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≪第85号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その7 2016/1/19〜





1/22(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



ATMA CLASSIQUE



ACD2 2716
(2CD)
\4000→\3690
18世紀フランス・ロココの甘美な世界
 ジャック・デュフリ(1715 〜 1789):クラヴサン曲集

 CD1
  (1)〜(6)小品集 ニ短調とニ長調
  (7)〜(11)小品集 ト短調とト長調
  (12)〜(16)小品集 ハ短調とハ長調
 CD2
  (1)〜(3)小品集 ニ長調とニ短調
  (4)〜(6)小品集 イ長調とイ短調
  (7)〜(9)小品集 ホ長調とホ短調
  (10)〜(12)小品集 へ短調とへ長調

 CD1 (1)-(6)、(12)-(16)「クラヴサン曲集 (1744)」より
 CD1 (7)-(9)、CD2 (1)-(7)「クラヴサン曲集第2巻(1748)」より
 CD1 (11)、CD2 (8)-(12)「クラヴサン曲集第3巻(1757)」 より
 CD1 (10)「クラヴサン曲集第4巻(1768)」より
イヴ=G・プリフォンテーヌ(クラヴサン)
 
 録音:2014年11月

 18 世紀フランス、ルイ15 世とルイ16 世の代を生きた作曲家兼オルガン、クラヴサン奏者のジャック・デュフリ。クラヴサンの名手として一度は広くその名を知られながら、時代の移り変わりとともに忘れ去られてしまったデュフリのクラヴサン作品が2 枚組のCD となって登場しました。
フランスバロックを代表する作曲家ラモーを模範としたと伝えられるデュフリの音楽ですが、古典派の作曲家が多用した音型「アルベルティバス」の使用など古典派に通じるスタイルも垣間見ることができ、バロックから古典派への過渡期を生きたデュフリを取り巻く当時の音楽スタイルの変換を感じることができます。
 当時はちょうど今のピアノの前身であるフォルテピアノが登場し人気を集めていた時代。デュフリがこの新しい楽器の演奏に対し後ろ向きだったことが、彼を華やかなキャリアから遠ざけたとも言われていますが、彼のクラヴサン作品中のいくつかにはまさに「ピアノ的」というべき語法が聴き取れます。
 演奏を手掛けるイヴ・G・プリフォンテーヌは、12 回に渡るシリーズリサイタルでのクープラン全鍵盤作品演奏やオルガンアカデミー「Orgues etCimes」の運営など、チェンバロ、オルガン双方で幅広く活躍する演奏家。彼の指から18 世紀フランス・ロココ音楽の甘美な世界が紡ぎ出されて広がります。

ここで少し試聴できます。
https://atmaclassique.com/En/Albums/AlbumInfo.aspx?AlbumID=1549

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FIRST HAND



FHR 38
(2CD)
\4000→\3690
ビーバーの弟子、知られざる作曲家ヴィルスマイアーのパルティータ全曲
  ピゼンデルとビーバーも

 ヨハン・ヨーゼフ・ヴィルスマイアー(1663-1722):
  無伴奏ヴァイオリンのための6つのパルティータ(1715)
 ピゼンデル(1687-1755):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ イ短調
 ビーバー(1644-1704):パッサカリア「守護天使」 ト短調
ヴォーン・ジョーンズ(ヴァイオリン)
 録音:2015年3月20、24、27日、4月14日、8月5 日 、聖マリアマグダレナ教会,
イギリス、ウィレン、ミルトン・キーンズ

 18 世紀オーストリアで活躍したヴァイオリニスト兼作曲家のヨハン・ヨーゼフ・ヴィルスマイアー。ビーバーの優秀な弟子であったと言われていますが、現在ではほとんど知られていない存在。しかし最近ではイザベル・ファウストがコンサートで取り上げるなど再評価されつつあります。このアルバムは、そのヴィルスマイアー唯一の作品「無伴奏ヴァイオリンのための6 つのパルティータ」全曲を録音したもの。この作品が1715 年にザルツブルクで出版されてから300 年を記念して企画されました。
 カップリングには、同時代に活躍したピゼンデルとビーバーの作品を収録。ピゼンデルは当代最高のヴァイオリンの名手と称され、ドレスデン宮廷楽団の楽長としてもその手腕を発揮。
 J.S. バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」は彼のために書かれたと言われています。ピゼンデルの無伴奏ソナタは、半音階を多用した斬新さがあり、当時のヴァイオリンの可能性を最大限にいかした非常に技巧的な作品です。そしてビーバーのパッサカリア。
 この作品が含まれている「ロザリオ・ソナタ」は15 の合奏ソナタと無伴奏ヴァイオリンによるパッサカリアの全16 曲で構成されており、聖母マリアの生涯をヴァイオリンによって表した宗教大作。
 ヴィルスマイアー、ピゼンデル、ビーバーのこれらの作品は、ヴァイオリンに変則調弦(スコルダトゥーラ)、重音奏法などを用い音楽に多彩な表現を加えた創意工夫がこらされています。
 演奏するヴォーン・ジョーンズ(1970 年英国生まれ)は、新しいレパートリーの発掘に積極的で、今回のようなヴァイオリン音楽に対する情熱が現れたプログラミングも彼ならではないでしょうか。





 近代ヴィルトゥオーゾの珍しい無伴奏作品を取り上げた前作のプロモーション映像。
 これもなかなか聴きごたえのあるアルバムだった。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=cTrSwMMZLDc


ヴォーン・ジョーンズ、無伴奏 第1弾
19 世紀末から20 世紀初頭にヨアヒムらヴィルトルオーゾらによって書かれた
世界初録音を含むレアなヴァイオリン独奏曲

FHR 29
\2000→\1890
ヴィルトゥオーゾたちによるヴァイオリン秘曲集
 「ヒドゥン・ヴァイオリン〜独奏ヴァイオリンのためのロマン派技巧的作品集」

 ・バンジャマン・ゴダール(1849-1895):
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ロ短調op. 20 *
 ・クリスチャン・シンディング(1856-1941):
  組曲ニ短調op. 123〜第4曲アンダンテ(シャコンヌ)*
 ・ゴダール:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 遺作 *
 ・フランツ・フォン・ヴェチェイ(1893-1935):前奏曲とフーガ ハ短調
 ・レオン・デ・サン=リュバン(1805-1850):
  「ランメルモールのルチア」の主題による幻想曲op.46
 ・ヨーゼフ・ヨアヒム(1831-1907):スコットランドの調べ
ヴォーン・ジョーンズ(ヴァイオリン)
 世界初録音!ゴダールの無伴奏ソナタほかヴィルトゥオーゾたちによるヴァイオリン秘曲集

 *世界初録音/ステレオ

 「秘密のヴァイオリン(The Hidden Violin)」と題されたアルバムは、19 世紀末から20 世紀初頭に、ヨアヒムらヴィルトルオーゾらによって書かれた、世界初録音を含むレアなヴァイオリン独奏曲を収めたものです。
 ブラームスらとの親交でも音楽史に名高いヨアヒム、その弟子でシベリウスに協奏曲を献呈されたヴェチェイ(ヴェッチーとも)らハンガリー系の名手をはじめ、いずれの顔ぶれも生前はすぐれたヴァイオリニストとして活躍したことで知られますが、なかでも注目はヴュータンに学んだ19 世紀後半フランスのゴダール。
 世界初録音となるゴダールの無伴奏ソナタは、「ニューグローヴ世界音楽大事典」によると、“ヴァイオリニストのレパートリーに加えられるにふさわしい価値ある作品” と紹介されており、こうして聴くことが可能となったのは、おおいに歓迎されるところといえるでしょう。
 1970 年英国生まれのヴォーン・ジョーンズは、バーミンガム音楽院と王立音楽大学で学び、卒業後オーケストラのメンバーとして活動していましたが、でもあるカトー・ハヴァシュに師事しています。でもあるカトー・ハヴァシュに師事しています。







FOOTPRINT


FRCD 080
\2600
アージェンシー・オヴ・ナウ 〜 合唱作品集
 エセンヴァルズ:新月、おお救いの生贄よ/
 サンドストレム:トゥ・シー・ア・ワールド/
 ラヴェル:妖精の園/
 ヴィエナ・テン:アクシオム賛歌/
 イングウェ:アージェンシー・オヴ・ナウ/
 エマヌエルソン:Dar livet klingar ut/
 アレハンドロ・カリージョ:マニフィカト/
 ヒープ:ハイド・アンド・シーク/
 アルバレス:涙の日/
 パミントゥアン:深き淵より/
 バーバー:アニュス・デイ/
 エセンヴェルズ:星の空
ヴォーカル・アート・アンサンブル・
 オヴ・スウェーデン
ヤン・イングウェ(指揮)
 ヴォーカル・アート・アンサンブル・オヴ・スウェーデンは、2013年の結成35周年を記念してプロ・ムジカ室内合唱団から名称を変更し、新たな歴史を歩み出したスウェーデンの混声合唱団。
 ここでは、この数年で名声を一気に高めたラトビアのリーディング・コンポーザー、エセンヴァルズの合唱作品や、注目を集めるバーバーの「アニュス・デイ」、2つの委嘱作品、ヴィエナ・テンやイモージェン・ヒープの作品のアレンジなど、新鮮かつ意欲あふれるプログラムを披露してくれている。

 2014年3月&5月の録音。




MUSIQUES SUISSES


MGB CTS-M 149
\2600
スイス人作曲家ミヒャエル・ペルツェル
 ペルツェル:
  弦楽四重奏のための《...vague ecume des mers...》
  アンサンブルのための《ダンス・オヴ・マジック・ウォーターベル》
  フルートとチェロのための二重奏《ダンス・マシーン》
  2台ピアノ、チェレスタと3人の打楽器奏者のための
   《コズミック・スウォッシュ》
  ヴァイオリン、チェロ、フルート、クラリネットと2台ピアノのための
   《...danses oniriques...》
  アンサンブルのための《...par la brume flottante》
ディオティマ弦楽四重奏団
コレギウム・ノウム・チューリッヒ
クラングフォルム・ウィーン、他
 ミヒャエル・ペルツェルは、1978年、ラッパースヴィール出身のスイス人作曲家。ディーター・アンマン、ゲオルク・フリードリヒ・ハース、ヴォルフガング・リームに作曲を師事し、その作品はアルディッティ弦楽四重奏団やアンサンブル・アンテルコンタンポランによって取り上げられている。




NOSAG RECORDS

nosag CD 223
\2600
フォルデル:
 スウェーデンとフィンランドの
  スウェーデン語の詞による歌曲集
クリスティン・ホーグナッバ(ソプラノ)
ステファン・リンドグレン (ピアノ)
 スウェーデンとフィンランドのスウェーデン語の詞を題材とした、フィンランドの作曲家エーリク・フォルデル(1917−1981)の歌曲集。
 クリスティン・ホーグナッバは、シベリウス・アカデミーとストックホルム・オペラ・スタジオで研鑽を積んだスウェーデン系フィンランドのソプラノ歌手。

 2015年の録音。




TALANTON


TAL 90016
\2200
ノートル・ダム 〜
 ノートル・ダム楽派の単旋律聖歌集
サンスティアス
 〔マリア・ヨナス
   (ヴォーカル、グロッケン、ベル、
    シュルティ・ボックス)、
  バッセム・ハワール
   (イラク・フィドル、パーカッション)、
  ドミニク・シュナイダー
   (ギター、中世フルート)〕
 12世紀〜13世紀に栄えたノートル・ダム楽派の「単旋律聖歌(モノフォニー)」。インドのドローン楽器シュルティ・ボックスや中世フルートなどの楽器の音色と、マリア・ヨナスの清廉な歌声が厳かな祈りの空間を作り出す。
 舞台をヨーロッパから中近東へとワープさせるサンスティアスのオリジナルによる器楽作品とのコントラストも見事。録音も優秀です。

 2015年8月の録音。
 

TAL 90017
\2200
マイヤー:私のパガニーニ
 マイヤー:Hor's Naher und Naher Brausen(1)/
 リピンスキ/パガニーニ:常動曲/
 パガニーニ:パガニーニの猛き大胆な狩り/
 マイヤー:Kleine Fibel Des Grossenwahns/
 パガニーニ:ナポレオンの進駐/
 パガニーニ:ギリシャのパガニーニ/
 マイヤー:愛の詩/
 エルンスト:パ・ド・ドゥ/
 ロカテッリ:インテルメッツォ/
 パガニーニ:Sie & Er/
 マイヤー:Tod Am Nachmittag/
 パガニーニ:コリーダ/
 パガニーニ/ガーシュウィン/ドナルドソン:
  ジョージ・ガーシュウィンのパガニーニの訪問/
 マイヤー:Hor's Naher und Naher Brausen(2)/
 パガニーニ:悪魔の踊り/
 リスト:メフィスト・ワルツ
フローリアン・マイヤー(ヴァイオリン)
 ドレスデンのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、フローリアン・マイヤーの"パガニーニ"をテーマとする無伴奏のオマージュ・プログラム。
 ロカテッリ、リピンスキ、リストの音楽やマイヤーのアレンジが、パガニーニの悪魔的な超絶技巧の凄さを引き立てる。

 2015年の録音。




REGENT


REGCD 427
\2500
永遠の恍惚 幻視的超越の音楽
 ランダル・トンプソン(1899-1984):Alleluia
 ジョン・タヴナー(1944-2013):A Hymn to the Mother of God
 セシリア・マクドウォル(1951-):Regina Caeli
 エリック・ウィテカー(1970-):Lux aurumque
 イアン・クイン(1973-):Adoremus in aeternum(*)
 フィリップ・クック(1980-):The eternal ecstasy(*)
 デイヴィッド・ベドナル(1979-):The law of the Lord(*)
 アラン・ブラード(1947-):The spacious firmament(*)
 ジェイムズ・マクミラン(1959-):Christus vincit
 ジョン・ダッガン(1963-):Nunc autem manet(*)
 モートン・ローリゼン(1943-):O magnum mysterium
 ポール・ミーラー(1975-):Now sleeps the crimson petal
   Now sleeps the crimson petal / Lady, when I behold the roses sprouting
   Upon a bank with roses set about / A spotless Rose 6:02
 ウィリアム・ハリス(1883-1973):Bring us, O Lord God
ケンブリッジ・セルウィン・カレッジ聖歌隊
サラ・マクドナルド(指揮)

録音:2013年6月24-26日、イーリー大聖堂レディ礼拝堂、イーリー、イギリス

(*)世界初録音。

 

REGCD 430
\2500
恵みに満てるお方 聖母マリアのための音楽
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):Alma Redemptoris(8声)
 ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):Salve Regina
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア:Regina caeli(8声)
 ピエール・ヴィレット(1926-1998):Salve Regina
 フランシスコ・ゲレロ(1528-1599):Tota pulchra es, Maria(6声)
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア:Ave Regina caelorum(8声)
 デイヴィッド・ベドナル(1979-):Salve Regina
 フランシスコ・ゲレロ:Trahe me post te, Virgo Maria
 ピエール・ヴィレット:Hymne a la Vierge
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア:Ave maria, gratia plena(8声)
 ジョン・ピッカード(1963-):Three Latin Motets
   O nata lux(*) / Te lucis ante terminum(*) / Ubi caritas et amor
 ジョン・ピッカード:Ave maris stella
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア:Salve Regina(8声)
ブリストル・ユニヴァーシティ・シンガーズ
デイヴィッド・アリンソン&デイヴィッド・ベドナル(指揮)
録音:2013年6月15-16日、聖オーガスティン教会、サンタ・モニカ・トラスト、ブリストル、イギリス
 

REGCD 446
\2500
クライスツ・カレッジのクリスマス
 ピーター・ウォーロック(1894-1930):
  As dew in Aprylle / Benedicamus Domino / Bethlehem Down / A Cornish Carol
  I saw a fair maiden / A Cornish Christmas Carol / Adam lay ybounden
  Balulalow / Where riches is everlastingly
 グスターヴ・ホルスト(1874-1934):
  古いイングランドの4つのキャロル
   A Babe is born / Now let us sing / Jesu, Thou the Virgin-born
   The Saviour of the world is born 2:10   Lullay, my liking
 レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ(1872-1958):
  クリスマス・カンタータ「この日」(1954)から 2つのキャロル
   The blessed son of God / No sad thought his soul affright
  イングランド伝承の8つのキャロル(1919)
   And all in the morning / On Christmas night / The Twelve Apostles
   Down in yon forest / May Day Carol / The truth sent from above
   The birth of the Saviour / Wassail Song

ケンブリッジ・クライスツ・カレッジ聖歌隊
ジョナサン・エルズ、シダーズ・プラブ=ナイク(オルガン)
デイヴィッド・ローランド(指揮)

録音:2014年3月14-16日、クイーンズ・カレッジ礼拝堂、ケンブリッジ、イギリス
 

REGCD 452
\2500
ゲイリー・デイヴィソン(1961-):光の鎧 合唱作品集
  My song shall be alway / Zion, at thy shining gates(#) / The Armour of Light
  Easter(*)
  Banffshire Mass
   Kyrie eleison / Gloria in excelsis / Sanctus and Benedictus / Agnus Dei
  The Wells Service : Te Deum / Jubilate Deo
  Trumpet Rondo on "Laudes Domini" / Sing, my soul, his wondrous love
  O Lord, support us / Never weather-beaten sail
  The Santa Fe Canticles : Magnificat / Nunc dimittis
  The Lord is my light
  Palace Garden Canticles(+) : Magnificat / Nunc dimittis
  Glory to thee, my God, this night
ウェルズ大聖堂聖歌隊
マシュー・ソーター(ヴィオラ(*))
サイモン・ジョーンズ(トランペット(+))
ジョナサン・ヴォーン(オルガン)
マシュー・オーエンズ(指揮)

録音:2014年6月9-12日、ウェルズ大聖堂、イギリス

(*)以外世界初録音。

 

REGCD 455
\2500
リチャード・ロイド(1933-):われを照らしたまえ 合唱作品集
  The Lichfield Service(2008)(+)(*) : Magnificat / Nunc dimittis
  Open my heart, illumine me(2013)(#)(*) / The fairest flower(1994)(*)
  The Windows(1986) / A Song of the Passion(1985)(*)
  Adoro te devote(1954)
  Chichester Mass(1992)
   Kyrie eleison / Gloria in excelsis Deo / Sanctus / Benedictus / Agnus Dei
  Thankful of heart for days gone by(2011)(+)(*) / Adam our father(2009)(*)
  All so still(1969) / I wonder as I wander(1976)(#)
  Now glad of heart(2010)(*) / Keep me, O Christ(2014)(+)(*)
  What songs are these?(1980)(#) / Rejoice and sing(1990)(#)(*)
ビード・シンガーズ
イアン・ショー(オルガン(+))
ダニエル・ハイド(オルガン(#))
デイヴィッド・ヒル(指揮)

録音:2014年7月5-6日、セント・ジョンズ教会、アッパー・ノーウッド、ロンドン、イギリス

(*)世界初録音。

 

REGCD 456
\2500
アラン・ブラード(1947-):
 おお、来たれ、エマヌエル アドヴェントとクリスマスのための音楽

  O Come, Emmanuel
   Prelude / Advent Responsory (i) / Hymn: The advent of our God
   O wisdom - O Sapientia / Where shall Wisdom be found?
   O Lord of Lords - O Adonai / Come, thou long-expected Jesus
   O Root of Jesse - O Radix Jesse / There is a rose-tree
   O Key of David - O Clavis David / Earth grown old
   Hymn: Thy kingdom come! on bended knee / O Morning Star - O Oriens
   Chanticleer / O King of the Nations - O Rex Gentium
   Hymn: Joy to the world! / And they shall call his name Emmanuel
   O Emmanuel / Gabriel's Message / And art thou come with us to dwell?
   Advent Responsory (ii) / Hymn: Lo! he comes with clouds descending
  Ten Carols for Christmas
   A baby so small, a message so great(+)
   A boy is born in Bethlehem (Puer natus)(+)
   And all the stars looked down / Hillside Carol(*)
   The gracious gift / This night(*) / Rose of such virtue
   Child in the manger, Lord of all / A star as bright as day(*)
   Merrily did the shepherds blow(*)
ケンブリッジ・セルウィン・カレッジ聖歌隊
ティモシー・パーソンズ(オルガン(+))
ジョン・バチェラー(オルガン(*))
サラ・マクドナルド(指揮)
録音:2014年6月30日、7月1-2日、イーリー大聖堂、イーリー、イギリス
 

REGCD 466
\2500
降誕 クリスマス・キャロル&アンセム集
 ジェイムズ・ピアポント(1822-1893)/
  ラルフ・オールウッド(1950-)編曲:Jingle bells
 ヘンリー・ジョン・ゴーントレット(1805-1876)/
  アーサー・ヘンリー・マン(1850-1929)、ジェイムズ・オドネル(1961-)、
  デイヴィッド・ウィルコックス(1919-2015)編曲:Once in royal David's city(*)
 イングランド伝承/
  デイヴィッド・ウィルコックス編曲:Sussex Carol (On Christmas night)(*)
 ウェールズ伝承/ロバート・コート編曲:Suo-Gan
 ウィリアム・マサイアス(1934-1992):A babe is born(*)
 ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):Here is the little door
 ジョン・フランシス・ウェイド(1711-1786)/
  デイヴィッド・ウィルコックス編曲:O come, all ye faithful(*)
 ウィリアム・ジェイムズ・カークパトリック(1838-1921)/
  ヒュー・ウィリアムズ編曲:Away in a manger
 ホルスト(1874-1934):Ave Maria
 マイケル・ペリー(1942-1996)/ジョン・バータロット(1931-)編曲:Calypso Carol
 ジョン・タヴナー(1944-2013):The Lamb
 イングランド伝承/ジョン・ステイナー(1840-1901)、
  デイヴィッド・ウィルコックス編曲:God rest you merry, gentlemen(*)
 エリック・ウィテカー(1970-):Lux aurumque
 アフリカ=アメリカ伝承/マルコム・サージェント(1895-1967)編曲:Mary had a baby
 ジョン・アイアランド(1879-1962):Adam lay y-bounden
 ハワイ伝承/マルコム・サージェント編曲:Hawaiian Lullaby
 フランシス・グライアー(1955-):Alleluia! I bring you news of great joy
 イングランド伝承/
  ヘンリー・ウォルフォード・デイヴィス編曲:The holly and the ivy
 ブリテン(1913-1976):A hymn to the virgin
 スペイン伝承/アンドルー・カーター(1939-)編曲:Spanish Carol
 ヘンリー・ウォルフォード・デイヴィス(1869-1941):O little town of Bethlehem
 メンデルスゾーン(1809-1847)/
  デイヴィッド・ウィルコックス編曲:Hark! the herald-angels sing(*)
 ウェールズ伝承/ヒュー・ウィリアムズ編曲:Deck the hall
カンテムス室内合唱団
ロバート・コート(オルガン(*))
ヒュー・ウィリアムズ(指揮)
録音:2015年1月23/24日、聖オーガスティン教会、ペンアルス、ウェールズ、イギリス
 

REGCD 467
\2500
ヨークのクリスマス
 不詳(16世紀フランス)/
  マック・ウィルバーグ編曲(1955-):Ding! dong! merrily on high
 ジョン・ラター(1945-):Nativity carol
 ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):Three carol-anthems
   Here is the little door / A spotless Rose / Sing lullaby
 マチュー・マーティン(1976-):Nowell sing we
 ジョン・ラター:What sweeter music
 フランシス・ポット(1957-):Balulalow
 イングランド伝承/デイヴィッド・ウィルコックス(1919-2015)編曲:
  Tomorrow shall be my dancing day
 グレイストン・アイヴズ(1948-):Lo, how a rose e'er blooming
 ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):All this time
 ハーバート・ハウエルズ:Long, long ago
 ハワード・スケンプトン(1947-):Adam lay y-bounden
 スティーブン・ジャクソン(1951-):The Virgin's Song
 ドイツ古謡/ボブ・チルコット(1955-)編曲:In dulci jubilo
 フランツ・グルーバー(1787-1863)/デイヴィッド・ヒル(1957-)編曲:Silent night
 ピーター・ウォーロック(1894-1930)/アンドルー・カーター(1939-):Lullaby my Jesus
 ジェイムズ・ピアポント(1822-1893)/リチャード・シェファード(1949-)編曲:Jingle bells
 レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ(1872-1958):Fantasia on Christmas Carols
ヨーク・ミンスター聖歌隊
デイヴィッド・パイプ(オルガン)
ロバート・シャープ(指揮)
録音:2015年1月29-30日、2月4-5日、ヨーク・ミンスター、ヨーク、イギリス
 

REGCD 470
\2500
ノエル・フランセーズ フランスのクリスマスの歌
  [古いクリスマス・モテット]
 ジャン・ムートン(1459頃-1522):Noe, noe, psallite noe
 ギヨーム・ブジニャック(1587頃-1643頃):
  Noe pastores cantate canticum novum(*)(+) / Ave Maria(*)(+)
  Dum silentium tenerent omnia(*)(+) / Stella refulget(*)(+)
 エティエンヌ・ムリニエ(1599-1676):Magi videntes stellam(*)(+)
 ルイ=ニコラ・クレランボー(1676-1749):Hodie Christus natus est(*)(+)
 マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):Salve puerule(*)(+)
  [近現代のクリスマス・モテット]
 プーランク(1899-1963):
  Salve Regina
  Quatre Motets pour le temps de Noel
   O magnum mysterium / Quem vidistis, pastores? dicite / Videntes stellam
   Hodie Christus natus est
 ジャン・ロジェ=デュカス(1873-1954):Chant de la Nativite(+)(#)
 マルク・ブルーズ(1937-):Hodie Christus natus est(+)(#)
  [フランス伝承のノエル]
 プロヴァンス伝承/
  ジャン・ブヴァール(1905-1996)編曲:Guillaume, Antoine et Pierre(+)
 マーク・オプスタッド(1978-)編曲(#)/
  バスク伝承:Birjina gaztettobat zegoen(バスク語)(+)
  ルシヨン伝承:El noi de la Mare(カタルーニャ語)
  トゥールーズ伝承:Anan auzi las aubados(オック語)(+)
  フランス伝承:Noel nouvelet(+)
  アルザス伝承:Dormi, fili, dorm !
  フランス伝承:Quelle est cette odeur agreable?(+)
トゥールーズ聖歌隊
ジェラルディーヌ・ブリュレイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ(*))
ウィリアム・ホワイトヘッド(オルガン(+))
マーク・オプスタッド(指揮)

録音:2015年4月11-13日、改革派教会 [Temple du Salin]、トゥールーズ、フランス

(#)世界初録音。

  

REGCD 478
\2500
ヘレフォードの復活祭の日
  [朝課]
 オランダ伝承/チャールズ・ウッド(1866-1926):This joyful Eastertide (Introit)
 ジョン・サンダーズ(1933-2003):Preces
 エドウィン・モンク(1819-1900):Easter Anthems (Chant)
 不詳:Psalm 114 (Chant, Tonus Peregrinus)
 チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852-1924): Te Deum in C / Jubilate in C
 ジョン・サンダーズ:Responses
 チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード:Ye choirs of new Jerusalem
  [聖餐]
 ウィリアム・バード(1539/1543頃-1623):In resurrectione tua (Introit)
 ジャン・ラングレ(1907-1991):Messe solennelle
   Kyrie / Gloria / Sanctus / Benedictus / Agnus Dei
 ジョン・タヴァナー(1490頃-1545):Dum transisset I
  [晩課]
 ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):St Paul's Service
   Magnificat / Nunc dimittis
 サミュエル・セバスチャン・ウェズリー(1810-1876):Blessed be the God and Father
ヘレフォード大聖堂聖歌隊
ピーター・ダイク(オルガン)
ジェレイント・ボーエン(指揮)
録音:2015年4月27-29日、ヘレフォード大聖堂、ヘレフォード、イギリス
  

REGCD 454
\2500
J・S・バッハ(1685-1750):オルガン作品全集 Vol.9
  8つの小前奏曲とフーガ BWV553-560/2つの主題による幻想曲ト短調 BWV917
  バビロンの流れのほとりで BWV653b/幻想曲ハ短調 BWV1121
  トリオ ト短調 BWV584/前奏曲、トリオとフーガ変ロ長調 BWV545b
  音楽の捧げ物 BWV1079 から 3声のリチェルカーレ
  幻想曲「主なる神がわれらを守りたまわずば」BWV1128
  音楽の捧げ物 BWV1079 から 6声のリチェルカーレ
マーガレット・フィリップス(オルガン)
録音:2014年6月23-25日、聖ニクラース教会、シント・ニクラース、ベルギー
  

