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≪第89号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その7 2016/10/18〜







10/21(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


CHRISTOPHORUS

CHR 77404
\2600
シュッツ:クリスマス物語 SWV.435 クレール・ルフィリアトル(ソプラノ)
ハンス=イェルク・マンメル(テノール)
ジャン・テュベリー(指揮)
ナミュール室内合唱団、
ラ・フェニーチェ
 ツィンク(イタリアン・コルネット)奏者としても知られるジャン・テュベリーが2003年に録音したシュッツ。
 ドイツの巨匠、ハインリヒ・シュッツ(1585−1672)の傑作の一つ、キリストの降誕の物語を描いたオラトリオ「クリスマス物語」がChristophorusから復刻。

 録音:2003年11月15日−18日、ベルギー




FRA BERNARDO


FB 1612457
(2CD/特別価格)
\3800
"ビューティー・ファーム"が歌うゴンベール第2弾!
 ゴンベール:モテット集 Vol.2
ビューティー・ファーム
 注目男声ヴォーカル・アンサンブル、"ビューティー・ファーム"が歌うゴンベール第2弾!

 2014年に設立された初期ルネサンスの作品を専門とする男声6人のヴォーカル・アンサンブル、"ビューティー・ファーム"。好評を博したファースト・アルバム(FB 1504211)に引き続き、セカンド・アルバムもゴンベールのモテット集を録音!
 メンバーは、コレギウム・ヴォカーレ・ヘントやチンクエチェント、グランドラヴォア、カピラ・フラメンカ、ウエルガス・アンサンブルなどの一流合唱団、アンサンブルのメンバーからなり、ジョスカン・デ・プレとパレストリーナの間の世代にあたるルネサンスの偉大な作曲家、ニコラ・ゴンベールの緊密なモテットを、精度の高いアンサンブルで歌います。

 録音:2016年5月25日−28日、オーストリア
 
FB 1618479
\2500
ジェズアルド:マドリガーレ集 ルーチセレーネ、マウロ・ボルジョーニ
 (バス、指揮)
 聖職者の家柄、ヴェノーサ公、コンツァ伯という貴族であると同時に、妻と不倫相手を殺めた血塗られた側面、晩年の孤独な末路という数奇な人生を歩んだ天才作曲家、カルロ・ジェズアルド(1566−1613)。
 2014年にラ・ヴェネクシアーナのメンバーとして来日を果たしたイタリアの歌手、マウロ・ボルジョーニ率いるヴォーカル・アンサンブル、ルーチセレーネ(LuciSerene)が、ジェズアルドの生誕450周年を記念して歌う5声のマドリガーレ集。

 録音:2016年3月18日、オーストリア
 

FB 1611911
\2500
バッハ・ミラード 〜
 パラレル・プレリュード、ファンタジア&フーガ
マウリツィオ・クローチ
 (チェンバロ、オルガン)
  前奏曲とフーガ ニ長調 BWV.532/前奏曲 ハ長調 BWV.545a/
  前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543/幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542/
  半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903/幻想曲とフーガ イ短調 BWV.944/
  前奏曲 ハ長調 BWV.870a/トッカータ ニ長調 BWV.912
 イタリアの名鍵盤楽器奏者、マウリツィオ・クローチが弾くバッハ・アルバムは、作曲家自身によっても様々な楽器に転用されてきたバッハの作品をオルガンとチェンバロの弾き分けによって表現。

 録音:2016年4月23日−25日、スイス




HALLE

CDHLL 7545
(CD-R)
\2100
クリスマス・セレブレーション
 ナイジェル・ヘス:クリスマス序曲/
 アドルフ・アダン(編曲:バッティワラ):さやかに星はきらめき/
 ジョン・ガードナー:明日は私が躍る日/
 伝承曲(編曲:ピアソル):もろびと声あげ/
 ロデリック・エルムス:ノエル(世界初録音)/
 ジョン・ウィリアムズ:僕の記憶のどこかに/
 アダム・サンダース:おとぎ話のそりすべり/
 ジョン・ラッター:天使のキャロル/
 セルゲイ・プロコフィフ:ワルツ、冬のかがり火/
 伝承曲(編曲:ホルスト):この日人となりし/
 ジョン・アイアランド:聖なる少年/
 エリザベス・ポストン:イエス・キリスト、林檎の木/
 リチャード・ビッシル:クリスマス・カーニバル/
 ハロルド・ダーク/クリスティーナ・ロセッティ:木枯らしの風ふきけたり/
 N.リムスキー=コルサコフ:歌劇「雪娘」より 軽業師の踊り/
 マルタ・キーン(編曲:オルウィン・グリーン):ワイキキの浜辺のクリスマス/
 ルロイ・アンダーソン:そりすべり/
 伝承曲(編曲:アーサー・ウォーレル):クリスマスおめでとう
スティーヴン・ベル(指揮)、
ハレ管弦楽団、
ハレ合唱団、
ハレ・ユース合唱団、
ハレ児童合唱団 
 イギリスで最も伝統あるオーケストラの一つ、ハレ管弦楽団による豪華なクリスマス・アルバムが登場。人気映画シリーズ、ホーム・アロ−ンのテーマ曲 《僕の記憶のどこかに》 や、ルロイ・アンダーソンの 《そりすべり》 など、馴染みの深い名曲を多数収録。そして、祝祭の雰囲気に満ちたヘスのクリスマス序曲も抜群のカッコ良さ!ハレ管のクリスマス・アルバムがクリスマス・シーズンをゴージャスに彩ります!

 録音:2014年12月21日、ブリッジウォーターホール(マンチェスター、イギリス)、2014年7月3日ー4日、ハレ・セント・ピーターズ教会(マンチェスター、イギリス)
 ※こちらのタイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




QUINTONE


Q 09001
(SACD HYBRID)
【旧譜】
\2800
"ウィンナ・ワルツの祖"ウェーバーの室内楽作品集!
 ウェーバー:
  クラリネット五重奏曲 変ホ長調 Op.34 J.182
  舞踏への勧誘 Op.65 J.260
  フルート三重奏曲 ト短調 Op.65 J.259
ファン・スヴィーテン・ソサエティ
 〔マリオン・モーネン(フルート)、
  フランク・ヴァン・デン・ブリンク
   (クラリネット)、
  イゴール・ルハージェ
   (ヴァイオリン)、
  フランク・ポールマン
   (ヴァイオリン)、
  ベルナデット・フェルハーヘン
   (ヴィオラ)、
  ヨブ・テル・ハール(チェロ)、
  バルト・ファン・オールト
   (フォルテピアノ)〕
 モーツァルトの最大の後援者でもあり、ベートーヴェンの交響曲第1番が献呈されているウィーンの貴族、ゴットフリート・ファン・スヴィーテンの名を冠したピリオド・アンサンブル、ファン・スヴィーテン・ソサエティ。
 「ベートーヴェン:サロン・シンフォニーズ(Q14002)」でも好評を博したアンサンブルが、今作はウェーバーの作品集で登場。

 ※録音:2008年6月9‐11日、ルーテル教会(デーフェンター、オランダ)
 

Q 08005
【旧譜】
\2500
ブロードウッド1798によるクレメンティ:
 ピアノ・デュエット集

  デュエット1 Op.3/デュエット2 Op.3/
  デュエット3 Op.3/デュエット Op.6/
  デュエット1 Op.14/デュエット2 Op.14/
  デュエット3 Op.14
デュオ・ハンマークラヴィーア
 〔ガリーナ・ドラガノワ
   (フォルテピアノ)、
  ワシリー・イリサフスキー
   (フォルテピアノ)〕
 モンテヴェルディ・フェスティバルなど、メジャーな音楽祭に参加をし、話題を集めているデュオ・ハンマークラヴィーア。
 デイヴィッド・ハントにより修復されたオリジナルのブロードウッド・アンド・サンズ、1798年製のフォルテピアノによるクレメンティの連弾作品集。

 ※録音:2007年6月12&13日、オランダ
 

Q 07001
(2SACD HYBRID)
【旧譜】
\4500
チェコの作曲家たちの135年
 スメタナ:わが祖国より
 ドヴォルザーク:
  4つのロマンティックな小品 Op.75、
  ソナティネ ト長調 Op.100
 フィビフ:ポエム
 ノヴァーチェク:常動曲
 ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
 シュルホフ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ
 マルティヌー:5つのマドリガル・スタンザ
 スーク:4つの小品 Op.17
イヴォンヌ・スメウラース(ヴァイオリン)
サンデル・シッティヒ(ピアノ)
 ロドルフォ・リピツァー賞ヴァイオリン・コンクールにて第3位の受賞履歴を持つ女流ヴァイオリニスト、イヴォンヌ・スメウラースが奏でるチェコのヴァイオリン作品集。

 ※録音:スキーダム(オランダ)
 
Q 08007
【旧譜】
\2500
J.S.バッハ:アルト・カンタータ集
 カンタータ第170番
  《満ち足りた安らぎ、うれしい心の喜び》BWV.170
 カンタータ第54番《罪に手むかうべし》BWV.54
 カンタータ第35番《心も魂も乱れまどいて》BWV.35
マールテン・エンヘルチェス(カウンターテナー)
クラース・ストック(指揮)
コンチェルト・ダムステルダム
ヴィンセント・ヴァン・ラール(オルガン)
 4歳からボーイソプラノを担当し、16歳でカウンターテナーに転身したオランダの若手のカウンターテナー、マールテン・エンヘルチェスが歌うJ・S・バッハのカンタータ集。

 ※録音:2008年10月、ドルドレヒト(オランダ)
 

Q 08006
【旧譜】
\2500
パーセル:歌曲集 マールテン・コニングスベルガー(バリトン)
フレッド・ヤコブス(テオルボ)
 ダウランドからジャズまで幅広いレパートリーを持ち、アムステルダムとパリの音楽院で教鞭を執るオランダのバリトン、マールテン・コニングスベルガーが歌うパーセル。
 今作では伴奏にテオルボの名手フレッド・ヤコブスが参加。

 ※録音:2008年10月




TACTUS


TC 890001
\2500
19世紀〜20世紀の独奏から四重奏までのクラリネット作品集
 カヴァッリーニ:
  クラリネット四重奏曲第1番、クラリネット四重奏曲第2番
 スカルラッティ:アレグロ ト短調
 ジェルヴァシオ:ネル・ヴィーヴォ Op.127
 ブッキ:無伴奏クラリネットのための協奏曲
 グアルディ:ブレーヴェ・プレリューディオ
 ゲラルデスキ:5つのソナタ
 カペッティ:
  ポルカ《イル・フォレット》、
  マズルカ《ラ・チヴェットゥオラ》、ポルカ《チカレッジョ》
 ランツィ:小組曲
シュタルク・クヮルテット
 〔ヴィニバルダ・バッカリ(クラリネット)、
  サウロ・ベルティ(クラリネット)、
  アントニオ・フライオリ(クラリネット)、
  セルジオ・ブルスカ(クラリネット)〕
 イタリアのクラリネット・クヮルテット!

 シュタルク・クヮルテットは、ドイツのコンポーザー=クラリネッティスト、ロベルト・シュタルク(1847−1922)の名を冠し、1992年に結成されたイタリアのクラリネット・アンサンブル。
 "クラリネットのパガニーニ"とも呼ばれたエルネスト・カヴァッリーニなど、19〜20世紀イタリアで生まれた無伴奏から四重奏までのクラリネットのための作品を、シュタルク・クヮルテットの圧巻のテクニックとアンサンブルで。

 2015年の録音。
 

TC 930001
\2500
シェルシ、プティニャーノ&アンツァーギ:ピアノ作品集
 シェルシ:組曲第9番
 プティニャーノ:テッラクロミー
 アンツァーギ:間奏曲、間奏曲、ソンオラ
ジュージ・カルーソー
 (ピアノ/ベヒシュタイン)
 20〜21世紀イタリア、ジャチント・シェルシ(1905−1988)、ビアージョ・プティニャーノ(1960−)、ダヴィデ・アンツァーギ(1936−)のピアノ作品集。
 近現代イタリアにおけるピアノ音楽の特徴はもちろんのこと、イタリアの女流ピニアスト、ジュージ・カルーソが弾く、シェルシが所有していたベヒシュタインの音色も楽しみ。

 2014年の録音。
 

TC 800006
\2500
ヴィッジャーノの伝統的な歌曲と舞曲
 Tarantella Stiglianese/Valzer Lucano/
 Tarantella di Armento/A Maria SS. Assunta/
 Tarantella Lucana/Madonna di Viggiano/
 Lo cardillo/Carciofola/Ah non giunge/
 Lode a Maria SS.ma/Polka di Vittorio/Valzer/
 La Carolina/Tarantella dell'arpa Viggianese/
 Fenesta che lucivi/Tarantella Napoletana/
 Te voglio bene assaje/Tarantella Capuanese/
 Pastorale di Natale/Il Viggianese/
 Il ritorno del Viggianese/Polka
スクオーラ・デッラルパ・ヴィッジャネーゼ・エ・デッラ・ムジカ
 イタリア南部、ヴィッジャーノに伝わる歌曲と舞曲を、2008年創設のアンサンブルがハープ合奏、そしてヴァイオリン、フルート、チェロや声楽を加えながら、風情豊かに南イタリアの香りを届けてくれる。

 2016年の録音。
 

TC 791201
\2500
レニャーニ:ギター作品集
 スケルツォ Op.10/華麗なポプリ Op.31/
 奇想的なポプリ Op.32/4つのレッスン/
 トレ・バリ・ナツィオナーリ/6つのカプリッチョ
ラファエレ・カプリーノ(ギター)
 19世紀イタリアのギター・ヴィルトゥオーゾ!

 パガニーニと親交の深かった19世紀のイタリアにおけるギターのヴィルトゥオーゾ、ルイージ・レニャーニ(1790−1877)。母国イタリアだけでなく、ウィーンをはじめとするヨーロッパ各地にその名声を轟かせ、引退後は楽器製作者として成功を収めた音楽家である。
 ラファエレ・カプリーノは、ギター史の研究家、スタジオ・ミュージシャンとしても活躍するイタリアのギタリスト。

 2015年5月の録音。
 

TC 601903
\2500
フェリーチェ・サンチェス:
 詩的なカプリッチョ(ヴェネツィア、1649年)
イレーネ・モレッリ(ソプラノ)
ベアトリス・メルクリ(メソ・ソプラノ)
ディエゴ・カンタルーピ(アーチリュート)
ジュゼッペ・スキナイア(チェンバロ)
 イタリアからウィーンへと渡り、神聖ローマ皇帝フェルディナント3世の宮廷では、アントニオ・ベルターリの下で宮廷副楽長を務めたジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス(1600−1679)。
 ベルターリの死後、宮廷楽長へと昇格し、特にオペラ、宗教作品、室内楽に優れた作品を残している。

 2013年11月の録音。
 

TC 771303
\2500
ジョヴァンニ・モランディ:
 オルガンのためのオペラ・トランスクリプション集

  行進曲/セミラーミデのアリア/
  オルガン・ソナタ/カヴァティーナ/
  セミラーミデの二重唱/
  オルガンのためのシンフォニア/
  軍隊行進曲/オルガン・ソナタ/
  フランキの行進/オルガン・ソナタ/
  軍隊行進曲/終幕のアリア/シンフォニア
フェデリカ・イアンネッラ(オルガン)
 ペルージャ出身のコンポーザー=オルガニスト、ジョヴァンニ・モランディ(1777−1856)は、19世紀前半のイタリアにおける重要なオルガン作品の作曲家の1人。
 イタリア、セニガッリのカンチェッリ教会に設置されているジャコモ・バッツァーニ1856年製のヒストリカル・オルガンによる演奏。

 2016年6月の録音。
 

TC 940091
(2CD)
\5000
グアルニエリとスカットリンの声楽、器楽作品集。
 グアルニエリ:
  ミサ・シンプレックス、カンツィオーネス、
  クレド、星を再び仰ぎ見ようと
 パオロ・スカットリン:
  ポイキリアイ、リヴェルベリ、
  In mezzo alla maggese、ミサ・ブレヴィス、
  La principessa della cenere ovvero cenerentola、
  Quando quello sciamano della luna
カメラ・エウリディーチェ管弦楽団&合唱団
マウリシオ・グアルニエリ(指揮)
ピア・パオロ・スカットリン(指揮)
クヮルテット・ミルス
ラティーノ・バルカニカ・アンサンブル、他
 現代イタリアの2人の作曲家、マウリシオ・グアルニエリ(1962−)とピア・パオロ・スカットリン(1949−)の声楽、器楽作品集。

 2014年9月−2015年3月の録音。




MD+G



940 19736
(SACD Hybrid)
\3100→\2890

《マリア・ベングッソン 〜 モーツァルト:アリア集》
 モーツァルト:
  歌劇『イドメネオ』K.366より
   1) 「いったいいつ終わるの・・・父よ、兄たちよ、さようなら」,
   2) 「私は父を失なった」,
   3) 「仲良しの孤独よ・・・喜びをくれるそよ風よ」,
   4) 「誰が私ほどの喜びの甘美さを・・・愛しいお方」,
   5) 歌劇『魔笛』K.620より「愛の喜びは消え」,
  歌劇『ドン・ジョヴァンニ』K.527より
   6) 「大声で叫び、救いを求め・・・誰が名誉を」,
   7) 「残酷? ああ違います・・・私に言わないで 素晴らしきわが恋人よ」,
  歌劇『フィガロの結婚』より
   8)「愛の神よ」, 9) 「スザンナは来ない・・・楽しい日々はどこへ」,
  歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』K.588より
   10) 「勘違い男ども、出て行きなさい・・・岩のように動かず」,
   11) 「行ってしまうわ・・・お願いです、愛するひとよ、許してください」
マリア・ベングッソン(ソプラノ),
ベルトラン・ド・ビリー(指揮)
ローザンヌ室内管弦楽団

 光り輝くコロラトゥーラ・ソプラノの至芸
 スウェーデン出身のコロラトゥーラ・ソプラノ、マリア・ペングッソンが歌うモーツァルトのアリア集。
 彼女はスウェーデン南部の町ヘルヴィケンで音楽を愛する家庭に生まれ、聖歌隊でピアノと歌のレッスンを学び、マルメ音楽高校で専門的な歌のレッスンを開始します。その後、2000年にドイツのフライブルク音楽大学を卒業し、ウィーン・フォルクスオパーのオーディションに合格し、アンサンブルのメンバーとして活動を始めました。ここでパミーナ、コンスタンツェ、フィオディリージ、グレーテルなど様々な役を手掛け絶賛されます。
 その後は世界中のコンサートホールで、ガーディナー、バレンボイム、キリル・ペトレンコ、ヘンゲルブロックなどの指揮の元で、バロックから現代まで様々な曲を歌い、歌劇場ではとりわけモーツァルトの各役で成功を収めています。
 このアルバムでも彼女が最も得意とするモーツァルトのアリアを聴く事ができます。どちらかというと悲痛な思いに彩られた曲が多く選ばれているのは、現在の彼女の自信の表れでしょうか。
 各々のアリアは情熱的であり、また愛に揺れる若い女性の感情の揺れを見事に表現した素晴らしいものばかり。ベルトラン・ド・ビリーの的確なバックを得て、光り輝く歌唱をお楽しみいただけます。MD+Gが誇る高音質録音も聴きどころです。
 
904 19746
(SACD Hybrid)
\3100
《ハーディ・リットナー 〜 ブラームス:ピアノ作品全集Vol.5》
 ブラームス:
  1) 創作主題による11の変奏曲 ニ長調Op.21-1,
  2) ハンガリー民謡の主題による14の変奏曲 ニ長調Op.21-2,
  3) ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調Op.24,
  4) パガニーニの主題による変奏曲Op.35
ハーディ・リットナー(1860年製Steinway & Sons)

 歴史的ピアノで聴くブラームスの変奏曲
 作曲活動の初期と後期に集中的に書かれたブラームスのピアノ曲は、作風の変遷を辿るためにも重要な作品群として知られています。
 このMDGのシリーズは初期の作品をブラームスが活動していた当時に制作された歴史的ピアノで演奏するというプロジェクトです。完結編となる第5巻は、4曲の変奏曲が収録されています。
 どの作品もブラームスらしい緻密な構成と、見事なフレーズの扱いによる多彩な変奏が楽しめますが、中でも「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」は、変幻自在なフレーズの扱いだけでなく、最後に置かれたどっしりとしたフーガが聴きどころ。リットナーの巧みな技術で、この圧倒的な作品をお聞きください。
 

903 19786
(SACD Hybrid)
\3100→\2890
《アルモニオーサ 〜 プラッティ:6つのトリオ・ソナタ集》
 ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(1697-1763):
  ヴィーゼントハイド・シェーンボルン宮廷の
   ミュジカル・ライブラリーからの6つのトリオ・ソナタ集
    (ヴァイオリン、チェロ、通奏低音のための) :
    1) ソナタ ト短調WD.691, 2) ソナタ 変ロ長調 WD.689,
    3) ソナタ ホ短調WD.678, 4) ソナタ ニ長調WD.680,
    5) ソナタ ハ短調WD.694, 6) ソナタ イ長調WD.683
アルモニオーサ
 [Francesco Cerrato: violin,
  Stefano Cerrato: violoncello,
  Marco Demaria: violoncello Continuo,
  Michele Barchi: harpsichord,
  Daniele Ferretti: organ]

 チェンバロの名手ミケーレ・バルキを中心としたアンサンブル
 古楽アンサンブル《アルモニオーサ》は、デビュー作である前作のヴィヴァルディ「ラ・ストラヴァガンツァ」の素晴らしい演奏が高く評価されたイタリアのアンサンブルです。
 今作はヴィヴァルディより少し後の世代の作曲家プラッティの、当時最先端の様式による「6つのトリオ・ソナタ」です。当時はコレッリの作品のように「2台のヴァイオリンと通奏低音」という組み合わせが普通でしたが、プラッティのソナタは第2ヴァイオリンの代わりにチェロを、また時にはアンサンブルのチェンバロ奏者、ミケーレ・バルキがこの演奏のために準備したオルガンを用いることによって、大変魅惑的な音色を醸し出すことに成功しています。
 活気に溢れた演奏を艶やかな高音質で。



プラッティ、結構印象的なアルバムがあるんです。

OEHMS
OC-794
\2000
ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ:通奏低音とチェロのための6 つのソナタ
 1-4.第1 ソナタ/5-8.第2 ソナタ/9-12.第3 ソナタ/
 13-16.第4 ソナタ/17-20.第5 ソナタ/21-24.第6 ソナタ
セバスチャン・ヘス(バロック・チェロ)/
アクセル・ヴォルフ(リュート&テオルボ)

 1697 年生まれの作曲家、プラッティ(1697-1763)はイタリアで歌とオーボエ、ヴァイオリンを学びました。
 当時発明されたばかりのフォルテピアノも習得し、この楽器のためにソナタを作曲しています。その後、25 歳の時にビュルツブルクの大司教ヨハン・フィリップ・シェーンボルンに招かれ、バンベルクとビュルツブルクを治めていたビショップ王子の宮廷楽師となります。ここで、8 人の子どもを持つソプラノ歌手、テレジア・ラングプリュックナーと結婚し、生涯をヴュルツブルクで過ごしました。このソナタ集は1725 年に作曲されたと見られ、シェーンボルンが編纂した60 作にものぼるリストの巻頭に置かれた「12のソナタ」の中の6 つの作品です。シンプルなスコアから導き出された見事な通奏低音と、美しいチェロの絡みが絶妙です。希少作品の発見に力を注ぐヘスとヴォルフによる演奏で。

 録音 2010 年9 月14-16 日ニュルンベルク、マイスタージンガーホール(小ホール)Recording Producer: Thilo Grahmann, Balance Engineer: Carsten Vollmer, Technical Engineer: Markus Spatz, Editing: Thomas Gotz

 このアルバム、とてもゆったりした音楽でいっぺんで好きになってしまいました。
 プラッティは1697年にヴェネツィアで生まれたイタリアの作曲家。その後いろいろあってヴュルツブルグで生涯を過ごしたらしいのですが、ヴュルツブルグは今のドイツのバイエルンなので、プラッティはイタリアからドイツに行ったんですね。
 事典には「初期古典派に影響を与えた」と書いてありますし、ある人は「プラッティこそが新時代のソナタ形式の先駆者」とも語ってます。何らかの形でドイツ・オーストリアの古典派に影響を与えたということなのでしょう。

 さて、このアルバム、曲はチェロ・ソナタです。
 でも「チェロとピアノ」じゃなくて、チェロと、「リュート&テオルボ」。
 だからこんなゆったりした音楽ができたんじゃないかと思います。ピアノだともっとチャッチャカチャッチャカしますよね。全体的にのんびりしてるんです。ヴュルツブルクという街がそういう土地柄だったんでしょうか。

 ちょっと興味があったのでそのヴュルツブルクという街についても調べたのですが・・・、びっくりしました。

 ヴュルツブルク・・・1630年代にはヴュルツブルクは魔女狩りの中心地の一つとなった。1626年から1630年までがその最盛期で、この間に司教区全体で900人以上、ヴュルツブルク市だけでも200人の「魔女」や「魔法使い」が火刑にされた。

 だそうです・・・。
 その100年後にこんなのんびりした音楽が生まれたということなのですか?なんか急に怖くなってきました。
 でもひょっとするとみんな昔のことを忘れようとしていたのかもしれません。だからこんなのんびりした音楽が宮廷では受け入れられたのかも・・・

 と思いたかったのですが、この曲が作られた当時はまだ魔女狩り行われていたみたいです。
 市井で火あぶりが行われていたとき、宮殿ではこんな音楽を聴いていたということですか?

