クラシックCD通販ショップ「アリアCD」へようこそ
トップページへ

規約などはこちら・・・

お買い物の方法  

注文方法:
 ご希望商品のチェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
 新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、一番最後にページ下の「
注文フォームへ」のボタンをクリックして、注文フォーム・ページへ進んでいただいて、そこで注文を確定してください。
 (チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ

 


≪第81号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その7 2015/4/21〜


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像







4/24(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

2L



2L 110SABD
(Blu-ray Disc Audio
+ SACD HYBRID)
\4300→\3890
映画『アナと雪の女王』を愛する人に
 希望〜Spes

  フローデ・フェルハイム(1959-): サンクトゥス
  エリクス・エシェンヴァルズ(1977-):慈しみと愛のあるところ
  ミア・マカロフ(1970-):希望
  フローデ・フェルハイム(1959-): キリエ
  エバ・ウガルデ(1973-):ミゼレレ
  松下功(1951-)ハレルヤ、新しい歌を主に向かって歌え
  フローデ・フェルハイム(1959-): 白鳥
  クヌート・ニューステット(1915-2014): マリアの歌
  フランツ・クサヴァー・ビーブル(1906-2001)アヴェ・マリア
  フローデ・フェルハイム(1959-): われらに平和をお与えください
  キム・アンドレ・アルネセン(1980-):たとえ口を閉ざしていようと
  フローデ・フェルハイム(1959-): ヴェリィ
カントゥス
トーヴェ・ラムロ=ユースタ(指揮)
フローデ・フェルハイム(ヨイク、シンセサイザー)
スノッレ・ビェルク(打楽器)

 「アナ雪」のオープニング曲≪ヴェリィ≫を収録!
 歌うのはもちろん映画と同じノルウェーのア・カペラ・コーラス「カントゥス」。
 伝統歌唱「ヨイク」をベースにした美しい声のハーモニー

 録音 2014 年5 月、11 月 ウラニエンボルグ教会(オスロ、ノルウェー)/5.1 surround/stereo、56’29
 制作・バランスエンジニアリング モッテン・リンドベルグ/録音エンジニアリング ビアトリス・ヨハンネセン
 [DXD(24bit/352.8kHz)録音] [Blu-ray: 5.1 DTS-HD MA(24bit/192kHz), 9.1 Auro-3D(24bit/96kHz), 2.0 LPCM (24bit/192kHz),mShuttle: FLAC 96kHz + MP3 Region ABC] [SACD hybrid(5.1 surround DSD/2.0 stereo DSD)]

 北欧の北極圏、サーミ地方の伝統音楽がヨーロッパの宗教音楽と出会ったら、どんなことが起きるだろうか……。ノルウェーの女声合唱団カントゥスの新しいアルバムは、そうした問いへの答えのひとつとして制作されました。
 プロジェクトには、ディズニーのアニメーション映画『アナと雪の女王』のオープニングでカントゥスの歌う《ヴェリィ》を作曲した、サーミの伝統と文化を今に伝える音楽家のひとり、ノルウェーのフローデ・フェルハイム(フィェルハイム)が参加し、ヨイク歌唱とシンセサイザーを担当しています。

 「希望。人々のうちにあって、人々を結ぶもの」。“Spes” -- ラテン語の「希望」 -- がアルバムタイトルに採られました。

 『アナと雪の女王』の冒頭に「ナーナーナーヘンヤーナーハイヤハイヤー♪」と流れる印象的な曲《ヴェリィ》が登場します。
 作曲者フェルハイムのルーツであるレーロース(南サーミ地方)は、「アナ雪」の舞台のモデルになった地域。氷を切りだすことを生業にしているクリストフのモデルもサーミ人といわれています。本アルバムの最後に収録された《ヴェリィ》は改訂版が歌われます。

 タイトル曲の《希望》は、作詞家、作曲家、編曲者として活躍するフィンランドのミア・マカロフの作品です。『旧約聖書』の『コレヘトの言葉(伝道の書)』8 章の第1 節・第8 節「『人の知恵は顔に光を与え、固い顔も和らげる』……人は霊を支配できない……」と、サーミの芸術家ニルス=アスラク・ヴァルケアパー(1943-2001)の「私は霊に支配されている。だが、私は生きている……」の詩が対比されます。

 ラトビアのエリクス・エシェンヴァルズの《慈しみと愛のあるところ》、スペインのエバ・ウガルデの《ミゼレレ》、『詩編』149 番による松下功の《ハレルヤ、新しい歌を主に向かって歌え》、ドイツの作曲家ビーブルの《アヴェ・マリア》は、1964 年、『お告げの祈り(Angelus)』と『アヴェ・マリア』をテクストとした男声合唱曲です。
 演奏旅行でドイツを訪れたコーネル大学グリークラブがアメリカで初演し、アメリカのシャンティクリアやスウェーデンのスヴァンホルム・シンガーズといった各国のアンサンブルもレパートリーに加え、広く知られるようになりました。女声合唱と混声合唱のための版は、作曲者自身による編曲です。

 2014 年に亡くなったノルウェーの作曲家ニューステットは、ノルウェー・ソリスト合唱団とスコラ・カントールムを創設し、合唱指揮者としても活躍しました。《マリアの歌》は、顕現の神秘と神の御業の力を詠んだ、イギリス生まれのクリスチャン詩人、ルシー・ショー(1928-)の詩による作品です。

 ニーダロス大聖堂少女合唱団のために《マニフィカト》(2L106SABD)を書いたアルネセンもノルウェーの作曲家。「たとえ輝いていなくても、私は太陽を信じる……たとえ口を閉ざしていようと、私は神を信じる」。第二次世界大戦が終わった後、ナチスの強制収容所の壁に刻まれているのが見つかったという詩がテクストです。

 フェルハイムの《白鳥》は、このプロジェクトのための委嘱による作品です。1911 年にスウェーデンのビョルクフィェレットでクリスティーナ・ユーハンソンが歌い、カール・ティレーンが採譜したヨイクを基に作曲されました。

 1986 年の創設以来カントゥスを指導してきたトーヴェ・ラムロ=ユースタの指揮。
 フェルハイムの曲では、彼のシンセサイザーとスノッレ・ビェルクの演奏する打楽器が、サーミの人たちのシャーマンを囲む精霊信仰をイメージさせます。

 [Pure Audio Blu-ray ディスクと SACD ハイブリッドディスクをセットにしたアルバムです。Pure Audio Blu-ray ディスクにはインデックスを除き映像は収録されていません。
 SACD ハイブリッドディスクはSACD ブレーヤーとCD プレーヤーで再生できますが、Pure Audio Blu-ray ディスクはCD やDVDのプレーヤーでは再生できないので、Blu-ray プレーヤーもしくは Blu-ray 対応のPC をお使いください]







ATMA CLASSIQUE



ACD2 2723
\2100→\1890
DORIANの名盤、再発売
 
天国的に美しい・・・古楽アンサンブルによる「ゴールトベルク」
  レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワ結成30周年記念リリース

   J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988
   (弦楽と通奏低音のため編曲版/ベルナール・ラバディ編曲)
レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワ
ベルナール・ラバディ(指揮)
 録音:1999 年9 月

 有通無碍、自由闊達・・・あの名盤が復活!!
 カイザーリンク伯爵がこの演奏を聴いたら、「こんなんじゃ寝られないじゃないか・・・でも、いいね」と言ってにんまりしたと思う。


 カナダのモントリオールに本拠を置くバロック・オーケストラ、レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワによるJ.S. バッハのゴルトベルク変奏曲。
 ゴルトベルク変奏曲は、多くの編曲版が存在しますが、こちらはヴァイオリン8 本,ヴィオラ3 本,チェロ2 本,コントラバス1 本,チェンバロ1 台,テオルボ1 本の編成による古楽アンサンブル演奏です。
 ベルナール・ラバディの自然な編曲によって、各楽器に振り分けられた旋律が流れるように奏されます。
 この録音は以前DORIAN レーベルから発売されていた音源の再発売です。
 


ACD2 2722
\2100→\1890
DORIANの名盤、再発売
 9.11テロ直後のレクイエム
  モーツァルト:レクイエム(レヴィン版)
レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワ
ベルナール・ラバディ(指揮)
ラ・カペレ・デ・ケベック
カリーナ・ゴーヴァン (ソプラノ)
マリー=ニコル・ルミュー (コントラルト)
ジョン・テシェール (テノール)
ネイサン・バーグ (バス・バリトン)
 録音:2001 年9 月20 日トロイ セービングス バンク ミュージックホール、ニューヨーク(ライヴ)

 カナダのモントリオールに本拠を置くバロック・オーケストラ、レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワによるモーツァルトのレクイエム。
 この音源は、9.11 の同時多発テロの直後に開催された演奏会でのライヴ録音。演奏会は以前から予定されていたものですが、奇しくもテロ直後のレクイエムの演奏会となりました。
 ライヴ収録であるため、コンサートに漂う緊張感と観客のぬくもりが、はっきりと捉えられ、感動的な演奏であったことが伺えます。
 演奏は、ベルナール・ラバディによって結成されたアンサンブル、レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワとラ・カペレ・デ・ケベック。ラバティの音楽性がしっかりと反映された充実したアンサンブル、そして美しい響きの合唱、秀逸なソリスト陣と極めて完成度の高い演奏となっています。
 DORIAN レーベルからの再発音源。
 


ACD2 3015
\2100→\1890
レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワ結成30周年記念アルバム
 グルック:『オルフェオとエウリディーチェ』〜精霊の踊り
 J.S.バッハ:モテット「いと高き者よ、わが罪をあがないたまえ」BWV.1083 より
 パッヘルベル:カノンとジーグ
 ヘンデル:『ソロモン』〜シンフォニア:シバの女王の到着
 ラモー:恋するライオン
 モーツァルト:オペラ「ルーチョ・シッラ」〜序曲
 モーツァルト:演奏会用アリア『どうしてあなたを忘れられよう』 K.505
 バルトーク:ディヴェルティメントSz113
 ペルト:フラトレス
 ブリテン:深紅の花びらは眠りにつき
 ピアソラ:天使のミロンガ
レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワ
カテリーナ・ゴーヴァン(ソプラノ)
ダニエル・テイラー(カウンターテナー)
ベルナール・ラバディ(指揮)
ジャン=マリー・ゼイトウニ(指揮)
マシュー・ルシエ(指揮)
 ベルナール・ラバディによって1984 年に設立されたレ・ヴィオロン・ドゥ・ロワは30 周年を迎えました。
 17 〜 18 世紀の作品のバロック・アプローチでの演奏から、モダン楽器による19 〜 20 世紀の作曲家の演奏まで幅広いレパートリーを持っています。
 このアルバムは、そんな彼らのレパートリーの特徴をつかむグルックからピアソラまで集めています。さらに2008 年に録音されていましたが未発の音源、ペルトの室内アンサンブルのための作品「フラトレス」も収録しています。




SOMM


SOMMCD 255
\2500
エルガー:ビニヨンの詩による作品集
 英国精神 Op.80*
 誇らしき感謝の言葉を持って#
 カリヨン Op.75+
 劇音楽《アーサー王》(パーマー校訂版)**
ジョン・ウィルソン(指揮)*/#/+
フィルハーモニア管弦楽団*/#
ロンドン交響合唱団*/#
ジュディス・ハワース(ソプラノ)*
BBCコンサート・オーケストラ+
サイモン・キャロー(ナレーター)+
ベン・パーマー(指揮)**
オーケストラ・オヴ・セント・ポールズ**
 パーマー校訂版!エルガーの"アーサー王"収録!

 エルガーの音楽とローレンス・ビニョンの詩のコレボレーションによる作品集は、ビニョンの詩による改訂版の「カリヨン」、ベン・パーマーの校訂による劇音楽「アーサー王」など、イギリス音楽&エルガー・ファンならば見逃せない魅力的なプログラム。
 ジョン・ウィルソン、サイモン・ハルジーなど、イギリスの名立たる指揮者たちの参加も心強い。企画、演奏ともハイレベルのエルガー・アルバムです!

 ※録音:2014年3月24日&4月23日−24日(イギリス)


SOMM(CELESTE)



SOMMCD 0141
\2100→\1890
ファン・ヴァッセナール:6つのコンチェルト・アルモニコ
 第1番ト長調/第2番変ロ長調/第3番イ長調/
 第4番ト長調/第5番ヘ短調/第6番変ホ長調
イノヴェーション・チェンバー・アンサンブル
リチャード・ジェンキンソン(芸術監督)
 18世紀オランダの貴族であり、作曲家でもあったウニコ・ヴィルヘルム・ファン・ヴァッセナール(1692−1766)。
 ペルゴレージの作品であると伝えられてきた「6つのコンチェルト・アルモニコ」は、アマチュア作曲家の作品という枠を超えたバロック時代のオランダの秀作である。バーミンガム市響の腕利きたちのアンサンブルの好演も充実。

 2012年2月19日&20日の録音。


 以下、NAXOSの8.555384のために書いたコメント。
 残念ながらその後8.555384は廃盤になってしまった。ということでぜひこのアルバムで。

 オランダのヴィルヘルム・ファン・ヴァッセナール伯爵が18世紀に生み出した、優雅で上品な「コンチェルト・アルモニコ」なんてどうでしょう。
 とっても美しい弦楽合奏曲なんですが、爽やかすぎず、どこかしっとり落ち着いた気品があるんです。ときに響くメランコリックな音色も心をくすぐります。

 じつはこの曲は最近までイタリアの天才作曲家ペルゴレージの作品と思われていたのですが、研究によってヴァッセナール伯爵の手によるものと断定されたんだそうです。
 確かにペルゴレージの作品と信じられてもおかしくない素晴らしい曲です。無名の貴族が書き上げたとはちょっと信じられないくらい魅力的なんです。

 ただ、ヴァッセナール伯爵はただの貴族じゃないんです。
 彼はオランダ=ネーデルラントの生粋の貴族で、そのおじいさんはネーデルラント独立戦争で戦った軍人でもあったそうです。おそらく彼のその祖先は、ルネサンス時代にヨーロッパを席巻した「ネーデルラント楽派」の音楽を存分に享受していたことでしょう。「ヴァッセナール」というのは地名でもあって、そこはネーデルラントのど真ん中なんです。
 ヴァッセナール伯爵のDNAには、あのルネサンス時代に花開いた音楽の香りが染み付いていたのではないでしょうか。・・・だとしたらこの奇跡的な作品を生み出したのもうなずけます。

 

SOMMCD 0140
\2100
ハウエルズ:合唱作品集
 ドリア調のミサ曲/雪の中を歩く/久しき昔/
 丘に向かって目を上げよう(世界初録音)/若きは喜び/
 私の前に/おお救いのいけにえ/めでたし女王/
 我が両目は麗しきものを/When first thine eies unveil(世界初録音)/
 死すべきものと定められた/この日こそ/天の元后/
 ヌンク・ディミッティス/アンティフォン
バーミンガム音楽院室内合唱団
ポール・スパイサー(指揮)
 イギリス合唱界の名指揮者で、フィンジ・シンガーズとのコンビで数多くの名唱を生み出してきたポール・スパイサーが振るハーバート・ハウエルズの合唱作品集。
 王立音楽大学でハウエルズに師事したスパイサー。世界初録音を含むハウエルズの合唱作品を作曲者直伝の解釈で。

 2013年6月24日−26日の録音。




MD+G



903 18946
(SACD Hybrid)
\3100→\2790
ケルンのフィンジ!
 《フィンジ:室内楽作品集》

 ジェラルド・フィンジ:
  1) クラリネットと弦楽四重奏のための5つのバガテル,
  2) ヴァイオリンとピアノのためのエレジー,
  3) 弦楽四重奏のためのロマンス,
  4) ディアベリーズ
   (「いったいどこへ、ぼくの子犬は行っちゃったのかな?」
    の主題による様々な作曲家による主題と変奏),
  5) ヴァイオリンとピアノのための聖歌,
  6) オーボエと弦楽四重奏のための間奏曲,
  7) 弦楽三重奏のための前奏曲とフーガ
ケルン・カンマーゾリステン
20世紀イギリスの抒情がちりばめられた作品
 20世紀イギリスの抒情、ジェラルド・フィンジ(1901−1956)。最近作品が見直され少しずつ録音されるようになってきました。ここに録音されたものはさらに演奏の少ない室内楽作品。
 フィンジの情緒豊かで美しくメロディ、そして見え隠れする時には物悲しいメロディなどがちりばめられています。「ディアベリーズ」は、ヴォーン・ウィリアムズが作った主題に8人の作曲家が変奏を担当した曲で、フィン時は第6変奏を作曲した作品です。



フィンジだとやはりこれでしょうか・・・
世界で最も美しい曲のひとつ「クラリネット協奏曲」

この曲を知らないまま終わらないで。
Finzi: Clarinet Concerto, Op. 31, etc.
Lyrita
SRCD 236
\2300
ジェラルド・フィンジ(1901−1956):
 チェロ協奏曲Op.40/クラリネット協奏曲Op.31*
ヨーヨー・マ(Vc)、
ジョン・デンマン(Cl)、
ヴァーノン・ハンドリー指揮、
ロイヤル・フィル、
ニュー・フィルハーモニア管*

 ヨーヨー・マが約30年前に行った録音で、自身にとってのファースト・アルバムとなった伝説のフィンジのチェロ協奏曲。もちろんこのアルバムはそれが売りとなってベストセラーとなった。
 なのだけれど、そこに到達する前に店主はもうメロメロの酩酊状態になった。フィンジの代表作クラリネット協奏曲である。クラリネット協奏曲としては間違いなくモーツァルトと並ぶ名作。
 都会生活を嫌い田園に暮らし、そこでリンゴを栽培しながら気の合う仲間たちと音楽界を開いていたフィンジ。作曲も1年に1作か2作。そんな生活の中で生まれたのがこの傑作。

 その美しさはもう言葉では説明できない。
 ドラマティックで情熱的な冒頭にいきなり引き込まれる第1楽章、まったりとした午後のような第2楽章、そして天国のような第3楽章!まるで目が覚めたら背中に羽が生えていて、そのまま空を飛んで飛んで、気づいたら雲の上まで来てしまったような、そんな素敵な曲。
 こんな夢想的なコンチェルト聴いたことがない!
 さすがフィンジ、リンゴ農園を経営していただけのことはある。そこには現実のつまらない悩みや不満など少しもない。自分の生き方に満足し、それをきちんと守り抜いた心美しきフィンジだからこそ作り上げることができた、まさに夢の作品。

 この曲を知らないまま終わらないで。



世界中を飛び回り、クラシックのみならずジャンルの垣根を取り払った幅広い活躍を続けるチェリスト、ヨーヨー・マ。そんなヨーヨー・マが約30年前の若かりし時代に録音を行い、自身にとってのファースト・アルバムとなった伝説の録音が遂にCDとして復刻!LPとして発売された以降は完全にお蔵入りとなっていた若きヨーヨー・マのフィンジ。この録音は、昨年のリリタ(Lyrita)の活動再開以来ファンやコレクターの間から特に強く復刻が望まれていたレア音源なのである。20世紀前半のイギリスに生きたフィンジにとって最後にして最大の大作となったチェロ協奏曲は、数あるチェロのための名作に引けを取らない素晴らしい作品として高く評価されておりファンも多い。カップリングのクラリネット協奏曲もフィンジを代表する作品の1つ。ロンドン響、ロンドン・フィルといったイギリスの2大オーケストラの首席奏者を歴任したデンマンがフィンジの魅力を十二分に聴かせてくれる。ヨーヨー・マのファースト・アルバムの復活、しかもレパートリーは現在のリリースからは想像もつかないフィンジなのだから話題必至間違い無し!チェロ協奏曲は1979年の録音(世界初CD化/ADD) 。

  


901 19016
(SACD Hybrid)
\3100→\2790
東大出身、谷辺昌央のギター
 《日本人作曲家によるギター協奏曲集》

  1) 武満徹:夢の縁へ,
  2) 細川俊夫:旅 Ⅸ-目覚め,
  3) 林光:ギター協奏曲「北の帆船」
谷辺昌央(ギター),
高橋直史(指揮)
アウエ・エルツゲビルゲ・フィルハーモニー
 ドイツを拠点に研鑽を積み、現在日本に拠点を置いて精力的に活躍するギタリスト谷辺昌央の精細な感性! ◆日本語解説付き◆
 ギターの谷辺昌央名古屋生まれ。4歳より早期音楽教育を受け、7歳から父のもとでギターを始め、その後酒井康雄、鎌田慶昭の各氏に師事。東京大学在学中に、東京国際ギターコンクールで首席入賞。ドイツ、ケルン音楽大学を首席卒業。現代音楽をP.アルヴァレス氏に、古楽をK.ユングヘーネル氏の下で学ぶ。2006年文化庁在外派遣研修員に選ばれ、カールスルーエ音楽大学修士課程にてA.フォン・ヴァンゲンハイム氏に師事し国家演奏家資格を取得。様々な国際コンクールで優勝。2005年ワシントンDCのケネディーセンターにてアメリカ・デビュー。ニューヨーク、バッファローにおけるバッファロー・フィルハーモニー管弦楽団との共演は2000人の聴衆総立ちという大成功を収め、全米およびEU全域でラジオ中継されました。2011年から拠点を日本に移し国内外で演奏および指導も含む精力的な活動を続けています。
 このアルバムは、日本を代表する3人の作曲家によるギターのための協奏曲的作品を収録。谷辺の鍛え抜かれた、しなやかな技術から溢れ出す驚くべき音の数々。ドイツの歌劇場などで活躍する高橋直史が音楽監督を務めるエルツゲビルゲ・フィルと見事なバックを務め、3作品が内包する独特なイマジネーションを色彩豊かに彩っています。
 


307 18982
\2400→\2190
《ハイドン:弦楽四重奏曲集 Vol.8》
ハイドン:
 弦楽四重奏曲第46番変ホ長調Op.50-3 (Hob.III:46),
 弦楽四重奏曲第45番ハ長調Op.50-2(Hob.III:45),
 弦楽四重奏曲第49番ニ長調「蛙」Op.56-6(Hob.III:49)
ライプツィヒ弦楽四重奏団
[シュテファン・アルツベルガー(Vn)
ティルマン・ビュニング(Vn)
イーヴォ・バウアー(Va)
マティアス・モースドルフ(Vc)]
 クラシカルの弓を使用し、ハイドンの語法を見事に再現
 ハイドンが1787年に作曲したプロシャのフリードリヒ・ヴィルヘルム2世へ献呈された作品集からの3曲。集約的で瑞々しい表情が込められた作品です。
 世界最古のシンフォニー・オーケストラである名門ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席奏者たちが1988年に結成した当団。55人の作曲家による約200曲をレパートリーに持ち、録音も30枚以上残している名門中の名門です。
 そんな彼らが満を持してスタートさせたハイドン:弦楽四重奏曲録音も今回で第8弾を迎えました。このシリーズの録音ではハイドン時代の弓の忠実なコピー弓を使用し、ハイドンの語法を見事に再現しているのが特長です。
 


604 1722
\2400→\2190
待望の再発売!シュヌアーの名盤
 《ブラームス、レーガー:ピアノ作品集》

 1) ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24,
 2) レーガー:バッハの主題による変奏曲とフーガOp. 81
フリードリヒ・ヴィルヘルム・シュヌアー(ピアノ)
 シュヌアー教授のドイツ伝統音楽の名盤
 1929年のゲッティンゲンに生まれ。クオイツに師事し、国立デトモルト音楽大学で、ハンス・リヒター=ハーザーに師事。卒業後もコルトーやケンプのマスター・クラスで研鑚を積み、1959年、ミュンヘン国際音楽コンクールで優勝。デトモルト音楽大学で教鞭を取り、学長も務める傍らたびたび来日し、わが国のピアノ教育界にも深い感銘を与えました。
 ドイツの伝統の頂点ともいえる2つの作品の録音は、シュヌアーにとって最も得意としているもので、1985年の録音で高い評価を得ていた録音ですが、待望の再発売となります。


303 2722
\2400→\2190
待望の再発売!トリオ・パルナッススの代表的名盤
 《ドビュッシー、ラヴェル:ピアノ三重奏曲》
  1) ドビュッシー:ピアノ三重奏曲ト長調,
  2) ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調
トリオ・パルナッスス
[ヤメイ・ユ(ヴァイオリン),
ミヒャエル・グロス(チェロ),
チアオ・チョウ(ピアノ)]
 ECHO賞などを受賞している評価の高い演奏
 すでに20年以上のキャリアを誇るトリオ・パルナッスス。ブラームスの名演の他、メンデルスゾーン、ラインベルガー、モーツァルト、レーガー、フンメル、ラロ、バルギールなど、様々なレパートリーで優れた演奏を聴かせる彼らは、室内楽ファンにはおなじみの存在です。
 ドビュッシーの若かりし時の作品、ラヴェルの壮年期の作品と、書かれた年代もスタイルも違うこの2つの作品を端的に描き分けています。
 トリオ・パルナッススが1987年に録音した結成すぐのものですが、ECHO賞などを受賞している評価の高い演奏の再発売となります。




OTAKEN RECORDS


TKC-202
\2700
辻井淳率いるマイ・ハート弦楽八重奏団、
 珍しいエネスコの弦楽八重奏曲も収録!

