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≪第83号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その9 2015/9/15〜


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像


 



9/18(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


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ECM New Series



4811784
\2500→\2290
クレーメル&パトリツィア・コパチンスカヤ共演!
 世界初録音
カンチェリ:ヴァイオリンとオーケストラのための作品集

 (1)「キアロスクーロ」
 (2)「トワイライト」
ギドン・クレーメル
パトリツィア・コパチンスカヤ(2)
カメラータ・バルティカ

 ギヤ・カンチェリ(1935年8月10日 トビリシ - )は、ベルギー在住のグルジア人作曲家。
 その彼の80回目の誕生日(2015年8月10日)を祝してのアルバムが登場。
 ごらんのとおりクレーメルとコパチンスカヤの共演!

 21世紀の現代作曲家の中でも、特異な世界を表出することで知られるグルジア生まれのギヤ・カンチェリ。
 彼の音楽は時として瞑想的であり、ペルトやタヴナーとも比較されることもありますが、概して宗教的ではなく、むしろ内省的なもの。ひたすら自身と向き合って絞りだされるかのような音が、多くの人々の共感を呼ぶのかも知れません。
 今回のアルバムに収録された2つの作品〜2つの独奏ヴァイオリンと弦楽合奏のための『トワイライト』と、ルネサンス、バロック時代の絵画技法をタイトルにした『キアロスクーロ』は、いずれも世界初録音となるもので、カンチェリと長く密接な関係を築いてきたクレーメルと、若手ヴァイオリニストの中でもとりわけ魅力的で豊かな音楽性を持つコパチンスカヤの2人が、このカンチェリの世界を丁寧に描いていきます。
 カンチェリが長い病気から回復し、窓の外のポプラの木の姿の変遷を見ながら書いた『トワイライト』と、光と影の劇的なコントラストが表現された『キアロスクーロ』。どちらも強烈な印象を残す作品です。


キアロスクーロ(Chiaroscuro)とはイタリア語で「明-暗」という意味で、美術においては、明暗のコントラスト(対比)を指す言葉。 それを用いた技法が「明暗法(めいあんほう)」「陰影法(いんえいほう)」である。 この言葉はいろいろな意味で使われる。







CLAVES



50 1501
\2700→\2490
ありそうでなかった、ブルッフの「スウェーデン舞曲集」連弾版が初登場。
 4手による舞曲集

 (1)グリーグ:ノルウェー舞曲集Op.35(全4曲)
 (2)ハンス・フーバー:ルツェルン湖よりOp.47(全10曲)
 (3)ヘレナ・ヴィンケルマン:3つのスイス舞曲 (2013)
 (4)ブルッフ:スウェーデン舞曲集Op.63(全15曲)

 (5)グリーグ:ワルツ=カプリスOp.37(全2曲)
クリスティアーヌ・ボーム=サングラール&
 ダナ・チョカルリエ(ピアノ・デュオ)
 
 録音:2015年1月4-7日/エルネスト・アンセルメ・スタジオ(ジュネーヴ)/DDD、70’ 08”、デジパック仕様

 ブルッフの「スウェーデン舞曲集」は、ドイツの出版社ジムロックがブラームスの「ハンガリー舞曲」、ドヴォルザークの「スラヴ舞曲」の大ヒットの柳の下のドジョウを狙って1892 年に作らせました。
 原曲はヴァイオリンとピアノ用で、ブルッフはピアノ4 手版とオーケストラ版も作りましたが、今日はもっぱらオーケストラ曲として知られています。何故か全く知られていない連弾版全15 曲が初めて日の目を見ました。
 ブルッフといえば甘美なヴァイオリン協奏曲や「コル・ニドライ」のような弦楽作品に名作が多数ありますが、「スウェーデン舞曲集」の連弾版は親しみやすく効果満点。このアルバムを聴けば、もっと普及するはずと申せましょう。
 スイス出身のハンス・フーバー(1852-1921) の美しいレントラー集「ルツェルン湖にて」も嬉しい登場。全10 曲から成り、ブラームス風の落着いたたたずまいが秋の夜長にぴったり。
 クリスティアーヌ・ボーム=サングラールはスイス出身。ヌーシャテルとウィーンで学び、室内楽でも活躍。ダナ・チョカルリエはルーマニア出身。ドミニク・メルレやジョルジュ・プルーデルマッハーに師事。両者がリズム感あふれる演奏を繰り広げます。




ELOQUENTIA



EL 1549
\2600→\2390
SIT FAST〜英国ポリフォニー音楽の傑作
 パーセル(1659-1695):ファンタジア集

 ・未完のファンタジア 4声
 ・3声のファンタジア〔ファンタジアI、II、III〕
 ・4声のファンタジア〔ファンタジアIV〜 XII〕
 ・5声のファンタジア〔一音に基づく5声のファンタジア〕
 ・6声のイン・ノミネ
 ・7声のイン・ノミネ
SIT FAST
 (シット・ファースト/ヴィオール・コンソート)
酒井淳、イザベル・サン=イヴ、
トーマス・ド・ピエルフ、ジョシュア・チートハム、
ニコラス・ミルヌ、クリスティーヌ・プルボー、
上村かおり
 パーセルによるポリフォニー音楽の粋ファンタジア集

 録音:2011年8月/酒井淳による日本語解説つき

 1680 年のファンタジア集は、パーセルが20 歳のときに書かれた多声音楽の傑作です。当時のイギリスでは華やかなフランス音楽に倣った旋律主体の音楽が主流となっていた中、パーセルは、タリスやバードらの先輩らが築いた英国ポリフォニー音楽の遺産をしっかりと学び、このファンタジア集を書きました。
 英国ポリフォニー音楽の粋が詰まった美しい作品を、SIT FAST のメンバーによる吸いつくような質感の美しい音色によるヴィオール・アンサンブルで堪能できる1 枚です。

 シット・ファーストは、フランスを中心に活動しているガンバ・コンソート。2011 年にはフーガの技法(EL 1125)をリリース、世界中から絶賛を浴びました。
 主にイギリス・ルネッサンス、フランス・ルネッサンスのコンソート音楽をレパートリーの中軸としていますが、それと並行して現代曲の初演にも力を入れています。2013 年に、メシアン現代音楽祭にまねかれジョージ・ベンジャミン氏やアレクサンダー・ゲール氏の曲を中心とした演奏会を催し、大成功をおさめています。




LIGIA DIGITAL



LIDI 2030293
特別価格
\2400→\2190
ヴィヴァルディの失われたオペラ『ラ・シルヴィア』
 再現初演世界初録音盤が再登場

  ヴィヴァルディ:牧歌劇『ラ・シルヴィア』

 2015 年のカタログ付き、お買い得価格!
ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)
グローリア・バンディテッリ(メゾ・ソプラノ)
ジョン・エルヴェス(テノール)
フィリップ・カントール(バス)
アンサンブル・バロック・ド・ニース
ジルベール・ベッツィーナ(指揮)
 ヴィヴァルディの失われたオペラ『ラ・シルヴィア』再現初演世界初録音盤がカタログ付き特価で再登場

 2015 年LIGIA DIGITAL レーベル、カタログ付CD

 ヴィヴァルディの「ラ・シルヴィア」がカタログ付きで再登場!「ラ・シルヴィア」は、1721 年ミラノで作曲された3 幕から成るオペラ(牧歌劇)。現在楽譜は失われてしまっていますが、この作品のためと考えられる8 つのアリアが図書館などに遺されているほか、リブレットの内容から、ヴィヴァルディの既存の他作品のアリアでこのオペラにも転用されたものが推測できます。
 このようにして再構築されたのがこの演奏。再現版世界初録音として話題となりました。
 2015 年のカタログ付き、お買い得価格です。
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LIDI 0103181
\2500→\2290
感動の再プレス!
 メル・ボニ(メラニー・ボニス)(1858-1937):
  ピアノ作品集〜守護天使

  即興曲op.1 /プレリュードop.10 変ホ長調/メヌエットop.14 /
  即興曲op.11/エグローグop.12 /ロンド op.7 /
  子守歌 op.23-1 /パピヨン op.28 /
  言葉のないロマンス op.29 /マルズカop.26 /瞑想曲 op.33-1 /
  スケルツォ=ワルツ op.35-1 /
  インターリュードとワルツ・レント op.38-1 /
  言葉のないロマンスop.56 /サラバンドop.82 /
  デズデモナ op.101 /守護天使 遺作op.posth.99 /
  カテドラル op.107 /風車のほとりでop.115 /
  悲しみのフルート op.117 /悲しい子守歌 op.118 /ロマ op.15-1
ローラン・マルタン(ピアノ)
 女性作曲家メル・ボニによる珠玉のピアノ作品集

 メル・ボニス。その名を聞くだけで女性作曲家ファンは胸がときめく。
 フランクに才能を認められ、ピエルネやドビュッシーとともにパリ音楽院で学び優秀な成績を収めるが、そこでアメデ・エティックという男性と恋に落ちてしまったために、両親に無理やり実家に連れ戻される。
 実家に戻った彼女を待っていたのは、25歳も年上の実業家との強制的な結婚。
 しかしその10年後再会した二人は激しい恋に落ちてしまう。
 決して奔放な性格ではないが、湧き上がる恋に人生を翻弄されてしまったメル・ボニス。彼女は生涯自分の犯した罪に苦しんだという。
 メル・ボニス(本名メラニー・ボニス)は音楽界では長く忘れ去られていた存在だが、フランスのベルエポック期の最も重要な女性作曲家。
 フランクの勧めで入学したパリ音楽院ではドビュッシーやピエルネの同窓生でもあった。そんな彼女の作風は、ひとくちにいって、おしゃれでセンスのよさが光るもの。とくに彼女のピアノ作品は、まるで彼女の分身であるかのように繊細で優美、そして・・・ときに情熱的。少しずつ彼女のピアノ・アルバムが登場してきているが、60近くある彼女のピアノ作品、多少のダブリはあっても集めていきたい。

 今回のLIDI 0103181は、彼女の代表作「守護天使」が収録されているということで密かなベストセラーになっていたが、ここ数年入手不能になっていた。今回再プレスされたものと思われる。


 メル・ボニ(本名メラニー・ボニ)。19 世紀末から20 世紀前半に生きた女性作曲家で、作曲をする際には本名を伏せて発表、多くの作品が出版されていますが近年再発見が進んでいる作曲家です。
 ここには遺作の「守護天使」を含むピアノ・ソロ作品を収録。ショパンを思わせる瞬間や、印象派を思わせるハーモニーなどもちりばめられた珠玉のピアノ作品がならびます。




LIMEN



CDVD048 C048
(CD + DVD)
\3500→\3190
歌と技巧にあふれるイタリアのピアノ・デュオ、
 聴きたかった作品を集めた好企画で登場!

  [CD]
   (1)シェーンベルク:6つの小品 (1896)
   (2)ラヴェル(ロケ編):序奏とアレグロ(連弾版)
   (3)同(ガルバン編):優雅で感傷的なワルツ(連弾版)
   (4)カセッラ:戦争の記録Op.25b
   (5)レスピーギ(作曲者編):リュートのための古風な舞曲とアリア第1組曲
   (6)ルピス:「ああママ聞いて(キラキラ星)」による変奏曲 (2010 /14)
  [DVD]
   (4)(5)(6)収録
デュオ・ミロワール
 【アントネッロ・ドノフリオ &
  クラウディオ・ソヴィエロ
   (ピアノ・デュオ)】
 録音:2014年リメン音楽スタジオ/STEREO、NTSC 16 : 9、77’ 32”

 いかにもありそうながら、他で聴くことの難しい作品を多数集めた好企画。シェーンベルクの「6 つの小品」は、まだ無調に入る前のロマンティックな作品。かつて高橋悠治と坂本龍一の連弾による録音が出ていました。
 ラヴェルのハープと室内アンサンブルのための「序奏とアレグロ」は、作曲者自身による2台ピアノ版は何種かディスクも存在しますが、ラヴェルの許可でレオン・ロケが1911 年に行った連弾版は、7 つの楽器を1 台に封じ込めた魔術のような編曲。非常に難しいものながら、デュオ・ミロワールは見事に再現。
 もうひとつの「優雅で感傷的なワルツ」のリュシアン・ガルバンによる編曲は、オリジナルのピアノ独奏曲からではなく、1912 年にバレエ曲としてオーケストレーションされた版から行われました。こちらもオリジナルとの違いが興味津々。
 レスピーギ自身の編曲による「リュートのための古風な舞曲とアリア第1 組曲」はさすがイタリアの演奏家らしい明るい歌い回しが絶妙。カセッラの「戦争の記録」は連弾とは思えぬすさまじく残虐な音響世界が広がります。
 デュオ・ミロワールは、ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院の同級生だったアントネッロ・ドノフリオとクラウディオ・ソヴィエロで結成。当初はラヴェルのスペシャリストを目指しましたが、現在ではモーツァルトからビル・エヴァンスまでをレパートリーとするヴィルトゥオーゾ・デュオとしてめきめきと名を広めています。
 DVD にはカセッラ、レスピーギ、ルピスの3 篇が収められています。指遣いや手の交差法など、参考になることこのうえない貴重な映像となっています。




NAIVE



V 5425
(CD)
\2600→\2390
充実!クリスチャン・ヤルヴィ渾身のペルト
 アン・アキコ・マイヤースも登場!

  ペルト:
   (1)クレド/(2)わが道(弦と打楽器版)/(3)スンマ/
   (4)ダルフ・イッヒ/(5)パッサカリア/
   (6)フラトレス(ヴァイオリンと弦楽版)/
   (7)フェスティーナ・レンテ/(8)聖骸布(2015年改訂版)/
   (9)フラトレス(オリジナル版)
(4)(5)(6)アン・アキコ・マイヤース(Vn)
(1)エレーナ・カシダン(Pf)
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)
MDR交響楽団、同合唱団
 録音:2015 年/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス(バッハ・フェスティヴァル期間中、作曲者立ち会いのもとセッション録音)/DDD、74’ 00”

 ヤルヴィ家の次男クリスチャン・プロデュースによる第4 弾は、ヤルヴィ一家が家族同然に親しくしているアルヴォ・ペルトの生誕80 年を祝うアルバム。
 クリスチャンはフレッシュな解釈でペルト像を一新。今回のために改訂した「聖骸布」が聴きもので、終結部の金管は非常に感動的です。
 さらに注目は、「ダルフ・イッヒ」「パッサカリア」「フラトレス」というヴァイオリンの協奏作品の独奏をアン・アキコ・マイヤースが務めていること。意外にもペルトにぴったりで、瞑想的で充実したソロを聴かせてくれます。
 北欧的な透明感あふれる響きのペルト芸術。疲れた現代人に心洗われるひとときを満喫させてくれます。




WERGO



WER 6766
\2500→\2290
美しい透明な音色で語られる、クルターグの現在と過去への眼差し

クルターグ(1926〜):ピアノ連弾と2台ピアノのための作品全集

 ・遊びI/・遊びIII/・遊びIV/・遊びVIII/
 ・マショーの作品の編曲/・ラッソの作品の編曲/
 ・フレスコバルディの作品の編曲/
 ・シュッツの作品の編曲/・パーセルの作品の編曲/
 ・J.S. バッハの作品の編曲/・組曲/
 ※ 遊びVIIIの一部と、マショー、ラッソ、シュッツ、パーセルの編曲は世界初録音。
ブガッロ=ウィリアムズ・ピアノ・デュオ
 (ヘレナ・ブガッロ&
  エイミー・ウィリアムズ)
 クルターグの「遊び」シリーズと、過去の巨匠の作品の編曲から2 台ピアノおよび連弾作品を完全収録!美しい透明な音色で語られる、クルターグの現在と過去への眼差し

 録音:2011年10月19日-21日、2013年3月29日、30日

 ルーマニア出身のハンガリーの作曲家、クルターグが書いたピアノ作品から、2 台ピアノおよび連弾(1 台4 手)のための作品全集の登場。世界初録音も含まれる注目盤です。
 前半は全8 巻からなる彼のピアノ曲集「遊び」からピアノ連弾と2 台ピアノのための作品が、後半はマショーからJ.S. バッハに至るまでのルネサンス音楽のピアノ連弾と2 台ピアノのための編曲、ピアノ連弾のための「組曲」がおさめられています。
 ピアノ曲集「遊び」は、短い中に様々な世界が凝縮され、移ろい変わり、聴く人を透明な音宇宙に誘います。
 後半の一連の編曲ものは、クルターグと過去の巨匠達との対話であり、端正な佇まいの曲の数々がクルターグの手で編曲され現代の楽器で演奏されることで、時代が移っても変わらない作品の普遍性が際立ちます。
 演奏は現代作品演奏で知られるブガッロ=ウィリアムズ・ピアノ・デュオ。クルターグの音楽の中できらめく研ぎ澄まされた音色は必聴です。
 
WER 6417
(SACD HYBRID
(Surround)
+DVD [PAL])
\3800
ヴィト・ズライ(1979 〜 ):作品集
 (1)ホークアイ ソロホルンとオーケストラのためのコンチェルト
 (2)リストラング アンサンブルのための
 (3)チェンジオーバー アンサンブルとオーケストラのための
 (4)ランアラウンド 4人の金管楽器奏者とアンサンブルのための
 [DVD-PAL](14’ 59)
  トップ・スピン〜パーカッション三重奏のための
(1)ザール・ベルガー(ホルン)
 マティアス・ピンチャー(指揮)
 スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団
(2)-(4)アンサンブル・モデルン、
 ヨハネス・カリツケ(指揮)
 フランクフルト放送交響楽団(hr交響楽団)
[DVD-PAL]
 アンサンブル・モデルンの打楽器メンバー
 スロヴェニアの新進気鋭作曲家、ヴィト・ズライのパワフルなサウンド

 録音:(1)-(4)2011年11月25日、2014年2月28日、2015年3月14 日、15 日

 スロヴェニアの作曲家、ヴィト・ズライはその音楽のパワフルさが魅力の作曲家です。多層的な音響は彼の作品の特徴の一つですが、このスーパーオーディオCD ではその立体的なサウンドがじっくりと堪能できます。
 球技の審判補佐コンピューター情報処理システムを指す「ホークアイ」や、テニスのコートチェンジを意味する「チェンジオーバー」などというタイトルにみられるように、ズライは創作のインスピレーションを、彼自身が情熱を傾けているテニスから得ています。
 陽の光と影、様々なものとの遠近法、動きと静けさなど、彼がテニスを通して体感したであろう様々な要素が作曲家ズライというフィルターを通って音楽となった作品の数々は、どこかカラリとして明るい響きがします。
 ズライの創作に深く関わっているホルン奏者、ザール・ベルガーのソロも圧巻です。
 DVD では3 名のパーカッション奏者が様々な打楽器を、フォークやスプーンなど様々な器具を用いて鳴らしていくというもので、こちらもやはりテニスへの思いに満ちているとともに、直感とアルゴリズムも大切にした作品に仕上がっています。カメラワークも秀逸。
 ※DVDはPAL方式のため、日本国内で販売されている機器では再生できない場合があります。







STONE RECORDS



5060192780499
\2500→\2290
一人九役、九重唱で歌う賛美歌集!
ヒムズ

 恵み深き主のほか/静けき河の岸辺を/偉大なるかな神/
 こころみの世にあれど/トータル・プレイズ/
 私を決してお放しになることのない愛/
 オー・ヴァリアント・ハーツ/カルバリ山の十字架/
 父の神の真実は/賛美歌メドレー
サム・ロブソン(ヴォーカル、アレンジ)
 衝撃の多重録音ア・カペラ!一人九役、九重唱で歌う賛美歌集!

 英国歌曲のスペシャリストとしての地位を確立したバリトン歌手、マーク・ストーンの自主レーベルStone Recordsから、新たな若き才能が登場!
 マルチ・インストゥルメンタリストにして、優れた美声の持ち主であるサム・ロブソンが、多重録音により九重唱で歌う賛美歌集。
 ゴージャスなハーモニー、ゴスペリックなアレンジで歌われるポピュラーな賛美歌、ゴスペル・ソングの数々。
 ヴォーカル・アンサンブル・ファン、賛美歌好きは要注目のアルバムです。




TACTUS



TC 650770
(4CD/特別価格)
\7600→\6990

イタリア、シエナの音楽の発展に寄与した知られざる大家
 イッポーリト・ゲッツィ:オラトリオ、モテット、哀歌集

 オラトリオ《アベル》/聖なる対話/ダビデの勝利/
 オラトリオ《アダム》/
 サン・ミケーレ・アルカンジェロのための対話第2番/
 聖なる対話/オラトリオ《アブラハム》/
 聖母マリアのため対話第1番/聖なる対話/
 聖週間のためのエレミアの哀歌

カペラ・ムジカーレ・ディ・サン・ジャコモ・
 マッジョーレ・イン・ボローニャ
ロベルト・カッショ(指揮)
 イッポーリト・ゲッツィの宗教声楽作品集!

 作曲家、音楽理論家、アウグスチノ会の修道士、神学学士など、様々な姿を持っていた16世紀後半〜17世紀前半イタリアの音楽家イッポーリト・ゲッツィ(1655ca.−1725ca.)の宗教声楽作品を集めた貴重な作品集。
 旧約聖書に登場するアベル、アダム、アブラハム、ダビデを題材としたオラトリオやディアローグはゲッツィの代表作。イタリア、シエナの音楽の発展に寄与した知られざる大家である。

 2007年−2015年の録音。
 

TC 862721
\2500
ボッシ:オルガン作品全集 Vol.11
 交響的練習曲/スケルツォーゾ/断章/
 前奏曲/交響的練習曲 Op.78/
 フランチェスカーニの時代/瞑想曲 op.144
アンドレア・マシナンティ(オルガン)
 タクトゥス(Tactus)の名物シリーズとして定着した、19世紀後期〜20世紀前期のイタリアのコンポーザー=オルガニスト、マルコ・エンリコ・ボッシ(1861−1925)のオルガン作品全集第11巻。
 ヴェネツィア音楽院、ボローニャ音楽院、サンタ・チェチーリア音楽院の院長を歴任し、ニューヨークへの演奏旅行からの帰路の途中、船上でこの世を去ったイタリア・オルガン界の巨匠。
 第11巻には「スケルツォーゾ」、2012年に復元された2014年に復元された「断章」などを収録。

 2013年−2014年の録音。
 

TC 960203
\2500
ベッラフロンテ:ギター作品集
 ギター独奏のための《ラプソディア・メトロポリターナ》
 ギターとマリンバのための《マルッカの踊り》
 バスーンとギターのための《組曲第1番》
 ギターとフルートのための《ウェイ・オブ・マイ・センス》
 ギターと弦楽四重奏のための《5のための》
 ギター独奏のための《タランテラ》
ダビデ・ディ・イエンノ(ギター)
フィリッポ・ラッタンジ(マリンバ)
パトリック・デ・リティス(ファゴット)
アルド・フェッランティーニ(フルート)
クァルテット・グァダニーニ
 イタリアの作曲家ラファエレ・ベッラフロンテ(1961−)は、トリエステのテアトロ・ロゼッティの芸術監督を務めるなど幅広く活躍中。特に器楽、室内楽作品に定評がある。

 2014年11月の録音。




MD+G



603 19122
\2400→\2190
トランペット、トロンボーン、ピアノのための珍しい編曲版演奏
《ライネッケ, ヘルツォーゲンベルク, ボウエン:三重奏曲》

 カール・ライネッケ(1824-1910):三重奏曲Op.188
  (原曲:オーボエ、ホルン、ピアノのための)
 ハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルク(1843-1900):三重奏曲Op.61
  (原曲:オーボエ、ホルン、ピアノのための)
 ヨーク・ボウエン(1884-1961):バラードOp.133
  (原曲:オーボエ、ホルン、ピアノのための)
アンドレ・ショホ(トランペット),
ミヒャエル・マソン(トロンボーン),
フリードリヒ・ヘリケ(ピアノ)
 トランペット、トロンボーン、ピアノのための珍しい編曲版演奏
 トランペット、トロンボーン、ピアノという組み合わせがとても珍しいアンサンブル「ヌーヴェル・アート・トリオ」。もちろん、この編成のアンサンブルで演奏できるオリジナル作品は無く、どの曲も編曲を施すことで新しい響きの開拓に成功しています。
 選ばれた作品は古典派から近代までの3曲で、整然とした響きが要求されるライネッケ、音色の融合が魅力的なヘルツォーエゲンベルク、そして各々の楽器の主張が楽しいボウエンと、ヴァラエティに富んだものです。
 


613 19112
\2400→\2190
50年前の型破りで摩訶不思議なピアノ作品
 武満、ジェフスキー、一柳、ケージ、オノ・ヨーコ
《フルクサス・ピアノ》

 1-4) シルヴァーノ・ブッソッティ(1931-):
  デイヴィッド・チューダーのための4つの小品,
 5) 武満 徹(1930-1996):ピアノ・ディスタンス,
 6) フレデリック・ジェフスキー(1938-):スタディII(ドリームズ),
 7) 一柳 慧:ピアノ音楽第4,
 8) フィリップ・コーナー(1933-):ピアノ・アクティヴィティーズ,
 9) テリー・ジェニングズ(1940-):ピアノ小品,
 10) ディック・ヒギンズ(1938-1999):エミット・ウィリアムズのためのリタニ・ピアノ小品,
 11) ジョン・ケージ(1912-1992):ヴァリエーションズI,
 12) オノ・ヨーコ(1933-):オーヴァートーン小品,
 13) ベン・パターソン(1934-):蟻, リゲティ(1923-2006):ピアノのための3つのバガテル
シュテッフェン・シュライエルマッハー(ピアノ),
シュテファン・フリック(ピアノ&声),
ハラルド・ムエンツ(声),
アルパー・マラル(ピアノ),
フリードリヒ・ヴィルヘルム・レッディング(ピアノ)
 50年前の型破りで摩訶不思議なピアノ作品
 「フルクサス」とは、「流れる、流動する」という意味を持つ、リトアニア系アメリカ人ジョージ・マチューナスが提唱した前衛芸術運動のこと。美術から舞踏まで幅広いジャンルにまたがり、音楽では1962年に開催された「フクルサス国際現代音楽祭」がその始まりとされています。
 この時に出演したナム・ウン・パイクは「ピアノはタブーであり、破壊されなければならない」と過激なコメントを発し、それを受けて、これらの型破りで摩訶不思議なピアノ曲(?)が発表されたのです。曲によっては現代人の耳には却って古臭く聞こえるものもあるかも知れませんが、これも面白いところです。演奏は定評のあるシュライエルマッハーによるもの。50年前の熱気が蘇ります。
  

618 18502
\2400
《ジョン・フィールド:夜想曲全集Vol.2》
 ジョン・フィールド(1782-1837):
  夜想曲第9番, 夜想曲第10番A, 夜想曲第10番B,
  夜想曲第11番, 夜想曲第12番, 夜想曲第13番,
  夜想曲第14番, 夜想曲第15番, 夜想曲第16番,
  夜想曲第17番, 夜想曲第18番,
  夜想曲第22番, Playing-with-Field No.4〜6
シュテファン・イルマー(ピアノ)
 濃厚なロマン的な雰囲気が漂うピアノ作品
 アイルランドの作曲家、ジョン・フィールドの最大の功績は「夜想曲=ノクターン」という形式を確立したことでしょう。後にショパンやドビュッシー、フォーレが発展させていくこの形式の源は、実に簡素で控えめでありながらも、この時期の作品としてはロマン的な雰囲気が濃厚であり、時代を先取る先鋭的なものであったことは確かです。
 ロッシーニやクレメンティなど、古典派作品を得意とするイルマーのピアノは、フィールドの音楽も的確に表現しています。
 


903 19096
(SACD Hybird)
\3100→\2890
フォルカー・ラインホルト(ヴァイオリン)
《サラサーテ:オペラ・ファンタジー》
〜フランス・オペラを基にした超絶技巧作品
 サラサーテ:
  1) ボイエルデューの「白衣の貴婦人」による幻想曲Op.3,
  2) グノーの「ファウスト」の思い出, 3) グノーの「ミレイユ」によるカプリースOp.6,
  4) トマの「ミニョン」のロマンスとガヴォットOp.16,
  5) グノーの「ファウスト」による新しい幻想曲Op.13,
  6) モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」による幻想曲Op.51,
  7) エロールの「ザンパ」のモザイクOp.15
フォルカー・ラインホルト(ヴァイオリン)
ラルフ・ツェドラー(ピアノ)
 フランス・オペラのメロディを基にした超絶技巧作品
 有名なオペラのメロディを主題にし、華やかな幻想曲に仕立てたサラサーテの「オペラ・ファンタジー」。
 1963年生まれのヴァイオリニスト、フォルカー・ラインホルトによる第1集(90318196)では、「カルメン」や「魔笛」などの良く知られた作品が取り上げられていましたが、今作には、ボワエルデューやグノー、エロールなどのフランス・オペラのメロディを基に、超絶技巧を凝らした作品が並びます。
 サラサーテとクライスラーの研究家として知られるラインホルトは、随所に当時の奏法を取り入れるなど、サラサーテの意向を反映した納得の行く演奏をすることで、名ヴァイオリニストであったサラサーテの真意を露わにしています。


フォルカー・ラインホルトによる第1集

903 18196
(SACD Hybrid)
\3100
サラサーテ:オペラ・ファンタジー
 カルメン幻想曲 Op. 25,
 モーツァルトの「魔笛」による演奏会用幻想曲 Op. 54,
 ウェーバーの「魔弾の射手」による演奏会用幻想曲 Op.14,
 フロトーの「マルタ」による演奏会用幻想曲 Op. 19,
 ヴェルディの「運命の力」による幻想曲Op.1
 グノーの「ロメオとジュリエット」による演奏会用幻想曲 Op. 5
フォルカー・ラインホルト(Vn)
ラルフ・ツェットラー(P)
サラサーテ研究家でもあるフォルカー・ラインホルトの至芸
【録音】2013年2月, マリエンミュンスター修道院(デジタル:セッション)

 サラサーテは自分の妙技の演奏会のために、様々な作曲家の作品からの旋律を拝借し、数多くの作品を書き上げました。フォルカー・ラインホルトは1963年に生まれ、ゲルハルト・ボッセにライプツィヒのメンデルスゾーン音楽大学で師事。室内楽を中心に活躍し、メクレンブルク州立管弦楽団のコンサートマスターを務めました。特に、サラサーテとクライスラーの研究家でもあり、数々の論文を書いています。彼らしく当時のサラサーテの奏法を取り入れながら、現代的な新鮮みあふれるヴィルトゥオーゾが繰り広げられます。 (CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND)

  


903 19106
(SACD Hybird)
\3100→\2890
《オランダの知られざる作曲家による
  チェロとピアノのためのソナタ作品集Vol.7》

 ジョゼフ・オルマン(1852-1927):「プルクワ」「子守歌」,
 ジュリアス・ベネディクト(1804-1885)&アレクサンダー・バッタ(1816-1902):
  「悪魔のロベール」,
 エミール・ヴェズリー(1858-1926):「秋の夢想」,
 アンドレ・ボノム(1905-1982):「ソナチネ」「哀歌」「追悼」,
 ジョゼフ・オルマン:「ベルクの思い出」「セレナーデ」「アンダンテ・レリジョーソ」,
 アレクサンダー・バッタ:「トロヴァトーレによる幻想曲」,
 ジョゼフ・オルマン:「エクスタス」
ドリス・ホックスカイド(チェロ)
フランス・ファン・ルース
 オランダの知られざる作曲家たちのチェロ・ソナタを精力的に録音しているホックスカイドとルース。今回の第7集では、パリで活躍し、ベルリオーズや、バルザックと交友を持ったアレクサンダー・バッタの小品を始めとした興味深い作品が並んでいます。
 名チェリスト、オルマンはサン=サーンスがチェロ協奏曲第2番を献呈したことで知られますが、日本にも来日経験があり、皇室にも縁のある人で、作曲家としてもいくつかの曲を残しています。
 マーストリヒトで生まれたヴェズリーは評論家として活躍し、数々の大衆的な歌を書いたことで知られています。
 同じくマーストリヒトで生まれたボノムはダリウス・ミヨーに師事した女性作曲家、ピアニスト。第二次世界大戦時に迫害を受けますが、戦後名誉を回復します。しかし収容先の老人ホームの火災でその長い一生を終えるという不幸な最期を遂げたことでも知られています。


.
 

