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≪第84号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その11 2015/12/1〜


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像


 




12/13(日)までの超特価アイテムがございますのでご注意ください。




12/4(金)紹介新譜(1)
マイナー・レーベル新譜



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 LINN



CKD 548
(2CD/特別価格)
\4000→\3690
「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」をバロック・チェロで!
 マルック・ルオラヤン=ミッコラ

J.S.バッハ:無伴奏チェロ・ソナタ&パルティータ BWV.1001-1006

 パルティータ第2番ト短調 BWV.1004(原曲:ニ短調)
 ソナタ第2番ニ短調 BWV.1003(原曲:イ短調)
 パルティータ第3番イ長調 BWV.1006(原曲:ホ長調)
 パルティータ第1番ホ短調 BWV.1002(原曲:ロ短調)
 ソナタ第1番ハ短調 BWV.1001(原曲:ト短調)
 ソナタ第3番ヘ長調 BWV.1005(原曲:ハ長調)
マルック・ルオラヤン=ミッコラ
 (バロック・チェロ)
 バロック・チェロで弾く大バッハの「無伴奏ソナタ&パルティータ」!

 世界最高峰のヴィオール・アンサンブル「ファンタズム」のメンバーでもある、フィンランドのヒストリカル・チェロ&ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、マルック・ルオラヤン=ミッコラ。J.S.バッハの"ヴァイオリンの聖典" 「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」をバロック・チェロ版に編曲するという意欲的なアルバムで、Linnにソロ・デビュー!
 チェロによる演奏のため、チューニングやヴィブラート、フィンガリング、アーティキュレーションなど、様々な課題を乗り越えて実現した、新たなバッハの姿をご期待ください。

 ※録音:2013年9月9日−12日&2014年5月5日−8日、6月16日−19日、聖カトリーヌ教会(カルヤー/フィンランド)
 ※使用楽器:バラク・ノーマン(ロンドン、1700年頃製)




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LINN(ECHOシリーズ)(CD−R)



BKD 292
(CD-R)
\2500→\2290
悪魔のトリル
 タルティーニ:
  ソナタ ト短調Op.1-4《悪魔のトリル》、
  同ト短調Op.1-10《捨てられしディドーネ》、同ホ短調Op.1-5、
  同イ長調Op.1-13《パストラーレ》、グラーヴェ 二短調
 ヴェラチーニ:ソナタ イ長調Op.1-7
パラディアンズ

Rodolfo Richter - violin
Susanne Heinrich - viola da gamba
Silas Standage - harpsichord
William Carter - archlute, baroque guitar
 レイチェル・ポッジャーやパメラ・トービーらによって創設され、英国を代表する古楽器クヮルテットとして活躍したパラディアン・アンサンブル。
 幾度かのメンバー交代を経て、名称を「パラディアンズ」へ変更し新たなスタートを切った際に発売された名盤「悪魔のトリル」がEchoシリーズより復刻。

 ※CKD 292からの新装移行再発売。CKD 292は廃盤となります。
 ※Echoシリーズ(BKD規格)は、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 


BKD 050
(CD-R)
\2500→\2290
レイチェル・ポッジャーとパメラ・トービー
 4人でトリオ

  ヘンデル:トリオ・ソナタ ヘ長調 Op.2-4, HWV 389
  テレマン:トリオ・ソナタ ト短調 TWV 42:g9
  ルクレール:序曲 ト長調 Op.13-1
  ヘンデル:トリオ・ソナタ ロ短調 Op.2-1, HWV 386b
  クヴァンツ:ソナタ ハ長調 QV 2:Anh.1
  テレマン:トリオ・ソナタ第5番イ短調 TWV 42:a4(音楽の練習帳より)
パラディアン・アンサンブル

パメラ・トービー - recorders
レイチェル・ポッジャー - violin
ウィリアム・カーター - theorbo, guitar  
スザンヌ・ハインリヒ - viola da gamba
 レイチェル・ポッジャーとパメラ・トービーが在籍した時代のパラディアン・アンサンブル(現パラディアンズ)の名盤の1つ。
 タイトルの通り、リコーダー、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ギター(リュート)の4人で演奏したトリオ・ソナタ集。

 ※CKD 050からの新装移行再発売。CKD 050は廃盤となります。
 ※Echoシリーズ(BKD規格)は、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 


BKD 010
(CD-R)
\2500→\2290
レイチェル・ポッジャーとパメラ・トービー
 あふれるよろこび 〜 17世紀イタリアとイギリスの音楽

  ウッチェリーニ:ベルガマスカにもとづくアリア/
  マッテイス:ヴァイオリンのためのエア集より/
  ロック:ブロークン・コンソート第2集より 組曲第2番/
  シンプソン:《ジョン、来て、キスして》によるディヴィジョン/
  ジョン・ブロウ:ソナタ イ長調/ビアージョ・マリーニ:ソナタ/
  作曲者不詳:チャコーナ/
  ジェミニアーニ:スコットランドのエア/
  マッテイス:ヴァイオリンのためのエア集より/
  パーセル:シャコンヌ/
  マッテイス:スコットランドのユーモアによるグラウンド
パラディアン・アンサンブル

パメラ・トービー - recorders
レイチェル・ポッジャー - violin
ジョアンナ・レヴァイン- viola da gamba, cello, violone
ウィリアム・カーター - theorbo, guitar  
 パメラ・トービー、レイチェル・ポッジャー、ジョアンナ・レヴァイン、ウィリアム・カーターの創設メンバー4人による、パラディアン・アンサンブル最初期の録音。

 ※CKD 010からの新装移行再発売。CKD 010は廃盤となります。
 ※Echoシリーズ(BKD規格)は、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


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MUSIQUES SUISSES



MGBCD 6283
\2600→\2390
レイラ・シャイエ!
 ガスパール・フリッツのヴァイオリン協奏曲!

  フリッツ(1716−1783):
   シンフォニア(交響曲)第1番変ロ長調 Op.6/
   ヴァイオリン協奏曲ホ長調/
   シンフォニア(交響曲)第2番ハ長調 Op.6
レイラ・シャイエ(バロック・ヴァイオリン)
ケッセルベルク・アンサンブル
イルゼ・グラドゥレ(指揮)
 バンキーニの後継者レイラ・シャイエ!ガスパール・フリッツのヴァイオリン協奏曲!

 18世紀、スイス古典派のコンポーザー=ヴァイオリニストでありシンフォニスト、ガスパール・フリッツ(1716−1783)。
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミスから受け継いだヴァイオリンのヴィルトゥオージティ、洗練された旋律美と明瞭な形式による作品の数々は、スイス楽壇の発展に大きな影響を与えている。
 18世紀スイスの巨匠でありヴァイオリンのヴィルトゥオーゾが遺した「ヴァイオリン協奏曲」を弾くのは、キアラ・バンキーニの後継者、レイラ・シャイエ!そのバロック・ヴァイオリンが、フリッツの功績を現代に伝えてくれる。

 2013年10月10日−13日の録音。
 


MGBCD 6285
\2600→\2390
33歳という若さで自ら命を絶った
 テオドール・フレーリヒ:弦楽四重奏曲集

  弦楽四重奏曲ト短調
  弦楽四重奏曲ホ長調
  弦楽四重奏曲ハ短調
ベートーヴェン弦楽四重奏団
 〔マティアス・バルタ(ヴァイオリン)、
  ラウレンティウス・ボニッツ(ヴァイオリン)、
  ヴァハグン・アリスタケシャン(ヴィオラ)、
  カルロス・コンラッド(チェロ)〕
 いち早くロマンティシズムあふれる作品を生み出しながらも、それ故に古典派が主流となっていた周囲から孤立し、33歳という若さで自ら命を絶ってしまうという悲劇的な最期を迎えたフリードリヒ・テオドール・フレーリヒ(1803−1836)。
 夭折のスイス・ロマン派の音楽家、テオドール・フレーリヒの抒情豊かな弦楽四重奏曲を奏でるのは、ベートーヴェン弦楽四重奏団。ベートーヴェンの生地、ボンで2006年に結成された実力者揃いのアンサンブルである。

 2015年4月&6月の録音。
 

MGB CTS-M 145
\2600
マルチな才能の持ち主でもあるヘフティの作品
 フィリップ・ヘフティ:
  マグマ/リヒター・ホール/
  ベートーヴェン・レゾナンツェン/
  ハムレット・フラグメント/
  クラングシェルベン/インテラキオンネン/
  アダージェット
エッシャー・ホップ(ヴァイオリン)
ユルグ・デーラー(ヴィオラ)
トーマス・グロッセンバッハ—(チェロ)
メデア・トリオ、カメラータ・ベルン、他
 ダヴィド・フィリップ・ヘフティ(1975−)は、ウィーンのグスタフ・マーラー、プラードのパブロ・カザルス、ブカレストのジョルジュ・エネスクなどの各コンクールでの受賞歴を持つスイスの作曲家。
 作曲者、指揮者、クラリネット奏者というマルチな才能の持ち主でもあるヘフティの作品は、バイバ・スクリデやダグラス・ボイド、ケント・ナガノ、コルネリウス・マイスターなど著名な音楽家たちによって演奏されている。
 

MGB CTS-M 147
(2CD)
\5200
グラモン・セレクション8
 サベラ:ヒスペリクム/
 ペーター・シュナイダー:アーメンIII/
 エイジリク:トライアルとエラー/
 ウバルディーニ:夜に/
 アマン:Le reseau des reprises/
 ジャレル:リーフレッツ/
 コルデロ:メタノイア/
 ケラー:Wachsen und Welken/
 メトロー:室内交響曲/
 メノー:Chair d'ame
ビール・ゾロトゥルン交響楽団
カスパール・ツェンダー(指揮)
アンサンブル・アンテルコンテンポラン
マティアス・ピンチャー(指揮)
ニコラス・ホッジス(ピアノ)
ミュンスター交響楽団
ファブリツィオ・ヴェントゥラ(指揮)、他
 スイスの現役作曲家たちの音楽で、スイス作曲界の"現在"を伝える「グラモン・セレクション」も今回で第8集に到達。
 


MGBCD 6284
\2600→\2390
ロシアのブラームスと称された名匠。パウル・ユオンの三重奏曲集!
 ユオン:
  2本のヴァイオリンとピアノのための《シルエット》Op.9
  2本のヴァイオリンとピアノのための《シルエット》Op.43
  2本のヴァイオリンとピアノのための《7つの小さな音詩》Op.81
マルヴィナ・ソスノフスキ(ヴァイオリン)
レベッカ・ハルトマン(ヴァイオリン)
ベンヤミン・ヌス(ピアノ)
 ロシア生まれのドイツの作曲家、そして晩年はスイスで過ごした後期ロマン派の知られざる名匠パウル・ユオン(1872−1940)の"2本のヴァイオリンとピアノ"の編成のための室内楽作品集。
 ロシアではタネーエフとアレンスキーに、ドイツではバルギールに作曲を師事し、"ロシアのブラームス"とも称されたユオン。西欧と東欧の両方の作風の特色を併せ持ち、ロマン派の伝統的手法を守り続けたユオンの三重奏曲を、ベンヤミン・ヌスを筆頭とする才気あふれる若手の好演で。

 2015年3月の録音。
 

MGBCD 6286
\2600
バルバリーニ・ループス:
 ザンクト・ガレン修道院のためのミサ曲と聖務日課

  ザンクト・ガレンの祝日/ミサ曲/
  ザンクト・オトマールの祝日/
  祝福されしノートカー
アンサンブル・オルド・ヴィルトゥトゥム
シュテファン・ヨハネス・モーレント(指揮)
 イタリア出身のスイスの作曲家、マンフレート・バルバリーニ・ループス(1560年頃)の宗教作品集。その生涯は不明な点が数多く残されているが、ザンクト・ガレンを中心に、スイスの修道院のための作曲などにその名が登場している。
 ザンクト・ガレン修道院のために単旋律聖歌から編曲されたミサ曲と聖務日課曲の聖歌が、中世ヨーロッパの音楽を専門とするアンサンブル・オルド・ヴィルトゥトゥムの荘厳なるハーモニーで響く。16世紀スイスの教会音楽の歴史の1部が明らかに。

 2015年6月の録音。
 

MGB CTS-M 148
\2600
リコ・グブラー 〜 演奏と作曲
 グブラー:ROS/
 ドナトーニ:ホット/
 グブラー:IR/
 レッドゲート:グラフィティ/
 グブラー:アン・ブレフ/
 デニゾフ:ソナタ/
 グブラー:Streiflichter einer morgenstunde
リコ・グブラー(サクソフォン)
エギディウス・シュトライフ(ヴァイオリン)
コレギウム・ノウム・チューリッヒ
ミヒャエル・ヴェンデベルク(指揮)
ジョナサン・ストックハンマー(指揮)
 自作自演を含むスイスのサクソフォニスト、リコ・グブラー(1972−)のポートレート・アルバム。
 バーゼル、チューリッヒで研鑽を積み、即興、現代作品のスペシャリストとして名声を確立。2014年にはリューベック音楽大学の学長に就任している。

 1997年−2015年の録音。
 

MGB CTS-M 146
\2600
マルティン・ヤギー
 ヤギー:
  ギルジャー/メヘルガル/
  ストラータ/スパム/
  プロッド/モロク
ルツェルン交響楽団
ジェームズ・ガフィガン(指揮)
コレギウム・ノウム・チューリッヒ
ヨハネス・カリツケ(指揮)
アンサンブル・フェニックス・バーゼル
モンドリアン・アンサンブル
バーゼル・シンフォニエッタ、他
 マルティン・ヤギーは、1978年、スイスのバーゼル出身の音楽家。特に管弦楽作品は世界各国から注目を集めており、ヨーロッパ、アジア、カナダ、アルゼンチン、南アフリカなどで続々と初演が行われている。ガフィガン&ルツェルン響による「ギルジャー」は、金管、打楽器セクションが活躍する2014年の作品。
 


MGB-NV 31
(2CD)
\5200→\4790
驚異的なアンサンブル!アルプホルン四重奏!
 氷河 〜 ホルンロー・モダン・アルプホルン四重奏団

  ガスマン:教えて!
  ハイダー:マージナリー第1番〜第10番
  ストレイフ:ビューヘル=グサツィル
  クルツェン:グラス・アウス・アデルボーデン
  ケーザー:氷河
ホルンロー・モダン・アルプホルン四重奏団
 〔バルタザール・ストレイフ(アルプホルン)、
  ミヒャエル・ビュトラー(アルプホルン)、
  ジェニファー・タウダー(アルプホルン)、
  ウカシュ・ブリッヘン(アルプホルン)〕
ピト・グートマン(打楽器)
 摩訶不思議なアルプホルンの世界と魅力。ホルンロー・モダン・アルプホルン四重奏団!
 驚異的なアンサンブルの精度に感嘆!アルプホルン四重奏!

 ホルンロー・モダン・アルプホルン四重奏団は、スイスの伝統楽器、アルプスの山々に響き渡るのどかな音色という一般的なイメージをガラリと変えてくれる本場スイスが誇る驚異のアルプホルン・アンサンブル!
 アルプホルン・アンサンブル単体としての活動はもちろんのこと、ミュンヘン室内管やバイエルン放送響、ウィーン放送響、チューリッヒ・トーンハレ管、ロサンゼルス・フィルなど世界的オーケストラとの共演も数多い。
 ドイツ語圏の作曲家たちによる新作、民謡からの編曲、さらにはマーラーの「交響曲第5番」冒頭のモチーフなど、プログラミングもユニーク。さらにスケールアップしたアルプホルン四重奏の不思議な魅力をご堪能あれ!

 2015年1月−2月の録音。







PHOENIX


PH 24170
\2500
ロベルト・ベッカチェーチ(1958-):コンテンポラリー・ピアノ
  「スピリチュアル」組曲/ミコロコスモス変奏曲/フー=フー・ブルース
  コラール/アルバムの綴り−一致によるインヴェンション
ヴィンチェンツォ・デ・フィリポ(ピアノ)
録音:2014年12月9-11日、アウディトリウム・フェニックス、モンテベッルーナ、イタリア

ロベルト・ベッカチェーチはイタリアのアンコーナに生まれ、フェルナンド・スルピーツィ、シルヴァーノ・ブッソッティに師事した作曲家。


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PHOENIX
アルド・チッコリーニ特集(再)
 今年2月1日に89歳で死去したアルド・チッコリーニ。1969年にフランスに帰化しパリを本拠に活躍しましたが、イタリアの当レーベルにもいくつかの録音を残しました。
3月に特集した際には欠品が生じご迷惑をおかけしてしまいましたが、このたび旧譜が少量入荷いたしましたので再度ご案内いたします。
今回の入荷分が完売しても、現地に在庫がある限り再入荷する予定です。


PH 96202
\2500→\2290
グイード・アルベルト・ファーノ(1875-1961):
  ピアノ五重奏曲ハ長調(*)
  弦楽四重奏曲イ短調(+)
アルド・チッコリーニ(ピアノ(*))
トリノ弦楽四重奏団
録音:1996年1月23-24日、アウディトリウム・パラッツォ・ローマ、
     フィエラ・ディ・プリメイロ、イタリア(*)
    1996年7月6-7日、アウディトリウム・ボッケリーニ、ヴェナリア、イタリア(+)

世界初録音。

 


PH 97308
\2500→\2290
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):ピアノ作品集 Vol.3
  ピエディグロッタ 1924(ナポリ狂詩曲)/四季
  エヴァンゲリオン[福音]第1部「幼少期」/頌歌
  3つのコラール(ヘブライの旋律による)
アルド・チッコリーニ(ピアノ)
録音:1997年11月25-27日、アウディトリウム・フェニックス、モンテベッルーナ、イタリア

世界初録音。

 


PH 98402
\2500→\2290
フランク(1822-1890):ヴァイオリン・ソナタ イ長調(1886)
ドビュッシー(1862-1918):ヴァイオリン・ソナタ(1916-1917)
ラヴェル(1875-1937):
  ヴァイオリン・ソナタ(1923-1927)/ヴァイオリン・ソナタ(1897)
レナート・ドナ(ヴァイオリン)
アルド・チッコリーニ(ピアノ)
録音:1998年7月4-5日、1999年4月17日、アウディトリウム・フェニックス、モンテベッルーナ、イタリア
 


PH 98414
\2500→\2290
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):ピアノ作品集 Vol.4
  キャンディード(1944)/戦後期の子守歌(1952)
  緑の光線(1916)/エヴァンゲリオン[福音]第2部「生涯」
  牡丹蔓と山査子[ぼたんづるとさんざし](森の寓話)(1921)
  3つの田園詩(1926)
アルド・チッコリーニ(ピアノ)
録音:1997年11月27日、2000年2月16日、7月29日、
    アウディトリウム・フェニックス、モンテベッルーナ、イタリア

世界初録音。

 


PH 98416
\2500→\2290
アキッレ・ロンゴ(1900-1954):室内楽作品集
  ピアノ三重奏曲変ロ長調(1937)(*/+)
  オーボエ・ソナティナ(1933)(#)
  チェロ・ソナタ イ長調(1925)(+)
  ヴァイオリン・ソナティナ(1922)(*)

アルド・チッコリーニ(ピアノ)
エンツォ・リグレスティ(ヴァイオリン(*)
ブルーノ・イスピオラ(チェロ(+))
ジュゼッペ・ファルコ(オーボエ(#))

録音:1998年4月3-4日、11月26-27日、アウディトリウム・フェニックス、モンテベッルーナ、イタリア

世界初録音。

 


PH 01707
\2500→\2290
フルートとピアノによるイタリア音楽リサイタル
 マリオ・ピラーティ(1903-1938):ソナタ(*/+)(#)
 フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924):アルバムの綴り(*/+)(#)
 クラウディオ・ツァンペッティ(1967-):ソナティナ(*/+)
 セルジョ・ツァンペッティ(1971-):魔法の歌(*/+)
 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1885-1968):夜と月(*/+)
 カルロ・ボッカドーロ(1963-):ソフレ(*)
 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ:Calasciunate(+)
 フランコ・マルゴーラ(1908-1992):序奏(*)/アレグロ(*)
 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ:ミ=ラ(マッシモ・ミラに)(+)
 クラウディオ・ツァンペッティ:遠ざかる練習曲(*)
 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ:イギリス組曲(+)
 フランコ・マルゴーラ:3つの小品(*/+)(#)
 ヴィルジリオ・モルターリ(1902-1993):背景(*)(#)
 クラウディオ・ツァンペッティ:幼年時代の画集(組曲)(*)
 ニーノ・ロータ(1902-1993):5つの平易な小品(*/+)(#)
セルジョ・ツァンペッティ(フルート(*))
アルド・チッコリーニ(ピアノ(+))
録音:2000年6月27日、10月3日、2001年6月15日、アウディトリウム・フェニックス、
     モンテベッルーナ、イタリア

(#)以外世界初録音。




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ALTUS

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マルティノンのベートーヴェン交響曲初登場!
しかもステレオ!



 ラジオ・フランスに残されていた巨匠ジャン・マルティノンのステレオによる初のベートーヴェン交響曲の数々! 
 とにかくこれまでの誰の演奏とも似ていない、画期的な内容と言っていいだろう。鮮明なステレオというのも私たちに大きな幸福をもたらしてくれる。実に感動的な演奏だ』 平成の盤鬼 平林直哉



ALT 332
\2800→\2490
12/13(日)までの特価
マルティノンのステレオによる初のベートーヴェン交響曲の数々!
 ベートーヴェン:
  (1)レオノーレ序曲第3番 Op.72b
  (2)交響曲第3番 変ホ長調Op.55「英雄」
ジャン・マルティノン(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
 著しく立派であり、香り高い気品がある壮麗、壮大。この貴族的ともいえる美しい響き、これには脱帽であるー平林直哉

 ライヴ録音:(1)1969年3月12 日 (2)1970年1月28日/シャンゼリゼ劇場/日本語解説付、ステレオ、初出
 


ALT 333
\2800→\2490
12/13(日)までの特価
5番は美しく磨きぬかれた響き。
 7番は爽快で気品があり気持ちが晴ればれしてくる

  ベートーヴェン:
   (1)交響曲第5番 ハ短調「運命」Op.67
   (2)交響曲第7番 イ長調 Op.92
ジャン・マルティノン(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
 5 番は美しく磨きぬかれた響きが素晴らしい。7 番は爽快で気品があり聴いていてとても気持ちが晴ればれしてくるー平林直哉

 ライヴ録音:(1)1970年3月11 日 (2)1970年2月11日/シャンゼリゼ劇場/日本語解説付、ステレオ、初出
 


ALT 334/5
(2CD)
\3600→\3190
12/13(日)までの特価
劇音楽「エグモント」が登場、第9は香しいエレガントさの極み
 (1)ベートーヴェン:劇音楽「エグモント」Op.84
  1.序曲/2.第1間奏曲/3.第2間奏曲/4.リート/
  5.第3間奏曲/6.クレールヒェンの死/
  7.勝利のシンフォニー終結の音楽
   ★語りと第6曲と第8曲は演奏会で割愛されました。
 (2)ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」二短調Op.125
ジャン・マルティノン(指揮)
フランス国立放送管弦楽団、同合唱団
アグネス・ギーベル(ソプラノ)
マルガ・へフゲン(アルト)
エリック・タピー(テノール)
ワルター・クレッぺル(バス)
 なんと劇音楽「エグモント」が登場、第9は香しいエレガントさの極み、しかもコクがあるー平林直哉

 ライヴ録音:1970年2月25日/シャンゼリゼ劇場/日本語解説付、ステレオ、初出

 『このベートーヴェンは本当に驚くべき演奏であり、言いようのない新鮮さだ。まったく、こんなベートーヴェンが残っていたなんて!久しぶりに本物のベートーヴェンを体験したと思った。マルティノンがシカゴ響時代に、第9 を振った時もずいぶんと評判になったという。この第9 もそうだが、他にもマルティノンのベートーヴェンが残っていたらぜひ聴いてみたい』—平林直哉
 ラジオ・フランスのオリジナルテープより初CD 化。演奏内容とともに、ステレオ録音による音質も大変優れています。



マルティノンの超名演
この演奏でこの人のすごさを知った・・・

ARDMORE
ASSR-3003
1CD-R\1700
マルティノン&ウィーン・フィル「悲愴」
 チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
 12inch DECCA SXL 2004 - 1958年録音STEREO
ジャン・マルティノン指揮
ウィーン・フィル

 いまだに多くの人がこの曲の最高の演奏と讃える、マルティノンとウィーン・フィルの「悲愴」。
 「マルティノンの「悲愴」?まさか!?」、と思う人ほどはまることになる。

 パッケージは薄CDケース入りジャケ印刷とCD-R印刷のみの商品で、日本語表記と日本語解説はありません。


 


ALT 331
(11CD)
\16500→\15990

シューリヒト・
 フルトヴェングラー・
  クナッパーツブッシュ
    ウィーン・フィル ライヴ録音集

 CD1 シューリヒト
  シューベルト:交響曲第5番、
  ブラームス:交響曲第4番
   ライヴ録音:1965 年4 月24 日

 CD2 クナッパーツブッシュ
  ブルックナー:交響曲第3番/ライヴ録音:1960 年2 月14 日
 CD3 クナッパーツブッシュ
  R.シュトラウス:アルプス交響曲、「死と変容」
   ライヴ録音:1952 年4 月20 日、1958 年11 月9 日

 CD4 フルトヴェングラー
  ベートーヴェン:交響曲第9番
   ゼーフリート、アンディ、デルモータ、シェフラ—/ライヴ録音:1953 年5 月30 日
 CD5 フルトヴェングラー
  ブラームス:二重協奏曲、ハイドン変奏曲
   ボスコフスキー(Vn)、ブラベッツ(Vc)/ライヴ録音:1952 年1 月27 日
 CD6 フルトヴェングラー
  ブラームス:交響曲第1番/ライヴ録音:1952 年1 月27 日

 CD7 シューリヒト
  ブルックナー:交響曲第9番/ライヴ録音:1955 年3 月17 日

 CD8 クナッパーツブッシュ
  シューベルト:交響曲第9番「グレイト」、
  F.シュミット:ハンガリー軽騎兵の変奏曲
   ライヴ録音:1957 年10 月27 日

 CD9 シューリヒト
  ブルックナー:交響曲第8番/ライヴ録音:1963 年12 月7 日

 CD10 フルトヴェングラー
  ベートーヴェン:交響曲第3番/
  マーラー:さすらう若人の歌
   ぺル(バリトン)/ライヴ録音:1952 年11 月30 日

 CD11 シューリヒト
  ブルックナー:交響曲第5番/ライヴ録音:1963 年2 月24 日
 アルトゥスレーベル十五周年記念、フルトヴェングラー・クナッパーツブッシュ・シューリヒト!

 ウィーン・フィル正規音源BOX。ウィーン・フィルと3 大巨匠の戦後ライヴ集大成、特別価格・スリムケース・48ページの別冊解説書・完全限定生産品

 日本語解説付、モノラル

 アルトゥスレーベル15 周年を記念してのBox。
 好評のAltus ウィーン・フィルライヴシリーズから世紀の3 大巨匠の戦後ライヴを全て集めました。オリジナル音源からの貴重な集大成です。
 完全限定生産品で特価にもかかわらず48 ページの演奏の歴史を綴った別冊解説書も読み応え十分です。年の瀬の逸品!


