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≪第85号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その1 2015/12/8〜




12/11(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


COVIELLO CLASSICS


COV 91509
\2600
ニコラウス・A・フーバー:室内楽曲作品集
 (1)白熱のレッジェーロ
 (2)例:揺れる枝
 (3)おお、この光!
 (4)ヘルダーリンなしで
 (5)魚は水に飽きないのか?
アンサンブル・リフレクションK
 【(1)-(3)ベアトリクス・ワーグナー(フルート)
  (2)ヨアヒム・ストリーペンス(クラリネット)
   マティアス・ヤン(トロンボーン)
  (1)(2)ヨハネス・フィッシャー(打楽器)
  (5)ジョナサン・シャピロ(打楽器)
  (1)(2)(3)(5)マルティン・フォン・デァ・ハイト(ピアノ)
  (2)レンカ・ズプコヴァ(ヴァイオリン)
   クリスティーネ・フェルトマン(ヴィオラ)
  (2)(3)(5)ブルカルト・ツェラー(チェロ)
  (2)(4)(5)ハイコ・マシュマン(コントラバス)
  (2)(5)ゲラルト・エッケルト(指揮)
ゲスト:
 (5)カーチャ・フィッシャー(ソプラノ)
  アンドレ・ヴィットマン(打楽器)
  フェリックス・クロール(アコーディオン)
 (4)(5)ニノン・グローガー(ピアノ・チェレスタ)
 (5)カトリン・マシュマン(チェロ)
 ドイツの現代作曲家、ニコラウス・A・フーバー音が紡ぐ思考の軌跡

 録音:(1)2014年12月17日 (2)2014年11月23日 (3)2014年12 月19 日 (4)2015 年2 月26 日 (5)2015 年2 月22 日、24 日

 1939 年生まれのドイツの作曲家、ニコラウス・A・フーバーの室内楽曲集。作曲という行為を社会の様々な出来事への反応として、また音楽の内なる核への熟考として位置づける彼は、政治的なメッセージを孕ませた作品から音そのものへの探求である作品まで、様々な方向の作品を生み出しています。
 このCD はそんな彼の思考の軌跡が音となって紡ぎだされた作品集です。
 2003 年に書かれた「魚は水に飽きないのか?」はイラク戦争時の報道統制に触発されて作曲されました。この作品では、報道記者の「実際見えるもの」と「知覚し得るもの」のズレを、左右のうちどちらかの空間を知覚できなくなる脳機能障害「無視症候群」の症状と重ね、そのズレを楽器編成と楽器配置になぞらえたといいます。実際に具体的な言葉を語ることができない「音」に象徴的な意味を持たせるフーバーの作品においては、音のジェスチャー1つ1 つが彼の言葉であり、メッセージです。
 具体的な事柄に根差した作品と対照的に、音の構成や音そのものが持つ性格に焦点を絞った作品の1つがコントラバスとピアノのための「ヘルダーリンなしで」。ドイツの詩人ヘルダーリンへの作曲者自身の熱中から敢えて距離を置きたい、という彼の意志が反映されたというこの曲では、コントラバスとピアノという性格が大きく異なる楽器がそれぞれの独立性を保ちながら同じ「歌」を希求します。2 つの楽器がお互いの鏡となりながら緊密な対話をするこの曲では、それぞれの楽器の音1つ1つの存在感、佇まいが印象的です。
 「現代音楽は、音楽のみならず人間を語るときに意味を成す」というフーバーの言葉通り、このCD におさめられた音楽は、フーバーという1人の人間を通して抽出された世界であり、その鋭敏な耳が聴き取った音は同じ時代を生きる私たちにも響くのではないでしょうか。




HMF



HMU 907532
(2CD)
\4400→\3990
クリスティアン・ベザイデンホウト
 モーツァルト:鍵盤曲集 Vol.8,Vol.9

 CD1 (VOL.8)
  ・ソナタ ハ長調K.545/
  ・グレトリの歌劇「サムニウム人の結婚」の合唱曲
   「愛の神(行進曲)」による8つの変奏曲 ヘ長調 K.352/
  ・組曲 ハ長調K.399/・メヌエット ニ長調K.355/
  ・ジーグ ト長調 K.574/・小さい葬送行進曲 K.453a/
  ・ソナタ ヘ長調K.280/
  ・デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 ニ長調 K. 573
 CD2(VOL.9)
  ・転調するプレリュード(K.624/626a)/
  ・ソナタ ハ長調K.279/・アレグロ 変ロ長調K.400/
  ・アレグロ ト短調K.312/・4つのプレリュード K.284a/
  ・12の変奏曲 K.179/・ソナタ ニ長調K.576
クリスティアン・ベザイデンホウト
 (フォルテピアノ)
 ポール・マクナルティ2009年製
  (アントン・ワルター&サン、ウィーン1805年の複製)
 フォルテピアノの申し子、ベザイデンホウト、モーツァルトの深遠な芸術の世界へ導く

 録音:2013年1(K545)、5 月(K179)、2014 年12 月, エア・スタジオ, リンドハースト・ホール(ロンドン)

 活躍著しいフォルテピアノ奏者、クリスティアン・ベザイデンホウトのモーツァルト鍵盤楽器のための作品シリーズ第8& 9 弾を2 枚組で発売。
 「初心者用」のタイトルがつけられ、ピアノ学習者に定番の「ソナタ ハ長調 K.545 第15(16)番」。モーツァルトがイタリアへの旅の直後にほぼ同時期に書かれた明るい曲調の「ソナタ ヘ長調K.280 第2 番」と「ソナタ ハ長調 K.279 第1 番」。第1 楽章の冒頭主題が印象的なモーツァルト最後のピアノ・ソナタ「ソナタ ニ長調K.576 第18 番」。
 ベザイデンホウトの演奏は、モーツァルトの閃きをダイレクトに伝え、今ここで音楽が湧き上がるよう。また共に収録されている、種々の変奏曲や小品も、変化に富む歌いまわしで聴かせる、愛らしいアルバムとなっています。



クリスティアン・ベザイデンホウト
旧譜から在庫限定超特価!
まだ太ってた
国内盤
KKC 5161
¥3085→¥1590

日本語解説付き
クリスティアン・ベザイデンホウト
 モーツァルト:鍵盤曲集 vol.2

 (1)ソナタ ハ長調 K.330 (2)ロンド イ短調 K.511
 (3)ロンド ニ長調 K.485 (4)アダージョ ロ短調 K.540
 (5)ソナタ ハ短調 K.457
クリスティアン・ベザイデンホウト
 (フォルテピアノ)
輸入盤
HMU 907498
¥2700→¥1390
天才ベザイデンホウト、モーツァルト・ソロ作品集第 2 弾、鮮烈なハ短調ソナタ!!

使用楽器:Paul McNulty, Divisoc, Czech Republic, 2008; after Anton Walter’Sohn, Vienna, c.1802)
録音:2010 年 1 月

モーツァルトの再来とも賞される天才フォルテピアノ奏者ベザイデンホウト、待望のソロ第 2 弾の登場。これしかありえないような自然なテンポ設定、気持ちよいくらいにはまっているデュナーミクの付け方、聴き手にとっても必然的かつ絶妙な間の取り方など、何度も聴いたことのある作品たちの音符ひとつひとつが鮮やかに香りたちます。イ短調のロンドの語り口の巧さは絶品です。ハ短調ソナタの有名な冒頭では一変、現代ピアノで聴くよりも表情がダイレクトに伝わってきます。ロ短調のアダージョでの慟哭と、音と音の間に流れる空気に、このベザイデンホウトという演奏者の底知れぬ魅力をみます。演奏者の息遣いまでをも巧みにとらえた録音も秀逸。フォルテピアノという楽器がもつ無限の表情と可能性を感じる 1 枚でもあります。

国内盤
KKC 5299
(輸入盤はHMU 907528)
\3085→\1590
日本語解説付き
クリスティアン・ベザイデンホウト
 モーツァルト:鍵盤楽器のための作品集Vol.4

 (1)幻想曲 ニ短調K.397(初版)
 (2)ソナタ 第9番 ニ長調K.311
 (3)前奏曲とフーガK.394
 (4)ボーマルシェの喜劇「セビーリャの理髪師」のロマンス
  「私はランドール」による12の変奏曲 変ホ長調K.354
 (5)ソナタ 第5番 ト長調K.283
 (6)幻想曲 ニ短調K.397(現行版)
クリスティアン・ベザイデンホウト
 (フォルテピアノ)
 今を時めくフォルテピアノ奏者、ベザイデンホウト、鍵盤楽器のための作品集Vol.4!ダイエットも成功して超イケメンに。

 録音:2011 年10 月、リンドハースト・ホール内エア・スタジオ(ロンドン)

 今世界で最も注目されるフォルテピアノ奏者の一人、クリスティアン・ベザイデンホウトが、鍵盤楽器のための作品集シリーズから待望の最新盤をリリースしました!
 第3 集(HMU 907499)に引き続く今回は、幻想曲、第5 番と第9 番のソナタ、前奏曲とフーガ、そして「私はランドール」による12 の変奏曲を収録。2012 年5 月末の来日リサイタルでも演奏され、高い評価を得たプログラムであり、本アルバムでもその評価を裏切らぬ素晴らしい演奏を見せてくれています。演奏のたび、フォルテピアノの新たな可能性を見せつけてくれるベザイデンホウト。本アルバムでも、抜群の演奏技術、濁りのない清廉な音色、厭味のない自然なテンポ感といった彼ならではの持ち味を遺憾なく発揮し、瑞々しさあふれる鮮烈な演奏を聴かせています。
 本アルバムでは、幻想曲ニ短調の現行版と、その初版(今日知られるかたち(現行版)の最後10 小節分が欠落している)の両方が収録されているのもポイント。この幻想曲ニ短調は、自筆譜などが残されておらず、1804 年に出版された初版では、97 小節までで中断、現行版の最後の10 小節がありません。初版の表題には「Fantaisie d’ Introduction…(導入の幻想曲)」とあり、後ろにソナタなどが続くことを想定して作られたものだったのかもしれませんが、1806 年にブライトコプフ社が出版したいわゆる「旧全集」では、10 小節が足され(ブライトコプフ社の顧問で主任検査員のアウグスト・エーベルハルト・ミュラーの手によるとする見方が一般的)、完結した曲となっています。幻想曲ニ短調の冒頭、深淵からゆっくりと浮かび上がるように響くフォルテピアノの音色は必聴の美しさ。即興演奏かと思わせるような、自由なタッチから生み出されるチャーミングな音世界に一気に惹きこまれます。ベザイデンホウトが初版の幻想曲のあとに選んだ作品は、ソナタ第9 番。鮮やかなコントラスト、プログラミングの妙にもベザイデンホウトの才を感じます。
 次はどんな音色を聴かせてくれるのだろうと、はやくも次作が楽しみになってしまいます。




 クリスティアン・ベザイデンホウト 2015年来日スケジュール
  12月12日(土) 14:00 西宮 兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホール
  12月13日(日) 14:00 名古屋 宗次ホール
  12月15日(火) 19:00 東京 王子ホール
  12月17日(木) 19:00 札幌 札幌コンサートホール小ホール




WERGO



WER 6862
\2500→\2290
ジョナサン・ハーヴェイ、エンノ・ポッペ、
 カイヤ・サーリアホ、エマヌエル・ヌネス作品集

  (1)ジョナサン・ハーヴェイ:スリンガラ・シャコンヌ*
  (2)エンノ・ポッペ:破片
  (3)〜(7)カイヤ・サーリアホ:ノーツ・オン・ライト*
  (8)エマヌエル・ヌネス:ケセドI *
   * 世界初録音
アンサンブル・ムジークファブリーク
  【ヘレン・ブレッドソー (フルート)、
  ピーター・ヴィール(オーボエ)、
  カール・ロスマン(クラリネット)、
  アーバン・ウェスリー(ファゴット)、
  クリスティン・チャップマン(ホルン)、
  マルコ・ブラウ(トランペット)、
  メルヴィン・プーア(テューバ)、
  ブルース・コリングス(トロンボーン)、
  ベンヤミン・コブラー&ウルリッヒ・レフラー(鍵盤楽器)、
  ディルク・ロスブルスト(打楽器)、
  ユディッタ・ヘベルリン&ハンナ・ワイリック(ヴァイオリン)、
  アクセル・ポラス(ヴィオラ)、
  ディルク・ヴィーテガー(チェロ)、
  ミヒャエル・ティーポルド(コントラバス)】
 (1)ピーター・ランデル(指揮)、
 (2)ステファン・アスバリー(指揮)、
 (3)-(7)エミリオ・ポマリーコ(指揮)、
 (8)シアン・エドワーズ(指揮)、
 (3)ディルク・ヴィーテガー(チェロ)
 ゲスト:
  (8)エリザベス・ハースト(フルート)
  イェルテ・アルトゥイス(クラリネット)、
  (1)ナーンドル・グッツ(クラリネット)、
  (2)(8)リチャード・ヘインズ(クラリネット)、
  (8)ミシェル・マラン(バスクラリネット)、
  (2)ハイジ・モッカート(ファゴット・コントラファゴット)
  ウィリアム・フォーマン(トランペット)、
  (3)-(7)アレス・クランカー(トランペット)
  アレクサンドル・バベル(打楽器)、
  (2)アーノルド・マリニッセン(打楽器)、
  (1)(3)-(7)渡邉理恵(打楽器)、
  (3)-(7)フォンテーヌ・リャン(ハープ)、
  (8)ヤエル・バロルスキー(ヴァイオリン)、
  (3)-(7)カミラ・ナミスロフスカ(ヴァイオリン)、
  (8)ティンタ・シュミット・フォン・アルテンシュタット(ヴァイオリン)
   ピエトロ・デイヴィッド・カラミア(ヴァイオリン)
   アレキサンダー・ブルック‐サントス(ヴィオラ)、
  (3)-(7)アグニシュカ・ディウバク(チェロ)、
  (8)ピーター・スミトゥエイシェン(コントラバス)
   アネット・ザーン(コントラバス) 
 ハーヴェイ、ポッペ、サーリアホ、ヌネス、4 人の作曲家それぞれが描く「光、愛」

 録音:(1)2010 年1 月9 日、(2)2009 年1 月9 日、(3)-(7)2010 年6 月20 日、(8)2005 年8 月27 日/76’16”

 アンサンブル・ムジークファブリークの演奏によるWergo のシリーズ「Edition Musikfabrik」。
 第9 弾となる「SCHERBEN(破片)」には、4 人の作曲家たちの「光、愛」をテーマにした作品が収められています。
 ヒンズー教や仏教に傾倒する作曲家ジョナサン・ハーヴェイの「スリンガラ・シャコンヌ」は、インドの伝統的な美学で愛の感情を表す「スリンガラ」を題材にとった作品。人と人との愛、神と人との愛、そしてインドの全芸術の源となる愛である「スリンガラ」の強烈なエネルギーを、バロック音楽の形式である「シャコンヌ」を用いて音楽にしています。
 印象派を思わせるようなデリケートな響きで幕を開けた曲は徐々に激しさを増して展開し、最後はまばゆい光を思わせるような高音に収束していきます。
 エンノ・ポッペの「破片」は、5 秒ほどから成る121 の断片が組み合わさって構成されている実験的な作品。「ムジークファブリークのようなソリスト・アンサンブルの編成は21 世紀におけるシンフォニー」という作曲者の言葉通り、従来の奏法に留まらない楽器法からは魅力的で存在感の強いサウンドが引き出され、その音楽は時間や空間の密度、質感を自在に変化させながら聴衆の耳を捉えて離しません。繊細なティンパニソロから金管の絶叫まで、音楽の「破片」が個性の強い光を放ち、ぶつかり、溶け合います。
 カイヤ・サーリアホの「ノーツ・オン・ライト」は標題のついた5 楽章からなるチェロ協奏曲(Ⅰ半透明の秘密 Ⅱ燃えて Ⅲ覚醒 Ⅳ蝕 Ⅴ光の中心)。T.S. エリオットの詩から取られたという、生と死、意識と無意識の間の「光の中心、静寂」を中心として曲は展開します。他の北欧の作曲家と同様、フィンランド出身の彼女の音楽にも光の色合いなど自然からの影響が見られますが、そんな彼女の幻想的な音をまといながらチェロがしなやかに、時に激しくンランド出身の彼女の音楽にも光の色合いなど自然からの影響が見られますが、そんな彼女の幻想的な音をまといながらチェロがしなやかに、時に激しく思想に興味を寄せていましたが、委嘱を受けた際に手渡されたカバラのテキストの最後の言葉が「ケセド」だったといいます。
 4 つのヴァイオリン、4 本のクラリネット、2 本のフルートと2 つのヴィオラ、チェロと3 つのコントラバスという「ケセドの数字 4」を基調とした楽器編成で描き出されるこの曲では、音域のアンバランスさが奇妙な感覚を生み出します。
 アンサンブル・ムジークファブリークの鮮やかな演奏によって命を吹き込まれた、4人の作曲家の「光と愛」が、ここにそれぞれの輝きを放っています。




DELPHIAN



DCD 34166
(2CD/特別価格)
\4000→\3690
メシアン研究の世界的権威ピーター・ヒル。
 J.S.バッハの新録音は"フランス組曲"!

  J.S.バッハ:
   フランス組曲 BWV.812−817
   フランス組曲第1番ニ短調 BWV.812
   フランス組曲第2番ハ短調 BWV.813
   フランス組曲第3番ロ短調 BWV.814
   フランス組曲第4番変ホ長調 BWV.815
   フランス組曲第5番ト長調 BWV.816
   フランス組曲第6番ホ長調 BWV.817
  モーツァルト:組曲ハ長調K.399、ジーグ ト長調 K.574
ピーター・ヒル(ピアノ)
 オリヴィエ・メシアンのピアノ作品、さらにはベルク、シェーンベルク、ウェーベルンなどのスペシャリストであり、メシアン研究の世界的権威として高名なイギリスのピアニスト、ピーター・ヒル。
 シリル・スミスとナディア・ブーランジェからピアノを学んだ名手の「平均律クラヴィーア曲集」以来となるJ.S.バッハの録音は「フランス組曲」!
 「平均律クラヴィーア曲集」でも高い評価を受けたクリアなタッチと透明度の高い音色、丁寧な解釈と音楽創りはここでも健在。
 アンジェラ・ヒューイットと同じく"メシアンのスペシャリストでありバッハ弾き"として世界的に高い評価を受けるピーター・ヒルの「フランス組曲」。その知的であり神秘的でもある演奏、解釈は要注目。

 ※録音:2015年7月5日−8日、ユニバーシティ・コンサート・ホール(カーディフ)



 


DCD 34061
\2400→\2190
オクサナ・シェフチェンコのデビュー・アルバム!
 ラヴェル:《鏡》より 悲しい鳥、道化師の朝の歌、鐘の谷
 ショスタコーヴィチ:
  24の前奏曲 Op.34より 第1番ハ長調、第2番イ短調、
  第5番ニ長調、第7番イ長調、第20番ハ短調、第24番ニ短調
 リスト(ブゾーニ校訂):
  モーツァルトの《フィガロの結婚》の主題による幻想曲
 モーツァルト:アレグロ変ロ長調 K.400
 ショスタコーヴィチ:前奏曲とフーガ 嬰ト短調
 マスグレイヴ:スナップショット
 ラヴェル:ラ・ヴァルス
オクサナ・シェフチェンコ(ピアノ)
 カザフスタンから羽ばたいたピアノの才女。オクサナ・シェフチェンコのデビュー・アルバム!

 2010年のスコットランド国際ピアノ・コンクールで見事優勝を果たした1987年、カザフスタン出身のニュースター、オクサナ・シェフチェンコのデビュー・アルバム!
 優雅でカラフルな音色とダイナミズムが持ち味のシェフチェンコは、2009年のブゾーニ国際ピアノ・コンクール、同年の上海国際ピアノ・コンクール、2007年の仙台国際ピアノ・コンクールでの入賞実績を持つ期待のロシア系女流ピアニストである。ラヴェルとショスタコーヴィチをメインに、マスグレイヴの委嘱作を組み合わせるなど、プログラムも魅力十分。

 2010年9月22日−23日の録音。

 

 
DCD 34065
\2400
ノットワーク 〜 クラリネット四重奏のための作品集
 フィトキン:ヴェント(世界初録音)/
 マクガイア:ケルトの組み糸飾り/
 マックス・デュボワ:四重奏曲/
 セイアーズ:4のための(世界初録音)/
 マクガイア:中国の組み糸飾り/
 ウール:ディヴェルティメント/
 シンプソン:マーデイル・チェンジ/
 ピアソラ:タンゴの歴史
フェル・クラリネット四重奏団
 マンチェスターのロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックで1999年に結成されたイギリスのクラリネット・アンサンブル、フェル・クラリネット四重奏団。
 フィトキンの「ヴェント」などの世界初録音作品、ピアソラの「タンゴの歴史」のクラリネット四重奏版などによるエキサイティングなプログラムで、フェル・クラリネット四重奏団の超絶テクニックと絶妙のコンビネーションが全開!

 2007年10月の録音。
 

DCD 34067
\2400
シチェドリン:封印された天使 ケンブリッジ・ゴンヴィル&
 キーズ・カレッジ合唱団
ジェフリー・ウェッバー(指揮)
キングス・カレッジ・ロンドン合唱団
デイヴィッド・トレンデル(指揮)
クレア・ウィリス(オーボエ)
 旧ソ連作曲家同盟の議長を務めた重鎮、ロディオン・シチェドリンがペレストロイカの時代に作曲した宗教合唱作品「封印された天使」。
 イギリス、ケンブリッジとロンドンの名門合唱団の共演が、ロシアの合唱団とは異なる角度からのアプローチで、シチェドリンの大作を聴かせてくれるに違いない。

 2008年7月の録音。
 

DCD 34064
\2400
ホリールード教会のオルガン
 ギルマン:大合唱曲ニ長調《ヘンデル風》/
 デュリュフレ:瞑想曲/
 ウィドール:オルガン交響曲第4番 Op.13/
 アスマ:幻想曲/
 スタンフォード:聖コロンバ第101番/
 ミルフォード:聖コロンバ第14番/
 パリー:クロフト136/
 ローリー:ベネディクトゥス/
 エルガー:行進曲《威風堂々》第1番/
 ケー:オランダの歌による変奏曲
ジョン・キッチン(オルガン)
 スコットランドの都市、スターリングの歴史的建築物であるホーリールード教会に設置されているラッシュワース&ドリーパー製作のオルガンによる演奏。エジンバラ市のオルガニスト、ジョン・キッチンが「威風堂々」を含むバラエティに富んだプログラムを披露してくれる。

 2007年10月&11月の録音。
 

DCD 34096
(2CD/特別価格)
\4000
カニンガム:歌劇《オカバンゴ・マクベス》 マイケル・ボートリー(指揮)
ミスター・マクファールズ・チェンバー
ローナン・バスフィールド(テノール)
ジェシカ・リアリー(ソプラノ)
ベス・マッケイ(ソプラノ)、他
 アフリカ南部、ボツワナのオカバンゴ・デルタを舞台としたオペラ「オカバンゴ・マクベス」の全曲録音。スコットランドの作家アレグザンダー・マコール・スミスの台本、ボツワナでの初演など話題を呼んだ意欲作である。

 2011年4月の録音。




MELODIYA



MELCD 1002411
\2200→\1990
バヤンって何!?
 チェロとバヤンのデュオによるバッハ!
  ボリス・アンドリアノフ登場!

 J.S.バッハ:
  ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1番ト長調 BWV.1027
  ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第2番ニ長調 BWV.1028
  ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第3番ト短調 BWV.1029
  ヴァイオリン・ソナタ第4番ハ短調 BWV.1017
ボリス・アンドリアノフ(チェロ)
ユーリー・メディアニク(バヤン)
 シャフランやロストロポーヴィチから脈々と続くロシア・チェロ界の新時代を担う実力派、ボリス・アンドリアノフ(1976−)の一味違うバッハ・プログラム!
 アンドリアノフがバッハの「ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ」でデュオを組んだのは、チェンバロでもピアノでもなく、ロシアの"バヤン奏者"のユーリー・メディアニク。
 チェロとバヤンという意外な組み合わせによるバッハは、サウンド、メディアニクのアレンジなど聴きどころ満載!

 2013年3月&12月、モスクワでの録音。

←バヤン。ロシア独特のボタン式鍵盤による大型アコーディオン。




NIFC



NIFCCD 044
\2500→\2290
ネルソン・ゲルナー
 パデレフスキ&マルトゥッチ:ピアノ協奏曲集

  パデレフスキ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.17*
  マルトゥッチ:ピアノ協奏曲第2番変ロ短調 Op.66**
ネルソン・ゲルナー(ピアノ/スタインウェイ)
ヤツェク・カスプシク(指揮)
ポーランド国立放送交響楽団*
シンフォニア・ヴァルソヴィア**
 ネルソン・ゲルナーが弾くパデレフスキ&マルトゥッチ!

 南米アルゼンチンが世界に誇るピアニスト、ネルソン・ゲルナーがNIFCに再び登場!
 2009年&2010年の「ショパンと彼のヨーロッパ」国際音楽祭で披露された、イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860−1941)のピアノ協奏曲とジュゼッペ・マルトゥッチ(1856−1909)のピアノ協奏曲第2番。
 南米を代表するショパン弾き、ネルソン・ゲルナーが弾くパデレフスキ&マルトゥッチ。19世紀ピアノ・ファン要注目のアルバムです!