SWR



93.335
\2400→\2190
グザヴィエ・ロト(指揮)&バーデン=バーデン& フライブルクSWR響
 リヒャルト・シュトラウス:交響詩集 第 4 集

 1-22.アルプス交響曲/
 23.交響詩「ドン・ファン」 Op.20
バーデン=バーデン&フライブルク SWR 交響楽団
 (南西ドイツ放送交響楽団)/
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
録音 2014 年 11 月 5.6 日 フライブルク・コンチェルトハウス…1-22, 2014 年 9 月 28日 フランクフルト アルテ・オーパー…23
  グザヴィエ・ロトとバーデン=バーデン&フライブルク SWR 響によるリヒャルト・シュトラウス(1864-1949)のシリーズも今作で第 4 集となります。
 最近は自らのオーケストラ「レ・シェクル」とも斬新かつ刺激的なアプローチによる演奏を披露、その名声がますます高まっているロトですが、この「アルプス交響曲」は、まさに彼の本領発揮とも言える演奏であると断言できるでしょう。
 リヒャルト・シュトラウスが完成までに 10 年以上をかけたこの大作は、華美さばかりを追求すると単なる「サウンド・トラック」になってしまう危険性を孕んでいますが、そこはロト。シュトラウスが求める響きと物語性を完全に再現した上で、推進力ある音楽を作り出しているのはさすがです。
 「ドン・ファン」はシュトラウス 24 歳の意欲作ですが、ロトはこちらの曲でも、若さ漲る爆発的なエネルギーを掬い上げ、シュトラウスが望んだであろう理想的な響きを創り上げることに成功しています。
 【ロト&SWR:リヒャルト・シュトラウス】
 第 1 集…93.229 第 2 集…93.304 第 3 集…93.320




刺激的で知的、しかも壮麗・・・これが新世紀のリヒャルト
ロト/リヒャルト・シュトラウス:交響詩集
第1巻〜第3巻

93 299
\2400→\2190
グザヴィエ・ロト(指揮)&バーデン=バーデン& フライブルクSWR響
 リヒャルト・シュトラウス:交響詩集 第 1集
 リヒャルト・シュトラウス:
  交響詩「英雄の生涯」op.40(44’42)
  交響詩「死と浄化」op.24(24’02)
クリスティアン・オステルターク(独奏ヴァイオリン)
バーデン=バーデン& フライブルクSWR 交響楽団
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
 ロト率いるバーデン=バーデン&フライブルクSWR響、シュトラウス交響詩シリーズ第1弾「英雄の生涯」&「死と浄化」

 録音:2012 年11 月7、8 日[英雄の生涯]、2012 年6 月26-28 日[死と浄化]/フライブルク、コンツェルトハウス(セッション・デジタル)/DDD、ステレオ、68’44

 2011/12 年のシーズンよりバーデン=バーデン& フライブルクSWR 交響楽団の首席指揮者に就任して、マーラーの第1 交響曲(93.294)で鮮烈なるデビューを飾ったロトが、手兵とともに2012/13 年のシーズンに力を入れて取り組んでいるのがシュトラウス。
  2012 年11 月7 日と8 日の2 日間に亘り、フライブルクのコンツェルトハウスでセッションを組んでレコーディングされた「英雄の生涯」は、11 月3日のフライブルク、4 日のバーデン=バーデン、6 日のフライブルク、さらに9 日のフランスのディジョンという実演の流れのなかで演奏内容を検証しつつ、ロトが集中して、その解釈を掘り下げる機会を得て臨んだ録音。

  もとより、大編成の管弦楽の機能美を極限まで追求したシュトラウスの交響詩といえば、1946 年に南西ドイツ放送所属のオーケストラとして創設され、活動の柱に「同時代音楽の演奏」を掲げてきた当楽団にとっても、初代音楽監督を務めたロスバウト以来、マーラー、シェーンベルク、ストラヴィンスキーなどと並んで伝統的に得意としてきたレパートリーであり、その意味での経験の蓄積も十分。

 カップリングの「死と浄化」は、「英雄の生涯」に先立つこと4か月ほど前のレコーディング。
 なお、「死と浄化」については6 月の録音を経て、2012年9 月にロトが臨んだベルゲン・フィルとのコンサートでも「ドン・ファン」と共に取り上げられ、高い評価をもって迎えられたと伝えられています。

93 304
\2400→\2190
グザヴィエ・ロト&バーデン=バーデン& フライブルクSWR 響
 リヒャルト・シュトラウス:交響詩集 第2集
 リヒャルト・シュトラウス:

  (1)交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」op.28
  (2)交響詩「ドン・キホーテ」op.35*
  (3)交響詩「マクベス」op.23
フランク=ミヒャエル・グートマン(チェロ)*
ヨハネス・リューティ(ヴィオラ)*
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
バーデン=バーデン& フライブルクSWR 交響楽団
 ロト率いるバーデン=バーデン& フライブルクSWR 響、リヒャルト・シュトラウスの交響詩シリーズ第2 弾「ティル」「ドン・キホーテ」&「マクベス」

 (1)録音:2012年6 月23 − 29日/フライブルク、コンツェルトハウス(セッション/デジタル)(14’33) (2)録音:2012年12月20日/マンハイム、ローゼンガルテン&12月21日/フライブルク、コンツェルトハウス(ライヴ・デジタル)(40’41) (3)録音:2013年3 月14 & 19 日/フライブルク、コンツェルトハウス(セッション・デジタル)(18’36)/DDD、ステレオ、74’19

 プログラムに応じて柔軟にピリオド、モダンの楽団を運用する実力派の指揮者として知られるフランソワ=グザヴィエ・ロト。2011 年よりロトが首席指揮者のポストにある「モダンの手兵」バーデン=バーデン& フライブルクSWR 交響楽団とともに進めるシュトラウスの交響詩シリーズの第2 弾。

 2012/13 年のシーズンも引き続き、実演でシュトラウスに力を注いでいる当コンビですが、前作「死と浄化」と収録時期が重なる「ティル」は、2012年6 月24 日のフライブルクでの実演をはさみ、その前後にセッション録音されたもの。
 以下、収録順に「ドン・キホーテ」は、2012 年12 月20 日のマンハイムと翌21 日のフライブルクとにおける実演の模様をライヴ収録したもので、最新の「マクベス」が2013 年3 月フライブルクでのセッション録音となっています。

 じっくりセッションを組んで録音された2 作品の高い完成度もさることながら、楽団の首席奏者ふたりをソリストに起用した「ドン・キホーテ」も、ロトと共にシリーズのおおきな流れのなかでシュトラウス作品を検証しつつ、その解釈を深める機会を得て臨むことが可能であったメンバーゆえの人選と考えられます。

 ロトの的確な棒さばきで引き出された情報量も豊富で、録音がたいへん優秀なこともあり、シュトラウスによる大編成管弦楽の傑作群を味わうのにまたとないアルバムといえるでしょう。
93 320
\2400→\2190
グザヴィエ・ロト&バーデン=バーデン& フライブルクSWR 響
 リヒャルト・シュトラウス:交響詩集 第3集

 リヒャルト・シュトラウス:
  ・交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」op.30 *(32’26)
    録音:2013年9 月4、5 日/
     フライブルク、コンツェルトハウス(ライヴ・デジタル)
  ・交響的幻想曲op. 16「イタリアより」 (45’11)
    録音:2014年2 月17、18 日/
     フライブルク、コンツェルトハウス(ライヴ・デジタル)
イェルモライ・アルビケル(ヴァイオリン・ソロ)*
バーデン=バーデン& フライブルクSWR 交響楽団
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
 話題のロト率いるバーデン=バーデン&フライブルクSWR 響、リヒャルト・シュトラウスの交響詩シリーズ第3 弾「ツァラ」&「イタリアより」

 DDD、ステレオ、77’ 37

 バーデン=バーデン& フライブルクSWR 交響楽団を率いる首席指揮者フランソワ=グザヴィエ・ロトが進めるシュトラウスの交響詩シリーズ第3巻。

 作曲家生誕150 周年を迎えた2014 年に登場するのは、「ツァラトゥストラはかく語りき」と交響的幻想曲「イタリアより」。順に2013 年9 月と2014年2 月に、いずれもフライブルクでおこなわれたコンサートの模様をライヴ収録したものです。
 シリーズ前2 作のアルバムからもわかるように、これまでもロトはレコーディングに際して、実演でのプログラムと並行して演奏内容を検証しつつ、その解釈を掘り下げる機会を得ていたとおもわれますが、このたびの「ツァラ」のケースも周到な準備をもって臨んでいることがうかがえます。

 ロトは2013 年5 月にBBC ウェールズ・ナショナル管を指揮して同曲を演奏していたほか、2013 年8 月にフランスのラ・コート=サン=タンドレにおけるベルリオーズ・フェスティバルでも、バーデン=バーデン& フライブルクSWR 交響楽団を指揮して同曲を演奏していました。
 さらに、本録音を挟んで、2014 年4 月にデンマーク国立響を指揮して同曲を演奏、2014 年9 月にはケルン・ギュルツェニヒ管を指揮して演奏予定といった具合に、レコーディングがまた実演との相乗効果を生んでもいるようです。

 2012/13 年のシーズンより継続してシュトラウスの管弦楽曲に取り組んでいるロトですが、結果としてシュトラウスの音楽全体に対する理解を深め、シリーズを通して高水準の仕上がりにつながっているようにみえます。
 なお、ライヴ録音でありながら音質がすぐれているのもシリーズの特色。オリジナル楽器の手兵レ・シエクルも運用して「楽器の扱いのセンス」に秀でたロトが、スコアから引き出す膨大な情報量をあますところなく収めることに成功しています。


 


93.338
\2400→\2190
バッキアーナ 〜モシェレス、ライネッケ、シューマンによる J.S.バッハ作品の編曲集
 イグナーツ・モシェレス(1794-1870):メロディックな対位法練習曲 Op.137b より (原曲: バッハ「平均律クラヴィーア曲集」 )
 カール・ライネッケ(1824-1910):バッハ変奏曲 Op.24
 ローベルト・シューマン(1810-1856):
  バッハの名前による 6 つのフーガ Op.60(デュオ・ダコールによる連弾編)
  1.モシェレス:WTKII/5 ニ長調/2.モシェレス:WTKI/24 ロ短調/
  3.シューマン:フーガ 第 1 番 変ロ長調/
  4.モシェレス:WTKI/15 ト長調/5.モシェレス:WTKII/6 ニ短調/
  6.シューマン:フーガ 第 2 番 変ロ長調/
  7.モシェレス:WTKI/4 嬰ハ短調/8.モシェレス:WTKI/24 ロ短調/
  9.シューマン:フーガ 第 3 番 ト短調/
  10.モシェレス:WTKI/1ハ長調/
  11.モシェレス:WTKI/6 ニ短調/
  12.シューマン:フーガ 第 4 番 変ロ長調/
  13.モシェレス:WTKI/2 ハ短調/
  14.モシェレス:WTKII/7 変ホ長調/
  15.シューマン:フーガ 第 5 番 ヘ長調/
  16.モシェレス:WTKI/21 変ロ長調/
  17.シューマン:フーガ 第6 番 変ロ長調/
  18.ライネッケ:バッハのサラバンドによる変奏曲

   ※1-17…世界初録音
デュオ・ ダコール
 (ピアノ・ デュオ…
  ルーツィア・ フアン&セバスティアン・ オイラー)
 録音 2014 年 11 月 24-27 日 シュトゥットガルト SWR 室内楽スタジオ
 偉大なるバッハの音楽から何を見出すのか?この永遠の命題には、過去にも何人もの芸術家が挑んでいます。ある人は曲をつくり、ある人は演奏で、また絵画や他の分野にもバッハの作品の影響が強く及んでいます。
 このアルバムには、そんなバッハの作品にインスパイアされた 3 人の作品が収録されています。
 シューマンの「4 つのフーガ」は、もともと彼が興味を抱いていたペダルピアノのために書かれた作品で、バッハの作品を研究していたシューマンにおける「フーガの理想的な形」を見る事ができます。バッハの名前「BACH」を音にすると半音階的な響きになりますが、これも美しくフーガに内包されています。
 モシェレスの作品は、平均律クラヴィア曲集に対位法的なメロディをつけたもの。バッハ=グノーの「アヴェ・マリア」のようなものと言えば近いでしょうか。ライネッケの作品は、バッハのフランス組曲第 1 番の「サラバンド」が極めてロマンティックな対位法によって、刻々と変容していきます。国際的に評価の高いデュオ・ダコールによる演奏です。
 

93.340
\2400
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲 第 10 番&第 13 番
 1-4.弦楽四重奏曲 第 10 番 変ホ長調 Op.51/
 5-8.弦楽四重奏曲 第 13 番 ト長調 Op.106
ベネヴィッツ弦楽四重奏団
<メンバー:
 ヤクブ・フィッシャー(第 1 ヴァイオリン)/
 シュチェパン・イェジェク(第 2 ヴァイオリン)/
 イジー・ピンカス(ヴィオラ)/
 シュチェパン・ドレジャール(チェロ)>
録音 2014 年 4 月 22-25 日 バーデン=バーデン ハンス・ロスバウト・スタジオ
 2005 年に開催された「第 5 回大阪室内楽コンクール」で優勝し、 2009 年にも来日、日本の聴衆の注目を集めたベネヴィッツ弦楽四重奏団によるドヴォルザーク(1841-1904)です。
 アンサンブル名であるベネヴィッツとはプラハ音楽院の初代校長を務めたヴァイオリニスト、アントニン・ベネヴィッツの名前であり、彼らは、その長き良き伝統を引き継ぐアンサンブルとして、チェコの作品を極めて精力的に、また確信に満ちて演奏しています。
 このアルバムにはドヴォルザークの円熟期の作品である 2 曲の弦楽四重奏曲を収録、スラヴ色の濃い第 10 番と、何かが吹っ切れたかのような清々しさを持つ第 13 番の取り合わせは、このアンサンブルの今を知るにふさわしい選曲です。
 

93.342
\2400
Great Britain イギリス現代合唱曲集
 1.ピーター・マクスウェル・デイヴィス(1934-):
  キリストの御体とネコとネズミ(1993)/
 2.ジェームズ・マクミラン(1959-):アレルヤ(2013)/
 3.ジョナサン・ハーヴェイ(1939-2012):魂が飛べないわけないだろう/
 4.ジョン・タヴナー(1944-2013):シュオン讃歌/
 5-12.ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):神聖と世俗
シュトゥットガルト南西放送声楽アンサンブル/
マルクス・クリード(指揮)
録音 2014 年 5 月 16-17 日 シュトゥットガルト SWR 放送スタジオ…1.3.5-12, 2014年 5 月 21-22 日 シュトゥットガルト ゲンハイデ キリスト教会…2.4
 イギリスの音楽文化は教会音楽と密接に結びついています。現代においても、典礼のための宗教合唱曲が多数書かれ、これらの新作は常に合唱団に拠って演奏され、市民たちもこれらを享受しています。
 このアルバムでは 5 人の作曲家の多彩な作品を聴くことができますが、最初のマクスウェル・デイヴィスの長大な作品からして、様々な言語を駆使した言葉遊びが炸裂する、何とも人を食ったものであり「聖と俗」が表裏一体であることを強く感じさせてくれるはずです。
 現代最高の合唱指揮者の一人であるマルクス・クリードは、これらの難曲をやすやすと聞かせます。
 


93.343
\2400→\2190
ステファン・ドヌーヴ&シュトゥットガルト放送響
 アルテュール・オネゲル:交響曲 第 3 番&第 2 番 他

  1-3.交響曲 第 3 番「典礼風」/
  4-6.交響曲 第 2 番/7.交響的運動 第 2 番「ラグビー」/
  8.交響的運動 第 1 番「パシフィック 231」
トーマス・ハンネス(トランペット)…6/
シュトゥットガルト放送交響楽団/
ステファン・ドヌーヴ(指揮)
 録音 2012 年 12 月 13.14 日 シュトゥットガルト リーダーハレ,ベートーヴェンザール…1-3, 2014 年 10 月 7-9 日 ジンデルフィンゲン,シュタットハレ…4-6, 2014 年 10 月6 日 ジンデルフィンゲン,シュタットハレ…7, 2014 年 12 月 15 日 リーダーハレ,ベートーヴェンザール…8
 現在、シュトゥットガルト放送交響楽団の首席指揮者を務めるステファン・ドヌーヴによるオネゲル(1892-1955)の 2 曲の交響曲と、交響的運動を聴く 1 枚です。
 宗教的な雰囲気をそこはかとなく閉じ込めた「交響曲第 3 番」、戦争への思いをダイレクトに伝えた第2 番(もちろんトランペットは入ってます)、そしてオネゲルの全作品の中でも最も有名な「パシフィック 231」と、ちょっと一息と言った感のある「ラグビー」。ドヌーヴは、これらオネゲルの作品の持つ、新古典的な部分と描写的な部分のどちらもがじっくり楽しめ素晴らしい演奏を繰り広げています。文句なしの名演です。



ステファン・ドヌーヴ
NAXOSのルーセル・・・いいです


NAXOS
8.504017
(4CD)
\3600
ルーセル:交響曲全集
《8.570323》
 交響曲第 1 番「森の詩」Op.7/
 交響的前奏曲「復活」 Op.4/
 劇音楽「眠りの精」 Op.13
   (録音 2008年10 月、2009 年4 月)/
《8.570529》
 交響曲第 2 番 Op.23/
 春の祭りに寄せて Op.22/
 組曲ヘ長調 Op.33
   (録音2007 年5 月、2006 年5 月)/
《8.570245》
 交響曲第 3 番ト短調 Op.42/
 バッカスとアリアーヌ Op.43 組曲 第1番、第2番
   (録音 2006 年5 月、2006 年10 月)/
《8.572135》
 交響曲第 4 番イ長調 Op.53/
 交響詩「フランドル狂詩曲」 Op.56/
 小組曲 Op.39/
 小管弦楽のためのコンセール Op.34/
 シフォニエッタ Op.52
   (録音2006 年10 月、2007 年5 月、6 月、2008 年8 月)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
ステファン・ドヌーヴ(指揮)

 NAXOSの誇るステファン・ドヌーヴ&ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団のルーセル:交響曲全集セット。
 ステファン・ドヌーヴは1971年生まれのフランスの指揮者でショルティやプレートルのアシスタントを務め、日本では松本で小澤の助手も務めた。2011年までロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団の音楽監督だったみたいで、これはそのときの全集録音らしい。
 で、これが悪くないのである。
 最初は「まあまあいけてるジャン」という程度だったのだが、聴き進むにつれて結構はまってしまい「十分」どころかこれが一番いい」、とまで思うようになってきた。往年の大指揮者のような破天荒さはないものの、シャープでキビキビしていて、隅々までセンスあふれるいい演奏なのである。この人、そうとう勉強してきたな、という感じ。初めての大きなシリーズ・レコーディングで張り切ったのか。
 カップリングもメジャーなものからかなりマイナーなものまできっちり揃えてくれていて、さらに「蜘蛛の饗宴」のバレエ全曲盤も最近補完的にリリースしてくれた。至れり尽くせりの新世紀を代表する全集。



 で、ちょっと興味があったのでもう少しステファン・ドヌーヴについて調べていたら、「最も才能のあるフランスの若手指揮者として注目されている」という。そうかもしれない。
 さらにもう少し調べていたら、この人の生地が書いてあった。
 「Tourcoing」。
 トールコイン?違う・・・えっと・・・トゥールコワン・・・。
 ルーセルと同郷だった、この人!

NAXOS
8.572243
\1400
ルーセル:
 《バレエ音楽「蜘蛛の饗宴」Op.17(1912)》
  〈第1部〉
    1.前奏曲-庭/2.アリの入場/3.かぶと虫の入場-蝶の踊り/
    4.蜘蛛の喜び-蜘蛛の踊り/5.みみずが通る/
    6.2匹の戦闘的なカマキリ/7.アリのロンド/
  〈第2部〉
    8.カゲロウの羽化/9.カゲロウの踊り/10.カゲロウが止まる/
    11.カゲロウの死/12.カゲロウの弔い/
 《オペラ・バレエ「パドマーヴァティ」(1914-1918)》
    13-15.第1幕より第1組曲/16-17.第2幕より第2組曲
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団/
ステファン・ドヌーヴ(指揮)

 印象主義から新古典主義へと進んだルーセル(1869-1937)の初期の名作「蜘蛛の饗宴」です。
 この作品はもっぱら作曲家自身が編纂した「交響的断章」が知られ、この全曲が演奏される機会はあまりありません。
 曲は印象主義そのものであり濃密な管弦楽法が特徴的です。
 1912年に芸術劇場の委嘱によって書かれたバレエ作品で、ファーブルの「昆虫記」からインスピレーションを受けていて、庭に巣を作った蜘蛛と、蜘蛛のエサとなる昆虫たち、その蜘蛛を狙うカマキリ。そして神秘的なカゲロウの羽化からその死までを精緻な書法で描いた、音による博物誌です。ルイ・ラロイの台本によるオペラ「パドマーヴァティ」は野性味あふれる異国的な音楽。本編には歌が挿入されますが、こちらは管弦楽組曲のみです。なかなか上演される機会のない幻のバレエです。ドヌーヴの演奏は闊達で色彩豊か。この曲を初めて聞く人にも安心してオススメできる逸品です。



<店主の注釈>
 「蜘蛛の饗宴」は昆虫の世界を描いた珍しいバレエ作品として知られるが、その後ルーセルは「交響的断章」とも呼ばれる組曲「蜘蛛の饗宴」に編曲した。
 今はこちらのほうが取り上げられる機会は多い。
 なのでコンサートやCDで「蜘蛛の饗宴」と表記されている場合、どっちかを確認しておいたほうがいい(バレエだと30分強、「組曲」だと大体15,6分。)。
 「蜘蛛の饗宴」は交響曲第1番よりもうちょっとあとの1912年に作られた。ルーセルの数少ない青年時代の傑作で、どういうわけか「印象派的な作品」と呼ばれることが多いが、そんなことはまったくない。明快で痛快な、若き(といっても40代だが)ルーセルのエネルギーが満ち溢れた美しく楽しい作品。








NEW WORLD RECORDS


80771
\2100
James Moore & Andie Springer/ Gertrudes
 1. Larry Polansky(1954-)
  10 Strings(9 Events)(2011)
 2. Paula Matthusen(1978-)
  in absentia(2008)
 James Moore(1979-)
  3. Suspicions(2015(
  4. Look Like(2014)
  5. A Wish(2014)
 6. Ken Thomson(1976-)
  Deafening Irrelevance(2011)
 7. Lainie Fefferman(1982-)
  Fiddly Tube(2012)
 Robert Ashley(1930-2014)
  8.Faor Andie Springer Showing the Form of a Melody
  9. For Andie Springer..(Encore(\)
ロバート・アシュレイ
レニー・フィファーマン
ポーラ・マチューセン
ジェームス・ムーア
ラリー・ポランスキー
ケン・トムソン




VOX



VXP 7911
(2CD)
\2600→\2390
VOXの新録音?
 バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
インバル・セゲフ(vc)
1973年生まれのイスラエル系アメリカ人でカザルス国際コンクールなどで入賞。ベルリン・フィル、イスラエル・フィル他協演。
バッハの無伴奏は彼女のレパートリーの中でも素晴らしい演奏。






<メジャー・レーベル>
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DG



479 5300
\2300→\2090
《カンターテ・ドミノ〜システィーナ礼拝堂聖歌隊が神に捧げる音楽》
 アレグリの「ミゼレーレ」1661年写本版による世界初録音

 1) グレゴリオ聖歌:天よ、露を滴らせ,
 2) パレストリーナ:あなたに向けてわが魂を,
 3) ラッスス:第8旋法によるマニフィカト,
 4) グレゴリオ聖歌:それは異邦人への啓示のための光・・・
   パレストリーナ:今こそ主よ、僕を去らせたまわん,
 5) パレストリーナ:バビロンの河のほとりで,
 6) パレストリーナ:恥辱は私の心をくだき,
 7) アレグリ:ミゼレーレ(1661年システィーナ写本版),

 8) グレゴリオ聖歌:キリストは私たちのために従順になられた,
 9) アネーリオ:キリストは私たちのために従順になられた,
 10) ビクトリア:私の民よ,
 11) パレストリーナ:キリストよ、御身を崇めん,
 12) パレストリーナ:泉の水を求める鹿のように,
 13) 主のみ使い,
 14) ラッスス:すべての地よ神をほめ,
 15) パレストリーナ:あなたは彼らを立ててこの地の君とする,
 16) パレストリーナ:汝はペテロなり
マッシモ・パロンベッラ (指揮)
システィーナ礼拝堂聖歌隊
 世界最古の聖歌隊による響き
 ローマ・カトリックの総本山バチカンのサン=ピエトロ大聖堂、北隣に位置するシスティーナ礼拝堂。礼拝堂を飾る巨大なミケランジェロのフレスコ画「最後の晩餐」も有名ですが、「システィーナ礼拝堂聖歌隊」は、世界最古の聖歌隊として知られています。
 この礼拝堂の建立以来、500年以上にわたって美しい歌声を響かせてきました。バチカンの許諾の下、ここに初めてシスティーナ礼拝堂におけるスタジオ録音によるCDが制作されました。
 ここに収録された作品は、作曲当時よりこの場所で歌われた作品。

 そしてあのモーツァルトが一回聞いただけで楽譜にしてしまったというアレグリの「ミゼレーレ」は、このシスティーナ礼拝堂以外の場所に出すことが禁じられており、ここに所蔵されている特別な1661年写本版による世界初録音がここに収録されました。
 システィーナ礼拝堂聖歌隊の歌声の真髄をポリフォニックの響きで堪能できる、貴重なアルバムです。
 《録音》2015年5月, バチカン、システィーナ礼拝堂




DECCA


481 1970
(CD)
\2300
ルドヴィコ・エイナウディ/エレメンツ
 1. Petricor / 2. Night / 3. Drop / 4. Four Dimensions /
 5. Elements / 6. Whirling Winds / 7. Twice
 8. ABC / 9. Numbers / 10. Mountain / 11. Logos / 12. Song For Gavin
ルドヴィコ・バンドのメンバー
アムステルダム・シンフォニエッタ弦楽アンサンブル
4750706
(2LP)
\5200
 本作ではフランチェスコ・アルクリ、マルコ・デチーモ、マウロ・デュランテ、アルベルト・ファブリス、フェデレコ・メコッツィ、レディ・ハーサら、再結集した「ルドヴィコ・バンド」のメンバーが演奏を担当しているほか、アムステルダム・シンフォニエッタ弦楽アンサンブル、べルリン出身のロバート・リポック(エレクトロ・ミュージック)、ローマのパルコ・デッラ・ムジカ・コンテンポラリー・アンサンブル打楽器メンバーらが演奏に参加。
 さらに人気ヴァイオリニストのダニエル・ホープが、アルバム冒頭を飾る「ペトリコール」で演奏を披露している。
 旧知と未知の風景の境界を彷徨う「意識の小径」
  『エレメンツ』は今年、イタリア郊外のエイナウディの自宅スタジオで録音されました。土・水・空気・火という自然の四大元素(エレメンツ)、数学や科学の構成要素(エレメンツ)、音楽的な形式、さらにカンディンスキー、クレー、クリムトらの美術作品など、彼を囲む周辺世界が作曲にインスピレーションを与えています。一見するとこれらの要素自体は互いに関連性を持っていませんが、本盤のアルバム・コンセプトの中では見事に溶け合っています。アルバム・ジャケットはエイナウディ直筆の描き下ろし作品。さまざまな記号やイラストが組み合わされ、見事な効果を生み出しています。

 『エレメンツ』は心機一転、今までとは違った「意識の小径」を歩んでみたいという欲望から生まれた。そして、旧知の風景と未知の風景の境界すれすれに、今まで自分が探し求めていた新しいフロンティアを見つけたのだった。すなわち、神話の創造、元素周期表、ユークリッド幾何学、カンディンスキーの著作、音や色の実態、草地にそよぐ野草の茎、風景の形などである。何ヶ月ものあいだ、私はイメージや思考や感情が一緒くたに混ざった状態をさまよっていた。やがて、あたかもすべての要素(エレメンツ)がひとつの同じ世界に属しているかのように、次第に手をとりあってひとつの舞曲に結実し、その中に自分自身が属していることを発見したのだった。
 それが『エレメンツ』の意味である。音楽と呼ばないなら、思考の地図と呼ぶべきかもしれない。明確に見える時もあれば、重なり合って見える時もある。現在進行形の意識の流れを示す場所、線、形、断片の地図だ。
——ルドヴィコ・エイナウディ
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481 1862
\2300→\2090

アッシジの修道士歌手フライアー・アレッサンドロ
 史上初、現役の修道士CD
《Voice of Peace》

 1) ジョン・ニュートン:アメイジング・グレイス,
 2) ドメニコ・マチェッタ:夕べに私たちは主と共に,
 3) ビゼー:アニュス・デイ,
 4) シベリウス:イエス、あなたと共に,
 5) カッチーニ:アヴェ・マリア,
 6) ストラデッラ:教会のアリア(主よあわれみたまえ),
 7) J.S.バッハ:イエスは変わらざるわが喜び,
 8) サン=サーンス:アヴェ・マリア,
 9) ジャゾット:アルビノーニのアダージョ,
 10) ファン・ダイク:聖フランチェスコ,
 11) J.S.バッハ&グノー:アヴェ・マリア,
 12) ダン・シュッテ:罪に苦しむ叫びを聞いた
フライアー・アレッサンドロ(テノール),
ギド・ライモンダ(指揮)
カメラータ・デュカーレ
 アッシジの修道士歌手フライアー・アレッサンドロによる平和の祈り
 イタリアはアッシジの聖フランチェスコ聖堂の修道士「Alessandro Brustenghi」が、ソロ・テノール歌手としてデビューした「フライアー・アレッサンドロ」!
 現役の修道士がCDデビューしたのは史上初のことで、ヨーロッパ中で話題を集めています。
 彼は、10代にバッハ、マイケル・ジャクソン、ビョークを聴き、21歳で修道士になることを決意。現在は伊アッシジにある高名な聖フランチェスコ聖堂で修道する傍ら、修行以外の時間は大工として働いているといいます。7ヵ国語を操る真にインターナショナルな修道士でもあります。
 教会での見事な歌唱が人づてに伝わり、それがU2、The Cure、Manic Street Preachers等を手掛けたプロデューサー、Mike Hedgesに見いだされ、英Deccaと契約し、すでに2枚のアルバムを発売しています。
 今回のアルバムでは、世界全体で調和を広げる普遍的なメッセージとして、平和の声によるポピュラー、クラシック両方からとられた美しいメロディーの作品が選ばれています。彼の自然な声による、世界への祈りの声をお聴き下さい。



<国内盤> 

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Φ(PHI)



LPH019
(2CD)
(国内仕様盤 ・日本語解説付)
\4000+税
ヘレヴェッヘ指揮
ベルギー王立フランダース・フランダース・フィル
 シューベルト:
  1.交響曲 第1番 ニ長調 D82
  2.交響曲 第3番 ニ長調 D200
  3.交響曲 第4番 ハ短調「悲劇的」D417
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
ベルギー王立フランダース・フランダース・フィル管

 PENTATONEで中断していたヘレヴェッヘ&ロイヤル・フランダース・フィルのシューベルト交響曲全集が、新たにPHIレーベルから登場。
 実は傑作ぞろいの初期交響曲。指揮者の才覚で思わぬ名曲に変身するこれらの作品、ヘレヴェッヘならではの才気あふれる演奏を期待したい!


 フィリップ・ヘレヴェッヘの快進撃が止まりません。つい先日、レコード・アカデミー賞受賞の『四季』のあとを受けてのハイドン最晩期の大作『天地創造』全曲録音リリースを発表したかと思いきや、時代的にほとんど違わないレパートリーとはいえ、今度はシンフォニック路線に大きく舵を切ってきました!
 巨匠レオンハルトのバッハ録音で合唱指揮をつとめて以来、稀代の古楽系合唱指揮者として培ってきたそのカリスマ的統率力は、演奏陣と同じ目線で「仲間」として音楽を作ってゆく合唱人ならではの共感性がベースに感じられるもの——そしてそのことは、バッハでもブルックナーでもブラームスでもメンデルスゾーンでも、合唱を大切にしてきた作曲家の作品では決して声楽曲にとどまらない応用力がきくことなのだ...と、ヘレヴェッヘのこれまでの録音は私たちに教えてきてくれたのですが、それが今度はシューベルト!
 古楽器集団シャンゼリゼ管ではなく、ベートーヴェンの交響曲全曲録音(Pentatone)と同じ王立フランダース・フィルという、現代楽器オーケストラながらもこの指揮者との相性抜群な名門楽団との仕事といわれれば、俄然興味が湧くではありませんか!



ヘレヴェッヘ&ロイヤル・フランダース・フィル
 シューベルト前2作

PTC5186446
(SACD HYBRID)
\2800
ヘレヴェッヘ&ロイヤル・フランダース・フィル
 シューベルト:
  交響曲第7番ロ短調D.759《未完成》
  交響曲第6番ハ長調D.589《小ハ長調》
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
ロイヤル・フランダース・
 フィルハーモニー管弦楽団
ヘレヴェッヘのシューベルト!第2弾は"未完成"と"小ハ長調"!