  (1)メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調Op.20
  (2)エネスク:弦楽八重奏曲 ハ長調Op.7
マイ・ハート弦楽八重奏団:
 【辻井 淳(Vn)、 釋 伸司(Vn)、
  若松亜由(Vn)、赤松由夏(Vn)、
  沖田孝司(Va)、中島悦子(Va)、
  雨田一孝(Vc)、山岸孝教(Vc)】
 レコード芸術4月号準推薦!辻井淳率いるマイ・ハート弦楽八重奏団、珍しいエネスコの弦楽八重奏曲も収録!

 演奏タイミング:(1)[14:43][8:07][4:48][6:28] (2)[12:15][9:04][8:52][9:06]
 録音:2014 年9 月ガリバーホール、プロデューサー:太田憲志(オタケンレコード)
 エンジニア:松田淳一(アンサンブル・ベガ ステージ・プランナー)、73:27

 辻井淳が率いるマイ・ハート弦楽四重奏団のメンバーにマイ・ハート室内管弦楽団から4 人を加えた八重奏団の初のアルバム。
 当録音の楽器配列は、舞台に向かって左側より第1 ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、第2ヴィオラ、第1 チェロ、第2チェロ、第1 ヴィオラ、第4 ヴァイオリン、第3 ヴァイオリンでチェロをセンター奥とする半円上に各奏者は位置し、ヴァイオリン、ヴィオラは両翼配置となっています。
 これらの八重奏曲では、多くの場合、各パートが違う動きをするため、メンデルスゾーンではまだ第1 ヴァイオリン主導の感があるものの、エネスクに至っては、各パートが、ほぼ対等で、この録音での楽器配列により、大変聞き取りやすくなるようにいたしました。これらの八重奏曲は、各奏者にソリステックな技量と合奏に適した資質が要求されており、マイ・ハート八重奏団のメンバーは、その両方を兼ね備えた面々と言えるのではないでしょうか。
 この録音の演奏により、今まであまり明らかにされて来なかった八重奏曲の魅力をお楽しみいただけましたら、幸いです。(オタケンレコード 太田憲志)




DUX


DUX 0382
\2400
ポーランドとルテニアの聖歌
 イレネウシュ・トリブレツ校訂:ルテニア写本 から
  コサック舞曲/知らない、ああ、私は知らない
  聴け、神は何と慈悲深きことか(ホチムでの幸運な勝利の歌)
  バビロン川のほとりに座り(詩編137)/この酷い世界のどこにあなたがいようとも
  明日、今日、昨日(死についての歌)/私は去り、一人で橋を造った/他(全17曲)
カメラータ・クラコヴィア
 マルタ・トリブレツ、
 アドリアンナ・ブヤク(ソプラノ)
 ピョトル・シェフチク(テノール)
 ヤツェク・オジムコフスキ(バス)
 ユスティナ・クルシュ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 イレネウシュ・トリブレツ(リュート)
ドミトロ・フビャク(バンドゥーラ、バリトン、ドラム)

録音:2013年11月、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター、ルスワビツェ、ポーランド

ルテニアとは現在のウクライナ西部とポーランド南東部にまたがる地域の歴史的名称。

 

DUX 0505
\2400
クシシュトフ・メイエル(1943-):ピアノ作品集 Vol.2
  ソナタ第4番 Op.22(1968)
  ソナタ第5番「放射音の無いソナタ」Op.32(1997)
  ソナタ第6番「ソナタ・ブレーヴェ」Op.104(2005)
  6つの間奏曲 Op.121(2014)
マレク・シュレゼル(ピアノ)
 

DUX 0921
\2400
オルガン・リサイタル
 J・S・バッハ(1685-1750):
  前奏曲とフーガ イ短調 BWV543/幻想曲ト長調 BWV572(*)
 ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):コラール前奏曲集 Op.65 から
   主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ(No.13)
   世よ、われは汝より去らねばならぬ(No.21)
 メンデルスゾーン(1809-1847):前奏曲とフーガ ハ短調 Op.37 No.1
 レーガー(1783-1916):
  「皇帝陛下万歳」の主題による変奏曲
  コラール前奏曲集 Op.79b から
   永遠の朝の輝き(No.4)/ああ、神よ、われを見捨てたもうな(No.1)
   主よ、今馬車を停めてでも(No.3)/誰ぞ知る、わが終わりの近きを(No.6)
   キリスト、わが命(No.9)/主よ、今馬車を停めてでも(No.12)
   何故にわれは悲嘆すべし(No.13)
 ミチェスワフ・スルジンスキ(1866-1924):
  ポーランドの教会の歌「聖なる神」によるによる即興曲 Op.38

録音:聖カタジナ教会、ヴォルブロム、ポーランド

アンジェイ・ビャウコ(オルガン(*以外))
ミハウ・ビャウコ(オルガン(*))
 

DUX 1124
\2400
セバスティアン・クライェフスキ(1975-):
  合奏協奏曲 I(2000)(*)/合奏協奏曲 II(2005)(*)
  オーボエ協奏曲(2005)(+)/ミヒャエル・エンデによる7つの断章(2004)(#)
マレク・ロシュコフスキ(オーボエ(+))
アマデウス・ポーランド放送室内管弦楽団(*/+)
カテジナ・ドロゴシュ(チェンバロ(*))
アグニェシュカ・ドゥチマル(指揮(*))
アンナ・ドゥチマル=ムルス(指揮(+))
ワルシャワ・ポーランド放送交響楽団(#)
タデウシュ・ヴィヘレク(指揮(#))
 


DUX 1127
\2400→\2190
センスよさそう・・・
 インセプション 映画音楽の名曲をピアノで

 エンニオ・モリコーネ(1928-):映画「海の上のピアニスト」より
   モーツァルト再来/ノクターン・ウィズ・ノームーン
 坂本龍一(1952-):映画「シェルタリング・スカイ」の テーマ
 エンニオ・モリコーネ:
  映画「海の上のピアニスト」より 愛を奏でて/映画「めぐり逢い」のテーマ
 エンヤ(1961-):映画「ロード・オブ・ザ・リング」より メイ・イット・ビー
 ジョン・ウィリアムズ(1932-):映画「シンドラーのリスト」のテーマ
 ヴォイチェフ・キラル(1932-):映画「Bilans kwartalny」のテーマ
 アンジェイ・クリレヴィチ(1932-):映画「Lalka」のテーマ
 ヴォイチェフ・キラル:映画「Rodzina Polanieckich」のテーマ
 ヴァルデマル・カザネツキ(1929-1991):映画「Noce i dnie」より ワルツ
 カーター・バーウェル(1955-):映画「トワイライト〜初恋」より ベラの子守歌
 リチャード・ロジャース(1902-1979):マイ・ファニー・ヴァレンタイン
 クシシュトフ・コメダ(1931-1969):映画「ローズマリーの赤ちゃん」から テーマ
 ヘンデル(1685-1759):映画「カストラート」より 泣かせてください
 クラウス・オガーマン(1930-):ワルツ
 エンニオ・モリコーネ:映画「海の上のピアニスト」より ダニーのブルース
 ハンス・ジマー(1957-):映画「インセプション」のテーマ
 ビル・エヴァンス(1929-1980):マキシン
マクシム・ジェミンスキ(ピアノ)
 

DUX 1149
\2400
ボルコフスキ・コンダクツ・ボルコフスキ
 マリアン・ボルコフスキ(1934-):
  リミッツ [Limits] (管弦楽のための;1971)
  深き淵より [De profundis] (混声合唱と管弦楽のための;1998)(+)
  地に平和 II [Pax in terra II] (女声、打楽器とオルガンのための;1988)(*)
  ヴィジョンズ II [Visions II] (弦楽合奏のための;2003)
  ドラム [Dram] (管弦楽のための;1966)
  賛歌 [Hymnus] (混声合唱と管弦楽のための;2005)(+)
  ヴァリアント [Variant] (器楽アンサンブルのための;1976)(**)
  ディエス・イレ [Dies irae] (混声合唱と管弦楽のための;2004)(#)
マウゴジャタ・アルマノフスカ(ソプラノ(*))
クラクフ打楽器グループ(*)
アンジェイ・ホロシンスキ(オルガン(*))
ビャウィストク・ポドラシェ・オペラ&
 フィルハーモニック合唱団&交響楽団(+)
ソウル・コリアン室内管弦楽団(**)
ワルシャワ=プラガ大聖堂合唱団ムジカ・サクラ(#)
パヴェウ・ウーカシェフスキ(合唱指揮(#))
ワルシャワ大学合唱団(#)
イリナ・ボグダノヴィチ(合唱指揮(#))
ワルシャワ・ポーランド放送交響楽団(#)
ワルシャワ・フリデリク・ショパン音楽大学交響楽団(無印)
ピョトル・ボルコフスキ(指揮)
指揮者ピョトル・ボルコフスキ(1963-)は作曲者マリアン・ボルコフスキの息子。
 

DUX 1150
\2400
「グダンスクのリュート・タブラチュア 4022」の音楽
 不詳:ポーランドのバレット第34番/同35番/同3番/フィレンツェのバレット−クラント
 アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638頃):サラバンド
 ロベール・バラール(1572/1575頃-1650以後):それはマルスの神/クラント
 不詳:ハンガリーのバレット−ハイドゥッケン舞曲/バレット/ドゥーダ/前奏曲
     イングランドの議会(ナツメグと生姜)/ベ・メリーまたはダーガソン
     クラント/ポーランドのバレット第4番/同第30番/ポーランドの曲
 ロベール・バラール:クラント/王女/クラント
 不詳:ベルガマスカ/モニカ/アルマンド/ジグ/s.n.−スパニョレッタ
 ジョン・スタート(?-1625):バレット
 グレゴリー・ヒュウェット(1550頃-1617):ガイヤルド
 不詳:ポーランドのバレット第18番/同第40番
 ハンス・レオ・ハスラー(1562-1612)/編曲者不詳:
  乙女よ、あなたの美しい姿が私を喜ばせる
 不詳:高き所には神にのみ栄光あれ(ルター派の賛歌より編曲)
 不詳:汝に神の祝福あれ
マグダレナ・トムシンスカ(リュート)

使用楽器:2000年、ブレーメンにてイーヴォ・マゲリーニ製(モデル:ヴェンデーリオ・ヴェネーレ製)
調弦:a'=440, 1/6コンマ・ミーントーン

 ポーランドのグダンスク市立図書館が所蔵するリュート・タブラチュア手稿譜集第4022号に収められた222の楽曲から32トラック分を収録。
 マグダレナ・トムシンスカは2014年現在カナダ在住のポーランドのリュート奏者。この手稿譜集の研究に携わった音楽学者でもあります。

 

DUX 1155
\2400
チェロとピアノのためのポーランド音楽
 ヴィトルト・シャロネク(1927-2001):ソナタ(1958)
 バルトシュ・スモロンギェヴィチ(1978-):
  無伴奏チェロのためのバガテル第1番(2009)(*)
 イェジ・バウエル(1936-):
  ほぼ古い様式によるパッサカリア(2003)
 バルトシュ・スモロンギェヴィチ:
  無伴奏チェロのためのバガテル第2番(2009)(*)
 ルトスワフスキ(1913-1994):
  グラーヴェ.メタモルフォーゼ(1981)
 バルトシュ・スモロンギェヴィチ:
  無伴奏チェロのためのバガテル第3番(2014)(*)
 クシシュトフ・メイエル(1943-):ソナタ第2番 Op.99(2004)

  (*)世界初録音。
イザベラ・ブホフスカ(チェロ)
ヤクプ・トホジェフスキ(ピアノ(*以外))
  

DUX 1156/1157
(2CD)
\4000
ピアソラ、シューベルト、グレツキ、チャイコフスキー、メンデルスゾーン:
 弦楽のための作品集

 ピアソラ(1921-1992):ブエノスアイレスの四季
 シューベルト(1797-1828):序曲ハ短調 D.8
 ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(1933-2010):古い様式による3つの小品
 チャイコフスキー(1840-1893):弦楽セレナード Op.48
 メンデルスゾーン(1809-1847):
  ヴァイオリン、ピアノと弦楽合奏のための二重協奏曲ニ短調(*)
ユン・ソヨン(ヴァイオリン(*))
クセニア・コーガン(ピアノ(*))
ソウル・コリアン室内管弦楽団
キム・ミン(指揮)
第14回ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール(2011年)優勝者ユン・ソヨンが参加。
 

DUX 1166
\2400
クシシュトフ・メイエル(1943-):初期管弦楽作品集
  フルート、打楽器と弦楽のための室内協奏曲 Op.6(1964)(*)
  オーボエ、打楽器と弦楽のための室内協奏曲 Op.29(1972)(+)
  トランペット協奏曲 Op.35(1975)(#)
  火の玉(管弦楽のための;1976)(**)
バルバラ・シフィオンテク(フルート(*))
ディートレム・ヨナス(オーボエ(+))
スタニスワフ・ジェヴィオル(トランペット(#))
カトヴィツェ・ポーランド国立放送交響楽団(*/+/#)
アントニ・ヴィト(指揮(*))
ルベン・シルバ(指揮(+))
ミハウ・クラウザ(指揮(#))
シロンスク・フィルハーモニー管弦楽団(**)
カレル・ストリヤ(指揮(**))
録音:1976年12月28日、ラジオ音楽館、カトヴィツェ、ポーランド(*)
    1980年9月28日、国立フィルハーモニー・コンサートホール、ワルシャワ、ポーランド(**)
    2009年9月1日、グジェゴシュ・フィテルベルク・ホール、上シロンスク文化センター、カトヴィツェ、ポーランド(+/#)
音源:ポーランド放送アーカイヴ
 

DUX 1168
\2400
リチャード・ロジャース(1902-1979)/
オスカー・ハマースタイン II(1895-1960)作詞/
アンジェイ・オズガ訳詞:
 ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」(ポーランド語版)
スープスク・ヴィトキェヴィチ記念新劇場俳優チーム
ズビグニェフ・クワゴフスキ(監督)
ポーランド・フィルハーモニー・シンフォニア・バルティカ
ボフダン・ヤルモウォヴィチ(指揮)
 

DUX 1177
\2400
現代合唱名曲集
 間宮芳生(1829-):12のインヴェンション から 獅子舞
 ポール・ミーラー(1975-):
  今や赤い花びらは眠り [Now sleeps the crimson petal]
 マイケル・エドワード・エジャートン(1961-):
  黄色の部屋 [Yellow room]
 ハビエル・ブスト(1949-):
  おお、大いなる神秘 [O magnum mysterium]
 アンジェイ・コシェフスキ(1922-2015):子猫 [Kotek]
 パヌフニク(1914-1991):聖母マリアへの歌 [Song to the Virgin Mary]
 マチェイ・バブニス(19(1928-2007)61-):
  おお、聖なる宴 [O sacrum convivium]
 シュトックハウゼン(1928-2007):ナイチンゲール [Die Nachtigal]
 オーラ・ヤイロ(1978-):北極光 [Northern Lights]
 マレク・ヤシンスキ(1949-2010):詩編100 [Psalm 100]
 クシシュトフ・ジメルマン:イエス、甘き思い出 [Jesu dulcis memoria]
 エリック・ウィテカー(1970-):
  手に一本の百合を持ち [With a lily in your hand]
441ヘルツ室内合唱団
アンナ・ヴィルチェフスカ(指揮)
 

DUX 1188
\2400
鎖を解かれて
 ジュリアス・イーストマン(1940-1990):エヴィル・ニガー(*)
 トマシュ・シコルスキ(1939-1988):リスニング・ミュージック/ディアフォニー
 ジュリアス・イーストマン:ゲイ・ゲリラ(*)
ルトスワフスキ・ピアノ・デュオ
 エミリア・シタルツ、
 バルテク・ヴォンシク(ピアノ)
 &ヨアンナ・ドゥダ、
 ミーシャ・コズウォフスキ(ピアノ)


DUX 1162
\2400
日没 独唱と弦楽四重奏のための音楽
 レスピーギ(1879-1936):日没 [Il Tramonto] (*)
 ニーノ・ロータ(1911-1979):プレゼピオ [Il Presepio] (*)
 プッチーニ(1858-1924):菊 [I Crisantemi]
 ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856-1909):回想の歌 [La Canzone dei Ricordi] (*)
 ヴェルディ(1813-1901):オペラ「オテロ」から アヴェ・マリア(*)
 ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):闘牛士の祈り [La Oracion del Torero]
ヨアンナ・ティルコフスカ=ドロジュジ(ソプラノ(*))
バルティック・ネオポリス弦楽四重奏団
  

DUX 1192
\2400
ジョン・ダウランド(1563-1626):歌曲集第2巻(1600)
  I saw my lady weepe / Flow my teares fall from your springs
  Sorow stay, lend true repentant teares / Dye not before thy day
  Mourne, mourne, day is with darknesse fled
  Tymes eldest sonne, old age the heire of ease
  Then sit thee downe, and say thy Nunc demittis
  When others sings Venite exultemus
  Praise blindnesse eies, for seeing is deceipt
  O sweet woods, the delight of solitarienesse
  If fluds of teares could clense my follies past
  Fine knacks for Ladies, cheap, choise, brave and new
  Now cease my wandring eyes / Come ye heavie states of night
  White as lillies was her face / Wofull heart with griefe oppressed
  A Sheperd in a shade his plaining made / Faction that ever dwells in court
  Shall I sue, shall I seek for grace / Tosse not my soul
  Cleare or Cloudie sweet as April showring
  Dowlands adew for Master Oliver Cromwell
ザ・スクール・オブ・ナイト・ベルリン
 マリア・スキバ(ソプラノ)
 フランク・プシヒホルツ(リュート)
マリア・スキバはハーグ王立音楽院でマリウス・ファン・アルテナ、リーナ・コルネリセンスに師事したポーランドのソプラノ。フランク・プシヒホルツはナイジェル・ノース、スティーブン・スタブズに師事したドイツのリュート奏者。ザ・スクール・オブ・ナイト・ベルリンは二人が2005年に結成したデュオ。
  

DUX 1193
\2400
アコーディオンの印象
 クシシュトフ・オルチャク(1956-):墓碑銘 1444
  (アコーディオン、ヴァイオリンとチェロのための)(*)
 ヘイッキ・ヴァルポラ(1946-):マリリーナ [Marilina]
  (アコーディオンとピアノのための)I,II,III(+)
 ユリウス・カルチ(1944-):ポーランド狂詩曲
  (アコーディオンとチェロのための)(#)
 イェジ・モンドラフスキ:時間と空間の音楽
  (アコーディオン、ヴァイオリンとチェロのための)(**)
 マッティ・ムルト(1947-):ディヴェルティメント
  (アコーディオン、ヴァイオリンとチェロのための)(**)
 アンジェイ・トゥホフスキ(1954-):
  アメリカ組曲(アコーディオンとクラリネットのための)(++)
  タンゴ(2つのアコーディオンのための)(##)
イェジ・モンドラフスキ(アコーディオン(**以外))
エルジビェタ・ロシンスカ(アコーディオン(**))
マウゴジャタ・スコルパ(ヴァイオリン(*/**))
アンナ・サヴィツカ(チェロ(*/#/**))
マレク・ミゼラ(ピアノ(+))
マリウシュ・バルシュチ(クラリネット(++))
ヤヌシュ・パテル(アコーディオン(##))
ヘイッキ・ヴァルポラとマッテイ・ムルトはフィンランド、他はポーランドの作曲家。
  

DUX 1194
\2400
カタリナ・グロヴィツカ [カタジナ・グウォヴィツカ] (1977-):7つのソネット
  夏の日 [Summers Day] (1999)
   My eye hath played the painter / Oh, never say that I was false of heart
   My love is strenghtened
  春の日 [Spring's Day] (2009)
   When my love swears / Love is too young / Sweet love / All naked
アルノン・ズロトニク(カウンターテナー)
ルーベンス弦楽四重奏団
 Sarah Kapustin, Giles Francis(ヴァイオリン)
 Roeland Jagers(ヴィオラ)
 Joachim Eijlander(チェロ)
カタリナ・クロヴィツカ(エレクトロニクス)
  

DUX 1195
\2400
スワヴォミル・クプチャク(1979-):レス・ファクタ
  Anaphora V /Res Facta (*)/Dances with Prelude (+)/Analogya 2 (#)
フルート・オクロック
 エヴァ・リープヒェン(フルート(*/#))
 ラファウ・イェンジェイェフスキ(フルート、オブジェクト(#))
サーボルチ・エステーニュイ(ピアノ(*/#))
ラファウ・ウーク(アコーディオン(+))
スワヴォミル・クプチャク(エレクトロニクス)
 

DUX 1203
\2400
ルノー=ガブリエル・ピオン:「放浪苦行の王子カランダール」 ギュライ・アセール・トリュク(歌)
ルノー=ガブリエル・ピオン(ピアノ、アルトクラリネット、バスクラリネット)
ヴァンサン・セーガル(チェロ)
  

DUX 1204
\2400
シューベルト(1797-1828):連作歌曲「冬の旅」D.911 スタニスワフ・キェルネル(バリトン)
ミハウ・ロト(ピアノ)
スタニスワフ・キェルネルは1980年ポーランドのウーチに生まれ、ウーチ音楽アカデミーで学びながらブリュッセル(ベルギー)でジョゼ・ヴァン・ダムに師事したバリトン。
  

DUX 1207
\2400
ジグムント・クラウゼ(1938-):ストシェミンスキへのオマージュ
  ポリクロミー(多彩色) [Polychromy] (*)
  管弦楽のための小品第1番(+)/弦楽四重奏曲第2番(#)
  活人画 [Tableau vivant] (**)/弦楽四重奏曲第3番(#)
  管弦楽のための小品第2番(++)/ポリクロミー(##)
ミュージック・ワークショップ(*)
ポーランド国立放送交響楽団(+)
アウトゥロ・タマヨ(指揮(+))
シロンスク弦楽四重奏団(#)
シンフォニア・ヴァルソヴィア(**)
ヤン・クレンツ(指揮(**))
ベルリン・ドイツ交響楽団(++)
アンサンブル・オブ・ROC・ベルリン(++)
アンジェイ・マルコフスキ(指揮(++))
gnarwhallaby(##)
録音:1969年(*)/2000年(+)/1994年(#)/1991年(**)/1974年(++)/2012年(##)
 

DUX 1220
\2400
コラーリス・パッセリス チェロと弦楽五重奏のためのポーランド音楽
 ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909)/
  アンジェイ・ヴルベル(1947-)編曲:セレナード(1896)
 ヴィトルト・マリシェフスキ(1873-1939)/
  アンジェイ・ヴルベル編曲:組曲 Op.20(1910頃)
 アントニ・ストルペ(1851-1872):劇的情景(1868)
 クシシュトフ・ヘルジン(1970-):コラーリス・パッセリス(2014)
 ピョトル・ヴルベル(1977-):ヴェネツィア幻想曲「コーヒーを挽きながら」(2007)
アンナ・ヴルベル(チェロ)
カメラータ・ヴィストゥラ




EMEC


E 119
\2700
イングランドの肖像 クラリネットとピアノのための音楽
 クラレンス・レイボールド(1886-1972):物思いにふける羊飼い
 マルコム・アーノルド(1921-2006):ソナタ Op.29
 レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
  イングランド民謡による7つの練習曲(1926)
 ジョン・アイアランド(1879-1962):幻想ソナタ(1943)
 ジェラルド・フィンジ(1901-1956):5つのバガテル Op.23
 ジョセフ・ホロヴィッツ(1926-):ソナティナ(1981)

ジョナサン・パーキン(クラリネット)
セバスチャン・スタンリー(ピアノ)

録音:2012年12月、スペイン=ドゥエロ貯蓄銀行ラ・マリア文化センター・コンサートホール、サモラ、スペイン
 2014年現在シティ・オブ・ロンドン・シンフォニアの試用首席奏者を務めながらロイヤル・ノーザン・シンフォニアとイングリッシュ・ナショナル・オペラに首席奏者として客演しているイギリスのクラリネット奏者ジョナサン・パーキンのソロ・デビューCD。セバスチャン・スタンリーは英国王立音楽大学で学んだスペイン系イギリス人ピアニスト。

 

E 121/22
(2CD)
\4400
マルエル・ロペス=キロガ(1899-1988)/カルラス・トレパ(1960-)編曲:
 ギター独奏版コプラ集

  [CD 1] (*)
   Tatuaje (cancion de puerto; 1941) / Ojos Verdes (zambra-cancion; 1935)
   Llora la guitarra (pasodoble; 1938) / Dime que me quieres (cancion; 1940)
   !Ay, pena, penita! (farruca; 1951) /
   Romance de la otra (farruca-cancion; 1944)
   Maria de la O (zambra-cancion; 1933) / El laurel (tonadilla; 1941)
   Lola la Piconera (tanguillo; 1951) /
   A la lima y al limon (bulerias-cancion; 1940)
   Francisco Alegre (pasodoble-torero; 1945) / Solo (tango; 1949)
   bulerias de Antonio Torres (bulerias; 1952)
   Romance de valentia (pasodoble; 1957)
  [CD 2] (+)
   No te mires en el rio (bulerias; 1940) / Te lo juro yo (danzon; 1941)
   Amante de abril y mayo (pasodoble; 1957) / No me llames Dolores (cancion; 1941)
   Y sin embargo te quiero (zambra; 1948) / Trinia (pasodoble; 1935)
   No me digas que no (tanguillo; 1936) / Maruja Limon (rumba flamenca; 1968)
   Tus ojos negros (zambra; 1940) / La Nina de Puerta Oscura (bulerias; 1953)
   La Zarzamora (marcha-cancion; 1948)
   Dona Mariquita de los Dolores (pasodoble; 1942)
   Las cositas del querer (farruca-cancion; 1943) /
   !Ay, chumbera! (cancion; 1941)
   La Parrala (cancion-pasodoble; 1940)
カルラス・トレパ(ギター)