<メジャー・レーベル>
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DG



4795426
(2CD)
\3000→\2490
12/13(日)までの超特価
グリゴリー・ソコロフ/ワルシャワ&ザルツブルク・ライヴ
【CD1】
 シューベルト:①4つの即興曲作品90、②3つのピアノ曲D946
  ライヴ録音:2013年5月12日 ワルシャワ・フィルハーモニー
【CD2】
 ③ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調作品106《ハンマークラヴィーア》
 [アンコール] 
  ラモー:クラヴサン曲集から
   ④やさしい訴え、⑤つむじ風、
   ⑥一つ目の巨人、⑦いたずら好き、⑧未開人
  ⑨ブラームス:即興曲変ロ短調作品117の2
   ライヴ録音:2013年8月23日 ザルツブルク音楽祭
グリゴリー・ソコロフ(P)
 幻のピアニスト、ソコロフによるDG第2弾!
 現代最高のピアニストと絶賛されるソコロフのワルシャワ&ザルツブルクでのライヴ録音。
 1950年レニングラード生まれ。1966年、16歳で第3回チャイコフスキー国際コンクールで優勝、審査委員長ギレリス以下審査員全員一致で金メダルを授与された。ソ連国外で演奏を行うことが滅多に許されなかったため西側諸国では名前のみ知られる幻のピアニストであった。慎重に活動を続けているため録音も非常に少なく、知る人ぞ知る最後の大物。







第1弾

DG
479 4342
(2CD)
\4000

幻のピアニスト、ソコロフが遂にDGデビュー!
 ザルツブルク・リサイタル2008

 モーツァルト:
  ピアノ・ソナタ 第2番 ヘ長調 K.280(189e)、
  ピアノ・ソナタ 第12番 ヘ長調 K.332(300k)
 ショパン:24の前奏曲 作品28
 アンコール:
  スクリャービン:詩曲 作品69の1/
  ショパン:マズルカ ヘ短調 作品68の2/
  スクリャービン:詩曲 作品69の2/
  ショパン:マズルカ 嬰ハ短調 作品63の3/
  ラモー: 新クラヴサン組曲から 未開人/
  バッハ(ソコロフ編):主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ BWV639(オルガン小曲集から)
グリゴリー・ソコロフ(ピアノ)

 2008年のザルツブルク音楽祭のライヴ録音!
 1950年レニングラード生まれ。1966年、16歳で第3回チャイコフスキー国際コンクールで優勝、審査委員長ギレリス以下審査員全員一致で金メダルを授与される。ソ連国外で演奏を行うことが滅多に許されなかった。
 ペレストロイカ以降に国際的な演奏活動を行い名声を得る。慎重に活動を続けているため録音は非常に少ない(録音嫌い)。知る人ぞ知る”現役最高のピアニスト”と賞賛される最後の大物。
 約20年前に彼が最後のCD録音を許可して以来初となるCDリリース。DGと専属契約を結び、今後どんな録音が出て来ることか…。未来は未知数。

 録音:2008年、ザルツブルク音楽祭〈ライヴ〉






 あの伝説のピアニスト、ソコロフの新譜がDGから。 2008年のザルツブルク音楽祭のライヴ音源です。。

 まさに伝説と化しつつあるピアニスト、ソコロフ・・・。
 誰でしょうね?


 弱冠16歳でチャイコフスキーコンクール1位を獲得。

 しかしその輝かしい経歴にも関わらず彼の録音は極めて少なく、コンサート活動にもあまり積極的でなかったためにその音楽活動は長くヴェールに包まれていた。

 そんなときフランスのマイナー・レーベル「OPUS111」から次々と新譜が登場。
 それらのCDはリリースされるたびにレコ芸で特選を獲得。
 あっという間にソコロフはメジャーのアーティストを尻目に時代の寵児となっていった。

 ・・・だがOPUS111の斜陽とともにCDは次々と廃盤。
 気づくと入手できるCDはわずかになり、いつしかその名を聞かなくなっていた。

 ただもちろん彼の名を覚えているファンは多く、OPUS111を吸収したNAIVEから復活した音源は当然ながらまたまた大ヒットとなり、大型ボックスはクラシックCD業界でもまれに見るベストセラーとなった

 でも新録音CDは出ないまま今に至る・・・



 そのソコロフの2008年のライヴが天下のDGから登場するというわけです。
 20年ほど前に彼が最後のCD録音を許可して以来初めてのCDリリース。

 しかも曲はモーツァルトとショパン・・・!

 これは要チェックです。
 ソコロフ、これからいろいろなところで名前を聞くことになるでしょう。





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4793426
〔デジパック〕
\3000→\2690
エレーヌ・グリモー/ウォーター
 リスト、ドビュッシー、ラヴェル、フォーレ、ベリオ、武満、など・・・
エレーヌ・グリモー(P)
4795268
〔通常盤〕
\2300→\2090
4795433
(2LP)
\5000→\4590
 グリモー6年振りのソロ・アルバム!
 水をテーマに音楽と自然を繋いだコンセプト・アルバムです。2016年5月の来日公演に先駆けての発売となります。
 リスト、ドビュッシー、ラヴェル、フォーレの名曲から、ベリオ、武満の20世紀作品まで、水にゆかりのある楽曲をセレクト。
 それぞれの楽曲を繋ぐのは、ニティン・ソーニーにより作曲・録音・プロデュースされたアンビエントな音響による「ウォーター—トランシジョン」。
  


4795467
(5CD)
\5000→\4590
《イエペス〜コンチェルト・レコーディング全集》
【CD1】
 ロドリーゴ:アランフェス協奏曲, ある貴紳のための幻想曲〜
  オドン・アロンソ(指揮)スペイン放送交響楽団[録音:1969年]/
【CD2】
 ヴィヴァルディ:協奏曲ニ長調RV.93, 協奏曲ニ短調RV.540〜
  ポール・ケンツ(指揮)ポール・ケンツ室内管弦楽団[録音:1971年],
 ジュリアーニ:ギター協奏曲第1番イ長調Op.30〜
  ルイス・アントニオ・ガルシア・ナバロ(指揮)イギリス室内管弦楽団[録音:1977年]/
【CD3】
 サルバドール・バカリッセ:ギター協奏曲Op.72,
 エルネスト・アルフテル:ギター協奏曲〜
  オドン・アロンソ(指揮)スペイン放送交響楽団[録音:1972年],
 モーリス・オアナ:協奏曲「3つの描写」〜
  ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮)ロンドン交響楽団[録音:1975年]/
【CD4】
 ルイス=ピポ:Tablas〜
  ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮)ロンドン交響楽団[録音:1975年],
 カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギター協奏曲第1番ニ長調 Op.99,
 ヴィラ=ロボス:ギターと小管弦楽のための協奏曲〜
  ガルシア・ナヴァッロ(指揮)ロンドン交響楽団[録音:1976年]/
【CD5】
 ロドリーゴ:ある貴紳のための幻想曲〜
  ガルシア・ナヴァッロ(指揮)イギリス室内管弦楽団[録音:1977年],
 ロドリーゴ:アランフェス協奏曲, マドリガル協奏曲〜
  ガルシア・ナヴァッロ(指揮)フィルハーモニア管弦楽団[録音:1979年]
スペインの伝説的ギタリスト、ナルシソ・イエペスの至芸

 スペインの伝説的ギタリスト、ナルシソ・イエペスは、20年以上にわたりドイツ・グラモフォンへの録音を行いました。
 彼が1969年から1979年までイエローラベルに残した協奏曲録音を集大成したこのコレクションにはヴィヴァルディのリュート協奏曲、イエペスのために書かれた作品や、20世紀のギター作品まで幅広いレパートリーが含まれています。
 ここに彼の卓越した技術力と細やかな芸術的思想を聴きとる事ができます。ギター専門家グラハム・ウェイドによる書き下ろしライナーノーツ付。 (ボックスサイズ:13cmx13cmx1.5cm 重量250g)
 
限定盤

4795545
(39CD)
\18000→\15990
12/13(日)までの超特価
《シューベルト・エディション Vol.1》
シューベルト:
【CD1〜5】
 交響曲第1-4, 6, 8, 9番, 劇付随音楽「ロザムンデ」〜
  クラウディオ・アバド&ヨーロッパ室内管弦楽団[録音:1986〜1987年]/
【CD6】
 ポロネーズ 変ロ長調 D.580, 5つのドイツ舞曲 D.90, ロンド イ長調 D.438,
 弦楽四重奏のための5つのメヌエットとトリオ D.89,
 コンツェルトシュトゥック ニ長調 D.345〜
  ギドン・クレーメル(Vn) ヨーロッパ室内管弦楽団[録音:1991年]/
【CD7】
 「魔法の竪琴」序曲〜ジェイムズ・レヴァイン&シカゴ交響楽団[録音:1984年],
 イタリア風序曲第1&2番〜
  ヴォルフガング・サヴァリッシュ&シュターツカペレ・ドレスデン[録音:1967年],
 序曲ホ短調D.648, 序曲変ロ長調D.470〜レイモンド・レッパード&ロンドン・フィル[録音:1971年],
 ポルカとギャロップD.735(マデルナ編)〜クラウディオ・アバド&ウィーン・フィル[録音:1991年],
 4つの愉快なレントラーD.354〜エドゥアルト・メルクス&アンサンブル[録音:1974年]/
【CD8】
 「ヒュドラリウスを弾く悪魔」「鏡の騎士」「悪魔の悦楽城」「四年間の哨兵勤務」
 「ヴィッラ・ベッラのクラウディーネ」「サラマンカの友人たち」「双子の兄弟」
 「アルフォンソとエストレッラ」「謀反人たち」「フィエーラブラス」各序曲〜
  マンフレート・フス(指揮)ハイドン・シンフォニエッタ・ウィーン[録音:1997年:音源Koch Schwann]/
【CD9】
 八重奏曲ヘ長調D.803〜
  ギドン・クレーメル(Vn), イザベル・ファン・クーレン(Vn), タベア・ツィンマーマン(Va),
  ダヴィド・ゲリンガス(Vc), アロイス・ポッシュ(Cb), エドゥアルト・ブルンナー(Cl),
  ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(Hr), クラウス・トゥーネマン(Fg) [録音:1987年]/
【CD10】
 弦楽五重奏曲ハ長調 D.956〜
  ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc), メロス四重奏団[録音:1977年]/
【CD11】
 ピアノ五重奏曲イ長調D.667「ます」〜
  エミール・ギレリス(P), アマデウス弦楽四重奏団[録音:1975年]/
【CD12〜17】
 弦楽四重奏曲第1〜15番, 弦楽四重奏曲断章 ハ短調 D.103〜
  メロス四重奏団[録音:1971〜1975年]/
【CD18〜19】
 弦楽三重奏曲第1&2番〜グリュミオー・トリオ[録音:1969年],
 ピアノ三重奏曲第1&2番, ピアノ三重奏曲変ロ長調 D.28「ソナタ楽章」,
 ノットゥルノ 変ホ長調 D.897 〜ボザール・トリオ[録音:1966年]/
【CD20〜21】
 ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第1〜3番, ロンド ロ短調 D.895,
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調 D.574, 幻想曲 ハ長調 D.934, 変奏曲 D.802〜
  ギドン・クレーメル(Vn)
  オレグ・マイセンベルク(P), ヴァレリー・アファナシエフ [録音:1991, 1993年]/
【CD22〜28】
 ピアノ・ソナタ第1-7, 9, 11, 13-21番〜ヴィルヘルム・ケンプ[録音:1965〜1969年],
 ピアノ・ソナタ第8番(断章)〜アンドラーシュ・シフ(P) [録音:1992年]/
【CD29〜31】
 即興曲 D.899, 935, アレグレット ハ短調 D.915, 3つのピアノ曲 D.946, 楽興の時 D780,
 2つのスケルツォ D593〜マリア・ジョアン・ピリス(P) [録音:1996, 1989年],
 アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821〜アントニオ・メネセス(Vc) 〜
  マリア・ジョアン・ピリス(P) [録音:2012年]/
【CD32】
 さすらい人幻想曲 ハ長調 D760, ピアノ小品 イ長調D.604,
 ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲D.576〜
  ヴィルヘルム・ケンプ(P) [録音:1970年],
 ハンガリー風のメロディ ロ短調D.817, 16のドイツ舞曲D.783〜
  アルフレッド・ブレンデル(P) [録音:1987年],
 6つのドイツ舞曲D.820, グラーツのギャロップD.925〜アンドラーシュ・シフ(P) [録音:1990年],
 17のレントラー〜ヴラディーミル・アシュケナージ(P) [録音:1975年]/
【CD33】
 「36のオリジナルな舞曲D.365」より第1,2,6,13,14,21,22,26,29,32,34,36番,
 「17のレントラーD.366」より第17番, ディアベッリのワルツの主題による変奏曲D.718,
 コティヨン 変ホ長調D.976, 12のドイツ舞曲D.790, 「12のワルツD.145」より第1,2,7,6,9,10番,
 11のエコセーズD.781, メヌエット 嬰ハ短調D.600, トリオ ホ長調D.610,
 「20のワルツD.146」よりトリオ 変イ長調とロ長調, クーペルヴィーザー・ワルツ,
 「ウィーンの淑女たちのレントラーD.734」より第1,10,14番, 「感傷的なワルツ集D.779」より第12,13番,
 「16のドイツ舞曲D.783」より第2,6,7,8番, 「20のワルツD.146」より第8,14番,
 「3つのドイツ舞曲D.973」より第2番, 幻想曲 ハ短調D.993, メヌエット ヘ長調D.995-2〜
  イェルク・デムス(P)[録音:1965, 1962年(初CD化)],
 ロンド ニ長調D.608〜
  イェルク・デムス&パウル=バドゥラ・スコダ(P) [録音:1961年(初CD化)]/
【CD34】
 「高雅なワルツ集D.969」より第1,6,5,4,11,9番,
 「感傷的なワルツ集D.779」より
  第5,6,7,8,12,10,11,13,20,21,22,23,24,27,28,1,26,31,32,34番,
 「ウィーンの淑女たちのレントラーD.734」より
  第1,4,7,9,11,14,15,16番,
 「12のワルツ、17のレントラーと9つのエコセーズOp.18」より抜粋、
 「12のドイツ舞曲D.790」より抜粋, 「17のレントラー」より第3番〜
  カール・ベッツ(P) [録音:1989年]/
【CD35】
 幻想曲ヘ短調D.940, ロンド イ長調D.951〜
  エミール・ギレリス&エレーナ・ギレリス(P) [録音:1978年],
 アレグロ イ短調「人生の嵐」D.947, 2つの性格的な行進曲D.886(初CD化)〜
  パウル=バドゥラ・スコダ(P) [録音:1965年],
 ハンガリー風ディヴェルティメントD.818〜
  アロイス&アルフォンス・コンタルスキー(P) [録音:1959年]/
【CD36】
 創作主題による8つの変奏曲変イ長調D.813〜
  マルタ・アルゲリッチ&ダニエル・バレンボイム(P) [録音:2014年],
 フランス風の主題によるディヴェルティスマンD.823-2〜
  エミール・ギレリス&エレーナ・ギレリス(P) [録音:1978年],
 ソナタ ハ長調「大二重奏曲」D.812〜
  アロイス&アルフォンス・コンタルスキー(P) [録音:1979年(初CD化)]、
 3つの軍隊行進曲D.733〜
  イェルク・デムス&パウル=バドゥラ・スコダ(P) [録音:1965年(第2&3番は初出)]/
【CD37】
 交響曲第8番ロ短調D.759「未完成」(ブライアン・ニューボウルドによる補筆4楽章版),
 交響曲ニ長調(交響的断章)D.708a(ブライアン・ニューボウルドによる補筆4楽章版)〜
  ネヴィル・マリナー(指揮) アカデミー室内管弦楽団[録音:1983年]/
【CD38】
 交響曲第7番ホ短調(ホ長調)D.729(ブライアン・ニューボウルドによる補筆4楽章版),
 交響曲第10番ニ長調D.936A(ブライアン・ニューボウルドによる補筆3楽章版),
 交響曲ニ長調(交響的断章)D.615(ブライアン・ニューボウルドによる補筆2楽章版)〜
  ネヴィル・マリナー(指揮) アカデミー室内管弦楽団[録音:1982年]/
【CD39】
 交響曲第8番ロ短調D.759「未完成」〜
  カルロス・クライバー(指揮) ウィーン・フィル[録音:1978年],
 交響曲第8番ロ短調D.759「未完成」〜
  ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮) ベルリン・フィル[録音:1952年],
 交響曲第8番ロ短調D.759「未完成」〜
  レオポルド・ストコフスキー(指揮) ロンドン・フィル[録音:1969年]
 ドイツ・グラモフォンの名演奏によるシューベルトBOX第一弾
 シューベルトの数多くの作品をできるだけ収録しようという大胆な企画が登場。これまで「交響曲全集」「室内楽全集」「ピアノ・ソナタ全集」などは多くのアーティストによって制作されてきましたが、当ボックスは初期作品から珍しい小品、未完の補筆完成版まで含んだセットです。
 アバド、クレーメル、メロス四重奏団による名演の他、DGのみならずPhilips, Decca他の音源、そしてデムス&スコダ初出録音や初CD化、ニューボウルド補筆完成版による交響曲も含む贅沢な内容。
 クライバー、フルトヴェングラー、ストコフスキーによる「未完成交響曲」名演聴き比べをDisc39に収録しています。
 ブックレットには、Michael Kubeによる新ライナーノーツ、シューベルトの年表、珍しい写真(絵画)なども含まれる予定です。
 箱の大きさは、おなじみのキューブ型(14cm x 14cm x 14cm 重量1.2Kg)。続編Vol.2は「歌曲編」となり、2017年に発売が予定されています。
 


4794888
\2300→\2090

アリス・クーパー、ナレーション
 ”ピーターと狼”、ハリウッドに行く!



《ピーターと狼・イン・ハリウッド》

 1) 『ピーターがロサンゼルスに到着』
  (ワーグナー:「ローエングリン」より第1幕への前奏曲,
   プロコフィエフ:「ピーターと狼」より おばあさんとピーターの主題,
   シューマン:「子供の情景」より 見知らぬ国と人々について)/
 2) 『ピーターの誕生日』
  (マーラー:「交響曲第1番」より 第3楽章,
   エルガー:「エニグマ変奏曲」より W.M.B,
   ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」より 第3幕への前奏曲,
   プロコフィエフ:「ピーターと狼」より 狩人の主題,
   プッチーニ:「ボエーム」より わたしが街を歩くと,
   プッチーニ:「トスカ」より 第3幕への序奏,
   ムソルグスキー:「展覧会の絵」より 卵の殻をつけた雛の踊り)/
 3) 『狼狩りの始まり』
  (ムソルグスキー:「展覧会の絵」より カタコンベ,
   エルガー:「エニグマ変奏曲」より ニムロッド,
   ツェムリンスキー:「人魚姫」より 第1楽章)/
 4) 『ピーターのロボット製作』
  (デュカス:「魔法使いの弟子」より,
   プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」より 騎士の踊り,
   グリーグ:「ペール・ギュント」より 山の魔王の広間にて)/
 5) 『狩りの続行』
  (ワーグナー:「ワルキューレの騎行」より,
   ツェムリンスキー:「人魚姫」より 第1楽章,
   プロコフィエフ:「ピーターと狼」より 狼の主題)/
 6) 『おばあさんの帰宅』
  (ワーグナー:「ローエングリン」より 第1幕への前奏曲,
   サティ:「ジュ・トゥ・ヴー」,
   スメタナ:「モルダウ」より)//

 7) プロコフィエフ:『ピーターと狼』Op.67(全曲)

アリス・クーパー(語り),
アレクサンダー・シェリー(指揮)
ドイツ連邦青少年管弦楽団(Bundesjugendorchester)
 ロックの大御所アリス・クーパーがナレーション!!
 これまでプロコフィエフの「ピーターと狼」は、様々なアーティスト、有名人等によりナレーションが付けられてきました。
 今回の新録音盤では、ロックの大御所アリス・クーパーがナレーションが務めています。
 それだけにはとどまらず、前半(Tr1〜7)は新解釈版の「ピーターと狼」。なんとピーターがハリウッドに行ってのドタバタ劇が繰り広げられているのです。
 音楽も様々なクラシック音楽をバックグラウンドに使用して、新たなる楽しさを導き出しています。
 2005年のリーズ指揮者コンクールで優勝し、ニュルンベルク交響楽団首席指揮者を務める若手アレクサンダー・シェリーを指揮者に迎え、ドイツの優秀な若手演奏家を集めたドイツ連邦青少年管弦楽団による演奏です。




DECCA


478 9357
\2300
《入祭唱〜フィンジの音楽》
 フィンジ:
  1) 祝典讃歌「見よ、満ち足りた最後の生贄」Op.26,
  2) カンタータ「降誕祭」Op.8より「挨拶文」,
  3) シルヴィアって誰だ?, 4) 恋の骨折り損,
  5) 清く穏やかな流れ, 6) ローリクム・ロールムOp.15-6,
  7) 入祭唱Op.6, 8) 来たれ 死よ, 9) 前奏曲 ヘ短調Op.25,
  10) ロマンス 変ホ長調Op.11,
  11) リズビー・ブラウンに贈るOp.15-7,
  12) カンタータ「降誕祭」Op.8より序奏,
  13) もはや灼熱の太陽も怖れるな,
  14) セヴァーン狂詩曲Op.3,
  15) エクローグ ヘ長調Op.10
ニコラス・コロン(指揮)
オーロラ・オーケストラ,
エイミー・ディクソン(サクソフォン)
 オーロラ・オーケストラによるフィンジの美しき旋律
 1901年ロンドンで生まれたジェラルド・フィンジ。オルガニストや王立音楽学校でも教鞭をとりつつも、ニューベリー近郊のアシュマンズワースで林檎の品種改良をする傍ら,1940年に設立したニューベリー・ストリング・プレーヤーズに携わるなど、マイペースの音楽活動を続ける生涯をおくりました。
 作風はロマンティックで、素朴な旋律美と穏健な叙情に富んでいます。毎回独特なプログラムのアルバムを発売しているロンドンっ子軍団「オーロラ・オーケストラ」が、今回も今までにないアプローチで演奏を聴かせています。
 当盤には、フィンジ作品の中でも淡い美しさに彩られた作品が収録されています。世界的サクソフォン奏者エイミー・ディクソンがゲスト参加したフィンジ没後60年を記念するリリースです。

 《録音》2015年7〜8月、イギリス、クロイドン、フェアフィールド・ホール
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478 8959
\2300→\2090
美人ヴァイオリン・デュオ姉妹〜ネムタヌ姉妹
 《バルトーク:2台のヴァイオリンのための44の二重奏曲》
サラ・ネムタヌ &
デボラ・ネムタヌ(ヴァイオリン)

 ネムタヌ姉妹による息の合ったデュオ
 ドイツの教育家ドフラインに依頼されて書かれたヴァイオリン教育用の作品です。ほとんどが東欧の民謡の旋律をもとにして、多様な書法による伴奏声部が付けられたもので、民族の音楽の持ち味を活かしながら簡潔にまとめあげられた小品です。
 映画「オーケストラ!」で吹き替え演奏したことで話題となった女流ヴァイオリニスト、サラ・ネムタヌと妹のデボラ・ネムタヌによる姉妹の共演でお届けします。
 それぞれ、フランス国立管弦楽団、パリ室内管弦楽団のコンサート・ミストレスだけあって、テクニックだけでなく息の合った多彩なリズム感や独自の音色を持った音楽の豊かさで聴き手を魅了します。
 《録音》2015年6月, パリ、バベル・スタジオ(デジタル:セッション)


こちらでいろいろやってます。
https://www.youtube.com/watch?v=_T8nNH_dLyE&feature=player_detailpage



旧譜
NAIVEのネムタヌ姉妹

NAIVE
V 5383
\2700→\2490
全く異なる個性の持ち主、ネムタヌ姉妹期待の共演
 (1)J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043
 (2)同:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV1042【サラ】
 (3)同:2声のインヴェンション第1番BWV772
 (4)同:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV1041【デボラ】
 (5)シュニトケ:コンチェルト・グロッソ第3番
 (6)J.S.バッハ:2声のインヴェンション第8番BWV779
デボラ・ネムタヌ(Vn、Va (3)(6))
サラ・ネムタヌ (Vn)
サッシャ・ゲッツェル(指揮)
パリ室内管弦楽団
 録音:2014 年7 月/サル・コロンヌ(パリ)/DDD、60’ 08”

 フォル・ジュルネ音楽祭でもおなじみのデボラ・ネムタヌと、映画「オーケストラ!」で、メラニー・ロラン奏でるチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を吹替演奏して話題となったサラ・ネムタヌ姉妹が夢の共演。息の合った演奏を繰り広げています。
 バッハの協奏曲3 篇のうち、第1 番を姉のデボラが、第2 番を妹のサラが独奏し、BWV1043 で両者共演。情熱的なデボラと正確かつ丁寧なサラの個性の違いを堪能できます。さらに、ピアノ学習者が必ず練習する「2 声のインヴェンション」第1 番と8 番をサラがヴァイオリン、デボラがヴィオラで奏しているのも注目。ピアノやチェンバロでは減衰してしまう長い音符も、弦楽器は指示通りに弾くことができるのが目から鱗の驚きの発見です。
 フィル・アップはバッハ作品から約250 年後に作られたシュニトケの「コンチェルト・グロッソ第3 番」。シュニトケは生涯に6 篇の「コンチェルト・グロッソ」を作りましたが、第3 番は実質上2 本のヴァイオリンのための協奏曲。バロック的精神で書かれた同時代音楽をネムタヌ姉妹が雄弁に解釈。バッハも含め、2 人の美女の共演ゆえ全体に華やいだ雰囲気に満ちています。
 指揮を務めるのは2013 年以来神奈川フィルの首席指揮者を務めるサッシャ・ゲッツェル。推進力あふれる音楽作りが魅力です。


プロモーション動画です。どうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=R-wCUL8LPZw&feature=player_detailpage