REGCD 463
\2500
ソールズベリーのエルガー オルガンのために編曲されたエルガーの作品集
 エルガー(1857-1394)/
  ジョン・チャレンジャー(1988-):オラトリオ「神の国」Op.51 より 前奏曲
  アルフレッド・レドヘッド(1855-1937)編曲:牧歌 Op.4 No.1
  ジョージ・クレメント・マーティン(1844-1916)編曲:帝国行進曲 Op.32
  ジョン・チャレンジャー編曲:オラトリオ「生命の光」Op.29 より 瞑想
  ハーバート・ブルワー(1865-1928)編曲:戴冠式行進曲 Op.65
  キャレブ・ヘンリー・トレヴァー(1895-1976)編曲:
   弦楽セレナード Op.20 より ラルゲット
  ハーヴェイ・グレイス(1874-1944)編曲:「イングランドの精神」Op.80 より
   フォー・ザ・フォーレン
  トム・ウィンペニー(1983-)編曲:帝国行進曲
  ハーバート・ブルワー編曲:オラトリオ「ゲロンティアスの夢」より
   前奏曲/天使の別れ
ジョン・チャレンジャー(オルガン)
録音:2014年10月22-24日、ソールズベリー大聖堂、ソールズベリー、イギリス
  

REGCD 473
\2500
アルフレッド・ホリンズと友人たち
 アルフレッド・ホリンズ(1865-1942):
  演奏会用序曲第3番ヘ短調(アーネスト・マクミランに献呈)
 フランク・ヘッドン・ボンド(1875-1948):合唱曲変ホ長調
 アルフレッド・ホリンズ:演奏会用楽曲(エドウィン・レメアに献呈)
 バーナード・ジョンソン(1868-1935):エルフの踊り
 アルフレッド・ホリンズ:主題、変奏曲とフーガ(ウィリアム・ウォルステホルムに献呈)
 ウィリアム・ウォルステホルム(1865-1931):セラフの歪み
 アルフレッド・ホリンズ:陽光の歌(バーナード・ジョンソンに献呈)
 アーネスト・マクミラン(1893-1973):アカデミー行進曲
 エドウィン・レメア(1865-1934):西から : ミズーリで/ノースダコタで
 ウィリアム・ウォルステホルム:カリヨン
 アルフレッド・ホリンズ:演奏会用トッカータ変ロ長調
サイモン・ニーミンスキ(オルガン)
2015年2月26-27日、第三洗礼教会、セントルイス、ミズーリ州、アメリカ合衆国



<メジャー・レーベル>

DG



4821358
(8CD)
\7000→\6390

《ポリーニ&アバド/DG録音全集》

【CD1】
 ベートーヴェン:
  ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15,
  ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19〜
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団[録音:1992年]/
【CD2】
 ベートーヴェン:
  ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37,
  ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58〜
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団[録音:1992年]/
【CD3】
 ベートーヴェン:
  ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」〜
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団[録音:1993年],
  合唱幻想曲ハ短調Op.80〜
   ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団[録音:1986年]/
【CD4】
 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15〜
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団[録音:1997年]/
【CD5】
 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83〜
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団[録音:1995年]/
【CD6】
 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83〜
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団[録音:1976年]/
【CD7】
 シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54〜
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団[録音:1989年],
 シェーンベルク:ピアノ協奏曲Op.42〜
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団[録音:1988年]/
【CD8】
 バルトーク:
  ピアノ協奏曲第1番Sz.83,
  ピアノ協奏曲第2番Sz.95〜シカゴ交響楽団[録音:1977年],
 ノーノ:力と光の波のように〜バイエルン放送交響楽団[録音:1973年]/
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
クラウディオ・アバド(指揮)

 同郷の巨匠による卓越した解釈
 現代最高のピアニストの一人、イタリア出身のマウリツィオ・ポリーニ。彼は1960年にショパン・コンクールに優勝、以来、一度は演奏活動を控えるものの、1968年に復帰、1971年にドイツ・グラモフォンからリリースを開始。独奏作品でもアンサンブルでも協奏曲でも、どれもがリリースされる度に大きな話題となり、その「考え抜かれた解釈と卓越した技術は並ぶ者なし」と絶賛されています。
 かたや指揮者クラウディオ・アバドは1959年に指揮者デビュー、1968年にミラノ・スカラ座の指揮者となったのを皮切りに、2014年に逝去するまでに数多くのレパートリーを演奏、録音。やはり高い評価を得ています。
 この同郷の2人は、長きに渡り交友関係を結んでいたことでも知られ、初録音となったノーノでもわかる通り、現代音楽への深い理解はもとより、ブラームス、ベートーヴェンなど作品についても、深い切り込みと、響きに対する鋭敏な嗅覚、そして全体の造形などにおいて、共感ある素晴らしい世界を創り上げているのです。
 


4812443
\2300→\2090
《ユンディ・リ/ショパン:バラード、子守歌、マズルカ》
 ショパン:4つのバラード、子守歌、4つのマズルカ 作品17
ユンディ・リ(ピアノ)

 エレガントな詩情と、嵐の激しさが交錯する。ユンディ会心のショパン!
 2015〜2016年、再び集中してショパンに取り組んでいるユンディ・リ。プレリュード全集に続くリリースはバラード全曲と子守歌、そしてマズルカ作品17。
 ショパンの毀れやすい繊細さ、エレガントな詩情、そして嵐のような激情を見事に表現したユンディだけのリリカルなショパン演奏は、伝統的な解釈に立脚しながらも、現代の若者らしいスマートな感覚を付加したものとなっています。

 《録音》2015年12月 べルリン


ORIGINALS

4795877
\1800
ツィマーマンとジュリーニの清冽で端正な音色
《ショパン:ピアノ協奏曲第1番&2番》

 ショパン:
  1) ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11,
  2) ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21
クリスティアン・ツィマーマン(ピアノ),
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
ロサンジェルス・フィルハーモニック
 
 1975年、第9回ショパン・コンクールで最年少優勝を果たしたツィマーマン。このジュリーニとのショパンはその3年後と4年後に録音されたものです。
 ジュリーニとの共演は彼自身が希望したということもあり、ショパンを丁寧に演奏したいという思いは若いころから変わりないのでしょう。とはいえ、超名演とされる1999年に録音された「ツィマーマン自身が弾き振りした演奏」での濃厚さは微塵も感じられないほどの清冽で端正な音色には、やはり20年という時間の経過を感じさせるものがあります。

 《録音》1) 1978年1月、ロサンジェルス、ミュージック・センター(ライヴ)/ 2) 1979年1月、ロサンジェルス、シュライン・オーディトリアム(ステレオ:セッション)



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DECCA



4789353
\2300→\2090
バレンボイムによる新エルガー・プロジェクト
 《エルガー:交響曲第1番》

  エルガー:交響曲第1番変イ長調 Op.55
ダニエル・バレンボイム(指揮)
シュターツカペレ・ベルリン
  
 エルガーが最初に交響曲の作曲を思い立ったのは、恐らく1890年代の終わりの頃(「支那のゴードン」と呼ばれたイギリスの将軍の戦死に触発されたとされる)。
 しかし彼自身の力不足からか、これは実現することなく、その構想は「ゲロンティアスの夢」として結実することになります。それから10年ほど経た1907年から1908年、彼は今度こそ交響曲を書き上げました。
 作品は、冒頭の主題が全曲にわたって有機的に結び付きながら発展していくという循環形式が取られるというもの。ブラームスやフランクを思わせる堅固な音楽です。完成年の12月3日、ハンス・リヒターが指揮するハレ管で初演され大絶賛され、その翌年には世界中で100回あまりも再演される人気作となります。
 1970年代からエルガーを演奏してきたバレンボイムですが、40年を経た2014年から新たな「エルガー・プロジェクト」を始動させています。
 この第1番でも説得力に富む演奏を繰り広げています。すでに発売された「第2番」「チェロ協奏曲」は“ガーディアン”紙ほかで大絶賛を博しており、こちらのリリースも大いに期待されるところです。

 《録音》2015年9月、ベルリン、フィルハーモニー
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4789502
(2CD)
\4600→\4190
ケント・ナガノ&モントリオール響、Decca契約第1弾
 《オネゲル&イベール:歌劇『L'Aiglon(鷲の子)』》

  オネゲル&イベール合作:歌劇『L'aiglon (鷲の子)』(全曲)
アンヌ=カトリーヌ・ジレ(ソプラノ),
マルク・バラール(バリトン),
エティエンヌ・デュピュイ(バリトン),
フィリップ・スライ(バリトン),
エレーヌ・ギュメット(ソプラノ),
マリー=ニコル・ルミュー(コントラルト),
モントリオール交響楽団,
ケント・ナガノ(指揮)

 「L'Aiglon=鷲の子」はオネゲルとイベールの合作による5幕からなる喜歌劇です。オネゲルが第2幕、第3幕、第4幕を担当、イベールが第1幕と第5幕を担当しています。
 物語の原作はエドモンド・ロスタンの劇「鷲の子」(1900)を元にアンリ・カインが台本を作成しています。内容はナポレオンとその2番目の妻マリー・ルイーズの息子、ナポレオン2世(ライヒシュタッド公)の生涯のエピソードを描いたものです。
 1937年3月11日にモンテ・カルロ歌劇場で初演され、当時の名ソプラノ、ファニー・ヘルディが主役を演じ大好評となりました。
 今回、Deccaレーベルは、モントリオール交響楽団とケント・ナガノとの契約を結び、最初のリリースとしてこの珍しい作品を選びました。このような作品を積極的に演奏するケント・ナガノの面目躍如といったこの演奏では、全てにフランス語に堪能な歌手たちを配し、この知られざる魅力的な作品を鮮明に描き出しています。

 《録音》2015年3月, モントリオール、メゾン・サンフォニーク・ド・モントリオール



<国内盤> 


AEON


MAECD0977
(国内盤・2枚組)
\3700+税
モートン・フェルドマン チェロのための作品集
 〜反復の音世界〜


※InfoNo.140424 の再案内となります。

モートン・フェルドマン(1926〜1987):
 ① 半音階平原の模様( Patterns in achromatic field/1981)
 ②プロジェクション1(Projection I/1950)
 ③コンポジション:八つの小品(Composition - 8 little pieces/1950)
 ④交叉点 IV(Interjection IV/1951)
 ⑤持続II(Duration II/1960)
アルヌ・ドフォルス(チェロ)
大宅裕(ピアノ)

 まるで一面に広がる草原に、風が模様をつくってゆくよう。じわり感じ入る、フェルドマンの音世界。

 ケージと並ぶニューヨーク楽派の大立者が残した後期の大作に、初期の出発点をしめす掌編をいくつか。画期的なクセナキス盤(MAECD1109)で注目されるドフォルス、堂々の2枚組ぱ前衛芸術とひとくちに言っても本当にさまざまですが、このアルバムは極度に玄人好みな内容でありながら、まったく同時に何より素晴しい現代音楽へのイントロダクションにもなるであろう、周到なプログラム構成。

 さすがは現代系レーベルaeon、切り口が絶妙です。モートン・フェルドマンのチェロ作品集——フェルドマンといえば、前衛音楽畑ではケージ、ベリオ、ブーレーズ...といった名前と並ぶ超ビッグネームでありながら、コンサヴァティヴなクラシック演奏家が意外にとりあげない=音盤があるようでない作曲家。1950 年代にジョン・ケージと意気投合し、五線紙を全く使わない図形楽譜や、演奏してみるまでどんな音楽ができるかわからない“偶然性の音楽”といった、その後の前衛音楽の世界に浸透してゆくさまざまな作曲技法が彼の作品に端を喫しており、極度なまでに長い反復を伴う、とほうもなく演奏時間が長い作品が多いことでも有名ではありますが、本盤ではそうした長大系フェルドマンの名品「半音階平野の模様」がひとつと、彼がケージと出会って間もなく、フェルドマンがフェルドマンたりえてゆく最初の過程で残した小品がいくつか、チェロとピアノという多くのクラシック・ファンにとっても身近な(むしろ「多くの方が好きな」と言ってしまってもよいかもしれません)楽器で織り上げられてゆきます。

 2枚のCD のうち、「半音階平野の模様」は実にCD1枚にも収まりきらず、次のCD2まで浸食するほどの長さがある長大な作品(演奏時間90 分近くぱ)で、さまざまな音型が一定期間つづく安定したリズムのなかで続いてゆくところが多く、現代畑で活躍するオランダ語圏ベルギーの天才奏者アルノ・ドフォルスが繰り出す音のテクスチュアの魅力、同じくベルギーを活躍の場にしている大宅裕のピアノの音色とあいまって、じっくり傾聴しつづけるだけでなく、音環境の演出素材として流しつづけても苦にならない、穏やかで心地よい音響体験の場にもなってくれる——
 そうした作品のあとに、フェルドマンが自己を確立しはじめた時期の小品(チェロの鳴らし方の工夫一覧のような演奏時間3 分あまりの「交叉点IV」なども、不思議体験の入口として絶妙かもしれません)がいくつかあるというあたりで、本盤は「聞き深めれば面白い、けれどなんとなく感じているだけでもOK」な、前衛音楽への糸口となってくれるアルバムに仕上がっているわけです。

 フェルドマンという大御所を知り、20 世紀の前衛音楽の基本的ルールを極上解釈でひとわたり味わえる企画。日本語解説とあわせ、ぜひご体感を!




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RICERCAR



MRIC256
(2CD)
\3700+税
◆メーカー在庫限り◆
英国のヴィオール合奏とコンソート・ソング
 ◆バード:
  ①おお死よ、我を眠らせよ*②苦しき物思いの道を来れ*
  ③我をひきとめるは誰 ④我が愛しのおさな君よ*
  ⑤5.6声のファンタジア ⑥哀れなアルビヌス ⑦主のうちにあって喜べ
  ⑧麗しきブリテン島 ⑨4声のイン・ノミネ ⑩みどりご生まれぬ*
  ⑪心地よき旋律とともに ⑫眠れ、我がみどりご ⑬5声のファンタジア*
  ⑭聖なる諸芸神たちよ ⑮涙とともに嘆け*
  ⑯いやはや、私の運命は* ⑰楽園にて*
 ◆フェラボスコ2世:
  ①パヴァン「おお神よ、我の声を」②5声のイン・ノミネ ③6声のイン・ノミネ
  ④乙女マリアの歌は甘く*⑤アルマンド、ガイヤルド、コラント
  ⑥この楽しくも陽気な春*⑦5声の鳩小屋パヴァン ⑧かっこう**
  ⑨ダフネがポイボスより*⑩4声のファンタジア ⑪ああ、私の心は不幸
  ⑫6声のファンタジア ⑬なぜ花婿はぐずぐずと(2通りの解釈で)
  ⑭パヴァン ⑮ヘクサコードによるファンタジア ⑯幸福よ、さらば*
スーザン・ハミルトン(ソプラノ)
ジェイムズ・ボウマン(カウンターテナー)
フィリップ・ピエルロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
リチェルカール・コンソート(古楽器使用)

 メーカー在庫限り!

 Ricercarレーベル歴代の録音には豪華演奏陣の垂涎名盤がずらり…
 名歌手ボウマンまで!クイケン兄弟を筆頭に、すぐれた古楽奏者たちが昔から次々とあらわれるベルギー。1980年以来、その最前線をゆく名手たちと秀逸な古楽演奏を音盤化してきたRicercarレーベルには、驚くほど豪華な顔ぶれによる名録音が数多く眠っています。
 21世紀初頭の経営体制変更時、その音源遺産はひとしきり廃盤化、その後編成変更などで再発売になったアルバムも今やプレス切れが相次ぎ、重要な音源ほど貴重になっている状態。

 そこで改めて入手可能なリストを探るうち、こんな名盤が一定数の在庫を確保できることが判明!

 同レーベルの初期から録音を続けてきた凄腕集団リチェルカール・コンソートが、英国古楽界の大御所歌手ボウマンら二人を迎えて録音した、とびきりのルネサンス英国作品集!
 16世紀末、エリザベス朝時代に一世を風靡したヴィオール(ガンバ)・コンソートを軸に、そこに歌い手が加わるコンソート・ソングの数々を、巨匠バードと、イタリア系の名匠フェラボスコ2世との作品に絞って、じっくり味あわせてくれる名録音です。

 録音は1998〜99年。2007年に2枚組盤として再リリースされるも国内流通未紹介だった本盤、日本語解説付&やや廉価設定で在庫分のみお届け!
 お早目にどうぞ!




ZIG ZAG TERRITOIRES


ZZT050901
(2CD)
\3700+税
在庫やや僅少
J.S.バッハ:鍵盤練習曲集 第3巻
    〜ドイツ・オルガン・ミサ曲〜

 ①ドイツ・オルガン・ミサ曲(コラール集) BWV669-677
 ②ルターの小競技問答集によるコラール集 BWV678-689
 ③鍵盤独奏のための四つのデュエット BWV802-805
 ④前奏曲とフーガ BWV552
フランシス・ジャコブ (オルガン)
 使用楽器:
 ベルナール・オーベルタン2004年建造
 パリ、サン・ルイ・アン・リル教会

 こちらも奇跡的に在庫確保(やや僅少)!
 パリ中心部にあるドイツ式の名器で、バッハ屈指の重要曲集を…!

 上述のリチェルカール・コンソートは、ドイツのムジカ・アンティクヮ・ケルンやスイスのアンサンブル415、オランダのアムステルダム・バロックo.などと同じように、メンバーに積極的に若い俊才を加え、やがてそこから巣立ってゆく…という古楽奏者育成現場としても大いに機能(フェルナンデス、ガッティ、寺神戸亮、アンタイ兄弟、Ch.プルハル…少し思い返すだけでも現在の大物の名が続々!)、そこで通奏低音奏者としてきわめて広範な活躍をみせ、録音物にも多くクレジットされてきたフランシス・ジャコブは、21世紀に入ってからオルガニストとしての本領を発揮、ZigZagTerritoiresに幻の名盤をいくつか残してくれていますが、多くはあえなくプレス切れ。

 最重要盤と言っても過言ではないこのバッハ晩年の「オルガン音楽の総決算」的曲集(かなり複雑な難曲ゆえ、意外に全曲盤は出ません)がどうにか少数確保できましたので、完全在庫限り、日本語解説付&やや廉価でお届けいたします!
 使用楽器はパリ中央部にある、18世紀ドイツ語圏の銘器を意識したオーベルタン・オルガン!名手バンジャマン・アラールの録音でも数多の名演を紡いだこの楽器を、縦横無尽・泰然自若に操るジャコブの素晴しさ…!
 ZZTレーベルの秀逸な自然派録音で、作品美を十全に堪能できます。在庫切れ次第終了、こちらもお早目に!















1/21(木)紹介新譜


<国内盤> 

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BERLINER PHILHARMONIKER



KKC 9149
(2CD+Blu-ray)
\7500+税
ベルリン・フィル自主製作盤新譜
 「クラウディオ・アバド〜ザ・ラスト・コンサート」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
クラウディオ・アバド(指揮)
CD1
 フェリックス・メンデルスゾーン:劇音楽『夏の夜の夢』(抜粋) (40’11)
  【序曲/ 第1番 スケルツォ/ 第3番 合唱付の歌「舌先さけたまだら蛇」/ 第5番 間奏曲/
   第7番 夜想曲/ 第9番 結婚行進曲/ 第13番 終曲「わずかな光」】
    デボラ・ヨーク(ソプラノ) ステラ・ダウフェキシス(メゾソプラノ)
    コンスタニア・グルツィ( 合唱指揮) バイエルン放送合唱団女声団員
CD2
 ベルリオーズ:幻想交響曲 (55’46)
    収録:2013年5月18、19、21日、ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ)
    録音:24bit/48kHz
[ボーナス・ビデオ] (75分)
 ・ドキュメンタリー「クラウディオ・アバド〜ベルリン・フィルでの 最初の1年」
    制作:1991年
 ・ベルリン・フィルのメンバーが語るクラウディオ・アバドの思い出
    収録:2014年/字幕:英、独、日本語

 ベルリン・フィルが作ったアバドの「メモリアル・アルバム」。
 アバド最後の客演コンサート&貴重なドキュメンタリー映像

 Blu-ray:このブルーレイ・ディスクには、上記全曲の音声トラックとコンサート映像の両方のコンテンツが収録されています。
 ブルーレイディスク・オーディオ(96分):24bit/48kHz、2.0PCM Stereo、5.0DTS-HD MA
 ブルーレイディスク・ビデオ(107分):画面:Full HD 1080/60i 16:9、音声:2.0PCM Stereo、5.0DTS-HD Master Audio、リージョン:All

 ベルリン・フィル・レコーディングスが、クラウディオ・アバドの三回忌を記念して、新タイトル「クラウディオ・アバド〜ザ・ラスト・コンサート」を発売します。
 これは、2013 年5 月にアバドがベルリン・フィルに最後に客演した際の演奏を収めたもので、メンデルスゾーン《真夏の夜の夢》(序曲および6 曲)およびベルリオーズ「幻想交響曲」がCD、BD ビデオ& オーディオ、ハイレゾ・ダウンロードのマルチ・フォーマットで収録されています。

 今回のコンセプトは、ベルリン・フィル団員のアバドへの思い出が詰まった「アルバム」。
 装丁は卒業アルバムを連想させる布張りハードカバーで、ブックレットにはプライベートを含む様々な写真が散りばめられています。その多くが、これまでに非公開だったもの。さらにBD ビデオには、ベルリン・フィル首席指揮者就任時の最初の1年を追ったドキュメンタリーが収録されています(1991年制作/20年以上前にドイツ・グラモフォンからVHSおよびLDでリリースされて以来の復刻)。

 「アバドは妖精の世界を見ることができる」と評された演奏はもちろんのこと、このドキュメンタリーが、実に示唆に富んでいます。ベルリンの壁が崩壊した1989 年に首席指揮者となった彼が、楽団にカラヤン時代とまったく違う空気を送り込んだことが、生々しく伝わってくる内容です。現在の視点から観ると、彼が音楽および人生の上で目標としたことが、後にすべて実現したことが分かり、深い感動を覚えます。
 同時に、2014 年にベルリン・フィル団員がアバドの思い出を語った映像も収録。ここでは、彼(不器用なリハーサルをしたことで有名)が稽古中にわざとカオスを引き起こすことで、団員がお互いに音を聴くように仕向け、「オケによる室内楽」を実現させた、という驚くべき新説が提示されています。
 総じてベルリン・フィルのアバドの思い出が、演奏音声、演奏会映像、写真、ドキュメンタリーのすべてで多角的に凝縮されており、「アルバム」の名に相応しい内容となっています。アバド・ファン、アバド時代のベルリン・フィルに関心を持つリスナーには、絶対に見逃せないタイトルと言えるでしょう。

 ダウンロード・コード:このブルーレイ・ディスクには、上記全曲のハイレゾ音源(24bit/48kHz)をダウンロードするためのURL とそのパスワードが封入されています。
 デジタル・コンサートホール:ベルリン・フィルの映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」を7日間無料視聴できるチケット・コードが封入されています。

 <初回特典>
  ベルリン・フィル・レコーディングス3タイトル連動キャンペーン
   (詳細はキング・インターナショナルのHPをご覧下さい。)
  http://www.kinginternational.co.jp/topics/20150908_2/





マイナー・レーベル新譜



CAVI MUSIC


4260085533367
\2700
透明感溢れる美しい音をもつシェイラ・アーノルドのシューベルト
 シューベルト:
  4つの即興曲集Op.90 D899
  ピアノ・ソナタ第18番 ト長調「幻想」Op.78 D.894
シェイラ・アーノルド(ピアノ)
 録音:2013年5月/マイナーツハーゲン・シュタットハレ(ドイツ)/69’14

 南インド出身のピアニスト、シェイラ・アーノルドが弾くシューベルト。
 シューベルト晩年の作品である「4 つの即興曲D899 作品90」は、自由な形式と色彩的な変化が美しく、シューマンがソナタのようだと評した「4 つの即興曲集D935 作品142」と対照的な個性があります。シェイラ・アーノルドは、自然な流れをいかした柔らかいタッチでバランスのとれた演奏を聴かせます。
 続いては、シューマンが「形式と精神においてもっとも完全な作品」と評した傑作ピアノ・ソナタ 第18 番「幻想」。シェイラ・アーノルドの粒立ちの美しい音色が、軽やかなニュアンスを生み出し瑞々しい音楽を作り上げています。
 

4260085533459
\2700
ソリティア〜ピアノ・トリオ
 メル・ボニ:夕べと朝Op.76
 グリーグ:ピアノ三重奏曲〜アンダンテ・コン・モート ハ短調
 ブロッホ:3つの夜想曲
 エネスコ:ピアノ三重奏曲「遠くのセレナーデ」
 ブーランジェ:ある春の朝に〜ピアノ三重奏曲のための
 ぺルト:モーツァルト=アダージョ(ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
 スーク:悲歌Op.23(ピアノ三重奏版)
 シューベルト:ピアノ三重奏曲変ホ長調「ノットゥルノ」変ホ長調
 ヘンツェ:アダージョ・アダージョ
ブーランジェ・トリオ
 結成10周年!ブーランジェ・トリオによる多彩なトリオ集

 録音:2014 年5月/カンマームジークザール(ケルン)/69’08

 2006 年にハンブルクで結成された女性3 人によるブーランジェ・トリオ。ドイツの新聞ディ・ヴェルトでは「得がたい体験」と評され、ヴァルフガング・リームからは「このように解釈されるのは全ての作曲家の夢だ」と絶賛されるなど、結成当初からこれまで安定した高い評価をえています。
 本アルバムは、パリ出身の女性作曲家メル=ボニや彼女たちのアンサンブル名にもなっているブーランジェの作品など希少なプログラムを彼女たちの魅力的な演奏で聴かせてくれます。




CHALLENGE CLASSICS



CC 72693
\2500→\2290
・・・ゲーテの詩「限りなき」「聖なる憧憬」
ヴィレム・イェツの交響曲&リコーダー協奏曲、世界初演

 ヴィレム・イェツ(1959-):
  (1)交響曲第1番
   【I. 限りなき/II. 葬送のように/III. メタノイア/
    IV. 聖なる憧憬】(2012)[世界初録音]
  (2)リコーダー協奏曲(2014)[世界初録音]
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
(1)エド・デ・ワールト(指揮)
 カーリン・ストローボス(メゾ・ソプラノ)
(2)マルクス・シュテンツ(指揮)
 エリック・ボスグラーフ(リコーダー)
 オランダの現代作曲家、ヴィレム・イェツの交響曲&リコーダー協奏曲、世界初演、感情豊かで人間味あふれる音世界

 録音:(1)2013年4月13日、(2)2014年12月20日/コンセルトヘボウ(アムステルダム)/57’38”

1959 年生まれのオランダの作曲家、ヴィレム・イェツの管弦楽作品の世界初演。
 「生命の循環」をテーマに書かれた「交響曲第1 番」は、冒頭楽章と終楽章にゲーテの詩「限りなき」「聖なる憧憬」をテキストとしたメゾ・ソプラノが入ります。
 輪廻を取り上げたゲーテの詩の内容と、歌に始まり歌に終わる全体構造の「循環」が結びつき、人間存在を大きなスケールで謳いあげる大曲です。表現主義や後期ロマン派の音楽を彷彿とさせる感情豊かな音使いに、過去の音楽にはない音色の探求が加わったイェツの音楽は、普遍的なテーマを雄弁さと説得力を持って聴く人に伝えます。中でも2 楽章の打楽器の一撃は圧巻です。
 既に10 曲を超える協奏曲を発表しているヴィレム・イェツがソロ楽器として使用したのはなんとリコーダーです。限られた音量と音域の、しかし不思議な魅力を持ったこの楽器の音色に、イェツは「無垢で壊れやすい純粋さ、傷つきやすい子供の魂」を感じたといいます。自身の子供時代を幸福なものではなかったと振り返るイェツがリコーダーの音に聴き取った儚く脆い子供の純粋さに胸が締め付けられるような曲です。
 耳を澄ませば作曲者の「生の声」が聴こえてくるような、体温が感じられるような、そんな作品集です。
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CC 72712
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
ミンナールとフリエンド、ベートーヴェンのピアノ協奏曲集
 ベートーヴェン:
  (1)ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.19
  (2)ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15
ハンネス・ミンナール(ピアノ)
ネザーランド交響楽団
 (オルケストラ・ファン・ヘット・オーステン)
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指揮)
 俊英ミンナールと鬼才フリエンドによるベートーヴェンのピアノ協奏曲集、第2弾は1番と2番!