 ・・・このギャップはやっぱり怖いです。(店主短文より)
 



 

613 19802
\2400→\2190

《シュテッフェン・シュライエルマッハー 〜 Calligraphy-日本人ピアノ作品集》
 1) 細川俊夫:舞い(日本の古代の舞曲),
 2) 武満徹:フォー・アウェイ,
 3) 佐藤慶次郎:ピアノのためのカリグラフィー,
 4) 細川俊夫:ピエール・ブーレーズのための俳句,
 5) 稲垣静一:ピアノ小品第3番「遠景」,
 6) 細川俊夫:メロディア II,
 7) 武満徹:武満徹II,
 8) 湯浅譲二:プロジェクション・エセムプラスティク
シュテッフェン・シュライエルマッハー(ピアノ)
 各々の作曲家の個性を際立た邦人ピアノ作品集
 現代ピアノ作品を得意とするシュライエルマッハーが演奏する日本人作曲家の作品集の第2集です。
 細川俊夫の作品は、2012年に作曲された極めて幽玄な響きを持つ「舞い」、2000/2003年の「俳句」、初期の作品である1977年の「メロディアII」の3曲を収録。細川の作曲語法の変遷を明らかにしています。
 実験工房の作曲家、佐藤慶次郎の「ピアノのためのカリグラフィー」は1960年の作品で、1961年に第35回国際現代音楽祭で入選した響きに徹底的に拘った曲で、このアルバムのタイトルにもなるほどに象徴的な存在です。
 他には、稲垣静一、湯浅譲二、武満徹の作品を、各々の作曲家の個性を際立たせながら、シュライエルマッハーが的確に描き上げています。
 
949 19816
(SACD Hybrid)
\3100
《クリストフ・シェーナー 〜 J.Sバッハ(レーガー編):トッカータ集》
 J.S.バッハ:
  1) トッカータ 嬰ヘ短調 BWV 910(レーガー編),
  2) トッカータ ホ短調 BWV 914(シェーナー編),
  3) トッカータ ト短調 BWV 915(レーガー編),
  4) トッカータ ニ短調 BWV 913(レーガー編),
  5) トッカータ ニ長調 BWV 912(レーガー編),
  6) トッカータ ト長調 BWV 916(シェーナー編),
  7) トッカータ ハ短調 BWV 911(レーガー編)
クリストフ・シェーナー(オルガン)
 聖ミヒャエル教会の4台のオルガンを使用
 2016年に没後100年の記念年を迎えたレーガーは、自作はもちろんのこと、一連のバッハ作品の編曲でも知られています。
 このアルバムはレーガーが編曲を施したバッハのハープシコード・ソロのための7曲の「トッカータ」を、オルガニスト、クリストフ・シェーナーが、ハンブルクのシンボルである「聖ミヒャエル教会」の4台のオルガンで演奏したものです。
 バッハに心酔していたレーガーは、バッハの原曲を最大に生かしながらも、微妙なダイナミクスとアーティキュレーションを施し、時には音符を付け加え、ロマン派風の響きに再構築することに成功。その拡張された華麗な音色は、原曲とは違った魅力を放っており、その壮麗な響きを余すことなく捉えた高音質のアルバムをお楽しみください。【録音】2016年, ハンブルク、聖ミヒャエル教会
 
707 19792
\2400
《アレクサンダー・アステリアデス:ピアノ三重奏曲と歌曲集》
 アレクサンダー・アステリアデス:
  1) ピアノ三重奏のための変奏曲,
  2) 朝に, 3) Heil, dir, Mensch, 4) 4つの夜の歌,
  5) Wiederfinden, 6) Le Dormeur du Val,
  7) ゲオルク・トラークルの市による3つの歌,
  8) Als ich nachher von dir ging,
イェルク・ゴットシック(バリトン),
ニコラ・ビルクハン(ヴァイオリン),
フェレナ・オベルマイヤー(チェロ),
パウル・リフィニウス(ピアノ)
 無調の枠に捉われることのない作品
 ドイツの現代作曲家、指揮者アレクサンダー・アステリアデスは、教育者、音楽学者、そして美術教育者としても知られる多彩な人です。
 音楽はほとんど独学で学び、「無調の枠に捉われることのない」旋律的な作品を多数書いています。歌曲のテキストは19世紀の伝統に倣い、ゲーテやアイヒェンドルフ、メーリケなどを用いたものや、時にはヘブライ語のテキストを用いるなど、とても興味深いものです。




CARUS


83291
\2600
シュポア:ミサ op.54 、 詩篇 op.85
配列(トラック順)
 1. 詩篇 第8番 Unendlicher! Gott, unser Herr! op.85-1
 2. キリエ 3. グローリア
 4. 詩篇 第23番 Gott ist mein Hirt op.85-2
 5. クレド
 6. 詩篇 第130番 Aus der Tiefen op.85-3
 7. サンクトゥス 8. ベネディクトゥス 
 9. アニュス・デイ 10. ドナ・ノービス・パーチェム
マリア・ベルニウス(ソプラノ)
ユリア・ディーフェンバッハ(メゾ・ソプラノ)
カロリーナ・グロース・ダレールマン(アルト)
トビアス・マトガー(テノール) 
シモン・ティシュラー(バス:詩篇 op.85) 
フェリックス・ラートゲーバー(バス:ミサop.54) 
シュトゥットガルト室内合唱団
フリーダー・ベルニウス指揮
 シュポア自身によって配列された順序による演奏となります。
 2014年6月10-13日  Gonningenでの録音
 2つの、それぞれ自己完結している作品がシュポア自身によって配列された順序で録音されるのは初めてとの事です。
 名匠ベルニウスによる名演奏。学術上意義の有るアルバムの発売です。
 

83390
\2600
マルティン・ルター(詩/メロディー)によるクリスマスの歌 全56曲
 1. 「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」 -
  ハインリヒ・フィンク(1444/5-1527) 
  トーマス・シュトルツァー(1475-1526) 
  ルーカス・オジアンダー(1534-1604) 
  ヨハン・ヴァルター(1483-1546)
  他、作曲家不詳のもの含め20曲の合奏、歌、リュート、オルガン作品
 2. ミヒャエル・プレトリウス:ブランル・ドゥーブル 合奏作品
 3. 「イエス・キリストよ、汝はたたえられよ」 -
  バルタザール・レジナリウス(1480年代-1540年代) 
  アダム・グンペルツハイマー(1559-1625) 
  カスパール・オトマイル(1515-1553) 
  他、作曲家不詳のもの含め13曲の合奏、歌、オルガン作品
 4. 「われらキリストをたたえまつらん」 -
  ヨハン・ヴァルター(1483-1546)
  ルーカス・オジアンダー(1534-1604) 
  バルタザール・レジナリウス(1480年代-1540年代)
  他、作曲家不詳のもの含め9曲の合奏、歌作品
 5. 「天使の群れ、天より来たれり」 -
  ミヒャエル・プレトリウスによる歌を伴う合奏作品
 6. 「高き天より、われは来たり」 -
  ハンス・レオ・ハスラー(1562-1612) 
  ゲオルグ・フォルスター(1514-1568) 
  ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621)
  他、作曲家不詳のもの含め
   12曲の合奏、歌、リュート、オルガン作品
ヴェロニカ・ヴィンター(ソプラノ)
イーナ・ジートラツェク(ソプラノ)
ヤン・コボウ(テノール)
ハンブルク・ラーツムジーク・アンサンブル
シモーネ・エッケルト指揮
 2015年5月19-22日 ドイツ、ラッツェブルク大聖堂での録音
 宗教改革のきっかけと成った1517年にルターが「95か条の意見書」を教会の扉に掲示してから500年と成る2017年に向けて発売される記念盤です。
 ルターの詩/メロディーから作られた音楽が意味深く美しく紡むがれていきます。
 


83041
(11CD+DVD)
\8400→\7990
シュッツ:作品集Vol. 1-8
  11CD+特典DVD お買い得Box. 1

CD. 1-2 
 宗教的合唱曲集(29曲のモテット) op.11, SWV.369-397
  2006年11月24-28日、2007年2月27-28日 ドレスデン、ルカ教会での録音
(CARUS 83.232) Vol. 1
指揮は
CD.9と、特典DVDを除き、
すべてハンス=クリストフ・ラーデマン
ドレスデン室内合唱団
カペラ・サジラリアーナ・ドレスデン
CD. 3
 イタリア語マドリガル集 op.1, SWV.1-19
  2010年6月10-14日 ドーナ、聖マリエン教会での録音
(CARUS 83.237) Vol. 2
ドレスデン室内合唱団
CD. 4
 1. 葬送音楽(ドイツ・レクイエム) op.7, SWV.279-381
 2. 私は蘇りである SWV.464
 3. 嘆きの別れ SWV.52
 4. Gutes und Barmherzigkeit SWV.95
 5. Ich hab mein Sach Gott heimgestellt SWV.94
 6. Das ist je gewisslich wahr SWV.277
 7. 哀悼の歌 SWV.419
  2011年5月2-8日 ドレスデン、ラデベルグでの録音
(CARUS 83.238) Vol. 3
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)、
ヤン・コボウ(テノール)他
マティアス・ミュラー(ヴィオローネ)、
ルトガー・レミー(オルガン) 
ドレスデン室内合唱団
CD. 5
 宗教的歌曲集(12のドイツ語モテット) SWV.420-431
  2009年10月21-25日 ライプツィヒでの録音
(CARUS 83.239) Vol. 4
イレーネ・クライン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
セバスティアン・クネーベル(オルガン)
ドレスデン室内合唱団
CD. 6-7
 聖歌集 op.4, SWV.53-93
  2012年2月13-17日 ドレスデン、ラデベルグでの録音
(CARUS 83.252) Vo. 5
フラウケ・ヘス(ヴィオローネ)、
ルトガー・レミー(オルガン) 
ドレスデン室内合唱団
CD. 8
 1. 十字架上のキリスト最後の7つの言葉 SWV.478
 2. われを憐みたまえ、おお主なる神よ SWV.447
 3. ルカ受難曲 SWV.480
  2012年4月17-21日 ドレスデン、ラデベルグでの録音
(CARUS 83.253) Vol. 6
ヤン・コボウ(福音書記者:テノール)
フェリックス・ランプ(キリスト:バス)
フェリックス・シュヴァンテ(ピラト:バス)
トビアス・メスガー(ペトロ:テノール) 他
ヒレ・パール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ルトガー・レミー(オルガン)
リー・サンタナ(ティオルボ)、
ザ・シリウス・ヴィオールズ
ドレスデン室内合唱団
CD. 9
 小宗教的コンチェルト集 第1部 op.8, SWV.282-305
  2012年9月20-25日 ザクセン、トリニティ教会での録音
(CARUS 83.254) Vol. 7
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)、
ウルリケ・ホフバウアー(ソプラノ)
ダヴィド・エーラー(アルト)、
アレクサンダーシュナイダー(アルト)
ゲオルグ・ポプルッツ(テノール)、
トビアス・マスガー(テノール)
アンドレアス・ヴォルフ(バス)、
コルネリウス・ウーレ(バス)
フェリックス・シュヴァンズケ(バス)、
ステファン・マース(テオルボ)
マティアス・ミュラー(ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ルトガーレミー(オルガン、指揮)
CD. 10-11
 ダヴィデ詩篇集 op.2, SWV.22-47
 2012年10月14-17日 ドレスデン、ラデベルグでの録音
(CARUS 83.255) Vol. 8
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)、
ルイーゼ・ヴァルネンブルク(ソプラノ)
ダヴィド・エーラー(アルト)、
シュテファン・クナート(アルト)
ゲオルグ・ポプルッツ(テノール)、
ドビアス・マスガー(テノール)
シュテファン・マクラウド(バス)、
フェリックス・シュヴァンズケ(バス)
ドレスデン室内合唱団
ドレスデン・バロック・オーケストラ
Disc. 12 :
 特典DVD 「ドイツ音楽の父 Der Vater der deutschen Musik」
  指揮者ラーデマンや多くのシュッツ研究者達の話から、幼少時イタリア留学を経て亡く成るまでのシュッツの生家、暮らした場所絵画や演奏、音楽と美しい風景を織り交ぜながらシュッツの生涯をふりかえります。
  提供/(C):2015 ARTHAUS MUSIK GmbH
  サウンド:PCMステレオ、言語:ドイツ語、字幕:ドイツ語、英語
  リージョン・コード:0、ピクチャー・フォーマット:16:9、収録時間:66分
  14チャプター、片面1層、NTSC

 CARUS社が指揮者ラーデマンと進めているシュッツの作品全集からVol. 1-8 に特典DVDを足して、全12枚のディスクをBox化しました。

 ※形状:縦 13cm、横 13cm、深さ 4cm の紙ボックスに紙ジャケットCD11枚プラスDVD1枚に79ページの解説書(Booklet) と67ページの歌詞(Libretto)が封入されている、お買い得盤です。
 それぞれのアルバムは既にCDあるいはSACDとして発売されております。(各タイトルの下にカタログ番号を記載致しました)。
 今回のBOXでは、すべて通常のCDと成っています。お気を付けください。尚、新作は含まれてございません。

<LP>


MD+G(LP)

121 19821
(LP)
\4800
《イエジ・マクシミウク 〜 アンコール》
 1) モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク K.525〜第1楽章,
 2) C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲イ長調 Wq.172〜ラルゴ,
 3) モーツァルト:ディヴェルティメント 変ロ長調 K.137〜第3楽章,
 4) モーツァルト:ディヴェルティメント ハ長調 K.138〜第2楽章,
 5) J.S.バッハ:管弦楽組曲第2番 BWV.1067〜ポロネーズ/バディネリ,
 6) ヘンデル:シバの女王の入場,
 7) テレマン:パストラーレ風序曲 ヘ長調 TWV.55:F7(抜粋),
 8) ヘンデル:合奏協奏曲ニ長調 Op.6-10(抜粋)
イエジ・マクシミウク(指揮),
ポーランド室内管弦楽団
 弦楽アンサンブルの美しさを引き出した名指揮者マクシミウクのアンコール集
 ポーランドの指揮者イエジ・マクシミウクがMD+Gへ録音したバロック&古典派の名曲盤。
 マクシミウクは1936年ベラルーシのグロードナに生まれ、ワルシャワ音楽院でヴァイオリン、ピアノ、指揮、作曲を学びました。指揮者としての活動がメインとなり、ワルシャワ大劇場に務めながら、ポーランド室内管弦楽団を結成。現在も演奏活動を続けています。
 当盤には彼が結成したポーランド室内管弦楽団による弦楽合奏を中心とした録音が収録されています。この録音を、180g重量級アナログLPとして発売いたします。
 【録音】1985年


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


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WEITBLICK



SSS 0193/96
(4CD)
\9200→\8490
マラ4のソプラノはギーベル
 「カイルベルト最晩年の名演 大交響曲ぞろい
   ステレオ・ライヴ1966-67」

 (1)ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
 (2)ベートーヴェン:「コリオラン」序曲
 (3)ブラームス:交響曲第1番
 (4)マーラー:交響曲第4番
 (5)ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
 (6)モーツァルト:交響曲第33番
ヨゼフ・カイルベルト(指揮)
ケルン放送交響楽団
(4)アグネス・ギーベル(S)
 堂々!聳え立つドイツ音楽魂!!カイルベルト最晩年の名演!ケルン放送響(WDR響)とのステレオ・ライヴ録音集

 録音:(1)1967年10月27日、(2)(4)1967年12月8日、(3)1967年3月31日、(5)(6)1966年4月15日、ケルン放送ビスマルクザール

 ※〜ライナーノート〜より

 ○ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」、「コリオラン」序曲
  「田園」をカイルベルトは、ハンブルク・フィルとスタジオ録音している。中々評判の良い演奏である。が、今回の演奏は、それよりもずっと録音状態が良い。もちろん、ケルン放送交響楽団の妙技もハンブルク・フィルを上回る。「嵐」以降の迫力も凄まじい。カイルベルトは、フルトヴェングラーのような天才的なアッチェルランドを見せる人ではない。
 
 ○ブラームス:交響曲第1番
  ベルリン・フィルとのスタジオ録音は残念ながらモノラル録音であった。当盤のケルン放送響とのライヴは、やはりオーケストラの機能性が非常に高い。第3 楽章から第4 楽章へは、アタッカで奏される。よほど指揮者とオーケストラの意思疎通が良かったに違いない。奔流のようなフィナーレは、筋骨隆々のフォルムと相俟って、圧倒的である。
 
 ○マーラー:交響曲第4番 独唱:アグネス・ギーベル
  カイルベルトにとっての初出レパートリーである。カイルベルトとマーラーは縁が薄いようだが、決してそうではない。マーラー生誕100 年を祝う1960 年のウィーン芸術週間には、ウィーン交響楽団と第8 番「一千人の交響曲」を演奏している。そのほか、第1番、「大地の歌」の放送録音もCD化されている。音色も普段の重厚なカイルベルトと違って軽妙で明るい。さすがに第3 楽章では、18 分も掛けて情緒纏綿に噎せ返るほどに甘美に歌っている。非常に音質が良く、「カイルベルトのマーラー」の代表盤となった。
 
 ○ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」、モーツァルト:交響曲第33 番
  カイルベルトは「新世界」交響曲を好んで指揮した。バンベルク響とのスタジオ録音も名高い演奏である。ドヴォルザークは正にブラームスと肩を並べる、構成的な作曲家であることをカイルベルトの演奏は我々に教えてくれる。モーツァルトの交響曲第33 番は、現在では全く聴くことのできないスタイルの演奏である。カイルベルトは徹底的にリズムを厳格に刻んで、まるでベートーヴェンのようにモーツァルトを聴かせる。この頑なさ、これもカイルベルトの魅力である。
 
 ※英語・日本語・ドイツ語によるライナーノート付。舞台写真の大家、故丹野章氏による来日時の写真を使用。



<国内盤> 

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オクタヴィア・レコード



OVCX-00100
(12CD)
\15000+税
井上道義(指揮)と6つのオーケストラ
 ショスタコーヴィチ交響曲全集 at 日比谷公会堂

 ショスタコーヴィチ:
 交響曲第1番 ヘ短調 作品10 ※2種類演奏を収録
 交響曲第2番 ロ長調 作品14「十月革命に捧げる」
 交響曲第3番 変ホ長調 作品20「メーデー」
 交響曲第4番 ハ短調 作品43
 交響曲第5番 ニ短調 作品47
 交響曲第6番 ロ短調 作品54
 交響曲第7番 ハ長調 作品60「レニングラード」
 交響曲第8番 ハ短調 作品65
 交響曲第9番 変ホ短調 作品70
 交響曲第10番 ホ短調 作品93
 交響曲第11番 ト短調 作品103「1905年」
 交響曲第12番 ニ短調 作品112「1917年」
 交響曲第13番 変ロ短調 作品113「バビ・ヤール」
 交響曲第14番 ト短調 作品135「死者の歌」  
 交響曲第15番 イ長調 作品141
井上道義(指揮)
<オーケストラ>
サンクトペテルブルク交響楽団
 (第1番-第3番、第5番-第7番、第10番、第13番)、
千葉県少年少女オーケストラ(第1番)、
東京フィルハーモニー交響楽団(第4番)、
新日本フィルハーモニー交響楽団(第8番、第9番、第15番)、
名古屋フィルハーモニー交響楽団(第11番、第12番)、
広島交響楽団(第14番)
<ソリスト、合唱団>
セルゲイ・アレクサーシキン(バリトン)(第13番、第14番)
アンナ・シャファジンスカヤ(ソプラノ)(第14番)
栗友会(合唱)(第2番、第3番)
東京オペラシンガーズ(男声合唱)(第13番)

 井上道義とショスタコーヴィチが日比谷公会堂にて伝説と化す!
 「今はショスタコーヴィチは僕自身だ!」と語る井上道義が、2007年に成し遂げた大偉業が遂にパッケージとなりました。
 昭和のクラシックの殿堂として多くのコンサートが行なわれてきた日比谷公会堂にて、2007年に行なわれた「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会at日比谷公会堂」。当公演では計1万人を上る観客を動員し、国内外の各オーケストラが競うように快演を生み、各方面で絶賛の嵐を受け、大成功を収めました。
 当アルバムは一部2016年の公演を入れて、全集となりました。

 井上道義の全てをかけたショスタコーヴィチへの挑戦。
 「ショスタコーヴィチが経験してしまったような戦争に、われわれが再び妨げられるようなことになりませんように北の国を含むすべての国々との文化の交流を!」と語る井上道義。
 日本人指揮者では、まだ誰も成し遂げていない一大プロジェクトをぜひお聴き下さい。

 《録音》
  2007年11月3日(第1番-第3番)、11月4日(第5番、第6番)、11月10日(第1番※、第7番)11月11日(第10番、第13番)、11月18日(第14番)、12月1日(第4番)、12月5日(第11番、第12番)、12月9日(第8番)2016年2月13日(第9番、第15番)日比谷公会堂にてライヴ収録




CONCERTO


CNT2097
(国内仕様盤)
\2900+税
『スターバト・マーテル』悲しみの聖母
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ:
  1〜12. スターバト・マーテル
 アントニオ・ヴィヴァルディ:
  13. シンフォニア“聖なる墓にて”RV169 ロ短調
  14〜22. ニシ・ドミヌスRV608 
フェデリーコ・フェッリ(指揮)
アッカデミア・デリ・アストルージ
(古楽器演奏)
シルヴィア・フリガート(ソプラノ)
サラ・ミンガルド(コントラルト)
 ヨーロッパにおけるマリア信仰を歌った、バロック期の2大作曲家の作品を収録。聖母マリアの嘆きは作曲家達に訴えかけ、感動的な作品が生まれました。ペルゴレージは「スターバト・マーテル」を書き上げたその日に天に召されましたが、この作品はすぐに評判となり、ヨーロッパにおける宗教音楽の作曲様式の基礎となりました。フェデリーコ・フェリ指揮のもと、素晴らしい演奏陣によるライブ録音は聴き逃せません。にもかくにも2人の独唱者の演奏が素晴らしい歌唱を聴かせてくれます。
 *2010年5月21日サンタ・マリア・デッラ・ヴィータ教会(ボローニャ)でのライブ録音




GRAMOLA



GRML99108
(SACD Hybrid)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3000+税
イルンベルガー(ヴァイオリン)
 コルンゴルト、コニュス:ヴァイオリン協奏曲
   〜ロシアとオーストリア、世紀末から新世紀へ〜

 コルンゴルト:
  ①ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
  ②劇付随音楽「から騒ぎ」より4つの小品Op.11
 コニュス:
  ③ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
  ④ヴァイオリンとピアノのための悲歌
   ※曲順は①③②④
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(ヴァイオリン)
①③ドロン・サロモン指揮
イスラエル交響楽団
②④バルバラ・モーザー(p)

 本場直送の最新名演で聴くコルンゴルトだけじゃない
 ハイフェッツも弾いた傑作を甦らせる俊才、快挙…!
 19世紀末から20世紀にかけて…というと、シェーンベルクやバルトーク、ストラヴィンスキーらの尖った音楽ばかりが印象的に思われるかもしれませんが、実は20世紀もかなり後になるまで、音楽の世界の主流はロマン派いらいの「耳馴染のよい」音楽だった…というのは、十二音技法まみれの前衛音楽が続々と現れた20世紀半ば以降の時代を生きている私たちがともすると忘れがちなことかもしれません。
 そのなかで、とくに前衛技法をみごとスタイリッシュな音楽に昇華しつづけたコルンゴルトの協奏曲が広く人気を得続けてきたことは、ある意味で近代音楽の快挙ではないでしょうか。
 ウィーン最前線で活躍する俊才中の俊才イルンベルガーが、例によって精悍かつ柔軟な音作りで仕上げた新名演こそ本盤の肝…しかし見過しがたいことに、彼はハイフェッツの名演でも知られるこの傑作と併せて、やはりハイフェッツが得意とした19世紀末のロシア人作曲家コニュスの協奏曲まで収録してみせたのです!
 両作曲家の小品も交え、晩期ロマン派の馥郁たる香りが本盤全編に沁みわたっている——サロモン指揮イスラエル・フィルや俊才モーザーとのタッグも絶妙!
 傾聴に値する本格ヴァイオリン盤、SACDハイブリッド…解説も充実(訳付)、見過せません!
 

GRML99109
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
クラーサ、タンスマン、クレーネク/弦楽四重奏曲と中欧の近代音楽
 クラーサ:
  ①弦楽四重奏曲 Op.2(1921)
 タンスマン:
  ②弦楽四重奏のための三部作(1930)
 クレーネク:
  ③弦楽四重奏曲 第5番 Op.65(1930)
アデマス四重奏団
 クラウディア・シュヴァルツル(vn1)
 ローラント・ヘルレット(vn2)
 アンナ・デカン(va)
 ヤーコプ・ギスラー(vc)

 みずみずしい20世紀初頭の息吹!新時代を刻んだ中欧の3人が綴る四重奏作品、作品愛あふれる解釈で20世紀初頭、第1次大戦後——中欧諸国にとっては、ハプスブルク皇室のもとに連帯していたオーストリア=ハンガリー二重帝国が崩壊、さまざまな民族が自分たちの暮らしてきた土地に自治国家を得て独立を果たした時期!
 未来の希望にあふれた時代にあって、音楽的感性にすぐれたユダヤ系の作曲家たちは(まだ、少し先に起こる悲劇など誰も思いもよらぬなか)自分たちの土地でのびのびと、華やかに創意を開花させていました。過去の音楽様式に縛られず、前衛的作法をあざやかな音楽的美質のなかに織り込みながら、彼らが描き出した新時代の創意...1920〜30年代初頭ならではの、意欲に満ちた音楽世界はやはり、その後の悲劇とは無縁に、それ単体でじっくり味わいたいもの!
 マルティヌーやストラヴィンスキーらのかたわら馥郁たる音楽を綴ったチェコのクラーサ、パリに向かったポーランドのタンスマン、そして故郷ウィーンでの活躍はもとより、やはりスイス経由でパリにも向かい、後年は渡米して創作活動を続けたクレーネク...この時代のユダヤ系作曲家たちの復権に意欲を注ぐアデマス四重奏団は、打楽器入りのハースの四重奏曲などでも名演を紡いだ異才たち。
 今回も解説充実(訳付)、作品愛あればこそ!の充実解釈で、見失うには推し過ぎる逸品を「いま」に伝えてくれます。 
 


GRML99113
(国内仕様盤)
\2900+税
ショパンとリスト、それぞれの愛国心
 フレデリック・ショパン:
  1. エチュード 変イ長調 Op.25 No.1
  2. エチュード ヘ長調 Op.25 No.1
 フランツ・リスト:
  3. メフィスト・ワルツ No.1 S514
  4. 新しいエチュード ヘ短調 No.1
  5. ポロネーズ第1番 嬰ハ短調 Op.26 No.1
  6. ポロネーズ第2番 変ホ短調 Op.26 No.2
 フランツ・リスト:
  7. ハンガリー狂詩曲 第11番 イ短調
  8. ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調
 フレデリック・ショパン:
  9. ポロネーズ第6番 変イ長調 Op.53「英雄ポロネーズ」
  10. ワルツ第6番 変二長調 Op.61 No.1「子犬のワルツ」
アナスタシア・フップマン (ピアノ)

 数々のコンクールでの受賞歴、オーケストラとの共演を誇る若きロシア出身のピア二ストのデビューアルバム。
 同時期をパリで過ごしたショパンとリストの交友、それぞれの自国愛を通した作品群。
 ポーランドとハンガリーのリズムや和声感、旋律はそれぞれの曲にこれ以上ない華やかさも与えました。超絶技巧の「メフィストワルツ」や、演奏会用の練習曲「エチュード」、「英雄ポロネーズ」、「子犬のワルツ」など人気の曲を収録。




ショパンのエチュードop 25 no 12 、、ちょっと変わった演出になってます。
https://youtu.be/g8fPzsVhemw

 

GRML99114
(国内仕様盤)
\2900+税
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
 無伴奏フルートのための12の幻想曲 TWV40:2-13

  1. 幻想曲 第1番 イ長調
  2. 幻想曲 第2番 イ短調
  3. 幻想曲 第3番 ロ短調
  4. 幻想曲 第4番 変ロ長調
  5. 幻想曲 第5番 ハ長調
  6. 幻想曲 第6番 ニ短調
  7. 幻想曲 第7番 ニ長調
  8. 幻想曲 第8番 ホ短調
  9. 幻想曲 第9番 ホ長調
  10. 幻想曲 第10番 嬰ヘ短調
  11. 幻想曲 第11番 ト長調
  12. 幻想曲 第12番 ト短調
マリア・フェドトヴァ (フルート)
 バロック時代、当時はソロ楽器としてそれほど注目されていなかった横型フルート(フラウト・トラヴェルソ)のためにテレマンが作曲した12の幻想曲。旋律や和声感を、フルート1本という単独の声で聴かせます。
 イタリアや、フランス、ドイツ、ポーランドの民謡やダンスの要素を入れてつくられた作品を、若干16歳という若さでロシアの名門モスクワ放送交響楽団(チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ)でソリストを務め、世界中で活躍するロシア出身のフルーティストが技巧的に音楽的に活き活きと歌い上げます。
 

GRML99095
(2CD)
(国内仕様盤)
\4000+税
モンテビデオのクロノス
 〜偉大なるギター奏者アベル・カルレバーロへのオマージュ〜

【CD1】
 アベル・カルレバーロ:
  1-5 南米風前奏曲
  6-10 5つのエチュード .ヴィラ=ロボスを讃えて
  11-13 クロノミアスⅠ(ソナタ)
  14-15 2つのエチュード (モダン・タイムズより)
  16-35 20のマイクロ・エチュード
【CD2】
 1. ミロンガ・オリエンタル
 2. ビダリータの調べ 3-7. ミロンガ組曲第1番
 8. リンのためのミロンガ
 カレルバーロ/ガスパル・サンス:
  9-14. スペイン古典舞曲集
 アグスティン・バリオス:
  15-17 ラ・カテドラール(大聖堂)
 ヤーネス・グレゴリッチ:
  18. ナッターノ 19. グラナダ2004 20. ボトル・ポスト
  21. 桜の園での時 22-27. モンテビデオ‐再び訪れて
ヤネス・グレゴリッチ(ギター)
 教育者、作曲家としても名高い20世紀を代表する偉大なギタリストのアベル・カルレバーロを讃えたアルバム。独自のテクニックで楽器も開発したカルレバーロの愛弟子で晩年はアシスタントを努めたヤネス・グレゴリッチが演奏を通じてその生誕100年を祝います。ウルグアイのモンテビデオでカルレバーロと学んだ日々を懐古し、受け継いだテクニックを存分に、自身の作品も収録。ギター学習者、愛好家にとっても必聴のアルバムです。