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限定盤

4789262
(50CD)
\20000→\14990
12/13(日)までの超特価

ザ・デッカ・サウンド(50CD)再プレス

CD1
 ファリャ:三角帽子/同:《はかなき人生》〜間奏曲と舞曲/
 ドビュッシー:管弦楽のための《映像》/
  テレサ・ベルガンサ(ソプラノ) スイス・ロマンド管弦楽団 指揮:エルネスト・アンセルメ
CD2
 シャブリエ:スペイン/
 リムスキー=コルサコフ:スペイン狂詩曲/
 グラナドス:編んだルーサ/
 モシュコフスキー:スペイン舞曲第1巻/
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲/
  アルフレード・カンポーリ(ヴァイオリン) ロンドン交響楽団 指揮:アタウルフォ・アルヘンタ
CD3
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番/
 同:ピアノ・ソナタ第2番/
  ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ) ロンドン交響楽団 指揮:アナトーレ・フィストラーリ
CD4
 シベリウス:交響曲第1番/
 ムソルグスキー(アシュケナージ編):組曲《展覧会の絵》/
  フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ヴラディーミル・アシュケナージ
CD5
 ベートーヴェン:旅立ち/同:静かな問いかけ/同:恋の焦燥/同:恋の嘆き/同:期待/
 同:この暗い墓に/モーツァルト:快い静けさが/
 シューベルト:あなたはご存知のはず、まだどれほど私が…/同:林にて/
 同:リラによせて/同:羊飼いの娘/同:この墓に近づいてくれるな/
 同:ご覧、何と明るい月か/同:私はあのかんばせから知った/
 同:恋しい人よ、思い出して下さい/同:考えるのだ、今この時が/同:嬉しい訪れと暇乞い/
 ハイドン:ナクソス島のアリアンナ/
  チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ)アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
CD6
 バーバー:ヴァイオリン協奏曲/
 ブロッホ:バール・シェム/
 ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲/
  ジョシュア・ベル(ヴァイオリン) ボルティモア交響楽団 指揮:デイヴィッド・ジンマン
CD7
 R.シュトラウス:交響詩《ドン・ファン》/
 同:アルプス交響曲/
  サンフランシスコ交響楽団 指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
CD8
 ブルックナー:交響曲第4番《ロマンティック》/
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:カール・ベーム
CD9
 ニューイヤー・コンサート1979/
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ウィリー・ボスコフスキー
CD10
 ブリテン:戦争レクイエム/
  ロンドン交響楽団&合唱団 指揮:ベンジャミン・ブリテン他
CD11
 メシアン:トゥーランガリラ交響曲/
  ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 指揮:リッカルド・シャイー他
CD12
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調/
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番/同:スコットランド幻想曲/
  チョン・キョンファ(ヴァイオリン) 
  モントリオール交響楽団 指揮:シャルル・デュトワ
  フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ルドルフ・ケンペ
CD13
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番/同 第27番/
  クリフォード・カーソン(ピアノ) イギリス室内管弦楽団 指揮:ベンジャミン・ブリテン
CD14
 シェーンベルク:期待/
 ベルク:《ルル》組曲/
 ウェーベルン:夏風の中で/
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:クリストフ・フォン・ドホナーニ他
CD15
 ストラヴィンスキー:バレエ《火の鳥》/同《春の祭典》/
  デトロイト交響楽団 指揮:アンタル・ドラティ
CD16
 ラヴェル:マ・メール・ロワ/同:亡き王女のためのパヴァーヌ/
 同:クープランの墓/同:高雅で感傷的なワルツ/同:ボレロ/
  モントリオール交響楽団 指揮:シャルル・デュトワ
CD17
 モーツァルト:愛の神よ、安らぎを与えたまえ/同:楽しい想い出はどこへ/
 チャイコフスキー:たとえ死んでもいいの/ドヴォルザーク:月に寄せる歌/
 ヴェルディ:泣きぬれて/同:柳の歌…アヴェ・マリア/
 ブリテン:縫いとりは子供の頃には贅沢だったわ/
 R.シュトラウス:来ましたよ/
  ルネ・フレミング(ソプラノ) ロンドン交響楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
CD18
 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番/
 シューマン:謝肉祭/
  ネルソン・フレイレ(ピアノ) 
  ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 指揮:リッカルド・シャイー
CD19
 ショスタコーヴィチ:交響曲第5番/同 第9番/
  ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 
  ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ベルナルト・ハイティンク
CD20
 パーセル:歌劇《ディドーとイーニアス》/
  エンシェント室内管弦楽団 指揮:クリストファー・ホグウッド他
CD21
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲/
 ブリテン:ヴァイオリン協奏曲/
  ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン)
  ドイツ・カンマーフィルハーモニー ロンドン交響楽団 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
CD22
 ホルスト:組曲《惑星》/
 同:どこまでも馬鹿な男〜バレエ音楽/
 同:エグドン・ヒース/
  ウィーン国立歌劇場合唱団 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ロンドン交響楽団
  指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン、サー・エイドリアン・ボールト
CD23
 バルトーク:ピアノ協奏曲第3番/
 ラヴェル:ピアノ協奏曲/
 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番/
  ジュリアス・カッチェン(ピアノ) ロンドン交響楽団 指揮:イシュトヴァン・ケルテス
CD24
 ドヴォルザーク:交響曲第9番《新世界より》/同 第8番/
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ロンドン交響楽団 指揮:イシュトヴァン・ケルテス
CD25
 ハイドン:ネルソン・ミサ/同:戦時のミサ/
  ロンドン交響楽団 アカデミー室内管弦楽団 指揮:サー・デイヴィッド・コックス、ジョージ・ゲスト他
CD26
 グラナドス:ゴイェスカス/同:藁人形/
 ファリャ:スペインの庭の夜/
  アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ) ロンドン交響楽団 指揮:ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス
CD27
 ベルリン・カバレット歌曲集/ウテ・レンパー(ヴォーカル)他
CD28
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番《月光》/同 第8番《悲愴》/
 同 第21番《ワルトシュタイン》/同:創作主題による32の変奏曲/
  ラドゥ・ルプー(ピアノ)
CD29
 メンデルスゾーン:交響曲第3番《スコットランド》/
 同:《真夏の夜の夢》〜序曲&付随音楽/
  ロンドン交響楽団 指揮:ペーター・マーク他
CD30
 レスピーギ:交響詩《ローマの祭》/同《ローマの松》/
 リムスキー=コルサコフ:《金鶏》組曲/
  クリーヴランド管弦楽団 指揮:ロリン・マゼール
CD31
 ヤナーチェク:シンフォニエッタ/同:タラス・ブーリバ/
 同:《利口な女狐の物語》組曲/
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サー・チャールズ・マッケラス
CD32
 チャイコフスキー:弦楽セレナード/同:フィレンツェの思い出/
 グリーグ:ホルベルク組曲/
  アカデミー室内管弦楽団 指揮:サー・ネヴィル・マリナー
CD33
 イベール:ディヴェルティメント/
 サン=サーンス:死の舞踏/
 ビゼー:子供の遊び/
 サン=サーンス:オンファールの糸車/
 ボロディン:交響曲第2番/
  パリ音楽院管弦楽団 ロンドン交響楽団 指揮:ジャン・マルティノン
CD34
 ヴァレーズ:アルカナ/同:アンテグラル、同:イオニザシオン/
 アイヴス:交響曲第2番/
  ロサンゼルス・フィルハーモニック 指揮:ズービン・メータ
CD35
 ラヴェル:ダフニスとクロエ/
 エルガー:《エニグマ》変奏曲/
  ロンドン交響楽団 指揮:ピエール・モントゥー
CD36
 J.S.バッハ:マニフィカト/同:カンタータ第10番/同 第140番/
  シュトゥットガルト室内管弦楽団 指揮:カール・ミュンヒンガー他
CD37
 ワーグナー:《ニーベルングの指輪》(ハイライト)/
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ他
CD38
 3大テノール・イン・コンサート1990/
  ホセ・カレーラス、プラシド・ドミンゴ、ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)他
CD39
 プッチーニ:《トゥーランドット》(ハイライト)/
  ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ズービン・メータ他
CD40
 スサート:ダンスリー/ニュー・ロンドン・コンソート 指揮:フィリップ・ピケット
CD41
 サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番/同 第4番/同 第6番/
  パスカル・ロジェ(ピアノ) 
  ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
  フィルハーモニア管弦楽団 指揮:シャルル・デュトワ
CD42
 ペルゴレージ:スターバト・マーテル/
 同:サルヴェ・レジーナ ヘ短調/同 イ短調/
  レ・タラン・リリク 指揮:クリストフ・ルセ他
CD43
 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲/アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
CD44
 グリンカ:《ルスランとリュドミラ》序曲、
 同:《ホヴァンシチナ》前奏曲/
 同〜ペルシャの奴隷の踊り/同:禿山の一夜/
 ボロディン:《イーゴリ公》序曲/同〜ダッタン人の踊り/
 スッペ:《軽騎兵》序曲/同:《詩人と農夫》序曲/
 同:《ウィーンの朝、昼、晩》序曲/
 同:《スペードの女王》序曲/
  ロンドン交響楽団 
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
CD45
 マーラー:交響曲第8番《千人の交響曲》/
  シカゴ交響楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ他
CD46
 ヴェルディ&ベッリーニ&ポンキエッリ歌曲集/
  ジョーン・サザーランド、マリリン・ホーン(ソプラノ)
  ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)他
CD47
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番《セリオーソ》/同 第13番/同:大フーガ/
  タカーチュ四重奏団
CD48
 プッチーニ:《西部の娘》(ハイライト)/
  ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団 指揮:フランコ・カプアーナ他
CD49
 メンデルスゾーン:八重奏曲/
 ベートーヴェン:七重奏曲/
  ウィーン八重奏団員
CD50
 ウォルトン:ベルシャザールの饗宴/同:戴冠テ・デウム/
 パリー:アイ・ワズ・グラッド/同:ブレスト・ペア・オブ・サイレンズ/
 同:イェルサレム/
  ボーンマス交響楽団 指揮:デイヴィッド・ヒル他
 デッカ栄光の録音史から厳選した豪華50枚組!
 2011年リリースで好評いただいたデッカ栄光の録音史から厳選した豪華50枚組 第1弾が再プレスされることになりました。
 世界初CD化も含む珠玉の名録音を200ページの充実したライナーノートと共にお届けします。
 2011年発売のものより少しシンプルな箱の形状に修正され、品番が変わっての再登場です。
 

4812310
\2300
ミロシュ/ブラックバード〜ザ・ビートルズ・アルバム
 1. Blackbird / 2. Come Together / 3. Fool on the Hill /
 4. And I Love Her 5. While my Guitar Gentlly Weeps /
 6. Let it Be, ft Gregory Porter 7. Eleanor Rigby / 8. Yesterday /
 9. Something / 10. She's Leaving Home ft. Tori Amos
 11. Michelle ft. Steven Isserlis / 12. Here There and Everywhere
 13. Here Comes the Sun* / 14. All my Loving /
 15. Lucy in the Sky ft. Anoushka Shankar
  *CDのみに収録
ミロシュ(ギター)
4812341
(LP)
\3900
 繊細なギターの音色で新たに生まれ変わるメロディ!
 2011年のデビュー以来、美しい音色とルックスでクラシック・ギターの魅力を世界中に広めてきたミロシュ。4枚目のアルバムとなる本作では、2016年に来日50周年を迎え、再び沸き立つビートルズの作品ばかりを集めました。
 ギター・ソロの他、アンサンブル・バックによる演奏や、アヌーシュカ・シャンカール、トーリ・エイモスらをヴォーカル・ゲストに迎えたトラックも収録。名ギタリスト、セルジオ・アサドの書き下ろし編曲によって、ミロシュの温かなギターの音色が、ビートルズのメロディに新たな息吹を与えています。
 ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア/ブラックバード/ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス/ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ(feat. アヌーシュカ・シャンカール)/シーズ・リーヴィング・ホーム(feat. トーリ・エイモス)/レット・イット・ビー 他 録音:2015年


<LP>


DECCA(LP)

Alfred Brendel 85歳記念リリース!
180g重量盤LP
オリジナル・アナログ・マスター・テープからアビー・ロード・スタジオにて新たにリマスター

限定盤

4789269
(LP)
\3900
《バッハ:イタリア協奏曲、他》
 J.S.バッハ:
  イタリア協奏曲 BWV.971,
  主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる BWV.639,
  前奏曲(幻想曲)イ短調 BWV.922,
  半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903,
  来たれ、異教徒の救い主よ BWV.659,
  幻想曲とフーガ BWV.904
アルフレート・ブレンデル(ピアノ)
 巨匠ブレンデルの名演がアナログLP盤で復活
 2008年に惜しまれつつ演奏活動から引退したブレンデル。バッハの録音は非常に少ない中で、1976年録音とはいえ既に巨匠らしい風格を感じさせる演奏です。この名盤がアナログLPとして限定発売されます。
 《録音》1976年5月, ロンドン
  
限定盤

4789271
(LP)
\3900
《ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲》
 ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲Op.120
アルフレート・ブレンデル(ピアノ)
 ブレンデル1976年のライヴ盤がアナログLP盤で復活
 ベートーヴェンの大作のひとつ「ディアベッリ変奏曲」。作品は33もの変奏によっており、速度表示や拍子、調性などの変化によって、さまざまなキャラクターをもつ変奏に仕立てられています。
 ブレンデルは変奏ひとつひとつに自ら標題を付け、ユーモラスにそれぞれを描き分け、最後にはベートーヴェンの指向した高みへの昇華させていきます。
 この演奏は1976年のライヴ録音による名演の一つ。この名盤がオリジナルマスターからのリマスターを施されてアナログLPとして再登場します。
  《録音》1976年2月2日ロイヤル・ フェスティヴァル・ホールでのライヴ
 
限定盤

4789272
(LP)
\3900
《シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番, さすらい人幻想曲》
 シューベルト:
  ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960,
  幻想曲ハ長調「さすらい人幻想曲」D.760
アルフレート・ブレンデル(ピアノ)
 ブレンデル1971年のシューベルト録音がアナログLP盤で復活
 ブレンデルが1970年代に録音した第1回目のアナログ録音からの復刻。彼らしい「分析的」「理知的」なシューベルト解釈が聴ける1枚です。
 シューベルトの内面に入り込み、作品全体を貫く構成感と美しい歌心、そしてヴィルトゥオーゾ的な鮮やかさを両立させた名演です。この名盤がアナログLPとして限定発売されます。 《録音》1971年11月, ザルツブルク
 
限定盤

4789273
(LP)
\3900
《リスト:ピアノ作品集》
 リスト:
  前奏曲「泣き、嘆き、憂い、恐れ」S.179,
  詩的で宗教的な調べS.173?葬送曲,
  BACHの主題による幻想曲とフーガS.529,
  詩的で宗教的な調べS.173?孤独の中の神の祝福
アルフレート・ブレンデル(ピアノ)
 細部に至るまで磨きこまれたブレンデルの名演が、アナログLP盤で復活
 ブレンデルのリスト演奏は、ヴィルトゥオジティ重視な作品でも、内面性重視の作品でも、細部に至るまで非常にバランス良く奏でられています。
 リストの多様な世界に安心して浸ることができるこの名盤が、アナログLPとして限定発売されます。 《録音》1976年5月


<国内盤> 


<LP>


ALTUS(LP)

限定盤

ALTLP 063/064
(2LP)
\13600+税
スメタナ:連作交響詩「わが祖国」
 LP 1
  A 面:交響詩《ヴィシェフラド》
  B 面:交響詩《モルダウ》、《シャールカ》
 LP 2
  A 面:交響詩《ボヘミアの森と草原から》
  B 面:交響詩《ターボル》《ブラニーク》
ラファエル・クーベリック(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 LP 化の目玉!CDとは一味違う音楽的感動を!
 1991 年サントリー、クーベリック最後の来日演奏会!チェコ・フィルとの空前絶後の「わが祖国」

 ライヴ録音:1991 年11 月2 日サントリーホール(NHK 収録)/限定プレス、180g 重量盤、日本語解説付

 1980 年代の半ばから指揮活動から引退していたクーベリッックがまさに最後の力を振り絞るかのようにして行った伝説的コンサート。壮絶そのものでございました。
 許光俊氏もこの演奏のことをライナーノートで次のように激賞しております。『ラファエル・クーベリックがチェコ・フィルとともに演奏したサントリーホールでのコンサートは、私にもっとも強い印象を与えた音楽体験のひとつである。今でも、あの時ホールでどのような音が鳴っていたかを、まざまざと思い出すことができる。私にとってもっとも忘れられない音だ。私は、さして期待もなかったけれど、出かけた。どれどれお手並み拝見とばかり、醒めた気持ちで席に着いたが、そのとき、わずか数分後には比類ない音楽に打ちのめされることになろうとは、まるで予想もしていなかったのである。
 超満員の人いきれがするホールで演奏が始まるや、聴衆は完全に度肝を抜かれた。怒濤のような響きの奔流に人々はたじたじとなり、激しい感情表現に心を奪われた。リズムがふんばるところは地に足が生えたようにがっちりとふんばり、飛び跳ねるところでは踊り狂った。全編これ息詰まるようなエネルギーの噴出であり、しかも見境のないおめでたい熱狂ではなく、音楽の各場面は的確鮮明にたくましい筆致で描き出された。吹き上げてくるような熱気から音楽の異常な強さが生まれているのだった。
 私はステージの横の席で、激越な渦を巻いて襲いかかってくる管弦楽の響きを、ただただ呆然と聴いた。渾身などという言葉はずいぶん安っぽいものになってしまったが、これこそが渾身の演奏と呼ばれるべきものだったのである。そして家に帰ってからも考えた。だが、音楽から与えられた感銘はあまりにも大きかった。芸術は罪深い。理性を抗い、麻痺させようとたくらむ。そういう危険な芸術の最高の例のひとつが、この「わが祖国」なのである。』
 
限定盤

ALTLP 065/066
(2LP)
\13600+税
伝説的名演奏のLP化!ベーム&ウィーン・フィル’77年ライヴ
 ベートーヴェン:
  (1)交響曲第6番 ヘ長調「田園」Op.68
   (LP 1 A面:第1、2楽章、B面:第3、4楽章)
  (2)交響曲第5番 ハ短調「運命」Op.67
   (LP 2 A面:第1、2楽章、B面:第3、4楽章)
  (3)レオノーレ序曲第3番 Op.72b (LP 2 B面)
カール・ベーム(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 『1977 年3 月2 日のベーム、ウィーン・フィルの来日公演はまさに夢と陶酔のひとときであった。普通、極上の名演奏はマイクに入らないものだが、この録音には当夜のすべてが刻み込まれている。奇蹟というほかない。』—宇野功芳 ライナーノートより—

 ライヴ録音:1977 年3 月2 日/NHKホール(東京)/限定プレス、180g 重量盤、日本語解説付

 『…終曲の「感謝の歌」がまた泣けてくる。あまりの美しさと立派さ故に、心底しびれる。凄い演奏だ。こんな演奏が日本で実際に行われたのだ。「田園」のディスクといえばワルターの新旧両盤が今までベストだと思うが、このベーム盤はワルターに匹敵するのみならず、録音の優秀性を考えれば同曲のベストワン。「田園」だけでも本アルバムの価値は無限である』—宇野功芳 ライナーノートより—
 
限定盤

ALTLP 067/068
(2LP)
\13600+税
「巨人ベームのエネルギーが最後に最も激しく燃焼した瞬間だった」
 〜ウィーン・フィル クラリネット奏者E. オッテンザマー

  ベートーヴェン:
   (1)交響曲第2番 ニ長調 Op.36
    (LP 1 A面:第1、2楽章、B 面:第3、4楽章)
   (2)交響曲第7番 イ長調 Op.92
    (LP 2 A面:第1、2 楽章、B 面:第3、4楽章)
カール・ベーム(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ついにLP で登場!巨匠カール・ベームウィーン・フィルハーモニー1980 年最後の来日演奏会

 ライヴ録音:1980 年10 月6 日/昭和女子大学人見記念講堂(東京)/限定プレス、180g 重量盤、日本語解説付

 立派。実に立派。堂々たる造形感に驚き。今やこんなに立派なベートーヴェンは貴重で、偉大な巨匠の芸でございます。クラリネットのオッテンザマーも「忘れられないコンサート」と語り、全篇、悠揚迫らぬ大テンポで7 番の3 楽章のトリオなどチェリ顔負けの極限のローテンポ。それを見事にもちこたえ美音を奏でるウィーン・フィルもさすが。
 終楽章も耐えに耐えての大爆発。純音楽的カタルシスがございます。2 番もかけねなしの名演。音質もNHK 録音だけあって大変優秀でベーム最期の日本公演を見事にとらえきっています。




<映像>

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EURO ARTS(映像)



20 61294
(Blu-ray)
\5000→\4590
イザベル・ファウスト&ハイティンクによるベートーヴェン
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
  交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
ベルナルド・ハイティンク(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
イザベル・ファウスト
 (ヴァイオリン:
  スリーピング・ビューティ/1704年製)

20 61298
(DVD)
\3100→\2890
 オール・ベートーヴェン・プログラム2015年バーデン=バーデン・イースター音楽祭、イザベル・ファウスト&ハイティンクによるベートーヴェン

 収録:2015 年 バーデン=バーデン・イースター音楽祭(ライヴ)
 (Blu-ray)画面:1080i Full HD 16:9、音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.1、リージョン:All、90分
 (DVD)画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ、DD5.1,DTS5.1、リージョン:All、90分

 現代有数の実力派ヴァイオリニスト、イザベル・ファウストが名匠ベルナルド・ハイティンクとバーデン=バーデン・イースター音楽祭に登場。2013 年にザルツブルクから移転したこのベルリン・フィルの同音楽祭。2015 年は3 月27 日から4 月6 日にかけて行われました。ファウストとハイティンクは、音楽祭の数週間前に同じプログラムをベルリンのフィルハーモニーで演奏しています。
 イザベル・ファウストは、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲をアバド&モーツァルト管(2010 年)、ビエロフラーヴェク&プラハ・フィルハーモニア(2006 年) と2 度録音、実演も何度も重ねており完全に手中に収めた作品。
 カデンツァは、2 回の録音と同様にティンパニが入る、ピアノ協奏曲への編曲版のピアノ・パートをヴァイオリン用に書き換えたもの。ファウストが使用している楽器スリーピング・ビューティの衝撃的ともいうべき美しい音色を最高の状態で奏でています。
 もう1 曲は交響曲第6 番「田園」。ハイティンクの「田園」といえば、コンセルトヘボウとの録音(1986 年) が代表されますが、86 歳となった巨匠が世界最高のオケから引き出す音楽は、荘厳かつ華やか。
 要所要所で締めることで推進力が増し、音楽の勢いを感じることができ、音楽を十二分に堪能できます。



ファウスト、2度目のベートーヴェン
指揮はアバド

HMC 902105
\2700→¥2490
イザベル・ファウスト、2度目のベートーヴェン!
 指揮はアバド!ハルモニアムンディ初登場!
アルバン・ベルク:ヴァイオリン協奏曲(ある天使の思い出に)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
イザベル・ファウスト
 (ヴァイオリン/スリーピング・ビューティ
  (Stradivarius, 1704))
クラウディオ・アバド(指揮)
モーツァルト管弦楽団
録音:2010 年11 月/ボローニャ(Auditorio Manzoni)

 つい先日リリースしたばかりだったと思ったが。。。ファウスト、まさかの2度目のベートーヴェン・・・そして指揮はまさかまさかのクラウディオ・アバド・・・もちろん仏HM初登場。
 近年ひときわ輝きを増しているヴァイオリニスト、イザベル・ファウストの最新盤は、満を持しての2 度目のベートーヴェン、そして、初登場となるアルバン・ベルクという充実のプログラム。クラウディオ・アバドが、是非に、と申し出るかたちで実現したレコーディングです。アバドとオケが全身全霊でファウストの音楽を支えているのがよく感じられ、ベルクの協奏曲では、爛熟したハーモニーをオケが醸す上で、ファウストが変幻自在な音で飛翔します。ファウスト独特のタッチが生みだす美しい高音には思わず息をのむほどです。ベートーヴェンでも、何度も聴いたことがあるはずの第1主題から、なんとも神々しい響き。第2 楽章の天国的な美しい音色はショッキングですらあります。終楽章の活き活きと、そして愛らしさも漂う表情はファウストならでは。カデンツァは、ベートーヴェンがこのヴァイオリン協奏曲をピアノ用に編曲した際に、ベートーヴェン自身が書いたものに基づいています。ヴァイオリン界の新女王、という一言だけでは表現しきれない音楽と魅力的な表情、そして衝撃的に美しい音。ファウストとアバド、モーツァルト管が、神に許された人にしか立ち入ることのできない領域の音楽を展開しています。

 —「私がマエストロ・クラウディオ・アバド(マーラー室内管)と共演したのは2008 年のことでしたが、この経験は、ベートーヴェンの協奏曲を理解し体験する新しい道を私に見出させました。このあと、アバド氏は、今度はモーツァルト管と、アルバン・ベルクの協奏曲を共演しましょうと申し出てくださいました。この二つの傑作をリハーサルし、コンサートにかける機会を幾度が経たあとで、これら2 作品をCD に録音するということは、彼にとって、自然の流れだったようです。この2 つの傑作を同時に持ち続けるということは私にとってまったく新しい体験でした。2010 年にボローニャで行った幾度にも亘るリハーサルでは、ベルクが終わるとベートーヴェン、という風に、2 作品を交互に演奏していました。アルバン・ベルクの、悲しみと苦しみの世界から、バッハの魂の浄化のコラールを経て、ベートーヴェンの最も輝かしく、この世のすべての苦しみから一見解放されたようにみえるフィナーレへの非常に密度の濃い旅は、演奏に携わる私達をこの上なく魅了しました。アバドとの音楽作りは、至上の歓びであり、音楽のマジックを知るための本物の鍵でした。彼が私を信頼して下さったことに心から感謝し、彼の芸術性に心からの賛辞を捧げます。」(イザベル・ファウストのコメント、ライナーノーツより)—
















12/3(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜




ET’CETERA



KTC 1502
\2500→\2290
シューベルト:4手連弾のための作品集 Vol.2
 フランスのモティーフによるディヴェルティメント ホ短調 D.823
 ロンド イ長調 D.951
 序奏、創作主題と変奏 変ロ長調 D.603(968A)
 幻想曲ヘ短調 D.940
ヤン・フェルミューレン(フォルテピアノ)
ヴェールレ・ペーテルス(フォルテピアノ)
 フォルテピアノで弾くシューベルトの権威、フェルミューレンの連弾シリーズ第2弾!

 クイケンやドンブレヒトとの共演も多いベルギーの鍵盤奏者ヤン・フェルミューレン。ナネッテ・シュトライヒャー製のフォルテピアノを使用し、全6巻CD12枚組にわたるシューベルトのピアノ作品集を完成させたフェルミューレンが新たにスタートしたプロジェクト、4手連弾作品集の第2弾。
 楽器は1825年〜1830年頃ライプツィヒで製作されたTrondlin製の銘器を使い、フォルテピアノの深い音色でシューベルトの豊かな芸術を描いていく。

 ※録音:2015年7月、ウィッレブリンゲン(ベルギー)





第1弾

KTC 1501
\2500
シューベルト:4手連弾のための作品集 Vol.1
 デュオ イ短調 D.947 《人生の嵐》
 ハンガリー風ディヴェルティスマン ト短調 D.818
 3つの軍隊行進曲 D.733
 ドイツ舞曲と2つのレントラー D.618
ヤン・フェルミューレン(フォルテピアノ)
ヴェールレ・ペーテルス(フォルテピアノ)
 フォルテピアノで弾くシューベルトの権威、ついに連弾シリーズがスタート!

