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≪第83号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その7 2015/9/1〜


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像


 


9/4(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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CSO RESOUND



CSOR 9011501
(2CD)
\3400→\3090
ムーティ指揮シカゴ響音楽監督就任記念ライヴ、
 ベルリオーズの「幻想」&「レリオ」

  ベルリオーズ:
   ・幻想交響曲op. 14
    I.夢、情熱15:19 II.舞踏会6:46 III.野の風景16:07
    IV.断頭台への行進6:40 V.ワルプルギスの夜の夢9:56
   ・レリオ(または「生への回帰」)op. 14b
    語り2:32 ‐ I.漁師(テノール独唱とピアノ伴奏)6:22 ‐
    語り2:22 ‐ II.亡霊の合唱(管弦楽と合唱)5:48 ‐ 語り3:36 ‐
     III.山賊の歌(バリトン独唱、男声合唱と管弦楽)4:19 ‐
    語り1:46 ‐ 幸福の歌(テノール独唱と管弦楽)6:26 ‐
    語り1:46‐ Vエオリアン・ハープ−思い出(管弦楽)3:57 ‐
    語り5:08 ‐ VIシェイクスピアの「テンペスト」にもとづく幻想曲
     (管弦楽と合唱)14:18‐
    語り0:49 ‐コーダ1:05(語りと管弦楽)
ジェラール・ドパルデュー(語り)
マリオ・ゼッフィリ(テノール)
カイル・ケテルセン(バス=バリトン)
シカゴ・シンフォニー・コーラス
デュアイン・ウルフ(合唱指揮)
シカゴ交響楽団
リッカルド・ムーティ(指揮)
 超強力盤&超優秀録音。
 巨匠ムーティ指揮シカゴ響音楽監督就任記念ライヴ、名優ドパルデューによる圧巻のナレーション、ベルリオーズの「幻想」&「レリオ」

 録音:2010年9月23、24、25 & 28日/シカゴ・オーケストラ・ホール(ライヴ)/DDD、ステレオ、54’48、59’54

 ベルリオーズの「幻想交響曲」は、「ある芸術家の生活のエピソード」という標題のもとに書かれた二部作の第一部にあたり、「レリオ」はそれに続く完結篇として1831 年に完成しています。
 このアルバムは、リッカルド・ムーティが2010 年9 月のシカゴ響音楽監督就任記念コンサートで、1832 年の「レリオ」初演時と同じく「第一部、第二部として通しで演奏するように」というオリジナル・コンセプト通りに演奏したライヴ録音からのCD 化です。

 大女優ハリエット・スミスソンへの熱狂的な恋愛感情と失恋の痛手が作曲の動機付けとなった「幻想交響曲」と同様に、ベルリオーズ自身の個人的体験が「レリオ」の成立に直接的な影響を及ぼしています。それは、ローマ大賞の作曲コンクール優勝と「幻想交響曲」初演の成功という絶頂から一転、フィアンセで新進ピアニスト、カミーユ・モークに婚約破棄を通告されて逆上し、その殺害を図ったというあまりに劇的で驚くべきもの。
 抒情的独白劇「レリオ」を構成する6 曲は、第1 曲が1828 年頃の歌曲、第2 曲が1829 年のローマ大賞コンクール用カンタータ「クレオパトラの死」第2 曲「瞑想」、第3 曲が1829 年頃の歌曲の改作、第4 曲と第5 曲ともに1827 年のローマ大賞コンクール用カンタータ「オルフェウスの死」の改訂、そして第6 曲は「レリオ」初演以前の1830 年作曲、オペラ座初演という具合に、それぞれ別個に作曲されたもので、ベルリオーズ自身を模した作曲家レリオのモノローグを介してつなぎ合わされています。
 第1 曲やコーダをはじめ、「レリオ」においては重要なポイントで「幻想交響曲」の固定楽想(イデ・フィクス)が現れて全体の統一感をもたらしていますが、同時に全曲を通じて中心となる「語り」の役割がきわめて重要なため、歌手ではなく、すぐれた第一級の演劇俳優が演じるよう指定されています。

 ベルリオーズの指定はさらに続き、本番で舞台上には語り手のみが立ち、開始から第5 曲まではオーケストラ、独唱者、合唱団は舞台に下ろされたままのカーテンの背後で演奏、第6 曲の演奏時にのみカーテンが上げられます。これは第6 曲以外の全てをレリオの空想上のこととするためで、こうした細部に亘るこだわりにも作品の特異性が際立っています。
 独創的なアイディアと天才的力業とでもいうべき画期的な表現が発揮された「レリオ」ですが、ムーティがここに至る過程で、その上演に情熱を傾けてきたのは熱心なファンのあいだでよく知られるところです。
 2007 年8 月にザルツブルク音楽祭でウィーン・フィルと、2008 年6 月にラヴェンナ・フェスティバルでケルビーニ管弦楽団およびイタリア・ユース管弦楽団の合同オケと、2009 年2 月にパリ・シャンゼリゼ劇場でフランス国立管弦楽団と、ムーティはひとりの指揮者としては異例ともいえる頻度でこの作品を演奏しており、シカゴ響を指揮したこのたびの内容はこうした実演でのじゅうぶんな成果を踏まえた流れのなかに位置するものといえます。
 当時、この公演の模様は大きく取り上げられましたが、これには「レリオ」の要となる語り手にふさわしく、ムーティによる上記の実演全てに参加していた名優ジェラール・ドパルデューの存在も見逃せません。ムーティとの呼吸もさすがで、フランス語の味わい深いディクションからは、あらためて作曲者の意図を知る思いがします。

 なお、ムーティは「幻想交響曲」を、1984 年にフィラデルフィア管を指揮してセッション録音、2007 年にケルビーニ管弦楽団とイタリア・ユース管弦楽団の合同オケを指揮してライヴ録音していたので、このたびが3 種目、「レリオ」については上記ラヴェンナでの公演を収めたライヴ映像作品があったので、2 種目となります。

 2016 年1 月には、ムーティとシカゴ響の来日も予定されており、ますます注目度の高まるコンビといえるでしょう。







HMF

HMU 807574
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
エリザベス・ワッツ(ソプラノ)
 アリアの巨匠〜アレッサンドロ・スカルラッティ作品集

 A.スカルラッティ(1660-1725):
  1. アリア「Figlio! Tiranno! O Dio!」〜オペラ「グリゼルダ」(1721) より
  2. アリア「私の心は嫉妬に燃え(Se geloso e il mio core)」* 〜
   セレナータ「Endimione e Cintia」(1705) より
  3. アリア・パストラーレ「彼はお生まれになった」〜
   カンタータ「Non so qual piu m’ ingombra」(1716) より
  4. この新しい問題に(A questo nuovo affanno)〜オペラ「Eraclea」(1700) より
  5. 私が楽しんでいる間に(Mentr’ io godo)〜
   オラトリオ「La Santissima Vergine del Rosario」(1707) より
  6. くすんだ影(Ombre opache)〜
   カンタータ「Correa nel seno amato」(1690) より
  7. レチタティーヴォ
   「メランコリーな鳥が歌うところで(Qui, dove … Torbido, irato)」&
  8. アリア「Torbido, irato, enero」〜セレナータ「エルミニア」(1723)より
  9. アリア「祝いの声で」* 〜
   アリア集「7 Arie con tromba sola」(1703-08)より
  10. レチタティーヴォ「O vane speme!」〜
   アリア「Cara tomba del mio diletto」〜
   オペラ「Mitridate Eupatore」(1706)より
  11. アリア「Sussurrando il venticello」〜オペラ「Tigrane」(1715) より
  12. アリア「キューピッドよ、翼をあげよErgiti, Amor, su i vanni」〜
   オペラ「Scipione nelle Spagne」(1714) より
  13. アリア「Esci omai」**、アリア「Dolce stimolo al tuo bel cor」〜
   オペラ「Mitridate Eupatore」(1706) より
  14. アリア「D’ amor l’ accesa face」より〜
   セレナータ「Venere, Amore e Ragione」(1706)より
  15. アリア「Io non son di quei campioni」〜
   オペラ「La Statira」(1690) より
  16. シンフォニア、アリア「戦いに A battaglia」* 〜
   カンタータ「A battaglia, pensieri」(1699)
エリザベス・ワッツ(ソプラノ)
イングリッシュ・コンサート
ローレンス・カミングス
 (指揮&通奏低音)
*マーク・ベネット(トランペット)
**ヒュー・ダニエル(ヴァイオリン)
 アリアの巨匠アレッサンドロ・スカルラッティの作品集、イギリスの注目歌手、エリザベス・ワッツの強烈な歌声

 録音:2014年11月、ロンドン・オール・ハロウズ教会、ゴスペル・オーク/multichannel

 アレッサンドロ・スカルラッティ。
 鍵盤のソナタでも有名なドメニコ・スカルラッティの父にあたり、特に声楽作品で大きな名を残しています。
 アリアの巨匠ともいわれるA. スカルラッティの作品を、「同世代の中で最も美しいソプラノ」と絶賛されるエリザベス・ワッツが縦横無尽に歌いつくします。
 演奏機会の少ないオペラやセレナータからのアリアを中心に組まれたプログラムで、どの曲も色鮮やかな力強さに満ちています。
 エリザベス・ワッツは2006 年キャスリーン・フェリアー賞受賞を始め、様々な賞を受賞しています。2014 年にはプロムスのラスト・ナイトにも出演するなど、イギリスを中心に活躍の場を広げています。ここでも力強く表情豊かな歌声を思い切り響かせています。
 管弦楽は1973 年にピノックによって創設され、その後マンゼのもとでも大きな人気を博し、現在はハリー・ビケットが音楽監督を務めていますが、今回のCD ではチェンバロ奏者としてもおなじみのローレンス・カミングスが指揮を務めます。





 アレッサンドロ・スカルラッティのオペラに接してほしい・・・

 アレッサンドロ・スカルラッティ。
 みんな名前は知っている。
 そしてスカルラッティに二人いることも知っていて、その親父か息子かどっちかだということも知っている。・・・でもどっちかは知らない。ましてや作品を聴いたことはない。
 アレッサンドロは親父のほうである。息子はイタリアからスペインに渡って鍵盤ソナタの王様となったドメニコである。このドメニコのほうはみんな比較的知っているし、いまでもかなり頻繁に取り上げられるので聴く機会も少なくない。
 一方のアレッサンドロ。この人の音楽を聴く機会は、現在ほとんどない。

 ・・・しかし音楽史を勉強した人ならば、誰もがこの人の偉大さを知り、この人のオペラを聴いておかなくチャと思うはずである。
 まず一般的に知られるのは、モンテヴェルディの次に現れた最大最高のオペラ作曲家であり、百十いくつのオペラを書いた「ナポリ派」の創始者・・・というようなこと。
 しかしそうした外見上のことだけでなく、ベルカント・アリアによる新しいオペラの形を作り上げ、ソナタ形式の原型を作り上げ、イタリア風序曲を確立したことで後の交響曲の出発点を作り上げたということは案外知られていない。そして沈滞しつつあったヴェネツィアからオペラの覇権をナポリに移したことで当時の音楽全体の鮮度と未来を獲得せしめたということもあまり知られていない。言ってみればモンテヴェルディによって生まれたバロック音楽の流れを、一気に奔流としてパワー・アップさせた大偉人なのである。
 ・・・そうしたことを考えると音楽史全体への影響というのはとてつもなく大きいものがある。その影響力はコレッリやヴィヴァルディよりもはるかに大きかったといっていい。
 だからそのことを知った人は誰でもアレッサンドロの作品、もちろんオペラを聴きたくなる。

 ・・・しかしCDがないのである。

 まったくないわけではない。しかしそれだけの大偉人であり、それだけの膨大な数のオペラを書いたとは思えないほど現在リリースされているCDは少ない。美しくはあるが代表作ではない宗教作品や室内楽作品ばかりなのである。
 しかし・・・それも無理はない。いま、バロック・オペラを好き好んで聴く人はあまりいない。さらに当時の作品をどこまで再現できるか、その困難さが常に付きまとう。しかもそのうえ、上演時間はかなり長い。3,4時間になる。だからアレッサンドロに限らずバロック・オペラがCDでリリースされることはきわめて希なのである。結局アレッサンドロの偉大さが現代に蘇ることはない。

 そうした中で今回のような傑作アリア集のようなアルバムがリリースされることは非常にありがたい。






LE CHANT DU MONDE


CME 2742378
\2600
これは面白い、あの「ピーターとおおかみ」がジャズに大変身
 プロコフィエフ:ピーターとおおかみ(ビッグバンド版)
デイヴィッド・テナント(語り。英語)
アメイジング・キーストーン・ビッグバンド
 2013年2月11-14日/デュランス劇場、シャトー・アルヌー/54’ 00”

 プロコフィエフの名作「ピーターとおおかみ」は、オーケストラ曲ながら登場人物を各楽器が演じるソロイスティックな要素が強く、ビッグバンド的と評されることもあります。今回ジャズに編曲を施し、まさにビッグバンドで演奏したCD が登場します。
 小鳥がフルートとミュートされたトランペット。あひるがソプラノ・サクソフォン。猫がテナー・サクソフォン。おじいさんがバリトン・サクソフォン。おおかみがトロンボーンとチューバ。ピーターがピアノ、ベース、ギター、3 名の弦楽。猟師たちは全合奏で鉄砲の音はドラムスの炸裂で表現。
 もともとプロコフィエフは1920 年代のアメリカとフランスでジャズに触れ、その影響を受けたといわれています。彼の音楽にあるジャズの要素を巧みに引き出し、まるでオリジナルのように新鮮な「ピーターとおおかみ」が実現。プロコフィエフの才気がジャズ的即興とあいまって、めくるめく面白さとなっています。ビッグバンドを子供に説明するにも最適。
 ストーリーは原作のまま。ナレーションは「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」でバーテミウス・クラウチ・ジュニア役を演じたイギリスの名優デイヴィッド・テナントが務めています。声優としても活躍する彼の芸達者ぶりと、ブリティッシュ・イングリッシュの美しさも堪能できます。



 

LIGIA DIGITAL


LIDI 0202295
\2500
禅のようなジェズアルド
 カルロ・ジェズアルド:カンツィオーネ・サクレ
 カロリーヌ・マルソ:間(7つのモテット)
ラ・マン・ハルモニック
 カンツィオーネ・サクレは、カルロ・ジェズアルドの6 〜 7 声のモテット集。これらの中からの抜粋と、カロリーヌ・マルソが新たに委嘱を受けて作曲した「間」と題された7 つの作品を交互に組み合わせたプログラムです。
 ジェズアルドというとぎょっとするような半音階のイメージなどがありますが、マルソの禅を思わせる新作と組み合わせて聴くことにより、新しい世界が広がります。




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LSO LIVE



LSO 0782
(2SACD HYBRID +
1Pure Audio Blu-ray)
特別価格\3600→\3290
次期音楽監督ラトルによる最大の話題盤、
 万全のキャストで臨んだシューマンの「楽園とペリ」

  シューマン:オラトリオ「楽園とペリ」op.50 (1843)
サリー・マシューズ(ソプラノ:ペリ)
マーク・パドモア(テノール:語り)
ケイト・ロイヤル(ソプラノ)
ベルナルダ・フィンク(アルト)
アンドルー・ステイプルズ(テノール)
フローリアン・ベッシュ(バス・バリトン)
ロンドン・シンフォニー・コーラス
サイモン・ハルシー(合唱指揮)
サー・サイモン・ラトル(指揮)
ロンドン交響楽団
 超優秀録音。
 次期音楽監督ラトルによる最大の話題盤、万全のキャストで臨んだシューマンの「楽園とペリ」
 SACDハイブリッド+ピュア・オーディオ・ブルーレイ・ディスク仕様!

 収録:2015年1月11日/ロンドン、バービカン・ホール(ライヴ)/DSD マルチチャンネルステレオ、90’
 プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン/エンジニアリング、エディティング、ミキシング&マスタリング:Classic Sound Ltd
 [SACD : DSD 5.1 surround stereo / 2.0 stereo][Pure Audio Blu ray : 5.1 DTS-HD Master Audio (24bit/192kHz), 2.0 LPCM (24bit/192kHz)]

 2017 / 18 年シーズンよりロンドン響の音楽監督に就任するサー・サイモン・ラトルが、これに先駆けてLSO Live に堂々の初登場を果たします。
 大注目のプログラムはシューマンの大作「楽園とペリ」。2015 年1 月に本拠バービカンで行なわれたばかりの公演をライヴ収録したもので、SACD ハイブリッド盤2 枚組に加えて、ピュア・オーディオ・ブルーレイ・ディスクも同梱されるという、たいへん力の入ったつくりとなっています。

 1843 年に完成したシューマンの「楽園とペリ」は、ペルシャ神話のエキゾチックで色彩豊かな物語から、アイルランドの詩人トマス・ムーア(1779-1852)が生み出した叙事詩「ララ・ルーク」に基づく作品で、19 世紀のオリエンタリズム(東洋趣味)の大流行を反映しています。この世俗オラトリオでは、罪をおかした妖精ペリが楽園から追放され、数々の試練を乗り越えた末にやがてふたたび楽園へと救済される過程を描いてゆきます。

 シューマンが友人に宛てた手紙によると、
 「私は今、大きな計画に夢中です。今までで最も大きいものですが、オペラではありません。それがほとんど新しいジャンルだと私は確信しています。」
 この自信に満ちた言葉そのままに、この曲はシューマンの時代に作曲されたいかなるオラトリオとも異なるものです。
 「(「楽園とペリ」は)あなた方がこの曲を聴くまで耳にしたことがなく、今でも、他にほとんど存在しないようなレベルの大傑作です...。考えてもみてください。これはまさにすごいことで、全く例外的なことなのです。この曲は、シューマンの生涯において、それまでに作曲した作品の中で最も人気があり、際限なく演奏されました。あらゆる作曲家がこの作品を愛しました。ワーグナーは、シューマンが成し遂げたことについて、自分がやってみたかったこの主題を奪ったことについて、どれほど嫉妬したか、それが、どれほど特別なことであったことかを書き記しています。それは、作曲家にとっての競いの場であり、作品は特別なものでした。」

 このように熱く語るラトルは「楽園とペリ」に心底魅了されたひとり。ラトルはすでにベルリン・フィルの2009 年2 月の定期公演でもこの曲を取り上げていますが、鍵を握る声楽陣については、このたびほぼ同一のキャストというのも興味深いポイントといえそうです。併せて、ベルリン・フィルによる「マタイ」&「ヨハネ」の福音史家役で絶大なる存在感を示してラトルの信頼厚いパドモアを筆頭に、ベッシュ、合唱とここであらたに参加した強力な顔触れをみても、このたびのレコーディングに万全の布陣で臨むラトルの意気込みのほどがうかがえます。
 なにより、ラトルに応えるロンドン響のみずみずしい響きと、三部構成演奏時間一時間半近い長丁場を持続するテンションの高さからは、英国の誇る巨匠を迎えて音楽する歓びがひしと伝わってくるようです。
 ラトル=シューマンといえば、2013 年にベルリン・フィルを指揮してライヴ収録した交響曲全曲の高評価も未だ記憶に新しいところ。ロンドン響との門出に選ばれた「楽園とペリ」は、ラトルが「家に帰るようなもの」とコメントした新たなパートナーとの輝かしい今後に期待をつなぐリリースといえるでしょう。




 
 アーノンクールの「楽園とペリ」がリリースされたときの、作品に対するコメントを再掲載しておきましょう。



 「楽園とペリ」。
 シューマンの売れないオラトリオ。10年以上前にシノーポリ盤が国内盤でも出たが、これがまた哀しいくらい売れなかった。
 シューマンはほかにも「ばらの巡礼」というオラトリオも残しているがこれも売れない。店主も、シューマンの声楽大作なんてこれまで聴こうとさえしなかった。
 そんなシューマンの声楽大作のひとつ「楽園とペリ」・・・これがレコード・アカデミー賞を取ってしまった。・・・とするとあまり気は向かないが聴かないわけにはいかない。

 ということで全然まったく気が乗らなかったが、半ば義務でターンテーブルに載せた。

 そうしたら、おっとどっこい、面白いのである!
 すこぶる面白い!

 話は単純明快な漫画のような筋立てで、堕天使の娘ペリが天国に入るために、「天国にふさわしい捧げもの」を一生懸命探す話。

 ひとつめの捧げもの「自由を守る戦死者の最後の血の一滴」はだめで、ふたつめの「愛の死を遂げた恋人のため息」もだめで、最後の「罪深い老人の純粋な悔恨の涙」によって、ようやくペリちゃんは念願の天国への入場を許される。
 とってもわかりやすい。

 日本語訳はあったほうがいいかもしれないが、大体の筋さえわかっていればなくても楽しめる。

 とういうのは・・・音楽が面白いから。

 シューマンのちょっとあざといくらい効果抜群の演出のおかげでで1回目からもうノリノリで聴ける。
 交響曲第3番や第4番でも聴かれるあのノリのよさがふんだんに盛り込まれ、ベートーヴェン的なごり押しロマンにあふれ、そしてときにはフランス・グランド・オペラ風壮大さ、さらにときにはワーグナーの楽劇をも予感させるスケールを感じさせる。
 とにかくこれでもかこれでもかといろんな音楽的サービスをご馳走してくれる。
 バッハ的な厳かさよりは、ヘンデルなどのバロック・オペラの天真爛漫で過剰な音楽に近い。

 だから楽しめるのである。
 店主ももう10回近く聴いてしまった。
 なぜって面白いから。

 シューマンの生涯最高の声楽大作!とか、アカデミー賞声楽部門大賞受賞!とか、あまり緊張しないで、ハリウッド映画でも観に行くつもりで聴くといい。
 何度もクライマックスを迎え、そのたびに「あはははは」と笑いたくなるような盛り上がりを見せてくれる。
 全曲聴き終わった後は、これまた「あはは、ほんと面白かったわ」と言いながら、かなりの充実感を感じていることでしょう。

 シューマンはこの作品について「我が最大の作品であり、最高の作品であると信じたい」と語り、妻クララは「この作品はシューマンが作曲したものの中でも、一番素晴らしいと思う」と書き残した。
 要はそれだけ自他共に認める面白い作品だったのである。
 この166年間、その面白さは何も変わらなかった(ナチスに利用されたという不幸はあったが)。
 だから今の時代にもう一度かる〜く復活させて、気軽に聴いて、さりげなくシューマンの最高傑作のひとつという地位を与えてあげたい。





AVIE



AV 2351
\2500→\2290
チェロの帝王 アントニオ・メネセス!カサド&コダーイの無伴奏!
 カサド:無伴奏チェロ組曲
 コダーイ:
  ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 Op.7、
  無伴奏チェロ・ソナタ Op.8
アントニオ・メネセス(チェロ)
クラウディオ・クルス(ヴァイオリン)
 アントニオ・ヤニグロからチェロを学び、ミュンヘン国際音楽コンクール、チャイコフスキー国際コンクールで優勝に輝いたブラジルが誇る世界的チェリスト、アントニオ・メネセス。
 「J.S.バッハ(AV 0052)」や「カプリチオーソ(AV 2328)」など、無伴奏チェロ作品のアルバムでも定評のあるメネセスの新たな無伴奏プログラムは、ガスパール・カサドとゾルターン・コダーイの名作を録音! コダーイの無伴奏ソナタは作曲100周年を記念した録音。二重奏曲では、グラミー賞ノミネート・アルバム「エルガー&ハンス・ガル:チェロ協奏曲集(AV 2237)」では指揮者を務めたクラウディオ・クルスのヴァイオリンと共演。カラヤンが認めたチェロの帝王、アントニオ・メネセス華麗なる美技に酔いしれる!

 ☆2015年 アントニオ・メネセス&マリア・ジョアン・ピリス 来日公演情報!
 11月1日(日) 横浜みなとみらい/11月3日(土) 兵庫県立芸術文化センター/
 11月4日(水)札幌コンサートホールKITARA/11月5日(木) 愛知県芸術劇場/11月7日(土) すみだトリフォニー
 

AV 2350
\2500
愛の力 〜 ヘンデル:オペラ・アリア集
 歌劇 《アリオダンテ》より Il primo ardor
 歌劇 《ジュリアス・シーザー》より Pianger、Da Tempeste
 《テレプシコーレ》より舞曲集
 歌劇 《パルテノーペ》より Qual farfalletta
 歌劇 《アルミーラ》より Geloso tormento
 歌劇 《リナルド》より Dunque I lacci/Ah crudel
 歌劇 《アルチーナ》より Tornami a vagheggiar
 歌劇 《セルセ》より Un cenno leggiadretto
 歌劇 《テセオ》より Amarti si vorrei
 歌劇 《オルランド》より Amor e qual vento
アマンダ・フォーサイス(ソプラノ)
アポロズ・ファイア
ジャネット・ソレル
 (チェンバロ、ディレクター)
 アメリカ古楽界に新風を吹き込んでいるクリーヴランドのバロック・オーケストラ、アポロズ・ファイア。2015年の第57回グラミー賞で「BEST OPERA RECORDING」に輝いたアメリカのソプラノ、アマンダ・フォーサイスが歌うのは、愛をテーマとしたヘンデルのアリア集。
 

AV 2306
\2500
プレトリウス:クリスマスの夕べの祈り アポロズ・ファイア
ジャネット・ソレル(ディレクター)
 ジャネット・ソレル率いるアポロズ・ファイアのクリスマス・アルバムは、17世紀ドイツ・プロテスタントの大作曲家、ミヒャエル・プレトリウスによる、クリスマスのための祈りの音楽。モンテヴェルディの名作「聖母マリアの夕べの祈り」からも影響を受けたプレトリウスの夕べの祈り(晩祷)を、アポロズ・ファイアの清新なる演奏と歌声で。

 ※録音:2005年12月9日−13日、クリーヴランド
 
AV 2355
\2500
リスト 〜 アート・オヴ・リメンバリング
 リスト:
 4つの忘れられたワルツ S.215/
  すべての長調と短調のための48の練習曲 S.136 IX/
  小さなお気に入りのワルツ S.212/
  超絶技巧練習曲第9番《回想》S.139 IX/
  ベルリオーズの幻想交響曲より Marche au supplice S.470 IV/
  愛の夢第2番 S.541/超絶技巧練習曲第7番《エロイカ》S.139 VII/
  超絶技巧練習曲第8番《狩り》S.139 VIII/幻影 S.155/
  夜想曲《夢の中で》S.207/眠れぬ夜, 問と答 S.203/
  葬送前奏曲と葬送行進曲 S.206/調性のないバガテル S.216/
  5つの小品より 第5番《溜め息》S.192 V/5つの小品より 第1番 S.192 I
オリヴィア・シャム(ピアノ)
 オーストラリア生まれ、英国王立音楽院を卒業しロンドンを拠点に活動するピアニスト、オリヴィア・シャムのデビュー・レコーディング!
 持ち前のメカニカルな高い技術を活かし、リストのヴィルトゥオージティと19世紀ピアニズムの発展を回想する超絶プログラムを披露する。

 ※録音:2014年9月29日、10月6日−7日&29日



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AVIE/SFS MEDIA



SFS 0064
(SACD HYBRID)
\4000→\3690
ティルソン・トーマス&SFS/エマニュエル・アックスのベートーヴェン!
 ピアノ協奏曲第3番&ミサ曲ハ長調!

  ベートーヴェン:
   ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
   ミサ曲ハ長調 Op.86
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)
サンフランシスコ交響楽団
エマニュエル・アックス(ピアノ)
ジョエル・ハーヴェイ(ソプラノ)
ケリー・オコナー(メゾ・ソプラノ)
ウィリアム・バーデン(テノール)
シェンヤン(バス・バリトン)
サンフランシスコ交響合唱団
 ベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第4番」(SFS 0037)に続く、マイケル・ティルソン・トーマス(MTT)&サンフランシスコ交響楽団(SFS)とエマニュエル・アックスのコラボレーション第2弾は、「ピアノ協奏曲第3番」!
 第1回アルトゥール・ルービンシュタイン国際コンクールを優勝したアメリカの大ピアニスト、エマニュエル・アックスは、2015年11月にベートーヴェンを中心としたプログラムで来日公演が予定されており、来日を控えた最高のタイミングで発売となるベートーヴェンです!

 ※録音(ライヴ):2013年9月26日−28日(協奏曲)&2014年1月15日−18日(ミサ曲)、デイヴィス・シンフォニー・ホール(サンフランシスコ、アメリカ)


旧譜
ティルソン・トーマス&SFS/エマニュエル・アックスのベートーヴェン
 ピアノ協奏曲第4番

SFS 0037
(SACD HYBRID)
\4000→\3690
ベートーヴェン:
 交響曲第5番ハ短調Op.67《運命》
 ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58*
エマニュエル・アックス(ピアノ)*
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)
サンフランシスコ交響楽団
MTT&SFSの新シリーズがスタート!オール・ベートーヴェン・プログラム!

シリーズ12作目となる「管弦楽伴奏付き歌曲集」(821936-0036-2)でフィナーレを迎え、「交響曲第8番《千人の交響曲》」など4作品がグラミー賞の栄冠に輝くなど、世界的大反響を呼んだマイケル・ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団のマーラー・サイクル。
1995年から15年間以上続く両者のパートナシップが最大限に反映されたレパートリーが選ばれるというマーラー・サイクルに続く新しいライヴ・レコーディング・シリーズの第1弾は、オール・ベートーヴェン・プログラム!
MTT&SFSは、キーピング・スコア・シリーズ(DVD-Video)でも「交響曲第3番《英雄》」を取り上げており、機動力の高さが活かされたベートーヴェンはやはり別格!
「交響曲第5番」での"運命の動機"の扱い方や、第4楽章で放たれる輝かしいパワー、エマニュエル・アックスをソリストに迎えた「ピアノ協奏曲第4番」など楽しみは尽きない。フォーマットはもちろんSACD Hybrid!

※録音(ライヴ):2009年12月9日−12日、デイヴィス・シンフォニー・ホール(サンフランシスコ)


 ☆エマニュエル・アックス 来日公演情報!
 2015年11月17日(火) ミューザ川崎
 2015年11月19日(木) 武蔵野文化会館
 2015年11月22日(日) サントリーホール
 2015年11月23日(月) ミューザ川崎







DELPHIAN


DCD 34104
\2400
バードとチューダー・リヴァイヴァル
 ヴォーン・ウィリアムズ:聖霊降臨祭の賛歌/
 ハリス:永遠の統治者/
 ホルスト:辛苦するために人々はうまれる/
 タリス(マーティン&ジェフリー・ショー編曲):葬送音楽/
 ホイットロック:オー・リヴィング・ブレッド/
 フィンジ:明るく喜ばしい丘まで/
 バード:5声のミサ曲/バード/
 J.E.ボーランド編:ファンタジア ハ長調/
 ブリテン:聖母への讃歌/
 ハウエルズ:この日こそ/
 パーソール:汝はペテロなり/
 バックス:主よ、汝われらにおしえ給え/
 ハウエルズ:タリスの預言
ケンブリッジ・ゴンヴィル&
 キーズ・カレッジ合唱団
ジェフリー・ウェッバー(指揮)
 バードとチューダー・リヴァイヴァル!