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カメラータ・トウキョウ


CMCD-28339
\2800+税

ペーター・シュミードル
 ルードルフ大公:クラリネットのための作品集

 ルードルフ大公:
  ロッシーニの主題による変奏曲〜クラリネットとピアノのための
  ソナタ〜クラリネットとピアノのための
  三重奏曲〜クラリネット、チェロとピアノのための
   Ⅲ:プロイセン王子ルイ・フェルディナントの八重奏曲の主題による
ペーター・シュミードル(クラリネット)
岡田知子(ピアノ)
タマーシュ・ヴァルガ(チェロ)

 ベートーヴェンの弟子にして庇護者、ルードルフ大公が遺した楽興の時
 ヨーロッパに君臨した名門ハプスブルク家の直系にしてベートーヴェンの庇護者としても知られるルードルフ大公は、ベートーヴェンの弟子でもあり、音楽に自らの居場所を見出したアーティストでした。
 このCDでは、ルードルフ大公が作曲した3つのクラリネット作品を収録。
 大公が大司教を務めたオルミュッツ(オロモウツ)出身のシュミードルをクラリネットに迎え、大公の音楽の研究を進める岡田知子のピアノ、ヴァルガのチェロという理想的な顔合せで録音が実現しました。



 ペーター・シュミードル(1942年1月10日 - )は、オーストリアのクラリネット奏者。
 オロモウツ(現チェコ領)生まれ。
 祖父アロイス・シュミードル、父ヴィクトル・シュミードル、ペーターと3代にわたってウィーン・フィルの首席奏者を務めている。
 ウィーン国立音楽大学でルドルフ・イェッテルに師事し、その後アルフレート・ボスコフスキーにも師事している。
 1965年にウィーン国立歌劇場管弦楽団、1968年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に第1クラリネット奏者として入団、1982年より第1首席奏者となる。
 1967年よりウィーン国立音楽大学教授として教鞭をとり、現在ではその生徒たちが世界各国のオーケストラで活躍している。




 NAXOSの「フィルハーモニカーの至芸」シリーズの第1巻がシュミードルだった
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏家が名演を披露するというぜいたくなシリーズ

NAXOS
8.557232
\1900
海外直輸入
<フィルハーモニカーの至芸:ペーター・シュミードル>
 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第4番「俗歌」
 ブラームス:クラリネット三重奏曲
 ベルク:クラリネットとピアノのための4つの小品
 メンデルスゾーン:2つのコンツェルトシュテュック
ペーター・シュミードル(Cl)
乾まどか(P)
テオドラ・ミテヴァ(Vc)
ピエール・ピヒラー(バセット・ホルン)

 ウィーン・フィルの木管セクションの「顔」として、世界中のクラリネット愛好家が尊敬してやまないシュミードル。
 ベートーヴェン、ブラームスのトリオにベルクの小品集、バセットホルンも加わったユニークなメンデルスゾーンのトリオと、クラリネットの妙技を存分に味わえる好選曲で、機械的なテクニックよりも音楽の心を伝えることを重視するシュミードルの至芸を心ゆくまで堪能できる内容。
 渋みのある温雅な音色とさりげなく洒落た、粋な歌い回しはまさに純正ウィーン調で、ウラッハの再来の名に恥じない瀟洒な気品を湛えたもの。

 ウィーン・フィルの奏者との共演も多い女流ピアニスト乾まどかは、息のあった神経の細やかなピアノを弾き、単なる伴奏に止まらずにしっかりと演奏全体を支え、このC D の完成度を高めている。

 

CMCD-28337
\2800+税
ヴィヴァルディ:フルート協奏曲集/アンチロッティ
 ヴィヴァルディ:
  フルート協奏曲 ヘ長調 RV433 「海の嵐」
  フルート協奏曲 ト短調 RV439 「夜」
  フルート協奏曲 ニ長調 RV428 「ごしきひわ」
 J=J.ルソー:
  ヴィヴァルディの春〜無伴奏フルートのための
 A.ヴィヴァルディ:
  ピッコロ協奏曲 ハ長調 RV443
  協奏曲 ト短調 RV107〜フルート、オーボエ、ヴァイオリン、ファゴットと通奏低音のための
   ※「協奏曲 ト短調 RV107」は2012年発売のCMCD-28019に収録された音源と同内容です。
マリオ・アンチロッティ(フルート /ピッコロ )
クラウディオ・ブリツィ(クラヴィオルガン)
パオロ・フランチェスキーニ(ヴァイオリン)
イ・ソリスティ・ディ・ペルージャ
トーマス・インデアミューレ(オーボエ)
ミラン・トゥルコヴィッチ(ファゴット)

 イタリアのアーティストによる生命感あふれるヴィヴァルディ
 ローマではガッゼローニとともにRAI交響楽団で首席フルート奏者を務め、その後も、ヨーロッパを中心に活躍している名手マリオ・アンチロッティが、モダン・フルートを手に、ブリツィ、フランチェスキーニらイタリアの演奏家たちとともに愉悦に満ちた音楽的対話を交わしながら、生命感にあふれたヴィヴァルディのフルート協奏曲集を完成させました。
 あの哲学者J.-J.ルソーによる「四季・春」の無伴奏フルート編曲版も花を添えています。



 アンチロッティは音楽家一家の出身で、フィレンツェのルイジ・ケルビーニ音楽院でフルートと作曲を学んだが、その時の音楽的経験が彼の音楽形成に大きな影響を与えた。
 1970年にイタリア国営放送交響楽団(RAI)の第1フルート奏者に就任、1978年からソロ活動に専念。また室内楽でも幅広く活躍し、古典派から現代曲まであらゆる分野をこなす。さらに、その豊富な経験から、埋もれていた音楽の復活、フルート教則本の執筆、カデンツァの作曲などにも活動の幅を広げている。
 また後進の指導にも熱心で、国内外の音楽院で教鞭を執りマスター・クラスを担当。現在スイス、ルガーノのスイス・イタリア音楽院、イタリア、フィレンツェのフィエゾーレ音楽学校でフルートを教えている。またコンサートの組織運営や、指揮も手がけている。
 
CMCD-28336
\2800+税

メモリーズ&ドリームズ─トロンボーン小品集/バウスフィールド
 E.エルガー:愛の挨拶 作品12
 E.オジ:アダージョとロンド
  イギリス民謡(H.ファーガソン編):
  緑の茂み
 R.ステッドマン=アレン:
  ウォーク・ウィズ・ミー
 J.S.バッハ(R.ハーヴェイ編):
  ガヴォット・アン・ロンド
 J=B.レイエ(K.シュトゥルツェネッガー編):
  ソナタ 変イ長調
 F.ブリッジ:セレナード
 J.ブラームス(I.バウスフィールド編):
  ロマンス ヘ長調 作品118-5〜6つの小品より
  間奏曲 イ長調 作品118-2〜6つの小品より
 E.W.コルンゴルト:
  マリエッタの歌〜歌劇「死の都」 作品12より
  ピエロの歌〜歌劇「死の都」 作品12より
イアン・バウスフィールド(トロンボーン)
ジェイムズ・アレクサンダー(ピアノ)

 英国生れの名トロンボーン奏者イアン・バウスフィールドは、1988年にロンドン響首席、2000年にウィーン・フィルのソロ奏者に就任、世界を代表するプレイヤーとして称賛を浴びてきました。
 現在、ソロ、指揮、教育活動を中心に目覚ましい活躍を続ける彼の最新盤は、四半世紀に渡り愛奏してきた小品集です。
 ピアノ曲やオペラのアリアなど、楽器指定やジャンルにこだわらない数々の作品が、バウスフィールドの手にかかると、すべてトロンボーンのオリジナル名曲のように、輝きます。

●イアン・バウスフィールド(トロンボーン)
 1964年イギリス生まれ。幼い頃から英国式ブラスバンドで演奏を始め、ヨークシャー・インペリアル・バンドとともにブリティッシュ・オープン、全国大会、ヨークシャー地区大会で優勝を果たす。
 15歳でロンドン交響楽団音楽奨学金を獲得、クラウディオ・アバドの下、新設のECユース管弦楽団で経験を積む。ハレ管弦楽団に5年間在籍した後、1988年に23歳でロンドン交響楽団の首席トロンボーン奏者に就任。『スターウォーズ・エピソードⅠ』や『ブレイブハート』など、数々の映画のサウンドトラックのレコーディングにも参加。 2000年にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とウィーン国立歌劇場のソロ・トロンボーン奏者に就任、2012年まで同団で演奏活動を行った。
 リッカルド・ムーティ、マイケル・ティルソン・トーマス、ケント・ナガノ、サー・ネヴィル・マリナー、イオン・マリン、尾高忠明らが率いるLSOとウィーン・フィルでも精力的に演奏活動を行ったほか、アメリカ海兵隊バンド、東京佼成ウィンドオーケストラなど、世界有数のブラスバンドにソリストとして出演。EMI、シャンドス、カメラータ、ドイエンに数多くのソロ演奏のレコーディングを行っている。
 1992年以降、ロンドンの王立音楽アカデミーで教授を務めていたバウスフィールドは、スイスのベルン芸術大学に転籍。彼の生徒たちは世界的な成功をおさめ、2014年にはマイケル・ブキャナンがミュンヘンの名高いARD国際音楽コンクールで優勝するなど、後進の育成でも成果を残している。
 近年のプロジェクトとしては、指揮者およびソリストとしてニュー・ワールド交響楽団、ベルン交響楽団、ゾンダーボルク交響楽団、ノーランズ交響楽団のブラス・セクションとの演奏などがある。
 使用楽器は、ゲッツェン「4147 イアン・バウスフィールド・モデル」。また、自ら手掛けた各種マウスピースを商品化して大きな成功を収めたほか、トロンボーン演奏に関する著書『Unlocking the TromboneCode』を出版。2012年には国際トロンボーン協会生涯功労賞を受賞した。



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マイスター・ミュージック



MM-3088
\3000+税
堤 剛(チェロ)
 コバケン&日フィル
  ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
堤 剛(チェロ)
小林 研一郎(指揮)
日本フィルハーモニー交響楽団

 大きな世界観を内包し、紡がれる豊かな音楽
 日本音楽界を代表する大家にして、世界にその名を轟かせる巨匠チェリストが、演奏生活60周年を超えてなお示す芸域の深化。それを刻み込む対象がチェロ協奏曲の王者ともいえるドヴォルザークの傑作とくれば、なおさらに価値は高まろう。(中略)年輪を重ねて到達したスケールも大きな表現が、ここでは作品の精神世界と感応しながら豊かに息づく。(木幡一誠ライナーノーツより)。

 2016年3月13日サントリーホールにてのライヴ・レコーディング
 

MM-3089 
¥3000+税
エキノクス 〜武満 徹へのオマージュ〜
 エキノクス(武満 徹)
 イエスタデイ(ジョン・レノン&ポール・マッカートニー / 編曲:武満 徹)
 すべては薄明のなかで(武満 徹)
 オーバー・ザ・レインボー(ハロルド・アーレン / 編曲:武満 徹)
 ロンドンデリーの歌(アイルランド民謡 / 編曲:武満 徹)
 フォリオス(武満 徹)
 早春賦(中田 章 / 編曲:武満 徹)
 ラスト・ワルツ(レス・リード&バリー・メイソン/ 編曲:武満 徹)
 ギターのための小品(武満 徹)
 シークレット・ラヴ(サミー・フェイン / 編曲:武満 徹)
 ミッシェル(ジョン・レノン&ポール・マッカートニー / 編曲:武満 徹)
 森のなかで(武満 徹)
松尾 俊介 ギター
 繊細かつ力強い響きで、作品に凛々しい輪郭を与える
 注目度が高まるギタリスト松尾俊介(2003年パリ国立高等音楽院ギター科を首席で卒業。アントニー国際ギターコンクール(仏)第3位、他)が、かねてより温めていた武満徹作品集を、メモリアル・イヤーにリリース。
 繊細かつ力強い響きで、個性豊かな作品のそれぞれに、凛々しい輪郭を与えていく、美しくも聴かせる1枚。
 

MM-3090
\3000+税
モーツァルト:レクイエム 〜弦楽四重奏版〜  
 モーツァルト::レクイエム ニ短調 K. 626(弦楽四重奏版)
  編曲:P. リヒテンタール & 齋藤 真知亜
マティアス・ストリングス
 齋藤 真知亜 ヴァイオリン
 降旗 貴雄 ヴァイオリン
 坂口 弦太郎 ヴィオラ
 宮坂 拡志 チェロ

 壮大なイメージそのままに、端正な響きが美しい
 この膨大な音楽を、たった4人の弦楽器奏者で表現する事の難しさは、計り知れないものがありましたが、現存する[Lichtenthal版]を元に改編に改編を重ねて、今回のマテリアルに辿り着きました。
 最も尊重したのは「歌詞において訴えているメッセージを、いかに表現できるか」と言う事でした。ただ、そこだけに固執すると、本来あるべき和声などが失われたり、楽曲の構築性も脆弱になってしまうので、「どこを生かすか」の試行錯誤は、メロディーの一節ごと、歌詞の一説ごとに及びました。 (齋藤 真知亜)

 

MM-3091
¥3000+税
エディット・ピアフへのオマージュ
 F. プーランク:エディット・ピアフへのオマージュ / 即興曲 第15番
 F. プーランク:ノヴェレッテ 第1番
 E. サティ:ジュ・トゥ・ヴ
 F. プーランク:愛の小径
 F. プーランク:夜想曲 第1番
 G. オーリック:トリオ
 G.F. ヘンデル:アラ・ホーンパイプ / 「水上の音楽」より
 W.A. モーツァルト:5つのディヴェルティメント第4番K 439b
 W.A. モーツァルト:きらきら星変奏曲K 256
 J.S. バッハ:シンフォニア
 第1番 BWV 787
 第2番BWV 788
 第8番BWV 794
   arr. -
    Yoshiko UCHIDA,
    Yoshi TSUMURA,
    Laurent HACQARD
トリオ・サンクァンシュ
 池田 昭子 オーボエ
 松本 健司クラリネット
 菅原 恵子ファゴット
 リードが紡ぐ、色彩溢れる音世界
 リードという共通の発音機構がもたらす響きの融和性はもちろんのこと、編成が小さいがゆえに浮かび上がる各人のソロイスティックな表現力、そして3つの声部が俊敏に役割を交替させながら合奏を構築する丁々発止の機微も聴き所となろう。
 収録曲はオーリックを除いてすべて編曲物だが、それをまったく感じさせない練れた音楽創りについても以下同文。




ALM/コジマ録音



ALCD-7200
¥2800+税
青柳いづみこ&高橋悠治
 大田黒元雄のピアノ —100年の余韻—

☆ 青柳いづみこ(ピアノ) ★ 高橋悠治(ピアノ)
 [1] グリーグ:春に寄す《抒情小曲集》第3集 作品43より 第6曲(1886刊)  ☆
 [2] ドビュッシー:小さな羊飼い 《子供の領分》より 第5曲(1906-08)  ☆
 [3] ゴダール:牧神  《魔法のランプ》第1集 作品50より 第2曲(1879刊)  ☆
 [4] フォーレ:無言歌 作品17より 第3番(1863)  ☆
 [5] - [9] 山田耕筰:若いパンとニンフ(五つのポエム)(1915) ★
 マクダウェル:《森のスケッチ》作品51より(1896)  ☆
  [10] 野ばらに寄す
  [11] 秋に
 スコット:☆
 [12] 《詩曲集》より Ⅱ. 魂の共感の庭(1912刊)
 [13] 《詩曲集》より Ⅲ. 鐘(1912刊)
 [14] エジプトの舟歌 《エジプト》より(1913刊)
 スクリャービン:☆ 
  [15] 24の前奏曲 作品11 より 15. Lento(1897刊)
  [16] - [18] 4つの前奏曲 作品33 よりNo.1, No.2, No.3(1903)
 2つの小品 作品57(1907)
  [19] Ⅰ. 欲望
  [20] Ⅱ. 舞い踊る愛撫
プロコフィエフ:束の間の幻影 作品22(1915-17)  ★
 [21] 〜[40]

青柳いづみこ & 高橋悠治 (ピアノ連弾)
 ラヴェル:マ・メール・ロワ(1908-10)
  [41] 1. 眠れる森の美女のパヴァーヌ
  [42] 2. 親指小僧
  [43] 3. パゴダの女王レドロネット
  [44] 4. 美女と野獣の対話
  [45] 5. 妖精の園
青柳いづみこ
高橋悠治(ピアノ)
〈使用楽器〉
●ピアノ:
 スタインウェイ 1900年製
 大田黒元雄旧蔵
 杉並区立大田黒公園記念館蔵

 大田黒元雄は、今から約100年前、ピアノを満足に弾きこなす者すら稀だった大正初めの日本において、留学先のイギリスで当時最先端の洋楽にすっかり魅了され、日本に最新のヨーロッパ音楽の動向を伝えた人物。
 このCDには、大田黒元雄が大森山王の自邸で1915年から17年にかけて12回ほど催した「ピアノの夕べ」で実際に弾いた曲目(その多くが日本初演)を中心に、彼にゆかりの深いピアノ曲が収録されている。
 使用ピアノは、大田黒元雄の所有していた1900年製のスタインウェイ。1918年に当時27歳という若きプロコフィエフが来日した折、大田黒邸の書斎に迎え入れられたプロコフィエフが実際に弾いたピアノでもある。
 録音場所は、大田黒元雄のもう1つの屋敷の跡地に作られた公園の記念館(大田黒元雄の仕事場であった)にて。
  〈録音〉杉並区立大田黒公園記念館 2016年3月29-31日、6月14日

青柳いづみこ ピアニスト・文筆家 
 安川加壽子、ピエール・バルビゼの各氏に師事。フランス国立マルセイユ音楽院首席卒業。東京藝術大学大学院博士課程修了、学術博士。
 矢代秋雄・八村義夫・武満徹作品によるリサイタル「残酷なやさしさ」により、平成元年度文化庁芸術祭賞。演奏と文筆を両立させる稀有な存在として注目を集め、これまでリリースした9枚のCDが『レコード芸術』で特選盤となるほか、安川加壽子の評伝『翼のはえた指』で吉田秀和賞、『青柳瑞穂の生涯』で日本エッセイストクラブ賞、『六本指のゴルトベルク』で講談社エッセイ賞、CD「ロマンティック・ドビュッシー」でミュージックペンクラブ音楽賞を受賞。
 2014年、高橋悠治とのメール交換から生まれたエッセイ集『どこまでがドビュッシー? 楽譜の向こう側』(岩波書店)を刊行。2016年9月には『ショパン・コンクール 最高峰の舞台を読み解く』(中公新書)、10月には『水の音楽 オンディーヌとメリザンド』(平凡社ライブラリー)刊行。テレビ朝日「題名のない音楽会」、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭等にも出演。
 2018年のドビュッシー没後100年に向けて、カウントダウン・コンサートを展開中。日本ショパン協会理事。大阪音楽大学教授、神戸女学院大学講師。
 オフィシャルHP http://ondine-i.net

高橋悠治 作曲家・ピアニスト
 1960年草月アートセンター、1974-76年季刊誌『トランソニック』、1978-85年「水牛楽団」月刊『水牛通信』、以来は作曲・演奏・即興で少数の協力者と活動を続ける。
  http://www.suigyu.com/yuji/
  著書:『高橋悠治 コレクション1970年代』(平凡社ライブラリー)
    『音の静寂 静寂の音』(平凡社)
    『きっかけの音楽』『カフカノート』(みすず書房)
 

ALCD-7203
¥2800+税
■アルカン ピアノ・コレクション2《協奏曲》
  森下 唯(ピアノ)
シャルル=ヴァランタン・アルカン:
 すべての短調による12の練習曲 作品39より 第8番〜第10番 《協奏曲》
  [1] 第1楽章 アレグロ・アッサイ (第8番 嬰ト短調)
  [2] 第2楽章 アダージョ (第9番 嬰ハ短調)
  [3] 第3楽章 アレグレット・アッラ・バルバレスカ(第10番 嬰ヘ短調)
 ジーグと古い形式によるバレエの音楽 作品24
  [4] ジーグ
  [5] 古い形式によるバレエの音楽
  [6] 練習曲《鉄道》 作品27
  [7] 欲望
森下 唯(ピアノ)
 リストに尊敬されショパンと親交が深く、その全貌がまさに解明途上にある桁違いの天才作曲家・アルカンの革新的録音プロジェクト、待望の第二弾!
 一聴すれば耳を疑う、並外れたヴィルトゥオーゾ的演奏難度、そしてその先に開ける絢爛で真摯、そしてロマンティックな音楽。彼の作品に強い共感を抱く日本人若手ピアニスト・森下唯の驚くべき手腕により、いよいよその世界が我々の目の前に姿をみせつつある。
 第二弾はアルカン畢生の大作《協奏曲》を中心に、最も高い知名度と人気を誇りつつ演奏難度ゆえにほとんど録音が存在しなかった《鉄道》など、必聴の作品が目白押し。
 〈録音〉和光大学ポプリホール鶴川 2016年4月25-27日

森下 唯(ピアノ)
 筑波大学附属駒場中・高等学校を経て東京藝術大学卒業、同大学大学院修了。2004年、第2回東京音楽コンクール第2位。2006年、東京藝術大学大学院修了の際、演奏優秀者によるベーゼンドルファー・ジョイントリサイタル(浜離宮朝日ホール)に選ばれた。東京文化会館小ホール等でのリサイタルのほか、オーケストラとの共演、リート伴奏、室内楽などの分野で活動するほか、スタジオ・ミュージシャンとしても多くのレコーディングに参加。演奏以外にも、映像作品への楽曲提供や文筆など幅広く手がけている。作曲家アルカンの紹介には特に力を入れており、アルカン生誕200年となる2013年から継続的にオール・アルカン・リサイタルを行う。2015年10月にはアルカン作品を集めたCD「アルカン ピアノ・コレクション1《交響曲》」(ALM RECORDS)をリリース、『レコード芸術』特選盤となるなど高く評価された。調布音楽祭アソシエイト・プロデューサー。2015年より東京藝術大学非常勤講師(指揮科演奏研究員)。動画サイトを中心とした活動においては「ピアニート公爵」名義でも知られ、2011年にリリースしたCD「Singularity?特異点」はAmazonクラシック部門の売り上げランキングで1位を獲得している。
 ピアノを竹尾聆子、辛島輝治、東誠三の各氏に、リート伴奏をコンラート・リヒター氏に師事。http://www.morishitayui.jp

《好評発売中》 森下唯のCD
 ●アルカン ピアノ・コレクション1《交響曲》 (ALCD-7193) レコード芸術特選盤
       税抜価格¥2,800 JAN 4530835 111061
 

ALCD-9163
¥2800+税
■ラフマニノフ ピアノ・ソナタ第2番/練習曲集「音の絵」作品39 
 セルゲイ・ラフマニノフ:
  ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 作品36 (1913年版)
   [1] 1 Allegro agitato
   [2] 2 Non allegro ? Lento
   [3] 3 L’istesso tempo - Allegro molto
  練習曲集「音の絵」作品39
   [4] No.1 in C minor Allegro agitato
   [5] No.2 in A minor  Lento assai
   [6] No.3 in F-sharp minor Allegro molto
   [7] No.4 in B minor  Allegro assai
   [8] No.5 in E-flat minor  Apassionato
   [9] No.6 in A minor  Allegro
   [10] No.7 in C minor  Lento, Lugubre
   [11] No.8 in D minor  Allegro moderato
   [12] No.9 in D major  Allegro moderato, Tempo di marcia
  [13] 前奏曲 ニ短調(遺作)
  [14] 東洋のスケッチ 変ロ長調
  [15] 断章 変イ長調
大嶺 未来(ピアノ)

 大嶺未来は、ラフマニノフに魅了された沖縄出身の若手ピアニスト。このCDが待望のファーストアルバムとなる。現在「ラフマニノフ全曲演奏シリーズ」に取り組んでおり、全6回中第5回までを終えている。確かな実力に裏付けられた瞠目の超絶技巧、はてしなくメロディアスな麗しき抒情性に支えられ、壮大なラフマニノフ像がここに出現する。
 〈録音〉彩の国さいたま芸術劇場 2016年3月23-24日


 大嶺未来(ピアノ):
  沖縄県出身。東京藝術大学附属音楽高校を経て、東京藝術大学在学時に、ワルシャワ・ショパン音楽院(ポーランド)に留学。2006年同校を首席卒業。首席卒業生に贈られるマグナ・クム・ラウデ賞受賞。2010年ベルリン芸術大学(ドイツ)のディプロマコースを最優秀の成績で卒業後、2012年同大学国家演奏家資格コース修了、ドイツ国家演奏家資格取得。
  これまでに庭野佐知子、下田幸二、辛島輝治、ピオトル・パレチニ、故エレーナ・ラピツカヤの各氏に師事。
 アルトゥール・ルービンシュタイン記念若いピアニストのための国際コンクール(ポーランド)、サン・セバスチャン国際ピアノコンクール(スペイン)優勝を始め、アンドラ公国国際ピアノコンクール第3位、アントゥール・シュナーベル国際ピアノコンクール(ドイツ)第3位、ザイラー国際ピアノコンクール(ドイツ)第5位、ルイス・シガル国際音楽コンクール(チリ)チリ現代作品最優秀演奏賞、ヴィオッティ国際音楽コンクール(イタリア)ソロプティミスト賞(最優秀女性演奏者賞)、プラハの春国際音楽コンクール(チェコ)特別賞など数々のコンクールで上位入賞、2005年ショパン国際ピアノコンクール(ポーランド)セミファイナリストディプロマ賞を受賞。2009年度ベルリン最優秀学生に贈られるスタインウェイ・ベルリン賞受賞。ポーランド、ドイツ、ベルギー、スペイン、クウェート、キプロス、アメリカなどでリサイタルを行い、国際音楽祭での招待演奏、ワルシャワ交響楽団を含む著名なオーケストラとの共演も多い。
  2010年帰国後は東京に拠点をおき、東京オペラシティ・リサイタル(2011年)、PTNAピアノコンペティション課題曲CDの演奏収録ピアニスト(2012年)、ラフマニノフ全曲演奏シリーズ(東京にて全6回、2013年〜)、ポーランド広報文化センター主催によるショパンリサイタル(2015年神戸)などで好評を博す。また、トークコンサート、学校クラスコンサートを全国各地で行っている。これらの活動が評価され、2014年度沖縄タイムス芸術選賞・洋楽邦楽部門にて大賞受賞。現在、尚美学園大学非常勤講師、各コンクール審査員として後進の指導にもあたっている。

 オフィシャルウェブサイト http://mikuomine.web.fc2.com

 

ALCD-9164
¥2800+税
■うたり 打楽器姉妹 藤井はるか 藤井里佳
 [1] クリス・カピカ:アテリウム
 [2] 三善晃:協奏的練習曲
 織田英子:三月にみたもの
  [3] 梅の花の下で
  [4] 鹿が走る
 [5] 松下功:インターウェーブスⅡ
 [6] カイエンナ・ポンチオーネ:ランブルスティルトスキンズ
 [7] 内藤明美:サンクチュアリ
 [8] 三善晃:トルスV
うたり  打楽器姉妹
 藤井はるか
 藤井里佳
 世界に誇る打楽器姉妹デュオ「うたり」待望のファーストアルバム。時代をリードする作曲家とのコラボラーション、1960-80年代に日本で書かれた秀作の発掘、という新旧2つの要素を軸として活動しており、ここではそれを凝縮された形で聴くことができる。彼女たちの地に足のついた音楽性と世界観、そして現代の音楽についての広範なネットワークを、存分に体感することができることだろう。
 〈録音〉三芳町文化会館(コピスみよし) 2014年10月21日、文京シビックホール 2015年10月3日

 うたり:
  北米と東京を拠点に活躍する藤井はるかと藤井里佳による打楽器姉妹デュオ「うたり」は、時代をリードする作曲家とのコラボレーション、そして1960-1980年代の日本において書かれた秀作の発掘と再演、という新旧二つの要素を取り入れ、演奏活動を国内外で広げてきた。
 これまでに世界最大規模の打楽器フェスティバル「PASIC」、ジュリアード音楽院主催サマーアカデミー、カナダ3都市における室内現代音楽祭などにおいて、日米の打楽器音楽を織り交ぜたプログラムを各地で発表し、好評を博している。


