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≪第87号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その9 2016/6/14〜







第87号
6/17(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


GLOBE

GLO 5264
\2500
ア・ブレス・オヴ・ニュー・ライフ 〜
 プライヴェート・コレクションからの
  オリジナル・リコーダーによるオランダのバロック音楽

   前奏曲ト短調(即興)
   ウニコ・ヴィルヘルム・ファン・ヴァッセナール:
    ソナタ第2番ト短調
   カロルス・ハッカルト:組曲第10番イ短調
   前奏曲ハ短調(即興)
   ウィレム・デ・フェッシュ:ソナタ第3番ハ短調 Op.8
   ピーテル・バステイン:組曲第8番イ長調
   ボルハウス・コレクションからの小品
   ヨハン・シェンク:組曲ニ短調
   フィリップス・ハッカルト:アルマンド イ短調
   ヤコブス・ノゼマン:ソナタ第3番イ短調 Op.1
サスキア・コーレン
 (リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
パトリック・アイルトン(チェンバロ)
ライナー・ツィパーリング
 (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 18世紀のオリジナル・リコーダーで吹くオランダ・バロック!

 スヴェーリンク音楽院でケース・ブッケとワルター・ファン・ハウヴェにリコーダーを師事し、ブリスク・リコーダー四重奏団の主宰も務めるオランダを代表するリコーダー奏者の1人、サスキア・コーレン。プライヴェート・コレクションから演奏可能な状態まで復元された、18世紀オランダで造られた6本のオリジナル・リコーダーで吹くオランダ・バロックの音楽という、Globeならではの好企画盤が登場。
 現代のヴィルトゥオーゾ、サスキア・コーレンが、18世紀オランダの音楽を当時の楽器で生々しく再現します。18世紀オーケストラのメンバー、カメラータ・ケルンの創設メンバーでもあるオランダの名ガンバ奏者ライナー・ツィパーリングの参加も嬉しいポイント。

 録音:2015年11月25日−27日、ブニク(オランダ)

 ※こちらのタイトルは限定生産となりますため、お早めにご注文ください。また限定生産の性質上、ご注文枚数を確保できない可能性がございます。予めご了承ください。




SIGNUM CLASSICS


SIGCD 427
\2400
フォーレ:歌曲全集Vol.1
 蝶々と花 Op.1-1/5月 Op.1-2/ある日の詩 Op.21/
 リディア Op.4-2/悲しみ Op.6-2/
 ある僧院の廃墟で Op.2-1/旅人 Op.18-2/
 トスカナのセレナード Op.3-2/ゆりかご Op.23-1/
 漁師の歌 Op.4-1/ヴォカリーズ(第29番)/
 シルヴィ Op.6-3/夢のあとで Op.7-1/
 ヴォカリーズ(第20番)/明け方 Op.39-1/
 捨てられた花 Op.39-2/アルペッジョ Op.76-2/
 水夫たち Op.2-2/歌を教える仙女 Op.27-2/
 ネル Op.18-1/5つのヴェネツィアの歌 Op.58/
 閉じられた庭 Op.106
ローナ・アンダーソン(ソプラノ)
ナイジェル・クリフ(バリトン)
アン・マレー(メゾ・ソプラノ)
ジョン・チェスト(バリトン)
イエスティン・デイヴィス
 (カウンターテナー)
ベン・ジョンソン(テノール)
ジャニス・ケリー(ソプラノ)
ジョアン・ロジャース(ソプラノ)
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
 新シリーズ"フォーレ歌曲全集"がスタート!

 イギリスの名ピアニスト、マルコム・マルティヌーのリードによるフランス歌曲シリーズ。完結を迎えたプーランクの歌曲全集に続く新シリーズは「ガブリエル・フォーレ」!
 アン・マレーやイエスティン・デイヴィス、ジョアン・ロジャースなど、世界有数の名歌手たちが歌うフォーレの歌曲はまさに絶品。ご期待下さい!

 ※録音:2012年6月−2015年5月
 

SIGCD 443
(2CD/特別価格)
\3800
月の歌
 ワーロック:夜/
 ブラームス:
  夜に Op.112-2、戸口で Op.28-2、なまぬるい風 Op.57-8、
  恋人を訪ねて Op.31-3、ヴァルプルギスの夜 Op.75-4、
  セレナード Op.106-1、夕べ Op.64-2、
  むなしいセレナード Op.84-4/
 シューマン:
  窓の下で Op.34-3、月の夜 Op.39-5、
  2つのヴェネツィアの歌 Op.25、
  蓮の花 Op.25-7、夜に Op.74-4/
 バーバー:夜想曲 Op.13-4/
 マコンキー:太陽、月と星/
 シュルツ:月の光 Op.83-1/
 モンポウ:あなたの上には花ばかり/
 サン=サーンス:ギターとマンドリン/
 ドビュッシー:まぼろし/
 ショーソン:夜 Op.11-1/
 アーン:恍惚の時/
 デュパルク:フルート/
 マスネ:やさしくも深き心の/
 フォーレ:月の光 Op.46-2、黄金の涙 Op.72、タランテラ Op.10-2
ミルテ・アンサンブル
 〔メアリー・ベヴァン(ソプラノ)、
  アラン・クレイトン(テノール)、
  クララ・モウリツ(メゾ・ソプラノ)、
  マーカス・ファーンスワース
   (バリトン)、
  ジョゼフ・ミドルトン(ピアノ)〕

 ソフィー・ベヴァンやアラン・クレイトンなど、声楽界のライジング・スターたちが集い結成されたヴォーカル・アンサンブル、「ミルテ・アンサンブル」のデビュー・レコーディング!
 トーマス・アレン、マルコム・マルティヌー、リチャード・ストークスがパトロンとして名を連ねるなど、ミルテ・アンサンブルの名声と評価はイギリスを中心に急上昇中!
 その歌声はもちろんのこと、グレアム・ジョンソンの系譜に連なる期待の名手、ジョゼフ・ミドルトンのピアノも見事。
 2015年5月の録音。

 

SIGCD 457
\2400
ヘンデルのお気に入りのテノールのためのアリア集
 ヘンデル:
  《エステル》より 愉快な音楽に汝の竪琴をあわせよ/
  《忠実な羊飼い》より Sol nel mezzo risona del core/
  《アリオダンテ》より 第2幕へのシンフォニア、Tu vivi, e punito/
  《アルチーナ》より M'inganna, me n'avveggo/
  《アレグザンダーの饗宴》より Happy pair/
  《ベレニーチェ》より Vedi l'ape che ingegnosa/
  《快活の人、沈思の人、中庸の人》より As steals the morn/
 ボイス:
  《ソロモン》より 第2部へのシンフォニア、
  Softly rise, o southern breeze/
 ヘンデル:
  《サムソン》より Let but that spirit/
  《ユダス・マカベウス》より よろしい、我が友/
  《イェフタ》より 太陽よ、その忌まわしい光を隠せ/
 J.C.スミス:《妖精たち》より Hark how the hounds and horn/
 アーン:《アルタクセルクセス》より Thou, like the glorious sun/
 ヘンデル《セメレ》より See, she appears
アラン・クレイトン(テノール)
メアリー・ベヴァン(ソプラノ)
イアン・ペイジ(指揮)
クラシカル・オペラ管弦楽団&合唱団
 モーツァルトの初期オペラの発掘とクォリティの高い演奏で注目を集めているクラシカル・オペラ&イアン・ペイジのヘンデル・プログラム。
 ヘンデルのオペラ、オラトリオの初演、演奏に欠かせない重要人物だったテノール、ジョン・ビアード(c.1715−1791)役を担うのは、BBCニュー・ジェネレーション・アーティストとして頭角を現し、ヨーロッパ各地の名門オペラハウスで大活躍中のテノール、アラン・クレイトン!ジョン・ビアードにまつわるヘンデルのアリアを、クレイトンの美声で存分に。
 2015年9月の録音。



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MD+G



613 19352
\2400→\2190
鬼才シュライエルマッハーのモンポウ
 《遠くの祭り〜モンポウ:ピアノ作品集》

  モンポウ:
   1) 魅惑, 2) 3つの変奏曲, 3) 魔法の歌,
   4) 街はずれ, 5) 遠くの祭り, 6) ペセブレ, 7) 羊飼
シュテッフェン・シュライエルマッハー(ピアノ)

 現代音楽ピアニスト、シュライエルマッハーによるモンポウの続編
 1921年〜1941年までパリで活躍後、バルセロナに在住。多くのピアノ曲と歌曲を作り出したモンポウ。転調や展開を省いた「プリミティヴ・スタイル」 と称される独特な作風で知られています。
 1953年に母親を亡くした後は、それまで以上に内面的な作風に転じていきました。
 ジョン・ケージをはじめ現代音楽専門ピアニストとして高い評価を得ているシュテッフェン・ シュライエルマッハー(シュライヤーマッハー)。以前にモンポウの「ひそやかな音楽」を録音しましたが、今回もロマンティシズムを一切廃した、モノクロームな世界観を作り上げています。





ケージ弾いてます。面白いです。
https://youtu.be/KU6l7992fLI



すでにメーカー完売
オークションでは高騰しているシュライエルマッヒャーの代表作
海外直輸入、在庫僅少

613 17312
(18CD)
\9990

シュテッフェン・シュライエルマッヒャー(P)
 《ジョン・ケージ:ピアノ作品全集》

   ジョン・ケージの唯一のピアノ作品全集BOX!

【Disc1〜3】[プリペアド・ピアノのための作品集1940-1952]
 『バッカナール』『トーテム・アンセスター』『かくて大地は再び実を結ばん』
 『プリミティヴ』『ホロコーストの名のもとに』『我々の春が来るだろう』
 『部屋』『トスト・アズ・イット・イズ・アントラブルド』『危険な夜』『ピンボケの源』
 『…の思い出せない記憶』『野生の大地』『3倍の歩調で』
 『季節外れのヴァレンタイン』『瞑想への前奏曲』『不思議な冒険』
 『孤島の娘たち』『マルセル・デュシャンのための音楽』
 『2つのパストラール』『ソナタとインターリュード』、
【Disc4〜5】
 『ピアノのための音楽第1〜85番』『2台のピアノのための電子音楽』
 『5台のピアノのための音楽』『4台のピアノのための音楽』
 『3台のピアノのための音楽』『2台のピアノのための音楽』
【Disc6】
 『易の音楽I〜IV』
【Disc7〜8】[小品集1950-1960]
 『冬の音楽(ウィンター・ミュージック)』『水の音楽』『M.C.とD.T.のために』
 『ポール・テイラーとアニタ・デンクスのために』『TVケルン』『待機』『7つの俳句』
 『俳句』『ミュージック・ウォーク』『Solo for Piano』『34'46.776』
【Disc9〜10】[2台のピアノのための]
 『音楽の本』『経験第1番』『____のための音楽』『Two2』『3つのダンス』
【Disc11〜12】[小品集1960-1992]
 『One2』『One』『エチュード・ボレアリス』『ザ・ビートルズ 1962?1970』『ASLSP』『One5』
【Disc13】[小品集1933-1950]
 『独白』『オフェーリア』『四季』『ピアノのための2つの小品』『ジャズ練習曲』
 『メタモルフォシス(変容)』『クエスト』『3つのやさしい小品』『部屋』
 『クレーテ』『父親』『2つの小品』『アドリブ』『3倍の歩調で』
【Disc14】
 『永遠のタンゴ』『ある風景の中で』『トイピアノのための組曲(ピアノ版)』
 『チープ・イミテーション』『夢』『スポーツ:スウィングすること』
【Disc15〜17】
 『エチュード・オストラル』
【Disc18】
 『幕の踊り(始まりのダンス)』『家具の音楽 エトセトラ』
 『トイピアノのための組曲(トイ・ピアノ版)』『カルダーの作品』『Four3』
シュテッフェン・シュライエルマッヒャー(P)
録音:1996〜2001年、Furstliche Reitbahn Arolsen [デジタル:セッション]

 シュテッフェン・シュライアーマッヒャーは、1960年ハレに生まれたピアニストで、ジョン・ケージをはじめ現代音楽のスペシャリストとして近年注目を集めています。またアンサンブル・アヴァンギャルドを創設し、あまり演奏されることのなかった現代音楽も積極的に取り上げています。また作曲の分野にも非常に意欲的で、新作を次々に発表し続けています。
 1996〜2001年の間に録音したこのジョン・ケージの「ピアノのための作品全集」は現在においても最も重要な全集であり、貴重な音源でもあります。その待望の全集ボックス化。


 すでに廃盤商品で、海外の倉庫の残り数本のみの供給となります。完売の際はご容赦を(2016/6/17)。


 


901 19646
(SACD Hybrid)
\3100→\2890
ウラディミール・ゾルターン(クラリネット),
 《ニールセン、ドビュッシー、フランセ:クラリネット協奏曲集》

 1) ニールセン:クラリネット協奏曲 Op.57,
 2) ドビュッシー:クラリネットと管弦楽のための第1狂詩曲,
 3) フランセ:クラリネット協奏曲
ウラディミール・ゾルターン(クラリネット),
ホセ・ルイス・ボメス(指揮)
ハンブルク交響楽団

 息をのむような妙技が炸裂するクラリネット
 究極のレジスタ利用と完璧な運指法で、ピアニッシモから強大なフォルテッシモまでを自在に操るウラディミール・ゾルターンは、1987年ベラルーシ出身のクラリネット奏者。ベラルーシ国立音楽アカデミーを18歳で卒業後、息をのむようなヴィルティオジティ、贅沢な音色、溢れる表現力で聴衆を魅了し続けています。
 MDGデビュー盤となる当盤ではハンブルク交響楽団の堅牢なバックに支えられ、究極の妙技を余すところなく披露しています。

 SACD Hybrid[CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND]
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903 19566
(SACD Hybrid)
\3100→\2890
カール=アンドレアス・コリー(ピアノ)
 《ヨゼフ・スーク:ピアノ作品集》

 ヨセフ・スク(1874-1935):
  1) 5つの小品Op.10,
  2) ドゥムカ Op.21-3,
  3) 組曲「命と夢」, 4) 愛の歌
カール=アンドレアス・コリー(ピアノ)

 主情主義の濃密なロマン性。

 今世紀初頭のチェコの指導的作曲家、ヴァイオリン奏者のスークは、プラハ音楽院でドヴォルザークに学び、その嫁婿となりました。
 師のスタイルを出発点に、次第に主情主義で濃密なロマン性を後に備えるようになります。これらのピアノ曲からは、ボヘミア伝統の香りがたちのぼり、そのリズム感には、民族音楽的なドヴォルザークの大きな影響が滲みます。

 カール・アンドレアス・コリーは、スイスの音楽一家に生まれ、カール・エンゲルに師事。様々なコンクールで優勝後、ブラームス、シューマンなどのドイツ・ロマン派の音楽を得意とし、またフランクの全作品演奏でも高い評価を得ています。現在はチューリッヒ国立音楽大学大学院で教授として後進の指導にあたっています。

 SACD Hybrid[CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND]



 カール・アンドレアス・コリーは、父親が教会のオルガニストという音楽一家に生まれたピアニスト。
 一時期日本のメーカーからもCDが出て人気がありました。

 ここではショパンの演奏を。
https://youtu.be/J_nRCdntu28

 派手さはありませんがとてもしっとりと落ちついたピアノを聞かせてくれます。知的です。



 

903 19636
(SACD Hybrid)
\3100
《レーガー:クラリネットとピアノのための作品全集》
 レーガー:
  1) クラリネット・ソナタ第1番 変イ長調 Op.49-1,
  2) 同第2番 嬰ヘ短調 Op.49-2,
  3) 同第3番 変ロ長調 Op.107,
  4) タランテラ WoO II/12, 5) アルバムの綴り WoO II/13
ロベルト・オベライグナー(クラリネット),
ミヒャエル・ショッホ(ピアノ)
 ブラームスの影響を受けたレーガーの作品
 レーガーはブラームス晩年のソナタに刺激され、3曲のクラリネットのためのソナタを作曲しました。いずれもブラームスの影響が強く感じられる作品で、クラリネットから深い感情を引き出しています。
 クラリネットのオベライグナーは、リューベック音楽院でザビーネ・マイヤーらに師事。ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団、ベルリン・フィル、ミュンヘン・フィル、スーパーワールドオーケストラのクラリネット奏者を務め、現在はシュターツカペレ・ドレスデンの首席奏者を務めています。
 SACD Hybrid[CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND]
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930 19606
(SACD Hybrid)
\3100→\2890
トレンクナー&シュパイデル・デュオ(ピアノ・デュオ)
 《スメタナ:連作交響詩「わが祖国」》

  スメタナ:連作交響詩「わが祖国」
   (スメタナ自身によるピアノ連弾編曲版全曲)
トレンクナー&シュパイデル・デュオ(ピアノ・デュオ)
 スメタナ自身による連弾編曲版を、定評あるトレンクナー&シュパイデル・デュオが演奏。
 有名な「モルダウ」を含むスメタナの「わが祖国」は、鮮やかなチェコの自然描写が背後に置かれた作品です。
 現在よく聴かれる管弦楽版ではなく、ここではスメタナ自身が連弾用に編曲したものを収録しています。巧みな動機とテーマの展開が、ピアノによって明確に表現されています。
 マーラー交響曲のピアノ・デュオ版などで見事な演奏を聴かせるトレンクナー&シュパイデル・ピアノ・デュオの、才気あふれる見事な演奏をお楽しみください。
 SACD Hybrid[CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND]



今一番ききごたえのあるピアノ・デュオかも
トレンクナー&シュパイデル・デュオの旧譜


930 18616
(SACD Hybrid)
\3100→\2790
ピアノ連弾によるロマンティックの匠
ベートーヴェン:
 ① 交響曲第7番イ長調Op.92 
    (フランツ・クサヴァー・シャルヴェンカ編曲版)
 ② 大フーガ 変ロ長調Op.134
  (ベートーヴェン自身による編曲版)
トレンクナー&
シュパイデル・ピアノ・デュオ

 ベートーヴェンの7番には、リストによるピアノ・ソロ版や、フーゴ・ウルリヒやツェルニー、メフェス編曲による連弾版などが存在しますが、当盤は19世紀後半から20世紀初頭において絶大な人気を誇ったポーランド系ドイツの作曲家およびピアニスト、フランツ・クサヴァー・シャルヴェンカ(1850-1924)による連弾版演奏です。
 シャルヴェンカの編曲版は、ベートーヴェンの楽譜を単に連弾に写し換えるだけではなく、ピアニストに高度なテクニックを要求するもので、シャルヴェンカの自作同様、ロマンチシズムと究極の技巧が見事に融合した魅力溢れる作品に仕上がっています。
 また「大フーガ」は、ベートーヴェン自らの編曲した自筆譜が2005年にペンシルベニア州にある神学校の図書館で発見され、現在ではピアノ連弾の重要なレパートリーの一つになっているものです。トレンクナーとシュパイデルによる連弾は、いつもながらの高度なテクニックを駆使しつつ、息の合った見事な掛け合いを聴かせてくれます。
 トレンクナーはワルター・ギーゼキングとヴィルヘルム・ケンプに、シュパイデルはイヴォンヌ・ロリオ、シュテファン・アシュケナーゼ、ゲザ・アンダ等に師事したピアニストです。

 ハイブリッドSACD仕様 (CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND)


930 17786
(2SACD Hybrid)
\5000→\4590
マーラー/(ブルーノ・ワルターによる4手のピアノ編曲版):
 『交響曲第1番ニ長調「巨人」』
 『交響曲第2番ハ短調「復活」』
トレンクナー&シュパイデル・ピアノ・デュオ
【録音】2011年9月(1番), 2012年9月(2番), マリエンミュンスター修道院 [デジタル:セッション]

 マーラー:交響曲第1番「巨人」のスコアを出版したヨゼフ・ヴァインベルガー社が、第2番「復活」とともにピアノ4手版編曲を依頼してきた際に、マーラーがその仕事に白羽の矢を立てたのが、当時彼のもとで働いていたまだ20歳のブルーノ・ワルターだったのです。作曲も勉強し、ピアノの名手でもあったワルターは、マーラーの期待にこたえるべく真摯に編曲をこなし、両曲は1899年に出版されました。ワルターの回想録によると、彼はマーラーとさまざまな作品を連弾で楽しんだといわれています。その中にはシューベルト、ワーグナー、そしてこれらの交響曲のワルターによる編曲版も含まれていたのでしょう。ワルターは、オリジナルのオーケストラ演奏のイメージを損なわずにピアノの特性を十分に活かして細やかに表出しています。
 トレンクナーとシュパイデルによる連弾が、高度なテクニックを駆使しながら息の合った見事な連弾を聴かせてくれます。、トレンクナーはワルター・ギーゼキングとヴィルヘルム・ケンプに、シュパイデルはイヴォンヌ・ロリオ、シュテファン・アシュケナーゼ、ゲザ・アンダ等に師事したピアニストです。ほぼ編曲と同時代の1901年製スタインウェイ・コンサート・グランドによって演奏されているのも大きな特徴ともいえるでしょう。





URANIA ARTS


LDV14025
(2CD)
\2800
アントン・ライヒャ:クラリネットの為の室内音楽集
CD.1
 1. クラリネットと弦楽の為の5重奏曲 ロ短調
 2. クラリネットと弦楽の為の5重奏曲 op.107
 3. 協奏的大二重奏曲 ニ長調 Op. 103?
CD.2
 1. 2本のクラリネットの為の2つのロマンス op.21
 2. 3本のクラリネットの為の二つのトリオ op.82
ルイジ・マギスロレッリ(クラリネット)
ローラ・マギスロレッリ(クラリネット)
クリスティアーノ・ロマーノ(クラリネット)
イタリアン・クラシカル・コンソート


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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VENIAS


ハンガリー弦楽四重奏団 コレクション〜1946-1961 Recordings


VN 020
(12CD)
\4400



ハンガリー弦楽四重奏団
無印
 ゾルターン・セーケイ(ヴァイオリン)
 アレクサンドル・モシュコフスキ(ヴァイオリン)
 デーネシュ・コロムサイ(ヴィオラ)
 ヴィルモシュ・パロタイ(チェロ)
*印
 ゾルターン・セーケイ(ヴァイオリン)
 ミヒャエル・カットナー(ヴァイオリン)
 デーネシュ・コロムサイ(ヴィオラ)
 ガブリエル・マジャール(チェロ)
**印
 ゾルターン・セーケイ(ヴァイオリン)
 アレクサンドル・モシュコフスキ(ヴァイオリン)
 ローラン・アルー(ヴィオラ)
 ヴィルモシュ・パロタイ(チェロ)

クラムシェル・ボックス仕様

ハンガリー弦楽四重奏団コレクション

CD1
ベートーヴェン:
 弦楽四重奏曲第1 番 ヘ長調, Op.18-1
  1 Allegro con brio
  2 Adagio Affettuoso ed appassionato
  3 Scherzo: Allegro molto
  4 Allegro con brio
 弦楽四重奏曲第2番 ト長調, Op.18-2
  5 Allegro
  6 Adagio cantabile
  7 Scherzo
  8 Allegro molto, quasi presto
 弦楽四重奏曲第3番 ニ長調, Op.18-3
  9 Allegro
  10 Andante con moto
  11 Allegro
  12 Presto
    Rec:5 December (1-4)/
    15-17 November(5-8)/
    15&16 October(9-12) 1953
CD2
ベートーヴェン:
 弦楽四重奏曲第4番 ハ短調, Op.18-4
  1 Allegro, ma non tanto
  2 Scherzo: Andante scherzoso, quasi Allegretto
  3 Menuetto: Allegretto
  4 Allegro prestissimo
 弦楽四重奏曲第5番 イ長調, Op.18-5
  5 Allegro
  6 Menuetto
  7 Andante cantabile
  8 Allegro
 弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調, Op.18-6
  9 Allegro con brio
  10 Adagio, ma non troppo
  11 Scherzo: Allegro
  12 La Malinconia: Adagio; Allegretto quasi Allegro
   Rec:6&8 December(1-4)/
   9,10&12 Novembre(5-8)/12,14&15 November(9-12) 1953
CD3
ベートーヴェン:
 弦楽四重奏曲第7番 ヘ長調, Op.59-1 「ラズモフスキー第1番」
  1 Allegro
  2 Allegretto vivace e sempre scherzando
  3 Adagio molto e mesto
  4 Tema Russo: Allegro
 弦楽四重奏曲第8番 ホ短調, Op.59-2 「ラズモフスキー第2番」
  5 Allegro
  6 Molto adagio
  7 Allegretto
  8 Presto
   Rec:22&23 September(1-4)/9&10 September(5-8) 1953
CD4
ベートーヴェン:
 弦楽四重奏曲第9番 ハ長調, Op.59-3 「ラズモフスキー第3番」
  1 Andante con moto; Allegro vivace
  2 Andante con moto; Quasi Allegretto
  3 Menuetto: Grazioso
  4 Allegro molto
 弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調, Op.74 「ハープ」
  5 Poco adagio; Allegro
  6 Adagio, ma non troppo
  7 Presto
  8 Allegretto con variazioni
   Rec:28&29 September & 1 October (1-4)/
   11 September & 1 October(5-8) 1953
CD5
ベートーヴェン:
 弦楽四重奏曲第11番 へ短調, Op.95「セリオーソ」
  1 Allegro con brio
  2 Allegretto, ma non troppo
  3 Allegro assai vivace, ma serioso
  4 Larghetto; Allegretto agitato
 弦楽四重奏曲第12番 変ホ長調, Op.127
  5 Maestoso; Allegro
  6 Adagio, ma non troppo e molto cantabile
  7 Scherzando vivace
  8 Finale
 9 大フーガ変ロ長調, Op.133
  Rec:28 September(1-4)/
  7 September(5-8)/18 September(9) 1953
CD6
ベートーヴェン:
 弦楽四重奏曲第13 番 変ロ長調, Op.130
  1 Adagio, ma non troppo; Allegro
  2 Presto
  3 Andante con moto, ma non troppo
  4 Alla danza tedesca: Allegro assai
  5 Cavatina: Adagio molto espressivo
  6 Finale: Allegro
 弦楽四重奏曲第14 番 嬰ハ短調, Op.131
  7 Adagio, ma non troppo e molto espressivo
  8 Allegro molto vivace
  9 Allegro moderato
  10 Andante, ma non troppo e molto cantabile
  11 Presto
  12 Adagio quasi un poco Andante
  13 Allegro
   Rec:15&17 September(1-6)/
   2,5&6 October(7-13) 1953
CD7
ベートーヴェン:
 弦楽四重奏曲第15番 イ短調, Op.132
  1 Assai sostenuto; Allegro
  2 Allegro, ma non tanto
  3 Molto adagio
  4 Alla Marcia, assai vivace
  5 Allegro appassionato
 弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調, Op.135
  6 Allegretto
  7 Vivace
  8 Lento assai, cantante e tranquillo
  9 Grave, ma non troppo tratto; Allegro
   Rec:6,8,9&13 October(1-5)/17 October(6-9) 1953


CD 8
バルトーク:
 弦楽四重奏曲第1番Op.7 Sz.40 (1908) *
  1 Lento
  2 Accelerando poco a poco all'Allegretto- Introduzione (Allegro)
  3 Allegro vivace
 弦楽四重奏曲第2番 Op.17 Sz.67 (1915-1917) *
  4 Moderato
  5 Allegro molto capriccioso
  6 Lento
 弦楽四重奏曲第3番 Sz.85 (1927) *
  7 Prima parte (Moderato)
  8 Seconda parte (Allegro)
  9 Ricapitolazione della prima parte (Moderato)
  10 Coda (Allegro molto)
   Rec:1961
CD 9
バルトーク:
 弦楽四重奏曲第4番Sz.91 (1928) *
  1 Allegro
  2 Prestissimo, con sordino
  3 Non troppo lento
  4 Allegretto pizzicato
  5 Allegro molto
 弦楽四重奏曲第5番 Sz.102 (1934) *
  6 Allegro
  7 Adagio molto
  8 Scherzo. Alla bulgara (Vivace)
  9 Andante
  10 Finale (Allegro vivace; Presto)
   Rec:1961
CD10
バルトーク:
 弦楽四重奏曲第6番 Sz.114 *
  1 Mesto; piu mosso, pesante; Vivace
  2 Mesto; Marcia
  3 Mesto; Burletta
  4 Mesto
グラズノフ:
 5つのノヴェレッテ op.15 **
  5 Ⅰ Alla Spagnuola.Allegretto
  6 Ⅱ Orientale.Allegro con brio
  7 Ⅲ Interludiumn in modo antico.Andante
  8 Ⅳ Valse.Allegretto
  9 Ⅴ All’ Ungherese.Allegretto
ハイドン:
 弦楽四重奏曲 第67番 ニ長調, Op.64-5「ひばり」
  10 Allegro moderato
  11 Adagio cantabile
  12 Menuetto.Allegretto
  13 Finale.Vivace
   Rec:1961(1-4)/ Septembre 1952(5-9)/1946(10-13)

CD11
モーツァルト:
 弦楽四重奏曲 第15番 ニ短調 K.421
  1 Allegro moderato
  2 Andante
  3 Menuetto (Allegretto)
  4 Allegro, ma non troppo
シューベルト:
 弦楽四重奏曲第14番 ニ短調 「死と乙女」 **
  5 Allegro
  6 Andante con moto
  7 Scherzo.Allegro molto
  8 Prest/Prestissimo
   Rec:1946 (1-4)/September 1952(5-8)

CD12
チャイコフスキー:
 弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 op.11 **
  1 Moderato e simplice/Allegro giusto
  2 Andante cantabile
  3 Scherzo.Allegro non tanto/Trio
  4 Finale.Allegro giusto/Andante/Allegto vivace
ドヴォルザーク:
 弦楽四重奏曲第12番 ヘ長調 op.96 「アメリカ」 **
  5 Allegro ma non troppo
  6 Leneo
  7 Molto vivace
  8 Finale.Vivace ma no troppo
コダーイ:
 弦楽四重奏曲第2 番 op.10 **
  9 Allegro
  10 Andante.Quasi recit-Andante con moto-
   Allegretto-Andante con moto-
   Pi`u mosso-allegro giocoso
    Rec:September 1952 


<メジャー・レーベル>

オーストラリアELOQUENCE



4804901
(2CD)
\1800
イヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管
 《ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集と管弦楽作品集》

 ドヴォルザーク:
  1) スラヴ舞曲集Op.46, 2) スラヴ舞曲集Op.72,
  3) 伝説曲Op.59, 4) ノットゥルノ ロ長調Op.40,
  5) 4つのロマンティックな小品Op.75a, 6) プラハ・ワルツ
イヴァン・フィッシャー(指揮)
ブダペスト祝祭管弦楽団
 イヴァン・フィッシャーの情熱的で情緒豊かな表現
 自国ハンガリーの作品のみならず中欧音楽のエキスパートとして高い評価を得ているフィッシャー&ブダペスト祝祭管によるスラヴ舞曲全曲に管弦楽曲をカップリングした2枚組。
 丁寧に歌い上げられた郷愁溢れるメロディと、躍動感溢れる演奏が聴き手の心をつかみます。作品の魅力を十全に描き上げた名演です。

【録音】1997年3-5月、ブダペスト、イタリアン・インスティテュート
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4825625
\1200
バトル&パヴァロッティ/レヴァイン&メト
《ドニゼッティ:愛の妙薬》(ハイライト)

 ドニゼッティ:歌劇『愛の妙薬』(ハイライト)
キャスリーン・バトル(ソプラノ),
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール),
レオ・ヌッチ(バリトン),
エンツォ・ダーラ(バス),
ドーン・アップショウ(ソプラノ),
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団,
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
 バトル、パヴァロッティらの当たり役による
 数々の心浮き立つメロディや美しいアリアで彩られたコメディ・オペラの名作「愛の妙薬」。
 パヴァロッティにとっては2度目の録音で、デビュー当時からの最も大切なレパートリーのひとつであり、素晴らしい熱いネモリーノを歌い上げています。
 チャーミングなバトルの名歌唱としても評価の高い演奏からの抜粋です。

【録音】1989年5&9月, ニューヨーク。マンハッタン・センター
   


4808911
\1200
モントゥー&ロンドン響
 《ブラームス:交響曲第2番、序曲》

 ブラームス:
  1) 交響曲第2番ニ長調Op.73,
  2) 悲劇的序曲Op.81, 3) 大学祝典序曲Op.80
ピエール・モントゥー(指揮)
ロンドン交響楽団
 晩年のモントゥー&ロンドン響による名演奏
 とりわけブラームスを愛していたモントゥーは、第2番の交響曲でも何種類かの録音を残しています。当盤は、集中力溢れるロンドン交響楽団との1962年の演奏です。偉大な風格が刻印され、大胆なテンポの変化などによって、濃厚な味わいが加味された名演。2つの序曲も、淀みなく流れ、統制のとれたオーケストラの音色がいぶし銀のような深みを醸し出しています。

【録音】1962年11月, ロンドン
  


4808957
\1200
1960年代!
 《ショルティ・アット・コヴェントガーデン》

 1) グノー:『ファウスト』よりバレエ音楽,
 2) グルック:『オルフェオとエウリディーチェ』より
  「3人の復讐の女神の踊り」「精霊の踊り」,
 3) ヴェルディ:『椿姫』より「第1幕への前奏曲」,
 4) ヴェルディ:『椿姫』より「第3幕への前奏曲」,
 5) ロッシーニ:『アルジェのイタリア女』序曲,
 6) ロッシーニ:『セミラーミデ』序曲<
 7) オッフェンバック:『ホフマン物語』より「ホフマンの舟歌」,
 8) ポンキエッリ:『ジョコンダ』より「時の踊り」
ゲオルク・ショルティ(指揮)
コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団
 珍しいレパートリーを集めたショルティ初期録音
 ショルティ初期の録音であり、ショルティにしては珍しいレパートリーを集めた一枚。すでにロイヤル・オペラのオーケストラを掌握しきったような管弦楽への色付けはさすがの一言です。 【録音】1960年頃
  .


