≪第84号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その10 2015/11/24〜
マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル
国内盤
映像 |
11/27(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
COVIELLO CLASSICS
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ドイツ、イギリス、アメリカのクリスマスキャロル集
さやかに星はきらめき/コヴェントリー・キャロル/
御使い歌いて/クリスマス/荒野の果てに/
クリスマスツリー/茨の森のマリア/もろびと声あげ/
エサイの根より/ザ・クリスマスソング/
レット・イット・スノー/ホワイトクリスマス/
あなたに楽しいクリスマスを/きよしこの夜/
他 |
アンサンブル・ヴォーカルツァイト
ホルガー・マークス(テノール)
マルクス・シュック(テノール)
マイケル・ティム(バス)
オリバー・ゴーリック(バス)
ユディット・シモニス(アルト)
[トラック(11)(16)のみ]
フィリップ・メイヤーズ(ピアノ) |
クリスマスキャロルで巡る、ドイツ、イギリス、アメリカのクリスマス
録音:2015 年6 月1 日-4 日/54'' 42
今年もクリスマスが近づいてきました。街も人々の心も浮き立つこの季節、COVIELLO
からクリスマスがいっぱい詰まったCD の登場です。
ドイツ語圏、イギリス、アメリカのクリスマスキャロル全21
曲がおさめられたこのCD では、「クリスマス」という1つの文化的、宗教的な根を共有したそれぞれの国が独自に作り上げたクリスマスを音楽でたっぷり堪能できます。
イギリスのキャロルでは中世の宗教劇から伝わる敬虔なメロディや、有名なイギリス民謡「グリーンスリーブス」に聖書の情景をうたった歌詞をつけたものなどを聴くことができますし、ドイツのものではオペラ「ヘンゼルとグレーテル」で有名なフンパーディンクをはじめとする作曲家たちが歌曲として作曲したクリスマスキャロルに加え、日本でも「荒野の果てに」として有名なクリスマスソングがドイツ語で歌われます。そしてアメリカのものはおなじみのクリスマス定番曲「レット・イット・スノー」や「ホワイトクリスマス」などなど。
アンサンブル・ヴォーカルツァイトの心洗われる重唱とユディット・シモニスの温もりのあるアルト(
トラック⑪、⑯のみ)、そしてイギリス、アメリカのキャロルの秀逸な編曲も手掛けたフィリップ・メイヤーズのきらめくようなピアノで奏でられるキャロル集、これからの季節にぜひとも聴きたい一枚です。 |
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ルネサンスギターの魅力〜愛の戦い
アリーチェ・ボルチアーニとドミニク・ヴェラールの歌声
1 グレゴワール・ブレサン:鶴のファンタジー
2 アドリアン・ル・ロワ:わが罪と憂い
3 ギョーム・モルラーユ:道化師たち
4 ジャック・アルカデルト:マルゴはブドウ畑へ
5 アルベール・ド・リップ:ファンタジーII
6 ニコラ・ド・ラ・グロット:恋の過ち
7 アドリアン・ル・ロワ:我につきまとう憂い
8 ギョーム・モルラーユ:ポワトゥーのブランル
9 ピエール・クレトン:私の恋は望んでいたことの逆になった
〜アドリアン・ル・ロワ:パヴァーヌ・恋の悩み
10 アドリアン・ル・ロワ:ガイヤルド・恋の悩み
11 シモン・ゴルリエ:戦い( クレマン・ジャヌカンの「戦い」の編曲)
12 ピエール・アテニャン:ブラート
13 ジョスカン・デ・プレ:私を慰めてください
14:アドリアン・ル・ロワ:ピモントワーズ
15 ピエール・サンドラン:束縛されて生きるなら
16 フィリッポ・アッツァイオロ:この道をゆくもの
17 ニコラ・ゴンベール:プルス・ウルトラ
18 ユベール・ネイシュ:カンティ・ティ・ヴォイ・レ・ラディ
19 アドリアン・ル・ロワ:私に与えられた約束
20 アドリアン・ル・ロワ:戦いのパヴァーヌ
21 アドリアン・ル・ロワ:戦いのガイヤルド
22 ピエール・ファレーズ:ファンタジア
23 ピエール・サンドラン:恋神は私が眠っていると思って |
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アリーチェ・ボルチアーニ(ソプラノ)
ドミニク・ヴェラール(テノール)
ヴィンセント・フルッキガー(リュート)
ムラット・コジュクン(パーカッション)
マリア・フェレ(ギター、リュート、指揮) |
ルネサンスギターの魅力が詰まった一枚、中世フランスの活気あふれる世俗曲集
録音:2014 年10 月1 日-4 日/66' 15
ルネサンス時代にフランスで栄えたルネサンスギター。ウクレレの前身とも伝えられるルネサンスギターの魅力がいっぱい詰まったCD
が登場しました。
声楽の伴奏楽器として、またソロ楽器として、リュートが全盛期だったルネサンス時代、フランスでは同じ撥弦楽器のルネサンスギターが大変流行し、多くの作品が出版されました。その人気ぶりはリュートをしのぐほどだったとも言われます。
このCD では、声楽曲と舞曲などの器楽曲とが両方収められていて、様々なルネサンスギターの魅力が味わえます。中世フランスの活気あふれる世俗音楽と、ルネサンスギターの魅力に浸ることができる一枚です。
そしてもちろんアリーチェ・ボルチアーニとドミニク・ヴェラールの歌声も忘れてはいけません・・・
アリーチェ・ボルチアーニ(ソプラノ)
ドミニク・ヴェラール(テノール)
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RESONUS
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木村理恵(バロック・ヴァイオリン)の弾く
ドイツ・バロックのソナタ集
〜ブクステフーデ、エルレバッハ、クリーガー、ヴァルター、キューネル
ブクステフーデ:ソナタ イ長調 Op.2-5, BuxWV
263
エルレバッハ:ソナタ第2番ホ短調
クリーガー:ソナタ第10番イ長調
ヴァルター:カプリッチョ ハ長調
ブクステフーデ:前奏曲ト短調 BuxWV 163
キューネル:ソナタ第8番イ長調
エルレバッハ:ソナタ第3番イ長調 |
ファンタスティクス
〔木村理恵(バロック・ヴァイオリン)、
ロバート・スミス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ギジェルモ・ブラケッタ(チェンバロ)〕 |
オランダ、アムステルダムを拠点に活動するピリオド・アンサンブル、ファンタスティクスのアルバム第3弾。
日本人バロック・ヴァイオリニスト、木村理恵が弾く、ドイツ・バロックの室内ソナタ集は、ブクステフーデやエルレバッハのソナタに加え、ヨハン・フィリップ・クリーガー(1649ー1725)、ヨハン・ヤコブ・ヴァルター(c.1650−1717)、アウグスト・キューネル(1645−c.1700)らの作品を収録。
バロック・ヴァイオリニスト木村理恵は、アムステルダム音楽院のバロック・ヴァイオリン科で学び、ルーシー・ファン・ダール、パウル・エレラなどの名匠たちに師事した。
2008年国際古楽コンクール山梨では最高位、2009年ブルージュ国際古楽コンクールでは室内楽部門第2位、2010年ボンポルティ国際コンクールではヴァイオリン独奏部門最高位を受賞するなど豊富な実績を誇り、オランダ・バッハ協会やムジカ・アンフィオン、アムステルダム・バロック・オーケストラなど、オランダが世界に誇るピリオド・オーケストラに参加するなど、まさに次代の日本の古楽界を担う逸材の1人である。
※録音:2014年6月1日−3日、オランダ
にわかに注目され始めているエルレバッハの音楽 |
FRA BERNARDO
FB 1506262
\2500 →\2290
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新皇帝ヨーゼフ
エルレバッハ:
Actus Homagiali
(行進曲、セレナータ 《新皇帝ヨーゼフ》、協奏曲、行進曲)、
序曲第6番ト短調
J.S.バッハ:カンタータ第71番 《神はわが王なり》
BWV.71 |
アルフレード・ベルナルディーニ(指揮)
コンチェルト・ステラ・マトゥティナ |
神聖ローマ皇帝ヨーゼフ1世の戴冠を祝う、エルレバッハとJ.S.バッハの音楽!
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスやイングリッシュ・コンサート、オルフェオ・バロック管弦楽団など、世界有数のバロック・アンサンブルで活躍してきたメンバーたちによって2005年に創設されたオーストリアのピリオド・オーケストラ、コンチェルト・ステラ・マトゥティナ。神聖ローマ皇帝ヨーゼフ1世のための音楽で指揮を執るのは、アンサンブル・ゼフィロの創設者で古楽界有数のバロック・オーボエ奏者、アルフレード・ベルナルディーニ!
ミュールハウゼンの図書館に保存されていたフィリップ・ハインリヒ・エルレバッハのセレナータ「新皇帝ヨーゼフ(Josephs
Neuer Kayser-Thron)」が、300年の時を経て現代に蘇る。
※録音:2013年8月28日−29日、ブリクセン
フィリップ・ハインリヒ・エルレバッハ(1657年
- 1714年)は、ドイツの作曲家。
東フリースラント地方のエセンス出身。
父はオストフリースラント伯の宮廷の音楽家で、エルレバッハもオストフリースラント伯領で音楽教育を受けた。
1678年よりテューリンゲン地方のシュヴァルツブルク=ルードルシュタット侯国の宮廷に派遣され、1681年に宮廷楽長に就任した。
33年間在職し、ルードルシュタットで死去した。
作品には管弦楽曲、室内楽曲、オペラ、カンタータ、ミサ曲、オラトリオなどがある。
多作な作曲家で1000曲以上の作品を残したが、1735年にルードルシュタット城で発生した火災で多くの楽譜が焼失してしまった。
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忘れられたウィーン
ディッタースドルフ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ハ長調
ヴァンハル:交響曲イ短調
オルドネツ:シンフォニア ハ長調
ヴァンハル:ヴァイオリン協奏曲変ロ長調、レクイエム・ミサ
変ホ長調 |
アマデ・プレイヤーズ、ニコラス・ニューランド(指揮)
ジョージ・クリフォード(ヴァイオリン)
ドミニカ・フェヘール(ヴァイオリン)
ケンブリッジ・シドニー・サセックス・カレッジ合唱団 |
ロンドンをベースとするピリオド・アンサンブル、アマデ・プレイヤーズ(音楽監督:ニコラス・ニューランド)のデビュー・アルバムは、モーツァルトやハイドンなど偉大な音楽家の影に隠れ忘れ去られてしまった、カール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフ、ヨハン・バプティスト・ヴァンハル、カール・オルドネツら18世紀ウィーンの音楽。
※録音:2015年1月26日、9月7日−10日、セント・ジョンズ・スミス・スクエア(ロンドン) |
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オールドバラへの旅 〜 若きブリテン
ブリッジ:小川の枝垂れ柳(ブリテン編曲12の器楽版/世界初録音)
ブリテン:
ピアノ三重奏のための《序奏とアレグロ》(世界初録音)、
ヴァイオリンとピアノのための《月》(世界初録音)、
ピアノのための《アレグロ》(世界初録音)、
ヴァイオリンとピアノフォルテのための組曲
Op.6、
シンフォニエッタ Op.1 |
トマス・ケンプ(ヴァイオリン、指揮)
チェンバー・ドメーヌ |
イギリス、ヨーロッパ、北米の様々な音楽祭、コンサート・シーンで活動するアンサンブル、チェンバー・ドメーヌ。チェンバー・ドメーヌのResonus第3弾「若きブリテン」は、世界初録音の小品を含む、ベンジャミン・ブリテンの作編曲による室内楽作品集。
※録音:2014年4月24日−25日、6月15日、セント・ジョン・ザ・エヴァンゲリスト教会(オックスフォード)&2014年7月8日、セント・オーガスティンズ教会(ロンドン) |
SHEVA COLLECTION
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シーボーン:ステップス Vol.5 〜 磔刑の前の16のシーン |
アレッサンドロ・ヴィアーレ(ピアノ) |
ケンブリッジ大学でロビン・ホロウェイに作曲を学んだイギリス出身の作曲家、ピーター・シーボーンの近現代ピアノ作品集。グラモフォン誌やピッチカート、ミュージック・ウェブ・インターナショナルなどで多くの国際的なピアニストに評価されているシリーズの最新作は、カラヴァッジョの絵画からインスピレーションを得た音楽。キリストではなく、使徒ペテロとアンデレの磔が描かれている。
※録音:2015年 |
WILLOWHAYNE RECORDS
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緑の森の木の下で 〜 愛と自然の歌
クィルター:5つのシェイクスピアの歌 Op.23
ハウエルズ:ダヴィデ王
バーバー:この輝ける夜に
ティペット:アリエルのための歌
フォーレ:秋 Op.18-3、月の光 Op.46-2、ゆりかご
Op.23-1
プーランク:動物詩集(またはオルフェの行列)
ブリテン:野生の麝香草が咲く堤を知っている
マクドウォール:ホワイト・ビー(世界初録音)*
フィンジ:花輪をささげよう Op.18 |
ジェイク・バーロウ(カウンターテナー)
ステラ・ペンドラス(ピアノ)
マーク・ハート=パーマー(ヴァイオリン)* |
イギリスの若きカウンターテナー、ジェイク・バーロウの初のソロ・アルバムは、イギリス、アメリカ、フランスの愛と自然をテーマとした美しい歌曲集。
世界初録音となるセシリア・マクドウォール(b.1951)のホワイト・ビー(白ハチ)は、ピアノ伴奏にヴァイオリンのオブリガートも加わった幻想的な曲。
※録音:2015年2月9日−13日、セント・メアリー教会(コーンウォール) |
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NAXOS
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8.573228
\1100 |
グレインジャー:サクソフォン作品集
1.固定されたド(あるいは鳴り続けるC)(サクソフォン・アンサンブル版)/
2.美しい燕(サクソフォン・アンサンブル版)/
《管楽器のための珠玉選》
3.マショー(1300頃-1377):バラード 第17番(3つのアルト・サクソフォン版)/
4.孤独な砂漠の男が陽気な部族のテントを見つける
(アルト・サクソフォンとピアノ版)/
5-6. J.S. バッハ(1685-1750)平均律クラヴィーア曲集
第2巻 -
前奏曲とフーガ第5番 ニ長調 BWV 874
(サクソフォン・アンサンブル版)/
7.フェラボスコ2世(1543-1588):4つの音符のパヴァーヌ
(サクソフォン・アンサンブル版)/
8.スパッレ・オルセン(1903-1984):クリスマスが来ると
(サクソフォン・アンサンブル編)/
9. ジョスカン・デ・プレ(1450頃-1521):ラ・ベルナルディーナ
(サクソフォン・アンサンブル版)/
10. J.S. バッハ:平均律クラヴィーア曲集
第1巻 -
フーガ第4番 嬰ハ短調 Minor, BWV 849
(サクソフォン・アンサンブル版)/
11. ジェンキンス(1592-1678):5声のファンタジー第15番
(サクソフォン・アンサンブル版)/
12.J.S. バッハ:行進曲 BWV Anh. 122(サクソフォン・アンサンブル版)/
13.作者不詳:リスボン 「ダブリン湾」(サクソフォン・アンサンブル版)/
14.クリスマスが来ると(サクソフォン・アンサンブル編)/
15.ロウズ(1595-1662):6声のファンタジーとエアー第1番
(サクソフォン・アンサンブル版)/
16.作者不詳:天使は乙女に(サクソフォン・アンサンブル版)
※グレインジャーによる編曲…2.3.5-16,
ジョイス・グリッグス編集…2-16,
世界初録音…2-16 |
ジョイス・グリッグス(サクソフォン)
<アンサンブル・メンバー:
J.ミヒャエル・ホルメス(サクソフォン)/
イェッセ・ドホナール(サクソフォン)/
アダム・ホーソーン(サクソフォン)/
ドュー・ウィティング(サクソフォン)/
ベン・ケニス(サクソフォン)/
エイドリアン・ホノルド(サクソフォン)/
キャセイ・ジーン・ディエルラム(ピアノ)> |
録音 2013年3月15日…1.7.10.12.15.16, 2013年3月16日…2.3.5.6.8.11.13.14,
2014年4月2日…4.9 USA ウルバーナ,クランナート・センター・パフォーミング・アーツ,フォーリンジャー・グレート・ホール
1904年頃、友人とともに初めてサクソフォン(サックス)の音色を聴いたグレインジャー(1882-1961)は、その時の感想を友人に書き送っています。
「その音色はまるで声のようだ。私はすぐに、世界で最も素晴らしい管楽器であることを知った」グレインジャーは当時あまり馴染みのなかったこの魅力的な楽器のために、バッハやジェンキンスなどのバロック時代の音楽や、ノルウェイ民謡などのいくつかの作品を編曲することで、楽器の特性と音色を広めることに尽力しました。
サクソフォンをふんだんに用いたこれらの編曲は、楽器の上品な音色を生かしつつ、ポリフォニックで精緻なもの。このアルバムでは、奏者グリッグスが自ら編集を行い、更に整理された音楽として演奏しています。
自作のオーケストラ作品のなかでもしばしばサクソフォンを用いたグレインジャーの「サックス愛」が炸裂した1枚です。
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8.573363
\1100 |
レオ・ブローウェル:バンドゥリアとギターのための作品集
1-4.ムジカ・インシデンタル・カンペジーナ‐付随音楽「田舎の情景」(1978)
<前奏曲/間奏曲/舞曲/終曲>/
5-8.「ビクトル・ハラ」の主題による変奏曲(2007)
<序奏/変奏曲 1-4/変奏曲 5-4/終曲>/
9-11.バンドゥリア・ソナタ(2011)
<第1楽章:光と影の割合/第2楽章:夜想曲/第3楽章:序奏とトッカータ>/
12-15.旅人たちのソナタ(2007)
<アマゾンの情景/偉大なる奥地/
ダンス・フェスティヴァル/トッカータ・ノルデスチナ>/
16-20.バンドゥリアとギターのための小品集(1957)
<第1番:Tranquillo/第2番:Allegro
vivace/
第3番:Vivacissimo muy ritmico/第4番:-/
第5番:Andante tranquillo>
※1-4.9-11.16-20…世界初録音 |
ペドロ・シャモロ(バンドゥリア)…1-4.9-11.16-20/
ペドロ・マテオ・ゴンザレス(ギター)…5-8.12-15.16-20 |
録音 2014年5月15-18日 カナダ オンタリオ、聖ジョン・クリソステム教会
キューバ生まれのレオ・ブローウェル(1939-)は、その革新的なギター曲で知られていますが、このアルバムではギターだけでなく、彼が愛した「バンドゥリア」…小さなリュート形の撥弦楽器で南米でも人気がある…のための作品も聴くことができます。
この6複弦でピックを使って演奏する楽器の音色は、ふくよかさと力強さを兼ね備えています。
