奏曲BWV1062
   (2つのヴァイオリン協BWV1043の編曲)
  (3)2本フルートとチェンバロのための協奏曲BWV1057
   (ブランデンブルク協奏曲第4番BWV1049 の編曲)
  (4)オーボエとヴァイオリンのための協奏曲BWV1060
   (オリジナル復刻版BWV1060a)
ベルリン古楽アカデミー
ステファン・メイ
ミドリ・ザイラー
ラファエル・アルパーマン他
 録音:2004 年11 月

 バッハのスペシャリスト、ベルリン古楽アカデミーによる協奏曲集。
 【ヴァイオリン協奏曲BWV1052】は消失したとされるヴァイオリン協奏曲で、カンタータ(BWV 146)→オルガン協奏曲(BWV 188)→チェンバロ協奏曲(BWV 1052a)と編曲されています。
 このオリジナル復刻版は、C .P.E. バッハのチェンバロ作品の断章をもとにミドリ・ザイラーが編曲したもの。ファンタジー豊かで、華麗な音楽。ロマン派の音楽家たちも「バッハ最大の傑作のひとつ」と魅了されていた作品です。
 ベルリン古楽アカデミーは、ドイツの歴史と伝統に培かわれたアカデミックな品格漂う演奏。名手たちの卓越したテクニックに裏付けされた見事なアンサンブルです。
 特に【オーボエとヴァイオリンのための協奏曲BWV1060】では、オーボエの木の香りを感じさせる暖かい音色は、他の楽器と調和して艶やかで洗練された響きに聞き惚れてしまいます。
 
HMA 1951310
\1600
シュッツ:クリスマスの音楽集
 ・クリスマス物語(キリスト生誕の喜ばしき物語)SWV435
 ・小教会コンチェルト集第2集 Op.9から
  めでたしマリア SWV333、天は滴を落とし SWV322、
  ヨセフ・汝ダビデの子よ SWV323、
  今日こそキリストの生まれた日 SWV315
 ・今日こそ主なるキリストの生まれた日 SWV439
ルネ・ヤーコプス(指揮)
コンチェルト・ヴォカーレ
マリア・クリスティーナ・キール(ソプラノ)
ゲルト・テュルク(テノール)他
 17 世紀ドイツ音楽の最高峰

 録音:1989 年9 月

 ヤーコプスによる、シュッツの有名曲のひとつ、クリスマス物語。ルター派の熱と、イタリアのレチタティーヴォの様式がまばゆく結合した、17 世紀のドイツ音楽の最高峰を、ヤーコプス率いる面々が壮麗に奏でます。
 
HMA 1951005
\1600
シャルパンティエ:ルソン・ド・テネブル(聖水曜日のテネブルの読誦)
 第1読誦:預言者エレミアの哀歌ここに始まる H.96
 応誦:イエズスはオリーブ山に行かれ H.111
 第2読誦:シオンの娘から栄華は H.97
 応誦:わたしの魂は死ぬほど悲しい H.112
 第3読誦:敵は手をのばし H.98
 応誦:わたしの弟子のひとりが H.113
コンチェルト・ヴォカーレ
 〔ジュディス・ネルソン(ソプラノ)、
  アンヌ・フェルキンデレン(ソプラノ)、
  ルネ・ヤーコプス(カウンターテナー)、
  ヴィーラント・クイケン(バス・ヴィオール)、
  ウィリアム・クリスティ(オルガン、チェンバロ)、
  コンラート・ユングヘーネル(テオルボ)〕
 美の極限、最高の演奏陣による名盤

 録音:1982 年5 月

 グレゴリオ聖歌の読誦のメロディを下敷きにして、シャルパンティエが自由に手を入れ、フレンス宮廷音楽風の装飾をほどこして再構築した、たとえようもなく美しい作品。
 各方面で絶賛を博した極めつけの名盤です。主役のヤーコプスをはじめ、超豪華なメンバーによる決定盤。まだ聴いたことのない方にとっては、一生の宝となること請け合いの1 枚です。
 ルソン・ド・テネブルは復活祭に先立つ聖週間の、聖木曜日から聖土曜日にかけての3 日間の職務日課のうち、原則として明け方におこなわれる朝課のこと。闇を意味するテネブルという語がつけられているのは、この聖務日課の最後で、ロウソクをだんだん消してゆくことに由来しています。この聖務日課は、それぞれ3 つの朗読(フランス語でルソン)を含み、そのテクストはエレミアの哀歌に基づきます。
 
HMA 1951476
\1600
ベネヴァント教会の聖歌〜聖週間とイースター(復活祭)
 十字架への崇拝
 復活祭前夜の徹夜課
 復活祭ミサ
マルセル・ペレス(指揮)
アンサンブル・オルガヌム
 グレゴリオ聖歌より前の聖歌

 録音:1993 年4 月

 グレゴリオ聖歌以前に歌われていた聖歌、ベネヴァント教会の聖歌集。
 
HMA 1951607
\1600
クロード・ル・ジュヌ(1530 頃〜1600):作品集
 ミサ・アド・プラチトゥム
 モテトゥス「主の天使らはみな主を祝福せよ」
 モテトゥス「悲しみがわれを悩ましぬ」
マニフィカト
ドミニク・ヴィス&
クレマン・ジャヌカン・アンサンブル
 ルネサンス期を彷彿とさせる鈍色の抒情

 録音:1996 年4 月

 16 世紀フランスの作曲家ル・ジュルの宗教作品集。宮廷楽長として活躍した後、ユグノー教徒となってそのための宗教作品も多く残した彼の音楽は、詩の韻律を重んじた興味深いもの。
 クレマン・ジャヌカン・アンサンブルもしっとりとした情感満点の好演。鈍色の抒情が味わえます。
 
HMA 1951799
\1600
コンスタンツォ・フェスタ:「ラ・スパーニャ〜32のコントラプンクト」
 コントラプンクト
  第46番,第41番,第105番,第101番,第88番,第76番,
  第124番,第81番,第60番,第77番,第122番,第25番,
  第118番,第47番,第35番,第40番,第8番,第14番,
  第108番,同第9番,第85番,第37番,第70番,第125番,
  第71番,第117番,第28番,第104番,第58番,第121番,
  第123番,第34番
  (以上「ラ・スパーニャ」の旋律による125のコントラプンクトより)
パウル・ファン・ネーヴェル(指揮)
ウエルガス・アンサンブル
 ラ・スパーニャの旋律によるコントラプンクト

 録音:2002 年6 月ベルギー、フラームス・ブラバント州オプウェイク、聖フィンセントゥス修道院

 ジャヌカン、モラレスらと同時代に生きたフェスタ(c.1490-1545)は、ジョスカン・デ・プレとパレストリーナの間にあって、イタリア音楽隆盛の基礎を築いた最も重要なイタリア人作曲家。
 「ラ・スパーニャ」の旋律による125 のコントラプンクトは、彼の代表作であるとともに、15-17 世紀に広く用いられた「ラ・スパーニャ」の定旋律による作品の中でも代表的なものです。
 ネーヴェル率いるウエルガス・アンサンブルは、この写本としてのみ残っている125 曲の中から、特に個性が強い32 曲を選び出し、その個性を際立たせる演奏をしています。
 
HMA 1951855
\1600
モンテヴェルディ:音楽の諧謔
 悲しみの冬は去り,愛する人よ、私はどうすればよいのか,
 リディア、私の心の刺,とても美しいダミジェッラ,
 あのあざけるような眼差し,あなたはもう私に微笑もうとはしない,
 苦しみが甘美なものならば,愛しのクローリ,甘い光に,
 これまで武装し続けた私,かつて君はすべて私のもの,
 面影よ、呪われよ,仕えることの報いを望んだのに,
 東方に夜明けが来る時,もし私の気だるい眼差しが,
 ああ、私は倒れてしまう,私は倒れてしまう,
 美しさにふさわしい賞賛, ほか
マリア・クリスティーナ・キール(S)
ステファン・マクラウド(Br)
ジャン=マルク・エメ(指揮)
コンチェルト・ソアーヴェ
 キールの清冽な歌声による明るいモンテヴェルディ

 録音:2004 年3 月

 古楽界の代表的ソプラノの一人、マリア・クリスティーナ・キールと、BCJ などとの共演で日本のファンにもすっかりおなじみのステファン・マクラウドの二人が、コンチェルト・ソアーヴェと共演しています。
 しばしば見られる表現意欲の先走るモンテヴェルディではなく、あくまで明るく美しく開放感のあるとても聞きやすくて心地よい演奏に仕上げています。
 コンチェルト・ソアーヴェはキールと鍵盤楽器奏者のエメによって創立された団体。イタリアの初期バロック音楽を中心としていています。
 
HMA 1958199
\1600
クリスマス・オルガン〜サヴォア教会の鐘の音〜
 サヴォワ公城の教会の鐘楽
 ダカン:南仏のクリスマス(ト長調)
 ツィポーリ:パストラーレ
 J.S.バッハ:パストラーレBWV590
 バルバストル:
  イエスがお生まれになった時、
  ヨセフは幸せな結婚をした 
  他全16曲
ルネ・サオルジャン(オルガン)
オルガン:
 シャンベリ公城の聖堂のオルガン、
 タンドの聖堂のオルガン
 巨匠サオルジャンによるクリスマスのオルガン音楽

 録音:1976 年-1980 年

 J.S. バッハをはじめ、18 世紀に活躍したオルガニスト達が作曲したクリスマスのパストラーレ集。
 スコット・ロスの師でもある名手ルネ・サオルジャンによる演奏です。30 年以上前にレコードとして発売されて以来、市場から姿を消してしまっていた名盤をCD 化しました。
 ツィポーリはイギリス後期バロックを代表するオルガニストで、ダカンとバルバストルはラモーとほぼ同時代を活躍したフランスのオルガニストたち。救い主イエス・キリストの誕生を最初に知らされた羊飼いたちの喜びが表現された「パストラーレ」は、穏やかな響きに満ちたもの。クリスマスのミサで鳴り響く荘厳な音色とは一味違った、優しい音色に心温まります。
 録音されてから30 年以上経っているとは思えないほどのクオリティで、南仏の町タンドとサヴォワ公城のオルガンの荘厳かつ繊細な音色を楽しむことができます。
 CD の最初にはヨーロッパ随一といわれるサヴォワ公教会の鐘楽も収録されています!
 
HMA 1951912
\1600
ブクステフーデの傑作「われらがイエスの四肢」
 ディートリッヒ・ブクステフーデ(1637-1707):
  カンタータ「われらがイエスの四肢」BuxWV75
  カンタータ「われらより取り去りたまえ、主よ」BuxWV78
コンラッド・ユングヘネル(指揮)
カントゥス・ケルン
 録音:2005 年

 ブクステフーデは北ドイツのリューベックにある聖マリア教会のオルガニストでした。北ドイツのオルガン楽派最大の音楽家であり、J.S. バッハのオルガン音楽に最大の影響を与えました。
 またブクステフーデはオルガン曲だけでなく、多くの宗教的なカンタータを残しています。その彼の傑作のひとつ「われらがイエスの四肢」。オルガニストであったブクステフーデの重厚な響きを、小編成ながらも透明感を帯びた美しい演奏に仕上げています。
 
HMA 1951785
\1600
放浪のヴァイオリン
 (1)パガニーニ(クライスラー編):ラ・カンパネラ
 (2)チャイコフスキー:ワルツ=スケルツォ 
 (3)ポンセ(ハイフェッツ編):エストレリータ
 (4)サラサーテ:カルメン幻想曲 
 (5)バルトーク(セーケイ編):ルーマニア民俗舞踊
 (6)フロローフ:ブルース形式による小品 
 (7)クレイン:ヘブライ奇想曲
 (8)ライナ:タランテラ
 (9)シリル・スコット(クライスラー編):蓮の国 
 (10)シチェドリン:アルベニスを模して
 (11)クロール:バンジョーとヴァイオリン
 (12)ウラジゲロフ:ホロ
グラフ・ムリャ(Vn )
 Vn / 1682 年製ストラディヴァリウス、
 フェルフルスト家所蔵
ナターリヤ・グス(Pf)
 ヴァイオリンの無限の可能性

 録音:2002 年2 月

 ヴァイオリンの織り成すさまざまな様相を聴かせてくれるアルバム。スラヴ風なもの、ユダヤ的なもの、ジャズ風なもの、ラテン系、印象主義、アメリカ風など多彩。いずれも小品で、1枚で12 回のおいしさを味わえます。
 
HMA 195388
\1600
ジャムシド・シェミラーニ
 1. 6/8の即興
 2. 6拍による即興
 3. 5拍による即興
 4. 7拍によるザルブのデュオ
 5. 4拍による即興
ジャムシド・シェミラーニ
 リズムのみが生みだす恍惚の世界

 録音:1970 年代

 イランの偉大なザルブ(太鼓)奏者、ジャムシド・シェミラーニの即興を集めた1 枚。ドラム・イランの偉大な詩人が朗詠している声を聴いているような気分になります。




PENTATONE

 「RQR (Remastered Quad Recordings) series」では、これまで、フィリップスのカタログ音源(4 チャンネルステレオquadraphonicrecordings)をライセンス使用して、DSD マスタリングを施した復刻をしてきましたが、その続編として1970 年代のドイツ・グラモフォン音源のDSD マスタリング復刻を開始しました。
 今回もリマスタリングはオランダのポリヒムニア・インターナショナル(1998 年にフィリップス・クラシックスの技術チームが独立して立ち上げた会社)が担当しており、万全のメンバーで行われました。
 小澤征爾&ボストン響との幻想交響曲やバーンスタインのカルメンなど、名盤中の名盤が高音質のSACD でリリースされるという大歓迎のシリーズは今後も定期的にリリースを続けていきます。


PTC 5186220
(SACD HYBRID)
\2400→\2190
ケンプの隠れたDG名盤・80歳を目前に録音した渾身のリスト!
 リスト:
  ・巡礼の年第2年「イタリア」S.161 より
   ((1)婚礼/(2)物思いに沈む人/
    (3)サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ/
    (4)ペトラルカのソネット第47番/
    (5)ペトラルカのソネット第104番/
    (6)ペトラルカのソネット第123番)
  ・(7)巡礼の年第2年への追加
   「ヴェネツィアとナポリ」S.162 よりゴンドラの漕ぎ手
  ・2つの伝説S.175
   ((8)小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ/
    (9)水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ)
ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
 セッション録音:1974 年9 月/ベートーヴェン・ザール(ハノーファー)/DDD、57’05”

 SACD ハイブリッド盤。
 このディスクはヴィルヘルム・ケンプ(1885-1991)が80 歳を目前にした1974 年9 月にセッション録音したリストの巡礼の年第2 年「イタリア」よりと2 つの伝説です。
 ベートーヴェン、ブラームス、シューベルトの作品を最重要レパートリーとし数多くの録音を残してきたケンプはリストの録音は非常に少なく当ディスクの録音の他には1950 年代に収録した2 つの協奏曲(フィストゥラーリ指揮、ロンドン交響楽団)とピアノ作品集が代表盤にあげられるのみです。しかし、リスト作品への思いは強くセッションで丁寧に仕上げた当録音は実に素晴らしくケンプの思いが込められた名演・名盤です。ケンプの熟した芸術を堪能することができます。
 今回のリマスタリングもPentatone レーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しております。
 なお、装丁はスーパー・ジュエルケースにスリーヴ付きの仕様、さらにブックレットにはDG のオリジナル・ジャケットが掲載されており、マニア心をくすぐるこだわりのパッケージとなっております。







WEITBLICK



SSS 0169/70
(2CD)
\4600→\4190
チェリビダッケ&スウェーデン放送交響
 ラヴェル:管弦楽名演集

 (1)「マ・メール・ロワ」組曲
 (2)高雅で感傷的なワルツ〜
   第2曲の「十分にゆっくりと(Assez Lent)」
 (3)鏡より「道化師の朝の歌」
 (4)「ダフニスとクロエ」第2組曲
 (5)スペイン狂詩曲
 (6)クープランの墓
 (7)ラ・ヴァルス
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
 精緻な彫琢と退廃的なロマン……チェリビダッケ+スウェーデンのラヴェル名演集

 (1)1969年9月10日、ナッカ・アウラ、(2)1969年6月29日ファルベルク・スポーツホール、(3)1967年12月1日エシュキルストゥナ・コンサートホール
 (4)1970年11月8日ストックホルム・コンサートホール、(5)1969年3月7日エシュキルストゥナ小学校ホール
 (6)1967年9月6日ナッカ・アウラ、(7)1969年1月26日ストックホルム・コンサートホール (全曲ライヴ・ステレオ録音)

 続々リリースのチェリビダッケの知られざる時代、スウェーデン時代の充実を今に伝えるライヴ録音集。今度の新譜は、ラヴェル名演集です。
 昨年フランス国立放送響時代の名演も発売されましたが、スウェーデンはそれよりも前なので、フェンシングの選手を思わせると聴衆を感動の坩堝にたたきこんだ、華麗で運動神経抜群なオーケストラ・ドライヴを堪能できます。
 驚異の弱音、美音を駆使した、「マ・メール・ロワ」、「クープランの墓」。結構俗っぽい魅力も兼ね備えた「ダフニス」、「ラ・ヴァルス」も必聴の名演です。

 セルジュ・イオアン・チェレビダーキ氏認可
  ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付


<メジャー・レーベル>

DG

限定盤

4794369
(11CD)
\7000→\6290

《アンネ・ゾフィー・フォン・オッター〜10クラシック・アルバムズ》


【CD1】
 モンテヴェルディ:何という甘い思いで,
 ベルターリ:英国王妃の嘆き,
 レグレンツィ:「大公の舞踏会」Op.16〜9番目のクーラント,
 ヴィヴァルディ:去っておくれ、もはや去っておくれRV.684,
 モンテヴェルディ:アリアンナの嘆き,
 パーセル:願っても、リラよ、むだなことZ.383,
 ピッチニーニ:シャコンヌ, パーセル:ああ、孤独よ! Z.406〜
  ラインハルト・ゲーベル(指揮) ムジカ・アンティクワ・ケルン, 他[1997年録音]/
【CD2】
 ヘンデル:
  このお方は乙女たちの女王HWV235, ああ、あまりにも不釣り合いな!HWV230,
  天にまします聖母様HWV233, マリアの涙HWV234〜
   ラインハルト・ゲーベル(指揮) ムジカ・アンティクワ・ケルン[1993年録音]
【CD3】
 ブラームス:
  ジプシーの歌Op.103-1?7&11, 柳の林の中にOp.97-4,
  甲斐なきセレナーデOp.84-4, 五月の夜Op.43-2,
  まなざしを外らして下さいOp.57-4, 涼しい森よOp.72-3,
  永遠の愛についてOp.43-1, 私の愛は緑Op.63-5,
  夜なかにはね起きてOp.32-1, なまぬるい風Op.57-8,
  懐郷Op.63-8, 娘の歌Op.107-5, セレナーデOp.106-1,
  日曜日Op.47-3, 子守歌Op.49-4, 2つの歌Op.91〜
   ベンクト・フォシュベリ(P) [1989年録音]//
【CD4】
 シャミナード:.
  愛のロンド, けだるい月, ソンブレロ, ミニョンヌ, 銀の指輪,
  初めての手紙, 愛の虜, 待つということ(プロヴァンス地方で),
  隣人, ごきげん, ハレルヤ, 僕たちのせいじゃない,
  ニース=ラ=ベル, メヌエット(ヴァイオリン、ピアノと声楽のための),
  覚えている?, 愛する人のそばで, 来て!愛する人よ!,
  もし庭師だったら, 田園詩, 愛の言葉, 宝石箱, 希望, 悲しい歌,
  私が望むことは…, 夏, スペインのセレナードOp.150, ロンドOp.97,
  カプリッチョOp.18, 謝肉祭のワルツOp.73, シンバルのステップ,
  異教のワルツOp.158〜ベンクト・フォシュベリ(P) [2000年録音]
【CD5】
 R.シュトラウス:
  ばらのリボンOp.36-1, ぼくは愛を抱いているOp.32-1,
  言われたら,何でも言う通りOp.36-3, わが子にOp.37-3,
  7つの封印Op.46-3, 解説Op.39-4,
  どうすればそれを秘密にしておけるだろうOp.19-4,
 ベルク:7つの初期の歌,
 コルンゴルト:
  愛の便りOp.9-4, 3つの歌Op.18, 祝詞Op.38-1,
  古えのスペインOp.38-3, 死の歌Op.14-1, 決意の別れOp.14-4,
  ウィーンのためのソネットOp.41, マリエッタの歌〜
   ベンクト・フォシュベリ(P) [1993年録音]
【CD6】
 ラーション:風の口づけ, さまよう足に草が歌う, 雲と花と雲雀,
 アルヴェーン:芍薬, だから私のハートをとって,
 ニーストレム:3つの歌
 ラングストレム:古いダンスリズム, この一瞬,
 ノールクヴィスト:3つの歌,
 フルーメリー:心の歌op.27,
 リンデ:2つの歌,
 アウリン:そして騎士は聖地に向かう, 4つのセルビア民謡,
 フルーメリー:夏の朝が訪れる,
 ラングストレム:セレナーデ, アマゾン,
 リンデ:4つの歌〜ベンクト・フォシュベリ(P)[2002年録音]
【CD7】
 オッフェンバック:
  喜歌劇「ジェロルスタン女大公殿下」より
   「担え銃!」「ええ、将軍さん、ある方があなたの」
   「ああ!これが有名な連隊ね」,
  喜歌劇「ファンタジオ」より
   「ごらん、黄昏の中」「なんと魅力的なささやきが突然聞こえてきたのだろう?」,
  喜歌劇「レヴュー・カーニヴァル」より「未来の交響曲-婚約者たちの行進曲」,
  喜歌劇「大公夫人」より「S A D E」,
  歌劇「ホフマン物語」より「美しい夜、おお、愛の夜」,
  喜歌劇「美しきエレーヌ」より「美しい青年たちの死により崇高な愛!燃えるような炎!」,
  喜歌劇「青ひげ」より「村には羊飼いの娘たちがいて」「大オーケストラのための序曲」,
  喜歌劇「リッシェンとフリッツヒェン」より「私はアルザス生まれ」「僕はアルザス生まれ」,
  喜歌劇「パリの生活」より「我らはこの家に入るのだ」,
  喜歌劇「鼓手長の娘」より「輝かしい称号なんて私にはどうでもいい」,
  喜歌劇「ペリコール」より「ああ!なんという食事をとったのかしら」,
  喜歌劇「地獄のオルフェ(天国と地獄)」より「地獄のギャロップ」〜
   マルク・ミンコフスキ(指揮) ルーヴル宮音楽隊&合唱団 [2001年録音]
【CD8】
 クルト・ヴァイル:
  「七つの大罪」より, 「闇の女」より「マイ・シップ」「人生は一度だけ」,
  ピアノ伴奏の2つの歌より「夜勤シフトの相棒に」「ナナの歌」,
  「ハッピー・エンド」より「ビルバオ・ソング」「スラバヤ・ジョニー」「難儀の歌」,
  ピアノ伴奏の3つの歌より「あんたを愛してないわ」
  「シッケルグルーバー」「別れの手紙」,
  「ワン・タッチ・オブ・ヴィーナス」より
   「愚かな心」「スピーク・ロウ」「私自分が他人みたい」〜
    ベンクト・フォシュベリ(P) ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮) 北ドイツ放送交響楽団[1993年録音]//
【CD9:《フォー・ザ・スターズ》】
 ノー・ワンダー, ベイビー・プレイズ・アラウンド, ゴー・リーヴ, ロープ,
 ドント・トーク, ブロークン・バイスクルス, ジ・アザー・ウーマン,
 ライク・アン・エンジェル・パッシング・スルー・マイ・ルーム,
 グリーン・ソング, エイプリル・アフター・オール, ユー・スティル・ビリーヴ・イン・ミー,
 アイ・ウォント・トゥー・ヴァニシュ, フォー・ノー・ワン,
 シェームド・イントゥー・ラヴ, ジャスト・ア・クリオ,
 ジス・ハウス・イズ・エンプティ・ナウ, テイク・イット・ウィズ・ミー,
 フォー・ザ・スターズ〜アンサンブル& エルヴィス・コステロ(Vo) [2000〜2001年録音]
【CD10:《北欧のクリスマス》】
 コッポンゲン, ザ・クリスマス・ソング, 明日は私が踊る日,
 きよしこの夜, ああ、愛し子イエス, 神の御子は生まれたもう,
 フォーレ:
  ノエル, サンタ・ルチア, ステファンの歌&正直者にお恵みを,
  あなたの大きな翼を広げなさい, あなたに楽しいクリスマスを,
  私は驚きながらさまよう, オー・ホーリー・ナイト,
  ホワイト・クリスマス, 広間を飾ろう, ウテルンのポルスカ, おお、
  きたれ、汝ら信仰深きもの,
 レーガー:聖母マリアの子守歌, ベツレヘムの星,
 ブリテン:コルプス・クリスティ・キャロル, 懐かしい麗しの歌, コッポンゲン
  [1999年録音]
【CD11】
 ヘンデル:歌劇「アリオダンテ」より抜粋〜
   マルク・ミンコフスキ(指揮) ルーヴル宮音楽隊[1997年録音]/
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms)