4806585
(2CD)
\1800
ショルティ1950年代!カルショー、プロデュース!
 《チャイコフスキー:交響曲第2&5番, & ロシア管弦楽作品集》

 チャイコフスキー:
  1) 交響曲第2番ハ短調OP.17「小ロシア」,
  2) 交響曲第5番ホ短調Op.64,
  3) 弦楽セレナード ハ長調Op.48,
 4) グリンカ:『ルスランとリュドミラ』序曲,
 5) ムソルグスキー:『ホヴァンシチナ』より
   「前奏曲」「ペルシャの女奴隷の踊り」,
 7) ムソルグスキー:禿山の一夜,
 8) ボロディン:『イーゴリ公』序曲
ゲオルク・ショルティ(指揮)/
パリ音楽院管弦楽団(1,2),
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団(3),
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(4-8)
 ショルティ初期の硬質で剛毅なロシアン・オーケスター
 ステレオ最初期の録音で、プロデュースはカルショーが担当。この演奏でも後のショルティと変わらず、硬質で剛毅なチャイコフスキー像を作り上げています。
 ショルティとは思えないふくよかな呼吸に支えられた自在なアゴーギクなど、オケとの一体感が生み出すスリリングな演奏をご堪能いただけます。

  【録音】1956年5月(1.2), 1958年5月(3), 1959年6月(4-8)
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4822091
\1200
ギレリスのショパン、1949年のモスクワ録音も収録!
 《ショパン:ピアノ・ソナタ第3番, ポロネーズ集》

 ショパン:
  1) ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58,
  2) ポロネーズ第3番イ長調Op.40-1(軍隊ポロネーズ),
  3) ポロネーズ第4番ハ短調Op.40-2,
  4) ポロネーズ第6番変イ長調Op.53(英雄ポロネーズ),
  5) バラード第1番ト短調Op.23
エミール・ギレリス(ピアノ),
 ギレリスの骨太な構築力あるショパン
 ショパンが作曲した膨大なピアノ作品のなかから、もっとも有名な『軍隊』『英雄』の2つのポロネーズに加えて、最高傑作と評されることの多いピアノ・ソナタ第3番などをカップリングした珠玉のショパン作品集です。
 ロシアの巨匠ギレリスによって紡がれるこれらの有名な作品は、彼の骨太な構築力の高い演奏によって孤高の美しさを放っており、我々聴き手に深い感銘を与えてくれます。1949年にモスクワで録音された「バラード第1番」も追加収録。

 【録音】1978年9月, ベルリン、イエス=キリスト教会(1-4)/1949年、モスクワ(5)
   


4806589
(2CD)
\1800
《ショルティ・アット・バレエ》
 1) オッフェンバック(ロザンタール編):パリの喜び,
 2) ロッシーニ(レスピーギ編):風変わりな店,
 3) チャイコフスキー:「白鳥の湖」組曲,
 4) チャイコフスキー:「くるみ割り人形」組曲,
 5) デュカス:魔法使いの弟子
ゲオルク・ショルティ(指揮)/
コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団(1),
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団(2,5),
シカゴ交響楽団(3,4),
 ショルティの柔軟性ある美しくもダイナミックなバレエ音楽
 ショルティ初期のダイナミックな管弦楽への色付け。そして練達の指揮ぶりとシカゴ響の強力な素晴らしい合奏力によるチャイコフスキーなど、華麗なダイミックさが印象的な演奏です。

 【録音】1957年3月, イスラエル(2,5)/ 1960年5月, キングズウェイ・ホール(1)/ 1986年1月, シカゴ・オーケストラ・ホール(4)/ 1988年10月, シカゴ・オーケストラ・ホール(3)
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4822574
\1200
ヘイミッシュ・ミルン
 《ロイプケ、リスト:ピアノ作品集》

 1) ロイプケ:ピアノ・ソナタ 変ロ短調,
 2) リスト(ブゾーニ編):
   コラール「私達へ、魂の救いを求める人々へ」による幻想曲とフーガ S.259
ヘイミッシュ・ミルン(ピアノ)
 メトネル再評価の基礎を築いたヘイミッシュ・ミルンの演奏
 ロイプケは、ハンス・フォン・ビューローの推薦によりリストの弟子となりました。わずか24歳で結核で亡くなりました。
 代表する作品ピアノ・ソナタとオルガン・ソナタは、リストの影響を示した作品でもあります。イギリスのピアニストで、ニコライ・メトネルの擁護者として名高いヘイミッシュ・ミルン(1939-)による演奏。今回初CD化。

 【録音】1975年5月, 1976年5月、ロンドン、ロスリン・ヒル教会



ヘイミッシュ・ミルン
先日案内したCRDのショパン


CRD 3360
(CD−R)
\1700
ヘイミッシュ・ミルン(P)のショパン
 ショパン:
  4つのバラード、
  華麗なる変奏曲Op.12、
  演奏会用アレグロOp.46
ヘイミッシュ・ミルン(P)

 ヘイミッシュ・ミルン(Hamish Milne, 1939年4月27日 ソールズベリー - )はイギリスのピアニストで、ニコライ・メトネルの擁護者として名高い。日本では、ハミッシュ・ミルンとも表記される。

 ロンドン王立音楽院に学んだ後、シエナのキジアーナ音楽院に留学しグイード・アゴスティの許で研鑽を積んだ。1970年代にメトネル作品の体系的な録音に着手し、現在のメトネル再評価の基礎を築いた。

 現在は母校の王立音楽院で教鞭を執っており、門下にガブリエラ・モンテーロ、ミハイル・カンディンスキーらがいる。

 

  


482187
(2CD)
\1800
《ハンス・ホッターの芸術》
《CD1》
 カール・レーヴェ:
  1) 海を駆け行くオーディン Op.118, 2) 歩きまわる鐘 Op.20-3,
  3) 婚礼の歌 Op.20-1, 4) 足の揃わぬ短長格 Op.62-5,
 ブラームス:
  5) 墓地にてOp.105-4, 6) お休みかわいい恋人よOp.33-9,
  7) 40歳ともなれば Op.94-1,
 シューベルト:
  8) タルタルスの群れ D.583, 9) 春に D.882, 10) アリンデ D.904,
  11) 遠く去った人に D.765, 12) 愛の使い D.957-1,
  13) 街 D.957-11, 14) 影法師 D.957-13, 15) 鳩の便り D.957-14/
《CD2》
 ヴォルフ:
  1) 鼓手, 2) 恋は飽くことを知らぬもの, 3) 狩人の歌,
  4) 月がひどい不満をぶちまけ,
  5) ブロンドの頭をあげておくれ、眠るんじゃないぞ,
  6) ベッドの中でへとへとの体を大きく伸ばしているというのに,
  7) セレナードを捧げにわたくし参りました, 8) それを思え、おお魂よ!,
  9-11) ミケランジェロの詩による3つの歌曲,
  12) 君が花畑を歩くときは,
  13) 楽士, 14) 恋をとり逃がすやつなんか,
  15) 兵士I, 16) アナクレオンの墓,
  17) 失恋した男, R.シュトラウス:18) 少女の花Op.21-1,
  19) 夜の逍遥 Op.29-3, 20) 矢車菊 Op.21-2,
  21) 見いだされたもの Op.56-1, 22) 憧れ Op.32-5,
  23) ああみじめな俺、不幸な男 Op.21-4
ハンス・ホッター(バス・バリトン),
ジェフリー・パーソンズ(ピアノ)/
 人間味溢れる温かで、味わい深い歌声
 ドイツが生んだ「20世紀最高のワーグナー歌手」ハンス・ホッター。彼はオペラだけでなく、ドイツ・リートにも優れた解釈を施し、レーヴェ、シューベルト、ブラームスなどの歌曲で見事な歌唱を聞かせました。自らの声質を大切にし、レパートリーを制限していたことでも知られており、ここで歌われている曲も、彼自身が厳選したものです。

 【録音】1973年5月, ウィーン、ゾフィエンザール
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4822878
(2CD)
\1800
ジョン・リル(ピアノ)チャイコフスキー・コンクール本選ライヴ
 《ブラームス:ピアノ協奏曲第2番、パガニーニの主題による変奏曲》

 ブラームス:
  1) ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調Op.83,
  2) パガニーニの主題による変奏曲 イ短調Op.35,
  3) 8つの小品Op.76
ジョン・リル(ピアノ)/
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
モスクワ放送交響楽団(1)
 ジョン・リルのチャイコフスキー・コンクール本選ライヴ
 ジョン・リルは9歳で最初のソロ・リサイタルを行い、18歳でラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番をボールト指揮で演奏。ベートーヴェンの『皇帝』で、ロンドン・デビューを飾って絶賛を浴び、1970年チャイコフスキー国際コンクールで優勝を果たします。 その後50年以上にわたって世界の第一線で活躍を続けています。今回初CD化されるのは、1970年のコンクール本選でのライヴ録音。その前年にアビイロード・スタジオで録音したものをカップリングしての発売となります。

 【録音】1970年6月25日、モスクワ音楽院大ホール(1:ライヴ)/1969年8月、ロンドン、アビイロード・スタジオ(2,3)




<国内盤> 

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CONCERTO



CNT2095
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
イタリア・バロック、独奏と室内楽
 〜初期・中期・後期 そして…〜

 チーマ:
  ①2声のソナタ ②ヴァイオリンと低音弦のためのソナタ
 ライモンド:③カサンドラ(編:ジャンカルロ・ピナルディ)
 フレスコバルディ:
  ④スピネッタまたはリュートのためのトッカータ
 カステッロ:
  ⑤ヴァイオリンと低音部のための第1ソナタ
  ⑥同 第2ソナタ
 ヒューム:
  ベース・ヴァイオルのための「恋よさらば」
 マシッティ:
   ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ イ短調 op.3-10
 ヴィヴァルディ:
   ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ短調 op.2-3(RV 14)
アンサンブル・キアロスクーロ
           (古楽器使用)
 ファブリツィオ・チプリアーニ(vn)
 アントニオ・フォンティヌオーリ(vc)
 ジャンカルロ・ピナルディ(リュート)
 シリオ・レスターニ(cmb)
CNT2095
(輸入盤)
\2600

 バロックの王道=イタリア。
 本場最前線の名手たちが技芸のかぎりを尽くした精選傑作集で、時代の変遷を。

 バロック音楽発祥の地といえば、オペラを生んだ国、イタリア——
 しかし17世紀の初頭から18世紀にいたるまで、そこでくりひろげられてきた音楽の様式は大きく変わってゆきました。モンテヴェルディの世代と、のちのヴィヴァルディの世代とでは、同じバロックでも音楽は何と違うのでしょう!
 そこに通底する何かがあるとすれば、それはいうまでもなく「うたごころ」。情感表現の妙にずばぬけて適性のある名手が多いこの国で、数十年前から古楽器演奏を本格的につきつめる演奏家が増えてきたことは、全く素晴しいことと言わなくてはなりません。

 本盤の4人は、それぞれにベルギーやオランダ、ドイツなど欧州随一の熾烈な古楽環境を生き延び、さまざまなアンサンブルでも活躍してきた名手たち!サヴァールやクリスティらのアンサンブルで彼らの名を目にした人も多いのではないでしょうか。
 ルネサンス末期風のチーマやバロック初期のカステッロから、フランス人たちをも魅了したマシッティ、そしてヴィヴァルディ初期の躍動感にいたるまで、様式感をみごとに描き分けながら、イタリアならではの音楽感覚を縦横無尽に味あわせてくれる——ヴァイオリン曲のみならず、リュートやチェンバロの活躍にも注目です!




GRAMOLA



GRML98943
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2500+税
レーガー:弦楽三重奏曲(全2曲)
 ①弦楽三重奏曲 第1番 イ短調 op.77b (1904)
 ②弦楽三重奏曲 第2番 ニ短調 op.141b (1915)
フォークル弦楽三重奏団
 イヴァ・ニコロヴァ(vn)
 エリサヴェタ・スタネヴァ=フォークル(va)
 ベルンハルト・フォークル(vc)
 バッハへの崇敬と、ロマン派末期のえもいわれぬ情感レーガーの室内楽、今こそ聴き深められるべき世界!

 2016年は、マックス・レーガー歿後100周年。オルガン奏者としても名をはせつつ、ブラームスやR.シュトラウス作品の初演でも知られるマイニンゲン宮廷楽団の指揮台にも立ち、過去の傑作をよく知りつつも独自の音楽感性をはぐくんだ彼が、齢40過ぎで亡くなってしまわなかったなら、どのような世界を紡ぎ出したのでしょう——つい、そう思ってしまうのはやはり、残された作品のひとつひとつが、驚くべき緻密さで書きあげられている充実作ばかりだから。
 管弦楽作品やピアノ曲にも注目すべきものは少なくありませんが、室内楽方面における多作ぶりと各作品の内容の濃さは、同じく短命に終わったシューベルトやモーツァルトをも思わせるほど。記念年の今こそ、その豊かな世界にあらためて分け入ってゆくべき時なのではないでしょうか。
 ウィーンの中心に拠点を構える老舗Gramolaレーベルには、この作曲家の室内楽曲のなかでも意外にみすごされがちな2曲、弦楽三重奏曲のすばらしいアルバムが見つかります。
 数年前にリリースされていたものながら国内仕様としては未紹介、この機会に解説付で。ヴァイオリンが1本だけの不安定な曲構造を、レーガー随一の対位法センスで…注目です!




PAN CLASSICS



PC10240
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ムジカ・フィアータ&カペラ・ドゥカーレによるライヴ!しかも1枚に収録!
 モンテヴェルディ:『聖母マリアの晩課』

  聖母マリアの晩課(1610年ヴェネツィア刊)
ローランド・ウィルスン指揮
Ens.ムジカ・フィアータ(古楽器使用)
ラ・カペラ・ドゥカーレ(古楽声楽集団)
モニカ・マウフ、ドロテー・ミールズ他(S)
ハンス・イェルク・マンメル他(T)
シュテファン・シュレッケンベルガー他(Bs)

 ライヴの躍動感と圧倒的な精緻さ!「出れば買う」のファンも納得できるはず、俊英続々の充実全曲盤!

 諸般の事情により発売時にリリースならず、ようやく確保された超・充実盤をご紹介——
 モンテヴェルディ『聖母マリアの晩課』といえば、バッハ『ブランデンブルク協奏曲』や『マタイ受難曲』などと同じように「新譜が出れば必ず買う」という層も確実におられる決定的名曲。
 20世紀半ば以降、折々の研究成果をふまえた新録音が続々出ており、数々の決定的名盤にも事欠かないとはいえ、そこであえて、欧州古楽界で名の通った指揮者が新録音を世に問う…となれば、それに足るだけの、聴く価値のある充実した解釈になっていないはずがない!と考えてまず間違いないでしょう。
 英国出身の古楽指揮者ローランド・ウィルスン率いるムジカ・フィアータ&カペラ・ドゥカーレは、ドイツ屈指の古楽のメッカでありつづけてきた(つまり、耳の越えた人々が集まる)ケルンを拠点に活躍する古楽グループーー録音シーンでもDHMやcpoなどで数々のルネサンス〜バロック名盤を刻んでいますが、満を持してPan Classicsで録音された本盤は、ライヴ収録の活気と精緻な作品解釈があざやかに同居する絶妙な1枚(なんと81分、1枚に収まっています)!

 キタローネ3人を含む分厚い演奏編成も効果満点、歴史的検証を踏まえた高めのピッチもなお興奮を誘います!
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PC10279(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3700+税
ドシュ・ド・ヴィオール(高音ガンバ)、
  18世紀のフランスのバロックとロココ
    〜ユドリンヌとブランヴィルの場合〜

《CD I》
 ユドリンヌ:『二つのヴィオールのための三つの組曲』(1701/全)
《CD II》
 ブランヴィル:『ドシュ・ド・ヴィオールのためのソナタ集 第1巻』
                  (1750頃/全)
シモーネ・エッケルト(ドシュ・ド・ヴィオール)
ハンブルガー・ラートムジーク(古楽器使用)

 ヴァイオリン=イタリアから来た野卑な楽器!と退けたフランスのやんごとなき人々の音楽、しなやかな名演で

 バロック音楽愛好の方々には有名な話ですが、フランスでは17世紀いらいイタリア音楽にいろいろな理由から拒否反応を示す人が多かったらしく、ロココの時代くらいまでは頑なにヴァイオリンを拒否、フランス古来のヴィオール(ガンバ)を愛好した人も少なくなかったとか。
 頭の固いフランス生粋派の父親のもと、音楽をたしなむ貴婦人たちのなかには、ヴィオール属の高温楽器ドシュ・ド・ヴィオールを習い、この楽器でヴァイオリン向けのレパートリーをたくみに弾きこなす人もいたそうです。
 そしてもちろん、作曲家たちも——あらゆる楽器のために曲を書き、パリ滞在時にも人気を博したテレマンもこの楽器を使ったソナタを書いていますが、ここで演奏されているのは、かたや1701年アムステルダムで、かたや1750年頃パリで出版された、それぞれの時代様式をよくふまえたドシュ・ド・ヴィオール向けの作品…ユドリンヌはマレに似た、チェロ奏者だったブランヴィルはロココ風の典雅な曲調が好対照をなすかたちになっていて、2枚セットでこの楽器の魅力をたっぷり味わえるようになっています。
 ドイツ古楽界の俊才が集まるハンブルガー・ラートムジークの名手たちによるたくみな演奏が、ヴァイオリンとは一味違う典雅さを否応なしに引き立てる…解説(訳付)にも注目です。




PROMETHEUS



PMCC1962
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2500+税
西澤安澄(p)
 ファリャ:ピアノ独奏のためのオリジナル作品全集

 ①夜想曲
 ②マズルカ ハ短調
 ③アンダルシア風セレナータ
 ④カンシオン(うた)
 ⑤気まぐれなワルツ
 ⑥グノムの愛のかけひき
 ⑦セレナータ
 ⑧演奏会用アレグロ
 ⑨四つのスペイン小品
 ⑩ファンタジア・ベティカ
  (アンダルシア幻想曲)
 ⑪ヴォルガの舟漕ぎの歌
 ⑫ポール・デュカスを讃えて
   濱田滋朗氏による日本語解説
西澤安澄(p)

 ファリャの遺族はもとより、スペインの人々を虜にしてやまない西澤のピアニズム!
 自主レーベルで再登場スペイン国民楽派の粋、「三角帽子」や「恋は魔術師」などの舞台音楽作品でも広く知られたマヌエル・デ・ファリャ。
 オーケストラ音楽のかたわら、彼自身がピアノにも確かな適性を示し、決して人前で妙技を披露するタイプではなかったにもかかわらず、ファリャが「ピアノのメカニズムを完璧なまでに知り尽くしてい」た(デ・シルバ/濱田滋朗訳)ことは、残された12のピアノ曲の隅々からもよくわかることのようです。
 ジュネーヴ音楽院でドミニク・メルレに師事するうちスペイン音楽に心酔、いつしか当のスペインで、同地の人々を魅了するほどのスペイン音楽演奏で世界を魅了してきた西澤安澄によるその全曲録音は、ファリャの遺族からも強い信頼を寄せられるほど、その後リリースされた自主レーベル第1弾録音のピアノ編曲作品集(PMCC1960)とともに、世界に通用する快挙となりました。
 当初スペインVersoからリリースされたこの名盤が、演奏者自身の自主レーベルPrometheusから再登場。

 その妙技に期待を寄せてやまない濱田滋朗氏による確かな日本語解説とともに、再び流通網へ——アンダルシアの暑い空が恋しくなる季節、再プレス出来の「編曲集」とともに、どうぞお見逃しなく!





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国内ユニバーサル



UCCD-1432
\3000+税
小澤征爾&サイトウ・キネン 2014年
 ベルリオーズ:幻想交響曲
小澤征爾(指揮)
サイトウ・キネン・オーケストラ
2014年8月29日、31日、9月2日 キッセイ文化ホールでのライヴ

 小澤征爾80歳記念!
 小澤征爾が5年ぶりにオーケストラ・コンサートを指揮した2014年のサイトウ・キネン・フェスティバル松本のプログラムは、小澤征爾が得意とする幻想交響曲。
 冒頭のプロローグから瑞々しい響きを導き出し、随所に卓越した技巧と絶妙なアンサンブルを魅せながら圧巻のクライマックスを迎えた演奏は、小澤征爾のこれまでの幻想交響曲の中でも最高の演奏と称賛されました。

 一時期自主製作のような形で限定流通していたが、このたび熱い希望によりユニバーサルから発売されることに。
 


UCCD-1431
\3000+税
小澤征爾&サイトウ・キネン 2011年
 バルトーク:歌劇「青ひげ公の城」
小澤征爾(指揮)
青ひげ公:マティアス・ゲルネ(バリトン)、
ユディット:エレーナ・ツィトコーワ(メッゾ・ソプラノ)、
吟遊詩人:アンドラーシュ・パレルディ(語り)
サイトウ・キネン・オーケストラ
2011年8月21日、27日、録音場所:まつもと市民芸術館 主ホールでのライヴ

 2011年に松本で収録されたライヴ録音がついに発売!

 ついにベールを脱ぐ、小澤征爾によるバルトーク唯一のオペラ《青ひげ公の城》2011年ライヴ録音!
 2012年に発売が予定されていながら、諸般の事情で発売中止となっていた小澤征爾によるバルトークの歌劇《青ひげ公の城》ライヴ録音。
 予定されていた4公演中、小澤征爾が2公演のみ指揮をした貴重な公演の記録が、ようやく発売となります。

 冒頭の吟遊詩人による前口上以外は、全編を通じて青ひげ公とその妻ユディットだけでストーリーが展開してゆく《青ひげ公の城》。
 前半部分は青ひげ公の残虐性、中間部は青ひげ公の富、そして最後に青ひげ公の前妻たちの秘密が描かれています。
 バリトンのゲルネとソプラノのツィトコーワは、息苦しいほどの緊張感が漂う中、難しい心理描写を見事に表現しており、小澤征爾指揮によるサイトウ・キネン・オーケストラの繊細かつ多彩な音色が、作品の独特の雰囲気をあらわしています。

 

UCCD-1433
\3000+税


小澤征爾&水戸室内管 2016年
 1.モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調 K.622
 2.ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 op.67「運命」
リカルド・モラレス(クラリネット・ソロ:1)
水戸室内管弦楽団
小澤征爾(指揮:2)
2016年3月、水戸芸術館でのライヴ

 
 小澤征爾&水戸室内管弦楽団ベートーヴェン・シリーズ第3弾は交響曲第5番「運命」。
 2016年3月に水戸で収録されたライヴ録音。

 水戸室内管弦楽団が「運命」を演奏するのは初めて、さらにはホームグラウンドである水戸芸術館で「運命」が演奏されたのも初めて。

 「運命」をやろうと小澤征爾に勧めたのが、前回までティンパニを務めていた元ウィーン・フィル奏者のローランド・アルトマン。小澤征爾も彼のティンパニでこの曲を演奏することを楽しみにしていました。
 ところが残念なことにそのアルトマンは今年2016年2月に病のために亡くなってしまいます。
 演奏会当日、小澤と水戸室内管はアルトマンの死を悼み、モーツァルトのディヴェルティメントK.136の第2楽章を献奏。
 演奏会後半に演奏された「運命」は、小澤征爾とオーケストラのメンバーが一丸となり、躍動感に溢れ、力強く感動的な演奏となり、満員の聴衆が総立ちとなります(ちなみに水戸公演のあとに行われたサントリーホールでは天皇皇后両陛下もお見えになり、再び圧倒的な演奏で盛んなスタンディング・オベーションを受けました)。

 このアルバムには、水戸公演後半に演奏された「運命」と、前半に指揮者無しで演奏されたモーツァルトのクラリネット協奏曲をカップリング。
 協奏曲では、サイトウ・キネン・オーケストラにも参加しフィラデルフィア管弦楽団首席でもある水戸室内管弦楽団のメンバー、リカルド・モラレスがソロを務めています。















6/16(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



CAVI MUSIC


4260085533107
\2700
子供のために
 トーマス・ラルヒャー(1963-):Poems(子供のための12の小品)
 シューマン:子供のためのアルバム
  【第1部:
   第1曲メロディー、第2曲兵士の行進、
   第4曲コラール、第7曲狩人の歌、第8曲勇敢な旗手、
   第10曲楽しき農夫、第11曲シチリアーナ、
   第12曲サンタクロース、第14曲小さな練習曲、
   第15曲春の歌、第16曲はじめての損失、
   第17曲朝の散歩をする子供】、
  【第2部:
   第19曲ちいさなロマンス、第20曲田舎風の歌、
   第21曲、第23曲騎手の曲、
   第25曲お芝居の余韻、第28曲思い出、
   第29曲異国の人、第30曲、第31曲戦いの歌、
   第32 曲シェヘラザード、第43曲大みそかの歌】
 バルトーク:子供のために
  第1巻(第1,3,5,6,7,8,10,11,13,14,15,16,17,19,20,21曲)、
  第2巻(第26,27,29,30,33,34,35,40曲)
ラルス・フォークト(ピアノ) 
 ラルス・フォークトの隠れ愛奏リストから選んだ「子供のためのアルバム」

 録音:2014年3月ケルン放送、室内楽ホール/79’33

 ドイツの中堅実力派ピアニスト、ラルス・フォークト。ソロ、室内楽、コンチェルトと幅広い活動を行い、1998 年に創設した室内楽音楽祭『シュパヌンゲン音楽祭』は毎年豪華な出演者と意欲的なプログラムで大成功をおさめています。2005 年には教育プログラムを立ち上げ、2013 年よりハノーファー音楽大学の教授も務め、若手の育成にも力をいれています。
 このアルバムは、そうした子供向けのコンサート企画にも積極的に取り組んでいるフォークトならではの選曲で、シューマン、バルトーク、ラルヒャーの子供のためのピアノ作品を収録しています。
 トーマス・ラルヒャーは瞑想的なハーモニーと内部奏法などの演奏技術の融合が魅力の作曲家。ラルヒャーはピアノに新たな光をあて、表現の可能性を広げたいという思いから作曲に着手し、レイフ・オヴェ・アンスネスに触発されて仕上げたのがこの子供のための12 の小品「Poems」ということ。シューマンの「子供のためのアルバム」は、愛娘マリーの誕生日の贈り物として書かれた作品に、曲を加えて1 冊の曲集としたもの。シューマンの父親としての愛情、温かさに満ちあふれた作品。生涯に渡って子供のピアノ教育に情熱を持ち続けたバルトークによる作品「子供のために」は、ハンガリー民謡を基に書かれています。子供のためのやさしい小品の中に高い音楽性が秘められています。
 フォークトは今なぜ、このタイミングで子供のためのアルバムを作ろうと思ったのか以下のように説明しています。
「私はいつもレパートリーにしている作品のほかに、自分の楽しみのための作品リストを持っています。私はリストのロ短調ソナタのような超人的レパートリーにはあまり惹かれません。ピアノ演奏において、テクニックを競うような側面は音楽的魅力に乏しく、私はそのかわりに音楽に込められた深遠なメッセージを読み取ることを好みます。その視点から考えると子供も弾くことのできる作品は、簡単な技術の世界へ遠足に行くようなワクワク感があります。
 そして子供だけでなく大人にもこのアルバムを楽しんで欲しいと思っています。それはこれらの作品が決して子供じみた内容ではなく、活気と豊かな表現力を駆使した音楽を本当に愛する人が作った作品だからです。そして子供たちにとっては最高品質の音楽に早くから親しむことができるのです。」
 フォークトが幼い時に持っていたぬいぐるみの「テディ」をアルバムのジャケット写真に使っています。
 

4260085533589
\2700
ドイツのハイムバッハで行われるシュパヌンゲン音楽祭ライヴ録音

 ヴェルディ:弦楽四重奏曲 ホ短調
   クリスチャン・テツラフ(ヴァイオリン)
   フローリアン・ドンダラー(ヴァイオリン)
   ハルトムート・ローデ(ヴィオラ)
   マクシミリアン・ホルヌング(チェロ)
    録音:2015年6月11日(ライヴ)

 ドヴォルザーク: 弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 Op. 51
   ユラ・リー(ヴァイオリン)
   キャサリン・ゴワーズ(ヴァイオリン)
   フローリアン・ドンダラー(ヴィオラ)
   フランス・ヘルマーソン(チェロ)
    録音:2015年6月14日(ライヴ)
 シュパヌンゲン音楽祭2015。ドイツのハイムバッハで毎夏行われるシュパヌンゲン音楽祭ライヴ録音をリリースする「C Avi」レーベルの好評シリーズ

 56’44

 ドイツはケルン近郊の丘陵地帯の街ハイムバッハで毎夏開かれているシュパヌンゲン音楽祭。成熟した音楽祭ならではの意欲的なプログラムをベテランと若手がともに演奏し、ファンを楽しませています。
2015 年のライヴを収録した本アルバムは1870 年代に生まれた中欧と地中海沿いのロマンティックな音楽を凝縮した弦楽四重奏曲2 つを取り上げています。
 ヴェルディの弦楽四重奏曲は、1873 年ヴェルディ最晩年の充実した期間に作られた作品。ヴェルディ唯一の室内楽曲である本作は、アイーダの上演の時に出演歌手の遅れなどの間に演奏する曲として書かれたもの。まるでオペラの珠玉のアリアをちりばめたような親しみやすい旋律に彩られた美しい作品です。
 芳しいロマンを湛えたドヴォルザークの弦楽四重奏曲第10 番。スラヴ風の民族色豊かな楽曲でドヴォルザークの魅力を存分に堪能できる曲。
 演奏は楽曲の魅力を存分に引き出したもので、ヴェルディでは、クリスチャン・テツラフの美しい弱音が、儚げな世界を見事作り上げ、ドヴォルザークで第1 ヴァイオリンを務める韓国出身のユラ・リーの哀愁漂うヴァイオリンの音色が心に響きます。
 


4260085533596
\2700→\2490

ラルス・フォークト主催
 シュパヌンゲン音楽祭、4つの室内楽作品


 ウェーバー:フルート三重奏曲ト短調Op.63
   アンドレア・リーバークネヒト(フルート)
   マクシミリアン・ホルヌング(チェロ)
   ディーナ・ウゴルスカヤ(ピアノ)
    録音:2015年6月8日(ライヴ)

 サン=サーンス:デンマークとロシアの旋律による奇想曲 Op. 79
   アンドレア・リーバークネヒト(フルート)
   クリスチャン・ヴェッツェル(オーボエ)
   シャロン・カム(クラリネット) ジェミー・バーギン(ピアノ)
    録音:2015年6月9日(ライヴ)

 アウグスト・クルークハルト:
  レーナウの詩によるオーボエ、ヴィオラとピアノのための5つの幻想小曲集「葦の歌」Op.28
   クリスチャン・ヴェッツェル(オーボエ)
   ハルトムート・ローデ(ヴィオラ)
   ジェミー・バーギン(ピアノ)
    録音:2015年6月11 日(ライヴ)

 アレクサンドル・クレイン:クラリネット五重奏曲「ユダヤのスケッチ」
   ジョナサン・ハダス(クラリネット)
   フローリアン・ドンダラー(ヴァイオリン)
   アンナ・レシニャク(ヴァイオリン)
   パウリーネ・ザクセ(ヴィオラ)
   ターニャ・テツラフ(チェロ)
    録音:2015年6月8日(ライヴ)
 62’27

 ピアニストのラルス・フォークトが主催するシュパヌンゲン音楽祭も2015 年に18 周年を迎え、毎年発売されるディスクの数も相当数揃ってきました。
 本アルバムには知られざる4 つの室内楽作品を収録しています。
 ロマン派の重要なフルート・レパートリーのひとつウェーバーのフルート三重奏曲。ウェーバーの円熟期の作品で、重厚で充実した内容が魅力。サン=サーンスは、幅広い分野に膨大な作品を残しています。
 フルート、オーボエ、クラリネット、ピアノという編成による「デンマークとロシアの旋律による奇想曲」は、1887 年ロシアに招かれた際に作曲されたもので、デンマークの王女であったロシアの皇后マリア・フョードロヴナに献呈されたため、ロシアとデンマークの旋律が引用されています。
 クルークハルトの「葦の歌」は詩人ニコラウス・レーナウの詩にインスパイアされて書いた作品。20 世紀前半のロシア・ソヴィエトのユダヤ系作曲家クレイン一族。その中で最も様々な分野の作品を残したのがアレクサンドルでした。モスクワの「ユダヤ民俗音楽協会」に加わり、ユダヤ系民族音楽の伝統にのっとる作曲家として活動しており、ユダヤの旋律を用いたクラリネット五重奏曲「ユダヤのスケッチ」は、ユダヤ文化を紹介して、振興させることを目的とした楽曲の一つです。
 シャロン・カム、クリスチャン・ヴェッツェルといった名手たちによる演奏で、知られざる作品に新たな光をあてています。




MSR


MS 1496
\2300
ジョシュア・ピアースによる協奏曲集第2弾!
 (1)ハイドン:ピアノ協奏曲ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob.XVIII:11
 (2)メンデルスゾーン:ピアノと弦楽のための協奏曲 イ短調
 (3)J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第5番 ヘ短調BWV1056
ジョシュア・ピアース(Pf)
カーク・トレヴァー(指揮)
スロヴァキア・ナショナル交響楽団
 ジョン・ケージを得意とする実力派ピアニスト、ジョシュア・ピアースによる協奏曲集第2弾!