録音:1997年2、7月、聖マリア教会、シウラナ、タラゴナ県、カタルーニャ州、スペイン(*)
    2005年春、エスペランザ礼拝堂、バルセロナ、スペイン(+)
原盤:NM & Nuevo Medios, S. A.(*)
使用楽器:1892年、アントニオ・トレス製、アルメリア、アンダルシア州、スペイン(*)
       1920年、サントス・エルナンデス製、マドリード、スペイン(+)
 コプラと呼ばれるスペインの民族的歌謡曲の大家ロペス=キロガの名作の数々をギター独奏に編曲したカルラス・トレパ自身の演奏。





GADGAD MUSIC


GADIRAIFA, GADINETの後継レーベルと推測されます。

G 21YAG
\2700
エスタニスラオ・マルコ(1873-1954):ギター作品集 Vol.3
  昔の思い出 [Recuerdos de antano] (タンゴ)/ペニャルバ [Penalva] (セレナード)
  それがどうした! [!A mi, que!] (チョティス)
  カルメンチタ [Carmencita] (ガヴォット)/くすぐったさ [Cosquillas] (ワルツ)
  おもしろい! [!Graciosa!] (スペインの歌)/優美 [Gentileza] (タンゴ)
  山の人 [Serrano] (チョティス)/アンパリン [Amparin] (マズルカ)
  メヌエット Minueto]/マドリガル I [Madrigal I]/クレオールの歌 [Cancion criolla]
  秋の歌 [Cancion de otono]/兄弟の [Fraternal] (ワルツ)
  あなたの高潔な精神に [A tu alma virtuosa]/感謝(瞑想) [Gratitud (Meditacion)]
  心からの涙 [Lagrimas sinceras] (歌)/幸せな時間 [Horas felices] (歌のメロディ)
  祈り [Plegari] (メロディ)/ハネムーン(夢) [Luna de miel (ensueno)]
  愛撫(月の夜) [Caricia (noche de luna)]
ホルヘ・オロスコ(ギター)

録音:2010年11月、場所の記載なし
 エスタニスラオ・マルコはスペインのバレンシアで活躍したギター奏者・作曲家。ナルシソ・イエペスの少年時代の師の一人です。
 収録曲はバレンシア市立作曲家ライブラリー所蔵のテナ神父コレクションから新たに発見された未出版作品。1935年から1953年までに書かれたもので、もちろん世界初録音。
 ホルヘ・オロスコは1961年バレンシア生まれのギター奏者。エスタニスラオ・マルコの当シリーズ Vol.1から演奏を担当しています。

 

G 4N25
\2700
エスタニスラオ・マルコ(1873-1954):ギター作品集 Vol.4
  ロリタ [Lolita] (ワルツ)/喜び [Alegrias] (性格的ワルツ)
  愛撫 [Caricias] (タンゴ)/ブルレスク [Burlesca] (奇想曲)
  カンツォネッタ [Canzonetta]/私の歌 [Mi Cancion]
  ソナティナ [Sonatina]/おじぎそう [Sensitiva] (トレモロ・メロディ)
  アルボラダ [Alborada] (ガリシアの歌)/即興曲 [Impromptu]
  夜明け [Aurora] (パソドブレ)/フベナル [Juvenal] (行進曲)
  グレナデン・シロップ [Granadina]/メヌエット [Minueto]
  孤独 [Solea] (アンダルシアのカンティガ)/ナポリの歌 [Cancion Napolitana]
  アンダルシアのスケッチ [Boceto Andaluz]
  山々の間に [Entre Montanas] 第1番−第8番
ホルヘ・オロスコ(ギター)
録音:2014年11月、リトル・キャニオン・スタジオ、ブルハソト、バレンシア州、スペイン
 収録曲はバレンシア市立作曲家ライブラリー所蔵のテナ神父コレクションから新たに発見された未出版作品。1922年から1951年までに書かれたもので、もちろん世界初録音。




NIBIRU


NIBIRU 0160-2
\2600
アダム・ヴァーツラフ・ミフナ(1600頃-1676):歌曲集「チェコのリュート」(1653)
   PYedmluva [Foreword]
   Povolani Duchovne Nevsty (dialogus) [Calling the Sacred Bride (dialogue)]
   Matky Bo~i slavna Nadani [Mother of God's Solemn Gift]
   Svadebni Prstynek [The Wedding Ring]
   Panenska Laska [The Virgin's Love]
   }ehnani s Svtem [Taking Leave of the World]
   Duchovni Svadebni LazeH [The Sacred Wedding Bath]
   Duai Vno [A Soul's Dowry]
   Andlske PYatelstvi Angelic Friendship]
   Svadebni Vne ek [The Wedding Wreath]
   Den Svadebni [The Wedding Day]
   Domaci Vojna mezi Duai a Tlem [Domestic Strife between Soul and Body]
   Smutek blaznivych Panen [The Sorrow of Erring Maidens]
ガブリエラ・エイベノヴァー(ソプラノ)
ダニエラ・チェルマーコヴァー(アルト)
アンサンブル・イネガル
 レンカ・トルゲルセン、
 ナグダレナ・マラー(ヴァイオリン、ヴィオラ)
 ヤナ・ヴァヴジーンコヴァー(ヴィオラ)
 リボル・マシェク(チェロ)
 ヤン・クレイチャ(リュート、テオルボ、バロックギター)
 オンドジェイ・シュタイノフル(コントラバス)
 アダム・ヴィクトラ(オルガン)
アダム・ヴィクトラ(指揮)
チェコ(ボヘミア)の詩人・作曲家・オルガン奏者で居酒屋の主人でもあったアダム・ヴァーツラフ・ミフナの作詩作曲による歌曲集「チェコのリュート(ボヘミアのリュート)」全13曲を収録。




REGENT


REGCD 382
\2500
ヘンデルとイギリスの同時代人たち
 ヘンデル(1685-1759):
  オペラ「オットーネ」HWV15 より 序曲/イエス、わが喜び HWV480
  エア変ロ長調 HWV469/フーガ ト短調 HWV605/フーガ変ロ長調 HWV607
  ヴァース ヘ長調(Fitzwilliam, MS260)
  「水上の音楽」組曲第1番 HWV348 より エア ヘ長調
  幻想曲ハ長調 HWV490/フーガ イ短調 HWV609
  「天使の飛行」によるヴォランタリー HWV600
 ウィリアム・ワロンド(1725頃-1770):ヴォランタリー第10番イ短調
 ジョン・ジェイムズ(?-1745):ヴォランタリー第6番ホ短調
 ウィリアム・グッドウィン(?-1785頃):ヴォランタリー第7番ト長調
 ウィリアム・ボイス(1711-1779):ヴォランタリー第5番ニ長調
 ウィリアム・ワロンド:ヴォランタリー第2番ト長調
 スターリング・グッドウィン(1714頃-1774):ヴォランタリー第7番ニ長調
 トマス・ロージングレイヴ(1688-1766):ヴォランタリー ト短調
 ジョン・スタンリー(1712-1786):トランペット・ストップのためのヴォランタリー
 トマス・ロージングレイヴ:ヴォランタリー ト長調
 モーリス・グリーン(1696-1755):
  ヴォランタリー第7番変ホ長調/ヴォランタリー第19番ハ短調
 ジェイムズ・ネアズ(1715-1783):ヴォランタリー イ短調
ロバート・ウーリー(オルガン)

録音:2011年7月18-20日、聖メアリー&聖ニコラス教区教会、レザーヘッド、サリー、イギリス
使用楽器:1766年、トマス・パーカー製(2007年、ゲッツェ&グウィン修復)

ロバート・ウーリーはEMI, Virgin, Archiv, Hyperion, Chandosレーベル等への録音で古楽ファンにはおなじみの、イギリスのオルガン、チェンバロ、クラヴィコード奏者。

 

REGCD 418
\2500
ダブリンのクリスマス
 ジョン・フランシス・ウェイド(1711頃-1786)/
  デイヴィッド・ウィルコックス(1919-)編曲:O come all ye faithful
 エリザベス・ポストン(1905-1987):Jesus Christ the apple tree
 イングランド伝承/ジョン・デクスター(1954-)編曲:The holly and the ivy
 アンドルー・ガント(1963-):What child is this
 不詳(16世紀フランス)/
  スチュアート・ニコルソン(1975-)編曲:Ding dong! merrily on high
 イングランド伝承/レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)、
  トマス・アームストロング(1898-1994)編曲:O little town of Bethlehem
 ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):A hymn to the Virgin
 ドイツ伝承/ロバート・ルーカス・デ・ピアソル(1795-1856):In dulci jubilo
 J・S・バッハ(1685-1750):In dulci jubilo BWV729
 ボブ・チルコット(1955-):Shepherd's Carol
 アーネスト・ダインズ(1986-):Star of the East
 ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):Here is the little door
 イングランド伝承/
  デイヴィッド・ウィルコックス編曲:God rest you merry, gentlemen
 カール・リュッティ(1949-):My dancing day
 アイルランド伝承/ティモシー・ヌーン(1974-)編曲:Wexford Carol
 ジョン・ラター(1945-):What sweeter music
 ヘンデル(1685-1759)/ジョージ・ヒューソン(1881-1972)、
  コーニリアス・ジョージ・バニスター(1900-1977)、スチュアート・ニコルソン編曲:
  Hark the herald angels sing(聖パトリック大聖堂での歌い方で)
ダブリン聖パトリック大聖堂聖歌隊
デイヴィッド・コリンズ、リック・カウアン(トランペット)
ベサン・ウォトキーズ(ホルン)
ギャヴィン・ローチ(トロンボーン)
グランシス・マギー(テューバ)
デイヴッド・レイ(オルガン)
スチュアート・ニコルソン(指揮)
録音:2013年3月20-22日、聖パトリック大聖堂、ダブリン、アイルランド
 

REGCD 431
\2500
古い修道院で 英国のオルガン音楽
 ウォルター・オルコック(1861-1947):トッカータ
 バジル・ハーウッド(1859-1949):古い修道院で
 エドワード・エルガー(1857-1394)/ジェレミー・カル(1970-)編曲:セヴァーン組曲
 ハーバート・サムション(1899-1995):間奏曲
 レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)/
  ハーバート・サムション編曲:賛美歌による2つの前奏曲
 ジョン・クック(1918-1984):ソナタ形式の5つの練習曲
 ダグラス・スティール(1910-1999):アリオーソ
 ウィリアム・ウォルトン(1902-1983)/クリストファー・パーマー(1946-1995)、
  ロバート・ガワー(1952-)編曲:「戦時のスケッチブック」より プロローグ
ポール・ウォルトン(オルガン)
録音:2013年9月25-26日、ブリストル大聖堂、ブリストル、イギリス
 

REGCD 437
\2500
ウィンチェスターの思い出
 ウィリアム・ハリス(1883-1973):Faire is the heaven
 ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):戦争レクイエム Op.66 より Agnus Dei(*/**)
 ダグラス・ゲスト(1916-1996):For the fallen
 グスタヴ・ホルスト(1874-1934):Turn back O man
 ジョン・アイアランド(1879-1962):Greater love hath no man(**)
 エドワード・エルガー(1857-1934)/
   ウィリアム・ハリス編曲:エニグマ変奏曲 Op.36 より Nimrod(オルガン独奏)(**)
 ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):Take him, earth, for cherishing
 マーク・ブラッチリー(1960-):For the fallen(+/**)
 レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):Lord, thou hast been our refuge(+)
 パヴェウ・ウーカシェフスキ(1968-):Nunc dimittis
 ウィリアム・ハリス:Bring us, O Lord
 フィリップ・ムーア(1943-):At the round earth's imagined corners(*/#)(※)
ウィンチェスター大聖堂聖歌隊
ウィリアム・ケンダル(テノール(*))
サイモン・レントン(トランペット(+))
ファイン・アーツ・ブラス(#)
ジョージ・キャッスル(オルガン(**))
ジョナサン・ホープ(オルガン(++))
アンドルー・ラムスデン(指揮)

録音:2013年11月18-19日、2014年3月17-18日、ウィンチェスター大聖堂、ウィンチェスター、イギリス

(※)世界初録音。

 

REGCD 440
\2500
テュークスベリーのクリスマス
 フィリップ・レッジャー(1937-2012):Adam lay ybounden
 ボブ・チルコット(1955-):Nova! nova!
 ウィリアム・マタイアス(1934-1992):A babe is born
 ボブ・チルコット:The night he was born(+)
 イングランド伝承/レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)、
  トマス・アームストロング(1898-1994)編曲:O little town of Bethlehem
 フィリップ・ムーア(1943-):Into a quiet world(*)
 不詳(16世紀フランス)/マック・ウィルバーグ(1955-)編曲/
  ピーター・スティーブンス(1987-)オルガン・パート編曲:Ding dong! merrily on high
 ウィリアム・カークパトリック(1838-1921)/
  デイヴィッド・ヒル(1957-)編曲:Away in a manger
 ドニ・ベダール(1950-):2つのノエル から Noel huron(オルガン独奏)
 ピーター・ウォーロック(1894-1930):Benedicamus Domino
 ジョン・ガードナー(1917-2011):Tomorrow shall be my dancing day
 ピーター・ウォーロック:Bethlehem Down
 ポール・エドワーズ(1955-):No small wonder
 ジョン・フランシス・ウェイド(1711頃-1786)/
  デイヴィッド・ウィルコックス(1919-)編曲:O come all ye faithful
 イングランド伝承/リチャード・ロイド(1933-)編曲:I saw three ships
 ジョゼフ・カレン(1960-):In excelsis Gloria
 イングランド伝承/フィリップ・ムーア編曲:This is the truth sent from above
 ジョン・ラター(1945-):Candlelight Carol
 トマス・ヒューイット・ジョーンズ(1984-):Verbum caro factum est(*)
 メンデルスゾーン(1809-1847)/
  デイヴィッド・ウィルコックス編曲:Hark! the herald-angels sing
 ドニ・ベダール:2つのノエル から Toccata sur "Il est ne le divin enfant"(オルガン独奏)

テュークスベリー・アビー・スコラ・カントールム・オブ・ディーン・クローズ・クレパラトリー・スクール
カールトン・イサリントン(オルガン)
サイモン・ベル(指揮)

録音:2014年2月3-5日、テュークスベリー・アビー、テュークスベリー、イギリス

(*)世界初録音。(*)(+)ディーン・クローズ・クレパラトリー・スクール委嘱作品。

 

REGCD 451
\2500
吹き鳴らせ、ラッパを 第一次世界大戦時の音楽
 チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852-1924):For lo, I raise up
 アラン・グレイ(1855-1935):1914
   Peace / The Dead / The Soldier
 ヘンリー・ウォルフォード・デイヴィス(1869-1941):A short Requiem
   Salvator mundi / De profundis clamavi / Requiem aeternam / Levavi oculos
   Requiem aeternam / Audi vocem / Hymn: Mors ultra non erit / Gloria Patri
   Vox ultima crucis
 チャールズ・ヒューバート・パリー(1848-1918):Songs of Farewell
   My soul, there is a country / I know my soul hath power to know all things
   Never weather-beaten sail / There is an old belief
   At the round earth’s imagined corners / Lord, let me know mine end
 レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):Lord, thou hast been our refuge(*)
トルーロー大聖堂聖歌隊
ルーク・ボンド(オルガン)
クルード・ラモン(トランペット(*))
クリストファー・グレイ(指揮)
録音:2014年5月12-15日、トルーロー大聖堂、トルーロー、イギリス




STRADIVARIUS


STR 37004
\2400
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):
  連作カンタータ「われらがイエスの四肢」BuxWV75(1680)
ロッソ・ポルポラ
 フランチェスカ・ボンコンパーニ、
 ロベルタ・マラーノ、
 アリアンナ・ストルネッロ、
 ソニア・テドラ・ケブルカブ、
 シルヴィア・フリガート(第1ソプラノ)
 ジュリア・ボルカート、マリア・キアーラ・ガッロ、
 シルヴィア・ポレット(第2ソプラノ)
 マッダレーナ・アルティエーリ、
 エレーナ・カルツァニーガ、
 マッテオ・ピガート(アルト)
 マッシモ・アルティエーリ、
 ラッファエーレ・ジョルダーニ、
 ジャコモ・スキアーヴォ(テノール)
 マッテオ・ベレット、
 グリエルモ・ブオンサンティ、
 マルコ・サッカルディン、
 アルベルト・スパダロット(バス)
 ラシカ・ヴィザナージ、
 マウロ・マッサ(ヴァイオリン)
 ノエリア・レヴェルテ・レーケ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ジュゼッラ・マッサ(ヴィオローネ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ダリオ・カルパネーゼ(オルガン)
 ジョルジョ・ダル・モンテ(チェンバロ)
 アンドレア・アントネル(テオルボ)
 ダニエーレ・チェルヌート、
 キアーラ・トッレーロ、
 マッシミリアーノ・ヴァルージオ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ヴァルテル・テストリン(指揮)

録音:2013年7月24-26日、聖マルゲリータ教会、カンポロード、パドヴァ県、イタリア
 ピリオド楽器演奏の隆盛により録音が増え、バロック教会音楽ファンには既におなじみとなった「われらがイエスの四肢」。このラテン語による名作カンタータのディスコグラフィにイタリアの気鋭の古楽アンサンブルが参戦。
 ロッソ・ポルポラ(バチカンの枢機卿がまとう法衣の真紅色の意)は声楽アンサンブル「デ・ラビリント」の主宰ヴァルテル・テストリンがイタリアで活躍する若手演奏家を集めて2011年に創設した声楽とピリオド楽器のアンサンブル。2015年、当レーベルよりジャケス・デ・ヴェルトとマレンツィオのマドリガーレを発売予定。

 

STR 37015
\2400
ル・ヴィオロン・アルモニーク
 アンリ・ヴュータン(1820-1881):無伴奏ヴァイオリン作品集
   6つの演奏会用練習曲 Op.16/アダージョ ホ長調
   36の練習曲 Op.48 から第28番ト短調/6つの小品 Op.55
フランチェスコ・パッリーノ(ヴァイオリン)

録音:2014年6月、聖バルトロメオ教会、ノマーリオ、トリノ県、イタリア
 フランスで活躍したベルギーのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト&コンポーザー、ヴュータンの無伴奏作品集。
 フランチェスコ・パッリーノはミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院、ユトレヒト高等大学、ロンドン王立音楽アカデミー(The Master of Music)、ロンドン大学ハロウェイ校(Ph.D.)で学んだイタリアのヴァイオリニスト。
 当レーベルでの前作はシュポアの協奏的二重奏曲集(STR 33933)。

  

STR 37024
\2400
プライムズ エレクトリックギターと打楽器のための音楽
 ルイージ・マンフリン(1961-):具体化された表層 [Embodying surfaces]
   (エレクトリックギターと打楽器のための;2013-2014)
 ジョヴァンニ・マンクーゾ(1970-):ジョージ、ニックと破壊されたテープの謎
   [George, Nick e il mistero del nastro distrutto]
   (プリペアード・エレクトリックギター、打楽器、追加のオブジェクトと
   「miss Terry-box」のための;2014)
 ガブリエーレ・マンカ(1957-):偶然のモデル II [Modello di coincidenze II]
   (エレクトリックギター、打楽器とテープのための;2014)
 リッカルド・ノーヴァ(1960-):プライムズ・セヴンティーン [Primes seventeen]
   (打楽器、エレクトリックギターとテープのための;2010-2014)
 マウロ・モンタルベッティ(1969-):われらの無垢なる怒り [La nostra rabbia intatta]
   (エレクトリックギターと打楽器のための;2014)
シモーネ・ベネヴェンティ(打楽器)
フラーヴィオ・ヴィルツィ(エレクトリックギター)
録音:2014年8月2-5日、ウルス・スタジオ、ヴィッラ・ミノッツォ、レッジョ・エミーリア県、イタリア




TANIDOS


SRD 431/2
(2CD)
\4200
インスピレーション・アコーディオン 若きアコーディオン奏者のための音楽
 [CD 1] 独奏作品
 エディー・ハリス(1934-):
  練習曲集−アコーディオン小品集−第2巻「旋法の曲集」 [Modals] から
   II, III, VI, VII, VIII, IX, XII, XIII
  サルバドル・パラダ(アコーディオン)
 ジャン・ミシェル・フェラン(1942-):
  びっこの小馬の3つの愚痴 [Trois complaintes du petit cheval boiteux]
  ヘスス・モソ=コルメネロ(アコーディオン)
 ヘイッキ・ヴァルポラ(1946-):道化師たち [Clowns]
  エドゥアルド・カリェホ(アコーディオン)
 ヴェルナー・リヒター(1929-2008):H-E-G-Aの星座 [Konstellation zu H-E-G-A]
  アルフレド・カルボ(アコーディオン)
 ジャン=マルク・マローニ(1964-):ミニ組曲第1番 [Mini-Suite No.1]
 ライフ・カイサー(1919-2001):アラベスク第7番&第10番 [Arabesque Nos. 7 & 10]
  ラケル・ルイス(アコーディオン)
 ティト・マルコス(1954-):中世の情景 [Escenas Medievales]
  アルフレド・カルボ(アコーディオン)
 クシシュトフ・オルチャク(1956-):ソナティナ第1番
  エドゥアルド・カリェホ(アコーディオン)
 アレクサンドル・ナガーエフ(1947-):子供の組曲第2番
  サルバドル・パラダ(アコーディオン)
 ホルヘ・タラマスコ(1968-):子供の組曲第2番「露玉ロシオ」
  ヘスス・モソ=コルメネロ(アコーディオン)
 [CD 2] 室内楽作品
 ヨナス・タムリオニス(1949-):ロンド [Rondo] (サクソフォンとアコーディオンのための)
  ヘスス・リブラド(サクソフォン) ラケル・ルイス(アコーディオン)
 パトリック・ビュスイユ(1956-):
  窓の向こうに [Der riere la fenetre] (打楽器とアコーディオンのための)
  イケル・テリェリア(打楽器) サルバドル・パラダ(アコーディオン)
 ヘイッキ・ヴァルポラ:
  遊びを遊ぶ [Ludit-Ludes] (ヴァイオリン、チェロとアコーディオンのための)
  マヌエル・デ・フアン(ヴァイオリン) アンヘル・ルイス・キンタナ(チェロ)
  ヘスス・モソ=コルメネロ(アコーディオン)
 パトリック・ビュスイユ:
  cha... の一分 [Une minute de cha...] (ヴァイオリンとアコーディオンのための)
  ヨランダ・マルティネス(ヴァイオリン) ラケル・ルイス(アコーディオン)
 マッティ・ムルト(1947-):
  ディヴェルティメント [Divertimento] (ヴァイオリン、チェロとアコーディオンのための)
  マヌエル・デ・フアン(ヴァイオリン) アンヘル・ルイス・キンタナ(チェロ)
  ヘスス・モソ=コルメネロ(アコーディオン)
 ホセ・マリア・サンチェス=ベルドゥ(1968-):
 クラウディオ・トゥピナンバ(1970-):
  七つの神秘的な鍵 [Sete chaves misticas] (ギターとアコーディオンのための)
  ダータル [Dhatar] (ギターとアコーディオンのための)
  アベリナ・ビダル(ギター) アルフレド・カルボ(アコーディオン)
 ヴァンサン・ベー=ドマンデ(1982-):
  地中海のタンゴ [Tango Mediterraneo] (マンドリンとアコーディオンのための)
  マリ・カルメン・シモン(マンドリン) エドゥアルド・カリェホ(アコーディオン)

録音:データ記載なし (P)(C)2014

スペインの若手アコーディオン奏者5人が共同制作したアルバム。

 

SRD 439
\2600
珠玉のスペイン・チェロ音楽 Vol.3
 ロドルフォ・アルフテル(1900-1987):チェロ・ソナタ Op.26(1960)
 ホアキン・ニン・カステリャノス(1879-1949):スペイン組曲(1930)
 アレハンドロ・ロマン(1971-):エポケー [Epoje] Op.50(2014)(*)
 アマンド・ブランケル(1935-2005):悲歌 [Elegia] (1959)
 ジュアン・ラモテ・デ・グリグノン(1872-1949):
  夢想「シューマニアーナ」 [Reverie "Schumanniana"] (1901)
 ガスパル・カサド(1897-1966):
  セレナード [Saremade](1925)/ボアブディルの嘆き [Lamento de Boabdil] (1931)
 ホセ・アントニオ・ドノスティア神父(1886-1956):
  21のバスク前奏曲 から(作曲者編曲)
   苦痛 [Dolor (Onazez)]
   若い羊飼いの歌 [Cancion del joven pastor (Artzai gaztearen oihuak)]
 フェデリコ・モンポウ(1893-1987):歌と踊り 第1番 [Cancion y Danza No.1] (1924)
 ホアキン・ニン・カステリャノス:4つの注釈 [Los 4 Comentarios] (1930)から
   ラファエル・アングレスの主題による [Sobre un tema de Rafael Angles]
 エルネスト・アルフテル(1905-1989):ハバネラ [Habanera] (1950)
 アンヘル・オリベル(1937-2005):
  2つのポルトガルの歌 [Dos cantos portugueses] (1987)
 ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):
  アンダルシアのムーサたち [Las Musas de Andalucia] Op.93 から
   ポリムニア [Polimnia] Op.93(1942)
 フアン・ポンス・セルベル(1941-):ロマンス [Romanza]
エドゥアルド・デル・リオ(チェロ)
アンヘル・ウイドブロ(ピアノ)