 録音:2015 年2月2-4日/アムステルダム/5.0 Surround sound、マルチチャンネル、57’38”

 SACD ハイブリッド盤。
 オランダの鬼才指揮者フリエンドと新生ピアニスト、ハンネス・ミンナールによるベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲シリーズ。第1 弾は第4 番、5 番「皇帝」(CC 72672)に続く第2 弾は第1 番と第2 番です。
 ハンネス・ミンナールはエリザベート王妃国際音楽コンクール第3 位など、数多くの国際コンクールの入賞歴を誇る俊英ピアニスト。ファン・ベーレ・トリオのピアニストをつとめ、既にメンデスルゾーンのピアノ三重奏曲(CC 72662)を録音。
 またイザベル・ファン・クーレンとのベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲録音(CC 72650 / KKC 5434)でもそのスケールの大きな音楽で世界を魅了しました。鬼才と新星の火花の散る演奏をお楽しみ下さい。



なんとミンナールのグリ−グのコンチェルト全曲が聴けちゃいます。
https://www.youtube.com/watch?v=O0iLAmvZ1ZE&list=RDO0iLAmvZ1ZE&feature=player_detailpage



旧譜 

CC 72672
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
鬼才デ・フリエンド、ミンナールとの
 ベートーヴェンのピアノ協奏曲プロジェクト第1弾

  ベートーヴェン:
   ・ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
   ・ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 op.73「皇帝」
ハンネス・ミンナール(ピアノ)
ネザーランド交響楽団
 (オルケストラ・ファン・ヘット・オーステン)
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指揮)
 録音:2014 年5 月26-28 日/DDD

 オランダの鬼才フリエンドによる、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲シリーズ開始!
 ピアニストは、オランダの新星、ハンネス・ミンナール。ファン・ベーレ・トリオのピアニストを務め、また、ファン・クーレンとのベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲の録音でもそのスケールの大きな音楽で世界を魅了しました。
 第1 弾は、第4 番& 5 番。鬼才と新星の、火花の散るセッションのような協奏曲を楽しめる1 枚です。


フリエンド、フェルシュトマンとの
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲

CC72384
(SACD Hybrid)
\2600→¥2390
ベートーヴェン:
 ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
 ロマンス 第1番 ト長調 作品40
 ロマンス 第2番 へ長調 作品50
リザ・フェルシュトマン(ヴァイオリン)
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指揮)
ネザーランド交響楽団(ヘット・オーステン管弦楽団)
 オランダを活動の拠点として、高い人気と実力を誇る若手ヴァイオリニスト、リザ・フェルシュトマン。
 前作のJ.S.バッハ&イザイ無伴奏作品集に続き、今回はベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲とロマンス。
 リザ・フェルシュトマンは、2006年オランダの音楽家にとって最高の栄誉ともされる「オランダ音楽賞」を受賞、オランダの主要オーケストラ全てとの共演を重ね、海外のオーケストラからの招聘も多く、レナード・スラトキン、レフ・マルキス、ローレンス・レネス、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン、フランス・ブリュッヘン、エド・スパンヤール、ティエリー・フィッシャー、メンディ・ロダン、クリストフ・フォン・ドホナーニ、シュロモ・ミンツなどの指揮者と共演。情熱と知性を併せ持ったその演奏は国際的な注目を集めており、自身で室内楽音楽祭を主催するなど、活動も多岐にわたる才能です。




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HAENSSLER



HC 15042
\2600→\2390

フランク・ペーター・ツィンマーマン
 モーツ
ァルト:ヴァイオリン協奏曲全集第2集
 (1)ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調K.211
 (2)ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調K.219「トルコ風」
 (3)ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364*

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
アントワーヌ・タムスティ(ヴィオラ)*
ラドスラフ・スルク(指揮)
バイエルン放送室内管弦楽団
 ドイツ正統派ヴァイオリニスト、F.P.ツィンマーマンによる2 度目のモーツァルト協奏曲録音!第2弾は第2 番、第5 番「トルコ風」、そしてタムスティとの協奏交響曲を収録!

 ヴァイオリン;ストラディヴァリウス1711年‘Lady Inchiquin’/ヴィオラ;ストラディヴァリウス1672年‘Mahler’/
 セッション録音:2015年6月28日/ヘルクレスザール、ミュンヘン王宮内/72’49”
 (1)I.8’15”+II.6’29”+III.4’04”=18’48” (2)I.13’12”+II.9’02”+III.5’57”=28’11” (3)I.8’47”+II.9’02”+III.8’01”=25’50”

 ドイツ正統派ヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマンが独ヘンスラー・レーベルより自身2 度目となるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集録音を遂行中ですが当ディスクはその第2 集で、第2 番、第5 番「トルコ風」、そして協奏交響曲が収録されました。
 ヴァイオリン協奏曲第1、3、4 番、アダージョ(K.261)、そしてロンド(K.373)をおさめた第1 集(98 039 / KKC 5422)がレコード芸術特選盤をはじめ、各誌・各紙で絶賛されただけに第2 集にも期待が高まるところです。
 ツィンマーマン1 度目の全曲録音はイェルク・フェルバー指揮、ヴュルテンベルク室内管弦楽団と1986 年に行いましたので、このたび四半世紀の時を経て2 度目の全曲録音を開始したことになります。
 今回共演したのはバイエルン放送室内管弦楽団、指揮はラドスラフ・スルクです。ツィンマーマンは当団の2005-06 年シーズンでモーツァルトの5 つのヴァイオリン協奏曲を披露しておりまして、その演奏会がきっかけでこの2 度目の録音が実現されることとなりました。
 ツィンマーマンといえば優美で香り高き音色を奏でますが、とりわけモーツァルトの演奏は絶品です。今回の録音ではポーランド生まれのヴァイオリニストで、バイエルン放送交響楽団のコンサート・マスターのラドスラフ・スルクが指揮を担当しており、完璧なアンサンブルはもとより、特に弦楽の美しさを追求した演奏です。
 「弦楽トリオは自分にとってベストなアンサンブル」と考え、2007 年に若き天才ヴィオラ奏者のアントワーヌ・タムスティと俊英チェリスト、クリスチャン・ポルテラと“トリオ・ツィンマーマン” を結成したツィンマーマン。室内楽に積極的に取り組み、音楽的表現がより豊かになった今、アンサンブルをより意識しながら演奏しております。
 協奏交響曲のヴィオラ奏者はもちろんアントワーヌ・タムスティです。長年ベストなアンサンブルができる演奏者を探していたツィンマーマンが、タムスティの演奏会に足を運んだ際に感銘を受け、その音色に魅了されたツィンマーマンが終演後、直々にトリオ結成を懇願したほどの惚れこみようです。心の知れた盟友との当演奏でも抜群のアンサンブルで極上のモーツァルトを聴かせてくれます。
 ツィンマーマン、タムスティの使用楽器はストラディヴァリウスで、ツィンマーマンの楽器はかつてクライスラーが所有していた1711 年製の名器‘LadyInchiquin’ でまるでビロードのような美しい音色です。


カデンツァについて
①ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調K.211
 (カデンツァ 第1楽章;ピンカス・ズッカーマン/第2楽章;ロバート・D・レヴィン/第3 楽章;ダヴィッド・オイストラフ)
②ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調K.219「トルコ風」
 (カデンツァ 第1楽章;フランツ・バイヤー/第2楽章;ロバート・D・レヴィン/第3 楽章;ヨーゼフ・ヨアヒム)
③ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364*
 (カデンツァ モーツァルト)




モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集第1集
98 039
\2600→\2390
フランク・ペーター・ツィンマーマン、2 度目のモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全曲録音
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集第1集

 (1)ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調 K.207
  [カデンツァ;コンスタンチン・モストラス](20’34”)
 (2)ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調 K.261
  [カデンツァ;フランツ・バイヤー](7’16”)
 (3)ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド ハ長調 K.373(6’48”)
 (4)ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
  [カデンツァ;フランツ・バイヤー](22’16”)
 (5)ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218
  [カデンツァ;ヨーゼフ・ヨアヒム](21’45”)
フランク・ペーター・ツィンマーマン
 (ヴァイオリン;
  1711年製ストラディヴァリウス)
ラドスラフ・スルク(指揮)
バイエルン放送室内管弦楽団
 ヘンスラー・レーベルより大注目盤リリース!
 

 セッション録音:2014 年3 月6-8 日/ヘルクレスザール、ミュンヘン王宮内/DDD、ディジパック仕様、76’ 47”

 ヘンスラー・レーベルより大注目盤登場!
 1965 年ドイツ、デュイスブルク生まれの正統派ヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマンが自身2 度目となるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集録音を開始しました。
 第1 集にはヴァイオリン協奏曲第1、3、4 番、アダージョ ホ長調 K.261、そしてロンド ハ長調 K.373 が収録されています。
 1 度目の全曲録音は1986 年にイェルク・フェルバー指揮、ヴュルテンベルク室内管弦楽団とのセッション録音ですので、この度約28 年ぶりの全曲録音開始となります。今回の共演はバイエルン放送室内管弦楽団、指揮はラドスラフ・スルクです。ツィンマーマンは当団の2005-06 年シーズンでモーツァルトの5 つのヴァイオリン協奏曲を演奏し、その演奏会は大成功に終わり各誌で絶賛されました。この度、満を持しての録音となります。
 ツィンマーマンと言えば優美で香り高き音色を奏でますが、とりわけモーツァルトは極上・絶品です。さらに近年はトリオ・ツィンマーマンとして室内楽にも力を入れ音楽的表現がより豊かになりました。
 今回の録音ではポーランド生まれのヴァイオリニストで、バイエルン放送交響楽団のコンサート・マスターのラドスラフ・スルクが指揮を担当しており、完璧なアンサンブルはもとより、とりわけ弦楽の美しさを追求した演奏を披露しております。
 10 代から華々しい活動を行うツィンマーマンですが、最も重要なレパートリーの一つとしてモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3 番があげられます。当作品は1 度目の録音の他にヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とのセッション録音(1995 年1 月)、またライヴ映像としてベルナルト・ハイティンク指揮、ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート1993(EURO ARTS / 20 11514)があり、その点からもツィンマーマンの当作品に対する思い入れをうかがい知ることができます。
 ツィンマーマンの愛器ストラディヴァリウスは、かつてクライスラーが所有していた1711 年製の名器で、まるでビロードのような音色です。今後のリリースも期待せずにはいられない全曲録音始動と言えましょう。






 

MELODIYA


MELCD 1002399
\2200
アルチュール・アンセル 〜 ショパン&デュティユー
 ショパン:
  バラード第1番ト短調 Op.23、バラード第2番ヘ長調 Op.38、
  バラード第3番変イ長調 Op.47、バラード第4番 ヘ短調 Op.52
 デュティユー:ピアノ・ソナタ、3つの前奏曲
アルチュール・アンセル(ピアノ)
 ベルリンスカヤの夫君。アルチュール・アンセルのソロ!

 ショパンとデュティユーを繰り広げるフランスのピアニスト、アルチュール・アンセルは、7歳でパリ・エコールノルマルのアルフレッド・コルトーのクラスに参加するなど、神童ぶりを発揮。
 夫人のリュドミラ・ベルリンスカヤとのデュオ活動に加え、ソリストとしては、近現代作品、特にフランス、アメリカ音楽のスペシャリストとして高い評価を受けている。プロデューサー&エンジニアはジャン=マルシャル・ゴラスが担当。

 2015年5月26日−29日、モスクワでの録音。ディジパック仕様。




LIMIT



RTAC 012
\2600→\2390
レオノラ・ミラ(ピアノ)
 J・S・バッハ(1685-1750):
  2声のインヴェンションとシンフォニア BWV772-786
  3声のインヴェンションとシンフォニア BWV787-801
レオノラ・ミラ(ピアノ)
録音:1996年、アルベルト・ムラレダ・スタジオ、バルセロナ、スペイン
発売:1996年/再発売:2013年

 レオノラ・ミラは1942年スペイン、バルセロナ生まれの女流ピアニスト&作曲家。
 1949年に2つのコンサートを成功させ「神童」として騒がれる。6歳でバルセロナ交響楽団とモーツァルトのピアノ協奏曲KV488を演奏したらしい。

 12歳から本格的な活動を開始、24歳でマリア・カナルス・コンクール優勝。その後は演奏家としてはヨーロッパ、アメリカ、アジアで世界的に活躍し、また作曲家としても多くの傑作を残している。

 世界をまたにかけた演奏活動。スペイン放送交響楽団に始まり、中国中央交響楽団、モンテカルロ国立オペラ管弦楽団、アラスカ・アークティック室内管弦楽団と共演、そしてデトレーフ・グレフェスミュールが創設したベルリン弦楽五重奏団や、ロンドン・フィルも登場する。

 すなわちそうとうな御仁ということである。


 


RTAC 022
(2CD)
\4000→\3690
レオノラ・ミラ(ピアノ)
 シューマン、メンデルスゾーン:ピアノ作品集

 [CD 1]
 シューマン(1810-1856):謝肉祭 Op.9/8つのノヴェレッテ Op.21 から Nos.1,4
 メンデルスゾーン(1809-1847):厳格な変奏曲 Op.54
 [CD 2]
  シューマン:
   ソナタ第2番ト短調 Op.22/子供の情景 Op.15/交響的練習曲 Op.13

レオノラ・ミラ(ピアノ)

録音:1978-1980年(リマスター:2013年) 発売:2013年

 リミット・レーベルの創設50周年(1964-2014)記念盤。かつてLPおよびカセットテープで発売されていた音源をリマスターし初CD化。

 

RTAC 017
\2600
アリアーガ、ベートーヴェン、トゥリーナ、ブローク:弦楽四重奏曲集
 フアン・クリソストモ・デ・アリアーガ(1806-1826):弦楽四重奏曲第3番変ホ長調
 ベートーヴェン(1770-1827):弦楽四重奏曲第11番ヘ短調「セリオーソ」Op.95
 トゥリーナ(1882-1949):闘牛士の祈り Op.34(弦楽四重奏版)
 ヴラディーミル・ブローク(1932-1996):弦楽四重奏曲

バルセロナ弦楽四重奏団

録音:データ記載なし 発売:2004年
 

RTAC 021
\2600
ブラームス(1833-1897):
  F・A・E・ソナタ から スケルツォ WoO.2
  ヴァイオリン・ソナタ第3番 Op.108
バルトーク(1881-1945):ヴァイオリン・ソナタ第1番 Sz.75
カリナ・マツタ(ヴァイオリン)
ダニエル・ブランク(ピアノ)

録音:2007年、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ホール、ワルシャワ、ポーランド

 カリナ・マツタは1978年ポーランドのオルシュティンに生まれ、ワルシャワのフィリデリク・ショパン音楽大学を卒業したヴァイオリニスト。2002年以来、ダニエル・ブランク(1974年バルセロナ生まれ)とデュオを組んでいます。

 

RTAC 023
\2600
プーランク(1899-1963):歌曲集
  モンテカルロの女
  月並み オルクニーズの歌/ホテル/ワロンの沼地/すすり泣き/パリへの旅
  カリグラム から 南へ/追放された美女/旅/雨が降る/蝉たちと同じように
  2つの詩 モンパルナス/ハイドパーク
  燃える鏡 から 君には夕べの炎が見えるだろう
  画家の仕事 から パブロ・ピカソ/フアン・グリス/ジュアン・ミロ
  歌で綴る想い出/闘牛士
  マヌエル・デ・ファリャの主題によるノヴェレット(ピアノ独奏)
  間奏曲ニ短調(ピアノ独奏)
マリア・ルイザ・ムンタダ(ソプラノ)
ジュゼプ・スリニャク(ピアノ)
録音:2013年1月14-18日、リセウ音楽院、バルセロナ、スペイン




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRAND SLAM



GS 2144
\2500→¥2290
ムラヴィンスキーのブルックナー第8望みうる最上の音質で復刻!
 ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調(ハース版)
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
 ムラヴィンスキーのブルックナー第8望みうる最上の音質で復刻!(2 トラック、38 センチ、オープンリール・テープ使用)

 セッション録音:1959 年6 月30 日/モスクワ/モノラル
 使用音源:Private archive (2トラック、38 センチ、オープンリール・テープ)

 ■制作者より
 ムラヴィンスキーが1959 年に録音したブルックナーの交響曲第8 番は、彼の同曲唯一のスタジオ録音であると同時に、旧ソ連で最初に録音・発売されたブルックナー作品でした。
 しかしながら、地味な音質のせいか、これまではあまり話題にならなかったかもしれません。しかし、今回入手したテープ(2トラック、38 センチ、オープンリール・テープ)は、眼前に迫り来るような音質です。
 もちろん、モノラルであることには変わりはありませんが、この演奏の評価を大きく変える可能性があります。なお、わずかではありますが、この録音に関してムラヴィンスキー夫人から寄せられた情報も記してあります。(平林直哉)



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MELODIYA



MELCD 1002312
(5CD+1DVD-PAL/
特別価格)
\6700→\6090

ヴラディーミル・ソフロニツキー 〜 コンサート・レコーディングス
ヴラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ)
 ●Disc1(1959年11月18日、モスクワ音楽院小ホールでのライヴ録音)
  シューマン:幻想曲ハ長調 Op.17、交響的練習曲 Op.13
 ●Disc2(1960年5月13日、モスクワ音楽院小ホールでのライヴ録音)
  モーツァルト:幻想曲ハ短調 K.475/
  シューベルト:即興曲変ト長調 Op.90-3、即興曲変イ長調 Op.90-4/
  シューマン:ピアノ・ソナタ嬰へ短調 Op.11/
  ショパン:
   夜想曲第2番嬰へ長調 Op.15、夜想曲第1番ヘ長調、
   スケルツォ第1番ロ短調 Op.20、スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
 ●Disc3(1959年11月18日&1960年5月13日*、モスクワ音楽院小ホールでのライヴ録音)
  シューマン:謝肉祭 Op.9、夕べに Op.12-1、ロマンス Op.28-1/
  スクリャービン:
   ピアノ・ソナタ第4番嬰へ長調 Op.30*、悲劇的詩曲 Op.34*、
   ワルツ変イ長調 Op.38*、練習曲変ロ短調 Op.8-11*
 ●Disc4(1951年11月26日、モスクワ音楽院大ホール&1955年、スクリャービン記念博物館*でのライヴ録音)
  モーツァルト:幻想曲ハ短調 K.396/
  リスト:ダンテを読んで/
  ドビュッシー:人形へのセレナード/
  リャードフ:音楽の玉手箱/
  プロコフィエフ:サルカズム/
  プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 Op.83*/
  ショスタコーヴィチ:前奏曲とフーガ Op.87より 第9番ホ長調*、第3番ト長調*
 ●Disc5(1958年6月8日*、1960年1月8日&2月2日、モスクワ音楽院小ホールでのライヴ録音)
  スクリャービン:
   ピアノ・ソナタ第8番 Op.66*/ピアノ・ソナタ第5番 Op.53*/
   ピアノ・ソナタ第9番 Op.68/ピアノ・ソナタ第10番 Op.70/
  《前奏曲集》より
   ホ短調 Op.11-4、ロ短調 Op.13-6、嬰ハ短調 Op.9-1、嬰ハ短調 Op.11-10、
   嬰へ長調 Op.16-5、変イ長調 Op.11-17、変ホ長調 Op.11-19、
   ハ短調 Op.11-20、ヘ長調 Op.11-23/
  仮面 Op.63-1/2つの詩曲 Op.32/2つの詩曲 Op.69/
  マズルカ嬰ヘ長調 Op.40-2/練習曲嬰ニ短調 Op.8-12
 ●Disc6/DVD-PAL(2007年製作、収録時間約44分)
  天才たち、ヴラディーミル・ソフロニツキー(監督:アンドレイ・コンチャロフスキー)
 ヴラディミール・ソフロニツキーの名演。51年〜60年のライヴ・レコーディング集!

 20世紀、旧ソ連を代表するピアニストの1人であるヴラディーミル・ソフロニツキー(1901−1961)の晩年の遺産、1951年から1960年にかけて収録されたライヴ・レコーディング集!
 代名詞でもあるスクリャービンとショパンはもちろんのこと、シューマンの1959年ライヴ、モーツァルト、ドビュッシー、シューベルトなど、ソフロニツキーの幅広いレパートリーと、その圧巻のピアニズムを存分に堪能することができる、ロシアン・ピアニズム・ファン要注目のBOXが登場です!

 ※録音:1951年−1960年/

 ※Disc6/DVD-PALは、PAL方式のため対応するプレーヤー、TVでのみ再生可能です。予めご了承ください。
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MELCD 1002296
(2CD/特別価格)
\4400→\3990
旧ソ連の伝説的チェリスト、シャフラン!
 名盤ベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集復活!!


ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集
 チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5-1
 チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2
 チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
 チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1
 チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2
ダニール・シャフラン(チェロ)
アントン・ギンズブルク(ピアノ)
 旧ソ連の伝説的チェリスト、シャフラン!名盤ベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集!

 ロストロポーヴィチと双璧を成していた旧ソ連の名チェリスト、ダニール・シャフランのベートーヴェンの「チェロ・ソナタ全集」。J.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲」と並ぶ名演中の名演であり、数ある同曲の録音の中でも、最高峰と名高いシャフランの演奏が本家メロディアから堂々の復刻です!

 サウンド・エンジニアはアレクサンドル・グロスマン。1971年の録音。ディジパック仕様。



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 シャフランの前にシャフランはいない。シャフランのあとにもシャフランはいない。

 リヒテルはシャフランについてこう語った。

「ロストロポーヴィチに感動したって?でもシャフランを聴くまでは待ったほうがいい」・・・。
 
 ロストロポーヴィチと1950年「プラハの春」国際音楽コンクールの1位を分け合った名匠ダニール・シャフラン。

  N響のチェリスト桑田歩氏、「究極のナルシズムから生み出された真の官能美を知ってしまったあなたに、もはや凡庸なるチェリストの演奏を許すことはできないであろう。」
  東京音大教授の苅田雅治氏、「シャフランの芸術はチェロという楽器を超越し、より人間の肉声に近い世界を創り出している。」
  名古屋フィルのコンマス後藤龍伸氏、「シャフランの類まれなる繊細な歌心は20世紀の魔術である」

  などなど・・・さまざまな著名人がこれまでシャフランの伝説について語ってきた。また海外でも彼を熱心に信奉する人は多く、たとえばシャフランを理想のチェリストとするイッサーリスは、かつてどうしてもシャフランの演奏が生で聞きたくて、親友のムストネンとともに彼のコンサートを組んでしまったという。

 シャフランの前にシャフランはいない。そしてシャフランのあとにもシャフランはいない。
 その空前絶後といっていい独特の歌いまわしはまさに孤高の存在である。
 気ままで、歌いすぎ、崩しすぎのところもあり、まるで場末の酒場で酔っ払いが演奏しているような雰囲気のときさえある。
 しかし一度人の心を掴んだら離さない。その甘美で妖艶なまでのチェロの音色に引きずり込まれていくことになる。


 そのシャフラン、15年ほど前にブームがあったが、最近はまたあまりCDを見かけなくなっていた。
 彼を集中的に特集したイエダンやトリトーン、AULOSはどれも消えていった。なぜか長続きするレーベルからきちんと復刻されないのが彼の不幸であった。
 しかもあまり良い音でCD化されないという不幸もつきまとった。

 ここへきてようやくMELODIYAが包括的に彼の録音をリリースしてくれるようになったのは幸いである。



シャフラン、MELODIYAの旧譜ボックス

Daniil Shafran: cello
MELCD 1001938
(5CDs/特別価格)
\7000
海外直輸入

ダニール・シャフラン 〜 チェロ名演集5枚組
 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番、第4番、第6番
  (録音:1973年&1974年)
 ショパン:チェロ・ソナタOp.65(録音:1985年)
 ラフマニノフ:チェロ・ソナタOp.19(録音:1979年)
 ブラームス:
  チェロ・ソナタ第1番Op.38、チェロ・ソナタ第2番Op.99
   (録音:1980年)
 ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタOp.40(録音:1946年)
 プロコフィエフ:
  チェロ・ソナタOp.119(録音:1970年)、
  交響協奏曲Op.125(録音:1961年)
 ボッケリーニ:チェロ協奏曲変ロ長調(録音:1966年)
 ハイドン:チェロ協奏曲第2番Op.101(録音:1977年)
 チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲Op.33
  (録音:1949年)
ダニール・シャフラン(チェロ)
アントン・ギンズブルク(ピアノ)、他

 ロストロポーヴィチと並び立つ20世紀ロシアの大チェリスト、ダニール・シャフラン(1923−1997)がメロディアに遺した名演のボックス・セットが復活リリース!
 バッハの無伴奏、ショパン、ラフマニノフ、ロシアのチェロ・ソナタ、そしてチェロ協奏曲集。旧ソ連という時代が生んだチェロの名手の至芸が蘇る。BOX仕様。

 録音自体が貴重。そしてなにより演奏が・・・すごい。
 その哀切極まりない歌い方はまるで19世紀的。小曲もすごいが、ここまで大曲をまとめてくれたMELODIYAに拍手。





<メジャー・レーベル>

SONY


8887518926-2
\2700
デニス・マツーエフ/アンコール
 1) ビゼー=ホロヴィッツ編:『カルメンの主題による変奏曲』,
 2) ロッシーニ=ギンツブルグ編:『「セビリャの理髪師」の主題による幻想曲』,
 3) リスト=マツーエフ編:『ハンガリー舞曲第2番』,
 4) チャイコフスキー:『四季』より「4月」「6月」「8月」「10月」,
 5) ストラヴィンスキー:『「ペトルーシュカ」からの3楽章』より「ロシアの踊り」,
 6) ラフマニノフ:『フーガ ニ短調』,
 7) ラフマニノフ:『練習曲集「音の絵」』Op.39より第2&6番,
 8) ラフマニノフ:『前奏曲 ト短調Op.23-5』,
 9) ラフマニノフ:『前奏曲 嬰ト短調Op.32-12』,
 10) リャードフ:『音楽玉手箱』,
 11) スクリャービン:『練習曲 嬰ニ短調 Op.8-12』,
 12) グリーグ=ギンツブルグ編:『ペール・ギュント』より「山の魔王の宮殿で」,《演奏》 
デニス・マツーエフ(ピアノ)

 無尽蔵に湧き出るエネルギー、圧倒的なヴィルトゥオジティ、そしてダイナミック・レンジの幅広さで知られる、ロシアのピアノの巨人、デニス・マツーエフのベスト・アルバムが登場します。
 1998年チャイコフスキー・コンクール優勝者であり、そのパワーあふれる重量級のピアノは、持ち前の超絶技巧に繊細深遠な味わいを加味し、正統派ロシア・ピアニズムの後継者であることをますます明らかにしつつあります。
 40歳となった彼ですが、これまでRCA Red Sealに録音してきたものの中から、テクニックだけでなく、繊細でナイーブな美しさも感じられる名演ばかりが収録されたベスト・アルバムもしくはアンコール・アルバムともいえる内容となっております。

 《録音》 2003〜2007年、
 .

8887517555-2
\2700→\2490
ベルリン・ピアノ・クァルテット
 ブラームス、フォーレ、シュニトケ:ピアノ四重奏曲

 1) フォーレ:『ピアノ四重奏曲第1番ハ短調Op.15』,
 2) シュニトケ:『ピアノ四重奏曲イ短調』
 3) ブラームス:『ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25』
ベルリン・ピアノ・クァルテット
[Kim Barbier (P),
Christophe Horak (Vn),
Bruno Delepelaire (Vc),
Micha Afkham (Va)]
 「ピアノ四重奏」という比較的珍しいレパートリーを演奏するべくベルリン・フィルの弦楽奏者3人と、フランスのピアニスト、キム・バルビエによって結成された『ベルリン・ピアノ・カルテット』。
 彼らのソニー・クラシカルへの初録音です。
 この編成による重要な作品としては、モーツァルト、ブラームスとシューマンのよく知られた作品のほか、近代のフォーレ、そして20世紀のシュニトケの四重奏が挙げられますが、その中からフォーレの第1番、シュニトケ、そしてブラームスの第1番の3曲を収録しています。
 常設のメンバーによる「ピアノ四重奏団」は少ないだけに、ベルリン・フィルの名手3人と室内楽に秀でたピアニストが見事なアンサンブルで聴かせる手腕は大いに期待できるところでしょう。


 ブラームスの第1楽章が聴けます。当然ですがさすがにうまい。終楽章が早く聴きたい。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=9TOcb-eHwnw

 《録音》2015年5月, ベルリン、フィルハーモニー小ホール[デジタル:セッション]


 


8887511138-2
\2700→\2490
ジモーネ・ケルメス/ラヴ(バロックの愛を歌う)
 1) クラウディオ・モンテヴェルディ:『ニンファの嘆き』,
 2) タルクィニオ・メールラ:『それを信じる愚か者』,
 3) アントワーヌ・ボエセ:『なんという美しさ』,
 4) ルイス・デ・ブリセーノ:『なんと狂おしい愛』,
 5) バルバラ・ストロッツィ:『あなたに何ができるの?』,
 6) ミシェル・ランベール:『暗い砂漠』,
 7) ヘンリー・パーセル:『愛が優しい情熱なら』,
 8) フランチェスコ・マネッリ:『全ての者が魂を呼び覚ます』,
 9) アントワーヌ・ボエセ:『草原のみずみずしい大気』,
 10) タルクィニオ・メールラ:『僕に恋の戯れをお望みなら』,
 11) ジョヴァンニ・レグレンツィ:『誰かが心を奪い』,
 12) ジョン・エックルス:『私は燃える』,
 13) アントニオ・チェスティ:『地獄の門を開け』,
 14) ジョン・エックルス:『遽しい考え』
 15) ジョン・ダウランド:『今こそ別れねばならぬ』,
 16) アントニオ・チェスティ:『最も美しい威厳』,
 17) ヘンリー・パーセル:『あなたの手を貸して』
ジモーネ・ケルメス(ソプラノ),
ラ・マニフィカ・コムニタ(ピリオド楽器アンサンブル)

 バロック・オペラ界のエキゾティック・ディーヴァともいうべき、ジモーネ・ケルメスのニューアルバムは「ラヴ」。
 人間の根幹をなす愛を歌い上げたバロック時代の歌曲やアリアを1枚に編んだものです。
 ケルメスはライプツィヒで学んだ後、様々な国際コンクールで賞を受賞。1996年からドイツの歌劇場を中心に活動を本格的に開始し、やがて古楽から前期ロマン派までのピリオド・アプローチによるレパートリーを中心に活躍、その歌声とドラマティックな表情表現で絶賛を浴びています。
 ソニー・クラシカル/ドイツ・ハルモニア・ムンディにも1枚1枚が個性的なソロ・アルバムを多数録音しているほか、クルレンツィスの「フィガロの結婚」「コジ・ファン・トゥッテ」全曲盤にも参加しています。
 今回のアルバムでは、初期バロックの歌曲、マドリガーレ、オペラの一節から、愛に関した作品を物語形式にしてお贈りします。喜び、興奮、狂気、嘆きを歌い分け、バックのアンサンブルとともに、ケルメスはこれらをまるで一人舞台のオペラであるかのように感情深く歌います。

 《録音》2015年4月, イタリア、パドヴァ、サラ・デッラ・カリタ[デジタル:セッション]
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8887516507-2
\2700→\2490

アンヘル・イジャラメンディ:交響曲第4&6番
 アンヘル・イジャラメンディ:
  1) 交響曲第4番『Ingenua(天真)』,
  2) 交響曲第9番《演奏》
ホセ・ミゲル・ペレス・シエラ(指揮)
エウスカディ交響楽団
マイテ・アルアバレッナ(メゾソプラノ)

 アンヘル・イジャラメンディは、1958年にスペインのバスク地方のサラウツ生まれ。6歳で各地の映画祭で歌い、音楽の世界に踏み出しました。
 11歳からギターを独学を始め、同時にピアノも学び始めました。16歳でサン・セバスチャンの音楽院に入学。1978年にはシンガーソングライターとしてデビュー。バスク演劇学校で劇場音楽を教えながら、1990 年代から数多くの映画音楽作曲を行っています。
 それだけでなく、多くの室内楽、室内オペラ、交響曲。協奏曲など、クラシカル作品の作曲も手がけています。深く静かに美しいメロディから、狂気的爆発、時間が追うごとに崇高な感動に変わり、さらに表情が豊かになっていく。故郷スペインのバスク地方の言葉、感情、そして風景が込められた作品です。
 バスク地方のエウスカディ交響楽団による演奏です。
  《録音》2015年3月, スペイン、エウスカディ交響楽団オーディトリアム



 おおお、店主の愛する現代音楽作曲家イリャラメンディ(イジャラメンディ)の交響曲がなんと天下のSONYから!これで一躍メジャーになるのか・・??
 しかも今まで聴いたことのなかった4番と9番!