 チューダー朝時代の巨匠ウィリアム・バードの「5声のミサ曲」を中心として、「チューダー朝」時代の様式と偉大なる音楽が、16世紀と20世紀初期のイギリスを繋ぐ。チューダー朝時代から続く、英国合唱音楽の伝統、様式と変遷を表現する優れたプログラム。
 1348年に創設されたケンブリッジ大学のゴンヴィル&キーズ・カレッジ。名匠ジェフリー・ウェッバーが率いる英国有数のカレッジ合唱団は、中世ルネサンスから近現代作品、さらにはケルトやブラジルなど、圧巻のレパートリーを誇る。

 ※録音:2011年7月8日−10日、ワークソップ・カレッジ・チャペル(イギリス)
 

DCD 34169
\2400
ヴィオールのための初期のコンソート音楽
 作曲者不詳:
  アンド・アイ・ワー・ア・メイデン、
  私の愛しい女はすぐれた才にたけ、絶望した幸福の女神/
 ヘンリー8世:ああ、マダム/
 ギゼヘム:私の愛しい女はすぐれた才にたけ/
 ジョスカン:私の愛しい女はすぐれた才にたけ/
 ビュノワ:絶望した幸福の女神/
 ジョスカン:絶望した幸福の女神/
 ペニャローサ:われらの命/アニュス・デイII/
 アグリコラ:盲目の人は色を見分けない/
 エンシーナ:哀しみのスペイン/
 マルティーニ:とても愛して、ラ・マルティネラ/
 ジョスカン:主よ、われ御身に望みをかけぬ/
 作曲者不詳:イン・テ・ドミネ・スぺラボ、ラ・クエルチャ、ビブリス/
 エンシーナ:みなそれぞれに/
 作曲者不詳:ラ・スパーニャ/
 ポンセ:ラ・ミ・ソラ・ラウレロ/
 コーニッシュ:ファ・ラ・ソ/
 アンシエタ:愛をこめて、私の母よ/
 イザーク:アニュス・デイII/
 ジョスカン:わが愛よさらば
ローズ・コンソート・オヴ・ヴィオールズ
クレア・ウィルキンソン(メゾ・ソプラノ)
 英国の実力派アンサンブル、ローズ・コンソート・オヴ・ヴィオールズが奏でる1500年前後、初期のヴィオール・コンソート作品集。
 タヴァナー・コンソートやダンディン・コンソートとの共演も多い、英国有数の古楽系メゾ・ソプラノ、クレア・ウィルキンソンの澄んだ歌声とヴィオールの音色のブレンド感が美しい。

 2014年11月の録音。
 

DCD 34106
\2400
ジャクソン:星の彼方に 〜 宗教合唱作品集 Vol.2
 主の栄光/セント・メアリーのためのファンファーレ/幼児キリスト/
 スコットランドのセント・マーガレットのための賛歌/
 イエスよ、驚くべき王/ああ、我が心/ミサ曲《聖マルガリタ》/
 正しき人の魂は/私は水を見た/主において喜べ/
 すべての御業のうえに/香料の国/見よ、わたしはすぐに来る
エジンバラ・セント・メアリー大聖堂聖歌隊
ダンカン・ファーガソン(指揮)
ニコラス・ワーン(オルガン)
 日本でも合唱作品の作曲家として馴染みの深い、北大西洋の英国領バミューダ諸島生まれのイギリス人作曲家、ガブリエル・ジャクソン(1962−)の宗教合唱作品集第2集。
 エジンバラのセント・メアリー大聖堂聖歌隊が歌うジャクソンの第2集は、「ミサ曲《聖マルガリタ》」と「香料の国」を除く11曲が世界初録音。合唱団の選曲用の参考音源としてもおすすめ。

 2011年9月&11月の録音。
 

DCD 34111
\2400
ラ・ロワイヤル 〜 王と廷臣のための音楽
 ド・ヴィゼー:アルマンド「ラ・ロワイヤル」/
 ル・ロワ:パヴァーヌ、ガリアルド/コルベッタ:組曲ニ長調/
 ブレッサン:
  ファンタジー・ド・グリュー、ファンタジー第5番、ファンタジー第6番/
 ド・セルミジ(アッテニャン編):羊飼いの娘I/
 作曲者不詳(アッテニャン編):羊飼いの娘II/ユレル:組曲ハ長調/
 コルベッタ:アルマンド「ラ・ロワイヤル」、サラバンド「ラ・ステュアルド」/
 リュリ(ユレル編):ル・ペルラン/
 セルトン(モルラエ編):ロビン/ル・ロワ:アルマンド・トゥルネ/
 サンドラン(モルラエ編):Jay veu que j'estoys franc et maistre/
 ド・ヴィゼー:組曲ニ短調、アルマンド「ラ・ロワイヤル」
ゴードン・フェリーズ
 (5弦バロック・ギター、
  ルネサンス・ギター、
  フレンチ・テオルボ、
  ルネサンス・リュート)
 スコットランドのピリオド・アンサンブル、ファイアーズ・オヴ・ラヴでギター、リュート、テオルボを奏でるゴードン・フェリーズのソロ・アルバム。ルイ14世のヴェルサイユ宮殿など、王とその廷臣たちのために演奏された音楽がテーマ。

 2012年2月の録音。
 

DCD 34091
\2400
クロフォード:弦楽四重奏曲集
 弦楽四重奏曲第1番 Op.4
 弦楽四重奏曲第2番 Op.8
 弦楽四重奏曲第3番
エジンバラ弦楽四重奏団
 スコットランド、エジンバラ出身の作曲家ロバート・クロフォード(1925−)。1940年代に作曲活動を開始したクロフォードは、BBCの音楽プロデューサーを務めた中断期間を経て1986年に作曲家として復帰。2008年に作曲された「弦楽四重奏曲第3番」も収録。

 2010年3月の録音。
 
DCD 34089
\2400
テュークスベリー寺院のオルガン
 ギルマン:Gran Choeur Triomphale Op.47-2/
 ホリンズ:インテルメッツォ 変ニ長調/
 クレストン:トッカータ/カルク=エラート:かわいいワルツ/
 ゴットフリート・リッター:ソナタ第3番イ短調 Op.23/
 トーマス・ベスト:ウェールズの行進曲による演奏会用幻想曲/
 サロメ:カンティレーナ/ペーテルス:創作主題による変奏曲 Op.58/
 サン=マルタン:トッカータ・デ・ラ・リベラシオン Op.37
カールトン・エザリントン(オルガン)
 イギリス、グロスタシャーのテュークスベリー寺院に設置されているグローヴ・オルガンとミルトン・オルガンによる演奏。ギルマンやペーテルス、クレストンなど、アイディアに富んだ選曲が光る。

 2010年5月の録音。


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ALTUS



ALT 320/4
(5CD)
\11000→\9990

マタチッチ&ミラノ・イタリア放送響/
 ベートーヴェン:交響曲全集


 CD-1
  ①交響曲第1 番 ハ長調 Op.21
  ②交響曲第3 番 変ホ長調「英雄」Op.55
 CD-2
  ③交響曲第2 番 ニ長調 Op.36
  ④交響曲第4 番 変ロ長調 Op.60
 CD-3
  ⑤交響曲第5 番 ハ短調「運命」 Op.67
  ⑥交響曲第6 番 ヘ長調「田園」 Op.68
 CD-4
  ⑦交響曲第7 番 イ長調 Op.92
  ⑧交響曲第8 番 ヘ長調 Op.93
 CD-5
  ⑨交響曲第9 番 ニ短調「合唱付き」Op.125(ドイツ語)
ロヴォロ・フォン・マタチッチ(指揮)、
ミラノ・イタリア放送交響楽団
エディト・ケルテス=ガブリ(ソプラノ)、
アリス・エルケ(コントラルト)、
アンドール・カポシー(テノール)、
イヴァン・サルディ(バス)、
ミラノRAI合唱団、
ジュリオ・ベルトーラ(合唱指揮)

 ベートーヴェンを得意にしたマタチッチですが生涯2 度しかベートーヴェン・ツィクルスを行いませんでした。
 正規に収録されたのはこの62 年ミラノのみとなります。
 オーケストラの能力を引き出す天才といわれたマタチッチがここミラノでも天分を発揮、オーケストラのうまさに驚かされます。
 色気をたたえた木管、存在感あるティンパニー、立派な鳴りっぷりの弦楽器など大変魅力的。マタチッチ得意の3 番、5 番、9 番の白熱ぶりは圧巻です。
 さらに色気をたたえた木管が絶好のバランスで、前面に出る4 番なども印象的でどの曲目もちょっと目からうろこの感があります。1 曲1 曲聴きごたえ抜群です。
 イタリア放送協会の往年の録音はさびしいものも多くありましたが、この録音は良好なものといえます。

 解説はイタリアのマタチッチ研究の第一人者トンマーソ・マネーラ氏書き下ろしのマタチッチの生涯と当録音についての興味深い考察を含む10 ページの読みものなど充実の内容です。

 ライヴ録音:② 1962年11月19日、①③1962年11月23日、⑥1962年11月29日、④⑤1962年12 月3日、⑦⑧1962年12月4日、⑨1962年12月12日/ミラノ音楽院、大ホール(イタリア放送協会録音)
 全てモノラル 日本語&イタリア語解説付き




APR



APR 7701
(7CD/特別価格)
\6700→\6290

エゴン・ペトリ
 〜 コロンビア&エレクトローラ・レコーディングス1928−1951
エゴン・ペトリ(ピアノ)
●CD1/エレクトローラ録音集1929−1930
 ショパン:ワルツ変イ長調 Op.42(1929年9月17日録音)
 リスト:パガニーニ練習曲第5番ホ長調 S.141/5〔ブゾーニ版〕(1929年9月17日録音)
 リスト:小人の踊り S.145-2(1929年9月17日録音)
 ワーグナー/リスト:「さまよえるオランダ人」の紡ぎ歌 S.440(1929年9月17日録音)
 シューベルト/リスト:ます S.564〔第2稿〕(1929年9月17日録音)
 シューベルト/リスト:水の上で歌う S.558-2(1929年9月17日録音)
 シューベルト/リスト:愛の便り S.560-10(1930年1月13日録音)

●CD2/英コロンビア録音集1935−1938
 J.S.バッハ/ペトリ:メヌエット after BWV.841-843(1935年12月12日録音)
 グルック/ズガンバーティ:メロディ(1936年1月3日録音)
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 Op.78(1936年6月10日録音)
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90(1936年6月9日録音)
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111(1935年12月11日&1936年1月3日録音)
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2《月光》(1937年2月15日録音)
 シューベルト/タウジヒ:アンダンティーノと変奏曲 ロ短調(1936年1月2日録音)
 シューベルト/リスト:菩提樹 S.561-7(1938年6月1日録音)
 シューベルト/リスト:糸を紡ぐグレートヒェン S.558-8(1938年9月27日録音)
 シューベルト/リスト:ウィーンの夜会第6番イ長調 S.427-6(1935年12月20日録音)
 ヴェルディ/リスト:リゴレット・パラフレーズ S.434(1937年2月18日録音)
 グノー/リスト:ファウストのワルツ S.407〔ブゾーニのカデンツァ付き〕(1936年6月11日録音)
 リスト:ため息 S.144(1937年2月16日録音)
 リスト:回想 S.139-9(1937年2月16日録音)
 リスト:マゼッパ S.139-4(1935年12月12日&1936年1月3日録音)
 リスト:ベートーヴェンの《アテネの廃墟》の主題による幻想曲 S.122
  〔レスリー・へワード(指揮)、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団〕(1938年9月22日録音)

●CD3/英コロンビア録音集1935−1938
 リスト:ピアノ協奏曲第2番イ長調 S.125
  〔レスリー・へワード(指揮)、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団〕(1938年9月22日録音)
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
  〔ワルター・ゲール(指揮)、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団〕(1937年11月10日録音)
 ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24(1938年3月3日録音)

●CD4/英コロンビア録音集1935−1938&米コロンビア録音集1939−1951
 ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35(1937年3月4日録音)
 ブゾーニ:J.S.バッハによる幻想曲 BV.253(1937年2月16日録音)
 ブゾーニ:セレナード(1938年9月27日録音)
 ブゾーニ:ジーグ、ボレロと変奏曲(1938年9月27日録音)
 ブゾーニ:ソナチナ第3番 BV.268(1938年6月1日&1938年9月27日録音)
 ブゾーニ:ソナチナ第6番 BV.284(1935年12月20日&1936年1月2日録音)
 ブゾーニ:インディアン日誌第1巻 BV.267(1937年2月16日録音)
 ブゾーニ:アルバムの1ページ第3番 BV.289-3(1938年9月27日録音)
 ブゾーニ:エレジー第2番 BV.249-2(1938年9月27日録音)

●CD5/米コロンビア録音集1939−1951
 J.S.バッハ/ブゾーニ:シャコンヌ(1945年6月15日録音)
 J.S.バッハ/ブゾーニ:コラール前奏曲集より(1942年6月26日録音)
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10-2(1945年6月15日録音)
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番変ロ長調 Op.106《ハンマークラヴィーア》(1951年3月14日録音)

●CD6/米コロンビア録音集1939−1951
 ベートーヴェン/リスト:アデライーデ S.466(1945年6月19日録音)
 シューベルト/リスト:ます S.564〔第2稿〕(1951年3月16日録音)
 シューベルト/リスト:水に寄せて歌う S.558-2(1951年3月16日録音)
 シューベルト/リスト:糸を紡ぐグレートヒェン S.558-8(1951年3月16日録音)
 シューベルト/リスト:菩提樹 S.561-7(1951年3月16日録音)
 シューベルト/リスト:魔王 S.558-4(1951年3月16日録音)
 シューベルト/リスト:休みない愛 S.560-10(1951年3月16日録音)
 シューベルト/リスト:ウィーンの夜会第6番イ長調 S.427-6(1951年3月16日録音)
 シューベルト/タウジヒ:アンダンティーノと変奏曲ロ短調(1951年3月17日録音)
 ショパン:24の前奏曲 Op.28(1942年6月24日録音)

●CD7/米コロンビア録音集1939−1951
 ショパン:ポロネーズ変イ長調 Op.53(1945年6月19日録音)
 フランク:前奏曲、コラールとフーガ(1940年5月9日録音)
 ブラームス:ラプソディ第1番ロ短調 Op.79-1(1940年5月9日録音)
 ブラームス:ラプソディ第2番ト短調 Op.79-2(1940年5月9日録音)
 ブラームス:ラプソディ変ホ長調 Op.119-4(1940年5月9日録音)
 ブラームス:4つのバラード Op.10(1945年15日&19日録音)
 ブラームス:6つの小品 Op.118(1945年15日&19日録音)
 エゴン・ペトリの名演集BOXがAPRから登場!リマスタリングはオーバート=ソーン!

 ブゾーニと縁の深く大きな影響を受けたドイツ出身の名ピアニスト、エゴン・ペトリ(1881−1862)。
 第二次世界大戦の影響により、ヨーロッパからアメリカへと活躍の場を移したペトリが、コロンビアとエレクトローラに遺した、独奏と協奏曲の録音全集がAPRから登場!
 未発売音源のブラームスの「4つのバラード Op.10」、「6つの小品 Op.118」を含む貴重な録音を、名エンジニア、マーク・オーバート=ソーンの復刻で。


 エゴン・ペトリ(1881-1962)はドイツのハノーヴァー生まれ。
 最初はヴァイオリニストを志したが、大ピアニストのフェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924)に出会い弟子入りし、きびしい指導を得てピアニストに転向した。
 第2次世界大戦勃発を契機にアメリカに移住した。SPレコード時代に録音も多かった。



<メジャー・レーベル>

イタリアDG



PO 482 3338
(15CD)
\9000→\8490

ギドン・クレーメル/ヴァイオリン・ソナタ&室内楽作品集


Disc1
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 op.12-1
  ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 op.12-2
  ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 op.12-3
  ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 op.24「春」
   ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
   マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
    録音: 12/1984 (Nos. 1-3), 3/1987 (No. 5)
Disc2
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 op.96
  ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 op.30-1
  ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 op.30-2
   ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
   マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
    録音: 12/1993 (Nos. 6, 7), 3/1994 (No. 10)
Disc3
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 op.30-3
  ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 op.23
  ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 op.47「クロイツェル」
   ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
   マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
    録音: 3/1987 (No. 4),12/1993 (No. 8), 3/1994 (No. 9)
Disc4
 バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番
 ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
 メシアン:主題と変奏
  ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
  マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
  録音:6/1988 (Messiaen: 4/1985)
Disc5
 ブラームス:
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 op.78「雨の歌」
  ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 op.100
   ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
   ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ)
    録音:10/1987
Disc6
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 op.108
 ブゾーニ:ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ短調 op.36a
  ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
  ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ)
   録音: 10/1987
Disc7
 ハイドン:弦楽四重奏曲「十字架上の最後の七つの言葉」
  ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
  カトリン・ラーブス(ヴァイオリン)
  ジェラール・コセ(ヴィオラ)
  岩崎洸(チェロ)
   録音: 7/1981
Disc8
 モーツァルト:
  ピアノ、ヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲 変ホ長調 K.498「ケーゲルシュタット・トリオ」
  ヴァイオリンとビオラのための二重奏曲ト短調 K.423
  ヴァイオリンとビオラのための二重奏曲変ロ長調 K.424
   ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
   キム・カシュカシアン(ヴィオラ)
   ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ)
    録音: 5,6/1984
Disc9
 プロコフィエフ:
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調 op.80
  5つのメロディ op.35bis
  ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 op.94a
   ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
   マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
    録音: 3-4/1991
Disc10
 シュニトケ:弦楽三重奏曲
  ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
  タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)
  ハインリヒ・シフ(チェロ)
   録音: 7/1987
 シュニトケ:静かな音楽
  ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
  クレメンス・ハーゲン(チェロ)
   録音: 7/1987
 ウェーバー:ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための四重奏曲 変ロ長調 Op.8
  ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
  イレーナ・グラフェナウアー(フルート)
  ヴェロニカ・ハーゲン(ヴィオラ)
  クレメンス・ハーゲン(チェロ)
  ヴァディム・サハロフ(ピアノ)
   録音: 6/1995
Disc11
 シューベルト:
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調 D.574
  幻想曲 ハ長調 D.934
   ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
   ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ)
    録音: 1/1990
Disc12
 シューベルト:八重奏曲 ヘ長調 D.803
  ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
  イザベル・ファン・クーレン(ヴァイオリン)
  タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)
  ダヴィド・ゲリンガス(チェロ)
  アロイス・ポッシュ(コントラバス)
  エドゥアルト・ブルンナー(クラリネット)
  ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン)
  クラウス・トゥーネマン(ファゴット)
   録音: 4/1987
Disc13
 シューベルト:
  ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第2番イ短調 D.385
  ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第3番ト短調 D.408
  ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第1番ニ長調 D.384
   ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
   オレグ・マイセンベルグ(ピアノ)
    録音: 8/1991
Disc14
 シューマン:
  ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 op.105
  ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調 op.121
   ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
   マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
    録音: 11/1985
Disc15
 マーラー:ピアノ四重奏曲
 シェーンベルク:ヴァイオリンとピアノのための小品ニ短調
 ヴェーベルン:ヴァイオリンとピアノのための4つの小品 Op.7
 ベルク:室内協奏曲〜アダージョ(クラリネット、ヴァイオリン、ピアノ版)
 シェーンベルク:
  弦楽三重奏曲 Op.45
  ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 Op.47
 ヴェーベルン:チェロとピアノのための2つの小品
  ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
  オレグ・マイセンベルグ(ピアノ)
  ザビーネ・マイヤー(クラリネット)
  ヴェロニカ・ハーゲン(ヴィオラ)
  クレメンス・ハーゲン(チェロ)
   録音: 5-6/1994

クラムシェル・ボックス仕様




イタリアDECCA



PO 482 3562
(15CD)
\9000→\8490
一度発売中止とお知らせした小澤&skoのボックス、別ルートで輸入開始!

 小澤征爾&サイトウ・キネン・オーケストラ/ドイツ系作品BOX

CD1-2
 J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調
  バーバラ・ボニー(ソプラノ)、
  アンゲリカ・キルヒシュラーガー(メゾ・ソプラノ)、
  ジョン・マーク・エインズリー(テノール)、
  アラステア・マイルズ(バス)
  東京オペラ・シンガーズ
  小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ
   録音:2000年 長野県松本文化会館
CD3-5
 J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV.244
  ジョン・マーク・エインズリー(テノール)、
  トーマス・クヴァストホフ(バス・バリトン)、
  クリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ)、
  ナタリー・シュトゥッツマン(アルト)、
  スタンフォード・オルセン(テノール)、他  東京オペラ・シンガーズ
  小澤征爾指揮
  サイトウ・キネン・オーケストラ
   録音:1997年9月 長野県松本文化会館
CD6
 ベートーヴェン:
  交響曲第1番ハ長調 作品21/
  『レオノーレ』序曲第2番作品72a/
  『レオノーレ』序曲第3番作品72b
   小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ
   録音:1999年9月 長野県松本文化会館
CD7
 ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 op.36/交響曲第7番イ長調 op.92*
  小澤征爾指揮
  サイトウ・キネン・オーケストラ
   (録音:2000年9月、1993年9月* 長野県松本文化会館)
CD8
 ベートーヴェン:
  交響曲第3番変ホ長調 作品55『英雄』/
  『エグモント』作品84-序曲
   小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ
    (録音:1997年4月 ウィーン、ムジークフェライン)
CD9
 ベートーヴェン:
  交響曲第4番変ロ長調 作品60/
  交響曲第8番ヘ長調 作品93/
  『レオノーレ』序曲第1番ハ長調 作品138
   小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ
  (録音:2001年9月 長野県松本文化会館)
CD10
 ベートーヴェン:
  交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』/
  交響曲第6番ヘ長調 op.68『田園』*
   小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ
  (録音:2000年9月、1998年9月* 長野県松本文化会館)
CD11
 ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 作品125『合唱』
  アンネ・シュヴァンネヴィルムス(ソプラノ)/
  バーバラ・ディヴァー(アルト)/
  ポール・グローヴズ(テノール)/
  フランツ・ハヴラダ(バス)/
  東京オペラ・シンガーズ
  小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ
  (録音:2002年9月 長野県松本文化会館)
CD12
 ブラームス:
  交響曲第1番ハ短調作品68/
  ハンガリー舞曲第1番、3番10番
   小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ
   (録音:1990年8月 ベルリン、シュウシュピールハウス)
CD13
 ブラームス:
  交響曲第2番ニ長調 作品73/
  交響曲第3番ヘ長調 作品90
   小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ
    (録音:1991年9月 オランダ、ナイメーヘン)
CD14
 ブラームス:
  交響曲第4番ホ短調 作品98/
  ハンガリー舞曲第5番、第6番
   小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ
    (録音:1989年9月 ベルリン、イエス・キリスト教会)
CD15
 ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)
  小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ
  (録音:2003年9月 長野県松本文化会館)

 どういうわけか初回分だけ流通してその後「発売中止」となっていた小澤征爾&サイトウ・キネン・オーケストラ/ドイツ系作品BOX、今回新たなルートで入手可能に。
 情報としては再紹介となります。昨日までにご注文いただいた方はすべて商品確保しておりますのでご安心ください。

 小澤征爾80歳を記念してイタリア・ユニバーサルが制作し、ドイツでプレス!
 マエストロ小澤征爾の80歳を祝って、サイトウ・キネン・オーケストラを指揮した数ある名盤の中からドイツ系の作品を選んだ15枚組。



<国内盤> 


カメラータ・トウキョウ


CMCD-28325
\2800+税
アレス・ワルツァー!/ヒンターフーバー プレイズ ワルツ
 シューベルト:
 「17のレントラー」 D. 366 より
   第12番
   第13番
   第10番
 12のドイツ舞曲(レントラー) 作品171 D. 790 より
  第10番
  第8番
  第7番
  第11番
 C.チェルニー:シューベルトの「悲しみのワルツ」による変奏曲 作品12
 J.シュトラウス Ⅱ(O.シュールホーフ編曲):
  新ピッツィカート・ポルカ 作品449
  (シュールホーフ:
   「ヨハン・シュトラウスのモティーフによる3つの編曲」作品9 より
    第2番「ピッツィカート・ポルカ」)
 J.シュトラウス Ⅱ(E.v.ドホナーニ編曲):仲良しのワルツ 作品367
 R.シューマン:『ウィーンの謝肉祭の道化』 作品26
 O.シュールホーフ:仕掛時計のポルカ
   〜J.シュトラウスのモティーフによる3つの編曲 作品9 より 第3番
 J.シュトラウス Ⅱ(A.グリュンフェルト編曲[作品62]):
  『皇帝円舞曲』 作品437
 ラヴェル:ラ・ヴァルス[作曲者自身による編曲]
 シューベルト(R.シュトラウス採譜):クペルヴィーザー・ワルツ D.Anh.I,14
クリストファー・ヒンターフーバー(ピアノ)
 「アレス・ワルツァー、皆様ワルツを!」。ウィーンの大舞踏会の開始を告げる有名なこの言葉を冠した本アルバムでは、オーストリアを代表するピアノの名手ヒンターフーバーが、オーストリア/ウィーンに関わりの深い様々な「ダンス音楽」を収録しています。シューベルトのレントラー、J.シュトラウスのワルツやポルカの編曲作品から、ラヴェルによるウィンナ・ワルツへのオマージュまで、華麗なピアニズムを駆使しつつ、親密なダンス音楽の本質を表現しています。

●クリストファー・ヒンターフーバー(ピアノ)
 オーストリアに生まれたクリストファー・ヒンターフーバーは、ウィーン国立音楽演劇大学にてアレックス・パペンベルグ、ルドルフ・ケーレル、ラザール・ベルマン、アヴォ・クユムジャン、ハインツ・メジモレックらに学び、その後イモラ国際ピアノ・アカデミーにて、オレグ・マイセンベルグとウラディーミル・アシュケナージの指導を受け、さらなる芸術性を身につけた。
 彼はライプツィヒで開催されたバッハ国際コンクール、ザールブリュッケン国際バッハ・ピアノ・コンクール、プレトリア国際コンクール、チューリッヒのゲザ・アンダ国際コンクール、ウィーンの国際ベートーヴェン・コンクールなどで最高位ならびに高い栄誉を得た。 2002/3のシーズンには、ヴァイオリニストのパトリツィア・コパチンスカヤとともにカーネギーホールに出演し、その他ヨーロッパの主要なホールで演奏した。 近年は、シュレスヴィヒ・ホルスタイン音楽祭、シュティリアルテ音楽祭、ケルンテンの夏、ザルツブルクのモーツァルト週間、シューベルティアーデ・ シュヴァルツェンベルク、ルール・ピアノ・フェスティヴァル、プラハの秋音楽祭など数多くの音楽祭に出演し、クリスティアン・アルミンク、ウラディーミル・アシュケナージ、ベルトラン・ド・ビリー、シルヴァン・カンブルラン、ベアート・フラー、ハワード・グリフィス、ヤコフ・クライツベルク、エイドリアン・リーパー、アンドレス・オロスコ=エストラーダ、デニス・ラッセル・デイヴィス、アリ・ラシライネン、ユベール・スダーン、アルフレッド・エシェヴェ、ブルーノ・ヴァイルらの指揮のもと、各地の主要オーケストラと共演した。
 「C.P.Eバッハ:ソナタとロンド集」がドイツの『フォノ・フォルム』誌において“その年のピアノ録音の中で最も魅力的なディスク”に選出され、また、「フンメル:ピアノとオーケストラのための作品集」が『グラモフォン』誌のエディターズ・チョイスに選出されるなど高評を得る。
 最近では、ニュージーランド交響楽団や、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団などと「リース:ピアノ協奏曲」全曲録音を行い、2012年に完結盤となる第5巻をリリースし、国際的な名声を博した。
 


CMCD-28324
\2800+税
トーマス・インデアミューレ(オーボエ)
 テレマン:無伴奏オーボエのための12の幻想曲

G.P.テレマン:
 無伴奏オーボエのための12の幻想曲 TWV40:2〜13[原曲:無伴奏フルート]
 第1番 イ長調 第5番 ハ長調 第9番 ホ長調
 第2番 イ短調 第6番 ニ短調 第10番 嬰ヘ短調
 第3番 ロ短調 第7番 ニ長調 第11番 ト長調
 第4番 変ロ長調 第8番 ホ短調 第12番 ト短調
トーマス・インデアミューレ(オーボエ)
 バロックから現代まで、オーボエのレパートリー全般に渡る作品を、完成度の高い演奏でレコーディングし続けているトーマス・インデアミューレ。
 今回、彼が満を持して臨んだのは、テレマンの名作「12の幻想曲」です。
 師ハインツ・ホリガーによってオーボエの重要なレパートリーとして定着したこの作品を、インデアミューレは、楽器の概念がもたらす表現上の足枷を一切取り払い、卓越した音楽表現でテレマンの芸術を紡ぎ出しています。

●トーマス・インデアミューレ(オーボエ)
 1951年、スイス(ベルン)の音楽一家に生まれる。フライブルク国立音楽大学でハインツ・ホリガーに師事し、パリでモーリス・ブルグに学んだ。その後、数年にわたりアムステルダムのオランダ室内管弦楽団、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団のソロ・オーボエ奏者を務めた。1974年、プラハの国際コンクールに入賞、1976年、ミュンヘンの国際ARDコンクールに優勝した。
 以後、ソリストとしてヨーロッパ各国をはじめ、アメリカ、カナダ、日本、韓国、オーストラリアで演奏活動を行っている。自ら主宰する「アンサンブル・クープラン」では指揮者、また教師としても熱心に活動を続けている。1984年からチューリッヒ音楽大学でオーボエのクラスを持ち、1989年から、カールスルーエ国立音楽大学に教師として招かれている。CDも多数発売されている。



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ナクソス・ジャパン


NYCC-27296
 \2315+税
藤田真央
 1-3.ベートーヴェン(1770-1827):
  ピアノ・ソナタ 第14 番「月光」嬰ハ短調 Op.27-2
 4.ワーグナー=リスト(1811-1886):タンホイザー序曲
 5-8.プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ・ソナタ 第6 番 イ長調 Op.82
藤田真央(ピアノ)
 
 2013 年にリリースしたデビュー・アルバム(NYCC10001)では、ベートーヴェンのソナタ第6 番、ラフマニノフの「楽興の時」、そして三善晃のピアノ・ソナタという意欲的なプログラムで、その溢れんばかりの才能を魅せてくれた藤田真央。当時は「紅顔の美少年」と言った風情だった彼も、すっかり大人になりました。
 第2 作のプログラムは、より技巧的でアグレッシヴな内容を持つものであり、今現在の彼の姿を余すことなく映し出すものです。叙情性と劇的さを併せ持つ「月光ソナタ」での雄弁な語り口はもちろんのこと、彼が最も得意とする「タンホイザー序曲」では、リストが要求する超絶技巧を心行くまで楽しむことができるでしょう。
 また彼の新境地ともいえるプロコフィエフの「ピアノ・ソナタ第6 番」では、嘲笑やアイロニーなどの大人の味わいをも醸しだしており、すでに大家の貫禄さえもが垣間見えるものです。
 素晴らしい原石が磨き上げられ、独自の光を放っていく様子をぜひその目でご覧ください。


《略歴》
 3 才よりピアノを始め、これまでに松山優香氏、9 才より松山元氏に師事し現在に至る。
 ソルフェージュを西尾洋氏に師事。2009 年、第19 回日本クラシック音楽コンクール全国大会グランプリ、「世界クラシック2010」(台湾)へ日本代表として出場、ジュニア部門第1位。2010 年、第64 回全日本学生音楽コンクール小学校の部東京大会第1位、全国大会第1位。併せて野村賞、井口愛子賞、音楽奨励賞、横浜市民賞(聴衆賞)を受賞。2013 年、第5 回ロザリオ・マルチアーノ国際ピアノコンクールにおいて日本人初の第1位、併せてワーグナー・ヴェルディ賞を受賞。
 (オーストリア・ウィーン)国内外で演奏活動を行っており、多数のジョイントコンサートや津田ホール、アプリコホール等でのソロリサイタル、ショパン国際音楽祭(ポーランド)、世界のアッシジ音楽祭(イタリア)等に招かれ出演。オーケストラとの共演では、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、東京交響楽団等と共演し演奏経験を積んでいる。2013 年11 月にナクソス・ジャパンよりデビューアルバム「MAOFUJITA」(NYCC-10001)をリリース。現在特別特待生として東京音楽大学付属高等学校ピアノ演奏家コース・エクセレンス2 年在学中。
 録音: 2014 年9 月17-19 日 ベルリン イエスキリスト教会
 解説: ヘルマン・ゴチェフスキ(東京大学大学院教授・音楽学者)
 日本語・英語・ドイツ語














9/3(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


AUDAX RECORDS

ADX 13704
\2600→\2390
ヨハネス・プラムゾーラー新作!
 アントニオ・マリア・モンタナーリ(1676−1737):
  ヴァイオリン協奏曲集

   ヴァイオリン協奏曲集ハ長調《ドレスデン》(世界初録音)
   ヴァイオリン協奏曲変ホ長調 Op.1-6(世界初録音)
   ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.1-1(世界初録音)
   ヴァイオリン協奏曲ハ長調 Op.1-5(世界初録音)
   ヴァイオリン協奏曲ホ長調 Op.1-7(世界初録音)
   ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.1-8
ヨハネス・プラムゾーラー(ヴァイオリン)
アンサンブル・ディドロ
 プラムゾーラーのビッグ・プロジェクト!コレッリの弟子モンタナーリのヴァイオリン協奏曲集!

