クラシックCD通販ショップ「アリアCD」へようこそ
トップページへ

規約などはこちら・・・

お買い物の方法  

注文方法:
 ご希望商品のチェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
 新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、一番最後にページ下の「
注文フォームへ」のボタンをクリックして、注文フォーム・ページへ進んでいただいて、そこで注文を確定してください。
 (チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ

 


≪第87号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その5 2016/5/17〜





5/20(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



ACCENT


ACC 26405
\2600
ヘンデル:戴冠式アンセム集
 祭司ザドクHWV258
 汝の御手は強くあれHWV259
 主よ、王はあなたの力に喜びたりHWV260
 我が心は麗しい言葉にあふれHWV261
 オラトリオ「エステル」(1732年版)
NDR合唱団
フィリップ・アーマン(合唱指揮)
ゲッティンゲン祝祭管弦楽団
ローレンス・カミングス(指揮)
 2014 年ヘンデル国際音楽祭ライヴ、ヘンデルの戴冠式のためのアンセム集

 録音:2014 年5 月17日、6 月7日、ゲッティンゲン、ヘンデル国際音楽祭(ライヴ)/55’17

 1920 年から続く歴史ある音楽祭「ヘンデル国際音楽祭」。ヘンデルの音楽を再発見させる重要な役割を担っています。
 このアルバムは、1727 年ウエストミンスター寺院で行われた国王ジョージ2 世の戴冠式のために作曲された「祭司ザドク」「汝の御手は強くあれ」「主よ、王はあなたの力に喜びたり」「我が心は麗しい言葉にあふれ」の4 曲からなっている戴冠式アンセム集。イギリス国王の戴冠式で必ず演奏される荘厳な雰囲気の作品「祭司ザドク」。現代では「UEFA チャンピオンズリーグ」で流されています。華やかで豪華絢爛な楽曲で、まさに式典にぴったり。軽快で颯爽とした演奏を聴かせてくれます。
 最後に収録されているのはオラトリオ「エステル」。エステルは旧約聖書を基にしており、ペルシア王の妃となったユダヤ人のエステルがその勇気によってユダヤ民族殲滅の危機を救うという物語。1718 年頃に作曲され、1732 年2 月23 日ヘンデルの誕生日に再演されました。ここに収録されているのは、1732 年に再演された第2 稿を用いています。
 .


ACC 24313
\2600→\2390
鬼才スホーンデルヴィルトによるモーツァルト協奏曲集第5弾
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第22番変ホ長調(ウィーン、1785)K482
  演奏会用アリア「どうしてあなたが忘れられよう…恐れることはない恋人よ」
   (ウィーン、1786)K505*
  ピアノ協奏曲第24番ハ短調(ウィーン、1786)K491
ヴァネッサ・ガルシア・シモン(ソプラノ)*
アルテュール・スホーンデルヴィルト
 (フォルテピアノ/1782年製アントン・ワルターのレプリカ、指揮)
 クリストフォリ・アンサンブル
 スー・イン・コアン(第1ヴァイオリン)
 カルロ・レポーレ(第2ヴァイオリン)
 ミシェル・レナール(ヴィオラ)
 ジャン=リュック・トンリュー(ヴィオラ)
 フランソワ・ミシェル(チェロ)
 シラールト・ケレイ(コントラバス)
 チャールズ・ツェブレイ(フルート)
 ヴィヴィアン・ベルグ(オーボエ)
 エリック・ドゥシー(オーボエ)
 マルクス・シュプリンガー(クラリネット)
 ベンヤミン・ライセンベルガー(クラリネット)
 フローラ・パダル、
 ゾエ・マシュー(ファゴット)
 ニコラス・シェドマイユ(ホルン)
 ジル・ランバッハ(ホルン)
 ジョエル・ラエンズ(トランペット)
 アメリ・ピアロー(トランペット)
 ヘンリー・モデラーク(トランペット)
 フィリップ・タール(ティンパニ)   
 65’52

 オランダのフォルテピアノ奏者、アルテュール・スホーンデルヴィルトによるモーツァルトのピアノ協奏曲シリーズ。従来の演奏とは一線を画した斬新なアプローチで聴かせ、音楽ファンを驚かせています。
 このアルバムには、貴族や裕福な市民たちに名簿を回覧して予約を募る「予約演奏会」のために作曲された2 つの協奏曲が収録されています。当時は《フィガロの結婚》の創作に集中していましたが、モーツァルトにとって大事な収入源となるコンサートであったため、作曲をする必要がありました。ピアノ協奏曲は「予約演奏会」の中心的なプログラムで、聴衆は作曲者自身の華麗なピアノ演奏に魅了されていました。
 第22 番は、はじめてクラリネットを用い、管楽器部隊が活躍する華やかな協奏曲。木管楽器の技巧的なパッセージが特徴的な第1 楽章、初演のアンコールにもなった抒情的な第2 楽章、軽快なロンドで開始され、クラリネットの甘美な旋律が印象的な中間部をもつ第3 楽章とモーツァルトの新しい試みが随所にちりばめられた作品。第24 番は、充実した管弦楽の大規模な編成と緊張感みなぎる傑作。大英図書館の王立音楽院が所有する自筆譜のピアノ・パートにはスケッチ風に加えられた箇所が残されていて、実際はモーツァルトが即興的に演奏されたと考えられています。
 スホーンデルヴィルトの緻密な研究とひらめきが、モーツァルトの豊かな即興性を存分に表現しています。
 そして協奏曲2 つの同時期に作曲された演奏会用アリア「どうしてあなたが忘れられよう…恐れることはない恋人よ」。当時ウィーンで活躍していたイギリスのソプラノ歌手ナンシー・ストーラスが帰国するにあたって開かれる演奏会のために書かれたと言われています。ストーラスは《フィガロの結婚》の初演でスザンナ役を務め、卓越した演技力と美貌でモーツァルトも大いに認めていた歌手だったようです。スペイン出身のソプラノ、ヴァネッサ・ガルシア・シモンがドラマティックな恋の物語をコケティッシュに歌います。



旧譜
スホーンデルヴィルトとクリストフォリ・アンサンブルのモーツァルト

ACC 24265
\2600
スホーンデルヴィルト
  モーツァルト第1弾!
モーツァルト:
 (1)ピアノ協奏曲第20番ニ短調K466
 (2)同21番ハ長調K467
アルテュール・スホーンデルヴィルト
 (フォルテピアノ、指揮)
クリストフォリ・アンサンブル
DDD、57’45”

 ベートーヴェンの「皇帝」で衝撃を与えたフォルテピアノのスホーンデルヴィルトとクリストフォリ・アンサンブルが、モーツァルトに挑戦しました。
 今回もオーケストラは各パート1奏者!しかし物凄い迫力で独奏に全くひけをとらぬどころか、聴く者を終始圧倒します。
 スホーンデルヴィルトの独奏も変幻自在、1782 年製アントン・ヴァルターのレプリカによるフォルテピアノはチェンバロを思わす銀色の音色が魅力です。もともとドラマティックな20 番協奏曲ながら、過去に類のない強烈さで迫ります。

Mozart: Piano Concertos Nos. 18 & 19
ACC 24278
\2600
スホーンデルヴィルト
  モーツァルト第2弾!

モーツァルト:
 ピアノ協奏曲
  第18番変ロ長調K456
  第19番ヘ長調K459
アルテュール・スホーンデルヴィルト
 (フォルテピアノ:
  アントン・ワルター、ウィーン1782年モデル、指揮)
クリストフォリ・アンサンブル
 異才スホーンデルヴィルトによるモーツァルト紛失パートを再現し当時の響きを追求

 録音:2012 年5 月14-17日アル=ケ=スナン王立製塩所、フランス/58’29

 オランダのフォルテピアノ奏者、アルテュール・スホーンデルヴィルトによるモーツァルト、ピアノ協奏曲シリーズ第2 弾。前作と同様にオケは極端に小規模な各パート1 人の編成とし、従来の演奏とは一線を画した斬新なアプローチで聴かせます。スホーンデルヴィルトが用いているフォルテピアノは1782 年製アントン・ワルターのレプリカで、軽快なタッチのチェンバロのような銀色の音色が魅力です。
 第19 番の協奏曲では、紛失したティンパニとトランペットのパートを再現し、当時の華やかさが蘇ります。そして第18 番では緻密で親密な美しい演奏を披露しています。


ACC 24289
\2600
スホーンデルヴルト
 モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.3

  ピアノ協奏曲第5番ニ長調KV175
   ・1773年ザルツブルク版:ハープシコード
   ・1782年ウィーン版:フォルテピアノ
  ソプラノのための演奏会用アリア集KV272
   (ザルツブルク1777)
アルテュール・スホーンデルヴルト
 (ハープシコード:ジュスティ1720 年頃/
  フォルテピアノ:シュペート&シュマール1770年、
   指揮)
クリストフォリ・アンサンブル
ヨハネット・ゾマー(S)
 異なるヴァージョン&楽器を用いたスホーンデルヴルトのモーツァルトの協奏曲集第3弾

 57’30

 オランダのフォルテピアノ奏者、アルテュール・スホーンデルヴィルトによるモーツァルト、ピアノ協奏曲シリーズ第3 弾。従来の演奏とは一線を画した斬新なアプローチで聴かせ、音楽ファンを驚かせています。
このアルバムは、ピアノ協奏曲第5 番KV175 の異なる2 ヴァージョンをハープシコードとフォルテピアノで録音しました。
 この作品はモーツァルト最初のオリジナルのピアノ協奏曲。1773 年にザルツブルクで作曲され、1782 年にはウィーンで演奏するために終楽章として新たに作曲したロンド(KV382)に差し替え改訂されています。
スホーンデルヴルトは、楽器制作技術の進歩も考慮に入れてこの2 つのヴァージョンを異なる楽器を用いて演奏しています。1773 年ザルツブルク版は、イタリアのハープシコードであるジュスティ製、1782 年ウィーン版はシュペート&シュマール製のフォルテピアノ。
 そして本アルバムの最後はソプラノにヨハネット・ゾマーを迎えソプラノのための演奏会用アリア集KV272 を収録しています。


ACC 24296
(CD)
\2600
スホーンデルヴィルト
 モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.4/

  ピアノ協奏曲第6番変ロ長調K238(2つの代替カデンツァを含む)
  ピアノ協奏曲第8番ハ長調K246
  テノールのためのアリア「運命は恋する者に」K209
  テノールのためのアリア「尊み崇めて」K210
アルテュール・スホーンデルヴィルト
 (フォルテピアノ、指揮)
クリストフォリ・アンサンブル
フランシスコ・フェルナンデス=ルエダ
 (テノール)
 スホーンデルヴィルトの研究の成果が結実したモーツァルト協奏曲

 使用楽器:シュペート&シュメール(1770年頃)/ ウィリアム・ユルゲンソンによるレプリカ
 録音:2014 年5 月2-4 日ノートルダム教会、ブザンソン、フランス/59’15

 古楽大国オランダが生んだ知性派フォルテピアノ奏者アルテュール・スホーンデルヴィルト。「1パート1人」という編成で衝撃を与えたベートーヴェンのピアノ協奏曲集、そして本作モーツァルトのピアノ協奏曲集、さらにはモーツァルトのピアノ・ソナタ全曲を3 つの異なる時代楽器で演奏したアルバムなど、歴史的研究に裏付けされた斬新かつ刺激的な演奏で、聴くものの興味を引きつけてやみません。
 モーツァルトは、ザルツブルク時代の1776 年から1777 年にかけて4 曲の協奏曲を続けて作曲しました。ギャラント様式に傾倒していた時期だけに、優美な旋律が随所にあらわれてきます。第6 番ではじめて5 オクターヴを超える作品を書き、従来よりも大きな楽器を必要としました。またカデンツァはモーツァルトの協奏曲の中でも華の一つですが、スホーンデルヴィルトは2 つのカデンツァを収録しています。
 第8 番の協奏曲は、リュッツォウ伯爵夫人からの依頼で作曲され、生命力と美しさに溢れた作品です。スホーンデルヴィルトは、作曲された時代1770 年頃のシュペート&シュメールのフォルテピアノのレプリカを使用しています。繊細で優雅な響きが特徴的です。
 さらにこのアルバムには、テノール歌手のフランシスコ・フェルナンデス=ルエダをむかえて同時代に作曲されたアリアを2 曲収録しています。




何度でも紹介します 超・問題作
スホーンデルヴルト&Ens.クリストフォリのベートーヴェン協奏曲シリーズ!

Alpha820
(国内盤・3 枚組)
\4800+税
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
 〜弦楽合奏7人&完全二管によるロプコヴィツ邸試演時編成で〜

ベートーヴェン:
 ①ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 op.15
 ②ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 op.19
 ③ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 op.37
 ④ピアノ協奏曲 第6番 ニ長調 op.61a
 ⑤ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 op.58
 ⑥ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 op.73
アルテュール・スホーンデルヴルト(fp)
アンサンブル・クリストフォリ(古楽器使用)
Alpha820
(輸入盤3CD)
\4290

 ついにBOX化! 稀代のフォルテピアノ奏者スホーンデルヴルトの名を不動のものにした、あの鮮烈な「完全2管だが、弦は7人」のロプコヴィツ邸編成によるベートーヴェン、ついに全てがワンセットで。

 その驚くべき企画の周到さ、その鮮烈な演奏結果によって幅広いリスナーの度肝を抜いてきた、古楽のメッカ・オランダきってのフォルテピアノ奏者スホーンデルヴルトによるベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲録音...第1弾初出からかなりの年数を経ているにもかかわらず、また最初の「皇帝+第4番」が久しくプレス切れになってもバックオーダー引きも切らず...といった状態だったところ、全巻そろってのBOX で登場は嬉しい限り。

 この企画が何より驚きなのは、その演奏編成...ベートーヴェン生前の演奏環境を徹底調査、使用するフォルテピアノが個々にこだわりありなのはもちろんのことですが、ここではなんと、ベートーヴェンの創意が最初に音として実をむすんだ場所、つまり公開初演前にパトロンのロプコヴィツ侯爵邸で行われていた試演会のときの演奏編成を徹底検証のうえ再現、その編成で全曲を演奏しているのです!

 ロプコヴィツ邸の大広間の大きさや想定される椅子の位置などから、ベートーヴェンの着想どおりの全パートの楽器を動員することはできるものの、弦楽器はほぼ各パートひとりずつ、ヴィオラとチェロのみ二人という異例の(室内楽編成というにはあまりに大きすぎる!)

 オーケストラがフォルテピアノと競い合っていたとのこと。当時のピアノはそもそも大劇場のようなところで響かせるような楽器としては作られておらず(この件に関してはベートーヴェンの門弟ツェルニーの証言もあります)、協奏曲もあくまで室内楽にできるだけ近い形で演奏するのが理想だったとのことで、この一見異例に見える演奏編成は非常に理にかなっていた——そのことを、スホーンデルヴルトと欧州古楽界の猛者たちが実地で、桁外れにすぐれた演奏で立証してくれたのが、この全曲録音だったのです!

 クレメンティの依頼でピアノ協奏曲に編み替えられたヴァイオリン協奏曲原曲の「第6番」やト長調の第4番では、室内楽的な曲作りがきれいに浮き上がるかたちに…そして第1ヴァイオリンの「独奏」の健闘ぶりに舌を巻く「皇帝」や第1番の強烈さは、まさにこれを知っていると知らないとでは「ほんとうのベートーヴェン」観が大きく変わってしまうのでは...といったインパクト!クラリネットのホープリッチ、18 世紀オーケストラのティンパニ奏者ファン・デル・ファルクやトラヴェルソのヒュンテラーなど、驚きのソリストが演奏陣を占めているのにも注目。





分売!

 いまだ売れ続ける超・問題作、「スホーンデルヴルト&Ens.クリストフォリのベートーヴェン協奏曲シリーズ」!

 ベートーヴェン時代のピアノ(フォルテピアノ)は音量が小さく、そのことは当初から作曲家たちも気づいていた。ベートーヴェンの弟子チェルニーも、ピアノ協奏曲は大きなホールで弾くべきではない、と考えていたくらいで、実際『皇帝』をはじめとするベートーヴェンのピアノ協奏曲でさえ、パトロンであるロプコヴィツ侯爵の私邸でプライヴェートな初演が行われたさいには、弦楽編成をぐっと絞り込んだオーケストラで聴かれていた…という前提のもと、当のロプコヴィツ侯邸の大広間を徹底検証、客席とのバランスや残響なども考慮したうえで「フル2管編成に対して、弦楽器は1・1・2・2・1程度」という驚愕の演奏編成を割り出したのが、2002 年に刊行されたS.ヴァインツィールの研究書『ベートーヴェンの協奏曲空間』。

 しかし学説というものは、それを納得させる具体例(この場合は「立派な演奏」)なくしては、ただの酒席の話題程度にしかならないもの——ヴァインツィールにとって何より幸いだったのは、オランダ出身の現代最高のフォルテピアノ奏者が、気の置けない演奏仲間である精鋭古楽奏者を集めてのEns.クリストフォリとともに、これをあざやかに例証する名演奏を打ち出してくれたことでした。

 番号の大きい協奏曲(つまり「皇帝&第4番」)から始め、「皇帝」の第一主題の勇壮さを第1ヴァイオリンたった1挺で描き出すという痛烈な演奏効果、作品そのものの室内楽的な美質をこれ以上ないくらいありありと示してみせた「第4番」で圧倒的な話題をさらったのが第1 集(Alpha079)。劇的な悲愴さを濃やかに表現しおおせた「第3番」や、現代ピアノでは物足りなさしか感じられなかった「第6番」(ヴァイオリン協奏曲のピアノ編曲)の本質的な美をはじめて教えてくれた名演が第2集(Alpha122)。そして喇叭とティンパニのない「第2番」や、壮大なスケール感で迫る「第1番」!
 ピアノはウィーン古典派の魂、モーツァルトも愛したヴァルター・モデル。

Alpha155
(国内盤、日本語解説付き)
\2940
踊れベートーヴェン!
 ベートーヴェン:
  1. ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 op.15
  2. ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.19
アルテュール・スホーンデルヴルト
Ens.クリストフォリ(古楽器使用)
 (fp/ヴァルター・モデル)
Alpha155
(輸入盤/日本語解説なし)
\2700

 第1番のラルゴで猫がワルツを踊りだす。
 びっくりする。
 この体験はしておいたほうがいい。
 その代わりこれを聴くとそれ以降どの演奏を聴いてもその場面が来るとワルツにならないかと期待するようになってしまうので要注意。


Alpha122
(国内盤、日本語解説付き)
\2940
ベートーヴェン:
 ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品57
 ピアノ協奏曲 第6番 ニ長調 作品61a
  (ヴァイオリン協奏曲のピアノ協奏曲版)
アルテュール・スホーンデルヴルト(Fp)
Ens.クリストフォリ(古楽器使用)
ヴァルター1800年&フリッツ1810年頃)
Alpha122
(輸入盤/日本語解説なし)
\2700
 

Alpha079
(国内盤、日本語解説付き
¥2940
ベートーヴェン:
  ピアノ協奏曲第4番・第5番「皇帝」
アルテュール・スホーンデルヴルト
(フォルテピアノ〜J.フリッツ製作、1810年頃)
アンサンブル・クリストフォリ(古楽器使用)
(コルラード・ボルシ(第1ヴァイオリン)、
ヴィルベルト・ハーゼルゼット(トラヴェルソ)、
ペーター・フランケンベルク(オーボエ)、
エリック・ホープリチ(クラリネット)、
マールテン・ファンデル・ケルク(ティンパニ) 他)
Alpha079
(輸入盤/日本語解説なし)
\2700


 


ACC 24317
【再発売】
\2600→\2390
ヒレ・パール(リラ・ヴィオール)
 2つのリラ・ヴィオールのための作品集〜
  Why not here
ヒレ・パール(リラ・ヴィオール)
フリーデリケ・ホイマン(リラ・ヴィオール)
リー・サンタナ、ミヒャエル・フライムート
 (ルネッサンス・リュート)
 ヒレ・パールの小気味良い演奏で聴く黄金の英国ルネサンス期

 録音:2001年1月




BONGIOVANNI



GB 2482
\2500→\2290
同じリブレットに書かれたふたつの幕間劇を聴き比べ
 D・スカルラッティとモーツァルトの師匠マルティーニ

 ドメニコ・スカルラッティ:
  インテルメッツォ『ディリンディーナ』
   (1715)
 ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ:
  インテルメッツォ『ディリンディーナ』
   (1737)
[スカルラッティ]
 トゥリア・ペデルソリ(ディリンディーナ)
 カルロ・トッリアーニ(ドン・カリッシモ)
 フィリッポ・ピーナ・カスティリオーニ
  (リショーネ)
[マルティーニ]
 カミラ・アントニーニ(ディリンディーナ)
 フィリッポ・ピーナ・カスティリオーニ
  (ドン・カリッシモ)
 パオラ・クアリアータ(リショーネ)
イ・ソリスティ・アンブロジアーニ
エンリコ・バルバーリ(指揮・チェンバロ)
 録音:2016年2月/ミラノ、サウンドチェック・スタジオ/68’56’’

 ジローラモ・ジーリ(1660-1722)が脚本を書いた『ディリンディーナ』は、音楽教師ドン・カリッシモとその弟子である美しいソプラノ歌手ディリンディーナ、そして伊達男リショーネが繰り広げる短編喜劇です。
 まったく同じリブレットに書かれた、D. スカルラッティとマルティーニの作品。それらがまとめて聴ける、資料価値の高いアルバムです。
 ライナーノートには原語(イタリア語)の歌詞と英語訳が付いています。二人の作曲家がどのように書き分けたのか、解説を眺めながら聴き比べるのも面白いでしょう。




CHALLENGE CLASSICS



CC 72688
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
烈しい怒りに満ちたヴァインベルクの傑作
 (1)ヴァインベルク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.82
 (2)同:第2番Op.95
 (3)同:第3番Op.126
 (4)ショスタコーヴィチ(グリックマン編):3つの幻想的舞曲
リナス・ロス(ヴァイオリン)
ホセ・ガジャルド(ピアノ)(4)のみ
 録音:2015年4月29日-5月2日/イエス・キリスト教会(ベルリン)/74’ 22”

 SACD ハイブリッド盤。
 ヴァインベルクのヴァイオリン曲のうち、協奏作品とピアノ伴奏付のものをすべて録音したリナス・ロス。その彼が3 篇ある無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲に挑戦。
 ヴァインベルクの無伴奏ヴァイオリン・ソナタは1964 年以降の作で、ソ連体制がブレジネフに変わりスターリン治下のような暗黒時代ではなくなったものの、この3 篇は厳しい緊張感と怒りの表現に満ちています。その間にショスタコーヴィチ初期のピアノ曲「3 つの幻想的舞曲」のハリー・グリックマンによるヴァイオリンとピアノのための編曲を1 曲ずつ挟み心を休ませてくれます。
 第2 番は1967 年の作で、7 つの部分から成りますが、技術的にとてつもなく難しく、バルトークの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ以上のものを要求されます。
 第3 番は1979 年の作で、ヴァイオリン一本による単一楽章ながら、演奏時間が 27 分もかかるという奇作。
 リナス・ロスは1977 年ドイツのラーベンスブルク生まれ、埋もれた作品発掘にも力を入れ、このアルバムはヴァインベルクのヴァイオリン曲中技術的にも内容的にも難しいもので、ロスにしか実現できない世界を築き上げています。



実はベストセラー
ヴァインベルク:ヴァイオリンとピアノのための作品全集

CC 72567
(3CD)
\4000→\3490

ヴァインベルク:ヴァイオリンとピアノのための作品全集

 Disc1
  (1)ヴァイオリン・ソナタ第5番Op.53
  (2)同第4番Op.39
  (3)モルダヴィア狂詩曲Op.47の3
 Disc2
  (4)ヴァイオリン・ソナタ第3番Op.37
  (5)ソナチネOp.46
  (6)ヴァイオリン・ソナタ第2番Op.15
 Disc3
  (7)ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.2
  (8)同第6番Op.136
  (9)3つの小品(1934-5)
リナス・ロス(Vn)
ホセ・ガジャルド(Pf)

 録音:2012 年

 最初期作品まで収録。待望の全集。
 ヴァインベルクのピアノ伴奏付ヴァイオリン曲をすべて集めた好企画。

 ミェチスワフ・ヴァインベルクは苦悩と痛みに満ちた、非常に悲劇的な人生を送った人物。
 ユダヤ系ポーランド人の作曲家であった彼はナチス政権から逃れロシアへ逃亡したが、今度はスターリンによって投獄され、ショスタコーヴィチによって助け出されなんとか生き延びた(ぎりぎりスターリンの死に救われた)。
 しかし彼は助かったが、彼以外の家族全員、ナチスの強制収容所で亡くなっている。

 そんなヴァインベルクの作品。
 ショスタコーヴィチがしばしば称賛しただけでなく、エミール・ギレリス、レオニード・コーガン、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、クルト・ザンデルリングなどのロシア随一の演奏家にも取り上げられた。

 しかしこれまで部分的に取り上げられることはあったものの、全集として演奏されることはなかった。

 今回のセットのうちソナタ第2番と第6番は世界初録音。
 とくに第6 番は珍品で、この曲の作品番号はOp.136 だが、これはもともと「無伴奏ヴィオラ・ソナタ第4 番」に割り振られた番号で、ダブり付番されてしまった。もちろん内容は全く異なるが、第6番のほうは作品表にないものなので貴重というわけ。
 作風は情念に満ちた部分と、精力的なアレグロが特徴。父が劇場のヴァイオリン奏者だったことと、自身もオイストラフやコーガンら名手と親しかったこともあり、非常に技巧的で効果的に書かれている。

 そして注目はポーランド時代の1934-5 年、彼が15-6 歳の「3 つの小品」。これも世界初録音。
 ショスタコーヴィチやソヴィエト音楽の影響を受ける前の、彼の素顔を垣間見ることができる。

 ヴァインベルクのヴァイオリン・ソナタは、第2 番がオイストラフ、第4 番がコーガンに、「ソナチネ」と「モルダヴィア狂詩曲」は朋友の作曲家ボリス・チャイコフスキーに捧げられている。
 また「モルダヴィア狂詩曲」はSP 時代にオイストラフの独奏、ヴァインベルク自身のピアノ伴奏による超絶的な録音があったが、今回のリナス・ロスの新録音も凄まじい効果をあげている。


 ヴァイオリンのリナス・ロスと、ピアノのジョゼ・ガリャルドはヴァインベルクの普及に努めてきた。

 ガリャルドは国内外での数々の受賞歴をもち、多くのコンサート・ツアーや音楽祭に招待されている。
 ロスはデビュー盤をEMIクラシックスからリリースし、「最優秀新人」としてドイツ・フォノアカデミーよりEcho Klassik賞を贈られた。

 両者による高い水準で全集が出たことは、まことに喜ばしい。






COVIELLO CLASSICS


COV 91605
\2600
俳優ラース・アイディンガーを福音史家に起用
 バッハのマルコ受難曲

  J.S.バッハ:マルコ受難曲BWV247
アンサンブル・ヴンダーカンマー
ペーター・ユーリン(指揮)
ラース・アイディンガー
 (ナレーター、福音史家)
ウルリケ・アイディンガー(ソプラノ)
ウーリヒ・ヴェラー(アルト)
サミル・ブアジャジャ(テノール)
 録音:2015年4月1-4日、ベルリン/65’18

 J.S. バッハは「マタイ受難曲」と「ヨハネ受難曲」の他にも3 曲の受難曲を作曲したと言われています。
 「マルコ受難曲」はその中の1 曲で、1731年ライプツィヒのトーマス教会で初演されましたが、楽譜は紛失しています。転用の記録などから、カンタータ第198 番「候妃よ、一条の光を」などいくつかの作品や演奏譜を中心に使用して復元されてきましたが、福音史家が物語を語るレチタティーヴォの部分が失われているため、完全には復元できていません。
 この録音も残された資料を手がかりにして再現演奏を行っています。この録音で特に注目すべきは、福音史家を国際的に活躍するドイツの俳優ラース・アイディンガーが担当しています。
 演奏は2014 年にヴィオール奏者でヒレ・パールの娘サラ・パール、チェンバロ奏者のマリア・ランゲ、チェロのマルティン・シーマン、オルガンのペーター・ユーリンによって設立された新しい古楽アンサンブル。新しい試みで聞き手の興味をひきつけます。



.