収録曲の中では、キューバの民族音楽のリズムとエネルギーが爆発する「ムジカ・インシデンタル・カンペジーナ」はマンドリンとギター、2本のギターなどの様々なアンサンブルで演奏されますが、バンドゥリアを用いることで、独特の響きが齎されます。
チリのシンガーソングライターで、政治活動家でもあったビクトル・ハラ、彼の業績を讃え、その死を悼むために書かれた「変奏曲」はまるで万華鏡をのぞくかのように多彩な感情と技術が溢れた曲です。
他の作品も、光と影を見事に取り入れたテクニカルな要素を持つもので、ギターを愛する人ならば、一度は聴いておきたい素晴らしいアルバムといえるものです。 |
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8.573475
\1100 |
金管七重奏のための音楽集 第3集
ショスタコーヴィチ/プロコフィエフ/スクリャービン/ラフマニノフの作品集
1-5.ショスタコーヴィチ(1906-1975):弦楽四重奏曲
第8番 ハ短調 Op.110
<第1楽章:Largo/第2楽章:Allegro molto/
第3楽章:Allegretto/第4楽章:Largo/第5楽章:Largo>/
6-9.プロコフィエフ(1891-1953):ピアノのための10の小品
Op.12から「組曲」
<第1番:行進曲/第2番:ガヴォット/
第9番:スケルツォ・フモリスティーク/第8番:アルマンド>/
10.プロコフィエフ:組曲「3つのオレンジへ恋」
Op.33bis - 第2曲「行進曲」/
11-16.スクリャービン(1872-1915):6つの前奏曲集
<前奏曲 Op13−1 ハ長調/前奏曲 Op.35−3
ハ長調/
前奏曲 Op.31−4 変イ長調/前奏曲 Op.31−2
嬰ヘ短調/
前奏曲 Op.16−4 変ホ短調/前奏曲 Op.11−6
変ロ短調>/
17.ラフマニノフ(1873-1943):ヴォカリーズ
ホ短調/
18-21.ラフマニノフ:6つの小品 Op.11から「4つの小品」
<第3番:ロシアの主題/第2番:スケルツォ/
第5番:ロマンス/第6番:栄光あれ>
※S.コックス&M.ナイトによる七重奏編…1-5/
S.コックスによる七重奏編…6-10.17-21/
M.ナイトによる七重奏編…11-16 |
セプトゥーラ
<メンバー:
アラン・トーマス(B♭管トランペット)/
サイモン・コックス(B♭管トランペット)/
ヒュー・モーガン(E♭管トランペット)/
ピーター・スミス(テューバ)/
マシュー・ギー(トロンボーン)/
マシュー・ナイト(トロンボーン)/
ダン・ウェスト(バス・トロンボーン)> |
録音 2014年12月5-7日 ロンドン ニュー・サウスゲート,聖ポール教会
第1集ではメンデルスゾーンやシューマンなどロマン派の作品、そして第2集ではバロック・オペラの名曲の数々を新たな装いで聴かせた金管アンサンブル「セプトゥーラ」。第3集ではなんとロシアの作品集に挑戦です。
冒頭のショスタコーヴィチから炸裂するお馴染みの音形「D-S(Es)-C-H」が何とも印象的で、本来なら皮肉と哀しみに彩られているはずのこの作品が、何となく華やかに聴こえるのが面白いところです。
他にはプロコフィエフの初期の作品や、スクリャービンの先鋭的な作品と、ラフマニノフの憂鬱な感情を讃えた作品など、今回のアルバムにおいての彼らは、これまでよりも更に豊かな響きを追求しているようです。
もちろん編曲も見事で、まるでこれらの作品がオリジナルであるかのような存在感を放っています。
「セプトゥーラ」のメンバーは、ロンドン交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、BBC交響楽団、バーミンガム市交響楽団、スコットランド歌劇場、オーロラ・オーケストラで活躍する若手金管奏者たちによって構成されています。この見事なアンサンブルには感嘆するほかありません。
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8.573502
\1100 |
期待の新進演奏家シリーズ/崎谷明弘 ピアノ・リサイタル
1-5.ブラームス(1833-1897):ピアノ・ソナタ
第3番 ヘ短調 Op.5
6-8.ドビュッシー(1862-1918):版画<塔/グラナダの夕べ/雨の庭>/
9.アレハンドロ・ローマン(1971-):ガイエーナ:ハエンの10の風景/
10.グラナドス(1867-1916):わら人形(ゴヤ風な情景)/
11.ホアン・マヌエル・ルイス(1968-):アルメナーラ
※9.11…世界初録音 |
崎谷明弘(ピアノ) |
録音 2014年6月21日 スペイン ハエン,コンセルバトリー・オブ・ミュージック,インファンタ・レオノール・シアター
第56回ハエン国際ピアノ・コンクールを制した若きピアニスト、崎谷明弘。彼は1988年西宮生まれの神戸出身、6歳からピアノを始め、ブゾーニ国際など数々のコンクールで受賞歴を持っています。
パリ高等音楽院(CNSM)で研鑽を積み、帰国後も東京藝術大学大学院に進学、修士課程を首席で修了。2015年春からは博士後期課程に進学し、さらなる研鑽を積むという凄腕です。まあ、現代の若手ピアニストは多くのコンクール歴を持つのが割と普通ではありますが、なんと言っても彼の凄いところはその音楽性と、ユニークな個性、そしてすでに獲得しているファンの多さに尽きるのではないでしょうか。
たとえば彼の演奏するブラームスを聴いただけで、そのカリスマ性に納得いただけるはずです。一つ一つの音を噛みしめるかのような深い打鍵、そして生まれる美しい音。これがドビュッシーになると一転、まるでビロードの布で撫でられたかのような優しい肌触りが楽しめるのです。
コンクールの課題曲であったローマンの「ガイエーナ:ハエンの10の風景」でのミステリアスな響きも聴きものです。この才能、聞き逃すべからず! |
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8.573563
\1100 |
ジャン=クロード・カサドシュ(指揮)
リヒャルト・シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」Op.40
他
1-9.リヒャルト・シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」
Op.40, TrV 190(1898)
<英雄/英雄の敵/英雄の伴侶/勝利への確信のテーマ/
英雄の戦場/戦いのファンファーレ/英雄の業績/
英雄の隠遁と完成/辞任のテーマ>/
10.マニャール(1865-1914):葬送の歌 Op.9(1895) |
フェルディナンド・イアシュ
(コンサートマスター/ヴァイオリン・ソロ)…3.9/
リール国立管弦楽団/
ジャン=クロード・カサドシュ(指揮) |
録音 2011年1月10日…1-9, 2014年11月5日…10
フランス リール,Nouveau Siecle(新世紀)
2015年はフランスの名門オーケストラ、リール国立管弦楽団の設立40周年であり、楽団の創始者ジャン=クロード・カサドシュのキャリア50周年という記念の年でした。それを祝しリリースされたのがこのアルバムです。
「英雄の生涯」については説明の必要もない名曲で、オーケストラ、指揮者の力量を存分に発揮することのできる難曲でもあります。冒頭の主題の提示である「英雄」の部分を聞いただけで、団員たちがこの演奏にどれほど力を入れているのかを知ることができるのではないでしょうか。もう1曲のマニャールの「葬送の歌」は彼の30歳のときの作品で、あまり演奏される機会は多くないものの、ひっそりとした美しさを持つ音楽です。
マニャールの父の死に際して書かれた曲ですが、冒頭の哀しみが少しずつ浄化されていく道程には、マーラーのアダージェットやリヒャルト・シュトラウス(1864-1949)の「メタモルフォーゼン」にも通じる美しさが感じられます。
信頼感に溢れた素晴らしい演奏です。 |
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8.571355
\1100 |
フランク・ブリッジ/シリル・スコット:ピアノ五重奏曲集
1-3.ブリッジ(1879-1941):ピアノ五重奏曲
ニ短調 H49a(1904/1912)
4-7.スコット(1879-1970):ピアノ五重奏曲
第1番(1911頃) |
ラファエル・テッローニ(ピアノ)/
ビンガム弦楽四重奏団
<メンバー:
スティーヴ・ビンガム(第1ヴァイオリン)/
マーク・メッセンジャー(第2ヴァイオリン)/
ブレンダ・スチュワート(ヴィオラ)/
ミリアム・ロウバリー(チェロ)> |
録音 1989年9月4-6日 ロンドン チョーク・ファーム,聖サイラス・ザ・マーター
BMSより移行盤
数多いイギリスの作曲家の中でも「独自の前衛音楽」を書くことに拘ったとされるフランク・ブリッジ。その理由は、他の作曲家たちがイギリス民謡に依拠しても、彼はヨーロッパの新音楽を好み、こちらから着想を得ていたからだとされているようです。
しかし彼の作風が前衛的になったのは、第1次世界大戦の後のことであり、若い頃はスタンフォードやブラームスなどの影響がよくわかる極めてロマンティックな作品を書いていました。
このピアノ五重奏もそんな作品の一つで、全編抒情的で、時にはラフマニノフを思わせるような力強いロマンティシズムが漲っています。ブリッジと同じ年に生まれたシリル・スコットは、生前あまり顧みられなかった人ですが、最近になって評価が高まっていることで知られています。
彼の作品はどれも控えめな美しさに満ちていて、幾分ドビュッシーを思わせる印象派風の和声があったりと、なかなか侮れないものばかりです。
この「ピアノ五重奏曲」も冒頭では静かな水面を思わせる音楽なのですが、曲が進むにつれ、少しずつ不可解な世界が形成されていきます。この境目はとても曖昧で、いつしか迷いの森に足を踏み入れてしまったかのよう。
神秘的なものを愛したという作曲家の、好みの片鱗が見えるような極めて豊かな音楽です。
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8.571369
\1100 |
レノックス・バークリー:ピアノ・ソロとデュエット曲集
1-6. 6つの前奏曲 Op.23(1945)
<第1番:Allegro/第2番:Andante /第3番:Allegro
moderato/
第4番:Allegretto /第5番:Allegro/第6番:Allegro>/
7-10.ピアノ・ソナタ Op.20(1941-1945)
<第1楽章:Moderato/第2楽章:Presto/第3楽章:Adagio/
第4楽章:Introduction and Allegro>/
11-15. 5つの短い小品 Op.4(1934頃)
<第1番:Andante/第2番:Allegro moderato/
第3番:Moderato/第4番:Moderato/第5番:Allegro>/
16-18.ピアノ連弾のためのソナチネ Op.39(1954)
<第1楽章:Allegro moderato/第2楽章:Andante/第3楽章:Allegro>/
19.連弾のための「主題と変奏」Op.73(1968)/
20.連弾のための「パルム・コート・ワルツ」Op.81-2(1971) |
ラファエル・テッローニ(ピアノ)/
ノーマン・ビーディー(第2ピアノ…16-20) |
録音 1993年4月7.8日 ロンドン ギルドホール音楽演劇学校
BMSからの移行盤
オックスフォード出身の作曲家レノックス・バークリー(1903-1989)のピアノ作品集です。
20代の頃パリに留学し、高名なナディア・ブーランジェに音楽を学んだというだけあって、彼の作品からは至るところからフランス音楽の影響を感じることができるのです。その作品には微妙な陰影と、シンプルな旋律、そしてアイデア豊かなリズム感覚があり、どれも忘れられない美しさを誇っています。
彼のピアノ曲の中で最初に書かれたのはトラック11-15の「5つの短い小品」で、こちらは本当に小さく、ちょっぴりプーランク風の香りも感じさせるもの。気まぐれな旋律と安定した歌、これらが撚り合わさって楽しい世界が生まれます。
また彼は2台ピアノと連弾のための作品も書いていますが、これらの作曲時期は活動の初期から晩年に至るまで、人生のほとんどをおおっています。
もちろんその作風は少しずつ変化していきますが、どれも複雑なテクスチュアを丹念に整理した明快なものとなっています。これこそがバークリーの本領発揮といったところでしょうか。 |
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8.573274
\1100 |
クナッパーツブッシュが初演した
ユージン・ザドール:舞踏交響曲
1.祝典序曲(1963)/
2-12.ハンガリー民謡による変奏曲(1919)
<主題/変奏曲1:バガテル/変奏曲2:ブルレスケ/
変奏曲3:スケルツォ/変奏曲4:セレナーデ/変奏曲5:スケルツェット/
変奏曲6:フォックストロットのテンポで/変奏曲7:奇想曲/
変奏曲8:ジプシー風に-チャールダッシュのように/
変奏曲9:幻想曲/変奏曲10:フーガ-ストレッタ>/
13-16.舞踏交響曲(交響曲 第3番)(1936)
<Allegro moderato/14.Andante cantabile/
15.Allegro/Andantino. Rondo - molto
vivo>
※13-16…世界初録音, 2-12…全曲版世界初録音 |
MAVブダペスト交響楽団/
マリウス・スモリー(指揮) |
録音 2014年9月8-12日 ハンガリー ブダペスト,ハンガリー放送
第6スタジオ
ユージン・ザドール(1894-1977 ハンガリー名…ザードル・イェネー)はハンガリーのバータセクに生まれ、幼い頃から音楽の才能を発揮し、16歳の時にR.ホイベルガーと共にウィーンで学び、その後ライプツィヒに移住。そこでレーガーの弟子となります。
ミュンスター大学で博士号を獲得、新ウィーン音楽院で教鞭を執ります。しかし彼は世相が不安定だったウィーンを離れ、1939年にはアメリカでラジオ放送の音楽の仕事を始めます。
やがて、映画会社MGMからのオファーを受けロサンゼルスに行き、ここで本格的に映画音楽の仕事に従事することになるのです。
ここではリヒャルト・シュトラウスばりの素晴らしいオーケストレーションを用いた華麗な作品をいくつも書き上げ、ミクロシュ・ローザと並ぶ映画音楽作曲家として讃えられるのです。ザドールがオーケストレーションの仕事からリタイアして間もなく、ズービン・メータがロサンゼルス・フィルの音楽監督に就任。それを祝すために書かれたのが、このアルバムの冒頭を飾る「祝典序曲」です。華麗な金管の響きと現代的な響きが交錯するクールな序曲となっています。
「ハンガリー民謡による変奏曲」は各変奏に工夫が凝らされた楽しい作品です。
またメインの「舞踏交響曲」はウィーン時代の作品で、かのクナッパーツブッシュが初演したという壮大でノスタルジックな音楽です。
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8.573378
\1100 |
知られざるスウェーデン古典派の大家
ヨアヒム・ニコラス・エッゲルト:交響曲
第2番&第4番
1-4.交響曲 第4番 ハ短調(1810頃)
5.交響曲 第4番:第2楽章の異稿版 Largo/
6-9.交響曲 第2番 ト短調(1806)
※世界初録音 |
イェブレ交響楽団/
ジェラール・コルステン(指揮) |
録音 2014年3月10-14日 スウェーデン イェブレ・コンサート・ホール
1792年に当時のスウェーデン国王グスタフ3世が暗殺された時、国民の間だけではなく、欧州の諸国にも衝撃が走りました。近代的な国家をつくるために尽力した彼の功績は大きく、また国の間の力関係にも微妙な亀裂が入ったからです。そして国内の公共のコンサートも明らかに減少し、音楽家たちの仕事も少なくなってしまいました。
作曲家エッゲルトがスウェーデンにやってきたのはそんな時代の真っ只中である1803年でした。最初のうちは停滞していたこの地の音楽界も、1809年にグスタフ3世の弟であるカール13世が王に即位してから、少しずつ復興し、エッゲルト(1779-1813)の活躍の場も飛躍的に広がりました。そして壮大なツアーに出かけようとした矢先、残念ながら彼は深刻な病を得てこの世を去ってしまったのです。
このアルバムにはそんなエッゲルトの2つの交響曲が収録されています。1806年頃に書かれた第2番、そして新体制となった1810年頃に書かれた第4番と、どちらも緊迫感に満ちた堂々たる音楽です。
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8.573410
\1100 |
モシュコフスキ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
1-5. 5つのスペイン舞曲集(1876/1879頃)
(E.ソーレによるヴァイオリンとピアノ編)
<第1番:Allegro brioso/第2番:Moderato/第3番:Con
moto/
第4番:Allegro comodo/第5番:ボレロ:Con
spirito>/
6-9. 4つの小品 Op.82(1909)
<第1番:ニンフたち:Allegro leggiero/第2番:奇想曲:Allegretto/
第3番:メロディ:Moderato/第4番:フモレスケ:
Allegro con spirito>/
10-11. 2つの演奏会用小品 Op.16(1878)
<バラード:Andante con moto/ボレロ:Allegro
spirituoso>/
12-15. 2つのヴァイオリンとピアノのための組曲
Op.71(1903)
<I:Allegro energico/II:Allegro moderato/III:Lento
assai/IV:Molto vivace>/
16. 8つの性格的小品 Op.36-6「火花」(J.ハイフェッツ編)/
17.ギター Op.45-22(P.サラサーテ編)/
18.小品 Op.15-1「セレナータ」(F.レーフェルト編) |
ナツリン・ラシドヴァ(ヴァイオリン)/
ダニエル・グリムウッド(ピアノ) |
録音 2014年10月24.25日,2015年1月20日 UK
モンマス,ウィアストン・コンサート・ホール
1925年、名ピアニストで作曲家モシュコフスキ(1854-1925)が亡くなった時、批評家フランチェスコ・バーガーは「ショパン、ルービンシテイン、リストの死以来の音楽界の損失だ」と月刊「音楽録音」に記事を寄せました。
そんなモシュコフスキの音楽ですが、現代ではそれほど重要視されていないのはとても残念なことであるといえるでしょう。
現ポーランドのヴロツワフ(当時はプロイセン王国領)に生まれたモシュコフスキは幼い頃からピアノの才能を示し、20歳になる前にピアニストとして大成功を収めます。しかし、同時にヴァイオリンの勉強にも力を入れ、一時はヴァイオリニストになることも考えたといいます。
このアルバムには主に1876年から1890年の間に書かれた作品が収録されており、これらは熱心なアマチュアでも演奏できるように比較的平易な技巧で書かれているのですが、演奏効果は抜群で、どれも華やかな雰囲気をかもし出しています。
ヴァイオリニスト、ラシドヴァはゴドフスキーのヴァイオリン作品集(8.573058)でも素晴らしい演奏を披露していた美貌と技術を兼ね備えた若手です。
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8.573419
(2CD)
\2200 |
ジモン・マイール:レクイエム ト短調
CD1.