 録音:(1)2007年1月6日、(2)2010年8月26日、(3)2010年8月27-28日、62’44

 「MSR Classics」レーベルに多数の録音を残している、ジョン・ケージをはじめとする現代音楽に造詣が深い実力派ピアニスト、ジョシュア・ピアースによるピアノ協奏曲集。
 バロック時代のJ.S.バッハ、古典派のハイドン、そして初期のドイツ・ロマン派の作曲家メンデルスゾーンという3人のピアノ協奏曲を収録。
 早熟の天才と呼ばれたメンデルスゾーンが1822 年、当時13 歳で作曲した“ピアノと弦楽のための協奏曲”。古典派とロマン派の狭間に生まれた彼らしい18 世紀古典派のスタイルを感じさせる典雅なメロディによる颯爽とした作品。
 

MS 1626
\2300
「ショパン:ピアノ作品集」
 夜想曲第13番ハ短調OP.48-1/バラード第1番ト短調Op.23/
 夜想曲第16番変ホ長調Op.55-2/バラード第3番変イ長調Op.47/
 夜想曲第8番変イ長調Op.27-2/マズルカ第30番ト長調Op.50-1/
 マズルカ第31番変イ長調/マズルカ第32番嬰ハ短調/
 舟歌嬰ヘ長調Op.60/子守歌Op.57/
 夜想曲第5番嬰ヘ長調Op.15-2/スケルツォ第4番ホ長調Op.54
デイヴィッド・コレヴァー(ピアノ)
 アール・ワイルドの弟子デイヴィッド・コレヴァーのショパン!

 録音:2015 年8 月、76’53

 1962 年生まれ、アメリカ出身のピアニスト、デイヴィッド・コレヴァー。アール・ワイルドに師事し、ジュリアード音楽院で学びました。
 1988 年、ウィリアム・カペル国際ピアノ・コンクールで最高位を獲得し、アメリカを中心に演奏活動をしています。CD のリリースも多数。今回はショパンのリサイタルでよく取り上げている名曲を収録。柔らかなタッチで丁寧にショパンの情感を紡いでいきます。
 

MS 1627
\2300
「ソアリング・ソロ」〜無伴奏ヴァイオリン&ヴィオラ作品集第2集
 (1)バツェヴィチ:ポーランド狂詩曲/
 (2)-(4)トッホ:3 つの即興曲/
 (5)ロッラ:カプリッチョ第1番/
 (6)-(8)テレマン:幻想曲No.10/
 (9)ビーバー:パッサカリア/
 (10)マムロック:フロム・マイ・ガーデン/
 (11)ホヴァネス:CHAHAGIR/
 (12)ファジル・サイ:クレオパトラ/
 (13)ケンジ・バンチ:サラバンド/
 (14)デル・アギラ:カットしたライム/
 (15)-(18)ヒンデミット:
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番「外はとても良い天気」/
 (19)シュニトケ:フーガ(ヴァイオリン)
ステファニー・サンタンブロジオ
 ((1)(6)-(10)(12)-(19)Vn&
  (2)−(5)(11)Va)
 ステファニー・サンタンブロジオの無伴奏作品集第2弾!ビーバー、テレマンからシュニトケ、ファジル・サイまで!

 録音:2015 年12 月、73’32

 ステファニー・サンタンブロジオの無伴奏作品集第2集(第1集はMS1397「ゴーイング・ソロ」)。
サンタンブロジオはイーストマン音楽院を卒業後、クリーヴランド管弦楽団に永らく勤めた後、サン・アントニオ交響楽団のコンサート・ミストレスに抜擢。その後、室内楽とソロ活動に力を注ぐようになった。アージェンタ・ピアノ三重奏団のリーダーとして活躍、メンデルスゾーン作品集も発売になっている(BRIDGE,BCD9338)。
 このアルバムは前作が好評だった古今の無伴奏ヴァイオリン、ヴィオラ作品を集めた珍しいCD第2 弾。トルコの鬼才ピアニスト兼作曲家のファジル・サイが作曲した“クレオパトラ”や、ポーランドの女流作曲家、グラジナ・バツェヴィチの“ポーランド狂詩曲”など、バロックから現代音楽まで、新鮮な小品集といった趣です。
 

MS 1494
\2300
「アクロス・オーシャン」
 〜トーマス・オズボーン(1978-)作品集

  (1)水のように(パーカッション、ピアノ)
  (2)空と海の夢(ソプラノ、パーカッション、ピアノ)
  (3)アンド・ザ・ウェーヴ・シング・ビコーズ・
   ゼイ・アー・ムーヴィング(ピアノ)
  (4)千秋楽
   (ソプラノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノ)
アペリオ:
 【(1)(2)クレイグ・ハウシルト(Perc)、
  (1)(2)マイケル・ズーロウ(Pf)
  (2)(4)トレーシー・サッターフィールド(S)
  (3)ジェイソン・ハーディンク(Pf)
  (4)アンドレス・ゴンザレス(Vn)、
   スザンヌ・ルフェーヴル(Va)、
   パトリック・ムーア(Vc)、
   キミ・カワシマ(Pf)】
 録音:2013 年、61’18

 インディアナ大学、ライス大学、南カルフォルニア大学で学び、現在ハワイ大学で作曲と理論の教授を務めている作曲家オズボーン。アフリカのポリフォニーやインドネシアのガムラン、日本の宮廷音楽、古代ペルシャの音楽など世界各地の伝統音楽からインスピレーションを受けた作品を残しています。
 今作はすべて世界初録音。4 作品とも『詩』からインスパイアされたもので、「千秋楽」は、清少納言の「枕草子」と小野小町の短歌から影響を受けています。
 

MS 1544
\2300
「バーバラ・ハーバック作品集VOL.10」
 〜室内楽作品集第5集

  (1)テレジンの子供の歌(ソプラノ、ヴァイオリン、ピアノ)
  (2)黒の夜想曲(ピアノ)
  (3)ドロシー・パーカーの愛の歌(ソプラノ、ヴァイオリン、ピアノ)
  (4)キリストの降誕、生涯、死(室内オーケストラ)
(1)ステラ・マルコウ(S)
 ジュリア・サハロヴァ(Va)、
(1)(2)(3)アラ・ヴォスコボイニコヴァ(Pf)
(3)マリッサ・ハドソン(S)、
 ジョン・マクグロッソ(Vn)
(4)ジェームス・リチャーズ(指揮)
 セントルイス室内管弦楽団
 録音:2013 年、2015 年、73’54

 アメリカの現代音楽作曲家バーバラ・ハーバックは交響曲から室内アンサンブル、合唱、ミュージカル、バレエなど多くのジャンルの音楽を手がけ、女性作曲家らしい抒情的で繊細な作品ばかりでポピュラー的な要素も多く親しみやすい。
 今作は室内楽作品を収録。
 

MS 1580
\2300
「ヴィヴァ・イタリア」〜17世紀ローマの宗教音楽集
 典礼歌:コラール(詩編70)「神よ、速やかにわたしを救い出し」
 マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):
  主は言われた(詩編110)
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):
  幸あれ、天の女王/サルヴェ・レジーナ
 ジャコモ・カリッシミ(1605-1674):おお、かくも美しき御名マリアよ
 ジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス(1600-1679):
  祝福されしマグダラのマリア
 ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(c.1525-1594):
  救い主のうるわしき母
 ジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス:
  アヴェ・マリア・ステラ/汝はわが心
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア:天の女王
ブライアン・シュミット(指揮)
デューク・ヴェスパーズ・アンサンブル
マラルメ・チェンバー・プレイヤーズ
ワシントン・コルネット&
 サクバット・アンサンブル
 録音:2013 年、58’28

 ルネサンス音楽後期の16 世紀後半から17 世紀にかけてローマで活躍したローマ楽派。
 ローマ楽派は、ローマ教皇のシスティーナ礼拝堂を中心に、伴奏のないア・カペラの教会音楽が発達しました。この時代に生まれた作品に、代表的な作曲家であるパレストリーナやビクトリア、カリッシミの作品を収録。
 広がる創造力と息をのむ深遠さがさらなる美しさを生み出しています。
 

MS 1582
\2300
「ペーター・リーウェン(1953-)の音楽第2集」〜協奏曲集
 (1)チェロ協奏曲(2012)
 (2)ヴァイオリン、チェロ&ピアノのためのロマンス
  (1994、2010改訂)
 (3)弦楽オーケストラのためのヴィヴァーチェ(2010)
 (4)ピアノ、マリンバ&管弦楽のための協奏曲(2008)
(1)(3)(4)
 フランツ・アントン・クレーガー
  (指揮)
(1)(3)
 スロヴァキア・ナショナル交響楽団
(3)テキサス音楽祭管弦楽団
(1)ニコラス・ジョーンズ(Vc)
(2)アンジェイ・クラビエツ(Vn)
 ミシャ・クイント(Vc)
 カルロ・アレッサンドロ・ラペーニャ
  (Pf)
(3)レオネル・モラレス(Pf)
 ジーザス・モラレス(マリンバ)
 録音:2010 年〜2013 年、63’59

 オランダ生まれのペーター・リーウェン作品集第2弾(第1集はMS1581「室内楽作品集」)。彼の音楽にはしばしば自然と伝説を題材に、ジャズやミニマル音楽の作品を残しています。
 2013 年ドック・セヴァーリーセン国際コンペティション第1 位を獲得。ジャズとロックを取り入れた印象的なハーモニーを持つミニマルな“チェロ協奏曲”、エキゾチックなパーカッションの音色が舞う“ピアノ、マリンバ&管弦楽のための協奏曲”など20 世紀の興味深いモダンな協奏曲です。
 

MS 1609
\2300
「ロマンシング・ザ・ヴィオラ」
 〜ルドルフ・ハーケン(1965-)のヴィオラ作品集

  (1)ポロネーズ
  (2)ファンタジア
  (3)ソロ・ヴィオラのための組曲
  (4)ヴィオラ・ソナタ
ルドルフ・ハーケン(ヴィオラ)
レイチェル・ジェンセン(ピアノ)
 録音:1999 年5 月、66’16

 アメリカのヴィオラ奏者で作曲家ルドルフ・ハーケン。1996 年からイリノイ州立大学の教授としてヴィオラや室内楽などで後進の指導に当たっています。世界各地でマスタークラスを開催。
 このアルバムはハーケンの自作自演アルバムで、19 世紀のロマンティシズムが溢れた抒情豊かな情熱的な作品ばかり。ヴィオラのふくよかな音色と、ヴィオラの持つ魅力を最大限に活かしています。
 

MS 1610
\2300
「世界の頂点を駆ける」
 〜トランペットとピアノのための新しい音楽

  チャールズ・レスキン(1946-):トランペット・ソナタ(2007)
  アンソニー・プログ(1947-):トランペット・ソナタ(2010)
  マーティン・ロキーチ(1953-):世界の頂点を駆ける(2012)
ポール・フーター(トランペット)
スーザン・ノヴィツキ(ピアノ)
 録音:2016 年1 月、50’40

 2007 年以降に作曲された、トランペットのための21 世紀の作品集。
 ファイン・アーツ・ブラスクィンテット、サミット・ブラスの創設メンバーでもあるプログのソナタなど、すべて世界初録音。
 

MS 1617
\2300
「デューク・エリントン・ソング・ブック」
 カム・サンデイ/イマジン・マイ・フラストレーション/
 イン・ア・センチメンタル・ムード/
 私が言うまで何もしないで/プレリュード・トゥ・ア・キス/
 ドント・ゲット・アラウンド・マッチ・エニモア/
 ソフィスティケイテッド・レディ/明かりが見えた/
 ソリチュード/メディテーション/
 ヘヴン/オールマイティ・ゴッド・ハズ・ゾーズ・ベルズ
ダニエレ・タラマンテス(Vo)
ヘンリー・デリンジャー(Pf)
 録音:2015 年11 月、50’47

 メトロポリタン歌劇場2016/2017 年シーズンの演目の一つ、プッチーニのオペラ『ナブッコ』にアンナ役で出演するなど、活躍を期待されるソプラノ歌手、ダニエレ・タラマンテス。
 このアルバムはヴォーカルとして、ジャズ・ジャイアント、デューク・エリントンの歌曲を歌っており、エリントンのエモーショナルな表現を見事に歌いあげています。
 

MS 1621
\2300
「発見」〜弦楽三重奏曲集(ピリオド楽器第1集)
 J.C.バッハ:
  2本のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ イ長調 B.36
 カルロ・アントニオ・カンピオーニ:2本のヴァイオリンと通奏低音
  (ハープシコードかチェロ)のためのソナタ ト短調 Op.1,No.2
 ボッケリーニ:小弦楽三重奏曲 ニ長調 Op.2,No.4
 ハイドン:ディヴェルティメント ロ短調 H.V:3
 カンナビヒ:トリオ 変ロ長調Op.3,No.1
 フェリーチェ・ジャルディーニ:トリオ ヘ長調 Op.20,No.2
 ジュゼッペ・マリア・カンビーニ:
  トリオ・コンチェルタント イ長調Op.33-1
ザ・ヴィヴァルディ・プロジェクト:
 【エリザベス・フィールド(Vn)、
  アリソン・エドバーグ・ナイキスト
   (Vn&Va)、
  ステファニー・ヴィアル(Vc)】
 録音:2015 年7 月、73’00

 弦楽三重奏曲というとベートーヴェン、シューベルト、モーツァルトなど限られた作曲家の作品しか知られていません。レパートリーの少ない弦楽三重奏曲の作品を発掘したのがこのアルバム。
 モーツァルトと同時代を生きた古典派作曲家が残した弦楽三重奏曲を収録しています。




ACTE−PREALABLE


AP 0357
\2500
ユリウス・ウーチュク(1927-):歌曲集
  親密なムードで/子供たちの幕屋/ヴェステルプラッテの兵士たちの歌
  3つのリズム的印象(ピアノのための)(*)
  ばらの小薮/蛾/ほんの少しの粥/入門書への別れ/月に話しかける
  あなたのいない一日/はりねずみの歌
ボジェナ・ハラシモヴィチ(ソプラノ(*以外))
クリスティナ・プシュコフスカ(ピアノ)
 録音:2014年6月19日、ライヴ、クラクフ歴史博物館フォンタナ・ホール、クラクフ、ポーランド
 ユリウス・ウーチュクは新古典主義者としてポーランドの現代音楽をリードしてきた長老作曲家。世界初録音。
 

AP 0358
\2500
エミル・ピエール・ラテーズ(1851-1934):展示会 1 ヴィオラとピアノのための作品集
  森で Op.5/10の絵画的楽曲 Op.8/村の思い出 Op.9
  2つの楽曲 Op.38/ソナタ Op.48
マルチン・ムラフスキ(ヴィオラ)
ハンナ・ホレスカ(ピアノ)
 エミル・ピエール・ラテーズはフランスのブザンソンに生まれパリ音楽院でマスネ他に師事した作曲家。1891年パリ音楽院リール分院長に就任。室内楽作品を数多く書きました。世界初録音。
 

AP 0139
\2500
【再生産旧譜】
ミハウ・クレオファス・オギンスキ(1765-1833):チェンバロ作品集
  ポロネーズ
   ト長調/へ長調/ハ短調/へ短調/ト短調/変ロ長調/変ロ長調/へ長調
   ニ短調/ニ短調/へ短調/ト長調/イ短調/変ホ長調/変ホ長調
  ワルツ ニ長調/ワルツ ニ長調/ワルツ ハ長調/メヌエット イ短調
  マズルカ ト長調/マズルカ ニ長調/マズルカ イ長調
  カドリーユ ヘ短調/カドリーユ へ長調
  3手連弾のためのポロネーズ ト長調(*)/4手連弾のためのポロネーズ ト長調(*)
エルジビェタ・ステファンスカ(チェンバロ)
加藤まり子(チェンバロ(*))
 録音:2005年12月、クラクフ
 ミハウ・クレオファス・オギンスキはリトアニアの大貴族の家系に生まれた軍人・政治家・作曲家。外交官としてヨーロッパ各地で活躍し、フィレンツェで没しました。世界初録音。
 

AP 0177
\2500
【再生産旧譜】
ミハウ・クレオファス・オギンスキ(1765-1833):
  24のポロネーズ

   第1番ヘ長調「死のポロネーズ」/第2番ト長調/第3番ヘ短調
   第4番変ロ長調「20小節のポロネーズ」/第5番変ホ長調
   第6番ハ短調「別れ」/第7番ヘ長調/第8番ヘ短調「葬送ポロネーズ」
   第9番変ロ長調/第10番ニ短調/第11番ト長調「アメリアのために」(*)
   第12番ト長調(+)/第13番イ短調「祖国への別れ」/第14番ハ長調(+)
   第15番ト短調「シロティヌシュカ」(+)/第16番ニ短調「悲愴ポロネーズ」
   第17番ヘ短調/第18番ト短調/第19番ハ長調/第20番ヘ長調
   第21番ト長調(カラファの主題による)/第22番変ホ長調
   第23番変ロ長調/第24番変ホ長調
イヴォ・ザウスキ(ピアノ)
 録音:2007年8月27-28日、オギンスキ音楽学校、プルンゲ、リトアニア
 オギンスキはピアノ曲、特に愛国心を表現したポロネーズで知られています。
 イヴォ・ザウスキはオギンスキ家の直系の末裔にあたるポーランド生まれ英国育ちのピアニスト・著作家。ショパン、リスト、モーツァルト、チェルニー、そしてオギンスキ家の伝記を発表しています。
 (*)はピアノ三手連弾曲、(+)は四手連弾曲をザウスキが独奏用に編曲したもの。




ICTUS

2006年に創設されたスウェーデンのレーベル「イクトゥス」の扱いを開始いたします。
プロプリウス・レーベルの「カンターテ・ドミノ」の名録音等で有名なサウンドエンジニア、ベッティル・アルヴィング(Bertil Alving)が起用されています。
レア盤!

IMP 0601
\2600
J・S・バッハ(1685-1750):インヴェンションとシンフォニア BWV772-801

ロルフ・リンドブロム(ピアノ)

録音:時期の記載なし、スウェーデン放送スタジオ3、ストックホルム、スウェーデン
(C)2001 (P)2006

 ロルフ・リンドブロムは1944年スウェーデンのストックホルムに生まれ、ストックホルム音楽大学でグレータ・エーリクソン(1919-2014)に師事したピアニスト。
 スウェーデンを代表するピアニストの一人として数多くの録音を行い、またストックホルム王立音楽大学教授を務めています。

  
レア盤!

IMP 0702
\2600
なぜ? 静かな時のためのピアノ音楽
 シューマン(1810-1856):幻想小曲集 Op.12 から なぜ?(No.3)
 スクリャービン(1872-1915):24の前奏曲 Op.11 から ト短調(No.22)
 J・S・バッハ(1685-1750):イギリス組曲第6番ニ短調 BWV811 から サラバンド
 ロルフ・リンドブロム(1944-):スウェーデン民謡「心より君を愛す」による即興演奏
 ラヴェル(1875-1937):
  高雅で感傷的なワルツ から じゅうぶんにゆっくりと、大いに表情豊かに
 ノーマン・デロ=ジョイオ(1913-2008):闘牛士の祈り
 ロルフ・リンドブロム(1944-):Nay
 ルーベン・リリェフォシュ(1871-1936):3つのメロディー から モルト・モデラート
 チマローザ(1749-1801):ソナタ ト短調
 バルトーク(1881-1945):10の易しいピアノ曲 から ソステヌート
 R・シュトラウス(1864-1949):4つの情緒のある風景 Op.9 から 夢(トロイメライ)(No.4)
 ロルフ・リンドブロム:2声で
 ヒルディング・ハルネス(1903-1984):パステル画 から 瞑想 ト短調
 エルッキ・サルメンハーラ(1941-2002):17の小品 から 悲歌
 プーランク(1899-1963):8つの夜想曲 から ハ短調(No.4)
 ヒナステラ(1916-1983):12のアメリカ大陸風前奏曲 から ビダラ
 ロルフ・リンドブロム:マリオン行進曲
 ブラームス(1833-1897):16のワルツ Op.39 から ニ短調(No.9)
 ラーシュ=エリク・ラーション(1908-1986):
  古い様式による7つの小フーガと前奏曲 から 前奏曲第2番
 ハラルド・フリュクレーヴ(1882-1919):8つのピアノ小品 から 蔦(つた)
 シベリウス(1865-1957):8つのピアノ曲 Op.99 から 思い出(No.3)
 カバレフスキー(1904-1987):小さな悲しい物語
 ロルフ・リンドブロム:打ち砕かれたワルツ
 メンデルスゾーン(1809-1847):無言歌集第2巻 Op.30 から 慰め(No.3)
 ロルフ・リンドブロム(1944-):スウェーデン民謡「君は嘆いたんだっけ」による即興演奏
 J・S・バッハ:フランス組曲第1番ニ短調 BWV812 から サラバンド

ロルフ・リンドブロム(ピアノ)

録音:2007年6月18-19日、エーシュタ教会、ストックホルム、スウェーデン (C)(P)2007
 
レア盤!

IMP 0804
\2600
詩人の恋
 ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):連作歌曲「旅の歌」から
   放浪者,道端の火,言葉の響きは明るい
 マデリーン・ドリング(1923-1977):緑の森の木の下で
 ジョン・アイアランド(1879-1962):海への情熱
 ジェラルド・フィンジ(1901-1956):連作歌曲「花輪を捧げよう」から 来たれ、死よ
 シューベルト(1797-1828):魔王/リタニア
 シューマン(1810-1856):連作歌曲「詩人の恋」Op.48
パトリック・サンディーン(バスバリトン)
ロルフ・リンドブロム(ピアノ)

録音:2008年1月、エーシュタ教会、ストックホルム、スウェーデン (C)(P)2008

 パトリック・サンディーン(1979年生まれ)はストックホルム音楽大学で学んだスウェーデンのバリトン歌手・オルガン奏者。当レーベルの創設者でもあります。

 
レア盤!

IMP 0806
\2600→\2390
グンナル・ド・フルメリ(1908-1987):

  ピアノ曲集「五度音程の体系」Op.62
   前奏曲,練習曲,バグパイプ,ワルツ,オスティナート,ガヴォット,
   アンダンテ・コン・テネレッツァ,アレグロ・スケルツァンド,ファンファーレ,
   アンダンテ・エリジアコ,シチリアーノ,カリヨン(以上、第1巻)
   パストラル,アンダンテ・フレービレ,アレグレット・スピアナート,
   アンダンテ・ミステリオーソ,タランテッラ,夜想曲,アンダンテ・アマービレ,
   アレグロ・アジタート,アレグロ・コン・アニマ,ハバネラ,サラバンド,
   後奏曲(以上、第2巻)

  ピアノ曲集「献呈」Op.80
   スティーナ・スンデルに,クラウス・ピーパーに,
   ラーシュ・エーリク&マルガレータ・ベッティゲルに,
   グレータ・エーリクソンに,エステル・ブーディン=カルペに,
   ラーシュ・セッレルグレンに,グンナル・ハルハーゲンに,
   カリン・ギレ=リュブラントに,ポントゥス&ハリエット・サンドボルグに,
   イレーネ・マンハイマーに,ユディトに,マイ・フォウグステッドに
エヴァ・ルータンデル(ピアノ)

録音:2008年6月、スウェーデン放送スタジオ2、ストックホルム、スウェーデン (C)(P)2008

 グンナル・ド・フルメリはスウェーデンの作曲家・ピアニスト。ストックホルム王立音楽院で学んだ後、ウィーンでエミール・フォン・ザウアーに、パリでアルフレッド・コルトーに師事。1945年から1974年までストックホルム音楽大学でピアノを教えました。
 エヴァ・ルータンデルはグンナル・ド・フルメリの姪でピアノの弟子。まさに作曲者直伝の演奏と言えるでしょう。




グンナル・ド・フルメリ


 グンナル・ド・フルメリはスウェーデンの作曲家、ピアニスト。
 アルフレッド・コルトーらにピアノを学び、1945年にストックホルム音楽大学のピアノ教授に就任。管弦楽、室内楽曲、協奏曲、器楽曲などさまざまな作品を発表し、いずれも高い評価を得た。

 穏やかで優雅な「田園組曲」が有名だが、室内楽、ピアノ曲、いずれも彼の美感を多いに示す傑作ぞろい。
 ストックホルムで音楽を学んだ後ウィーンに行くも肌が合わずパリへ渡り、そこで身につけた洗練された優雅な感性。そして私淑したブラームスの落ち着いた雰囲気。
 重厚さと洒脱さを兼ね備えた北欧でも稀有な才能を持った作曲家である。


グンナル・ド・フルメリ
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PHONO SUECIA
PSCD 713
\2500
グンナル・ド・フルメリ(1908−1987):
 田園組曲(フルートとピアノのための)
 ピアノ三重奏曲第1番op.7
 ピアノのための4つの練習曲op.28
 ピアノ四重奏曲第1番ハ短調op.23
マッツ・ウィドルンド(P)
トビアス・カーロン(Fl)
ウルリカ・ヤンソン(Vn)
パスカル・シフェルト(Va)
ウルリカ・エドストレーム(Vc)

CAPRICE
CAP21535
(3CD)
\8100


グンナル・ド・フルメリ:自作自演集

シャコンヌ 作品8
ピアノソナタ第2番 作品65
ピアノ小曲集「水彩画」、ほか
グンナル・ド・フルメリ(P)
ピアノ三重奏曲第2番 グンナル・ド・フルメリ(P)
ロッティー・アンドレアソン(Vn)
カーリン・ド・フルメリ=ルータンデル(Vc)
ピアノ四重奏曲第1番 グンナル・ド・フルメリ(P) 
マトラ・テムコ (Vn)
イデオン・レール(ヴィオラ) 
グンナル・ノルビュー(Vc)
チェロソナタ第1番より グスタヴ・グロンダール(Vc)
グンナル・ド・フルメリ(P)
歌曲集 スールヴィーグ・グリッペ(アルト) 
フォルケ・ヴェーダー(バリトン)
グンナル・ド・フルメリ(P)
ピアノと管弦楽のための変奏曲とフーガ グンナル・ド・フルメリ(P)
スウェーデン放送響
ステーン・フリュクベリ指揮
ピアノと管弦楽のための交響的バラード グンナル・ド・フルメリ(P)
エーテボリ放送響
イサイ・ドブロウエン指揮
2台のピアノのための協奏曲 グンナル・ド・フルメリ(P) 
ユーディト・ド・フルメリ(P)
スウェーデン放送響
トゥール・マン指揮
 
 ピアニストとして有名だった彼は、多くの優れたピアノ作品を残しており、ピアノが主役の室内楽・協奏曲も彼の代表作である。
 そしてもうひとつの代表作が歌曲。この分野においては、スウェーデンのなかではフルメリが最高の地位を得ている。


 
レア盤!

IMP 0907
\2600
祈り スンドビュベリ教会のオルガン
 ギルマン(1837-1911):ソナタ第6番ロ短調
 フランク(1822-1890):祈り
 ヴィエルヌ(1870-1937):24の幻想曲集 から 組曲第2番
   哀歌,シチリアーナ,太陽への賛歌,鬼火,月の光,トッカータ
ヨリエン・リンドストレム(オルガン)
録音:2008年6月15-17日、スンドビュベリ教会、スンドビュベリ、スウェーデン
使用楽器:2007年、Akerman & Lund製
  
レア盤!

IMP 0908
\2600
ストックホルム、聖ヤコブ教会の大オルガン
 レオン・ボエルマン(1862-1897):ゴシック組曲 Op.25
   序奏とコラール,ゴシック風メヌエット,聖母への祈り,トッカータ
 J・S・バッハ(1685-1750):
  シュープラー・コラール集 BWV645-650
   目覚めよと呼ぶ声あり,われいずこに逃れ行かん,ただ神の摂理に任す者,
   わが魂は主をたたえる,ああ、われらとともに留まれ、主イエス・キリストよ
   イエスよ、御身は今天より降り来たもう
  前奏曲とフーガ ト長調 BWV541
 フランク(1822-1890):3つのコラール から 第1番ホ長調
 ベンクト・ハンブレウス(1928-2000):即興曲 [Extempore]
 アンデシュ・ボンデマン(1937-):B-A-C-Hによる9つの即興曲
   前奏曲,間奏曲,トリオ,間奏曲,アラベスク,アリア,スケルツォ,間奏曲,後奏曲
アンデシュ・ボンデマン(オルガン)

録音:2009年6、10月、聖ヤコブ教会、ストックホルム、スウェーデン (C)(P)2009
使用楽器:1976年、Marcussen & Son 完成

 最も古い部分は1746年に製作されたというストックホルム、聖ヤコブ教会の大オルガン。もう一基の小オルガンが在るためにそう呼ばれていますが、実際には巨大なものではありません。
 ここは教会オルガン録音の名手ベッティル・アルヴィングの腕の見せどころ。すばらしくクリアな音でとらえています。アンデシュ・ボンデマンはストックホルム音楽大学でアルフ・リンデル(1907-1983)に師事した後、ヘルムート・ヴァルヒャにバッハの解釈を、コール・ケー(1900-1997)に即興演奏を学んだスウェーデンのオルガン奏者。ストックホルムの聖ヤコブ教会等のオルガニストを務めた他、ストックホルム音楽大学はじめ北欧諸国・ドイツ・オランダ等で即興演奏を教えています。

  
レア盤!