CUGATE CLASSICS

CGC 022
(CD)
\2500→\2290
カフカスの印象〜グルジア作曲家の弦楽四重奏曲
 (1)ツィンツァーゼ:弦楽四重奏曲第10番
 (2)ガブーニャ:弦楽四重奏曲第2番
 (3)ツィンツァーゼ:6つの小品
グルジア国立弦楽四重奏団
 エキゾチックな色彩が魅力の弦楽四重奏曲集

 24bit、61’ 04”

 ジョージア(グルジア)の作曲家によるワールドミュージック的弦楽四重奏曲。
 スルハン・ツィンツァーゼ(1925-1992) の弦楽四重奏曲第10 番は1985 年の作で、当時のソ連作曲家に共通する現代的な作風。対照的に「6 つの小品」はジョージアの伝承音楽をそのまま用い、中東的色彩が個性的です。
 彼の代表作「チョングリ」も収録されています。ノダル・ガブーニャ(1933-2000) はハチャトゥリヤン門下の作曲家。
 弦楽四重奏曲第2 番はショスタコーヴィチの影響が強いものの、第2 楽章アンダンテは美しい歌が延々と歌われます。1966 年結成のベテラン、グルジア国立弦楽四重奏団が隙のない至芸を聴かせてくれます。




こんなアルバムもありました

Shavlego
PROFIL
PH 07072
\2500
グルジアの作曲家によるギター音楽
 ニコ・ナリマニーゼ (1904-1975):
  舞曲/ホルミ/サタマショ/ギターソナタ/グルジアの歌
 ゲルマン・ザパリーゼ (1939-):
   イメレチの騎兵の歌/輪舞/
   シャヴレゴ変奏曲/ギターソナタ/
   こびとの行進/アレグロ・コン・ブリオ/
   汝は真の芸術なり、ぶどう畑よ
 テンギス・シャヴロハシヴィリ (1946-):バラード
 ワージャ・カランダーゼ (1961-):チェラ/ヤヴナナ
オレグ・チモフェーエフ (7弦ギター)
 旧ソ連邦コーカサスの共和国だったグルジアは、中東的な異国情緒に満ちた美しい文化を持っている。太陽に恵まれ、むしろラテン的な気質に富むグルジア人にギターという楽器はピッタリ。
 ここに収められた作品は、血の気の多さと独特の哀感、美しいメロディにあふれた独特の魅力にあふれている。







LSO LIVE



LSO 0781
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
ロンドン交響楽団合唱団の巧さに驚き。
 ラフマニノフの無伴奏合唱

  ラフマニノフ:晩襦Op.37
サイモン・ホールジー (指揮)
ロンドン交響楽団合唱団
 録音:2014年11月26日/バービカン・ホール(ライヴ)/DSD 128ft、Audio 2.0 Stereo、Multi-channel 5.1、54’ 35”

 SACD ハイブリッド盤。
 LSO シリーズとは言っても、ロンドン交響楽団合唱団のアルバムで、オーケストラは全く出てきません。
 ラフマニノフは帝政末期の1915 年にロシア正教の奉神礼用の晩襦を作曲しました。当時彼はピアニストとして世界的に活躍し、作曲家としても合唱交響曲「鐘」や練習曲「音の絵」など、近代作曲技法を駆使した複雑な作品を発表していました。作曲家として「ロシアに於ける西欧派」とみなされていた彼が、ロシア音楽の神髄である正教会の宗教曲に手を染めているのは意外ですが、伝統にのっとって見事な作に仕上げています。
 指揮者、合唱団ともに非ロシアの音楽家ですが、さすがゲルギエフに鍛えられているだけあり、ツボをおさえたロシア色に感心させられます。
 ピアノの名手だったラフマニノフの声楽書法は、どこかピアノ的な発想があるとされますが、ロンドン交響楽団合唱団の正確な演奏は驚異的。声だけの世界からフルオーケストラに匹敵する響きと表現力を引き出しています。




PARATY



PARATY 175148
\2600→\2390
ルーマニア出身のピアニスト、
 スザナ・バータルによるシューマン

  シューマン:
   クライスレリアーナOp.16、
   森の情景Op.82、
   創作主題による変奏曲WoO24
スザナ・バータル(ピアノ)
 録音:2014年11月スプレイグ・メモリアル・ホール/68’14

 1986 年ルーマニアのティミショアラ生まれのピアニスト、スザナ・バータル。的確で豊かな表現力で、シューマンのうつりゆく心情を見事に描写しています。今後の活躍が楽しみなピアニストが登場しました。
 バータルはソロ・コンサート・デビューが12 歳、コンチェルト・デビューは13 歳で早くから才能を開花させていたピアニスト。19 歳でフランスに渡り、パリとリヨンでデニス・パスカル、ピエール・ポティエ、フローラン・ボファールらに師事。その後世界各国のコンクールで優秀な成績をおさめています。レパートリーは幅広く、現代作曲家の作品も頻繁に取り上げるなど、意欲的な音楽活動を行っています。






ショパンの「エチュード」から。硬質で清潔なイメージでしょうか。
https://youtu.be/hGyA4U3oVW4
.



.

 LINN



CKD 527
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
世界最高峰のヴィオール・アンサンブル「ファンタズム」
 テオルボの名手エリザベス・ケニーを迎えて贈るダウランドの世界

ダウランド:ラクリメ、または7つの涙

 いにしえの涙/再生された涙/嘆きの涙/
 悲しみの涙/凝縮された涙/愛の涙/真実の涙/
 ニコラス・グリフィス氏のガリアード/
 ジョン・スーチ卿のガリアード/常にダウランド、常に悲しき/
 ジャイルズ・ホビー氏のガリアード/
 デンマーク王のガリアード/バクトン氏のガリアード/
 エセックス伯のガリアード/
 ディゴリー・パイパーのガリアード/
 ヘンリー・ノエル氏のガリアード/
 2つのトレブル声部を伴うトーマス・コリアー氏のガリアード/
 ヘンリー・アンプトン卿の葬送/
 ジョージ・ホワイトヘッド氏のアルメイン/
 ニコルス夫人のアルメイン/ジョン・ラングトン氏のパヴァン
ファンタズム
 〔ローレンス・ドレイフュス
  (トレブル・ヴィオール&
    ディレクター)、
  ジョナサン・マンソン
   (テノール・ヴィオール)、
  ミッコ・ペルコラ
   (テノール・ヴィオール)、
  エミリア・ベンジャミン
   (テノール・ヴィオール)、
  マルック・ルオラヤン=ミッコラ
   (バス・ヴィオール)〕
エリザベス・ケニー(リュート)
 世界最高峰のヴィオール・アンサンブル「ファンタズム」によるダウランド!

 1994年の結成以来、2度の英グラモフォン賞受賞をはじめとし、名実ともに世界最高峰のヴィオール・アンサンブルとして名を轟かせるファンタズム。
 新録音は、テオルボの名手エリザベス・ケニーを迎えて贈る、ジョン・ダウランドの傑作「ラクリメ、または7つの涙」。
 ヨーロッパ全土での大ヒットにより、同時代の他の音楽家たちの手が加えられたものも含め様々なヴァージョンが生まれたダウランドの名作「ラクリメ」。その中でダウランド自身が決定稿として送り出したのが、ヴィオラ・ダ・ガンバとリュートのための合奏曲集「ラクリメ、または7つの涙」です。怒り、喜び、悲しみ、様々な感情を内包した音楽を、哀愁のヴィオール・コンソートでお聴きください。

ここで少し聴けます・・・少しずつですが
http://www.linnrecords.com/recording-dowland.aspx

このけだるい優雅さがたまりません。



 

AKP 553
(SACD HYBRID)
\2100
リン・レコーズ 〜
 ザ・スーパー・オーディオ・コレクションVol.9
リン・レコーズのアーティストたち
 (〔 〕内が演奏者)
 J.S.バッハ:カンタータ第63番 BWV.63より 「キリスト教徒らよ、この日を彫り刻め」
  〔ダンディン・コンソート〕
 ショスタコーヴィチ:組曲《馬あぶ》Op.97aより ロマンス〔キャスリン・ブライアン(フルート)〕
 ドビュッシー(モートン編):弦楽四重奏曲ト短調 Op.10より 第2楽章
  〔スコティッシュ・アンサンブル〕
 メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番ト短調 Op.25より 第2楽章
  〔イングリット・フリッター(ピアノ)〕
 ハイドン:交響曲第101番ニ長調 Hob.I:101 《時計》より 第2楽章
  〔ロビン・ティチアーティ(指揮)、スコットランド室内管弦楽団〕
 テレマン:ファンタジア第3番ロ短調 TWV 40:4〔パメラ・トービー(リコーダー)〕
 モーツァルト:歌劇 《イドメネオ》 より 「父よ、兄よ、さようなら」
  〔エリザベス・ワッツ(ソプラノ)〕
 ジョスカン・デ・プレ:われを憐れみ給え, 神よ(抜粋)〔マニフィカト〕
 J.S.バッハ:ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲ハ短調 BWV.1060Rより 第2楽章
  〔チェチーリア・ベルナルディーニ(ヴァイオリン)、
   アルフレード・ベルナルディーニ(オーボエ)〕
 ギルバート&サリヴァン:軍艦ピナフォアより 「わが卓越した水夫よ、おはよう」
  〔リチャード・エガー(指揮)、スコティッシュ・オペラ〕
 クセナキス:ルボン〔加藤訓子(パーカッション)〕
 ソンドハイム&バーンスタイン:サムシング・カミング
  〔バーブ・ジュンガー(ヴォーカル)、ローレンス・ホブグッド(ピアノ〕
 ティオムキン&ワシントン:野性の息吹き〔リアン・キャロル(ヴォーカル)〕
 ヒューゼン&カーン:カム・ダンス・ウィズ・ミー
  〔クレア・マーティン(ヴォーカル)、レイ・ジェラート(ヴォーカル)〕
 2010年には英グラモフォン賞のレーベル・オヴ・ジ・イヤーに輝くなど、全世界が認める高音質レーベル、リン・レコーズ(Linn Records)の超優秀録音とトップ・アーティストたちの優れた演奏を存分に味わえるSACD Hybridサンプラーの第9弾!
 2015年にリリースされた新録音を中心に、ティチアーティ、スコティッシュ・アンサンブル、フリッター、トービー、ダンディン・コンソートなど一流アーティストの名演を収録。
 オーディオ・チェックにも最適な、オーディオ・ファン必携のSACDコレクションです。


LINN(ECHO)


BKD 339
(CD-R)
\2500
ウォード:5声&6声のコンソート・ミュージック ファンタズム
エミリア・ベンジャミン(テノール・ヴィオール)
ミッコ・ペルコラ(バス・ヴィオール)
 ファンタズムの名盤がEchoシリーズより一挙登場!

 ファンタズムのLINN移籍第1弾。ギボンズの同世代のイギリス人作曲家ジョン・ウォード(ca.1589−1638)のコンソート・ミュージック集。英グラモフォン賞2010ノミネート、英BBCミュージック・マガジン「BBC Music Choice」選定。

 ※CKD 339からの新装移行再発売。CKD 339は弊社在庫がなくなり次第廃盤となります。
 ※こちらのタイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

BKD 556
(CD-R)
\2500
ジョン・ジェンキンズ:6声のコンソート集 ファンタズム
エミリア・ベンジャミン(テナー・ヴィオール)
ミッコ・ペルコラ(バス・ヴィオール)
 ウィリアム・バードらの作り上げた音楽の基礎を発展させる形で、17世紀イギリスで活躍したとされるジョン・ジェンキンズ(1592−1678)のコンソート集も、LinnのEchoシリーズより復刻。

 ※AV 2099からの新装移行再発売。AV 2099は廃盤となります。
 ※こちらのタイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

BKD 557
(CD-R)
\2500
ジョン・ジェンキンズ:5声のコンソート集 ファンタズム
ミッコ・ペルコラ(バス・ヴィオール)
 ファンタズムのジェンキンズ第2弾は、「5声」のコンソート集。現存するだけでも800曲以上の器楽作品を残したジェンキンズ。王政復古の時代を生き抜いたジェンキンズの作品を美しいハーモニーで聴かせてくれる。

 ※AV 2120からの新装移行再発売。AV 2120は廃盤となります。
 ※こちらのタイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




TACTUS


TC 640290
(2CD)
\5000
モンテヴェルディとヴィヴァルディの架け橋
 バッサーニのオラトリオ"ジョーナ"全曲録音!

  バッサーニ:オラトリオ《ジョーナ》
カルロ・ヴィストーリ(カウンターテナー)
ラウラ・アントナス(ソプラノ)
マルゲリータ・ロトンディ(メゾ・ソプラノ)
マウロ・ボルジョーニ(バリトン)
ラファエーレ・ジョルダーニ(テノール)
アンサンブル・レナシオン
マリア・ルイーザ・バルダッサーリ
 (指揮&チェンバロ)
 フェッラーラ大聖堂やサンタ・マリア・マッジョーレ教会の楽長として当時のイタリアの楽壇で存在感を放ったジョヴァンニ・バッティスタ・バッサーニ(1647/1650?−1716)。
 1689年にモデナで初演された「ジョーナ」は、バッサーニの現存するオラトリオ(4曲)の1つ。モンテヴェルディとヴィヴァルディやペルゴレージの時代、宗教曲のスタイルの架け橋となったバッサーニの優れた手法を伝える貴重な全曲録音である。
 2014年にラ・ヴェネクシアーナのメンバーとして来日を果たしたマルゲリータ・ロトンディ、マウロ・ボルジョーニ、ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレのメンバーであるラファエーレ・ジョルダーニ、期待のカウンターテナー、カルロ・ヴィストーリなど、現在のイタリア古楽界で輝く名歌手たちの歌声、 そしてイタリアのルネサンス〜バロック音楽の秘曲発掘を得意とするアンサンブル・レナシオンの洗練された演奏が、バッサーニのオラトリオの魅力を余すことなく伝えてくれることでしょう。

 ※録音:2014年7月、聖母マリア降誕教会(ラヴェンナ、イタリア)
 

TC 850002
\2500
19世紀〜20世紀のオーボエ作品集
 シニガーリャ:
  シューベルトの《野ばら》による主題と12の変奏曲 Op.19
 ボルツォーニ:カンツォーネ・ボエマ、メヌエット、幻想曲
 ガリボルディ:椿姫のモチーフによるモザイク
 ドニゼッティ:オーボエ・ソナタ
 ズガンバーティ:グルックのメロディ
 ザネッラ:アンダンテとスケルツォ
 ロンゴ:オーボエのための組曲
 ロータ:エレジー
ルチアーノ・フランカ(オーボエ)
フィリッポ・パンティエリ
 (ピアノ/ベヒシュタイン1922年製)
 ミラノ・スカラ座管弦楽団の首席奏者として活躍し、チェゼーナのブルーノ・マデルナ音楽院で教授を務めるイタリアの名オーボイスト、ルチアーノ・フランカが奏でるリサイタル・プログラム。
 19世紀のドニゼッティ、ズガンバーティから20世紀のロータまで。イタリアで生まれたオーボエのための名旋律を、名手の豊潤な音色で。

 ※2012年6月、テアトロ・マラテスタ(モンテフィオーレ・コンカ、イタリア)
 

TC 922201
\2500
トザッティ:ピアノ作品全集
 3つの演奏会用練習曲/
 ラ・ソナタ・デル・スッド(世界初録音)/
 演奏会用アレグロ(世界初録音)/
 ドイツ風ソナタ/7つの前奏曲とフーガ
ダニエレ・アドルネット(ピアノ)
 20世紀イタリアのコンポーザー=ピアニスト、ヴィエーリ・トザッティ(1920−1999)のピアノ作品全集。
 師であるペトラッシとピツェッティの作風、ロマン派のスタイルを受け継ぎながら、独自のテイストを加えたトザッティの音楽は、近現代のイタリア、器楽の分野における重要な作品である。

 2015年6月の録音。
 

TC 750702
\2500
ジュゼッペ・ジョルダーニ:宗教作品集
 ミサ曲と夕べの祈り
 タントゥム・エルゴII
 オッフェルトリウム
コーロ・ゴッフレード・ペトラッシ
ステファーノ・クッチ(指揮)
アレッサンドロ・アルベンガ(オルガン)
 ジュゼッペ・ジョルダーニ(1751−1798)は、チマローザの同世代であり、18世紀イタリア、ナポリの作曲家(トンマーゾ・ジョルダーニとは別人)。
 主にオペラやバレエ音楽の作曲家としてその名を歴史に遺しているジュゼッペ・ジョルダーニの宗教作品のみを集めたタクトゥスならではの好企画。

 2015年4月の録音。
 

TC 761303
\2500
モンティ:ミゼレーレ(原典版)
 カンタータ《Nelle ore desolate di Maria SS》
 ミゼレーレ(マルコ・ジャチントゥッチによる復元版)
デ・ボン・パローレ
マルコ・ジャチントゥッチ(指揮)
 イタリア、ペスカーラのペンネで生を受けた作曲家、ニコラ・モンティ(1767−1838)の宗教作品集。
 「ミゼレーレ」は、原典版(Miserere mei, Deus - Ampilus lave me)と、マルコ・ジャントゥッチの復元による全曲版の2種類を収録。

 2015年3月の録音。




MD+G


902 19596
(SACD Hybrid)
\3100
《レーガーと同時代の作曲家による合唱曲集》
 レーガー:
  1) 朝の歌 Op.138-2, 2) マリアはいばらの森を行った Op.138-4,
  3) 降臨節の歌, 4) クリスマスの歌, 5) 新年の歌, /
 6) ブルックナー:キリストは我らのために/
 レーガー:
  7) 戦いの歌 Op.138-7, 8) 十字軍の歌 Op.138-5,
  9) 我ら唯一なる神を信ず Op.138-8, 10) キリストの昇天 /
 11-13) ブラームス: 祭典と記念の格言Op.109 /
 レーガー:
  14) Der Mensch lebt und bestehet nur eine kleine Zeit Op.138-1,
  15) アニュス・デイ Op.138-6/
 16) ブルックナー:アヴェ・マリア /
 17) シェーンベルク:地には平和をOp. 13/
 18) レーガー:夜の歌 Op.138-3
フォルカー・ヘッドフェルト(指揮)
オープス・ヴォカーレ・ベルリン
 相互に影響しあって作曲されたドイツ伝統の合唱作品
 2016年に没後100年を迎えるドイツの作曲家マックス・レーガー。数多くの晦渋なオルガン作品など、J.S.バッハの影響が指摘されることが多い人ですが、同世代の作曲家たち、ブラームス、ブルックナー、シェーンベルクらとも相互に影響を与え合っていたことは明らかです。
 この合唱作品集はそんな彼らの作品を並べることでその共通性を探り、ドイツ音楽の伝統にも目を向けるものとなっています。
 オープス・ヴォカーレ・ベルリンの見事なアンサンブルでお楽しみください。
 ハイブリッドSACD仕様 
  .


937 18996
(SACD Hybrid)
\3100→\2890
シュテファン・ブルーニエ(指揮)&ボン・ベートーヴェン管
《ベートーヴェン・チクルス第3弾!》

 ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125
エルザ・ファン・デン・ヘーヴァー(ソプラノ),
ジャニーナ・ベヒレ(アルト),
ロバート・ディーン・スミス(テノール),
ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス),
ブルノ・チェコ・フィルハーモニー合唱団,
ボン・ベートーヴェン管弦楽団,
シュテファン・ブルーニエ(指揮)

 雄弁にメロディを語る緊張感みなぎる演奏
 1964年スイスのベルンに生まれ、エッセン、フォルクヴァング音楽大学でピアノ、ホルン、作曲、指揮法を学んだシュテファン・ブルニエ。数多くのコンクールで賞を獲得した後、ドイツ各地の歌劇場で研鑽を積み、世界中の劇場で活躍。その後はダルムシュタット州立歌劇場の音楽監督、首席指揮者を2008年まで務めています。
 2008年からボン市の音楽総監督に就任し、ボン・ベートーヴェン管弦楽団&歌劇場指揮者を務め、また2011年のシーズンからはベルギー国立管弦楽団の首席客演指揮者にも就任するという活躍ぶり。
 日本にも度々来日し、熟達した音楽を披露しています。
 そんな彼による「ベートーヴェンの『歓喜の歌』」は、曲本来が持つ力が引き出され、一切の妥協のない崇高な音楽が緊張感を伴いつつ展開されていきます。
 ブルーニエは2016年末、京都市交響楽団で第九を指揮するための来日が予定されています。
 ハイブリッドSACD仕様


ブルーニエ&ボン・ベートーヴェン管
 ベートーヴェン・チクルス第1・2弾!

937 17566
(SACD Hybrid)
\3100→\2890
 ベートーヴェン:
   『交響曲第1番ハ長調Op.21』
   『交響曲第5番ハ短調Op.67』
シュテファン・ブルーニエ(指揮)
ボン・ベートーヴェン管弦楽団
 雄弁なメロディ歌いによる、新ロマンティック・ベートーヴェン
 創立し100年以上の伝統あるオーケストラ、ボン・ベートーヴェン管弦楽団。これまでR.シュトラウス、エーリヒ・クライバー、カール・ベーム、セルジュ・チェリビダッケ、ギュンター・ヴァントといった巨匠たちが指揮台を飾ってきたこの名門で、2008〜09年シーズンから音楽監督を務めているシュテファン・ブルーニエと このオーケストラによる初のベートーヴェン交響曲録音となります。
 ブルーニエはピリオド奏法を用いながらもややゆったりとしたテンポをとり、雄弁にメロディを歌っていきます。ノイズの少ない楽器の音の美しさが際立ち、金管とティンパニは明快に強奏群としてびしっと決めながら見事なアンサブルを聴かせてくれます。大音量時の迫力に頼ることなく、緻密なスコアの読みによって、ひとつひとつの音符を大切にした新ロマンティック・ベートーヴェン演奏といえましょう。洗練を兼ね備えたこの秀演を、SACDの高音質でお届けします。
 【録音】2012年, ボン、ベートーヴェン・ホール(デジタル:セッション)

937 18836
(SACD Hybrid)
\3100→\2890
ベートーヴェン:
 ① 交響曲第8番ヘ長調Op.93,
 ② 交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
ステファン・ブルーニエ(指揮)
ボン・ベートーヴェン管弦楽団
 ピリオド奏法と音の美しさを際立たせた雄弁な語り
 創立100年以上の伝統あるオーケストラ、ボン・ベートーヴェン管弦楽団。これまでR.シュトラウス、エーリヒ・クライバー、カール・ベーム、セルジュ・チェリビダッケ、ギュンター・ヴァントといった巨匠たちが指揮台を飾ってきたこの名門で、2008〜2009年シーズンから音楽監督を務めているシュテファン・ブルーニエ。このコンビによるベートーヴェン:交響曲集第2弾となります。
 ブルーニエはピリオド奏法を用いながらもややゆったりとしたテンポをとり、雄弁にメロディを歌っていきます。緻密なスコアの読みで、ひとつひとつの音符を大切にしたベートーヴェン演奏を展開しています。雄弁と洗練を兼ね備えたしなやかな秀演を、SACDの高音質でお届けします。

  


942 19626
(SACD Hybrid)
\3100→\2890
ウィーン・ピアノ・トリオ
《ブラームス:ピアノ三重奏曲集 Vol.1》

 ブラームス:
  1) ピアノ三重奏曲第1番ト長調Op.8(1889年版),
  2) ピアノ三重奏曲第2番ハ長調Op.87
ウィーン・ピアノ・トリオ
[David McCarroll(Vn),
Matthias Gredler(Vc),
Stefan Mendl(P)]
 熟達したアンサンブルで聴くロマン派の醍醐味
 広く知られているように、自己批判の厳しかったブラームスは、作品を一度改定すると、以前の版は破棄してしまうのが常でした。
 とりわけ20歳頃に書いた作品はほとんど存在することがありませんが、このピアノ三重奏曲第1番だけは珍しく1854年の初稿版が残されています。
 ただし今回録音されているのは改定稿の方で、第1楽章がおよそ半分の長さになるなど凝縮された音楽を聴く事ができるものです。
 第2番は1880年から82年にかけて作曲されたもので、こちらは迷いのない清冽な書法が際立つ音楽。どちらも磨き上げられた傑作です。
 ウィーン・ピアノ・トリオは20年前にも違うメンバーでブラームスを録音していますが、今回は更に熟達した素晴らしい演奏を披露しています。
 ハイブリッドSACD仕様
  


307 19572
\2400→\2190
ライプツィヒ弦楽四重奏団
《シベリウス:弦楽四重奏曲集》

 シベリウス:
  1) 弦楽四重奏曲ニ短調Op.56「親愛なる声」,
  2) 弦楽四重奏曲イ短調JS.183
ライプツィヒ弦楽四重奏団
[コンラート・ムック(ヴァイオリン),
 ティルマン・ビュニング(ヴァイオリン),
 イーヴォ・バウアー(ヴィオラ),
 マティアス・モースドルフ(チェロ)]
 新メンバーによる新たなるアンサンブルの妙技
 1909年に完成されたシベリウスのニ短調の四重奏曲は「親愛なる声」という副題を持ち、作曲当時の不安な感情(自身の健康問題や、仕事への重責)が反映された内省的な気分い彩られた名作です。
 もう1曲のイ短調は、まだ固さの残る学生時代(1989年)に書かれたものですが、すでにシベリウスの個性が至るところに現れた抒情的な作品となっています。
 演奏しているのは1988年、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席奏者たちによって設立され、古典派から現代音楽までの幅広いレパートリーを誇るライプツィヒ弦楽四重奏団。
 2015年、第1ヴァイオリン奏者がアルツベルガーから元ペーターゼンSQのコンラート・ムックに変わり、新たなる活躍が期待されるアンサンブルの「親愛なる声」をお聞きください。
 

703 19582
\2400
《Waldeinsamkeit〜シューマン, ブラームス:歌曲集》
 シューマン:
  1) リーダークライス Op.39,
  2) 予言の鳥Op.82-7(ピアノ独奏) /
 ブラームス:
  1) おお、涼しい森よOp.72-3,
  2) 雨の歌 WoO.23, 3) こんばんは WoO.33より,
  4) あこがれ Op.14-8, 5) 静かな夜に WoO.33より,
  6) 恋しい人のもとへ Op.48-1, 7) あの下の谷では WoO.33より,
  8) 別離 Op.19-2, 9) 窓辺で Op.14-1,
  10) 間奏曲 Op.118-5(ピアノ独奏),
  11) 私の歌 Op.106-4, 12) 荒野を越えて Op.86-4,
  13) 私は不意に飛び起きた Op.32-1,
  14) もうお前のところには行くまい Op.32-2
エファ・ホフマン(ソプラノ),
エドワード・ラッシュトン(ピアノ)
 日本語では語ることが難しい「森の孤独」を表現
 シュトゥッツガルト州立音楽・演劇大学で学んだ若手注目のソプラノ歌手、エファ・ホフマンのデビュー・アルバムです。
 ヘレーネ・シュナイダーマン、モンセラート・カバリエ、ブリギッテ・ファスベンダーら数多くの名歌手たちの薫陶を受け、その表現力と歌唱力に磨きをかけて来た彼女、オペラ、リートの両面での活躍が期待されています。
 このアルバムでは、シューマンの最もロマンティックな歌曲集として知られる「リーダークライス Op.39」と、ブラームスの美しい歌曲が歌われています。
 曲の間にピアニスト、ラッシュトンのソロが挟まれているのも特徴で、Waldeinsamkeit(一般的に「森の孤独」と訳される場合が多いが、実際の意味は日本語に訳すことができない表現)というタイトルにふさわしい想像力が強く刺激される1枚となっています。



  

GRAND PIANO


GP647
\2100
レオポルト・コジェルフ:ピアノ・ソナタ全集 第6集
 1-2.ピアノ・ソナタ 第21番 変ホ長調 Op.17-3 P.XII:22(1785)/
 3-5.ピアノ・ソナタ 第22番 ヘ長調 Op.20-1 P.XII:23(1786)/
 6-8.ピアノ・ソナタ 第23番 ハ長調 Op.20-2 P.XII:24(1786)/
 9-11.ピアノ・ソナタ 第24番 ニ短調 Op.20-3 P.XII:25(1786)
   ※1-8…世界初録音
ケンプ・イングリッシュ
(フォルテピアノ…1795年製アントン・ヴァルター:パウル・ドヴニー複製…1-2,
フォルテピアノ…1795年製アントン・ヴァルター:トーマス&バーバラ・ヴォルフ複製…3-11>
録音 2012年4月20-26日 ニュージーランド,ゴールデン・ベイ,モップス・アーリー・キーボード・コレクション
 ボヘミア出身の作曲家コジェルフ(1747-1818)のピアノ・ソナタ集の第6集。
 ここでは1785年から1786年に作曲された4曲のソナタが収録されています。初期のフォルテピアノのために書かれたソナタの中でも、50曲ほどある彼の作品は突出しており、ハイドンとベートーヴェン、シューベルトを繋ぐ橋渡しとしての役割も備えています。
 今回収録の4作品が書かれた頃のウィーンの音楽界ではモーツァルトのピアノ協奏曲が人気を博しており、もちろん、コジェルフもこれらの作品を耳にしたことはまちがいありません。
 そのせいか、至るところにモーツァルトの影響も感じられます。とは言え、逆に第22番のソナタは、後に書かれたモーツァルトの変ロ長調ソナタ K570を予感させるパッセージもあるなど、コジェルフの独創性も提示されています。
 演奏はこのシリーズでお馴染み、ニュージーランドのピアニスト、ケンプ・イングリッシュです。彼は既にコジェルフのソナタ全50曲の録音を終えていますから、残りの発売が待たれます。

 【コジェルフ:ピアノ・ソナタ集】
  第1集…GP642 第2集…GP643 第3集…GP644 第4集…GP645 第5集…GP646
  

GP692
\2100
フィリップ・グラス:グラス・ワールド 第4集 ON LOVE
 1-14.THE HOURS‐めぐりあう時間たち(2002)
  <ポエット・アクツ/モーニング・パッセージ/
   彼女がしなければならない何か/
   フォー・ユア・オウン・ベネフィット/
   ヴァネッサと子供たち/ケーキを作りましょう/
   歓迎されざる友/デッド・シングス/キス/
   なぜ誰かが死ななければならない/
   ティアリング・ハーセルフ・アウェイ/逃避/
   人生の選択/めぐりあう時間たち>
    ※ピアノ独奏への編曲
     マイケル・リースマン…4.5.9,
     マイケル・リースマン&ニコ・マーリー…1.2.3.6.7.8.10.11.12.13.14/
 15.モダン・ラヴ・ワルツ(1977)/
 16.あるスキャンダルについての覚え書き(2006)/
 17.MUSIC IN FIFTHS(1969)
   ※6…世界初録音
ニコラス・ホルヴァート(ピアノ)
録音 2014年3月25日 フランス パリ、Temple Saint Marcel
 「めぐりあう時間たち」は、2002年に製作されたアメリカ映画(スティーブン・ダルドリー監督、マイケル・カニンガム原作)。人生と愛に疲れ、入水自殺を遂げる女性作家ヴァージニア・ウルフと彼女に関わる3人の女性の時代を超えた1日を描いた問題作です。
 ヴァージニアを演じたニコール・キッドマンの美しさと演技が高く評価され、彼女はこの役でアカデミー主演女優賞も受賞しています。
 この映画のサウンドトラックを書いたのがフィリップ・グラス(1937-)で、彼は錯綜するストーリーに沿うように、強迫観念と不気味さに彩られた不気味かつ美しい音楽を書きました。
 キッドマンが栄誉ある賞を獲得したように、このサウンドトラックも数々の賞にノミネートされ、BAFTAのアンソニー・アスキス賞を受賞するという栄誉に浴しています。
 原曲はオーケストラで奏されますが、ピアノ独奏への編曲は、更なる孤独な心情を描き出すことに成功しています。
 第1集…GP677 第2集…GP690 第3集…GP691
 

GP705
\2100
ジョルジュ・エネスコ:独奏ピアノ作品全集 第1集
 1.夜想曲 変ニ長調「マリー・カンタキュゼンヌ大公女への思い出に」(1907)/
 2-8.ピアノのための組曲 第3番「即興的な小品集」Op.18 (1916)
  <第1番:メロディー/第2番:草原の声/第3番:憂鬱なマズルカ/
   第4番:ブルレスケ/第5番:情熱的に/
   第6番:コラール/第7番:カリヨンの夜想曲>/
 9-11.ピアノ・ソナタ 第1番 嬰へ短調 Op.24-1 (1924)
  <第1楽章:アレグロ・モルト・モデラート,グラーヴェ/
   第2楽章:プレスト・ヴィヴァーチェ/
   第3楽章:アンダンテ・モルト・エスプレッシーヴォ>
ホス・デ・ソラウン(ピアノ)
録音 2016年1月2-4日 スペイン バレンシア,パラウ・デ・ラ・ムジカ
 20世紀の傑出した音楽家の一人、ルーマニア出身のジョルジュ・エネスコ(1881-1955)。彼は、数多くの作品を残した作曲家、そして卓越したヴァイオリニストとして後世に強い影響を与えています。
 彼の作品の多くは、ルーマニア民謡に影響されたものであり、例えば有名な「ルーマニア狂詩曲」はその民俗色豊かなメロディが広く愛されています。また自身が優れた奏者であったせいか、ヴァイオリンを用いた作品にも素晴らしいものが多いのですが、実はピアノ独奏曲にも重要な作品があることはあまり知られていません。
 この第1集には、スクリャービン風の流麗で妖艶な雰囲気を持つ初期の夜想曲、ルーマニア民族音楽に傾倒していた頃の組曲、そして戦後に作風を転換させたと言われる1920年代のソナタ第1番を収録、しられざるエネスクの側面を知る格好の1枚となっています。
 演奏しているのは、ブカレストで開催された第13回ジョルジェ・エネスク国際ピアノ・コンクールで第1位を獲得したスペイン出身のホス・デ・ソラウンです。



 

LPO


LPO-89
\2100
ユロフスキ指揮
ジュリアン・アンダーソン:作品集

 1.ヴァイオリンと管弦楽のための詩曲「素敵な青さで」/
 2.アレルヤ/
 3.太陽の位置
  ※世界初演&世界初録音…1, 世界初録音…2
キャロリン・ヴィドマン(ヴァイオリン)…1/
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団…2/
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
録音 2015年3月14日…1, 2014年3月1日…2, 2013年12月7日…3 ロンドン サウスバンク・センター,ロイヤル・フェスティヴァル・ホール ライヴ収録
 2010年から2014年まで、LPOの「コンポーザー・イン・レジデンス(一定期間、オーケストラと作曲家が密な共同作業をすすめていく制度)」を務めた作曲家、ジュリアン・アンダーソン(1967-)の作品集です。
 鳥のさえずりを思わせるヴァイオリンが美しさを醸し出す「素敵な青さで」と祝祭的な「アレルヤ」は世界初録音で、それぞれヴァイオリニスト、ヴィトマンと合唱団のために書かれた作品です。
 現代音楽を得意とするユロフスキならではのすっきりした演奏です。
   .


