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≪第86号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その7 2016/3/29〜





4/1(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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ATMA CLASSIQUE



ACD2 2729
\2100→\1890
フランス貴族の女性たちに愛された幻の楽器、パルドゥシュ・ドゥ・ヴィオール メリザンド・コリヴォー
 (パルドゥシュ・ドゥ・ヴィオール)
エリック・ミルンズ(クラヴサン)
 バリエール:ソナタ第4番ト長調
  (パルドゥシュ・ドゥ・ヴィオールと通奏低音のためのソナタ第5巻より)
  ケ=デルヴロワ:組曲 ニ短調
   (5弦又は6弦のパルドゥシュ・ドゥ・ヴィオールとバスのための小品第5巻 作品10番より)
 ボワモルティエ:
   パルドゥシュ・ドゥ・ヴィオールとバスのための6つのソナタop.61 ソナタ第2番 ト短調
 ドレ:ラ・ファヴォリット
   (パルドゥシュ・ドゥ・ヴィオールのためのソナタ、デュオと小品 第2巻より 以下3曲同様)、
   ソナタ第1番イ短調、ラ・プレシューズ、後悔

 フランス貴族の女性たちに愛された幻の楽器、パルドゥシュ・ドゥ・ヴィオールの調べ
 未出版、初録音を含む貴重な音源!

 録音:2015年4月

 18 世紀〜フランス革命までの時代に、フランスの宮廷を始めとする上流階級で愛された楽器、パルドゥシュ・ドゥ・ヴィオールの貴重な作品集。
 パルドゥシュは、17 世紀の終わりにヴィオール属の中で最も高音域の楽器として登場しました。太陽王ルイ14 世がヴィオラ・ダ・ガンバを非常に愛好したことも影響して、ヴィオール属の楽器が全盛期を迎えていた中での新楽器の登場でした。パルドゥシュは貴族たち、とりわけ貴族の女性たちに好んで弾かれるようになります。当時人気だったヴァイオリンはフランスでは庶民の低俗な娯楽楽器とみなされていました。ヴァイオリンを構える姿勢ははしたなく、貴族の女性が弾くものではないとされていたため、代わりにヴァイオリンと同じ音域を持つパルドゥシュが好まれたようです。
 その後パルドゥシュは、ヴァイオリンの人気の高まりや、上流階級でのヴァイオリンの受け入れによってヴァイオリンにその座を追われ、フランス革命によって姿を消していきます。100 年ほどしか演奏されなかった短命なパルドゥシュですが、優れた演奏家や作品が多く生まれ、当時の音楽界に輝きと彩りを与えた楽器でした。このCD におさめられているのはパルドゥシュのために書かれた作品。ほとんどが未出版、初録音という貴重な音源です。世界で稀有なパルドゥシュ奏者としてのみならず、バロックチェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リコーダー奏者でもあり、国際的に名高い音楽祭をはじめ世界で活躍する演奏家、メリザンド・コリヴォーの自然な音楽の流れ、しなやかな音色も聞き逃せません。
 パルドゥシュ・ドゥ・ヴィオールの優雅な魅力に溢れた音に包まれて、革命前のフランス宮廷に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。



マルティナ・キルヒホーフが弾いてる映像。パルドゥシュ・ドゥ・ヴィオールってこんな楽器なんだ・・・
https://www.youtube.com/watch?v=NAshG3XdoLA&feature=player_detailpage

Lutz Kirchhof Lute, Martina Kirchhof Pardessus de Viole play: Philippo Martino




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AVANTI CLASSICS



5414706 10472
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
フィリップ・クイントによるグラズノフ&ハチャトゥリアン
 (1)カバレフスキー:「コラ・ブリュニョン」序曲 Op.24
 (2)グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.82
 (3)ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
フィリップ・クイント(ヴァイオリン)
スティーブン・スローン(指揮)
ボーフム交響楽団
 なんと優美な音色。ロシアが生んだ鬼才ヴァイオリニスト、クイントによるグラズノフ&ハチャトゥリアン

 セッション録音:2014年5月6-8日/ボーフム/60’57”、ディジパック仕様

 SACD ハイブリッド盤。
 ロシアが生んだ鬼才ヴァイオリニスト、フィリップ・クイント。前作のチャイコフスキー&アレンスキー(5414706 10432)に続く期待の新譜は、グラズノフとハチャトゥリアンの協奏曲が収録されました。
 グラズノフ唯一のヴァイオリン協奏曲 イ短調は1904 年に作曲されました。音域の広さに加えて技巧的なフラジョレット、左手によるピツィカート、二重トリルなど、様々な奏法が随所に散りばめられた難曲としても知られますが、民族音楽から取り入れた主要主題などいかにもグラズノフらしい美しさを誇ります。
 一方、ハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲 ニ短調は1940 年モスクワ郊外のルーザの「作曲家同盟休息の家」にてひと夏をついやして書きあげられました。第1 楽章は非常に印象的な冒頭にはじまり、躍動的な東方民族調の舞踏のリズムを想わせるメロディが続きます。続く第2 楽章は哀愁美に満ちた民謡的旋律があらわれ、最終楽章では非常に躍動的な軽快なリズムによって構成され、終結部12 小節の「ニ音」の強烈な同音連続によって豪快に終わります。クイントによる非常に優美な音色でお楽しみいただけます。
 フィリップ・クイントは1974 年生まれのロシア出身のヴァイオリニスト。モスクワ音楽院でアンドレイ・コルサコフに学び、9 歳にしてコルサコフのオーケストラでソロ・ヴァイリニストとしてデビュー。その後ジュリアード音楽院へ進学。ディレイ、チョーリャン・リン、川崎雅夫に師事した他、パールマンやスタインハートにも師事。2001 年に発売したデビューCD がグラミー賞にノミネートされ、一躍注目を集めます。2010 年よりストラディヴァリウス協会より貸与された“ルビー” を使用。現在はアメリカを中心に世界的活動の幅を広げています。近年はシカゴ響、ベルリン・フィルなど著名なオーケストラと共演しております。


どこかのステージでの「レッド・ヴァイオリン」の無伴奏演奏。まさに鬼気迫る。「Corigliano's Red Violin Caprice」
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=4SSbyJ6pMuE





フィリップ・クイント旧譜
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲

pure
5414706 10432
(SACD HYBRID)
\2800
直球勝負のチャイコフスキー協奏曲、
 そしてアレンスキーの絶美の弦楽四重奏曲


 ・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
  1. アレグロ・モデラート(カデンツァ:チャイコフスキー)
  2. カンツォネッタ。アンダンテ
  3. フィナーレ/アレグロ・ヴィヴァチッシモ(カデンツァ:チャイコフスキー)
  4. フィナーレ/アレグロ・ヴィヴァチッシモ(カデンツァ:レオポルト・アウアー)

 ・アレンスキー(1861-1906):弦楽四重奏曲第2番 イ短調 op.35
  5. モデラート
  6. チャイコフスキーの主題による変奏曲- モデラート
  7. フィナーレ- アンダンテ・ソステヌート
フィリップ・クイント(Vn)
マルティン・パンテレーエフ(指揮)
ソフィア・フィルハーモニー管弦楽団
リリー・フランシス(Vla)
クラウディオ・ボルケス(Vc1)
ニコラ・アルトシュテット(Vc2)
 フィリップ・クイント最新盤!直球勝負のチャイコフスキー協奏曲、カデンツァは2種類収録。アレンスキーの絶美の弦楽四重奏曲第2番も!

 録音:チャイコフスキー:2013 年1 月14‐17 日/ブルガリア・ホール(ソフィア)、アレンスキー:2013 年9 月4-5 日/シーメンスヴィラ(ベルリン)

 チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、ヴィルトゥオーゾでも鳴らすクイントの直球勝負の熱い演奏。フィナーレは、2 パターン収録されており、チャイコフスキーによるカデンツァと、この協奏曲の献呈を拒絶したエピソードで有名なアウアーによるカデンツァの聴き比べが出来るのも興味深いところです。
 カップリングのアレンスキーの弦楽四重奏曲第2 番は、深い叙情漂う絶美の楽曲。ヴァイオリン1、ヴィオラ1、チェロ2という編成です。チャイコフスキーが亡くなった年に作曲が開始されたもので、第2 楽章は「チャイコフスキーの主題による変奏曲」と題されており、主題は歌曲「16 の子供のための歌」op.54 の「伝説(聖史曲)」。チャイコフスキー自身もこの曲を他編成に編曲しています。アレンスキーもこの弦楽四重奏曲第2楽章を弦楽オーケストラ版に編曲するなど、非常に深い思い入れを感じる内容です。

 クイント率いるアンサンブルのメンバーも豪華で、パブロ・カザルス・コンクール優勝のクラウディオ・ボルケス、BBC ニュー・ジェネレーション・アーティストのアルトシュテット、そしてヴィオラはボルレッティ=ブイトーニ優勝のリリー・フランシス。若きエネルギーがそのまま抒情に注ぎこまれたアンサンブルで聴くアレンスキー、こちらも絶品です。
 フィリップ・クイントは1974 年生まれのロシア出身のヴァイオリニスト。モスクワ音楽院でアンドレイ・コルサコフに学び、9 歳にしてコルサコフのオーケストラでソロ・ヴァイリニストとしてデビュー。その後ジュリアード音楽院へ進学。ドロシー・ディレイ、チョーリャン・リン、川崎雅夫に師事した他、I. パールマンやA. スタインハートにも師事。2001 年に発売したデビューCD がグラミー賞にノミネートされ、一躍注目を集めます。
 2010 年よりストラディヴァリウス協会より貸与された" ルビー" を使用。現在はアメリカを中心に世界的活動の幅を広げています。近年はシカゴ響、ベルリン・フィルなど著名なオーケストラと数々共演し、今後ますます期待されるヴィルトゥオーゾです。

自宅(?)でチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲をちょっと弾いてる。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=PdQbUM4V8d0




フィリップ・クイント旧譜
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲


pure
5414706 10362
(SACD HYBRID)
\2800
クイントによるヴァイオリン協奏曲集
(1)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 op.26
(2)ベートーヴェン:ロマンス 第1番 ト長調 op.40 
(3)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
(4)ベートーヴェン:ロマンス 第2番 ヘ長調 op.50
フィリップ・クイント(Vn)
カルロス・ミゲル・プリエト(指)
ミネリア交響楽団
録音:2011 年8 月30 日-9 月6 日、ネサワルコヨトルコンサートホール(メキシコシティ)(使用楽器:1708 年ストラディヴァリ“ルビー”)PAL;リージョンALL

 デビューCD がグラミー賞にノミネートされるなど数々の受賞歴を誇り、近年ますます注目を集めているヴィルトゥオーゾ、フィリップ・クイントによるヴァイオリン協奏曲集。
 収録されているのは日本でもメジャーな人気を誇るブルッフ、メンデルスゾーンの協奏曲と、ベートーヴェンのロマンス2 曲。19 世紀を得意のレパートリーとするクイントですが、十八番と謳うレパートリーを録音するのは本CD が初めて。記念すべき初録音は、高音質SACD ハイブリッド盤でのリリース。
 クイントのヴァイオリンの音色は、力強く煌びやか。卓越した演奏技術はもちろん、エネルギッシュな演奏に圧倒されます。さらに、使用楽器は“ルビー” と呼ばれる1708 年製のストラディヴァリ。かのサラサーテも愛用し、ジョゼフォヴィッチやレーピンなど巨匠たちの手を渡ってきた名器です。オーケストラはメキシコが誇る俊英ミゲル・プリエト率いるミネリア交響楽団。
 フィリップ・クイントはロシア出身の若きヴァイオリニスト。モスクワ音楽院でアンドレイ・コルサコフに学び、9 歳にしてコルサコフのオーケストラでソロ・ヴァイリニストとしてデビュー。その後ジュリアード音楽院へ進学。ドロシー・ディレイ、チョーリャン・リン、川崎雅夫に師事した他、I. パールマンやA. スタインハートにも師事。2001 年に発売したデビューCD がグラミー賞にノミネートされ、一躍注目を集めます。2010 年よりストラディヴァリウス協会より貸与された“ルビー” を使用。現在はアメリカを中心に世界的活動の幅を広げています。近年はシカゴ響、ベルリン・フィルなど著名なオーケストラと数々共演し、今後ますます期待される若手注目のヴィルトゥオーゾです。

このアルバムのプロモーションDVD
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=pTBbGE5iBEE



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CHALLENGE CLASSICS



CC 72714
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
ガフィガンによるプロコフィエフ第2弾は
 交響曲第6&7番

  プロコフィエフ:
   (1)交響曲第6番 変ホ短調Op.111
   (2)交響曲第7番 嬰ハ短調Op.131「青春」
ジェイムズ・ガフィガン(指揮)
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
 快活で溌剌としたリズム感!ガフィガンによるプロコフィエフ第2弾は交響曲第6&7番!

 録音:(1)2015年6月8-10日、(2)2012年10月29-31 日/MCOスタジオ5(ヒルフェルスム)/DSD、マルチチャンネル、72’ 53”

 SACD ハイブリッド盤。
 ルツェルン交響楽団の首席指揮者を務めるかたわら、世界中のオーケストラに客演して注目されるアメリカの若手ジェイムズ・ガフィガン。CHALLENGE CLASSICS レーベルからのプロコフィエフ第2 弾は交響曲第6 & 7 番です。
 交響曲第6 番 変ホ短調Op.111 は3 つの楽章(第1 楽章−アレグロ・モデラート、第2 楽章−ラルゴ、第3 楽章−ヴィヴァーチェ)からなります。第2 楽章は哀愁に満ちたロシア的な旋律を使用しているのに対し、フィナーレはまるでハイドンを想わせる快速調の作品です。交響曲第7 番 嬰ハ短調Op.131 はプロコフィエフ自身「青春交響曲」と呼び、甘美な旋律とともにスタイルや書法も簡明な作品です。
 ガフィガンの演奏でまず驚かされるのは、溌剌としたリズム感です。プロコフィエフの音楽に最も必要なもので、作品をより魅力的に見せてくれます。本物のプロコフィエフ指揮者の出現と言えましょう。交響曲第3&4 番(原典版)を収録したディスク(CC 72584)とあわせてお楽しみください。


旧譜
ガフィガンのプロコフィエフ第1弾

CC 72584
(SACD HYBRID)
\2600
ガフィガンの真骨頂。
 こんなにリズミカルなプロコフィエフがあったとは!

  プロコフィエフ:
   (1)交響曲第3番ハ短調Op.44
   (2)交響曲第4番ハ長調Op.47(原典版)
ジェイムズ・ガフィガン(指揮)
オランダ放送フィル
 録音:2013年11月5-6日①、2014年5月6-8 日②/MCOスタジオ5(ヒルフェルスム)/multichannel、57’ 42”

 SACD ハイブリッド盤。ルツェルン交響楽団の首席指揮者を務めるかたわら、世界中のオーケストラに客演して注目されるアメリカの若手ジェイムズ・ガフィガンが、プロコフィエフの交響曲に挑戦しました。
 プロコフィエフの交響曲第3 番は1928 年の作で、歌劇「炎の天使」の素材が用いられています。プロコフィエフの魅力が最もあふれるアヴァンギャルド時代のもので、さながら今日のパンクロックのような過激さと生命力に満ちています。2 年後の交響曲第4 番は、ストラヴィンスキーの「詩篇交響曲」、ルーセルの交響曲第4 番、ヒンデミットの「弦楽と金管のための協奏音楽」とともにボストン交響楽団50 周年記念として委嘱された作品。バレエ音楽「放蕩息子」の素材が用いられていますが、交響曲第3 番のような過激さが大分薄れてシンプルな印象を受けますが、当時「プロコフィエフ調」を期待していた聴衆をがっかりさせたといいます。そのためソ連帰国後の1947 年に大改訂を施し、25 分のものを40 分の大作にしてOp.112 という番号を与えました。今日演奏されるのは改訂版が多いですが、オリジナル版はモーツァルトを思わす煌めきと簡潔さで、はるかに新鮮と言えます。
 ガフィガンの演奏でまず驚かされるのは、はつらつとしたリズム感。プロコフィエフの音楽に最も必要なもので、作品をより魅力的に見せてくれます。本物ののプロコフィエフ指揮者の出現で、他の作品も非常に待ち遠しい限り。
 ジェイムズ・ガフィガンは1979 年生まれ。2004 年のショルティ国際指揮コンクールで優勝したのを皮切りに、世界の名だたるオーケストラと演奏。2011 年には「ボエーム」でウィーン国立歌劇場デビュー、その後も「ドン・ジョヴァンニ」で再登場、さらにグラインドボーンでも指揮するなど、オペラでも世界にその名を着実に広めています。

旧譜
ジェームズ・ガフィガン、ルツェルン響を率いてのドヴォルザーク

仏HM
HMC 902188
\2700
ジェームズ・ガフィガン&ルツェルン響
 ドヴォルザーク(1841-1904):
  1-4. 交響曲第6番 ニ長調 op.60 B112
  5-9. 組曲「アメリカ」 イ長調 op.98B B190
   (原曲:ピアノ独奏曲/作曲者自身による管弦楽編曲)
ジェームズ・ガフィガン(指揮)
ルツェルン交響楽団
 若手注目指揮者、ジェームズ・ガフィガン、ルツェルン響を率いてのドヴォルザークの登場

 アメリカの若手指揮者ジェームズ・ガフィガン。ルツェルン交響楽団とのHMF 第2 弾は、ドヴォルザーク。ブラームスやベートーヴェンの影響も強く感じられる、ロマン色濃厚な第6 番。ガフィガン率いるルツェルン響の面々の活き活きとした表情が印象的な好演。第3 楽章のフリアントの激しいリズムもきまっています。
 組曲「アメリカ」はもとはピアノ作品。「アメリカ」という副題は最近になってつけられたものです。1894 年春に作曲され、翌年、ドヴォルザークが祖国に戻る直前に管弦楽用に編曲されました。アメリカ先住民とアフリカ系アメリカの音楽といった素材を、ボヘミアのアクセントで巧みに味付けし、非常に親しみやすい組曲となっています。
 ルツェルン交響楽団は、1806 年に創立されたスイス最古のオーケストラ。現代音楽演奏でも非常に高い評価を得ており、これまでにもグバイドゥーリナやシチェドリン、ファジル・サイ、デュサパンやダルバヴィー、リームなどに作品を委嘱して演奏もしています。
 ジェームズ・ガフィガンは、1979 年生まれのアメリカの指揮者。2004 年のショルティ国際指揮コンクールで優勝したのを皮切りに、世界の名だたるオーケストラと演奏、2011/12 のシーズンからルツェルン交響楽団の首席指揮者、およびオランダ放送フィルや、ケルン・ギュルツェニヒ管などで首席客演指揮者を務めています。2011/12 には「ラ・ボエーム」でウィーン国立歌劇場デビュー、その後も「ドン・ジョヴァンニ」(2012/13) で再登場、さらにグラインドボーンでも指揮するなど、オケ作品のみならずオペラ作品でも世界にその名を着実に広めています。リームの作品集(HMC 902153)でも高い評価を得ており、緻密な指揮ぶりが光ります。


 

CC 72707
(SACD HYBRID)
\2600
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
 (1)ピアノ・ソナタ第3 番 ハ長調 Op.2-3 
 (2)ピアノ・ソナタ第23 番 ヘ短調 Op.57「熱情」
 (3)ピアノ・ソナタ第30 番 ホ長調 Op.109
アンジェラ・ブラウンリッジ(ピアノ)
 円熟のアンジェラ・ブラウンリッジが満を持してベートーヴェンを録音!

 セッション録音:2015年10月7&8日/ウエストフェスト教会(スキーダム)/DSD、マルチチャンネル71’ 34”

 SACD ハイブリッド盤。
 ソロモン、ラフマニノフ、チェルカスキー、ボレットなどを彷彿とさせるイギリスを代表するピアニスト、アンジェラ・ブラウンリッジがCHALLENGE CLASSICS レーベルよりベートーヴェンをリリースします。
 収録作品は初期・中期・後期からそれぞれ1 曲ずつ、第3 番 ハ長調、第23 番「熱情」、第30 番 ホ長調が収録されました。
 神童ピアニストとしてデビューし10 代にしてイギリス国内外で活躍したブラウンリッジは天性の才能で幅広いレパートリーを弾きこなし録音も高い評価を得てきました。ここに聴くベートーヴェンは円熟の極みとも言える内容で、独特なタッチと語り口で独自のベートーヴェンを披露しております。




MIRARE

MIR 302
\2700→\2490
リチェルカール・コンソート
 ビーバー、シュメルツァー、ポリエッティ、ケルル作品集〜
  標題音楽と幻想様式

   ビーバー:
   5声のセレナード*、4声の嘆きのバレット、
   ソナタ6番、戦い
  シュメルツァー:
   ソナタ・レプレゼンタティヴァ、
   ヴィオールとヴィオラのためのソナタ、
   古いアリアによるセレナータ
  アレッサンドロ・ポリエッティ:
   「 ハンガリーの反乱」によるトッカッティーナ
  ケルル:
   シュタイアーの羊飼い、ソナタA.3.ex.G.B mol **
リチェルカール・コンソート
ソフィー・ジェント、トゥオモ・スニ(ヴァイオリン)
フィリップ・ピエルロ
 (バス・ド・ヴィオール、ヴィオール・アルト)
上村かおり、ライナー・ツィパーリング
 (バス・ド・ヴィオール)
フランク・コピーテルス(ヴィオローネ)
マウデ・グラットン(クラヴサン)
ジュリアン・ウォルフス(オルガン・クラヴサン)
マティアス・フィーヴェク(バス)*
サラ・クイケン(ヴァイオリン)**
フレデリック・ヒルデブランド(ヴィオール)**
サンネ・デプレッテーレ(ヴィオローネ)**
 リチェルカール・コンソートによるバロック音楽を彩る2つの「模倣」が詰まったアルバム

 録音:2014年12 月/79' 00

 三十年戦争の後、音楽によってその威光を示そうとしたハプスブルグ家の野望は、ビーバー、シュメルツァー、ポリエッティ、ケルルを始めとする多くの才能ある音楽家の登場を促しました。
 このCD にはそんな彼らの2 つの意味での「模倣の音楽」が収録されています。
 1 つ目の意味での「模倣」は、「描写」としての音楽。バロック時代は「描写音楽」が花開いた時代でした。彼らの「描写音楽」は謝肉祭の期間に、自然の音や日常に溢れる音を描写して人々を楽しませ、謝肉祭の中で大きな位置を占めていました。ビーバーの「5 声のセレナード」は、2 本のヴァイオリン、3 本のヴィオール、クラヴサンに加えて4 楽章「アリア」にのみ夜警役のバスが出てくる作品。リュートを思わせるピチカートの伴奏の上で「皆さん聴いてくれ 鐘が9 時(10 時)を告げた 火に気をつけて、よく気をつけて 父なる神とわれらが優しき乙女をたたえなさい(今谷和徳訳)」と歌います。「戦い」の描写も沢山の作曲家が挑んだテーマ。このCD ではポリエッティの「『ハンガリーの反乱』によるトッカッティーナ」とビーバーの「戦い」がおさめられています。
 ポリエッティはオスマン帝国との第二次ウィーン包囲の際のハンガリー反乱に題材をとり、チェンバロのソロで馬のギャロップを表しています。ビーバーの「戦い」は太鼓や大砲の音を模倣するために弦に紙を挟んで共鳴させたり、楽器の胴を叩いたり、はたまた指板に打ち付けるようなピチカート(20 世紀になってから「バルトーク・ピチカート」として使われるようになる現代奏法!)の使用など、現代音楽顔負けの特殊奏法のオンパレードです。
 2 つ目の模倣は「対位法技術としての模倣」。ビーバー、シュメルツァー、ポリエッティ、ケルルが生きた時代の神聖ローマ帝国の皇帝、レオポルト1 世は音楽を愛好し、対位法にも秀で、自身でも作曲していたと伝えられています。ある声部の主要な楽想を他の声部が模倣する模倣対位法のスタイルを好んだ皇帝のために、彼らは洗練された書法のソナタを書きました。
 当時「ヨーロッパ1 のヴァイオリニスト」と称されたシュメルツァーを始めとする彼らのソナタを聴いていると、1 つのメロディが様々な楽器に受け渡され、まるで楽器同士が対話しているような様子を聴くことができます。
 ジャケット写真には、歌川広重の『桃花燕子』( 江戸時代 天保3 年/1832)が使用されています。




RFP

RFP 011
(2CD)
\3200→\2890
ヴィム・ヘンデリクス:管弦楽作品集
 エド・デ・ワールト(指揮)交響曲1番「世界の果てで」

 Disc 1
  (1)交響曲1番「世界の果てで」
  (2)オーボエ協奏曲「エンプティマインドI」〜
   オーボエ、管弦楽、エレクトロニクスのための〜
 Disc 2
  (3)グルーヴ!〜打楽器とオーケストラのための〜
  (4)エンプティマインドI〜
   オーボエとエレクトロニクスのための〜
ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管
(1)エド・デ・ワールト(指揮)
(2)(3)マーティン・ブラビンス(指揮)
ピート・ヴァン・ボックスタル(オーボエ)
ピーターヤン・ヴランクス(打楽器)
ヨリット・タミンガ(エレクトロニクス)
 ベルギーの作曲家、ヴィム・ヘンデリクスの管弦楽作品集。デ・ワールト、ブラビンスの指揮でロイヤル・フランダース・フィルが送る、色彩感と立体感溢れる音宇宙

 録音:(1)(2)(3)2015 年6 月9 日-12 日/コンセルトヘボウ、(4)2014 年3 月21 日/アントワープ/ディジパック仕様

 1962 年ベルギー生まれの作曲家、ヴィム・ヘンデリクスの管弦楽作品集。打楽器奏者としてキャリアをスタートさせた彼の音楽は打楽器の表情豊かな音色と、疾走感溢れるスピード感が魅力的で、作品が数々のオーケストラで取り上げられるなど注目を集めています。
 ベルギー国立管弦楽団のために書かれた交響曲1 番「世界の果てで」は、それぞれの楽章が現代彫刻家アニッシュ・カプーアの作品に発想を得ています。
 音の建築である交響曲と、視覚的な構造の芸術であるオブジェ、彫刻との関連に着目した興味深い作品です。「エンプティマインドⅠ」は、オーボエ協奏曲版とオーボエとエレクトロニクスのものと2 つのヴァージョンがあり、このディスクでは両方を収録。繊細でシンプルな抽象画で知られるアメリカの現代画家、アグニス・マーティンの絵に現れる「虚空」の感覚が創作の源泉になったといいます。
 どことなく物哀しいオーボエの音色とそれを繊細に包み込む管弦楽/エレクトロニクスが、聴き手に東洋思想にも通じるような「虚空」を感じさせます。
 打楽器とオーケストラのための「グルーヴ!」は、それまでの2 曲とは一風変わって、東洋やアフリカなど非西洋の音楽素材を取り入れたエキゾチシズム漂う作品。突き上げるような原色のエネルギーに飲み込まれます。
 ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団は、これまでにヘンデリクスの作品を多数録音しているオーケストラ。ソリストのピート・ヴァン・ボックスタル、ピーターヤン・ヴランクスの鮮やかな演奏にも注目です。




FRA BERNARDO


FB 1603721
\2500
ブイヤベース 〜 フランスのカンタータとシャンソン
 ジャケ・ド・ラ・ゲール:カンタータとサンフォニー
 ド・ヴィゼー:前奏曲
 ブラヴェ:
  フルート・ソナタ第3番(ソナタ集第3巻 Op.3 より)
 ラモー:聖ルイの祭日のためのカンタータ
 作曲者不詳:フランスの伝統的なシャンソン
アンサンブル392
 〔マリー=ソフィー・ポラック(ソプラノ)、
  ジュリア・ストッカー(トラヴェルソ)、
  ヨハネス・エッツブルガー(テオルボ)、
  ティツィアン・ナエフ(チェンバロ)〕
 アンサンブル392 デビュー!18世紀フランスのカンタータとシャンソンを歌う

 フランス・バロック・オペラのピッチ 「A=392」にちなんで名付けられたアンサンブル392は、17世紀〜18世紀のフランス音楽を専門とする、2011年創立の若きアンサンブル。
 イタリアのカンタータの影響を受けて発展していった18世紀フランスの音楽を、カンタータとシャンソンを交えて探求する好企画。

 録音:2014年3月、トロッシンゲン音楽大学(ドイツ)




LE CHANT DE LINOS


CL 1282
【旧譜】
\2500
モンテカルロフィルのホルン奏者や
 音楽院教授などの精鋭が集まるアンサンブル

  ロッシーニ:
   木管五重奏のためのソナタ第1番、第4番、第6番
  アルニテミツ:二つの旅
  アルマンド・ギドーニ:
   スウィンギング・カウンターポイント
イスタンブール木管五重奏
 〔シベル・クムル=ペンセル(フルート)、
 アイシェギュル・キルマノギュル
  (クラリネット)、
 アルテュール・メンラス(ファゴット)、
 パトリック・ペイニエ(ホルン)
 モンテカルロフィルのホルン奏者や音楽院教授などの精鋭が集まるアンサンブル。繊細な演奏に惹かれる。
 

CL 1170
【旧譜】
\2500
ミュージック・フォー・ア・ワイル 〜
 ア・カペラのための作品集

  パーセル:ミュージック・フォー・ア・ワイル/
  ブリテン:聖母讃歌、聖チェチーリア讃歌/
  グラス:都市の動脈/スタンフォード:青い鳥/
  マントゥヤルヴィ:倍のまた倍、苦しめもがけ/他
クイント・エ・サンス
 クイント・エ・サンスはフランスのトゥールーズで1999年に創設されたア・カペラ・アンサンブル。翳りの無い透き通るア・カペラに聴き入る。

 2010年10月25&29の録音。
 

CL 1059
【旧譜】
\2500
フルートとクラリネットのための協奏曲
 ダンツィ:フルートとクラリネットのための協奏曲
 フランセ:
  フルートとクラリネット、オーケストラのための協奏曲
 サーヴェル:
  フルート、クラリネット、パーカッションと
   オーケストラのための協奏曲
 コダリ:オーケストラのための組曲
シベル・クムル=ペンセル(フルート)
アイシェギュル・キルマギュル(クラリネット)
ナージ・エズギュチ(指揮)
 ニース国際音楽アカデミーの教授を務める2人の協奏曲。濃厚な音色のクラリネットと軽やかなフルートがベストマッチ。

 2010年2月の録音。
 

CL 1061
【旧譜】
\2500
ヴァイオリンとハープのためのフランス音楽作品集
 ピエルネ:幻想即興曲/
 フォーレ:無言歌集/
 ラロ:ギタール/
 サン=サーンス:幻想曲/
 マスネ:タイスの瞑想曲/
 ラヴェル:ハバネラ/
 ドビュッシー:小舟にて/
 ダマーズ:ヴァイオリンとハープのためのソナタ
ジャン=ピエール・ヴァレーズ(ヴァイオリン)
ブノワ・ウェリー(ハープ)
 ジャン=ピエール・ヴァレーズは、パリ室内管弦楽団の創設者であり、オーケストラ・アンサンブル金沢のプリンシパル・ゲスト・コンダクターとしても活躍したフランスの名ヴァイオリニスト。
 

CL 1394
(CD+DVD-PAL/
特別価格)
【旧譜】
\3800
ベルギーの作曲家ジャック=アルフォンス・ド・ゼーガン。
 美しいオラトリオを音と映像で。

  ジャック=アルフォンス・ド・ゼーガン:
   オラトリオ 《救いの神秘》
ブノワ・フロマンジェ(指揮)
ブカレスト交響楽団、他
 ベルギーの作曲家ジャック=アルフォンス・ド・ゼーガン。美しいオラトリオを音と映像で。

 2013年3月の録音。

 ※DVD-PALは、PAL方式のため対応するプレーヤー、TVでのみ再生可能です。予めご了承ください。




VIVAT



VIVAT 112
\2400→\2190
世界トップクラスの名歌手たちによる
 歌曲の100年 Vol.1 〜 1810年−1820年
 シューベルト:
  花の手紙 D.622、夏の夜 D.289、日々の歌 D.533、
  月に寄す D.193、子供時代の喜び D.455、
  子守歌 D.304、郷愁 D.456、至福 D.433/
 ソル:
  恋の牢獄に、女ってもんとギターの弦にゃ、
  私の目はついうっかりと/
 ベートーヴェン:
  悲しみの喜び Op.83-1、憧れ Op.83-2、
  花模様の付いたリボンに添えて Op.83-3/
 ドミニク・ファブリ・ガラ:オルタンスへの不満/
 ゲーユ:ボレロ/
 トマーシェク:
  恋する人のそばに、遠く離れた人に、
  羊飼いの嘆きの歌、憩いなき恋/
 ヴィオッティ:スタンコ・ディ・パルコラル、愛を奪い/
 ベートーヴェン:星きらめく夕べの歌 WoO.150/
 ウェーバー:人生への別れ Op.41-2/
 シューベルト:
  墓 D.569、漁師 D.225、初めての失恋 D.226、
  月に寄す D.259、さすらい人の夜の歌 D.224、
  憩いのない愛 D.138、ガニュメート D.554、
  愛の神を買うのは誰か? D.261
ミヒャエル・シャーデ(テノール)
ローナ・アンダーソン(ソプラノ)
シルヴィア・シュヴァルツ(ソプラノ)
アン・マレー(メゾ・ソプラノ)
フローリアン・ベッシュ(バリトン)
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
 1810年〜1910年に誕生した歌曲のアンソロジー!豪華歌手陣による「歌曲の100年」がスタート!