 南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーの自主レーベル「オーダックス・レコーズ(Audax Records)」。
 レーベル第5作目のビッグ・プロジェクトは、イタリア・バロックの知られざる巨匠、アントニオ・マリア・モンタナーリ(1676−1737)の「ヴァイオリン協奏曲集」!
 アルカンジェロ・コレッリの弟子であり、ヘンデルの時代のローマにおけるヴィルトゥオーゾ・ヴァオリニストとしてその名を馳せたモンタナーリ。
 コレッリの流れをくむイタリア・バロックの知られざるヴァイオリン芸術が、プラムゾーラーの情熱と探究心、そして師であるポッジャー譲りの優雅なる音色によって、今ここに花開く。

 ※120ページのカラーブックレット付き、ハードカバー仕様!
 ※録音:2015年1月12日−14日、グスタフ・マーラー・ザール(トーブラッハ、イタリア)





旧譜から

モンタナーリのソナタが収録されたセレニッシマの秀逸アルバム

ポピュラーなヴィヴァルディ、前衛的なピゼンデル、優雅なアルビノーニ
そんな巨匠の中にあってモンタナーリも美しく憂いに満ちた音楽を聴かせてくれます・・・

avie
AV 2308
\2600→\2390
ピゼンデル氏のためにVol.2
 ヴィヴァルディ:
  ヴァイオリン・ソナタ イ長調 RV.29《ピゼンデル氏のために》
 ピゼンデル:ヴァイオリン・ソナタ ハ短調
 モンタナーリ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調
 アルビノーニ:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調
 ピゼンデル:ヴァイオリン・ソナタ イ短調
 ヴィヴァルディ:
  ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 RV.19《ピゼンデル氏のために》
ラ・セレニッシマ
 〔エイドリアン・チャンドラー(ヴァイオリン)、
  ガレス・ディーツ(チェロ)、
  トーマス・ダンフォード(テオルボ)、
  ロバート・ハワース(チェンバロ)〕
 ラ・セレニッシマの"ピゼンデル氏のために"第2巻!

 赤毛の司祭ヴィヴァルディの音楽の伝承者たち、エイドリアン・チャンドラーとラ・セレニッシマ。2003年にリリースされたデビュー・タイトル以来となる、「ピゼンデル氏のために」の続編が登場!
 ヴィヴァルディ、モンタナーリの弟子であり、ドレスデン宮廷楽団の楽長を務め、当時のドイツにおける最高のヴァイオリニストと称されたヨハン・ゲオルク・ピゼンデル(1687−1755)。
 エイドリアン・チャンドラーが弾くのは、師であるヴィヴァルディやモンタナーリ、アルビノーニから稀代の名手に献呈された4つのヴァイオリン・ソナタと、ピゼンデルの自作2作品。
 6つのヴァイオリン・ソナタが、後期バロックにおけるピゼンデルの功績、大きな影響を物語る。

モンタナーリは入ってませんが、上記アルバムの第1弾
すでに在庫僅少

avie
AV0018
\2800
海外直輸入
ピゼンデル氏のためにVol.1
 ヴィヴァルディ:
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ短調
    《ヴィヴァルディからムッシュー・ピゼンデルのために》 RV.6
 アルビノーニ:Vnと通奏低音のためのソナタ 変ロ長調 So.32
 ピゼンデル(1687−1755):
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ長調
 アルビノーニ:Vnと通奏低音のためのソナタ ト短調 So.33
 ピゼンデル:Vnと通奏低音のためのソナタ ホ短調
 ヴィヴァルディ:
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ長調
  《ヴィヴァルディからムッシュー・ピゼンデルのために》 RV.2
 ヴィヴァルディ、またはピゼンデル:
  Vnと通奏低音のためのサラバンド ハ長調
ラ・セレニッシマ
ヴァイオリン名手が多く輩出したバロック時代、特にドイツで一頭飛び抜けた存在だったのが、ムッシュー・ピゼンデル(ヨハン・ゲオルグ・ピゼンデル)だった。特に親交が深かったのはヴィヴァルディで、ピゼンデルが作曲をヴィヴァルディに師事し、ヴィヴァルディは作品をピゼンデルに提供する、という相互供与の間柄だったという。このアルバムではヴィヴァルディの他、アルビノーニがピゼンデルに献呈した作品を加え、さらにピゼンデル自身の曲もおさめらている。イギリスの若手ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーが率いるラ・セレニッシマのデビュー・アルバムでもある。チャンドラーはこれまでピケットが率いるミュージシャンズ・オヴ・ザ・グローヴや、ガブリエリ・プレイヤーズ、ニュー・ロンドン・コンソートなどといった気鋭の古楽団体で活躍した後、このグループを旗揚げした。






CORO



COR 16134
\2500→\2290
音楽の中の詩
 ハリス:天は美し/
 ティペット:ダンス、クラリオンの調べ/
 ウィールクス:ダヴィデが聞きしとき/
 マクミラン:ギャラント・ウィーヴァー/
 ガーニー:我は天地の創造主、全能の父なる神を信ず/
 ラムゼイ:ダヴィデが聞きしとき/
 ブリテン:聖チェチーチア讃歌/
 ラッブラ:そこに魂はあり/
 イースト:ダヴィデが聞きしとき/
 ハウエルズ:地よ、慈しみもてこの人を収め給え/
 ピアソル:花輪を飾れ/
 ラッブラ:永遠/
 トムキンズ:ダヴィデが聞きしとき/
 ハリス:われらにもたらしたまえ、おお主なる神よ
ザ・シックスティーン
ハリー・クリストファーズ(指揮)
 ザ・シックスティーンが歌う英国音楽!圧倒的完成度。6世紀にわたる合唱芸術の歴史!

 至上のハーモニー、ザ・シックスティーンの新録音は、16世紀のトムキンズから20世紀のラッブラ、21世紀のマクミランに至るイギリスの合唱芸術の歴史!
 これまで以上に見事なザ・シックスティーンのハーモニーが、生、死、愛、喪失、創造など、言葉と音楽が密接に結び付いた英国音楽を通じて、イギリスの合唱音楽の歴史の重要性、音楽の完成度の高さを改めて世に示してくれている。
 圧倒的完成度。ザ・シックスティーンのファン、合唱関係者必聴の新録音が登場です!

 ※録音:2015年2月10日−11日、殉教者聖オルバン教会(ロンドン)




GENUIN

GEN 15370
\2300
「4本のホルン管弦楽のための作品集」
 レオポルト・モーツァルト:
  シンフォニア・ディ・カッチャト長調「狩の交響曲」〜
   4本のホルンと弦楽と猟銃のための
 ロベルト・シューマン:
  4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュックOp.86
 トリグヴェ・マドセン(1940-):
  4本のホルンと管弦楽のためのシンフォニア・コンチェルタンテOp.153
ジャーマン・ホルン・サウンド
 【シュテファン・ショットシュテット(Hr)
  ゼバスティアン・ショル(Hr)
  クリストフ・エス(Hr)
  ティモ・シュタイニンガー(Hr)】
ミハエル・ザンデルリンク(指揮)
バンベルク交響楽団
 ジャーマン・ホルン・サウンド最新盤は4 本のホルンのための協奏曲集!

 録音:2014 年12 月、48’34

 バンベルク響、ロイトリンゲン・ヴェルテンベルク・フィルをはじめとするドイツのオーケストラのホルン奏者によって2009 年に結成されたホルン四重奏団「ジャーマン・ホルン・サウンド」。
 今作は4 本のホルンとオーケストラのための作品を収録。アマデウス・モーツァルトの父レオポルトが作曲した珍しい猟銃の音まで入った「狩の交響曲」に、シューマンの4 人のホルン奏者の高度なテクニックの妙技を堪能できる“コンチェルトシュテュック”、そして世界初録音となるノルウェーの作曲家マドセンが作った“シンフォニア・コンチェルタンテ”など、ホルン好きにはたまらない内容になっています。
 
GEN 15371
\2300
「モーツァルト:ピアノ・ソナタ集」
 ピアノ・ソナタ第16番K.545
 ピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲」K.331
 ピアノ・ソナタ第12番K.332
ジェニファー・リム(ピアノ)
 録音:2014 年9 月、61’28

 韓国系カナダ人ピアニスト、ジェニファー・リム。カーティス音楽院でピーター・ゼルキンに、ジュリアード音楽院でベラ・ダビドヴィチに師事。現在アメリカ、ヨーロッパを中心に活躍しています。このアルバムはモーツァルトのピアノ・ソナタの中でも有名な作品を収録しています。
 ピアノの初心者が習う人気作品“第16 番”、“第12 番”に、名曲“第11 番「トルコ行進曲付き」”。軽やかで、細やかな指の動き。安定感のあるタッチです。歯切れの良い音で明快に響いてきます。
 
GEN 15374
\2300
J.S.バッハ:フーガの技法BWV1080 シャガジェグ・ノスラティ(ピアノ)
 録音:2015 年1 月、85’31

 シャガジェイ・ノスラティ(Schaghajegh Nosrati)は1989 年ドイツのボーフム生まれ。ハノーファー音楽演劇大学でアイナー・ステーン=ネクレベルク、クリストファー・オークデン、エヴァ・クピークなどに師事。シフやレヴィンも称賛する期待のピアニスト、ノスラティのデビュー・アルバム。アルカンやリゲティといった超絶技巧曲を演奏会で披露するなど、レパートリーも幅広い。
 最初の録音に選んだのはJ.S.バッハの死後に出版された未完の大作「フーガの技法」。同じく難曲と知られるこの傑作をしっかりとした構築性を持って演奏されています。柔和な音色が移ろいゆくフーガを変貌させていきます。
 
GEN 15352
\2300
「En sol」〜太陽王ルイ14世のための音楽集
  ダングルベール:前奏曲ト短調
  リュリ:アポロンのアリア、アムールの勝利
  フランソワ・クープラン:
   第3前奏曲、クラヴサン曲集第1巻第1組曲、第7前奏曲
  リュリ(ダングルベール編):
   ファエトンのシャコンヌ、リュリ氏のジーグ、
   アルミードのパッサカイユ、サラバンド「冥府の神」
  ジャケ=ド=ラ・ゲール:プレリュードト短調
  ルイ・クープラン:
   パッサカイユト短調、パッサカイユ、ド・ブランクロシェ氏のトンボー
  ル・ルー:クラヴサン小品集
  ロワイエ:めまい
レベッカ・マウラー(チェンバロ)
 録音:2014 年10 月、70’30

 「太陽の王」ルイ14 世時代のフランス音楽から、王室に縁の深い作品を集めたチェンバロ・アルバムです。
 舞踊、音楽、演劇など、芸術活動に力を入れすべてが繁栄していた時代。多くの名作が誕生しました。
 使用楽器はヌーシャルテル芸術歴史博物館に所有されている16〜17 世紀に多くの名器を残したルッカース一族のヨアネス・ルッカース製作のチェンバロを使用しています。


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


DUX


未案内旧譜


DUX 0101
\2400
〔旧譜〕
ヴィラ=ロボス、カントルーブ、ベルク:ソプラノと管弦楽のための作品集
 ヴィラ=ロボス(1887-1959):ブラジル風バッハ 第5番(*)
 カントルーブ(1879-1957):オーベルニュの歌 から(*)
   バイレロ/羊飼いの乙女/捨てられた女/子供をあやす歌
   きれいな羊飼い娘/かっこう
 ベルク(1885-1935):7つの初期の歌曲(*)
 バーバー(1910-1981):アダージョ
アンナ・バヨル(ソプラノ(*))
シンフォニエッタ・クラコヴィア
イェジ・マクシミュク(指揮)

録音:1997年11月、聖カタジナ教会、クラクフ、ポーランド 発売:1998年

 

DUX 0104
\2400
〔旧譜〕
ハリナ・ミツキェヴィチュヴナ マエストラ・コロラトゥーラ
 ロッシーニ(1792-1868):
  オペラ「セビリャの理髪師」第1幕 から ロジーナのカヴァティーナ(*)
 ベッリーニ(1801-1835):オペラ「夢遊病の女」第2幕から アミーナのアリア
 ドニゼッティ(1797-1848):
  オペラ「シャモニーのリンダ」第3幕 から リンダのカヴァティーナ
 グノー(1818-1893):オペラ「ミレイユ」から ミレイユのワルツ
 オベール(1782-1871):オペラ「マノン・レスコー」第1幕 から マノンのクプレ(+)
 J・シュトラウス II(1825-1899):
  オペレッタ「こうもり」第2幕 から アデーレのアリア/春の声
 J・シュトラウス II/ゲオルゲ・ガチェク編曲:アンネン・ポルカ
 ドリーブ(1836-1891)/ゲオルゲ・ガチェク編曲:バレエ「シルヴィア」より ポルカ
 エルネスト・ウィレム・ムルデル(1898-1959):ポルカ・スタッカート(+)
 アリャビエフ(1787-1851):ナイチンゲール
 ルイジ・アルディーティ(1822-1903):話して!(パルラ・ワルツ)
 フランツ・グローテ(1908-1982):チャールダーシュ
 エヴァ・デラックア(1860-1930):つばめ
 ジュリアス・ベネディクト(1804-1885):ヴェネツィアの謝肉祭/みそさざい(**)
 ロッシーニ:踊り
 イサーク・ドゥナエフスキー(1900-1955):映画「サーカス」から 月のワルツ
 イェネー・フバイ(1858-1937)/ミチェスワフ・ノヴァコフスキ編曲:チャールダーシュ
 ジョルジュ・ブーランジェ(1893-1958)/ミチェスワフ・ノヴァコフスキ編曲:
  ピツィカート・ワルツ
 アルベニス(1860-1909)/ゲオルゲ・ガチェク編曲:スペイン より タンゴ(#)
ハリナ・ミツキェヴィチュヴナ(ソプラノ)
ビドゴシュチ・ポモジェ・フォルハーモニー管弦楽団(*)
ペーター・モーラ(指揮(*))
イェジ・ガブリリュク(フルート(**))
ポーランド放送管弦楽団(+/無印)
ステファン・ラホン(指揮(無印))
ジグムント・レドニツキ(指揮(+))
ユゼフ・ザヴァツキ(ピアノ(#))

録音:1952-1962年、ライヴ(#) 発売:1998年/2009年
 ポーランドのコロラトゥーラ・ソプラノ、ハリナ・ミツキェヴィチュヴナ(1923-2001)の録音を様々なアーカイヴから集成したアルバム。ポーランド語での歌唱。

 

DUX 0106
\2400
〔旧譜〕
ヴァルミア・マズリの史跡の中で聴くヨーロッパの音楽 ギェトシュヴァウト
 ヘンデル(1685-1759):
  フルート、オーボエと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ト短調 Op.2 No.6 HWV391
 カール・ルートヴィヒ・マッテス(1751?-?):オーボエと通奏低音のためのソナタ ハ長調
 J・S・バッハ(1685-1750):トリオ・ソナタ ト長調 BWV1038
 ヘンデル:
  オーボエ、ファゴットと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ヘ長調 Op.2 No.5 HWV390a
 ウィリアム・コーベット(1675-1748):トリオ・ソナタ ハ長調
 テレマン(1681-1767):フルート、オーボエと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ハ短調
プロ・ムジカ・アンティクァ(モダーン楽器使用)
録音:1995年7月、オルシュティン城、ギェトシュヴァウト、オルシュティン、ポーランド
発売:1997年/2004年
 

DUX 0113
\2400
〔旧譜〕
ロマンティシズム アダム・ミツキェヴィチと音楽
 ヤツェク・ウルバニャク(1949-)、マリア・クルポヴィエス、
 マリア・シマノフスカ(178-1831):アダム・ミツキェヴィチ(1798-1855)の詩による歌曲
 ポーランド、ベラルーシ、リトアニアの民謡
マリア・クルポヴィエス、アポロニア・ノヴァク、ヨアンナ・カスペレク(歌)
アルス・ノヴァ
 マウゴジャタ・フェルドゲベル、
 ヨアンナ・ノガル(ヴァイオリン)
 マルチン・ザレフスキ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 タデウシュ・チェハク(ギター、ゴシックハープ、ハーディガーディ)
 ヤツェク・ウルバニャク(リコーダー、角笛、コルナムーサ、ディレクター)
録音:1998年6月8日、ライヴ、音楽スタジオ「レンブラント」、ビャウィストク放送、ビャウィストク、ポーランド
発売:1998年
 

DUX 0124
\2400
〔旧譜〕
エヴァ・ポドレシ ロッシーニ・ガラ
 ロッシーニ(1792-1868):
  オペラ「タンクレディ」から この胸の高鳴りに(タンクレディのアリア)
  オペラ「セミラーミデ」から ああ、この日を(アルサーチェのレチタティーヴォとアリア)
  オペラ「マホメット2世」から 下劣な感情を恐れるな(カルボのアリア)
  オペラ「湖上の美人」から 幸せな壁よ(マルコムのアリア)
  オペラ「セビリャの理髪師」から 序曲,今の歌声は(ロジーナのアリア)
  オペラ「アルジェのイタリア女」から
   祖国を思いなさい,酷い運命よ(イザベッラのアリア)
エヴァ・ポドレシ(アルト)
レオポルディヌム室内管弦楽団
ヴォイチェフ・ミフニェフスキ(指揮)
録音:1998年9月13日、ライヴ、第33回ヴラティスラヴァ・カンタンス音楽美術祭、
     ポーランド放送大スタジオ、ヴロツワフ、ポーランド
発売:1998年
 

DUX 0130
\2400
〔旧譜〕
チャイコフスキー(1840-1893):管弦楽組曲第2番ハ長調
モニュシュコ(1819-1872):演奏会用序曲「おとぎ話」
ビャウィストク・フィルハーモニー管弦楽団
マルチン・ナウェンチ=ニェショウォフスキ(指揮)
録音:1998年11月、ビャウィストク・フィルハーモニー・コンサートホール、ビャウィストク、ポーランド
発売:1999年
 

DUX 0139
\2400
【在庫僅少】
〔旧譜〕
ポーランドとドイツの音楽的関係
 ファレンティン・ハウスマン(1570頃-1614):
  愛ゆえに私は苦しむ(ポーランド舞曲)/ポーランド舞曲/ポーランド舞曲
 ハインリヒ・アルベルト(1604-1651):
  苦しむのはごめんだ(ポーランドの歌)/跳び上がり踊り歌え(ポーランドの婚礼歌)
  若者が君たちをダンスに誘う(ポーランド風舞曲)
 ゲオルク・ノイマルク(1621-1681):ジュピターよ、眼差しを下げ(哀歌)
 ヤクプ・レティフ(17世紀後半):
  天の神よ(詩篇28)/地と、そこに満てるものは(詩篇24)
  神よ、わが魂は信ず(詩篇62)/われを救いたまえ(詩篇12)
 ヨハン・シュトベウス(1580-1646):主を畏れる者は幸いなり(詩篇128)
 不詳(17世紀前半):グダンスクのリュート・タブラチュア譜集 から
  ポーランドのバレット/変奏曲(k.38 v.)/Balletto Dantichano(k.21 r.)
  ポーランドのバレット(nr 11 wg WDMP)/ポーランドのバレット(nr 30 wg WDMP)
 ヤコプ・クレンベルク(1650頃-1718):
  われらは神のみを信頼す(アリア第9番)/すばらしき奇跡(アリア第15番)
  まことの思いを確かめよ(アリア第27番)/腹立たしきわが運命(アリア第1番)
  正しく優しき神よ(アリア第6番)

カメラータ・クラコヴィア
イレネウシュ・トリブレツ(指揮)

録音:1998年8月、ポーランド・ケーブルTV・コンサートホール、クラクフ、ポーランド
発売:1999年
 

DUX 0152
\2400
【在庫僅少】
〔旧譜〕
ロドリーゴ(1901-1999):
  アランフエス協奏曲
  ある紳士のための幻想曲
ヴァルデマル・グロモラク(ギター)
ウーチ・アルトゥル・ルビンステイン・フィルハーモニー管
ヴォイチェフ・チェピェル(指揮)
録音:1999年3月、アルトゥル・ルビンステイン・フィルハーモニー、ウーチ、ポーランド
発売:1999年
 

DUX 0157
\2400
【在庫僅少】
〔旧譜〕
ヴジジェ・キシェフスキェ、聖バルバラ教会のバロック・キャビネット・オルガン
 不詳:ヨセフ、愛しのヨセフ(グダンスクのタブラチュア譜集(1597)から)
 ピョトル・ドルシンスキ(15??-1611):前奏曲 II(オリヴァのタブラチュア譜集(1619)から)
 ハンス・レオ・ハスラー(1564-1612):カンツォーナ(オリヴァのタブラチュア譜集 から)
 ヨハン・クーナウ(1660-1722):ソナタ第2番「ダヴィデとサウル」
 J・S・バッハ(1685-1750):パストラーレ ヘ長調 BWV590
 ヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク(1727-1756):
  ポロネーズ第23番ヘ長調/ポロネーズ第24番ニ短調
 不詳:アリア I & II(スタリ・ソンチの貧女クララ会修道院所蔵の写本第26号 から)
 ヤン・クシチテル・クハーシュ(1751-1829):パルティータ ハ長調
 カレル・ブラジェイ・コプシヴァ(1756-1785):フーガ=パストレッラ ハ長調
 フランチシェク・クサヴェル・ブリクシ(1732-1771):セイコルカ
 ガエターノ・ヴァレーリ(1760-1822):ソナタ第6番(シチリアーナ)
 不詳(18世紀、イタリアのピストイア地方):
  オフェルトリウムのために/ポストコムニオのために
 ヤコプ・ヴィルヘルム・ルスティヒ(1706-1796):幻想曲イ短調 Op.1 No.5
 ウィレム・ローテンス(1736-1813):ディヴェルティメント第2番
ロマン・ペルツキ(オルガン)
録音:時期の記載なし、聖バルバラ教会、カシュビ民族誌公園、ヴジジェ・キシェフスキェ、ポーランド
使用楽器:1765年、ゴットフリート・ヴァイネルト製 発売:1999年
 

DUX 0165
\2400
〔旧譜〕
ロマン派のオルガン音楽
 メンデルスゾーン(1809-1847):ソナタ第1番ニ短調 Op.65
 シューマン(1810-1856):B-A-C-Hによる6つのフーガ Op.60 から No.4
 ブラームス(1833-1897):11のコラール前奏曲 Op.122 から
   わが心の切なる願い(No.9)/わが心の切なる願い(No.10)
   おお、世よ、われは汝より離れねばならぬ(No.3)/わが心の切なる願い(No.4)
 フランク(1822-1890):コラール第2番ロ短調
 フェリクス・ノヴォヴィエイスキ(1877-1946):悲しみの聖母 [Mater Dolorosa] Op.45 No.6
 ラインベルガー(1839-1901):ソナタ第15番ニ長調 Op.168
マレク・ステファンスキ(オルガン)
録音:1999年9月21-22日、ポーランドの聖母教区教会「主の箱舟」、クラクフ・ノヴァ・フタ、ポーランド
使用楽器:1979年、ルドルフ・フォン・ベッケラート製 発売:2000年
 

DUX 0166
\2400
〔旧譜〕
D・スカルラッティ、ハイドン、シューマン、スクリャービン:ピアノ作品集
 ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):
  ソナタ ニ短調 K.9 L.413/ソナタ ト長調 K.146 L.349/ソナタ変ホ長調 K.193 L.142
 ハイドン(1732-1809):ソナタ第33番ハ短調 Hob.XVI:20
 シューマン(1810-1856):ソナタ第1番嬰ヘ長調 Op.11
 スクリャービン(1872-1915):詩曲嬰ヘ長調 Op.32 No.1
ステファン・ヴォイタス(ピアノ)
録音:1999年4月、クラクフ・フィルハーモニー・ホール、クラクフ、ポーランド 発売:1999年
 

DUX 0167
\2400
〔旧譜〕
アルベニス(1860-1909):
  「イベリア」第1巻
  「イベリア」第2巻
  ナバラ(幻想曲)
ステファン・ヴォイタス(ピアノ)
録音:1998年8月、クラクフ・フィルハーモニー・ホール、クラクフ、ポーランド 発売:1999年
 

DUX 0168
\2400
〔旧譜〕
子供のためのヴァイオリン協奏曲集 Vol.1
 オスカー・リーディング(1840-1918):
  ヴァイオリン協奏曲ロ短調 Op.35/ヴァイオリン協奏曲ト長調 Op.34
 ヴィヴァルディ(1678-1741):ヴァイオリン協奏曲ト長調 Op.7 No.2
 アドルフ・フーバー(1872-1946):ヴァイオリン小協奏曲ヘ長調 Op.7
 フェルディナント・キュヒラー(1867-1937):
  ヴィヴァルディの様式によるヴァイオリン小協奏曲ニ長調 Op.15(*)
 フリードリヒ・ザイツ(1848-1918):学生のためのヴァイオリン協奏曲ト長調 Op.13
 オスカー・リーディング:
  ハンガリーの様式によるヴァイオリン小協奏曲イ短調 Op.21(*)
  ヴァイオリン小協奏曲ニ長調 Op.25(*)
 グラジナ・バツェヴィチ(1913-1969):ヴァイオリン小協奏曲ト長調(*)
 ジャン=バティスト・アッコーライ(1833-1900):
  ヴァイオリン協奏曲イ短調 から 第1楽章+カデンツァ(エミル・グルスキ作)(+)
タデウシュ・ガジナ(ヴァイオリン(無印))
ヤン・スタニェンダ(ヴァイオリン(*))
クシシュトフ・ポデイコ(ヴァイオリン(+))
エラ・ススマネク(ピアノ(+以外))
エルジビェタ・ヤルシェフスカ=コルディキェヴィチ(ピアノ(+))

録音:1999年、カロル・シマノフスキ国立音楽初等中等学校コンサートホール、ワルシャワ、ポーランド
発売:2000年/2003年

 

DUX 0169
\2400
〔旧譜〕
子供のためのヴァイオリン協奏曲集 Vol.2
 ヴィヴァルディ(1678-1741):ヴァイオリン協奏曲ト長調 Op.3 No.3 RV310(*)
 フリードリヒ・ザイツ(1848-1918):
  学生のためのヴァイオリン協奏曲ト短調 Op.12 No.3 から 第1楽章(*)
 グスタフ・ホレンダー(1855-1915):
  学生のためのヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.62(*)
 ルネ・オルトマン(1863-1949):ヴァイオリン小協奏曲イ短調 Op.12(*)
 シャルル=オーギュスト・ド・ベリオ(1802-1870):
  ヴァイオリン協奏曲第9番イ短調 Op.104
  ヴァイオリン協奏曲第7番ト長調 Op.76 から 第1楽章
 ヴィオッティ(1753-1825):ヴァイオリン協奏曲第22番イ短調 から
   第1楽章+カデンツァ(フェルディナント・ダヴィド(1810-1873)作)
 ハイドン(1732-1809):ヴァイオリン協奏曲第2番ト長調 から
   第1楽章+カデンツァ(ズジスワフ・ヤーンケ(1895-1972)作)
 モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン協奏曲ニ長調「アデライード」K.294a から
   第1楽章+カデンツァ(イレーナ・ドゥビスカ作)
クシシュトフ・ポデイコ(ヴァイオリン(*))
エルジビェタ・ヤルシェフスカ=コルディキェヴィチ(ピアノ(*))
バルトゥオメイ・ニジョウ(ヴァイオリン(無印))
エラ・ススマネク(ピアノ(無印))
録音:1999年、カロル・シマノフスキ国立音楽初等中等学校コンサートホール、ワルシャワ、ポーランド
発売:2000年/2003年
 

DUX 0176
\2400
【在庫僅少】
〔旧譜〕
ベスト・オブ・フリデリク・ショパン Vol.3
 ショパン:
  24の前奏曲 Op.28
  4つのマズルカ Op.30
エドヴァルト・ヴォラニン(ピアノ)
録音:1999年10月、2000年1月、ポモジェ・フィルハーモニー・コンサートホール、ビドゴシュチ、ポーランド
発売:2009年
 

DUX 0177
\2400
〔旧譜〕
ハイドン(1732-1809):十字架上のキリストの最後の七つの言葉(弦楽四重奏版) プリマ・ヴィスタ弦楽四重奏団
 クシシュトフ・ブジュフカ(第1ヴァイオリン)
 ユゼフ・コリネク(第2ヴァイオリン)
 ダリュシュ・キシェリンスキ(ヴィオラ)
 イェジ・ムランティ(チェロ)
クシシュトフ・コルベルゲル(朗読)
録音:1999年4月、カロル・シマノフスキ国立音楽中等学校コンサートホール、ワルシャワ、ポーランド
発売:2000年




OPUS蔵

OPK 1014/6
(3CD)
\4500→\3990

第2弾登場!ヨハン・シュトラウス・コレクションSPに聴くシュトラウス
CD1
 ヨハン・シュトラウスの主題によるパラフレーズ集 (1932 - 1950)
  ・美しきドナウ−バレエ(デゾルミエール編曲)
    アンタル・ドラティ(指揮)、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 < 録音:1936年 >
  ・シュトラウスからシュトラウスへ
    オスカー・シュトラウス(指揮)、新交響楽団(ロンドン)< 録音:1950年>
  ・シュトラウスの挨拶  サロンオーケストラ< 録音:1932 年>
  ・永遠のシュトラウス  ウィンナワルツ楽団 < 録音:1936年>
  ・シュトラウスの響き  イルヤ・リヴシャコフ楽団 < 録音年不詳>
  ・シュトラウスのワルツ・メドレー  アルフレド楽団 < 録音:1933年>
  ・ワルツ・メドレー  マレク・ウェーバー楽団 < 録音:1941年>
  ・これぞシュトラウス  ウィーン・アコーデオン楽団 < 録音年不詳>
CD2
 15人のソプラノ競演「春の声」(1906 - 1949)
  (1)マーセラ・ゼンブリッヒ < 録音:1906年> /
  (2)ルイーザ・テトラツィーニ < 録音:1908年> /
  (3)マーベル・ギャリソン、ジョージ・シーモン < 録音:1916年> /
  (4)ヘドヴィッヒ・フランチェスカロ−カウフマン < 録音:1919年> /
  (5)マリア・イヴォーギュン、ミュンヘン国立歌劇場管弦楽団 < 録音:1924年> /
  (6)イヴリン・スコットニー < 録音:1927年> /
  (7)アデーレ・ケルン、ベルリン国立歌劇場管弦楽団 < 録音年不詳> /
  (8)クララ・クレアベール、アルベルト・ウォルフ< 録音:1933年> /
  (9)ミリツァ・コルユス、ルートヴィッヒ・リュート < 録音:1934年> /
  (10)エルナ・ザック、ハンス・シュミット=イッセルシュテット/ベルリン国立歌劇場管弦楽団 < 録音:1935年> /
  (11)マルタ・エゲルト < 録音:1936年> /
  (12)シャーリ・バラバーシュ、ハンス・ブント < 録音年不詳> /
  (13)ヴィナ・ボヴィ、ティボー、パリ音楽院管弦楽団 < 録音:1942年> /
  (14)リリー・ポンス、アンドレ・コストラネッツ < 録音:1948年> /
  (15)エルナ・ベルガー、ワルター・ススキント、フィルハーモニア管弦楽団 < 録音:1949年>
CD3
 ピアノ競演  ヨハン・シュトラウス(1927 - 1944)、他
  ・人生はただ一度だけ  セルゲイ・ラフマニノフ < 録音:1927年>
  ・美しく青きドナウ  ルイス・ケントナー< 録音:1944年>
  ・千一夜物語  スタニスラス・ニージルスキー< 録音:1930年>
  ・ウィーン気質  ウィリアム・グロス、ウォルター・カウフマン < 録音:1928年>
  ・親しい仲  エルンスト・フォン・ドホナーニ < 録音:1931年>
  ・春の声  アニア・ドルフマン < 録音:1932年>
  ・宝のワルツ  ジャンヌ= マリー・ダール< 録音:1931年>
  ・皇帝円舞曲  マリアン・ラヴィッツ、ウォルター・ランダウアー < 録音:1943年>
  ・こうもりパラフレーズ  ベノ・モイセヴィッチ < 録音:1930年>
  ・ウィーンの謝肉祭  モーリス・ロゼンタール< 録音:1935年>
 *アントン・カラス(ツィター)によるウィーンを舞台にした映画「第3の男」の音楽を2曲収録されております。
 好評に続き第2弾登場!ヨハン・シュトラウス・コレクションSPに聴くシュトラウス

 モノラル

 2010年の暮れに長真弓氏のSP コレクションをまとめた「ヨハン・シュトラウスコレクション」CD 8枚組セット(OPK1006/13)を発売し、国内外で高い評価を得ました。
 その後長さんが体調を崩しお亡くなりになる前に、新たな復刻音源を託されました。
 今回、シュトラウス第2 弾3 枚セットとして発売に至ることができましたので、ヨハン・シュトラウスを愛する皆様、シュトラウスの音楽が生活の中に生きていた20 世紀前半の一味違うワルツをお楽しみください。(OPUS 蔵 相原了)