 名メゾ・ソプラノ歌手、オッターの60歳記念ボックス
 世界の歌姫アンネ・ゾフィー・フォン・オッターの60歳記念ボックスです。
 バロックからポピュラー曲まで、幅広いジャンルの10枚のアルバムに、彼女がタイトルロールを歌った「ヘンデル:アリオダンテ」の全曲盤から、彼女が歌ったアリアを収録したものをボーナスディスクとしてセット化したものです。
 オッフェンバッハ、ダウランドからクルト・ワイル、エルヴィス・コステロまでを楽しんで歌える歌手はオッター以外にはなかなかお目にかかれません。それぞれの作品が書かれた時代の個性、そして自由で豊かな歌唱、見事な表現力を堪能できるボックスです。
 初回のみの限定生産となります。
 
限定盤

4794708
(25CD)
\10000→\8990

《イツァーク・パールマン/DG録音全集》

【CD1】
 ベルク:ヴァイオリン協奏曲,
 ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲〜小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団[1978年録音]
【CD2】
 エルガー:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調Op.61[1981年録音]/
【CD3】
 ラロ:スペイン交響曲Op.21,
 ベルリオーズ:夢想とカプリスOp.8〜ダニエル・バレンボイム(指揮)パリ管弦楽団[1980年録音]
【CD4】
 モーツァルト:
  ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207,
  アダージョ ホ長調K.261, ロンド ハ長調K.373, ロンド 変ロ長調K.269〜
   ジェームズ・レヴァイン(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団[1985年録音]
【CD5】
 モーツァルト:
  ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調K.211,
  ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218〜
   ジェームズ・レヴァイン(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団[1985年録音]
【CD6】
 モーツァルト:
  ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216, ヴァイオリン協奏曲第5番ト長調K.219〜
   ジェームズ・レヴァイン(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団[1982年録音]
【CD7】
 モーツァルト:
  協奏交響曲変ホ長調K.364、
  2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調K.190〜
   ピンカス・ズカーマン(Va, Vn)
   ズービン・メータ(指揮) イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団[1982年録音]
【CD8】
 サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調Op.61,
 ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調〜
  ダニエル・バレンボイム(指揮)パリ管弦楽団[1983年録音]/
【CD9】
 サラサーテ:カルメン幻想曲Op.25,
 ショーソン:詩曲Op.25,
 サン=サーンス:ハバネラOp.83, 序奏とロンド・カプリチオーソOp 28,
 ラヴェル:ツィガーヌ〜
  ズービン・メータ(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック[1986年録音]
【CD10】
 ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」〜
  アイザック・スターン(春), ピンカス・ズカーマン(夏),
  シュロモ・ミンツ(秋), イツァーク・パールマン(冬),
  ズービン・メータ(指揮) イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団[1982年録音]
【CD11〜15】
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲〜
  ヴラディーミル・アシュケナージ(P) [1973&1975年録音]
【CD16】
 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調,
 ブラームス:ホルン三重奏曲変ホ長調Op.40〜
  ウラディーミル・アシュケナージ(P), バリー・タックウェル(Hr)[1968年録音]
【CD17〜22】
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
  (K.301, 302, 303, 305, 296, 304, 306,
   378, 379, 376, 377, 380, 454, 481, 526, 547)〜
    ダニエル・バレンボイム(P) [1983〜1990年録音]
【CD23】
 ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調,
 ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調, チェロ・ソナタ ニ短調〜
   ウラディーミル・アシュケナージ(P), リン・ハレル(Vc) [1994年録音]
【CD24】
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35,
 ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.99〜
  イリヤ・グリンゴルツ(Vn) イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団[2001年録音]
【CD25】
 J.S.バッハ:
  カンタータ第197番より第8曲「満ち足れる愉悦、健やかなる繁栄」,
  カンタータ第58番より第3曲「われはわれを囲める悩みの中にも満ち足れり」,
  カンタータ第204番より第4曲「広き大地の蔵せる富も宝も」,
  カンタータ第97番より第4曲「われは御神の恵みに依り頼む」,
  カンタータ第115番より第4曲「かかる時にもまた祈り求めよ」,
  カンタータ第171番より第4曲「イエスこそ、わが呼びまつる」,
  「ロ短調ミサ曲」より
   第23曲 祝福あれ、主の御名により来たる者に/
   第5(6)曲 われら汝を頌めまつる,
  カンタータ第202番より第5曲「春のそよ風のほほを撫でゆき」,
  カンタータ第36番より第7曲「力なき、弱き声といえども」,
  カンタータ第187番より第5曲「神はこの地上の息ある」,
  カンタータ第84番より第3曲「われは喜びをもてわが乏しき糧を食し」,
  カンタータ第105番より第5曲「われイエスをわが味方となしえなば」〜
   キャスリーン・バトル(Sp), ジョン・ネルソン(指揮) セント・ルークス管弦楽団
イツァーク・パールマン
 (Vn:Disc1〜23&25/指揮:Disc24)

 パールマン70才記念限定ボックス
 現代を代表するヴィルトゥオーソ・ヴァイオリニスト、パールマンが今年8月31日に70歳の誕生日を迎えます。
 これを記念して、彼がDG、DECCAへ録音したものを全て収録したBOXセットをリリースします。きめ細やかで滑らかな美音や鮮やかなテクニック、そして豊かな表現力が魅力のパールマン。彼の卓越した技巧と多彩な表現力が存分に発揮されたすべて味わえる演奏揃いのセットです。
 初発売時のオリジナル・カップリング、ジャケット・デザインを使用した紙ジャケット仕様。
 ブックレットにはTully Potter氏による書き下ろしライナーノーツ、レコーディング・セッション時の写真などが収録される予定です。
 初回のみの限定生産となります。





<国内盤>


ナクソス・ジャパン



NYCC-27286
(4CD)
\4800+税
インキネン&日フィル/
 シベリウス:交響曲全集

CD1.
 1.交響曲 第1番 ホ短調 Op.39
 2.交響曲 第3番 ハ長調 Op.52
CD2.
 1.交響曲 第2番 ニ長調 Op.43
CD3.
 1.交響曲 第4番 イ短調 Op.63
 2.交響曲 第5番 変ホ長調 Op.82
CD4.
 1.交響曲 第6番 ニ短調 Op.104
 2.交響曲 第7番 ハ長調 Op.105
  (第6番の終了後、拍手なしで第7番に続く)
日本フィルハーモニー交響楽団
ピエタリ・インキネン(指揮)

 生誕150年記念!気鋭の指揮者インキネンの堂々たる交響曲全集!!
 2014年、第2番のみが先行発売され、全集への期待が高まっていたピエタリ・インキネン&日本フィルのシベリウス(1865-1957)交響曲チクルスが、満を持しての登場です。
 当初、第2番は既発売のテイク(サントリーホールでのライブ)を採用する予定でしたが、みなとみらいでの演奏も稀代の名演であったため「ぜひこちらも聴いて欲しい」というスタッフの心意気もあり、全集には4月20日のテイクが収録されました。
 指揮者ピエタリ・インキネンは、もともとシベリウスのオーソリティとして、NAXOSにもニュージーランド交響楽団とのチクルスを完成させていることはご存知の通りです。また日本フィルにとってもシベリウスは大切な作曲家。創立者である渡邉暁雄との世界初ステレオ録音である「シベリウス交響曲全集」はまさに伝説的な偉業でもあるのです。
 そんな日本フィルとインキネンによる2013年のシベリウス・チクルスは、本当に白熱したものでした。演奏に先立って行われたインキネンの記者会見の席でも、彼はシベリウスへのこだわりを熱く語っていましたが、その際に最も強調していたのが、曲の演奏順序と組み合わせでした。
 とりわけ第6番と第7番については「良く似たスタイルを持つ作品」として認識していて、第6番が終わったらそのまま第7番に繋げたいという意思があり、このアルバムでもそれを遵守し、この2作品は続けて収録されています。
各々の曲の演奏については詳細な説明は不要でしょう。とにかくじっくりと耳を傾けてください。
 完璧なシベリウス・サウンドと壮大な世界観は全ての人を魅了すること間違いありません。

録音エンジニア:鈴木重行
録音日時:
第1番・・・2013年3月15日 サントリーホール
第2番・・・2013年4月20日 みなとみらい
第3番・・・2013年4月27日 サントリーホール
第4番・・・2013年4月19日 サントリーホール
第5番・・・2013年3月15日 サントリーホール
第6番・・・2013年4月26日 サントリーホール
第7番・・・2013年4月26日 サントリーホール



昨年発売の日フィルとの2番。
この録音をあえて全集に入れないというところに今回のリリースに対する製作者の高い志を感じる。


NYCC-27274
\1429+税
ピエタリ・インキネン&日本フィル
 2013年4月19日、サントリーホール
  シベリウス:交響曲第2番 ニ長調 Op.47
ピエタリ・インキネン指揮
日本フィル
 インキネン+日本フィルによる新時代のシベリウスついに登場!!
 シベリウスの聖地、 フィンランドが生んだ若き精鋭ピエタリ・インキネンは2008年にニュージーランド交響楽団の音楽監督に就任以来、ナクソス・レーベルへのレコーディングにより人気が急上昇しました。
 その後ヨーロッパの一流オーケストラに客演し脚光を浴び、 2009 年9月からは日本フィルの首席客演指揮者に就任。清廉で瑞々しい音楽性と端正なマスクが女性ファンの心をつかんでいます。
 2013 年3月から4月にかけて開催されたシベリウス・チクルスの演奏から、 4月19日にサントリーホールで行われた演奏会のライブ録音を初CD化、交響曲全集に先がけてのリースとなります!
 2013年4月19日、サントリーホール



インキネン/ニュージーランド交響楽団
NAXOSからのシベリウス交響曲全集


 インキネンの名声を一気に高めたNAXOSからリリースされたシベリウス交響曲全集
 当然今度の全集はこれと比較されることとなる。


8.572305
¥1100
シベリウス:交響曲第 1 番・第3 番
 1-4.交響曲第 1 番ホ短調 Op.39/
 5-7.交響曲第 3 番ハ長調 Op.52
ニュージーランド交響楽団/
ピエタリ・インキネン(指揮)
日本でもおなじみ、ピエタリ・インキネンによるシベリウス(1685-1957)。いよいよ交響曲の登場です。まずは第1 番からお聴きください。いつものような透明感溢れるオーケストラの響き、そして湧き上がるような感情の迸り。まさに「これは名演だ」と心から叫ばずにいられません。1899 年に書かれた第1 番は、表題こそ付いてないものの、終楽章には「幻想風に」と記されていたりと、かなり物語性を帯びた曲です。誰もが想像する北欧の大自然を音にすればこんな感じで間違いないでしょう。インキネンは曲の随所にメリハリを持たせ、テンポ良く進めていきます。そして、金管を思い切り歌わせ、弦を可能な限りまで揺らめかせ、シベリウスをこれ以上ないほどに丁寧に表現しています。もっと簡素な趣きを持つ第3 番では、爽やかな風を思わせる第1 楽章で始まり、曲の最後まで緊張感が途切れることがありません。全集完成が本当に楽しみです。

8.572227
¥1100
シベリウス:交響曲第 4 番・第5 番
 1-4.交響曲第 4 番イ短調 Op.63/
 5-7.交響曲第 5 番変ホ長調 Op.82
ニュージーランド交響楽団/
ピエタリ・インキネン(指揮)
 当盤に収録されているのは、最も曲想が晦渋な第4 番と祝祭的な雰囲気に満ちた第5 番です。
 1911 年に完成された第4 番は、当時体調不良を訴えていたシベリウスの気分がそのまま反映された作品。寒々とした荒涼な風景の中をよぎる一抹の風のような不気味さが見え隠れします。
 一転1915 年に作曲された第5 番は彼の50 歳の誕生日の祝賀式典に演奏するために書かれた曲。春の訪れを感じさせるような暖かさを抱いています。
 対称的な2つの作品を、インキネンは見事に描き分けています。

8.572704
¥1100
シベリウス:交響曲第2番・カレリア組曲
 1-4.交響曲第2番ニ長調 Op.43/
 5-7.カレリア組曲Op.11
 <間奏曲/バラード/行進曲風に>
ニュージーランド交響楽団/
ピエタリ・インキネン(指揮)
 インキネンとニュージーランド交響楽団によるシベリウス交響曲集、美しいジャケットが評判です。今回は第3弾、いよいよ第2番が登場。
 交響曲第2番はシベリウス(1865-1957)の全作品の中でも最も人気の高い1曲。幻想的な第2楽章、荒々しく流動的な第3楽章を経て、感動的な終楽章へと曲は進みます。
 インキネンの指揮は、これまで通り、スタイリッシュな演奏かと思いきや、想像以上に重厚な響きと、ゆったりした流れに終始しています。終楽章の爆発的な機動力は圧巻。過去の名指揮者たちの解釈にひけをとりません。
 「カレリア組曲」はフィン人発祥の地の伝説や音楽を基にした作品です。当初劇音楽として創案、初演されましたが、評判がよくなかったため、序曲と、3曲からなる組曲の2つの作品として出版され、現在は人気作となっています。メリハリのある曲想が魅力です。

8.572705 
¥1100
インキネン/シベリウス交響曲全集完結!
 シベリウス:交響曲第6番&第7番他

  1-4.交響曲第6番二短調 Op.104/
  5.交響曲第7番ハ短調 Op.105/
   6.フィンランディアOp.26
ニュージーランド交響楽団/
ピエタリ・インキネン(指揮)
フィンランド気鋭の若手指揮者、ピエタリ・インキネンによるシベリウス(1865-1957)交響曲全集も、こちらの第6番と第7番で完結となります。1914年に着想された第6番は、ほぼ9年という長い期間を経て、簡潔な構造と、深い思索に満ちた交響曲として生を受けました。当時宗教音楽を研究していたシベリウスらしく、ドリア旋法なども使われた荘厳な佇まいが魅力です。第7番はシベリウスの最後の交響曲で、単一楽章(およそ20分程度)という短い作品ながら、凝縮されたソナタ形式で書かれていて、途中幾度かのクライマックスを挟みながら、最後はこの世に決別するかのようにさりげなく終わります。インキネンの指揮は、極めて決然としたもので、シベリウスのエッセンスを一切の夾雑物なしに感じさせてくれる良い演奏です。現実に引き戻してくれるかのような「フィンランディア」も熱演です。





<映像>


WERGO(映像)



MV 08105
(DVD)PAL 方式
\3600→\3290

天才なのか異常なのか
 ウストヴォリスカヤ:ピアノ・ソナタ全集〜映像

  (1)第1番 (1947)
  (2)第2番 (1949)
  (3)第3番 (1952)
  (4)第4番 (1957)
  (5)第5番 (1986)
  (6)第6番 (1988) 
(1)オリガ・パシチェンコ(Pf)
(2)クセニヤ・セミヨノワ(Pf)
(3)アレクセイ・グローツ(Pf)
(4)エリザヴェータ・ミレル(Pf)
(5)ウラジーミル・イワノフ(Pf)
(6)アレクセイ・リュビモフ(Pf)

 最もソ連らしくない音楽をリュビモフがとりあげた

 収録:2011 年3 月7 日/演劇芸術学校モスクワ(ライヴ)/PAL 16:9、カラー、STEREO、73 分、リージョン・コード:5

 ショスタコーヴィチの弟子中、最も異彩を放つガリーナ・ウストヴォリスカヤ (1919-2006)。彼女は旧ソ連とか、女性とか、受けた教育、他人からの影響など、何にもあてはまらない作風で、天才なのか異常なのかさえ分りかねる存在となっています。
 ソ連時代には不遇ながら、今日かなり演奏・録音され始めましたが、ロシアでもアレクセイ・リュビモフがイニシアティヴをとり、6 篇のピアノ・ソナタを連続演奏。1 曲ずつ弟子の若いピアニストたちに担わせ、最後に最も異常な第6 番を自身が現代ピアノで奏しています。
 1947 年作曲の第1 番は4 楽章構成で、まだ小節線を有し、彼女のソナタの中では最も常識的な書法ですが、その暴力性は同時代のどの男性作曲家よりも過激。2 番から4 番までは独自のトーンクラスターを延々と叩くスタイルで、それは鐘の音か爆発のように聴こえます。1988 年の6 番は最も短いものの、クラスター奏法が進化して掌や腕でガンガン響かせ、聴く者の脳を破壊します。
 そのあまりに非ソ連的音楽は、迫害されていたはずのシュニトケやグバイドゥーリナが体制側に見えてしまいます。特異な奏法や指遣い等、非常に役立つ映像と申せましょう。

 
※こちらのタイトルはPAL 方式で記録されており、DVD 再生が可能なWindows PCやMac のほか、マルチシステム対応AV 機器などで再生することが可能です。通常のNTSC方式のDVDプレーヤーやTVでは再生することができません。ご了承のうえお求めくださるようお願いいたします。




ガリーナ・ウストヴォリスカヤ (1919-2006)。

 レニングラード音楽院ならびに同音楽院研究科で、ドミートリイ・ショスタコーヴィチに師事。卒業後もショスタコーヴィチに個人指導を受け、この恩師と恋愛関係にあったといわれるほど濃密な関係を結んだにもかかわらず、作曲様式においてショスタコーヴィチの影響は微塵も感じさせない。1950年以降、非妥協的なモダニストとしての道を歩み、社会主義リアリズムにつながる愛国主義的な安易な作風をとらず、神秘主義的な志向性のためもあってソ連時代には陽の目を見なかった。

 ペレストロイカとその後のソ連崩壊にともない、いくつかのピアノ曲や室内楽曲が演奏・録音されるようになり、現在ショスタコーヴィチの門弟では、演奏回数のかなり高い作曲家の一人になりつつあるが、ロシア国内では清貧に甘んじていると言われていた。2006年12月、故郷サンクトペテルブルクで逝去。87歳。(ウィキペディアより)














3/12(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

HMF

HMC 902189
\2700→\2490
ORFEO(s)〜イタリア&フランスのカンタータ集
 ペルゴレージ(1710-1736):
  オルフェオ〜ソプラノ、弦と通奏低音のためのカンタータ
 ルイ=ニコラ・クレランボー(1676-1749):
  オルフェ〜ソプラノと室内オーケストラのためのカンタータ
 A.スカルラッティ(1660-1725):オルフェオ〜独唱と弦を伴うカンタータ
 ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):
  オルフェ〜ソプラノと‘サンフォニー’(フルートと弦)のためのカンタータ
イム・スンヘ(ソプラノ)
ベルリン古楽アカデミー
 歌姫イム・スンヘ、ソロ・デビューCD の登場!