 第9番、ちょっと聴ける。ムチャクチャっこいい!!
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=hwy7cExWNPc



イリャラメンディ、聴いてみて・・・


 スペインの現代音楽は、熱くてロマンティックでメロディアスなものが多い。とくにバスク出身の作曲者は、時代に取り残されたようなアナクロな音楽を聴かせてくれる。
 このイリャラメンディ(イジャラメンディ Angel Illarramendi)は映画音楽も書くというから、その傾向がさらに強い。

 で、そのイリャラメンデの、2,3年前にリリースされた交響曲第7番。これがまあすごかった。

 「1回目聴いたときから、正体不明の激しくて熱い音楽の虜となった。この2,3ヶ月に最も聴いたCDのひとつである。
 作品は単一楽章、38分。大作、というほどでもないが、内容が非常に濃い(というか、押し付けがましいというか、くどいというか)ので、聴いて終わった後の充実感はすごいものがある。この過剰なサービス精神はベートーヴェン、マーラー並み。人の心を高揚させ、悲しませ、喜ばせ、喜怒哀楽をともにして涙を流させることを作品の最大のテーマにしているかのようである。イリャラメンデの師匠が、NAXOSで壮絶な「葬送オラトリオ」を聴かせてくれたエスクデロというのだから、このイリャラメンディの強烈さも納得が行く。いや、その強烈さでは師匠をも凌ぐ。これだけ甘ったるい曲想とわかりやすい構造で、ここまで強烈な音楽を作れるか。誰が聴いてもはっきりわかるようなフーガの形を取ることで単刀直入に聴くものの心を圧迫し、そうかと思うと一転してロマンス映画のような美しく物悲しい旋律で哀愁をそそる。この馬鹿馬鹿しいまでの単純な構成が、日々かたくなに閉ざしていた硬くこわばった心を、少しずつ少しずつほぐして柔らかくしてくれる。そして次第次第にこの音楽に取り込まれていくのである。
 この夏一番の交響曲体験。何度も言うようだが思いっきり熱い音楽だが、この熱さが肉体的な暑さを吹き飛ばしてくれた。(ラスコル視聴記より)」
 

 まさにその言葉通りなのだが、今度そのイリャラメンディ、今度は交響曲第3番が登場。
 そして、カップリングが・・・交響詩「微笑む空間」。実はこれがまた・・・すごい。この曲は昔別の番号でリリースされていて(廃盤)、当時こんな記事を書いていた。

 「今から十数年前に、名前がややこしくて覚え切れないが一人の不思議な現代音楽作曲家のCDに出会った。それがなんともエキゾチックで素敵な曲で、何度も何度も聴いていた。ショップの店頭でもかけてお勧めしていたが、超マイナー・レーベルだったために入手できなくなり、そのうち手元のCDも整理の悪さからどっかに行ってしまって、いつしかそのアルバムのことも忘れてしまっていた。
 それがつい先日家の押入れを片付けていたら、懐かしいそのCDが出てきた。
 曲の名前は交響詩「微笑む空間」。そして作曲家は・・・アンヘル・イリャラメンディ。そう、あの交響曲第7番を書いたあのイリャラメンディ。・・・まさか十数年前にも同じように彼の作品に心奪われていたとは。」

 それにしても現役作曲家の作品の新録音を楽しみにする時代が来た。何かワクワク嬉しい。



KARONTEレーベルのイリャラメンディ
入りますように・・・

KAR 7053
\2500
アンヘル・イリャラメンディ(1958-):交響曲第7番(2007) ヴォイチェフ・ロデク(指揮)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管&合唱団
録音:2007年10月、ワルシャワ国立フィルハーモニー・コンサートホール
 スペイン、バスク地方出身の作曲家イリャラメンディ。これは映画音楽の分野でも名高いイリャラメンディが50歳を前に書き上げた第7交響曲。
 単一楽章作品だが全体は3つの部分に分かれている。印象的なヴァイオリン・ソロに始まり、弦楽が奏でる物悲しく息の長いテーマ、それを発展させる形で金管中心に奏されるバッハのオルガン作品のようなフーガ風楽節、意味を持たない「Eneritza」という唯一の歌詞をテーマ旋律に乗せて繰り返し歌う合唱、映画のクライマックス・シーンを思わせる緊迫した終盤まで、一気に聴かされてしまう作品。

KAR 7054
\2500
アンヘル・イリャラメンディ(1958-):
 交響曲第3番「白い石」(1988)(*)
 交響詩「微笑む空間」(1992)(+)
 52 soka(1994)(#)
マイテ・アルアバレナ(メゾソプラノ(*))
エドズアルド・バランサノ(ギター(*))
アンドラ・マリ合唱団(*)
バスク交響楽団(*)
ルベン・ヒメノ(指揮(*))
アマイア・スビリア(アルト(+))
ルイス・メンド(エレクトリック・ギター(+))
スロヴァキア放送交響楽団(+)
マリアーン・ヴァフ(指揮(+))
ブルガリア交響楽団(#)
デヤン・パヴロフ(指揮(#))
録音:2009年5月23日、ギプスコア(スペイン、バスク州)、レンテリア、ムシカステ(音楽祭)閉会演奏会、ライヴ(*)/1993年11月、ブラチスラヴァ、スロヴァキア放送第1スタジオ(+)/2010年3月、ソフィア、ブルガリア国営放送第1スタジオ(#)
イリャラメンディは映画音楽の分野でも名高いスペイン・バスク地方出身の作曲家。(+)は「KAR 7051」として発売されていた音源と同じものです。







<LP>


DG(LP)

4795811
(2LP)
\4800
《シューベルト:美しき水車小屋の娘》
 シューベルト:
  歌曲集『美しき水車小屋の娘』D.795(全曲),
  独りずまいD.800, 春の想いD.686b, シルヴィアにD.891,
  野ばらD.257, セレナーデD.957-4,
  あらゆる姿の恋人D.558, 音楽に寄せてD.547
フリッツ・ヴィンダーリヒ(テノール)
フーベルト・ギーゼン(ピアノ)
 ヴンダーリヒの名盤が重量級アナログLPで復活
 不滅のテノール、フリッツ・ヴンダーリヒ。36歳の誕生日を目前に、不慮の事故でこの世を去ってからすでに50年が経とうとしていますが、現在でも「彼を越えるリリック・テナーは現れていない」とまで言われる稀有の存在です。
 美しく張りのある声、そして自然で柔軟な表現はモーツァルト歌いとしても評価されましたが、なんと言ってもシューベルトの「美しき水車小屋の娘」は彼のためにあるような曲集であり、等身大の青年の希望と懊悩で埋め尽くされた歌唱が聴き手の共感を限りなく呼び起こします。その名盤を、重量級アナログLPとして限定発売いたします。
 《録音》1966年7月, ミュンヘン
 
4795810
(LP)
\3700
《シューマン、ベートーヴェン、シューベルト:歌曲集》
 ベートーヴェン:
  アデライーデOp.46, あきらめWoO.149,
  君を愛すWoO.123, 口づけOp.128,
 シューベルト:
  夕映えの中でD.799, リュートに寄せてD.905, ますD.550,
  双子座に寄せる舟人の歌D.360, ミューズの子D.764,
 シューマン:歌曲集『詩人の恋』Op.48
フリッツ・ヴィンダーリヒ(テノール)
フーベルト・ギーゼン(ピアノ)
ヴンダーリヒの見事なテクスチャーによる名盤が、アナログLPで復活
 2016年、没後50周年を迎える不出生のテノール、ヴンダーリヒの録音集。格調高いベートーヴェンや、優しいシューベルトはもちろんのこと、ここではやはりシューマンの「詩人の恋」が飛びぬけて素晴らしいものです。
 ヴンダーリヒの歌唱は、シューマンの作品の持つ柔らかいテクスチャーと、その底に沈む哀しみを完璧に歌い上げており、そこには全くの作為が感じられません。彼の歌唱に寄りそうギーゼンのピアノも見事です。
 その名盤を、重量級アナログLPとして限定発売いたします。LPならではの繊細な音をお楽しみください。
 《録音》1965年11月, ミュンヘン
 
4795806
(LP)
\3700
《バーンスタイン:ウェスト・サイド・ストーリー(ハイライト)》
 バーンスタイン:『ウェスト・サイド・ストーリー』(ハイライト)
キリ・テ・カナワ(ソプラノ:マリア),
ホセ・カレーラス(テノール:トニー),
タティアーナ・トロヤノス(メゾ・ソプラノ:アニタ),
カート・オルマン(バリトン:リフ),
マリリン・ホーン(アルト:歌手),
レナード・バーンスタイン(指揮)
オーケストラ&コーラス,
 バーンスタインの意志が隅々まで貫かれた名盤
 作曲者のバーンスタイン自身が1984年に初めて当作品を指揮し録音した全曲盤からのハイライトです。
 キリ・テ・カナワ、ホセ・カレーラスと言った当時最高の「オペラ歌手」を起用した録音からバーンスタインがこの作品にかける意気込みが強く伝わってきます。
 現代のCDなら1枚で全曲が収まってしまいますが、敢えてLPで聴き所を楽しむというのも乙なものです。その名盤を、重量級アナログLPとして限定発売いたします。
  《録音》1984年9月, ニューヨーク、RCAスタジオ
 
4795807
(2LP)
\4800
《バーンスタイン&ウィーン・フィル/マーラー:交響曲第5番》
 マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
レナード・バーンスタイン(指揮) 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 内在するロマン的情感・・・その名盤をアナログLPで発売
 マーラーを演奏するときのバーンスタインの気迫と深い共感。とりわけ第5番におけるその情感の豊かさには、他のどんな指揮者にも真似のできないものがあります。
 第1楽章での悲痛な叫びから、そのまま怒りが収まらない第2楽章、牧歌的な第3楽章を経て、誰もが陶酔に沈む第4楽章アダージェット、最後は歓喜爆発で終わる終楽章と、マーラーの要求する内なる世界を完璧に表現した凄演です。その名盤を、重量級アナログLPとして限定発売いたします。
 《録音》1987年9月, フランクフルト、アルテ・オパー(デジタル:ライヴ)


<国内盤> 

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東武レコーディングズ



TBRCD 0039
(5CD)
\3300+税
新リマスタリングで復活!!
 ペーター・マークのベートーヴェン全集
ベートーヴェン:交響曲全集

 (1)交響曲第2番、第4番
 (2)交響曲第7番、第8番
 (3)交響曲第3番「英雄」、第1番
 (4)交響曲第5番「運命」,第6番「田園」
 (5)交響曲第9番「合唱」
ペーター・マーク指揮
パドヴァ・ヴェネト管弦楽団
(5)アマンダ・ハルムグリンソン(ソプラノ)
 ルートヒルド・エンゲスト(メゾ・ソプラノ)
 ツェーガー・ヴァンデルステーネ(テノール)
 フリードマン・クンダー(バス)
 フィリッポ・マリア・ブレッサン指揮
 アテスティ合唱団
 長らく廃盤だったペーター・マークのベートーヴェン全集が新リマスタリングで復活!!

 録音:(1)1994 年2 月ロニーゴ・ヴィセンツィア (2)1994 年6 月パドヴァ・モディリアニ音楽堂 (3)1994 年7 月パドヴァ・モディリアニ音楽堂 (4)1995 年2 月パドヴァ・ポリーニ音楽堂 (5)1994 年12 月20 日パドヴァ聖アントニオ・バジリカ教会

 鬼才ペーター・マークの不滅の名盤。ARTS レーベルで出ていたベートーヴェン全集が新マスタリングで復活!
 1990 年代後半に、ポツポツと1 枚ずつ単売され、ついに全集に至った名演。当時久々のマークの新譜として大好評でした。都響との名コンビを知る日本の聴衆はマークの真価を世界中で最も知っていたとも言えるでしょう。
 パドヴァ・ヴェネト管は編成も小さく、マークのベートーヴェン解釈も壮大なスケールや英雄的な妄想からは無縁のものです。スイスイと軽やかに進んで、時にはドキッとするような悪魔的表現も散見されます。
 スタイルはキリリと結晶化した独自にして、見事なものです。録音会場もマチマチであり、ライヴ・スタジオも混ざっており、CD初期の編集センスも未だに色濃かった90 年代故に音量の小ささや前に出る迫力に欠けることの多かった音質をこの度マスターに遡って改めてマスタリングしました。完全限定発売です。




fine NF



NF 25804
(2CD)
\2300+税
メンデルスゾーン:交響曲第3番 イ短調 作品56 「スコットランド」
 +ボーナスCD 2種のワンポイント録音
 ① ワンポイント・ステレオ録音 
 ② ワンポイント・モノラル録音 (いずれも「スコットランド」全楽章)
  ① は客席後方の2階席、
  ②は指揮者上方にマイクを設置しており、
  それぞれの位置でのオーケトラの自然なバランス音場が収録されています。
  ①はヘッドホンでの試聴も是非お試しください。
デア・リング東京オーケストラ
西脇義訓(指揮)

 あふれ出す! ? デア・リング東京オーケストラ第4弾
 独自の響きを創出!日本の風景が目前に浮かぶよう!
 西脇義訓指揮デア・リング東京オーケストラ/メンデルスゾ−ン:交響曲第3番《スコットランド》

 デア・リング東京オーケストラの第4弾はメンデルスゾーンの「スコットランド」です。
 デア・リング東京オーケストラは、N&F社が録音を主な目的に2013年に編成したオーケストラで、従来のオーケストラの常識にとらわれることなく、実験的試みにも挑みながらあらたな響きの創造を目指しています。
 第4弾の「スコットランド」でも今までにない配置で収録していますが、その目指すところは個々の奏者の自発性を尊重し、ホールのサイズに適した至福の響きを生み出そうとする共創の試みです。
 デア・リング東京オーケストラは録音でもいろいろな方式を試行していますが、今回は2種のワンポイント録音(ステレオ録音&モノラル録音)をボーナスCDに収録しています。

 西脇はバイロイト祝祭劇場で聴いた響きが、音作りの原点にあると繰り返し述べているが、彼は独自の理論のもと、自らが新しい響きを作り出していた。
 「スコットランド」の出だしの音を聴いてみるがいい。山中に流れる清らかな水のせせらぎ、竹林を渡る風がそよぐ、そんな風景が目前に浮かぶような音だ。この曲は「スコットランド」ではあるが、 極めて独自の日本の音である。 ライナーノーツより 大原哲夫


収録:2014年6月17,18,24,25日 三鷹市芸術文化センター「風のホール」















1/20(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


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AUDITE



AU 97718
\2600→\2390

またまたコパチンスカヤ
 シューマン・シリーズの第5弾、独奏楽器が伴う協奏的管弦楽曲集

  シューマン:
   (1)ピアノと管絃楽のための序奏と協奏的アレグロニ短調 Op.134
   (2)ヴァイオリンのための幻想曲 ハ長調 Op.131
   (3)序奏とアレグロ・アパッショナート ト長調 Op.92
   (4)4本のホルンと管弦楽のための小協奏曲 Op.86

(1)(3)アレクサンダー・ロンクィッヒ(ピアノ)
(2)パトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)
(4)パウル・ヴァン・ゼルム
 ルートヴィヒ・ラスト
 ライナー・ユルキェビッチ
 ヨアヒム・ぺルトル(ホルン)
ハインツ・ホリガー(指揮)
ケルンWDR交響楽団
 ホリガー&ケルンWDR響によるシューマン・シリーズの第5弾は独奏楽器が伴う協奏的管弦楽曲集、第4弾に続き鬼才コパチンスカヤが登場!!!

 収録:(2)2015年2月9-11日、(1)(3)2015年2月19-21日、(4)2015年3月4‐7日/ケルン・フィルハーモニー(ドイツ)/(1)15’51”(2)15’49”(3)16’03”(4)I.7’50”+II.5’38”+III.6’17”=19’45”

 ドイツ、アウディーテ・レーベルより進行中のホリガー指揮、ケルンWDR 響によるシューマンの交響曲および、協奏曲、序曲も含めた管弦楽曲を全曲録音するシリーズ。
 第5 弾は独奏楽器が伴う協奏的管弦楽曲集で、ピアノと管絃楽のための序奏と協奏的アレグロ、ヴァイオリンのための幻想曲、序奏とアレグロ・アパッショナート、そして4 本のホルンと管弦楽のための小協奏曲が収録されました。演奏機会が少ない作品も含まれますがコパチンスカヤなど魅力的な演奏者がソロをつとめており、注目せずにはいられない内容となっております。
 世界が最も注目するヴァイオリニスト、コパチンスカヤはツィンバロンの名手の父とヴァイオリニストの母との間にモルドヴァで生まれました。ヴァイオリンおよび作曲をウィーンとベルンで学んだのち、2000 年にシェリング国際コンクール優勝、2002 年には「クレディ・スイス・グループ・ヤング・アーティスト賞」を受賞し注目され、ヨーロッパを中心に活躍の場を拡げてきました。
 ヤンソンス、ノリントン、P. ヤルヴィ、ネルソンスなど、世界的指揮者のもと世界の名門オーケストラとの共演歴を誇ります。また室内楽への造詣も深く、とりわけファジル・サイとのデュオでは二人の強烈な個性からうまれる音楽は聴衆を魅了させます。唯一無二の個性的なアプローチはクラシック界にとどまらず音楽ファンを虜にさせる稀有な存在として人気を集めております。
 シューマンの創作期の最晩年にあたる1853 年に書かれたヴァイオリンのための幻想曲。初演はシューマン指揮ヨアヒム独奏で行ったといわれ、献呈されたヨアヒムもこの作品を激賞していたとされます。
 ホリガー率いるケルンWDR 響とともに一期一会が生み出すコパチンスカヤのスリリングな演奏で、新たな魅力を見つけることができるでしょう。このほか、ドイツ作品を得意とするピアニスト、ロンクィッヒが独奏をつとめた序奏と協奏的アレグロと、序奏とアレグロ・アパッショナート、そして世界的に活躍するホルン奏者ゼルムなどWDR のメンバーが独奏をつとめた4 本のホルンと管弦楽のための小協奏曲と、充実した演奏陣でこれらの作品を聴くことができます。

 ホリガー&ケルンWDR 響による当シリーズはこれまでに
  第1 弾【交響曲第1 番「春」、第4 番(1841 年版)、序曲、スケルツォとフィナーレ(AU97677)】、
  第2 弾【交響曲第2 番、第3 番「ライン」(AU 97678)】、
  第3 弾【チェロ協奏曲、交響曲第4 番(1851 年改訂版)(AU 97679)】、
  第4 弾【ヴァイオリン協奏曲、ピアノ協奏曲(AU 97717)】
 がリリースされております。




シューマン・シリーズ第4弾
コパチンスカヤのヴァイオリン協奏曲

AU 97717
\2600→\2390
コパチンスカヤが登場!
ホリガー&ケルンWDR響、シューマン・シリーズ第4弾
 ヴァイオリン&ピアノ協奏曲

  シューマン:
   (1)ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 WoO1
   (2)ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
(1)パトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)
(2)デーネシュ・ヴァーリョン(ピアノ)
ハインツ・ホリガー(指揮)
ケルンWDR交響楽団
 ホリガー&ケルンWDR 響によるシューマン・シリーズの第4弾はヴァイオリン&ピアノ協奏曲。なんと鬼才コパチンスカヤが登場!!!

 収録:(1)2015年2月9-11日、I.16’04”+II.7’01” + 10’35”=33’40” (2)2015年3月4-7日I.13’54”+II.5’17” + 11’04”=30’15”/ケルン・フィルハーモニー(ドイツ)/64’00”

 ドイツ、アウディーテ・レーベルより進行中のハインツ・ホリガー指揮、ケルンWDR 響によるシューマンの交響曲および、協奏曲、序曲も含めた管弦楽曲を全曲録音するシリーズ。
 注目の第4 弾は鬼才パトリツィア・コパチンスカヤを迎えてのヴァイオリン協奏曲とハンガリーを代表する名手デーネシュ・ヴァーリョンによるピアノ協奏曲です!
 世界が最も注目するヴァイオリニスト、コパチンスカヤはツィンバロンの名手の父とヴァイオリニストの母との間にモルドヴァで生まれました。
 ヴァイオリンおよび作曲をウィーンとベルンで学んだのち、2000 年にシェリング国際コンクール優勝、2002 年には「クレディ・スイス・グループ・ヤング・アーティスト賞」を受賞し注目され、ヨーロッパを中心に活躍の場を拡げてきました。
 マリス・ヤンソンス、ロジャー・ノリントン、パーヴォ・ヤルヴィ、アンドリス・ネルソンスなど世界的指揮者のもと世界の名門オーケストラとの共演歴を誇ります。
 また室内楽への造詣も深く、とりわけファジル・サイとのデュオでは二人の強烈な個性からうまれる音楽は聴衆を魅了させます。唯一無二の個性的なアプローチはクラシック界にとどまらず音楽ファンを虜にさせる稀有な存在です。
 シューマンのヴァイオリン協奏曲ニ短調は晩年にあたる1853 年の作品で、ヨアヒムからの要請によりわずか二週間で書き上げました。しかし完成の翌年にシューマンが療養所に入り、さらにヨアヒムが演奏会で取り上げることなく自筆譜は封印されてしまったために日の目を見ずにおりましたが、1907年にヨアヒムが所蔵していた楽譜がベルリン図書館に売却されたことにより1937 年にはクーレンカンプによる初演されました。
 ただしクーレンカンプ自身が演奏不可能とした箇所を修正し演奏したため、翌1938 年12 月にセントルイスでアメリカ初演を行ったユーディ・メニューインが「自分こそが真の初演者」と宣言したというエピソードもあります。
 その後メニューインやシェリングなどの巨匠が愛奏したことにより演奏される機会も着実に増えてきました。
 ホリガー率いるケルンWDR 響とともに一期一会が生み出すコパチンスカヤのスリリングな演奏で、新たな魅力を見つけることができるでしょう。
 カップリングはシューマンの代表作ピアノ協奏曲でホリガーがソリストに指名したのは1968 年ハンガリーが生まれのデーネシュ・ヴァーリョンです。
 これまでにホリガーとの共演も多く厚い信頼のもと協奏曲録音が実現しました。母国ハンガリーの作曲家はもちろんのこと、シューマンの作品にも造詣が深いヴァーリョンはピアノ独奏曲をはじめ、室内楽作品の演奏・録音も積極的に行ってきました。まさに適役のヴァーリョンが当シリーズに登場したのは非常に喜ばしいことと言えましょう。

 ホリガー&ケルンWDR 響による当シリーズはこれまでに第1 弾【交響曲第1 番「春」、第4 番(1841 年版)、序曲、スケルツォとフィナーレ(AU97677)】、第2 弾【交響曲第2 番、第3 番「ライン」(AU 97678)】、第3 弾【チェロ協奏曲、交響曲第4 番(1851 年改訂版)(AU 97679)】がリリースされ好評を博しております。





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PENTATONE



PTC 5186557
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
山田和樹(指揮)&スイス・ロマンド管
 「バレエ、劇場、舞踏のための音楽 Vol.3〜ロシアン・ダンス」

 (1)チャイコフスキー:組曲「白鳥の湖」Op.20a
 (2)グラズノフ:演奏会用ワルツ第1番 ニ長調 Op.47/同第2番 ヘ長調 Op.51
 (3)ショスタコーヴィチ:バレエ組曲「黄金時代」Op.22
 (4)ストラヴィンスキー:「若い象のためのサーカス・ポルカ」
山田和樹(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団
 大注目盤!世界の山田和樹と名門スイス・ロマンド管がおくるバレエ、劇場、舞踏のための音楽。第3 弾はロシアン・ダンス!

 セッション録音:2015年7月/ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)/DSD、5.0Surround sound、マルチチャンネル、70’ 54”

 SACD ハイブリッド盤。
 世界から注目される俊英指揮者、山田和樹と名門スイス・ロマンド管弦楽団がおくる「バレエ、劇場、舞踏のための音楽」シリーズ。
 注目の第3 弾はロシアン・ダンスと題され、チャイコフスキーの組曲「白鳥の湖」、グラズノフの演奏会用ワルツ第1、2 番 、ショスタコーヴィチのバレエ組曲「黄金時代」、そしてストラヴィンスキーの「若い象のためのサーカス・ポルカ」が収録されました。山田和樹とスイス・ロマンド管は2010 年6月のデビュー以降、絶大なる信頼関係が結ばれ、この若さにして首席客演指揮者として着実なキャリアを積んできました。2014 年7 月には当団と待望の来日公演を行い、倉敷、熊本、福井、愛知、東京、神奈川にて行われた演奏会は大成功をおさめ、サントリーホールでの演奏会はテレビ放映もされ話題となりました。
 山田がもつレパートリーの広さを証明するかのような多彩なプログラムを展開する当シリーズ。第3 弾はロシアの大作曲家が名を連ねますが、山田の才能が描くフレッシュな解釈でそれぞれの作品の魅力を引き出しております。
 若きマエストロの今後の活躍にも一層期待が高まる内容です。
 当シリーズはこれまでに第1 弾「フランス」(PTC 5186358)、第2 弾「ドイツ」(PTC 5186518)がリリースされております。
 演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONE レーベルが誇る技術チームによる録音で、DSD レコーディングで収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。







先日ご紹介した「復活」
山田和樹、人気です。

オクタヴィア・レコード
OVCL-00592
(2CD)
\3500+税
山田和樹(指揮)&日本フィル
 マーラー:交響曲 第2番 ハ短調 「復活」
山田和樹(指揮)
日本フィルハーモニー交響楽団
林 正子 (ソプラノ)
清水 華澄 (アルト)
東京混声合唱団
武蔵野合唱団
2015年2月22日 東京・Bunkamuraオーチャードホール にてライヴ収録

 山田和樹が全身全霊を傾けた興奮のマーラー・ライヴ!
 若きマエストロが初めて挑むマーラーの頂。

 今、国内外から最も注目を浴びる日本人指揮者山田和樹が、全身全霊を傾け挑んだマーラーの「復活」が遂にCD化。
 2015年1月スタートした「山田和樹 マーラー・ツィクルス」は、世界のマエストロへと駆け上ろうとする山田が、初めてまとめてマーラーに挑むということで、大きな話題と期待感を生みました。当CDは、シリーズ2公演目となる第2番をライヴ・レコーディング。
 山田と日本フィルが導き出した、輝かしい響きと情熱的な演奏で、会場は大いに沸き上がりました。山田が正指揮者を務める日本フィルと、音楽監督を務める東京混声合唱団という最高のサポートのもと、自身をマーラーの世界へ捧げ、ひたすら音楽へ勇往邁進していきます。
 これは未来の巨匠の偉大なる軌跡。要注目のシリーズがスタートします。







DELPHIAN


DCD 34167
\2400
シューマン、メンデルスゾーン&コルネリウス:デュエット集
 シューマン:あなたの顔は Op.127-2
 コルネリウス:ソプラのとバスのための二重唱曲 Op.16
 メンデルスゾーン:6つの二重唱曲 Op.63
 コルネリウス:夏の中の春
 コルネリウス:3つの二重唱曲 Op.6
 コルネリウス:目を上げて、私は山々を仰ぐ
 メンデルスゾーン:古いドイツの春の歌 Op.86-6
 シューマン:家族の肖像 Op.34-4
 シューマン:クリスマスの歌 Op.79-16
 シューマン:私はあなたの樹 Op.101-3
 メンデルスゾーン:3つの二重唱曲 Op.77
 シューマン:言伝て Op.77-5
 シューマン:子守歌 Op.78-4
ルーシー・クロウ(ソプラノ)
ウィリアム・バーガー(バリトン)
イアン・バーンサイド(ピアノ)
 ウィリアム・バーガーとルーシー・クロウ!好企画!19世紀ドイツのデュエット集!

