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≪第82号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その2 2015/5/19〜


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像


 




5/22(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

HYPERION



CDA 68081/2
(2CD)
\4800→\4390
シュテンツ&ケルン・ギュルツェニヒ管 第2弾!
 シェーンベルク初期の大作「グレの歌」

  シェーンベルク:グレの歌
マルクス・シュテンツ(指揮)、
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
バルバラ・ハーヴェマン(ソプラノ/トーヴェ)
ブランドン・ジョヴァノヴィチ(テノール/ヴァルデマール)
トーマス・バウアー(バリトン/農夫)
ゲルハルト・シーゲル(テノール/道化クラウス)
クラウディア・マーンケ (メゾ・ソプラノ/山鳩)
ヨハネス・マルティン・クレンツレ(語り)
オランダ・フィメール・ユース合唱団、
ケルン大聖堂カントライ
ケルン大聖堂合唱団男声合唱、
ケルン大聖堂声楽アンサンブル
ケルン・バッハ=フェライン合唱団、
ケルン・カルトジオ・カントライ
 シュテンツ&ケルン・ギュルツェニヒ管 第2弾!シェーンベルク初期の大作「グレの歌」

 R・シュトラウスの「ドン・キホーテ」&「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」で鮮烈なHyperionデビューを飾ったドイツの名門オーケストラ、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団。音楽監督マルクス・シュテンツとのHyperion第2弾は、アルノルト・シェーンベルク(1874−1951)初期の超大作、「グレの歌」!
 デンマーク王ヴァルデマールの愛を描いた物語を5人の独唱者と1人の語り手が紡ぎ、巨大な編成のオーケストラと合唱団によって後期ロマン派風に描かれたシェーンベルクの大作。マルクス・シュテンツがまとめ上げた最良の布陣で贈る「グレの歌」は、新たな名盤となるに違いない!

 ※録音:2014年6月1日−4日、ケルン・フィルハーモニー
 
CDA 67929
\2400
アメリカン・ポリフォニー
 トンプソン:アレルヤ
 バーバー:アニュス・デイ、リインカーネーションズ Op.16
 バーンスタイン:ミサ・ブレヴィス
 コープランド:4つのモテット
 バーバー:
  十二夜 Op.42-1、水の歌で歌う Op.42-2、
  天国−安息の地:修道女はヴェールをかぶる Op.13-1、
  殉教の乙女たち Op.8-1、柵を開け, おお死よ Op.8-2
 トンプソン:フェア・ウェル
スティーヴン・レイトン(指揮)
ポリフォニー
 ポリフォニーが歌う"アメリカン・ポリフォニー"!

 英国合唱界の名コンビ、スティーヴン・レイトンと、レイトンの創設した合唱団"ポリフォニー"が歌う、アメリカの「ポリフォニー」。サミュエル・バーバー、レナード・バーンスタイン、アーロン・コープランド、そしてランドル・トンプソンといった20世紀アメリカの大作曲家たちによる貴重な合唱レパートリーを、イギリスの一流合唱団の歌声で味わう。合唱関係者注目のアルバムです!
 「バーバーのアダージョ」として知られる名曲「弦楽のためのアダージョ」の合唱版「アニュス・デイ」の美しさは白眉。

 ※録音:2011年8月22日−24日、2013年7月31日、2013年8月3日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク/ロンドン)
 

CDA 68064
\2400
ラッスス:ミサ・ディクシト・ヨゼフ
 主をほめたたえよ/ヨゼフは11人の兄弟に言いぬ/
 怒りを身に負い/おお死よ, 汝への思いは/
 王座に座したもう神よ/われらは幸を受けたるゆえ/
 神よ, 新しき歌を/来たれ, わが愛する者よ/
 喜びは偽り/恐れと震えが
チンクエチェント
ベルント・オリヴァー・フレーリヒ
 (テノール/track 7&8)
 5ヶ国から集まった6人のプロフェッショナルたちにより結成された"ルネサンス系男声ヴォーカル・アンサンブル"の最高峰、「チンクエチェント」。
 ジャン・リシャフォールやフィリップ・シェーンドルフ、フィリップ・デ・モンテ、ヤコブ・ルニャールなど、ルネサンスの知られざる魅力を伝えてくれたチンクエチェントが歌うのは、後期ルネサンスの偉大なる作曲家、オルランドゥス・ラッスス(1530/32−1594)。
 自作のモテット「ヨゼフは11人の兄弟に言いぬ」に基づくパロディ・ミサ、「ミサ・ディクシト・ヨゼフ(Missa super Dixit Joseph/『ヨゼフは言いぬ』に基づくミサ)」と、有名な「恐れと震えが(Timor et tremor)」を含むモテット集を、チンクエチェントの魅力的な男声アンサンブルで聴く。

 ※録音:2013年8月2日−4日、ペルネック修道院(ヴァルトフィアテル/オーストリア)
 

CDA 67966
\2400
トマーシェク:歌曲集
 ゲーテ歌曲集
  (5月の歌 Op.53-3/羊飼いの嘆きの歌 Op.56-1/
  憩いのない恋 Op.58-1/夜 Op.55-5/湖上にて Op.57-3/
  去っていった人に Op.55-1/さすらい人の夜の歌 Op.58-4/
  魔王 Op.59-1/野ばら Op.53-1/秘密 Op.58-3/
  お澄まし娘 Op.54-2/心変わりした娘 Op.54-3/
  憂い Op.57-4/川のほとりで Op.55-3/糸紡ぎの娘 Op.55-2)
 ヴァーツラフ・ハンカによる6つのボヘミアの歌 Op.71/
 老人の葬送の歌 Op.69-1/歌曲 Op.37-2/
 アルプスの少女の歌 Op.96-3/セレナード Op.107-3/3つの歌 Op.92
レナータ・ポクピチ(メゾ・ソプラノ)
ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)
 クロアチアのメゾ・ソプラノ、ポクピチが "歌曲大国ハイペリオン" に登場!

 クロアチア(当時のユーゴスラビア)生まれのメゾ・ソプラノ、レナータ・ポクピチがHyperion初登場。リサイタル・パートナーとして定期的に活動している名伴奏者ロジャー・ヴィニョールズとのHyperionデビュー盤は、ベートーヴェンやハイドンと親交を持ち、19世紀前半のプラハ楽壇を支えたボヘミアの作曲家ヴァーツラフ・ヤン・クシティチェル・トマーシェク(1774−1850)の歌曲集。
 書簡を交わす間柄ともなっていた文豪ゲーテの詩による歌曲を中心に、チェコの詩人ヴァーツラフ・ハンカの詩による作品など、28の魅力的な歌曲を収録。歌曲・ピアノ作品の両面で、シューベルトやシューマン、ショパンなど後世に影響を与えたトマーシェクの歌曲集が、レナータ・ポクピチという最適なソリストによって、"歌曲大国ハイペリオン"に加わります。

 ※録音:2013年12月5日−6日&2014年5月2日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)







LES ARTS FLORISSANTS



AF 005
\2700→\2490
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第1,2,3 巻より〜「クレモナ」
 第1集(1587年)より
  「あなたが私の生命を愛しても」、「甘く優しい口づけよ」、
  「美しい羊飼いの娘が」、「私は燃えているがあなたを愛さない」、
  「燃えようが冷めようがあなたの自由だ」
 第2集(1590年)より
  「私はかつて歌ったことがあった」、「まだ陽は昇っていなかった」、
  「そして女は嘆息しながら言った」、「もし愛の神が狩りに行ったら」、
  「不実な恋人よ、もし私から逃げるならば、それはあなたにとって損失だ」、
  「見よ、波はささやき」
 第3集(1592年)より
  「おお春よ」、「柔らかい草と白い花の上で」、
  「もし私があなたを愛さなかったら」、「去れ、むごき者」、
  「血のなかで」、「恍惚から覚め」
レザール・フロリサン
ポール・アグニュー(指揮)
 ポール・アグニュー率いるレザール・フロリサン、モンテヴェルディのマドリガーレ集第2 弾!

 録音:2011年10,12月& 2012年5月/シテ・ド・ラ・ムジーク(パリ)(ライヴ)/59’40

 レザール・フロリサンによるモンテヴェルディのマドリガーレ録音集シリーズ第2 弾の登場。
 英国の名古楽テノールにして近年は指揮者としても活躍しているポール・アグニューが指揮しています(歌唱にも参加しています)。パリのシテ・ド・ラ・ムジークで行われたモンテヴェルディのマドリガーレ全曲演奏会ライヴから選りすぐりの演奏をCD 化するシリーズの一環で、2014 年に発売された「モンテヴェルディ:マドリガーレ集第4,5,6 巻〜マントヴァ」(AF.003)に続いての発売。ひとつひとつのフレーズの膨らみや表情づけが実に巧みなアンサンブルに仕上がっています。
 タイトルになっている「クレモナ」はモンテヴェルディが生まれた場所。1567 年に生まれたモンテヴェルディは、1580 年代前半に宗教作品などの楽譜を出版、そして1587 年に記念すべきマドリガーレ集第1 巻をクレモナで出版しました。その後彼はマントヴァ、そしてヴェネツィアへと活躍の場を移すことになります。
 当シリーズ第3 弾にして完結編の第3 集「ヴェネツィア」は2016 年発売予定です。




ONYX



ONYX 4147
\2500→\2290
キリル・カラビッツ&ボーンマス響
 プロコフィエフ:交響曲全集Vol.3

  交響曲第4番ハ長調 Op.47(1930年版)
  交響曲第5番変ロ長調 Op.100
  交響的絵画《夢》Op.6
キリル・カラビッツ(指揮)
ボーンマス交響楽団
 キリル・カラビッツ&ボーンマス交響楽団、プロコフィエフ交響曲全集第3弾!
 好調リリース!比類なきパフォーマンスで贈るカラビッツのプロコフィエフ第3弾!

 2008年からボーンマス交響楽団の首席指揮者を務める、ウクライナの若きマエストロ、キリル・カラビッツ。
 2014年初頭に始動し、第1巻、第2巻とも大絶賛のうちに迎えられたプロコフィエフの交響曲全集。好調にリリースの続く第3弾は、交響曲第4番の原典版(1930年版)と、プロコフィエフ屈指の名曲である交響曲第5番!
 「ウクライナ」というキーワードで結ばれている、カラビッツとプロコフィエフ(プロコフィエフの生まれた村、当時ロシア領のソンツォフカは、現在はウクライナ)。交響曲だけでなく、プロコフィエフの珍しい作品やウクライナ時代の作品などが併録されていくのも、このシリーズの特徴の1つで、第3弾では19歳のプロコフィエフ(1910年)が書いた交響的絵画「夢」を収録。
 「このプロジェクトにはかなりの驚きが含まれている」とカラビッツの語る期待のプロジェクト。ご期待ください!




PLECTRA MUSIC


PL 21501
(2CD)
\3200

ジャック・シャンピオン・ド・シャンボニエール(1601/1602-1672):
 チェンバロ作品全集 Vol.1


  [CD 1]
  クラヴサン曲集第1巻(1670)
   組曲イ短調(+)(*)
    アルマンド「ラ・ラール」G.1/クーラント G.2/クーラントのドゥブル G.2a
    クーラント G.3/クーラント G.4/サラバンド G.5/ガイヤルド G.6
   組曲ハ長調(#)
    アルマンド「ラ・ダンケルク」G.7/クーラント「イリス」G.8
    クーラント「イリス」のドゥブル G.8b(D)/クーラント「イリス」のドゥブル G.8a(A)
    クーラント「不滅」G.9/ドゥブル G.9a(D)/ドゥブル G.9b(A)
    王妃のサラバンド G.10
   組曲ニ短調(#)
    アルマンド「バグパイプ吹き」G.11/ル・ドゥブル G.11a(A)
    ラ・ルールーズのドゥブル G.11b (A)/クーラント「まことの美女」 G.12
    王弟妃のクーラント G.13/クーラント G.14/サラバンド G.15
    バリケード G.16/ジグ「ラ・マドレネット」G.17(*)/ジグ G.18(*)
   組曲ヘ長調(#)
    アルマンド G.19(*)/クーラント G.20(*)/クーラント G.21/クーラント G.22(*)
    サラバンド G.23(*)
   組曲ト短調(+)
    パヴァーヌ「神々の談話」G.24/クーラント G.25/サラバンド G.26
    クーラント G.27/サラバンド G.28/ジグ「村娘」/カナリア G.30

  [CD 2]
  クラヴサン曲集第2巻(1670)
   組曲ハ長調(#)
    アルマンド G.31/クーラント G.32/クーラント G.33/ガイヤルド G.34
    ジグ「ラ・ヴェルダンゲット」G.35/ドゥブルG.35a(D)
   組曲ニ短調−組曲ニ長調(#)
    アルマンド G.36/クーラント G.37/クーラント G.38/クーラント G.39
    サラバンド G.40/アルマンド G.41/クーラント G.42/クーラント G.43
    クーラント/サラバンド G.45
   組曲ヘ長調(+)
    アルマンド G.46/クーラント G.47/クーラント G.48/サラバンド G.49
   組曲ト短調−組曲ト長調(#)
    パヴァーヌ G.50/ジグ G.51/クーラント G.52/ジグ「カノンのあるところ」G.53
    アルマンド G.54/ジグ G.55/クーラント G.56/ドゥブルG.56a(D)
    クーラント G.57/クーラント G.58/ドゥブルG.58a(D)
    サラバンド「若きゼフィロス」G.59/ドゥブルG.59a(D)/メヌエット G.60
カレン・フリント(チェンバロ)

録音:2008年7月(*)、2014年11月&2015年4月(*以外)、ザ・バーン・アット・フリントウッズ、
     ウィルミントン、デラウェア州、アメリカ合衆国
使用楽器:1627年(#)、1635年(+)、ヨハネス・ルッカース製、アントウェルペン
前出:PL 21001(*)

 ジャック・シャンピオン・ド・シャンボニエールはフランス・クラヴサン楽派の創始者とも称されるチェンバロ(クラヴサン)奏者・作曲家・舞踏家。ルイ13世および14世の王室付き音楽家として活躍しました。
 門下からジャン=アンリ・ダングルベール(1629-1691)、ジャック・アルデル(1643頃-1678)を輩出、またルイ・クープラン(1626-1661)の才能を見出し彼に大きな影響を与えました。
 プレクトラ・ミュージックは既存の「シャンボニエール:クラヴサン曲集」(PL 21001)に新録音を加える形で全集化を決定。当盤には全約150曲のうち、生前に出版された2巻の出版譜に収められた60曲が収録されています。(D)はダングルベールが筆写した手稿譜、(A)は筆写者不明の手稿譜、他は出版譜に拠る演奏。
 カレン・フリントはオバーリン音楽院およびミシガン大学で学んだアメリカ合衆国のチェンバロ奏者。ブランディワイン・バロック(古楽アンサンブル)のアーティスティック・ディレクターであり、当レーベルの中心的音楽家です。




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


PRODUCTION CENTRE ODEON


LAPTEV-CD 1-6
(6CD)
\4200

コンスタンチン・ラプチェフ(バリトン) 録音集成 1948-1958


 [CD 1] フランスとイタリアのオペラ・アリア
 ビゼー(1838-1875):「カルメン」から エスカミリオのクプレ(#) 録音:1952年
 ヴェルディ(1813-1901):
  「仮面舞踏会」から レナートのアリオーソ(*) 録音:1950年
  「イル・トロヴァトーレ」から ルーナ伯爵のアリア(*) 録音:1950年
  「ラ・トラヴィアータ」から ジェルモンのアリア 録音:1956年
  「リゴレット」から リゴレットのアリア 録音:1956年
  「仮面舞踏会」から レナートの場面とアリア(*) 録音:1950年
  「リゴレット」から ジルダとリゴレットの場面と二重唱(+/*) 録音:1950年
  「リゴレット」から ジルダとリゴレットの場面の断章と最後の二重唱(+/*) 録音:1950年
 レオンカヴァッロ(1858-1919):
  「ザザ」から カスカールのアリア(*) 録音:1950年
  「道化師」から 道化師のプロローグ(*) 録音:1948年
 トマ(1811-1896):「ハムレット」から バッカスの歌(*) 録音:1950年

マリア・ズヴェズジナ(ソプラノ(+))
モスクワ放送交響楽団(*)
オニシム・ブロン(指揮(*)) レニングラード放送交響楽団(#)
ニコライ・ラビノヴィチ(指揮(#))
伴奏者記載なし(無印)


 [CD 2] ロシアのオペラ・アリア
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
  「雪娘」から ミズギールのアリア(*) 録音:データ記載なし
  「皇帝の花嫁」から グリャーズノイのアリア(+) 録音:1953年
 ラフマニノフ(1873-1943):「アレコ」から アレコのカヴァティーナ(*) 録音:データ記載なし
 ボロディン(1833-1887):「イーゴリ公」から イーゴリ公のアリア(#) 録音:1948年
 ルビンシテイン(1829-1894):「デーモン」から
   デーモンの第1のロマンス(+)/デーモンのモノローグと天使との二重唱(++/+)
   デーモンの第2のロマンス(+) 録音:1953年
 ルビンシテイン:「デーモン」から デーモンとタマーラの場面(**) 録音:データ記載なし

オリガ・カシェヴァーロヴァ(ソプラノ(**))
リュドミラ・グルージナ(メゾソプラノ(++))
アンドレーエフ記念国立ロシア管弦楽団(*)
ヴラジーミル・ポポフ(指揮(*))
キーロフ記念国立オペラ&バレエ劇場交響楽団(+/**)
ボリス・ハイキン(指揮(+))
ダニール・ポヒトノフ(指揮(**)) ボリショイ劇場管弦楽団(#)
キリル・コンドラシン(指揮(#))


 [CD 3] ウクライナの歌
 ヴラジスラフ・ザレンバ(1833-1902):Divlyus'ya na nebo(*) 録音:1949年
 ウクライナ民謡:
  Vzyav bi Ya banduru 録音:データ記載なし/Viryazhala mati sina(#) 録音:1950年
 ウクライナ民謡/L・レヴツキー編曲:
  Oj, gey! Ta oy khto gorya na znae(**) 録音:1950年
 ウクライナ民謡:Oj divichina-gorlicya(#) 録音:1950年
 ウクライナ民謡/A・エドリチェク編曲:Oj ti divcina(+) 録音:1950年
 ウクライナ民謡:
  Kolo mlina kreminina(#) 録音:1950年/Oj, ishov ya vuliceyu raz, raz...(*) 録音:1946年
  Oj, Vazha ya, vazhu(#) 録音:1950年/Ol ne shumi luzhe(*) 録音:1948年
 ウクライナ民謡/L・レヴツキー編曲:Pro Karmelyuka(**) 録音:1950年
 ミコラ・リセンコ(1842-1912):
  Bazmezhnee pole(*) 録音:1948年/Divichina ribalon'ko Lyudo(+) 録音:1950年
  Minayut Dni(*) 録音:1948年/Oj, chogo ti pochornilo(*) 録音:1948年
 ヤコフ・スチェポヴォイ(1883-1922):
  Oj, tri shlyakhi shirokii(+) 録音:1948年
  Yak pochuesh vnochi kraj svojogo vikna(+) 録音:1950年
 キリル・スチェーツェンコ(1882-1921):Vyotsya Stypzhka(*) 録音:1948年
 ゲルマン・ジューコフスキー(1913-1976):Nochenka(++) 録音:1947年

ダヴィド・ガクリン(ピアノ(*))
N・コトリャルスカヤ(ピアノ(+))
ミハイル・ゴレンコ(バヤン(#))
ウクライナ放送バンドゥーラ・アンサンブル(**)
A・ボディール(指揮(**))
ウクライナ国立オペラ&バレエ劇場合唱団&管弦楽団(++)
ヴェニアミン・トルバ(指揮(++))


 [CD 4] ロシアの歌
 アレクサンドル・グリリョーフ(1803-1858):馭者の歌(#) 録音:1960(1950?)年
 ロシア民謡:
  トロイカ 録音:記載なし(+)/清き野に(**) 録音:1954年
  トロイカは駆け行く(+) 録音:データ記載なし
 ロシア民謡/V・ボロズジン編曲:聖なる湖バイカル(+) 録音:データ記載なし
 グリンカ(1804-1857):勝者(*) 1949年
 チャイコフスキー(1840-1893):
  ぼくらは一緒に座っていた(*)/恐ろしい瞬間(*)/語るな、友よ 録音:1949年
 ダルゴムイシスキー(1813-1869):シエラ=ネバダは霧に包まれ(*) 録音:1949年
 ラフマニノフ(1873-1943):すべては過ぎ去った(*) 録音:1949年

ダヴィド・ガクリン(ピアノ(*))
アンドレーエフ記念国立ロシア管弦楽団(+/#)
ヴラジーミル・ポポフ(指揮(+))
ゲオルギー・ドニヤフ(指揮(#))
吹奏楽団(**)
A・アニシモフ(指揮(**))


 [CD 5] イタリア、ロシア、ウクライナのオペラ・アリア
 ロッシーニ(1792-1868):
  「セビリャの理髪師」から フィガロのカヴァティーナ(*) 録音:1950年
 ルビンシテイン(1829-1894):「ネロ」から ヴィンデクスの婚礼の歌(+) 録音:1952年
 タネーエフ(1856-1915):
  「オレステイア」から アイギストスとクリュタイムネストラの場面(#) 録音:1958年
 チャイコフスキー(1840-1893):
  「マゼッパ」から マゼッパのアリオーソ(**) 録音:1948年
  「スペードの女王」から エレツキーのアリア(++) 録音:1953年
  「エフゲニー・オネーギン」から
   タチアナとオネーギンの場面(第3幕第2場)(##) 録音:1950年
 ユーリー・メイトゥス(1903-1997):
  ソヴィエト人(***) 録音:1947年
  「若い衛兵」から オレグのレチタティーヴォとアリア,オレグのアリア,オレグのアリオーソ(+++)
   録音:1947年
 ミコラ・リセンコ(1842-1912):
  「タラス・ブーリバ」から オスタプのアリア(###) 録音:1948年
 キリル・スチェーツェンコ(1882-1921):「捕虜」から からすが鳴く(###) 録音:1948年

ソフィア・プレオブラジェンスカヤ(メゾソプラノ(#))
モスクワ放送交響楽団(*)
オニシム・ブロン(指揮(*))
レニングラード放送交響楽団(+/#)
ニコライ・ラビノヴィチ(指揮(+))
ゲマル・ダルガート(指揮(#))
ボリショイ劇場管弦楽団(**)
ヴァシリー・ネボリシン(指揮(**))
アレクサンドル・メリク=パシャーエフ(指揮(##))
キーロフ記念国立オペラ&バレエ劇場交響楽団(++)
ボリス・ハイキン(指揮(++))
ソヴィエト国立交響楽団(***)
アレクサンドル・クリモフ(指揮(***))
ウクライナ国立オペラ&バレエ劇場管弦楽団(+++)
ヴェニアミン・トルバ(指揮(+++)) ダヴィド・ガクリン(ピアノ(###))


 [CD 6] ポーランド、イタリア、ロシアの歌
 ショパン(1810-1846):17のポーランドの歌 Op.74 から(*)
   酒宴,彼女の好きな場所,つわもの,私の愛しい人,指輪 録音:1950年
 ミニョーネ:黄金の窓(最初の手紙)(+) 録音:1953年
 ビクシオ(1896-1978):
  船(*) 録音:1949年/夜のセレナード(+) 録音:1954年/われを忘るな(+) 録音:1956年
 デンツァ(1846-1922):来たれ(+) 録音:1954年/妖精の瞳(+) 録音:1956年
 クレシェンツォ(1913-1987):不安な心(*) 録音:1949年
 クルティス(1875-1937):忘れな草(+) 録音:1956年
 レオンカヴァッロ(1858-1919):朝の歌(+) 録音:1954年
 ゲオルギー・ノソフ(1911-1970):レニングラードの歌(+) 録音:1954年

ナウム・ヴァリテル(ピアノ(*))
レニングラード放送交響楽団(+)
アレクサンドル・ヴラジミルツォフ(指揮(+))


コンスタンチン・ラプチェフ(バリトン)
 コンスタンチン・ラプチェフ(1904-1990)はウクライナのキエフに生まれたソヴィエトのバリトン。オデッサ(1930-1941)、キエフ(1941-1952)、レニングラード(1952-1965)のオペラハウスに所属し活躍しました。
 コンサート歌手としても活躍し、ロシア民謡、ウクライナ民謡、ナポリ歌謡を得意としていました。ロシア語またはウクライナ語が原語の楽曲以外はロシア語での歌唱。
 ブックレットにロシア語と英語の解説が記載されていますが、歌詞・訳の記載はありません。
 本体・外装に規格番号表示が無く、LAPTEV-CD 1-6 は代理店が付したものです。(代理店)



<国内盤> 


COO RECORDS


COO-041
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2800+税
宮崎生まれのオルガン〜 
J.S.バッハの音楽と〜

  1. トッカータとフーガ ニ短調BWV538「ドリア旋法風」
  2.「おお神よ、誠実な神よ」によるパルティータ BWV767(コラール朗読:秋山 仁)
  3.「主イエス・キリストよ、われらに」による4編 BWV632・655・709・726
  4.『ノイマイスター手稿』よりBWV742・1119・1120
  5.幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
  6.「我ら皆唯一の神、父と子と聖霊を信ず」によるトリオ BWV740
松波久美子(オルガン)
使用楽器:
 ベルンハルト・H.エツケス建造
 日本福音ルーテル宮崎教会
 名工エツケスの銘器は、宮崎で丁寧に育てられてきた北ドイツ楽派の伝統を伝える正規奏者、満を持して…!ここ何十年かのあいだに、欧州の重要な歴史的オルガン修復&建造家による銘器が日本各地に作られてきたことを、ご存知でしょうか...?
 今回ご紹介するのは、宮崎県の福音ルーテル宮崎教会に1998年に設置されたベルンハルト・H.エツケス製作のオルガン——2段の手鍵盤に足鍵盤をそなえ、エッセンシャルな管列の数々は多彩な組み合わせでも美しく音が溶け合う、そしてブクステフーデなど北ドイツ楽派の作品でしばしば使われる、あの輝かしい星飾もついている…建造者エツケスは北方の歴史的銘器が数多く残るオランダ北部フローニンゲン地方の生まれで、スイスに渡って工房を開いた歴史的楽器の専門家。
 これを弾く正規奏者・松波久美子は、北ドイツ・オルガン楽派の第一人者でもあるハラルト・フォーゲルの門下で学んだ筋金入りの名手!この理想的な出会いがもたらした確かなバッハ解釈を、宮崎の教会でじっくり、ていねいな録音製作を通じて皆様にもお届けいたします。
 “前奏曲とフーガ”系の大作ふたつを冒頭と末尾に配し、そのあいだにバッハ芸術の粋ともいうべきコラール(ルター派教会の賛美歌)のメロディにもとづく楽曲群を精巧なプログラム配置で...最初期の少年バッハによる作品から晩年の『ライプツィヒ・コラール集』の作品まで、明敏かつ安定した解釈がじわり、音楽美を引き立てます。




PAN CLASSICS



PC10338
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2800+税
ハクヴァールト/オランダ黄金時代のガンバ芸術家
 〜ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための六つの組曲〜

 カレル(カロルス)・ハクヴァールト:
  『ケリス 〜ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための組曲集〜』
   (1686年デン・ハーグ刊)より
    1. 組曲第6番 ニ長調2. 組曲第10番 イ短調
    3. 組曲第8番 ホ短調4. 組曲第12番 ハ長調
    5. 組曲第11番 ト短調6. 組曲第9番 ヘ長調
グイード・バレストラッチ(ディヴィジョン・ヴァイオル)
ニコラ・ダル・マーゾ(ヴィオローネ)
ラファエル・ボナヴィータ(アーチリュート)
マッシミリアーノ・ロスキエッティ(チェンバロ、オルガン)
 オランダ17世紀後半=バランスよい芸術の宝庫!縦横無尽の「歌うガンバ」、羊腸弦の魅力全開です!
 数年前に本拠がスイスからドイツに移ったPan Classicsレーベルには、同時期に運営休止となったイタリア随一の古楽レーベルSymphoniaから音源を多数入手、廃盤にしておくには惜しい重要音源を徐々にカタログ復活させてくれていますが、これもそのひとつ。コレッリやリュリと同じ頃オランダで活躍した名手ハクヴァールトの組曲集です。
 オランダは今と同じく、スペインから独立をはたし世界の海の覇者となった17世紀の黄金時代にも周辺諸国からの移民が多く、諸文化の富と文化が入り混じってきた場所。ここでもコレッリ流儀のわかりやすいイタリア的感覚を下地に、フランス風の宮廷舞曲の形式をうまく取り入れたバランスよい組曲の数々を、長調3編、短調3編という理想的な取り合わせで十全に聴き愉しむことができます。
 ガンバ独奏の聖地フランスの、くせのある音作りが苦手な人にもおすすめ。名匠パンドルフォ門下の名手バレストラッチは今や欧州で最も実力あるガンバ奏者のひとりで、ここでは英国風の小ぶりの独奏用楽器を縦横無尽に使いこなし、技巧的かつメロディアスなガット弦芸術をたっぷり味あわせてくれます。
 充実解説訳付、知られざるオランダ・バロックの魅力、ご堪能下さい!