旧譜
ヨハン・シュトラウス・コレクションSPに聴くシュトラウス第1弾

OPK 1006
(7CD+1 ボーナス CD)
\12000→¥10990

ヨハン ・ シュトラウス コレクション



CD1 すべて「美しく青きドナウ」
 1. ヨハン ・ シュトラウスIII(指)交響楽団 ( 録音:1927 年 )
 2. ワインガルトナー(指)ロイヤル・フィル ( 録音:1927 年 )
 3. クライバー(指)ベルリン・フィル ( 録音:1931 年 )
 4. クレメンス・クラウス(指)ウィーン ・ フィル ( 録音:1941 年 )
 5. レーラー合唱団・ベルリン - ノイケルン ( 録音:1929 年 )
 6. ビクター女声合唱団矢野滋 (sop) ( 録音:1951 年 )
 7. フリーダ・ヘンペル (sop) ( 録音:1916 年 )
 8. マリア・イヴォーギュン (sop) ブレッヒ(指)ベルリン国立歌劇場管 ( 録音:1932 年 )
 9. エルナ・ザック (sop) ベルリン・ドイツ歌劇場管 ( 録音:1936 年 )
 10. ジョゼフ・レヴィーン (pf) ( 録音:1928 年 )
 11. スーザ・バンド ( 録音:1905 年 )
 12. ヴィクター・ヤング楽団 ( 録音:1935 年 )
 13. フォン・ゲッツィ楽団 ( 録音:1933 年 )

CD2 名指揮者達に聴くヨハン ・ シュトラウス 1
 1. アンネン・ポルカ op.117:クレメンス・クラウス(指)ウィーン・フィル ( 録音:1929 年 )
 2. シャンペン・ポルカ op.211:ハワード・バーロウ(指)コロンビア放送交響楽団 ( 録音:1941 年 )
 3. トリッチトラッチ・ポルカ op.214:ジョージ・セル(指)ウィーン・フィル ( 録音:1934 年 )
 4. 加速度円舞曲 op.234:ユージン・オーマンディ(指)ミネアポリス交響楽団 ( 録音:1935 年 )
 5. 常動曲 op.257:ウィレム・メンゲルベルク(指)コンセルトヘボウ管弦楽団 ( 録音:1932 年 )
 6. 朝刊 op.275:カール・ベーム(指)ウィーン・フィル ( 録音:1949 年 )
 7. 美しく青きドナウ op.314:アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NBC交響楽団 ( 録音:1941 年 )
 8. 芸術家の生活 op.316:ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)ウィーン・フィル ( 録音:1946 年 )
 9. 雷鳴と稲妻 op.324:エーリヒ・ラインスドルフ(指)クリーブランド管弦楽団 ( 録音:1946 年 )
 10. ウィーンの森の物語 op.325:ユリウス・プリューヴァ(指)ベルリン市立歌劇場管弦楽団 ( 録音:1928 年 )
 11. 酒・女・歌 op.333:フェルディナント・ライトナー(指)シュトュットガルト管弦楽団 ( 録音:1950 年 )
 12. ピツィカート・ポルカ:ウィルヘルム・ロイス(指)ベルリン・フィル ( 録音:1934 年 )
 13. 楽しめ人生を op.340:ヨハン・シュトラウスIII(指)交響楽団 ( 録音:1927 年 )

CD3 名指揮者達に聴くヨハン ・ シュトラウス 2
 1. 新ウィーン op.342:アーサー・フィードラー(指)ボストンポップス管弦楽団 ( 録音:1938 年 )
 2. 千一夜物語 op.346:エーリヒ・クライバー(指)ベルリン・フィル ( 録音:1932 年 )
 3. ウィーン気質 op.354:セルジュ・クーセヴィツキ(指)ボストン交響楽団 ( 録音:1928 年 )
 4. シトロンの花咲く国 op.364:カール・アルウィン(指)ウィーン・フィル ( 録音:1931 年 )
 5. 親しい仲 op.367:フレデリック・ストック(指)シカゴ交響楽団 ( 録音:1930 年 )
 6. うるわしの5月よ op.375:アイロス・メリヒャル(指)ベルリン・フィル ( 録音:1938 年 )
 7. 南国のバラ op.388:ブルーノ・ワルター(指)ベルリン・フィル ( 録音:1930 年 )
 8. キス・ワルツ op.400:ハンス・クナッパーツブッシュ(指)ベルリン・グランド交響楽団 ( 録音:1933 年 )
 9. 春の声 op.410:フェリックス・ワインガルトナー(指)ブリティッシュ交響楽団 ) ( 録音:1931 年 )
 10. 皇帝円舞曲 op.437:レオ・ブレッヒ(指)ベルリン国立歌劇場管弦楽団 ( 録音:1928 年 )
 11. こうもり序曲:ウィルヘルム・フルトヴェングラー(指)ベルリン・フィル ( 録音:1937 年 )

CD4 ヨハン・シュトラウスのオペレッタ
 1.「こうもり」序曲:ブルーノ・ワルター(指)パリ音楽院管弦楽団 ( 録音:1938 年 )
 2. この人は私の夫(1 幕):ロッテ・シェーネ (s) レオ・ブレッヒ(指)ベルリン国立歌劇場管弦楽団 ( 録音:1928 年 )
 3. 侯爵様あなたのようなお方は(2 幕):
  エルナ・ザック (s) ロルフ・シュレーダー(指)ベルリン・ドイツ歌劇場管弦楽団 ( 録音:1938 年 )
 4. チャールダシュ(2 幕):マリア・イヴォーギュン (s) レオ・ブレッヒ(指)ベルリン国立歌劇場管弦楽団 ( 録音:1932 年 )
 5. フィナーレ(2 幕 ) 御機嫌よう、皆踊ろう:
  ロッテ ・ レーマン (s)、グレーテ ・ メルレムニキシュ (s)、カリン ・ ブランツェル (ms)、リヒアルト ・ タウバー (t)、
   ワルデマール ・ シュテーゲマン (br) ワイスマン(指)ベルリン国立歌劇場管弦楽団 ( 録音:1928 年 )
 6. 私は村娘(3 幕):エリーザベト ・ シューマン (s) カール ・ アルヴィン(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団 ( 録音:1927 年 )
 7.「女王のレースのハンカチーフ」序曲:ドール・ダウバー(指)サロンオーケストラ 日 VictorJB197A(CW3204)
 8.「愉快な戦争」自然こそ彼女の喜び:エーリヒ・クンツ (br) モラルト(指)ウィーン・フィル ( 録音:1949 年 )
 9.「ヴェネチアの一夜」ハイライト:
  フリードリッヒ・オイゲン・エンゲルス (t) ヨハネス・シューラー(指)ベルリン・ドイツ歌劇場管弦楽団 ( 録音:1938 年 )
 10.「ジプシー男爵」序曲:エーリヒ・クライバー(指)ベルリン・フィル ( 録音:1933 年 )
 11. 自由気ままに(1 幕):ヨーゼフ・シュミット (t) ワイスマン(指)ベルリン国立歌劇場管弦楽団 ( 録音:1932 年 )
 12. ジプシーの歌(1 幕):エリーザベト・レートベルク (s) ワイスマン(指) ( 録音:1930 年 )
 13. うそ鳥の2重唱(2 幕):エレナ・ゲルハルト (s)、マックス・ブロッホ (t) ( 録音:1916 年 )
 14. 募兵の歌(2 幕):レオ・シュッツェンドルフ (br) ゼルマー・マイロヴィッツ ( 録音:1930 年頃 )
 15. 凱旋行進曲(3 幕):ハンス・ゲオルク・オットー(指)ベルリン国立歌劇場管弦楽団 ( 録音:1937 年 )
 16.「ウィーン気質」ハイライト:
  エリーザベト・シュワルツコップ (s) ヘルベルト・グラヴィッチュ (t) ワルター・ルッツェ(指)
   ベルリン・ドイツ歌劇場管弦楽団 ( 録音:1940 年 )

CD5 ヨハン・シュトラウス-歌の競演
 1. 愛の歌:ルイーズ ・ サボー (s) グロース(指)ベルリン市立歌劇場管弦楽団 ( 録音:1930 年頃 )
 2. アンネンポルカ:イレーネ ・ アイジンガー (s) 英語 ( 録音:1937 年 )
 3. 常動曲:コメディアンハーモニスツ男声四重奏 ( 録音:1937 年 )
 4. ウィーンのボンボン:ヘルベルト ・ エルンスト ・ グロー (t) ドブリント ( 録音:1931 年 )
 5. 美しく青きドナウ:ローザ・ポンセル (s) 英語 ( 録音:1921 年 )
 6. 美しく青きドナウ:リリー・ポンス (s) コステラネッツ楽団 ( 録音:1939 年 )
 7. ウィーンの森の物語:アデーレ ・ ケルン (s) ワイゲルト(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団 ( 録音:1930 年 )
 8. 酒・女・歌:ウィーン男声合唱団、アイロス ・ メリヒャル ( 録音:1930 年 )
 9. 酒・女・歌:フリーダ ・ ヘンペル (s) 伊語 ( 録音:1923 年 )
 10. 千一夜物語:ミリツァ ・ コルユス (s) ベルリン国立歌劇場管弦楽団 ( 録音:1935 年 )
 11. うるわしの 5 月よ:マリア ・ イヴォーギュン (s) ( 録音:1924 年 )
 12. 南国のバラ:リヒャルト ・ タウバー (ten) ( 録音:1938 年 )
 13. 南国のバラ:レア・ピルッティ (s) ザイドラー・ウィンクラー(指)ベルリン国立歌劇場管弦楽団 ( 録音:1939 年 )
 14. 春の声:マリア ・ チェボターリ (s) ヘーガー(指)ベルリン国立歌劇場管弦楽団 ( 録音:1936 年 )
 15. 皇帝円舞曲:ウィーン少年合唱団 ( 録音:1938 年 )
 16. 皇帝円舞曲:エルナ ・ ザック (s) シュレーダー(指)ベルリン ・ フィル ( 録音:1938 年 )

CD6 サロンコンサート
 1. 加速度円舞曲:ダヨス・ベラ楽団 ( 録音:1928 年 )
 2. トリッチ・トラッチポルカ:ケルン・ピアノトリオ ( 録音:1936 年 )
 3. 朝の新聞:バルナバス・フォン・ゲッツィ楽団 ( 録音:1933 年 )
 4. ウィーンのボンボン:ハンス・ブント(指)大ダンス楽団 ( 録音:1941 年 )
 5. ブルーダニューブ:トミー・ドーシー楽団 ( 録音:1937 年 )
 6. ブルーダニューブ:ジョセフィン・トゥミーニャ(指)ジミー・ドーシー楽団 ( 録音:1937 年 )
 7. 芸術家の生活:アダルベルト・ルッター楽団 ( 録音:1936 年 )
 8. ウィーンの森の物語:ロードのヴァイオリンとジプシー楽団
 9. 酒・女・歌:ハリー・ホーリック ( 録音:1938 年 )
 10. ウィーン気質:カーメン・キャバレロ ( 録音:1942 年 )
 11. シトロンの花咲く国:アドルフ・ヴレーゲ ( 録音:1950 年頃 )
 12. 南国のバラ:アルバート・サンドラー(指)パームコート・オーケストラ ( 録音:1945 年 )
 13. 春の声:バルナバス・フォン・ゲッツイ楽団
 14. 宝のワルツ:パウル・ゴドウィン ( 録音:1931 年 )
 15. 皇帝円舞曲:ビング・クロスビー(指)ヴィクター・ヤング楽団 ( 録音:1947 年 )
 16. こうもり接続曲:マレーク・ウェーバー楽団 ( 録音:1927 年 )
 17. ジプシー男爵接続曲:マレーク・ウェーバー楽団
 18.J. シュトラウスワルツ集:ウィーン・ボエーム楽団 ( 録音:1936 年 )

CD7 ヨハン ・ シュトラウスのラッパ吹込みレコード
 1. 美しく青きドナウ:カール・ドレッシャー(指)ドレッシャー楽団 ( 録音:1901 年 )
 2. 美しく青きドナウ:レオポルド・ストコフスキー(指)フィラデルフィア管弦楽団 ( 録音:1919 年 )
 3. 芸術家の生活:ヨーゼフ・ホルツァー(指)大オデオン管弦楽団 ( 録音:1910 年 )
 4. ウィーンの森の物語:ウィレム・メンゲルベルク(指)ニューヨーク・フィル ( 録音:1923 年 )
 5. 千一夜物語:フレデリック・ストック(指)シカゴ交響楽団 ( 録音:1917 年 )
 6. 南国のバラ:プリンス(指)ハイドン管弦楽団 ( 録音:1914 年 )
 7. ウィーンの森の物語:マーセラ・ゼンブリッヒ (s) ( 録音:1905 年 )
 8. 春の声:マリア・バリエントス (s) ( 録音:1917 年 )
 9. こうもり、侯爵様:マリア・イヴォーギュン (s) ( 録音:1924 年 )
 10. こうもり、チャールダシュ:ゼルマ・クルツ (s) ( 録音:1911 年 ?)
 11. 女王のレースのハンカチーフ、ワルツ:カール・マイスター (t) ( 録音:1906 年 )
 12. 美しく青きドナウ:ウルタードブラザース・マリンバ・バンド ( 録音:1916 年 )
 13. 春の声:アルフレッド・グリュンフェルト (p) ( 録音:1913 年 )
 14. 美しく青きドナウ:ロジャース(指)ビクターダンス楽団 (brass) ( 録音:1909 年 )
 15. 南国のバラ:アーサー・プライヤー・バンド (brass) ( 録音:1913 年 )
 16. 芸術家の生活:ダヨス・ベラ楽団 ( 録音:1922 年 )
 17. 宝のワルツ:マレーク・ウェーバー楽団 ( 録音:1921 年 )
 18. 皇帝円舞曲:シュテルン(指)ベルリン・アドロンホテル楽団 ( 録音:1921 年 )

CD8 ボーナス CD(オーパス蔵 OPK7007)
 ニューイヤーコンサート 1954 より
  第2部(Part2)52'26" クレメンス ・ クラウス指揮ウィーン・フィルハーモニック管弦楽団
オーパス蔵 10 周年記念特別企画
貴重音源多数!ヨハン ・ シュトラウス コレクションSPに聴くシュトラウス 20 世紀前半 SP 録音集成

原盤:長 真弓 コレクション、復刻:長 真弓
後援:オーストリア大使館 日墺文化協会、推薦:日本ヨハン・シュトラウス協会

元旦の衛星中継ライブ放送ですっかり馴染みとなったヨハン・シュトラウスのウィンナワルツはシュトラウスの時代から人々の楽しみに欠かせないものでした。レコードの発明以来多くの録音がなされたのも当然です。シュトラウスのワルツに特化した長真弓の SP コレクションから約 100 枚を厳選しジャンルおよびテーマごとに CD7 枚にまとめました。シュトラウス本人の録音はありませんが、シュトラウス 3 世やシュトラウス楽団のメンバーであったドレッシャーからクライバーやクラウスのワルツの大家までの演奏・録音の変遷が感じられます。そして、フルトヴェングラーやトスカニーニのような巨匠指揮者あり、イヴォーギュン、ヘンペルからザック、シュワルツコップらの歌手たち、カーメン・キャバレロやビング・クロスビーらのサロン音楽、そして古のアコースティック録音などの録音など多彩な世界に驚きます。デジタル録音のワルツもよいが、20 世紀前半のアナログのワルツの世界を味わってください。付録として現在のニューイヤーコンサートの先駆けとなったクラウスによる 1954 年のライブ録音を付けました。これは SP でなくテープによるエアチェックです。



<メジャー・レーベル>

WARNER ERATAO



2564619579
(2CD)
\3600→\3290
パーヴォ・ヤルヴィ&パリ管/ラフマニノフ:交響曲第3番 他
 ラフマニノフ:
  交響曲第3番イ短調 Op.44
  ジプシーの主題による奇想曲 Op.12
  交響的舞曲 Op.45
  幻想曲「岩」 Op.7
  ヴォカリーズ Op.34-14(オーケストラ版)
パーヴォ・ヤルヴィ指揮
パリ管
 2013年3月27、28日、2011年10月19、29日 パリ、サル・プレイエルでの録音

 今最も脂の乗った指揮者の一人であり、世界から注目されるエストニア出身の指揮者、パーヴォ・ヤルヴィの新録音。
 2015年秋よりNHK交響楽団 首席指揮者に就任。日本においての活躍が大いに期待されている。



パーヴォ・ヤルヴィ(Paavo Jarvi)

 現在、パリ管弦楽団およびフランクフルト放送交響楽団音楽監督、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団芸術監督。またベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団など、世界一流オーケストラにも客演を続けている。日本でも高い評価を得ており、2006年にはドイツ・カンマーフィルとの「ベートーヴェン交響曲全曲演奏会」での斬新な演奏が話題を呼んだ。

 1962年、バルト3国の1つ、エストニアの首都タリンに生まれる。音楽の名門一家の出身で、父(ネーメ)と弟(クリスティアン)も世界的指揮者として名高い。
 タリン音楽院で学んだ後、1980年家族で渡米。カーティス音楽院やロサンゼルス・フィルの指揮者講習会で、マックス・ルドルフやレナード・バーンスタインに師事。その後スウェーデンのマルメ交響楽団首席指揮者、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団およびバーミンガム市交響楽団首席客演指揮者、シンシナティ交響楽団音楽監督を歴任。2015年9月、N響首席指揮者に就任。就任に先立って、2015年2月のN響定期公演を指揮、大きな話題を呼んだ。

 


2564612663
\2500→\2290
ブラームス:
 弦楽四重奏曲第1番ハ短調 Op.51-1
 弦楽四重奏曲第3番変ロ長調 Op.67
アルテミス四重奏団
2014年6月、ベルリン

 先日まさかの急逝を遂げたアルテミス四重奏団のヴィオラ、フリーデマン・ヴァイグレ。
 今回のアルテミスsqの新譜は、そのヴァイグレが参加している最終期の貴重な録音となった。
 すでに店主ひいきのナタリア・プリシェペンコは去り、ヴァイグレが亡くなり、店主が意識し始めた頃のアルテミスSQのメンバーで残っているのはチェロのルンゲのみ。
 さあ、これからどんな団体になっていくのか。



ヴィネタ・サレイカ(第1ヴァイオリン)
グレゴール・ジーグル(第2ヴァイオリン)
フリーデマン・ヴァイグレ(ヴィオラ)
エッカート・ルンゲ(チェロ)


旧譜
新生アルテミスの第1弾だったメンデルスゾーン


WARNER ERATO
2564636690
(2CD)\2500 →\2290
メンデルスゾーン:
 弦楽四重奏曲第2番イ短調 Op.13
 弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.44-1
 弦楽四重奏曲第6番ヘ短調 Op.80
アルテミス四重奏団
2013年5月〜9月

 店主は第1ヴァイオリンの猛女プリシェペンコがアルテミスsqの核だと思っていたが、2012年8月、プリシェペンコが脱退、ラトヴィアのヴィネタ・サレイカがまさかの第1ヴァイオリン奏者として入団した。
 これはその新体制で臨んだ初レコーディングとなる。
 しかもメンデルスゾーン、しかも代表作の2番と6番。
 できればプリシェペンコのいる間に録音してほしかった。新星アルテミスも爽やかな突進力で聴かせてくれるが、さすがに大暴れはしていない。美しいだけのメンデルスゾーンに魅力はあるか?




WARNER


ラトル&バーミンガム市響録音集


2564610055
(52CD)
\17000→\15990

ラトル&バーミンガム市響録音集
CD1
 ヤナーチェク:グラゴル・ミサ
CD2
 ブリテン:戦争レクィエム Op.66
CD3
 ブリテン:アメリカ序曲 Op.27
 ブリテン:若きアポロ Op.16
 ブリテン:4つのフランスの歌
 ブリテン:スコットランドのバラード Op.26
 ブリテン:オケイジョナル序曲 Op.38
 ブリテン:シンフォニア・ダ・レクィエム
CD4
 ヴァイル:「7つの大罪」
CD5
 ヴォーン・ウィリアムズ:ウェンロックの断崖で
 ヴォーン・ウィリアムズ:旅の歌
CD6
 ラフマニノフ:交響的舞曲 Op.45
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14
CD7
 マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」 
CD8
 マーラー:嘆きの歌
CD9
 ブラームス/シェーンベルク編:ピアノ四重奏曲第1番ト短調
CD10
 マーラー:交響曲第6番イ短調「悲劇的」
CD11
 シベリウス:交響曲第1番ホ短調 Op.39
 シベリウス:交響曲第5番変ホ長調 Op.82
CD12
 シベリウス:交響曲第2番ニ長調 Op.43
 シベリウス:交響曲第3番ハ長調 Op.52
CD13
 シベリウス:交響曲第4番イ短調 Op.63
 シベリウス:交響曲第6番ニ短調 Op.104
CD14
 シベリウス:交響曲第7番ハ長調 Op.105
 シベリウス:鶴のいる情景 Op.44-2
 ニールセン:パンとシリンクス Op.49
 ニールセン:交響曲第4番 Op.29「不滅」
CD15
 メシアン:トゥーランガリラ交響曲
CD16-17
 エルガー:「ゲロンティアスの夢」 Op.38
CD18
 ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」
 ストラヴィンスキー:3楽章の交響曲
CD19
 ストラヴィンスキー:「火の鳥」全曲
 ストラヴィンスキー:オーケストラのための4つのエチュード
CD20
 ストラヴィンスキー:「ミューズをつかさどるアポロ」
 ストラヴィンスキー:「春の祭典」
CD21
 シェーンベルク:管弦楽のための5つの小品 Op.16
 ヴェーベルン:管弦楽のための6つの小品 Op.6
 ベルク:「ルル」組曲
CD22
 ドビュッシー:「リア王」より
 ドビュッシー:「遊戯」
 ドビュッシー:管弦楽のための映像
CD23-24
 ハイドン:オラトリオ「天地創造」
CD25
 ハイドン:交響曲第60番ハ長調「うかつ者」
 ハイドン:交響曲第70番ニ長調
 ハイドン:交響曲第90番ハ長調
CD26
 ラヴェル:ファンファーレ(「ジャンヌの扇」より)
 ラヴェル:「シェエラザード」
 ラヴェル:道化師の朝の歌
 ラヴェル:鐘の谷
 ラヴェル:マ・メール・ロワ
 ラヴェル:ラ・ヴァルス
CD27
 ラヴェル:「ダフニスとクロエ」全曲
 ラヴェル:ボレロ
CD28
 マーラー:交響曲第7番ホ短調「夜の歌」
CD29
 マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」(花の章付き)
CD30
 プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調 Op.100
 プロコフィエフ:スキタイ組曲 Op.20
CD31
 ヘンツェ:大オーケストラのための舟歌
 ヘンツェ:交響曲第7番
CD32-33
 ブリテン:青少年のための管弦楽入門
 ニコラス・モー:オデッセイ
CD34
 エルガー:エニグマ変奏曲
 エルガー:グラーニアとディアーミッド
 エルガー:交響的習作「フォルスタッフ」
CD35
 ジョン・アダムズ:ハルモニーレーレ(和声学)
 ジョン・アダムズ:The Chairman Dances(管弦楽のためのフォックストロット)
 ジョン・アダムズ:2つのファンファーレ
CD36
 タネジ:Drowned Out
 タネジ:3人の叫ぶ教皇
 タネジ:Momentum
 アデス:アシュラ Op.17
CD37
 バルトーク:「中国の不思議な役人」全曲
 バルトーク:管弦楽のための協奏曲
CD38
 シェーンベルク:モノドラマ「期待」 Op.17
 シェーンベルク:管弦楽のための変奏曲 Op.31
CD39
 シマノフスキ:スターバト・マーテル Op.53
 シマノフスキ:マリル・パニーの連祷 Op.59
 シマノフスキ:交響曲第3番 Op.27「夜の歌」
CD40
 ハイドン:交響曲第22番変ホ長調「哲学者」
 ハイドン:交響曲第102番変ロ長調
 ハイドン:交響曲第86番ニ長調
CD41
 ショスタコーヴィチ:交響曲第4番 Op.43
 ブリテン:ロシアの葬送
CD42
 マーラー:大地の歌
CD43
 ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
CD44
 グレインジャー:「早わかり」組曲
 グレインジャー:トレイン・ミュージック
 グレインジャー:カントリー・ガーデンズ(ストコフスキー版)
 グレインジャー:鐘の谷(原曲:ラヴェル)
 グレインジャー:「リンカーンシャーの花束」組曲
 グレインジャー:パゴダ(原曲:ラヴェル)
 グレインジャー:戦士たち
CD45
 マーラー:交響曲第4番ト長調
CD46
 ウォルトン:交響曲第1番変ロ短調
 ウォルトン:ベルシャザールの饗宴
CD47-48
 マーラー:交響曲第3番ニ短調
 マーラー:「子供の不思議な角笛」より
CD49-50
 シマノフスキ:歌劇「ロジェ王」 Op.46 全曲
 シマノフスキ:交響曲第4番 Op.60(協奏交響曲)
CD51
 マーラー:交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」
CD52
 シマノフスキ:おとぎ話の王女の歌 Op.31
 シマノフスキ:ハルナシェ Op.55
 シマノフスキ:ハーフィズの愛の歌第2集 Op.26



シベリウス/歴史的録音集1928〜48(7CD)



2564605317
(7CD)
\4000→\3490

シベリウス/歴史的録音集1928-48

CD1

 シベリウス:
  交響曲第1番ホ短調 Op.39
  交響曲第2番ニ長調 Op.43
   ロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティ管
   ロベルト・カヤヌス(指揮)

   1930年5月21-23日(第1番)、1930年5月27-28日(第2番)
   ロンドン、メソジスト・セントラル・ホール


CD2

  交響曲第3番ハ長調 Op.52
  交響曲第5番変ホ長調 Op.82
   ロンドン交響楽団
   ロベルト・カヤヌス(指揮)

   1932年6月21-22日(第3番)、1932年6月22-23日(第5番)
    アビー・ロード第1スタジオ
  カレリア組曲 Op.11    ロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティ管
   ロベルト・カヤヌス(指揮)

    1930年5月28日
    ロンドン、メソジスト・セントラル・ホール
  フィンランド軽歩兵隊の行進曲 Op.91a    ヘルシンキ・フィル
   ロベルト・カヤヌス(指揮)

    1928年5月30日
    ベルリン、ベートーヴェンザール
  アンダンテ・フェスティーヴォ Op.34b    フィンランド放送管弦楽団
   ジャン・シベリウス(指揮)

    1939年1月1日
    ヘルシンキ放送コンサート・ホール


CD3

 交響詩「ポヒョラの娘」 Op.49
 「ベルシャザールの饗宴」組曲 Op.51
 交響詩「タピオラ」 Op.112
   ロンドン交響楽団
   ロベルト・カヤヌス(指揮)
    1932年6月29-30日、1932年6月24、29日
    アビー・ロード第1スタジオ
 交響詩「夜の騎行と日の出」 Op.55
 交響詩「大洋の乙女」 Op.73
 ロマンス ハ長調 Op.42
  BBC交響楽団
  サー・エードリアン・ボールト(指揮)
   1936年1月23日、1940年4月9日
   ブリストル、コルストン・ホール


CD4

 交響曲第4番イ短調 Op.63
 交響詩「吟遊詩人」 Op.64
 「テンペスト」組曲 Op.109
 付随音楽「ペレアスとメリザンド」 Op.46(抜粋)
 追憶のために(葬送行進曲) Op.59
  ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
  サー・トマス・ビーチャム(指揮)
  1937年10月10日、
  1937年11月1、10日&1938年11月15日、
  1938年11月15日、1938年11月14日、
  1939年6月23日
    アビー・ロード第1スタジオ
    キングズウェイ・ホール



CD5

 交響詩「ルオンノタール」 Op.70   ヘルミ・リュッコネン(ソプラノ)
  ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
  イェオリ・シュネヴォイト(指揮)
   1934年6月4日
    ロンドン、クィーンズ・ホール(ライヴ)
 交響曲第6ニ短調 Op.104   ヘルシンキ・フィル
  イェオリ・シュネヴォイト(指揮)
   1934年6月3日
   ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
 交響曲第7番ハ長調 Op.105   BBC交響楽団
  セルゲイ・クーセヴィツキー(指揮)
   1933年5月15日
   ロンドン、クィーンズ・ホール(ライヴ)
 付随音楽「クリスティアン2世」 Op.27   ストックホルム歌劇場管弦楽団
  アルマス・ヤルネフェルト(指揮)
    1928年6月13日、9月25日、1929年6月7日
    ストックホルム歌劇場


CD6

 ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47   ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
  ロンドン・フィル
  サー・トマス・ビーチャム(指揮)
   1935年11月26日
   ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
  交響詩「エン・サガ」 Op.9
  レンミンカイネンの帰郷 Op.22-4
  組曲「歴史的情景」 Op.25〜「祝祭」
  交響詩「フィンランディア」 Op.26
  悲しきワルツ Op.44-1
   ロンドン・フィル
   サー・トマス・ビーチャム(指揮)
   1935年12月14日、
   1937年11月12日、
   1938年2月1日、
   1938年11月15日、
   1938年11月14日&1939年7月7日
     ロンドン、キングズウェイ・ホール 
     アビー・ロード第1スタジオ
 カレリア組曲 Op.11〜間奏曲   BBC交響楽団
  サー・トマス・ビーチャム(指揮)
    1945年12月13日
     ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ


CD7

 弦楽四重奏曲ニ短調 Op.56「親愛なる声」   ブダペスト弦楽四重奏団
   1933年8月8日
   ベルリン、ベートーヴェンザール
 ロマンス Op.78-2
 5つの田園舞曲 Op.106〜第2曲
  テルマーニー・エミル(ヴァイオリン)
  ジェラルド・ムーア(ピアノ)
   1935年3月28日
   ロンドン、アビー・ロード第3スタジオ
 5つの田園舞曲 Op.106〜第1曲   テルマーニー・エミル(ヴァイオリン)
  ゲーオウ・ヴァーシャーヘリ(ピアノ)
   1936年3月3日
   ベルリン、エレクトローラ・スタジオ
 マズルカ Op.81-1
 荒れ地にて Op.115-1 
  アニヤ・イグナティウス(ヴァイオリン)
  ティモ・マッキラ(ピアノ)
   1939年8月
   ストックホルム、小コンサート・ホール
 メランコリー Op.20   ルイス・ジェンセン(チェロ)
  ガリーナ・ワルシェンスカヤ(ピアノ)
   1936年8月26日、コペンハーゲン
 ロマンス 変ニ長調 Op.24-9   アイリーン・ジョイス(ピアノ)
   1939年7月12日
   ロンドン、アビー・ロード第3スタジオ
 葦よそよげ Op.36-4
 逢い引きから戻った娘 Op.37-5
 不安な胸の中より Op.50-4
 さあここに来たれ、死よ! Op.60-1
 夕日のようにゆっくりと Op.61-1
  マリアン・アンダースン(コントラルト)
  コスティ・ヴェハーネン(ピアノ)
   1936年6月29、30日
    パリ、スタジオ・アルベール


<国内盤> 


マイスター・ミュージック

MM-3058
\3000+税
「恋は野の鳥」
 ビゼー:カルメン組曲(D.ワルター編)
 イベール:木管五重奏のための3つの小品
 フランセ:フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットのための四重奏曲
 ドビュッシー:小組曲(神田寛明 編)
 ジョリヴェ:セレナーデ
 プーランク:ノヴェレッテ(G.エマーソン編)
池田昭子クインテット
 池田昭子(オーボエ)
 倉田優(フルート)
 箱崎由衣(クラリネット)
 河村幹子(ファゴット)
 豊田実加(ホルン)
 池田昭子の呼びかけで結成された、注目の木管五重奏団のデビュー・アルバム。
 ソリストとしても、活躍する彼女たちの個々の技量は高く、同時に、オケのトップ奏者たちでもあるため、ハイレベルなアンサンブルが楽しめる。
 フランスの作曲家で統一されたプログラムは、色彩感と遊び心に溢れ、秀逸。


<映像>


ACCENTUS MUSIC(映像)


ACC 10333BD
(Blu-ray)
\5000
静かな調べから大きな感動につながるペルトとウィルソンの世界
 アルヴォ・ペルト:アダムの受難

 [音楽:
  アダムの嘆き/タブラ・ラサ/ミゼレーレ/ゼクエンティア]
トヌ・カリユステ(指揮)
タリン室内管弦楽団、
エストニア・フィル室内合唱団
出演:
 ミハイリス・セオファヌス、
 ルシンダ・チャイルズ
映像監督:アンディ・ゾンマー
ACC 20333DVD
(DVD)
\3100
 収録:2015 年5 月12 日/ノブレッスナー・ファウンドリ(タリン)
  (Blu-ray)リージョン:All、BD25、NTSC Full HD. 16:9、PCM Stereo、DTS HD Master Audio、歌唱:羅露、字幕:日英独仏韓、94’ 08
  (DVD)リージョン:All、NTSC 16:9、PCM Stereo、Dolby Digital 5.1、DTS 5.1、歌唱:羅露、字幕:日英独仏韓、94’ 08”