1-3.入祭唱/4-6.キリエ/
セクエンツィア<7.怒りの日/8-10.奇しきラッパの響き/
11-12.思い出したまえ/13.わが祈り/
CD2.
1.羊の群れの中から/2.呪われたもの-ひざまずき/3-4.涙の日>/
5.聖なるかな/6-7.祝福されますように/8.神の子羊/9.リベラメ
※世界初録音 ジークフリート・ホフマン(1930-2014)に捧げる |
シーリ・カロリン・ソルンヒル(ソプラノ)/
カタリーナ・ルックガバー(ソプラノ)/
テレサ・ホルツハウザー(アルト)/
ブリギッテ・トーマ(アルト)/
マルクス・シェーファー(テノール)/
ローベルト・セリアー(テノール)/
マルティン・ベルナー(バス)/
ルードヴィヒ・ミッテルハンマー(バス)/
ヴァージル・ミショック(バス)/
ジモン・マイール合唱団&アンサンブル/
フランツ・ハウク(指揮) |
録音 2013年10月6-10日 ドイツ インゴルシュタット,マリア・デ・ビクトリア・アサム教会
古今東西、多くの作曲家たちが手掛ける「レクイエム」。煉獄で苦しむ魂に慰めを与えるだけでなく、今を生きる人にも安らぎを与えるための曲として、今も世界中のどこかで演奏されています。
このマイール(1763-1845)の知られざるレクイエムは、恐らくベルガモで活躍していた画家テルツィの葬儀のために演奏された曲で、実はもともと彼の弟子であったドニゼッティがいくつかの小さな部分を作曲したものにマイールが改訂と補正の手を加えたことが研究でわかっています。
この録音ではドニゼッティの手によるとされる「わが祈り(Preces
meae)」と「呪われたもの(Oro supplex)」は、この稿を使用しています(マイヤーによる同曲のスケッチもベルガモの図書館に存在します)。
全体的に派手さのない素朴で美しいレクイエムですが、時にはっとするほどの美しさがあり、何度も聴きたくなるような魅力を持っています。 |
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8.573453
\1100 |
MOMENTS-モーメンツ ウィンド・シンフォニー集
1.ロイ・デイヴィッド・マグナソン(1983-):テラコッタ鉢のハウスプランツ(2014)/
2-3.シドニー・ハドキンソン(1934-):2つの小カンタータ(1995)
<第1番:Grave - Declamando - Placido/
第2番:Adagio - Con grandezza - Calmo
- Lento>/
4.ジャイス・ジョン・オグレン(1979-):夕べの音楽(2000)/
5.フランシスコ・ホセ・マルチネス・ガレゴ(1969-)シンフォニア第1番「カプレカ」(2011)
※世界初録音 |
アリス・ヘッカー(ソプラノ)…4/
イリノイ州立大学ウィンド・シンフォニー/
マルティン.H.セゲルケ(指揮) |
録音 2014年11月21-23日 USA イリノイ州立大学
パフォーミング・アーツ・センター
全て世界初録音。イリノイ州立ウィンド・シンフォニーによる「新しい吹奏楽」作品集をお楽しみください。最初のマグナソンの作品は、家の中に置かれる植物のように、単純で美しく、そして生活の潤いとなるような音楽です。
ピアノの清冽な響きと鐘の音など、様々な要素が入り組んで不思議な風景を作り上げています。
次のハドキンソンのカンタータはストラヴィンスキーの作品からインスピレーションを受けたもので、作曲家自身の個人的な思い出とジェズアルドのマドリガルの一節が織り込まれた印象的な作品です。
オグレンの「夕べの音楽」は神秘的な美しさを持っています。最後のガレゴの作品は、インドの数学者カプレカの定義に基づき書かれているとされますが、これがなかなか難解であり、色々と考えているうちに音の波に揉まれてしまうこと間違いありません。 |
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8.573459
\1100 |
チマローザ:序曲集 第4集
1-3.歌劇「愛の災難」-序曲
<アレグロ・アッサイ/ロンド:アンダンテ・グラツィオーソ/アレグロ・マ・ノン・タント>/
4-6.歌劇「偽りのフラスカーティ」 - 序曲
<アレグロ・ディ・モルト/5.アンダンテ・コン・モート/アレグロ・モルト>/
7-9.歌劇「三人の恋人」 - 序曲
<アレグロ・ディ・モルト/アンダンテ・コン・モート/アレグロ・モルト>/
10-12.歌劇「恋敵の女たち」 - 序曲
<アレグロ・アッサイ・スピリトーソ/
11.アンダンテ・アッラ・スコッツェーセ・モルト/アレグロ・アッサイ>/
13.歌劇「偽の貴族たち」 - 序曲/
14-16.歌劇「パリの画家」 - 序曲
<アレグロ・ブリオーソ・モルト/アンダンティーノ・グラツィオーソ/アレグロ・モルト>/
17.歌劇「女の陰謀に敗北した恋人」-ビオンドリーナ/
18.歌劇「ジュニオ・ブルート」 - 序曲/
19-21.歌劇「ゆるぎなき愛」 - 序曲<アレグロ・コン・スピリート/アンダンティーノ/プレスト> |
パルドゥビツェ・チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団/
ミヒャエル・ハラーシュ(指揮) |
録音 2014年10月24-28日 チェコ共和国 パルドゥビツェ,音楽の家
第1集から第3集まで、それぞれ違うオーケストラ、指揮者によって演奏されているNAXOSの「チマローザ序曲」シリーズですが、今作はハラーシュとチェコ室内フィルというおなじみのコンビによる息のあった演奏をお届けいたします。
序曲と言っても、チマローザ(1749-1801)の初期の作品は、はそのほとんどを当時の慣習であるシンフォニア形式に則って書いているため、小さな三楽章の交響曲と言っても過言のない聴きごたえのあるものとなっています。
こんなに機知に富んだステキな序曲ならば、それに続く物語も素晴らしいのだろうと想像してしまいますが、現在彼のオペラを全曲聴く機会がほとんどないのは残念なことです。
中でも「パリの画家」は彼の名前がナポリ中に広まることとなった最初の成功作であり、あのハイドンも1789年にエステルハージ家のためにこのオペラの特別ヴァージョンを作成し演奏したという記録があるほどですので、ぜひ全曲を聴いてみたいものです。
【チマローザ:序曲集】第1集…8.570508 第2集…8.570279
第3集…8.572734 |
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8.573470
\1100 |
タネーエフの最後の弦楽四重奏曲
タネーエフ:弦楽四重奏曲全集 第4集
1-4.弦楽四重奏曲 第9番 イ長調(1883)
5-8.弦楽四重奏曲 第6番 変ロ長調 Op.19(1905) |
カルペ・ディエム弦楽四重奏団
<メンバー:
チャールズ・ウェザービー(第1ヴァイオリン)/
エミー・ガルッツォ(第2ヴァイオリン)/
コリーヌ・フジワラ(ヴィオラ)/
キャロル・ウー(チェロ)> |
録音 2013年12月15.16日 USA マサチューセッツ,タフツ大学デパートメント・オブ・ミュージック,ディストラー・ホール…1-4,
2014年5月29.30日 USA オハイオ,ウェスレラン大学
サンボルン・ホール…5-8
チャイコフスキーに学び、ラフマニノフとスクリャービンを育てたタネーエフ(1856-1915)。ヨーロッパではピアニスト、教育者としての評価ばかりが名高い人ですが、現在では交響曲が良く知られています。
しかし彼の本領は室内楽、それも作品番号を持つ6曲の弦楽四重奏が最高傑作と言っても過言ではありません。
かのチャイコフスキーは彼のことを「ロシアのバッハ」もしくは「ロシアのブラームス」と呼びましたが(タネーエフ自身はブラームスの音楽を嫌っていた)それは何といっても彼の音楽が極めて精緻な対位法を用いて書かれているからでしょう。
しかし、その本質は美しいメロディにあることは間違いありません。このアルバムに収録されているのは第9番と第6番の2曲ですが、第9番は実は初期の作品で、印象的な雰囲気を持つチャイコフスキー的な旋律を持っています。
第6番は11曲確認されているタネーエフの最後の弦楽四重奏曲で、充実した書法で書かれています。
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NIBIRU
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ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679-1745):晩課詩篇集(1725)I
主は言われた [Dixit Dominus] ZWV66
われは御身に感謝す、主よ [Confitebor
tibi Domine] ZWV72(*)
主を畏れる者は幸いなり [Beatus vir] ZWV75
僕(しもべ)らよ、主を称えよ [Laudate pueri
Dominum] ZWV82
マニフィカト(わが魂は主を崇め) [Magnificat]
ZWV108
深き淵より [De Profundis] ZWV97 |
レンカ・ツァフォウルコヴァー(ソプラノ)
ダヴィット・エアラー(男性アルト)
トビアス・フンガー(テノール)
リサンドロ・アバディエ(バス)
アンサンブル・イネーガル(合唱&管弦楽)
ハサン・エル・ドゥニア(合唱指揮)
プラハ・バロック・ソロイスツ(管弦楽)
ペテル・ザイーチェク(コンサートマスター)
アダム・ヴィクトラ(指揮) |
録音:2015年10月4-8日、救世主教会、プラハ、チェコ
優れた演奏で毎回ファンを喜ばせているアダム・ヴィクトラのゼレンカ・シリーズ。(*)世界初録音。
NIBIRU
アダム・ヴィクトラのゼレンカ |
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ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679-1745):
復活祭ミサ ZWV7(1726/改訂:1730年代前半)(*)
諸聖人のリタニア ZWV53(1735)
(*)世界初録音。 |
ガブリエラ・エイベノヴァー(ソプラノ)
テリー・ウェイ(男性アルト)
シリル・オーヴィティ(テノール)
マリアーン・クレイチーク(バス)
アンサンブル・イネガル
プラハ・バロック・ソロイスツ
アダム・ヴィクトラ(指揮) |
録音:2013年 |
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ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679-1745):
歓喜せよ ZWV168
聖三位一体ミサ ZWV17 |
ガブリエラ・エイベノヴァー(ソプラノ)
カルロス・メナ(男性アルト)
櫻田亮、ヴァーツラフ・チージェク(テノール)
ロマン・ホザ(バリトン)
リサンドロ・アバディエ、マリアーン・クレイチーク(バス)
アンサンブル・イネガル
プラハ・バロック・ソロイスツ
アダム・ヴィクトラ(指揮) |
録音:データ未詳
高水準の演奏で大好評のゼレンカ・シリーズ。今回は櫻田亮、カルロス・メナ(スペイン)、リサンドロ・アバディエ(アルゼンチン)が参加という豪華な布陣。
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ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679-1745):
諸聖人のミサ[Missa Omnium Sanctorum]ZWV21(*)
キリストよ、憐れみたまえ[Christe eleison]ZWV29
野蛮、残忍にして冷酷な[Barbara dira
effera!]ZWV164 |
ガブリエラ・エイベノヴァー(ソプラノ(*))
カイ・ヴェッセル(男性アルト)
ヤン・コボウ(テノール(*))
マリアーン・クレイチーク、
トマーシュ・クラール(バス(*))
アンサンブル・イネガル(合唱(*)、器楽)
プラハ・バロック・ソロイスツ
アダム・ヴィクトラ(指揮) |
録音:2011年6月29日-7月2日、鎖の聖母マリア教会、プラハ、チェコ |
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ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679-1745):
聖ヨセフのミサ ZWV14(*)/聖ザビエルのリタニア
ZWV155(+) |
ハナ・ブラジーコヴァー(ソプラノ)
ガブリエラ・エイベノヴァー(ソプラノ(+))
ヤコプ・フップマン(男性アルト)
ヤロスラフ・ブジェジナ(テノール)
トマーシュ・クラール、ヤロミール・ノセク(バス(*))
マリアーン・クレイチーク(バス(+))
アンサンブル・イネガル
プラハ・バロック・ソロイスツ
アダム・ヴィクトラ(指揮) |
録音:2010年3月6-9日、プラハ、スタジオ・ドモヴィナ
ここへきて再認識の度合いが深まっているゼレンカのミサ曲集。 |
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<メジャー・レーベル>
<LP>
<国内盤>
11/26(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
APARTE
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APARTEレーベルに登場
ミシェル・ダルベルト
ドビュッシー:ピアノ作品集
子供の領分、映像 第2集、前奏曲集 第2集 |
ミシェル・ダルベルト(ピアノ) |
先日久しぶりにclavesレーベルの歌曲伴奏で名前を見たダルベルト、ようやくCD界でも本格復帰。
APARTEレーベル第1 弾はドビュッシー
使用楽器:ファツィオリ、グランド・ピアノF278
録音:2015年5月30日イタリア、マントヴァ、テアトロ・ビビエーナ/日本語解説・帯付
フランスの名ピアニスト、ミシェル・ダルベルトがAPARTE
レーベルに登場。磨きぬかれた音色で多彩な世界を描き出し、世界中の聴衆を魅了しています。
日本では、NHK「スーパー・ピアノレッスン」で講師を務め多くの愛好家に知られており、昨年2014
年には来日30 周年の節目を迎え日本の聴衆にも絶大な人気を誇っております。
また世界屈指のシューベルト弾きであり、シューベルトのピアノ作品全曲録音も高く評価されています。近年は、あえて避けてきたフランス音楽のレパートリーにも挑戦し新境地をひらいています。
ダルベルトは、アルフレッド・コルトーのもとで学んだヴラド・ペルルミュテールに師事し、洒脱な感性に加え、深い知性をフランスものでも発揮しています。
本アルバムは、1997 年RCA に録音した「ドビュッシー:前奏曲集第1
巻、映像第1 集」に続く、ドビュッシーのピアノ作品集。徹底的に吟味された音色、しかし音色だけにとらわれる事なく、一曲ごとの個性を見事に描き分け、音色の変化はもちろんのこと、テンポ、絶妙な間合いとフレージング、曲の構成、すべてが完璧にコントロールされています。そして録音に使われたのは、イタリアの銘器ファツィオリ。最近はコンサートでも演奏し、ダルベルト本人も大変気に入っている楽器です。ファツィオリは音色が多彩で、深みと透明感のある音で多くのピアニストを魅了しています。
ダルベルトが隅々まで吟味した音色を、最良のかたちで収録することができています。
コンサート・スケジュール
2016年3月 7 日 (月) 東京文化会館 小ホール
2016年3月 1 日 (金) 広島文化学園HBGホール
2016年4月22日 (金) アクロス福岡
2016年4月30日 (土) 東京芸術劇場 |
AUDITE
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コッペイがザグレブ・ソロイスツ合奏団と
ハイドン、C.P.E.バッハのチェロ協奏曲を録音
(1)ハイドン:チェロ協奏曲第1番 ハ長調
Hob.VIIb:1
(2)ハイドン:チェロ協奏曲第2番 ニ長調
Hob.VIIb:2
(3)C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲 イ長調Wq.172(H.439) |
マルク・コッペイ(チェロ/指揮)
ザグレブ・ソロイスツ合奏団
(ザグレブ室内合奏団) |
名手マルク・コッペイが手兵ザグレブ・ソロイスツ合奏団とハイドン、C.P.E.バッハのチェロ協奏曲を録音!