IMP 1518
(2CD)
\4200
ロルフ・マッティンソン(1956-)/
 ヨーラン・グレイデル(1959-)台本:ルカ受難曲 Op.92(2012)
ジャネッテ・シェーン(ソプラノ)
パトリック・サンディーン(バリトン)
グスタフ・シェークヴィスト室内合唱団
トビアス・カロン(フルート)
ペーリン・リーウス(オーボエ)
ベアータ・セーデルベリ(チェロ)
ウルフ・チェーンストレム(コントラバス)
オロフ・ヴェンデル(打楽器)
ガブリエッラ・シェーストレム(オルガン)
アニータ・ヴァル(朗読)
グスタフ・シェークヴィスト(指揮)

録音:2014年4月14-15日、エーシュタ教会、ストックホルム、スウェーデン (C)(P)2015

 ロルフ・マッティンソンはブライアン・ファーニホウ(1943-)、スヴェン=ダーヴィド・サンドストレーム(1942-)他に師事したスウェーデンの作曲家。2016年現在マルメ音楽アカデミー作曲科教授。
 「ルカ受難曲」は聖ルカによる福音書を基にスウェーデンのジャーナリスト・作家・詩人ヨーラン・グレイデルが書き下ろしたスウェーデン語の台本による作品。ブックレットもスウェーデン語のみで記されています。





LE CHANT DE LINOS


CL 1166
\2500
モーツァルト(1756-1791):ホルン協奏曲集
  第1番ニ長調 K.412/第2番変ホ長調 K.417
  第3番変ホ長調 K.447/第4番変ホ長調 K.495
ジャック・ドルプランク(ホルン)
トゥールーズ室内管弦楽団
ジル・コリャール(指揮)
 ジャック・ドルプランクはパリ音楽院で学び、ブーレーズ時代のアンサンブル・アンテルコンテンポランやフランス国立管弦楽団のソリスト等を歴任してきたフランスのホルン奏者。
 


CL 1287
\2500→\2290
メラニー・ボニ(メル・ボニス) (1858-1937):管弦楽作品集!
  ワルツ形式の組曲 Op.35/クレオパトラの夢 Op.180/サロメ Op.100
  オフェーリア Op.165(管弦楽版)/オリエンタル組曲 Op.48/サラバンド Op.82
  パヴァーヌ Op.81/ブレー Op.62/ジプシーたち Op.15(管弦楽版)
ブカレスト交響楽団
ブノワ・フロマンジェ(指揮)
 フランスの女性作曲家メラニー・ボニ(メル・ボニス)。セザール・フランク(1822-1890)に才能を見出されるも学内での恋愛が元でパリ音楽院を中退。その後、親の意思による不本意な結婚、恋人と再開し不倫の子を産むなど波乱の生涯を送りながら作曲を続けました。
 当時女性の作曲家という職業が受け容れられがたかったことからメル・ボニ(Mel Bonis)という女性と悟られにくい名義で作曲を行いましたが、没後すぐに忘れ去られてしまいました。
 20世紀末以来再評価の機運が著しく室内楽曲、鍵盤楽曲、声楽曲の録音が増えてきていますが、管弦楽作品をまとめて聴くことができる当盤は貴重です。





メル・ボニスとは

 
 メル・ボニス。

 フランクに才能を認められ、ピエルネやドビュッシーとともにパリ音楽院で学び優秀な成績を収めるが、そこでアメデ・エティックという男性と恋に落ちてしまったために、両親に無理やり実家に連れ戻される。
 実家に戻った彼女を待っていたのは、25歳も年上の実業家との強制的な結婚。
 しかしその10年後再会した二人は激しい恋に落ちてしまう。

 決して奔放な性格ではないが、湧き上がる恋に人生を翻弄されてしまったメル・ボニス。彼女は生涯自分の犯した罪に苦しんだという。
 メル・ボニス(本名メラニー・ボニス)は音楽界では長く忘れ去られていた存在だが、フランスのベルエポック期の最も重要な女性作曲家。

 フランクの勧めで入学したパリ音楽院ではドビュッシーやピエルネの同窓生であった彼女の作風は、ひとくちにいって、おしゃれでセンスのよさが光る。

メル・ボニス、旧譜から

HAENSSLER
93 204
¥2800
入手困難につき海外直輸入
「フルートの悦び 〜 メル・ボニスによるフルート作品集」
メル・ボニス(1858-1937):
 (1)組曲Op.59(1903)〜Fl, Vn & P *
 (2)アンダンテとアレグロOp.133(1929)〜Fl & P
 (3)ヴォー地方の調べOp.108(1914〜1918)〜Fl & P
 (4)七重奏幻想曲あるいは協奏曲Op.72(1910 / 1927)〜P, 2Fl, 2Vn, Va & Vc *
 (5)森の情景Op.123(1927 / 1928)~Fl, Hrn & P *
 (6)古風な形式の組曲Op.127-1(1928)〜Fl, Vn, Va, & P *
 (7)小品Op.189(ca.1900)〜Fl & P
 (8)ささやく笛Op.121(1925 / 1926)〜Fl & P
 (9)スケルツォ・フィナーレOp.187遺作〜Fl & P *     *世界初録音
タチアナ・ルーラント(Fl)
フローリアン・ヴィーク(P)
クリスティナ・ジンガー(Fl)
ヴォルフガング・ウィプファー(Hrn)
ルーカス・フリードリヒ(Vn)
ゲサ・イェンネ=デンネヴェク(Vn)
イングリッド・フィリッピ(Va)
アンスガル・シュナイダー(Vc)
録音:2006年2月13-16日SWRシュトゥットガルト、室内楽スタジオ

MD+G
643 14242
\3000
入手困難につき海外直輸入
メル・ボニス(1858-1937):ピアノ四重奏曲集
 ピアノ四重奏曲 第1番 Op.69
 ピアノ四重奏曲 第2番 Op.124
 夜と朝 Op.76
モーツァルト・ピアノ四重奏団
録音:2006年1-2月 バート・アーロルゼン
 愛する人への思いと自責の念をを生涯抱き続けたエピソードはもういいとして、作曲家として活動するためにあえて「メラニー」ではなく「メル」という男名前を用いて300もの作品を発表、その独創的な作風はサン=サーンスも驚愕したというほどの素晴らしいものだったというメル・ボニス。
 今回、モーツァルト・ピアノ四重奏団という的確な表現者を得て、彼女の作品は新たな光を発する。





RAI TRADE


ライ・トレード(RAI Trade)はイタリア放送協会(RAI)が版権を有する知的財産を配給する会社。ライセンス事業のほか書籍・楽譜・CD・DVD等の自社出版も行っています。
レア盤!

RTC 027
\2600
ジャンルーカ・ポディオ(1963-):カッサンドラの首飾り 室内楽&独奏作品集
  花々の戯れ [Il gioco dei fiori] (フルート、ハープと弦楽のための)
   アンドレア・チェッコモーリ(フルート) ラウラ・ヴィンチグエッラ(ハープ)
   アンサンブル・ケプレロ
  ピアノ・ソナタ [Sonata per pianoforte]
   エリツァ・ハルボヴァ(ピアノ)
  時の法典 [Codici del tempo] (弦楽四重奏のための)
   アンサンブル・ケプレロ
  楽章 III&IV [Mouvement III e IV] (ハープのための)
   ルチア・ボーヴァ(ハープ)
  カッサンドラの首飾り [La collana di Cassandra] (ピアノ四手連弾のための)
   エリツァ・ハルボヴァ、モンダルド・ブラコーニ(ピアノ)
  スカイライン [Skyline] (フルートとチェンバロのための)
   ドゥオ・ノヴェチェンバロ
    キアーラ・アゴスティ(フルート) ディアドリム・サヴィオラ(チェンバロ)
  情景 [Scena] (ヴァイオリンのための)
   レオナルド・アレッサンドリーニ(ヴァイオリン)
  水面の花 [Fiori d'acqua] (ピアノのための)
   エリツァ・ハルボヴァ(ピアノ)
 録音:データ記載なし (C)(P)2010
 ジャンルーカ・ポディオはイタリアのローマに生まれた作曲家・編曲者・指揮者・ピアニスト。ローマのサンタ・チェチーリア音楽院でピアノを、ボローニャのG・B・マルティーニ音楽院で作曲を、ラクイラのA・カゼッラ音楽院で指揮を学びました。
 作曲ジャンルはオペラを含めあらゆるジャンルに及び、テレビや映画のための音楽も手掛けています。
 
レア盤!

RTC 007
\2600
ステルヴィオ・チプリアーニ(1937-):ピアニッシモ
   Karol / Gocce di pioggia / Winter dream / Albros / Romantica / Nostalgia
   Sentimento / Magnificat / Ricordo / L'eremo / Anonimo veneziano
ステルヴィオ・チプリアーニ(ピアノ)
オーケストラ
ジャンルーカ・ポディオ(指揮)

 録音:データ記載なし (C)(P)2005
 「ベニスの愛」(1970)、「ラストコンサート」(1976)等、映画音楽で知られるイタリアの作曲家ステルヴィオ・チプリアーニによるライトクラシック/イージーリスニング・アルバム。





SOLSTICE

SOCD 313
\2100
〔デジパック仕様〕
ムソルグスキー:展覧会の絵
 展覧会の絵、
 夢想、子供の遊び、子供の頃の思い出より〜乳母と私/
 最初の罰、気まぐれな女、クリミア南岸にて〜グズルフ/
 バイダルィ(気まぐれ)、ゴパック、瞑想曲、
 スケルツォ嬰ハ短調、涙
ギル・イェジン(ピアノ)
 録音:2015年8月19-23日 バイサン地域教会、ベジエ(フランス)
  
SOCD 924
\2100
〔デジパック仕様〕
エルネスト・ナザレー:ピアノ作品集
 エポニーナ(ワルツ)、オデオン(タンゴ)、
 エレガンティッシマ(ワルツ・カプリチョ)、コラソン・キ・センチ(ワルツ)
 オーロ・ソーブレ・スズゥ(タンゴ)、宵(ワルツ)、
 エスコ・レガンド(タンゴ・ブラシレイロ)、突風(ワルツ・レンタ)
 アパニェイチ・カヴァキーニョ(ポルカ)、ゼニーテ(タンゴ)、
 告白(ワルツ)、アメノ・ヘゼダ(ポルカ)、インプロヴィゾ、
 バトゥーキ(タンゴ)、フォンフォン(タンゴ)
マリア・ヨセ・カラースキーラ(ピアノ)
 録音:2003年11月3-7日YBスタジオ(ブラジル)


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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PROFIL



PH 16026
(6CD)
\5600→\5190
ムラヴィンスキー・ボックス2 エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィル
CD1
 チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」(全13曲)
  【行進曲/お客様の退場、クリスマス・ツリーは伸びる/
   くるみ割り人形とはつかねずみの王との戦闘/冬の松林/雪片のワルツ/
   アラビアの踊り/中国の踊り/トレパーク/葦笛の踊り/花のワルツ/
   パ・ド・ドゥ/こんぺいとうの踊り/終幕のワルツとアポテオーズ】
    [録音:1946-48年]
 モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲K.299
  【ボリス・トリズノ(フルート)、エレーナ・シニツィナ(ハープ)】
    [録音:1949 年3 月15 日]
CD2
 ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14
  [録音:1960年2 月(ライヴ)]
 ビゼー:歌劇「カルメン」〜3つの間奏曲/「アルルの女」〜ファランドール
    [録音:1946年11 月23 日]
CD3
 ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911 年版)
    [録音:1946年11 月18 日]
 同:バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
  [録音:1961年(ライヴ)]
CD4
 プロコフィエフ:「ロミオとジュリエット」第2組曲
    [録音:1952年3 月24 日]
 同:交響曲第6番変ホ短調Op.111 [録音:1958年12 月23 日]
CD5
 リヒャルト・シュトラウス:アルプス交響曲Op.64
  [録音:1960年2 月26 日(ライヴ)]
CD6
 ワーグナー:歌劇「リエンツィ」序曲 [録音:1940年]
 チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
  [録音:1949 年3 月25 日]
 ドイツの放送局所蔵マスターから初復刻。Profilムラヴィンスキー・シリーズ第2弾

 Profile レーベルが、キング・インターナショナルの依頼でドイツの放送局に眠るムラヴィンスキーの音源を発掘。
 当時ソ連の放送局から提供された数多くのテープを初復刻した第1 弾は非常な好評を博しました。今回の第2 弾も驚きのラインナップ。
 今回の特徴は、ムラヴィンスキーとして珍しいセッション録音中心で、また彼の録音としては最も初期の1940 年代のものが多いこと。チャイコフスキーの「くるみ割り人形」など、後年の独自な組曲版ではなく、行進曲、こんぺいとうの踊り、アラビアの踊り、中国の踊り、トレパーク、葦笛の踊り、花のワルツが収録されているのが嬉しい限り。
 ムラヴィンスキーによる同曲集はこれしか録音がなく超貴重。期待にたがわぬ素晴らしい演奏で、古い録音ながら引き込まれます。
 またストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」1911 年版、ベルリオーズの「幻想交響曲」やリヒャルト・シュトラウスの「アルプス交響曲」も音質向上で登場。ムラヴィンスキーならではの凄さが倍増し、目から鱗が落ちます。
 ムラヴィンスキー十八番のプロコフィエフとして有名な「ロミオとジュリエット」、ここに収録されたものが彼にとって最初の録音。若々しいナイーヴさが魅力。
 大半は入手困難なうえ、新音源を用いているため大歓迎。さらに驚きの価格で、新たなムラヴィンスキーの名盤の登場となります。




PH 15000
(6CD)
\5600→\5190
ドイツの放送局にあったマスターから初復刻
 超期待のProfilムラヴィンスキー・シリーズ開始

ムラヴィンスキー・ボックス1
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf. CD6)
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィル
 CD1
  チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36/
  同:交響曲第5番ホ短調Op.64(第1・2楽章)
    [録音:1960年11月9-10日]
 CD2
  チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64(つづき第3・4楽章)
  同:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
    [録音:1960年11月9-10日]
 CD3
  ハイドン:交響曲第101番ニ長調「時計」Hob. I :101 [録音:1952年12月20日]
  ショスタコーヴィチ:交響曲第6番ロ短調Op.54 [録音:1946年11月4日]
 CD4
  モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調K.543
  ショスタコーヴィチ:交響曲第12番ニ短調Op.112「1917年」
    [録音:1961年10月16日(ライヴ)]
 CD5
  ドビュッシー:海/
  同:夜想曲〜雲/祭 [録音:1962年(ライヴ)]
  ラヴェル:なき王女のためのパヴァーヌ/
  同:ボレロ [録音:1960年2月26日(ライヴ)]
 CD6
  ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83 [録音:1951年5月14日]
  チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23 [録音:1959 年7月24日]
 ドイツの放送局にあったマスターから初復刻。超期待のProfilムラヴィンスキー・シリーズ開始

 Profil レーベルがキング・インターナショナルの依頼で、ドイツの放送局に眠るムラヴィンスキーの音源を発掘。当時ソ連の放送局から提供された数多くのテープを発見し、初めて世に問うこととなりました。
 注目はリヒテルと共演したブラームスのピアノ協奏曲第2 番。これまでCD は存在しますが、録音が1961 年12 月27日レニングラードでの録音となっているので、その10 年前リヒテル36 歳の録音というのが貴重。ムラヴィンスキーの協奏曲録音は珍しいですが、この作品はオーケストラ・パートが交響曲のように作られているので興味津々。
 また、ラヴェルの人気作「なき王女のためのパヴァーヌ」は当時レニングラード・フィルの第一ホルン奏者だったヴィターリー・ブヤノフスキーが吹いているのも魅力です。
 大半は過去にリリースされたことのあるものですが、今日入手困難なものも多く大歓迎。さらに驚きの価格で、新たなムラヴィンスキーの名盤の登場となります。



<メジャー・レーベル>
 

DG


VIRTUOSO シリーズ


4830394
\1200
《シューベルト:歌曲集》
 シューベルト:
  1) 水の上で歌う D.774, 2) 笑いと涙 D.777,
  3) 君はわが憩い D.776, 4) さすらい人 D.493,
  5) セレナード D.957-4, 6) 独りずまい D.800,
  7) 夕映えの中 D.799, 8) 歌(シルヴィアに)D.891,
  9) セレナード D.889, 10) 口づけを贈ろう D.741,
  11) 至福 D.433, 12) 菩提樹 D.911-5, 13) ます D.550,
  14) 憩いなき愛 D.138, 15) 野ばら D.257,
  16) 馭者クロノスに D.369, 17) さすらい人の夜の歌 D.224,
  18) 魔王 D.328, 19) トゥーレの王 D.367,
  20) 狩人の夕べの歌 D.368, 21) ミューズの子 D.764,
  22) 山々に憩いあり D.768,
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
 フィッシャー=ディースカウの全く隙のない完璧な歌唱
 ドイツ・リートを聴く上で避けて通れないのが、名バリトン、D.F=ディースカウ(1925-2012)です。
 このシューベルトは、彼が最も信頼をおいていたジェラルド・ムーアの伴奏によるもので、全く隙のない完璧な歌唱を聞かせてくれます。激しい「魔王」、しっとりとした「君はわが憩い」と曲の性格もきっちりと歌い分け、シューベルトの奥深い世界が堪能できる1枚です。
 【録音】1967-1971年、ベルリン、UFAスタジオ[ステレオ:セッション]
 

4830395
\1200
《ピアノ・デイドリーム》
 1) サティ:ジムノペディ第1番〜ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ),
 2) ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女〜ディノ・チアーニ(ピアノ),
 3) ドビュッシー:月の光〜アレクシス・ワイセンベルク(ピアノ),
 4) ショパン:夜想曲第2番Op.9-2〜ダニエル・バレンボイム(ピアノ),
 5) ショパン:夜想曲第5番Op.15-2〜ダニエル・バレンボイム(ピアノ),
 6) シューマン:トロイメライ〜ラン・ラン(ピアノ),
 7) J.S.バッハ:
   平均律クラヴィーア練習曲集第1巻よりプレリュード ハ長調BWV.846〜
    エレーヌ・グリモー(ピアノ),
 8) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」より第1楽章〜
    ダニエル・バレンボイム(ピアノ),
 9-10) メンデルスゾーン:ヴェネツィアの舟歌、甘い思い出〜〜
   ダニエル・バレンボイム(ピアノ),
 11) グリーグ:春に寄す〜ミハイル・プレトニョフ(ピアノ),
 12) グリーグ:夜想曲〜アンドレイ・ガヴリロフ(ピアノ),
 13) ラフマニノフ:前奏曲 ニ長調Op.23-4〜ラザール・ベルマン(ピアノ),
 14) ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調Op.32-12〜
   リーリャ・ジルベルシュテイン(ピアノ),
 15-16) ショパン:24の前奏曲 より ホ短調とイ長調〜
   マルタ・アルゲリッチ(ピアノ),
 17) シューベルト:即興曲Op.90-3〜ダニエル・バレンボイム(ピアノ),
 18) ブラームス:間奏曲Op.117-1〜ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ),
 19) リスト:コンソレーション第3番〜ダニエル・バレンボイム(ピアノ),
 20) リスト:愛の夢 第3番〜ユンディ・リ(ピアノ)
 幻想的な美しきピアノの名曲
 幅広くクラシックの定番名曲をお楽しみになりたい方にピッタリなアルバム!
 暮らしのさまざまな場面を彩る美しきクラシック名曲の中から、ピアノ作品を集めています。
 演奏は世界を代表する名ピアニストによる名演ばかり。クラシック・ファンの方にも、これから聴き始めようという方にもおすすめできる充実した選曲と演奏です。
 

4830431
\1200
《シベリウス:交響曲第1&6番》
 シベリウス:
  交響曲第1番ホ短調Op.39, 交響曲第6番ニ短調Op.104
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
エーテボリ交響楽団
 響きの透明度がシベリウスらしい透徹した世界を描き出す名演
 名門エーテボリ交響楽団の創立100周年を記念してDGに録音した交響曲全集からの演奏。
 ネーメ・ヤルヴィはシベリウスの作品を非常に得意としており、この北欧を代表する作曲家が愛した、森と湖、フィヨルド、雪、白夜といった自然環境を円熟の指揮で豊かに表現しており、北欧の光に包まれた、まさに自然の美を感じさせる名演奏です。【録音】2002年、2005年、エーテボリ




DECCA


VIRTUOSO シリーズ


4830392
\1200
《ブリテン:自作自演集》
 ブリテン:
  1) 青少年のための管弦楽入門 Op.34,
  2) シンプル・シンフォニーOp.4,
  3) フランク・ブリッジの主題による変奏曲Op.10,
  4) 歌劇『ピーター・グライムズ』Op.33より
   「夜明け」「嵐」「日曜の朝」「夕べ」
ベンジャミン・ブリテン(指揮)/
ロンドン交響楽団(1),
イギリス室内管弦楽団(2, 3),
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団(4),
 イギリスを代表する指揮者&作曲家ブリテンの代表作!
 優れた作曲家の誰もが「優れた指揮者」とは限りませんが、ことブリテンに関しては、当時のイギリスで最も有能な指揮者であったことは間違いありません。
 この1枚はそんなブリテンの代表作を集めたものであり、模範的な演奏として永遠に讃えられるものと言えるでしょう。
  【録音】1968年(1), 1966年(2,3), 1958年(4), [ステレオ]
 

4830430
(2CD)
\1800
《J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)》
 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 BWV.1007-12(全6曲)
リン・ハレル(チェロ)/
丁寧に音符を紡ぎ上げたリン・ハレルのバッハ
 若いころは多大なる苦難に見舞われたものの、18歳の時にジョージ・セルに認められクリーヴランド管弦楽団に入団。首席奏者を経て27歳の時にソリストとして独立し、世界中で活躍を始めたチェリスト、リン・ハレルの代表的名演がこのバッハの「無伴奏チェロ組曲」です。強い主張をするのではなく、丁寧に楽譜を音にしていくところに好感が持てる真摯な演奏です。
 【録音】1982-1984年, キングズウェイ・ホール[デジタル:セッション]
 

4830393
\1200
《ハチャトゥリアン:バレエ組曲集》
 ハチャトゥリアン:
  1) スパルタカス 2) 仮面舞踏会, 3) ガイーヌ
   以上よりバレエ組曲
スタンリー・ブラック(指揮)
ロンドン交響楽団
スタンリー・ブラックによる華麗なるオーケストラ・サウンド
 音の良さで定評のある「phase 4 stereo」シリーズの中でも、決定盤と言われたスタンリー・ブラックとロンドン交響楽団のハチャトゥリアン。
 ジャズ・プレイヤーでもあり、映画音楽の作曲も手掛けていたブラックの演奏は、どちらかというと明るく健康的。まるでハリウッド映画のサントラのような華麗さと賑やかさを有しています。
 【録音】1972 & 1978年, キングズウェイ・ホール




イタリアDECCA


4812469
(1CD)
\3500
[Decca]
ラフマニノフ(1873-1943):チェロとピアノのための作品全集
  2つの楽曲 Op.2: 前奏曲,東洋的舞曲
  ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.1 より アンダンテ・カンタービレ(第2楽章)
  ヴォカリーズ Op.34 No.14/神秘的な夜の静けさに Op.4 No.3
  前奏曲変ト長調 Op.23 No.10/ロマンス ヘ短調 Op.4 No.4
  キリストは起ち上がりぬ Op.26 No.6/ソナタ ト短調 Op.19
シルヴィア・キエーザ(チェロ)
マウリツィオ・バリーニ(ピアノ)
シルヴィア・キエーザは1966年イタリアのミラノ生まれ。マウリツィオ・バリーニは1975年イタリアのピサ生まれ。二人は2005年以来デュオを組んでいます。
 

4812693
(1CD)
\3500
[Decca]
クルト・ヴァイル:「三文オペラ」組曲と舞曲
 クルト・ヴァイル(1900-1950):吹奏楽組曲「小さな三文音楽」(1928)
 フィオレンツォ・カルピ(1918-1997):
  サーカス組曲(ダリオ・フォの戯曲のための場面音楽;1978-1984)
 ニーノ・ロータ(1911-1979):Ogni anno punto e da capo
   (エドゥアルド・デ・フィリッポの喜劇のための場面音楽;
   ピアノのためのオリジナル版;1971)(*)
 クルト・ヴァイル:「三文オペラ」の主題による4つの舞曲
   フォックストロット=ポプリ,ブルース=ポプリ,
   ヒモ野郎のバラード(タンゴ・バラード),キャノン砲の歌(串かつソング)
ステファノ・ボルサット(ピアノ(*))
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団(*以外)
ジュゼッペ・クラツォオーリ(指揮(*以外))

 フィオレンツォ・カルピはイタリアのミラノに生まれ、ミラノ音楽院でアッリーゴ・ペドロッロ(1878-1964)、ジョルジョ・フェデリコ・ゲディーニ(1892-1965)に師事した作曲家。
 1947年ミラノ小劇場(Il Piccolo Teatro di Milano)の共同創立者となり、同劇場および国内外の劇場で上演される舞台作品のための音楽や映画音楽を数多く書きました。
 (*)はロータの秘曲とも言える作品で、もちろん世界初録音。

 

4812763
(1CD)
\3500
[Decca]
アツィオ・コルギ(1937-):
  肉と天の間に [Tra la Carne e il Cielo](*)
  バッハ風フィリグラーナ [Filigrane Bachiane]
  選り抜きの5つの歌に倣って [D'apres Cinq Chansons d'Elite](+)
   カルマニョール [La Carmagnole]/アンリ4世万歳 [Vive Henri IV]
   魅惑的なガブリエル [Charmante Gabrielle]
   愛国のロマンス [Romance patriotique]
   ああ! すべてはうまく行く(ア・サ・イラ) [Ah! ca ira!]
ヴァレンティーナ・コラドナート(ソプラノ(*))
オメロ・アントヌッティ(朗読(*))
シルヴィア・キエーザ(チェロ(*/+))
マウリツィオ・バリーニ(ピアノ)
トリノ・フィルハーモニー管弦楽団
ティート・チェッケリーニ(指揮)
アツィオ・コルギはブルーノ・ベッティネッリ(1913-2004)に師事したイタリアの作曲家。フィリグラーナとは非常に細い金銀の針金で細工された工芸品のこと。



<LP>


MECURY(LP)

限定盤

4830493
(LP)
\3600
《バラライカの饗宴》
 1) ブダーシュキン:2つの民謡による幻想曲,
 2) 作曲者不明(編曲:ゴロドフスカヤ):日の出,
 3) クリコフ:菩提樹,
 4) オシポフ:カマリンスカヤ,
 5) ミハイロフ=シャラエフ:ヴォルガ幻想曲,
 6) アンドレーエフ:月の光,
 7) ソロフィエフ=セドイ:モスクワ郊外の夕べ
 8) アンドレーエフ:リンゴの木の下で,
 9) チャイコフスキー:道化師の踊り(付随音楽《雪娘》 作品12から),
 10) シシャーコフ:居間,
 11) 作曲者不明(編曲:モゾロフ):夕べの鐘,
 12) 作曲者不明(編曲:ポポーノフ):旧き友よ、われを訪れよ,
 13) アンドレーエフ:魔法使いの踊り,
 14) R=コルサコフ:熊蜂は飛ぶ
ヴィタリー・グヌトフ(指揮)
オシポフ国立ロシア民族オーケストラ
 民俗色溢れるルシアン・バラライカ演奏が、重量級アナログLPで限定復刻
 リュート属のバラライカは木製で三角形の胴と指板にフレットの付いた民族楽器。ロシアの作曲家による14曲のバラライカのための作品を収録したこのアルバムは、大変貴重な一枚といえましょう。
 ドムラ、バラライカ、グースリ、バイヤンなど民族楽器も加えて構成され、バラライカ・オーケストラの名門として知られるオシポフ国立ロシア民族オーケストラをヴィタリー・グヌトフが指揮した、民俗色溢れる演奏です。
 【録音】1962年6月, モスクワ、チャイコフスキー音楽院 
  
限定盤

 4830494
(LP)
\3600
《ハイファイ・ア・ラ・エスパーニャ》
 1) フェイス:ブラジルの橇の鈴,
 2) レクオーナ:アンダルシア,
 3) レクオーナ:マラゲーニャ,
 4) グラナドス:歌劇「ゴイェスカス」より 間奏曲,
 5) ベンジャミン:ジャマイカン・ルンバ,
 6) フェルナンデス:バツーキ,
 7) テキシドール:アンパリート・ロカ,
 8) ファリャ:バレエ「恋は魔術師」より 火祭りの踊り,
 9) トゥリーナ:闘牛士の祈り,
 10) グァルニエリ:ブラジル舞曲
フレデリック・フェネル(指揮)
イーストマン・ロチェスター・ポップス管弦楽団
 フェネル指揮による豪快なサウンド。重量級アナログLPで限定復刻
 吹奏楽の大家フェネルらしく、楽器をしっかりと鳴らした豪快な演奏。どれもが華麗で贅沢な雰囲気が往年のアメリカらしさを漂わした、贅沢なサウンドです。重量級アナログLPで限定復刻となります。
 【録音】1957年3月, ニューヨーク、ロチェスター、イーストマン劇場
 
限定盤

4830495
(LP)
\3600
《ドヴォルザーク:チェロ協奏曲、ブルッフ:コル・ニドライ》
 ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104,
 ブルッフ:コル・ニドライOp.47
ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)
アンタル・ドラティ(指揮)
ロンドン交響楽団
 シュタルケル全盛期の圧巻な演奏。重量級アナログLPで限定復刻
 ドヴォルザークのチェロ協奏曲の、シュタルケル全盛期の豪快な演奏。
 シュタルケルは1924年ブダペスト生まれ。アメリカに移ってからはシカゴ交響楽団の主席奏者を経て58年以降ソリストとして活躍するようになりました。
 ここに収録された演奏は彼が40歳ごろの最も油の乗り切った時期の演奏、知的な楽曲把握、張りのある音色と完璧な技巧、ドヴォルザークではスケール大きく情感ゆたかに表出します。
 気迫みなぎるドラティの指揮も見事。重量級アナログLPで限定復刻となります。【録音】1962年7月, ロンドン、ワトフォード・タウン・ホール
 
限定盤

4830496
(LP)
\3600
《ブラームス:ヴァイオリン協奏曲》
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.77
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
アンタル・ドラティ(指揮)
ロンドン交響楽団
 燦然と輝くシェリング&ドラティによるブラームスの代表的名盤。重量級アナログLPで限定復刻
 シェリングの生き生きとしたヴァイオリン・ソロとドラティの堂々たる伴奏で一体となったブラームスの協奏曲。
 シェリング自身2回目(1回目:モントゥー指揮1958年録音、3回目:ハイティンク指揮1973年録音)の録音で、精力的に活躍していたシェリングの充実した名演です。
 重量級アナログLPで限定復刻となります。
 【録音】1962年7月, ロンドン、ワトフォード・タウン・ホール
 
限定盤

4830497
(LP)
\3600
《ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番》
 ラフマニノフ:
  1) ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18,
  2) 前奏曲 変ホ長調Op.23-6, 3) 前奏曲 嬰ハ短調Op.3-2
バイロン・ジャニス(ピアノ)/
アンタル・ドラティ(指揮)
ミネアポリス交響楽団(1)
 ジャニスがドラティの好サポートを得て演奏したラフマニノフ。重量級アナログLPで限定復刻
 近代的なピアノ技法や力強いダイナミズムに豊かな抒情性を加味し、音色の陰影や変化の綾を自由自在に織り成しながら雄大なスケールで展開してゆく第2番。
 バイロン・ジャニスがドラティの好サポートを得て演奏した、ラフマニノフの傑作ピアノ協奏曲が、重量級アナログLPで限定復刻となります。
 【録音】1960年4月、ミネアポリス、ノースロップ記念オーディトリアム


<国内盤> 


コウベレックス


KRS 5217
\2667+税
「Duna Pearl(ドゥナ・パール)」
 (1)ヴェチェイ:「悲しきワルツ」
 (2)モンティ:「チャールダーシュ」
 (3)フバイ:「ロマンティックソナタ より第一楽章」
 (4)バルトーク:「3つのチーク県の民謡」
 (5)リスト:「 献呈(シューマン:君に捧ぐ)」
 (6)フバイ:「ラルゲット」
 (7)清松優記子:「エモーション」
ドゥナ・パール:
 【古田葵(ヴァイオリン)、
  清松優記子(ピアノ)】
 ハンガリーで結成された日本人デュオ「ドゥナ・パール」!