LPO-90
\2100→\1890
スクロヴァチェフスキ&LPO
 ブルックナー:交響曲 第5番 変ロ長調(1878年 ノーヴァク版)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/
スタニスワフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)
録音 2015年10月31日 ロンドン サウスバンク・センター,ロイヤル・フェスティヴァル・ホール ライヴ収録
 現役最長老の指揮者、スタニスワフ・スクロヴァチェフスキによる2015年10月のブルックナー(1824-1896)。
 先頃日本に来日した際も、堂々たる8番を読売日響と共に演奏し、全ての聴衆を唸らせたのは記憶に新しいところですが、この「第5番」でも円熟の極みといえる音楽を紡ぎだしています。
 いつものようにスコアの隅々までに目を光らせ、楽譜に書かれた音をことごとく洗い出した上でムダのない響きを構築するやり方を取る彼。テンポは若干遅めで、徳に第2楽章のアダージョは悠然たる音楽であり聴き手も安心してこの流れに身を委ねることができます。
 至高のブルックナーという言葉がふさわしい演奏です。



  

OEHMS


OC016
(15CD)
\6000
メルビッシュ湖上音楽祭・オペラ名演BOX
<CD1>
 ヨハン・シュトラウス2世(1825-1899):喜歌劇「こうもり」(1996録音)
  1.序曲/2-7.第1幕/
  8-13.第2幕/14-18.第3幕
メルビッシュ祝祭管弦楽団&合唱団/
ルドルフ・ビーブル(指揮)…CD1-CD12/
ヴォルフディーター・マウラー(指揮)…CD13/
ウーヴェ・タイマー(指揮)…CD14/
アンドレアス・シュラー(指揮)…CD15

アイゼンシュタイン…ペーター・エーデルマン(バリトン)/
ロザリンデ…シルヴァーナ・ドゥスマン(ソプラノ)/
アデーレ…ウテ・グフレーラー(ソプラノ)/
イーダ…マリオン・ライナー(語り)/
ファルケ博士…パウル・アルミン・エーデルマン(バリトン)/
オルロフスキー公爵…
 アルトゥール・ステファノヴィッツ(カウンター・テナー)/
アルフレード…トーマス・リント(テノール) 他
<CD2>
 ジャック・オッフェンバック(1819-1890):喜歌劇「パリの生活」(1997録音)
  1-7.第1幕/8-13.第2幕/14-19.第3幕/20.幕間/21-24.第4幕
マクドナルド男爵…ミヒャエル・グリュックスマン(バリトン)/
男爵夫人…イングリッド・カイザーフェルト(ソプラノ)/
ラウル・ドゥ・ギャルドフー…アンドレアス・シントラー(バリトン)/
ボビネ…クラウス・ハンネス・ブロック(テノール)/
メテラ…マルティナ・セラフィン(ソプラノ)/
ブラジル人…ゲッツ・ツェーマン(ヴォーカル)/
フリック…ヴォルフガンク・グラツマイアー(テノール) 他
<CD3>
 カール・ツェラー(1842-1898):喜歌劇「小鳥売り」(1998録音)
  1-11.第1幕/12-19.第2幕/20-22.第3幕
公爵夫人マリー…イングリッド・ハーベルマン(ソプラノ)/
アデライーデ…マリカ・リヒター(ソプラノ)/
ヴェプス男爵…エドゥアルド・レーマン(バリトン)/
スタニスラス伯爵…イェルク・シュナイダー(テノール)/
アダム…セバスティアン・ラインターラー(テノール)/
クリステル…ビルギット・シュタインベルガー(ソプラノ)/
ズュフレ&
ヴュルムヒェン…ムッケンシュトルンツ&
バムシャーブル 他
<CD4>
 ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇「ジプシー男爵」(2000録音)
  1.序曲/2-27.第1幕
ホモナイ伯爵…ペーター・エーデルマン(バリトン)/
カルネロ伯爵…ハインツ・ツェドニク(テノール)/
ザッフィ…マルティナ・セラフィン(ソプラノ)/
シャンドール・バリンカイ…ハリー・ファン・デル・プラス(テノール)/
カールマン・ジュパン…ヘルムート・ペルガー=トゥーナ(バス)/
アルゼーナ…クリスティアン・バート(ソプラノ)/
ツイプラ…エレナ・バトゥコーヴァ(メゾ・ソプラノ) 他
<CD5>
 フランツ・レハール(1870-1948):喜歌劇「微笑みの国」(2001録音)
  1.序曲/2-8.第1幕/9-16.第2幕/17-19.第3幕
リヒテンフェルス伯爵…ハラルド・セラフィン(バリトン)/
リーザ… エリザベート・フレッフル(ソプラノ)/
グスタフ・フォン・ポッテンシュタイン伯爵…
 ディートマール・ケルシュバウム(テノール)/
スー・チョン殿下…チョイ・サンゴー(テノール)/
ミー…ユウコ・ミタニ(ソプラノ)/
チャン…田辺とおる(バリトン)/
宦官長…ギデオン・ジンガー(語り)
<CD6>
 エンメリッヒ・カールマン(1882-1953):
  喜歌劇「チャールダッシュ侯爵夫人」(2002録音)
   1-6.第1幕/7-13.第2幕/14-15.第3幕
シルヴァ・ヴァレスク…マルティナ・セラフィン(ソプラノ)/
エドウィン・ロナルド…フェルディナント・フォン・ボトマー(テノール)/
シュタージ…ケルスティン・グロトリアン(ソプラノ)/
ボニ・カンチャヌ伯爵…アドリアン・エロート(バリトン)/
レオポルト伯爵…ハラルド・セラフィン(バリトン)/
アンヒルテ… ミリャーナ・イロシュ(メゾ・ソプラノ)/
フェリ・バチ…フリジェス・ハルシャーニ 他
<CD7>
 レハール:喜歌劇「ジュディッタ」(2003録音)
  1-5.第1場/6-7.第2場/8-11.第3場/12-15.第4場/16-20.第5場
ジュディッタ…ナターリア・ウシャコーワ(ソプラノ)/
オクターヴィオ…メールツァド・モンタツェーリ(テノール)/
ピエッリーノ…マルクス・ハインリヒ(テノール)/
アニータ…ユリア・バウアー(ソプラノ)
<CD8>
 1-18.カールマン:喜歌劇「伯爵令嬢マリツァ」(2004録音)
伯爵令嬢マリッツァ…ウルズラ・プフィッツナー(ソプラノ)/
ポプレスク…ゲルハルト・エルンスト(バリトン)/
ジュパン男爵…マルコ・カトール(テノール)/
タシロ伯爵…ニコライ・シューコフ(テノール)/
リーザ…ユリア・バウアー(ソプラノ) 他
<CD9>
 1-22.レハール:喜歌劇「メリー・ウィドウ」(2005録音)
ミルコ・ツェータ男爵…アルフレート・スラーメク(バス)/
ハンナ・グラヴァリ…マルガリータ・デ・アレリャーノ(ソプラノ)/
ヴァランシエンヌ…ビルギット・シュタインベルガー(ソプラノ)/
ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵…マティアス・ハウスマン(バリトン)/
カミーユ・ド・ロジヨン…マルワン・シャミエー(テノール)/
カスカーダ子爵…ダニエル・セラフィン(テノール)/
ラウール・ド・サンブリオシュ…
 アレクサンダー・クリンガー(テノール) 他
<CD10>
 1-22.レハール:喜歌劇「ルクセンブルク伯爵」(2006録音)
ルクセンブルク伯爵ルネ…ミヒャエル・ズットナー/
バジール・バジロヴィッチ侯爵…アルフレード・スラーメク(バス)/
スターサ・ココソワ…マリカ・リヒター(ソプラノ)/
アルマン・ブリサード…マルコ・カトール(テノール)/
アンジェール・ディディエ…ルート・オールマン(ソプラノ)/
ジュリエッテ・ヴェルモント…アナ=マリア・ラビン(ソプラノ) 他
<CD11>
 1-20.ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇「ウィーン気質」(2007録音)
ギンデルバッハ侯爵…ロルフ・ボルラート(バス)/
ツェドラウ伯爵…クリスティアン・ツェンカー(ヴォーカル)/
ガブリエーレ…ウルズラ・プフィッツナー(ソプラノ)/
フランツィスカ・カリアリ…マルガレータ・クロブチャール(ソプラノ)/
カーグラー…アレクサンダー・グリル(ヴォーカル)/
ペピ・プライニンガー…ルネ・シュッテングルバー(ソプラノ)/
ヨーゼフ…ダニエル・セラフィン(テノール)
<CD12>
 1-49.ラルフ・ベナツキー(1884-1957):喜歌劇「白馬亭にて」(2008録音)
レオポルド…マティアス・ハウスマン(バリトン)/
ヨゼファ…インゲボルク・シェップ(ソプラノ)/
ジードラー博士…マルコ・イェンチュ(テノール)/
ヴィルヘルム・ギーゼッケ…クラウス=ディーター・レルヒェ(バス)/
オッティーリエ…アニャ=カタリナ・ヴィッガー(ソプラノ)/
ジギスムント・シュルツハイマー…セルジュ・ファルク(ヴォーカル)/
皇帝フランツ・ヨーゼフ2世・・
 アルベルト・ルエプレヒト(テノール) 他
<CD13>
 1-17.レハール:喜歌劇「ロシアの皇太子」(2010録音)
ロシアの皇太子…ティベリウス・シム(テノール)/
ソーニャ…アレクサンドラ・ラインプレヒト(ソプラノ)/
大公…ハラルド・セラフィン(バリトン)/
イワン…マルコ・カトール(テノール)/
マーシャ…ジークリンデ・フェルトホファー(ソプラノ) 他
<CD14>
 1-19.カール・ミレッカー(1842-1899):喜歌劇「乞食学生」(2013録音)
サイモン・ライマノヴィツ…ミルコ・ロシュコウスキ(テノール)/
ヤン・ヤニッキ…エルヴィン・ベラコヴィッチュ(バリトン)/
パルマティカ侯爵夫人…リンダ・プレヒ(ソプラノ)/
ラウラ…コルネリア・ツィンク(ソプラノ)/
ブロニスラヴァ…アロドリアーヌ・クヴァイロツ(ソプラノ)/
オルレンドルフ…ヘンリク・ベーム(バリトン) 他
<CD15>
 1-25.ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇「ヴェネツィアの一夜」(2015録音)/
ウルビーノ公爵グイド…ヘルベルト・リッペルト(テノール)/
カラメッロ…リヒャルト・ザメク(テノール)/
エンリーコ・ピセッリ…オットー・ヤウス(テノール)/
デラックア…ハインツ・ツェドニク(テノール)/
バルバラ…ダグマー・シェレンベルガー(ソプラノ)/
バルバルッチオ…ジョエシ・プロコペッツ(バリトン9/
アグリコーラ…ヴェレーナ・シャイツ(ヴォーカル) 他
 1955年にウィーン国立歌劇場の歌手ヘルベルト・アルゼンが構想し、2年の準備期間を経て1957年に第1回の音楽祭が開催されたという「メルビッシュ湖上音楽祭」。
 毎年夏、オーストリアとハンガリーにまたがる大きなノイジードル湖に特設ステージが作られ、人々は蚊取り線香を携帯しながら、ここで上演される喜歌劇やミュージカルを大いに楽しむのが恒例となっています。
 1993年にはウィーンフォルクスオーパーのバリトン歌手ハラルド・セラフィンが総監督に就任、指揮者もルドルフ・ビーブルが担当。セラフィンは2013年に勇退するまで、様々な役を歌い大喝采を浴びています。
 現在の総監督には2015年の「ヴェネツィアの一夜」でバルバラ役を担当したソプラノ、シェレンベルガーが就任しており、今後一層の賑わいが期待されています。
 これらのCDは、音楽祭のおみやげとして、あらかじめ公演の前に収録されたもので、長い舞台も全て短縮、聴きどころが濃縮されたすぐれものです。
  

OC1848
\2400
クリスティーナ・ランドシャーマー:ウルマン&シューマンの歌曲を歌う
 1.ロベルト・シューマン(1810-1856):ことづて Op.77-5/
 2.シューマン:ばらよ、ばらよ Op.89-6/
 3.シューマン:ズライカの歌 Op.25-9/
 4.シューマン:東方のばらより Op.25-25/
 5.シューマン:愛の歌 Op.51-5/
 6-8.ヴィクトル・ウルマン(1898-1944): 3つのソネット Op.29
  <第1番:手紙よ、今私に/第2番:もう一度言いましょう/
   第3番:あの最初の口づけ>/
 9-12.シューマン:ゲーテの「ヴィルヘルム・マイスター」によるリート
  <第1番:君よ知るや南の国/第3番:ただあこがれを知る者だけが/
   第5番:私に言わせないで/
   第9番:大人になるまでこのままに>/
 13-18.ウルマン:ルイーズ・ラベの6つのソネット Op.39
  <ソネット第5番:クレア・ヴィーナス/
   ソネット第7番:私たちは死を見る/
   ソネット第8番:私は生き、私は死ぬ/
   ソネット第12番:竪琴と連れ/
   ソネット第18番:もう一度口づけを/
   ソネット第13番:ああ、若しわれにして>/
 19-25.シューマン:6つの詩とレクイエム Op.90
  <第1番:鍛冶屋の歌/第2番:私のばら/第3番:出会いと別れ/
  第4番:牛飼いのおとめ/第5番:孤独/第6番:重苦しい夕べ/レクイエム>
クリスティアン・ランドシャーマー(ソプラノ)/
ゲロルト・フーバー(ピアノ)
録音 2015年7月14-17日 ミュンヘン バイエルン放送 第2スタジオ
 シカゴ・リリック・オペラでデビューし、世界中の歌劇場に出演、めきめきと知名度を上げているソプラノ歌手ランドシャーマー。NAXOSレーベルからは「ペーター・コルネリウス:歌曲全集」という渋いレパートリーを録音。
 またバッハの「マタイ受難曲」や「ヨハネ受難曲」などの宗教曲でも抜群の歌唱力を示し、その美しい容姿を活かしてオペレッタの分野でも大活躍しているという、各方面から引く手あまたの歌手の一人です。
 このOEHMSレーベルへのデビュー・アルバムでも、シューマンとウルマンという比較的珍しい作品を歌い、知られざる曲への興味が著しくかきたてられるものとなっています。ゲロルト・フーバーの巧みな伴奏も聴きものです。



  

SONO LUMINUS



DSL-92201
\2400→\2190
FIRST DAY
 1.ホセ・ブラガート(1915-):グラシエラとブエノスアイレス/
 2.ボフスラフ・マルティヌー(1890-1959):
  スロバキアの主題による変奏曲/
 3.カレブ・ブルハンス(1980-):ファンタジー/
 4.アルベルト・ヒナステラ(1916-1983):パンペアーナ 第2番 Op.21/
 5.ジョルジョ・エネスコ(1881-1955):ソナタ ヘ短調/
 6.ダン・ヴィスコンティ(1981-):ハード=ノック・ストンプ/
 7.マラン・マレ(1656-1728):「ラ・フォリア」による変奏曲/
 8.フランシス・プーランク(1899-1963):愛の小径
ローラ・メトカーフ(チェロ)/
マテイ・ヴァルガ(ピアノ)
録音 2015年4月20-23日 アメリカ ヴァージニア,ボイス ソノ・ルミナス・スタジオ
 ワシントン・ポスト誌で「ゴージャスなチェロのレガート奏法」、ブログ・クリティクス・マガジンでは「繊細でメロディアスなタッチ」と絶賛されている若手チェリスト、ローラ・メトカーフのSONO LUMINUSレーベルへのデビュー盤。
 彼女は弦楽五重奏アンサンブル「Sybarite5」のメンバーであり、こちらではジャンルを越えた作品を演奏、そのアルバムはビルボードのチャートTOP10にも入るほどの人気を博しています。
 今回のソロ・アルバムのタイトルは、プーランクの「愛の小径」の一節から取られたもので、新しい一歩を踏み出す彼女の感情を端的に捉えたものと言えるでしょう、マラン・マレから現代までと、様々な作品が選ばれたこのアルバムでは、彼女の多彩な才能が見事に表出されています。
  

DSL-92202
\2400
TRANSITIONS
 1.マリオ・ダヴィドフスキー:
   電子音とチェロのための「シンクロニズム 第3番」/
 2.スティーヴ・ライヒ:チェロ・カウンターポイント/
 3.デヴィッド・フルマー:春について語る/
 4.アニー・ゴスフィールド:4本のバラ/
 5.ゴスフィールド:...そして5つのスポット/
 6.アンナ・ソルヴァルズドッティル:トランジション/
 7.ハイメ・オリヴァー・ラ・ローザ:フレクスラ
マイケル・ニコラス(チェロ)/
マリオ・ダヴィドフスキー(電子音)…1/
スティーヴ・ライヒ(電子音)…2/
アニー・ゴスフィールド(サンプラー)…4.5/
ジェイミー・オリヴァー・ラ・ローザ(電子音)…7
録音 2015年12月14-18日,2016年1月13-14日 アメリカ ヴァージニア,ボイス ソノ・ルミナス・スタジオ
 ニューヨークで活躍するチェリスト、マイケル・ニコラス。彼は国際現代アンサンブル(ICE)のメンバーとして、常に新しい音楽を追求しています。
 世界中の現代作曲家たちは彼のために新作を書き、それらを初演すること、また即興と電子音を組み合わせ新たな音を創造することなど、彼が投げかける斬新な音楽は、聴き手に驚きを与えています。
 このSONO LUMINUSレーベルへのデビュー・アルバムに収録された6つの作品は、ほぼ50年に渡る作曲年代の開きがありながらも、どれもが無機質で機械的な響きを音楽に取り入れるという実験的な手法が凝らされており、人類とコンピュータの平和的共存について、そして音楽の変遷についての彼の考察が示されているというものです。


<LP>


  LINN(LP)


CKH 559
(LP)
\4800
イングリット・フリッターのシューマン、
 180gアナログ盤で登場!

  シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54
イングリット・フリッター(ピアノ)
アントニオ・メンデス
スコットランド室内管弦楽団
 アルゼンチンの生まれの才女、イングリット・フリッターのリン・レコーズ第3弾、「シューマン&メンデルスゾーン」より、シューマンのピアノ協奏曲が、アナログ盤で登場!
 180g重量盤の45回転LP(スーパーカット)は、最適なダイナミクス、ノイズが少なくクリアーなハイファイ・レスポンスを実現した高音質LP。 フィリップ・ホッブスによる超高音質録音を最高品質にてお届けいたします。
 
 録音:2015年12月3日−6日、RSNOセンター、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー、イギリス)/LP/45rpm Supercut/180g重量盤

 ※こちらのタイトルは限定生産となりますため、お早めにご注文ください。また限定生産の性質上、ご注文枚数を確保できない可能性がございます。予めご了承ください。


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


BONGIOVANNI


GB 1236
\2500
セスト・ブルスカンティーニ/ライヴ録音集 セスト・ブルスカンティーニ (バリトン)
ファビオ・マエストリ(ピアノ)
 チマローザ:「20年知っている娘」(オペラ『女の手管』より)
 ドニゼッティ:「天使のように美しい娘」(オペラ『ドン・パスクワーレ』より)
 モーツァルト:「さあ、窓辺においで」(オペラ『ドン・ジョヴァンニ』より)
 モーツァルト:「奥様、これぞ目録です」(オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』より)
 モーツァルト:「女性方よ、よくやってくれますな」(オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』より)
 モーツァルト:「私がため息をついている間に見ていられるか」(オペラ『フィガロの結婚』より)
 モーツァルト:「目をちょっと見開いて」(オペラ『フィガロの結婚』より)
 ヴェルディ:「これは夢か?」(オペラ『ファルスタッフ』より)
 モーツァルト:「人は女性を非難するが」(オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』より)
 ドニゼッティ:「聞いた、聞いた、村の衆」(オペラ『愛の妙薬』より)
 トスティ:歌曲「最後の歌」
 トスティ:歌曲「君なんかもう」
[ボーナストラック]
 ヴェルディ:「人生が希望と喜びに満ちているならば」(オペラ『仮面舞踏会』より)
 ヴェルディ:「お前だったのか、あの魂を汚したのは」(オペラ『仮面舞踏会』より)
 プッチーニ:「警史を三人と、馬車を一台」(オペラ『トスカ』より)
 プッチーニ:「夜も更けてきた」(オペラ『トスカ』より)
 プッチーニ:「私は金次第と言われているが」(オペラ『トスカ』より)
 名バリトン歌手ブルスカンティーニによる、アリア演奏のライヴ録音!100 以上のレパートリーを持つ彼の才能の一端を知ることができる、貴重なCD!

 録音:1981年8月3日 イタリア、アンコーナ(ライヴ)/ボーナス:1973年-1978年/74’19’’

 ブルカンティーニは、1919 年に生まれ、1946 年に『ラ・ボエーム』のカリーヌ役でデビューし、2003 年に亡くなった、バリトン歌手です。
 喜劇におけるバリトン役、なかでもブッフォ・バリトンとして活躍した名歌手であり、154 役ものレパートリーを持っていたと言われています。僅かしか残っていない彼の録音の中から、本CD は1981 年、62 歳の時にイタリアのアンコーナで行われたライブ・コンサートを録音したものを収録。BONGIOVANNI から過去に33rpm でリリースされたものです。
 イタリア・オペラとモーツァルト、そしてトスティのイタリア歌曲を熱唱。ボーナスには、別時期に録音された、ヴェルディとプッチーニのオペラ・アリアを5 曲収録しています。貴重なブルカンティーニの音源は見逃せません。


<メジャー・レーベル>

DG



4811508
\2300→\2090
《ファブリツィオ・メローニ&吉川隆弘/Vif et Rythmique》
 ドビュッシー:第1狂詩曲
 サン=サーンス:クラリネットとピアノのためのソナタ変ホ長調 Op.167
 オネゲル:クラリネットとピアノのためのソナチネ
 ミヨー:クラリネットとピアノのためのソナチネ Op.100
 プーランク:クラリネットとピアノのためのソナタ
 フランセ:クラリネットとピアノのための主題と変奏
ファブリツィオ・メローニ
 (ミラノ・スカラ座管首席クラリネット奏者)
吉川隆弘(ピアノ)
 20世紀フランス人作曲家によるクラリネットとピアノのための作品集
 20世紀フランスで活躍した作曲家がクラリネットとピアノのために書いた作品を作曲年代順に収録。
 クラリネットのファブリツィオ・メローニはミラノ・スカラ座管弦楽団の首席クラリネット奏者です。1986年にスカラ座の音楽監督に就任したムーティが当時20歳そこそこだったメローニを首席奏者に抜擢、以来約30年に及びスカラ座管弦楽団の中軸を担ってきたメローニ。
 ピアノの吉川隆弘は東京芸術大学で修士課程まで学んだのち、ミラノ・スカラ座アカデミーで研鑽を積み、ミラノを本拠に精力的な活動を続けると同時に、時折日本でも凱旋公演を行っています。
 そんな二人が真摯に20世紀フランス作品に向き合った当アルバムでは、心の琴線に優しく触れる、繊細で品の良い演奏が繰り広げられています。
 制作元はイタリア・ユニバーサル。ブックレットには日本語解説が入り、CD裏の曲目リストも日本語入り。
 【録音】2014年9月19-22日  ミラノ

◆吉川隆弘 来日公演 (問:e-mail: ampio-tokyo@takahiroyoshikawa.com)
5/25 西宮: 西宮市プレラホール
6/3  東京: イタリア文化会館アニェッリホール




<映像>

 

ARTHAUS(映像)