 キングズ・コンソートの自主レーベル"ヴィヴァット(VIVAT)"から、1810年から1910年までの一世紀における歌曲の歴史を、10年ごとの区切りでたどるという壮大な新プロジェクト「歌曲の100年」がスタート!シリーズの幕開けとなる第1巻は「1810年〜1820年」の10年間!
 「1810年〜1820年」に作曲されたヨーロッパ各地の歌曲、シューベルト、ソル、ベートーヴェン、トマーシェクなどの作品を収録した第1巻。
 世界トップクラスの名歌手たちと、イギリスの名ピアニスト、マルコム・マルティヌーが監修する優れたコンセプトとのコラボレーションによる歌曲のアンソロジー。歌曲王国イギリスならではの見事なプロジェクトにご期待下さい!

 ※録音:2014年11月−2015年6月、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、イギリス)



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NAXOS



8.578305
\1100
ホセ・セレブリエール(指揮)
 レオポルド・ストコフスキー:編曲集

 1.J.S.バッハ(1685-1750):トッカータとフーガ ニ短調 BWV565/
 2.チャイコフスキー(1840-1893):
   歌曲集 Op.73-6「かつてのように私はひとりに」/
 3.ワーグナー(1813-1883):楽劇「ラインの黄金」-
   第4場 ヴァルハラ城への神々の入場(H.ツンペ校訂)/
 4.J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV 1068 -
   第2曲 エール 「G線上のアリア」/
 5.ムソルグスキー(1839-1881):交響詩「禿山の一夜」/
 6.ストコフスキー:スラヴ伝承のクリスマス音楽/
 7.J.S.バッハ:羊は安らかに草をはむ/
 8.パーセル(1659-1695):歌劇「ダイドーとイニーアス」-
  ダイドーのラメント「私が地中に横たえられた時」/
 9.ボッケリーニ(1743-1805):メヌエット/
 10.J.S.バッハ:小フーガ ト短調 BWV578/
 11.ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」-
   第3幕「ワルキューレの騎行」
    ※すべてL.ストコフスキーによる管弦楽編曲
ティモシー・ウォルデン(チェロ)…8/
ボーンマス交響楽団/
ホセ・セレブリエール(指揮)
 1.9…8.572050 録音 2008年4月17-18日 /2.5.6…8.557645 録音 2004年9月21-23日/3.11…8.570293 録音 2006年6月10.11日/4.7.8.10…8.557883 録音 2005年6月29.30日

 あの映画「ファンタジア」でも知られるアメリカの大指揮者レオポルド・ストコフスキー(1882-1977)。彼はまさに「オーケストラの魔術師」であり、その変幻自在なタクトから生み出される音楽は全ての人々を魅了したのです。
 多くの作品をアメリカ初演した彼は、レコーディングにもコンサートにも常に全力投球。時には私財を投げ打ってでも、20世紀のアメリカ音楽の発展に力を尽くしたのです。
 彼は、どうすればオーケストラが一番良く鳴るかを知っていたため、過去の作品も最大の効果があがるように自身で編曲することも厭いませんでした。
 これらの編曲作品は、とにかく派手にゴージャスに!をモットーにしており、他の指揮者が演奏しても、新鮮で刺激的なサウンドが生まれるように書かれています。
 ここでは名手セレブリエールの一連の録音から、ストコフスキーが編曲したものをセレクト。その真髄をたっぷりとお楽しみいただけます。




CARUS



83270
\2600→\2390
ラーデマン指揮/シュッツ:ヨハネ受難曲
 シュッツ:
  1. リタニア「主よ、憐みたまえ、キリストよ憐みたまえ」
  2. ヨハネ受難曲 SWV.481
  3. "Under Herr Jesus Christus in der Nacht,
      da er verraten ward" SWV.495
  4. "Ach herr, du Sohn Davids" SWV Anhang.2
   ※1と4が世界初録音と成ります。
ヤン・コボウ(福音史家:テノール) 
 ハリー・フォン・デア・カンプ(イエス:バス) 
 ウルリケ・ホーフバウアー(ソプラノ)
 マリー・ルイーゼ・ヴェルネブルク(ソプラノ) 
 リー・サンタナ(テオルボ) 
 フラウケ・ヘス(ヴィオローネ) 
 ルドガー・レミー(オルガン)
ハンス=クリストフ・ラーデマン指揮
ドレスデン室内合唱団
 世界初録音を含む、ラーデマン指揮 シュッツ:ヨハネ受難曲 
 2011年5月2-8日、2012年4月17-21日、ドレスデン、ラデベルグ”Zum Heiligen Namen Gottes"での録音。
 シュッツの録音全集を進める指揮者ラーデマンによる第13弾。
 「ルカ」:83253(#4009350 832534)、「マタイ」:83259(#4009350 832596)に続くシュッツの受難曲作品、最後の「ヨハネ」でも厳しい音楽へ高い集中力をもって質の高い音楽を私達に届けてくれています。
 

83286
(3SACD Hybrid)
\5400
フリーダー・ベルニウス指揮/バッハ:マタイ受難曲
 バッハ:マタイ受難曲 BWV.244
ハンナ・モリソン(ソプラノ) 
ソフィー・ハームセン(アルト) 
ティルマン・リヒディ(テノール、福音史家) 
ピーター・ハーヴェイ(バス) 
クリスティアン・イムラー(バス、イエス)
フリーダー・ベルニウス指揮
シュトゥットガルト室内合唱団
シュトゥットガルト・バロック・オーケストラ
 2015年3月10-14日 ドイツ、ゲニンゲン福音教会での録音
 3月に発売されたCD83285のハイブリッド・マルチチャンネルSACDです。
 このアルバムは全てのSACDとCDプレーヤーで聴く事が出来ます。
 装丁は単行本のような紙製のハードカバー。 形状は通常のCDタイプ(厚さは13mm)。限定盤です。お気を付けください。
 縦:12.5cm x 横:14.2cm
 

83288
\2600
フリーダー・ベルニウス指揮/レーガー:3つのモテット op.110
 レーガー:
  1. 3つのモテット(無伴奏合唱のための) op.110
  2. 聖金曜日のためのコラール・カンタータ「血潮したたる主の御頭」
   (ソリスト、合唱、オーボエ、ヴァイオリン、オルガンのための) WoO V/4 No.3
ザビーネ・ツィンツェル(メゾ・ソプラノ) 
ヨハネス・カルシュケ(テノール) 
ナタリー・シェー(ヴァイオリン)
アンネ・アンゲラー(オーボエ)
アンドレアス・ロートコップ(オルガン) 
フリーダー・ベルニウス指揮 
SWR シュトゥットガルト声楽アンサンブル
 2015年6月SWRスタジオ、2016年1月ルートヴィヒスブルク教会での録音
 複雑な音型の中にきらめく美しさや、懐かしさを感じるメロディーが現れては消え、神秘さを感じさせる難曲、「3つのモテット」をドイツ合唱界を牽引する名指揮者ベルニウスとSWRシュトゥットガルト声楽アンサンブルの名コンビが見事な演奏で聴かせてくれます。
 「血潮したたる主の御頭」のメロディはハンス・レオ・ハスラーが作曲したバッハのマタイ受難曲でおなじみのコラールによる美しく心洗われる18分弱のカンタータで、ギュンター・マセンカイル(Gunther Massenkeil)による校訂版(CARUS出版)を利用して演奏されています。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRAND SLAM



GS 2148
\2500→¥2290
驚愕の新事実とともに復刻!
 ワルターによるブルックナー交響曲第9番「原典版」

  ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調「原典版」
ブルーノ・ワルター(指揮)
コロンビア交響楽団
 驚愕の新事実とともに復刻!(2 トラック、38 センチ、オープンリーテープ使用)ワルターによるブルックナー交響曲第9番「原典版」

 録音:1959 年11 月16&18 日/アメリカン・リージョン・ホール(カリフォルニア)
 使用音源: Private archive (2 Track Reel to Reel Tape, 15 IPS)
 *おことわり:古いテープから復刻しておりますので、わずかな音揺れやノイズが含まれます。

 ワルターが最初にステレオ録音したブルックナーは、この第9 番でした。
 オーケストラはいつものコロンビア交響楽団ですが、何と実体はいつもの寄せ集めではなく、ある団体がそのまま録音スタジオに入って収録されました!
 その答えは、解説書にあります。(平林 直哉)



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キング・インターナショナル


全点初CD化。キングレコード秘蔵音源シリーズ2



KKC 4062
\2500→\2290
アルハンブラの思い出/マリア・ルイサ・アニードの芸術
 1. グラナダ(アルベニス/リョベート編)
 2. タンゴ(アルベニス/アニード編)
 3. アルハンブラの思い出(タレガ)
 4. 無窮動(リョベート)
 5. パストラール(田園曲)(ロドリーゴ/アニード編)
 6. 北の歌(アニード)
 7. コージャの行列(アニード)
 8. パラグアイ舞曲(バリオス)
 9. シチリアーノ(V.ガリレイ/アニード編)
 10. サルタレロ(V.ガリレイ/ドミンゴ・プラト編)
 11. 前奏曲〜「無伴奏チェロ組曲第1 番」より(バッハ/リョベート編)
 12. メヌエット〜「3 つの舞曲」より(ラモー/アニード編)
 13. サラバンド(ラモー/アニード編)
 14. 遥か彼方(レハニア)〜「郷愁の前奏曲集」より(アニード)【未発売曲】
マリア・ルイサ・アニード(ギター)
  好評にお応えして、キングレコード秘蔵音源シリーズ第2 弾の登場となりました。いずれも初CD 化。
 それどころか、宮沢明子による中田喜直の「ピアノ・ソナタ」は初めて日の目をみることになります。いずれもステレオ・セッションで、キングレコード60年代の正統派録音の醍醐味を味わえます。

 ロマンティックな情熱、完璧なテクニックで圧倒!“リョベートの高弟”伝説のギタリスト、アニードの芸術が復刻なる!

 録音:1963年1月10日、11日/文京公会堂 【エンジニア:菊田俊雄】/Stereo、46’ 21”

 マリア・ルイサ・アニード(1907-1996) は、スペイン・ギター界の巨星ミゲル・リョベート(1878-1938) に師事したアルゼンチンの伝説的名ギタリスト。その容姿とロマンティックな芸風で“ギター界の貴婦人” と呼ばれました。
 1954 年に初来日して評判になり、71 年まで4 回訪れていますが、63 年に再来日した折キングへ貴重な録音が遺されていました!
 おなじみアルベニス、タレガやバッハ、ラモーの名曲から、パラグアイのバリオス、大天文学者の父ヴィンチェンツォ・ガリレイの代表曲、さらには作曲家アニードとしての作品まで全14 曲、タレガ、リョベートの流儀を継いだ女流名ギタリストの遺産が詰まっているアルバムです。甘美で繊細かつ華麗な音色をみごと捉えきったキングの録音技術にもご注目ください。
 1963 年発売LP(SKJ-4)の初CD化。未発売曲1 曲含む。
 
KKC 4063
\2500→\2290
中田喜直ピアノ作品集/宮沢明子
 1. 組曲《時間》
 2. 組曲《光と影》
 3. ピアノ・ソナタ(1969)【未発売曲】
宮沢明子(ピアノ)
 中田喜直畢生の力作ピアノ・ソナタ。世界初録音にして唯一の録音がキングに宮沢明子演奏で遺されていた!!

 録音:1967年4月15日/Stereo、44’ 54”/キング音羽スタジオ【エンジニア:菊田俊雄】(1,2)、1969年1月18日/キング音羽スタジオ【エンジニア:山崎聖次】(3)

 宮沢明子は、桐朋学園大学・エール大学・ジュリアード音楽院出身、1963 年ジュネーヴ国際音楽コンクールで1 位なしの2 位受賞、1964 年ヴィオッティ国際音楽コンクール金賞第1 席受賞のキャリアをもつ名ピアニスト。彼女が、60 年代に中田喜直のピアノ曲、それも主要3 作品を録音していました!
 「夏の思い出」や「雪の降る街を」など歌曲・童謡に名作の多い中田喜直ですが、東京音楽学校(現・東京芸術大学)ピアノ科を卒業後、ピアニストを志し、豊増昇に師事していただけに、ピアノ作品は重要なレパートリー。とりわけ「ピアノ・ソナタ」は59 年に日本音楽コンクール2 位を受賞しながら、満足できずその後20 年をかけて書き直し69 年に完成をみた特別な思い入れのある作品です。3 曲とも中田は録音に宮沢明子を指名。期待にこたえた宮沢明子の弾きっぷりに中田は感嘆と称賛の言葉をライナーに寄せています。
 カプリング曲が決まらずLP未発売に終わっていた「ピアノ・ソナタ」音源は今回、世界で唯一の音盤として登場です。
 1967 年発売LP(SKR-1001)の初CD化。未発売音源(ピアノ・ソナタ)の初発売含む。
 


KKC 4064
\2500→\2290
エリーゼのために〜イエルク・デムス・ピアノ・リサイタル
 1. エリーゼのために(ベートーヴェン)
 2. 楽興の時 ヘ短調 作品94 の第3(シューベルト)
 3. 間奏曲 変ロ短調 作品117 の第2(ブラームス)
 4. 亜麻色の髪の乙女〜「前奏曲集」第1 巻より(ドビュッシー)
 5. 沈める寺〜「前奏曲集」第1 巻より(ドビュッシー)
 6. 子守歌 変ニ長調 作品57(ショパン)
 7. アラベスク ハ長調 作品18(シューマン)
 8. 子供の情景 作品15(シューマン)
イエルク・デムス(ピアノ)
 「粋で、繊細さと優雅さをたたえている。古都ウィーンの伝統の匂いがする」(野村光一)
 イエルク・デムス、全盛期30 代半ばのキング録音が初CD化!

 録音:1963年11月28日/イイノホール【エンジニア:菊田俊雄】/Stereo、48’ 13”

 1961 年の初来日以降、近年は毎年のように来日を重ねているウィーンの巨匠イエルク・デムス。50 年代にウェストミンスター・レーベルに数多くの名盤を遺し、グルダ、バドゥラ=スコダとともに“ウィーンの三羽烏” と呼ばれていたころ、1963 年に再来日した折のキングへの録音が初CD化されて登場します。
 その後の独奏曲全集録音でもわかる極めつけレパートリーのシューマン、ドビュッシーのほか、十八番のアンコールピース「エリーゼのために」などを収録。「粋で、繊細さと優雅さをたたえている。古都ウィーンの伝統の匂いがする」(野村光一)と評された、デムスが35 歳になる直前、ウィーンの香りも色濃く、感受性に富んでいた全盛期の名演をご堪能ください。
 1964 年発売LP(SLC-1293)の初CD化。




OPUS蔵

OPK 7076
\2500→\2290
クレメンス・クラウスが振るロマン派の作品。
 「真夏の夜の夢」「未完成」

 (1)メンデルスゾーン:真夏の夜の夢(抜粋)
  (1.序曲/2.スケルツォ/3.まだら模様のお蛇さん/
   4.間奏曲/5.夜想曲/6.結婚行進曲/
   7.道化師の踊り/8.終曲「ほのかな光」)
 (2)シューベルト:交響曲第8(7)番 ロ短調 D.759「未完成」
(1)クレメンス・クラウス (指揮)
 ウィーン交響楽団
 ダグマール・ヘルマン
 イローナ・スタイングルーバー(ソプラノ)
 ウィーン国立歌劇場合唱団
(2)クレメンス・クラウス(指揮)
 バンベルク交響楽団
 シュトラウス・ファミリーの録音で有名なクレメンス・クラウスが振るロマン派の作品。幽玄な「真夏の夜の夢」と切迫感の潜む「未完成」の演奏!

 録音:(1)1951年 (2)1950年/57’59
 使用原盤:VOX LP(メンデルスゾーン)、Amadeo LP(シューベルト)

 メンデルスゾーン「真夏の夜の夢」の音楽は、米ヴォックス(VOX)原盤ですが、第2次大戦中の1943 年にアメリカで創立されたVOX レーベルは、社長のジョージ・H・メンデルスゾーンが系図を遡ればドイツ・ロマン派の大作曲家フェリックス・メンデルスゾーンの遠縁にあたることもあって、クラウス自身、この録音を「ある日、メンデルスゾーンとおっしゃる方からのお電話です」と言われて「嬉しくなり、引き受けた仕事だった」とか。
 バンベルク交響楽団を指揮したシューベルトの交響曲第8(7)番ロ短調「未完成」(D.759)は、オーパス蔵から届いた資料によれば、1951 年にバイエルン放送局から放送された録音によるアマデオ原盤のCD 化というが、聴いてびっくり!この51 年録音の「未完成」が、同じCD の前半に収録されていたメンデルスゾーン「真夏の夜の夢」の指揮者と同じクラウスの録音だとは、まったく信じられぬほどの表現の凄絶さで、聴いている私の意識を揺さぶったのです。
 これがクラウスの「未完成」なのか、なにげなくはじまった感じの速めのテンポによる「未完成」の第1 楽章、だが曲がすすんでいくあいだに、何処かいつもと違う厳しい切迫感が潜むのに気がつきました。これは戦時の生死の危機感を体験した者にしかできぬ音楽の表現だったのではないかと。(ライナーノートより小林利之)
 
OPK 2115
\2500→\2290
盤を裏返したらまた同じ音楽が流れてきた!プレスのミスか?
 「英雄」の第1楽章提示部をSPで繰り返すとこうなります。
  恐らく繰返しを録音した最初のレコードでしょう。

   (1)ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調Op.55「英雄」
   (2)モーツァルト:歌劇「魔笛」序曲
   (3)マイアベーア:戴冠式行進曲−歌劇「預言者」より
   (4)ベートーヴェン:「エグモント」序曲
ウィレム メンゲルベルク(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
 (ニューヨーク・フィルハーモニック)
 盤を裏返したらまた同じ音楽が流れてきた!プレスのミスか?「英雄」の第1楽章提示部をSP で繰り返すとこうなります。
 恐らく繰返しを録音した最初のレコードでしょう。

 録音:(1)(2)(4)1930年、(3)1929年/原盤:SP

 メンゲルベルクを聴くなら後年のアムステルダム・コンセルトヘボウとのもの、一般的にはそう思われている。しかしながら、改めてこのディスクの演奏を聴くと、このニューヨーク時代も十分に個性的であり、完成度の高いものだということがわかる。音質に関しても、強いハム音が混入したりして、ばらつきのあるテレフンケン盤に比べれば、このアメリカ・ビクターの録音の方がずっと安定している。
 この「英雄」を最初にCD 化したのはBiddulph(WHL020、1994 年)だが、このレーベルは消滅してしまったので、このオーパス蔵盤はそれ以来の、信頼出来る復刻盤だ。
 久しぶりに耳にしたが、メンゲルベルクらしさがこれほどまでに刻印されているとは驚いた。テンポは常に揺れているが、テレフンケン盤のように不自然ではないし、フレーズの処理や、管楽器の音色(特徴的なのがトランペットの扱い)など、まさにメンゲルベルクそのものである。
 また、テレフンケン盤や同時期のライヴ録音よりも、ずっと若々しいのも魅力である。なお、この時代に第1 楽章の提示部が繰り返されているのは、非常に珍しい(この曲の反復を敢行した最初の録音?)。テレフンケン盤では反復は行われていない。(ライナーノートより)



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SPECTRUM SOUND



CDSMBA 014
(2CD)
\4000→\3690
ボベスコとレフコヴィチの秘蔵音源初CD化!
Disc 1
 (1)モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 変ロ長調 K.424
   ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)、フレディ・ルグラン(ヴィオラ)
   セッション録音:1961年3 月31 日/パリ
 (2)プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調 Op.94
   ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)、ジャック・ジェンティ(ピアノ)
   録音:1960 年1 月23 日/パリ
 (3)ラロ:スペイン交響曲 ニ短調 Op.21(第3楽章カット版)
   ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)、
   セルジュ・ボド(指揮)、フランス国立放送管弦楽団
   ライヴ録音:1960年2 月28 日/パリ
Disc 2
 (1)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108
   ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)、ジャック・ジェンティ(ピアノ)
   セッション録音:1957 年6 月20 日/パリ
 (2)ヘンデル(ハルヴォルセン編曲):パッサカリア
   ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)、フレディ・ルグラン(ヴィオラ)
   セッション録音:1961年3 月31 日/パリ
 (3)バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番 Sz.76
   アンリ・レフコヴィチ(ヴァイオリン)、エレーヌ・ボスキ(ピアノ)
   セッション録音:1961年12 月6 日/パリ
 (4)サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
   アンリ・レフコヴィチ(ヴァイオリン)、フランス国立放送管弦楽団(指揮者不詳)
   ライヴ録音:1959 年2 月23日/パリ
 (5)ホアキン・ニン:スペイン組曲、(6)パガニーニ:ラ・カンパネッラ、(7)パガニーニ:無窮動
   アンリ・レフコヴィチ(ヴァイオリン)、アンドレ・コラール(ピアノ)
   セッション録音:1956年12 月22日/パリ
 フランス国立視聴覚研究所音源提供。
 独特の芳香としなやかさにも溢れるボベスコとポーランド生まれのレフコヴィチの秘蔵音源初CD 化!
 平林直哉氏による日本語解説書付

 モノラル、日本語解説付/24bit/192kHz Digital Restoration&24bit Remastering from the original master tapes

 驚きのリリースを続けている、スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリーズ“Belle ame(ベルアーム)” の最新盤はローラ・ボベスコとポーランド生まれのアンリ・レフコヴィチの秘蔵音源、初CD 化です。ボベスコの全盛期の演奏がスペクトラムサウンドの丁寧な復刻で見事によみがえりました。
 「このディスクには1960 年初頭の演奏だが、音質はいずれも鮮明で、ボベスコの特徴が見事に捉えられている。(中略)明るく生き生きとしており、独特の芳香としなやかさにも溢れ、ずっと抱きしめていたくなるような演奏だ。ポーランド生まれのアンリ・レフコヴィチ(1919-1981)は第二次大戦前の頃にスペインに移り、特にバルセロナでは幅広く活躍したとされる。(中略)求心的でストレートな雰囲気がレフコヴィチの持ち味ではないだろうか。(中略)今回の発掘によって、レフコヴィチが正当に評価されるきっかけが来ると信じたい。」(ライナーノートより平林直哉)


<メジャー・レーベル>
  

SONY


8898530115-2
\2100
女王と国家のための音楽
【CD1】
 1) クラーク:『トランペット・ヴォランタリー』〜
  カール・デイヴィス(指揮)ロイヤル・リヴァプール・フィル,
 2) ホルスト:『祖国よ、我は汝に誓う』〜英国海兵隊軍楽隊,
 3) パリー:『エルサレム』〜
  リチャード・マーロウ(指揮)ケンブリッジ・トリニティー・カレッジ合唱団,
 4) エルガー:『愛の挨拶Op.12』〜ソル・ガベッタ(チェロ),
 5) ヘンリー・フランシス・ライト:『日暮れて四方は暗く』〜ラッセル・ワトソン(ヴォーカル),
 6) ロイ・ウィリアムソン:『スコットランドの花』〜英国海兵隊軍楽隊,
 7) エルガー:『朝の歌 Op.15-2』〜ニコラス・クレオバリー(指揮)ブリテン・シンフォニア,
 8) Trad:『ダニー・ボーイ』〜シャーロット・ジャコネッリ(ヴォーカル),
 9) ジェシー・アーヴァイン:『主は我が導師』〜ヴァード・シスターズ,
 10) エルガー:『威風堂々第4番』〜ダニエル・バレンボイム(指揮)ロンドン・フィル/
【CD2】
 リチャード・ロジャース:
  『人生ひとりではない』,
 2) Trad:『グリーンスリーヴズ』〜グライムソープ・コリアリー・UK・バンド,
 3) エルガー:『エニグマ変奏曲〜
   ニムロッド』〜ポール・ダニエル(指揮)ロンドン・フィル,
 4) ヘンリー・ラッセル:『洋上の生活』〜英国海兵隊軍楽隊,
 5) 『アメイジング・グレイス』〜ザ・プリースト,
 6) 『We'll Keep a Welcome』〜英国海兵隊軍楽隊,
 7) ウォルトン:『戴冠行進曲「王冠」』〜ライフガーズ軍楽隊,
 8) アーン:『ルール・ブリタニア』〜
  ニコラス・マギーガン(指揮)フィルハーモニア・バロック・オーケストラ&合唱団,
 9) エルガー:『威風堂々第1番』〜
  カール・デイヴィス(指揮)
  ロイヤル・リヴァプール・フィル &イギリス 陸軍王室ノルマンディ−軍楽隊,
 10) イギリス国家『女王(国王)陛下万歳』〜ドナルド・フレイザー(指揮)
 エリザベス女王90歳記念!
 最も長く最も愛されているエリザベス2世が、4月21日に90歳の誕生日を迎えます。
 イギリスでは、歴史の中で最も注目すべきイベントでもあります。イギリスで最も愛され、また祝祭時に演奏されている様々な作品ばかりが収録されてアルバムです。