 録音データ:2016年4月13日、大和高田 さざんかホール(小)(奈良県)/録音:コウベレックス、36 分33 秒

 Duna Pearl はハンガリー国立リスト音楽院在学時に、古田葵(ヴァイオリン)、清松優記子(ピアノ)が結成したデュオ。夜景が絵になる街、ハンガリーの首都ブダベストは「ドナウの真珠(=Duna Pearl)」と呼ばれるところから命名。結成6 年を機に初録音。
 バルトークを伴奏者として活動していたとも言われるF.ヴェチェイの憂愁を帯びた「悲しきワルツ」が穏やかにその世界へ誘ってくれる。
 近代ハンガリーを代表するヴァイオリニストで作曲家であるY.フバイ(1858-1937)の「ロマンティック・ソナタ」(1 楽章)は森の中に居るような作品、古田の美しく清楚な語りは味わい深い。
 またフバイ「ラルゲット」では郷愁をよぶ民族的な旋律とテンポ感が聴く人を惹きつけてやまない。
 バルトークの粋を宝石のように凝縮した清松のピアノソロ、またアルバムの為に書き下ろした初作「エモーション」など、小品のアルバムだが、収録時間以上のボリュームをたっぷり味わえる耳に心地よいCD。

 古田葵(Furuta Aoi)ヴァイオリン
 大阪教育大学(教養学科芸術専攻音楽コース)卒業。ハンガリー国立リスト音楽院ヴァイオリン科修了。リスト音楽院では、同音楽院初任教授サバディ・ヴィルモシュ氏に直弟子として師事。第15 回長江杯国際音楽コンクール 室内楽部門 第2位(一位なし最高位)、他。チェコ・プラハ音楽院春季セミナーにてダナ・ブラホヴァ氏のマスタークラス修了し、同音楽院入学試験合格。フィンランドロヒアにて国際音楽セミナー修了、ガラコンサート出演。東京・関西を中心にソロ・室内楽などで活動しており、またクラシックのみならずアーティストのLIVE サポートやレコーディング、ミュージカルなどにも参加。帰国後、奈良県・桜井市にてソロリサイタルを開催。ヴィオラ奏者としても活動中。DunaPearl と並行して、自身が代表を務める演奏グループ『m.t.pallet』では「音楽を身近に」をコンセプトに、様々なリクエストに応じたコンサートの企画を行っている。

 清松優記子(Kiyomatsu Yukiko)ピアノ
 大阪音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業後、渡欧。ハンガリー国立リスト音楽院 ピアノ科修了。リスト音楽院では、同音楽院元院長ファルヴァイ・シャンドール氏に直弟子として師事し、グヤーシュ・イシュトバーン氏にも師事。第3回サン・ジューミニ国際ピアノコンクール 第2位(イタリア)。第13 回エウテルペ国際音楽コンクール 第2 位(イタリア)。第8回パドヴァ国際音楽コンクール第3位(イタリア)。第15 回長江杯国際音楽コンクール室内楽部門第2位(一位なし最高位)等、国内外のコンクールで入賞。これまでにオペラハウス管弦楽団とピアノ協奏曲を共演。ワルシャワにてポーランド国立ショパン音楽大学春季セミナー、ハンガリー・ソンバトヘイにてバルトーク国際音楽セミナー終了。コダーイ音楽研究所(ハンガリー)のセミナーに参加し幼児教育についても研鑽を積む。ハンガリーにてソロ・室内楽などで多数のコンサートに出演。2011 年には東日本大震災チャリティーコンサートを企画開催しハンガリー国内3都市を廻り演奏。帰国後は東京・関西を中心にソロ・室内楽・伴奏など様々なスタイルで活動しており、今回のCD 収録ではオリジナル曲の作曲を行うなど新たな分野へも挑戦している。



<LP>


OPUS蔵(LP)

限定盤
OPK 8003
(LP)
\6400+税
※完全限定200 枚プレス
真実の天才ヨーゼフ・ハシッドの芸術(HMV正規録音全集)
 A 面
  (1)ドヴォルジャーク(クライスラー編曲):ユモレスク
  (2)チャイコフスキー:メロディ〜懐かしい土地の思い出より
  (3)サラサーテ:プライェーラ(スペイン舞曲集第5番)
  (4)サラサーテ:サパテアード(スペイン舞曲集第6番)
 B 面
  (1)マスネ:タイスの瞑想曲
  (2)アクロン:ヘブライの旋律
  (3)クライスラー:ウィーン奇想曲
  (4)エルガー:気まぐれ女
ヨーゼフ・ハシッド(ヴァイオリン)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
 「ハイフェッツは100 年に一度の天才、しかしハシッドは200年に一度の天才だ」フリッツ・クライスラー
 「ハシッドは今までに教えてきたなかで最も天分のある弟子であった」カール・フレッシュ

 
 悲劇的恋愛事件のすえ26 歳で夭折!悲しみの天才ハシッドの希少盤中の希少盤HMV・SP録音を完全網羅!
 オーパス蔵の見事な復刻技術で待望にしてヴァイオリン・ファン感涙のLP 化

 録音:1940年6月、11月/アビーロード第3スタジオ(ロンドン)/SP復刻:広川陽一

 OPUS 蔵のLP 第2 弾はヴァイオリニストにヨーゼフ・ハシッドです。彼は今で言う統合失調症を発し、ロボトミー手術の後26 歳で亡くなったためほとんど知られていません。
 彼は16 歳のとき1940 年にロンドンで録音を行いましたが、これらは素晴らしい演奏です。
 ここでは前年の試し録音を除く発売された録音をまとめました。若くして亡くなったハシッドの心の叫びとも言える名演をOPUS 蔵のLP でお楽しみください。
 完全限定プレス。

<映像>

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SOLSTICE(映像)



SODVD-02
(DVD+CD)
\6400→\5790
レッスン/イヴォンヌ・ルフェビュールの生涯(1DVD+1CD)
<主な収録曲(DVD)>
 ①ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第31番
 ②シューマン:ピアノ協奏曲(第3楽章)(1963年)
 ③ショパン:ワルツop.69「告別」(A.コルトー 1944年)
 ④J.S.バッハ:プレリュードとフーガBWV.543(リスト編曲)
 ⑤J.S.バッハ:4台のピアノのための協奏曲BWV.1065
 ⑥ベートーヴェン:11のバガテルop.119より第3番
 ⑦ラヴェル:ピアノ協奏曲(第3楽章)
 ⑧ドビュッシー:月の光(S.フランソワ)他
CD(79分)
 バッハ:トッカータBWV912、シチリアーノ(ヴィヴァルディ原曲)
 シューマン:子供の情景0p.15
 ドビュッシー:喜びの島、荒れた寺にかかる月
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番op.109
 シューベルト:4つの即興曲より第2曲op.142-2
 ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ 
 フォーレ:ノクターン第6番
イヴォンヌ・ルフェビュール

 ルフェビュール、初の映像 値下げで再発売!
 内容は10章に分かれていてルフェビュール本人のスピーチ、レッスン風景、友人等のインタビュー、等を収録。またコルトー、ルフェビュールの最良の弟子といわれたS.フランソワの演奏も収録。

 NTSC、リージョン・フリー DVD(英語字幕付、約2時間40分)





ARDMORE A100シリーズ(CD-R)で出るルフェビュール1950年代のベートーヴェン

A100 -017
1CD-R\1800
ジャケットはASS024のときのもの
Yvonne Lefebure / イヴォンヌ・ルフェビュール (ピアノ)
 バッハ:
  前奏曲とフーガ イ短調BWV.543
  幻想曲とフーガ ト短調BWV.542
  コラール前奏曲「来れ、異教徒の救い主よ」BWV.639
  カンタータ第147番より「主よ人の望みの喜びよ」BWV.147
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第30番変ホ長調Op.109
  同第31番変イ長調Op.110
(F)10inch HMV FBLP1079&1080 - 1950年代中期録音MONO
イヴォンヌ・ルフェビュール (ピアノ)

 ASS024(廃盤)で出ていたルフェビュールのすさまじいアルバム。
 フライングだが最新新譜で出直しになる予定。もちろん再リマスタリング。
 装丁は薄型ケースながら、これまでよりも凝った内容のジャケットを装着。

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(かつてのコメントから)

 この数ヶ月に聴いた中で文句なく最高のアルバム。すごい。

 イヴォンヌ・ルフェビュール。
 1898年生まれのフランスのピアニスト。
 20世紀を代表するフランスのピアニストのひとりと呼ばれるが、教育活動に熱心だったので録音はあまり多くない。
 そんな中ずば抜けて有名なのはフルトヴェングラーとのモーツァルトのピアノ協奏曲第20番。1954年5月15日、ルガノのアポロ劇場で行われたライヴ録音。ただそこでのルフェビュール、もちろんすごいのだが、やはり彼女を聴くというよりフルトヴェングラーを聴く、という録音かもしれない。
 その後、フランスのSOLSTICEから、いきなり80歳近いルフェビュールの録音が登場、年齢を感じさせないみずみずしい演奏でファンを驚嘆させた。一連のシリーズはSOLSTICEの大黒柱としていまだにベストセラーを続けている。とはいうものの「これはルフェビュールの全盛期の演奏ではないよ」と言われてしまうと、決して悪い演奏ではないのに、どこか壊れ物を扱うような感じでハラハラしながら聴いてしまい、あげくに「全盛期はどんなだったのだろう」と思ってしまう自分がいた。
 
 しかし・・・今回ARDMOREから登場した復刻版は・・・ルフェビュール、50代。まさに「全盛期」の録音。

 すごいというのはいろいろな人の話でわかっていたのだが、それほど大きな期待をしないで聴いてしまったものだから・・・かなり大きな衝撃を被ってしまった。
 ・・・これがルフェビュールの本性か・・・。
 こんな人だったのか。
 最初の一音から、びっくりするほどの圧力。太くて強い。
 女性とは思えないといっては失礼なのかもしれないが、ピアノの音が黒光りしているのである。聴いているこちらの胸に「ズン!」と響いてくる。こんな迫力は後年の録音にはなかった。
 しかももちろん力任せとかいうのとは違う。まったく力んでないのに音圧だけがこちらにブンブン響いてくる。この類まれな荘厳さ。だからバッハが生々しくも神々しく聴こえる。こんなバッハを演奏する人がいたか。

 そして・・・ベートーヴェン・・。
 しかも曲はピアノ・ソナタ第31番。
 おそらくベートーヴェン好きの人が最も愛するこの曲・・・。
 こんな人の演奏でこの曲の終楽章を聴かされたら・・・一体どんなことになってしまうのか・・・。
 後年のSOLSTICEの演奏はもちろん聴いた。とても自然体で、悟ったような清らかな演奏だった。でもこの50年代の演奏は第1楽章の冒頭からしてそんな「清純」な演奏じゃない。もっともっと深くて強い。荘厳な響きの中にきわめて人間くさい何かを感じさせる。

 まるで魔物が夜の闇から降りてくると聞かされているかのように、まんじりともせず終楽章が始まるのを待った。
 やがてにわかに始まった「悲痛な歌」。

 これが・・・ルフェビュールか・・・。
 こんな・・・人だったのか。

 間違いなくここ最近で、最も衝撃的な瞬間を味わった。
 スタッフがいる事務所で、顔が上げられなくてしばらくうつむいたままだったのは、本当に久しぶりだった。
















6/15(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



BIS


BIS SA 2203
(SACD HYBRID)
\2700
男性合唱によるポリフォニー!
 ルネサンス期の無伴奏合唱曲

  (1)ゲレーロ(1528-99):「天の女王、喜びませ」
  パレストリーナ(1525-94):
   (2)教皇マルチェルスのミサ曲
   (3)「汝はペテロなり」
   (4)「泉の水を求める鹿のように」
  (5)ビクトリア(1548-1611):
   ミサ曲「おお、なんと栄えあることか」
ニューヨーク・ポリフォニー
 【ジェフリー・ウィリアムズ(C-T)、
  スティーヴン・カルディコット・
   ウィルソン(Ten)、
  クリストファー・ディラン・ハーバート(Br)、
  クレイグ・フィリップス(Bs)】
ティム・ケラー(C-T)
アンドリュー・フックス(T)
ジョナサン・ウッディー(Bs-Br)
 なんと美しい男性合唱によるポリフォニー!ルネサンス期の無伴奏合唱曲をニューヨーク・ポリフォニーと実力派声楽家が歌いあげる。

 録音:2015年8月/聖セシリア大聖堂内教会(ネブラスカ州オハマ)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、72’07”

 SACD ハイブリッド盤。
 2006 年に結成された男声4 名のアンサンブル、ニューヨーク・ポリフォニー。当ディスクではルネサンス期の教会音楽を作曲したパレストリーナ、ビクトリア、ゲレーロの作品を取り上げました。
 パレストリーナはルネサンス期の教会音楽の最後にして最大の作曲家で、いわゆるパレストリーナ様式といわれる線的対位法の極致を示す多くの無伴奏合奏曲を残しました。
 ミサ曲、モテットなどの作品を通じ、対抗宗教改革の時代におけるカトリック音楽の隆盛をもたらしました。スペインの作曲家ビクトリアはローマに出てパレストリーナに師事したとされ、ローマ楽派の様式にスペインの神秘主義を結びつけたルネサンス末期の教会音楽作曲家です。
 フランシスコ・ゲレーロは、宗教音楽、世俗音楽を残したルネサンス期に活躍したスペインの作曲家で、数多くのミサ曲、モテット、受難曲を残しております。豊かな響きと多様な表情が魅力のゲレーロの作品は宗教的静寂、喜びなどを見事に表現しております。
 ニューヨーク・ポリフォニーと実力派声楽家による美しき歌声がオハマの聖セシリア大聖堂に広がります。オーディオ・ファンにもおすすめのディスクです。



 

BIS SA 2194
(SACD HYBRID)
\2700
ラズモスキー第1番のオーケストラ編曲版も収録、
 ブレッド・ディーンによる深遠な世界
ブレット・ディーン(指揮)
スウェーデン室内管弦楽団
(1)マグヌス・ショルド(ピアノ)
 ブレット・ディーン(1961-):
  (1)Etudenfest〜弦楽とオブリガートつきのピアノのための(2000)
  (2)Shadow Music〜小編成管弦楽のための(2002)
  (3)Short Stories〜弦楽合奏団のための5つの幕間(2005)
  (4)アダージョ・モルト・エ・メスト
   (ベートーヴェン作曲、ブレット・ディーン編曲:
    弦楽四重奏曲第7番ヘ長調「ラズモフスキー第1番」Op.59-1より)(2013)〜
     オーケストラのための(2008)
  (5)Testament (遺言)〜オーケストラのための(2008)
 セッション録音:2015年5&6月/エレブルー・コンサートホール(スウェーデン)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、65’40”

 SACD ハイブリッド盤。
 BIS レーベルより積極的なリリースが続いているオーストラリア出身の作曲家ブレット・ディーン(1961-) の作品集。このディスクにはEtudenfest(弦楽とオブリガートつきのピアノのための)、Shadow Music(小編成管弦楽のための)、Short Stories(弦楽合奏団のための5 つの幕間)、アダージョ・モルト・エ・メスト(ベートーヴェン作曲、ブレット・ディーン編曲の弦楽四重奏曲第7 番ヘ長調「ラズモフスキー第1 番」Op.59-1 より第3 楽章)、そして、Testament「遺言」(オーケストラのための)が収録されました。ディーンはヴィオラの名手としても知られ、ベルリン・フィルの団員を14 年も務めたキャリアをもちますが、近年は作曲活動に力を注いでおります。当ディスクに収録された作品はさすが弦楽器奏者によるものと言え、弦楽パートには効果的な奏法を取り入れております。今回のディスクにはベートーヴェンの「ラズモフスキー第1 番」の第3 楽章のオーケストラ編曲版も収録。ソロとトゥッティの絶妙なコントラストが魅力的です。
 BIS レーベルより自作のアルバムとして田園交響曲(BIS 1576) 、フランク=ペーター・ツィンマーマンをソリストにむかえたヴァイオリン協奏曲「TheLost Art of Letter Writing」(BIS SA 2016)、自作自演のヴィオラ協奏曲(BIS 1696)がリリースされております。



 

BIS 9054
\2600
「舞曲とおとぎ話」
 ラヴェル:
  1.-6.クープランの墓
  7.-11.マ・メール・ロワ
  12. 亡き王女のためのパヴァーヌ
ジョイント・ヴェンチャー・
 パーカッション・デュオ
  【レイチェル・シー・チャン
   (マリンバ)、
   ローラン・ヴァルニエ
   (マリンバ&ヴィブラフォン)】
2.ナンシー・ゼルツマン(マリンバ)
 これはおもしろい!マリンバのデュオ編曲によるラヴェル作品集

 セッション録音:2014年9月/ミックス・ワン・スタジオ(ボストン)/44’08”

 ラヴェルの名作、「クープランの墓」、「マ・メール・ロワ」、「亡き王女のためのパヴァーヌ」をマリンバ(ヴィブラフォンを含む)のデュオ編曲版による演奏が登場します。
 演奏は、現在アムステルダムを拠点に活躍するジョイント・ヴェンチャー・パーカッション・デュオです。彼らは2011 年開催のアムステルダム・コンセルトヘボウ主催のコンクールにてベルナルト・ハイティンク賞を受賞し、その副賞として欧米で計9 か所にてコンサートを行い、大成功をおさめました。マリンバの温かな音色はこれらの作品に絶妙にマッチしており、一糸乱れぬデュオの演奏によりラヴェルの新たな魅力と出会えることでしょう。
 


BIS 2131
\2600→\2390
C.P.E.バッハ(1714-88):鍵盤独奏曲全集 Vol.31
 専門家と愛好者のための6つのクラヴィア・ソナタ第1集
  (1)ソナタ第1番 ハ長調 Wq55/1(H 244)
  (2)ソナタ第2番 ヘ長調 Wq55/2(H 130) 
  (3)ソナタ第3番 ロ短調 Wq55/3(H 245)
  (4)ソナタ第5番 ヘ長調 Wq55/5(H 243)
 専門家と愛好者のためのロンド付きクラヴィア・ソナタ集第2集
  (5)ソナタ第1番 ト長調 Wq56/2(H 246)
  (6)ソナタ第2番 ヘ長調 Wq56/4(H 269) 
  (7)ソナタ第3番 イ長調 Wq56/6(H 270)
ミクローシュ・シュパーニ(クラヴィコード)
 正統派シュパーニによる正真正銘の解釈によるC.P.E. バッハの鍵盤独奏曲全集の第31弾!

 セッション録音:2014年7月/キーゼル・ホール(シント・トロイデン、ベルギー)/73’23”

 C.P.E.バッハの鍵盤独奏曲全集第31 弾は、「専門家と愛好者のための6つのクラヴィア・ソナタ第1 集」、「専門家と愛好者のためのロンド付きクラヴィア・ソナタ第2 集」から収録されました。
 演奏はシリーズ当初から担当しているミクローシュ・シュパーニです。録音を開始した際、シュパーニは「全集を実現することは決して単純な課題ではなく、ことにそれが初期の作曲家の作品を含めばなおさらである。
 このシリーズで私たちは、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの、鍵盤楽器独奏と伴奏アンサンブルのための、疑いない正統な作品のすべてをご紹介する。私たちの目標は、これらの作品演奏の可能性への全般の見通しを与えることなので、この録音は作品の現存する資料と正統的な演奏習慣の徹底した研究に基づいている。私たちはオリジナルの資料をもとに" 正統性" である楽器を選択して演奏している。」と語っており、まさに正真正銘、本物の解釈のもと演奏されました。
 これら膨大な作品に対して時間をかけ、着実に録音活動をしてきたシュパーニにでしか表現することのできない解釈で演奏されております。
 


BIS 2218
\2600→\2390
3つのザルツブルク・シンフォニー
 モーツァルト:
  (1)交響曲第21番イ長調K.134
  (2)交響曲第27番ト長調K.199(162a)
  (3)交響曲第34番ハ長調K.338+メヌエットハ長調K.409
マンフレート・フス(指揮)
ハイドン・シンフォニエッタ・ウィーン
 マンフレート・フス率いるハイドン・シンフォニエッタ・ウィーンによる陽気で快活なモーツァルト!

 セッション録音:(1)(2)2006年2月/ライヒェナウ(オーストリア)(原盤:VMS / Zappel Music) (3)(4)2015年4月/ブルックナーハウス(オーストリア)/67’20”

 マンフレート・フス率いるハイドン・シンフォニエッタ・ウィーンによる最新ディスクは、「3 つのザルツブルク・シンフォニー」と題され、モーツァルトの交響曲第34 番ハ長調K.338 +メヌエットハ長調K.409 の新録音に加え、かつてVMS / Zappel Music レーベルよりリリースされていた交響曲第21番イ長調K.134、交響曲第27 番ト長調K.199(162a) のBIS レーベルによるリマスター版が収録されました。マンフレート・フスによる明快な解釈で陽気で快活なモーツァルトを楽しむことができます。
 ハイドン・シンフォニエッタ・ウィーンは名プライヤーが集まった古楽アンサンブルでBIS レーベルをはじめ、数多くレコーディングしております。




CHANNEL CLASSICS



CCS 38616S
(CD+Bonus CD/
特別価格)
\2500→\2290
テレマン:協奏曲集
 協奏曲ホ長調 TWV 53:E1
  (フルート、オーボエ・ダモーレ、ヴィオラ・ダモーレ、弦楽、通奏低音)/
 協奏曲イ短調 TWV 52:a1
  (リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、弦楽、通奏低音)/
 カンタータ 《諸国の民よ、聞け》 TWV 1:921/
 協奏曲ニ長調 TWV 51:D2
  (独奏フルート、弦楽、通奏低音)/
 4声の協奏曲イ短調 TWV 43:a3
  (リコーダー、オーボエ、ヴァイオリン、通奏低音)/
 序曲ヘ長調 TWV 55:F16
  (ダルムシュタット方伯のための)(2本のホルン、ファゴット、弦楽、通奏低音)
フロリレジウム、
アシュリー・ソロモン(ディレクター、フルート、リコーダー)
クレア・ウィルキンソン(メゾ・ソプラノ)
ボーナスCD収録曲目 〜
  J.S.バッハ:
  クリスマス・オラトリオより、ブランデンブルク協奏曲第4番より、音楽の捧げものより/
  C.P.E.バッハ:陽気な人と憂鬱な人より/
  モンテクレール:カンタータ《Le Depit Genereux》より/
  クープラン:諸国の人々より/
  テレマン:ターフェルムジークより/
  J.S.バッハ:オルガン・トリオ・ソナタより/
  テレマン:パリ四重奏曲ホ短調より/
  ペルゴレージ:スターバト・マーテルより/
  ヴィヴァルディ:協奏曲ト短調RV.107より/
  ルクレール:音楽の楽しみより/
  テレマン:協奏曲第2番ニ長調より/
  ハイドン(ソロモン編):交響曲第104番より/
  チャバリア:フエラ、フエラ!アガンレス、ルガール!/
  J.S.バッハ:管弦楽組曲ロ短調より
 フロリレジウムのテレマン:協奏曲集!25周年記念限定盤は特典CD付き!!

 1991年に結成されたイギリス有数の古楽アンサンブル、フロリレジウムの25周年記念録音は、これまでもフロリレジウムが度々取り上げてきたドイツ・バロックの大作曲家テレマン!
 初期メンバーにはレイチェル・ポッジャーが在籍していたことでも知られるハイクオリティなアンサンブル、フロリレジウム。ポッジャーの弟子でもあり、ポッジャー率いる「ブレコン・バロック」のメンバーでもあるボヤン・チチッチが第1ヴァイオリンをつとめ、同じく「ブレコン・バロック」のテオルボ&バロック・ギター奏者を務めるデイヴィッド・ミラー、イギリスの様々な古楽シーンで活躍する日本人ガンビスト市瀬礼子、創始者でもありディレクター兼フルート奏者のアシュリー・ソロモンなどまばゆいばかりの名手たち。当時は大バッハをも凌ぐ名声と人気を誇ったテレマンの、至福の協奏曲を奏でます。
 25周年記念限定盤は、フロリレジウムの録音史を俯瞰するボーナスCD「Florilegium at 25」付き!
 これまでChannel Classicsから発売されてきたフロリレジウムの名録音に加え、J.S.バッハの「クリスマス・オラトリオ」のライヴ音源も収録した、ファン必携のアイテムです!
   録音:2015年12月1日−3日、聖マイケル教会(ハイゲート、ロンドン)
 

CCS 34516
\2500
イヴァン・フィッシャー 〜
 コンポーザーズ・ポートレイト Vol.1

  イヴァン・フィッシャー:ファンファーレ/
  スピノザ・トランスレーションズ/
  シュッダ・サーラング・セクステット/ア・ネイ・クレイド/
  ア・ジャーマン・イディッシュ・カンタータ/
  ラ・マリンコニア/ツチグモ/ジプシー・ソング
   (全曲世界初録音)
ノラ・フィッシャー(ソプラノ)
ヴィム・ファン・ハッセルト(トランペット)
イヴァン・フィッシャー(指揮)
ブダペスト祝祭管弦楽団のミュージシャン
コブラ・ヴォーカル・アンサンブル
 鬼才イヴァン・フィッシャーの"作曲家"としての肖像!

 ブダペスト祝祭管弦楽団をゾルターン・コチシュとともに創設し、世界トップクラスのオーケストラへと導いたハンガリーの鬼才イヴァン・フィッシャー。近年は作曲家としても注目され始めているイヴァン・フィッシャーの「コンポーザー」としての肖像を紹介する新シリーズ、「コンポーザーズ・ポートレイト」がスタート。
 自らを「コンポージング・コンダクター」と説明するフィッシャー。このポートレイトにはオランダ、イタリア、イディッシュ、ジプシー、インドのラーガ、そして日本の能や歌舞伎など、様々な音楽からインスピレーションを受けた音楽が並ぶ。
 ソプラノとトランペット、弦楽オーケストラのための 《ア・ジャーマン・イディッシュ・カンタータ》では、イヴァンの娘であるソプラノ歌手、ノラ・フィッシャーと共演。全曲世界初録音。




DELPHIAN


DCD 34115
\2400
ダウ・パートブックからの音楽
 ウィリアム・マンディ:目を覚ましおるときも/
 ニコラス・ストロジャーズ:憂鬱で致命的な痛み、5声のイン・ノミネ第2番/
 ロバート・マロリー:5声のミゼレーレ/
 ナサニエル・ジャイルズ:わたしの足どりを確かなものに/
 ロバート・ホワイト:5声のイン・ノミネ/
 ウィリアム・バード:おお主よ、何と空しきことか/
 ロバート・ホワイト:主よ、御身は正しく/
 クリストファー・タイ:イン・ノミネ/
 トマス・タリス:おお、救いのいけにえよ/
 ロバート・パーソンズ:あなたの僕のために/
 作曲者不詳:来れ聖霊よ/
 ヴィンチェンツォ・ルッフォ:ラ・ガンバ/
 ウィリアム・バード:乙女/
 作曲者不詳:安息日が過ぎて/
 マイヤール:我が父のもとに昇り行かん/
 ニコラス・ストロジャーズ:決して私を打ち負かすことは/
 フィリップ・ヴェルドロ:私の女性/
 フィリップ・ファン・ワイルダー:私は行きます/
 フィリップ・ファン・ワイルダー:あなたを愛して/
 ロバート・パーソンズ:アヴェ・マリア
マリアン・コンソート
ロリー・マクリーリー(ディレクター)
ローズ・コンソート・オヴ・ヴィオールズ 
 マリアン・コンソートが歌うポリフォニー!ダウ・パートブックからの音楽!

 "聖母マリア"の名を冠し、イギリスの声楽、古楽界に彗星の如く現れた若きヴォーカル・アンサンブル、マリアン・コンソート!
 エジンバラ・セント・メアリー大聖堂の少年聖歌隊員としてキャリアをスタートさせた若きカウンターテナー、ロリー・マクリーリーによって、2007年にオックスフォード大学で結成されたマリアン・コンソート。
 音楽学者でもあるリーダー、ロリー・マクリーリーの研究、時代考証に基づき、15世紀〜17世紀を中心に、全ての時代の教会音楽に取り組み続けている。
 またメンバーのエマ・ウォルシュも、2015年6月のタリス・スコラーズの来日公演にも参加した注目の若手ソプラノである。
 16世紀イギリス、エリザベス朝時代の学者であり蔵書家、ロバート・ダウ(1553−1588)がオックスフォードで編纂したパートブックからの音楽。
 オックスフォード・クライスト・チャーチの図書館に所蔵されているパートブックの中で眠っていた音楽が、マリアン・コンソートとローズ・コンソート・オヴ・ヴィオールズの極上のハーモニーで眩く輝く。

 ※録音:2012年1月10日−13日、オール・ソウルズ・カレッジ(オックスフォード、イギリス)






OEHMS



OC966
(2CD)
\4000→\3690
ボフスラフ・マルティヌー:歌劇「ジュリエッタ」3幕
 ジョルジュ・ヌヴー原作「ジュリエットまたは夢の鍵」より作曲者自身による台本
 <CD1>1-13.第1幕/14-19.第2幕/
 <CD2>1-8.第2幕(続き)/9-17.第3幕
ジュリエッタ…ファニータ・ラスカーロ(ソプラノ)/
ミシェル…カート・ストレイト(テノール)/
コミッサー(郵便配達人),森番,機関士…ビュー・ギブソン(テノール)/
ヘルメットを持つ男,アルトファーター(若者),
 思い出の販売人,盲目の乞食…
 ボリス・グラッペ(バリトン)/
窓の男,囚人…アンドレアス・バウアー(バス)/
小さなアラブ人,最初の紳士,若い船乗り,ホテルボーイ…
 ニナ・タランデク(メゾ・ソプラノ)/
年老いたアラブ人,年取った男、年取った船乗り…
 マグヌス・バルドヴィンソン(バス)/
鳥売り,2番目の紳士…マルタ・ヘルマン(メゾ・ソプラノ)/
魚売り,3番目の紳士,手相占い…
 マリア・パンティウコーヴァ(メゾ・ソプラノ)/
年取った女,年取った婦人…ユディタ・ナギョヴァ(メゾ・ソプラノ)/
公務員,夜警…ミヒャエル・マッコウン(語り)/
フランクフルト歌劇場/
セバスティアン・ヴァイグレ(指揮)
録音 2014年6月 フランクフルト歌劇場 ライブ収録

 ヴァイグレ&フランクフルト歌劇場の一連の「知られざるオペラ」発掘シリーズの最新作。
 ドヴォルザークからスメタナ、ヤナーチェクの伝統を引き継ぎ、また新たな風をチェコ音楽に取り入れたボフスラフ・マルティヌー(1890-1959)。新古典派の作風に基づき、11曲の歌劇を含む、驚くほど数多くの作品を書き上げた作曲家です。
 この「ジュリエッタ」は1936年から1937年にかけて書かれた作品で、主人公のミシェルと、彼の過去の想い人「ジュリエッタ』を巡る物語です。
 コルンゴルトの「死の都」のように夢と現実が交錯する幻想的なお話は哀しい結末を見るものの、聞き手の心にも強く訴えかけるでしょう。
 ミシェル役のカート・ストレイトと、ジュリエッタ役のファニータ・ラスカーロの存在感ある歌唱もさることながら、数多くの人物が現れては消えて行く場面も印象的。
 