109231
(DVD 3枚組)
\6600
109232
(BD 3枚組)
\6600
「幸せをあなたに!」 ホセ・カレーラス
【DISC 1】…101401 ウィーン・カムバック・リサイタル
 1.マスネ: 君の青い目を開けなさい(愛の詩 第3番)/
 2.アーン: いみじき時(灰色の歌第5番)/
 3.フォーレ: 夢のあとに(3つの歌 Op.7 第1番)/
 4.トゥリーナ: カンシオン形式の詩 Op.19〜第2番 忘れないでね/
 5.トゥリーナ: カンシオン形式の詩 Op.19〜第4番 二つの恐れ/
 6.ナチョ: 君恋しくて/
 7.ナチョ: いとしい人/
 8.プッチーニ: 太陽と愛/
 9.プッチーニ: 陸と海/
 10.プッチーニ: あの偽りの忠告/
 11.リスト: ペトラルカの3つのソネット/
 12.トスティ: 開けておくれ(セレナータ)/
 13.トスティ: 君なんかもう愛していない/
 14.トスティ: かわいい口もと/
 15.トスティ: 最後の歌/
《アンコール》 /
 16.カルディッロ: カタリ(つれない心)/
 17.ララ: グラナダ/
 18.ファルヴォ: 君に告げよ/
 19.チレア: 歌劇「アルルの女」〜ありふれた話(フェデリーコの嘆き)/
 20.グリーグ: 君を愛す(4つのデンマーク語の歌「心の歌」 Op.5 第3番)
  1988年9月16日 ウィーン国立歌劇場 ライヴ収録
 1987年、栄光の絶頂にいたホセ・カレーラスは白血病の宣告を受けます。一時は絶望的と見られたものの、不屈の精神と最先端の医療が彼を救います。
 そして、1988年9月16日、復活の日が訪れました。カレーラスが復帰の場所に選んだのはウィーン国立歌劇場。
 ここで歌手のリサイタルが行われるのは異例中の異例で、それだけでも彼とウィーンとの強い絆がうかがわれます。
 最初は緊張気味のカレーラスも、聴衆の熱い拍手に調子を取り戻し、甘く切ないカレーラス節が蘇ります。そして、お得意の歌を並べた5曲のアンコールが彼の完全復活を決定づけたのでした。
 オーストリア放送協会が定時ニュースを急遽中止して最後まで生中継を続けた伝説のステージの再現です。
【DISC 2】…101413 ホセ・カレーラス&モンセラート・カバリエ
 1.ベルリーニ: 3つの未完のアリエッタ〜第3番 銀色の淡い月よ/
 2.ベルリーニ: 歌劇「アデルソンとサルヴィーニ」〜暗い雨雲に続いて/
 3.ヴィヴァルディ: 歌劇「グリゼルダ」RV 718〜2つの風に乱されて/
 4.ヴィヴァルディ: 歌劇「バヤゼット」〜私は妻としてさげすまれ/
 5.ヴェルディ: 歌劇「椿姫(ラ・トラヴィアータ)」〜乾杯の歌「陽気に楽しく杯をくみ交わそう」/
 6.グラナドス: 昔風のスペインの歌曲集〜第12番永遠の哀歌/
 7.グラナドス: 昔風のスペインの歌曲集〜第13番 マハとナイチンゲール/
 8.トスティ: 君なんかもう愛していない/
 9.トスティ: 別れの歌/
 10.トスティ: 最後の歌/
 11.オブラドルス: 松林で/
 12.オブラドルス: とても軽やかな髪で/
 13.ナチョ: いとしい人/
 14.カバレロ: サルスエラ「アフリカの二人組」/
 15.カルディッロ: カタリ(つれない心)/
 16.プッチーニ: 歌劇「ジャンニ・スキッキ」〜私のお父さん/
 17.ビベス: 移民/
 18.カタルーニャ民謡: 鳥の歌/
 19.A.スカルラッティ: 歌劇「愛のまこと」〜ガンジス川に陽が昇り/
 20.ストラデッラ: 主よ、憐みたまえ(ストラデッラの作品ではない)/
 21.ボノンチーニ: 歌劇「グリゼルダ」〜恋ゆえに我が心君を/
 22.ロッシーニ: 歌劇「タンクレディ」〜カヴァティーナ「こんなに胸さわぎが」/
 23.トゥリーナ: カンシオン形式の詩〜カンターレス
  1989年9月5日 モスクワ、ボリショイ劇場 ライヴ収録
 ボリショイ劇場で行われたアルメニア地震の被災者救援チャリティ・コンサートです。
 白血病から奇跡の復活を遂げたカレーラスだけに、命の尊さを人一倍切実に感じていたことでしょう。
 その歌からは優しさと命の尊厳がひしひしと伝わってきます。
 カバリエとの黄金コンビも絶好調。有名なオペラや歌曲だけでなく、ヴィヴァルディやベルリーニの珍しい曲が聴けるのも貴重です。
 カザルスのチェロ版で有名な「鳥の歌」は、カレーラスとカバリエの故郷カタルーニャの民謡で、ヒューマニズムの象徴でもあります。
【DISC 3】…101405 ホセ・カレーラス-アリア&ミサ・クリオージャ
 1.ラミレス: ミサ・クリオージャ(南米大陸のミサ)/
 2.ヒナステラ: 2つの歌 Op.3 〜 第1番 忘却の木の歌/
 3.グァスタビーノ: ばらと柳/
 4.トルドラ: サンタ・ルチアのロマンス/
 5.ナチョ: 君恋しくて/6.いとしい人
1990年6月21日 サンフランシスコ、ミッション・ドロレス教会 ライヴ収録
 「ミサ・クリオージャ(南米大陸のミサ)」はアルゼンチンの作曲家アリエル・ラミレスによる傑作です。
 ミサは本来ラテン語で行われていましたが、何語で行ってもよいというヴァチカンの決定に従って、スペイン語のミサのために作曲されました。
 静かに始まる「キリエ」から敬虔な感情がひたひたと押し寄せ、カレーラスが切々と歌う祈りの歌が胸に迫ります。
 人間が持っている根源的な宗教的感情は言葉に関係なく共通のものなのでしょう。歌曲集もお得意の曲目が並んでいて、カレーラス節を満喫させてくれます。
収録時間:274分/音声:ステレオ2.0/字幕:<DVD>なし <BD>英語,フランス語,ドイツ語,スペイン語/画面:4:3/<DVD>REGION All(Code:0) <BD>REGION free/<DVD>片面二層ディスク×2,片面単層ディスク×1 <BD>単層25GB×3 1080i High Definition(Upscale)
 「少年時代から、私はオペラに耳を傾け音楽を勉強してきました。私は自分が何を望み、何が好きなのかを知っていましたし、それを実現させる夢を持っていました」と語るホセ・カレーラス。
 一度は重い病に倒れるも、不死鳥の如く甦り、また美しい声で多くの聴衆を魅了した20世紀が誇る名テノールです。これは2016年12月5日の彼の70歳の誕生日を記念して制作された、魅力たっぷりのBOXです。
 

109235
(DVD 6枚組)
\7400
109236
(3Blu−ray)
\7400
ニコラウス・アーノンクール モーツァルト:ダ・ポンテ・オペラ集
【DVD1&2】【Blu-ray1】
 歌劇「フィガロの結婚」4幕
  1996年 チューリヒ歌劇場 ライヴ収録
アルマヴィーヴァ伯爵…ロドニー・ギルフリー(バリトン)/
伯爵夫人…エヴァ・メイ(ソプラノ)/
スザンナ…イザベル・レイ(ソプラノ)/
フィガロ…カルロス・ショーソン(テノール)/
ケルビーノ…リリアナ・ニキテアヌ(ソプラノ)/
マルチェッリーナ…
 エリーザベト・フォン・マグヌス(メゾ・ソプラノ)/
バルトロ…ローベルト・ホル(バス・バリトン)/
チューリヒ歌劇場管弦楽団&合唱団/
ニコラウス・アーノンクール(指揮)/
ユルゲン・フリム(演出)
 常に斬新なプロダクトで注目されるチューリヒ歌劇場における、ユルゲン・フリム演出、アーノンクール指揮のモーツァルト・プロジェクトの第一弾となった、記念すべき公演の記録。
 管楽器にナチュラル楽器を使用し、古楽器奏法による、新鮮で劇的な迫力に富む演奏は、アーノンクールの作品への深い理解と共感から生みだされた優れたものです。
【DVD3&4】【Blu-ray2】
 モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 ※日本語字幕あり
  2001年 スイス,チューリヒ歌劇場 ライヴ収録
ドン・ジョヴァンニ…ロドニー・ギルフリー(バリトン)/
レポレッロ…ラースロー・ポルガール(バス)/
ドンナ・アンナ…イザベル・レイ(ソプラノ)/
ドンナ・エルヴィーラ…
 チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ)/
オッターヴィオ…ロベルト・サッカ(テノール)/
ツェルリーナ…リリアナ・ニキテアヌ(ソプラノ)/
マゼット…オリヴァー・ウィドマー(バス)/
騎士長…マッティ・サルミネン(バス)/
チューリヒ歌劇場合唱団&管弦楽団/
ニコラウス・アーノンクール(指揮)/
ユルゲン・フリム(演出)
 ドンナ・エルヴィーラを歌うバルトリの演技が高く評価された映像。とは言え他の歌手たちも素晴らしい演技、歌唱を聞かせてます。
 フリムの演出は、全ての行動が意味あるものとして意識されるもので、全く無駄がありません。初めてこのオペラを見る人にも最適。もちろんアーノンクールの音楽も劇的です。
【DVD5&6】【Blu-ray3】
 歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」2幕 ※日本語字幕あり
  2000年 スイス,チューリヒ歌劇場 ライヴ収録
フィオルディリージ…チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ)/
デスピーナ…アグネス・バルツァ(ソプラノ)/
ドラベッラ…リリアナ・ニキテアヌ(ソプラノ)/
フェランド…ロベルト・サッカ(テノール)/
グリエルモ…オリヴァー・ヴィドマー(テノール)/
ドン・アルフォンソ…
 カルロス・ショーソン(バス・バリトン)/
チューリッヒ歌劇場管弦楽団&合唱団/
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
 大学教授に見立てられたドン・アルフォンソを中心に、その助手を務めるフェランドとグリエルモ。「女の貞操」について議論する彼らの前に立ちはだかる現実の世界…極めて分かりやすい演出と、アーノンクールによる節度ある音楽。
 なんとも興味深く、また頷けることの多い「女はみんなこうしたもの」の舞台です。
 収録時間:598分+46分(特典映像)/音声:伊語歌唱 ステレオ2.0/DD5.1/字幕:英, 仏, 独, 西, 伊, 日(ドン・ジョヴァンニ、コジ・ファン・トゥッテ)/画面:16:9/<DVD>REGION All(Code:0) <BD>REGION free/<DVD>片面二層ディスク×6 <BD>二層50GB×3 1080i High Definition(Upscale)
 2016年3月、惜しまれつつこの世を去った不世出の指揮者アーノンクール。数多くの彼の功績の中には、この一連のモーツァルト・オペラの名演も数えられます。
 このチューリヒ歌劇場でのダ・ポンテによる3つのオペラも、歌手たちの選択からサウンドまで、隅々までが考えられ、練りに練り上げられた伝説的名演となっています。



.

OPUS ARTE(映像)



OA1215D
(DVD)
\4000→\3690

OABD7204D
(BD)
\4800→\4390
ロイヤル・オペラ・ハウス
ロビン・ティチアーティ(指揮)
 ジ・エイジ・オヴ・インライトゥンメント・オーケストラ
モーツァルト:歌劇「後宮からの誘拐」K384

 特典映像:
  キャスト・ギャラリー コンセプト、技能、
 共同作業:
  ヴィジュアル・ストーリー
コンスタンツェ…サリー・マシューズ(ソプラノ)/
ベルモンテ…エドガラス・モントヴィダス(テノール)/
オスミン…トビアス・ケーラー(バス)/
ブロンデ…マリ・エリクスモーエン(ソプラノ)/
ペドリッロ…ブレンデン・ガンネル(ソプラノ)/
太守セリム…フランク・ソレル(語り)/
ジ・エイジ・オヴ・インライトゥンメント・オーケストラ/
グラインドボーン合唱団(合唱指揮…ジェレミー・バインズ)/
ロビン・ティチアーティ(指揮)/
デイヴィッド・マクヴィカー(演出)/
ヴィッキ・モルティマー(デザイナー)/
アンドリュー・ジョージ(振付)/
ポール・コンスタブル(照明)/
ケヴィン・ナイト(装置)/
フランソワ・ルシヨン(映像ディレクター)
収録 2015年10月 ロイヤル・オペラ・ハウス/収録時間:168分+12分(特典映像)/音声:ドイツ語歌唱 <DVD>ステレオ2.0/DTS5.1 <BD>ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.0/字幕:英, 仏, 独, 韓, 日/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク <BD>ニ層 50GB 1080i High Definition

 スペイン貴族のベルモンテは、海賊にさらわれ、トルコの太守セリムに売られてしまったた婚約者コンスタンツェを探し、救い出すために彼女が後宮に幽閉されているというセリムの邸宅にやってきます。
 しかし番人であるオスミンににべもなく追い払われ落胆、そこにコンスタンツェとともに捕虜となった従僕ペドリッロと再会し、再度、彼女の救出計画を立てます。一方コンスタンツェはセリムの求愛を受け入れず、毎日ベルモンテを思っています。彼女の小間使いブロンデもオスミンから強引な求愛を受け、こちらも拒絶。2人は悲嘆にくれています。さて、ベルモンテはいかなる手を使って彼女を救出するのでしょうか?
 現在最も注目されるオペラ演出家の一人、デイヴィッド・マクヴィカーによる「後宮からの誘拐」の新演出プロダクション。すでに何度も上演され、またコンサート形式やプロムスへの引越し公演が行われるなど、安定した人気を獲得した舞台です。
 オスミン役のケーラーの肉体美や貫禄たっぷりのマシューズのコンスタンツェ、モントヴィダスの張りのあるテノールなど歌手たちも万全。オーケストラにはピリオド楽器で構成されたエイジ・オブ・エンライトンメント管弦楽団を起用、即興的なフレーズと当時流行したトルコ風の響きを多用した実に軽妙な音楽も楽しむことができます。
 何より日本でも大人気の若手指揮者ティチアーティの闊達な音楽が魅力的です。マクヴィカーの演出も隅々にまで目が行き届いたもので、ちょっとした動作に込められた登場人物たちの心情をわかりやすく丁寧に描き出しています。


よくできたプロモーション・ビデオ、どうぞ。
https://youtu.be/P3ijFNxpU-Q
  


OA1216D
(DVD)
\4000→\3690

OABD7205D
(BD)
\4800→\4390
ヘンデル:歌劇「サウル」
 特典映像:
  キャスト・ギャラリー ドキュメンタリー「狂気への転落」
サウル…クリストファー・パーヴス(バリトン)/
デイヴィッド…イェスティン・デイヴィス(カウンターテナー)/
メラブ…ルーシー・クロウ(ソプラノ)/
マイカル…ソフィー・ビーヴァン(ソプラノ)/
ジョナサン…ポール・アップルビー(テノール)/
高僧…ベンジャミン・ヒューレット(テノール)/
エンドールの魔女…ジョン・グラハム=ホール(バス)/
ジ・エイジ・オヴ・インライトゥンメント・オーケストラ/
グラインドボーン合唱団(合唱指揮…ジェレミー・バインズ)/
アイヴァー・ボルトン(指揮)/
バリー・コスキー(演出)/
カトリン・リア・タグ(デザイン)/
オットー・ピヒラー(振付)/
ヨアヒム・クライン(照明)/
ジョナサン・ハスウェル(映像ディレクター)
収録 2015年10月 ロイヤル・オペラ・ハウス/収録時間:185分+10分(特典映像)/音声:英語歌唱 <DVD>ステレオ2.0/DTS5.1 <BD>ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.0/字幕:英, 仏, 独, 韓/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク <BD>ニ層 50GB 1080i High Definition
 神に遣わされたイスラエルの初代王サウル。しかし彼はその堂々たる外見とは違い、実は恐怖心と嫉妬心に支配されていました。それは彼の元に現れた青年ダヴィデの存在です。単なる平民出身のダヴィデを息子のように信頼し、自身の娘マイカルと結婚させたのですが、その強さと人気をやっかんだサウルは、終にはダヴィデの殺害を目論んでしまうこととなるのです。幸いダヴィデはその企てから逃れますが、サウルは自分自身の迷いを解くため神と巫女に救いを求めるのです。しかしそこで告げられたのは「神はすでにサウルを見放した」という言葉でした。
 演出家バリー・コスキーのグラインドボーン・デビュー作であるこの「サウル」はエネルギッシュな合唱と、簡素な装置、ロココ調の衣装でこの旧約聖書の中の「狂気と絶望の物語」を視覚化することに成功しています。
 歌手たちの熱唱もさることながら、終幕での神を賛美するためのバロック・ダンスやボルトン指揮のジ・エイジ・オヴ・インライトゥンメント・オーケストラの鋭い響きも聴き所です。
 もともとはオラトリオとして書かれたこの作品を成功させるためにはレベルの高い合唱が求められますが、それに応えて、グラインドボーン合唱団が文句なしのアンサンブルを披露しています。


こちらもPVどうぞ。
https://youtu.be/K2ZA_r1cNuA















5/19(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



BIS

BIS SA 1849
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
シャロン・ベザリー、ハチャトゥリヤンとラウダヴァーラの協奏曲
 (1)ハチャトゥリヤン(ジャン=ピエール・ランパル 編曲):
  フルート協奏曲
 ラウタヴァーラ(1928-):
  (2)フルート協奏曲 Op.69《風と踊る》(オリジナル版)
  (3)フルート協奏曲 Op.69《風と踊る》(改訂版)
シャロン・ベザリー(フルート)
(1)サンパウロ交響楽団
 エンリケ・ディーメケ(指揮)
(2)ラハティ交響楽団
 ディーマ・スロボデニュク(指揮)
 ベザリーがハチャトゥリヤンとラウダヴァーラの協奏曲を録音!

 セッション録音:(1)2010年2月/サンパウロ、(2)2014年11月/シベリウス・ホール/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、79’10”

 SACD ハイブリッド盤。
 イスラエル出身のフルーティスト、シャロン・ベザリーの最新録音はハチャトゥリヤンとラウダヴァーラのフルート協奏曲です。
 ハチャトゥリヤンの協奏曲は、フルーティストのジャン=ピエール・ランパルがヴァイオリン協奏曲をフルートのために編曲した作品です。
 1938 年、ハチャトゥリヤンはアルメニア芸術週間の行事のため、アルメニア共和国首都エレヴァンに赴き、同地の歌劇場のためにバレエ音楽「幸福」を作曲しながら、周辺の民族音楽を研究しました。
 その成果とも言えるのが原曲のヴァイオリン協奏曲です。作曲は1940 年モスクワ郊外ルーザの「作曲家同盟休息の家」で一夏をついやし書きあげられました。オイストラフに献呈されたこの作品はハチャトゥリヤンの最高傑作のひとつです。この難曲をベザリーの卓越した技術と表現力でお楽しみいただけます。
 ラウタヴァーラのフルート協奏曲《風と踊る》は、1975 年、スウェーデンのグニッラ・フォン・バールのために作曲された4 楽章の作品。オリジナル版は、4 種のフルートのために書かれ、第1 楽章と第4 楽章が通常のフルート(グランド・フルート)とバスフルート、第2 楽章がピッコロ、第3 楽章がアルトフルートで演奏されます。
 当録音では、バスフルートをアルトフルートに置き換えた改訂版も演奏されます。ラハティ交響楽団との共演で新たに首席指揮者に就任したロシアのディーマ・スロボデニュクが指揮しています。
 


BIS SA 2195
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
英作曲家バタワースの管弦楽作品集
 ジョージ・バタワース(1885-1916):
  (1)牧歌《緑鮮やかな柳の堤》
  (2)『シュロプシャーの若者』の6つの歌
   (オーケストレーション:クリス・ラスマン)
  (3)『シュロプシャーの若者』ラプソディ
  (4)2つのイギリス牧歌
  (5)弦楽四重奏のための組曲
   (弦楽オーケストラ版編曲:クリス・ラスマン)
  (6)歌曲集《風が吹くように愛が》
  (7)管弦楽のための《幻想曲》(補筆完成:クリス・ラスマン)
ジェームズ・ラザフォード(バリトン)
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
クリス・ラスマン(指揮)
 美しく雄大な響き。英作曲家バタワースの管弦楽作品集

 セッション録音:(1)(3)(7)2015年1月、(2)(4)-(6)2015年9月/ホディノット・ホール/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、75’32”

 SACD ハイブリッド盤。
 ロンドン生まれのヨークシャー育ち、第一次世界大戦中の1916 年8 月5 日にフランスのソンムで戦死した作曲家ジョージ・バタワースの作品集。
 収録曲は、1913 年に作曲され、彼のもっとも愛されている作品のひとつ《緑鮮やかな柳の堤(青柳の堤)》、A・E・ハウスマン(1859-1936)の詩集『シュロプシャーの若者』(1896 年出版)から選んだ詩による《『シュロプシャーの若者』の6 つの歌》、この歌曲集の「管弦楽エピローグ」として作られた《『シュロプシャーの若者』ラプソディ》、1911 年の《2 つのイギリス牧歌》、ウイリアム・アーネスト・ヘンリー(1849-1903)の詩に作曲、バタワース自身が管弦楽共演版を作っておいた《風が吹くように愛が》です。
 最後に収録された管弦楽のための《幻想曲》は、バタワースが大戦勃発前に着手、92 小節を書いたところで作曲が止まっていた作品です。入隊を控えた彼が内容に不満のある作品を破棄した際、この作品は捨てられず、手書きのフルスコアが残されました。
 作曲家でもある指揮者のクリス・ラスマンは、残された92 小節の手稿譜を基に「バタワースのオリジナルの着想を展開させ、彼の他の作品を分析した追加素材を結合」し、約9 分の作品に作り上げました。管弦楽版の初演は2015 年11 月19 日。マーティン・ブラビンズがBBC スコットランド交響楽団を指揮しています。この作品と、ラスマンがオーケストレーションを施した《『シュロプシャーの若者』の6 つの歌》と弦楽オーケストラ用に編曲した5 楽章の《弦楽四重奏のための組曲》は、世界初録音です。
 クリス・ラスマンは、ロンドンの王立音楽大学を卒業、ケンブリッジ大学で音楽博士号を取得しました。指揮をヨルマ・パヌラとノーマン・デルマー、作曲は王立音楽大学のアラン・リドゥーに学んでいます。BBC TV にプロデューサーとして在職中、ラトビア国立オペラの《ラ・トラヴィアータ》と《道化師》で初めてオペラを指揮。現在、指揮者、作曲家として国際的に活躍しています。
 2つの歌曲集のソロを歌うジェームズ・ラザフォードはイギリスのバリトン歌手。《『シュロプシャーの若者』の6 つの歌》のオリジナルのピアノ共演版やバタワースと親しかったヴォーン・ウィリアムズの《旅の歌》などを歌った『MostGrand to Die』(BIS SA1610)を2012 年にリリースしています。
 

BIS SA 2192
(SACD HYBRID)
\2700
ヤーコ・クーシスト作曲の室内楽のための作品集
 ヤーコ・クーシスト(1974-)
  ・プレイ III Op.21(2008)(弦楽四重奏のための)
    META4【アンティ・ティッカネン(ヴァイオリン)、ミンナ・ペンソラ(ヴァイオリン)、
     アッテ・キルペライネン(ヴィオラ)、トマス・ユプショバカ(チェロ)】
  ・光 Op.23(2009)(ヴァイオリンとピアノのための)
    ヤーコ・クーシスト(ヴァイオリン)、パーヴァリ・ユンパネン(ピアノ)
  ・プレイ II Op.16(2005-06)(ピアノ四重奏のための)
    ヤーコ・クーシスト(ヴァイオリン)、リータ=リーサ・リスティルオマ(ヴィオラ)、
    ヤン=エーリク・グスタフソン(チェロ)、ヘイニ・カルッカイネン(ピアノ)
  ・輝き Op.12(2000)(ヴァイオリンとピアノのための)
    ヤーコ・クーシスト(ヴァイオリン)、ヘイニ・カルッカイネン(ピアノ)
  ・ユルモ Op.31(2013)(独奏ピアノのための)
    パーヴァリ・ユンパネン(ピアノ)
 フィンランドのヴァイオリニスト、ヤーコ・クーシスト作曲の室内楽のための作品集

 セッション録音:2015年2月/ヤルヴァンパー・ホール(ヤルヴェンパー、フィンランド)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、54’18”

 SACD ハイブリッド盤。
 フィンランドのヴァイオリニスト、オスモ・ヴァンスカとユッカ=ペッカ・サラステの指揮したラハティ交響楽団でコンサートマスターを務めたヤーコ・クーシストは、作曲家、指揮者としての活動でも知られます。
 作曲家としての名を高めた作品が、2004 年のサヴォンリンナ・オペラフェスティヴァルで初演されたファミリーオペラ《犬のカレヴァラ》。エリナ・ヴァハラが初演したヴァイオリン協奏曲(2011-12)(BIS SA 2020)も、よく知られた作品のひとつに挙げられます。
 このディスクは、シュスマ夏の音楽フェスティヴァルやアメリカのラヴィニア音楽祭などの委嘱を受け、クーシストが作曲した室内楽作品が5 篇収録されました。
 一連の劇的なエピソードが予想外な展開をみせる、弦楽四重奏のための《プレイ III》。「外見の雰囲気がフィルム・ミュージックの世界」のような《プレイ II》は、ピアノ四重奏のための作品です。
 ヴァイオリンとピアノのための作品が2 篇。印象主義をうかがわせる全音階のハーモニーをベースにポスト・ミニマル風のリズミックな動きがつづく《光》、そして、主に抒情的な性格のさまざまなモチーフが交錯し全体を構築していく《輝き》。《ユルモ》は、パーヴァリ・ユンパネンの委嘱によるピアノ・ソロのための作品です。
 フィンランドの最南端、群島にあるユルモ島の風景からインスピレーションを得て作曲されました。録音セッションにはクーシストと親交のある音楽家たちが参加しております。
 

BIS SA 2237
(SACD HYBRID)
\2700
歌、われらの歌−混声合唱のための音楽
 アリス・テグネール(1864-1943):
  天国の神を賛美せよ幸いなり/恵まれし我ら/
  顕現日の賛美歌/聖金曜日のモテット/
  主はわが羊飼い/『デクシッポス』から/
  幸いなのは/羊飼いたちは幼児イエスに楽の音を/
  ベツレヘムの星/星への賛歌
 グスタフ・ヌードクヴィスト(1886-1949):
  ダヴィデの詩編23番/歌、われらの歌/
  夜明けへの祈り/賛美の歌/
  祝祭の音楽(器楽のための)/
  ダヴィデの詩編100番/わたしの魂は沈黙して/
  夏の歌/野の百合がどのように育つのか/
  スズラン/クリスマスに/
  クリスマス、輝くクリスマス/ベツレヘムの星
ダンデリード・ヴォーカルアンサンブル
リカルド・カールソン(指揮)
イーダ・ファルク・ヴィンランド(ソプラノ)
アンデシュ・オールンド(オルガン)
ステーンハンマル四重奏団
カタリーナ・リンドグレーン(コントラバス)
 セッション録音:2014 年11月/ノッルビュー教会(ヴェステロース、スウェーデン)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、57’38”

 SACD ハイブリッド盤。
 12 月のスウェーデン。クリスマスの季節が近づくと、どこからともなくキャロルの調べが聞こえてきます。
 さまざまなキャロルの中で、スウェーデンで生まれ、北欧の各国でもっともよく歌われるようになったのが、「湖と岸の空に輝く、遠くからの星 東方のあなたは、主の灯せしあかり……」と歌う《ベツレヘムの星》、そして、「クリスマス、クリスマス、輝くクリスマス。白い森の上、天の王冠に煌き、あまねく神の家に輝きを……」の《クリスマス、輝くクリスマス》です。ストックホルムに近い都市、ダンデリードの合唱団と客演の音楽家たちによる『歌、われらの歌』は、《ベツレヘムの星》を作曲したテグネールと《クリスマス、輝くクリスマス》のヌードクヴィストの曲を特集したアルバムです。
 アリス・テグネールは、スウェーデン南部のカールスハムン生まれ。スウェーデンの学校で学び、結婚後暮らした、郊外の新興住宅地ユーシュホルムでオルガニストのグスタフ・ヘッグとユーハン・リンデグレーンに学びました。
 海難事故で亡くなった父の音楽の才能を受け継いだといわる彼女は、町の教会のための作品をはじめ、多くの合唱曲と歌曲を書きました。
 グスタフ・ヌードクヴィストはストックホルム生まれ。音楽院でオルガンとピアノと作曲を学び、オルガニストや映画館の楽士を務めた後、ベルリンに留学。第一次世界大戦が始まるとともに帰国し、アドルフ・フレードリク教会のオルガニストに任命されました。亡くなるまで35 年間このポストを務め、作曲家協会の創設にも参加しています。教会行事のためのオルガン曲、ピアノの小品、そして、スウェーデンとスウェーデン系フィンランドの詩人の作品をテクストとする歌曲を作曲。ピアノ曲と歌曲は、そのほとんどが出版されました。
 ダンデリード市の音楽活動の一翼を担うダンデリード・ヴォーカルアンサンブルは、2008 年、ストックホルムの王立音楽大学でオルガンと合唱指揮を学んだリカルド・カールソンにより創設されました。テグネールとヌードクヴィストの録音で紹介されることの少なかった曲を知る、貴重なディスクです。




HMF

HMU 907583
(2CD)
\4400→\3990
リチャード・エガー(チェンバロ)
 J.S.バッハ:フランス組曲(全曲)BWV 812-817

 +第2番 ハ短調 BWV 813の以下の楽曲
  ・メヌエットII
  ・クーラント(自筆譜に基づく(1722))
  ・クーラント(H.N.ゲルベルのコピーに基づく)
  ・クーラント
   (アンナ・マグダレーナ・バッハによるコピーに基づく(1725))
リチャード・エガー(チェンバロ)
 リチャード・エガー、フランス組曲を弾く

 録音:2015年8月、オランダ

 「古楽界のバーンスタイン」(米ナショナル・パブリック・ラジオ)とも称されるリチャード・エガー。指揮活動では時に鍵盤楽器を演奏しながらオーケストラを率い、協奏曲ではオルガン、チェンバロ、フォルテピアノ、モダンピアノを自在に操るソリストとして、そしてもちろん鍵盤楽器独奏者としてもカーネギー・ホールやウィグモア・ホールでリサイタルを開催する鬼才の充実ぶりはとどまるところを知りません。
 このたび、そんなエガーによる、チェンバロ独奏のバッハのフランス組曲が登場します。愛らしいものから重めのものまで変化に富むこのフランス組曲の個々の曲を慈しむように演奏しています。反復記号はすべて実施、エガーならではの流麗で自然な装飾音も魅力です。
 また、第2 番ハ短調BWV 813 で一般に演奏される稿には含まれていないメヌエットⅡ(少数の後期稿にみられる)、およびクーラントの別稿を収録しているのも興味深いところ。ヨハネ受難曲やマタイ受難曲の様々な稿を指揮した経験ももつエガーは、バッハの作品でいくつかの稿が存在する場合、力強さや生々しさがより濃い初期の稿が好きだといいます。
 エガーの柔軟な感性に魅了される内容となっています。
 
HMC 902174
\2700→\2490
マティアス・ゲルネ、ブラームスを歌う
 ピアノはエッシェンバッハ!