RCA



8898531961-2
(3CD)
\3900→\3590
全曲盤の通常仕様での発売
 アーノンクール&ヨーロッパ室内管弦楽団
ガーシュウィン:歌劇「ポーギーとベス」/

 ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937):
  歌劇「ポーギーとベス」(全曲)
   原作:デュボース&ドロシー・ヘイワード
   台本:デュボース・ヘイワード、アイラ・ガーシュウィン
[配役]
 ポーギー: ジョナサン・レマル(バス・バリトン)、
 ベス: イサベル・カバトゥ(ソプラノ)、
 セリーナ: アンジェラ・ルネ・シンプソン(ソプラノ)
 スポーティン・ライフ: マイケル・フォレスト(テノール)、
 クラウン: グレッグ・ベイカー(バリトン)、
 クララ: ビビアーナ・ヌウォビロ(ソプラノ)
 マリア: ロバータ・アレクサンダー(ソプラノ)、
 ジェイク: ロドニー・クラーク(バリトン)、
 ミンゴ、ロビンス、ピーター、
 蟹売り: プレヴィン・ムーア(テノール)
 刑事、アーチデール、警官:
  デイヴィッド・マクシェイン(語り)
[演奏]
 アルノルト・シェーンベルク合唱団
 ヨーロッパ室内管弦楽団
 ジョージ・ダーデン(ピアノ)
 指揮:ニコラウス・アーノンクール
 2009年11月リリース『Gershwin: Porgy & Bess』(品番:8869759176- 2)の通常盤収録曲は同じで、付属のブックレットが44ページとなります。

 2009年6月29日、グラーツ。その時だれもが耳を疑った・・・・。
 最もあり得ない組み合わせ、アーノンクールのガーシュウィンアーノンクール80歳を記念して2009年にリリースされたガーシュウィン「ポーギーとベス」。全曲盤の通常仕様での発売です。

 アーノンクールとガーシュウィンという組み合わせは非常に意外なものでしたが、アーノンクールにとって「ポーギーとベス」は、子供のころ両親の家で楽譜やレコードを通じてそのメロディに親しんで以来、最も愛するオペラとなり、実際に自分が指揮することを長年にわたって夢見てきた作品でした。
 80歳の記念となった2009年夏、グラーツで自ら主宰するシュティリアルテ音楽祭において初めてこのオペラを取り上げた時のライヴ・レコーディングしたのが当アルバムです。これはまた、2008年ウィーンでのストラヴィンスキー「放蕩者のなりゆき」に続く、アーノンクールによる20世紀オペラの上演でもありました。アーノンクールが20世紀の音楽作品を取り上げることもきわめて珍しく、ほかには、バルトークの「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」「弦楽のためのディヴェルティメント」、ベルクのヴァイオリン協奏曲や歌曲「ワイン」くらいしかなく、その意味でも上演は大きな注目を集めました。

 20世紀オペラの革新作「ポーギーとベス」1935年に完成し、同年ボストンで初演された「ポーギーとベス」は、アメリカ南部の貧民街に住む黒人たちの生活を描いたデュボーズ・ヘイワードの小説『ポーギー』をもとに、ヘイワード自身と作曲者の兄アイラ・ガーシュインが台本を書いたもので、黒人霊歌の旋律やジャズの手法をふんだんに取り入れているという点で、オペラ史上に独自の地位を築いています。
 純情な黒人ポーギーは、ならず者クラウンの情婦ベスをかくまって以来恋仲となるのですが、ベスを取り戻しにきたクラウンと争ったすえに彼を刺殺してしまいます。ポーギーは警察に連行され、絶望したベスは麻薬売りの甘いことばに従ってニューヨーク行きの船に乗ってしまう。そして、釈放されたポーギーもベスの後を追ってニューヨークに旅立つというストーリー。全編親しみやすい旋律に彩られ、「サマータイム」「いつもそうとは決まってないさ」「ベス、おまえはおれの女だ」「おお、おれにはないものばかりだぞ」などの名曲揃い。

 充実のオール黒人キャストをそろえ、作品の核心に迫る解釈今回のアーノンクール盤では、ポーギーを歌うジョナサン・レムラウを筆頭に、マリアを歌う大御所のロバータ・アレキサンダーに至るまでオール黒人キャストを揃えています。また、ガーシュウィンのオリジナル版によっているのもアーノンクールならではのこだわりです。『グルダとともにモーツァルトにスイングを持ち込んだアーノンクールが、同じことをガーシュウィンで成し遂げたのだ。アーノンクールは、ガーシュウィンのスコアに色彩感やリリシズムをもたらすとともに、緊密に張り巡らされたライトモティーフをも明らかにしたのである』(ディ・ヴェルト紙)、『ヨーロッパ室内管の緊密なアンサンブルによって提示される作品の冒頭からしてすでに、音の色彩感が幾重にも重ねられていることが明らかにされ、ガーシュウィンのポリフォニー技法の見事さや新奇な和声が、同時代のヨーロッパの作曲家の最先端のモダニズムのみならず、1960年代のアヴァン・ギャルドな作曲家たちの技法に酷似したものであることが証明されたのである』(新チューリヒ新聞)など、その作品の核心に迫るアーノンクールの解釈が絶賛されています。
 1951年の同オペラ初録音(コロンビア)、完全全曲盤となった1970年代のマゼール/クリーヴランド盤(デッカ)とヒューストン・グランド・オペラ盤(RCA)、映像も作成された1980年代のラトル盤(EMI)などと並び、「ポーギー」上演史に残る鮮烈な録音といえるでしょう。

 [録音]2009年6月29日〜7月7日、グラーツ、ヘルムート=リスト・ハレでの演奏会形式上演のライヴ・レコーディング(2009年シュティリアルテ音楽祭)
 

8898531962-2
\1800
フローレンス・フォスター・ジェンキンス/迷唱、絶唱、人間の声の栄光????
映画『フローレンス・フォスター・ジェンキンス』のサウンドトラック

 ①モーツァルト:『夜の女王のアリア〜「魔笛」より』,
 ②③マックムーン:『音楽玉手箱』『鳥のように』,
 ④ドリーブ:『鐘の歌〜「ラクメ」より』,
 ⑤マックムーン:『セレナータ・メキシカーノ』,
 ⑥ダヴィッド:『かわいい鳥〜「ブラジルの真珠」』,
 ⑦J.S.バッハ:『ビアッシー〜前奏曲第16番による』,
 ⑧J.シュトラウス:『アデーレの笑いのアリア〜「こうもり」より』/
[ボーナストラック]
 ⑨〜⑫グノー:『ファウスト』〜
  「ヴァレンティアンのアリア」「宝石の歌」「清らかな住まい」「フィナーレの三重唱」/
 ⑬コスメ・マックムーンへのインタビュー
①〜⑧ フローレンス・フォスター・ジェンキンス(ソプラノ?),
コスメ・マックムーン(ピアノ)/
⑨〜⑫ ジェニー・ウィリアムズ(ソプラノ),
トーマス・バーンズ(バリトン)
 実在した伝説的の‘音痴な’オペラ歌手、フローレンス・フォスター・ジェンキンスをメリル・ストリープが、マネージャーで2人目の夫だったセント・クレア・ベイフィールド役をヒュー・グラントが好演する映画『Florence Foster Jenkins』。とにかく歌うことが大好き、でもとっても音痴な大金持ちの婦人、フローレンス・フォスター・ジェンキンス(メリル・ストリープ)。
 金の力を借りてNYでコンサートを開いたところ彼女の酷い歌声は評判となり連日満員。夫でマネージャーのセント・クレア・ベイフィールド(ヒュー・グラント)は世間からの嘲笑・評判を妻に隠し続けるものの、1944年、フローレンスがカーネギー・ホールの舞台に立つ機会を得た時、とうとう真実を語ることになる…という、実話にもとづいた物語です。
 今作はこの映画化にちなみ、これまで抱腹絶倒の迷盤として愛聴されてきたフローレンス・フォスター・ジェンキンス唯一のアルバム『The Glory (????) Of The Human Voice』(8888376600-2)をリパッケージして発売。オリジナルLP盤には収録されていなかった、ジェンキンス女史の専属ピアニストであったコスメ・マックムーンのインタビューも収録されています。映画の日本公開は未定。
 タイトル、ジャケットは異なりますが、2013年11月リリース『The Glory (????) Of The HumanVoice (Sony Classical Originals)』(8888376600- 2)と収録内容は同じです。
 [録音]1938年(①〜⑧), 録音年不詳(⑨〜⑫), 1954年(⑬)[モノラル]
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8898531717-2
\2600→\2390
セバスチャン・ボーレン/ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲, シューマン&フランセ
 1) ベートーヴェン:『ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61』,
 2) シューマン:『幻想曲 ハ長調 Op. 131』,
 3) フランセ:『ノットゥルナ(九重奏曲)』
  (原曲:モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲K.452)
セバスチャン・ボーレン(ヴァイオリン&指揮),
CHAARTS(室内オーケストラ)

 2014年発売のイグナツ・プレイエルのヴァイオリン協奏曲に続く、1987年生まれのスイスのヴァイオリニスト、セバスティアン・ボーエンによるソニー・クラシカルへの2枚目のアルバムです。
 今回は、2010年にチューリヒで結成された若き国際的音楽集団「CHAARTS」との共演によるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲とシューマンの幻想曲。録音は、スイスの古都シャフハウゼン近郊のムジークインゼル・ラインナウで招かれた聴衆を前に行なわれた4回のライヴから編集されたものです。ボーエンのソロは、最近の新鋭アーティストらの「斬新」「情熱」といった演奏とは一線を画したもので、確実な音型を保ちつつそこから発音される一音一音の美しさ、それらは和声の分析から発せられる新解釈であり、「創造的な衝動の相互交換によって、高い芸術性が確立された演奏」と、すでに高い評価を得ています。
 CHAARTSはスイスの名門チューリヒ・トーンハレ管、バーゼル響、スイス・ロマン管などのメンバーが結成した、指揮者を置かないモダン楽器による室内オーケストラですが、ベートーヴェンの「英雄」交響曲初演の際の人数により、ピリオド奏法を積極的に取り入れた演奏は、これら2曲から新鮮でフレッシュな響きを引き出しています。
 アンコール的にくわえられたフランセの「ノットゥルナ」は、原曲のモーツァルトの曲の管楽器パートはそのままに、ピアノのパートを弦楽五重奏置き換えたという編曲版です。

 【録音】2014年4月, スイス、ムジークインゼル・ラインナウ(デジタル:ライヴ)




ボーレン&CHAARTSによるシューマンのヴァイオリン協奏曲から。
https://www.youtube.com/watch?v=BUJhPooLUWs&feature=player_detailpage



セバスチャン・ボーレンによる世界初録音
イグナーツ・ヨゼフ・プレイエル『ヴァイオリン協奏曲』ニ長調

88843040932
\2600
セバスチャン・ボーレンによる世界初録音も
 イグナーツ・ヨゼフ・プレイエル(イニャス・プレイエル):作品集
  『交響曲ヘ長調Op.136』*
  『ヴァイオリン協奏曲ニ長調』**
 ヨハン・バプティスト・ヴァンハル(ヤン・クシュチテル・ヴァニュハル):
  『交響曲ト長調Bryan G8』*
    *世界初録音
    **クリティカル・エディションによる世界初録音
ルカ・ビッゾゼロ(指揮)
パドヴァ・ヴェネト管弦楽団,
セバスチャン・ボーレン(ヴァイオリン)
 プレイエル(1757-1831)はオーストリアで生まれ、フランスで作曲家・ピアノ制作者として活躍しました。
 作曲家としては多作で41の交響曲、70の弦楽四重奏曲と弦楽五重奏曲やオペラなど多くの作品を作曲しています。また実業家としても有名で、1795年にパリに移住。1797年に音楽出版会社設立。さらに1807年に、プレイエルはピアノ・メーカーとしての事業を開始しました。
 ヴァンハル(1739-1813)は、ボヘミア出身の作曲家。ヴァンハルは作曲家だけで生計をたてた最初の作曲家の一人で、需要に応じて大量の作曲を行わければならなかったため、73の交響曲、100の弦楽四重奏曲、95の宗教曲を残したといわれています。
 演奏は、隠れた作品の発掘に積極的に取り組んでいる指揮者ルカ・ビッゾゼロによる。1988年ルガーノ生まれの指揮者ビッゾゼロは、若いときよりピアノ、ホルン、チェロ、音楽学を学び、アルミン・ジョルダンの薦めで17才の時にオーケストラ「プロ・ムジカ」を設立。現在はロシアやイタリアを中心に、各地で客演しています。
 ここに収録された交響曲2曲は世界初録音。また1987年生まれのスイスのヴァイオリニスト、セバスティアン・ボーエンとの共演によるプレイエルのヴァイオリン協奏曲も、クリティカル・エディションによる世界初録音です。

 【録音】2014年7月, イタリア、オーディトリウム・チェーザレ・ポリーニ(デジタル:セッション)




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DHM



8887519466-2
\2600→\2390
カペラ・ガベッタ/ハプスブルク宮廷の音楽
 1) アントニオ・ヴィヴァルディ:『ヴァイオリン協奏曲 イ短調 RV 358
  (協奏曲集Op.9「ラ・チェトラ」Op.9より)』,
 2) アンジェロ・ラガッツィ:『4声のソナタ ト長調Op.1-8』,
 3) ヨーゼフ・ウムシュタット:『ヴァイオリン協奏曲第6番 変ロ長調』,
 4) ヨーゼフ・ティンマー:『5声の協奏曲 変ロ長調』,
 5) アンジェロ・ラガッツィ:『4声のソナタ ト長調Op.1-6』,
 6) ヨーゼフ・ウムシュタット:『ヴァイオリン協奏曲第5番 ハ長調』
アンドレアス・ガベッタ(ヴァイオリン、指揮)、
カペラ・ガベッタ(ピリオド楽器オーケストラ)

 ソル・ガベッタとその兄でバロック・ヴァイオリン奏者のアンドレアス・ガベッタによって創立された「カペラ・ガベッタ」による新録音は16世紀末から17世紀にかけてのオーストリア・ハプスブルク宮廷で演奏された音楽を収録したアルバムです。
 この時代のハプスブルク宮廷はイタリア音楽を積極的に取り入れました。初期の作品は、中世的な金管の響きと流麗な弦楽器の調べが融合したガブリエッリ風のものが多く作曲されましたが、バロック期にはヴィヴァルディを中心とした協奏的作品が数多く作曲されています。
 当アルバムに収録されたのはヴィヴァルディ以外は現在では馴染みのない作曲家の協奏的作品ですが、特にソロ・ヴァイオリンにテクニックが重視されているのに注目です。
 アンドレス・ガベッタは、スイス・バロック・ソロイスツのリーダーなどを務め、バロック音楽への自発的で開放的なアプローチと驚くべき技巧で、非常に高い評価を得ている奏者です。
 彼のために集まったヨーロッパの優秀なピリオド楽器奏者で結成されたアンサンブルが、フレッシュな感性だけでなく、叙情性、情熱的かつ知的な表現で、これらの作品を見事に復活させています。

 【録音】2015年7月, フランス、ゲブヴィレール、La Nef des Dominicains (デジタル:セッション)





ソル・ガベッタ/ヴィヴァルディ第1〜3弾

 ロマン派のすばらしい演奏が印象的なガベッタだが、このヴィヴァルディもすばらしい。
 上記で紹介したカペラ・ガベッタは彼女の古楽器に対する熱い思いが具現化されたものなのだろう。

 ヴィヴァルディのチェロ協奏曲第2弾のプロモーション・ビデオもどうぞ。
 https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=ZLkRzaOMlck


88697 131692
\2600
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集
 チェロ協奏曲へ長調RV.410
 チェロ協奏曲イ短調F.I-176, RV.356, P.1
  (協奏曲集Op.3「調和の霊感」より)
 チェロ協奏曲イ短調RV.418
 チェロ協奏曲変ロ短調RV.424
 チェロ協奏曲ト長調F.III-12, RV.413, P.120  
 チェロ協奏曲ハ短調F.III-1, RV4.01, P.434
 チェロ協奏曲へ短調F.I-25, RV.297, P.442「冬」
  (協奏曲集Op.8「和声と創意への試み」より)
ソル・ガベッタ(Vc)
イ・ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカ
録音:2007年5月11〜14日:Santa Vigilio, Col San Martino (Treviso)

8869793230-2
\2600
ソル・ガベッタ飛翔!
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集Vol.2

 ヴィヴァルディ:
  『チェロ協奏曲変ロ長調RV.423』
  『チェロ協奏曲ト短調RV.416』
  『チェロ協奏曲イ短調RV.420』『チェロ・ソナタ ト短調RV.42』/
 レオナルド・レオ:『チェロ協奏曲ニ長調』/
 ジョヴァンニ・プラッティ:『チェロ協奏曲ニ短調Op.657』
ソル・ガベッタ(Vc)
アンドレス・ガベッタ(指揮&Vn)
カペラ・ガベッタ(ピリオド楽器使用)
 叙情性と歌心あふれる知的な表現『ソル・ガベッタ/ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集Vol.2』は、兄の古楽器アンサンブルとの競演。
 2007年に発売された彼女の『ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集(88697131692, BVCC34163)』の続編となります。前回同様ソル・ガベッタは、自分のチェロに裸のガット弦へ張替え、バロック弓を使用していますが、今回のサポートを務めるのは兄であるアンドレス・ガベッタ。アンドレスはスイス・バロック・ソロイスツのリーダーなどを務めるバロック・ヴァイオリン奏者で、バロック音楽への自発的で開放的なアプローチと驚くべき妙技妥当性など、非常に高い評価を得ている奏者です。彼のために集まったヨーロッパの優秀なピリオド楽器奏者で結成されたアンサンブル「カペラ・ガベッタ」とガベッタ兄弟の掛け合いは、新鋭らしいフレッシュな感性だけでなく、叙情性と歌心あふれる情熱的かつ知的な表現いっぱいの魅力的なディスクに仕上がっています。
[録音] 2011年1月3〜6日 スイス


8869795350-2
\2600
ソル・ガベッタ/イル・プロジェット・ヴィヴァルディ3〜
 ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集Vol.3

  ヴィヴァルディ(1678-1741):
   『チェロ協奏曲イ短調RV.422』
   『2つのマンドリンのための協奏曲ハ長調RV.532
    (チェロとヴァイオリンのための協奏曲への編曲版)』
   『チェロ協奏曲ヘ長調RV.411』『チェロ協奏曲ニ長調RV.404』,
  ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(1697-1763):
   『チェロ協奏曲ハ長調』『チェロ協奏曲ハ短調』,
  フォルトゥナート・ケッレリ(1690-1757):『チェロ協奏曲ト長調』,
  アンドレア・ツァーニ(1696-1757):『チェロ協奏曲イ短調』
ソル・ガベッタ(Vc)
アンドレス・ガベッタ(指揮&Vn),
カペラ・ガベッタ(ピリオド楽器使用)
 モダン・チェロ奏者ながらピリオド楽器への野心を見せる、好評の『ソル・ガベッタ/ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集』シリーズ。2007年に発売された『Vol.1(88697131692, BVCC34163)』では、ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカとの共演。
 『Vol.2(88697932302)』では彼女の兄が率いる古楽器アンサンブルとの共演で、ヴィヴァルディのチェロ協奏曲2曲と、ガベッタ兄弟でチェロとヴァイオリンのための協奏曲風に編曲した「2つのマンドリンのための協奏曲」、ヴィヴァルディの作風に影響された18世紀初頭に活躍した3人のイタリアの作曲家によるチェロ協奏曲も収録。どの曲も速い楽章での細かいテクニック、緩徐楽章でのカンタービレなど、細部にまで神経の行き届いた新しいバロックのスタイルといえましょうこのアルバムでソルは、1759年のグァダニーニをガット弦仕様にしたものと1781年のガリアーノという2種類のチェロを使い分けています。
 兄でバロック・ヴァイオリン奏者のアンドレス・ガベッタは、スイス・バロック・ソロイスツのリーダーなどを務め、バロック音楽への自発的で開放的なアプローチと驚くべき妙技妥当性など、非常に高い評価を得ている奏者です。
 彼のために集まったヨーロッパの優秀なピリオド楽器奏者で結成されたアンサンブル「カペラ・ガベッタ」とガベッタ兄弟の掛け合いは、新鋭らしいフレッシュな感性だけでなく、叙情性と歌心あふれる情熱的かつ知的な表現いっぱいの魅力的なディスクに仕上がっています。
 【録音】2011年8月, 2013年3月, スイス、ラ・ショー=ド=フォン・音楽ホール[デジタル:セッション]





<国内盤> 


ACCENTUS MUSIC(LP)


KKC 1055
(LP)
\3500+税
アバドが愛奏するブルックナーの第1番が
 遂にLPでリリース!

  ブルックナー:
   交響曲第1番ハ短調 WAB101(ウィーン稿1891)
ルツェルン祝祭管弦楽団
クラウディオ・アバド(指揮)
 録音:2012 年8 月 ルツェルン音楽祭(ライヴ)/180g、50’08、日本語解説書付

 2012 年ルツェルン音楽祭での、アバドによるブルックナー交響曲第1番の演奏がLP で登場します。ブルックナーの交響曲は版の問題が複雑ですが、この第1番は大きく分けてリンツ稿とウィーン稿があります。
 ウィーン稿は作曲から25 年後(第8番第2稿より後)に作曲者自身によって改訂されており、ウィーン稿の響きは初期の作品というより、後期ロマン派を感じさせるものとなっています。
 アバドのブルックナーは第1,4,5,7,9 番と録音されていますが、ブルックナーの交響曲の中でも演奏される機会の少ないこの第1 番を好んで取り上げています。これまでの録音ではリンツ稿を主に使用していますが、今回はアバドが使用したのはウィーン稿。ウィーン稿でのブルックナーの第1番といえば、ヴァント&ケルン放響とシャイー&ベルリン放響などがありますが、今回のアバド&ルツェルン祝祭管の演奏は初期作品の活気ある雰囲気を残しつつも、後期の洗練されたオーケストレーションを堪能出来るウィーン稿の良さをより感じることができます。
 そして晩年のアバドらしい、良い意味で肩の力の抜け、感性がより研ぎ澄まされた演奏を聴かせてくれます。




<映像>


C MAJOR(映像)



73 5804
(Blu-ray)
\5800→\5390
ミラノ・スカラ座バレエ団
 「ドン・キホーテ」
指揮:アレクサンドル・ティトフ
演奏:ミラノ・スカラ座管弦楽団
出演:
 キトリ/ ドゥルシネア姫:ナタリア・オシポワ
 バジル:レオニード・サラファーノフ
 ドン・キホーテ:ジュゼッペ・コンテ
 サンチョ・パンサ:ジャンルカ・スキアヴォーニ
 ロレンツォ:マシュー・エンディコット
 ガマーシュ:リッカルド・マッシミ
 ミラノ・スカラ座バレエ団

73 5708
(DVD)
\4000→\3690
 ミラノの観客が熱狂した「ドン・キホーテ」ナタリア・オシポワとレオニード・サラファーノフの躍動感溢れる踊りカラフルな舞台装置&衣装にも注目!

 音楽:ルートヴィヒ・ミンクス/編曲:ジョン・ランチベリー/振付:ルドルフ・ヌレエフ/振付監督:メイナ・ギールグッド/
 装置:ラファエーレ・デル・サヴィオ/衣裳:アンナ・アンニ/衣装監督:イレネ・モンティ/照明:マルコ・フィリベック
 収録:2015 年ミラノ・スカラ座/映像監督:パトリツィア・カルミネ
 (Blu-ray)画面:16:9 HD、音声:DTS-HD MA 5.1、PCM ステレオ、120分
 (DVD)画面:16:9 NTSC、音声:DTS5.1、PCM ステレオ、120分

 イタリア屈指の芸術都市ミラノを拠点とするスカラ座バレエ団は、18 世紀の設立以来200 年以上に渡って世界最高峰の舞台を繰り広げてきました。
 2016 年9 月には、現在のミラノ・スカラ座の人気演目「ドン・キホーテ」を携え来日予定。本映像は、2015 年に上演された「ドン・キホーテ」の公演を収録したもの。
 2016 年は「ドン・キホーテ」の原作者ミゲル・デ・セルバンテスの没後400 年にあたり、ミラノ・スカラ座でも再上演が決まっている大成功の演目です。
 伝説のダンサーで振付師のルドルフ・ヌレエフが演出した古典バレエの中でも飛び切り楽しさと活気に溢れる「ドン・キホーテ」。床屋のバジルと町娘キトリの恋物語が、陽気に賑わうバルセロナの町で繰り広げられる活き活きとしたバレエです。
 ヌレエフ自身が優れたダンサーであったため、そのテクニックを存分に活かすような振付で見どころ満載の華やかな舞台。
 注目のダンサーは、キトリ役のナタリア・オシポワとハジル役のレオニード・サラファーノフのダイナミックな動き。そしてラファエーレ・デル・サヴィオとアンナ・アンニが手がけるカラフルで華やかな衣装・装置にも目を奪われます。
 充実した豪華なソリストたちと美しいコール・ド・バレエによるスカラ座ならではの贅沢な「ドン・キホーテ」を楽しむことができます。




EURO ARTS(映像)


20 75398
(DVD)
\3100
ユーディ&ヘプシバ・メニューイン
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216
   ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン&指揮)
   フランス国立放送室内管弦楽団
   収録:1967 年フランス国立放送スタジオ、パリ
   監督:クロード・ヴァンチュラ
 バルトーク:コントラスツSz.111
   ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
   ジェレミー・メニューイン(ピアノ)テア・キング(クラリネット)
 バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番Sz.75 より第3楽章
   ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)ヘプシバ・メニューイン(ピアノ)
 エネスコ:
  ヴァイオリン・ソナタ第3 番イ短調Op.25「ルーマニアの民俗様式で」より第1 楽章
   ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)ヘプシバ・メニューイン(ピアノ)
   収録:1972 年フランス国立放送スタジオ、パリ
   監督:ピエール・カヴァシラス
 メンデルスゾーン:厳格なる変奏曲ニ短調Op.54
   ヘプシバ・メニューイン(ピアノ)
   収録:1968 年フランス国立放送スタジオ、パリ
   監督:ジェラール・ヘルツォーク
 妹ヘプシバとの共演映像!

 画面:4:3 NTSC、音声:PCM デュアル・モノ、リージョン:ALL、71分

 20 世紀を代表するヴァイオリニスト、ユーディ・メニューインは2016 年に生誕100 年を迎えます。メニューインの妹でピアニストのヘプシバ・メニューインと録音したバルトークやエネスコ、そしてヘプシバの独奏でメンデルスゾーン:厳格なる変奏曲などを中心に収録したDVD です。
 ヘプシバは、両親からピアニストとしての活動を制限されており、兄との共演のみ許されていただけに録音の数は多くはありません。
 

20 73898
(DVD)
\2600
ユーディ・メニューイン
 ドキュメンタリー
  「世紀のヴァイオリン/The Violin The Century」
 モンサンジョンの名ドキュメンタリー!

 ブルーノ・モンサンジョン監督/1994年制作
 画面:4:3 NTSC、音声:PCM デュアル・モノ、言語:仏、英、字幕:仏、英、独、リージョン:ALL、115分

 1916 年ニューヨーク出身の20 世紀を代表するヴァイオリニスト、ユーディ・メニューイン。2016 年は彼の生誕100 年を記念して様々な音源が再リリースされています。
 このDVD は、以前ブルーノ・モンサンジョン・エディション、メニューイン編(20-75018) で発売されたBOX からの分売。
 メニューインは神童として8 歳でデビューし、その後は世界のトップ奏者として君臨。ソリストとしてだけではなく、指揮者として、さらにはイギリスとスイスに音楽学校を設立した教育者として、そして人権活動家としても活躍した20 世紀を代表する巨匠の一人です。
 モンサンジョンは自身もヴァイオリニストということもあり、非常に優れた音楽家の映像を撮っており、その手腕はメニューインの映像でも発揮されています。















3/31(木)紹介新譜


<国内盤> 


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BERLINER PHILHARMONIKER(ベルリン・フィル自主制作)



KKC 9151
(5CD+3Blu-ray)
\13000+税

サイモン・ラトル&ベルリン・フィル
 ベートーヴェン:交響曲全集
  (ベーレンライター版/ジョナサン・デル・マー校訂版)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル(指揮)

 CD1
  1-4.交響曲第1番ハ長調 Op.21 [24’42]
  5-8.交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』[49’09]
    録音:2015 年10月6&12日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
 CD2
  1-4.交響曲第2番ニ長調 Op.36 [30’51]
  5-8.交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』 [30’32]
    録音:2015 年10月7&13日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
 CD3
  1-4. 交響曲第4番変ロ長調 Op.60 [33’29]
  5-.8交響曲第7番イ長調 Op.92 [39’12]
    録音:2015 年10月3、9&15日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
 CD4
  1-5.交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』[42’36]
  6-9. 交響曲第8番ヘ長調 Op.93 [25’08]
    録音:2015 年10月8&14日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
 CD5
  1-5.交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』 [67’47]
    アンネッテ・ダッシュ(ソプラノ) エーファ・フォーゲル(アルト)
    クリスティアン・エルスナー(テノール) ディミトリー・イヴァシュシェンコ(バス)
    ベルリン放送合唱団、サイモン・ハルジー(合唱指揮)
    録音:2015 年10月10&16日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ) 

 BD1(ブルーレイディスク・オーディオ)
   このブルーレイ・ディスクには、上記全曲の音声トラックが収録されています。
    2.0PCM Stereo 24 bit/96kHz/5.1DTS-HD MA 24 bit/96kHz/収録時間:344分
 BD2(ブルーレイディスク・ビデオ)
  このブルーレイ・ディスクには、下記の曲のコンサート映像が収録されています。
   交響曲第1番、第3番『英雄』、第2番、第5番『運命』、第4番、第7番
 BD3(ブルーレイディスク・ビデオ)
  このブルーレイ・ディスクには、下記の曲のコンサート映像が収録されています。
   交響曲第8番、第6番『田園』、第9番『合唱』
    画面:Full HD 1080/60i 16:9/音声:2.0PCM Stereo、5.1DTS-HD Master Audio
    リージョン:All/収録時間:397分


 【ボーナス】(日本語字幕付)
  ドキュメンタリー『ベートーヴェンと生きる』
  (2015年秋、ベルリンにおける ベートーヴェン・ツィクルスの舞台裏)(45分)
  インタビュー『ラトル、ベートーヴェンの交響曲を語る』(49 分)
 2015年10月にベルリンで収録されたばかりのベートーヴェン交響曲全曲ツィクルス来日公演を目前に遂にリリース。ラトルとベルリン・フィルの集大成がここに!