 クイケンやドンブレヒトとの共演も多いベルギーの鍵盤奏者ヤン・フェルミューレン。ナネッテ・シュトライヒャー製のフォルテピアノを使用し、全6巻CD12枚組にわたるシューベルトのピアノ作品集を完成させたフェルミューレンの次なるプロジェクトは、4手連弾の作品集が登場!
 連弾パートナーを務めるのは、メル・ボニのピアノ作品集でフェルミューレンと共演した、ヴェールレ・ペーテルス。フォルテピアノの名手が弾くシューベルトは、フォルテピアノの豊かな音色で聴く「軍隊行進曲」も絶品。続編にも期待のかかる注目のシリーズがスタートです。

 ※使用楽器:Trondlin (ライプツィヒ1825−1830)/※録音:2014年7月、ウィッレブリンゲン(ベルギー)



 

KTC 1534
\2500
シューベルト:歌曲集 《冬の旅》 D.911 ヤスパー・シュウェップ(バリトン)
福田理子(フォルテピアノ)
 オランダの主要な合唱団のメンバーとして活躍し、オランダ室内合唱団の芸術コーディネーターも務めるバリトン歌手、ヤスパー・シュウェップが歌う「冬の旅」。伴奏は、オーボエ奏者からフォルテピアノ奏者へと転向した日本人ピアニスト、福田理子が弾くコンラート・グラーフ1830年製のフォルテピアノによるもの。

 ※録音:2014年10月、スタジオ・エドウィン・ベウンク(オランダ)
 

KTC 1529
\2500
楽園の鳥 〜 鳥にまつわる合唱作品集
 ラヴェル:楽園の3羽の美しい鳥/
 ジョナサン・ハーヴェイ:6月の歌(世界初録音)/
 ベルク:ナイチンゲール/
 フローラン・シュミット:ナイチンゲールの死/
 フィンジ:ナイチンゲール/
 メンデルスゾーン:森の小鳥/
 ヴォーン・ウィリアムズ:きじばと/
 シューマン:月夜/
 デイヴィッド・コックス:カラス(世界初録音)/
 ラインベルガー:夕べの平安/
 スタンフォード:青い鳥/
 フンパーディンク:春の憧れ/
 ヒンデミット:白鳥/
 アイヴァー・R・デイヴィス:レイヴンの祈り(世界初録音)/
 ブラームス:森の夜/
 スティーヴン・ウィルキンソン:澄み渡る空のひばり
バルト・ファン・レイン(指揮)
オクトパス室内合唱団
 バルト・ファン・レインは、ベルギーの新世代を代表する指揮者として、オランダ室内合唱団、フランダース放送合唱団、ライプツィヒMDR合唱団、デンマーク放送合唱団、コレギウム・ヴォカーレ・ヘント、BBCシンガーズ、ベルリン放送合唱団など世界トップ・クラスの合唱団に招かれている。ファン・レインが創設したオクトパス室内合唱団による、様々な「鳥」にまつわる作品ばかりを集めたユニークなアルバム。グレース・ダヴィッドソンやクレア・ウィルキンソン、マーカス・ファーンズワースなど、ソリスト陣も充実。

 ※録音:2015年2月14日−22日、エルゼンフェルド・チャペル(アントワープ)
 

KTC 1525
\2500
ロビン・デ・ラーフ:作品集
 ラージ・アンサンブルのための《秋に寂しい人》
 フルート協奏曲
 サクソフォン、ホルン、パーカッション、
  ピアノと弦楽のための《メグミ組曲》
マリエケ・フランセン(フルート)
アリエ・ファン・ベーク(指揮)
ドーレン・アンサンブル、他
 Et'ceteraのダッチ・コンポーザー・シリーズ。ロッテルダム音楽院の作曲科の教授を務めたロビン・デ・ラーフ(b.1968)による作品集。
 「メグミ組曲」は、ミリアム・ファン フェイレン監督による、北朝鮮拉致被害者横田めぐみさんを描いたドキュメンタリー映画「Megumi」からの音楽。

 ※録音:2013年、2014年、2015年
. 
KTC 1551
\2500→\2290
鬼才ヨゼフ・デ・ベーンハウアー
 知られざるロマン派のピアノ音楽 Vol.1 〜
  ペーテル・ブノワ

   ブノワ:テイルズ・アンド・バラッズ Op.34
ヨゼフ・デ・ベーンハウアー(ピアノ)

 知られざる鬼才ヨゼフ・デ・ベーンハウアー、1983年に残したベルギーの作曲家、ペーテル・ブノワ(1834−1901)の作品集。


 「知られざるロマン派のピアノ音楽」。
 シリーズ第1弾は、ベルギーのペーテル・ブノワ! ピアノは、フランドル音楽のスペシャリスト、ヨゼフ・デ・ベーンハウアー!

 オランダのEt'ceteraのピアノ・シリーズ。 知られざるロマン派のピアノ音楽を取り上げていく、ピアノ・ファン注目のシリーズ。
 記念すべき第1弾は、19世紀フランドル音楽の発展に貢献したベルギーの作曲家、ペーテル・ブノワ(1834−1901)。
 テイルズ・アンド・バラッズ(Tales and Ballads)は、それぞれVertelsel(Tale)とBalladeに分かれた5つの組曲からなる曲集。
 これまで、Phaedraの「イン・フランダース・フィールズ」シリーズなど、多数のフランドル音楽を手がけてきたスペシャリスト、ヨゼフ・デ・ベーンハウアーが、ベルギーの忘れられたピアノ作品を現代に蘇らせる。

 ※録音:1983年(ベルギー)



ジョゼフ・ドゥ・ベーンハウワーの芸術


 「ショパン」というピアノ雑誌がある。そこに宮沢明子のあるエッセイが載った。

 「さてベルギーで私がただひとり、尊敬し大切にしているピアニストを紹介したいと思います。彼の名と演奏を耳にしてからすでに30年以上の月日が流れました。彼の弾くロベルト・シューマン、クララ・シューマンにじっと聴き入り、この頃失われ、忘れられつつある大事なものを見つめています。それは品性の中で、静けさの中で深く育まれて見事に熟したロマンです。今の世の中すべてがスピード化され、まるでマラソン・レースに参加するように大事なメロディーを早飲み演奏してしまうのは・・・きっと目の前にコンクール、競争会しかぶらさがっていないからでしょう。彼の演奏はまさしくヨーロッパ、ベルギーで深い伝統と歴史の中で落ち着いた香りを漂わせています。彼の名はジョゼフ・ドゥ・ベーンハウワー。彼こそホルショフスキー、カペル、カッチェンを受け継いでいくピアノの詩人といえましょう。アントワープ郊外で静かにひたすら学び続けている彼と4月の日曜日に再会しました。変わらぬ穏やかさ、なぜあんなに落ち着いて物静かでいられるのか・・・。答えはひとつ。ベルギーに生まれたことです。この国には他で消えつつある品性と精神の豊かさがしっかり根をおろし、何 物にも左右されない頑固さで守られているのです。皆さんに彼の哲学あふれる演奏と人となりをぜひ紹介したい気持ちでいっぱいです。」

 ジョゼフ・ドゥ・ベーンハウワー・・・。

 ベルギーPHAEDRAで登場していたピアニストである。PHAEDRAの「In Flanders' Fields」でもベルギーの小品集を出しており、「PHAEDRA CLASSICS」からはシューマン、ブラームスをリリースしている。

 そこでさっそくベルギー小品集を聴いてみた。・・・しみじみと落ち着いた演奏。
 とんでもない個性的演奏というわけではないし、なにより曲自体がどれも初めてのものばかりなので比較しようがない。・・・ここは名曲を収めたシューマンとブラームスを待たねばならないようだった。

 そうして数日後入手したシューマン、ブラームス。
 なるほど。
 その朴訥とした演奏の中に、音楽のエッセンスがギュウと詰め込まれたような感じ。
 シューマンは今までホロヴィッツやアシュケナージで聴いてきた身にとってはなんとも田舎っぽい演奏。まったくスマートではないが、とつとつと言葉を選びながら話し掛けているかのよう。一音一音はとてもていねいで思索的で、ちょっと今まで聴いたことがないような不思議な微妙な間合いや強弱を見せる。1924年製というスタインウェイの軽やかな響きも、その独特のピアニズムの世界をさらに幻惑的に押し広げる。
 ブラームスの作品集は、こうした哲学的名演が多いが、そのなかに堂々と組み入れられるべき深い演奏。雄弁ではないが、まじめにおだやかに語りかけてくる。

 宮沢女史が言う、「他で消えつつある品性と精神の豊かさ」によって育まれ、「何物にも左右されない頑固さで守られている」何かが、彼の演奏には息づいている。それは我々がこれまで多くのCDやコンサートで聴いてきた多くのピアノ演奏とは少し違った歴史と風土をたどってきたものなのかもしれない。



Phaedra
292012
\3200
ブラームス:
 8つの小品op. 76、
 6つの小品op. 118、
 4つの小品op. 119
ジョゼフ・ドゥ・ベーンハウワー
 (ピアノ、スタインウェイ)
2000年録音
演奏者としてだけでなくシューマン夫妻の研究家としも高名なベルギーの音楽家ベーンハウアー。シューマン夫妻と深く関係したブラームスの作品にも取り組んできたベーンハウアーが、研究家としてどのような解釈を行うのか非常に興味深い。

Phaedra
292018
\3200
シューマン:謝肉祭Op.9/
       森の情景Op.82/
       子供の情景Op.15
ジョゼフ・ドゥ・ベーンハウワー (P)
このシューマン・アルバムは自らの研究の成果を発揮し、穏やかで優しさを感じさせてくれるベーンハウアーのシューマンへの想いが詰まった美演である。





 

KTC 1531
\2500
チャイコフスキーの名曲とラファエル・ダエーヌの作品の組み合わせ
 チャイコフスキー:弦楽セレナーデ ハ長調 Op.48
 ラファエル・ダエーヌ:
  2本のヴァイオリンと弦楽オーケストラのためのシーン
   《Waar Coenraets is Turner》
ニン・カム(ヴァイオリン)
ブルージュ・ヘット室内管弦楽団
 2001年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで2位、フランダース放送聴衆賞に輝いたシンガポール生まれの才女、ニン・カムが音楽監督を務めるブルージュ・ヘット室内管弦楽団による、チャイコフスキーの名曲と、ベルギーの作曲家、ラファエル・ダエーヌ(b.1943)の作品の組み合わせ。

 ※録音:2014年6月3日−5日、ベルギー
 

KTC 1916
\2500
スクアルチャルーピ写本からの作品
 ジョヴァンニ・ダ・カッシャ
 ロレンツォ・ダ・フィレンツェ
 ヴィンチェンツォ・ダ・リミニ
 バルトリーノ・ダ・パドヴァ
 アンドレアス・デ・フロレンティア、他の作品
テトラクティス
 〔ジル・フェルドマン(ソプラノ)、
  ケース・ブッケ(フルート、ヴィエラ)、
  マリア・クリアリー(ハープ)、
  シルヴィア・テカルディ(ヴィエラ)〕
 オランダの世界的リコーダー奏者ケース・ブッケが主宰する古楽アンサンブル、テトラクティス。15世紀フィレンツェで編纂された「スクアルチャルーピ写本」からの音楽を、ジル・フェルドマンが歌う。

 ※録音:2005年5月4日−7日、イタリア
 

KTC 1533
\2500
ユップ・フランセンス:ピアノ作品集
 2台ピアノのための《ザ・ギフト・オヴ・ソング》
 ピアノのための《ウィンター・チャイルド》
ラルフ・ファン・ラート(ピアノ)
 オランダ・ミニマル・ピアノ、ヨップ・フランセンスの音楽!

 オランダの作曲家ユップ・フランセンスは、1955年フローニンゲン生まれ、ハーグ王立音楽院ではルイ・アンドリーセンに作曲を師事し、2015年にはオランダの文化賞"Het Gouden Viooltje"(ゴールデン・ヴァイオリン賞)を受賞。
 現代音楽の手法にとらわれない自由な作風が評価を高めており、ヤコブ・クライツベルクやルーカス・フォス、ゲルト・アルブレヒト、ワシリー・ペトレンコなどにもその作品を取り上げられている。
 2台ピアノのための「ザ・ギフト・オヴ・ソング(歌の贈り物)」は、フランセンスのもっとも特徴的な作品の一つで、約50分に渡るミニマル・ピアノの大作。近現代音楽演奏の名手ラルフ・ファン・ラートが、ピアノ1とピアノ2両方を演奏し、雄大で幻想的な世界を見事に表現している。

 ※録音:2015年8月3日ー4日、アムステルダム




EVOE


ポーランドのクラクフで2015年に設立されたハイクォリティの古楽系レーベル「エヴォエ(Evoe)」の取扱いを開始します!

EVOE 002
\2600
カンタータと小さなマカロン 〜
 フランス・バロックのカンタータとソナタ集

  ド・モンテクレール:ラ・ペへの手紙
  クープラン:パルナッス山、またはコレルリ讃
  ラモー:忠実な羊飼い
  マレ:聖ジュヌヴィエーヴ教会の鐘の音
  クレランボー:オペラの女神
イル・ジャルディーノ・ダモーレ
シュテファン・プレヴニャク
 (ヴァイオリン&指揮)
ナタリア・カヴァェク=プレヴニャク
 (メゾ・ソプラノ)
 ポーランドの新興古楽レーベル"Evoe"!精鋭集団イル・ジャルディーノ・ダモーレ登場!
 イル・ジャルディーノ・ダモーレは、ル・コンセール・デ・ナシオンなどで活躍したシュテファン・プレヴニャクが、イタリアの名チェンバリスト、マルコ・ヴィターレとの出会いを切っ掛けとして、2011年に創設したポーランドのピリオド・オーケストラ。
 近年、実力、評価ともに急上昇中のポーランド古楽界。ポーランド、イタリア、スペイン、フランスの若き精鋭たちが奏でる洗練されたフランス・バロックに要注目!

 ※録音:2013年7月1日−3日、ジェロンキ(ポーランド)



 

EVOE 001
\2600
聖なる愛と俗なる愛
 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 RV.208《ムガール大帝》より、
 ヴィヴァルディ:
  カンタータ《やめておくれ、もうやめておくれ》RV.684より、
  モテット《いと公正なる怒りの激しさに》RV.626より/
 ヘンデル:オラトリオ《サムソン》HWV.57より/
 J.S.バッハ/レスピーギ:ソナタ BWV.1023より/
 シャルダヴォワーヌ:若い娘/
 シャルパンティエ:
  バッカスとアモール、わたしのすべての苦悩のもとになる女性 H.450/
 ラモー:歌劇《イッポリトとアリシー》より/
 リュリ:バレエ音楽《ミューズの女神たち》より/
 モンテヴェルディ:あの軽蔑した眼差し/
 ストラデッラ:《ああ, それはまことに正しい》より/
 カレザーナ:《聖土曜日》より/
 コレッリ:合奏協奏曲 Op.6-4
イル・ジャルディーノ・ダモーレ
シュテファン・プレヴニャク
 (ヴァイオリン&指揮)
ナタリア・カヴァェク=プレヴニャク
 (メゾ・ソプラノ)
ダヴィド・ビヴォ(バリトン)
 イル・ジャルディーノ・ダモーレとシュテファン・プレヴニャクのコンビによる、記念すべきレコーディング第1弾。イタリアとフランス、2つの国の「愛」をテーマとしたバロック・プログラムを披露。

 ※録音:2013年6月27日−28日、ジェロンキ(ポーランド)




ARS RECORDS


ARS 193-09
\2500
イーゴリ・クルトイ&ドミトリー・ホロストフスキー デジャ・ヴ パート1
 イーゴリ・クルトイ(1954-):
  Muzyka (Musica) / Il guerriero buono / Deja vu / Canzonetta semplice
  Toi et moi / Bolero / Preghiera / Vis-a-vis / La strada della vita
  La via / Nostalgia / Toi et moi (remix)
ドミトリー・ホロストフスキー(バリトン)
合唱芸術アカデミー合唱団
アレクセイ・ペトロフ(合唱指揮)
ロシア国立アカデミー室内管弦楽団
コンスタンティン・オーベリアン(指揮) 他

発売:2009年

イーゴリ・クルトイはウクライナ系ロシアの作曲家で、いわゆる歌謡曲の大家。ホロストフスキーの美声を堪能できるアルバムです。
ブックレットは付いておりません。

 

ARS 194-09
\2500
イーゴリ・クルトイ&ドミトリー・ホロストフスキー デジャ・ヴ パート2
 イーゴリ・クルトイ(1954-):
  Vivere / Gelosia / Gore-nadezhda / Vecchie Illusioni/ Doucement, doucement
  Eterni amanti / Splende / khochu byt' tvoyeyu muzykoy / Mari
  Il bambino che e in me / Buon giorno, amore! / I nostri sogni / Gimn zhizni

ドミトリー・ホロストフスキー(バリトン)
合唱芸術アカデミー合唱団
アレクセイ・ペトロフ(合唱指揮)
ロシア国立アカデミー室内管弦楽団
コンスタンティン・オーベリアン(指揮) 他

発売:2009年

ブックレットは付いておりません。





BOHEME


CDBMR 402281
\2500
(旧譜)
ドミトリー・ホロストフスキー イン・モスクワ オペラ・アリア&デュエット集
 ヴェルディ(1813-1901):
  「リゴレット」から Cortigiani(リゴレットのアリア)(*)
  「仮面舞踏会」から Alzati!... Eri tu...(レナートのアリア)(*)
  「リゴレット」から
   Parla, siam soli... Tutte le feste...(ジルダとリゴレットのデュエット)(+/*)
 オッフェンバック(1819-1880):「ホフマン物語:から オリンピアのアリア(+)
 ベッリーニ(1801-1835):
  「カプレーティとモンテッキ」から
   ... Eccomi in lieta vesse... O quante, quante volte(ジュリエッタのアリア)(+)
  「清教徒」から Or dove fuggo io mai... Ah, per sempre(リカルドのアリア)(*)
 ドニゼッティ(1797-1848):「ファヴォリータ」から
   ...Deh malvaggi invan... Vien Leonora(アルフォンソのアリア)
 サン=サーンス(1835-1921):「サムソンとデリラ」から
   Amour! Viens aider ma faiblesse(デリラのアリア)(#)
   Mon Coeur s'ouvre a ta voux(デリラのアリア)(#)
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
  「皇帝の花嫁」から リュバーシャとグリャズノイのデュエット(#/*)
 エルネスト・デ・クルティス(1875-1937):夜の声(*)
 ロドルフォ・ファルヴォ(1873-1937):彼女に告げて(*)
 モーツァルト(1756-1791):
  「ドン・ジョヴァンニ」から ドン・ジョヴァンニとツェルリーナのデュエット(+/#/*)
ドミトリー・ホロストフスキー(バリトン(*))
エカテリーナ・シューリナ(ソプラノ(+))
マリーナ・ドマシェンコ(メゾソプラノ(#))
ロシア国立アカデミー室内管弦楽団
コンスタンティン・オーベリアン(指揮)
録音:2003年12月9日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア 発売:2004年




NIKITIN


TFN-CD 596/08
\2500
主はわが力にしてわが歌なり
 キエフ・ペチェールシク大修道院聖歌:幸いなり
 イリーナ・デニーソヴァ:
  聖使徒アンドレイへのアカティスト・コンタキオン
  聖殉教者皇帝ニコライ2世へのアカティスト・コンタキオン
 正教会聖歌/イリーナ・デニーソヴァ編曲:生神女よ、めでたし(第4旋法)
 ズナメニ聖歌/イリーナ・デニーソヴァ編曲:ヘルヴィムの歌
 イリーナ・デニーソヴァ:
  優しき目で、主よ(カティスマのトロパリオン)
  ガーネットの如き光をまとう御身(聖金曜日のアンティフォナ)
  生神母のイコン「わが悲しみを癒したまえ」のアカティスト・コンタキオン
 正教会聖歌/イリーナ・デニーソヴァ編曲:
  乾きし地の如く川を渡り(生神女のカノン・イルモス;第8旋法)
  わが魂は主を崇める(共通聖歌)/主の顕現のカノンからのイルモス(第3旋法)
 イリーナ・デニーソヴァ:葬送のスティヒラ
 ラフマニノフ(1873-1943):生神女よ、めでたし
 チェスノコフ(1877-1944):御身のみ純粋なり
 セルギー・フョードロフ神父:主をたたえよ、わが魂よ
 ギリシャ聖歌:主の御名をたたえよ
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908):主の祈り
 正教会聖歌:
  聖殉教者エリサヴェータのコンタキオン/おお、いと栄光ある秘跡(スティヒラ)
  聖使徒パウロのスティヒラ
 イリーナ・デニーソヴァ:
  生神女庇護祭のアカティスト・コンタキオン
  ヴィリニュスの聖アントニウス、聖ヨハネ、聖エウスタティウスの
   アカティスト・コンタキオン
  生神母のイコン「フセツァリツァ」のアカティスト・コンタキオン
  わが魂(大カノン・コンタキオン)/聖殉教者エカテリーナのアカティスト・コンタキオン

ミンスク聖エリーサベト正教会合唱団
イリーナ・デニーソヴァ(指揮)

録音:1999-2001年

ベラルーシ共和国の首都ミンスクの正教会合唱団による歌唱。





SOJUZ


SOCD 0001
\2500
ヴラディスラフ・シュート(1941-):ハイ・クロス・シンフォニー
  ハイ・クロス・シンフォニー(1998)
  シンフォニア・ダ・カメラ第5番(1992)
  エクス・アニモ(1988)

セルゲイ・ラフマニノフ交響楽団
ヴラディーミル・ポンキン(指揮)

録音:データ記載なし 発売:2002年

ヴラディスラフ・シュート(姓のロシア語読みでシューティ、シューチとも)は1990年代以降イギリスを本拠としているソヴィエト出身(ウクライナ・ロシア系)の作曲家。
■おそらくロシアの倉庫における保管状況に問題があったため紙部分(ブックレットとインレイ)に歪みや汚れが付いている可能性がございますが、希少流通商品につきご容赦ください。

 

SOCD 0003
\2500
2台のピアノのためのロシアとアルメニアの音楽
 アラム・ハチャトゥリアン(1903-1978):
  バレエ「スパルタクス」から
   ガディスの娘たちの踊り/スパルタクスの若い兵士たちの踊り
   エジプトの踊り/エギナの踊り
  バレエ「カヤネー」から
   乙女たちの踊り/子守歌/ワルツ/ヌーネのヴァリアシオン
   剣の舞/歓迎の踊り
 アレクサンドル・チェレプニン(1899-1977):幻想曲
 アレクサンドル・アルチュニアン(1920-2012)&アルノ・ババジャニアン(1921-1983):
  アルメニア幻想曲
 アラム・ハチャトゥリアン:3つの小品
   オスティナート/ロマンス/幻想的ワルツ
デュオ・レーヌ・エリザベート
 ロルフ・プラッゲ、ヴォルフガング・マンツ(ピアノ)

録音:データ記載なし 発売:2002年

デュオ・レーヌ・エリザベートはドイツのピアニスト、ロルフ・プラッゲとヴォルフガング・マンツが1988年に結成。
■上記同様、紙部分(ブックレットとインレイ)に歪みや汚れが付いている可能性がございますが、希少流通商品につきご容赦ください。





SOUPIR EDITIONS


S 233
\2600
コレスポンダンス ショパン、スクリャービン、ラヴェルのピアノ曲と詩の朗読
 ハインリヒ・ハイネ(1797-1856):ショパンの肖像(*)
 ショパン(1810-1849):マズルカ ト短調 Op.67 No.2
 スクリャービン(1872-1915):マズルカ ト短調 Op.3 No.3
 スクリャービン:ショパンの肖像(*)
 ショパン:マズルカ ホ短調 Op.17 No.2
 スクリャービン:練習曲嬰ヘ短調 Op.8 No.2
 スクリャービン:「アクト・プレアラブル」から 詩(*)
 スクリャービン:練習曲ホ長調 Op.8 No.5
 ショパン:マズルカ ハ長調 Op.68 No.1/マズルカ変ニ長調 Op.30 No.3
 スクリャービン:「アクト・プレアラブル」から 詩(*)
 スクリャービン:練習曲嬰ハ短調 Op.42 No.5
 ショパン:マズルカ ヘ短調 Op.68 No.4
 スクリャービン:マズルカ ホ短調 Op.3 No.7
 スクリャービン:「アクト・プレアラブル」から 詩(*)
 スクリャービン:ポロネーズ変ロ短調 Op.21
 アロイジウス・ベルトラン(1807-1841):オンディーヌ(*)
 ラヴェル(1875-1937):夜のガスパール から オンディーヌ
 アロイジウス・ベルトラン:絞首台(*)
 ラヴェル:夜のガスパール から 絞首台
 アロイジウス・ベルトラン:スカルボ(*)
 ラヴェル・夜のガスパール から スカルボ
コリンヌ・クロスカ(ピアノ(*以外))
ブリジット・フォッセー(朗読(*))

録音:2014年10月、2015年6月、フレデリク・ショパン・スタジオ、アンドル、フランス
 アロイジウス・ベルトランの詩集を題材にラヴェルが作曲した「夜のガスパール」にインスピレーションを得たコリンヌ・クロスカ(ポーランド・イタリア系フランスのピアニスト)が発案し、同国の名女優ブリジット・フォッセー(映画「禁じられた遊び」のポーレット役でデビュー)との出会いによって実現した、詩の朗読(フランス語)とピアノ演奏によるプログラム。
 アルバム・タイトルの「コレスポンダンス」は対応、交信、符合、調和、等の意味を持つ言葉です。




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


PROFIL



PH15019
(3CD)
\2700→\2490
カール・リヒター
 「ヘンデル:オルガン協奏曲集op. 4 & 7(全曲)」

   1959 年原盤テレフンケン・マスター・テープのコピーよりトランスファー
 [CD 1]
  ・オルガン協奏曲第1番ト短調op. 4-1, HWV. 289
  ・オルガン協奏曲第7番変ロ長調op. 7-1, HWV. 306
  ・オルガン協奏曲第2番変ロ長調op. 4-2, HWV. 290
  ・オルガン協奏曲第8番イ長調op. 7-2, HWV. 307
 [CD 2]
  ・オルガン協奏曲第3番ト短調op. 4-3, HWV. 291
  ・オルガン協奏曲第9番変ロ長調op. 7-3, HWV. 308
  ・オルガン協奏曲第4番ヘ長調op. 4-4, HWV. 292
  ・オルガン協奏曲第10番ニ短調op. 7-4, HWV. 309
 [CD 3]
  ・オルガン協奏曲第5番ヘ長調op. 4-5, HWV. 293
  ・オルガン協奏曲第6番変ロ長調op. 4-6, HWV. 294
  ・オルガン協奏曲第11番ト短調op. 7-5, HWV. 310
  ・オルガン協奏曲第12番変ロ長調op. 7-6, HWV. 311
カール・リヒター(オルガン&指揮)
カール・リヒター室内管弦楽団
 「カール・リヒター・エディション」ヘンデルのオルガン協奏曲集

 録音:1959 年(セッション)/ステレオ/原盤:テレフンケン(※ マスター・テープのコピーよりトランスファー)
 リマスタリング&サウンド・デザイン:2015 年、ホルガー・ジードラー (THS-Studio)

 カール・リヒターが遺した名録音の数々に、Profil のライヴ復刻でおなじみの名人ホルガー・ジードラーが入念なリマスタリングを施して大好評のシリーズの最新巻。
 テレフンケン原盤によるヘンデルのオルガン協奏曲集は、あたかもリヒターの代名詞ともいえるバッハ演奏に通じる格調の高さとシリアスな表現が独特の魅力。
 1996 年にTELDEC よりCD 復刻されていますが、すでに廃盤となっており、このたびのカタログ復活は朗報といえます。


<メジャー・レーベル>
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ERATO



2564602681
\2500→\2290
ベルトラン・シャマユ(ピアノ)
 ラヴェル:ピアノ独奏曲全集

 水の戯れ
 亡き王女のためのパヴァーヌ
 シャブリエ風に
 鏡
 古風なメヌエット
 グロテスクなセレナード
 ボロディン風に
  高雅で感傷的なワルツ
 夜のガスパール
 メヌエット 嬰ハ短調
 ソナチネ
 前奏曲 イ短調
 クープランの墓
 ハイドンの名によるメヌエット
アルフレード・カゼッラ[1883-1947]:
 ラヴェル風に(アルマンゾ、またはアデライーデの結婚)
アレクサンドル・ジロティ[1863-1945]:
 2つのヘブライの歌より第1曲『カディッシュ』(原曲:ラヴェル)
ベルトラン・シャマユ(ピアノ)