録音:2014年3月8日、マヌエル・デ・ファリャ・ホール、マドリード王立音楽院、マドリード、スペイン

スペイン音楽ファン、チェロ・マニアに好評のシリーズ Vol.3。Vol.4の後の発売となります。今回は副題がありませんが、1920年代から1960年までに書かれた作品が中心となっています。(*)は演奏者に献呈された新作。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


SCRIBENDUM



SC 511
(5CD)
\7000→\6490
幻のUNICORN音源復活!
 ヤッシャ・ホーレンシュタインの芸術
  〜1966-1972レコーディングス〜

CD1
 ブラームス:交響曲第2番ニ長調,op.73
 デンマーク放送交響楽団
  Recording: 16th March 1972,
  live performance at the Denmark Radio Concert Hall in Copenhagen
CD2
 マーラー:交響曲第1番ニ長調
  ロンドン交響楽団
   Recording: 29th and 30th September 1969,
   Barking Assembly Hall, London
 R.シュトラウス:交響詩「死と変容」
  ロンドン交響楽団
   Recording: 29th July 1970, Fairfield Halls, Croydon
CD3
 マーラー交響曲第3番ニ短調(第1-5楽章)
CD4
 マーラー:交響曲第3番ニ短調(最終楽章)
  ロンドン交響楽団
  ワンズワース・スクール少年合唱団
  アンブロジアン・シンガーズ
   Recording: 27th-29th July 1970, Fairfield Halls, Croydon
 交響曲第6番イ短調(第1-3楽章)
CD5
 マーラー:交響曲第6番イ短調(最終楽章)
  ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
   Recording: 15th & 17th April 1966,
   live performances at the Stockholm Concert Hall
 ヒンデミット:交響詩「画家マティス」
  ロンドン交響楽団
   Recording: 19th May 1972,
   Walthamstow Town Hall, London
クラムシェル・ボックス、オリジナル紙ジャケ仕様。

 いまはなきユニコーン・レーベルのホーレンシュタインの貴重な音源をボックス化。
 よく契約にこぎつけた。
 後期ロマン派や近代の大スケール作品を、がっちりした構成と散漫にならないロマンでうまくまとめあげるその手腕。とするとやっぱりこのユニコーン音源のマーラーとブラームスが彼の代表作となる。ユニコーン盤が基本的に入手困難なだけにこのボックスの登場は嬉しい。とはいえおそらく初回限定。気づいたら完売、ということになるのでいつかは買おうと思っている方はお早めに。





<メジャー・レーベル>

オーストラリアELOQUENCE



480 7188
(2CD)
\1800
デル・モナコ、テバルディ、プロッティ
 ヴェルディ:歌劇「オテロ」(全曲)
マリオ・デル・モナコ(T:オテロ),
レナータ・テバルディ(Sp:デズデモナ),
アルド・プロッティ(Br:イアーゴ),
フェルナンド・コレナ(Br:ロドヴィーコ),
ピエロ・デ・パルマ(T:カッシオ),
ピエル・ルイジ・ラティヌッチ(Br:モンターノ),
ルイザ・リバッキ(Ms:エミーリア),
アンジェロ・メルクリアーリ(T:ロデリーゴ),
ダリオ・カセッリ(Bs:伝令),
アルベルト・エレーデ(指揮)
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管&合唱団
デル・モナコの輝かしい歌唱
 1950年代、盛んにオテロ役を歌っていたマリオ・デル・モナコ。エレーデとの共演は、あの1958年のNHKイタリア・オペラでの伝説的な舞台でも知られています。この1954年の演奏は、デル・モナコの輝かしい歌唱はもちろんのこと、デズデモナ役のテバルディの存在も大きく、2人の若々しい声が全体をぴりりと引き締めています。エレーデの闊達な指揮が、このヴェルディの晩年の作品を流麗に、緊迫感を持って聴かせています。
 【録音】1954年7〜8月、ローマ
 


480 7185
(2CD)
\1800
デル・モナコ、プロッティ、ギューデン、シミオナート、シエピ
 ヴェルディ:歌劇「リゴレット」(全曲)
マリオ・デル・モナコ(T:マントヴァ公),
アルド・プロッティ(Br:リゴレット),
ヒルデ・ギューデン(Sp:ジルダ),
ジュリエッタ・シミオナート(Ms:マッダレーナ),
チェーザレ・シエピ(Bs:スパラフチーレ)、他、
アルベルト・エレーデ(指揮)
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管&合唱団
デル・モナコによる、マントヴァ公の熱演
 1954年、マリオ・デル・モナコの伝説的名唱が楽しめる「リゴレット」です。エレーデとの「オテロ」と同じ時期に録音されたこの「リゴレット」で、デル・モナコは好色なマントヴァ公を熱演。輝かしい声を存分に生かした素晴らしい歌唱でプロッティのリゴレットを引き立てています。清楚なギューデンのジルダ、迫力あるシミオナートのマッダレーナ、そして悪の権化のようなシエピのスパラフチーレと配役も万全です。
 【録音】1954年7月、ローマ
 


480 5771
\1200
マティアス・ゲルネ(バリトン)
《J.S.バッハ:カンタータ集》

J.S.バッハ:
 「われは足れり」BWV.82,
 「平安なんじにあれ」BWV.158,
 「われは喜びて十字架を負わん」BWV.56,
 「霊と心は驚き惑う」BWV.35よりシンフォニア
マティアス・ゲルネ(バリトン),
ロジャー・ノリントン(指揮)
カメラータ・アカデミア・ザルツブルク,
ザルツブルク・バッハ合唱団
 ゲルネの表現力が光るバッハ
 「バスのためのカンタータ」というのはバッハの宗教作品の中でも特別な位置を占めています。受難曲でもわかる通り、バッハは「キリストの声」をこの声域で表現しているとも言われるからです。ゲルネの歌唱の素晴らしいところは、声の深みと張り、そして表現力の豊かさでしょう。
 全ての言葉に心が行き渡るも、抑制の効いた歌唱でバッハの世界を表出しています。またオーボエのソロはアルブレヒト・マイヤーが担当。こちらも注目です。ノリントンが理想的なバックを務めています。
 【録音】1999年6月, ザルツブルク、カプツィーナ修道院(デジタル:セッション)
 


480 5384
(3CD)
\2700
藤川真弓(ヴァイオリン),
《モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集》

 モーツァルト:
  ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207,
  ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調K.211,
  ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216,
  ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218,
  ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219「トルコ風」,
  ロンド 変ロ長調K.269, アダージョ ホ長調K.261,
  ロンド ハ長調K.373, ヴァイオリン協奏曲第6番変ホ長調K.268,
  ヴァイオリン協奏曲第7番ニ長調K.271a
藤川真弓(ヴァイオリン),
ヴァルター・ヴェラー(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団,
 偽作まで収録した藤川真弓による名演
 ヴァイオリンの名手だった父レオポルドの影響で、幼い頃からヴァイオリンの演奏にも才能を発揮したモーツァルトは、十代の終わりにはすでに熟練したスタイルによる5曲のヴァイオリン協奏曲を完成させていました。その5曲と偽作の第6番、第7番、他小品を日本のヴァイオリニスト藤川真弓が演奏した全曲盤の復活です。
 桐朋女子高校を卒業後、ベルギーに留学し、フランツ・ヴィジーとレオニード・コーガンに師事。1966年日本音楽コンクールに入賞し、1971年にはオーマンディ指揮するフィラデルフィア管弦楽団との共演でアメリカデビュー。
 この録音はそんな彼女が演奏家としての確固たる位置を築いていった証ともいえるものです。第2番の終楽章や第3番の第2楽章は、特筆すべき名演として知られています。
 オリジナルのLPに付されていたライオネル・ソルターの解説も掲載されています(英文のみ)
 【録音】1979〜1980年, ロンドン、キングズウェイ・ホール
 


480 7399
\1200
ウィーン・ムジークフェライン弦楽四重奏団
《ブラームス、シューマン、ヴォルフ:弦楽四重奏曲集》
 ブラームス:弦楽四重奏曲第3番変ロ長調Op.67,
 シューマン: 弦楽四重奏曲第1番イ短調Op.41-1,
 ヴォルフ:イタリアのセレナード ト長調
ウィーン・ムジークフェライン弦楽四重奏団
 キュッヒル率いるムジークフェライン弦楽四重奏団のロマン派作品集
 ムジークフェライン弦楽四重奏団は、ウィーン・フィルの伝統でもある「コンサートマスターと首席奏者たちによる弦楽四重奏」を継承しているアンサンブルで、弱冠20歳でコンサートマスターに選ばれたライナー・キュッヒルが1973年に結成したものです。
 この録音は結成直後のものであり、瑞々しい音楽性と豊かな響きを楽しむことができます。【録音】1976〜1978年、ウィーン、ゾフィエンザール
 


480 8893
\1200
モントゥー(指揮)&ウィーン・フィル
《ベルリオーズ:幻想交響曲》

 1) ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14,
 2) メンデルスゾーン:夏の夜の夢〜
  序曲, スケルツォ, 夜想曲, 結婚行進曲
ピエール・モントゥー(指揮)
ウィーン・フィル
 モントゥー十八番の「幻想」、晩年を象徴するウィーン・フィルとの名演奏
 2つの「超自然的」な題材をモティーフにしたロマン派の名作。演奏によっては限りなくどぎつくなってしまうところを、モントゥーは品良く丁寧にまとめています。
 モントゥーは「幻想交響曲」に5回商業録音を残しており、最も知られているのは1950年のサンフランシスコ響のものでしょう。しかしこの83歳の時の「幻想」は肩の力の抜けた流麗な演奏で、また違った味わいが楽しめます。
 メンデルスゾーンも抒情的で慈愛に満ちた演奏です。
 【録音】1) 1958年10月, 2) 1957年11月, ウィーン、ゾフィエンザール
















4/23(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ACTES SUD

ASM 17
(CD)
\2500→\2290
グザヴィエ・ロト&レ・シエクル新譜!
 フランス‐スペイン

  (1)シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
  (2)マスネ:歌劇「ル・シッド」〜バレエ組曲
  (3)ラヴェル:道化師の朝の歌
  (4)ドビュッシー:管弦楽のための「映像」〜イベリア
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
レ・シエクル
 シャブリエの「スペイン」がロト&シエクルだとこんな響きに。目から鱗の連続の大注目新譜

 録音:2012 年8 月24 日/ラ・シューズ・デュー音楽祭、2013 年2 月9 日/サル・プレイエル(パリ)、2014 年3 月28 日/ラルシペル(ペルピニャン)(すべてライヴ)/DDD、51’ 04”

 「春の祭典」と「ペトルーシュカ」の時代楽器による録音で、レコードアカデミー賞大賞を受賞し、一世を風靡した奇才指揮者フランソワ=グザヴィエ・ロト。期待の新譜はフランスの作曲家の目を通したスペイン。両国はピレネー山脈を挟んで隣同士ながら、音楽の印象はかなり違います。
 このテーマの代表作がシャブリエの狂詩曲「スペイン」。1883 年にパリで初演され、ポピュラー名曲となりましたが、マーラーは「近代音楽の始まり」と位置づけ、その先進性を高く評価したといわれます。
 時代楽器演奏による初録音に興味津々ですが、これが予想外の新鮮さ。原色的なオーケストラの響きとボルテージの高さが先入観となっていましたが、ロトとレ・シエクルの演奏は繊細で純フランス風。ラヴェルを思わす近代的な音響に驚かされます。ことにハープの効果と音色が絶妙で聴き惚れます。親しみやすい内容に反して、リズムとアンサンブルが難しい作品ですが、ロトの統率力で精密の極み。
 マスネ作品が時代楽器で登場するのも初めてで大歓迎。当時の楽器、とりわけ木管の音色がマスネの柔らかな色彩にぴったりで、パステルカラーの世界が広がります。
 さらに驚きなのが、ラヴェルの「道化師の朝の歌」。これは凄い。ラヴェルこそ、ロト& シエクルに一番合う作曲家と実感できる相性の良さ。各楽器の響きがこれ以上ないほど均等なうえ、透明で典雅な音色の美しさと人工美は目から鱗の落ちる思い。今後ラヴェルの大作に挑戦すること間違いないであろうロト& シエクルの意欲が感じられます。演奏後、観客の「ブラボー」の声が納得できます。
 今回もブックレットに弦楽器以外すべての使用楽器が明記されていて、貴重な資料となっています。ロトの演奏は相変わらず才気煥発。歴史的な意義はもちろんながら、切れの良いリズム感、推進力などスペインらしい魅力を味わせてくれます。




ASM 15
\2500→\2290
レコードアカデミー賞大賞受賞
 奇才ロトとレ・シエクルが時代楽器演奏で「春の祭典」初演時代の響きを再現!

 ストラヴィンスキー:
  (1)バレエ音楽「春の祭典」 (1913年初版)
  (2)バレエ音楽「ペトルーシュカ」 (1911年初版)
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
レ・シエクル
 

 録音:2013 年5 月14 日/メス・アルセナル、5 月16 日/グルノーブルMC2、9 月29 日/フランクフルト旧オペラ座(1)、2013 年5 月14 日/メス・アルセナル、5 月16 日/グルノーブルMC2(2)(すべてライヴ)/DDD、68’ 54”

 これはとんでもない衝撃。「春の祭典」と「ペトルーシュカ」の時代楽器による録音が登場しました。時代考証に則した演奏による近代名曲を次々リリース、今最も注目される奇才指揮者のひとりフランソワ=グザヴィエ・ロト。誰が手掛けるかと思われた「春の祭典」、ロトがやってくれました。
 どちらも1900 年前後に作られた、主にフランス製の楽器と奏法を用いているのはもちろんながら、改訂魔だったストラヴィンスキーゆえに版の問題も、ここでは初版により、まさに初演時に響いた音を再現しています。
 「春の祭典」は1913 年5 月29 日、モントゥーの指揮によりシャンゼリゼ劇場で初演され、音楽史上最大のスキャンダルとなりました。今日では人気曲として、またオーケストラの性能を披露できる好個の楽曲として頻繁に演奏されますが、複雑な変拍子、無理な楽器法など、古楽器あるいは古楽指揮者には不可能な作品とされてきました。ここでは、まず冒頭のファゴット(1900 年ビュッフェ・クランポン製バソン)の音から未知のもので衝撃度満点。
 また小型のフレンチ・チューバ、小トロンボーンも新鮮で、ピストン・ホルン8 本の響きも独特。ロシア的な重量感あふれる音で奏されるのが常ですが、この明るいフランス的音色こそまさに初演時の音。目から鱗が落ちる衝撃度です。
 また「春の祭典」初演時1913 年版楽譜は自筆のままでパウル・ザッハー財団が所蔵していますが、ロトはこれと1922 年ロシア音楽出版社初版のスコア、モントゥー所蔵の1920 年代初頭の楽譜を検討、音の間違いとストラヴィンスキーが改訂した箇所をはっきりさせ、1913 年5 月29 日初演時の音の再現を試みました。
 「ペトルーシュカ」も初演時1911 年版。四管の大編成で、協奏曲風に活躍するはずのピアノがあまり目立ちません。ここでは日本人ジャン=ヒサノリ・スギタニが1892 年製エラールのピアノで美しい響きを醸し出しています。通常の交響楽団がこの版をとりあげると、もっさりと重くなりますが、ロト&レ・シエクルは大編成なことを意識させない透明さ。ことにグロッケンシュピールやチェレスタのキラキラした響きが効果的で、ロシア・バレエならではの夢のあふれる世界を創り出しています。
 今回もブックレットに弦楽器以外すべての使用楽器が明記されていて、貴重な資料となっています。ロトの演奏は相変わらず才気煥発。歴史的な意義はもちろんながら、切れの良いリズム感、推進力など驚くほど魅力的な演奏を繰り広げています。








GLOSSA



GCD 922514
\2500→\2290

アマンディーヌ・ベイエ(ヴァイオリン)
 カルダーラ:トリオ・ソナタ集(Op.1&Op.2より)

  ソナタ第4番変ロ長調 Op.1-4/ソナタ第4番ト短調 Op.2-4/
  ソナタ第12番ニ短調 Op.1-12/ソナタ第11番ホ長調Op.2-11/
  ソナタ第5番ホ短調 Op.1-5/ソナタ第8番ヘ長調 Op.2-8/
  ソナタ第6番ハ短調 Op.1-6/ソナタ第2番変ロ長調 Op.2-2/
  シャコンヌ変ロ長調 Op.2-12

アマンディーヌ・ベイエ(ヴァイオリン)
レイラ・シャイエ(ヴァイオリン)
ジョナサン・ペシェク(チェロ)
イェルク=アンドレアス・ベティヒャー
 (チェンバロ&オルガン)
マティアス・シュペーター
 (リュート・アティオルバート)
 アマンディーヌ・ベイエが弾くカルダーラのトリオ・ソナタ!

 古楽教育、古楽研究の総本山として知られるスイスの古楽専門音楽大学、バーゼル・スコラ・カントルム(SCB)。Glossaとバーゼル・スコラ・カントルムのコラボレーション企画 "Glossa SCB Series"に、アマンディーヌ・ベイエが登場!
 フランスのアマンディーヌ・ベイエ、スイスのレイラ・シャイエ。ともにSCBでキアラ・バンキーニに古楽演奏を学び、2010年からはバンキーニの後任としてSCBの教授となるなど、SCBとは深い関係を持つ古楽新世代の女流ヴァイオリニストたち。
 ヴェネツィアに生まれ、マントヴァやローマでキャリアを積み、ウィーンの神聖ローマ皇帝カール6世のもとで宮廷副楽長を務めたアントニオ・カルダーラ(c.1670−1736)は、現代では歌劇やオラトリオの作曲家として名を残すが、ここでは「2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ(室内ソナタ)」の作品1と作品2から、いくつかのソナタとシャコンヌが選ばれ収録されている。
 新たな時代を歩む二人のバロック・ヴァイオリニストが鮮やかに、艶やかに描くカルダーラのソナタ。
 優秀録音チーム、トリトナス(Tritonus)のマルクス・ハイランドによる録音面にも期待。

 ※録音:2014年5月5日−7日、St. Gerold (フォアアールベルク、オーストリア)



 


GCD 922513
\2500→\2290
愛よ 〜 1500年頃のリュート二重奏曲集
 デ・オルト:アヴェ・マリア/
 ジャパール or ビュノワ:愛よ/
 ロエルリン/ギゼゲム:すべての幸せに満ちて/
 イザーク:ラ・モッラ/ダルツァ:カラータ/
 アンブロジオ:ささいなこと/
 スピナチーノ/作者不詳:わたしは恋におち/
 スピナチーノ/ジョスカン・デ・プレ:絶望的な運命の女神/
 スピナチーノ/ギゼゲム:すべての幸せに満ちて/
 スピナチーノ/ジョスカン・デ・プレ:ベルナルディーナ/
 作者不詳:愛することなかれと、私は悲しみで死ぬ、悲しみ, 我がためいき/
 作者不詳/デュファイ:召使い/
 ラピツィダ/作者不詳:タンデルナーケン/
 ギゼゲム:愛よ/
 作者不詳:スカラメッラが戦争に行く/
 アグリコラ/ギゼゲム:すべての幸せに満ちて/
 ジョスカン・デ・プレ:スカラメッラが戦争に行く/
 作者不詳:タンデルナーケン/
 ビュノワ:絶望的な運命の女神/
 ジョスカン・デ・プレ:絶望的な運命の女神/
 作者不詳:バッサダンス/
 アグリコラ/作者不詳:タンデルナーケン/
 作者不詳:全てのもの/
 アグリコラ - ギゼリン:二重奏曲/
 イザーク:誰が言うのか、すべての幸せに満ちて/
 スピナチーノ/ギゼリン:すべての幸せに満ちて/
 スピナチーノ:何もしない/
 ジョスカン・デ・プレ:愛する者よさようなら
カール=エルンスト・シュレーダー(リュート)
クロウフォード・ヤング(リュート)
 シュレーダー&ヤング、麗しきリュート・デュオ

 リュート界の二人の巨匠、カール=エルンスト・シュレーダーとクロウフォード・ヤングによるリュート・デュオの録音が、"Glossa SCB Series"から登場!
 「愛」をテーマに、ジョスカン、デュファイ、イザーク、ビュノワ、ギゼゲム(ヒーゼヘム)らの作品、スピナチーノによるアレンジ、作者不詳のシャンソンなど、1500年前後に作曲されたリュート二重奏曲を収録。3台のルネサンス・リュートによる美しく憂いを帯びた音色で、5世紀の間受け継がれてきた愛のテーマを奏でます。
 トリトナス(Tritonus)のアンドレアス・ノイブロンナーによる優秀録音もポイント。

 ※録音:2001年5月、シュトゥットガルト
 ※使用楽器:Renaissance lute in A - Richard C. Earle, Basel 1982/Renaissance lute in A - Richard C. Earle, Basel 2000/Renaissance lute in E - Joel van Lennep, Rindge (usa) 1993


.

ONYX



ONYX 4123
(2CD/特別価格)
\3800→\3490
ついに・・・五嶋みどり/バッハ無伴奏!
 J.S.バッハ:
  「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」(全6曲)

   ソナタ第1番ト短調 BWV.1001
   パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002
   ソナタ第2番イ短調 BWV.1003
   パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004
   ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005
   パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
五嶋みどり(ヴァイオリン)
2013年録音。


 世界の"MIDORI"が奏でるJ.S.バッハ!「無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ」全曲!
 遂に登場!五嶋みどりのバッハ無伴奏全曲録音!

 2013年、新天地ONYXレーベルより「20世紀のヴァイオリン・ソナタ集(ブロッホ、ヤナーチェク、ショスタコーヴィチ)」をリリースした五嶋みどり。
 そして2015年、世界の"MIDORI"が奏でるヴァイオリン音楽の原点、J.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ」(全6曲)が遂に!
 五嶋みどりのバッハと言えば、2012年のデビュー30周年特別プロジェクトの全国ツアーにおいて、日本全国の寺院、神社、教会で演奏された「無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ」が各所から大絶賛されたのは記憶に新しいところ。
 五嶋みどりが満を持して発信するJ.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ」の全曲録音。全世界が注目する世界の"MIDORI"のバッハ、ここに登場!




店主心酔の1枚

SONY
SK87740
\2300→¥1990
五嶋みどり
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
五嶋みどり(Vn)
マリス・ヤンソンス指揮
ベルリン・フィル
2003,2002年ライヴ。

 聴くものにしてみれば、演奏家がどんな破天荒な性格破綻者だろうがかまわない。いやどっちかというとそのほうが痛快だったりする。
 しかしときおり、聴いていて、「この演奏家はすばらしい人間に違いない」と突如思い知らされ、その音楽に雷に打たれたように心打ち震えるような体験をすることがある。
 ほとんど死語の「ヒューマニズム」というやつが、時間と空間を越えて音盤によって自分の胸に蘇えるのである。
 それはうまく言葉では言い表せない。言語の分野ではないから。

 2年前にリリースされた五嶋みどりのメンデルスゾーンとブルッフのヴァイオリン協奏曲。
 このアルバムには、少女の頃の無防備な情熱とは別の、これまでみどりがその人生で培ったさまざまな経験や思いが詰まっている。まったく声高でなく慎み深いにもかかわらず、彼女の深い人間性を感じることができる。ときに優しく、ときに厳しく、彼女の演奏はこちらにひたむきに語りかけてくる。

 彼女があちこちで人道的活動を行なっていたという話を良く聞く。
 ・・・この演奏を聴いて初めて知った。
 ヴァイオリニストがボランティアをしていたのではない。
 心の優しい真の慈善活動家がヴァイオリンを弾いていたのだと。

 この演奏を批評することはできない。
 どちらの曲も誰もが十指にあまる名演をあげることが出来るだろう。
 しかしクライスラーもデ・ヴィートもブッシュもミルシテインもハイフェッツもメニューインもオイストラフもスターンもチョンもアッカルドも・・・彼女の前ではあまりに幼い。

 ただじっと耳を澄まして聴いているだけで、胸が熱くなり、自分の生き方や人の優しさについてもう一度素直に考えさせくれる、きわめて稀有なアルバム。

 百人の宗教家より、店主はこの1枚を取る。







SOMM



SOMMCD 254
\2500→\2290
ジェイコブのピアノ協奏曲第1番!
 近代英国音楽の達人ベッビントンのピアノが冴え渡る!

  ジェイコブ:ピアノ協奏曲第1番(世界初録音)
  ウィリアムソン:ピアノ協奏曲第2番
  カーウィセン:ピアノ協奏曲
マーク・ベッビントン(ピアノ)
リチャード・ジェンキンソン(指揮)
イノヴェーション・チェンバー・アンサンブル
 世界初録音!ジェイコブのピアノ協奏曲第1番!近代英国音楽の達人ベッビントンのピアノが冴え渡る!