 24bit/192kHz 録音

 ★初回特典★ 5 枚1組のベルリン・フィル特製ポストカードが封入されています。
  ダウンロード・コード
  このブルーレイ・ディスクには、上記全曲のハイレゾ音源(24bit/192kHz)をダウンロードするためのURLとそのパスワードが封入されています。
 デジタル・コンサートホール
  ベルリン・フィルの映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」を7日間無料視聴できるチケット・コードが封入されています。

 カバー・イメージ:イサ・ゲンツケン《Fenster》1990

 来日公演を目前に控えたベルリン・フィル&ラトルの大注目の新譜。
 2015 年10 月に本拠地ベルリンのフィルハーモニーで行われたベートーヴェン・ツィクルスが5CD+3BD ボックスで発売となります。
 ラトルは2008 年にベルリン・フィルとベートーヴェン交響曲全9 曲を演奏しているので、同コンビでは今回が2 回目。ベルリン・フィルは、2015 年10 月にベルリンで2 回、11 月にパリ、ウィーン、ニューヨークでベートーヴェン・ツィクルスを行い、2016 年5 月には東京にやってきます。
 指揮者として勝負の曲を任期後半の今もってきたことに、ラトルの並々ならぬ意欲と決意が感じられます。
 ラトルはウィーン・フィルとベートーヴェン全曲録音(2002 年)を行っており、20 世紀後半に発表されたベーレンライター社によるジョナサン・デル・マー校訂版を用い、そこにラトルらしい解釈を加えた新しいベートーヴェン像として当時話題になりました。
 本演奏でも同様の版を使っていますが、ラトルの鋭く攻め入るスタイルそして一音一音を大切にする緻密な指揮ぶり、それにベルリン・フィルの重量級の表現が反映され、ベルリン・フィルの持つ音楽的パワーを実感する推進力に満ちた演奏を繰り広げています。
 解説書には、校訂者ジョナサン・デル・マーがベーレンライターについて語った文章も挿入されており、ラトルとの興味深い会話なども書かれており、ベートーヴェンの音楽、ラトルの演奏をより理解することができます。
 本セットには、CD5 枚と、ブルーレイ3 枚が収められています。ブルーレイは高音質の音声トラックのみを収録したオーディオ盤、コンサートの模様を収録した映像盤に分かれており、さらにベルリンでのツィクルスを追ったドキュメンタリー、ラトルがベートーヴェンについて語ったイントロダクションも収められています。
 首席指揮者・芸術監督就任以来ラトルがベルリン・フィルと培ってきた「音楽」を存分に堪能できる内容となっています。







マイナー・レーベル新譜


CENTAUR



CRC 3475
\2400→\2190
アメリカの風景
 ピアノ版"ロデオ"、"星条旗よ永遠なれ"!


 コープランド:4つのピアノ・ブルースより
  第3曲「黙りと感覚」、
  《ロデオ》からの4つのダンス・エピソード、
  《我らの町》からの3つの小品
 ガーシュウィン(ワイルド編):
  魅惑のリズム、エンブレイサブル・ユー
 クリス・ベッカー:パッサカリア、エレジー
 ロジャース&ハマースタイン(ハフ編):
  私のお気に入り、回転木馬のワルツ
 スーザ(ウィルバーグ編):星条旗よ永遠なれ(4手ピアノ版)*
イアン・ジンデス(ピアノ)
タチアナ・シュストワ(ピアノ)*
ジァファン・ヤン(ピアノ)*
ジン・ハオ(ピアノ)*
 ピアノ・ヴァージョンのアメリカ音楽集!コープランドの"ロデオ"、スーザの"星条旗よ永遠なれ"!

 コープランドの「ロデオ」、アール・ワイルド・アレンジの「ガーシュウィン」、スティーヴン・ハフ・アレンジの「私のお気に入り」、そしてスーザの「星条旗よ永遠なれ」の"ピアノ・ヴァージョン"を収録!
 2011年のブラッドショウ&ボーノ国際ピアノ・コンクールを制覇したアメリカの実力派ピアニスト、イアン・ジンデスが、ピアノでアメリカの風景をカラフルに描いてゆく。ピアノ・ファン要注目!

 2012年9月−2015年6月の録音。
 

CRC 3469
\2400
マニャン:ギター作品集
 6つのアンダンテ Op.17
 創作主題による変奏曲 Op.28
 6つのアンダンテ Op.8
 6つのメヌエット Op.16
パスカル・ヴァロワ(ギター)
 ロレーヌ地域圏のエピナルで生まれた19世紀フランスのコンポーザー=ギタリス、ヴィクトル・マニャン(1805−1884)。カルッリからギターを学び、パガニーニやソルとも親交を深め、晩年にはリール地方音楽院の院長を務めた音楽家である。19世紀フランスのエレガントなギター作品を、ホプキンソン・スミスの門弟、パスカル・ヴァロワの好演で。

 2014年8月の録音。
 
CRC 3435
\2400→\2190
ファランク:ピアノ三重奏曲集
 ピアノ三重奏曲変ホ長調 Op.33
 ピアノ三重奏曲ニ短調 Op.34
メアリー・エレン・ホーパート(ピアノ)
ナンシー・オリヴェロス(ヴァイオリン)
ローラ・スウェル(チェロ)
 パリ音楽院における初の女性教授であり、古典派とロマン派の特徴を併せ持った作風で知られるルイーズ・デュモン・ファランク(1804−1875)のピアノ三重奏曲集。
 美しく高雅なピアノ・トリオ。かなりのキャリア・ウーマンだったファランツ、作品も超本格派で聴いてがっかりすることはない。

 2014年6月29日の録音。

 ルイーズ・ファランクは1804年パリ生まれの女性作曲家・ピアニスト・教育者・音楽学者。
 パリ音楽院で女性として初めて教授職に就任し、1861年と1869年に管絃楽曲に対してフランス学士院よりシャルティエ賞を授与された。

 両親ともにフランドル系美術家の家庭に生まれ、幼少からピアニストのセシル・ソリアにピアノを師事。15歳のときパリ音楽院でアントニーン・レイハに作曲と音楽理論、楽器法を師事。
 一説によると、ヨハン・ネポムク・フンメルにピアノの薫陶を受けたとも伝えられている。
 1821年にフルート奏者で楽譜出版業のアリスティド・ファランクと出会って結婚。1826年に一人娘のヴィクトリーヌを出産。
 1834年より最初の管絃楽曲を発表、最初に成功した出版作品は《ロシアの歌による変奏曲 Air russe varie》作品17であり、これはロベルト・シューマンによって絶賛された。
 その後もさまざまな成功を重ね、いくつかの交響曲や室内楽曲によって楽壇で名を揚げることができた。
 1842年にパリ音楽院ピアノ科の教授に就任。さしあたって補助職員並みの俸給しか得られなかったために、8年もの間、男性教授並みの給与を求めて闘い続け、教授として正式の認知を勝ちとった。
 1849年に《交響曲 第3番》作品36がパリ音楽院管弦楽団によって上演されると、最大の成功を収めた。
 1850年には、《九重奏曲》作品38がヨーゼフ・ヨアヒムの出演を得て成功を収めた。
 1859年に娘ヴィクトリーヌが結核のために夭折。夫も1865年に世を去る。
 娘と夫に先立たれてからはほとんど作曲しなくなったが、1872年までパリ音楽院の教壇に立ち、1875年にパリで亡くなった。



数は多くないが何枚かのアルバムも出ている。

CRC 3271
\2400
ファランク:室内楽作品集
 ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第2番 Op.39
 ピアノとチェロのためのソナタ Op.46
メアリー・エレン・ホーパート(ピアノ)
ナンシー・オリヴェロス(ヴァイオリン)
カーステン・ウィトソン(チェロ)
 
  フランスの音楽界における女性教育者の先駆者的存在でもあるファランクの室内楽作品は、古典派とロマン派の特色を組み合わせた優雅な流れが特徴的。

 2012年5月14日&7月14日の録音。

BRILLIANT
BRL94815
\1200
ファランク:ピアノ五重奏曲第1番、第2番 ボッテジーニ五重奏団

 

CRC 3464
\2400
ハルス:ステイン
 悲劇的な小品
 余白、後書き
 ヴィスタ・ステラタ
 行列
サイモン・ラポイント(ヴァイオリン)
モリー・シャープ(ヴァイオリン)
ニール・カリー(チェロ)
デイヴィッド・ヴォンダーハイド
 (トランペット)
ポール・バシン(指揮)
ウィリアム・アンド・メアリー・
 カレッジ・ウィンド・アンサンブル
 ブライアン・ハルスは、アメリカ、ヴァージニア州のウィリアム・アンド・メアリー大学の音楽学部で准教授として教鞭を執る作曲家。米国の伝説的奏者チコヴィッツの弟子であるデイヴィッド・ヴォンダーハイドの参加など、管楽器の活躍が光る。
 

CRC 3490
\2400
ユダヤの音楽と詩
 ガーナー:
  明日のための歌
  私の青いピアノ
  不死鳥
  歌は記念碑
アンサンブル・フォー・ジーズ・タイムズ
 2015年のアメリカン・プライズ・イン・コンポジションの受賞者、デイヴィッド・ガーナー(1954−)によるプロジェクト「ユダヤの音楽と詩」。作品にはホロコーストから生き延びたユダヤ人の女流詩人の詩を用いている。

 2015年6月の録音。



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CHANDOS



CHAN 10897
\2400→\2190
BBCフィル首席指揮者ファンホ・メナ
 アルベニス:ピアノ協奏曲第1番&スペイン組曲

  ピアノと管弦楽のための 《スペイン狂詩曲》 Op.70*
   (オーケストレーション:ジョルジュ・エネスコ)
  組曲 《魔法のオパール》
  ピアノ協奏曲第1番イ短調 Op.78 《幻想的協奏曲》*
   (オーケストレーション:トマス・ブレトン)
  スペイン組曲(編曲:ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス)
マーティン・ロスコー(ピアノ)*
ファンホ・メナ(指揮)
BBCフィルハーモニック
 ラ・ムジカ・デ・エスパーニャ最新作、アルベニスの管弦楽作品集!

 ジャナンドレア・ノセダの後任としてBBCフィルハーモニックのチーフ・コンダクター(首席指揮者)に就任したファンホ・メナ。母国スペインの音楽を発掘する人気シリーズ「ラ・ムジカ・デ・エスパーニャ」の最新作は、後期ロマン派スペインを代表する作曲家、イサーク・アルベニス(1860−1909)の管弦楽作品集。
 注目は、読売日本交響楽団の常任指揮者も務めたスペインの指揮者ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスによって管弦楽版へとアレンジされた「スペイン組曲」や、「幻想的協奏曲」の名でも知られる「ピアノ協奏曲第1番」、ジョルジュ・エネスコがオーケストレーションを施した「スペイン狂詩曲」。
 フアンホ・メナとBBCフィルの熱き情熱によって描かれる、スペイン国民楽派の優美な管弦楽曲をどうぞ。

 ※録音:2015年9月17日&2015年11月30日−12月1日、メディア・シティUK(サルフォード)


 
CHAN 10899
\2400→\2190
タスミン・リトル(ヴァイオリン)
 イギリスのヴァイオリン・ソナタ集 Vol.2

  ブリッジ:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 H.39
  アイアランド:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調
  ブリス:ヴァイオリン・ソナタ F.192
  ヴォーン・ウィリアムズ:2つの小品
  ロイド・ウェバー:イーストウェルの庭園(世界初録音)
タスミン・リトル(ヴァイオリン)
ピアーズ・レーン(ピアノ)
 タスミン・リトル、英国ヴァイオリン・ソナタ集第2弾!
「知られざるイギリス音楽の探求者」によるヴァイオリンの旅第2弾!

 近代イギリスのヴァイオリン作品、特にディーリアスやエルガーの「ヴァイオリン・ソナタ」、「ヴァイオリン協奏曲」の演奏は同曲の決定的名演と絶賛される英国音楽の探究者でありスペシャリスト、タスミン・リトル。オーストラリアが生んだ当代屈指の知性派ピアニスト、ピアーズ・レーンと組んだ注目のプロジェクト「イギリスのヴァイオリン・ソナタ集」第2弾が登場。
 第2巻では、フランク・ブリッジ(1879−1941)、ジョン・アイアランド(1879−1962)、アーサー・ブリス(1891−1975)、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872−1958)といったイギリス音楽を代表する作曲家たちの作品に加え、「オペラ座の怪人」や「キャッツ」などミュージカル音楽の大ヒットで知られるアンドルー・ロイド・ウェバー(1914−1982)の「イーストウェルの庭園(The Gardens at Eastwell)」の世界初録音も収録。
 タスミン・リトル・ファン、イギリス音楽ファン注目のシリーズ最新作です!

 ※録音:2015年9月21日−23日、ポットン・ホール(サフォーク)
 


CHAN 10898
\2400→\2190
知られざる序曲集の続編!
 ブリテン諸島からの序曲集 Vol.2

  ウィリアム・ウォルトン:ポーツマス・ポイント
  ウォルター・レイ:アジャンクール
  ヨーク・ボーウェン:幻想序曲 Op.115(世界初録音)
  エセル・スマイス:《ザ・ボースンズ・メイト》 への序曲
  ジョン・アンセル:プリマス・ホー
  アレグザンダー・キャンベル・マッケンジー:ブリタニア Op.52
  エリック・コーツ:ザ・メリーメーカーズ
  ヒューバート・パリー:《書かれざる悲劇》 への序曲
  ロジャー・クィルター:子どもたちの序曲 Op.17
  ジョン・フォールズ:ル・キャバレー Op.72a
ラモン・ガンバ(指揮)
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団

 ラモン・ガンバ本領発揮!「ブリテン諸島の序曲集」続編登場!
 代名詞となっている「映画音楽集(Chandos Moveis)」のほか、ヴァンサン・ダンディやミクロス・ローザ、マルコム・ウィリアムソンなど知られざる管弦楽作品の紹介でもめざましい活躍を見せるマエストロ、ラモン・ガンバ。2013年に発売され話題を呼んだ19世紀後半〜20世紀前半のイギリスとアイルランドの作曲家による知られざる序曲集の続編が登場。
 今作でも、世界初録音となるヨーク・ボーウェンの「幻想序曲」他、ウォルトン、コーツ、スマイス、マッケンジー、パリー等、Chandosならではの魅惑の序曲をたっぷりと収録!

 録音:2015年12月2日−4日、ホディノット・ホール(カーディフ)



第1巻

CHAN 10797
\2400
ブリテン諸島からの序曲集
 F・オースティン:シー・ヴェンチャーズ
 コーウェン:バタフライズ・ボール
 ガーディナー:コメディへの序曲
 コールリッジ=テイラー:ハイアワサの歌
 バントック:蛙Op.102
 サリヴァン:マクベス
 マッケンジー:リトル・ミニスター
 スタンフォード:オイディプス王Op.29
ラモン・ガンバ(指揮)
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
 ブリテン諸島から届く、知られざる序曲集!

 ガンバとウェールズが誇るオーケストラ、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団のコンビによる19世紀後半〜20世紀前半のイギリスとアイルランドの作曲家による知られざる序曲集が登場!
 1900年〜1940年までのプロムスで26回演奏されたというイギリスの人気曲、コーウェンの「バタフライズ・ボール」は、ウィリアム・ロスコーによる子どものための詩「Butterflys' ball(日本では『ちょうちょうの舞踏会』という邦題でも紹介されている)」に基づく音楽。他、ジョン・エリオット・ガーディナーの大叔父にあたるヘンリー・バルフォア・ガーディナーによるコメディのための序曲や、ロングフェローによるインディアンを讃える詩「ハイアワサの歌」に曲を付けたサミュエル・コールリッジ=テイラーによる序曲など、魅力的な序曲のコレクション。まさにラモン・ガンバ本領発揮!

  .


CHAN 10900
\2400→\2190
ストコフスキの愛弟子バーメルトによって、
 魔術師ストコフスキの偉大なる芸術が永遠に——。

ストコフスキ:オーケストラル・トランスクリプションの芸術
マティアス・バーメルト(指揮)
BBCフィルハーモニック
 J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565/
 バード:パヴァーヌとジグ/
 J.S.バッハ:G線上のアリア(管弦楽組曲第3番 BWV.1068 より)/
 ジェレマイア・クラーク:トランペット・プレリュード(デンマーク王子の行進曲 より)/
 J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ(カンタータ第147番 《心と口と行いと生活で》 より)/
 ブクステフーデ:サラバンドとクーラント(組曲 《わがいとしの神に》 BuxWV.179 より)/
 J.S.バッハ:目覚めよと呼ぶ声が聞こえ(シューブラー・コラール BWV.645 より)/
 ショパン:葬送行進曲(ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35 より)/
 パーセル:ディドの哀歌(歌劇 《ディドとエネアス》 より)/
 モーツァルト:トルコ行進曲(ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331 より)/
 フランク:天使の糧/ショスタコーヴィチ:国連行進曲/ムソルグスキー:はげ山の一夜/
 チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ(弦楽四重奏曲第1番ニ長調 Op.11 より)/
 イッポリトフ=イワノフ:かいば桶のなかに(伝統的なスラヴのクリスマス音楽)/
 スーザ:星条旗よ永遠なれ
 レオポルド・ストコフスキの晩年時代にアシスタントを務めていた指揮者、マティアス・バーメルトによるストコフスキ・オーケストラル・トランスクリプション集。Chandosで大人気シリーズとなっていた「ストコフスキ・シンフォニック・バッハ」や「ストコフスキ・シンフォニック・バロック」、「アンコール小品集」、「ストコフスキ編ムソルグスキー」などの名盤から、J.S.バッハの「トッカータとフーガ ニ短調」や「G線上のアリア」、モーツァルトの「トルコ行進曲」、ショパンの「葬送行進曲」、スーザの「星条旗よ永遠なれ」などの超名曲を収録したスペシャル盤が登場。
 ストコフスキの愛弟子バーメルトによって、魔術師ストコフスキの偉大なる芸術が永遠に——。

 録音:1993年−1995年、2000年、2004年


CHANDOS 2for1



CHAN 241-56
(2CD/特別価格)
\2500→\2290
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)
 イギリスのチェロ協奏曲集

  フィンジ:チェロ協奏曲 Op.40*
  バックス:チェロ協奏曲†
  ブリス:チェロ協奏曲 F.107‡
  スタンフォード:アイルランド狂詩曲第3番 Op.137§
  モーラン:チェロ協奏曲‖
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)*‡§
ブライデン・トムソン(指揮)†
ノーマン・デル・マー(指揮)‖
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団*
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団†
アルスター管弦楽団‡§
ボーンマス・シンフォニエッタ‖
 Chandosの黎明期から数多くの協奏曲録音を残してきたイギリスの名チェリスト、ラファエル・ウォルフィッシュ。
 フィンジ、バックス、モーラン、ブリスのチェロ協奏曲をセットにした2枚組の愛聴盤。

 ※録音:1985年−1987年、1989年




SIGNUM CLASSICS


SIGCD 448
\2400
ブラームス&ブルースのクラリネット五重奏曲!
 ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調 Op.115
 ブルース:バス・クラリネットと弦楽四重奏のための《ガムブーツ》
ジュリアン・ブリス(クラリネット)
カルドゥッチ弦楽四重奏団
 ジュリアン・ブリス&カルドゥッチ弦楽四重奏団!ブラームス&ブルースのクラリネット五重奏曲!

 天才少年から世界的名手へと成長を遂げたイギリスのクラリネット奏者ジュリアン・ブリスが、同じく進境著しいイギリスのクヮルテット、カルドゥッチ弦楽四重奏団との共演で、名作中の名作ブラームスの「クラリネット五重奏曲」をレコーディング!
 モーツァルトと双璧を成すクラリネットのための傑作を、20代にしてすでに風格を漂わせるジュリアン・ブリスがどのように奏でてゆくのか・・・興味は尽きない!
 また、南アフリカのガムブーツ・ダンスからインスピレーションを得て作曲された話題作、デイヴィッド・ブルース(1970−)の「ガムブーツ」とブラームスのクィンテットを組み合わせるというアイディにも感服。

 ※録音:2015年5月1日−3日、メディア・シティUK(サフォーク、イギリス)
 


SIGCD 455
\2400→\2190
ルシル・チョン(ピアノ)
 プーランク:ピアノ・ソロ&デュオ集

  15の即興曲/3つのノヴェレッテ/
  4手のためのピアノ・ソナタ*/シテール島への船出*/
  2台のピアノのための協奏曲ニ短調*
ルシル・チョン(ピアノ)
アレッシオ・バックス(ピアノ)*

 シャルル・デュトワが指揮するモントリオール交響楽団にソリストとして招かれ、10歳という若さで華々しいデビューを果たしたモントリオール出身の才女ルシル・チョン。
 イタリアの貴公子アレッシオ・バックスのデュオ・パートナー(&夫人)でもあるルシル・チョンの本格的なソロ・デビュー・プログラムは、プーランクのピアノ作品集!
 モントリオール国際音楽コンクールなどでの入賞実績を持つルシル・チョンのソロはもちろんのこと、夫君であるアレッシオ・バックスとのデュオも非常に楽しみ。

 2015年1月の録音。





バックス&チョン夫妻の本格的デュオ・アルバム

SIGCD 365
\2400
バックス&チョン‐ピアノ・デュオ
 ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ
 ブラームス:16のワルツ Op.39
 ピアソラ:4つのタンゴ
  〔ロ・ケ・ベンドラ(来るべきもの)、
   天使のミロンガ、タンゴNo.2、リベルタンゴ〕
   (バックス&チュン編曲)
アレッシオ・バックス(ピアノ)
ルシル・チョン(ピアノ)
 貴公子バックスとチョン夫妻!4手連弾のデュオ・アルバム登場!

 浜松国際ピアノ・コンクール、リーズ国際ピアノ・コンクールを制し、世界で華々しい活躍を広げているイタリアの貴公子アレッシオ・バックス。Signum Classicsから発売される5つ目のアルバムは、浜松のコンクールで知り合い夫婦となったモントリオール出身のピアニスト、ルシル・チョンとの4手連弾アルバム!
 演奏活動でも録音でも既に実績十分な二人によるプログラムは、作曲者自身によって4手連弾へと編曲されたストラヴィンスキー3大バレエの一つ「ペトルーシュカ」、エレガントなウィンナワルツから子守歌まで幅広く繊細な表情を描くブラームスの「ワルツ集」、そして夫妻によって4手連弾版へと生まれ変わた、「リベルタンゴ」や「天使のミロンガ」を含むピアソラのタンゴ集。
 バックスが8歳の頃から熱狂的になりLPや楽譜を買い揃えたというペトルーシュカ。連弾の妙技が詰まった、ユニークでエキサイティングなピアソラ。濃密なる連弾の宴が開幕する。


 二人のピアゾラがここで観られる。なんとなくエッチ。これは夫婦じゃないとできんだろうな。

 ※録音:2013年2月24日−26日、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)

 

SIGCD 463
\2400
ハキム・プレイズ・ハキム
 ハキム:
  レバノン序曲/ノルウェー組曲/
  ペルシアのエスキス/フランス組曲/
  3つのバスクの舞曲
ナジ・ハキム(オルガン)
 レバノンのベイルート出身で、パリ音楽院ではジャン・ラングレにオルガンを師事したナジ・ハキム(1955−)の自作自演集。
 スペイン、ビルバオのエウスカルドゥナ国際会議場コンサート・ホールに2000年に設置されたシュッケ・オルガンによるレコーディング第2弾。

 2016年3月の録音。



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ACCORD



481 2563
(7CD+2DVD)
\7500→\6990
ロジェ・ムラロ(ピアノ)
 《メシアン:ピアノ独奏作品全集》

メシアン:
【CD1】
 1) 8つの前奏曲, 2) ニワムシクイ/
【CD2】
 1) 鳥の小スケッチ, 2) 4つのリズムの練習曲,
 3) カンテヨジャーヤ, 4) ロンドー, 5) 滑稽な幻想曲,
 6) ピアノのための前奏曲, 7) ポール・デュカスの墓のための小品/
【CD3-4】
 幼子イエスにそそぐ20の眼差し/
【CD5-7】
 鳥のカタログ/
【DVD1】
 幼子イエスにそそぐ20の眼差し/
【DVD2】
 ドキュメンタリー:
  「オリヴィエ・メシアンにそそぐひとつの眼差し」
  「4つの眼差し(イヴォンヌ・ロリオ、彼によって作られたすべてのもの)」
ロジェ・ムラロ(ピアノ)
 作曲家本人から激賞されたメシアン演奏の第一人者ロジェ・ムラロ
 1959年リヨン生まれのピアニスト、ロジェ・ムラロ。イヴォンヌ・ロリオに師事した彼がメシアン作品の録音を始めたのは1998年のこと。
 「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」は、ムラロが晩年のメシアンから絶賛された作品であり、彼にとって非常に思い出深い曲でした。以降4年間をかけて完成させたこの全集は「現代におけるメシアン演奏のスタンダード」の一つとなっています。
 今回のBOXには「幼子イエス…」全曲の別ヴァージョン映像と、メシアンについて彼自身の解釈や思いを語った映像の2種類を併せて収録しています。
 教会の中で演奏された「幼子」は、音響の面でも理想的な世界が表出され、比類ない映像作品に仕上がっています。
 【録音:収録】1998〜2001年(CD), 2005年(DVD)


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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Barbirolli Society



SJB 1084/85
(2CD)
\2800→\2590
協会盤で復活!
 バルビローリ/マーラー7番!