 19世紀末から20世紀初頭を突き抜けたフランスの光と影、そして憂鬱を、時代を超え現代に投影するシャマユの独壇場!ワーナー移籍第1弾である「シューベルト:さすらい人幻想曲 〜ピアノ小品集」は、レコード芸術誌特選をはじめとし、各レビューで高い評価を得た若きピアニスト/ベルトラン・シャマユ。
 今回のアルバムに選んだ作曲家は、フランス近代の抒情を音に投影する作曲家のモーリス・ラヴェル。
 ラヴェルと同じくフランスの地に生まれ育ったシャマユにとって「ラヴェルはとても近しい作曲家」であり、「フランス語をしゃべるように対峙できる作曲家」だと語っています。
 作品の背景にある「言語」や「環境」、そして作曲家に内含する「哲学」までをも研究し、演奏に投影するシャマユ独特のピアニズムで語る、フランス近代を生きたラヴェルの世界。綿々とフランスに息づく芸術的陰翳礼讃を現代にトレースした、シャマユの意欲作の登場です。

 2015年6月、10月  トゥールーズ、サンピエール・デ・クジーン教会



レコード芸術誌特選をはじめ各レビュー絶賛

2564637078
\2500

ベルトラン・シャマユ/エラート・レーベル専属契約第1弾

 シューベルト:幻想曲ハ長調『さすらい人』D.760
 シューベルト:12のドイツ舞曲(レントラー集)D.790
 シューベルト:アレグレット ハ短調 D. 915
 シューベルト:レントラー D.366-12
 シューベルト:3つの小品(即興曲) D. 946
 シューベルト/リスト編曲:『水の上で歌う』
 シューベルト/リスト編曲:『連祷』
 シューベルト/リスト編曲:『水車職人と小川』
 シューベルト=R.シュトラウス:『クーペルヴィーザー・ワルツ』

ベルトラン・シャマユ(P)

2013年11月

 フランスの実力派ピアニスト、ベルトラン・シャマユのエラート・レーベル専属契約第1弾。
 トゥールーズ出身、パリ国立音楽院でジャン=フランソワ・エッセールに師事した彼は20歳でロン=ティボー国際コンクールに入賞。以降、アムステルダムのコンセルトヘボウやロンドンのウィグモアホール、パリのシャンゼリゼ劇場で演奏、そして何といっても彼の名を一躍有名にしたのが、毎年5月に東京国際フォーラムで開催されている「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャパン」での演奏会。ほかでもたびたび来日して、その都度大満足の演奏を聴かせる彼ですが、昨年のラ・フォル・ジュルネでのラヴェルで名演を繰り広げたことで知られています。

 そんな彼、これまで他のレーベルからもひねりのあるCDをリリースし、そのどれもが話題となっていました。ベートーヴェンやモーツァルト、ショパンなどの王道ではなく、リストの巡礼の年全曲、超絶技巧練習曲や、メンデルスゾーンのピアノ曲(無言歌集ではない)、そしてこれまたあまり手を出す人がいないフランクのピアノ作品集。そして現代作品のいくつかと、ライヴでのドビュッシー。誰もが恐る恐る手を出して、聴いてみて、その魅力に絡め捕られる・・・そんなラインナップでありました。
 今や彼はフランスで現在最高の人気と実力を持つピアニストとなり、いよいよEratoレーベルという老舗レーベルという専属契約を結んでのこの初アルバムはシューベルト。「なんだ、普通だね・・・」。もちろんそんな思いは収録曲を見たとたんに瞬時に消え去ることでしょう。

 「水の上で歌う(リスト編)」「さすらい人幻想曲」の2つのヘビーな作品に続くのは、やはり美し過ぎるリスト編の「連祷 D. 343」と「水車と小川」。あとはあまり弾かれることのないレントラーなどの小品と小さなワルツ。これらの曲を弾く彼は何を訴えたいのか?そんなことを思いつつ、CDをセットして聴いてみましょう。音が煌めき飛び散るかのような「水の上で歌う」。重心がしっかりした音でぐいぐい攻めてくる「さすらい人」。この曲の表現の何と多彩なことか。切なさに胸が痛む「連祷」。ここまで聴くだけで彼の並々ならぬ才能に打ちのめされること間違いなし。
 いくつかの曲に魅了され、最後の曲「Kupelwieser Walzer」へ。これは2014年に生誕150年を迎えるリヒャルト・シュトラウスも関係している珍しい作品。シューベルトが友人のために書いた秘曲を、100年以上の時を経て、シュトラウスが譜面に書き起こしたものです。変ト長調という調性と、シュトラウスがちょっと遊び心で加えたという音が優しく耳に残る印象的なワルツ。後味の素晴らしい、そして何度でも聴きたくなる極上の1枚です。

 


2564605185
(2CD+DVD)
\3200→\2990

ナタリー・デセイ/バロック・ベスト

CD1
 J.S.バッハ:カンタータ第51番『すべての地にて歓呼して神を迎えよ』 BWV.51(全曲)
 モンテヴェルディ:ニンファの嘆き
 J.S.バッハ:『マニフィカト』より
 ヘンデル:『あの宿命の日から』より
 ヘンデル:『私の胸は騒ぐ』より
 ヘンデル:『主は言われた』より
 ラモー:『優雅なインドの国々』より
CD2
 ヘンデル:『アルチーナ』より*
 ヘンデル:『時と悟りの勝利』より
 ヘンデル:『アチス、ガラテアとポリフェーモ』より
 ヘンデル:『ジューリオ・チェーザレ』より
DVD
 ヘンデル:『アルチーナ』より「Credete al mio dolor」(2008年収録)
ナタリー・デセイ(ソプラノ)
エマニュエル・アイム指揮、
ル・コンセール・ダストレ
ウィリアム・クリスティ指揮、
レザール・フロリサン*

 コロラトゥーラからヴォーカリストへ、ナタリー・デセイの新ベスト盤登場。
 永遠に少女らしい雰囲気を失わないソプラノ、デセイ。しかしいつの間にか彼女のキャリアは20年を越え、オペラ・ステージからは引退をし、最近では専ら女優としての活動とオペラ以外のジャンルの活動に専念しているようです。
 バロック音楽からポピュラーまで、多面的なレパートリーを持つデセイですが、バロック音楽での情熱的な歌い方は、これまでにバロック歌手らがなしえなかった感情が噴出したものといえましょう。
 今までに録音してきたバッハやヘンデルを中心とした見事な歌唱を収録した、彼女のバロック・ベストです。
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2564606973
\2500→\2290
カプソン/ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲
 オケはゲルギエフ&マリインスキー
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番変ホ長調 Op.107
 2013年12月3日
 サル・プレイエル
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番ト短調 Op.126
 2014年6月3日
 サンクト・ペテルブルク、マリインスキー歌劇場
ゴーティエ・カプソン(チェロ)
 マリインスキー歌劇場管弦楽団
 ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
 チェロの若き貴公子、ゴーティエ・カピュソンとロシアの巨匠、ゲルギエフとの共演による20世紀を代表するチェロ協奏曲の新録音。
 新世代の代表的チェリスト、実力とイケメン人気のゴーティエ・カピュソンのライヴを収録したもので、巨匠ゲルギエフとの共演による、20世紀の代表的チェロ作品の魅力を余すところなく弾ききった新録音です。
 「第1番」は、Arthausから映像商品として発売されているものと同じ演奏ですが、あらたにCD用としてリマスターされています。「第2番」は、本拠地マリインスキー劇場でのライヴ音源が収録されています。
 


2564605177
(CD+DVD)
\3200→\2990
アレクサンドル・タロー(ピアノ)
 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
アレクサンドル・タロー(ピアノ)
2015年2月、4月 エクサン・プロヴァンス音楽院





<国内盤>


ZIG ZAG TERRITOIRES



ZZT2041001
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2500+税
ベートーヴェン:三つのピアノ・ソナタ〜ソナタ形式の完成と、変容と〜
 ①ピアノ・ソナタ 第1番 ヘ短調 Op.2-1
 ②ピアノ・ソナタ 第13番 変ホ長調 Op.27-1
 ③ピアノ・ソナタ 第28番 イ長調 Op.101
エレーヌ・クヴェール(p)
 現代ピアノでの古典派解釈も、ヤナーチェクも室内楽も多芸なソリストの忘れがたいベートーヴェン解釈、再び!ゲルギエフ時代からロッテルダム・フィルのソロ奏者として活躍してきた稀代のフルート奏者ジュリエット・ユレルの室内楽パートナーとして、Zig-Zag Territoiresですばらしいフランス音楽アルバムの録音も残しているエレーヌ・クヴェール。
 同じフランス新世代を代表するチェロの名手アンリ・ドマルケットともデュオ・ユニットで活動していますが、この名手はそのかたわら、ソリストとしても確かな感性を誇る名手として注目されてきました(機会があれば、どんどん日本にきてほしいところ!)—−その足跡は、Alphaと並ぶ小規模レーベルの粋Zig-Zag Territoiresに録音されてきた2枚のアルバムからもわかるところ。
 すでに国内盤流通でも発売され高い評価をはくしたヤナーチェク作品集(『レコ芸』準特選!)のかたわら、モーツァルトやハイドンなど古典派作品を現代ピアノであざやかに弾きこなす彼女の絶妙なピアニズムは、楽聖ベートーヴェンの初期・中期・後期、と三つの時代から1曲ずつを厳選して録音されたこのソナタ集にも、はっきり示されているところ。
 廉価再発仕様の在庫を確保できましたので、国内廉価仕様でお届け...ほれぼれするような美音は印象主義にも、またフォルテピアノにも通じる独特の味わいで私たちを魅了してやみません。
 造形の確かな作品設計とともに、現代ピアノだからこそ映える楽聖の小宇宙...!
 

ZZT2020401
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2500+税
ブランディーヌ・ランヌー(cmb)
 バッハ:鍵盤のための組曲とトッカータ

  ①フランス組曲 第4番 変ホ長調 BWV815
  ②トッカータ ニ短調 BWV913
  ③イギリス組曲 第6番 ニ短調 BWV811
ブランディーヌ・ランヌー(cmb)
 バッハの壮大な構想!細やかに充ちた響きの隅々までランヌーの感性が映える三つの全曲録音から厳選3曲ブランディーヌ・ランヌー…
 Virginに名盤多数のジェラール・レーヌ指揮イル・セミナリオ・ムジカーレの通奏低音奏者として頭角をあらわし、レ・バッス・レユニやアンサンブル・レ・ドミノといったフランス最前線のグループで確かな存在感を印象づけてきたのが20世紀末頃のこと。
 Zig-Zag Territoiresレーベルでソロ奏者として突如ラモーの全曲録音をリリース、フランス古楽界で一躍“時の人”になったこのチェンバロ奏者は、2011年にはチェンバロ演奏での通念を覆すほど遅い『ゴールトベルク変奏曲』の驚くべき録音を世に問い、個性的なバッハ弾きとして確かな評価を得ています。
 そのさい同時発売されたのが、Zig-Zag Territoiresで録音してきた『フランス組曲』『イギリス組曲』および一連の長大なトッカータを集めた三つのアルバムのBOX化ヴァージョン——
 現時点の国内流通盤として入手できるのはこのヴァージョンのみのところ、各アルバムから最も充実した作品を厳選した廉価ヴァージョンも在庫が確認されましたので、ここに国内仕様でご案内させていただきます!
 バッハの鍵盤組曲中でも『フランス序曲』と並んで最も長大なイギリス第6、先進的な音楽内容が魅力的なフランス第4、そしてニ短調の壮麗なトッカータ...1枚通して聴いても味わい深い、チェンバロの精巧な美音が映える自然派録音の銘盤です!

 

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カメラータ・トウキョウ



CMCD-28328
 \2800+税
ウィーン・フィル初の女性コンサートマスター、ダナイローヴァ
 アンサンブル・ウィーン play
  モーツァルト & J. シュトラウス/東京ライヴ2013

 W.A.モーツァルト:オペラ『フィガロの結婚』K.492より(編曲者不詳)
  序曲
  もし夜中に奥様が、お前をお呼びの時は
  伯爵様、踊りをなさりたければ
  もう飛ぶまいぞ、この蝶々
  恋とはどういうものかしら
  フィナーレ
 ヨゼフ・シュトラウス:
  ポルカ「小さい風車」作品57(H.W.ペック編曲)
  ポルカ「ルドルフスハイムの人々」作品152(編曲者不詳)
 W.A.モーツァルト:オペラ『ドン・ジョヴァンニ』K.527より(編曲者不詳)
  さあみんな、恋をするなら
  奥さん、これが恋人のカタログ
  たがいに手をとりあって、あちらへ(お手をどうぞ)
  酒がまわったら(シャンパンの歌)
 J.シュトラウスⅡ:
  ワルツ「南国のばら」作品388(E.カウフマン編曲)
 W.A.モーツァルト:
  オペラ『魔笛』K.620より(編曲者不詳)
  助けてくれ
  俺は鳥刺し
  何と素敵な鈴の音
  誰にでも恋の喜びはある
  愛の喜びは露と消え
  恋人か女房があれば
 J.シュトラウスⅡ:
  オペレッタ『こうもり』序曲(M.ビエリク編曲)
  トリッチ・トラッチ・ポルカ 作品214(H.W.ペック編曲)
アンサンブル・ウィーン
アルベナ・ダナイローヴァ(第1ヴァイオリン)
ライムンド・リシー(第2ヴァイオリン)
ミヒャエル・シュトラッサー(ヴィオラ)
ヨゼフ・ニーダーハンマー(コントラバス)
 2台のヴァイオリン、ヴィオラとコントラバスで構成される、現代ではユニークな編成の弦楽四重奏団、アンサンブル・ウィーン。ウィーン・フィル初の女性コンサートマスター、ダナイローヴァをはじめとするウィーンの精鋭たちによるアンサンブルが、得意のモーツァルトのオペラの名旋律やJ.シュトラウスのワルツやポルカなどを披露した、2013年東京でのライヴを収録。〈芸術音楽〉と〈娯楽音楽〉との境界線を軽々と超え、音楽そのものの愉悦や魅力を伝えてくれます。

●アンサンブル・ウィーン
 チェロの代りにコントラバスが入った“異色”の人気アンサンブル。
 “異色”と言っても、響きの違いだけではなく、モーツァルトのディヴェルティメントやハイドンの初期の弦楽四重奏曲のように、この形はまた“オリジナル”でもある。
 聴く者を虜にする、シューベルト、ランナー、シュトラウス親子のウィンナ・ワルツ、ポルカ、レントラー、ドイツ舞曲、メヌエット、アンサンブル・ウィーンのために編曲された曲と合わせた質の高いプログラムを演奏している。
 コントラバス奏者を除いたメンバー3人は、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のトップ・プレイヤーとして活躍している。
 定例になっているウィーン楽友協会ブラームスザールでのコンサートは、毎回売り切れとなる人気公演の一つ。ザルツブルク音楽祭、ウィーン芸術週間や祝祭週間、ベルリン芸術週間などのフェスティヴァルに定期的に参加し、アムステルダム、アテネ、ケルン、ミュンヘン、パリなど、ヨーロッパ各国の主要ホールをはじめ、アメリカのカーネギー・ホール、リンカーン・センターなどでもコンサートを開催。ホセ・カレーラス、プラシド・ドミンゴ、バルバラ・フリットリ、アンゲリカ・キルヒシュラーガーなど、世界的歌手とも共演。TVでもその演奏は放映され、ウィーンはもとより、ヨーロッパを越え、いまや世界的にその知名度を上げている。CDへの録音も多く、数多く発売され、好評を博している。
 
CMCD-25042
\2500
菊地悌子 十七絃箏の世界
 牧野由多可:十七絃独奏による主題と変容「風」(1965)★
 助川敏弥:独奏十七絃のための三章(1974)★
  第1章 雪松
 第2章 雨竹
  第3章 飛雁
 湯浅譲二:箏歌、芭蕉五句〜箏と十七絃による(1978)★
  Ⅰ. 雲とへだつ友かや 雁の生き別れ(遥かなるものへ)
  Ⅱ. 明ぼのや しら魚しろきこと一寸(冷えて冴えざえと)
  Ⅲ. 水仙や 白き障子のとも移り(透明なおだやかさで)
  Ⅳ. 閑さや 岩にしみ入る蝉の声(天地に遍満するしずかさ)
  Ⅴ. 荒海や 佐渡によこたふ天の河(暗い宇宙の広大さ)
 三善晃:樹を、波と……〜十七絃箏のための(1980)
 廣瀬量平:「みだれ」による変容〜十七絃のための(1980)
 平吉毅州:風の歌Ⅲ〜フルートと十七絃のための(1983/86)★
 篠原眞:十七絃のための「十七絃の生まれ」(1981)

   ★=初CD化
菊地悌子(十七絃箏)
矢崎明子(箏と歌)
中川昌巳(昌三)(フルート)!2
 宮城道雄が、箏の合奏のための低音用楽器として考案した「十七絃箏」。
 菊地悌子は、この楽器の可能性に着目し、独奏作品の委嘱や楽器改良などを精力的に行いながら、60年以上に渡って演奏活動を続けてきました。
 このアルバムでは、1981年にリリースされた記念碑的名盤『菊地悌子 十七絃箏の世界』の全収録曲を完全初CD化。芸術祭優秀賞に輝いた同盤の4曲に、LP『十七絃の生まれ』より3曲を加えた当アルバムで、十七絃箏の歴史を体現する菊地悌子の演奏芸術をお聴きください。

●菊地悌子(十七絃箏)
 東京音楽学校(現・東京藝術大学)卒業、同研究科修了。宮城道雄、宮城喜代子に師事。1957年モスクワ、59年ウィーンにおける世界民族楽器コンクールに日本代表として参加。第1位金賞を受賞。
 57年「邦楽4人の会」を結成、現代邦楽の創造に重要な貢献をし、芸術祭賞、芸術選奨など受賞。75年「邦楽4人の会」を退会。 1983年オランダ・フェスティヴァルの招きにより、オランダ各地でリサイタルを開く。
 87年ドイツ・ケルンにおける世界現代音楽祭(ISCM祭)、90年ノルウェー・オスロにおけ る世界現代音楽祭に出演。93年台北におけるアジア作曲家連盟の音楽祭に出演。
 その他、国際交流基金の派遣、助成により海外での演奏活動も多い。 また、国内では、1979、80年文化庁芸術祭参加公演のリサイタルが〈優秀賞〉を受賞。1981年、芸術祭参加のレコード『菊地悌子 十七絃箏の世界』が〈優秀賞〉を受賞。90年度芸術選奨文部大臣賞受賞。95年、紫綬褒章受章。2001年、勲4等宝冠章受章。東海大学名誉客員教授。




マイスター・ミュージック

MM-3065
\3000+税
デュエッティーノ
 バッハ/グノー:アヴェ・マリア
 ボザ:デュエッティーノ
 ヤコビ:2つの二重奏曲 Op.5
 ストラヴィンスキー:名もなき歌
 ビゼー:小さな二重奏曲
 サン=サーンス:白鳥
 ベートーヴェン:エリーゼのために
 ハイドン:6つの二重奏曲
岡崎耕治(ファゴット)
宇賀神広宣(ファゴット)

 なんとも心癒されるひびき・・・チェロの二重奏より軽やかにしたかのような機動性と、バリトンの重唱を彷彿とさせるつややかな質感。
 作品個々のキャラクターを描き出す、巧みな音色の使い分けはさすが、N響新旧首席奏者のお手合わせ。
 録音が少ないオリジナル作品を含む、魅力的なアルバム。
 

MM-3066
\3000+税
J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ(全曲)
 BWV 1027 1028 1029
川本嘉子(ヴィオラ)
中野振一郎(チェンバロ)
 アルゲリッチやマイスキーなど世界的な演奏家と共演する機会も多い、人気のヴィオラ奏者、川本嘉子。
 以前より要望の多かったバッハのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタをリリース。
 東燃ゼネラル音楽賞奨励賞の受賞も話題で、ますます注目を集める名手の至芸をご堪能ください。




ALM/コジマ録音


ALCD-111
¥2800+税
柳田孝義 ヴィオラ協奏曲「ハルモニアの祈り」
柳田孝義 :
 ヴィオラ協奏曲「ハルモニアの祈り」 (2014)
 5つの回廊…木管五重奏のための(2008)
 オーロラの彼方から…英詩朗読を伴うオーケストラのための (2010)
 ヴァリュラン…クラリネットと弦楽四重奏のための (1994)
大井剛史(指揮)
青木篤子(ヴィオラ)
東京交響楽団 ほか
「現代日本の最も透明な抒情性を湛えた作曲家」とも評される柳田孝義の20年の軌跡
▼日本音楽コンクール作曲部門第一位作曲賞、文化庁芸術祭優秀賞など輝かしい実績
▼最高の演奏者に恵まれた、至高の叙情
▼『リディアの肖像 柳田孝義オーケストラ作品集 ALCD -79』好評発売中
 

ALCD-1154
¥2800+税
狂気と嘆き、そして喜び 〜17世紀イタリア音楽の隆盛〜
 ヴィヴィアーニ:シンフォニア・カンタービレ
 ウッチェリーニ:ソナタ第7番
 カッツァーティ:ソナタ「ラ・カルヴァ」
 ファルコニエリ:村/ラ・モタ/女王/慎重さ/赤いもの
 ストラーチェ:トッカータとカンツォン
 フレスコバルディ:トッカータとカンツォン
 パンドルフィ・メアッリ:
  ソナタ第4番「ラ・ビアンクッチャ」
  ソナタ第4番「ラ・カステッラ」
辺保陽一(リコーダー)
鴨川華子(チェンバロ)
 カンタービレ溢れる演奏と優れたテクニックで、特に初期〜中期バロック音楽の解釈に定評のある辺保陽一が、チェンバロの鴨川華子の好サポートを得て、劇的な表出に満ちたマニエリスムの諸相をダイナミックに描き
出す。 器楽的語法が急速な発展を見せた17世紀イタリアの作品群を堪能できる

【辺保陽一(へんぼ・よういち)(リコーダー)】
 筑波大学卒業後渡欧。スペイン、カタルーニャ高等音楽院を経て、スイス政府奨学生としてチューリッヒ芸術大学大学院に学びディプロマを取得、最優秀の成績で卒業。リコーダーを向江昭雅、ペドロ・メメルスドルフ、ケース・ブッケ、また声楽をフランセスク・ガリゴサ、ジル・フェルドマンの各氏に師事。
 2009年にはキエフ国立フィルハーモニーメンバーとヴィヴァルディのソプラニーノ協奏曲 イ短調を共演。近年は日本各地でリサイタルを行う他、ケース・ブッケ氏とのデュオ・コンサートツアーや、古楽アンサンブル『コントラポント』の定期公演に出演するなど精力的に活動している。
 毎年、大学生を中心としたつくばリコーダー合宿を主宰し、古楽研究会にて定期的に『リコーダー奏者の為の、なかなか聞けない基礎テクニック講座』を行うなど、後進の指導にも情熱を傾けている。茨城の名手・名歌手たち第10回、第20回に出演。ナカルリコーダー教室主宰。ミュージックofハート音楽館(水戸)、麻布ミュージックプレイス他講師。茗溪学園中学校・高等学校、つくばインターナショナルスクール(TIS)非常勤講師。
オフィシャルブログ『魂!のリコーダー奏者・辺保陽一』http://ameblo.jp/nakal-fl/

【鴨川華子(かもがわ・はなこ)(チェンバロ)】
 大阪府に生まれる。東京音楽大学ピアノ科を経て、同大学研究科チェンバロ専攻修了。チェンバロを渡邊順生、アンサンブルを宇田川貞夫の各氏に師事。第9回国際古楽コンクール<山梨>最高位入賞。第7回栃木[蔵の街]音楽祭賞受賞。1998年ブルージュ国際古楽コンクール入選。現在、ソリストおよび通奏低音奏者として活躍している。「ジョーバン・バロック・アンサンブル」メンバー。
 


ALCD-9154
¥2500+税
メロディ〜幸田延のヴァイオリン・ソナタと同時代の作品を集めて〜
 ラヴェル:ツィガーヌ」
 チャイコフスキー:メロディ
 ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテラ
 幸田延:ヴァイオリン・ソナタ(補筆:清水昭夫)
 ホイベルガー(クライスラー編):真夜中の鐘
 ポルディーニ(クライスラー編):踊る人形
 ポンセ(ハイフェッツ編):エストレリータ
 サン=サーンス(イザイ編):ワルツ形式の練習曲によるカプリス
相川麻里子(ヴァイオリン)
高木早苗(ピアノ)
 幸田露伴の妹にして、明治期の日本楽壇において抜群の存在感を発揮した作曲家、幸田延(こうだのぶ)。1895年に書かれた代表作ヴァイオリン・ソナタ(未完)は、2001年に清水昭夫氏によって相川のために補筆完成され、ここにそ
の版による初録音が実現した。

 ▼幸田が欧州で多くを吸収したであろう同時代のヴァイオリン音楽とカップリング。 

【相川麻里子(あいかわ・まりこ)(ヴァイオリン)】
 3歳よりヴァイオリンを始める。全日本学生音楽コンクール小学生の部第1位。第4回ヴィニアフスキー国際コンクールジュニアの部第5位。第62回日本音楽コンクール第3位。東京藝術大学附属高校を経て東京藝術大学卒業。
 藝大在学中の1994年、パリ国立高等音楽院に首席で入学。フランス政府給費留学生として渡仏。留学中にはOrchestre International de Parisとベートーヴェンの協奏曲を協演。ヨーロッパ各地でも多数の演奏会に出演。1996年にイヴリー・ギトリス氏の勧めによりパリで初のリサイタルを開催、好評を博す。新曲演奏にも積極的に取り組み、1997年にはガロワ=モンブランのANDANTEをパリにて世界初演。同年、同音楽院を満場一致の1位を得て卒業する。
 帰国後の1998年、津田ホールにてデビューリサイタルを開催。以降は、ソリストとして東京フィルハーモニーなどの国内オーケストラとの共演のほか、室内楽や様々なジャンルに渡り演奏活動を展開。NHK-FMやNHK番組への出演。また、邦人作曲家の新曲演奏にも力を入れていて、現代音楽の演奏会、録音にも多数参加している。
 2007年よりlive image ツアーにおいて、イマージュ・オーケストラのコンサートマスターを務めている。2010年にピアニストの加古隆とクァルテットを結成。エイベックス・クラシックより「クァルテット」、「クァルテットⅡ」の2枚のCDが発売されている。
 これまでに恵藤久美子、海野義雄、山口裕之、ジェラール・プーレ、故田中千香士の各氏に師事。

【高木早苗(たかぎ・さなえ)(ピアノ)】
 都立芸術高校を経て東京藝術大学卒業、ミュンヘン音大大学院マイスターコース修了。鷹取淑子、小林仁、クラウス・シルデ、ミヒャエル・シェーファーの各氏に師事。現在、都立総合芸術高校音楽科講師。全日本学生コンクール、ピティナコンペティション等入賞、霧島国際音楽祭奨励賞。ドイツより帰国後、定期的にソロリサイタルを行う他、室内楽、新曲初演、録音等の演奏活動を行っている。2002〜2007年は1人の作曲家の人生と曲で綴る「カフェクラシック」を中心にトークコンサートを各地で公演、また2008年よりNPO法人「カンボジアの子供の人権を考える会」支援のチャリティーコンサートを毎年開催している。
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ALCD-9155
¥2500+税
久元祐子(ピアノ)
 優雅なるモーツァルト〜従来の出版譜と新発見自筆譜の違い