 ※録音:2009年8月23日(マルトゥッチ)&2010年8月14日(パデレフスキ)、ワルシャワ







NIMBUS(CD−R)


NI 5933
(CD-R)
\2400
20世紀のフルート・ソナタ集
 ミヨー:フルートとピアノのためのソナチネ
 ルーセル:笛吹き達 Op.27
 シュルホフ:フルート・ソナタ
 ルーセル:アリア
 マルティヌー:フルート・ソナタ第1番
 オネゲル:ロマンス
 プーランク:フルート・ソナタ
ハンスゲオルグ・シュマイザー(フルート)
マッテオ・フォッシ(ピアノ)
 ウィーン・フォルクスオーパーのソロ・フルート奏者、ウィーン国立音楽大学の教授として活躍するオーストリア・フルート界の名手ハンスゲオルグ・シュマイザー。
 当時の名フルート奏者たちに捧げられたアルベール・ルーセルの名曲「笛吹き達(フルートを吹く人たち)」を中心に、ミヨー、シュルホフ、マルティヌー、オネゲル、プーランクの作品が、作曲年代順に収録されている。

 ※録音:2011年8月14日、2012年3月7日、2013年2月2日−3日、ワイアストン・レイズ(モンマス)
 


NI 5927
(3CD-R/特別価格)
\5100→\4690
ジャン・ロジェ=デュカス:ピアノ作品全集
 舟歌/6つの前奏曲/前奏曲/練習曲嬰ト短調/
 4つの練習曲/コラールによる変奏曲/6度の練習曲/
 リズム/練習曲変イ長調/アラベスク/
 ピアノのためのエスキス/アラベスク第2番/
 ソノリティーズ/舟歌第2番/舟歌第3番/即興曲/
 夜明けの歌/ロマンス/4手による小組曲*/
 バレエへの前奏曲/《マルグリットの庭》 間奏曲/
 4手による練習曲集第1巻〜第3巻*/
 J.S.バッハ(ロジェ=デュカス編):パッサカリア BWV.582
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)
エイドリアン・ファーマー(ピアノ)*
 膨大なレパートリーを誇り、秘曲のスペシャリストとしてニンバスのメイン・ピアニストを務めるマーティン・ジョーンズ。パリ音楽院ではラヴェルらとともにフォーレのクラスで学んだジャン・ロジェ=デュカス(1873−1954)の独奏ピアノと4手連弾を含むピアノ作品全集。

 ※録音:2014年3月&9月(ソロ)、2013年6月(デュエット)
 

NI 5936
(CD-R)
\2400
マクスウェル=デイヴィス:金管楽器のための音楽
 金管五重奏のための行進曲 《北極星》
 独奏トランペットのための
  《Litany for a ruined chapel between sheep and shore》
 独奏ホルンのための《シー・イーグル》
 金管五重奏のための《タリスの4つのヴォランタリー》(世界初録音)
 2本のトランペットのための《ローリーのためのファンファーレ》
  (世界初録音)
 金管五重奏曲(世界初録音)
ウォーレス・コレクション
 ロンドン交響楽団の副首席奏者、フィルハーモニア管弦楽団の首席奏者、フィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブルのメンバー、スコットランド王立音楽院の楽長などを務めた英国トランペット界の重鎮、ジョン・ウォーレスによるブラス・アンサンブル。
 金管五重奏からソロまで、様々な編成によるピーター・マクスウェル=デイヴィス(b.1934)の金管楽器作品集。

 ※録音:2001年1月23日−25日&1999年9月3日




NIMBUS ALLIANCE(CD−R)



NI 6314
(2CD-R/特別価格)
\4000→\3690
孤高の天才、フェルツマンのバッハ、待望の「フランス組曲」登場!
 J.S.バッハ:
  フランス組曲 BWV.812-817
  フランス風序曲ロ短調 BWV.831
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
 旧ソ連での音楽活動禁止、アメリカへの亡命、レーベルの移籍など、幾多の試練を乗り越えた孤高の天才ピアニスト、ウラディミール・フェルツマン。
 名バッハ弾きとしても知られ、「ゴルトベルク変奏曲」、「平均律クラヴィーア曲全集」、「フーガの技法」などの名盤が知られているフェルツマン。Nimbus Allianceからリリースされた、「イギリス組曲」、「6つのパルティータ」に続く「フランス組曲」がついに登場!

 ※録音:2005年12月7日−8日(フランス組曲)&2002年2月14日(フランス風序曲)
 ※Nimbus Alliance、Nimbusは高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。



フェルツマン/NIMBUS
バッハ復刻

NI 2507
\2000→¥1790
フェルツマン/バッハ復刻第1弾
 J・S・バッハ:ゴールトベルク変奏曲ト長調BWV.988
ウラディーミル・フェルツマン(ピアノ)
1991年10月26日、モスクワ音楽院大ホールでの録音。
 フェルツマンのゴールトベルクが復活!
 長い沈黙の後に突如としてメキシコのウアテクスト(Urtext)からショパンの夜想曲集(JBCC 048/049)を発表してファンの度肝を抜いた1952年モスクワ生まれの天才ピアニスト、ウラディーミル・フェルツマン。フェルツマンはミュージック・マスターズ時代にバッハ、ベートーヴェンの録音を行ったが、直後に会社が消滅、日本に入ってきた期間は極めて短かった。もちろん現在は何れも入手不能だった。それだけに今回の復刻は、不思議な魅力を持つフェルツマンの“バッハ”の全容を知る又と無いチャンスとなる。ファンにとってはまさに歓喜の復刻。

NI 2516/9
(4CD-R/特別価格)
\4800→¥4390
フェルツマン/バッハ復刻第2弾
 J・S・バッハ:平均律クラヴィーア曲集全曲BWV.846〜893
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
1992年&1995年、アメリカ芸術院(ニューヨーク)での録音。(Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
 先日のゴールドベルクの復活以来何度も何度も問い合わせを受けていたフェルツマンの平均律全曲録音。ようやくの復活。
 一度倒産にまで追い込まれながら地道に復興の道のりを歩む英NIMBUSが、同じく倒産の憂き目に遭ったMUSIC MASTERSの貴重音源の復刻を手がけ始めた。中でもみんなの注目はやはりフェルツマン。メキシコのUrtext(ウワテクスト)から発表されたショパン&J・S・バッハなどの新録音で急速にその認知度を高めた実力派ピアニスト。先日最初のタイトルとして「ゴルトベルク変奏曲」(NI 2507)がリリースされたが、引き続き同じくバッハの「平均律クラヴィーア曲集」全曲!

NI 2541/2
(2CD-R/特別価格)
\3000→¥2690
フェルツマン/バッハ復刻第3弾
 J・S・バッハ:鍵盤楽器のための協奏曲集 ——
  協奏曲ニ短調BWV.1052/同ホ長調BWV.1053/
  同ニ長調BWV.1054/同イ長調BWV.1055/
  同へ長調BWV.1056/
  同ト短調BWV.1058/
  イタリア協奏曲ヘ長調
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ&指揮)、
セント・ルークス管弦楽団
1993年7月12日〜14日、アメリカ芸術院での録音。
 アメリカ亡命後の長き雌伏の時を経て完全復活を遂げた"ソヴィエト連邦"最後のヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ウラディミール・フェルツマン。
 フェルツマンがミュージック・マスターズ時代に収録した録音の復刻第3弾は、弾き振りによるバッハの鍵盤協奏曲集!
 バッハを「音楽そのもの」と讃えるフェルツマン。セント・ルークス管を自在に操り、アグレッシブな演奏を展開するフェルツマンのバッハには人々を惹きつける圧倒的なカリスマ性を備えている。

NI 2549/50
(2CD-R/特別価格)
\3000→¥2690
フェルツマン/バッハ復刻第4弾
 J・S・バッハ:フーガの技法BWV.1080
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
1996年3月12日−14日、アメリカ芸術院での録音。(Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
 フェルツマンのバッハ!フーガの技法!
 長い沈黙の後、メキシコのウアテクスト(Urtext)からショパンやバッハのレコーディングを発表し世界を驚かせた"ソ連最後のヴィルトゥオーゾ"ウラディミール・フェルツマン。
 そのフェルツマンがミュージック・マスターズ(Music Master

NI 6176
(2CD-R)
\3600→\3290
フェルツマン/バッハ新録音
 J.S.バッハ:イギリス組曲

 第1番イ長調BWV806/第2番イ短調BWV807/
 第3番ト短調BWV808/第4番ヘ長調BWV809/
 第5番ホ短調BWV810/第6番ニ短調BWV811
ウラディミール・フェルツマン(P)
 フェルツマンのバッハ&ショパン!

 旧ソ連での音楽活動禁止、アメリカへの亡命、レーベルの移籍など、幾多の試練を乗り越えた孤高の天才ピアニスト、ウラディミール・フェルツマン。
 「ゴルトベルク変奏曲」、「平均律クラヴィーア曲全集」、「フーガの技法」に続くフェルツマンのJ.S.バッハのレコーディング、「イギリス組曲」が登場!
 フェルツマンのバッハはノン・レガートを多用しつつも温もりある響きと、多彩な音色でアーティキュレーションを見事に表している秀逸な演奏。

 2005年12月14-15日の録音。
 ※Nimbus、Nimbus Alliance、Retrospectiveはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

 


NI 6316
(CD-R)
\2400→\2190

宇田川杰子の名盤復刻!
 グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲

  グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.82
  チャイコフスキー:なつかしい土地の思い出 Op.42
  ショーソン:ヴァイオリンと管弦楽のための詩曲 Op.25
  サラサーテ:スペイン舞曲集より アンダルシアのロマンス Op.22-1
  サン=サーンス(イザイ編):ワルツ形式の練習曲によるカプリス

宇田川杰子(ヴァイオリン)
ケネス・クライン(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 恩師ナタン・ミルシテインの芸術を受け継ぎ、現在はロンドンを拠点として活躍を続ける日本人ヴァイオリニスト、宇田川杰子。
 グラズノフのヴァイオリン協奏曲をメインとし、チャイコフスキー、ショーソン、サラサーテらによるヴァイオリンと管弦楽のための名曲を収録したアルバムが、Nimbus Allianceより復刻。

 ※録音:1989年10月7日−8日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)


改めて宇田川杰子特集

 誰なんだ、宇田川杰子。

 ・・・と思う方も多いと思うが、店主の印象はこの1枚。




 まだ海外レーベルに日本人の名前があがることが珍しかった時代に(四半世紀前!)、CHANDOSから堂々の新譜を出していた人である。
 しかも指揮はチャールズ・マッケラス、オケはロンドン交響楽団。

 まさに堂々たるものである。

 宇田川杰子はナタン・ミルシュテインに師事し、ロンドン、ニューヨークのジュリアード音楽院で学んだ。現在はロンドンに住んでいるらしい。

 ただ、そのCHANDOSのアルバムのあと、この人のこと正直忘れていた。

 ・・・ところがその宇田川女史、最近いやに名前を聞くようになってきた。
 ヴァイオリン・ファンの心をくすぐるなかなかキュートなアルバムを連発してくれている、
 ちょっと聴きたくなる曲を取り上げてくれるのである。

 しかもいつも共演者がすごい。
 
 ラフマニノフのヴァイオリン曲集という切ないアルバムはリフシッツとの共演。
 「ロマンティック・ノベルティーズ」というオケ伴奏のアルバムは指揮がマーティン・ブラビンズで、オケはフィルハーモニア管弦楽団
 こてこてロシアの哀愁系の名曲なにCDが少ないリャプノフのヴァイオリン協奏曲では、アラン・ブリバエフ指揮のロイヤル・フィル
 店主を歓喜させた世界初録音7曲を含むハチャトゥリアンのヴァイオリン曲集ではなんとボリス・ベレゾフスキー

 なんともすごいではないか。

 なかなかの人物なのである宇田川杰子。
 世界で活躍している日本人ヴァイオリニストでは間違いなくトップランク。


 野太い音で日本人離れした存在感を発揮し、海外レーベルで堂々の活躍を見せる宇田川杰子、どうぞご記憶あれ。



SIGNUM
SIGCD 164
\2400→\2190
ラフマニノフ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
宇田川杰子&リフシッツ

 ヴァイオリン・ソナタ ト短調Op.19(ミハイロフスキー編)*/
 ロマンス イ短調Op.Posth(原典版)*/
 東洋の踊りOp.2-2(ミハイロフスキー編)*/
 ひなぎくOp.38-3(クライスラー編)/
 練習曲《音の絵》Op.33より 第7曲変ホ長調(ハイフェッツ編)/
 前奏曲ト長調Op.32-5(ハイフェッツ編)/
 メロディOp.21-9(ハイフェッツ編)/
 東洋のスケッチ(ハイフェッツ編)/
 練習曲《音の絵》Op.33より 第2曲ハ長調(ハイフェッツ編)/
 ヴォカリーズOp.34-14(プレス編)/ハンガリー舞曲Op.6-2(原典版)
宇田川杰子(ヴァイオリン)、
コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ)
*=世界初録音。
 注目のラフマニノフ室内楽作品リリースが相次ぐ中、また魅力的なアルバムが登場。
 しかもヴァイオリンが宇田川杰子。彼女は恩師ナタン・ミルシテインの芸術を受け継ぎ、現在はロンドンを拠点として世界規模での活躍を続けている。
 これまでにも世界初録音を含む数多くのレコーディングを発表してきた宇田川杰子。「チェロ・ソナタ」や、「音の絵」などの名作からの"アレンジ"、「ロマンス イ短調」と「ハンガリー舞曲」の"原典版"で構成されたラフマニノフ・アルバムは、宇田川杰子の幅広いレパートリーと作品の発掘に対する情熱が実現させた芸術作品なのである。そして宇田川杰子とデュオを組むピアニストは、なんとリフシッツ!ヴァイオリンとピアノのデュオで聴くラフマニノフもまた格別 ——。

SIGNUM
SIGCD 224
\2400→\2190
ロマンティック・ノベルティーズ
 リムスキー=コルサコフ:ロシアの主題による幻想曲Op.33/
 ゲーゼ:奇想曲イ短調/
 イザイ:マズルカOp.10-2/
 グラズノフ:瞑想曲Op.32/
 イザイ:謝肉祭のセレナーデ/
 チャイコフスキー:憂鬱なセレナードOp.26/
 ヨアヒム:変奏曲ホ短調
宇田川杰子(ヴァイオリン)
マーティン・ブラビンズ(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
日本人ヴァイオリン奏者、宇田川杰子のオーケストラ伴奏付き作品集。前作のリフシッツに続く共演者はブラビンズ&フィルハーモニア。

SIGNUM
SIGCD 312
\2400→\2190
宇田川杰子
 リャプノフ:ヴァイオリン協奏曲
 ハチャトゥリアン:
  コンチェルト・ラプソディ(ヴァイオリン版)
  無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ・モノローグ
宇田川杰子(ヴァイオリン)
アラン・ブリバエフ(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 イギリス、ロンドンで活躍する日本人ヴァイオリニスト、宇田川杰子が得意とするロシアン・レパートリーの新録音は、リャプノフとハチャトゥリアン。
 ヴァイオリンで弾くハチャトゥリアンの「コンチェルト・ラプソディ」がユニーク。タクトを執るのは、カザフスタンの俊英アラン・ブリバエフ。2011年10月の録音。
NIMBUS
NI 6269
(CD-R)
\2400→\2190
ロシアン・レパートリーの新録音、世界初録音7曲を含むハチャトゥリアン
 
宇田川杰子&ボリス・ベレゾフスキー
 ハチャトゥリアン:
  詩曲/舞曲第1番*/エレジー/舞曲/ヴァイオリン・ソナタ*/
  バレエ音楽 《仮面舞踏会》 よりノクターン*/
  バレエ音楽 《ガイーヌ》 より
   剣の舞、アイシャの踊り、ヌーネのヴァリエーション*、子守歌/
  バレエ音楽 《スパルタクス》 より
   エギナの踊り*、グランド・アダージョ* *=世界初録音
宇田川杰子(ヴァイオリン)
ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
 イギリス、ロンドンで活躍する日本人ヴァイオリニスト、宇田川杰子が得意とするロシアン・レパートリーの新録音は、世界初録音7曲を含むハチャトゥリアン。
 ピアノ伴奏で演奏される世界初録音の「ノクターン」は哀愁を帯びている。

 2000年7月5日−6日の録音。

NIMBUS
NI 6270
(CD-R)
\2400→\2190
宇田川杰子が弾く、ブラームスとブルッフのヴァイオリン協奏曲
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 Op.26
宇田川杰子(ヴァイオリン)
チャールズ・マッケラス(指揮)
ロンドン交響楽団
 イギリス、ロンドンで活躍する日本人ヴァイオリニスト、宇田川杰子が弾く、ブラームスとブルッフのヴァイオリン協奏曲。
 Chandosで発売し(CHAN 8974)廃盤になっていたタイトルがNimbusより復活!!
 指揮は今は亡き巨匠チャールズ・マッケラス!

 1989年5月21日&23日の録音。

NI 6299
(CD-R)
\2400→\2190
宇田川杰子
 バロック・インスピレーションズ

  タルティーニ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ ト短調《悪魔のトリル》
   (世界初録音)
  ヴィヴァルディ:無伴奏ヴァイオリンのためのプレリュード《アンダンテ ハ短調》
   (世界初録音)
  シュターミッツ:ヴァイオリン協奏曲変ロ長調(世界初録音)
  クライスラー:ヴィヴァルディの様式によるヴァイオリン協奏曲ハ長調
  ヴィターリ:ヴァイオリンと管弦楽のためのシャコンヌ ト短調
宇田川杰子(ヴァイオリン)
ニコラス・クレーマー(指揮)
スコットランド室内管弦楽団
 無伴奏ヴァイオリン版 《悪魔のトリル》 !!

 イギリス、ロンドンで活躍する日本人ヴァイオリニスト宇田川杰子が弾く、無伴奏ヴァイオリン版の世界初録音となる「悪魔のトリル」やヴィヴァルディのヴァイオリン・ソナタRV.8(Op.2-7)からのトランスクリプションなどを収録した意欲作。指揮はチェンバロ奏者としてのキャリアをスタートし、70年代にイギリス室内管弦楽団を弾き振りし名声を博したニコラス・クレーマー。オーケストラはLinn Recordsでもお馴染みのスコットランド室内管弦楽団。17世紀から20世紀までの作品を宇田川杰子が華麗に弾き分ける。2014年4月15日−16日、5月23日の録音。

 ※Nimbus Allianceは高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




 


NI 6317
(CD-R)
\2400→\2190
フェルツマン、シルヴェストロフ・インスパイア作品集!
トリビュート・トゥ・シルヴェルストロフ
 C.P.E.バッハ:アンダンテ・コン・テネレッツァ イ短調
 シューベルト:ピアノ小品イ長調
 シューベルト(シルヴェストロフ編):結婚ワルツ
 シルヴェストロフ:キッチュ・ミュージック
 スカルラッティ:ソナタ ロ短調 K.87
 ショパン:練習曲変ホ短調 Op.10-6
 シルヴェストロフ:メロディー
 ワーグナー(シルヴェストロフ編):ポストリューディア
 シルヴェストロフ:2つのワルツ
 シューマン:ダヴィット同盟舞曲集より
  第14番変ホ長調、第2番ロ短調
 シルヴェストロフ:メッセンジャー
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
 孤高の天才、フェルツマン、シルヴェストロフ・インスパイア作品集!

 旧ソ連での音楽活動禁止、アメリカへの亡命、レーベルの移籍など、幾多の試練を乗り越えた孤高の天才ピアニスト、ウラディミール・フェルツマン。ウクライナのリーディング・コンポーザー、ヴァレンティン・シルヴェストロフ(1937−)をテーマに、C.P.E.バッハからスカルラッティ、シューベルト、ショパン、シューマン、ワーグナーを組み合わせ、1つのアルバムとして完成させた名盤がNimbus Allianceから登場。

 ※録音:2004年12月16日、ニューヨーク
 ※Nimbus Alliance、Nimbusは高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

NI 6318
(CD-R)
\2400
ニック・ヴァン・ブロスの第4弾、
 シューマンの傑作「クライスレリアーナ」「交響的練習曲」

  シューマン:
   クライスレリアーナ Op.16
   交響的練習曲 Op.13
ニック・ヴァン・ブロス(ピアノ)
 タチアナ・ニコラーエワから「ピアニストとして完成品」と激賞されたイギリスのピアニスト、ニック・ヴァン・ブロス。
 J.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」、「協奏曲集」、ショパンの「ピアノ・ソナタ第3番」、そしてベートーヴェンの「ディアベッリ変奏曲」と欧米各国で好レビューを博してきたニック・ヴァン・ブロスの第4弾では、シューマンの傑作「クライスレリアーナ」と「交響的練習曲」を取り上げる。
 トゥレット症候群特有の、規則性をもって繰り返し物に触れたがる衝動が優れた演奏に結びついた、特別なシューマンです。

 ※録音:2014年10月3日、2015年4月13日−14日、ワイアストン・レイズ(モンマス)
 


NI 6319
(CD-R)
\2400→\2190
ユリウス・ベルガー(チェロ)
インスパイアード・バイ・モーツァルト

 ベートーヴェン:
  モーツァルトの《魔笛》の「娘か女か」の主題による
   12の変奏曲ヘ長調 Op.66、
  モーツァルトの《魔笛》の「恋を知る男たちは」の主題による
   7つの変奏曲変ホ長調 WoO.46
 モーツァルト:チェロとピアノのためのアダージョ K.580a
 F.X.モーツァルト:ピアノとチェロのためのグランド・ソナタ ホ長調 Op.19
 ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
ユリウス・ベルガー(チェロ)
マルガリータ・ヘーエンリーダー(ピアノ)
 ヤニグロとロストロポーヴィチから教えを受けたドイツのベテラン・チェリスト、ユリウス・ベルガー。ベートーヴェンの「モーツァルトの主題による変奏曲」やW.A.モーツァルトの末子、フランツ・クサヴァー・モーツァルトの作品など、モーツァルトにまつわる珠玉のチェロ作品集。

 ※録音:2015年1月16日−18日&3月16日−18日、ドイツ




ARCANA


A 389
\2500
ストラデッラ:
 オラトリオ『サン・ジョヴァンニ・クリゾストモ』

  (聖ヨハネス・クリソストムス)〜全2部のオラトリオ
アリアンナ・ヴェンディテッリ(S)
マッテオ・ベロット(B)
ノラ・タブシュ(S)
アンドレア・デル・カルロ指揮
アンサンブル・マーレ・ノストルム
           (古楽器使用)
 暗殺された「17世紀イタリアのオルフェウス」、ストラデッラのさらなる傑作オラトリオが現代に!
 17世紀イタリア・ローマを中心に活躍するも、自身が招いた女性問題から、最期は刺客の手により斃れた悲劇の天才作曲家ストラデッラ。
 彼のあり余る才能は、キリスト教的なオペラともいうべきオラトリオでも存分に発揮されています。この作品の舞台は、古代・東ローマ帝国—−語り手に導かれ、聖者ヨハネス(ジョヴァンニ)と皇后エウドゥシアとの生々しい対話が物語を進めます。
 この聖者と皇后“主役”ふたりのあいだに生じる激しい葛藤が、両者の音楽的対話を通じて縦横無尽に表現されてゆきます。これはいわばストラデッラが生きた「今」、17世紀ローマを包んでいた対抗宗教改革の空気そのものをを、古代世界というスクリーンにありありと映し出したもの——5人の独唱者と通奏低音のみという簡素な演奏編成と侮るなかれ、ガンバ、チェロ、アーチリュート、テオルボ、ハープ、チェンバロ、オルガンと充実多彩な通奏低音陣がドラマティックな歌を支えます。
 ストラデッラのオラトリオではメジャーレーベルからも録音が出ている『洗礼者ヨハネ』が有名ですが、それに劣らぬ迫力を持つこの知られざる傑作—−同じ地中海諸国の気鋭演奏陣(RicercarやAlphaに名盤多数の面々!)が、作品の魅力を否応なしに盛り上げてやみません。ご注目下さい!




LAUDA



LAU015
\2500→\2290
「惑星王」のため音楽
〜17世紀スペイン・バロックの音楽世界〜

 翼のある天使が来られた〜聖母マリアのビリャンシーコ
 幸せに生まれた私の子よ〜クリスマスの歌
 もっと!ああ、信心を〜憐れみのビリャンシーコ
 無謀な蝶〜御聖体の二重唱(器楽演奏)
 ああ、愛よ!ああ、欠乏よ!〜独唱のトノス
 ゆっくり、慎重に
 神々しいアナルダ〜人間の二重唱
 我が声を聞け〜御聖体の二重唱(器楽演奏)
 夜明けを讃える時に〜聖母マリアのビリャンシーコ
 至高の神を仰ぎ見る〜受難のビリャンシーコ
 輝く松明〜御聖体のビリャンシーコ
 そして私はパンを愛する〜神聖の二重唱(器楽演奏)
 溜め息をついて〜人間のレチタティーボ
 ああ、愛する心よ〜人間のトナダ
 燃えて輝く星と花〜聖母マリアの歌
 天のパンが〜御聖体のトノ
 ああ、どんな嘆きが
アルベルト・レカセンス指揮
ラ・グランド・シャペル
      (古楽器使用)
 “太陽の沈まぬ王国”—−スペインの栄光が傾く頃、艶やかに宮廷を彩った、躍動感あふれるビリャンシーコバッハやヘンデルが生まれた1685年に亡くなった17世紀スペインの作曲家、フアン・イダルゴ。前時代のルネサンス期にあれほど隆盛を極めたスペイン音楽も、17世紀のバロック期に入ると、すっかり鳴りをひそめてしまったかのように思われているかもしれませんが、さにあらず!
 スペイン王国の国勢こそ衰退へと向かいつつありましたが、文化の面ではまだまだ、太陽の沈まぬ王国で、隣国ポルトガルさえ併合したイベリア半島の覇者として、イタリア南部や新大陸まで含めた広大な帝国を従え、活気あふれる文化融合の時代を送っていました(セルバンテス『ドン・キホーテ』もこの世紀の初頭に書かれています)。
 そんな時代のイベリア半島を統べた「惑星王」フェリペ4世と、続くカルロス2世に仕えたイダルゴは、宮殿火災で多くの楽譜が焼失してしまいましたが、辛うじて残された作品からもその才能は存分にわかります。キリストの誕生をテーマを歌うビリャンシーコ、トノス(世俗歌曲)...大変親しみやすい俗謡をベースにしながら 、洗練された歌唱と器楽の数々の素晴しさ!
 洗練されながらも熱っぽさを失わない演奏により、スペイン・バロックという失われていたパズルのピースを埋めるに足りる、貴重な一枚!