 モダン・オーケストラにピリオド・アプローチを持ち込んだベートーヴェンの「交響曲全集」(PTC 5186 312)を完成させ、現在は首席指揮者(プリンシパル・コンダクター)としてロイヤル・フランダース・フィルの指揮台に立つ古楽奏法の世界的権威フリップ・ヘレヴェッヘ。
 "ベートーヴェン"に続くヘレヴェッヘ&ロイヤル・フランダース・フィルの新プロジェクトとして2011年にスタートした"シューベルト"。
 「交響曲第9番《ザ・グレイト》」に続く第2弾は、「交響曲第7番《未完成》&交響曲第6番《小ハ長調》」!
 「ザ・グレイト」では、推進力を持ったテンポ設定、伸びやかでクリアなフレーズ、シャープなリズム、変幻自在のダイナミクスが印象的だったヘレヴェッヘのシューベルト。
 「未完成」&「小ハ長調」でも、モダン・オーケストラとピリオド・アプローチの特色を巧みに融合させたヘレヴェッヘならではの快演を愉しませてくれることだろう!
 トリトナスのアンドレアス・ノイブロンナー、マーカス・ハイランドが担当した録音面にも要注目です。

※録音:2011年10月、クイーン・エリザベス・ホール(アントワープ/ベルギー)



 
Schubert: Symphony No. 9 in C major, D944 'The Great'
PTC 5186372
(SACD HYBRID)
\2800
シューベルト:交響曲第9番「グレイト」 フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
ロイヤル・フランダース・フィル
録音:2010年7月
軽やかで天性のロマンティックな明るさを存分に発揮した「グレイト」。こういう演奏もいい。




旧譜
どういうわけかあまり話題に上らないヘレヴェッヘ&ロイヤル・フランダース・フィルのベートーヴェン交響曲全集だが、その強烈な個性からみて、堂々、21世紀前半を代表する名盤だと思う。

PENTATONE
PTC 5186 312
(5SACDs HYBRID)
\8000
海外直輸入
ヘレヴェッヘ&ロイヤル・フランダース・フィル
 ベートーヴェン:交響曲全集

  交響曲第1番ハ長調Op.21/交響曲第2番ニ長調Op.36/
  交響曲第3番変ホ長調Op.55《英雄》/
  交響曲第4番変ロ長調Op.60/
  交響曲第5番ハ短調Op.67《運命》/
  交響曲第6番ヘ長調Op.68《田園》/交響曲第7番イ長調Op.92/
  交響曲第8番ヘ長調Op.93/交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱》*
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団
クリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ)*
インゲボルク・ダンツ(メゾ・ソプラノ)*
クリストフ・シュトレール(テノール)*
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(バリトン)*
コレギウム・ヴォカーレ*
アカデミア・キジアーナ・シエナ*

 ヘレヴェッヘのベートーヴェン全集BOX!モダン・オケとピリオド・アプローチの共演!
 古楽大国ベルギーを代表するピリオド奏法の世界的権威フィリップ・ヘレヴェッへ。
"プリンシパル・コンダクター"を務める母国ベルギーのオーケストラ、ロイヤル・フランダース・フィルと共に完成させた『"モダン・オーケストラ"と"ピリオド・アプローチ"の融合による"新しいベートーヴェン"』をテーマとするベートーヴェンの「交響曲全集」がボックス・セットで登場!
 綿密な時代考証、ヘレヴェッヘ独自の研究に基づく解釈、ロイヤル・フランダース・フィルに浸透させたピリオド・アプローチ。
 "モダン・オーケストラ"と"ピリオド・アプローチ"によるヘレヴェッヘのベートーヴェンは、演奏、録音ともに超一級品です!

※録音:2004年−2009年、ベルギー&オランダ/レコーディング:トリトナス







ZIG ZAG TERRITOIRES



ZZT2990901
(国内仕様盤 ・日本語解説付)
\2500+税
メーカー在庫限り
ハイドンの闇や機微に深く食い込む響きはまさにクラヴィコードだからこそ・・・
 ハイドン:クラヴィコードによるソナタ集
  1. ソナタ ロ短調 Hob.XVI:32
  2. ソナタ ト短調 Hob.XVI:44
  3. ソナタ ハ長調 Hob.XVI:48
  4. ソナタ ニ長調 Hob.XVI:20/Op.30-6
  5. ソナタ 変ロ長調 Hob.XVI:41/Op.37-2
  6. ソナタ ニ長調 Hob.XVI:42/Op.37-3
マルシア・ハジマルコス(クラヴィコード)
 Zag Territoires初期の隠れ名盤
 20世紀末にいくつかの圧倒的存在感のクラヴィコード録音などを残し、このレーベルを去っていったアメリカの異才フォルテピアノ奏者マルシア・ハジマルコスのこの1枚は、ハイドンのピアノ・ソナタがまさしく「クラヴィコード最後の栄光の時代」、つまりハイドンが大いに影響を受けたバッハ次男C.P.E.バッハ活躍期の楽器であったこと、そしてハイドンの音楽の思いがけない闇や機微に深く食い込む響きはまさにクラヴィコードという「かそけき音のたたかいの世界」にあったことを、生々しいまでに伝えてくれる名演として秘かな興奮を明敏な古楽器ファンにもたらしたものでした。
 今回、数年後に出た廉価再発仕様で一定在庫を確保。「メーカー在庫限り」で日本語解説付流通をはかります。




オクタヴィア・レコード


OVCL-00580
(SACD Hybird)
\3200+税
矢部達哉&横山幸雄
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」
  ヴァイオリン・ソナタ第10番
矢部達哉(ヴァイオリン) 
横山幸雄(ピアノ)

 格調高雅なベートーヴェンの世界。
 日本を代表するデュオ、矢部達哉と横山幸雄による極上の演奏!
 日本音楽界を代表する二人、矢部達哉と横山幸雄による豪華デュオの久々となる最新アルバムが登場です。
 この二人がデュオとして活動をし始めて20年。長年演奏活動を共にした中で作り上げられた、確固たるベートーヴェン像をここに刻みます。ベートーヴェンへの深い敬愛を音に込め、誇り高き高貴な世界を作り出しています。
 矢部の凛とした力強いヴァイオリンの響き。横山の輝かしく深みのあるピアニズム。そして二人の技術と経験に裏打ちされた、意思の強い音楽観。この二人の融合により到達された、至高の世界が広がります。
 現代最高峰のベートーヴェン、ヴァイオリン・ソナタ・アルバムの誕生です。

 2015年6月2-4日 東京・稲城iプラザにて収録



前作
矢部達哉のモーツァルト

OVCL-00482
(SACD Hybrid)
\2857+税
矢部達哉
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第4番&第5番「トルコ風」
矢部達哉(ヴァイオリン) 
室内合奏団“秀” 
四方恭子(コンサート・ミストレス)

 東京都交響楽団、サイトウ・キネンなどのコンサート・マスターを努め、日本の楽壇のリーダーの一人として活躍をする矢部達哉。
 クラシックファンはもちろんですが、一般の音楽ファンにはNHK連続テレビ小説「あぐり」のヴァイオリン・ソロとして大きくファンを獲得しています。
音楽家として充実を極める年齢を迎え、久々のレコーディングとして向かい会った作曲家は、モーツァルトです。
幼い頃より慣れ親しんだ2つの協奏曲を、音楽の喜びの中で伸び伸びと表現してゆきます。
精度の高い技術はもちろんですが、それ以上の美しいヴァイオリンの音色は必聴です。
 伴奏を務めている室内合奏団“秀”は矢部達哉が、この音楽を表現するために厳選したメンバーで、コンサート・ミストレスの四方恭子をはじめ、都響、N響などトッププレーヤーがずらりとならび音楽に彩りを加えます。
音楽家の最盛期を迎えようとする矢部達哉のモーツァルト。鮮度の高いスーパーオーディオCDでの鮮やかな音色をお楽しみ下さい。

収録:2012年5月26-28日水戸芸術館


矢部達哉(ヴァイオリン):

 洗練された美しい音色と深い音楽性によって、最も活躍しているヴァイオリニストの一人。 1968年東京生まれ。江藤俊哉氏に師事。89年桐朋学園ディプロマコース修了後、90年22歳の若さで東京都交響楽団(都響)のソロ・コンサートマスターに抜擢される。89年からサイトウ・キネン・オーケストラに参加。小澤征爾の指揮の下オペラや交響曲でコンサートマスターを務めている。92年よりジャパン・チェンバー・オーケストラのコンサートマスターの一人としても活動を行っている。ソリストとしても活躍目覚しく、朝比奈隆、小澤征爾、若杉弘、ジャン・フルネ、ベルンハルト・クレー、ジェイムズ・デプリースト、エリアフ・インバル、ガリー・ベルティーニ等の著名指揮者の下で共演し、絶賛を博している。室内楽にも意欲的に取り組み、ヨーヨー・マ等との共演の他、Kitaraホールカルテット及び京都アルティ弦楽四重奏団のメンバーとしても定期演奏会を行っている。
 97年にはNHK連続テレビ小説「あぐり」のヴァイオリン・ソロで、「美しい音色で清々しく朝が始まる」とクラシックに馴染みのない視聴者にも大きな反響を呼ぶ。2003年12月にはNHKテレビ放送50年記念ドラマ「川、いつか海へ(作曲:岩代太郎)」の音楽を演奏。 横山幸雄他とのデュオ演奏会の他、江守徹との朗読と音楽「言の葉コンサート(川端康成の作品朗読とバッハ演奏)」でも高評を得ている。
 その多岐にわたる活動と、古典から現代曲に至るまで幅広いレパートリーを常に高い水準で演奏する優れた音楽性が評価され、95年第5回出光音楽賞、平成8年度村松賞、96年第1回ホテルオークラ音楽賞を受賞。2004年4月より上野学園大学音楽・文化学部の教授に就任。日本の楽壇のリーダーの一人として、今後も尚一層の活躍が期待されている。




 

OVCL-00577
\3000+税
クーベリック・トリオ
 メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調
 ラファエル・クーベリック:トリオ・コンチェルタンテ
 スーク:悲歌
クーベリック・トリオ
 石川 静 (ヴァイオリン)
 カレル・フィアラ (チェロ)
 クヴィータ・ビリンスカ (ピアノ)
 これぞ、ピアノ・トリオの醍醐味!
 トリオの王道メンデルスゾーン、大指揮者ラファエル・クーベリックの神秘的な曲、色彩豊かなスーク:エレジーの3曲。まさに聴き応え十分なピアノ・トリオです。
 とくにクーベリックのトリオは現存する自筆譜をもとにスコアに起こした幻の二十世紀の遺産です。クーベリック・トリオならではのアンサンブルの息使いが、心に染み入ります。"
  2014年10月27日 横浜・かながわアートホール にて収録
 
 《クーベリック・トリオ》
  プラハを拠点に欧州で大人気のクーベリック・トリオ。大指揮者ラファエル・クーベリックが自ら助言を施し、名称に認めたアンサンブル。日本を代表するプラハ在住のヴァイオリニスト石川静を中心に、チェロのフィアラ、ピアノのビリンスカはソリストとしても国際コンクール入賞歴豊富な実力派。
  気心知れた3人が織り成す世界は、チェコ室内楽の伝統の極みと言えます。




スタッフ、ドニャのおすすめ
ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品


 朝4時に急に目が覚めたら、前の日に事務所でかかっていたヴァイオリンの曲が頭の中をぐるぐる回りだしました。こんなこと初めて。
 次の日、なんの曲か気になって出勤してすぐ、あの曲がかかっていた大体の時間を店主に言ったところ、何の曲かすぐにわかりました。
 ドヴォルザークの「4つのロマンティックな小品」だそうです。その1曲目。
 とても幸せそうな美しい曲で、聴いているだけでいい気持ちになるんです。
 実は店主も好きだったらしく、「メロディストのドヴォルザークの作品の中でも5本の指に入る美しい曲(店主談)」なんだそうです。ちょっと目覚めてしまいました。
 店主はそのCDをいくつかもっていたので、他の演奏者のも聞かせてもらいました。
 店主が「これがいいんだよー!」という人のも含めて、いくつかかけてもらったんですが、最初に聴いた昨日の演奏が耳に残っていたため、どうしてもほかの人の演奏ではだめでした。
 昨日聴いたCDで演奏していたのは、チェコで活動されている日本人の石川静さん。
 店主が言うには「20年前に輸入盤のマイナー・レーベルに日本人の名前が出ることは皆無だった。だからこの人の名前がSUPRAPHONのアルバムに出てきたときはかなり衝撃的だった。」だそうで、そんな前から海外で活躍されていたんですね。
 その石川静さんの演奏は、なんかとても素朴で優しい感じで、ただただ「好み」だったとしか。だってあんな朝4時に聞こえてくるなんて、ありえないです。



オクタヴィアレコード
OVCL 00089
\3000
ノスタルジア チェコ・ヴァイオリン作品集〜石川静
 ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品 作品45
         ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ ト長調 作品100
 スーク:4つの小品 作品17
 スメタナ:わが故郷より
石川静(ヴァイオリン)
クヴィータ・ビリンスカ(ピアノ)
 ヨーロッパを中心に活躍している石川静。最近ではクーべリック・トリオとして、その実力を惜しみなく披露してきた彼女ですが、久々のソロCDリリースとなります。
 彼女の確かな技巧に裏付けられた美しき音色と音楽性は驚異的でもあり、新鮮さを感じさせます。チェコの音楽家たちが皆集敬う彼女が奏でる、チェコの輝かしいメロディーを存分にお楽しみください。(メーカー・コメント)
録音:2002年1月29日、7月7日 プラハ「芸術家の家」ドヴォルザーク・ホールにて収録




 


OVCL-00578
\3000+税
ソプラノ界の新星、市原愛、待望のデビューアルバム
 歌の翼に

 早坂文雄:うぐひす
 ラモー:恋する鶯、わたしたちの声に答えて
 メンデルスゾーン:歌の翼に
 クララ・シューマン:たおやかな蓮の花
 グリーグ:秘密を守るナイチンゲール
 アーン:わが詩に翼ありせば
 オヴァレ:青い鳥
 武満徹:翼(丸山滋編)、うたうだけ、
   死んだ男の残したものは(丸山滋編)、小さな空(丸山滋編)
 コーツ:夕べの鳥の歌
 プッチーニ:ドレッタの美しい夢
 リスト:おお、愛しうるかぎりを愛せ
市原愛(ソプラノ)
丸山滋(ピアノ)

 飛翔する美しい歌声。ソプラノ界の新星、市原愛、待望のデビューアルバム登場!
 すでに多くのオペラやコンサートで活躍し、魅力的な歌声で多くのファンを獲得しているソプラノ界の新星、市原愛の待望のデビュー・アルバムです。
 彼女の安定した技術と表現力が存分に発揮され、魅力的な美しい世界が当アルバム中に展開されています。
 これまで大事に育ててきた彼女のレパートリーの中から、「歌」と「翼」をキーワードに楽曲を選択。鳥が飛翔するように、遥かなる世界への憧れを全身で表現してゆきます。
 彼女の十八番であるドイツ歌曲をはじめ、フランス、イタリアのオペラ・アリア、さらには日本へと、美しい歌声が羽を得て縦横無尽に世界中を旅するかのようです。
 心に響き渡る絶品の楽曲たち。「歌の翼に」のせて、新たなる名ソプラノが飛翔してゆきます。
  2015年8月5、18、19日 神奈川・相模湖交流センター にて収録 

 市原 愛 Ai Ichihara
  東京藝術大学卒業。ミュンヘン国立音楽大学大学院を修了。プリンツレゲンテン劇場、バイロイトの辺境伯歌劇場、ゲッギンゲン・クアハウス劇場、バーデン州立歌劇場、ハンブルガー・カメラータ定期演奏会などに出演。
 08/09シーズンは、アウグスブルク歌劇場の専属ソロ歌手として年間約70公演に出演。
 国内では、新日本フィル、読売日響、神奈川フィル、大阪フィル、都響、読売日響、東京フィル、日本フィル、名古屋フィル、広響などと共演。
 第52回全日本学生音楽コンクール第1位、第1回マルチェッロ・ヴィオッティ記念国際声楽コンクール2007 第2位および聴衆賞など多数受賞。
 現在ヨーロッパと日本を中心に、リサイタルやオペラ、コンサートのほか、宗教曲のソリストとして活躍している。
 2013年12月のトリノ王立歌劇場日本公演ではヴェルディ「仮面舞踏会」でオスカル役に、2015年2月〜4月には錦織健プロデュース・オペラVo;i.6「後宮からの逃走(モーツァルト)」の全国ツアーでブロンデ役に起用され、その歌唱力と演技で聴衆を魅了した。
 オフィシャル・ホームページ http://www.aiichihara.com/
  


OVCC-00121
\3000+税
魔法使いの弟子—東京六人組 デビュー!— 東京六人組
 プーランク:六重奏曲FP100
 ルーセル:ディヴェルティスマン作品6
 ドビュッシー/寺嶋陸也編:牧神の午後への前奏曲
 デュカス/浦壁信二編:交響詩「魔法使いの弟子」
 フランセ:恋人たちのたそがれ
 ラヴェル/磯部周平編:亡き王女のためのパヴァーヌ
 ラヴェル/川島素晴編:ボレロ
東京六人組
 上野由恵(フルート)
 荒絵理子(オーボエ)
 金子平(クラリネット)
 福士マリ子(ファゴット)
 福川伸陽(ホルン)
 三浦友理恵(ピアノ)

 日本を代表する若きヴィルトゥオーゾたちが結集!「東京六人組」始動!
 今をときめく、若き木管奏者たちと気鋭人気ピアニストが、アンサンブルを結成。
 その名も「東京六人組」です!東京の各オーケストラの首席奏者やソリストたちといった実力バリバリの名手たちによる、まさに夢のようなアンサンブルです。
 完璧なテクニック、絶妙なアンサンブル、色彩豊かな音色。プーランクやルーセルといったオリジナル作品を色鮮やかに奏でます。また、圧巻はオーケストラとしても難曲の「魔法使いの弟子」。6人のみとは思えないようなサウンドを作り上げています。
 さらに「ボレロ」では、皆が楽器を持ち替え、時には打楽器、時にはトロンボーン?!を奏で、驚異的な妙技を披露します。
 日本版“ル・ヴァン・フランセ”と言ってもよい、ソリストアンサンブル「東京六人組」の始動に着目ください!
 2015年7月28-30日 神奈川・相模湖交流センターにて収録



それでは上野由恵の人気アルバムをご紹介しておきましょう。

OVCC-00102
\3000+税
上野由恵(フルート)
 東欧の歌−ハンガリー田園幻想曲−

 ドップラー:ハンガリー田園幻想曲
 ドヴォルザーク:ソナチネ
 エネスコ:カンタービレとプレスト
 バルトーク:
  ハンガリー農民組曲-悲しき民謡集-
  ハンガリー農民組曲-農民の踊り-
 ドップラー:ヴァラキアの歌
上野由恵(フルート)
石橋尚子(ピアノ)
若手実力派フルート奏者、上野由恵の第3弾アルバムの登場です。
デビューアルバムとして「オペラ・ファンタジー」「歌楽-イサン・ユン作品集-」というまったく色彩の異なったデビュー盤2タイトルを同時発売し、その圧倒的な実力を披露した上野由恵。そのデビュー盤は各誌でも絶賛され、新たなフルート界のミューズの登場として話題になりました。
今回は「東欧の歌」と題して、東ヨーロッパの温かなメロディー溢れるフルート作品が集められました。有名なドップラー「ハンガリー田園幻想曲」に代表されるような高い技術を要求される楽曲に対し、上野は卓越した技術を存分に発揮し、鮮やかに華麗に歌い上げます。人の心へと寄り添うような美しいメロディ。力強くこみ上げる音楽の力を感じ上野由恵の深き音楽性が開花してゆくようです。
最上級のテクニックと音楽。上野由恵の渾身のアルバム、ぜひお聴き下さい。2013年5月13-15日 横浜・かながわアートホール にて収録


  
OVCC-00119
\3000+税
トロンボーンと私—高嶋圭子作品集—
 高嶋圭子:
  スクエアダンス、砂の丘を越えて、
   四季の詩、夕焼けこやけ、わらべうた、
   組曲「ハナミズキの祈り」、メモリーズ
   4本のトロンボーンの為の「パスピエ」※
   古都三景 ※ 
   ※OVCC-00059と同じ音源です(ボーナストラックとして収録)
トロンボーン・クァルテット・ジパング
 (吉川武典、
  桑田晃、
  岸良開城、
  門脇賀智志)
西久保友広(パーカッション)
ジパング5年ぶりとなる最新アルバム! 人気作曲家高嶋圭子とジパングが融合し、美しい世界観を作り上げる!
 人気アンサンブル、トロンボーン・クァルテット・ジパングの実に5年ぶりとなる最新アルバムの登場です。
 今回は、トロンボーン界で非常に人気の高い作曲家高嶋圭子の作品集となります。
 トロンボーンの持つ美しいハーモニーを存分に引き出し、郷愁を感じさせる心地よいメロディが絡み合う高嶋圭子の美しい世界観を存分にお楽しみ下さい。
 東日本大震災でご子息を亡くされた浅沼ミキ子作の絵本「ハナミズキのみち」からインスピレーションを受けて書かれた「ハナミズキの祈り」やかつて世界最高のカルテットと呼ばれたパリトロンボーン四重奏団のアンコールピースのために書かれた「夕焼けこやけ」「わらべうた」など注目作が並びます。
 また、ジパングの充実したサウンドも健在です。4人とは思えないようなパワーと輝きを持つ響きはまさに黄金のハーモニー。高嶋作品の美しいメロディを高らかに歌い上げています。
 日本トロンボーン界の今を感じさせる超注目アルバムです。
 2015年7月8-10日 埼玉・三芳町文化会館(コピスみよし)
 


OVCT-00118
(SACD Hybird)
\3200+税
清水和音(ピアノ)
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.1「三大ソナタ」

 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13「悲愴」
  ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27-2 「月光」
  ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 作品57 「熱情」
清水和音(ピアノ)
 清水和音の最新録音盤は、ベートーヴェンの三大ソナタです。ソロアルバムとしては、4年振りのリリースとなります。日本を代表するピアニストが、ついにベートーヴェンのセッション録音に臨みました。
 『演奏設計がしっかりしていて、堂々たる風格があり、「いい曲だな」という思いが胸いっぱいに広がる。それは清水和音の円熟を物語るものだろう。』—青澤唯夫(ライナーノーツより)
 純度の高い美しい音色はもちろんのこと、楽曲の味わいを存分に引き出して、「必聴の価値あり」といえるでしょう。
 ベートーヴェンのすべてが再発見できるアルバム、ぜひお聴きください。
 


OVCT-00117
\3000+税
高橋多佳子(ピアノ)
 ワルシャワ・フィルハーモニーホールの豊かな響き

  プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 作品83
  スクリャービン: 幻想曲 ロ短調 作品28
  ラフマニノフ: 楽興の時 作品16(全6曲)
高橋多佳子(ピアノ)
 鮮烈なタッチで力強く躍動するプロコフィエフ、息の長い歌と爆発力で大きな感動を呼ぶスクリャービンとラフマニノフ。
 1990年ショパン国際ピアノ・コンクール入賞後、ワルシャワを拠点に本格的な活動を始めた高橋多佳子がワルシャワ・フィルハーモニーホールの豊かな響きの中で伸びやかに録音したアルバム。
 ロシアの名曲を溢れるパッションで描ききった若き日の高橋多佳子。キャニオン・クラシックス原盤の新装再発売。
 1994年12月12−14日 ワルシャワ・フィルハーモニーホール にて収録

<映像>


DG(映像)



73 5222
(2DVD)
\7600→\6990
ネトレプコ/ルイージ(指揮) &メトロポリタン歌劇場
 《ヴェルディ:マクベス》

  ヴェルディ:歌劇「マクベス」全曲
アンナ・ネトレプコ(マクベス夫人),
ジェリコ・ルチッチ(マクベス),
ルネ・パーペ(バンクォー),
ジョセフ・カレヤ(マクダフ),
ファビオ・ルイージ(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団と合唱団,
《演出》エイドリアン・ノーブル

73 5234
(Blu-ray)
\4600→\4190

 豪華な歌手陣によって再現されたのは狂気的オペラ
 ヴェルディが敬愛するシェイクスピアに初めて取り組んだ「マクベス」。
 メトロポリタン歌劇場2014-15シーズンのオープニング演目となった「マクベス」は、マクベス夫人にネトレプコが起用され、「夢遊の場」で素晴しい歌唱と演技を披露しました。
 世界のヴェルディ・バリトンのルチッチも、マクベスの心の葛藤を見事に演じています。人気と実力を兼ね備えたパーペの、ドラマティックで圧倒的な声の威力、そしてカレヤの美声など、共演者も豪華な布陣が組まれています。
 ルイージが圧倒的な緊迫感を保ちながら繊細さを欠かさない指揮で、この作品の本質に迫る名演。俳優のアニタ・ラチヴェリシュヴィリによる、バックステージ・インタビュー(約16分)も合わせてお楽しみください。

 《収録》2014年10月11日、メトロポリタン歌劇場でのライヴ,
 《字幕》イタリア語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、韓国語




DECCA(映像)


74 3893
(Blu-ray)
\4600
《ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」》 BD
 ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」(全曲)
アンブロージョ・マエストリ(ファルスタッフ),
ステファニー・ブライズ(クイックリー夫人),
アンジェラ・ミード(アリーチェ),
リゼット・オロペーサ(ナンネッタ),
ジェニファー・ジョンソン・キャーノ(メグ・ペイジ),
パオロ・ファナーレ(フェントン),
フランコ・ヴァッサッロ(フォード),
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団,
《演出》ロバート・カーセン
 レヴァインのMET復帰作
 レヴァインの「ファルスタッフ」と言えば、1992年に同じメトロポリタン歌劇場で上演された舞台の映像が知られています。あちらは定評のあるゼッフィレッリの演出であり、当時最高の名歌手を揃えた納得の舞台は、多くの人を魅了しました。
 それから約20年を経て上演された今回の「ファルスタッフ」は、2006年から体調不良のため、ほとんどの舞台から遠ざかっていたレヴァインのMET復帰作で、歌手陣は一新され、演出も当代きっての名手ロバート・カーセンが手掛けています。
 現代最高のファルスタッフ歌いの一人、マエストリの豪放な演技と歌唱を中心に、芸達者な女性たちが動き歌うこの「ファルスタッフ」は、まさに「21世紀の人間賛歌」と呼ぶべき出来栄えで、笑いの中に一握りの深遠な悲しみを感じさせる極上の舞台となっています。
 《収録》2013年12月14日、メトロポリタン歌劇場でのライヴ"


DVDはこちら
 743891(DVD)\3900→\3590




ARTHAUS(映像)

109078
(5DVD)
\11500
モンテヴェルディ:「オルフェウス」「オデュッセウス」「ポッペーア」
 エレナ・カッツ=チェルニンによる新しい編成による演奏
 ズザンヌ・フェリチタス・ヴォルフ&ウルリヒ・レンツによる
 ドイツ語歌唱ヴァージョン
  ①歌劇「オルフェウス(オルフェオ)」/
  ②歌劇「オデュッセウス(ウリッセ)の帰還/
  ③歌劇「ポッペーアの戴冠」
タンセル・アクセイベク(テノール)/
トーマス・マイケル・アレン(テノール)/
アレクセイ・アントノフ(バス)/
ブリギッテ・ゲーラー(ソプラノ)/
ユリア・ギーベル(ソプラノ)/
ドミニク・ケーニンガー(バリトン)/
テレサ・クロンターラー(メゾ・ソプラノ)/
エッギ・クトゥル(メゾ・ソプラノ)/
トム・エリク・リー(バリトン) 他/
ベルリン・コーミッシェ・オーパー/
アンドレ・ド・リダー(指揮)/
バリー・コスキー(ステージ・ディレクター)/
カトリーン・リー・ターク(装置&衣装)/
カタリーナ・タッシュ(衣装)/
オットー・ピヒラー(コレオグラフィー)/
ウルリヒ・レンツ(ドラマティック・アドヴァイザー)

109127
(BD 3 枚組)
\11500
2013 年 ベルリン コーミッシェ・オーパー収録/収録時間:462 分/音声:<DVD>ステレオ2.0,Dolby Digital5.1 <BD>ステレオ2.0,dts-HD Master Audio 5.1/字幕:独(歌唱), 英, 仏,トルコ/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面二層ディスク×5 <BD>単層 25GB×1 二層 50GB×2 1080i High Definition
 イタリア・バロック期の巨匠モンテヴェルディ (1567-1643)は、少なくとも 18 曲の歌劇を作曲しましたが、そのほとんどは現存せず、かろうじて「オルフェオ」と「ウリッセの帰還」と「ポッペーアの戴冠」の 3 作品のみが、現在上演可能な歌劇作品として知られています。
 この3 作全てを上演するには、およそ 450 分を必要としますが、これらを一晩で上演するという冒険的な試みが行われました。
 このユニークなオペラ・イベントのために、トルコ出身の作曲家エレナ・カッツ=チェルニンが、新たなオーケストレーションを行い、またドイツの聴衆のために台詞、歌の全てはドイツ語に翻訳されるなど、極めて綿密な準備が施されたのです。
 カッツ=チェルニンは、モンテヴェルディの音楽に、ジャズやクレズマー(ユダヤ由来の民謡)、タンゴなどの様々なスタイルを取り入れ、またオーケストラにも東ヨーロッパや中東、西アメリカなどの楽器を用いるなど、単なる「バロック・オペラ」の域を超えた、近代的でスリリングなものを創り上げるのに成功しています。
 出演者も壮観で、 32 人のソリストと、 彼らを支える200 人の脇役、それを楽しむ観客たちの熱気・・・これらが全て攪拌され、信じられないほどの時間が流れていくのです。
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109079
(2DVD)
\6600→\5990
テオドール・クルレンツィス(指揮)&ウィーン響
 強制収容所の悪夢
  ミェスチワフ・ヴァインベルク:
   歌劇「パサジェルカ-女旅行者」 Op.97(1967-1968)

   2 幕.8 場とエピローグによる初上演
   ゾフィ・ポスムイシ原作「女旅行者」による
   アレクサンダー・メトヴェージェフ台本
     ※世界初収録
リーザ…ミケーレ・ブリート(メゾ・ソプラノ)/
ヴァルター…ローベルト・サッカ(テノール)/
マルタ…エレナ・ケレッシーディ (ソプラノ)/
タデウス…アルトゥール・ルチンスキ(テノール)/
カーチャ…スヴェトラーナ・ドネーヴァ(ソプラノ)/
ブロンカ…リューバ・ソコローヴァ(メゾ・ソプラノ)/
クリスティーナ…アンゲリカ・ヴォージェ(メゾ・ソプラノ)/
プラハ・フィルハーモニー合唱団(合唱指揮…ルカーシュ・ヴァシレク)/
ウィーン交響楽団/
テオドール・クルレンツィス(指揮)/
ディヴィット・パウントニー(ステージ・ディレクター)/
ヨハン・エンゲルス(装置)/
マリ=ジャンヌ・レッカ


109080
(BD)
\6600→\5990

 第 2 次世界大戦中、アウシュヴィッツの強制収容所で働いていたリーザ。戦争が終わって彼女は外交官夫人となり、ブラジルへ赴く船上の人となります。そこで出会った女性「マルタ」の風貌は、強制収容所でガス室送りになった女性と瓜二つ。当時の悪夢のような生活を思い出したリーザは、少しずつ精神に異常をきたし、幻影に苛まれていきます…。

 ポーランドで生まれ、ロシアで活躍した作曲家、ヴァインベルク(1919-1996)にとって、このオペラの原作である「パサジェルカ」 (旅行者…日本では女船客とも訳される)の物語はとても興味を引くものであったに違いありません。
 ホロコーストでのユダヤ人を扱った内容であり、強制収容所からかろうじて生還したポスムイシの体験は、自らの家族全てを迫害で失ったヴァインベルクの体験とも重なるもので、ショスタコーヴィチの助言を受けながら、彼は 1 年でこの歌劇を書き上げます。しかし結局この作品はソビエト時代に上演されることはなく、彼の死後、 10 年を経て演奏会形式での上演が実現し(モスクワ)、 2010 年のこのブレゲンツ音楽祭でようやく世界初演の日を迎えることとなったのでした。
 話題の指揮者クルレンツィスによる指揮にもご注目ください。

 2010 年 ブレゲンツ音楽祭 ライヴ/収録時間:161 分+21 分(ボーナス)/音声:<DVD>ステレオ 2.0/DD5.0 <BD>ステレオ 2.0/dts-HD Master Audio 5.1/字幕:独, 英, 西, 仏, ポーランド, 露 m 韓/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面二層ディスク×2/<BD>単層 25GB 1080i High Definition(Upscale)





 ここで少し観られます・・・かなりすごいです。

https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=oEwvoQ_Rfyg
 
101790
(3DVD)
\6600
ルチアーノ・パヴァロッティ :生誕 80 周年記念 BOX
 ①ヴェルディ (1813-1901):歌劇「アイーダ」/
 ②プッチーニ(1858-1924):歌劇「ラ・ボエーム」/
 ③アイーダ・ファイル ヴェルディの最も有名な歌劇「アイーダ」を巡っての
  ドキュメンタリー映像とインタヴュー
①アイーダ…マリア・キアーラ(ソプラノ)/
ラダメス…ルチアーノ・パヴァロッティ (テノール)/
アムネリス…ゲーナ・ディミトローヴァ(メゾ・ソプラノ)/
ランフィス…ニコライ・ギャウロフ(バス)/
アモナスロ…ファン・ポンス(バリトン)/
エジプト王…パータ・ブルチュラーゼ(バス) 他/
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団/
ロリン・マゼール(指揮)/
②ミミ…ミレッラ・フレーニ(ソプラノ)/
ロドルフォ…ルチアーノ・パヴァロッティ (テノール)/
ムゼッタ…サンドラ・パチェッティ (ソプラノ)/
マルチェロ…ジーノ・キリコ(バリトン)/
コリーネ…ニコライ・ギャウロフ(バス)/
ショナール…ステファン・ディクソン(バリトン) 他/
サンフランシスコ歌劇場管弦楽団&合唱団/
ティツィアーノ・セヴェリーニ(指揮)/
③出演:ルチアーノ・パヴァロッティ/
ロリン・マゼール/
カルロ・ベルゴンツィ/
レナータ・テバルディ/
メルヴィン・ブラグ(編集)/
ヒラリー・チャドヴィック(プロデューサー)/
デレク・ベイリー(ディレクター)
101791
(BD 3 枚組)
\6600
 ①1985/1986 年 ミラノ・スカラ座/②1988 年 サンフランシスコ歌劇場/収録時間:354 分/音声:<DVD>①ステレオ 2.0,Dolby Digital/②ステレオ 2.0,Dolby Stereo/③Dolby Stereo/字幕:①②③英, 独, 仏, 蘭, 西 /画面:4:3/REGION All(Code:0)/
 <DVD>片面二層ディスク×2,片面単層ディスク×1 <BD>単層 25GB×3 1080i High Definition
 20 世紀における「最も偉大なテノール歌手」ルチアーノ・パヴァロッティ (1935-2007)。伝説の「3 大テナー」の一人であり、また赤十字のためのチャリティ・コンサートや熱帯雨林の保存に力を尽くすなど、その活動は単なるオペラ歌手の域を超えた、真に素晴らしいものでした。
 2007 年 9 月 6 日に 71 歳でこの世を去った彼ですが、もし彼が元気でいたら 2015 年 10月 12 日は 80 歳の誕生日を迎えていたはずです。永遠の歌声にこの 3 枚組を捧げます!
 