 藤井はるか:
  東京藝術大学音楽学部打楽器科を卒業後、渡米。ジュリアード音楽院在学中よりリンカーンセンターやカーネギーホールでのデビュー演奏を始めとした精力的な演奏活動を開始。これまでに打楽器ソリストとして、作曲家・譚盾(タン・ドゥン)のオペラや打楽器コンチェルトで世界各地の主要オーケストラと共演し、2010年よりヨーヨー・マ率いるシルクロード・アンサンブルの正式メンバーとして各ツアー公演に参加、ケネディーセンター賞セレモニーにてオバマ大統領夫妻を前に演奏を披露するなど、世界の舞台で活躍。現在はカリフォルニアを拠点に演奏活動を広げている。ジュリアード音楽院打楽器夏期講習講師、アメリカ主要音楽大学にてマスタークラスを行うなど、後進の指導にも力を入れている。


 藤井里佳:
  東京都立芸術高等学校音楽科を卒業後、桐朋学園大学音楽学部打楽器専攻へ入学。在学中より打楽器奏者としてオーケストラ・ミュージカル・室内楽等様々な活動を行い、読売新聞社主催第72回新人演奏会出演。日本打楽器協会主催第18回新人演奏会最優秀新人賞受賞。
 現代打楽器作品の普及活動に力を入れ、PASIC(国際打楽器フェスティバル)や、カナダ現代音楽祭、クロアチア現代音楽祭等に招聘を受け、打楽器作品の魅力を発信。クラシックを中心に国内外で活動する他、「女性和太鼓グループ ?太鼓ユニット」のメンバーとして和太鼓奏者の顔も持つ。
 また、(株)日本総合音楽研究に所属し、主に教育機関対象のコンサートを企画、演奏し全国を回る。桐朋学園大学音楽学部、名古屋芸術大学音楽学部、埼玉県立芸術総合高等学校講師。
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ALCD-1162
¥2800+税

武久源造&市瀬礼子
 ■バッハの錬金術 Vol. 1
  ヴィオラ・ダ・ガンバと鍵盤楽器のためのソナタ全曲
  二つのトッカータ

 
J. S. バッハ:
 ヴィオラ・ダ・ガンバと鍵盤楽器のためのソナタ 第1番 ト長調 BWV1027
  [1] Adagio
  [2] Allegro ma non tanto
  [3] Andante
  [4] Allegro moderato
 ヴィオラ・ダ・ガンバと鍵盤楽器のためのソナタ 第2番 ニ長調 BWV1028
  [5] Adagio
  [6] Allegro
  [7] Andante
  [8] Allegro
 ヴィオラ・ダ・ガンバと鍵盤楽器のためのソナタ 第3番 ト短調 BWV1029
  [9] Vivace
  [10] Adagio
  [11] Allegro
 [12] トッカータ ホ短調 BWV914
 [13] トッカータ ニ長調 BWV912
武久源造(チェンバロ 1-4, 12 & フォルテピアノ 5-11, 13)
市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ 1-11)

 イギリス古楽界の第一人者であり、フロリレギウム、フレットワーク、パッサカリアのメンバーである傍ら、ソリストとして英国音楽界を代表する数々のオーケストラと共演を重ねるヴィオラ・ダ・ガンバ奏者・市瀬礼子。詳細なバッハ研究を続け、テクスチュアから内発的に要求される音楽表現を追求し、楽曲ごとにジャーマン・チェンバロとジルバーマン・ピアノを厳選し奏でる武久源造。異色の顔合わせがここに実現し、バッハ演奏にさらなる新風を巻き起こす!
 〈録音〉神奈川県立相模湖交流センター 2016年3月1~3日

〈使用楽器〉
 ●ヴィオラ・ダ・ガンバ:7弦バスガンバ ヨアヒム・ティルケ製作 1700年頃 中原洋所蔵
 ●チェンバロ:フィリップ・タイアー製作 1993年 アメリカ・フロリダ州
  (モデル:クリスティアン・ツェル 1728年 ハンブルク在)
 ●フォルテピアノ:深町研太製作 2007年 日本・埼玉県
  (モデル:ゴットフリート・ジルバーマン 1747年 ポツダム在)
 

ALCD-9162
¥2800+税
桐山建志音楽監督
 くるみ割り人形/展覧会の絵
   〜ものがたりの世界へようこそ〜
  松本市音楽文化ホールファンタジー合奏団

チャイコフスキー:バレエ組曲「くるみ割り人形」(桐山建志 編曲)
 [1] [2] N 第1曲 小序曲
 [3] [4] N 第2曲 行進曲
 [5] [6] N 第3曲 金平糖の精の踊り
 [7] [8] N 第4曲 ロシアの踊り(トレパック)
 [9] [10] N 第5曲 アラビアの踊り
 [11] [12] N 第6曲 中国の踊り
 [13] [14] N 第7曲 葦笛の踊り
 [15] [16] N 第8曲 花のワルツ
 [17] N
ムソルグスキー:展覧会の絵(桐山建志 編曲)
 [18] [19] N プロムナード
 [20] [21] N グノーム
 [22] プロムナード
 [23] [24] N 古城
 [25] [26] N プロムナード
 [27] テュイルリー ? 遊びの後の子供たちの口げんか
 [28] [29] N ビドロ
 [30] [31] N プロムナード
 [32] 卵の殻をつけたひよこのバレエ
 [33] [34] N サミュエル・ゴールデンベルクとシュミュイレ
 [35] プロムナード
 [36] [37] N リモージュの市場
 [38] カタコンベ(地下を掘り抜いて作られたローマ時代のお墓)
 [39] プロムナード(死せる言葉による死者への話しかけ)
 [40] [41] N 鶏の足の上の小屋(バーバ・ヤーガ)
 [42] キエフの大門(ふるいロシア様式の大きな門)
  ※ N=ナレーション
松本市音楽文化ホールファンタジー合奏団
 2007年、長野県松本市にゆかりのある演奏家たちによって結成された、松本市音楽文化ホールファンタジー合奏団。
 音楽監督の桐山は、古楽の世界を中心に活躍を続ける長野県出身のヴァイオリニストであり、メンバーのための室内楽編曲も手がける。解説とともにお届けする「くるみ割り人形」と、聴き手を美術館へご案内する「展覧会の絵」を、ごゆっくりとお楽しみください。
 〈録音〉松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール) 2016年5月4~5日




LIVE NOTES


WWCC-7819
\2500 +税
石田多紀乃&原田 愛
 ピアノ・デュオ
 〜フランスをめぐって〜
  古曽志洋子 こねこのポール

 ドビュッシー:小組曲
 ラヴェル: マ・メール・ロワ
 フォーレ: ドリー Op.56
 古曽志洋子:連弾組曲「こねこのポール」
 シャブリエ: 狂詩曲「スペイン」(メサジェ編曲 ピアノ連弾版)
石田多紀乃&原田 愛
ピアノ・デュオ
 近代フランスの3大連弾曲集、全て収録。ピアニストと作曲家の両視点から描く、第1弾!
 録音:2015年8月/富士見市民文化会館 キラリふじみでのセッション
 


WWCC-7820
\2500 +税
ウィーン・フィル元ヴィオラ奏者ヴォルフガング・ヴェルファー
J.S.バッハ:
 無伴奏ヴィオラ(チェロ)組曲
 Vol.1 第1番〜第3番

J.S.バッハ:無伴奏ヴィオラ(チェロ)組曲
 第1番 ト長調 BWV 1007
 第2番 ニ短調 BWV 1008
 第3番 ハ長調 BWV 1009
ヴォルフガング・ヴェルファー(ヴィオラ)
録音:2016年4月/富士見市民文化会館キラリふじみでの録音セッション

 オーストリアのヴィオラ奏者(元ウィーン・フィル)による初の無伴奏バッハのレコーディング!
 「この演奏に接する機会に恵まれたことに 深く感謝する。」音楽評論家 柴田龍一

















10/20(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


2L


2L 104
\2600
ノルウェー軍音楽隊〜式典用CD
 1. リカルド・ノルドローク(1842-1866):われらこの国を愛す
  (インストゥルメンタル版バージョン1)(ビョルン・メレンベルグ編)
 2. リカルド・ノルドローク:われらこの国を愛す
  (インストゥルメンタル版バージョン3)(ビョルン・メレンベルグ編)
 3. ビョルンスティエルネ・ビョルンソン/リカルド・ノルドローク:
  われらこの国を愛す(バージョン1)(オイヴィン・ヴェストビ編)
 4.ビョルンスティエルネ・ビョルンソン/リカルド・ノルドローク:
  われらこの国を愛す(バージョン3)(オイヴィン・ヴェストビ編)
 5. C・E・F・ヴァイセ(1774-1842):神に祝福されし、われらが素晴らしき祖国
  (インストゥルメンタル版バージョン1)(ビョルン・メレンベルグ編)
 6. C・E・F・ヴァイセ(1774-1842):神に祝福されし、われらが素晴らしき祖国
  (インストゥルメンタル版バージョン3)(ビョルン・メレンベルグ編)
 7. C・E・F・ヴァイセ(1774-1842):神に祝福されし、われらが素晴らしき祖国
  (バージョン3)(オイヴィン・ヴェストビ編)
 8. アンネーシュ・ホーヴデン/メルヒオール・ヴルピウス(c.1570-1615):
  美しきかな祖国(バージョン3)(ペッテル・ヴィンロート編)
インガル・ベルグビ(指揮)
ノルウェー軍音楽隊、
スコラ・カントールム
トゥーネ・ビアンカ・スパッレ・ダール(合唱指揮) 
 ノルウェー憲法制定200 周年記念「われらこの国を愛す」式典用CD

 ノルウェーは、2014 年、憲法制定200 周年を迎えました。各市町村では一年を通じさまざまな祝祭行事が予定され、5 月17 日の憲法記念日、オスロの中央駅から王宮に向かうカール・ヨハン通りで行われる子供たちと青年たちが主役のパレードもいっそう華やかで活気にみちたものになりました。
 ノルウェーを代表するレコードレーベルのひとつ 2L も、この記念すべき年を祝い、アルバムを制作。
 このCDは、グリーグの親友であったリカルド・ノルドロークの作曲した「ノルウェー国歌」を、式典用にインストゥルメンタル版と歌入り版の二種類を収録しています。



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CSO RESOUND

CSOR 9011602
\2700→\2490
ムーティの壮絶な入魂ぶり。
 シカゴ交響楽団
  ショスタコーヴィチ[ミケランジェロの詩による組曲]、これはまるで交響曲「第16番」!

  (1)シェーンベルク:コル・ニドライOp.39〜
    語り手、合唱、管弦楽のための
  (2)ショスタコーヴィチ:
   ミケランジェロの詩による組曲Op.145a
リッカルド・ムーティ(指揮)
シカゴ交響楽団
イルダール・アブドラザコフ(バス)(2)
アルベルト・ミズラヒ(語り手)(1)
シカゴ交響楽団合唱団(2)
 ムーティの壮絶な入魂ぶり。これは本当にショスタコーヴィチの交響曲第16番だ!

 録音:2012 年3月(1)、6月(2)/シンフォニーセンター・コンサートホール(ライヴ)/56’ 50”

 ムーティ& シカゴ響待望の新譜はシェーンベルクとショスタコーヴィチ。
 シェーンベルクの「コル・ニドライ」は1938 年の作で、英訳されたユダヤ教のタルムードによる語り手、合唱とオーケストラのための作品。14 分ほどながら、ボルテージの高い音楽が繰り広げられます。
 注目はショスタコーヴィチの「ミケランジェロの詩による組曲」。ミケランジェロ生誕500 年を記念すべく作曲、ショスタコーヴィチ最晩年、彼最後のオーケストラ作品となりましたが、その初演を作曲者は聴くことができませんでした。
 もともとは交響曲第16 番として構想された演奏時間40 分を超える大作で、交響曲第13 番「バビ・ヤール」や第14 番「死者の歌」と同形態ながら、歌曲に分類されるためか演奏される機会は多くありません。
 この作品も死をテーマとし、最晩年のショスタコーヴィチならではの人間業とは思えぬ技巧と境地で、冒頭からオーケストラの深い世界が広がります。全体を貫く緊張感、ドラマチックな表現はムーティの真骨頂、まさに「交響曲第16 番」としての風格と存在感で感動させられます。ショスタコーヴィチ・ファン必聴の演奏と申せましょう。
 バス独唱はイルダール・アブドラザコフ。ゲルギエフ指揮のヴェルディの「アッティラ」をはじめとするオペラで大活躍しています。
 彼は2005 年にノセダ指揮BBC フィルと録音(シャンドス盤)していますが、7 年を経てさらに解釈に深みが加わりました。
 ロシア語訳されているとはいえ、ミケランジェロはイタリアの美術家にして詩人。ムーティにとって自国の偉人の作だけに深い理解と愛着も加わり、誰にも真似できぬ理想的な世界を創りあげています。




TYXART


TXA 15055
\2600
愛と死
 ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死(H.フェラー編)
 リスト:交響詩「オルフェウス」(H.フェラー編)
 ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集
  【天使/とまれ/ 温室にて/ 悩み/ 夢】(H.フェラー編)
 リスト:交響詩「ゆりかごから墓場まで」
  【ゆりかご/ 生の闘争/ 墓場へ】(H.フェラー編)
 リスト:2つの歌曲
  【私は去りゆきたい/ おお愛せよ、お前が愛しうる限り】(H.フェラー編)
スザンネ・ベルンハルト(ソプラノ)
ハラルド・フェラー(オルガン) 
 スザンネ・ベルンハルトが人類最大のテーマ「愛と死」を歌う

 録音:2015年4月、10月、聖ミカエル教会、ヴァイデン、ドイツ/79’25

 ドイツ・オペラ界で活躍するスザンネ・ベルンハルトが、「愛と死」をテーマにした楽曲を歌ったアルバム。
 多くの作曲家が「愛と死」をテーマとして取り上げ、特にワーグナーの究極の愛のドラマ「トリスタンとイゾルデ」とこの巨なる作品と並行して作曲された美しい愛の歌「ヴェーゼンドンク歌曲集」はその筆頭と言えるでしょう。
 そしてグルックのオペラ「オルフェオとエウリディーチェ」をワイマールで指揮をしたリストが、その際に序曲として作曲し初演した交響詩「オルフェウス」とハンガリーの画家・ミハイル・ツィヒー伯爵の絵を元にした生から死へをテーマとしたリスト最後の交響詩「ゆりかごから墓場まで」。「愛と死」という永遠のテーマをスザンネ・ベルンハルトは、艶やかで時に少女のように純粋な歌声で歌い上げています。
 ハラルド・フェラーのオルガンによる伴奏は崇高な一筋の光のように幻想的に響きます。
 

TXA 16082
\2600
ボン生まれ新星ピアニスト、ヤミナ・ゲール・デビュー!
 メンデルスゾーン:幻想曲 嬰ヘ短調 Op.28
 リスト:2つの演奏会用練習曲
  【第1曲:森のざわめき、第2曲:小人の踊り】
 ショスタコーヴィチ:3つの幻想的舞曲Op.5
 シャブリエ:気まぐれなブーレ
 メンデルスゾーン:ヴェネツィアの舟歌
  (ト短調、嬰ヘ短調、イ短調)
 ドビュッシー:喜びの島
 シューベルト:さすらい人幻想曲Op.15 D760
ヤミナ・ゲール(ピアノ)
 73’17

 世界のコンクールで優秀な成績をおさめているドイツの新星ピアニスト、ヤミナ・ゲールのデビューCD。ドイツ、ボンに生まれ、15 歳で国立ケルン音楽舞踊大学に入学し、ロスヴィータ・ゲディガ=グロムビッツァ教授に師事。その後アメリカに渡り、アラスカ州フェアバンクス大学でエドゥアルド・ジルベルカント教授に学ぶ。
 パウル・バドゥラ=スコダ、メナヘム・プレスラーなど著名なピアニストのマスタークラスを受け、2013 年ラフマニノフ国際ピアノコンクール第1 位、2014 年ニューヨーク市ピアノ国際音楽祭第1 位など輝かしい受賞歴があり将来を期待されています。



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ANALEKTA



AN 28783
\2500→\2290
ズーカーマンが指揮者、ソリストの二役で躍動!
 バロック・トレジャリー

 ヘンデル:《ソロモン》より シバの女王の到着
 J.S.バッハ:
  オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調 BWV.1060*/**
 タルティーニ/レスピーギ:パストラーレ*
 ヴィヴァルディ:
  ヴァイオリンとチェロのための協奏曲変ロ長調 RV.547*/++
 テレマン:ヴィオラ協奏曲ト長調+
 J.S.バッハ/トラウゴット:管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068
ピンカス・ズーカーマン
 (指揮&ヴァイオリン*&ヴィオラ+)
チャールズ・ハーマン(オーボエ)**
アマンダ・フォーサイス(チェロ)++
ナショナル・アーツ・センター管弦楽団
 巨匠ズーカーマンが指揮者、ソリストの二役で躍動!NACO音楽監督としての有終の美を飾るバロック音楽集!

 イスラエル生まれの世界的ヴァイオリニスト、ピンカス・ズーカーマン。16シーズンに及んだカナダ、オタワ・ナショナル・アーツ・センター管弦楽団(NACO)の音楽監督としての集大成となる「バロック・トレジャリー」では、指揮者、ソリスト(ヴァイオリン、ヴィオラ)のダブル・ロールで大活躍!
 NACOの首席オーボエ奏者であるチャールズ・ハーマン、NACOの首席チェリストとして活躍したアマンダ・フォーサイスと共に、そしてNACOを率いてバロック時代の巨匠たちの芸術を奏でてゆくズーカーマン。
 NACO音楽監督としての有終の美を飾る名演にご期待下さい!

 ※録音:2015年11月5日−6日、サウザム・ホール、カナダ・ナショナル・アーツ・センター(カナダ)



 


AN 29985
【旧譜】
\2500→\2290
ヴァレリー・ミロ(ハープ)
 ハープのための室内楽作品集

 タイユフェール:ハープのためのソナタ
 エルサン:チェロとハープのための《コラール》
 マリー・シェーファー:ヴァイオリンとハープのための《野鳥》
 ラヴェル(サルツェード&ヴァリエレ編):
  フルート、ヴィオラとハープのためのソナチネ
 フランセ:五重奏曲第2番
ヴァレリー・ミロ(ハープ)
アントワーヌ・バライル(ヴァイオリン)
フランソワ・ヴァリエレ(ヴィオラ)
ラファエル・ドゥベ(チェロ)
ジョセリン・ロイ(フルート)
 カナダ、ケベックの華麗なるハーピスト、ヴァレリー・ミロが奏でるハープを含む5つの室内楽作品。タイユフェールの名作や、日本での注目度が高まっているカナダの現代作曲家マリー・シェーファーの作品などを収録。ル・ヴィオロン・ドゥ・ロワの首席チェリスト、ラファエル・ドゥベなど、カナダの実力者たちの参加もポイント。

 2010年10月の録音。





ほとんど違う世界の音楽・・・ハープで弾く「モルダウ」。美しいです。
https://youtu.be/TnYCW8eWqQo

 

AN 29892
【旧譜】
\2500
セシリア弦楽四重奏団のドヴォルザーク・プログラム
 ドヴォルザーク:
  弦楽四重奏曲《糸杉》
  弦楽四重奏曲第13番ト長調 Op.106
  ワルツ Op.54より 第1番、第4番
セシリア弦楽四重奏団
 音楽の守護聖人、聖セシリアの名を冠するカナダのアンサンブル、セシリア弦楽四重奏団のドヴォルザーク・プログラム。
 ミン・ジョン・コーのグァダニーニ(1767年頃製作)とサラ・ネマタラーのヴィヨーム(1851年製)のヴァイオリンの掛け合いも聴きどころ。

 2011年12月の録音。
 

AN 29890-1
(2CD/特別価格)
【旧譜】
\3800
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 ベツレヘム・バッハ合唱団、
バッハ祝祭管弦楽団、
グレッグ・ファンフゲルド(指揮)、
チャールズ・ダニエルズ(テノール)、
ウィリアム・シャープ(バリトン)、
ジュリア・ドイル(ソプラノ)、
ダニエル・テイラー(カウンターテナー)、
ベンジャミン・バターフィールド(テノール)、
クリストフェレン・ノムラ(バス・バリトン)、
デイヴィッド・ニューマン(バリトン)  
 ロ短調ミサ曲(1900年)、クリスマス・オラトリオ(1901年)のアメリカでの全曲初演を行うなど、長い歴史と実績を誇る1891年創設のベツレヘム・バッハ合唱団。
 ダニエル・テイラーやチャールズ・ダニエルズなど、現代屈指の歌い手たちがソリストとして参加する「ヨハネ受難曲」は、同合唱団の代表盤の1つ。

 2011年の録音。
 


AN 29122-3
(2CD/特別価格)
【旧譜】
\3800→\3490
グラウプナー:
 十字架上のキリストの最後の7つの言葉
  (世界初録音)
ル・イデ・ウールーズ
イングリット・シュミットヒューゼン(ソプラノ)
クラウディン・ルドゥー(アルト)
ニルス・ブラウン(テノール)
ノルマン・リシャール(バス)
 J.S.バッハやテレマンの同世代で、ヘッセン=ダルムシュタット方伯の宮廷楽長を務めた後期バロック時代のドイツの音楽家ヨハン・クリストフ・グラウプナー(1683−1760)。
 近年再評価が進むグラウプナーのカンタータ、「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」は、このアナレクタ盤が世界初録音。





旧譜
美しいグ
ラウプナー・アルバム

CHRISTOPHORUS
CHR 77381
\2600
グラウプナー:カンタータ集
 カンタータ 《恐れと嘆き》 GWV.1145/11
 弦楽と通奏低音のための序曲ハ短調GWV.413 より 《トンボー》
 カンタータ 《憂いとためらい》 GWV.1102/11b
 カンタータ 《私は神に忠実であり続ける》 GWV.1106/19
 カンタータ 《ああ、神と主よ》 GWV.1144/11
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
ペーテル・バルシ(指揮、ヴァイオリン)
カプリコルナス・コンソート・バーゼル

 グラウプナーの知られざるカンタータ。

 ハンブルク歌劇場のチェンバリスト、ヘッセン=ダルムシュタット方伯の宮廷楽長を務めたJ.S.バッハと同時代のドイツ・バロックの作曲家、クリストフ・グラウプナーのカンタータ集。師であるヨハン・クーナウの後任として聖トーマス教会のカントル候補として指名されながらも、雇用主であったヘッセン=ダルムシュタット方伯がグラウプナーを手放さず、カントル職はJ.S.バッハの手に渡ったというエピソード持つ。当時のドイツではテレマン、ヘンデルに次ぐ人気を誇ったグラウプナーだが、遺族が出版等の権利を持てなかった、弟子が少なかったなどの理由から、長い間その実力に反して不当に忘れられた存在となってきた。

 そんなグラウプナーの知られざるカンタータ集を再興すべく歌うのは、オーストリアの若き古楽系ソプラノ、ミリアム・フォイエルジンガー。フォイエルジンガーの心地よい歌声で、グラウプナーの官能的なカンタータのスタイルが見事に再現される。

 ※ 《ああ、神と主よ》を除く全曲が世界初録音。 / ※録音:2013年4月29日−5月2日、ハイリッヒ・クロイツ教会(バーゼル/スイス)





ELOQUENTIA


EL 1651
\2600
アヴァ・ステラ・セレーナ サン=ジュリアン=ドゥ=ソのルネサンス・オルガン
 不詳(16世紀):Questo nobil bambino(ラウダ)
 ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1583-1643):カンツォン「ラ・スピリタータ」
 不詳(16世紀)、カンシオネロ・デル・パラシオ から:Passe el agoa
 アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):「騎士の歌」による変奏曲
 不詳(16世紀)、カンシオネロ・デル・パラシオ から:Senora de hermosura
 アントニオ・コレア・ブラガ(17世紀):戦争 第6旋法(1695)
 トマス・ウィールクス(1576-1623):Strike it up, tabor
 不詳(16世紀)、ダブリンの写本 から:
  アルマン「馬の脚」/パヴァーヌ「誰が道を通るのか」/ブランル「戦士」
  ロマネスカによるフレドン
 ハインリヒ・イザーク(1450-1517):インスブルックよ、私は去らねばならぬ
 不詳(15世紀):Ecce quod natura(キャロル)
 ギヨーム・ディファイ(1400-1474):Je vueil chanter de cuer joyeu
 コンラート・パウマン(1409-1473):Mit ganzem Willen
 アウグスト・ノルミンガー(1560頃-1613):Furstliche Abfunge vom Tantz(1598)
 ベルハルト・シュミット(1535頃-1592):Wie schon bluet uns der Maye(1577)
 不詳、ヤン・デ・ルブリンのタブラチュア譜集(1537-1548)から
  前奏曲/ハイドゥクの踊り/マルティン
 クローダン・ド・セルミジ(1490-1562):アヴィニョンの橋の上で
 ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1621):大公のバッロ
 ウスタシュ・デュ・コロワ(1549-1609):Une jeune fillette
 シャルル・ラッケ(1598-1664):「天の元后」によるファンタジア第8旋法
 ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):エレヴァツィオーネのトッカータ
 不詳(16世紀):Ave Stella Serena(ラウダ)
リュック・パガノン(オルガン)
オブシディエンヌ
エマニュエル・ボナルド(指揮)
 録音:サン・ピエール教会、サン=ジュリアン=ドゥ=ソ、フランス
 使用楽器:1568年、不詳作者製(2011年、ベルナール・カティオ修復)
 オルガンと声楽アンサンブルによるプログラム。
 

EL 1652
\2600
ウィーン・ラプソディ
 ブラームス(1833-1897):
  ピアノ四手連弾のためのハンガリー舞曲集 から 第2, 4, 8, 11番
 シューベルト(1797-1828):
  ピアノ四手連弾のためのハンガリー風ディヴェルティメント Op.54 D.818
 ブラームス:ピアノ四手連弾のための16のワルツ Op.39

エルヴェ・ビヨー、
ギヨーム・コッポラ(ピアノ)

 エルヴェ・ビヨーは1964年フランスのヴィルフランシュ=シュル=ソーヌに生まれ、リヨン国立地方音楽院に10歳で入学、パリ音楽院でジェルメーヌ・ムニエ、ジャン・ユボー他に師事。
 1983年ロン=ティボー国際コンクール第3位。2016年現在リヨン国立地方音楽院およびパリ音楽院教授。ギヨーム・コッポラはフランスのブザンソンに生まれ、パリ音楽院でブルーノ・リグットに師事。2009年CDデビュー。
 

EL 1653
(2CD)
\2600
ルネサンス・シャンソン
 [CD 1] 快楽の園
 ギヨーム・デュファイ(1400-1474):
  Ce jour de l'an voudray joye mener
  Par droit je puis bien complaindre et gemir
  Ma belle dame souveraine / Ce moys de may soyons lies et joyeux
  Reveslons nous amoureux
 不詳、バイユー写本(15世紀終盤)から:
  Le roy anglois / Hellas il est pic de ma vie / Bevons ma commere
  Hellas mon c?ur / Dieu gard celle de deshonneur
  Belle tres douce mere / Ne l'oseray je dire, se j'ayme par amour
  Hellas ma dame que je desire tant / M'erme je n'ay point nom Johanne
  La derniere nuitceee d'avril / Jamais amoureux bien n'aira
  Le grand desir / L'amour de moi si est enclose
 ジョスカン・デプレ(1440-1521):
  Nymphes des bois Deesse des fontaines / In te Domine speravi
  Scaramella / Vive le roy
 [CD 2] L'AMOUR DE MOY SI EST ENCLOSE
 不詳、バイユー写本 から:L'amour de moi si est enclose
 ピエール・ド・ラ・リュー(1460頃-1518):Autant en emporte le vent
 ロイゼ・コンペール(1445頃-1518):Mais que che fut secretement
 Bosfrin:Et trop penser
 不詳、バイユー写本 から:Puisque Robin j'ay a nom(*)
 不詳:Entre Peronne et Saint Quentin Anonyme
 不詳、バイユー写本 から:Vecy le mai Anonyme(*)
 不詳、バイユー写本 から:
  Quant je vois renouveler / Quant je voy renouveller(*)
 ロイゼ・コンペール:Le Renvoy / Le Renvoy
 不詳、バイユー写本 から:On doibt bien aymer l'oyselet(*)
 アントワーヌ・ビュノワ(1430頃-1492):
  Joye me fuit et douleur me queurt seure(+) / Joye me fuit
 不詳:Je ne pourroye plus celer
 ピエール・ド・ラ・リュー:Pourquoy non
 不詳、バイユー写本 から:Helas Olivier Vasselin(*)
 不詳:Mon mignaut musequin
 アントワーヌ・ビュノワ:Mon mignault musequin
 不詳、バイユー写本 から:
  Dieu la gard la bergerotte(*) / Amy je prends conge de vous
 即興演奏:「Amy je prends conge de vous」による Kyrie
 マテウス・ピペラーレ(1450頃-1515頃):Forseulement
 即興演奏:「Amy je prends conge de vous」による Kyrie
 ジョスカン・デプレ:Plaine de dueil
 エーヌ・ヴァン・ギゼゲム(1445頃-1472以後):Ce n'est pas jeu