RICERCAR



RIC 107
(8CD+BOOK)
\7500→\6990
「知る」喜びと「聴く」楽しみ
 モンテヴェルディの時代
   〜1600年前後のイタリア100年、ルネサンスからバロックへ

CD1
1.ルッツァスキ:悲しみを知らぬ者
2.アゴスティーニ:ああ、恋の苦き甘さよ
3.作曲者不詳:聞け、森よ、我が甘き言葉を
「ラ・ペッレグリーナ」幕間音楽より
 4.カヴァリエーリ:最も高い球
 5.マルヴェツィ:おお、幸運な日よ
 6.ぺーリ:そして濁った波間で
 7.カヴァリエーリ:おお、このような新しい奇跡が
カッチーニ:オペラ「エウリディーチェ」より
 8.:第1 幕第2 場 その鬱蒼とした茂みのために
 9.:第1 幕第2 場 酷い死よ
 10.:第2 幕第4 場 毒のある岸よ
 11.:第3 幕第5 場 私の歌に喜んで
モンテヴェルディ:オペラ「オルフェーオ」より
 12.:トッカータ
 13.:力強い霊よ
モンテヴェルディ 「マドリガーレ集」より
 14.:私が私の生命を愛しても(第1 巻)
 15.:まだ陽は昇っていなかった 第1 部 (第2 巻)
 16.:そして女は嘆息しながら言った 第2 部 (第2 巻)
 17.: 星に向かって彼は打ち明けた(第4 巻)

CD2
モンテヴェルディ:「マドリガーレ集」より
 1.:ああ、美しい太陽に向かうように (第5 巻)
 2.:あなたを愛しています、私の生命よ(第5 巻)
 3.:美しい乙女 (音楽の戯れ、1607)
4.カッチーニ:麗しのアマリッリ
5.カッチーニ:翼持つ愛の神よ
6.ペーリ:天国はどこに
7.ペーリ:目よ、心の泉、涙を流す目よ
8.フランチェスカ・カッチーニ:この世でもっとも愛らしく美しい
(オペラ「ルッジェーロの救出より」)
9.ディンディア:私の詩を読む人へ
10.ディンディア:貴女の憔悴に憔悴する
11.ランディ:全ての動物に
モンテヴェルディ:「マドリガーレ集」より
12.:アリアンナの嘆き(音楽の戯れ、1632)
13.:バッロ (第8 巻「つれない女たちのバッロ」より )
14.: ああ、なんと多くてむずかしい! (第8 巻「つれない女たちのバッロ」より 最終場 )
15:さて 愛する亡骸よ(第6 巻「愛する女の墓にながす恋人の涙」より第六部)
16.:さようなら、美しいフロリダ(第6 巻)
17.:リラの調べを合わせて(第7 巻)
18:苦しみが甘美なものならば(音楽の戯れ、1632)

CD3
モンテヴェルディ:「マドリガーレ集」より
 1.:西風は帰り(第9 巻)
 2.:タンクレーディとクロリンダの戦い〜抜粋(第8 巻)
 3.:ニンフの嘆き(第8 巻)
 4.:今や天も地も(第8 巻)
5.フェラーリ.:彼女はぼくにすっかり夢中で
6.ストロッツィ:何ができるのだ?
7.マリーニ:暗い洞穴
8.カリッシミ:傷つけられた苦しみ
9.マラッツォーリ:ごきげんよう、新しい四月よ
10.マッツォッキ:できるならば光を崇めよ
11.フレスコバルディ:さあ、行け、恋文よ
12.フレスコバルディ:そよ風がやさしく吹けば
13.フレスコバルディ:
 これほどまでに、あなたはわたしをさげすむのか(パッサカリアのアリア)

CD4
1.ベッリ:音楽劇「悲嘆にくれるオルフェーオ」より第3インテルメーディオ
2-5.ランディ:オペラ「オルフェーオの死」より第4幕と第5幕抜粋
6-8.マッツォッキ:オペラ「アドニスの鎖」より第 5 幕抜粋
9-11.ランディ:オペラ「聖アレッシオ」より第 2幕抜粋
カヴァッリ:オペラからシンフォニアとアリア
12.:「テーティとペレオの結婚」より5 声のシンフォニア
13.:「スタティーラ」より、我が故郷のメンフィスよ
14.:「エレーナ」より、私はアマゾンではない
15.:「ジャゾーネ」より、ああ、私に何ができよう
16.:「イペルメストラ」より、これぞ大いなる不幸
17.:「ジャゾーネ」より、この魔法の洞穴で
18.:「エリオガバロ」より、私はあなたを抱き締める

CD5
宗教音楽
 1.ガブリエーリ:集いにて
 2.ガブリエーリ:甘美なイエス、父の御姿よ
 3.ヴィアダーナ:おお、主イエス・キリストよ
 4.モンテヴェルディ:6声のミサ曲より、アニュス・デイ
 5.モンテヴェルディ:めでたし天の女王
 6.モンテヴェルディ:7声のグローリア
 7.モンテヴェルディ:主をほめ讃えよ
 8.フレスコバルディ:モニカの調べによるミサ曲より、グローリア
 9.ジェズアルド:おお、すべての人よ
 10.カプアーナ:死者のためのミサ曲より、入祭唱
 11.カリッシミ:ミサ曲 「高き舟端より舟綱を解き」 より、アニュス・デイ
 12.グランディ:ああ、あなたは何と美しい
 13.マッツォッキ:苦い涙
 14.バンキエッリ:女よ、なぜ泣いているのか
 15.サンチェス:悲しみの聖母

CD6
1.メールラ:さあ眠りなさい(子守歌による宗教的カンツォネッタ)
2.カッツァーティ:恵み深い救い主の母よ
3.カッツァーティ:それは偉大な戦いであった
4.サンチェス:めでたし、海の星
5.マリーニ:ミゼレーレ
6.カヴァリエーリ:オラトリオ「魂と肉体の劇」より、第 2 幕抜粋
7.カリッシミ: オラトリオ「ソロモンの審判」より、冒頭
カリッシミ:オラトリオ「イェフタ」より
8.:山へ行き
9.:イスラエルびとよ嘆き悲しみなさい
器楽曲:カンツォーナ、ソナタ、バッロ
10.ダッラ・カーサ:宝石よりも金よりも(チプリアーノ・デ・ローレ原曲)
11.ボヴィチェッリ:別れの時は(チプリアーノ・デ・ローレ原曲)
12.バッサーノ:シュザンヌはある日(オルランドゥス・ラッスス原曲)
13.ガブリエーリ:12声のカンツォーナ第 17番

CD7
1.マリーニ:6声のカンツォーナ第 8番
2.フレスコバルディ:カンツォーナ、ラ・ベルナルディーナ
3.モンテヴェルディ:
 「聖なるマリアよ、われらのために祈りたまえ」によるソナタ
4.S.ロッシ:対話形式によるソナタ、ラ・ヴィエーナ
5.ブオナメンテ:「大公の舞踏会」による 3声のソナタ
6.ファリーナ:ソナタ、ラ・ファリーナ
7.デ・セルマ・イ・サラベルデ:独奏ファゴットのためのファンタジア
8.カステッロ:2本のコルネットとトロンボーンのためソナタ第12番
9.フレスコバルディ:「ラ・ロマネスカ」によるカンツォーナ
10.マリーニ:4声のパッサカリア
11.メールラ:チャッコーナ
12.レグレンツィ:4声のソナタ第 2番
13.ウッチェリーニ:ソナタ第 12番、満足したルチミニア
14.レグレンツィ:ソナタ、ラ・フォスカリ
15.カヴァッリ: 3声のソナタ
16.マリーニ:バレット第 3番
17.マリーニ: コッレンテ第 2番
18.マリーニ:ザラバンダ第 3番
カプスベルガー: バッロ第 4番より
19.:ウシータ
20.:バッロ
21.:コッレンテ
L.アレグリ:バッロ、ラ・セレーナより
22.:バッロ
23.:コッレンテ

CD8
1.ファンティーニ:帝国のエントラーダ
2.ファンティーニ:トランペットとオルガンのためのソナタ第1番
3.トロンベッティ:平和を与えたまえ
多声楽器のための器楽曲
フレスコバルディ:「音楽の花束」主日のミサより
4.:主日のミサの前のトッカータ
5.:クレドの後のリチェルカーレ
6.:聖体奉挙のためのトッカータ第3 番
7.フレスコバルディ:ラ・ペゼンティによるカンツォーナ
8.フレスコバルディ:リチェルカーレ第 1番
9.フレスコバルディ:バッサ・フィアメンガによるカプリッチョ
10.フレスコバルディ:トッカータ第 9番
11.フレスコバルディ:パッサカリアによる 100 のパルティータ
12.ピッキ:パッセメッツォ
13.ピッチニーニ: フランスのアリアによるパルティータと変奏
14.カプスベルガー:トッカータ第 1番
15.バルトロッティ:パッサカリア
16.トラバーチ:私を殺して
17.フレスコバルディ:アリアと変奏、ラ・フレスコバルダ
演奏者(ほぼ登場順、ごく一部重複/すべて古楽器使用)
《声楽曲》
ドゥニ・レザン=ダドル指揮/ドゥス・メモワール
バティスト・ロマン(リローネ)指揮/
ル・ミロワール・ド・ミュジーク
エマ・カークビー(ソプラノ)、
ナイジェル・ロジャーズ、アンドリュー・キング、
ロジャーズ・カヴィー=クランプ(テノール)
アンドリュー・パロット指揮/
タヴァナー合唱団&プレイヤーズ
ニコラ・アクテン(バリトン、テオルボ)指揮/
スケルツィ・ムジカーリ
ジル・ラパン、ジョエル・ラーエンス、
セルジュ・ティザック、フランソワ・フェヴリエ、
エルヴェ・ドフランス(ミュート・ナチュラルトランペッ
ト)
クラウディオ・カヴィーナ(カウンターテナー)指揮/
ラ・ヴェネシアーナ
ジャン・マルク・エメース(チェンバロ)指揮/
コンチェルト・ソアーヴェ
アンナ・レイノルト(メゾ・ソプラノ)、
トーマス・ダンフォード(アーチリュート)
マルコ・オルヴァ(バリトンとテオルボ)、
エリック・ベロック(ギター)
マリア・クリスティーナ・キーア(ソプラノ)、
ジャン・チュベリー指揮/ラ・フェニーチェ
エレン ・ハージス(ソプラノ)、ヒレ・パール(リローネ)、
ポール・オデット(キタローネ)、
アンドリュー・ローレンス・キング(ハープ)
ハイケ・ピヒラー=トローシッツ(ソプラノ)/
ラ・ヴィラネッラ・バーゼル
ジュディス・ネルソン(ソプラノ)、
ルネ・ヤーコプス(カウンターテナー)/
コンチェルト・ヴォカーレ
ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)
アルベルト・ラージ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)指揮/
アカデミア ・ストゥルメンターレ・イタリアーナ
ジル・フェルドマン(ソプラノ)、
ウィリアム・クリスティ指揮/
レザール・フロリサン
リナルドアレッサンドリーニ(チェンバロ)指揮/
コンチェルト・イタリアーノ
ヴァンサン・デュメストル(テオルボ)指揮/
ル・ポエム・アルモニーク
ルネ・ヤーコプス(カウンターテナー)、
コンラート・ユングヘーネル(テオルボ)
マリアーナ・フローレス(ソプラノ)、
レオナルド・ガルシア・アラルコン指揮/
カペラ・メディテラネア
マックス・ファン・エフモント(バス)、
コンラート・ユングヘーネル(テオルボ)
アンドレア・デ・カルロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)指揮/
アンサンブル・マーレ・ノストルム
マリアーナ・フローレス(ソプラノ)
レオナルド・ガルシア・アラルコン指揮/アンサンブル・クレマチス
フランソワーズ・ラセル指揮/
アンサンブル・アカデミア
ジャン・チュベリー指揮/ナミュール室内合唱団
アンリ・ルドロワ(カウンターテナー)
パオロ・ダ・コル指揮/アンサンブル・オデカトン
エリック・ファン・ネーフェル指揮/
カペラ・サンクティ・ミカエリス
フランツ・ラムル(オルガン)指揮/ハスラー・コンソート
ルイス・アントニオ・ゴンザレス(チェンバロ)指揮/
アンサンブル「閣下の楽師たち」(ロス・ムジコス・デ・ス・アルテーサ)
《器楽曲》
フランソワ・ジュベール=カイエ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
フィリップ・グリスヴァール(チェンバロ)
ステファニー・ド・ファイー(ヴァイオリン)指揮/
アンサンブル・クレマチス
ジャン・チュベリー(コルネット)指揮/ラ・フェニーチェ
レオナルド・ガルシア・アラルコン指揮/
カペラ・メディテラネア
ナミュール室内合唱団
ジェレミー・パパセルジオー(ファゴット)、
アンジェリーク・モイヨン(ハープ)
アンドレア・デ・カルロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)指揮/
アンサンブル・マーレ・ノストルム
エンリーコ・ガッティ(ヴァイオリン)指揮/
アンサンブル・アウローラ
アンサンブル・ロマネスカ
ヴァンサン・デュメストル(テオルボ)指揮/
ル・ポエム・アルモニーク
イジーノ・コンフォルツィ(トランペット)指揮/
トロンベ・アンティケ
コンチェルト・パラティーノ
ジャン=マルク・エメース(チェンバロ、オルガン)
ベルナール・フォクルール(オルガン)
ジーブ・ヘンストラ(チェンバロ)
グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
ナイジェル・ノース(キタローネ)
トーマス・ダンフォード(アーチリュート)
ペーター・ピータース(ギター)
クリスティーナ・プルハル(ハープ)
マリー・ブルニジアン(ハープ)

 西洋音楽が一番熱かった"アラウンド1600"〜時代を「聴き知る」究極のガイドブック

 ベルギーから全世界の古楽シーンを牽引するレーベル、Ricercar。その主宰者、ジェローム・ルジュヌ教授が満を持して新たに放つのは、豪華化粧箱に納められた、200ページを超す美麗装丁本1冊と8枚のCD——

 西洋音楽が、最も熱を帯びていた「時代」に焦点を当てた音のガイドブック!その主役は、ルネサンスとバロックを繋ぐ大作曲家...否、というよりも、そんな時代の枠組みを大きく超えて、西洋音楽史全体に高くそびえる巨峰であるとさえ言える大家、クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643)。
 しかし、それは彼という大きな山が、ただ孤立した絶壁のような存在であったということではなく、むしろ彼を取り巻く“裾野”を含めたすべてが、広くて深い豊饒さに満ちた大きな世界だったのです——

 そしてもちろん、彼の足跡だけに注目してみても、76歳という当時としては長命な人生のあいだ、多種多様にして深みのある作品の数々を認めることができます。
 このBOXには、「世俗声楽」、「オペラの誕生」、「宗教音楽」、「世俗の器楽」、「多声音楽の器楽」といったテーマごとに、モンテヴェルディの作品を主軸として、周辺作曲家たちの作品をあわせ、要点を衝いた見事な選曲がなされた8枚のCDが収められています。
 モンテヴェルディはルネサンス音楽の遺産を完璧なまでに受け継いで出発し、それを真摯に改良し続け、発明されたばかりのバロック音楽の手法を取り入れて、さらには比類なき創意工夫を大胆に加えて新しい時代を切り開いてきました。生涯にわたって8巻が出版されたマドリガーレ集を時系列で聴き、オペラの誕生という一大事件に立ち会うことで、そして新しい世紀、器楽も含めたすべてのジャンルが猛烈な勢いで発展していく様を目撃することで、この8枚のアルバムを通じ、西洋音楽史上の最も大きな転換期を生々しく目の当たりにすることができるでしょう。

 そうやってモンテヴェルディが生きた時代の全貌をいとも簡単に概観できるのは、ルジュヌ教授によって周到に考え抜かれた優れた選曲・構成のおかげであると言えます。
 その音源はRicercarだけに限らず、Alpha、Glossa、Zig-Zag Territoiresなど錚々たる古楽レーベルから手広く丁寧に集められたものばかり。個人が個々に音源を集めて聴き続けたとしても、ひょっとしたら「時代」のごく一部ですら、把握するのは覚束ないかもしれません。

 広くて深い魅惑に満ちたこの世界。これぞ、「知る」喜びと「聴く」楽しみを一挙両得できる究極のショートカットツール、利用しない手はありません。全力でお薦めします。




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

 

MELODIYA



MELCD 1002420
\2200→\1990
エレーナ・オブラスツォワが80年代に歌った
 スヴィリードフ生誕100周年記念盤の歌曲集。

  スヴィリードフ:
   アレクサンドル・ブロークの詞によるロマンスと歌曲/
   イコン/
   セルゲイ・エセーニンの詞「Cast off Russia」による
エレーナ・オブラスツォワ(メゾ・ソプラノ)
ゲオルギー・スヴィリードフ(ピアノ)
マカヴァラ・カラシュヴィリ(ソプラノ)
ウラディーミル・ミーニン(指揮)
モスクワ室内合唱団
 ボリショイ劇場のスターであり、ロシアを代表するメゾ・ソプラノの1人だったエレーナ・オブラスツォワが80年代に歌ったスヴィリードフの歌曲集。
 スヴィリードフの生誕100周年記念盤であり、今は亡きオブラスツォワの名唱を収めた貴重な録音である。

 1980年&1983年の録音。




OPUS蔵



OPK 7075
\2500→\2290
ラインスドルフ&クリーヴランド管による
 シューマンの「春」とドヴォルザークの第6番

  ドヴォルザーク:交響曲第6番 ニ長調 Op.60
  シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 Op.38「春」
エーリッヒ・ラインスドルフ(指揮)
クリーヴランド管弦楽団
 息をつかせぬ突進力!!ラインスドルフ&クリーヴランド管によるシューマンの「春」とドヴォルザークの第6番

 録音:1946 年12 月/クリーヴランド/原盤:US-Columbia LP

 本CD は1946 年にクリーヴランド管弦楽団の本拠、セヴァランス・ホールで録音されたラインスドルフによるドヴォルザークの交響曲第6 番とシューマンの「春」です。
 当時Columbia はLP 発売に備えて16 インチ(40cm)33 1/3rpm のアセテート盤に長時間録音していたそうです。
 この録音もアセテート盤使用と思いますが。数日の間にLP4、5 枚分を録音していますので、楽章ごとに録音するというより、全曲を一気に録音したのではないでしょうか。とすれば途中の中断もなく、ライヴ録音に近いものと言えるでしょう。
 ラインスドルフはLP 後期にダイレクトカッティングという演奏を直接LP 原盤に刻むことをしていますが。これはこのときの録音の記憶があったからでしょうか。
 本CD の演奏は息をつかせぬ突進力が聴きものです。またそれについていくクリーヴランド管弦楽団の技術・馬力も凄いものです。ラインスドルフはオーストリア・ハンガリー帝国生まれのユダヤ人で、後にトスカニーニの助手にもなっていますが、演奏はトスカニーニの影響というより、ドラティにも通じるものがあります。(OPUS 蔵 相原了)




PRAGA DIGITALS


PRD 250324
\2900
プリムローズの芸術
 (1)モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調K.364
 (2)ベルリオーズ:イタリアのハロルド〜第3楽章「セレナード」
 (3)バルトーク:ヴィオラ協奏曲
 (4)ウォルトン:ヴィオラ協奏曲(オリジナル版)
ウィリアム・プリムローズ(Va)
(1)ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
 イズラー・ソロモン(指揮)
 RCA ビクター交響楽団
(2)シャルル・ミュンシュ(指揮)
 ボストン交響楽団
(3)ティボル・シェルイ(指揮)
 新交響楽団
(4)ウィリアム・ウォルトン(指揮)
 フィルハーモニア管弦楽団
 ヴィオラの魅力満喫、プリムローズの至芸

 録音:(1)1956年10月2日ニューヨーク (2)1958年3月31日ボストン (3)1951年 (4)1946年7月22-23 日ロンドン/Genuine Stereo/77’ 42”

 CD ジャケット、解説書、盤面には「GENUINE STEREO(正真正銘ステレオ)」と明示されていますが、年代から見てもオリジナルはモノラル。
 ヴィオラを主役楽器として認識させた名手プリムローズの貴重な録音を集めたアルバム。
 モーツァルトとベルリオーズはRCA 原盤、ウォルトンはEMI 原盤ですが、入手容易となって大歓迎と申せましょう。
 ウォルトンは作曲者自身、バルトークは補筆完成者が指揮を受けもっているのも貴重です。
 

PRD 250318
\2900
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲
 (1)第10番変イ長調Op.118
 (2)第11番ヘ短調Op.122
 (3)第12番変ニ長調Op.133
 (4)第13番変ロ短調Op.138
ベートーヴェン四重奏団
 【ドミートリー・ツィガーノフ、
  ニコライ・ザバヴニコフ(Vn)、
  フョードル・ドゥルジーニン(Va)、
  セルゲイ・シリンスキー(Vc)】
 ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲を

 (1)1966年1月10日モスクワ(ライヴ) (2)1969年3月25日モスクワ(ライヴ) (3)1969年3月25日モスクワ(ライヴ) (4)1971年1月27日レニングラード(ライヴ)/Genuine Stereo/81’ 39”

 ショスタコーヴィチの15 曲ある弦楽四重奏曲のうち、第1 番と15 番以外の13 曲のを世界初演したベートーヴェン四重奏団。
 ショスタコーヴィチの私小説か日記のような存在である弦楽四重奏曲を共同制作者級に熟知する彼らの演奏は、ちょうど交響曲におけるムラヴィンスキー盤のように、このうえなく貴重。
 ここでは第2 ヴァイオリンがザバヴニコフに代わってからのコンサートから4 曲。CD の表示によれば、1966 年から71 年までの放送用ステレオ・ライヴとのことですが、11 番と13 番はメロディアから発売されているものと同一演奏。10 番と12 番は初出と思われます。
 構築性と説得力はその後のどの団体も真似のできない凄さ。ショスタコーヴィチ・ファン必聴のアルバムです。




STERLING


CDA 1802/1803-2
(2CD)
\5200
シヴ・ヴェンベリ 〜 偉大なるプリマドンナ Vol.6
 ヴェルディ:歌劇 《仮面舞踏会》
シヴ・ヴェンベリ(ソプラノ)
エリ・クラス(指揮)
スウェーデン王立歌劇場管弦楽団、他
 スウェーデンの偉大なるソプラノ、シヴ・ヴェンベリの貴重な録音集。
 第6弾は、1985年に録音されたヴェルディの「仮面舞踏会」全曲。

 Sterlingは初回入荷が少なく完売してしまうこともあるのでご容赦ください。

 ※録音(ライヴ):1985年12月16日




<国内盤>


ALPHA


Alpha 210
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
橋をかけてゆく 〜祖国から、向こう側へ〜
 アイスラー:『ハリウッド歌曲集』
        (ハリウッド・ソングブック)より

  〔小さなラジオに/亡命者の風景/春/
   その町は、天使にちなんで名づけられ/
   1942年の食糧庫/カリフォルニアの秋〕
 プロコフィエフ:
  ピアノ協奏曲 第2番
  ヴァイオリン協奏曲 第1番
  ピアノ・ソナタ 第6番「戦争ソナタ第1番」 より

   編曲:ギヨーム・ド・シャシ—
ギヨーム・ド・シャシ—(ピアノ)
ローラン・ナウリ(バス=バリトン)
トマ・サヴィ(クラリネット)
アルノー・キュイジニエ(コントラバス)
 ドイツと、ソ連と。祖国を離れた作曲家たちは、異国で何を思ったか?メロウな編曲で、ジャンル間にも橋を。
 Alphaレーベルが「白シリーズ」を中心に、新時代的なジャンル越境型の音楽をさまざまに提案、ECMやWinter&Winterなどの個性派レーベルとともに新しい欧州音楽のありかたを世に知らしめてきたことは、ご存知のとおり。
 このアルバムはしかし、意外にもAlphaがこれまで手がけてこなかったユーロ・ジャズ界隈の音楽—−やはり昨年後半からのAlphaは間違いなく新境地に入った感が!
 中核を占めるのはギヨーム・ド・シャシ—、1964年生まれのジャズ・ピアニスト。父はニューオリンズ出身のクラリネット奏者だったそうですが、そのプロジェクトはしばしば知的なセンスに彩られ、これまでにも現代音楽シーンでのコラボレーションなどもこなしており、Alphaでのアルバム作りというのはある意味ごく自然な巡りあわせだったといえます。
 テーマは「越境」—−ロシアからアメリカへ、あるいはドイツからアメリカへ渡ったプロコフィエフとアイスラーの曲をベースに、自由なアレンジ(といってもドラムぬきで、クラリネットとウッドベースに歌が入るクラシカルな編成)で描き出されるメロウな世界に、稀代のフランス随一の多面的なオペラ&リート歌手ナウリが静かな美声を添えてゆく...流し聴くにも一興。解説訳付。



 

RICERCAR


MRIC 355
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
チプリアーノ・デ・ローレの音楽世界
           〜俗世の音楽を中心に〜

 デ・ローレ:
  ①この旅立ちにさいしても、なお
  ②わが苦しみよ、弱まるな ③5声のシネ・ノミネ
  ④わたしは歌おう、恋について ⑤「シュザンヌはある日」による器楽曲
  ⑥「笛の調べはシチリアの歌」による器楽曲 ⑦わたしの小さな心臓は
  ⑧ごきげんよう、天の皇后 ⑨天使は、羊飼いたちに言いました
 カベソーン:
  ⑩「この旅ちにさいしても、なお」による器楽曲
  ⑪「この旅立ちにさいしても、なお」による器楽曲
 ボヴィチェッリ:⑫「この旅立ちにさいしても、なお」による器楽曲
 シュミット&A.ガブリエーリ:⑬「この旅立ちにさいしても、なお」による器楽曲
 ファレーズ:⑭「わが苦しみよ、弱まるな」による器楽曲
 バッサーノ:
  ⑮「わたしは歌おう、恋について」による器楽曲
  ⑯「この旅立ちにさいしても、なお」による器楽曲
  ⑰「この旅立ちにさいしても、なお」による器楽曲
 ダッラ・カーザ:
  ⑱「この世を、軽い小枝のようなものと思うな」
  ⑲「いかなる宝玉も、いかなる精度の高い金も」による器楽曲
レオナルド・ガルシア・アラルコン指揮
カペラ・メディテラネア(古楽器使用)、
ナミュール室内合唱団
Ens.ヴォクス・ルミニス(古楽器使用)
Ens.クレマチス(古楽器使用)
Ens.ラシェロン(古楽器使用)
マリアナ・フローレス、
ジュリエット・ペレ(S)
ジャン・チュベリー(zk)
キント・ガト(テオル
ケ゛)
 古楽好きには垂涎!「Anchor che…」の原曲と編曲が続々、一番知りたかったこの作曲家の粋を、多面的にルネサンスからバロックにかけての器楽曲アルバムに、やたらと出てくる「デ・ローレのAnchor che da partireによる〜」という編曲作品。
 バッサーノやガブリエーリらバロックの重要作曲家たちも編曲しているので、演奏会やアマチュアの合わせでもしばしば話題に上るものの、その原曲なるものをきちんと聴く機会は意外にありません。
 しかし実は2015年がその原作者の歿後450周年ということで、古楽大国ベルギーを代表する重要小規模レーベルRicercarがやってくれました——この謎めいた「イタリアで活躍したネーデルラント楽派の大家」チプリアーノ・デ・ローレの作品だけでCD1枚、徹底分析!すでに同様の「名ばかり有名な」イザークの作品集が今年前半で静かにヒットしてくれたところ、この種の単体作曲家のアイテムには需要があるはず(とくにデ・ローレは上述の理由で、また意外に宗教曲以外はCD録音もないため、注目度は高いと思われます!)。
 上記の有名曲のアレンジもバッサーノ、ガブリエーリ、カベソーン...とさまざまな地域の作曲家が手がけた鍵盤ヴァージョンやコルネット独奏などで聴け、ルネサンス特有の「変奏にこそ芸術性がある」の粋を多面的に味わえる構成なのも嬉しいところ。
 もちろん充実解説の日本語訳に声楽曲は訳詞も添付、この巨匠を知るうえでとても貴重な1枚...どうぞお見逃しなく!