109131
(DVD)
\2700
ヘンリク・グレツキ「悲歌のシンフォニー」について
 トニー・パルマーによるドキュメンタリー映像/
ドーン・アップショウ(ソプラノ)/
ロンドン・シンフォニエッタ/
ディヴィッド・ジンマン(指揮)
109173
(BD)
\2700
 収録時間:53 分+60 分(ボーナス)/音声:ステレオ 2.0(ポーランド語, ドイツ語)/字幕:英, 独, 仏, 韓, 日/画面:4:3/REGION All(Code:0)/<DVD>片面単層ディスク <BD>単層 25GB 1080i High Definition(Upscale)
 20 世紀の半ば、ロシア、ポーランドなど共産主義政権下の音楽家たちは当局から厳しい抑圧を受けていました。しかし 1956年にポーランド、ワルシャワで現代音楽祭「ワルシャワの秋」が始まったことで、彼らの創造の自由が一気に緩和され、数多くの作曲家たちが思い思いの音楽を書くようになっていきます。
 ヘンリク・グレツキもその一人であり、いくつかの実験的な作品を通じて国際的に知られて行くようになります。しかし 1970 年代に入ると、グレツキは前衛的な作風に背を向け、少しずつ宗教的、瞑想的な音楽を書くようになります。
 1976 年、 ソプラノ独唱と管弦楽のために書かれた「悲歌のシンフォニー」はこの時期のグレツキを象徴する作品で、ゆったりとしたテンポで歌うオーケストラと、様々な時代の嘆きの詩を歌うソプラノが醸しだす雰囲気は、確かに新しい時代を予測させるにふさわしいものだったのです。
 しかし、この作品が世界中の人々に広く知れ渡ることになったのは、 1992 年に録音されたドーン・アップショウとジンマン&ロンドン・シンフォニエッタの演奏によってであることは間違いありません。
 当時、現代音楽の先鋒であったノンサッチ社は、この盤も単なる「普通の新譜」としての扱いでしたが、イギリスの放送局がこの曲の第 2 楽章を番組のテーマ音楽として使用したため、多くの人の耳に届くこととなり、それは爆発的な人気となって、遂にイギリスのクラシック・アルバム・チャートで第 1 位を獲得することとなります(全アルバム・チャートでも第 6 位! )。
 この映像は、名監督トニー・パルマーが「悲歌のシンフォニー」の成り立ちを追いながら、抑圧された作曲家グレツキの本質に迫っていくものです。なぜこの曲が生まれたか、そして人気を確立したか。これらが淡々と描かれていきます。
 
 「悲歌のシンフォニー」が収録されているわけではありません。
 


109082
(DVD+CD)
\6600→\5990
カラヴァッジオ SPECIAL EDITION
 マウロ・ビゴンゼッティによる 2 幕のバレエ 音楽…
 ブルーノ・モレッティ (原曲:クラウディオ・モンテヴェルディ )
 2008 年12 月 7 日 世界初演
ウラジミール・マラーホフ/
ポリーナ・セミオノワ/
ベアトリス・クノップ/
ミハイル・カニスキン/
ドミトリー・セミオノフ/
エリサ・カリッロ・カブレラ/
中村祥子/
ミヒャエル・バンジャフ/
レオナルド・ヤコヴィナ/
ベルリン国立歌劇場管弦楽団&バレエ団/
ポール・コネリー(指揮)/
コレオグラフィ…マウロ・ビゴンゼッティ/
照明・装置…カルロ・チェッリ/
衣装…クリストファー・ミラー,ロイス・スワンデル

101795
(BD+CD)
\6600→\5990
 収録時間:<DVD><BD>90 分+29 分(ボーナス:メイキング・オブ・カラヴァッジョ ) <CD>70 分(サウンドトラック)/音声:<DVD>ステレオ 2.0/DD5.1/DTS5.1 <BD>ステレオ 2.0/DTS-HD Audio Master 7.1/字幕:英, 独, 仏, 伊, 露(ボーナス部分)/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面二層ディスク <BD>単層 50GB 1080i High Definition101463(DVD), 101464(Blu-ray)と同内容
 その激情的で好戦的な性格と徹底的なリアリズム表現で知られる 16 世紀の画家カラヴァッジョ (本名ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ)。様々なエピソードが現代にも伝えられていますが、その最たるものは決闘相手を殺してしまいローマを離れざるをえなかったことでしょうか。
 そんな熱烈な個性を持った彼をバレエの題材にしたこの作品のテーマは「光と影」。今をときめくコレオグラファーであるビゴンゼッティは複雑な芸術家の心情を、見事なまでに鍛え抜かれた肉体に語らせることに成功しました。
 限界を超えた(ブルーレイが実現した…ブルーレイのみ)マラーホフの肉体描写!マラーホフ・ファン必見!極限までカメラを接近させた映像の迫力は前代未聞。
 従来の全幕バレエ DVD では決して見られない、マラーホフの肉体のスーパーリアルな躍動感を堪能できます。長身と垢抜けた色気が魅力のプリンシパル、中村祥子との絡みにも注目。 



 ここで少し観られます・・・

https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=swrCLCa_8K8
 

109129
(DVD)
\2700
フランツ・レハール:メリー・ウィドウ 3 幕
 (ジョン・ランチベリー編曲によるバレエ版)
未亡人ハンナ…カレン・ケイン/
ダニロ…ジョン・ミーハン/
カミーユ…レイモンド・スミス/
ヴァランシエンヌ…ヨーコ・イチノ/
ツェータ男爵…チャールズ・カービー/
ニェーグシュ…ジャック・ゴリセン/
ナショナル・バレエ・オブ・カナダ/
ナショナル・バレエ・オブ・カナダ管弦楽団/
エルマンド・フロリーオ(指揮)/
ロナルド・ハインド(コレオグラフィ )/
ロバート・ヘルプマン(シナリオ)/
デズモンド・ヒーリー(装置&衣装)/
マイケル・ J・ウィットフィールド(照明)
109130
(BD)
\2700
 1987 年収録/収録時間:88 分/音声:ステレオ 2.0/字幕:なし/画面:4:3/REGION All(Code:0)/<DVD>片面二層ディスク <BD>単層 25GB 1080i High Definition(Upscale)
 フランツ・レハール(1870-1948)の傑作オペレッタ「メリー・ウィドウ」。タイトルを日本語にすると「陽気な未亡人」と言った意味で、莫大な遺産を相続した若い未亡人ハンナと、彼女に心惹かれているダニロ伯爵。この 2 人の恋の行方にお金の問題が絡み、そこに別のカップルの火遊びが加わって…と、喧々諤々の騒動が起こります。全編に溢れるしゃれた笑いと涙。そしてそれを包む極上の音楽。これが一体となったものが「メリー・ウィドウ」なのです。
 この映像はそんな「メリー・ウィドウ」をバレエにしたというもの。編曲したのは、バレエ指揮者としてもおなじみのジョン・ランチベリー(1923-2003)で、他にも「こうもり」や「ホフマン物語」など歌劇作品をバレエ化して、新たな可能性を開いた人でもあります。
 伝説のコレオグラファー、ロナルド・ハインドによる振付によって、名手たちが舞台狭しと美しい踊りを繰り広げるこの映像、なかでも注目はヴァランシエンヌ役のヨーコ・イチノでしょうか。
 もちろん主役のカレン・ケインの堂々とした姿も美しさを極めています。














9/17(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



HYPERION



CDA 67895
\2400→\2190
スティーヴン・ハフ
スクリャービン&ヤナーチェク:ソナタ集&詩曲集
 スクリャービン:ピアノ・ソナタ第5番 Op.53
 ヤナーチェク:草かげの小径にて 第1集 JW.VIII/17
 スクリャービン:詩曲 嬰ヘ長調 Op.32-1、詩曲 《焔に向かって》 Op.72
 ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ 《1905年10月1日 街頭にて》
 スクリャービン:ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ長調 Op.30
スティーヴン・ハフ(ピアノ)
 イギリスの名匠スティーヴン・ハフ!スクリャービン&ヤナーチェクのソナタ集!

 ピアノ王国ハイぺリオンを代表する、イギリス・ピアノ界の名匠スティーヴン・ハフ。イッサーリスとの久しぶりのデュオ・アルバム(CDA 68079)でも素晴らしい演奏を聞かせてくれたハフの新たなソロ・アルバムは、スクリャービンとヤナーチェクのソナタ&詩曲集。
 煌めくスタインウェイの音色と詩情溢れるYAMAHAの響きで彩る至高のリサイタル。近年は作曲家としても注目を集めるスティーヴン・ハフだが、ピアニストとしての存在感も衰える気配なし!

 ※録音:2011年5月24日−25日&2013年5月7日−8日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステイト、モンマス)

 ☆スティーヴン・ハフ 2015年来日公演情報
 2015年9月24日(木) ヤマハホール スティーヴン・ハフ ピアノ・リサイタル



 


CDA 68114
\2400→\2190
ブラジリアン・アドヴェンチャーズ
 作曲者不詳:Matais de incendios バース1〜4/
 ガルシア:ミサ・パストリルより/
 ロボ・ジ・メスキータ:パドレ・ノッソ、アヴェ・マリア、グローリア/
 ガルシア:ミサ・パストリルより/
 ソウザ:神は昇りたまいぬ/
 ガルシア:ミサ・パストリルより/
 作曲者不詳:Matais de incendios バース5〜8/
 ゴメス:8声のミサより/
 ピント:
  祝福されし乙女、ソルフェージュのレッスン第25番、わが愛するものよ/
 ゴメス:8声のミサより
ジェフリー・スキッドモア(指揮)
エクス・カシドラ
 グラモフォン賞2015受賞オーケストラによるブラジルのミサ!

 英国古楽界の名指揮者ジェフリー・スキッドモアが率いるバーミンガムのピリオド・アンサンブル(オーケストラ)&合唱団エクス・カシドラは、「ニュー・ワールド・シンフォニー〜ラテンアメリカのバロック音楽(CDA 67380)」、「月、太陽と全てのもの〜ラテンアメリカのバロック音楽第2集(CDA 67524)」などの録音で知られている。
 そんな南米バロック音楽のスペシャリストたちによる新録音は、2つのミサ曲と小品によるブラジルの作品集。
 エクス・カシドラが伴奏しキャロリン・サンプソンがソリストを務めた「フランス・バロックの歌姫 〜 マリー・フェルのためのアリア集(CDA 68035)」は、2015年英グラモフォン賞で見事リサイタル部門に輝くなど、その演奏クオリティも申し分なし。

 ※録音:2014年9月2日ー4日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
 


CDA 68119
\2400→\2190
ロイプケ:ピアノ・ソナタ集
 ピアノ・ソナタ変ロ短調
 詩篇第94篇によるソナタ(ストラダル編)
 詩篇第94篇によるソナタより アダージョ(ロイプケ編)
マルクス・ベッカー(ピアノ)
 ドイツの鬼神、マルクス・ベッカーが弾く、夭逝の作曲家ロイプケのソナタ!

 マックス・レーガーのピアノ作品全曲録音という偉業を成し遂げたことでその名を轟かせ、その後も"ピアノ王国ハイペリオン"などで活躍するドイツの鬼神マルクス・ベッカー。
 ユリウス・ロイプケ(1834−1858)は、リストにその才を認められながらも、24歳という若さでこの世を去ったドイツの作曲家、ピアニスト、オルガニスト。
 ロイプケ唯一のピアノ・ソナタと、オルガンのための作品からピアノ版へと編曲されたソナタ(詩篇第94篇による)。リストのロ短調ソナタから影響を受けたとされる2つの代表作を、マルクス・ベッカーの鋭いタッチで表現する。
 最終トラックの「アダージョ」は、「詩篇第94篇によるソナタ」第2楽章の作曲者自身によるピアノ編曲版。

 ※録音:2014年10月14日ー16日、ポットン・ホール(サフォーク)
 

CDA 68087
\2400
ユールフェスト 〜
 ケンブリッジ・トリニティ・カレッジからのクリスマス音楽
スティーヴン・レイトン(指揮)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団
 ピアポント(パリー編):ジングル・ベル/
 グルーバー(ラスボーン編):きよしこの夜/
 ホルスト(イェイロ):冬のさなかに/
 バーリン(デイヴィス編):ホワイト・クリスマス/
 ラッター(パーク編):ザ・ヴェリー・ベスト・タイム・オヴ・イヤー/
 パーク:羊飼いの子守歌/トーメ&ウェルズ(グリットン編):ザ・クリスマス・ソング/
 プレトリウス(ペデルセン編):エサイの根より/
 マーティン&ブレイン(パーク編):ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス/
 マンツ:主イエスはすぐにやってくる/
 バッシ:羊飼いたちは賛美した/
 パーク:明日は僕の踊りの日/スウェーデン民謡(エリクソン編):聖母子/
 フランス民謡(ジャックス編):飼い葉の桶で/
 サミュエルソン:アヴェ・マリス・ステラ/
 イギリス民謡(ライス編):ベツレヘムまでどれくらい?/
 スウェーデン民謡&スヴェンテリウス(エリクソン編):ザ・スター/
 ヌードクヴィスト:ピース・ピース/
 アンダーソン&ヴォーン・ウィリアムズ(ライス編):そりすべり/
 デンマーク民謡(ボイェセン 編):オー・ヘヴンリー・ワード/
 ラスボーン:オキセン
 合唱王国イギリスの名指揮者、スティーヴン・レイトンと、レイトンが音楽監督を務める英国屈指の名門ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団。
 エリクス・エセンヴァルズやケネス・レイトンなどの名録音を誇る名門聖歌隊のクリスマス・アルバムは、「ジングル・ベル」や「きよしこの夜」、「そりすべり」などの超定番クリスマス・ソングから、「ホワイト・クリスマス」や「ザ・クリスマス・ソング」、「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」などのクリスマス・スタンダードまで、名曲満載!

 ※録音:2014年1月8日、9日&12日、トリニティ・カレッジ礼拝堂(ケンブリッジ)




ONYX



ONYX 4158
(2CD/特別価格)
\3800→\3490
ビエロフラーヴェク&BBC響、
 スメタナの傑作オペラ 「ダリボル」!

  スメタナ:歌劇 《ダリボル》
イルジー・ビエロフラーヴェク(指揮)
BBC交響楽団、BBCシンガーズ
イヴァン・クスニエル(バリトン/ウラースロー王)
リハルト・スメク(テノール/騎士 ダリボル)
アレシュ・ヴォラチェク
 (テノール/ダリボルの使者 ヴィーテック)
ダナ・ブラショヴァ
 (ソプラノ/プロスコヴィツェの貴族の妹 ミラダ)
アルズベタ・ポラチコヴァ(ソプラノ/村娘 イトカ)
ヤン・スタヴァ(バス/看守 ベネシュ)
スヴォタプルク・セム
 (バリトン/王城警備の司令官 ブディヴォイ)
アンドルー・グリフィス(合唱指揮)
 ☆ONYX初のオペラ録音は、スメタナの「ダリボル」!

 2006年からBBC交響楽団の首席指揮者を務め、2012年には祖国の名門チェコ・フィルの首席指揮者に返り咲いた、チェコを代表する名指揮者、イルジー・ビエロフラーヴェク。2012年英グラモフォン賞を獲得した「マルティヌー:交響曲全集(ONYX 4061)」以来の登場となるビエロフラーヴェク&BBC交響楽団の最新盤は、ONYX初のオペラ録音となる、スメタナの歌劇「ダリボル」!
 名だたるチェコの歌手陣が揃い、ビエロフラーヴェクのタクトの下、BBC交響楽団が熱演を披露したロンドン、バービカン・ホールでのライヴ・パフォーマンス。
 スメタナの知られざる傑作オペラ「ダリボル」の新たな名盤の登場です!




RAUMKLANG


RK 3406
\2600
ヘンデル氏のトランぺッターたち
 パーセル:
  グロスター公の誕生日のためのオード《誰か喜ばずにいられよう》Z.342からの組曲/
 パーセル:
  メアリー女王の誕生日のためのオード《この祝祭を祝え》Z.324より グラウンド/
 ヘンデル:組曲《水上の音楽》HWV.348−350/
 ダウランド:ファンシー/ケラー:ロイヤル・トランペット・スイート/
 ヘンデル:フーガ ヘ長調/
 クラーク:トランペット・チューン、スロウ・エアー、トランペット・チューン/
 ショア:ショアのトランペット、マールボローの葬送行進曲、ショアのトランペット/
 クラーク:セレナーデとメヌエット、ロンド、ジーグ/
 マッテイス:アリア/クラーク:デンマーク王子の行進
バロック・トランペット・アンサンブル・ベルリン
ヨハン・プリーチェ(指揮)
 バロック・トランペット・アンサンブル・ベルリン!

 1990年に結成された1500年から1800年までのトランペットのための音楽のスペシャリスト集団、バロック・トランペット・アンサンブル・ベルリン。
 パーセルからヘンデルへと至るイギリスのトランペット音楽を、バロック・トランペットのアンサンブルが創り出す壮麗なサウンドで。
 リーダーのヨハン・プリーチュはギュトラーやゲヴァントハウス管のレスラーなどに師事した伝統のジャーマン・サウンドを受け継ぐバロック・トランペットの名手。

 2014年10月の録音。
 

RK 3302
\2600
クリスティン・フォン・デア・ゴルツ
 カポラーレ&ガリアルド:ソナタ集

 ガリアルド:ソナタ第5番ニ短調、ソナタ第4番ホ短調/
 カポラーレ:ソナタ第4番ト長調/
 ガリアルド:ソナタ第1番ニ長調、ソナタ第4番ト長調/
 カポラーレ:ソナタ第4番ニ短調/ガリアルド:ソナタ第1番イ短調/
 カポラーレ:ソナタ第1番イ長調/
 カポラーレ:ソナタ第2番変ロ長調/マギト:グラーヴェ
クリスティン・フォン・デア・ゴルツ
 (チェロ)
アンドレアス・キュペルス
 (リュート=ハープシコード&オルガン&
  ハープシコード)
 クリスティン・フォン・デア・ゴルツ新録音!

 フライブルク・バロック・オーケストラのとして、さらにはベルリン・バロック・ソロイスツやミュンヘン室内管でも活躍したドイツの女流チェリスト、クリスティン・フォン・デア・ゴルツの新録音。
 ヘンデルへのトリビュート・アルバムでは、18世紀当時、ロンドンのヘンデルのオーケストラで活躍した2人の知られざる作曲家、フランシス・カポラーレ(1700−1746)とヨハン・エルンスト・ガリアルド(1666?/1687?−1747)のソナタを奏でる。

 2013年9月の録音。
 

RK 3403
\2600
トビアス・ミヒャエル:《音楽による心の悦び》より アンサンブル・アルモニーク
アレクサンドル・シュナイダー(アルト&ディレクター)
 ドレスデンで生を受け、ヨハン・ヘルマン・シャインの後任としてライプツィヒ聖トーマス教会のカントールを務めたトビアス・ミヒャエル(1592−1657)。
 30曲の5声と通奏低音のためのモテット、50曲のイタリア風の宗教コンチェルトによる「音楽による心の悦び」の秀作を歌うアンサンブル・アルモニークは、ハンス・イェルク・マンメルも参加する要注目のヴォーカル・アンサンブル。




VIVAT



VIVAT 110
\2400→\2190
キングズ・コンソートの自主レーベルVIVAT!
 第10作目はパーセルの"3声のソナタ集"!

  パーセル:3声のソナタ集 Z.790−Z.801
キングズ・コンソート
 〔チェチーリア・ベルナルディーニ(ヴァイオリン)、
  市瀬礼子(ヴィオール)、
  ヒュー・ダニエル(ヴァイオリン)、
  ロバート・キング(オルガン&ハープシコード)、
  リンダ・セイス(テオルボ)〕
 イギリスが誇る世界屈指のピリオド・オーケストラ&アンサンブル、キングズ・コンソートとロバート・キングの自主レーベル「ヴィヴァット(VIVAT)」の記念すべき10作目は、代名詞でもあるパーセルの音楽から「3声のソナタ集」!
 個々の音楽性や高い演奏技術が求められる「3声のソナタ集」では、ロバート・キングを筆頭に、チェチーリア・ベルナルディーニ、市瀬礼子など、現在の古楽界を代表する名手たちが集結。高評価を得た「4声のソナタ集」(VIVAT 106)に続く、イギリス・バロックの巨匠パーセルの新名盤誕生は間違いない!



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


VENIAS


限定盤
カレル・アンチェル・コレクション〜1953-1962 Recordings


VN 013
(33CD)
\9600→\8990
クラムシェル・ボックス仕様

カレル・アンチェル・コレクション〜1953-1962 Recordings



CD 1
ウェーバー: 舞踏への勧誘 op.65
モーツァルト:交響曲第38番ニ長調 K. 504「プラハ」
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 op. 68

Rec:December 1964(1),8 June 1962(2-4),23-29 January 1962(5-8)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


CD2
モーツァルト: 歌劇「魔笛」序曲 K.620
       交響曲第36番ハ長調 K. 425「リンツ」
       交響曲第38番ニ長調 K. 504「プラハ」

Rec:June 1960(1),June 1959(2-8)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(1)
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団(2-8)


CD 3
ロッシーニ: 「ウィリアム・テル」序曲
リスト: 交響詩「前奏曲」S.97
シューベルト:交響曲第9 (8)番ハ長調, D 944 「グレイト」

Rec:June 1960(1),December 1964(2),16-17 December 1957(3-6)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(1-2)
ベルリン放送交響楽団(3-6)


CD 4
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調「運命」 op. 67
         交響曲第1番ハ長調 op.21
         レオノーレ序曲 第3番 Op. 72a

Rec:February 1953(1-8),November 1962(9)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


CD 5
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op. 68
パヴェル・ボシュコヴェツ(1894-1972):大オーケストラのための交響曲第2番

Rec:7 June 1962(1-4), 8-11 April 1957(5-8)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


CD 6
マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」
R.シュトラウス: 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」op.28
ワーグナー: 「ローエングリン」〜第1幕への前奏曲

Rec:December 1964(1-4), August 1962(5), December 1962(6)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


CD 7
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 Op.46&72

Rec:18,20&21 June 1960
ベルリン放送交響楽団


CD 8
ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 Op.95 「新世界より」
           スラヴ舞曲集 Op.46

Rec:1958
ウィーン交響楽団


CD 9
ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 Op.95「新世界より」
スメタナ: モルダウ
ドヴォルザーク: 交響的変奏曲 op.78

Rec:1956(1-5),19 October 1958(6)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


CD 10
ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 Op.95「新世界より」
          スラヴ舞曲集 Op. 72

Rec:6 December 1961(1-4),21 September 1959(5-12)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


CD 11
ドヴォルザーク:
 1 序曲「自然の王国で」op.91
 2 序曲「謝肉祭」op.92
 3 序曲「オテロ」op.93
 4 序曲「わが家」op.62
 5 序曲「フス教徒」op.67

ブラームス: 悲劇的序曲 op. 81 - Allegro ma non troppo

Rec:17 November 1961(1-2), January 1962(3-5), 2 October 1963(6)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


CD 12
チャイコフスキー:
 「白鳥の湖」op.20-(ハイライト)
 「眠れる森の美女」op.66a-(ハイライト)
 「くるみ割り人形」op.71a-(ハイライト)
スメタナ: モルダウ

Rec:February 1959(1-10),April 1958(11-19),
ウィーン交響楽団


CD13
ショスタコーヴィチ:祝典序曲 op.96
プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調「古典」 op.25
リムスキー=コルサコフ:シェヘラザード op.35
                スペイン奇想曲op.34

Rec:April 1964(1),February 1956(2-5),23&25 January 1957(6-9),December 1964(10)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ベルリン放送交響楽団(6-9)


CD 14
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」op.64
          ピーターと狼 op.67

Rec:24-28 August 1959(1-10),February 1963(11)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


CD 15
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」

Rec:1958(1-7),August 1959(8-17)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


CD 16
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番ヘ短調 op.10
            交響曲第5番ニ短調 op.47

Rec:1964(1-4),11-14 November1961(5-8)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


CD 17
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番ハ短調 op.60「レニングラード」

Rec:September 1957
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


CD 18
ミロスラフ・カベラーチ(1908-1979): 時の神秘〜大オーケストラのためのパッサカリアop.31
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番ホ短調 op.93

Rec:22-24 June 1960(1),October 1955(2-5)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


CD 19
ヤン・ハヌス(1915-2004):オルガン、ハープ、ティンパニーと弦楽合奏のための交響的協奏曲op.31
ヴァーツラフ・ドビアーシュ(1909-1978):交響曲第2番

Rec:29 December 1957& 20-21 January 1958(1-3),12-15 March 1960(4-7)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


CD 20
ヤン・ハヌス(1915-2004):バレエ音楽「塩は金に勝る」組曲第1番
                交響曲第2番ト長調
スメタナ: シャールカ (わが祖国より)

Rec:19-21 December 1955(1-5),29-30 June & 2-3 July 1956(6-9),8 June 1962(10)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


CD 21
ヤルミル・ブルクハウザー(1921-1997):大オーケストラのための7つのレリーフ
イリヤ・フルニーク(1922-2013):室内組曲「四季」*
                    バレエ音楽「オンドラーシュ」

Rec:7-8 December 1964(1-7),11,12&19 November 1954(8-25),16-17 December 1956(26-31)
ヴラフ四重奏団*
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


CD 22
イシャ・クレイチー(1904-1968):管弦楽のためのセレナーデ
                    交響曲第2番嬰ハ長調
オタカル・オストルチル(1879-1935):
大オーケストラのための組曲ハ短調 op.14

Rec:2 October 1957(1-3),1-2 March 1963(4-7),11-13 October 1954(8-12)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


CD 23
クレメント・スラヴィツキー(1910-1999):3つの幻想的モラヴィア舞曲
                         狂詩的変奏曲
ヴィーチェスラフ・ノヴァーク(1870-1949):交響詩「タトラ山にて」

Rec:21-23 September 1953(1-3), 20&22 January 1959(4),11-12 December 1950(5)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


CD 24
ムソルグスキー (編曲:ラヴェル):組曲「展覧会の絵」
ボフスラフ・マルティヌー(1890-1959): リジツェへの追悼,H.296
                        交響曲第6番「幻想交響曲」 H.343

Rec:12 November 1964(1-15),March 1957(16),February 1956(17-19)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


CD 25
ボフスラフ・マルティヌー(1890-1959):交響曲第5番 H.310
                       交響曲第6番「交響的幻想曲」 H.343
        大オーケストラのための「ピエロ・デッラ・フランチェスカのフレスコ画」H.352

Rec:21-23 March 1955(1-3),7-8 June 1962(4-6),11&14 January 1959(7-9)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


CD 26
ボフスラフ・マルティヌー(1890-1959):大オーケストラのための「寓話」H.367
シベリウス:交響曲第1番ホ短調 op.39
        交響的幻想曲「ポヒョラの娘」

Rec:26&28 April 1961(1-3),7-8 June 1962(4-8)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


CD 27
ルーセル:「バッカスとアリアーヌ」第1組曲
ユリウス・カラシュ (1902-1967):「夜鳴きうぐいすとバラ」op.81
バルトーク:管弦楽のための協奏曲 Sz.116

Rec:17 January 1964(1-5),12 September 1960(6),March 1963(7-11)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


CD 28
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」op.64a et b
エドゥアール・ラロ:スペイン交響曲 op.21

Rec:29 November 1961(1-7),25-27 March 1964(8-12)
ゲヴァントハウス管弦楽団(1-7)
イダ・ヘンデル,ヴァイオリン(8-12)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(8-12)


CD 29
ストラヴィンスキー:春の祭典
スメタナ:わが祖国

Rec: 12 November 1964(1-2),21 September 1959(3-5)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


CD 30
ハイドン:交響曲第93番ニ長調
スメタナ: 歌劇「売られた花嫁」序曲
ヤナーチェク:シンフォニエッタ
       タラス・ブーリバ

Rec:24 April 1957(1-4),September 1958(5),9-11 January 1961(6-10),22-24 May 1961(11-13)
ベルリン放送交響楽団(1-4)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


CD 31
スメタナ:わが祖国
Rec:7,10,13,14 January 1963
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

CD 32
スメタナ:歌劇「売られた花嫁」序曲
ドビュッシー:交響詩「海」
ラヴェル:ツィガーヌ、シェヘラザード、ボレロ

21 September 1959(1),5-8 July 1960(2-4),25-27 March 1964(5),21 May 1957(6-8),16 March 1961(9)

イダ・ヘンデル,ヴァイオリン(5)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(1,5-9)
ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団(2-4)

CD 33
ベルリオーズ: 序曲「ローマの謝肉祭」 op.9
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ
             春の祭典

Rec:December 1964(1),March 1962(2-16),March 1963(17-30)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


<メジャー・レーベル>

DG


481 2130
\2300→\2090
アルトゥール&ルーカス・ユッセン/モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲集
 モーツァルト ( 1756 - 1791 ):
  1. 3 (2)台のピアノのための協奏曲 ヘ長調 (第7番)K.242
   (作曲者自身による2台ピアノ版)
  2. 2台のピアノのための協奏曲 変ホ長調 (第10番)K.365
  3. 4手のためのソナタ ニ長調 K.381
ルーカス・ユッセン(ピアノ)
アルトゥール・ユッセン(ピアノ)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
指揮:サー・ネヴィル・マリナー(1,2)
ルーカス兄弟の録音が遂にドイツ・グラモフォンよりインターナショナル・リリースに!
◆来日記念盤◆
 オランダに生まれ、5歳でピアノを始めたアルトゥール・ユッセン&ルーカス・ユッセン兄弟。2005年にマリア・ジョアン・ピリスに招かれ、ポルトガルとブラジルで数カ月ピリスの指導を受け、ベアトリックス女王の即位25年祝典にあたって、アルトゥール(弟)とルーカス(兄)はナイツ・ホールでコンサートを行い、その模様はライブでテレビ放映されました。
 日本では2008年に放映されたNHKの「スーパー・ピアノ・レッスン」でのレッスン風景を記憶されている方も多いのではないでしょうか。オランダ・ローカル・リリースのアルバム2タイトルが2013年の来日に合わせ、日本でも国内盤として発売されましたが、今回マリナー指揮アカデミー・オブ・セントマーティンとの共演によるモーツァルトの協奏曲がインターナショナル・リリースされる事に!
 折しも10/24、トリフォニー・ホールでの来日公演も決定し、良きタイミングでのリリースとなります。
 