 英グラモフォン誌で「我々の若手バリトン歌手の最高の1人」と称賛され、モーツァルティアンとしても名高いウィリアム・バーガー。
 モダン、ピリオドの両ステージで美しい歌声を響かせている英国のリリック・ソプラノ、ルーシー・クロウとのデュエット集では、19世紀ドイツ、シューマン、メンデルスゾーン、そしてコルネリウスを披露!
 ハイペリオン(Hyperion)の名シリーズ、メンデルスゾーンの「歌曲&デュエット集」を彷彿させる好企画、そして好演奏です!

 ※録音:2015年5月24日−26日、セント・メアリーズ・パリッシュ教会(ハディントン、イースト・ロージアン)
 

DCD 34060
\2400
夜のスコットランド 〜 スコットランドの詞による合唱作品集
 伝承曲(パウエル編):夢のアンガス
 カニンガム:夜のスコットランド
 ペルト:我が心はハイランドにあり/
 マクミラン:より深く
 スケンプトン:エジンバラへのアドレス
 マクミラン:ギャラント・ウィーヴァー
 カニンガム:画家の目
 スティーヴンソン:中世スコットランドの三部作
 伝承曲(ブリューワー編):美しいドゥーン川の岸辺
 ハーン:かもめ
ラウディバス、マイク・ブリューワー(指揮)
ベス・マッケイ(メゾ・ソプラノ)
トーマス・ラング=レイリー(オルガン)
 スコットランド、エジンバラの作曲家トム・カニンガムと、作家アレグザンダー・マコール・スミスとのコラボーレションにより実現した、ロバート・バーンズからマコール・スミスに至るスコットランドの詞による合唱作品集。
 ペルトの「我が心はハイランドにあり」や、スコットランドのリーディング・コンポーザー、マクミランの作品、名旋律「美しいドゥーン川の岸辺」のブリューワー編曲、さらにはコンポーザー=ピアニスト、ロナルド・スティーヴンソンの作品など、合唱ファン、英国音楽ファン要チェックのプログラム。英国音楽を得意とする合唱団、ラウディバスの演奏も優秀。

 2009年1月3日−5日の録音。
 

DCD 34057
\2400
ロジャー・ミリー・コレクションの銘器による
 クープラン:組曲ハ長調
  〔二段鍵盤チェンバロ(ルイジ・バイロン1755年製)〕
 作曲者不詳:16世紀の2つの舞曲
  〔トリプル・フレット・クラヴィコード
   (フランドル地方、1620年頃製)〕
 ハイドン:アダージョ ト長調、ファンタジア ハ長調
  〔グランド・ピアノフォルテ
   (ヨハン・フリードリヒ・キュールベルース1805年頃製)〕
 パーセル:組曲ハ長調、ブロウ:モートラックのグラウンド
  〔一段鍵盤チェンバロ(トーマス・バートン1709年製)〕
 フローベルガー:哀歌、J.S.バッハ:組曲ヘ短調 BWV.823
  〔フレットフリー式クラヴィコード(ドレスデン、1740年頃製)〕
 パスクイーニ:アルマンド、クーラント
  〔ヴァージナル(ホノフリオ・グァラチーノ1678年製)〕
 バード:パヴァン、ガリアルド、フレスコバルディ:トッカータ
  〔一段鍵盤チェンバロ
   (ベルナルディヌス・デ・トラサンティニス1574年製)〕
 A・スカルラッティ:トッカータ第10番ヘ長調
  〔一段鍵盤チェンバロ
   (フランシスカス・デ・パウリニス・リミニ1725年製)〕
 メンデルスゾーン:3つの無言歌
  〔グランド・ピアノフォルテ(ジョン・ブロードウッド1793年製)〕
ジョン・キッチン
 (チェンバロ、
  クラヴィコード、
  ピアノフォルテ、
  ヴァージナル)
 2005年にエジンバラ大学がロジャー・ミリーとリン・ミリーから寄贈された22台の歴史的鍵盤楽器。同じくエジンバラのレイモンド・ラッセル・コレクションと並ぶこの世界有数の鍵盤楽器コレクション、「ロジャー・ミリー・コレクション」の中から9台を弾き分けた贅沢なプログラム。
 エジンバラ市のオルガニストやオールド・セント・ポール教会の音楽監督としても活躍する名手、ジョン・キッチンの技巧と銘器たちのサウンドを存分に。

 2008年&2009年の録音。
 

DCD 34063
\2400
よろこびのシャンソン 〜
 アドリアン・ル・ロワ時代の音楽
ファイアーズ・オヴ・ラヴ
 〔フランシス・クーパー
   (ソプラノ&打楽器)、
  マーカス・クラリッジ(打楽器)、
  ゴードン・フェリーズ
   (リュート、4弦ギター&打楽器)、
  ジョナサン・ヒュー=ジョーンズ
   (バリトン、リコーダー&リュート)
 スコティッシュ・アンサンブルやスコティッシュ古楽コンソートでも活躍するバロック・ギター、ルネサンス・ギター、リュート、テオルボの名手ゴードン・フェリーズを擁する「ファイアーズ・オヴ・ラヴ」は、エリザベス朝やジャコビアン時代のリュート歌曲、歴史に埋もれたルネサンス、初期バロック音楽の発掘、蘇演を続ける1998年結成のスコットランドの古楽アンサンブル。
 16世紀のパリで活躍したフランス・ルネサンス時代のリューティストであり、出版も手掛けたアドリアン・ル・ロワと、その同時代のシャンソンを、清廉な歌声と絶妙の器楽アンサンブルで。

 2007年10月の録音。
 
DCD 34056
\2400
スケンプトン:合唱&歌曲集
 私の君主は座り/おお、世界の救世主よ/ロクス・イステ/
 雅歌/おお、生命よ!/大自然の炎/囚われのアダムは横たわり/
 マニフィカトとヌンク・ディミッティス/エレミアの哀歌/
 何と幸いなことか/エマーソン歌曲集/天の衣を求める/
 めでたし、最も聖なる処女/小ミサ曲/
 主よ、私たちにあなたの恵みを示し/退出の賛美歌
エクソン・シンガーズ
マシュー・オーウェンズ(指揮)
 アコーディオンやピアノ独奏のための小品を数多く発表し、その優れた作品の数々が高い評価を受け続けているイギリス、チェスター出身の作曲家ハワード・スケンプトン。
 宗教的内容を持つスケンプトンの合唱、声楽作品を、現在はウェルズ大聖堂聖歌隊の音楽監督を務めるマシュー・オーウェンズとエクソン・シンガーズが荘厳に歌いあげる。

 2008年の録音。




ONYX



ONYX 4159
\2500→\2290
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)
 エルガー、ドビュッシー、レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ集

  ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
  エルガー:ヴァイオリン・ソナタ
  レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ
  シベリウス:子守歌 Op.79-6
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)
アンドルー・アームストロング(ピアノ)
 カナダの天才、ジェームズ・エーネス、ヴァイオリン・ソナタ集第2弾!
 天才エーネス!ソナタ集第2弾!

 「地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ紙)など圧倒的評価を受け続けている、カナダが世界に誇るヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス。
 絶妙のコンビネーションを披露してきたアンドルー・アームストロングとエーネスのデュオによるヴァイオリン・ソナタ集第2弾。レコード芸術海外盤REVIEW「今月の特選盤」(2015年9月号)やBBCミュージック・マガジンでの五つ星獲得など、大成功を遂げた「フランク&R・シュトラウス(ONYX 4141)」に続くのは、エルガー、ドビュッシー、レスピーギのソナタ!
 ドビュッシーの最後の作品となったヴァイオリン・ソナタを始め、エルガー、レスピーギのヴァイオリン・ソナタは、いずれも第一次世界大戦期(1916〜1918)に作曲された作品。エーネスは更に、同時期に作曲されたシベリウスのヴァイオリンとピアノのための6つの小品Op.79より「子守歌」も加えるなど、独自の魅力的なプログラミングにも注目。
 ますます充実するエーネス&アームストロングの名コンビによる3つのヴァイオリン・ソナタにご期待ください!




OTAKEN RECORDS


TKC-103
\2700
「辻井 淳 愛の歌」
 (1)エネスク:バラード/
 (2)ディニーク:時計/
 (3)ビーチ:ロマンス 作品23/
 (4)ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第8番(カモネッティ編)/
 (5)ハルフター:ドルシネア姫のセレナード/
 (6)ヴュータン:アメリカの思い出/
 (7)スクリャービン:「3度のエチュード」 作品8-10(シゲティ編)/
 (8) ミュザン:マズルカ/
 (9)ダンブロジオ:カンツォネッタ/
 (10)ダンブロジオ:セレナータ/
 (11)ブラームス:ハンガリア舞曲 第19番(ヨアヒム編)/
 (12)フバイ:「セギデイーリャ」 作品121-2/
 (13)スーク:「愛の歌」(コチアン編)/
 (14)サン=サーンス:「ワルツ形式のカプリース」(イザイ編)
辻井淳(ヴァイオリン)
藤井由美(ピアノ)
 辻井 淳のヴァイオリン小品集オタケンレコード移籍第3弾!

 録音: 2015 年8 月 ガリバーホール

 若書きにしては、堂々としたエネスクのバラードに始まり、ディニークで早くも辻井淳の神業に驚かされます。ビーチはロマンチックな曲想の優れたメロディメーカーで、今回の注目株。戦前のアメリカの女流ということで、興味をそそります。面白いのはヴュータンのアメリカの思い出。ヴュータンらしい序奏の後にすぐアルプス一万尺のメロディが。これが何度も変奏され、最後に盛り上げられます。他にもダンブロジオ等、これがクライスラーの作品ならもっとメジャーになっていたろうなと思わせる作品が目白押し。タイトルロールの愛の歌、最後のサンサーンスは誠に見事な名曲の名演と言えるのではないでしょうか?どうぞ今回も辻井淳のヴァイオリンの世界をご堪能くださいませ。(オタケンレコード 太田憲志)




BREMEN RADIO HALL


BRHCD 1303
\2600
ムジカ・グローブス・ライヴ
  [ポーランド]
 テレマン(1681-1767):ハナツ [Hanac] I,II(ロストック写本所収)
 テレマン:ポロネーズ ニ長調
 不詳:舞曲(アンナ・シルマイ=ケチェル写本所収)
 テレマン:ポロネーズ ニ短調(ロストック写本所収)
 不詳:舞曲 C-10(アンナ・シルマイ=ケチェル写本所収)
 テレマン:ポロネーズ(ロストック写本所収)
 不詳:舞曲 C-11(アンナ・シルマイ=ケチェル写本所収)
 テレマン:ヴィヴマン [Vivement] (ロストック写本所収)
  [MONARCHY]
 不詳:
  ハンガリーの森「シュヴィフロフスカー」 [`vihrovska] (トレンチーン写本所収)
  無伴奏ヴァイオリンのためのヴェルブング Op.26
   (フンガリチ・サルトゥスまたはプレスティーニ写本所収)
  無伴奏ヴァイオリンのためのヴェルブング Op.34
   (フンガリチ・サルトゥスまたはプレスティーニ写本所収)
  チェンバロのためのハンガリー風 [Ungriscr] (エステルゴム図書館写本所収)
  舞曲 B-14(アンナ・シルマイ=ケチェル写本所収)
  [WESTY]
 テレマン:白雲母
 ジョン・プレイフォード(1623-1686):新ホーンパイプ
 ニコラ・マッテイス(1670頃-1740以後):スコッチ・ユーモアによるグラウンド
 不詳:フンガリクス第22番(サルトゥス・フンガリチ写本所収)
  [モラヴィア}
 不詳:アリア・ハンナコ [Aria Hannaco]
 クリスティアン・ヒルシュメンツル(1638-1703):
  モラヴィツァ [Moravica] (オルフェウス・プロ・ルスティクス から)
  アリア・イッレピーダ [Alia illepida] (オルフェウス・プロ・ルスティクス から)
  ["CAPTURED IN WOOD"]
 不詳:モラヴィアのバラード(フランチシェク・バルトシュ・コレクション所収
  [KURUCKY]
 不詳:舞曲第239番(ウフロヴェツ写本所収)
 テレマン:トルコ兵
 不詳:Nota Kurucz I,II(ウフロヴェツ写本所収)
 不詳:"}ela trowke"(アンナ・シルマイ=ケチェル写本所収)
  [オリエント]
 不詳:舞曲 C-60(アンナ・シルマイ=ケチェル写本所収)
 不詳:舞曲 C-105(アンナ・シルマイ=ケチェル写本所収)
 不詳:楽曲 277(ウフロヴェツ写本所収)
ソラメンテ・ナトゥラーリ
 ミロシュ・ヴァレント
(アーティスティック・リーダー、ヴァイオリン、ヴィオラ、歌)
 ヤン・ロキタ(ツィンバロム、リコーダー、ドゥドゥク、C管クラリネット、歌)
 ペテル・ミハーリク(ヴァイオリン)
 ペテル・ヴルビンチーク(ヴィオラ、歌)
 ユライ・コヴァーチ(チェロ、歌)
 ルミール・マヘク(コントラバス)
 ソマ・ディニエース(チェンバロ、ダフ、ゴング、トライアングル)

録音:2012年7月4日、ライヴ、プレーメン放送ホール、ブレーメン、ドイツ
 国際色豊かなテレマンの作品を軸に、東欧、さらにその先まで視野を広げるプログラムのライヴ録音。




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ESTONIAN RECORD PRODUCTIONS



ERP 3610-1/2
(2CD)
\4200→\3790
ヴァルド・ルメッセンの平均律!
 J・S・バッハ(1685-1750):平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV846-869
ヴァルド・ルメッセン(ピアノ)

録音:2009年1月、エストニア・コンサートホール、タリン、エストニア 発売:2010年

 ヴァルド・ルメッセン(1942-2015)はタリン音楽院で学んだピアニスト・音楽学者。
 エストニアの作曲家の他、バッハ、ショパン、ブラームス、ラフマニノフ、スクリャービンを得意としていました。
 
 ショパンを絶賛していたルメッセン。その急逝の知らせはファンの大いなる落胆を呼んだ。
 しかしそのルメッセンの平均律が登場とのニュースが!




店主絶対オススメのショパン
急逝ルメッセンの特集はこちら

EC 014/015
(2CD)
\4200
絶対おすすめ
 ヴァルド・ルメッセン(ピアノ)
  ショパン(1810-1849):ピアノ作品集 I−II

  [CD 1]
  前奏曲ハ長調 Op.28 No.1/前奏曲ホ短調 Op.28 No.3/前奏曲イ長調 Op.28 No.7
  前奏曲嬰ヘ短調 Op.28 No.8/前奏曲イ短調 Op.28 No.2
  前奏曲嬰ハ短調 Op.28 No.10/前奏曲ロ長調 Op.28 No.11
  前奏曲変ホ短調 Op.28 No.14/前奏曲変ニ長調 Op.28 No.15
  夜想曲嬰ハ短調 Op.posth/マズルカ ホ短調 Op.41 No.2
  マズルカ イ短調 Op.17 No.4/マズルカ ト短調 Op.24 No.1
  マズルカ ハ短調 Op.30 No.1/マズルカ ヘ短調 Op.63 No.2
  マズルカ ヘ短調 Op.68 No.4/マズルカ嬰ト短調 Op.33 No.1
  マズルカ ロ短調 Op.33 No.4/マズルカ イ短調 Op.68 No.2
  マズルカ嬰ハ短調 Op.63 No.3/幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66
  スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39

  [CD 2]
  練習曲ヘ短調 Op.posth./練習曲変イ長調 Op.25 No.1
  練習曲変ホ短調 Op.10 No.6/練習曲変ト長調 Op.10 No.6
  夜想曲変ホ長調 Op.9 No.2/夜想曲ト短調 Op.27 No.2
  夜想曲ヘ短調 Op.55 No.1/ワルツ イ短調 Op.34 No.2
  ワルツ ロ短調 Op.69 No.2/ワルツ変イ長調 Op.69 No.1
  ワルツ ヘ短調 Op.70 No.2/子守歌変ニ長調 Op.57
  ポロネーズ ハ短調 Op.40 No.2/バラード第3番変イ長調 Op.47
ヴァルド・ルメッセン(ピアノ)
 録音:2010年10月27日、11月13日、12月5日、2014年3月5-6日、エストニア・コンサートホール、タリン、エストニア
 ヴァルド・ルメッセン(1942年生まれ)はタリン音楽院で学んだピアニスト・音楽学者。エストニアの作曲家の他、バッハ、ショパン、ブラームス、ラフマニノフ、スクリャービンを得意としています。


 旧譜のERP4211(廃盤)と今回のDISC1はいくつか重複していると思われるが、DISC2は2014年の録音。







LICANUS

CDM 1637
\2600
アルス・アンティクア 中世の旅日記 ラモン・リュイの最後の巡礼 第1部
 不詳:Veris dulcis in tempore(カルミナ・ブラーナ 第85番)
 ギラウト・デスパーニャ(確認できる活躍期:1245-1265):Ben volgra, s'esser poges
 アダン・ド・ラール(1240頃-1287/1288/1304):Je muir d'amourete
 不詳:Plany de la Verge(カタルーニャまたはオクシタニアの歌)
 不詳:Alta Trinita beata(コルトーナのラウダ集 から)
 不詳:Quant je parti de m'amie(モンペリエ写本 から)
 不詳:Los set gotxs recomptarem(モンサラトの朱い本 から)
 不詳:Non sofre Santa Maria(ロカマドゥールの頌歌)
 マトフレ・エルメンガウ(?-1322):Dregz de natura comanda
 アダン・ド・サン・ヴィクトール(?-1146):Mundi renovatio
 不詳:ダンス・レアル
 不詳:Mayre de Deu e fylha(聖母マリアのカンティガ 第159番)
 不詳:Amis, amis(トルヴェールの歌)
 アダン・ド・ラール:On doit plaindre / Fi, maris
カペリャ・デ・ミニストレルス
 カルレス・マグラネル(ビエリャ、ビオラ)
 アジズ・サムサウィ(サス・スラ、ウード、カヌーン)
 ホタ・マルティネス
(ビオラ・デ・ルエダ、オルガニストルム、オスマン・リュート、
中世リュート、シトラ、セタル、ギタルナ、アグラマ、アナフィル、
ペダル・オルガネット)
 ホセ・ルイス・パストル(中世リュート、シトラ)
 エドゥアルド・ナバロ
(ドゥドゥク、ウード、バグパイプ、チリミア、シャリュモー)
 ミゲル・アンヘル・オレロ(プサルテリウム、打楽器)
 パウ・バリェステル(鈴、打楽器)
 スピロス・カニアリス(リラ・デ・ポントス、ブズーキ)
 ダビド・アンティク(笛)
 マヌエル・ビラス(ハープ)
 イグナシ・ホルダ(スピネット、オルガネット)
カルレス・マグラネル(指揮)
 カタルーニャ文学の祖とも称されるラモン・リュイ(1232-1315、ラテン語名ライムンドゥス・ルルス)に捧げられる、彼の時代の音楽を収めた三部作の第1部。
 マヨルカ島に生まれたラモン・リュイはマヨルカ王ジャウメ2世の執事を務め、哲学者、著述家、詩人、宣教師として活躍、伝道先のアルジェリアで殉教しました。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ALTO


ALC 1307
\1200
シューマン(1810-1856):
  ピアノ五重奏曲変ホ長調 Op.44(1842)(*)
  ピアノ四重奏曲変ホ長調 Op.47(1842)
シューベルト・アンサンブル
 サイモン・ブレンディス(ヴァイオリン) 
ヤン・ペーター・シュモルク(ヴァイオリン(*))
 ダグラス・パターソン(ヴィオラ) 
ジェーン・サーモン(チェロ)
 ウィリアム・ハワード(ピアノ)
録音:2005年 原盤、前出:ASV, GLD 4021
 

ALC 1308
\1200
ヤコブ・オブレヒト(1457/1458-1505):ミサ「御身の庇護のもとで」
  御身の庇護のもとで [Benedicamus in Laude]
  御身の庇護のもとで [Sub tuum praesidium] (グレゴリオ聖歌)
  ミサ「御身の庇護のもとで」 [Missa Sub tuum praesidium]
  めでたし十字架 [Salve crux]/祝福されたり、マリアよ [Beata es Maria]
  めでたしマリア [Salve Regina] (3声)/1488年 [Mille quingentis]
  創り主よ [Factor orbis]
クラークス・グループ
エドワード・ウィッカム(指揮)
録音:2003年 原盤、前出:ASV, CDGAU 341
 

ALC 1310
\1200
ベートーヴェン(1770-1827):ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲
モーツァルト(1756-1791)ヴァイオリン・ソナタ K.379

オレグ・カガン(ヴァイオリン)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

録音:1988年(1986年?)/1982年 原盤:Melodiya 前出:Regis, RRC 1140
 

ALC 1312
\1200
グリンカ(1804-1857):序曲&舞曲集
  オペラ「ルスランとリュドミラ」から 序曲,チェルノモール行進曲
  オペラ「イワン・スサーニン(皇帝に捧げた命)」序曲
  スペイン風序曲第1番「ホタ・アラゴネサ」
  スペイン風序曲第2番「マドリードの夏の夜」
  幻想的ワルツ
  付随音楽「ホルムスキー公」から
   序曲/第2幕への間奏曲/第3幕への間奏曲/第4幕への間奏曲
   第5幕への間奏曲
  ポルカ第1番変ロ長調(バラキレフ管弦楽編曲)

ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)

録音:1963-1984年、ADD/DDD 原盤:Melodiya 前出:Regis, RRC 1142
 

ALC 1313
\1200
エルガー(1857-1934):オルガン作品全集
  ソナタ第1番ト長調 Op.28
  晩課のヴォランタリー Op.14(全9曲)
  ソナタ第2番変ロ長調 Op.87a
  ニムロッド(オルガン編曲版)(*)/帝国行進曲(+)
ドナルド・ハント(オルガン(無印))
ヒュー・デイヴィス(オルガン(*))
サイモン・リンドリー(オルガン(+))
録音:1984年、ウスター大聖堂、ウスター、イギリス、ADD(無印)
    時期不詳、カーライル大聖堂、イギリス(*)
    時期不詳、リーズ教区教会、リーズ、イギリス(+)
原盤:Oxbridge(無印)/Abbey(*/+)
 

ALC 1314
\1200
ラフマニノフ(1873-1943):
  詩曲(合唱交響曲)「鐘」Op.35(*)
  カンタータ「春」Op.20(+)
  ヴォカリーズ Op.34 No.14(V・クリン編曲、管弦楽伴奏版)(#)
ガリーナ・ピサレンコ(ソプラノ(*/#))
アレクセイ・マスレンニコフ(テノール(+))
セルゲイ・ヤコヴェンコ(バリトン(*/+))
ユルローフ・ロシア合唱団(*/+)
ユーリー・ウーホフ(合唱指揮(*))
スタニスラフ・グーセフ(合唱指揮(+))
ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1979年、ADD(*)/1984年、DDD(+)/1973年、ADD(#) 原盤:Melodiya
 

ALC 1319
\1200
メンデルスゾーン(1809-1847):
  ピアノ協奏曲第1番ト短調 Op.22(1831)(*)
  ピアノ協奏曲第2番ニ短調 Op.25(1837)(*)
  華麗なカプリチョ ロ短調 Op.22(1832)(+)
  華麗なロンド変ト長調 Op.29(1835)(+)
  セレナードとアレグロ・ジョコーソ ロ短調 Op.43(1838)(+)
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ(*))
フィラデルフィア管弦楽団(*)
ユージン・オーマンディ(指揮(*))
レナ・キリアコウ(ピアノ(+))
ウィーン・プロ・ムジカ交響楽団(+)
ハンス・スワロフスキー(指揮(+))
録音:1960年(1959年?)(*)/1964年(1962年以前?)(+)
原盤:Columbia(*)/Vox(+)
 

ALN 1955
\1200
ベリー・ベスト・オブ・マリアン・アンダーソン
 トンマーゾ・ジョルダーニ(1730-1806):カロ・ミオ・ベン
 ジャン・ポール・マルティニ(1741-1816):愛の喜び
 シューベルト(1797-1828):アヴェ・マリア
 ヘンデル(1685-1759):
  オラトリオ「メサイア」から 彼は羊飼いのようにその群れを養い
 サン=サーンス(1835-1921):オペラ「サムソンとデリラ」から
   Softly awakes my heart
   Tonight seeking hither my presence... O love from thy power
 シューベルト:ます/セレナード/死と乙女
 シューマン(1810-1856):くるみの木
 伝承曲:
  My Lord what a morning / Oh! what a beautiful City
  Go down Moses (Let My People Go) / Nobody knows the trouble I've seen
  My soul's been snchored in the Lord
  He's got the whole world in his hands
  Were you there when they crucified my Lord?
  Sometimes I feel like a motherless child
  Everytime I Feel de spirit / Lord I can't stay away - Heaven, heaven
  Crucifixion (He never said a Mumblin' Word)
  Deep river / The star-spangled banner (Lincoln memorial)
  My country, 'tis of thee (Lincoln memorial)
マリアン・アンダーソン(歌)
さまざまな伴奏者
録音:1930-1952年 原盤:RCA



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PENTATONE


Remastered PHILIPS quadraphonic recordings

PHILIPS音源の復刻シリーズが再び始動!
【PENTATONE -Remastered PHILIPS quadraphonic recordings】
 オランダPENTATONE レーベルによるリマスター・シリーズ「RQR (Remastered Quad Recordings)」からフィリップスのカタログ音源の復刻シリーズが再び始動します。
 当シリーズは4 チャンネルステレオで録音されたフィリップス音源を現デッカよりライセンス使用して、DSDマスタリングを施し復刻しております。
 リマスタリングはオランダのポリヒムニア・インターナショナル(1998 年にフィリップス・クラシックスの技術チームが独立して立ち上げた会社)が担当しており、技術を継承してきた万全のメンバーにより丁寧に復刻が行われました。
 名盤を高音質のSACD Hybridで聴くことができる注目の最新リマスタリング・シリーズです!


PTC 5186229
(SACD HYBRID)
\2400→\2190
ストコフスキー&ロンドン・フィルによる
 個性爆発のくるみ割り人形!

  チャイコフスキー:
   (1)組曲「くるみ割り人形」Op.71a
   (2)イタリア奇想曲 Op.45
   (3)「エフゲニー・オネーギン」より「ポロネーズ」「ワルツ」
レオポルド・ストコフスキー(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 90歳を過ぎているとは思えぬ勢い。ストコフスキー&ロンドン・フィルによる個性爆発のくるみ割り人形!SACD ハイブリッド盤で登場!

 セッション録音:1973年12月/ウェンブリー・タウン・ホール(ロンドン)/DSD、マルチチャンネル、47’18”
 プロデューサー:ヴォルカー・ストラウス
 リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル(2015年11月/バールン、オランダ)

 SACD ハイブリッド盤。
 PENTATONE のRQR シリーズよりストコフスキーの音楽活動の晩年にあたる1973 年12 月に収録されたチャイコフスキーの管弦楽曲集が登場します。
 収録時はなんと91 歳。しかしストコフスキーの統率力は健在で当録音でも躍動感に満ちた演奏を披露しております。とりわけストコフスキーの個性が爆発しているのがくるみ割り人形で、スピード感あふれる「行進曲」や快活な「花のワルツ」などストコフスキーならではの音楽的な演出が抜群です。主にアメリカで活躍した指揮者ですが、晩年は故郷に戻り自国のオーケストラと自身の集大成ともいえる録音を残してくれたことに感謝したくなるような録音と言えましょう。
 録音を手掛けたのは伝説的な名プロデューサー、ヴォルカー・ストラウスです。ストラウスはベルナルド・ハイティンク、アルフレート・ブレンデル、クラウディオ・アラウといったフィリップス黄金時代を支えた一人で、自身が考案したマイク配置などにより臨場感あふれる見事な録音を残してきました。
 この名録音をフィリップス・サウンドの継承してきたポリヒムニア・インターナショナルがDSD リマスタリングしSACD ハイブリッド化しました。万全のメンバーで行われた名録音をお楽しみください。
 なお、当シリーズは装丁にもこだわり、ディスクごとに種類の異なる鳥類のイメージをカバーに使用していきます。揃えていく楽しみもひろがる期待のシリーズ始動です。
 

PTC 5186230
(SACD HYBRID)
\2400
デイヴィス&アカデミー室内管による
 パーセルの「ディドとエネアス」

  パーセル(1659-1695):
   歌劇「ディドとエネアス」全3幕
ジョセフィン・ヴィージー(S ディド(カルタゴの女王))
ジョン・シャーリー=カーク(Br エネアス)
ヘレン・ドナート(S ベリンダ(ディドの姉妹))
デリア・ウォリス(S 第2の女、第1の魔女)
ジリアン・ナイト(S 第2の魔女)
エリザベス・ベインブリッジ(Ms 魔法使い)
トーマス・アレン(Br 精霊)、ほか
ジョン・オールディス合唱団
アカデミー・オブ・セント・マーティン・
 イン・ザ・フィールズ
サー・コリン・デイヴィス(指揮)
 デイヴィス&アカデミー室内管によるパーセルの「ディドとエネアス」がSACD Hybrid盤で登場!