 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:

  ピアノ・ソナタ 変ロ長調 KV333 (315c)
  〈使用楽器〉ウルバーノ・ペトロゼッリ制作(モデル:アントン・ヴァルター 1795年)

  ピアノ・ソナタ イ長調 KV331 (300i) 「トルコ行進曲付き」
 〈使用楽器>ヴォルフガング・ズッカーマン制作(モデル:ヨハン・アンドレアス・シュタイン 1788年)

  ピアノ・ソナタ イ長調 KV331 (300i「) トルコ行進曲付き」 (ハンガリー国立セーチェーニ図書館所蔵自筆譜に基づく)
   〈使用楽器〉ベーゼンドルファー モデル290インペリアル

  ピアノ・ソナタ 変ロ長調 KV333 (315c)
   〈使用楽器〉ベーゼンドルファー モデル290インペリアル
久元祐子(ピアノ)

 「優雅」だけでは終わらない。
 鬼才久元祐子のモーツァルト第4弾。


 モーツァルトのピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲」は有名な作品ですが、実はその自筆譜は「トルコ行進曲」の後半の部分しか知られていなかったそうです。

 それが昨年9月、ハンガリー国立セーチェーニ図書館で第1、第2楽章の自筆譜が発見されました。この発見によって従来の出版譜と自筆譜の違いが明らかになります。(両楽章合わせて6カ所以上の違いがあったそうです)

 今回の久本さんのCDは、この新しい稿に基づく本邦初CD。そして従来譜と新発見の自筆譜の弾き比べも披露。

↓ こちらで動画も見られます。

http://www.nikkei.com/video/909666692002/?playlist=843087678002

 しかも同一曲をヴァルター及びシュタイン・モデルのフォルテピアノと現代のコンサート・グランドピアノで弾き分けるという試みも。



 ▼久元祐子によるモーツァルト:ピアノ・ソナタ全集第4弾

【久元祐子(ひさもと・ゆうこ)(ピアノ)】
 東京藝術大学音楽学部(ピアノ専攻)を経て東京藝術大学大学院修士課程を修了。ウィーン・サロン・オーケストラ、ラトヴィア国立交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィル、日本フィル、東京フィル、神奈川フィル、ベルリン弦楽四重奏団など、内外のオーケストラや合奏団と多数共演。
 2012年、2014年には、イタリア国際モーツァルト音楽祭に招かれリサイタルを開催。その模様はイタリア全土に放映され好評を博する。
 現代ピアノのみならず、歴史的楽器の演奏会や録音にも数多く出演。それぞれの時代の中で作曲家が求めた響きと美学を追求する。2010年、ショパン生誕200年記念年には、全国各地でプレイエルを使っての演奏会に出演。軽井沢・大賀ホールにおいて天皇皇后両陛下ご臨席のもと御前演奏を行う。また音楽を多面的に捉えることを目指したレクチャー・リサイタルは、朝日新聞・天声人語にも紹介される。
 2009年リリースのCD「ハイドンとモーツァルト」は毎日新聞CD選、レコード芸術推薦盤に選ばれ、「ベートーヴェン“テレーゼ”“ワルトシュタイン”」はグラモフォン誌上で「どこからどう考えても最高のベートーヴェン演奏」などの評価を得る。著書に「モーツァルトのピアノ音楽研究」(音楽之友社)、「原典版で弾きたい!モーツァルトのピアノ・ソナタ」(アルテスパブリッシング)、「モーツァルトとヴァルター・ピアノ」(学研パブリッシング)など。
 ベーゼンドルファー・アーティスト、国立音楽大学准教授、日本ラトヴィア音楽協会理事。

久元祐子ウェブサイト http://www.yuko-hisamoto.jp




FLORESTAN


FLCP−21041
\2500+税
矢田部一弘(バス)/Preghiera(祈り)
〜魅力のドルチェ・バス〜
 1.外套の歌〜オペラ「ラ・ボエーム」(プッチーニ )
 2.あなたは預言者の唇に〜オペラ「ナブッコ」(ヴェルディ)
 3.私は惨めな男だ〜オペラ「エルナーニ」(ヴェルディ)
 4.哀れなるこの胸は
  〜オペラ「シモン・ボッカネグラ」(ヴェルディ)
 5.イタリア女ってやつは
  〜オペラ「アルジェのイタリア女」(ロッシーニ)
 6.再び会えた、おお心地よい郷よ
  〜オペラ「夢遊病の女」(ベッリーニ)
 7.嘆願したい、おお兄上よ!〜オペラ「ハムレット」(トマ)
 8.ドン・ジョヴァンニのセレナード(窓辺においでよ)
  〜オペラ「ドン・ジョヴァンニ」(モーツァルト)
 9.頑ななこころと〜オペラ「ユダヤの女」(アレヴィ)
 10.メフィストのセレナード(眠ったふりをせずに)
  〜オペラ「ファウスト」(グノー)
矢田部一弘(バス)、
浅野菜生子(ピアノ)
 日本人には珍しい本格派バス歌手、矢田部一弘待望のファースト・アルバム。
 聴きどころ満載。イタリア、フランス・オペラからモーツァルトまで選りすぐられたオペラ・アリアの数々。

矢田部一弘 Kazuhiro Yatabe Bass:
 国立音楽大学声楽科卒業。同大学院オペラ科終了。昭和音楽大学声楽専攻科、日本オペラ振興会オペラ歌手育成部終了。藤原歌劇団団員。日伊声楽コンコルソ、ピエトロ・マスカーニ、ジャコモ・ラウリ・ヴォルピ等多くの国際コンクールに入選している。イタリア、ドイツ、オーストリア各地でオペラ出演のみならずコンサート活動も意欲的に行っている。プッチーニ作曲オペラ「トゥーランドット」ティムール役(’05)、ヴェルディ作曲オペラ「椿姫」グランヴィル役(’05)、プッチーニ作曲オペラ「トスカ」アンジェロッティ役(’00)、ヴェルディ作曲オペラ「リゴレット」スパラフチーレ役(’99)、ヴェルディ作曲「レクイエム」バスソリスト(’98)、ドニゼッティ作曲オペラ「ルチア」ライモンド役(’97)、ベートーヴェン作曲交響曲第九番バス・ソリスト(’97)他に出演している。
’99年春、急病のN.ギャウロフに代わって、藤原歌劇団公演プッチーニ作曲オペラ「ラ・ボエーム」コッリーネ役を務め、好評を博したのは未だ記憶に新しい。′00年、五島記念文化財団オペラ新人賞を受賞。他にロッシーニ作曲オペラ「イタリアのトルコ人」セリーム役(‘03)、ヴェルディ作曲オペラ「椿姫」ドゥフォール男爵役(’02)、グランヴィル役(‘00)、ドニゼッティ作曲オペラ「ルチア」ライモンド役(’00)、ヴェルディ作曲オペラ「椿姫」グランヴィル役(‘99)、ドゥフォール男爵役(’98)等の藤原歌劇団公演に出演している。
 新国立劇場には‘99年ヴェルディ作曲オペラ「仮面舞踏会」シルヴァーノ役でデビューしている。その後、プッチーニ作曲オペラ「ラ・ボエーム」コッリーネ役(’03)、R.シュトラウス作曲オペラ「アラベッラ」ラモラル伯爵役(‘03)、ヴェルディ作曲 オペラ「椿姫」グランヴィル役(’02)、ヴェルディ作曲オペラ「ドン・カルロ」僧侶役(‘01)、ヴェルディ作曲オペラ「仮面舞踏会」シルヴァーノ役で同劇場に出演している。
 その他にも、ベートーヴェン作曲「ミサ・ソレムニス」(国立音楽大学)、「交響曲第九番」、モーツァルト作曲「レクイエム」等のバスソリスト、ヴェルディ作曲オペラ「オテッロ」ロドヴィーコ役、モンターの役、ドニゼッティ作曲オペラ「カーニヴァルの木曜日」シジスモンド役、ロッシーニ作曲オペラ「セビリアの理髪師」ドン・バジリオ役(日生劇場)、モーツァルト作曲オペラ「フィガロの結婚」バルトロ役、「魔笛」ザラストロ役、弁者役等、幅広いキャリアを続けている。‘03年五島記念文化財団主催リサイタルで好評を得る。
 現在、国立音楽大学声楽科講師。
 

FLCP-21044
\2500 + 税
ルナ・ヴォーチェ 
 1.花は咲く  (岩井俊二 作詞、菅野よう子 作曲)
 2.荒城の月  (土井晩翠 作曲、瀧 廉太郎 作曲)
 3.月の夜〜リーダークライスOp.39-5 (シューマン 作曲)
 4.月に寄せる歌(白銀の月よ)
  〜オペラ「ルサルカ」(ドヴォルザーク 作曲)
 5.アヴェ・マリア (カッチーニ 作曲)
 6.踊りあかそう
  〜ミュージカル「マイ・フェア・レディ」(フレデリック・ロウ 作曲)
 7.木陰にて(オン・プラ・マイ・フ) (ヘンデル作曲)
 8.春の声 (ヨハン・シュトラウスⅡ 作曲)
 9.川の流れのように (秋元 康 作詞、見岳 章 作曲)
 10.Stand Alone〜ドラマ「坂の上の雲」(小山薫堂 作詞、久石 譲 作曲)
ルナーチェ
 田井中悠美
 後藤真美
 山田亜寿香
 佐々木菜穂子
ピアノ:
 大橋響子、
 松下倫士
東京芸術大学卒業生で結成されたオペラ団体『月島歌劇団』。
そのメンバーで構成されたユニットlunaceがついに待望の1st Album をリリース!

月島歌劇団 lunace(ルナーチェ)
 luna(月)+voce(声)=lunace
 東京芸術大学卒業の同期を中心に集まり結成されたオペラ団体『月島歌劇団』。その団員の中から選ばれた女性4人によるユニット。
 2011年、東日本大震災へのチャリティーコンサート開催のために結成され、ソプラノの田井中悠美、後藤真美、山田亜寿香、そして団長でありアルトの佐々木菜穂子で構成されている。
 美しい声と容姿、そして確実な歌唱力を兼ね備えた4人のオペラアリアソロをはじめ、息の合ったハーモニーは各所で高く評価されている。
 lunaceの原点であるチャリティーコンサートシリーズでは、収益を全額寄付するなど復興支援にも力を入れている。
 また、コンサートホールだけではなくライブハウスやレストランなど様々な場所で数多く公演し、〜オペラってどんなもんじゃ?!〜精神で、オペラやクラシック音楽に親しみを持っていただけるよう、わかりやすい公演を目指し日々躍動している。
 また、公演では毎回クラシック曲だけではなく歌謡曲やミュージカル曲など様々なジャンルの曲を歌い、そちらも好評を得ている。
 今後、益々活動の場を拡げていくlunaceから目が離せない!!

田井中悠美 Yumi Tainaka (ソプラノ):
 兵庫県出身。
 兵庫県立西宮高校音楽科を経て、東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。卒業時に同声会賞を受賞。その後、東京芸術大学大学院音楽研究科(オペラ科)修了。
 アンサンブル金沢プロデュースオペラ『ラ・ボエーム』(現田茂夫指揮)ミミ役で本格的にオペラデビュー。
 2011年にはファーストソロリサイタルを開催。
 魅惑のシルキーボイスと確かな演技力で、数々のオペラやコンサートに出演し好評を博している。

後藤真美 Mami Goto(ソプラノ):
 大分県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。
 OSJ10周年記念公演「ハイリッヒ・ミサ」でソリストデビュー。
 日生劇場開場50周年記念公演オペラ「フィガロの結婚」では花娘役を演じ、好評を博した。
 クラシックだけでなく、ジャズ、ポップス、アニメソングなど、幅広いジャンルの音楽を豊かな感性で歌いこなす。
 中でも、ソプラノ・ピアノ・尺八・箏曲からなる『やわ風』は、2007年の結成以来、各地で話題を呼んでいる。

山田亜寿香 Asuka Yamada(ソプラノ):
 栃木県出身。
 東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。これまでに、声楽を故朝倉蒼生、三縄みどり、田井中由幾子の各氏に、発声を森晶彦氏に師事。
 日本歌曲をメインに、日本各地にて、サロンコンサートやレクチャーコンサートに出演。2010年-2012年の旧奏楽堂主催のシリーズコンサートにおいては、プロデュースも務める。2014年ソロリサイタルを行い好評を博す。
 首都圏を中心に学校訪問コンサートや特別講師、合唱団指導など、後進の指導も力を注いでいる。

佐々木菜穂子 Naoko Sasaki(アルト):
 東京都出身。
 東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。聖徳大学大学院音楽文化研究科音楽表現専攻前期課程声楽コース修了。オペラでは、ズボン役から若い女性の役まで幅広くレパートリーとしている。確かな実力と親しみやすいキャラクターは、1度ハマったら抜けられない「もんじゃ」のようである。日本のみならずベトナム・台湾でも精力的に活動し、特に台湾での観客動員数は5,000人を超え、地元メディアにも絶賛されている。


大橋響子 Kyoko Ohashi(ピアノ):
 東京音楽大学卒業。同大学院修士課程修了。同大学にて非常勤伴奏助手を3年間務める。
 声楽や管楽器の伴奏・室内楽を中心に、アンサンブルピアニストとして活動の場を広げている。日本合唱協会ピアニスト。
 lunace結成時より共演を重ねている。


松下倫士 Tomohito Matsusita(ピアノ):
 東京藝術大学音楽学部作曲科を経て、2009年同大学院修士課程作曲専攻修了。卒業時に藝大同声会賞受賞。2014年東京音楽大学大学院修士課程伴奏科修了。これまでに日本交響楽振興財団第29回作曲賞、第5回北本ピアノコンクール最優秀賞、第22回宝塚ベガ音楽コンクールピアノ部門第2位など多数受賞。吹奏楽やアンサンブル作品など多数出版され全国各地で演奏されている。東京音楽大学、洗足学園音楽大学講師。
 

FLGK-0003
 \3000+税
ソン・サンティアン
 大澤壽人:
  《六つのカプリチェッティ》 
  《丁丑春三題》 
  《パターンズ》 
  《三つのプレリュード》
  《丁(てい)丑(ちゅう)春三題》
 ラヴェル:《ラ・ヴァルス》
 ピアソラ :《オブリヴィオン》《リベルタンゴ》
 スクリャービン:《ピアノ・ソナタ 第三番 嬰ヘ短調》作品23
松川峰子&
別所ユウキ(ピアノ)
ソン・サンティアンはフランス語で「輝く音」。
大澤壽人作品初録音からピアソラ連弾まで、煌く作品の数々を集めた1枚。

 別所ユウキ Youki Bessho
  神戸女学院大学音楽学部首席卒業。ハンナ・ギューリック・スエヒロ記念賞(学部)、クラブ・ファンタジー賞受賞。ベルギー政府フランス語圏給費生としてブリュッセル王立音楽院マスター課程に留学し、首席修了。Jean-Claude Vanden Eynden氏に師事。ニューポート国際音楽コンクール(イギリス)第3位及び審査員特別賞、アンドレ・デュモルティエ国際音楽コンクール(ベルギー)第2位入賞など数々の国際コンクールに入賞。
 2008年にはベルギー・ファビオラ王妃の御前演奏を行う。「大澤壽人スペクタクル」にて《パターンズ》を世界初演。現在、京都聖母女学院短期大学、園田学園女子大学非常勤講師。

 松川峰子 Mineko Matsukawa
  大阪府立夕陽丘高等学校音楽科を経て、神戸女学院大学音楽学部卒業。同大学大学院音楽研究科首席修了。ハンナ・ギューリック・スエヒロ記念賞(大学院)受賞。オーケストラとの共演、日本ショパン協会推薦演奏会など出演多数。
 第6回安川加壽子記念コンクール入選。日本演奏連盟主催のオーディションに合格。2011年いずみホール、2015年ザ・フェニックスホールにてリサイタルを開催。「大澤壽人スペクタクル」にて《ピアノ協奏曲第一番 2台ピアノ版》《富士山》を世界初演。宮澤晶子、山岡真弓、Nikita Juzhanin、池田洋子の各氏に師事。












12/2(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



FONTENAY CLASSICS

 Fontenay Classics は2010 年にハンブルクで創立されたレーベル。室内楽を高音質録音で紹介することを目的とし、じっくりと制作を行っています。
 ハンブルク室内楽界の重鎮ニクラス・シュミットを中心とするチェロに特化したラインナップにご期待下さい。

FCI 001
\2500
2014年大阪国際室内楽コンクール優勝の
 アルカディア・クァルテット登場

  (1)メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.13
  (2)ブラームス:弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.51の2
アルカディア・クァルテット
 アルカディア・クァルテットは2006 年にルーマニアのゲオルゲ・ディーマ音楽アカデミーの学生たちにより結成。2014 年に大阪国際室内楽コンクール(弦楽四重奏部門)で優勝を果たし注目されました。
 比較的珍しいメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲を爽やかに快演。目の離せない団体と申せましょう。
 

FCI 002
\2500
高度なテクニックと緻密なアンサンブル、サワロ・ピアノ・トリオ
 (1)ハイドン:ピアノ三重奏曲第42番変ホ長調Hob.XV:30
 (2)ババジャニアン:ピアノ三重奏曲嬰ヘ短調 (1952)
 (3)ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
サワロ・ピアノ・トリオ
 65’ 44”

 サワロとはサボテンの意味。中国系ニュージーランド人ピアニスト、ジョン・チェンを中心にロサンゼルスのコルバーン音楽院の学生が2007 年に結成。高度なテクニックとアンサンブルによる注目株です。
 アルメニアの作曲家ババジャニアンのピアノ三重奏曲が貴重です。
 

FCI 003
\2500
若さと説得力満点、エヴルス・トリオによるショスタコーヴィチ先鋭作品
 (1)チャイコフスキー:
  ピアノ三重奏曲イ短調Op.30「偉大な芸術家の思い出」
 (2)ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番ハ長調 Op.8
エヴルス・トリオ
 61’ 31”

 エヴルス・トリオは2000 年結成の女性アンサンブル。当初はメンバー全員が旧ソ連出身でしたが、2010 年に現在のメンバーとなり、ニクラス・シュミット、メナヘム・プレスラー、アルバン・ベルクSQ に師事。
 このアルバムにはロシアの2 篇が収められていますが、ショスタコーヴィチは名作の第2 番ではなく、初期のアヴァンギャルド的作風の第1 番なのが貴重です。
 

FCI 004
\2500
ドイツ・ロマン派の魅力的ヴァイオリン・ソナタを端正な演奏で
 (1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調
 (2)シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調 Op.121
ミーシャ・キバルディン(Vn)
ステパン・シモニアン(Pf)
 ミーシャ・キバルディンは1974 年ウズベキスタン出身のヴァイオリニスト。タシケント音楽アカデミーで学び、ハンブルク高等音楽大学で仕上げました。
 アルメニア人ピアニストのステパン・シモニアンと2008 年に「エル・デュオ」を結成、ニクラス・シュミットやメナヘム・プレスラーに室内楽を師事、楷書風の端正な演奏が特徴です。
 
FCI 005
\2500
歌うチェロ
 (1)シューベルト:アルペジオーネ・ソナタD.821
 (2)ベートーヴェン:
  ヘンデルの「マカベアのユダ」の「見よ勇者は帰る」の
   主題による12の変奏曲WoO.45
 (3)同:
  モーツァルトの「魔笛」の「娘か女か」の
   主題による12の変奏曲Op.66
 (4)同:
  モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の
   主題による12の変奏曲WoO.46
ニクラス・シュミット(Vc)
ジョン・チェン(Pf)
 ドイツ本場のチェロによる正統派ベートーヴェン

 録音:2012年5月/ファットリア・ムジカ・オスナブリュック/62’ 21”

 ドイツ・チェロ演奏の伝統を聴かせる、名手ニクラス・シュミットによる独墺名作4 篇。ベートーヴェンは堂に入った説得力満点。シューベルトも独特の渋い味わいが絶品。
 中国系ニュージーランド人ピアニスト、ジョン・チェンが見事に支えています。
 
FCI 006
\2500
ポリーヌ・ヴィアルド歌曲集
 若者と乙女(プーシキン詩)/講義「紹介と伝記」/
 夜の西風(プーシキン詩)/グルジアの丘に(プーシキン詩)/
 神の鳥(プーシキン詩)/講義「ロシアのヴィアルド」/
 夜(プーシキン詩)/年老いた男、悪い男(プーシキン詩)/
 ヤマガラ(ツルゲーネフ詩)/ツルゲーネフへの愛の友情/
 解決(ポール詩ツルゲーネフ露訳)/
 夜と昼(テュルケティ詩ツルゲーネフ露訳)/
 2つのバラ(フェート詩)/講義「ヴィアルドと詩人」/
 おおそれが真実なら(プーシキン詩)/俘囚(プーシキン詩)/
 異国から(プーシキン詩)/花(プーシキン詩)/
 サロンのささやき/星(フェート詩)/
 死(トスカナの読み人知らず)/講義「作曲家」/
 夜明け(メーリケ詩)/ニクス・ビンゼフース(メーリケ詩)/
 庭師(メーリケ詩)/講義「リストのサロンでのスキャンダル」/
 裁判所(ゲーテ詩)/講義「ごきげんよう!」/四月に(ゲイベル詩)
ユリヤ・スクマノワ(Sop)
エレーナ・スクマノワ(Pf)
ビルギート・キウペル(講義)
 ロシア音楽ファン必聴!ヴィアルドとツルゲーネフのコラボが音に。

 録音:2012年/ハンブルク/66’ 39”

 ポリーヌ・ヴィアルド(1821-1910) はスペイン系フランスの大歌手。ショパンやリストのの友人で、サン=サーンスの「サムソンとデリラ」を献呈され、ブラームスの「アルト・ラプソディ」を世界初演するなど、幅広い交遊で活躍しました。
 彼のもうひとつの有名な面は文豪ツルゲーネフとの愛で、ロシア語をマスターして当時のロシアの作曲家の歌曲を西欧に紹介しました。自身もプーシキンやツルゲーネフの詩で美しい歌曲を残しています。
 フランス人以上にロシア人はヴィアルドに親近感を持っていて、ユリヤ& エレーナ・スクマノワが素晴らしく再現。曲間で音楽学者のビルギート・キウペルがヴィアルドについてドイツ語で講義を行っているのも興味津々です。
 
FCI 007
\2500
映画女優のような美形揃いの実力派団体誕生!
 (1)メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.13
 (2)シュニトケ:弦楽四重奏曲第3番
カヴァレリSQ
 録音:2012年10月1-2日/北ドイツ放送ロルフ=リーバーマン・スタジオ/52’ 42”

 カヴァレリSQ はロンドンの王立音楽大学の学生たちにより結成。2012 年に行われたICMC ハンブルク国際室内楽コンクールで、優勝及びメンデルスゾーン賞を受賞した若手団体。第2 ヴァイオリン以外はすべて女性で、いずれも映画女優のような華やかさに満ちています。
 イギリスでは人気のグループとなっていて、日本でブレイクする日も近い注目株。
 
FCI 008
\2500
ドイツの伝統を感じさせるシュミットのリヒャルト・シュトラウス
 (1)リヒャルト・シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調Op.6
 (2)ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調Op.19
ニクラス・シュミット(Vc)
ジョン・チェン(Pf)
 録音:2013年5月27-29日/ファットリア・ムジカ・オスナブリュック/63’ 18”

 ドイツ流派の味わい深いチェロを聴かせてくれるニクラス・シュミットの近代2 篇。どちらも息の長い美しいメロディを歌います。さらにピアノ・パートが難曲として知られますが、中国系ニュージーランド人ピアニスト、ジョン・チェンが冴えた演奏を聴かせてくれます。
 
FCI 009
\2500
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲
 (1)第1番 ト長調BWV1007
 (2)第3番 ハ長調BWV1009
 (3)第6番 ニ長調BWV1012
ニクラス・シュミット(Vc)
 これぞまさにドイツ、待望のシュミットによるバッハの無伴奏

 録音:2014年3-4月/アンドレアス教会(ベルリン)/69’ 04”

 ドイツ・チェロ楽派の伝統を継承するニクラス・シュミット待望のバッハ。これぞまさにドイツの音、深く重厚でしみじみ感動的。やはりドイツ人によるバッハが格別なことを実感させてくれます。




CHANNEL CLASSICS



CCS 38416
\2500→\2290
シューマン:歌曲集 〜 ジキルとハイド
 歌曲集《詩人の恋》Op.48
 6つの歌 Op.89
 6つの詩とレクイエム Op.90
トーマス・オリーマンス(バリトン)
パオロ・ジャコメッティ(フォルテピアノ)
 ジャコメッティのフォルテピアノで歌うオリーマンスのシューマン!