479 4650
(30CD)
\14000→\12990
《ストラヴィンスキー・コンプリート・エディション》
【CD1】
  バレエ音楽「火の鳥」(1910年版)〜ブーレーズ&シカゴ響[1992年録音]/
【CD2】
 バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版),
 バレエ音楽「春の祭典」〜ブーレーズ&クリーヴランド管[1991年録音]/
【CD3】
 歌劇「夜鳴きうぐいす」〜ブーレーズ&BBC響[1990年録音],
 交響詩「ナイチンゲールの歌」〜ブーレーズ&クリーヴランド管[1996年録音]/
【CD4】
 ブルレスク「きつね」〜シャイー&ロンドン・シンフォニエッタ[1980年録音],
 兵士の物語〜ボストン・チェンバー・プレイヤーズ[1975年録音]/
【CD5】
 バレエ音楽「プルチネルラ」(1947年改訂版)〜アバド&ロンドン響[1978年録音],
 歌劇「マヴラ」〜ロジェストヴェンスキー&モスクワ放送響[1973年録音]/
【CD6】
 バレエ音楽「結婚」〜
  アルゲリッチ, C・ツィマーマン, バーンスタイン&
  イギリス・バッハ祝祭パーカッション・アンサンブル[1977年録音],
 歌劇「エディプス王」〜レヴァイン&シカゴ響[1991年録音]/
【CD7】
 バレエ音楽「ミューズを率いるアポロ」〜シャイー&コンセルトヘボウ管[1995年録音],
 バレエ音楽「妖精の接吻」〜O・ナッセン&クリーヴランド管[1995年録音]/
【CD8】
メロドラマ「ペルセフォーヌ」〜ケント・ナガノ&ロンドン・フィル [1991年録音]/
【CD9】
 バレエ音楽「カルタ遊び」〜アバド&ロンドン響[1974年録音],
 バレエ音楽「バレエの情景」〜バーンスタイン&イスラエル・フィル[1974年録音],
 バレエ音楽「オルフェウス」〜オルフェウス室内管[1996年録音]/
【CD10&11】
 歌劇「放蕩児の遍歴」〜ガーディナー&ロンドン響[1997年録音]/
【CD12】
 バレエ音楽「アゴン」〜アシュケナージ&ベルリン・ドイツ響[1993年録音],
 音楽劇「大洪水」〜O・ナッセン&ロンドン・シンフォニエッタ[1994年録音]/
【CD13】
 交響曲第1番変ホ長調Op.1〜プレトニョフ&ロシア・ナショナル管[1996年録音],
 幻想的スケルツォOp.3〜ブーレーズ&クリーヴランド管[1994年録音],
 管弦楽のための4つのエテュード〜ブーレーズ&シカゴ響[1992年録音],
 ヴォルガの舟歌〜ロバート・クラフト&フィルハーモニア管[2001年録音],
 11楽器のためのラグタイム〜ボストン・チェンバー・プレイヤーズ[1974年録音],
 管楽器のための交響曲〜ブーレーズ&ベルリン・フィル[1996年録音]/
【CD14】
 小管弦楽組曲第1&2番〜オルフェウス室内管[1996年録音],
 ピアノと管楽器のための協奏曲, ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ〜
 ムストネン, アシュケナージ&ベルリン・ドイツ響[1992年録音],
 ヴァイオリン協奏曲ニ長調〜ムター, パウル・ザッハー&フィルハーモニア管[1988年録音]/
【CD15】
 ディヴェルティメント〜ビシュコフ&パリ管[1990年録音],
 ジャズ・バンドのための前奏曲〜オルフェウス室内管[1996年録音],
 協奏曲変ホ長調「ダンバートン・オークス」〜
  ブーレーズ&アンサンブル・アンテルコンタンポラン[1981年録音],
 交響曲ハ調〜バーンスタイン&イスラエル・フィル[1984年録音]/
【CD16】
 ダンス・コンチェルタント〜〜オルフェウス室内管[1995年録音],
 サーカス・ポルカ〜クーベリック&ベルリン・フィル[1963年録音],
 4つのノルウェーの情緒〜シャイー&クリーヴランド管[1985年録音],
 頌歌(クーセヴィツキーの思い出のために)〜O・ナッセン&クリーヴランド管[1995年録音],
 ロシア風スケルツォ〜オルフェウス室内管[1996年録音],
 3楽章の交響曲〜バーンスタイン&イスラエル・フィル[1982年録音]/
【CD17】
 エボニー協奏曲〜
  ミシェル・アリニョン(Cl), ブーレーズ&アンサンブル・アンテルコンタンポラン[1981年録音],
 弦楽のための協奏曲ニ長調,
 コンチェルティーノ(原曲:弦楽四重奏のための)〜オルフェウス室内管[1995年録音],
 タンゴ〜オルフェウス室内管[1996年録音], 祝賀前奏曲〜マッケラス&ロンドン・フィル[1978年録音],
 ムーヴメンツ〜ムストネン, アシュケナージ&ベルリン・ドイツ響[1992年録音],
 ジェズアルド・ディ・ヴェノーサ400年祭のための記念碑〜
  D.R.デイヴィス&シュトゥットガルト室内管[2002年録音],
 15奏者のための8つのミニチュアーズ〜オルフェウス室内管[1982年録音],
 管弦楽のための変奏曲〜O・ナッセン&ロンドン・シンフォニエッタ[1994年録音],
 ロシア民謡によるカノン〜プレトニョフ&ロシア・ナショナル管[1996年録音]/
【CD18】
 バレエ音楽「火の鳥」組曲(1945年版)〜プレトニョフ&ロシア・ナショナル管[1996年録音],
 バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年改訂版)〜バーンスタイン&イスラエル・フィル[1982年録音]/
【CD19】
 カンタータ「星の王」〜ブーレーズ&クリーヴランド管&合唱団[1991年録音],
 4つのロシア農民の歌〜ブーレーズ&フランス国立放送フィル&フランス放送合唱団[1981年録音],
 我らの父〜ラインハルト・デ・レーウ&オランダ室内合唱団[1996年録音],
 詩篇交響曲〜ガーディナー&ロンドン響&モンテヴェルディ合唱団[1999年録音],
 クレド, アヴェ・マリア〜ラインハルト・デ・レーウ&オランダ室内合唱団[1996年録音],
 カンタータ「バベル」〜ロバート・クラフト&フィルハーモニア管[2001年録音],
 ミサ曲〜バーンスタイン&イギリス・バッハ祝祭管&合唱団[1977年録音]/
【CD20】
 古いイギリスの歌詞によるカンタータ〜ラインハルト・デ・レーウ&オランダ室内合唱団[1996年録音],
 カンティクム・サクルム〜
  サイモン・プレストン&オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊&
  フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル[1974年録音],
 エレミアの 哀歌による「トレニ」〜ロバート・クラフト&フィルハーモニア管[2001年録音]/
【CD21】
 3つの聖歌(ジェズアルド)〜ラインハルト・デ・レーウ&オランダ室内合唱団[1996年録音],
 説教と物語と祈り〜ロバート・クラフト&フィルハーモニア管[2002年録音],
 アンセム「鳩は空気を引き裂いて降りる」,
 主よ、永遠の安息を彼らに与え〜ラインハルト・デ・レーウ&オランダ室内合唱団[1996年録音],
 レクイエム・カンティクルス〜O・ナッセン&ロンドン・シンフォニエッタ&ニュー・ロンドン室内合唱団[1994年録音]/
【CD22】
 ロマンス「嵐の雲」, 牧神と羊飼いの娘Op.2, 3つの小さな歌「わが幼き頃の思い出」,
 パストラール, 2つの歌曲Op.6, バーリモントの2つの詩,
 子供のための3つのお話, 子守歌〜ルーシー・シェルトン(Sp) [1995〜1996年録音],
 戦争に行くきのこ〜ミハイル・スヴェトロフ(Bs) [1998年録音],
 ヴェルレーヌの2つの詩Op.9, プリバウトキ〜ジョン・シャーリー=カーク(Br) [1980年録音],
 日本の3つの抒情詩〜フィリス・ブリン=ジュルソン(Sp) [1980年録音],
 猫の子守歌〜アン・マレイ(Ms) [1980年録音]/
【CD23】
 4つのロシアの歌, ふくろうと猫〜ルーシー・シェルトン(Sp) [1995〜1996年録音],
 パラシャの歌, チリンボン, パストラール, 3つの小さな歌「わが幼き頃の思い出」,
 4つの歌, バーリモントの2つの詩〜フィリス・ブリン=ジュルソン(Sp)[1980年録音],
 小さな音楽の枝〜マーティン・ブルーンス(Br) [1998年録音],
 ナディア・ブーランジェの思い出〜ハイディ・ストーバ(Sp)& ロニータ・ミラー(Ms) [2015年録音],
 シェイクスピアの3つの歌曲〜アン・マレイ(Ms) [1980年録音],
 ディラン・トーマスの思い出に〜ロバート・ティア[1980年録音],
 宗教的バラード「アブラハムとイサク」〜デイヴィッド・ウィル=ジョンソン(Br) [1994年録音],
 J.F.ケネディのためのエレジー〜ジョン・シャーリー=カーク(Br) [1980年録音],
 ヴォルフ(ストラヴィンスキー編):2つの宗教歌曲 〜アン・マレイ(Ms) [1980年録音]/
【CD24】
 弦楽四重奏のための3つの小品,
 2つのファゴットのための二重奏曲〜オルフェウス室内管[1996年録音],
 ピカソのための〜チャールズ・ナイディック(Cl) [1999年録音],
 独奏クラリネットのための3つの小品〜アンサンブル・アンテルコンタンポラン[1982年録音],
 兵士の物語(組曲)〜ブーレーズ&クリーヴランド管メンバー[1996年録音],
 ラ・マルセイエーズ〜イザベル・ファン・クーレン&ムストネン[1988年録音],
 弦楽四重奏のためのコンチェルティーノ〜ブーレーズ&アンサンブル・アンテルコンタンポラン[1982年録音],
 管楽八重奏曲〜オルフェウス室内管[1995年録音]/
【CD25】
 デュオ・コンチェルタンテ, パストラーレ, ディヴェルティメント〜
  イザベル・ファン・クーレン&ムストネン[1987〜1988年録音],
 イタリア組曲〜マイスキー&アルゲリッチ[2003年録音],
 エレジー〜ジェラール・コセ(Va)[1981年録音],
 七重奏曲〜ボストン交響楽団チェンバー・プレイヤーズ[1974年録音],
 墓碑銘, 弦楽四重奏のための二重カノン〜ブーレーズ&アンサンブル・アンテルコンタンポラン[1980年録音],
 新しい劇場のためのファンファーレ〜オルフェウス室内管[1996年録音]/
【CD26】
 スケルツォ, ドイツの行進曲の思い出〜ヴィキンガー・オラフソン[2015年録音],
 ピアノ・ソナタ嬰ヘ短調〜ポール・クロスリー[1974年録音],
 ピアノのための4つの練習曲Op.7,
 子供のためのワルツ, ラグタイム, ピアノ・ラグ・ミュージック, 5本の指で〜
  マリー=フランソワーズ・ビュケ[1971年録音],
 花のワルツ〜ヴィキンガー・オラフソン&ハラ・オドニー・マグヌスドッティア[2015年録音],
 3つの易しい小品, 5つの易しい小品〜ラベック姉妹[1987年録音]/
【CD27】
 「ペトルーシュカ」からの3楽章〜ポリーニ[1971年録音],
 ピアノ・ソナタ(1924), イ調のセレナーデ, タンゴ,
 若い象のためのサーカス・ポルカ〜マリー=フランソワーズ・ビュケ[1971年録音],
 2台のピアノのための協奏曲, 2台のピアノのためのソナタ〜コンタルスキー兄弟[1977年録音]/
【CD28】
 ヴァイオリン協奏曲ニ長調〜
  サミュエル・ドゥシュキン(Vn) ストラヴィンスキー&ラムルー・コンセール管弦楽団[1935年録音],
 兵士の物語〜
  マルケヴィチ&アンサンブル・ド・ソリスト ジャン・コクトー(語り) [1962年録音]/
【CD29】
 バレエ音楽「ペトルーシュカ」より〜アンセルメ&スイス・ロマンド管[1957年録音],
 バレエ音楽「春の祭典」〜モントゥー&パリ音楽院管[1956年録音]/
【CD30】
 バレエ音楽「春の祭典」(2台のピアノ版)〜バレンボイム&アルゲリッチ[2014年録音]
 ストラヴィンスキーの全作品を網羅した初めての全集!
 ストラヴィンスキーの全ての作品を収録した初の作品全集ボックスです。
 DG, Decca, Philipsに録音された名演でそろえられ、古くはドゥシュキンとストラヴィンスキー指揮による「ヴァイオリン協奏曲」(1935年録音)から、2014年録音のバレンボイム&アルゲリッチの「春の祭典」までが収録されています。
 また音源の無い作品は、ワーナーやメロディアなどからも音源を借りているばかりでなく、この全集のために録音をしてしまったものも含まれています。限定生産となります。
 

4795055
\1800→\1690
《フリッツ・ヴンダーリヒ/ザ・クリスマス・アルバム》
 1) グルーバー:きよしこの夜,
 2) J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ〜第1曲 合唱「歓呼の声を放て、喜び踊れ」,
 3) J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ〜第2曲 レチタティーヴォ「その頃皇帝アウグストより勅令出で」,
 4) 作者不詳:エサイの根より,
 5) Trad:おお喜びよ、喜びよ,
 6) Trad:馬槽のかたえに,
 7) アルビノーニ:5声の協奏曲ニ長調Op.10-6〜デンポ・ディ・メヌエット,
 8) Trad:船がやって来る,
 9) J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ〜第15曲 アリア「喜べる羊飼いらよ、急げ、とく急ぎて行けや」,
 10) Trad:私にはわからない,
 11) 作者不詳:高き天より天使たちが来たる,
 12) J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ〜第41曲 アリア「われはただ汝の栄光のために生きん」,
 13) テレマン:2つのオーボエ・ダモーレと通奏低音のためのソナタ イ長調〜シチリアーノ,
 14) 作者不詳:マリアは茨の森を歩む,
 15) J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ〜第50曲 レチタティーヴォ「王、民の祭司長ら」,
 16) J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ〜第51曲 アリア「ああ、その時はいつ現るるや?」,
 17) Trad:スティル・スティル・スティル(子守歌),
 18) J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ〜第60曲 レチタティーヴォ「ここに神、夢にて」,
 19) J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ〜第61曲 レチタティーヴォ「さらば行けよ!足れり、わが宝ここより去らずば」,
 20) J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ〜
  第62曲 アリア「さらば汝ら、勝ち誇れる敵ども、脅せかし」,
 21) Trad:もろびと声あげ
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール),
ヘルマン・プライ(バリトン),
カール・リヒター(指揮)
ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団,
フリッツ・ノンマイヤー(チェンバロ), 他、
 輝きに満ちた歌声によるクリスマス
 名テノール、ヴンダーリヒのキャリアは1955年にスタートして、悲劇的な死までのわずかな期間で閉じられてしまいましたが、レパートリーはドイツ系の歌曲、オペラ、宗教作品まで幅広く、輝きに満ちたその歌声は一世を風靡しました。
 彼が歌ったクリスマスのための歌と、リヒター指揮による「クリスマス・オラトリオ」からのテノールのアリアを一枚に収めた極上のクリスマス・アルバムです。 《録音》1965〜1966年頃




L’OISEAU−LYRE



478 8694
(50CD)
\21000→\17990

《オワゾリール/古典&初期ロマン派作品録音集》


【CD1】
 ヨハン・シュターミッツ:交響曲ト長調, クラリネット協奏曲変ロ長調,
 田園風シンフォニア ニ長調Op.4-2, 交響曲ニ長調Op.3-2〜
  アラン・ハッカー(Cl) ホグウッド&AAM[1974年録音]/
【CD2】
 ボッケリーニ:
  交響曲第4番ニ短調Op.12-4 G.506, 交響曲第10番ヘ長調Op.35-4 G.512,
 交響曲第17番ハ短調Op.14 G.519〜ホグウッド&AAM[1992年録音]/
【CD3】
 ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調, チェロ協奏曲第2番ニ長調〜
  クリストフ・コワン(Vc) ホグウッド&AAM[1982年録音]/
【CD4】
 ハイドン:交響曲第96番ニ長調「奇蹟」, 交響曲第94番ト長調「驚愕」〜
 ホグウッド&AAM[1983年録音]/
【CD5】
 ハイドン:交響曲第104番ニ長調「ロンドン」, 交響曲第100番ト長調「軍隊」〜
  ホグウッド&AAM[1983年録音]/
【CD6】
 ハイドン:
  カンタータ「ベレニーチェのシェーナ」Hob.XXIVa-10, 「ソン・ピエトーサ、ソン・ボニーナ」Hob.XXXIIb-1,
  カンタータ「ナクソス島のアリアドネ」Hob.XXVIb-2(管弦楽版),
  アリア「独り、物思いながら」Hob.XXIVb-20, アリア「惨めなわれら・・・惨めな祖国」Hob.XXIVa-7〜
   アリーン・オジェー(Sp) ホグウッド&ヘンデル・ハイドン・ソサエティ[1986年録音]/
【CD7】
 ハイドン:ミサ曲「聖ニコライ・ミサ」, ミサ・ブレヴィス ヘ長調, ミサ曲「大オルガン・ミサ」〜
  サイモン・プレストン&AAM オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊[1978年録音]/
【CD8&9】
 ハイドン:オラトリオ「天地創造」(英語歌唱)〜
  ホグウッド&AAM&合唱団 オックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団[1990年録音]/
【CD10&11】
 ハイドン:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ(哲人の魂)」〜
  チェチーリア・バルトリ(Ms), ウーヴェ・ハイルマン(T) ホグウッド&AAM[1983年録音]/
【CD12】
 モーツァルト:
  ピアノ・ソナタ第15番ハ長調K.545, ロンドイ短調 K.511, メヌエットニ長調K.355(576b),
  小さなジーグト長調K.574, 幻想曲ハ短調K.475, アンダンテ K.616, ロンド ニ長調K.485,
 ピアノ・ソナタ第17番変ロ長調K.570〜
  アンドラーシュ・シフ(モーツァルトが所有したフォルテピアノ)[1991年録音]/
【CD13】
 モーツァルト:
  クラリネット五重奏曲イ長調K.581, オーボエ四重奏曲ヘ長調K.370,
  ホルン五重奏曲変ホ長調K.407〜
   アントニー・ペイ(Cl) スティーヴン・ハマー(Ob) マイケル・トンプソン(Hr) AAM室内アンサンブル[1987年録音]/
【CD14】
 モーツァルト:
 セレナード第11番変ホ長調K.375, アイネ・クライネ・ナハトムジーク K.525〜
  アラン・ハッカー&ザ・ミュージック・パーティー[1978年録音]/
【CD15】
 モーツァルト:弦楽五重奏曲第2番ハ長調K.515, 弦楽五重奏曲第3番ト短調K.516〜
  エステルハーツィー弦楽四重奏団&ヴィム・テン・ハヴェ(Va) [1980年録音]/
【CD16】
 モーツァルト:セレナード第10番変ロ長調K.361「グラン・パルティータ」〜
  ホグウッド&アマデウス・ウィンズ[1987年録音]/
【CD17】
 モーツァルト:交響曲ヘ長調K.19a(App.223), ディヴェルティメント ニ長調K.136, 交響曲第29番イ長調K.201〜
  ヤープ・シュレーダー&ホグウッド&AAM [1981&1979年録音]/
【CD18】
 モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550, 交響曲第31番ニ長調K.297「パリ」〜
  ヤープ・シュレーダー&ホグウッド&AAM[1982&1981年録音]/
【CD19】
 モーツァルト:
  フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299, アンダンテ ハ長調K.315,
  ファゴット協奏曲変ロ長調K.191, フルート協奏曲第1番ト長調K.313〜
   リサ・ベズノシウク(Fl-tr) フランシス・ケリー(Hp) デイニー・ボンド(Fg) ホグウッド&AAM[1986年録音]/
【CD20】
 モーツァルト:
  ホルン協奏曲第3番変ホ長調K.447, ホルン協奏曲第2番変ホ長調K.417,
  ロンド 変ホ長調K.371, ホルン協奏曲第4番変ホ長調K.495,
  ホルン協奏曲第1番ニ長調K.412, ロンド ニ長調K.514〜
   アントニー・ハルステッド(Hr) ホグウッド&AAM [1983年録音]/
【CD21】
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番ト長調K.453, ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466〜
  ロバート・レヴィン(Fp) ホグウッド&AAM [1996年録音]/
【CD22】
 モーツァルト:ミサ曲ハ短調K.427(モーンダー版), 戴冠ミサ曲K.317, 〜
  ホグウッド&AAM ウィンチェスター大聖堂聖歌隊 [1988&1990年録音]/
【CD23〜25】
 モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」(全曲)〜
  ラシェル・ヤカール(Sp) アリシア・ナフェ(Ms) エスタ・ウィンベルイ(T) トム・クラウセ(Br)
  アーノルド・エストマン&ドロットニングホルム宮廷劇場管弦楽団[1984年録音]/
【CD26】
 ベートーヴェン:
  新しき愛、新しき命Op.75-2, ゲーテの詩による3つの歌Op.83, 五月の歌Op.52-4,
  モルモットOp.52-7, 遥かなる恋人に寄すOp.98, 私を思い出してWoO139,
  アデライーデOp.46, 口づけOp.128, 優しき愛WoO123, 友情の喜びOp.88, 希望に寄すOp.32,
  戦士の別れWoO143〜マーティン・ヒル(T) クリストファー・ホグウッド(Fp) [1977年録音]/
【CD27〜36】
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1〜32番(全曲)〜マルコム・ビンズ(Fp) [1978&1979年録音]/

【CD37】
 モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調K.452,
 ベートーヴェン:ホルン・ソナタ ヘ長調Op.17, ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調Op.16〜
  ロバート・レヴィン(Fp) AAM室内アンサンブル, アントニー・ハルステッド(Hr) [1996年録音]/
【CD38】
 ベートーヴェン:七重奏曲変ホ長調Op.20、
 ウェーバー:クラリネット協奏曲変ロ長調Op.34
  AAM室内アンサンブル, アントニー・ペイ(Cl) [1990年録音]/
【CD39】
 ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」〜ホグウッド&AAM[1985年録音]/
【CD40】
 ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱付」〜
  ホグウッド&AAM ロンドン交響合唱団[1988年録音]/
【CD41】
 フンメル:ピアノ・ソナタ嬰ヘ短調Op.81, ピアノ・ソナタニ短調Op.106,
 ハイドン:アンダンテと変奏ヘ短調Hob.XVII-6,
 ショパン:舟歌 嬰ヘ長調Op.60〜マルコム・ビンズ(Fp) [1976&1977年録音]/
【CD42】
 フンメル:クラリネット四重奏曲変ホ長調,
 クルーセル:クラリネット四重奏曲第2番ハ短調Op.4,
 クロンマー:クラリネット四重奏曲ニ長調Op.82〜
  アラン・ハッカー&ザ・ミュージック・パーティー[1972年録音]/
【CD43】
 シューベルト:
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調D.384, ヴァイオリン・ソナタ第3番ト短調D.408,
  ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調D.385〜
   ヤープ・シュレーダー(Vn) クリストファー・ホグウッド(Fp) [1978年録音]/
【CD44】
 シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ第4番イ長調D.574,
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調Op.4〜
  ヤープ・シュレーダー(Vn) クリストファー・ホグウッド(Fp) [1978&1979年録音]/
【CD45】
 シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調D.667「ます」〜
  スティーヴン・ルービン(Fp) AAM室内アンサンブル,
 シューベルト:
  ますD.550, 川辺にてD.539, 湖上にてD.543, エルラフ湖D.586, 泉に寄せてD.530,
  小川のほとりの若者D.192, 舟人D.536〜
  ジョン・マーク・エインズリー(T) スティーヴン・ルービン(Fp) [1991年録音]/
【CD46】
 シューベルト:八重奏曲ヘ長調D.803〜AAM室内アンサンブル[1988年録音]/
【CD47】
 メンデルスゾーン:
  チェロ・ソナタ第1番変ロ長調Op.45, チェロ・ソナタ第2番ニ長調Op.58,
  チェロとピアノのための協奏的変奏曲ニ長調Op.17, 無言歌ニ長調Op.109〜
   クリストフ・コワン(Vc) パトリック・コーエン(Fp) [1989年録音]/
【CD48】
 ウェーバー:
  6つの歌曲Op.15, 6つの歌曲Op.30, 4つの歌曲Op.46, 恋人を失った時の気分Op.46,
  Meine Farben, Op.23-1, Uber die Berge mit Ungestum Op.25-2,
  Die gefangenen Sanger Op.47-1, Die freien Sanger, Op.47-2, Die Zeit Op.13-5,
  Das Veilchen im Thale Op.66-1, Mein Schatzerl is hubsch Op.64-1,
  Ich denke dein, Op.66-3, Elfenlied Op.80-3〜
   マーティン・ヒル(T) クリストファー・ホグウッド(Fp) [1976年録音]/
【CD49】
  クラリネットとピアノのための協奏的大二重奏曲 変ホ長調Op.48,
 シューマン:おとぎ話Op.132,
 グリンカ:悲愴三重奏曲ニ短調〜アラン・ハッカー&ザ・ミュージック・パーティー[1975年録音]/
【CD50】
 リスト:
  2つの伝説S.175, アヴェ・マリア(ローマの鐘)S.182, ヴェルディのミゼレーレS.433,
  ハンガリーの歴史的肖像第7番ミハーイ・モショニS.205-7,
  グノーのシバの女王たちS.406, ゴータ公エルンストのおーい!ヤークトコールとシュタイラーS.404〜
   マルコム・ビンズ(Fp:エラール1868) [1977年録音]
 ロマン派へと古楽復興を切り開いた重要な記録
 古楽復興の発展に寄与する「オワゾリール・レーベル」のBOX第2弾は、「古典&ロマン派作品録音集」。(第1弾は2014年に発売された「バロック作品BOX(The Baroque Era)」 478 6753)。
 バロック音楽の研究に打ち込んできたホグウッドらが中心となるこれらの録音は、当時の音楽を博物館的なものとしてではなく、生き生きとした感覚に満ちた現代に通じる音として聴かせます。
 特に「モーツァルト:交響曲全集」は、ヤープ・シュレーダーをコンサートマスターに迎え、ホグウッドがチェンバロまたはフォルテピアノで通奏低音奏者として演奏し、2人でアカデミー・オブ・エンシュエント・ミュージック(AAM:日本ではエンシェント室内管弦楽団)をリードするという、当時の指揮者無し演奏スタイルに則って演奏されたものでした。
 ホグウッドはその後AAMを指揮したモーツァルトの協奏曲、ハイドン、ベートーヴェンらの作品を演奏しロマン派へと向かっていきます。
 ホグウッドがフォルテピアノで参加した室内楽作品、ヤープ・シュレーダー率いる「エステルハーツィー弦楽四重奏団」、アラン・ハッカー率いる「ザ・ミュージック・パーティー」, AAMのメンバーらによる室内楽作品、アーノルド・エストマンによるモーツァルトの歌劇、マルコム・ビンズによるベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集など、オワゾリールのセットというだけでなく、古楽復興の重要な記録が集大成されたセットです。


<LP>


DG(LP)

4790804
(8LP)
\28000
《カラヤン&ベルリン・フィル/ベートーヴェン:交響曲全集LP》 
ベートーヴェン:
 【LP1】
  交響曲第1番ハ長調Op.21、交響曲第2番ニ長調Op.36/
 【LP2】
  交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」/
 【LP3】
  交響曲第4番変ロ長調Op.60/
 【LP4】
  交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」/
 【LP5】
  交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」/
 【LP6】
  交響曲第7番イ長調Op.92/
 【LP7〜8】
  交響曲第8番ヘ長調Op.93, 交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱」
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ),
ヒルデ・レッセル=マイダン(メゾ・ソプラノ),
ヴァルデマール・クメント(テノール),
ヴァルター・ベリー(バス)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
ウィーン楽友協会合唱団
 カラヤンに2度目のベートーヴェン全集がLP復刻
 ベートーヴェンの交響曲全集を4回も録音したカラヤンですが、ヤノヴィッツ等名歌手を従え、ベルリン・フィルとは初となった「第九」をはじめ、1960年代のこのチクルスはカラヤン自身にとってもエポック・メイキングなものでした。
 フランス・ディスク大賞受賞をはじめ、世界中で絶賛されたこの名盤を、重量級180gLPで復刻、シリアル番号入り豪華BOXに収めて、限定発売致します。
 アルバムは、1枚ずつオリジナル・デザインのジャケットに封入されています。
 《録音》1961〜1962年、ベルリン、イエス=キリスト教会(ステレオ:セッション)
 

4795299
(2LP)
\5000
ムター/クラブ・アルバム〜ライヴ・フロム・イエロ−・ラウンジ LP
 ヴィヴァルディ:「夏」〜3.プレスト /
 ガーシュウィン:3つの前奏曲 /
 J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲〜第3楽章
 チャイコフスキー:「なつかしい土地の思い出」〜メロディ /
 ヴィヴァルディ:「冬」〜1.Allegro non molto
 J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲〜第1楽章 /
 ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
 ドビュッシー:「子供の領分」〜ゴリウォッグのケークウォーク /
 サンサーンス:序奏とロンド・カプリチオーソより
 ドビュッシー:「ベルがマスク組曲」〜月の光 /
 コープランド:「ロデオ」〜ホー・ダウン /
 J.S.バッハ/グノー:アヴェ・マリア
 ベンジャミン:ジャマイカン・ルンバ /
 J.ウィリアムズ:「シンドラーのリスト」〜テーマ
アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)
ムター・ヴィルトゥオージ ,
マハン・エスファハニ(チェンバロ),
ランバート・オーキス(ピアノ)
Noa Wildschut(ヴァイオリン),
Nancy Zhou(ヴァイオリン)
 Yellow Loungeにヴァイオリン界の女王、ムター登場!
 2013年にもイエロー・ラウンジに登場して聴衆を魅了、音楽にジャンルの壁は不要な事を証明して見せたムターが、今年はベルリンの新名所、ノイエ・ハイマートに登場。
 ムター財団奨学生の若手奏者で編成されたムター・ヴィルトゥオージと親しい音楽仲間を伴って、色鮮やかな照明の元で繰り広げられた熱気あふれるライヴがLPでも登場。
 収録:2015年5月 ベルリン、ノイエ・ハイマー




<映像>


ACCENTUS MUSIC(映像)


ACC 60217BD
(6Blu-ray)
\22700
バレンボイムのブルックナー・チクルス(第4〜9番)
 Disc1 (69’36)
  ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 WAB 104『ロマンティック』(1878/1880 年版)
    収録:2010 年6 月20 日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
 Disc2 (76’49)
  ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 WAB 105(原典版)
    収録:2010 年6 月21 日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
 Disc3 (58’51)
  ブルックナー:交響曲第6番イ長調 WAB 106(原典版)
    収録:2010 年6 月22 日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
 Disc4 (72’20)
  ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB 107
    収録:2010 年6 月25 日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
 Disc5 (84’42)
  ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB 108(ハース版)
    収録:2010 年6 月26 日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
 Disc6 (65’59)
  ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 WAB 109(原典版)
    収録:2010 年6 月27 日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
シュターツカペレ・ベルリン
ダニエル・バレンボイム(指揮)
ACC 70217DVD
(6DVD)
\19500
 バレンボイムとシュターツカペレ・ベルリンによるブルックナー・チクルスがBOXに!