 (*)オブシディエンヌによる即興ポリフォニー演奏
 (+)バルナベ・ジャナンによるポリフォニー編曲版

オブシディエンヌ
エマニュエル・ボナルド(指揮)
2枚組で1枚分の価格です。




AEON


AECD1651
\2500
ジェローム・コンビエ:「Gone〜ゴーン〜」
 1. 暁の光
 2. 灰黒色
 3. 犬が犬を食べる
 4. 陰のあるところ
 5. ゴーン(去り行く)
アンサンブル・ケーン
(Fl, Cl, Pf, Gt, Hr, Vn, Va,Vc)
 〜私の誕生は同時に私の死である〜
 まるで遠い異郷の国へ向かうような音楽。
 コンビエの音楽は聴くものを深く、雲の上のような、霧のような、ぼんやりとした幻想的な自由な世界へと導きます。
 アンサンブルにはフランスで活躍するクラリネット奏者森あゆみも参加。現代を代表する若手作曲家ジェローム・コンビエの世界がここに。
 

AECD1652
(2CD)
\4200
ブリス・ポゼ(1965年〜):
【CD1】
 1. Der Geograph (Symphonie IV) (2007)
    大管弦楽とピアノのための
 2. Les Voix humaines (2006)
    クラリネット、ピアノと弦楽三重奏のための
 3. Concerto I (Birwa) (2002 )
    チェンバロとアンサンブルのための
【CD2】
 Dornroschen(2012)
    弦楽四重奏と合唱、大管弦楽のための
 1. .... keine Kinder “
 2. die Feen
 3. .... alle Spindeln abschaffen ...“
 4. .... ein Wunder von Schonheit ...“
 5. Der alte Turm
 6. .... Eine alte Frau ...“
 7. Stich und Schlaf
 8. Dornen und Kuss
ケルンWDR交響楽団
ケルン放送合唱団
アンサンブル・ルシェルシュ
アルディッティ弦楽四重奏団
 17世紀、18世紀や過去の音楽を省みて独自の音楽を追求し続けるフランス現代作曲家。
 “声を楽器として”考える作曲家の音楽と人の思いが会話として聴かせる、今ここにある音楽。



<メジャー・レーベル>

SONY


8898538136-2
(10CD)
\5000
キャスリーン・バトル/ソニー録音全集
【CD1】
 マーラー:交響曲第4番 ト長調 〜
  ロリン・マゼール(指揮)
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 , キャスリーン・バトル(ソプラノ)
  [録音]1983年、ウィーン、ムジークフェラインザール/
【CD2】
 1) ヘンデル:オラトリオ『サムソン』より「輝かしいセラフィムに」,
 2) A・スカルラッティ:『独奏トランペットを伴う7つのアリア』より4曲,
 3) A・スカルラッティ:カンタータ『テーブロ川の岸辺で』,
 4) ヘンデル:『アン女王の誕生日のためのオード』より「永遠の源よ」,
 5) プレディエーリ:『ゼノービア』より「せめて平安を」,
 6) ストラデッラ:セレナータ『舟遊び』より「シンフォニア」,
 7) J.S.バッハ:カンタータ第21番『私の心には憂いが多かった』より「溜め息と涙」,
 8) J.S.バッハ:カンタータ第19番『ああ、なんと明るく美しい』より「青銅の戦士の声に」,
 9) J.S.バッハ:カンタータ第51番より「すべての地で、神に歓呼の声を」〜
  キャスリーン・バトル(ソプラノ), ウィントン・マルサリス(トランペット),
  ジョン・ネルソン(指揮) セント・ルークス管弦楽団, アンソニー・ニューマン(チェンバロ, オルガン)
  [録音]1990年9月, ニューヨーク、アメリカ芸文アカデミー/
【CD3】
 1) Trad:クリスマスの12日間,
 2) ヘアストン:マリアの御子,
 3) ヨン:みどり子イエス,
 4) モーツァルト:アレルヤ,
 5) ロジャース:私のお気に入り,
 6) バーナード:ウィンター・ワンダーランド,
 7) Trad:われらは来たりぬ,
 8) アメリカン・ソング・メドレー:
  アイ・ワンダー・アズ・アイ・ワンダー.マリアはみどり子を授かった.おおマリアよ、
  その愛らしい子を何と名づけるのか.マリアは誰だったのか、
  マリアこそはガリラヤの女王.マリアは世にただ一人の子を授かった.世界に告げよ,
 9) トーメ:クリスマスの歌〜マーティン:あなたに楽しいクリスマスを,
 10) グルーバー:きよしこの夜,
 11)ヘンデル:もろびとこぞりて,
 12) フンパーディンク:夕べの祈り,
 13) プレトリウス:バラは咲きいでぬ,
 14) レーガー:マリアの子守歌,
 15) クリスマス・ソング・メドレー:
  3隻の舟を見た.牧人ひつじを.まぶねのなかで.ひいらぎ飾ろう.ひいらぎとつたは.
  オー・ホーリー・ナイト.あら野のはてに  〜
   キャスリーン・バトル(ソプラノ),
   フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ),
   ウィントン・マルサリス(トランペット), アンドレ・プレヴィン(指揮&ピアノ),
   セント・ルークス管弦楽団, 他
  [録音]1991年12月, ニューヨーク、カーネギー・ホール/
【CD4】
 1) ヘンデル:オラトリオ『快活の人、沈思の人、中庸の人』より「忘却の甘さの中で」,
 2) ヘンデル:オラトリオ『快活の人、沈思の人、中庸の人』より「美しい鳥よ」,
 3) パーセル:音楽が恋の糧なら,
 4) パーセル:俺みたいな幸せ者,
 5) パーセル:女はどうすればいいの?,
 6) パーセル:女はどうすればいいの?,
 7) ラモー:歌劇『イポリトとアリシ』より「愛しのナイチンゲール」,
 8) サン=サーンス:見えない笛,
 9) ルーセル:わが愛しのナイチンゲール,
 10) ルーセル:空、大気、風,
 11) オブラドルス:ラ・ミ・ソラ、ラウレオーラ,
 12) オブラドルス:アモールに,
 13) オブラドルス:いちばん細くきれいな髪で,
 14) オブラドルス:花嫁はおちびさん,
 15) マルティヌー:フルート・ソナタ第1番,
 16) ヘッド:鳥の歌,
 17) ビショップ:聞け!やさしいひばりを,〜
   キャスリーン・バトル(ソプラノ), ジャン=ピエール・ランパル(フルート),
   アンソニー・ニューマン(チェンバロ), マーゴ・ギャレット(ピアノ),
   マイロン・ルッケ(チェロ)
    [録音]1991年2月, ニューヨーク、アリス・タリー・ホール/
【CD5】
 1) ハッシュ(誰かが私の名を呼んでいる),
 2) カンシオン・デ・クーナ, 3) アズラオ, 4) かわいい子馬,
 5) ニンゲ・ニンゲ, 6) フェ・ド・ド, 7) オールナイト・オールデイ,
 8) ゴーイング・ホーム(家路), 9) メロディア・センチメンタル(アマゾンの森から),
 10) あの人は行ってしまった, 11) デル・カベージョ・マス・スティル,
 12) パラ・ニニャール, 13) ソー・メニー・スターズ, 14) インターリュード,
 15) スティル・アウェイ 〜
  キャスリーン・バトル(ソプラノ), グローヴァー・ワシントンJr.(サックス),
  サイラス・チェスナット(ピアノ), ホメロ・ルバンボ(ギター), 他,
   [録音]1994年11月, ザ・ヒット・ファクトリー&クリントン・レコーディング・スタジオ/
【CD6】
 1) マリアよ、汝は知っていたのか, 2) 鳥のキャロル,
 3) アイ・ワンダー・アズ・アイ・ワンダー, 4) みどり子イエス,
 5) 凍れる12月, 6) 聖母の御子, 7) イエスよ、眠れ,
 8) 羊飼いよ、群れを離れて御子を訪ねよ, 9) 聖なる幼な子、貧しい幼な子,
 10) ジュビレーション, 11) それは素晴らしい日,
 12) カリブのキャロル「聖母マリアはみどり子を授かった」,
 13) 天使たちを見た, 14) かわいいちっちゃなイエス様,
 15) マリアと幼な子.クリスマス・スピリチュアル・メドレー,
 16) マリアはみどり子を授かった, 17) 世の光なるイエス,
 18) ウェールズの子守歌, 19) きよしこの夜 〜
  キャスリーン・バトル(ソプラノ), クリストファー・パークニング(ギター),
  [録音]1996年5月, ニューヨーク, アビシニアン・バプティスト教会/
【CD7】
 ヴァンゲリス:『MYTHODEA〜未知なる世界へ』 〜
  キャスリーン・バトル(ソプラノ), ジェシー・ノーマン(ソプラノ),
  ヴァンゲリス(キーボード), アテネ・オペラ・合唱団,
  ギリシャ国立歌劇場合唱団,
  パラミディ&パーカッション・アンサンブル,
  ロンドン・メトロポリタン・オーケストラ, ブレイク・ニーリー(指揮),
   [録音]2000年5月, アテネ・コンサート・ホール「メガロン」/
【CD8】
 1) ヘンデル:オラトリオ『メサイア』より「シオンの娘よ、おおいに喜べ」,
 2) ヴォルフ:眠れるみどり子イエス,
 3) モーツァルト:『ヴェスペレ』K.339より「すべての国々よ、主をたたえよ」,
 4) ヘンデル:オラトリオ『ヨシュア』より「ああ、ユバルの竪琴があれば」,
 5) J.S.バッハ:カンタータ第21番『わが心には憂い多かりき』より
    「ため息、涙、悲しみ、苦しみ」,
 6) J.S.バッハ:カンタータ第208番『楽しき狩りこそ、わが喜び』(狩りのカンタータ)より
    「良き羊飼いの見守るところ」,
 7) マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より「アヴェ・マリア」,
 8) ロッシーニ:『ローリア・ミサ』より「われら主をほめん」,
 9) J.Sバッハ:『アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳』より
    アリア「汝、わが許にあらば」,
 10) J.S.バッハ:カンタータ第68番『かくも神は世を愛したまえり』より「信仰篤きわが父よ」,
 11) フォーレ:『レクイエム』より「ピエ・イエズス」,
 12) Trad:わが主が磔にされし時、汝はそこにいませしか,
 13) J.S.バッハ:『クリスマス・オラトリオ』より「わが救い主よ、汝の名は」,
 14) グノー:アヴェ・マリア,〜
  キャスリーン・バトル(ソプラノ),
  ロバート・サディン(指揮)アメリカ少年合唱団,
  アンソニー・ニューマン(オルガン, チェンバロ), ナンシー・アレン(ハープ),
   [録音]1995年11月, ニューヨーク, 聖ジョージ英国国教会派教会
【CD9】
 1) プッチーニ:歌劇『ジャンニ・スキッキ』より「わたしのお父さん」,
 2) ヘンデル:オラトリオ『サムソン』より「輝かしいセラフィムに」,
 3) チリ伝承曲:イエスよ、眠れ,
 4) Trad:ゆりかごの歌,
 5) ヴァンゲリス:『MYTHODEA』より「ムーヴメント9」,
 6) モーツァルト:『ヴェスペレ』K.339より「すべての国々よ、主をたたえよ」,
 7) ヘンデル:オラトリオ『メサイア』より「シオンの娘よ、おおいに喜べ」,
 8) Trad:イエスよ わたしを変えてください,
 9) フォーレ:『レクイエム』より「ピエ・イエズス」,
 10) カタロニア伝承曲:聖母の御子,
 11) カタロニア伝承曲:凍れる12月,
 12) エリントン:プレリュード・トゥ・ア・キス,
 13) ヘンデル:『アン女王の誕生日のためのオード』より「永遠の源よ」,
 14) モーツァルト:アレルヤ,
 15) Trad:エンジェルズ・ウォッチング・オーヴァー・ミー,
 16) マーラー:『交響曲第4番ト長調』より「第4楽章」,
 17) J.S.バッハ:カンタータ第51番より「すべての地で、神に歓呼の声を」,
 18) ゴーイング・ホーム(家路) 〜
   キャスリーン・バトル(ソプラノ), 他 [録音]1983〜2001年
【CD10】
 ブラームス:
  1) 歓呼Op.6-4, 2) 乙女は語るOp.107-3, 3) 青春の歌Op.63-5,
  4) 我らはさまよったOp.96-2 〜
   キャスリーン・バトル(ソプラノ),ホーカン・ハーゲゴール(バリトン),
   ジェイムズ・レヴァイン(ピアノ)
    [録音]1984年3月、ニューヨーク、RCAスタジオ/
  5) ブラームス:『ドイツ・レクイエム』より「このように、あなた方にも今は」〜
    キャスリーン・バトル(ソプラノ),
    ジェイムズ・レヴァイン(指揮)シカゴ交響楽団&合唱団
   [録音]1983年6月、シカゴ、オーケストラ・ホール/
 6) R.シュトラウス:歌劇『ばらの騎士』第3幕より「テレーズ、私は固く誓った」〜
   キャスリーン・バトル(ソプラノ), ルネ・フレミング(ソプラノ),
   フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ), アンドレア・シュミット(バリトン),
   クラウディオ・アバド(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    [録音]1992年12月, ベルリン・フィルハーモニー/
 7) J.S.バッハ:結婚カンタータ BWV.202 〜
   キャスリーン・バトル(ソプラノ),
   ジェイムズ・レヴァイン(指揮)シカゴ交響楽団員
    [録音]1977年7月, シカゴ、メダイナ・テンプル/
 8) 梅林 茂:映画『LOVERS』主題歌 〜
   キャスリーン・バトル(ソプラノ)
    [録音]2004年, 東京/
 9) ヴェルディ:歌劇『ドン・カルロ』よりフィナーレ〜
   キャスリーン・バトル(ソプラノ), 他,
   ジェイムズ・レヴァイン(指揮)メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
    [録音]1992年4〜5月、ニューヨーク、マンハッタン・センター

[バトル・メトロポリタン歌劇場復帰記念リリース]
 かつて日本のテレビCFにも登場して大人気となった世界最高のディーヴァのひとり、キャスリーン・バトル。その美しく清楚な歌唱で大人気となり、世界中のオペラ・ハウスやコンサートホールを席巻、日本では1986年にニッカウヰスキーのコマーシャルで「オン・ブラ・マイ・フ」を歌って大ブレイクしました。
 1994年にはメトロポリタン歌劇場との契約を打ち切られるなど、人気スターらしい話題にも事欠かない名歌手ですが、2016年11月17日にリサイタルでメトに復帰することになりました。
 それを記念して、Sony Classicalからリリースされた9枚のアルバムのほか、RCAに録音したものコンピレーションした1枚を加えてCD10枚組からなるボックセットをリリースいたします。

 彼女が歌う、荘厳な祈りの調べ。オーケストラをバックにJ.S.バッハやモーツァルト、フォーレなどの宗教曲、「アヴェ・マリア」などは、輝かしく透明な声で「天上の響き」を聴かせてくれます。
 またジャズや民謡、クリスマス・ソングなど幅広いレパートリーにはバトルの個性がしっかりと表現されており、そのすばらしい魅力が存分に味わえるボックスとなっております。
 各ディスクは初出時のオリジナルジャケットデザイン(DISC10を除く)の紙ジャケットに封入、クラムシェルボックスに収納されます。

 詳細な録音データを記載したオールカラー別冊解説書付き。




<国内盤> 

 

ALPHA


Alpha249
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
モンテヴェルディと“七つの大罪”
 〜マドリガーレとオペラの真相〜

  ◆歌劇『オルフェーオ』〜
    ①われはオルフェーオ、エウリディーチェを追って来たりぬ(第3幕)
  ◆歌劇『ポッペーアの戴冠』〜
   ②希望よ、来たれ(第1幕第4場)
   ③何を話している?(第1幕第2場)
   ④わたしは決意したのだ(第1幕第9場)
   ⑤今やセネカは死んだのだ(第2幕第6場)
  ◆歌劇『ウリッセの帰郷』〜
   ⑥仲間たちよ、聞いているか(第3幕第5場)
   ⑦羊飼いは、羊の群れを率いながら(第2幕第3場)
   ⑧ここから学べ、いのちある者たちよ
    (第5幕第2場/作曲:レオナルド・ガルシア・アラルコン)
  ◆『道徳的・宗教的なる森』〜⑨おお、目の見えない者たちよ
  ◆『マドリガーレ集 第3集』〜⑩もういなくなって、残酷なひと!
  ◆『同 第4集』〜⑪そう、わたしは死にたいのです
  ◆『同 第8集』〜⑫灼けつくようだ ⑬他にいくらでも恋神の歌を、やさしき射手よ
  ◆『優美なるアリオーソ集 第4集』(1624)〜⑭苦しみはかくも優美 
   ※曲順は②⑭③⑥⑫④⑤⑨⑦⑧⑪①⑩⑬
マリアナ・フローレス、
フランチェスカ・アスプロモンテ(S)
クリストファー・ローリー(C-T)
エミリアーノ・ゴンザレス=トロ、
マティアス・ヴィダル(T)
ジャンルーカ・ブラット(Bs)
レオナルド・ガルシア・アラルコン指揮
カペラ・メディテラネア(古楽器使用)
 バロック最大の声楽芸術家が、ひそかに作品に込めた寓意と情感…欧州が最も注目する古楽指揮者、快挙!
 欧州古楽界は熾烈な勢いで圧巻の鬼才たちがどんどん現れては才覚をぶつけあっている現状。
 フランス語圏ではとくに、才人集団ピグマリオンを率いるラファエル・ピションと並んで、ラテン的情念を桁外れの知性と比類ない統率力で「場」の勢いへと昇華させつづけてきたアルゼンチン出身の天才ガルシア・アラルコンが、耳の越えた欧州人たちをますます興奮させてやみません。
 天才的なバッハ解釈者でありながら、やはり地中海系の名匠たちの音楽にこそ適性をみせる彼が、満を持してイタリア・バロックの名匠モンテヴェルディと向き合いました。
 その企画がまた一筋縄ではゆかないところ——キリスト教の伝統でいう「七つの大罪」と数々の美徳をテーマに、オペラの場面抜粋やマドリガーレを厳選、曲ごと「羨望」「淫乱」「慈愛」「憤怒」「勇気」などと副題を添え、各曲ごと、文脈から切り離された単独曲としての表現力の力強さをいやというほど印象づけてくれる名演に...!
 充実のプログラムを解き明かす日本語解説がなくては、この魅力も半減してしまうのではないでしょうか?
 アラルコンの古楽芸術家としての至芸、見過せません!
 


Alpha890
(5CD+BOOK)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\7400+税

今知りうる、最高のチェロ歴史再訪本!

チェロの歴史
 〜バロック・チェロとは、何だったのか?〜

 ◆オルティス:レセルカーダI
 ◆ボニッツィ:パッサジャータ
 ◆フレスコバルディ:『カンツォーナ集』(1628/1635)より 17曲
   〔Alpha053〕
 ◆ヴィターリ:ベルガマスカ/チャコーナ
 ◆デリ・アントニ:第5ソナタ
 ◆ガッリ:チェロとヴァイオリンのためのリチェルカータ
 ◆ヴィヴァルディ:2000年前後に発見された手稿譜による三つのソナタ
  〔Alpha004〜イ短調RV44/変ロ長調RV47/ホ短調RV40〕
 ◆マルチェッロ:二つのチェロのための第2ソナタ ニ短調
 ◆バリエール:二つのソナタ他
  〔Alpha015〜ハ短調Op.2-6/変ロ長調Op.3-4/アリア(ソナタ ニ短調 Op.3-2より)〕
 ◆バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3・5・6番/同 抜粋
  〔Alpha029〜第1番よりサラバンド/第2番よりプレリュード/第4番よりサラバンド〕/
   ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタBWV1027-1029、コラール
   〔Alpha139〜チェロとチェンバロによる〕
 ◆ジェミニアーニ:チェロと通奏低音のための三つのソナタ 他
  〔Alpha123〜イ短調Op.1-11/ニ短調Op.5-2/
   変ロ長調Op.5-4/鍵盤独奏のためのタンドルマン〕
 ◆チルリ:第5ソナタ ハ長調
 ◆ボッケリーニ:チェロと通奏低音のための二つのソナタ 他
  〔Alpha084 〜ソナタ 変ロ長調G.565 /ソナタ ハ長調G.17/協奏曲 ト長調G.480〕
ブリュノ・コクセ(各種vc)
レ・バッス・レユニ(古楽器使用)
ベルトラン・キュイエ、
ルーカ・グリエルミ、
ブランディーヌ・ランヌー、
ローラン・ステヴァール(cmb)
エマニュエル・バルサ、
エマニュエル・ジャック、
マチュラン・マタレル(vc)
リチャード・マイロン(cb)
パスカル・モンテイエ、
ルーカ・ピアンカ(テオルボ)
シャビエル・ディアス=ラトル(バロックg)
クリスティナ・プルハル(バロックハープ)
ウィリアム・ドンゴワ(木管コルネット)

 チェロを語らせたら、この人の右に出る者はいない!という音楽学者が、Alphaレーベルのカリスマ的奏者と出会った…
 今知りうる、最高のチェロ歴史再訪本!

 この秋、チェロ界隈の通念が覆る…といっても過言ではないほどの、新しい観点からのチェロ解説CDブックが登場します!

 原文解説があまりにも充実しすぎているのですが、英語原文での解説を的確に解き明かす、原著者とも知遇ある日本随一のバロック・チェロ奏者、懸田貴嗣氏にそのあたりの面白さを含め、日本語で解説していただきながら、5枚におよぶCD(Alphaレーベルでの過去盤のBOX化かと思いきや…新録音も多数。

 「チェロの誕生と、思いがけない多様な発展」を探ってゆくのは...現代随一の考証型古楽器再現製作の達人シャルル・リシェと確かなパートナーシップをみせてきたAlphaレーベル随一の才人バロック・チェロ奏者、ブリュノ・コクセ!
 古楽器演奏系のレーベルとして台頭、harmonia mundiやNAIVEを追い落とす「小規模レーベルの革命」として大いに注目されてきたAlphaで、初のメジャー系作曲家のアルバムを録音してきたのが彼でしたが(ヴィヴァルディ、バッハ無伴奏…)、ここではそうした往年の名演に加え、17世紀の、「正体不明の低音弦楽器」からチェロという楽器が自我を獲得していった過程、そして一筋縄ではゆかない多様な発展をみせてきた状況を解き明かす、初期無伴奏作品などの貴重なレパートリーを多数聴かせてくれるのです!

 古楽の演奏会やオムニバス盤などでは単独曲として扱われることもなくはない作曲家たちも、コクセの筋の通った妙技にかかれば、その味わいはひとしお。しかも彼は曲ごとにバスタルダ式テナーやバッソ・ディ・ヴィオリーノ、ボッケリーニ型チェロなどさまざまに楽器を使い分け、作品の魅力をひときわ強く印象づけてやみません。

 その「仕掛け」を解き明かす解説とともに、チェロという楽器の存在性を問い直すだけのインパクトが、このCD-Book煮詰まっています。

 高額商品ほどプレスが切れたら二度と手に入らないことが多い昨今…くれぐれも、お早目に!
 


Alpha965
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ロヴェッタ:ルイ14世の生誕を祝ったミサ
     〜1638年、ヴェネツィアにて〜

 ◆ロヴェッタ:
  『コンチェルト様式による詩編曲とミサ曲』(1639)より
   ①キリエ ②グローリア
   ③クレード/『聖なる精華』(1625)より
   ④おおマリア様、なんとあなたは美しい/
  『コンチェルト様式による詩編、およびモテット、ないし器楽によるカンツォーナ集』(1626)より
   ⑤サルヴェ・レジーナ/
  『聖なる唱歌さまざま』(1624)より
   ⑥この日、天の聖なる方々は喜びに湧き
 ◆ガブリエーリ:
  ⑦トッカータ(ディルータの写本より)
 ◆リガッティ:
  ⑧カンツォーナ ⑨サンクトゥス ⑩聖体奉挙のためのソナタ
  ⑪アニュス・デイ
 ◆モンテヴェルディ:
  ⑫キリスト、あなたを讃えます(器楽合奏版)⑬キリスト、あなたを讃えます
 ◆バッサーノ:⑬すべての民よ、手を叩いて讃えよ
  ※曲順は⑦①②⑧④③⑤⑨⑩⑪⑫⑬⑥⑭
バンジャマン・シェニエ指揮
ガリレイ・コンソート(古楽器使用)
アンジェリーク・モイヨン(ゲーゴ゜)
マティアス・シュペーター(テオルザ゛)他

 マリー・アントワネットへと至るルイ王朝の発展の要!
 ルイ14世誕生をヴェネツィアで祝った傑作、新録音。
 10月末(2016年)からは六本木の森アーツセンターで『マリー・アントワネット展』も始まるところ(美術展の前売としては桁外れなれ行きをみせているそうです!) ヴェルサイユ宮殿とも緊密なタイアップのもと音盤制作を続けているAlphaレーベルから、ルイ王朝に関する注目盤が続々登場いたします——
 その始まりを告げるのが、この1枚!
 1638年、フランス王国待望の世継ぎ誕生を祝して、欧州随一の音楽拠点ヴェネツィアに派遣されていたフランス大使が、ヴェネツィア派の凄腕音楽家たちや作曲家に声をかけて行った祝典ミサの再現!
 このとき生まれた世継ぎこそ、のちにフランス生粋のバロック音楽芸術を確立させることとなる芸術愛好の君主、未来のルイ14世にほかなりません!1638年といえば、ちょうどバロック初期の「歌いながら語る」レチタティーヴォ様式の興隆も一段落、独唱中心のコンチェルト様式を使いこなしはじめた新世代作曲家たちが、新たな音楽様式を模索しつつあった頃——ガブリエーリの壮麗なファンファーレで始まり、少数精鋭とは思えない迫力で緊密な演奏を続けるのは、欧州古楽界の猛者たちが集まるフランスのバンド、ガリレイ・コンソート!
 痛快なナチュラル金管からしなやかなガット弦芸術、そしていうまでもなく熱く清らかな歌の魅力まで、充実の日本語解説と共にお届けいたします!
 