 セッション録音:1970 年11月/ウォルサムストウ・タウン・ホール(ロンドン)/DSD、マルチチャンネル、58’20”
 プロデューサー:ヴィットリオ・ネグリ
 リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル(2015 年11月/バールン、オランダ)

 SACD ハイブリッド盤。
 コリン・デイヴィスがアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズと収録したパーセルの「ディドとエネアス」がPENTATONE のRQR シリーズよりSACD Hybrid 盤で登場です!
 厳密な意味でパーセルがのこした唯一の歌劇「ディドとエネアス」は、イギリスのバロックオペラのいわば記念碑的作品。ウェルギリウスのアエネーイスにあったトロイの王子エネアスとカルタゴの女王ディドの物語を題材にしたこのオペラは、パーセル20 代中頃に作曲されました。
 録音を手掛けたプロデューサー、ヴィットリオ・ネグリはハインツ・ホリガー、アルテュール・グリュミオーといったフィリップスの黄金時代の録音を支えた一人で、指揮者としても録音をのこしてきました。
 この録音をフィリップス・サウンドの継承してきたポリヒムニア・インターナショナルがDSD リマスタリングしているのが最大の魅力です。
 なお、当シリーズは装丁にもこだわり、ディスクごとに種類の異なる鳥類のイメージをカバーに使用していきます。コレクターズ・アイテムとしてもお楽しみください。





<メジャー・レーベル>
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SONY



8887512301-2
(8CD)
\4200→\3790
[ズービン・メータ80歳記念リリース]
 交響曲は今回が初CD化、特に交響曲第1番はLPでも発売されなかった音源
 メータ&NYP/ブラームス:交響曲&協奏曲全集
  ブラームス:
  【CD1】交響曲第1番ハ短調Op.68,
  【CD2】交響曲第2番ニ長調Op.73,
  【CD3】交響曲第3番ヘ長調Op.90, ハイドンの主題による変奏曲Op.56a,
  【CD4】交響曲第4番ホ短調Op.98,
  【CD5】ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15,
  【CD6】ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83,
  【CD7】ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77,
  【CD8】
   ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調Op.102,
   大学祝典序曲Op.80《演奏》
ズービン・メータ(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニック,
ダニエル・バレンボイム(ピアノ:CD5&6),
アイザック・スターン(ヴァイオリン:CD7),
ピンカス・ズカーマン(ヴァイオリン:CD8),
リン・ハレル(チェロ:CD8)

 2016年4月に80歳を迎える指揮者ズービン・メータ。それを記念して、メータがニューヨーク・フィル時代に録音したブラームスの全録音を8枚組のボックスセットでリリースいたします。
 メータは1936年インドのボンベイ生まれ。ウィーン、イギリスでキャリアをスタートし、瞬く間にオーケストラ、オペラ指揮者として脚光を浴びるようになりました。
 モントリオール交響楽団、ロサンジェルス・フィル、ニューヨーク・フィルの音楽監督を歴任し、フィレンツェ歌劇場の首席指揮者、バイエルン州立歌劇場の音楽監督としても胸を振るいました。1978年にブーレーズの後任としてニューヨーク・フィルの音楽監督に就任。13年という同フィル史上最も長い在任期間であり、「最も優れたオーケストラ・コントロール」と賞賛されました。
 ニューヨーク・フィル時代にメータはCBSに録音を開始します。ストラヴィンスキー「春の祭典」を皮切りに、「惑星」「ツァラトゥストラ」「展覧会の絵」「ペトルーシュカ」「巨人」など、華やかなオーケストラ曲を中心に数多くの名盤を残しました。
 今回ボックス化されるブラームスの交響曲全集と協奏曲全集も、アイザック・スターン、ダニエル・バレンボイム、ピンカス・ズッカーマンなど、メータの盟友もある名ソリストたちが参加し、見事な音楽の美しさを表現された名演です。
 しかし交響曲は今回が初CD化となり、特に交響曲第1番はLPでも発売されなかった音源です(1976年にDeccaにウィーン・フィルと録音したばかりだったため、おそらく契約上の問題だったと思われます)。
 今回の発売にあたって、全てオリジナル・マスターテープよりリマスターされ、それぞれのディスクは、発売当時のレーベル・デザインを使用し、さらにオリジナルLPジャケット・デザインの紙ジャケットに収められ、オールカラーの別冊解説書とともにクラムシェル・ボックスに収納されます。
 別冊解説書には、詳細なデータを含むトラックリスティングとエッセイが掲載される予定です。

 《録音》1978〜1982年、ニューヨーク
  
8887517826-2
\2700
キャメロン・カーペンター/All You Need is Bach
J.S.バッハ:
 1) 『フーガの技法 BWV.1080』より「コントラプンクトゥスIX」,
 2) 『ソナタ第3番ニ短調 BWV.527』,
 3) 『前奏曲とフーガ ロ短調 BWV.544』,
 4)『フランス組曲 第5番 ト長調 BWV.816』,
 5) 『ソナタ第1番 変ホ長調 BWV.525』,
 6) コラール前奏曲『おお、人よ汝の罪の大いなるを嘆け』BWV.622,
 7)『パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV.582』,
 8) 『2声のインヴェンション 第8番BWV.779』《演奏》
キャメンロン・カーペンター(カーペンターの「ツアリング・オルガン」使用)
 『オルガンという楽器の認識を変えた音楽家・・・クラシック音楽のタブーをぶち破る男』(ロサンゼルス・タイムズ紙)と称賛されている、超絶技巧を誇るオルガニストにして作曲家、キャメロン・カーペンターのソニークラシカルからの2枚目のアルバムです。1981年ペンシルヴェニア生まれ、現在34歳のカーペンターですが、クラシック音楽のオルガン曲やオルガニストにまつわる既存のあらゆるイメージをぶち壊していくその破天荒な演奏や生き様は、あらゆるところで圧倒的な熱狂や称賛と同時に批判や拒否反応を巻き起こし、誰もが無視することのできないほどの存在感を獲得しています。
 2013年2月には初来日、サントリーホールでのリサイタルはTVでもOAされ、大きな話題となりました。演奏レパートリーも型破りで、オルガニストとしての定番であるバッハやフランクのオルガン作品全曲を完璧に弾きこなすのはもちろんのこと、自らオルガン演奏用に編曲した何百曲もの編曲作品や、歴史あるドイツのペータースから独占的に出版されている自らの作曲作品、さらにはジャズやポップスのミュージシャンとの共演作など、古今東西のオルガニストの中でも最も数多く、しかも多種多様な作品を演奏することが出来る超絶の演奏家でもあります。
 今回のアルバムでは、オーソドックスなバッハ作品でありながらも、オルガンの機能をフルに活用しつつ、カーペンターの大胆な解釈が、これまでのバッハのオルガンの概念をくつがえしていきます。使用オルガンはカーペンターが長年構想を温め、アメリカのオルガン会社マーシャル&オグルツリー社と共同で開発してきた移動式のデジタル・オルガン「ツアリング・オルガン」(世界中の様々な楽器の音色を取り入れ、再現することが可能な全く新しいオルガン)を使用。
 そして録音会場に選ばれたのは、カラヤンらが多くの名演を生み出した「ベルリン、イエス=キリスト教会」。教会の広い空間が録音に理想的な残響を生み出し、演奏のタッチまで見事にとらえます。
 録音は、数多くのTeldecの名録音を、その後アメリカSoundmirror社でサラウンド・エンジニア(Living Stereo SACDのリマスターも手掛けた)、現在ベルリンのb-sharpスタジオの創業者として数多くの録音とリマスターを手掛けている名エンジニア、フィリップ・ネーデル氏が担当しています。
 《録音》2015年10月26 - 31日, ベルリン、イエス=キリスト教会(デジタル:セッション)
 


8887519040-2
通常盤
\2500→\2290
通常盤発売
コパチンスカヤ&クルレンツィス/
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲, ストラヴィンスキー:結婚

  1) チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35,
  2) ストラヴィンスキー:バレエ・カンタータ「結婚」
パトリシア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)
Nadine Koutcher(ソプラノ),
Natalya Buklaga(メゾ・ソプラノ)
Stanislav Leontieff(テノール),
Vasiliy Korostelev(バス)
テオドール・クルレンツィス(指揮)
ムジカエテルナ
 テオドール・クルレンツィスのソニー・クラシカル5枚目のアルバムは、何とコパチンスカヤとのチャイコフスキー!鮮烈なストラヴィンスキー「春の祭典」に続く2016年初頭必聴盤の登場です。
 クルレンツィスは、これまで録音を発表してきたバロックや古典派のみならず、現代音楽まで幅広いレパートリーをカバーし、今年はルール・トリエンナーレの「ラインの黄金」も振っています。
 オーケストラ曲では、特にチャイコフスキー、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチなどのロシア音楽を頻繁に取り上げており、2010年に音楽之友社「レコード・アカデミー賞」を受賞し、クルレンツィスの名前を日本の音楽ファンに印象付けたのもショスタコーヴィチの交響曲第14番「死者の歌」でした。クルレンツィスと手兵ムジカエテルナによる最新録音はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。ソロを務めるのは。東ヨーロッパのモルドバ出身のカリスマ美人ヴァイオリニスト、パトリシア・コパチンスカヤ! 10月には極めてユニークな「TAKE TWO 〜ヴァイオリンと二人で〜」というアルバムを出して話題沸騰中の彼女が、これまた話題の指揮者/オーケストラであるクルレンツィス/ムジカエテルナと組んで名曲中の名曲をついに初録音!2011年にドイツ・ラインガウ音楽祭でフェドセーエフ指揮モスクワ放送響と共演した演奏が放映されて大きな話題を呼びましたが、この組み合わせはそれを大きく上回る反響を呼ぶこと間違いなし。
 彼女は現代・近代音楽を中心とした作品の演奏に力を入れる一方で、ファジル・サイとの共演や、ヘレヴェッヘとシャンゼリゼ管弦楽団といピリオド楽器アンサンブルとベートーヴェンの協奏曲を録音するなど、自在な音楽を奏でる多様なベクトルを持つ名手。クルレンツィスおよびムジカエテルナとは最近では2015年8月のブレーメン音楽祭でメンデルスゾーンを共演し、2016年1月にはベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲でヨーロッパ・ツアーを行なうことになっています。
 カップリングは「春の祭典」に続くストラヴィンスキー・シリーズで、比較的珍しい「結婚」。「歌と音楽を伴うロシアの舞踊」という副題と打楽器、4台のピアノ、独唱と合唱という特異な編成を持つこの曲の真価を、クルレンツィスが鮮烈なまでにえぐり出しています!

 《録音》2014年5月, ペルミ国立チャイコフスキー・オペラ&バレエ劇場 (1)2013年10月, マドリッド王立劇場(2)


特別装丁盤。限定盤。

特別装丁盤
8887516512-2
\2700→\2490
  コパチンスカヤ&クルレンツィス/
   チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲

     1) チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35,
     2) ストラヴィンスキー:バレエ・カンタータ「結婚」
パトリシア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン),
Nadine Koutcher(ソプラノ),
Natalya Buklaga(メゾ・ソプラノ),
Stanislav Leontieff(テノール),
Vasiliy Korostelev(バス)
テオドール・クルレンツィス(指揮)
ムジカエテルナ
発売済みの特別装丁盤。限定盤。

 
8887518741-2
\2700
Exile 〜亡命した演奏者らによる録音集
 1) R.シュトラウス:交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』 より冒頭部分 〜
  フリッツ・ライナー(指揮)シカゴ交響楽団,
 2) コルンゴルト:『ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.35』より第2楽章 〜
  ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
   アルフレッド・ウォーレンスタイン(指揮) ロサンジェルス・フィルハーモニック,
 3) シューベルト:『ピアノ五重奏曲イ長調D.667「ます」』より第4楽章 〜
  ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)ブダペスト四重奏団,
 4) シューベルト:『即興曲 Op.90-3』〜
  ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ),
 5) カタルーニャ民謡:『鳥の歌』〜パブロ・カザルス(チェロ),
 6) ショパン:『ワルツ第9番Op.69-1』〜
  アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ),
 7) マーラー:『交響曲第5番嬰ハ短調』より第4楽章アダージェット〜
  ブルーノ・ワルター(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック,
 8) J.S.バッハ:『ゴルトベルク変奏曲の主題に基づく14のカノン BWV 1087』〜
  ルドルフ・ゼルキン(ピアノ),
 9) ラフマニノフ:『ヴォカリーズ』〜
  セルゲイ・ラフマニノフ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団,
 10) バーバー:『弦楽のためのアダージョ』〜
  ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団,
 11) クライスラー:『わが瞳に輝ける星』〜
  フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン),
 12) ヴェルディ:歌劇『椿姫』より第1幕への前奏曲〜
  アルトゥール・トスカニーニ(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック,
 13) ストラヴィンスキー:『ロシア風スケルツォ』〜
  イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)コロンビア交響楽団,
 14) ショパン:『夜想曲第19番ホ短調Op.72-1』〜
  マリラ・ジョナス(ピアノ),
 15) バルトーク:『ラプソディ第1番』〜
  アイザック・スターン(ヴァイオリン)
  レナード・バーンスタイン(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック,
 16) プロコフィエフ:バレエ音楽『ロメオとジュリエット』より「ロメオとジュリエットの別れ」〜
  エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)ボストン交響楽団
 ナチズムの台頭と第2次大戦によってヨーロッパの数多くの演奏家はアメリカへの亡命を果たし、感受性や方法論、演奏法をそのまま保存し洗練させ、アメリカでのクラシック演奏レヴェルは飛躍的に向上しました。
 そうした演奏家による名演ばかりを収録したアルバムです。アメリカへ亡命した作曲家の作品での演奏(自作自演含む)によるものも収録されているのもこのアルバムの大きな特徴といえるでしょう。
 
8887511711-2
\2700
クラシカル・ワンダーランド〜子供のためのクラシック
 1) J.S.バッハ:『G線上のアリア』(ピアノ編曲版)〜ラン・ラン(ピアノ),
 2) .R=コルサコフ:『熊蜂の飛行』〜ソル・ガベッタ(チェロ),
 3) サン=サーンス:『白鳥』〜〜ソル・ガベッタ(チェロ),
 4) ベートーヴェン:『エリーゼのための』〜イゴール・レヴィット(ピアノ),
 5) ショスタコーヴィチ(ダヴィッド・リニカー編):
  『舞台管弦楽のための組曲』より「ワルツ第2番」〜
   12人のベルリン・フィルのチェリストたち,
 6) ブラームス:『ハンガリー舞曲第1番 ト短調』〜
  ジョシュア・ベル(ヴァイオリン),
 7) モーツァルト:『トルコ行進曲』〜マルティン・シュタットフェルト(ピアノ),
 8) J.S.バッハ:『前奏曲ハ短調BWV.999』〜
  シモーネ・ディナースタイン(ピアノ),
 9) プッチーニ:『天の星よ』〜プラシド・ドミンゴ(テノール),
 10) シューマン:『トロイメライ』〜カティア・ブニアティシヴィリ(ピアノ),
 11) ブラームス:『子守歌Op.49-4』〜ヨナス・カウフマン(テノール)
 時代を越えて世界中から愛され続けている素晴らしいクラシック音楽。子供たちにクラシックにより親しんでもらいたいと、ドミンゴ、カウフマンやラン・ランなどソニークラシカルを代表する世界的なアーティストがとっておきの名曲を新たに録音しました(ラン・ランのG線上のアリアのみ、既発売のトラックです)。
 ピアノ・ソロ、ヴァイオリン、チェロ、そしてテノールなど、聴きやすい楽器や声によって演奏された小品で構成されています。子どもたちの感性を育むためにもいかがでしょうか。




<国内盤> 


KOKORO RECORDS


KKR-008
\2778+税
「三絃 野澤徹也7〜海鳴り」
 (1)石井由希子:『海鳴り』(1999年)〜三味線と十七絃箏のための〜
 (2)玉木宏樹:尺八と三味線のセレナード』(2007年)
 (3)宮田耕八朗:『じょんがら』(1987年)
 (4)高野喜長:『鳳天舞』〜三味線独奏曲〜(1991年)
 (5)杵屋正邦:『双輪』〜三絃二重奏曲〜(2009年)
 (6)三木稔:『夕影の詩』(1973年)〜尺八・箏・三絃のための
野澤徹也(三味線)
(1)(3)野澤佐保子(十七絃)
(2)山口賢治(尺八)
(3)五十嵐恵(十七絃)
(5)大友美由奈(三味線Ⅱ)
(6)阿部大輔(尺八)
 野澤佐保子(箏)
 人気曲「海鳴り」「じょんがら」も収録!三絃の野澤徹也最新盤

 「現代の三味線音楽」を追求し、演奏、録音活動を通じて「今に生きる三味線」の魅力を発信し続けている野澤徹也。三絃シリーズ7 作品の他に、作曲家シリーズ7 作品を発表している。
 このアルバムは公刊されている楽譜を中心に、人気曲『海鳴り』、『じょんがら』も収録。全6曲。














1/19(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



IBS CLASSICA

IBS-42015
\2500
シューマン、ヒンデミット、デザンクロ、フランク:
 サクソフォーン作品集

  シューマン:3つのロマンス Op.94
  ヒンデミット:アルト・ホルンとピアノのためのソナタ 変ホ長調
  デザンクロ:プレリュード、カデンツとフィナーレ
  フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
アイヴォリー&リード
 〔カミラ・ケーンケン(ピアノ)、
  ペドロ・パブロ・カマラ・トルドス
    (サクソフォーン)〕
 アイヴォリー&リードは、ドイツの女流ピアニスト、カミラ・ケーンケンと、スペインのサクソフォーン奏者ペドロ・パブロ・カマラ・トルドスによるデュオ。ファースト・アルバムでは、サクソフォーンのための名曲、デザンクロの「プレリュード、カデンツとフィナーレ」から、シューマンの3つのロマンス、フランクのヴァイオリン・ソナタ、ヒンデミットのアルト・ホルン・ソナタのサクソフォーン版といった意欲的なプログラムを披露。

 録音:2014年3月3日−5日&10月8日−12日、2015年1月29日、バーゼル音楽アカデミー大ホール(スイス)
 


IBS-12015
\2500→\2290
カスティーリョ:ピアノ作品集
 マヌエル・カスティーリョ:組曲、ソナチナ
 トゥリーナ: 情熱的なアンダルシアの女
 カスティーリョ:
  オフレンダ(世界初録音)、アーサーのために(世界初録音)
 アルベニス:ナバーラ、港
 カスティーリョ:
  前奏曲, ディファレンシアとトッカータ、ペルペトゥウム
クリスティーナ・ルシオ=ビジェガス(ピアノ)
 スペインの次代を担うピアニスト、クリスティーナ・ルシオ=ビジェガスが弾くのは、2005年に没したスペインの作曲家、マヌエル・カスティーリョ(カスティージョ)へのオマージュ・アルバム。
 トゥリーナやアルベニスの作品を挟みながら、世界初録音を含むカスティーリョの魅力を深めていく。

 ※録音:2014年9月4日−5日&8日、ヘタフェ音楽院(マドリード)


マヌエル・カスティーリョ:ギター作品集
こちらもどうぞ

NAXOS
8.573365
\1500
マヌエル・カスティーリョ:ギター作品集
 1-4.ギター・ソナタ(1986)…世界初録音/
 5-10.アルカサルのカシダ集-王宮の祈りの歌(1984)
  <第1番:プロローグ 庭/第2番:日没時のカシダ/
   第3番:忘却のカシ/第4番:香水のカシダ/
   第5番:最後のカシダ/第6番:エピローグ 鐘>/
 11-13.3つの前奏曲(1987)…世界初録音/
 14.春の風(1996)…世界初録音/
 15-17.ギター五重奏曲(1975)…世界初録音/
 18.子守歌(声楽とギター版)(1954)…世界初録音
マルセロ・ファントーニ(ギター)/
マルコ・ラメッリ(第2ギター)…5-10/
エレノーラ・モスカ(歌)…18/
カスティーリョ四重奏団
<メンバー:
 エルトン・トーラ(第1ヴァイオリン)/
 マルコ・コルシーニ(第2ヴァイオリン)/
 マッテオ・デル・ソルダ(ヴィオラ)/
 アンドレア・アンツァローネ(チェロ)>…15-17
録音 2013年12月22日 イタリア ミラノ VMスタジオ…1-4.11-14.18, 2014年1月12日 イタリア ミラノ VMスタジオ…5-10, 2013年11月16日 イタリア ミラノ スパツィオ・シリン…15-17

 スペインの現代作曲家カスティーリョ(1930-2005)は、幾多のジャンルに渡って数多くの作品を書いています。しかしギター作品のほとんどは未発表であり、今後これらの作品の復興が待たれるところです。このアルバムにも世界初録音の作品が多く収録されていますが、そのどれもが刺激的で、実験的な作風を持つも、どこか懐かしく乾いた風の香りを感じることができるでしょう。
 比較的知られている「アルカサルのカシダ集」のカシダというのはイスラムの教えを歌にしたもので、古い宮殿の庭から聞こえる祈りの歌を2台のギターで切なく再現したものです。
 3楽章からなるギター・ソナタは極めて情熱的なアダージョから始まり、力強いアレグロ楽章へ受け継がれます。そしてまた装飾的なアダージョを経て、最後は超絶技巧を駆使したプレスト楽章へと続いていきます。民謡風な「春の風」と「子守歌」そして緊密な構成を持つギター五重奏と、息つく暇もないほどの驚きに満ちた1枚です。





MALACHITE


Cu 20301
\2500
マリア・ラズモフスカヤ
 リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調

  バッハの「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」の主題による変奏曲 S.180
  巡礼の年第2年《イタリア》より 〜
   ペトラルカのソネット第47番 S.161-4、
   ペトラルカのソネット第104番 S.161-5、
   ペトラルカのソネット第123番 S.161-6
  ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
マリア・ラズモフスカヤ(ピアノ)
 美しきヴィルトゥオーゾ、マリア・ラズモフスカヤ・デビュー!

 「The GEMMA Classical Music Trust」がサポートするGEMMAアーティストの一人、マリア・ラズモフスカヤは、ロンドン王立音楽アカデミーでルステム・ハイルディノフに、王立音楽大学でドミトリー・アレクセーエフにピアノを学び、ピアノ演奏だけでなく、教育、執筆活動と幅広く活躍する才女。
 美しきヴィルトゥオーゾが、リストのロ短調ソナタという大曲でレコーディング・デビューを果たす。

 ※録音:2014年8月7日−8日、ワイアストン・ホール(UK)







PENTLAND MUSIC


CD 01
\2500
クラシカル・アコーディオン
 J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ニ短調 BWV.554/
 ラモー:エジプトの女/ナガエフ:ソナタ第1番/
 アンジェリス:ロマンス/ハチャトゥリアン:トッカータ/
 モシュコフスキ:スペイン奇想曲
ポール・チェンバレン(アコーディオン)
 スコットランド王立音楽院を卒業し、ヨーロッパ各地の音楽祭で活動、「スコティッシュ・タンゴ・アンサンブル」のリーダーも務めるアコーディオン奏者、ポール・チェンバレンのファースト・アルバム。
 A.ナガエフ、F.アンジェリスのアコーディオン・オリジナル作品に、バッハ、ラモー、ハチャトゥリアンそしてモシュコフスキのアレンジ作品を組み合わせた興味深いプログラム。

 ※録音:2011年6月メイバンク・スタジオ(グラスゴー)
 

CD 02
\2500
アコーディオン・センセーションズ
 ウェーバー:コンツェルトシュテュック
 スカルラッティ:ソナタ嬰ヘ短調 K.25、ソナタ ト長調 K.455
 ピアソラ:タンゴ・センセーションズ
  (アコーディオンと弦楽四重奏)
 ウラディスラフ・ゾロタレフ:ソナタ第2番
 ピアソラ:グランド・タンゴ(ヴァイオリンとアコーディオン)
ポール・チェンバレン(アコーディオン)
マクスウェル弦楽四重奏団
ファーガス・ヘザリントン(ヴァイオリン)
 ポール・チェンバレンのセカンド・アルバムでは、ウェーバー、スカルラッティ、ピアソラと、またも素晴らしいアコーディオン・アレンジを聞かせてくれる。
 ピアソラの「タンゴ・センセーションズ」はアコーディオンと弦楽四重奏版、「グランド・タンゴ」はヴァイオリンとピアノ版。



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LPO



LPO-88
\2500→\2290
ユロフスキ、久々の交響曲新譜!
 ラフマニノフ:交響曲 第3番・歌曲集

 1-3.ラフマニノフ:交響曲 第3番 イ短調 Op.44
 4-13. 10の歌曲(V.ユロフスキ(1915-1972)による編曲)
  <キリストは立ち上がりぬ Op.26-6/私の窓辺に Op.26-10/
   すべては過ぎ去り Op.26-15/小島 Op.14-2/
   息がつけるでしょう Op.26-3/なんと言う幸せ Op.34-12/
   その日を私は覚えている Op.34-10/そんなことはない Op.34-7/
   眠り(夢) Op.38-5/ここはすばらしい場所 Op.21-7
フセヴォロド・グリフノフ(テノール)…4-13/
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
録音 2015年4月29日 ロンドン サウスバンク・センター ロイヤル・フェスティヴァル・ホール

 BBC、グラモフォンなど各音楽雑誌で絶賛されているユロフスキとLPOの録音、今回はラフマニノフ(1873-1943)の大作「交響曲第3番」の登場です。
 1936年「パガニーニ狂詩曲」に次いで作曲されたこの作品は、第2番に見られたような「美しい旋律を高らかに甘く歌い上げる」ものではなく、各動機を綿密に結び付け、オーケストラの機能を重視するというもの。もちろん指揮者には「曲を完全にまとめあげる」能力が要求されます。
 ユロフスキはその欲求に見事応え、細部に渡るまで目を配りつつ、壮大な楽想を見事に表現しています。

 同時に演奏された「10の歌曲」は、元々ピアノ伴奏であった作品を、同じファーストネームを持つユロフスキの祖父、ウラディーミル・ユロフスキ(1915-1972)がオーケストラ伴奏に編曲したというものです。
 彼は第2次世界大戦後のロシアで、ラフマニノフの音楽に初めて触れ、強く感銘を受けたといい、10曲の歌曲をロシアのテノール、イヴァン・コスロフスキーのためにオーケストラ伴奏に編曲したのです(ソフロフスキーはキリル・コンドラシンの指揮でこの曲をレコーディングもしています)。
 今回のグリフノフの演奏は、初のデジタル録音であり、その美しい声を楽しむとともに、ラフマニノフのピアニズムをオーケストラへと昇華させた祖父ユロフスキの手腕にも心奪われることでしょう。


 ユロフスキの特集はこちら



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 まずはこのアルバムで始まった。


店主戦慄
今から10年前の、ユロフスキのほぼデビュー盤

LPO-0004
(SACD Hybrid)
¥2500
ラフマニノフ:
 交響詩「死の島」Op.29/
 交響的舞曲Op.45
ウラディミール・ユロフスキ指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2003年、2004年、ライヴ 4.1サラウンド・サウンド

(大昔のコメントから)

 ロンドン・フィル自主制作盤で「ユロフスキ」のラフマニノフの最新録音が出るという告知がきた。
 当初父ユロフスキか、息子ユロフスキかはっきりしなかった。
 父ユロフスキはCAPRICCIOなどで地味ながらロシア系作品の発掘&録音を行い、その演奏には定評のある名匠。その息子ウラディミルは、聞くところによると最近バリバリ名を上げてきて、スコアの深い読みと切れ味鋭い指揮ぶりで一部では「ポスト・ゲルギエフ」とまで呼ばれているという。32歳でグラインドボーン音楽祭の音楽監督を務めているというから、まあ、ただものではない。で、2003年からはロンドン・フィルの首席客演指揮者になってるはず。とするとロンドン・フィルの自主制作盤だから当然息子のほうか。

 で、入ってきたらやはり息子のほうだった。選曲は交響詩「死の島」と交響的舞曲。
 思いっきり地味。
 普通シンフォニーとカップリングにするでしょう。これじゃ売れないよ。とかなんとかブツブツ言いながら聴いた。
 ・・・そしたらぶっとんだ。
 ものすごい演奏だった。雄大且つ優美。まともに聴いたことさえなかったこの2曲が、こんなにもすごい曲だったとは。
 いや、演奏がすごいんじゃなくて、実は曲がすごいのに、今までまともに聴いていなかったから気づかなかっただけじゃないのか。・・・そう思って他の人の演奏で聴いたら普通の曲だった。
 この指揮者がすごいのだ。
 なんと言えばいいのだろう。間合いの取り方やちょっとした盛り上げ方が抜群に巧いのである。聴いていてついついのめりこんでしまう。
 おそらくごく限られた天才だけが表現しうる芸術なのだろう。その全肉体、全精神に音楽の神が降りて来ているような気がする。ちょっとやそっとの才能や、必死の努力とかで培えるたぐいのものではない。何百年と流れてきた西洋音楽史の流れがこの人に奔流となって注ぎ込まれているのだ。
 2005年最高の1枚といっていい。ウラディミール・ユロフスキ・・・これからきっと出てくる。





CEMBAL D’AMOUR.jpg CEMBAL D’AMOUR


CEMBCD 181
(2CD 1枚価格)
\2300
「モルデカイ・シェホリ、2000年6月7日、
 アリス・タリー・ホールでのリサイタル」

  モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310
  ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
  ラヴェル:ソナティネ
  リスト:3つのペトラルカのソネット、メフィスト・ワルツ第1番
  ショパン:マズルカ イ短調 Op.17-4
  モシュコフスキ:ギター Op.45-2
モルデカイ・シェホリ(ピアノ)
 一度聴いてみて下さい!シェホリの熱気溢れるライヴ録音!