 (6Blu-ray)画面:16:9 Full HD、音声:PCM ステレオ,DTS-HD MA、リージョン:All、428’ 17
 (6DVD)画面:16:9、音声:PCM ステレオ,DTS5.1,DD5.1、リージョン:All、428’ 17

 2010 年6 月20 日〜 27 日にかけてベルリンのフィルハーモニーで行われた、ダニエル・バレンボイムとシュターツカペレ・ベルリンによるブルックナー・チクルス(交響曲第4 番から第9 番)。ベルリン・フィルの本拠地フィルハーモニーで巨匠と手兵オーケストラが熱演を繰り広げ、世界的に話題を呼んだ公演のライヴ映像がボックス・セットとして登場します。
 2010 年はバレンボイムのデビュー60 周年にあたる記念で、ブルックナーの交響曲第4 番から第9番までの6 曲とあわせ、前半にはベートーヴェンのピアノ協奏曲5 曲を演奏した特別なコンサート・シリーズとなりました。
 バレンボイムは、1992 年からベルリン国立歌劇場の音楽監督、2000 年からは同劇場のオーケストラであるシュターツカペレ・ベルリンの終身首席指揮者を務めており、オペラとコンサートの両面からも同コンビの実績は十分と言えるでしょう。
 大編成のオーケストラを存分に鳴らし、ホールいっぱいに雄大な音楽を聴かせるバレンボイム熟練の指揮は圧巻です。
 なお同コンビは2016 年2 月に来日し、ブルックナー全曲演奏会、バレンボイムの弾き振りによるモーツァルトのピアノ協奏曲(第20,22,23,24,26,27 番)を演奏予定です。

















9/16(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



ARTE VERUM


ARV 013
\2600
※CDのみ
バーバラ・ヘンドリックス&ブルース・バンド
 BLUES EVERYWHERE I GO

  1. Algots’ Blues — instrumental [Mathias Algotsson]
  2. Blues Everywhere I Go
  3. It’s Hard, Oh Lord
  4. Oh My Babe
  5. Dinks Blues [Dink Johnson]
  6. Oh Papa [Davide Elman]
  7. Cross Road Blues [Robert Johnson]
  8. Mo’ Better Blues — instrumental [William Lee]
  9. Another Man Done Gone
  10. Intermezzo — instrumental [Mathias Algotsson]
  11. Strange Fruit [Allan Lewis]
  12. Down in Mississippi [J.B. Lenoir]
  13. I Wish I Knew How It Would Feel To Be Free [Taylor, Lamb]
  14. Oh Freedom
  15. Freedom Highway [Roebuck Staples]
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
マックス・シュルツ(ギター)
マティアス・アルゴットソン
 (ピアノ、ハモンド・オルガン)
クラ・ラスボ
 (コントラバス、エレクトリック・バス・ギター)
クリス・モンゴメリ(ドラム)
 バーバラ・ヘンドリックス、ブルースを歌う

 2015年1月26,27日/ストックホルム、スカラ劇場(ライヴ)/79’03



 
ARV 013LP
(LP+CD)
\4400
バーバラ・ヘンドリックス&ブルース・バンド
 BLUES EVERYWHERE I GO

  [SIDE ONE]
   — Blues Everywhere I Go
   — It’s Hard, Oh Lord
   — Oh My Babe
   — Cross Road Blues [Robert Johnson]
  [SIDE TWO]
   — Oh Freedom
   — Dinks Blues [Dink Johnson]
   — Down in Mississippi [J.B. Lenoir]
   — I Wish I Knew How It Would Feel To Be Free
  [Bill Taylor, Richard Carroll Lamb]
   ※ARV 013 と同内容のCD つき
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
マックス・シュルツ(ギター)
マティアス・アルゴットソン
 (ピアノ、ハモンド・オルガン)
クラ・ラスボ
 (コントラバス、エレクトリック・バス・ギター)
クリス・モンゴメリ(ドラム)
 2015年1月26,27日/ストックホルム、スカラ劇場(ライヴ)
 録音: Goran Stegborn — マスタリング: Claes Persson (CPR Recording)/カッティング・エンジニア: Daniel Krieger (SST Germany)/Made in France by MPO
 CD:79’03/LP : [180g 重量盤]、45’04/CD:ARV 013 と同内容

 バーバラ・ヘンドリックスが長年取り組んできたジャズ・レパートリーの新譜が登場。差別で苦しんだ黒人たちは心の叫びや自由を求める声をすべて黒人霊歌に託していました。その黒人霊歌をもとにしたブルースからは、様々な情景が浮かんでくるようです。
 ヘンドリックスの、クラシックで聴かせる歌唱とはまた違った声が魅力。また、器楽陣も、トリオの活動でもおなじみの北欧のジャズ・ピアニスト、マティアス・アルゴットソンの味のあるピアノがひときわ輝きを放っているのも印象に残ります。



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REFERENCE RECORDINGS



FR 715SACD
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
ユタ交響楽団による新マーラー・チクルスの登場!
 ティエリー・フィッシャー

  マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」
ユタ交響楽団
ティエリー・フィッシャー(指揮)
 録音:2014年9月12&13日モーリス・アブラヴァネル・ホール、ソルトレイク・シティ
 I:15’27、II:7’41、III:10’46、V:18’59/52’55

 1940 年に設立されたユタ交響楽団は、2015/16 シーズンに75 周年を迎えるにあたり、コンサートと録音で2 年かけてマーラー・チクルスに取り掛かることになりました。
 ユタ交響楽団と言えば、モーリス・アブラヴァネル(1903-1993) と完成させた記念碑的なマーラー交響曲全集の録音があります。
 アブラヴァネルは、ギリシャ出身のユダヤ系スイス人で、ナチスの手を逃れ最終的にアメリカに亡命した指揮者。ユタ交響楽団の首席指揮者を30 年以上務め、若手から育て上げ、交響曲から古典、ロマン派、オペラなど幅広いレパートリーを持ち、チャイコフスキー、ブラームス、シベリウス、そしてマーラーの交響曲全集を録音、アメリカの地方オーケストラにすぎなかった同楽団をアメリカのトップ・オーケストラに成長させた功績を持ちます。
 彼の偉大なる功績に敬意を表し行われる今回のマーラー・チクルスの指揮をとるのは、ティエリー・フィッシャー。2009 年からユタ交響楽団の音楽監督に就任。日本では2008 年から名フィルの常任指揮者として活躍しており評判を呼んでいます。
 ティエリー・フィッシャーは、ハンブルク州立歌劇場、チューリッヒ歌劇場の首席フルート奏者としてキャリアをスタートさせ、30 代から指揮者として活動しています。絶妙のバランス感覚を持ち、マーラー独特の和声をしっかりと響かせ、細部まで磨かれた明瞭な流れを作り出しています。
 録音を担当するのはアメリカの高音質レーベルREFERNCE RECORDINGSのレコーディング・チーム。ユタ交響楽団の演奏技術、録音技術ともにレベル・アップした新時代のマーラー・チクルスの登場となります。
 

FR 716CD
\2200
ステファン・パウルス(1949-2014):合唱作品集〜 Far In The Heavens
 Prayers and Remembrances
  【1 .They Are All Gone 2. Lord, Make Me an Instrument
   3 .Music, When Soft Voices Die . Kathryn Mueller, soprano
   4 .Great Spirit 5. In Beauty It Walks 6. Eternity
   7 .Grant That We May Love】
 8 .Nunc dimittis
 9 .The Incomprehensible, Sara Fraker, oboe; Christine Vivona,harp
 10 .I Have Called You By Name 11. Little Elegy
 12. When Music Sounds
トゥルー・コンコルド・
 ヴォイシズ&オーケストラ
エリック・ホルトン(指揮)
 66’14

 アメリカの作曲家ステファン・パウルス。合唱曲、オーケストラ曲、室内楽曲、声楽曲、鍵盤作品、オペラなど幅広い分野で500 以上の作品を残しました。
 このアルバムは、トゥルー・コンコルド・ヴォイシズ&オーケストラによって委嘱され初演された作品を含んでいます。「Prayers and Remembrances」は、トゥルー・コンコルド・ヴォイシズ&オーケストラの結成5 周年のために初演、さらに2001 年9 月11 日の悲劇から10 年の節目を迎えた際に録音されました。しかしステファン・パウルスは、その録音から6 週間後脳卒中で倒れ、そのまま回復することなく、2014 年10 月に亡くなってしまいました。このアルバムは彼への祈りと思い出のためにリリースされました。




SUPRAPHON



SU 4186
(2CD)
\3600→\3290
パヴェル・シュポルツル
 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全6曲 BWV1001-1006

 Disc 1
  (1)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001(17’55”)
  (2)無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002(30’21”)
  (3)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003(25’39”)
 Disc 2
  (4)無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番ニ短調 BWV1004(30’34”)
  (5)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005(24’49”)
  (6)無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006(18’49”)
パヴェル・シュポルツル(ヴァイオリン)
 教会に響き渡る美音、鬼才シュポルツルがついにバッハ無伴奏全曲に挑む!!

 セッション録音:2015年4月16-18日、5月20-22日、6月15-17日/チェコ兄弟団福音教会(プラハ)/Disc 1 (74’10”)、Disc 2 (74’28”)

 チェコが誇る鬼才ヴァイオリニスト、パヴェル・シュポルツルがついにバッハ無伴奏全曲録音に挑みました。“100 年に1 人の逸材” と絶賛されるシュポルツルはクラシックにとどまらず民族音楽をはじめ、あらゆるスタイルを謳い上げる天才ヴァイオリニスト。日本にも度々来日し、「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)」などで圧倒的な技巧と表情豊かな演奏で聴衆を魅了してきました。また、2013 年4 月に待望の無伴奏リサイタルを東京で行い、バッハ、イザイ、パガニーニなどを演奏し好評を博しました。
 ヴァイオリニストにとって一生かけて音楽的な高みを目指すバッハの無伴奏。シュポルツルはバッハを演奏会で定期的に取り上げ、自身が理想とする音楽を作りあげてきました。一見、奇抜な演奏を想像してしまう風貌のシュポルツルですが、演奏は極めて正統的で熟考された解釈には定評があります。ずば抜けたテクニックを武器に歌うように奏でます。
 シュポルツルの真の実力を証明した自信に満ちたバッハの登場です!






 

TOCCATA


TOCC-180
\2700
ゲオルク・フィリップ・テレマン:音楽による礼拝 第6集
 1-3.ついに時は打たん TWV1:440/
 4-6.真のキリスト者の高貴に並ぶものありや TWV1:1511/
 7-9.味わい、見よ、主の恵み深さを TWV1:1252/
 10-13.なぜあなたはそのようなふりをする? TWV1:1502/
 14-17.誰もがそれを TWV1:425/
 18-20.富みの力は唯一の幸せ TWV1:313/
 21-23.棕櫚の枝を持つ貧しき者たちを見よ TWV1:1245
ベルゲン・バロック/
ヤン・ファン・エルサッカー(テノール)/
エドゥアルド・ヴェズリー(オーボエ) 他
録音 2011年4月27-30日…1-20, 3013年4月10日…21-23 ノルウェー,エステル・トーテン,ホフ・キルケ
 J.S.バッハのカンタータは全てがきちんと整理され、全集録音も多いというのに、同時期に活躍したテレマン(1681-1767)の72曲のカンタータは、全曲録音が完成されておらず、その全貌もまだまだ知られていません。このベルゲン・バロックによる全集録音は今作が第6集ということで、完成の暁には資料的価値としても素晴らしいものが期待されています。1726年にハンブルクで出版されたこれらの教会暦カンタータは、各々が独唱者と一つの独奏楽器、通奏低音を持ち、このアルバムにはオーボエが独奏楽器として使われた曲が収録されています。美しい旋律線を持つ歌のパート、そしてテレマンらしい熟練の対位法が絶妙にブレンドされた珠玉の作品群です。
 


TOCC-261
\2700→\2490
レオポルド・ダムロッシュ:管弦楽作品集
 1.祝典序曲 ハ長調 Op.15(1871)/
 2-5.交響曲 イ長調(1878)/
 6.シューベルト(1897-1828):3つの軍隊行進曲 Op.51 D733-
   第1番(L.ダムロッシュによる管弦楽版)(1818/1875)
アズーサ・パシフィック大学交響楽団/
クリストファー・ラッセル(指揮)
録音 2014年9月20日…1, 2015年2月10.12.17.19日…2-6 アズーサ・パシフィック大学
 このアルバムの作曲家レオポルド・ダムロッシュ(1832-1885)は、プロイセンで生まれ、ヴァイオリンを学び目覚しい才能を発揮するものの、音楽家になることを両親に反対され、ベルリン音楽大学で医学を学び、1854年に医学博士号を取得します。
 しかし、その類い稀なる才能をフランツ・リストに認められたため、結局は音楽家になることを決意します。その後はブレスラウ(現ポーランド領)にオーケストラを設立し、指揮者としてこの地で活躍しますが、1871年にアメリカに移住、ニューヨークにも重要な音楽機関(オラトリオ協会)を設立し、バッハやヘンデルなどのバロック作品を演奏、またメトロポリタン歌劇場でも指揮をするなど目覚しい活動をしたのです。
 そんな彼自身の作品からは、当時の例に漏れずワーグナーやブラームスの影響も感じられますが、なんと言ってもオーケストレーションの見事さは特筆すべき点と言えるでしょう。交響曲の第3楽章に置かれた悲痛な「葬送行進曲」が耳に残ります。また、シューベルトの「軍隊行進曲」オーケストラ版は彼のお気に入りのアンコールピースでした。
 

TOCC-294
\2700
レオ・ザイトリン:ユダヤの歌曲、室内楽と朗読集 第1集
 1.ザイトリン:海/2.ザイトリン:Reb Nakhmons nign/
 3.ザイトリン:雲は上向き、愛する心を撫でる/
 4.ザイトリン:野原を越えて/
 5.ザイトリン:私は喪に服している/
 6.ザイトリン:子守歌 (A mayse)/
 7.ザイトリン:おじいさん、あなたの子どもたちは私たちのために祈ります/
 8.ザイトリン:Eli Zion/
 9.モシュ・ミルナー(1886-1953): 主よ、どれほど長い間(L.ザイトリン編)/
 10.ザイトリン:ラビよわれらに語りたまえ/
 11.ヨアヒム・シュテュッチェスキー(1891-1982):わが神、わが神/
 12.ザイトリン:わが神、わが神/
 13.クライスラー:ウィーンの古い民謡(L.ザイトリン編)/
 14-19.ザイトリン:6つのユダヤの歌
グエンコ・グエチェフ(ナレーター)…1.6.9/
エリザベス・プリドノフ(ピアノ)…1.3.5.6/
デニス・オボイル(ヴァイオリン)…2.4.9.10.12.13.14-19/
ラウラ・モチャロフ(ヴァイオリン)…2.4.9.10.12.13.14-19/
マリリン・ジングラス=ロイ(ヴィオラ)…2.4.9.10.12.13.14-19/
イサイアス・ゼルコヴィツ(ヴィオラ)…2/
アーロン・ゼルコヴィツ(チェロ)…2.4.7.8.9.10.11.12.13.14-19/
ダニエラ・ラッバーニ(ナレーター)…3.5.7/
レイチェル・キャロウェイ(メゾ・ソプラノ)…4.6.9.10.14-19/
ルッツ・マンリケス(ピアノ)…8.11.14-19
録音 2010年6月6-8日 US ペンシルヴァニア,ピッツバーグ ロデフ・シャロム・コングレゲーション・アンド・クレスジェ・アウディトリウム
 19世紀、ロシア帝国の政策でこの地に住むユダヤ教徒たちはピンスクの居住区に集められました。作曲家ザイトリン(1884-1930)が生まれたのもこの地であり、1897年に行われた帝国国勢調査では、ピンスクの人口の4分の3がユダヤ教徒の住民だったそうです。
 そんなザイトリンはサンクトペテルブルクの「ユダヤ人の民俗音楽協会」で活動し、1923年にはニューヨークに移住します。1926年にはラジオ番組のためにアンサンブル曲を書き始めます。
 毎週日曜日の夜7時20分から9時15分まで放送されたこの「キャピトルシアター」は彼の死の前年1929年まで続き、大好評を得たのです。このアルバムには、そんな彼が残した様々な形の「ユダヤ音楽」が収録されています。素朴な歌から悲痛な詩の朗読に付けられた音楽まで、痛みを伴う世界が広がります。
 

TOCC-316
\2700
アドルフォ・フマガッリ:ピアノ作品集 第1集
 1-2.ピアニストの近代的学校 Op.100(抜粋)
  <第7番:回廊、朝の祈り/第10番:影のめざめ、幻想的な舞曲>/
 3.マイアベーアの歌劇「悪魔ロベール」による
    左手のための大幻想曲 Op.106/
 4-6.ピアニストの近代的学校 Op.100(抜粋)
 <第14番:空気の娘、明るいカプリッチョ/
  第17番:悪魔の岩、勇敢な練習曲/預言者 Op.43>
アダルベルト・マリア・リーヴァ(ピアノ)
録音 2006年9月23日 ミラノ インツァーゴ デ・アンドレ・アウディトリウム ライヴ収録
 19世紀のイタリアはオペラが全盛期を誇っていましたが、管弦楽やピアノの世界でも人気者がいなかったわけではありません。
 このフマガッリ(1828-1856)もそんな中の一人。彼はミラノの片隅インザーゴの音楽一家の生まれで、4人兄弟の2番目にあたり「ピアノのパガニーニ」の異名をとるほどに絶賛された人です。
 当時流行していた「オペラの主題を用いた幻想曲」のような形式の作品において、驚異的な才能を発揮した彼ですが、とりわけ左手の技術が素晴らしく、トラック3のような、数々の「左手のための作品」も残しています。リストやタールベルクをも凌駕するほどの技巧的な作品の数々は、聴けば聴くほどに驚きが増すことでしょう。もっと広く弾かれて(聴かれて)もよい作曲家です。マリア・リーヴァの卓越した演奏で。




ALBANY



TROY 1583
\2300→\2090
「イン・トゥルース」
 〜ルーカス・リッチマン(1964-)協奏曲集

  (1)ピアノ協奏曲「イン・トゥルース」
  (2)オーボエ協奏曲「開拓地」
  (3)チェロとオーケストラのための3つの小品
ルーカス・リッチマン(指揮)
ピッツバーグ交響楽団
(1)ジェフリー・ビーゲル(Pf)
(2)シンシア・コレド・デアルメイダ(Ob)
(3)インバル・セゲフ(Vc)
 ピッツバーグ交響楽団登場!ルーカス・リッチマンのゴージャス・美メロなピアノ協奏曲!

 録音:2015年2月(ライヴ・レコーディング)、61’73

 素晴らしくゴージャスなピアノ協奏曲登場!
 3曲とも世界初録音。2006年から2015年までノックスヴィル交響楽団の音楽監督を務め、映画音楽の世界でも指揮者として活躍する、ルーカス・リッチマンが作曲した協奏曲集。
 “ピアノ協奏曲”は、ゴージャスな映画音楽風で劇的な情熱溢れる作品。知られざるではもったいないくらいの美しいメロディと、ノリの良いリズムに気持ちがあがる!3つの楽章とも表情が全く違うので、興味が尽きません。
 ルロイ・アンダーソンの“ピアノ協奏曲”のようなキャッチーさが魅力。“3つの小品”は、チェロが哀愁のあるメロディを横溢するエネルギーを内包しながら、歌い上げています。
 

TROY 1580
\2300
「BADINAGE(戯れ)」〜マナ=ズッカ(1885-1981):ピアノ作品集
  前奏曲Op73/ヴァルス・ブリランテOp20/
  “ディキシー”の主題によるフガート=ユモレスク/
  ウィステリアOp.38-1/ズアーヴ兵の演習Op.68/
  南国の西風Op.72-1/コンサート用ボレロOp.72-2/
  ピアノ・ソナタ第1番Op.27/ポエムOp.37/
  辞職表Op.183-9/メモリーOp.186-28/
  ノスタルジアOp.187-30/スケルッツァンドOp.266/
  かわいそうな娘Op.272/ポルカ・コミックOp.275/
  戯れOp.288/ピアノ・ソナタ第2番
ナネット・カプラン・ソロモン(ピアノ)
 チェルカスキーやルービンシュタインとも親交のあった女優・歌手・ピアニスト・作曲家マナ=ズッカの作品集

 録音:2013年、76’49

 アメリカ生まれの女優、歌手、ピアニスト、作曲家として活躍。神童として幼少期から作曲を始め、8歳でニューヨーク響と、ベートーヴェンの“ピアノ協奏曲第1番”を共演。
マナ=ズッカは1000曲以上の作品を残しました。チェルカスキーと親しく、彼女の作品を取り上げることもしばしばありました。このアルバムにはメロディアスなピアノの小品が収録されており、録音としてもとても珍しいものです。
 ディキシーの主題とバッハのフーガが融合した“「ディキシー」の主題によるフガート=ユモレスク”、ルービンシュタインに献呈された“コンサートのボレロ”、ラフマニノフのような作風の“前奏曲Op.73”など、あふれ出る多彩な音楽性が詰まっています。
 

TROY 1579
\2300
「デイヴィッド・マスランカ(1943-):子供の夢の庭、海の夢」
 (1)子供の夢の庭
 (2)海の夢〜2本のホルンとウィンド・アンサンブルのための協奏曲
スティーヴン・K.スティール(指揮)
イリノイ州立大学ウィンド・シンフォニー
(2)ナンシー・オニール(ホルン)
 ソール・ガーランド(ホルン)
 マスランカ吹奏楽作品、初期の代表作「子供の夢の庭」

 64’31

 日本でも吹奏楽コンクールで取り上げられるなど、人気上昇中の作曲家デイヴィッド・マスランカの吹奏楽作品集。
「子供の夢の庭」はカール・ユングの「人間と象徴」に描かれている少女が見た12の夢から5つを組曲にした1981年の作品でマスランカ初期の吹奏楽作品の初期の代表作と言われています。
 「海の夢」はマスランカが生まれたマサチューセッツ州ニューベッドフォードは捕鯨と漁業の重要な港がありました。ここで働いていた作家ハーマン・メルヴィルが書いたのが名作「白鯨」でした。その長編小説からインスパイアされた作品で、海の印象を描いたもの。海の嵐、暴風雨からの静けさ、月光が照らす静かな海、そしてまた熱狂的なダンスのように荒れ狂う海の情景が浮かんできます。
 

TROY 1572
\2300
「Folding Time」〜過去と現在の狭間で
 ロバート・ムチンスキ(1929-2010):異端者の小品集Op.37
 ティモ・アンドレス(1985-):How can I live in your world of ideas?
 フレデリック・ショパン(1810-1849):バラード第4番Op.52
 フィル・ヤング(1952-):唐詩三百首の回想
 ロベルト・シューマン(1810-1856):フモレスケOp.20
クララ・ヤン(ピアノ)
 録音:2015年1月、68’59

 クララ・ヤンは中国系アメリカ人ピアニストで、イェール大学音楽院で伝説的なピアニスト、クロード・フランクに師事し、南カリフォルニア大学でジョン・ペリーに師事し優秀な成績で卒業しました。ソロ・リサイタルや各国のオーケストラとの共演など世界各地で演奏活動を行っている成長著しい若手ピアニストです。
 アメリカの現代音楽作曲家ムチンスキの“異端者の小品集”は1977年に作曲された12曲からなる小品集。19世紀の性格的小品のように叙情的であり、ジャズのイディオムやバルトーク風のリズムが盛り込まれた作品です。
 フィル・ヤングの“唐詩三百首の回想”は張継の詩「楓橋夜泊」にインスパイアされたもの。中国音階の五声を用いて悠久の薫りを漂わせながら、ドラマティックでモダンな作品に仕上がっています。
 

TROY 1574
\2300
「IT’S ABOUT TIME」〜ホルンのための現代音楽作品集
 (1)エマニュエル・ルービン:独奏ホルンのための“前奏曲”
 (2)フレデリック・ティリス:
  ホルンとピアノのための“スピリチュアル・ファンタジー第5番”
 (3)ジェフ・マイヤーズ:エイジ・オブ・アサシン
 (4)ロバート・スターン:真夏の夜のための音楽
 (5)シュー=ユン・シェン:
  アルト・サキソフォンとナチュラル・ホルンのための“ライオンと馬”
 (6)サルヴァトーレ・マッキア:ホルンとテープのための“調和”
ローラ・クロック(ホルン)
(2)(3)ナダイン・シャンク(ピアノ)
(3)ウィリアム・ハイト(テノール)
(4)(5)リン・クロック(アルト・サキソフォン)
(4)エステラ・オレフスキー(ピアノ)
 録音:2012 年〜2013 年、68’14

 ローラ・クロック40年のキャリアの集大成。1974年ミシガン大学を卒業し、すぐマサチューセッツ大学アマースト校で教授の職に就き、以来40年間務めました。スプリングフィールド響のホルン奏者としても長く務め、アヴァンティ木管五重奏団、インフィニティ・ブラス・クインテットのメンバーとしても活躍。トーマス・マレイ、ルイス・スタウト、ハリー・バーヴ各氏に師事。ここに収められた作品は彼女がインスパイアされてきた友人や教え子たちのもの。アルト・サキソフォンとの珍しいアンサンブルなども収録。
 

TROY 1575
\2300
「無言歌」〜マシュー・クエール:ピアノ独奏作品集
 アンティーク、トッカータ、
 時間についての歌、冬のバラード、
 無言歌第1巻、無言歌第2巻、2つの結婚の小品
マシュー・クエール(ピアノ)
 録音:2013年、61’35

 アメリカ出身の作曲家兼ピアニスト。現在アラブ首長国連邦のアブダビ在住。ニューヨーク大学アブダビ校で助教授を務めています。オーケストラ作品からキャバレー連作歌曲まで幅広い作曲活動を行っています。
 このアルバムは2002年から2013年までのソロ・ピアノ作品を収録。メロディアスで親しみやすいメロディが魅力的です。
 

TROY 1576
\2300
「現代アメリカのアート・ソング」
 ジョージ・マブリー:回想の歌
 ケントン・コー:一族の集まり
 ブライアン・H・ペターソン:月の歌
 パーシス・ヴェハー:ウーマン、ウーマン
 ジョージ・マブリー:3つのキャバレー・ソング
シャロン・マブリー(メゾ・ソプラノ)
パッツィー・ウェイド(ピアノ)
 録音:2014年(オースティン・ピー州立大学ジョージ&シャロン・マブリー・コンサート・ホール)、53’03

 1980年ラジオ放送されていた“アート・オブ・ソング”シリーズに出演し、一躍有名になったシャロン・マブリー。民族音楽や現代音楽を取り上げ、初演に携わった作曲家は30人以上。専門分野において優れた成果をあげ、教授を務めているオースティン・ピー州立大学から最優秀教授賞を受賞しています。
 今作も現代音楽歌曲を集めたもので、“回想の歌”はイギリスロマン派の詩人サミュエル・テイラー・コールリッジのテキストを、“月の歌”はアメリカの詩人E・E・カミングスのテキストを用いた作品です。
 

TROY 1577
\2300
「自然の音」〜チェロと電子音のための作品集
 モートン・サボトニック(1933-):アホロートル
 ジュディス・シェイティン(1949-):
  増幅するチェロと電子音のための「フォー・ザ・バーズ」
 マシュー・バートナー(1971-):チェロと電子音響学のための「寒さの断章」
 トム・ウィリアムズ:チェロとデジタル・ディレイと固定媒体のための「ダーツ」
 ゲイル・ヤングwith マドリーン・シャピロ:アヴァロンの海岸線
マドリーン・シャピロ(チェロ)
 66’22

 現代音楽のスペシャリスト、チェリストのマドリーン・シャピロによる、電子音楽との共演集。彼女がインスパイアされた自然の活動と、環境への関心から2005年に始まったネイチャー・プロジェクト。ジュディス・シャティンの作品では、鳥の鳴き声が収録されており、まるで森の中にいるような神秘的な感覚に陥ります。
 “アヴァロンの海岸線”では、波の音が収録され、波の満ち引きの強弱がチェロの音色との融合して、音楽が静かに躍動しています。
 

TROY 1578
\2300
「打楽器独奏のためのアメリカのマスターピース」第2集
 チャールズ・ウォリネン:マリンバ変奏曲
 モートン・フェルドマン:デンマークの王
 ラルフ・シャピー:ソロ・パーカッションのための「ソリ」
 クリスチャン・ウォルフ:パーカッショニストの歌曲集
トム・コラー(Perc)
 56’48

 ジュリアード音楽院出身、20〜21世紀音楽を得意とするパーカッショニスト、トム・コラー。バッファロー大学で助教授を務めているほか、ニューヨーク・ニュー・ミュージック・アンサンブル、ダカーポ・チェンバー・プレイヤーズ、タルホン・パーカッションなど、演奏活動も精力的に務めています。
 今作はアメリカ人現代音楽作曲家たちによる独奏パーカッション作品集第2弾。フェルドマンやウォリネンといった偉大な作曲家たちの作品を収録。
 
TROY 1581
\2300
「フルート、ハープ、ヴィオラのための作品集」
 武満徹:そして、それが風であることを知った
 ドビュッシー:フルート、ハープとヴィオラのためのソナタ
 カリム・アル=ザンド:自然の中での研究
ザ・ムソー(夢窓)トリオ:
 【シドニー・カールソン(Fl)
  デニス・フジカワ(Hrp)
  ブライアン・クインシー(Va)】
 45’17

 2011年に結成された“ザ・ムソー・トリオ”は。12世紀、京都の伝説の庭園の設計を数々手がけた禅僧、夢窓疎石から名前を付けました。夢窓=dream window。コンサートや委嘱によって新しい音楽の窓を開くという意味が込められています。
このアルバムにはドビュッシーの晩年の傑作であり、この編成の名作に、この作品に多大なる影響を受けた武満徹による同じ編成で、フルート奏者オーレル・ニコレのために書いた作品を収録。静寂の中で3つの楽器が対話しあうように奏でていきます。
 そしてカリム・アル=ザンドへの委嘱作は生物学者、哲学者でさるエルネスト・ヘッケルにインスパイアされて書かれた作品です。
 

TROY 1582
\2300
「時間と色彩の変化」〜トランペットとトロンボーンのための新しい音楽
 (1)ミヒャエル・カルストロム:時間と色彩の変化
 (2)マイケル・シットン:エッセー
 (3)エリザベス・ラウム:ブッシュワッカー・シックス・パック
 (4)エマ・ルー・ディーマー:三重奏曲
 (5)ブルース・H・フレージャー:結婚組曲
 (6)ウェイン・ルー:桜
バラトン・チェンバー・ブラス:
 【エイミー・チェリー(Trp)、
  ダン・チェリー(Trb)】
(1)-(4)(6)レベッカ・ウィット(Pf)
 69’05

 トランペットとトロンボーンによるデュオ。新しい吹奏楽作品の紹介や教育のためのアウトリーチ・コンサートを行っているバラトン・チェンバー・ブラス。今作も、すべて21世紀に作曲された作品を収録しています。
 

TROY 1585
\2300
「パリの印象」〜フランスのフルート小品集
 シャルル・エドゥアール・ルフェビュール:2つの小品Op.72/
 ジェラール・ムニエ:夕暮れに/クロード・アリュー:ソナチネ/
 ヴィクトル・アルフォンス・デュヴェルノワ:2つの断片Op.41/
 ルイ・オーベール:歌/アンリ・ガニュバン:ジョリー・フェローズの行進/
 ジョルジュ・ブルン:ロマンスOp.41/アルトゥール・オネゲル:ロマンス/
 アルマンド・ブルノンヴィル:カティアのための踊り/
 アンリ・ビュッセル:白鳥、リス、小組曲/
 ヨハネス・ドンジョン:奉献Op.12、パン!(パストラーレ第1番)
レナード・ガリソン(Fl)
ロジャー・マクベイ(P)
 録音:2014年、62’07

 フランスの作曲家によるコンサート・ピース集。2008〜10年まで全米フルート協会会長を務めたレナード・ガリソンが若い学生たちのレパートリーを広げるため、中級程度の難易度の作品を発掘するプロジェクト。
 19世紀後半から20世紀初頭にかけてフランスで作曲された小品をメインに収録しています。
 

TROY 1586
\2300
「大勢と孤独」〜エリック・ネイサン作品集
 (1)フォー・トゥー・ワン
 (2)オーボエと弦楽のための四重奏曲
 (3)地下に潜む怪人
 (4)スリー・バイ・スリー
 (5)もてあそぶ
 (6)ジェズアルドへのオマージュ
 (7)大勢と孤独
(1)(6)(7)モメンタ弦楽四重奏団
(2)ペギー・パーソン(Ob)
 エミリー=アン・ジャンドロン(Vn)
 ステファニー・グリフィン(Va)
 マイケル・ハース(Vc)
(3)ジョゼフ・アレッシ(Trb)
(4)メイ・ルイ(Pf)
(5)ヒューゴ・モレノ(Trp)
(6)サミュエル・ローズ(Va)
 録音:2014〜15年、70’57

 エリック・ネイサンはアートや人文分野での研究を支援するローマ・アメリカン・アカデミー財団の2013年のフェローに、2014年はグッゲンハイム・フェローを受賞。タングルウッド音楽祭、アスペン音楽祭、オールドバラ音楽祭、そして現代音楽のカブリロ祭での公演を通じて、国際的な評価を獲得している新進気鋭の作曲家です。
 今作は室内楽作品を収録。ニューヨーク・フィルの首席トロンボーン奏者ジョゼフ・アレッシも参加!どの作品も激しいエネルギーと、超絶技巧を要する難曲。
 

TROY 1587/88
(2CD)
\4600
「24のロマンス」〜ジョセフ・フェニモア(1940-):ピアノ作品集
 独奏ピアノのための“24のロマンス”(1983-2013)
 3つの小品(2009)
 ピアノ・ソナタ第5番(2012)
 ソナチネッラ(2006)
ジェフリー・ミドルトン(Pf)
 録音:2006、13、14年 CD1:72’22/CD2:72’12

 アメリカの作曲家ジョセフ・フェニモアが2015年75歳を記念して“24のロマンス”全曲をリリース!
 最初からまとまった作品ではなく、30年という長い年月の中で作曲してきた“ロマンス”をまとめたもの。4〜5分程度の小品は、調性のあるメロディと無調の間で行き来をしていて神秘的な響きを醸しだしています。ロマンスという名の通り、ドリーミーで親しみやすい旋律ばかりなので、ピアノの新たなレパートリーにおすすめしたい作品です。

<LP>

 

REFERENCE RECORDINGS(LP)

RM 1511
(LP)
\4000
コープランド100
 A面:庶民のためのファンファーレ,交響曲第3番(第1&2楽章)
 B面:交響曲第3番(第3&4楽章)
大植英次(指揮)
ミネソタ管弦楽団
 脳天を直撃するような高音質盤がLP に!

 録音:2000年3月/33 1/3rpm、200g

 大植英次&ミネソタ管の名盤がまた200 グラム重量盤LP となって登場。通常の半分のスピードでマスタリングとカッティテングをしたハーフ・スピード・マスター方式を採用。速度を落とすことによって、音質の劣化を防ぐことができ、結果として高い周波数やより良いステレオ・バランスを得ることができます。プレス工場は、アメリカのカンザス州のサライナにある工場「クオリティ・レコード・プレッシング (Q.R.P)」。
 この録音はコープランドの生誕100 周年を記念して録音され、若き大植英次のパワーみなぎる演奏を聴くことができます。
 「庶民のためのファンファーレ」の爽快な打楽器の響きに感動。とびきりの高音質録音をLP で再び楽しむことができます。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRAND SLAM



GS 2137
\2500→¥2290
ハイフェッツのメンデルスゾーン&ベートーヴェン復刻
 (1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
 (2)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
シャルル・ミュンシュ(指揮)
ボストン交響楽団
 ハイフェッツのメンデルスゾーン&ベートーヴェン、2 トラック、38センチのオープンリール・テープより復刻!!