  マーラー:交響曲第7番、
  ニールセン:交響曲第5番 op.50
バルビローリ指揮、
BBCノーザン交響楽団
ハレ管弦楽団             
 録音:1960年10月20日、マンチェスター

 マーラー7番はBBCL 4034で出ていたあの誉れ高い名演。バルビローリが残した唯一の第7番の録音。BBCL4034は廃盤・入手不能。
 まさかここで協会盤が出るとは。


<メジャー・レーベル>
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DG



479 5201
(2CD)
\3000→\2690
《ネルソンス/ショスタコーヴィチ:交響曲第5番、8番、9番》
CD1
 ①交響曲第5番ニ短調
 ②交響曲第9番変ホ長調
CD2
 ③交響曲第8番 ハ短調
 ④劇付随音楽《ハムレット》
ボストン交響楽団
指揮:アンドリス・ネルソンス

 ネルソンスのショスタコ・チクルス第2弾!
 名門ボストン響に新時代が到来! 
 ラトヴィア出身の俊英、ネルソンスと彼が音楽監督を務めるボストン交響楽団のショスタコーヴィチ・シリーズ第2弾!
 DGとボストン交響楽団はショスタコーヴィチの交響曲第5番〜第10番に管弦楽作品を加えた5枚のアルバムの契約を発表しました。
 全米ビッグ5の一角である名門ボストン響はクーセヴィツキーやミュンシュが育て、小澤征爾が1973年〜2002年黄金期を築いた人気のオーケストラ。若く才能溢れる音楽監督を迎え新たな時代を築きます。
 ネルソンスは2017年からドイツの名門、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の第21代カペルマイスター(首席指揮者)に就任することが発表されており、ますます今後の活躍が期待されます。



ソ連を遠く感じさせる新しい演奏・・・と言われた前作

DG
4795059
\2300→\2090
アンドリス・ネルソンス&ボストン響/
 ショスタコーヴィチ:交響曲第10番


 ショスタコーヴィチ:
  ①交響曲第10番ホ短調作品93
  ②歌劇《ムツェンスク郡のマクベス夫人》から パッサカリア
ボストン交響楽団
指揮:アンドリス・ネルソンス

 音楽界を牽引する若きネルソンとボストン響が醸し出す絶妙なケミストリー
 ラトヴィア出身の俊英、36歳のネルソンスと2014年から彼が音楽監督を務めるボストン交響楽団によるショスタコーヴィチ・チクルス第1弾!DGとボストン交響楽団はショスタコーヴィチの交響曲第5番〜第10番に管弦楽作品を加えた5枚のアルバムの契約を発表しました。
 全米ビッグ5の一角である名門ボストン響はクーセヴィツキーやミュンシュが育て、小澤征爾が1973年〜2002年黄金期を築いた人気のオーケストラ。たぐいまれなる才能に恵まれ、現代の楽壇を牽引する若き指揮者が伝統あるボストン響と紡ぐショスタコーヴィチ・チクルスにご期待ください!
 1978年、当時まだソ連領だったラトビアのリガに生まれ、ソビエトの音楽的伝統のもとで教育を受けた最後の指揮者アンドリス・ネルソンスは、ショスタコーヴィチの音楽に対して独自の視点をもっています。
 サンクトペテルブルクで長く学んだネルソンスは、ロシアの偉大な巨匠たちの伝統を受け継ぐと同時に、レパートリーの中核をなすドイツ作品では西欧の巨匠たちの伝統も受け継いでいるのです。

 ベルリン・フィルの次期音楽監督の最有力候補としても名前が挙がる逸材です。録音:2015年4月 ボストン〈ライヴ〉

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479 5978
(2CD)
\3000→\2690
1966年の放送用音源からの初リリース含む!
 《マルタ・アルゲリッチ/アーリー・レコーディングズ》


【CD1】
 ①モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第18番(旧第17番) ニ長調 K.576
 ②ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第7番 ニ長調 作品10の3
【CD2】
 ③プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第3番
 ④プロコフィエフ:トッカータ 作品11
 ⑤ラヴェル:夜のガスパール
 ⑥ラヴェル:ソナチネ
 ⑦プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第7番
マルタ・アルゲリッチ(P)
 アルゲリッチ初期放送録音・初出CD
 現代最高の女流ピアニストとして精力的な演奏活動を続けるアルゲリッチ。
 DGからレコード・デビューした1960年と1966年の放送用音源からの初リリースとなる注目盤。

 1960年1月ケルン①、1960年9月ケルン②⑥、1960年3月ハンブルク③④⑤、
 1966年6月ハンブルク⑦
   


479 1068
\2300→\2090
パーチョ・フローレス(トランペット)
 《カンタール〜歌うトランペット パーチョ・デビュー! 》

 シンフォニア〈シバの女王の入城〉
 (ヘンデル:オラトリオ《ソロモン》HWV67から)/
 トランペット協奏曲変ホ長調(ネルーダ)
 来たれ、異教徒の救い主よ BWV659(J.S.バッハ)/
 協奏曲ハ長調(チマローザ:オーボエ協奏曲ハ長調/ベンジャミン編)
 神の子羊(J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調BWV232から)/
 孤独(エフレイン・オッシャー)
 前奏曲ヘ短調BWV881
  (J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻第12番から)
 カッコウ(ダカン)/タランテラII(デ・ムルシア)/
 トランペット協奏曲(タルティーニ)/Soy tu ayer(ビンボ)
パーチョ・フローレス(トランペット)
ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団
クリスティアン・バスケス(指揮)

 モーリス・アンドレを嗣ぐ大器、トランペットの新王者、遂にDGデビュー
 モーリス・アンドレ国際コンクールの覇者、陽気でアミーゴなラッパ吹き、パーチョ・フローレス(フランシスコ・フローレス)のデビュー盤。
 ドゥダメルを輩出したベネズエラのエル・システマから世界に飛翔したスゴ腕トランペッター。
 バロックの名曲を収録した本作は、ネルーダやタルティーニといった人気のオリジナル協奏曲のみならず、トランペットでよく演奏される編曲ものや、親しみやすい名曲を輝かしく、美しく歌った魅惑のアルバム!

【パーチョ・フローレス(フランシスコ・フローレス)】
 1981年ベネズエラのサンクリストバル生まれ。8歳からトランペットを学ぶ。ヨーロッパ、アメリカ、ラテン・アメリカの各地で研鑽を積み、ピエール・ティボー、エリック・オビエ、ヨウコ・ハルヤンネ、ラインホルト・フリードリヒ、ロルフ・スメドヴィックをはじめとする一線の奏者の指導を受けた。
 ラテン・アメリカ出身のトランペット奏者として初めてヨーロッパの数々の権威あるトランペット・コンクールに入賞し、日本へは自らリーダーを務めるシモン・ボリバル・ブラス・クインテットで初来日、また、サイトウ・キネン・オーケストラにも参加していた。

 録音:2013年2月、3月 ベルリン、コンツェルトハウス
  

481 2524
\2300
※LP同時発売
《ヤーノシュカ・アンサンブル〜ヤーノシュカ・スタイル》
 1) J.シュトラウスII:「こうもり」序曲,
 2) クライスラー:愛の悲しみ,
 3) ヤーノシュカ:フリッツのためのミュゼット,
 4) ワックスマン=ビゼー:カルメン幻想曲,
 5) マスネ:タイスの瞑想曲,
 6) パガニーニ:パガニノシュカ,
 7) ヤーノシュカ:メロディ・フォー・メロディ,
 8) モーツァルト=ヤーノシュカ:ルンバ・フォー・アマデウス,
 9) Trad:タランテラvsニスカ・バンヤ,
 10) ピアソラ:アディオス・ノニーノ
【演奏:アレンジ】
 ヤーノシュカ・アンサンブル
  [オンドレイ・ヤーノシュカ(ヴァイオリン),
 ローマン・ヤーノシュカ(ヴァイオリン),
 フランティ シェク・ヤーノシュカ(ピアノ),
 ジュリアス・ダーヴァス(コントラバス)
 様々なテイストを組み込んだ斬新なスタイル
 ハンガリーのヤーノシュカ一家によって組織された「ヤーノシュカ・アンサンブル」のデビュー・アルバムです。
 メンバーを率いるのは国際リスト・コンクールで優勝を飾った実力を持つピアニスト、フランティシェク・ヤーノシュカで、彼はアレンジも担当。様々な曲をウイットに富んだ編曲で聴かせてくれます。
 常に斬新なスタイルを模索する彼らは、このアルバムでは「こうもり」序曲をはじめオペレッタや古典派の曲をチャールダッシュやタンゴ、ルンバ、ジャズのテイストと合わせることで、極めて新鮮な音楽を作り出しています。
 この素晴らしいサウンドをお楽しみください!
 【録音】2015年8月, オーストリア、ライディング、リスト・ツェントラム
   

以下3枚は「イタリアDG」で過去ご紹介したことあり

481 0025
\2300
《パガニーニ:24のカプリース》
 パガニーニ:24のカプリース Op.1(全曲)
フランチェスカ・デゴ(ヴァイオリン),
 師匠アッカルドが絶賛するフランチェスコ・デゴ、デビュー盤
 師匠であるサルヴァトーレ・アッカルドが「私が出会った中でも最も並はずれた才能」と絶賛する才気あふれるヴァイオリニスト、フランチェスコ・デゴ。
 このDGレーベルへのデビュー盤となったパガニーニでも、アッカルド譲りの解釈が光る華麗なテクニックと美しい音色が堪能できます。彼女は指揮者ダニエレ・ルスティオーニの夫人でもあります。
 【録音】2012年、イタリア(デジタル:セッション)

  ◆2016年6月来日予定(with 東京交響楽団)
  

481 1407
\2300
《ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1, 2, 5, 8番》
 ベートーヴェン:
  1) ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調Op.12-1,
  2) ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.12-2,
  3) ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.24「春」,
  4) ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調Op.30-3
フランチェスカ・デゴ(ヴァイオリン),
フランチェスカ・レオナルディ(ピアノ)
 フランチェスコ・デゴによる流麗なベートーヴェン
 2014年から2015年にかけてイタリアで発売されたデゴによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集から初期の第1番、第2番、中期の第5番と第8番を収録した1枚です。
 注目はやはり第5番で、瑞々しさと初々しさを併せ持つ美しい演奏となっています。第8番の流麗さも格別です。
 2016年6月来日予定(with 東京交響楽団)【録音】2014年
  

481 0910
\2300
《ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3, 4, 9番》
 ベートーヴェン:
  1) ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調Op.12-3,
  2) ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調Op.24,
  3) ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47「クロイツェル」
フランチェスカ・デゴ(ヴァイオリン),
フランチェスカ・レオナルディ(ピアノ)
 フランチェスコ・デゴの熱い歌心
 こちらも2014年に発売されたアルバムです。こちらは初期の三部作の1曲「第3番」と、情熱的な第4番、そして「クロイツェル・ソナタ」の3曲を収め、全体的に重厚で深刻な表情が印象的な一枚。
 デゴの演奏はベートーヴェンの勇壮さを強調し、その中に熱い歌心が込められています。
 【録音】2014年, イタリア(デジタル:セッション)

 2016年6月来日予定(with 東京交響楽団)

 
  

482 2952
(8CD)
\4000

《ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団〜グレート・シンフォニーズ》

【CD1】
 ベートーヴェン:
  交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」,
  交響曲第7番イ長調Op.92〜
   フェレンツ・フリッチャイ(指揮)[録音:1961, 1960年]/
【CD2】
 ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB107〜
  オイゲン・ヨッフム(指揮)[録音:1952年]/
【CD3】
 ドヴォルザーク:序曲「オテロ」Op.93, 交響曲第9番ホ短調 Op.95「新世界より」〜
  クラウディオ・アバド(指揮)[録音:1997年]/
【CD4】
 フランク:交響曲ニ短調, 交響詩『プシュケ』から「プシュケとエロス」〜
  カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)[録音:1986年]/
【CD5】
 マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調〜ベルナルド・ハイティンク(指揮)
  [録音:1988年]/
【CD6】
 メンデルスゾーン:
  交響曲第4番イ長調Op.90「イタリア」,
  交響曲第5番ニ短調Op.107「宗教改革」〜
   ロリン・マゼール(指揮)[録音:1961年]/
【CD7】
 サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調Op.78「オルガン付」〜
  ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)ピエール・コシュロー(オルガン)
  [録音:1981年]/
【CD8】
 チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 Op.74「悲愴」〜
  イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)[録音:1953年]
ベルリン・フィル
 8人の名指揮者によるベルリン・フィルの名盤セット
 クラシック音楽に深い造詣を持つ人も、これからクラシックを聴いてみようと思う人も、まずはこのBOXに耳を傾けてみてください。
 オーケストラの性能が最も発揮される一連の交響曲を、”世界最高の性能を持つ”ベルリン・フィルハーモニーと屈指の名指揮者の演奏で聴く事が出来る、なんとも贅沢な8枚組。
 誰もが知っているベートーヴェンの「運命」からオルガンの響きが壮麗なサン=サーンスの「オルガン付」、ブルックナー、マーラー、メンデルスゾーン、ドヴォルザーク、フランク、チャイコフスキーまで古典派からロマン派まで様々な時代の名作を、超一流の名演で堪能できる至福のセットです。


ドイツ盤 (制作:UNIVERSAL FRANCE)



482 5037
\2300→\2090
《クリスチャン・フェラスの至芸〜アンコール小品集》
 1) ラモー(クライスラー編):タンブーラン,
 2) チャイコフスキー(クライスラー編):アンダンテ・カンタービレ,
 3) グラナドス(クライスラー編):アンダルーサ,
 4) メンデルスゾーン(アクロン編):歌の翼に,
 5) ドビュッシー(ショワネル編):小舟にて,
 6) ドルドラ:思い出,
 7) J.S.バッハ(ヴィルヘルミ編):G線上のアリア,
 8) ボッケリーニ:メヌエット,
 9) ラヴェル:ハバネラ形式の小品,
 10) ドヴォルザーク(クライスラー編):我が母の教え給いし歌,
 11) ベートーヴェン:6つのメヌエットより第2番WoO.10-2,
 12) アルベニス(クライスラー編):タンゴ,
 13) シューベルト:セレナード,
 14) クライスラー:美しきロスマリン,
 15) ラヴェル:ツィガーヌ,
 16) ラヴェル(コハンスキ編):亡き王女のためのパヴァーヌ,
 17) クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ,
 18) サラサーテ:.アンダルシアのロマンス,
 19) マスネ(マルシック編):タイスの瞑想曲,
 20) フォーレ:子守歌
クリスチャン・フェラス(ヴァイオリン)/
岩崎淑(ピアノ:1-14),
ピエール・バルビゼ(ピアノ:15,16,19,20),
アーネスト・ラッシュ(ピアノ:17-18)
 優美にして繊細。艶やかで上品な響き!
 フェラスはベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲でベルリン・フィルへのセンセーショナルなデビューを飾り、カラヤンの知己を得てドイツ・グラモフォンでレコーディングを行うようになりました。
 その後、協奏曲だけでなく、室内楽やアンコール集にも取り組んでいくようになります。このアルバムは1971年に日本で録音され、その後忘れ去られていた音源などを中心に集めらたもの。
 優美で繊細、艶やかでかつ上品なヴァイオリンの響きが心ふるわす美しき名小品集です。

 【録音】1971年(1-14), 1951年(15,16,19,20), 1948年(17-18)




DECCA


478 8964
\2300
《プメザ・マチキザ〜アリア》
 1) プッチーニ:歌劇『ボエーム』より「私の名はミミ」,
 2) カタラーニ:歌劇『ラ・ワリー』より「さようなら、ふるさとの家よ」,
 3) プッチーニ:歌劇『修道女アンジェリカ』より
  「母さんが居ないまま、ああ、坊や、お前は死んでしまった」,
 4) ドヴォルザーク:歌劇『ルサルカ』より「月に寄せる歌( 白銀の月よ)」,
 5) プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より「氷のような姫君の心も」,
 6) ラヴェル:歌劇『スペインの時』より「おお!なんとも最低な色事だこと」,
 7) イラディエル:『ラ・パロマ』,
 8) モンサルバーチェ:『ハバナの歌』,
 9) トスティ:『もしあなたが望むのなら』,
 10) フォーレ:『夢のあとで』,
 11) レイナルド・アーン:『クロリスに』,
 12) サルティ:『愛しい女から遠く離れて』,
 13) モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』より
    「とうとう嬉しい時が来た」,
 14) モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』より
    「恋人よここに」,
 15) グルック:歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』より
    「なんという晴れ姿」,
 16) パーセル:歌劇『ディドーとエネアス』より
    「わたしが地中に横たえられた時」
プメザ・マチキザ(ソプラノ),
トビアス・リングボリ(指揮)
オーフス交響楽団
 アフリカン・ヴォイスをオペラに新たなテイストを加えた独自のスタイル
 アフリカ出身のソプラノ歌手プメザ・マトキシザ。2014年リリースの「ヴォイス・オブ・ホープ」に続く今作は、珠玉のオペラ・アリアが選ばれています。彼女は1980年、アパルトヘイトで揺れる南アフリカで生まれ、暴動、混乱を避け、安全な地へ逃れるために、彼女の母に連れられてケープタウンに移住します。その地で偶然耳にしたラジオでオペラの素晴らしさに開眼しました。
 最終的に彼女は、アパルトヘイト後のマンデラ政権下、南アフリカの音楽大学に入学し、歌手になるべく勉強を始めました。
 そこで南アフリカの作曲家ケヴィン・ヴォランが彼女の比類ない声の美しさを見出し、彼女のためにロンドン行きの飛行機のチケットを手配。彼女は王立音楽院のオーディションを受けるとともに、コヴェント・ガーデンでヤング・アーティスト・プログラムへ参加して画期的な成長を遂げました。現在ではコヴェント・ガーデンやシュットゥットガルト歌劇場を拠点に活躍し、高い評価を得ています。アフリカン・ヴォイスが吹き込まれたその彼女のアリアからは独自の清々しいスタイルが香り立ちます。
 【録音】2015年6月, デンマーク、オーフス・コンサートホール(デジタル:セッション)
 


478 9672
\2300→\2090
《エリザベス・ジョイ・ロウ/フィールド:ノクターン全集》
 ジョン・フィールド(1782-1837):ノクターン全集
エリザベス・ジョイ・ロウ(ピアノ)

 たゆたうような美しさを湛えた至福の一枚
 アンダーソン&ロエ・ピアノ・デュオによる「When Words Fade」が2012年のビルボード・クラシック・チャートで12週連続1位を獲得した韓国系アメリカ人ピアニスト、エリザベス・ジョイ・ロウによるフィールドのノクターン集。
 世界的大ヒットを記録したデュオ・アルバムに続いて、彼女は昨年ブリテン&バーバーの協奏曲でDECCAデビューを飾り、高い評価を得ています。
アイルランドに生まれ、世界で最初に「ノクターン」を書きショパンに大きな影響を与えたフィールド。
 形式にとらわれないノクターンは、たゆたうようなリズムややわらかなメロディが特徴で、ショパンはこれをさらにロマンティックに発展させました。フィールドのノクターンも、ショパンに劣らず美しさに満ち溢れており、ショパンが大きな影響を受けたこともうなずけます。
 今作よりアーティスト名表記をエリザベス・ジョイ・ロウに変更しました。録音:2015年


エリザベス・ジョイ・ロウ(ロエ)のDECCA前作

478 8189
\2300
エリザベス・ジョイ・ロエ/ブリテン&バーバー:ピアノ協奏曲集
 ①ブリテン:ピアノ協奏曲第1番 Op.13
 ②バーバー:ピアノ協奏曲 Op.38
 ③ バーバー:ノクターンOp.33(ジョン・フィールドを讃えて),
 ④ ブリテン:夜の小品(ノットゥルノ)
エリザベス・ジョイ・ロエ(ピアノ),
エミール・タバコフ(指揮)
ロンドン交響楽団 (①②)
 ピアノ・デュオ、アンダーソン&ロエで知られるジョイ・ロエのデッカデビュー・アルバム

 クラシック音楽の新たなエネルギーを引き出すべく独自スタイルを追求し続け、その革新的アプローチで世界中から注目されている「アンダーソン&ロエ・ピアノ・デュオ」の、エリザベス・ジョイ・ロエによるアルバム。
 韓国人両親のもと、シカゴで生まれたピアニスト、エリザベス・ジョイ・ロエはジュリアード音楽院で出会ったグレッグ・アンダーソンとのデュオ”アンダーソン&ロエ”でデビューを果たし、2012年に発表されたアルバム「When Words Fade」が大絶賛を浴び、ビルボードのクラシックチャートで連続で12週間もトップの座に君臨。彼らのオリジナル・ビデオはYouTubeで瞬く間に100万アクセスを超えエミー賞にノミネートされるなどセンセーショナルを巻き起こしました。
 そんな彼女が デッカ・デビューにあたって選んだのは、ブリテンとバーバー。彼女の持ち味は、切れ味の良いテクニック、緻密ながらも大胆な音楽性。ドラマティックに訴えかけてくる表現力は圧巻です。彼女はとくに近現代作品を得意としており、難解至極な音楽でも爽快な演奏で聴き手を引き込みます。そうした長所がこのアルバムでも存分に生かされています。2015年12月来日予定。
 【録音】2013年9月, ロンドン、カドガン・ホール

アンダーソン&ロエお奨め旧譜
アンダーソンはどうなるの?
Anderson & Roe: when words fade
STEINWAY & SONS
STNS-30006
\2200
アンダーソン&ロエ(ピアノ連弾)
 ことばが消えるとき

 1.マイケル・ジャクソン(1958-2009):ビリー・ジーン/
 2.ヴィヴァルディ(1678-1741):
  歌劇「ジュスティーノ」-私の心に涙の雨が降っている/
 3.モーツァルト(1756-1791):歌劇「魔笛」-パパゲーノ、パパゲーナ/
 4.ビゼー(1838-1875):カルメン幻想曲-ハバネラ/
 5.シューベルト(1797-1828):魔王Op.1/
 6.ラフマニノフ(1873-1943):ヴォカリーズ/
 7.ブレル&ジュアネスト:マチルド、マリークとマドレーヌ/
 8.シューマン(1810-1856):リーダークライスOp.39-5「月の夜」/
 9.ヴィラ=ロボス(1887-1959):
  ブラジル風バッハ第5番-アリア「カンティレーナ」/
 10.トム・ヨーク(1968):パラノイド・アンドロイド/
 11.トーマス・オーガスティン・アーン(1710-1778):朝-まばゆい太陽/
 12.コールドプレイ:ビバ・ラ・ビダ
  ※全てグレッグ・アンダーソン&エリザベス・ジョイ・ロエによる編曲
アンダーソン&ロエ(ピアノ連弾)

 スタッフの女の子たちは残念ながらあまりクラシックを聴かない。でもポップスは普通に聴くみたい。
 なのでそんな彼女たちを驚かそうと思ってかけたのに・・・、かけた自分がびっくりしてしまった1枚。
 グレッグ・アンダーソンとエリザベス・ジョイ・ロエというカッコいい系の男女ピアノ・デュオ・アルバム。
 ご覧のとおりマイケル・ジャクソンの「ビリー・ジーン」、ロック・バンドのレディオ・ヘッド、コールドプレイの曲が、ヴィヴァルディやモーツァルト、シューベルトの音楽とともに流れてくる。しかも当たり前ながら超本格派クラシック作品となって。
 そのテクニックもすごいが編曲もすごい。それはポップスだけじゃなく、クラシックの名曲の編曲も。「魔王」や「カルメン」ではバカテク爆裂演奏を聴かせてくれたかと思ったら、「ヴォカリーズ」や「ブラジル風バッハ」ではこれでもかと切なく泣き節を聴かせてくれる。
 この「Steinway and Sons」というレーベル、その名のとおりスタインウェイがプロデュースしているんだけど、ここまでピアノを活かしきってくれたらさぞやレーベルとしても嬉しかったことだろう。


録音 2011年7月6-8日ニューヨーク,パーチェス大学コンサート・ホール・オブ・パフォーミング・アーツ・センター
 4本の手から繰り出される目も眩むようなピアノの音色。圧倒的なリズム感。マイケル・ジャクソンから特殊奏法のヴィヴァルディ、至るところで音がはじけるパパゲーノのアリア…。曲が進むにつれ驚きばかりが増していくスゴイ1枚です。アレンジが素晴らしいことは言うまでもないのだけど、テクも物凄い。「パラノイド・アンドロイド」ではなぜか真面目に弾いていて、まるでプロコフィエフかリゲティを思わせる曲になっていたり。とにかく面白いです。

 

483 0201
\2300
《映画『フローレンス・フォスター・ジェンキンス』オリジナル・サウンドトラック》
 1) Florence Foster Jenkins,
 2) When I Have Sung My Songs to You,
 3) Socialite, 4) Bribing,
 5) J.シュトラウスII:喜歌劇『こうもり』より「侯爵様、貴方のようなお方は」,
 6) Florence and Whitey, 7) Take It Easy,
 8) ドリーブ:歌劇『ラクメ』より「鐘の歌」,
 9) ドリーブ:歌劇『ラクメ』より「鐘の歌」, 10) McMoon,
 11) Sing Madame Florence,
 12) ショパン:前奏曲第4番Op.28-4, 13) Charlie's Prelude,
 14) Bedtime, 15) For Toscanini,
 16) モーツァルト:歌劇『魔笛』より「夜の女王のアリア」,
 17) On Radio, 18) Going To Kathleen's,
 19) St. Clair's Blues, 20) The Post, 21) Carnegie Hall,
 22) The Audience, 23) After Reading, 24) Like A Bird,
 25) I Think I Am Going To Read,
 26) For The Love Of Music,
 27) ブラームス:子守歌Op.49-4,
 28) Valse Caressante
メリル・ストリープ(歌),
アレクサンドル・デスプラ(指揮)、他 
 「騒音の歌姫」とも言われたあの歌手が題材の話題の映画
 メリル・ストリープが、実在した伝説的な「音痴な」オペラ歌手フローレンス・フォスター・ジェンキンスを演じ、フローレンスのマネージャーで2人目の夫だったセント・クレア・ベイフィールド役をヒュー・グラントが演じた映画『Florence Foster Jenkins』。
 周囲の反対を押し切り、夢だったオペラ歌手になったフローレンス・フォスター・ジェンキンスは、亡き父の遺産を元手にNYでコンサートを開きます。
 彼女の酷い歌声は評判となり連日満員。夫でマネージャーのセント・クレア・ベイフィールドは世間からの嘲笑・評判を妻に隠し続けますが、1944年フローレンスがカーネギー・ホールの舞台に立つ機会を得た時、とうとう真実を語ることになる…という実話にもとづいたお話。
 音楽はアレクサンドル・デスプラが担当。当サウンド・トラックにはメリル・ストリープ本人が歌うオペラ・アリアも収録されています。
 【録音】2015年12月、アビイ・ロード、スタジオ


これがホンモノのジェンキンスのアルバム
聴くなら自己責任で・・・
昔WAVEの店頭でかけていて、本気でお客さんからクレームが来た。

RCA
888883766002
\2000
人間の声の栄光/フローレンス・フォスター・ジェンキンス
 1. モーツァルト:夜の女王のアリア〜『魔笛』より
 2. マックムーン:音楽玉手箱
 3. マックムーン:鳥のように
 4. ドリーブ:鐘の歌〜『ラクメ』より
 5. マックムーン:セレナータ・メキシカーノ
 6. ダヴィッド:かわいい鳥〜「ブラジルの真珠」
 7. J.S.バッハ:ビアッシー〜前奏曲第16番による
 8. J.シュトラウス2世:アデーレの笑いのアリア〜『こうもり』より
 9. グノー:『ファウスト』〜「ヴァレンティアンのアリア」
 10. グノー:『ファウスト』〜「宝石の歌」
 11. グノー:『ファウスト』〜「清らかな住まい」
 12. グノー:『ファウスト』〜「フィナーレの三重唱」
 13. コスメ・マックムーンへのインタビュー
フローレンス・フォスター・ジェンキンス(S:1-8)
コスメ・マックムーン(P:1-8)
ジェニー・ウィリアムズ(S:9-12)
トーマス・バーンズ(Br:9-12)他
「史上最悪のクラシックCD」として、WAVE時代に店頭試聴を禁じられた1枚。
でもどんなに廃盤になっても必ずこうやって復活する、ゾンビのようなアルバム。
どうか買わないで。

↓と思ったら、このアルバムも今回のブームにあやかって新装再発に。


8898531962-2
\1800
フローレンス・フォスター・ジェンキンス/迷唱、絶唱、人間の声の栄光????
映画『フローレンス・フォスター・ジェンキンス』のサウンドトラック

 ①モーツァルト:『夜の女王のアリア〜「魔笛」より』,
 ②③マックムーン:『音楽玉手箱』『鳥のように』,
 ④ドリーブ:『鐘の歌〜「ラクメ」より』,
 ⑤マックムーン:『セレナータ・メキシカーノ』,
 ⑥ダヴィッド:『かわいい鳥〜「ブラジルの真珠」』,
 ⑦J.S.バッハ:『ビアッシー〜前奏曲第16番による』,
 ⑧J.シュトラウス:『アデーレの笑いのアリア〜「こうもり」より』/
[ボーナストラック]
 ⑨〜⑫グノー:『ファウスト』〜
  「ヴァレンティアンのアリア」「宝石の歌」「清らかな住まい」「フィナーレの三重唱」/
 ⑬コスメ・マックムーンへのインタビュー
①〜⑧ フローレンス・フォスター・ジェンキンス(ソプラノ?),
コスメ・マックムーン(ピアノ)/
⑨〜⑫ ジェニー・ウィリアムズ(ソプラノ),
トーマス・バーンズ(バリトン)
 実在した伝説的の‘音痴な’オペラ歌手、フローレンス・フォスター・ジェンキンスをメリル・ストリープが、マネージャーで2人目の夫だったセント・クレア・ベイフィールド役をヒュー・グラントが好演する映画『Florence Foster Jenkins』。とにかく歌うことが大好き、でもとっても音痴な大金持ちの婦人、フローレンス・フォスター・ジェンキンス(メリル・ストリープ)。
 金の力を借りてNYでコンサートを開いたところ彼女の酷い歌声は評判となり連日満員。夫でマネージャーのセント・クレア・ベイフィールド(ヒュー・グラント)は世間からの嘲笑・評判を妻に隠し続けるものの、1944年、フローレンスがカーネギー・ホールの舞台に立つ機会を得た時、とうとう真実を語ることになる…という、実話にもとづいた物語です。
 今作はこの映画化にちなみ、これまで抱腹絶倒の迷盤として愛聴されてきたフローレンス・フォスター・ジェンキンス唯一のアルバム『The Glory (????) Of The Human Voice』(8888376600-2)をリパッケージして発売。オリジナルLP盤には収録されていなかった、ジェンキンス女史の専属ピアニストであったコスメ・マックムーンのインタビューも収録されています。映画の日本公開は未定。
 タイトル、ジャケットは異なりますが、2013年11月リリース『The Glory (????) Of The HumanVoice (Sony Classical Originals)』(8888376600- 2)と収録内容は同じです。
 [録音]1938年(①〜⑧), 録音年不詳(⑨〜⑫), 1954年(⑬)[モノラル]




 