 録音:2000 年6 月7 日 ニューヨーク、DDD、97'36

 Cembal d'amour レーベルの主宰者、モルデカイ・シェホリが、2000 年6 月7 日にニューヨークのリンカーン・センター、アリス・タリー・ホールで行ったライヴ。
 シェホリは1946 年4 月20 日、イスラエルのテルアヴィヴの生まれ。米国に渡ってジュリアード音楽院で学んでいる。
 シェホリはライヴで燃える演奏家のようで、米国で学んだ人らしい高い機能性を土台にしつつ、端々で音楽に思い切って攻めて観客と一体となった盛り上がりを築いていく。荒々しく豪快なリストのメフィスト・ワルツは当然として、ブラームスのヘンデル変奏曲のフーガで聴衆の熱狂を引き起こすというのは並大抵のことではない。
 ラヴェルの繊細さ、アンコールのショパンとモシュコフスキでの上質感も素晴らしい。熱のあるピアノが好きな人なら、シェホリを耳にすべきです。




GENUIN

GEN 16404
\2300
「ナミ・プレイズ・ディアベリ変奏曲」
 (1)「ディアベリのワルツ主題に基づく50の変奏」より
  主題/変奏曲4:チェルニー/変奏曲16:フンメル/
  変奏曲18:カルクブレンナー/変奏曲24:リスト/
  変奏曲26:モシェレス/変奏曲20:ケルツコフスキー/
  変奏曲28:フランツ・クサヴァー・モーツァルト/
  変奏曲38:シューベルト/コーダ:チェルニー
 (2)ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲Op.120
江尻南美(ピアノ)
 江尻南美のGENUINレーベルへの第2 弾!ディアベリ変奏曲

 録音:2015 年5 月24-26日、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、メンデルスゾーン・ザール/79’07/日本語解説付き

 江尻南美のGENUIN レーベルへの第2 弾(第1弾はシューベルト:後期ピアノ作品集GEN14327、レコード芸術特選)。
 桐朋学園大学音楽学部研究科とフランクフルト音楽大学卒業、第13 回ショパン国際ピアノ・コンクールで最優秀演奏者賞、チェルニー=ステファンスカ氏よりマズルカ特別賞を授与されるなど、ドイツを拠点に活躍中のピアニスト、江尻南美。今作はバッハの「ゴルトベルク変奏曲」と並ぶ変奏曲の傑作、ベートーヴェンの「ディアベリ変奏曲」を録音。ベートーヴェンにとっても変奏技法の集大成ともいえるこの難曲が持つ力強いエネルギーと底が見えないくらい奥深い変奏の数々を丁寧に紐解きながら、たおやかに演奏しています。
 そして、ディアベリが自作の主題を当時人気のあった作曲家50 人に編曲を依頼し、それをまとめて一つの変奏曲にした「ディアベリのワルツ主題に基づく50 の変奏」より主題とコーダを含んだ10 曲収録。
 
GEN 16401
\2300
〜2012年ドイツ音楽コンクール優勝者〜
 アーシャ・ファチェーエヴァ(サクソフォン)

  (1)フェルナンド・デクリュック(1896-1954):ソナタ嬰ハ長調
  (2)ウィリアム・オルブライト(1944-1998):
   アルト・サクソフォンとピアノのためのソナタ
  (3)ジャン=ドニ・ミシャ(1971〜):シャムス
  (4)ジャック・イベール(1890-1962):室内小協奏曲
アーシャ・ファチェーエヴァ(サクソフォン)
(1)(2)ヴァレリヤ・ミロシュ(ピアノ)
(3)(4)ミヒャエル・ヘルムラート(指揮)
 ブランデンブルク交響楽団
 ウクライナ出身ドイツで活躍する美貌のサクソフォン奏者アーシャ・ファチェーエヴァ、デビュー!

 録音:2014 年、2015 年イエス・キリスト教会、ベルリン・ダーレム、62’12

 美貌のサクソフォン奏者、デビュー!2012 年ドイツ音楽コンクールで優勝後、2014 年アドルフ・サックス国際コンクール第3 位、女性として初の入賞者という歴史的快挙を成し遂げた若手注目の演奏家です。
 1990 年クリミア半島のケルチに生まれ、2005 年からドイツ在住。ケルン音楽大学でダニエル・ゴーティエに師事、パリ国立高等音楽院にてクロード・ドラングルに師事しました。現在ソロ活動のほかに、アリアーガ・クインテットのテナー・サクソフォン奏者として活躍中。
 このアルバムではフランスに関係の深い4 人の作曲家による作品を収録。美しく澄み切った音色で、女性らしい柔らかさも併せ持った魅力的な演奏です。
 
GEN 16415
\2300
「乙女心」〜R.シュトラウス、トゥイレ、ヴォルフの歌曲集
 リヒャルト・シュトラウス(1866-1949):
  お父さんが言いましたOp.36-3/あなたは私の心の王冠Op.21-2/
  白いジャスミンOp.31-3/静かな歌Op.41-5/
  私は一本の花束を作りたかったのOp.68-2/
  悪い天気Op.69-5/ペニヒでOp.36-2
 ルートヴィヒ・トゥイレ(1861-1907):
  若き魔女の歌Op.15-3/5つの歌曲集Op.19(全5 曲)/
  私の夢の故郷Op.27-2/森の孤独Op.12-1
 フーゴー・ヴォルフ(1860-1903):
  魔法の夜/さあ、もう行くときよ、私の恋人/春に/荒野の乙女/
  小さきもの/心変わりした娘/恋人はフィンクのように歌う/森の娘
ミレッラ・ハーゲン(ソプラノ)
ケルスティン・モルク(ピアノ)
 ワーグナーのオペラで引っ張りだこ!ミレッラ・ハーゲンによる歌曲集

 録音:2014 年5 月/58’02

 2013 年に世界デビューを果たした注目のソプラノ歌手、ミレッラ・ハーゲン。2014 年のバイロイト音楽祭でキリル・ペトレンコ指揮で行われた舞台祝典劇『ニーベルングの指環』より「ラインの黄金」、「ジークフリート」「神々の黄昏」に出演。さらに2015 年4 月に行われたラトル指揮バイエルン放送交響楽団によるコンサート形式の歌劇「ラインの黄金」に出演するなど、期待の若手ソプラノ歌手です。
 今作は初のソロ・アルバムで、リヒャルト・シュトラウスや、ヴォルフの名歌曲を収録しています。作品の中にある夢見がちで、ロマンティックな乙女心に焦点を当て、切ないほどの思いや喜びを表現しています。
 
GEN 16407
\2300

「オーボエとピアノのための二重奏曲」
 ロベルト・シューマン(1810-1856):3つのロマンスOp.94
 デヴィッド・ルドウィグ(1972-):プレイアデス:7つのミクロリュード
 フランシス・プーランク(1899-1963):オーボエ・ソナタFP185
 パヴェル・ハース(1899-1944):オーボエ組曲Op.17

キャサリン・ニードルマン(Ob)
ジェニファー・リム(Pf)
 ボルティモア交響楽団首席ニードルマンによるオーボエ作品集

 録音:2014 年9 月、10 月/64’53

 2003 年よりボルティモア交響楽団の首席オーボエ奏者として活躍している実力派キャサリン・ニードルマン。同年、国際ダブルリード協会の「フェルナンド・ジレット=ヒューゴ・フォックス国際コンクール」で優勝しています。
 ルドウィグの「プレイアデス:7 つのミクロリュード」はニードルマンのために作曲されたもの。他にもオーボエのために書かれた名作のひとつ、シューマンの“3 つのロマンス”。妻クララに贈ったとされるこの曲は、ロマンティックなメロディをオーボエが優しく歌っていきます。
 プーランクの「オーボエ・ソナタ」は晩年に作曲されたもので、晩年の様々な想いが込められた代表作。アウシュヴィッツで亡くなった悲劇の作曲家パヴェル・ハースの「オーボエ組曲」は40 歳の時テレジン収容所で作曲されたもので、悲しみ、慟哭、絶望、そして自由への祈り…時代に翻弄された作曲家の心に響く名作です。
 
GEN 15381
\2300
「輝くクリスマス」〜ドイツと世界のクリスマス・ソング集
 ハンマーシュミット(1611-1675)/ノードクヴィスト(1886-1949)/
 エッカールト(1553-1611)/ニールセン(1865-1931)/
 聖アルフォンソ・マリア・デ・リグォーリ(1696-1787)/
 マルティン・ルター(1483-1546)/レオントヴィチ(1877-1921) /
 コダーイ(1882-1967) / ヴィラ= ロボス(1887-1959)/
 プレトリウス(1560-1629)編/シルヴェストロフ(1937-)/
 ホルスト(1874-1934)/
 メル・トーメ(1925-1999)&ロバート・ウェルズ(1922-1988)/
 カザルス(1876-1973)編/ローリゼン(1943-)/
 グルーバー(1878-1863)/
 他世界の伝承曲、黒人霊歌のクリスマス・ソング
フィリップ・アーマン(指揮)
ライプツィヒMDR 放送合唱団
 録音:2014 年11 月、2015 年9 月/73’24

 ドイツの名門合唱団、ライプツィヒMDR 放送合唱団によるクリスマス・アルバム。地元ドイツのクリスマス・ソングに加え、世界中に伝わるクリスマス・ソングもセレクト。ウクライナや、ブラジル、ギリシャなど、珍しい作品も多数収録しています。
 
GEN 16399
\2300
「ヨハン・ルートヴィヒ・クレープスのオルガン作品集」
 (1)トッカータとフーガイ短調(Krebs-WV411)
 (2)われらみな、唯一なる神を信ず(Krebs-WV554)
 (3)「主イエス・キリスト、われらを顧みたまえ」より
  ファンタジア(Krebs-WV535)
 (4)おおわが魂よ、大いに喜べ(Krebs-WV520)
 (5)イエスよ、わが喜び(Krebs-WV502)
 (6)イエスよ、わが喜び(Krebs-WV706)
 (7)我が魂、目覚めよ(Krebs-WV709)
 (8)トリオ変ホ短調(Krebs-WV442)
 (9)高き御空よりわれは来れり(Krebs-WV545)
 (10)暁の星はいと麗しきかな(Krebs-WV552)
 (11)ファンタジアヘ短調(Krebs-WV604)
 (12)トリオニ短調(Krebs-WV439)
 (13)ファンタジアヘ長調(Krebs-WV419)
 (14)プレリュードハ短調(Krebs-WV403)
 (15)プレリュードハ長調(Krebs-WV414)
 (16)ソナタ第4番ニ長調(Krebs-WV835)
アンネッテ・ウンターネーラー=グフェラー(Org)
(6)(7)(11)
 トーマス・ウンターネーラー
  (バロック・オーボエ)
 録音:2014 年9 月/74’04

 ヨハン・セバスティアン・バッハの高弟として知られ、オルガニストとして、作曲家として高い才能の持ち主だったクレープス。しかしバロックから古典へと時代が変化していったバロック音楽末期だったため彼の作風は時代遅れであるとみなされてしまいました。
 バッハも認めたその作曲技術は、どれもが上質のオルガン作品として示されている。8 世紀前半にドイツで活動したオルガン製作者、トビアス・ハインリヒ・ゴットフリート・トロスト(1680 頃-1759)の製作したグローセンゴッテルンの聖ヴァルプルギス教会のオルガンで録音。
 
GEN 16402
\2300
「ローマの空のように〜イタリアへの旅路」リスト:歌曲集
 フランツ・リスト:ミニヨンの歌/風はそよぐ/
  昔トゥーレに王がいた/御身,天から来たり/ラインの美しい流れの/
  ノンネンヴェルトの僧房(アルバムの綴り第2 集)/ローレライ/
  私を愛してくれた人/お前は/彼女の瞳(日の光を知った)/
  「シラーのウィリアム・テルからの3つの歌 −
   “漁師の歌”、“羊飼い”、“アルプスの狩人”」/
  マルリングの鐘たちよ/我れかつて岩の極みに登り詰め/
  私はこの地上で天使の姿を見た
イ=チャオ・シー(MS)
クレメンス・ミュラー(Pf)
 録音:2015 年7 月/66’55

 台湾出身のメゾ・ソプラノ、イ=チャオ・シー。国立トロッシンゲン音楽大学、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学で、モニカ・モルデンハウアー、ウォルフラム・リーガーに師事。パウラ・サロモン・リンドベルグ歌曲コンクールで第2 位、台湾学生音楽コンクールにて第1 位など、入賞多数、ヨーロッパやアジアを中心に活躍しています。
 この録音では、リストが使用していたシュタイングレーバーのピアノが使われています。ゲーテ、ハイネ、リヒノフスキー、メチェルスキー、ペトラルカなどの詩に曲をつけた、繊細でロマンティックな歌の世界を芯がしっかりと明瞭に歌っています。
 
GEN 16403
\2300
Loco〜ウェーヴ・カルテット
 ジョシュ・グローバン:ワンダリング・カインド
 ピアソラ:天使の死
 レーントコ:ダンサ・ノン・ダンサ
 ピアソラ:「タンゴ・アパシオナード」より“プロローグ”
 カルロス・ガルデル:首の差で
 ピアソラ:
  タンゲディアI、天使のミロンガ、リベルタンゴ、オブリヴィオン
 ロドリゴ・イ・ガブリエーラ:タマクン、フアン・ロコ
ウェーヴ・カルテット(マリンバ
 &パーカッション四重奏団)
  【ボグダン・バカヌ、
   クリストフ・ジーツェン、
   内山詠美子、
   ヴラディ・ペトロフ】
 録音:2015 年6 月/51’15

 若干23 歳でオーストリア・アントンブルックナー私立音楽大学教授に就任、数多くの音楽祭に出演、後進の指導にも熱心なマリンバ界の若い天才、ボグダン・バカヌの呼びかけにより結成されたマリンバ四重奏団。
 4 人の強烈な個性がマリンバ・アンサンブルのレパートリーを広げ、マリンバの特性を活かしたアレンジが魅力的です。ダイナミックに、超絶なテクニックでマリンバを最大限に鳴らし、息の合った繊細な音色で美しく響かせています。
 ピアソラを中心に、メキシコ出身の超絶ギター・デュオとして人気の“ロドリゴ・イ・ガブリエーラ”の楽曲や、アメリカの人気歌手ジョシュ・グローバンのメロディアスな作品など、新しいものを取り上げ、意欲的に編曲し、レパートリーとして取り入れているのにも好感が持てます。これからさらに目が離せない革新的なマリンバ四重奏団!
 
GEN 16406
\2300
ミュンヘン・ピアノ三重奏団、シューマンの室内楽2曲
 シューマン:
  (1)ピアノ三重奏曲第2番Op.80
  (2)ピアノ四重奏曲Op.47
ミュンヘン・ピアノ三重奏団:
 【ドナルド・スルゼン(Pf)、
  ミヒャエル・アールト(Vn)、
  ゲルハルト・ツァンク(Vc)】
(2)ティロ・ヴィデンマイヤー(Va)
 録音:2015 年5 月、52’58

 1982 年に結成されたミュンヘン・ピアノ三重奏団。今作ではシューマンの室内楽2曲を取り上げています。
 シューマンが第1 番を作曲したあと続けて1847 年に作曲された“ピアノ三重奏曲第2番”。明快な曲調で、夢想するロマンティックな雰囲気が程よい気持ちよさを与えてくれます。
 ミュンヘン・ピアノ三重奏団もさすがの名アンサンブルぶりを発揮。“ピアノ四重奏曲”は、歌曲のように意思のある旋律が本当に美しく印象的な第三楽章“アンダンテ・カンタービレ”の甘美に、そして誠実に演奏しています。
 
GEN 16411
\2300
「テレマン:2つの付加楽章付き6つの序曲」
 序曲ト長調TWV32:5/序曲イ長調TWV32:6/
 序曲ヘ長調TWV32:7/序曲ホ短調TWV32:8/
 序曲変ホ長調TWV32:9/序曲ロ短調TWV32:10
アンケ・デナート(チェンバロ)
 クリスチャン・ゼール 1728年製 ダブル・マニュアル・ハープシコード
 録音:2015 年5 月/64’09

 アンケ・デナートはチェンバロ、クラヴィコードをハンブルク音楽大学にてジゼラ・グムズに師事。他、ローベル・コーネン、アンドレアス・シュタイアーに師事。ソリストや室内楽奏者として国内外で活躍しています。
 テレマンがこの作品を作曲した時代に製作された歴史的チェンバロで録音しています。
 
GEN 16548
\2300
「分岐点」〜20世紀のヴァイオリンとピアノの作品集
 ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
 ストラヴィンスキー:デュオ・コンチェルタンテ
 プロコフィエフ:5つのメロディOp.35bis
 ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第2番
サリタ・クウォク(Vn)
ウェイ=イ・ヤン(P)
 録音:2014 年3 月/61’44

 オーストラリア出身のヴァイオリニスト、サリタ・クウォク。ドイツのシェーンタール国際ヴァイオリン・コンクール、ニュージーランドのギズボーン国際音楽コンクール、ポーランドの若手ヴァイオリニストのためのリピンスキ・ヴィエニヤフスキ国際コンクールで優勝するなど、様々なコンクールで入賞を果たしているヴァイオリニスト。
 今作は20 世紀に作曲されたヴァイオリン作品集。ヤナーチェクの唯一のヴァイオリン・ソナタであり難曲として有名。エキセントリックな手法で秘めた情念をさらけ出す。バレエにも使われているストラヴィンスキーの“デュオ・コンチェルタンテ”。牧歌的で抒情溢れるメロディが印象的です。




MUSIC&ARTS



M&ACD 1288
\2300→\2090
コリン・ティルニー
 「コントラプンタル・バード」〜ウィリアム・バード作品集

 バード(C.1543-1623):
  パヴァン第7番(私のネヴェル夫人の曲集から)/
  ファンタジア ニ短調(私のネヴェル夫人の曲集から)/
  乙女の歌(私のネヴェル夫人の曲集から)/
  クワドラン・パヴァン/クワドラン・ガリャード/
  パヴァン(私のネヴェル夫人の曲集から)/
  グラウンド第2番/プレリュード イ短調/ファンタジア イ短調
 ダウランド(バード編):パヴァン「ラクリメ」
コリン・ティルニー(チェンバロ)
 ベテラン、コリン・ティルニーによるバード作品集

 録音:2013 年5 月13-17日 ブリティッシュ・コロンビア、DDD、62'33

 1933 年生まれのコリン・ティルニーが80 歳を目前にして録音したバード。ティルニーはロンドン出身だが、1979 年にカナダに移住し、カナダの古楽界に多大な貢献をしている。
 コリン・ブース製作のイタリア様式の単弦チェンバロを使用。




NEOS

NEOS 11522/24
(3SACD HYBRID
+PAL DVD、
3枚価格)
\7200
「ドナウエッシンゲン音楽祭2014」 (※印:世界初演)
SACD1) [65:31]
 (1)フリードリヒ・チェルハ(b.1926):「夜」(2012/13)※
 (2)ハンスペーター・キーブルツ(b.1960):「闇へ進む」(2014)※
 (3)フランソワ・サルアン(b.1972):
  「セントラル・パーク」(2014)※〜
   9人の奏者とエレクトロニクス、ヴィデオ・プロジェクションのための
(1)(2)エミリオ・ポマリコ(指揮)
 バーデン=バーデン・フライブルク
  SWR交響楽団
(3)フランソワ・サルアン(声)
 スタジオ・ムジーク・ファブリーク
 エクスペリメンタル・スタジオSWR
SACD2) [70:06]
 (4)サルヴァトーレ・シャリーノ(b.1947):「謝肉祭」
  (2010/11)第1-10 番(※第1〜9番)〜5人の声と10人の奏者のための
 (5)チヨコ・スラヴニク(b.1967):「内なる声」(2014)※
 (6)ヴォルフガング・リーム(b.1952):
  「意志としての音」(2011/14)※〜
   トランペットとアンサンブルのための
(4)-(6)イラン・ヴォルコフ(指揮)
 クラングフォルム・ウィーン
(4)ノイエ・ヴォーカルゾリステン・
 シュトゥットガルト
(5)エクスペリメンタル・スタジオSWR
(6)マルコ・ブラーウ(Trp)
SACD3) [67:11]
 (7)ペーター・アブリンガー(b.1959):「地点と識見」(2014)※
 (8)クシシトフ・マラツカ(b.1972):
  「メロディクティオネール(旋律の辞書)」(2014)※〜
   ピアノと七重奏のための協奏曲
 (9)ブライアン・ファーニホー(b.1943):
  「インコンジャクションズ」(2014)※〜
   アンサンブルのための
(7)-(9)ジョナサン・ストックハンマー(指揮)
 アンサンブル・モデルン
(8)ヘルマン・クレッチマー(Pf)
PAL-DVD) [146:08]
 (10)シモン・ステーン=アンデルセン(b.1976):
  ピアノ協奏曲(2014)※〜
   ピアノ、サンプラー、ヴィデオと管弦楽のための
 (11)オンドジェイ・アダーメク(b.1979):
  「肉体と精神」(2014)※〜エア・マシンと合唱、管弦楽のための
 (12)ジェニファー・ウォルシュ(b.1974):
  「トータル・マウンテン」(2014)※
 (13)近代のための戦士:
  アルミン・ケーラーとドナウエッシンゲン音楽祭(フィルム)
(10)(11)フランソワ・グザヴィエ・ロト(指揮)
 バーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団
(10)ニコラス・ホッジス(Pf)
(11)クリストフ・グラント(エア・マシン)
 ノイエ・ヴォーカルゾリステン・シュトゥットガルト
(12)ジェニファー・ウォルシュ(パフォーマンス)
(13)ザイトス・ドレーヤー(フィルム)
 お待たせしました、ヨーロッパ現代音楽の最大の祭典。「ドナウエッシンゲン2014」ライヴ!

 録音:2014年(1)(2)10月17日、(3)-(12)10月18日、(7)-(11)10月19日、(13)2014年11月23日

 ヨーロッパ現代音楽最大の祭典、ドナウエッシンゲン音楽祭2014 の主要なコンサートのライヴを収録。
 もはやザルツブルク音楽祭やバイロイト音楽祭と並ぶ、この催しは作曲家、演奏家も超一流。2014 年はフリードリヒ・チェルハ、サルヴァトーレ・シャサリリーノ、ブライアン・ファーニホーら大御所が圧倒的な新作を発表し、その健在ぶりを見せたほか、ヴォルフガング・リーム、キーブルツら中堅からベテラン世代の脂の乗り切った充実の作品を聴かせてくれました。
 一方、クリストフ・マーラトカ、ジョニファー・ウォルシュ、スティーン=アンデルセンら若手世代の活躍も目が離せません。演奏陣はおなじみ南西ドイツ放送響をはじめ、クラングフォルム・ウィーン、アンサンブル・モデルンも集結。このセットひとつでヨーロッパ現代音楽の最前衛地点を把握できます。

 ※ご注意!このDVDはPAL方式のため通常の日本のDVDプレイヤーでは見ることはできません。
 
NEOS 11515
(SACD HYBRID)
\2400
エクスペリメンタル・スタジオ40周年アンソロジーVol.1
 (1)クリストバル・アルフテル(b.1930):結紮糸(1970/71)
  〜声、2人の打楽器奏者、ピアノとテープのための
 (2)ブライアン・ファーニホー(b.1943):ムネモシネ(1986)
  〜バス・フルートとテープのための
 (3)アンドレ・リシャール(b.1944):「グリディフ.音と歌」
  〜ルイジ・ノーノの追憶に》(1991年版)
  〜バス・クラリネット、コントラバス・クラリネット、
   2つのダブル・ベースとライヴ・エレクトロニクスのための
 (4)デトレフ・ホイジンガー(b.1956):アブラウムII(1995)
  〜ピアノ・トリオとライヴ・エレクトロニクスのための
(1)-(4)エクスペリメンタル・スタジオSWR(制作)
(1)エレーヌ・フォーシェー(S)
 デトレフ・ホイジンガー(指揮)
 アンサンブル・エクスペリメンタル
(2)マルティン・ファーレンボック(バスFl)
(3)デトレフ・ホイジンガー(指揮)
(3)(4)コレギウム・ノヴム・チューリッヒ
 電子音楽制作のエクスペリメンタル・スタジオSWR設立40周年記念盤

 録音:2013年 [63:49]

 電子音楽制作スタジオ、エクスペリメンタル・スタジオSWR の設立40 周年を記念して同スタジオが制作に関わった作品の中から主要なものをセレクトし新たに録音したシリーズ第1 弾。
 同スタジオはフランスのIRCAMと並ぶ電子音響制作のエキスパートでこれまで多くの作曲家に技術を提供してきた。女声とテープ、アンサンブルのために書かれた静謐な美しさを持ったアルフテル作品、新しい複雑性の旗手ファーニホーの呪術的なフルートのための作品など聴きどころ満載。
 
NEOS 11516
(SACD HYBRID)
\2400
エクスペリメンタル・スタジオ40周年アンソロジーVol.2
 (1)ハヤ・チェルノヴィン(b.1957):
 「シュー・ハイのやり投げの練習」(1997)〜
  女声と9つの予め録音された
   ライヴ・エレクトロニクスを伴うリフレクションのための
 (2)マーク・アンドレ(b.1964):「ab II」(1996/97)
  〜コントラバス・クラリネットとチェロ、打楽器、
   ピアノとライヴ・エレクトロニクスのための
(1)(2)エクスペリメンタル・スタジオSWR
 (制作)
(1)ノア・フレンケル(A)
(2)デトレフ・ホイジンガー(指揮)
コレギウム・ノヴム・チューリッヒ
 録音:2013年 [56:40]

 チェルノヴィンはイスラエル出身でファーノホーとロジャー・レイノルズに師事。ヘブライ語の語り歌い、唸り声、様々な唱法に加工された音響が絡む。
 アンドレはグリゼーに師事、スペクトル楽派の技法を更に発展させた作品を発表している俊英。神経を逆なでするささくれ立った室内アンサンブルと悠久の時の流れを思わせる電子音響の対比が印象的。
 
NEOS 11511
(SACD HYBRID)
\2400
ラップと現代音楽の刺激的な出会い!
 名パフォーマー、ソウル・ウィリアムズとのコラボレーション!

  トマス・ケスラー(b.1937):
   (1)「頭にショットガンを」(2003)
    〜詩の朗読とラップ合唱、弦楽四重奏と管弦楽のための
   (2)ユートピアII(2011)
    〜5人の声と41楽器とライヴ・エレクトロニクス
ジョナサン・ストックハンマー指(指揮)
WDRケルン放送交響楽団
(1)ソウル・ウィリアムズ(詩、朗読)
ラップ・コーア(ラップ合唱)
(2)ソジョン・アン(Vo)、
 イシス・クリューガー(Vo)、
 アクセル・リンドナー(Vo)、
 ヨハンナ・メルダー(Vo)、
 バルバラ・ツィールシュ(Vo)
 ラップと現代音楽の刺激的な出会い!名パフォーマー、ソウル・ウィリアムズとのコラボレーション!