 セッション録音:(1)1959年2月23&25日/シンフォニー・ホール(ボストン) (2)1955年11月27&28日/シンフォニー・ホール(ボストン)/ステレオ

 ■制作者より
 ハイフェッツのメンデルスゾーンとベートーヴェンは2010 年に発売したGS-2057(廃盤)で復刻しておりますが、その時は前者が4 トラック、19 センチ、後者が2 トラック、19 センチのそれぞれオープンリール・テープを素材としていました。しかし、今回は2 曲ともに2 トラック、38 センチのテープを使用、最終形を目指して製作しました。その柔らかさ、瑞々しさは過去に類例がないと言えるでしょう。
 また、解説書には長年ハイフェッツの録音にたずさわったRCA の制作部長、チャールズ・オコーネルの貴重な文献を掲載しています(前半部分、後半部分はGS-2138 に掲載予定)。ハイフェッツと直に接した人物ならではの、非常に興味深い読み物です。(平林 直哉)


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キング・インターナショナル

KKC 040
(SACD HYBRID)
\3700
長岡鉄男氏激賞!超A 級!!
 オリジナル・マスターから96kHz.24bit リマスタリング
  もう聴くことができないと思われていた幻の「カメルーンのオペラ」がSACDで登場

   カメルーンのオペラ
     [未発表4部分を含む]

 もう聴くことができないと思われていた幻の「カメルーンのオペラ」がSACDで登場。長岡鉄男氏激賞の超A 級録音がますますパワーアップ!

 録音:1976年、66’、Multi-ch、[96kHz 24bit]/監修:ジョゼ・ピヴァン

 SACD ハイブリッド盤。オーディオの神様・長岡鉄男氏が今から30 年以上前に口を極めて激賞したことでヒットした「カメルーンのオペラ」。
 長岡先生ご本人をはじめファンからの強い要望にもかかわらず、発売元のOcora レーベルは「原盤不明」との理由でCD 化することもなく、幻のディスクとして語り継がれ、中古LP が高額で取引きされていました。

 今回、ina(フランス国立視聴覚研究所)で音源の存在を発見、ライセンスで初CD 化それもSACD ハイブリッドで蘇らせることが実現できました。
 オリジナル・マスターから96kHz.24bit リマスタリング。さらに嬉しいのは、LP に未収録だった4 トラックが加えられていること。
 「カメルーンのオペラ」はドキュメンタリー作家ジョゼ・ピヴァンが中心となり、フランス国営放送、ラジオ・カメルーンの協力を得て製作した録音構成で、カメルーンの自然と素朴な人々の日常を切り取りながら、壮大なオペラのようなストーリーを描きます。
 フィールド録音ながら音質は超A 級。
 一面の虫と鳥の声、川の流れがあたかも眼前にあるかのように繰り広げられます。
 圧巻は舟での川下りで、岸辺で遊ぶ子供たちやガボガボという水音とともに顔を出して鳴くカバはリアルの極み。鼻先をかすめて飛ぶアブを思わず避けてしまいます。
  LP に収録されていない4 部分も興味津々。
 ことに物凄い荒れ狂う海の音で終わる最後の部分は恐怖感満点。
 家にいながらにしてアフリカ旅行を満喫できます。

 このディスクはライセンスでキングインターナショナルが独占制作・販売しております。輸入盤は存在しませんので、予めご了承下さい。


<メジャー・レーベル>

DECCA


4788541
(5CD+Blu-rayオーディオ)
\6000
《シベリウス:交響曲全集》
 シベリウス:
  交響曲第1番ホ短調Op.39, 交響曲第2番ニ長調Op.43,
  交響曲第3番ハ長調Op.52, 交響曲第4番イ短調Op.63,
  交響曲第5番変ホ長調Op.82, 交響曲第6番ニ短調Op.104,
  交響曲第7番ハ長調 Op.105, カレリア組曲Op.11,
  交響詩「タピオラ」Op.112
ロリン・マゼール(指揮)
ウィーン・フィル
 マゼールの名盤がCD+ Blu-ray Audioで復活
 名演として名高い1960年代のマゼールのシベリウス交響曲全集が久しぶりに復活。そして同内容を1枚の高音質のBlu-ray Audio Discに収録して封入というオーディオファンにもうれしいセットとなっております。
 1963年にはザルツブルク音楽祭にデビューし、1965年にはベルリン・ドイツ・オペラの音楽監督に就任するなど、破竹の勢いでヨーロッパの音楽界を席巻していた若きマゼール。このシベリウスには、そんな彼の野心に満ち溢れた濃厚なロマンティシズムと、オーケストラを完璧に掌握しようとする意気込みが込められています。
 多くの指揮者がシベリウスに求める「清冽な響き」や「精神性」とはかけ離れた、極めてユニークな音楽といえましょう。録音されて50年を経た演奏ですが、ウィーン・フィルの豊かな響きは決して色褪せることがありません。
 《録音》1963〜1968年, ウィーン、ゾフィエンザール(ステレオ:セッション)




<国内盤> 


フィンムジック

TIAA-1021
\2667+税
「グリーグ:ピアノ作品集」
 ピアノ・ソナタ ホ短調 作品7
 ホルベルグ組曲 作品40
 抒情小品集から
  (アリエッタOp.12-1、蝶々Op.43-1、夜にOp.54-4)
正木文惠(ピアノ)
 ノルウェーに留学し、真のグリーグ音楽を学んだピアニスト正木文惠による究極のグリーグアルバム

 録音:2004 年2 月 Studio I・S CREATE

 日本とノルウェーを拠点に演奏活動しているピアニスト正木文惠のグリーグアルバム第1 弾!グリーグの音楽には、北欧情緒に満ちた抒情性豊かな旋律にノルウェー民俗音楽様式が加わり、その響きはとても独特で力強く、かつ斬新的です。
 北欧の美しい大自然と共存するグリーグの研ぎ澄まされた感性が、現実から夢想を追い求めているかのようで、作品を通して、グリーグの純心性と野望、そして淡いロマンティシズムが感じられます。
 ライプツィヒ留学時代に培ったドイツ音楽様式を軸に、それまでの常識を覆すかのような独創的な作曲思想を固持し続けたグリーグのピアノ作品。その中エッタ、蝶々、夜に」を、ノルウェーに音楽留学した正木文惠が、パステル画のように色彩に豊んだ珠玉のグリーグ作品をお届けします。

 ※演奏会のご案内
  ヤン・ビョーランゲル ヴァイオリン リサイタルwith 正木文惠
  会場 :2015 年10 月8 日(木)すみだトリフォニーホール 小ホール 19:00 開演
  曲目 :
   ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
   フランク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調
   ハルヴォルセン:べスレモイの歌(ノルウェー民謡)
   成田 為三:浜辺の歌(日本の名曲)
   グリーグ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第3番 ハ短調 Op.45
  主催 : (社)東京国際芸術協会 チケットお問合せ&予約 :電話 03-6808-7108







<映像>


DG(映像)



73 5212
(DVD)
\3900→\3590
マウリツィオ・ポリーニ/巨匠の手から 
 映像中演奏される曲:(下記より抜粋)
  ベートーヴェン:
   ピアノ協奏曲第3番、第5番、ピアノ・ソナタ第26番『告別』、第27番
   シューマン:ピアノ協奏曲、
   ショパン:
    ピアノ協奏曲第2番、即興曲第3番、
    前奏曲第16番、第8番、スケルツォ第3番
  ドビュッシー:前奏曲『風変わりなラヴィーヌ将軍』『西風の見たもの』、
  プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番
  バルトーク:ピアノ協奏曲第1番、第2番、
  ノーノ:Sofferte onde serene、
  シュトックハウゼン:Klavierst?ck X
  ブーレーズ:ピアノ・ソナタ第2番
ポリーニ(P)
 ポリーニ初のドキュメンタリー映像! ◆日本語字幕入り◆
 自身について、音楽について滅多に語ることが無いポリーニ初のドキュメンタリー作品。
 グレン・グールド、スヴャトスラフ・リヒテルといった孤高のピアニストのドキュメンタリー映像で知られるブリューノ・モンサンジョンがプロデュース。
 ポリーニと深いかかわりをもつ音楽家、ノーノ、アバド、ブーレーズなども登場して彼について語り、ポリーニが様々な曲に触れつつ自らの音楽的背景を解き明かしていきます。
 彼の生い立ちから始まり、音楽との出会い、キャリアを極める中でルービンシュタインに教わった事、政治的な姿勢についても触れ、真摯に音楽と共に生きる人間ポリーニの姿が浮き彫りにされる興味深い内容です。
収録時間:54分    16:9/NTSC/PCM ステレオ
字幕:日本語・英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・中国語・韓国語




DECCA(映像)



743891
(DVD)
\3900→\3590
レヴァインのMET復帰作 2013年収録/
 《ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」》

  ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」(全曲)
アンブロージョ・マエストリ(ファルスタッフ),
ステファニー・ブライズ(クイックリー夫人),
アンジェラ・ミード(アリーチェ),
リゼット・オロペーサ(ナンネッタ),
ジェニファー・ジョンソン・キャーノ(メグ・ペイジ),
パオロ・ファナーレ(フェントン),
フランコ・ヴァッサッロ(フォード),
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団,
《演出》ロバート・カーセン
 レヴァインのMET復帰作
 レヴァインの「ファルスタッフ」と言えば、1992年に同じメトロポリタン歌劇場で上演された舞台の映像が知られています。あちらは定評のあるゼッフィレッリの演出であり、当時最高の名歌手を揃えた納得の舞台は、多くの人を魅了しました。
 それから約20年を経て上演された今回の「ファルスタッフ」は、2006年から体調不良のため、ほとんどの舞台から遠ざかっていたレヴァインのMET復帰作で、歌手陣は一新され、演出も当代きっての名手ロバート・カーセンが手掛けています。
 現代最高のファルスタッフ歌いの一人、マエストリの豪放な演技と歌唱を中心に、芸達者な女性たちが動き歌うこの「ファルスタッフ」は、まさに「21世紀の人間賛歌」と呼ぶべき出来栄えで、笑いの中に一握りの深遠な悲しみを感じさせる極上の舞台となっています。
 《収録》2013年12月14日、メトロポリタン歌劇場でのライヴ
















9/15(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


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ATMA CLASSIQUE



ACD2 2711
\2100→\1890
ネゼ=セガンの才能とオケの充実ぶりが際立つマーラー10番
 マーラー:交響曲第10番(クック版)
ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)
グラン・モントリオール・メトロポリタン管
 録音:2014年10月 メゾン・サンフォニーク・ド・モントリオール(ライヴ)/79’06

 次世代を担う指揮者として注目されているヤニック・ネゼ=セガンと2000 年から音楽監督を務めているグラン・モントリオール・メトロポリタン管弦楽団とのマーラーの交響曲第10 番。
 地元カナダのATAM CLASSIQUE からリリースされている同楽団とのブルックナー・チクルスは、オケと作り上げた信頼感、奇をてらわない正攻法の指揮をするネゼ=セガンの精緻で美しい演奏で好評価を得ています。

 今回録音されたのは、マーラーの交響曲第10 番。同コンビでのマーラーは2003 年に録音した第4 番(ACD22306) があり、堂々たる風格で聴かせました。
 今回のアルバムでは、モントリオール交響楽団の新本拠地メゾン・サンフォニーク・ド・モントリオールという異例の場所、そしてカナダのオーケストラとして初めての交響曲第10 番(クック版)の録音となりました。
 この未完の大作の全貌が世に知られるきっかけとなったのは、BBC が企画したマーラー生誕100 周年記念演奏会のために、その前年の1959 年にデリック・クックに草稿をもとに補筆を依頼したためでした。その後クック版以外にも補筆版が登場し、マーラー・ファンの興味をひきつけています。ネゼ=セガンが使用したのは、現在最も演奏されているクックの最終稿である第3 稿第1 版(1976) です。ネゼ=セガンはしっかりとした解釈の柱を持ち、曲全体の見通しもよく、音楽的なパワーがしっかりと伝わってくる演奏。
 グラン・モントリオール・メトロポリタン管もネゼ=セガンが音楽監督に就任して以来着実に実力をつけ、今まさにオケとして充実期に入ったことを感じさせます。

 I:26’28/II:12’02/III:4’15/IV:12’03/V:24’18=79’06







すっかり大スターになってしまったネゼ=セガンだが、今から10年前のほとんど無名時代のATMAの録音は今聴いてもすごい。
ということで当時の特集を復活させましょう。



誰だ!?ヤニク・ネゼ=セガン
ブルックナー:交響曲第7番 & マーラー:交響曲第4番

ニーノ・ロータも・・・


 数年前マーラーの4番をみずみずしい演奏で聴かせてくれていたヤニク・ネゼ=セガン。
 1975年、モントリオール生まれの若手指揮者である。
 すでに世界各国の有名オケを振ってきたが、その俊敏な指揮ぶりは高く評価されていて、2008年からはついにゲルギエフの後を継いでロッテルダム・フィルの音楽監督になることも決まった。いよいよヨーロッパ進出である。最近はマイナー・レーベルから若い異才や天才がぞくぞく登場してきているが、彼も間違いなくその一人。先ほども言ったが、マーラーではその流麗で洗練された音楽作りに驚かされた。とくに第3楽章のヴァイオリンの美しい響かせ方は特筆もの。そしてオケ歌曲伴奏で名を知られた人らしく、第4楽章での歌唱を前面に押し出しながらも個性豊かに全体を引き締める手腕もなかなかのもの。

 派手派手系ではないが、奥底に流れる熱くひそかな「芸術魂」を感じることができる。

 さてその注目のネゼ=セガンのブルックナー。
 これがなんのてらいもない、まったくさっきのマーラーの4番の続きのような演奏。
 美しく華麗で、少しももったいぶったところがない。天然の育ちのよい上品さを感じさせてくれる。
 ブルックナーはテンポはゆったりしているが、野暮ったさは皆無。40歳でこの美しいブルックナーというのはかなり脅威。

 うーん。
 堂々たる大家の風格と、若手らしい清新な感性を共に持ち合わせた、これぞ逸材。

 ニーニ・ロータとワイルのアルバムは、ミーハーと言われようと、やっぱり「ジェルソミーナの歌」が感動的。


ATMA
SACD2 2512
(SACD Hybrid)
\2300
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版) ヤニク・ネゼ=セガン(指)
グラン・モントリオール・メトロポリタン管
グラン・モントリオール・メトロポリタン管弦楽団は1981年に設立された若いオケだが、信頼を築き上げている芸術監督のヤニク・ネゼ=セガンとたっぷりとした響きの中で悠々と演奏している。
ヤニク・ネゼ=セガンのブル7は、グラン・モントリオール・メトロポリタン管との2006-07シーズン・コンサートで堂に入った名人芸的な解釈と大絶賛されている!
グラン・モントリオール・メトロポリタン管の歴史的なコンサートとして人々の耳に記憶された。2008年からロッテルダム・フィルの音楽監督に就任が決まり彼の動きに目が離せない。

録音:2006年9月
Mahler: Symphony No. 4 in G major
ATMA
ACD2 2306
¥2100
マーラー:交響曲第4番 ヤニク・ネゼ=セガン指揮
モントリオール・メトロポリタン管
カリーナ・ゴヴァン(S)
録音:2003年10月

 ネゼ=セガンは1975年生まれという若手。彼は神童としてモントリオールでは知られていた人で、2000年3月からモントリオール・メトロポリタン管弦楽団の音楽監督を務めています。荒っぽさのない丁寧な音楽づくりで逸材が伝わってくる。一方モントリオール・メトロポリタン管弦楽団(正式名称はL'Orchestre M師ropolitain du Grand Montr斬l)も1981年設立の若い団体。カリーナ・ゴヴァンはバロックから古典派のレパートリーで活躍するソプラノ。透明感のある美声の持ち主。

ATMA
ACD22294
\2100
ニーノ・ロータ:交響組曲「道」
クルト・ワイル:交響曲第2番
ヤニク・ネゼ=セガン(指)
グラン・モントリオール・メトロポリタン管
映画音楽の大家、ニーノ・ロータの代表作「道」と風刺とノスタルジックな音楽を特徴とするクルト・ワイルの交響曲第2番。
ニーノ・ロータならではの甘いメロディ、印象的なジェルソミーナのテーマは人々の心に焼き付いている。1933年に完成し翌1934年にアムステルダムで初演されたワイルの交響曲第2番は、ワイルの成熟した作風を表す作品。新鋭ネゼ=セガンによる鮮烈な演奏で楽しむことができる。





 


ACD2 2732
\2100→\1890
レスピーギ:管弦楽作品集
 組曲「鳥」
 ソプラノと弦楽合奏のための抒情詩「黄昏」
 リュートのための古風な舞曲とアリア第1組曲
ラヴァル交響楽団
アラン・トゥルーデル(指揮)
イザベル・ベイラクダリアン(ソプラノ)
 アラン・トゥルーデル率いるラヴァル交響楽団によるレスピーギ

 録音:2015年3月

 トロンボーン奏者として活躍し、ヤマハの国際アーティストとして契約し楽器をプロデュースしたり、クラシック、ジャズと幅広い音楽分野で才能を発揮するアラン・トゥルーデル。カナダ・アメリカを中心に指揮活動の実績も高く評価されています。
 この度、首席指揮者を務めるラヴァル交響楽団とレスピーギのオーケストラ作品集を録音しました。
 1984 年に設立されたラヴァル交響楽団。モントリオールの郊外に位置する都市ラヴァルを本拠地とし、53 名のプロの音楽家が所属し精力的に活動しています。
 レスピーギは古い曲をモチーフに作品を再構成するのが得意であり、ここに収録されている3 つの作品もそれらにあたります。組曲「鳥」は、17 世紀に作られた鳥にまつわる楽曲を5 曲からなる管弦楽曲へと作り上げました。楽器の特性を生かし、鳥のさえずりが随所に聴こえる楽しい描写音楽となっています。
 続くはイギリスの詩人パーシー・ビッシュ・シェリーの詩をイタリア語訳にした歌詞をつけたソプラノと弦楽合奏のための抒情詩「黄昏」。イザベル・ベイラクダリアンが魅力的な歌唱で聴かせます。
 最後には古い時代のリュート作品をもとにした3 集からなる「リュートのための古風な舞曲とアリア」から第1 組曲。明るい音色で表情豊かな演奏を楽しむことができます。




NAIVE



V 5382
\2600→\2390
ニコラ・アンゲリッシュ新譜、
 ジャズ界の俊英ピアニスト、トロティニョン作品を弾く

  バティスト・トロティニョン(b.1974)
   ・ピアノ協奏曲「Different Spaces」
   ・2台ピアノのための3つの小品*
   ・ソロ・ピアノのための3つのプレリュード
    ※ 全曲世界初録音
ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ)
バティスト・トロティニョン(ピアノ)*
ポール・ダニエル(指揮)
ボルドー=アキテーヌ国立管弦楽団
 録音:2014年8月/オーディトリウム・ド・ボルドー

 人気実力派ピアニスト、アンゲリッシュがNAIVEで登場。
 俊英ジャズ・ピアニスト、バティスト・トロティニョンの作品集です。

 バティスト・トロティニョンは以前にアレクサンドル・タローと日本でデュオ公演を行い、ジャンルの垣根を越えた音楽性で聴衆を魅了しました。2000 年にデビューし、NY 拠点のリズム・セクションをバックにした活動を展開、ヨーロッパからワールド・ワイドに飛躍した俊英。そんなトロティニョンは、タローをはじめ、クラシックの俊英ピアニストとも多く親交を持っています。
 そしてこのたび、根強い人気のあるアンゲリッシュのためにピアノ作品を書きおろしたアルバムが誕生しました。
 オーケストラの委嘱を受けて作曲したピアノ協奏曲では雄大なメロディと、ほとばしるようなピアノ・パートが魅力。2 台ピアノのための3 つの小品は、瞑想的な楽曲をはさんだミニマル・ミュージックという構成。ジャンルを越えて信頼・尊敬しあっている二人のアーティストの友情と心の交流がぴたりと合った息遣いからも感じられます。
 ソロ・ピアノのための3 つのプレリュードは、静謐な中に魅力的な旋律やパッセージがちりばめられており、アンゲリッシュの美音が遺憾なく発揮されます。






アンゲリッシュ旧譜
なぜ話題にならないのか、と憤りさえ覚えた。
ニコラ・アンゲリッシュ&パ−ヴォ・ヤルヴィ
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
アンゲリッシュ&ブラレイ/ハンガリー舞曲集
ERATO 5189982 1CD¥2300

 
 なぜ話題にならないのか、と憤りさえ覚えた。

 国内盤が出ればおそらくレコ芸では断然「特選」となり、年末のレコード・アカデミーでも誌上をにぎわしていたはず(その後国内盤は出た。レコ芸はもちろん特選。しかしその年のアカデミー賞は取らなかった・・・)
 話題の指揮者と人気&実力急上昇のピアニスト(加えて、すでに幻となりつつある憂愁の天才ピアニストとのデュオ!)による、まさに今が旬のブラームスだった。

 豪腕でありながら繊細。
 大胆不敵でありながらどこかはかなげ。
 正確無比でありながら感性豊か。

 アンゲリッシュのピアノは大家を思わせる。

 そしてパーヴォについては今更語る必要もない。今最も上り調子の指揮者がその才能と技量を発揮した万全のバック。
 重厚正統派演奏のように見せながら、いたるところに天才たちの個性豊かな即興的感性を感じさせてくれる。
 決して前世紀演奏の焼き直しではないのが何よりすごい。嬉しい。こんな立派且つ面白い演奏を繰り広げる連中がどんどん現れてきているのだ。

 また天才ブラレイとの絶妙のハンガリー舞曲がこれまたすごい。個性と個性、感性と感性が火花を散らし、高度な形で融合する。
 ああ、なんて素敵なアルバムなんだろう。


ERATO
5189982
\2300
ブラームス:
 ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
 ハンガリー舞曲集(4手のための)(9曲)*
ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ)
フランクフルト放送交響楽団、
パーヴォ・ヤルヴィ指揮
*ニコラ・アンゲリッシュ、
フランク・ブラレイ(ピアノ)
録音:2007年2月5-9日、10月17日




 


V 5413
\2600→\2390
おそるべき存在感
 ワーグナー:オペラ・アリア集/
エフゲニー・ニキーチン
  「さまよえるオランダ人」より
   1. 序曲
   2. 期限はすぎた(第1幕第2場)
  「ローエングリン」より
   3. 第3幕への前奏曲
   4. 起き上がれ!私の恥辱の道連れよ!(第2幕第1 場)*
  「タンホイザー」より
   5. 夕星の歌(第3幕第2場)
  「神々の黄昏」より
   6. ジークフリートの葬送行進曲
  「ワルキューレ」より
   7. さらば、勇気ある輝かしき子よ!
エフゲニー・ニキーチン(バス・バリトン)
ミヒャエラ・シュスター
 (メゾ・ソプラノ(オルトルート役))*
ベルギー王立リエージュフィルハーモニー管弦楽団
クリスティアン・アルミンク(指揮)
 エフゲニー・ニキーチン、初のソロ・アルバムの登場!

 録音:2014年7月14-18日/リエージュ、フィルハーモニック・ホール/74’

 エフゲニー・ニキーチン、初のソロ・アルバムの登場。もちろんプログラムはワーグナー。ゲストとしてローエングリンのオルトルート役には東京・春・音楽祭のワーグナー公演でも来日し圧巻の存在感をみせたミヒャエラ・シュスターが参加、指揮はアルミンクという注目の内容です。
 ニキーチンといえば2012 年のバイロイト音楽祭への出演問題をめぐってのひと騒動がご記憶にある方もあると思いますが、そんな騒動を一息に払拭させるエネルギーに満ちた演奏です。
 もともとニキーチンはゲルギエフに見出された歌い手。マリインスキー歌劇場でワーグナーの諸作品に登場するうちワーグナーに魅了されていったといいます。1973 年生まれのニキーチン、40 代をむかえあぶらが乗ってきていることを実感する充実の歌唱です。







PROFIL


ヴァント&北ドイツ放送響/ブルックナー交響曲集(SACDシングルレイヤー)

 2015年新マスタリングによる初SACD シングルレイヤー化!充実のブルックナー・ライヴ、全6 タイトル。
 ディスク海外プレス、日本語オビ&解説つき、美麗紙製デジパックの愛蔵版仕様。初回完全限定生産

 巨匠ギュンター・ヴァントが長年の手兵、北ドイツ放送交響楽団を指揮して、得意のブルックナーの交響曲を演奏したライヴ録音は、2012 年、14 年に相次いで独Profil よりリリースされて以来、大反響を呼びベストセラーを続けております。
 演奏・録音ともにすぐれた内容として高評価を得ている全6曲を、このたびSACD シングルレイヤー仕様でリリース致します。
 最晩年の孤高の境地を伝えるとして「レコード芸術誌」特選の第8 番をはじめ、すみずみまでヴァントの表現意図を汲む楽団との顔合わせには、やはり格別のものがあるといえるでしょう。
 BMG リリースとは一切重複なしの内容。すべてNDR 提供のオリジナルマスターにより2015 年に新マスタリング。音質面も万全の仕上がりとなっています。
 ドイツでプレスしたディスクを直輸入。国内で日本語オビと解説を製作し、美麗紙製デジパック・パッケージに収めた愛蔵版仕様としました。初回各500 セット完全限定生産品となります。
 写真家木之下晃氏による入魂のポートレイトを前面にあしらった満足度の高い仕上がりとしております。
   ※ これらのディスクはSACD 対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCD プレーヤーでは再生することができません。

KKC 4044
(SACDシングルレイヤー)
\5200
ブルックナー:交響曲第3番 ニ短調 WAB 103
 (ノヴァーク第3稿/ 1889年)
北ドイツ放送交響楽団
ギュンター・ヴァント(指揮)
 録音:1985年12月23日/ハンブルク、ムジークハレにおけるライヴ/ステレオ、輸入盤・日本語帯・解説付、初SACD化
 

KKC 4045
(SACDシングルレイヤー)
\5200
ブルックナー:
 交響曲第4番 変ホ長調 WAB 104《ロマンティック》

  (1878-80年原典版)
北ドイツ放送交響楽団
ギュンター・ヴァント(指揮)
 録音:1996年10月11-13日/ハンブルク、ムジークハレにおけるライヴ/ステレオ、輸入盤・日本語帯・解説付、初SACD化
 

KKC 4046
(SACDシングルレイヤー)
\5200
ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調 WAB 105
 
(原典版)
北ドイツ放送交響楽団
ギュンター・ヴァント(指揮)
 録音:1995年10月8-10日/ハンブルク、ムジークハレにおけるライヴ/ステレオ、輸入盤・日本語帯・解説付、初SACD化
 

KKC 4047
(SACDシングルレイヤー)
\5200
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 WAB 107
 (ハースによる原典版)
北ドイツ放送交響楽団
ギュンター・ヴァント(指揮)
 録音:1999年4月18日-21日/ハンブルク、ムジークハレにおけるライヴ/ステレオ、輸入盤・日本語帯・解説付、初SACD化
 

KKC 4048
(SACDシングルレイヤー)
\5200
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 WAB 108
 (ハース版/ 1884-90年稿)
北ドイツ放送交響楽団
ギュンター・ヴァント(指揮)
 録音:2000 年4月30日-5月3日/ハンブルク、ムジークハレにおけるライヴ/ステレオ、輸入盤・日本語帯・解説付、初SACD化
 

KKC 4049
(SACDシングルレイヤー)
\5200
ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 WAB 109
 (原典版)
北ドイツ放送交響楽団
ギュンター・ヴァント(指揮)
 録音:1998年4月5日‐7日/ハンブルク、ムジークハレにおけるライヴ/ステレオ、輸入盤・日本語帯・解説付、初SACD化




ATOLL(CD−R)


ACD 615
(CD-R)
\2500
ニッキ・チョーイのリサイタル・プログラム。
 ガーシュウィン/ハイフェッツ:3つの前奏曲
 ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ
 プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.80
 ラヴェル:演奏会用狂詩曲《ツィガーヌ》
ニッキ・チョーイ(ヴァイオリン)
スティーヴン・デ・プレッジ(ピアノ)
 ニュージーランドの2013年マイケル・ヒル国際ヴァイオリン・コンクールで第1位に輝いたカナダ出身の若手ヴァイオリニスト、ニッキ・チョーイのリサイタル・プログラム。

 ※Atollは高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

ACD 104
(CD-R)
\2500
ダッドソン:サウンド・トラックス フィル・ダッドソン
 (グループドラム、ヌンドラム、
  ヴォーカル、、他)


.

NIMBUS ALLIANCE(CD−R)


 ※Nimbus Allianceは高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


NI 6307
(CD-R)
\2400→\2190
フェルツマンが奏でる"子供のためのアルバム"。
 シューマン:子供のためのアルバム Op.68
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
 演奏活動禁止という絶望的な状況から、旧ソ連出国を機に不死鳥の如く蘇えった孤高のピニアスト、ウラディミール・フェルツマン。
 その美しいタッチと深遠なピアニズムが、シューマンの「子供のためのアルバム」を、1ページずつ丁寧に、そして温かく奏でていく。
 「子供のためのアルバム」に秘められた芸術性を存分に引き出した名演である。2015年3月の録音。





フェルツマン/スピーク・メモリー
カメラータ CMCD-20070  1CD¥2100


 店主にとってはフェルツマンの中でお気に入りの1枚。

 フェルツマン自身によるプロデュース。
 光り輝いていたヴィルトゥオーゾの若き騎士から、情緒と内面を重視する賢者へ。しかも音楽全体のイメージは「賢者」や「哲学者」なのに、その音色の瑞々しいこと。潤いに満ち、エレガントでぜいたくな響き。ショパンなどの、ややもすると少女趣味的な装飾音符のひとひらひとひらにまで、フェルツマンの細かな神経はいきわたり、心の奥底の変化まで生き生きと表現していく。
 このアルバムは彼の復帰第4弾。
 ただのピアノ小品集と侮るななれ。こんな「トロイメライ」を、こんなショパンのワルツを聴いたことがありますか?

 かつてURTEXT(メキシコ)でリリースされていたものが日本のカメラータから発売になった。


カメラータ東京
CMCD-20070

¥2160

スピーク・メモリー


S.ラフマニノフ:
 [1] 練習曲集 「音の絵」 作品33より 第2番 ハ長調
 [2] 「10の前奏曲」 作品23より 第6番 変ホ長調
 [3] 「ひなぎく」—「6つの歌曲」 作品38より—
F.ショパン:
 [4] マズルカ 変ロ短調 作品24-4
 [5] ワルツ 変イ長調 作品69-1
F.シューベルト:
 [6] アダージョ ホ長調 D.612
R.シューマン/F.リスト:
 [7] 「献呈」
R.シューマン:
 [8] 第7番 「トロイメライ」—「子供の情景」 作品15より—
 [9] 第3番 「孤独な花」—「森の情景」 作品82より—
F.シューベルト/Fリスト:
 [10] 「万霊節の日のための連祷」
J.ブラームス:
 [11] 間奏曲 作品117 第1番 変ホ長調
F.メンデルスゾーン=バルトルディ:
 [12] 「デュエット」 変イ長調 作品38-6—「無言歌集 第3巻」 作品38より—
C.ドビュッシー:
 [13] 「月の光がそそぐテラス」—「前奏曲集 第2集」より—
 [14] 「ヒースの草むら」—「前奏曲集 第2集」より—
A.N.スクリャービン:
 [15] 「アルバムの綴り」 作品45 第1番
E.グリーグ:
 [16] 第1番 「アリエッタ」 変ホ長調 —「抒情小品集・第1集」 作品12より—
 [17] 第2番 「民謡」 ロ短調 —「抒情小品集・第2集」 作品38より—
R.シューマン:
 [18] 第13番 「詩人は語る」—「子供の情景」 作品15より
J.S.バッハ/M.ヘス:
 [19] コラール 「主よ、人の望みの喜びよ」—カンタータ第147番
    「心と口と行いと生きざまもて」BWV147より—

ウラディミール・フェルツマン(P)
 モスクワ音楽院コンサート・ホールでの録音(2000年2月)。


 


NI 6302
(2CD-R/特別価格)
\4800→\4390
ユリウス・ベルガー(チェロ)
 インスパイアード・バイ・バッハ

 J.S.バッハ/コダーイ:前奏曲とフーガ ニ短調 BWV.853
 シャクトナー:レリーフ第3番
 J.S.バッハ:コラール《わが心からの望み》
 ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38(4楽章版)
 ブラームス/ギュルスヒンク:《ひっそりと月が昇る》による変奏曲
 J.S.バッハ:カンタータ第106番《神の時は最上の時なり》
 J.S.バッハ/コダーイ:3つのコラール
 ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69より Allegro ma non tanto
 J.S.バッハ:《ヨハネ受難曲》より すべては成就した
 レーガー:チェロ・ソナタ イ短調 Op.116、アリア Op.103a-3
ユリウス・ベルガー(チェロ)
オリヴァー・カーン(ピアノ)
 ヤニグロとロストロポーヴィチから教えを受けたドイツのベテラン・チェリスト、ユリウス・ベルガー。
 ベルガーが銘器ロジェーリのチェロで奏でるJ.S.バッハの音楽からインスパイアされた作品集は、特に"4楽章"によるブラームスの「チェロ・ソナタ第1番」が聴きどころ!