BRINRINRI


BRINRINRI は日本を代表するギタリスト山下和仁の自主制作レーベルです。
KYBR-1010
\2000+税
「ソル・ギター曲集」
 (1)〜(7)「粋な軽騎兵」による変奏曲 Op. 27
 (8)ディベルティメント Op. 2より アンダンティーノ
 (9)エチュード イ長調 Op. 6-12 アンダンテ
 (10)エチュード 変ロ長調 Op. 29-13 アンダンテ レント
 (11)エチュード ニ長調 Op. 29-20 モデラート
 (12)エチュード ホ短調 Op. 29-18 アンダンテ
 (13)エチュード イ長調 Op. 35-20 テンポ・ディ・メヌエット
 (14)エチュード ロ短調 Op. 35-22 アレグレット "月光"
 (15)エチュード ホ長調 Op. 31-23 敬虔な祈りのように
 (16)〜(22)「マルボローは戦争に行く」による変奏曲 Op. 28
 (23)静けさ Op. 50
山下和仁(ギター)
 驚異のソル全曲録音から20余年、幾星霜を経た解釈の深みと変貌を、この新録音で!

 録音:2009年

 都会の喧噪を離れた長崎での静かな暮らし。鳥のさえずりや夜更けの虫の声に耳を澄まし、季節はめぐる。時折訪れる孤独の時間に、ギターで爪弾くソルの清純な曲のしらべ…19 世紀ギター音楽の最高峰といわれるフェルナンド・ソルの作品から、全121 曲より選ばれたエチュード8曲に加えて2つの変奏曲さらに名曲「静けさ」も収録。
 驚異のソル全曲録音から20 余年。幾星霜を経た解釈の深みと変貌を、この新録音で。
 

KYBR-0801
\2000+税
みんなのにわとりさん(藤家溪子 詩・曲)
 (1)みんなのにわとりさん:前奏曲/(2)みんなのにわとりさん:第一部/
 (3)みんなのにわとりさん:間奏曲/(4)みんなのにわとりさん:第二部/
 (5)みんなのにわとりさん:第一部/(6)みんなのにわとりさん:第二部/
 (7)はるかな旅人
愛陽・紅弓(ヴォーカル)
山下和仁+ バンビーニ
 (山下和仁ファミリー ギター・カルテット)
 山下和仁夫人で現代日本を代表する女性作曲家藤家溪子の作品集

 録音:2008年/2005年

 「ほんとにあなたが好きでした。それでもぼくは行かなくちゃ」かけがえのない時を過ごした仲間とも、誰より愛しく思う相手とさえ、いつか各々の道をゆくために別れる時が来る。人は時を止められないが、それは永遠を知らぬということとは違う。人は己のゆく遥かな道程を知らないが、歩み続ける勇気を持つことは出来るのだ。
 

KYBR-0702
\2000+税
かさね(藤家溪子 作曲)
 (1)かさね・双調/(2)かさね・黄鐘調/(3)かさね・平調/
 (4)かさね・盤渉調/(5)かさね・太食調/(6)かさね・壱越調/
 (7)かさね・双調/(8)かさね・黄鐘調/(9)かさね・平調/
 (10)かさね・盤渉調
山下和仁+バンビーニ
(山下和仁ファミリー ギター・カルテット)
 録音:2007 年/2005 年

 このカルテットは、家庭内の音楽の古き良き伝統の復活をめざしています。そのような伝統がヨーロッパの国々にあったように、日本でも、親しい者同士が共に音楽を奏でることを大変重んじた時代がありました。その具体的な例を、11 世紀に書かれたかの有名な長編小説「源氏物語」に見ることができます。
 このカルテットのメインのレパートリーである「かさね」は、音楽の形態もその時代のものに準じており、少しずつ音色の異なる4台のギターを、日本の各種の絃楽器に見立てています。 時空を超えて源氏物語の世界に迷い込んだかのような、不可思議で、かつ、なつかしい音楽。花鳥風月を愛でる和の心、日本庭園の静かなたたずまいや、奥深い趣きを思わせる音の響きは、日々の喧噪に疲れた耳と心を、じんわりと癒してくれる。
 山下ファミリーがギター4本で現代に蘇らせる、平安貴族の雅な"御遊"の世界。
 
KYBR-0701
\2000+税
彼女らの美しき生活(藤家溪子 作曲)
 (1)朝、鶏たちと/(2)紙のお舟を川に浮かべて/
 (3)自転車をこいで魔法の森へ/(4)雨滴は景色を塗りかえる/
 (5)星空の花火/(6)つっつく、つっつく、枝上の鳥が/
 (7)金魚の揺れる鉢/(8)夕闇の愛しい調べ/
 (9)山の娘/(10)小さな鳥追いたち/
 (11)遠い国の大晦日/(12)波の子守唄
山下和仁+紅弓(ギター・デュオ)
 録音:2005 年

 小さな女の子たちが少女と呼ばれ始める頃までの、彼女らの折々の生活、その戯れと夢を主題にしています。その年頃の女の子達が、ひとりひとり生まれながらに受け取っている、聖らかで素朴な愛の花、「無限なるもの」との静かな結びつきを、繊細に変化するギターの音色で描き出した、音楽の花束。
 
KYBR-9701
\2700+税
家:藤家溪子ギターソロ作品集
 (1)ボドルムの海/(2)彼方へ/(3)そして水平線/
 (4)寂夜/(5)夜との語らい/
 (6)三つの詩 - 家/(7)三つの詩 - 悲しみ/
 (8)三つの詩 - プリマヴェーラ/(9)甘いやさしさ
山下和仁(ギター)
 録音:1996 年

 ギターとは、かくも豊富な音色を紡ぎ出すことのできる楽器であったのか!という驚きを感じさせるアルバム。
 表題作「家」では木の肌合いや、陶器の感触を想起させる音色、「ボドルムの海」には、トルコの風光明媚な港の鮮やかな色彩を放つ音色が、心を楽しませてくれる。1996 年12 月に録音された藤家溪子ギター曲集Vol.1 である。













5/21(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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CHALLENGE CLASSICS

SACC 72121
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
CHALLENGE CLASSICSの名盤復活!
 モーツァルトのレクイエム、弦楽四重奏版

  モーツァルト:レクイエム KV 626
   (ジュスマイヤー版に基づく弦楽四重奏編曲版)
クイケン弦楽四重奏団
 〔シギスヴァルト・クイケン(Vn)、
  フランソワ・フェルナンデス(Vn)、
  マルレーン・ティールス(Vla)、
  ヴィーラント・クイケン(Vc)〕

 おっと!復活!
 これは嬉しいかも。



 録音:2003年1月4-6日

 ベストセラーでありながら、長らく入手困難だった名盤、クイケン四重奏団によるモーツァルトのレクイエムが復活します!

 声楽パートも含め、すべてを弦楽四重奏に編曲したこのモーツァルトのレクイエムは、いわばレクイエムの‘スケルトン(骨格)’ 版。
 モーツァルトの最高傑作を違った角度から味わうことのできる演奏として非常に人気が高いものです。クイケン四重奏団の熱く密なアンサンブルが、作品の真骨頂を存分に聴かせてくれます。

 リヒテンタールは1780 年プレスブルク(現在のブラチスラヴァ)生まれ。職業は医師ですが、熱心なアマチュア音楽家でもありました。1810 年以降亡くなる1853 年までミラノに住み、スカラ座のために書いた7 つのバレエ音楽を含め50 ほどの作品を遺しています。
 ミラノではモーツァルトの作品は熱狂をもって受け入れられており、リヒテンタールはそのスペシャリストの一人として、弦楽四重奏曲などを編曲して発表していました。さらに後宮からの誘拐をイタリア語に訳したり、イドメネオの稽古ピアノパートを作ったりもしていました。そんなリヒテンタールがモーツァルトのレクイエムを弦楽四重奏に編曲したのです。
 クイケンによると、このリヒテンタール編曲の元になっているのはジュスマイヤー版。リヒテンタールはこの版をモーツァルトの長男カール・トーマス・モーツァルト経由で入手したと考えられます。「ジュスマイヤーには心からの敬意を表さなくてはなりません。彼のおかげで、モーツァルトのレクイエムは完全なかたちで保存(達成)され、私たちを感動させてくれます」とはクイケンの言葉。

 リヒテンタールの編曲にほんの少しだけ演奏上の理由などで手を加えたのがこの盤に収められたもの。歌詞もなく、四人の演奏家だけによって紡ぎあげられるレクイエムの世界、圧巻です!
 

CC 72675
\2500
シューマン家のサロンを再現
 クララ・シューマン:ピアノ三重奏曲 ト短調 op.17
 ロベルト・シューマン:
  ピアノ三重奏曲第2番 ヘ長調 op.80、幻想小曲集 op.88
ヴォーチェス・インティメ
 〔リッカルド・チェッケッティ(ピアノ)、
  ルイージ・デ・フィリッピ(ヴァイオリン)、
  サンドロ・メオ(チェロ)〕
 録音:2014年11 月25-27日

 ヴォーチェス・インティメによるシューマンのピアノ三重奏曲集第2 弾(完結編)。クララ&ロベルト・シューマン夫妻にとって、音楽は、呼吸をするのと同じくらいに近しく重要なものでした。そんな彼ら夫妻のサロンを再現するような1 枚。第1 弾はピリオド楽器での演奏でしたが、当盤では彼らはモダン楽器を採用しています。濃密なロマンが漂います。




HMF

HMU 807650
(SACD HYBRID)
\2700

ア・カペラ合唱グループ、
 スティレ・アンティコ10周年記念アルバム!
スティレ・アンティコ
 (1)トムキンズ:「おお、主をほめたたえよ」
 (原盤:HMU 807554/ 録音:2011年)
 (2)クレメンス・ノン・パパ(c.1510/15-1555/56):わたしはシャロンのばら(雅歌2:1-2, 4:15)
  (原盤:HMU 807489/ 録音:2008年)
 (3)ウィリアム・バード(c.1540-1623):グラドゥアリア I よりエッケ・ヴィルゴ・コンチピエ
  (原盤:HMU 807517/ 録音:2010年)
 (4)ニコラ・ゴンベール:マニフィカト(原盤:HMU 807595/ 録音:2013年)
 (5)シェパード:平安のうちに(In pace in idipsum)(原盤:HMU 807419/ 録音:2006年)
 (6)バード:Vigilate(原盤:HMU 807463/ 録音:2007年)
 (7)ビクトリア:おお、この道を行ったすべての人よ(原盤:HMU 807555/ 録音:2012年2月)
 (8)ジョン・マッケイブ:悲しみにくれて(2009)
  (原盤:HMU 807555/ 録音:2012年)
 (9)ジョン・シェパード:レスポンソリウム めでたし、処女マリアよ〜主の祈り
  (原盤:HMU 807509/ 録音:2009年)
 (10)ギボンズ(1583-1625):手を共にたたこう(原盤:HMU 807572/ 録音:2012年)
 (11)ロドリーゴ・デ・ケバロス(c.1530-1581):わたしの妹、花嫁は、閉ざされた園
   (雅歌4:12, 5:2, 2:14, 4:11, 4:8)
  (原盤:HMU 807489/ 録音:2008年)
 (12)トマス・タリス:ミサ「御子はわれらに生まれたもう」よりグローリア
  (原盤:HMU 807517/ 録音:2010年)
 ア・カペラ合唱グループ、スティレ・アンティコのベスト盤。ぴたりと合ったアンサンブル、声の倍音までもが完璧に調和したような比類なき美しき声楽アンサンブルをあらためてご堪能頂ける1枚です。
 
HMU 807603
(SACD HYBRID)
\2700
ジョビー・タルボット(b.1971):奇跡の道
 1. ロンセスバリェス
 2. ブルゴス
 3. レオン
 4. サンティアゴ
コンスピラーレ
クレイグ・ヘッラ・ジョンソン
 サンティアゴ巡礼の旅を題材とした作品

 録音:2014年1月

 キリスト教の聖地、スペインのサンティアゴ巡礼の旅にインスパイアされたイギリスの作曲家タルボットが書いた合唱曲「奇跡の道」。
 サンティアゴ巡礼の起点であるロンセスバリェスに始まり、巡礼路の要所ブルゴスやレオン王国の都でもあったレオンを経由し、最期はサンティアゴにたどりつく内容。神々しい不思議な力強さに満ちた作品です。




ATOLL(CD−R)


ACD 613
(CD-R)
\2500
コンテンポラリー風の作風を得意とする
 作曲家のジリアン・ホワイトヘッド

  ホワイトヘッド:
   アリス,ア・モノドラマ
   ハープと管弦楽のためのカロヒロヒ
   管弦楽のためのインプロバブル・オーダード・ダンス
マルコ・タッデイ(指揮)
ニュージーランド交響楽団、他
 コンテンポラリー風の作風を得意とする作曲家のジリアン・ホワイトヘッド。植民地時代のニュージーランド、そこで新たな生活のために戦った女性の話を元に構成されたミュージカル作品。既に、ニュージーランドで高い評価を得ており、今後も要注目の作品である。2曲の管弦楽作品をカップリングで収録されているのもポイント。

 ※Atollは高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。



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NIMBUS ALLIANCE(CD−R)



NI 6297
(CD-R)
\2400→\2190
ウラディミール・フェルツマン、ついにシューベルトの世界に
 シューベルト:ピアノ作品集Vol.1
  ピアノ・ソナタ第4番イ短調D.537, Op.164
  アダージョ ホ長調D.612
  2つのスケルツォD.593
  ピアノ・ソナタ第18番ト長調D.894, Op.78 《幻想》
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
 フェルツマンのシューベルトがスタート!ピアノ・ソナタ第4番&第18番 《幻想》!

 旧ソ連での音楽活動禁止、アメリカへの亡命、レーベルの移籍など、幾多の試練を乗り越えた孤高の天才ピアニスト、ウラディミール・フェルツマン。バッハの主要鍵盤作品の録音、ロマン派から近現代まで、幅広いレパートリーを誇り、独自のアプローチで聴衆を魅了してきたウラディミール・フェルツマンがシューベルトのピアノ作品集に着手!
 シューベルトの第1集では、「アダージョ」、「2つのスケルッツォ」と第4番と第18番の「ピアノ・ソナタ」を収録。
 美しい主題が特徴的な「ピアノ・ソナタ第4番」、「幻想ソナタ」とも呼ばれる「ピアノ・ソナタ第18番」では曲の重みと軽さを優雅に奥深い世界を描く。

 2013年6月14日−17日の録音。
 ※Nimbus Allianceは高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


最初のたった3秒でその世界に引きずり込まれる
フェルツマン、至高のノクターン
すごい。
Chopin: Complete Nocturnes, Barcarolle & Berceuse
NI 6126
(2CDs/特別価格)
\3800→¥3490
ウラディミール・フェルツマン
 ショパン:夜想曲全集

 夜想曲第1番変ロ短調Op.9-1/第2番変ホ長調Op.9-2/
 第3番ロ長調Op.9-3/第4番ヘ長調Op.15-1/
 第5番嬰ヘ長調Op.15-2/第6番ト短調Op.15-3/
 第7番嬰ハ短調Op.27-1/第8番変ニ長調Op.27-2/
 第9番ロ長調Op.32-1/第10番変イ長調Op.32-2/
 第11番ト短調Op.37-1/第12番ト長調Op.37-2/
 第13番ハ短調Op.48-1/第14番嬰ヘ短調Op.48-2/
 第15番ヘ短調Op.55-1/第16番変ホ長調Op.55-2/
 第17番ロ長調Op.62-1/第18番ホ長調Op.62-2/
 第19番ホ短調Op.72-1/第20番嬰ハ短調/
 第21番ハ短調/舟歌嬰ヘ長調Op.60/子守歌変ニ長調Op.57
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)

 突如としてメキシコの"Urtext"レーベルからリリースされ、世界を驚かせるのと同時に"フェルツマン復活"を強く印象付けたショパンの「夜想曲全集」。ニンバスから復刻!

 ※録音:2000年2月11日−13日、モスクワ音楽院ボリショイ・ホール(モスクワ)


 抜群だった。
 どちらかというとかつてはバリバリ弾きこなす人だったが、ここでは明らかな転身を見せる。

 光り輝いていたヴィルトゥオーゾの若き騎士から、情緒と内面を重視する賢者へ。
 しかし音楽全体のイメージは「賢者」や「哲学者」なのだが、その音色の瑞々しいこと。潤いに満ち、エレガントでぜいたくな響き。
 そしてノクターンのややもすると少女趣味的な装飾音符のひとひらひとひらにまで、フェルツマンの細かな神経はいきわたる。
 即興的なセンスも忘れない。
 間違ってもベタベタしたロマン過剰の演奏ではないが、感情の奥深いところでの繊細な変化まで音楽は表現する。

 フー・ツォンやピリスといった非常にレベルの高い演奏とともに語られるべき記念碑的な録音。

 すごい。

 
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NI 6299
(CD-R)
\2400→\2190
宇田川杰子
 バロック・インスピレーションズ

  タルティーニ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ ト短調《悪魔のトリル》
   (世界初録音)
  ヴィヴァルディ:無伴奏ヴァイオリンのためのプレリュード《アンダンテ ハ短調》
   (世界初録音)
  シュターミッツ:ヴァイオリン協奏曲変ロ長調(世界初録音)
  クライスラー:ヴィヴァルディの様式によるヴァイオリン協奏曲ハ長調
  ヴィターリ:ヴァイオリンと管弦楽のためのシャコンヌ ト短調
宇田川杰子(ヴァイオリン)
ニコラス・クレーマー(指揮)
スコットランド室内管弦楽団
 無伴奏ヴァイオリン版 《悪魔のトリル》 !!

 イギリス、ロンドンで活躍する日本人ヴァイオリニスト宇田川杰子が弾く、無伴奏ヴァイオリン版の世界初録音となる「悪魔のトリル」やヴィヴァルディのヴァイオリン・ソナタRV.8(Op.2-7)からのトランスクリプションなどを収録した意欲作。指揮はチェンバロ奏者としてのキャリアをスタートし、70年代にイギリス室内管弦楽団を弾き振りし名声を博したニコラス・クレーマー。オーケストラはLinn Recordsでもお馴染みのスコットランド室内管弦楽団。17世紀から20世紀までの作品を宇田川杰子が華麗に弾き分ける。2014年4月15日−16日、5月23日の録音。

 ※Nimbus Allianceは高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。



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 誰なんだ、宇田川杰子。

 ・・・と思う方も多いと思うが、店主の印象はこの1枚。




 まだ海外レーベルに日本人の名前があがることが珍しかった時代に(四半世紀前!)、CHANDOSから堂々の新譜を出していた人である。
 しかも指揮はチャールズ・マッケラス、オケはロンドン交響楽団。

 まさに堂々たるものである。

 宇田川杰子はナタン・ミルシュテインに師事し、ロンドン、ニューヨークのジュリアード音楽院で学んだ。現在はロンドンに住んでいるらしい。

 ただ、そのCHANDOSのアルバムのあと、この人のこと正直忘れていた。

 ・・・ところがその宇田川女史、最近いやに名前を聞くようになってきた。
 ヴァイオリン・ファンの心をくすぐるなかなかキュートなアルバムを連発してくれている、
 ちょっと聴きたくなる曲を取り上げてくれるのである。

 しかもいつも共演者がすごい。
 
 ラフマニノフのヴァイオリン曲集という切ないアルバムはリフシッツとの共演。
 「ロマンティック・ノベルティーズ」というオケ伴奏のアルバムは指揮がマーティン・ブラビンズで、オケはフィルハーモニア管弦楽団
 こてこてロシアの哀愁系の名曲なにCDが少ないリャプノフのヴァイオリン協奏曲では、アラン・ブリバエフ指揮のロイヤル・フィル
 店主を歓喜させた世界初録音7曲を含むハチャトゥリアンのヴァイオリン曲集ではなんとボリス・ベレゾフスキー

 なんともすごいではないか。

 なかなかの人物なのである宇田川杰子。
 世界で活躍している日本人ヴァイオリニストでは間違いなくトップランク。


 野太い音で日本人離れした存在感を発揮し、海外レーベルで堂々の活躍を見せる宇田川杰子、どうぞご記憶あれ。



SIGNUM
SIGCD 164
\2400→\2190
ラフマニノフ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
宇田川杰子&リフシッツ

 ヴァイオリン・ソナタ ト短調Op.19(ミハイロフスキー編)*/
 ロマンス イ短調Op.Posth(原典版)*/
 東洋の踊りOp.2-2(ミハイロフスキー編)*/
 ひなぎくOp.38-3(クライスラー編)/
 練習曲《音の絵》Op.33より 第7曲変ホ長調(ハイフェッツ編)/
 前奏曲ト長調Op.32-5(ハイフェッツ編)/
 メロディOp.21-9(ハイフェッツ編)/
 東洋のスケッチ(ハイフェッツ編)/
 練習曲《音の絵》Op.33より 第2曲ハ長調(ハイフェッツ編)/
 ヴォカリーズOp.34-14(プレス編)/ハンガリー舞曲Op.6-2(原典版)
宇田川杰子(ヴァイオリン)、
コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ)
*=世界初録音。
 注目のラフマニノフ室内楽作品リリースが相次ぐ中、また魅力的なアルバムが登場。
 しかもヴァイオリンが宇田川杰子。彼女は恩師ナタン・ミルシテインの芸術を受け継ぎ、現在はロンドンを拠点として世界規模での活躍を続けている。
 これまでにも世界初録音を含む数多くのレコーディングを発表してきた宇田川杰子。「チェロ・ソナタ」や、「音の絵」などの名作からの"アレンジ"、「ロマンス イ短調」と「ハンガリー舞曲」の"原典版"で構成されたラフマニノフ・アルバムは、宇田川杰子の幅広いレパートリーと作品の発掘に対する情熱が実現させた芸術作品なのである。そして宇田川杰子とデュオを組むピアニストは、なんとリフシッツ!ヴァイオリンとピアノのデュオで聴くラフマニノフもまた格別 ——。

SIGNUM
SIGCD 224
\2400→\2190
ロマンティック・ノベルティーズ
 リムスキー=コルサコフ:ロシアの主題による幻想曲Op.33/
 ゲーゼ:奇想曲イ短調/
 イザイ:マズルカOp.10-2/
 グラズノフ:瞑想曲Op.32/
 イザイ:謝肉祭のセレナーデ/
 チャイコフスキー:憂鬱なセレナードOp.26/
 ヨアヒム:変奏曲ホ短調
宇田川杰子(ヴァイオリン)
マーティン・ブラビンズ(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
日本人ヴァイオリン奏者、宇田川杰子のオーケストラ伴奏付き作品集。前作のリフシッツに続く共演者はブラビンズ&フィルハーモニア。

SIGNUM
SIGCD 312
\2400→\2190
宇田川杰子
 リャプノフ:ヴァイオリン協奏曲
 ハチャトゥリアン:
  コンチェルト・ラプソディ(ヴァイオリン版)
  無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ・モノローグ
宇田川杰子(ヴァイオリン)
アラン・ブリバエフ(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 イギリス、ロンドンで活躍する日本人ヴァイオリニスト、宇田川杰子が得意とするロシアン・レパートリーの新録音は、リャプノフとハチャトゥリアン。
 ヴァイオリンで弾くハチャトゥリアンの「コンチェルト・ラプソディ」がユニーク。タクトを執るのは、カザフスタンの俊英アラン・ブリバエフ。2011年10月の録音。
NIMBUS
NI 6269
(CD-R)
\2400→\2190
ロシアン・レパートリーの新録音、世界初録音7曲を含むハチャトゥリアン
 
宇田川杰子&ボリス・ベレゾフスキー
 ハチャトゥリアン:
  詩曲/舞曲第1番*/エレジー/舞曲/ヴァイオリン・ソナタ*/
  バレエ音楽 《仮面舞踏会》 よりノクターン*/
  バレエ音楽 《ガイーヌ》 より
   剣の舞、アイシャの踊り、ヌーネのヴァリエーション*、子守歌/
  バレエ音楽 《スパルタクス》 より
   エギナの踊り*、グランド・アダージョ* *=世界初録音
宇田川杰子(ヴァイオリン)
ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
 イギリス、ロンドンで活躍する日本人ヴァイオリニスト、宇田川杰子が得意とするロシアン・レパートリーの新録音は、世界初録音7曲を含むハチャトゥリアン。
 ピアノ伴奏で演奏される世界初録音の「ノクターン」は哀愁を帯びている。

 2000年7月5日−6日の録音。

NIMBUS
NI 6270
(CD-R)
\2400→\2190
宇田川杰子が弾く、ブラームスとブルッフのヴァイオリン協奏曲
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 Op.26
宇田川杰子(ヴァイオリン)
チャールズ・マッケラス(指揮)
ロンドン交響楽団
 イギリス、ロンドンで活躍する日本人ヴァイオリニスト、宇田川杰子が弾く、ブラームスとブルッフのヴァイオリン協奏曲。
 Chandosで発売し(CHAN 8974)廃盤になっていたタイトルがNimbusより復活!!
 指揮は今は亡き巨匠チャールズ・マッケラス!