<映像>


BELVEDERE(映像)



BELVED 08009
(3Blu-ray)
\7200→\6590
ブラームス・チクルス/ ウェルザー= メスト & クリーヴランド管
 DISC1 (96+24分)
  ブラームス:
   大学祝典序曲Op.80/
   ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
    (ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン))/
   交響曲第4番ホ短調Op.98
     収録:2014年1月セヴェランス・ホール、クリーヴランド(ライヴ)
     ボーナス:フランツ・ウェルザー=メスト、ユリア・フィッシャーのインタビュー
 DISC2 (116分)
  ブラームス:
   交響曲第1番ハ短調Op.68/
   交響曲第2番ニ長調Op.73/
   交響曲第3番ヘ長調Op.90
     収録:2014年9月ムジークフェラインザール、ウィーン、ライヴ(第2& 3番)、
      2014年9月ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン、ライヴ「BBCプロムス2014」(第1番)
 DISC3 (129+24)
  ブラームス:
   ハイドンの主題による変奏曲Op.56a/
   ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15*/
   悲劇的序曲Op.81/
   ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83*
    (イエフィム・ブロンフマン(ピアノ)*)
    収録:2014年2月セヴェランス・ホール、クリーヴランド(ライヴ)
    ボーナス:フランツ・ウェルザー=メスト、イエフィム・ブロンフマンのインタビュー
フランツ・ウェルザー=メスト(指揮)
クリーヴランド管弦楽団
BELVED 08005
(3DVD)
\7200→\6590
 ウェルザー=メスト & クリーヴランド管によるブラームス・チクルスが映像で発売!クリーヴランド、ウィーン、ロンドン3 箇所で収録!

 (3Blu-ray)画面:1080i-HD 16:9、音声:DTS-HD Master Audio5.1、PCM ステレオ、字幕:独(ボーナスのみ/ 言語:英)、リージョン:All
 (3DVD)画面: 16:9 NTSC、音声:DTS5.1、DD5.1、PCM ステレオ、字幕:独(ボーナスのみ/ 言語:英)、リージョン:All

 ウェルザー=メストが2002 年から音楽監督を務めているクリーヴランド管とのブラームス・チクルスの映像。収録はクリーヴランド、ウィーン、ロンドンの3 箇所で行われました。
 ブラームス・チクルスの幕開けは、2014 年1 月本拠地クリーヴランドのセヴェランス・ホール。交響曲第4 番、そしてソリストにユリア・フィッシャーを迎えてヴァイオリン協奏曲が演奏されました。
 交響曲第4 番は、ブラームス円熟期の作品であり、教会旋法やパッサカリア主題など古い様式を用い、ブラームスが到達した様式美がふんだんに盛り込まれています。
 ウェルザー=メストは、過度な表情は抑えられ、細部をなめらかに磨き上げ、自然な呼吸で丁寧で音楽を作り上げていきます。就任13 年の手兵との息もぴったりと合い、のびのびとした演奏が繰り広げられています。そしてヴァイオリン協奏曲。ユリア・フィッシャーは一音一音を大切に弾き分け、音楽の輪郭をはっきりとさせ、演奏に説得力を持たせています。
 オケもブラームスのオーケストレーションの綾を楽しむような音楽づくりを行っており、フィッシャーの演奏を好サポートしています。
 続く2 月には、イエフィム・ブロンフマンを迎えピアノ協奏曲1 番、2 番が演奏されました。ブロンフマンは堂々とした風格を漂わせ、その悠然とした演奏はオケから自然と熱気を引き出し、全体として力強い印象を与えています。特に第1 番の冒頭は、ブラームス特有の重厚な響きを圧倒的な迫力、雄大なスケールで聴かせてくれます。
 ともに演奏された「ハイドンの主題による変奏曲」と「悲劇的序曲」も、クリーヴランド管の肩に余分な力の入っていない、躍動的な演奏を披露しています。
 最後は同年9 月にBBC プロムスで演奏された交響曲1 番とウィーン、ムジークフェラインザールで演奏された第2、3 番の映像。2014 年のBBC プロムスは各オーケストラによるブラームス・チクルスが行われ、ブダペスト祝祭管による交響曲第3 番と第4 番を引き継ぎ、クリーヴランド管は第1 番と第2 番を演奏しました。
 この映像は、その時の交響曲第1 番。ブラームスは、この第1 番の交響曲を21 年という長い歳月を費やし作曲。その作曲期間の長さを示すような充実した内容で、「ベートーヴェンの交響曲第10 番」とも評されています。
 そして、ウィーン、ムジークフェラインザールで行われた第2 & 3 番。ウェルザー=メストは、この演奏の直前、ウィーン国立歌劇場音楽監督を突然辞任すると発表し大きなニュースとなりました。
 さらに、ウェルザー=メスト、フィッシャー、ブロンフマンのインタビュー映像も入っており、演奏観、作品観についてたっぷりと語っているのも見逃せません。
















12/10(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



CAVI MUSIC



4260085533374
\2700→\2490
シューマン弾きトビアス・コッホによる
 シューマン&ヒラーのピアノ五重奏曲

  シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調Op.44
  ヒラー:ピアノ五重奏曲 ト長調Op.156
トビアス・コッホ(フォルテピアノ)
ケルン・プレイエル四重奏団(ピリオド楽器使用)
 【インゲボルク・シェーラー(ヴァイオリン)
  ミレナ・シェーラー(ヴァイオリン)
  アンドレアス・ゲルハルドゥス(ヴィオラ)
  アンドレアス・ミュラー(チェロ)】
 録音:2014年10月/ロベルト・シューマン・ハウス(ツヴィッカウ)/66’04
 フォルテピアノ:ヴィルヘルム・ヴィーク、ドレスデン、1860年頃

 2004 年にケルンで結成された注目のピリオド楽器演奏団体、ケルン・プレイエル四重奏団が、時代楽器の名手トビアス・コッホとシューマンとヒラーのピアノ五重奏曲を収録しました。
シューマンのピアノ五重奏曲は、シューマンの室内楽作品の中でも人気の高い曲。室内楽の年(1842 年)に作曲され、妻クララに捧げられています。
 作曲の翌年にはライプツィヒ・ゲヴァントハウスで、クララ・シューマンによるピアノ演奏で公開初演されました。音楽はシューマンらしい卓越したロマンティシズムが織り込まれ、どの楽章にもメランコリックな表情が色濃くあらわれています。録音は、シューマンの生家、ツヴィッカウのシューマン・ハウスで行われました。ここにはクララの叔父にあたるヴィルヘルム・ヴィーク製作のピアノが展示されており、定期的にコンサートも行われています。録音にはそのフォルテピアノを使用しています。
 カップリングは、シューマンと親交のあった同時代の作曲家フェルディナント・ヒラー(1811-1885) のピアノ五重奏曲。
 ヒラーは音楽について幅広い知識をもち、19 世紀の最も影響力のあった音楽学者F=J. フェティスからも「当代最高のドイツの音楽家」と称され、作曲者としてだけではなく、ピアニスト、指揮者、教育者としても優れた才能を発揮しました。15 歳の頃にはフンメルの弟子となり、ベートーヴェンの死の際にも立ち会っています。その後パリに渡り華やか社交界で交友関係を広げ、ヨーロッパ各地を巡り、1843-44 年ライプツィヒのゲヴァントハウスで指揮者を務め、この頃にシューマンと出会っています。
 シューマンはヒラーに「ピアノ協奏曲イ短調」を献呈するなど深い親交がありました。2015 年は彼の没後130 年にあたり、再評価も進んでおり、研究熱心なトビアス・コッホによりこの度、非常にハイ・レベルな演奏者たちによって録音されました。ヒラーはピアノの名手であり、ピアノ五重奏曲でもその知識と技巧から生み出される多彩なアイデア、卓越した構築力で作品を作り上げています。
 

4260085533404
\2700
キルヒナー編曲ブラームスピアノ三重奏を
 トリオ・ジャン・パウルが魅力的に演奏

  ブラームス:
   弦楽六重奏曲第1番変ロ長調Op.18
    (キルヒナー編曲による、ピアノ三重奏版)
   弦楽六重奏曲第2番ト長調Op.36
    (キルヒナー編曲による、ピアノ三重奏版)
トリオ・ジャン・パウル
 【エックハルト・ハイリガース(ピアノ)、
  ウルフ・シュナイダー(ヴァイオリン)、
  マルティン・レール(チェロ)】
 録音:2014年10月ケルン、ドイツ放送室内楽ザール/73’24

 ヨーロッパ屈指の三重奏団トリオ・ジャン・パウルによるブラームス。テオドール・キルヒナーが、ブラームスの弦楽六重奏曲をピアノ三重奏用に編曲した版を演奏しています。
 当時は、編曲作品も広く普及しており、弦楽六重奏曲はピアノ4 手版も存在します。ピアノ三重奏版を編曲したキルヒナーは、シューマン夫妻やブラームスとも親交があり、才能を認められていましたが、浪費癖や賭博癖があり音楽家としては成功することはできませんでした。
 しかし、この編曲版はブラームス自身も高く評価していた作品でした。深みのあるハーモニーで音楽を追求するトリオ・ジャン・パウルの演奏で、作品に新たな輝きを与えています。




EM RECORDS


EMRCD 030
\2500

夢の影 〜
 ケリー、バックス、サマヴェル:
  ヴァイオリンとピアノのための作品集

   アーサー・サマヴェル:
    2本のヴァイオリンとピアノのための《バッハに関する2つの会話》
     (世界初録音)
   フレデリック・セプティマス・ケリー:
    ヴァイオリン・ソナタ ト長調 《ガリポリ》(世界初録音)
   アーノルド・バックス:ヴァイオリン・ソナタ第2番

ルパート・マーシャル=ラック(ヴァイオリン)
マシュー・リッカード(ピアノ)
 知られざるイギリス音楽満載!

 イギリスの見過ごされてきた作品を発掘するイングリッシュ・ミュージック・フェスティヴァル(English Music Festival)の自主レーベル「EM Records」。
 これまでも、同レーベルより様々な知られざるイギリスのヴァイオリン作品を紹介してきたルパート・マーシャル=ラックによる新録音は、サマヴェル、バックス、ケリーによる、いずれも第1時世界大戦期の1915年に作曲されたヴァイオリンとピアノのための作品。ケリーの「ガリポリ・ソナタ」は、美しくも素朴な作品だが、多くの犠牲者を出した「ガリポリの戦い」の戦火の中で書かれている。

 ※録音:2014年11月19日−20日、ワイアストン・コンサート・ホール(モンマス)
 ☆レコード芸術12月号「海外盤REVIEW」掲載!(P.181)
 

EMRCD 031
\2500
ザ・ムーン・セイルズ・アウト 〜
 ガーニー、スコット、ヴェナブルズ:チェロとピアノのための作品集

  シリル・スコット:チェロ・ソナタ(世界初録音)
  イアン・ヴェナブルズ:
   マルヴァーンにて Op.24a(世界初録音)、エレジー Op.2、
   ザ・ムーン・セイルズ・アウト Op.42(世界初録音)、
   イット・レインズ Op.33a(世界初録音)、ポエム Op.29
  アイヴァー・ガーニー:チェロ・ソナタ ホ短調(世界初録音)
  シリル・スコット:子守歌 Op.57-2
リチャード・ジェンキンソン(チェロ)
ベンジャミン・フリース(ピアノ)
 ダンテ弦楽四重奏団、フリース・ピアノ四重奏団、トリオ・ヴォーチェのメンバーや、イノヴェーション・チェンバー・アンサンブルの芸術監督など、多くの室内楽シーンで活躍するリチャード・ジェンキンソン。
 世界初録音となる、スコットとガーニーのチェロ・ソナタ、そしてイアン・ヴェナブルズ(b.1955)によるチェロとピアノのための小品を収録。

 ※録音:2014年11月26日−27日、CBSOセンター(バーミンガム)
 ☆レコード芸術11月号「海外盤REVIEW」掲載!(P.191)
 

EMRCD 032-3
(2CD)
\5000
セット・イン・シルヴァー
 エイヴィソン:協奏曲イ長調 Op.9-11
 パーセル:弦楽のためのシャコンヌ ト短調
 クライヴ・ジェンキンス:パストラーレとアレグロ
 ウォルトン:「ヘンリー5世」より 弦楽のための2つの小品
 ポール・ルイス:ロサ・ムンディ
 ダンクワース:マリポーサス
 ハロルド・ダーク:ブラザー・ジェームズの歌による瞑想
 ブルックス:弦楽のためのアダージョ《トゥ・マイ・ラヴ》
 エルガー(ビル・ソープ編曲):愛の挨拶
 ブリッジ:クリスマス・ダンス
 ジョン・クリストファー・スミス: 劇音楽「妖精たち」より 序曲
 ソーンリー・ヘッド:アリア(世界初録音)
 リチャード・マッジ:協奏曲第5番変ロ長調
 アイアランド(グレアム・パレット編曲):
  カヴァティーナ、バガテル(世界初録音)
 ディーリアス(クライヴ・ジェンキンス編曲):伝説(世界初録音)
 アンドルー・M・ウィルソン:トロス・アン・トレイス(世界初録音)
 クライヴ・ジェンキンス:
  テムズ・リフレクションズ(世界初録音)、
  タルト・オ・シトロン(世界初録音)
チェンバー・アンサンブル・オヴ・ロンドン
ピーター・フィッシャー(指揮)
 パーセルやジョン・クリストファー・スミスから19世紀、20世紀の作曲家まで、英国音楽の栄光を弦楽アンサンブルで辿る。
 弦楽アンサンブル編曲されたエルガーの「愛の挨拶」や、ディーリアスの「伝説」、アイアランドの「バガテル」なども収録。

 ※録音:2006年1月31日−2月1日(CD1)&2015年1月10日−11日(CD2)




HALLE

CDHLL 7536
\2100→\1890
ハレ管弦楽団のエルガー!威風堂々!
 エルガー:
  歌曲集《海の絵》Op.37
  交響的前奏曲《ポローニア》Op.76
  行進曲《威風堂々》第1番ニ長調 Op.39-1
  行進曲《威風堂々》第2番イ短調 Op.39-2
  行進曲《威風堂々》第3番ハ短調 Op.39-3
  行進曲《威風堂々》第4番ト長調 Op.39-4
  行進曲《威風堂々》第5番ハ長調 Op.39-5
マーク・エルダー(指揮)
ハレ管弦楽団
 黄金期を迎えたイギリス、マンチェスターの雄、ハレ管弦楽団とマーク・エルダー。
 定評のある両者の英国音楽の中でも、特に高い評価受け続けてきたエルガー。「ジェロンティアスの夢」、「神の国」や「使徒たち」といった名演に続くのは、「海の絵」と「威風堂々」!
 作品の魅力をさらに際立たせるアリス・クートの名唱、長き伝統が息づく「威風堂々」。知られざる傑作「ポローニア」のカップリングも嬉しいところ。

 2012年2月−2014年8月の録音。




HUSH COLLECTION


HUSH 010
\2500
ソングス・ウィズ・ストリングス
 L・グリゴリアン:ディスタンス
 S・グリゴリアン:ウィリアム・ローズの主題による幻想曲
 L・グリゴリアン:イルミネイテッド
 ショーン・リグニー:プレイヤー・フラッグス・イン・ブライト・ウィンド
 E・グリゴリアン:ソング・フォー・イリーナ
 ベンジャミン・ノーシー:バトン&ポケット
 リューク・ハワード:パン
 チャイコフスキー(E・グリゴリアン編):四季より 4月
 モンポウ(W・ラヴレディ編):ショパンの主題による変奏曲第8変奏
 ショーン・リグニー:ケイプ・オヴ・グッド・ホープ

スラヴァ・グリゴリアン(ギター)
レオナルド・グリゴリアン(ギター)
ハッシュ・チェンバー・ストリングス
ベンジャミン・ノーシー(指揮)

 オーストラリアのHUSH音楽財団によるHush Collectionは、難病に苦しむ子どもと親を支援するため、プロのミュージシャン達がボランティアで参加し製作され、オーストラリア各地の病院で使用されている。
 第10弾は、オーストラリアの天才ギター兄弟デュオ、スラヴァ&レオナルド・グリゴリアンを招いて贈る癒やしの音楽。

 ※録音:2010年6月、メルボルン
 

HUSH 011
\2500
ルミナス 〜 インスパイアード・バイ・モーツァルト
 モーツァルト:
  クラリネット協奏曲イ長調 K.622より 第2楽章〔p〕
  交響曲第40番ト短調 K.550より 第1楽章〔p, vn, vc, b, ds〕
  アイネ・クライネ・ナハトムジークより
   第1楽章〔p〕、第2楽章〔vc, p〕、第3楽章〔p, vn, vc〕、
   第4楽章〔p, vn, string quartet〕
  ピアノ協奏曲変ロ長調 K.595より
   第2楽章〔p, string quartet〕、第3楽章〔p〕
  歌劇《魔笛》 より序曲〔p, b, ds, strings〕
  ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467より 第2楽章〔p, b, ds〕
  ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調 K.454より 第2楽章〔vn, p〕
  ピアノ・ソナタイ長調 K.331より
   第1楽章〔accordion, vn〕、第1楽章〔p〕
ジョー・チンダモ(ピアノ、アコーディオン)
ゾーイ・ブラック(ヴァイオリン)
サラ・キュロー(ヴァイオリン)
キャロライン・ヘンベスト(ヴィオラ)
ジョセフィン・ヴェインズ(チェロ)
ダニエル・ファルジア(パーカッション)
フィリップ・レックス(コントラバス)
 メルボルンのジャズ・ピアニスト、作曲家のジョー・チンダモを迎えたモーツァルト・アルバム。すべてチンダモのジャジーなアレンジで、ピアノ・ソロから室内楽まで様々な編成によるモーツァルトの名曲が楽しめる。
 

HUSH 012
\2500
マーク・アイザックス:たのしい川べ ジェフリー・コリンズ(フルート)
アンドルー・フォード(ナレーション)
ディミティ・ホール(ヴァイオリン)
マーク・アイザックス(ピアノ)、他
 クラシック、ジャズの両面で活躍するピアニスト&コンポーザーのマーク・アイザックスによる、イギリスの名作児童文学「たのしい川べ(原題:The Wind in The Willows)」に基づく作品。イギリス生まれ、オーストラリアの作曲家であり作家、ラジオ・プレゼンターのアンドルー・フォードがナレーションを担当。
 オーストラリアン・アンサンブルのメンバーでありアデレード交響楽団の首席フルート奏者、ジェフリー・コリンズの美しい音色がフィーチャーされている。




Egidius Streiff 第2弾


SC1501
\3200
クラウス・フーバー/弦楽四重奏曲集
 クラウス・フーバー:弦楽4重奏曲第1番2番
  Intarsimile for Violin (エギディウス・ストライフ)(vn)
3g Quartet
Egidius Streiff(vn)(エギディウス・ストライフ)
Daphne Schneider(vla)
Walter Grimmer(vc)
Mariana Doughty(vla)
クラウス・フーバー(1924年11月30日 ベルン - )は、スイスの現代音楽の作曲家
2015.2.15.16 録音 スイス・チューリッヒ ラジオ放送
 

SC1502
\3200
エギディウス・ストライフ・プレイズ・マックス・レーガー
 マックス・レーガー:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番
 マックス・レーガー:前奏曲とフーガ op.117;6,7,8,3
(エギディウス・ストライフ)(vn)




PIANO CLASSICS



PCL 0099
\1400
J.S.バッハ:トッカータ集
 BWV.910〜BWV.916
アレッサンドロ・デリャヴァン(pf)

 デリャヴァン、抱腹絶倒の演奏姿、どうぞ。

 バッハ Partita No. 5 in G Major, BWV 829
https://vimeo.com/129402500






<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

.

MELO CLASSICS



MC 1034
(9CD+1DVD
4枚価格)
\8000→\6990

「モニク・デ・ラ・ブリュショルリ生誕100周年記念録音集」
モニク・デ・ラ・ブリュショルリ(ピアノ)
CD1(69:43)
 (1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
  (サン=サーンスによるカデンツァを使用)
 (2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73 「皇帝」
(1)アンドレ・クリュイタンス(指揮)
 パリ音楽院管弦楽団
 1943年5月14日,
  パリ VOXによるスタジオ録音(未刊行)
(2)レオポルト・ルートヴィヒ(指揮)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 1948年6月20日,ベルリン
  (ベルリン放送によるライブ録音)
CD2(67:48)
 (1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23
 (2)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調Op.30
(1)ヨーゼフ・デュンヴァルト(指揮)
 ヴュルテンベルク国立管弦楽団
 1946年5月7日,シュトゥットガルト
  (南ドイツ放送による放送用スタジオ録音)
(2)エルネスト・アンセルメ(指揮)ボストン交響楽団
 1951年12月14日,ボストン(ライヴ録音)
CD3(72:54)
 (1)ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21
 (2)サン=サーンス:
  ピアノ協奏曲第5番 ヘ長調 Op.103「エジプト風」
 (3)フランク:交響的変奏曲 嬰ヘ短調
(1)イオネル・ペルレア(指揮)コロンヌ管弦楽団
 1955年10月4日,
  パリ VOXによるスタジオ録音(未刊行)
(2)イオシフ・コンタ(指揮)ルーマニア国立放送管弦楽団
 1966年12月16日,ブカレスト
  (ルーマニア放送によるライヴ録音)
(3)エミル・シモン(指揮)
 クルジュ・フィルハーモニー交響楽団
  (現トランシルヴァニア国立フィルハーモニー管弦楽団)
 1966年12月18日,クルジュ
  (ルーマニア放送によるライヴ録音)

CD4(76:28)
 (1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
 (2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488
 (3)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 K.545
 (4)D.スカルラッティ(タウジヒ/フィリップ編):
  ソナタ ニ短調 K.9/ソナタ ホ長調 K.20
 (5)ハイドン:ピアノ・ソナタ ホ短調 Hob.XVI:34

(1)ジャン・フルネ(指揮)
  フランス国立放送管弦楽団
 1956年12月17日,パリ(RTFによるライヴ録音)
(2)アールパード・ゲーレツ(指揮)ローザンヌ室内管弦楽団
 1963年3月7日,ローザンヌ
  (スイス・ロマンド放送による放送用スタジオ録音)
(3)1952年12月14日、ミュンヘン
 バイエルン放送による放送用スタジオ録音
(4)1950年10月,パリ NIXAによるスタジオ録音
(5)1947年10月22日,ロンドン HMVによるスタジオ録音
CD5(61:31)
 (1)バッハ:ピアノ協奏曲 ニ短調 BWV1052
 (2)バッハ:オルガン協奏曲 ニ短調 BWV596(ピアノ演奏)
 (3)フィリップ:
  バッハのコラール「イエスよ、あなたの四肢となった人たちを」
  (カンタータ「神の子が現れた」BWV40第8曲)
   に基づくピアノ編曲
 (4)バルバストル:ロマンス ハ長調
 (5)ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:35
 (6)クレメンティ:ピアノ・ソナタ ニ長調 Op.26-3
(1)ヨーゼフ・デュンヴァルト(指揮)
 ヴュルテンベルク国立管弦楽団
 1948年5月16日、シュトゥットガルト
  (南ドイツ放送による放送用スタジオ録音)
(2)1946年6月24日,ベルリン
 (ベルリン放送による放送用スタジオ録音)
(3)1965年11月19日、ハム(家族所蔵の音源 ライヴ録音)
(4)(5)1961年5月19日,ミュンヘン
 (家族所蔵の音源 スタジオ録音)
(6)1965年2月2日,ヘーヒスト
 (家族所蔵の音源 ライヴ録音)
CD6(73:17)
 (1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 Op.13 「悲愴」
 (2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
 (3)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110
 (4)ベートーヴェン:エコセーズ 変ホ長調 WoO 83
 (5)シューベルト(フィリップ編):
  36の独創的な舞曲 Op.9 D.365—第19番,第20番
 (6)シューベルト:
  感傷的なワルツ D.779 Op.50および
   高雅なワルツ集 D.969 Op.77からの自由な抜粋
 (7)メンデルスゾーン:ロンド・カプリチョーソ ホ長調 Op.14
 (8)メンデルスゾーン:無言歌 イ長調 Op.62-6 「春の歌」
 (9)メンデルスゾーン:無言歌 ハ長調 Op.67-4 「紡ぎ歌」
 (10)ブラームス:ワルツ第2番 ホ長調 Op.39-2
 (11)ブラームス:ワルツ第6番 嬰ハ長調 Op.39-6
(1)1961年5月19日,ミュンヘン
 (家族所蔵の音源 スタジオ録音)
(2)1965年11月22日,カールスルーエ
 (家族所蔵の音源 ライヴ録音)
(3)1965年2月2日,ヘーヒスト
 (家族所蔵の音源 ライヴ録音)
(4)1965年11月19日,ハム(家族所蔵の音源 ライヴ録音)
(5)1947年5月22日,ロンドン(HMVによるスタジオ録音)
(6)1965年11月19日,ハム(家族所蔵の音源 ライヴ録音)
(7)1954年11月21日,リューベック
 (家族所蔵の音源 ライヴ録音)
(8)1965年11月22日,カールスルーエ
 (家族所蔵の音源 ライヴ録音)
(9)1959年,ドイツ(家族所蔵の音源 ライヴ録音)
(10)(11)1950年11月14日,ミュンヘン
 (バイエルン放送による放送用スタジオ録音)
CD7(79:03)
 (1)ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
 (2)ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
 (3)ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49
 (4)ショパン:バラード ヘ短調 Op.52
 (5)ショパン:
  ワルツ イ短調 Op.34-2/
  ワルツ 変ニ長調 Op.64-1 「小犬のワルツ」/
  ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2/ワルツ ロ短調 Op.69-2/
  ワルツ 変ト長調 Op.70-1/
  ワルツ 変ニ長調 Op.70-3/ワルツ ホ短調
 (6)ショパン:ワルツ 変イ長調 Op.42
 (7)ショパン:
  マズルカ ヘ短調 Op.7-3/マズルカ 嬰ハ短調 Op.63-3
(1)1965年2月2日,ヘーヒスト
 (家族所蔵の音源 ライヴ録音)
(2)1952年12月14日,ミュンヘン
 (バイエルン放送による放送用スタジオ録音)
(3)1955年10月4日,
 パリ VOXによるスタジオ録音(未刊行)
(4)1965年11月22日,カールスルーエ
 (家族所蔵の音源ライヴ録音)
(5)1956年4月28日,ハンブルク
 (北ドイツ放送による放送用スタジオ録音)
(6)1954年11月21日,リューベック
 (家族所蔵の音源 ライヴ録音)
(7)1962年2月6日,ミュンヘン
 (家族所蔵の音源 スタジオ録音)
CD8(71:40)
 (1)シューマン:アラベスク ハ長調 Op.18
 (2)シューマン:ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調 Op.11
 (3)シューマン:謝肉祭 Op.9 (スフィンクスを除く20曲)
 (4)プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第3番 イ短調 Op.28
 (5)プロコフィエフ:トッカータ ハ長調 Op.11
 (6)ファリャ:火祭りの踊り
(1)1965年11月22日,カールスルーエ
 (家族所蔵の音源 ライヴ録音)
(2)1966年12月8日,ブカレスト
 (ルーマニア放送によるライヴ録音)
(3)1965年1月13日,パリ
 (RTFによる放送用スタジオ録音)
(4)-(6)1965年11月19日,ハム
 (家族所蔵の音源 ライヴ録音)
CD9(77:35)
 (1)イベール:小さな白いロバ
 (2)ダカン:かっこう
 (3)ヴィラ=ロボス:道化人形
 (4)サン=サーンス:トッカータ Op.111-6
 (5)シマノフスキ:変奏曲 Op.3
 (6)バルトーク:民謡による3つのロンド Sz.84—第1番
 (7)ショスタコーヴィチ:
  バレエ「黄金時代」からのポルカOp.22b-3
 (8)ドビュッシー:
  雨の庭/亜麻色の髪の乙女/レントより遅く
 (9)ドビュッシー:沈める寺
 (10)ヴァリアー:トッカータ
 (11)デュティユー:ピアノ・ソナタ
 (12)アンドレ・ペイレーニュによる
  ブリュショルリへのインタビュー
 (13)ヴィルヘルム・ケンプによるブリュショルリの思い出
 (14)オイゲン・ヨッフムによるブリュショルリの思い出
(1)1948年6月16日,ベルリン
 (ベルリン放送による放送用スタジオ録音)
(2)1948年6月24日,ベルリン
 (ベルリン放送による放送用スタジオ録音)
(3)1948年6月16日,ベルリン
 (ベルリン放送による放送用スタジオ録音)
(4)1951年11月17日,ミュンヘン
 (バイエルン放送による放送用スタジオ録音)
(5)1952年12月14日,ミュンヘン
 (バイエルン放送による放送用スタジオ録音)
(6)1954年11月21日,リューベック
 (家族所蔵の音源 ライヴ録音)
(7)1961年5月19日,ミュンヘン
 (家族所蔵の音源 スタジオ録音)
(8)1966年12月8日,ブカレスト
 (ルーマニア放送によるライヴ録音)
(9)(10)1966年12月18日,クルジュ
 (ルーマニア放送によるライヴ録音)
  ※ブリュショルリの最後の演奏会のライヴ録音
(11)1950年頃,パリ(家族所蔵の音源 スタジオ録音)
(12)1972年11月2日,パリ
 (家族所蔵の音源 放送用スタジオ録音)
(13)(14)1973年5月19日,ミュンヘン
 (バイエルン放送による放送用スタジオ録音)
ボーナスDVD(32:25)
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23
アンドレ・ヴァンデルノート(指揮)
RTFフィルハーモニー管弦楽団
1963年2月16日,パリ (RTFによる放送用スタジオ収録)
(リージョン・コード:0、NTSC、4:3、LPCM MONO)
 事故に巻き込まれるほんの数時間前の演奏も収録モニク・デ・ラ・ブリュショルリ 生誕100周年記念録音集!