セッション録音:2015年2月28日-3月3日/リジンスキー小ホール(ザグレブ)/ステレオ、67’31
(1)I .8’59”+II.7’56”+III.6’20”=23’15” (2)I.14’53”+II.5’13”+III.4’49”
=24’55” (3)I.6’29”+II.7’27”+III.5’09”
=19’05”
名手マルク・コッペイがザグレブ・ソロイスツ合奏団を率いてハイドン、C.P.E.
バッハのチェロ協奏曲を録音しました。コッペイはストラスブール生まれ。パリ国立高等音楽院で学んだ後、18
歳でJ.S. バッハ国際コンクールにおいて優勝し一躍世界から注目を集めることになりました。その後のキャリアは華々しく、ソリストとしてはインバル、クリヴィヌ、ギルバート、佐渡裕などの指揮者と共演。室内楽奏者としてのキャリアも充実しており、ピリス、ベロフ、デュメイ、ムローヴァ、パユなどから厚い信頼を得ております。またイザイ弦楽四重奏団(1995
年から2000 年)のメンバーとして数多くの録音を残しております。
現在はパリの国立高等音楽院で教鞭を執るほか、ザグレブ・ソロイスツ合奏団の芸術監督として活躍の幅をさらに広げております。満を持しての新録音では丁寧に音楽を作り上げてきた手兵とともに愛器ゴフリラーを使用してハイドンとC.P.E
バッハの名作を雄弁に歌い上げます。 |
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クリスマス・キャロル集 |
・作者不詳(ゴットホルト・フローチャー編曲):
「Es bluh’n drei Rosen auf einem Zweig」、「Da
droben auf dem Berge, da weht der Wind」、
「Und unser lieben Frauen, der traumete
ein Traum」、「Maria durch ein’n Dornwald
ging」
アンネリース・ウェステン(メゾ・ソプラノ)、ヘンデル四重奏団
録音:1952 年12月8日/RIASフンクハウス、第7スタジオ(ベルリン)
・作者不詳:「Maria auf dem Berge」
マリア・ライト(ソプラノ)、ミヒャエル・ラウハイゼン(ピアノ)
録音:1950 年6月24日/ベルリン-シェーンベルク
・作者不詳(ゲオルク・ウィンター編曲):「Schlaf,
mein Kindelein (Strassburg 1697)」
・作者不詳(ハインリヒ・ライマン編曲):「Schlaf
wohl, du Himmelsknabe du」
グンティルト・ウェーバー(ソプラノ)、エタ・ウィコップ(ピアノ)
録音:1958年12月10日/RIASフンクハウス、第7スタジオ(ベルリン)
・シャルロッテ・カウフマン:
「Stille Nacht Die Frucht ist langst
ins Haus gebracht」、「Die Himmelsbotschaft
ist erklungen」
リタ・シュトライヒ(ソプラノ)、シャルロッテ・カウフマン(ピアノ)
録音:1951年12月8日/RIASフンクハウス、第7スタジオ(ベルリン)
・作者不詳(アルベルト・ベッカー):「Joseph,
lieber Joseph mein」、「Zu Bethlehem geboren」
・ヨハン・フリードリヒ・ライヒャルト(1752-1814):「Christlied」
・作者不詳:「Es wird schon gleich dunkel」
ウルスラ・リューデルス(ソプラノ)、ジョゼフィン・ヴァルガ(アルト)、フェリックス・シュレーダー(オルガン)
録音:1964 年12月16日/RIASフンクハウス、第7スタジオ(ベルリン)
・マルク・ローター(1902-1985):「Das
himmlische Menuett」
エルナ・ベルガー(ソプラノ)、ベルリン放送交響楽団、フリート・ワルター(指揮)
録音:1962 年2月12日/ジーメンスヴィラ(ベルリン、ランクヴィッツ)
・作者不詳(ヘルマン・シュローダー編曲):「O
Jesulein zart, dein Kripplein ist hart」
・作者不詳:「Wiegenlied in der Weihnacht」
マルゴット・ギヨーム(ソプラノ)、ゲルハルト・トゥホルスキ(リュート)
録音:1953 年11月11日/RIASフンクハウス、第7スタジオ(ベルリン)
・作者不詳:「Kommt all herein, ihr Engelein」
ヴァルター・ルートヴィヒ(テノール)、ヨハネス・ズツァー(ファゴット)、
ルドルフ・ショルツ(ヴァイオリン)、ワルター・ブローゼ(ヴィオラ)、ワルター・ルッツ(チェロ)
録音:1953 年12月19日/RIASフンクハウス、第7スタジオ(ベルリン)
・作者不詳:「O Jesulein mild, o Jesulein
zart」
ヴァルター・ルートヴィヒ(テノール)、ベルリン弦楽四重奏団
録音:1953年12月19日/RIASフンクハウス、第7スタジオ(ベルリン)
・「Lobt Gott, ihr Christen allzugleich」
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、フリチョフ・フェスト(オーボエ)、ベルリン弦楽四重奏団
録音:1953年12月22日/RIASフンクハウス、第7スタジオ(ベルリン)
・J.S. バッハ:「まぶねのかたわらに立ちて」BWV
469
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、フリチョフ・フェスト(オーボエ)、ベルリン弦楽四重奏団
録音:1953年12月23日/RIASフンクハウス、第7スタジオ(ベルリン)
・「Gelobet seist du, Jesus Christ」
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、ヨハネス・ズツァー(ファゴット)、
フリチョフ・フェスト(イングリッシュホルン)、ベルリン弦楽四重奏団
録音:1953年12月23日/RIASフンクハウス、第7スタジオ(ベルリン)
・「Vom Himmel hoch, ihr Engel kommt」、「Es
ist ein Ros’ entsprungen」
エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ)、ルドルフ・ショルツ(ヴァイオリン)、
ワルター・ブローゼ(ヴィオラ)、ワルター・ルッツ(チェロ)
録音:1953 年12月23日/RIASフンクハウス、第7スタジオ(ベルリン)
・作者不詳:「Ave Maria zart, du edler
Rosengart」
リザ・オットー(ソプラノ)、RIAS室内管弦楽団、ギュンター・アルント(指揮)
録音:1961年12月10日/ジーメンスヴィラ(ベルリン、ランクヴィッツ)
・作者不詳(ルドフル・キューン編曲):「SuBer
die Glocken nie klingen」
・マルティン・ルター(ルドフル・キューン編曲):「Vom
Himmel hoch」
リタ・シュトライヒ(ソプラノ)、RISAウンターハルトゥング管弦楽団、ハンス・カルステ(指揮)
録音:1955年12月10日/ジーメンスヴィラ(ベルリン、ランクヴィッツ) |
フィッシャー=ディースカウ、シュトライヒなどの名唱で楽しむ珠玉のクリスマス・キャロル集
モノラル、67’21”
1950 年から1964 年にかけてRIAS の放送用に収録されたクリスマス・キャロル集。
戦後初期、ドイツではクリスマスのお祝いの音楽の使用をひかえておりましたが、年を重ねるごとに緩和され60
年代にはラジオ放送でも積極的に流されることになりました。
RIAS に残された貴重な音源からのこの復刻ではフィッシャー=ディースカウ、リタ・シュトライヒなどの名唱による珠玉のクリスマス・キャロルを聴くことができます。RIAS
放送が残した歴史的にも価値のある1 枚と言えましょう。 |
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HMF
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スペインの味わいに満ちた室内楽にペレアネスが挑戦
(1)グラナドス:ピアノ五重奏曲ト短調Op.49
(2)トゥリーナ:ピアノ五重奏曲ト短調Op.1
(3)同:アンダルシアのミューズOp.93 〜カリオペ |
ハヴィエル・ペリアネス(Pf)
キローガ弦楽四重奏団 |
録音:2015年2-3月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)/DDD、51’
20”
1978 年スペイン出身のハヴィエル・ペリアネス、独特の繊細なピアニズムで世界の注目を集める俊英。彼が母国の室内楽作品に挑戦しました。
グラナドスの数少ない室内楽曲のひとつピアノ五重奏曲ト短調は、有名なスペイン舞曲集などと同時期1895
年の作で、対位法などの探求がみられつつも生来のスペイン風味が魅力的。ペレアネスの演奏で聴くことができるのはたいへんな贅沢と申せましょう。
カップリングはトゥリーナの「作品1」。ベートーヴェンかフランクを思わせるこれも力の入った作品ですが、やはり全体にみなぎるスペイン調が嬉しくなります。
円熟期1942 年の「アンダルシアのミューズ」は9
名の女神を描いていて、それぞれ楽器編成が異なりますが、カリオペはピアノ五重奏によります。偉大な後輩ホアキン・ロドリーゴに捧げられています。
ペレアネスは的確な技巧と詩的な音楽性が絶美。キローガ弦楽四重奏団がスペイン色濃厚な演奏を繰り広げ、華を添えています。 |
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アントニオ・ソレール神父:チェンバロ・ソナタ集
前奏曲第3番ハ長調/ソナタ第1番ハ長調/同第2番ハ長調/
同第17番イ短調/同第18番イ短調/同第40番ニ短調/
同第38番ニ短調/同第11番変ロ長調/同第12番変ロ長調/
間奏曲/ソナタ第7番イ長調/同第8番イ長調/
前奏曲第4番ヘ短調/ソナタ第13番ヘ短調/
同第14番ヘ短調/同第42番変イ長調/同第43番変イ長調/
間奏曲/ソナタ第25番ロ短調/同第26番ロ短調/
ソナタ・パストラール第30番ニ長調/ソナタ第31番ニ長調/
間奏曲「迷宮の迷路」/ソナタ第15番ハ長調/
同第16番ハ長調/わが人生のこの太陽の名声よ永遠なれ |
ディエゴ・アレス(Cem) |
世界初録音。ソレール神父秘蔵のチェンバロ・ソナタ集
録音:2015年3月/ゼクエンツァ・スタジオ(モントルイユ)/DDD、73’
08”
生涯を聖職者として送ったアントニオ・ソレール(1729-1783)。約150
曲残されたチェンバロ・ソナタは師スカルラッティの影響を示しつつも、イベリア色香る独自の魅力を放っています。
このアルバムに収められた26 篇はすべて世界初録音。ニューヨークのモルガン・ライブラリー所蔵の自筆譜を使用して録音されました。当時のイタリアやスペインの鍵盤ソナタは、同じ調性で一対の曲を成していますが、ここではそれをきちんと再現。美しいメロディと陽光あふれる世界は、何故いままで埋もれていたのか不思議なほど魅力的。
1983 年生まれのディエゴ・アレスはリチャード・エガーやジェスパー・クリステンセンらに師事した将来を嘱望される若手。
ジョエル・カスマン制作の1734 年セビーリャ・チェンバロのレプリカ楽器が、スペイン黄金時代の響きを味あわせてくれます。
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PENTATONE
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PTC 5186556
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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オロスコ=エストラーダが首席指揮者をつとめる
hr 交響楽団と「春の祭典」「火の鳥」
ストラヴィンスキー:
(1)バレエ音楽「春の祭典」
(2)バレエ音楽「火の鳥」(1919年版) |
hr交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指揮) |
大熱演!!!俊英オロスコ=エストラーダが首席指揮者をつとめるhr
交響楽団と「春の祭典」「火の鳥」を録音!!
セッション録音:(1)2015年6月/アルテ・オーパー、(2)2015年8月/ヘッシッシャー・ルントフンク、hrゼンデザール/DSD、5.0Surround
sound、マルチチャンネル、56’31”
SACD ハイブリッド盤。今最も勢いのある若手指揮者の一人、アンドレス・オロスコ=エストラーダ。2015
年11 月、hr 交響楽団との来日公演でも情熱的かつ見通しのよい解釈で聴衆を虜にしたのも記憶に新しいところですが、PENTATONE
レーベルよりストラヴィンスキーの「春の祭典」と「火の鳥」(1919
年版)の最新録音が登場!
アンドレス・オロスコ=エストラーダは1977
年南米のコロンビア生まれ。19 歳でウィーンに渡り指揮を学びました。2009
年から2015 年までウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者を、また2014
年からhr 交響楽団の首席指揮者となり世界の音楽界から注目を集めている俊英指揮者です。
熱のこもった演奏で聴衆をわかせるオロスコ=エストラーダですが、歴史あるhr
交響楽団との入念なリハーサルと深い信頼関係から当団の伝統を維持しつつ若き巨匠の新鮮な解釈を取り入れております。エリアフ・インバル、ドミトリー・キタエンコ、パーヴォ・ヤルヴィなどの歴代首席指揮者のもと世界的な評価を得てきたhr
交響楽団をこの若き巨匠により新しい息吹を吹き込みます。
近年オーケストラ作品で最も人気の「春の祭典」と「火の鳥」。音楽家としての力量が問われる名作をオロスコ=エストラーダがどう解釈しているか期待が高まります。
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PTC 5186539
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席ファゴット奏者、
グスターボ・ヌニェス
ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲集
(1)ファゴット協奏曲 ハ長調 RV474
(2)ファゴット協奏曲 ヘ長調 RV488
(3)ファゴット協奏曲 変ロ長調「夜」RV501
(4)ファゴット協奏曲 ハ長調 RV477
(5)ファゴット協奏曲 イ短調 RV497
(6)ファゴット協奏曲 ハ長調 RV467 |
グスターボ・ヌニェス(ファゴット)、
アカデミー・オブ・セント・マーティン・
イン・ザ・フィールズ
トモ・ケラー(コンサートマスター) |
優秀録音!RCO 首席ファゴット奏者グスターボ・ヌニェスがヴィヴァルディのファゴット協奏曲を録音!!!
セッション録音:2015年4月/セント・ジョンズ教会(ロンドン)/DSD、5.0Surround
sound、マルチチャンネル、59’35”
SACD ハイブリッド盤。
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席ファゴット奏者、グスターボ・ヌニェスがヴィヴァルディのファゴット協奏曲を録音しました。
ファゴット奏者の重要レパートリーであるヴィヴァルディの協奏曲。ヴィヴァルディは同楽器協奏曲の先駆者的存在といえ、生前に39
曲(うち2 曲は未完成)のファゴット協奏曲を作曲しました。
当ディスクに収録された6 篇はその中でも傑作とうたわれる名作ぞろい。当時、旋律楽器としての存在でなかったファゴットが、独奏楽器としての魅力を携えそのどれもが芸術的にも優れた作品です。
名手ヌニェスとアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズの絶妙なアンサンブルでこれらの作品の魅力が最大限に表現されております。
グスターボ・ヌニェスは1965 年ウルグアイの首都モンテビデオ生まれ。5
歳のときにヴァイオリンをはじめるもベネズエラでファゴット奏者であった父の影響から11
歳のときにファゴットに転向。その後プロを志し、16
歳のときには英国王立音楽大学にてケリー・カムデンに師事。1987
年のジュネーヴ国際コンクールで“スイス賞”、ミュンヘンではカール・マリア・フォン・ウェーバー賞を受賞。その後、1989
年からバンベルク交響楽団の首席ファゴット奏者をつとめ、1995
年よりアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席をつとめる傍らデュッセルドルフのロベルト・シューマン音楽院で教鞭をとっている現代最高のファゴット奏者の一人です。
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POOH’S HOOP
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16 名の作曲家の手による《いざ来ませ、異教徒の救い主よ》全22
作品
《ぬんこむ Nun komm, der Heiden Heiland》
1.いざ来ませ、異教徒の救い主よ(コラール原曲:4声体による演奏)
2.-4.スウェーリンク/5.ブクステフーデ/6.-10.クネラー/
11.パッヘルベル/ 12.-15.ツァッホウ/16.ブルーンス*
/
17.-18.ブットシュテット/19.フェッター/20.G.F.カウフマン/
21.-23.J.G.ワルター/24.-28.J.S.バッハ(BWV599,659,660,661,699)*/
29.ホミリウス*/30.レーガー*/31.M.デュプレ*/32.H.ディストラー*/
33.-37.A.ハイラー
「いざ来ませ、異教徒の救い主よ」(16人の作曲家、全22作品) |
塚谷水無子(オルガン |
まるで世紀を超えて永遠に続いていく変奏曲のよう。塚谷水無子がオランダの名器で奏でる渾身の意欲作、「ぬんこむ、センチュリーズ・ヴァリエーションズ」!!!