 アメリカのカリスマ舞台監督ロバート・ウィルソン。斬新な内容ながらスローテンポで進む彼の芸術はペルトの音楽にぴったりとも申せましょう。この両者が夢のコラボを実現。アダムとイヴの話を音楽とパントマイムを中心に描きます。
 一見「アダム受難曲」なる新作かと思いますが、彼の代表作3 篇「アダムの嘆き」(2011)、「タブラ・ラサ」(1977)、「ミゼレーレ」(1989) に、この企画のために書き下ろされた最新作「ゼクエンティア」を加え、光、空間、運動を持ちこんで、瞑想的な秘儀の世界を作り上げます。
 ペルトとロバート・ウィルソンというふたりの偉大な芸術家が相照らしながら、密度の濃いマルチメディア芸術を実現しています。
 ストレスの多い今日、ペルトの中世の世界へ誘われるような不思議感覚にひたるのは最高の癒し。日本語字幕付き。



 

ACC 20321DVD
(DVD)
\3100
ペルトは禁断のリンゴを食べたのか?興味津々のドキュメンタリー
 失楽園〜アルヴォ・ペルト/
  ロバート・ウィルソン(ドキュメンタリー)
 監督:ギュンター・アッテルン
 リージョン:All、NTSC 16:9、PCM Stereo、Dolby Digital 5.1、DTS 5.1、字幕:日英独仏韓、55’33”

 失楽園といっても渡辺淳一原作のアレではなく、旧約聖書「創世記」で蛇にそそのかされて禁断のリンゴを食べたため、エデンの園を追われる話。
 これはペルトとロバート・ウィルソン共同で「アダムの受難」を制作する過程をドイツの映像作家ギュンター・アッテルンが監督した作品。ペルトとエストニア、日本、ヴァチカンに追跡取材しています。
 驚くほど静謐な世界ながら、ペルトとウィルソンという偉大な個性が内面で激しく燃えるさまが感じ取れ興味津々。
















9/2(水)紹介新譜(1)
マイナー・レーベル新譜


PROFIL



PH 15021
(4CD)
特別価格\5000→\4490

「PROFIL エフゲニー・コロリオフ・エディション」
エフゲニー・コロリオフ(ピアノ)
[CD 1](PH 04060) 76’35
 ハイドン:
  変奏曲へ短調Hob.XVII-6/ソナタ ト長調 Hob.XVI/11/
  ソナタ第23番ヘ長調Hob.XVI-23/
  ソナタ第50番ハ長調Hob.XVI-50/ソナタ第20番ハ短調Hob.XVI-20
    録音:2004 年/シュトゥットガルト、室内楽スタジオ(セッション)
[CD 2](PH 06015) 72’26
 モーツァルト:
  ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調K. 282/幻想曲ハ短調K. 475/
  ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K. 457/
  ピアノ・ソナタ第11番イ長調K. 331「トルコ行進曲つき」
    録音:2005 & 2006年/シュトゥットガルト、室内楽スタジオ(セッション)
[CD 3](PH 10002) 79’15
 ハイドン:
  ソナタ第35番ハ長調Hob.XVI-35/ソナタ第44番ト短調Hob.XVI-44/
  ソナタ第34番ホ短調Hob.XVI-34/ソナタ第48番ハ長調Hob.XVI-48/
  ソナタ第52番変ホ長調 Hob.XVI-52/ソナタ 変ホ長調 Hob. deestより第2楽章アンダンテ
    録音:2009年2月/シュトゥットガルト、SWR 室内楽スタジオ(セッション)
[CD 4](PH 08033) 78’19
 ヘンデル:
  クラヴィーア組曲第4 番ニ短調HWV 437/クラヴィーア組曲第3 番ニ短調HWV 428/
  クラヴィーア組曲第7 番ト短調HWV 432/クラヴィーア組曲第8 番ト長調HWV 441
    録音:2007 年1月/シュトゥットガルト、SWR 室内楽スタジオ(セッション)
 「ピアノの哲学者」コロリオフの弾くアルバムがお得なセットにハイドン、モーツァルト、ヘンデルのソナタ集

 ステレオ

 1949 年モスクワ生まれ、ネイガウス、ユージナ、オボーリンらに師事したエフゲニー・コロリオフは、ロシア・ピアニズムの流れを汲む世界的ピアニスト。
 そのコロリオフがこれまでにProfil より発表した4 枚のアルバムがお得なセットになって登場します。
 コロリオフ得意のバッハ同様に、ここでのハイドンやヘンデルもまた「ピアノの哲学者」といった趣で、折り目正しさのなかに温もりが感じられます。
 いずれのレコーディングもSWR との共同製作により、2004 年から2009 年までの間に同一のスタジオでセッションを組んでおこなわれたもので、音質もすぐれています。





コロリオフ、Tacetのバッハ録音

 コロリオフの評価が最近非常に高い。
 もともと実力派として知られていて、これまで多くの名盤をリリースしてきたのだが、PROFILのアルバムが日本のファンにとても高く評価され始めたというのだ。
 まだまったく無名だったコロリオフのバッハを聴いた作曲家のリゲティは、彼のバッハの録音について、「無人島に持っていく1枚」に選び、さらに「死の苦しみを忘れさせてくれるだろう」と絶賛した。そうしてようやくその真価が日本のファンにも認められ始めた。
 ・・・というよりも、一度耳にしさえすれば、それがいかに深く真摯な音楽がすぐにわかるはず。

 ネイガウス、ユージナ、オボーリンらに師事して、ロシア・ピアニズムの流れを汲むコロリオフといえば、軒並み高評価を獲得しているJ.S.バッハがまず挙げられる(あたたかい感触と清潔感が印象的なハイドンも絶品だが)。
 さらに、なまなましく鮮度抜群の優秀録音が内容をいっそう引き立てる。

 エフゲニー・コロリオフは1949年モスクワ生まれでチャイコフスキー音楽院でオボーリンらに学んでいるが、1976年にユーゴスラビアに移住、その後はドイツを中心に活躍している(なので、コロリョフというよりもコロリオフと呼ばれることの方が多いようです)。1977年にはクララ・ハスキル・ピアノ・コンクールで優勝している。
 コロリオフは、これまではTacetのバッハの演奏で極めて高い評価を得ていた。いまや現代最高のバッハ弾きとの名声も聞こえる。まさしく本格派である。


TACET
CD161
(2CD)
¥5000→¥4590
バッハ:フランス組曲 BWV.812-817 エフゲニー・コロリオフ(ピアノ)
 

TACET
CD 13
(2CD)
¥5000→¥4590
バッハ:フーガの技法 エフゲニー・コロリオフ(ピアノ)
 

TACET
CD 93
(2CD)
¥5000
→¥4590
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 エフゲニー・コロリオフ(ピアノ)
 

TACET
CD 104
(2CD)
¥5000
→¥4590
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 エフゲニー・コロリオフ(ピアノ)
 
Bach, J S: Goldberg Variations, BWV988
PIANO CLASSICS
PCL0010
(2CD)
\2600
J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲BWV.988 エフゲニー・コロリオフ(pf)
HANSSLERから出てベストセラーとなっていたコロリオフの名盤がPIANO CLASSICSレーベルから再登場。しかも超お買い得価格。 1999.4録音。





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RCO LIVE



RCO 15004
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
ヤンソンス&コンセルトヘボウ管、
 マーラーの交響曲第4番、レシュマン独唱

  マーラー:交響曲第4番ト長調
ドロテア・レシュマン(ソプラノ)
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)

 ヤンソンス&コンセルトヘボウ管、マーラーの交響曲第4番、レシュマン独唱、2015年2月最新ライヴ

 収録:2015年2月11日& 12日/アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)/DSD マルチチャンネルステレオ、55’59

 SACD ハイブリッド盤。マリス・ヤンソンスがコンセルトヘボウ管を指揮してマーラーの第4 交響曲を演奏したアルバムの登場。ヤンソンスは、先ごろも同じコンセルトヘボウ管との顔合わせによる同曲のライヴ映像作品(コンセルトヘボウ管弦楽団ライヴ録音集1990-2014 / RCO15002)を発表していますが、このたびの演奏は時期とソリストが異なり、そのライヴ映像作品より一カ月あまりのちの2015 年2 月にライヴ収録されたものです。
 気になる終楽章ではドイツの名ソプラノ、ドロテア・レシュマンの起用が光ります。シューベルトをはじめドイツ・リートの実績もゆたかで、マーラーの歌曲に造詣の深いレシュマンは、歌曲と交響曲とが楽想も共通し相互にリンクして多面的な様相をみせるマーラーのユニークな作風を考えると、うってつけの人選であるとおもわれます。同時にまた、ヤンソンスによる前作のコロラトゥーラ・ソプラノ、プロハスカとの聴き比べも楽しみなところです。なお、レシュマンはこの曲を2004 年1 月にハーディング指揮マーラー室内管とレコーディングしていたので、11 年ぶりの再録音ということになります。
 2005 年の第6 番に始まるヤンソンス&コンセルトヘボウ管によるマーラー・シリーズは、極上の音響で知られる本拠コンセルトヘボウ大ホールでのきわめて優秀な録音が評判を呼んできましたが、すべてエヴェレット・ポーター率いるポリヒムニアのチームが手掛けており、このたびも高水準の仕上がりが期待できます。




GIMELL


PCDGIM 046
(国内仕様盤/10/1発売予定)
\2857+税
タリス・スコラーズが歌うタヴァナー!
 待望の続編は"いばらの冠のミサ"!

  タヴァナー:いばらの冠のミサ/安息日が終わった時
タリス・スコラーズ、
ピーター・フィリップス(指揮)


CDGIM 046
(輸入盤/10/1発売予定)
\2500→\2290
 《いばらの冠のミサ》は、幻覚を起こすほどの響きが詰め込まれた、一種のトレブル協奏曲です。
 シェイクスピアの言う「天球の音楽」を例証するものがあるとすれば、それがここにあります。とりわけ、2つに分割されたトレブル声部の恍惚とした音楽に、それを感じることができます。
 おそらくはヘンリー8世とウルジー枢機卿の前で行われた初演は、驚嘆すべき出来事だったに違いありません。
  ピーター・フィリップス(日本語訳:SOREL)

 「ミサ・グロリア・ティビ・トリニタス(ミサ曲 《汝三位一体に栄光あれ》 )」と並ぶイギリス・ルネサンス時代の巨匠、ジョン・タヴァナー(c.1490−1545)の重要作であり傑作「いばらの冠のミサ(ミサ・コロナ・スピネア)」。
 2013年の第51回レコード・アカデミー賞音楽史部門賞に輝いた「ミサ・グロリア・ティビ・トリニタス」(PCDGIM 045)の名唱が記憶に新しい"究極のポリフォニー"タリス・スコラーズ。
 続編となる「いばらの冠のミサ」でも、"奇跡"とも称される至高のハーモニーと綿密なる時代考証が、比類なき名演を聴かせてくれることだろう。


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HYPERION


PCDA 68068
(国内仕様盤)
\2857+税
イブラギモヴァ
 J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集

 ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV.1041
 ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.1042
 ヴァイオリン協奏曲イ長調 BWV.1055
  (チェンバロ協奏曲第4番イ長調 BWV.1055の再構築版)
 ヴァイオリン協奏曲ト短調 BWV.1056
  (チェンバロ協奏曲第6番ヘ短調 BWV.1056の再構築版)
 ヴァイオリン協奏曲ニ短調 BWV.1052
  (チェンバロ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052の再構築版)

アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)
アルカンジェロ、
ジョナサン・コーエン(指揮)

CDA 68068
(輸入盤)
\2400→\2190
 イブラギモヴァのJ.S.バッハ!待望の新録音は5つの"ヴァイオリン協奏曲"!

 ヴァイオリン/アンセルモ・ベッロシオ1775年頃製作

 音楽の神ミューズに選ばれたヴァオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァ。
 2009年に発売された「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ」(OCDA 67691/2)以来となる、イブラギモヴァの新たなバッハ・プロジェクトは待望の「ヴァイオリン協奏曲集」!
 イブラギモヴァは、音楽史上不朽の名作である2曲の「ヴァイオリン協奏曲」(BWV.1041&BWV.1042)に加えて、諸説あるチェンバロ(鍵盤楽器)協奏曲からの再構築による3つの「ヴァイオリン協奏曲」を収録。
 まさに今を輝く新時代の名手イブラギモヴァならではの、バッハの音楽への探究心、愛情があふれる見事なプログラムである。
 イブラギモヴァと共演するのは、ジョナサン・コーエン率いるアルカンジェロ。イギリスのみならずヨーロッパで今最も注目を集める精鋭揃いのピリオド・アンサンブルである。

 ※録音:2014年8月8日−10日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン、イギリス)

  アリーナ・イブラギモヴァ 〜 来日公演情報!
 2015年9月27日 神奈川 ミューザ川崎シンフォニーホール
 2015年10月1日、2日、3日 東京 王子ホール
 2015年10月6日 愛知 名古屋電気文化会館
 2015年10月9日、10日 愛知 愛知県芸術劇場




CPO



777528
(2CD)
\4200→\3790
アドルフ・ブッシュ:室内楽作品集
<CD1>
 1.ピアノ三重奏曲 第1番 ハ長調 Op.15/
 2.ピアノ三重奏曲 第2番 ハ短調 Op.48/
<CD2>
 1.ピアノ四重奏曲 ヘ短調 Op.59
ラヴィニア三重奏団/
ウルリッヒ・アイヒェナウアー(ヴィオラ…CD2)

 20世紀を代表するソリストとして、まだ偉大なる「ブッシュ弦楽四重奏団」の創設者として知られる名ヴァイオリニスト、アドルフ・ブッシュ(1891-1952)。
 彼はまた作曲家としても素晴らしい才能を有していました。最近になって、いくつかの彼の作品の録音が登場し、その洗練された作風が少しずつ知られるようになりましたが、全部で100曲を越えるという彼の全作品を聞くことができるのは、まだまだ先なのでしょう。
 このピアノを含む室内楽作品は、レーガーやブゾーニの後に続く後期ロマン派の雰囲気を継承していますが、無調を取り入れることはなく、常に旋律美を重視したものであり、そのせいで「時代の流れ」に埋没してしまったのかも知れません。
 21世紀になってこのような美しい作品が復興しているのは、やはり時代の欲求なのでしょうか。
 


777887
\2700→\2490
ミェチスワフ・ヴァインベルク:作品集
 1.ヴァイオリンと弦楽オーケストラのためのコンチェルティーノ Op.42/
 2.モルダヴィアの主題による狂詩曲 Op.47-3(E.ノヴィッカ編)/
 3.交響曲 第10番 Op.98
エヴェリーナ・ノヴィッカ(ヴァイオリン)…1.2/
ポーランド放送アマデウス室内管弦楽団/
アニェスカ・ドゥチマル(指揮)…1.2/
アンナ・ドゥチマル=ムロツ(指揮)…3
 cpoレーベルが進めているシリーズの一つに、ポーランド、ロシアの作曲家ヴァインベルク(1919-1996)の重要な作品集があります。
 ショスタコーヴィチとの関連性で知られる人ですが、その作風には確かに似通ったところがあるものの、かなり抒情的で、また標題性があることでも知られています。
 このアルバムには初期の作品であるヴァイオリンの協奏的作品と、やはり協奏的でありながら「交響曲」と名づけられた実験的な作品、そして「モルダヴィアの主題による狂詩曲」は失われてしまったと言われるヴァージョンをポーランドのヴァイオリニスト、作曲家ノヴィッカが復元したものを収録。
 ノヴィッカはヴァインベルクの諸作品を初演したことでも知られる名手であり、ここでも説得力ある演奏を繰り広げています。
 

777646
\2700
中央ドイツ、バロック期のバスのためのカンタータ集(ミューゲルン・アーカイヴより)
 1.ヨハン・テオドール・レームヒルト(1684-1756):
  だれも私をイエスから引き離すことはできない/
 2.ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1756):忠実な空へ TWV11:30/
 3.テレマン:主こそ王である TWV7:31/
 4.クリスティアン・ヴォルフ(1705-1773):あなたの悩みは私を満足させる/
 5.ヴォルフ:私の宿はここではない/
 6.リープホルト(?-1730頃):全ての私の知識はイエスによる/
 7.リープホルト:人の子が来たる
クラウス・メルテンス(バス・バリトン)/
アカデミア・ダニエル/
シャレフ・アド=エル(指揮)
 1571年、ザクソンの小さな町ミューゲルンに作られた「聖ジョン・カントライ・アーカイヴ」。ここには16世紀から17世紀頃までに作曲された、100作を越えるたくさんのカンタータが原稿の形で保存されています。
 18世紀前半に、当時の音楽監督であったダニエル・ジェイコブ・シュプリングスグートによって復元されたこれらの作品、どれもがザクセン州をはじめ、チューリンゲン地域の作曲家たちの作品であり、後のカンタータの発展のために多大な貢献をしたものでした。
 このアルバムでは、その膨大なアーカイヴの中から、バス歌手のための作品を選び出し、名手メルテンスと指揮者アド=エルが実際に音にしています。高いレベルの歌唱は、これらの知られざる作品の真価を見出すものとして評価されることでしょう。
 


777765
\2100→\1890
アルベリク・マニャール:室内楽作品集
 1.ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための三重奏曲 Op.18/
 2.ヴァイオリンとピアノのためのソナタ Op.13
ジュヌヴィエーヴ・ロランソー(ヴァイオリン)/
マキシミリアン・ホルヌング(チェロ)/
オリヴァー・トリエンドル(ピアノ)

 ベストセラー作家を父としてフランスに生まれたアルベリク・マニャール(1865-1914)。今年は彼の生誕150年記念年にあたります。
 パリ音楽院では作曲をジュール・マスネに学びますが、彼が本当に影響を受けたのはヴァンサン・ダンディ(またはその師であるセザール・フランク)であると言われています。
 循環形式を巧みに用いた数々の作品を残しましたが、そのほとんどは出版されることもなく忘れられてしまいました。
 しかし、このアルバムに収録された室内楽曲を含むいくつかの作品は、当時のフランスの音楽とは違う、革新的な性格と壮大な構想を持っていて、これらを称して「フランスのブルックナー」と呼ぶ人までいるというほどです。
 作品自体はどれも4楽章からなる基本的な形を保っていますが、曲の至るところが沸騰寸前の熱さを持っているというなかなか侮れない作品です。
 


777895
\2700→\2490
フランツ・アントン・ホフマイスター:交響曲・序曲集
 1.歌劇「イタカ島の王子」序曲/
 2.交響曲 ハ長調 Hickman C8/
 3.交響曲 ニ長調 Hickman D8
スイス・イタリア語放送管弦楽団/
ハワード・グリフィス(指揮)
 ドイツ生まれのホフマイスター(1754-1812)は作曲家としても高名でしたが、現在では「音楽出版者」としての功績の方が高く評価されているようです。
 確かに彼のおかげでハイドンやモーツァルト、ベートーヴェン、クレメンティらの作品が世に出版され、知名度を獲得したことは間違いありません。
 しかし彼自身は作曲活動をやめるつもりはなく、1790年代にはフルーティストの友人とツアーを行ったりと、活発な創作活動を行っていたことでも知られています。
 彼は交響曲をおよそ50曲書いていますが、そのほとんどは1790年代に作曲されたものであり、特に、このアルバムに収録されているニ長調の交響曲は聴衆から熱烈に支持されたと言われています。
 また彼の最も成功した舞台作品「イタカ島の王子」の序曲も、全曲を聴いてみたくなるほどの魅力を秘めたものです。
 


777953
\2700→\2490
ヴェリズモ・オペラの間奏曲集
 1.ジャコモ・プッチーニ(1858-1924):
  歌劇「妖精ヴィッリ」-
   第2幕:プレリュード・シンフォニコ イ長調/
 2.プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」-
  第3幕:間奏曲/
 3.プッチーニ:歌劇「修道女アンジェリカ」-間奏曲/
 4.ピエトロ・マスカーニ(1863-1945):
  歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」-間奏曲/
 5.マスカーニ:歌劇「友人フリッツ」-間奏曲/
 6.マスカーニ:歌劇「仮面」-シンフォニア/
 7.ルジェーロ・レオンカヴァッロ(1858-1919):歌劇「道化師」-間奏曲/
 8.ウンベルト・ジョルダーノ(1867-1948):歌劇「フェドーラ」-第2幕:間奏曲/
 9.フランチェスコ・チレーア(1866-1950):
  歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」-第2幕:間奏曲/
 10.エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリ(1876-1948):
  歌劇「マドンナの宝石」-間奏曲/
 11.イターロ・モンテメッツィ(1875-1952):
  歌劇「三人の王の愛」-第3幕:前奏曲
グラーツ・フィルハーモニー管弦楽団/
ロドヴィコ・ツォッケ(指揮)
 「ヴェリズモ」とは真実主義、もしくは現実主義と訳されるイタリア語で、19世紀末から20世紀初頭にかけてイタリアを中心に蔓延したリアリズム重視の文学を指します。
 これに影響を受けたオペラ作品が「ヴェリズモ・オペラ」であり、マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」やレオンカヴァッロの「道化師」などが代表作品の筆頭に挙げられるでしょう。
 前述の通り、これらが大流行したのは後期ロマン派の時代であり、当然付けられた音楽もモーツァルトや、ドニゼッティなどに比べると、和声も破綻の一歩手前であったり、時には無調に近かったりと、より人間の叫びに近いものとなっているのが特徴です。
 このアルバムには、歌を含まない管弦楽で奏される部分だけが集められていますが、こうして改めて聞いてみると、まさに爛熟した音楽が並んでいることに気がつくのではないでしょうか。リアルな人間の生活にこれほどふさわしい音楽はないのかもしれません。
 

777939
(8CD)
\12000
ゲオルク・フィリップ・テレマン:管楽のための協奏曲全集
<CD1…777032>
 1.2つのホルンのための協奏曲 ニ長調 TWV 52:D2/
 2.リコーダーとフルートのための二重協奏曲 ホ短調 TWV 52:e1/
 3.オーボエ協奏曲 ニ短調 TWV 51:d1/
 4.ターフェルムジーク(食卓の音楽) 第1部 - 四重奏曲 ト短調 TWV 43:g3/
 5.フルート協奏曲 ホ長調 TWV 51:E1/
<CD2…777267>
 1.リコーダー協奏曲 ハ長調 TWV 51:C1/
 2.2つのオーボエトとファゴットのための協奏曲 ニ短調 TWV 53:d1/
 3.フルート協奏曲 ト長調 TWV 51:G1/
 4.2つのホルンのための二重協奏曲 TWV 52:D1/
 5.オーボエ協奏曲 ヘ短調 TWV 51:f1/
<CD3…777268>
 1.ピッコロ協奏曲 ニ長調 TWV 51:D4/
 2.オーボエ協奏曲 ハ短調 TWV 51:c1/
 3.3声の協奏曲 TWV 42:F14/
 4.フルート協奏曲 ト長調 TWV 51:G2/
 5.トランペット協奏曲 ニ長調 TWV 51:D7/
 6.2つのフルートのための協奏曲 ト長調 TWV 53:G1/
<CD4…777400>
 1.2つのリコーダーのための協奏曲 イ短調 TWV 52:a2/
 2.フルート協奏曲 ニ長調 TWV 51:D2/
 3.オーボエ・ダモーレ協奏曲 イ長調 TWV 51:A2/
 4.2つのフルートとファゴットのための協奏曲 ロ短調 TWV 53:b1/
 5.オーボエ協奏曲 ホ短調 TWV 51:e1/
<CD5…777401>
 1.フルート協奏曲 ニ長調 TWV 51:D1/
 2.2つのオーボエ・ダモーレのための協奏曲 イ長調 TWV 52:A1/
 3.リコーダー協奏曲 ヘ長調 TWV 51:F1/
 4.2つのホルンのための協奏曲 変ホ長調 TWV 52:Es1/
 5.オーボエ協奏曲 ニ短調 TWV 51:d2/
 6.2つのフルートとファゴットのための二重協奏曲 ホ短調 TWV 52:e2/
<CD6…777402>
 1.フルート協奏曲 ロ短調 TWV 51:h1/
 2.2つのフルートとファゴットのための協奏曲 ニ長調 TWV 53:D1/
 3.ヴァイオリン協奏曲 イ短調 TWV 51:a1/
 4.2つのオーボエとファゴットのための協奏曲 ニ長調 「フランス風協奏曲」 TWV 53:C1/
 5.フルート協奏曲 ニ長調 「ポーランド協奏曲」 TWV 51:D3/
 6.2つのリコーダーのための協奏曲 変ロ長調 TWV 52:B1/
 7.2つのホルンのための協奏曲 ヘ長調 TWV 52:F3/
<CD7…999907>
 1.オーボエ協奏曲 ハ短調 TWV 51:c2/
 2.四重奏曲 ヘ長調 TWV 43:F2/
 3.2つのフルートとファゴットのための協奏曲 イ長調 TWV 53:A1/
 4.リコーダーとファゴットのための協奏曲 ヘ長調 TWV 52:F1/
 5.2つのクラリネットのための協奏曲 ニ短調 TWV 52:d1/
 6.ホルン協奏曲 ニ長調 TWV 51:D8/
<CD8…999951>
 1.2つのフルートと通奏低音のための協奏曲 イ短調 TWV 53:a1/
 2.四重奏曲 ニ長調 TWV 43:D7/
 3.2つのシャリュモーのための協奏曲 ハ長調 TWV 52:C1/
 4.オーボエ協奏曲 ニ長調 TWV 51:D5/
 5.2つのホルンのための協奏曲 ヘ長調 TWV 52:F4/
 6.オーボエ協奏曲 ト長調 TWV 51:G3
ラ・スタジオーネ・フランクフルト/
カメラータ・ケルン(CD1-3.6.8)/
ミヒャエル・シュナイダー(指揮)
 18世紀のハンブルクで最も人気のあった作曲家といえば、やはりテレマン(1681-1767)でしょう。彼は機会に応じてたくさんの作品を書いたため「クラシック音楽史上最も多くの作曲家」であるともされています。しかし、あまりその作品が多すぎるせいか、なかなか系統立てて聞くのは難しく(録音も然り)、ごく一部の有名な曲だけが繰り返し録音され、人々の耳に届いているのが現状です。
 さて、この8枚組にはそんなテレマンが残した「管楽器のための協奏曲」が全て収録されています。当時存在した管楽器全てのために協奏曲を書いたテレマンですが、時には合奏協奏曲であったり、単一の楽器の華々しいソロであったりと、何とも多彩な編成による音楽が楽しめるものとなっています。
 どの曲も楽器の特性がとことんまで追求され、その楽器にふさわしい超絶技巧を駆使した旋律が与えられているという驚異的な曲ばかり。
 自らも優れたリコーダー奏者であるシュナイダーの説得力たっぷりの演奏からは、テレマンを奏する心からの喜びが感じられます。




ACTE PREALABLE


AP 0348
\2500
愛、地上の楽園よ コロラトゥーラ・ソプラノ・アリア集
 グノー(1818-1893):オペラ「ロミオとジュリエット」から 私は夢に生きたい
 プッチーニ(1858-1924):オペラ「ジャンニ・スキッキ」から 私のお父さん
 ルイージ・アルディーティ(1822-1903):パルラ=ワルツ
 エンリーコ・トゼッリ(1883-1926):セレナード
 ルイージ・アルディーティ:くちづけ
 レハール(1870-1948):オペレッタ「パガニーニ」から 愛、地上の楽園よ
 レハール:オペレッタ「ジュディッタ」から 私の唇はこれほどに熱くキスする
 ヴォイチェフ・キラル(1932-2013):映画「ナインスゲート」から ヴォカリーズ
 ヨハン・シュトラウス II(1825-1899):
  オペレッタ「こうもり」から 侯爵様、あなたのようなお方は
 フランツ・グローテ(1908-1982):
  映画「Die blonde Carmen」から 楽士たちが来た
  映画「Immer wenn ich glucklich bin」から 私が幸せなときはいつでも
  映画「Frauen sind doch bessere Diplomaten」から 若い男性が来ると
 クシェシミル・デンプスキ(1953-):映画「ファイアー・アンド・ソード」から ヘレナの歌
 オッフェンバック(1819-1880):オペラ「ホフマン物語」から 小鳥たちは生け垣で
 ゲアハルド・ヴィンクラー(1906-1988):さあ、カサノヴァ
 フレデリック・ロー(1901-1988):ミュージカル「マイ・フェア・レディ」から 踊り明かそう

カタジナ・ドンダルスカ(コロラトゥーラ・ソプラノ)
ナタン・ドンダルスキ、モニカ・ドンダルスカ(ヴァイオリン)
マウゴジャタ・ニェミェツ(ヴィオラ)
ヴィクトル・チソン(チェロ)

録音:2015年4月29日-5月2日、コシャリン・フィルハーモニー、コシャリン、ポーランド
 カタジナ・ドンダルスカはドイツのヴュルツブルク音楽アカデミーで声楽とヴァイオリンを学びマイスタークラス・ディプロマを取得、さらにグダンスク音楽アカデミーで博士号を取得したポーランドのコロラトゥーラ・ソプラノ。
 前作「ナイチンゲール コロラトゥーラ・ソプラノのための歌曲集」(AP 0290)のヒットにより実現した第2作です。

  

AP 0349
\2500
マイケル・キンバー(1945-):ヴィオラのための音楽 Vol.6
 マイケル・キンバー:
  4つのメロディアスな練習曲(ヴィオラ独奏のための)(*)
  ヴィオラパローザ [Violapalooza] (ヴィオラの四重奏のための)(*/+/#)
  旅する音楽 [Traveling Music] (4パートのヴィオラ・アンサンブルのための)(*/+/#)
  「ファースト・ノエル」によるフーガ的幻想曲(*/+)
  4つの風変わりな小品 [Three Little Quirky Pieces]
   (ヴィオラの四重奏のための)(*/+/#)
 パヴェウ・ミハウォフスキ:Murovisation-Celebration(+/#/**)
 マイケル・キンバー:
  ヴィオラ独奏と弦楽合奏のための狂詩曲(+/++)
  旅 [Traveling] (弦楽合奏のための)(++)

マルチン・ムラフスキ(ヴィオラ(*))
マルティナ・コヴザン(ヴィオラ(+))
エウゲニュシュ・ドンブロフスキ(ヴィオラ(#)、指揮(++))
アリツィア・グシチョラ(ヴィオラ(#))
エヴァ・トラチ、パヴェウ・ミハウォフスキ(ヴィオラ(**))
卒業生オーケストラ(++)

 録音:2014年11月18-19日、2015年5月28-29日、アウラ・ノヴァ(新講堂)、 I・J・パデレフスキ音楽アカデミー、ポズナン、ポーランド
 マイケル・キンバーはアメリカ合衆国のヴィオラ奏者・作曲家。1965年頃から1985年まではヴィオラの学習と演奏に専念していました。
 2004年以来アイオワ・シティを本拠に活躍しています。世界初録音。
 

AP 0354
\2500
オットン・ミェチスワフ・ジュコフスキ(1867-1931):教会音楽全集 Vol.4
  アヴェ・マリア Op.30(*/+/#)/五月の夜明け(*/#)/祝福あれ、御母に Op.31(+/#)
  アヴェ・マリア(*/#)/ポーランドのミサ第4番 Op.41(**)/めでたし、元后(*/#/**)
  聖処女マリア賛歌(+/**)/めだたし、マリア(*/**)/われらの父 Op.47(+/#/**)

アンナ・ファブレッロ(ソプラノ(*))
ロベルト・カチョロフスキ(バリトン(+))
エヴァ・リテル(オルガン(#))
ストシジュフ室内合唱団(**)
トマシュ・ザヨンツ(オルガン(**))
オリヴァ・グジェゴシュ(指揮(**))

 録音:2015年5月5日、主の復活教会、グダンスク・ブジェシュチ、グダンスク、ポーランド
 オットン・ミェチスワフ・ジュコフスキはポーランドのウクナイナ国境の町ベウツ(現ウクライナ)に生まれた作曲家・教師。
 チェルニウツィー(ウクライナ)で音楽教育を受けた後、リヴィウ(ウクライナ)とおそらくウィーンで学び、ポーランド語の教師を務めながら作曲家、編曲家、合唱指揮者、ピアニストとして活躍しました。世界初録音。




DUX


DUX 1112
\2400
オリヴィエ・プナール(1974-):クロニーク
  クロニーク [Cloniques](ピアノのための)Op.30
  ポリプティーク「ダイアモンド」 [Polyptyque dit "du diamant"]
   (弦楽四重奏のための)
  シャラード [Charade]
   (アンリ・デュティーユの主題による、チェロとアコーディオンのための)Op.29
  アルテファクト [Artefact] (クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための)Op.11
ダーナ・チョカルリエ(ピアノ)
ドビュッシー弦楽四重奏団
 クリストフ・コレット(第1ヴァイオリン)
 マルク・ヴィエイユフォン(第2ヴァイオリン)
 ヴァンサン・ドプレック(ヴィオラ)
 ファブリス・ビアン(チェロ)
フィリップ・ブールロワ(アコーディオン)
ジャン=マルク・フサール(クラリネット)
  