 1989年5月21日&23日の録音。



 

NI 6296
(CD-R)
\2400
フォーレ:ピアノ四重奏曲集
 第1番ハ短調 Op.15
 ピアノ協奏曲第2番ト短調 Op.45
シューベルト・アンサンブル
 シャンドス(Chandos)、でお馴染みの1983年の創立から31年の長い歴史を持つロンドンの室内楽団シューベルト・アンサンブル。前作のピアノ四重奏曲集では、ブラームス(NI 6279)とメンデルスゾーン(NI 6277)で見事なアンサンブルを披露、今作のフォーレの四重奏曲でもアンサンブル能力の高さを聴く事が出来る。

 1998年6月29日−30日&1999年6月7日−8日の録音。
 ※Nimbus Allianceは高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 
NI 6294
(CD-R)
\2400
夫婦デュオならではの阿吽の呼吸で見事なアンサンブルを披露。
 フランク:
  アンダンティーノ・キエトーソ変ホ長調 Op.6、
  ヴァイオリン・ソナタ イ長調
 ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品 Op.75, B.150
 グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45

スタインバーグ・デュオ
 〔ルイザ・ストーンヒル(ヴァイオリン)、
 ニコラス・バーンズ(ピアノ)〕

 英サンデー・テレグラフ紙に激賞されたスタインバーグ・デュオが描いていく。この夫婦デュオは、現代音楽への取り組みも活発に行っており、前作(NI 6240)ではスタインバーグ・デュオの委嘱作品であるソーヤーズのソナタ第2番を披露。
 今回収録されているのは、19世紀の作曲家セザール・フランク(1822−1890)、アントニン・ドヴォルザーク(1841−1904)、エドヴァルド・グリーグ(1843−1907)のヴァイオリン作品。

 ※Nimbus Allianceは高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 
NI 6301
(CD-R)
\2400
ニコライ・ジャクソンの室内楽&オルガン作品集。
 ジャクソン:
  序曲《リラクタント・ハイウェイマン》/
  4つのテンペラメント/ヴェネツィアのセレナーデ/
  6つのエリザベス朝の歌/
  6重奏曲 《リラクタント・ハイウェイマン》、3つの讃美歌/
  オルガンのための4つのイメージ
メアリー・ベヴァン(ソプラノ)
ニコライ・ジャクソン(オルガン&チェンバロ)
ロンドン・オヴ・コンチェルタンテ、他
 ロンドン生まれの作曲家ニコライ・ジャクソン(b.1934)の室内楽&オルガン作品集。
 オルガニストでチェンバリストでもあるニコライ・ジャクソン自身も参加しており、「オルガンのための4つのイメージ」は1972年の録音で、若き日のジャクソンの演奏も聴くことが出来る。

 1972年&2014年9月の録音。
 ※Nimbus Allianceは高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




RPO



RPOSP026
(2CD)
\2100→\1890
ロイヤル・フィル
チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」Op.20

<CD1>
 1.イントロダクション/2-18.第1幕/19-25.第2幕/
<CD2>
 1.第2幕(続き)/2-16.第3幕/17-21.第4幕
クリオ・グールド(ソロ・ヴァイオリン)/
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/
ニコレ・モルドヴォヌ(指揮)
録音 2009年7月13-15日 キャドガン・ホール
 ルーマニア生まれの指揮者モルドヴォヌは、20代でスイスに移住し、チューリヒ芸術大学とバーゼル音楽アカデミーで学びます。その後ベルン芸術大学でホルスト・シュタイン、ラルフ・ヴァイケルト、アンタル・ドラティらに指揮を学び、チェリビダッケのマスタークラスにも参加しています。その後はロンドンで研鑽を重ね、2002年にロンドン・モーツァルト・プレイヤーに客演しています。その後はイギリスのオーケストラを始め、ヨーロッパの著名な楽団と共演し、高く評価されています。
 この「白鳥の湖」はまさに模範的な演奏であり、チャイコフスキー(1840-1893)の音楽の魅力を存分に味わうことが可能です。
 


RPOSP030
(2CD)
\2100→\1890
ロイヤル・フィル&ロイヤル・フィル
チャイコフスキー:バレエ音楽「眠りの森の美女」

<CD1>
 1-13.序奏とプロローグ/14-20.第1幕/
<CD2>
 1-9.第2幕/10-18.第3幕
クリオ・グールド(ソロ・ヴァイオリン)/
ジェシカ・バロウズ(ソロ・チェロ)/
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/
バリー・ワーズワース(指揮)
録音 2010年5月31日-6月2日 キャドガン・ホール
 チャイコフスキー(1840-1893)の最大の傑作である「眠りの森の美女」をイギリスの名指揮者バリー・ワーズワースが振った納得の2枚組。やはりチャイコフスキーはゴージャスな音で聴きたいものです。
 

RPOSP029
\2100
アバフォニック
 1.Gimme! Gimme! Gimme! (A Man After Midnight)/
 2.チキチータ/3.ダンシング・クィーン/
 4.Super Trouper/5.The Winner Takes It All/
 6.Take a Chance on Me /7.Money, Money, Money/
 8.マンマ・ミーア/9.インテルメッツォ/
 10.Knowing Me, Knowing You /11.SOS/
 12.Voulez-Vous/13.I Have a Dream/14.Fernando/
 15.Waterloo/16.Thank You for the Music/
 17.ダンシング・クィーン(リミックス)
  ※全てマシュー・フリーマンによるオーケストラ・ヴァージョン
メアリー・カエウェ(ヴォーカル)/
リア・ジョーンズ(ヴォーカル)/
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/
マシュー・フリーマン(指揮)
録音 2010年4月22-23日 UK エンジェル・スタジオ
 ABBAの名曲に、瀟洒なオーケストラのひねりを加えたゴージャスなアルバムです。フルオーケストラの重厚なサウンドと、ノリノリでエキサイティングなリズムが融合すると、こんなにクールな音楽になるのです!
 夏風を受けながらのドライブにもぴったり。2011年のロイヤル・アルバート・ホールでの同じアーティストによる「アバフォニック」公演は大盛況だったそうです。
 

RPOSP043
\2100
モア・シンフォニック・ロック
 1.ビバ・ラ・ビダ/2.サムワン・ライク・ユー/
 3.アイ・オブ・ザ・タイガー/4.ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー/
 5.スウィート・ドリームズ/6.イン・ジ・エアー・トゥナイト/
 7.ファイナル・カウントダウン/
 8.アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール/
 9.エジプシャン/
 10.アイ・スティル・ハヴント・ファウンド・ホワット・アイム・ルッキング・フォー/
 11.アディクティッド・トゥ・ラブ/12.ライフ・オン・マーズ/
 13.アイド・ドゥ・エニシング・フォー・ラヴ/
 14.ワン・デイ・ライク・ディス/15.マテリアル・ガール/
 16.オン・ザ・ターニング・アウェイ
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/
マシュー・フリーマン(指揮)
録音 2012年6月20日.12月7日 UK エンジェル・スタジオ
 ロイヤル・フィルが最も得意とする「シンフォニック・ロック」の集大成。爆発的なリズムとゴージャスな弦、これらが一体となった音には誰もが陶然とすることでしょう。本当に気持ちのよい1枚です。




<メジャー・レーベル>

SONY



8887505330-2
\2600→\2390
ルドルフ・ブッフビンダー/バッハ・アルバム
J.S.バッハ:
 ① 『パルティータ第1番変ロ長調BWV.825』,
 ② 『パルティータ第2番ハ短調BWV.826』,
 ③ 『イギリス組曲第3番ト短調BWV.808』
ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ)
 ウィーンのピアノ演奏の伝統を現在に引き継ぐ名手ルドルフ・ブッフビンダーによる初のオール・バッハ・アルバムの登場です。
 ブッフビンダーは幅広いレパートリーを誇るピアニストですが、その中心をなすのはやはりベートーヴェンとブラームスに代表されるドイツ・オーストリア音楽でしょう。
 特にベートーヴェンの32曲のピアノ・ソナタと5曲の協奏曲は、ソニー・クラシカルに移籍後時を置かずに再録音を果たし、現在最高のベートーヴェン解釈者としての実力を再認識させたのでした。
 しかし三大Bの要をなす一人、バッハの録音は、不思議なことにフル・アルバムとしてはこれまで存在しませんでした(イギリス組曲第3番のザルツブルク音楽祭でのライヴ録音が発売されているのみ)。それだけに、2014年9月、暖かい響きで定評のあるドレスデンのルカ教会における2日間のセッションで取り組んだ成果がこのバッハ・アルバムに期待を寄せずにはおれません。
 バロック期組曲の傑作であるパルティータ2曲と、得意とするイギリス組曲第3番という選び抜かれた3曲において、モダン・ピアノによる最高峰のバッハを聴かせてくれることでしょう。
 なおブッフビンダーは、2016年3月4日にすみだトリフォニーホールでソロ・リサイタルを開催しますが、そこでもバッハのイギリス組曲第3番が取り上げられることになっています。
 【録音】2014年9月, ドレスデン、聖ルカ教会(デジタル:セッション)
 


8887506054- 2
(2CD)
\2400→\2190

シプリアン・カツァリス/ピアノ・マスカレード
 1970年代から2014年の最新録音まで

【CD1】 
 ① J.S.バッハ:『管弦楽組曲第2番』より「バディネリ」,
 ② ハチャトゥリアン:『仮面舞踏会』より「ワルツ」,
 ③ ハチャトゥリアン:『ガイーヌ』より「剣の舞」,
 ④ ショスタコーヴィチ:『ジャズ組曲第2番』より『ワルツII』,
 ⑤ ヘンデル:『メサイア』より「ハレルヤ」,
 ⑥ モーツァルト:『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』より第1楽章,
 ⑦ J.シュトラウスII:『美しき青きドナウ』,
 ⑧ ヴィヴァルディ:『四季』より「冬」の第2楽章,
 ⑨ ワーグナー:『ワルキューレの騎行』,
 ⑩ アルベニス:『タンゴ』,
 ⑪ オルフ:『カルミナ・ブラーナ』より「おお,運命の女神よ」,
 ⑫ マーラー:『交響曲第5番』より「アダージェット」,
 ⑬ ラフマニノフ:『2台のピアノのための組曲第2番Op.17』(レイチキス編)
【CD2】
 ① シフラ:『コンサート用練習曲第1番』,
 ② モーツァルト:『交響曲第40番』より第1楽章,
 ③ シューベルト:『美しき水車小屋の娘』より「朝の挨拶」*,
 ④ シューベルト:『交響曲第8番』より第1楽章,
 ⑤ カツァリス:『即興的ソナチネ』*,
 ⑥ ローロン:『ワルツ・カプリース』,
 ⑦ J.S.バッハ:『オルガン協奏曲イ短調BWV.593』*,
 ⑧ リスト=ショパン:『6つのポーランドの歌 S.480』*,
 ⑨ルイ13世:歌曲『汝、太陽を信ずる者』,
 ⑩ ド・リール:『ラ・マルセイエーズ』*初発売音源【演奏】
シプリアン・カツァリス(ピアノ)

 シプリアン・カツァリス(1951-)はギリシャ系フランスのピアニスト。超絶技巧の持ち主であり、また自身で作曲、編曲も積極的に行い、そのレパートリーの特異さでも知られています。
 特に1980年代にテルデックに録音した、リスト編曲による独奏ピアノ版「ベートーヴェン:交響曲全集」での超絶技巧ぶりは話題を呼びました。
 また1993年にはNHK教育テレビで「ショパンを弾く」に講師として出演。こちらでも数多くのファンを獲得しました。カツァリスは1990年代にソニー・クラシカルにショパンとワーグナーを中心に録音を行っていましたが、その後は自主レーベル「PIANO21」を立ち上げ、より稀少な作品の録音を次々と発表して聴衆を唖然とさせてきました。
 そんなカツァリスのベスト盤が久しぶりにソニー・クラシカルから登場します。今回の2枚組には、1970年代から2014年の最新録音まで、テルデック、ソニー・クラシカル、PIANO21で発売されていた音源を含む作品が収録されているのみならず、今回初めて発売される音源が含まれているのもファンには嬉しいところです。なおカツァリスは2015/10/3〜23まで日本公演が予定されています。
 【録音】1975〜2014年

 よく分からんがどういうわけか自主レーベルのPIANO21の最新録音まで含まれているらしい。
  
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8887505229-2
\2600→\2390
アレクサンダー・リープライヒ/メンデルスゾーン
 メンデルスゾーン:
  ① 付随音楽『夏の夜の夢』Op.61,
  ② 交響曲第4番イ長調Op.90『イタリア』
アレクサンダー・リープライヒ(指揮)
ミュンヘン室内管弦楽団

 2006年にミュンヘン室内管弦楽団の音楽監督および首席指揮者に就任し、ピリオド奏法を積極的に取り入れた演奏で、バロックから現代音楽まで純粋な音色で新鮮な感動を届けてくれている指揮者アレクサンダー・リープライヒ。ミュンヘンでもっともエキサイティングな指揮者の一人であり、次世代を担う旗手として好意的に迎えられています。
 リープライヒの就任以来ミュンヘン室内管は、他の追随を許さない音色と画期的なプログラミングで数々の受賞に輝くと同時に、ミュンヘンのみならず欧米一円に広く認められ、主要な音楽祭やコンサートホールでの演奏を重ねています。
 紀尾井シンフォニエッタをはじめN響や大阪フィルなど日本各地のオーケストラへの客演にも積極的で、日本にもファンが多いリープライヒのソニー・クラシカルからの3枚目となる最新録音は、メンデルスゾーンの有名作品2曲をカップリング。人口に膾炙したこの2曲をどのように料理するか、彼の力量を見ることができるアルバムといえましょう。
 リープライヒならではの完成度が高くエキサイティングな演奏は、メンデルスゾーンの作品の魅力を私たちに明確に伝えてくれるものといえるでしょう。

 【録音】2014年10月, ミュンヘン、昇天教会(デジタル:セッション)




 [アレクサンダー・リープライヒ]


 1968年レーゲンスブルク生まれ。
 レーゲンスブルク大学でロマンス語と音楽学を学ぶかたわら、17歳で設立したレーゲンスブルク室内合唱団を自ら指揮。その後ミュンヘン音楽大学で指揮法と声楽を学んだ。1996年コンドラシン指揮者コンクール入賞後、オランダ放送フィルでエド・デ・ワールトの助手を務め、アムステルダム・コンセルトヘボウで行われたコンサートで急遽ワールトの代役としてブルックナーの交響曲第5番を指揮、評論家・聴衆の双方から絶賛されました。
 以来、ロイヤル・アムステルダム・コンセルトヘボウ管、ベルギー国立管、BBC響、スコットランド室内管、ドイツ・カンマーフィルなどに客演。2005年7月初めにはミュンヘン・フィルにデビュー、オデオン広場で行われた市の野外コンサート・シリーズを指揮して華々しい喝采を浴びました。続いて2006年7月にはミュンヘン・フィルの定期公演に3回登場しました。

 日本デビューは2006年9月、紀尾井シンフォニエッタ東京の定期演奏会で、モーツァルト、ブラームスを指揮、誠実で繊細な音楽作りは高い評価を得ました。
 2008年7月大阪フィルハーモニー交響楽団定期演奏会にも登場。2007年初めにはザルツブルク・モーツァルテウム管にデビュー、今後ますますの活躍が期待されている指揮者です。


 ロッシーニの練習風景。

https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=zdPN-dPk-Qg

 まじめでハンサムな紳士という感じです。
 覇気ある若々しい演奏がちょっと聴けます。





アレクサンダー・リープライヒ、SONYの旧譜

SONYに来てからは比較的ポピュラーな選曲でファンを喜ばせてくれてます。

8876548231-2
\2600→\2390
リープライヒ指揮、ヌリア・リアル(ソプラノ)
 モーツァルト:
  『レクイエム ニ短調K.626』
  『アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618』
ヌリア・リアル(Sp),
マリー=クロード・シャピュイ(Ms),
クリストフ・プレガルディエン(T),
フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(Bs),
バイエルン放送合唱団,
ミュンヘン室内管弦楽団,
アレクサンダー・リープライヒ(指揮)

 気鋭のアレクサンダー・リープライヒと彼が首席指揮者をつとめるミュンヘン室内管弦楽団のソニークラシカル第2弾となる、モーツァルト「レクイエム」の注目すべき新録音の登場です。

 リープライヒは1968年レーゲンスブルク生まれ。1996年コンドラシン指揮者コンクール入賞し、翌年急遽デ・ワールトの代役としてコンセルトヘボウ管に登場して絶賛されました。以来、コンセルトヘボウ管、BBC響、ミュンヘン・フィルなどに客演。2006/07年シーズンよりミュンヘン室内管の首席指揮者・芸術監督に就任。日本にも数回来日しており、2011年の紀尾井シンフォニエッタ演奏では、痛快極まるベートーヴェンと話題となりました。
 2011年の「ロッシーニ:序曲集」に続く、このモーツァルト「レクイエム」の新録音においても、古楽奏法を取り入れながら温かみを感じさせるものに仕上げています。
 特にヌリア・リアルの絶品極まる美しいソプラノの歌唱。ヴェテラン、プレガルディエンの緊張感あふれる歌唱。そしてバイエルン放送合唱団の澄んだコーラスによる魅力など、純粋な器楽と声の融合によって、特別な「祈り」を感じさせてくれる音楽を聴くことができるでしょう。

 【録音】2012年12月20〜22日, ミュンヘン、ヘルクレスザール(デジタル:セッション)

8869777141-2
\2600→\2390
リープライヒ(指揮)&ミュンヘン室内管弦楽団
 ロッシーニ:序曲集

 『歌劇「絹のはしご」序曲』『歌劇「ブルスキーノ氏」序曲』
 『歌劇「幸福な錯覚」序曲』『歌劇「アルジェのイタリア女」序曲』
 『歌劇「イタリアのトルコ人」序曲』『歌劇「マティルダ・シャブラン」序曲』
 『歌劇「セヴィリャの理髪師」序曲』
 『歌劇「ウィリアム・テル(グリエルモ・テル)」序曲』
アレクサンダー・リープライヒ(指揮)
ミュンヘン室内管弦楽団

 ECM,DG,CHANDOSからCDを発売し、モダン楽器ながら古楽奏法を取り入れた演奏で、バロックから現代音楽まで純粋な音色で新鮮な感動を贈り続けているアレクサンダー・リープライヒの最新録音は、あえてロッシーニの演奏となります。
 ロッシーニの序曲集のピリオド楽器での演奏は、ノーリントンとグッドマンの演奏しかなく、古楽奏法を取り入れた演奏はほとんど無いようですので、ロッシーニの楽しみと純粋な音の融合によって、新鮮な音楽を聴くことができるでしょう。

[録音] 2010年6月30日〜7月3日 ミュンヘン・ヘラクレスザール (デジタル:セッション)





RCA


8887510737-2
\2600
〜パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィルの世界〜
 ブラームス:
  1 ハンガリー舞曲第1番ト短調
  2 ハンガリー舞曲第3番ヘ短調
  3 ハンガリー舞曲第10番ヘ長調
    [オーケストラ編曲:ブラームス]
 ベートーヴェン:
  4 「レオノーレ」序曲第3番作品72b
  5 交響曲第1番ハ長調作品21〜第1楽章
  6 交響曲第7番イ長調作品92〜第4楽章
 シューマン:
  7 「マンフレッド」序曲作品115
  8 交響曲第4番二短調作品120〜第4楽章
                   ※選曲:パーヴォ・ヤルヴィ
パーヴォ・ヤルヴィ指揮
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン

 表情が千変万化する最強のブラームス出現。

 2014年9月録音のブラームス:ハンガリー舞曲3曲を収録。パーヴォ・ヤルヴィ自身の選曲によるベスト盤。

 パーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィル「世界最高峰のベートーヴェン」「一生残るにふさわしい音楽体験…比類のない匠の芸術・・・パーヴォの指揮芸術の真骨頂」と全世界に衝撃を与えたパーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィルによるベートーヴェンとシューマンのプロジェクト。世界各地でのチクルス演奏と並行して、RCA/ソニー・ミュージックから発売されてきたベートーヴェンとシューマンの交響曲全集の録音は、高い評価を得てきました。
 ようやく音としてその姿を現したブラームス・プロジェクトそれに続くニュー・プロジェクト、ブラームス・プロジェクトがいよいよ始動しました。ドイツ・ロマン派の精髄ともいえるブラームスを新たな角度で見つめ直すこのプロジェクトは、ブラームスが指揮したのと同程度の人数のオケを用い、歴史的な演奏法や楽器を採り入れ、これまでにないブラームス像を辿ります。
 このコンビはここ数年にわたってブラームスの様々な作品を取り上げながら、ブラームスの研究者で交響曲のヘンレ版の校訂で知られるロバート・パスコールを招いてのプライヴェートなワークショップも行うなど、作品についての研鑚を深めてきました。2014年8月の北米ツアーでのブラームス演奏は絶賛を受け、さらに2014年12月、東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアルでの「ブラームス・シンフォニック・クロノロジー」のチクルス演奏もその一部がNHKで放映されるなど大きな話題を呼びました。
 ブラームス:ハンガリー舞曲3曲を加えたパーヴォ選曲によるベスト盤当アルバムは、そのブラームス・プロジェクトの端緒となるハンガリー舞曲第1番、第3番、第10番の3曲の2014年録音を含む、パーヴォとドイツ・カンマーフィルのベスト・アルバムです。24曲あるハンガリー舞曲のうち、ブラームス自身がオーケストレーションを施したのはここにおさめられた3曲のみで、シベリウス「悲しきワルツ」と並び、パーヴォのアンコールの定番として知られています。
 パーヴォは最近のインタビューで、「ブラームスは何度も演奏してきたが、決して満足いく結果にならなかった。でも今になってようやく準備が整ったと思う」と語っており、東京でのドイツ・カンマーフィルとのブラームスもその新鮮なアプローチが共感を呼び、これら3曲もアンコールとして連日演奏されました。この3曲に、定評あるベートーヴェン、シューマンの交響曲全集からパーヴォ・ヤルヴィ自身が選曲してカップリングしたアルバムで、このコンビのいまの姿と、これまでの軌跡を手軽に振り返ることのできるベスト盤的内容になっています。

 [録音]2014年9月26日、ブレーメン、グート・ファレル(1-3)、2006年8月31日〜9月1日(5)、2004年6月18日〜19日および2006年9月3日〜4日(6)、2011年12月19日〜21日(8)、2011年12月18日&19日(7)、ベルリン、フンクハウス・ベルリン・ナレーパシュトラッセ2010年7月19日〜21日、ハンブルク、フリードリヒ=エーベルト=ハレ(4)



 

DHM



8887506200-2
\2600→\2390
カペラ・デ・ラ・トーレ / 水の音楽〜妖精とセイレーンの物語
 1) M・プレトリウス:Philou,
 2) A・ヴィラールト:Passa la nave,
 3) F・カローゾ:Laura suave,
 4) ビクトリア:Ave maris stella,
 5) ジョスカン・デ・プレ:In exitu Israel,
 6) T・モーリー:Besides a Fountain,
 7) A・ホルボーン:The Fruit of Love,
 8) L・マレンツィオ:Ad una fresca riva,
 9) A・ホルボーン:The Funerals,
 10) ジョスカン・デ・プレ:Nymphes nappes / Circumdederunt me,
 11) L・アレグリ:Quinto ballo detto le ninfe di Senna,
 12) B・モスキーニ:Ecco, signor il Tebro,
 13) O・ヴェッキ:Gitene ninfe,
 14) オルランド・ディ・ラッソ:Super flumina Babylonis,
 15) G・ギッツォーロ:Canto di Sirene,
 16) G・ギッツォーロ:Riposta di Nettuno,
 17) 作者不詳:Les nymphes de la Grenouillere,
 18) R・ジョンソン:Full Fathom Five Thy Father Lies,
 19) ビクトリア:Versa est in luctum,
 20) J・アルカデルト:l bianco e dolce cigno,
 21) J・フォクト:Canto,
 22) O・ギボンズ:The Silver Swan,
 23) L・マレンツィオ:Chi dal delfino,
カペラ・デ・ラ・トーレ(ルネッサンス・アンサンブル