 録音:2013 年11 月、2014 年2 月、テルデックス・スタジオ・ベルリン

 ヤーコプスが指揮するオペラでも、愛らしさと強さを兼ね備えた歌声で圧倒的な存在感を示しているイム・スンヘ。彼女のソロ・アルバムの登場です!
 プログラムは、オルフェウスを題材にした4 つのカンタータ。ギリシア神話の歌と音楽の天才、オルフェウス。その歌声でけだものの心や岩までをも揺り動かし、黄泉の国で愛する妻と再会するもまた引き離されてしまうという物語は、今なお人々を魅了しています。
 フランス、およびイタリアの作曲家たちがこの人気の題材で書いた秀作カンタータを、イム・スンヘの演技力たっぷりの歌唱で堪能できます。



 
HMC 902206
\2700→\2490
ラランドのルソン・ド・テネブル、カルトホイザーの澄んだ歌声
 ミシェル=リシャール・ドゥ・ラランド(1657-1726):
  ルソン・ド・テネブル
ゾフィー・カルトホイザー(ソプラノ)
セバスティアン・ドゥセ(指揮)
アンサンブル・コレスポンダンス
 太陽王に仕えた音楽家、ラランドのルソン・ド・テネブル、カルトホイザーの澄んだ歌声

 録音:2014 年7 月

 ルソン・ド・テネブルは、復活祭に先立つ聖週間(受難を受けるためにキリストがエルサレムに入城した棕櫚の主日(日曜日)から、受難の金曜日の翌日にあたる土曜日まで)の、聖木曜日から聖土曜日にかけての3 日間の職務日課のうち、原則として明け方におこなわれる礼拝のこと。
 闇を意味するテネブルという語は、この礼拝では、朗読を進めるにつれ、ロウソクが一本ずつ消されてゆくことに由来しています。
 この聖務日課は、それぞれ3 つの朗読(フランス語でルソン)を含み、そのテキストはエレミアの哀歌に基づきます。キリスト教にとってとりわけ重要な受難を思う礼拝の音楽というだけあり非常に重要視され、このテネブルのための音楽は、ルイ14 世(太陽王)の時代に多く作曲され、社会的イベントのひとつにまでなりました。
 1714 年から太陽王の宮廷に仕えていたラランドも、作品を生み出しました。ラランドの作品は、その没後、パリでとりわけ高い人気を誇っていました。この作品も1730 年に出版されました。ラランドが粋を尽くして書いた、ルソン・ド・テネブルが、カルトホイザーの清冽な歌声で見事によみがえりました。
 ゾフィー・カルトホイザーは、モーツァルトの『偽の女庭師』やペルゴレージのオラトリオ『十字架上のキリストの最後の7つの言葉』(HMC902155)でもヤーコプスの指揮のもと素晴しい歌声を披露、近年はプーランクの歌曲などもレコーディングするなど(HMC 902179)、世界で高く評価されているベルギー出身のソプラノです。







MIRARE



MIR 277
(2CD)
\2200→\1990

ラ・フォル・ジュルネ音楽祭2015 「パシオン〜魂と心」 PASSIONS DE L'AME ET DU COEUR

 新しく生まれ変わったラ・フォル・ジュルネ音楽祭、
   予習・復習に最適なコンピレーション・アルバムが登場


CD1【魂PASSION DE L'AME】
 1.J.S.バッハ:ヨハネ受難曲BWV245〜コラール「主よ、我らを治めたまう主よ」
   リチェルカーレ・コンソート フィリップ・ピエルロ(指揮)
 2.ペルゴレージ:スターバト・マーテル〜「肉体は死んで朽ち果てるとも」
   リチェルカーレ・コンソート フィリップ・ピエルロ(指揮)
   ヌリア・リアル(ソプラノ) カルロス・メーナ(カウンターテナー)
 3.ヴィヴァルディ:スターバト・マーテルRV621〜「悲しみに沈める聖母は」
   リチェルカーレ・コンソート
   フィリップ・ピエルロ(指揮) カルロス・メーナ(カウンターテナー)
 4. ヴィヴァルディ:スターバト・マーテルRV621〜「いざ、愛の泉である聖母よ」
   リチェルカーレ・コンソート
   フィリップ・ピエルロ(指揮) カルロス・メーナ(カウンターテナー)
 5.J.S.バッハ:カンタータ「我がうちに憂いは満ちぬ」BWV21〜シンフォニア
   ル・コンセール・フランセ ピエール・アンタイ(指揮)
   アマンディーヌ・ベイエ(ヴァイオリン)
   アルフレート・ベルナルディーニ(オーボエ)
 6.テレマン:ソナタ ト短調 TWV43:g1〜ラルゴ
   アンサンブル・レ・ゾンブル
   マルゴー・ブランシャール&シルヴァン・サルトル(指揮)
 7.J.M.バッハ:「ああ、いかにこの時を待ち望んでいたことか」
   リチェルカーレ・コンソート
   フィリップ・ピエルロ(指揮) カルロス・メーナ(カウンターテナー)
 8.J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調BWV1056〜ラルゴ
   ベルトラン・キュイエ(チェンバロ)
   アンサンブル・ストラディヴァリア、ダニエル・キュイエ(指揮)
 9.F.クープラン:王宮のコンセール第2番
   フィリップ・ピエルロ(ヴィオール) エマニュエル・バルサ(ヴィオール) 
   エドゥアルド・エグエス(テオルボ、ギター) ピエール・アンタイ(クラヴサン)
 10. パーセル:ここに神々はよしとし給う
  ラ・レヴーズ
   ジュリー・ハスラー(ソプラノ) フローレンス・ボルトン(ヴィオール&指揮) 
   バンジャマン・ペロー(テオルボ&指揮)
 11. J.S.バッハ:オーボエ協奏曲BWV1055a〜ラルゲット
   フィリップ・ピエルロ(指揮)
   リチェルカーレ・コンソート パトリック・ボージロー(オーボエ)
 12.J.S.バッハ:ロ短調ミサ曲BWV232〜われらのために十字架に架けられ
   ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル、ミシェル・コルボ(指揮)
 13.J.S.バッハ:カンタータ第198番「候妃よ、さらに一条の光を」BWV198(追悼頌歌)
   フィリップ・ピエルロ(指揮)
   リチェルカーレ・コンソート キャサリン・フュージュ(ソプラノ)
   カルロス・メーナ(カウンターテナー)
   ハンス=イェルク・マンメル(テノール) ステファン・マクラウド(バス)
 14.J.S.バッハ:カンタータ第4番「キリストは死の縄目につながれたり」BWV4
   フィリップ・ピエルロ(指揮)リチェルカーレ・コンソート
   キャサリン・フュージュ(ソプラノ) カルロス・メーナ(カウンターテナー)
 15.J.S.バッハ:マニフィカトBWV243〜僕イスラエルを
   フィリップ・ピエルロ(指揮)リチェルカーレ・コンソート マリア・ケオハネ(ソプラノ)
   アンナ・ツァンダー(ソプラノ) カルロス・メーナ(カウンターテナー)
 16.J.S.バッハ:ヨハネ受難曲BWV245〜憩え安らけかに,聖なる御からだよ
   リチェルカーレ・コンソート  フィリップ・ピエルロ(指揮)

CD2【心PASSION DU COEUR】
 1.ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21〜第1楽章
   ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ) パリ室内管弦楽団  ジョン・ネルソン(指揮)
 2.チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」〜第2 楽章
   シンフォニア・ヴァルソヴィア イェジー・セムコフ(指揮)
 3.ボロディン:弦楽四重奏曲第2番〜第3楽章/プラジャーク四重奏団
 4.ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲ニ長調Op.70-1「幽霊」〜第2楽章/プラハ・グァルネリ・トリオ
 5.ラフマニノフ:組曲第1番「幻想的絵画」〜舟歌/ボリス・ベレゾフスキー&ブリジット・エンゲラー(ピアノ)
 6.グラナドス:ゴイェスカス第1部〜第4曲「嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす」
   ルイス・フェルナンド・ペレス(ピアノ)
 7.シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集Op6〜第2部第18番速くなく/クレール・デゼール(ピアノ)
 8.ショパン:前奏曲Op.28第4番ホ短調/ユリアンナ・アヴデーエワ(ピアノ)
 9.ショパン:前奏曲Op.28第8番嬰ヘ短調/ユリアンナ・アヴデーエワ(ピアノ)
 10.シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54〜第2楽章
   広瀬悦子(ピアノ) フェイサル・カルイ(指揮) ベアルン地方ポー管弦楽団
 11.フォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」Op.80〜前奏曲/
  パリ室内管弦楽団 トーマス・ツェートマイアー(指揮)
 
 1995 年にフランス北西部の町ナントではじまった「ラ・フォル・ジュルネ」音楽祭。2014 年は本家20 周年、日本10 周年という節目を迎え、2015 年は新たな20 年のためのスタート切りました。

 テーマは《パシオン》。

 音楽祭は「祈り」「恋」「いのち」の3 つの《パシオン》に分けてプログラミングされるそうですが、このアルバムでは、「魂」「心」と2 つに区分しております。
 ディスク1 では、バッハのヨハネ受難曲、ロ短調ミサ曲、ヴィヴァルディの「スターバト・マーテル」など、キリストが捕らえられ十字架に架けられる“受難” の意味での《パシオン》を連想する曲目が収録されています。
 ディスク2 では、ショパンやシューマンなど19 世紀に活躍したロマン派の作曲家たちの作品を中心に、生きる喜びや情熱などをモチーフとした作品を集めています。
 アーティストは、ミシェル・コルボ、ボリス・ベレゾフスキー、フィリップ・ピエルロらラ・フォル・ジュルネの顔とも言える演奏家から、音楽祭を華やかに彩るユリアンナ・アヴデーエワ、広瀬悦子という顔ぶれが揃っています。
 このディスクがあれば、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭の予習・復習はバッチリです!




ORFEO



ORFEO 872151
\2700→\2490
ミュラー=ショット渾身の「昭和のチェロ・ソナタ」
 (1)プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調Op.119
 (2)ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調Op.65
 (3)ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調Op.40
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)
フランチェスコ・ピエモンテージ(Pf)
 ロストロポーヴィチを超えたか。ミュラー=ショット渾身の「昭和のチェロ・ソナタ」

 録音:2012 年7 月2-5 日/バイエルン放送スタジオ2(ミュンヘン)/DDD、72’ 29”

 今年1 月に続き7 月にも来日公演が予定されているダニエル・ミュラー=ショット。最新盤は20 世紀のチェロ・ソナタ3 篇。作曲者はすべて歴史上の人ながら、ショスタコーヴィチが1934 年、プロコフィエフが1949 年、ブリテンが1961 年と、日本風に言うなら「昭和のチェロ・ソナタ集」。また、ロストロポーヴィチがショスタコーヴィチとブリテンは作曲者自身、プロコフィエフはリヒテルのピアノと共演した決定的名盤を残しているものだけに、ミュラー=ショットの自信がうかがえます。
  いきなり腹の底にずしりとしみわたるチェロの最低域で始まるプロコフィエフのソナタから、ミュラー=ショットの音程の正確さと安定した弾きぶりに惹きつけられます。また初期ショスタコーヴィチの尖った皮肉も冷静に受け入れるところに、ミュラー=ショットの誠実な人柄が表れていて新鮮。どこか非現c実的なブリテンも一音一音丁寧に紡いで説得力満点。弱音を持続するテクニックに瞠目させられます。
 さらに特筆すべきはピエモンテージのピアノ。切れ味抜群のテクニックで、ショスタコーヴィチのフィナーレなどぐいぐいミュラー=ショットを引っ張ります。いずれの作品もピアノ・パートがいかに雄弁に書かれていたか実感させてくれます。




PENTATONE



PTC 5186487
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
アルブレヒト&オランダ・フィルによるマーラー第2弾
 麗しきエリザベス・ワッツを迎えた第4交響曲!

  マーラー:交響曲第4番 ト長調
   (I.16'32"+II.10'14"+III.21'42"+IV.9'20")
マルク・アルブレヒト(指揮)
オランダ・フィルハーモニー管弦楽団
エリザベス・ワッツ(ソプラノ)
 優秀録音。M.アルブレヒト&オランダ・フィルによるマーラー第2弾は麗しきエリザベス・ワッツを迎えた第4交響曲!

 セッション録音:2014 年6 月/アムステルダム/DDD、57’53”

 SACD ハイブリッド盤。
 マルク・アルブレヒト指揮、オランダ・フィルによるマーラー第2 弾はエリザベス・ワッツをソリストに迎えた交響曲第4 番ト長調です。
 前作「大地の歌」(PTC 5186502)は非常にダイナミックかつ生気に富んだアプローチで大曲を見事にまとめ上げておりましたが、この第4番も期待以上の出来栄えといえ手兵を従え雄弁に歌い上げます。ソプラノ独唱のエリザベス・ワッツは今最も期待のされているイギリス出身の歌手で、キャスリーン・フェリアー賞(2006 年)、カーディフ歌唱賞(2007 年)など名誉ある賞を獲得しています。ディスクとしては、ハリー・ビケット指揮、イングリッシュ・コンサートとのJ.S. バッハのカンタータとアリア集(HMU 807550)があり、のびやかで洗練された歌声は非常に高い評価を得ました。当録音でcは美声はもちろんのこと、オーケストラと対話するかのような圧倒的な歌唱を聴かせてくれます。Pentatone レーベルが誇る技術チームによる優秀録音をお楽しみください。


前作/「大地の歌」 

PTC 5186 502
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
マルク・アルブレヒト(指揮)&オランダ・フィル
 マーラー:大地の歌
マルク・アルブレヒト(指揮)
オランダ・フィルハーモニー管弦楽団
アリス・クート(メゾ・ソプラノ)
ブルクハルト・フリッツ(テノール)
 マルク・アルブレヒトのマーラー!オランダ・フィルとの"大地の歌"!

 2011年に急逝したヤコフ・クライツベルクの後任としてオランダ・フィルハーモニー管弦楽団(ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団)の首席指揮者に就任したドイツのマエストロ、マルク・アルブレヒト。
 フランスの古豪ストラスブール・フィルを上昇気流に乗せた実績を持つアルブレヒトは、ネーデルラント・オペラでも首席指揮者を務めており、ワーグナーやリヒャルト・シュトラウスなどの独墺系レパートリーには特に定評がある。
 オランダ・フィルとのペンタトーン(PentaTone)へのレコーディング第1弾はマーラーの「大地の歌」。マルク・アルブレヒトのオランダでの成果が凝縮された好演に期待!

 ※録音:2012年6月21日−22日、ヤクルト・ザール(アムステルダム)


 マルク・アルブレヒト(指揮):
  ワーグナーとR. シュトラウスの解釈および現代音楽への傾倒で高く評価されているマルク・アルブレヒトは、現在、オランダ・フィルハーモニー管弦楽団、オランダ室内管弦楽団の首席指揮者を務めており、ヨーロッパの権威あるオペラハウスやオーケストラにも定期的に客演している。
 キャリアの初期の頃はcハンブルクとドレスデンの歌劇場で数シーズンを過ごし、ウィーンのグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団でクラウディオ・アバドのアシスタントに指名された。1995 年、ダルムシュタット歌劇場の音楽監督に就任し6 年間務めた後、2006 年から2011 年までストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督および首席指揮者を務めた。
 同世代の指揮者たちの中でも高く評価されている。【情報提供:パシフィック・コンサート・マネジメント】







CHANNEL CLASSICS


CCSSA 36815
(SACD HYBRID)
\2800
チェコ
 シュルホフ:
  弦楽四重奏曲第1番、
  6つのジャズ風のスケッチ(エヴァーズ編/弦楽四重奏版)
 ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第13番ト長調Op.106,B.192
ラガッツェ弦楽四重奏団
 〔ローザ・アルノルト(ヴァイオリン)、
  ユアニタ・フリエンス(ヴァイオリン)、
  アンネミン・ベルフコッテ(ヴィオラ)、
  カーステン・ジェンソン(チェロ)〕
 女流奏者4人のラガッツェ弦楽四重奏団!第二弾は、シュルホフとドヴォルザーク!

 オランダの高音質レーベル、チャンネル・クラシックス(Channel Classics)が大推薦するニュー・ヤング・アーティスト、ラガッツェ四重奏団の第二弾!
 イタリア語で"女の子たち"という意味を持つ単語「ラガッツェ(Ragazze)」をアンサンブル名に冠するオランダのラガッツェ弦楽四重奏団。2014年には大阪国際室内楽コンクール&フェスタに参加するなど、今後の活動に要注目のアンサンブル。
 第二弾となる今作は、チェコの作曲家であるドヴォルザークとシュルホフの弦楽四重奏曲を演奏。
 シュルホフの「6つのジャズ風のスケッチ」は、原曲のピアノ作品から、ラガッツェ弦楽四重奏団のために、若手作編曲家のレナード・エヴァーズが編曲を行った。




ONYX



ONYX 4154
(2CD/特別価格)
\2500→\2290
オーギュスタン・デュメイのONYX第5弾!
 ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲&交響曲第8番!

  ベートーヴェン:
   ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61*
   交響曲第8番ヘ長調 Op.93#
  ブラームス:弦楽六重奏曲第1番変ロ長調 Op.18**
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン&指揮)
シンフォニア・ヴァルソヴィア*
関西フィルハーモニー管弦楽団#
スヴェトリン・ルセフ(ヴァイオリン)**
ミゲル・ダ・シルヴァ(ヴィオラ)**
マリー・シレム(ヴィオラ)**
アンリ・ドマルケット(チェロ)**
オーレリアン・パスカル(チェロ)**
 フランコ=ベルギー派の正当なる継承者であり、近年は指揮者としても目覚ましい活躍を見せているオーギュスタン・デュメイ。
 オニックス(ONYX)からのリリース第5弾となるベートーヴェン&ブラームスでは、デュメイが"ヴァイオリニスト"、"指揮者"、"室内楽奏者"という3つの姿を披露!
 2011年より音楽監督を務める関西フィルとの「交響曲第8番」、シンフォニア・ヴァルソヴィアを弾き振りしての「ヴァイオリン協奏曲」、そしてアンリ・ドマルケットをはじめとする名手たちとのアンサンブルによる若きブラームスの傑作「弦楽六重奏曲第1番」。
 巨匠オーギュスタン・デュメイが、弾き振り、指揮、そしてアンサンブルでその至芸を存分に堪能させてくれることだろう!


旧譜から
ベートーヴェン:ロマンス第1番・第2番


ONYX 4101
\2500→\2290
デュメイ&関西フィルのドイツ・プログラム!
 ブラームス:セレナード第1番ニ長調 Op.11
 ベートーヴェン:
  ロマンス第1番ト長調 Op.40
  ロマンス第2番ヘ長調 Op.50
オーギュスタン・デュメイ(指揮&ヴァイオリン)
関西フィルハーモニー管弦楽団
 指揮&弾き振りでの"ブラームス&ベートーヴェン"!

 近年は指揮者としても世界各国で活躍しているフランコ=ベルギー派の正当なる継承者、フランスの名ヴァイオリニスト、オーギュスタン・デュメイ。
 2011年1月から音楽監督を務めている関西フィルハーモニー管弦楽団とのレコーディング第2弾は、「ブラームス」と「ベートーヴェン」のドイツ・プログラム!
 デュメイと関西フィルにとって初のレコーディングとなった「サン=サーンス」(ONYX 4091)は、英デイリー・テレグラフ誌で好レビューを獲得。
 日本のみならず世界でも高い評価を得るなど、"デュメイ&関西フィル"のコンビへの期待、注目度は確実に高まっている。
 今回の「ブラームス&ベートーヴェン」でもデュメイは、"指揮"と"弾き振り"を披露!
 着実に進化を続けるデュメイと関西フィル。「ブラームスとベートーヴェン」にも、間違いなく注目が集まることでしょう!




 


ONYX 4141
\2500→\2290
ジェームズ・エーネス
フランク&R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ集

 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
 R・シュトラウス:
  ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18、
  アレグレット ホ長調、
  3つの歌曲〔子守歌/森の幸せ/あすの朝〕
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)
アンドルー・アームストロング(ピアノ)
 カナダの天才ジェームズ・エーネス!新譜はフランク&R・シュトラウス!

 「地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ紙)など圧倒的評価を受け続けているカナダが世界に誇るヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス。
 絶妙のコンビネーションを披露してきたアンドルー・アームストロングとエーネスのデュオで、ロマン派時代の傑作中の傑作、フランクとリヒャルト・シュトラウスの「ヴァイオリン・ソナタ」をレコーディング!
 エーネスは、フランクとR・シュトラウスの2つのソナタに、シュトラウス最晩年となる1948年の作品「アレグレット」、3つの名歌曲を組み合わせるなど、演奏はもちろんのこと、プログラミングでも独自のアイディアを披露。
 フランクからシュトラウス、そしてシュトラウスの初期から後期へと至る後期ロマン派の歴史と作風の変遷を、天才エーネスのヴァイオリンで ——。
 

ONYX 4146
\2500
マーラー&シェーンベルク:歌曲集
 シェーンベルク:4つの歌 Op.2
 マーラー:
  亡き子をしのぶ歌、リュッケルトによる5つの詩、
  子供の魔法の角笛より 3つの歌曲
アンネ・シュヴァーネヴィルムス(ソプラノ)
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
 ドイツの名ソプラノ、シュヴァーネヴィルムス!ONYX第2弾はマーラー&シェーンベルク!

 世界有数のリヒャルト・シュトラウス、ワーグナー、モーツァルトの歌い手として、その名声と歌声を響かせるドイツのドラマティック・ソプラノ、アンネ・シュヴァーネヴィルムス。
 前作「リスト&マーラー」(ONYX 4103)の続編となる新譜は、名盤奏者マルコム・マルティヌーとの共演による「マーラー&シェーンベルク」の歌曲集。
 リストからマーラー、そしてシェーンベルク。マーラーの存在、音楽を軸として、シュヴァーネヴィルムスの歌声が、19世紀〜20世紀のオーストリアとドイツの声楽史を紐解いてゆく。




のすたるぢあ(Nostalgia)



Nostalgia 1401
\2500→\2290
名器「グライフ」によるバッハとヴァイスの音楽
 ヴァイス:シャコンヌ ミ♭長調(Es-Dur)
 J.S.バッハ(佐藤豊彦編):チェロ組曲第1番ド長調 BWV.1007(C-Dur)
 ヴァイス:シャコンヌ ラ長調(A-Dur)
 J.S.バッハ(佐藤豊彦編):チェロ組曲第3番ソ長調(G-Dur)
 ヴァイス:シャコンヌ ソ短調(g-moll)
佐藤豊彦
 (リュート〔ロレンツ(ラウレンティウス)・
  グライフ1611年製〕)
 佐藤豊彦のリュート奏者としての集大成。名器「グライフ」によるバッハとヴァイス!
 日本が誇るリュート界の世界的巨匠、佐藤豊彦の集大成。

 リュート界の第一人者であり、日本が世界に誇る世界的巨匠、佐藤豊彦。
 リュート奏者としての集大成となる新録音は、約400年前の1611年にドイツのインゴルシュタットで、ロレンツ(ラウレンティス)・グライフによって作られた名器による「J.S.バッハ」と「ヴァイス」の音楽!
 「この10年間は茶道や能楽など、日本の伝統文化の持つ精神性の勉強に打ち込んできた(佐藤豊彦 〜 解説より)」と語るリュート界の巨匠が、過去のリュート奏者たちの魂が宿る名器「グライフ」と共にたどり着いた「無=無限」の境地。
 長きにわたりJ.S.バッハとヴァイスの音楽を奏で続けてきた佐藤豊彦が創り上げたこの「J.S.バッハとヴァイスの音楽」。
 世界的巨匠の集大成、そしてリュート芸術の頂点、理想像がここにある ——。

 ※録音:2014年4月、霧島国際音楽ホール「みやまコンセール」(鹿児島、日本)
 ※使用楽器:ロレンツ(ラウレンティウス)・グライフ1611年製

 不思議な調性表記は原文ママ。




MSR


MS 1423
\2300
「オーボエ、ヴィオラ、ピアノのためのロマンティックな三重奏曲集」
 R.シューマン:おとぎ話Op.132
 チャールズ・マーティン・レフラー(1861-1935):2つの狂詩曲
 アウグスト・クルークハルト(1847-1902):葦の歌Op.28
 ロベルト・カーン(1865-1951):セレナーデOp.73
アンサンブル・シューマン:
 【トーマス・ギャラント(Ob)、
  スティーヴ・ラーソン(Va)、
  サリー・ピンカス(Pf)】
 録音:2011 年、65’00
 世界各地で長年演奏活動を行っているトリオ、アンサンブル・シューマンによる美しい室内楽曲集。
 軽やかでロマンティックな雰囲気のシューマン、19 世紀末から20 世紀初めに活躍したドイツ出身のアメリカの作曲家C.M.レフラーの抒情的な歌が聴こえる“2 つの狂詩曲”、クルークハルトが詩人ニコラウス・レーナウの詩に影響されて書いた“葦の歌”、知られざるドイツの作曲家ロベルト・カーンによるドイツ・ロマン派を受け継ぐ作風の“セレナーデ”などを収録しています。
 

MS 1448
\2300
「覚醒」〜21世紀のスロヴェニアのフルート作品集
 (1)ブラシュ・プツィハル(1977-):フルートとオーボエとピアノのための三重奏曲
 (2)チルト・ソヤル・ヴォーグラルCrt Sojar Voglar(1976-):
  自然の目覚め〜無伴奏フルートのための
 (3)ブラシュ・プツィハル:私のために〜無伴奏フルートのための
 (4)チルト・ソヤル・ヴォーグラル:
  フルートとクラリネットとファゴットのための三重奏曲
 (5)ブラシュ・プツィハル:フルートとピアノのためのソナチネ
 (6)ピーター・コパッチ(1949-)/プツィハル編曲:
  フルートとピアノとコントラバスのためのロマンツァ
ニコル・モルンビー(Fl)
(1)アンドレア・リディラ(Ob)
(1)(5)(6)ブラシュ・プツィハル(Pf)
(4)レスリー・モロー(Cl)
 ジャニス・マッケイ(Fg)
(6)ヨスト・ドラシュラー(Cb)
 録音:2013 年2〜3 月、43’44
 アメリカのフルート奏者ニコル・モルンビーによる、スロヴェニアの21 世紀の新しいフルート音楽を収録したアルバム。
 アメリカのボイシ・フィルやナショナル・フルート・アソシエーション・コンヴェンションなど、世界各地で演奏活動を行っているモルンビー。今作は1991 年ユーゴスラビアから独立したcスロヴェニアの現代作曲家のフルート作品を取り上げ、彼らの豊かな音楽の伝統と厳格な音楽が盛り込まれた独創的な楽曲となっています。
 