 録音:(1)2009年1月(2)2011年7月/Total time:[58:16]

 ケスラーはブラッハー、ペッピングに師事した後、自ら電子音楽スタジオを設立し研究と制作に打ち込んだ。以来、コンピュータとアンサンブルのための作品を中心に数多くの作品を発表している。
 このディスクではアフリカ系アメリカ人の詩人、ラッパー、シンガーのソウル・ウィリアムズとのコラボレーションによる《頭にショットガンを》が大変ユニークな作品として注目。ソウル・ウィリアムズはヒップ・ホップ、ロックなどジャンルを超えて活動するアクティブなシンガーソングライター。
 この作品では貧困、暴力、人種偏見など現代の様々な問題を告発した詩に様々な新しい響きがぶつかり合う。ウィリアムズ自らが語る自作の詩に含まれる英語のリズム、イントネーション、多様な子音が楽器に反映されやがて管弦楽全体に拡散されてゆくアイデアは極めて独創的。語りと管弦楽のための作品としてはシェーンベルクの「ワルシャワの生き残り」に匹敵する傑作。
 
NEOS 11508
\2400
マルクス・アントニウス・ヴェッセルマン(b.1965):ピアノ作品集
 (1)ソロ5(1998/1999)
 (2)ソロ6(2000)
 (3)ソロ7「モトブルース」(2001)
 (4)ソロ9「コンビナトリカル・エチュード」(2003)
モリッツ・エッゲルト(Pf)
 録音:2005年5月[76:58]

 ヴェッセルマンはケルンを拠点に活動する作曲家。反復を基本としながら徐々に変化してゆくところからミニマル・ミュージックの影響が強いと思われる。
 「ソロ7」ではブルースの現代音楽的解釈が行われ、非常に爽快感のある作品となっている。ミニマルといってもアメリカの作曲家たちのようなあっけらかんとした楽天性がないのは、ドイツの国民性ゆえのことか。
 日本の一柳慧やイギリスのフィットキン、ライヒの初期作品であるピアノ・フェイズといった即物的なミニマリズムに近い印象。
 
NEOS 11519
\2400
現代音楽とジャズの融合、マルティン・シュルンプ
 マルティン・シュルンプ(b.1947):
  (1)鏡像(2013)
  (2)押して引く(2013)
  (3)ファイヴ・ポインツ(2012)
  (4)パズル(2011)
  (5)パンドラの約束(2014)〜
   アルト・サクソフォン、チェロ、ピアノのための
(1)ミシェル・ルイリー(Va)
 トマス・グロッセンバッハー(Vc)
 ペティヤ・ミーネヴァ(Pf)
(2)セルゲイ・チルコフ(アコーディオン)
(3)マティアス・ミュラー(Cl)
 ガラテア四重奏団
(4)マティアス・ミュラー(バスCl)
 マルティン・シュルンプ(コンピュータ)
(5)ハリー・ホワイト・トリオ(Sax、Vc、Pf)
 録音:2012-2015年 [73:03]

 シュルンプは当初フェルディナント・ライトナーに指揮を学び、後にチューリヒでルドルフ・ケルターボーンに、ベルリンではボリス・ブラッヒャーに作曲を師事した。
 クラシック、現代音楽とともにジャズの即興についての研究をし、現代音楽とジャズの高次元での融合が彼の音楽の重要なテーマとなっている。
 最初の音楽体験はクラリネットという経歴からか、このディスクでもクラリネット、サキソフォンが活躍する作品が多い。《押して引く》は文字通りアコーディオンの演奏行為を示しており、独特のユーモアのセンスとヨーロッパ流に抽象化されたジャズのエコーを聴きとることが出来る。
 
NEOS 11527
\2400
ドゥフォセ&ドゥベッカー:4=11= = [7] (2013-14)
 〜即興されたエレクトロ=アコースティック・ミュージックの現在(ムーヴメント1〜4)

  パトリック・ドゥフォセ(作曲、アコースティック&デジタルPf、Perc、コンピュータ)
  アンヌ=ガブリエル・ドゥベッカー(作曲、ライヴ・スカルプチャー、ボウル)
  ダニエル・エルトマン(ソプラノ/テナー/バリトンSax、Perc)
  ベニー・スルチン(テナーTrb、ユーフォニウム、Perc)
 録音:2013年10月25日フランス、国立音楽創造センター(ライヴ) [72:14]

 作曲家と現代音楽の演奏に深く関わっている演奏家たちによる集団即興。
 2 人の作曲家(ドゥフォセとドゥベッカー)は主に即興の基礎となるいくつかの素材の提供し、あとの二人は基本的に管楽器を担当。彼らの演奏はリアルタイムで音響加工、または打楽器を加えられたりする。こうして出来上がった音楽はムーヴメント1 がヨーロッパの前衛音楽風、ムーヴメント2 がユーロ・ジャズ風、ムーヴメント3 がグルジェフあたりと思わせる妖しい疑似民族音楽風、ムーヴメント4 はエレクトリック・ピアノが入り、ジョージ・ラッセル風の先鋭的なジャズといったバラエティ感の溢れる内容となっている。
 ジャズ・ファンにも自信をもってお薦め。




ODRADEK RECORDS



ODRCD 323
\2400→\2190
ピサロとゾックがデュオ結成!ドヴォルザークに挑みます。
 ドヴォルザーク:
  (1)ボヘミアの森からOp.68、B.133
   (糸紡ぎ/暗い湖の畔で/魔女の安息日/
    待ち伏せ/森の静けさ/嵐の時)
  (2)ピアノ三重奏曲「ドゥムキー」Op.90、B.520
   (作曲者編ピアノ連弾版)
アルトゥール・ピサロ(Pf)
リナルド・ゾック(Pf)
 名ピアニスト、アルトゥール・ピサロとリナルド・ゾックがデュオを結成!ドヴォルザークに挑みます。

 録音:2015年2月5〜6日 ※日本語解説つき

 アルトゥール・ピサロとリナルド・ゾックはオドラデックにそれぞれのソロCDをもたらした著名なピアニスト。
 アルトゥール・ピサロはラフマニノフ・シリーズを、リナルド・ゾックのリストによるヴェルディ編曲作品集をリリースしている。双方のピアニストともアルド・チッコリーニに師事し、その遺産は大きく彼らに影響している。他の演奏にインスパイアされ、彼らは2014 年にピサロ・ゾック・ピアノデュオを結成した。
 デビュー盤にはドヴォルザークを取り上げ、オリジナルの連弾曲である「ボヘミアの森から」と元はピアノ三重奏曲である「ドゥムキー」をドヴォルザーク自身がピアノ連弾に編曲したものを収録しています。
 

ODRCD 320
\2400
ラモン・ラスカノ(b.1968):チョーク・ラボラトリーI
 1.Errobi-1/2. Errobi-2/3. Wintersonnwende-1/
 4. Wintersonnwende-2 I/5. Wintersonnwende-2 II
 6. Wintersonnwende-2 III/7. Wintersonnwende-3/
 8. Wintersonnwende-4 I/9. Wintersonnwende-4 II/
 10. Hatsik-1/11. Hatsik-2/12. Hatsik-3
スマッシュ・アンサンブル
 録音:2011年10月、2012年4月 ※日本語解説つき

 作曲家ラモン・ラスカノは1968 年スペインのバスク地方生まれ。作品は他に類を見ない独自性を持つ。このディスクに収録されている作品も特徴的で、広い範囲の周波数を使い、スタイルが転換を繰り返すところが聴きどころである。
 幻想的、寓意的、エネルギッシュ、物憂げ、といった具合に。多くの場合文字関連や視覚的な映像からである。聴き手の予測を裏切る作品、それでいて確固たる思想を持つ作品を創造するため、スマッシュ・アンサンブルはどうにかして静止の中に動きを作り出したり、イマジネーションの深みに達する力を手に入れた。そうして微細なジェスチャーや繊細な倍音の違いを通して内面的な世界の入り口へ導いてくれる。
 

ODRCD 327
\2400
「ショパン&フランショーム:チェロとピアノのための作品集」
 ショパン:チェロソナタ ト短調 Op.65
 フランショーム:3つの主題と変奏曲 Op.22
  (I. ドニゼッティ/II. ベートーヴェン/III. ベッリーニ)
 ショパン-フランショーム:
  ジャコモ・マイヤベーアのオペラ『悪魔ロベール』の主題による
   協奏的大二重奏曲 ホ長調
 フランショーム:
  アンナ・ボレーナのモチーフによる大二重奏曲 Op.23
 ショパン:10華麗なるポロネーズ ハ長調 Op.3
ベアトリス・ブランコ(チェロ)
フェデリコ・ボスコ(ピアノ)
 録音:2014年9月、74’04 ※日本語解説つき

 受賞歴のあるデュオ、ベアトリス・ブランコ(チェロ)とフェデリコ・ボスコ(ピアノ)がODRADEK からデビューCD をリリースした。
 ショパンとフランショームの友情と音楽を探究した。ショパンのピアノ曲は知らない人はいないと言うくらいの知名度を持つが、チェロとピアノの作品はあまり知られていない。ショパンのこの一面を聴き慣れないリスナーにはこの録音を大いに楽しんでもらえることだろう。
 ショパンの初期の作品『華麗なるポロネーズ』ではチェロが導入で登場する。




Ediciones Singulares



ES1022
(3CD+BOOK)
\5800→\5390
女性作曲家、マリー・ジャエルの世界
 マリー・ジャエル 〜19世紀フランス・ロマン派の音楽〜
 《ピアノ独奏曲》
  ①組曲「麗しき日々」 ②「地獄で聞こえてくるのは」(2曲抜粋)
  ③「煉獄で聞こえてくるのは」(2曲抜粋)
  ④「天国で聞こえてくるのは」(2曲抜粋)
  ⑤雨の降りやすい日々
 《ピアノ連弾曲》
  ⑥12のワルツ、およびフィナーレ
 《協奏曲》
  ⑦ピアノ協奏曲第1番 ニ短調
  ⑧ピアノ協奏曲第2番ハ短調
  ⑨チェロ協奏曲 ヘ短調
 《管弦楽伴奏付歌曲》
  ⑩連作歌曲『熊たちの伝説』
エルヴェ・ニケ指揮
ブラッセルズ・フィルハーモニック
ジョゼフ・スヴェンセン指揮
リル国立管弦楽団
グザヴィエ・フィリプス(vc)
ダヴィド・ビスミュート、
ニコラ・スタヴィ、
ロマン・デシャルム、
ダヴィド・ヴィオリ、
ダナ・チョカルリ(p独奏)
リディヤ&サーニャ・ビジャク
(p連弾/パリのエラール1902年製)
シャンタル・サントン=ジェフェリ(S)
 「19世紀フランスはオペラ一辺倒」なわけはなかった!
 注目度の高い「はざまの女性作曲家」の本格紹介盤が登場!

 Ediciones Singuralesレーベルは、19世紀およびその前後の「ロマン派」と目しうるフランスの作曲家たちの傑作を続々と世に送り出し、充実した解説書(仏英語あわせて140p!)もさることながら、フランス語圏最前線のすばらしい演奏陣を起用、エルヴェ・ニケ指揮ブラッセルズ・フィル(旧フランダース放送響)やF-X.ロト指揮レ・シエクルなどと痛快な名演で19世紀フランス音楽というものの知られざる側面をどんどん明らかにしてきた頼れる組織。
 そのEdiciones Singuralesレーベルが今回ついに、すでに日本でも幾多の輸入盤で存在が認知されてきた女性作曲家、マリー・ジャエルの世界を本格的に紹介するアルバムを発売してくれました!
 これまではピアノ曲や室内楽中心など小規模作品の紹介が多いながら、アルザス&ロレーヌ地方のドイツ併合時代を生き、ドイツ・ロマン派の音楽作法をフランス語圏で追い求めたこの才人の芸術性は、今や日本の秘曲ファンにも広く認知されているところ。
 しかもこの待望のリリースにはニケ指揮などで痛快な協奏曲録音が3編(!)もあるうえ、デシャルムやビスミュートら気鋭ピアニスト続々、エラール歴史的銘器も活躍…と話題性充分!
 さきのデュボワ作品集(ES1018)と同じく魅力満載!数量限定盤ゆえ、お見逃しなく!


Ediciones Singularesの特集はこちら。



まだまだ少ないマリー・ジャエルのアルバム
入りますように!
QUERSTAND
VKJK 1508
\3000
入手困難に付き海外直輸入
「マリー・ジャエル:ピアノ作品全集Vol.1」
 マリー・ジャエル(1846-1925):
  ピアノ・ソナタ/アルバムの綴り/6つの小品/
  6つのロマンティックな素描/憂鬱なワルツ/
  かわいいワルツ
コーラ・イルゼン(Pf)
 知られざる女流作曲家マリー・ジャエル:ピアノ作品全集第1弾!

 録音:2014年2月ケルン、76:03(日本語解説付き)

 マリー・ジャエルはフランス・アルザス地方の出身でシュトゥットガルトとパリでピアノを学んだ後、個人的にサン=サーンスとフォーレに作曲を師事した。またピアニストである夫を通じてリスト、ブラームスにも私淑していた。彼女の作品は生前パリで高く評価されピアノ曲、オペラ、交響楽など多くの作品を発表したが今日では殆ど忘れられている。
 作風はリスト、ショパン、ブラームスらの影響を受けた典型的なロマン派様式。ピアニストのコーラ・イルゼンはジャエルの音楽に共感し今後、ピアノ作品全集録音を行う予定。





PAN CLASSICS



PC10328
(3CD)
\5200→\4790
2013年世界初演されたばかり
 ヴァインベルク『白痴』

 『白痴』〜4幕10場の歌劇(1985-86)
  台本:アレクサンドル・メドヴェージェフ
   (ドストェフスキーの小説『白痴』による)
 ※2014年1月12&31日、
  ドイツ・マンハイム国立歌劇場におけるライヴ収録
トーマス・ザンデルリンク指揮
マンハイム国立歌劇場管弦楽団
出演:
ユハン・トララ、シュテーヴェン・シェシャレク、
リュドミラ・スレプニェヴァ、
ブライアン・ボイス、
ラース・メラー、
バルトシュ・ウルバノヴィチ、
アン=テレサ・メラー、
エルジビェータ・アルダム、
タマラ・バニェシェヴィチ、他
 ソ連=ロシアに渡った問題作曲家、そのしなやかな感性で綴られた傑作、ドイツでついにヴェールを脱ぐ!
 ヴァインベルクと聞いて、何を思い浮かべるでしょう?大先輩ショスタコーヴィチの薫陶のもと、確かな芸術性とともに世を静かに騒がせた異才?ショスタコーヴィチやミャスコフスキーらと同じく、ソ連時代にあって数々の交響曲を書いた多作家?ともあれ、ポーランドで生まれながらナチス・ドイツによる同国侵攻を機にロシアへ亡命、剣呑なソ連時代を生きのびながらショスタコーヴィチ同様、ありとあらゆる作曲分野で活躍をみせたこの大家のオペラ『白痴』は、1985-86年、つまりソ連崩壊の僅か前に書かれていながら、冷戦終結近くの「雪解け」の時代にも演奏されることはありませんでした。
 それがついに2013年、ドイツで世界初演されたのです!
 日本でも絶大な人気を誇るクルト・ザンデルリンクの才能あふれる息子のひとりトーマスが、ポスト=ロマン主義の20世紀作品への適性そのまま、この問題作をきわめて平明かつドラマティックに仕上げてゆく指揮は圧巻!
 いずれ国内仕様でも展開したくなるほどの、聴き手を選ばない充実した音楽内容には息をのむばかりです。ショスタコーヴィチ歌劇の面白さに心そそられるロシア劇音楽ファンには文句なくおすすめ——「20世紀音楽はわけのわからない前衛ばかりではない」を端的に示す傑作としても注目に値するアルバムです。




旧譜
ヴァインベルク:ヴァイオリンとピアノのための作品全集

CHALLENGE RECORDS
CC 72567
(3CD)
\4000

ヴァインベルク:ヴァイオリンとピアノのための作品全集

 Disc1
  (1)ヴァイオリン・ソナタ第5番Op.53
  (2)同第4番Op.39
  (3)モルダヴィア狂詩曲Op.47の3
 Disc2
  (4)ヴァイオリン・ソナタ第3番Op.37
  (5)ソナチネOp.46
  (6)ヴァイオリン・ソナタ第2番Op.15
 Disc3
  (7)ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.2
  (8)同第6番Op.136
  (9)3つの小品(1934-5)
リナス・ロス(Vn)
ホセ・ガジャルド(Pf)

 録音:2012 年

 最初期作品まで収録。待望の全集。

 ヴァインベルクのピアノ伴奏付ヴァイオリン曲をすべて集めた好企画。

 ミェチスワフ・ヴァインベルクは苦悩と痛みに満ちた、非常に悲劇的な人生を送った人物。
 ユダヤ系ポーランド人の作曲家であった彼はナチス政権から逃れロシアへ逃亡したが、今度はスターリンによって投獄され、ショスタコーヴィチによって助け出されなんとか生き延びた(ぎりぎりスターリンの死に救われた)。
 しかし彼は助かったが、彼以外の家族全員、ナチスの強制収容所で亡くなっている。

 そんなヴァインベルクの作品。
 ショスタコーヴィチがしばしば称賛しただけでなく、エミール・ギレリス、レオニード・コーガン、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、クルト・ザンデルリングなどのロシア随一の演奏家にも取り上げられた。

 しかしこれまで部分的に取り上げられることはあったものの、全集として演奏されることはなかった。

 今回のセットのうちソナタ第2番と第6番は世界初録音。
 とくに第6 番は珍品で、この曲の作品番号はOp.136 だが、これはもともと「無伴奏ヴィオラ・ソナタ第4 番」に割り振られた番号で、ダブり付番されてしまった。もちろん内容は全く異なるが、第6番のほうは作品表にないものなので貴重というわけ。
 作風は情念に満ちた部分と、精力的なアレグロが特徴。父が劇場のヴァイオリン奏者だったことと、自身もオイストラフやコーガンら名手と親しかったこともあり、非常に技巧的で効果的に書かれている。

 そして注目はポーランド時代の1934-5 年、彼が15-6 歳の「3 つの小品」。これも世界初録音。
 ショスタコーヴィチやソヴィエト音楽の影響を受ける前の、彼の素顔を垣間見ることができる。

 ヴァインベルクのヴァイオリン・ソナタは、第2 番がオイストラフ、第4 番がコーガンに、「ソナチネ」と「モルダヴィア狂詩曲」は朋友の作曲家ボリス・チャイコフスキーに捧げられている。
 また「モルダヴィア狂詩曲」はSP 時代にオイストラフの独奏、ヴァインベルク自身のピアノ伴奏による超絶的な録音があったが、今回のリナス・ロスの新録音も凄まじい効果をあげている。


 ヴァイオリンのリナス・ロスと、ピアノのジョゼ・ガリャルドはヴァインベルクの普及に努めてきた。

 ガリャルドは国内外での数々の受賞歴をもち、多くのコンサート・ツアーや音楽祭に招待されている。
 ロスはデビュー盤をEMIクラシックスからリリースし、「最優秀新人」としてドイツ・フォノアカデミーよりEcho Klassik賞を贈られた。

 両者による高い水準で全集が出たことは、まことに喜ばしい。





<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

 
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SWR


SWR19007CD
(6CD)
\4800→\4390


ほとんど初出音源
 ミヒャエル・ギーレン・エディション 第1集(1967-2010)



CD1.
 J.S.バッハとモーツァルト(1756-1791):作品集
 1-2.J.S.バッハ:前奏曲とフーガ 嬰ハ短調 BWV849/
 3.J.S.バッハ:「いまや、われらの神の救いと力と」BWV50-カンタータ/
 4-7.モーツァルト:交響曲 第35番 ニ長調「ハフナー」K385/
 8-9.モーツァルト:2つのメヌエット K463(448c)/
 10.モーツァルト:行進曲 ニ長調「ハフナー行進曲」 K249/
 11-13.モーツァルト:3つのドイツ舞曲 K605/
 14.モーツァルト:田園舞曲「ご婦人の勝利」K607(605a)/
 15-18.モーツァルト:交響曲 第30番 ニ長調 K202(186b)/
 19-25.モーツァルト:6つのドイツ舞曲 K509
ミヒャエル・ギーレン(ピアノ)…1-2,(指揮)…3-25/
ベルリン放送合唱団…3/
バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団…3.8-25/
ザールブリュッケン放送交響楽団…4-7
 録音 2002年6月18日 バーデン・バーデン ハンス・ロスバウト・スタジオ…1-2/1997年12月12日 フライブルク コンチェルトハウス…3(ライヴ)/1969年2月3日 ザールブリュッケン…4-7/1975年11月25日 バーデン・バーデン ハンス・ロスバウト・スタジオ…8-9.10.15-18/1975年11月26日 バーデン・バーデン ハンス・ロスバウト・スタジオ…11-13.14/2013年2月6日 フライブルク,コンチェルトハウス…19-25(ライヴ)

※全て初出音源
CD2.モーツァルト(1756-1791):序曲、劇音楽、交響曲集
 1.歌劇「魔笛」K620-序曲/
 2.歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」K588-序曲/
 3-10.劇音楽「エジプト王タモス」K345/
 11-14.交響曲 第36番 ニ長調「リンツ」K425
ミヒャエル・ギーレン(指揮)/
エッダ・モーザー(ソプラノ)…3-10/
ユリア・ハマリ(アルト)…3-10/
ヴェルナー・ホルヴェーク(テノール)…3-10/
バリー・マクダニエル(バス)…3-10/
ザールブュッケン放送交響楽団…1-2/
シュトゥットガルト州立歌劇場合唱団…3-10/
SWRシュトゥットガルト・ヴォーカルアンサンブル…3-10/
シュトゥットガルト放送交響楽団…3-10/
バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団…11-14
 録音 1968年5月4日 ザールブリュッケン…1/1969年2月7日 ザールブリュッケン…2/1973年2月12日 シュトゥットガルト リーダーハレ…3-10(ライヴ)/1989年6月21日 バーデン・バーデン ハンス・ロスバウト・スタジオ…11-14

※1-10…初出音源
CD3.ハイドン(1732-1809):交響曲集
 1-4.交響曲 第95番 ハ短調 HobI:95/
 5-8.交響曲 第99番 変ホ長調 HobI:99/
 9-12.交響曲 第104番 ニ長調 HobI:104
ミヒャエル・ギーレン(指揮)/
ザールブュッケン放送交響楽団…1-4/
バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団…5-12
 録音 1969年2月6日 ザールブリュッケン…1-4/1988年6月13-14日 バーデン・バーデン ハンス・ロスバウト・スタジオ…5-8/1987年11月25-26日 バーデン・バーデン ハンス・ロスバウト・スタジオ…9-12

※1-4…初出音源
CD4.ベートーヴェン(1770-1827):作品集
 1.演奏会用序曲「コリオラン」ハ短調 Op.62/
 2.レオノーレ序曲 第1番 Op.138/
 3.レオノーレ序曲 第2番 Op.72/
 4.レオノーレ序曲 第3番 Op.72a/
 5-7.ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための合奏協奏曲 ハ長調 Op.56
エディト・パイネマン(ヴァイオリン)…5-7/
アントニオ・ヤニグロ(チェロ)…5-7/
イェルク・デムス(ピアノ)…5-7/
ミヒャエル・ギーレン(指揮)/
ザールブュッケン放送交響楽団…1.2.5-7/
バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団…3.4
 録音 1969年5月17日 ザールブリュッケン…1/1973年1月23日 ザールブリュッケン…2/1989年4月8日 ルートヴィヒシャーフェン BASF ファイエラベンドハウス…3(ライヴ)/1998年4月16日 フライブルク,コンチェルトハウス…4/1969年5月22日 ザールブリュッケン…5-7

※全て初出音源
CD5.シューベルト(1979-1828):作品集
 1.付随音楽「魔法の竪琴」(ロザムンデ) D644-序曲/
 2.付随音楽「ロザムンデ」D797-第9番:バレエ音楽 ト長調/
 3.付随音楽」ロザムンデ」D797-第5番:第3幕の間奏曲/
 4.アンダンテ ロ短調 D936a 第2番/
 5-8.弦楽四重奏曲「死と乙女」ニ短調 D810
  (グスタフ・マーラーによる管弦楽版/ミヒャエル・ギーレンによるアレンジ)
ミヒャエル・ギーレン(指揮)/
ザールブュッケン放送交響楽団…1.2./
バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団…3-8
 録音 1967年10月30日 ザールブリュッケン…1/1968年2月6日 ザールブリュッケン…2/1996年4月27日 ロンドン,ロイヤル・フェスティヴァル・ホール…3(ライヴ)/1998年9月5日 フライブルク,コンチェルトハウス…4/1994年12月16日 バーデン・バーデン,クアハウス…5-8(ライヴ)

※1-3.5-8…初出音源
CD6.シューベルト(1979-1828):オッフェルトリウム・ミサ曲
 1.オッフェルトリウム「声をはりあげよ」変ロ長調 D963/
 2-7.ミサ曲 第5番 変イ長調 D678
トーマス・モーザー(テノール)…1/
シビラ・ルーベンス(ソプラノ)…2-7/
インゲボルク・ダンツ(アルト)…2-7/
ドミニク・ヴォルティク(バリトン)…2-7/
スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団…1/
SWRシュトゥットガルト・ヴォーカル・アンサンブル…2/
ミヒャエル・ギーレン(指揮)/
バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団
 録音 1988年6月28日 シュヴァルツザッハ・ミュンスター…1(ライヴ)/2010年12月6日 バーデン・バーデン音楽祭 フライブルク,コンチェルトハウス…2-7(ライヴ)


 現在、最も重要な指揮者の一人と称されるミヒャエル・ギーレン(1927-)。
 舞台演出家の父のもと、ドレスデンに生まれ、1940年にアルゼンチンに移住し、ブエノスアイレスで音楽を学びます。カルロス・クライバーと知り合い、共に研鑽を積んだエピソードでも知られています。
 レパートリーは古典派から現代までと幅広く、とりわけ一連のバーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団とのマーラーの交響曲や、シェーンベルク作品での精妙な演奏は、比類なきものとして評価されています。

 この「ギーレン・エディション」は2017年の彼の生誕90年を記念し製作されたもので、SWRレーベルから今後3年間に渡って、全10集のリリースが予定されています。
 この第1集は1960年代の録音から最近の録音までを収録、そのほとんどは初出音源というもので、彼のファンのみならず、20世紀のクラシック音楽の演奏様式の一つのスタイルを俯瞰するためにもなくてはならないものとなることは間違いありません。




<国内盤> 


FUKURAI RECORDS


FRCD-01
\1852+税
〜こどもオペラと日本の楽器〜 福嶋頼秀作品集
 福嶋頼秀(作詞☆・オペラの曲の訳詞★・作曲♪・編曲♯・台本◇):
 こどもオペラ「3匹のこぶた」より
  ご紹介/3匹のこぶたのテーマ ☆♪/ふうのテーマ ☆♪/ぷうのテーマ ☆♪/
   ぶうのテーマ ☆♪/千鳥の合方 ♯
 こどもオペラ「ヘンゼルとグレーテル」より
  ご紹介/踊りましょうよ ★/おにのパンツ〜フニクリ・フニクラ ♯/
  おべんとうばこのうた ♯/ゆりかごの歌 ♯/ほっとけーきはすてき ♯
 こどもオペラ「魔法の笛」より
  ご紹介/私は鳥さし屋さん ★♯/どんな色がすき ♯/フムフムフム ★♯
 こどもオペラ・CD のためのスペシャルバージョン
  ご紹介/ぼよよん行進曲 ♯/オペラハウスの音楽家 —山の音楽家のメロディーにのって— ☆♯/
   さんぽ ♯/ラデツキー行進曲 ☆♯
    歌:池羽由/田中美音/三浦義孝/富本泰成 演奏:こどもオペラ・スペシャルアンサンブル

 語りと和楽器による音楽物語『たかこ』 ♪(作:清水真裕(絵本『たかこ』より)
  ご紹介/本編の前半/中盤/後半
    久保田晶子(琵琶弾き語り)、日本音楽集団

 三味線と声のための協奏曲『酒呑童子』 ◇♪
  ご紹介/第1楽章 大江山にて。酒呑童子の悪事と源頼光の鬼退治/
  第2楽章 お座敷で。くだを巻く酒呑童子/第3楽章 京や江戸で。空から酒屋をねらう日々
    青山恵子(メゾ・ソプラノ)、杵家七三(長唄三味線)、海老原光(指揮)日本音楽集団
 ママとパパが子どもに聴かせたい音楽物語〜こどもオペラと日本の楽器〜 福嶋頼秀作品集

 (CD のジャケットと帯はリバーシブル仕様です)

 洋楽器の楽しいアンサンブルと、和の響きの音楽物語がこの1枚に。バラエティに富んだ選曲と本格的なスコアで、愛好家の方はもちろん、お子さまの音楽入門にも最適!各地で人気の音楽劇“こどもオペラ”シリーズがCD に!
お子さんの大好きなTV・アニメの曲から童謡・手遊び歌にクラシックの名曲まで、楽しい歌とアレンジでお届けします。
 語り・歌と和楽器合奏による『たかこ』『酒呑童子』も収録。
 美しい日本語と魅力あふれる演奏のソリスト達と日本音楽集団が、福嶋作品のさまざまな響きを鮮やかに表現!
 音楽活動二十周年の福嶋頼秀による作曲・編曲・作詞などの作品集第一弾。





















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