DUX 1159/1160
(2CD)
\2400
パガニーニ(1782-1840):
 無伴奏ヴァイオリンのための24の奇想曲 Op.1

イム・チェホン(ヴァイオリン)

2枚組で1枚分の価格。
 

DUX 1173
\2400
フランチシェク・レッセル(1780-1838):ピアノ作品集
  幻想曲ハ長調 Op.8/変奏曲イ短調 Op.15 No.1/
  ソナタ ヘ長調 Op.2 No.2
  ソナタ イ長調 Op.2 No.3/幻想曲ホ短調 Op.13

ドロタ・ツィブルスカ=アムスレル(ピアノ)

ピリオド楽器使用。
  

DUX 1174
\2400
ポーランドの万華鏡 ピアノ四手連弾作品集
 イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ(1807-1867):ポーランド風ロンド Op.6
 モーリツ・モシュコフスキ(1854-1925):万華鏡(微細画集)Op.74
 ユリウシュ・ザレンプスキ(1854-1885):マズルカ形式の2つの小品 Op.5
 ロマン・パレステル(1907-1989):ソナティナ(1940)
ラヴェル・ピアノ・デュオ
 アグニェシュカ・コズウォ、
 カタジナ・エヴァ・ソコウォフスカ(ピアノ)
  

DUX 1190
\2400
シューマン(1810-1856):クライスレリアーナ Op.16
ショパン(1810-1849):アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ Op.22
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):ピアノ・ソナタ第2番
ユリア・コチュバン(ピアノ)
  

DUX 1218
\2400
ムジカ・サクロモンターナ(シフィエンタ・グラ教会堂の音楽)Vol.10
 ユゼフ・ゼイドレル(1744頃-1806):田園ミサ ト長調(*)
 アントニ・ハベル(1760-1831):交響曲ヘ長調
イヴォナ・ソハ(ソプラノ(*))
マグダレナ・クリグ(メゾソプラノ(*))
トマシュ・クシシツァ(テノール(*))
ヴォイチェフ・ギェルラフ(バリトン(*))
ポーランド室内合唱団(*)
シンフォニア・ユヴェントゥス
パヴェウ・プシトツキ(指揮)
  

DUX 1221
\2400
瞬間的 打楽器のための音楽
 テリー・ライリー(1935-):G-Song
 ポール・スマドベック(1955-):Rhythm Song
 ドミニク・ブコフスキ:Dolorus
 フィリップ・グラス(1937-):Opening
 スティーヴ・ライヒ(1936-):Electric Couterpoint
 エリック・サティ(1866-1925):ジムノペディ第1番
 カシャ・カドウボフスカ(1987-):Transient
 アルヴォ・ペルト(1935-):Fratres
 フィリップ・グラス:Poet Act
ドミニク・ブコフスキ(ヴィブラフォン、マリンバ)
カシャ・カドウォフスカ
 (マリンバ、ヴィブラフォン、
  アフロトン・サンスーラ、ベンディル)
シュテッフェン・ディクス(エレクトロニクス)
 

DUX 1224
\2400
愛の言葉を 珠玉のイタリア歌曲集
 チェーザレ・ビクシオ(1896-1978):愛の言葉を [Parlami d'amore]
 エルネスト・デ・クルティス(1875-1937):忘れな草 [Non ti scordar di me]
 ステファノ・カルディッロ(1874-1947):つれない心(カタリ・カタリ) [Core 'ngrato]
 スタニスラオ・ガスタルドン(1861-1939):禁じられた音楽 [Musica proibita]
 エルド・ディ・ラッツァーロ(1902-1968):ローマのギター [Chitarra romana]
 チェーザレ・ビクシオ:マンマ [Mamma]
 フランコ・パオロ・トスティ(1846-1916):
  暁は光と闇とを分かつ最後の歌 [L'alba separa dalla luce ombra]
  最後の歌 [L'ultima canzone]/マレキアーレ [Marechiare]
 マスカーニ(1863-1945):セレナード [Serenata]
 エンリコ・カンニオ(1874-1949):恋する兵士 [O surdato 'nnammurato]
 アルトゥーロ・ブッツィ=ペッチャ(1854-1943):
  ロリータ−スペインのセレナード [Lolita - Serenata spagnola]
 ルイージ・デンツァ(1846-1922):フニクリ・フニクラ [Funiculi, Funicula]
 レオンカヴァッロ(1858-1919):朝の歌 [La Mattinata]
 エドゥアルド・ディ・カプア(1864-1917):マリア・マリ [Maria, Mari]
 ロッシーニ(1792-1868):踊り [La danza]
 エルネスト・デ・クルティス:帰れ、ソレントへ [Torna a Surriento]
 エドゥアルド・ディ・カプア:オー・ソレ・ミオ! [O sole mio!]
タデウシュ・シュレンキェル(テノール)
マリウシュ・ルトコフスキ(ピアノ)
タデウシュ・シュレンキェルは1979年ポーランドのワルシャワに生まれ、2004年にオペラ・デビュー。ポーランドを代表するリリック・テノールの一人として国内外で活躍しています。
 

DUX 1230
\2400
ポーランドの殉教者を讃える音楽
 グレゴリオ聖歌:
  正しき者は叫ぶ [Clamaverunt Iusti](*)
  喜べ、ポーランドの御母よ [Gaude Mater Polonia](*)
  ポーランドの始まり [Ortus de Polonia](*)
  幸いなる町エルサレム [Urbs Ierusalem beata](*)
  全能の神よ [Kyrie Cunctipotens](*)
  確かに記されたり [Scriptum est enim](*)
 不詳:神の御母 [Bogurodzica](*)
 アンジェイ・ドゥトキェヴィチ(1942-):
  聖アンジェイ賛歌(無伴奏混声合唱のための;1998)(+)
 ミハウ・スワヴェツキ(1982-):
  聖者マクシミリアン・コルベ神父の母親への最後の手紙
   (無伴奏混声合唱のための;2007)(+)
 ウーカシュ・ウルバニャク(1980-):福者イェジ・ポピェウシュコ神父を讃えるミサ
   (混声合唱と小管弦楽のための;2013)(+/#)
ムリエリウム・スコラ・グレゴリアーナ・クラマーヴェルント・ユスティ(*)
ワルシャワ・ステファン・ヴィシンスキ大学合唱団(+)
ノーヴァ・エト・ヴェテラ管弦楽団(#)
ミハウ・スワヴェツキ(指揮)
 マクシミリアン・コルベ(1894-1941、列聖:1982)はアウシュヴィッツの強制収容所で他の収容者の身代わりを申し出て処刑(飢餓監房に入れられた後に薬殺)された司祭。
 イェジ・ポピェウシュコ(1947-1984、列福:2010)は共産主義政権に反対する自主管理労働組合「連帯」を精神的に支援し、秘密警察により暗殺(殴打の後縛り上げられ池に沈められる)された司祭。
 

DUX 1240
\2400
ショパン(1810-1849):ピアノ作品集
  ポロネーズ ト短調(1817)/ポロネーズ変ロ長調 Op.posth.
  ポロネーズ変イ長調 Op.posth./ポロネーズ嬰ハ短調 Op.26 No.1
  ポロネーズ イ長調 Op.40 No.1
  スケルツォ第1番ロ短調 Op.20/スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
  スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39/スケルツォ第4番ホ長調 Op.54
ラファウ・A・ウーカシェフスキ(ピアノ)
録音:ライヴ




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


PENTATONE


〜 RQR( Remastered Quad Recordings)series

 「大好評のR Q R (Remastered Quad Recordings) series」。フィリップスのカタログ音源(4 チャンネルステレオquadraphonicrecordings)をライセンス使用して、DSD マスタリングを施した復刻をしてきましたが、その続編として1970 年代のドイツ・グラモフォン音源のDSD マスタリング復刻も開始しました。
 今回もリマスタリングはオランダのポリヒムニア・インターナショナル(1998 年にフィリップス・クラシックスの技術チームが独立して立ち上げた会社)が担当しており、万全のメンバーで行われました。
 今回は一挙4タイトルのリリースとなります

PTC 5186208
(SACD HYBRID)
\2400
ブルッフ、メンデルスゾーンの名盤が、
 リマスターSACD Hyrid盤でリリース!!

  (1)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op.26
  (2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
シュロモ・ミンツ(ヴァイオリン)
クラウディオ・アバド(指揮)
シカゴ交響楽団
 ミンツ、DG 専属契約第1 弾アバド&シカゴ響と共演したブルッフ、メンデルスゾーンの名盤が、リマスターSACD Hyrid盤でリリース!!

 セッション録音:1980 年2 月18& 23日/シカゴ・オーケストラ・ホール/マルチチャンネル、55’23”
 A&R プロデューサー&レコーディング・プロデューサー:ライナー・ブロック
 バランス・エンジニア:クラウス・ヒーマン
 レコーディング・エンジニア&エディティング:ウォルフ・ディーター・カールワトキー
 リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル(2015 年6月/バールン、オランダ)

 SACD ハイブリッド盤。
 シュロモ・ミンツのDG 専属契約第1 弾となったブルッフ&メンデルスゾーンの名盤が、PENATONE のRQR シリーズからリリースされます。1957 年10 月モスクワで生まれ2 歳のときにイスラエルに移住したミンツは、幼い頃より天才少年として注目されておりました。いち早く才能を見出したアイザック・スターンは彼の演奏に感銘を受け、またズビン・メータは豊かな才能に惚れこみ10 代の頃より頻繁に共演し、若くして世界的ヴァイオリニストとして活動の幅を広げました。
 1980 年のDG デビュー・レコーディングはミンツが23 歳のときで、クラウディオ・アバド指揮、シカゴ交響楽団という豪華共演でした。既にキャリアを十分に積んでいたミンツは、濃厚でゴージャスな音色を持ち味とし、豊かな表現力で歌うように奏でております。さらにアバドの緻密なオーケストレーションにより極上の演奏を聴くことができます。
 また、当盤はDG が誇る技術チームによる録音で細かなニュアンスまで捉えた名録音の一つとして知られます。
 PENTATONE によるリマスタリングも実に見事です。装丁はスーパー・ジュエルケースにスリーヴ付きの仕様、さらにブックレットにはDG のオリジナル・ジャケットが掲載されており、マニア心をくすぐるこだわりのパッケージとなっております。



 

PTC 5186228
(SACD HHBRID)
\2400
クライスラー:ヴァイオリン小品集
 (1)道化役者/(2)ジプシーの女/(3)タンゴ(アルベニス作曲)/
 (4)ベートーヴェンの主題によるロンディーノ/
 (5)ウィーン奇想曲 Op.2 /(6)ラルゲット(ウェーバー作曲)/
 (7)ジプシー奇想曲/
 (8)カプリース 変ホ長調(ヴィエニャフスキ作曲)/(9)愛の悲しみ/
 (10)中国の太鼓/(11)スラヴ舞曲第2番 ホ短調(ドヴォルザーク作曲)/
 (11)レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース Op.6 /
 (12)スペインのセレナーデ(グラズノフ作曲)/
 (13)スペイン舞曲(グラナドス作曲)/(14)才たけた婦人/
 (15)シンコペーション/(16)愛のよろこび
シュロモ・ミンツ(ヴァイオリン)
クリフォード・ベンソン(ピアノ)
 若かりしミンツの名盤、クライスラー名曲集がリマスターSACD Hyrid盤でリリース!!

 セッション録音:1980年6月/イェルサレム・ミュージック・センター(イスラエル)/マルチチャンネル、53’54”
 A&Rプロデューサー:ヴォルフガング・ステンゲル/レコーディング・プロデューサー:スティーブン・ポール
 バランス・エンジニア:ウォルフガング・ミットレーナー/レコーディング・エンジニア&エディティング:ユルゲン・バルジン
 リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル(2015年6月/バールン、オランダ)

 SACD ハイブリッド盤。
 DG との専属契約年である1980 年6 月に収録したシュロモ・ミンツによるクライスラー名曲集です。テクニックもさることながらとろけるように甘く濃厚な音色が魅力のミンツによるクライスラーは絶品です。
 今も色褪せることのないミンツの名盤のひとつです。
 今回のリマスタリングもPENTATONE レーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しております。装丁はスーパー・ジュエルケースにスリーヴ付きの仕様、さらにブックレットにはDG のオリジナル・ジャケットが掲載されており、マニア心をくすぐるこだわりのパッケージとなっております。
 

PTC 5186227
(SACD HYBRID)
\2400
レヴァインがピアニストとして演奏の
 シューマンとリン・ハレル参加のシューベルト!

  (1)シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956
  (2)シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44
ラサール弦楽四重奏団
 【ヴァルター・レヴィン(第1ヴァイオリン)、
  ヘンリー・メイヤー(第2ヴァイオリン)、
  ピーター・カムニツァー(ヴィオラ)、
  リー・ファイザー(チェロ)】
(1)リン・ハレル(第2チェロ)
(2)ジェイムズ・レヴァイン(ピアノ)
 ラサール弦楽四重奏団の名録音がSACD Hybrid 盤で登場、レヴァインがピアニストとして演奏のシューマンとリン・ハレル参加のシューベルト!

 セッション録音:(1)1977年12月/ベートーヴェンザール(ハノーファー)、(2)1980年10 月/RCAスタジオ(ニューヨーク)/マルチチャンネル、79’07”
 A&Rプロデューサー、レコーディング・プロデューサー:ライナー・ブロック
 バランス・エンジニア:ウォルフガング・ミットレーナー
 レコーディング・エンジニア&エディティング:①ヘルムート・カジャ、②クリストファー・アルダー
 リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル(2015年/バールン、オランダ)

 SACD ハイブリッド盤。
 このディスクはラサール弦楽四重奏団によるシューベルトの弦楽五重奏曲とシューマンのピアノ五重奏曲です。
 当団は、1946年にヴァイオリンのヴァルター・レヴィンによって結成され、寄贈されたアマティの楽器を用いて演奏してきました。
 1977 年収録のシューベルトは第2 チェロにリン・ハレル、1980 年収録のシューマンではレヴァインをそれぞれ迎え、豪華な共演となっております。多彩なレパートリーの中でもとりわけロマン派の作品を得意とした当団による演奏には定評があり、“アンサンブルの神” とも言える室内楽の極みを堪能させてくれます。
 PENTATONE によるリマスタリングも実に見事です。装丁はスーパー・ジュエルケースにスリーヴ付きの仕様、さらにブックレットにはDG のオリジナル・ジャケットが掲載されており、マニア心をくすぐるこだわりのパッケージとなっております。
 

PTC 5186226
(SACD HYBRID)
\2400
ティルソン・トーマスがピアノを演奏!!
 ボストン響メンバーによるドビュッシー室内楽作品集

  ドビュッシー:
   (1)ヴァイオリン・ソナタ ト短調
   (2)チェロ・ソナタ ニ短調
   (3)フルート、ヴィオラ、ハープのためのソナタ
   (4)シリンクス
ボストン・シンフォニー・チェンバー・プレーヤーズ
 【ジョゼフ・シュルヴァースタイン
   (ヴァイオリン)、
  ジュール・エスキン(チェロ)、
  マイケル・ティルソン・トーマス(ピアノ)、
  ドリオ・アントニー・ドワイヤー(フルート)、
  バートン・ファイン(ヴィオラ)、
  アン・ホブスン(ハープ)】
 ティルソン・トーマスがピアノを演奏!!ボストン響メンバーによるドビュッシー室内楽作品集

 セッション録音:1970年3月/ボストン・シンフォニー・ホール(ボストン)/マルチチャンネル、46’11”
 A&Rプロデューサー:ライナー・ブロック/レコーディング・プロデューサー:カール・ファウスト
 バランス・エンジニア:ギュンター・ヘルマンス/レコーディング・エンジニア&エディティング:ヨアヒム・ニス
 リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル(2015年6月/バールン、オランダ)

 SACD ハイブリッド盤。
 このアルバムはボストン交響楽団のメンバーによるドビュッシーの室内楽作品集です。ヴァイオリンのジョゼフ・シュルヴァースタイン、チェロのジュール・エスキン、ヴィオラのバートン・ファインなど錚々たる顔触れです。さらにピアノはティルソン・トーマスが担当し、非常に質の高い演奏を聴かせてくれます。
 今回のリマスタリングもPENTATONE レーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しております。装丁はスーパー・ジュエルケースにスリーヴ付きの仕様、さらにブックレットにはDG のオリジナル・ジャケットが掲載されており、マニア心をくすぐるこだわりのパッケージとなっております。







<国内盤>


レグルス


RGCD‐1037
\2500+税
ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲全集 第5集
 ミサ《デ・ベアータ・ヴィルジネ》
 ミサ《アヴェ・マリス・ステラ》
ヴォーカル・アンサンブル カペラ
音楽監督:花井 哲郎
 レオナルド・ダ・ヴィンチと同時代に活躍し、マルティン・ルターも絶賛したルネサンスを代表する天才作曲家が残した19曲のミサ曲全集

 本格的な中世・ルネサンス専門のヴォーカル・アンサンブル カペラの第9弾。
 対照的な作りのジョスカンの聖母ミサ2曲を収録。親しみやすいグレゴリオ聖歌の旋律が、多声部の織りなす濃密な響きの中で多様に展開する。
 各パート歌手2人の緻密なアカペラのアンサンブルが曲の持ち味を最大限に引き出す。ルネサンス音楽愛好家必聴の一枚。
 2021年のジョスカン没後500年を記念する企画。今後残り4枚をリリース、全曲録音完成を目指します。
 録音:2012年4月15-20日 北の大地美術館(中札内村、北海道)

● 演奏会のご案内
 10月9日(金)19:00 日本聖公会聖パウロ教会
 2016年1月10日(日)16:00 由比ヶ浜教会  1月11日(月祝)16:00聖アンセルモ・カトリック目黒教会












9/1(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


PROFIL



PH 15031
\2500→\2290
グリンカが絶賛、ボロディンも納得
 ゲーベルの弦楽四重奏曲集 世界初録音

  フランツ・クサーヴァー・ゲーベル(1787-1843):
   弦楽四重奏曲ニ長調
   弦楽四重奏曲変ホ長調op. 27
ホフマイスター四重奏団(オリジナル楽器使用)
 クリストフ・ハイデマン、
 ウッラ・ブンディース(ヴァイオリン)
 アイノ・ヒルデブラント(ヴィオラ)
 マルティン・ゼーマン(チェロ)
 世界初録音。グリンカが絶賛、ボロディンも納得ゲーベルの弦楽四重奏曲集

 録音:2014年7月/シュロス・ノルトハイム=インプスハウゼン(デジタル・セッション)/ステレオ、54’10

 過去にティッツの珍しい弦楽四重奏曲集をProfil より発表して注目されたホフマイスター四重奏団が、またもや貴重なアルバムをリリース。
 ティッツ(1742-1810) がニュルンベルクに生まれ、ロシアのサンクトペテルブルクの宮廷楽団のメンバーとして活躍した経歴にも似て、1787 年シレジアのブレスラウ近郊フュルステナウに生まれたフランツ・クサーヴァー・ゲーベルは、1843 年にモスクワで歿した作曲家、ピアニストそして指揮者。
 ベートーヴェンと個人的に親交のあったゲーベルは、ウィーン古典派、なかでもベートーヴェンの作品に精通していたことで、モスクワ楽壇で重要なポジションを占めていたといわれています。
 グリンカが作曲技法を称賛し、ボロディンがロシアの影響を認めたとされるゲーベルの弦楽四重奏曲は、優美で快活なアレグロ、息の長い緩徐楽章に対して、オリジナル楽器使用のアンサンブルの奏でる音色が絶妙な味わい。ともに世界初録音となります。



ホフマイスター四重奏団
 アントン・フェルディナント・ティッツ

PH 10030
\2500→\2290

ホフマイスター四重奏団
 アントン・フェルディナント・ティッツ(1742-1810):

 3つの弦楽四重奏曲集(1808)より第3番変ホ長調
 6つの弦楽四重奏曲集(1781)より第2番イ長調
 3つの弦楽四重奏曲集(1808)より第2番変ロ長調
 6つの弦楽四重奏曲集(1781)より第1番ハ長調
ホフマイスター四重奏団(オリジナル楽器使用)
クリストフ・ハイデマン、
ウッラ・ブンディース(Vn)
アイノ・ヒルデブラント(Va)
マルティン・ゼーマン(Vc)

カルテット愛好家注目のシリーズ完結篇 ティッツの弦楽四重奏曲集

録音:2009年8月ベルリン、グリューネヴァルト教会(セッション)。DDD、67’27”

 前2作(PH06032、PH09046)が好評の、ティッツ作による弦楽四重奏曲集の完結篇。ロシアのサンクトペテルブルクの宮廷楽団のメンバーとして活躍した経歴から、ティッツのカルテットは、ロシア民謡の引用などロシアのローカル色が顕著な点も魅力。本アルバム収録分では、様式上、変奏曲のスタイルによる第1楽章をもつイ長調と、中間楽章にロマンスを置く変ロ長調とがともに3楽章形式で、変ホ長調が急−急−緩−急の4楽章形式、アレグロ−ロンドの2楽章形式となっています。
 ここでのオリジナル楽器使用による演奏は、第1ヴァイオリンを曲によって交替しているのも特徴で、変ホ長調とハ長調では、ハイデマンが、イ長調と変ロ長調ではブンディースが、それぞれ務めています。






GB RECORDS
ギャヴィン・ブライヤーズの自主レーベル

「タイタニック号の沈没」で知られるイギリスのコンポーザー=コントラバシスト、
ギャヴィン・ブライヤーズの自主レーベル「GB Records」。

BCGBCD 18
\2600
マーシー&グランド 〜
 ザ・ミュージック・オヴ・トム・ウェイツ&
  キャスリーン・ブレナン
ジェス・ウォーカー(ヴォイス)
ジョー・タウンゼンド(ヴァイオリン)
ダイ・プリチャード
 (テナー・サクソフォン、バス・クラリネット、フルート)
カレン・ストリート(アコーディオン)
ジェームズ・ウッドロウ(エレクトリック・ギター)
ジム・ホルメス(ピアノ、ハーモニウム、ハーモニカ)
ギャヴィン・ブライヤーズ(コントラバス、ハーモニウム)
サイモン・アレン(パーカッション)、他
 アメリカの偉大なるソングライター、トム・ウェイツ&キャスリーン・ブレナン夫妻の作品を、ギャヴィン・ブライヤーズ、ジョー・タウンゼンド、ジム・ホルメスがアレンジ。
 オペラ・ノースのシンガー、ジェス・ウォーカーをフィーチャーし、ウェイツ&キャスリーンの作品+クルト・ワイルやトラディショナルを歌う。

 録音(ライヴ):2008年10月25日−26日、リーズ
 


BCGBCD 17
\2600→\2390
ギャヴィン・ブライヤーズ:
 打楽器五重奏と室内オーケストラのための協奏曲《ニューヨーク》

  打楽器五重奏のための 《At Portage and Main》
  打楽器五重奏のための 《One Last Bar Then Joe Can Sing》
ペルキュシオン・クラヴィエ・ドゥ・リヨン
アンサンブル・ドゥ・バス=ノルマンディー
ドミニク・ドゥバール(指揮)
 フランス、リヨンの鍵盤打楽器アンサンブル、"ペルキュシオン・クラヴィエ・ドゥ・リヨン"によるギャヴィン・ブライヤーズのパーカッション作品集。
 「ニューヨーク」は、アンサンブル・ドゥ・バス=ノルマンディーからペルキュシオン・クラヴィエ・ドゥ・リヨンへ委嘱され、2004年に同アンサンブルによって初演された打楽器五重奏と室内オーケストラのための協奏曲。
 

BCGBCD 14
\2600
シーズン・オヴ・ミスツ 〜
 ミュージック・フロム・ザ・フィルム・バイ・アンナ・チェルナコヴァ
ピーター・シェパード・スカーヴド(ヴァイオリン)
モーガン・ゴフ(ヴィオラ)
ニコラス・クーパー(チェロ)
フランク・キャンベル(ピアノ)
ミュージカル・コレクティヴ・オヴ・ピーター・ナリッチ
 ロシアの映画監督アンナ・チェルナコヴァ(Anna Tchernakova)による「シーズン・オヴ・ミスツ(Season of Mists)」のサウンド・トラック。
 タネーエフの弦楽三重奏曲や、ロシアのシンガー・ソングライター、ピーター・ナリッチの作品をはさみながら、全体はギャヴィン・ブライヤーズの音楽で構成されている。
 

BCGBCD 16
\2600
ギャヴィン・ブライヤーズ:マドリガル集Vol.1 ヴォクス・アルテラ・アンサンブル
マッシミリアーノ・パスクッチ(ディレクター)
 14世紀イタリアの詩人フランチェスコ・ペトラルカの詩による、ギャヴィン・ブライヤーズのマドリガル集。"ヴォクス・アルテラ・アンサンブル"は、1999年にマッシミリアーノ・パスクッチによって設立された、現代音楽を専門とするイタリアとスイスのアンサンブル。ヒリヤード・アンサンブルにも音楽を提供してきたギャヴィン・ブライヤーズの優れた作曲技法が、6声のア・カペラによって表現されている。

 録音:2008年10月20日−28日、スイス
 

BCGBCD 15
\2600
ライヴ・アット・プンクト ギャヴィン・ブライヤーズ・アンサンブル
 〔アナ・マリア・フリーマン(ソプラノ)、
  ジョン・ポッター(テノール)、
  モーガン・ゴフ(ヴィオラ)、
  ニック・クーパー(チェロ)、
  ギャヴィン・ブライヤーズ(コントラバス、ピアノ)、
  ジェームズ・ウッドロウ(エレクトリック・ギター)、
  アーヴェ・ヘンリクソン(トランペット)〕
 ノルウェーのプンクト・フェスティヴァルで行われたギャヴィン・ブライヤーズ・アンサンブルのライヴ。
 スウェーデンのソプラノ、アナ・マリア・フリーマンと、元ヒリヤード・アンサンブル・メンバーのジョン・ポッターが美しい声を響かせる。

 録音(ライヴ):2008年9月5日、プンクト・フェスティヴァル(ノルウェー)




LAWO


LWC 1073
\2600
ドメスティック・バッハ ベルゲン・バロック
 J.S.バッハ:
  トリオ・ソナタ ト長調 BWV.1039/1027/
  コラール《愛しきイエスよ、われらはここにBWV.731/
  アンダンテ(トリオ・ソナタ第3番ニ短調 BWV.527より)/
  コラール《目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ》BWV.645/
  メヌエット ト長調 BWV Anh.114/
  アリア《パイプにおいしいタバコを詰めて》BWV.515a/
  ポロネーズ ト短調 BWV Anh.125/
  メヌエット ト長調 BWV Anh.116/マーチ ニ長調 BWV Ahh.122/
  ポロネーズ ニ短調 BWV Anh.128/
  アリア ニ短調 BWV.515/ミュゼット BWV Anh.126/
  サラバンド ニ短調(BWV.1013より)/
  アリア《なにゆえに悲しむや、わが心》BWV.516/
  ロンドー変ロ長調 BWV Anh.183/
  螺旋カノン(音楽の捧げものBWV.1079より)/
  上5度のカノン風フーガ(音楽の捧げものBWV.1079より)/
  コラール《イエス、わが頼り》 BWV.729/
  アリア《御身がそばにあるならば》 BWV.508/
  コラール《ただ神の御旨に従う者は》 BWV.691
 ベルゲン・バロック登場!ドメスティック・バッハ!

 リコーダーのフローデ・トゥーシェン、ヴィオールのマルック・ルオラヤン=ミッコラ、ミッコ・ペルコラなどの実力者たちが名を連ねるベルゲン・バロックは、1994年に創設された北欧ノルウェーを代表するピリオド・アンサンブル。
 ベルゲン・バロックのラウォ(LAWO)第1弾は、ユニークなバッハ・プログラム「ドメスティック・バッハ」!ベルゲン・バロックの洗練されたサウンド、定評あるラウォ(LAWO)の優秀録音のコラボレーションから生まれた上質なバッハ・アルバムです。

 2012年12月10日−13日の録音。
 


LWC 1080
(SACD HYBRID)
\3000→\2790
ヴァイオリンとコントラバス!
 デュオ・ブリランテ
 ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズ第2番 Op.21
 ボッテジーニ:グランド・アレグロ《メンデルスゾーン風に》
 スヴェンセン:ロマンス Op.26
 ボルグストレム:ロマンス Op.12
 ボッテジーニ:協奏的大二重奏曲
デュオ・ブリリアンテ
 〔アルヴィド・エンゲゴール(ヴァイオリン)、
  クヌート・エーリク・スンドクヴィスト
   (コントラバス)〕
テリエ・ボイェ・ハンセン(指揮)
ノルウェー放送管弦楽団
 ノルウェー北部のボードーとトロムソの出身で、1980年代初期、学生時代にオーストリアで出会った2人の名手、アルヴィド・エンゲゴールとクヌート・エーリク・スンドクヴィスト。
 ヴィエニャフスキ、スヴェンセンとその弟子のボルグストレム、そしてボッテジーニでは、ベテランならではの安定感と味わいのある演奏を披露。特にボッテジーニの「協奏的大二重奏曲」では、エンゲゴールとスンドクヴィスト、ボイェ・ハンセンとノルウェー放送管の充実のコンビネーションが光る。

 2013年10月22日−25日の録音。




PHAEDRA



DDD 92085
\2600→\2390
イン・フランダース・フィールズ Vol.85 〜
 ジョンゲン:木管楽器のための作品集

  木管五重奏とピアノのための《ラプソディ》Op.70
  ホルンとピアノのための《リート》
  イングリッシュホルンとピアノのための《瞑想》Op.21
  木管五重奏のための《2つの小品》Op.98
  フルートとピアノのための《ゆるやかな舞曲》 Op.54bis
  木管五重奏のための《協奏曲》Op.124
ブリュッセル木管五重奏団
 《ファイヴ・ビューフォート》
ハンス・リケリンク(ピアノ)
 ブリュッセルを本拠とするベルギー国立管弦楽団の5人のソリストたちにが集う実力派アンサンブル、ブリュッセル木管五重奏団《ファイヴ・ビューフォート》によるジョンゲン・アルバム。
 木管楽器のためのベルギーの抒情。ジョンゲン・ファン、木管楽器関係者要注目の演奏とレパートリーです。

 2014年5月の録音。
 


DDD 92084
\2600→\2390
イン・フランダース・フィールズ Vol.84 〜
 忘れられた花々のブーケ

  ロンケ:歌曲集
  ペーテルス:アリス・ナホンの詩による6つの詩曲
  デト:4つの歌曲
  エーシャウテ:10月
  モルテルマンス:4つの歌曲
ヴェルナー・ファン・メヘレン(バス・バリトン)
ピーテル・ファンホーフ(ピアノ)
 知られざる近代ベルギー歌曲集。モルテルマンスやペーテルスなどの歌曲を歌うのは、フランダース歌劇場やモンテカルロ歌劇場、リセウ大劇場などで活躍してきたベルギーのバス・バリトン、ヴェルナー・ファン・メヘレン。
 テレマンから近現代作品までの幅広いレパートリーの持ち主である。

 2014年7月の録音。
 

DDD 292030
\2600
万霊節
 シューベルト:万霊節のための連祷、風の中で、墓掘り人の郷愁、夜曲、解消
 マーラー:原光、真夜中に、私はこの世から姿を消した
 R・シュトラウス:
  夜ふけの船で、近づく老年、そしてそれは二度とはなかった、
  明るい陽の中で、献呈、夜、万霊節、あした!
ヴェルナー・ファン・メヘレン(バス・バリトン)
ルーカス・ブロンデール(ピアノ)
 ベルギーのバス・バリトン、ヴェルナー・ファン・メヘレンが歌う独墺系プログラム。抒情的で朗々たる歌声が、は、シューベルト、マーラーとR・シュトラウスの歌曲を丁寧に、そして美しく紡いでゆく。