 2013年&2014年の録音。
 
NI 6305
(CD-R)
\2400
シュテファン・ワジツキ
 左手のためのピアノ作品集

 J.S.バッハ/ワジツキ:半音階幻想曲ニ短調 BWV.903
 サン=サーンス:左手のための6つの練習曲 Op.135
 ブリッジ:3つの即興曲
 リパッティ:ソナチネ
 フランツ・シュミット:左手のためのトッカータ
 スクリャービン:左手のための前奏曲と夜想曲 Op.9
 T.K.マレイ:ポストリュード
 J.S.バッハ/ブラームス:シャコンヌ ニ短調 BWV.1004
シュテファン・ワジツキ(ピアノ)
 サンフランシスコ音楽院でピアノを学び、ソリスト、教師として活躍の最中、右手を神経疾患に侵されてしまい、両手での演奏が困難となってしまったシュテファン・ワジツキ。
 この「左手のための作品集」は、困難を乗り越え、左手のピアニストとして再起したワジツキのピアノの情熱への結晶である。

 2014年4月の録音。



 

ORLAND RECORDS


OR-15
\2100
ザビーネ・ヴェーヤー:IMAGES
 1-3.クロード・ドビュッシー(1862-1918):映像第2集
  <葉末を渡る鐘の音/
   そして月は荒れた寺院に落ちる/金色の魚>/
 4-12.ジャン・フィリップ・ラモー(1683-1764):組曲 イ短調-イ長調
  <前奏曲/アルマンド/第2アルマンド/クラント/
   サラバンド/ジグ/ヴェネツィアの女/ガヴォット/メヌエット>/
 13-15.ドビュッシー:映像第1集
  <水に映る影/ラモーを讃えて/運動>
ザビーネ・ヴェーヤー(ピアノ)
録音 2015年2月20-22日 オーストリア ウィーン,コンツェルトハウス トンツァウバー・スタジオ
 1988年ルクセンブルク生まれのピアニスト、ザビーネ・ヴェーヤーによるこのアルバムは、ラモーとドビュッシー、2人のフランス音楽の作曲家の作品集です。
 ドビュッシーがラモーについて、格別の思いを抱いていたことは「映像」第1集の「ラモーを讃えて」でも明らかですが、このアルバムでは、フランス音楽の持つ優美さと華やかさ、そして捉えどころのない柔らかさ…のようなものが美しく表現されています。
 典雅なイメージの強いラモーの作品も、ペダルを使い音の輪郭をいささか曖昧にすることで、不思議な響きが生まれることに気がつくでしょう。幾重にも広がる音の波紋が見えてくるような演奏です。
 
OR-17
\2100
マリア・ヴァルツアー:profundum
 1.ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ ホ長調 K135/L224/P23/
 2.スカルラッティ:ソナタ ヘ短調 K466/L118/P501/
 3.スカルラッティ:ソナタ イ短調 K149/L93/P241/
 4-6.W.A.モーツァルト(1756-1791):
  ピアノ・ソナタ 第12番 ヘ長調 K332/
 7-9.ベートーヴェン(1770-1827):
  ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調「月光」Op.27-2/
 10.ニコライ・メトネル(1880-1951):おとぎ話 Op.26-1 変ホ長調/
 11.メトネル:おとぎ話 Op.26-3 ヘ短調/
 12-16.アレクサンドル・スクリャービン(1872-1915):24の前奏曲 Op.11から
  <第2番 イ短調/第6番 ロ短調/
   第11番 ロ長調/第14番 変ホ短調/第22番 ト短調>
マリア・ヴァルツァー(ピアノ)
録音 2014年 オーストリア ウィーン,バウムガルテン, ヴェニューカジノ
 モスクワで生まれ、1990年からウィーンで活躍しているピアニスト、マリア・ヴァルツァー(マリア・ラスツェテーワ)のリサイタル・アルバム。タイトルのprofundumとは、「深い淵」といった意味を持ち、スカルラッティからスクリャービンまで、深刻さと親密さを備えた作品を並べ、聴き手の想像力を刺激します。
 スカルラッティでの軽やかなタッチと、メトネルやスクリャービンでの重厚なタッチの違いは、このピアニストの才能が並々ならぬものであることを証明しています。名手パウル・バドゥラ・スコダが賞賛した才能です。
  

OR-19
(2CD)
\2100
Auf!-
<CD1>
 Auf!-サウンドトラック/
<CD2>
 1.シューベルト(1797-1827):さすらい人 D489/
 2.シューベルト:愛の使い D957-1/
 3.ブラームス(1833-1897):野の寂しさ Op.86-2/
 4.ジェラルド・フィンジ(1833-1897):それは恋する若者とその彼女/
 5.リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):ひそやかな誘い Op.27-3/
 6.クロード・ドビュッシー(1862-1918):私の心は涙で濡れる/
 7.ブラームス:日曜日 Op.47-3/
 8.サミュエル・バーバー(1833-1897):雨は降り続く/
 9.リヒャルト・シュトラウス:明日に Op.27-4/
 10.フォーレ(1845-1921):ゆりかご Op.23-1/
 11.シューベルト:舟人 D536/
 12.シューマン(1810-1856):わが苦悩の美しいゆりかご Op.24-5/
 13.シューベルト:ブルックにて D853/
 14.マーラー(1860-1911):恋人が結婚式を挙げるとき/
 15.シューベルト:アトラス D957-8/
 16.ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):放浪者/
 17.シューベルト:さすらい人の夜の歌 D768/
 18.シューマン:古い童話の中から Op.48-15/
 19.シューベルト:冬の夜 D938
クレメンス・ケルブル(バリトン)/
アンドレアサウ・トイフェル(ピアノ)/
ペーター・レーズナー(サウンド・デザイン)
録音 2014年10-26日 オーストリア ゼーフェルト,カピテルザール
 音楽と物語…このアルバムは、まるでラジオ・ドラマを聴くときのように、聴き手は各々の想像力を極限まで研ぎ澄ませて、その表現する世界を受け止める必要があります。
 サウンド・デザインを受け持つペーター・レーズナーは薫り高いドイツ・リートの名曲を丹念に選び出し、これらを並べながら、そこに自然の音と、生活の音(時にはショッキングな音も含まれます)を併せていきます。
 聴き手は自然に触れ、または生と死の狭間に置かれながら、「どこかへ」悠然たる旅をすることになります。
 バリトンのケルブルは、表現力豊かな美しい声が魅力的です。CD1はドラマ仕立てですが、CD2は使われた歌だけが収録された「リサイタル・アルバム」として聴くことができます。




PALADINO 


PMR-49
\2100
フランシス・プーランク:室内楽作品集
 1-3.ヴァイオリン・ソナタ FP119(1943/1949)/
 4-6.フルート・ソナタ FP164(1957)/
 7-12. 15の即興曲(1932-1959)から
  <第1番:ロ短調/第3番:ロ短調/第5番:イ短調/
   第7番:ハ長調/第8番:イ短調/第10番:ヘ長調>/
 13-16.2台ピアノのためのソナタ FP156(1953)
コーリャ・レッシング(ヴァイオリン)…1-3/
ヘンリク・ヴィーゼ(フルート)…4-6/
エヴァ=マリア・メイ(ピアノ)…1-7.9.10.13-16/
アレクサンダー・ヴィーナンド(ピアノ)…8.11-16
録音 2014年8.9月,2015年3.4月 バド・キッシンゲン ロッシーニ・ザール…1-3, ビュルツブルク 高等音楽院 大ホール…4-6.13-16, バイロイト スタイングレーバー,カンマームジクザール…7-12
 “軽妙洒脱”と称されるプーランクの室内楽作品の中でも、とりわけ美しいフルート・ソナタと、ヴァイオリン・ソナタ、この2曲を中心に、ピアノのための即興曲と、2台ピアノのためのソナタを組み合わせたアルバムです。
 作曲家自身のピアノ、ジャン=ピエール・ランパルのフルートによって初演された「フルート・ソナタ」は短いながらも、プーランク(1899-1963)の個性が漲る作品であり、20世紀のフルート・ソナタの最高傑作とも言われています。
 ヴァイオリン・ソナタは彼の友人であったガルシア・ロルカの思い出のために書かれたもので、この曲には軽妙さはあまり感じられず、特にロルカの詩が添えられた第2楽章からは、涙の雨が降り注ぐかのような悲痛な音楽を聴くことができます。
 それに引き換え、第15番が有名な「即興曲」(ここでは第15番は演奏されていませんが)は、まさにファンタジーの飛翔であり、自由な感性を楽しめます。2人のアメリカ人ピアニストのために書かれた2台ピアノのためのソナタも、彼の代表作と言えるものです。4人の名手による納得の演奏で。
 

PMR-64
\2100
ロバート・スターク:クラリネット協奏曲集
 1.クラリネット協奏曲 第2番 ヘ長調 Op.13/
 2.クラリネットのための理論と実践方法 Op.49-
  ワルツ・カプリッチョ/
 3.クラリネットと管弦楽のためのロマンス Op.1/
 4-6.クラリネット協奏曲 第3番 ニ短調 Op.50
ディミトリー・アシュケナージ(クラリネット)/
ハンブルク・シンフォニカー/
ディヴィッド・クルティス(指揮)
録音 2001年3月6-8日 ドイツ ハンブルク,フリードリヒ・ヘーベルト・ハレ
 近代クラリネットの発展と技術上達に尽力した作曲家ロバート・スターク(1847-1922)の作品集です。
 しかし、彼が書いたクラリネットのための教則本は広く使われているにも拘わらず、現在、彼の書いた協奏曲などを耳にすることはまずありません。
 そんなスタークの作品を演奏しているのは、名手ディミトリー・アシュケナージ。技術の粋を極めた聞き応えのある協奏曲は、歴史に埋もれさせておくにはもったいない名曲です。
 


PMR-66
(2CD)
\2800→\2590
シェーンブルン宮殿オーケストラ作曲家
 グイド・マンクーシ:管弦楽作品集

<CD1>
 1-4.弦楽オーケストラのための組曲(on“BeAeSeF”)
  <序曲/ルンバ/ワルツI&ワルツII(交互に)/クィック・ステップ>/
 5-6.トランペット協奏曲/7.管弦楽のための協奏曲/
<CD2>
 1.古風なスタイルによるギャロップ 第3番/
 2.古風なスタイルによるポルカ 第1番/
 3.古風なスタイルによるポルカ・シュネル 第2番/
 4.古風なスタイルによるワルツ 第6番/
 5.古風なスタイルによるフランス風ポルカ 第5番/
 6.古風なスタイルによるポルカ・シュネル 第8番/
 7.古風なスタイルによるポルカ・シュネル 第10番/
 8.古風なスタイルによるポルカ・シュネル 第9番/
 9.管弦楽のための祝祭幻想曲「トンシュピール」
ジョー・ホフバウアー(トランペット)…CD1:5-6/
PAN ヨーロピアン・フィルハーモニア…CD1:1-6,CD2:1-3.5-8/
ブダペスト・コンサート管弦楽団 MAV…CD1:7/
シェーンブルン祝祭管弦楽団…CD2:4/
ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団…CD2:9/
グイド・マンクーシ(指揮)
録音 2004年1月24日,5月22-28日,2015年4月23日 ワルシャワ ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ, ブダペスト フランツ・リスト・アカデミー, ウィーン コンチェルトハウス 大ホール, ウィーン BGハーゲンミュラーガッセ
 イタリア人作曲家の父と、ウィーンの歌手の母の元に生まれたマンクーシ(1966-)は、父の親友であったニーノ・ロータからピアノのレッスンを受けるなど、恵まれた少年時代を送りました。
 しかし、父が早くに亡くなってしまったため、母は2人の子どもを連れてウィーンに戻ることとなります。マンクーシはウィーン少年合唱団のソリストを務め、その後はウィーン音楽院でファゴットと歌を学び、作曲ではヒンデミットについての論文を記すなど、若いうちからその才能が嘱望されていました。
 その後は数々の劇場で指揮をし、またアンサンブルを立ちあげるなど、ウィーンの音楽を広めることに力を注いでいます。
 1998年以降はシェーンブルン宮殿オーケストラの作曲家として、また優れた合唱指揮者として、世界各国で活躍しています。
 このアルバムには、そんな彼の楽しい作品がたっぷり収録されています。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ORFEO D’OR


=ザルツブルク音楽祭ライヴ=



ORFEOR 908152
(2CD)
特別価格\4000→\3690
ウィーン国立歌劇場総監督時代
 マゼール1983年の「フィデリオ」

  ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」(全曲)
トム・クラウセ(バリトン:ドン・フェルナンド)
テオ・アダム(バス:ピツァロ)
ジェームズ・キング(テノール:フロレスタン)
エヴァ・マルトン(ソプラノ:レオノーレ)
オーゲ・ハウグランド(バス:ロッコ)
リリアン・ワトソン(ソプラノ:マルツェリーネ)
トマス・モーザー(テノール:ヤキーノ)ほか
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ロリン・マゼール(指揮)
 録音:1983年8月5日/ザルツブルク祝祭大劇場(ステレオ・ライヴ)/138’20”

 1983 年のザルツブルク音楽祭で、ロリン・マゼールがウィーン・フィルを指揮してベートーヴェンの「フィデリオ」を演奏したステレオ・ライヴ録音が登場します。
 前年のプレミアの好評を受けての再演となるマゼールの「フィデリオ」は、8 月5 日公演初日の模様を収めたもので、歌手の顔触れもほぼ同じで粒ぞろい(1982 年はフロレスタンがライナー・ゴルトベルク、ヤキーノがイェスタ・ヴィンベルイ)。クラウセのドン・フェルナンド、アダムのピツァロ、キングのフロレスタンほか、ドラマティック・ソプラノとして当時売り出し中だったマルトンのレオノーレと、キャストもはまっています。
 この年のザルツブルク音楽祭は、カラヤンの「ばらの騎士」、ムーティの「コジ・ファン・トゥッテ」と、同じウィーン・フィルを相手にぜいたくなプログラムが話題を集めましたが、ようやくソフト化されるこの「フィデリオ」もまた、ウィーン国立歌劇場音楽監督時代(1982-84) のマゼールの真価を伝える貴重なドキュメントといえ、同じ年の2 月のウィーンでの公演「ファルスタッフ」(ORFEOR783092) と並んで、ここでもマゼールの天才的な指揮ぶりを堪能することができます。


=バイロイト音楽祭ライヴ=



ORFEOR 917154
(4CD)
\8000→\7290
バイロイト音楽祭1960年の「マイスタージンガー」
 クナッパーツブッシュ、グラインドル、ヴィントガッセン

  ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(全曲)
ヨゼフ・グラインドル(バリトン:ハンス・ザックス)
テオ・アダム(バス:ポーグナー)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール:ヴァルター)
カール・シュミット=ヴァルター(バリトン:ベックメッサー)
ヴィルフリート・クルーク(テノール:フォーゲルゲザング)
ゲルハルト・シュトルツェ(テノール:ダヴィッド)
エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ:エファ)
エリーザベト・シェルテル(アルト:マグダレーナ)
ルートヴィヒ・ヴェーバー(バス:コートナー)ほか
バイロイト祝祭管弦楽団
バイロイト祝祭合唱団
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
 アーカイヴよりついに正規リリース!クナッパーツブッシュ、グラインドル、ヴィントガッセン。バイロイト音楽祭1960年の「マイスタージンガー」

 録音:1960年7月23日/バイロイト祝祭劇場(モノラル・ライヴ)/280’29”

 1960 年バイロイト音楽祭開幕公演のクナッパーツブッシュ指揮の「マイスタージンガー」がORFEO より正規リリース。
 バイロイトにおけるザックス役デビューとなったグラインドルをはじめ、ヴィントガッセン、グリュンマーらが集った1960 年の公演は、数あるクナッパーツブッシュによる「マイスタージンガー」のなかでもひときわ豪華なキャストが目を引く内容として以前よりたいへん有名なもの。過去に複数のレーベルよりリリースされていましたが、すべて廃盤で入手難の状態が続いていましたので、このたびのリリースは朗報といえるでしょう。



<メジャー・レーベル>

DG



479 4959
\2300→\2090
《ローランド・ビリャソン/ベルカントの宝物》
 ベッリーニ:
  1) 喜ばせてあげて, 2) マリンコニア、やさしいニンファ,
  3) 優雅な月よ, 4) 戻っておくれ、美しきフィッリデよ/
 ヴェルディ:
  5) ああ悲しみの聖母様, 6) 墓に近寄るな, 7) あわれな男, 8) 神秘/
 ドニゼッティ:9) 不吉な死, 10) 一滴の涙(祈り), 11) ため息, 12) 母と子/
 ロッシーニ:
  13) 亡命者, 14) 踊り〜ナポリのタランテラ,
  15) へだたり, 16) 2声のためのティラーナ
ローランド・ビリャソン(テノール),
マルコ・アルミリアート(指揮)
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団,
チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ:16)
 歌の原点に立ち返った卓越した表現力
 一時期の不調を乗り越え、最近ではオペラの演出も手掛け始めたというメキシコのテノール、ローランド・ビリャソン。秋にはロイヤル・オペラの来日公演にも出演予定、ますます目の離せない人であることは間違いありません。
 そんな彼の最新アルバムは、まさに歌の原点に立ち返ったかのようなベッリーニ、ドニゼッティ、ヴェルディ、ロッシーニの珠玉の歌曲を集めたものです。
 抒情的なベッリーニ、ドラマティックなヴェルディ、諧謔的なロッシーニと、歌の持ち味も多彩ですが、もとより卓越した表現力に定評のあるヴィリャソンのこと、どの曲も説得力たっぷりの歌唱を聞かせています。「2声のためのティラーナ」ではバルトリも参加。極上のデュエットが楽しめます。
 《録音》2014年9月, フィレンツェ・オペラ劇場(デジタル:セッション)
 
479 5440
(2CD)
\2400

《ラン・ラン/
  モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト作品集ベスト・アルバム》


【CD1】
 1) ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調Hob.XVI:50[2003年録音],
 2) ハイドン:ピアノ・ソナタ ホ長調Hob.XVI:31[2000年録音],
 3) モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330[2005年録音],
 4) ベートーヴェン:四手のためのソナタ ニ長調Op.6
   with クリストフ・エッシェンバッハ[2007年録音],
 5) シューベルト:幻想曲ハ長調「さすらい人」D.760[2003年録音]/
【CD2】
 ベートーヴェン:
  1) ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15,
  2) ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58〜
   クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)パリ管弦楽団[2007年録音]
ラン・ラン(ピアノ)
 ドイツ作品に真摯に向き合うラン・ラン!
 派手なパフォーマンスで聴き手を虜にするラン・ランですが、当盤はこれまでDGに録音してきたものから、ドイツの古典派からロマン派作品を集めた2枚組。そこには、意外なほどに真摯な彼の姿を見出すことができます。
 単純そうに見えて、多くの仕掛けが施されたハイドンのピアノ・ソナタ。純粋に美しいモーツァルトのピアノ・ソナタ。劇的な内容を持つシューベルトの「さすらい人」での闊達なピアニズム。
 そして大指揮者であり名ピアニストでもあるエッシェンバッハと競演したベートーヴェンの協奏曲では、先達をリスペクトしながらも、自身を際立たせるというラン・ランらしい粒立ちのはっきりした演奏を繰り広げています。





DECCA


478 8435
\2300→\2090

実際のジャケットとは異なります。
ヴァレンティーナ・リシッツァ
 《スクリャービン:ニュアンス〜ピアノ作品集》

 スクリャービン:
  1) ワルツ ヘ短調Op.1, 2) 3つの小品Op.2〜第2番前奏曲ロ長調,
  3) 夜想曲変イ長調WoO.3, 4) スケルツォ変ホ長調WoO.4,
  5) スケルツォ変イ長調WoO.5, 6) ワルツ嬰ト短調WoO.7,
  7) ピアノ小品変ロ短調Anh.16, 8) フーガ ヘ短調WoO.13,
  9) 3つの小品Op.2〜第3番マズルカ風即興曲,
  10) マズルカ ヘ長調WoO.16, 11) マズルカ ロ短調WoO.15,
  12) フーガ ホ短調WoO.20,
  13) 左手のための2つの小品Op.9〜第2番夜想曲,
  14) 練習曲Op.8〜第12番(alternative version)WoO.22,
  15) 即興曲Op.14〜第1番, 16) 即興曲Op.14〜第2番,
  17) 演奏会用アレグロOp.18, 18) ポロネーズ 変ロ短調Op.21,
  19) 詩曲 変ニ長調Op.41, 20) スケルツォOp.46,
  21) 2つの小品Op.59〜第1番詩曲,
  22) 3つの練習曲Op.65〜第2番アレグレット,
  23) 3つの練習曲Op.65〜第3番モルト・ヴィヴァーチェ
ヴァレンティーナ・リシッツァ(ピアノ)
 リシッツァの強烈な個性と表現力が光る新録音!
 すでに“大家の名声”をほしいままにしているピアニスト、ヴァレンティーナ・リシッツァの最新録音は2015年に没後100年の記念年を迎えたスクリャービンの小品集です。
 随所に「神秘和音」と呼ばれる独特の響きを用いた彼の作品は、単なるワルツやスケルツォといった一般的なタイトルを付されたものであっても、独自の官能性と、悪魔的な諧謔性を秘めていて、これらを過不足なく表現するためには、高度なテクニックだけでなく、ピアニストの強烈な個性と表現力が必要とされます。
 もともとリストやラフマニノフを得意とする彼女にとって、それはお手の物。スクリャービンの極彩色の音を鮮やかに体感させてくれる名演です。

 なお、この録音は4月に発売された18枚組スクリャービン全集ボックス(478 8168)にも先行収録されています。
 《録音》2014年12月, UK, スネイプ、ブリテン・スタジオ(デジタル:セッション)


Scriabin Sonata Fantasy No.2 Op 19 の映像が観られます。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=PhJ6odCdp0M



最近のリシッツァだとやはりこれが圧倒的に売れてます
ショパン/エチュード

478 7697
\2300→\2090
リシッツァ/ショパン&シューマン
 ショパン:
  12の練習曲 作品10 /
  12の練習曲 作品25
 シューマン:交響的練習曲 作品13
ヴァレンティーナ・リシッツァ(ピアノ)

 美しき響きで魅了するエチュード!

 新時代のピアニスト、ヴァレンティーナ・リシッツァによるショパンの練習曲集とシューマンの交響的練習曲集。
 85分超の長時間収録ディスク。
 Youtubeの公式チャンネルは7100万回以上の再生というインターネット界で最も知られたクラシック・ピアニストによるエチュード・アルバム!
 前作、異色ともいえるナイマンの美しいメロディと戯れた後に、当盤はショパンの練習曲とシューマンの交響的練習曲を収録し、豊かな中低音の響きで聴き手を魅了します。

 リシッツァはYoutubeにもショパンを弾いた映像をいくつかアップしています。
https://www.youtube.com/watch?v=ROVy9PC8_8A&list=PL08FF1714185695DA
 Deccaの優秀録音が録らえた馥郁たる内声の中音域を味わいつつ、Youtubeで演奏シーンを堪能するという現代ならではの楽しみを提供してくれます。

 録音:2014年6月18-21日 ノイマルクト、ライトシュターデル


 .


478 8416
\2300→\2090
アリサ・ワイラースタイン
《ラフマニノフ, ショパン:チェロ・ソナタ集》

 ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調Op.19, ヴォカリーズOp.34-14
 ショパン:
  チェロ・ソナタ ト短調Op.65, 序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調Op.3,
  練習曲第7番Op.25-7(フランショーム編)
アリサ・ワイラースタイン(チェロ),
イノン・バルナタン(ピアノ)
 ワイラースタインの濃厚なロマンティシズムが光る
 2015年の来日公演では「エルガーのチェロ協奏曲」を恐ろしいまでの集中力と美しい音色で聞かせてくれたワイラースタイン。テレビでも放映され、彼女の虜になった人も多いことでしょう。
 今回のアルバムでは、ラフマニノフとショパンの作品を熱演。各々のチェロ・ソナタは、どちらもピアノ・パートの比重が高く、よく歌うチェロと雄弁なピアノの応酬が聴き手を圧倒します。
 ワイラースタインは濃厚なロマンティシズムを漂わせてピアノのバルタナンと対峙しており、ヴォカリーズ、練習曲第7番でのすすり泣くような歌も心に響きます。
 《録音》2014年11月, ベルリン、テルデックス・スタジオ(デジタル:セッション)





DECCAデビュー盤
鮮烈でした!

4782735
\2300→\2090
大型新人、アリサ・ワイラースタイン、DECCAデビュー!
 エルガー&カーター:チェロ協奏曲集

  ①エルガー:チェロ協奏曲ホ短調作品85
  ②カーター:チェロ協奏曲
  ③ブルッフ:コル・ニドライ
アリサ・ワイラースタイン(チェロ)
シュターツカペレ・ベルリン
指揮:ダニエル・バレンボイム
 バレンボイムの秘蔵っ子、ワイラースタイン、デッカ・デビュー盤!
 1982年生まれのアメリカ人女流チェリスト、アリサ・ワイラースタインのDecca移籍第1弾。
 バレンボイム指揮ベルリン・シュターツカペレの伴奏でエルガーとカーターのチェロ協奏曲を収録。録音:2012年4月、8月 ベルリン、フィルハーモニー

 1982年生まれのアメリカ人女流チェリスト、アリサ・ワイラースタイン。クリーヴランド弦楽四重奏団の創設者でヴァイオリン奏者のドナルド・ワイラースタインを父にもち、4歳からチェロをはじめ、13歳でクリーヴランド管弦楽団と共演し本格的にデビューしました。その後、数々のメジャー・オーケストラと共演。その活躍ぶりが指揮者ダニエル・バレンボイムの目にとまり、2010年5月にはベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサートに出演。ダニエル・バレンボイムと共にエルガーのチェロ協奏曲を共演し大絶賛されました。かつて偉大なチェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレと夫婦であったバレンボイムにとって、デュ・プレの十八番であったエルガーのチェロ協奏曲は特別な作品。バレンボイムがデュ・プレの死後この作品で初めて共演したチェリストがワイラースタインであり、バレンボイムがどれだけ彼女の才能に惚れ込んだかが伝わってきます。今回の録音はバレンボイムが手兵を従え、ベルリンで録音されたもの。ワイラースタインの豊かなチェロの音が、ホール全体に響き渡っています。



 


478 8422
\2300→\2090

カウンターテナー
 マックス・エマニュエル・チェンチッチ
 《ナポリ楽派の知られざるアリア集》

 1) ニコラ・ポルポラ:歌劇『ポリフェーモ』より
  「Quel vasto quel fiero」,
 2) レオナルド・レーオ:歌劇『デメトリオ』より
  「Dal suo gentil sembiante」,
 3) レオナルド・ヴィンチ:歌劇『エラクレア』より
  「In questa mia tempesta」,
 4) アレッサンドロ・スカルラッティ:歌劇『幸運な囚人』より
  「Miei pensieri」,
 5) アレッサンドロ・スカルラッティ:歌劇『カンビーゼ』より
  「Tutto appoggio il mio disegno」,
 6) ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ:歌劇『オリンピアーデ』より
  「L’infelice in questo stato」,
 7) レオナルド・レーオ:歌劇『Scipione nelle Spagne』より
  「Non fidi al mar che freme」,
 8) レオナルド・レーオ:歌劇『シファーチェ』より「No, non vedete mai」,
 9) アレッサンドロ・スカルラッティ:歌劇『ティグラネス王』より
  「Care pupille belle」,
 10) ニコラ・ポルポラ:歌劇『ゲルマーニアのゲルマニコ』より
  「Qual turbine che scende」,
 11) アレッサンドロ・スカルラッティ:歌劇『マクシムス・プピエヌス』より
  「Vago mio sole」,
 12) ドメニコ・アウレッタ:
    チェンバロ、2台のヴァイオリン、通奏低音のための協奏曲ニ長調
マックス・エマニュエル・チェンチッチ(カウンターテナー)
マクシム・エメリャニチェフ(指揮&チェンバロ)
イル・ポモドーロ(ピリオド楽器オーケストラ)
 器楽の超絶技巧に勝るチェンチッチの圧倒的な歌唱
 クロアチア、ザグレブ生まれのカウンターテナー歌手エマヌエル・チェンチッチによるバロック・アリアの知られざる佳曲を集めたアルバムです。
 幼い頃から歌手として才能を発揮したチェンチッチは、ウィーン少年合唱団のソリストとして、その後は卓越したカウンターテナーとして、バロック・オペラから現代作品まで幅広く活躍しています。
 今回のアルバムでは、18世紀にオペラの発展に尽くした「ナポリ楽派」の作品を絶唱しています。当時カストラートによって歌われたこれらの作品は、まるで楽器のように声を操るもので、目を見張るばかりの超絶技巧や豊かな感情表現が凝らされています。
 「ベルカント」とは全く違う様式と味わいで、歌に対する概念が覆されるほどの衝撃を与えてくれる一枚です。
 《録音》2015年2月, ルガーノ、ヴィラ・サン・フェルモ(デジタル:セッション)
 

478 7471
(3CD)
\3600
シャイー&ゲヴァントハウス/ブラームス:交響曲全集(通常版)
 ブラームス(1833-1897):
  交響曲全4曲、
  間奏曲(クレンゲル編)Op.116-4&Op.117-1*
  ハイドンの主題による変奏曲、大学祝典序曲、悲劇的序曲
  愛の歌 (管弦楽版)Op.52&65より、
  ハンガリー舞曲第1,3,10番(オーケストレーション:ブラームス編)
  交響曲 第1番:第2楽章:Andante (初演版)、
  交響曲 第4番:もうひとつの冒頭
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
指揮:リッカルド・シャイー
 堅牢な伝統に新風が吹きこまれたブラームス交響曲全集が通常版に!
 ベートーヴェンに続き、伝統あるオーケストラに新風を吹き込むシャイーのブラームスの交響曲全集が通常版でも登場。交響曲全曲といくつかの管弦楽曲に、世界初録音となる間奏曲(ピアノ曲からの編曲)やブラームス自身のオーケストレーションによるワルツ集《愛の歌》を収録。
 さらには、交響曲第1番第2楽章の初演版、あとから削除された交響曲第4番の冒頭など、資料的価値の高い録音も収録されています。
*世界初録音:クレンゲル編による間奏曲作品116の4&117の1*
  録音:2012年5月&10月、2013年5月 ライプツィヒ ゲヴァントハウス
 

478 8994
(7CD)
\8000
シャイー&ゲヴァントハウス/ブラームス:交響曲、管弦楽曲+協奏曲全集
ブラームス(1833-1897):
CD1-3 
 【録音:2012年5月-2013年5月 ライプツィヒ ゲヴァントハウス】
  交響曲全4曲、ハイドンの主題による変奏曲、
  間奏曲(クレンゲル編)Op.116-4&Op.117-1
  大学祝典序曲、悲劇的序曲、愛の歌 (管弦楽版)Op.52&65より、
  ハンガリー舞曲第1,3,10番(ブラームス編)
  交響曲 第1番:第2楽章:Andante (初演版)、
  交響曲 第4番:もうひとつの冒頭
CD4 【録音:2014年5月 ライプツィヒ ゲヴァントハウス】
 セレナード第1番&第2番
CD5 【録音:2013年5月、2008年8月 ライプツィヒ ゲヴァントハウス】
 ヴァイオリン協奏曲(レオニダス・カヴァコス:Vn)、
 二重協奏曲(ヴァディム・レーピン:Vn,トルルス・モンク:Vc)
CD6-7 【録音:2005年11月、2006年2月 ライプツィヒ ゲヴァントハウス】
 ピアノ協奏曲第1番&第2番(ネルソン・フレイレ:P)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管
指揮:リッカルド・シャイー
 シャイーがゲヴァンとハウス管と共に編み上げたブラームス:管弦楽作品がセットに!
 前出の3枚組交響曲全集にセレナード集、カヴァコスをソリストに迎えたヴァイオリン協奏曲、ネルソン・フレイレとの滋味あふれるピアノ協奏曲2曲、DGからリリースされていたレーピン&モンクによるヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲を収録した贅沢な7枚組。





<国内盤> 


SONAR


SONARE 1029
\2400+税
高橋愉紀/リサイタル・ライブ 2009,2011,2015
 (1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 Op.13「 悲愴」
 (2)ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO.57
 (3)ショパン:ノクターン第4番 ヘ長調 Op.15-1
 (4)ショパン:ノクターン第20番 嬰ハ短調 遺作
 (5)ドビュッシー:「版画」
 (6)リスト(シューベルト):「12の歌」より“春のおもい”
 (7)リスト(シューベルト):「美しき水車小屋の娘」より“水車職人と小川”
 (8)リスト(バッハ):
  カンタータ「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」の通奏低音と、
  ロ短調ミサ「十字架につけられ」による変奏曲
高橋愉紀(ピアノ)
 録音:(6)-(8)2009年7月13日&⑤2011年7月22日/横浜みなとみらい(小ホール)、(1)-④(4)2015年5月22日/東京オペラシティ(リサイタルホール)/DDD、78’07”

 ヨーロッパで活躍するピアニスト高橋愉紀の2009 年、2011 年、2015 年のリサイタルからベートーヴェン、ショパン、ドビュッシー、リストの作品を収録しました。
 「今までの演奏会を振り返り、その時その時に全力をかけて準備した演奏の記録を、皆様に聞いて頂きたいと思います。(高橋愉紀)

 高橋愉紀(ピアノ)
 ドイツ在住。江戸弘子、土肥由美子、中野洋子、室井摩耶子、パウル・バドゥラ=スコダ、オレグ・マイセンベルグ、ゲルハルト・ゲレットシュレーガーの各氏に師事。2013 年5 月横浜みなとみらい小ホールリサイタルのライブCD(SONARE 1018)好評発売中。





















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