OC1841
(2CD)
\4000
ブリタニック・オルガン 第12集 最後の航海と偉大なるオルガニストのパフォーマンス
<CD1>
 1.ベートーヴェン(1770-1827):交響曲 第3番「英雄」 第1楽章 /
  ミヒャエル・ヴェルテ(1846-1920)によるフィルハーモニー・ロール ヴェルテ・ロール0929(コピー)/
 2.メンデルスゾーン(1809-1847):ソナタ 第6番 ニ短調/
  ウジェーヌ・ジグー(184-1925 オルガン) ヴェルテ・ロール 1088&1089(マスター)/
 3.ヘンデル(1685-1759):歌劇「セルセ」よりラルゴ/
  ハーバート・ウォルトン(1869-1929 オルガン) ヴェルテ・ロール 1534(マスター)/
 4.ベイジル・ハーウッド(1859-1949):酒神礼賛/
  ハーバート・ウォルトン(オルガン) ヴェルテ・ロール 1518(マスター)/
 5.J.S.バッハ(1685-1850):前奏曲とフーガ ト長調 BWV541/
  アルフレート・シッタール(1878-1942 オルガン) ヴェルテ・ロール 1036(マスター)/
 6.ヘンデル:歌劇「ヘラクレス」より行進曲/
  アルフレート・シッタール(オルガン) ヴェルテ・ロール 1049(マスター)/
 7.J.S.バッハ:ジーグ風フーガ BWV577/
  エドウィン・ルメア(1865-1934 オルガン) ヴェルテ・ロール 1160(マスター)/
 8.リヒャルト・ワーグナー(1813-1883):皇帝行進曲/
  エドウィン・ルメア(オルガン) ヴェルテ・ロール 1246(コピー)/
<CD2>
 1.パーシー.E.フレッチャー(1879-1932):祝祭トッカータ ハ長調/
  レジナルド・ゴス=カスタード(1877-1956) ヴェルテ・ロール 2003(マスター)/
 2.ウィリアム・ヴォルステンホルメ(1865-1931):スケルツォ ヘ長調/
  レジナルド・ゴス=カスタード(オルガン) ヴェルテ・ロール 1151(マスター)/
 3.エドゥアルト・サイラス(1827-1909):幻想曲 ニ短調/
  アルフレード・ホリンス(1865-1942 オルガン) ヴェルテ・ロール 1427(マスター)/
 4-7.マルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925):自作自演集
  <ホラ・ミスティカ ヴェルテ・ロール 1001(コピー)/ノエル Op.94-2 ヴェルテ・ロール 1002(マスター)/
  アリア・ポポラーレ・デル・パーセ・ディ・アス ヴェルテ・ロール 1003(マスター)/
  良き行いを,私の祈りを聞いてください,祈り−第1番「2つの小品」ヴェルテ・ロール 1004(マスター)/
 8.テオドール・デュボア(1837-1924):
  12の新しいオルガンとペダル・ピアノのための小品より「天国にて」
   マルコ・エンリコ・ボッシ(オルガン) ヴェルテ・ロール 1011(マスター)/
 9.ベルナルド・ジョンソン(1868-1935):妖精の踊り
   エドウィン・ルメア(オルガン) ヴェルテ・ロール 1218(マスター)/
 10.メンデルスゾーン:ソナタ 第6番 ニ短調
   エドウィン・ルメア(オルガン) ヴェルテ・ロール 1186(マスター)/
 11.シャルル=マリー・ウィドール(1844-1937):オルガン交響曲 ヘ長調よりトッカータ
   ヨハン・ヤコブ・ナテル(1878-1972 オルガン) ヴェルテ・ロール(マスター)
録音 2016年 スイス ゼーヴェン、自動演奏楽器博物館
 2011年から開始された「ブリタニックのオルガン」シリーズを締めくくる第12集。海に沈んだ貴重なオルガンを復元すると共に、20世紀初頭の技術を駆使した「ヴェルテ・ロール」に遺された演奏を楽しむという歴史的にも意義のあるこの企画、多くの知られざる記録が音として世に出されました。
 この曲集では、これまでに登場した何人かのオルガニストの演奏と、やはり20世紀初頭に活躍したイタリアの巨匠エンリコ・ボッシの作品、演奏を収録しています。100年の時を経て甦った音色をぜひお楽しみください。
  


OC1842
\2400→\2190
エフゲニー・グンスト&クロード・ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノのための作品集
 1-7.エフゲニー・グンスト(1877-1950):
  ヴァイオリンとピアノのための7つの小品 Op.27(1936)
  <雑談/子守歌/古き良き時代/良き旅を/屋外の風景/
   夜の静寂の中で/謝肉祭の騒ぎ>/
 8.グンスト:幻想交響曲 Op.18(ピアノのための)(1921)/
 9-10.グンスト:2つの小品(1937)<夢/詩>/
 11-12.ピアノのための2つの情景 Op.5(1922年9月1日,未知の起源)
  <パテティコ/アンダンテ・インティーモ>/
 13-15.クロード・ドビュッシー(1862-1918):
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1916-1917)
  <第1楽章:Allegro vivo/第2楽章:間奏曲 Fantasque et leger/
   第3楽章:終曲 Tres anime>/
 16-19.ベルガマスク組曲(1890)
   <前奏曲/メヌエット/月の光/パスピエ>
スザンヌ・ラング(ピアノ)/
エレーナ・デニソーヴァ(ヴァイオリン)
録音 2015年8月,2016年2月 ザントハウゼン クララ=ヴィーク=アウディトリウム

 ロシアの知られざる作曲家、エフゲニー・グンスト。2010年にバーゼル大学のセミナー室の地下から発見されたスコアによるピアノ作品集(OC899)では、スクリャービンとも似た独特の個性を伺い知ることができると、大きな話題になった人です。
 今作は、彼の数少ないヴァイオリン作品も含んだ作品集で、彼が生涯の最後に到達したパリの雰囲気も備えた興味深い曲が詰まっています。
 同時に収録されたドビュッシーの有名曲と聞き比べるのも面白いでしょう。演奏は前作と同じくスザンヌ・ラングがピアノを担当、この作曲家にかける思いを綴っています。
 ヴァイオリンはオレグ・カガンとヴァレリー・キモフ(オイストラフの弟子)に師事したヴェテラン、デニソーヴァです。


グンスト/ピアノ作品集

OC899
\2400
エフゲニー・グンスト:世界の間の放浪者
 1-2.ソナタ=幻想曲 ヘ短調 Op.8/
 3-5.3つの前奏曲 Op.13/
 6-8.ハイデルベルクのスケッチ集 Op.6/
 9.無言歌 ホ短調 Op.2-1/10-14.素晴らしきダンス Op.29/
 15.無言歌 嬰ハ短調 Op.2-2/
 16-27.12の小品 Op.28/
 28.ソナタ 第2番 嬰ハ短調 Op.10
スザンヌ・ラング(ピアノ)
録音 2013年6.8.9.11月 ザンドハウゼン クララ=ヴィーク・アウディトリウム

 2010年春、バーゼル大学の音楽学セミナー室の地下から、ロシアの作曲家エフゲニー・グンスト(1877-1950)の作品が発見されました。この作曲家、今ではほとんど忘れられてしまっていますが、彼が活躍していた時代はいくつかの点で高く評価されていた芸術家であり、革命前のロシア音楽界に大いなる影響を与えた人でもありました。
 スクリャービンの側近であり、革命が起きてからは、1920年にエストニアを経由してパリに亡命。そこで寂しく生涯を終えたのです。
 彼の自筆スコアは非常に几帳面に書かれていますが、そこから立ち上る音は、これまでに聞いた事のないような独自なものであり、先人であるメトネルやスクリャービンとも違う不思議な雰囲気を醸し出しています。

 


OC1844
\2400→\2190
レオポルト・モーツァルト:作品集

 1-9.独奏トランペット,独奏トロンボーン,2台のヴァイオリン,
   ヴィオラ,オーボエ,2本のホルン,2本のトランペット、
   ティンパニ、通奏低音のためのセレナード ニ長調 LMV VIII:9

 10-12. 2本のホルン、2台のヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音のための協奏曲 変ホ長調 LMV IX:9
  
 13-16. 2台のヴァイオリン、ヴィオラ、2本のオーボエ、
   2台のホルン、通奏低音のための「新ランバッハ」交響曲 ト長調 LMV VII:G16
アリョーシャ・ツィーロウ(トランペット)/
ファブリース・ミッリシャー(トロンボーン)/
カールステン・キャレイ・ダフィン(ホルン)/
フィリップ・レメル(ホルン)/
バイエルン室内フィルハーモニー/
ラインハルト・ゲーベル(指揮)
録音 2015年5月26-29日 ミュンヘン バイエルン放送 第1スタジオ
 レオポルト・モーツァルト(1719-1787)は、神童モーツァルトの父親で、ヴァイオリニストであり偉大なる教育者でした。もちろん作曲に手を染めはしましたが、ある時期に自身の作曲家としての才能に見切りを付け、以降は息子の育成に力を注いだのです。
 そんな父モーツァルトの作品は、ザルツブルクの大聖堂図書館に保管されており、現在研究が進められています。そんな珍しい曲を演奏しているのは、ムジカ・アンティクワ・ケルンの創始者ラインハルト・ゲーベル。
 モーツァルトのヴァイオリン協奏曲(OC862)やフォーゲルの交響曲(OC705)に並ぶ、前古典派時代の作品に光を当てる興味深い1枚です。


 偶然ですがこんな特集も→こちら
 


OC1846
\2400→\2190
ヴァルター・ブラウンフェルス:管弦楽伴奏による歌曲集 第1集

 1.コロラトゥーラ・ソプラノと管弦楽のための
   「ナイチンゲールのための前奏曲とプロローグ」 Op.30-3(1913)

    テキスト:ヴァルター・ブラウンフェルスの歌劇「鳥たち」より/
 2-3.バリトンと管弦楽のための「2つのヘルダーリンによる歌曲」 Op.27(1916-1918)

    テキスト:フリードリヒ・ヘルダーリン
     <運命の女神たちに寄せる/祖国のための死>/
 4.バリトンと管弦楽のための「兵士の墓より」 Op.26(1915)

    テキスト:ヘルマン・ヘッセ/
 5.テノールと管弦楽のための「森の別れ」Op.30-1(1913)

    テキスト:ヴァルター・ブラウンフェルスの歌劇「鳥たち」より/
 6-13.大管弦楽のための「ドン・ファン」Op.34(1922-1924)

    モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」-シャンパンの歌に基づく
ヴァレンティナ・ファルカス(ソプラノ)/
クラウス・フローリアン・フォークト(テノール)/
ミヒャエル・ヴォッレ(バリトン)/
ヴァイマール・シュターツカペレ/
ハンスイェルク・アルブレヒト(指揮)
録音 2015年9月7-11日 ワイマール,レドウテ
 最近復興が進んでいる「退廃音楽作曲家」の中でも、現在のドイツにおいてとりわけ注目されているのが、このブラウンフェルス(1882-1954)でしょう。
 2015年から立て続けに、Capriccioレーベルを中心に新録音がリリースされ(それも声楽を含む大編成の作品なども含む)、そのどれもが高い評価を受けているというのは驚くばかりです。
 この管弦楽伴奏による歌曲集には、彼の復興の最初期に話題となった歌劇「鳥たち」からのアリアも含まれています。
 この第1集は、彼がまだケルンの音楽界で隆盛を誇っていた時期の作品を集めたもので、音楽的には後期ロマン派の流れを汲む甘く美しいメロディに満たされた曲が主となっています。大人気テノール、フローリアン・フォークトの歌声も、曲想にぴったり沿ったものです。


Capriccioからもこんなアルバムが

Capriccio
C5250
\2700→\2490
フルトヴェングラーによって初演された作品
 ワルター・ブラウンフェルス:作品集

  1-8.ドン・ファン Op.34/
  9.古いフランスの子供の歌による交響的変奏曲 Op.15
アルテンブルク・ゲラ歌劇場管弦楽団/
マルクス・L・フランク(指揮)
録音 2013年3月19日 ドイツ ブーネン・デア・シャット・ゲラ コンツェルト・ザール
 フランクフルト出身の作曲家、ピアニスト、ブラウンフェルス(1882-1954)は、現在いくつかの室内楽、声楽曲、とりわけ歌劇「鳥たち」のロマンティックな作風が知られています。
 彼の父は文学者、翻訳者として知られ、また母方の係累にはヴァイオリン音楽で有名なルイ・シュポアがいるという文化的な家庭に育ち、ウィーンで作曲とピアノを学び、プロイセン芸術アカデミーの会員にえらばれるなど作曲活動をしながら音楽の発展に寄与していましたが、ナチスが台頭してくるとユダヤの血を引いていた彼は公職から追放され、その作品も上演禁止となってしまったのです。
 しかし幸いなことに、大戦を生き延び、戦後はまた公職に復帰、ドイツ音楽の再建に尽力したという波乱万丈の生涯を送った人です。この「ドン・ファン」はモーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」からモティーフを取った変奏曲で1924年にフルトヴェングラーによって初演された作品です。

 

OC1850
\2400
ブラームス:ピアノのための作品集
 1-5.ピアノ・ソナタ 第3番 ヘ短調 Op.5
 6.ロベルト・シューマンの主題による変奏曲 Op.9/
 7.スケルツォ 変ホ短調 Op.4
ガブリエーレ・カルカーノ(ピアノ)
録音 2016年1月21-24日 ミュンヘン バイエルン放送 第2スタジオ
 新進ピアニストの登竜門として知られる「ボルレッティ=ブイトーニ財団アワード」2010年の受賞者で、イタリアのピアニスト、ガブリエーレ・カルカーノのOEHMSデビュー・アルバムは、彼が最も得意としているというブラームス(1833-1897)の作品集。
 1985年、トリノに生まれ7歳でピアノを初め、17歳でジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で最高位を獲得、卒業。その後はパリでアルド・チッコリーニに師事し、リチャード・グード、ロバート・マクドナルド、そして内田光子からも薫陶を受けています。
 とりわけ内田光子は彼の才能を高く評価し、2010年、2012年、2013年のマルボロ音楽祭に招待、ここで演奏したことは彼にとって大きな励みとなったようです。以降は世界中のコンサート・ホールでオーケストラと共演するとともに、室内楽も盛んに演奏、ますます評価を高めています。




ONDINE



ODE-1283
\2400→\2190
ハンヌ・リントゥ(指揮)&フィンランド放送響
 エルッキ・メラルティン:管弦楽作品集

 1.交響詩「夢想」 Op.70/2.マルヤッタ Op.79/
 ソプラノとオーケストラのためのカレワラから伝説/
 3-10.バレエ音楽「青い真珠」Op.160 (ハンヌ・リントゥとヤニ・キョリョネンによる補筆)
ソイレ・イソコスキ(ソプラノ)…2/
フィンランド放送交響楽団/
ハンヌ・リントゥ(指揮)
録音 2015年6月…1, 2015年8月…2, 2015年5月…3 フィンランド ヘルシンキ,ミュージック・センター

 1875年、当時のロシア帝国との国境付近のカキサルミに生まれた作曲家メラルティン(1875-1937)。
 このアルバムでは世界初録音を含む3つの作品を、ハンヌ・リントゥとフィンランド放送交響楽団の演奏でお聴きいただけます。1910年に作曲された交響詩「夢想」はアレクサンドル・ジロティのために書かれた大規模な作品。まさにフィンランドを象徴するかのような印象的なフレーズと、またリヒャルト・シュトラウスを思わせるオーケストラの響き、ドビュッシー風の和声を持つこの大作、彼自身も自信作と認識していたようですが、結局のところ長い間忘れ去られてしまい、2013年にリントゥがヘルシンキで再演を行うまでの81年間は眠ったままとなっていました。
 「マルヤッタ」はカレワラ(フィンランドの民族叙事詩)に基づく声楽曲で、シベリウスの「大気の精」と同じ出自を持ち、また同じ歌手アイノ・アクテのために書かれています。もう1曲のバレエ「青い真珠」は1930年、彼の晩年の作品でフィンランド初の長編バレエ曲です。ここではリントゥとキョリョネンによって8曲の組曲として再編成されたものが演奏されています。



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ORFEO



C914161
\2800→\2590
イェルク・ヴィトマン(指揮)&アイルランド室内管
 メンデルスゾーン:交響曲 第1番&第4番

  1-4.メンデスルゾーン(1809-1847):交響曲 第1番 ハ短調 Op.11
  5.イェルク・ヴィトマン(1973-):トランペットと小管弦楽のための小協奏曲「不条理」(2002)/
  6-9.メンデルスゾーン:交響曲 第4番 イ長調「イタリア」Op.90
セルゲイ・ナカリャコフ(トランペット)…5/
アイルランド室内管弦楽団/
イェルク・ヴィトマン(指揮)
録音 2012年4月19日…1-4, 2014年7月11日…5, 2013年4月11日…6-9 リムリック大学 コンサート・ホール

 現代ドイツ有数のクラリネット奏者&作曲家イェルク・ヴィトマンの最新アルバム。
 ここでは彼が芸術監督を務めるアイルランド室内管とともに、メンデルスゾーンの2つの交響曲をメインに据え、そこに自作を挟み込むという凝ったプログラムを聴くことができます。
 早熟の天才メンデルスゾーンの交響曲は、通常フルサイズのオーケストラで演奏されることが多いものですが、「初期ロマン派の作品は室内オーケストラでアプローチすることが可能」と考えるヴィトマンは、このメンデルスゾーンもその概念に基づき演奏。その結果、隅々まで見通しのよいサウンドと、小回りの効いたアンサンブルが得られています。
 2つの交響曲の橋渡しとなるのは、ヴィトマン自身の「小協奏曲」で、こちらはトランペットの超絶技巧が要求される作品。ここでソリストを務めるのは名手ナカリャコフで、手に汗握るエキサイティングな演奏が繰り広げられています。

【イェルク・ヴィトマン:来日コンサート情報】
 石川県立音楽堂 7/23(土)
 オーケストラ・アンサンブル金沢
 イェルク・ヴィトマン(指揮・クラリネット)
 《プログラム》
  ウェーバー:クラリネット小協奏曲変ホ長調 op.26
  ヴィットマン:セイレーンの島(1997)
  ロッシーニ:クラリネットと管弦楽のための序奏、主題と変奏曲
  ヴィットマン:180ビート・パー・ミニッツ(1993)
  メンデルスゾーン:交響曲第1番ハ短調 op.11


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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TESTAMEMT



SBT1512
\2400→\2190
ベーム&ベルリン・フィル
 初出ステレオ録音
  ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB108
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
カール・ベーム(指揮)
録音:1969年11月26日、ベルリン、フィルハーモニーザールでのライヴ ステレオ
 


SBT1510
\2400→\2190
ベーム&ベルリン・フィル
 1968年ザルツブルク音楽祭、初出ステレオ録音

ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 op.36
モーツァルト:交響曲第34番ハ長調 K.338
ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」(1919年版)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
カール・ベーム(指揮)
録音:1968年8月11日、ザルツブルク祝祭大劇場でのライヴ ステレオ




URANIA ARTS


WS121294
(3CD)
\3000
ジュゼッペ・タッデイ
 モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
ジュゼッペ・タッデイ(ドン・ジョヴァンニ)
マリア・カーティス・ヴァーナ(ドンナ・アンナ)
カルラ・ガヴァッツィ(ドンナ・エルヴィーラ)
チェザーレ・ヴァレッティ(ドン・オッターヴィオ)
アントニオ・ゼルビーニ(騎士団管区長)
イターロ・ターヨ(レポレッロ)
エルダ・リベッティ(ツェルリーナ)
ヴィート・ススカ(マゼット)
マックス・ルドルフ(指揮)
RAI国立交響楽団、合唱団
1955.6月録音



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キング・インターナショナル


KKC 4067
\2400
これぞ日本人による最初のゴルトベルク変奏曲録音!
 豊増昇(ピアノ)

  J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988
豊増昇(ピアノ)

 小澤征爾、園田高弘、舘野泉を育てた日本ピアノ界の名伯楽・豊増昇(1912-1975)。教育家としての業績はもちろんながら、演奏家として再評価の機運が高まっています。
 今回は遺族所蔵の貴重な音源からバッハの傑作2点を復刻。
 彼は1933 年、東京音楽学校(現・東京藝術大学)ピアノ科を首席で卒業した際、バッハ・プログラムでデビュー・リサイタルを開催。その後もバッハ作品の研究を続け、1949 年にはバッハ歿後200 年に向け、1 年かけて全ピアノ曲の連続演奏会を行いました。53 年には新バッハ協会ただひとりの日本人会員に推挙されました。
 豊増昇の凄すぎるバッハ、ご期待下さい。

 ※ このCD は弊社独自企画で、海外盤が存在しません。

 旧東ドイツでの放送用セッション録音/MONO、35’ 00”、日本語帯・解説付

 日本人による「ゴルトベルク変奏曲」のオフィシャルな最初の録音は、神西敦子によるコロムビア盤とされていますが、それ以前に豊増昇が録音を残していました。1950-60 年代に旧東ドイツで放送用セッション録音されたもので、遺族が奇跡的にマスターを所蔵していた貴重な記録。
 モノラルで、放送用のため繰返しを一切行っていませんが、カット等はない全曲演奏。豊増は当時日本を代表するバッハの権威で、その演奏で「ゴルトベルク」を聴くことができるのは幸せな限り。
 極めて端正な楷書風の造形感のなかにも、活力と愉悦に満ちた音楽を聴かせ、ピアノのよる「ゴルトベルク変奏曲」の魅力を存分に味あわせてくれます。豊増芸術の粋を示した名演の登場です。
 

KKC 4068
\2400
バッハの権威・豊増昇究極の「フーガの技法」
 J.S.バッハ:フーガの技法BWV1080
  (エーリッヒ・シェエーブシュによる
   ヴォルフガング・グレーザー版の2台ピアノ用編曲)
豊増昇
アマデウス・ウエーバージンケ(ピアノ)
 録音:1971 年4 月13 日/日比谷公会堂(ライヴ)/MONO、78’ 00”、日本語帯・解説付

 バッハ最晩年の作「フーガの技法」は、未完なうえ楽器の指定もない大作。さらにフーガという高度な作曲技法を極限まで追求しているため、おいそれと近づくことのできない要塞の呈をなしています。
 日本でも滅多に演奏されませんが、バッハの権威だった豊増昇は、1950 年(昭和25 年)に東京で独奏しています。
 その21年後の1971年に東京の日比谷公会堂で、ドイツの名ピアニスト、アマデウス・ウエーバージンケと2台のピアノで披露しました。
 ヴォルフガング・グレーザー校訂譜を、エーリッヒ・シェエーブシュが2 台のピアノ用に編曲した楽譜によりますが、楽器の指定はないものの、3 つの変奏は「2台のクラヴィアのため」と明記されているため、全体として説得力に満ちています。
 技術的にも余裕で、複雑の極みの音符から、いとも清明な音楽を引き出し思わずひき込まれます。





<メジャー・レーベル>

DG

限定盤

4796220
(42CD)
\16000→\14990

《111 ヴァイオリン》

【CD1】
 パガニーニ:24のカプリースOp.1〜サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)[録音:1977年]/
【CD2】
 パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1&2番〜
  シュムエル・アシュケナジ(Vn) ヘリベルト・エッサー(指揮) ウィーン交響楽団[録音:1968年]/
【CD3】
 1) ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.99,
 2)ショスタコーヴィチ:『7つの人形の踊り』より「抒情的なワルツ」
  (編:タマーシュ・バティアシヴィリ),
 3)カンチェリ:ヴァイオリン、弦楽合奏とテープのための『V&V』,
 4) ペルト:鏡の中の鏡,
 5)ラフマニノフ:ヴォカリーズ〜
  リサ・バティアシヴィリ(Vn), エレーヌ・グリモー(P:4,5), バイエルン放送交響楽団(1-3),
  エサ=ペッカ・サロネン(指揮:1-3) [録音:2010年]/
【CD4】
 1) ヴィヴァルディ:ヴァイオリンと2群の合奏のための協奏曲変ロ長調 RV.583,
 2) ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 RV.278,
 3) ロカテッリ:ヴァイオリン協奏曲ト長調Op.3-9,
 4) タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲イ長調 D.96〜
  ジュリアーノ・カルミニョーラ(Vn)
  ヴェニス・バロック管弦楽団, アンドレア・マルコン(指揮) [録音:2004年]/
【CD5】
 ハイドン:
  ヴァイオリン協奏曲ハ長調 Hob.VIIa:1,
  同イ長調 Hob.VIIa:3, 同ト長調 Hob.VIIa:4 [録音:2011年]/
【CD6】
 1) R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調Op.18,
 2)レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調〜
  チョン・キョンファ(Vn), クリスティアン・ツィマーマン(P) [録音:1988年]/
【CD7】
 1) フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調,
 2) ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調,
 3) ラヴェル:フォーレの名による子守歌, 4) ハバネラ形式の小品, 5) ツィガーヌ〜
  オーギュスタン・デュメイ(Vn) マリア・ジョアン・ピリス(P) [録音:1993年]/
【CD8】
 シューマン:
  1) ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調Op.105, 2) 3つのロマンスOp.94,
  3) ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調Op.121〜
   クリスチャン・フェラス(Vn) ピエール・バルビゼ(P) [録音:1965年]/
【CD9】
 1) ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.24「春」,
 2) J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV.1004,
 3) モーツァルト:ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調K.261〜
  デイヴィッド・ギャレット(Vn) アレクサンドル・マルコヴィチ(P) [録音:1993年]/
【CD10】
 1) G.ガブリエリ:3つのヴァイオリンのためのソナタ,
 2). S.ロッシ:「アリア・ディ・ルッジェーロ」による高音楽器のためのソナタ,
 3). G.フォンターナ:3つのヴァイオリンのためのソナタ,
 B.マリーニ:
  4) 4声のためのパッサカリア,
  5)「ラ・モニカ」による高音楽器のためのソナタ,
  6) 3つのヴァイオリンのためのエコー, 7) カプリッチョ,
 8). C.ファリーナ:3声のためのソナタ「ラ・ポラッカ」,
 9) G.ブオナメンテ:3つのヴァイオリンためのソナタ〜
  ラインハルト・ゲーベル(Vn) ムジカ・アンティクヮ・ケルン[録音:1978年]/
【CD11】
 J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第1〜5番 BWV.1014-1018〜
  ラインハルト・ゲーベル(Vn) ロバート・ヒル(Cemb) [録音:1982-1983年]/
【CD12】
 エルガー:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調Op.61,
 V.ウィリアムズ:揚げひばり〜
  ヒラリー・ハーン(Vn) コリン・デイヴィス(指揮)ロンドン交響楽団[録音:2003年]/
【CD13】
 1) シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47,
 2) シェーンベルク:ヴァイオリン協奏曲Op.36〜
  ヒラリー・ハーン(Vn)  
  エサ=ペッカ・サロネン(指揮) スウェーデン放送交響楽団[録音:2007年]/
【CD14】
 1) ガードナー:藤の茂みから,
 2) ベンジャミン:ジャマイカン・ルンバ,
 3) ドビュッシー:美しき夕べ,
 4) ラヴェル:ハバネラ風の小品,
 5) ホワイト:船着き場の踊り,
 6) カステルヌオーヴォ=テデスコ:
  ロッシーニ『セヴィーリャの理髪師』のアリア「私は町のなんでも屋」によるパラフレーズ,
 7) フォスター:金髪のジェニー,
 8) ハーバート:ワルツ風に,
 9) ドヴォルザーク:ユーモレスク,
 10) アイルランド民謡:グウィードア・ブレイ,
 11) フォスター:故郷の人々,
 12) 黒人霊歌:深い河,
 13) ゴドフスキー:ウィーン風,
 13) バーリン:ホワイト・クリスマス,
 14) ガーシュウィン:『ポーギーとベス』より
  「サマータイム」「女は気まぐれ」「私の彼氏が行っちゃった」
  「そんなことはどうでもいいさ」「ブルースのテンポで」「ベスよ、お前はおれのもの」,
 15) ガーシュウィン:前奏曲〜
  ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) [録音:1944-1945年]/
【CD15】
 1) ダイアー:フロリダ・ナイト・ソング,
 2) ドビュッシー:『子供の領分』〜「ゴリウォーグのケークウォーク」,
 3) ドビュッシー:月の光,
 4) バーレ:フォケイラの足もとに,
 5) アギレ:足あと,
 6) ショスタコーヴィチ:前奏曲第10&15番,
 7) E.グラス:波の戯れ,
 8) プロコフィエフ:『三つのオレンジへの恋』より「行進曲」,
 9) プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』より「仮面」,
 10) ベネット:ヘクサポーダ,
 11) ワイル:『三文オペラ』〜「モデラート・アッサイ(マック・ザ・ナイフ)」,
 12) チャイコフスキー:メロディ 変ホ長調,
 13) ショパン:夜想曲第16番変ホ長調,
 14) グルック:『オルフェオとエウリディーチェ』〜「メロディ」,
 15) シューマン:『森の情景』〜「予言の鳥」,
 16) R=コルサコフ:『金鶏』〜「太陽への賛歌」,
 17) A.クライン:舞曲第4番,
 18) ブラームス:ハンガリー舞曲第7番,
 19) サン=サーンス:白鳥,
 20) バーリ:ジャイアント・ヒル,
 21) バーリ:無窮動 (Vn),
 22) ゴダール:ジョスランの子守唄,
 23)レール:わが思いを託して,
 24) ジム・ホイル(ヤッシャ・ハイフェッツ):When You Make Love To Me〜
  ヤッシャ・ハイフェッツ[録音:1945-1946年]/
【CD16】
 1) ヴェストホフ(バズラ編曲):鐘の模倣,
 2) エイナウディ:アンダンテ,
 3) グラス:エコーラス,
 4) フォーレ(ラター編曲):ラシーヌ賛歌,
 5) アーヴェルバフ:24のプレリュードから第15曲,
 6) ペルト:フラトレス,
 7) カッツ=チェルニン:『ワイルド・スワン』組曲から「エリザのアリア」,
 8) バラノフスキ:ムジカ・ウニヴェルサリス,
 8) G.プロコフィエフ:スフィアズ,
 9) M.リヒタ—:ベルリン・バイ・オーヴァーナイト,
 10) バラノフスキ:ビアフラ,
 11) イグデスマン:レント,
 12) エイナウディ:パサージオ,
 13) アーヴェルバフ:24のプレリュードから第8曲,
 14) K.ジェンキンス:『平和への道程』から「ベネディクトゥス」,
 15) J.S.バッハ&オリヴィエ・フォーレ:プレリュード(プレリュードとフーガ BWV855から),
 16) ナイマン:トライスティング・フィールズ,
 17) グンダーマン:ナッハシュピール(ファウスト/エピソードIIから)〜
  ダニエル・ホープ(Vn) サイモン・ハルジー(指揮)
  ベルリン・ドイツ室内管弦楽団[録音:2012年]/
【CD17】
 1) グラス:ヴァイオリン協奏曲,
 2) ローレム:ヴァイオリン協奏曲,
 3) バーンスタイン:セレナーデ
  (プラトンの「饗宴」による、ソロ・ヴァイオリン、弦楽オーケストラ、ハープと打楽器のための)〜
   ギドン・クレーメル(Vn) [録音:1978-1992年] /
【CD18】
 ベートーヴェン:
  1) ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47「クロイツェル」,
  2) 同第10番ト長調Op.96〜
   ギドン・クレーメル(Vn) マルタ・アルゲリッチ(P) [録音:1994年]/
【CD19】
 1) ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53〜
  ヨハンナ・マルツィ(Vn)
  フェレンツ・フリッチャイ(指揮) ベルリンRIAS交響楽団[録音:1953年],
 2) ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26,
 3) グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.82〜
   エリカ・モリーニ(Vn)
   フェレンツ・フリッチャイ(指揮) ベルリンRIAS交響楽団[録音:1958年]/
【CD20】
 コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ集Op.5より第1,2,3,7,8,9,11,12番〜
  エドゥアルト・メルクス(Vn) ユゲット・ドレフェス(Cemb, Org) [録音:1972年]/
【CD21】
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6, 7, 8番〜
  ユーディ・メニューイン(Vn) ヴィルヘルム・ケンプ(P) [録音:1970年]/
【CD22】
 1) チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35〜
  ナタン・ミルシテイン(Vn)
  クラウディオ・アバド(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団[録音:1972年],
 2) ジェミニアーニ:ソナタ イ長調OP.1-1,
 3) シューベルト:華麗なるロンド ロ短調 Op.70 D.895,
 4) ミルシテイン:パガニーニアーナ変奏曲,
 5) リスト:コンソレーション第3番 変ニ長調,
 6) ストラヴィンスキー:ロシアの歌,
 7) コダーイ:巷に雨の降るごとく,
 8) ムソルグスキー:ホパーク〜
  ナタン・ミルシテイン(Vn) ジョルジュ・プルーデルマッハー(P) [録音:1975年]/
【CD23】
 1) メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64,
 2) ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26〜
  シュロモ・ミンツ(Vn) クラウディオ・アバド(指揮) シカゴ交響楽団[録音:1980年],
 クライスラー:3) ウィーン奇想曲, 4) 愛の悲しみ, 5) 愛の喜び〜
  シュロモ・ミンツ(Vn) クリフォード・ベンソン(P) [録音:1980年]/
【CD24】
 フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1&2番〜
  シュロモ・ミンツ(Vn) イェフィム・ブロンフマン(P) [録音:1986年]/
【CD25】
 1) モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ハ長調K.296,
 2) ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調Op.12-3,
 3) ヴィヴァルディ:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調RV.10,
 4) タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調「悪魔のトリル」〜
  エリカ・モリーニ(Vn) ルドルフ・フィルクスニー(P:1.2) レオン・ポマース(P:3,4) [録音:1963〜1964年]/
【CD26】
 ベートーヴェン:
  1) ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61,
  2) ヴァイオリンのためのロマンス第1&2番〜
   アンネ=ゾフィー・ムター(Vn)
   クルト・マズア(指揮) ニューヨーク・フィルハーモニック[録音:2002年]/
【CD27】
 1) ブラームス:
  ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77, 2) ヴァイオリンのための幻想曲 ハ長調 Op.131〜
   アンネ=ゾフィー・ムター(Vn)
   クルト・マズア(指揮) ニューヨーク・フィルハーモニック[録音:1997年]/
【CD28】
 1) デュティユー:ひとつの和音の上で(ノクターン),
 2) バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番 Sz.112,
 3) ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調〜
  アンネ=ゾフィー・ムター(Vn), クルト・マズア(指揮) フランス国立管弦楽団[1: 録音:2003年],
  小澤征爾(指揮) ボストン交響楽団[2: 録音:1991年],
  パウル・ザッハー(指揮) フィルハーモニア管弦楽団[3: 録音:1988年]/
【CD29】
 1) ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77,
 2) チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35〜
  ダヴィッド・オイストラフ(Vn)
  フランツ・コンヴィチュニー(指揮)シュターツカペレ・ドレスデン[録音:1954年]/
【CD30】
 1) サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調Op.61,
 2) ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 Op.22〜
  イツァーク・パールマン(Vn)
  ダニエル・バレンボイム(指揮) パリ管弦楽団[録音:1983年]/
【CD31】
 1) ベルク:ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」,
 2) ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調,
 3) ラヴェル:ツィガーヌ〜小澤征爾(指揮) ボストン交響楽団[録音:1978, 1986年]/
【CD32】
 1) ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調「クロイツェル」〜
  ゲオルク・クーレンカンプ(Vn) ヴィルヘルム・ケンプ(P) [録音:1935年] ,
 2) ドヴォルザーク:ァイオリンとピアノのためのソナチネ ト長調Op.100〜
  ヴァーシャ・プルジーホダ(Vn) ミヒャエル・ラウハイゼン(P) [録音:1943年],
 3) スメタナ:ヴァイオリンとピアノのための2つの小品〜
   ヴァーシャ・プルジーホダ(Vn) オットー・グラエフ(P) [録音:1939年]/
【CD33】
 クライスラー:
  1) パガニーニ様式の前奏曲とアレグロ,
  2) フランクールの様式のよるシチリアーナとリゴードン,
  3) ルイ13世の歌とパヴァーヌ, 4) ベートーヴェンの主題によるロンディーノ,
  5) タルティーニの様式のコレルリの主題による変奏曲,
  6) レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース Op.6, 7) ウィーン奇想曲 Op.2,
  8) 中国の太鼓, 9) 愛の喜び, 10) 愛の悲しみ, 11) 美しきロスマリン,
  12) ジプシーの女, 13) 古いリフレイン(愛するオーガスティン),
  14) カルティエの様式によるシャス〜
   ルッジェーロ・リッチ(Vn) ブルックス・スミス(P) [録音:1961年],
 クライスラー:
  15) 愛の喜び, 16) 愛の悲しみ, 17) 美しきロスマリン, 18) 中国の太鼓,
  19) マルティニ様式のアンダンティーノ,
 20) チャイコフスキー:無言歌Op.2-3〜
  フリッツ・クライスラー(Vn) ゲオルゲ・ファルケンシュタイン(P) [録音:1910-1912年]/
【CD34】
 1) ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61〜
  ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)
   オイゲン・ヨッフム(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団[録音:1962年],
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219〜
  ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn&指揮)
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団[録音:1967年]/
【CD35】
 1) バーバー:ヴァイオリン協奏曲Op.14,
 2) コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35〜
  ギル・シャハム(Vn)アンドレ・プレヴィン(指揮) ロンドン交響楽団[録音:1993年],
  3) 組曲 ≪空騒ぎ≫ 作品11から
    ヴァイオリンとピアノのためのシェイクスピア劇への付随音楽〜
     ギル・シャハム(Vn)アンドレ・プレヴィン(P) [録音:1993年]/
【CD36】
 プロコフィエフ:
  1) ヴァイオリン協奏曲第1&2番〜
   ギル・シャハム(Vn)アンドレ・プレヴィン(指揮) ロンドン交響楽団[録音:1995年],
  2) 無伴奏ヴァイオリン・ソナタOp.115〜ギル・シャハム(Vn)[録音:1995年]/
【CD37】
 J.S.バッハ:
  1) ヴァイオリン協奏曲第1&2番BWV.1041&1042,
  2) 2台のヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043〜
   サイモン・スタンデイジ(Vn), エリザベス・ウィルコック(Vn:2)
   トレヴァー・ピノック(指揮) イングリッシュ・コンサート[録音:1983年]/
【CD38】
 ヴィヴァルディ:
  1) 協奏曲集「四季」,
  2) ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲変ロ長調RV.548,
  3) 2台のヴァイオリンのための協奏曲ト長調RV.516〜
   サイモン・スタンデイジ(Vn), エリザベス・ウィルコック(Vn:3),
   デイヴィッド・ライシェンバーグ(Ob)
   トレヴァー・ピノック(指揮) イングリッシュ・コンサート[録音:1981&1985年]/
【CD39-40】
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータBWV.1001-1006(全6曲)〜
   ヘンリク・シェリング(Vn) [録音:1967年]/
【CD41】
 バルトーク:
  1) ヴァイオリン・ソナタ第1番,
  2) 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ〜
   ティボール・ヴァルガ(Vn) エディット・ファルナディ(P:2) [録音:1962年]/
【CD42】
 ブラームス:
  1) ヴァイオリン・ソナタ第1〜3番,
  2) F.A.E.ソナタ 第3楽章スケルツォ〜
   ピンカス・ズカーマン(Vn) ダニエル・バレンボイム(P) [録音:1974年]