 『カペラ・デ・ラ・トーレ』は、ドイツを中心に今、宗教音楽のから世俗的作品まで「最も優れた解釈」と高い評価を受けているルネッサンス・アンサンブル。メンバーそれぞれが、その時代の演奏のスペシャリスト、独奏者でもあります。
 ドイツ・ハルモニア・ムンディからの第3弾となる当アルバムでは、様々なヨーロッパのルネッサンス作品の中から、水、妖精、ギリシャ神話のセイレーン(美しい歌声で近くを通る船人を誘い寄せて難破させたという半女半鳥の海の精)に関したものが選ばれています。民族的要素、厳かな宮廷音楽が織り交ぜられた、ルネッサンス時代の音楽に引き込まれるはずです。

【録音】2014年9月, ドイツ、アウハウゼン修道院教会(デジタル: セッション)





<国内盤> 


FONTEC



FOCD6048
(SACD Hybrid)
¥2408+税
尾高/札響 シベリウス交響曲全集 第3弾
シベリウス:
 交響曲 第4番 イ短調 op.63
 交響曲 第5番 変ホ長調 op.82
尾高忠明 指揮
札幌交響楽団
 作曲者生誕150年での完結を目指し、2013年春から始まった札幌交響楽団<シベリウス交響曲シリーズ>。並行しての好評ライヴCD第3弾です。
 喉の腫瘍手術後に作曲され、作品全体が暗い色調に覆われ、晦渋ではあるものの最高傑作の呼び声も高い<第4番>。そして、交響曲に独自の形式を生み出すことに成功した輝かしい<第5番>。
 北欧音楽のスペシャリスト尾高/札響は、対照的な性格の2作品の演奏を通し、シベリウスの精神の変遷と正統的な響きを伝えます。
 収録:2014年2月28日、3月1日、2015年2月13・14日 札幌コンサートホールKitara ライヴ SACDハイブリッド盤(Stereo+5ch)

発売中 尾高/札響 シベリウス交響曲全集 SACDハイブリッド盤
 第1弾 交響曲第1番・第3番 FOCD6036 定価¥2,.381+税
 第2弾 交響曲第2番 組曲「恋人」 FOCD6040 定価¥2,408+税
 

FOCD9676
¥2600+税
「ローマの祭り」/秋山和慶&オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ
 ベルリオーズ(高 昌帥編曲):序曲「ローマの謝肉祭」作品9
 ドビュッシー(W.シェイファー編曲):3つの夜想曲」から第2曲“祭”
 三善 晃:吹奏楽のための「深層の祭」
 J.C.ウィリアムズ:交響的舞曲第3番「フィエスタ」
 小山清茂:吹奏楽のための木挽歌
 大栗 裕:大阪俗謡による幻想曲
 O.レスピーギ(森田一浩編曲):交響詩「ローマの祭り」
 ファリャ(B.ウィギンズ編曲):「恋は魔術師」から“火祭りの踊り”
秋山和慶(指揮)
大阪市音楽団
 2014年4月から民営化し、新たなスタートを切った大阪市音楽団。2015年3月16日より「Osaka Shion Wind Orchestra(オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ)」と名称を変更し、日本屈指の吹奏楽団として培った90年の伝統を基盤に、さらなる飛躍へ向けて生まれ変わることを宣言しました。
 本CDでは2015年2月4日に大阪のフェスティバルホールで行われた、大阪市音楽団第110回定期演奏会をライヴ収録。当日の指揮は芸術顧問の秋山和慶、一般社団法人として歩み始めた1年間の集大成として「祭」をテーマに、日本をはじめ世界中の「祭」の音楽を取り上げました。
 「市音」から「Shion」へ・・・渾身のライヴがいまここに蘇ります。
 収録:2015年2月4日 フェスティバルホール 第110回定期演奏会 ライヴ
 

FOCD9677/8
(2CD)
¥3700+税
西江辰郎&ジュゼッペ・アンダローロ
[Disc 1]
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリンとピアノの為のソナタ ヘ長調 作品24 第5番「春」
 エネスコ:幼き日の印象 作品28
[Disc 2]
 レスピーギ:ヴァイオリンとピアノの為のソナタ ロ短調
 クオッツォ:瞑想曲 作品34
 小杉紗代:スパイラリング・スパークス
 菅野よう子:花は咲く
西江辰郎
ジュゼッペ・アンダローロ
 Blu-spec CD 2枚組
 2001年に24歳の若さで仙台フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに就任、2005年からは新日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスターを務め、室内楽やソロなど、ますますその活躍の場を広げるヴァイオリニスト・西江辰郎。長年の盟友ジュゼッペ・アンダローロとの第4弾CDの登場です。
 本作では2013年3月に三鷹市芸術文化センターで行われたライヴを収録。その選曲には西江ならではのセンスが光ります。
 注目は2003年に2人によって初演された「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」の作曲者、クォッツォから西江に献呈された「瞑想曲」と、世界を舞台に活躍する気鋭の作曲家、小杉紗代の手による「スパイラリング・スパークス」の世界初演です。
 仙台フィルに在籍した西江と仙台国際音楽コンクールの優勝者であるアンダローロによる、特別な想いのこもった「花は咲く」は、ひときわ胸を打ちます。
 収録:2013年3月14・15日 三鷹市芸術文化センター 風のホール ライヴ















5/20(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

BIS



BIS SA 2189
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
全篇で鐘が響き渡る前代未聞の奇作登場。
 ティシチェンコ:
  (1)ピアノ・ソナタ第7番Op.85 (1982)
  (2)ピアノ・ソナタ第8番Op.99 (1986)
ニコラ・スタヴィ(Pf)
(1)ジャン=クロード・ジャンジャンブル(鐘)
 録音:2014年12月/サン=マルセル福音教会(パリ)/4.0 Surround sound、70’ 50”

 SACD ハイブリッド盤。
 ボリス・ティシチェンコ (1939-2010) は旧ソ連の作曲家。ショスタコーヴィチ門下で、「ショスタコーヴィチの証言」の著者ソロモン・ヴォルコフを師に紹介した(ティシチェンコ自身は偽書として連名で告発した)人でもあります。
 彼はピアノの名手でもあり、生涯に11 篇のピアノ・ソナタを作曲していますが、1982 年作の第7 番は演奏時間40 分に加え、鐘が独奏楽器のように活躍する前代未聞の奇作。発表直後に作曲者自
 


BIS SA 2100
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
感動的な親子共演!
 アレクサンドル・カントロフが父の好サポートのもと
  BISからリストの協奏曲でデビュー!

   リスト:
    (1)ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 S.124
    (2)呪い〜ピアノと管弦楽のための協奏曲 S.121
    (3)ピアノ協奏曲第2番 イ長調 S.125
アレクサンドル・カントロフ
 (ピアノ;Steinway D)
ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)
タピオラ・シンフォニエッタ
 セッション録音:2014年11月/タピオラ・コンサートホール(フィンランド)/5.0 Surround sound、58’ 02”

 SACD ハイブリッド盤。
 名ヴァイオリニストにして指揮者のジャン=ジャック・カントロフを父に持つピアニスト、アレクサンドル・カントロフがBIS レーベルよりリストのピアノ協奏曲で堂々デビューです。
 1997 年生まれのアレクサンドルは父親譲りの音楽的才能の持ち主で、16 歳のときにはナントでのラ・フォルジュルネでシンフォニア・ヴァルソヴィアと共演し、ラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲を披露。抜群のテクニックと情感豊かな演奏で聴衆を熱狂させました。
 ディスク・デビューとなったこのアルバムに超絶技巧のリストを選ぶところからも期待せずにはいられない若き才能と言えましょう。
 この豊かな才能を近年指揮活動に積極的なオーギュスタン・デュメイは高く評価しており頻繁に共演しております。2015 年9 月にはデュメイ指揮、関西フィルとリストのピアノ協奏曲第1 番を演奏予定です。世界が注目する豊かな才能がついにディスクで登場です!



 
BIS SA 2130
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ネシリング&リエージュ・フィルによる華麗なるレスピーギ作品集
 レスピーギ:
  (1)第12旋法によるメタモルフォーゼ(1930)
  (2)地と精のバラード(1920)
  (3)シバの女王ベルキス(1934)
ジョン・ネシリング(指揮)
リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団
 セッション録音:2014年6月/フィルハーモニーホール(リエージュ)/5.0 Surround sound、72’ 15”

 SACD ハイブリッド盤。
 ネシリング指揮リエージュ・フィルによるレスピーギ作品集は、1930 年にボストン交響楽団からの委嘱で作曲された第12 旋法によるメタモルフォーゼにはじまり、「地と精のバラード」、そしてレスピーギが最後に手がけたバレエ音楽「シバの女王ベルキス」の3 篇です。
 ベルギーのオーケストラでありながらフランスを思わせる華やかなサウンドが魅力のリエージュ・フィルですが、ネシリングの熱いタクトで一層華々しい演奏となっております。
 

BIS SA 2066
(SACD HYBRID)
\2700
テノール、テノーレ! 〜フランスとイタリアのオペラ・アリア集
 (1)プッチーニ:星は光りぬ
 (2)ドニゼッティ:ああ、友よ!なんと楽しい日
 ヴェルディ:
  (3)女心の歌、(4)ラ・トラヴィアータより第1幕への前奏曲、
  (5)おそらく彼女は到着している、(6)清きアイーダ
 (7)アダン:友よ、物語を聞け
 グノー:
  (8)私を貫いているのはなんという未知の不安なのだろう?、
  (9)ああ、太陽よ、昇れ
 ビゼー:(10)おまえの投げたこの花を、(11)カルメン組曲第1番より間奏曲
 マスネ:
  (12)春風よ、なぜ私を目覚ますのか、(13)僕は独りきりだ…消え去れ優しい面影よ
 (14)ドニゼッティ:人知れぬ涙
 プッチーニ:
  (15)妙なる調和、(16)マノン・レスコーより間奏曲、
  (17)冷たき手を、(18)誰も寝てはならぬ
インジア・ゴン(テノール)
 ((4)(11)(16)以外)
マルクス・レヘティネン(指揮)
ラハティ交響楽団
 若手期待の星!中国人テノール歌手インジア・ゴンによる名オペラ・アリア集

 セッション録音:2013年5月、2014年8月/シベリウス・ホール(ラハティ)/5.0 Surround sound、77’ 49”

 SACD ハイブリッド盤。
 このディスクは中国、貴州省生まれのテノール、インジア・ゴンによるフランスとイタリアのオペラ・アリア名曲集です。
 ゴンの祖父が北京オペラの歌手であったことから歌への興味を持ち、四川省音楽学院にてポピュラー音楽を学んだ後、本格的にオペラを学びオペラ歌手としての才能を開花させ、今や中国期待のオペラ歌手まで成長しました。
 満を持してのアルバムは「誰も寝てはならぬ」や「星は光りぬ」など珠玉の名曲を集めました。
 


BIS 2125
\2600→\2390
C.P.E.バッハ(1714-88):鍵盤独奏曲全集 Vol.30 ミクローシュ・シュパーニ(クラヴィコード)
 (1)変化する再現部を持ち、初心者のための指使いの付いたやさしいクラヴィーア小曲集第1巻 Wq.113
  【アレグロ ト長調 H.193 /アリオーソ イ長調 H.194 /
   ファンタジア ニ短調 H.195 /メヌエット ヘ長調 H.196 /
   アラ・ポラッカ ハ長調H.197 /アレグレット ニ短調 H.198 /
   アラ・ポラッカ ニ長調 H.199 /アレグレット H.200 /
   アンダンテ・エ・ソステヌート ト短調 H.201 /プレスト 変ロ長調 H.202 /アレグロ ニ短調 H.203】
 (2)アンダンディーノ ハ長調 Wq.116-23(H.249) (3)アレグロ ヘ長調 Wq.116-24(H.250)
 (4)アレグロ ニ長調 Wq.116-25(H.251) (5)アレグロ ト長調 Wq.116-26(H.252)
 (6)アンダンテ ト短調 Wq.116-27(H.253) (7)アレグロ ニ長調Wq.116-28(H.254)
 (8)6つのソナタ(新たに加えたソナティナ)〜正しいクラヴィーア奏法の試み Wq.63-7 〜 12
  【第1番 ト長調/第2番ホ長調/第3番 ニ長調/第4番 変ロ長調/第5番 ヘ長調/第6番 ニ短調】
 (9)4つの鍵盤作品 Wq.deest
  【アレグロ ニ長調 H.255 /メヌエット ヘ長調 H.258 /アレグロ ヘ長調 H.256 /アレグレット ニ長調 H.257】
 (10)変化する再現部を持ち、初心者のための指使いの付いたやさしいクラヴィーア小曲集第2巻 Wq.114
  【アレグロ・ディ・モルト ヘ長調 H.228 /アンダンティーノ ト短調 H.229 /プレスト ハ短調 H.230 /
   メヌエットⅠ&Ⅱ ト長調 H.231 /ポラッカ ニ長調 H.232 /ファンタジア ニ短調 H.233 /
   ポラッカ 変ホ長調 H.234 /アレグロ ホ長調 H.235 /アレグレットイ長調 H.236 /
   アンダンテ ハ長調 H.237 /ポコ・アレグロ ホ短調 H.238】
 (11)4つの鍵盤作品 Wq.116-53 〜 56
  【アレグロ ハ長調 H.327 /アレグロ ト長調 H.328 /
   アレグロ 変ホ長調 H.329 /アレグロ ニ長調 H.330】
 (12)わがジルバーマン・ピアノへの別れ Wq.66(H.272)
 正統派シュパーニによる正真正銘の解釈によるC.P.E.バッハの鍵盤独奏曲全集の第30 弾!

 セッション録音:2014年7月/キーゼル・ホール(シント・トロイデン、ベルギー)/74’49”

 C.P.E. バッハの鍵盤独奏曲全集第30 弾は、「変化する再現部を持ち、初心者のための指使いの付いたやさしいクラヴィーア小曲集」、他小品集です。
 演奏はシリーズ当初から担当しているミクローシュ・シュパーニ。録音を開始した際、シュパーニは「全集を実現することは決して単純な課題ではなく、ことにそれが初期の作曲家の作品を含めばなおさらである。
 このシリーズで私たちは、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの、鍵盤楽器独奏と伴奏アンサンブルのための、疑いない正統な作品のすべてをご紹介する。私たちの目標は、これらの作品演奏の可能性への全般の見通しを与えることなので、この録音は作品の現存する資料と正統的な演奏習慣の徹底した研究に基づいている。私たちはオリジナルの資料をもとに" 正統性" である楽器を選択して演奏している。」と語っており、まさに正真正銘、本物の解釈のもと演奏されました。
 これら膨大な作品に対して時間をかけ、着実に録音活動をしてきたシュパーニにでしか表現することのできない解釈で演奏されました。




LIGIA DIGITAL



LIDI 0301271
(2CD)
\4000→\3690
フランス・バロックの華、ボワモルティエの優雅な世界
 ボワモルティエ:
  CD1:
   ヴィオールと数字付低音のための様々な小品
    (1730年。全33曲)
  CD2:
   チェロ、ファゴット、あるいは
    通奏低音つきヴィオールのための6つのソナタ (1734)
CD1:ジャン=ルイ・シャルボニエール、
 ポール・ルソー(バス・ヴィオール)、
 マウリツィオ・ブラリア(テオルボ)、
 ピエール・トロセリエ(クラヴサン)
CD2:クレール・ジャルデッリ、
 クレール・グラットン(Vc)、
 マリー・エルヴェ(Fg)、
 ロール・ヴォヴァール(クラヴサン)、
 ジャン=ルイ・シャルボニエール
  (バス・ヴィオール)
 録音:2013年8月26日-9月3日/ポンルヴォイ修道院礼拝堂/94kHz 24bit、66’ 44”、62’ 38”

 ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ (1689-1755) はフランスの作曲家。知名度の高いわりに作品が思い浮かびませんが、非常な多作家で、生前は人気を誇ったといわれています。旋律の美しさ、品の良さが特徴で、とても豊かな気持ちになれます。
 クレール・ジャルデッリは現在最も精力的に活躍するバロック・チェロ奏者。パリ音楽院でクリストフ・コワンのアシスタントを務め、2001 年よりリヨン音楽院の教授も務めています。
 ジャン=ルイ・シャルボニエールはバーゼル・スコラ・カントルムでヴィオールとファゴットを学び、その後チューリヒ音楽院でジョルディ・サヴァールに師事しました。マルゴワールの王室大厩舎・王宮付楽団のメンバーを長年務めています。
 
LIDI 0301284
\2500→\2290
フォリア!
 (1)コレッリ(ジェミニアーニ編):
  フォリア(リコーダーと弦楽合奏のための)
 (2)テレマン:トリオ・ソナタ ヘ長調 TWV42:F3
 (3)マルチェッロ:チャッコーナ ヘ長調Op.2の12
 (4)ヴィヴァルディ:
  2本のヴァイオリンのたけのソナタ ニ短調「ラ・フォリア」RV63
 (5)サンマルティーニ:リコーダー・ソナタ変ロ長調
 (6)パーセル:シャコンヌ(グラウンドによる3声のファンタジア)
 (7)J.S.バッハ:
   農民カンタータBWV212 〜アリア「おいらは新しい領主様をいただく」
 (8)クープラン:愛のナイチンゲール
 (9)ティエリー・ユイレ:フォリー!
ジャン=マルク・アンドリュー(リコーダーと指揮)
モントーバン・バロック・オーケストラ「レ・パシオン」
 これは面白い。同一主題による大作曲家の競演

 録音:2014年7月28 -31日/サン・ピエール・デ・シャルトロー教会(トゥールーズ)/DDD、65’ 00”

 スペイン起源とされる舞曲「フォリア」は長いこと世界中の作曲家の注意を集めていました。ここでは9 作品がとりあげられていて、いずれもリコーダーの妙技を楽しめます。
 コレッリやヴィヴァルディのものは有名ですが、あのバッハも「農民カンタータ」で使用していました。ユイレの「フォリー!」は21世紀の作品で、ワールドミュージック的な処理が興味津々。
 アルバムは2014 年8 月に亡くなったブリュッヘン追悼となっています。




MIRARE

MIR 242
\2700→\2490
デュカス:ピアノ曲全集
 (1)牧神のはるかなる嘆き
 (2)ピアノ・ソナタ変ホ短調
 (3)ラモーの主題による変奏曲、間奏曲と終曲
 (4)ハイドンの名による悲歌的前奏曲
エルヴェ・ビヨー(Pf)
 ついにデュカスのピアノ曲アルバムに決定盤登場!

 録音:2013年9月16-18日/ロシュボン城教会/71’ 00”

 エルヴェ・ビヨーはパリ音楽院でジェルメーヌ・ムニエとジャン・ユボーに師事し、16 歳で一等賞となりました。非常な技巧派で、アルベニスの「イベリア」全曲の快演CD もあります。
 デュカスのピアノ曲はこの4 篇しか残されていませんが、ピアノ・ソナタは演奏時間が42 分半もかかる大曲。技術的な難しさに加え、巨大で堅固な構成力が要求される難物。ビヨーは早目のテンポで聴き手をぐいぐいとひっぱります。フィナーレの盛り上がりなど、オーケストラに勝る凄さです。
 「ラモーの主題による変奏曲、間奏曲と終曲」はさほど有名ではありませんが、恐るべき難曲。ビヨーは楽々とこなし、曲の美しさをたっぷり味わせてくれます。




J.S.BACH−STIFTUNG


B261CD
\2700
J.S.バッハ:カンタータ集 第12集
 1-11.目覚めよ、祈れ、祈れ、目覚めよ BWV70/
 12-16.甘き慰め、わがイエスは来ませり BWV151/
 17-22.ただ汝にのみ、主イエス・キリストよ BWV33
グズルン・シドニー・オットー (S)…1-11/
ゲルリンデ・ザーマン(S)…12-16/
マーゴット・オイツィンガー(A)…1-11/
アレックス・ポッター(A)…12-16/
ルース・サンドホフ(A)…17-22/
ダニエル・ヨハンセン(T)…1-11/
クレメンス・フラミッヒ(T)…12-16/
アンドレアス・ポスト(T)…17-22/
マックス・フォルペルト(Br)…17-22/
ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ(B)…1-11/
フィリッペ・レイヨット(B)…12-16/
バッハ財団合唱団/
バッハ財団管弦楽団/
ルドルフ・ルッツ(指揮)
録音2013年11月…1-11, 2013年12月…12-16, 2007年8月…17-22スイス,トロンゲン,エヴァンゲリカル教会
 三位一体節後第26日曜日のためのカンタータである第70番は『最後の審判』を主題にした二部形式をとる規模の大きな作品で、冒頭からトランペットが大活躍することで知られています。
 とりわけ第9曲の激しいレチタティーヴォは印象的。嵐のような弦楽器を縫うかのようにトランペットによるコラールが高らかに鳴り響きます。劇的で聴き所の多いカンタータです。
 続く151番はクリスマスのためのカンタータ。基本的にソプラノが一人で静かに歓びを歌い上げます。ザーマンの歌声は、ちょっぴり翳りのありますが、それが却って俗世界に住むものを表現しているかのようです。
 つづく第33番は、三位一体主日後第13主日用のカンタータ。まるで合奏協奏曲のような楽器たちの戯れから始まり、合唱が美しく音を紡いで行きます。イエスへの究極の信頼と三位一体の歓びが歌われます。
  

B290CD
\2700
J.S.バッハ:カンタータ集 第13集
 1-11.おお永遠よ、汝恐ろしき言葉 BWV20/
 12-17.我がため息、我が涙 BWV13/
 18-23.汝ら泣き叫ばん BWV 103
スザンネ・タイザー(S)…12-17/
ステファニー・イラーニ(Ms)…18-23/
マルクス・フォルスター(C-T)…1-11/
ヤン・ボルネル(C-T)…12-17/
ダニエル・ヨハンセン(T)…1-11/
ヤクブ・ピルグラム(T)…12-17/
アンドレアス・ヴェラー(T)…18-23/
ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ(B)…1-17/
バッハ財団合唱団/
バッハ財団管弦楽団/
ルドルフ・ルッツ(指揮)
録音 2014年6月…1-11, 2014年1月…12-17, 2010年4月…18-23 スイス,トロンゲン エヴァンゲリカル教会
 三位一体節後第1日曜日のためのカンタータ第26番は、畏怖を覚える内容「世における苦しみは永遠ではないが、地獄の苦しみは永遠に続く」とは裏腹に、祝祭的な気分を持つフランス風序曲で幕を明けます。
 どのアリアもレチタティーヴォも、またコラールも全て「永遠に続く地獄の刑罰」と「責め苦から逃れるための悔い改め」について歌っていきます。劇的かつ荘厳な作品です。
 顕現節後第2日曜日のための第13番も、この現世を生きるための苦悩と絶望を歌い上げたもの。この曲で用いられている最後のコラールはマタイやヨハネの受難曲でも使われるお馴染みのメロディです。
 復活節後第3日曜日のための第103番はフラウト・ピッコロのオブリガードが印象的作品です(この部分はヴァイオリン、もしくはトラヴェルソで奏される場合もあります)。悲しみと喜びの対比が描かれ、苦しみすらも永遠の幸福に変わると説かれます。



 

OEHMS



OC765
\2100→\1890
Le Corps des Cordesー弦の躯
 1-8.ディエゴ・オルティス(1510頃-1570頃):
  「ヴィオラ・ダ・ガンバ演奏の装飾論ならびに変奏論」から
   8つのリチェルカーレ
   <第1リチェルカーレ/第4リチェルカーレ/
    第3リチェルカーレ/第16リチェルカーレ/
    第5リチェルカーレ/第5パルス/
    第8リチェルカーレ/第2リチェルカーレ>/
 9.イザベル・ムンドリー(1963-):弦の躯/
 10-15. J.S.バッハ(1685-1750):
   無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調BWV1012
   <前奏曲/アルマンド/クーラント/サラバンド/
    ガヴォット1&2/ジグ>/
 16-19.プーランク(1899-1963):チェロ・ソナタ
シャルル=アントワーヌ・デュフロ(vc&チェロ・ピッコロ)/
セバスチャン・キュフラー=ブレッシング(cemb)…1-8/
ウルリヒ・ヴェーデマイアー(lu)…1-8/
マティアス・ミュラー(ヴィオローネ)…1-8/
ムラート・コシュクン(per)…1-8/
マルティン・クレット(p)…16-19
録音 2014年6月2-4日 ハノーファー NDR クライナー・ゼントザール
 1986年生まれの若きチェリスト、シャルル=アントワーヌ・デュフロによる「弦」に拘ったアルバムです。
 弦楽器の歴史を紐解く時、人々は往々にして楽器本体に目を向けますが、使われる4本の弦にも多くのストーリーがあります。彼は曲ごとに、使用する弦を変え、その時代の音楽を丁寧に描き出すことを試みたのです。
 16世紀の音楽と、バッハの音楽の違い、そして現代の作曲家ムンドリーによる「弦」の強い主張、プーランクでは、チェロだけでなくピアノの弦も加わり、異なった響きを醸し出します。呼吸とともに、自然な弦の振動を味わうこと。これも弦楽器を聴くときの楽しみなのかもしれません。
 


OC441
\2100→\1890
キタエンコ(指揮)&ケルン・ギュルツェニヒ管
 ラフマニノフ:交響曲 第2番&ヴォカリーズ

  1-4.交響曲 第2番 ホ短調 Op.27/
  5.ヴォカリーズ 嬰ハ短調 Op.34-14
ヴェラール・サバドゥス(カウンター・テナー)…5/
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団/
ドミートリー・キタエンコ(指揮)
録音 2013年10月 ケルン・フィルハーモニー…1-4, 2013年5月 ケルン スタジオ・シュトルベルガー・シュトラーセ…5
 交響曲第1番の初演が大失敗し、精神的にも追い詰められたラフマニノフ(1873-1943)ですが、1901年に完成したピアノ協奏曲第2番が大成功を収め、ようやく自信を取り戻したというエピソードが良く知られています。
 その後の彼は順風満帆の日々を送り、1906年から1907年にかけて作曲されたこの交響曲第2番も、溢れるような旋律美と劇的な曲想で高い人気を得ています。
 キタエンコによるラフマニノフ交響曲集、第2弾となるこの第2番の演奏ですが、さすがお国物に定評のあるキタエンコだけあって今回も文句のつけようがありません。冒頭からたっぷり歌わせる弦の調べと、溌剌とした木管、高らかに咆哮する金管・・・全てが完璧です。
 最後に添えられたこちらも名曲「ヴォカリーズ」を歌うのは当代随一のカウンター・テナー、サバドゥスです。幻想的な歌声が夢心地を誘います。
 


OC1818
\2400→\2190
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタと歌曲集(チェロ編)
 1.楽に寄せて D547/2-4.アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D821/
 5.夜と夢 D827/6.野ばら D257/7.さすらい人 D493/
 8.ます D550/9.自作主題による序奏と変奏曲 D968a/
 10.歌曲集「白鳥の歌」より第12番「海辺で」D957/
 11.ミニョンの歌 D877-4/
 12.歌曲集「水車屋の娘」より「好奇心の強い男」/
 13.君こそわが憩い D776/
 14.歌曲集「白鳥の歌」より第4番「セレナード」
アレクサンダー・ヒュルスホフ(チェロ)/
アンドレアス・フレーリヒ(ピアノ)
録音 2013年12月 ラインハルト=プファルツ ヴィラ・ムジカ エンゲルス城
 1969年ドイツ、プファルツで生まれたチェリスト、アレクサンダー・ヒュルスホフのシューベルト作品集です。フォルクヴァンク芸術大学で教授を務めながら、世界中でコンサートを開催し、知られざる作品を世に問う活動を繰り広げています。
 シューベルトの名作「アルペジョーネ・ソナタ」は、今は忘れられてしまった楽器「アルペジョーネ」のために書かれた作品で、現在では通常チェロで演奏されています。
 シューベルト独特の陰鬱さと、仄暗い明るさが共生した美しい音楽ですが、実はチェロで演奏するのは難しく(特に高音部)、これは奏者の力量にかかっているといえるでしょう。もちろんヒュルスホフはこの点を難なくクリア。チェロで演奏する歌曲と併せて寂寥感溢れる世界を完璧に描き出しています。




SMEKKLEYSA

レア盤!