MS 1474
\2300
「アメリカの動物園」〜ヴィオラとピアノのための作品集
 マーティン・アムリン(b.1953):
  犬小屋(7曲)、ララバイ、ソナタ、ヴィオレッタ
 ロバート・マーフェルド(b.1945):動物の小品集(4曲)
 モニカ・ホートン(b.1954):鯨骨生物群集
ミシェル・ラコース(ヴィオラ)
マーティン・アムリン(ピアノ)
 録音:2013年、49’48
 すべて世界初録音。様々な動物に触発されて作曲された新しいヴィオラ作品。
 ノースウェスタン大学でロバート・スワンに、ピーポディ音楽院でカレン・タトルに師事したアメリカのヴィオラ奏者ミシェル・ラコース。共演者である作曲家兼ピアニストのマーティン・アムリン書き下ろしの“犬小屋”はボクサー、コリーなど、犬の犬種がタイトルになったユーモアのある全7 曲。
 マーフェルドの“動物の小品集”は夏の夜に起こる動物の情景を表現しています。
 

MS 1476
\2300
「スペイン歌曲集」
 グラナドス:
  「ゴイエスカス」より「マハと夜鳴きうぐいす」、
  愛の歌曲集(全7曲)
 ファリャ:7つのスペイン民謡(全7曲)
 トゥリーナ:3つのアリアOp.26
ダニエレ・タラマンテス(ソプラノ)、
ヘンリー・デリンジャー(ピアノ)
 録音2013 年9 月、51’18
 注目のソプラノ歌手、ダニエレ・タラマンテスのデビュー・アルバムはスペインの偉大な作曲家3 人の歌曲集です。
 グラナドスの「愛の歌曲集」は、濃い民族性とロマン的な情緒たっぷりな作風が魅力的。スペイン各地の民謡を取り入れ、スペインらしい雰囲気を存分に味わえるファリャの「7 つのスペイン民謡」などを、伸びやかな歌声で、躍動感あふれ、情熱的に歌っています。
 タラマンテスは、メトロポリタン歌劇場2014‐2015 年シーズンの演目の一つ、ビゼーのオペラ「カルメン」のフランスキータ役で出演するなど、これから更に活躍を期待されるソプラノ歌手です。
 

MS 1477
\2300
「エレメンツ」〜
 2012年&2014年ファゴットのための室内楽作曲コンクール受賞作

  (1)ダヴィッド・アンヘロ・チャンカリーニ(1983-):
   「セイキロス・カルテット」(2012)〜
    オーボエ、ファゴット、マリンバ、ピアノのための
  (2)ジェンニ・ブランドン(1977-):
   「カラー・ストーン」(2014)〜ソロ・ファゴットのための
  (3)デヴィン・ファーニー(1983-):
   「炎と氷」(2012)〜ソプラノ、ファゴット、ピアノのための
  (4)グレッグ・シュタインケ(1942-):
   「浮遊」(2005)〜ファゴットと弦楽のための
スーザン・ネルソン(Fg)
(1)ネルミス・ミーセス(ob)
 ジェフリー・バルディン(マリンバ)
(1)(3)サルンガ・ファンツー・リュウ(Pf)
(3)ジェニファー・グード・クーパー(S)
(4)スティーヴン・ミアキー(Vn)
 クリスティーナ・マッガン(Vn)
 マシュー・ダリーン(Va)
 ジャクリーヌ・ブラック(Vc)
 録音:2014 年、44’43
 ファゴットの新しいレパートリーを増やすため、2009 年に創設された「ファゴットのための室内楽作曲コンクール」。
 今作は2012 年と2014 年の受賞作品を収録しています。作曲家デヴィン・ファーニーの作品は、アメリカの詩人ロバート・フロストの詩「炎と氷」にインスパイアされて作曲された楽曲。
 

MS 1506
\2300
「幻想」〜トランペットとウィンド・アンサンブルの初演作品集
 (1)ジェフリー・ホームズ(1955-):
  ヘラルド・エメリタス・ファンファーレ
 (2)ジェームス・スティーヴンソン(1969-):デュオ・ファンタジーク
 (3)スティーヴン・ポーラス(1949-):
  2つのトランペットとバンドのための協奏曲
 (4)エヴァン・ハウス(1968-):トランペット協奏曲
 (5)ジェフリー・ホームズ:「コンティニアム」〜
  トランペット、トロンボーン、ウィンド・アンサンブルのための
エリック・バーリン
 (Trp&フリューゲルHr、(1)指揮)
(1)マサチューセッツ州立大学アマースト校
 トランペット・アンサンブル
(2)チャーリー・シュリーター(Trp)
(3)リチャード・ケリー(Trp)
(5)グレッグ・スピリドプーロス(Trb)
(2)-(5)ジェームス・パトリック・ミラー(指揮)
 マサチューセッツ州立大学アマースト校
  ウィンド・アンサンブル
 録音:2010-12 年、60’51
 注目曲!
 2015 年のグラミー賞クラシック現代作品部門にポールズの“2 つのトランペットとバンドのための協奏曲”がノミネート!エリック・バーリンはアルバニー響の首席トランペット奏者を1998 年から務めています。初演や委嘱作の演奏を意欲的に行っており、今作もすべて初録音。
 トランペットとウィンド・アンサンブルという組み合わせの新作を取り上げ、ジェームス・スティーヴンソンの作品ではトランペット界の重鎮で、元ボストン響首席奏者、チャーリー・シュリーターとのデュオも収録しています。
 

MS 1507
\2300
「パウル・ヒンデミット:ピアノ・ソナタ集」
 ピアノ・ソナタ第1番
 ピアノ・ソナタ第2番
 ピアノ・ソナタ第3番
 組曲「1922年」
デイヴィッド・コレヴァー(Pf)
 録音:2014 年ニューヨーク、72’59
 1962 年生まれ、アメリカ出身のピアニスト、デイヴィッド・コレヴァー。アール・ワイルドに師事し、ジュリアード音楽院で学びました。1988 年、ウィリアム・カペル国際ピアノ・コンクールで最高位を獲得し、アメリカを中心に演奏活動をしています。CD のリリースも多数。
今作は、20 世紀ドイツの作曲家、パウル・ヒンデミットのピアノ・ソナタ3 曲を収録。新古典主義風なソナタを乾いたような響きで色彩豊かに軽いタッチで演奏しています。
 組曲「1922 年」は、モダニズムの時代1922 年に作曲され、とくにモダン風な作風を意識して作曲。不協和音が連続する音楽はロマン主義からの脱却しようとする意志を感じさせる。
 

MS 1515
\2300
「痕跡」〜ズヴォニミル・ナジ(1978-):ピアノ作品集
 (1)湖にて I/(2)イリュージョン/
 (3)アンド・ソー・シー・セッド/(4)痕跡/
 (5)湖にて II/(6)参った!/
 (7)カノン〜内なる自分/(8)ソナタ/
 (9)湖にて III
(1)(5)(9)ジェフリー・バールソン(Pf)
(2)(3)(4)(6)(8)ズヴォニミル・ナジ(Pf)
(7)マーベル・クワン(Pf)
 録音:1998-2014 年、67’36
 クロアチアの新進作曲家で、アメリカのノースウェスタン大学とザグレブ音楽アカデミーなどで学びました。シアトル響の作曲賞、クロアチアの音楽院賞など受賞しています。
 このソロ・ピアノ作品は1998 年から2014 年までの作品で、ひんやりと少ない音で、響きが広がり残響が美しい。
 

MS 1533
\2300
「スーク、ショーソン、レーガー:ピアノ作品集」
 ヨーゼフ・スーク:母についてOp.28
 エルネスト・ショーソン:いくつかの舞曲Op.26
 マックス・レーガー:私の日記より第3 巻 Op.82、VOL.3
ポール・オーゲル(Pf)
 録音:2014 年ロスリンデール、60’33
 アメリカで活躍中のピアニスト、ポール・オーゲル。彼の思い入れのある3 曲を収録。初めてのリサイタルのプログラムでも取り上げました。この3 曲は後期ロマン派に属しつつも“前衛的”な雰囲気も感じられ、内省的な詩情が漂うという共通点があるそう。ユニークな選曲。
 
MS 1540
\2300
「プーランク:管楽器とピアノのための作品全集」
 オーボエ・ソナタ/フルート・ソナタ/クラリネット・ソナタ
 オーボエ、ファゴット、ピアノのための三重奏曲
 フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、
  フレンチ・ホルンとピアノのための六重奏曲
 「ヴィラネル」〜ピッコロとピアノのための
 「エレジー」〜フレンチ・ホルンとピアノのための
ザ・アイオワ・アンサンブル:
 【ニコル・エスポジト(Fl、ピッコロ)、
  マーク・ワイガー(Ob)、
  マウリタ・マーフィー・マークス(Cl)
  ベンジャミン・コエルホ(Fg)
  クリスティン・テランダー(Hr)
  アラン・ハックベリー(Pf)】
 録音:2006 年6 月、78’14
 フランス6 人組の1 人であり、生粋のパリジャンであったプーランク。その音楽は、エスプリに満ち、ユーモアがあり、洒脱の効いた作品を多数残しました。
 この室内楽作品も上品で流麗。それぞれの楽器の特性を生かし、管楽器が伸びやかな音色で歌っています。
 

MS 1551
\2300
「ダイアローグ」〜無伴奏ヴァイオリンのための作品集
 ヨナス・トマソン(1946-):ウィンター・ツリー
 ルナ・インギムダール(1963-):我が家から
 カロウリーナ・エイリークスドウッティル(1951-):瞑想
 フロウズマル・インギ・シーグルビョルンソン(1958-):KURIE
 アルフレッド・フェルダー(1950-):
  ヴィクティマエ・パスカリ・ラウデス(復活のいけにえに)
 メリル・クラーク(1951-):シグルヨウンスドティル・ソナタ「魔女」
フリフ・シグルヨウンスドティル(Pf)
 録音:2014 年デンマーク、79’38
 シグルヨウンスドティルはデンマーク生まれのアイスランドのヴァイオリニスト。レイキャヴィク音楽大学で学び、アメリカでフランコ・グッリ、ローランド・フェニヴェスなどに師事。
 今作は、現代ヴァイオリンの独奏曲を収録。すべて世界初録音。力強い音色で、透徹とした雰囲気漂う演奏です。
 

MS 1561
\2300
「ザ・バッハ・プロジェクトVOL.1」
 トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564
 バビロンの流れのほとりに BWV653
 6 つのトリオ・ソナタより第1番 変ホ長調 BWV525
 前奏曲とフーガ イ短調 BWV543
 パルティータ「喜び迎えん、慈しみ深きイエスよ」BWV768
 パッサカリア ハ短調 BWV582
トッド・フィックリー(オルガン)
 録音:2007 年10 月、75’10
 アメリカのオルガニスト、トッド・フィックリーの新しい試みによるバッハ・プロジェクト。HAUPTWERKという世界各地のパイプオルガンの音色を可能な限り、リアルに再現するためのパソコン用ソフトを用いて新たな録音をスタートさせました。
 第1 弾は、オランダ、ズヴォレの聖ミカエル教会にあるシュニットガーの1721 年製作の歴史的な大オルガンの音色です。世界中のオルガンの音を再現できる画期的なソフトは、オルガンを学ぶ人にとって、自宅で練習できる便利なものとしても活躍しています。
 

MS 1581
\2300
「陸上の夢」〜ピーター・リューウェン(1953-):
 弦楽、管楽とピアノのための室内楽作品集

  (1)陸上の夢(クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
  (2)ギター・ソナタ
  (3)帆船(木管五重奏曲のための)
  (4)ラプソディ(ヴァイオリンとピアノのための)
(1)SOLI 室内アンサンブル
(2)イサーク・ブストス(G)
(3)カンバーランド木管五重奏団
(4)アンジェイ・クラビエツ(Vn)
 ティモシー・ヘスター(Pf)
 録音:2011〜14 年
 リューウェンはアメリカの作曲家。ニューメキシコ大学とカリフォルニア大学サンタバーバラ校でスコット・ウィルキンソン、ウィリアム・トッドなどに師事。
 今作は室内楽を集めたアルバムで、すべて世界初録音。“陸上の夢”はアメリカ西部の雄大な自然にインスパイアされ作曲。ひんやりとした抒情的なメロディが印象的。キラキラとした美しさが聴こえてきます。
 ギタリスト、ブストスに献呈されたギター・ソナタは超絶技巧で緊張感と柔らかな空気を感じる作品です。




ZKP RTV SLOVENIJA(スロヴェニア放送)

レア盤!
ZKP 113611
\2400
「戦い」〜
 ビーバー、フォルテ、ゴリホフ、ティペット、クレックの弦楽作品集

  ビーバー:戦争
  ナナ・フォルテ:マントラ
  ゴリホフ:ラスト・ラウンド
  ティペット:2つの弦楽オーケストラのための協奏曲
  ウロシュ・クレック:弦楽のためのソナチネ
スロヴェニア・フィル弦楽室内オーケストラ&
ザグレブ・ソロイスツ
 スロヴェニアとクロアチアの弦楽アンサンブルの共演!
 録音:2013 年、68’22

 クロアチアとスロヴェニア。2 つの国のアンサンブルが共演した、まさに平和な未来を祈る音楽。マゼールもこの試みに賛辞を贈っています。
 大きなステージのないスロヴェニアの各地で演奏ができるように国が支援し設立されたフロヴェニア・フィルの14 人の弦楽奏者からなるアンサンブルと、名チェリスト、アントニオ・ヤニグロが中心となり設立されたザグレブ・ソロイスツ。戦いの様子を当時斬新な手法で表現したビーバー、同郷アルゼンチンのアストル・ピアソラへのオマージュ的な作品のゴリホフ、爽やかで、乾いた風が吹く抒情豊かなティペットなど収録しています。
 
レア盤!
ZKP 113772
\2400
「ニーナ・シェンク(1982-):協奏曲作品集」
 (1)ヴァイオリン協奏曲第1番(2004)
 (2)フルート協奏曲(2005)
 (3)「対話と円」(2010)〜トランペットと弦楽のための
 (4)「旅」(2011)〜アコーディオンと弦楽のための
(1)ヤネズ・ポドレセク(Vn)
(2)マテイ・ズパン(Fl)
(3)フランツ・コセム(Trp)
(4)クレメン・レーベン(アコーディオン)
(1)(2)(4)シモン・クレチッチ(指揮)
 スロヴェニア放送交響楽団
(3)エヴァン・クリスト(指揮)
 スロヴェニア・フィル
 スロヴェニアの若手女流作曲家シェンクの協奏曲集
 録音:2014 年、74’55

 スロヴェニア出身の女流作曲家ニーナ・センク。リュブリャナ・ミュージック・アカデミーで学び、ミュンヘンでマティアス・ピンチャーに師事。2004 年ヨーロッパを拠点に活躍する若手音楽家の育成プログラムの一つ“ヤング・ユーロ・クラシック”にて今回収録されている“ヴァイオリン協奏曲第1 番”で、ベスト作曲賞を受賞。その後いくつものコンクールで入賞しています。
 今作は彼女のヴァイオリン、フルート、トランペット、アコーディオンのための4 つの協奏曲を収録。どれもが高度なテクニックを要する作品。乾いた雰囲気の中にも、親しみを感じる。
 
レア盤!

ZKP 113604
\2400
「20」〜20・21世紀クラリネットとピアノのための作品集
 フィンジ:5つのバガテル
 マリヤン・リポヴシェク:3つのおとぎ話
 リューボ・ランチガイ:プレリュードとロンド
 ペンデレツキ:3つの小品
 ドビュッシー:第1狂詩曲
 ヤネズ・マティチッチ:カント・ラプソディコ
 ロイゼ・レビッチ:祈り
 ルトスワフスキ:ダンス・プレリュード
デュオ・クラリピアノ:
 【デュシャン・ソジャ(Cl)、
  タチヤナ・カウチッチ(Pf)】
 ドビュッシーからペンデレツキまで!20・21 世紀のクラリネット名曲集
 録音:2007〜14 年/77’28

 20 年以上スロヴェニアで活躍するクラリネットとピアノのデュオ“クラリピアノ”。
 珍しいスロヴェニアの作曲家の小品を多数収録。自然と神話を基に作曲されたリボフシェクの“3 つのおとぎ話”2006 年に初演したレビッチの“祈り”など。
 
レア盤!
ZKP 107108
【未案内旧譜】
\1700
「スロヴェニアの旗の元に」〜スロヴェニアのアンセムと行進曲
 祝杯(スロヴェニア共和国国家)、ツラトルク、
 ゴレンスカ、スラヴのファンファーレ
  など全17曲
スロヴェニア軍楽隊
 スロヴェニア軍楽隊の珍しい録音集
 録音:2002 年/39’28

 1996 年に結成されたスロヴェニア軍楽隊。レベルの高い演奏で、短期間で広く知られる存在になりました。
 ここでは国家を含む、スロヴェニアの行進曲などを収録しています。
 
レア盤!

ZKP 109300
【未案内旧譜】
\2400
「ブラス・アンド・パティナ」〜スロヴェニアのバンドの変遷をたどる旅
 ヨシプ・チェリン:ドムジャレ行進曲
 エルヴィン・ハルトマン:ポホリェの花
 アントン・ヤキ:カルニオラ地方への旅
 アントン・ドリナール:スピリチュアル・ソング
 ダニロ・ブチャール:若い道
 アントン・ドリナール:若々しい進路
 フランチ・エス:ジェネラル・マイスターの行進曲
スロヴェニア軍楽隊
 録音:2006 年/42’37
 1996 年に結成されたスロヴェニア軍音楽隊。埋もれてしまっていた作品に光をあて、スロヴェニアの歴史的な作品をレパートリーにしています。なかなか聴くことが出来ないレア音源!



<メジャー・レーベル>

DG



479 4609
\2300→\2090
情熱と若々しい息吹に満ちた新表現
《ブラームス、シューマン、マーラー:ピアノ四重奏曲集》
 1) ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25、
 2)シューマン:ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.47,
 3)マーラー:ピアノ四重奏断章 イ短調
ダニエル・ホープ(ヴァイオリン),
ポール・ニューバウアー(ヴィオラ),
デイビット・フィンケル(チェロ),
ウー・ハン(ピアノ),
 名手ダニエル・ホープが2015年4月にアメリカ・ツアーを開催するのに先立って、つい先日3月3日にリンカーン・センターで収録された最新作です。
 メンバーはCMS芸術監督でもあるチェリスト、デイビット・フィンケルと彼の妻であるピアニスト、ウー・ハン、そして伝説的なヴィオラ奏者ポール・ニューバウアーという豪華な顔ぶれです。
 シューマン、ブラームス、そしてマーラー。この3人のピアノ四重奏曲は、同じロマン派の作品ながら、内省的なシューマン、情熱的なブラームス、そして若々しいマーラーと、それぞれが違う様相を呈し、全く異なるアプローチが要求されます。彼らの演奏は見事に練り上げられ、それぞれの曲が持つ魅力を十二分に堪能させてくれます。
 【録音】2015年3月3日、ニューヨーク、リンカーン・センター、アリス・トゥリー・ホール(ライヴ:デジタル)
 
限定盤

4794370
(5CD)
\6000→\5390
ピリス/《DGピアノ協奏曲録音集》
【CD1】
 ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11〜
  エマニュエル・クリヴィヌ(指揮)ヨーロッパ室内管弦楽団[1997年録音]/
 ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21〜
  アンドレ・プレヴィン(指揮)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団[1992年録音]/
【CD2】
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲変ホ長調K.449,
  ピアノ協奏曲第26番ニ長調K.537「戴冠式」,
  「どうしてあなたを忘れられようか」とロンド「恐れないで、愛する人よ」K.505〜
   クラウディオ・アバド(指揮)
   ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
   クリスティーネ・シェーファー(Sp)[1992, 1990年録音]/
【CD3】
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第17番ト長調K.453,
  ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467〜
   クラウディオ・アバド(指揮)ヨーロッパ室内管弦楽団[1993年録音]/
【CD4】
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595,
  ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466〜
   クラウディオ・アバド(指揮)モーツァルト管弦楽団,[2011年録音]
【CD5】
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488〜
  フランス・ブリュッヘン(指揮)ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
  [1995年録音]
 シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54〜
  クラウディオ・アバド(指揮)ヨーロッパ室内管弦楽団[1997年録音]
マリア・ジョアオ・ピリス(P)
抒情と深い思索にあふれたピリスのピアニズムが結晶!
 昨年2014年7月にピリスが70歳を迎えたことを記念して制作されたソロ録音BOXに続き、協奏曲録音を収録した5枚組の発売です。
 静寂の中で聴かせる彼女の深い思索と抒情とは比類ないもので、特にモーツァルト、ショパン、シューマンで圧倒的な支持を受けています。そんな彼女の魅力が最良の形で結実したDGへの協奏曲録音集です。
 