 録音:1943-1966 年、650m + DVD 32'25

 フランスの名ピアニスト、モニク・デ・ラ・ブリュショルリ(1915—1972)の生誕100周年を記念して、meloclassicが素晴らしい録音集を刊行した。
 ブリュショルリはパリに生まれ、幼くして目覚しい楽才を発揮し、1930年代後半から精力的に活躍、大変な人気を誇った。しかし1966年12月18日、ルーマニアでの楽旅の移動中に交通事故に遭い、51歳で引退。残された商業録音が少なかったことから幻の名ピアニストとして生前から伝説的存在だった。近年、再評価が進んでいる。
 今回meloclassicが発売する650分もの録音集には、いくつかの商業録音(未刊行録音を含む)や放送局の録音に加え、ブリュショルリの家族が保管していた秘蔵音源も多数含まれており、初出音源が非常に多い。その中には彼女が事故に巻き込まれるほんの数時間前の演奏も含まれている。
 もちろん演奏そのものもたいへんに素晴らしく、活気に満ちていながら気品も高いというブリュショルリの稀有な特徴が幅広い曲で発揮されているのを実感できる。
 さらにチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番というお宝映像や、インタビュー、ケンプとヨッフムの回想も貴重だ。ブリュショルリの娘、ディアヌ・デ・ラ・ブリュショルリの解説(仏語およびその英語訳)も、家族だからこその情報が含まれている。ブリュショルリに興味がある人はもちろん、広くピアノを愛する人に聞いてほしい内容である。







OTAKEN RECORDS



TKC-366
\2500→\2290
フルトヴェングラー晩年様式が理想的な音で聴ける!
 ルガーノの田園 & K.466 見本盤復刻!

  (1)ベートーヴェン:交響曲 第6番 ヘ長調Op.68「田園」
  (2)モーツァルト:ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調K.466
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(2)イヴォンヌ・ルフェビュール(ピアノ)
 録音:1954 年5 月15 日 ルガーノでのライブ録音/原盤:白レーベル非売品見本盤

 「ルガーノの田園」と言えば、これまであまり良い音のレコード、CDに出会えませんでした。レコードはモヤモヤ、モコモコ感があり、CD はデジタル臭が強く、キンキンしていました。
 今回の復刻に使用した白レーベル非売品見本盤の音は、シャキッとしてそれでいてアナログ独自のナチュラルさにも欠けるところのない、まことに理想的なものでした。この盤で聴きますと、テンポが遅いと言われる「ルガーノの田園」 が、決してもたれることなく、前へ前へと進んで行き、実際の時間より速く感じられる程です。又、率直な読みと平明な表現を旨とする「軽み」(かろみ) とも言うべき、巨匠晩年様式が、如実に現れているのも、この盤の特徴といえましょう。巨匠が最期にたどり着いた世界は、わびさびではなく、若さも色もある、これから又何かが始まるような境地であったことが、想起されます。
 尚、同日演奏されたK.466 は、フルトヴェングラー最高のモーツァルトであるばかりか、今日でもK.466 のベストとする方々も少なくない名演奏です。併せご堪能くださいませ。
 (オタケンレコード 太田憲志)


<メジャー・レーベル>
 

DG


4810576
\2300
※再掲載
レティシア・モレノ/ヴァイオリンとピアノの為のスペイン音楽
 トゥリーナ:サンルカルの娘の詩(幻想曲)Op.28
 ファリャ(パウル・コハンスキ編):スペイン民謡組曲
  (7つのスペイン民謡〜6曲)
 グラナドス:ヴァイオリン・ソナタ H.127
 ラナドス(レティシア・モレノ編):
  スペイン舞曲集 Op.27〜アンダルサ(No.5)
 エルネスト・アルフテル(1905-1989):ドゥルシネアへのセレナード
 ファリャ(クライスラー編):歌劇「はかない人生」より スペイン舞曲
 トルドラ:6つのソネット〜 露のソネット
 アルベニス(クライスラー編):スペイン Op.165〜タンゴ(No.2)
 サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
 ガルシア・ロルカ(レティシア・モレノ編):
  スペイン古謡集〜セビリャの子守歌
レティシア・モレノ(Vn)
アナ・マリア・ベラ(P)
 安くなったので再掲載。

 メータ、ゲルギエフ、ドゥダメルが認める逸材!
 録音:2013年2月16-18日、エミール・ベルリナー・スタジオ、ベルリン、ドイツ
 レティシア・モレノは1985年スペインのマドリードに生まれ、ザハール・ブロン(マドリードのソフィア王妃高等音楽学校およびケルン音楽大学)他に師事したヴァイオリン界の逸材。来年1月に来日公演も予定されています。

 来日公演⇒
  2016年1月20日(水) 午後1時半開演 宗次ホール 
  2016年1月22日(金) 午後7時開演 武蔵野市民文化会館 小ホール (チケット完売)
 

4811338
\2300
※再掲載
レティシア・モレノ&テミルカーノフのショスタコーヴィチ!
 1)ショスタコーヴィチ: ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 Op.77
 2)ショスタコーヴィチ/ドミートリー・ツィガーノフ&レーラ・アウエルバッハ編曲:
  24の前奏曲とフーガ Op.34a より
   Nos.1-3, 6-8, 10-13, 15-22, 24(ヴァイオリンとピアノのための版)
レティシア・モレノ(Vn)
ユーリー・テミルカーノフ指揮
サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団(1)
ラウマ・スクリデ(ピアノ)(2)
レティシア・モレノ&テミルカーノフのショスタコーヴィチ!
 上記のスペイン・アルバムでスペイン魂を炸裂させたレティシア・モレノ。第2作目ではショスタコーヴィチに対峙しています。
 テミルカーノフ&サンクト・ペテルブルク・フィルとの共演で、スペインから世界へその実力を見せつけました。前奏曲とフーガでは第7曲のみアウエルバッハ版を使用。
 レティシア・モレノは1985年スペインのマドリッドに生まれ、ザハール・ブロン(マドリッドのソフィア王妃高等音楽学校およびケルン音楽大学)他に師事。ラウマ・スクリデは1982年ラトヴィアのリガ生まれ。姉バイバのヴァイオリンとのデュオによる 録音がSony Classical から発売されています。録音:2013年7月 サンクトペテルブルク(1)、2014年8月 スペイン(2)




DECCA



4789466
(35CD)
\15000→\13990
《シャルル・デュトワ/モントリオール・イヤーズ》

【CD1】
 ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲)[録音:1980年]/
【CD2】
 ラヴェル:ボレロ、道化師の朝の歌、スペイン狂詩曲、ラ・ヴァルス[録音:1981年]/
【CD3】
 ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」「恋は魔術師」[録音:1981年]/
【CD4】
 サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調Op.78 「オルガン付き」,
 ショーソン:交響曲 変ロ長調Op.20[録音:1982年, 1995年]/
【CD5】
 ラヴェル:
  ピアノ協奏曲ト長調, 左手のための協奏曲ニ長調〜
   パスカル・ロジェ(P),
  古風なメヌエット, 海原の小舟,
  バレエ「ジャンヌの扇」より ファンファーレ[録音:1982年]/
【CD6】
 レスピーギ:
  交響詩「ローマの松」「ローマの祭り」「ローマの噴水」[録音:1982年]/
【CD7】
 ラヴェル:
  マ・メール・ロワ、亡き王女のためのパヴァーヌ、
  組曲「クープランの墓」、高雅にして感傷的なワルツ[録音:1983年]/
【CD8】
 R=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」Op.35、スペイン奇想曲Op.34[録音:1983年]/
【CD9】
 オッフェンバック:バレエ「パリの喜び」,
 グノー:歌劇「ファウスト」より バレエ音楽[録音:1983年]/
【CD10】
 ベルリオーズ:
  幻想交響曲、序曲「ローマの謝肉祭」、序曲「海賊」、
  序曲「宗教裁判官」[録音:1984年, 1995年]/
【CD11】
 ストラヴィンスキー:
  バレエ音楽「春の祭典」、管楽器のための交響曲[録音:1984年]/
【CD12】
 スッペ:序曲集〜
  「軽騎兵」「ファティニッツァ」「ウィーンの朝、昼、晩」「怪盗団」
  「美しいガラテア」「詩人と農夫」「スペードの女王」[録音:1984年]/
【CD13】
 ストラヴィンスキー:
  バレエ音楽「火の鳥」、幻想的スケルツォOp.3,
  幻想曲「花火」Op.4[録音:1984年]/
【CD14】
 ムソルグスキー:
  「ホヴァーンシチナ」序曲、交響詩「はげ山の一夜」,
  組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編)、
 R=コルサコフ:「ロシアの復活祭」序曲[録音:1985年]/
【CD15】
 メンデルスゾーン:
  劇付随音楽「夏の夜の夢」(抜粋)、序曲「フィンガルの洞窟」、
  序曲「美しいメルジーネの物語」、序曲「ルイ・ブラス」[録音:1986年]/
【CD16】
 ホルスト:組曲「惑星」[録音:1986年]/
【CD17】
 ストラヴィンスキー:
  バレエ音楽「ぺトルーシュカ」、交響詩「うぐいすの歌」、
  オーケストラのための4つのエチュード[録音:1986年]/
【CD18】
 ビゼー:「アルルの女」第1&2組曲、「カルメン」第1&2組曲[録音:1986年]/
【CD19】
 フォーレ:
  レクイエムOp.80〜
  キリ・テ・カナワ(Sp) シェリル・ミルンズ(Br)、
  組曲「ペレアスとメリザンド」Op.80, パヴァーヌOp.50[録音:1987年]/
【CD20】
 バルトーク:
  管弦楽のための協奏曲,
  弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽[録音:1987年]/
【CD21】
 シャブリエ:楽しい行進曲、
 デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」、
 シャブリエ:狂詩曲「スペイン」、
 サティ:2つのジムノペディ、
 サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」より バッカナール、
 ビゼー:小組曲「子供の遊び」、
 トマ:歌劇「レーモン」序曲、
 イベール:喜遊曲(室内オーケストラのための) [録音:1987年]/
【CD22】
 ドビュッシー:管弦楽のための映像、夜想曲[録音:1988年]/
【CD23】
 ドビュッシー:
  交響詩「海」、バレエ「遊戯」、
  交響的断章「聖セバスティアンの殉教」、
  牧神の午後への前奏曲[録音:1989年]/
【CD24】
 フランク:交響曲ニ短調、
 ダンディ:フランス山人の歌による交響曲〜
  ジャン=イヴ・ティボーデ(P) [録音:1989年]/
【CD25-26】
 チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」全曲[録音:1991年]/
【CD27-28】
 チャイコフスキー:
  バレエ音楽「くるみ割り人形」全曲,
  オーロラ姫の結婚(ディアギレフ版)[録音:1992年]/
【CD29】
 イベール:
  交響組曲「寄港地」、フルート協奏曲、
  モーツァルトへのオマージュ、交響組曲「パリ」、
  バッカナール、ボストニアーナ、ルイヴィル協奏曲〜
   ティモシー・ハッチンズ(Fl) [録音:1992年]/
【CD30】
 ドビュッシー:
  交響組曲「春」、「子供の領分」(カプレ編曲)、レントより遅く[録音:1994年]/
【CD31】
 ビゼー:
  序曲イ長調、組曲「美しきパースの娘」、
  交響曲ハ長調、序曲「祖国」[録音:1995年]/
【CD32】
 オルフ:カルミナ・ブラーナ[録音:1996年]/
【CD33】
 リスト:ハンガリー狂詩曲第2番ハ短調 S.359-4(ミュラー=ベルクハウス編)、
 ドヴォルザーク:スラヴ狂詩曲第3番変イ長調 Op.45-3、
 アルヴェーン:スウェーデン狂詩曲第1番 Op.19「夏至の徹夜祭」、
 エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番Op.11-1、
 グラズノフ:オリエンタル狂詩曲Op.29[録音:1996年]/
【CD34】
 ピアソラ:
  アディオス・ノニーノ、天使のミロンガ、
  バンドネオンとギターのための二重協奏曲、オブリビオン、
  3つのブエノスアイレス・タンゴ風楽章、
  ダンサ・クリオージャ、タンガーソ[録音:2000年]/
【CD35】
 テオドラキス:
  アダージョ
   (フルート、ストリング・オーケストラ、パーカッションのための)、
  バレエ組曲「ゾルバ」(抜粋)、
  バレエ組曲「謝肉祭」から3つの小品[録音:2004年]
シャルル・デュトワ(指揮)
モントリオール交響楽団、
モントリオール合唱団
 デュトワ80歳記念、モントリオール交響楽団との録音を全て収録した限定ボックス
 1935年Les Concerts Symphoniquesとして結成され、1954年より「モントリオール交響楽団」となった名門オーケストラ。歴代首席指揮者にはマルケヴィチやメータなどが名を連ねていました。
 そして1977年にシャルル・デュトワが音楽監督に就任。楽団員を大きく入れ替えてオーケストラを鍛え上げた結果、磨き抜かれた美しい響きと確かな技術が「フランスのオーケストラよりフランス的なオーケストラ」と称され、世界的な名声を獲得するに至りました。
 2016年に80歳を迎えるデュトワを記念して、彼がモントリオール交響楽団を指揮したDecca録音演奏を全て収録したBOXが完成。
 各ディスクはオリジナル・ジャケット・デザインを使用。ブックレットには、デッカ副社長だったRay Minshull氏と、ジャーナリストAndrew Stewart氏による書き下ろしライナーノーツを収録。
 ボックスの大きさは、13cm x 13cm x 9cm。(900g)
 なおデッカは、今後モントリオール交響楽団と音楽監督ケント・ナガノとの録音を進めていく予定です。



 

PHILIPS



4788977
(50CD)
\20000→\18990
《フィリップス・クラシックス〜ザ・ステレオ・イヤーズ》

【CD1】
 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47, 4つのユモレスクOp.89〜
  サルヴァトーレ・アッカルド(Vn) コリン・デイヴィス(指揮) ロンドン交響楽団[録音:1979年],
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35〜
  サルヴァトーレ・アッカルド(Vn) コリン・デイヴィス(指揮) BBC交響楽団[録音:1975年]/
【CD2】
 シューマン:女の愛と生涯Op.42,
 シューベルト:
  緑の中の歌D.917, 蝶々D.633, 夜鶯に寄せてD.497,
  夜鶯にD.196, うずらの鳴き声D.742, 野外でD.880,
  鳥たちD.691, 漁師の歌D.881, 茂みD.646, 林にてD.738〜
   エリー・アーメリンク(Sp) ダルトン・ボールドウィン(P) [録音:1973年],
 シューマン:リーダークライスOp.39〜
  エリー・アーメリンク(Sp) イェルク・デムス(P) [録音:1979年]/
【CD3】
 ベートーヴェン:
  ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37,
  ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58〜
   クラウディオ・アラウ(P)
   ベルナルト・ハイティンク(指揮) ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団[録音:1964年]/
【CD4】
 リスト:超絶技巧練習曲S.139,
 リスト:ヴェルディの『アイーダ』より「神前の踊りと終幕の二重唱」S.436〜
  クラウディオ・アラウ(P) [録音:1976, 1971年]/
【CD5】
 ヘンデル:
  カンタータ『ルクレツィア』HWV.145,
  歌劇『ロデリンダ』より「何処にいるの、愛しい人よ」,
  歌劇『アリオダンテ』より「暗く不吉な夜が過ぎると」,
  歌劇『セルセ』より「オンブラ・マイ・フ」,
  歌劇『ヘラクレス』より「私はどこへ逃げよう?」,
  歌劇『アタランタ』より「優しき森よ」,
  オラトリオ『ヨシュア』より「ああ! もし私がユバルのリラを手にし」,
 グルック:
  歌劇『アルチェステ』より「よみじの神々よ」,
  歌劇『思いがけない巡り会い』より
   「未だ見ぬ人よ」「あなたにもっと幸運を」,
  歌劇『パリーデとエレーナ』より
   「愛しき水辺」「ああ、私のやさしい情熱が」「美しい面影」「あなたを忘れて」,
  歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』より
   「なんと天は澄み」「エウリディーチェなしには」〜
    ジャネット・ベイカー(Ms),
    レイモンド・レパード(指揮) イギリス室内管弦楽団[録音:1972, 1975年]/
【CD6】
 シューベルト:
  ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898,
  ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調D.929〜ボザール・トリオ[録音:1966年]/
【CD7】
 ベートーヴェン:
  ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調Op.11「街の歌」,
  ピアノ三重奏曲第5番変ホ長調Op.70-1「幽霊」,
  ピアノ三重奏曲第6番ニ長調Op.70-2,
  ピアノ三重奏曲第9番変ホ長調WoO.38〜
    ボザール・トリオ[録音:1964年]/
【CD8】
 ブラームス:
  交響曲第1番ハ短調Op.68,
  交響曲第4番ホ短調Op.98(初CD化)〜
   エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)
   ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団[録音:1958年]/
【CD9】
 ベートーヴェン:七重奏曲変ホ長調Op.20〜
  ベルリン・フィルハーモニー八重奏団[録音:1972年],
 ベートーヴェン:六重奏曲ト長調Op.81b〜
  オトマール・ベルガー(Hr)
  マンフレッド・クリエール(Hr) ベルリン・フィルハーモニー八重奏団員[録音:1968年]/
【CD10】
 シューベルト:
  ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960,
  幻想曲ハ長調「さすらい人幻想曲」D.760, 3つのピアノ曲D.946〜
   アルフレッド・ブレンデル(P) [録音:1971, 1974年]/
【CD11】
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467,
  ピアノ協奏曲第15番変ロ長調K.450,
  ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488〜
   アルフレッド・ブレンデル(P),
   ネヴィル・マリナー(指揮) アカデミー室内管弦楽団 [録音:1981, 1971年]/
【CD12】
 リスト:
  ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124,
  ピアノ協奏曲第2番イ長調S.125, 死の舞踏S.126〜
   アルフレッド・ブレンデル(P),
   ベルナルト・ハイティンク(指揮) ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団[録音:1972年],
  死のチャールダーシュS.224, 4つの忘れられたワルツ第1番S.215-1,
  モショーニの葬送S.194, 眠れぬ問い(問いと答え)S.203, 凶星!(不運)S.208〜
   アルフレッド・ブレンデル(P) [録音:1979年]/
【CD13】
 ヴェルディ:
  歌劇『ロンバルディア人』より「私の喜びを」,
  歌劇『運命の力』より「不幸な者にとって生きていることは地獄だ」,
  歌劇『ルイザ・ミラー』より「穏やかな夜には」,
  歌劇『仮面舞踏会』より「永久に君を失えば」,
  歌劇『イェルサレム』より「O mes amis, mes freres」,
 メルカダンテ:
  歌劇『誓い』より
   「誰の心にとっても女神…」
   「ついに果たされた、出会ったとき、ぼくたちは天にものぼる幸せに」,
 ドニゼッティ:
  歌劇『アルバ公爵』より「清く美しい天使よ」,
  歌劇『ロアン家のマリア』より「Nel fragor della festa」,
 ベッリーニ:歌劇『アデルソンとサルヴィーニ』より「Ecco signor la sposa」,
 ポンキエッリ:歌劇『放蕩息子』より「Il padre!」〜
   ホセ・カレーラス(T) ロベルト・ベンツィ(指揮) ロイヤル・フィル[録音:1976年],
 ヴェルディ:歌劇『シチリア島の夕べの祈り』より「モンフォルテの命令だ」,
 ドニゼッティ:
  歌劇『愛の妙薬』より「人知れぬ涙」,
  歌劇『ロベルト・デヴリュー』より「恐ろしき扉はまだ開かない」,
 ロッシーニ:『スターバト・マーテル』より「嘆き、憂い」,
 ロッシーニ:歌劇『ウィリアム・テル』より「置いていかないでください」〜
  ホセ・カレーラス(T)
  ヘスス・ロペス=コボス(指揮)
  ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団[録音:1980年]/
【CD14】
 サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調Op.78「オルガン付」〜
  エド・デ・ワールト(指揮)
  ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団, ダニエル・コルゼンパ(Org) [録音:1976年],
 リスト:
  BACHの名による前奏曲とフーガS.260, 葬送頌歌S.268-2,
  コラール「私達へ、魂の救いを求める人々へ」による幻想曲とフーガS.259 〜
   ダニエル・コルゼンパ(Org)(初CD化) [録音:1970年]/
【CD15】
 ドヴォルザーク:
  交響曲第7番ニ短調Op.70, チェロ協奏曲ロ短調Op.104〜
   ハインリヒ・シフ(Vc)
   コリン・デイヴィス(指揮) ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
     [録音:1975, 1980年]/
【CD16】
 ベルリオーズ:
  イタリアのハロルドOp.16, トリスティアOp.18,
  序曲「ローマの謝肉祭」Op.9, 序曲「宗教裁判官」Op.3〜
   コリン・デイヴィス(指揮) ロンドン交響楽団, 今井信子(Va)
    [録音:1975, 1980, 1969, 1965年]/
【CD17】
 ヴェルディ:
  歌劇『シチリアの夕べの祈り』より「ありがとう、愛する友よ」,
  歌劇『エルナーニ』より「エルナーニ.私を奪い取ってください」,
  歌劇『トロヴァトーレ』より「恋はばら色の翼に乗って」,
  歌劇『ドン・カルロ』より「世のむなしさを知る神よ」,
 ベッリーニ:歌劇『清教徒』より「あのお方の優しい声が」,
 ドニゼッティ:歌劇『シャモニーのリンダ』より「私の心の光」,
 ベッリーニ:
  歌劇『夢遊病の女』より「ああ、信じられない」,
  歌劇『カプレーティとモンテッキ』より「ああ、幾たびか」〜
   クリスティーナ・ドイテコム(Sp)
   カルロ・フランチ(指揮) ローマ・イタリア放送交響楽団(初CD化)[録音:1969年],
 J.シュトラウスII:
  ペストのチャールダーシュOp.23, シトロンの花咲くところOp.364,
 ヨーゼフ・シュトラウス:天体の音楽Op.235,
 J.シュトラウスII:ウィーンの森の物語, 愛のワルツ〜
  クリスティーナ・ドイテコム(Sp)
  フランツ・アレルス(指揮) ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団[録音:1971年]/
【CD18】
 チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」(全曲) 〜
  アンタル・ドラティ(指揮) ロイヤル・コンセルヘボウ管弦楽団[録音:1975年]/
【CD19】
 ベルク:ヴァイオリン協奏曲〜
  アルトゥール・グリュミオー(Vn)
  イーゴリ・マルケヴィチ(指揮) ロイヤル・コンセルヘボウ管弦楽団[録音:1967年],
 ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲〜
  アルトゥール・グリュミオー(Vn)
  エルネスト・ブール(指揮) ロイヤル・コンセルヘボウ管弦楽団[録音:1966年],
 モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364〜
  アルトゥール・グリュミオー(Vn) アッリゴ・ペリッチャ(Va)
  コリン・デイヴィス(指揮) ロンドン交響楽団[録音:1964年]/
【CD20】
 モーツァルト:
  ヴァイオリン・ソナタ第25番ト長調K.301 , 同第28番ホ短調K.304,
  同第32番ヘ長調K.376, 同第34番変ロ長調K.378〜
   アルトゥール・グリュミオー(Vn) クララ・ハスキル(P)[録音:1958年]/
【CD21】
 シューベルト:
  4つの即興曲D.899, 4つの即興曲D.935〜
   イングリット・ヘブラー(P) [録音:1963年],
  2つの性格的な行進曲ハ長調D.886〜
   イングリット・ヘブラー&ルートヴィヒ・ホフマン(P) [録音:1961年]/
【CD22】
 ハイドン:交響曲第96番ニ長調「奇跡」,
 シューベルト:交響曲第9番ハ長調「ザ・グレート」〜
  ベルナルト・ハイティンク(指揮)
  ロイヤル・コンセルヘボウ管弦楽団[録音:1964, 1975年]/
【CD23】
 R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」Op.40, 交響詩「死と変容」Op.24〜
  ベルナルト・ハイティンク(指揮)
  ロイヤル・コンセルヘボウ管弦楽団[録音:1970, 1981年]/
【CD24】
 ブルックナー:交響曲第9番ニ短調〜
  ベルナルト・ハイティンク(指揮) ロイヤル・コンセルヘボウ管弦楽団[録音:1965年]/
【CD25】
 ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11, ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21〜
  アダム・ハラシェヴィチ(P)
  ハインリヒ・ホルライザー(指揮) ウィーン交響楽団[録音:1958年]/
【CD26】
 モーツァルト:オーボエ協奏曲ハ長調K.314(初CD化),
 R.シュトラウス:オーボエ協奏曲ニ長調〜
  ハインツ・ホリガー(Ob)
  エド・デ・ワールト(指揮) ニューフィルハモニア管弦楽団[録音:1970年],
 ベッリーニ:オーボエ協奏曲変ホ長調〜
  ハインツ・ホリガー(Ob)
  エリアフ・インバル(指揮) フランクフルト放送交響楽団[録音:1975年],
 フンメル:オーボエと管弦楽のための主題と変奏ヘ短調〜
  ハインツ・ホリガー(Ob)
  レイモンド・レパード(指揮) イギリス室内管弦楽団[録音:1968年]/
【CD27】
 ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調〜
  オイゲン・ヨッフム(指揮)
  ロイヤル・コンセルヘボウ管弦楽団[録音:1964年]/
【CD28】
 ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲Op.120,
  ピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.32-2「テンペスト」〜
   スティーヴン・コワセヴィチ(P)[録音:1968, 1971年]/
【CD29】
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61〜
  ヘルマン・クレッバース(Vn)
  ベルナルト・ハイティンク(指揮) ロイヤル・コンセルヘボウ管弦楽団[録音:1974年],
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218〜
  ヘルマン・クレッバース(Vn)
  デイヴィッド・ジンマン(指揮) オランダ室内管弦楽団[録音:1975年]/
【CD30】
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番ロ短調BWV.1002,
  同第2番ニ短調BWV.1004, 同第3番ホ長調BWV.1006〜
   ギドン・クレーメル(Vn) [録音:1980年]/
【CD31】
 モーツァルト:
  交響曲第39番変ホ長調K.543, 交響曲第40番ト短調K.550,
  交響曲第35番ニ長調K.385「ハフナー」〜
   ヨゼフ・クリップス(指揮) ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団[録音:1972年]/
【CD32】
 ショパン:24の前奏曲Op.10&25〜ニキタ・マガロフ(P) [録音:1975年]/
【CD33】
 チャイコフスキー:マンフレッド交響曲Op.58〜
  イーゴリ・マルケヴィチ(指揮) ロンドン交響楽団[録音:1963年],
 R=コルサコフ:「ロシアの復活祭」序曲Op.36, だったん人の踊り〜
  イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)
  ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団[録音:1964年]/
【CD34】
 ビゼー:「カルメン」組曲第1&2番, 「アルルの女」組曲第1&2番〜
  ネヴィル・マリナー(指揮) ロンドン交響楽団[録音:1978年]/
【CD35】
 ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73, 交響曲第3番ヘ長調Op.90〜
  クルト・マズア(指揮) ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団[録音:1977年]/
【CD36】
 ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」, ヴァイオリン協奏曲ホ長調RV.271「恋人」〜
  フェリックス・アーヨ(Vn) イ・ムジチ[録音:1959, 1958年]/
【CD37】
 チマローザ:
  レクイエム〜
   エリー・アーメリンク(Sp) ヴィットリオ・ネグリ(指揮)
   ローザンヌ室内管弦楽団, モントルー祝祭合唱団[録音:1968年],
  フルートとオーボエのための協奏曲ト長調〜
   オーレル・ニコレ(Fl) ハインツ・ホリガー(Ob)
   ケネス・シリトー(指揮) アカデミー室内管弦楽団[録音:1985年]/
【CD38】
 モーツァルト:
  管楽アンサンブル版「ドン・ジョヴァンニ」(トリベンゼー編),
  「後宮からの誘拐」(ヴェント編),
 ロッシーニ:
  「ウィリアム・テル」序曲(セドラク編), 「アルジェのイタリア女」序曲(セドラク編)〜
   オランダ管楽アンサンブル[録音:1973, 1977年]/
【CD39】
 ベルリオーズ:歌曲集「夏の夜」Op.7,
 ラヴェル:歌曲集「シェエラザード」〜
  ジェシー・ノーマン(Sp) コリン・デイヴィス(指揮) ロンドン交響楽団[録音:1979年]/
【CD40】
 チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」, 「くるみ割り人形」組曲Op.71a〜
  小澤征爾(指揮) パリ管弦楽団[録音:1974年]/
【CD41】
 ドビュッシー:弦楽四重奏団ト短調Op.10,
 ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調〜イタリア弦楽四重奏団[録音:1965年]/
【CD42】
 ムソルグスキー:展覧会の絵,
 シューベルト:楽興の時第1番D.780-1, 即興曲第2&4番D.899-2&4,
 ショパン:練習曲第3番ホ長調Op.10-3「別れの曲」,
 リスト:
  忘れられたワルツ第1&2番, 超絶技巧練習曲第5番変ロ長調S.139-5「鬼火」,
  超絶技巧練習曲第11番変ニ長調S.139-11「夕べの調べ」,
 ラフマニノフ:前奏曲第23番嬰ト短調Op.32-12〜
  スヴャトスラフ・リヒテル(P) [録音:1958年]/
【CD43】
 ジュリアーニ:ギター協奏曲第1番イ長調Op.30,
 ロドリーゴ:マドリガル協奏曲, アンダルシア協奏曲〜
  ペペ・ロメロ(G) ロメロ四重奏団,
  ネヴィル・マリナー(指揮) アカデミー室内管弦楽団[録音:1974, 1978年]/
【CD44】
 ドヴォルザーク:交響曲第6番ニ長調Op.60, 交響曲第5番ヘ長調Op.76〜
  ヴィトルト・ロヴィツキ(指揮) ロンドン交響楽団[録音:1965, 1967年]/
【CD45】
 ブラームス:ドイツ・レクイエムOp.45、アルト・ラプソディOp.53〜
  ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮) ウィーン交響楽団, ウィーン楽友協会合唱団,
  ヴィルマ・リップ(Sp), フランツ・クラス(Br), アーフェ・ヘイニス(A) [録音:1962年]
【CD46】
 ヘンデル:
  歌劇『ロデリンダ』より「Scacciata dal suo nido」,
  歌劇『エジプト王トロメーオ』より「Che piu si tarda」,
  歌劇『ラダミスト』より「Perfido di a quell'empio」,
  歌劇『フロリダンテ』より「愛する人」, 歌劇『ベレニーチェ』〜「Si tra i ceppi」,
 ラモー:
  歌劇『イポリートとアリシ』より「Ah! qu'on daigne du moins」,
  歌劇『カストルとポルークス』より「Nature amour」,
  歌劇『ダルダニュス』より「Voici les tristes lieux」,
 リュリ:
  歌劇『アルチェステ』より「Il faut passer tot ou tard」,
  歌劇『カドゥムスとエルミオーヌ』より「Belle Hermione」,
  歌劇『ペルセウス』より「Je ne puis dans votre Malheur」〜
  ジェラール・スゼー(Br)
  レイモンド・レパード(指揮) イギリス室内管弦楽団[録音:1963年],
 ラヴェル:
  歌曲集「博物誌」「ドゥルシネア姫に心を寄せるドン・キホーテ」「クレマン・マロの2つの風刺詩」〜
  ジェラール・スゼー(Br) ダルトン・ボールドウィン(P) [録音:1968年]/
【CD47】
 シベリウス:交響曲第2番ニ長調Op.43,
 メンデルスゾーン:劇付随音楽『夏の夜の夢』より
  「序曲」「スケルツォ」「ノットゥルノ」「結婚行進曲」〜
  ジョージ・セル(指揮) ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団[録音:1957年]/
【CD48】
 ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調Op.22,
 シマノフスキー:ヴァイオリン協奏曲第2番Op.61〜
  ヘンリク・シェリング(Vn)
  ヤン・クレンツ(指揮) バンベルク交響楽団(初CD化)[録音:1972年],
 パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.6〜
  ヘンリク・シェリング(Vn)
  アレクサンダー・ギブソン(指揮) ロンドン交響楽団[録音:1975年]/
【CD49】
 クルト・ワイル:交響曲第1番, 交響曲第2番〜
  エド・デ・ワールト(指揮) ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団[録音:1973年],
 ガーシュウィン:ピアノ協奏曲ヘ調〜
  ヴェルナー・ハース(P)
  エド・デ・ワールト(指揮) モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団[録音:1970年]/
【CD50】
 プロコフィエフ:チェロ協奏曲ホ短調Op.58,
 ハチャトゥリアン:チェロ協奏曲〜
  クリスティーヌ・ワレフスカ(Vc)
  エリアフ・インバル(指揮) モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団[録音:1972年],
 チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲Op.33〜
  モーリス・ジャンドロン(Vc)
  クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮) ウィーン交響楽団[録音:1962年]
フィリップスのアナログ録音全盛期の名盤を50枚収録
 「フィリップス・レコード」は、オランダの世界的電機メーカー「フィリップス」のレコード部門として創設されました。
 1957年にはベイヌムの演奏でステレオ録音も開始され、その後クラシック音楽において最もメジャーなレーベルのひとつとなりました。アナログ・ステレオ期の録音を集めたこの50CDコレクションは、ホールに響く自然な音作りに情熱を傾けたフィリップス全盛期の録音が集められています。
 素晴しい音楽を最良の音質で提供するということに対して、レーベルの録音チーム内で確固たる信念がありました。演奏家の解釈を完璧に把握し、演奏家のビジョンが完全に聞こえる形にするために全霊を傾けていたのです。
 偉大な芸術性と新しいレパートリーとを組み合わせた録音の哲学は、アーティスト、エンジニア、そしてコレクターを刺激し、録音史の中に特別な1章を残しました。