UNIVERSAL


481 2487
(22CD)
\10000
《ソレム・サン・ビエール修道院のグレゴリオ聖歌》
【CD1】
 待降節第1から第4日曜日のための聖歌/
【CD2-3】
 クリスマスの聖歌/
【CD4-5】
 四旬節第四主日のミサ、受難の主日、七旬節の主日の聖歌/
【CD6-8】
 聖木曜日、聖金曜日、聖土曜日の聖歌/
【CD9】
 復活祭の聖歌/
【CD10】
 復活節主日の聖歌/
【CD11】
 昇天祭の聖歌/
【CD12】
 聖体祭の聖歌/
【CD13-14】
 王であるキリストの聖歌/
【CD15】
 聖母マリアの聖歌/
【CD16】
 聖ヨセフ、聖バプティスト、聖ペトロの日の聖歌/
【CD17】
 諸聖人、聖チェチーリア, 聖シュテファンの日の聖歌/
【CD18】
 死者のためのミサ、葬儀、教会奉献の聖歌/
【CD19】
 日曜晩課、終課、あわれみの聖歌/
【CD20・21】
 盛式誓願/
【CD22】ソレム修道院のオルガンの落成式
ソレム・サン・ビエール修道院の修道士、
ジャン・クレール神父(指揮),
ジョセフ・ガジャール神父(指揮)
 世界的基準となるグレゴリオ聖歌の集大成
 パリとナントの中間地点にあるサルト川左岸に位置する町ソレム。そこに元々あった小修道院だった頃から、ソレムの修道士たちはベネディクト会に属し、聖ベネディクトの会則を守り世俗から離れ、キリストに従って貞潔・従順・清貧の中で生きようと努めてきました。
 孤独と沈黙が生活の大部分を占め、彼らは共同体の中で暮らしています。彼らの一日は時課の典礼を中心に組まれ、残りの時間は個々に祈りながらそれぞれ自分の務めを果たしています。
 ソレムの修道院は特にグレゴリオ聖歌の研究でも知られ、数多くの著作やレコードがそこから生まれています。ここに収録された聖歌の録音は、最も純粋な伝統に基づいたグレゴリオ聖歌の基準とみなされ、国際的に高い評価を得ています。
 過去にアーカイブされていたジョセフ・ガジャール神父による1952‐1970年、ジャン・クレール神父による1972‐1978年の録音テープが集大成されて今回の22枚組が完成しました。
 各ディスクはキリスト教会暦と同様I-XVの番号順に収録されています。優れたオリジナルの絵画を含む76ページの美しいブックレット付。
 ボーナスディスク(CD22)にはソレム修道院のオルガンの落成式に行われた典礼式の録音が収録されています。

【録音】1952〜1978年


<LP>


DG(LP)


481 2525
(2LP)
\5000
※CD同時発売
《ヤーノシュカ・アンサンブル〜ヤーノシュカ・スタイル》
 1) J.シュトラウスII:「こうもり」序曲,
 2) クライスラー:愛の悲しみ,
 3) ヤーノシュカ:フリッツのためのミュゼット,
 4) ワックスマン=ビゼー:カルメン幻想曲,
 5) マスネ:タイスの瞑想曲,
 6) パガニーニ:パガニノシュカ,
 7) ヤーノシュカ:メロディ・フォー・メロディ,
 8) モーツァルト=ヤーノシュカ:ルンバ・フォー・アマデウス,
 9) Trad:タランテラvsニスカ・バンヤ,
 10) ピアソラ:アディオス・ノニーノ
【演奏:アレンジ】
 ヤーノシュカ・アンサンブル
  [オンドレイ・ヤーノシュカ(ヴァイオリン),
 ローマン・ヤーノシュカ(ヴァイオリン),
 フランティ シェク・ヤーノシュカ(ピアノ),
 ジュリアス・ダーヴァス(コントラバス)
 様々なテイストを組み込んだ斬新なスタイル
 ハンガリーのヤーノシュカ一家によって組織された「ヤーノシュカ・アンサンブル」のデビュー・アルバムです。
 メンバーを率いるのは国際リスト・コンクールで優勝を飾った実力を持つピアニスト、フランティシェク・ヤーノシュカで、彼はアレンジも担当。様々な曲をウイットに富んだ編曲で聴かせてくれます。
 常に斬新なスタイルを模索する彼らは、このアルバムでは「こうもり」序曲をはじめオペレッタや古典派の曲をチャールダッシュやタンゴ、ルンバ、ジャズのテイストと合わせることで、極めて新鮮な音楽を作り出しています。
 この素晴らしいサウンドをお楽しみください!
 【録音】2015年8月, オーストリア、ライディング、リスト・ツェントラム
 

479 5889
(LP)
\3900
《フリッチャイ〜
 リスト、モーツァルト、スメタナ、ベートーヴェン:管弦楽作品集》

  モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークK.525,
  ベートーヴェン:「エグモント」序曲,
  スメタナ:モルダウ,
  リスト:交響詩「前奏曲」
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)/
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/
ベルリン放送交響楽団(リスト)
 フリッチャイの迫真の名演奏が、重量級アナログLP盤で復刻
 ハンガリー出身の名指揮者、フリッチャイ。48歳の若さで病のためこの世を去ってしまった巨匠晩年の録音です。
 曲自体は、どれもしばしばホームコンサートで取り上げられるほどに親しみやすいものばかりですが、既に病を自覚していたフリッチャイの迫真の演奏は、息をのまずにはいられません。
 今回のLPでの復刻は細部に宿る細かい息遣いまでをも忠実に再現しています。
 【録音】1958〜1960年
 

479 5890
(LP)
\3900
《フリッチャイ〜J.シュトラウス:ウィーンの森の物語》
 ヨハン・シュトラウス親子:
  「こうもり」序曲Op.56, アンネン・ポルカOp.117,
  皇帝円舞曲,Op.437 トリッチ・トラッチ・ポルカOp.214,
  ラデツキー行進曲Op.228, 美しく青きドナウOp.314,
  ハンガリー万歳, ウィーンの森の物語Op.332
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
ベルリン放送交響楽団
 生真面目ながら、癖になるフリッチャイのワルツ集!
 生涯を通じてヨハン・シュトラウス作品を愛していたというフリッチャイ。こちらは最晩年の演奏です。
 生真面目なリズム、重厚な響きと、ウィンナ・ワルツに軽妙さを求める人には「異質な演奏」と感じられるかもしれません。
 しかし、どのフレーズにも生き生きした力が漲ったこのシュトラウスは、フリッチャイの芸術の集大成です。
 今回のLPでの復刻は、全てのフリッチャイ・ファンにとっての喜びとなることでしょう。【録音】1961年
 
479 5509
(2LP)
\5000
《ルーファス・ウェインライト:Take All My Loves 》 LP
 1) ソネット43〜シアン フィリップス(語り),
 2) ウェインライト:When Most I Wink(ソネット43)〜
   アンナ・プロハスカ(ヴォーカル),
 3) ウェインライト:Take All My Loves(ソネット40)〜
   ルーファス・ウェインライト(ヴォーカル),
 4) ソネット20〜フレイリー・ハインズ(語り),
 5) ウェインライト:A Woman's Face(ソネット20)〜
   アンナ・プロハスカ(ヴォーカル),
 6) ウェインライト:For Shame(ソネット10)〜
   アンナ・プロハスカ(ヴォーカル),
 7) ソネット10〜ピーター・エア(語り),
 8) ウェインライト:Unperfect Actor(ソネット23)〜
   ルーファス・ウェインライト(ヴォーカル),
 9) ソネット29〜キャリー・フィッシャー(語り),
 10) ウェインライト:When In Disgrace With Fortune And Men's Eyes(ソネット29)〜
   フローレンス・ウェルチ(ヴォーカル),
 11) ソネット129〜ウィリアム・シャトナー(語り),
 12) ウェインライト:Th'Expense Of Spirit In A Waste Of Shame(ソネット129)〜
   アンナ・プロハスカ(ヴォーカル),
 13) ウェインライト:All dessen mud〜
   ルーファス・ウェインライト(ヴォーカル),
 14) ウェインライト:A Woman's Face (Reprise)(ソネット20)〜
   ルーファス・ウェインライト(ヴォーカル),
 15) ソネット87〜インゲ・ケラー(語り),
 16) ウェインライト:Farewell(ソネット87)〜
    アンナ・プロハスカ(ヴォーカル)
アンナ・プロハスカ(ヴォーカル),
ルーファス・ウェインライト(ヴォーカル),
BBC交響楽団員, 他
 シェイクスピア没後400年を記念した画期的リリースがLPでも!
 英国の劇作家ウィリアム・シェイクスピアの没後400年にあわせてのリリース。
 2009年、ロバート・ウィルソンがルーファスにシェイクスピアの「ソネット」への作曲を依頼したのが作曲のきっかけでした。『スタートレック』のカーク役で知られるウィリアム・シャトナーら俳優や監督らなどによるソネットの朗読も挟み込まれ、ルーファス自身だけでなく、アンナ・プロハスカやフローレンス・アンド・ザ・マシーンのフローレンス・ウェルチ、妹のマーサ・ウェインライトらもヴォーカルとして参加。
 「このアルバムのレコーディングは、私のクラシック音楽への愛とポップ・ミュージックへの愛を結び付ける、まさに神の思し召しによる理想的な結婚のようだった。」とルーファスは本作について語っています。




DECCA(LP)


478 9270
(LP)
\3900
《モーツァルト:ピアノ協奏曲第20&24番》
 モーツァルト:
  1) ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466,
  2) ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491
アルフレート・ブレンデル(ピアノ),
ネヴィル・マリナー(指揮)
アカデミー室内管弦楽団
 ブレンデル&マリナーの名盤が、重量級アナログLPで限定復刻
 ブレンデル円熟期の傑作であり、全集としてリリースされた際には、グラモフォン・アウォードを受賞するなど世界各国で高い評価を獲得した名盤。
 その中から短調の2つのピアノ協奏曲を収録。ブレンデルの細部まで磨かれたピアノ演奏とマリナーの丁寧な指揮が相まって、極上のアンサンブルが刻まれた名盤です。
 【録音】1973年6月、ロンドン、ウェンブリー、ブレント・タウン・ホール(ステレオ:セッション)
  

478 9274
(LP)
\3900
《シューマン:ピアノ協奏曲》
 1) シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54,
 2) ウェーバー:コンツェルトシュトゥック ヘ短調Op.79
アルフレート・ブレンデル(ピアノ),
クラウディオ・アバド(指揮)
ロンドン交響楽団
ブレンデル&アバドによるスケール大きな決定盤が、重量級アナログLPで限定復刻
 ブレンデルがアバドのサポートを得てロマンティックな旋律を感動的に歌い上げた決定盤。1980年度のレコード・アカデミー賞受賞盤。
 この名盤が、重量級アナログLPで限定復刻でされました。
 【録音】1979年6月, ロンドン、ワトフォード、タウン・ホール(ステレオ:セッション)




<映像>

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DECCA(映像)


74 3859
(Blu−ray)
\4600→\4190
壮絶出演陣!
 ショル、バルトリ、フォン・オッター、
 ジャルスキー、コヴァルスキー
  ジョヴァンニ・アントニーニ指揮&イル・ジャルディーノ・アルモニコ、


《ヘンデル:歌劇「ジュリオ・チェーザレ」》
(全曲)
アンドレアス・ショル(ジュリオ・チェーザレ),
チェチーリア・バルトリ(クレオパトラ),
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(コルネーリア),
フィリップ・ジャルスキー(セスト),
クリストフ・デュモー(トロメーオ),
ルーベン・ドローレ(アッキラ),
ヨッヘン・コヴァルスキー(ニレーノ),
ペーター・カルマン(クーリオ),
イル・ジャルディーノ・アルモニコ、
ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮)
【演出】
 モーシェ・ライザー&パトリス・コーリエ


74 3856
(DVD)
\3900→\3590
 バロック・オペラ歌手らが勢揃い、驚きの近未来漫画のような演出
 ザルツブルク精霊降臨祭フェスティヴァルでの「ジュリオ・チェーザレ」ライヴ。当代随一のバロック・オペラ歌手たちが勢揃いした贅沢な舞台です。まさに夢の競演といっても過言ではないでしょう。
 アントニーニ指揮によるオケの音色は締まってテンポも切れ味よく、バロックの雰囲気に満ち溢れています。
 演出は舞台を現代のエジプトに移し、アラブ情勢を反映した石油の利権に絡んだ西洋と中東との葛藤を描いたものとなっており、ロケットや車が登場するアニメ的演出が作品に新たな風を吹き込んでいます。

  【収録】2012年5月, ザルツブルク祝祭劇場, ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭でのライヴ/【収録時間】4時間8分















3/30(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


 

ALTUS

ALT 341
(6CD)
\4400→\3990
ツァグロゼク来日記念BOX限定版。アルトゥス発売5タイトル
 CD1&2 (ALT 116/7)
  マーラー:交響曲第2番「復活」
 CD3 (ALT 135)
  ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
  バルトーク:舞踊組曲
 CD4 (ALT 149)
  ベートーヴェン:(1)交響曲第8番 (2)交響曲第7番
 CD5 (ALT 193)
  ウェーベルン:大管弦楽のための牧歌『夏風の中で』,
  シューベルト:交響曲第8番 ハ長調「ザ・グレイト」 D.944
 CD6 (ALT 205)
  (1)モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調 K.385『ハフナー』
  (2)ブルックナー:交響曲第6番 イ長調
ローター・ツァグロゼク(指揮)
CD1&2
 シュトゥットガルト州立管
 シュトゥットガルト州立歌劇場合唱団
 エヴァ=マリア・ヴェストブロック(S)
 クラウディア・マーンケ(Ms)
CD3
 シュトゥットガルト州立管
CD4&5&6
 ベルリン・コンツェルトハウス管
   (旧ベルリン響)
 ツァグロゼク来日記念BOX 限定版。アルトゥスで発売された5タイトルが全て収録!

 CD1&2ライヴ録音:2004 年7 月11&12日/リーダーハレ(シュトゥットガルト)
 CD3ライヴ録音:2004 年10 月3&4日/シュトゥットガルトリーダーハレ
 CD4ライヴ録音:(1)2006 年11 月、(2)2007 年 9月/コンツェルトハウス(ベルリン)
 CD5ライヴ録音:2007 年2月3、4日(ウェーベルン)、2007 年6月28-30日(シューベルト)、コンツェルトハウス(ベルリン)
 CD6録音:(1)2008 年1 月31 日、2 月1,2日 (2)2008 年3 月7-9 日、コンツェルトハウス(ベルリン)

 ツァグロゼク来日記念BOX 限定版。アルトゥスで発売された5 タイトル計6CD がすべて収録された大変お買い得のBOX となっております。




AUDITE



AU 97722
\2600→\2390
フランチスカ・ピーチ、プロコフィエフに挑む!
 プロコフィエフ:
  (1)ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.80(29’24”)
  (2)ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調 Op.94b(25’11”)
  (3)5つのメロディ Op.35b(14’03”)
フランチスカ・ピーチ
 (ヴァイオリン;1751年製テストーレ)
デトレフ・アイシンガー
 (ピアノ;シュタイングレーバー)
 魅惑のヴァイオリニスト、フランチスカ・ピーチ、プロコフィエフに挑む!

 セッション録音:2015 年11 月23-25日/イエス・キリスト教会(ベルリン)/68’38”、ディジパック仕様

 ドイツaudite レーベルより積極的なリリースが続く魅惑のヴァイオリニスト、フランチスカ・ピーチ。前作のグリーグ・アルバム(AU 97707)に続いてのリリースはプロコフィエフに挑みました。4 楽章構成のヴァイオリン・ソナタ2 篇(第2 番は原曲がフルート・ソナタですが、オイストラフからの依頼により改作されました)は、現在ではプロコフィエフを代表する名作として頻繁に演奏されております。
 濃厚なフレージングと情熱的な歌い回しが魅力のピーチの演奏でお楽しみください。
 東ドイツ生まれのフランチスカ・ピーチは5 歳から父よりヴァイオリンの手ほどきを受け11 歳の時にはベルリンでデビューした逸材。その後ニューヨークのジュリアード音楽院にてドロシー・ディレイに師事。
 またヴァイオリニストとしての個性を磨くためルッジェーロ・リッチからも薫陶を受けました。
 ソロ活動の一方、1998 年から2002 年までヴッパータール交響楽団の第1 コンサート・マスターをつとめ多方面で活躍するピーチは、トリオ・テストーレの創設メンバーとして主要なピアノ・トリオ作品に取り組み、audite レーベルからリリースされたブラームスのピアノ三重奏曲全集(AU 91668)をきっかけに注目されはじめました。
 また近年ではピアノのアイシンガーとともに積極的な演奏活動を展開しております。







HAENSSLER


HC 15052
\2600
J.S.バッハ:作品集(リコーダー・アンサンブルによる編曲版)
 〈原曲:オルガン曲〉
  ・トリオ・ソナタ第1番 変ホ長調 BWV525
  ・パストラーレ ヘ長調 BWV590
 〈原曲:クラヴィア曲〉
  ・イギリス組曲第5番ホ短調BWV810より第4楽章「サラバンド」
  ・イギリス組曲第6番 ニ短調BWV811より
   第5楽章「ガヴォットI」、第6楽章「ガヴォットII」
  ・平均律クラヴィア曲集 第1巻より前奏曲 ロ短調 BWV869
  ・平均律クラヴィア曲集 第2巻より前奏曲 嬰ハ短調 BWV873
  ・フゲッタニ短調BWV899
  ・フゲッタホ短調BWV900
  ・「アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳」より
   「メヌエットI」、「メヌエットII」、「ポロネーズ」
  ・3声のインヴェンションよりBWV793、BWV797、BWV799
  ・フーガ ハ長調BWV952
  ・フーガ ハ長調 BWV953
  ・フランス組曲第5番ト長調BWV.816より第3楽章「サラバンド」
 〈管弦楽曲〉
  ・管弦楽組曲第2番 ロ短調BWV1067より
   「ロンド」、「ブーレ」、「バディネリ」
アンサンブル・ドライクラング・ベルリン
 【イルムヒルト・ボイトラー、
  マルティン・リッパー、
  シルヴィア・コリーナ・ロジン
   (以上、リコーダー)】
 まるでポジティフ・オルガンのような響き。リコーダー・アンサンブルによるバッハ作品編曲集

 セッション録音:2012年4月、8月/ベルリン/57’59

 3 人のリコーダー奏者からなる「アンサンブル・ドライクラング・ベルリン」。久々の新録音は満を持してJ.S. バッハの作品に挑みました。
 今回収録されたのはオルガン、クラヴィア、管弦楽作品の編曲したものです。おどろくべく見事なアンサンブルで、まるでポジティフ・オルガンを演奏しているかのような響きです。超人的技巧と抜群のセンスによって編曲されたアンサンブル・ドライクラング・ベルリンによるバッハの名曲をご堪能ください。
 

HC 15045
\2600
ステッケルが溌剌としたC.P.E.バッハのチェロ協奏曲
 C.P.E.バッハ:
  (1)チェロ協奏曲 イ短調 Wq.170
  (2)チェロ協奏曲 変ロ長調 Wq.171
  (3)チェロ協奏曲 イ長調 Wq.172
ユリアン・ステッケル(チェロ)
シュトゥットガルト室内管弦楽団
スザンネ・フォン・グートツァイト
 (指揮、ヴァイオリン)
 俊英チェリスト、ステッケルが溌剌としたC.P.E.バッハのチェロ協奏曲を披露!

 録音:2015年5月19-21日/ゲッピンゲン市立劇場/60’46

 2010 年のミュンヘン国際音楽コンクールの覇者であるドイツのチェロ奏者ユリアン・ステッケルがC.P.E. バッハのチェロ協奏曲を録音しました。ステッケルはCAvi レーベルよりフランス・チェロ・ソナタ集 Vol.2(4260085533145)、同Vol.1(4260085532308)、メンデルスゾーンのチェロ作品全集(4260085531394)、20 世紀のチェロ協奏曲集(4260085532230)をリリースしており、いずれも高い評価を得ております。力強さとしなやかさを併せ持ったチェリストとしてヨーロッパを中心に積極的な演奏活動を展開しております。
 今回満を持して収録したC.P.E. バッハのチェロ協奏曲集は若々しく溌剌とした解釈が冴えわたる好演で、スザンネ・フォン・グートツァイト率いるシュトゥットガルト室内管弦楽団と切れ味抜群の演奏を披露しております。



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HMF



HMC 902197
(CD+Bonus DVD)
\2700→\2490
ケラス、ファウスト、メルニコフ3名によるシューマン・プロジェクト完結!
 ロベルト・シューマン(1810〜56):
  チェロ協奏曲 イ短調 op.129
  ピアノ三重奏曲第1番ニ短調op.63
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ/ジョフレド・カッパ1696年)
イザベル・ファウスト
  (ヴァイオリン/
   1704年ストラディヴァリウス[スリーピング・ビューティー])
アレクサンドル・メルニコフ
  (フォルテピアノ/
   ジャン=バティスト・シュトライヒャー 1847年、ウィーン
   いずれもエドヴィン・ボインク・コレクション)
パブロ・エラス=カサド(指揮)
フライブルク・バロック・オーケストラ
KKC 5618
(CD+Bonus DVD)
日本語帯・解説付
\3000+税
 CD録音:2014年8,9月、テルデックス・スタジオ・ベルリン/ボーナスDVD収録:2014年5月8日、ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ)

 ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)、イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)、アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)という、いまや世界が認める存在となった三人による、シューマン・プロジェクトの第3 弾。
 第1 弾はヴァイオリン協奏曲を中心としたプログラムでイザベル・ファウストが主役、そして第2 弾はピアノ協奏曲をメルニコフが、そして遂に完結となる第3 弾は、ジャン=ギアン・ケラスがソロを務めるチェロ協奏曲と3 人の見事なアンサンブルを堪能できるピアノ三重奏曲第1 番。
 シューマンの協奏曲3 曲(ピアノ・ヴァイオリン・チェロ協奏曲)+ピアノ三重奏曲3 曲のレコーディングをするというこのプロジェクトは、3 人が、ヨーロッパでシューマンのピアノ三重奏曲を演奏するツアーを行った際に持ち上がったといいます。楽器は、ガット弦を張った弦楽器、そしてフォルテピアノで、ということになり、オーケストラもソロ楽器に合った編成のフライブルク・バロック・オーケストラに決定。指揮は俊英エラス=カサド。オケとソロ楽器の素晴らしいバランス、自然なアーティキュレーションで作品に対する既成概念を払拭するような、まさにこの顔ぶれでしか為し得ない水準での、新しいシューマン・シリーズとして世界が注目しています。
 チェロ協奏曲は、シューマンがデュッセルドルフ市の音楽監督に就任直後の創作意欲旺盛の時期に書かれた作品。チェロ独特の深みのある響きと哀愁に満ちた音色、ロマン的な抒情に溢れています。
 ヴァイオリン、ピアノの華やかな協奏曲に比べると、チェロ協奏曲は渋味がありソリストが主役ではなく、管弦楽部分とチェロの技巧が一体となり響きあう曲。
 どんな作品でもエレガントに弾きこなすケラスは、チェロの技巧が駆使される第3 楽章のオケの伴奏付カデンツァでも、クールに洗練された演奏を披露しています。華美な技巧性はなく、オケとチェロの密度が高く内なる情熱を秘めた作品ですので、エラス=カサドとフライブルク・バロック・オーケストラ、そしてケラスの知性と情熱が静かに呼応するかのような味わい深い演奏です。
 ピアノ三重奏曲第1 番は1847 年に完成。妻クララへの誕生日プレゼントのために作曲されました。メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲第1 番ニ短調に影響を受けて作曲され、この2 作品はロマン派を代表するピアノ三重奏として広く認知されています。
 クララも気に入ったという第1 楽章は、ピアノ、チェロ、ヴァイオリンが織り成す優美で伸びやかな旋律から開始されます。そしてこの作品はチェロが素晴らしく響く音域を効果的に使っており、チェロ協奏曲のカップリングとして最適な演目と言えるでしょう。ケラスのチェロの響き、ファウストの美音、メルニコフの温かみのある音色が見事なバランスで聴こえてきて、終楽章のコーダへ向かう圧巻のアッチェレランドは聴きどころです。
 ボーナスDVD には、チェロ協奏曲のライヴ映像が収録されています。

 2016 年来日情報
  6 月17 日(金)19:00【王子ホール】
  6 月18 日(土)17:30【八ヶ岳高原音楽堂】
  6 月19 日(日)15:00【所沢市民文化センターミューズ】
  6 月21 日(火)19:00【トッパンホール】
  6 月22 日(水)18:30【杉並公会堂】
  6 月24 日(金)19:00【サントリーホール】読売日本交響楽団
  6 月25 日(土)14:00【横浜能楽堂】
  6 月26 日(日)14:00【兵庫県立芸術文化センター】




CLASSICAL RECORDS



CR 167
\2200→\1990
エカテリーナ・リヒテルのモーツァルト
 モーツァルト(1756-1791):
  ピアノ・ソナタ第14番ハ長調 K.457/アレグロ ト短調 K.312
  前奏曲ハ長調 K.284a(カプリッチョ ハ長調 K.395)/ジグ ト長調 K.312
  ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332
  ジョヴァンニ・パイジェッロのオペラ「哲学者気取り」のアリア「主に幸いあれ」による6つの変奏曲ヘ長調 K.398
  ピアノ・ソナタ第9番ニ長調 K.311

エカテリーナ・リヒテル(ピアノ)

 エカテリーナ・リヒテル(エカチェリーナ・リフテール)は1982年ロシアのモスクワに生まれたピアニスト。
 モスクワ中央音楽学校で母エレーナ・リヒテルに師事。モスクワ音楽院で引き続きエレーナ・リヒテル、続いておよびエリソ・ヴィルサラーゼに師事し2005年首席卒業後、ベルリン芸術大学でクラウス・ヘルヴィヒに師事。
 数々の国際コンクールにて入賞を果たし、モスクワ音楽院在学中より日本を含む世界各地で演奏。2016年現在モスクワ音楽院ティーチング・アシスタント。
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CR 171
(2CD)
\4200→\3790
モスクワ・ピアノ界の最高権威ミハイル・ヴォスクレセンスキー
 ブラームス、シューベルト、リスト、シューマン、グリーグ、スクリャービン:ピアノ作品集

  [CD 1]
 シューベルト(1797-1828):ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
 ブラームス(1833-1897):ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 Op.5
  [CD 2]
 リスト(1811-1886):詩的で宗教的な調べ S.173 から
   アンダンテ・ラクリモーサ(No.9)/葬送曲(No.7)/孤独の中の神の祝福(No.3)
 リスト:ハンガリー狂詩曲第11番イ短調 S.244-11
 シューマン(1810-1856):幻想小曲集 Op.12 から なぜ?(No.3)
 グリーグ(1843-1907):ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.7
 スクリャービン(1872-1915):左手のための前奏曲と夜想曲 Op.9
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(ピアノ)
 ミハイル・ヴォスクレセンスキーは1935年ウクライナに生まれたロシアのピアニスト。モスクワ音楽院でレフ・オボーリン(1907-1974)に師事。シューマン・コンクール、ジョルジュ・エネスク・コンクール、リオデジャネイロ・コンクール、ヴァン・クライバーン・コンクール入賞。ベートーヴェンとスクリャービンのピアノ・ソナタ全曲およびショパンのピアノ独奏曲全曲を演奏。2007年から2010年にかけてモーツァルトのピアノ協奏曲全曲を演奏し当レーベルに録音。
 モスクワ音楽院教授としてスタニスラフ・イゴリンスキー、ヤコフ・カスマン、アレクサンドル・ギンディン、エレーナ・クズネツォヴァ、オレグ・マルシェフ、ユーリー・ファヴォーリン、ガリーナ・チスチャコヴァ他多数の名ピアニストを輩出。
 2015年現在、国際スクリャービン協会会長、モスクワ音楽院ピアノ科主任教授、桐朋学園大学客員教授。
 

CR 172
\2200
フランスのヴァイオリン・ソナタ集
 フランク(1822-1890):ヴァイオリン・ソナタ イ短調
 サン=サーンス(1835-1921):ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調 Op.75
 ラヴェル(1875-1937):ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調
グラーフ・ムルジャ(ヴァイオリン)
ナターリヤ・クラフチェンコ(ピアノ)
 グラーフ・ムルジャは1973年ロシアに生まれたヴァイオリニスト。モスクワ中央音楽学校およびモスクワ音楽院でイリーナ・ボチコヴァに師事。1990年パガニーニ・ヴァイオリン・コンクール(ジェノヴァ)第4位、1994年チャイコフスキー国際コンクール第3位、1996年ロン=ティボー・コンクール第3位等入賞を重ね、エリツィン大統領個人より奨学金を受けロンドンの王立音楽アカデミーで学びました。
 1990年より演奏活動を開始。2015年7月に来日しパガニーニの「24の奇想曲」全曲を演奏しました。
 

CR 173
\2200
チャイコフスキー(1840-1893):12の性格的小品「四季」Op.37b
スクリャービン(1872-1915):2つの詩曲 Op.32
ガリーナ・ペトロヴァ(ピアノ)
ガリーナ・ペトロヴァはヴァイオリニストの夫マクシム・フェドートフとのデュオでも知られるロシアのピアニスト。
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CR 174
\2200→\1990
サムイル・フェインベルクの芸術 Vol.5
 シューマン、ショパン、リスト:ピアノ作品集
 シューマン(1810-1856):フモレスケ 変ロ長調 Op.20/アレグロ ロ短調 Op.8
 ショパン(1810-1849):24の前奏曲 Op.28 から
   第1番ハ長調/第3番ト長調/第5番ニ長調/第8番嬰ヘ短調
   第10番嬰ハ短調/第11番ロ長調/第12番嬰ト短調
 ショパン・バラード第4番ヘ短調 Op.52
 リスト(1811-1886):コンソラシオン(慰め)S.172 から
   第1番ホ長調/第2番ホ長調/第4番変ニ長調/第5番ホ長調/第6番ホ長調
 リスト:メフィスト・ワルツ第1番 S.514
サムイル・フェインベルク(ピアノ)




LINDORO


NL 3030
\2500
ボッケリーニ、ブルネッティ:アリア&シーン集
 ガエターノ・ブルネッティ(1744-1798):
  E ver par troppo L.337(1786)/Se pieta L.333(1767-1770)
  L'ossa insepolte L.336(1776-1779)/
  Che fa il mio bene F.335(1767-1770)
  Involarmi il mio tesoro L.338(1792頃)(*)/
  Nom so piu dov'io sia L.339(1792頃)(*)
 ルイージ・ボッケリーニ(1743-1805):
  イネス・デ・カストロ [Ines de Castro] G.541(1798)

イェレナ・バンコヴィチ(ソプラノ)
カメラータ・アントニオ・ソレル
グスタボ・サンチェス(指揮)

録音:データ記載なし
 スペインで活躍したイタリア人作曲家ボッケリーニとブルネッティのイタリア語アリアとシーン(一場面の音楽)。
 イェレナ・バンコヴィチはセルビアのベオグラードに生まれたソプラノ。ベオグラード芸術大学を卒業後ベルリン芸術大学でオペラの修士課程2015年に修了。既に舞台で「カルメン」のミカエラ、「ラ・ボエーム」のムゼッタ等を演じています。
 カメラータ・アントニオ・ソレルは指揮者グスタボ・サンチェスによりスペインのサン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアルで2011年に創設されたピリオド楽器アンサンブル。(*)以外世界初録音。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ALTUS



ALT 339
\2800→\2590
怪物指揮者シェルヘンの聖典
 あの最恐マーラー交響曲第5番がアルトゥスの手により復活!