 2013年9月の録音。




MARCO POLO



8.225814
\2100→\1890
ウイグル・クラシック!
 ヴァイオリンとオーケストラのための作品集
  杜鳴心:10の新疆ウイグル族の踊り

  1.私は夜明けまであなたを待ちます(カザフ民謡)/
  2.わが花(カザフ民謡)/3.ガオリタ(カザフ民謡)/
  4.マイラ(カザフ民謡)/5.銀の月の下で(タタール民謡)/
  6.前に進む(ウイグル民謡)/
  7.ドゥダールとマリア(カザフ民謡)/
  8.美しいパミール(タジク民謡)/
  9.ああ、わが愛しい人(カザフ民謡)/
  10.ハレの日の歌と踊り(ウイグル民謡)
西崎崇子(ヴァイオリン)/
シンガポール交響楽団/
ヘイ・チョー(指揮)
録音 1985年6月3-7日 シンガポール ヴィクトリア・メモリアル・ホール
 中華人民共和国の西端にある「新疆ウイグル自治区」。ここは中国最大の地方行政区域であり、160万平方キロメートルという広大な土地にウイグル族をはじめ、漢族、カザフ族、キルギス族、モンゴル族などのさまざまな民族が居住し、古くから文化、経済交流の重要なエリアとして機能してきました。
 そんな地に根付く音楽も、これまた多彩で豊かなものばかり。どの曲も親しみやすく、ちょっと泣かせる旋律を持っていて、これには同じアジアの血が流れる日本人も強く共感を覚えるのではないでしょうか。
 この杜鳴心(ドゥーミンシン)がアレンジした10曲の民謡は、ヴァイオリンとオーケストラの協奏曲の形でかかれていて、甘い旋律を奏でるヴァイオリンとオーケストラの絶妙な対話を楽しむことができるものです。
 ここでヴァイオリンを演奏しているのは、NAXOSが誇る名手西崎崇子。まさに文化の架け橋たる最強の1枚と言えるでしょう。




NAXOS



8.559742
\1100
バーンスタイン:交響曲 第3番「カディッシュ」他
 1-6.ミサ・ブレヴィス(1988)
  <キリエ/グローリア/サンクトゥス/
   ベネディクトゥス/アニュス・デイ/ドナ・ノビス・パーチェム>/
 7-14.交響曲 第3番「カディッシュ」(1963年 オリジナル版)
  <第1楽章a:祈り/第1楽章b:カディッシュ I/
   第2楽章a:ディンドーラ/第2楽章b:カディッシュ Ⅱ/
   第3楽章a:スケルツォ/
   第3楽章b:カディッシュ Ⅲ/
   第3楽章c:フィナーレ/第3楽章c:フーガ>/
 15.ひばり(N.Gルー、M.オールソップによる2012年演奏会版)
   (1955/2008/2012)
クレア・ブルーム(語り)…7-13.15/
ケリー・ナシーフ(ソプラノ)…10.14/
パウロ・メストレ(カウンターテナー)…2-6.15/
メリーランド州立少年合唱団…12.14/
ワシントン合唱団…7-10.14/
サンパウロ交響合唱団…1-6.15/
サンパウロ交響楽団のメンバー…1.2.4.6-15/
ボルティモア交響楽団/
マリン・オールソップ(指揮)
録音 2012年11月29.30日 ブラジル サラ・サン・パウロ…1-6.15, 2012年9月28-30日 メリーランド ボルティモア,ジョセフ・マイヤーホフ・シンフォニー・ホール…7-14
 20世紀の偉大なる指揮者、作曲家バーンスタイン(1918-1990)。彼の残した録音と作品は、数多くのエピソードとともに永遠に後世に語り継がれていくことでしょう。
 このアルバムには、声楽を用いた3つの作品が収録されています。1955年「キャンディード」の脚本を書いたリリアン・ヘルマンがバーンスタインにフランスの劇作家ジャン・アヌイの劇「ひばり」の付随音楽を依頼しました。これは祖国愛に燃えるジャンヌ・ダルクを主人公にしたもので、バーンスタインはこの物語に、ボーイソプラノのソロを含む独唱者、ナレーター、合唱、鐘、パーカッションという多彩な響きを齎す音楽をつけたのです。
 いくつかのトラブルはあったものの、録音までこぎつけたこの「ひばり」ですが、結局はお蔵入りになってしまい、33年という年月を経て、全く新しい「ミサ・ブレヴィス」に作り直されたのです(重要な役割を果たすナレーターは名女優クレア・ブルームが担当しています)。
 このアルバムでは「ひばり」も聴くことができるので、比較してみてください。交響曲第3番「カディッシュ」はジョン.F.ケネディのレクイエム」として捧げられた問題作で、「聖なるもの」という意味を有しています。
 とりわけユダヤの人々にとって大切な言葉であり、バーンスタインはこの曲に多くの思いを込めているのです。
 通常は1977年に改訂された版が演奏されますが、指揮者オールソップはあえて大胆なカットが施される以前のオリジナル版を演奏。そのため語りの部分の比重が高まっています。
  


8.559766
\1100
フィリップ・グラス:ドラキュラ「組曲」
 1-5.弦楽四重奏曲 第5番(1991)/
 6-13.魔人ドラキュラから「組曲」(1998)
  <タイトル/宿屋への旅/優れたレンフィード氏/嵐/
   劇場にて/白の女/ヴァン・ヘルシング教授とドラキュラ/ドラキュラの終焉>/
 14-17.弦楽六重奏曲
  (M.ライズマンによる交響曲第3番「ヒーローズ」からの編曲)(1995/2009)
   ※6-13…世界初録音
チャン・オドゥイル(ヴィオラ)…14-17/
ゲンマ・ローズフィールド(チェロ)…14-17/
カードゥッチ弦楽四重奏団
<メンバー:
 マシュー・デントン(ヴァイオリン)/
 ミケーレ・フレミング(ヴァイオリン)/
 イオイン・シュミット=マーティン(ヴィオラ)/
 エンマ・デントン(チェロ)>
 録音 2013年12月14-15日 UK グロースターシャー,ハイナム教会
 変幻自在でありながらも、幾分、強迫観念的な響きを持つフィリップ・グラス(1937-)の音楽。一度はまると容易には抜け出せないほどの麻薬的な魅力があり、多くの人々がその虜になっています。
 第1番から第4番の四重奏曲の演奏(8.559636)で高く評価されたカードゥッチ弦楽四重奏団によるこのアルバムでは、伝統的な形式のなかに特有のミニマリズムを内包した「第5番」の四重奏曲と、1931年に製作されたサイレント映画「魔人ドラキュラ」のためにグラスが作曲したサウンド・トラックからの組曲版、そして本来は弦楽合奏のために書かれた「交響曲第3番」をライズマンが六重奏版に編曲したという3つの作品が収録されています。
 背筋がぞわぞわするような恐怖を覚える「ドラキュラ」のための音楽もそうですが、全体的に美しさが際立つ「交響曲第3番」はミニマル・ミュージックの頂点を極めたものと言えるのではないでしょうか?
  


8.573140
\1100
結構名曲なんです
 サン=サーンス:交響曲集 Vol.3
  交響曲 ヘ長調「首都ローマ」他

 1-4.交響曲 ヘ長調「首都ローマ」(1856)
  <第1楽章:ラルゴ-アレグロ-ラルゴ-アレグロ/
   第2楽章:モルト・ヴィヴァーチェ-ピウ・プレスト-プレスティッシモ/
   第3楽章:モデラート,アッサイ・セリオーソ/
   第4楽章:
    ポコ・アレグレット-メノ・モッソ-リステッソ・テンポ-
    アンダンテ・コン・モート>/
 5.交響詩「ヘラクレスの青年時代」 Op.50(1877)/
 6.死の舞踏 Op.40(1874)
マリカ・フェルツコー
(マルメ響コンサート・マスター:ヴァイオリン・ソロ)…6/
マルメ交響楽団/
マルク・スーストロ(指揮)
録音 2013年8月29-30日 スウェーデン マルメ・コンサート・ホール
 1856年、21歳のサン=サーンス(1835-1921)はへ長調の交響曲を書き上げました。これはボルドー・ソシエテ・サン・セシルが主催したコンクールのための作品です。なぜ「首都ローマ」というタイトルを彼が選択したのかは不明ですが、コンクールのルールが「匿名で応募すること」であり彼はそれを遵守、見事に賞を勝ち得たのです。
 コンクールを意識して書かれたせいか、かなり堅固な形式を取っていて、最終楽章はまるでブラームスの交響曲第4番を先取りするかのようなパッサカリア風の変奏曲となっていたりと、実験的な要素も垣間見えます。
 しかしこの作品は彼の生きている間は出版されることなく、またサン=サーンス自身も、次の作品である第2番の方を重要視したせいか、こちらの作品はすっかり影が薄くなってしまったのです。
 そんな隠れた名作をこの機会に。他には彼の最も有名な作品「死の舞踏」と劇的な内容を持つ「ヘラクレスの青年時代」を収録。
  第1集…8.573138 第2集…8.573139
  

8.573336
\1100
レオ・ブローウェル:2台のギターのための音楽
 1-3.トリプティコ-三部作(1958)/
 4-8.ミクロピエサス-ミヨーを讃えて(1957)
 <第1番:トランクィロ/第2番:アレグロ・ヴィヴァーチェ/
  第3番:ヴィヴァチッシモ・ムイ・リトミコ/
  第4番:タイトルなし/第5番:アンダンテ・トランクィロ>/
 9-12.ムシカ・インシデンタル・カンペシーナ(1978)
 <第1番:前奏曲/第2番:間奏曲/第3番:舞曲/第4番:終曲>/
 13-17. 2人で奏するために(1973)
 <第1番:プロローグとエピローグ/第2番:間奏曲/
  第3番:グラン・パ・ド・ドゥ/第4番:プロローグとエピローグ Ⅱ/
  第5番:華麗なスケルツォ>/
 18-21.旅人のソナタ(2009)
 <第1番:アイスランドへの最初の旅/
  第2番:驚異の祭壇画-プラクシテレスのヴィーナス/
  第3番:ライプツィヒでバッハを訪問/
  第4番:オランダ領アンティル諸島の海の上>
ブラジル・ギター・デュオ
<メンバー:
 ジョアン・ルイス/
 ダグラス・ローラ>
録音 2014年6月3-6日 カナダ オンタリオ,聖ジョン・クリソストム教会
 キューバの作曲家、ギタリスト、レオ・ブローウェル(1939-)の「2台のギターのための作品」を収録した1枚です。時には前衛的な手法をとりながらも、キューバの民俗音楽を上手く取り入れた情熱的な作品は、日本のギタリストたちにも広く愛されています。
 19世紀、ソルやジュリアーニの時代から「2台のギターが奏でる音楽」の可能性は追求されていて、さまざまな作曲家によってレパートリーの拡大が図られていました。
 それに伴い、ジュリアン・ブリームやジョン・ウィリアムズを筆頭にした名手たちがこれらを積極的に演奏することで、一層、多彩な作品が生まれてきたのです。
 このブローウェルの作品も、魅力的なレパートリーの一端を担うもので、まるでオーケストラを聴くかのような音色の豊かさを味わうことができるはずです。
 ここでは、作品が年代を追って収録されており、終わりに近づくにつれ、その音楽も変幻自在となっていくのです。また「旅人のソナタ」は日本の名手、福田進一が世界初演したことでも知られています。
 ここで調和のとれたアンサンブルを聴かせる「ブラジル・ギター・デュオ」は2006年の“アーティスト・ギルド国際コンクール”で優勝した実力派。数多くの委嘱作を初演することでも知られています。
  

8.573473
\1100
J.S.バッハ:イギリス組曲第1番-第3番
モンテネグロ・ギター・デュオによる2台ののギター編
 1-9.イギリス組曲 第1番 イ長調 BWV806
  <前奏曲/アルマンド/クーラント I/クーラント II/
  ドゥブレ I/ドゥブレ II/サラバンド/ブーレ I&II/ジーグ>/
 10-15.イギリス組曲 第2番 イ短調 BWV807
  <前奏曲/アルマンド/クーラント/サラバンド/
  ブーレ I&II/ジーグ>/
 16-21.イギリス組曲 第3番 ト短調 BWV808
  <前奏曲/アルマンド/クーラント/サラバンド/
   ガヴォット I&II/ジーグ
   ※世界初録音
モンテネグロ・ギター・デュオ
<メンバー:
ゴラン・クリヴォカピク/
ダニエル・セロヴィク>
録音 2014年9月18-21日 カナダ オンタリオ,ニューマーケット 聖クリソストム教会
 1720年から1730年頃「ある高貴なイギリス人のために書かれた」とされるJ.N.フォルケルの説に基づいてこのタイトルが付けられたと言われるバッハ(1685-1750)の「イギリス組曲」ですが、中身はどちらかと言うとフランス風、もしくはドイツ風の舞曲が並べられた、高い演奏技術が要求される様式美を持った作品なのです。
 ハープシコードだけでなく、モダンピアノでも頻繁に演奏されるバッハの最高傑作のひとつですが、このアルバムに収録されているのは、この曲を2台のギターで演奏したというものです。
 前述の通り、鍵盤で演奏するのもなかなか困難なバッハ作品をギターで演奏するということについては、すでにタルレガの時代あたりから頻繁に行われてきており、それ以降も何人もの名手たちが無伴奏パルティータや無伴奏チェロ組曲、ゴルトベルク変奏曲などをギターに移し替え、素晴らしい成果を上げていることはご存知の通り。
 このモンテネグロ・ギター・デュオは2台のギターを用いることで、バッハの複雑な音形を完全なものとして表現しているのです。バッハを聞く新しい楽しみを見出してみませんか。
  

8.578317
\1100
ベスト・オブ・ティアンワ・ヤン
 1.サラサーテ(1844-1908):カルメン幻想曲 Op.25-第4楽章/
 2.サラサーテ:カルメン幻想曲 Op.25-第5楽章/
 3.メンデルスゾーン(1809-1847):ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64-
   第3楽章/
 4.イザイ(1858-1931):
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.27, No.2-第1楽章「妄執」/
 5.イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.27, No.2-
   第2楽章「憂鬱」/
 6.イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.27, No.2-
   第3楽章「影たちの踊り-サラバンド」/
 7.イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.27, No.2-
  第4楽章:「復讐の女神」/
 8.サラサーテ:
  モーツァルトの歌劇「魔笛」による演奏会用幻想曲 Op. 54/
 9.サラサーテ:バスク奇想曲 Op.24/
 10.サラサーテ:スペイン風アリア Op.18 (ヴァイオリンと管弦楽版)/
 11.ピアソラ(1921-1992):ブエノスアイレスの四季-夏
  (L.デシャトニコフによるヴァイオリンと弦楽編)
ティアンワ・ヤン 楊天堝(ヴァイオリン)/
ナヴァール交響楽団…1-2.8.10/
エルネスト・マルティネス=イスキエルド(指揮)…1-2.8.10/
フィンランド・ユヴァスキュラ交響楽団…3/
パトリック・ガロワ(指揮)…3/
マルクス・ハドゥッラ(ピアノ)…9/
ナッシュヴィル交響楽団…11/
ジャンカルロ・ゲレーロ(指揮)…11
 1987年生まれの若きヴァイオリニスト、ティアンワ・ヤン。中国で生まれ4歳でヴァイオリンを始めた彼女は、すぐさま才能を開花させ、10歳で北京の中央音楽学院に入学を許可されます。
 13歳でパガニーニのカプリースを録音し、2003年にはヨーロッパでの活動を本格的に始め、ドイツの学術交流サービスからは奨学金を授与されています。それ以降は、もちろん世界中でコンサートを開き、多くのオーケストラとも共演、その才能のひらめきは留まることを知りません。
 既にNAXOSレーベルから10枚を越えるアルバムをリリース、中でもサラサーテの一連のアルバムは世界中で高い評価を受けています。
 このアルバムは、そのサラサーテも含めた、彼女自身がお気に入りの曲を選び1枚にまとめたものです。
 彼女の演奏には深い洞察力と、滴り落ちるような美音があり、また極度に張り詰めた緊張感も備えています。その特色が最も現れているのは、イザイのソナタでしょうか?あまりにも素晴らしい「怒りの日」のモティーフにはただただ聞き入るほかありません。
 肩の力を抜いたピアソラ、軽やかなメンデルスゾーンも聴きものです。
  


8.559799
\1100
グラミー賞とピューリッツァー賞を獲得したラウズの作品集
 クリストファー・ラウズ:ピアノ協奏曲「シーイング」

 1.ピアノ協奏曲「シーイング」(1998)/
 2-7.カビール讃歌集(1998)
  <第1番:ビージャク・シャブダ 69/第2番;タゴール 50/
   第3番:ビージャク・サブダ 55/第4番:ビージャク・サブダ 4/
   第5番:タゴール 92/第6番:タゴール 97>
    ※世界初録音
タリース・トレヴィーニェ(ソプラノ)…2-7/
オリオン・ウェイス(ピアノ)…1/
オールバニ交響楽団/
ディヴィッド・アラン・ミラー(指揮)
録音 2013年6月2日 ニューヨーク トロイ,エクスペリメンタル・メディア・アンド・パフォーマンス・アーツ。センター(EMPAC)…1, 2013年2月11日 トロイ・セイヴィング・バンク・ミュージック・ホール…2-7
 グラミー賞とピューリッツァー賞を獲得、現在アメリカで最も知られる作曲家であるラウズ(1949-)の作品集です。1949年にボルティモアで生まれ、様々なジャンルの音楽を身につけたという彼について、ニューヨーク・タイムズ紙では「周囲の記憶に最も残る音楽を書く人」と紹介していますが、確かにそれは当たっています。
 1986年から1989年までボルティモア交響楽団のコンポーザー・イン・レジデンスを務め、現在ではジュリアード音楽院で作曲を教えているというラウズの作品はウィット、ジョーク、神聖な物、ロック、その他たくさんの要素で構成されているのです。
 ピアノ協奏曲「シーイング」は名手エマニュエル・アックスに捧げられた作品で、“まじめな現代音楽”の中に紛れ込んでいるのは、明らかにシューマンの協奏曲の断片です。
 彼はシューマンが陥った精神的崩落と、1960年代のロック・グループ「モビー・グレープ」のギタリスト、スキップ・スペンスの錯乱を重ね合わせることで、この曲のアイデアを得たのだそうです。
 もちろん曲全体には酩酊しているような不思議な雰囲気が漂っています。もう一つの「カビール讃歌集」というのは、名ソプラノ、ドーン・アップショウのために作曲されたもの。偉大なるインドの詩人カビールの詩に感銘を受けたラウズは、1972年に一度この詩を用いた歌曲を書いたそうですが、それは発表されず、この「讃歌集」として昇華させたといいます。難解さが知られるカビールですが、この音楽は美しいものです。
  


8.571306
\1100
ビレット・コンチェルト・エディション 第6集
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番, 第17番

 1-3.ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 K415
  <第1楽章:アレグロ/第2楽章:アンダンテ/
  第3楽章:アレグロ・ブリランテ>/
 4-6.ピアノ協奏曲 第17番 ト長調 K453
  <第1楽章:アレグロ/第2楽章:アンダンテ/
   第3楽章:アレグレット:プレスト>
イディル・ビレット(ピアノ)/
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ/
パトリック・ガロワ(指揮)
録音 2014年12月17-18日 UK ロンドン ニューサウスゲート,セント・ポール教会
 NAXOSが誇る名手イディル・ビレットの最新録音はモーツァルト(1756-1791)の2つのピアノ協奏曲です。
 今回のバックを務めるのは、古典派作品の解釈で高く評価され、すっかり指揮者としての威厳を身につけたパトリック・ガロワ。彼が振るロンドン・モーツァルト・プレイヤーズの軽やかな音色をバックに、ビレットが独自の解釈に基づいた旋律を優雅に奏でていきます。
 最近はこの時代の作品のテンポを速めに取るのが流行ですが、彼女は決して浮き足だつことなく、着実に一つ一つの音を鳴らすことで、モーツァルトの意思を諮っているかのようです。
 なんとも不思議な味わいのモーツァルト。これはくせになります。
 


8.572807
\1100
グラツィナ・バツェヴィチ:弦楽四重奏曲全集
 第2集 第2番, 第4番, 第5番

 1-3.弦楽四重奏曲 第4番(1951)
  <アンダンテ-アレグロ・モデラート/
   アンダンテ/アレグロ・ジョコーソ>/
 4-6.弦楽四重奏曲 第2番(1943)
  <アレグロ・マ・ノン・トロッポ/アンダンテ/アレグロ>/
 7-10.弦楽四重奏曲 第5番(1955)
  <モデラート/スケルツォ(フーガ):ジョコーソ/
   コラール:ラルゴ/変奏曲:アレグロ>
ルトスワフスキ弦楽四重奏団
<メンバー:
ヤクブ・ヤコヴィッチ(第1ヴァイオリン)/
マルシン・マルコヴィッチ(第2ヴァイオリン)/
アルトゥール・ロズスミィウォヴィッチ(ヴィオラ)/
マチェイ・ムゥオダフスキ(チェロ)>
録音 2012年12月11-17日 ポーランド ブロツワフ・フィルハーモニー・コンサート・ホール
 最近人気急上昇中のポーランドの女性作曲家、グラツィナ・バツェヴィチ(1909-1969)。
 このアルバムは彼女の弦楽四重奏曲集の第2集となります(第1集…8.572806)。NAXOSレーベルからは他にも「弦楽のための交響曲」をメインとしたアルバムもリリースされていたりと、数年前に比べると格段に彼女の作品を耳にする機会が増えています。
 この第2集には第4番、第2番、第5番の3曲の弦楽四重奏曲が収録されていますが、どの曲も前衛的でありながらも、一瞬、驚くほどに美しいメロディが現れるところが印象的でしょう。
 とりわけ第4番の開始部分はどこか民謡風な懐かしさを持つもので(すぐにかき消されてしまいますが)、その柔和な表情はそのまま第2楽章へと続いていきます。
 この、あまりにもデリケートすぎて、ちょっとでも力を込めるとすぐに崩壊してしまいそうな繊細な響きこそが彼女の持ち味なのかもしれません。驚くほどに快活な第3楽章はポーランドの民俗舞曲に由来するものです。
 この作品はベルギーの国際弦楽四重奏コンクールなどで一等を獲得しています。第二次世界大戦中に書かれた第2番の四重奏曲は、悲惨な生活を送る中で書かれた希望に満ちた作品です。第2楽章のアンダンテも第3楽章のアレグロも破綻なく書かれています。
 しかし1955年の第5番の四重奏曲は、すっかり以前の作風とは決別したかのような、謎めいた深遠な風景に溶け込んでいます。
 

8.573247
\1100
メシアン:ミのための詩/ヴォカリーズ・エチュード/天と地の歌
 1-4.ミのための詩(1936) 第1集
  <感謝の行為/風景/家/恐怖を抱く>/
 5-9.ミのための詩 第2集
  <妻/おまえの声/二人の戦士/首飾り/かなえられた祈り>/
 10.ヴォカリーズ・エチュード(1935)/
 11-16.天と地の歌(1938)
  <ミとの睦まじい暮し(わが妻のために)/
   沈黙のアンティフォーナ(守護天使の日のために)/
   赤ん坊ピリュールの踊り(私の幼いパスカルのために)/
   無垢の虹(私の幼いパスカルのために)/
 真夜中の表と裏(死のために)/復活(復活祭の日のために)>
ブルーン・ヒルディグ・デュオ
<メンバー:
ヘトナ・レジツェ・ブルーン(ソプラノ)/
クリストファー・ヒルディグ(ピアノ)>
録音 2013年6月7.8.10.11日 UK ロンドン,全霊教会
 メシアン(1908-1992)の1936年から1938年に書かれた一連の歌曲集(ハラウィを除く)は、彼における作曲家活動の初期の作品にもかかわらず、その音楽が目指すものは顕著であり、彼の特徴とも言える「音と色彩の関係」や、官能性がはっきりと現れています。
 「ミのための詩」は当時の彼の妻クレール・デルボス(1959年に死去)の愛称であった「ミ」に捧げられた歌曲集であり、夫婦愛の歓びと結婚の秘蹟を歌ったもので、この一音ごとに移り変わる色彩的な響きは、メシアンが愛したステンドグラスの光をそのまま写し取ったものでもあります。
 「ヴォカリーズ・エチュード」はタイトル通り歌詞を持たない小さな曲。パリ国立高等音楽院の声楽曲の練習曲として書かれたものですが、こんな短い曲の中にも(ドビュッシー風でもある)やはりメシアンらしい音の絵が描かれているのには感嘆するのみです。
 「天と地の歌」は妻への愛だけでなくわが子への愛、そして「死と復活」までもが高らかに歌われるというもの。「ミのための詩」からたった2年でここまで神秘性が増すとは・・・と驚いてしまいます。ブルーン・ヒルディグ・デュオによる美しい演奏で。
  


8.573337
\1100
パトリック・ガロワ(フルート)
 ベートーヴェン:民謡による変奏曲集 P.ガロワによる演奏会ヴァージョン

 1-6.民謡による6つの変奏曲 Op.105
 <第1番:ウェルシュ民謡 ト長調「小屋の小間使い」/
  第2番:スコットランド民謡 ハ短調「オブ・ノーブル・ストック・ワズ・シンキン」/
  第3番:オーストリア民謡 ハ長調「シュルッセルとラインドル」/
  第4番:アイルランド民謡 変ホ長調「夏の最後のばら」/
  第5番:アイルランド民謡 変ホ長調「チリング・オグィリー」/
  第6番:アイルランド民謡 ニ長調「パディ・ウァック」>/
 7-16.民謡による10の変奏曲 Op.107
 <第1番:オーストリア民謡 変ホ長調「私はチロルブアです」/
  第2番:スコットランド民謡 ヘ長調「すこやかな若者、ハイランドの若者」/
  第3番:ロシア民謡 ト長調「小さなロシア民謡」/
  第4番:アイルランド民謡 ヘ長調「聖パトリックの日」/
  第5番:オーストリア民謡 ヘ長調「ア・メーデル・ヤー・ア・メーデル」/
  第6番:アイルランド民謡 変ホ長調「ペギーの娘さん」/
  第7番:ロシア民謡 イ短調「美しいミンカ」/
  第8番:スコットランド民謡 ニ長調「おお、メアリー、窓のそばに」/
  第9番:スコットランド民謡 変ホ長調「おお、あなたは私の心の芸術」/
  第10番:スコットランド民謡 ト短調「ハイランドの守り」>
パトリック・ガロワ(フルート)/
マリア・プリンツ(ピアノ)
録音 2014年6月19-21日 オーストリア ザルツブルク,イルンベルガー財団 モーツァルトザール
 19世紀の始め、スコットランドの熱心なアマチュア音楽家で出版業を営んでいたジョージ・トムソン(1757-1851)は「自国の民謡を普及するためにはどうしたら良いか」と考えます。
 そこで閃いたのは、当時ウィーンで活躍している作曲家たちに、民謡を編曲してもらうことでした。彼はスコットランドだけでなく、ヨーロッパ各地の民謡を採集し、ハイドンやプレイエル、そしてベートーヴェン(1770-1827)に編曲を依頼し、それを出版して大もうけを狙ったのです。
 トムソンがベートーヴェンに最初にコンタクトをとったのは1803年のこと。「アイルランド民謡を使ったソナタを書いて欲しい」という依頼に応えたベートーヴェン、すぐさまそれを仕上げ、トムソンに送ったのです。
 彼らのコラボレーションから生まれた作品は100作を越え、このアルバムのような「ヴァイオリン、もしくはフルートの伴奏付きのピアノ曲」だけでなく、声楽曲など多岐に渡っています。
 名フルーティスト、ガロワは当時の演奏法に基づき、このシンプルな曲たちに自由な即興や装飾を加えることで、珠玉の作品へと昇華させています。
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8.573340
\1100
セーゲルスタム(指揮)&トゥルク・フィル
 シベリウス・チクルス
  シベリウス:劇音楽「誰もかれも」/2つの荘重な旋律

 1-17.劇音楽「誰もかれも」Op.83(1916)
 <第1番:ラルゴ/第2番:ラルゴ/第3番:アレグロ-/
  第3番a:アレグロ・コモード/
  第4番:踊りの歌:われらは招待状を持って-/
  第5番:再びその時が歌う/第6番:雨が振るとき/
  第7番:森は緑になる/第8番:ああ、大好きな人/
  第9番:森は緑になる/第10番:アレグロ・モルト/
  第11番:ラルゴ:常に神秘的に/
  第12番:アダージョ・ディ・モルト/
  第13番:アダージョ・ディ・モルト(続き)/
  第14番:ラルゴ・エ・モルト/第15番:レント/
  第16番:天のいと高きところには神に栄光あれ>/
 18-19. 2つの荘重な旋律 Op.77 (ヴァイオリンとオーケストラ編)
  <第1番:讃歌「わが心の喜び」/第2番:献身「わが心からの」>/
 20.イン・メモリアム(葬送行進曲) Op.59(1910)
ピア・パヤラ(ソプラノ)…6-8/
トゥオマス・カタヤラ(テノール)…5/
ニコラス・ゼーデルランド(バス)…8-9/
カテドラリス・アボエンシス合唱団…5.9.10.17/
ミカエラ・パルム(ヴァイオリン)…18-19/
トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団/
レイフ・セーゲルスタム(指揮)
録音 2014年2月3-7日 フィンランド トゥルク・コンサート・ホール

 怒涛の勢いでリリース・ラッシュが続くセーゲルスタム&トゥルク・フィルのシベリウス・チクルス!
 早くも第4弾が登場!