SMK 84
\2500
愛の太陽の中で アイスランドの歌曲
 アトリ・ヘイミル・スヴェインソン(1938-):「独立した民族」からの歌
   踊り/フィドルの歌がや止むと/子供たちの歌「グンヴォルの客は」
   いとしのクレメンタイン
 トリグヴィ・M・バルドヴィンソン(1965-):君ひとり
 ヨウン・レイフス(1899-1968):3つの教会の歌 Op.12a
   わが父なる神よ/すべて一輪の花/立ち上がれ、わが魂よ
 ヒャウルマル・H・ラグナルソン(1952-):
  「ペール・ギュント」の歌; ソールヴェイの歌/祝いの歌/ソールヴェイの子守歌
  わが愛の歌
 パウトル・イーソウルソン(1893-1974):「ソロモンの雅歌」の歌
   恋しい人の声が聞こえます/私はシャロンのばら/私の園に私は来た
   私は黒い/夜ごと、ふしどに/荒れ野から上ってくる乙女は誰か
 アトリ・ヘイミル・スヴェインソン:南から鳴鳥がやってきた
 ヨウン・レイフス:ねんねん坊や/子守歌
 フーギ・グヴズムンソン(1977-):欠ける月の下で/微笑みを誘うもの
 ヒルディグンヌル・ルーナルスドウッティル(1964-):3つの歌
   愛の太陽の中で/生と詩/夜の切り紙
ハトルヴェイグ・ルーナルスドウッティル(ソプラノ)
アウルニ・ヘイミル・インゴウルソン(ピアノ)

 録音:2007年5月、2010年7月、フェトラ=ホウラ教会、レイキャヴィーク、アイスランド
 20世紀と21世紀のアイスランド歌曲。アイスランド国立劇場が上演した劇、ハトルドウル・レクスネスの「独立した民族」とイプセンの「ペール・ギュント」のために、それぞれアトリ・ヘイミル・スヴェインソンとヒャウルマル・H・ラグナルソンが作曲した劇音楽からの歌、他。
 ソプラノのハトルヴェイグ・ルーナルスドウッティル(1974年生まれ)はレイキャヴィーク音楽大学とロンドンのギルドホール音楽演劇学校で学び、オラトリオとオペラ、コンサートの歌手として活躍。ハムラクリーズ合唱団が録音したヨウン・ノルダルの「世々の歌」と「レクイエム」(ITM 7-09)でソロを歌っています。

  
レア盤!

SMK 85
\2500
フルートとピアノのための短編集
 ソルケトル・シーグルビョルンソン(1938-2013):
   5つの夜想曲「春の夜に寄せて」(1981)(*)/マヌエラに(1980年代前半)
   おばあさんの歌(フルート独奏のための)/フィンランドの鞄(1985)(*)
   オスロのリール(1982)(*)/カライス(1976)
   「コロンビーヌ」(1982-)から シチリアーノ(*)
ジョナサン・ボルハ(フルート)
クリスティーン・ヨウニーナ・テイラー(ピアノ)

録音:ホワイト・リサイタル・ホール、ジェイムズ・C・オルソン芸術センター、
     ミズーリ大学カンザスシティ音楽院、カンザスシティ、ミズーリ州、アメリカ合衆国
 作曲家、ピアニストとして現代アイスランド音楽を代表するひとり、ソルケトル・シーグルビョルンソンは、アイスランドで活躍したカナダのフルート奏者ロバート・エイトケンとオーストリアのマヌエラ・ヴィースラーのためにフルートの作品を書いてきました。
 アメリカのフルート奏者ジョナサン・ボルハとアイスランド生まれのクリスティーン・ヨウニーナ・テイラーによるこの「短編集」は2013年に亡くなったソルケトルの追悼アルバムとして制作されました。

  
レア盤!

SMK 52
\2500
【旧譜】
スヴェイン・ルーズヴィーク・ビョルンソン(1962-):ヤギ声
  ヤギ声 I (チェロと録音のための)/ヤギ声 II (ギターと録音のための)
  ヤギ声 III (オーボエと録音のための)/ヤギ声 IV (クラリネットと録音のための)(*)
  ヤギ声 V (フルートと録音のための)
CAPUTアンサンブル
 シーグルズル・ハトルドウルソン(チェロ)
 ピェートゥル・ヨウナソン(ギター)
 エイディース・フランスドウッティル(オーボエ)
 グヴズニ・フランソン(クラリネット)
 コルベイン・ビャルナソン(フルート)
 スヴェイン・ルーズヴィーク・ビョルンソン(録音)

録音:2004年12月18日、20日、2005年9月6日、ヴィージスターザ教会、レイキャヴィーク、アイスランド(*以外)
    2005年5月11日、サールリン音楽ホール、コウパヴォグル、アイスランド(*))
 レイキャヴィーク音楽大学でアトリ・ヘイミル・スヴェインソンとソルステイン・ヘイクソン、ポーランドでルトスワフスキに学んだスヴェイン・ルーズヴィーク・ビョルンソンの、1987年に創設された「新しい音楽」のアンサンブル、CAPUT(ラテン語で「頭」)とのコラボレーション。
 5人の独奏者が主に作曲者により録音された自分たちの「演奏、歌、息遣い」と共演する作品。

 
レア盤!

SMK 79
\2500
【旧譜】
ソルケトル・シーグルビョルンソン(1938-2013):そのほかのプレー
  力より音(ホルンと弦楽三重奏のための;1972)
  変奏のない主題(クラリネット、チェロとピアノのための;1981)
  真珠の四重奏(弦楽四重奏のための;1991)
  Four Better or Worse(フルート、クラリネット、チェロとピアノのための;1975)
  運命の鳥(クラリネットと弦楽四重奏のための;1989)
  追悼(クラリネットのための;2011)(*)
  小さな愉しみ(2つのヴァイオリン、チェロとチェンバロのための;1979)
レイキャヴィーク室内管弦楽団
 ジョーセフ・オグニベーネ(ホルン)
 ルート・インゴウルスドウッティル(ヴァイオリン)
 サラ・バクリー(ヴィオラ)
 フラブンケトル・オルリ・エギルソン(チェロ)
 エイナル・ヨウハンネソン(クラリネット)
 インガ・ロウス・インゴウルスドウッティル(チェロ)
 アウルニ・ヘイミル・インゴウルソン(ピアノ)
 シーグルレイグ・エズヴァルスドウッティル(ヴァイオリン)
 ソウルン・オウスク・マーリノウスドウッティル(ヴィオラ)
 アウスヒルドゥル・ハーラルスドウッティル(フルート)
 ウンヌル・マリーア・インゴウルスドウッティル(ヴァイオリン)
 グヴズルーン・オウスカルスドウッティル(チェンバロ)

録音:2012年1月28日、ライヴ、 ハルパ、レイキャヴィーク、アイスランド(*)
    2007年2月、11月 ヴィージスターザ教会およびフェトラ=ホウラ教会、レイキャヴィーク、アイスランド(*以外)
 アイスランド交響楽団の首席奏者を務めレイキャヴィーク室内管弦楽団の創設に関わったクラリネット奏者グンナル・エギルソン(Gunnar Egilsson)のための「追悼」を含む、ソルケトル・シーグルビョルンソンの室内楽作品の世界初録音。

 
レア盤!

SMK 80
\2500
【旧譜】
詩 ソウルズル・マグヌーソン(1975-):室内楽作品集
  クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための四重奏曲
   シーグルズル・イングヴィ・スノルラソン(クラリネット)
   シーグルン・エズヴァルスドウッティル(ヴァイオリン)
   ブリンディス・ハトラ・ギルファドウッティル(チェロ)
   アンナ・グヴズニ・グヴズムンスドウッティル(ピアノ)
  魂を悩ます逆境(2台のピアノのための;2009)
   スノルリ・シグフース・ビルギソン(ピアノ)
   アンナ・グヴズニ・グヴズムンスドウッティル(ピアノ)
  コントラバスとピアノのための狂詩曲
   ソウリル・ヨウハンソン(コントラバス)
   ソウルヴェイグ・アンナ・ヨウンスドウッティル(ピアノ)
  サクソフォン四重奏曲(2010)
   ヴィグディース・クララ・アーラドウッティル(ソプラノサックス)
   シーグルズル・フロウサソン(アルトサクソフォン)
   ピーター・トンプキンズ(テナーサクソフォン)
   グイド・ボイマー(バリトンサクソフォン)

録音:コウパヴォグル・ホール、ヴォーン、アドヴェント教会、アイスランド
 ソウルズル・マグヌーソンアイスランドの新しい世代の作曲家。伝統的な作曲技法によりながら新しい響きを追求し、色彩的でニュアンスゆたかなテクスチュアの作品を創っています。

 
レア盤!

SMK 82
\2500
【旧譜】
深みの静寂
フーギ・グヴズムンソン(1977-):作品集

  日がな一日、このことを考える(*)/ヘンデルーシヴ から I. メヌエット(+)
  回文(*)/間奏曲 I (#)/平穏(*)/間奏曲 II (#)/歌え、わが魂よ、心から喜び(*)
  ヘンデルーシヴ から II. ジグ(+)/われらが主のめでたき誕生(**)
  間奏曲 III (#)/コラール(*)/間奏曲 IV (#)/アイスランドの時計(*)
  ヘンデルーシヴ から III. ホーンパイプ(+)/形のいい世界(*)
ハムラクリーズ合唱団(*)
ソルゲルズル・インゴウルスドウッティル(指揮(*))
ハンナ・ロフツドウッティル(ヴィオラ・ダ・ガンバ(#))
ノルディック・アフェクト(+/**)
 ジョージア・ブラウン(フラウト・トラヴェルソ)
 ハトラ・ステイヌン・ステファウンスドウッティル(ヴァイオリン)
 グヴズルーン・フルンド・ハルザルドウッティル(ヴィオラ)
 ハンナ・ロフツドウッティル(チェロ)
 グヴズルーン・オウスカルスドウッティル(チェンバロ)
グヴズニ・フランソン(指揮(+/**))

録音:2012年4月14-15日、2013年5月28日、ハウテイグ教会、レイキャヴィーク、アイスランド(*/**)
    2012年11月8日、アイスランド国営放送、レイキャヴィーク、アイスランド(+)
    2013年8月11日、ソン教会、コペンハーゲン、デンマーク(#))
 「古いものと新しいもの、過去と現在の対話」。新しい世代のアイスランド作曲家のひとり、フーギ・グヴズムンソンの音楽を角度を変えて紹介するアルバム。
 「ヘンデルーシヴ」は「水上の音楽」の断片化した主題を素材に作曲され、ヘンデル没後250年の2009年、ノルディック・アフェクト(2005年創設のピリオド楽器アンサンブル)が演奏しアイスランド国営放送からヨーロッパに向けて放送されました。
 ヴィオラ・ダ・ガンバ独奏のための4つの「間奏曲」はノルディック・アフェクトのメンバー、ハンナ・ロフツドウッティルが演奏。合唱のための作品は「アイスランドの合唱音楽」(ITM 6-01)、「アイスランドの民謡」(ITM 8-05)、「アイスランドのクリスマスの歌とマリアの詩」(ITM 8-09)で親しまれているハムラクリーズ合唱団の演奏。
 「回文」と「アイスランドの時計」は、この合唱団と指揮者ソルゲルズル・インゴウルスドウッティルのために書かれた作品。

 
レア盤!

SMK 83
\2500
【旧譜】
ヒャウルマル・H・ラグナルソン(1952-):巻き毛 室内楽作品集
  アダージョ(弦楽六重奏のための;1991)
  巻き毛(声と弦楽四重奏のための;1988)(+)
   黄昏/夜の願い/すずめ/十字架/沈黙させられた森/黄昏 II
  6つの歌(声、フルート、チェロとピアノのための)(#)
   欠ける月の下で/山査子(さんざし)の垣根の中に/夕暮れに
   おい、わたしの小さな山猫/都会の屋根の上に/冬至の歌
  動き(弦楽四重奏のための;1976)
  ヴォカリーズ(メゾソプラノ、ヴァイオリンとピアノのための;1998)(*)
グヴズルーン・ヨウハンナ・オウラフスドウッティル(メゾソプラノ(*))
マルタ・フラブンスドウッティル(アルト(+))
オウラヴル・キャルタン・シーグルザルソン(バリトン(#))
レイキャヴィーク室内管弦楽団
 ルート・インゴウルスドウッティル、
 シーグルレイグ・エズヴァルスドウッティル(ヴァイオリン)
 ソウルン・オウスク・マーリノウスドウッティル、
 サラ・バクリー(ヴィオラ)
 シーグルゲイル・アグナルソン、
 フラブンケトル・オルリ・エギルソン(チェロ)
 マルシャル・ナルドー(フルート)
 アンナ・グヴズニー・グヴズムンスドウッティル(ピアノ)

録音:2003年11月、2004年7月 ヴィージスターザ教会、レイキャヴィーク、アイスランド
 作曲家ヒャウルマル・H・ラグナルソンはヨウン・レイフスの研究し、彼に題材をとった映画「石の涙」の音楽(ITM 6-05)を担当しました。
 劇的で表現的な作風の音楽を書きながら、自身は「絶望するほどロマンティック」と宣言していると言います。1976年から1998年にかけて作曲された室内楽のための作品集。すべて初録音。





SWEDISH SOCIETY



SCD 1161
\2600→\2390
パウル・マギ&ウプサラ室内管弦楽団のシベリウス第2弾!
 シベリウス(1865-1957):
  交響曲第1番ホ短調 Op.39
  交響曲第7番ハ長調 Op.105
ウプサラ室内管弦楽団
パウル・マギ(指揮)

録音:2010年3月11日、2011年5月12日、ライヴ、ウプサラ・コンサート&コングレス・コンサートホール、ウプサラ、スウェーデン

シベリウスの生誕150年を記念して発売されるパウル・マギ(Paul Magi)&ウプサラ室内管弦楽団のシベリウス交響曲シリーズ第2弾。



旧譜
これが案外悪くない。
パウル・マギ&ウプサラ室内管弦楽団
SWEDISH SOCIETY 1CD\2600→\2390


 ウプサラはスウェーデン第4の都市。ちなみにウプサラ大学は北欧最古の大学である。
 そのウプサラのオーケストラ、ウプサラ室内管弦楽団。田舎オケ・ファンにはたまらないその辺境っぽさだが、しかしなかなかあなどれない。昨年「店主試聴記」でお奨めしたヘルメル・アレクサンデションの交響曲第2番。そのオケがこのウプサラ室内管弦楽団だった。そしてそのときの指揮者がパウル・マギ。1953年エストニア生まれの指揮者。現在ウプサラ室内管弦楽団の芸術監督。
 で、彼らの第1弾が先日リリースされたシェエラザード、チャイ5、ステンハンメル。これがまあ味わい深い逸品たちだった。シェエラザードではヴァイオリン・ソロがかなり危なっかしかったりするのだが、そこさえも魅力に思わせてくれる堂々たる歌いっぷり。おそらく好評だったのだろうリリースが続く。
 辺境オケ・マニアのみなさま・・・おみのがしなく。


SCD 1142
\2600→\2390
チャイコフスキー(1840-1893):
  交響曲第5番ホ短調 Op.64
録音:2005年9月22日、ウプサラ大学大講堂、ライヴ
ウプサラ室内管弦楽団
パウル・マギ(指揮)

SCD 1143
\2600→\2390
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
  交響組曲「シェエラザード」Op.35
録音:2006年4月6日、ウプサラ大学大講堂、ライヴ
ウプサラ室内管弦楽団
パウル・マギ(指揮)

SCD 1144
\2600→\2390
ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871-1927):
  管弦楽のためのセレナード Op.31
録音:2006年1月12日、ウプサラ大学大講堂、ライヴ
ウプサラ室内管弦楽団
パウル・マギ(指揮)

SCD 1147
\2600→\2390
シベリウス(1865-1957):
 交響曲第3番ハ長調 Op.52(*)
 交響曲第4番イ短調 Op.63(+)
ウプサラ室内管弦楽団
パウル・マギ(指揮)
録音:2006年1月23日(*)、2004年4月22日(+)、ウプサラ大学大講堂、ライヴ

SCD 1148
\2600→\2390
ロッシーニ(1792-1868):オペラ「ウィリアム・テル」序曲
ショスタコーヴィチ(1906-1975):交響曲第15番 Op.141
ウプサラ室内管弦楽団
パウル・マギ(指揮)
録音:2006年9月21日、ウプサラ大学大講堂、ライヴ

SCD 1149
\2600→\2390
マーラー(1860-1911):
 交響曲第1番(1889/1894;エルヴィン・シュタイン校訂版)
 花の章
ウプサラ室内管弦楽団
パウル・マギ(指揮)
録音:2007年4月24日、ウプサラ大学大講堂、ライヴ






BERLIN CLASSICS


BC0300603
(2CD)
\4000
D.スカルラッティ:ピアノソナタ集
 K.13、K.124、K.125、K.144、K.454、K.470、K.284、K.450、K.4、K.76、K.8、
 K.35、K.31、K.108、K.476、K.435、K.140、K.32、K.491、K.490、K.397、
 K.278、K.206、K.322、K.135、K.518、K.213、K.6、K.175、
 K.296、K.61、K.443、K.208、K.29、K.260、K.146、K.427、K.513
クレア・ファンチ(pf)
演奏者がそれぞれの作品を数曲ずつ一括りとしてまとめ、大きな作品をイメージさせるといったスタイルをとっている
  

BC0300647
\2300
ホルン協奏曲集
 ハイドン:ホルン協奏曲第1番、第2番
 ミヒャエル・ハイドン:ホルン協奏曲ニ長調/
 モーツァルト:ホルン協奏曲K.370b/371
フェリックス・クリーサー(Hrn)
ルーベン・ガザリアン指揮、
ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団
 

BC0300646
\2300
SCENE!
 ベートーヴェン:ああ 不実なる人よOp.65
 モーツァルト:
  「どうしてあなたを忘れられよう」K.505、
  「哀れな私、どこにいるの…ああ、口を聞いているのは私でなく」K.369
 ハイドン:
  アリア「惨めなわれら…惨めな祖国」Hob.XXIVa-7、
  シェーナ「私の美しい恋人よ、別れないで…ベレニーチェは何とする」Hob.XXIVa-10
 メンデルスゾーン:演奏会用アリア「不幸な女よ」Op.94
クリスティアーネ・カルク(Sop)
マルコム・マルティノー(fp)
アリーナ・ポゴストキナ(Vln)
ジョナサン・コーエン指揮、
アルカンジェロ




DUX


DUX0757
\2400
マルチン・スタンチク:室内楽曲集
 Three afterimages for double bass、Laterna for Clarinet, Cello,
 2 Percussion sets, Piano、Analessi Rotte for Cello, Tenor, Trombone & Baritone、
 Nibiru ? La rivoluzione della terra sconosciuta for Clarinet,
 Cello, Percussion, Piano, Electric Guitar, Double-Bass
アンサンブル・ニケル、他
 

DUX1124
\2400
セバスティアン・クライェフスキ:
 合奏協奏曲第1番、第2番
 オーボエ協奏曲、ミヒャエル・エンデによる7つの断章
マレク・ロシュコフスキ(Obe)
アマデウス・ポーランド放送室内管弦楽団、他
 

DUX1188
\2400
Unchained(アンチェインド)
 ジュリアス・イーストマン:エヴィル・ニガー/
 トマシュ・シコルスキ:リスニング・ミュージック、ディアフォニー/
 ジュリアス・イーストマン:ゲイ・ゲリラ
ルトスワフスキ・ピアノ・デュオ、他
 

DUX1192
\2400
ジョン・ダウランド:歌曲集第2巻 マリア・スキバ(Sop)
フランク・プシヒホルツ(Lute)
 

DUX1203
\2400
ルノー=ガブリエル・ピオン:放浪苦行の王子カランダール ギュライ・アセール・トリュク(Voice)
ルノー=ガブリエル・ピオン(pf、alto-Cla、Bass-Cla)
ヴァンサン・セーガル(Vc)
 

DUX1204
\2400
シューベルト:歌曲集「冬の旅」D.911 スタニスワフ・キェルネル(Br)
ミハウ・ロト(pf)



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


VENIAS

限定盤
ジュリアード弦楽四重奏団 コレクション〜1949-1963 Recordings


VN 010(15CD)\4200→\3790
ジュリアード弦楽四重奏団
 ロバート・マン(ヴァイオリン)
 ロバート・コフ(ヴァイオリン)*
 イシドア・コーエン(ヴァイオリン)
 ラファエル・ヒリヤー(ヴィオラ)
 クラウス・アダム(チェロ)

ジュリアード弦楽四重奏団 コレクション〜1949-1963 Recordings
CD1
バルトーク
弦楽四重奏曲第1番
1. I   Lento
2. II  Allegretto
3. Ⅲ  Introduzione:Allegro-Allegro vivace
Rec.September 18&20,1963

弦楽四重奏曲第2番
4. I Moderato
5. II Allegro molto capriccioso
6. III Lento
Rec.May 21&24,1963

CD2
バルトーク
弦楽四重奏曲第3番
1. I   Prima parte:Moderato
2. II  Seconda parte:Allegro
3. Ⅲ  Ricapitulazaione della prima:Moderato
4. Ⅳ Coda:Allegro molto
Rec.May 7&8,1963

弦楽四重奏曲第4番
5. I Allegro
6. II Prestissimo,con sordino
7. III Non troppo lento
8. Ⅳ Allegrretto pizzicato
9. Ⅴ Allegro molto
Rec.May 15&16,1963

弦楽四重奏曲第5番
10. I Allegro
11. II Adagio molto
12. III Scherzo:Alla bulgarese
13. Ⅳ Andante
14.Ⅴ Finale:Allegro vivace
Rec.May 23-25,1963

CD3
バルトーク
弦楽四重奏曲第6番
1. I Mesto-Vivace
2. II Mesto-Marcia
3. III Mesto-Burletta:Moderato
4. Ⅳ Mesto
Rec.May 10&14,1963

ベートーヴェン
弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調,Op.131
5. I Adagio ma non troppo e molto espressivo
6. II Allegro molto vivace
7. III Allegro moderato-Adagio-Piu vivace
8. Ⅳ  Andante ma non troppo e molto cantabile
9. Ⅴ  Presto
10. Ⅵ  Adagio quasi un poco andante
11. Ⅶ Allegro
Rec.March 28 and April 1&4,1960

CD4
モーツァルト
弦楽四重奏曲第14番ト長調,K.387
1. I Allegro vivace assai
2. II Menuetto.Allegretto-Trio
3. III Andante-cantabile
4. IV Molto Allegro
Rec.May 14&16,1962

弦楽四重奏曲第15番ニ短調,K.421
5. I Allegro
6. II Andante
7. III Menuetto.Allegretto-Trio
8. IV Allegretto ma non troppo
Rec.May 29&31,1962