16 名の作曲家の手による《いざ来ませ、異教徒の救い主よ》全22
作品
セッション録音:2015年7月24&25日/ホグランツ教会、ライデン(ハーガービア・オルガン) 2015年7月17&28日/バフォ教会、ハーレム(ミュラー・オルガン)*/ステレオ、65’15”
オルガニスト塚谷水無子が、クリスマスの約4
週間前から始まるアドヴェント(待降節)のこの時季に贈るアルバム、コラール《いざ来ませ、異教徒の救い主よ(Nun
komm, der Heiden Heiland)》に基づく、16
名の作曲家の手による全22 作品を、ハーレムのバフォ教会ミュラー・オルガンとライデンのホグランツ教会ハーガービア・オルガンの2
台で弾き分けた骨太な意欲作、その名も「ぬんこむ」!
4 世紀アンブロジウスから20 世紀まで愛され続けてきたこの聖歌の歴史を美しいオルガンの音色とともに描き切ります。
まさに、” Nun Komm, Throughout the Centuries”
!
塚谷水無子(オルガン)
東京藝大楽理科卒業後オランダへ。パイプオルガン・作曲・即興演奏をヨス・ファン・デア・コーイに、チェンバロをロベール・コーネンに、ピアノと室内楽をヴィム・レーシンクに師事。アムステルダム音楽院、デンハーグ王立音楽院修士課程を首席で卒業。17
年にわたりロイヤルコンセルトヘボウ、オランダ国立歌劇場はじめヨーロッパ各地のコンサートに出演、委嘱作品の世界初演も数多く手がける。古楽から現代音楽までレパートリーは多岐にわたる。 |
STERLING(CD−R)
STERLINGは新譜であっても入らない可能性があります。また入るとしても半年近く待たされることが多いです。どうかどうかご容赦ください。 |
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CDS 1106-2
(CD-R)
\2600
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メキシコ・ロマン派の協奏曲!リカルド・カストロ!
リカルド・カストロ:
ピアノ協奏曲 Op.22
チェロ協奏曲
交響詩 《オイトナ》 |
ロドルフォ・リッター(ピアノ)
ウラディミール・サガイド(チェロ)
ホセ・ミラモンテス・サパタ(指揮)
サン・ルイス・ポトシ交響楽団 |
マヌエル・マリア・ポンセのピアノ協奏曲集(CDS
1102-2)に続く、メキシコ・ロマン派の協奏曲。19世紀後半のメキシコでコンポーザー・ピアニストとして活躍した、リカルド・カストロ(1864−1907)のピアノ協奏曲とチェロ協奏曲が登場。
ポンセに引き続き、メキシコのピアニスト、ロドルフォ・リッターが、祖国の偉大な音楽家の作品を復権する。レア・コンチェルト・ファンには要注目のアルバム。
※録音:2014年1月23日−26日、メキシコ
※こちらのタイトルは、高品質メディア(SONY
DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
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ロマン派のクラリネット五重奏曲集Vol.2
エワルド・シュトラッサー:
クラリネット五重奏曲ト長調 Op.34
アンリ・マルトー:
クラリネット五重奏曲ハ短調 Op.13 |
シュテファン・ジーゲンターラー(クラリネット)
プラハ・スタミツ弦楽四重奏団 |
フックス&ティエリオのクラリネット五重奏曲集(CDA
1674-2)に続く第2弾。
これまでも様々なクラリネットのためのレア・レパートリーを録音してきた、スイス・クラリネット界の重鎮シュテファン・ジーゲンターラーが吹く、ドイツのエワルド・シュトラッサー(1867−1933)、フランスのアンリ・マルトー(1874−1934)のクラリネット五重奏曲。
※録音:2011年11月9日−10日、プラハ |
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CDA 1684-2
(CD-R)
\2600
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グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 Op.8
ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 Op.13
ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45 |
クリスチャン・スヴァルヴァー(ヴァイオリン)
ヘルゲ・ヒェクスフース(ピアノ) |
1982年、スウェーデンの音楽一家に生まれ12歳でデビュー、ストックホルム王立音楽院やジュリアード音楽院で研鑽を積んだ若きヴァイオリニスト、クリスチャン・スヴァルヴァーが弾くグリーグのソナタ集。
※録音:2012年10月29日−30日、スウェーデン
※こちらのタイトルは、高品質メディア(SONY
DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
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CDA 1658-2
(CD-R)
\2600
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暗闇をこわがらないで 〜 アドヴェント、ルチア、クリスマスの音楽
レンキスト:Var inte radd for morkret(暗闇をこわがらないで)/
伝承曲:
Goder Morgen i denna、Sal Staffanspotpurri、
Guds Son ar fodd、Det ar en ros utsprungen、
Bereden vag, for Herran、Valkommen, O
Jesu/
コットラウ:サンタ・ルチア/
オールソン:アドヴェント、Det brinner en
stjarna/
ヒッレルード:Veni Emanuel/レーガー:マリアの子守歌/
シベリウス:クリスマスの歌/ボッシ:カンターテ・ドミノ/他 |
オスカー室内合唱団
アンデシュ・コールデン(指揮)
ペール・オロフソン(指揮) |
スウェーデンのオスカー室内合唱団が歌う、厳粛で幻想的なクリスマス・ソング。
※録音:2006年7月&8月、オスカー教会(スウェーデン)
※こちらのタイトルは、高品質メディア(SONY
DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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AUDITE
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ヤニグロの歴史的名演がアウディーテによる見事な復刻で蘇る!
(1)コレッリ:合奏協奏曲 ニ長調Op.6-4(8’28”)
(2)ロッシーニ:弦楽のためのソナタ第6番
ニ長調「嵐」(14’23”)
(3)ヒンデミット:ヴィオラと弦楽のための葬送音楽(9’49”)
(4)ショスタコーヴィチ:弦楽八重奏曲Op.11
よりスケルツォ(4’04”)
(5)バーバー:弦楽のためのアダージョ(5’50”)
(6)ケレメン:弦楽のための協奏的即興曲(7’45”)
(7)レーガー:抒情的アンダンテ「愛の夢」(5’18”)
(8)モーツァルト:ディヴェルティメント 変ロ長調K.137(9’11”)
(9)ホフシュテッター(伝ハイドン):弦楽四重奏曲
ハ長調「セレナード」(3’34”)
(10)ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲
ニ長調RV.230(チェロ版)(10’36”) |
アントニオ・ヤニグロ(チェロ/指揮)
ザグレブ・ソロイスツ合奏団
(ザグレブ室内合奏団)
(1)グンヒルト・スタッペンベック
(チェンバロ)
(3)ステファノ・パサージオ(ヴィオラ) |
ザグレブ・ソロイスツ合奏団の設立者ヤニグロの歴史的名演がアウディーテによる見事な復刻で蘇る!
セッション録音:(1)1957年1月14日、(2)(5)1964年4月19日、(3)1958年3月12日、(4)1964年4月17日、(6)1958年3月12日、(7)(10)1966年3月16日、(8)1961年3月19日、(9)1958年11月11日/ジーメンスヴィラ(ベルリン、ランクヴィッツ)/モノラル、79’06
抜群の高音質復刻で評判を呼ぶaudite の「ドイチュラントラジオ・クルトゥーア・エディション」シリーズからアントニオ・ヤニグロ率いるザグレブ・ソロイスツ合奏団との歴史的名演がリリースされます。
1918 年ミラノ生まれのヤニグロはヴェルディ音楽院でジルベルト・クレパックスにチェロを学んだ後、1929
年から数年間にわたりパブロ・カザルスの格別の薫陶を受け、10
代にして世界的チェリストとして演奏旅行するほどの天才ぶりを発揮していました。その後、第二次世界大戦の影響からクロアチアのザグレブに留まり、その間21
歳の若さでザグレブ音楽院の教授に任命され依頼1953
年まで務めました。
第二の故郷となったザグレブにて積極的な音楽活動を続け1953
年に自ら結成したザグレブ・ソロイスツ合奏団では1967
年まで指揮者、チェロ奏者して活躍。
当ディスクに収められた録音はいずれもベルリンのジーメンスヴィラでのセッションです。彼らの軌跡をたどるような名演ばかりが集められ、バロックから20
世紀の作品までレパートリーの広さを示したものとなります。
録音はいずれもモノラルながらaudite レーベルの社主ルトガー・ベッケンホーフ氏による非常に丁寧なリマスタリングにより、演奏の空気感・迫力が伝わる最上の復刻と言えましょう。
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PRAGA DIGITALS
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PRDDSD 350068
(SACD HYBRID)
\2900 →\2690
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ライヴで燃えるアラウとクーベリック最高のブラームス、
SACDで登場
ブラームス:
(1)ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
(2)ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24 |
クラウディオ・アラウ(Pf)
ラファエル・クーベリック(指揮)
バイエルン放送交響楽団 |
録音:(1)1964 年4 月24 日/バイエルン放送(ライヴ) (2)1963
年5 月20 日/ルガーノ(ライヴ)/STEREO BI-CHANNEL、79’
27”
SACDハイブリッド盤。限定盤。
CDバックカバーにはバイエルン放送のライヴ音源を、名人カレル・ソウケニークがリマスタリングとあります。
アラウとクーベリックによるブラームスのピアノ協奏曲は、Orfeoからリリースされ話題になったものと同音源。さらに鮮明な音で登場しました。ライヴで燃えるクーベリックならではの迫力と推進力が物凄く、ブラームス音楽の魅力を満喫させてくれます。独特なアラウのトーンも見事に蘇っています。
「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」は一週間後のライヴがヘンスラーからリリースされていますが、こちらも冴えた演奏で30
分近くをあっと言う間に聴かせてしまいます。 |
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プラハのオイストラフ
(1)バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.21
(2)同(シゲティ編):ハンガリー民謡〜「子供のために」より第6、13、18番
(3)ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ〜第2楽章「バラード」
(4)イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番「バラード」Op.27の3
(5)プロコフィエフ:5つのメロディOp.35b
(6)ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 |
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
フリーダ・バウエル(Pf) |
オイストラフのお宝音源がプラハ・レーベルより登場
録音:1966年5月18日(5)(6)、1969年5月19日(2)(3)、1972年5月17日(1)(4)/ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)/Genuine
Stereo、79’ 59”
旧ソ連の大巨匠ダヴィド・オイストラフがチェコのプラハで行った貴重なライヴ集。
壮年期のプロコフィエフとラヴェルのテクニックも素晴らしく、また死の2
年前1972 年のバルトークとイザイもまさにお宝と申せましょう。ことにイザイの無伴奏ソナタはステレオ録音で、鬼気迫る演奏に金縛り状態。
オイストラフならではのつるつるした美音も魅力です。 |
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WEITBLICK
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SSS 0171/73
(3CD)
\6900 →\6290
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スウェーデン放送のオリジナル・ソースからの初復刻!
「ブルーノ・ワルター イン ストックホルム」
(1)モーツァルト:交響曲第39番
(2)モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク
(3)シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレート」
(4)ブラームス:ドイツ・レクイエム |
ブルーノ・ワルター(指揮)
(1)-(3)スウェーデン放送交響楽団
(4)ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
(4)ケルスティン・リンドベルイ・トールリンド(S)
ジョエル・ベルグルント(Br)
王立フィルハーモニー合唱団 |
ブルーノ・ワルター イン ストックホルム、スウェーデン放送のオリジナル・ソースからの初復刻!ドラマティックなワルターを聴きたいのなら、これ!
録音:(1)-(3)1950 年9 月8 日ライヴ、(4)1950
年9 月13 日ライヴ
〜ライナーノート〜より
1950 年の晩夏から秋にかけて、ワルターの身はヨーロッパにあった。8
月にはザルツブルク音楽祭に出演し、ウィーン・フィルのオーケストラ・コンサートを二日間指揮している。この中からマーラーの交響曲第4
番とベートーヴェンの「エグモント」序曲がCD化されて聴くことができる。さらに9
月4 日には、フランクフルト博物館の管弦楽団(これはフランクフルト歌劇場のオーケストラの別名)を指揮し、ここではマーラーの交響曲第4
番を取上げている。これは第二次大戦後初のドイツにおける演奏となった。この録音も現存する。そしてストックホルムに移動、8
日から14 日にかけての演奏会。さらに24,25
日は生れ故郷のベルリンを訪れてベルリン・フィルに出演。これがベルリン・フィルとの再会にして最後の共演となった。10
月2 日にはかつて歌劇場総監督の地位にあった、バイエルン国立歌劇場のオーケストラ・コンサートを指揮し、シューベルトの「未完成」とマーラーの第1
交響曲を指揮している。この時期にワルターは恐らくもっと多くの土地を訪れ、オーケストラに客演している筈である。70
歳の半ばでこの長期に渡る過密スケジュールをこなせたのは驚異的だ。気力の充実もさることながら、心臓の病に冒される前という体力的な好条件も揃っていたから可能だったとも言えよう。モーツァルトの交響曲第39
番は、予想通り響きがとても柔らかい。「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」も瑞々しい感性は、古くから聞かれているSP録音と変わることなく、老け込んだ気配もない。ライヴ録音故に快活さが当然のごとく加味されている。
演奏会のメインの曲目が「ザ・グレート」である。これは雄大なスケールを持った演奏であり、細かく刻むリズムの楽しさは抒情的表現の泰斗であるワルターらしい快演である。この曲のライヴ録音は他にNBC響とのものしか聴けないので、今回のリリースは歓迎されるだろう。
ワルターはブラームスに関してもエキスパートであったが、「ドイツ語によるレクイエム」となると、シリアスな表現が徹底している。ストックホルム・フィルの「ドイツ・レクイエム」というと、このワルターの演奏と近い時期に行われた、フルトヴェングラーの1948
年の演奏が有名だ。合唱団も共通している。この合唱団が優秀なのは周知の事実である。ワルターの演奏もフルトヴェングラーに負けず劣らずの劇的な演奏である。「ドイツ・レクイエム」の第2曲目、「肉はみな、草のごとく」の結構派手で動的なアプローチの迫力、第6曲目「われらここには、とこしえの地なくして」はヒロイックでもある。第7曲目「幸いなるかな、死人のうち、主にありて死ぬるものは」の終結はさすがに静かに瞼が閉じるような静謐さである。極めて起伏に富んだ演奏であり、歌劇場で育った芸術家ワルターならではのドラマティックな名演と言えるだろう。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付
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<国内盤>
<映像>
11/25(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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STRADIVARIUS
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フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762):
12のヴァイオリン・ソナタ Op.4 Vol.2
第4番ニ短調/第8番ニ短調/第2番ホ短調
第5番イ短調/第9番ハ短調/第11番ロ短調 |
リアーナ・モスカ(ヴァイオリン)
アントニオ・モスカ(チェロ)
ルーカ・ピアンカ(アーチリュート)
ジョルジョ・パロヌッツィ(チェンバロ) |
ジェミニアーニはルッカに生まれ、アレッサンドロ・スカルラッティやアンルカンジェロ・コレッリに師事したイタリアのヴァイオリニスト・作曲家・音楽理論家。1714以降はロンドンやダブリンで活躍。音楽的にコレッリとヘンデルをつなく存在となりました。
リアーナ・モスカは1998年以来イル・ジャルディーノ・アルモニコのメンバーを務めているチューリヒ生まれのヴァイオリニスト。長調のソナタ6曲を収録した
Vol.1から3年半を経てようやく短調のソナタ6曲が登場、完結となりました。
【旧譜 第1弾】 |
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フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762):
12のヴァイオリン・ソナタ Op.4 Vol.1
第1番ニ長調/第7番イ長調/第3番ハ長調
第6番ニ長調/第10番イ長調/第12番イ長調 |
リアーナ・モスカ(ヴァイオリン)
アントニオ・モスカ(チェロ)
ルーカ・ピアンカ(アーチリュート)
ジョルジョ・パロヌッツィ(チェンバロ)
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録音:2010年6-8月、聖バルトロメオ教会、ノマーリオ、トリノ県、イタリア |
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J・S・バッハ(1685-1750):
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第1番ト長調
BWV1027
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第2番ニ長調
BWV1028
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第3番ト短調
BWV1029
(以上、チェロとギターによる) |
セバスティアン・シンガー(チェロ)
アンドレ・フィッシャー(ギター) |
スイスのチェリストとギタリストによるバッハのソナタ。セバスティアン・シンガー(サンジェ)は2000年以来2015年現在スイス・ピアノ三重奏団のメンバー。
オスカル・ギリア門下のアンドレ・フィッシャー(フィシェ)はチェロのセバスティアン・シンガー、テノールのラファエル・ファヴルとそれぞれデュオを組んで活動しています。 |
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<メジャー・レーベル>
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SONY
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8887512801-9
(CD+3DVD)
\9000→\8490 |
ヨナス・カウフマン/誰も寝てはならぬ〜スペシャル・ギフト・エディション
【CD】
2015/9/11発売『Nessun Dorma - The Puccini
Album (Deluxe)』(8887509248- 2)より
1 歌劇「マノン・レスコー」より「なんと素晴らしい美人」
2歌劇「マノン・レスコー」より「ああ、私が一番きれいなのね〜あなたなの、あなたなの、愛する人」
3 歌劇「マノン・レスコー」より「ああマノン、またしてもお前は」
4 歌劇「マノン・レスコー」より「急げ、整列!〜そうさ僕は狂っているさ」
5 歌劇「妖精ヴィッリ」より「ここがあの家・・・苦しい僕のこの思いを」
6 歌劇「エドガール」より 「大狂宴だ!」
7 歌劇「ボエーム」より 「愛らしい乙女よ」
8 歌劇「トスカ」より 「妙なる調和」
9 歌劇「蝶々夫人」より 「愛の家よ、さようなら」
10 歌劇『西部の娘』より「あれから6カ月たった」
11 歌劇『西部の娘』より「やがて来る自由の日」
12 歌劇「つばめ」より 「パリ!それは欲望の町」
13 歌劇「外套」より 「お前の言うとおりだ」
14 歌劇「ジャンニ・スキッキ」より 「フィレンツェは花咲く木のような」
15 歌劇「トゥーランドット」より 「泣くな、リュー」
16 歌劇「トゥーランドット」より「だれも寝てはならぬ」
《録音》2014年9月14日〜21日、ローマ、聖チェチーリア・ホール |
ヨナス・カウフマン(テノール) /
クリスティーネ・オポライス(ソプラノ) /
マッシモ・シメオーリ(バリトン) /
アントニオ・ピロッツィ(バス) /
ローマ・サンタ・チェチーリア国立管弦楽団・合唱団
指揮:アントニオ・パッパーノ |
【DVD1】
2015/9/11発売『Nessun Dorma - The Puccini
Album (Deluxe)』(8887509248- 2)より
カウフマンのインタビューや録音風景を収めた映像のほか、
「マノン・レスコー」
(アントニオ・パッパーノ指揮、
ジョナサン・ケント演出、コヴェント・ガーデン王立歌劇場公演)、
「西部の娘」
(フランツ・ウェルザー=メスト指揮、
マルコ・アルトゥーロ・マレッリ演出、ウィーン国立歌劇場公演)からのハイライト映像を収録 |
【DVD2】
2015/10/9発売『Puccini: Manon Lescaut (DVD)』(8887510519-
9)
プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』(全曲)
,《収録》2014年6月, コヴェント・ガーデン王立歌劇場でのライヴ |
クリスティーネ・オポライス(ソプラノ/マノン・レスコー),
ヨナス・カウフマン(テノール/デ・グリュー),
クリストファー・モルトマン(バリトン/マノン・レスコーの兄),
マウリツィオ・ムラーロ(バス/ジェロンテ・デ・ラヴォワール),
ベンジャミン・ヒューレット(テノール/エドモント)、他、
アントニオ・パッパーノ(指揮)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
《演出》ジョナサン・ケント,
《美術》ポール・ブラウン,
《照明》マーク・ヘンダーソン |
【DVD3】
2015/11/27発売『Puccini: La Fanciulla del
West (DVD)』(8887506406- 9)
プッチーニ:歌劇『西部の娘』(全曲)
《収録》2013年10月30日〜11月5日、ウィーン国立歌劇場でのライヴ
《映像監督》フェリックス・ブラザック |
ニーナ・シュテンメ(ソプラノ/ミニー),
ヨナス・カウフマン(テノール/ディック・ジョンソン(ラメレス)),
トーマシュ・コニーチュニー(バリトン/ジャック・ランス),
ノルベルト・エルンスト(テノール/ニック),
パオロ・ルメツ(バス/アシュビー),
ボアス・ダニエル(バリトン/ソノーラ), 他,
フランツ・ウェルザー=メスト(指揮)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
《演出・装置・照明》
マルコ・アルトゥーロ・マレッリ、
《衣裳》ダグマール・ニーフィンド |
スペシャル・ギフト・エディション誰もが待ち望んだ、
カウフマンによるプッチーニ・アルバムの決定版!