  ブラームス(1833-1897):
   ・プラーテンとダウマーによるリートと歌op.32
   ・ハインリヒ・ハイネの詩による歌曲
    〔「夏の夕べ」op.85-1、「月の光」op.85-2、
     「死は冷たい夜」op.96-1、
     「花は見ている」op.96-3、「航海」op.96-4〕
   ・4つの厳粛な歌 op.121
マティアス・ゲルネ(バリトン)
クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
 録音:2013年4月、2015年12月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)

 世界的バリトンとしてまさにあぶらの乗った活躍ぶりのマティアス・ゲルネ。ハルモニアムンディでのシューベルト・エディションの三大歌曲(「美しき水車小屋の娘」HMC 901995、「冬の旅」HMC 902107、「白鳥の歌」HMC 902139)でも共演したエッシェンバッハをピアニストに迎えてのブラームスの登場です。
 ブラームスは生涯のうち40 年ほどにわたり、膨大な数の歌曲を作曲しましたが、残すことを許したのは200 曲あまり。ブラームスにとって歌曲は特別なジャンルでした。
 ここに収録された歌曲はハイネをはじめ様々な詩人による詩に作曲したもの。旧約および新約聖書からテキストがとられている4 つの厳粛な歌は、ブラームスが亡くなる前年に完成された作品で、自らの死を予感した辞世の作、とも言われています。
 ゲルネとエッシェンバッハが、ブラームス最晩年の深遠な世界を濃密に展開しています。
 

HMC 902241
\2700
アンリ・デュ・モン(1610-1684):
 ルイ14世の礼拝のためのモテットと聖体奉挙の曲

  ・メモラーレ/・イエスよ、わが心の喜び/
  ・1000回汝に祈る/・おお、永遠に慈悲深い神よ/
  ・深い暗闇の影に/・おお神々しい神秘よ/
  ・天の女王に栄えあれ/・おおいと甘き聖母よ/
  ・なんと美しき/・いと高く神々しい/
  ・バビロンの流れのほとりで
アンサンブル・コレスポンダンス
セバスティアン・ドセ(指揮)
 ルイ14 世が参列した日々の礼拝で奏でられた音楽を王のスペシャリスト、ドセがやわらかな響きで再現

 録音:2015年9月、グルノーブル、MC2

 1663 年から83 年の20 年間、アンリ・デュ・モンは、ルイ14 世のチャペルで音楽監督を務めていました。
 日々の礼拝のためにデュ・モンは、フル・コーラスのモテットから、独唱のための親密な作品まで、様々な音楽を作っていました。
 「夜の王のコンセール」をリリースするなど、ルイ14 世関連のスペシャリストとして活躍するドセ。このディスクでも自ら指揮とオルガンを担当しながら、古の王宮の礼拝で奏でられた音楽をやわらかな響きで再現しています。



AVIE


AV 2353
\2500
テレマン:ドン・キホーテと協奏曲集
 ポーランド協奏曲ト長調 TWV 43:G7
 フルートとリコーダーのための協奏曲ホ短調 TWV 52:e1
 グリーレン・シンフォニー TWV 50:1
 序曲ブルレスケ TWV 55:B8
 ドン・キホーテのブルレスケ(ドン・キホーテ組曲)TWV 55
アポロズ・ファイア
ジャネット・ソレル(指揮)
 ジャネット・ソレル&アポロズ・ファイア、テレマンの「ドン・キホーテ」!

 アムステルダムでグスタフ・レオンハルト、アメリカでロジャー・ノリントン、レナード・バーンスタインに師事した才女ジャネット・ソレルとアメリカ、クリーヴランドのピリオド・オーケストラ、アポロズ・ファイア。
 多くの音楽家に様々なインスピレーションを与えた、セルバンテスの小説「ドン・キホーテ」。テレマンがこの空想的なテーマを想像力豊かに描いたブルレスケを、ジャネット・ソレル&アポロズ・ファイアが、鮮やかに描写した名盤です。

 録音:2002年3月&10月、クリーヴランド




OEHMS



OC072
(1CD+Sampler CD)
\1200
ワーグナー:2台のオルガンのための「ニーベルングの指環」交響的組曲
(OEHMSサンプラーCD付き)
<CD1.ワーグナー:2台のオルガンのための「ニーベルングの指環」交響的組曲>
 1.「ラインの黄金」‐前奏曲/2.ヴァルハラの情景/
 3.「ヴァルキューレ」‐ヴァルキューレの騎行/
 4.「ジークフリート」‐森のささやき/
 5.「神々の黄昏」‐葬送行進曲/6.ブリュンヒルデの自己犠牲/
<CD2.【OEHMSクラシック】2016年春/夏の名演より>
 1.ヘンツェ:「蒼い時間、セレナード」-
  ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団/マルクス・シュテンツ(指揮)/
 2.レーガー:幻想曲 Op.135b‐
  ベルンハルト・ビュットマン(オルガン)/
 3.ワルター・ブラウンフェルス:森の別れ Op.31-1‐
   クラウス=フローリアン・フォークト(テノール)/
 4.L.モーツァルト:シンフォニア ト長調:第1楽章 アレグロ‐
    バイエルン室内フィルハーモニー/ラインハルト・ゲーベル(指揮)/
 5.マルティヌー:歌劇「ジュリエッタ」第2幕より‐
   ファニータ・ラスカーロ(ソプラノ)/
 6.リヒャルト・シュトラウス:「アルプス交響曲」より日の出‐
   フランクフルト歌劇場管弦楽団/セバスティアン・ヴァイグレ(指揮)/
 7.ウルマン:手紙よ、今私に Op.29-1‐
  クリスティアーナ・ランドシャーマー(ソプラノ)/ゲロルト・フーバー(ピアノ)/
 8.モーツァルト:ピアノ協奏曲 第27番 K595より第3楽章‐
  ゾフィー=マユコ・フェッター(ピアノ) ハンブルク交響楽団/
   ペーター・ルジツカ(指揮)/
 9.ワーグナー:歌劇「リエンツィ」より‐
  マクシミリアン・シュミット(テノール)/
 10.ショスタコーヴィチ:パリのパノラマ‐デリアン::クァルテット/アナトール・ウゴルスキ(ピアノ)/
 11.ショスタコーヴィチ:追跡‐デリアン::クァルテット/アナトール・ウゴルスキ(ピアノ)/
 12.シューマン:君よ知るや南の国 Op.98-1‐
  クリスティアーナ・ランドシャーマー(ソプラノ)/ゲロルト・フーバー(ピアノ)/
 13.レーガー:フーガ Op.135b‐ベルンハルト・ビュットマン(オルガン)
<CD1>
ハンスイェルク・アルブレヒト(編曲・オルガン)/
<CD2>
 V.A
録音 <CD1>2006年4月30日‐5月7日 ドイツ,キール 聖ニコライ教会,大オルガン(カヴァリエ=コル=ムタン)
 フライブルク生まれの若手鬼才オルガニストによる、ワーグナー(1813-1883)の「指環」からの音楽を複数台オルガン用に編曲した演奏。
 この録音では、かつてトゥルコアン聖ニコライ教会に設置されていた大小2台のオルガンを同時に使用(1つのコンソールで、2台のオルガン演奏が可能)。
 5本のマイクロフォンを教会の中央の最適な場所にセッティング。更に最新録音機器とコンピュータによる多重録音で、あたかも5人のオルガニストが、10台のオルガンを一気に演奏しているように感じさせられます。
 このことにより、ワーグナーの管弦楽効果を、十分に引き出すことに成功しました。SACDハイブリッド盤として発売されたアルバムのリイシューですが、もちろん今回の通常盤でも録音の素晴らしさは存分に堪能できます。

 今回はこのアルバムに、2016年の夏までに発売されるOEHMSの名演を集めたコンピレーションCDが付いています。




CARUS


83040
(13CD)
\8400
ヘンデル:オラトリオ作品集(7曲) 13CD BOX
CD. 1-2
 1. 「ブロッケス受難曲」
  (世の罪のために苦しみ死にたまいイエス) HWV.48
 2009年5月17-19日 シャフハウゼンでのライヴ録音
(CARUS 83.428)
マルクス・ブルッチャー(エヴァンゲリスト:テノール)
マルクス・フライク(イエス:バリトン)
ニーレ・グラムス(シオンの娘:ソプラノ)
ジェイムズ・オクスリー(ペテロ:テノール) 
ケルン室内合唱団
コレギウム・カルトゥシアヌム 
ペーター・ノイマン指揮
CD. 3-4
 2. 「アレクサンダーの饗宴」 HWV.75
 3. 「聖チェチーリアの祝日のための頌歌」 HWV.76

  2008年10月25-27 ケルンでのライヴ録音
(CARUS 83.424)
ジモーネ・ケルメス(ソプラノ) 
ヴァージル・ハルティンガー(テノール)
コンスタンティン・ヴォルフ(バス)
ケルン室内合唱団 
コレギウム・カルトゥシアヌム 
ペーター・ノイマン指揮 
CD. 5-6
 4. 「エジプトのイスラエル人」 HWV.54
  2008年6月1-4日、9月29日 ドイツ、ラスタットでの録音
(CARUS 83.423)
アントニア・ブーヴ(ソプラノ) 
テリー・ウェイ(アルト) 
ミヒャエル・ホフマイスター(アルト)
ヤン・コボウ(テノール)
コンスタンティン・ヴォルフ(バス) 
マルクス・フライク(バス)
ラスタット・ヴォーカル・アンサンブル 
古楽アンサンブル”レ・ファヴォリート” 
ホルガー・スペック指揮 
CD. 7-8
 5. 「快活の人、沈思の人、温和な人」 HWV.55
  2012年10月21-24 ケルンでの録音
(CARUS 83.395)
マリア・ケオハネ(ソプラノ)
ジュリア・ドイル(ソプラノ)
ベンジャミン・ヒューレット(テノール) 
アンドレアス・ヴォルフ(バス) 
ケルン室内合唱団
コレギウム・カルトゥシアヌム
ペーター・ノイマン指揮 
CD. 9-10
 6. 「メサイア」 HWV.56
  2008年12月26-30日 Gonningenでの録音
(CARUS 83.219)
キャロリン・サンプソン(ソプラノ) 
ダニエル・テイラー(アルト)
ベンジャミン・ヒューレット(テノール) 
ペーター・ハーヴェイ(バス) 
シュトゥットガルト室内合唱団 
シュトゥットガルト・バロック管弦楽団
フリーダー・ベルニウス指揮 
CD. 11-13
 7. 「ソロモン」 HWV.67
  2007年5月26日 ドレスデンでのライヴ録音
(CARUS 83.242)
ティム・ミード(ソロモン:アルト) 
ドミニク・ラーベル(ソプラノ) 
クラロン・マクファーデン(ソプラノ) 
マイケル・スラッテリー(テノール)
ロデリック・ウィリアムズ(バス) 
ウィンチェスター教会合唱団 
ゲッティンゲン祝祭管弦楽団 
ニコラス・マギーガン指揮 
 形状:縦 13cm、横 13cm、深さ 4cm の紙ボックスに紙ジャケットCD13枚に55ページの解説書(Booklet) と83ページの歌詞(Libretto)が封入されている、お買い得盤です。
 それぞれのアルバムは既に発売されております(各タイトルの下にカタログ番号を記載致しました)ので、新作はございません。





<国内盤> 


ARCANA



Mer-A394
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3700+税
廃盤久しき決定的名盤復活!
 ゼレンカ:
  2本のオーボエとファゴットを伴う6つのソナタ(1715-16 ウィーン編纂)

  ①ソナタ 第5番 ヘ長調 ZWV181-5
  ②ソナタ 第6番 ハ短調 ZWV181-6
  ③ソナタ 第2番 ト短調 ZWV181-2
  ④ソナタ 第1番 ヘ長調 ZWV181-1
  ⑤ソナタ 第3番 変ロ長調 ZWV181-3
  ⑥ソナタ 第4番 ト短調 ZWV181-4
アンサンブル・ゼフィーロ
(古楽器使用)
 パオロ・グラッツィ、
 アルフレード・ベルナルディーニ(ob)
 アルベルト・グラッツィ(fg)
 リナルド・アレッサンドリーニ(cmb)
 ①②③ロルフ・リスレヴァン、
  ④⑤⑥ジャン・カルロ・ラード(テオルボ)
 ①②③ロベルト・センシ(cb)
 ④⑤⑥ローレンツ・ドゥフトシュミット
       (ヴィオローネ)
 ⑤マンフレード・クレメル(vn)

 「古楽器での名演が出ない!」ところで愛聴されてきた廃盤久しき決定的名盤…バロック・ファンならずとも!

 1993年—-かつてEratoやAstree(現NAIVE)で成功をおさめてきたカリスマ的技師ミシェル・ベルンステンが立ち上げたArcanaレーベルは、2007年のベルンステン急逝後の迷走後、近年ようやくリリースが安定してきた感が。
 古楽方面で語り草となってきた伝説的名盤も数多い中、多くの廃盤商品も着実に復活しつつありますが今回も待望すぎるリリースが!

 バッハやテレマンと同時代のドレスデンで活躍、教会音楽においてはバッハをさえしのぐのでは?との呼び声さえある異才ゼレンカが、拠点となったドレスデン宮廷に来る前、ウィーンで作曲していた幻のトリオ・ソナタ集の全曲...
 イタリア古楽界の精鋭が結集するEns.ゼフィーロがこれを古楽器で録音したアルバムは、もう10年以上入手困難が続いてきた超・人気盤!

 ホリガーらの現代楽器録音はあっても古楽器での名演が見つからなかったところ、2枚に分けて発売された(つまり1曲ごとバロック作品にしては妙に長い)ゼレンカ随一の魅力を示す古楽器録音の解説訳付復活は必ずや、18世紀初頭のドイツ音楽に目がない日本のバロック・ファンを熱狂させることでしょう!



 

 MUSIQUE EN WALLONIE



MEW1681
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
カントロフ指揮!
 イザイ:ヴァイオリンと管弦楽のための協奏的作品さまざま


 〜詩曲、幻想曲…〜
  ①官能(詩曲 第4番)作品21
  ②ディヴェルティメント 作品24

 〜ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲
  ③冬の歌(詩曲 第3番)作品15
  ④いつかの雪作品23
  ⑤幼年時代の夢 作品14
  ⑥糸車(詩曲 第2番)作品13
  ⑦子守唄 作品20
①②④スヴェトリン・ルセフ、
③⑤⑥⑦アモリ・クイトー(ヴァイオリン独奏)
ジャン=ジャック・カントロフ指揮
ベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管

 ひたすらに耽美な「詩曲」の数々——"ショーソン後”のフランコ・ベルギー派の名匠の世界、豪華演奏陣で!

 ヴァイオリン音楽がもっとも官能的かつ繊細な魅力を放っていた時代のひとつ、19世紀末から20世紀にかけて——フランス語圏ベルギーとフランスをまたにかけ、大戦とともにアメリカにも渡り、数々の名手たちを育てながら圧倒的名演の数々を紡いできたヴァイオリン芸術家ウジェーヌ・イザイは、作曲家としての業績がなぜか晩年の『六つの無伴奏ソナタ』だけで記憶されているに等しい不遇の存在.。

 その「無伴奏以外」の音楽を聴きたい!と熱望する声がいかに多かったかは、一昨年前にフランス語圏ベルギーの“地元愛”レーベルMusique en Wallonieからリリースされた協奏的作品集への途切れぬオーダーからもよくわかるところ。
 その続編ともいうべき本盤の登場は、新譜CD1枚くらいでは潤い切らない渇を癒して余りある内容(しかも解説訳付)!

 今回もソリストには(12年前の仙台国際コンクールでの入賞以来)注目度高きブルガリア出身のフランスの名手ルセフを筆頭に名手ふたりが立ち、イザイと同郷の老舗楽団を指揮するのは、ヴァイオリン界にこの人あり!の伝説的名手、カントロフ...!ヴァイオリンという楽器の機微を知る指揮者のもと、フランス語圏の近代様式の細やかさを克明に伝えてやまない名演で綴られる7曲には、「子守唄」「いつかの雪」など比較的なの通った名品も...プレスが切れるとめったに再生産しないレーベルですので、お見逃しなく!



第1弾

MEW1472
(国内盤)
\2800+税
カントロフ指揮!
 イザイ:弦楽器のための協奏的作品集

   〜フランコ・ベルギー派の黄金時代〜
 ウジェーヌ・イザイ(1858〜1931):
  1) 瞑想曲op.16 〜
    チェロと管弦楽のための
  2) 夕暮れの調和 op.31 〜
    弦楽四重奏と管弦楽のための
  3) 悲しき詩 op.12〜
     ヴァイオリンと管弦楽のための(T.サムイル)
  4) セレナーデop.22 〜
     チェロと管弦楽のための
  5) 友情 op.26 〜
     2挺のヴァイオリンと
      管弦楽のための(E.ベロー、O.ジオ)
  6) 祖国を離れて op.25 〜弦楽合奏のための
ジャン=ジャック・カントロフ指揮
ベルギー王立リエージュ・フィル
タチヤーナ・サムイル、
エミリー・ベロー、
オリヴィエ・ジオ(vn)
ティボー・ラヴレノフ(vc)
アルデンテ四重奏団
 むせかえるような晩期ロマン派の高雅さ。フランス語圏ベルギーは、パリより薫り高い文化発信地だった!

 世界を魅了したフランコ・ベルギー派の弦楽芸術、知られざる絶美の世界を、カントロフ率いる名門リエージュ・フィルとともに…

 フランコ=ベルギー派の名匠イザイが、むせかえるような美をたたえた晩期ロマン派の音楽感性をいかんなく発揮して書いた、弦楽器とオーケストラのための作品集。
 私たちが彼の作品で比較的よく知っているのは、初期のただひたすらに美しい「悲しき詩」と、その作風とは大きく違う、斬新な書法がきわだつ後期の『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ集』...
 ただ、後者の作品番号が27であることからもわかるとおり、もちろんイザイはその間も作曲を続けていました。
 
 うかつな弾き方では惰弱な印象も与えかねない難曲も多いようですが、ここではなんとフランス系ヴァイオリン作品の銘解釈でも知られる名手ジャン=ジャック・カントロフ(!)が指揮台に立ち、ブリュッセルのモネ劇場でもコンサートマスターをつとめていた俊才サムイルをはじめ、現代随一の名手たちをソリストに迎え、フランス語圏ベルギー屈指の老舗名門リエージュ・フィルの艶やか&きりっと引き締まったサウンドで、この作曲家が常々いかに豊かなオーケストラ言語を操り、どれほど多元的な弦楽技巧を追求したか、最上のかたちで教えてくれる協奏的作品の数々の銘解釈をじっくり味わえるのです!

 作曲年代も1893 年の「悲しき詩」ほか、1910 年頃から1920 年代後半までほどよくばらけており、馥郁たるロマンをたたえた高雅な弦の響き、優美なチェロの味わい、超絶技巧も難なく華やぎ、2挺ないし4挺のソロの対話のおもしろさ、管楽器群のえもいわれぬ音色の妙をはじめとするオーケストラ・サウンドの豊饒さ...
ラフマニノフやR.シュトラウスの同時代をゆく比類ない晩期ロマン派の調べは、やはり作曲家と同郷の、フランス語話者の楽団だからこその適性ゆえ、かくも薫り高くも下品に堕さず、極上の解釈になるのでしょうべ。充実解説全訳付。


<映像>


C MAJOR(映像)


73 7504
(Blu-ray)
\5800
レーラ・アウエルバッハ:バレエ音楽「タチヤナ」(全曲)
 [+ボーナス映像:ドキュメンタリー「プーシキンへ帰れ」]
エレーヌ・ブシェ(タチヤナ)
エドヴィン・レヴァゾフ(オネーギン)
レスリー・ヘイルマン(オリガ)
アレクサンドル・トゥルシュ(レンスキー)
カーステン・ユング(N 公爵)
ハンブルク・バレエ団
サイモン・ヒューウェット(指揮)
ハンブルク国立フィル
73 7408
(2DVD)
\5600
 ノイマイヤーとアウエルバッハが贈る21世紀版「エフゲニー・オネーギン」

 原作:アレクサンドル・プーシキン/振付、舞台美術、衣裳、照明:ジョン・ノイマイヤー/
 2014 年/ハンブルク国立歌劇場(ライヴ)。監督:E.モーリッツ
 (Blu-ray)リージョン:ALL、16:9, HD、DTS-HD MA 5.1、PCM 2.0、135’(本編)、34’(ボーナス)、字幕(ボーナス):日英独仏
 (2DVD)リージョン:ALL、NTSC、16:9, HD、DTS 5.1、PCM STEREO、135’(本編)、34’(ボーナス)、字幕(ボーナス):日英独仏

 ジョン・ノイマイヤーとハンブルク・バレエ団による、レーラ・アウエルバッハのバレエ第2 弾が登場。今回はアウエルバッハの偉大な先達プーシキンの「タチヤナ」。
 原作はチャイコフスキーのオペラで知られる「エフゲニー・オネーギン」。このバレエではオネーギンでなく、ヒロインのタチヤナの視点から描いています。ドストエフスキーなども、この小説の真の主人公はオネーギンではなくタチヤナだと述べていますが、ノイマイヤーとアウエルバッハも同意見でした。
 「エフゲニー・オネーギン」のバレエはノイマイヤーの師ジョン・クランコが1965 年に制作したものが知られていますが、その影響を全く受けず、むしろアンドレア・ブレートが演出したチャイコフスキーのオペラでの1980 年代風解釈を参考にしたとのこと。
 タチヤナはロシアの片田舎に住む多感な少女。ノイマイヤーは、この話で起こるすべての出来事が彼女の妄想に端を発するとしています。そのためチャイコフスキーもクランコも扱わなかったタチヤナの夢の場を中心に据え、熊をフロイト心理学の象徴のように登場させ、意外な結末となります。
 音楽の雄弁さも特筆で、原作はロシア人アウエルバッハにとって諳んじているうえ、自身の文才と妄想力で21 世紀のプーシキンを再創造しています。
 予想外なのがレヴァゾフ演じるオネーギン。ノイマイヤーはロシア・アヴァンギャルドの有名な画家ロトチェンコをモデルにしたとのことで、19 世紀ロシアの虚無的な貴族の若者がスキンヘッド、裸にジャケットをはおったパンク風ファッションで登場します。
 ボーナス映像は、ノイマイヤー、ブシェ、レヴァゾフが作品観や意図について語る興味深いもの。日本語字幕付きです。
















5/18(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



MELODIA RECORDS

MELREC 1002428
\2200
セルゲイ・シャモフ 〜 パーカッション
 ノヴィコフ:サラゴサ/
 ムラヴィエフ:キャタピラーからのアドバイス/
 ガイヌーリン:ユーラシア/ロサウロ:ベン=ヴィンド/
 ストルリョフ/シャモフ:バッハバング幻想曲/
 ガイヌーリン:期待/
 デイヴィッドソン(コロソヴァ/シャモフ編):ランドスケープ/
 ガイヌーリン:ユーフォリア/
 デイヴィッドソン(オストロフスキー編):
  コマ・ソウル・ランドスケープ
セルゲイ・シャモフ(パーカッション)
パヴェル・ノヴィコフ(バンスリ)
ロマン・ゾルキン(ギター)
アレクサンドル・ムラヴィエフ(コントラバス)
ボリスラフ・ストルリョフ(チェロ)
アイダール・ガイヌーリン(バヤン)
ユーフォリア
国立オシポフ民族楽器オーケストラのメンバー
 1981年モスクワ出身のセルゲイ・シャモフは、ロシアから飛び出し、ヨーロッパ各国で活躍中のパーカッショニスト。
 ペルー発祥と伝わる民俗打楽器カホンを本格的に演奏する初のロシア人打楽器奏者であり、そのマルチな才能には国内外から熱い視線が注がれている。
 母国の民族楽器にも精通するロシア新世代のマルチ・パーカッショニスト、セルゲイ・シャモフのパフォーマンスに要注目!

 ※録音:2014年−2015年



.

VMS

VMS 249
\2600→\2390
キリル・ペトレンコも登場!
 フォアアールベルク交響楽団30周年記念盤 〜 ライヴ2011−2015
フォアアールベルク交響楽団
 ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 Op.36より 第4楽章
  〔ジェラール・コルステン(指揮)〕
 マーラー:交響曲第3番ニ短調より 第2楽章
  〔キリル・ペトレンコ(指揮)〕
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19より 第3楽章
  〔アレクサンダー・ロンクィヒ(指揮&ピアノ)〕
 ハイドン:交響曲第44番ホ短調 《悲しみ》 Hob.I:44より 第1楽章
  〔ジェラール・コルステン(指揮)〕
 サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調 Op.22より 第2楽章
  〔アーロン・ピルサン(ピアノ)、アリ・ラシライネン(指揮)〕
 モーツァルト:交響曲第22番ハ長調 K.162より 第3楽章
  〔ジェラール・コルステン(指揮)〕
 R.シュトラウス:クラリネットとファゴットのための二重小協奏曲より 第3楽章
  〔ハイドラム・ヴィルト=メツラー(ファゴット)、
   アレックス・ラドシュテッター(クラリネット)、ジェラール・コルステン(指揮)〕
 モーツァルト:《エジプト王ターモス》 のための幕間音楽 K.345より 第4楽章
  〔アレクサンダー・ロンクィヒ(指揮)〕
 ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番より 第6曲:ワルツ2&第3曲:ダンス1
  〔グイド・マンクージ(指揮)〕
 フンメル:トランペット協奏曲変ホ長調より 第3楽章
  〔ユルゲン・エレンゾーン(トランペット)、ジェラール・コルステン(指揮)〕
 ブルックナー:交響曲第1番ハ短調より 第3楽章
  〔ジェラール・コルステン(指揮)〕
 マルティヌー:交響曲第4番より 第4楽章
  〔ジェラール・コルステン(指揮)〕
 フォアアールベルク交響楽団30周年記念盤!キリル・ペトレンコが振るマーラー第3番も収録!

 オーストリア最西部、フォアアールベルク州を本拠地とするオーストリアのオーケストラ、フォアアールベルク交響楽団のライヴ録音集第2弾は、創立30周年を記念した2011年〜2015年までの録音集。
 首席指揮者ジェラール・コルステンによる演奏を始め、ベルリン・フィルの次期首席指揮者&芸術監督が決定し話題を呼んだキリル・ペトレンコやアレクサンダー・ロンクィヒとの共演など、貴重な音源を収録!