CD5
モーツァルト
弦楽四重奏曲第16番変ホ長調,K.428
1. I Allegro ma non troppo
2. II Andante con moto
3. III Menuetto.Allegretto-Trio
4. IV Allegro vivace
Rec.May 18,1962

弦楽四重奏曲第17番変ロ長調,K.458”狩り”
5. I Allegro vivace assai
6. II Menuetto.Moderato-Trio
7. III Adagio
8. IV Allegro assai
Rec.May 25&29,1962

CD6
モーツァルト
弦楽四重奏曲第18番イ長調,K.464
1. I Allegro
2. II Menuetto-Trio
3. III Andante
4. IV Allegro
Rec.May 16&18,1962

弦楽四重奏曲第19番ハ長調,K.465”不協和音”
5. I Adagio-Allegro
6. II Andante cantabile
7. III Menuetto.Allegretto-Trio
8. IV Allegro molto
Rec.May 1&2,1962

CD7
ドビュッシー
弦楽四重奏曲ト短調,Op.10
1. Ⅰ Anime et tres decide
2. Ⅱ Asseza vif et bien rythme
3. Ⅲ Andantino-Doucement expressif
4. Ⅳ Tres modere-Tres anime
Rec.May 7&8,1959

ラヴェル
弦楽四重奏曲ヘ長調
5. Ⅰ Allegro moderato-Tres doux
6. Ⅱ Assez vif-Tres rythme
7. Ⅲ Tres lent
8. Ⅳ Vif et agite
Rec.May 18&21,1959

ウェーベルン
弦楽四重奏のための5つの楽章,Op.5
9. Ⅰ Heftig bewegt
10. ⅡSehr langsam
11. ⅢSehr bewegt
12. ⅣSehr langsam
13.ⅤIn zarter Bewegung
Rec.September 23,1959

弦楽四重奏のための6つのバガテル,Op.9
14. Massig
15. Leicht bewegt
16. Ziemlich fliessend
17. Sehr langsam
18. Ausserst langsam
19. Fliessend
Rec.September 25&28,1959

CD8
シューベルト
弦楽四重奏曲第14番ニ短調,D.810”死と乙女”
1. I Allegro
2. II Andante con moto
3. III Scherzo(Allegro molto) & Trio
4. IV Presto
Rec.February 5-6 & May 27,1959

アルバン・ベルク
抒情組曲
5. I Allegretto giovale
6. II Andante amoroso
7. III Allegor misterioso-Trio estatico
8. IV Adagio appassionato
9. Ⅴ Presto delirand-Tenebroso
10. Ⅵ  Largo desolato

Rec.May 22,26&28,1959

CD9
モーツァルト
弦楽四重奏曲第19番ハ長調,K.465”狩り”*
1. I Adagio-Allegro
2. II Andante cantabile
3. III Menuetto.Allegretto-Trio
4. IV Allegro molto
Rec.May 1,16&17,1957 (mono)

ハイドン
弦楽四重奏曲ハ長調,Op.74 No.1,HobⅢ/72 *
5. I Allegro moderato
6. II Andantino grazioso
7. III Menuetto:Allegretto
8. IV Finale:Presto
Rec.May 23-24,1957 (mono)

弦楽四重奏曲ト長調,Op.77 No.1,HobⅢ/81*
9. I Allegro moderato
10. II Adagio
11. III Menuetto:Presto
12. IV Finale:Presto
Rec.May 27,1957(mono)

シューベルト
13. 弦楽四重奏曲ハ短調,D.703”断章”
Rec.February 5,1959

CD10
アルバン・ベルク
弦楽四重奏曲,Op.3
1. I Langsam
2. II Massige Viertel
Rec.July 31,1952(mono)

エリオット・カーター
弦楽四重奏曲第2番
3. I Allegro fantastico
4. II Presto scherzando
5. III Andante espressivo
6. IV Allegro
Rec.October 27&31,1960

ウィリアム・シューマン
弦楽四重奏曲第3番
7. I Introduction and Fugue
8. II Intermezzo
9. III Rondo variations
Rec.March 28&31,1958

グレン・グールド
10. ”じゃあ、フーガを書きたいの?” 4声と弦楽四重奏のための
ベンソン=ガイ(ソプラノ)
ダーリアン(メゾ・ソプラノ)
ブレッスラー(テノール)
グラム(バス)
ゴルシュマン(指揮)
Rec.December 14,1963

CD11
シェーンベルク
弦楽四重奏曲第1番ニ短調,Op.7
1. I Nicht zu rasch
2. II Kraftig(nicht zu rasch)
3. III Massig(langsam Viertel)
4. IV Massig(heiter)
Rec.May 26-27,1952 (mono)

弦楽四重奏曲第2番嬰へ短調,Op.10
5. I Massig(moderato)
6. II Sehr rasch
7. III Litanei.Langsam
8. IV Entruckung.Sehr langsam
ウタ・グラーフ(ソプラノ)
Rec.May 3&8 and June 12,1951 (mono)

CD12
シェーンベルク
弦楽四重奏曲第3番,Op.30
1. I Moderato
2. II Adagio
3. III Intermezzo
4. IV Rondo
Rec.June 12&13,1951 and March 21&July 30,1952 (mono)

弦楽四重奏曲第4番,Op.37
5. I Allegro molto
6. II Comodo
7. III Largo
8. IV Allegro
Rec.May 16&22 and July 31,1952 (mono)

CD13
バルトーク
弦楽四重奏曲第1番
1. I   Lento
2. II  Allegretto
3. Ⅲ  Introduzione:Allegro-Allegro vivace
Rec.May 11,1949(mono)

弦楽四重奏曲第2番
4. I Moderato
5. II Allegro molto capriccioso
6. III Lento
Rec.March 18&August 17,1949 (mono)

CD14
バルトーク
弦楽四重奏曲第3番
1. I   Prima parte:Moderato
2. II  Seconda parte:Allegro
3. Ⅲ  Ricapitulazaione della prima:Moderato
4. Ⅳ Coda:Allegro molto
Rec.May 11,1949 (mono)

弦楽四重奏曲第4番
5. I Allegro
6. II Prestissimo,con sordino
7. III Non troppo lento
8. Ⅳ Allegrretto pizzicato
9. Ⅴ Allegro molto
Rec.August 17,1949 (mono)

弦楽四重奏曲第5番
10. I Allegro
11. II Adagio molto
12. III Scherzo:Alla bulgarese
13. Ⅳ Andante
14.Ⅴ Finale:Allegro vivace
Rec.August 18,1949 (mono)

CD15
バルトーク
弦楽四重奏曲第6番
1. I Mesto-Vivace
2. II Mesto-Marcia
3. III Mesto-Burletta:Moderato
4. Ⅳ Mesto
Rec.May 13,1949 (mono)

アルバン・ベルク
抒情組曲
5. I Allegretto giovale
6. II Andante amoroso
7. III Allegor misterioso-Trio estatico
8. IV Adagio appassionato
9. Ⅴ Presto delirand-Tenebroso
10. Ⅵ  Largo desolato
Rec.October 16,1950 (mono)

ウェーベルン
弦楽四重奏のための5つの楽章,Op.5
10.Ⅰ Heftig bewegt
11. ⅡSehr langsam
12. ⅢSehr bewegt
13. ⅣSehr langsam
14.ⅤIn zarter Bewegung
Rec.August 1,1952 (mono)





<国内盤> 


ミューズエンターテインメント



MECO-1028 
\3000+税
横山幸雄/プレイズ・モーツァルト2 0 1 5
 モーツァルト:
 ① きらきら星変奏曲 ハ長調K.265
 ②-④ ピアノ・ソナタ第8 番イ短調K.310
 ⑤-⑦ ピアノ・ソナタ第13 番変ロ長調K.333
 ⑧ 幻想曲ハ短調K.475
 ⑨-⑪ ピアノ・ソナタ第14 番ハ短調K.457
スーパーオーディオCD 限定収録曲(ボーナス・トラック)
 ⑫きらきら星変奏曲 ハ長調K.265*
横山幸雄(ピアノ)
 当代きってのヴィルトゥオーゾ・ピアニスト横山幸雄が、とうとう神聖の領域モーツァルトに挑戦、ここに初モーツァルト・アルバムを世に問う。
 従来、ショパン、リスト、ベートーヴェン他様々なCD アルバムで何れも極めて高い評価を獲得してきた当代きってのヴィルトゥオーゾ・ピアニスト横山幸雄と、その芸術家の本質全てをガラス張りにされてしまうモーツァルトという神の芸術との昇華はいかに。
 ボーナス・トラックとして、SACD 層のみプレイエル・ピアノによる「きらきら星変奏曲」を収録、1枚組でありながら実にトータル収録時間は91 分37 秒!(CD 層は79 分9 秒)
 横山が教授を勤める上野学園石橋メモリアルホールでのセッションレコーディング(DSD レコーディング)
演奏楽器:スタインウェイD-274 ⑫のみプレイエル(1910 年製) 録音:2015 年1 月19 日.20 日 上野学園石橋メモリアルホール
 ⑫SACD 対応のプレーヤーでのみお聴き頂けます。SACD 非対応のプレーヤーではお聴き頂けませんのでご注意下さい。




<映像>

 

OPUS ARTE(映像)


OA1170D
(DVD)
\4000→\3690
ロビン・ティチアーティ(指揮)&ロンドン・フィル
 リヒャルト・シュトラウス:歌劇《ばらの騎士》


特典映像:
 ロビン・ティチアーティ「指揮棒について語る」キャスト・ギャラリー 他
オクタヴィアン…タラ・エロート(Ms)/
元帥夫人マリー・テレーズ…ケイト・ロイヤル(S)/
レルヒェナウ男爵オックス…ラルス・ヴォルト(B)/
ゾフィー…テオドラ・ゲオルギュー(S)/
フォン・ファニナル…ミヒャエル・クラウス(Br)/
マリアンネ・ライトメッツェリン…ミランダ・キース(S)/
ヴァルツァッキ…クリストファー・ジレット(T)/
アンニーナ…ヘレーネ・シュナイダーマン(A)/
テノール歌手…アンジェイ・ドゥネーヴ(T)/
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/
グラインドボーン合唱団(合唱指揮ジェレミー・バインズ)/
ロビン・ティチアーティ(指揮)/
リチャード・ジョーンズ(D)/
ポール・スタインバーグ(装置)/
ニッキー・ギリブランド(衣装)/
ミミ・ジョーダン・シェリン(照明)/
サラ・ファーイー(映像D)


OABD7168D
(BD)
\4800→\4390
 そろそろ年齢による衰えを感じている元帥夫人マリー・テレーズ。寵愛しているオクタヴィアンが「永遠の愛」を誓うも、彼女の心は晴れません。そんな折にやってきた彼女の従兄オックス男爵(ちょっと下品で野卑なオトコ)の追撃をかわすために、オクタヴィアンに女装させてその場を誤魔化そうとしたマリー・テレーズですが、これが厄介ごとの始まりでした。
 オックス男爵の訪問目的は「最近、裕福な商人の一人娘ゾフィーと婚約したので、申し込みの使者“ばらの騎士”を務めてくれる貴族を探して欲しい」というもの。了承した元帥夫人は、その役をオクタヴィアンに委ねることにするのです。大役を仰せつかったオクタヴィアン、意気揚々とゾフィーの元を訪れますが…そこで彼はゾフィーに一目惚れ。もちろん元帥夫人に誓った「永遠の愛」など雲散霧消、そこにオックス男爵の悪巧みなどが絡み、物語はもつれていきます。
 とびきり魅惑的な音楽で知られるリヒャルト・シュトラウス(1864-1949)の歌劇「ばらの騎士」。ヒロインであるマリー・テレーズの揺れ動く女心と、若い恋人たちの純真な心を、蕩けそうなウィンナ・ワルツで包み、そこにひとつまみのスパイスを振りかけて極上の物語が紡がれていきます。
 終幕で歌われる「三重唱」の美しさは言葉に尽くせません。この演出はそんなシュトラウスが描いた夢の歪みをモダンな装置と衣装で現実的に表現しています。最近人気急上昇中のメゾ・ソプラノ、タラ・エロートの歌う瑞々しいオクタヴィアン、ベテラン・ソプラノ、ケイト・ロイヤルの安定した元帥夫人、こちらも注目。テオドラ・ゲオルギューの美しいゾフィーを堪能してください。
 何よりティチアーティの作り出す魅惑的な音楽は、ひと時聴き手を「良き時代」のウィーンにいざなうことでしょう。
2014年5月 グラインドボーン・オペラ・ハウスにおけるライヴ収録/収録時間:191分+22分(特典映像)/音声:独語歌唱/<DVD>ステレオ2.0/DTS5.1 <BD>ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1/字幕:英, 仏, 独, 日, 韓/画面:16:9 カラー/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク <BD>ニ層 50GB 1080i High Definition
 

OA1181D
(DVD)
\4000→\3690
ロイヤル・バレエ 〜チャイコフスキー:バレエ《白鳥の湖》
特典映像…
 ナタリア・オシポワ&マシュー・ゴールディングのイントロダクション
 アンソニー・ドウェルとダルシー・ブッセルの会話 他
オデット/オディール…ナタリア・オシポワ/
ジークフリート王子…マシュー・ゴールディング/
悪魔ロットバルト…ゲイリー・エイヴィス 他/
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団/
ボリス・グルージン(指揮)/
マリウス・プティパ&レフ・イワノフ(コレオグラフィ)/
フレデリック・アシュトン&ディビット・ビントレー(追加コレオグラフィ)/
アンソニー・ドウェル(プロダクション)/
ヨランダ・ソンナベンド(デザイン)/
マーク・ヘンダーソン(照明)/
ローランド・ジョン・ウィリー(プロダクション・リサーチ)/
クリストファー・カール(ステージング)/
ロス・マッギボン(映像ディレクター)


OABD7174D
(BD)
\4800→\4390
 全てのバレエ作品の中で、最も高い人気を持つ「白鳥の湖」。そのなかでもこの英国ロイヤル・バレエ団の「白鳥の湖」は格別であり、一度見ただけで誰もが魅了される輝きを放っています。
 チャイコフスキー(1840-1893)の生前には評価が得られなかった作品ですが、彼の没後の1895年にマリウス・プティパとその弟子イワノフによって新しい振付がなされたことで、絶対的な人気を獲得、その後、いくつかの版が作られながらも、この「プティパ=イワノフ版」が標準のスタイルとなっています。
 たくさんの見どころのある「白鳥の湖」ですが、何より、プリマは主役の「白鳥」と敵役の「黒鳥」を一人で踊り分けなくてはいけません。今回の映像でも、名バレリーナ、オシポアが見事な踊りを披露しています。第1幕では純真なオデット、第3幕では王子を騙し通す悪女オディール。スリリング、かつ爽快な場面です。王子役のゴールディングの上品な踊りと、ロシアの宝石デザイナー「ファベルジェ」を思わせる舞台デザインの美しさが相俟って、極上の舞台を創り上げています。

 2015年3月 ロイヤル・オペラ・ハウス ライヴ収録/収録時間:180分/音声:<DVD>ステレオ2.0/DTS5.1 <BD>ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.0/画面:16:9 カラー/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク <BD>ニ層 50GB 1080i High Definition
 
OA1179BD
(DVD 4枚組)
\4800
アメリカ現代オペラBOX
 ①バーンスタイン(1918-1990):歌劇《タヒチ島の騒動》(2001 シネマ映像)
ダイナ…ステファニー・ノヴァチェク/
サム…カール・デイモンド 他/
シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア/
ポール・ダニエル(指揮)/
アミール・ホセインフール(振付)/
トム・ケアンズ(演出)
 「ウエストサイド物語」「キャンディード」などに比較してあまり知られていなかったバーンスタインの作品。
 ちょっとした家庭の問題を描いたこのオペラにはバーンスタインの自演の録音などがありましたが、しかも映画的なアプローチで作られたこの映像は、作品の真価を丁寧に映し出したものとして評価の高いものです。2002年にウィーンのTVアウォードを獲得した秀逸な映像です。
 NTSC / PAL両面ディスク仕様
 字幕: 〈NTSC面〉スペイン語のみ 〈PAL面〉フランス語、ドイツ語、スペイン語
 ②ジョン・アダムズ(1947-):歌劇《ドクター・アトミック》(2007)(2枚組) ロバート・オッペンハイマー…ジェラルド・フィンリー/
キティ・オッペンハイマー…ジェシカ・リヴェラ/
レズリー・グローヴス准将…エリック・オーウェンズ/
エドワード・テラー…リチャード・ポール・フィンク/
ジャック・ハバード…ジェームズ・マッダレーナ/
ロバート・ウィルソン…トーマス・グレン/
ジェームス・ノーラン大佐…ジェイ・ハンター・モリス 他/
ネーデルラント・オペラ合唱団/
ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団/
ローレンス・レネス(指揮)/
ピーター・セラーズ(演出・脚本)/
エイドリアン・ローベル(美術・装置)
 2007年6月 ネーデルラント・オペラ(アムステルダム音楽劇場)におけるライヴ収録
 作曲家ジョン・アダムズと演出家ピーター・セラーズの「問題作コンビ」による、原子爆弾誕生の物語。
 「原爆の父」ロバート・オッペンハイマーと仲間たちの科学への情熱、そして政治の介入と倫理との葛藤を描きます。
 公開された軍関係文書や手紙などを中心にセラーズが再構成した台本、アダムズのドラマティックな音楽、核融合を表すバレエが舞台を彩り、2005年のサンフランシスコ・オペラでの初演は大きなショックを観客に与えました。 緊迫のうちに人類最初の核実験、トリニティ計画は無事に終了。そして静寂のなか、「水ヲクダサイ」と日本語の朗読が響き渡る、衝撃のオペラです。
 字幕: 英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、オランダ語
 ③フィリップ・グラス(1937-):歌劇《パーフェクト・アメリカン》(2013) ウォルト・ディズニー…クリストファー・パーヴェス/
ロイ・ディズニー…デイヴィッド・ピッツィンガー/
ダンティー…ドナルド・カーシュ/
ヘイゼル・ジョージ(看護士)…ジャニス・ケリー/
リリアン・ディズニー…マリー・マクローリン 他/
マドリード王立劇場合唱団/
マドリード王立劇場管弦楽団(マドリード交響楽団)/
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)/
フェリム・マクダーモット
 2013年2月 マドリード王立劇場 ライヴ収録
 ペーター・シュテファン・ユンクの同名の原作小説をもとにした『完璧なアメリカ人 The Perfect American』をフィリップ・グラスがオペラ化した作品です。
 アメリカのアイコン、ミッキーマウスの生みの親であるウォルト・ディズニーの最期の日々をクローズアップしたものですが、そこにはミッキーやドナルドダックの夢にあふれる世界はなく、ウォルトの故郷マルスリーヌへの幻想、鉄道への愛着が執拗に語られ、スタジオをクビになった元従業員がウォルトの前に現れ彼を非難したり、昔殺したフクロウが少女の姿になって現れ、しゃべるエイブラハム・リンカーン・ロボットは制御不能に、アンディー・ウォーホルは肖像を描きたいといって訪ねてきたりと支離滅裂。
 傲慢で専制的、保守的な、そして誇大妄想的なウォルトの姿が、グラスの催眠的な音楽の中に浮かび上がってきます。
 字幕: 英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、日本語、韓国語
 アメリカの3つの現代オペラ集です。どれもが衝撃的でたくさんの問題を孕んでいます。とりわけ《ドクター・アトミック》については、日本人にとっても、まだまだきちんと腰を据えてみることが難しい作品であることは間違いありません。
 とは言え、これらの作品はアメリカだけでなく、オランダやスペインでも上演され、高い評価を受けたものです。ずしりと重い内容をぜひ受け止めてください。
 収録時間:426分/音声:英語歌唱/ステレオ2.0/DTS5.1(DVD)
 
OA1189BD
(DVD 4枚組)
\4800
イギリス現代オペラBOX
 ①バートウィッスル(1934-):歌劇《ミノタウロス》(2008)…2DVD
  特典映像:ドキュメンタリー『神話は普遍的なもの』
ミノタウロス…ジョン・トムリンソン(バス)/
テセウス…ヨハン・ロイター(バス)/
アリアドネ…クリスティーン・ライス(メゾ・ソプラノ)/
蛇巫女…アンドリュー・ワッツ(カウンター・テナー)/
祭司…フィリップ・ラングリッジ(テノール)/
ケール(死を司る悪霊)…アマンダ・エチャラス(ソプラノ) 他/
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団/
アントニオ・パッパーノ(指揮)/
スティーヴン・ラングリッジ(演出)/
アリソン・チッティ(美術)/
ポール・ピャント(照明)/
フィリップ・ジロドー(振付)
2008年4月.5月 コヴェント・ガーデン王立歌劇場 ライヴ収録
 ロイヤル・オペラの委嘱により、イギリス作曲界の重鎮バートウィッスルが作曲した新作オペラ『ミノタウロス』。その世界初演の映像化です。
 ギリシャ神話に題材をとった半人半獣の主人公とアリアドネの心の葛藤が、研ぎ澄まされた音楽とともに描かれます。その迫真の内容に、現地イギリスの批評家からは絶賛の嵐が巻き起こりました。入魂の歌唱を紡ぐタイトルロールのトムリンソン。整然と、それでいて情熱的にオーケストラを指揮するパッパーノ。ロイヤル・オペラの進取の創造性がみなぎる大注目の映像です。
 ②タネジ(1960-):歌劇《アンナ・ニコル》(2011)
  特典映像:
   キャスト・ギャラリー、シノプシス、上演の舞台裏(出演者インタビューを含む)
アンナ・ニコル…エファ=マリア・ウェストブローク/
スターン弁護士…ジェラルド・フィンリー/
マーシャル老人…アラン・オーク/
ヴァージー…スーザン・ビックリー/
従姉妹シェリー…ロレ・リクセンベルク/
ラリー・キング…ピーター・ホーレ/
叔母カイ…レベッカ・デ・ポント・デイヴィス/
ドクター…アンドリュー・リース 他/
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団/
アントニオ・パッパーノ(指揮)/
リチャード・ジョーンズ(演出)
2011年2月 コヴェント・ガーデン王立歌劇場 ライヴ収録
 コヴェント・ガーデン王立歌劇場(ロイヤル・オペラ・ハウス)の委嘱作品として2011年2月17日に世界初演され、ロンドン中の話題をさらった大注目の新作オペラ、マーク=アンソニー・タネジ作曲、リチャード・トマス台本の『アンナ・ニコル』。豊胸手術による巨乳で知られたPLAYBOY誌の元モデル、大富豪と結婚するも、薬物の過剰摂取により突然死した実在のアンナ・ニコル・スミスの物語を、キッチュにシニカルに歌い上げた痛快作!
 ジャズ風に味付けされた音楽と、ウェストブロークの鮮烈な演技、ジェラルド・フィンリーの巧みにして不気味な歌いっぷり、パワー全開のパッパーノの指揮で、瞬く間に見るものをアンナ・ニコル・ワールドへと連れ去る、極上のエンターテイメント・オペラです。
 ③ベンジャミン(:歌劇《リトゥン・オン・スキン》(2013)
  特典映像:
  『リトゥン・オン・スキン』へのイントロダクション/
  ベンジャミンへのインタビュー/キャスト・ギャラリー
保護者…クリストファー・パーヴス/
アニエス…バーバラ・ハンニガン/
第1の天使/少年…ベジュン・メータ/
第2の天使/マリー…ヴィクトリア・シモンズ/
第3の天使/ジョン…アラン・クレイトン 他/
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団/
ジョージ・ベンジャミン(指揮)/
ケイティ・ミッチェル(演出)/
ヴィッキー・モーティマー(デザイン)/
マーガレット・ウィリアムズ(映像)
 2012年エクサン・プロヴァンス音楽祭にて初演、衝撃とともにヨーロッパ中の評判となったオペラの映像です。
 暴力的な保護者と謎めいた少年、そして保護者に支配されている若い妻アニエス。保護者は少年に「人間の一生と天使たちの偉業、地獄の業火に焼かれる罪人と天国の家族たち」を描いた本を書くように命じ、それにつれて妻アニエスは自己に目覚めていき…衝撃的で悲劇的なエンディングが待っています。
 イギリス演劇界で高い評価を受けるケイティ・ミッチェルの演出は、この暗く張り詰めた台本を独創的なプロダクションの中に生き生きと描き出し、オペラの中に存在している過去と現在の要素を見事に絡み合わせます。ベンジャミン自身が指揮を行なっています。
 イギリスの現代オペラ3作を味わう素晴らしいBOXです。奇妙な音楽に彩られた3つの物語。これらは、時には暴力的であり、そして仄かにエロティックです。
 ブリテンに代表されるイギリスのオペラの伝統を余すことなく引き継いだこれらの作品は、確かにこの国ならではの仄暗い味わいと怜悧な切り口を有しています。
 収録時間:265分/音声:英語歌唱/ステレオ2.0/DTS5.1/字幕:英, 仏, 独, 西, 伊/画面:16:9 カラー/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク×4















5/19(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

AUDITE


AU 97713
\2500
ティエントと変奏曲
 ハラーバ(1652-1715):ティエント第2番
 コエーリョ(1555-1635):
  5つの連祷(キリエ第1番)、アヴェ・マリア
 アラウホ(1584-1654):
  8つのティエント、無原罪の御宿りの歌による3つの変奏曲
マルティン・ノイ(パイプオルガン)
アンサンブル・オフィチウム
 (ヴィルフリード・ロンバッハ(合唱指揮))
 名手ノイによる華やかなオルガン演奏!イベリアにおけるオルガン音楽の黄金時代に作曲されたオルガンと声楽作品集

 セッション録音:2014年5月31日〜6月2日/聖イポリト教会(コルドバ)、聖ペーター&パウロ教会(メッシンゲン)/DDD、54’48”