 偉大なる名ヴァイオリニストたちによる名盤を偉大なるヴァイオリン作品集の集大成
 グラモフォンを代表するの31人の名ヴァイオリン奏者による、名曲名盤を収録。
 クライスラーの自作自演から、フィリップ・グラスの協奏曲、バロック・ヴァイオリンの演奏まで幅広く取り上げられています。
 ヴァイオリニストのアルファベット順に各自1枚〜3枚までの名盤中の名盤がセレクトされています。
 ヴァイオリン演奏家研究家として有名なタリー・ポッターによる書き下ろしライナーノート、31人のヴァイオリン奏者の写真等を含む132ページのブックレット(欧文のみ)。
 それぞれのCDは、オリジナル・ジャケット・デザインによる紙ジャケットに収納。

 ボックス本体サイズは、13cm x 13cm x 13cm, 輸送箱外寸は、14cm x 14cm x 14cm




DECCA

限定盤
999 9216
(100CD)
\35000
朗読です!
 《シェイクスピア:戯曲、ソネット、詩、全集》 100枚組


シェイクスピア:
 【CD1-2】終わりよければ全てよし〜Features:Max Adrian, Michael Hordern, Prunella Scales/
 【CD3-4】夏の夜の夢〜Features:Ian McKellen, Trevor Nunn, Prunella Scales/
 【CD5-6】お気に召すまま〜Features:John Barton, Tony Church/
 【CD7-9】恋の骨折り損〜Features:Diana Rigg, Prunella Scales/
 【CD10-12】尺には尺を〜Features:Derek Jacobi/
 【CD13-14】空騒ぎ〜Features:Peggy Ashcroft, John Gielgud, Peter Pears/
 【CD15-16】ペリクリーズ〜Features:Prunella Scales, Patrick Wymarck/
 【CD17-18】間違いの喜劇〜Features:Denis McCarthy, Prunella Scales/
 【CD19-20】ヴェニスの商人〜Features:Donald Beves, Christine Baker/
 【CD21-22】ウィンザーの陽気な女房たち〜Features:Tony Church, Patrick Wymarck/
 【CD23-24】じゃじゃ馬ならし〜Features:Peggy Ashcroft, David King/
 【CD25-26】テンペスト〜Features:Michael Hordern, Ian Lang/
 【CD27-28】ヴェローナの二紳士〜Features:John Barton, George Rylands/
 【CD29-30】冬物語〜Features:Ian McKellen, Corin Redgrave/
 【CD31-32】十二夜〜Features:Derek Godfrey, Peter Pears, Prunella Scales/
 【CD33-34】ヘンリー四世 第1部〜Features:Corin Redgrave, Paul Scofield/
 【CD35-37】ヘンリー四世 第2部〜Features:Derek Jacobi, Ian McKellen, John Wood/
 【CD38-40】ヘンリー五世〜Features:Ian McKellen, Trevor Nunn, Prunella Scales/
 【CD41-43】ヘンリー六世 第1部〜Features:Richard Marquand, John Nettleton/
 【CD44-46】ヘンリー六世 第2部〜Features:Trevor Nunn, Patrick Wymarck/
 【CD47-49】ヘンリー六世 第3部〜Features:Richard Marquand, Patrick Wymarck/
 【CD50-52】ヘンリー八世〜Features:Frank Duncan, Trevor Nunn, Prunella Scales/
 【CD53-55】ジョン王〜Features:Michael Hordern, Richard Marquand/
 【CD56-58】リチャード二世〜Features:John Barton, Irene Worth/
 【CD59-61】リチャード三世〜Features:Corin Redgrave, Prunella Scales/
 【CD62-64】アントニーとクレオパトラ〜Features:Ian McKellen, Diana Rigg, Prunella Scales/
 【CD65-67】コリオレイナス〜Features:John Barton, Tony Church/
 【CD68-70】シンベリン〜Features:Denis McCarthy, Trevor Nunn/
 【CD71-74】ハムレット〜Features:Miles Malleson, Trevor Nunn/
 【CD75-76】ジュリアス・シーザー〜Features:Tony Church, John Dover Wilson/
 【CD77-79】リア王〜Features:William Devlin, Prunella Scales/
 【CD80-81】マクベス〜Features:Derek Jacobi, Irene Worth/
 【CD82-84】オセロ〜Features:Wendy Gifford, Irene Worth/
 【CD85-87】ロミオとジュリエット〜Features:Corin Redgrave, Prunella Scales/
 【CD88-89】アテネのタイモン〜Features:David Jacobi, Trevor Nunn, Corin Redgrave/
 【CD90-91】タイタス・アンドロニカス〜Features:Jill Balcon, William Devlin/
 【CD92-94】トロイラスとクレシダ〜Features:Wendy Gifford, Irene Worth/
 【CD95-96】ソネット集〜Features:John Barton, Tony Church, George Rylands, Anthony White/
 【CD97】恋人の嘆き〜Features:Joan Hart, William Squire, 不死鳥と雉鳩〜Featuring John Burrow/
 【CD98-99】ルークリース凌辱〜Features:Peggy Ashcroft/
 【CD100】ヴィーナスとアドーニス〜Features:Irene Worth

 シェイクスピア没後400年記念!
 シェイクスピア全作品の朗読による初CD
 イングランドの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物、ウィリアム・シェイクスピア。没400年をむかえた今年、シェイクスピア作品の朗読全集が初めてCDで発売されることになりました。
 もともとこれらはArgoレーベルが1950年代後半から1960年代に録音し、LPで発売していた音源で、多くの有名俳優らが全ての朗読の録音に参加しています。
 今回の発売にあたって全てリマスターを行い、それぞれのタイトルはオリジナル・ジャケット・デザイン(Argoレーベルのジャケット・デザインなどを手がけたイギリスの有名イラストレーターArthur Wragg氏による)を使用。
 200ページブックレット。豪華仕様ボックス仕様。




<映像>

.

DG(映像)



73 5254
(Blu−ray)
\3600→\3290
ティーレマン&バイロイト
 ワーグナーのひ孫、カタリーナ・ワーグナーの新演出
  《ワーグナー:トリスタンとイゾルデ》
シュテファン・グールド(トリスタン),
ゲオルク・ツェッペンフェルト(マルケ),
エヴェリン・ヘルリツィウス(イゾルデ),
イアン・パターソン(クルヴェルナル),
ライムント・ノルテ(メーロト),
クリスタ・マイヤー(ブランゲーネ),
タンゼル・アクゼイベック(牧人, 水夫),
カイ・シュティーファーマン(舵手),
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団,
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
【演出】カタリーナ・ワーグナー

73 5251
(DVD)
\3100→\2790
 近代的で謎めいた舞台と、ティーレマンの重厚な音楽によるライヴ
 ワーグナーのひ孫で、何かと話題を巻き起こすカタリーナ・ワーグナーの新演出による「トリスタンとイゾルデ」のこの映像。
 最近のバイロイトにおける「新演出」についての賛否両論の激しさは知る人ぞ知る、と言った様相を呈していますが、この「トリスタン」は比較的穏健な場面で幕を開けます。
 とは言っても、装置はなかなか不可解。近代的で謎めいた器具類が示唆するものは一体何なのでしょう?そんな疑問は最後まで解けず、第3幕での幻想的な雰囲気も相俟って、一度見終わっても「もう一度」と繰り返し観賞したくなること間違いなし。
 また特筆すべきはやはりティーレマンが紡ぎ出す上質のペルシャ絨毯のような音の織物で、歌手たちの歌を巻き込みながら、陶酔の頂点を目指すところは、さすが、当代随一の「ワーグナー指揮者」たる所以でしょう。

【収録】2015年7〜8月、バイロイト祝祭劇場でのライヴ
Picture format: 1080i / 60i / 16:9 / colour, Audio Format: PCM Stereo / DTS-HD Master Audio 5.0 (not 5.1)
Region Code: All regions (0), Disc: 1 BD-50
Menu Language: English, Subtitles: English, German, French, Spanish, Chinese, Korean
















6/14(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



CHAMPS HILL RECORDS

CHRCD 123
\2500→\2290
ソフィー・ローザ(ヴァイオリン)
 フランク&ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ集

 フランク:
  ヴァイオリン・ソナタ イ長調、
  アンダンティーノ・クイエトーソ 変ホ長調 Op.6
 ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調
 ラヴェル(ジョルジュ・カトリーヌ編):ハバネラ形式の小品
 イザイ:子供の夢 Op.14
ソフィー・ローザ(ヴァイオリン)
ベンジャミン・パウエル(ピアノ)
 イギリスの才媛、ソフィー・ローザ、フランクとラヴェルの名作でデビュー!

 2011年のマンチェスター国際ヴァイオリン・コンクールで第2位&聴衆賞を受賞し、数々の奨学金を得て活動する若き天才ヴァイオリニスト、ソフィー・ローザ。
 Champs Hill Recordsより発売されるデビュー・アルバムは、フランクとラヴェルの名ソナタを中心に据えた、魅惑のリサイタル。今、イギリスでもっとも注目を浴びるヴァイオリニストの一人、ソフィー・ローザのフランク&ラヴェルにご注目ください。
 使用楽器は、ストラディヴァリ財団より貸与されているジョゼフ・ガリアーノ1795年製のヴァイオリン。

 録音:2014年6月30日−7月2日、イギリス



ここでは自由闊達にヴィエニアフスキ弾いてます。Wieniawski Polonaise no.1 D major

https://youtu.be/hmipyD4kRQY
 .
CHRCD 042
\2500→\2290
実はかなりかっこいい!
 スタンフォード:ピアノ協奏曲第2番&ピアノ独奏作品集

  ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.126
  ダンテ狂詩曲 Op.92
  6つの性格的な小品 Op.132 より
  5つのカプリース Op.136 より
ベンジャミン・フリース(ピアノ)
アンドルー・グーレイ(指揮)
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
 グールド・ピアノ・トリオのメンバーとして活躍するイギリスのピアニスト、ベンジャミン・フリース。近代英国音楽の礎を築いたチャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォードの傑作の1つ、ピアノ協奏曲第2番と、ダンテ狂詩曲などのピアノ小品を収録。

 録音:2012年5月1日(協奏曲)、2012年1月26日−27日(独奏曲)、イギリス



 実はかなりかっこいいスタンフォードのピアノ協奏曲第2番。
 他レーベルのPVを使うのは申し訳ないけど、第1楽章はこんな感じ。

https://youtu.be/KIoGHll4790

 ラフマニノフをさらに洗練させた感じとでもいおうか。
 この洒落た粋な感性がたまらない。



 サー・チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォードは 1852年生まれのアイルランド人の作曲家。
 ダブリンの裕福で音楽的教養の高い一家に生まれたスタンフォードは、ケンブリッジ大学で学び、その後ライプツィヒとベルリンで音楽教育を受けることとなる。
 1882年、29歳で王立音楽大学創設メンバーの一員として教授に就任した彼は、その後生涯にわたって同大学の作曲科で教鞭をとった。同時に1887年からはケンブリッジ大学の音楽科教授も兼任している。
 スタンフォードはブラームスのような古典的な音楽を愛し、門下からはホルストやヴォーン・ウィリアムズなどといった作曲家が輩出した。
 イギリス音楽の天才たちがスタンフォードの教え子から登場したというのは偶然ではないような気がする。


スタンフォード:交響曲全集

CHAN 9279-82
(4CD)
\10000
入手困難につき海外直輸入
スタンフォード:交響曲全集
 交響曲第1番変ロ長調
 交響曲第2番ニ短調
 交響曲第3番ヘ短調 op.28『アイリッシュ』
 交響曲第4番ヘ長調 op.31
 交響曲第5番ニ長調 op.56
 交響曲第6番変ホ長調 op.94
 交響曲第7番ニ短調 op.124
V・ハンドリー指揮
アルスター管

 1852年、アイルランドのダブリンで生まれたスタンフォードの交響曲は全部で7曲。
 パリー同様19世紀ドイツ・ロマン派の香りたっぷりの作品だが、ふるさとアイルランドの民謡を積極的に取り入れた親しみやすいもの。
 これまでほとんど再演されることはなく、このハンドリーの全集でようやくその作品群の偉大さが明らかとなった。

 ただひそかにベストセラーを続けていたこの全集も気づいたらリリースから20年・・・さすがに現在は入手困難。
 海外倉庫からの直輸入になります。在庫限りなので完売の際はご容赦を。

 

CHRCD 114
\2500
綱渡りの踊り子
 バツェヴィチ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番
 ヒンデミット:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.31-2
 グバイドゥーリナ:綱渡りの踊り子
 プロコフィエフ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.115
 シュニトケ:無伴奏ヴァイオリンのためのフーガ
 ジョン・ケージ:6つのメロディー
バルトシュ・ヴォロフ(ヴァイオリン)
メイイー・フー(ピアノ、キーボード)
 ポーランドのポズナン生まれ、スペインのパブロ・サラサーテや、ニュージーランドのマイケル・ヒルなど、複数の国際コンクールで優勝したヴァイオリニスト、バルトシュ・ヴォロフ。
 22歳でポズナン・フィルのコンサートマスターを務めたが、ソロと室内楽を追究するために退任。パリのIRCAMのレジデンシーを引き受けるなど特に近現代の音楽を得意とするヴォロフのファースト・アルバムは、バツェヴィチやヒンデミット、プロコフィエフ、シュニトケなどの無伴奏作品に、同じく現代音楽を得意とするメイイー・フーとのグバイドゥーリナとジョン・ケージを組み合わせたプログラム。

 録音:2015年7月−8月、イギリス
 

CHRCD 098
\2500
ノクターナル・ヴァリエーションズ
 
シューベルト:
  夜曲 D.672、ロマンス D.797-3、
  夕星 D.806、星 D.939、夕映えの中に D.799
 マーラー:トランペットが美しく響くところ、真夜中に、原光
 ベルク:4つの歌 Op.2
 ブリテン:
  夕暮れ、夜、真夜中に(ゲーテ)、
  真夜中に(イギリス民謡集より)
ルビー・ヒューズ(ソプラノ)
ジョセフ・ミドルトン(p)
 ルビー・ヒューズは、2009年ロンドン・ヘンデル歌唱コンクールで第1位と聴衆賞を受賞、2011年と2013年にはBBCニュー・ジェネレーション・アーティストに選ばれ、2014年にはロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティ・ミュージック・アウォードにノミネート、そしてボルレッティ・ブイトーニ・トラスト賞も受賞している注目のソプラノ歌手。
 これまで、シュタインエッカーの「J.S.バッハ:カンタータ集」やHyperionの「R.シュトラウス:歌曲集」などに参加してきたルビー・ヒューズの"デビュー・ソロ・リサイタル・アルバム"は、「夜」をテーマにした歌曲集。

 録音:2014年6月1日−4日、イギリス




DELPHIAN


DCD 34146
\2400
イン・メモリアム
 ウィリアム・バード:主を賛美もて祝え/
 マシュー・ケーナー:2人の堕天使/
 ギャレス・ウィルソン:マニフィカトとヌンク・ディミティス/
 シルヴィーナ・ミルシテイン:早すぎた春/
 フランシス・ポット:わたしは黒い、しかし美しい/
 ジャン・レリティエ:わたしは黒い、しかし美しい/
 ロベルト・ブシャキエヴィチ:わたしは復活であり、命である/
 ロブ・キーリー:マニフィカトとヌンク・ディミティス/
 アントニー・ピッツ:ピエ・イエズ/
 マシュー・マーティン:精霊への祈り/
 ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ:お前の足は何と美しい/
 ヤコブ・クレメンス・ノン・パパ:私は野の花/
 フランシス・グリアー:天使の糧
ロンドン・キングズ・カレッジ合唱団
ギャレス・ウィルソン(指揮) 
 ロンドン・キングズ・カレッジ合唱団!名匠トレンデルに捧げる"イン・メモリアム"。

 22年間に渡りロンドン・キングズ・カレッジ合唱団を率いた英国の名合唱指揮者、デイヴィッド・トレンデル(1964−2014)に捧げるトリビュート・プログラム。
 その早すぎる死を悼んだ仲間や弟子たちによって選ばれた特別なプログラムが、バードやパレストリーナなどのルネサンス音楽と、ポットやピッツなどの近現代の合唱音楽を繋ぎ、長き歴史における宗教合唱の変遷を教えてくれる。
 現代の宗教合唱曲が持つ魅力と説得力を、ルネサンス音楽とのコントラスト、そして英国有数のカレッジ合唱団のハーモニーで。

 ※録音:2015年6月22日−24日、セント・ジョン・ザ・エヴァンゲリスト教会(アッパーノーウッド、ロンドン)



 

DCD 34094
(2CD/特別価格)
\3800
ヘンデル:
 オラトリオ《アレグザンダーの饗宴》HWV.75
ロードゥス・バロック、
リチャード・ネヴィル=トウル(指揮)、
ソフィー・ベヴァン(ソプラノ)、
エド・ライオン(テノール)、
ウィリアム・バーガー(バス)
 ルードゥス・バロックは、エジンバラのキャノンゲート教会で音楽監督を務めるリチャード・ネヴィル=トウルが、1998年に結成したスコットランドのピリオド・オーケストラ&合唱団。エジンバラのキャノンゲート教会を拠点として、特にヘンデル、J.S.バッハの演奏で高い評価を得ている。
 1736年に初演されたヘンデルの「アレクサンダーの饗宴」では、声楽界、古楽界のニュースターたち、ソフィー・ベヴァン、ウィリアム・バーガー、エド・ライオンの存在が頼もしい。

 2010年8月の録音。
 


DCD 34050
(2CD/特別価格)
\3800→\3490
デイヴィッド・ワイルド・プレイズ・シューマン
 シューマン:
  幻想曲ハ長調 Op.17
  子供の情景 Op.15
  謝肉祭 Op.9
デイヴィッド・ワイルド(ピアノ)
 ソロモンとライゼンシュタインにピアノを学んだマンチェスターの大ベテラン・ピアニスト、デイヴィッド・ワイルドが奏でるシューマン。
 「幻想曲 Op.17」の第1楽章には、未出版の手稿譜を用いるなど、長年の経験とアイディアから生まれた仕掛けが随所で光る。使用楽器はスタインウェイ。

 2009年の録音。
 

DCD 34045
\2400
合唱のための多声部作品集
 ジャクソン:聖なるは真なる光へ
 ウィルキンソン:旅立たれたイエス
 ゲレーロ:2人の熾天使が
 ジョスカン:いと高きところに住み
 ビクトリア:第6旋法によるマニフィカト
 オレーガン:私は眠っていたが心は冷めていた
 アネリオ:スターバト・マーテル
 オケゲム:36声のための《主に感謝せよ》
 ホルテン:イン・ノミネ
 タリス:40声のモテット《我、汝の他に望みなし》
イギリス・ナショナル・ユース合唱団
マイク・ブリューワー(指揮)
 イギリスのルネサンスの傑作、トマス・タリスの40声のモテット「我、汝の他に望みなし(スペム・イン・アリウム)」に代表される合唱のための多声部の作品を集めたプログラム。
 ガブリエル・ジャクソンの40声のモテット、大編成合唱ならではのハーモニーなど、聴きどころ多数!

 2006年−2007年の録音。
 

DCD 34039
\2400
レイモンド・ラッセル・コレクション Vol.2 ジョン・キッチン(ハープシコード
ヴァージナル、クラヴィコード、オルガン)
 ヘンデル:組曲ニ短調 HWV.437
  (ダブル・マニュアル・ハープシコード/ロバート・ファークナー1773年製)
 パーセル:5つの小品(ベントサイド・スピネット/ロンドン1705年頃製)
 ロバート・ブレンナーの《The Harpsichord or Spinnet Miscellany》より
  (ベントサイド・スピネット/ジョン・ハリソン1757年製)
 ロッシ:トッカータ第7番(エンハーモニック・ヴァージナル、フィレンツェ1620年頃製)
 トムキンズ:心の乱れた時の悲しみのパヴァーヌ、
 ブロウ:ヴォランタリー ハ長調
  (チェンバー・オルガン、ロンドン1680年頃製)
 J.C.F.バッハ:5つの小品
  (フレッテッド・クラヴィコード、クリスティアン・ゴットローブ・ヒューバート1784年製)
 F.X.モーツァルト:2つのメランコリックなポロネーズ
  (スクエア・ピアノ、アンドルー・ロッチード1815年頃製)
 A-L.クープラン:3つの小品
  (ダブル・マニュアル・ハープシコード、ジャン・グルマン1764年製)
 グラウプナー:4つの楽章
  (シングル・マニュアル・ハープシコード、ヨハン・アドルフ・ハス、1764年製)
 スコットランドのエジンバラ大学に所蔵されている貴重な鍵盤楽器のコレクション、"レイモンド・ラッセル・コレクション"の音色を堪能できるゴージャスなシリーズの第2集。
 エジンバラ市のオルガニスト、ジョン・キッチンが奏でる9台の鍵盤楽器の音色を存分に。

 2005年4月の録音。
 
DCD 34044
\2400
ホリンズ:合唱作品集
 演奏会用序曲ハ長調/婚礼の祝福/
 トランペット・メヌエット/アレグロ・グラツィオーソ/
 演奏会用序曲ヘ短調/演奏会用序曲ハ短調/
 夕暮れの残り/アンダンテ ニ長調/日差しの歌/
 メイタイム・ガヴォット/主題、変奏とフーガ
ティモシー・バイラム=ウィグフィールド(オルガン)
 アルフレッド・ホリンズ(1865−1942)は、ベルリンでハンス・フォン・ビューローに師事し、ドイツやベネルクス各国の王室の御前演奏を行うなど、スコットランドを中心に幅広く活躍した盲目のオルガニスト。

 2005年の録音。




REGENT


REGCD 463
\2500
ソールズベリーのエルガー 〜 オルガン・トランスクリプション集 ジョン・チャレンジャー(オルガン)
 オラトリオ《神の国》Op.51より 前奏曲(ジョン・チャレンジャー編)/
 牧歌 Op.4-1(アルフレッド・レッドヘッド編)/
 イギリス行進曲 Op.32(ジョージ・クレメント・マーティン編)/
 オラトリオ《生命の光》Op.29より 瞑想曲(ジョン・チャレンジャー編)/
 戴冠式行進曲 Op.65(ハーバート・ブリューワー編)/
 弦楽セレナード ホ短調 Op.20より ラルゲット(カレブ・ヘンリー・トレヴァー編)/
 戦没者のために Op.80-3(ハーヴェイ・グレース編)/
 帝国行進曲(トム・ウィンペニー編)/
 オラトリオ《ジェロンティアスの夢》Op.38より
  前奏曲、天使の告別(ハーバート・ブリューワー編)
 エルガーのオルガン・トランスクリプション集!

 ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジのオルガン・スカラーを経て、ソールズベリー大聖堂の副音楽監督に着任したジョン・チャレンジャー。
 ソロ・デビューとなるエルガーの管弦楽作品のヴィルトゥオーゾ・トランスクリプション集は、1876年から1877年にかけて建造されたソールズベリー大聖堂のオルガンでの演奏。エルガーの時代に誕生したオルガンで聴く"エルガーの音楽"も格別です。

 2014年10月の録音。
 

REGCD 430
\2500
恵みに満ちたお方 〜 聖母マリアのための音楽
 ビクトリア:救い主のうるわしき母/
 ハウエルズ:サルヴェ・レジナ/
 ビクトリア:天の女王/
 ヴィレット:サルヴェ・レジナ/
 ゲレーロ:おおマリア、御身は全て美しい/
 ビクトリア:めでたし天の女王/
 ベッドナル:サルヴェ・レジナ/
 ゲレーロ:あなたの後をついて行かせてください、聖母マリアよ/
 ヴィレット:聖母マリア賛歌/
 ビクトリア:アヴェ・マリア/
 ピッカード:3つのラテン語のモテット、めでたし海の星/
 ビクトリア:サルヴェ・レジナ
ブリストル大学シンガーズ
デイヴィッド・アリンソン(指揮)
デイヴィッド・ベドナル(指揮)
 スペイン・ルネサンスのビクトリアやゲレーロから、イギリスのハウエルズ、フランスのヴィレットなどの「聖母マリアのための音楽」を集めたプログラムは、イギリス、ブリストル大学の室内合唱団、ブリストル大学シンガーズのデビュー・レコーディング。

 2013年6月の録音。
 

REGCD 437
\2500
ウィンチェスターの追憶
 ハリス:天は美し/
 ブリテン:アニュス・デイ/
 ゲスト:戦没者のために/
 ホルスト:引き返せ、おお人よ/
 アイアランド:これよりも大きな愛はない/
 エルガー:ニムロッド/
 ハウエルズ:地よ、慈しみを持て/
 ブラッチリー:戦没者のために/
 ヴォーン・ウィリアムズ:主よ、あなたはわれらの避難所である/
 ウカシェフスキ:ヌンク・ディミティス/
 ハリス:主なる神よ/
 ムーア:丸い地球の想像上の角で(世界初録音)
ウィンチェスター大聖堂聖歌隊
ファイン・アーツ・ブラス
サイモン・レントン(トランペット)
ウィリアム・ケンダール(テノール)
ジョージ・キャッスル(オルガン)
ジョナサン・ホープ(オルガン)
アンドルー・ラムスデン(指揮)
 ウィンチェスター大聖堂聖歌隊が歌う、第一次世界大戦の追憶をテーマとしたイギリスを中心とした合唱作品集。
 9パートの金管楽器と打楽器、合唱によるハリスの「丸い地球の想像上の角で」は世界初録音。

 2013年−2014年の録音。
 

REGCD 455
\2500
ロイド:合唱作品集
 リッチフィールド・サーヴィス/オープン・マイ・ハート/
 一番美しい花/窓/ソング・オブ・ザ・パッション/
 アドロ・テ/チチェスター・ミサ/
 サンクフル・オヴ・ハート/アダムはわれらが父/
 オール・ソー・スティル/さまよいながら/
 ナウ・グラッド・オヴ・ハート/
 私をかくまってください、おおキリストよ/
 ホワット・ソングス・アー・ジーズ?/喜び歌い
ベーダ・シンガーズ
イアン・ショー(オルガン)
ダニエル・ハイド(オルガン)
デイヴィッド・ヒル(指揮)
 ダラム大聖堂、ヘレフォード大聖堂のオルガニストを歴任したベテラン、リチャード・ロイド(1933−)の合唱作品集。
 ダラム大聖堂時代にロイドのアシスタントを務めた経験を持つ英国合唱界の名匠、デイヴィッド・ヒルがタクトを振るう。

 2014年7月の録音。
 

REGCD 452
\2500
デイヴィソン:合唱作品集
 とこしえに汝のいつくしみの歌を歌い/
 夕暮れのジオン/光の武具/復活祭/
 バンフシャー・ミサ/ウェルズ・サーヴィス/
 主への賛美によるトランペット・ロンド/
 歌う、我が魂、彼の不思議な愛を/
 おお主よ、我らを守りたまえ/雨風に晒された帆が/
 サンタ・フェ・カンティクルズ/主は我が光/
 パレス・ガーデン・カンティクルズ/さかえある神よ
ウェルズ大聖堂聖歌隊
マシュー・オーウェンズ(指揮)
 英国国教会の合唱音楽の伝統を感じさせる、アメリカの作曲家ゲイリー・デイヴィソン(1961−)の合唱作品集。演奏は、チルコットのレクイエム(CDA 67650)など、多くの名唱を披露してくれているウェルズ大聖堂聖歌隊とマシュー・オーウェンズのコンビ。

 2014年6月の録音。


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ALTUS



ALT 343
(2CD)
\3900→\3590
ブーレーズの魅力を凝縮したステレオ・ライヴ大集成!
 ブーレーズの最もアグレッシヴな「春の祭典」がより鮮烈な音で復活!