 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの秘蔵っ子であり、フランスの名バリトン歌手ジェラール・スゼーの再来と謳われるオランダの大器トーマス・オリーマンスがChannel Classics初登場!
 Channel Classicsのメイン・アーティストの一人であり、モダン楽器とピリオド楽器の双方に精通するピアニスト、パオロ・ジャコメッティが2台のフォルテピアノを弾き分けた、シューマンの歌曲集。
 「ジキルとハイド(ジキル博士とハイド氏)」の副題の通り、シューマンの二面性がテーマとなっており、Op.48の歌曲集「詩人の恋」を"ジキル博士(Dr Jekyll)"
 として、コンラート・グラーフ1830年頃製のフォルテピアノを、Op.89とOp.90の歌曲集は"ハイド氏(Mr Hyde)"として、J.B.シュトライヒャー1847年製のフォルテピアノを使用。

 使用楽器:コンラート・グラーフ(ウィーンca.1830)/J.B.シュトライヒャー(ウィーン1847)







DISKANT


DK 0154-2
\2500
「春の祭典」/ピアノ四手連弾のための音楽
 チェルニー[ツェルニー](1791-1857):大ソナタ Op.178
 プーランク(1899-1963):ソナタ
 イリヤ・ゼリェンカ’1932-2007):ムジカ・スロヴァカ
 ストラヴィンスキー(1882-1971):春の祭典

ダナ・シャシノヴァー=サトゥリ、
スタニスラフ・ザンボルスキー(ピアノ)

録音:2014年7月、芸術館、ジリナ、スロヴァキア

<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ALTO(CD−R)


ALC1259
\1200
アルベニス:イベリア全集
 第1巻〜第4巻
アリシア・デ・ラローチャ(pf)
  

ALC1261
\1200
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
 エイドリアン・ボールト指揮、
 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
シューマン:チェロ協奏曲
 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、
 レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
 


ALC1264
\1200
ウィリアム・ボイス:8つの交響曲Op.2
 イェルク・フェルバー指揮、ハイルブロオン・ヴュルテンブルク室内管弦楽団
L.モーツァルト:トランペット協奏曲ニ長調/
エドムント・アンゲラー(伝 L.モーツァルト):おもちゃの交響曲

  ヴァルター・ホリー(Trp)マインツ室内管弦楽団
 

ALC1265
\1200
エルガー:チェロ協奏曲Op.85
チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲Op.33/
ドヴォルジャーク:ロンドOp.94/
エルガー:弦楽セレナードOp.20
ポール・トルトゥリエ(Vc)
チャールズ・グローヴズ指揮、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 

ALC1267
\1200
マルティヌー:
 2つの弦楽合奏 ピアノとティンパニのための二重協奏曲

  イジー・スコヴァイスカ(pf)
  チャールズ・マッケラス指揮、ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団
 ピアノと小管弦楽のためのシンフォニア・ジョコーザ
  デニス・ヘニング(pf)チャールズ・マッケラス指揮、
  オーストラリア室内管弦楽団、
 ヴィオラと管弦楽のためのラプソディ=コンチェルト
  リヴカ・ゴラーニ(Vla)ペーター・マーク指揮、ベルン交響楽団
 

ALC1268
\1200
パーセル:王室礼拝堂のためのアンセム集 リチャード・マーロー指揮、
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ聖歌隊
 

ALC1269
\1200
トマス・ルイス・デ・ビクトリア:
 エレミア哀歌とレシポンソリウム集
リチャード・マーロー指揮、
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ聖歌隊
 

ALC1277
\1200
ドビュッシー:海、夜想曲、牧神の午後への前奏曲 ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮、
ロンドン交響楽団
 

ALC1278
\1200
シューベルト:弦楽五重奏曲D.956
モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調K.136
エオリアン弦楽四重奏団
演奏 ブルーノ・シュレッカー(Vc)
 

ALC1279
\1200
ラヴェル:ピアノ曲集
 クープランの墓、ソナティネ、
 亡き王女のためのパヴァーヌ、夜のガスパール
キャサリン・ストット(pf)
 

ALC1295
\1200
チャイコフスキー:
 弦楽四重奏曲第2番
 弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」Op.70 
ボロディン弦楽四重奏団
ゲンリフ・タラリアン(Vla)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
 

ALC2026
(2CD)
\2200
ヴェルディ:歌劇「椿姫」 フェルナンド・プレヴィターリ指揮、
ローマ・オペラ劇場合唱団&管弦楽団
演奏 アンナ・モッフォ(Sop)
リチャード・タッカー(Ten)
ロバート・メリル(Br)
アンナ・レイノルズ(MSop)
リリアーナ・ポーリ(Sop)
ピエロ・デ・パルマ(Ten)
フランコ・カラブレーゼ(Br)、他





GRAND SLAM



GS 2142
\2500→¥2290
フルトヴェングラー秘蔵テープ復刻シリーズバイロイトの第9
 オープンリール・テープより蘇る!

  ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125「合唱」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
バイロイト祝祭管弦楽団、同合唱団
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
エリーザベト・ヘンゲン(アルト)
ハンス・ホップ(テノール)
オットー・エーデルマン(バス)
 フルトヴェングラー秘蔵テープ復刻シリーズバイロイトの第9(1951、EMI 系音源)が2トラック、38センチのオープンリール・テープより蘇る!

 ライヴ録音:1951 年7 月29 日、フェストシュピールハウス、バイロイト/ライヴ、モノラル
 使用音源:Private archive(2 トラック、38 センチ、オープンリール・テープ)

 制作者より
 今回復刻に使用した音源は1951 年7 月29 日、バイロイトにおける演奏、HMV/EMI 系音源と同一のものです。
 この歴史的名盤は最新のリマスターによるSACD ハイブリッド/ SACD シングルレイヤーなどが発売されていますが、それらは舞台上や客席からのノイズを可能な限り除去し、全体の音質も現代風に味付けがなされています。しかも、真偽が明確でない、演奏前の拍手まで付け加えられています。
 こうした措置は編集方針のひとつとして容認されるべきでしょうが、一方ではそれを好意的に受け止めない人も多く存在します。
 今回使用したテープには演奏前の拍手、楽章間のインターバルなども含まれず、昔の音のままで復刻されています。特にLP 時代に、この演奏を楽しんだ人には歓迎されるのではと考えています。(平林直哉)




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WEITBLICK



SSS 0176/78
(3CD)
\6900→\5990
12/13(日)までの超特価
「カール・ベーム&ケルン放送交響楽団
 ステレオ・ライヴ録音集1976〜1980」
 CD1)
  (1)ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92
    (13:16/10:11/8:55/8:04)
  (2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219「トルコ風」
    (10:07/11:02/9:19)
 CD2)
  (3)ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」
    (10:04/12:21/8:30/8:04)
 CD3)
  (4)ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
    (13:24/10:01/4:36/17:15)
  (5)モーツァルト:交響曲第29番イ長調K.201
    (6:50/5:47/3:41/4:53)
カール・ベーム(指揮)
ケルン放送交響楽団
(2)クリスチャン・アルテンブルガー
 (ヴァイオリン)
 カール・ベーム+ケルン放送響。最晩年の大熱演3 枚組!もちろんステレオ!!ドイツの古式ゆかしいホールのサウンドも注目!
 ヨーロッパを知る愛好家は御存知のヴッパータル市立劇場とデュッセルドルフ・トーンハレ!

 録音:(1)(2)1978 年6 月23 日ヴッパータル市立劇場 (3)1980年11月9日デュッセルドルフ・トーンハレ (4)(5)1976 年9 月21 日ヴッパータル市立劇場 全てライヴ録音

 〜ライナーノート〜より
 ベームはカラヤンと同等の地位にある20 世紀の指揮者の中の覇者であるが、カラヤンと最も異なる点は、カラヤンがベルリンフィルとウィーンフィルの指揮台にのみ活動を限定したのに対し、ベームは最晩年まで世界中の多岐にわたるオーケストラを指揮し続けたことである。
 ドイツ国内の放送オーケストラ(そのいずれもが優秀であることは言うまでもない)に繰返し客演したベームの演奏は、最も密接な関係を保つと言われたウィーンフィルとの演奏と全く異なる表現を取ることもあり、興味が尽きない。
 ベートーヴェンの交響曲第7 番を例に取ってみよう。この曲などベームは生涯で何度指揮したかわからない程であろう。当ケルン盤(1978 年6 月23 日ライヴ)では、隅々まで血が通っている。正しく人間が奏でる音楽である。
 そして何よりも、オーケストラの反応がベームに対して実に素直なのである。聴衆を前にしたベームの高揚、推進力、気迫。ゴツゴツとした無骨さ。そうした長所だけでなく、時折見せる微かな造形の乱れや迷いといったものも全て白日のもとにさらされるような演奏である。
 カプリングのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5 番「トルコ風」も、艶やかな音色で知られるアルテンブルガーのソロに、モーツァルトの泰斗、ベームの伴奏という贅沢な一品で、モーツァルトの天才を聴き手に余すところなく伝えている。
 ドヴォルザークの交響曲第9 番は、ベームが指揮した唯一のドヴォルザークの
 交響曲である。しかし、この曲をベームは度々愛奏した。
 やはりウィーンフィルと1978 年にスタジオ録音しているが何だか元気のない演奏である。当CDの演奏は、1980 年の11 月である。実にベームの死の9 か月前である。しかし、そのエネルギッシュさに聴き手は圧倒されるだろう。
 唸るような低弦、ティンパニの強打、金管の意識的な強調など、聴衆を意識してエンターテインメント志向すら感じるではないか。フィナーレのテンポアップも凄絶なもので鳥肌をもよおす。これはデュッセルドルフにオーケストラを率いての客演で、ここのトーンハレも名ホールとして名高い。
 ブラームスの第1 交響曲もベームが生涯愛した曲である。
 冒頭から晩年のベームらしい威容を誇り、遠くの山から聞こえるこだまのようなティンパニの静謐な音色も心打たれる。
 ベームはフルトヴェングラーのように、これ見よがしなアッチェルランドは禁忌にしている指揮者である。しかし、より繊細に自然に行われるテンポアップ、テンポダウンの妙にこの指揮者の腕というものがある。その腕に実演ならではの活力の注入があり、まるで力瘤が浮き上がるような逞しさを兼ね備えるのである。
 モーツァルトの交響曲第29 番もベームが偏愛した曲である。
 綺麗ごとで終わらない現実的というか、手で触れるリアルな鑑賞物のような逞しさがある。
 この2 曲が演奏されたのも前述のヴッパータルの市立劇場(1976 年9 月21 日の演奏)である。温かみのある響きが心地よいのも全く同じである。

 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付



<メジャー・レーベル>

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オーストラリアELOQUENCE



4822728
(2CD)
\1800
スターン、ズッカーマン、ミンツ、パールマン・・・
 《フーベルマン音楽祭1982ライヴ》

 1) ヴィヴァルディ:協奏曲集『四季』〜第1番ホ長調『春』,
 2) ヴィヴァルディ:協奏曲集『四季』〜第2番ト短調『夏』,
 3) ヴィヴァルディ:協奏曲集『四季』〜第3番へ長調『秋』,
 4) ヴィヴァルディ:協奏曲集『四季』〜第4番へ短調『冬』,
 5) J.S.バッハ:
  2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1043,
 6) ヴィヴァルディ:
  4つのヴァイオリンのための協奏曲ロ短調 Op.3-10,
 7) モーツァルト:
  ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調 K.364
アイザック・スターン(ヴァイオリン:1,5,6),
ピンカス・ズッカーマン(ヴァイオリン:2,6、ヴィオラ:7),
シュロモ・ミンツ(ヴァイオリン:3,5,6),
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン:4,6,7),
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団,
ズービン・メータ(指揮)
 錚々たるヴァイオリニストたちが集結した『四季』
 スターン、ズッカーマン、ミンツ、パールマンという当時最高の錚々たるヴァイオリニストたちが一堂に会し、メータ指揮のイスラエル・フィルハーモニーとともにヴィヴァルディの名曲『四季』などを演奏した画期的といえるコンサート『フーベルマン週間音楽祭』のライヴ録音。
 4人のヴァイオリニストが各曲を分担。各々の奏者の音色やテクニック、そして音楽性などを聴き比べることで楽しみが倍化するアルバムです。
  《録音》1982年12月13-〜20日, テルアヴィヴ、フレデリック・R・マン・オーディトリアムでのライヴ
 


4823311
(3CD)
\3000→\2690
シベリウスの娘婿ユッシ・ヤラス(指揮),
 《シベリウス:管弦楽作品集》

シベリウス:
【CD1】
 組曲「テンペスト」第1&2番, 組曲「クオレマ」,
 組曲「クリスチャン2世」,
【CD2】
 組曲「歴史的情景」第1&2番,
 劇音楽「スカラムーシュ」, 組曲「白鳥姫」,
【CD3】
 フェンランディア, アンダンテ・フェスティーヴォ,
 4つの伝説, 追憶のために(葬送行進曲)
ユッシ・ヤラス(指揮),
ハンガリー国立交響楽団
 (ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団)
 シベリウスの娘婿ユッシ・ヤラスによる貴重にして優れた録音
 ヤラスはシベリウスの娘婿で、シベリウスのスペシャリストとして高い評価を得ていました。彼は二人の息子をもうけ、シベリウス一家と親密な付き合いをもっていました。ピエール・モントゥーなどに指揮を学び、義理の父の名が付けられたシベリウス音楽院で教え、フィンランド国立歌劇場の音楽監督も務めました。
 当時まだシベリウスはあまり知られていない作曲家でしたが、彼の音楽を広めることに多大な貢献をしたのはヤラスだったのです。
 CD1&2は既に発売されていましたが、今回初CD化となる【CD3】を加えて3枚組での発売となりました。
 《録音》1972〜1975年、ブダペスト(ステレオ:セッション)
 


4820276
\1200

《リーザ・デラ・カーザ〜イン・リサイタル》


シューベルト:
 水の上で歌う D.774, 春に D.882,
 君はわが憩い D.776, 糸を紡ぐグレートヒェン D.118,
ブラームス:
 歌の調べのように私をよぎるOp.115-1,
 私のまどろみはますます浅くOp.115-2,
 永遠の愛についてOp.43-1, セレナードOp.106-1,
ヴォルフ:
 庭師, 出会い, 行って、愛する人、もう行って!,
 彼は来た,
R.シュトラウス:
 単調さOp.69-3, 花束を編みたかったOp.68-2,
 悪天候Op.69-5, 解き放たれてOp.39-4, 4つの最後の歌*
リーザ・デラ・カーザ(ソプラノ)/
カール・フーデッツ(ピアノ)/
カール・ベーム(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団*
 透明感溢れる美しい声の持ち主
 リーザ・デラ・カーザ(1919-2012)は晩年のリヒャルト・シュトラウスに認められ、ソプラノの声をこよなく愛した巨匠の意思を継ぐべく優れたシュトラウス歌手となりました。
 「4つの最後の歌」の世界初スタジオ録音を皮切りに、多くのシュトラウス歌劇のヒロインを歌い、そのどれもが高く評価されています。
 このアルバムにはDeccaのために録音された稀少なリサイタルと、ベームと共演したシュトラウスの「4つの最後の歌」を収録。透明感溢れる美しい声、見事なイントネーションが聴き手を魅了します。
 《録音》1956年、ウィーン、ゾフィエンザール/ 1953年、ウィーン楽友協会
 

4807090
(2CD)
\1800
《ギルバート・アンド・サリヴァン:「ミカド」, 「陪審員裁判」》
 ギルバート・アンド・サリヴァン:
  1) 喜歌劇「ミカド」(全曲)〜
    [録音:1957年、キングズウェイ・ホール],  
イサイドア・ゴッドフリー(指揮)
ロンドン新交響楽団、
ドイリー・カート・オペラ・カンパニー
  2) 喜歌劇「陪審員裁判」(全曲)〜
    [録音:1974年、ロンドン、デッカ・スタジオ3]
ロイストン・ナッシュ(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、
ドイリー・カート・オペラ・カンパニー
 名喜歌劇『ミカド』の名録音が、録音元のDeccaから初CD化
 1881年に興行主ドイリー・カートが建立した「サヴォイ劇場」では、主としてギルバート&サリヴァンのコミック・オペラが上演されましたが、中でも比類なき人気を誇ったのが「ミカド」であることは間違いありません。
 1885年3月に初演され、2年間で672公演という驚異的な上演が行われたというこのオペラは、その後も世界中で様々な言葉に翻訳され人気を博しています。
 この録音は1957年のステレオ録音で、オーケストラも歌手も水準が高く、素晴らしいパフォーマンスを楽しむことができます。1974年録音の「陪審員裁判」はお得意のドタバタ喜劇。こちらはDECCA録音の最後のツィクルスとなったものです。
 Deccaからの初CD化発売
 


4820656
(2CD)
\1800

《ヒルデ・ギューデン〜シングズ・オペレッタ》


【CD1】
メドレー1(ウィーン気質、こうもり、シシー、より),
メドレー2
 (伯爵夫人マリツァ、
 勇敢な兵士(チョコレートの兵隊さん)、
 ポンパドゥール夫人、ドルの女王、ジプシーの恋、より),
メドレー3
 (Hoheit tanzt Walzer、Die Sch?tzmeister、
 ロシアの皇太子、この世は美しい、より),
メドレー4
 (恋のロンド、メリー・ウィドウ、ワルツの夢、
 ウィーン気質、踊り子ファニー・エルスラー、より) 〜
  以上 マックス・シェーンヘル(指揮)
  ウィーン・フォルクオーパー管弦楽団[1954年録音],
 喜歌劇『お気に入り』より「君はわが心の皇帝」,
 ドスタル:喜歌劇『クリビア』より「Ich bin verliebt」,
 ドスタル:喜歌劇『Die Flucht ins Gl?ck』より「Wiegenlied」,
 グローテ:喜歌劇『スウェーデンのナイチンゲール』より「Postillion Lied」,
 レハール:歌劇『パガニーニ』より「Liebe, du Himmel auf Erden」,
 レハール:喜歌劇『ロシアの皇太子』より「Einer wird kommen」〜
  以上 ハンス・メイ(指揮)キングズウェイ交響楽団[1949年録音],
 レハール:喜歌劇『ジュディッタ』より
  「青き夏の夜のごとく美しい」「私の唇は熱いキスをする」〜
  以上ルドルフ・モラルト(指揮)ウィーン・フォルクオーパー管弦楽団
   [1957年録音],
 レハール:喜歌劇『ルクセンブルグ伯爵』より
  「Sind Sie von Sinnen」〜
   以上 マックス・シェーンヘル(指揮)
     ウィーン・フォルクオーパー管弦楽団[1965年録音],
 レハール:喜歌劇『メリー・ウィドウ』より
  「ヴィリアの歌」[1958年録音]/
【CD2】
 カールマン:
  喜歌劇『伯爵夫人マリツァ』より
   「マリツァ夫人の入場」「私の愛しい人よ、はいと言ってちょうだい」,
 シュトルツ&ベナツキー:
  喜歌劇『白馬亭にて』より
   「Mein Liebeslied muβ ein Walzer sein」,
 レハール:喜歌劇『ロシアの皇太子』より「Kosende Wellen」,
 ファル:喜歌劇『ポンパドゥール夫人』より
  「Heut’ k?nnt einer sein Gl?ck bei mir Machen」,
 J.シュトラウスII;喜歌劇『カサノヴァ』より「修道女の合唱」,
 レハール:喜歌劇『ジプシーの恋』より「ツィンバロンの響きを聞けば」,
 シュトルツ:喜歌劇『お気に入り』より「君はわが心の皇帝」,
 J.シュトラウスII;喜歌劇『こうもり』より
  「侯爵様、あなたのような方は」,
 ツェラー:喜歌劇『坑夫長』より「Sei nicht b?s」,
 オスカー・シュトラウス:喜歌劇『勇敢な兵士(チョコレートの兵隊さん)』より
  「来て!あなただけを愛しています」,
 J.シュトラウスII;喜歌劇『ウィーン気質』より
  「Ich war ein echtes Wiener Blut」〜
  以上 ロベルト・シュトルツ(指揮)
  ウィーン国立歌劇場管弦楽団[1961年録音],
 J.シュトラウスII;『春の声』,
 ヨーゼフ・シュトラウス:『オーストリアの村つばめ』〜
  以上 ヨーゼフ・クリップス(指揮)
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団[1956年録音],
 コルンゴルト:歌劇『死の都』より「私に残された幸せは」,
 G・シャルパンティエ:歌劇『ルイーズ』より「その日から」〜
  以上 ホルスト・シュタイン(指揮)
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団[1969年録音]
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)
 出発点のオペレッタの多彩な表現歌唱
 オーストリア生まれのソプラノ、ヒルデ・ギューデン(1917-1988)。彼女は生粋のウィーン子であり、デビューもウィーン・フォルクスオーパーという「オペレッタ」が出発点の人です。
 そんな彼女が歌う「伝統のスタイル」に則ったオペレッタのアリアの数々です。彼女は多彩な役を演じ、ワルツ、ダンス、そしてチャールダッシュまでを歌いこなしました。
 この2枚組には1949年の最初のスタジオ録音から1969年の円熟の歌唱まで20年に渡る軌跡が収録されています。「オペレッタのエヴァーグリーン」と呼ばれた彼女の歌声をお楽しみください。


<国内盤>


ALPHA



Alpha227
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ユーリ・マルティノフ(歴史的ピアノ)
 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」 
   〜リスト編曲によるピアノ独奏版〜

  ベートーヴェン/リスト編:交響曲第9番ニ短調 「合唱付」
   (ピアノ独奏版 1865年初出)
ユーリ・マルティノフ(歴史的ピアノ)
 使用楽器:
  ブリュートナー1867年製オリジナル
 シリーズついに完結!リストのピアニズムと作品設計を「当時の響き」で蘇らせる快挙、究極はやはり「第九」に!自身もロシア・ピアニズムの伝統に連なる凄腕奏者でありながら、19世紀の作曲家がそれぞれ知っていた歴史的ピアノの響きと奏法にも専門的に携わり、同じ路線で究極の演奏解釈をめざしてきた大先達アレクセイ・リュビモフの門下でさらなる研鑽を重ねてきた才人ユーリ・マルティノフ。
 その真価は近年、Zig-Zag Territoiresレーベルで相次いで録音されてきた、リスト編曲によるベートーヴェン交響曲のピアノ独奏版という決定的なレパートリーで強く音楽ファンのあいだに刻まれてきました(既刊4作は「レコード芸術」で必ず特選か準特選!)。
 「運命」の綽名で知られる第5番を収めた第4集が今年前半にリリースされたところ、誰もが待ち望んでいた待望すぎる最終巻は来年早々に登場いたします!
 まだ「音」もない状態ではありますが、Alphaレーベルへ移っての風格あふれるジャケットが早くも確かな期待値をそそる(それは「音」を聴く前の貴店のお客様にとっても同じはず!)...あの合唱パートをもピアノに織り込めた、1時間にもおよぶ編曲版をブリュートナー1867年製、つまりリストがこの壮大な編曲を完成させた頃のピアノで、マルティノフはどんな世界に紡いでゆくのでしょう?
 過去盤同様、充実解説全訳付。新年早々、注目を集めずにおかない1作です!





PASSACAILLE




PSC954
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4000+税
ロレンツォ・ギエルミ(org)
 バッハ:ライプツィヒ・コラール集
  1. 18の大コラール集 BWV651-668
   (通称「ライプツィヒ・コラール集」)
  2. トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564
ロレンツォ・ギエルミ(org)
使用楽器:ユルゲン・アーレント建造
ミラノ聖シンプリチアーノ教会
 巨匠ギエルミ、来日を控えての国内仕様新発売——堂々として泰然自若、その魅力はすでに随所で証明済あの辛口批評で知られるフランスDiapason(ディアパゾン)誌も、欧州初出当時から文句なしに5ポイント満点を与えたバッハの銘盤——今や大御所の風格をたたえはじめたバッハ解釈者ロレンツォ・ギエルミによる、この偉大なオルガニスト=作曲家が生涯最後にまとめたオルガン音楽の集大成ともいうべき『ライプツィヒ・コラール集』全曲録音がついに、来年2月のギエルミ氏来日を前に日本語解説付仕様で正規流通となります。
 すでに同じPassacailleレーベルから出た「オルガン独奏のためのトリオ・ソナタ集」(PSC967)が今年『レコード芸術』誌上で特選に輝いたばかりのところ、この2枚組も「バッハ最後のオルガン傑作」として改めて注目を浴びること必至!
 しかも(これはたまたまなのでしょうが)先日は朝のNHK-FM「古楽の楽しみ」でも大々的にとりあげられ、リスナーたちの話題を呼んでいました。
 作品にふさわしい堂々たる風格を演出するのは、ギエルミ本人が正規奏者をつとめるミラノ聖シンプリチアーノ教会にある名工J.アーレント建造の銘器!滋味あふれる美音をあざやかに統御、平明かつ明瞭に、聴き手を威圧することなく静々と音楽の素晴しさに気づかせてくれる——





PAN CLASSICS




PC10349
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
グナール・レツボール 指揮
 カトリック教徒のバッハ
  ベネディクト・アントン・アウフシュナイター(1665-1742):
  フランツ・アントン・フーグル(1706-1745):

 アウフシュナイターの『晩課』作品5(1709)
  第五旋法による前奏曲とフーガ
  主は言われた(詩篇110)
  第四旋法による前奏曲とフーガ
  主をほめ讃えよ(詩篇111)
  第一旋法によるフーガ(または前奏曲)とフーガ
  主を恐れるものは幸いなり(詩篇112)
  フーガ変ロ長調
  第二旋法による前奏曲とフーガ
  主の僕たちよ、ほめ讃えよ(詩篇113)
  第六旋法による前奏曲とフーガ
  主をほめ讃えよ(詩篇117)
  第五旋法による前奏曲とフーガ
  マニフィカト
グナール・レツボール 指揮
アルス・アンティクヮ・アウストリア(古楽器使用)
聖フローリアン少年聖歌隊
 ビーバーとバッハの間をゆく、この豪華絢爛な音世界!
 ブルックナーさえ遠く垣間見える、古楽器金管+合唱バロック・ヴァイオリンの名手レツボールが心血を注ぐライフワークは、不当にも忘れ去られた(ウィーン古典派があらわれる前の)18世紀以前のオーストリア音楽の復権。
 このアウフシュナイター録音もその一環で、以前レツボールがArcanaで録音した教会ソナタ集を聴けば、このパッサウの巨匠が、ビーバーやシュメルツァーら大御所たちと肩を並べるヴァイオリン音楽の大家であったことは明らか!
 とはいえ彼の神髄はむしろカトリックの教会音楽にあらわれていたようです。ラッススやカリッシミら過去の巨匠たちを理想とした彼の作風は、伝統的な対位法をバロックの文脈の中で生かしたもの(同時代のフックス「皇帝レクィエム」も連想させるような)。
 この1709年の「晩課」もそうなのですが、しかし注目すべきはレツボールの演奏の痛快さ!演奏編成は室内楽的なのに、金管の響かせ方がうまく、まるでブルックナー初期の高雅な宗教曲のように聴こえる不思議——
 その演奏を聴けば、レツボールが熱く主張する「カトリックのバッハ」という言葉にも強く納得させられます(本作もどこか「ミサ曲 ロ短調」にも通じる魅力が…)。
 間に挿入されるフーグルのオルガン曲も実に魅力的です。隠れた金鉱「オーストリア・バロック」を益々おもしろくする名演...こういうアルバムが出てくるから”知られざる”系は見逃せません!