 今回のアルバムはジャケットをご覧のとおりの「死」を意識した作品を収録。
 そんなわけもあってこれまでのアルバムとは違い、シベリウス・ファン以外でも「誰でもかれでも」楽しめるアルバムではないかもしれない。

 メインは付随音楽「誰もかれも」
 全然なじみのない曲だが、英語タイトルだと「Everyman」となる。ドイツ語だと「Jedermann=イェーダーマン」となる。
 この作品はもともと中世の寓話を1912年にホフマンスタールが戯曲にしたものであり、信仰と善行を主題にした教訓話で、ザルツブルクの夏の音楽祭でも毎年野外上演が行われているという、ヨーロッパの人々には定番となっているお話。

主人公イェーダーマンは壮年の富裕な男性で、日々金儲けにあくせくしている人物である。隣人の貧者にわずかに施しをする程度の慈悲心は持ち合わせているが、金を返せなかった債務者の懇願は冷たくあしらい、母からはもっと信仰に深い生活をするようにと説教される。その日、イェーダーマンは知人や恋人を招いて大宴会を催すが、不意に鐘が鳴り、彼を連れてゆくために死神が現われる。イェーダーマンは友人や恋人に助けを求めるが誰も同行しようとせず、金の神(マモン)からもすげなくされる。そこにやせ細った女性の姿の「善行」が現われて、姉の「信仰」を呼び、イェーダーマンの信仰を確かめる。イェーダーマンは祈り、悪魔に対して善行と信仰、天使に身を守られながら、晴れ晴れとして墓の中に入ってゆく。

 フィンランド国立歌劇場は1916年にこの物語のための音楽をシベリウス(1865-1957)に依頼、すぐさま作品が出来上がり、10月にはリハーサル、11月には初演が行われた。
 その際は大成功を収めたが、唯一の失敗は、シベリウスが「組曲」を用意しなかったこと。そのために以降の演奏機会を失ってしまい、忘れ去られてしまったらしい。
 演奏される機会は少ないが、作曲されたのが交響曲第5番と同時期なので筆致は充実。ちょっと屈折した抒情が切ない。
 そして聞き物はシベリウス・ファンにしかわからないであろう、晦渋すれすれの神秘的なラルゴ。この神秘的な雰囲気を湛えた響きは、後の確固たる神の賛美への音楽への前奏曲でもある。

 他には第一次世界大戦時の重苦しい気分を反映した「2つの荘重な旋律」、シベリウス自身の葬儀で演奏された「イン・メモリアム」が収録されている。
 「イン・メモリアム」はデンマーク国立管にに続いて2回目の録音。

 また直接「死」を意識しないまでも、「2つの荘重な旋律」は荘厳な雰囲気に彩られた美しい作品。
 もともとはヴァイオリン&ピアノ版。オーケストラ版というのはあまり聴いたことがない。


「2つの荘重な旋律」のヴァイオリン&ピアノ版を含む
シベリウス:ヴァイオリンとピアノのための作品集

ALBA
ABCD 167
シベリウス:ヴァイオリンとピアノのための作品集
 ロマンツェ Op.2a/エピローグ Op.2b/
 2つの小品 Op.2(オリジナル版)/愛の情景 Op.71/
 2つの荘重な旋律 Op.77/
 4つの小品 Op.78/
 6つの小品 Op.79/ソナチネ ホ長調 Op.80
カイヤ・サーリケットゥ(Vn)
テッポ・コイヴィスト(Pf)
シベリウスは自身ヴァイオリンの名手だったため、彼のヴァイオリン曲は聴き栄えのするものが多くある。このアルバムでは作品2は異版まで収め、まるでBISばりのマニアックさ。フィンランドの女流サーリケットゥは爽やかかつ透明な音色が魅力。




セーゲルスタム&トゥルク・フィル/シベリウス・チクルス
大絶賛の第1弾

8.573299
\1100
セーゲルスタム&トゥルク・フィル
 シベリウス・チクルス

 1.序曲 イ短調 JS144(1902)/
 2-7.劇音楽「クオレマ」Op.44 JS113(1903)

  <第1番:Tempo di valse lente Poco risoluto/
   第2番:パーヴァリの唄(*)
   第3番:エルザの唄(**)
   第4番:鶴/
   第5番:Moderato/
   第6番:Andante ma non tanto>/
 十二夜 Op.60-2つの歌曲/
  8.死よ、近づくな(1909/1957改編)(*)
  9.ホッリロ、嵐と雨の中で-K.ボルグによる声楽と管弦楽編(1909)(*)
 10-16.組曲「クリスティアンII世」 Op.27(1898)

  <エレジー/ミュゼット/メヌエット/蜘蛛の歌/夜想曲/セレナーデ/バラード>
ピア・パヤラ(ソプラノ)…(**)
ヴァルテッリ・トリッカ(バリトン)…(*)
トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団/
レイフ・セーゲルスタム(指揮)
録音 2014年2月3-7日 フィンランド トゥルク・コンサート・ホール

 第1曲が「悲しいワルツ」に改変されることになったことで知られる劇音楽「クオレマ〜「死」」
 この曲、歌唱も入るオリジナル版は珍しい。オリジナル版は基本的におそろしく地味で暗い。しかし・・・美しい。
 そしてもうひとつが組曲「クリスティアンII世」
 これがまた美しい作品。彼岸の音楽。こういう曲を書けた人はシベリウスだけ。
 シベリウスを交響曲とヴァイオリン協奏曲の作曲家だと思っていた人は、この曲でこの人の新たな魅力を発見して歓喜することになる。いってみればシベリウスの第2ステージに上がるための入り口のような曲。逆にこの曲を聴いてあまりぴんと来なければ、シベリウスとは相性が悪いと思っていいと思う。(がっかりしないで、そういうこともあります。)
 ちなみに先頭の「序曲 イ短調」はフィンランディアを髣髴とさせる元気な曲。もっと明るいです。

なぜか代理店から案内が来ない第2弾
ちと高いが海外直輸入

8.573300
\1700
セーゲルスタム&トゥルク・フィル
 シベリウス・チクルス

シベリウス:

 序曲 ホ長調 JS 145
 バレエの情景 JS 163
 組曲「ベルシャザール王の饗宴」 JS 48

 アドルフ・パウルの劇「鳥の言葉」 - 第3幕 結婚行進曲
 行列 JS 54
 メヌエット
 行列聖歌 Op. 113, No. 6 (管弦楽版)
トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団
レイフ・セイゲルスタム(指揮)
録音: 2014年1月

 第2弾はご覧のとおり 組曲「ベルシャザール王の饗宴」 JS 48 を中心とした収録。
 第1弾が劇音楽「クオレマ」、第3弾が《劇付随音楽「ペレアスとメリザンド」、そして第2弾が「ベルシャザール」をメインにしているわけで、このあたりにセーゲルスタムの遠大な計画が見て取れる。
 「ベルシャザール」については有名曲なのでシベリウス・ファンはよくご存知だと思いますが、
 このアルバムの肝は・・・誰も知らない・・・「行列聖歌」という曲。
 これが・・・セーゲルスタムが今回のアルバムの一番最後に持ってきたのもうなずける・・・
 すんごぃ名曲な訳です。
 幸せで他愛ない「メヌエット」をわざと前に持ってきて、この曲をかけるのだからセーゲルスタムも心憎い。
 シベリウスの泣ける管弦楽作品のエッセンスを4分間に凝縮したような、全編クライマックスのような、天国が地上に降りてきたような、すべてを投げ打って神に祈りたくなるような、そんな名曲。
 シベリウス・ファンは絶対に泣きます。でも幸せな涙です。

そして第3弾

8.573301
\1100
セーゲルスタム&トゥルク・フィル
 シベリウス・チクルス

シベリウス:
 1-9《劇付随音楽「ペレアスとメリザンド」JS147(1905)》

 11.ある情景のための音楽(1904)/
 12.抒情的ワルツ Op.96a(1921)/
 13.昔々-田園的風景Op.96b(1919)/
 14.騎士風のワルツ Op.96c(1921)/
 15.ジャコブ・ド・ジュラン氏のモチーフによるロマンティックな小品 JS135a(1925)
ピア・パヤラ(ソプラノ)…13/
サリ・ノルドクヴィスト(メゾ・ソプラノ)…13/
トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団/
レイフ・セイゲルスタム(指揮)
 録音 2014 年1 月20-24 日,9 月8-12 日 フィンランド、トゥルク・コンサート・ホール

 今回取り上げたのは同名作品中、一番の傑作と言われている、シベリウスにとっても重要な劇付随音楽「ペレアスとメリザンド」
 そしてカップルングが今回も凝っている。
 シベリウス特有の劇的なせつなさと、田舎風の明るさをこれでもかと聴かせてくれる「ある情景のための音楽」
 マイナー曲の中では比較的取り上げられることの多い名曲「抒情的ワルツ」
 そして滅多に聴くことのできないオケと2つの女声による「田園的風景」。ちょっと昭和歌謡みたいなノスタルジックな名歌。
 そしてこれも珍しい「騎士風のワルツ」(ウィンナ・ワルツ風です)、2分ほどの「ロマンティックな小品」

  

8.573342
\1100
RAW EARTH-ありのままの大地
 1-4.スティーヴン・マイケル・グレイ(1949-):
  管楽器と打楽器のための協奏曲(2011)
  <第1楽章:ディープニング・ファンファーレ-第1楽章:賛美歌/
  第3楽章:ブルレスケ/第4楽章:瞑想/第5楽章:祝辞>/
 5.スーザン・ボッティ(1962-):Terra Cruda-ありのままの大地(2011)/
 6-8.ジェス・ラングストン・ターナー(1983-):
  ルンペルシュティルツヒェン(2010)
  <第1楽章:黄金にわらを編みこむ/第2楽章:夜(少女の悲歌)/
  第3楽章:ルンペルシュティルツヒェンのフリアント(永久運動)>
   ※世界初録音
ハート・スクール・ウィンド・アンサンブル/
グレン・アドシット(指揮)
録音 2013年12月12日…1-4, 2012年12月13日…5, 2010年4月20日…6-8 USA コネチカット,ハートフォード大学,リンカーン劇場
 吹奏楽-ウィンド・オーケストラ。通常のオーケストラよりも小回りが利くため、野外で演奏したり時には軍事音楽の御用達であったりと、独自の発展と進化を遂げていることはご存知の通りです。
 現代の作曲家たちも次々と新作を発表、その進化を推進していることは間違いありません。
 このアルバムには2010年から2011年に作曲された3つの作品が収録されています。全ては世界初演&初録音で、いわば未知の領域の探索とでも呼べるなのです。
 最初のグレイの「協奏曲」は指揮者アドシットの委嘱作で、アンサンブルの全ての楽器がソリストである「合奏協奏曲」の形をとるもの。奏者たちには高度な技術が要求されます。
 ボッティの「Terra Cruda」はアルバムタイトルでもある「ありのままの大地」の意味であり、自然の持つ側面、攻撃性、そして生物への影響などが思い思いに奏でられます。
 ターナーの「ルンペルシュティルツヒェン」はおとぎ話からイメージされたもので、金の藁を紡ぐノームと少女の物語が描かれています。なんとも自由なファンタジーです。ハート・スクール・ウィンド・アンサンブルの卓越した演奏でお楽しみください。
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8.573373
\1100
マルタ島の忘れられた天才
 チャールズ・カミーレリ:ピアノ協奏曲「地中海」他

  1-3.ピアノ協奏曲 第1番「地中海」(1948/1978改編)
   <アレグロ・モデラート/アダージョ(フレンチホルン・ソロ…マルコ・コーラ)/
   アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェ>/
  4-6.弦楽オーケストラとアコーディオンのための協奏曲(1968)
   <アンダンテ・モデラート/アンダンテ/アレグロ・ヴィヴァーチェ>/
  7-10.組曲「マルタ」(1946)
   <カントリー・ダンス/
    ワルツ(クラリネット・ソロ…ジョセフ・カミレーリ)/夜想曲/村祭り>
シャルレーヌ・ファルギア(ピアノ)…1-3/
フランコ・ボルジャーク(アコーディオン)…4-6/
マルタ・フィルハーモニー管弦楽団/
ミラン・ヴァウポティッチ(指揮)
録音 2014年7月21-23日 マルタ ヴァレッタ,地中海カンファレンスセンター

 地中海に浮かぶ島国マルタ。ここで生まれたカミーレリ(1931-2009)は早くから音楽の才能を示し、アコーディオンとピアノを巧みに弾きこなしました。
 11歳で作曲をはじめ、マルタの伝統音楽や民謡を取り入れた作品を作り注目を浴びるようになります。18歳でオーストラリアを経てロンドンに移住、映画音楽で知られるマルコム・アーノルドの助手を務めます。その後作曲家として大成した彼は1983年に再びマルタに戻り、この地で生涯を終えることとなります。
 このアルバムに収録された「ピアノ協奏曲地中海」は、まさに若書きの作品で、ロマンティックな様式に裏打ちされた強烈な旋律が耳に残ります。
 タンゴとも違う情熱的な音楽が印象的であり、この作曲家の個性を示すものです。人懐っこい風貌を持つ「アコーディオンのための協奏曲」では、まるでモーツァルトが民族衣装を纏って立っているかのような感覚さえ覚えることでしょう。
 組曲「マルタ」ではカミーレリの魅力が炸裂します。また、この組曲の中の「ワルツ」は、マルタの首都バレッタの広場で毎日流れているのだそうです。本当に心地よい音楽がここにあります。
  

8.573401
\1100
トゥリーナ:ピアノ作品集 第11集
 1-5.マドリードの見本市 Op.42
  <第1番:見本市/第2番:ぶらんこ/第3番:馬/
  第4番:パレードの行進/第5番:ダンス・カスティーゾ>/
 6-12.靴屋で Op.71
  <ハンス・ザックス/マルケサスの編み上げ靴/
   農民の靴/ギリシャのサンダル/バレリーナの靴/
   きれいな女性の靴/闘牛士の靴>/
 13-15.幻灯 Op.101
  <前奏曲/庭の不思議/ロマンティックなワルツ>/
 16-21.サーカス Op.68
  <トランペット/綱渡り/馬乗り女/賢いイヌ/ピエロ/空中ブランコ>/
 22-25.組曲「マドリード放送」 Op.62
  <プロローグ/再放送I:サンティアゴの学生/
   再放送II:スペインの道路/再放送III:セビリアの祭り>
ホルディ・マソ(ピアノ)
録音 2014年9月27-28日 スペイン ヤフレ,アウディトリウム
 幼い頃にはマドリッドで音楽を学び、やがてパリのスコラ・カントルムに留学。パリのエスプリをたっぷりと体にしみこませてから、またスペインに戻り作曲活動に勤しんだトゥリーナ(1882-1949)の作品には、やはりどことなくフランスの香りが漂うものが多いのです。
 この第11集でも、それは顕著であり、例えば「マドリードの見本市」や「サーカス」では特徴的なリズムに裏打ちされた明るい世界が広がっています。
 かっこいいファンファーレ、ぶらんこ、ピエロ・・・なんとも色彩的な音が楽しめます。かと思うと、様々な靴が並ぶ「靴屋」の店頭にいるのは、あの有名なハンス・ザックスです。オシャレに変化した「マイスタージンガー」のテーマに思わずくすっと笑みがこぼれてしまうのではないでしょうか?
 ごつごつとした靴、華奢な靴、勇ましい靴、あなた好みの靴はありますか?「マドリード放送」もユニークな組曲で、トゥリーナ自身は「ラジオ放送を説明するためのピアノ曲」と表現しています。
 まだ音声がオンになっていないマイクの前に立つアナウンサーの不安な心を示すプロローグの長いトリルで始まり、3つの場面が表現されていきます。何かが見えてくるような興味深い音楽です。
 

8.573487
\1100
期待の新進演奏家/エレン・シュアルプ(ギター) ギター・リサイタル
 1-5.ツルゲイ・エルデナー(1957-):5つのグロテスク
 <Quasi una marcia/Allegro energico/
  Molto calmo/Vigoroso/Allegro energico>/
 6-8.レオ・ブローウェル(1939-):ソナタ
  <第1楽章:ファンダンゴとボレロ/
   第2楽章:スクリャービンのサラバンド/
   第3楽章:パスクィーニのトッカータ>/
 9.エレン・シュアルプ(1987-):雨だれ/
 10-15.メフメト・バイラクタル(1951-):
  6つのアナトリアの小品
  <第1番:生のフルーツ/
   第2番:Supurgesi Yoncadan(トルコ民謡)/
   第3番:内気/第4番:Halay(舞曲)/
   第5番:私の部屋は灰でできている/第6番:タデ>/
 16.ルイ・オチョア(1959-2014):歴史の小道/
 17-20.スティーブン・ドジソン(1924-2013):パルティータ 第1番
  <第1番:Allegretto con moto/第2番:Molto vivace/
   第3番:Adagio/第4番:Allegro>
エレン・シュアルプ(ギター)
録音 2015年1月15-16日 カナダ オンタリオ,聖クリソストム教会
 1987年、トルコのアンカラで生まれたエレン・シュアルプのリサイタル・アルバムです。
 9歳でギターを始めた彼は国際的に名前を知られる名手、アフメット・カンネッチに師事、1998年からは数多くのマスタークラスに参加し研鑽を重ねてきました。
 コンクール歴は、2011年11月にスペイン、ルナレスで開催されたアンドレス・セゴビア国際ギターコンクールで二位を獲得したのを皮切りに、2014年6月にはドイツのフーベルト・カッペル国際コンクールで二位、そして同年9月にイタリアのミケーレ・ピッタルーガ国際ギターコンクールで最優秀賞を獲得しています。
 このアルバムは、ミケーレ・ピッタルーガのコンクールの優勝記念として製作されたもので、ベネズエラ、キューバ、イギリスの作品を始め、自国の作曲家バイラクタルの作品も含めた多彩な曲が並びます。
 彼自身の作品も魅力的。しかしながら、ギター1台でこれほどまでに多彩な音色が紡ぎだされるとは・・・。将来が楽しみなギタリストです。
 

8.573524
\1100
Divine Redeemer-神の贖い オルガンとソプラノによる宗教曲集
 1.J.S.バッハ(1685-1750):
  御身が共にいるならば BWV 508(伝:G.H.シュテルツェル作)/
 2-3.J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547/
 4.グノー(1818-1893):悔悟(おお、神々しい贖罪主よ)/
 5.フランク(1822-1890):
  3声のミサ曲 Op.12, M.61 - 天使のパン(パニス・アンジェリクス)/
 6-8.ナディア・ブーランジェ(1887-1979):
  オルガンのための3つの小品
   <前奏曲/小カノン/インプロヴィゼーション>/
 9.リリー・ブーランジェ(1893-1918):ピエ・イエズス/
 10.プッチーニ(1858-1924):サルヴェ・レジーナ/
 11.ヴォルフ(1860-1903):スペイン歌曲集-
  第3番:いざ、さすらえマリア(M.レーガーによる声楽とオルガン編)/
 12.ヴォルフ:スペイン歌曲集-
  第5番:幼子よ、私をベツレヘムに連れて行って
  (M.レーガーによる声楽とオルガン編)/
 13.ヴォルフ:メーリケ詩集-
  第28番:祈り(M.レーガーによる声楽とオルガン編)/
 14-15.レーガー(1873-1916):トッカータとフーガ Op.59/
 16.ヘンデル(1685-1759):
  聖チェチーリアの祝日のためのオード HWV76-「だが、いったい、どんな技が」
クリスティン・ブルーワー(ソプラノ)…1.4.5.9.10.12.13.16./
パウル・ジェイコブス(オルガン)
録音 2013年8月13-15日 USA ウィスコンシン,ミルウォーキー ジェズ教会
 アメリカで最も知られる音楽家であり、ともにグラミー賞の受賞者でもあるソプラノのブルーワーとオルガニストのジェイコブス。この2人が奏でる美しく荘重な宗教的作品集です。
 この中で最も広く知られているのは、なんと言ってもフランクの「天使のパン」でしょう。しかし、他の曲はあまり耳にする機会の多くないものばかりであり、なかでもブーランジェ姉妹の作品は独自の美しさを放っています。
 また、レーガーが編曲したヴォルフの歌曲には、オルガンの名手であったレーガーらしい雄弁なオルガンの響きが満ち溢れています。聴き手に敬虔な気持ちと歓びをもたらす幸せな1枚です。
 


8.660353
\1100
モーツァルトはこのオペラを観たか?
 フィリドール:歌劇「復讐する女たち」1幕(1775)

  ミシェル=ジャン・スデーヌ(1719-1797)台本
  オペラ・ラファイエット監修
   1.序曲/2-16.第1幕
マダム・リス…クレール・デボノ(ソプラノ)/
マダム・ラ・プレジデンテ…パスカル・ボーダン(ソプラノ)/
マダム・レク…ブランディーヌ・スタスキーヴィッツ(メゾ・ソプラノ)/
ムッシュ・リス…ジェフリー・トンプソン(テノール)/
ムッシュ・ル・プレジデント…アントニオ・フィグエロア(テノール)/
ムッシュ・レク…アレックス・ドブソン(バリトン)/
オペラ・ラファイエット/
ライアン・ブラウン(指揮)
録音 2014年1月19-20日 USA メリーランド大学 クラリス・Dekelboumホール
 バロックから古典派の知られざるフランス歌劇を取り上げて、これらに新たな命を吹き込むことで知られるアメリカのピリオド楽器アンサンブル「オペラ・ラファイエット」。
 これまでにもラモー、リュリやモンシニ、ルベルなどの作品を演奏、その中にはいくつもの世界初演も含まれています。
 今回彼らが取り上げたのは、フィリドール(1726-1795)の歌劇「復讐する女たち」です。浮気性の男に仕返しをする女性というのは、モーツァルトの「コジ・ファン・トゥッテ」を予見させるもので(モーツァルトはこのフィリドールの作品が初演された時にパリに滞在していた)、フィリドールは男女間のやりとりを、当意即妙なアリアやアンサンブルで表現し、生き生きとした作品に仕立て上げているのです。
 全体はコンパクトに纏められていて、歌手たちの巧みな歌唱もあり登場人物の描き分けも的確。これは確かに楽しい歌劇です。
 

8.558097
(4CD)
\4400
A TO Z シンガーズ
<CD1>
 1.サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」 Op.47 -
  第2幕 あなたの声に我が心は開く:マリアン。アンダーソン(C-A)/
 2.ドニゼッティ:歌劇「ラ・ファヴォリータ」 -
  第2幕 よいか、レオノーラ、そなたの足下に:エットーレ・バスティアニーニ(Br)/
 3.ヴェルディ:歌劇「エルナーニ」 -
  第3幕 ああ、若かりし頃の:マッティア:バッティスティーニ(Br)/
 4.フロトー:歌劇「マルタ」 - 第2幕 夏の名残のバラ:エルナ・ベルガー(S)/
 5.プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」 - 第1幕 つめたい手を:ユッシ・ビョルリンク(T)/
 6.プッチーニ:歌劇「トスカ」 - 第2幕 歌に生き、恋に生き:マリア・カラス(S)/
 7.ヴェルディ:歌劇「運命の力」 - 第4幕 平和を、平和を、わが神よ!:マリア・カニーリァ(S)/
 8.ヴェルディ:歌劇「リゴレット」 - 第1幕 あれかこれか:エンリコ・カルーソー(T)/
 9.リムスキー=コルサコフ:歌劇「サドコ」 - ヴァリャーグ商人の歌:フェオドール・シャリアピン(B)/
 10.ヴェルディ:歌劇「シモン・ボッカネグラ」 - プロローグ 「哀れなる父の胸は」:ボリス・クリストフ(B)/
 11.ベッリーニ:歌劇「ノルマ」 - 第2幕 ああ、あの子たちを犠牲にしないで:ジーナ・チーニャ(S)/
 12.ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」 -
   第3幕 狂乱の場「苦い涙をそそげ」:トーティ・ダル・モンテ(S)/
 13.モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」 K492 - 第1幕 自分で自分がわからない:スザンヌ・ダンコ(S)/
 14.リヒャルト・シュトラウス:歌劇「アラベラ」 Op.79, TrV 263 -
   第1幕 でもこの人は私に相応しい人ではないわ:リーザ・デラ・カーザ(S)/
 15.ヴェルディ:歌劇「アイーダ」 - 第1幕 もし私がその戦士であったなら...清きアイーダ:マリオ・デル・モナコ(T)/
 16.ボーイト:歌劇「メフィストフェレ」 -
  第3幕 マルゲリータの死 「いつかの夜、暗い海の底に」:マファルダ・ファヴェーロ(S)/
 17.グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」 -
   第3幕 アリア 「エウリディーチェを失って」:カスリーン・フェリアー(C-A)/
 18.マーラー:さすらう若人の歌 -
   僕の胸の中には燃える剣が(声楽と管弦楽版):ディートリヒ・フィッシャー・ディースカウ(Br)/
<CD2>
 1.ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」 -
  第3幕 おだやかに静かに彼がほほえんで:キルステン・フラグスタート(S)/
 2.ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」 Op. 72 -
  第1幕 アリア 「金を持っていなければ幸せになれぬ」:ゴットロープ・フリック(B)/
 3.ドニゼッティ:歌劇「シャモニーのリンダ」 -
  第1幕 ああ、遅すぎた…私は心の光:アメリタ・ガリ=クルチ(S)/
 4.シャルパンティエ:歌劇「ルイーズ」 - 第3幕 貴方に身を委ねた日から:メアリー・ガーデン(S)/
 5.プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」 - 第1幕 なんと素晴らしい美人:ベニアミーノ・ジーリ(T)/
 6.レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」 -
   第1幕 プロローグ 「よろしいですか?よろしいですか?」:ティート・ゴッビ(Br)/
 7.ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」 - 第2幕 いつもの嵐だ:ハンス・ホッター(バス・バリトン)/
 8.モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」 K492 - 第2幕 愛の神よ:セーナ・ユリナッチ(S)/
 9.ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇「ヴェネツィアの一夜」 -
   第3幕 愛すべき女性を眺めるのは:エーリッヒ・クンツ(Br)/
 10.ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」 -
  第1幕 ある日青空をながめて:ジャコモ・ラウリ=ヴォルピ(T)/
 11.リヒャルト・シュトラウス:楽劇「ばらの騎士」 Op. 59, TrV 227 -
  第1幕 時というのは不思議なもの(短縮版):ロッテ・レーマン(S)/
 12.ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」 -
  第2幕 イゾルデ!トリスタン!愛する人よ!:フリーダ・ライダー(S)/
 13.マスネ:歌劇「マノン」 -
  第2幕 さあ、やらなきゃ…さようなら、私たちの小さなテーブル:ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S)/
 14.バルフェ:歌劇「ボヘミアの娘」 - 第3幕 そして君は僕を思い出す:ジョン・マッコーマック(T)/
 15.マスカーニ:歌劇「イリス」 - 第1幕 窓を開けよ:ジョヴァンニ・マルテイネッリ(T)/
 16.グノー:歌劇「ファウスト」 - 第3幕 宝石の歌 「なんと美しいこの姿」:ネリー・メルバ(S)/
 17.ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」 - 第3幕 立て!...おまえこそ心を汚すもの:ロベルト・メッリーリ(Br)/
 18.ヴェルディ:歌劇「イル・トロヴァトーレ」 - 第4幕 恋はばら色の翼に乗って:ジンカ・ミラノフ(S)/
 19.ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」 Op. 72 -
  第1幕 レチタティーヴォとアリア 「人間の屑!何をしているつもり?」:マルタ・メードル(S)/
<CD3>
 1.ベートーヴェン:劇音楽「エグモント」 Op. 84 - アリア 「太鼓が鳴ると」:ビルギッテ・ニルソン(S)/
 2.プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」 - 第3幕 氷のような姫君の心も:マグダ・オリヴェーロ(S)/
 3.ヴェルディ:歌劇「リゴレット」 - 第1幕 慕わしい人の名は:リナ・パリウギ(S)/
 4.マーラー:大地の歌 - 第3曲 青春について:ユリウス・パツァーク(T)/
 5.ヴェルディ:歌劇「イル・トロヴァトーレ」 -
   第3幕 ああ、あなたこそ私の恋人…見よ、恐ろしい火を:アウレリアーノ・ペルティーレ(T)/
 6.ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」 -
   第2幕 六重唱「じゃまするのは誰だ」:リリー・ポンス(S)/
 7.ヴェルディ:歌劇「エルナーニ」 - 第1幕 エルナーニよ、いっしょに逃げて:ローザ・ポンセル(S)/
 8.ワーグナー:歌劇「ローエングリン」 -
   第1幕 エルザの夢 「ひとり寂しく悲しみの日々を」:エリザベス・レートベルク(S)/
 9.ドリーブ:歌劇「ラクメ」 -
   第2幕 鐘の歌 「あぁ!若いインドの娘はどこへ行ったの?」:マド・ロバン(S)/
 10.レハール:喜歌劇「ジュディッタ」 - あなたは私の太陽:ヘルゲ・ロスヴェンゲ(T)/
 11.ワーグナー:歌劇「タンホイザー」 -
   第2幕 おごそかなこの広間よ:レオニー・リザネク(S)/
 12.プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」 - 第1幕 ああ、麗しの乙女:ビドゥ・サヤン(S)/
 13.ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」 -
   第2幕 人知れぬ涙(テイク2):ティート・スキーパ(T)/
 14.ツェラー:喜歌劇「小鳥売り」 - 第2幕 わたしのアーンルが20歳で:エリーザベト・シューマン(S)/
 15.モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」 K588 -
  第1幕 岩のように動かずに:エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)/
 16.リヒャルト・シュトラウス:歌劇「ナクソス島のアリアドネ」 Op.60, TrV 228a -
  プロローグ 「先生、お許し下さい」:イルムガルト・ゼーフリート(S)/
 17.ドニゼッティ:歌劇「ラ・ファヴォリータ」 - 第3幕 私のフェルナンド:ジュリエッタ・シミオナート(Ms)/
 18.モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」 K588 - 第1幕 愛しい人の愛のそよ風は:レオポルド・シモヌー(T)/
 19.ロッシーニ:歌劇「イタリアのトルコ人」 -
   第1幕 喜劇を一つ物にしなければならぬのだが:マリアーノ・スタービレ(B)/
<CD4>
 1.リヒャルト・シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」 Op. 59, TrV 227 -
  第2幕 気高くも美しき花嫁に:テレサ・スティッヒ=ランダル(S)/
 2.ベッリーニ:歌劇「ノルマ」 -
  第2幕 ノルマよ、ごらんなさい - そこはお譲りになって、どうか - 最後の最後の時まで:エベ・スティナーニ(Ms)/
 3.ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」 -
  第1幕 あなたの喜びのためには:リッカルド・ストラッチアーリ(Br)/
 4.モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」 K492 -
  第2幕 アリエッタ 「恋とはどんなものかしら」コンチ−タ・スペルヴィア(Ms)/
 5.レハール:喜歌劇「パガニーニ」 - 第2幕 女たちに口づけするのが好きだった:リチャード・タウバー(T)/
 6.ヴェルディ:歌劇「アイーダ」 - 第1幕 勝ちて帰れ!:レナータ・テバルディ(S)/
 7.トマ:歌劇「ミニョン」 - 第2幕 私はティタニア 「ポロネーズ」:ルイザ・テトラッツィーニ(S)/
 8.ベルリオーズ:夏の夜 Op. 7 - 第2曲 ばらの精:マギー・テイト(S)/
 9.マスネ:歌劇「ウェルテル」 -
  第3幕 私の心は、みんなここにある…春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか:ジョルジュ・ティル(T)/
 10.ヴェルディ:歌劇「オテロ」 - 第2幕 無慈悲な神の命ずるままに:ローレンス・ティベット(Br)/
 11.ヴェルディ:歌劇「運命の力」 -
  第3幕 生きることは地獄だ、この不幸な者には…おお、あなたは天使の胸に抱かれ:リチャード・タッカー(T)/
 12.ワーグナー:歌劇「ローエングリン」 - 第2幕 千里眼の術でもつかうのか!:ヘルマン・ウード(Br)/
 13.リヒャルト・シュトラウス:歌劇「サロメ」 Op. 54, TrV 215 -
  ああ!お前は自分の口に接吻させようとはしなかった、ヨカナーン!:リューバ・ヴェリチュ(S)
 現在こそ「オペラ」は声とオーケストラの掛け合い、物語、そして演出の全てを楽しむものですが、20世紀までは、なんと言っても歌手が主役。例え物語が進行していたとしても、アリアの聞かせどころがきたら、指揮者はオーケストラをストップしてでも、歌手がその美声を披露し終えるのを待っていたりしたのでした。
 そんな時代の歌手たちは、現在よりも更に個性的であり、人々はお気に入りの歌手の歌に心から酔いれしれたのです。
 この4枚組は、69人の偉大な歌手の歌声が名前のABC順に収録されています。また添付の850ページを越えるブックレットには、300人を越える歌手たちのバイオグラフィと代表的な録音が記されていて(英語のみ)、ファンにとってはまたとない資料にもなっています。
 やはり人の声は、心からの感動を呼ぶものです。



<映像>


C MAJOR 



73 1704
(Blu-ray)
\5800→\5390
馬術アーティストのバルタバスとミンコフスキの話題の共演!
 2015年モーツァルト週間のハイライト「悔悟するダヴィデ」

 モーツァルト:
  歌劇「魔笛」K620〜僧侶の行進
  フリーメイソンのための葬送音楽 K477
  カンタータ「悔悟するダヴィデ」K469
  < ボーナス>
  アダージョ&フーガ ハ短調K546
バルタバス
ヴェルサイユ馬術アカデミー
ザルツブルク・バッハ合唱団
 (指揮:アロイス・グラスナー)
グルノーブル・ルーヴル宮音楽隊
マルク・ミンコフスキ(指揮)
クリスティアーネ・カルク(ソプラノ)
マリアンヌ・クレバッサ(メゾソプラノ)
スタニスラス・ド・バルベイラク(テノール)
KKC 9127
(Blu-ray)
【輸入盤・日本語帯・解説付】
\5700+税


73 1608
(DVD)
\4000→\3690
KKC 9128
(DVD)
【輸入盤・日本語帯・解説付】
\4200+税
 2015年モーツァルト週間のハイライト「悔悟するダヴィデ」

 照明:ベルトラン・クーデール/映像監督:アンディ・ゾマー
 収録:2015 年1 月 ザルツブルク、モーツァルト週間(ライヴ)
 73 1704(Blu-ray)/画面:16:9 Full HD、音声:DTS-HD MA 5.1 , PCM 2.0、字幕:独仏西韓日、71分
 73 1608(DVD)/画面:16:9 NTSC、音声:DTS- 5.1 , PCM 2.0、字幕:独仏西韓日、71分

 1956 年から毎年1 月のモーツァルトの誕生日周辺に開催されている音楽祭、モーツァルト週間。2015 年の目玉は、騎馬芸術集団「ジンガロ(ジプシー)」の創設者バルタバス氏がヴェルサイユ宮殿の大厩舎に2003 年に開設した馬術アカデミーのチームと、マルク・ミンコフスキが共演したことで話題となった公演でした。
 ヴェルサイユ馬術アカデミーでは、馬術の技術だけではなく、フェンシングやダンス、歌、そして弓道を取り入れた訓練を行い、彼らのショーは人馬が一体となった芸術性の高いパフォーマンスが注目されています。馬具はエルメスから提供されており、世界的な音楽家とコラボレーションし、ヨーロッパだけでなく日本でも公演も行っています。
 本映像のメインプログラムはカンタータ「悔悟するダヴィデ」。このカンタータはモーツァルトがかねてから会員になることを望んでいたウィーン音楽芸術家協会のために作曲されました。
 しかし忙しいモーツァルトには提出期限までに時間がなく、仕方なく「大ミサ」K427 を改作することにし、ダ・ポンテ(と言われている)のイタリア語の歌詞に転用し「大ミサ」のスコアに書き込みするかたちで提出されました。
 ミンコフスキは、以前からジンガロの公演を観に行き非常に関心をもっており、このモーツァルト週間の公演のためにバルタバス氏を熱心に説得して実現したコンサート。公演が行われた、「モーツァルトのための劇場」は、かつての乗馬学校(フェルゼンライトシューレ)ですので、本来の目的を取り戻したともいえるでしょう。
 全10 曲からなるカンタータの各シーンに合わせて演出されており、動き、照明、衣装はモーツァルトの音楽をまさに表現しており、視覚的に美しいだけではなく、感情をも表現した大変魅力的な内容です。
























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