 (1)J.S.バッハ:フーガの技法 BWV1080より
  コントラプンクトゥス14
   (シェルヘン編曲オーケストラ版)
 (2)バリフ:角笛と猟犬
 (3)マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
ヘルマン・シェルヘン(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
 一度は聴いておきたいかつての名盤・有名ライヴがまたもアルトゥスの手により見事に復活!

 ブラボーとブーが交錯!会場大興奮の問題演奏、フランスハルモニアムンディでかつて発売、ファンの間で語り草となっていた鬼才シェルヘンのマーラー5 番ステレオライヴがラジオフランスのオリジナルマスターテープでCD化!

 ライヴ録音:1965年11月30 日 シャンゼリゼ劇場/ステレオ

 終演後聴衆どうしでブラボーとブーの応酬合戦となり大変なさわぎに。
 この演奏、シェルヘンの天才判断により終楽章と3楽章で低徊する要素を大胆にカット。終楽章などオーケストラの火の玉めいた大熱演もあり、突撃大行進と化し大変な興奮度です。聴く人を大いなるカタルシスに誘い込み違和感なく納得させてしまう魔術的なシェルヘンの演奏です。
 マーラーファンならずとも一度は聴いて損のない有名ライヴ。音も広がりがあり解像度申し分なくラジオフランスの録音らしい明晰この上ない優れたステレオ音質です。
 ハルモニアムンディ盤をおもちのかたも買い替えて損のない音質に向上いたしました。うれしい事にフーガの技法(これもまたすばらしい)とメシアンの弟子バリフの作品は初出!
 SACDシングルレイヤー盤も秋に発売を予定しております。




見覚えのある仏HMのジャケット。廃盤になって久しい。

 シェルヘンを怪物ゲテモノ指揮者として崇拝している人にとっては、このアルバムこそ聖典。
 逆にこれを聴いてCDを地べたにたたきつけた人も少なくないとおもう。
 店主は仰天し、戦慄し、おののき、感嘆し、そしてほおずりした。




アリア・レーベルの「幻想」
こちらもどうぞ

ARIA LABEL
AR 0054
1CD-R\1700
第54弾
 シェルヘン&ロンドン響

  ベルリオーズ:幻想交響曲
ヘルマン・シェルヘン指揮
ロンドン交響楽団

原盤:12inch Westminster WL 5268 モノラル
録音:1953年9月21・22日


 


ALT 340
\2800→\2590
シェルヘンらしく時代をこえ、モノラルばなれの豊かな音質
 (1)パーセル:『妖精の女王(真夏の夜の夢)』Z.629 抜粋
 (2)モーツァルト:交響曲第29番イ長調 K.201
 (3)プロコフィエフ:交響組曲『キージェ中尉』Op.60
ヘルマン・シェルヘン(指揮)
パリ放送交響楽団
 録音技術に一家言あったシェルヘンらしく時代をこえ、モノラルばなれの豊かな音質におどろき

 ライヴ録音:1954年1月20 日 パリ/モノラル

 冒頭から高ヴォルテージのパーセル、シェルヘン愛奏の逸品モーツアルトの29 番、激烈この上ないキージェなどすべてが強烈な表現力で一分たりとも飽きさせません。
 プログラムもバロック・古典・近現代といった博覧の天才シェルヘンらしい充実無類のもの。解説書も少しふみこんだバイオなど読ませます。天才シェルヘンの魅力を凝集した1枚です。
 

ALTSA 286
(SACD シングルレイヤー)
\5100
ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル
 大阪ライヴ1977年

  (1)ウェーバー:歌劇『オベロン』序曲
  (2)シューベルト:交響曲第8番ロ短調『未完成』D.759
  (3)チャイコフスキー:くるみ割り人形(抜粋)
   [第6曲:客の退場、夜、ネズミの出現/
   第7曲:くるみ割り人形とネズミの戦闘、
    くるみ割りの勝利と王子への変身/
   第8曲:冬の森/第9曲:雪片のワルツ/
   第14曲:パ・ド・ドゥ/第15曲:終曲のワルツ]
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィル
 ムラヴィンスキー77 年大阪ライヴがSACD シングルレイヤーで登場!

 ライヴ録音:1977年10月8日、フェスティバルホール/大阪] *アレクサンドラ・ヴァヴィーリナ=ムラヴィンスカヤ・アーカイヴ音源使用

 SACD シングルレイヤー盤。
 ムラヴィンスキーとレニングラード・フィル3 回目の来日ツアーは1977 年10 月に行なわれましたが、8 日に大阪フェスティバルホールで行なわれた公演がホールの専門技師によって許可を得て記録録音されていました。いずれもファンの間で伝説と化していた音源で、鮮明なステレオというのも衝撃です。シューベルトの「未完成」は、ムラヴィンスキーとレニングラード・フィルによるいくつかの録音が存在しますが、デリケートなニュアンスはこれが一番明瞭。強い緊張感に貫かれながらも、刻々と変化するニュアンスと温かな人間性に感動させられます。平林直哉先生執筆の解説中に、「『未完成』の冒頭の最弱音を聴いただけでも、尋常でないことがわかる」という言葉通りの、人間業を超えた演奏を目の当たりにできます。
 「くるみ割り人形」もムラヴィンスキーの選曲による組曲ですが、後期の交響曲に匹敵する大きな音楽と盛り上がりで身動きがとれなくなります。ことに徐々に盛り上がる「パ・ド・ドゥ」は息もつけぬ至福の6 分間を味わえます。

 SACD シングルレイヤーはSACDプレーヤーで再生可能です。



<メジャー・レーベル>
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WARNER



2564628549
(3CD)
\3000→\2790

マルタ・アルゲリッチ&フレンズ/ライヴ・フロム・ルガーノ2015
CD1
 ブラームス:ピアノ三重奏曲変ホ長調 Op.40
  アレクサンドル・モギレフスキー(ピアノ)
  イリア・グリンゴルツ(ヴァイオリン)
  ナタン・ブロード(ピアノ)
 シューマン/ドビュッシー編:
  カノン形式による6つの練習曲(2台ピアノのための)
   マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
   リーリャ・ジルベルシテイン(ピアノ)
 シューベルト:創作主題による8つの変奏曲 変イ長調 D.813, Op.35
  マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
  アレクサンドル・モギレフスキー(ピアノ)
 ブラームス:『F.A.E.ソナタ』より「スケルツォ」
  木嶋真優(ヴァイオリン)
  酒井 茜(ピアノ)
CD2
 ブラームス:クラリネット三重奏曲イ短調 Op.114
  ポール・メイエ(クラリネット)
  ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ)
  ゴーティエ・カプソン(チェロ)
 リース:ピアノ五重奏曲ロ短調 Op.74
  リーリャ・ジルベルシテイン(ピアノ)
  アンドレイ・バラーノフ(ヴァイオリン)
  リダ・チェン(ヴィオラ)
  趙 静(チェロ)
  エンリコ・ファゴーネ(コントラバス)
 トゥリーナ:ピアノ三重奏曲第2番ロ短調 Op.76
  ユラ・マルグリス(ピアノ)
  アリッサ・マルグリス(ヴァイオリン)
  ナターリャ・マルグリス(チェロ)
 バルトーク/セーケイ編:ルーマニア民俗舞曲
  ゲザ・ホッス=レゴツキ(ヴァイオリン)
  マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
CD3
 ドビュッシー:白と黒で
  マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
  スティーヴン・コワセヴィチ(ピアノ)
 ルイス・バカロフ:ポルテーニャ
  マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
  エドゥアルド・ウベルト(ピアノ)
  スイス・イタリア語放送管弦楽団
  アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指揮)
 プーランク:2台のピアノのためのソナタ FP156
  セルジオ・ティエンポ(ピアノ)
  アレッサンドロ・ステッラ(ピアノ)
 フィリップ・グラス:『恐るべき子供たち』組曲
  ジョルジア・トマッシ(ピアノ)
  カルロ・マリア・グリグオーリ(ピアノ)
  アレッサンドロ・ステッラ(ピアノ)
2015年6月10-27日、ルガーノ音楽祭







<国内盤> 


レグルス



RGCD‐2001/3
(3CD)
\4000+税


天才ヴァイオリニスト、外山滋の名演集!!
外山滋の芸術〜ミューズへの献身


◆CD-1
 ●W.A.モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 K296 
  (ピアノ:ハンス・カン) 
   1974年11月5日 御堂会館ホール 
 ●L.v.ベートーヴェン:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第10番 ト長調 作品96
   (ピアノ:安川加寿子)
   1970年2月28日 虎ノ門ホール 
 ●L.v.ベートーヴェン:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第1番 ニ長調 作品12の1
    (ピアノ:小林道夫)
   1984年3月15日 高知県民文化ホール(グリーン)
 ●L.v.ベートーヴェン:ヴァイオリンと管弦楽のための「ロマンス」 ト長調 作品40
    (指揮:近衛秀麿 オーケストラ:ミリオンポップス)
   1969年2月21日/3月20日 杉並公会堂
    〈音源:日本コロムビア〉

◆CD-2
 ●G.フォーレ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番 イ長調 作品13
   (ピアノ:安川加寿子)
    1970年2月28日 虎ノ門ホール 
 ●C.ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ より第2楽章 間奏曲
    (ピアノ:安川加寿子)
      1970年2月28日 虎ノ門ホール 
 ●M.ラヴェル:「ハバネラ」 編曲: G.キャサリーン
    (ピアノ:小林道夫)
     1984年3月8日 高知県佐川町珈琲館
 ●S.プロコフィエフ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番 ニ長調 作品94a 
    (ピアノ:小林道夫)
     1984年3月15日 高知県民文化ホール(グリーン)
 ●間宮芳生:無伴奏ヴァイオリンソナタ 
   1970年12月19日 ビクタースタジオ
   〈音源:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント〉

◆CD-3 *長時間収録のため再生不良が発生する可能性があります。
 ●L.v.ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61  
   (指揮:山田一雄 オーケストラ:読響日本交響楽団) 
    1975年2月1日 日比谷公会堂  「A.Stradivarius “Sunrise” 1677」
 ●J.シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 二短調 作品47 
   (指揮:山田一雄 オーケストラ:読響日本交響楽団)
    1975年2月1日 日比谷公会堂  「Guaruneri  “Corti” 1730」
外山滋(Vn)

 ●1昨年3月22日に亡くなったヴァイオリニスト外山滋の生前の様々の録音音源からの名演集。
 ●作曲家の精神に思いを致すことの大切さを再認識し、勉強への意欲をかきたてられる。(小林道夫)
 ●どんな作曲家の作品でも曲の性格に合った素晴らしい演奏ができるということは、彼が自分で言うように「多重人格」の持ち主だということかもしれない。(早川正昭)
 ●外山先生は自らを「多重人格」と呼び、あらゆる作曲家に対して的確な表現をするためには自身の人格すら多層的になるべきだ、と考え、実行されていました。それは、楽譜に忠実であるとか時代や背景やお国柄を研究する、といった次元では語りきれない、より重大なことを意味していました。
 それらをものの見事に達成されてもなお、驚くべきことに「トヤマの音」はいつでも同じなのです。多重人格と、それらを統合したひとつの個性とが共存するという、奇蹟の芸術を実現された先生は、真の音楽家の姿を見せてくださいました。(田崎瑞博)

 イギリス、カナダ、西ドイツ、オーストリアなど世界各国で数多くの演奏会、公演、音楽祭(ベルリン現代音楽祭)に出演し、欧州の新聞評では「完全な卓越したヴァイオリニスト」、「ソリストとして注目すべき演奏家」、「テクニックの完全なことを立証」、「現在、このようなベートーヴェンの協奏曲を演奏できる人がヨーロッパにいるだろうか。彼は300年のヨーロッパの伝統を知っている」、「我々よりヴィヴァルディを良く知っている(イタリー公演)」など、世界第一級と評された。
 国内においては東京ヴィヴァルディ合奏団のゲスト・コンサートマスター、および独奏者に就任。
 毎年100回以上のコンサートを全国各地で開催しながら、テレビでは「バイオリンのおけいこ」「オーケストラがやって来た」「朝の談笑」「夢のセレナーデ」「名曲アルバム」等で活躍し、非凡さを秘めつつ大衆を魅了する演奏で人気を集める。演奏ジャンルは驚くほど幅広く、タンゴからポピュラー(ビートルズなど)までをカバーし、大いなる天才ぶりを見せつけた。
 東京藝術大学音楽学部、桐朋学園大学各講師、日本指揮者協会会員、徳島文理大学音楽学部長を歴任。晩年は徳島文理大学音楽学部名誉教授の地位にあるとともに、後進の指導にも熱心にあたっていた。
 2014年 3月22日 召天 享年78歳
                                     
〈外山 滋 略歴〉                              
 1935年8月22日 誕生(東京生まれ) 4歳から6歳までヴァイオリンの手ほどきを受けるがその後、太平洋戦争のため中断。幼少期に新宿の角筈教会で洗礼を受ける。
 46〜51年(11〜17歳) 世界の巨匠故アレキサンダー・モギレフスキーに師事。
 51年 パガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番で初舞台。
 53年 デビュー・リサイタルを開催し、天才ヴァイオリニストとの評判を得る。
 54年〜57年 世界最年少のコンサートマスターとしてNHK交響楽団に在団。その後、国内にとどまらず欧州でも精力的な演奏活動を展開していった。
 60年 ABC交響楽団の7カ国公演において独奏者として参加。協奏曲35回(チャイコフスキー25回、ベートーヴェン10回)演奏。
 70年 ロンドン・ウィグモアホールで初のリサイタルに出演。
 75年 ウィーン/モーツァルト・ザールにおいて、モーツァルトのヴァイオリンソナタ全32曲を5日間の連続演奏会で独奏(ピアノ:ハンス・カン)し、絶賛を博す。
 75年 東京・大阪において、1730年および1735年作のグワルネリ・デルジェス、1677年作ストラディヴァリ・サンライズの世界三大名器を使い、一夜にしてブルッフ、ベートーヴェン、シベリウスの三大協奏曲を演奏して世間の注目を集める。
 80,84年 パガニーニ国際コンクール審査員としてイタリア、ジェノバに招かれる。

 *ライブ録音時のノイズ、歪、オープンテープの劣化によるザラツキがあります。あらかじめご了承ください。



 

CHANDOS(国内仕様盤)

PCHAN 9546
\2857+税
父ヤルヴィの名盤カリンニコフ!!
 国内仕様盤が新装発売!!

  カリンニコフ:
   交響曲第1番ト短調
   交響曲第2番イ長調

ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ・
 ナショナル管弦楽団

 カリンニコフの代表作、抒情あふれる2つの交響曲。病により34歳の若さでこの世から去った才能豊かな作曲家の作品を、ネーメ・ヤルヴィが指揮を振った、永遠に輝く不動の名盤!

 ※録音:1987年4月14日−17日 グラスゴー、ヘンリー・ウッド・ホール(第1番)/1989年8月20日−22日 ダンディ、ケアード・ホール(第2番)
 ※PCHAN 9546の新装発売に伴い、旧品番MCHAN 9546は廃盤となります。




HYPERION(国内仕様盤)

PCDA 68091
(2CD/特別価格)
\2857+税
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.1
 ヴァイオリン・ソナタ第18番ト長調 K.301
 ヴァイオリン・ソナタ第5番変ロ長調 K.10
 ヴァイオリン・ソナタ第33番変ホ長調 K.481
 ヴァイオリン・ソナタ第27番ト長調 K.379
 ヴァイオリン・ソナタ第15番ヘ長調 K.30
 ヴァイオリン・ソナタ第9番ハ長調 K.14
 ヴァイオリン・ソナタ第21番ホ短調 K.304
アリーナ・イヴラギモヴァ(ヴァイオリン)
セドリック・ティベルギアン(ピアノ)
 アリーナ・イブラギモヴァ 国内仕様盤!モーツァルトのソナタ全集第1弾!

 音楽の神ミューズに愛されたヴァオリニスト、21世紀ロシアの名手、アリーナ・イブラギモヴァ。2015年から2016年にかけての来日公演で全曲演奏会が行われるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集。レコード芸術2015年5月号に掲載されたインタビューでも録音の予定が語られていたモーツァルトのソナタ集の国内仕様盤!
 第1弾は、K.10からK.481まで7曲のソナタを収録した2枚組。よく知られた名作から若きモーツァルトが書いた初期のソナタまでをバランスよく組み合わせるというコンセプトは演奏会を踏襲。アリーナ・イブラギモヴァが愛器アンセルモ・ベッロシオ1775年頃製作のヴァイオリンを携え、朋友セドリック・ティベルギアンとともに描く極上のモーツァルトです。

 ※録音:2014年9月29日−10月1日、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)

 ☆アリーナ・イブラギモヴァ 2016年来日公演情報!
  2016年3月30日(水) 所沢ミューズ 無伴奏ヴァイオリン・リサイタル
  2016年4月03日(日) 名古屋 電気文化会館 無伴奏ヴァイオリン・リサイタル
  2016年4月06日(水) 王子ホール (キアロスクーロ・カルテットのメンバーとして)
  2016年3月24日、3月25日、王子ホール 3月27日、パルテノン多摩での公演は、大盛況のうちに公演終了となりました!
 

PCDA 68099
\2857+税
ドヴォルザーク&シューマン:ピアノ協奏曲集
 ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲ト短調 Op.33
 シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54
スティーヴン・ハフ(ピアノ)
アンドリス・ネルソンス(指揮)
バーミンガム市交響楽団
 ハフのドヴォルザーク&シューマン!指揮はアンドリス・ネルソンス!

 ピアノ王国ハイぺリオンを代表する、イギリス・ピアノ界の名匠スティーヴン・ハフ。これまで、サン=サーンスやラフマニノフ、シャルヴェンカ、チャイコフスキー、グリーグ、リスト、ブラームスなど、数々のコンチェルト名録音(英グラモフォン賞は3回受賞、うち2回は「Recording of the Year」も受賞)を生み出してきたハフの新たなる協奏曲録音は、2014年の来日公演で披露したドヴォルザーク、そして名曲シューマン! 更に、次代の巨匠候補の一人、アンドリス・ネルソンス!
 2015年まで音楽監督を務めたバーミンガム市交響楽団を振り、ハフの新たな名盤を創造する!

 ※録音:2014年11月26−29日(シューマン)&2015年3月17日−19日(ドヴォルザーク)、シンフォニー・ホール(バーミンガム)


















3/29(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



ACCENT

ACC 24301
\2600→\2390
ゼレンカが残したフランシスコ・ザビエルへの祈り
 ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679〜1745):
  聖ザビエルのミサ ZWV12、
  聖ザビエルの連祷 ZWV156
ヴァーツラフ・ルクス(指揮)
ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ)
ルシール・リシャルド、
 カミラ・マザロヴァ(アルト)
ヴァーツラフ・チゼック(テノール)
ステファン・マクラウド(バス)
 ゼレンカが残した聖人となったフランシスコ・ザビエルへの祈り

 日本に初めてキリスト教を伝えた伝道師としておなじみのフランシスコ・ザビエル。死後聖人に列せられ、ドレスデンのザクセン選帝侯フリードリヒ・アウグスト2 世の妃、マリア・ヨーゼファの守護聖人として知られました。1728 年、王子が亡くなったことがマリア・ヨーゼファの聖ザビエル信仰を駆り立て、翌年1729 年の聖ザビエル祝祭日とそれに続く1 週間は大きな行事となりました。
 このCD におさめられている2 曲「聖ザビエルのミサ ZWV12」と「聖ザビエルのリターニエ( 連祷) ZWV156」はどちらもその時の聖ザビエル祝祭のために書かれたものです。
 1679 年にボヘミアで生まれたヤン・ディスマス・ゼレンカはザクセン選帝侯に仕え、宮廷のカトリック教会の作曲家として多数の宗教音楽を残している作曲家。J.S. バッハとも親交があったといわれています。
 「聖ザビエルのミサ ZWV12」は、ゼレンカの作品の中で最も大規模なものの1 つ。楽器をフルに使った充実した響きの楽章と、繊細な声楽ソロと少ない楽器による室内楽的な楽章とのコントラストが美しい曲です。
 「聖ザビエルのリターニエ( 連祷)ZWV156」は、ドレスデンの宮廷でザビエルの祝祭日の度に朗誦されてきた連祷のテキストに作曲されたもの。当時一般的だったオーケストラの編成に加えて、ドレスデンの宮廷で愛好された楽器、ホルンが使われているのが大きな特徴です。ホルンの名人芸がいかんなく発揮されるこの曲に、当時ドレスデンの宮廷付きホルン奏者の技術の高さが伺えます。
 演奏は、2005 年に結成され、世界各国のコンサートや音楽祭に出演するなど注目を集めているチェコの古楽アンサンブル、コレギウム 1704 とコレギウム・ヴォカーレ 1704。すっきりしたテンポによる爽快感のある演奏が魅力的です。人間の生活と信仰がどれだけ密接であったか、そして信仰と音楽がどれだけ切り離せないものかを改めて感じさせられる1 枚です。




ATMA CLASSIQUE


ACD2 2485
\2100
若き巨匠クリスチャン・レオッタのディアベッリ
 ベートーヴェン:
  ディアベッリの主題による33の変奏曲ハ長調作品120
クリスチャン・レオッタ(ピアノ)
 録音:2014年7月、ケベック/56’18

 イタリアのシチリア島カターニャに生まれたピアニスト、クリスチャン・レオッタ。現在彼は京都府立民ホール「アルティ」でベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32 曲連続演奏のプロジェクトを敢行中で、昨年12 月に行われた4 回のコンサート、今年4、5 月の5 回とあわせて全9 回が予定されています。2007 〜 2012 年録音されたベートーヴェンのソナタ全集(2 枚組み全5 巻)は、確かなテクニックとしっかりとした構成力で往年のベートーヴェン弾きのような重厚なベートーヴェンを描いています。
 ソナタ全集の後に取り組んだのが晩年の大作「ディアベッリの主題による33 の変奏曲」。アントン・ディアベッリの主題をもとにした変奏曲で演奏時間は50 分を超える長大な作品。レオッタは高い集中力を発揮し、一音一音すべてが意味を持たせ、それぞれの変奏曲が有機的につがなっており、ベートーヴェン晩年の静謐な音楽世界を表現しています。
 


ACD2 2737
\2100→\1890
アルメニア人に対する大規模な虐殺から100 年
 ペトロス・シュージュニアン(1957〜):
  弦楽四重奏曲集

   弦楽四重奏第3番 (2013)
   弦楽四重奏第4番 (2013)
   弦楽四重奏第5番 (2013)
   弦楽四重奏第6番 (2013)
モリナーリ弦楽四重奏団
 ペトロス・シュージュニアンの弦楽四重奏曲集。アルメニアの音楽に根差した豊かな世界を、クロノス、アルディッティに並び現代音楽界に欠かせないカルテット、モリナーリ弦楽四重奏団が送る

 録音:2015年11月

 19 世紀末と20 世紀初頭の2 度にわたり、オスマン帝国領内で起きたアルメニア人に対する大規模な虐殺から2015 年で100 年を迎えることを記念して、アルメニアの作曲家ペトロス・シュージュニアンが書いた4 曲の弦楽四重奏曲が収録されたCD です。4 曲の弦楽四重奏曲全てが、アルメニアに5〜 15 世紀から伝わる礼拝の歌を素材として書かれています。
 各楽章に付けられたタイトルは、全てアルメニアを流れる川の名前。地を肥やし人々に力を与える命の象徴である水に、シュージュニアンは思いを込めたといいます。
内省的な祈りの楽章から祝祭的な雰囲気を持つもの、鬱々とした暗い曲調から溢れんばかりのポジティヴなエネルギーに満ち溢れた楽章まで、多様な表情を見せるシュージュニアンの音楽は、人間的で温もりを感じさせます。カバー写真のノラヴァンク修道院はシュージュニアンがこれらの弦楽四重奏を書くにあたりインスピレーションの源泉となった場所とのことです。
 演奏は現代音楽を中心に演奏し、批評家に「クロノス四重奏団やアルディッティ四重奏団に対するカナダの答え」と言わしめたモリナーリ弦楽四重奏団。アルメニアの歴史や風土、人間に深く根差し、祈りが込められたシュージュニアンの弦楽四重奏曲。生命力溢れる4 曲に背中を押されること間違いなしです。




COVIELLO


COV 91602
\2600
カール5世のための音楽
 ウプサラの歌曲集:言葉は肉となりて
 不詳:武装した人
 不詳:トゥルディオン
 ミヒャエル・プレトリウス:スペインのパヴァーヌ
 フランシスコ・デ・ラ・トーレ:ダンツァ・アルタ
 ルイス・デ・ナルバエス:「千々の悲しみ」によるデフェレンシアス
 ティールマン・スザート:パヴァーヌ「戦い」
 トワノ・アルボ:私を虜にする美しい人
 ウプサラの歌曲集:ああ、月が輝いて
 ルイス・デ・ミラン:パヴァーヌとガイヤルド
 フィリップ・ヴェルドロ:イタリア・ミア
 フランシスコ・ゲレーロ:ミサよりグローリア「天国のたとえ話」
 ヒロニムス・パラボスコ:主よ、平和を与えて下さい
 ヨハン・ワルター:神はわがやぐら
 ジョスカン・デプレ:主よ、われ御身に依り頼みたり
 リベル・ウズアリス(グレゴリオ聖歌集):
  アンティフォン・レクイエム・エテルナ
 ルートヴィヒ・ゼンフル:我は死ぬことなく生き
 不詳:主よ、あなたをあがめ
 他
カペラ・デ・ラ・トーレ
マティアス・ゲルヒェン(バス)
 「太陽の沈まぬ国」の神聖ローマ皇帝、カール5世の時代の音楽カペラ・デ・ラ・トーレとマティアス・ゲルヒェンの歌声が聴き手を500年前の宮廷に誘う!