 Disc 1
  ストラヴィンスキー:
   (1)管弦楽のための4つの練習曲
   (2)カンタータ「星の王」
   (3)ドビュッシーの墓碑銘(管楽器のためのサンフォニー)
   (4)カンタータ「説教、説話、祈り」
   (5)バレエ音楽「春の祭典」

 Disc2
  (6)ドビュッシー:バレエ音楽「遊戯」
  (7)ベルク:アルテンベルク歌曲集
  (8)シェーンベルク:5つの管弦楽曲 Op.16
  (9)シェーンベルク:4つの管弦楽歌曲 Op.22
  (10)エドガー・ヴァレーズ:アルカナ
ピエール・ブーレーズ(指揮)
フランス国立放送管弦楽団

(1)-(5)
 フランス国立合唱団
 ルネ・アリックス(合唱指揮)
 ジョアンナ・ピータース(アルト)
 ヘルベルト・ハント(テノール)
 セバスチャン・ショウ(バリトン、朗唱)
ライヴ録音:1963 年6 月18 日/シャンゼリゼ劇場

(6)-(10)
 ジョアンナ・ピータース(アルト)
ライヴ録音:1964 年3 月10 日/シャンゼリゼ劇場
 驚き!名盤コンサートホール・レーベルの「春の祭典」の直前の激烈ライヴ。
 ブーレーズの最もアグレッシヴな「春の祭典」がより鮮烈な音で復活!
 終演後は初演時を思わせる騒ぎになりブラボーとブーが錯綜する大変な興奮の渦!
 「星の王」など充実のオール・ストラヴィンスキー・プロの1夜とドビュッシーからヴァレーズまでの才気あふれるプログラムの1夜を豪華カップリング、ブーレーズの魅力を凝縮したブーレーズ・ステレオ・ライヴ大集成!

 さすがブーレーズ!ライヴにもかかわらず「春の祭典」の音楽的情報量の多さがすごいものがあり冒頭から釘づけです。ライヴでこの明晰さを貫きしかも大迫力でアグレッシヴ!まさに衝撃的演奏の登場です。
 男ざかり油ののりきったブーレーズに脱帽です。音質大変良好明瞭な美しいステレオ録音です。
  


ALT 345
(2CD)
\3900→\3590
ブーレーズのニューイヤーコンサート!
 イヴォンヌ・ロリオとモーツァルト三昧!

  Disc 1
   モーツァルト:
    (1)ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467
    (2)ピアノ協奏曲第26番 ニ長調 K.537『戴冠式』
  Disc 2
    (3)ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503
ピエール・ブーレーズ(指揮)
イヴォンヌ・ロリオ(ピアノ)
ラムルー管弦楽団
 ブーレーズのニューイヤーコンサート!
 なんとブーレーズが新年早々パリ音楽院でメシアン夫人の名手イヴォンヌ・ロリオとモーツァルト三昧!

 ライヴ録音:1964年1月1日/パリ音楽院/モノラル日本語帯・解説付

 ブーレーズのモーツァルトの伴奏の雄弁さがすばらしく、木管が立体的に浮かび、曲想の変化にあわせ変幻の勢いで息もつかせぬすばらしさ。大メシアンが称賛したロリオのモーツァルトですが、すばらしいテクニック、音色の豊かさなど、ここまで生き生きしたモーツァルトは稀。すばらしい復刻です。音質もモノラルながら大変聴きやすく良好。モーツァルトファンならず長く聴かれることまちがいなしの逸品。



アリア・レーベルでベストセラーを記録している
ブーレーズ&ロリオのモーツァルト:ピアノ協奏曲
そのすばらしさはこちらで

AR 0065
1CD-R\1700
通常盤
アリア・レーベル第65弾
 ブーレーズ&ロリオのモーツァルト:ピアノ協奏曲

  モーツァルト:
    ピアノ協奏曲 第1番Kv.37
             第2番Kv.39
             第3番Kv.40
             第4番Kv.41
イヴォンヌ・ロリオ(P)
ピエール・ブーレーズ指揮
ドメーヌ・ミュージカル管弦楽団

AR 0065-F
1CD-R\2500
特別装丁盤

通常盤は、薄型ケースで、シンプルなデザインのジャケットと盤面印刷の仕様です。

特別装丁盤は通常ジュエル・ケース入り。表裏ジャケと盤面印刷の仕様です。

原盤:LP VEGA C30A 353/4

録音:1962年、パリ モノラル録音

フォーマットはCD-R。針音や歪みなどのオリジナル・ノイズがありますがご了承ください。



<メジャー・レーベル>

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DG



483 0075
(2CD)
\4600→\4190
2015年4月、フィレンツェ歌劇場
 アンドレア・ボチェッリ/ズービン・メータ 
  《ヴェルディ:歌劇『アイーダ』(全曲)》
アンドレア・ボチェッリ(テノール),
クリスティン・ルイス(ソプラノ),
ヴェロニカ・シメオーニ(メゾ・ソプラノ),
カルロ・コロンバーラ(バス),
アンブロージョ・マエスト(バリトン),他、
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団,
ズービン・メータ(指揮)
アンドレア・ボチェッリの表現力豊かなラダメス

 2016年4月、6年ぶりの来日公演を果たしてファンを熱狂させた世紀のスーパーテノール、アンドレア・ボチェッリ。
 前作は名作映画からのナンバーを切々と歌いファンを泣かせましたが、今作はヴェルディの最高傑作「アイーダ」でラダメスを堂々と歌い上げています。
 以前は軽い声質だったボチェッリも、年齢を重ねた声には一層幅広い表現力が備わったようです。
 アイーダ役は最近めきめきと力を付けてきたアメリカ出身のクリスティン・ルイス。2015年スカラ座の上演時も、メータと共演し堂々たる歌声を聞かせたソプラノです。
 彼女の強靭な声を包み込むようなボチェッリの滑らかな声が、この愛の物語をしっとりと纏めてあげています。

  【録音】2015年4月、フィレンツェ歌劇場[デジタル]
  .


479 5945
(3CD)
\6900→\6290
2015年夏バーデン=バーデン・ライヴ
 ネゼ=セガン
  ハンプソン、フォン・オッター、ビリャソン
   ヨンチェヴァ、カルク、ピサローニ
    《モーツァルト:フィガロの結婚》
トーマス・ハンプソン(伯爵),
ソーニャ・ヨンチェヴァ(伯爵夫人),
アンジェラ・ブラウアー(ケルビーノ),
クリスティアーネ・カルク(スザンナ),
ルカ・ピサロニ(フィガロ),
マウリツィオ・ムラーロ(ドン・バルトロ),
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(マルチェリーナ),
フィリップ・スライ(アントニオ),
レグラ・ミューレマン(バルバリーナ),
ローランド・ビリャソン(ドン・バジーリオ),
ジャン=パウル・フーシェクール(ドン・クルツィオ),
ジョリー・ヴィニクール(通奏低音:フォルテピアノ),
ラスタット・ヴォーカル・アンサンブル,
ヨーロッパ室内管弦楽団,
ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)

 メトロポリタン歌劇場のシェフとなるネゼ=セガンによるライヴ
 ヤニク=セガンによる「モーツァルトの7つのオペラ・シリーズ」の第4作目は、2015年の夏にバーデン=バーデンで行われたライヴ録音による「フィガロ」。
 ハンプソン、フォン・オッター、ビリャソンと随所にヴェテランを配し、ヨンチェヴァ、カルク、ピサローニと言った若手も起用(ピサローニとハンプソンは義理の親子!)。
 そんな豪華な歌手陣も魅力的ながら、何といっても注目は、次期メトロポリタン歌劇場の音楽監督に指名されたばかりのネセ=セガンの指揮でしょう。オーケストラを縦横無尽に操り、時には歌手をきっちり支え、時には柔軟な音楽を紡ぎ出す彼の手腕には息を呑むばかり。歌手たちの素晴らしいパフォーマンスも文句なしです。

 【録音】2015年7月、バーデン=バーデン祝祭劇場、演奏会形式でのライヴ録音





DECCA

限定盤

4825740
(2CD)
\2800
《カラー・ミー・クラシカル》  
【CD1】
 1) マスネ:タイスの瞑想曲〜ジョシュア・ベル(ヴァイオリン),
 2) サティ:ジムノペディ第1番〜パスカル・ロジェ(ピアノ),
 3) モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調K.622 より アダージョ〜エマ・ジョンソン(クラリネット),
 4) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番Op.27-2「月光」 より 第1楽章〜
   ウラディーミル・アシュケナージ(ピアノ),
 5) パッヘルベル:カノン〜オルフェウス室内管弦楽団,
 6) マイヤーズ:カヴァティーナ〜クレイグ・オグデン(ギター),
 7) ドリーブ:歌劇『ラクメ』より 花の二重唱〜
   ジョーン・サザーランド(ソプラノ)ジェーン・ベルビエ(メゾ・ソプラノ),
 8) グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16より第2楽章〜クリフォード・カーゾン(ピアノ),
 9) バーバー:弦楽のためのアダージョ〜
   デイヴィッド・ジンマン(指揮)ボルティモア交響楽団,
 10) 呂文成:平湖秋月〜リョウ・ジー(ピアノ),
 11) ヘンデル:オンブラ・マイ・フ〜アルブレヒト・マイヤー(オーボエ・ダモーレ),
 12) サン=サーンス:『動物の謝肉祭』より水族館〜
    シャルル・デュトワ(指揮)ロンドン・シンフォニエッタ,
 13) モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618〜ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団,
 14) 映画『アメリカン・ビューティー』より「Any Other Name」〜Music Lab Collective,
 15) J.S.バッハ:『管弦楽組曲第3番』より アリア〜
  カール・リヒター(指揮)ミュンヘン・バッハ管弦楽団,
 16) イルマ:River flows in you〜Music Lab Collective /
【CD2】
 1) ドビュッシー:月の光〜ゾルターン・コチシュ(ピアノ),
 2) エルガー:ニムロッド〜チャールズ・マッケラス(指揮)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団,
 3) リスト:コンソレーション第3番〜ホルヘ・ボレット(ピアノ),
 4) モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』より 手紙の歌〜
    ルチア・ポップ&キリ・テ・カナワ(ソプラノ),
 5) メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64 より 第2楽章,
 6) プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』より ハミングコーラス〜
    ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)アンブロジアン・コーラス,
 7) ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 より 第18変奏〜
    ヴァーシャーリ・タマーシュ(ピアノ),
 8) マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より 間奏曲〜
   ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団,
 9) ペルト:鏡の中の鏡〜ニコラ・ベネデッティ(ヴァイオリン),
 10) ショパン:夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2〜マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ),
 11) メンデルスゾーン:『夏の夜の夢』より ノットウルノ〜
   ペーター・マーク(指揮)ロンドン交響楽団,
 12) All Of Me 〜Music Lab Collective,
 13) オラ・イェイロ:ツンドラ〜テネブレ,
 14) プーランク:フルート・ソナタFP.164 より カンティレーナ〜パトリック・ガロワ(フルート),
 15) ユー・レイズ・ミー・アップ〜Music Lab Collective,
 16) J.S.バッハ=グノー:アヴェ・マリア〜ジュリアン・ロイド・ウェバー(チェロ)

 クラシック界初! 画期的な塗り絵Book付CD
 40ページの塗り絵BOOK付。
 美の国フランスに端を発し、ここ数年大人の塗り絵が人気急上昇中。塗り絵は「ストレス発散」ができ、「リラックス効果」も得られるという事で、日本でも数々の塗り絵本が書店を賑わわせています。
 そんな塗り絵と美しい音を組み合わせたのがこの2枚組。芳醇な響きをBGMに、美しい図柄に自分だけの色彩感を投影する事で、より深いリラックス効果が期待できます。ヴァラエティ豊かな作品を集めた2枚組コンピレーション・アルバムには、基本的にゆったりとした穏やかな曲が選ばれているものの、時代も楽器もさまざまで、また、珍しい曲もさりげなく含まれています。
 芳醇な響きの中に潜む「色」を感じながら、貴女だけのCDブックを作ってみてはいかがでしょう。プレゼントにも最適なアイテムです。






<国内盤> 

 

MUSIQUE EN WALLONIE



MEW1577
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4000+税
デュファイ:固定旋律による傑作ミサ4編
 ①多声歌曲「わたしの顔が蒼ざめているのは」
 ②ミサ・ス・ラ・ファス(わたしの顔が蒼ざめているのは)
 ③ミサ・ロム・アルメ(わたしの顔が蒼ざめているのは)
 ④ミサ・エッケ・アンチラ・ドミニ&ベアタ・エス・マリア
   (わたしは主のはしため/祝福されたるはマリア様)
 ⑤めでたし、天の皇后(単旋律聖歌)
 ⑥めでたし、天の皇后(デュファイによる多声版)
 ⑦ミサ・アヴェ・レジーナ(めでたし、天の皇后)
ジェス・ロビン指揮
カット・サークル(古楽声楽集団/
ソプラノ2・カウンターテナー2・テノール2・バス2)

 ルネサンス・ポリフォニーの粋とも言えるデュファイの至芸4編!
 清らかさと精悍さの相半ばする充実盤!ルネサンス音楽の音盤でとくに注目度が高く、安定的なファン層が確実にシーンを盛り上げてきたのが、ア・カペラのミサ曲の数々——
 作曲家問わず、1曲ごと確かな長さと充実度を誇る名曲が多い分野ではありますが、とくにジョスカンやデュファイなど、ルネサンス作曲家たちのなかでもずばぬけて有名な作曲家のミサ曲となると、おのずと注目度も高くなるというもの。
 とくにデュファイは15世紀、ネーデルラント楽派でもやや早い世代に属することもあってか、少し中世風の趣きをたたえた独特の和声感覚を偏愛する人も少なくない巨匠。そのミサ曲を、洋書のような美麗ブックレットつきで、CD2枚にわたって4曲も収録した…となれば、ルネサンス・ポリフォニーの和声感覚を愛してやまないファンとしては期待感を隠しようもないところではないでしょうか。
 昔から欧州にも劣らぬ根強い古楽愛好層を持ち、演奏家たちのなかには欧州でも活躍をみせる名手が少なくないアメリカで研鑽を重ね、ベルギーの古楽界でも確実に注目を集めている気鋭集団カット・サークルによるこの新譜には、「ミサ・ロム・アルメ」や「ミサ・ス・ラ・ファス」など名盤も少なくない傑作も押さえつつ、並居る過去盤にも劣らない、静謐だけに終わらない独特の活気をたたえた演奏で聴き手を魅了してやみません。美麗外装も魅力な注目盤!





PHI



LPH021
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
バッハ 後期オルガン作品さまざま
  〜ジルバーマン・オルガンによる〜

 ①前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552
 ②コラール「おお、神の仔羊」BWV656
 ③オルガン独奏のためのトリオ・ソナタ第4番 ホ短調 BWV528
 ④カノン形式による変奏曲「高き天より」BWV769
 ⑤手鍵盤のためのデュエット 第1番 BWV802
 ⑥コラール「イエス・キリスト、我らが救い主」BWV665
 ⑦コラール「今ぞ来たれ、異教徒の救い主」BWV659
 ⑧コラール「高き天より我来たり」BWV668
 ⑨前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548
モード・グラットン(オルガン)
 使用楽器:ポーニッツ平安教会
  (ドイツ中部チューリンゲン地方)
  ゴットフリート・ジルバーマン1737年建造

 ヘレヴェッヘ自主制作レーベルから送り出されるバッハ『無伴奏』と同じ快挙を期待させてやまない俊才の技芸

 かつてレオンハルト&アルノンクールのバッハ録音に合唱指揮者として参加し、頭角をあらわした…異才古楽指揮者ヘレヴェッヘとバッハが切っても切り離せない関係にあったとすれば、彼が2010年からスタートさせた自主制作レーベルPhi(フィー)から送り出される、ヘレヴェッヘ自身が演奏に加わっていないバッハものには、古楽ファンとしてはおのずと注目しないわけにはゆかない。

 事実、同レーベル初のヘレヴェッヘ不在アルバムとしてリリースされたバッハの『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』は、彼の楽団コレギウム・ヴォカーレの首席奏者C.ブッシュがみごとな作品解釈を披露、圧倒的な名演として日本でも絶賛され、いまだに好調な売れ行きを記録しているところ。

 合唱と表裏一体ともいえる教会の楽器・オルガンを使った本盤でも、ヘレヴェッヘが同レーベルで重点的にとりあげてきたライプツィヒ時代に焦点を当て、彼の楽団のみならず欧州中で活躍する俊才モード・グラットンのあざやかな演奏が縦横無尽に…あえて「○○全曲」でない選曲から、バッハ独自のオルガン芸術が浮かび上がる新たな名演…どうぞお見逃しなく!





CHANDOS


OCHAN 10888
(3CD/特別価格)
\5333+税
※輸入盤発売済
国内仕様盤緊急発売!
タスミン・リトル(ヴァイオリン)
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集

 ヴァイオリン・ソナタ
  第1番 ニ長調 作品12-1/第2番 イ長調 作品12-2/
  第3番 変ホ長調 作品12-3/第4番 イ短調 作品23/
  第5番 ヘ長調 作品24「春」/第6番 イ長調 作品30-1/
  第7番 ハ短調 作品30-2/第8番 ト長調 作品30-3/
  第9番 イ長調 作品47「クロイツェル」/第10番 ト長調 作品96
タスミン・リトル(ヴァイオリン)
マーティン・ロスコー(ピアノ)
 タスミン・リトルのベートーヴェン、ヴァイオリン・ソナタ全集!国内仕様盤緊急発売!

 Chandos主力の専属アーティストの一人、イギリスが誇る女流ヴァイオリニスト、タスミン・リトル。長年パートナーシップを結ぶ名手マーティン・ロスコーの伴奏で贈る、楽聖ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集!ベートーヴェンのソナタ集はリトルとロスコーの2016年UKツアー・プログラムの1つとなっている。タスミン・リトルがグァダニーニ1757で弾くベートーヴェンの全集セットが日本語解説書付きで登場!世界各地で高評価を受けている名演をこの機会にぜひ!

 ※録音:2014年12月9日−11日&2015年7月1日−3日、ポットン・ホール(サフォーク)






キング・インターナショナル(国内仕様盤)

KKC 5645/46
(2CD)
\4200+税
※輸入盤発売済

ワーグナー:前奏曲と間奏曲集

 CD1
  1. パルジファル:前奏曲(12’ 15)
  2. 神々の黄昏:夜明けとジークフリートのラインへの旅(12’ 11)
  3. 神々の黄昏:ジークフリートの葬送行進曲(8’ 12)
  4. ワルキューレ:ワルキューレの騎行(4’ 54)
  5. ニュルンベルクのマイスタージンガー:前奏曲(10’ 42)
  6.トリスタンとイゾルデ:前奏曲(11’ 06)
  7.トリスタンとイゾルデ:愛の死(6’ 22)
 CD2
  1. ローエングリン:前奏曲(9’ 00)
  2. タンホイザー:序曲(15’ 37)
  3. リエンツィ:序曲(12’ 27)
  4. 恋愛禁制:序曲(8’ 21)
  5. 妖精:序曲(11’ 28)
フィルハーモニア・チューリッヒ
 (チューリッヒ歌劇場管弦楽団)
ファビオ・ルイージ(指揮)
 録音:2014年秋、チューリッヒ歌劇場(セッション/ デジタル)/[PHILHARMONIA ・REC]PHR.0102、輸入盤・日本語帯・解説付

 フィルハーモニア・チューリッヒとルイージによるワーグナーの管弦楽曲集。チューリッヒ歌劇場とワーグナーは密接な関係があります。チューリッヒ歌劇場の前身アクツィエン劇場は、当時ドイツを離れスイスに亡命していたワーグナーの活躍の場でもありました。その劇場が火災で焼失したのちに1891 年に現在のチューリッヒ歌劇場が建設。またフルトヴェングラーもそのキャリアをここでスタートさせ、バイロイト以外でワーグナーの「パルジファル」を初めて上演するなどの歴史が刻まれている劇場です。
 本アルバムは、スタジオでじっくりとセッション録音されただけに、ルイージの的確で情熱的な指揮が見事功を奏し、ライヴのような熱気を維持しつつ、音楽性がより練られた内容となっています。選曲はルイージ自身が練りに練って行っており、チューリッヒ歌劇場と縁の深い「パルジファル」の前奏曲を冒頭に収録。「神々の黄昏」「ワルキューレ」「トリスタンとイゾルデ」など傑作群が続き、最後には、ベルリオーズからの影響が感じられるワーグナー初期の作品である、最初のオペラ「妖精」と第2 作目のオペラ「恋愛禁制」の序曲が収録されています。ルイージは、神話性さらに音楽で官能性を極めたワーグナーの作品を、独特のうねり、芳醇な響きをオケから上手く引き出し、オペラ指揮者としての構築力を見せつけています。
 
KKC 5647
\3000+税
※輸入盤発売済

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集Vol.2

 1.ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調K.211
  (カデンツァ 第1楽章;ピンカス・ズッカーマン/
   第2楽章;ロバート・D・レヴィン/
   第3楽章;ダヴィッド・オイストラフ)
 2.ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調K.219「トルコ風」
  (カデンツァ 第1楽章;フランツ・バイヤー/
   第2楽章;ロバート・D・レヴィン/
   第3楽章;ヨーゼフ・ヨアヒム)
 3.ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364*
  (カデンツァ モーツァルト)
フランク・ペーター・ツィンマーマン
 (ヴァイオリン/
  1711年製ストラディヴァリウス)
アントワーヌ・タムスティ
 (ヴィオラ/
  1672年製ストラディヴァリウス)*
ラドスラフ・スルク(指揮)
バイエルン放送室内管弦楽団
 セッション録音:2015 年6月28日/ヘルクレスザール、ミュンヘン王宮内/[HAENSSLER] HC.15042、輸入盤・日本語帯・解説付

 ドイツ正統派ヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマンが独ヘンスラー・レーベルより自身2 度目となるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集。第2 集は、第2 番、第5 番「トルコ風」、協奏交響曲を収録。ツィンマーマン1 度目の全曲録音は1986 年に行いましたので、このたび四半世紀の時を経て2 度目の全曲録音を開始したことになります。
 ツィンマーマンといえば優美で香り高き音色を奏でますが、とりわけモーツァルトの演奏は絶品です。今回の録音ではポーランド生まれのヴァイオリニストで、バイエルン放送交響楽団のコンサート・マスターのラドスラフ・スルクが指揮を担当しており、完璧なアンサンブルはもとより、特に弦楽の美しさを追求した演奏です。
 協奏交響曲のヴィオラ奏者はアントワーヌ・タムスティ。長年ベストなアンサンブルができる演奏者を探していたツィンマーマンが、タムスティの演奏会に足を運んだ際に感銘を受け、その音色に魅了されたツィンマーマンが終演後、直々にトリオ結成を懇願したほどの惚れこみようです。心の知れた盟友との当演奏でも抜群のアンサンブルで極上のモーツァルトを聴かせてくれます。ツィンマーマン、タムスティの使用楽器はストラディヴァリウスで、ツィンマーマンの楽器はかつてクライスラーが所有していた1711 年製の名器‘Lady Inchiquin’ でまるでビロードのような美しい音色です。
 
KKC 5648
\3000+税
※輸入盤発売済

ミシェル・ファン・デル・アー、DISQUIET レーベル第5
 ミシェル・ファン・デル・アー(1970-):
  ヴァイオリン協奏曲(2014) 世界初演
    ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン)、ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
    ライヴ録音:2014 年11月6&7日/コンセルトへボウ(アムステルダム)
  ヒステリシス」〜クラリネット、アンサンブルとサウンドトラックのための(2013)
    カリ・クリーク(クラリネット)
    アムステルダム・シンフォニエッタ、カンディダ・トンプソン(指揮、芸術監督)
    セッション録音:2015 年9月20日/スタッヘホールザール(ライデン)
 [DISQUIET] DQM.05、輸入盤・日本語帯・解説付

 ヨーロッパで今最も活躍する作曲家の一人ミシェル・ファン・デル・アーが2010 年より開始したDISQUIET レーベル。
 その第5 弾となる当ディスクには今をときめくヴァイオリニスト、ジャニーヌ・ヤンセンをソリストに迎えたヴァイオリン協奏曲の世界初演のライヴ録音と、クラリネット、アンサンブルとサウンドトラックのための「ヒステリシス」が収録されました。
 「ジャニーヌ・ヤンセンとコンセルトヘボウ管との組み合わせは、わたしにとってドリーム・チームのようなもの」と語るファン・デル・アーのヴァイオリン協奏曲は、その彼女のための、そしてまた、コンセルトヘボウ管委嘱シリーズの一環でもある2014 年の作品です。カップリングはクラリネット奏者、カリ・クリークをソリストにむかえた「ヒステリシス」は2015 年9 月録音。クラリネットとアンサンブル、そしてサウンドトラック(電子音)が立体的に絡み合みあう興味深い内容です。
 作曲家としてだけでなく、録音技師、映像や舞台監督としても高い評価を受けているファン・デル・アーのマルチな才能をうかがい知ることのできる充実の作品です。
 
KKC 5643
\3000+税
※輸入盤発売済

ラインの娘〜シューベルト、シューマン、ブラームス、ワーグナー
 モルペウスの娘
  ワーグナー:ライン川の河底に
   (女声合唱、ハープ、4つのホルン、2本のコントラバス)
  シューマン:子守歌Op.78-4(女声四重唱とハープ)*
  ブラームス:私は角笛を苦しみの谷で鳴らすOp.41-1(4つのホルン)
 人魚
  シューマン:ロマンス第1集Op.69-5「海の女神」
  シューベルト:詩篇23番「主はわが飼い主」D.706(女声とハープ)
  シューマン:ロマンス第2集Op.91-6「海の中で」
 セレナーデ
  ワーグナー:ジークフリート〜ジークフリートの鐘(ホルン・ソロ)
  ブラームス:女声合唱のための13のカノンOp.113-5「かたい決意」
  シューベルト:セレナーデD.920(メゾソプラノ、女声合唱)
 嘆きの女たち
  シューベルト:私は涙に濡れてD.131b(単純な3声のカノン)
  シューマン:ロマンス第1集Op.69-6「礼拝堂」
  シューベルト:挽歌D.836(女声合唱、2つのホルン、ピアノ/ ハープ)
  ワーグナー:神々の黄昏〜葬送行進曲
   (4つのホルン/ ジェームズ ウィルコックス編)
 もの憂い恋のうらみ
  ハインリヒ・イザーク(c1450-1517):インスブルックよさらば*
  ブラームス:
   女声合唱のための13のカノンOp.113-2
    「愛の神は私に過酷な姿であらわれる」
  ブラームス:
   女声合唱のための13のカノンOp.113-13「もの憂い恋のうらみ」
 ラインの娘
  ワーグナー:神々の黄昏〜ラインの娘
   (女声合唱、2つのホルン、ハープ)*
  ブラームス:2つのホルンとハープを伴う女声合唱のための4つの歌
   ハープは鳴り響く/
   シェークスピアの歌「死と来たれ」/ 庭師/ フィンガルの歌
    * ヴィンセント・マナック編曲
アンサンブル・ピグマリオン
ラファエル・ピション(指揮)
ベルナルダ・フィンク(メゾソプラノ)
エマニュエル・セイソン(ハープ)
アネケ・スコット(ホルン)
ヨゼフ・ワルター(ホルン)
オリヴィエ・ピコン(ホルン)
クリス・ラーキン(ホルン)
 録音:2015年7月パリ、サン=テスプリ寺院/[HMF] HMC.902239、輸入盤・日本語帯・解説付

 いま最もフランス古楽界で注目されている1984 年生まれのラファエル・ピション。これまでにハルモニアムンディから「バッハ:レオポルト候のための葬送音楽」(HMC.902211)や「ラモー:カストールとポリュックス」(KKC.5492)など、既成概念を覆すようなアプローチの録音を発表し現代古楽界に衝撃を与えています。
 このアルバムは彼が率いるアンサンブル・ピグマリオンと、メゾソプラノのベルナルダ・フィンク、そしてハープのエマニュエル・セイソンをメインに迎え、ライン川に魅了された作曲家シューベルト、シューマン、ブラームス、ワーグナーらの女声合唱を中心としたプログラムを収録しています。
 スイス、ドイツ、フランス、オランダにまたがって流れるライン川は、美しい少女に魅せられた水夫を誘惑し、船を遭難させるという「伝説」や神話が残され、数々の歴史の舞台となり、ヒューゴ、ネルバル、ハイネ、アインヒェンドルフ、ターナーなど多くの作家、画家、芸術家を魅了し続けています。ワーグナーの「ラインの黄金」では、ラインの川底に隠された黄金を守る3 人の水の乙女たちが登場します。ピションとピグマリオンはその「乙女」とともに川の流れをたどろうというプログラミングで、それぞれの曲をいくつかのカテゴリーに分け父なるラインの秘密に迫っています。珍しい女声合唱曲の数々をカウンター・テナーとしても活躍するピションならではの解釈で聴かせてくれます。


<映像>


C MAJOR(映像)


75 0704
(Blu-ray)
\5600
ヘンデルの『アドメート』
 デリエの演出でギリシャ神話が和風に!

  ヘンデル:歌劇『アドメート』全曲
  (ボーナス)バロックと舞踏
ティム・ミード(アドメート:カウンターテナー)
マリー・アーネット(アルチェステ:ソプラノ)
ウィリアム・バーガー(エルコレ:バリトン)
アンドルー・ラドリー(オリンド:カウンターテナー)
ダヴィド・ベイツ(トラジメーデ:カウンターテナー)
カースティン・ブレーズ(アンティゴナ:ソプラノ)
ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ(メラスペ:バリトン)
ゲッティンゲン祝祭管弦楽団
ニコラス・マッギガン(指揮)
75 0608
(2DVD)
\5600
 ゲッティンゲン・ヘンデル音楽祭のライヴ2009、ヘンデルの『アドメート』ドリス・デリエの演出でギリシャ神話が和風に!

 演出:ドリス・デリエ/装置、衣装:ベルント・レペル/マム・ダンス・シアター/振付:遠藤公義
 収録:2009年5月ゲッティンゲン、ドイツ劇場(ライヴ)
 (Blu-ray)画面:16:9 HD、音声:DTS-HD MA5.1、PCM2.0、字幕:英独仏(原語:イタリア語)、ボーナス:英、202分(本編:184分+21分)
 (2DVD)画面:16:9 NTSC、音声:DTS5.1、PCM2.0、字幕:英独仏(原語:イタリア語)、ボーナス:英、202分(本編:184分+21分)

 2009 年に行われたゲッティンゲン・ヘンデル音楽祭のライヴ映像が、ジャケットを一新して再登場!
 ヘンデルが1727 年に発表したオペラ『アドメート』。ギリシャ神話の貞淑な女性として有名なアルケースティスの物語をベースにしています。瀕死のアドメート王の命を救おうと、王妃アルチェステが身代わりに冥界に降りるが、英雄エルコレ(=ヘラクレス)によって地上に連れ戻される。しかし今度はアドメートの前の婚約者アンティゴナが現れ、関係がこじれる、というもの。
 ドイツの映画監督ドリス・デリエは、小津安二郎の大ファンというデーリエは、「東京物語」のリメイク映画「HANAMI」や東日本大震災後の福島を舞台にした映画「フクシマ・モナムール」を制作するなど大の日本通。このギリシャ神話の世界も日本の要素を取り入れ、アドメートは侍風、アルチェステは花魁風、エルコレは無双の力士という演出。そしてドイツで活躍する舞踏家、遠藤公義とマム・ダンス・シアターの舞踏を活用し、日本の要素を多く取り入れた幻想的な舞台を作り上げています。欧州ではこの『アドメート』の物語の舞台化は大成功しており、美しい幻想的な舞台は絶賛されました。
 歌手陣は、若手カウンターテナーのティム・ミードがアドメート、アルチェステはスウェーデン出身のソプラノ、マリー・アーネット、英国のバリトンで幅広いレパートリーで活躍するウィリアム・バーガーのエルコレ、米国のソプラノでバロック音楽で高い評価を得ているカースティン・ブレーズなど、若い実力派が多数。そしてヘンデルのスペシャリストとして1991 年以来ゲッティンゲンのヘンデル音楽祭の音楽監督を務めるニコラス・マッギガンが上演全体を引き締めています。

 ※ 旧譜70-2104(BD)、70-2008(2DVD)廃盤となります。


















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