 従軍した第一次世界大戦から生還し、「ウィリアム・バード組曲」や「祝典のための音楽」、「トロンボーン協奏曲」など、現在では主に管楽器や吹奏楽作品の作曲家として知られるゴードン・ジェイコブ(1895−1984)。
 アーサー・ベンジャミン、ヘンリー・ウッド、クイーンズ・ホール管弦楽団によって1927年に初演された「ピアノ協奏曲第1番」は、このベッビントン盤が世界初録音。特に第一楽章のエネルギッシュでダイナミックなテーマ、華麗なパッセージが聴き手を惹きつけてくれる。
 ジェイコブはもちろんのこと、ウィリアムソン、カーウィセンのピアノ協奏曲でも、近代英国ピアノ音楽のスペシャリスト、マーク・ベッビントンのピアノが冴え渡る!

 ※録音:2014年6月2日−3日、CBSOセンター(バーミンガム、イギリス)
 


SOMMCD 253
\2500→\2290
ヴァレリー・トライオン
 ラフマニノフ、R・シュトラウス、ドホナーニ、コンチェルト集

  ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番嬰へ短調 Op.1(改訂版)
  R・シュトラウス:ピアノと管弦楽のための《ブルレスケ ニ短調》
  ドホナーニ:童謡の主題による変奏曲 Op.25
ヴァレリー・トライオン(ピアノ)
ヤク・ファン・ステーン(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴァレリー・トライオンは、ジャック・フェヴリエにピアノを学び、ハンガリー政府からはフランツ・リスト勲章を贈られたイギリスのベテラン女流ピアニスト。
 ロシアのラフマニノフ、ドイツのR・シュトラウス、ハンガリーのドホナーニをカップリングしたコンチェルト集は、トライオンの80歳を記念したトリビュート・アルバムであり、そのレパートリーの広さ、ベテランならではの懐の深い演奏が魅力。

 2013年7月16日−17日の録音。
 

SOMMCD 210
【旧譜】
\2500
ディーリアス:パートソング全集
 初期のパートソング/歌劇《イルメリン》より合唱曲/イルメリン/
 歌劇《村のロメオとジュリエット》より 結婚式の音楽/
 《アパラチア》より 合唱曲/クレイグ・ドゥーにて/
 さすらい人の歌/真夏の歌/子供のための2つの歌/
 夏の夜、水上で歌う2つの歌/
 激付随音楽《ハッサン》より2つの合唱曲/城壁に降り注ぐ光輝
マシュー・グリーンオール(指揮)
エリジアン・シンガーズ・オヴ・ロンドン
ステファン・ドゥーズ(テノール)
アンドルー・ボール(ピアノ)
 1986年にマシュー・グリーンオールにより設立されたエリジアン・シンガーズ・オヴ・ロンドンの初期の録音。2016年に30周年を迎える彼らは、英国を代表するソプラノ歌手パトリシア・ロザリオ、チェロ奏者スティーヴン・イッサーリスとの共演を果たすなど高い評価を得ている。
 ※録音:1992年
 

SOMMCD 212
【旧譜】
\2500
ブリテンの「ノアの洪水」
 ブリテン:
  歌劇《ノアの洪水》Op.59 *
  キャロルの祭典 Op.28 +
ニコラス・ウィルクス(指揮)
フィンチリー・チルドレンズ・ミュージック・グループ
キャサリン・ウィン=ロジャース(メゾソプラノ/ノア夫人)*
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(バリトン/ノア)*
ベンジャミン・ラクソン(バス/神の声)*
BBCコンサート管弦楽団 +
ジェフリー・ディバル(ハープ)
 1958年に設立された英国の老舗合唱団フィンチリー・チルドレンズ・ミュージック・グループ。創立40周年を飾ったレコーディングは、ブリテンの「ノアの洪水」。

 ※録音:1997年10月18−19日、エルストリー、ハバーダッシャーズ・アスクス・ボーイズ・スクール*、1997年7月13日、全聖人教会(ロンドン)+
 
SOMMCD 208
【旧譜】
\2500
音楽の木 〜 歌曲集
 ベティー・ロー:
  2つの庭/朝と昼/無邪気さと経験の動揺/
  ローズマリーの伝説/
  デンマークの女性のハープ・ソング/
  パン屋/高貴な数字/他
サラ・レオナード(ソプラノ)
ジェームズ・ボーマン(カウンターテナー)
マーティン・ヒル(テノール)
アンドリュー・ボール(ピアノ)
 英国が生んだ名手達が歌い上げる近現代イギリスを代表する声楽作曲家の1人、ベティー・ロー(b.1930−)の歌曲集。

 ※録音:1996年1月、3月、全聖人教会(ケント州、テュデレイ)
 
SOMMCD 209
【旧譜】
\2500
家族の木 〜 子供のための音楽
 ベティー・ロー:
  3つの子供時代/元素の周期/猫の物語/
  4つの熟考された歌/1日中 +/
  3つのシェイクスピアの歌/家族の木
ロナルド・コープ(指揮)
新ロンドン児童合唱団
アレクサンダー・ウェルズ(ピアノ)
アンナ・ノークス(フルート)
ジュリア・スタクホル(フルート)
 創設者であるロナルド・コープ指揮のもと、ロンドンの児童合唱の澄んだ歌声が響き渡る。

 ※録音:1996年10月5日、11月2日、ユニバーシティー・カレッジ・スクール(ロンドン、ハンプスティード)
 
SOMMCD 211
【旧譜】
\2500
ベツレヘムの奇跡 〜 クリスマス合唱曲集
 飼葉桶の中で/クリスマスを待ちながら/
 サセックス・キャロル/高慢な11月/
 私たち少年は生まれた/エサイの根より/他
デニス・ダーロー(指揮)
ルイス・ハルシ—(指揮)
ハノーヴァー・スクエア・セント・ジョージ合唱団
アンジェラ・ヘンケル(ソプラノ)
ガイ・シムコック(テノール)
スティーブン・ヘンダーソン(バス)
サイモン・ウィリアムズ(オルガン)
 ロンドン・ヘンデル・オーケストラ、同合唱団の設立者であるデニス・ダーロー。ハイぺリオンでもヘンデルの作品を多く手掛ける名匠がタクトを振る。

 ※録音:1997年7月19−20日、セント・ジョージ教会(ロンドン、ハノーヴァー・スクエア)
 


SOMMCD 256
\2500→\2290
ピーター・ドノホー
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ集Vol.2
  ピアノ・ソナタ第9番ハ長調 Op.103
  ピアノ・ソナタ第10番ホ短調 Op.137(断章)
  チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119*
  ソナチネ第1番ホ短調 Op.54-1
  ソナチネ第2番ト長調 Op.54-2
ピーター・ドノホー(ピアノ)
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)*
 ピーター・ドノホーのプロコフィエフ!Vol.2は"ソナタ第9番"&"チェロ・ソナタ"!

 第7回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で最高位を受賞したイギリスを代表する名手ピーター・ドノホー。
 サイモン・ラトルからの信頼も厚い名匠が取り組むプロコフィエフの「ピアノ・ソナタ集」の第2巻では、「ソナタ第9番」と「チェロ・ソナタ」をカップリング!
 旧ソ連(ロシア)のレジェンドたち、リヒテルに献呈された「ピアノ・ソナタ第9番」と、ロストロポーヴィチのために作曲された「チェロ・ソナタ」で、現在のイギリスの名手たち、ピーター・ドノホーとラファエル・ウォルフィッシュが圧巻の演奏を展開。
 EMI時代のプロコフィエフも高い評価を受けており、ドノホーにとってこのロシアの巨匠の音楽は、数あるレパートリーの中でも別格の存在。円熟味を増したドノホーのピアニズムが、プロコフィエフ晩年の世界を鮮明に浮かび上がらせる。

 ※録音:2014年4月15日−16日、ターナー・シムズ・コンサート・ホール(サウサンプトン、イギリス)



SOMM(NEW HORIZONS)


SOMMCD 0142
\2100
メトネル:ピアノ・ソナタ集
 回想のソナタ
 ソナタ・ロマンティカ
 嵐のソナタ
 牧歌
アレッサンドロ・タヴェルナ(ピアノ)
 1983年生まれのアレッサンドロ・タヴェルナは、ミネソタ国際ピアノ・コンクール第1位、ロンドン国際ピアノコンクール第2位、リーズ国際ピアノ・コンクールでのブロンズ・メダル獲得など、難関コンクールでの数々の受賞歴を誇るイタリア、ヴェネツィア出身のピアニスト。
 マゼール&ミュンヘン・フィルとの共演で、ウィーンのムジークフェライン・デビューを飾っており、イタリアの次代を担うピアニストとして大きな期待を集める実力派である。

 2013年11月9日−10日の録音。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


AQUARIUS


AQVR 391-2
(2CD)
\3000
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):オペラ「五月の夜」 セルゲイ・レメシェフ(テノール:レフコ)
ヴェロニカ・ボリセンコ(メゾソプラノ:ガンナ)
セルゲイ・クラソフスキー(バス:村長)
イリーナ・マスレンニコヴァ(ソプラノ:パンノチカ)
エフゲーニ
ャ・ヴェルビツカヤ(メゾソプラノ:村長の義姉)
フセヴォロト・チュチュンニク(バス:書記官)
ヴェニアミン・シェフツォフ(テノール:杜氏)
パーヴェル・ヴォロヴォフ(バリトン:カレーニク)
ナジェジダ・クリャーギナ(ソプラノ:水の精)
エレーナ・グリヴォヴァ、オリガ・インサロヴァ(メゾソプラノ:水の精)
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
ヴァシリー・ネボリシン(指揮)
録音:1951年


<メジャー・レーベル>

イタリアDECCA



482 2680
(7CD)
\6000→\5490
クラウディオ・アラウ〜モーツァルト・ピアノ・ソナタ全集
CD 1
 ピアノ・ソナタ ハ長調K279
 ピアノ・ソナタ ヘ長調K 280
 ピアノ・ソナタ ロ長調k281
 ロンド ニ長調k485
  Rec:6/1988(K279,280,281)、9/1984(K485)
CD 2
 ピアノ・ソナタ 変ホ長調 K282
 ピアノ・ソナタ ト長調k283
 ピアノ・ソナタ ニ長調 K 284
  Rec:9/1985(K282,283)、10/1987(K484)
CD 3
 ピアノ・ソナタ ハ長調K309
 ピアノ・ソナタ イ短調 K310
 ピアノ・ソナタ ニ長調 K 311
  Rec:3/1986(K309,311)、9/1984(K310)
CD4
 ピアノ・ソナタ ハ長調K330
 ピアノ・ソナタ イ長調 K331
 アダージョ ロ短調K540
  Rec:9/1984(K330)、3/1986(K331)、4/1984(K540)
CD5
 ピアノ・ソナタ ヘ長調K332
 ピアノ・ソナタ 変ロ長調K333
  Rec:9/1985
CD6
 ピアノ・ソナタ ハ長調K545
 ピアノ・ソナタ 変ロ長調K570
 ピアノ・ソナタ ヘ長調K533/494
  Rec:9/1985(K545)、10/1987(K533/494)、4/1983(K570)
CD7
 ピアノ・ソナタ ニ長調K576
 ファンタジア ハ短調 K475
 ピアノ・ソナタ ハ短調 K457
 ファンタジア ニ短調 K397
 ロンド イ短調 K511
  Rec:7/1973(K475,457,397,511)、4/1983(K576)
クラウディオ・アラウ(P)
クラムシェル・ボックス仕様、ブックレット(伊・英語併記)を封入。




<国内盤>
<LP>


ALTUS(LP)


ALTLP 035
(7LP)
\48000+税
限定品のため予約完売の際はご容赦ください
フルトヴェングラー戦後ライヴ集成 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 [LP-1&2]
  ・ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調「合唱」Op.125
    イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ) ロゼッテ・アンダイ(アルト)
    アントン・デルモータ(テノール) パウル・シェフラー(バリトン)
    ウィーン楽友協会合唱団
     ライヴ録音:1953年5 月30 日
 [LP-3&4]
  ・ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調「英雄」Op.55
    ライヴ録音:1952年11 月30日
 [LP-5]
  ・ブラームス:交響曲第1 番 ハ短調 Op.68
    ライヴ録音:1952年1 月27 日
 [LP-6]
  ・ブラームス:ヴァイオリン、チェロとオーケストラのための二重協奏曲 イ短調 Op.102
    ウィリー・ボスコフスキー(ヴァイオリン) エマヌエル・ブラベッツ(チェロ)
    ライヴ録音:1952年1 月27 日
 [LP-7]
 ・ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a
   ライヴ録音:1952年1 月27 日
 ・マーラー:さすらう若人の歌
   アルフレード・ペル(バリトン)/ライヴ録音:1952年11 月30 日
 = アルトゥス創立15周年記念LP=
 — ウィーン・フィル・ライヴ・エディション —フルトヴェングラー戦後ライヴ集成
 ボスコフスキーの美音も輝く、ウィーン・フィル・アーカイブの正規音源蔵出しオリジナルテープよりLP 化!
 重大特典! 295 セット限定生産。フルトヴェングラー肖像 クリスタル製スタビライザー購入者プレゼント! 応募特典引換券付!!

 楽友協会大ホール、ウィーン(連合国オーストリア進駐軍放送=ロートヴァイスロート(赤白赤)放送集団によるライヴ録音)/完全限定プレス、295 セット

 連合国オーストリア進駐軍放送=赤白赤放送集団(ORF 前身)収録。ウィーン・フィルのアーカイヴに厳重保管されていた貴重なオリジナルマスターテープよりLP 化!
 良好な音質でフルトヴェングラーが愛したウィーン・フィルの偉大なライヴの数々がアナログディスクならではの心に迫る音でよみがえります。

 ■購入者プレゼント フルトヴェングラー肖像 クリスタル製スタビライザー応募特典引換券付!!
 購入者プレゼントとして、フルトヴェングラー肖像のクリスタル製スタビライザー(直径7.7cm 高さ4cm 400g)をお送りいたします。プレゼント方法は、応募特典引換券が対象商品の帯に印刷されており、この応募券を切り取っていただき、郵便はがきに貼り、必要事項をご記入の上、お送りいただく流れとなります(応募期限:2015 年12 月31 日消印有効)。

















4/22(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


ARS PRODUKTION



ARS 38170
(SACD Hybrid)
\2700→\2490
新星ユーリー・レーヴィチの「八季」!
 ヴィヴァルディ(1678-1741):ヴァイオリン協奏曲集「四季」
 ピアソラ(1921-1992):「ブエノスアイレスの四季」
ユーリー・レーヴィチ(ヴァイオリン)
マンハイム・クアプファルツ室内管弦楽団
ヨハネス・シュレーフリ(指揮)
録音:2014年9月13-16日、プファルツバウ劇場、ルートヴィヒスハーフェン・アム・ライン、ドイツ
 1991年モスクワ生まれ、ヴィクトル・ピカイゼン(モスクワ音楽院)およびパーヴェル・ヴェルニコフ(ウィーン音楽院)門下のヴァイオリニスト、ユーリー・レーヴィチ。
 「International Classical Music Awards [ICMA] Young Artist of the Year 2015」に選出された、今後大躍進が期待される新星アーティストです。


ユーリー・レーヴィチの当レーベル前作

ARS 38121
(SACD Hybrid)
\2700→\2490

 ロシアの魂 ヴァイオリンとピアノのためのロシア音楽
 イヴァン・ハンドシュキン(1747-1804):ロシア民謡の主題による変奏曲
 ラフマニノフ(1873-1943):セレナード Op.3
 チャイコフスキー(1840-1893):ロシアの踊り Op.40 No.10
 プロコフィエフ(1891-1953):ソナタ第2番 Op.94
 ショスタコーヴィチ(1906-1975)/ツィガーノフ編曲:
  4つの前奏曲 Op.34 Nos.10,15,16,24
 ラフマニノフ/ハイフェッツ編曲:ヴォカリーズ Op.34 No.14
 スクリャービン(1871-1915)/シゲティ編曲:練習曲 Op.8 No.10
 グリエール(1874-1956):ロマンス Op.3
 ラフマニノフ:ハンガリー舞曲 Op.6 No.2
 バラキレフ(1837-1910):即興曲
 グラズノフ(1865-1936):瞑想 Op.32
 チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォ Op.2/感傷的なワルツ Op.51 No.6
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908):くまばちの飛行
ユーリー・レーヴィチ(ヴァイオリン)
ヴァレンティーナ・バーボル(ピアノ)
録音:2012年8月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
 ユーリー・レーヴィチは1991年モスクワに生まれ、ガリーナ・トゥルチャニノヴァ、ヴィクトル・ピカイゼン、パーヴェル・ヴェルニコフに師事したロシアのヴァイオリスト。
 11歳でパガニーニのヴァイオリン協奏曲を公開演奏し天才少年ぶりを発揮。2009年にはピアニストのダニール・トリフォノフとともにカーネギー・ホール・デビューを果たしました。

 


ARS 38173
(SACD Hybrid)
\2700→\2490
ブリュートナーの歴史的ピアノで聴く
シューベルト、ショパン、シューマン:晩年のピアノ作品集

 シューベルト(1797-1828):3つのピアノ小品 Op. posth. D.946
   変ホ短調/変ホ長調/ハ長調
 ブラームス(1833-1897):6つのピアノ小品 Op.118
   間奏曲イ短調/間奏曲イ長調/バラード ト短調/間奏曲ヘ短調
   ロマンス ヘ長調/間奏曲変ホ短調
 ショパン(1810-1846):
  マズルカ ト短調 Op.67 No.2/マズルカ イ短調 Op.67 No.4
  マズルカ ヘ短調 Op.68 No.4/ラルゴ 変ホ長調
マリア・ガブリシ(ピアノ)
録音:2014年9月22-24日、バーゼル、スイス
使用楽器:1874年、ブリュートナー製(ゲオルク・ゼン所有)

 ブラームスにおいてはまさに「ピリオド楽器」と言えるブリュートナーのロマンティック・ピアノ(Ars Produktionの表記ではフォルテピアノ)による演奏。
 マリア・ガブリシはポーランドのワルシャワに生まれ、フリデリク・ショパン音楽大学(ワルシャワ)でテレサ・マナステルスカに、ルツェルン音楽大学(スイス)でイヴァン・クンランスキーにモダーン・ピアノを師事。バーゼル・スコラ・カントールム(スイス)でイェスパー・クリステンセンにピリオド鍵盤楽器を師事。Arco Divaレーベルにショパンのピアノ作品集の録音があります。


 「ブリュートナーは、真にピアノで語ることが出来、最も美しい声で歌うことの出来る楽器である。」・・・かって、ウイルへルム・フルトヴェングラーはこう語った。
 スタインウェイやベヒシュタインと同じく1835年に創立された歴史あるピアノ・メーカー、ブリュートナー・ピアノ。同じドイツということで西のベヒシュタイン、東のブリュートナーといわれることもある。多くの王族、貴族が愛用し、アインシュタインは彼のヴァイオリン演奏の伴奏楽器としてブリュートナーを選んだ。ショスタコーヴィチ、オルフ、エック、ワーグナー、レーガーもまたブリューナーを愛したという。

 人々がブリュートナーを愛好するのはそのふくよかで暖かみのある音による。
 ・・・実はそのふくよかな音は、特別な仕掛けのせいである。
 それはブリュートナーだけが採用している「アリコート・システム」と呼ばれる機構。
 ピアノは通常1音に対して3本の弦を張るが、このメーカーは中音から上の音にかけて、3本弦の横にもう1本同音の弦を張り、その弦をハンマーでは叩かず共鳴させるためだけに用いた。こうすることで音色は深みと奥行きをもつことになったわけである。
 その反面高価であること、維持・調弦が大変であることはご想像のとおり。だから本当に裕福で音楽を愛する人のみがブリュートナーを持つことができるといわれるのである。

 そんな名器ブリュートナーだが、残念ながらこのピアノを用いたCDの数は多くない。

 

ARS 38175
(SACD Hybrid)
\2700
ソロ・フルート Vol.5 近現代(1960年から2000年まで) 無伴奏フルートのための音楽
 エディソン・デニソフ(1929-1996):フルートのためのソロ(1972)(*)
 福島和夫(1930-):冥(1962)
 アンリ・トマジ(1901-1971):レ・シクラード [Les Cyclades] (エーゲ海の島々)(*)
   イオス(祈願)/ナクソス(愛の歌)/デロス(羊飼いの踊り)
 ロベルト・ムチンスキ(1929-2010):無伴奏フルートのための前奏曲 Op.18(1968)
 ルドルフ・エッシャー(1912-1980):モノローグ(1969)
 ゲアハルト・ブラウン(1932):格言 [Aphorismen] (1972)から 第2番,第5番(*)
 アヴラハム・アムザラグ(1941-):孤独 [Desolation] (1973)(*)
 イサン・ユン(1917-1995):
  フルートのための練習曲 から グランドフルートのためのアレグレット(*)
 ゲアハルト・ブラウン:マニフィカト(1979)(*)
 トリスタン・クーリス(1946-1996):幻想曲(1976)
 アンリ・プスール(1929-2009):屈曲 I [Flexions I] (ボードレールのために;1979)(*)
 エディソン・デニソフ:無伴奏フルートのための2つの小品(1983)(*)
   パストラーレ/運動
 マルク・コピトマン(1929-2011):哀歌 [Lamentation] (1984)(*)
 ヴオジミェシュ・コトンスキ(1925-2014):牧歌 [Bucolica] (1989)から(*)
   銘文 [Inscriptio]/聞こえぬ者 [Surdis]
 エリオット・カーター(1908-2012):
  私は風に書く [Scrivo in vento] (ペトラルカの詩による;1991)
 武満徹(1930-1996):エア [Air] (1995)
 ハインツ・ホリガー(1939):フルート独奏のための小アリア [Petit Air] (2000)(*)

ミリヤム・ナスタシ(フルート)

録音:2014年9月9-11日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

 オランダのユトレヒト生まれのフルーティスト、ミリヤム・ナスタシ校訂の楽譜本「Die Soloflote, Edition Peters Nr. 8641」に収録された作品をナスタシが自ら演奏するシリーズの第5巻。(注:2015年4月10日現在、Edition Peters社のウェブサイトでは第5巻の発売が確認できません。)
 オーレル・ニコレらに師事したナスタシははじめ現代音楽に傾倒していましたが、やがて古楽に興味を持ちフランス・フェスターらの教えを受けました。1991年にフライブルク音楽大学フルート科教授に就任し、1996年から2006年までは主任教授を務めました。(*)世界初録音。

 

ARS 38176
(SACD Hybrid)
\2700
夢の色 サクソフォン、ヴァイオリンとピアノのための音楽
 ミヨー(1892-1974):
  サクソフォン、ヴァイオリンとピアノのための組曲「荷物のない旅行者」Op.157b
 ジャン=リュック・ドフォンテーヌ(1965-):夢の色 [Couleurs d'un Reve]
 ラッセル・ピーターソン(1969-):
  アルトサクソフォン、ピアノとヴァイオリンのための三重奏曲(2007)
 マルク・エイシェンヌ(1933-2012):歌と踊り [Cantilene et Danse] (1961)
 チャイコフスキー(1840-1893)/ディヴィッド・デブーア・キャンフィールド(1950-)編曲:
  バレエ「くるみ割り人形」からの3つの舞曲
   金平糖の踊り/アラビアの踊り/トレパーク(ロシアの踊り)
 ガーシュウィン(1898-1937)/フョードル・ルーディン(1992-)編曲:
  アルトサクソフォン、ピアノとヴァイオリンのための3つの小品(*)
   サマータイム/アイ・ガット・リズム/そんなことはどうでもいいさ
 ピアソラ(1921-1992)/フラトレス・トリオ編曲:オブリビオン(忘却)(*)
フラトレス・トリオ
 ハイラペト・アラケリアン(サクソフォン) 
 フョードル・ルーディン(ヴァイオリン)
 ルドルフス・ヴァンクス(ピアノ)
録音:2014年8月1-3日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
 アルメニアのハイラペト・アラケリアン(1991年エレバン生まれ)、ロシアのフョードル・ルーディン(1994年モスクワ生まれ)ラトヴィアのルドルフス・ヴァンクス(1984年のリガ生まれ)が2012年に結成したフラトレス・トリオのデビューCD。
 「フラトレス」はラテン語で「兄弟」の意。クラシカルなサクソフォン・レパートリーとしても貴重な作品ばかりであり、(*)は世界初録音と推測されます。
 