Alpha218
(国内仕様盤)
\2900+税
マティアス・ピンチャー(1971年〜):
 ベレシート〜創世記〜
 1.大アンサンブルのための「ベレシート」(創世記)
 2. チェロとピアノのための「ウリエル」
 3. バリトンと室内楽のための「ソロモンの雅歌」
アンサンブル・アンテルコンタンポラン
エリック=マリア・クテュリエ(チェロ)
ディミトリ・ヴァシラキス(ピアノ)
エヴァン・ヒューズ(バリトン)

 ヨーロッパの現代音楽シーンをリードするドイツ出身の作曲家・指揮者であるピンチャーが、自身が常任指揮者で音楽監督を務める現代音楽に特化したフランスのアンサンブル・アンテルコンタンポランとともに自作をリリース!
 ベレシートとはヘブライ語で“はじまり”であり、創世記の意味です。無から全てのものが派生していく過程を、色彩ゆたかな和声と大胆なオーケストレーションで描き出します。
 ソロモンの雅歌は豊かな音色のバリトンの独唱が劇的に朗誦。ヘブライ語の響きがオーケストラとともに独自の世界観へ導き、現代音楽ファンにはたまならいアルバムです。
 

Alpha252
(国内仕様盤)
\2900+税
バッハ:憐れみ給え、わが神よ
 1-3. キリスト、神の独り子 BWV 96
 4-5. イエスよ、あなたはわが魂を BWV 78
 6. トリオ・ソナタ、ト長調3楽章 BWV 1039
 7. 汝何を悲しまんとするや, BWV 107
  Ⅳ.アリア たとえ地獄から
 8. 主なる神よ、我らは皆汝を讃えんBWV 130
  V. アリア おお、ケルビムたちの主君よ
 9. コラール前奏曲 BWV 669-689:
  XI. 我ら皆唯一の神を信ず, BWV 680
 10. 汝何を悲しまんとするや BWV 107
  VI. Ariaゆえに私はこの身を捧げ
 11. パルティータ イ短調, BWV 1013: III. サラバンド
 12. ああ、愛しきキリスト人よ、心安んぜよ BWV 114
  II.アリア この嘆きの谷のどこに
 13. フルートソナタ、ホ短調3楽章BWV 1034
 14. 神のみ業こそ、善けれBWV 99
  III. アリア ひるむなおののく心
 15. コラール前奏曲, BWV 714-765
  我を憐れみ給え、おお主なる神よ, BWV 721
 16. 我は哀れなる者、我は罪の僕, BWV 55
  II. 私は神に逆らいt
 17. 我は哀れなる者、我は罪の僕, BWV 55
  III.アリア憐れみ給え、わが神よ!
レイナウト・ファン・メヘレン(テノール)
アナ・べッソン(フラウト・トラヴェルソ)
バンジャマン・アラール(オルガン)
ロナン・ケローナ(バロックチェロ)
 バロック音楽の世界で活躍めざましい若きテノールのレイナウト・ファン・メヘレンのファーストアルバム。
 タイトルの「憐れみ給え、わが神よ」はマタイ受難曲のアルトのアリアとして有名ですが、こちらはカンタータの中のテノールとフルートのためのアリアです。
 オルガン、トラヴェルソ、バロックチェロとともに偉大なるバッハのテノールアリアを、柔らかく上品な歌声で叙情的に歌い上げます。




ARCANA



Mer-A400
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
アンサンブル・ゼフィーロ
 J.S.バッハ:管弦楽組曲(全)他

 ①序曲 ハ長調(管弦楽組曲第1番)BWV1066
 ②序曲 ロ短調(管弦楽組曲第2番)BWV1067
 ③序曲 ニ長調(管弦楽組曲第3番)BWV1068
 ④序曲 ニ長調(管弦楽組曲第4番)BWV1069
 ⑤序曲〜教会カンタータBWV119より再構成
 ⑥序曲〜教会カンタータBWV194より再構成
アンサンブル・ゼフィーロ(古楽器使用)
アルフレード・ベルナルディーニ(総指揮)
 あの最前線の古楽器集団、ついにバッハの傑作を!
 CD1枚に全曲収録+序曲2曲。颯爽たる名演に期待大イタリアから古楽先進国オランダに留学、その後世界的な活躍をみせてきたバロック・オーボエ奏者ベルナルディーニやその盟友グラッツィ兄弟らをはじめ、欧州各地の超一流古楽器オーケストラで多忙な活躍をみせてきたイタリアの凄腕奏者が集まる少数精鋭古楽器アンサンブル・ゼフィーロが、ついにバッハの傑作組曲を録音!
 DeutscheHarmonia MundiやAstreeなどさまざまなレーベルで名盤を刻んできた彼らが、今や緊密なパートナーとして選び仕事を重ねているのは、故郷イタリアの本格古楽レーベルとなったArcana…彼らの活躍をよく知るスタッフたちが精魂を傾けて制作したこの新譜、しばしば2枚組になることも多いバッハの組曲4曲を、なんとCD1枚に全て収録したうえ、カンタータの冒頭合唱から"復元”した器楽序曲も2編収録、それで演奏時間が75分近くで収まっているというところから察するに、まさに颯爽たるテンポ感の、古楽的センスに満ちた名演に仕上がっているに違いありません!
 概して極小編成を胸とする彼らは、金管セクションまで交えた新譜でどんな痛快&クリスピーなバッハ像を体感させてくれるのでしょうか…詳細解説訳付、新時代へ向け、期待が高まります!




CALLIOPE


CAL1633
(2CD)
(国内仕様盤)
\4000+税
メシアン:「幼子イエスに注ぐ20の眼差し」
【CD1】
 1. 父の眼差し 2. 星の眼差し 3. 交換
 4. 聖母の眼差し 5. 子を見つめる子の眼差し
 6. それに全ては成されたり 7. 十字架の眼差し
 8. 高き御空の眼差し 9. 時の眼差し
 10. 喜びの聖霊の眼差し
【CD2】
 1. 聖母の初聖体 2. 全能の言葉 3. 降誕祭
 4. 天使たちの眼差し 5. 幼子イエスの接吻
 6. 予言者たち、羊飼いたちと博士たちの眼差し
 7. 沈黙の眼差し 8. 恐るべき感動の眼差し
 9. 我は眠っているが、私の魂はめざめている
 10. 愛の教会の眼差し
ジャン=リュック・エロール(ピアノ)
 メシアンの妻で著名なピア二ストのイヴォンヌ・ロリオ=メシアンの愛弟子であるジャン=リュック・エロールがその技巧的なピアノによって聴かせませます。
 20もの曲を含むこの大作をしっかりとした解釈と流れをもって、ひとつひとつを丁寧に大胆に歌い分け、メシアン特有のテクニックが盛り込まれたカトリックの神秘主義題材をもちいたインスピレーションを触発される曲の数々を束ねたアルバムです。



 

RICERCAR



MRIC373
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
大バッハも大いに注目した「いとこ」
 ヨハン・ベルンハルト・バッハ(1676-1749):

 ①序曲(管弦楽組曲)第1番 ト短調
 ②序曲(管弦楽組曲)第2番 ト長調
 ③序曲(管弦楽組曲)第3番 ホ短調
 ④序曲(管弦楽組曲)第4番 ニ長調
フランソワ・ジュベール=カイエ指揮
アンサンブル・ラシェロン(古楽器使用)
 大バッハも大いに注目した「いとこ」の傑作に新録音!
 俊才ガンバ奏者が縦横無尽、入念に作品美に迫るヨハン・ベルンハルト・バッハの名に見覚えがある方は、思いのほか古楽音盤ファンには少なくないのではないでしょうか?
 かつてEMI/Virginから登場、現在ワーナー国内盤でも再発売あいなったフライブルク・バロック・オーケストラの傑作盤によって、この大バッハの親族は一躍脚光を浴びるところとなりました。
 フランス様式の舞踏組曲がドイツで人気を集めつつあった18世紀初頭にあって、エアフルトで生まれ、大バッハの故郷アイゼナハで活躍するところとなったこの実力派作曲家のことは、まさに大バッハも高く買っており、これら4曲の組曲の楽譜も手元に置き、演奏もしていたと言われています。
 フライブルク・バロック・オーケストラの名録音からすでに20年以上、その魅力を問い直すのが、古楽の老舗Ricercarレーベルの名物プロデューサーが強い信頼を寄せるガンバ奏者ジュベール=カイエというのが驚き!
 少数精鋭のアンサンブルを率いてきた彼が、ガンバ合奏団として名をあげてきた自分のグループ・ラシェロンとともにこの注目作をどう仕上げてゆくのか...解説充実全訳付、作品美を新たに問い直す新時代の名盤なるや。




カメラータ・トウキョウ


CMCD-28340
\2800+税
ウィーン・フィル名首席奏者
 カサド:無伴奏チェロ組曲/タマーシュ・ヴァルガ

  G.カサド:無伴奏チェロ組曲
 J.イベール:ギルラルツァーナ〜無伴奏チェロのための
 H.ガル:無伴奏チェロ組曲 作品109b
 J.シベリウス:無伴奏チェロのための主題と変奏
 P.ヒンデミット:無伴奏チェロのためのソナタ 作品25-3
タマーシュ・ヴァルガ(チェロ)

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の名首席奏者タマーシュ・ヴァルガによる無伴奏チェロ作品集第2弾。
 2008年ウィーン収録の前作(CMCD-28201)では、コダーイやリゲティの名曲を採り上げたヴァルガが今回奏でたのは、チェロの名手カサドの名曲に、イベール、ガル、シベリウス、ヒンデミットといった20世紀の錚々たる作曲家たちが遺した銘品。
 イタリアの名録音会場・聖クローチェに、ヴァルガの美しく豊かなチェロの響きが満ち溢れます。

 録音:2016年6月/イタリア

●タマーシュ・ヴァルガ(チェロ):
 1969年、ハンガリーのブダペスト生まれ。7歳からチェロを学ぶ。ブダペスト・フランツ・リスト音楽アカデミーにてラースロー・メゼ、ジョルジ・クルターク、フェレンツ・ラドシュに師事。ミクローシュ・ペレーニ、メナヘム・プレスラー、ウジ・ウィーゼルなどの演奏家からも多大な影響を受けた。
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団およびウィーン国立歌劇場管弦楽団の首席チェロ奏者。ソリストとしてウィーン・フィルとも定期的に協演し、ジュゼッペ・シノーポリ、ズービン・メータ、小澤征爾、マイケル・ティルソン=トーマス、クリストフ・エッシェンバッハ、アダム・フィッシャーの指揮で演奏。
 室内楽奏者として、アンサンブル・ヴィエナ・コラージュおよびウィーン室内合奏団のメンバーとして定期的にウィーン・コンツェルトハウス、ザルツブルク音楽祭ほかヨーロッパのコンサート・ホールに登場。
 ヒルデガルト・ベーレンス、フェレンツ・ボーグナー、フィリップ・アントルモン、ゾルタン・コチシュ、カール・ライスター、ペーター・シュミードル、マリヤーナ・リポヴシェク、ヴォルフガング・シュルツ、タマーシュ・ヴァーシャーリ、バルトーク弦楽四重奏団らと共演している。
 25タイトルを超えるCDがカメラータ・トウキョウ、NAXOS他のレコード会社よりリリースされている。


<映像>


ALPHA(映像)


Alpha715
(2Blu−ray)
(国内仕様盤)
\7000+税
クリストフ・ルセ(指揮)&レ・タラン・リリクヘンデル:
 Disc1
  歌劇「アルチーナ」
 Disc2
  歌劇「タメルラーノ」
クリストフ・ルセ(指揮)
レ・タラン・リリク(古楽オーケストラ)
ピエール・オーディ(演出)
サンドリーヌ・ピオー(アルチーナ)
マイト・ボーモン(ルッジェーロ)
アンジェリク・ノルダス(ブラダマンテ)

クリストフ・デュモー(タメルラーノ)
ジェレミー・オヴェンデン(バヤゼット)
ソフィー・カルトホイザー(アステリア)
 ピエール・オーディの正統的な衣装、きらびやかな光。まるでルネサンスの絵画をみているような美しい舞台演出。
 クリストフ・ルセの指揮、レ・タラン・リリクととともにヨーロッパ古楽界で活躍中のヘンデル歌手達が豪華に共演したブルーレイのみの2枚組発売です!
 伊語歌唱(仏、独、英、蘭字幕) リージョンフリー(NTSC)



















10/19(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

.

HMF

HMC 902230
(2CD)
特別価格
\4000→\3690

イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
 アントニーニ(指揮)&イル・ジャルディーノ・アルモニコ
  さらにカデンツァはアンドレアス・シュタイアーによる

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲(全曲)

 [CD1]
  ・ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調K207
  ・ロンド 変ロ長調K269(261a)
  ・ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K211
  ・ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K216 a
 [CD2]
  ・ロンド ハ長調 K373
  ・ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K218
  ・アダージョ ホ長調 K261
  ・ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K219
  【※カデンツァ/すべてアンドレアス・シュタイアー作】
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
イル・ジャルディーノ・アルモニコ
ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮)
 イザベル・ファウスト、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲を録音!管弦楽はイル・ジャルディーノ・アルモニコ!!

 ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」(ガット弦使用)
 録音:2015 年3月21-23日、2016 年2月4-8日/テルデックス・スタジオ(ベルリン)

 イザベル・ファウストのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲、全曲での登場。管弦楽はイル・ジャルディーノ・アルモニコ、さらに、カデンツァは鍵盤楽器奏者のアンドレアス・シュタイアーの筆によるもの、と大注目の新譜です!

 近年ますます充実著しいファウスト。その音色はますます輝かしさとやわらかさを増し、音楽の深化もとどまるところを知りません。直近のシューマン・プロジェクトでも、作品に対する既成概念を払拭するような素晴らしいシューマンのヴァイオリン協奏曲を聴かせてくれました。
 このモーツァルトでも、シューマン録音と同様、愛器スリーピング・ビューティにガット弦を張って録音に臨んでいます。アレグロ楽章でのファウストならではのまっすぐな音色、緩徐楽章でのえもいわれぬ弱音の美しさ。刻々と変化する魅力の表情。そして管弦楽とのアンサンブルの妙!ファウストの音色と、イル・ジャルディーノ・アルモニコのとろみがありつつエッジの効いた音色が実によく合っています。弦の美しさが最高の状態でとらえられた録音も見事。すべてが想像を越えた素晴らしさです。
 ファウストは、シュタイアーがピアノ協奏曲で素晴らしいカデンツァを自作で演奏していることに注目し、シュタイアーにヴァイオリン協奏曲のカデンツァを作ってほしいと依頼したということ。シュタイアーは最初は躊躇したものの、最後は覚悟を決めて引き受けたそう。様々な研究を重ねた上でのシュタイアーのカデンツァ、こちらも大注目です!




キング・インターナショナル



KKC 045
\2700→\2490
赤松林太郎(ピアノ)
 そして鐘は鳴る

 (1)ペルト:アリーナのために
 (2)ヘンデル:幻想曲 ハ長調 HWV.490
 (3)モーツァルト(リスト編曲):アヴェ・ヴェルム・コルプス KV.618
 (4)シューマン:蝶々Op.2
 (5)グラナドス:嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす
 (6)マリピエロ:クロード・ドビュッシーのために
 (7)ドビュッシー:喜びの島
 (8)スクリャービン:左手のための前奏曲とノクターンOp.9
 (9)同:詩曲Op.32の1
 (10)ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調Op.3の2「鐘」
 (11)レーガー:クリスマスの夢Op.17の9
赤松林太郎(ピアノ)
 オーケストラのような迫力と表現力。赤松林太郎待望の第3 弾は「鐘」の音楽

 使用楽器:YAMAHA CFX
 録音:2016年8月8日、9日 神戸市立北神区民センターありまホール/DDD、日本語帯・解説付

 リリースするディスクすべてが強烈な印象を残す赤松林太郎。圧倒的な存在感と説得力あふれる解釈が高い評価を受ける彼の第3 弾。
 演奏活動のかたわら、エッセイストとして新聞や雑誌にも連載を持ち、「美しいキモノ」ではモデルも務めるマルチ・タレントです。派手な技巧に加え、聴く人をとらえて離さない不思議なオーラを持つ貴重な存在。
 テーマは「鐘」。ヨーロッパの人々にとって鐘は共同体と結びつき、人々の心の拠り所でした。鐘はヨーロッパ音的風景の根幹にあるもので人の心を動かしてやまないため、作曲家は様々な鐘の音を音楽に織りこんでいます。
 このアルバムは鐘の音にかかわる音楽を集めています。夏の夜に、雪深き聖夜に。歓喜の鐘、あるいは弔鐘。ときにきらびやかに、ときに澄んでささやかに、ときにはまったく重々しいなど、さまざまな鐘の音がピアノ音楽となっています。
 赤松林太郎のピアノ演奏は管弦楽を彷彿とさせる交響的なもので、大きな音楽の作り方に特色があります。響きはなめらかでときに官能的。心の歌を奏でます。







ANALEKTA



AN 28743-4
(2CD/特別価格)
\3800→\3490

アンジェル・デュボー
 映画音楽集第2弾 〜 テイク・ツー
アンジェル・デュボー(ヴァイオリン)
ラ・ピエタ

 CD1 スウィート 〜
  ジェームズ・ホーナー: ラドロー(レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い)/
  アラン・シルヴェストリ:フェザーのテーマ(フォレスト・ガンプ/一期一会)/
  ジョン・バリー:私はアフリカに農園を持っていた — メイン・テーマ(愛と哀しみの果て)/
  ミシェル・ルグラン/A&A・バーグマン/エディ・マーネイ:風のささやき/リラのワルツ(華麗なる賭けより」)/
  モーリス・ジャール:アンチェインド・メロディー(ゴースト/ニューヨークの幻)/
  アレクサンドル・デスプラ - パトリック・ドイル - ジョン・ウィリアムズ:組曲 《ハリー・ポッター》
    〜 リリーのテーマ、冬のハリー、校庭の黙示録、プロローグ(メイン・テーマ)(ハリー・ポッター)/
  ジェームズ・ニュートン・ハワード:
   ノアズ・ヴィジット - ザ・グラヴェル・ロード - ザ・ヴォート(ヴィレッジ)/
  ルドヴィコ・エイナウディ:そして、デブノーの森へ(そして、デブノーの森へ)/
  フランソワ・ドンピエール:モン・アミ・マックス(モン・アミ・マックス)/
  マイケル・ナイマン:果たされない約束の予感(ピアノ・レッスン)/
  ヤン・ティルセン:アメリのワルツ(アメリ)/
  フィリップ・グラス:フランス軍中尉の夢(ザ・スクリーンズ)/
  セルゲイ・ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲(ある日どこかで)/
  ジョン・ウィリアムズ:アクロス・ザ・スターズ(スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃)/
  梅林茂:夢二のテーマ(花様年華)/

 CD2 ソルティ 〜
  マイク・オールドフィールド:チューブラー・ベルズ(エクソシスト)/
  フレッド・ワイズ、ミルトン・リーズ、S.K.ラッセル、ニコラス・ロウバニス:
   ミシルルー(パルプ・フィクション)/
  クラウス・バデルト、ジェフリー・ポール・ザネッリ、ハンス・ジマー:
   彼こそが海賊(パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち)/
  ラミン・ジャヴァディ:ウィンターフェル — メイン・テーマ(ゲーム・オブ・スローンズ)/
  トレヴァー・ジョーンズ:ザ・キス(ラスト・オブ・モヒカン)/
  マイケル・ナイマン:彼女たちの関係(彼女たちの関係)/
  ニーノ・ロータ:ラ・ピエタの甘い生活(オーケストラ・リハーサル − 甘い生活 − 8 1/2)/
  マイケル・ジャクソン:スムーズ・クリミナル(ムーンウォーカー)/
  コールドプレイ:パラダイス(ライフ・オブ・パイ)/
  ハロルド・フォルターメイヤー:アクセルF — メイン・テーマ(ビバリーヒルズ・コップ)/
  ジョン・ラン(ダグラス・E・ワグナー編):
   ダウントン・アビー — メイン・テーマ(ダウントン・アビー)/
  ジェリー・ボック:金持ちだったら(屋根の上のバイオリン弾き)

 アンジェル・デュボー&ラ・ピエタ!映画音楽集第2弾!
 ハリー・ポッター、パイレーツ・オブ・カリビアン、スター・ウォーズ、他収録!

 アナレクタ(Analekta)の看板アーティストであり、カナダの国民的ヴァイオリニスト、アンジェル・デュボーと自らが創設した女流奏者のみによる弦楽オーケストラ、ラ・ピエタ。タイタニックやオズの魔法使い、もののけ姫などを収録し話題を呼んだ「ア・タイム・フォー・アス(AN 28733)」に続く、デュボー&ラ・ピエタによる映画音楽集第2弾。CD1を「スウィート」、CD2を「ソルティ」と分けて選りすぐった名曲たち。ハリー・ポッター、パイレーツ・オブ・カリビアン、スター・ウォーズ、アメリ、屋根の上のバイオリン弾き、ピアノ・レッスン、ムーンウォーカーなどの名作からの音楽が、麗しの弦楽アンサンブルで蘇ります。

 録音:2016年6月、カナダ


アンジェル・デュボー
 映画音楽集第1弾

AN 28733
\2500→\2290
アンジェル・デュボー&ラ・ピエタ!麗しの映画音楽集!

 ア・タイム・フォー・アス


 ニーノ・ロータ:ア・タイム・フォー・アス/
 ジョン・ウィリアムズ:会長さんのワルツ/
 ジョン・バリー:トゥー・ソックス/
 エンニオ・モリコーネ:ニュー・シネマ・パラダイス 愛のテーマ/
 ハワード・ショア:ホビット庄の社会秩序/
 ジェームズ・ホーナー:マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン/
 カブリエル・ヤレド:コンヴェント・ディ・サンタナ/
 ジョン・ウィリアムズ:「遥かなる大地へ」組曲/
 エンニオ・モリコーネ:カジュアリティーズのテーマ/
 アルベルト・イグレシアス:ソイ・マルコ/
 カルロス・ガルデル:ポル・ウナ・カベサ/
 久石譲:HANA-BI/
 コルンゴルト:ロビンとマリアン/
 ハロルド・アーレン:虹の彼方へ/
 チャーリー・チャップリン:スマイル/
 久石譲:もののけ姫/
 フランソワ・ドンピエール:ア・フェアリー・テイル/
 スタンリー・マイヤーズ:カヴァティーナ/
 ジョン・ウィリアムズ:シンドラーのリスト/
 エンニオ・モリコーネ:ミッション
アンジェル・デュボー(ヴァイオリン)
ラ・ピエタ
 
 アナレクタ(Analekta)の看板アーティストであり、カナダの国民的ヴァイオリニスト、アンジェル・デュボーと自らが創設した女流奏者のみによる弦楽オーケストラ、ラ・ピエタ。
 「ゲーム・ミュージック(AN 28734)」などの大ヒットが記憶に新しいデュボー&ラ・ピエタによる、麗しの映画音楽集。
 ニュー・シネマ・パラダイスから、タイタニック、オズの魔法使い、もののけ姫まで、麗しの弦楽アンサンブルで蘇る永遠の名曲たち。

 録音:2011年11月、カナダ

  

AN 28724
\2500
アンジェル・デュボー&ラ・ピエタ
 パッション
 ビゼー:カルメン/
 エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番/
 ファリャ:7つのスペイン民謡/
 ショパン:夜想曲第20番/
 ブロッホ:バール/シェムより Nigun/
 サラサーテ:2本のヴァイオリンと管弦楽のための《ナヴァラ》/
 フォスター:金髪のジェニー/
 ガーシュウィン:ポーギーとベス
アンジェル・デュボー(ヴァイオリン)
ラ・ピエタ
 アンジェル・デュボー&ラ・ピエタの熱きパッションが溢れる作品集。
 ビゼーの「カルメン」やショパンの「ノクターン」を始め、エネスコやサラサーテ、フォスター、ガーシュウィンなどの作品を素敵にアレンジ!

 録音:2004年6月&8月、カナダ
  

AN 28725
\2500
アンジェル・デュボー&ラ・ピエタ
 フェアリー・テイル〜もののけ姫
アンジェル・デュボー(ヴァイオリン)
ラ・ピエタ
 久石譲:サマー/
 モリコーネ:ラ・カリファ、ブオナ・フォルトゥーナ・ジャック/
 久石譲:もののけ姫/
 ドンピエール:ア・フェアリー・テイル/
 久石譲:フラジール・ドリーム/
 ワイス/シール:この素晴らしき世界/
 ドンピエール:悪魔の美しさ/
 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ホ長調 RV.271 《恋人》より 第2楽章:カンタービレ/
 ロータ:「ゴッドファーザー」より 愛のテーマ/ショパン:夜想曲第20番/
 モリコーネ:ミッション/
 ロドリーゴ:ある貴紳のための幻想曲より 第1楽章/
 ファリャ:7つのスペイン民謡より アストゥリアーナ/
 フォスター:金髪のジェニー/
 オーレット:アンジェルのための子守歌/
 ファリャ:7つのスペイン民謡より ナナ/
 ペルト:鏡の中の鏡
 アンジェル・デュボー&ラ・ピエタが贈る夢のような世界。「フェアリー・テイル(おとぎ話)」をテーマに、久石譲やモリコーネらの音楽を優美に彩ります。

 録音:2007年7月、カナダ、他




CALA



CACD 0120
\2500→\2290
入手困難の名盤がついに復活!
 ロンドンの28人の トランペット・プレーヤーたち
  ロンドン・トランペット・オーケストラ
ロンドンの28人の
 トランペット・プレーヤーたち
ジェフリー・サイモン(指揮)
 プリマ:シング・シング・シング/
 ガーナー:ミスティ/
 ヤナーチェク:《シンフォニエッタ》より ファンファーレ/
 アーバン:ヴェニスの謝肉祭/
 クラーク:デンマーク王子の行進曲/
 モーツァルト:トルコ行進曲/
 ロッシーニ:《泥棒かささぎ》序曲/
 ロドリーゴ:恋のアランフェス/
 ヘンデル:王宮の花火の音楽/
 カーレル&クレイトン:アメイジング・グレイス/
 コープランド:ホウダウン(ロデオより) /
 レノン&マッカートニー:ペニー・レイン/
 カリージョ:クチナシの花をふたつ/
 サンドバル:マンボ・カリエンテ
 ロンドン・トランペット・サウンドVol.1(CACD 0113)&Vol.2(CACD 0114)の中から選りすぐりの録音を1枚にまとめた入手困難の名盤がついに復活!
 ジョン・ウォーレスやロッド・フランクス、ポール・アーチボールト、モーリス・マーフィー、ジョン・ウェブスターなど世界を代表する28人の名トランぺッターたちの豪華共演が再び注目を集めます!

 録音:2001年8月22日−25日(ロンドン)
 

CACD 77024
\2500
デスティネーション・ピース
 メネンデス:ラーフィング・アット・ザ・サン
 リード&シャンブリン:イン・ディス・ライフ
 ドレイク、グラハム、シャール&スティルマン:アイ・ビリーヴ
 アーヴィン&オークン:
  ザッツ・ホワット・ゴッド・ルックス・ライク・トゥ・ミー
 ワイス&シール:この素晴らしき世界
 グラハム&ラヴランド:ユー・レイズ・ミー・アップ
 パールマン:
  フェイス・トゥー・フェイス、デスティネーション・ピース、
  デスティネーション・ピース(バッキング・トラック)
マニー・パールマン(リリック・テノール)
イギリス室内管弦楽団
ヴォーチェ室内合唱団、他
 アメリカ出身のリリック・テノール、マニー・パールマンが歌う、世界平和をコンセプトに選曲されたポピュラー・ソング集。ルイ・アームストロングの楽曲「この素晴らしき世界」や「ユー・レイズ・ミー・アップ」などを収録。
 柔和で爽やかなパールマンの歌声が、楽曲の魅力をより引き立たせている。

 2016年5月11日の録音。




DELPHIAN


DCD 34173
\2400
歌と子守歌 〜 無伴奏チェロのための新作集 ロバート・アーヴァイン(チェロ)
 マクガイア:悲劇的な子守歌/
 ロバーツ:戦時の子供のための哀歌/
 ビーミッシュ:ミランダの夢/
 ストラカン:サラバンダ/
 スタンリー:冬の歌/
 スウィーニー:カオラス/
 ワイルド:祈りとワルツ/
 アーヴァイン:セーフティ/
 デ・シモーネ:ミスレメンブランス/
 ターネジ:アメリーのタンゴ/
 アルベルガ:ライド・スルー/
 ジャクソン:アンタイトルド(ロバート・アーヴァインのために)/
 シェーヴ:ティリ・ティリ・ボム/
 ボイル:バロウ/
 マクミラン:ノック・ノック/
 アーヴァイン:想像とおりの子供/
 ヘラウェル:フリーズとリタニー/
 バトラー:ラメント/
 ブライアン・アーヴァイン:哀歌
 無伴奏チェロのための"英国の"委嘱新作集!