限定盤

4794351
(40CD)
\16000

《111 The Piano - Legendary Recordings》


【CD1】
バッハ:フーガの技法 BWV1080〜
 ピエール・ロラン・エマール(P)[録音:2007年9月]/
【CD2】
 シューマン:
  交響練習曲 Op.13/幻想曲 ハ長調 Op.17/ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6〜
  ゲザ・アンダ(P)[録音:1963年5月/1966年5月…Op.6]/
【CD3】
 アルゲリッチ・デビュー・リサイタル
  ショパン:スケルツォ第3番 Op.39/
  ブラームス ラプソディ ロ短調 Op.79-1/ラプソディ ト短調 Op.79-2/
  プロコフィエフ:トッカータ Op.11/ラヴェル:水の戯れ/
  ショパン:舟歌 嬰へ長調 Op.60/
  リスト:ハンガリー狂詩曲 第6番 変二長調/ピアノ・ソナタ ロ短調 S178〜
   マルタ・アルゲリッチ(P)[録音:1960年7月/1971年6月…リスト:ソナタ]/
【CD4】
 バッハ:
  トッカータ ハ短調 BWV911/パルティータ 第2番 ハ短調 BWV826/
  イギリス組曲 第2番 イ短調 BWV807〜
   マルタ・アルゲリッチ(P)[録音:1979年2月]/
【CD5】
 シューベルト:6つの楽興の時 Op.94 D780/
 リスト:愛の夢 第1番-第3番/
 メンデルスゾーン:無言歌より
  Op.19-1,Op.30-6,p.38-6,Op.62-1,Op.62-5,
  Op.62-6,Op.67-4,Op.67-5,Op.102-6〜
   ダニエル・バレンボイム(P)[録音1977年10月/1980年4月/1973年6月]/
【CD6】
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ「悲愴」Op.13/ピアノ・ソナタ「月光」Op.27-2/
  ピアノ・ソナタ「熱情」Op.57〜
   ダニエル・バレンボイム(P)[録音:1984年3月/1983年12月/1981年5月]/
【CD7】
 ドビュッシー:映像 第1集&第2集/子どもの領分〜
  アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)[録音:1971年8月]/
【CD8】
 ラフマニノフ:
  6つの楽興の時 Op.16/コレッリの主題による変奏曲 Op.42/
  前奏曲 Op.3-2,Op.23-1,Op.23-4,Op.32-12,Op.32-10,Op.23-2〜
   ラザール・ベルマン(P)[録音:1975年11月/1980年2月]/
【CD9】
 ショパン:ポロネーズ 第1番-第7番〜ラハウ・ブレハッチ(P)[録音:2013年1月]/
【CD10】
 ウェーバー:
  ピアノ・ソナタ 第2番 変イ長調 Op.39/
  ピアノ・ソナタ 第3番 ニ短調 Op.49〜
   ディノ・チアーニ(P)(世界初CD化)[録音:1970年3月]/
【CD11】
 ハイドン:
  ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob XVI:35/ニ長調 Hob XVI:37/
  ホ短調 XVI:34/嬰ハ短調 Hob XVI:36〜
   クリストフ・エッシェンバッハ(P)
    (全集LPからのインターナショナル初CD化)[録音:1974年7月]/
【CD12】
 バルトーク:
  ミクロコスモス(18曲抜粋)/組曲 Op.14/
  ルーマニア民謡舞曲集/ソナタ/野外にて/
  ソナチネ/アレグロ・バルバロ〜
   フォルデシュ・アンドール(P)
  [録音:1955年5月…ミクロコスモス&ルーマニア舞曲/1954年5月/1955年1月]/
【CD13】
 バッハ:ゴルトベルク変奏曲〜アンドレイ・ガブリーロフ(P)[録音:1992年9月]/
【CD14】
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ 第28番 イ長調 Op.101/ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 Op.109/
  ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 Op.110〜
   エミール・ギレリス(P)[録音:1972年1月/1985年8月]/
【CD15】
 グリーグ:抒情小曲集 Op.12,38,43,47,54,57,62,65,68,71(抜粋)〜
  エミール・ギレリス(P)[録音:1974年6月]/
【CD16】
 ショパン:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.35/
 ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.36/
 ショパン:子守歌 変ニ長調 Op.57/舟歌 嬰へ長調 Op.60〜
  エレーヌ・グリモー(P)[録音:2004年12月]/
【CD17】
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第17番 K.576/第16番 K.570/幻想曲 K.475〜
  フリードリヒ・グルダ(P)[録音:1978年9月]/
【CD18】
 ラヴェル:ソナチネ/高雅で感傷的なワルツ/クープランの墓/
 ドビュッシー:ピアノのために/
 バルトーク:ソナチネ/
 ルーセル:3つの小品 Op.49〜
  モニク・アース(P)[録音:1955年/1949年1月]/
【C19】
 モーツァルト:ソナタ 第2番 へ長調 K.280/
 スカルラッティ:11のソナタK.247,2,132,35,193,386,519,322,87,515,437〜
  クララ・ハスキル(P)[録音:1960年5月/1955年]/
【CD20】
 バッハ:いざ来ませ、異邦人の救い主よ BWV659/
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第10番 ハ長調 K.330/
 ショパン:マズルカ 第13番 イ短調 Op.17-4/スケルツォ 第1番 ロ短調 Op.20/
 シューベルト:4つの即興曲 第4番 Op.90−4 D899/
 リスト:コンソレーション 第3番/
 シューマン:ノヴェレッテ Op.21-第1番/
 ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 Op.32-12/
 スクリャービン:練習曲 嬰ハ短調 Op.2-1/
 ショパン:英雄ポロネーズ Op.53/
 モシュコフスキ:練習曲 ヘ長調 Op.72-6〜
  ウラディーミル・ホロヴィッツ(P)[録音:1985年8月]/
【CD21】
 シューベルト:
  4つの即興曲 D.899/4つの即興曲 D.935/ソナタ 第13番 イ長調 D664〜
   ヴィルヘルム・ケンプ(P)[録音:1965年9月/1967年1月]/
【CD22】
 ブラームス:
  幻想曲集 Op.116/間奏曲集 Op.117/6つの小品 Op.118/4つの小品 Op.119〜
   ヴィルヘルム・ケンプ(P)[録音:1963年12月]/
【CD23】
 シューベルト:さすらい人幻想曲 D.760/
 シューベルト=リスト:トランスクリプション集
  (糸を紡ぐグレートヒェン/セレナード/水車と小川/水の上で歌う)/
 ブラームス:7つの幻想曲集 Op.116/
 リスト:ハンガリー狂詩曲 第12番 嬰ハ短調〜
  エフゲニー・キーシン(P)[録音:1990年12月]/
【CD24】
 ランラン・ライブ・アット・カーネギー・ホール 2003〜
  シューマン:アベッグ変奏曲 Op.1/
  ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:50/
  シューベルト:さすらい人幻想曲 D.760/
  タン・ドゥン:水彩による8つの思い出 op.1/
  ショパン:夜想曲 第8番 変ニ長調 Op.27-2/〜
    ランラン(P)[録音:2003年11月]/
【CD25】
 ランラン:ライブ・アット・カーネギー・ホール 2003〜
  リスト:ドン・ファンの回想 S.418/
  シューマン:トロイメライ/
  中国民謡:馬/
  リスト:愛の夢 第3番〜
   ランラン(P)[録音:2003年11月]/
【CD26】
 ショパン:12の夜想曲集 第1.2.4.5.7.8.10.11.13.15.18.20番〜
  マリア・ジョアン・ピリス(P)[録音:1996年4月]/
【CD27】
 チャイコフスキー:18の小品 Op.72/
 ショパン:夜想曲 第20番 嬰ハ短調 遺作〜
  ミハイル・プレトニョフ(P)[録音:2004年1月]/
【CD28】
 ショパン:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.35/
 ラヴェル:夜のガスパール/
 プロコフィエフ:ソナタ 第6番 Op.82〜
  イーヴォ・ポゴレリチ(P)[録音:1981年2月/1982年10月]/
【CD29】
 ショパン:練習曲 Op.10&Op.25〜
  マウリツィオ・ポリーニ(P)[録音:1972年1月]/
【CD30】
 ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章/
 プロコフィエフ:ソナタ 第7番 ロ長調 Op.33/
 ウェーベルン:変奏曲 Op.27/
 ブーレーズ:ピアノ・ソナタ 第2番〜
  マウイツィオ・ポリーニ(P)[録音:1971年9月/1976年7月]/
【CD31】
 シューマン:4つの行進曲 Op.76-第2番/森の情景 Op.82/幻想小曲集 Op.12〜
  スヴャトスラフ・リヒテル(P)[録音:1956年11月]/
【CD32】
 ハイドン:ピアノ・ソナタ ト短調 Hob. XVI: 44/
 ショパン:バラード 第3番 変イ長調 Op.47/
 ドビュッシー:
  前奏曲第1集から第2番 ヴェール/第2番 野を渡る風/第5番 アナカプリの丘/
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第8番 ロ短調 Op.84〜
  スヴャトスラフ・リヒテル(P)[録音:1961年7月〜8月]/
【CD33】
 スクリャービン:ピアノ・ソナタ第5番−第10番〜ロベルト・シドン(P)[録音:1970年10月]/
【CD34】
 スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第2番 嬰ト短調 Op.19/
 リスト:ソナタ ロ短調/
 ショパン:24の前奏曲 Op.28/
 メトネル:おとぎ話 変ホ長調 Op.26-2〜
  ダニール・トリフォノフ(録音:2013年2月 カーネギー・ホールライブ)/
【CD35】
 リスト:
  ハンガリー狂詩曲 第6番 変ニ長調 S244/即興的ワルツ S213/
  6つのコンソレーション S172-第2.3番/リゴレット・パラフレーズ S434/
  ラ・カンパネッラ/ハンガリー狂詩曲 第15番 S244/ポロネーズ 第2番/
  ドン・ファンの回想 S418/水の上を渡るバドヴァの聖フランンシス/
  パガニーニ練習曲-第2番/〜
   タマーシュ・ヴァシャーリ(P)[録音:1957年7月/1961年5月/1959年5月]/
【CD36】
 ラフマニノフ:音の絵 Op.39-第6.4.5番/エレジー Op.3-1/
 スカルラッティ:ソナタ ト長調 K.455/
 グルック:オルフェオからメロディ/
 アルベニス:イベリア-第6番 トゥリアーナ/
 ビゼー=ホロヴィッツ:カルメンの主題による変奏曲/
 シューベルト=リスト:糸を紡ぐグレートヒェン/
 シュトラウス=シフラ:トリッチ・トラッチ・ポルカ/
 ショパン:ワルツ 第7番 嬰ハ短調 Op.64-2/
 デュカス=シュタウブ:魔法使いの弟子/
 スクリャービン:
  練習曲 ロ長調 Op.11-11/前奏曲 ロ短調 Op.13-6/
  前奏曲 嬰ト短調 Op.11-12/練習曲 嬰ハ短調 Op.8-9/
  2つの詩曲 第1番 嬰へ短調 Op.32-1/
 サン=サーンス(リスト/ホロヴィッツ編):死の舞踏 Op.40〜
  ユジャ・ワン(P)[録音:2011年12月]/
【CD37】
 ドビュッシー:
  版画/練習曲 第11番「組み合わされたアルペッジョのための練習曲」/
  ベルガマスク組曲/子どもの領分/前奏曲第1集-第8番「亜麻色の髪の乙女」/
  喜びの島/レントよりも遅く〜
   アレクシス・ワイセンベルク(P)[録音:1985年1月.9月]/
【CD38】
 スカルラッティ:ソナタ K.380/ソナタ K13/
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ ハ長調 第10番 ハ長調 K.330/
 シューマン:謝肉祭 Op.9/
 リスト:スペイン風狂詩曲〜ユンディ・リ(P)[録音 2005年1月]/
【CD39】
 ショパン:バラード 第1番-第4番/舟歌 嬰へ長調 Op.60/幻想曲 ヘ短調 Op.49〜
  クリスティアン・ツィマーマン(P)[録音:1987年7月]/
【CD40】
 ドビュッシー:前奏曲 第1集&第2集〜
  クリスティアン・ツィマーマン(P)(1CDへの収録は初)[録音:1991年8月]
DGの名ピアニストによる名録音の記録

 ドイツ・グラモフォンの長い歴史の中で、ピアノのレパートリーは常に中心的な位置を占めてきました。
 このセットは、32人のピアニストによる名演奏・名盤をアルファベット順に並べています。ピエール=ロラン・エマール、アルゲリッチ、バレンボイム、ミケランジェリ、エッシェンバッハ、ギレリス、グリモー、ホロヴィッツ、ケンプ、キーシン、ピリス、ポリーニ、リヒテル、トリフォノフ・・・などなど綺羅星のごときスター・ピアニストによる名盤が厳選された40枚組です。
 初発売時のオリジナル・ジャケット・デザインを使用した紙ジャケット仕様。150ページのブックレットにはJed Distler氏による書き下ろしライナーノーツ、アーティストの写真などが収録される予定です。
 初回のみの限定生産となります。




DECCA

限定盤

478 8168
(18CD)
\8000→\7290

スクリャービン没後100年記念
 《スクリャービン:作品全集》


 【CD1】
 ワルツ ヘ短調Op.1〜ヴァレンティーナ・リシッツァ(P)*/
 3つの小品Op.2〜
  ウラディーミル・アシュケナージ(P:第1番)*,
  ヴァレンティーナ・リシッツァ(P:第2番)*/
 10のマズルカOp.3〜ゴードン・ファーガス=トンプソン(P)/
 アレグロ・アパッショナート 変ホ短調Op.4〜
  ヴァレンティーナ・リシッツァ(P)*/
 2つの夜想曲Op.5〜ゴードン・ファーガス=トンプソン(P)/
【CD2】
 ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調Op.6〜
  アシュケナージ(P)/
 2つのマズルカ風即興曲Op.7〜ファーガス=トンプソン(P)/
 12の練習曲Op.8〜ファーガス=トンプソン(P)/
 練習曲第12番Op.8-12(別ヴァージョン)〜リシッツァ(P)*/
【CD3】
 左手のための2つの小品Op.9〜リシッツァ(P)*/
 2つの即興曲Op.10, 24の前奏曲Op.11〜
  ファーガス=トンプソン(P)/2つの即興曲Op.12〜リシッツァ(P)*/
 6つの前奏曲Op.13〜ファーガス=トンプソン(P)/
 2つの即興曲Op.14〜リシッツァ(P)*/
【CD4】
 前奏曲Op.15&16&17〜ファーガス=トンプソン(P)/
 演奏会用アレグロOp.18〜リシッツァ(P)*/
 ピアノ・ソナタ第2番「幻想ソナタ」嬰ト短調Op.19〜
  イーヴォ・ポゴレリチ(P)/
 ポロネーズ 変ロ短調Op.21〜リシッツァ(P)*/
 4つの前奏曲Op.22〜アシュケナージ(P)*/
 ピアノ・ソナタ第3番嬰ヘ短調Op.23〜アシュケナージ(P)/
【CD5】
 9つのマズルカOp.25, 2つの前奏曲Op.27〜
  ファーガス=トンプソン(P)/
 幻想曲 ロ短調Op.28〜スヴャトスラフ・リヒテル(P)/
 ピアノ・ソナタ第4番 嬰ヘ長調Op.30〜アシュケナージ(P)/
 4つの前奏曲Op.31〜ファーガス=トンプソン(P)/
 2つの詩曲Op.32〜アシュケナージ(P)/
 4つの前奏曲Op.33〜ファーガス=トンプソン(P)/
 悲劇的詩曲Op.34〜ジャン=ルイ・ストイアマン(P)/
 3つの前奏曲Op.35〜ファーガス=トンプソン(P)/
【CD6】
 悪魔的詩曲〜リシッツァ(P)*/
 4つの前奏曲Op.37〜ファーガス=トンプソン(P)/
 ワルツ 変イ長調Op.38〜ベンジャミン・グローブナー(P)/
 4つの前奏曲Op.39, 2つのマズルカOp.40〜ファーガス=トンプソン(P)/
 詩曲 変ニ長調Op.41〜リシッツァ(P)*/
 8つの練習曲〜アシュケナージ(P)*/
 2つの詩曲〜ジャン=ルイ・ストイアマン(P)/
 3つの小品Op.45〜アシュケナージ(P)*/
 スケルツォOp.46〜リシッツァ(P)*/
 ワルツ風に ヘ長調Op.47〜アシュケナージ(P)*/
 4つの前奏曲Op.48〜ファーガス=トンプソン(P)/
 3つの小品Op.49〜
  リシッツァ(P:第1番)*, ファーガス=トンプソン(P:第2番),
  アンナ・ゴラーリ(P:第3番)/
 4つの小品Op.51〜アシュケナージ(P)/
 3つの小品Op.52〜アシュケナージ(P)*/
 ピアノ・ソナタ第5番Op.53〜リヒテル(P)/
【CD7】
 4つの小品Op.56〜アシュケナージ(P)/
 2つの小品Op.57, アルバムの一葉Op.58, 2つの小品Op.59〜
  アシュケナージ(P)*/
 詩的夜想曲Op.61〜リヒテル(P)/
 ピアノ・ソナタ第6番Op.62〜アシュケナージ(P)/
 2つの詩曲Op.63〜アシュケナージ(P)*/
 ピアノ・ソナタ第7番「白ミサ」Op.64〜アシュケナージ(P)/
 3つの練習曲Op.65〜リシッツァ(P)*
【CD8】
 ピアノ・ソナタ第8番Op.66〜アシュケナージ(P)/
 2つの前奏曲Op.67〜ファーガス=トンプソン(P)/
 ピアノ・ソナタ第9番「黒ミサ」Op.68〜ピエール=ロラン・エマール(P)/
 2つの詩曲Op.69〜アシュケナージ(P)*/
 ピアノ・ソナタ第10番「トリル・ソナタ」Op.70〜アシュケナージ(P)/
 2つの詩曲Op.71, 詩曲「焔に向かって」〜アシュケナージ(P)*/
 2つの舞曲Op.73〜リヒテル(P)/
 5つの前奏曲Op.74〜アシュケナージ(P)*/
【CD9】
 カノン ニ短調WoO1〜アンナ・ゴラーリ(P),
 ロマンス 嬰ヘ長調WoO2, 夜想曲 変イ長調WoO3,
 スケルツォ 変ホ長調WoO4, スケルツォ 変イ長調WoO5〜
  リシッツァ(P)*/
 幻想ソナタ 嬰ト短調WoO6〜ロベルト・シドン(P)/
 ワルツ 嬰ト短調WoO7, ワルツ 変ニ長調WoO8,
 エゴロフの主題による変奏曲 ヘ短調WoO9,
 デュエット ニ短調WoO10, フーガ ヘ短調WoO12,
 フーガ ヘ短調WoO13, マズルカ ロ短調WoO14,
 マズルカ ロ短調WoO15, マズルカ ヘ長調WoO16〜リシッツァ(P)*/
【CD10】
 アルバムの一葉 嬰イ長調(1889) 〜アンナ・ゴラーリ(P)/
 幻想曲 イ短調WoO18〜ヴォフカ&ウラディーミル・アシュケナージ(P)/
 ピアノ・ソナタ 変ホ短調〜ロベルト・シドン(P)/
 フーガ ホ短調WoO20, ロマンス イ短調,
 アルバムの一葉 嬰ヘ長調WoO.25,
 ピアノのための小品 変ロ短調Anh.16〜リシッツァ(P)*/
 弦楽四重奏のためのロシア民謡による変奏曲(第2変奏のみスクリャービン作曲)〜
  クス・クァルテット/
 弦楽のためのアンダンテとスケルツォ〜
  ハンブルク・ストリングス/
 交響的詩曲 ニ短調WoO24〜
  イーゴリ・ゴロフスチン&モスクワ交響楽団/
 ピアノ協奏曲 嬰ヘ短調Op.20〜
  アシュケナージ(P) マゼール&ロンドン・フィル/
 前奏曲「夢」Op.24〜
  アシュケナージ(指揮)ベルリン・ドイツ交響楽団
【CD11】
 交響曲第1番 ホ長調Op.26〜
  アシュケナージ(指揮)ベルリン・ドイツ交響楽団/
【CD12】
 交響曲第2番 ハ短調Op.29〜
  エリアフ・インバル(指揮)フランクフルト放送交響楽団/
【CD13】
 交響曲第3番「神聖な詩」〜
  アシュケナージ(指揮)ベルリン放送交響楽団/
【CD14】
 交響曲第4番「法悦の詩」Op.54,
 交響曲第5番「プロメテ=火の詩」〜
  ゲルギエフ(指揮)キーロフ劇場管弦楽団/
【CD15〜17】
 ニュアンス(アレクサンドル・ネムティンによる管弦楽版),
 スクリャービン:《神聖劇序夜》(アレクサンドル・ネムティン補筆完成版)〜
  アレクサンドル・ギンジン(P)、
  アレクセイ・リュビモフ(P)、アンナ=クリスティーナ・カーポラ(Sp)、
  エルンスト・ゼンフ合唱団、サンクト・ペテルブルク室内合唱団,
  ヴラディーミル・アシュケナージ(指揮) ベルリン・ドイツ交響楽団/
【CD18】
 練習曲 嬰ハ短調Op.2-1, 練習曲 嬰ニ短調〜
  ウラディミール・ホロヴィッツ(P)/
 前奏曲 ニ長調Op.11-5〜シューラ・チェルカスキー(P:1975年ライヴ)/
 詩曲「焔に向かって」〜リヒテル(P)/
 詩曲Op32-1〜ミハイル・プレトニョフ(P)/
 練習曲 嬰ハ短調Op.42-5, 4つの小品Op.51〜
  エフゲニー・キーシン(P)/
 10のマズルカOp.3より第4,6,9,10番〜ベンジャミン・グローブナー(P)/
 ピアノ・ソナタ第2番「幻想ソナタ」嬰ト短調Op.19〜
  ダニール・トリフォノフ(P:2013年カーネギー・ホールでのライヴ)
    《*印は、新録音》

 今年2015年、没後100年を迎えたスクリャービン。初期の作風はショパンの影響をうけたものでしたが、後に神智学への傾倒を転機として、神秘主義思想の音楽表現として、きわめて官能的かつ神秘的な音楽を書き、やがて無調音楽へと踏み込んで行きます。
 この記念ボックスは、スクリャービンすべての作品を収録した初のもので、前半はピアノ作品、後半は管弦楽のそれぞれが作品番号順に収められています。
 ヴァレンティーナ・リシッツァとウラディーミル・アシュケナージによる新録音が多数加わっていることも大きな魅力です。初回のみの完全限定盤となります。なお、Op.50と55は欠番となっています。




L'Oiseau Lyre

限定盤

480 6900
(32CD)
\12000→\10990
ホグウッド/
 ハイドン:交響曲第1〜75, 94, 96, 100, 104, 107, 108番
クリストファー・ホグウッド(指揮)
アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(エンシェント室内管弦楽団)
未完に終わったホグウッドの貴重なる記録が、インターナショナル盤でもBOXセットに!