ARS 38530
\2500→\2290
グラーフ・オリジナルのフォルテピアノで聴く
 グラン・デュオ 二台のピアノのための音楽
  ショパン(1810-1846):2台のピアノのためのロンド Op.73(1828)
  メンデルスゾーン(1809-1847)&イグナーツ・モシェレス(1794-1870):
   ヴェーバーのオペラ「プレチオーザ」のジプシー行進曲の主題による
    華麗な変奏曲 Op.87b(1833)
  モシェレス:大二重奏曲「ヘンデルへのオマージュ」Op.92(1822/1835)
  フェルディナント・ヒラー(1811-1885):
   二台のピアノのための大二重奏曲 Op.135(1834)
  リスト(1811-1886):メンデルスゾーンの無言歌の主題による演奏会用大曲(1834)
福田理子、
トビアス・コッホ(フォルテピアノ)
録音:2013年10月16-19日、クラウス・フォン・ビスマルク・ホール、ケルン、ドイツ
使用楽器:1830年および1835年、ウィーン、コンラート・グラーフ製(エドウィン・ブンク所有)
 収録作品が書かれた当時に製作されたフォルテピアノ2台を使用した貴重な録音。
 福田理子は東京に生まれ3歳でピアノの練習を開始、桐朋音楽大学でオーボエ(モダーンおよびバロック)を学び、卒業後フォルテピアノに転向。1989年オランダ政府給費留学生としてハーグ王立音楽院に入学しスタンリー・ホーホラントに師事。以来オランダを本拠に活躍しています。
 トビアス・コッホは1968年ドイツのケンペンに生まれ、デュッセルドルフのローベルト・シューマン音楽大学、ウィーン、グラーツ、ブリュッセルの各音楽院で学びました。ピリオド鍵盤楽器によるロマン派の演奏に定評があり、特にシューマンの解釈については権威あるピアニストと見なされています。録音は Genuinレーベル他に多数あります。
 


ARS 38826
\2200→\1990
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.16
 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
  ピアノ、ヴァイオリンと管弦楽のための協奏交響曲イ長調 Ben114(1792)(*)
  交響曲ニ短調 Ben160(#)
  フルート、オーボエ、ホルン、ファゴットと管弦楽のための協奏交響曲ヘ長調 Ben115(1802)(+)
エーリヒ・シャーゲルル(ヴァイオリン(*))
シュテファン・シュトロイスニヒ(ピアノ(*))
アレクサンド・ウーリヒ(フルート(+))
エマ・ブラック=デイヴィスリム(オーボエ(+))
アルミン・ベルガー(ホルン(+))
カタリン・セベッラ(ファゴット(+))
カメラータ・プロ・ムジカ
クリスティアン・ビルンバウム(指揮)
録音:2014年1月4日、ライヴ、新年演奏会、音楽の家、グラーフェンヴェルト、オーストリア

(#)世界初録音。





DUX


DUX 0383
\2400
ルトスワフスキ(1913-1994):クリスマス・キャロル集
  天使が羊飼いたちに告げた/すでに真夜中になっていた/イエス、愛らしい花
  羊飼いたちが野から/ゆりのようなマリアよ/御子は飼葉桶の中に/
  キリストが生まれた時/彼らはベツヘレムへと急いだ/小さきイエス
  やあ、ぼくらはうれしい/愛らしい乙女が/生誕の日に/そしてこの子に何が?
  ぼくら羊飼いも/小さなみどり児/おやすみ、小さなイエス/優しき羊飼い
  主の生誕に/聖母が大地を歩く/神が生まれた
ピョトル・クシェヴィチ(テノール)
ヴァルデマル・マリツキ(ピアノ)
  

DUX 0951
\2400
ジョゼフ・スルク [ユゼフ・シュルツ] (1875-1956):
 ヴァイオリンとピアノのための作品集

  ソナタ イ短調 Op.61/子守歌 Op.4/東洋的旋律/セレナード
ヤロスラフ・ピェトシャク(ヴァイオリン)
ユリタ・プシビルスカ=ノヴァク(ピアノ)
ユゼフ・ジグムント・シュルツ [Jozef Zygmunt Szulc] はポーランドに生まれの作曲家。フランスのパリに移住しジョゼフ・スルクに改名、マスネに師事した後ブリュッセル(ベルギー)のモネ劇場の指揮者に就任。作品はミュージカル・コメディ、映画音楽、歌曲、室内楽曲等。
  

DUX 1110
\2400
神託の響き チェロとピアノのための現代音楽
 ルーカス・ラングロッツ(1971-;スイス):アグニ [Agni]; 熱 / 光 / 煙
 マルシリオ・オノフレ(1982-;ブラジル):破格構文の道 [Caminho Anacoluto]
 ウィリアム・ドーアティ(1988-;アメリカ合衆国):無水晶体 [Aphakia]
 カスパール・ヨハネス・ヴァルター(1964-;ドイツ):
  スプリット・トーンズ 3 [split tones 3]
 デメトレ・ガムサフルディア(1988-;グルジア):Zersidai
   鷹色の騎士 / 忘れられた木立 / 戦争
ヴィクトル・コチュバン(チェロ)
デメトレ・ガムサフルディア(ピアノ)
  

DUX 1116
\2400
J・S・バッハ ハ短調
 J・S・バッハ(1685-1750):オルガン作品集
  前奏曲とフーガ ハ短調 BWV546/トリオ ハ短調 BWV585
  ただ愛する神の摂理に任す者(コラール)BWV647/フーガ ハ短調 BWV575
  幻想曲とフーガ ハ短調 BWV537
  コラール「おお、神よ、義なる神よ」によるパルティータ BWV767
  パッサカリア ハ短調 BWV582

イレナ・ヴィセウカ=チェシラル(オルガン)

録音:聖バルトゥオメイ教会、パスウェンク、ポーランド
使用楽器:1717-1719年、アンドレアス・ヒルデブラント製
  


DUX 1134
\2400→\2190
世界的オペラ・スターたち
 エヴァ・ポドレシ、ポズナン・フィルハーモニー管弦楽団とのライヴ
  グルック(1714-1787):オペラ「オーリードのイフィジェニー」序曲(*)
  グルック:オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」から
    Malheureux, que j'ai fait - J'ai perdu mon Eurydice
    (オルフェオのレチタティーヴォとアリア)
  ロッシーニ(1792-1868):オペラ「パルミーラのアウレリアーノ」序曲(*)
  ロッシーニ:オペラ「バビロニアのキュロス」から Ciro infelice(キュロスのアリア)
  ドニゼッティ(1797-1848):オペラ「ルクレツィア・ボルジア」(オルシーニの乾杯の歌)
  プロコフィエフ(1891-1953):カンタータ「アレクサンドルネフスキー」から アリア
  ポンキエッリ(1834-1886):
   オペラ「ラ・ジョコンダ」から Voce di donna(チェーカのアリア)
  マスカーニ(1863-1945):オペラカヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲(*)
  ヴェルディ(1813-1901):
   オペラ「イル・トロヴァトーレ」から Stride la vampa(アズチェーナのアリア)
  マスネ(1842-1912):
   オペラ「サンドリヨン」から マダム・ド・ラ・アルティエールのトリアード
  ロッシーニ:オペラ「アルジェのイタリア女」から Cruda sorte(イザベッラのアリア)

エヴァ・ポドレシ(アルト(*以外))
ポズナン・フィルハーモニー管弦楽団
ウーカシュ・ボロヴィチ(指揮)

録音:ライヴ
 エヴァ・ポドレシはワルシャに生まれたポーランドを代表するアルトの一人。1975年にロッシーニの「セビリアの理髪師」のロジーナ役でデビュー以来、3オクターヴに及ぶムラのない声域とバロックから現代音楽レパートリーに至る柔軟性により世界各地のオペラハウスに出演する他、教会音楽のソリストやリサイタル歌手としても活躍を続けています。
 当ライヴでの伴奏指揮は「現在のポーランド・オペラ界にこの人在り」のウーカシュ・ボロヴィチ。

 

DUX 1151
\2400
マチェイェフスキ変奏曲
 マチェイ・フォルトゥナ(1982-)&クシシュトフ・ディス(1982-):
  マチェイェフスキの主題によるトランペットとピアノのための変奏作品集
  Notturno Variation / Drommen (Variations No. 1 - 3) / Fjattrad Variation
  Eko Variation / Kolysanka Variation No. 1 / Lamentatio IV de Requiem Variation
  Sonata (Variations Nos. 1 - 4) / Kolysanka Variation No. 2
マチェイ・フォルトゥナ(トランペット)
クシシュトフ・ディス(ピアノ)
ポーランドの前衛ジャズ&クラシカル・コンポーザー・プレーヤーであるマチェイ・フォルトゥナとクシシュトフ・ディスが、ポーランドの作曲家ロマン・マチェイェフスキ(1910-1998)の作品の一節をもとに変奏を展開。
 

DUX 1153/1154
(2CD)
\4000
クリストリープ・ジークムント・ビンダー(1723-1789):
  チェンバロのための6つのソナタ Op.1(1959、ドレスデンで出版)

   第1番ヘ長調/第2番ニ長調/第3番ハ短調/第4番ホ長調/第5番イ短調
   第6番変ロ長調

パウリナ・トカチク(チェンバロ)

 クリストリープ・ジークムント・ビンダーはドレスデンに生まれ没した作曲家。ドレスデン宮廷の鍵盤楽器奏者として活躍。作品はチェンバロ協奏曲およびソナタ、管弦楽曲、数多くの室内楽曲等。現在では無名ながら、ドイツの鍵盤音楽への貢献は大きいとされています。
 パウリナ・トカチクはポーランドのチェンバロおよびフラウト・トラヴェルソ奏者。ボクミワ・ギズベルト・ストゥドニツカ(クラクフ音楽アカデミー)、ロバート・ヒル(フライブルク音楽大学)、クリスティーネ・ショルンスハイム(ミュンヘン音楽大学修士課程)にチェンバロを、カール・カイザーおよびミヒャエル・シュミット=カスドルフにバロック・フラウト・トラヴェルソを師事。ピリオド楽器アンサンブル:カンティカ・サクラ(2002年)、ムジカ・グラツィオーザ(2008年)、アド・リビドゥム(2010)創設メンバー。
 

DUX 1161
\2400
アリナのためのソナティナ サクソフォンと弦楽のためのポーランド現代音楽
 パヴェウ・ミキェティン(1971-):アリナのためのソナティナ
 エドヴァルト・シェリツキ(1956-):
  明確な差異 [Differentia specifica] (タンゴ風幻想曲)
 イェジ・デルフェル(1941-):アルトサクソフォンと弦楽のためのソナタ ホ短調
 パヴェウ・ミキェティン/イェジ・ツェンブジンスキ編曲:
  アメリカの天使たち(ソプラノサクソフォンと弦楽のための版)
 ヤツェク・グルジェン(1961-):ソプラノサクソフォンと弦楽のための協奏曲
アリナ・ムレチコ(サクソフォン)
バルティック・ネオポリス管弦楽団
 


DUX 1176
\2400→\2190
パヌフニク(1914-1991):協奏曲集
  ヴァイオリン協奏曲(1971)(*)
  チェロ協奏曲(1991)(+)
  ピアノ協奏曲(1961)(#)
ロベルト・カバラ(ヴァイオリン(*))
ロマン・ヤブオンスキ(チェロ(+))
ボグダン・チャピェフスキ(ピアノ(#))
グダンスク・スタニスワフ・モニュシュコ音楽
 アカデミー交響楽団
ジグムント・リヒェルト(指揮)
 


DUX 1185
\2400→\2190
ヴァイオリンはクルカ!
 ペンデレツキ(1933-):
  ヴァイオリン協奏曲第1番(1976-1977)(*)
  ヴィオラ協奏曲(1983)(+)
コンスタンティ・アンジェイ・クルカ(ヴァイオリン(*))
ロベルト・カバラ(ヴィオラ(+))
ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥス管弦楽団
マチェイ・トヴォレク(指揮(*))
クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮(+))
録音:2014年12月15-20日、コンサートホール、
     クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター、ルスワビツェ、ポーランド
  


DUX 1186
\2400→\2190
ペンデレツキ(1933-):
  クラリネット協奏曲(1984)(*)
  フルートと室内管弦楽のための協奏曲(1992)(+)
  3つのチェロと管弦楽のための合奏協奏曲第1番(2001)(#)
ミシェル・ルティエク(クラリネット(*))
ウーカシュ・ドゥーゴシュ(フルート(+))
アルト・ノヴァス、
バルトシュ・コジャク、
ラファウ・クフャトコフスキ(チェロ(#))
ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥス管弦楽団
クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮(+))
録音:2014年12月16-22日、コンサートホール、
     クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター、ルスワビツェ、ポーランド
  


DUX 1196
\2400→\2190
ネヴィル・マリナー&ポズナン・フィルハーモニー管弦楽団 イン・コンサート
 モーツァルト(1756-1791):交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K.551
 ベートーヴェン(1770-1827):交響曲第2番ニ長調 Op.36
ポズナン・フィルハーモニー管弦楽団
ネヴィル・マリナー(指揮)
録音:2013年11月ライヴ

 巨匠、といいながらどこか忘れられた感のあるマリナーが御年89歳でポーランドの辺境オケを指揮した録音がいきなりDUXから登場。
 ポズナン(ポズナニ)・フィルといってもほとんど記憶にないが、ポズナンという街はポーランド西部に位置するポーランド最古の都市の一つで、中世ポーランド王国の最初の首都でもあった。パデレフスキがこの街に住むポーランド人住民に対して武力蜂起を起こすように呼びかけたことからパデレフスキの名を冠する音楽学校もある。
 そんなわけでこのなじみのないオケも実はアーベントロートを初めとする海外の大指揮者、そしてジョルジェスク、ロヴィツキなどの国内指揮者の重鎮も指揮台に登っていて、その歴史の深さを知ることができる。

 マリナーはカタルニアのマイナー・オケを指揮したり、今回はこのポズナンのオケ・・・なかなか人生を謳歌している感じがしていい。
 人生最後の第4コースを回り始めて、マリナー、味わい深くなってきた。


マリナー指揮&カダケース管
このアルバムが実に良かったりします。

TRITO
TD 0014-15
(2CD)
\4000
モーツァルト:管楽器のための協奏曲集
  フルート協奏曲第1番ト長調 K.313(*)
  オーボエ協奏曲ハ長調 K.314(+)
  クラリネット協奏曲イ長調 K.622(#)
  ファゴット協奏曲変ロ長調 K.191(**)
ハイメ・マルティーン(Fl(*))
クリストファー・カウィー(Ob(+))
ジョアン・エリク・リュナ(バセット・クラリネット(#))
ダビド・トマース(Fg(**))
ネヴィル・マリナー指揮
カダケース管
 世界で最も指揮の下手な有名指揮者として揶揄されつづけたマリナーも、今はカタルーニャの地方都市カダケースで意気揚揚と指揮活動を続けている。
 今回はマリナーにとってはまさに最高の晴れ舞台といっていいモーツァルトのコンチェルト・アルバム。
 1988年にカタルーニャ地方の町カダケースに創設されたオーケストラ、カダケース管弦楽団は、現在マリナーとノセダのコンビでTRITOレーベルから精力的にCDをリリースしてきている。
 ソリストのひとりクリストファー・カウィーはアカデミー室内管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、カダケース管弦楽団の首席を務めるオーボエ奏者。ほかの3人のソリストはスペインの奏者。

 で、このアルバムがひそかに評価されている。
 「もう何でも屋のマリナーじゃないよ」、というそんな大人の余裕が感じられるのである。

 あとは無事に入って来ることを願ってます・・・

 録音:2003年2月16-17日、スペイン、サラゴサ、オーディトリアム



一方ポズナ二・フィルのほうは、NAXOSからこんなお茶目なCDを出してます。
どうしてこんなお茶目でキュートな音楽が20世紀のポーランドから誕生したかよく分からないですが、分類不明の爽快で痛快な音楽。
先入観なく、どうぞ。楽しさ、保障します。

NAXOS
8.570371
\1500
シェリゴフスキ:管弦楽作品集
 1. 喜劇的序曲
 2. 4 つのポーランド舞曲
    (行列/ルブリン地方のワルツ/牧歌/オベレク)
 3. ピアノ協奏曲
 4. 管弦楽のための夜想曲
 5. 管弦楽のための協奏曲
ボグダン・チャピエフスキ(ピアノ)
マリウス・スモリジ(指揮)
ポズナ二・フィルハーモニー管弦楽団
アンナ・ジウコウスカ(ヴァイオリン)・・2〜オベレク/5〜第1 楽章のみ

 戦後のポーランド音楽の発展に大きく関与したシェリゴフスキ(1896-1963)の作品集。第2 次世界大戦の後ポズナニに留まり、この地のオーケストラの指揮者として活躍。並行して作曲活動も活発に行いポーランド民謡を巧みに織り込んだ親しみやすい曲を多く生み出した彼こそ、近代ポーランド音楽の父と呼ぶにふさわしい人だろう。
 ここに収録された作品はどれもが新古典主義の影響を受けた確固たるもので、どっしりと満足感を与える重厚なサウンドも聴きどころ。





ENCHIRIADIS


EN 2042
\2600→\2390
ザ・パーセルズ/パーセル兄弟:独唱と通奏低音のための作品集
 ヘンリー・パーセル(1659-1695):
  彼女は恋し、愛を打ち明ける Z.413
 ダニエル・パーセル(1664-1717):
  カンタータ「緑豊かな木立の中」
 ヘンリー・パーセル:
  無駄だ、レスビアよ Z.383
  ああ!恋することは何と楽しい Z.353
  チェンバロまたはスピネットのためのレッスン曲選集
   組曲第2番ト短調 Z.661 から アルマンド(チェンバロ独奏)
 ダニエル・パーセル:
  カンタータ「思い上がった私が称賛する彼女は」
 ヘンリー・パーセル:
  音楽が愛の糧であるならば (第2版)Z.379b
 ダニエル・パーセル:カンタータ「アポロとダフネ」
 ヘンリー・パーセル:
  夕べの賛歌 Z.193/おお、孤独よ Z.406
 ダニエル・パーセル:カンタータ「セプティミウスとアクメ」
デリア・アグンデス(ソプラノ)
マヌエル・ミンギロン(アーチリュート、バロックギター)
ラウラ・プエルト(チェンバロ、オルガン)
ルス・ベロナ [ルース・ヴェローナ] (チェロ)

まさに才色兼備! スペインの美しきソプラノ、デリア・アグンデス登場 !!

 ヘンリー・パーセルとその弟(従弟説も有り)ダニエルの作品集。
 ダニエルは王室礼拝堂聖歌隊員を14歳まで務め、20代半ばでオックスフォード・モードリン・カレッジのオルガニストに就任。1695年ヘンリーが36歳の若さで亡くなるとロンドンに移り、40以上の劇付随音楽をはじめ数多くの声楽曲、室内楽曲、鍵盤楽曲、オード、教会音楽を書き上げました。1713年ホルボーンの聖アンドルー教会のオルガニストに就任し亡くなるまで務め、その地に埋葬されました。

 デリア・アグンデスはスペインのカセレス生まれのソプラノ。バルセロナのリセウ音楽院でカルメン・ブスタマンテに師事。ピーター・フィリップス、リチャード・レヴィット、セルソ・アントゥネス、エドゥアルド・ロペス・バンソ、ゲルト・テュルク、カルロス・メナ、グロリア・ファブエル、ジョルディ・ドゥメナク、アナ・ルイサ・チョバ、マリア・エスパダ、オルガ・ピタルクのマスタークラスを受講、またリセウ音楽院のヤング・オペラ・カンパニーのソリストを務めました。

 スペイン国内の数多くのモダーンおよびピリオド楽器オーケストラにソリストとして招かれ、その美貌に劣らぬ実力が高く評価されています。国際的舞台に立つのは時間の問題でしょう。
 スペインの歌手には珍しくパーセルの音楽に適性を示しているというデリア・アグンデス。このアルバムにも期待できそうです。

 




MPMP


MPMP 10
\2600
ジョアン・ドミンゴス・ボンテンポ(1775-1842):ピアノ・ソナタ全集 Vol.1
  大ソナタ [Grande Sonata] Op.5/平易なソナタ [Sonata Facil] Op.13
  ソナタ Op.15 No.1/ソナタ Op.15 No.2

フィリップ・マルケス(ピアノ)

 ジョアン・ドミンゴス・ボンテンポはイタリア人音楽家を父にポルトガルのリスボンに生まれ、父の後を継いで王室宮廷礼拝堂に仕えた後、1801年にパリに赴きピアニスト・作曲家として名を上げ、クレメンティと交友、その後ロンドン、リスボン、パリを行き来したのち1820年にリスボンに戻りました。リスボンではフィルハーモニー協会を創設して演奏会を開き、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンらの作品を採り上げ、1835年にはリスボン音楽院初代院長に就任するなど、ポルトガル音楽の改革者として大いに活躍しました。
 モダーン・ピアノによるボンテンポのピアノ・ソナタ全集。ポルトガルの若きピアニスト、フィリップ・マルケスがコンサートとの同時進行で録音していく予定です。
  

MPMP 12
\2600
サンタレンの歴史的オルガン Vol.1
 ジョゼ・マルケス・エ・シルヴァ(1782-1837):教会音楽作品集
   聖金曜日のレスポンソリウム(1832)
   ヴェルソ第5または第7旋法(マニフィカト第5旋法の詠唱と交互に演奏)
   タントゥム・エルゴ
   ベネディクトゥス(1809)
カペラ・パトリアルカル
 パトリシア・ガブレル、
 モニカ・サントス(ソプラノ)
 カロリーナ・フィゲレド、
 カタリーナ・サライヴァ(アルト)
 ジョアン・セバスティアーノ、
ペドロ・カシャード(テノール)
 マヌエル・レベーロ、
 ウーゴ・オリヴェイラ(バス)
 セルジオ・シルヴァ(オルガン)
ジョアン・ヴァス(オルガン、指揮)
 リスボンの北東45kmに位置するサンタレンはローマ帝国属州ルジタニアの首都、またポルトガル建国後にも首都が置かれたことのある(1325-1357)古都。リスボン大震災(1755)やナポレオンの半島戦争(1808-1814)による破壊をくぐり抜けた歴史的建造物が多く残っており、教会の歴史的オルガンの修復も進められているようです。
 ジョゼ・マルケス・エ・シルヴァはポルトガルの修道士・作曲家・オルガン奏者。カペラ・パトリアルカルは16世紀から19世紀のポルトガル音楽を演奏するために2006年に創設された声楽アンサンブル。指揮者のジョアン・ヴァスはポルトガルにおける歴史的オルガン演奏の第一人者です。
 録音:ミゼリコルディア教会、サンタレン、ポルトガル




SOUPIR



S 202
\2800→\2590
〔再プレス〕
復活!再プレス
 アルド・チッコリーニ/ヤナーチェク・アルバム

  ヤナーチェク(1854-1928):
   霧の中で JW.VIII-22(1912以前)
   ピアノ・ソナタ変ホ短調「1905年10月1日、街頭にて」JW.VIII-19(1905)
   草陰の小道で JW.VIII-17(第1集:1901-1908/第2集:1911)
   追憶に JW.VIII-9(1886頃)
   主題と変奏(ズデンカ変奏曲)JW.VIII-6(1880)
アルド・チッコリーニ(ピアノ)

録音:1999年 初出:2001年
 2015年2月1日に89歳で亡くなったアルド・チッコリーニが録音したヤナーチェクのピアノ作品集が復活しました。
 この録音は2001年にAbeille Musiqueレーベルから発売され2006年に当レーベルから再発売されましたが、いずれも少量・短期間の供給にとどまった模様で、日本のファンの手元に充分に届いたとは言えない状況でした。
 今回はチッコリーニを追悼する意味を込めての再々発売と推測されますが、やはり早々の完売・再生産未定のおそれがあると言わざるを得ません。なるべくお早目のオーダーをお願いいたします。





CRAMPS
待望の再発売



CRSCD117
\2000→\1890
〔再発売〕
ジョン・ケージ/ Cheap Imitation
Cheap Imitation
 1. I(7'14")
 2. II(8'27")
 3. III(20'30")
ジョン・ケージ
エリック・サティの交響的ドラマ「Socrate」(1918)の声楽のパートを抜きだし音高をチャンス・オペレーションに基づいた作品。
 


CRSCD037
(2CD)
\2400→\2190
〔再発売〕
ジョン・ケージ/ Empty Words(Parte III)(1974-75)
(Live Teatro Lirico di Milano 1977/12/2)
DISC.1
 Empty Words Parte(Parte III) I
DISC.2
 Empty Words(Partte III)Parte II
ジョン・ケージ(voice)
Art Direction-Gianni Sassi
Design [Designer]-
 Fabio Bortuzzo,
 Marco Santini
Liner Notes-
 Gianni-Emilio Simonetti,
 John Cage,
 Umberto Padroni
Other [Projections]-
 Walter Marchetti
Photography-
 Giovanni Giovannetti,
 Roberto Masotti
1974-75の作品を77年ミラノでのライブ。
 淡々とケージが音節や音のみを2時間もの間パフォーマンスしていく。聴衆は理解しえない実演にブーイングや手拍子など騒音をまきちらす。しかしケージは何事もなかったようにひたすら朗読していく。
 73ページのbooklet(伊語、仏語、英語)




独MOECK(メック) 自主制作CD発売!