「誰も寝てはならぬ」のCD、そして「マノン・レスコー」「西部の娘」のDVDを豪華BOXに収納したスペシャル・ギフト・エディション。
こちらの商品は、過去に発売された以下3タイトルをBOXに収録したものです。
2015/9/11発売『Nessun Dorma - The Puccini
Album (Deluxe)』(8887509248-
2)2015/10/9発売『Puccini: Manon Lescaut
(DVD)』(8887510519- 9)
2015/11/27発売『Puccini: La Fanciulla
del West (DVD)』(8887506406- 9) |
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8887516906-2
\2700→\2490 |
エイミー・ディクソン / アイランド・ソングズ
1) ピーター・スカルソープ(1929-2014):「アイランド・ソングズ」,
2) ブレット・ディーン(1961-):「シドゥーリ・ダンス」
3) ロス・エドワーズ(1943-):「フル・ムーン・ダンス」
(アルト・サクソフォンのための協奏曲) |
エイミー・ディクソン(サクソフォン),
シドニー交響楽団
ベンジャミン・ノーシー(指揮:1&2)、
ミゲル・ハース=ベドーヤ(指揮:3), |
オーストリラリア出身のサクソフォン奏者、エイミー・ディックソンによる新録音は、シドニー交響楽団との共演で、ブレット・ディーン、ロス・エドワーズ、ピーター・スカルソープという、現代オーストラリアを代表する3人の作曲家による、サクソフォンのための協奏的作品を収録しています。
これらはすべてエイミー・ディクソンのために書かれた作品でもあります。スカルソープの「島の歌」は、オーストラリエ北部の民謡に基づき、先住民族とその祖先が生まれた島、そして愛についての歌をテーマにした「故郷の歌」と、気候変動による悲劇、そして安定した世界への希望が含まれた叙情的な「嘆きと憧れ」との2つの楽章から構成されています。ディーンの「シドゥーリ・ダンス」は、ギルガメシュ叙事詩によって触発されたもので、島の歌と踊りを連想させてくれます。エドワーズの「フル・ムーン・ダンス」は、満月の夜に集まった小鳥のさえずり、先住民族の歌と楽器が模倣され、音の万華鏡を作成しています。
エイミーの生まれたオーストラリアの音楽を、見事に表現したアルバムです。エイミー・ディクソンは7歳よりサックスを始め、16歳でデビュー。17歳でシドニー交響楽団と共演。18歳からロンドン、アムステルダムで学び、様々なコンクールで優勝。現在ヨーロッパを中心として独奏者として活躍。また、フィリップ・グラスのヴァイオリン協奏曲をサクソフォン用にアレンジして初演・録音するなど、サクソフォンのレパートリーの拡大にも熱心に取り組んでいます。
クラシックの名曲だけでなく、現代音楽、そしてこのアルバムに収録されたようなポピュラー作品から、サクソフォン奏者のための定番まで幅広く網羅しており、世界各国で高い評価を得ており「Classic
Brit Award」受賞。また2014年発売の「A Summer
Place」のジャズ・スタンダード名曲集は、第57回グラミー賞ノミネートもされました。
《録音》2015年、シドニー・オペラ・ハウス(デジタル:ライヴ) |
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8887512712-2
\2700→\2490 |
ハワード・グリフィス/アントニン&パウル・ヴラニツキー:協奏曲と交響曲
1) アントニン・ヴラニツキー:ヴァイオリン協奏曲ハ長調Op.11,
2) パウル・ヴラニツキー:交響曲ニ長調Op.16-3,
3)パウル・ヴラニツキー:チェロ協奏曲ハ長調Op.27,《演奏》 |
ヴェリコ・チュンブリーゼ(ヴァイオリン),
キアラ・エンデルレ(チェロ),
ハワード・グリフィス(指揮)
ミュンヘン室内管弦楽団 |
ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンが敬愛したヴラニツキー兄弟の珍しいオーケストラ作品を収めたアルバムの登場です。
パウル(パヴェル)・ヴラニツキー(1756-1808)は、チェコ出身で、ヨーゼフ・マルティン・クラウスに師事。古典派音楽の作曲家・ヴァイオリニスト・オルガニストとしてウィーンで活躍しました。
モーツァルトと同年生まれの親友としても知られ、モーツァルトも彼のことを高く評価しており、モーツァルトを初め多くの人から尊敬を集めた指揮者でもあったため、ベートーヴェンは「交響曲第1番」、ハイドンはオラトリオ「四季」の初演を依頼しています。またフリーメーソンのメンバーでもあったと言われています。数多くのオペラ、バレエ曲、交響曲、協奏曲、室内楽などを作曲しました。
また弟のアントニン・ヴラニツキー(1761-1820)は、モーツァルト、ハイドン、アルブレヒツベルガーに師事したといわれており、作曲家、ヴァイオリニストでこちらもウィーンで活躍しました。二人とも当時ウィーンで人気を博した作曲家でもあり、他の作曲家が彼らの曲の主題を用いた変奏曲も多く作られました。指揮者のハワード・グリフィスは知られざる古典派の音楽の研究家でもあり、数多くの作品の復活再演を手掛けています。また若手アーティストを支援しており、ここでも2人の新鋭ソリストを起用し演奏を行っています。
トルコ生まれのヴァイオリニスト、ヴェルコ・チュンブリーゼはウィーンでドーラ・シュヴァルツェンベルクに学び、現在はミュンヘン音楽大学でチュマチェンコに師事して研鑽を積む逸材。2012年にはスイスのモントルー/ヴヴェイで行なわれた「若い演奏家のための国際チャイコフスキー・コンクール」で優勝、2013年にはヴェルビエで行なわれた小澤征爾のアカデミーにも参加しています。楽器は1540年製のアマティ。
チェロのキアラ・エンデルエは2013年にシューマンの協奏曲でチューリヒ・トーンハレ管弦楽団へのデビューを飾り、同年、ルトスワフスキ・チェロ・コンクールで優勝し、ロンドンのピエール・フルニエ賞を受賞しています。
《録音》2015年10月, ドイツ、プラネック、クップファーハウス(デジタル:セッション)
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RCA
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8887512070-2
(6CD)
\4000→\3690 |
モートン・グールド/
シカゴ交響楽団とのコンプリートRCAレコーディングズ
【Disc1】
モートン・グールド:『管弦楽のためのスピリチュアルス』,
コープランド:『舞踏交響曲』
[録音:1965年2月, 原盤番号:LSC-2850]/
【Disc2】
アイヴズ:
『「アメリカ」の主題による変奏曲』
『交響曲第1番ニ短調』
[録音:1966年1月, 1965年11月, 原盤番号:LSC-2893]/
【Disc3】
チャイコフスキー:
『「眠れる森の美女」〜ワルツ』
『「弦楽セレナーデ」〜ワルツ』
『「くるみ割り人形」〜花のワルツ, 終幕のワルツとアポテオーズ』
『「白鳥の湖」〜ワルツ, 小品円舞曲, 白鳥のワルツ』
『「交響曲第5番ホ短調」〜第3楽章:ワルツ』
『歌劇「エフゲニー・オネーギン」〜ワルツ』
[録音:1965年11月, 1966年1月, 原盤番号:LSC-2890]/
【Disc4】
ニールセン:
『クラリネット協奏曲Op.57』『交響曲第2番「四つの気質」Op.16』〜
ベニー・グッドマン(クラリネット)
[録音:1966年6月, 原盤番号:LSC-2920]/
【Disc5】
アイヴズ:
『交響曲第2番』『コネチカット州レディングのパットナム将軍の野営地』
『ロバート・ブラウニング序曲』
[録音:1967年2月, 原盤番号:LSC-2959]/
【Disc6】
R=コルサコフ:『交響曲第2番「アンタール」Op.9』,
ミャスコフスキー:『交響曲第21番嬰ヘ短調Op.51』
[録音:1968年1月, 原盤番号:LSC-3022]/ |
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モートン・グールド(指揮)
シカゴ交響楽団 |
2016年のモートン・グールド(1913-1996)の没後20年に合わせ、グールドが1965年から1968年にかけてシカゴ交響楽団を指揮してRCAに残した6枚分のLPを紙ジャケットでCD化したボックス・セットが登場します。
モートン・グールドは「20世紀の音楽の巨人」ともいうべき、最も才能に溢れた音楽家の一人で、ピューリッツアー賞を受賞した作曲家、グラミー賞に輝いた指揮者、優れた編曲家、そして天才的なピアニストとして、クラシックとポピュラーの両分野で大きな足跡を残しました。
ニューヨーク州に生まれ、最初の作品を出版したのが6歳といわれる、10歳を超えたころからストコフスキーやトスカニーニがその作品を取り上げる神童でした。作曲活動も幅広く、クラシック音楽のみならず、映画やラジオ、TV、ブロードウェイやバレエのために様々な作品を残しています。
指揮者としても長じていたグールドは全米のメジャー・オーケストラのみならず、カナダ、メキシコ、ヨーロッパ、オーストリア、日本で指揮活動を行ないました、シカゴ交響楽団を初めて指揮したのはライナー時代の1955年のことで、ラヴィニア音楽祭への客演でした。
次のマルティノンの時代になると、RCAは録音契約を音楽監督のマルティノンのほか、グールドと小澤征爾に振り分けて、積極的な録音を行ないました。
グールドがシカゴ交響楽団と残した6枚の録音は、自作曲のほか、盟友コープランドの「舞踏交響曲」、アイヴズの交響曲第1番の世界初録音(1966年のグラミー賞受賞)、交響曲第2番やオーケストラ曲のほか、ニールセンの交響曲第2番「4つの気質」とクラリネット協奏曲(何とベニー・グッドマンがクラリネット)、チャイコフスキーのワルツ集、R=コルサコフ「アンタール」とミヤスコフフキーの交響曲第21番と幅広い色彩的なレパートリーが含まれているのが特徴です。
今回は全曲が新しくオリジナル・アナログ・マスターからリミックス&リマスターが行なわれており、オールカラーの別冊解説書には、詳細なレコーディング・データのほか、珍しい写真も掲載されています。
6枚のディスクはオリジナルLPデザインの紙ジャケットに封入され、レーベルも当時のLPデザインを踏襲し、厚紙製のクラムシェルボックスに収納されています。 |
<国内盤>
<映像>
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SONY(映像)
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88875 130259
(Blu-ray)
\4200→\3790 |
11/13(金)掲載済み、詳細判明に付き再掲載
ヨナス・カウフマン/プッチーニの夕べ
ミラノ・スカラ座2015年6月14日、ソロ・リサイタル映像
プッチーニ:
『交響的前奏曲』,
歌劇『妖精ヴィッリ』より
「ここがあの家」「妖精の踊り」,
歌劇『エドガール』より
「快楽の宴よ!ガラスのような目をしたキメラよ!」「第3幕への前奏曲」,
歌劇『マノン・レスコー』より
「僕は今まで、このように美しい乙女を見たことがない」
「間奏曲」「早く、一列に並べ!〜傍へ寄るな!」,
歌劇『トスカ』より「第3幕への前奏曲」,
歌劇『蝶々夫人』より「間奏曲」,
歌劇『西部の娘』より「一言だけ!〜父が死んでもう6カ月になる」
歌劇『修道女アンジェリカ』より「間奏曲」,
歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」,
アンコール:
歌劇『トスカ』より「妙なる調和」,
歌劇『西部の娘』より「やがてくる自由の日」,
レフィーチェ:『雲の影』,
デ・クルティス:『忘れな草』,
歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」 |
ヨナス・カウフマン(テノール)
ヨッヘン・リーダー(指揮)
ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管
《映像演出》ブライアン・ラージ |
88875 130249
(DVD)
\3800→\3490 |
今年2015年6月14日、イタリア・オペラの殿堂、ミラノ・スカラ座の2015/16年シーズンの終盤に行なわれた、ヨナス・カウフマンのソロ・リサイタル。
「プッチーニの夕べ」と題されたこのリサイタルは、カウフマンが最も得意とするプッチーニのオペラ・アリアでプログラムが組まれ、チケット発売と当時にたちまちソールドアウトとなり、5曲のアンコールを歌った後も40分も拍手が続いた稀有のイベントとなりました。
先日ソニー・クラシカルから発売されたプッチーニのオペラ・アリア集と同様に、パヴァロッティをはじめとする三大テノールで人気曲となった『誰も寝てはならぬ』(プログラムの最後とアンコールで歌われています)など、プッチーニのヒット・メロディともいうべき名アリアが満載。映像演出は名手ブライアン・ラージが担当し、リサイタルの熱気を余すところなく鮮明な映像でとらえています。
なおこの映像はヨーロッパでは10月8日(ドイツ・オーストリア・スイス)と11月17日(フランス以外)に各地の映画館で一斉に上映され、カウフマン本人もゲストとして登場、大きな話題となりました。
《収録》2015年6月14日、ミラノ・スカラ座でのライヴ |
11/24(火)紹介新譜
<メジャー・レーベル>
マイナー・レーベル新譜
ACTES SUD
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ASM 24
(CD+写真集)
\2900
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アルトゥール・ラヴァンディエ:室内オペラ「ボバの記憶」 |
インスタレーション:ジュリアン・テイラー
マヌエル・ヌニェス=カメリーノ(テノール)
ユジュン・ハン(ヴァイオリン)
ジュリアン・アベス(ファゴット)
マテュー・アダム(トロンボーン)
神谷 あきの(打楽器) |
シャガールと音楽をテーマに音楽と写真の出会いが生んだ画期的な芸術空間、視覚と聴覚に呼びかける室内オペラ「ボバの記憶」
録音:2015 年4 月8 日、9 日
写真家と音楽家の共同作業による創作の推進のための賞「ル・プリ・スイス・ライフ・ア・カトル・マン」。「4
つの手」を意味するこの賞を受賞した写真家ジュリアン・テイラーと作曲家アルトゥール・ラヴァンディエの、1
人の歌手と4 人の器楽奏者、写真と舞台装置のインスタレーションによる室内オペラ「ボバの記憶」が20
枚の写真と物語、CD がついた本になりました。
「ル・プリ・スイス・ライフ・ア・カトル・マン」が掲げたテーマは「シャガールと音楽」。2015
年10 月からピシーヌ美術館とパリのシテドゥラミュジークで開催されるシャガールの展示に合わせ、音楽家や振付家、映画監督など様々な芸術分野と手を結んだ画家シャガールに発想を得た作品の創作を呼びかけました。
2 人の受賞者によるこの室内オペラ「ボバの記憶」のテキストを書いたのは、写真を手掛けたジュリアン・テイラーの祖母。シュテットル(
ユダヤ人村) で育った彼女の追想が5 つの短い物語となっています。
ユダヤ系のシャガールの原点でもあるシュテットルの情景が断片的なエピソードとなって語られる中、シュルレアリスティックな写真のインスタレーションとどこか素朴さを感じさせる音楽が移ろい変わり、「ボバ(
イディッシュ語で「おばあさん」) の記憶」を形作ります。
写真と音楽という2 つの異なる芸術の出会いが生んだ画期的な芸術空間を、写真集とCD
でじっくりご堪能ください。
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RCO LIVE
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RCO 15006
(4CD)
\3400 →\3090
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限定生産商品。
アーカイヴ蔵出し、2007− 2014年までの最新ライヴ、コンセルトヘボウ管メンバーによる室内楽ボックス
「ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団メンバーたちによる室内楽」 |
[CD 1]53’22
・J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調BWV
1056
スザンネ・ヤスパース(ヴァイオリン)、ボリカ・ファン・デン・ボーレン(ヴァイオリン)、
ローラント・クレーマー(ヴィオラ)、イケ・フィールセン(チェロ)、
ロープ・ディルクセン(コントラバス)、メンノ・ファン・デルフト(チェンバロ)、
録音時期:2010 年12月21日(ライヴ)
・テレマン:2 つのヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音のための協奏曲
変ロ長調TWV 43: B1
スザンネ・ヤスパース(ヴァイオリン)、ボリカ・ファン・デン・ボーレン(ヴァイオリン)、
ローラント・クレーマー(ヴィオラ)、イケ・フィールセン(チェロ)、
ロープ・ディルクセン(コントラバス)、メンノ・ファン・デルフト(チェンバロ)
録音時期:2010 年12月21日(ライヴ)
・フランソワ・クープラン:トリオ・ソナタ「パルナッスス山もしくはコレッリ讃」
〜2つのヴァイオリンと通奏低音のための
スザンネ・ヤスパース(ヴァイオリン)、ボリカ・ファン・デン・ボーレン(ヴァイオリン)、
イケ・フィールセン(チェロ)、メンノ・ファン・デルフト(チェンバロ)
録音時期:2010 年12月21日(ライヴ)
・ジュリオ・レゴンディ:夢op. 19(1860)〜独奏ギターのための夜想曲
ヨハネス・メラー(ギター)/録音時期:2009
年12月22日(ライヴ)
・ボッケリーニ:ギター五重奏曲第4 番 ニ長調G.