 現在のイギリスを代表する作曲家であるターネジ、ジャクソン、マクミランや、マンチェスターのコンポーザー=ピアニスト、デイヴィッド・ワイルドが作曲した"無伴奏チェロ"のための委嘱新作集。
 グラスゴー出身のロバート・アーヴァインは、ウィリアム・プリース、ピエール・フルニエに師事し、フィルハーモニア管、ASMF、スコティッシュ・オペラの首席奏者を歴任した実力派。

 2015年12月の録音。
 

DCD 34074
【旧譜】
\2400
ヴォーン・ウィリアムズ:無伴奏合唱作品集
 正義の精神/グリーンスリーブス/
 シェイクスピアの3つの歌/天の父への祈り/
 ミサ曲ト短調/すべての国人よ/羊を追って/
 恋は悲しみ満ちた病/エリザベス朝の3つのパートソング/
 沈黙と音楽/心の音楽
ラウディバス
マイク・ブリューワー(指揮)
 バードの4声と5声のミサ曲からインスピレーションを得たヴォーン・ウィリアムズが、イギリス・ルネサンス、エリザベス朝時代の様式を用いて作曲した大作「ミサ曲ト長調」を含む無伴奏合唱作品集。
 民謡の復興活動、英国合唱の伝統の継承により生まれた初期と後期の秀作を、英国有数の室内合唱団ラウディバスの洗練されたハーモニーで。

 2008年1月の録音。
 

DCD 34040
【旧譜】
\2400
ワイルド・プレイズ・ブラームス
 2つのラプソディ Op.79
 創作主題による変奏曲ニ長調 Op.21-1
 3つの間奏曲 Op.117
 ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調 Op.24
デイヴィッド・ワイルド(ピアノ)
 ソロモンとライゼンシュタインにピアノを学んだマンチェスターの大ベテラン・ピアニスト、デイヴィッド・ワイルドの味わい深きブラームス・プログラム。

 2008年9月の録音。
 
DCD 34087
【旧譜】
\2400
スタンフォード:宗教合唱作品集
 晩課ト長調 Op.81/主は私の羊飼い/
 聖書の歌と6つの賛歌 Op.113/砂洲をこえて/
 見よ、私はカルデア人を起こす Op.145
テュークスベリー寺院スコラ・カントルム
ベンジャミン・ニコラス(指揮)
カールトン・エザリントン(オルガン)
 名門テュークスベリー寺院スコラ・カントルムの清らかなトレブルと厳かな男声合唱のハーモニーによるスタンフォードの宗教合唱作品集。中でも「見よ、私はカルデア人を起こす(For lo, I raise up)」での勇壮な合唱とオルガンの共演は特筆もの。

 2009年10月&2010年5月の録音。
 

DCD 34043
【旧譜】
\2400
シュッツ:宗教合唱作品集
 シャイト:Modus pleno organo pedaliter
 シュッツ:万軍の主よ、あなたの住まいは
 シャイト:いとほむべきみどり児は
 シュッツ:
  天は神の栄光を語り、このように私はキリストのもとへ行く
 シャイト:主イエスは十字架にかかり
 シュッツ:涙をもって種まく者は、主よ深き淵よりわれ汝を呼ぶ
 シャイデマン:トッカータ ト長調
 シュッツ:
  われらの主ヤハウェよ、新しい歌を主に向かって歌え、
  私の魂はあなたの救いを乞い求め
 シャイト:神はわがやぐら
 シュッツ:主に向かいて歓呼の声をあげよ
 スヴェーリンク:我らに幼子が生まれ
 シュッツ:アレルヤ、主をほめたたえよ
イギリス・ナショナル・ユース合唱団
マイク・ブリューワー(指揮)
ジョン・キッチン(オルガン)
 約140名の大編成合唱が歌う、ドイツ初期バロックの巨匠ハインリッヒ・シュッツの音楽。英国各地から集まった若き歌い手たちを、名指揮者マイク・ブリューワーが見事にまとめあげている。

 2006年−2007年の録音。
 
DCD 34036
【旧譜】
\2400
ラ・プレシオサ 〜 ガスパール・サンスのギター音楽
 ハカラスI/パサカーリェ/マリオナス/フーガ/
 パバーナ/サラバンダ/組曲ホ短調/カナリオスI/
 フォリア/マタシン/ハカラスII/チャコーナ/
 カナリオスII/パサカーリェ/ビリャーノ/
 ラ・コキーナ・フランセーザ/兵隊の歌
ゴードン・フェリーズ(バロック・ギター)
 ゴードン・フェリーズは、ファイアーズ・オヴ・ラヴ、スコティッシュ・アンサンブルやスコティッシュ古楽コンソートのメンバーとして活躍するバロック・ギターの名手。
 スペイン・ギターの巨匠、ガスパール・サンスの名作を、フェリーズが奏でる17世紀ヴェネツィア・モデルの美しき音色で存分に。

 2005年の録音。
 
DCD 34038
【旧譜】
\2400
コールド・ダンサー 〜 スコットランドの弦楽四重奏曲
 デンプスター:弦楽四重奏曲第4番《コールド・ダンサー》
 クラッパートン:天国と地獄の離婚
 ウィアー:弦楽四重奏曲
 スウィーニー:弦楽四重奏曲第3番
エジンバラ弦楽四重奏団
 スコットランドの近現代音楽を得意とするエジンバラ弦楽四重奏団ならではのプログラム。女王の音楽師範ジュディス・ウィアーの「弦楽四重奏曲」(1990)を収録。



<LP>


REFERENCE RECORDINGS(LP)


RM 2516
(2LP)
\5600
ノジマ・プレイズ・リスト
 Side A
  メフィスト・ワルツ第1番 (11:07)
  ラ・カンパネッラ (4:52)
 Side B
  超絶技巧練習曲5番「鬼火」(3:36
  夕べの調べ(9:05)
 Side C
  ピアノ・ソナタ ロ短調 (20:08)
 Side D
  ピアノ・ソナタ ロ短調(10:41)
  ラヴェル:組曲「鏡」より「道化師の朝の歌」(6:38)
野島稔(ピアノ)
 世界にその名を知らしめた野島稔の名盤がLP化!

 録音:1986 年/180g、45rpm

 リファレンス・レコーディングスの好評シリーズ「ザ・リファレンス・マスターカッツ・シリーズ」。通常の半分のスピードでマスタリングとカッティングをした「ハーフ・スピード・マスター方式」を採用。速度を落とすことによって、音質の劣化を防ぐことができ、結果として高い周波数やより良いステレオ・バランスを得ることができるということで好評を博しております。
 今回発売されるのは、ピアニストとして国際舞台で活躍し、現在は東京音楽大学学長を務める野島稔が1986 年にREFERENCE RECORDINGS で録音したリスト作品集。発売後、アメリカのオーディオ雑誌「ステレオ・レヴュー」で月間最優秀録音賞を受賞した名録音です。本録音で野島の超絶テクニックはアメリカでも評判となり、野島の海外での評価を決定付けた1枚でもあります。現在は、地元・横須賀で「野島稔よこすかピアノコンクール」を開催するなど若きピアニストたちへ活躍の場を与えている野島の、若き日の圧倒的なテクニックと表現力を堪能することのできるLP です。

 プロフィール
 1945 年 神奈川県横須賀市生まれ。3 歳からピアノを始め、井口愛子氏に師事。1966 年 桐朋学園大学2 年次に、ソビエト文化省の招きでモスクワ音楽院に留学、レフ・オボーリン氏に師事。1956 年 第10 回全日本学生音楽コンクールピアノ部門小学生の部第1 位。1959 年 第13 回全日本学生音楽コンクールピアノ部門中学生の部第1 位。1963 年(高校3 年) 第32 回日本音楽コンクールピアノ部門第1 位・大賞を受賞。1968 年 海外派遣コンクール優勝。1969 年 第3 回ヴァン・クライヴァーン国際ピアノコンクール第2 位入賞。
 日本を代表する国際的なピアニストであり、長年に渡り、日本とニューヨークを本拠に、リサイタル活動や世界的なオーケストラ・指揮者との共演を重ねる。1981 年、1985 年 ヴァン・クライヴァーン国際ピアノコンクールの審査員。その後も多くの国際ピアノコンクールの審査員を務めるほか、CD 録音にも力を注ぐ。2006 年より 横須賀芸術劇場にて「野島稔・よこすかピアノコンクール」をスタート、自ら審査委員長を務め、後進の育成にも意欲を燃やしている。2008 年 第57 回神奈川文化賞を受賞。2010 年 仙台国際ピアノコンクールの審査委員長、同年エリザベート国際ピアノコンクールの審査員を務める。






<メジャー・レーベル>

SONY



8898534218-2
\2500→\2290
ティボー・コーヴァン/ザ・ヴィヴァルディ・アルバム
 ヴィヴァルディ:
  1) 協奏曲 ハ長調 RV.425(原曲:マンドリン協奏曲),
  2) 協奏曲 ニ長調 RV.93(原曲:リュート協奏曲),
  3) 協奏曲 イ短調 RV.356(原曲:ヴァイオリン協奏曲),
  4) 協奏曲 ト長調 RV.532(2台のマンドリンのための協奏曲),
  5) トリオ・ソナタ ト短調 RV.85, 6) トリオ・ソナタ ハ長調RV.82【演奏】
ティボー・コーヴァン(ギター),
スーフェイ・ヤン(ギター:4)
ジュリアン・マスモンデ(指揮)
パリ室内管弦楽団,
スーフェイ・ヤン(ギター:4)

 ティボー・コーヴァンは、「彼ほどカリスマ性を感じさせるギタリストはいない」と絶賛され、2015年現在世界で最も才能のあるギタリストと高い評価を得ています。
 ギタリストの父親のもと6歳よりギターをはじめ、パリ高等音楽院を卒業後、20歳の時の1年間に世界中で行われた13の国際コンクール全てで優勝。2013年2月に来日した際には「テクニックはもちろん、深い響きと繊細な歌心に惹きつけられた演奏」と絶賛を浴び、ギター誌「ギター・ドリーム」の表紙にも登場しています。
 ソニー・ミュージックからの4枚目のソロ・アルバムとなる今回のアルバムでは、ヴィヴァルディの協奏曲をギターで演奏したもの。節度を保った編曲で、演奏もきわめて格調高く、音楽する歓びに満ち溢れています。
 ゲストにギター奏者スーフェイ・ヤンが、RV.532で参加しています。フィルハーモニー・ド・パリでのレコーディングです。

 【録音】2016年9月, フィルハーモニー・ド・パリ
 

8898531561-2
\2500
ラウテン・カンパニー/ベルリン大聖堂に響くクリスマス
 1) 聖歌:久しく待ちにし主よとく来たりて」,
 2) ヨハン・クリューガー:いま来たりませ,
 3) 作者不詳:Es ist kein Ros, hat solchen Ruhm,
 4) ヨハネス・エッカルト:山を越えてマリアが行く,
 5) ヨハネス・エッカルト:マニフィカト,
 6) ヨハネス・エッカルト:讃美を受けたまえ、汝、イエス・キリストよ,
 7) ヨハネス・エッカルト:賛美の歌声を鳴り響かせよ,
 8) ミヒャエル・プレトリウス&ヨハン・クリューガー:輝く暁の明星のいと美わしきかな,
 9) ミヒャエル・プレトリウス:エサイの根より,
 10) ミヒャエル・プレトリウス:羊飼いたちはみ使いらの歌,
 11) ヨハネス・エッカルト:まぶねのかたわらに立ちて,
 12) ヨハン・クリューガー:暗い厩で,
 13) ミヒャエル・プレトリウス:もろびと声あげ
カイ=ウーヴェ・イルカ(指揮),
ラウテン・カンパニー,
州立ベルリン大聖堂聖歌隊,
ハンナ・ヘアフルトナー(ソプラノ),
ヤン・コボウ(テノール)

 ベルリン大聖堂は、ベルリンのミッテ区にあるホーエンツォレルン王家の記念教会です。
 ベルリン=ブランデンブルクにある福音主義教会に属し、ルター派の礼拝をおこなっている大聖堂でもあります。1905年にヴィルヘルム2世ノ命令によって立て替えられましたが、大戦で被害を受けたものの1993年に修復され、現在もひときわ目を引くドームが印象的な建物です。
 この録音では、ベルリンのピリオド楽器オーケストラ「ラウテン・カンパニー」と、この大聖堂専属の少年合唱団との合同演奏で、ドイツで古くから歌われているクリスマスのための作品が選ばれています。
 キリストの誕生を厳かで清い気持ちで祝うクリスマスの聖歌は、私たちの心を癒やしてくれるはずです。

  【録音】2016年、ベルリン大聖堂



ラウテン・カンパニー/創立30年記念ベスト

8887501631-2
\2700→\2490
ラウテン・カンパニー/創立30年記念ベスト
 1) ジョアン・アンブロジオ・ダルツァ:『フェッラーラ風のピーヴァ』,
 2) タルクィニオ・メールラ:『センティーレ=カンツォネッタ』,
 3) ニコラ・マテイス:『チャコネッタ』,
 4) ニコラ・マテイス:『ラ・ディア・スパニョーラ』、
 5) イギリス舞曲:『カプリッチョ・デット・スヴェリアトーイオ』,
 6) J.S.バッハ:『ヴァージン・クイーン』,
 7) J.S.バッハ:『Bobbing Joe』,
 8) J.S.バッハ:『モテット「主に向かって新しき歌をうたえ」BWV.225〜第1曲』,
 9) J.S.バッハ:『コラール「はかなく むなしき」』,
 10) J.S.バッハ:『カンタータ「はかなく むなしき」〜コラール』,
 11) ブクステフーデ:『強めたまえ』,
 12) ブクステフーデ:『主よ、あなたさえこの世にあれば』,
 13) ヘンデル:『オラトリオ「メサイア」〜ハレルヤ』(ドイツ語版),
 14) パーセル:『歌劇「アセンスのターモン」〜グラウンドによるカーテンチューン』,
 15) パーセル:『歌劇「妖精の女王」〜One Charming Night』,
 16) ヘンデル:『歌劇「リチャード1世」〜死よ、来てください』,
 17) ヘンデル:『歌劇「リナルド」〜私を泣かせてください』,
 18) フィリップ・グラス:『The Windcatcher Part I』,
 19) モンテヴェルディ:『歌劇「オルフェオ」〜ViRicorda Boschi Ombrosio』,
 20) パーセル:『グラウンド ハ長調』,
 21) ヨハン・フィリップ・クリーガー:『暗がりは悪事に好都合』,
 22) トマス・ロビンソン:『プレインソング』,
 23) ダウランド:『わが過ちを許してくれようか』,
 24) ウィリアム・バード:『深い緑の森よ』,
 25) パーセル:『Bedlam Boys』,
 26) ヨハン・タイレ:『Nun ich singe, Gott ich knie』
ウォルフガング・カチュナー(指揮&リュート)、
ラウテン・カンパニー

 ヴォルフガング・カチュナー指揮するベルリンの古楽器アンサンブル「ラウテン・カンパニー」。1984年設立当初はカチュナーとハンス=ヴェルナー・アペルとのリュート・デュオから始まりました。10月18日にはベルリンで30周年を祝う記念コンサートが行われますが、それに合わせて発売されたのが当アルバムです。ラウテン・カンパニーは、いわゆるピリオド楽器演奏とは一味違い、当時の音楽を現代に蘇えらせることに主眼を置いていて、様々なソリストたちを取り込み、多様な編成で演奏活動を行なうのが特徴。例えば演奏会では、管弦楽だけによる歌無し版オペラ・アリアや、フィリップ・グラスなどの現代音楽やポピュラーを古楽器で演奏するような取り組みにも積極的です。このアルバムはそうした彼らの演奏活動の30年の積み重ねをバロック音楽の分野の録音で辿ってゆくもの。
 DHMの音源だけでなく彼らが録音してきた様々な音源から選曲されています。




 

DHM



8898533298-2
\2500→\2290
カペラ・ガベッタ/クリスマス協奏曲集
 1) アルカンジェロ・コレッリ:合奏協奏曲 ト短調 Op.6-8「クリスマス協奏曲」,
 2) アンジェロ・ラガッツィ:ヴァイオリン、弦楽、通奏低音のための4声のソナタ ト短調Op.1-12,
 3) アントニオ・ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 RV.270「安らぎ(クリスマス協奏曲)」,
 4) ロレンツォ・ガエタノ・ザヴァテッリ:2台のヴァイオリンのための協奏曲 Op.1-10「パストラーレ」,
 5) ジョヴァンニ・ヴァレンティーニ:クリスマスのためのシンフォニア Op.1-12,
 6) ピエトロ・ロカテッリ:合奏協奏曲 ヘ短調 Op.1-8【演奏】
アンドレアス・ガベッタ(ヴァイオリン&指揮)
カペラ・ガベッタ(ピリオド楽器アンサンブル)

 「カペラ・ガベッタ」は、チェリストのソル・ガベッタの兄であるヴァイオリニスト、アンドレス・ガベッタによって結成されたピリオド楽器アンサンブル。短い準備期間内で、最高のアンサンブルへと進化してきました。
 そのメンバーは、彼の友人だけでなく、イル・ジャルディーノ・アルモニコ、バーゼル室内管弦楽団、その他の一流のピリオド楽器グループから招かれています。
 ソニー・クラシカル、DHMへのレコーディングはすでに高く評価されています。彼らのニューアルバムは、クリスマスのための器楽作品が選曲されており、魅力的なコレクションとなるにちがいありません。
 ヴィヴァルディ、コレッリとロカテッリの有名な曲だけでなく、あまり知られていない曲も収録されており、様々な角度から提示された「イタリア」のバロック・クリスマスをお聞きください。

 【録音】2016年1月, ドイツ、ミュールハイム、マルティン教会


カペラ・ガベッタ/ハプスブルク宮廷の音楽

8887519466-2
\2600→\2390
カペラ・ガベッタ/ハプスブルク宮廷の音楽
 1) アントニオ・ヴィヴァルディ:『ヴァイオリン協奏曲 イ短調 RV 358
  (協奏曲集Op.9「ラ・チェトラ」Op.9より)』,
 2) アンジェロ・ラガッツィ:『4声のソナタ ト長調Op.1-8』,
 3) ヨーゼフ・ウムシュタット:『ヴァイオリン協奏曲第6番 変ロ長調』,
 4) ヨーゼフ・ティンマー:『5声の協奏曲 変ロ長調』,
 5) アンジェロ・ラガッツィ:『4声のソナタ ト長調Op.1-6』,
 6) ヨーゼフ・ウムシュタット:『ヴァイオリン協奏曲第5番 ハ長調』
アンドレアス・ガベッタ(ヴァイオリン、指揮)、
カペラ・ガベッタ(ピリオド楽器オーケストラ)

 ソル・ガベッタとその兄でバロック・ヴァイオリン奏者のアンドレアス・ガベッタによって創立された「カペラ・ガベッタ」による新録音は16世紀末から17世紀にかけてのオーストリア・ハプスブルク宮廷で演奏された音楽を収録したアルバムです。
 この時代のハプスブルク宮廷はイタリア音楽を積極的に取り入れました。初期の作品は、中世的な金管の響きと流麗な弦楽器の調べが融合したガブリエッリ風のものが多く作曲されましたが、バロック期にはヴィヴァルディを中心とした協奏的作品が数多く作曲されています。
 当アルバムに収録されたのはヴィヴァルディ以外は現在では馴染みのない作曲家の協奏的作品ですが、特にソロ・ヴァイオリンにテクニックが重視されているのに注目です。
 アンドレス・ガベッタは、スイス・バロック・ソロイスツのリーダーなどを務め、バロック音楽への自発的で開放的なアプローチと驚くべき技巧で、非常に高い評価を得ている奏者です。
 彼のために集まったヨーロッパの優秀なピリオド楽器奏者で結成されたアンサンブルが、フレッシュな感性だけでなく、叙情性、情熱的かつ知的な表現で、これらの作品を見事に復活させています。

 【録音】2015年7月, フランス、ゲブヴィレール、La Nef des Dominicains (デジタル:セッション)


 

8898532083- 2
(4CD)
\3800
クリストフ・シュペリンク/J.S.バッハ:ルター派カンタータ集
J.S.バッハ:
 1) カンタータ第62番「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」BWV.62
 2) カンタータ第36番「喜びて舞いあがれ」BWV.36
 3) カンタータ第91番「讃えられよ、イエス・キリスト」BWV.91
 4) カンタータ第121番「われらキリストを讃えまつらん」BWV.121
 5) カンタータ第125番「平安と喜びもてわれは逝く」BWV.125
 6) カンタータ第14番「神われらとともになかりせば」BWV.14
 7) カンタータ第126番「主よ、我らを汝の御言葉のもとに保ち」BWV.126
 8) カンタータ第4番「キリストは死の縄目につながれたり」BWV.4
 9) カンタータ第2番「ああ神よ、天より見たまえ」BWV.2
 10) カンタータ第7番「われらの主キリスト、ヨルダン川に来たれり」BWV.7
 11) カンタータ第38番「深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる」BWV.38
 12) カンタータ第80番「われらが神は堅き砦」BWV.80
 13) カンタータ第61番「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」BWV.61
サラ・ヴェゲナー(ソプラノ),
ベンノ・ザハトナー(アルト),
セバスティアン・コーレッペ(テノール),
トーマス・E・バウアー(バス), 他,
クリストフ・シュペリング(指揮),
コールス・ムジクス・ケルン,
ダス・ノイエ・オルケスター

 2017年は、宗教改革の創始者マルティン・ルターが、当時のカトリック教会の免償理解に疑義を呈した『95ヶ条の論題』の発表から500年となります。
 宗教改革の幕開けとなったこの事件は、現代においても論議されていますが、当時からルターが礼拝の場で積極的に賛美歌(コラール)の歌唱を奨励し、自らもリュートを演奏しながら多くのコラールを作詞・作曲したことはよく知られており、『神はわがやぐら』『深き悩みの淵より』など現在の日本でもよく知られているコラールを残しています。
 それから2世紀後、ルターの言葉に触発されたバッハは、賛美歌を介して彼の理論を広める目的で、ルターのテキストに基づいて、カンタータを作曲しました。
 今、西洋の宗教の歴史の中で最も重要なイベントの一つとしてルターとバッハに敬意を表して、クリストフ・シュペリンクは、手兵コールス・ムジクス・ケルン, ダス・ノイエ・オルケスターとともに、バッハのルター派カンタータ全曲の新録音を成し遂げました。CD4枚の大作です。

 【録音】2015年4〜2016年6月、ケルン・ツォルシュトック、メランヒトン教会
 

8887519098-2
\2500
シリウス・ヴィオールズ/
 クリストファー・シンプソン:四季

  クリストファー・シンプソン:
   ファンタジア集『四季』または『12ヶ月』
  ジョン・エクルズ(1668-1735):エクルズ
シリウス・ヴィオールズ

 「ヴィオラ・ダ・ガバの巫女」とも称される名手ヒレ・パール率いるコンソート「シリウス・ヴィオールズ」の新録音は、17世紀イギリスの作曲家シンプソンの「四季」という注目盤です。
 クリストファー・シンプソン(1605? .1669?)の生年は実際はっきりしておらず、1602年から1606年の間に、イングランドのヨークシャー州イーグトン生まれたとされており、没年もはっきりしていません。
 ただ、イングランドの音楽家で作曲家でもあり、特に彼はヴィオールとの結びつきが深く、現存する彼の作品は全ては、ヴィオール・コンソートまたはヴィオールのための独奏曲だったようです。
 ヨークの街が包囲攻撃を受けた後、彼はリンカンシャー州スケンプトンの領主ロバート・ボルズ卿に匿われ、ボルズ邸付きの音楽家なりました。
 ボルズ卿は、息子の音楽教師として、彼を雇い入れたと伝えられています。彼の有名な著書『演奏指南書(The DivisionViolist)』は有名で、出版後60年にわたって発刊が続けられ、現代の正統的古楽演奏のもとのひとつともなっています。
 ただし、彼の作品のほとんどは現存するものがほとんどなく、草稿として伝承されているこの曲が、数少ない作品であります。
 このファンタジア集は、トレブル・ヴァイオールとバス・ヴァイオール各2声部と、通奏低音楽器のために作曲されています。
 各『四季』は、ファンシー、アイレ、ガイヤルドの三楽章形式で書かれ、実際はその四季を思い浮かび上がらせるような標題音楽にはなっていません。ただ、ゆっくりとたゆたう時間とともに音楽が流れていきます。
 シリウス・ヴィオールズによる叙情豊かな演奏は、一度聴くと忘れ難いものとなるはずです。

【録音】2015年12月、ドイツ、マンデルスロー,聖オスダク教会
 


8898537001-2
\2500→\2290
コンチェルト・デ・カヴァリエーリ/
 A・スカルラッティ:協奏曲とオペラ序曲集


 アレッサンドロ・スカルラッティ:
  1) 歌劇『幸運な囚人』よりシンフォニア,
  2) 7声部の六つの協奏曲第3番ヘ長調,
  3) 歌劇『十人委員会の崩壊』よりシンフォニア,
  4) 7声部の六つの協奏曲第1番ヘ長調,
  5) 7声部の六つの協奏曲第6番ホ長調,
  6) 歌劇『スペインのスキピオ』よりシンフォニア,
  7) 7声部の六つの協奏曲第5番ニ短調,
  8) 7声部の六つの協奏曲第4番ト短調,
  9) 歌劇『女もまた忠実』よりシンフォニア,
  10) 7声部の六つの協奏曲第2番ハ短調,
  11) 歌劇『アマゾンの女海賊、またはアルヴィルダ』より、
     第1幕へのシンフォニアと第3幕へのシンフォニア
マルチェロ・ディ・リサ(指揮)
コンチェルト・デ・カヴァリエーリ(ピリオド楽器オーケストラ)

 「哲学と情熱を融合させた画期的な器楽アンサンブル」と絶賛されている「マルチェロ・ディ・リサ&コンチェルト・デ・カヴァリエーリ」による「バロック・プロジェクト」の続編。
 バロック初期、オペラはヴェネツィアで栄えましたが、17世紀後半から18世紀初めにかけて、オペラの中心はヴェネツィアからナポリへ移りました。ナポリ派のオペラの特徴は旋律が重視され、音楽の対比性も明確に見ることができます。
 ナポリ派の中でもスカルラッティの音楽は、初期バロックのイタリアの声楽様式とモーツァルトを代表とする古典楽派との間の重要な橋渡しとしての役割を果たしました。
 彼が作曲した多くのオペラ序曲は、シンフォニア形式(急−緩−急)で書かれており、後の交響曲(シンフォニー)へとつながっていきます。
 一方ここでの「7声部の六つの協奏曲」は、ヴィヴァルディらのシンフォニア形式とは異なり4〜5楽章形式で書かれています。
 マルチェロ・ディ・リサは、序曲と協奏曲を交互にプログラムを組み込むことによって、A.スカルラッティの音楽の対比をうまく活用しながら、生き生きとした表情を生み出しています。

 【録音】2015年3月, ローマ



















10/18(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

チェコ放送ラジオサービス


CR 0872-2
\2500
ヤン・クルサーク(1934-):フィロクテテスの独白
  かわいい赤毛(ソプラノと弦楽四重奏のための;2001)(*)
  ジュピター(クラリネットとチェロのための二重奏曲;1973)(+)
  苦き悲しみ(ヴァーツラフ・スラーデクの詩による
   バリトンとオーケストラのための連作歌曲;2014)(#)
  トリゴン(マリンバ、フルートとギターのための三重奏曲;1983)(**)
  2台のピアノのための3つの楽曲(1990)(++)
  弦楽四重奏曲第7番「フィロクテテスの独白」(2015)(##)
マリエ・ファイトヴァー(ソプラノ(*))
ヴィハン弦楽四重奏団(*)
イジー・ムラース(クラリネット(+))
セバスチャン・トート(チェロ(+))
ロマン・ヤナール(バリトン(#))
プラハ交響楽団(#)
トマーシュ・ヤルナル(指揮(#))
エイミー・リン・バーガー(マリンバ(**))
ヤン・リエドルバウフ(フルート(**))
ミロスラフ・クラウス(ギター(**))
リツィエ・カウツカー(ピアノ(++))
FAMA弦楽四重奏団(##)
録音:2015年(*)、1992年(**)、チェコ放送スタジオ、プラハ、チェコ(*/**)
    2015年(+/##)、ライヴ(##)、ヴァヴジーネツ教会、プラハ、チェコ(+/##)
    2014年、ライヴ、スメタナ・ホール、市民会館、プラハ、チェコ(#)
    2016年、レドゥタ・ホール、オロモウツ、チェコ(++)
 