 ※録音:2011年−2015年




CARUS


83338
\2600
チャイコフスキー:教会合唱音楽集
 1. 9つの宗教音楽作品
 2. 聖ヨハネス・クリュソストムスの典礼 op.41から第1,4,5,6曲
 3. 天使は叫ぶ
フィリップ・アーマン指揮
NDR合唱団
 皇帝アレクサンドル3世の戴冠式祝賀のためにカンタータ「モスクワ」を1883年に書き上げたチャイコフスキーは皇帝に作曲を勧められ1885年8月に典礼を基にする純朴で比類ない美しさを持つ無伴奏合唱作品「9つの宗教音楽作品」を書き上げました。
 この曲には1878年に書き上げた「聖ヨハネス・クリュソストムスの典礼」のテキストの一部を引用しています。
 上記の理由から、このアルバムでは「9つの宗教音楽作品」の後に同じテキストを持つ「聖ヨハネス・クリュソストムスの典礼」を並べチャイコフスキーが持つ偉大な作曲の力とその多様性を考えるに絶好のアルバムと成っています。切なくなるほど美しいアルバムです。
 ※ペーター・ノイマン(Peter Neumann)、フリーダー・ベルニウス(Frieder Bernius)、ロビン・グリットン(Robin Gritton)に学び合唱指揮者界の若手の注目株である1974年生まれのフィリップ・アーマンは2005年からSWR,NDR合唱団と仕事を始めドホナーニ、ビシュコフ、エッシェンバッハ等の名指揮者から数多くの音楽表現を学び、2008年からNDR合唱団のチーフ・コンダクターとして精力的に活動しています。
  2014年5月2日、2015年7月13-16日 NDRスタジオでの録音
 

83391
\2600
ボイァーレ指揮 カンプラ:ミサ・デ・レクイエム、詩編129番
 カンプラ(1660-1744):
  1. ミサ・デ・レクイエム
  2 詩編129番
サロメ・ハラー(ソプラノ) 
 ロルフ・エーラーズ(アルト) 
 ベノア・アレ(テノール) 
 フィリップ・ニーデルベルガー(バス) 
ハンス・ミヒャエル・ボイァーレ指揮 
ヴォーカル及びインストルメンタル・グループ”アンサンブル3”
 フライブルクバッハ合唱団及び管弦楽団の芸術監督でもあったハンス・ミヒャエル・ボイァーレはフライブルクと日本の松山市が姉妹都市であった関係で、度々その地を訪れ、伝統を共有し日本の人々に愛されてきました。(2015年1月死去)
 音楽に真摯に向かい合い、音の一つ一つに生命を持たせたスケールの大きい演奏で素晴らしい感動を私達に与えてくれる演奏です。
 アンサンブル3は、ハンス・ミヒャエル・ボイァーレ、ラファエル・インモース(Raphael Immoos)、カトリーヌ・フェンダー(Catherine Fender)の合唱指導者3人が中心と成り設立したヴォーカルとアンサンブル団体です。
 このアルバムでは女性11名、男性14名のヴォーカルとヴァイオリンx2、ヴィオラx2、チェロx1、ヴィオローネx1フルートx2、オルガンx1、リュートx1での編成と成っています。2014年10月9日から11月2日 アルザス、オルシュヴィラー、聖モーリスでの録音
 

2016/97
\2600
イギリスの教会合唱音楽集 「神はこの世を愛してくださる」
 1. ロバート・パーソンズ Robert Parsons (1535頃-1571/72):
   「アヴェ・マリア」Ave Maria
 2. ジョナサン・バティシル Jonathan Battishill (1738-1801)
   「主は天から目を注ぎ」O Lord, look down from heav‘n
 3. ジョン・ブロウ John Blow (1648-1708):
    「世の救いの主よ」Salvator mundi
 4. トマス・トムキンズ Thomas Tomkins (1572-1656):
    「ダヴィデがアブロサムの殺されしを聞きしとき」When David heard
 5. リチャード・ディアリング Richard Dering (1958頃-1630):
    「天上静まりかえる」Factum est silentium ・factum est silentium in caelo
 6. トマス・ウィールクス Thomas Weelkes (1576頃-1623):
    「いと高きにある神に栄光あれ」Gloria in excelsis Deo
 7. ウィリアム・バード William Byrd (1539/40頃-1623):
    「神の子羊」Agnus dei
 8. ピーター・フィリップス Peter Phlips (1560頃-1628頃)
    「神は歓呼の中を上られる」Ascendit Deus in jubilatione
 9. トマス・モーリー Thomas Morley (1557/58-1602):
    「私は罪人の死を望まない」Nolo mortem peccatoris
 10. トマス・タリス Thomas Tallis (1505頃-1585):
    「世の救いの主よ」Salvator mundi
 11. ジョン・ステイナー John Stainer (1840-1901):
    「神はこの世を愛してくださる」God so loved the world
 12. オーランド・ギボンズ Orland Gibbons (1583-1625):
    「限りなく生ける全能の神よ」Almighty and everlasting God
 13. エイドリアン・バッテン Adrian Batten (1591-1637)
    「主をほめたたえよ」O Praise the Lord
 14. ウィリアム・クロッチ William Crotch (1775-1847):
    「神よ、あなたの御思いをしるのは」How dear are thy counsels
 15. モーリス・グリーン Maurice Greene (1696-1755):
    「主よ、我が終わりを知らしめたまえ」Lord, let me know mine end
 16. チャールズ・ヒューバート・パリー Charles Hubert H.Parry (1848-1918):
    「わたしの魂のあるところは」My soul, there is a country
 17. チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード Charles Villiers Stanford (1852-1924):
    「御神と、ともなる」O for a closer walk with God
 18. エドワード・エルガー Edward Elger (1857-1934)
    「おお、救い主なるいけにえよ」O salutaris hostia
 19. チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード Charles Villiers Stanford (1852-1924):
    「いかに幸せなことでしょう」Beati quorum via
マルティナ・マイランダー(オルガン)
リヒャルト・マイランダー指揮
フィギラルコール・ケルン
 ケルン・カトリック音楽研究所の研究者でもあるマイランダーによって1986年に設立されたフィギラルコール・ケルン。無伴奏合唱を得意とする彼らは古典だけでなく現代音楽までの幅広いレパートリーを持ちます。
 今回はCARUS出版社から発売された楽譜にあわせての記念発売と成ります。
 祈りと共に真摯に音楽に取り込む歌声は純粋で気高く正に感動的です。2015年11月6,7,20,21日 ドイツ、ボンのカトリック教会での録音



 

CdM



CdM1640
(3CD+BOOK)
\6000→\5490
アルス・アンティクヮ x 巡礼 x 中世の地中海
 〜大哲学者ラモン・リュイの一代旅行記

 CD I アルス・アンティクヮ
    〜13世紀の中世音楽さまざま〔CdM1637〕
 CD II 巡礼
    〜13世紀、地中海世界の音楽〔CdM1638〕
 CD III 中世の地中海
    〜東洋、アフリカ、そしてシチリア〔CdM1639〕
カルレス・マグラネル指揮
カペリャ・デ・ミニストレルス、
ムジカ・レゼルヴァータ ・デ・バルセロナ
(古楽器使用)

 ますます活況をみせるスペイン古楽界の「本気度」!
 自然派録音で蘇る、13世紀音楽のあまりの多彩さ。
 躍進めざましい欧州古楽シーンのなかでも、ひそかに生き馬の眼を抜く勢いで精鋭たちが腕を競っているのが「中世」という、クラシック・シーンからやや離れたところにある一領域。
 この分野においても、スペイン勢の活躍は年を追うごとに活況をみせつつあるようです。いちはやく自主レーベルを立ち上げたジョルディ・サヴァールを追うかのごとく、21世紀に入り自分たちの自主制作のためにレーベルを創設したバレンシアの古楽音楽家カルレス・マグラネルは、このところCD3枚を通じて13世紀に光をあてるシリーズを順次リリース。
 ラモン・リュイという学者がみた地中海世界のさまざまな地域をめぐり、アラブ=イスラム圏との接触を、さまざまなキリスト教の音楽を、あるいは吟遊詩人、あるいは民俗音楽...と、動乱の世紀を多角的に解き明かしてゆくプログラムを、「アルス・アンティクヮ」(=14世紀以後の芸術音楽の発展に踏み込む前の多声芸術)、「巡礼」「中世の地中海」と三つのテーマに添って設定。
 生々しい再現古楽器の響きが歌声とともに克明に甦る、息をのむほど美しい自然派録音で世に問うてきた3作のアルバムがいま、早くも美麗本付使用で3枚組セットになりました。
 プレス切れ以後はまず再生産されないアイテムと思いますので、どうぞお早目に確保のほど、お奨めいたします!



.

Ediciones Singulares



ES1024
(2CD+BOOK)
\4800→\4390
グノー:歌劇『サンク=マール』
       (全曲/リヨン改訂稿による)

 『サンク=マール』〜全4幕の歌劇
  (1877年4月5日、パリ、コミーク座にて初演/
    1877年12月1日、リヨンにて改訂版上演)
ウルフ・シルマー指揮
ミュンヘン放送管弦楽団
バイエルン放送合唱団
ヴェロニク・ジャンス、
マティアス・ヴィダル、
タシス・クリストヤニス、
アンドルー・フォスター=ウィリアムズ、
ノルマ・ナウン、
マリー・ルノルマン 他

 サン=サーンス「サムソンとダリラ」と同じ年、老グノーの歌劇界復活を飾った記念碑的傑作、ついに録音が!
 なにかと地味な存在に押しやられているフランス19世紀随一の巨匠、グノー。『ファウスト』と『ロメオとジュリエット』という傑作をよそに、この作曲家の他の音楽はなかなか取り上げられる機会がありません。しかし晩年の作風には、初期とはまた違う注目すべき充実度が…そのことは、めまぐるしい流行の変化にさらされていた19世紀パリの人々にも伝わりにくかったかもしれません。
 そのなかで、1867年の『ロメオと〜』以来歌劇界から遠ざかっていた老巨匠をその気にさせ、ルイ13世時代の歴史的陰謀絵巻を壮大なグランドオペラ風の音楽で歌劇化する気にさせたパリ・コミーク座の芸術監督カラヴァーリョの慧眼は確かだった、というほかありません。
 しかしこの作品、同年末に発表されたサン=サーンス『サムソンとダリラ』に圧されてか、スカラ座など外国でも上演されながらも歴史に残らなかった——才人シルマー率いるミュンヘンの精鋭、V.ジャンス(!)やM.ヴィダルをはじめとする名歌手たちとともに、待望の復活上演が去年行われたところ、その機会を逃さず音盤化がなされたのは僥倖というほかありません!
 今回も図版満載の豪華解説書(英・仏語)つき、充実のリリースが続くEdiciones Singularesに喝采を送りたい——プレス切れになる前、お早目にお求めを!



 グノーを聴くにはやはりオペラ。
 どういうわけか日本ではオペラというとイタリアとドイツに偏って、フランスものはあまり人気がありません。でもご想像通り、グノーの作品は当時のパリで大うけするようなまさにポピュラー・オペラ。聴いてつまらないはずがありません。ヴェルディやらワーグナーやらオッフェンバックやらのいろいろな魅力をたくみに織り交ぜつつ、とても親しみやすく楽しく、なのにどこか優雅でちょっと崇高な雰囲気を併せ持つ・・・さすがに150年のときを経てもヨーロッパで熱く支持されているだけのことはあるのです。ぜひぜひ、ぜひぜひ一度でいいので試してみてください。

 グノーは10以上のオペラを残しましたが、現在レパートリーとして残っているのは有名な「ファウスト」、「ロメオとジュリエット」。このあたりは日本での上演機会にも恵まれているので、接することもあると思います。次点としては「ミレイユ」もときどき上演されることがあるようです。
 でもそれ以外の作品はほとんど聴かれることがありません。今回のリリースはとても貴重なものになります。

歌劇「サッフォー」(1851)
歌劇「血まみれの修道女」(1852)
歌劇「いやいやながら医者にされ」(1857)
歌劇「ファウスト」(1856〜58)

歌劇「鳩」
歌劇「フィレモンとボーシス」
歌劇「シバの女王」(1862)
歌劇「ミレイユ」(1864)
歌劇「ロメオとジュリエット」(1867)

歌劇「サンク=マール」(1876〜77)
歌劇「ポリュクト」(1870〜78)
歌劇「ザモラの貢ぎ物」(1878〜80)



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ANDROMEDA


ANDRCD9127
(4CD)
\3000
マックス・リヒテック Max Lichtegg (テノール)の芸術

CD. 1 「歌劇:オペラ」
 ・モーツァルト:「魔笛」から「なんと美しい絵姿」
 ・モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」から「恋人を慰めて」
 ・オッフェンバック:「ホフマン物語」から「クラインザックの物語」
   ヴェクトル・ラインシャーゲン指揮 Victor Reinshagen
   チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 1947/1949年
 ・オーベール:「フラ・ディアヴォロ」から「Ich zahle Freunde..(ドイツ語)」
   エドヴァルド・ハルトーグス指揮 Eduard Hartogs
   スイス・ロマンド管弦楽団 1950年
 ・ワーグナー:「ワルキューレ」第1幕、第3場
   ローズ・ハンプトン(ジークリンデ) Rose Bampton
   アルフレッド・ウォーレンスタイン指揮 Alfred Wallenstein
   ロサンゼルス・フィル 1947年12月14日 カルフォルニアでのライヴ
 ・ウェーバー:「魔弾の射手」から「森を抜け、草原を超えて」
 ・ムソルグスキー:「ボイス・ゴドゥノフ」から「Der Tod schrecht mich (ドイツ語)」
   オットー・アッカーマン指揮 Otto Ackermann
   モンテカルロ歌劇場合唱団 1953/55年
 ・ヴェルディ:「リゴレット」から「あれかこれか」
 ・スメタナ:「売られた花嫁」から「Prends-la sous ton aile」
 ・ストラヴィンスキー:「放蕩者のなりゆき」から「Hier steh ich (ドイツ語)」
 ・モーツァルト:「魔笛」から「なんと美しい絵姿」
 ・ビゼー:「真珠とり」から「耳に残る君の歌声」
   1940年頃-1986年
CD. 2 「オペレッタ」
 ・J.シュトラウスII:「女王のハンカチーフ」から「私の挨拶を」
 ・J.シュトラウスII:ワルツ「酒、女、歌」
 ・スッペ:「ボッカッチョ」から「Dasist doch jedem klar」
 ・オッフェンバック:「ヴェルヴェル」から「Liedan Blanche (ドイツ語)」
 ・オッフェンバック:「美しきエレーヌ」から「Das Urteil des Paris (ドイツ語)」
 ・ツェラー:「小鳥売り」から「Gruss euch Gott」
 ・ファル:「ドルの王女」から「Das sind die Dollarprinzessen」
 ・ファル:「イスタンブールのバラ」から「Ja verliebt sein」
 ・レハール:「ロシアの皇太子」から「Hab, nur dich allein」
 ・レハール:「青いマズルカ」から「Polenlied」
   ヴェクトル・ラインシャーゲン指揮 Victor Reinshagen
   チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 1947-50年
 ・オッフェンバック:「フォルテュニオの歌」から「Wasich so tief und (ドイツ語)」
   エドヴァルド・ハルトーグス指揮 Eduard Hartogs
   チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 1950年
 ・レハール:「ロシアの皇太子」から「ヴォルガの歌」
 ・レハール:「ほほえみの国」から「いつもほほえみをたたえて」
 ・レハール:「ほほえみの国」から「君はわが心のすべて」
   ギデオン・フェイガン指揮 Gideon Fagan
   DECCA交響楽団 1946年
 ・レハール:「この世は美しい」から「Frei und jung dabei」
 ・レハール:「公爵の子供」から「アリア」
   フランツ・レハール指揮 Franz Lehar
   チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 1946年
 ・ブルクハルト:「チク・タク」から「Tat ichdir weh, verzeih mir」
   パウル・ブルクハルト指揮 Paul Burkhard
   チューリッヒ・ラジオ管弦楽団 1947年
 ・オスカー・シュトラウス:「Das Walzerparadies」から「Fraulein Mizzi」
   Ernst Romer指揮 ウィーン・スカラ管弦楽団 1935年
 ・レハール:「ロシアの皇太子」から「Warum hat jeder Fruhlig」
   ヴェクトル・ラインシャーゲン指揮 Victor Reinshagen
   スイス・ロマンド管弦楽団 1955年
 ・J.シュトラウスII:「女王のハンカチーフ」から「Nun lachst du mir wieder」」
   オットー・エービ指揮 Otto Aebi
   ブラチスラヴァ放送管弦楽団 1987年
CD. 3 「歌曲」
 ・シューベルト:「白鳥の歌」から「別れ」、「遠い国で」
   ゲオルグ・ショルティ(ピアノ) Georg Solti 1947年
 ・シューベルト:「白鳥の歌」から「セレナード」(ワインガルトナー編曲)
   ギデオン・フェイガン指揮 Gideon Fagan
   ロンドン交響楽団 1946年
 ・シューベルト:「魔王」(マックス・レーガー編曲)
   ヴェクトル・ラインシャーゲン指揮 Victor Reinshagen
   チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 1949年
 ・チャイコフスキー:「6つの歌」op.6から第5曲「なぜ?」
 ・チャイコフスキー:「7つの歌」op.47から第6曲「昼のかがやきが満ち」
 ・シェック:「僕の歌には毒がある」
   ハンス=ヴィリ・ヘスリン(ピアノ) Hans Willi Haeusslein 1953/61年
 ・ブラームス:「死、それは涼しい夜」、「彼らは今日夕べに集まう」
 ・メンデルスゾーン:「歌の翼に」op.34-2、 「新しい恋」、「春の歌」
 ・ピュットリンゲン:「Der Tanzer」、「Am Teetisch」
    「Auf den Wallen Salamancas」
 ・シューベルト:「夕映えの中で」
 ・シューベルト:「白鳥の歌」D.957 から「わが宿」、「愛の便り」、「都会」、
    「影法師」、「海辺で」
 ・シューマン:「リーダークライス」op.24から「私は木々の下を歩いた」
 ・シューマン:「ミルテの花」op.25から「はすの花」
 ・マーラー:「さすらう若人の歌」から「恋人の婚礼の時」、「恋人の青い眼」
 ・ベートーヴェン:「くちづけ」op.128
   テオドル・リヒトマン(ピアノ) Theodor Lichtmann 1962-88年
CD. 4 「宗教」
 ・ヴェルディ:「レクイエム」から「Ingemisco tamquam reus」
 ・ニデルメイエール:「Sei miei sospiri」
   エドヴァルド・ハルトーグス指揮 Eduard Hartogs
   スイス・ロマンド管弦楽団 1950年
 ・パウル・ベン=ハイム(Paul Ben-Haim):エゼキエル書37章に基づく
    「預言者のビジョン(Vision Eines Propheten)」 
   ガリー・ベルティーニ指揮 Gary Bertini
   イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、合唱団 
   1962年8月27日 イスラエルでのライヴ
 ・ユダヤ民謡集
   テオドル・リヒトマン(ピアノ) Theodor Lichtmann 1973年
 1910年に生まれウィーンで学び1992年にチューリッヒで亡くなったマックス・リヒテック Max Lichtegg は1935年にウィーンでデビュー後エレガントな容姿と相まって、どのような役でもこなす汎用性の高いスターとして世界中の歌劇場で活躍しました。
 高い技術力と明確な発声が特徴的で、歌劇やリサイタル、ラジオやテレビへの出演で映画スターのように多くの人々から愛されました。
 現在の日本では、その名前を聞く機会は残念ながら多くありませんが今回チューリッヒに本社を置く伝記に特化した出版社であるRomerhof Verlag社から発売されたリヒテックの伝記と協力して発売されるこのアルバムで一時代を築いた天才テノールの素晴らしさをより多くの方々に知って頂ければ幸いです。
 ※多くの写真を含み、聴きどころを記した44ページの解説書(ドイツ・英語)
 ※このアルバムの音源には大変古い物、レコードからデジタル化された物ライヴ音源など、聴きずらい箇所がございます事、ご了承ください。




MELODIYA



MELCD 1002355
\2200→\1990
ロシア・ファゴット界のレジェンド。
 セルゲイ・クラサヴィンのヴィヴァルディ

  ヴィヴァルディ:
   ファゴット協奏曲イ短調 RV.498
   ファゴット協奏曲イ短調 RV.497
   ファゴット協奏曲ヘ長調 RV.489
  モーツァルト:
   ファゴットとチェロのためのソナタ変ロ長調
    K.292/196c
  サン=サーンス:ファゴット・ソナタ ト長調 Op.168
セルゲイ・クラサヴィン(ファゴット)
ユーリ・テミルカーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
 アンサンブル・ソロイスツ
ユーリ・ロエフスキ(チェロ)
アレクセイ・ナセトキン(ピアノ)
 ロシア・ファゴット界のレジェンド。セルゲイ・クラサヴィンのヴィヴァルディが復活!

 プラハやブダペスト、ミュンヘンのコンクールでの受賞歴を誇り、キーロフ劇場管、ソヴィエト国立響、フランス国立響のファゴット奏者を歴任。グネーシン音楽院教授として後進の育成にも携わるロシア管楽器界のレジェンドの1人、セルゲイ・クラサヴィンの名演が復活!
 テミルカーノフやナセトキン、ロエフスキとの共演による80年代の演奏で、旧ソ連時代のファゴットのサウンドと妙技を存分に。

 ※録音:1981年&1985年



.

ORCHESTRAL CONCERT CDS



OCCD 12/2011
\2200→\1990
旧譜再プレス!
念願の再プレス!
 ヴァンダ・ヴィウコミルスウカ
  ヴィトルト・ロヴィツキ&ワルシャワ・フィル

 ブリテン(1913-1976):ヴァイオリン協奏曲 Op.15(1939)(*) 【試聴】
 チャイコフスキー(1840-1893):交響曲第4番ヘ短調 Op.36 【試聴】
 モニュシュコ(1819-1872):オペラ「幽霊屋敷」第4幕から マズルカ(アンコール)
ヴァンダ・ヴィウコミルスウカ(ヴァイオリン(*))
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィトルト・ロヴィツキ(指揮)

 録音:1967年4月7日、ライヴ、ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
 1967年4月、ポーランドの名指揮者ヴィトルト・ロヴィツキ(1914-1989)とワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団がイギリスを訪れ演奏旅行したの際のライヴ録音を初CD化。

 ソリストとして随行したヴァンダ・ヴィウコミルスウカ(1929-)はタデウシュ・ヴロンスキ(1915-2000)他に師事したポーランドの名ヴァイオリニスト。
 1952年第2回ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール第2位。ブリテンのヴァイオリン協奏曲は彼女が得意としていたレパートリーのひとつです。




.

SCRIBENDUM


SC 805
(22CD)
\6400→\5990
バリリ弦楽四重奏団の芸術
1 ベートーヴェン
 弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調, Op.18-1
  1 Allegro con brio 7'04
  2 Adagio Affettuoso ed appassionato 10'38
  3 Scherzo: Allegro molto 3'16
  4 Allegro con brio 6'16
 弦楽四重奏曲第2 番 ト長調, Op.18-2
  5 Allegro 7'14
  6 Adagio cantabile 6'39
  7 Scherzo 4'20
  8 Allegro molto, quasi presto 5'28
 弦楽四重奏曲第3番 ニ長調, Op.18-3
  9 Allegro 7'30
  10 Andante con moto 7'08
  11 Allegro 2'45
  12 Presto 5'10
   録音時期: 1953年 (1-8), 1952年 (9-10)
2 ベートーヴェン
 弦楽四重奏曲第4番 ハ短調, Op.18-4
  1 Allegro, ma non tanto 8'59
  2 Scherzo: Andante scherzoso, quasi Allegretto 5'45
  3 Menuetto: Allegretto 4'17
  4 Allegro prestissimo 4'07
 弦楽四重奏曲第5番 イ長調, Op.18-5
  5 Allegro 6'12
  6 Menuetto 5'34
  7 Andante cantabile 9'44
  8 Allegro 6'18
 弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調, Op.18-6
  9 Allegro con brio 6'10
  10 Adagio, ma non troppo 7'52
  11 Scherzo: Allegro 3'16
  12 La Malinconia: Adagio; Allegretto quasi Allegro 8'11
   録音時期: 1952年 (1-8), 1953 年(9-12)
3 ベートーヴェン
 弦楽四重奏曲第7番 ヘ長調, Op.59-1 「ラズモフスキー第1番」 *
  1 Allegro 11'25
  2 Allegretto vivace e sempre scherzando 9'19
  3 Adagio molto e mesto 11'45
  4 Tema Russo: Allegro 8'27
 弦楽五重奏曲 ハ長調, Op.29 **
  5 Allegro moderato 8'10
  6 Adagio molto espressivo 10'54
  7 Scherzo: Allegro 3'43
  8 Presto 7'20
   録音時期: 1955 年(1-4), 1953年 (5-8)
4 ベートーヴェン
 弦楽四重奏曲第8番 ホ短調, Op.59-2 「ラズモフスキー第2番」*
  1 Allegro 10'56
  2 Molto adagio 14'12
  3 Allegretto 9'39
  4 Presto 6'09
 弦楽四重奏曲第9番 ハ長調, Op.59-3 「ラズモフスキー第3番」*
  5 Andante con moto; Allegro vivace 8'30
  6 Andante con moto; Quasi Allegretto 10'58
  7 Menuetto: Grazioso 5'10
  8 Allegro molto 6'45
   録音時期: 1956 年(1-4), 1955年 (5-8)
5 ベートーヴェン
 弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調, Op.74 「ハープ」 *
  1 Poco adagio; Allegro 10'55
  2 Adagio, ma non troppo 10'56
  3 Presto 6'03
  4 Allegretto con variazioni 6'46
 弦楽四重奏曲第11番 へ短調, Op.95 「セリオーソ」 *
  5 Allegro con brio 4'40
  6 Allegretto, ma non troppo 6'45
  7 Allegro assai vivace, ma serioso 4'14
  8 Larghetto; Allegretto agitato 4'52
   録音時期: 1956年 (1-4), 1952年 (5-8)
6 ベートーヴェン
 弦楽四重奏曲第12番 変ホ長調, Op.127 *
  1 Maestoso; Allegro 6'31
  2 Adagio, ma non troppo e molto cantabile 15'56
  3 Scherzando vivace 8'30
  4 Finale 6'49
 弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調, Op.130
  5 Adagio, ma non troppo; Allegro 8'51
  6 Presto 1'55
  7 Andante con moto, ma non troppo 6'11
  8 Alla danza tedesca: Allegro assai 3'09
  9 Cavatina: Adagio molto espressivo 6'15
  10 Finale: Allegro 7'35
   録音時期: 1956年 (1-4), 1952年 (5-10)
7 ベートーヴェン
 弦楽四重奏曲第14 番 嬰ハ短調, Op.131
  1 Adagio, ma non troppo e molto espressivo 6'49
  2 Allegro molto vivace 3'14
  3 Allegro moderato 0'47
  4 Andante, ma non troppo e molto cantabile 14'13
  5 Presto 5'56
  6 Adagio quasi un poco Andante 1'56
  7 Allegro 6'21
  8 大フーガ 変ロ長調, Op.133 16'53
   録音時期: 1952年
8 ベートーヴェン
 弦楽四重奏曲第15番 イ短調, Op.132 *
  1 Assai sostenuto; Allegro 9'32
  2 Allegro, ma non tanto 9'02
  3 Molto adagio 16'49
  4 Alla Marcia, assai vivace 2'19
  5 Allegro appassionato 7'14
 弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調, Op.135
  6 Allegretto 6'31
  7 Vivace 3'34
  8 Lento assai, cantante e tranquillo 6'27
  9 Grave, ma non troppo tratto; Allegro 7'21
   録音時期: 1956年 (1-5), 1952年(6-9)
9 モーツァルト
 弦楽四重奏曲第1番 ト長調, K.80 (73f) *
  1 Adagio 5'48
  2 Allegro 3'45
  3 Minuetto 3'40
  4 Rondo 3'41
 弦楽四重奏曲第2番 ニ長調, K.155 (134a)
  5 Allegro 3'45
  6 Andante 4'01
  7 Molto allegro 1'24
 弦楽四重奏曲第3番 ト長調, K.156 (134b)
  8 Presto 3'06
  9 Adagio 6'28
  10 Tempo di Minuetto 4'21
 弦楽四重奏曲第4番 ハ長調, K.157
  11 Allegro 5'33
  12 Andante 5'17
  13 Presto 1'56
  録音時期: 1955年 (1-4), Feb. 1955年 (5-13)
10 モーツァルト
 弦楽四重奏曲第5番 ヘ長調, K.158
  1 Allegro 3'33
  2 Andante, un poco Allegretto 4'51
  3 Tempo di Minuetto 6'40
 弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調, K.159
  4 Andante 4'50
  5 Allegro 6'34
  6 Rondo: Allegro grazioso 3'10
 弦楽四重奏曲第7番  変ホ長調, K.160 (159a)
  7 Allegro 3'27
  8 Un poco adagio 4'34
  9 Presto 2'52
 弦楽四重奏曲第8番 ヘ長調, K.168
  10 Allegro 4'46
  11 Andantee 4'21
  12 Menuetto 2'41
  13 Allegro 1'56
   録音時期: Feb. 1955年
11 モーツァルト
 弦楽四重奏曲第9 番 イ長調, K.169
  1 Molto allegro 3'47
  2 Andante 7'33
  3 Menuetto 3'32
  4 Rondo: Allegro 1'33
 弦楽四重奏曲第10番 ハ長調, K.170 *
  5 Andante 4'37
  6 Menuetto 3'00
  7 Un poco adaagio 4'18
  8 Rondo: Allegro 2'04
 弦楽四重奏曲第11番 変ホ長調, K.171 *
  9 Adagio; Allegro assai 5'36
  10 Menuetto 2'40
  11 Andante 3'30
  12 Allegro assai 3'11
 弦楽四重奏曲第12番 変ロ長調, K.172 *
  13 Allegro spiritoso 4'25
  14 Adagio 5'04
  15 Menuetto 3'37
  16 Allegro assai 4'15
   録音時期: Feb. 1955年 (1-4), Mar. 1955年 (5-16)
12 モーツァルト
 弦楽四重奏曲第13番 ニ短調, K.173 *
  1 Allegro, ma molto moderato 5'42
  2 Andantino grazioso 3'35
  3 Menuetto 4'25
  4 Allegro 3'19
 弦楽四重奏曲第14番 ト長調, K.387
  4 Allegro, vivace assai 5'48
  5 Minuetto: Allegro 7'51
  6 Andante cantabile 8'37
  7 Molto allegro 4'18
 弦楽四重奏曲第20番 ニ長調, K.499 *
  8 Allegretto 7'32
  9 Menuetto: Allegretto 3'15
  10 Adagio 9'12
  11 Allegro 5'13
   録音時期: 1955年 (1-4; 8-11), 1953年 (4-7)
13 モーツァルト
 弦楽四重奏曲第21番 ニ長調, K.575
  1 Allegretto 5'25
  2 Andante 4'50
  3 Menuetto: Allegretto 5'09
  4 Allegretto 6'07
 弦楽四重奏曲第22番 変ロ長調, K.589
  5 Allegro 6'35
  6 Larghetto 6'51
  7 Menuetto: Moderato 6'24
  8 Allegro assai 3'48
 ディベルティメント  ニ長調, K.136 (125a) *
  9 Allegro 4'24
  10 Andante 6'15
  11 Presto 2'51
 ディベルティメント 変ロ長調, K.137 (125b) *
  12 Andante 5'15
  13 Allegro di molto 2'39
  14 Allegro assai 2'13
   録音時期: May 1954年 (1-4), ca. 1953 年(5-8), 1955年 (9-14)
14 モーツァルト
 ディベルティメント ヘ長調, K.138 (125c) *
  1 Allegro 3'50
  2 Andante 4'01
  3 Presto 1'56
 弦楽五重奏曲第1番 変ロ長調, K.174 */**
  4 Allegro moderato 6'58
  5 Adagio 5'52
  6 Menuetto, ma allegretto 4'21
  7 Allegro 4'44
 弦楽五重奏曲第2番  ハ短調, K.406 */**
  8 Allegro 6'34
  9 Andante 4'43
  10 Minuetto in canone 4'30
  11 Allegro 6'06
   録音時期: 1955年
15 モーツァルト
 弦楽五重奏曲第3番 ハ長調, K.515 **
  1 Allegro 15'53
  2 Menuetto: Allegretto 5'55
  3 Andante 11'20
  4 Allegro 7'48
 弦楽五重奏曲第5 番 ニ長調, K.593 **
  5 Larghetto; Allegro 7'47
  6 Adagio 8'00
  7 Menuetto: Allegretto 5'30
  8 Finale: Allegro 4'30
   録音時期: 1953年 (1-4), May 1954年 (5-8)
16 モーツァルト
 弦楽五重奏曲 変ロ長調, K.46
  1 Largo; Allegro molto 8'29
  2 Menuetto 6'05
  3 Adagio 4'58
  4 Rondo: Allegro molto 3'14
 セレナーデ第9番 ニ長調, K.320 「ポスト・ホルン」
  5 Adagio maestoso; Allegro con spirito 9'10
  6 Menuetto 4'21
  7 Concertante:Andante grazioso 8'56
  8 Rondo: Allegro, ma non troppo 6'09
  9 Andantino grazioso 7'37
  10 Menuetto 4'47
  11 Finale: Presto 4'34
   ウィーン・フィルハーモニー木管グループ(5-11)
   オットー・リューム,コントラバス(5-11)
   ヨーゼフ・レヴォーラ&カール・ガヴァンダ,トランペット(5-11)
   ハンス・ゲルトナー,ティンパニー(5-11)
    録音時期: 1955年(1-4), 1953 or June 1954年(5-11)
17 ドヴォルザーク
 ピアノ五重奏曲  イ長調, Op.81
  1 Allegro, ma non tanto 10'17
  2 Dumka: Andante con moto 11'21
  3 Scherzo: Molto vivace 4'46
  4 Finale: Allegro 7'11
 弦楽四重奏曲第14 番 変イ長調, Op.105
  5 Adagio, ma non troppo 8'15
  6 Molto vivace 6'29
  7 Lento e molto cantabile 9'33
  8 Allegro non tanto 10'00
   エディット・ファルナディ,ピアノ(1-4)
   録音時期: 1954年
18 レスピーギ
 夕暮れ *
  1 Il Tramonto 18'06
 ドリア旋法の弦楽四重奏曲
  2 Quartetto Dorico per Archi 20.58
シューベルト
 ピアノ五重奏曲 イ長調, D.667 「ます」 */***
  3 Allegro Vivace 9'34
  4 Andante 6'54
  5 Scherzo: Presto 4'15
  6 Tema con variazioni: Andantino 8'04
  7 Allegro giusto 6'51
   セナ・ユリナッチ,ソプラノ(1)
   パウル・パドゥラ=スコダ,ピアノ(3-7)
    録音時期: 1954年 (1-2),1958年 (3-7)
19 ブラームス
 ピアノ四重奏曲第1番 ト短調, Op.25 *
  1 Allegro 12'26
  2 Intermezzo: Allegro, ma non troppo 8'39
  3 Andante con moto 9'29
  4 Rondo alla zingarese: Presto 7'46
 ピアノ四重奏曲第3番 ハ短調, Op.60 *
  5 Allegro, ma non troppo 9'47
  6 Scherzo: Allegro 4'04
  7 Andante 9'09
  8 Finale: Allegro comodo 10'22
   イェルク・デムス,ピアノ
    録音時期: 1956年
20 ブラームス
 ピアノ四重奏曲第2番 イ長調, Op.26 *
  1 Allegro, manon troppo 14'07
  2 Poco adagio 12'43
  3 Scherzo: poco allegro 10'30
  4 Finale: Allegro 9'03
   イェルク・デムス,ピアノ
    録音時期: 1956年
21 シュミット
 ピアノ五重奏曲  ト長調
  1 Lebhaft, doch nicht schnell 13'21
  2 Adagio 10'24
  3 Sehr ruhig 6'44
  4 Sehr lebhaft 6'38
 ヤナーチェク
  ピアノと室内管弦楽のための小協奏曲
   5 Moderato 4'39
   6 Piu mosso 3'21
   7 Con moto 3'11
   8 Allegro 3'55
    イェルク・デムス,ピアノ(1-4)
    フランツ・ホレトシェック,ピアノ(5-8)
    ウィーン・フィルハーモニー木管グループ(5-8)
     録音時期: 1952年 (1-4), 1954年 (5-8)
 22 シューマン
  ピアノ四重奏曲 変ホ長調, Op.47 *
   1 Sostenuto assai; Allegro, ma non troppo
   2 Scherzo: molto vivace
   3 Andante cantabile
   4 Finale: vivace
 ピアノ五重奏曲 変ホ長調, Op.44 *
  5 Allegro brillante
  6 In modo d’una Marcia: un poco largamente
  7 Scherzo: molto vivace
  8 Allegro, ma non troppo
   イェルク・デムス,ピアノ
    録音時期: 1955年
   バリリ四重奏団
    ワルター・バリリ,第1ヴァイオリン
    オットー・シュトラッサー,第2ヴァイオリン
    ルドルフ・シュトレンク,ヴィオラ
    ウィルヘルム・ヒュプナー,第2ヴィオラ **
    リヒャルト・クロチャック,チェロ
    エマヌエル・ブラベッツ,チェロ*
     録音場所:モーツァルト ザール,コンツェルトハウス, ウィーン
バリリ弦楽四重奏団
収録曲順が変更になる場合がございますが予めご了承いただきます様お願い申し上げます。