448「ファンダンゴ」
マルレーン・アスベルフ(ヴァイオリン)、ボリカ・ファン・デン・ボーレン(ヴァイオリン)、
イェルーン・クィント(ヴィオラ)、フレッド・エデレン(チェロ)、ヨハネス・メラー(ギター)
録音時期:2009 年12月22日(ライヴ)
[CD 2]79’42
・ベートーヴェン:3つのエクヴァーレ WoO
30 (1812)〜トロンボーン四重奏のための
バート・クラーセンス(トロンボーン)、ヨルゲン・ファン・ライエン(トロンボーン)、
ニコ・スキパース(トロンボーン)、レイモンド・ムネコム(トロンボーン)
録音時期:2007 年10月23日(ライヴ)
・モーツァルト:セレナード第11 番 変ホ長調K.
375 (1781-82)
アレクセイ・オグリンチェク(オーボエ)、ルーカス・マシアス・ナバロ(オーボエ)、
ジャック・メールテンス(クラリネット)、アンドレアス・スンデーン(クラリネット)、
ロナルト・カルテン(ファゴット)、ヨス・デ・ランヘ(ファゴット)、
シャロン・サントンジュ(ホルン)、レネ・パーヘン(ホルン)
録音時期:2011 年4月3日(ライヴ)
・ジュリアス・フランツ・ヤコブセン(1915-90):
テューバ・バレエ (1978)〜テューバと木管五重奏のための
ペリー・ホーヘンダイク(テューバ)、ヘルマン・ファン・コーヘーレンベルフ(フルート)、
ニコリーネ・アルト(オーボエ)、ヘイン・ウィーダイク(クラリネット)、
ロナルト・カルテン(ファゴット)、フォンス・フェルスパーンドンク(ホルン)
録音時期:2009 年10月18日(ライヴ)
・プーランク:ピアノ、オーボエとファゴットのための三重奏曲FP.
43 (1926)
ルーカス・マシアス・ナバロ(オーボエ)、グスターボ・ヌニェス(ファゴット)、
レオ・ファン・ドゥーセラール(ピアノ)/録音時期:2012
年3月20日(ライヴ)
・ハインツ・ホリガー:独奏オーボエによる多重音奏法のための習作
(1971)
ルーカス・マシアス・ナバロ(オーボエ)/録音時期:2012
年3月20日(ライヴ)
・リムスキー=コルサコフ:ピアノと木管のための五重奏曲
変ロ長調 (1876)
エミリー・バイノン(フルート)、オリヴィエ・パテー(クラリネット)、
フォンス・フェルスパーンドンク(ホルン)、ヘルマ・ファン・デン・ブリンク(ファゴット)、
イェルーン・バル(ピアノ)/録音時期:2014
年3月18日(ライヴ)
[CD 3]79’54
・ジョージ・クラム:ブラック・エンジェルズ(イメージⅠ)(1970)
アナ・ドゥ・ヴァイ・メスダッハ(ヴァイオリン)、イェルーン・クィント(ヴィオラ)、
フレッド・エデレン(チェロ)、マイケ・アーツ(ヴァイオリン)
録音時期:2011 年6月19日(ライヴ)
・プロコフィエフ:2 つのヴァイオリンのためのソナタ
ハ長調op. 56 (1932)
リヴィウ・プルナール(ヴァイオリン)、ワレンチナ・スヴャトロフスカヤ(ヴァイオリン)
録音時期:2010 年3月9日(ライヴ)
・武満徹:鳥が道に降りてきた (1994)
金丸葉子(ヴィオラ)、ダニエル・クラーマー(ピアノ)/録音時期:2014
年1月12日(ライヴ)
・ハインツ・ホリガー:(t)air(e) (1980/1983)〜フルート・ソロのための
カーステン・マッコール(フルート)/録音時期:2013
年4月2日(ライヴ)
・シェーンベルク(ヴェーベルン編曲):室内交響曲第1
番op. 9 (1906, arr.1923)
カーステン・マッコール(フルート)、ジャック・メールテンス(クラリネット)、
マルレーン・アスベルフ(ヴァイオリン)、ユリア・トム(チェロ)、エレン・コルフェル(ピアノ)
録音時期:2013 年4月2日(ライヴ)
[CD 4]76’48
・ルトスワフスキ:ダンス・プレリュード〜
木管五重奏、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとコントラバスのための
(1954, arr.1959)
内藤淳子(ヴァイオリン)、ローラント・クレーマー(ヴィオラ)、クリスティアーン・ハッケル(チェロ)、
トマス・ブレンストロプ(コントラバス)、エミリー・バイノン(フルート)、
アレクセイ・オグリンチュク(オーボエ)、ジャック・メールテンス(クラリネット)、
ロナルト・カルテン(ファゴット)、ペトラ・ボトマ(ホルン)
録音時期:2011 年10月11日(ライヴ)
・プーランク:ホルン、トランペットとトロンボーンのためのソナタ(1922)
ヤスパー・デ・ワール(ホルン)、ヴィム・ファン・ハッセルト(トランペット)、
バート・クラーセンス(トロンボーン)/録音時期:2011
年3月22日(ライヴ)
・メトネル:ピアノ五重奏曲ハ長調 (1905-1950)
リヴィウ・プルナール(ヴァイオリン)、カロリーネ・ストルンプラー(ヴァイオリン)、
ミヒャエル・ギーラー(ヴィオラ)、クリス・ファン・バーレン(チェロ)、
フランク・ファン・デ・ラール(ピアノ)/録音時期:2010
年3月(ライヴ)
・コルンゴルト:ピアノ三重奏曲ニ長調op.
1 (1910)
チェールト・トップ(ヴァイオリン)、ヨハン・ファン・イールセル(チェロ)、
イェルーン・バル(ピアノ)/録音時期:2012
年6月(ライヴ) |
録音場所:すべてアムステルダム、コンセルトへボウ小ホール(ライヴ)/ステレオ
名門コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーによる室内楽のライヴ演奏を収めたボックス・セットがRCO
LIVE より登場。
2007 年から2014 年までの、ここ8 年間にコンセルトヘボウ管のメンバーらがコンセルトヘボウ小ホールでおこなった室内楽プログラムCD4
枚分、全20 曲は、アーカイヴに膨大に蓄積されたライヴ音源より、元メンバーのチェリスト、ダニエル・エッサーと、現オーボエ奏者でコンセルトヘボウ室内管の第一オーボエ奏者ヤン・カウウェンホーフェンがコンパイルしたものです。
コンセルトヘボウ管弦楽団はメンバー間の室内楽活動が盛んなことで知られていますが、オーボエ首席のオグリンチュク、ナバロらによるモーツァルトのセレナード(CD
2)、フルート首席のバイノン、クラリネット首席のパテーらによるリムスキー=コルサコフの五重奏曲(CD
2)、ホルンのデ・ワール、トランペットのファン・ハッセルト、トロンボーンのクラーセンスによるプーランクのトリオ(CD
3)など、楽団の顔ともいうべきスタープレイヤーによる注目演奏が目白押し。
ヴァイオリンの内藤淳子(CD 4)、ヴィオラの金丸葉子(CD
3)といった邦人メンバーの活躍するナンバーが含まれているのも、興味の尽きないところです。
当セットは、会員総数20,000 人、ホールと楽団の親善大使である「コンセルトヘボウ・フレンズ」80
周年を記念して製作された2000 セット限定商品となります。
また、付属の64 ページ立てブックレットはオランダ語表記のみとなります。
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33RECORDS
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J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲
ジョン・ロウ:オープニング
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲(アリア、30の変奏、アリア)
ジョン・ロウ:クロージング |
ジョン・ロウ(ピアノ) |
ジャズ、クラシック、コンテンポラリーと新たな地平を開拓し続ける野心家ピアニスト、ジョン・ロウ。
新たなプロジェクトは、なんとヨハン・セバスティアン・バッハの「ゴルトベルク変奏曲」全曲!
通常演奏されるアリアと30の変奏に加え、オリジナルのオープニングとクロージングを前後に加えたジョン・ロウならではの「ゴルトベルク」。
ジャズ・ピアノ・ファンからバッハ・ファンまで要注目のアルバムです!
※録音:2013年12月、キーフォード・スタジオ |
ANALEKTA
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ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)
J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集
Vol.1
ソナタ第1番ロ短調 BWV.1014
ソナタ第2番イ長調 BWV.1015
ソナタ第3番ホ長調 BWV.1016
ソナタ第4番ハ短調 BWV.1017 |
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)
リュック・ボーセジュール(チェンバロ) |
カナダの天才ジェームズ・エーネスバッハのヴァイオリン・ソナタ集! |
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ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)
J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集
Vol.2
ソナタ第5番ヘ短調 BWV.1018
ソナタ第6番ト長調 BWV.1019
ソナタ第6番(異稿)ト長調 BWV.1019a
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
ト長調 BWV.1021
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
ホ短調 BWV.1023 |
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)
リュック・ボーセジュール(チェンバロ)
ベノワ・ロワゼル(チェロ) |
現在はイギリスのChandosやOnyxから意欲的な録音を発売し続けているカナダの天才、ジェームズ・エーネス。2004年〜2005年にかけて録音されたバッハは、ヴァイオリンとチェンバロのための6つのソナタに、BWV.1019の異稿、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ2つを収録。
J.S.バッハの「ペダル・チェンバロによるオルガン作品集(AN
29970)」といったユニークなアルバムで話題となったカナダのチェンバリスト、リュック・ボーセジュールや、レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワの首席チェリスト、ベノワ・ロワゼルといった名手たちのサポートも素晴らしい。
※録音:2004年11月9日−11日(AN 29829)&2005年12月15日−17日(AN
29830) |
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グローリア! 〜
ヴィヴァルディ:女声合唱と管弦楽のための宗教音楽
グローリア ニ長調 RV.589
モテット 《いと公正なる怒りの激しさに》
ハ短調 RV.626
協奏曲ニ短調 RV.535
モテット 《深紅色で描かれた女》 ニ長調
RV.642
マニフィカト ト短調 RV.610 |
アンサンブル・カプリス
マティアス・マウテ(指揮)
モニカ・マウフ(ソプラノ)
シャノン・メルセル(ソプラノ)、他 |
マティアス・マウテ率いる、アンサンブル・カプリスのヴィヴァルディ・プロジェクト。通常混声合唱で歌われる名曲「グローリア
RV.589」が「女声合唱」で歌われている。
※録音:2008年6月1日−3日 |
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ヴィヴァルディ:オラトリオとモテット集
ヴィヴァルディ:
オラトリオ《勝利のユディータ》RV.644(抜粋)、
協奏曲ニ短調 RV.566、
詩篇第116篇《ラウダテ・ドミヌム》RV.606
ゼレンカ:オラトリオ《カルヴァリオの丘のイエス》ZWV.62(抜粋)
ヴィヴァルディ:
詩篇第113篇《イスラエルはエジプトを去り》RV.604、
モテット《おお、天にても地にても清きもの》RV.631、
協奏曲ニ長調 RV.563、
グローリア RV.588より エト・イン・テラ・パクス |
アンサンブル・カプリス
マティアス・マウテ(指揮)
ガブリエーレ・ヒールダイス(ソプラノ)
シャノン・メルセル(ソプラノ)
ラウラ・パドェル(メゾ・ソプラノ)、他
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マティアス・マウテ率いる、アンサンブル・カプリスがヴィヴァルディに帰還。ピエタ院で孤児たちが歌ったヴィヴァルディの宗教作品をアンサンブル・カプリスの演奏で。
※録音:2011年7月21日−23日 |
DREYER GAIDO
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CD 21029
(CD+dts/特別価格)
\2500
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ガブリエル・フェルツがシュトゥットガルト・フィルを振った
R・シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りき
リゲティ:アトモスフェール
モーツァルト:交響曲第41番ハ長調 K.551《ジュピター》 |
ガブリエル・フェルツ(指揮)
シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団
カイ・ヨハンセン(オルガン)
マティアス・ヴェヒター(ヴァイオリン) |
ドイツの若き鬼才ガブリエル・フェルツがシュトゥットガルト・フィルを振った、「ツァラトゥストラはかく語りき」と「ジュピター交響曲」のセット。
※このCDはノーマルCD+同内容のサラウンドdts盤がセットになっております。dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオーディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは異なります。ご注意下さい。
※録音:2005年、ドイツ |
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トルコ音楽の現代の声
アーメド・アドナン・サイグン:ヴァイオリン組曲《デメト》Op.33
イルハン・ウスマンバス:Aproximate Duo
ファジル・サイ:ヴァイオリン・ソナタ Op.7
ムアンメル・スン:3つの小品
メリハ・ドグデュヤル:ヴァキューム、アンコール |
アティラ・アルデミル(ヴァイオリン)
シェヴキ・カライェル(ピアノ) |
録音:2003年12月、ドイツ |
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シューマン:歌曲集 〜 秋の感情
3つの詩 Op.83/6つの歌 Op.89/
リートと歌 第4集 Op.96/6つの詩とレクイエム
Op.90/
子供のための歌のアルバム Op.79 第22番 牛飼いの別れ |
スコット・ウィアー(テナー)
ライナー・ホフマン(ピアノ) |
録音:2003年12月、ブレーメン放送 |
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ホワット・シャル・ウィ・リメンバー? 〜 アメリカの歌曲集
ジェイク・ヘギー、ジョン・デューク、
アンドレ・プレヴィン、リッキー・イアン・ゴードン |
スコット・ウィアー(テノール)
ヤン・チャイコフスキー(ピアノ) |
録音:2004年、アメリカ |
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ものすごい演奏陣
フリートヘルム・デール・エディションVol.6
チェロ交響曲
ピアノ協奏曲
ビッグ・バンドと3台のグランド・ピアノのための《急速に》 |
ハインリヒ・シフ(チェロ)
ザールブリュッケン放送響
ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ)
ホルスト・シュタイン(指揮)
バンベルク交響楽団
クラウス・マルティン・ジーグラー(指揮)
RIASビッグ・バンド |
録音:1972−1997年、ドイツ |
LINN
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CKD 477
(CD-R)
\2500
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フレンチ・コネクション
L.バークリー:W.H.オーデンの5つの詩 Op.53
プーランク:歌曲集 《ある日ある夜》、気まぐれ
ブリテン:気まぐれ
ジェイク・ヘジー:フレンドリー・パースウェイジョンズ
プーランク:矢車菊
ブリテン:ジョン・ダンの神聖 Op.35 |
ジョン・マーク・エインズリー(テノール)
マルコム・マルティヌー(ピアノ) |
ジョン・マーク・エインズリーが歌うプーランク、バークリー、ブリテン!