 AUDITE レーベルが誇るオルガンの名手マルティン・ノイの最新アルバムはイベリア(スペイン)におけるオルガン音楽の黄金時代に作曲されたオルガンと声楽作品集です。
 スペインにおけるオルガンの黄金時代はカルロス1 世(1516-1556)の支配の間にはじまり、政治的な力により芸術的・文化的に絶頂期を迎えました。
 このディスクには当時活躍したハラーバ、コエーリョ、アラウホの作品が収録されております。これらの作曲家が確立したともいえるティエントは非常に華やかな形式で当時の隆盛を実感できます。(ティエントは同一鍵盤上の高音域と低音域でストップを使い分ける楽曲や不協和音を多用する形式で、16 世紀中期以降のスペインのオルガン作品にあらわれる特徴です。)
 演奏のマルティン・ノイはJ. S. バッハ国際コンクール入賞の経歴をもち主で、非常に端正で卓越したアーティキュレーション、そして楽曲と使用するオルガンにあった的確なレジストレーションは現代屈指のオルガニストです。現在ロイトリンゲンの聖エリーザベト教会および聖ペトロ教会と聖パウロ教会の専属オルガニストです。バッハとドイツの作曲者をフィーチャーする好評シリーズ、「J.S. バッハと北ドイツの伝統」(AU 92547)、「J.S. バッハと南ドイツの伝統」(AU 92548)はドイツ内外で高く評価されております。一方、テノールのヴィルフリード・ロンバッハ率いるアンサンブル・オフィチウムは1999 年創立の声楽アンサンブルでドイツの実力派メンバーにより構成されております。





 

DYNAMIC


CDS-7683
(2CD)
\3100
※BD、DVD同時発売
エンニオ・ポリーノ:歌劇「サルディーニャ人」-ヌラーゲの人々 ゴンナーリオ…マンリーコ・シニョリーニ(バス)/
トルベーノ…アンジェロ・ヴィラーリ(テノール)/
オルゾッコ…ジャンピエロ・ルゲッリ(バリトン)/
ノラーチェ…ドメニコ・バルツァーニ(バリトン)/
ベルベラ・ジョニア…パオレッタ・マロク(ソプラノ)/
ニベッタ…アレッサンドラ・パロムバ(メゾ・ソプラノ)/
ペルドゥ…ガブリエーレ・マンジョーネ(テノール)/
サルジニアの羊飼い/第2の兵士 他…エンリコ・ツァラ(テノール)/
声/第1の兵士…ニコラ・ラヴァリーノ・グァジェンティ(バリトン) 他/
カリアリ劇場管弦楽団&合唱団/
アンソニー・ブラモール(指揮)
 西地中海の中央に位置するサルディーニャ島。この島の州都がカリアリです。紀元前20世紀頃、この地にヌラーゲ(遺跡の名前としても有名)人と呼ばれる人々がやってきます。
 エジプトの碑文に「海の民」として登場する彼らは、リディアを出発してティレニア海にたどり着き、ここでサルディーニャに行く者とエルトリアに行く者に分かれたとされ、このサルディーニャにやってきたヌラーゲ人が、この島に住む人々の起源であろうとされているのです。
 このオペラ「サルディーニャ人」はそんな3000年前の人々の愛と戦い、そして神への信仰を軸に、一人の戦士の物語を繰り広げていきます。
 カリアリ出身の作曲家エンニオ・ポリーノ(1910-1959)は、サルディーニャの歴史についても深い関心を抱き、49歳のときに考古学的研究成果も盛り込んだ歌劇「サルディーニャ人」を書き上げました。そして1959年3月にナポリのサン・カルロ劇場で初演を迎えたのですが、その半年後の9月に突然この世を去ってしまいます。そんな彼の「白鳥の歌」であるこの作品は、古代遺跡を象った装置も含めた全てにおいて「カリアリの歴史」に紐付いているものと言えるでしょう。現代的なセンスの中に人間の抗う事のできない野心や欲望が渦巻く見どころたっぷりのこの作品は、もっと演奏されてもよいのではないでしょうか。
 2013年9月 イタリア カリアリ劇場 ライヴ収録
 

CDS-7677
(3CD)
\3100
レオナルド・レーオ:歌劇「野心の女ペテン師」
 3幕 ドメニコ・カニカ台本
チャッコーネ…ジャンピエロ・チチーノ(バリトン)/
フォレスト…キャンディーダ・グイダ(コントラルト)/
デルフィーナ…フィロメナ・ディオダティ(ソプラノ)/
ラウリナ…アレッシア・マルティーノ(メゾ・ソプラノ)/
ルピーノ…リッカルド・ガリアルディ/
シルヴィオ…フェデリカ・カルネヴァーレ/
チンティア…ミケーラ・アンテヌッチ/
マーニャ・グレーチャICO管弦楽団/
パーリ・ペトゥルッツェッリ劇場合唱団/
アントニオ・グレコ(指揮)
録音 2013年7月 マルティナ・フランカ 聖ドメニコ教会
 イタリアのバロック時代の作曲家レオナルド・レーオ(1694-1744)は、ナポリの宮廷礼拝堂楽長とサントノフリオ音楽院楽長を務め、ナポリ楽派の隆盛をもたらした人として知られています。
 専ら宗教音楽が演奏されますが、いくつかの歌劇もしばしば上演され、なかでもこの「野心の女ペテン師」は軽妙で快活な内容を持つ楽しい作品です。
 このマルティナ・フランカ音楽祭での上演は世界初であり、美しいメロディを持つ歌と、色彩豊かな伴奏、そして愉快なお話を存分に楽しむことができます。
 

CDS-7714
\2100
フランチェスコ・カヴァッリ:日曜日の晩課 〜
 8声の二重合唱と、6本のトロンポーン、2本のコルネットとオルガンのための
クレマ・クラウディオ・モンテヴェルディ合唱団/
ラ・ピファレーシャ(アンサンブル)/
アルベルト・ドッセーナ(オルガン)/
ブルーノ・ジーニ(指揮)
2014年5月 イタリア クレマ、聖ベルナルディーノ教会
 イタリアのバロック作曲家、フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676)による、ヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂における、日曜日の晩課のための音楽です。
 当時、イタリア音楽界の中心人物であった彼は、とりわけ歌劇の分野で目覚しい活躍をしていましたが、宗教曲にも素晴らしい作品を残しています。
 この曲集は1675年、彼の死の直前に編纂された祈りの音楽です。1986年に結成された「クレマ・クラウディオ・モンテヴェルディ」合唱団と、優れたアンサンブルであるラ・ピファレージャによる美しい演奏で。


.

DYNAMIC



CDS-7713
(29CD)
\9600→\7990

ジョヴァンニ・グリエルモによる歴史的金字塔、ついにボックス化
 ジュゼッペ・タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲 全集


《CD1-3…CDS-160》
 第1集:12のヴァイオリン協奏曲 Op.1/
《CD4-5…CDS-190》
 第2集:6つのヴァイオリン協奏曲 Op.2/
《CD6…CDS-196》
 第3集:4つのヴァイオリン協奏曲「Il Crudel」D21/D86/D72/D112/
《CD7…CDS-220》
 第4集:4つのヴァイオリン協奏曲「Bagna le piume in Lete…」
  D56/D4/D63/D75/
《CD8…CDS-239》
 第5集:4つのヴァイオリン協奏曲「Non sospirar, non piangere…」
  D118/D61/D43/D1/
《CD9…CDS-245》
 第6集:4つのヴァイオリン協奏曲「Ombra diletta…」
  D44/D92/D74/D93/
《CD10…CDS-279》
 第7集:4つのヴァイオリン協奏曲「Rondinella vaga e bella…」
  D57/D16/D48/D76/
《CD11…CDS-355》
 第8集:4つのヴァイオリン協奏曲「Torna ritorna o bella mia speranza…」
  D17/D90/D47/D116+D116a(異稿)/
《CD12-13…CDS-365》
 第9集:10のヴァイオリン協奏曲「Lascia ch’io dica addio…」
  D70/D42/D109/D123/D54/D45/D115/D13/D125/D110/
《CD14-15…CDS-399》
 第10集:8つのヴァイオリン協奏曲「A rivi a fonti a fiumi…」
  D96/D22/D83/D94/D19/D117/D20/D95/
《CD16-17…CDS-445》
 第11集:7つのヴァイオリン協奏曲「Stagion bella…」
  D113/D40/D77/D70a/D23/D87/D14/D41/
《CD18-19…CDS-462》
 第12集:9つのヴァイオリン協奏曲「In nomine Domini Dei」
  D9/D24/D97/D64/D106/D49/D122/D79/D5/
《CD20-21…CDS-485》
 第13集:8つのヴァイオリン協奏曲「Misterio anima mia」
  D84/D105/D50/D101/D26/D99/D67/D39/
《CD22-23…CDS-548》
 第14集:11のヴァイオリン協奏曲「Se per me sentite amore」
  D7/D28/D78/D34/D103/D102/D68/D107/D33/D65/D31/
《CD24-25…CDS-591》
 第15集:8つのヴァイオリン協奏曲「So che pieta non hai」
  D120/D27/D8/D82/D10/D35/D100/D52/
《CD26-27…CDS-613》
 第16集:11のヴァイオリン協奏曲「Felice eta dell’oro」
  D30/D66/D119/D81/D53/D38/D108/D69/D104/D12/D29/
《CD28-29…CDS-678》
 第17集:11のヴァイオリン協奏曲「La mia Filli」
  D114/D25/D121/D36/D11/D51/D32/D98/D37/D80/D6
ジョヴァンニ・グリエルモ(ソロ・ヴァイオリン)/
フェデリコ・グリエルモ(ソロ・ヴァイオリン)/
カルロ・ラツァーリ(ソロ・ヴァイオリン)/
ラルテ・デラルコ/
ジョヴァンニ・グリエルモ(指揮)

 イタリアのバロック時代の作曲家、ヴァイオリニスト、ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770)。
 ある女性との恋愛問題が引き金となり、アッシジの聖フランシスコ修道会に入り、ここで本格的なヴァイオリン演奏を始めることとなります。

 しかしヴェラチーニの演奏を聴き、自身の技術に不満を抱き、猛練習を開始。初めて素質が開花し、その名技はヨーロッパ中が知ることとなるのです。
 そんなタルティーニの最も知られたヴァイオリン作品は、なんと言ってもソロのためのソナタ「悪魔のトリル」ですが、実は125曲の(出版された)ヴァイオリン協奏曲こそが彼の本質を顕すものと言っても過言ではありません。

 ここには、彼の技術と音楽の全てがあり、これらを丹念に研究することで当時の作風や音楽性などを遍く理解することも可能です。

 とは言え、彼の作品については、正確な成立年代がわかっておらず(譜面などに日付の書き込みがなく、更に後に加筆、修正が加えられたこともしばしば)研究者たちに苦難を強いていましたが、優れた学者たちが、様式上などの特徴を考慮して年代を推測、これらを分類することを試みています。

 とりあえずこれらのヴァイオリン協奏曲を通して聴いてみることで、様々なものを感じることができるのではないでしょうか?
 演奏はラルテ・デラルコとジョヴァンニ・グリエルモによる確信に満ちたものです。


************************************

 ついに出た。

 DYNAMICレーベルは比較的ボックス化が好きなレーベルなので完結したら必ず出るとは思っていた。

 DYNAMICの長い歴史の中でも最高峰となる、ジョヴァンニ・グリエルモによるタルティーニヴァイオリン協奏曲 全集

 その演奏水準、膨大な収録曲。
 今後の録音史を考えてもこれを超える全集録音はちょっと出そうにない。

 これらすべての曲が至極の名品とは言わない。
 他愛ないイタリア・コンチェルトも少なくない。
 しかし他愛ない作品と思いつつ、解毒か鎮静か、これらの曲についつい手を伸ばしてしまうときがあると思う。


 まったくいやらしい話だが29枚全部そろえようと思ったら軽く5万円は超える。
 というかすでに廃盤のものもあるから(おそらく第5巻は入手困難)今から全巻そろえるのも至難の業。

 その状況で全29枚で10000円を切るという壮絶なる価格設定のボックス。

 DYNAMICのボックスはすぐに完売する場合と、比較的長く生き残るケースがあり、今回のボックスがどちらに転ぶかは正直分からない。

 ただ私は早めに手に入れておく。
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今までイヤというほど紹介してきましたが、第13巻についてのコメント・・・


 悪魔に魂を売った男、タルティーニのヴァイオリン協奏曲全集の第13巻。
 その中にとっても素敵な曲があった。

 何の気なしに聴き始めたのに、かかった瞬間に体が硬直して思考がストップしてしまう。そういう曲。

 ・・・CD1の3曲目に入っている「ホ長調 D50」。
 他愛ない、罪のない、当たり障りのないイタリア・バロックの器楽作品が流れるように現れては消えていくと思っていたのに、こんな曲が突如出てくるとは。

 膨大な数のバロック・コンチェルトの中でも抜群。タルティーニのなかにあっても、「悪魔のトリル」に並ぶ名曲といっていいかもしれない。
 とくにその第2楽章、アダージョ。

 薄幸の美少女がアドリア海の断崖絶壁の上で海鳥と戯れながら名器を弾いている・・・そんな勝手な想像もしたくなる美しくはかない曲。
 しかもわずか2分ちょっとしかないのである。
 もっと聴きたいというこちらの願いを、その少女はうっすらと微笑を浮かべながらさりげなく制して姿を消してしまう。
 参った。
 タルティーニ、こんな感性も持ち合わせていたのだ。
 あの「悪魔のトリル」も偶然の産物ではなかったのである。

 ちなみにこの「ホ長調 D50」、NAXOSからも出てる。
 指揮はミュラー=ブリュールだから悪いわけがない。DYNAMIC盤が2枚組で高い、という人はこっちの盤でもいいかもしれない・・・・と、言おうと思ったが念のため聴いてみたら、・・・残念ながら、確かにいい演奏ではあるのだが、第2楽章の断崖絶壁の上で海鳥と戯れながら名器を弾いているような刹那的感性は、残念ながらNAXOS盤にはなかった(ほんとに悪い演奏ではないんだけれど)。

 ということはこの類い希な美しい音楽は、曲を残したタルティーニと、この名演を残したラルテ・デッラルコの両者の存在があって初めて生まれたということか。

 ・・・おそらくこのラルテ・デッラルコの中に恐るべき天才がいることは間違いないだろう。





LA DOLCE VOLTA



LDV 200
\2000→\1890
日本語入りカタログ付きCD!
 フランス・オルガン界の至宝イゾワールの名盤「フーガの技法」

  J.S.バッハ:フーガの技法 BWV 1080
アンドレ・イゾワール
 (オルガン/ゲルハルト・グレンツィング
  (ペリゴール、サン=シプリアン教会)
 録音:1999 年/日本語入りカタログ付

 イゾワールの名盤「バッハ:フーガの技法」がカタログつき特価CD で復活します!発売当時、「新に音楽的で美しいフレージング、精確なアーティキュレーション」と絶賛された名盤。
 イゾワールは曲順にもこだわりを見せ、フーガの構造などを考慮しながら曲順を再構築。大きな流れが生まれ、一つのまとまりのある傑作として「フーガの技法」を再提示しています。
 アンドレ・イゾワールは、フランス生まれ。セザール・フランク音楽学校にてオルガンをエドゥアール・スーベルビエルに、ピアノをジェルメーヌ・ムニエに師事しました。1965 年にセント・アルバンス国際オルガン・コンクール(イギリス)で第1 位、1966、67、68 年には3 年連続でハーレム国際オルガン・コンクールで優勝(オランダ)。録音は約60 にのぼり、フランス共和国大統領賞も獲得しています。パリのサン=ジェルマン・デ・プレ教会の名誉オルガニストであります。イゾワールの素晴らしい演奏は、オルガン・ビルディングに対する深い知識にも支えられており、演奏技術のみならずストップ操作も常に抜群のセンスが光っています。
 なお、日本語のブックレットをあらかじめ印刷しているなど日本のマーケットを強く意識したつくりの当レーベルらしく、カタログにも日本語記載がなされています。(ただし、このCD ブックレットには日本語はありません。)







BRIDGE


BCD 9442
\2300
「収束」〜ブラームス&クリアフィールド:ヴィオラ作品集
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番“雨の歌”(ヴィオラ編曲版)
 アンドレア・クリアフィールド(1960-):収束(2008,世界初録音)
 ブラームス:チェロ・ソナタ第1番(ヴィオラ編曲版)
バーバラ・ウェストファル(ヴィオラ)
クリスティアン・ルヴォロ(ピアノ)
 ブラームスを得意とするヴィオラ奏者、ウェストファルによるヴィオラ版のヴァイオリン・ソナタとチェロ・ソナタ!

 録音:2013 年10 月、60’31

 ドイツのゲテラン・ヴィオラ奏者ウェストファルは1983 年ミュンヘン国際ヴィオラ・コンペティションで優勝し、ソロや室内楽で活躍、現在ドイツのリューベック音楽大学の教授を務めています。
 既にブラームスのヴィオラ・ソナタは発売になっています(BCD9021)。今作は、ヴィオラ版に編曲されたブラームスのヴァイオリンとチェロの名ソナタ集。渋みのある音色で奏でられる音楽は、落ち着いた気持ちにさせてくれます。
  

BCD 9448
\2300
「カヴァティーナ・アット・ザ・オペラ」
 (1)ビゼー(ボーン編):「カルメン」ファンタジー(フルート&ギター編曲)
 (2)ジュリアーニ:ロッシーニ:歌劇「タンクレディ」より“ポプリ”Op.76
 (3)ソル:モーツァルトの主題による序奏と変奏Op.9(フルート&ギター編曲)
 (4)タレガ:ヴェニスの謝肉祭による変奏曲(フルート&ギター編曲)
 (5)クラカンプ:ヴェルディの歌劇「椿姫」による幻想曲
 (6)タファネル:歌劇「魔弾の射手」による幻想曲
カヴァティーナ・デュオ:
 【ユージェニア・モリナー(フルート)、
  デニス・アザバギーク(ギター)】
 カルメンに椿姫!フルートとギターで聴くオペラ名旋律

 録音:2013〜14 年、64’51

 セルジオ・アサドが「最も優れたフルートとギターのデュオ」と絶賛した“カヴァティーナ・デュオ”。BRIDGE レーベルへの録音第2弾です。
 サロン音楽隆盛と共に、オペラのメロディを主題にしたフルート曲は19 世紀数多く作曲されました。今アルバムはフルートとギターのデュオで、これらの作品を軽やかに、時にはしっとりと奏でます。




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


BOMBA−PITER

レア盤!

CDMAN 202-14
\2200→\1990
〔旧譜〕
アンドレイ・ペトロフ(1930-2006):タキシードを着た街のメロディ 映画音楽作品集
  TVシリーズ「サンクトペテルブルクの秘密」から ワルツ
  映画「秋のマラソン」序曲/映画「青い鳥」から 母性愛の歌
  映画「ガレージ」から タンゴ/映画「クルマに注意」から ワルツ
  映画「昔々の物語」から 楽しい行進曲
  映画「両生人間」から 水中世界とルンバ,コメディ
  映画「ミシェリとミシュトカ」から 無窮動/映画「私の良きパパ」から バラード(*)
  映画「黒い耳の白い犬ビム」から 列車(+)
  TVシリーズ「貧しい騎兵に一言」から ワルツ(#)
サンクトペテルブルク交響楽団(無印)
アレクサンドル・ドミトリエフ(指揮(無印))
ミハイル・アプテクマン(ピアノ(*))
レニングラード室内合唱団(#)
ニコライ・コルネフ(合唱指揮(#))
レニングラード・コンサート管弦楽団(*/+/#)
アナトリー・バトヘン(指揮(*/+/#))

録音:1987、2002年
 別の企画番号で発売され長らく廃盤だった商品の再発売となります。タイトルの和訳はほぼ直訳によるもので、定訳とは異なる可能性がございます。(代理店)

 
レア盤!

CDMAN 437-11
\2200→\1990
〔旧譜〕
マルク・ゴレンシテイン&マルク・ゴレンシテイン
 エルガー(1857-1934):
  弦楽セレナード ホ短調 Op.20
  自作主題による変奏曲(「エニグマ」変奏曲)Op.36
ロシア国立交響楽団
マルク・ゴレンシテイン(指揮)

録音:2007年11月28日、ライヴ、チャイコフスキー・コンサートホール、モスクワ、ロシア 
 廃盤とはされていないものの、発売後間もなく完売・再生産未定となっていた商品。

 スヴェトラーノフの後任としてロシア国立交響楽団の芸術監督に就任したゴレンシテイン。その大スケールの演奏から次代の巨匠と言われていたが、2011年10月、舌禍により解任。
 ちなみにその後任となったのがユロフスキ。





MAGGIO LIVE



MAGGIO 006
(2CD)
\4000→\3690
サヴァリッシュ1999 年の「天地創造」!
 ハイドン:オラトリオ「天地創造」Hob. XXI:2
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
アンドレア・ロスト(ソプラノ/ガブリエル、エワァ)
ヘルベルト・リッペルト(テノール/ウリエル)
クルト・モル(バス/ラファエル、アダム)
ジョルジュ・ジョルジェスク(チェロ)
アンドレア・セヴェーリ(チェンバロ)
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団
フィレンツェ五月音楽祭合唱団
 〔合唱指揮:ホセ・ルイス・バッソ〕
 録音:1999 年6 月11-12日、フィレンツェ、ペルゴーラ劇場/STEREO、ADD

 フィレンツェ五月音楽祭のレーベルから、サヴァリッシュのハイドン「天地創造」が登場します!これはサヴァリッシュにとってフィレンツェ五月音楽祭最後の演奏となった貴重なもの。
 サヴァリッシュ指揮のハイドンのオラトリオには「四季」がProfil から発売(PH 07020)されておりましたが、ここで貴重な「天地創造」の登場となりました。
 サヴァリッシュは、1958 年、モーツァルトの交響曲第31 番とベートーヴェンのエロイカ、さらに当時フィレンツェで活躍していた作曲家ブッキの作品を指揮してフィレンツェ五月音楽祭にデビュー。以降ブルックナーのロマンティック(1969 年)などと登場しておりました。
 ドイツ音楽正統派、さらに声楽の指揮にかけても比類なき存在であったサヴァリッシュのまさに真骨頂ともいえる演奏。
 1999 年6 月当時サヴァリッシュは75 歳(1923 年8 月生まれ)、1998 年には長年連れ添った妻を亡くすという大きなショックな出来事もありましたが、統率力に満ち、すみずみまで目の行きわたった、ライヴとは思えないほどの完成度のこの演奏を聴くとまさに充実の極みの時期だったということを実感します。
 実際、当時演奏していた楽団員の中にはこの時のサヴァリッシュの圧倒的な存在感と、大学教授のような雰囲気が忘れられないメンバーもいるそう。サヴァリッシュはリハーサル時に楽団員に高度なことを要求しつつも、ユーモアも忘れなかったといいます。実に立派な演奏で、ほれぼれとしてしまう出来栄えです。




<映像>


ARTHAUS(映像)


102207
(DVD + 2CD)
\7400
ヘンデル:歌劇「リナルド」
 カルロ・コッラ&フィリ・マリオネット・カンパニーによる人形劇
リナルド…アントニオ・ジョヴァンニーニ(アルト)/
アルミーダ…ゲスヒェ・ガイアー(ソプラノ)/
アルミレーナ…マリー・フリーデリケ・シューダー(ソプラノ)/
アルガンテ…フローリアン・ゲッツ(バス)/
ゴッフレード…ヨセミエ・アジェイ(カウンター・テナー)/
エウスターツィオ…オーウェン・ウィレッツ(カウンター・テナー)/
魔法使い…クリスティアーノ・コルネリウス・ウーレ(バリトン)/
ベルリン・ラウテン・カンパニー/
ヴォルフガンク・カッツナー(指揮)/
エウジニオ・モンティ・コッラ(演出)
108125
(BD + 2CD)
\7400
 十字軍の兵士リナルドと、その恋人アルミレーナ。2 人は結婚を望んでいますが、アルミレーナの父ゴッフレードは戦争に勝利するまで、その結婚を認めないと条件が出されています。そんな時、敵軍であるエルサレム王アルガンテが「3 日間の休戦」を申し入れてきます。これは自軍の劣勢をなんとかしようとしたアルガンテの企みであり、その間に彼の恋人である魔女アルミーダの力を使ってアルミレーナを誘拐するのです。アルミレーナを追って魔法使いの洞窟に赴くリナルドですが、アルミーダの罠にはまり、まんまとさらわれてしまいます。そこで生じるアルガンテとアルミレーナ、そしてリナルドとアルミーダの四角関係(?)が、更に物語をややこしくしていきます…。さて、恋人たちの運命は?
 200 年以上の長い歴史を持つ人形劇「カルロ・コッラ・&フィリ・マリネット・カンパニー」によるヘンデル(1685-1759)のリナルドの映像です。魔法使いが活躍する幻想的な内容であるため、実際の人間による舞台では、様々な制約が発生しますが、人形劇ならそんな問題はありません。思い通りのトリックを仕掛けたり、想像上の生き物を登場させたりと自由自在です。音楽を担当しているのは、ドイツのバロック・アンサンブル「ベルリン・ラウテン・カンパニー」で、革新的な響きと確固たる解釈に支えられた堂々たるヘンデルを聞くことができます。
 もちろん歌手たちの歌唱も完璧。人形たちが演じる物語の合間に、歌手の歌唱風景が差し込まれていますが、全く違和感なく楽しむことができる仕掛けになっています。
 音だけを聴きたい方のために、ボーナスとして全曲のCD もセットされており、またこのプロジェクトにおけるメイキング映像も収録。多彩な楽しみ方が可能なセットとなっています。

 2014 年 ルートヴィヒスブルク宮殿劇場/収録時間:137 分+ボーナス10 分(…メイキング・オブ・リナルド)/音声:<DVD>ステレオ2.0/DD 5.0 <BD>ステレオ2.0/dts-HD マスターオーディオ5.0/字幕:英, 独/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2 層ディスク <BD>単層25GB 日本語字幕なし
 