.

VENIAS


ハンス・クナッパーツブッシュ・コレクション〜
パルジファル録音集 Parsifal Recordings

12種類のクナ&バイロイト「パルジファル」を収めたとんでもないボックス


VN 019 (48CD)\14000→\12990

ハンス・クナッパーツブッシュ・コレクション〜Parsifal Recordings

CD1-4

ワーグナー:パルジファル

アンフォルタス:ジョージ・ロンドン
ティトゥレル:アルノルド・ファン・ミル
グルネマンツ:ルートヴィヒ・ウェーバー
パルジファル:ヴォルフガング・ヴィントガッセン
クリングゾール:ヘルマン・ウーデ
クンドリー: マルタ・メードル
第1の聖杯騎士:ヴァルター・フリッツ
第2の聖杯騎士:ヴェルナー・ファウルハーバー
4人の小姓:
 ハンナ・ルートヴィヒ,エリフリーデ・ヴィルト,
 ギュンター・バルダウフ,ゲルハルト・シュトルツェ
花の乙女たち:
 ヒルデガルト・シュネーマン,エリカ・ツィンマーマン,
 ハンナ・ルートヴィヒ,パウル・ブリフカルネ,マリア・ラコルネ,エリフリーデ・ヴィルト
アルト・ソロ:ルート・ジーヴェルト

録音:1951年、バイロイト祝祭劇場(ライヴ)



CD5-8

ワーグナー:パルジファル

アンフォルタス:ジョージ・ロンドン
ティトゥレル:クルト・ベーメ
グルネマンツ:ルートヴィヒ・ウェーバー
パルジファル:ヴォルフガング・ヴィントガッセン
クリングゾール:ヘルマン・ウーデ
クンドリー:マルタ・メードル
第1の聖杯騎士:カール・テルカル
第2の聖杯騎士:ヴェルナー・ファウルハーバー
4人の小姓:
 ヘルタ・テッパー,ハンナ・ルートヴィヒ,
 ゲルハルト・ウンガー,ゲルハルト・シュトルツェ
花の乙女たち:
 リタ・シュトライヒ,エリカ・ツィンマーマン,ハンナ・ルートヴィヒ,
 パウル・ブリフカルネ,マリア・ラコルネ,ヘルタ・テッパー
アルト・ソロ:ルート・ジーヴェルト

録音:1952年、バイロイト祝祭劇場(ライヴ)



CD9-12

ワーグナー:パルジファル

アンフォルタス:ハンス・ホッター
ティトゥレル:テオ・アダム
グルネマンツ:ヨーゼフ・グラインドル
パルジファル:ヴォルフガング・ヴィントガッセン
クリングゾール:グスタフ・ナイトリンガー
クンドリー:マルタ・メードル
第1の聖杯騎士:ジーン・トビン
第2の聖杯騎士:テオ・アダム
4人の小姓:ヘティ・プリュマッハー,ギゼラ・リツ,ゲルハルト・シュトルツェ,ヒューゴ・クラッツ
花の乙女たち:イルゼ・ヘルヴェヒ,フリードル・ペルティンガー,ヘティ・プリュマッハー,ドロテア・ジーベルト,ユッダ・ヴルピウス,ギゼラ・リツ
アルト・ソロ:ヘティ・プリュマッハー

録音:1954年、バイロイト祝祭劇場(ライヴ)



CD13-16

ワーグナー:パルジファル

アンフォルタス:ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ
ティトゥレル:ハンス・ホッター
グルネマンツ:ヨーゼフ・グラインドル
パルジファル:ラモン・ヴィナル
クリングゾール:トニ・ブランケンハイム
クンドリー:マルタ・メードル
第1の聖杯騎士:ヨーゼフ・トラクセル
第2の聖杯騎士:アルフォンス・フェルヴィッヒ
4人の小姓:
 パウル・レンヒナー,エリザベート・シュルテル,
 アルフレート・プファイフレ,ゲルハルト・シュトルツェ
花の乙女たち:
 イルゼ・ヘルヴェヒ,フリードル・ペルティンガー,パウル・レンヒナー,
 ドロテア・ジーベルト,ユッダ・ヴルピウス,エリザベート・シュルテル
アルト・ソロ:マルタ・メードル

録音:1956年、バイロイト祝祭劇場(ライヴ)



CD17-20

ワーグナー:パルジファル

アンフォルタス:ジョージ・ロンドン
ティトゥレル:アルノルド・ファン・ミル
グルネマンツ:ヨーゼフ・グラインドル
パルジファル:ラモン・ヴィナル
クリングゾール:トニ・ブランケンハイム
クンドリー:マルタ・メードル
第1の聖杯騎士:ワルター・ガイスラー
第2の聖杯騎士:オットー・ヴィーナー
4人の小姓:
 パウル・レンヒナー,エリザベート・シュルテル,
 ハンス・クロットハマー,ゲルハルト・シュトルツェ
花の乙女たち:
 イルゼ・ヘルヴェヒ,フリードル・ペルティンガー,
 パウル・レンヒナー,ドロテア・ジーベルト,ロッテ・リザネク,エリザベート・シュルテル

録音:1957年、バイロイト祝祭劇場(ライヴ)



CD21-24

ワーグナー:パルジファル

アンフォルタス:エーベルハルト・ヴェルヒター
ティトゥレル:ヨーゼフ・グラインドル
グルネマンツ:ジェローム・ハインズ
パルジファル:ハンス・バイラー
クリングゾール:トニ・ブランケンハイム
クンドリー:レジーヌ・クレスパン
第1の聖杯騎士:フリッツ・ウール
第2の聖杯騎士:ドナルド・ベル
4人の小姓:
 クラウディア・ヘルマン,ウルスラ・ヘーゼ,
 ゲルハルト・シュトルツェ,ハラルド・ノイキルヒ
花の乙女たち:
 ロッテ・シェードレ,ヒルデガルト・シュネーマン,
 ゲルトラウト・プレンツロウ,ドロテア・ジーベルト,
 フリードル・ペルティンガー,エリザベート・シュルテル
アルト・ソロ:マリア・フォン・イロスヴァイ

録音:1958年、バイロイト祝祭劇場(ライヴ)



CD25-28

ワーグナー:パルジファル

アンフォルタス:エーベルハルト・ヴェルヒター
ティトゥレル:ヨーゼフ・グラインドル
グルネマンツ:ジェローム・ハインズ
パルジファル:ハンス・バイラー
クリングゾール:トニ・ブランケンハイム
クンドリー:マルタ・メードル
第1の聖杯騎士:ゲオルグ・パスクタ
第2の聖杯騎士:ドナルド・ベル
4人の小姓:
 クラウディア・ヘルマン,ウルスラ・ヘーゼ,ハラルド・ノイキルヒ,ヘロルド・クラウス
花の乙女たち:
 ルート=マルグレート・ピュッツ,リタ・バルトス,ギゼラ・シュレーター,
 ドロテア・ジーベルト, エリザベート・ヴィッツマン,クラウディア・ヘルマン
アルト・ソロ:ウルスラ・ヘーゼ

録音:1959年、バイロイト祝祭劇場(ライヴ)



CD29-32

ワーグナー:パルジファル

アンフォルタス:トーマス・スチュワート
ティトゥレル:デイヴィッド・ワード
グルネマンツ:ヨーゼフ・グラインドル
パルジファル:ハンス・バイラー
クリングゾール:グスタフ・ナイトリンガー
クンドリー:レジーヌ・クレスパン
第1の聖杯騎士:ヴィルフリート・クルーク
第2の聖杯騎士:テオ・アダム
4人の小姓:
 クラウディア・ヘルマン,ルート・ヘッセ,ハラルド・ノイキルヒ, ヘロルド・クラウス
花の乙女たち:
 グンドゥラ・ヤノヴィッツ,ルート・ヘッセ,ルート=マルグレート・ピュッツ,
 クラウディア・ヘルマン,エリザベート・ヴィッツマン,ドロテア・ジーベルト
アルト・ソロ:ルート・ジーヴェルト

録音:1960年、バイロイト祝祭劇場(ライヴ)



CD33-36

ワーグナー:パルジファル

アンフォルタス:ジョージ・ロンドン
ティトゥレル:ルートヴィヒ・ウェーバー
グルネマンツ:ハンス・ホッター
パルジファル:ジェス・トーマス
クリングゾール:グスタフ・ナイトリンガー
クンドリー:アイリーン・ダリス
第1の聖杯騎士:ニールス・メラー
第2の聖杯騎士:デイヴィッド・ワード
4人の小姓:
 ルート・ヘッセ,クラウディア・ヘルマン,ゲルハルト・シュトルツェ,ゲオルグ・パスクタ
花の乙女たち:
 アニア・シリア,グンドゥラ・ヤノヴィッツ,クラウディア・ヘルマン,
 ドロテア・ジーベルト,リタ・バルトス,エリザベート・シュルテル
アルト・ソロ:ウルスラ・ヘーゼ

録音:1961年、バイロイト祝祭劇場(ライヴ)



CD37-40

ワーグナー:パルジファル

アンフォルタス:ジョージ・ロンドン
ティトゥレル:マルッティ・タルヴェラ
グルネマンツ:ハンス・ホッター
パルジファル:ジェス・トーマス
クリングゾール:グスタフ・ナイトリンガー
クンドリー:アイリーン・ダリス
第1の聖杯騎士:ニールス・メラー
第2の聖杯騎士:ゲルト・ニーンシュテット
4人の小姓:
 ソナ・セルヴェナ,ウルスラ・ヘーゼ,ゲルハルト・シュトルツェ,ゲオルグ・パスクタ
花の乙女たち:
 グンドゥラ・ヤノヴィッツ,アニア・シリア,エルセ・マルグレーテ・ガルデッリ,
 ドロテア・ジーベルト,リタ・バルトス,ソナ・セルヴェナ
アルト・ソロ:ウルスラ・ヘーゼ

録音:1962年、バイロイト祝祭劇場(ライヴ)
*ステレオ録音


CD41-44

ワーグナー:パルジファル

アンフォルタス:ジョージ・ロンドン
ティトゥレル:クルト・ベーメ
グルネマンツ:ハンス・ホッター
パルジファル:ヴォルフガング・ヴィントガッセン
クリングゾール:グスタフ・ナイトリンガー
クンドリー:アイリーン・ダリス
第1の聖杯騎士:ヘルマン・ヴィンクラー
第2の聖杯騎士:ゲルト・ニーンシュテット
4人の小姓:
 ルート・ヘッセ,マルガレーテ・べンス,ゲオルグ・パスクタ, エルヴィン・ヴォールファルト
花の乙女たち:
 アニア・シリア,シルヴィア・スタールマン,ジークリンデ・ワーグナー,
 ドロテア・ジーベルト,リタ・バルトス,ソナ・セルヴェナ

録音:1963年、バイロイト祝祭劇場(ライヴ)



CD45-48

ワーグナー:パルジファル

アンフォルタス:トーマス・スチュワート
ティトゥレル:ハインツ・ハーゲナウ
グルネマンツ:ハンス・ホッター
パルジファル:ジョン・ヴィッカース
クリングゾール:グスタフ・ナイトリンガー
クンドリー:バルブロ・エリクソン
第1の聖杯騎士:ヘルマン・ヴィンクラー
第2の聖杯騎士:ゲルト・ニーンシュテット
4人の小姓:
 ルート・ヘッセ,シルヴィア・リンデンストラント,
 ディーター・スレンベック,エルヴィン・ヴォールファルト
花の乙女たち:
 アニア・シリア,リゼロッティ・レーブマン,エルセ・マルグレーテ・ガルデッリ,
 ドロテア・ジーベルト,リタ・バルトス,シルヴィア・リンデンストラント
アルト・ソロ:ルート・ヘッセ

録音:1964年、バイロイト祝祭劇場(ライヴ)



バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
ヴィルヘルム・ピッツ(合唱指揮)
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)



.

WEITBLICK



SSS 0186
\2300→\2090
「チェリビダッケ&ニルソンによるワーグナー、ヴェルディ」
 (1)ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
 (2)ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集より3曲(天使、悩み、夢)
 (3)ヴェルディ:歌劇「マクベス」第2幕より「光は萎えて」
 (4)ヴェルディ:
  歌劇「仮面舞踏会」第2幕より「ここがかの恐ろしい場所」
 (5)ヴェルディ:歌劇「運命の力」第4幕より「神よ平和を与え給え」
 (ボーナス・トラック)
  ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
   リハーサル風景
ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
 強力新譜!チェリビダッケ?.s.ニルソン、驚愕の共演アルバム!良好なステレオ録音

 録音:(1)(2)1967年9月8日、(3)-(5)1968年9月1日、ストックホルムコンサートホール(ステレオ)

 21 世紀になってチェリビダッケによるオペラが聴けるとは!
 決して経験がない訳ではないにも関わらず、やはり歌劇場とは疎遠だった巨匠チェリビダッケ。しかしコンサートではしばしばオペラの序曲などを好んで指揮しました。
今回のアルバムは、圧倒的な声量を誇ったビルギット・ニルソンと正にがっぷり四つの名演集。ワーグナー作品についてはかつてGALA という海賊盤レーベルから出ていましたが、劣悪なモノラル音源で当盤とは比較になりません。
 特徴的な精緻を極めた弱音。繊細でいながら大きなうねりも生み出す巧みなオーケストラ・ドライヴ。熱い血を持つチェリビダッケが展開する官能美に余裕たっぷりのニルソンの堂々たる歌唱には深い感動とともに痺れる他ありません。
 この翌年の再共演が、イタリア・オペラのアリア3 曲です。チェリビダッケの音楽づくりはいつもの通り、ヴェルディも熟練の管弦楽作家として描き尽くします。しかしニルソンの顔を潰すような場面はなく、正に、龍虎相打つと言ったお互いの尊敬が音楽に込められております。ライナーノートは許光俊氏です。

 ライナーノートより抜粋:
 「ヴェーゼンドンクの歌」では、曲の性格ゆえ「トリスタン」以上に室内楽的な、細やかな響きへの配慮がうかがえる。見通しがよい響きは、どこかラヴェルのようでもある。特に「夢」が絶品だ。夜の暗闇の中で若いふたりが抱き合う「トリスタン」第2幕を先取りした音楽だが、彼の棒によってまさに夜の空気が震えるような、色がにじむような繊細な音楽が生み出されたことが、この録音からはよくわかる。
 英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付




<国内盤> 


.

PHI



LPH020
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ヘレヴェッヘ指揮
 ベルギー王立フランダース・フィル/コレギウム・ヴォカーレ・ヘント

 ストラヴィンスキー:『トレニ』、
  『レクィエム・カンティクル』および
          その他の晩期合唱作品

 ①讃歌「白鳩が、雲間を割って降(くだ)り」
         〜無伴奏合唱のための(1962)
 ②トレニ:預言者イェレミアの哀歌に等しく
     〜独唱、合唱と管弦楽のための(1958)
 ③レクィエム・カンティクル
     〜独唱、合唱と管弦楽のための(1965〜66)
 ④平安を、神よ 〜無伴奏合唱のための(1957)
  (カルロ・ジェズアルド(1566〜1613)の
     作品による『三つの聖唱歌』より)
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
ベルギー王立フランダース・フィルハーモニー管
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント(合唱)
クリスティーナ・ランズハマー(S)
エヴァ・ヴォラク(A)
マクシミリアン・シュミット、
マグヌス・スタヴラン(T)
フローリアン・ベッシュ、
デイヴィッド・ソアー(Bs)

 なんとヘレヴェッヘ、ストラヴィンスキー晩期へ向かう!
 愛してやまぬ世界、古楽器奏者も多い精鋭演奏陣と。
 かつて巨匠レオンハルトがアルノンクールとともに制作した、音楽史上初の古楽器によるバッハ教会カンタータ全曲録音で、レオンハルトの楽団の合唱指揮者に抜擢され頭角をあらわし、パリではフランス古楽界の大躍進を支え、今や現代楽器のオーケストラとの共演でも独自の名演を紡いでいる異才指揮者、フィリップ・ヘレヴェッヘ。
 独自レーベルPhi(フィー)を立ち上げてから早くも5年が過ぎ、自ら愛してやまない作曲家たちの傑作を続々刻んできたこの名匠、20タイトル目でなんとストラヴィンスキーの世界へ...
 かねてからこの作曲家には深い思い入れをみせてきたところ、今回は「詩編交響曲」などよりもさらに新しい晩期の作品に焦点を定め、最前線のセリー理論やルネサンス様式へのあざやかな適性のもと繰り出されてきた重要作品3編を、きわめて明晰なタクトで名手たちとともに解き明かす...などと書くといかにも陳腐ではありますが、論より証拠!
 アンチ近現代の方にさえ後期ストラヴィンスキー愛を植え付けそうな、この明瞭・充実の響き...先日ド・レーウ指揮でAlphaからリリースされたヤナーチェク盤の人気を横目に、精鋭合唱団コレギウム・ヴォカーレが音楽監督とともにみせる一体感はさらなる伝説を刻んでくれることでしょう。
 解説訳&訳詞付です!




RICERCAR



MRIC356
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
レグレンツィ:弦楽のための
          さまざまなソナタ
       〜コレッリ前夜、そして…〜

【出典】
 『2声と3声[および通奏低音]のためのソナタ集』
            作品2(1655年ヴェネツィア刊)
 『ソナタ・ダ・キエーザおよびソナタ・ダ・カメラ集』
            作品4(1656年ヴェネツィア刊)
 『二つ、三つ、五つ、六つの楽器[および通奏低音]の
     ためのソナタ集』作品8(1671年ボローニャ刊)
 『ラ・チェトラ 〜二つ、三つ、四つの楽器
      [および通奏低音]のためのソナタ集 第4巻』
               (1673年ヴェネツィア刊)
 『バレットとコルレンテ集 〜2声と3声[および
     通奏低音]のための』(1691年ヴェネツィア刊)
アンサンブル・クレマチス(古楽器使用)
ステファニー・ド・ファイー、
 ラシカ・ヴィサネージ他(vn)
ドミトリー・バディアロフ(ヴィオラ・ダ・スパッラ)
フランソワ・ジュベール=カイエ、
ジェローム・ルジュヌ(vg)
ジェレミー・パパセルジオー(ドゥルツィアン)
キート・ガート(テオルボ、バロックギター)他
 17世紀中盤の超・重要作曲家がみせる弦楽芸術。
 待望すぎる古楽器での体系的録音、演奏陣も豪華!
 17世紀のイタリアで、着実にその存在感を増しはじめ、世紀末にはローマの巨匠コレッリによって、確かな技法と音楽様式が調えられていった楽器、ヴァイオリン——
 しかしその音楽の発展史は、コレッリ以前にまで遡って認識されることはあまりないかもしれません。古楽の世界では17世紀というと(録音が多いため)イタリア外の、たとえばドイツ北方やウィーン周辺のヴァイオリン芸術のほうがむしろ注目されてきたくらいかも…
 しかし、その発展史を支えた立役者たちにイタリア人が多いことはもちろん、イタリア半島でもさかんに注目すべき音楽が紡がれていたことはいうまでもありません。
 とくに、弦楽器芸術の拠点ヴェネツィアで活躍をみせた巨匠中の巨匠レグレンツィの音楽世界は、音楽史家たちにとってはおなじみ...数々のソナタ集がみせる段階的変化のありようを、ここでは五つの曲集を通じてじっくり解き明かしてゆきます。
 演奏はかつて謎多き傑作「ヴィターリのシャコンヌ」の真相を解き明かす名盤(MRIC326)を刻んだド・ファイーのアンサンブル!よく見れば「肩掛けチェロ」の製作者=名手として有名なバディアロフなど名手続々、独奏にとどまらない弦楽室内楽の魅力、縦横無尽に味わえます!















5/17(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



CAVI MUSIC



4260085533466
\2700→\2490
アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
バッハ&イザイVol.2

 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番イ短調BWV1003
 イザイ:
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.27
   「バラード」(エネスコに献呈)
 イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第5番ト長調Op.27
  (クリックボームに献呈)
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番BWV1006
アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
 ヴァイトハースによるバッハ&イザイの第2 弾!

 ヴァイオリン:シュテファン=ペーター・グライナー製
 録音:2015年3月、ケルン/63’04

 アルカント・カルテットの第1ヴァイオリンを務めるアンティエ・ヴァイトハース。抜群の安定感と表現力、そして豊かな音量と音色はカルテットの起点となっています。
 本作は無伴奏ヴァイオリン作品の最高峰、J.S. バッハとイザイの無伴奏を組み合わせたアルバム三部作の第2 弾となります。
 アンティエ・ヴァイトハースのヴァイオリンは、伸びやかな表現と輝きのある音色、繊細なニュアンスが魅力。バッハは求心力のある明快な解釈、見事な重音バランスで弾きこなす確かなテクニックに驚かされます。
エネスコに献呈されたイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3 番は単一楽章。ヴァイトハースは流麗な旋律を多彩に聴かせ、スケールの大きな音楽を作り上げています。また6 曲のソナタの中で作風が異なっている第5 番は、一音一音入念に考え抜かれた緻密で洗練された演奏を聴かせます。
 また現代の名器シュテファン=ペーター・グライナー製のヴァイオリンのしなやかな音色も聴きどころです。



ヴァイトハースの無伴奏シリーズ第1弾
4260085533206
¥2700
アンティエ・ヴァイトハース/バッハ&イザイVol.1
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調BWV1001
 イザイ:
  無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調Op.27-1、
  同 第2番イ短調Op.27-2
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004
アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
 ヴァイトハースの無伴奏シリーズ第1弾!グライナーを使用し、自然な音の運びで聴かせる!

 使用楽器:シュテファン=ペーター・グライナー2001 年製
 録音:2012 年10 月ケルン/67’51

 現代最高の弦楽四重奏団といわれるアルカント・カルテットの第1 ヴァイオリンを務めるアンティエ・ヴァイトハース。抜群の安定感と表現力、そして豊かな音量と音色でカルテットの起点となっています。
 CAvi レーベルにはソロやアンサンブルなどを含めてこれまで17 枚のCD を発売しています。どのアルバムも冷静な曲作りと、ここ一番では大胆にも聴かせ、聴くものを魅了させてきました。
 そして、この度発売されるのは、無伴奏ヴァイオリン作品の最高峰J.S. バッハとイザイです。本アルバムは、この二人の作曲家の無伴奏を組み合わせたアルバム三部作の第1 弾となります。
 構成はJ.S. バッハの作品がイザイを挟むように収録。極めて自然なフレージングで開始され、終曲「シャコンヌ」でもヴァイトハースの「シャコンヌ」という主張のある演奏ではなく、静かに音楽が語りかけてくるような深い音楽性を感じる演奏です。
 イザイはJ.S. バッハの6 曲からなる無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータに感銘を受け、同じく6 曲の無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集を完成させました。イザイの6 曲は、いずれも名ヴァイオリニストたちに捧げられており、難易度が高く相当な技巧が必要となります。ヴァイトハースは卓越した技巧と豊かな歌心で、楽々と弾きこなしています。20 世紀を代表するヴァイオリニスト、ヨゼフ・シゲティに献呈された第1 番は、J.S. バッハの第1 番と同じ調性ト短調で書かれ、第2 楽章はフーガ形式で書かれるなど、J.S. バッハの音楽を強く意識した構成です。第2 番はジャック・ティボーに捧げられ、J.S. バッハのパルティータ第3 番のフレーズから始まり、「怒りの日」の主題がその後全編に渡って使われています。
 また注目は、ヴァイトハースが使用している楽器です。現代のドイツの製作者シュテファン=ペーター・グライナー製。近年、名器ストラディヴァリウスから乗り換えるプロの演奏者も増え、クリスチャン・テツラフが使っていることでも話題となった楽器。落ち着いた音色と上品で繊細な響きが魅力。ヴァイトハースは、しなやかに美しく弾きこなしています。


 

4260085533473
\2700
フリードリヒ・チェルハ(1926-)
 ピアノ三重奏のための5つの楽章(2006/7)
 ヴァイオリンとピアノのためのラプソディー(2001)
 チェロとピアノのための3つの小品(2013)
 ヴァイオリンとチェロのための6つのインヴェンション
  (2005/6)
 夜の歌〜ヴァイオリン、チェロとピアノのための(2005)
ブーランジェ・トリオ
 今年90歳を迎えるチェルハのピアノ・トリオ、女性3 人組のブーランジェ・トリオが世界初録音

 録音:2015年11月、ベルリン/59’04

 今年90 歳を迎えるオーストリアの作曲家フリードリヒ・チェルハの世界初録音を含む室内楽作品集。
 ベルクの未完成オペラ「ルル」を補追完成させたことで知られている、現代オーストリアを代表する人物。チェルハは2005 年にはじめてピアノ三重奏を作曲。ピアノ中心になりがちなこの分野の音楽に一石を投じるために作曲したということ。3つの楽器が対等に音楽を構成するように作られています。
 2006年にハンブルクで結成された女性3人によるブーランジェ・トリオによる演奏です。



.