《ハイドン:交響曲集》
 2014年9月に他界したホグウッドは、オリジナル楽器による初のモーツァルト交響曲全集を録音して大きな話題を呼んだ後、ベートーヴェンの交響曲全集も完成させ、その後にハイドン交響曲全集に取りかかることとなります。
 ホグウッドは音楽学者H.C.ロビンズ・ランドンの協力も得ながらエステルハーツィー宮にて実際に演奏を行って、その音響を確認しつつ、通奏低音の有無、オーケストラの人数、ハイドンが想定したであろう音を徹底的に研究・検討し、このハイドン録音に臨みました。
 録音場所はイギリスの教会、アビイ・ロード・スタジオなど様々ですが、デッカの名エンジニアたちが駆使した録音技術によって、その音響も見事にとらえられています。
 残念ながら1995年以降録音は中断され、全集としての完結は叶いませんでした。録音当時、作曲年代の近いものをテーマ別に分けて発売されていましたが、今回もVol.1〜10までその順番のままに並べられており、最後に94, 96, 100, 104番が収録されております。
 初回のみの完全限定盤となります。
  【録音】1983, 1984, 1988〜1995年




<映像>


DECCA(映像)



74 3870
(2DVD)
\7600→\6990
ロッシーニ:歌劇『ウィリアム・テル(ギョーム・テル)』(全曲)
 [歌唱:フランス語]
ニコラ・アライモ(バリトン:ギョーム・テル),
ファン・ディエゴ・フローレス(テノール:アルノール・メルクタール),
マリナ・レベカ(ソプラノ:マティルデ),
アマンダ・フォーサイス(ソプラノ:ジェミ)、他
ボローニャ・テアトロ・コムナーレ管弦楽団
ミケーレ・マリオッティ(指揮)
グラハム・ヴィック(演出)
74 3871
(Blu-ray)
\4600→\4190
2013年のペーザロ音楽祭でロッシーニ通を虜にしたフローレスの名唱!
 「ウィリアム・テル」というと、ほとんどの人があの有名な序曲を思い出すことでしょう。特に序曲後半の「スイス軍の後進」は様々な場面で使われるため、耳にしたことのない人はいないはずです。
 しかしこの序曲は、壮大なオペラのごく一部分にしか過ぎません。このロッシーニの最後のオペラは、4幕からなる長大な政治的駆け引きを巡る物語で、タイトルこそ「ウィリアム・テル(ギョーム・テル)」ですが実際の主役は、長老メルクタールの息子、アルノールであると言っても過言ではありません。ロッシーニはこの役にハイ・テノールを用い、輝かしい高音と素晴らしい歌唱テクニックを要求します。もちろんテルにも見せ場はたっぷりと用意されており、第3幕ではあの有名な「りんごを射抜く」場面が中心となります。
 今回アルノール役を歌うのは、稀代のロッシーニ歌手フアン・ディエゴ・フローレス。彼はロッシーニの要求に完璧に応え、この難しい役を易々と歌いこなしています。テル役にはベテランのアライモを配し、脇をかためる歌手たちも魅力あふれる歌唱を聴かせてくれます。
 ミケーレ・マリオッティの指揮は重厚さと軽やかさを兼ね備えたもので、この長大な作品を息切れすることなく見事にまとめ上げています。2013年、ペーザロのロッシーニ音楽祭の白眉となった公演です。
 【収録】2013年8月, ペーザロ、ロッシーニ劇場でのライヴ 字幕:英語、フランス語、ドイツ語、韓国語
















3/11(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


BR KLASSIK



900511
\2400→\2190
アルヴォ・ペルト:声楽作品集
 1.テ・デウム/2.巡礼者の歌/3.ベルリン・ミサ-キリエ/
 4.ベルリン・ミサ-グローリア/5.勝利の後で/
 6.ベルリン・ミサ-クレド/7.ベルリン・ミサ-サンクトゥス/
 8.ベルリン・ミサ-アニュス・デイ
バイエルン放送合唱団/
ミュンヘン放送管弦楽団/
ペーター・ダイクストラ(指揮)
録音 2014年 ミュンヘン プリンツレーゲンテン劇場…1.2, 2012年 ミュンヘン ヘルクレスザール…3-8
 1935年、エストニアで生まれたアルヴォ・ペルト(1935-)の静謐な合唱作品集です。現在では「癒しの作曲家」として捉えられることの多いペルトですが、作曲を始めた初期の頃は新古典主義的な作品を書いていたといいます。
 しかし、ある日、曲を書く気力を失いそうになった彼が取ったやり方は、「西洋音楽の根源への回帰」でした。そうして生まれた音楽は、どれも質素な衣を纏ったもので、ペルトはこれを「ティンティナブリ(鈴声)の様式」と呼び、以降、この様式を使ったシンプルで美しい作品が次々と生まれていくことになります。
 このアルバムに収録されている4つの作品…シャルパンティエやブルックナーからの伝統を意識した輝かしい「テ・デウム」、詩篇121番を用いて書かれた「巡礼者の歌」、聖アンブローズの命日のお祝いのための「勝利の後で」。そして「カトリック教徒の日」にベルリン市内の聖ヘドウィック大聖堂で初演されたたため、この名で呼ばれる「ベルリン・ミサ」…これらは、全てティンティナブリ様式で書かれた静かなもので、演奏にも細心の注意が必要とされますが、ダイクストラをはじめとした全ての奏者たちは、ペルトの音世界に対しての深い知識を敬愛を持ち、これらの作品を完璧に表現しています。



 

CAPRICCIO



C5243
\2700→\2490
ツィモン・バルト:ゴルトベルクを弾く
 1-32.J.S.バッハ(1685-1750):ゴルトベルク変奏曲 BWV998/
 33.コラール前奏曲「来たれ、異邦人の救い主よ」BWV659
ツィモン・バルト(ピアノ)
録音 2014年5月13-14日 ウィーン カジノ・バウムガルテン
 最近、日本での人気急上昇!“マッスル・ピアニスト”ツィモン・バルトの最新作は、バッハの「ゴルトベルク変奏曲」です。これまでの様々な作品で見せた変幻自在な感性を、バッハの孤高の作品にどうやって持ち込むのか…ここにまず注目です。多くのピアニストたちがそれぞれの解釈で聞かせる「ゴルトベルク変奏曲」に、新たな伝説が生まれます。
 聴けば聴くほど好きになるピアニスト、ツィモン・バルト!バッハを愛する人、必聴です。
 

C5234
(2CD)
\2700
カール・ツェルニー:弦楽四重奏曲集
<CD1>
 1-4.弦楽四重奏曲 イ短調/
 5-8.弦楽四重奏曲 ニ短調/
<CD2>
 1-4.弦楽四重奏曲 ニ長調(1853)/
 5-8.弦楽四重奏曲 ホ短調
シェリダン・アンサンブル
<メンバー:
 ユキ・カサイ(ヴァイオリン)/
 マタン・デイガン(ヴァイオリン)/
 フローリアン・ドンデラー(ヴィオラ)/
 アンナ・カレヴェ(チェロ)>
 最近、いくつかのレーベルから立て続けにアルバムがリリースされるウィーンの作曲家カール・ツェルニー(1791-1857)の弦楽四重奏曲集です。
 多くの人は悩み多き「練習曲の作曲家」として、また一部の人は「ベートーヴェンの愛すべき弟子」として認識されているこのツェルニー。生前に800曲を越える作品を残したにもかかわらず、現在ではほとんど演奏されることもなく、そのまま埋もれているのは何とも残念なことと言えるでしょう。
 彼の弦楽四重奏曲は全部で20曲以上あるとされでいますが、どれもがウィーン楽友協会で保存されていて、現在7曲ほどが録音されているようです。まさにハイドンの伝統を、ベートーヴェンを経て、メンデルスゾーンへと受け継いでいくものであり、奥深い表現と音楽を奏でる喜びに溢れたものなのです。
 


C7190
(5CD)
\3100→\2890
プロコフィエフ:交響曲全集
<CD1>
 1-4.交響曲 第1 番 ニ長調「古典」Op.25/
 5-8.交響曲 第7 番 嬰ハ短調 Op.131/
<CD2>
 1-8.交響曲 第2 番 ニ短調 Op.40/
 9-12.交響曲 第3 番 ハ短調 Op.44/
<CD3>
 1-4.交響曲 第4 番 ハ長調 Op.47(1930 年初稿版)/
 5-8.交響曲 第4 番 ハ長調 Op.112(1947 年改訂版)/
<CD4>
 1-4.交響曲 第5 番 変ロ長調 Op.110/
<CD5>
 1-3.交響曲 第6 番 変ホ短調 Op.11
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団/
ドミートリー・キタエンコ(指揮)
PHOENIX PE135 の移行盤
 ショスタコーヴィチの交響曲で明晰でクールな解釈を披露し、大好評を博しているキタエンコ。とにかく爆発的な表現が話題となっている人ですが、このプロコフィエフ(1891-1953)でも期待通りの凄演を聴かせてくれます。
 明晰なテンポ、切れのあるアンサンブル、そして随所に漲るエネルギーの噴出には驚く他ありません。ロシア音楽と新古典主義の融合から生まれた傑作をこれでもか!とばかりに表出。これは価値ある5 枚組です。
 


C5206
\2700→\2490
ベルリン/ヴィオラ・ダ・ガンバの音楽帖
 1-6.組曲 ト長調/7-9.クリスマス組曲 第1 集/
 10-11.クリスマス組曲 第2 集/
 12-18.組曲 ニ短調/
 19-25.組曲 ト長調(スコルダトゥーラによる)/
 26-32.受難組曲 ト短調(スコルダトゥーラによる)/
 33-34.復活祭組曲/
 35-40.組曲 変ロ長調(スコルダトゥーラによる)
  ※世界初録音
アンサンブル・アルトデコー
<メンバー:
 カイ・ロッテルベリ(ヴォーカル)/
 オフィラ・ザカイ(テオルボ)/
 クラウス・アイヒホルン(オルガン)>/
ユリアーネ・ラーケ(ヴィオラ・ダ・ガンバ/指揮)
 パリの国立図書館に収蔵されている小さな革表紙の本(棚番号1111)。これは17 世紀の珍しいヴィオラ・ダ・ガンバ(ライラ・ヴィオール)の独奏曲の写本です。270 ページに及ぶこの写本は、少なくとも8 つの異なる手に拠ってコンパイルされたもので、ほぼ完全なタブラチュア譜(文字や数字などで表示する記譜法)で表記され、様々なスコルダトゥーラ(変則調弦)も反映された、とても興味深いものなのです。
 これらは一般的にドイツ北部のブランデンブルク地域に由来するものと考えられ、当時高名なヴィオラ・ダ・ガンバ奏者はこの地域を訪問し、これらを記したと考えられています。
 現代の名手ラーケはこの譜面を丹念に読み取り、素晴らしい音楽を紬ぎ出しています。作曲した人はわからずとも、生き生きとした音楽が根付いていたことに驚くことでしょう。
 


C5237
\2700→\2490
フランセ&プーランク:2 台のピアノのための協奏曲 他
 1-4.ジャン・フランセ(1912-1997):
  2 台のピアノのための協奏曲(1965)/
 5-10.フランシス・プーランク(1899-1963):
  管弦楽のための「模範的な動物たち」 FP111
  <夜明け/恋するライオン/中年男と2 人の愛人/
  死ときこり/2 羽の雄鶏/昼の食事>/
 11-13.プーランク:2 台のピアノのための協奏曲 ニ短調 FP61(1932)
モナ&リカ・バード(ピアノ)…1-4.11-13/
ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団/
アリアンヌ・マティアク(指揮)
 2 台ピアノのための協奏曲を書くのはとても複雑な作業なのだそうです。確かに1 台のピアノだけでもオーケストラに匹敵する響きを紡ぎだすことはできるのですから。そんな雄弁なピアノを2 台、オーケストラと戦わせつつ協調させるというのは確かに至難の業であると言えるでしょう。
 プーランクの作品は1932 年に書かれたもので、モーツァルトを彷彿されるかと思えば、彼が触れたバリ島の音楽のエッセンスも封じ込められています。この曲を作曲者とともに、しばしば演奏していたのがジャン・フランセで、彼はこの魅力的な協奏曲に強く惹かれ、自身も同じ編成の作品を書いたのです。2 つの作品に共通するのはエスプリと古典への傾倒といえるでしょうか?バレエ音楽「模範的な動物たち」も遊び心に溢れた楽しい作品です。
 

C5238
\2700
ルートヴィヒ・トゥイレ:歌曲選集
 1.静かな街 Op.12-3/2.小さいもの Op.19-1/
 3.真夏の日 Op.19-2/4.ナイチンゲールさん Op.19-4/
 5.紡ぎ歌Op.19-5/6.乙女の歌 Op.15-1/
 7.若き魔女の歌 Op.15-3/8.嘆き Op.5-1/
 9.夏の朝 Op.5-2/10.雑音のように聞こえる Op.5-3/
 11.ハイムベックにて Op.7-7/12.わが天使は Op.36-1/
 13.最後の願い Op.36-2/14.来たれ、甘き眠りよOp.36-3/
 15.挨拶 Op.4-1/16.棄てられた Op.4-2/
 17.死は全てを無罪にする Op.32-1/
 18.太陽の季節 Op.24-1/19.紡ぐ人 Op.24-2/
 20.私は小さな花束を望む Op.24-3/
 21.至福の忘却 Op.26-3/22.沼地の牧歌 作品番号なし
レイラ・プフィスター(メゾ・ソプラノ)/
ハルトムート・ヘル(ピアノ)
 オーストリア出身のドイツの作曲家ルートヴィヒ・トゥイレ(1861-1907)。リヒャルト・シュトラウスやプフィッツナーと同世代であり、若い頃はお互いに強く影響しあったことでも知られています。
 このアルバムには彼の珍しい歌曲が収録されています。ここで使われている詩を見ると、その多くはリヒャルト・シュトラウスやツェムリンスキー、あるいはアルマ・マーラーの歌曲と同一のものであることに気がつきます。
 デーメルやビーアバウムの頽廃的な詩がどれほどまでに当時を席巻していたかに思い至るのです。また「子どもの不思議な角笛」関連の詩も見つけることができます。とは言え、曲調は他の作曲家に比べると幾分大人しく控えめなも の。この押しの弱さのせいで歴史に埋もれてしまったのかもしれません。
 

C5239
\2700
ドビュッシー、アデス、ラヴェル:弦楽四重奏曲集
 1-4.ドビュッシー(1862-1918):弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10(1893)/
 5-11.トーマス・アデス(1971-):アルカディアナ(1994)/
 12-15.モーリス・ラヴェル(1875-1937):弦楽四重奏曲 ヘ長調(1903)
シグナム弦楽四重奏団
<メンバー:
 ケルスティン・ディル(ヴァイオリン)/
 アネッテ・ヴァルザー(ヴァイオリン)/
 ザンティ・ファン・ダイク(ヴィオラ)/
 トーマス・シュミッツ(チェロ)>
 19世紀の終わり、ドビュッシーがそれまでの音楽における制約を振り切るようにして作曲した「弦楽四重奏曲」は、当時の聴衆に賛否両論を巻き起こしました。印象派の時代の幕開けを感じさせるこの作品には、その少し前に耳にしたガムランの響きや、様々な風景を喚起させる雰囲気が漂っています。
 またこの曲と良く対比されるラヴェルの弦楽四重奏曲は、ドビュッシーの影響を受けながらも、これを更に発展させ自由さを取り入れた統一感のある作品で、どちらも近代の弦楽四重奏を代表する名作です。
 シグナム弦楽四重奏団は、この2曲に現代作曲家のトーマス・アデスの作品を加え、音楽の伝統と革新について聴き手に強く訴えかけるのです。
 


C7178
(5CD)
\3100→\2890
クルト・ヴァイル:完全録音集 第1集
CD1.三文オペラ/
CD2.七つの大罪/マハゴニー市の興亡からソングシュピール/
CD3.リンドバーグの飛行/承諾者/CD4.5.歌劇「銀の湖」
ヴァルター・ラファイナー(バリトン)/
ヘーン・ヘンシェル(メゾ・ソプラノ)/
ドリス・ビエレット(ソプラノ)/
ディーター・エレンベック(テノール) 他/
コーニック・アンサンブル/
ケルン放送管弦楽団/
ローター・ツァグローセク(指揮)/
ヤン・レイサム=ケーニッヒ(指揮) 他
 CAPRICCIOレーベルにおける重要なプロジェクトの一つに「クルト・ヴァイル全作品の録音」というのがありました。第1次世界大戦後の新即物主義を代表する作曲家であるヴァイル(1900-1950)の音楽の多くは、風刺と皮肉に満たされており、なかなか完全に理解することは難しいのですが、とりあえずは、親しみ易いメロディに溢れた有名な「三文オペラ」から触れてみてはいかがでしょうか?
 クラシックの分野だけでなく、全ての人に愛されているこの物語、ジャズ風味も満載であり、聞きやすさ満点です。
 また「銀の湖」は伝統的な様式を踏まえた「メルヒェン・オペラ」で、音楽と対話がほぼ均等に振り分けられており、歌手たちは上手い演技も求められるのですが、結局ナチスに上演を禁止され、そのまま忘れられてしまったものです。
 このアルバムでは語りの部分もきっちり収録しています。さあ、この機会にヴァイルをまとめて楽しんでみませんか?第2集の発売も近日予定されています。
 


C7196
(4CD)
\3100→\2890
アルフレード・シュニトケ:映画音楽集
<CD1…C71041>
 1-6.無名の俳優の物語(1976 モスフィルム)/
 7-17.人民委員(1967/1987 モスフィルム)/
<CD2…C71061>
 1-5.道化師と子どもたち(1976 モスフィルム)/
 6-9.組曲「ワルツ」(1969 モスフィルム)/
 10-13.組曲「グラス・ハーモニカ」(1968)/
 14-16.組曲「上昇」(1976 モスフィルム)/
<CD3…C71127>
 1-10.放浪物語(1982/1983 モスフィルム)/
 11-16.リッキー・ティッキー・タヴィー(1976 ZentrNautschFilm)/
<CD4…C5002>
 1-6.スポーツ、スポーツ、スポーツ(1970 モスフィルム)/
 7-11.組曲「歯科医の冒険」(1965 モスフィルム)
ベルリン放送交響楽団/
フランク・シュトローベル(指揮&編曲)
 好きな人はすごく好きだけど、知らない人は全く知らないというシュニトケ(1934-1998)の映画音楽集。この4枚組は多彩なメロディの宝庫なのです。
 昨年、あるアルバムに収録された「古風な組曲」。こちらはバロック風な様式を取り込んだとても美しいもので、「シュニトケにこんな美しい作品があったとは!」と話題になったのですが、実はこの組曲はもともと「歯科医の冒険」組曲から改編されたものですし、「無名の俳優の物語」のアジタートはフィギュア・スケートでも使われたりしています。「スポーツ、スポーツ、スポーツ」でもあっと驚くような仕掛けがされていたりと、面白い曲ばかりなのです。
 あのショスタコーヴィチが映画音楽では見事に大衆に迎合した作品を書いていたように、シュニトケもステキな曲を書いていたのです。ぜひご一聴ください。



 

DACAPO


6.220596
(SACD-Hybrid)
\2300
フリードリッヒ・クーラウ:ピアノ四重奏曲 第1番&第2番
 1-3.ピアノ四重奏曲 第1番 ハ短調 Op.32(1820-1821)/
 4-7.ピアノ四重奏曲 第2番 イ長調 Op.50(1831-1832)
コペンハーゲン・ピアノ四重奏団
録音 2013年12月4.5.7-8日…1, 2014年6月5-7.9日…2 コペンハーゲン,デンマーク王立音楽大学
 現在では「ソナチネ・アルバム」に収録された愛らしいピアノ曲で良く知られる作曲家クーラウ(1786-1832)。彼はもともとドイツで生まれましたが、後にコペンハーゲンに移住したことで、デンマークでとりわけ愛されている人です。
 フルート作品やピアノ曲など数多くの作品を残しましたが、ここで聴けるピアノ四重奏曲には、まさに天才の閃きと感性が溢れています。第1番はベートーヴェンも愛した劇的なハ短調で書かれていて、緊密なアンサンブルと煌くようなピアノのパッセージが印象的な作品となっています。
 終楽章は「悲愴」を思わせる曲調が微笑ましく、ベートーヴェンの影響も感じさせます。
 第2番は牧歌的でゆったりとした第1楽章の美しさにまず耳を奪われます。緊張感に満ちた第2楽章のアダージョ、そして活発な第3楽章。終楽章はすでにシューベルトを思わせるようなロマンティックな音楽です。ここでもピアノが活躍します。
 演奏しているのはコペンハーゲン・ピアノ四重奏団。数々のコンクールに入賞経験のある実力派のアンサンブルです。
 

8.224724
\2100
マーティン・ルッツ:あなたの唇には時々魔力が宿る
 1-17.スターバト・マーテル(2007)/
 18-19.2つのマリアのモテット(1998)/
 20.Hoc est corpus, hokus pokus(2013)/
 21.あなたの唇には時々魔力が宿る(2000)/
 23-24.2つの愛の歌(1999)
ディッテ・ヘイグナール・アンデルセン(ソプラノ)/
ボー・クリスティアン・イェンセン(テノール)/
マティアス・ロイメルト(ヴァイブラホン)/
メッテ・テルマンセン(オーボエ)/
アダム・スタンドニッキ(チェロ)/
ザビーネ・ヴァインシェンク(ファゴット)/
コペンハーゲン・室内合唱団CAMERATA/
マルティン・ナガシマ・トフト(指揮)
録音 2013年4月6.7.21日 イサイアス教会
 作曲家マーティン・ルッツ(1974-)は基本的にジャズ・ピアニストとして知られている人ですが、この合唱作品では全く違った側面を見せています。ここで聞けるのは神への静かな愛であり、とてもロマンティックな音楽です。たとえ現代に書かれた作品であるからと言って、どれもが難解であるわけではありません。
 例えばこのルッツのスターバト・マーテルも、編成はソプラノとテノール、混声合唱とオーボエ、チェロ、ヴァイブラホン!という変則的なものですが、ここで聴くことのできる音楽はひたすら美しいものです。調性感をぎりぎりまで守りながら、複雑な和声を駆使した神秘的な音楽で、時には彼が得意とするスウィングするリズムも現れます。もちろん完璧にコントロールされたアンサンブルでないと、この絶妙な響きは表現できないでしょう。聴けば聴くほどに深みの増すような作品群です。



 

LPO



LPO-84
\2500→\2290
スクロヴァチェフスキ&ロンドン・フィル
 ブルックナー:交響曲 第3番 ニ短調
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/
スタニスワフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)
録音 2014年3月14日 ロンドン サウスバンク センター,ロイヤル・フェスティヴァル・ホール ライヴ収録

 ブルックナー(1824-1896)の交響曲第3番は、ワーグナーに献呈されているため「ワーグナー交響曲」と呼ばれることもあります。1872年に着手、その翌年には初稿ができあがり、この段階でワーグナーに献呈を打診しています。1875年に初演が計画されるも、結局「演奏不能」ということで見送られ、1876年から77年にかけて大改訂を施し、ブルックナー自身の指揮で初演されました。
 この演奏会は大失敗に終わりました。1888年にもう一度改訂が行われ、その都度敬愛するワーグナー作品からの引用は削除されていき、現在ではこの1889年第3稿の演奏頻度が高いことでも知られています。スクロヴァチェフスキはいつものように自身の独自の解釈を加えつつ、この曲の深部に光を当てていきます。

 現役最高齢指揮者スタニスワフ・スクロヴァチェフスキは、言うまでもなくブルックナーを熟知しています。この第3番を指揮した時は既に90歳を越えていますが、彼の演奏は、例えどれほど年を重ねたとしても、他のヴェテラン指揮者たち・・・朝比奈隆、ギュンター・ヴァント、etc…のブルックナーのように「神格化」されることがないのは、その演奏があまりにも人間くさく、いつまでも探究心を失わず、常に進化しているからではないでしょうか?
 このライヴも第1楽章から躍動感に満ち溢れ、決して緊張感とパワーを失うことなく、終楽章のクライマックスに向けて突き進んでいきます。なお、曲の終わりに拍手は入っておりません。



 

MYRIOS CLASSICS



MYR-14
(SACD-Hybrid)
\2700→\2490
タベア・ツィマーマン:忘れられたロマンス
 1.ハンス・ジット(1850-1922):6 つのアルバムの小品 Op.39/
 2.アレクサンダー・グラズノフ(1865-1936):エレジー Op.44/
 3.ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):2 つの小品(伝説/夕べ)/
 4.アンリ・ヴュータン(1820-1881):エレジー OP.30/
 5.ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880):夢想/
 6.フランツ・リスト(1811-1886):忘れられたロマンス/
 7.フリッツ・クライスラー(1875-1962):ロマンス/
 8.クライスラー:オーカッサンとニコレット/
 10.ゾルタン・コダーイ(1882-1967):アダージョ(1905)
タベア・ツィマーマン(ヴィオラ)/
トーマス・ホッペ(ピアノ)
録音 2014 年12 月 ベルリン=ダーレム イエス・キリスト教会
 名ヴィオラ奏者タベア・ツィマーマンのMYRIOS レーベルにおける6 枚目のアルバムは19世紀の作曲家たちの、現在ではほぼ忘れられてしまった作品を集めた1 枚です。冒頭のハンス・ジットは、今では名前も知られていませんが、ボヘミア出身のヴァイオリニスト、作曲家で、グリーグの「ノルウェー舞曲集」の管弦楽版を作った人で、当時は大変な人気を博していました。
 野心的な作風でなかったためか、時代の波にのまれてしまいましたが、こうして改めて聴いてみると本当に良い曲です。他の作品も、どれもロマンティックで美しいもの。タベアに改めて命を吹き込まれたこれらの作品、長く愛されていくことでしょう。
 