ドイツの有名なリコーダー楽器メーカー「Moeck」(メック)の自主制作CDの発売!
世界のリュート界の第一人者として国際的に活躍している佐藤豊彦、リトルコンソート・アムステルダムのメンバー、ワルター・ファン・ハウヴェによるブロック・フローテの極み。


MOECK10012
\3000→\2790
Blockflute Classics.1
 テレマン:パルティータ第5番 ホ短調
 テレマン: 幻想曲 第8番 ホ短調
 テレマン: ソナタ ニ短調
 J.S.バッハ:パルティータ ハ短調 BWV1013
 テレマン: ソナタ ニ長調
 テレマン:幻想曲 第1番 ト長調
 テレマン:トリオソナタ ロ長調
ワルター・ファン・ハウヴェ(ブロックフローテ)
(F.ブリュッヘンに師事し
 リトルコンサート・アムステルダムのメンバー)
グレン・ウイルソン(ハープシコ−ド)
ウォウター・メラー(チェロ)
佐藤 豊彦(lute)
 


MOECK10013
\3000→\2790
Blockflute Classics.2
 F. クープラン:恋のうぐいす
 フイリドール: ソナタ ニ短調
 ジャック・オトテール: 前奏曲
  f major,g minor,a minor,b flat major,c minor,d minor
 Deuxieme Suite in d minor from:Premier Livre de Pieces(1715)
 Prelude,Allemande, Sarabande,Menuett I-II,Gavotte, Rondeau,Gigue
 シャルル・デュパール: 6つの組曲
  Ouverture,Allemande,Sarabande,
  Gavotte,Menuett,Gigue
 F・クープラン:王宮のコンセール第4番ホ短調
  Prelude,Allemande,Courante Francoise,Courante Italienne
  Sarabande,Rigaudon,Forlane
ワルター・ファン・ハウヴェ(ブロックフローテ)
グレン・ウイルソン(ハープシコ−ド)
ウォウター・メラー(チェロ)
佐藤 豊彦(lute)




NEW WORLD



80763
\2100→\1890
Postcard from Heaven/ Music for Harp by Cage,Coates
 ジョン・ケージ、チェレプニン、グロリア・コーツ

 John Cage: In a Landscape
 James Tenney: Harmonium No. 3
 Alexander Tcherepnin:Four Diatonic Caprices: Animato
 Alexander Tcherepnin:Four Diatonic Caprices: Allegretto
 Alexander Tcherepnin:Four Diatonic Caprices Lent
 Alexander Tcherepnin :Four Diatonic Caprices: Allegro
 Gloria Coates: Perchance to Dream: "Wer nie sein Brot mit
 Gloria Coates: Perchance to Dream: "Wer sich der Einsamkeit
 Gloria Coates: Perchance to Dream: "An die Tueren Will Ich
 John Cage: In a Landscape
Susan Allen(solo harp)
Ellie Choate(harp)
Marilu Donovan(harp)
Jilian Risigari-Gai(harp)
Jaclyn Urlik(harp)
Colton Lytle(bowed vibraphone)
ジョン・ケージのIn a Landscapeはケージの作品の中でもとても癒される曲です。



<国内盤>


LIVE NOTES(ナミ・レコード)


WWCC-7783
\2500+税
モーツァルト:フォルテピアノとヴァイオリンのソナタ
 ハ長調 K6、ホ短調 K304(300c)、ト長調 K379(373a)、
 変ロ長調 K454
ウッラ・ブンディース(Vn)
高田泰治(フォルテピアノ)
バロック・ヴァイオリン奏者ウッラ・ブンディース、名手高田泰治との室内楽の世界。このアルバムはドイツの聴衆をうならせた「出会い」が再現された奇跡の1枚。
 


WWCC-7784
\2500+税
ジャック・デュフリ(1715-1789):クラヴサン曲集
 「ララール」、シャコンヌ、「メデ」(快活に、そして激しく)、
 「三美神」、ロンド、ガヴォット、「ランツァ」、
 「ドゥ・ヴィルヌーヴ」、「ドゥ・フロムブル」、
 「フォルクレ」ロンド、「ブコン」クーラント、
 「ボトゥアン」ロンド、「ドゥ・ヴォーカンソン」、ロンド ハ長調
濱田あや(クラヴサン)
ジュリアード音楽院古楽演奏科を最優秀で卒業。現在、ヨーロッパを中心にクラヴサン奏者として活躍中の濱田あやが”デュフリ”の独奏作品から14曲を収録。
 グスタフ・レオンハルトの愛器で、名匠スコヴロネック製作の名器「ルフェーヴル」の響きがここに甦る!
 録音:2014年4月2-4日、パリ・ノートル・ダム・ド・ボン・スクール病院礼拝堂 セッション




HYPERION(国内仕様盤)


PCDA 68067
\2857+税
ヒューイット来日記念盤!リストのロ短調ソナタ 国内仕様盤!
 リスト:
  ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
  巡礼の年第2年 《イタリア》 より 〜
   ペトラルカのソネット第47番 S.161-4、
   ペトラルカのソネット第104番 S.161-5、
   ペトラルカのソネット第123番 S.161-6、
   ソナタ風幻想曲 《ダンテを読んで》 S.161-7
アンジェラ・ヒューイット
 (ピアノ/ファツィオーリ)
 ☆アンジェラ・ヒューイット 来日公演予定
  2015年4月24日(金)、25日(土) サントリーホール
   ブラームス:ピアノ協奏曲第1番/ピエタリ・インキネン(指揮)、日本フィル
  2015年4月27日(月) 王子ホール
   スカルラッティ:ソナタ集/グラナドス:ゴイェスカスより/アルベニス:スペイン組曲より、他
  2015年4月28日(火) 王子ホール
   J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲

















4/21(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

GENUIN

GEN 15347
\2300→\2090
アドルフ・イェンゼン(1837-1879):管弦楽曲集
 (1)結婚式の音楽Op.45(ベッカー編曲オーケストラ版)
 (2)エマオの途上にてOp.27〜大管弦楽のための宗教作品
 (3)未完の歌劇「モンフォートの女相続人」より
  (序曲/第二幕への前奏曲/第二幕からバレエ音楽)
パヴェル・バレフ(指揮)
バーデン=バーデン・フィルハーモニー
 これはオススメ!忘れられたドイツ・ロマン派の作曲家、アドルフ・イェンゼン管弦楽作品集!

 録音:2014年7月SWRスタジオ、カイザースラウテルン,66’17

 オススメです!すべて世界初録音!
 忘れられた作曲家アドルフ・イェンゼン。ドイツ生まれ、リストの元でピアノを学び、ブラームスと友人であったイェンゼン。現在ではピアノ作品と歌曲が知られている位。ロマンティックで詩的な作風で、特にピアノ4 手連弾曲を編曲した「結婚式の音楽」(全4 曲)は、メンデルスゾーンの「結婚行進曲」と同じくらい、華麗で喜びに満ち溢れ、更に上品さもある。爽やかで心地よい風が吹く。
 4 曲目の“ノクターン”は、穏やかなイマジネーション広がる夢物語のよう。ドイツ・ロマン派の隠れ名曲。これは必聴!


これまでほとんど紹介したことのなかった作曲家イェンゼン。
それが下記アルバムを先週、そして上記アルバムを今週連続して紹介することになるとは。
神様が聴けと・・・

TOCC-232
\2700→\2490
アドルフ・イェンゼン:ピアノ作品集 第1集
 1-7.エロティコン Op.44(1873出版)/
 8-13.ドイツ風組曲 Op.36(1869出版)/
 14-16. 3つの歌曲(マックス・レーガーによるピアノ編曲)
  <第1番:君が頬を寄せよ Op.1-1/第2番:つぶやくそよ風/
   第3番:川のほとりに>/
 17-18.出発-ピアノのための2つのロマンス ※初録音
エルリンク・R・エリクセン(ピアノ)
録音 2013年12月16-17日 スタヴァンゲル,ビェルクステッド,リリエ・コンサートサル
 ドイツ、ケーニヒスベルクに生まれ、独学で音楽の才能を見出したといわれる作曲家イェンゼン(1837-1879)。15歳になってようやくベルリンで正式に音楽を学び始め、直後にフランツ・リストに注目され、指導を受けたという人です。
 ピアニストとして活動を始めてからは、音楽教師としてロシアに行ったり、ポーゼンの市立劇場の楽長を務めたりしますが、その後、またコペンハーゲンでニルス・ゲーゼの教えを受けています。
 当時はシューマンの後継者と目されるも、あまりにも繊細な作風のため、結局は「サロン音楽」のようなものと見做され、現在ではほとんど注目されることがありません。しかし、この美しい作品が忘れられているのは本当にもったいないこと。TOCCATAレーベルは、そんな彼の作品をもう一度眠りから目覚めさせたいと願っています。

 
GEN 15345
\2300
〜ドイツ音楽コンクール2008年優勝者〜
 「トーマス・ヘッカー(オーボエ)」

  (1)ヴィヴァルディ:オーボエ・ソナタ第2番ハ短調RV53
  (2)ベリオ:セクエンツァIVV
  (3)テレマン:「音楽の練習帳」〜オーボエ・ソナタホ短調TWV:e06
  (4)イサン・ユン:東西の小品Ⅱ(オーボエとチェロのための)
  (5)クープラン:「新しいコンセール集」〜“趣味の和”
  (6)トマジ:ミレイユの墓(オーボエとタンブーランのための)
  (7)ヘンデル:オーボエ・ソナタヘ長調 HWV363a
  (8)ジャックマン:無伴奏オーボエのためのサーカス
トーマス・ヘッカー(Ob)
(1)(3)(5)(7)ラファエル・アルパーマン(Cemb)
(1)(3)ミカエル・フォン・ショネルマルク(Fg)
(4)(5)ミッシャ・メイヤー(Vc)
(6)ミカエル・メツラー(タンブーラン)
 ベルリン・ドイツ響首席オーボエ奏者ヘッカーのデビュー・アルバム

 録音:2014年3月,66’37

 1985 年生まれ、ハノーファー音楽大学でクラウス・ベッカーに師事したヘッカー。2008 年に、このドイツ音楽コンクールとマルクノイキヘン国際器楽コンクールで優勝しました。
 2009 年よりベルリン・ドイツ響の首席オーボエ奏者として活躍中。今作は、新しいオーボエ作品と、古典のオーボエ作品が交互に収録されている。
 
GEN 15342
\2300
「エチュード&スタディ」
 シマノフスキ(1882-1937):12の練習曲(1916)
 リゲティ(1923-2006):ピアノ練習曲集第3巻(1995-2001)
 アイヴス(1874-1954):習作集第20番〜第23番
 シュテファン・ヴィルト(1975-):5つの練習曲
シュテファン・ヴィルト(ピアノ)
 録音:2013 年、 60’18

 20 世紀以降のピアノの練習曲を集めたアルバム。ショパン後のポーランドの重要な作曲家シマノフスキ。中期の作品で、ドビュッシーのような印象派風の音楽性で、難技巧を要し、無調にも感じられる独特の調性感で幻想的。
 リゲティの超難曲エチュードは、16 年に渡って作曲された3 つの巻からなる練習曲です。この“第3 巻”は、1995〜2001 年作曲の4 曲。複雑難解でいながら、緻密に広がる音響。
 アイヴスの習作集はあまり知られていないが、“第20 番”はポリリズミックに始まり、有名なマーチ「リパブリック讃歌」、「ディキシー」のメロディがラグタイムで登場するなど、面白い曲です。
 
GEN 15346
\2300
「気晴らし」〜ハワード・ブレイク(1938-):チェロ作品集
 気晴らしOp.337a/ペニリオンOp.525a/
 チェロ・ソナタOp.619/ヴィーナスの魔法Op.566a/
 ウォーキング・イン・ジ・エアー〜「スノーマン」Op.620a より/
 大天使の子守歌Op.436a
ベネディクト・クレックナー(Vc)
ハワード・ブレイク(Pf)
 録音:2014 年、70’04

 「スノーマン」の挿入歌で知られるイギリスの作曲家、ハワード・ブレイクのチェロ作品集。
 “大天使の子守歌”以外はこの「チェロ+ピアノ版」編曲は世界初録音。チェロのふくよかな音を活かしてロマンティックで華やかさがある作品ばかり。“ウォーキング・イン・ジ・エアー”はチェロの低音が弾くメロディーが哀愁たっぷりに奏でられます。
 
GEN 15546
\2300
バルツ・トリュンプ(1946-):作品集
 (1)カンティ・エレジアチ(悲しみの歌)(2007-08)〜
  ソプラノ、フルート、ピアノのための
 (2)フロレスタンとオイゼビウス(2010-11)〜
  サックス、トロンボーン、ピアノのための二重奏&三重奏曲
 (3)遠い声(2007)〜テノール、ヴィオラ、ピアノのための
(1)ベアトリーチェ・フェールミー(S)
 クラウディア・ヴァイスバルト(Fl)
 リッカルド・ボヴィーノ(Pf)
(2)マルクス・ヴァイス(Sax)
 マイク・スヴォボダ(Trb)
 ユルク・ヘンネベルガー(Pf)
(3)ダニエル・ベーレ(T)
 カーラ・ブランカ(Va)
 リッカルド・ボヴィーノ(Pf)
 録音:2013 年、54’23

 トリュンプはスイスの作曲家で、ベリオに師事。このアルバムはすべて世界初録音です。
 「悲しみの歌」はイタリアの詩人ジャコモ・レオパルディとミケランジェロ・ブオナローティの詩を基に作られました。静謐な空間でソプラノとフルートとピアノが一体となり絡み合う。神秘的な音楽。「遠い声」はドイツのロマン主義の作曲家エドゥアルド・メーリケの詩を基に作曲しています。




KAIROS



13342KAI
\2500→\2290
ラッヘンマンの《書》がカンブルランの最新録音で登場!
 ヘルムート・ラッヘンマン(b.1935):
  (1)書(2003)〜秋山和慶と東京交響楽団に捧ぐ
  (2)ドゥーブル(グリードII) (2004)〜弦楽のための
(1)シルヴァン・カンブルラン(指揮)
 バーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団
 SWR エクスペリメンタル・スタジオ
 マイケル・アッカー(サウンド・プロジェクション)
(2)マティアス・ヘルマン(指揮)
 ルツェルン祝祭アカデミー・アンサンブル
 2003年のサントリー国際作曲委嘱シリーズの話題作、ラッヘンマンの《書》がカンブルランの最新録音で登場!

 録音:2006 年3 月25 日ベルリン ②2005 年9 月5 日ルツェルン音楽祭(ライヴ)、51’08

 05今年80 歳になるラッヘンマンの2000 年代の代表作2 曲を収録。
 《書》はサントリーホール国際作曲委嘱シリーズとして作曲、大反響を呼びこれまでCD 化が望まれていた。曲は金管楽器の風奏で始まり、以後ラッヘンマンお得意の特殊奏法が緊張感のある時間を形作ってゆく。織りなす響きの綾はタイトル通り日本の「書」を思わせ、管弦楽とライヴ・エレクトロニクスが生み出す色彩と強度、密度、テクスチュアの予想不能の変化は聴き手を一時も退屈させない。
 弦楽オーケストラのため《ドゥーブル》は《書》よりも音色が限られているため逆に聴き手にイマジネーションの余地を与え、幾重にも重なる息の長い帯状の音響は時に倍音豊かな協和音へと導かれ恍惚とした瞬間を作り出す。
 

13352KAI
\2500
ベルント・リヒャルト・ドイチュ(b.1977):
 (1)狂犬(2011)〜アンサンブルのための
 (2)弦楽四重奏曲(2012)
 (3)ドクター・フューチャリティ(未来博士) (2012-13)
  〜アンサンブルのための
エンノ・ポッペ(指揮)
クラングフォルム・ウィーン
 録音:2013/2014 年、60’52

 ベルント・リヒャルト・ドイチュはオーストリア出身。ウィーン芸術大学で作曲をエーリッヒ・ウルバンナーに師事、その後いくつかのセミナーで研鑽を積み2011 年には東京オペラシティ文化財団主催の武満徹作曲賞に第2 位入賞し審査員のサルバトーレ・シャリーノから高く評価された。
 ここに収められた弦楽四重奏から大規模アンサンブル作品は21 世紀型ストラヴィンスキー、バルトークともいうべき作風でいずれも複雑なリズムが生き生きと躍動する。弦楽四重奏曲では奏者が叫ぶなどパンク・ロックのような面白さがあり、アンサンブル作品「未来博士」ではその傾向がより鮮明となり、フランク・ザッパを思わせるに至る。
 

13312KAI
(2CD)
\5000
ベアト・フラー(b.1954):
 CD1)
  (1)ミュージック・シアター「砂漠の本」(2009)
 CD2)
  (2)「イラ=アルカ(ira-arca)」(2012)
  (3)「歌」(1993)
  (4)「エール(Aer)」(1991)
(1)トーラ・アウゲシュタット(S)
 エレーヌ・フォーシェル(S)
 セバスティアン・ブローイアー(Br)
 ベアト・フラー(指揮)
 クラングフォルム・ウィーン
 ソリステXXI(ヴォーカル・アンサンブル)
(2)エヴァ・フラー(バスFl)
 ウリ・フッセネッガー(Cb)
(3)ヴラディスラフ・ペシン(Vn)
 ミハイル・デュボフ(Pf)
(4)トリオ・キャッチ
 録音:(1)2010 年3 月 (2)2012 年12 月 (3)(4)2013 年6月、 68’17+28’38

 ベアト・フラーはラッヘンマン以後のヨーロッパ前衛音楽シーンを牽引する重要な存在でKAIROS から定期的に新作をリリースしているが、このディスクではCD1 に最新作、CD2 に1990年代の旧作を収め、その思索と創作の変遷をたどることが出来る。
 ミュージック・シアター《砂漠の本》はアンサンブルと語り、ヴォーカルの織り成す不条理劇。CD2 のはフラーがラッヘンマンなどの先人の影響を脱し自己の様式を確立した頃の室内楽を集めた。
 

13372KAI
\2500
ミン・ツァオ (b.1966):
 (1)室内歌劇「霊の島」(2010-11)
  〜シェイクスピアとツムシュティークに基づく
 (2)セレナード(2012)
  〜メゾ・ソプラノと12 人の音楽家のための
 (3)「もし耳が必要とされる全てであったら・・・」(2007)
  〜ギター独奏のための
(1)タナーヤ・ラジ(M.Sop)
 クラウディオ・オテッリ(B)
 ダニエル・クリューゲ(T)
 ハンス・クレーメル&シュテファン・メルキ(語り)
 シュテファン・シュライバー(指揮)
 オルフェウス・ヴォーカル・アンサンブル
 シュトゥットガルト州立歌劇場管
(2)セシリア・ヴァリンデル(M.Sop)
 宗像礼(指揮)アンサンブル・ギャギーゴー!
(3)ゼート・ヨーゼル(G)
 録音:(1)2013 年2 月 (2)(3)2012 年11 月、65’26

 ツァオは1966 年カリフォルニアのバークレー生まれ。エーテボリ大学とカリフォルニア大学サンディエゴ校で作曲を、サンフランシスコ大学で数学を学んだほか個人的にブライアン・ファーニホーにも指導を受けている経歴からも想像できるように極めて理知的でヨーロッパの主知主義音楽の影響を受けた作品を作曲している。
 とはいえ、作品は頭でっかちの代物ではなく、一聴すると錯綜したに聴こえる音のタペストリーは極めて厳選された美しいと言ってもよい音で構成されており洗練されたシュールレアリスムと呼んでもよい。彼の作品はヨーロッパで高い評価を受けており、アルディッティ四重奏団、アンサンブル・ルシェルシュによってさかんに取り上げられている。




ODRADEK RECORDS



ODRCD 314
\2400→\2190
「冥暗は道」
 〜ルドルフ・ブルノー=ブルミエ(b.1982):ピアノ作品全集

  (1)この小さなノイズ (3’35)
  (2)広げた羽 (11’32)
  (3)-(5)『星』〜ピアノのための3つのプレリュード
   No.1 Andante (3’36)/No.2 Presto (2’42)/
   No.3 Lento (5’32)
  (6)冥暗は道 (12’15)
  (7)棺台〜ヨハネス・ブラームスの墓 (7’58)
  (8)-(10)『太陽の奇跡 』〜ピアノのための3つのプレリュード
   No.1 Andante ( 1’54 ) / No.2 Moderato ( 1’29 ) /
   No.3 Lento(1’43)
  (11)-(12)『エル・ボルヘ』〜2台ピアノのための
   エル・ボルヘ (1’32)/コマレス (3’08)/ガウシン (2’38)/
   ロンダ(2’13)/アルアマ・デ・グラナダ (3’16)
ジョフロワ・クトゥ(ピアノ)
(11)-(15)フランソワ=フレデリク・ギイ( ピアノ)
 フランソワ=フレデリク・ギイも参加!フランスの若手作曲家ブルノー=ブルミエ:ピアノ作品全集!

 録音:(1)-(10)2014年4月23-27日、オドラデク・スタジオ、(11)-(15)2013年5月16日フランス放送/65’13、※日本語解説つき

 ジョフロワ・クトゥが若手気鋭のパリジャン作曲家ルドルフ・ブルノー=ブルミエのピアノ作品全曲を収録した。その音楽は直接的に訴えかけ、3D臨場感のあるサウンドスケープが聴き手をうっとりとさせる。
 彼の作品は瞑想的な穏やかなものから激しく時には暴力的なものにまで及ぶ。文学的なテーマの頻繁な引用は、作曲家本人が言葉に表すことのできない詩的なイマジネーションを呼び起こすきっかけとなっている。そのほとんどは普遍的なノスタルジアに回帰する。時には期待感に満ちた喜び、時には弔鐘のような鐘の音が、この旅の道のりに読点を打ってゆく。
 2010 年からこの作曲家とコラボレーションをしているジョフロワ・クトゥはこれらの作品の繊細で密接な演奏をここで発表した。世界的に著名なピアニスト、フランソワ=フレデリク・ギイが2 台ピアノのための『エル・ボルヘ』で出演している。タイトルの『冥暗は道』はこのアルバムのトーンとテーマを統一させている。ラヴェルのガスパールの『絞首台』のような陰鬱さから、完全に抜け出すことができないとしても、希望の光が繰り返し差すことで、穏やかに甘受するという賢明さへ少なくとも聴くものを連れ出してくれるような道なのである。
 
ODRCD 306
\2400
<旧譜再案内>
「三善晃:ピアノ作品集」
 (1)ピアノ・ソナタ(1958)
 (2)ピアノのためのプレリュード「シェーヌ」(1973)
 (3)アン・ヴェール(1980)
 (4)ピアノのために—円環と交差—(1995/98)
小島由記子(ピアノ)
 録音:2013 年2 月18-21 日(日本語解説付き)




QUERSTAND



VKJK 1412
\2000→\1890
「ロマンティック・ホルン四重奏曲集」
 コンスタンティン・ホミリウス:ホルン四重奏曲Op.38 変ロ長調
 ジョアッキーノ・ロッシーニ:狩のランデヴー
 アントニオ・リヒター:狩のホルンのための6つの小品
 ヴィルヘルム・アルブレヒト・リュトゲン:
  ヴァルトホルンのためのホルン四重奏曲Op.19 変ホ長調
 ニコライ・リムスキー=コルサコフ:ノットゥルノ
 ジャック=フランソワ・ガレ:大四重奏曲Op.26
ライプツィヒ・ホルン四重奏団:
 【マックス・ヒルペルト(Hr)、
  ティーノ・ベールク(Hr)、
  ヨハネス・ヴィンクラー(Hr)、
  ミハエル・ギューネ(Hr)】
 ロマン派のオリジナル・ホルン四重奏曲集!

 録音:2002〜07 年、58’01

 ライプツィヒ・ホルン四重奏団は、1951 年に結成された伝統のある四重奏団です。ドイツのライプツィヒ放送響と、MDR 響のホルン奏者たちが所属しています。
 ロマン派時代の作品が収録され、4 人のテクニックに裏打ちされた絶妙のアンサンブルにより、やわらかい響きが美しい。ホミリウスの“ホルン四重奏曲”は、4 人それぞれの音域を生かしたかっこいい曲。ジャック=フランソワ・ガレは19 世紀フランスのホルン奏者でホルン作品も多数作曲しています。
 


VKJK 1433
\2000→\1890
「2005 年12 月31 日ドレスデン聖十字架教会」〜
 4本のトランペットとティンパニとオルガンのための祝典音楽

  M.-A.シャルパンティエ:「テ・デウム」より“前奏曲”
  J.S.バッハ:トッカータとフーガニ短調BWV565
  テレマン:協奏曲ニ長調
  ヴィドール:オルガン交響曲第5番〜アレグロ・ヴィヴァーチェ
  J.S.バッハ:教会カンタータ第147番《心と口と行いと生涯BWV147》より
   “イエスは私の喜び”
  ヘンデル:王宮の花火の音楽
  J.S.バッハ:《クリスマス・オラトリオBWV248》より
   “ああ、心から愛する幼子イエスさま”
レスデン・トランペット・コンソート:
 【マティアス・シュムッツラー(Trp) 、
  トビアス・ウェルナー(Trp)、
  フォルケル・シュテークマン(Trp)、
  ゲルト・グラナー(Trp)】
トーマス・カプラー(ティンパニ)
ホルガー・ゲーリング(Org)
 こちらは4本のトランペットとティンパニ、オルガンのための祝典音楽!