今回のBOX中、5つの録音が初CD化。
 (初CD化音源⇒CD8 ブラームス:交響曲第4番〜ベイヌム/CD14 リスト:オルガン作品 (Prelude and Fugue on the Name B-A-C-H, S.260; Funeral Ode, S.268 No.2; Fantasy and Fugue on "Ad nos, ad salutarem undam", S. 259)〜コルゼンパ/CD17 ドイテコム/CD26 モーツァルト:オーボエ協奏曲〜ホリガー/CD48 ヴィエニャフスキ&シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番〜シェリング)

 200ページのブックレットには、レーベルの歴史やプロデューサーであったデイヴィッド・ケアンズによる手記などが収録される予定です。
 ディスクは、このボックスのためにPhillipsロゴが限定的に使用された、オリジナルLPデザインの紙ジャケットに封入され、厚紙製のクラムシェルボックスに収納されています。
 箱の大きさは、おなじみのキューブ型(14cmx14cmx14cm、重量1.4Kg)。



<映像>


BEL AIR(映像)

BAC 421
(Blu-ray)
\5700
ヴェローナ野外音楽祭2014ゼフィレッリの「カルメン」
 ビゼー:歌劇「カルメン」
エカテリーナ・セメンチュク(カルメン:メゾソプラノ)
イリーナ・ルング(ミカエラ:ソプラノ)
カルロ・ヴェントレ(ドン・ホセ:テノール)
カルロス・アルバレス(エスカミーリョ:バリトン)
フランチェスカ・ミカレッリ(フラスキータ:ソプラノ)
クリスティーナ・メリス(メルセデス:メゾソプラノ)
フェデリコ・ロンギ(ダンカイロ:バリトン)
パオロ・アントネッティ(レメンダード:テノール)
チェ・スンピル(スニガ:バリトン)
フランチェスコ・ヴェルナ(モラレス:バリトン)
フェデリコ・ロンギ(ダンカイロ)
パオロ・アントネッティ(レメンダード)
ヴェローナ野外劇場管弦楽団
ヴェローナ野外劇場合唱団
 (アルマンド・タッソ:合唱指揮)
ヴェローナ野外劇場バレエ団
ヘンリク・ナナシ(指揮)
演出・舞台美術:フランコ・ゼフィレッリ/
衣装:アンナ・アンニ/
照明:パオロ・マッツォン/
振付:エル・カンボリオ(ルチア・レアル)/
BAC 121
(DVD)
\4800
 収録:2014 年6 月/ヴェローナ野外劇場(イタリア)/プロデューサー:フランソワ・デュプラ/監督:アンディ・ゾマー
  (Blu-ray)画面:1080i Full HD 16:9、音声:DTS-HD MA5.1、PCM ステレオ、字幕:英仏伊独、リージョン:All、159分
  (DVD)画面:NTSC 16:9、音声:DD5.1、DD2.0、字幕:英仏伊独、リージョン:All、159分

 ヴェローナの街の中心にある紀元前1 世紀はじめに建てられた世界遺産、円形劇場「アレーナ」で毎年夏に開催される「アレーナ・ディ・ヴェローナ野外音楽祭」。
 本映像は2014 年6 月に上演された巨匠ゼフィレッリ演出の「カルメン」。
 歌手陣も充実しており、カルメンを演じたのはエカテリーナ・セメンチュク。小柄ですが存在感のある体格を生かした豊かな歌声は印象的。
 ドン・ホセを歌うカルロ・ヴェントレも力強い歌唱を聴かせてくれています。ミカエラを歌うのはロシアのソプラノ、イリーナ・ルングも伸びのある声で可憐な歌唱を聴かせてくれます。














12/9(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



ATMA CLASSIQUE


ACD2 2715
\2100
アンドレ・ギャニオン〜バロック
 四季〜春(ジャン=ピエール・フェルラン)
 四季〜夏(フェリックス・ルクレール)
 四季〜秋(クロード・レヴェイエ)
 四季〜冬(ジル・ヴィニョー)
 テュルリュテリー組曲第1番&第2番(ラ・ボルデュック)
ジャン・ウィリー・クンツ(クラヴサン)
ヴァレ・デュ・オート・サン・ローラン交響楽団
ダニエル・コンスタンティノー(指揮)
 アンドレ・ギャニオンの「四季」がバロック風に!

 詩情豊かなサウンドで人気だったカナダのピアニスト、アンドレ・ギャニオン。日本では80 年代後半から90 年代にかけてドラマの主題歌を手がけるなど、当時のイージーリスニング・ブームも手伝って爆発的な人気を誇りました。
 アンドレ・ギャニオンの音楽は、カナダ、モントリオールの情景を描くような美しい旋律が魅力。今回、モントリオールを本拠地とするATMA CLASSIQUE から、カナダが生んだピアノの詩人のアンドレ・ギャニオンの音楽をバロック様式でアレンジしたアルバムが発売。
 「四季」はピアノとオーケストラのための小協奏曲として作曲され1969 年に初演。その3 年後1972 年にテュルリュテリー組曲はLPで発売されています。
 これらの作品は、1960 年代後半にヒットしたフェルラン、ルクレール、レヴェイエ、ヴィニョー、ラ・ボルデュックらからインスピレーションを得て作曲されたもの。メロディーメーカー、アンドレ・ギャニオンの秀逸な旋律も楽しめる内容です。




COVIELLO CLASSICS


COV 91514
\2600
ヴィヴァルディとピアソラ、時代も国も異なる作曲家による2つの「四季」
 ヴィヴァルディ ピアソラ:「四季」「ブエノスアイレスの四季」
  ヴィヴァルディ:四季
  ピアソラ:ブエノスアイレスの四季
ザルツブルク・チェンバー・ソロイスツ
ラバート・スコウ・ラルセン
 (指揮・ヴァイオリン)
 録音:2002年2月(ライブ録音)

 17 世紀ヴェネツィアに生まれたヴィヴァルディと、20 世紀にアルゼンチンに生まれたピアソラ。時代も海も大きく隔てた二人に共通するのは、ラテン系であること、ロマン派の強い影響力に接しない時代を生きたこと、そして…どちらも「四季」を書いていること!そんな、結びつかないようで結びつく、2 人の作曲家の「四季」をおさめたユニークなCD が登場しました。
 ヴィヴァルディの「四季」は、コンチェルトという演奏形態がヴィヴァルディによって絶頂に達していた時期に書かれました。作曲者によって書かれたのではないかと言われる詩が各楽章の始まりに記されているこの曲は、音楽そのものを聴かせる部分と情景を音で描写する部分とがあいまって展開されます。美しく生き生きとした春、うだるような夏、収穫を祝う秋、凍てつく冬…。その後のベートーヴェンの「田園交響曲」にも引き継がれる、標題音楽の醍醐味がここにあります。
 それから時を経た1969 年に書かれたピアソラの「四季」は、タイトルも組曲という形式もヴィヴァルディに倣っていますが、「タンゴの革命児」としてタンゴを自らの語法としたピアソラならではの官能的で陰影のあるグルーブ感に満ちた作品となっています。
 もともとの楽器編成はピアソラ五重奏団のバンドネオン、ヴァイオリン、ギター、ピアノ、コントラバスですが、このCD ではピアソラの友達であったチェリストのホセ・ブラガートの編曲により、弦楽合奏とピアノで演奏されます。
 北半球と南半球、バロック時代と20 世紀。時代も場所も隔てた2 人の作曲家が描いたそれぞれの「四季」を、ザルツブルク・チェンバー・ソロイスツの鮮やかな演奏でお楽しみ下さい。



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 LINN



CKD 570
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
トレヴァー・ピノック2014年新譜
 ジャーニー 〜 チェンバロ音楽の200年

 カベソン:騎士の歌による変奏曲/バード:御者の笛/
 タリス:おお, いたいけな子らよ/ジョン・ブル:王の狩り/
 スヴェーリンク:「わが青春の日は既に過ぎたり」による変奏曲 SwWV.324/
 J.S.バッハ:フランス組曲第6番ホ長調 BWV.817/
 フレスコバルディ:トッカータ第9番、バレット第1番&第2番/
 ヘンデル:シャコンヌ ト長調 HWV.435/
 スカルラッティ:
  ソナタ ニ長調 K.490 カンタービレ、
  ソナタ ニ長調 K.491 アレグロ、ソナタ ニ長調 K.492 プレスト
トレヴァー・ピノック(チェンバロ)
 トレヴァー・ピノック 70歳記念リリース!チェンバロの歴史を辿る200年の旅!

 世界有数のピリオド・オーケストラ「イングリッシュ・コンサート」の創設や数多の録音によって、ヒストリカル・パフォーマンスのパイオニアとして活躍してきたイギリス古楽界の大御所、トレヴァー・ピノック。
 2016年に迎えるピノックの70歳を記念したリリースは、カベソンやバードからバッハ、ヘンデル、スカルラッティに至るまで、チェンバロ音楽の200年の歴史を旅する特別なリサイタル・プログラム。近年では指揮活動をますます充実させているピノックの、久々となるチェンバロ・ソロ・アルバムというのも嬉しいところ。

 ※録音:2014年8月20日−21日、ケント大学(カンタベリー、イギリス)



 

CKD 517
(2CD/特別価格)
\4000
撒かれた遺灰 〜 ジョスカンのミゼレーレとサヴォナローラの遺産
 ジョスカン・デ・プレ:われを憐れみ給え, 神よ
 パレストリーナ:われが御身の慈悲を知らざれば
 ル・ジュヌ:悲しみがわれを悩ましぬ
 ラッスス:われは不幸なり
 レリティエ:われを憐れみ給え, 主よ
 ゴンベール:主よ, われ御身に望みをかけぬ
 クレメンス・ノン・パパ:悲しみがわれを悩ましぬ
 バード:われは不幸なり
マニフィカト
フィリップ・ケイブ(指揮)
 元タリス・スコラーズのテノール、フィリップ・ケイブが指揮する"マニフィカト"は、16世紀〜17世紀のア・カペラ作品を専門とする世界有数のヴォーカル・アンサンブルのひとつ。
 1991年に創設され、2016年で25週年を迎えるマニフィカトの25thアニヴァーサリー・アルバム、「撒かれた遺灰(Scattered Ashes)」は、ジョスカン・デ・プレのミゼレーレ(われを憐れみ給え, 神よ)をはじめとする、宗教改革の先駆者ジローラモ・サヴォナローラの死を悼むプログラム。

 ※録音:2015年1月19日−23日、セント・ジョージ教会(サマータウン、オックスフォード)







LYRITA(CD−R)



SRCD.349
(CD-R)
\2500→\2290
リヴァプールの作曲家マルコム・リプキンの交響曲集!
 リプキン:
  交響曲第1番《シンフォニア・ディ・ローマ》(1988年6月15日録音)*
  交響曲第2番《追求》(1983年2月7日録音)#
  交響曲第3番《太陽》(1993年1月6日録音)
ライオネル・フレンド(指揮)*
BBCスコティッシュ交響楽団*
エドワード・ダウンズ(指揮)#
BBCフィルハーモニック#/+
エイドリアン・リーパー(指揮)+
 1932年、リヴァプール出身のイギリス人作曲家、マルコム・リプキン(1932−)の交響曲集。
 シェイベルとブラッハーに作曲を師事したリプキンのシンフォニーは、どこかストラヴィンスキーやバルトークを感じさせる作風が特徴的。

 ※Lyritaは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

SRCD.2350
(2CD-R)
\5000
マイケル・ハード晩年の2つのオペラ、
 「アスパンの恋文」「結婚式の夜」

  ハード:
   室内オペラ《アスパンの恋文》
   室内オペラ《結婚式の夜》*
オーウェン・ギルフリー(バリトン)
ピッパ・ゴス(ソプラノ)
クレア・マッカルダン(メゾ・ソプラノ)
ルイーズ・ウィンター(メゾ・ソプラノ)
ジョージ・ヴァス(指揮)、アルスター管弦楽団
ニコラス・モートン(バリトン)*
ギャリー・ハンフリーズ(バリトン)*
ライアン・ロイス(ソプラノ)*
マシュー・バスウェル(バリトン)*
ロナルド・コープ(指揮)*
サイモン・レッパー(ピアノ)*
 レノックス・バークリーから作曲法を学んだ20世紀イギリスの作曲家マイケル・ハード(1928−2006)。晩年の2つのオペラ、1994年の「アスパンの恋文」、1998年の「結婚式の夜」の2作品を収録。両作品ともリリタが贈る英国音楽ファン要注目の新録音!

 2011年9月&2014年5月の録音*。




ALBANY


TROY 1592
\2300
「同じ動きの音楽」〜モメンタ四重奏団
 (1)フィリップ・グラス(b.1937) :同じ動きの音楽(1960)
 (2)アーサー・カンペラ(b.1960):ただ一つのブレードのナイフ(1998)
 (3)ドビュッシー(1862-1918):弦楽四重奏曲(1893)
モメンタ四重奏団:
 【エミリー=アン・ジャンドロン(Vn)
  アダ・クライドラー(Vn)
  ステファニー・グリフィン(Va)
  マイケル・ハース(Vc)】
(1)サイラス・ベルーヒム(Vn)
 モメンタ四重奏団のフィリップ・グラス、カンペラ、ドビュッシー!