MYR-16
(SACD-Hybrid)
\2700→\2490
1879 年版!世界初録音!
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1 番

 1.チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1 番 変ロ短調 Op.23
  (1879 年版-チャイコフスキーが所有していたスコアに基づく)…世界初録音/
 2.プロコフィエフ:ピアノ協奏曲 第2 番ト短調 Op.16
キリル・ゲルシュタイン(ピアノ)/
ベルリン・ドイツ交響楽団/
ジェームズ・ガフィガン(指揮)
録音 2014 年6 月 ベルリン ナレパシュトラッセ放送 第1 ホール
 チャイコフスキー(1840-1893)のピアノ協奏曲第1 番は、草稿の段階で彼の友人ルビンシテインに聞かせたところ、思いがけず不評であり、書き直しを勧められました。しかし、彼はそれに従わず、そのままオーケストレーションを完成させ、ハンス・フォン・ビューローに献呈し、ビューローの演奏で初演され大成功を収めました。結局、最終的にはルビンシテインも何度もピアノ・パートを受け持ちこの曲を演奏しましたが、チャイコフスキーも1879 年と1888 年の2 回に渡ってこの作品を改訂しています。
 現在広く演奏されているのは、実は1888 年に改訂された最終稿であり、実はチャイコフスキーの最初の構想とは違うものなのです。現在、1879 年版もIMSLP などで確認することが可能なのですが、今回のゲルシュタインの演奏は、2015 年の生誕175 周年を記念して初めて公開される新しい原典版に、特別に事前にアクセスしたものです。ここには印刷された1879 年版にチャイコフスキーが行った様々な変更が含まれたものであり、これまで誰も聴いたことのないものなのです。
 併せて演奏されたプロコフィエフ(1891-1953)の協奏曲も、やはり復元、改訂を経た作品で、ゲルシュタインは意図的にこの2 つを組み合わせることで、聴き手に様々な問題を突きつけるのです。
 
MYR-900
\500
MYRIOS SELECTED WORKS 2009-2015 年:音のカタログ
 1.C.P.E.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ WQ74-第1 楽章
  クリスティーネ・ショルンスハイム(タンジェント・ピアノ)…MYR-15/
 2.ハンス・ジット:アルバムの小品-第1 番 モデラート
  タベア・ツィマーマン(va)…MYR-14/
 3.ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 Op.18-5-第4 楽章
  ハーゲン弦楽四重奏団…MYR-9/
 4.ヴュータン:ヴィオラ・ソナタ Op.36-第2 楽章
  タベア・ツィマーマン(ヴィオラ),キリル・ゲルシュタイン(p)…MYR-4/
 5.ムソルグスキー:展覧会の絵-テュイルリーの庭
  キリル・ゲルシュタイン(p)…MYR-13/
 6.ブラームス:クラリネット五重奏曲 Op.115-第3 楽章
  ハーゲン弦楽四重奏団,イェルク・ヴィトマン(cl)…MYR-7/
 7.ヴォルフ:メーリケ歌曲集-恋人に
  ユリアン・プレガルディエン(T),クリストフ・シュナッケルツ(p)…MYR-12/
 8.モーツァルト:弦楽四重奏曲 K428-第2 楽章
  ハーゲン弦楽四重奏団…MYR-6/
 9.J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 BWV1007-第1 番 前奏曲
  タベア・ツィマーマン(va)…MYR-3/
 10.マンネッリ:ソナタ・セスタ「ラ・ヴェルドーニ」
  アルテ・ムジク・ケルン…MYR-2/
 11.J.S.バッハ:半音階幻想曲とフーガ BWV903
  レオン・ベルベン(cemb)…MYR-1
 これまでに発売されたMYRIOS レーベルのアルバムの中から、ぜひとも聞いていただきたいトラックを集めた「音のカタログ」です。
 名ヴィオラ奏者タベア・ツィマーマンの魅惑的な音色や、ハーゲン弦楽四重奏団のストイックかつ情熱的な響き、初期の名盤アルテ・ムジク・ケルンのバロック音楽など多彩な音が溢れています。
 録音でも高い評価を得ているこのレーベル、ぜひ一度お聴きください。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


OCORA


 明らかに民族音楽ですがこの音源のファンの方は多いとおもうので・・・

C58 2003
\2600
ブルンジ、伝統的音楽
 イナンガの伴奏による囁き歌/女声合唱/ウブフハ1/ウブフハ2/
 インドノンゴ(哀歌)/ウムドゥリ(楽弓の伴奏による歌)/
 イケムベ(サンザの伴奏による歌)/ンタガホゴ(笛の独奏)/
 一人の少女による歓迎の歌/二人の少女による歓迎の歌/
 イナンガの独奏/太鼓の合奏/イナンガと囁き歌/
 イケムベ(サンザの伴奏による歌)/太鼓伴奏による男声合唱/
 太鼓の合奏/楽弓の伴奏による子供の歌
 このぞっとするほどの生々しさ、鬼気迫る不気味さに耐えられるか(長岡鉄男)

 収録:1967 年5、6 月/DDD、65’ 16”

 長岡鉄男外盤A 級セレクション94 番。録音の良さはもちろんながら、囁き歌の呪術性は驚愕です。
 『圧巻はトップのイナンガの伴奏によるささやき歌だ。ジャケットの写真がその実況である。録音もこの通りで、ぞっとするほどリアル、音場は大地の確かさは感じられるが、空間はなにもないという感じで、いよいよ不気味。曲と演奏が絶品だ。それこそ音楽の原点、バッハもベートーヴェンも鎧袖一触、このぞっとする生々しさ、鬼気迫る不気味さには逆立ちしてもかないっこない。ウルトラハスキーヴォイスで、ささやきかけるというより、地獄の底へ引きずりこむ呪術的なエネルギーに耐えられる人が何人いるか、という感じである。[ 新・長岡鉄男外盤A 級セレクション1 巻(共同通信社刊)p.163 より]』
 聴いてみたくなりませんか?
 
C56 1093
\2600
コロンビア〜バジェナート
 マティルデ・リナ(パセオ)/安らぎ(プージャ)/エミリアーノの病気(パセオ)/
 黒(パセオ)/即興/誰も慰めてくれない(パセオ)/山の虎(ソン)/
 書き起こした手紙(パセオ)/カタリナ・ダザ(パセオ)/老雄鶏(ソン)/
 エル・マリーノ(メレンゲ)/リタ・プラテーニャ(メレンゲ)/即興/
 さすらい人(パセオ)/いい女(メレンゲ)/ラ・ピクエリア/
 ラ・マレーナ(メレンゲ)/セサル川が増水しても(パセオ)/
 愛‐愛/別れ(ソン)/バケリアの歌
 明るいラテンの響き

 録音:1994 年9 月/DDD、68’ 01”

 南米大陸の一番上に位置する国コロンビアは、隣接するパナマをはさんで太平洋と大西洋両方に面しています。その大西洋側、カリブ海沿岸一帯で育まれた舞曲クンビア。そのひとつがバジェナートで、奴隷として連れて来られたアフリカ系住民の音楽と現地のインディオの要素が混ざり、さらにラテンのc味わいが加わり独特な魅力のジャンルに成長しました。基本的にはバンドネオン伴奏による舞曲ですが、パセオ、ソン、メレンゲ、プージャの4 種のリズムに分けられ、パセオが主流を成します。アップ・テンポのソン、アフリカ的要素の強いプージャいずれも明るいノリの良さ。コロンビアの人々のエネルギーと元気が伝わってくる録音です。




<国内盤>


現代ギター


GGBD 3030
\1800+税
トラディショナル・ソングス
 (1)夏の名残りのバラ/(2)ダニー・ボーイ(ロンドンデリーの歌)/
 (3)聖者の行進/(4)オーラ・リー/(5)夢路より/(6)マイ・ボニー/
 (7)大きな古時計/(8)懐かしきケンタッキーの我が家/
 (9)スカボロ・フェア/(10)サリー・ガーデン/(11)蛍の光/
 (12)牧人ひつじを/(13)グリーンスリーブス/
 (14)アメイジング・グレイス/(15)流れは広く(広い河の岸辺)
シェイリー(Vocal)
小関佳宏(Guitar)
 外国曲のはずなのに懐かしい……全世代にとっての“音楽のふるさと”心安らぐ歌声とギターの音色とともに

 DDD

 “音楽のふるさと” とも言うべき日本人にも馴染みの民謡15 曲を、ヒーリング系シンガーソングライターShaylee(シェイリー)がクラシックギタリスト小関佳宏の編曲・演奏によって、心安ぐ歌声を聴かせてくれます。外国曲なのにどこか懐かしい名曲の数々をぜひ原語でお楽しみください。







<映像>


EURO ARTS(映像)


20 01944
(Blu-ray)
\5000
アバド/アルゲリッチ/BPO
 《プロメテウス》神話の様々な変奏〜火の詩

  ベートーヴェン:
   「プロメテウスの創造物」Op.43〜
    導入部「嵐」/ 第1番/ 第9番/ パストラーレ第10番
  リスト:交響詩「プロメテウス」
  スクリャービン:交響曲第5 番「プロメテウス」※
  ノーノ:「プロメテオ」組曲(1992)〜第2島:b ヘルダーリン
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)※
ベルリン・ジング・アカデミー
フライブルク・ゾリステン合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
クラウディオ・アバド(指揮)
 フィルハーモニーが色彩の洪水にのまれたアバドらしい企画演目で話題となった「プロメテウス」がブルーレイに!アルゲリッチの好演にも注目!

 監督:クリストファー・スワン
 収録:1992 年5 月 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)/画面:1080/60i、4:3 ピラーボックス、HD アップスケール、音声:PCM ステレオリージョン:All、字幕:英、独、仏、57 分

 クラウディオ・アバドが、ベルリン・フィルの定期演奏会で取り上げた《プロメテウス》神話に基づく様々な作曲家による作品が収録されたライヴ。
 すでにCD、DVDで発売されており、アバドらしい企画として話題となった映像です。「プロメテウス神話」とは、ギリシア神話の神プロメテウスが人間に火を与えたとして、ゼウスの怒りをかい、不死身のプロメテウスは永遠にハゲ鷹に腹を割かれて処刑された。それを勇敢なヘラクレスがハゲ鷹を殺しプロメテウスを救うという内容。映像監督のクリストファー・スワンは、照明等を駆使した視覚的効果を巧みに使い、「火」「炎」を表現。ベルリンのフィルハーモニーホールが、赤、黄色、緑、青と変幻自在に染まっていく様子は必見です。
 スクリャービンの交響曲第5 番「プロメテウス」では、アルゲリッチがピアノ・ソロとして登場。神秘主義に影響され、色彩への強い関心をもち、音楽に色彩をも取り込もうとしたスクリャービンの作風が最も色濃く投影された曲。大編成のオーケストラとヴォカリーズによる混声合唱、そして独奏ピアノのために作曲されました。
 この映像では使われてはいませんが、元々スクリャービンは、鍵盤を押すと七色に照明が変化する「色光鍵盤」の使用を指定しているので、このライヴ映像のようにホール全体が照明によって刻一刻と色彩が変化していくのは、まさに作曲者の意図通りと言え、映像で楽しむ価値のある演奏です。
 アルゲリッチの神秘的で魅惑的な演奏にも注目です。
















3/10(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

CAVI MUSIC



4260085533251
(2CD)
\3400→\3090
ダニエル・ライスキンが振る生命感溢れるマラ3
 マーラー:交響曲第3番ニ短調
ダニエル・ライスキン(指揮)
ライン州立フィルハーモニー管弦楽団
エヴァ・マルシニク(アルト)
マインツ大聖堂少年合唱団&女声合唱団
ペーター・メーンケディーク
 (ポストホルン・ソロ)
 録音:2013 年12 月13 日ライン・モーゼル・ハレ、ライヴ/101’15

 次世代を担う指揮者として注目を集めているダニエル・ライスキンによるマーラーの交響曲第3 番。演奏時間が長いマーラーの交響曲にあって、最も長く全6 楽章100 分以上の演奏時間を要します。
 オーケストラは大編成で、女声合唱、児童合唱、アルトの独唱が入るなど、長大さゆえに演奏自体に冗長さを感じさせてしまうこともあります。ですので、様々な楽器を駆使しマーラーが望む精妙なサウンドをオケから引き出すのは、指揮者の力量が問われる作品と言えるでしょう。ライスキンは、スコアを入念に読み込み、緻密に壮大な世界を作り上げ、マーラーがこの大規模な作品に込めた思いを余すところなく伝えようとする意欲に満ちた演奏。マインツ大聖堂合唱団の美しい声楽部にも注目です。

 ダニエル・ライスキン
 1970 年サンクトペテルブルク生まれ。指揮者デビューする以前にはヴィオラ奏者として活躍。2005 年からライン州立フィルハーモニーの首席指揮者に就任。またアルトゥール・ルービンシュタイン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者、ヴロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者、ウラル・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者、ミッケリ・シティ・オーケストラ常任指揮者なども務め、若き世代を代表する指揮者として注目を集めています。




CONTINUO CLASSICS



CC777 715
\2400→\2190
あまりの美しさに悶絶。大歓迎のアーン・ピアノ曲
 (1)ドビュッシー:前奏曲集〜
  デルフォイの舞姫/音と香りは夕べの大気の中に漂う/風変わりなラヴィーヌ将軍/
  月の光がそそぐテラス/パックの踊り/ミンストレル
 (2)同:映像第2集〜葉ずえを渡る鐘の音
 (3)アーン:
  後悔/ハンカチーフに/大きな瞳/バッカス巫女の踊り/グッドバイ
 (4)同:最初のヴァルス集〜
  ヴァルスへのお誘い/ヴァルス第1番/ショパンの影/高貴なヴァルス
 (5)同:ナイチンゲール狂乱〜
  通りすがり/2枚のスカーフ/上品な香り/甘い夢/秋の太陽/
  マルス賛歌/後悔/肖像画/ウラヌス/ヘリオトープ/陶酔
 (6)ドビュッシー:ゴリウォーグのケークウォーク
 (7)アーン:ニネット
フィリップ・ギヨン=エルベール(Pf)
 録音:2014 月4 月/スタジオ4’33”(イヴリー=シュル=セーヌ)/DDD、59’ 42”

 ドビュッシーとアーンは、ほぼ同時代にパリで活躍し、ともにマスネを敬愛するなど共通点が多かったにもかかわらず、アーンの彼氏だったマルセル・プルーストが大のドビュッシー嫌いだったことに感化され、反目していたといわれます。その二人のピアノ曲を集めた画期的なアルバムが登場します。技法は異なるものの、国や時代の共通性か、むしろ良く似た感性に気づかせてくれます。
 アーンは生涯にかなりのピアノ独奏曲を残していますが、いずれも小品であるのと、メロディ・メーカーだったゆえか、モチーフの展開よりもオシャレで絶美なメロディを歌わせるものが多いため、あまりピアニストたちに注目されてきませんでした。しかしその美しさと、ベル・エポック風な色気は他に類がなく、急速に再評価が起きています。このアルバムはアーンのピアノ曲を21 曲も収めた大歓迎盤。
 53 曲から成る「ナイチンゲール狂乱」や11 曲から成る「最初のヴァルス集」からの抜粋は他にも録音がありますが、初期の単独小品が貴重。当時アーンのガールフレンドだった美貌のバレリーナ、クレオ・ド・メロードとのプラトニックな思い出を綴っていると言われ、甘酸っぱい青春のページとなっています。
 フィリップ・ギヨン=エルベールはフランスの中堅。ベロフ、ペヌティエ、ピレシュ、チッコリーニらに師事。これまで室内楽のほかシューベルトやロシア音楽のアルバムをリリースしていますが、さすがフランス人、パリジャン的洒脱さとセンスの光るアーン芸術を聴かせてくれます。




EASONUS



EAS 29237
\2700→\2490
パリ/エリーザベト・レオンスカヤ(Pf)
  (1)ラヴェル:優雅で感傷的なワルツ
  (2)エネスコ:ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調Op.24
  (3)ドビュッシー:前奏曲集〜野を渡る風/亜麻色の髪の乙女/花火
  (4)同:レントよりも遅く
エリーザベト・レオンスカヤ(Pf)
 祝・来日。レオンスカヤ説得力満点の至芸

 録音:2013 年7 月14-15 日/ベルリン・マイスターザール/57’ 40”

 「東京の春」音楽祭出演のため、もうすぐ待望の来日を果たすレオンスカヤ。それにあわせて久々の新譜がリリースとなります。
 「パリ」と題されたアルバムで、この地で活躍したドビュッシー、ラヴェル、エネスコの作品を集めています。
 いずれも彼女の初レパートリーですが、ベテランならではの説得力あふれる名演を繰り広げています。リヒテルが絶賛したタッチは明晰で清潔、ドビュッシーの音楽の印象が変わります。また録音の少ないエネスコのピアノ・ソナタ第1 番は、技巧的にも非常に難しいにもかかわらず、全く曖昧な所のない堂々たる演奏。しばしば無調的で難解な印象の曲ですが、レオンスカヤの語り口の巧さで素晴らしさを再確認できます。                            
 レオンスカヤは今年70 歳。円熟の極みでロシア・ピアニズムの魅力を満喫させてくれます。

 来日公演日程
  3 月28 日(土) 18:00- 東京文化会館小ホール(ソロ)
  4 月2 日(木) 19:00- 東京文化会館小ホール(ボロディン四重奏団と共演)
   問合せ:東京・春・音楽祭実行委員会 03-5205-6497




AQUARIUS



AQVR 389-2
\2200→\1990
クラシック・アヴァンギャルド・ロマンティシズム ロシアの管楽五重奏曲集
 アレクサンドル・アリャビエフ(1787-1851):
  フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットとホルンのための五重奏曲
 セルゲイ・ルイセンコ:チャイコフスキーの「スペードの女王」−管楽五重奏のためのメドレー
 エディソン・デニソフ(1929-1996):
  フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットとホルンのための五重奏曲(1969)(*)
 エフゲニー・スヴェトラーノフ(1928-2002):
  組曲「村の日」(フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットとホルンのための)
 ニコライ・ポポフ:動物と昆虫の謝肉祭
ボリショイ劇場管楽五重奏団
 ニコライ・ポポフ(フルート)
 セルゲイ・ルイセンコ(オーボエ)
 セルゲイ・ペトロフ(クラリネット) アンドレイ・ルドメトキン(ファゴット)
 アレクセイ・ラーエフ(ホルン)
コンスタンチン・シマレフ(指揮(*))

録音:2014年春、ベートーヴェン・ホール、ボリショイ劇場、モスクワ、ロシア
 ボリショイ劇場管楽五重奏団は2013年、ボリショイ劇場管弦楽団のみならずロシア全国から優秀な奏者を厳選し「再生」されたアンサンブル。ボリショイ劇場の管楽五重奏団の伝統は1950年代から続いていますが、ヴィルトゥオーゾを揃えた当代は新たな一時代を築くことでしょう。





ART CLASSICS


ART 033
\2200
THE SMALL MASTERPIECES OF THE BIG MUSIC ヴィオラのための音楽
 J・S・バッハ(1685-1750):
  ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第1ト長調 BWV1027
 モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲ト長調 K.423
 プレイエル(1757-1831):ヴァイオリンとヴィオラのためのロンド
 フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762):ヴィオラとチェロのためのソナタ ホ短調
 マラン・マレ(1656-1728):ヴィオラと通奏低音のための5つのフランス舞曲

スヴェトラーナ・ステプチェンコ(ヴィオラ)
アンサンブル・オブ・ザ・ソロイスツ「ロシアン・ヴィオラ」

録音:時期、場所の記載なし(2004年以前)、ライヴ 音源:スヴェトラーナ・ステプチェンコ私蔵
 スヴェトラーナ・ステプチェンコはモスクワ音楽院でフョードル・ドルジーニンに師事し2000年に卒業。2003年のロシア・ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団(ヴラディーミル・スピヴァコフ音楽監督)創設以来2014年現在ヴィオラ・ソリスト(首席奏者)。三世紀ヴィオラ音楽祭およびアンサンブル・オブ・ザ・ソロイスツ「ロシアン・ヴィオラ」音楽監督。

 


ART 055
\2200→\1990
ソナタの夕べ ヴァイオリン・ソナタ集
 タルティーニ(1692-1770):ヴァイオリン・ソナタ ト短調「悪魔のトリル」
 ブラームス(1833-1897):ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 Op.120 No.2
 ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調「クロイツェル」

マクシム・フェドトフ(ヴァイオリン)
ガリーナ・ペトロヴァ(ピアノ)

録音:1998年
 


ART 061
\2200→\1990
グリンカ(1804-1857):ピアノ&室内楽作品集
 別離/オペラ「ルスランとリュドミラ」より 乙女たちの合唱
 マズルカ/ロシア民謡「なだらかな谷間に沿って」による変奏曲
 夜想曲(エンゲルガルトのコレクション所収)/新コントルダンス集/舟歌
 ポルカ/マズルカ/ワルツ/3声のフーガ/マズルカの思い出/別れのワルツ
 ピアノ、弦楽四重奏とコントラバスのための大六重奏曲変ホ長調(*)
リュドミラ・ベルリンスカヤ(ピアノ)
ボロディン弦楽四重奏団(*)
 ルーベン・アガロニアン(第1ヴァイオリン)
 アンドレイ・アブラメンコフ(第2ヴァイオリン)
 イーゴリ・ナイディン(ヴィオラ)
  ヴァレンチン・ベルリンスキー(チェロ)
グリゴリー・コヴァレフスキー(コントラバス(*))
録音:2003年12月、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア




CLASSICAL RECORDS



CR 165
(2CD)
\4000→\3690
モスクワ・ピアノ界の最高権威・ミハイル・ヴォスクレセンスキー
 ショパン&シューマン:ピアノ作品集
 ショパン(1810-1849):
  夜想曲嬰ハ短調 Op.27 No.1/
  3つのワルツ Op.64; 変ニ長調,嬰ハ短調,変イ長調
  4つのマズルカ Op.24;ト短調,ハ長調,変イ長調,変ロ短調
  ポロネーズ変ホ短調 Op.44/前奏曲嬰ハ短調 Op.45/
  ポロネーズハ短調 Op.40 No.2/バラード第4番ヘ短調 Op.52/
  マズルカ ヘ短調 Op.63 No.2/マズルカ嬰ハ短調 Op.63 No.3/
  幻想曲ヘ短調 Op.49/練習曲嬰ト短調 Op.25 No.6
 シューマン(1810-1856):
  3つのロマンス Op.28/交響的練習曲 Op.13 & Op.Posth.
  ソナタ嬰ヘ短調 Op.11/森の情景 Op.82 から 予言の鳥(No.7)
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(ピアノ)