 録音:2006年10月9日-13日

 神聖ローマの皇帝として、そしてスペイン国王として「太陽の沈まぬ国」と称される世界帝国を築き上げたカール5 世は、音楽と共にあった皇帝でした。子供時代を過ごしたネーデルランド総督の叔母の宮廷にはいつも音楽が溢れ、カール5 世自身も優秀な音楽教師のもとで音楽を学びながら育ったといいます。
 スペイン国王の座を継承するためスペインに入った際も楽団を伴っていたというカール5 世の宮廷は、いつしか帝国中の優れた音楽家が集う場所となり、活発な音楽活動の拠点となりました。
 このCD は、そんなカール5 世の時代に演奏されていたであろう音楽を集めたものです。
 収録曲は1500 年のカール5 世の誕生から、1517 年のスペイン国王即位、1530 年の神聖ローマ帝国の皇帝の戴冠式、そして1558 年に生涯を閉じるまでの、重要な出来事が起きた年代に沿って選曲され、カール5 世の一生を音楽で万遍なくカバーしています。作者不詳の世俗曲からジョスカン・デプレ、その他ドイツ、フランス、イタリアを始めとするヨーロッパ各地の作曲家の作品などが、幅広く収録されています。
 演奏は、それぞれが古楽のスペシャリストとして活躍するアンサンブル、カペラ・デ・ラ・トーレと、バス歌手のマティアス・ゲルヒェン。「カペラ・アルタ」と呼ばれる管楽器を主体とした編成のための演奏団体であるカペラ・デ・ラ・トーレは、中世やルネサンスの知られていない作品の普及をコンセプトの1つに掲げて活動しています。
 マティアス・ゲルヒェンは古楽から現代音楽、オペラ、リートなど幅広く活躍し、注目を集める歌手です。
 500 年前のハプスブルク帝国の絶頂期、カール5 世が生きた時代に、音楽でタイムスリップされてみてはいかがでしょうか。




SIMAX

PSC 1336
\2600→\2390
マリータ・ソルベルグ/オペラ・アリア集
 カタラーニ: 歌劇《ラ・ワリー》− 私は遠いところに行きましょう
 モーツァルト: 歌劇《フィガロの結婚》−
  楽しい思い出はどこへ, 愛の神よ照覧あれ
 グノー:歌劇《ロメオとジュリエット》− 私は夢に生きたい
 ビゼー:歌劇《真珠採り》−
  夜の闇にただひとり…いつかのような暗い夜に
 レオンカヴァッロ: 歌劇《道化師》− 大空を晴れやかに
 プッチーニ: 歌劇《トゥーランドット》−
  お聞きください王子さま, 氷のような姫君の心を
 プッチーニ: 歌劇《ラ・ボエーム》− 私の名はミミ
 ベッリーニ: 歌劇《カプレーティ家とモンテッキ家》−
  ああ、いくたびあなたのために天に祈ったことか
 ラフマニノフ: 歌劇《フランチェスカ・ダ・リミニ》−
  おお、泣かないでください、私のパオロ
 ドヴォルザーク:歌劇《ルサルカ》−
  月に寄せる歌「空の深みのお月さま」
 ヴェルディ:歌劇《オテロ》− アヴェ・マリア
 リヒャルト・シュトラウス: 歌劇《ダナエの愛》−
  間奏曲 あなたのそばで安らぎに包まれ
マリータ・ソルベルグ(ソプラノ)
ノルウェー国立歌劇場管弦楽団
ジョン・フィオーレ(指揮)
 ノルウェーのソプラノ、ソルベルグが美しく瑞々しく歌うオペラ・アリア集

 録音:2013年10月、2014年1月、4月 オスロ・オペラハウス(オスロ)/73’19

 ノルウェーのソプラノ歌手、マリータ・ソルベルグ(1976-)。オスロの国立オペラ大学(現、オスロ国立芸術大学)とノルウェー国立音楽アカデミーに学び、2006 年から2008 年までシュトゥットガルト州立歌劇場で歌い、2008 年、ノルウェー国立歌劇場に首席アーティストとして入団しました。
 2012 年上演の新しいプロダクションによる《ラ・ボエーム》でミミ役を歌いノルウェー音楽批評家賞を受賞、同じ役で初めてウィーン国立歌劇場の舞台に立ちました。
 ハイドンの《天地創造》やブラームスの《ドイツ・レクイエム》などのコンサートに客演、マルク・ミンコスフキとルーヴル宮音楽隊がヨーロッパ・ツアーで演奏したバッハの《マタイ受難曲》に参加。オーレ・クリスチャン・ルードとベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団が行ったグリーグの音楽によるイプセンの劇『ペール・ギュント』(BIS SA1441/42)でソールヴェイの歌とセリフを担当、〈ソールヴェイの歌〉は2010 年のノーベル平和賞授与式でも歌っています。
 今回初めてのソロ・アルバム。プッチーニやモーツァルトたちの「ヒロイン」を演じ、美しく瑞々しい声で「ドラマ」を歌い上げます。そのソルベルグの歌にノルウェー国立歌劇場のオーケストラが、デリケートに優しく寄り添います。

〈ソールヴェイの歌〉、どうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=R8AD75_sNJM&feature=player_detailpage&list=RDR8AD75_sNJM






CPO


555014
(2CD)
\5400
ジャコモ・マイヤベーア:歌劇「ディノーラ…プレールメルの巡礼」3幕
 ユレ・バルビエ&ミシェル・カッレ 台本
パトリチア・チォーフィ(ソプラノ)/
エティエンヌ・デュピュイ(バリトン)/
フィリップ・タルボ(テノール)/
セス・カリコ(バス・バリトン)/
ギデオン・ポッペ(テノール)/
クリスティーナ・シダク(メゾ・ソプラノ)/
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団/
エンリケ・マッツォーラ(指揮)
 2014年にcpoレーベルからリリースされた歌劇「バスコ・ダ・ガマ」(777828)は2015年のエコー賞を受賞するなど、高い評価を受けました。
 今回のマイヤベーア(1791-1864)作品は、彼の歌劇中、最も知られる「ディノーラ」です。とは言え、これまでこの歌劇は、ディノーラの狂気の部分が強調された名歌手マリア・カラスの歌唱ばかりで知られているため、他の歌手たちは取り上げにくい作品だったのではないでしょうか。
 今回、この難役に挑戦したのはイタリア出身のチョーフィ。演技力には定評のある彼女が創り上げる新しいディノーラ像は、狂気だけでなく、コミカルな面も含めた、これまでの固定観念を完全に打ち破るものです。
 彼女を取り巻く男声たちも絶妙な歌いぶり。またマッツォーラが指揮するベルリン・ドイツ・オペラ管も充実した響きで歌唱に応えています。
 

555016
\2700
ハンブルクの市民隊長のための音楽 1780年 〜
 C.P.E.バッハ(1714-1788):オラトリオとセレナード集

  1.オラトリオ:"Hebt an, ihr Chore der Freuden"/
  2.セレナータ:"Der Trommeln Schlag, der Pfeifen Spiel"
バロックヴェルケ・ハンブルク/
イラ・ホーフマン(指揮)
 十字軍への貢献が認められ、12世紀に商業上の特権が認められたハンブルク。その後、様々な変遷を経てハンザ同盟の一員として富裕な有力都市となり、17世紀までにはローマ皇帝から「自由都市」の特権が与えられ、自治権を獲得します。
 三十年戦争やナポレオン戦争で打撃を受けるも、その都度復興。常に独立心溢れるこの地域の住民たちは、軍隊を持つことをせず、自衛団を結成し、強盗や海賊の襲撃に備えていました。
 そして毎年グループの隊長を任命し、その祝典儀式では、ハンブルクの音楽監督が華麗な音楽を作曲し、演奏されたのです。
 1780年の祝典儀式ではテレマンの後任であったC.P.E.バッハが音楽を提供。これらはトランペットとティンパニが活躍する「戦争と平和」の対比を描いた壮麗な作品となっています。
 


777934
\2700→\2490
ヤン・ファン・ヒルセ:作品集
 1.ピアノ協奏曲「3つの舞曲の描写」/
 2.「聖ニコラスの歌」による変奏曲
オリヴァー・トリエンドル(ピアノ)/
オランダ交響楽団/
デイヴィッド・ポルセライン(指揮)
 cpoレーベルが力を入れている「知られざる作曲家の復興」シリーズ。オランダのヤン・ファン・ヒルセ(1881-1944)の作品群の録音もその一つです。
 神学者の家庭に生まれ、幼少期から音楽の才能を表し、ベルリンではフンパーディンクに師事した後、イタリアに留学。作曲家として名を挙げてからは常に革新的な作品を作り続けます。
 このピアノ協奏曲は1927年から1939年という長い期間を経て作曲されたもので、演奏困難なピアノ・パートと小編成のアンサンブルから生み出される斬新な音色が特色です。
 3つの楽章は舞曲の闊達なリズムに基づく興味深い旋律で構成されています。子供の歌である「聖ニコラスの歌」による変奏曲は、ヒルセの名声を高めた人気作で、連弾のための編曲も存在し、こちらも広く愛されています。
 ポルセラインとオランダ交響楽団による自国作への愛着が感じられる演奏です。
 

777891
\2700
ゲオルク・フィリップ・テレマン:様々な楽器のための大協奏曲集 第3集
 1.協奏曲 ニ長調 TWV 54:D3/
 2.協奏曲 ホ短調 TWV 52:e3/
 3.協奏曲 ニ長調 TWV 54:D2/
 4.協奏曲 ホ短調 TWV 53:e2/
 5.協奏曲 ニ長調 TWV 54:D1
ラ・スタジオーネ・フランクフルト/
ミヒャエル・シュナイダー(指揮)
 テレマン(1681-1767)が生涯に書いた数多くの協奏曲は、どれもが「合奏協奏曲」の形式に則り、様々な楽器を満遍なく使用した華麗な響きを持つものです。
 どの曲も楽器同士が競い合い、また寄り添いながら豊かな音楽を奏でるように書かれていて、それは、奏者たちにとっても腕の見せ所が多く、演奏し甲斐のある作品なのです。
 テレマンの作品番号には、、使われている独奏楽器の数が示されており、TWV52は2つの独奏楽器群とオーケストラ、TWV54は4つの独奏楽器群となっています(その後につくアルファベットは調性を示すもので、大文字は長調、小文字は短調です)。ただ、あまりにも数が多く、現在でも完全に整理されている状態ではありません。
 そんな一連の作品を演奏するのは、ベテランのシュナイダー率いるラ・スタジオーネ・フランクフルト。彼らのこれまでの録音も全て高く評価されています。
  

777608
\2100
ヴィドマン:「音楽の徳の鏡」(抜粋)/プレトリウス:「テレプシコーレ」(抜粋)
 1.エラスムス・ヴィドマン(1572-1634):「音楽の徳の鏡」(1613)(抜粋)/
 2.ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):「テレプシコーレ」(1612)(抜粋)
アカデミア・デル・リチェルカーレ/
ピエトロ・ブスカ(指揮)
 17世紀初頭の舞曲集です。エラスムス・ヴィドマンは作曲家、オルガニストとしてドイツのグラーツからローテンブルクで活躍した人。彼の代表作である「音楽の徳の鏡」は当時流行していた舞曲集で、それぞれの曲には女性の名前が付されるという興味深いもの。どれもルネサンスから初期バロック期への変遷期らしい、闊達な表情を備えています。
 ほとんど同じ時期に出版されたプレトリウスの「テレプシコーレ」は300を越える舞曲からなる曲集で、そのほとんどはフランス伝来の様式で書かれています。
 当時の貴族たちが好んで聞いていたこれらの作品、演奏するのは25年前に結成され、数多くの演奏会を行ってきたアンサンブル、アカデミア・デル・リチェルカーレ。このアルバムがcpoレーベルへの初録音となります。
 


555012
\2100→\1890
オイゲン・ダルベール:弦楽四重奏全集
 1.弦楽四重奏曲 第2番 変ホ長調 Op.11(1893)/
 2.弦楽四重奏曲 第1番 イ短調 Op.7(1887)
ラインホルト弦楽四重奏団
 歌劇「低地」で知られるドイツの作曲家ダルベール(1864-1932)。もともとはスコットランド出身で、ロンドン王立学校で学び、ウィーン音楽院へ留学、その後フランツ・リストのもとで学び優れたピアニストとして活躍しました。
 6回結婚するなどユニークな生涯を送ったことでも知られる彼の音楽は、重厚な後期ロマン派の作風にぴったりはまるもので、この2曲の弦楽四重奏曲は、ブラームスの影響も感じさせるものの、複雑なメロディと和声、そしてめまぐるしく変化するリズムは独特な雰囲気を持っています。
 ラインホルト弦楽四重奏団はこれまでにもアルノルト・メンデルスゾーンの作品(777774)をリリースしており、近現代の作品の演奏で高く評価されているアンサンブルです。
 
555019
\2100
ニーノ・ロータ:ピアノ作品選集
 1.バッハの名による変奏曲とフーガ/2.15の前奏曲/
 3.ワルツ/4.戯れるイッポーリト/5.子供のための7つの作品/
 6.幻想曲 ト長調
クリスティアン・ザイベルト(ピアノ)
 「偉大なる映画作曲家」として知られるイタリアの作曲家、ニーノ・ロータ(1911-1979)。しかし彼自身は「本業はクラシックの作曲家である」と言い、数多くのクラシック作品を書き上げていました。ただし、それらはあまり陽の目を見ることなく、彼が亡くなるまでは演奏される機会も少なかったのはまことに残念なことでした。最近ようやく、いくつかの作品が録音、演奏されはじめ、聴き手もその完成度の高さに驚かされることとなります。このアルバムもそんな1枚。ロータのピアノ曲の中から比較的知られる作品が収録されています。収録曲の中で最も大作である「バッハの名による〜」は、序奏の華麗な響きだけでなく、レーガーに比肩するほどの精緻な対位法にも耳を澄ませてみてください。ロータが目指した理想の音楽と、バッハへの尊敬の念を知ることができる見事な作品です。




CONTINUO


CONTINUO-CR 115 \2500
ルーカ・ロンバルディ(1945-):ピアノ作品集(1963-2003)
  帰還 [Wiederkehr] (1971)/アルバムの綴り [Albumblatter] (1967/1968)
  「進め同志よ」による変奏曲 [Variazioni su "Avanti popolo alla riscossa"] (1977)
  ディヴェルティメント [Divertimento] (1963)(*)
  8つのあいさつ [8 Saluti] (2001-2003)(+)
   ピエル・ファルッリへのあいさつ/旧年への別れ−新年へのあいさつ
   ヴォルフガング・リームへのあいさつ/ルチアーノ・ベリオへのあいさつ
   クリスティアンとウッラへのあいさつ/アルヴィンへのあいさつ
   ミリアムへのあいさつ/ユルゲン・ティムへのあいさつ
ジャンカルロ・カルディーニ(ピアノ(無印))
アレッサンドラ・ジェンティーレ(ピアノ(*))
アレッサンドラ・アンマラ(ピアノ(+))
録音:2005年5月(無印/*)/2013年10月(+)
 ルーカ・ロンバルディはイタリアのローマに生まれた作曲家。母方はユダヤ系。ケルンでカールハインツ・シュトックハウゼン、アンリ・プスール、マウリシオ・カーゲル、ディーター・シュネーベル、フレデリック・ジェフスキ、ベルント・アロイス・ツィマーマンに、ベルリンでパウル・デッサウに師事。
 2016年現在4つのオペラ、3つの交響曲を含む約160の作品を発表。1973年から1994年までペーザロおよびミラノ音楽院作曲科教授。
 1985年、共著「20世紀の楽器法」出版。2002年には日本財団に招かれ6か月間日本に滞在。
 2008年イスラエルの市民権を取得、以来ローマとテルアヴィヴの二都市を拠点に活躍しています。
 


CONTINUO-CR 116
(2CD)
\4000→\3690
アルベルト・ノネス(ピアノ)
ショパン(1810-1849):マズルカ全集

  [CD 1]
  マズルカ
   変ロ長調(1826)/ト長調(1826)/ハ長調 Op.posth.68 No.1(1829)
   イ短調 Op.posth.68 No.2(1827)/ニ長調(1827-1832)/変ロ長調 (1832)
   ヘ長調 Op.posth.68 No.3(1829)/ハ長調(1833)
  4つのマズルカ Op.6(1830-1832)/4つのマズルカ Op.7(1830-1832)
  4つのマズルカ Op.17(1832-1833)/4つのマズルカ Op.24(1833-1834)
  マズルカ
   変イ長調(1834)/ト長調 Op.posth.67 No.1(1835)
   ハ長調 Op.posth.67 No.3(1835)
  4つのマズルカ Op.30(1835-1837)/マズルカ イ短調(1840-1841)
  [CD 2]
  4つのマズルカ Op.33 (1837-1838)/4つのマズルカ Op.41(1838-1839)
  マズルカ イ短調(1840-1841)/3つのマズルカ Op.50(1841-1842)
  3つのマズルカ Op.56(1843)/3つのマズルカ Op.59(1845)
  3つのマズルカ Op.63(1846)/マズルカ イ短調 Op.posth.67 No.4(1846)
  マズルカ ト短調 Op.posth.67 No.2(1848)/マズルカ ヘ短調 Op.posth.68 No.4(1849)
アルベルト・ノネス(ピアノ)
録音:2015年7月6-7日
 アルベルト・ノネスはトレントのA・F・ボンポルティ音楽院で学んだイタリアのピアニスト・音楽学者。ボローニャ大学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、トレント大学で学んだ政治哲学の博士でもあります。




<メジャー・レーベル>
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SONY


8898532035-2
(5CD)
\3700→\3390

[マルタ・アルゲリッチ75歳記念リリ-ス]
マルタ・アルゲリッチ/コンプリート・ソニー・クラシカル・レコーディングズ

【Disc1】
 1) プロコフィエフ:『フルート・ソナタ ニ長調 Op.94』,
 2) フランク:フルート・ソナタ イ長調(原曲:ヴァイオリン・ソナタ)〜
  ジェイムズ・ゴールウェイ(フルート) マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
   [録音]1975年5月, ロンドン、キングズウェイ・ホール(ステレオ:セッション、原盤:RCA),
【Disc2】
 シューマン:『幻想曲 ハ長調 Op.17』『幻想小曲集 Op.12』〜
  マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)[録音]1976年(ステレオ:セッション、原盤:Ricordi),
【Disc3】
 1) フランク:『ヴァイオリン・ソナタ イ長調』,
 2) ドビュッシー:『ヴァイオリン・ソナタ』〜
  イヴリー・ギトリス(ヴァイオリン) マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
   [録音]1977年(ステレオ:セッション、原盤:Ricordi),
【Disc4】
 1) ベートーヴェン:『ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.19』,
 2) ハイドン:『ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob.XVIII-11』〜
  マルタ・アルゲリッチ(指揮、ピアノ) ロンドン・シンフォニエッタ
  [録音]1980年(ステレオ:セッション、原盤:Ricordi),
【Disc5】
 1) R.シュトラウス:『ピアノと管弦楽のための「ブルレスケ」ニ短調 AV.85』
  [録音]1992年12月、ベルリン、フィルハーモニー
 2) スクリアビン:『プロメテウス〜火の詩(交響曲第5番)』
  [録音]1992年5月、ベルリン、フィルハーモニー〜
   マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
   クラウディオ・アバド(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    (デジタル:ライヴ、原盤:Sony Classical)

 現代最高のピアニストの一人、マルタ・アルゲリッチ(1941年6月5日生まれ)。
 その75歳の誕生日を記念して、アルゲリッチがイタリア・リコルディ、RCA、そしてソニー・クラシカルに残してきた全録音を収録したボックスです。
 各ディスクは、オリジナル・ジャケット・デザインによる紙ジャケットに封入され、厚紙製クラムシェルボックスに収容されます(サイズ: L13.1 cm x W 2.1 cmx H 13.2 cm)。別冊解説書付き。

 Disc2〜4のリコルディ原盤は、オリジナル・アナログ・マスターテープから24bit/96 kHzによってリマスターされたマスターが使用されています。

 [CD1]フルートのジェームズ・ゴールウェイとの、息の合った演奏を聴かせる珠玉の1枚。フランクの「フルート・ソナタ」は有名な「ヴァイオリン・ソナタ」をフルートで吹いたものですが、ゴールウェイのつややかな演奏が、ヴァイオリンとはまた異なる新たな魅力をこの曲に与えています。プロコフィエフではアルゲリッチの推進力とゴールウェイの輝かしい歌がぴたりと同期している名演です。ゴールウェイにとっても、ベルリン・フィルを退団しソロ活動に専念し始めた初期の録音にあたり、その闊達な技巧派目をみはるばかりです。なおフランクのソナタはアルゲリッチの得意曲であり、原曲のヴァイオリン版もアッカルド、ギトリス(2種)、リッチ、パールマン、シュヴァルツェンベルクとオフィシャル録音だけでも7種類あり、チェロ版はマイスキーとの複数の録音が知られていますが、フルート版はこのゴールウェイ盤のみです。

 [CD2]シューマンは、ショパンと並びアルゲリッチの得意とする作曲家といえるでしょう。中でも「幻想曲」は、1966年のニューヨーク・リサイタル・デビューでもプログラムにも入れていた得意曲でありながら、この1976年のセッション録音以降は取り上げられなくなったという意味で貴重な録音といえるでしょう。「幻想小曲集」はやはり長らくこの76年盤が唯一の録音でしたが、EMIから79年のコンセルトヘボウでのライヴ録音がオフィシャルにリリースされているほか、この中の「夢のもつれ」はアルゲリッチ得意のアンコール曲であるため、よく演奏しています。
 これらの作品に盛り込まれたシューマン特有の熱狂的ロマンティシズムを、鮮やかな指さばきを駆使し、鋭い求心力で描き出しています。

 [CD3]名手イヴリー・ギトリスとコラボレートした初めての録音であり、現在のところ唯一のセッション録音。
 鬼才と称して間違いないギトリスのヴァイオリンは、何ものにも束縛されない閃きに充ちたアプローチで濃密な演奏を展開しますが、それに対する天才アルゲリッチの自在な応答、柔軟な支え、のびのびとした表現にも目を見張るものがあります。前述の通り、フランクのソナタは、ギトリス本人とのライヴ再録音も含め7種類を数えますが、その中でも求心力の強さの点で特筆すべき盤です。なお[CD2][CD3]は、イタリア以外では当時のCBSによって発売されており、いくつかのレーベルの変遷を経て、再びソニー・クラシカルに戻ってきたことになります。

 [CD4]古典派協奏曲の名品2曲を、イギリスの名門ロンドン・シンフォニエッタを弾き振りした演奏。彼女の広いレパートリーの中に占めるベートーヴェンの協奏曲の位置は独特で、まったく演奏しない曲もある一方、この第2番などはこの80年盤のほか3種類のオフィシャル録音が公刊されている得意演目です。ハイドンの機微溢れる柔軟性も特筆もの。師と仰いでいたグルダ譲りの確信に満ちたタッチで弾き出されるピアノは実にエキサイティングかつ変幻自在で見事の一言。

 [CD5]アバド&ベルリン・フィルとの共演による2曲をカップリングしたディスクで、いずれもアルゲリッチ唯一の録音。「ブルレスケ」は1992年のジルヴェスター・コンサートのライヴで、シュトラウス若書きのヴィルトゥーゾ向けのコンチェルタンテ作品の魅力を余すことなく解放させ、壮絶な名演を成し遂げています。その半年前のライヴであるスクリャービン「プロメテウス」も、精緻かつ圧倒的な迫力に満ちた力演です。







<国内盤> 

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若林工房



WAKA 4192-93
(2CD)
\3700(税込)
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
 「モーツァルト ピアノ・ソナタ集 vol.3」
 ●disc-1
  ピアノ・ソナタ 第1番 ハ長調 K.279 (189d)
  サリエリの主題によるつの変奏曲 ト長調 K.180 (173c)
  ピアノ・ソナタ 第6番 ニ長調 K.284 (205b)
  ピアノ・ソナタ 第7番 ハ長調 K.309 (284b)
 ●disc-2
  ピアノ・ソナタ 第13番 変ロ長調 K.333 (315c)
  ピアノ・ソナタ 第15(18)番 ヘ長調 K.533/494
  ピアノ・ソナタ 第18番ニ長調K.576
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
 天才作曲家の喜怒哀楽を表情豊かに描く〜 待望のソナタ全曲録音、いよいよ完結!モーツァルト:ピアノ・ソナタ集 Vol.3 イリーナ・メジューエワ

 録音: 2015 年11 月〜12 月、新川文化ホール(富山県魚津市)/STEREO / DSD 録音、発売元:若林工房

 イリーナ・メジューエワによる好評のモーツァルト・シリーズ第三弾、ピアノ・ソナタ全曲録音の完結編。
 バロックの影響を感じさせるソナタ第1番(K.279)から、中期の傑作(K.333)を経て晩年のニ長調ソナタ(K.576)に至るまで、六曲のソナタを通してモーツァルトの創作スタイルの変遷を味わえる興味深いプログラムです。
 メジューエワの演奏は、これまでの二作と同様、瑞々しい感覚と推進力に満ちあふれたもの。明確なタッチとアーティキュレーションで、モーツァルトの喜怒哀楽を表情豊かに描き上げます。モダン・ピアノの長所を最大限に生かしつつ18 世紀音楽のスタイルを重視した演奏は、新しい時代のスタンダードと呼ぶに相応しいでしょう。新潟在住の画家、堀葉月による描きおろしジャケット絵画もアルバムの美しさに花を添えています。

 ライナーノートより
 「・・・さまざまな登場人物が『語り合ったり』『囁いたり』しているさまが目に浮かぶようであり、その独特の『間合い』がじつにチャーミングです。モーツァルトの音楽における演劇的要素をこれほど明確に打ち出した演奏スタイルはひじょうに個性的で、21 世紀の新しいモーツァルト像を聴き手に届けてくれます。」




<映像>


EUROARTS(映像)

20 61098
(DVD)
\2600→\2390
ジェームズ・クデルカ振付による「四季」
 ズッカーマンのヴァイオリン・ソロも!

  カナダ・ナショナル・バレエ「四季」
ダンサー:レックス・ハリントン(主演)、
 チャン・ホンゴー(春)、
 グレタ・ホジキンソン(夏)、
 マルティーヌ・ラミー(秋)、
 ヴィクトリア・バートラム(冬)、
 ジェレミー・ランソン(冬の男)
 カナダ・ナショナル・バレエ
独奏ヴァイオリン&指揮:
 ピンカス・ズッカーマン
ナショナル・アーツ・センター管弦楽団
 音楽:ヴィヴァルディ、振付:ジェームズ・クデルカ、監督:バーバラ・ウィリス・スウィート
 画面:16:9 NTSC、音声:PCM ステレオ、48 分

 ヴィヴァルディの名曲「四季」にインスピレーションを得て、カナダを代表する振付師ジェームズ・クデルカが美しいバレエ作品を作り上げました。
 一人の男が四季を巡り人生を旅していく構成で、春夏秋冬に割り当てられたダンサーたちが主人公の男と四季を表現します。
 演奏はズッカーマンがヴァイオリン・ソロと指揮を担当し、生き生きとした音楽に、独創的なバレエが融合し見ごたえのある映像となっています。




OPUS ARTE(映像)


シェイクスピア没後400 周年記念 演劇映像/ 音声作品

・1875年にシェイクピアの生地、ストラトフォード・アポン・エイヴォンに創設され英国演劇界の中心として、数々の名優、 舞台監督を輩出
・英国、国内外での公演、映画館でのライブビューイングなど、英国を代表する劇団として旺盛な活動を展開
・芸術監督グレゴリー・ドラン制作 シェイクスピア演劇の現在を伝える映像収録
・映像収録2013年—2016年
・映像:HD収録
・音声:ステレオ&サラウンド(DTS 5.0)
・字幕:全編に原語(英語)字幕付 ※日本語字幕はついておりません

OA1142D
(DVD)
\3600+税
※演劇の映像です
リチャード二世 (Richard II) 出演:デイヴィッド・テナント
  (リチャード二世)
演出:グレゴリー・ドラン
OABD7149D
(Blu-ray)
\4500+税
※演劇の映像です
 

OA1162D
(DVD)
\3600+税
※演劇の映像です
ヘンリー四世第一部 (Henry IV Part 1) 出演:アントニー・シェール
  (サー・ジョン・ファルスタッフ)
   アレックス・ハッセル(ハル王子)
演出:グレゴリー・ドラン
OABD7160D
(Blu-ray)
\4500+税
※演劇の映像です
 

OA1163D
(DVD)
\3600+税
※演劇の映像です
ヘンリー四世第二部 (Henry IV Part 2) 出演:アントニー・シェール
  (サー・ジョン・ファルスタッフ)
   アレックス・ハッセル(ハル王子)
演出:グレゴリー・ドラン
OABD7163D
(Blu-ray)
\4500+税
※演劇の映像です
  

OA1168D
(DVD)
\3600+税
※演劇の映像です
ヴェローナの二紳士
  (The Two Gentlemen of Verona)
出演:マイケル・マーカス(ヴァレンタイン)
   マーク・アレンズ(プローテュース)
演出:サイモン・ゴッドウィン
OABD7167D
(Blu-ray)
\4500+税
※演劇の映像です
 

OA1185D
(DVD)
\3600+税
※演劇の映像です
恋の骨折り損 (Love's Labours Lost) 出演:サム・アレクサンダー
   (ナヴァール王)
   エドワード・ベネット(ベロウン) 
演出:クリストファー・ラスコーム
OABD7177D
(Blu-ray)
\4500+税
※演劇の映像です
 

OA1186D
(DVD)
\3600+税
※演劇の映像です
空騒ぎ (Love's Labours Won
     "Much Ado About Nothing")
出演:ミッチェル・テリー(ベアトリス)
   エドワード・ベネット(ベネディック)
演出:クリストファー・ラスコーム
OABD7178D
(Blu-ray)
\4500+税
※演劇の映像です
 

OA1202D
(DVD)
\3600+税
※演劇の映像です
ヴェニスの商人
 (The Merchant of Venice)
出演:マクラム・ジェイ・フーリ(シャイロック)
   パッツィー・フェラン( ポーシャ)
演出:ポリー・フィンドレー
OABD7192D
(Blu-ray)
\4500+税
※演劇の映像です
 

OA1206D
(DVD)
\3600+税
※演劇の映像です
ヘンリー五世 (Henry V) 出演:アレックス・ハッセル(ヘンリー五世)
演出:グレゴリー・ドラン
OABD7196D
(Blu-ray)
\4500+税
※演劇の映像です


















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