 録音:2014年7月 [65:40]

 グラスの「同じ動きの音楽」はもともと自身のアンサンブルのために書かれた七重奏曲を弦楽五重奏に編曲したもの。
 カンペラはブラジル出身で現在ニューヨークで活躍するギタリスト、作曲家。特殊奏法を多用した、ささくれだった音響はファーニホーのようなヨーロッパの前衛様式に近い。
 最後はなぜかドビュッシーで締めくくられるが、前半の2作品の先鋭的な印象とは打って変わって、しっとりとしたクラシカルな演奏が好対照。
 

TROY 1589
\2300
「クリスマスの光」〜ラトヴィアのクリスマス・カンタータ
 (1)ヴァルディス・ジルヴェリス(b.1963):星に照らされたクリスマス
 (2)イングマルス・ゼムザリス(b.1973):
  「イマニュエル、おおもっとも気高き神」
 (3)イローナ・ルパイネ(b.1966):われらが聖母のユリの庭
 (4)カルリス・ラチス(b.1977):クリスマス・カンタータ
(1)ラウラ・パデガ・ザムラ(指揮)
(2)-(4)アンドレイ・ヤンソンス(指揮)
 ラトヴィア国立歌劇場室内管弦楽団、
 ニューヨーク・ラトヴィア・コンサート合唱団、
 バルシス・ユース合唱団、
 フォルティウス室内合唱団、ソノ児童合唱団
(1)(2)レイラ・リエピナ・サウザード(S)
 エリーナ・セイル(MS)
 ノーリス・インツァリス(Br)
 録音:2015 年1 月2-3 日リガ [73:09]

 ラトヴィア出身の中堅からベテラン作曲家たちによるクリスマスに因んだ声楽作品集。作品はいずれも現代音楽的な要素は皆無のロマンティックで親しみ易いものばかり。
 ゼムザリスの「イマニュエル、おおもっとも気高き神」は彼の師匠ペーテリウス・ヴァスクス譲りの甘美で暖かな世界が拡がる。
 

TROY 1590
\2300
ヴィクター・ハーバート(1859-1924):
 オペレッタ《オンリー・ガール》全3幕

  (校訂:マイケル・フィリップス)
ジェラルド・スタインチェン(指揮)
ニューヨーク・ライト・オペラ
カイル=エルドス・ナップ
アントーニ・メンデゾーナ
ナタリー・バレンジャー、他
 録音:2015 年5 月ニューヨーク(ライヴ) 65:54

 ミュージカル《学生王子》の作曲者として知られるハーバートの珍しいオペレッタ。彼はアイルランド出身で当初はチェロ奏者としてウィーンでヨハン・シュトラウスII の楽団の首席チェロ奏者として活動、後に渡米して作曲家として多くの舞台作品、管弦楽曲を残した。
 優れたチェロ奏者でもあったハーバートは2 曲のチェロ協奏曲を作曲し、それらはドヴォルザークのチェロ協奏曲に霊感を与えたと言われる。黎明期のブロードウェイ・ミュージカルの礎を築いた彼の数々のライト・オペラは今日でも度々上演されている。この「オンリー・ガール(唯一の女の子)」は1914 年の初演。若い女流作曲家とわがままな台本作家の衝突と恋の駆け引きを描いた、いわば業界ネタ・コメディ。
 

TROY1591
\2300
リチャード・フェルシアーノ(b.1930):声楽作品集
 (1)憤怒(1987)〜3人のソプラノと3つのフルートのための
 (2)グロッサラリア(1967)〜
   バリトン、打楽器、オルガンとエレクトロニクスのための
 (3)四季(1978)
 (4)レスポンリウム(1992)〜声とエレクトロニクスのための
 (5)日本の4つの詩(1964)〜女声Chor、5つのハープとベルのための
 (6)タートルアイランドの天使たち(1979)〜
   空間処理を伴った4 人のパフォーマーのための環境作品
(1)アンナ・キャロル・ダドリー(S)
 ジュディ・ハッベル(S)
 ジュディス・ネルソン(S)
 キャロル・アディー(Fl)
 ディーナ・グロスマン(Fl)
 シャロン・キース(Fl)
(2)マーヴィン・クリーブ(Br)
 ローレンス・モー(Org)
 ピーター・モーンド(Perc)
 リチャード・フェルシアーノ(指揮)
(3)フィリップ・ブレット(指揮)
 カリフォルニア大学バークレー校室内合唱団
(4)クリストファー・ローリー(カウンターT)
(5)リチャード・フェルシアーノ(指揮)
 キャス工業高校ハープ&声楽アンサンブル
(6)メレディス・ストーン(S)
 ヴァージニア・スパイサー(Fl)
 キャスリーン・ランゲ=ジェンセン(Vn)、
 ランディ・マックス(Perc)
 録音:(1)1987 年、(4)2005 年、(2)(3)(5)(6)不明[59:18]

 リチャード・フェルシアーノはカリフォルニア出身でミルズ・カレッジでダリウス・ミヨーに師事、後にパリ音楽院で学んだ。ダラピッコラにも個人的に指導を受けている。
 そうした経歴からヨーロッパの同時代音楽の影響を強く受けている。「季節」はリゲティの「永遠の光」を思わせる美しい佳品。レスポンソリウムはカウンターテナーのソロにデジタル・ディレイを施し、多声的なテクスチュアを作り出す。「日本の4 つの詩」に使用されている日本の詩はブックレットには英訳のみが書かれ出典が明らかにされていないが、松尾芭蕉をはじめとするいくつかの俳句をテキストとしているようである。そのためかエキゾチシズムと神秘的な雰囲気がミックスされたアメリカ人好みのジャポニズム作品となっている。
 

TROY1593
\2300
「アメリカン・デュオ」
 スティーヴン・ハートキー(b.1952):ネツケ(根付)
 スティーヴン・マッキー(b.1956):ヴァイオリン・ソナタ
 エレーナ・ルアー(b.1963):夢のように
 ダン・コールマン(b.1972):悲しく古風なフレーズ
 バーバラ・ホワイト(b.不詳):
  《解放される前に私は多くのものを持っていました》
ジェニファー・フラウチ(Vn)
ジョン・ブラックロウ(Pf)
 録音:2014年4月[71:22]

 アメリカの様々な世代の作曲家によるヴァイオリン作品集。
 ジェニファー・フラウチは米グラミー賞に2 度ノミネートされており、今日のアメリカで最も世界的に活躍する女流ヴァイオリニストのひとり。クラシカルなレパートリーはもちろんのこと、デビュー当初よりアメリカの現代曲を精力的に取り上げている。
 ハートキー作品は日本の伝統工芸のひとつ「根付」にインスパイアされた組曲で現代的な中にいささかいんちき臭い日本的情緒が漂う。ホワイト作品も現代的な不協和音とラストエンペラー風の東洋的情感が奇妙にも融合して独自の世界を作り出す。
 

TROY1594
\2300
「メリル・クラークの音楽」
 メリル・クラーク(b.1951):
  (1)プライム・ディヴィジョン(2013)
  (2)8番街のタンゴ(2011)
ディ・ヴィ・ジョン(di.vi.sion)ピアノ三重奏団:
 【(1)(2)カート・ブリッグス(Vn)、
  (1)マット・ゴーク(Vc)、
  (1)(2)ルネ・コメタ・ブリッグス(Pf)】
 録音:2014年8月 [61:38]

 メリル・クラークはユタ大学で作曲と打楽器を学んだ。ジャズのための作曲も多く、ジャズ・ヴァイオリニストのジョン・ブレイク、ブラジル音楽のエリアーノ・ブラッツのために曲を提供している。
 彼の作風はそんな経歴を反映してかクラシック、現代音楽、ジャズ、タンゴなどの要素を折衷したヴァラエティに富んだものである。
 

TROY1596
\2300
「ローウェル・リーバーマン:2台ピアノのための作品全集」
 ローウェル・リーバーマン(b.1961):
  (1)2台のピアノのための3つの子守唄Op.76(2001)
  (2)2台のピアノのためのソナタOp.117(2012)
  (3)モーツァルトの主題による変奏曲Op.42(1993)
  (4)2台ピアノ、8手のための「夢想と悪夢」Op.94(2005)
88スクエアード・ピアノ・デュオ:
 【ジェフリー&カレン・サヴェイジ(Pf)】
(4)ローウェル・リーバーマン(Pf)
 ウィリアム・ホッブス(Pf)
 録音:2014年1月 [58:28]

 ローウェル・リーバーマンはジュリアードでデイヴィッド・ダイヤモンドとヴィンセント・パーシケッティに師事した。作風は現代音楽の要素をクラシックを程よくブレンドしたもので典型的な東海岸の保守的な作曲家の流れに属する。しかしそのほどよい折衷様式が演奏家に好まれ、作品はジェームズ・ゴールウェイら著名な演奏家に取り上げられることが多い。
 ここに収められた2 台ピアノのための作品集もクラシックな様式を踏まえ、しっかりと書かれたものばかり。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


LYRITA(ITTER BROADCAST COLLECTION)


REAM.1115
(CD-R)
\2500
カンタータ「至福」の自作自演を含む、
 アーサー・ブリスの声楽を伴う作品集

  ブリス:
   マダム・ノワ
    (BBC放送日:1958年3月31日)
   ラウト
    (BBC放送日:1958年3月31日)
   エンシャントレス・シェーナ
    (BBC放送日:1957年4月21日)*
   カンタータ《至福》
    (BBC放送日:1964年8月31日)+
ジェニファー・ヴィヴィアン(ソプラノ)
ウィグモア・アンサンブル
パメラ・ボーデン(コントラルト)*
ルドルフ・シュワルツ(指揮)*
BBC交響楽団*
ヘザー・ハーパー(ソプラノ)+
ジェラルド・イングリッシュ(テノール)+
アーサー・ブリス(指揮)+
BBC交響楽団&合唱団+
ゴールドスミス・コラール・ユニオン+
ロイヤル・コラール・ソサエティ+
ウェンブリー・フィルハーモニック・ソサエティ+
 「Itter Broadcast Collection」は、リリタ(Lyrita)の創設者リチャード・イッターが所有していたBBCの放送録音を収録したテープ、アセテート盤からの復刻による新シリーズ。
 廃墟と化したコヴェントリー大聖堂の献堂式のために委嘱、作曲されたカンタータ「至福」の自作自演を含む、アーサー・ブリス(1891−1975)の声楽を伴う作品集。
 


REAM.2118
(2CD-R)
\5000→\4590
シリル・ルーサム、合唱付きの「交響曲第2番」
 ルーサム:
  交響曲第2番
   (BBC放送日:1984年1月28日)*
  頌歌《キリスト降誕の朝に》
   (BBC放送日:1975年12月18日)+
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)*/+
BBCスコティッシュ交響楽団*
スコティッシュ・フィルハーモニック・シンガーズ*
BBCコンサート管弦楽団、
BBCシンガーズ+
トリニティ少年合唱団+
テレサ・ケイヒル(ソプラノ)+
フィリップ・ラングリッジ(テノール)+
マイケル・リッポン(バス・バリトン)+
 近代英国の管弦楽作品を続々と世に送りだした名匠ヴァーノン・ハンドリーの忘れ形見の1つ。
 シリル・ルーサム(1875−1938)は、アーサー・ブリスの師匠であり、合唱付きの「交響曲第2番」は、20世紀前半のイギリスにおける知られざるシンフォニーの1つ。教育者であり、教会オルガニストとしても優れた手腕を発揮した音楽家である。
 


REAM.1117
(CD-R)
\2500→\2290
ボイド・ニール管弦楽団・コンダクツ・ボイド・ニール
 ベンジャミン:弦楽オーケストラのためのバラード
  (BBC放送日:1961年1月31日)
 スティーヴンス:弦楽のためのシンフォニエッタ
  (BBC放送日:1961年1月31日)
 A・パヌフニク:子守歌《コリサンカ》
  (BBC放送日:1961年1月31日)
 バックス:ガブリエル・フォーレによる変奏曲
  (BBC放送日:1961年3月20日)
 L・バークリー:シンフォニッタ
  (BBC放送日:1961年3月20日)*
ボイド・ニール(指揮)
ボイド・ニール管弦楽団
アンソニー・バーナード(指揮)*
ロンドン室内管弦楽団*
 外科医、音楽家として活躍し、自身の室内オーケストラの創設、ザルツブルク音楽祭への出演、トロントでは音楽大学で教鞭を執るなど、医療、音楽の両面において活躍したボイド・ニール(1905−1981)の録音集。
 

REAM.2116
(2CD-R)
\5000
ウォルター・リー:喜歌劇《ジョリー・ロジャー》 ニールソン・テイラー(テノール)
アラン・ダッドリー(テノール)
ヴァーノン・ミジリー(テノール)
レスリー・フィソン(バス)
ゴードン・フェイス(バリトン)
マリエッタ・ミジリー(ソプラノ)
ヘレン・ランディス(メゾ・ソプラノ)
パトリシア・ウィットモア(コントラルト)
アシュリー・ローレンス(指揮)
BBCコンサート管弦楽団
アンブロジアン・シンガーズ
 英国におけるアーサー・サリヴァンの次世代と期待されながらも、リビアで戦死したウォルター・リー(1905−1942)の代表作であるオペレッタ「ジョリー・ロジャー」の録音。



<メジャー・レーベル>
.

SONY



8887517477-2
(2CD)
\3600→\3290
Blu-ray DVD 同時発売
ニューイヤー・コンサート2016
 マリス・ヤンソンス&ウィーン・フィル

DISC 1
 1. 国連行進曲
 2. 宝のワルツ 作品418
 3. フランス風ポルカ 「ヴィオレッタ」 作品404
 4. ポルカ・シュネル 「観光列車」 作品281
 5. ワルツ 「ウィーン娘」 作品388
 6. ポルカ ・シュネル「速達郵便で」 作品259
 7. 歌劇 「ヴェネツィアの一夜」 序曲 [ウィーン版]
 8. ポルカ・シュネル 「羽目をはずして」 作品168
 9. ワルツ 「天体の音楽」 作品235
 10. フランス風ポルカ 「歌い手の喜び」 作品328
 11. ポルカ ・シュネル「休暇旅行で」 作品133
 12. 喜歌劇 「ニネッタ侯爵夫人」 第3幕への間奏曲
DISC 2
 1. ワルツ 「スペイン」 作品236
 2. ワルツ 「舞踏会の情景」
 3. ため息ギャロップ 作品9
 4. ポルカ・マズルカ 「とんぼ」 作品204
 5. 皇帝円舞曲 作品437
 6. ポルカ・シュネル 「狩り」 作品373
 7. ポルカ ・シュネル「突撃」 作品348
 8. 新年の挨拶
 9. ワルツ 「美しく青きドナウ」 作品314
 10. ラデツキー行進曲 作品228
ウィーン・フィル
指揮:マリス・ヤンソンス
8887517475-1
(3LP)
\7000
Blu-ray DVD 同時発売
 新たな年を寿ぐ、ウィーン・フィルの華麗なワルツとポルカ。世界80カ国4億人の心に届く世紀のクラシック・コンサート、今年は巨匠マリス・ヤンソンスが2012年以来3回目のNYC登場。
 ■毎年1月1日に行なわれるウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート。クラシック音楽の中でも最も有名で、ウィーンの誇る黄金のムジークフェラインザールからTVとラジオを通じて世界80カ国以上に放送され、4億人が視聴するというビッグ・イベント。1939年に始まる75年以上の歴史を誇るこのコンサートでは、音楽の都ウィーンを象徴するシュトラウス一家のワルツやポルカが演奏され、その高額のチケットは世界一入手困難と言われています。
 ■2016年は、ラトヴィア出身の巨匠マリス・ヤンソンス(1943年生まれ)登場。2006年にニューイヤー・コンサートに初登場、2012年に再登場し、今回は4年ぶり3度目のニューイヤー・コンサートとなります。ウィーン国立アカデミーでスワロフスキーらに学んだため、ウィーンとも所縁が深く、現在ウィ−ン・フィルにとって最も重要な指揮者の一人として、定期演奏会や音楽祭、海外ツアーの常連でもあります。コンセルトヘボウ管からは退任したものの、ドイツの雄、バイエルン放送響の首席指揮者として高い人気を誇ります。
 ■演奏曲目は、定番の「美しく青きドナウ」「ラコッツィ行進曲」などに加えて、ニューイヤー・コンサート史上初めて登場する作品も含まれる予定です。
 ■鮮明な映像と音声は、たくさんの花で美しく彩られたウィーン・ムジークフェラインの黄金のホールでく広げられる音楽の饗宴を生々しく楽しむ贅沢を与えてくれます。
 ■マリス・ヤンソンス 1943年、ラトヴィアのリガ生まれ。父は巨匠指揮者アルヴィド・ヤンソンス。レニングラード音楽院でヴァイオリン、ピアノ、指揮を学び、ウィーンでスワロフスキーに、ザルツブルクでカラヤンに師事。1971年、カラヤン財団の指揮賞を受賞し、レニングラード・フィルのアシスタントとなる。オスロ・フィル、ピッツバーグ響、コンセルトヘボウ管の首席指揮者・音楽監督を歴任。現在はバイエルン放送響首席指揮者。
■TV放送予定
2016年1月1日夜、NHK教育TV、NHKFMにて生放送予定。ハイビジョン、総合TVでも随時再放送予定。

 [録音]2016年1月1日、ウィーン、ムジークフェラインザールでライヴ・レコーディング予定





<映像>


SONY(映像)



8887517479-9
(Blu-ray)
\4200→\3790
※CD LP同時発売
ニューイヤー・コンサート2016マリス・ヤンソンス&ウィーン・フィル
DISC 1
 1. 国連行進曲
 2. 宝のワルツ 作品418
 3. フランス風ポルカ 「ヴィオレッタ」 作品404
 4. ポルカ・シュネル 「観光列車」 作品281
 5. ワルツ 「ウィーン娘」 作品388
 6. ポルカ ・シュネル「速達郵便で」 作品259
 7. 歌劇 「ヴェネツィアの一夜」 序曲 [ウィーン版]
 8. ポルカ・シュネル 「羽目をはずして」 作品168
 9. ワルツ 「天体の音楽」 作品235
 10. フランス風ポルカ 「歌い手の喜び」 作品328
 11. ポルカ ・シュネル「休暇旅行で」 作品133
 12. 喜歌劇 「ニネッタ侯爵夫人」 第3幕への間奏曲
DISC 2
 1. ワルツ 「スペイン」 作品236
 2. ワルツ 「舞踏会の情景」
 3. ため息ギャロップ 作品9
 4. ポルカ・マズルカ 「とんぼ」 作品204
 5. 皇帝円舞曲 作品437
 6. ポルカ・シュネル 「狩り」 作品373
 7. ポルカ ・シュネル「突撃」 作品348
 8. 新年の挨拶
 9. ワルツ 「美しく青きドナウ」 作品314
 10. ラデツキー行進曲 作品228
ウィーン・フィル
指揮:マリス・ヤンソンス

8887517478-9
(DVD)
\4000→\3690
※CD LP同時発売
 新たな年を寿ぐ、ウィーン・フィルの華麗なワルツとポルカ。世界80カ国4億人の心に届く世紀のクラシック・コンサート、今年は巨匠マリス・ヤンソンスが2012年以来3回目のNYC登場。
 ■毎年1月1日に行なわれるウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート。クラシック音楽の中でも最も有名で、ウィーンの誇る黄金のムジークフェラインザールからTVとラジオを通じて世界80カ国以上に放送され、4億人が視聴するというビッグ・イベント。1939年に始まる75年以上の歴史を誇るこのコンサートでは、音楽の都ウィーンを象徴するシュトラウス一家のワルツやポルカが演奏され、その高額のチケットは世界一入手困難と言われています。
 ■2016年は、ラトヴィア出身の巨匠マリス・ヤンソンス(1943年生まれ)登場。2006年にニューイヤー・コンサートに初登場、2012年に再登場し、今回は4年ぶり3度目のニューイヤー・コンサートとなります。ウィーン国立アカデミーでスワロフスキーらに学んだため、ウィーンとも所縁が深く、現在ウィ−ン・フィルにとって最も重要な指揮者の一人として、定期演奏会や音楽祭、海外ツアーの常連でもあります。コンセルトヘボウ管からは退任したものの、ドイツの雄、バイエルン放送響の首席指揮者として高い人気を誇ります。
 ■演奏曲目は、定番の「美しく青きドナウ」「ラコッツィ行進曲」などに加えて、ニューイヤー・コンサート史上初めて登場する作品も含まれる予定です。
 ■鮮明な映像と音声は、たくさんの花で美しく彩られたウィーン・ムジークフェラインの黄金のホールでく広げられる音楽の饗宴を生々しく楽しむ贅沢を与えてくれます。
 ■マリス・ヤンソンス 1943年、ラトヴィアのリガ生まれ。父は巨匠指揮者アルヴィド・ヤンソンス。レニングラード音楽院でヴァイオリン、ピアノ、指揮を学び、ウィーンでスワロフスキーに、ザルツブルクでカラヤンに師事。1971年、カラヤン財団の指揮賞を受賞し、レニングラード・フィルのアシスタントとなる。オスロ・フィル、ピッツバーグ響、コンセルトヘボウ管の首席指揮者・音楽監督を歴任。現在はバイエルン放送響首席指揮者。
■TV放送予定
2016年1月1日夜、NHK教育TV、NHKFMにて生放送予定。ハイビジョン、総合TVでも随時再放送予定。

 [録音]2016年1月1日、ウィーン、ムジークフェラインザールでライヴ・レコーディング予定



 

ALBANY(映像)


TROY1584
(DVD VIDEO)
\2300
ミラ・J・スペクター:室内歌劇《ディオダティ荘》
 (音楽・台本:ミラ・J・スペクター、台本・歌詞:コレット・イネツ)
レーチェル・アーキー
ジェレミーJ・ムーア
ヒラリー・シュランゼ
アンジェラ・レッソン、ほか
 制作:バンク・ストリート・フィルムズ(NTSC、カラー、ステレオ、72m、字幕:英語)

 このオペラは1816 年、スイス、レマン湖畔に詩人バイロン卿が借りていた別荘で5 人の男女が集まり、それぞれが創作した怪奇譚を披露しあった出来事を題材にしている。
 この夜の出来事はディオダティ館の幽霊会議、ディオダティ館の夜、などと呼ばれ「フランケンシュタイン」「吸血鬼」はこの時にされた話が基になって執筆された。オペラは怪談話と男女の対話を中心に淡々と進行する。オペラというより、ミュージカルといった趣で親しみやすい内容。




12/8(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

1001 NOTES

1001NOTES 07
\2500
(再掲載)

ヴァネッサ・ワーグナー
 アローブ 〜 ピアノ独奏&連弾作品集

 グリーグ:ペールギュント Op.23より《朝》*†
 ドビュッシー:映像第2集†
 シューベルト:12のドイツ舞曲 Op.171*
 ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第7番*†、スラヴ舞曲集第8番*†
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3†
 リスト:バラード第2番 S.171†
ヴァネッサ・ワーグナー(ピアノ)*
ティボー・ルブラン(ピアノ)†
 代理店がかわって再掲載。
 1001 Notesのプロジェクトの1つ「先生と生徒(Le Maitre & l'Eleve)」は、その名の通り師匠と弟子、すでに活躍している著名な演奏家と若き才能の共演を通して、新たな才能を引き出していくシリーズ。
 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2014にも招かれたフランスの女流ピアニスト、ヴァネッサ・ワーグナーと、パリ音楽院で学んだ若手ピアニスト、ティボー・ルブランの共演。




EM RECORDS


EMRCD 029
\2500
楽器の王、王の楽器
 サムション:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ Op.3(世界初録音)
 パンチェフ:ヴァイオリンとオルガンのためのソナタ Op.74(世界初録音)
 ダーク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第1番 Op.2(世界初録音)
ルパート・マーシャル=ラック(ヴァイオリン)
ダンカン・ハニーボーン(オルガン、ピアノ)
 "王の楽器"、ヴァイオリンのためのソナタ集!

 17世紀ヨーロッパの宮廷、王侯貴族の前で様々な音楽を奏でたヴァイオリンと、"楽器の王"とも称されるオルガンを関連付けた興味深いプログラム。
 3人のイギリスのコンポーザー=オルガニストたちによるヴァイオリンとピアノ、またはオルガンのためのソナタは全曲世界初録音。優雅で華麗、そして劇的な3つのソナタは、演奏機会に恵まれるべき近代英国の佳作である。

 2014年12月18日−19日の録音。
 

EMRCD 028
\2500
タワーズ・オヴ・マン
 ポット:
  ヴィオラ・ソナタ(世界初録音)
  アインツィゲ・ターゲ(世界初録音)*
井上祐子(ヴィオラ)
フランシス・ポット(ピアノ)
アラ・クラフチューク(ソプラノ)*
サイモン・フィリップス(ピアノ)*
 イギリスを拠点として活躍する日本を代表するヴィオラ奏者の1人、井上祐子が奏でるフランシス・ポット(1957−)のヴィオラ・ソナタを収録。
 2013年に作曲された「ヴィオラ・ソナタ」は今回が世界初録音となる。

 2014年8月&10月の録音。
 

EMRCD 027
\2500
アウディーテ・フィーネム 〜
 21世紀のケンブリッジ・カレッジからの現代と過去の音楽

  バード:喜びもて歌え
  パーセル:おお主よ、わが祈りを聞きたまえ
  ベイントン:そしてわれは新しき天国を見たり
  ウェズリー:O Sing Unto Mie Roundelaie
  スタンフォード:青い鳥、プライズド・ビー・ダイアナ
  マックスウェル・デイヴィス:ホマトン
  ホプキンス:4つのラテン語のモテット(世界初録音)
  トムリンス:世のものなべて歌え(世界初録音)
  トロクメ=ラター:
   ホマートン・カレッジ・グレイス・オヴ1957(世界初録音)、
   主なる神(世界初録音)
  ネイラー:How Shall I Sing That Majesty(世界初録音)
  セバスチャン・ウェズリー:主なる神に祝福あれ
ケンブリッジ・ホマトン・カレッジ・チャーター合唱団
ダニエル・トロクメ・ラター(指揮)
 1768年にロンドンで創設され、その後、ケンブリッジへと移転し、ロイヤル・チャーター(王室認可)を受けたホマトン・カレッジの合唱団。
 17世紀から21世紀へと続く英国の合唱音楽の歴史を描いた意欲的なプログラミングが魅力。ホマトン・カレッジのために作曲された貴重な作品も収録。

 2014年8月の録音。




ENCELADE


ECL 1401
\2500
(再掲載)
バード:ウォルシンガム
 乙女の歌/ウィリアム・ピーター卿のパヴァンとガイヤルド/
 イン・ノミネ/ウォルシンガム/美しいスザンナ/
 女王のアルマン/ファンタジア イ長調/
 ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ/父よ、我を明らかにしたまえ/
 ネヴェル夫人のグラウンド/ファンタジア ト長調/
 パヴァン イ長調/ファンタジア ニ長調/
 思い出したまい、救いの創造主よ
ジャン=リュク・オー(オルガン、チェンバロ)
 パリ国立高等音楽院を卒業したフランスの若き鍵盤楽器奏者、ジャン=リュク・オー。フランス、サン=タマン=ド=ボワックス寺院のオルガンとイタリアン・チェンバロを弾き分けて、ウィリアム・バードの珠玉の鍵盤作品を弾く。

 ※録音:2014年6月1日−4日、フランス

代理店が替わって再掲載
 

ECL 1403
\2500
(再掲載)
王女のためのモテット集
 シャルパンティエ:
  野外祭壇のための H.523、アヴェ・ヴェルム・コルプス H.329、
  主よ、われらの主H.163、喜べ乙女, キリストの御母 H.330、
  どれほど愛されていることか H.186、深き淵より H.232、
  主よ, いつまでもわれを H.196
 ボワヴァン:オルガン曲集第1巻より
アンサンブル・マルグリット・ルイーズ
ゲタン・ジャリー(指揮、オルガン)
 アンサンブル・マルグリット・ルイーズは、大クープランのいとこであり、当時のもっとも著名な女性音楽家の一人であったマルグリット=ルイーズ・クープランの名を冠したフランスのピリオド・アンサンブル。
 シャルパンティエの恩人であるジョアンヴィル王女(マドモアゼル・ド・ギーズ)のために書かれた数々のモテットと、ジャック・ボワヴァン(1649−1706)のオルガン作品を交互に配置。

 ※録音:2014年10月、フランス

代理店が替わって再掲載




LYRITA



SRCD.351
\2500→\2290
アーノルド・バックスとスタンリー・ベイト:
 チェロ・コンチェルト集

  バックス:チェロ協奏曲
  ベイト:チェロ協奏曲(世界初録音)
ライオネル・ハンディ(チェロ)
マーティン・イェーツ(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
 アーノルド・バックス(1883−1953)とスタンリー・ベイト(1911−1959)。近現代の英国音楽の伝承者であるリリタ(Lyrita)ならではの選曲によるチェロ・コンチェルト集。
 ソロは、マリナーのアカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズで10年間に渡り首席奏者を務めた名手ライオネル・ハンディ。20世紀英国音楽のスペシャリストによる入魂の好演です。ヘンリー・ウッド・ホール(グラスゴー)での録音。




QUINTONE



Q 15004
\2500→\2290
ショーソン&シャミナード:ピアノ三重奏曲集
 シャミナード:ピアノ三重奏曲第2番イ短調 Op.34
 ショーソン:ピアノ三重奏曲ト短調 Op.3
アトランティック・トリオ
 〔ヤネケ・ファン・プローイエン(ヴァイオリン)、
  アンスフリード・プラット(チェロ)、
  バス・フェルヘイデン(ピアノ)〕
 知られざる室内楽の復興!ショーソン&シャミナードのピアノ・トリオ

 19世紀末、ドビュッシーやダンディ、フォーレなどパリ中のエリートが集まったフランス国民音楽協会のサロン。ショーソン宅で行われたサロン(ル・サロン・ド・ショーソン)で当時脚光を浴びながらも、現在では忘れられてしまっているシャミナードとショーソンの優れた室内楽が現代に蘇る。
 アトランティック・トリオは、セシル・シャミナード、フリードリヒ・ゲルンスハイム、パウル・ユオンなどの忘れられた傑作の復興に情熱を燃やすオランダのアンサンブル。

 ※録音:2015年6月15日、ヒルフェルスム(オランダ)
 

Q 15005
\2500
シューマン:ハイネ歌曲集(弦楽四重奏伴奏版)
 歌曲集《詩人の恋》Op.48(ヴィム・テン・ハーフェ編)
 リーダークライス Op.24(ヴィム・テン・ハーフェ編)
 哀れなペーター Op.53-3(ボブ・ジマーマン編)
マールテン・コニングスベルガー(バリトン)
マタンギ弦楽四重奏団
 ダウランドからジャズまで幅広いレパートリーを持ち、アムステルダムとパリの音楽院で教鞭を執るオランダのバリトン、マールテン・コニングスベグガーが歌うシューマンは、ピアノではなく弦楽四重奏団による伴奏版!