 録音:2005 年12 月31 日 ドレスデン聖十字架教会、53’36

 シュターツカペレ・ドレスデンのメンバーで結成された“ドレスデン・トランペット・コンソート”。ドレスデン聖十字架教会の大晦日に行われるコンサートには毎年3000 人以上が訪れ、クリスマス・シーズンには約5 万人もの人がドレスデンの大きな教会を訪問します。
 このアルバムは、2005 年12 月31 日に行われた、そのコンサートの模様を収めたもの。荘厳でいながら華やかなお祝いの雰囲気に満ち溢れた幸せな時間。教会の響きが音楽を優しく包みこんでいるよう。
 1曲目のシャルパンティエの“前奏曲”は、ヨーロッパの様々なイベントのオープニング・ファンファーレとして演奏されている作品。爽やかでいて、勇壮な音楽です。




ROMEO


RON 7308
\2300
「スクリャービン:ピアノ・ソナタ集第2集」
 ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.6
 ピアノ・ソナタ第2番 嬰ト短調 Op.19 「幻想ソナタ」
 詩曲 嬰ヘ長調 Op.32-1
 前奏曲 ト短調 Op.27-1
 4つの前奏曲 Op.37
  (前奏曲 変ロ短調 Op.37-1/前奏曲 嬰ヘ長調Op.37-2/
   前奏曲 ロ長調 Op.37-3/前奏曲 ト短調Op.37-4)
 2つの小品 Op.59(詩曲 Op.59-1/前奏曲 Op.59-2)
 ピアノ・ソナタ第6番 Op.62
 2つの詩曲 Op.63(仮面 Op.63-1/見知らぬもの Op.63-2)
 ピアノ・ソナタ第7番 Op.64 「白ミサ」
マシュー・ベングトソン(ピアノ)
 75’37

 RON 7232(ピアノ・ソナタ第3〜5 番,第8〜10 番)に続くマシュー・ベングトソンのスクリャービンのピアノ・ソナタ集第2 集(これで完結)。
 マシュー・ベングトソンはスクリャービンとシマノフスキを得意とするピアニストだが、同時にフォルテピアノ(マルコム・ビルソンに学んでいる)やチェンバロの奏者としても知られている。ここでのスクリャービンは、情熱的でありながらクリアな味わいが魅力だ。
 

RON 7312
\2300
「ブラームス:ピアノ作品集」
 幻想曲集 Op.116
  (奇想曲 ニ短調 Op.116-1/間奏曲 イ短調 Op.116-2/
   奇想曲 ト短調 Op.116-3/間奏曲 ホ長調 Op.116-4/
  間奏曲 ホ短調Op.116-5/間奏曲 ホ長調 Op.116-6/
  奇想曲 ニ短調 Op.116-7)
 3つの間奏曲 Op.117
  (間奏曲 変ホ長調 Op.117-1/間奏曲 変ロ短調Op.117-2/
   間奏曲 嬰ハ短調 Op.117-3)
 6つの小品 Op.118
  (間奏曲 イ短調 Op.118-1/間奏曲 イ長調 Op.118-2/
   バラード ト短調 Op.118-3/間奏曲 ヘ短調 Op.118-4/
  ロマンツェ ヘ長調 Op.118-5/間奏曲 変ホ短調 Op.118-6)
 4つの小品 Op.119
  (間奏曲 ロ短調 Op.119-1/間奏曲 ホ短調 Op.119-2/
   間奏曲 ハ長調 Op.119-3/ラプソディ 変ホ長調 Op.119-4)
アリエル・アレヴィ(ピアノ)
 68'23

 アリエル・アレヴィは1976 年、イスラエル、エルサレムの生まれ。1995 年から2002 年までニューヨークで修行を積み、イスラエルに帰国後も各地で精力的に活躍している。30 代末のアレヴィが弾くブラームス晩年のピアノ曲は、渋さが強すぎず若過ぎず、適度な按排が好ましい。




TACET



214
\2600→\2390
ニコリッチ指揮&オランダ室内管
 グノー:交響曲第1&2番

 1. 交響曲第1番 ニ長調
 2. 交響曲第2番 変ホ長調
ゴルダン・ニコリッチ指揮
オランダ室内管弦楽団
 1968年セルビア生まれのニコリッチは幼いころからヴァイオリンを学び、バーゼル音楽大学でジャン=ジャック・カントロフに師事しました。
 ヴァイオリストとしてのレパートリーはバロック音楽から現代曲にまで及びます。1997年にはロンドン交響楽団のコンサート・マスターに任命され巨匠サー・コリン・デイヴィスから音楽的な薫陶を受けます。2004年からオランダ室内管弦楽団のコンサート・マスター兼、芸術監督として精力的な演奏活動を行っています。
 また、オランダ王立音楽大学、ロッテルダム音楽院他で後進の育成を行っています。
 現在、演奏会において耳にすることの無い交響曲2曲ですが音楽的な魅力が存分に詰まった作品です。共に古典的な様式で書かれた作品をニコリッチとオランダ室内管弦楽団は軽快なテンポに載せて、カラフルなメロディーを、時にはいたづらっぽくおちゃめに、時には威厳を持ち、飽きることなく聴かせます。

 1番:2013年2月9-11日 アムステルダム、コンセルトヘボウでのライヴ録音
 2番:2014年6月5,6日 アムステルダム、オランダ・フィル・ホールでの録音
 

215
(2CD)
\5200
クリストフ・ウルリッヒ(ピアノ)/
 D.スカルラッティ:全集 Vol.14

CD. 1 :
 ソナタ K.454 - K.468 (65分33秒)
 ト長調 K.454、ト長調 K.455、イ長調 K.456、
 イ長調 K.457、ニ長調 K.458、
 ニ短調 K.459、ハ長調 K.460、ハ長調 K.461、ヘ短調 K.462、
 ヘ短調 K.463、ハ長調 K.464、ハ長調 K.465、ヘ短調 K.466、
 ヘ短調 K.467、ヘ長調 K.468、
CD. 2 :
  ソナタ K.469 - K.483 (72分25秒)
 ヘ長調 K.469、ト長調 K.470、ト長調 K.471、変ロ長調 K.472、
 変ロ長調 K.473、変ホ長調 K.474、変ホ長調 K.475、ト短調 K.476、
 ト長調 K.477、ニ長調 K.478、ニ長調 K.479、ニ長調 K.480、
 ヘ短調 K.481、ヘ長調 K.482、ヘ長調 K.483、
クリストフ・ウルリッヒ(ピアノ)
 ドイツ生まれのウルリッヒはレオナルド・ホカンソン、ルドルフ・ブッフビンダー等に学び、特に古典音楽演奏を得意とするピアニストです。
 主にアンサンブルのピアニストとして活躍しつつ、自身がプロデュースするあまり耳にすることの無い音楽の普及を目的としたコンサートや、テレビ局と子供の為の教育プログラムを組み、放送をとおして活動。教育者としての側面も持つ、ドイツ国内で活躍するピアニストです。
 派手さはないものの、音への誠実なが伝わる丁寧な演奏です。2014年 ベルリン、ダーレムのイエス・キリスト教会での録音




<メジャー・レーベル>

SONY



8887502614-2
(7CD)
\4400→\3990

[シベリウス生誕150記念リリース]
 シベリウス:交響曲全集/
  レナード・バーンスタイン[リマスタード・エディション]

シベリウス:
[CD1]
 『交響曲第1番 ホ短調 Op.39』(1967年3月14日録音),
 『交響詩「ルオンノタル」Op.70』(1965年10月19日録音)/
[CD2]
 『交響曲第2番 ニ長調 Op.43』(1966年5月16日録音),/
[CD3]
 『交響曲第3番 ハ長調 Op.52』(1965年10月18日録音),
 『交響曲第4番 イ短調 Op.63』(1966年2月1日録音),/
[CD4]
 『交響曲第5番 変ホ長調 Op.82』(1961年3月27日録音),
 『交響幻想曲『ポヒョラの娘』Op.49』(1964年5月1日録音),/
[CD5]
 『交響曲第6番 ニ短調 Op.104』(1967年5月9日録音),
 『交響曲第7番 ハ長調 Op.105』(1960年5月28日録音),/
[CD6]
 『ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47』〜
  ジノ・フランチェスカッティ(Vn)
  (1963年1月15日録音),
 『ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26』〜
  ジノ・フランチェスカッティ(Vn) トーマス・シッパーズ(指揮)
   (1962年1月23日録音),/
[CD7]
 『グリーグ:ペール・ギュント第1&2組曲』(1967年1月10&31日録音),
 『フィンランディア Op.26』(1965年2月16日録音)、
 『 悲しきワルツOp.44』(1969年12月8日録音),
 『トゥオネラの白鳥Op.22-3』(1973年3月8日録音)
,レナード・バーンスタイン(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニック
 フィンランド最大の作曲家シベリウス。どの曲も、森と湖の国フィンランドの風土や生活が反映された北欧音楽の傑作ともいえましょう。
 2015年のシベリウス生誕150年を記念して、バーンスタインがニューヨーク・フィルを指揮してコロンビアに録音したシベリウスの全作品が、ソニー・クラシカルの定評ある「オリジナル・アルバム・コレクション」から7枚組のボックスセットとしてリリースされます。
 バーンスタインはシベリウスを、20世紀のシンフォニストとしてマーラーと並ぶ重要性を持つ作曲家と考えていましたが、きっかけは20世紀前半を代表するシベリウス指揮者でバーンスタインの師でもあったセルゲイ・クーセヴィツキーの影響でした。カーティス音楽院在学中の1941年には交響曲第2番を初めて指揮し、から頻繁に取り上げていました。1943年のセンセーショナルなニューヨーク・フィル・デビューのあと、初めて客演したモントリオール響の演奏会では第1番を初めて取り上げています。ニューヨーク・フィルの音楽監督に就任してからもシベリウスを演奏し続け、生誕100年となった1965年には「青少年のためのコンサート」でシベリウスをフィーチャーし、さらに翌年にかけてシベリウスの交響曲全曲を定期演奏会で取り上げています。
 録音時期は、1960年の交響曲第7番に始まり、ニューヨーク・フィル退任後の1973年に収録された「トゥオネラの白鳥」にまで及んでおり、バーンスタインの演奏活動のひとつのピークであった1960年代のニューヨーク・フィル時代に収録されました。初のステレオによる全集となった交響曲第1〜7番の他、ロシアの圧政に苦しんでいた国民に呼びかけた祖国讃歌ともいえる「フィンランディア」、神秘的な美しさをたたえた「トゥオネラの白鳥」などのほか、LP時代に極め付きとされたフランチェスカッティとのヴァイオリン協奏曲も含まれています。
 北欧情緒に満ちあふれたこれらの名作を、壮年期のバーンスタインが情熱のかぎりを尽くしてスケール雄大に演奏しています。
 今回のアニヴァーサリー・リリースに当たっては、ソニー・クラシカルが保有するオリジナル・アナログ・マルチトラック・マスターからほぼ10年ぶりに新しくリミックス&24ビット/96kHzリマスタリングが行われ、音の鮮度が飛躍的にアップしています。
 リイッシューのエンジニアリングはグールドのリイッシューほかで定評のあるアンドレアス・マイヤーが担当しています。
 各ディスクはアメリカ盤LP初出オリジナル・ジャケット・デザインの紙ジャケットに封入予定。
 カップリングもアメリカ盤の初出通りですので、ヴァイオリン協奏曲にはシッパース指揮によるブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番が、管弦楽曲集にはグリーグの「ペール・ギュント組曲」がカップリングされております。
 別冊解説書には新規ライナーノーツ、アーティスト写真のほか、詳細な録音データが掲載される予定です。






DHM


8887506992-2
\2600
バッソリリエーヴィ/
 テレマン:
  フラウト・トラヴェルソとヴィオラ・ダ・ガンバを含むトリオと四重奏曲

 テレマン:
  「フラウト・トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、
    ファゴット、チェンバロのための協奏曲 ハ長調 TWV 43:C2」
  「フラウト・トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、
    チェンバロのためのソナタ ト短調 TWV 42:g7」
  「フラウト・トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、
    チェンバロのためのソナタ ロ短調 TWV42:h4」
  「フラウト・トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、
    通奏低音のためのソナタ ヘ長調 TWV 42:F5」
  「フラウト・トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、
    チェンバロのためのソナタ ト短調 TWV 42:g15」
  「フラウト・トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、
    ファゴット、チェンバロのための協奏曲 ロ短調 TWV 43:h3」
  「フラウト・トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、
   チェンバロのためのソナタ イ短調 TWV 42:a7」
  「フラウト・トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、
   チェンバロのためのソナタ ハ短調 TWV 42:c6」【演奏】
バッソリリエーヴィ(ピリオド楽器アンサンブル)

 「バッソリリエーヴィ」のドイツ・ハルモニア・ムンディ(DHM)・レーベルへのデビュー盤です。
2001年に創設された器楽アンサンブル「レ・ムジケ・ノーヴェ」の主要メンバーから、ガンバ担当のフランチェスコ・トメイによって結成されたピリオド楽器アンサンブルで、ヨーロッパで急速に注目を集めている団体です。
 「バッソリリエーヴィ」がDHMデビューに選んだのはテレマンの作品集です。テレマンは、18世紀における名声はJ.S.バッハより高く、その後否定的な見方をされてきましたが、現代ではその音楽の魅力や重要性が見直しされています。ありとあらゆるジャンルの作品を作曲したテレマンの膨大な数の作品目録はいまだ完成されていません。
 ここに収録された作品も、近年ハンブルクやドレスデン、ダルムシュタットから発見されたものです。とくにこの作品では、フラウト・トラヴェルソとヴィオラ・ダ・ガンバが独奏楽器として活躍するもので、マラン・マレ、フォルクレなどフランスのヴィオール音楽の影響が見られるものです。

 「バッソリリエーヴィ」を主宰するフランチェスコ・トメイは、1968年に生まれ、最初はエレキ・ギター、エレキ・ベースなどロックのアーティストでしたが、1996年音楽学校をコントラバス首席で卒業後、トスカニーニ交響楽団などのコントラバス奏者を務めながら、ヴィオラ・ダ・ガンバについて研究し、2010年にはマサチューセッツ州の学士号を受け取っています。奏者たちのイタリア的な斬新さと、音楽の引き締まったドイツ的な感性、フランスの優雅なメロディ・ラインなど、それらが融合されたテレマン独自の情景による音楽を楽しむことができます。

 【録音】2014年4月, フィレンツェ、御聖体宗派教会礼拝堂[デジタル:セッション]




<国内盤>


オクタヴィア・レコード

OVCT-00116
\3000+税
永田美穂のデビュー盤
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467
  ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331
   (トルコ行進曲付き)
  ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K.332
永田美穂(ピアノ)
飯森範親(指揮)
山形交響楽団
 多くの国際コンクールで入賞歴がある、永田美穂のデビュー盤の登場です。
 山形交響楽団のモーツァルト定期でライヴ収録されたピアノ協奏曲と、セッション録音されたピアノ・ソナタ2曲のオール・モーツァルトアルバムです。
 洗練された絶妙なタッチで奏でられる協奏曲。モーツァルト演奏に定評のある飯森範親と山形交響楽団が彩りを添え、ダイナミック豊かにサポートし、瑞々しいモーツァルト像を描いています。
 ピアノ・ソナタでは有名なトルコ行進曲を含む第11番と第12番を収録。鮮やかで活き活きとした、響きとメロディを永田は奏でてゆきます。
 若きピアニストのデビュー盤、どうぞお楽しみ下さい。2014年4月12日山形テルサ(協奏曲)、12月5日稲城iプラザ(ソナタ)にて収録

永田美穂(ピアノ):
 山形県上山市出身。桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業後、渡仏。
 2008年パリ・エコールノルマル音楽院最高課程コンサーティストの修了試験で、マルタ・アルゲリッチ、シプリアン・カツァリス、アブデル・ラーマン・エルバシャ、デビット・ライブリー各氏が審査員の中、満場一致の首席でディプロマ取得。同年、イタリア・イモラ国際ピアノアカデミーのディプロマ取得。
 2007年第10回ジャン・フランセ国際コンクール第3位(第2位無し)。2008年第1回ヴァル・ディゼール国際コンクールグランプリ受賞。2009年第11回イルド・フランス国際コンクール第2位、併せて特別モーツァルト賞受賞。
ベルギー・ブリュッセルで行われた音楽祭ではオーディションに合格し、王立音楽院ホールにてニージニー・ノヴゴルド・クレムリン交響楽団とチャイコフスキーピアノ協奏曲第1番を共演。(※)また、出身地となる山形では飯森範親、工藤俊之両氏の指揮により、ベートーヴェン、ラヴェル、モーツァルトの協奏曲を山形交響楽団と共演している。
(※「ふるさとの演奏家コンサート」で工藤俊幸指揮山形交響楽団とベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番を共演。2010年飯森範親指揮山形交響楽団定期演奏会でラヴェル ピアノ協奏曲ト長調を共演。
 2014年4月飯森範親指揮山形交響楽団モーツァルトシンフォニーサイクル「アマデウスの旅」でモーツァルトピアノ協奏曲第21番を共演。)
第22回アフィニス夏の音楽祭2010山形、東京・春・音楽祭2015にて室内楽演奏会に出演するなど、アンサンブルにも意欲的に取り組んでいる。パリ・コルトーホール、リュクサンブール宮殿、第17回サントンジュ・ピアノフェスティバルなど、フランス、ドイツ、オーストリア、ポルトガル、イタリアでソロおよび室内楽演奏会に出演。                 
 2014 年4 月より日本へ拠点を移し、国内外においてソロや室内楽の演奏活動を行っている。
 これまでに一柳多津子、一柳和男、須田真美子、ギグラ・カツァラバ、レオニード・マルガリウス、リカルド・リザリティ、アンヌ・ケフェレック、室内楽をエリック・ルサージュの各氏に師事。
【永田美穂オフィシャルウェブサイトhttp://www.mihonagata.com/ 】
 
OVCC-00115
(SACD Hybrid)
\3200+税
清水真弓(トロンボーン)/ファンタジー
 ボザ:バラード 作品62
 ピースリー:アロウズ・オブ・タイム
 サン=サーンス:カヴァティーナ 作品144
 シューマン:ファンタジー 作品73
 ヒンデミット:トロンボーン・ソナタ
 ロパルツ:変ホ短調の小品
 ヨルゲンセン:ロマンス
清水真弓(トロンボーン)
フランソワ・キリアン(ピアノ)
 美しい音色とエネルギッシュな演奏!
 欧州で活躍する清水真弓のファーストアルバム!
 清水真弓は慶應義塾大学在学中、ワグネル・ソサィエティー・オーケストラに所属し、日本の音楽大学出身ではない異例のトロンボーン奏者です。
 リンツ・ブルックナー管弦楽団(オーストリア)の初女性首席トロンボーン奏者を経て、2012年秋より現在は南西ドイツ放送交響楽団に在籍しています。
 当盤ではシューマン、グノーからボザ、ヒンデミットそしてピースリーといった現代曲まで、時代をまたぐ楽曲をそれぞれ違ったキャラクターで演奏し、確固たる実力を示しています。
 トロンボーンのはば広い魅力が堪能できるCDです。ぜひお聴きください。
 2015年2月9-11日 慶應義塾日吉キャンパス協生館・藤原洋記念ホール にて収録

清水真弓(トロンボーン):
 2012年秋より現在、南西ドイツ放送交響楽団首席トロンボーン奏者。
 神奈川県出身。10歳よりトロンボーンを始め、春山和雄・三輪純生の各氏に師事。慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。同大学大学院在学時、半年間のオーストリア、ウィーン留学をきっかけに、音楽・トロンボーンの道を決意、ドイツ留学に至る。
 フライブルク音楽大学(ドイツ)、ベルン芸術大学(スイス)にてブラニミール・スローカーに師事。また、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団「カラヤン・アカデミー」に所属(日本人初トロンボーン)、首席奏者クリストハルト・ゲスリングに師事。
 2009年オーストリアで初の女性首席トロンボーン奏者として、リンツ・ブルックナー管弦楽団に就任、2012年に南西ドイツ放送交響楽団に移籍。
トロンボーン独奏では、ドイツ・ワインガルテン音楽祭トロンボーンコンクールにて第1位、グダニスク国際金管楽器コンクールにて第1位受賞を初め、数々の国内外コンクールで受賞。2012年オペラシティB-Cシリーズリサイタルを行い、好評を得る。
 オーケストラ活動としてはこれまで、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン放送交響楽団、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・ドイツ・オペラ、サイトウ・キネン・フェスティバル・オーケストラなどで演奏。ソロ・室内楽・オーケストラと幅広く活動を行っている。


 

OVCL-00570
(SACD Hybrid)
\3200+税
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 小泉和裕(指揮)
東京都交響楽団
ソプラノ:リー・シューイン、
アルト:中島郁子
テノール:オリヴァー・クック、
バリトン:青山 貴
合唱:二期会合唱団

 日本を代表する指揮者、小泉和裕による会心の第九!
 小泉和裕、エクストン・デビュー盤!!
 日本の主要オーケストラのポストを歴任し、現在、東京都交響楽団終身名誉指揮者、九州交響楽団音楽監督、仙台フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者、神奈川フィルハーモニー管弦楽団特別客演指揮者であり、まさに日本オーケストラ界の重鎮指揮者・小泉和裕のエクストンからの初アルバムです。
 本アルバムは2014年年末に行われたベートーヴェン第九をライヴ収録したものです。
 小泉和裕は、誠実に音を美しく鳴り響かせ、心地良いリズム感とテンポ感で第九を鮮やかに描き、ライヴとは思えぬほどの完成度の高い演奏を作り上げています。
 小泉和裕のキャリアの大半を共にしている、東京都交響楽団とでなければ到達出来ないベートーヴェンの真髄。当代最高の第九演奏をお聞き下さい。
 2014年12月24、26日 東京芸術劇場、サントリーホールにて収録
  
OVCT-00115
(2CD)
\3500+税
ラヴェル:ピアノ・ソロ作品全集(2CD)
 グロテスクなセレナード
 古風なメヌエット
 亡き王女のためのパヴァーヌ
 水の戯れ
 メヌエット
 ソナチネ
 鏡
 夜のガスパール
 ハイドンの名によるメヌエット
 高雅で感傷的なワルツ
 …風に − ボロディン風に / シャブリエ風に
 前奏曲
 クープランの墓
菊地 裕介 (ピアノ)
 ラヴェルが遺した色彩豊かな音楽の数々は、きわめて繊細なバランスが要求されるハーモニーと、フレージングやリズムの微妙な間合いが見事に調和してこそ、初めて輝きを放ちます。
 日本ピアノ界の若獅子・菊地裕介は類稀な読譜力、並外れた音楽的センスとテクニックによってラヴェルの持つユニークな魅力はもちろんのこと、放たれる音色からはピアノの潜在的な魅力までを、余すことなく引き出しています。
 ラヴェルが書き記したピアノ作品の変遷を、菊地裕介の色彩豊かな音色でお楽しみ下さい。
 2015年2月5、6、9、10日 横浜、かながわアートホールにて収録


 

ODRADEK RECORDS(国内仕様盤)


ODRADEK の日本人アーティスト
オビ・解説付きの国内仕様化!


TBLS 0003
(ODRCD312)
\2500+税
※輸入盤発売済
「火の鳥」〜20世紀音楽ピアノのための編曲集
 マーラー(杉山洋一編):スーパー・アダージェット 間奏曲XIII
 ストラヴィンスキー(グイド・アゴスティ編):
  「火の鳥」〜「カスチェイの凶悪な踊り」「子守歌」「フィナーレ」
 ドビュッシー(レナード・ボーウィック編):牧神の午後への前奏曲
 シェーンベルク(エドゥアルド・シュトイアマン):室内交響曲第1番
黒田亜樹(Pf)
 録音:2013 年9-10 月
 
TBLS 0004
(ODRCD301)
\2500+税
※輸入盤発売済
「ミホ&マスミ・ピアノ・デュオ(樋尾真澄&美保)」
 (1)ストラヴィンスキー:春の祭典
 (2)ヒンデミット:4手のためのソナタ(1938)
 (3)ラヴェル:スペイン狂詩曲
ミホ&マスミ・ピアノ・デュオ
 (樋尾真澄&美保)
 録音:2011 年8 月




<映像>


オクタヴィア・レコード(映像)


OVEP-00003
(DVD)
\3800+税
2013年6月14日
 イヴリー・ギトリス・伝説のリサイタル 〜2013年東京公演ライヴ映像〜

 ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ホ長調 作品1-15
 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
 モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.475 ※ピアノのみ
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ イ短調「F.A.E.ソナタ」よりスケルツォ
 ブロッホ:ニーグン
 クライスラー:愛の悲しみ、シンコペーション、美しきロスマリン
 マスネ:タイスの瞑想曲
 パラディス:シチリアーノ
 成田為三:浜辺の歌
 パガニーニ:カンタービレ ニ長調 作品17
イヴリー・ギトリス(ヴァイオリン) 
ヴァハン・マルディロシアン(ピアノ)
 アイザック・スターン、へンリク・シェリング、アルトゥール・グリュミオー・・・ヴァイオリン史に名を刻む20世紀の名演奏家たちと同じ時代を生きた最後の巨匠、イヴリー・ギトリス。2013年来日公演の映像がDVDで登場です。
 90歳を迎えてもその音楽、技巧は全く衰えを感じさせないもので、紀尾井ホールに集った聴衆を圧倒。この公演では、前半のヴァイオリン・ソナタもさることながら、後半でのクライスラー、マスネ、パガニーニなどの小品が聴き物。ジョルジュ・エネスコやジャック・ティボーら20世紀初頭の巨匠たちから授かったその技術、音楽をによって奏でられる20世紀前半の作曲家達の作品は、時代の生き証人である彼ならではの情感込められた演奏で、私達の心に語りかけてきます。
 20世紀最後の巨匠の名演奏を、ぜひ映像とともにお楽しみださい。2013年6月14日 東京・紀尾井ホール にて収録



















ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD トップページへ



Copyright(C) 2015 ARIA−CD.All rights reserved.44.45.46