録音:時期の記載なし、ライヴ、モスクワ音楽院マーリー・ホール、モスクワ、ロシア

 ミハイル・ヴォスクレセンスキーは1935年ウクライナに生まれたロシアのピアニスト。モスクワ音楽院でレフ・オボーリン(1907-1974)に師事。
 シューマン・コンクール、ジョルジュ・エネスク・コンクール、リオデジャネイロ・コンクール、ヴァン・クライバーン・コンクール入賞。ベートーヴェンとスクリャービンのピアノ・ソナタ全曲およびショパンのピアノ独奏曲全曲を演奏。
 2007年から2010年にかけてモーツァルトのピアノ協奏曲全曲を演奏し当レーベルに録音。モスクワ音楽院教授としてスタニスラフ・イゴリンスキー、ヤコフ・カスマン、アレクサンドル・ギンディン、エレーナ・クズネツォヴァ、オレグ・マルシェフ、ユーリー・ファヴォーリン、ガリーナ・チスチャコヴァ他多数の名ピアニストを輩出。
 2015年現在、国際スクリャービン協会会長、モスクワ音楽院ピアノ科主任教授、桐朋学園大学客員教授。





OPUS


912896-2
\2500
クリスマス、ペテル・ドヴォルスキーとともに
 ルドルフ・ゲリ(1956-)/ペテル・シュチリハ(1947-)作詩:希望
 スロヴァキア伝承/ユライ・タタール(1969-)編曲:あなたに知らせがある
 J・S・バッハ(1685-1750)/グノー(1818-1893):アヴェ・マリア
 ヨハン・リッター・フォン・ヘルベック(1831-1877):神の御子は今宵しも(*)
 スロヴァキア伝承/ドゥシャン・ビル編曲:祝福された御子(+/H)
 アダン(1803-1856):クリスマス頌歌(オー・ホーリー・ナイト)(#)
 ビクシオ(1896-1978):マリウ、愛の言葉を
 ビゼー(1838-1875):アニュス・デイ(*)
 バーリン(1888-1989):ホワイト・クリスマス
 スロヴァキア伝承/ユライ・タタール編曲:クリスマス・ソング・メドレー
 トスティ(1846-1916):安らぎを返させたまえ(*)
 不詳/ユライ・タタール編曲:おお、何と楽しい−オー・サンクティッシマ
 フランク(1822-1890):天使の糧(#/C)
 J・S・バッハ/グノー:アヴェ・マリア(*)
 グルーバー(1787-1863)/ドゥシャン・ビル編曲:きよしこの夜(+/G)
 パヴォル・ハベラ(1962-)/ダニエル・ヘヴィエル(1955-)作詩:世界は愛を得た(**)
ペテル・ドヴォルスキー(テノール(*以外))
ヨゼフ・マリーク(オルガン(*))
コシツェ国立フィルハーモニー管弦楽団(無印)
ルドルフ・ゲリ(指揮(無印))
ブラチスラヴァ教会音楽院合唱団(+) タチアナ・スタノヴァー(ハープ(H))
マテイ・シャーレク(ギター(G))
ドゥシャン・ビル(指揮(+))
バンビーニ・ディ・プラーガ児童合唱団(C)
プラハ交響楽団(#)
ドゥシャン・シュテファーネク(指揮(#))
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団(**)
オンドレイ・レナールト(指揮(**))
他レーベルからのライセンス音源を含むコンピレーション。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


AQUARIUS


AQVR 387-2
(2CD)
\3000
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):オペラ「サトコ」
 録音:1946-1947年
ニカンドル・ハナーエフ(テノール:サトコ)
ヴァレーリア・バルソヴァ(ソプラノ:ヴォルホヴァ)
エレーナ・グリボヴァ(メゾソプラノ:リュバーヴァ)
ブロニスラヴァ・ズラトコロヴァ(アルト:ネジャータ)
マルク・レイゼン(バス:ヴァリャーグの商人)
パーヴェル・チェーキン(テノール:インドの商人)
ダヴィト・ガムレケリ(バリトン:ヴェネツィアの商人)
イヴァン・ペトロフ(バス:海の帝王)
イヴァン・ブルラク(バリトン:幻影)
アレクサンドル・ペレグドフ(テノール:フォマ・ナザーリイチ)
アナトーリー・ヤホントフ(バス:ルカ・ジノーヴィイチ)
イヴァン・スコプツォフ(バス:ドゥダ)
ドミートリー・マルチェンコフ(テノール:ソピェリ(第1&4場))
ヴェニアミン・シェフツォフ(テノール:ソピェリ(第7場)) 他
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
ヴァシーリー・ネボリシン(指揮)
 

AQVR 388-2
\2200
ヴィターリー・キリチェフスキー モスクワでのコンサート
 [コンサート](*)
 ベートーヴェン(1770-1827):遥かなる恋人に/憧れ/旅商人
 ドニゼッティ(1797-1848):オペラ「愛の妙薬」から 人知れぬ涙
 ロッシーニ(1792-1868):トロヴァトーレ
 シューマン(1810-1856):「詩人の恋」から 僕は夢の中で泣きぬれた,僕は恨まない
 マイアベーア(1791-1864):おいで、きれいな漁師の娘さん
 グリーグ(1843-1907):君を愛す
 マスネ(1842-1912):悲歌
 シューベルト(1797-1828):セレナード/辻音楽師
 ラフマニノフ(1873-1943):ふたたび一人
 ヴェルディ(1813-1901):オペラ「リゴレット」から あれかこれか
 [ボーナス・トラック]
 シューマン:日の光に(+)
 ラフマニノフ:アリオン(+)/オペラ「アレコ」から 若いジプシーのロマンス(#)
ヴィターリー・キリチェフスキー(テノール)
ベラ・ラーコヴァ(ピアノ(*))
ミハイル・バラクシェーエフ(司会(*))
ゲオルギー・オレントリヘル(ピアノ(+))
ボリショイ劇場管弦楽団(#)
ヴァシーリー・ネボリシン(指揮)(#)

録音:1958年1月1日、ライヴ、モスクワ音楽院小ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト(*)
    1947年(#)/1950年(+)

全曲ロシア語での歌唱。

 

AQVR 390-2
\2200
マルク・レイゼンの「ルサルカ」
 ダルゴムイシスキー(1813-1869):オペラ「ルサルカ」から(*)
  粉屋のアリア(第1幕) [1950]/ナターシャ、粉屋と王子の三重唱(第1幕) [1950]
  粉屋とナターシャの二重唱(第1幕) [1949]/粉屋と王子の場面(第3幕) [1950]
 [ボーナス・トラック]
 ダルゴムイシスキー:歌曲集(+)
  夜の西風(M) [1939]/私は悲しい(M) [1939]/九等文官(M) [1939]/粉屋(M) [1939]
  夜の西風(D) [1940]/都を離れて(S) [1947]/虫(M) [1947]/老いた伍長(M) [1948]
  私は胸の奥深く覚えている(M) [1947]/夜の西風(M) [1947]/九等文官(M) [1946]
  粉屋(M) [1946]/都を離れて(V) [1939]
マルク・レイゼン(バス:粉屋(*)、(+))
ゲオルギー・ネレップ(テノール:王子(*))
ニーナ・ポクロフスカヤ(ソプラノ:ルサルカ(*))
不詳(管弦楽(*))
ヴァシーリー・ネボリシン(指揮(*))
アブラム・マカーロフ(ピアノ(M))
ソフィアダヴィドヴァ(ピアノ(D))
セミョーン・ストゥチェフスキー(ピアノ(S))
ナウム・ヴァリテル(ピアノ(V))

録音:[年] (上記曲目の後に表示)

(+)はマルク・レイゼンが録音し現存するダルゴムイシスキーの歌曲のすべて。

 


AQVR 385-2
\2200→\1990
【旧譜 再入荷予定】
ダヴィド・オイストラフ 初期録音集
 J・S・バッハ(1685-1750):ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042
 サン=サーンス(1835-1921):序奏とロンド・カプリチョーソ イ短調 Op.28
 ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
モスクワ国立フィルハーモニー交響楽団
レフ・シテインベルク(指揮)

録音:1938年
 ダヴィド・オイストラフ(1908-1974)が第1回ウジェーヌ・イザイ・コンクール(現エリザベート王妃国際音楽コンクール)で優勝した翌年の録音。伴奏オーケストラはレフ・シテインベルクが創設したモスクワ国立交響楽団(1943-)やモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(1951-)とは別の団体。

 


AQVR 386-2
\2200→\1990
【旧譜 再入荷予定】
コンスタンチン・イグームノフ追悼演奏会
 [第1部]
 J・S・バッハ(1685-1750):前奏曲とフーガ ト短調 BWV578(*)
 ラフマニノフ(1873-1943):
  ピアノ三重奏曲第2番ニ短調「悲しみの三重奏曲」Op.9 から 第1楽章(+)
 リスト(1811-1886):「巡礼の年 第3年」から エステ荘の糸杉に(#)
 ラフマニノフ:前奏曲嬰ト短調 Op.32 No.12(#)/メロディー ホ長調 Op.3 No.3(#)
 [第2部]
 ラフマニノフ:
  ひそかな夜の静寂の中で Op.4 No.3(**)
  ああ、いやだ、お願い、行かないで Op.4 No.1(**)
  何と苦しいことか Op.21 No.12(**)
 チャイコフスキー(1840-1893):
  語るな、おお、わが友よ Op.6 No.2
  穏やかな星はぼくらに光を注ぎ Op.60 No.12
  恐ろしいひととき Op.28 No.6
  ただ憧れを知る人だけが Op.6 No.6
  セレナード Op.63 No.6
アレクサンドル・ゲディケ(オルガン(*))
レフ・オボーリン(ピアノ(+))
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン(+))
スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ(+))
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ(#))
パーヴェル・リシツィアン(バリトン(**))
ナジェージダ・オブーホヴァ(メゾソプラノ(無印))
マトヴェイ・サハロフ(ピアノ(**/無印))
ヴァレンティーナ・ソロヴィヨヴァ(司会)

録音:1949年4月4日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
 ロシアのヴィルトゥオーゾ・ピアニストでモスクワ音楽院の名ピアノ教師としても名高いコンスタンチン・イグームノフ(1873-1948)の没翌年に彼を偲んで開かれた演奏会のライヴ録音。レフ・オボーリンはイグームノフ門下生。





HAENSSLER


98 049
\2400
ロシア聖歌集
 復活の讃詞/神は我らとともにある(ジノヴィエフ)/
 主よ授けて下さい(キエフ・ペチェルスカヤ大修道院聖歌)/
 幸いなことよ(レトコフスキー)/
 主よ、私は汝を呼ぶ(ズナメニー聖歌)/
 懺悔の讃詞(アルハンゲリスキー)/
 シメオンの讃歌(カスタリスキー)/
 小さい時から(チェスノコフ)/
 聖母への小讃詞(シヴェドフ)/
 アルハンゲリの声(ショリン)/
 小さい時から(ズナメニー聖歌)/
 おお喜ばしき光(ズナメニー聖歌)/
 聖母への連祷詞(ゴロワーノフ)/
 至福(フリストフ)/
 復活への讃歌(チェスノコフ)/
 連祷(チェスノコフ)/
 天使恩寵(マカロフ)/
 神と同じくらい偉大なのは(大プロキメン)/
 聖アンブローズのモレーベン(ボルトニャンスキー)
アンドレイ・マルーチン(指揮)
アカフィスト
 バスの重低音が凄い。ロシア男声合唱の粋、アカフィストの聖歌集

 録音:1993 年/フィラデルフィア/DDD、63’ 17”

 1993 年録音盤の再発売。ロシア正教のミサに則した曲を古今の重要作で並べた好企画。読み人知らずの伝承曲から、あの怪物指揮者ニコライ・ゴロワーノフの作まで時代は多域にわたりますが、男声合唱の圧倒的迫力(特に重低音)は感動的。これぞロシアの魅力に溢れています。
 指揮のマルーチンは1961 年モスクワ生まれ。スヴェシニコフ合唱学校を経てモスクワ音楽院にて合唱を学び、1991 年に男声合唱団アルカフィストを結成しました。16 世紀から20 世紀のロシア聖歌を主なレパートリーとし、世界を圧倒し続けました。




OPUS



910167-2
(2CD)
\3000→\2690
スロヴァキア弦楽四重奏団/モイゼス弦楽四重奏団

 [CD 1](*)
 バルトーク(1881-1945):弦楽四重奏曲第4番
 ショスタコーヴィチ(1906-1975):弦楽四重奏曲第7番嬰ヘ短調 Op.108
 ストラヴィンスキー(1882-1971):弦楽四重奏のための3つの小品
 ヴェーベルン(1883-1945):弦楽四重奏のための6つのバガテル Op.9

 [CD 2](+)
 ヴェルディ(1813-1901):弦楽四重奏曲ホ短調
 グリーグ(1843-1907):弦楽四重奏曲ト短調 Op.27
スロヴァキア弦楽四重奏団(*)
 アラダール・モージ(第1ヴァイオリン)
 アロイス・ネメツ(第2ヴァイオリン)
 ミラン・テレツキー(ヴィオラ)
 フランチシェク・タンネンベルゲル(チェロ)
モイゼス弦楽四重奏団(+)
 スタニスラフ・ムハ(第1ヴァイオリン)
 フランチシェク・テレク(第2ヴァイオリン)
 アレクサンデル・ラカトシュ(ヴィオラ)
 ヤーン・スラーヴィク(チェロ)
録音:データ記載なし (C)1965(*)/1992(+)

 生粋のスロヴァキア人だけで結成されたスロヴァキア弦楽四重奏団。リーダーのモージは1978年に読響のコンマスに就任した人。4人は相互に個性を発揮しながらユニークなアンサンブルを聞かせる。バルトークが代表的録音。
 モイゼス弦楽四重奏団はブラティスラヴァ音楽院の学生によって結成され、その後長い歴史の中で多くの録音を残し、スロヴァキアを代表する四重奏団となった。





<国内盤>


キング・インターナショナル(国内仕様盤)

KKC 5424
(SACD HYBRID)
\3000+税
※輸入盤発売済
ハイティンク& ロンドン響、
 巨匠4度目の収録は66分超えのじっくり型!

  ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 WAB.109 [ノヴァーク版]
ロンドン交響楽団
ベルナルド・ハイティンク(指揮)
 録音:2013年2月17&21日ロンドン、バービカン・センター/[LSO] LSO.0746/輸入盤・日本語解説付

 2011 年にリリースされた交響曲第4 番「ロマンティック」が、近年の充実ぶりを示す演奏内容との高評価を得ていたハイティンク&ロンドン響が、こんどはブルックナーの交響曲第9 番をレコーディング。はやくも40 代前半にコンセルトヘボウ管との交響曲全集録音を完成させ、今日に至る豊富なディスコグラフィからも、当代有数のブルックナー指揮者としてのハイティンクの業績にはやはり目をみはるものがあります。そのなかでも近年のハイティンクが、良好な関係にある世界有数の楽団を指揮したライヴ演奏の数々は内容的にもひときわすぐれた出来栄えをみせているのは熱心なファンの間ではよく知られるところ。今回のブルックナーの第9 番も円熟したブルックナー指揮者としての手腕を発揮する説得力のある演奏を聴かせてくれます。
 
KKC 5425
\3000+税
※輸入盤発売済
メッツマッハー/「英雄の生涯」の第1稿&ヴァレーズの「アメリカ」の初版
 R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」op.40(第1稿)
 ヴァレーズ:アメリカ(初版)
ベルリン・ドイツ交響楽団
インゴ・メッツマッハー(指揮)
 メッツマッハー&ベルリン・ドイツ響による「英雄の生涯」の第1 稿&ヴァレーズの「アメリカ」の初版

 録音:2007年9月9-10日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)/[CHALLENGE RECORDS]/CC.72644/輸入盤・日本語解説付

 メッツマッハー率いるベルリン・ドイツ響による「英雄の生涯」。録音も演奏機会も比較的少ない、消え入るように終わる第1稿を採用しています。カップリングは、同じ20 世紀初頭に書かれたヴァレーズの「アメリカ」。こちらも、こだわり派のメッツマッハーらしく、142 名を要する初版を採用しています。後にカットされた警笛や蒸気船の笛、さらにカラスの鳴き声まで入った「アメリカ」は必聴です。1910 年、ヴァレーズは、ベルリンでR. シュトラウスに会い、彼に教えを受けています(ヴァレーズがドイツにいた時に書いた作品は遺されていません)。ヴァレーズが「アメリカ」を書いたのは1918 から1922 年にかけてのことで、この作品は、現在我々が知っている彼の作品としては初期にあたるもの。単楽章の交響詩ともいえる作品で、楽音から、サイレンによるノイズまで、幅広い「音」が用いられているのが特徴。ニューヨークの街の喧騒を思うとともに、R. シュトラウスの交響詩のような音づくりも感じることのできる興味深い演奏です。
 
KKC 5428
\3000+税
※輸入盤発売済
モーツァルト:オペラ・アリア集〜うちひしがれたヒロインたち
 ●「フィガロの結婚」第4幕より「なくしてしまった、どうしよう」
  (バルバリーナのアリア)
 ●「ドン・ジョヴァンニ」第2幕より
  「酷いですって〜そんな事はおっしゃらないで下さい」(ドンナ・アンナのアリア)
 ●「偽りの女庭師」第1幕より「ああ小鳩は嘆く」(サンドリーナのアリア)
 ●「ポントの王ミトリダーテ」第3幕より
  「ah ben ne fui presaga… pallid’ombre」(アスパージアのアリア)
 ●「フィガロの結婚」第4幕より
  「とうとうその時が来たわ〜さぁ、早く来て、喜びのとき」(スザンナのアリア)
 ●「偽りの女庭師」第2幕より「crudeli, oh dio! Fermate」(サンドリーナのアリア)
 ●「イドメネオ」第2幕より「たとえ父を失い」(イーリアのアリア)
 ●「ルーチョ・シッラ」第3幕より「sposo, mia vita… fra i pensieri」
  (ジューニアのアリア)
 ●「牧人の王」第2幕より「l’amero」(アミンタのアリア)
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
アイヴァー・ボルトン(指揮)
 録音:2013年11月シュティフトゥング・モーツァルテウム、ザルブルク/[NAIVE] V.5366/輸入盤・日本語解説・歌詞訳付

 故・吉田秀和氏が「鈴を転がすような声」と絶賛したソプラノ、サンドリーヌ・ピオーが13 年ぶりにモーツァルトのアリアを録音。プログラミングをひとひねりするピオーらしく、「DESPARATE HEROINES(うちひしがれたヒロインたち)」と題し、つらい状況にあるヒロインが歌うアリアを中心に収録。オペラの中のひとつのアリアではありますが、それぞれのアリアのヒロインの心情にピオーが自然に同化しており、どのアリアも、それぞれのヒロインの独白のよう。ボルトン指揮のモーツァルテウム管弦楽団も、ピオーが歌うそれぞれのヒロインの繊細な表情にそっと寄り添った演奏を展開しています。
 
KKC 5426/27
(2CD)
\4300+税
※輸入盤発売済
モーツァルト:鍵盤楽器のための作品集第5集、第6集
 Disc1
  ・ソナタ第11番イ長調 K.331「トルコ行進曲つき」
  ・パイジェッロの歌劇「哲学者気取り」の主題による6つの変奏曲へ長調 K.398
  ・ロマンス 変イ長調 K.Anh.205
  ・アレグレットによる12の変奏曲変ロ長調 K.500
  ・ソナタ第7番ハ長調 K.309
 Disc2
  ・フランスの歌「ああ、お母さん聞いて」による
   12の変奏曲ハ長調(キラキラ星変奏曲) K.265
  ・ソナタ 第4番変ホ長調 K.282
  ・アダージョ ヘ長調 K.Anh.206a
  ・ソナタ第3番変ロ長調 K.281
  ・フランスの歌「美しいフランソワーズ」による12の変奏曲変ホ長調 K.353
クリスティアン・ベズイデンホウト
 (フォルテピアノ)
 センス抜群の絶妙な装飾でも魅せるベズイデンホウトのモーツァルト集

 使用楽器:ポール・マクナルティ製(2009年)、アントン・ヴァルター&ゾーン、ウィーン、1805年製のコピー(アレクサンダー・スキーピング・コレクション)
 録音:2012年11月1-4日(Disc1)、2013年1月21-24日(Disc2)ロンドン、エア・スタジオ/[HHF] HMU.907529/輸入盤・日本語解説付

 フォルテピアノの申し子、ベズイデンホウト。リリース毎に天才のひらめきに満ちたモーツァルトを聴かせてくれている鍵盤楽器のための作品集シリーズ。今回、第5 巻、第6 巻を2 枚組で発売。「キラキラ星変奏曲」に「トルコ行進曲つき」ソナタなども含まれた、魅力的なプログラムです。モーツァルトの再来、とまでいわれることもあるベズイデンホウト。「キラキラ星変奏曲」で、その天衣無縫な歌い回しを披露し、「トルコ行進曲」でも、第1楽章(主題と変奏)でも、極上の歌を聴かせています。
 
KKC 5429/30
(2SACD HYBRID)
\3800+税
※輸入盤発売済
ユリア・フィッシャー/
 シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための作品全集

  Disc1
   1.ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 D.384, Op.137-1
   2.ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 D.385, Op.137-2
   3.ヴァイオリン・ソナタ第3番ト短調 D.408, Op.137-3
   4.ヴァイオリンとピアノのための『華麗なるロンド』 ロ短調 D.895, Op.70
  Disc2
   5. ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調 D.574, Op.162
   6. ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 D.934, Op.159
   7. ピアノ連弾のための幻想曲 ヘ短調 D.940, Op.103
ユリア・フィッシャー
 (ヴァイオリン/
  グァダニーニ1742:1-6、ピアノ/
  スタインウェイ:7)
マーティン・ヘルムヘン
 (ピアノ/スタインウェイ)
 ユリア・フィッシャー&ヘルムヘンによるシューベルト全集、フィッシャーはピアノ演奏も披露!

 録音時期:2009年1月3-5日、7月3-5日オランダ、ファルテルモント
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)/[PENTATONE CLASSICS]/PTC.5186519/輸入盤・日本語解説付

 今をときめくヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャーによるシューベルトのヴァイオリンとピアノのための作品全集。フィッシャーのシューベルトはクールでスマートな演奏スタイルながら非常に細かいヴィブラートや情熱的なフレージングなど、これらの作品にあった名演を聴かせてくれます。ピアノは「PENTATONE」レーベルで長きに渡り共演しているマーティン・ヘルムヘン。完璧なデュオと言えるほどフィッシャーとの相性がよく、二人の若々しいエネルギーがシューベルトの演奏にも表れております。この録音でフィッシャーはピアノ演奏を披露しております。今やドイツを代表する世界的ヴァイオリニストとして成長したフィッシャーですが、ピアノの実力もまた相当なもので、ピアノ部門で参加した3 つの国際コンクールその全てで優勝。プロのピアニストとしてはグリーグのピアノ協奏曲などを弾いており、その実力は確かなものです。フィッシャーの演奏する室内楽作品は一糸乱れぬアンサンブルを聴かせてくれますが、これはピアニストでもあるフィッシャーだからこその演奏と言え、まさに完全無比の演奏を披露しております。




















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