REFERENCE RECORDINGS



FR 720SACD
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
マンフレート・ホーネック率いるピッツバーグ交響楽団
 「ピッツバーグ・ライヴ!」シリーズ第5弾

  チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
   [I:18’49,II:8’00,III:8’59,IV:10’53]
  ドヴォルザーク/ ホーネック&イレ編:ルサルカ幻想曲
   [20’11]
ピッツバーグ交響楽団
マンフレート・ホーネック(指揮)
 マンフレート・ホーネック率いるピッツバーグ交響楽団「ピッツバーグ・ライヴ!」シリーズ第5弾、パワフルかつ刺激的な「悲愴」

 録音:2015年4月17,18,19日ピッツバーグ、ハインツ・ホール(ライヴ)/CD STEREO/SACD STEREO/SACD 5.1 SURROUND*67’03
 プロデューサー&編集:ディルク・ソボトカ、バランス・エンジニア&マスタリング:マーク・ドナヒュー、レコーディング・エンジニア:ジョン・ニュートン

 快進撃を続けるマンフレート・ホーネック率いるピッツバーグ交響楽団。優秀録音のリファレンス・レコーディングスから注目のアルバムを発表する「ピッツバーグ・ライヴ!」シリーズ第5 弾はチャイコフスキーの「悲愴」とドヴォルザークの「ルサルカ幻想曲」。
 2015 年4 月に本拠ピッツバーグのハインツ・ホールでおこなわれたコンサートのライヴ録音からのSACD 化で、このたびもレコーディングも老舗サウンド・ミラーのチームが担当しています。
 ホーネックの研ぎ澄まされた感性から生み出される圧倒的熱量の音楽は必聴。第1 楽章では、緩急激しくゆれるテンポ、畳み掛けるように荒々しく聴かせたと思えば、次の瞬間美しく歌いだす極めてスリリングな仕上がり。第2 楽章は音量やアクセントのダイナミクスを極端につけ個性的なワルツを聴かせます。続く第3 楽章も瑞々しさと、疾走感がはじける充実した響き、そして終楽章は猛烈な勢いで走り抜ける快速の演奏を聴かせます。
 そしてカップリングは「ルサルカ幻想曲」。本シリーズでは、チェコの作曲家トマーシュ・イレとホーネックが共同で編曲した作品を収録しています。
 これまでにヤナーチェクの「イェヌーファ」組曲、R, シュトラウスの「エレクトラ幻想曲」と取り上げ、同名のオペラからの音楽素材を取り出し、独創的な音楽を作り上げています。ピッツバーグ響の個々のメンバーの高い表現能力が光り、色彩豊かで幻想的な世界が展開され、原曲の新たな魅力を発見することができます。


シリーズ第4作

FR 718SACD
(SACD HYBRID)
¥2600
ホーネック&ピッツバーグ響、ベートーヴェンの「運命」&第7番
 ベートーヴェン:
  ・交響曲第5番ハ短調op.67
  ・交響曲第7番イ長調op.92
ピッツバーグ交響楽団
マンフレート・ホーネック(指揮)
 超優秀録音。マンフレート・ホーネック&ピッツバーグ響、ベートーヴェンの「運命」&第7番

 録音:2014 年12 月5-7 日/ピッツバーグ、ハインツ・ホール(ライヴ・デジタル)/5.1 チャンネルステレオ、HDCD、71’ 27"

 音楽監督マンフレート・ホーネックがピッツバーグ響を率いて、優秀録音のリファレンス・レコーディングスから注目のアルバムを発表する「ピッツバーグ・ライヴ!」。
 シリーズ第4 作はベートーヴェンの交響曲第5 番と第7 番。いずれも2014 年12 月に本拠ピッツバーグのハインツ・ホールでおこなわれたコンサートのライヴ録音からのSACD 化で、このたびのレコーディングも老舗サウンド・ミラーのチームが担当しています。
 指揮者ホーネックは、十八番の「こうもり」序曲などがその典型ですが、天才カルロス・クライバー以上にクライバー的な、スリリングきわまりない音楽運びを聴かせると評判で、欧米を中心に熱狂的な人気を集めています。
 当コンビによる2014/15 年シーズンの目玉であった「ベートーヴェンフェスト」では、ここでのふたつの交響曲に続いて、エロイカと第九も取り上げられていますが、作品の性格とホーネックの志向を鑑みて、やはりこのアルバムの2作品こそがまさしく極め付きのプログラムといってよいでしょう。ここでもアゴーギク、デュナーミク、テンポ・ルバート、アッチェレランドを大胆なまでに駆使して、まったくあたらしい息吹を吹き込もうという表現意欲の漲った演奏内容を聴くことができます。
 激烈な重苦しさの開始から、歓喜と勝利のフィナーレに至る道のりを鮮やかに描き切った第5 番。ドラマティックで躍動感の塊のような第7番では、予想通りに起伏の幅がとんでもないことになっており、一気呵成にフィナーレへとなだれ込みます。
 音楽評論家金子建志氏は、前作のブルックナーの「ロマンティック」を「『興に乗って棒で煽った』というレヴェルではなく、練習で周知徹底させることによって到達できた音楽監督ならではの完成度(レコード芸術2015 年10 月号月評)」と評していますが、あらためて絶好調ぶりを窺わせる本作は、当コンビが追求してきたすべてが詰まっており、演奏芸術の奥深さ、面白さを堪能させてくれる刺激的で満足度の高いものとなっております。

 

FR 719SACD
(SACD HYBRID)
\2600
ユタ交響楽団委嘱3作品初演ライヴ
 オーガスタ・リード・トーマス(1964-):
  エーオス(曙の女神)〜オーケストラのためのバレエ
 ニコ・ミュリー(1981-):
  コントロール〜オーケストラのための5 つのランドスケープ
 アンドリュー・ノーマン(1979-):スイッチ*
ユタ交響楽団
ティエリー・フィッシャー(指揮)
コリン・クリー(パーカッション)*
 ユタ交響楽団創立75周年、ユタ交響楽団委嘱3作品初演ライヴ

 録音:2015年2、11、12月モーリス・アブラヴァネル・ホール、ソルトレイク・シティ、ユタ州(ライヴ)/CD STEREO/SACD STEREO/SACD 5.1 SURROUND/69’31

 1940 年に設立されたユタ交響楽団は、2015 / 16 シーズンに75 周年を迎えました。ユタ交響楽団は、戦後30 年以上に渡ってモーリス・アブラヴァネルと良好な関係を築き、マーラー、シベリウス、ブラームス、チャイコフスキーなどの交響曲全曲録音などの名盤が残されています。
 このアルバムは、創立75 周年& George S. and Dolores Dore Eccles Foundation との長年のパートナーシップを記念して行われたコンサート・シリーズを録音したもの。ユタ交響楽団により委嘱された現代作曲家の作品の初演を集めています。
 オーガスタ・リード・トーマスはグラミー賞受賞経験もあるアメリカの女流作曲家。ギリシャ神話の「曙の女神」エーオスを題材とした管弦楽作品。ニコ・ミュリーはポスト・ミニマル・ミュージックの作曲家として注目を集めています。
 アンドリュー・ノーマンはロスを拠点とする作曲家でパーカッションをともなう本作「スイッチ」は、” クーセヴィツキー夫妻の思い出に” と副題がついており、ユタ交響楽団とセヴィツキー財団による委嘱作品です。




CHRISTOPHORUS

CHR 77400
(2CD)
\5200
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲 ノイマイヤー・コンソート
フェリックス・コッホ(指揮)
 2007年に設立されたドイツのバロック・オーケストラ「ノイマイヤー・コンソート」による、「ブランデンブルク協奏曲全曲録音」が登場。
 デビューCD(CHR 77310)では、ジョヴァンニ・ベネデッティ・プラッティ(c.1697−1763)という知られざる作曲家の紹介を行い、その後もヘンデルの合唱作品集、ペルゴレージのスターバト・マーテルなどの録音で評価を得てきたノイマイヤー・コンソートが贈る、バロック音楽史上の名曲です。

 録音:2013年9月&10月、ドイツ




EUDORA


EUD-SACD-1601
(SACD HYBRID)
\2800
ハイドン:ピアノ・ソナタ集
 ピアノ・ソナタ第59番変ホ長調 Hob.XVI:49
 ピアノ・ソナタ第33番ハ短調 Hob.XVI:20
 ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Hob.XVI:46
 ピアノ・ソナタ第47番ロ短調 Hob.XVI:32
エンリケ・バガリア(ピアノ)
 スペインの貴公子、エンリケ・バガリアが弾くハイドン!

 スペイン、マドリード発の高音質レーベル、エウドーラ(Eudora)から、1978年バルセロナ生まれ、2006年マリア・カナルス・バルセロナ国際ピアノ・コンクールを制したスペインの貴公子、エンリケ・バガリアが登場。
 バガリアがスタインウェイの高貴な音色で弾くハイドンの傑作ソナタを、Eudoraの高品質録音で。

 録音:2015年7月14日—16日、オーディトリオ・デ・サラゴザ(スペイン) スペインの高音質レーベル!




FRA BERNARDO


FB 1602374
\2500
モンテヴェルディ:
 コントラファクタ、インタブレーション&モテット集
イル・ペガーソ
マウリツィオ・クローチ(オルガン、芸術監督)
 モンテヴェルディ:
  《Ecce panis angelorum》(マドリガーレ集第7巻「金色の髪」からのコントラファクトゥム)、
  《Jesum viri senesque》
   (マドリガーレ集第7巻「隠されたとげを持つ美しさ」からのコントラファクトゥム)、
  《Spera in Domino》(音楽の諧謔「これまで武装し続けた私」からのコントラファクトゥム、
  《Cantate Domino》(音楽のパルナッソス山より)、
  Ballo del Monteverde(マドリガーレ集第8巻「情け知らずの女たちのバッロ」より、
  《O quam pulchra》(聖なる花環より)、
  《Quante son stell’intorn’a l’aureo crine》
   (3声のカンツォネッタ集第1巻 「空には何と多くの星」からのコントラファクトゥム)、
  《Prima vedro che in questi prati nascano》(I nuovi fiorettiからのコントラファクトゥム)、
   われを見捨てよ(「アリアンナの嘆き」より)、
  《Longe, mi Jesu》
   (マドリガーレ集第7巻「哀れな男よ、話したらいいのか」からのコントラファクトゥム)、
   このすばらしい合奏(マドリガーレ集第5巻からのインタブレート)、
  《Occhi miei, se mirar piu non debb’io》
   (3声のカンツォネッタ集第1巻「Occhi miei, se mirar piu non debb’io」からの
    コントラファクトゥム、二人の熾天使が/
 フレスコバルディ:チャコーナのパルティータ、トッカータ第6番、カンツォネッタ第3番/
 パスクィーニ:デュレッツァ、トッカータ/
 グランディ:《Salvum me fac》
 モンテヴェルディ、マドリガーレからの宗教作品!

 オルガニスト、マウリツィオ・クローチが率いる若きアンサンブル「イル・ペガーソ」によるモンテヴェルディ・アルバムは、マドリガーレなどの世俗歌曲を宗教的な歌詞に変えた「コントラファクトゥム」や、世俗歌曲から器楽曲へと編曲された「インタブレーション」を集めた作品集。ソリストには、イタリアを中心に活躍し、ラ・ヴェネクシアーナやBCJにも参加するテノール櫻田亮も名を連ねている。

 録音:2014年8月22日−24日、イタリア




LE CHANT DE LINOS


CL 0947
【旧譜】
\2500
「2本のフルートとファゴット」という編成のための三重奏曲集
 ハイドン:
  2本のフルートとファゴットのための三重奏曲集 Hob.IV 1-4
   (ハ長調、ト長調)
 シュターミッツ:
  2本のフルートとファゴットのための三重奏曲 ヘ長調、ト長調
シベル・クムル=ペンセル
 (フルート)
ラファエル・トルショ=バラヤ
 (フルート)
アルテュール・メンラス
 (ファゴット)
 音楽院教授としても活躍しているペンセル、ソリストとして有名なメンラスにモンテカルロ・フィルの独奏フルート奏者を加えた「2本のフルートとファゴット」という編成のための三重奏曲集。
 

CL 0939
【旧譜】
\2500
聖歌
 プーランク:クラリネット・ソナタ
 ジャック・カステレード:クラリネット・ソナタ
 ロジェ・ブトリ:クラリネットとピアノのための狂詩曲《飛鳥》
 ニコラ・バクリ:室内ソナタ Op.67
 ピエール・サンカン:ソナティネ
シルヴィ・ユー(クラリネット)
フレデリック・ラガルド(ピアノ)
 パリ・ギャルドの首席クラリネット奏者を務めるシルヴィ・ユーが吹く、優雅なるフランスのクラリネット作品集。
 

CL 0838
【旧譜】
\2500
ヴィヴァ・ヴォ—チェ 〜 女声合唱と器楽のための作品集
 メンデルスゾーン:3つの歌
 シューベルト:詩篇第23篇
 ラフマニノフ:女声合唱のための6つの合唱曲 Op.15
 ホルスト:2つの東部の絵画、リグ・ヴェーダからの聖歌
 ブラームス:女声合唱のための4つの歌 Op.17
ヴォーカル・アンサンブル・ヴィヴァ・ヴォ—チェ
アンリ・ラヴァル(指揮)
マリー・コンダマン(ピアノ)
サンドリーヌ・シャトロン(ハープ)
ジャック・ドゥルプランク(ホルン)
アルノー・ボネット(ホルン)
 ヴィヴァ・ヴォ—チェは1995年に創設されたフランス、トゥールーズの女声合唱団。洗練された歌声が響く。
 

CL 0829
【旧譜】
\2500
フォンテ・ソノラ
 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、シランクス
 サン=サーンス:幻想曲 Op.124
 フォーレ:塔の中の王妃 Op.110、幻想曲 Op.79
 ラヴェル:マ・メール・ロワ
 デュカス:牧神のはるかな嘆き
ソフィー・コーザンスチ(ヴァイオリン)
アニー・ラヴォワジエール(ハープ)
ボードワン・ジオー(フルート)
 ベルギー国立管弦楽団のアシスタント・コンサートマスターを務めるソフィー・コーザンスチのフランス作品集。
 

CL 0951
【旧譜】
\2500
聖歌
 ジャン・フランチェスコ・デ・マージョ、
  ラモン・フェレナック、ピエトロ・テルツィアーニ、
   ガエターノ・ピアッツァ:
    ソプラノとオルガンのための作品集
クリステル・デ・メルダー(ソプラノ)
ヤン・ヴァン・モル(オルガン)




SHANE THOMAS


SJT 110515
\2500
ノート・マイ・ドリーム
 シェーン・トマス:ジョシュアとルビー/
 メロディ・フォー・ナナ/Mrs.マティス/
 ニワシドリの踊り/カム・アライヴ/火と水/影/
 グランド・ソナタ/ワルツ第1番/レインフォール/
 リミニシング/月の光(原曲:ドビュッシー)
シェーン・トマス(ピアノ)
 7歳でピアノを始めわずか数ヶ月で難しいクラシック曲やスタンダードを弾くようになり、聞いた曲をすぐに演奏するなどの神童ぶりを発揮し、「現代のモーツァルト」と地元メディアで報じられたシェーン・トマス。
 モーツァルトのように作曲でも早くから非凡な才能を見せたシェーン・トマスのオリジナル(なんと8歳〜14歳の頃の作品)を収録したアルバム。




SMEKKLEYSA


SMK 56
\2500
メロディア 〜 17世紀アイスランドの手稿譜からの音楽 アルニ・ヘイミル・インゴルフソン(指揮)
カルミナ室内合唱団
 カルミナ室内合唱団は14世紀から18世紀のルネサンス・ポリフォニーやアイスランドの手稿譜のレパートリーを得意とするアイスランドの合唱団。フォーク・ソング、賛歌、ポリフォニー、グレゴリオ聖歌など様々な種類のアイスランドの音楽を、アイスランドの歌手、ピリオド楽器奏者たちが現代に伝える。

 録音:2006年7月18日−21日




WILLOWHAYNE RECORDS


WHR 038
\2500
オー・マイ・ピープル 〜 20世紀&21世紀のア・カペラ作品集 マシュー・カン(指揮)
アンティフォン
 フランシス・グライアー:ザ・ロード・ゴーズ・アップ
 エリック・ウィテカー:ア・ボーイ・アンド・ア・ガール
 マシュー・カン:イン・マヌス・トゥアス*
 エドワード・エルガー(ジョン・キャメロン編):ルクス・エテルナ
 ジョン・サンダース:ザ・リプローチズ
 グレアム・キーチ:オー・ナタ・ルクス*
 マシュー・カン:フォーブルドン・マニフィカト*、フォーブルドン・ヌンク・ディミティス*
 グレアム・キーチ:オー・サクルム・コンヴィヴィウム*
 ポール・キャリー:フィッシング・イン・ザ・キープ・サイレンス*
 エリック・メイヤー編曲:私はイエスに共に歩んでほしい*
 エリック・ウィリアム・バーナム:フラワーズ・フォー・ジ・オルター*
 エドガー・デイ:ホエン・アイ・サーヴェイ・ザ・ワンダラス・クロス
  (*=世界初録音)
 エルガーの「Lux Aeterna」やウィテカーの「A Boy and a Girl」、サンダースの「The Reproaches」などの名作と、多くの世界初録音作品を含む、現代のア・カペラ合唱作品集。

 録音:2015年8月19日−21日、エクセター大聖堂聖母礼拝堂(イギリス)
 

WHR 037
\2500
バッハ・ファミリーのオルガン作品集 マーク・スウィントン(オルガン)
 ヨハン・ベルンハルト・バッハ:チャコーナ ト長調
 ハインリヒ・バッハ:われを憐れみたまえ、おお主なる神よ
 ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ:コラール前奏曲 《イエス、わが喜び》
 ヨハン・ミヒャエル・バッハ:2つのコラール前奏曲
 ヨハン・セバスティアン・バッハ:シュープラー・コラール集
 ヴィルヘルム・フリードマン・バッハ:フーガ ハ短調
 ヨハン・クリスティアン・バッハ(スウィントン編):ソナタ 変ロ長調 Op.5-1
 ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(スウィントン編):ポロネーズ ヘ長調
 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:ソナタ ニ長調 Wq.70/5
 ヨハン・セバスティアン・バッハ:オルガン小品 BWV.572/1
 C.P.E.バッハやJ.C.バッハはもちろん、ヨハン・ベルンハルト・バッハやヴィルヘルム・フリードマン・バッハ、ヨハン・ミヒャエル・バッハなどのバッハ一族のオルガン作品を聴き比べることができる好企画。

 録音:2015年8月5日−7日




TACET



222
\2600→\2390
プロコフィエフ:室内楽集(初CD化音源を含む)
 1. ヘブライの主題による組曲 op.34
   (クラリネットとピアノ五重奏のための)
 2. 五重奏曲 ト短調 op.39
   (オーボエ、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバスのための)
 3. 無伴奏チェロ・ソナタ 嬰ハ短調 op.134 (未完)
   (ウラディーミル・ブロク Vladimir Blok :補筆完成版)
 4. つかの間の幻影 op.22
   (M.Uckiとブージー・アンド・ホークス出版社の協力による
    室内アンサンブル版による初CD化!)

 5. 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 op.115
 6. ユーモラスなスケルツォ op.12b
   (4本のファゴット/バスーンのための)
・SWR スイング・ファゴット
・ルートヴィヒ・チェンバー・プレイヤーズ
 白井 圭(ヴァイオリン) 
 ヤニス・ルーバルディス(ヴィオラ) 
 横坂 源(チェロ) 
 幣 隆太郎(コントラバス)
 セバスチャン・ジャコー(フルート) 
 フィリップ・トーンドゥル(オーボエ) 
 ディルク・アルトマン(クラリネット) 
 ハンノ・ドネヴェーグ(バスーン) 
 ヴォルフガング・ヴィプフラー(ホルン) 

※ヘブライの主題による組曲へのゲスト参加
 Gesa Jenne-Donneweg(ヴァイオリン)
 Alexander Reitenbach(ピアノ)
※つかの間の幻影へのゲスト参加
 山畑るに絵(ハープ) Renie Yamahata
 古典から現代までの広いレパートリーを持ち、多くの受賞歴を持つ日本人弦楽器若手奏者とドイツの名門、シュトゥットガルト放送交響楽団の管楽器メンバーとで構成された室内グループであるルートヴィヒ・チェンバー・プレイヤーズ。
 ロシア、アメリカ、パリ、そしてロシアへ戻る、プロコフィエフの人生と音楽(室内楽曲)の変化・軌跡を聴く事が出来る、若手らしい生き生きとした素晴らしい演奏を伴う好企画のアルバムです。
 プロコフィエフの足跡を追った解説書(英、独、仏語)と共にお楽しみください。
 また、M.Uckiとブージー・アンド・ホークス出版社の協力による室内アンサンブル版による「つかの間の幻影」(初CD化)が聴けるのは喜ばしい限りです。
 2016年 ドイツ、テックのキルハイム・シュタットハレでの録音
 

B 132
(Blu−rayオーディオ)
\2600
マルクス・シルマー(ピアノ)/ラヴェル&ムソルグスキー
 1. ラヴェル:鏡
 2. ムソルグスキー:展覧会の絵
マルクス・シルマー(ピアノ)
 展覧会の絵(トラック6-21)のサウンドは下記3種からご自身で選ぶ事でお楽しみ頂けます。(通常は1 - Defaultと成っています)
 1. TACET Real Surround Sound 5.1 (24bit/96khz)
 2. TACET Moving Real Surround Sound 5.1 (24bit/96khz)
 3. Stereo 2.0 (24bit/96khz)
 驚愕のテクニックと鋭い感性を持つオーストリア生まれのシルマーによるTACETならではのサウンドにこだわったアルバムです。2004年録音 (64'54)
 ※CDプレーヤーでは再生できません。
 

B 142
(Blu−rayオーディオ)
\2600
マティアス・ユング指揮/メンデルスゾーン:無伴奏合唱作品全集
メンデルスゾーン:
 1. 野に歌う第1集 op.41:
   「森で」「私と一緒に逃げましょう」「霜が降りて」
   「彼女の墓の上に」「5月の歌」「湖の上で」
 2. 野に歌う第2集 op.48:
   「春のきざし」「さくら草」「春の祭」
   「ひばりの歌」「朝の祈り」「秋の歌」
 3. 野に歌う第3集 op.59 :
    「緑の中に」「早春」「森への別れ」
    「ナイチンゲール」「憩いの谷」「狩の歌」
 4. 6つの混声合唱曲 op.88 :
  「新年の歌」「幸せな者」「羊飼いの歌」
  「森の小鳥」「ドイツ」「さすらいの楽師」
 5. 4つの混声合唱曲 op.100 :
  「思い出」「春の賛歌」「森の歌」「森で」
マティアス・ユング指揮
ザクセン声楽アンサンブル
1. TACET Real Surround Sound 5.1 (24bit/96khz) - Default
2. Stereo 2.0 (24bit/96khz)
2004/2005年録音 (65'17)
 1964年に生まれのユングはウイマール・ヴォーカル・コンソート、ザクセン声楽アンサンブルの設立など、今後の合唱音楽のみらいを担う数々の国際コンクールでの受賞等で多くの実績を持つ実力派の指揮者です。
 

B 974
(3Blu−rayオーディオ)
\12400
ライスキ&ポーランド室内フィル/ベートーヴェン:交響曲全集
ベートーヴェン
Disc. 1
 交響曲第1番 ハ長調 op.21 (24'58)、
 交響曲第2番 ニ長調 op.36 (31'48)
 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」 op.55(45'55)
Disc. 2
 交響曲第4番 変ロ長調 op.60 (32'55)、
 交響曲第5番 ハ短調「運命」 op.67 (31'55)
 交響曲第6番 ヘ長調「田園」 op.68(41'29)
Disc. 3
 交響曲第7番 イ長調 op.92 (37'51)、
 交響曲第8番 ヘ長調 op.93 (25'01)
 交響曲第9番 ニ短調「合唱つき」 op.125 (61'09)
イ・ボミ(ソプラノ)、
アグニエツカ・レーリス(アルト)
クリスティアン・アダム(テノール)、
タレク・ナズミ(バス)
ヴォイチェフ・ライスキ指揮
ポーランド室内フィルハーモニー管弦楽団
ポーランド室内合唱団 、
スコラ・カントルム・ジェダネンシス
合唱指揮:ヤン・ウカシェフスキ
録音:2005−2015年
 1. TACET Real Surround Sound 5.1 (24bit/96khz) - Default
 2. Stereo 2.0 (24bit/96khz)

 大容量 Blu-ray Disc Audio 3枚組です。オーディオ・ファン向けのみならずTACETならではの情報量の多い、生々しい臨場感あふれるアルバムです。
 先行発売された、ベートーヴェン:交響曲全集(5CD)TACET 974 、また既に、ご案内申し上げているベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調「合唱つき」 op.125 (1SACD) TACET S 219 (#4009850 021940) も合わせてどうぞ。



<国内盤> 

.

キング・インターナショナル(LP)

 ただならぬ集中力と緊迫感さえ伝わってくる、1998 年4 月のチョン・キョンファの東京ライヴが遂にLP で発売!
 情熱的で自由な表現でありながら、ピアニストのイタマール・ゴランと一糸乱れぬ演奏には脱帽です。
アンコールを含む1 夜のライヴが再現された、チョン・キョンファのライヴ史上最高の演奏がLPで堪能できます。
 今回LP化にあたりアナログテープを新たに作り丁寧にカッティングしております。完全限定プレス。
限定盤

KKC 1056/7
(2LP)
\12000+税
チョン・キョンファ 衝撃の東京ライヴ第1夜(1998 年4月26日)
 KKC 1056(A面)
  ・シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調「二重奏曲」 D.574 Op.162
 KKC 1056(B面)
  ・シューベルト:幻想曲 ハ長調 D.934 Op.159
 KKC 1057(A面&B面)
  ・シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調 Op.121
 KKC 1057(B面)
  ・J.S. バッハ:G線上のアリア BWV1068-2
  ・クライスラー:愛の悲しみ
  ・ポルディーニ(クライスラー編):踊る人形
  ・ドヴォルザーク:ユモレスク
  ・ドビュッシー(ハイフェッツ編):美しい夕暮れ
チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
イタマール・ゴラン(ピアノ)
 完全限定プレス。チョン・キョンファ1998 年衝撃の東京ライヴが遂にLP で発売!

 ライヴ録音:1998年4 月26 日/サントリーホール(東京)/初LP 化、完全限定プレス、日本語帯・解説付

 「人々を驚かせたのは彼女の演奏の比類なき燃焼度の高さだった。小柄な東洋の女性が強烈な存在感で舞台を支配する姿に世界が息をのんだのだった。細かいことをあれこれ言うのも愚かしいと思われるほどの、音楽が持つ根源的な力にじかに触れるような衝撃性があったのである。」(許光俊)
 
限定盤

KKC 1058/9
(2LP)
\12000+税
チョン・キョンファ 衝撃の東京ライヴ第2夜(1998年4月28日)
 KKC 1058(A面)
  ・J.S. バッハ:G線上のアリア BWV1068-2
  ・ストラヴィンスキー:協奏的ニ重奏曲
 KKC 1058(B面)
  ・J.S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
 KKC 1059(A面)
  ・バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番
 KKC 1059(B面)
  ・ラヴェル:ツィガーヌ
  ・ラフマニノフ:ヴォカリーズ
  ・クライスラー:美しきロスマリン
  ・クライスラー:中国の太鼓
  ・ドビュッシー(ハイフェッツ編):美しい夕暮れ
チョン・キョンフ(ヴァイオリン)
イタマール・ゴラン(ピアノ)
 ライヴ録音:1998 年4 月28 日/サントリーホール(東京)/初LP 化、完全限定プレス、日本語帯・解説付

 チョン・キョンファ、衝撃の東京ライヴ第2 夜(1998 年4 月28 日)。当初、プログラムの予定にはなかったG 線上のアリアを冒頭に演奏!
 キョンファが愛奏するバッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2 番とバルトーク、そしてラヴェルの作品を披露しました。当日演奏会に足を運んでいたポリーニも激賞したと言われている衝撃のリサイタルをLP で堪能することができます。
 「極めつけはバッハのパルティータ第2 番である。彼女は1983 年に同じ曲を弾き、聴衆を金縛りにしたが、この第2 夜はそれを上回ったのである。その時の様子が、このディスクではかなり忠実に再現されているのが何よりも嬉しい。バルトークの切れ味、ラヴェルの自在な表情と蠱惑的な音色も最高である。」(平林直哉)



















ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD トップページへ



Copyright(C) 2015 ARIA−CD.All rights reserved.