バロックや古典派のレパートリー、ドイツ・リート、イギリス歌曲、アメリカのミュージカルまで、幅広いレパートリーを誇るイギリスのリリック・テノール、ジョン・マーク・エインズリー。
Linn Recordsから発売される新録音は、「フレンチ・コネクション」と題し、「フランス6人組」の一人、フランシス・プーランクの歌曲に、プーランクと親交のあったレノックス・バークリーの作品、同じシェイクスピアの「気まぐれ」の詞に曲を付けたプーランクとブリテンの同名の歌曲、アメリカの作曲家ジェイク・ヘジー(b.1961)がプーランクへのオマージュとして書いた「フレンドリー・パースウェイジョンズ」(エインズリーとマルティヌーが2008年に初演)などを組み合わせたプログラム。
名伴奏者マルコム・マルティヌーの完璧なサポートで、フランスとイギリス、フランスとアメリカの遙かなる友好を歌う。
※録音:2013年2月18日−21日、イギリス
※こちらのタイトルは、は高品質メディア(SONY
DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
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LINN(ECHOシリーズ)
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BKD 089
(CD-R)
\2500
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エール・ド・クール 〜 17世紀フランスの宮廷歌曲
ムリニエ、バラール、ボエセ、ブザール、
ゲドロン、作曲者不詳の作品 |
キャサリン・キング(メゾ・ソプラノ)
チャールズ・ダニエルズ(テノール)
ジェイコブ・ヘリングマン(リュート) |
16世紀から17世紀にかけてフランスで発達した「宮廷歌曲エール・ド・クール」。美しい愛の歌をキャサリン・キングが自由に歌う。
※CKD 089からの新装移行再発売。CKD 089は廃盤となります。
※Echoシリーズ(BKD規格)は、高品質メディア(SONY
DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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PROFIL
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PH 15000
(6CD)
\5600 →\5190
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ドイツの放送局にあったマスターから初復刻
超期待のProfilムラヴィンスキー・シリーズ開始
ムラヴィンスキー・ボックス1 |
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf. CD6)
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィル |
CD1
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36/
同:交響曲第5番ホ短調Op.64(第1・2楽章)
[録音:1960年11月9-10日]
CD2
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64(つづき第3・4楽章)
同:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
[録音:1960年11月9-10日]
CD3
ハイドン:交響曲第101番ニ長調「時計」Hob.
I :101 [録音:1952年12月20日]
ショスタコーヴィチ:交響曲第6番ロ短調Op.54 [録音:1946年11月4日]
CD4
モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調K.543
ショスタコーヴィチ:交響曲第12番ニ短調Op.112「1917年」
[録音:1961年10月16日(ライヴ)]
CD5
ドビュッシー:海/
同:夜想曲〜雲/祭 [録音:1962年(ライヴ)]
ラヴェル:なき王女のためのパヴァーヌ/
同:ボレロ [録音:1960年2月26日(ライヴ)]
CD6
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83 [録音:1951年5月14日]
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23 [録音:1959
年7月24日] |
ドイツの放送局にあったマスターから初復刻。超期待のProfilムラヴィンスキー・シリーズ開始
Profil レーベルがキング・インターナショナルの依頼で、ドイツの放送局に眠るムラヴィンスキーの音源を発掘。当時ソ連の放送局から提供された数多くのテープを発見し、初めて世に問うこととなりました。
注目はリヒテルと共演したブラームスのピアノ協奏曲第2
番。これまでCD は存在しますが、録音が1961
年12 月27日レニングラードでの録音となっているので、その10
年前リヒテル36 歳の録音というのが貴重。ムラヴィンスキーの協奏曲録音は珍しいですが、この作品はオーケストラ・パートが交響曲のように作られているので興味津々。
また、ラヴェルの人気作「なき王女のためのパヴァーヌ」は当時レニングラード・フィルの第一ホルン奏者だったヴィターリー・ブヤノフスキーが吹いているのも魅力です。
大半は過去にリリースされたことのあるものですが、今日入手困難なものも多く大歓迎。さらに驚きの価格で、新たなムラヴィンスキーの名盤の登場となります。
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SPECTRUM SOUND
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CDSMBA 013
(2CD)
\4000 →\3690
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スペクトラム・サウンドのコンサート・ライヴ・シリーズ、“Belle
ame ( ベルアーム)”
アニア・タウアー、ヤーノシュ・シュタルケル
CD 1
(1)シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調
D.821/
(2)ステーケル:メランコリー/
(3)フランセ:チェロとピアノのための幻想曲 |
アニア・タウアー(チェロ)、
(1)(2)リュシアン・ケンブリンスキー(ピアノ)、
(3)ジャン・フランセ(ピアノ)
ライヴ録音:1963年2 月9 日/エコールノルマル音楽院(モノラル) |
(4)ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調 |
トリオ・デ・フランス
【ジャンヌ・ゴーティエ(ヴァイオリン)、
アンドレ・レヴィ(チェロ)、ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(ピアノ)】
ライヴ録音:1965 年3 月13 日/パリ(ステレオ) |
CD 2
(5)J.S.バッハ:チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV
1008/
(6)カサド:無伴奏チェロ組曲/
(7)ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番 イ長調
Op.6/
(8)バルトーク:ルーマニア民俗舞曲 |
ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)、アラン・プラネス(ピアノ)
ライヴ録音:1983 年11 月18 日/パリ(ステレオ) |
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フランス国立視聴覚研究所音源提供。好評、スペクトラム・サウンドのコンサート・ライヴ・シリーズ、“Belle
ame ( ベルアーム)”。タウアー、シュタルケル、トリオ・デ・フランスの名演集解説は平林直哉氏が担当!
一部世界初CD 化、24bit/192kHz Digital Transfer&24bit
Remastering from the master tapes
驚きのリリースを続けている、スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリーズ"
Belle ame(ベルアーム)"、最新盤は当レーベルが最も力を入れているチェロの演奏者からアニア・タウアーによるアルペジョーネ・ソナタ、シュタルケルによるバッハやカサドの無伴奏、そしてトリオ・デ・フランスによるラヴェルのピアノ三重奏曲など、室内楽ファンにはたまらない内容となっております。
ブックレットには平林直哉氏による日本語解説付きです。 |
<LP>
SPECTRUM SOUND(LP)
|
LPSMBA 003
(LP)
\9600
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スペクトラム・サウンドから遂にLP が登場!
オークレールのプロコフィエフとブラームス
Side A
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番
ニ長調 Op.94a
Side B
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番
二短調 Op.108 |
ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)
ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(ピアノ) |
世界初LP 化!。スペクトラム・サウンドから遂にLP
が登場!オークレールのプロコフィエフとブラームス
録音:1967 年11 月24 日/パリ(モノラル)/限定プレス盤、モノラル、180g
重量盤
スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、国立視聴覚研究所提供による音源を使用したシリーズ"Belle
ame(ベルアーム)" からリリースされたオークレールのプロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ第2
番とブラームスのヴァイオリン・ソナタ第3 番が初LP
化で登場です。
今もなお人気のフランスを代表する女流ヴァイオリニスト、オークレール。プロコフィエフのソナタはフルート・ソナタの改作でオイストラフの依頼により1944
年に編曲された作品です。LP 化によりオークレールの音の温かさがダイレクトに伝わります。日本プレスの限定盤。 |
<国内盤>
NKB
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NKB-401
(SACD HYBRID
+DVD-ROM)
\5000+税
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「ベートーヴェン:交響曲第6番、エグモント序曲」
●DISC 1 (SACD/CD Hybrid Disc, STEREO)
ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 作品69
「田園」(全5楽章)
ベートーヴェン:「エグモント」序曲 作品84
●DISC 2 (DVD-ROM Disc)
・WAV data (24bit/176.4kHz) [WSD(1bit/5.6MHz)からのコンバート]
交響曲第6番ヘ長調 作品69 「田園」(全5楽章)
「エグモント」序曲 作品84
・WSD data (1bit/5.6MHz) [5.6MHz で収録の未編集テイク]
交響曲第6番ヘ長調 作品69 「田園」 より
第2楽章
・WSD data (1bit/2.8MHz) [ワンポイントステレオマイクAT822
とMR-1 による録音]
「エグモント」序曲 作品84 |
北村憲昭(指揮)
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団 |
NKB-101
(Disc1の通常CD版)
\2400+税
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録音:2010 年5 月8-9 日, atSlovensky rozhals
Studio-1/フォーマット:SACD Hybrid(CD STEREO
/ SACDSTEREO) + DVD-ROM |
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NKB-402
(SACD HYBRID
+DVD-ROM)
\5000+税
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「ベートーヴェン:交響曲第7番/ヨハン・シュトラウス:皇帝円舞曲」
●DISC 1 (SACD/CD Hybrid Disc, STEREO)
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 作品92
(全4楽章)
ヨハン・シュトラウスII 世:「皇帝円舞曲」
作品437
●DISC 2 (DVD-ROM Disc)
・WAV data (24bit/192kHz) [WSD(1bit/5.6MHz)からのコンバート]
ベートーヴェン:交響曲 第7番(全4楽章)
ヨハン・シュトラウスII 世:「皇帝円舞曲」
・WSD data (1bit/5.6MHz) [5.6MHz で収録の未編集テイク]
交響曲第7番イ長調 作品92 より 第2
楽章
・WSD data (1bit/2.8MHz) [ワンポイントステレオマイクAT822
とMR-1 による録音]
交響曲第7番イ長調 より 第2 楽章 |
北村憲昭(指揮)
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団 |
NKB-102
([Disc1のみ]
SACD HYBRID)
\3000+税
|
録音:2010 年11 月20-21日, at Slovensky
rozhalsStudio-1/フォーマット:SACD Hybrid(CD
STEREO / SACDSTEREO) + DVD-ROM |
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NKB-403
(SACD HYBRID゛
+DVD-ROM)
\5000+税
|
「ストラヴィンスキー:火の鳥/チャイコフスキー:ロメオとジュリエット」
●DISC 1 (SACD/CD Hybrid Disc, STEREO)
ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
チャイコフスキー:幻想的序曲「ロメオとジュリエット」
チャイコフスキー:ポロネーズ(歌劇「エウゲニ・オネーギン」より)
●DISC 2 (DVD-ROM Disc)
・WAV data (24bit/192kHz) および WSD
data (1bit/2.8MHz)
ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1919
年版)
チャイコフスキー:幻想的序曲「ロメオとジュリエット」
チャイコフスキー:ポロネーズ(歌劇「エウゲニ・オネーギン」より)
・WSD data (1bit/5.6MHz) [ワンポイントマイクによる収録、未編集テイク]
チャイコフスキー:幻想的序曲「ロメオとジュリエット」
・WSD data (1bit/5.6MHz)
チャイコフスキー:ポロネーズ(歌劇「エウゲニ・オネーギン」より) |
北村憲昭(指揮)
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団 |
NKB-103
([Disc1のみ]
SACD HYBRID)
\3000+税
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録音:2013 年2 月6-7 日Warsaw Philharmonic
Hall,Warsaw, Poland/フォーマット:SACD Hybrid(CD
STEREO / SACDSTEREO) + DVD-ROM |
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NKB-404
(SACD HYBRID
+DVD-ROM)
\5000+税
|
「ドビュッシー:海/ラヴェル:ラ・ヴァルス」
●DISC 1 (SACD/CD Hybrid Disc, STEREO)
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、3つの交響的スケッチ「海」
ラヴェル:オーケストラのための舞踏詩
「ラ・ヴァルス」
ドリーブ:バレエ 「コッペリア」より マズルカ
と ワルツ
●DISC 2 (DVD-ROM Disc)
・FLAC data (24bit/192kHz STEREO)
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、「海」、
ラヴェル:「ラ・ヴァルス」、
ドリーブ : バレエ 「コッペリア」より
マズルカ と ワルツ
・DSF data (1bit/5.6MHz STEREO) [ワンポイントマイクによる収録]
ドビュッシー : 牧神の午後への前奏曲 |
北村憲昭(指揮)
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団 |
NKB-104
([Disc1のみ]
SACD HYBRID)
\3000+税
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録音:2013 年9 月5-6 日Warsaw Philharmonic
Hall,Warsaw, Poland/フォーマット:SACD Hybrid(CD
STEREO / SACDSTEREO) + DVD-ROM |
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NKB-405
(SACD HYBRID゛
+DVD-ROM)
\5000+税
|
「ベートーヴェン:交響曲第5番、シュトラウス:こうもり序曲」
●DISC 1 (SACD/CD Hybrid Disc, STEREO)
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 「運命」作品
67
ヨハン・シュトラウスII:喜歌劇「こうもり」序曲作品
362
ヨハン・シュトラウスII:ワルツ「芸術家の生涯」作品
316
●DISC 2 (DVD-ROM Disc)
・FLAC data (24bit/192kHz STEREO)
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調「運命」作品
67
ヨハン・シュトラウスII:喜歌劇「こうもり」序曲
作品 362
ヨハン・シュトラウスII:ワルツ「芸術家の生涯」
作品 316
・DSF data (1bit/5.6MHz STEREO)
ヨハン・シュトラウスII:喜歌劇「こうもり」序曲
ベートーヴェン:交響曲第5番〜第4楽章
[ワンポイントマイクによる収録] |
北村憲昭(指揮)
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団 |
NKB-105
([Disc1のみ]
SACD HYBRID)
\3000+税
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録音:2013 年2 月16-17 日Slovak Philharmonic
Hall,Bratislava, Slovak |
<映像>
EURO ARTS(映像)
|
20 61148
(DVD)
\3100
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【ドキュメンタリー】
ミーシャ・ブルガーゴーズマン/自由の歌
アメイジング・グレイス、
スウィング・ロー・スウィート・チャリオット、
山に登りて告げよ、行け モーセ、ほか (全18
曲) |
ミーシャ・ブルガーゴーズマン(ソプラノ)
アーロン・デイヴィス(作曲/ 編曲)
ノバスコシア・マス・クワイヤー
マルコ・シモンズ(音楽監督)
カメルーン・エベネーザー合唱団
サンジー・ヴィアニ(ヴォーカル) |
2010 年バンクーバー・オリンピックで聴かせた驚異の歌唱力、ミーシャ・ブルガーゴーズマンが自らの原点を探るドキュメンタリー
監督:バーバラ・ウィリス・スイーティ/画面:NTSC
16:9、音声:PCM ステレオ、DTS5.0、リージョン:All、字幕:英独仏、83
分
カナダ出身のソプラノ歌手ミーシャ・ブルガーゴーズマン。2008
年にジュノー賞を獲得するなどクラシックはもとよりポピュラー音楽においても数々の賞を受賞している注目のソプラノ。
録音ではこれまでにドイツ・グラモフォンより3
枚のディスクをリリースしており、2010 年バンクーバー・オリンピックの開会式ではオリンピック賛歌を歌い、一躍世界の注目を集めました。
本DVD は、ミーシャ・ブルガーゴーズマン、そして黒人霊歌の原点を探すドキュメンタリー映像。奴隷貿易の最盛期である17
世紀〜 18 世紀にかけて、黒人奴隷の間で広がったゴスペルミュージックのルーツである黒人霊歌。
祖国アフリカ、出身地カナダを巡り、ブルガーゴーズマンの音楽のルーツを探すと同時に、歴史的なドキュメンタリーにも仕上がっています。 |
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