109063
(DVD)
\6600
アリベルト・ライマン:歌劇「リア」
 2 幕 クラウス・ヘンネベルク 台本 ※世界初収録
リア王…ボー・スコウフス(バリトン)/
ゴネリル…カーチャ・ピーヴェック(メゾ・ソプラノ)/
リーガン…ヘレン・クォン(ソプラノ)/
コーデリア…シヴォーン・スターグ(ソプラノ)/
グロスター伯…ラウリ・ヴァサール(バリトン)/
エドマンド…マルティン・ホームリッヒ(テノール) 他/
ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団/
ハンブルク歌劇場合唱団
(合唱指揮…エベルハルト・フリードリヒ)/
シモーネ・ヤング(指揮)/
カロリーネ・グルーバー(演出)/
ロイ・スパーン(装置)/
メヒトヒルト・ザイペル(衣装)/
ハンス・テールステーデ(照明)/
ケルテティン・シュースラー=バッハ(ドラマトゥルギー)
109064
(BD)
\6600
 20 世紀における偉大なオペラ作曲家の一人、アリベルト・ライマン(1936-)の「リア」は、タイトル通り、シェイクスピアの「リア王」を元に、クラウス・ヘンネベルクが台本を書いた作品です。バイエルン州立歌劇場の委嘱作として1976 年から1978 年にかけて作曲され、1978 年6 月にD.フィッシャー=ディースカウの主演で世界初演が行われました。
 20 世紀のオペラとして格段の人気を誇り、2013 年には日本でも初演が行われるなど、認知度も広まっています。もちろん現代音楽の常として、強烈な音響(クラスターや微分音)が至るところに用いられていて、一見難解な印象も受けますが、実は、これこそが複雑な心象風景を表現するにはうってつけ。自己欺瞞、裏切り、怒りや悲しみなどの感情に沿って音楽が大きくうねっていく様子からは、確かにロマン派や古典派の音楽では味わえない直截的なエネルギーを感じることができるのではないでしょうか。
 シモーネ・ヤングは後期ロマン派から現代にかけて、鋭い解釈と雄弁な演奏をすることで知られている女性指揮者。今回もハンブルク・フィルを完全に手中に収め、見事な音楽を聞かせています。
 タイトル・ロールのスコウフスをはじめとした歌手陣も、この難しい作品を完璧に歌いこなしています。現代音楽が苦手な方にもオススメします。
 2014 年 ハンブルク歌劇場 ライヴ収録/収録時間:156 分(BDのみ+20 分ボーナス…メイキング・オブ・リア王)/音声:<DVD>ステレオ2.0/DD 5.1 <BD>ステレオ2.0/dts-HD マスターオーディオ5.1/字幕:独(原語), 英/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2 層ディスク <BD>二層50GB 1080i High Definition日本語字幕なし
 

109065
(DVD)
\6600
リヒャルト・シュトラウス:歌劇「火の危機」Op.50
 エルンスト・フォン・ヴォルツォーゲン(台本) 原作…
 ヨハン・ヴィルヘルム・ヴォルフ編纂『オランダ伝説集』より
 J・ケテル「オーデナエルデの消えた火」
  ※世界初収録
ディームート…ニコラ・ベラー・カルボーネ(ソプラノ)/
クンラート…ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン)/
シュヴァイカー・フォン・グンデルフィンゲン…アレックス・ヴァヴィロフ(テノール)/
オルトルフ・ゼントリンガー…ルーベン・アモレッティ(テノール)/
エルスベート…クリスティーヌ・クノッレン(メゾ・ソプラノ)/
ヴィゲリス…キアーラ・フラカッソ(メゾ・ソプラノ) 他/
パレルモ・マッシモ劇場管弦楽団&合唱団(合唱指揮…ピエロ・モンティ)/
パレルモ・マッシモ劇場児童合唱団
(合唱指揮…サルヴァトーレ・プントゥーロ)/
ガブリエル・フェッロ(指揮)/
エンマ・ダンテ(演出)/
カルミネ・マリンゴーラ(装置)/
ヴァネッサ・サンニーノ(衣装)/
クリスティアン・ズカーロ(照明)/
ティツィアーノ・マンチーニ(映像ディレクター)
109066
(BD)
\6600
 13世紀のミュンヘン。夏至の「聖ヨハネの日」には「燃え盛る火を2人で飛び越えると愛が成就する」という伝説がありました。青年クンラートは、一目惚れした市長の娘ディームートにこの伝説を用いて愛を告白するのですが、人前で恥をかかされたディームートは(本当は心惹かれている)ついつい彼に仕返しをしてしまいます。怒ったクンラート、魔法の力を借りて町中の灯りと火を全部消してしまいます。町は大騒ぎになりクンラートは死刑を宣告されてしまうのですが……。リヒャルト・シュトラウス(1864‐1949)生誕150年の記念年にあたる2014年は、各地で彼の歌劇が盛んに演奏されました。その中には、この「火の危機」のような珍しい作品も含まれています。
 この彼の2番目の歌劇「火の危機」は1901年の作品で、全編ミュンヘンの方言で歌われる「メルヘン・オペラ」です。
 全曲が演奏されることはほとんどなく、「愛の場面」のみが知られていますが、なかなか美しいメロディが溢れる興味深い歌劇です。とはいえ、もともと皮肉屋であるシュトラウスのこと、この作品にも色々な風刺が仕掛けられています。
 劇中には彼が当時尊敬していたワーグナーのメロディが散りばめられていますが、これはミュンヘンという都市がワーグナーやシュトラウスの音楽を阻害していた町であり、その処遇に対しての「シュトラウスの仕返し」=ワーグナーやシュトラウスの音楽がなければ、世界が暗くなってしまうのだ。ということを暗示しているのだそうです。
 オペラ指揮者として名高いガブリエル・フェッロが手堅く纏めた音楽と名バリトン、ヘンシェルを中心に繰り広げられる楽しい作品。どうぞ映像でじっくりお楽しみください。
 2014年 パレルモ・マッシモ劇場 ライヴ収録/収録時間:113分+13分(ボーナス…メイキング・オブ・火の危機)/音声:<DVD>ステレオ2.0/DD 5.1 <BD>ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1/字幕:独(原語), 英, 韓/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク <BD>単層25GB 1080i High Definition 日本語字幕なし
 

108146
(BD)
\6600

Black&White-白と黒
イリ・キリアン&ネザーランド・ダンス・シアター

 1.フォーリング・エンジェルズ-堕ち行く天使たち
  (音楽…スティーヴ・ライヒ:ドラミング Part1/サークル・パーカッション/
  演出…ジョージ・ヴァン・ブレーメン)/
 2.シックス・ダンス-6つの踊り
  (音楽…W.A.モーツァルトの作品/ハインツ・ワルベルク(指揮)/
  演出…リーク・テル・ハール)/
 3.ノー・モア・プレイ
  (音楽…A.ヴェーベルン:弦楽四重奏のための5つの楽章/
   イタリア弦楽四重奏団/演出…ジョージ・ヴァン・ブレーメン)/
 4.スウィート・ドリームズ-甘い夢
  (音楽…A.ヴェーベルンの作品/
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/
  ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)/演出…リーク・テル・ハール)/
 5.サラバンド(音楽…J.S.バッハの作品/
  ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)/演出…ジョージ・ヴァン・ブレーメン)/
 6.PETITE MORT-小さな死
  (音楽…W.A.モーツァルト:ピアノ協奏曲 第23番 第2楽章/
  内田光子(ピアノ)/イギリス室内管弦楽団/
  ジェフリー・テイト(指揮)/演出…ジョージ・ヴァン・ブレーメン)
 1947年にプラハに生まれたイリ・キリアンは、1967年に英国ロイヤル・バレエ学校に留学し、その翌年からシュトゥットガルト・バレエにソリストとして招かれます。踊りを極めながら、高名なコレオグラファー、ジョン・クランコに師事し、振りつけも始めます。1978年からはネザーランド・ダンス・シアターの芸術監督に就任し、1999年に退任するまでに50作を越える新作を創り上げ、この団体の名声を高めることにも成功しました。
 2000年に、彩の国さいたま芸術劇場における「彩の国キリアン・プロジェクト」の芸術監督に就任したことでも知られていて、日本にも所縁の深い人です。
 この6つの映像は、全て90年代に収録されたもので、野心的で革新的な表現と、古典的な舞踊を見事にミックスさせた創造的な、まさに「コンテンポラリー・ダンス」の代表作と言えるでしょう。踊り手たちは、常に現代の文化や社会の中での動きを意識するかのように、集団で大いなる意思を創り上げます。時にはコミカルに、時には静止することで、ブラックユーモアを通じ、官能的な肉体を誇示します。
 各々のプログラムに使用されている音楽も多彩で、モーツァルトからウェーベルン、ライヒなど、「踊るには難しそう」な曲も積極的に使われ、観る者に多くの示唆を与えます。モーツァルトと死が隣り合わせになっている世界は、何と艶めかしいのでしょう?全ての“肉体を愛する人”に贈ります。
 収録時間:101分/音声:ステレオ2.0(Blu-ray)/字幕:なし/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<BD>単層25GB 1080i High Definition
  ※10枚組BOX(107546…BD)からの分売品, 100085(DVD)と同内容
 

108148
(BD)
\6600

イリ・キリアン&ネザーランド・ダンス・シアター

 
シンフォニエッタ‐
 シンフォニー・イン・D‐スタンピング・グラウンド
  1.シンフォニエッタ音楽…レオシュ・ヤナーチェク
   (チェコ・フィルハーモニー管弦楽団/
   カレル・アンチェル(指揮)/装置&衣装…ヴァルター・ノッブ)/
  2.シンフォニー・イン・D
   (音楽…ヨーゼフ・ハイドン:交響曲 第101番「時計」&交響曲 第73番「狩り」
    ネザーランド・バレエ管弦楽団/
    デイヴィッド・ポルセライン(指揮)/装置&衣装…トム・シェンク)/
  3.スタンピング・グラウンド
   (音楽…カルロス・チャベス:打楽器のためのトッカータ 有賀誠門&
    パーカッション・アンサンブル/装置…イリ・キリアン/
    衣装・ハイディ・デ・ルード)/
    スペシャル・フィーチャー…「スタンピング・グラウンド」へのイントロダクション,
    「シンフォニー・イン・D」のロイヤル・バレエ・スクールでのワークショップ風景
 1947年にプラハに生まれたイリ・キリアンは、1967年に英国ロイヤル・バレエ学校に留学し、その翌年からシュトゥットガルト・バレエにソリストとして招かれます。
 踊りを極めながら、高名なコレオグラファー、ジョン・クランコに師事し、振りつけも始めます。1978年からはネザーランド・ダンス・シアターの芸術監督に就任し、1999年に退任するまでに50作を越える新作を創り上げ、この団体の名声を高めることにも成功しました。
 2000年に、彩の国さいたま芸術劇場における「彩の国キリアン・プロジェクト」の芸術監督に就任したことでも知られていて、日本にも所縁の深い人です。
 このアルバムには3編のダンスが収録されています。「シンフォニエッタ」はご存知、キリアンの同胞であるヤナーチェクの力強い音楽がふんだんに用いられた作品で、チェコの深い森を思わせる背景と、静と動の対比を表現した振付がマッチした美しい舞台となっています。「近代的なチェコの精神」がモティーフになっています。
 「シンフォニー・イン・D」はキリアンの初期の名作で、ハイドンの交響曲の軽やかなリズムに乗って、軽妙なダンスが展開されて行きます。モーツァルト作品を使った「バース・デイ」にも似た諧謔的な振付けは、瞬時観客を笑いの渦に巻き込みますが、実は深い闇とも隣り合わせであることに気がつくのではないでしょうか?
 身体の極限、限界に挑む作品でもあります。「スタンピング・グラウンド」。こちらはオーストラリアの先住民アポリジニのダンスに着想を得た作品で、キリアン自身がアポリジニの村に長期滞在、彼らのダンスをじっくり研究して自らの作品に取り入れたというもので、発表当初は「民族舞踊の西洋化」と揶揄されましたが、今ではその独創性に水を差す者はいないという伝説的な名作です。
 収録時間:135分/音声:ステレオ2.0(Blu-ray)/字幕:なし/画面:4:3/REGION All(Code:0)/単層25GB 1080i High Definition
  ※10枚組BOX(107546…BD)からの分売品 100444(DVD)と同内容
 

108150
(BD)
\6600
ネザーランド・ダンス・シアター・セレブレイツ
 〜イルジ・キリアンによる3つのバレエ

  1.ベラ・フィギュラ-ネザーランド・ダンス・シアター I
   (音楽…ルーカス・フォス,G.B.ペルゴレージ,
   A.マルチェロ,A.ヴィヴァルディ,G.トレッリ 映像ディレクター…ハンス・フルシャー)/
  2.スリープレス‐ネザーランド・ダンス・シアター II
   (音楽…ディルク・ハウブリヒ
   (W.A.モーツァルト:アダージョ ハ短調 K617による)
   映像ディレクター…ハンス・フルシャー)/
  3.バース・デイ‐ネザーランド・ダンス・シアター III
   (音楽…音楽…W.A.モーツァルトの作品
   演出…ペトラ・ラタスター=チスヒ&ペーター・ラタスター)
 1947年にプラハに生まれたイリ・キリアンは、1967年に英国ロイヤル・バレエ学校に留学し、その翌年からシュトゥットガルト・バレエにソリストとして招かれます。
 踊りを極めながら、高名なコレオグラファー、ジョン・クランコに師事し、振りつけも始めます。1978年からはネザーランド・ダンス・シアターの芸術監督に就任し、1999年に退任するまでに50作を越える新作を創り上げ、この団体の名声を高めることにも成功しました。2000年に、彩の国さいたま芸術劇場における「彩の国キリアン・プロジェクト」の芸術監督に就任したことでも知られていて、日本にも所縁の深い人です。
 このアルバムに収録された3つの映像は、どれも野心的で革新的な表現と、古典的な舞踊を見事にミックスさせた創造的な、まさに「コンテンポラリー・ダンス」の代表作と言えるものです。
 「ベラ・フィギュラ」バロック音楽を効果的に用いた作品で、赤いスカートを身につけたダンサーたちが夢幻的に舞い踊ります。「何食わぬ顔で」という意味のタイトル通り、日々の現実と幻想の間に横たわる闇を感じさせる不思議なダンスです。「落下する夢の中で肋骨を折って目を覚ます感じ」とキリアンが語る感覚をお楽しみください。
 「スリープレス」モーツァルトのアダージョをバックに、舞台の背景に設置されたカーテンの間から、次々と現れては消えて行く若き肉体。時には一人で、時には団体で、音と一体となった動きを見せてくれます。何を象徴しているのか、考えているだけで気分は迷宮に。
 「バースデイ」こちらもモーツァルトの音楽を用いた舞台。ユーモラスな動きの中にひそむ悲劇性、これは「生」と「死」の関係性にも似て、対極にありながらも隣接しているもの。まずは大笑いして、それからこの舞踊にひそむ深遠にも思いを馳せてください。
 収録時間:92分+36分(イントロダクション)/音声:ステレオ2.0(Blu-ray)/字幕:独, 仏, 西, 伊, 蘭(イントロダクションのみ)/画面:16:9/REGION All(Code:0)/単層25GB 1080i High Definition
  ※10枚組BOX(107546…BD)からの分売品 102099(DVD)と同内容 日本語字幕なし
 

108151
(BD)
\6600
イルジ・キリアン:忘れられた思い出
 ドン・ケント&クリスティアン・ドゥメイ=ルヴォウスキによる映像
 ボーナス映像:
  バレエ「蝋の翼」 ネザーランド・ダンス・シアター
 「生ける伝説」イルジ・キリアン。彼は100以上の振付作品を発表し、それらは世界中のダンス・シアターで重要なレパートリーとして君臨し続けます。
 彼は肉体の隅々までを仔細に観察し、その動きを完璧に記憶します。そして、そこに彼自身の考察と人生観までをもを加え、筋肉の動きに究極の精神性を持たせていくのです。
 このドキュメンタリーは、あまり多くを語ることのないキリアンの内面を詳細に見て取ることが可能です。「ダンサーとコレオグラファーはとても脆いのです…とても壊れやすい。そして我々は絶滅危惧種です。」そう語るキリアンの胸に秘めた思いと、ダンスへの渇望感。これらは永遠に満たされることがないでしょうが、時として溢れ出てくるものは、私たちに素晴らしい贈り物となって結実するのです。
 キリアンの考える「至高の美」である肉体の乱舞、まずはボーナス映像でじっくりとお楽しみください。
 収録時間:52分+24分(バレエ)/音声:ステレオ2.0/字幕:英, 独, 仏, 西, 伊, 蘭, 日/画面:16:9/REGION All(Code:0)/単層25GB 1080i High Definition
  ※10枚組BOX(107546…BD)からの分売品 101579(DVD)と同内容
  日本語字幕あり


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C MAJOR(映像)



72 9804
(Blu-ray)
\5800→\5390
マーラー・チクルスVol.5/パーヴォ・ヤルヴィ
 マーラー:交響曲第9番ニ長調
   収録:2009年6月27日エーベルバッハ修道院(ライヴ)
 マーラー:交響曲第10番第1楽章アダージョ
   収録:2008年6月28日エーベルバッハ修道院(ライヴ)
 ● 特典映像:
  パーヴォ・ヤルヴィ、マーラー交響曲について語る(第9番)
フランクフルト放送交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)

72 9708
(DVD)
\3600→\3290

 パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団によるラインガウ音楽祭、マーラー・シリーズ完結!!

 (Blu-ray)画面:16:9 HD、音声:DTS-HD、MA 5.1, PCM2.0、字幕:独韓日(言語;英)、リージョン:All、本編:118分(+ボーナス23分)
 (DVD)画面:16:9 NTSC、音声:DTS 5.1, PCM2.0、字幕:独韓日(言語;英)、リージョン:All、本編:118分(+ボーナス23分)

 「C-major」レーベルより発売しているパーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団による、ラインガウ音楽祭・マーラー・チクルスが完結します。1988 年からドイツ・ヘッセン州のヴィースバーデンのライン河畔の小さな街ラインガウで毎夏行われているラインガウ音楽祭。収録に使われているエーベルバッハ修道院は視覚的にも美しく、音響効果が良いことでも知られています。パーヴォ・ヤルヴィは、毎年新しくプログラムを立てるのではなく、長期的な計画としてこの音楽祭でマーラー・チクルスを考えました。
 実際に7 年間に渡るプロジェクトとなり、パーヴォのライフワークとも言えるこのチクルスは、オケの変化やパーヴォ・ヤルヴォの進化というのも映像を通して感じられます。
 マーラーの交響曲を演奏するのに不可欠な、煌びやかな金管、ふくよかな弦楽器群の音色、ソリスティックな木管楽器という要素を、フランクフルト放響は、パーヴォとともに年々高いクオリティで身につけてきています。
 パーヴォは2008 年のフランクフルト放響との来日でマラ9 を演奏しています。その際も、オケのパワーをフルに出し切った重厚な演奏を聴かせていました。
 パーヴォはフランクフルト放響を、マーラーを演奏するのに非常に適したオケであり、伝統的にマーラーの音楽語法をよく理解しているし、マーラーの目指すものを明確に捉えることができると評しています。
 ボーナス映像では、今回もヤルヴィによるマーラーの考察、およびこのチクルスに関する思いが語れています。

 
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73 0204
(Blu-ray)
\5800→\5390
ゲルギエフ&ワールド・オーケストラ・フォア・ピース
BBCプロムス2014

 ロクサンナ・パヌフニク:平和への3つの道
 R.シュトラウス:交響的幻想曲「影のない女」
 マーラー:交響曲第6番「悲劇的」
 ボーナス:戦争から平和へ(ショルティ&ゲルギエフ)
ワールド・オーケストラ・フォア・ピース
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)

73 0108
(DVD)
\3600→\3290
 平和の使節団ワールド・オーケストラ・フォア・ピース、ゲルギエフとともに2014年BBCプロムスに登場!

 収録:2014 年7 月20 日ロイヤル・アルバート・ホール
 (Blu-ray)画面:16:9 HD、音声:DTS-HD、MA 5.1,PCM2.0、字幕:独(言語:英)、リージョン:All、114分+37分
 (DVD)画面:16:9 NTSC、音声:DTS 5.1,PCM2.0、字幕:独(言語:英)、リージョン:All、114分+37分

 この映像は、2014 年のBBC プロムスでのライヴ。この年は第一次世界大戦勃発から丁度100 年目を迎え、世界各地で記念の式典が行われていました。
 プロムスでも、第一次大戦と直接関係ある音楽や、「戦争と平和」を意識したコンサートが多く企画されました。まずは、WOP による委嘱作品で、ポーランドの作曲家アンジェイ・パヌフニクの娘、ロクサンナ・パヌフニクの「平和への3 つの道」。キリスト教、ユダヤ教、イスラム教による三者三様の平和への道を描いた作品。続くは生誕150 周年だったR. シュトラウスの交響的幻想曲「影のない女」。メインプログラムはマーラーの交響曲第6 番「悲劇的」。
 ボーナスは、1995 年に創設されたWOP の20 周年を記念し、創設者故ショルティと現音楽監督のゲルギエフによる平和への提言が収録されたドキュメンタリー映像です。
 1995 年、ブトロス・ガリ元国連事務総長がゲオルグ・ショルティに国連50 周年記念コンサートを依頼した際、「世界中の音楽家を集めたオーケストラを編成してハーモニーを奏で、平和の中に生きていることを示そう」と提案し、音楽が持つ平和の使節として創設されたワールド・オーケストラ・フォア・ピース(WOP)。1997 年のショルティ逝去後は、ゲルギエフが音楽監督を務めています。平和を祈念するセレモニーの時に編成され、ベルリン・フィルやウィーン・フィルなど世界35 ヶ国70 に及ぶオーケストラに所属する一流の演奏家で構成されています。2010 年8 月には、ユネスコの音楽親善大使に任命されています。
 


73 1304
(Blu-ray)
\5800→\5390
BBC プロムス2010 Blu-ray化!!
 マーラー:
  交響曲第4番ト長調 、
  交響曲第5番嬰ハ短調
 ボーナス:
   ショルティの展望〜ワールド・オーケストラ・フォア・ピース結成15周年
カミラ・ティリング(ソプラノ)
ワールド・オーケストラ・フォア・ピース
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
 収録:2010 年8 月5 日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)/画面:16:9 HD、音声:PCM ステレオ、DTS HD MA5.1、字幕:本編(独英仏日)、ボーナス(独)、リージョン:All、132分+23分
 映像監督:マット・ウッドワード

 2010 年8 月5 日にゲルギエフが登場した際の映像が待望のブルーレイ化。演奏したのはマーラーの交響曲第4 番と第5 番という重量感のあるプログラム。
 ロイヤル・アルバート・ホールの華やかな雰囲気と世界中から集まった腕利き集団ワールド・オーケストラ・フォア・ピースとの感動的演奏を披露しています。
 特典映像にはWOP 結成15 周年を記念したドキュメンタリーが収録されています。



 

DYNAMIC(映像)


DYNDVD37683
(DVD)
\3100
※CD同時発売
エンニオ・ポリーノ:歌劇「サルディーニャ人」-ヌラーゲの人々
 ※世界初収録 同内容CD…CDS-7683
ゴンナーリオ…マンリーコ・シニョリーニ(バス)/
トルベーノ…アンジェロ・ヴィラーリ(テノール)/
オルゾッコ…ジャンピエロ・ルゲッリ(バリトン)/
ノラーチェ…ドメニコ・バルツァーニ(バリトン)/
ベルベラ・ジョニア…パオレッタ・マロク(ソプラノ)/
ニベッタ…アレッサンドラ・パロムバ(メゾ・ソプラノ)/
ペルドゥ…ガブリエーレ・マンジョーネ(テノール)/
サルジニアの羊飼い/第2の兵士 他…エンリコ・ツァラ(テノール)/
声/第1の兵士…ニコラ・ラヴァリーノ・グァジェンティ(バリトン) 他/
カリアリ劇場管弦楽団&合唱団/
アンソニー・ブラモール(指揮)/
デイヴィッド・ライヴモア(演出)/
ジオ・フォルマ・プロダクション・デザイン(装置)/
マルコ・ナテリ(衣装)/
ロイク・フランソワ・アムラン(照明)
DYNBRD57683
(BD)
\4000
※CD同時発売
 西地中海の中央に位置するサルディーニャ島。この島の州都がカリアリです。紀元前20世紀頃、この地にヌラーゲ(遺跡の名前としても有名)人と呼ばれる人々がやってきます。
 エジプトの碑文に「海の民」として登場する彼らは、リディアを出発してティレニア海にたどり着き、ここでサルディーニャに行く者とエルトリアに行く者に分かれたとされ、このサルディーニャにやってきたヌラーゲ人が、この島に住む人々の起源であろうとされているのです。
 このオペラ「サルディーニャ人」はそんな3000年前の人々の愛と戦い、そして神への信仰を軸に、一人の戦士の物語を繰り広げていきます。
 カリアリ出身の作曲家エンニオ・ポリーノ(1910-1959)は、サルディーニャの歴史についても深い関心を抱き、49歳のときに考古学的研究成果も盛り込んだ歌劇「サルディーニャ人」を書き上げました。そして1959年3月にナポリのサン・カルロ劇場で初演を迎えたのですが、その半年後の9月に突然この世を去ってしまいます。そんな彼の「白鳥の歌」であるこの作品は、古代遺跡を象った装置も含めた全てにおいて「カリアリの歴史」に紐付いているものと言えるでしょう。
 現代的なセンスの中に人間の抗う事のできない野心や欲望が渦巻く見どころたっぷりのこの作品は、もっと演奏されてもよいのではないでしょうか。
 2013年9月 イタリア カリアリ劇場 ライヴ収録/収録時間:114分/音声:伊語歌唱 <DVD>ステレオ2.0/DTS5.1 <BD>ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.0/字幕:伊, 英, 仏, 独, 日, 韓/画面:16:9 カラー/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク <BD>Blu-ray…ニ層 50GB 1080i High Definition




















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