 

<映像>


ALPHA(映像)



Alpha711
(DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4800+税
エルヴェ・ニケ指揮&ル・コンセール・スピリチュエル
 ボワモルティエ:
  『ドン・キホーテ、公爵夫人に招かれて』 

   (1748年、パリ王立音楽アカデミー劇場にて初演)
エルヴェ・ニケ指揮
ル・コンセール・スピリチュエル(古楽器使用)
シャンタル・サントン・ジェフェリ、
フランソワ=ニコラ・ジェスロ、
マルク・ラボネット、
コリンヌ・ベニジオ、
ジル・ベニジオ、
ヴィルジル・アンセリ 他
 鬼才エルヴェ・ニケ大絶賛!の傑作バロックオペラ深い音楽愛をもって、痛快パフォーマンスが映像化!
 Alphaが作るDVDに、これまでハズレがあったでしょうか?否、ひとつたりともない——ということは、明敏なファンやバイヤーの皆様ならよくご存知のはず。
 あの伝説的なリュリ&モリエール『町人貴族』の衝撃から早くも10年以上、装い新たに今年はル・ポエム・アルモニークのパーセル『ダイドーとイニーアス』、マリオン・コティヤール参加のオネゲル『十字架上のジャンヌ・ダルク』と桁外れの注目作が続きましたが、そこへ連なる最新作はなんと!エルヴェ・ニケ指揮による痛快18世紀オペラの登場です。
 ヘンデルやラモーの同時代人で、管楽器のための室内楽曲でも他の追従を許さない成功をおさめたフランスの大人気作曲家ボワモルティエによる『ドン・キホーテ、公爵夫人に招かれて』。
 ニケはこの作品を10年以上前NAXOSにCD録音していますが、それでは筋書もわかりにくかったところ、今回の舞台はヴェルサイユ旧王室劇場での荒唐無稽かつ色彩あざやかな舞台演出とあいまって、そしてなによりニケのエッジの効いた痛快な指揮あればこそ(指揮者自ら舞台で前口上を垂れる熱の入れよう...)ボワモルティエの真価を痛感できる絶品バロック鑑賞体験となりましょう。
 古典派前夜の流麗な音作りも最高、あらすじ諸々きちんと日本語解説つき(ないとわかりにくいかも)でお届け申し上げます!お見逃しなく。





BEL AIR(映像)



BAC 425
(Blu-ray)
\5700→\5290
ベルリン国立バレエの復刻版「くるみ割り人形」
 チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」
クララ/金平糖の精:ヤーナ・サレンコ
くるみ割り人形/コクリューシ王子:マリアン・ヴァルター
ドロッセルマイヤー:マイケル・バンザフ
ネズミの王様:アルシャク・ガルミヤン
ベルリン国立バレエ
ベルリン国立バレエ学校
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団・児童合唱団
ロベルト・ライマー(指揮)
BAC 125
(DVD)
\4800→\4390
 (Blu-ray)画面:1080i Full HD16:9、音声:DTS-HD MA5.1、PCM ステレオ、リージョン:All、113分
 (DVD)画面:NTSC 16:9、音声:5.1Dolby Digital、PCM ステレオ、リージョン:All、113分
 振付:ヴァシリー・メドヴェージェフ、ユーリ・ブルラーカ/アシスタント:スタニスラフ・フェコ/オリジナル振付:レフ・イワノフ/
 舞台美術:アンドレイ・ヴォイテンコ/衣装:タチヤーナ・ノギノワ/台本:ワシリー・メドヴェージェフ、ユーリ・ブルラーカ(マリウス・プティパに基づく)/
 音楽:チャイコフスキー(原作:E .T . Aホフマン『くるみ割り人形とねずみの王様』)1892 年マリインスキー劇場復刻版/
 収録:2014 年12 月/ベルリン・ドイツ・オペラ(ベルリン)/演出:フランソワ・デュプラ/監督:アンディ・ゾマー

 クリスマスの定番「くるみ割り人形」。数々のヴァージョンがある本作ですが、今回発売されるのは、ワシリー・メドヴェージェフ、ユーリ・ブルラーカによる1892 年初演に基づく新振付。「くるみ割り人形」は帝室劇場の支配人であったクサンドロヴィチ・フセヴォロジスキーが発案、チャイコフスキーに作曲を依頼し、1892 年にマリインスキー劇場で初演されました。
 ホフマンの「くるみ割り人形とねずみの王様」を原作にマリウス・プティパが台本、振付をレフ・イワノフ、そしてフセヴォロジスキーが衣装をデザインしたのがマリインスキー劇場版です。
 ユーリ・ブルラーカは、元ボリショイ・バレエの芸術監督で、復元ものを得意としている振付師。今回も古典的な要素を取り入れ華やかな舞台と現代風に洗練された演出とが融合した非常に美しい上演となっています。ダンサーもヤーナ・サレンコとマリアン・ヴァルターのペアが本当に童話の世界から抜け出てきたような演技で、見るものを楽しませてくれます。













12/1(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


FARAO



B 108089
\2500→\2290
デイヴィッド・ピア、ダルベール、ブルッフ、ドホナーニを弾く
 ダルベール:チェロ協奏曲 ハ長調Op.20
 ブルッフ:コル・ニドライ(ヘブライの旋律)Op.47、カンツォーネOp.55(1891)
 ドホナーニ:
  チェロと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック ニ長調Op.12(1903/1904)
デイヴィッド・ピア(チェロ)
ミュンヘン放送管弦楽団
ウルフ・シルマー(指揮)
 スイス出身のチェロ奏者デイヴィッド・ピア。ダルベール、ブルッフ、ドホナーニを弾く

 録音:2014年3月/バイエルン放送スタジオ1/65’06

  1982 年スイス出身のチェロ奏者デイヴィッド・ピア。5 歳よりチェロを始め、11 歳の時にはブラジルの名チェリスト、アントニオ・メネセスに個人レッスンを受ける。その後バーゼルの音楽院で学び、ザルツブルツク・モーツァルテウム音楽院でハーゲン・クァルテットの創立メンバーであるクレメンス・ハーゲンのもとで研鑽を積む。卒業後は世界有数のオーケストラや指揮者と共演、2006-2008 年までミュンヘン放送管弦楽団の首席チェロ奏者を務め、2007 年チャイコフスキー国際コンクールで入賞、2010 年にはルツェルン音楽祭でデビュー・リサイタルを行うなど順調にキャリアを積んでいる。
 このアルバムは、リストの弟子でバックハウスの師匠であるダルベールの「チェロ協奏曲」、ロマンティックな抒情をたたえたブルッフの「コル・ニドライ」、ドホナーニの知られざる名曲「チェロと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック」とチェロの魅力をたっぷり味わうことのできる内容です。



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LA MUSICA



LMU 004
(2CD)
\3200→\2890
ショパン/ノクターン
 CD1
  3つの夜想曲Op.9/3つの夜想曲Op.15/2つの夜想曲Op.27/
  2つの夜想曲Op.32/2つの夜想曲Op.37
 CD2
  2つの夜想曲Op.48/2つの夜想曲Op.55/
  2つの夜想曲Op.62/夜想曲 第19番ホ短調 遺作Op.72の1/
  夜想曲 第21番ハ短調 遺作/夜想曲 第20番嬰ハ短調 遺作
エマニュエル・スヴィエルチ(ピアノ)
 フランスの気鋭ピアニスト、スヴィエルチのショパン

 録音:2015年6月2-6日、パリ/113’29

 フランスの気鋭ピアニスト、エマニュエル・スヴィエルチ。パリ音楽院でベロフとドニ・パスカルに師事、国際コンクールで入賞を果たし、確固たる実力でこれまでにも他レーベルでラフマニノフやスクリャービンなどロシア系の作品を録音し、卓越した技巧とスケールの大きい演奏を聴かせています。
 今回フランスのLAMUSICA レーベルから発売されるのは、ショパンのノクターン集。繊細さと優雅さ極まるタッチで聴かせてくれています。






 INTRADAレーベルの旧譜が全然入ってこなくなってる才女スヴィエルチ、ようやくLA MUSICAレーベルから新作が。

 そしてこれがスヴィエルチのノクターン・・・。

 汚い部屋でジーパンで弾いてますが・・・

 すごいです。

https://www.youtube.com/watch?v=XAn7JpYD51g&feature=player_detailpage


 スケルツォも載せておきましょう・・・

https://www.youtube.com/watch?v=0RsEaExawRc&feature=player_detailpage






MIRARE



MIR 282
\2700→\2490
ラファエル・セヴェール、プラジャーク弦楽四重奏団と弾く
 ブラームス&ヒンデミット

  ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調op.115
  ヒンデミット:クラリネット五重奏曲 op.30
ラファエル・セヴェール(クラリネット)
プラジャーク弦楽四重奏団
 フランスの天才クラリネット奏者ラファエル・セヴェール、ベテラン、プラジャーク弦楽四重奏団と弾くブラームス&ヒンデミット

 録音:2015年5月/58’00

 若手クラリネット奏者ラファエル・セヴェールとチェコを代表するカルテット、プラジャーク弦楽四重奏団によるブラームスとヒンデミット。ラファエル・セヴェールは1994 年生まれ。天才クラリネット奏者として14 歳でパリ国立高等音楽院に入学。2010 年にはフランスのヴィクトワール・ド・ラ・ミュージックに選出。パリ・オペラ座管のクラリネット奏者を務めたイヴ・セヴェールを父にもち、ふくよかで美しい音、豊かな音楽性、安定したテクニックが魅力の奏者です。
 ブラームス最晩年の傑作クラリネット五重奏曲。寂寞とした孤独を感じさせ、晩年のブラームスが到達した至高の境地といえます。
 セヴェールの叙情豊かな歌いまわしに寄り添ったプラジャーク弦楽四重奏団の演奏は、味わい深いブラームスを聴かせてくれます。一方ヒンデミットでは、大胆な響き、先鋭的な音色で強烈な印象を与える輝かしいテクニックを披露しています。
 

MIR 280
\2700
デゼール&シュトロッセの存在感を改めて示すシューベルト
 シューベルト:
  幻想曲 ヘ短調 Op.103,D.940
  創作主題による8つの変奏曲 変イ長調 Op.35,D.813
  アレグロ イ短調「人生の嵐」Op.144,D.947
  フランスのモティーフによるディヴェルティメント ホ短調D.823 〜
   アンダンティーノと変奏曲 ロ短調 Op.84
クレール・デゼール(ピアノ)
エマニュエル・シュトロッセ(ピアノ)
 録音:2015年1月/サン=ルイ劇場/57’00

 20 年以上デュオを組んでいるクレール・デゼールとエマニュエル・シュトロッセによるシューベルト4 手のための作品集。シューベルトは4 手のための作品を30 曲ほど作曲していますが、ここに収録されているのは、シューベルトが恋心を抱いていた伯爵令嬢のために作曲した「幻想曲」、荒々しい冒頭が印象的な「人生の嵐」など、短い人生の後半に書かれたものであり、シューベルトの後期の作品にあらわれるメランコリックで激しい曲調の作品。
 デゼールとシュトロッセは細部まで綿密に描き分け、ピタリと合ったアンサンブル、そして洗練された演奏で聴かせてくれます。




チェコ放送ラジオサービス


CR 0722-2
\2500
オンドジェイ・クカル(1964-):
  クラリネッティーノ
   (クラリネットと弦楽のための協奏曲)Op.11(1994)(*)
  ファゴッティッシモ
   (ファゴットと弦楽合奏のための協奏曲)Op.14(1998)(+)
  フラウティアーナ
   (フルートと弦楽のための協奏曲)Op.23(2007)(#)
  オーボインナ
   (オーボエと管弦楽のための協奏的幻想曲)Op.20(2005)(**)
ルドミラ・ペテルコヴァー(クラリネット(*))
新ヴラフ弦楽四重奏団(*)
 ヤナ・ヴラホヴァー、オンドジェイ・クカル(ヴァイオリン)
 ペトル・ヴェルネル(ヴィオラ) ミカエル・エリクソン(チェロ)
 ゲスト:ヤクプ・ヴァルトマン(コントラバス)
ミラン・ムジカーシュ(ファゴット(+))
ロベルト・ヘゲル(フルート(#))
ヤナ・ブロジコヴァー(オーボエ(**))
チェコ室内管弦楽団(+/**)
プラハ放送交響楽団(#)
オンドジェイ・クカル(指揮(+/#/**))
 録音:1994年(*)、1998年(+)、2013年(#)、プラハ放送スタジオ、プラハ、チェコ(*/+/#)    2007年、ライヴ、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ(**)
 オンドジェイ・クカルはプラハ生まれの作曲家・指揮者・ヴァイオリン奏者。
 

CR 0756-2
\2500
近現代チェコのピアノ小品集
 パヴェル・トロヤン(1956-):ソナティナ(2003)(*)
 イシャ・クレイチー(1904-1968):3つのスケルツォ(1953)(#)
 ダリボル・C・ヴァーチカーシュ(1906-1984):組曲「春」(1935)(+)
 ヴァーツラフ・スメターチェク(1906-1986):雰囲気豊かな絵画(1931)(+)
 フランチシェク・バルトシュ(1905-1973):簡潔な舞曲(1936)(#)
 ヴァーツラフ・タリフ[ターリヒ](1883-1961):スケッチ(1906)(++)
 ルボシュ・フィシェル(1935-1999):夢とワルツ(1993)(++)
トマーシュ・ヴィーシェク(ピアノ)
 名指揮者タリフ、スメターチェクのピアノ作品も収録。トマーシュ・ヴィーシェク(1957年生まれ)は8歳からパヴェル・スヴォボダに教わった後、プラハ音楽院でヴァレンチナ・カメニーコヴァー他に、プラハ音楽アカデミーでヨセフ・パーレニーチェク他に師事したチェコのピアニスト。Supraphon等チェコのレーベルに録音があります。
 録音:2005年(*)、2006年(+)、2008年(#)、2009年(**)、プラハ放送スタジオ、プラハ、チェコ
 

CR 0773-2
\2500
アウディテ・オルガヌム プラハ国際オルガン音楽祭20周年
 J・S・バッハ(1685-1750):トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564
   ジョン・スコット(オルガン)…アメリカ合衆国 録音:2010年8月5日
 ペトル・エベン(1929-2007):連作曲集「ラウデス」から グラーヴェメンテ
   スーザン・ランデール(オルガン)…フランス 録音:2009年9月3日
 メンデルスゾーン(1809-1847):オルガン・ソナタ第4番変ロ長調 Op.65
   大木麻理(オルガン)…日本 録音:2014年9月18日
 イジー・ロペク(1922-2005):モーツァルトの主題による幻想曲
   ジェイムズ・キビー(オルガン)…アメリカ合衆国 録音:2010年9月23日
 ヴィドール(1844-1937):オルガン交響曲第6番ト短調 Op.42 No.2 から フィナーレ
   リエネ・アンドレタ・カルンツィエマ(オルガン)…ラトヴィア 録音:2011年8月11日
 ティエリー・エスケシュ(1965-):与えられた主題による即興演奏
   ティエリー・エスケシュ(オルガン)…フランス 録音:2006年8月31日
 ヤナーチェク(1854-1928):
  われらの父(テノール、混声合唱、ハープとオルガンのための)
   トマーシュ・チェルニー(テノール) オルガ・カルヴォドヴァー(ハープ)
   キューン混声合唱団 ヤン・ロゼフナル(合唱指揮)
   イレナ・フシプコヴァー(オルガン) 録音:2006年9月21日
 録音場所:プラハ国際オルガン音楽祭、聖ヤクプ・バジリカ教会、プラハ、チェコ
 プラハ国際オルガン音楽祭の20周年(2016年)記念盤。「アウディテ・オルガヌム」はラテン語で「オルガンを聴け」という意味です。
 大木麻理は1985年静岡に生まれ、東京藝術大学音楽学部総代卒業、同大学院修士課程修了。DAAD(ドイツ学術交流会)、ポセール財団の奨学金を得てドイツ・リューベック国立音楽大学、デトモルト音楽大学に留学し、アルヴィート・ガスト、ミヒャエル・ラドレスク、マルティン・ザンダーの各氏に師事、満場一致の最優等で国家演奏家資格を得て卒業。2010年、マインツ国際オルガンコンクール第2位。2012年、第3回ディートリヒ・ブクステフーデ国際オルガンコンクール優勝。2013年、第65回「プラハの春」国際音楽コンクール・オルガン部門第3位、併せてチェコ音楽財団特別賞受賞。欧米各地の音楽祭へ招待され演奏活動が続く一方で、2014年の夏に完全帰国し、今後は日本での更なる活躍が期待されている。(公式プロフィールより、一部補足有り)
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CR 0777-2
\2500→\2290
これぞ辺境オケ・マニア垂涎の1枚
 ボフスラフ・マルチヌー・フィルハモニー管弦楽団創立70年記念

  マルチヌー(1890-1959):交響的幻想曲(交響曲第6番)H.343
  アレシュ・パヴロレク(1971-):
   バスクラリネット、ピアノ、弦楽と打楽器のための二重協奏曲(*)
  ヤナーチェク(1854-1928):1905年10月1日(管弦楽版)
   ヴォイチェフ・スプルニー(1964-)編曲:予感
   ブジェチスラフ・バカラ(1897-1958)編曲:死
カラー・バス・デュオ(*)
 イジー・ポルビャク(バスクラリネット)
 ルカーシュ・ミヘル(ピアノ)
ボフスラフ・マルチヌー・フィルハモニー管弦楽団
ヴォイチェフ・スプルニー(指揮)

 これぞ辺境オケ・マニア垂涎の1枚。

 録音:2015年6月28-30日、コングレス・センター、ズリーン、チェコ
 1945年、チェコ東部の都市ズリーンで創立したボフスラフ・マルチヌー・フィルハモニー管弦楽団の60周年記念盤。アレシュ・パヴロレクは2015年現在ボフスラフ・マルチヌー・フィルハモニー管弦楽団のクラリネット奏者で、作曲家としても活躍しています。
 ヴォイチェフ・スプルニーはプラハ音楽院、プラハ音楽アカデミー、ユトレヒト大学で学んだチェコの指揮者。ピリオド鍵盤楽器奏者および古楽アンサンブル主宰、また四分音ピアノ奏者でもあるという多才な音楽家。プラハ国立オペラ常任指揮者、チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者を歴任。
 ヤナーチェクの「1905年10月1日」は、彼の研究家でもあったチェコの指揮者・作曲家ブジェチスラフ・バカラによる第2楽章の管弦楽版と、スプルニーが第1楽章を管弦楽配置した版を合わせた形で演奏されています。




PIANO CLASSICS


PCL 0095
\1400
ラフマニノフ:絵画的練習曲「音の絵」全曲Op.33、Op.39 ズラータ・チェチエヴァ(pf)
 

PCL 0101
\1400
LOVE&DEATH/ワーグナー、ヴェルディ トランスクリプション
 ワーグナーのニュルンベルクの
  マイスタージンガーによる「主題による狂詩曲」
   (バスケス編)、
 ワルキューレによる「ジークムントの愛の歌」(タウジヒ編)、
 ワルキューレの騎行(タウジヒ編)、
 トリスタンとイゾルデより「イゾルデの愛の死」(タウジヒ編)
 ヴェルディの運命の力による演奏会用幻想曲(マルトゥッチ編)、
 リゴレットによる演奏会用パラフレーズ(リスト編)、
 アイーダによる神前の踊りと終幕の二重唱(リスト編)、
 トロヴァトーレによる演奏会用パラフレーズ(シフラ編)
アブディエル・バスケス(pf)

<LP>


ACCENTUS MUSIC(LP)


ACC 40350LP
(2LP)
\6000
シュ・シャオ・メイの「インヴェンションとシンフォニア」がLPで登場
 J.S.バッハ:インヴェンションとシンフォニア BWV772-801
シュ・シャオ・メイ(ピアノ)
 録音:2015年7月 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、メンデルスゾーン・ザール/180g、46’00

 中国の文化大革命を乗り越えたピアニストとして日本でも自伝が出版されるなど、その壮絶な半生と、深い音楽性で世界中から注目を集めているシュ・シャオ・メイ。特に『ゴルトベルク変奏曲』など豊かな感性を備えたバッハの演奏は高く評価されており、2014 年に発売された『フーガの技法』は、静謐さの中に宿す抜群の説得力で、世界中の音楽ファンを驚かせました。 
 そして今回のLP では、『インヴェンションとシンフォニア』を取り上げています。ピアノ教育の一環として広く演奏され続けている曲集ですが、単なる演奏技術の教本ではなく、バッハならではの芸術的創意に溢れた作品です。
 シュ・シャオ・メイも「芸術的に平均律クラヴィーア曲集やゴルトベルク変奏曲、そしてフーガの技法の影に隠れがちで、それらよりも劣っていると捉えられますが、それは大きな間違いです。シンプルな中にも高密度な音楽表現がなされており、それを表現するのは並々ならぬ音楽性が必要です」と語っています。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


チェコ放送ラジオサービス


CR 0778-2
(2CD)
\3800
モーツァルト(1756-1791):オペラ「フィガロの結婚」(チェコ語版) ヤロスラフ・ホラーチェク(バリトン:フィガロ)
マリア・タウベロヴァー(ソプラノ:スザンナ)
ズデニェク・オタヴァ(バリトン:アルマヴィーヴァ伯爵)
ヤロスラヴァ・ヴィマザロヴァー(ソプラノ:伯爵夫人ロジーナ)
ソニャ・チェルヴェナー(メゾソプラノ:ケルビーノ)
シルヴィア・コデトヴァー(ソプラノ:バルバリーナ)
ヤロスラフ・ヴェヴェルカ(バス:ドン・バルトロ)
ミラダ・チャディコヴィチョヴァー(メゾソプラノ:マルチェリーナ)
アントニーン・ヴォタヴァ(テノール:ドン・バジーリオ)
カレル・ベルマン(バス:アントニオ)
ヤロスラフ・ロハン(テノール:クルツィオ) 他
プシェミスル・ハルヴァート(チェンバロ)
スメタナ劇場合唱団&管弦楽団
ロベルト・ブロツク[ブロック](指揮)
録音:1954年、チェコ放送、モノラル  
 

CR 0782-2
(2CD)
\3800
チェコのロマンティック・オペラ抜粋集
[CD 1]
 カレル・シェボル(1843-1903):「壊された婚礼」
 カレル・ブレンドル(1838-1897):「年老いた花婿」
 ヨセフ・リハルト・ロスコシニー(1833-1913):「聖ヨハネの急流」
 ヴォイチェフ・フシーマリー(1810-1880):「魅了された王子」
 ドヴォルジャーク(1841-1904):「王様と炭焼き」
 ヤン・マラート(1843-1915):「愉快な求婚」
 カレル・コヴァジョヴィツ(1862-1920):「古い漂白場で」
 スタニスラフ・スダ(1865-1931):「ゴルゴタで」
 ヴィチェスラフ・ノヴァーク(1870-1949):「祖父の遺産」
[CD 2]
 カレル・ブレンドル:「レイラ、またはグラナダの包囲」
 スメタナ(1824-1884):「ヴィオラ」
 ズデニェク・フィビフ(1850-1900):「ヘディ」
 エドゥアルト・ナープラヴニーク(1839-1916):「ドゥブロフスキー」
様々な歌手たち
プラハ・チェコ放送合唱団
イジー・ピンカス(合唱指揮)
プラハ放送交響楽団
プルゼニュ放送交響楽団
フランチシェク・ディク、
イジー・ピンカス、
カレル・アンチェル、
アロイス・クリーマ、
アントニーン・デヴァーティー(指揮)
録音:1949-1959年、チェコ放送、モノラル




<映像>


ACCENTUS MUSIC



ACC 20254DVD
(DVD)
\3100→\2690
【シャイーのドキュメンタリー】 「音楽」〜人生行路/リッカルド・シャイー
  監督:パウル・スマチヌイ/制作:2013 年4 & 5 月
 グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16
  ラルス・フォークト(ピアノ)
  リッカルド・シャイー(指揮)ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
   収録:2013 年2 月、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス(ライヴ)

KKC 9146
(DVD)
(国内仕様盤)
\4000+税
 「音楽は生涯を通じた旅路の友なのです」シャイーの指揮者生活、プライベートを収録したドキュメンタリーラルス・フォークトとのグリーグも収録

 (DVD)画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ、DD5.1、DTS5.1、字幕:英独仏伊韓日、リージョン:All、53’ 34(ドキュメンタリー)、39’ 33(コンサート)
 (DVD)画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ、DD5.1、DTS5.1、字幕:英独仏伊韓日、リージョン:All、53’ 34(ドキュメンタリー)、39’ 33(コンサート)、輸入盤・日本語帯・解説付

 2005 年よりカペルマイスター(楽長)を務めていたライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団との契約を2015/16 年のシーズンで終了することになったリッカルド・シャイー。
 当初は2020 年までの契約を任期途中で退任することになりましたが、シャイーは2015 年よりミラノ・スカラ座の音楽監督に就任、また2016 年から5 年間ルツェルン祝祭管弦楽団の音楽監督を務めることが決まっており、引き続き重要なポストを担うことになります。ゲヴァントハウス管の後継には、アンドリス・ネルソンスが決まっており、こちらも新たなシェフに注目が集まっています。
 本DVD は、シャイー自身が幼少期を振り返り父親や家族のことを語る場面や、自宅の書斎でスコアに向き合う様子、家族との時間、リハーサル風景、アバド、カラヤンの思い出、スカラ座に対する思い、そしてゲヴァントハウス管との関係についてと、これまでのシャイーの指揮活動、そしてプライベートな時間も垣間見ることができます。シャイーは映像のなかで「指揮者に必要なものは、集中力と肉体的・精神的エネルギーです。
 精神的エネルギーを持たない人は、指揮者と楽団との間に常に流れる電流に対処できません。オーケストラとの関係は非常に繊細なものなのです」と語っており、これまで指揮台に上がったオケとの関係を振り返る場面も映し出され、シャイーの音楽的思考を理解し、より彼の作り出す音楽を楽しむことができる内容となっています。
 さらに2013 年2 月に行われたラルス・フォークトとのグリーグのピアノ協奏曲のライヴ映像が収録されています。







BEL AIR(映像)



BAC 424
(Blu-ray)
\5700→\5290
カンブルラン版《ホフマン物語》
 クリストフ・マルターラーの独創的な演出。

  オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」(全曲)
エリック・カトラー(ホフマン:テノール)
アンネ=ゾフィー・フォン・オッター
 (ミューズ、ニクラウス:メゾソプラノ)
ヴィート・プリアンテ
 (リンドルフ、コッぺリウス、ミラクル、ダペルトゥット:バリトン)
クリストフ・ホムベルガー
 (アンドレス、コシュニーユ、フランツ、ピティキナッチョ:テノール)
アナ・ドゥルロフスキ(オランピア:ソプラノ)
ミーシャ・ブルガーゴーズマン(アントニア、ジュリエッタ:ソプラノ)
アルテア・ガリード(ステッラ:ソプラノ)
ジャン=フィリップ・ラフォン(ルーテル、クレスペル:バリトン)
マドリード王立劇場管弦楽団,合唱団
シルヴァン・カンブルラン(指揮)

BAC 124
(DVD)
\4800→\4390

 カンブルランの「ホフマン」と聞いて意外に思われるかもしれないが、今から30年前にEMIからシコフ、ファン・ダム、セッラ、ノーマン、プロウライトという豪華布陣で当時の最高録音を果たしていたのがカンブルランだった。
 30年経って、まだこの作品への愛着を抱いてくれていたことがまず嬉しい。

 演出はこれを見る限りでは確かに斬新。好き嫌いは分かれそう。

https://www.youtube.com/watch?v=th33FV_XV9g&feature=player_embedded



 カンブルラン版《ホフマン物語》クリストフ・マルターラーの独創的な演出。フォン・オッター、カトラー、ドゥルロフスキ歌手陣にも注目!

 演出:クリストフ・マルターラー、ホアキン・ラトケ/舞台装置、衣裳:アンナ・フィーブロック/照明:オラフ・ヴィンター/
 ドラマトゥルク:マルテ・ウベナウフ/振付:アルテア・ガリード/合唱指揮:アンドレス・マスぺロ/
 脚本:ジュール・バルビエ/新版:シルヴァン・カンブルラン、クリストフ・マルターラー
 収録:2014 年5 月/テアトロ・レアル(マドリード)
 (Blu-ray)画面:1080i Full HD 16:9、音声:DTS-HD MA5.1、PCM ステレオ、字幕:英仏独西、リージョン:All、193分
 (DVD)画面:NTSC 16:9、音声:DD5.1、DD2.0、字幕:英仏独西、リージョン:All、193分

 マドリード王立劇場とシュトットガルト州立歌劇場の共同制作。
 指揮者カンブルラン独自の視点をとり入れた版を使った《ホフマン物語》の映像。演出は斬新な手法を用いるクリストフ・マルターラー。演劇畑出身らしく、独特の動き、台詞回しなど、音楽プラスα の魅力を演出しています。
 さらにニクラウス役にアンネ=ゾフィー・フォン・オッターとスター歌手も登場するなど歌手陣にも要注目。飲んだくれの詩人ホフマン役のエリック・カトラーは、美しい声のリリック・テノールとして近年注目されており、メトロポリタン・オペラ、ザルツブルク音楽祭にも出演。今回も安定した歌唱を披露しています。
 オランピア役のアナ・ドゥルロフスキは、華々しいコロラトゥーラ・ソプラノ。高音のパッセージを超絶的に歌い上げ観客を魅了しています。《ホフマン物語》の新たな魅力を知ることのできる上演です。






















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