 ※録音:2015年7月20日−22日、ロッテルダム
 
Q 13003
\2500
〔旧譜 再入荷します〕
シメオン・テン・ホルトの超大作
 「カント・オスティナート」のオルガン版

  シメオン・テン・ホルト:カント・オスティナート
トゥーン・ハーゲン(オルガン)
 現代オランダ音楽界の巨星、シメオン・テン・ホルトの超大作「カント・オスティナート」のオルガン版。

 ※録音:2013年6月23−25日、オランダ/
  

Q 13002
\2500
〔旧譜 再入荷します〕
アリアーガ:弦楽四重奏曲集
 弦楽四重奏第1番ニ短調
 弦楽四重奏第2番イ長調
 弦楽四重奏第3番変ホ長調
イスラエル弦楽四重奏団
※録音:2012年9月、オランダ/
 
Q 12003
\2500
〔旧譜 再入荷します〕
ヤナーチェク:ピアノ作品集
 4つのピアノ小品 《霧の中で》
 ソナタ「1905年10月1日」 〜 予感、死
 組曲「草かげの小径にて」第1集
ヘレナ・バシロヴァ(ピアノ)

 ロシア生まれ、オランダ育ちのピアニスト、ヘレナ・バシロヴァのデビュー・アルバム。

 ※録音:2012年、オランダ/

 

Q 12002
\2500
〔旧譜 再入荷します〕
ラフマニノフ&ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ集
 ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
 ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
マイケ・ラーデマーカース(チェロ)
マタイス・フェルスホール(ピアノ)
 「バッハの無伴奏チェロ組曲と現代作曲家&即興の結合(Q 14004)」という意欲的なアルバムで話題を集めたオランダの女流チェリスト、マイケ・ラーデマーカースが弾くラフマニノフ&ショスタコーヴィチ。

 ※録音:2012年1月、2月、スキーダム(オランダ)/
 

Q 12001
\2500
〔旧譜 再入荷します〕
マーラー:少年の魔法の角笛 マールテン・コニングスベルガー(バリトン)
エト・スパンヤールト(ピアノ)
 オランダを代表する指揮者&ピアニスト、エト・スパンヤールドが伴奏を務めた、コニングスベルガーのマーラー。

 ※録音:2012年5月、オランダ/




TY CERDD(CD−R)


TCR 012
(CD-R)
\2500
リチャーズ:ウェールズの歌曲集 スチュアート・バロウズ(テノール)
ジョン・サムエル(ピアノ)
 パリでショパンに弟子入りした経歴を持つウェールズの音楽家、バーンリー・リチャーズ(1817−1885)の歌曲集。

 1986年の録音。
 ※Ty Cerddはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

TCR 013
(2CD-R)
\2500
メトカーフ:歌劇《アンダー・ミルク・ウッド》 ウェールズ・ナショナル・オペラ
エリザベス・ドノヴァン(ソプラノ)
ヘレン=ジェーン・ハウエルズ(ソプラノ)
グウェネス=アン・ジェファーズ(ソプラノ)、他
 1946年、ウェールズ、スウォンジー出身の作曲家ジョン・メトカーフのオペラ。ウェールズのレーベルならではのプロジェクト。

 2014年4月の録音。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


LYRITA



SRCD.2352
(2CD)
\5000→\4590
ウィルフリード・ジョセフスの作品集がリリタから復刻
 ジョセフス:
  交響曲第5番 Op.75《田園》
  ベートーヴェンの主題による変奏曲 Op.68
  レクイエム Op.39*
デイヴィッド・ミーシャム(指揮)
アデレード交響楽団
アデレード合唱団*
アデレード弦楽四重奏団*
ロバート・ダウ(バス・バリトン)*
 かつてユニコーン・カンチャナから発売されていたウィルフリード・ジョセフス(1927−1997)の作品集がリリタから復刻。ユダヤのカディッシュを用いた「レクイエム」はジュリーニも演奏したジョセフスの代表作。

 1982年−1983年の録音。

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LYRITA(ITTER BROADCAST COLLECTION)



REAM.2120
(4CD-R/特別価格)
\5000→\4590
ロシアの巨人
 ニコライ・マルコ・コンダクツ・BBC交響楽団

 チャイコフスキー:交響曲第2番ハ短調《小ロシア》
  (BBC放送日:1957年1月13日)
 ショスタコーヴィチ:交響曲第1番ヘ短調
  (BBC放送日:1957年5月5日)
 ハイドン:交響曲第83番ト短調《めんどり》
  (BBC放送日:1960年1月31日)
 ムソルグスキー:歌劇《ホヴァンシチナ》より 前奏曲
  (BBC放送日:1957年1月)
 リムスキー=コルサコフ:歌劇《皇帝の花嫁》より 序曲*
  (BBC放送日:1956年3月26日)
 リムスキー=コルサコフ:交響組曲《アンタール》
  (BBC放送日:1957年5月5日)
 ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
  (BBC放送日:1960年1月30日)
 コダーイ:歌劇《セーケイ地方の紡ぎ部屋》〔英語歌唱〕+
  (BBC放送日:1960年2月3日)
ニコライ・マルコ(指揮)
BBC交響楽団
ロンドン交響楽団*
エリザベス・サイモン(ソプラノ)+
ノルマ・プロクター(アルト)+
キャスリーン・ジョイス(アルト)+
ダンカン・ロバートソン(テノール)+
デニス・ダウリング(バリトン)+
オーウェン・ブラニガン(バス)+
BBC合唱団+
 ニコライ・マルコ&BBC交響楽団!

 かつてある人が「クナッパーツブッシュにロシアの土をまぶしたような演奏」と表現した巨匠マルコの録音集。

 「Itter Broadcast Collection」は、リリタ(Lyrita)の創設者リチャード・イッターが所有していたBBCの放送録音を収録したテープ、アセテート盤からの復刻による新シリーズ。
 母国ロシア(旧ソ連)だけでなく英国にも大きな足跡を残した名指揮者、ニコライ・マルコ(1883−1961)とBBC交響楽団の貴重な録音が、リチャード・イッターのコレクションから復活。ニコライ・マルコの最晩年、そして英国における活躍の記録はファン要注目。

 ※LYRITAは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

REAM.2119
(2CD-R)
\5000
テイト:歌劇《下宿人》 オーウェン・ブラニガン(バス)
ヨハンナペータース(メゾ・ソプラノ)
マリオン・スタッドホルム(ソプラノ)
ジョゼフ・ワード(バリトン)
アレグザンダー・ヤング(テノール)
アントニー・ジェイコブス(ナレーター)
チャールズ・グローヴズ(指揮)
BBCノーザン・オーケストラ
BBCノーザン・シンガーズ
 ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージックの委嘱により、1958年から60年にかけて作曲が行われ、1960年に初演された歌劇「下宿人」は、マリー・ベロック=ローンズの原作を題材とした20世紀イギリスの女流作曲家フィリス・テイト(1911−1987)の作品。



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キング・インターナショナル

全点初CD化。超お宝盤満載のキングレコード秘蔵音源シリーズ1
 長い歴史をもつキングレコードには、数多くの自社音源があります。そのなかには、歴史上の存在となっている邦人演奏家の意外な演奏もあります。
 これまでCD 化されることのなかったそれら秘蔵音源を発掘し、キングインターナショナルが発売することとなりました。
 第1回発売はピアノの豊増昇と松浦豊明、ハープのモルナール。いずれもステレオ・セッションで、伝説のエンジニア菊田俊雄の正統派録音の醍醐味を味わえます。乞うご期待!


KKC 4055
\2500→\2290
小澤征爾、園田高広、舘野泉のピアノの師
 豊増 昇のバッハ

  (1)イタリア協奏曲ヘ長調BWV971
  (2)フランス組曲第5番ト長調BWV816
  (3)パルティータ第3番イ短調BWV827
豊増 昇(Pf、ベーゼンドルファー)
  小澤征爾、園田高広、舘野泉のピアノの師。“バッハの権威”豊増 昇の遺した伝説のキング録音!

 Stereo、Stereo

 豊増昇(1912-75) はベルリン高等音楽大学でレオ・シロタ、フレデリック・ラモンドに師事し、日本人として初めてベルリン・フィルの定期に出演した伝説のピアニスト。
 小澤征爾、園田高広、舘野泉のピアノの師としても知られています。残された録音は少なく、ことにバッハの権威として有名ながら、音で聴くことができませんでした。何とそのバッハ録音がキングレコードに遺されていました!
 この録音は作曲家・中田喜直の働きかけで実現したもの。キング音羽スタジオにはベーゼンドルファーがあり、これを用いての録音。氏の柔らかな美しい音、豊かな音楽性が十全に捉えられた名録音。日本人離れした演奏に驚かされます。

 ●豊増 昇(プロフィール)
  1912 年:5月23日 佐賀市生まれ
  1933 年:東京音楽学校器楽科卒。1935年:同校研究科修了
  1936-38 年:ベルリン・ホッホシューレ(ベルリン音楽大学)に留学、レオ・シロタ、フレデリック・ラモンドに師事。
  1940年:ベートーヴェンのソナタ全曲演奏会
  1942-43年:東京音楽学校助教授。1943-46年:同校教授
  1950年:バッハのピアノ曲全曲演奏会(15回連続演奏会)を開いて、日本におけるバッハ演奏の権威となった。
  1952年:ドイツ新バッハ協会会員。以後、ライプツィヒのバッハコンクールの審査員をつとめる。
  1952-61年:京都市立音楽短期大学教授
  1956年:日本人ピアニストとして初めてベルリン・フィルの定期演奏会に出演(指揮はカイルベルト、曲はフランクの交響的変奏曲)
  1959年:武庫川女子大音楽部長
  1961年:日本芸術院賞受賞(授賞賞理由:「洋楽(ピアノ)永年にわたるピアノ運動、特にバッハの演奏に対し」))
  1962年:日本芸術院会員
  1975年:10月9日 肺がんのため死去。享年63。
 


KKC 4056
\2500→\2290
戦後日本に突如現れた天才
 松浦豊明ピアノ・リサイタル

 (1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第21番ハ長調Op.53《 ワルトシュタイン》
 (2)シューマン:トロイメライ
 (3)ブラームス:ワルツ変イ長調Op.39 の15
 (4)シューベルト:楽興の時ヘ短調Op.94 の3
 (5)ショパン:バラード第4番ヘ短調Op.52
 (6)シューマン:トッカータ ハ長調Op.7
松浦豊明(Pf、スタインウェイ)
 日本人ピアニストとして初めて国際コンクールに入賞。1966 年日本に一時帰国した折のスタジオ正規録音、ついにCD 初復刻!

 録音:1966年10月26日、31日/キング音羽第1スタジオ(エンジニア・菊田俊雄)/Stereo、43’ 07”

 松浦豊明(1929-2011) は1958 年第1 回チャイコフスキー国際コンクールで第7 位入賞、59 年ロン=ティボーコンクールで優勝(日本人初の国際音楽コンクール優勝者)。その後ヨーロッパで活躍、69 年帰国後は音楽大学教授等をつとめていました。
 全盛期はハンブルクを本拠としていただけに、スタジオでの正規録音がキングに遺されていたことは全くの驚き。あざやかな指の冴えをみせる「ワルトシュタイン」「トッカータ」、聴きなれた曲でありながら味わい深い表現の「トロイメライ」、親しみを込めた「ワルツ」「楽興の時」、そしてみずみずしい表現で魅了してやまない「バラード」まで、端正かつ色彩感豊かな演奏が際立ちます。
 また、アナログ円熟期のキング録音が松浦の美音を完璧にとらえています。




 「戦後間もない1948年、NHK・毎日音楽コンクールに第1位かつ特賞。58年、第1回モスクワ・チャイコフスキー・コンクールに入賞。翌59年、ロン=ティボー国際コンクールに審査員全員一致で優勝・・・・・・。」

 戦後日本に突如現れた天才松浦豊明。

 1958年のチャイコフスキー・コンクール。その日本代表として登場した松浦。ピアノ部門の審査委員長にギレリス、審査員にカバレフスキー、G・ネイガウス、リヒテル、オボーリン、ロン、ゼッキ、ほかという壮絶な顔ぶれ。まだ日本人がモスクワを訪れるということ自体が異例のことだったらしく、日本からソ連大使館への連絡がうまくいっていなくて実行委員長のショスタコーヴィチから松浦の自宅に電報が届いたりして、参加するまでにも大変な騒ぎがあったらしい。
 しかし実際に登場するや聴衆は大騒ぎ、地元の放送局から録音やインタビューの依頼が相次いだ。優勝したのはご存知のようにアメリカのクライバーンだったが、コンクール終了までに松浦とクライバーンには大勢のファンがついたという(カーテン・コールは15分に及び、進行係が中断させたという)。
 しかし結果は7位。
 その結果にモスクワ・フィル団長・団員は憤慨、公式に抗議を発表。指揮を担当したコンドラシンも審査会に抗議に向かい、結果は覆らなかったものの、逆にその名声は高まりロシア各地でのコンサートに招かれることとなった。あとでギレリスは「少なくとも4位に入るべきだった」と、カバレフスキーは「私のロンドは松浦の演奏が一番良かった」と漏らしたとか。

 そんなふうにエピソードには事欠かない。
 だが、そんなさまざまなエピソードだが、実際の演奏を聴けば、・・・そんなものただのエピソードでしかないと納得する。
 演奏がすごいのである。
 さまざまな伝説的エピソードをはるかに凌駕する、その演奏こそがまさに伝説的だった。
 もちろんいずれも特異な条件下の演奏であることは間違いない。追い込まれた獣のごとき壮絶な気迫を宿しているのは当然だと思うかもしれない。しかし、どんな状況でも凡人にはこんな演奏はできまい。このおそるべき求心力。しかし吸い込まれて近づこうとするとバチンと拒絶されそうな、痛々しいほどに研ぎ澄まされた感性。ニヤリともしないで一刀両断で断ち切られそうな・・・殺気。間違いなくこれらのライヴには殺気を感じる。だから何度も聴いて楽しむものではない。こんなにもおそるべきピアニストが日本にはいた、ということを認識し、心臓を突き刺されないように気をつけながら聴いていかないといけない。(昔のコメントから)


 
KKC 4057
\2500→\2290
日本ハープ界の父、伝説のキング録音
 ヨセフ・モルナール ハープ・リサイタル

 (1)ドビュッシー:フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ
 (2)ボクサ:前奏曲
 (3)アセルマン:ヒターナ
 (4)J.トーマス:演奏会用練習曲第11番
 (5)ディジ:ハープ・ソナタ 変ホ長調
 (6)クルムフォルツ:フルートとハープのためのソナタ ヘ長調
 (7)ヘンドリク・アンドリーセン:間奏曲
 (8)宮城道雄:春の海(モルナール編)
 (9)デュセック:ハープ・ソナタ ハ短調 Op.2の3
 (10)ベートーヴェン:スイス民謡による変奏曲 WoO.64
ヨセフ・モルナール(ハープ)
(1)吉田雅夫(フルート)
 菅沼準二(ヴィオラ)
(6)-(8)林りり子(フルート)
 日本ハープ界の父、ヨセフ・モルナール伝説のキング録音。林りり子との「春の海」等の未発売曲も初CD 化!

 録音:1965年12月23日/杉並公会堂(1)、1967年12月8日/キング音羽スタジオ(2)-(5)、1968年10月19日/キング音羽スタジオ(6)-(10)(エンジニア・菊田俊雄(1)/秋山猛夫(2)-(5)/長尾和夫(6)-(10))/Stereo、71’ 17”

 「日本ハープ界の祖」ヨセフ・モルナール(1929-) の録音がキングに遺されていました。1965-68 年、モルナール30 代後半、まさに全盛期の録音です。
 往年の名フルート奏者、林りり子と共演した「春の海」ほかの3 曲とベートーヴェンの変奏曲はこれまで未発売のままとなっていました。今回全部まとめてCD1 枚に収録しての発売となります。モルナールの繊細かつ芯のあるしっかりした音色が魅力で、まさに「男の楽器・ハープ」の理想的演奏。林りり子の初出音源も極めて貴重で、木目調の音色も美しく録られています。








<国内盤> 


キング・インターナショナル

KKC 8656 / 8662
(7SACD HYBRID)
\15000+税
J.S.バッハ:管弦楽BOX 鈴木雅明(指揮)
バッハ・コレギウム・ジャパン、
寺神戸亮、若松夏美(Vn)、鈴木優人(Cem) ほか
DISC 1
 ブランデンブルク協奏曲全集1[ 2000年5-6月録音 初SACD化]
  第1番ヘ長調BWV1046/第2番ヘ長調BWV1047/第3番ト長調BWV1048
DISC 2
 ブランデンブルク協奏曲全集2[ 2000年5-6月録音 初SACD化]
  第4番ト長調BWV1049/第5番ニ長調BWV1050/
  第6番変ロ長調BWV1051/第5番第1楽章の初版BWV1050a
DISC 3
 ブランデンブルク協奏曲全集1[ 2008年6月録音 新録音]
  第1番ヘ長調BWV1046/第2番ヘ長調BWV1047/
  第3番ト長調BWV1048/第4番ト長調BWV1049
DISC 4
 ブランデンブルク協奏曲全集2、管弦楽組曲全集1
  第5番ニ長調BWV1050/第6番変ロ長調BWV1051/組曲第4番ニ長調BWV1069
DISC 5
 管弦楽組曲全集2
  第3番ニ長調BWV1068/第1番ハ長調BWV1066/第2番ロ短調BWV1067
DISC 6
 ヴァイオリン協奏曲全集[ 1998年録音 初SACD化]
  第1番イ短調BWV1041/第2番ホ長調BWV1042/
  2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043/
  オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調BWV1060
   寺神戸亮、若松夏美(ヴァイオリン)、マルセル・ポンセール(オーボエ)
DISC 7
 2台のチェンバロのための協奏曲全集
  協奏曲第1番ハ短調BWV1060/第2番ハ長調BWV1061/第3番ハ短調BWV1062/
  管弦楽組曲第1番BWV1066(鈴木優人編による2台チェンバロ版)
   鈴木雅明、鈴木優人(チェンバロ)
 初SACD 化を含むBCJ器楽の最高演奏がついにBOX化!

 録音:1998-2013年/神戸松蔭女子学院大学チャペル、彩の国さいたま芸術劇場コンサートホール/5.0 Surround Sound、美麗BOX 仕様、日本語解説書付

 SACD ハイブリッド盤。
 昨年発売したJ.S. バッハ「教会カンタータ全集」が大好評だったバッハ・コレギウム・ジャパン。多くの御要望に応じて管弦楽作品をBOX 化。ただしチェンバロ協奏曲(1 台、3 台、4 台)はまだ録音されていないため、残念ながら全集にはなりませんが、完成までまだ時間を要することを鑑み、現時点での全集にまとめました。
 当Box の注目は全点がSACD ハイブリッド盤であること。このうち、ブランデンブルク協奏曲(旧盤)とヴァイオリン協奏曲全集は通常盤CD でしたが、BIS 社社長フォン・バール氏自らがリマスタリングを行ない、SACD ハイブリッド化を実現。それにより、より臨場感あふれるサウンドでお楽しみいただけます。
 今回は器楽のみですが、協奏曲のソリストは寺神戸亮、若松夏美、鈴木雅明、鈴木優人ほかで、アンサンブルも鈴木秀美、高田あずみ、三宮正満など、考えうる最高のキャストで臨んでいます。
 また、ブランデンブルク協奏曲の新盤では、ヴィオリーノ・ピッコロ(寺神戸亮)、ヴィオロンチェロ・ダ・スパラ(ディミトリー・バディアロフ)といった楽器を用いているのも興味津々です。
 外箱の装丁も非常にオシャレ。カンタータ全集、宗教音楽集と連続するデザインで、高級感あふれるインテリアとしてもピッタリ。これ1 セットあれば、バッハのシリーズを最新録音、最高の演奏で揃えることができます。
 注文数のみの限定生産。今回の機会を逃すと入手不可能となります。お忘れなくご注文下さい。




クアッドリーガ



QR 09003
\2315+税
「シンディング:ピアノ作品集Vol.1」
 クリスチャン・シンディング(1856-1941):
  (1)春のささやきOp.32-3(1896)
  (2)プレリュードOp.34-1(1896)
  (3)-(8)「15のカプリス」Op.44(1898)より
   (II.Andante con moto / III.Marcato / V.Allegretto /
    VII.Allegretto Scherzando/VIII.Animato/XII.Allegretto)
  (9)アンダンティーノOp.24-3(1894)
  (10)-(19)「スケッチ町」Op.82.(全曲)(1908)
   (I.決意/II.即興曲/III.スケッチ/IV.絶え間ない動き/
    V.ステュディエ/VI.追憶/VII.気まぐれ/VIII.エチュード/
    IX.盃と伴に/X.ユーモレスク)
広瀬美紀子(ピアノ)
 「春のささやき」で有名なノルウェーの後期ロマン派の作曲家シンディングのピアノ作品集第1集!

 録音:2015年10月22日(シャッツグレーバー)50:50

 シンディング(1856-1941)はグリーグ(1843-1907)と共に19 世紀から20 世紀への時代の変わり目に活躍したノルウェーの作曲家である。グリーグ亡き後、しばしばグリーグの後継者とみなされる著名で重要な作曲家である。
 その音楽からはスカンディナヴィア地方の風土の中、大自然から行ける「自然と光に寄せる強い感情」が感じとられる。また更に、約40 年間を過したドイツの文化・音楽からの影響は計り知れない。
 とりわけ、ヴァーグナー、リストからの影響は色濃く、その土壌の中から若き頃より独自の様式を築きあげた。中でも、和声の扱い方、転調、半音階進行等はリストに負う所も大きいとされている。
 めまぐるしい転調の連続がしばしば見られるが、調性を破壊するような傾向はみられない。彼の作品の音楽的特徴ははつらつとした力強い希望に満ちた戦慄やまた繊細で色彩豊かな、きらめくような情感など起伏に富んだ音楽的展開にある。
 めまぐるしい転調による波動型伴奏がそれを支えていく。若い頃、ヴァイオリニストを志したシンディングの音楽語法が根底に流れていると思われる。このロマンティシズムにより、後期ロマン派の北欧における復興者として自国で迎え入れられ、グリーグの死後、生涯を通して国際的地位を保ち続けた。(ブックレットから抜粋)

<映像>


C MAJOR(映像)



73 4204
(Blu-ray)
\5800→\5390
ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ)
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集VOL.1

 DVD1
  ピアノ・ソナタ
   第1番ヘ短調OP.2-1/第10番ト長調OP.14-2/
   第13番変ホ長調「幻想曲風ソナタ」OP.27-1/
   第17番ニ短調「テンペスト」OP.31-2/
   第18番変ホ長調OP.31-3
 DVD2
  ピアノ・ソナタ
   第5番ハ短調OP10-1/第12番変イ長調OP.26/
   第22番ヘ長調OP.54/第4番変ホ長調OP.7/
   第14番嬰ハ短調「月光」OP.27-2
ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ)

73 4108
(2DVD)
\5200→\4790
 2014年ザルツブルク音楽祭、ブッフビンダーによるベートーヴェン・チクルス

 収録:2014 年8 月3-4 日 ザルツブルク音楽祭、モーツァルテウム大ホール(ライヴ)
 (Blu-ray)画面:16:9 HD、音声:DTS-HD MA 4.0,PCM ステレオ、189分
 (2DVD)画面:16:9 NTSC、音声:DTS4.0,PCM ステレオ、189分

 2014 年ザルツブルク音楽祭で行われた、ルドルフ・ブッフビンダーによるベートーヴェン、ピアノ・ソナタ全曲演奏会の模様を収録したDVD とBlu-rayが発売になります。
 ザルツブルク音楽祭の長い歴史の中で、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会を行ったのは今回が初めてとのこと。「ベートーヴェンの新しい解釈を示した、彼以外には成し得ない偉業である」と称賛されたチクルスとなりました。
 ウィーンのピアニスト、ルドルフ・ブッフビンダーは5 歳でウィーン音楽大学へ入学、9 歳の時に最初の演奏会を行い、11 歳で著名なピアノ教師ブルーノ・ザイドルホーファーのマスタークラスに入門するなど早くから才能を発揮。15 歳でミュンヘン国際音楽コンクール優勝、20 歳の時にヴァン・クライバーン・コンクールで特別賞を受賞、21 歳ではベートーヴェン・コンクール優勝するなど輝かしい受賞歴を持ちます。現在は、ウィーンの伝統を受け継ぐピアニストとして世界的に高い評価を受けています。
幅広いレパートリーもつブッフビンダーですが、その中心はやはりベートーヴェン。ブッフビンダーは、これまでにテルデック(1980/82、セッション録音)とRCA(2010、ライヴ録音) の2 度ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲を録音しています。そして45 回以上の全曲演奏会を行い、つねに新しい発見を求め丁寧に楽譜を読み込み、聴く者に驚きと感動を与えています。

 来日情報
 2016年3月4日 すみだトリフォニーホール
 ■曲目 J.S. バッハ/イギリス組曲 第3番 ト短調 BWV808
     ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 op.53「ワルトシュタイン」
     シューベルト/ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960




新書館(映像)



DD15 1103
(DVD)
\4500+税
スヴェトラーナ・ザハーロワ
ボリショイ・バレエ
 「白鳥の湖」 ザハーロワ&ロジキン
主要キャスト:
 オデット/オディール:スヴェトラーナ・ザハーロワ
 ジークフリート:デニス・ロジキン
 ロットバルト:アルテミー・ベリャコフ
 道化:イーゴリ:ツヴィルコ
 王妃:エカテリーナ・バリキナ
 家庭教師:アレクセイ・ロパレーヴィチ
 王子の友人たち:
  クリスティーナ・クレトワ、エリザヴェータ・クルテレワ
 ほか ボリショイ・バレエ
 収録:2015 年1 月25 日モスクワ ボリショイ劇場/カラー、120 分、豪華ブックレット付

 いま絶頂のときにある美しき舞姫ザハーロワの「白鳥の湖」。優美で神秘的なオデット、クールで妖艶なオディールが見る者を魅了します。
 ジークフリート王子は、ボリショイ期待の新鋭デニス・ロジキン。巨匠グリゴローヴィチが、初演時にはソ連当局の圧力のため実現できなかった結末を30 年の歳月を経て実現し、その完全版の舞台を初映像化。




















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