CR 0880-2
\2500
パヴェル・トロヤン(1956-):
  ピアノ三重奏曲第2番(2009)
  ダンシング・ストリングス(弦楽四重奏のための;2004)
  フルートとピアノのためのヴォードヴィル(2010)
  ピアノ・ソナティナ(2004)
  オルガンのための音楽(1992)
  ヴァーツラフ・トロヤンの主題による、彼を称える変奏曲
   (オーケストラのための;2006)

チェコ三重奏団(*)
アポロン弦楽四重奏団(+)
ヤン・オストリー(フルート(#))
ヴォイチェフ・スプルニー(ピアノ(#))
トマーシュ・ヴィーシェク(ピアノ(**))
アレシュ・バールタ(オルガン(++))
マルチン・ヴァーレク(ヴァイオリン(##))
プラハ放送交響楽団(##)
ヤン・クチェラ(指揮(##))

録音:2014年4月(*)、2006年7月(+)、2015年5月(#)、2005年8月(**)、2006年10月(##)、
     チェコ放送スタジオ1、プラハ、チェコ(*/+/#/**/##)
    2001年4月、聖ミハル教会、オロモウツ、チェコ(++)/FONT size>

 パヴェル・トロヤンは2004年以来2016年現在プラハ音楽院院長を務めているチェコの作曲家・教育家。

 

CR 0882-2
\2500
追憶 ヨセフ・スク先生の記念に
 ドヴォルジャーク(1841-1904):
  ヴァイオリンとピアノのためのマズルカ ホ短調 Op.49
 ヤロスラフ・コチアン(1883-1950):
  ヴァイオリンとピアノのための絵画的間奏曲 Op.18 No.2
 ヨセフ・スク・Jr(1929-2011):ヴァイオリンとピアノのためのロマンス
 ドヴォルジャーク:
  ヴァイオリンとピアノのための4つのロマンティックな小品 Op.75
 マルチヌー(1890-1959):
  ヴァイオリンとピアノのための5つのマドリガル・スタンツァ H.297
 ヤナーチェク(1854-1928):ヴァイオリン・ソナタ
ミロスラフ・アンブロシュ(ヴァイオリン)
カレル・ヴルチシュカ(ピアノ)
 20世紀チェコを代表するヴァイオリニスト、ヨセフ・スク(スーク、1929-2011)の最晩年に彼に個人的指導を受けていたミロスラフ・アンブロシュが師匠に捧げたアルバム。
 


CR 0888-2
\2500→\2290
ヨセフ・スク(1874-1935):
  交響曲ホ長調 Op.14(1897-1899)(*)
  交響詩「プラハ」Op.24(1904)(+)
プラハ放送交響楽団
オンドレイ・レナールト(指揮)
録音:2015年(*)、2014年(+)




LIGIA DIGITAL


LIDI 0202307
\2500
中世の女性たち
 不詳:
  Letemur hodie(*) / Verbum bonum et suave(*)
  Concupivit rex decorem tuum(*) / O gloriosa Dei genitrix virgo(+)
  Virgines caste(*) / Agmina milicie celestis omnia(+) / Vox in Rama(*)
 ベッツィ・ジョラス(1926-):Lamentations
 不詳:
  O monialis concio Burgensis(+) / Jhesu pie patris unice(+)
  Alleluia - Veni electa mea(*) / Salve regina glorie(+)
  Recordare virgo mater(*) / Recordare virgo mater(+)
  Alleluia Ave paradisi vernans lilium(*) / Res est admirabilis(*)
  Candida virginitas(*) / Jam nubes - Jam novum - Solem(+)
  Qui de Dieu vieut oir parler(*) / Ex illustri nata prosapia(+)
 (*)「ブルターニュのアリエノールのグラデュアル」から
 (+)「ラス・ウエルガス写本」から
クム・ユビロ(女声声楽アンサンブル)
カトリーヌ・ラヴェンヌ(指揮)
 「ブルターニュのアリエノールのグラデュアル」(別称「フォントヴローのグラデュアル」、1250-1260頃パリで編纂)および「ラス・ウエルガス写本」(14世紀初頭、スペインの都市ブルゴスのラス・ウエルガス女子修道院で編纂)に収められた女声用の聖歌から成るプログラム。
 ベッツィ・ジョラスはミヨーとメシアンに師事したフランスの作曲家。声楽書法の研究家でもあります。
 

LIDI 0103311
\2500
シューベルト 闇と光
 シューベルト(1797-1828):
  ピアノのための即興曲変ト長調 D.899 (Op.90) No.3
  ピアノのための即興曲変ホ長調 D.899 (Op.90) No.2
  楽興の時(ピアノのための)第6番変イ長調 D.780 No.6
  スケルツォ変ロ長調 D.593 No.1/スケルツォ変ニ長調 D.593 No.2
  メヌエット ニ長調 D.41 No.12/ウィーン風ドイツ舞曲第6番 D.128 No.6
  ワルツ D.145 (Op.18) No.6/メヌエット イ長調 D.334
  メヌエット ホ長調 D.335/ワルツ変イ長調 D.365 (Op.9) No.1
  悲しみのワルツ変イ長調 D.365 (Op.9) No.2
  ワルツ変イ長調 D.365 (Op.9) No.3/ワルツ変イ長調 D.365 (Op.9) No.6
  高雅なワルツ ヘ長調 D.969 (Op.77) No.10/レントラー イ短調 D.366 No.3
  感傷的なワルツ イ長調 D.779 No.13/レントラー ニ長調 D.783 (Op.33) No.2
  レントラー イ短調 D.783 (Op.33) No.10
  レントラー ニ長調 D.790 (Op.171) No.3
  高雅なワルツ イ短調 D.969 (Op.77) No.9
ローラン・マルタン(ピアノ)
 ローラン・マルタンは1945年フランスのリヨンに生まれたピアニスト。当レーベルへの録音の数々はいずれも高く評価されています。




MUSICON


MCCD 58
\2500
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.58
 アマンド・イヴァンチッチ(1727-1758):
  シンフォニア ト長調
  オラトリウム・プリウム(*)
  ミサ・ソレムニッシマ・S・オッティーリエ・ヴィルジニス(*)
マジェナ・ミハウォフスカ(ソプラノ(*))
ピョトル・オレフ(男性アルト(*))
ウーカシュ・ノヴァク(テノール(*))
アンジェイ・ザヴィシャ(バス(*))
アンナ・レシニコフスカ(ソプラノ・リピエーノ(*))
ヘレナ・ポチコフスカ(アルト・リピエーノ(*))
カロル・ブランダ(テノール・リピエーノ(*))
ダヴィド・ビヴォ(バス・リピエーノ(*))
oh!ヒストリカル・オーケストラ
パルティナ・パストゥシュカ、マルチン・シフィオントキェヴィチ(リーダー)
録音:2014年5月、聖ヨハネ・ルター派教会、ミコウーフ、ポーランド
 

MCCD 44
\2500
〔旧譜〕
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.44
 アマンド・イヴァンチッチ(1727-1758):
  ミサ ハ長調(*)
  聖母マリアのためのリタニア ニ長調
  オフェルトリウム・デ・テンポレ(+)

カタジナ・ヴィヴェル(ソプラノ)
ウーカシュ・ドゥレヴィチ(男性アルト(*/+))
ピョトル・シェフチク(テノール(*))
マルチン・ヴォラク(バス(*))
アンナ・クラフチク(ソプラノ・リピエーノ(*))
ユリア・プシボロフスカ(アルト・リピエーノ(*))
ペトロ・シュヴァイコフスキ(テノール・リピエーノ(*))
マルチン・カズノフスキ(バス・リピエーノ(*))
ポーランド18世紀オーケストラ
トマシュ・シルサルチク(アーティスティック・ディレクター)
ピーター・ハンソン(リーダー)
ポール・エスウッド(指揮)

録音:2009年9月、アウグスティン・コルデツキ神父の間、ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、チェンストホヴァ、ポーランド




MUSIQUE SACREE A NOTRE−DAME DE PARIS


MSNDP 006
\2600
聖王ルイ 伝記と13世紀の音楽
  3声のモテット: Et gaudebit O quam sancta El mois d'avril
  物語: 聖王ルイの誕生と洗礼
  イントロイトゥス(諸聖人のリタニア): Exaudivit de templo
  コムニオ: Omnes qui in Christo
  物語: 聖王ルイの教育
  歌: On doit la mere Dieu
  物語: 聖王ルイの戴冠
  アンティフォナ: Unxerunt Salomonem
  2声のコンドゥクトゥス: Gaude, felix Francia
  物語: 聖王ルイの結婚
  歌: Vos que'm semblatz / Jamais, nul temps
  物語: 宮廷での生活(第1部)
  器楽演奏: 王のエスタンピ第6番
  オルガヌム: Benedicamus Domino
  物語: 宮廷での生活(第2部)
  パーティーの戯れの歌:Bernart a vous veuil demander
  詩と歌: L'autrier matin
  物語: 聖遺物への崇拝
  レスポンソリウム: Occidentem
  散文: Regis et pontificis
  物語: エジプトの十字軍
  歌: Tous li mons doit mener joie
  打楽器即興演奏: マンスーラの戦い
  歌: Nus ne porroit de mauvese reson
  2声のコンドゥクトゥス: Ierusalem accipitur
  物語: 聖王ルイGaudiose Francia
  レスポンソリウム: Felix regnum
パリ・ノートルダム声楽アンサンブル
シルヴァン・デュードネ(指揮)
 フランス国王ルイ9世(1214-1270、在位:1226-1270)は内政・外交に尽力し尊敬を集めました。宗教的情熱から第7回・第8回十字軍を起こしましたが大敗し戦病死。後に列聖され聖王ルイと称されました。
 当盤のプログラムは聖王ルイの生涯を伝記の朗読と当時の音楽、詩、散文で綴る内容となっています。


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRAND SLAM



GS 2155
\2500→¥2290
ワルター/コロンビア響のベートーヴェン第7+第8
 ベートーヴェン:
  (1)交響曲第7番 イ長調 Op.92
  (2)交響曲第8番 ヘ長調 Op.93
ブルーノ・ワルター(指揮)
コロンビア交響楽団
 ワルター/コロンビア響のベートーヴェン第7+第8、2 トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻!

 セッション録音:(1)1958 年2月1、3、12日/ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール (2)1958 年1月8、10、13日、2月12日、ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
使用音源: Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)/ステレオ

 ■制作者より
 ワルター/コロンビア交響楽団の2 トラック、38 センチのオープンリール・テープ復刻、今回はベートーヴェンの交響曲第7 番と第8 番です。音質に関しては従来通りと申し上げれば、それで十分かと思います。これで2トラック、38 センチのオープンリール・テープ復刻によるベートーヴェン交響曲全集は、第9 番「合唱」(2017 年春頃に発売予定)を残すのみとなりました。
 ステレオによるワルター/コロンビア響のベートーヴェン全集は当時、予約限定盤で番号もない特殊なLP で発売され、雑誌の批評も掲載されませんでした。
 解説書にはそうした状況を、当時の雑誌の座談会から偲びます。演奏の本質とは直接の関係はありませんが、知っていて損はないと思います。(平林直哉)




<国内盤>


FONTEC



FOCD9731
¥2700+税
川瀬賢太郎=神奈川フィル/「新世界より」
 ドヴォルザーク:交響曲 第9番 ホ短調 Op.95 「新世界より」
川瀬賢太郎(指揮)
神奈川フィル
 今年(2016年)に入り、第14回齋藤秀雄メモリアル基金賞(3月)・第26回出光音楽賞(3月)・第65回横浜文化賞(9月)と立て続けに受賞歴を更新している川瀬賢太郎。今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの川瀬が満を持して送り出すのが、ドヴォルザークの「新世界より」です。
 「マーラー:交響曲第2番『復活』」(FOCD9673/4)、「レスピーギ:ローマ三部作」(FOCD9698)に続く神奈川フィルとのCD第3弾は、昨年7月の定期演奏会のライヴ録音。誰の耳にも馴染んだこの名曲において川瀬は、どんな一瞬からも清新な解釈を見せ、神奈川フィルから持ち前のしなやかな響きを引き出しつつ、完全燃焼へと導きます。
 まさしく“フロム・ザ・ニュー・ワールド”と呼ぶにふさわしい、快演誕生の瞬間です。
  収録:2015年7月10日 横浜みなとみらいホールライヴ録音
 

FOCD9727
¥2700+税
三宮正満 &平井千絵/ヴィダーケア デュオ・ソナタ
 ヴィダーケア:
  デュオ・ソナタ 第1番 ホ短調
  同 第2番 ハ長調
  同 第3番 ヘ長調
三宮正満(ロマンティーク・オーボエ)
平井千絵(フォルテピアノ)
 日本を代表するバロック・オーボエ&クラシカル・オーボエ奏者の一人、三宮正満の最新アルバムです。
 今作ではヴィダーケアのオーボエ・ソナタを取り上げました。ジャック・クリスティアン・ミシェル・ヴィダーケア(1759〜1823)はフランス革命期、激動のパリで活躍した作曲家です。革命直後、これまで音楽家の有力な擁護者だった貴族たちは没落し、環境は激変しましたが、ナポレオンの王政復古と共に再び華やかなサロン文化が復興し、ヴィダーケアは大変な人気を博していました。この時代は楽器の開発が進んだ時期でもあり、オーボエもキーシステムを含め多くの変更が加えられ、現代の楽器の原型ができました。
 今作で三宮が吹分ける2種の楽器は、この時代に作成されたオリジナル楽器で、楽器の機能、音色共にヴィダーケアを演奏するに相応しいものです。
 作曲当時の楽器で演奏するという事は、相応な技術的な困難を伴うものですが、三宮の演奏はあくまで伸びやかで、聴く者がそれを意識する事はありません。平井の闊達な演奏もあり、パリの華やかな雰囲気が蘇ります。
 名手の演奏で隠れた名曲を再発見する喜びにあふれたアルバムです。
 収録:2016年3月15-17日 所沢市民文化センター ミューズ キューブホール
 

FOCD9722
¥2593+税
石川祐支 (チェロ)&大平由美子( ピアノ)/ブラームス チェロ・ソナタ
 ブラームス チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 Op.38
 シューマン 幻想小曲集 Op.73
 ブラームス チェロ・ソナタ 第2番 ヘ長調 Op.99
 ドヴォルジャーク 森の静けさ(「ボヘミアの森から」より)
石川祐支 (チェロ)
大平由美子( ピアノ)
 作品をして語らしめるチェロの求道者 石川祐支。札響の首席奏者として、また独奏・室内楽での活動は多彩な輝きに満ちています。
 ベルリンを中心に活躍し、室内楽・リート伴奏の達人として名高い大平由美子との初デュオCD。ブラームスのソナタを中心とする<王道プログラム>は、共演を重ねる者のみが成し得る地平に立脚しています。
  収録:2016年1月7-9日 長野県伊那文化会館 小ホール

石川祐支(チェロ)
 1977年生まれ、名古屋市出身。8歳からチェロをはじめ、東京音楽大学へ特待生として進学。同大学を首席で卒業、01年研究科修了。96年第2回ビバホール・チェロコンクールにて特別賞受賞。98年第8回日本室内楽コンクールで第2位、99年には第68回日本音楽コンクールで第1位(第2位該当なし)を獲得、併せて黒柳賞も受賞。岩崎淑氏主催の沖縄国際音楽祭1999とイタリアのキジアナ音楽院との交換留学生として奨学金を得て、マリオ・ブルネロ氏に学ぶ。02年5月第8回大垣音楽祭において最優秀新人賞を受賞。東京交響楽団首席奏者を経て、05年4月から札幌交響楽団首席奏者を務める。繊細でありながら豊かな響き、曲の個性を十分に表現する演奏で、ソロ、室内楽でも高い評価を得ており、これまでにセントラル愛知交響楽団、東京シティ・フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団と共演。札幌交響楽団でも07年2月の第496回定期演奏会でショスタコーヴィチの協奏曲第1番で鮮烈な印象を残す。09年5月には、同じく札幌交響楽団定期演奏会でリヒャルト・シュトラウスの「ドン・キホーテ」を熱演、ますます評価を高めた。
 また、室内楽では、ピアノの及川浩治、ヴァイオリンの石田泰尚とトリオBeeを、札幌交響楽団コンサートマスター三上亮ほかとシリウス弦楽四重奏団を結成し全国で活躍を続けている。10年1月、第19回道銀芸術文化奨励賞受賞。
 これまでに松下修也、林良一、星野明道、吉田顕、河野文昭、堀了介の各氏に師事。

大平由美子(ピアノ)
 札幌藤女子中学校を卒業。東京芸術大学附属高校を経て同大学器楽科(ピアノ)を卒業。皇居内桃華楽堂での演奏会に出演。渡独して、ベルリン芸術大学ピアノ科に入学し、同大学を卒業。1989年より20年間、ベルリン芸術大学・舞台演奏科の講師を勤める。ピアノをK.シルデ、E.アンドレアス、室内楽をW.ベトヒャー、T.ブランディス、G.ザイフェルトの各氏に師事。さらにマスター・クラスでピアノをG.シェベック、M.クルチオの各氏に、またE.シュヴァルツコプ、D.フィッシャー=ディースカウ各氏の許で、主にシューベルト、シューマン、ブラームス、ヴォルフ等のドイツ・リートの解釈と伴奏法を学ぶ。ベルリン・リアス放送の音楽番組に度々出演。北ドイツ放送の新人演奏会(ハンブルグ)、ルガーノ音楽祭(スイス)、ラトヴィア音楽祭に出演。ベルリンをはじめドイツやヨーロッパ各地で、ソロ、室内楽、リート伴奏など多岐に渡る演奏会に出演。また、ベルリン芸術大学主催「歌曲と器楽曲の夕べ」の企画・構成・演奏を担当し、定期的に公開演奏会を行う。この間、日本でも日フィル、札響との共演、リサイタル、室内楽などの演奏活動を行う。2008年に帰国、現在は札幌在住。
 ハイメスアーティスト会員、北海道日独協会理事。ベルリナー・ベーレン、アーベントシュテルン・コンサート代表。後進の指導にも力を入れ、‘11年、若い演奏家たちによる“モルゲンシュテルン・コンサート”を結成。
 豊かで温か味のある音色、作品への深い解釈から生まれる格調高い演奏には定評がある。
 

FOCD9734
¥2800+税
吉田浩之/〜プロープリオ〜
 1. 最後の陶酔 (O.レスピーギ/ A .ネグリ)
 2. 魅惑 (P.トスティ/ R.E.パリアーラ)
 3. かわいい唇(P.トスティ/ G.ダンヌンツィオ)
 4. とても美しい女(ひと)(O.レスピーギ/ 作詞者不明)
 5. 海のストルネッロ( P.チマーラ/ G.ペーシ)
 6. 城ヶ島の雨( 山田耕筰 /北原白秋)
 7. 海辺の光景 (P.チマーラ/ G.ペーシ)
 8. 松島音頭 (山田耕筰/ 北原白秋)
 9. 荒城の月 (瀧廉太郎/ 土井晩翠/ 山田耕筰編曲)
 10-14.「雨情民謡集」( 山田耕筰 / 野口雨情)
 15. 翼( 武満徹 / 武満徹 丸山滋編曲)
 16. うたうだけ( 武満徹/ 谷川俊太郎)
 17. 死んだ男の残したものは( 武満徹/ 谷川俊太郎/ 丸山滋編曲)
 18. 小さな空( 武満徹/ 武満徹/ 丸山滋編曲)
 19. 郷愁 (P.チマーラ/ H.ハイネ)
 20. さくら横ちょう (別宮貞雄/ 加藤周一)
 21. 最後の歌( P.トスティ/ F.チンミーノ)
 22. 鐘が鳴ります (山田耕筰/ 北原白秋)
 23. ああ私の愛する人の( S.ドナウディ)
 24. この道( 山田耕筰 / 北原白秋)
吉田浩之(テノール)
丸山滋(ピアノ)
 天性の美声が冴え渡る〜日・伊 魅惑の名歌曲集
 なんと甘美な余韻の残るアルバムだろう。惜しみなくたたなわってくる美しい声の波に、ただただ溺れていたいと思う。
 タイトルのイタリア語proprio( =自分自身の・固有の)は、「プライベート」の語源であるラテン語pro privoに由来する。まさに自分だけのために用意された特別メニューのようにイタリアと日本の歌曲が分け隔てなく並び、この珠玉の歌たちを味わう楽しみを、誰にも邪魔されず独り占めしたくなるほどだ。(新井鴎子(音楽構成作家) ライナー・ノーツより抜粋)

 録音:2016年8月16-18日 所沢市民文化センター ミューズ キューブホール

 吉田浩之(テノール):
 瑞々しく伸びやかな美声と叙情性豊かな表現力で聴衆を魅了し、高い評価を受けている我が国期待のリリコ・レッジェーロ・テノール。
 《こうもり》のアルフレート役でのオペラ・デビュー以来、新国立劇場、東京フィル・オペラコンチェルタンテ、二期会公演など数々の公演に出演しいずれも好評を博している。近年では新国立劇場《フィデリオ》、《ニュルンベルクのマイスタージンガー》、アルミンク指揮新日本フィルとベートーヴェン《レオノーレ》、NHKニューイヤー・オペラ・コンサート、高関健指揮群馬交響楽団とブリテン《戦争レクイエム》、沼尻竜典指揮びわ湖ホール《サロメ》、上岡敏之指揮日生劇場《魔笛》などに出演するほか、小澤征爾指揮モーツァルト《レクイエム》、文化庁芸術祭オープニング公演新国立劇場オペラ・ガラ・コンサート、チョン・ミョンフン指揮東京フィル第九公演、アルミンク指揮新日本フィルのシュミット《七つの封印を有する書》等に出演するなどソリストとしても卓越した歌唱に定評がある。
 今シーズンも大野和士指揮新国立劇場《トリスタンとイゾルデ》、下野竜也指揮読売日本交響楽団リスト《ファウスト交響曲》、尾高忠明指揮東京フィルハーモニー交響楽団シェーンベルク≪グレの歌≫等へ出演。
 福井県敦賀市出身。国立音楽大学声楽科卒業。東京芸術大学大学院オペラ科修了。二期会オペラスタジオを優秀賞で修了。
 松村勇、布施隆治、渡辺誠、渡邊高之助、高橋大海、故山路芳久、M. コラチッキ、S. ローチ、A. ポーラの各氏に師事。1990年、モーツァルト没後200年記念国際モーツァルト声楽コンコルソ本選入賞。その際、ウィーン国立歌劇場でウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と共演し国際的な活動の第一歩を踏み出した。翌1991年、文化庁派遣芸術家在外研修員としてローマに留学、その間イタリア各地で数多くのコンサートに出演。
 1997年、第25回ジロー・オペラ賞新人賞受賞。東京藝術大学音楽学部声楽科教授。

丸山滋(ピアノ):
 東京芸術大学大学院修士課程を修了。修了時にクロイツァー賞を受賞。植田克己氏に師事。 1992 年よりドイツ学術交流会( DAAD )の政府奨学金留学生として、 ミュンヘン音楽大学マイスター課程に入学。ピアノをクラウス・シルデ、歌曲演奏法を ヘルムート・ドイチュの各氏に師事。
 1994 年、ハンス・プフィッツナー歌曲コンクール(ミュンヘン) において歌曲伴奏特別賞を受賞。同年、ミュンヘン音楽大学を修了。 その後若い演奏家たちと様々な国際的経験を積んだ後、 1995 年に活動の場を日本に移す。
 帰国後は、ソプラノの鮫島有美子、テノールの吉田浩之、 チェロの藤原真理ら、多くの一流演奏家たちのパートナーとしてリサイタルやCD、 ビデオ、放送など幅広い分野で盛んな共演を続けている。
 1997 年、 J.S.G. 国際歌曲コンクール (東京・大阪)において優秀伴奏者賞を受賞。同年、日本演奏連盟主催「演連コンサート 93 」 として東京文化会館でデビューリサイタルを開催。以降ソリストとしても盛んな活動を行っている。
 現在、東京芸術大学音楽学部室内楽科、およびピアノ科非常勤講師。
 

FOCD9728
¥2700+税
サックスカルテット“JG”(Jemmy Genic)/genic 1
 滝澤俊輔:Good Summer Pictures
 (壱「風鈴と少年」 弐「虫取り少年」 参「夜空に花火」)
 佐藤信人:硝子越しの庭
 村松 崇継:EARTH(津田真人 編曲)
 J.P.リヴィエール:Variations
 水上浩介:いつかまた会う日まで
サックスカルテット“JG”(Jemmy Genic)
 豊潤で独創的な音楽性と、それを支える卓越した技術を併せ持ち、ジャンルを超えた活動を続けるサックスカルテット“JG”(Jemmy Genic)。待望のファーストアルバムをリリースします!
 2011年に『Jemmy Saxophone Quartet』として活動を開始。5年目を迎えた2016年に、自分たちの音楽的遺伝子を未来に残していく、という願いを込めて改称し舵を切った“JG”。新たな門出に自身の選曲によってリリースされる本作では、メンバーの特別な想いがこもっています。
 サクソフォン四重奏の名曲として知られるリヴィエール“Variations”、そして才能豊かな日本人作曲家による佳曲が続きます。人気作曲家・村松崇継による“EARTH”はソプラノサクソフォン担当の津田真人による編曲です。
 レコーディングでは世界に名だたるYANAGISAWA純銀製シルバーソニックを使用。その美しく表現力溢れる音色に魅了されます。
 収録:2016年6月21-23日 東大和市民会館ハミングホール
 協力:柳澤管楽器株式会社
 株式会社全音楽譜出版社

サックスカルテット“JG”(Jemmy Genic):
 『JG(ジェイジー)』は、ソプラノ / 津田真人、アルト / 近藤瑛美、テナー / 小林正憲、バリトン / 笹尾淳一による サクソフォン四重奏 のグループ。
 2011年より『Jemmy Saxophone Quartet』として活動を開始。2016年に結成5年目を迎え、このデビューアルバムをリリースする事を機に、グループ名を『JG』へ改名。『JG』とは『Jemmy Genic』の略で、我々より生まれる音楽的遺伝子を未来へ残していくという意味が込められている。
 2016年6月日本発となる、サクソフォン全てを YANAGISAWA 純銀製シルバーソニックを使用したサクソフォンカルテットとしてレコーディングを行う。
 結成時より関東を中心にライブやコンサートを多数開催し、幅広いジャンルやパフォーマンス、美しいサウンドで好評を博す。
 第10回横浜国際音楽コンクール室内楽部門 第2位を受賞。




若林工房



WAKA 4198-99
(2CD)
\3700(税込)
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
 「ショパン:マズルカ全集(51曲)」

 ●disc-1
  4つのマズルカ作品6/5つのマズルカ作品7/
  4つのマズルカ作品17/4つのマズルカ作品24/
  4つのマズルカ作品30/4つのマズルカ作品33
 ●disc-2
  4つのマズルカ作品41/3つのマズルカ作品50 /
  3つのマズルカ作品56/3つのマズルカ作品59/
  3つのマズルカ作品63 /4つのマズルカ作品67/
  マズルカ イ短調「エミール・ガイヤール」/
  マズルカ イ短調「ノートル・タン」/
  3つのマズルカ作品68
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
 作曲家の心情に寄り添う、芳醇な詩情を湛えた51 のミクロコスモス。ショパン:マズルカ全集(全51曲)イリーナ・メジューエワ

 録音:2016年3月、4月、7月 新川文化ホール(富山県魚津市)/STEREO / DSD 録音、発売元:若林工房

 ショパン弾きとして高い評価を獲得しているイリーナ・メジューエワによる待望のマズルカ全集の登場です。ショパンが自身の思いを最も率直に表出したジャンルだと言われるマズルカは、1分に満たない小品から5分を超えるような大作までじつに多種多様ですが、いずれもシンプルな形式の中に濃密な世界が凝縮された素晴らしい音楽です。
 メジューエワの演奏は、オーソドックスなスタイルを基調としており、繊細優美でありながら、ときに激しく、作曲家の心に寄り添うような表現で聴き手を魅了します。

 ライナーノートより
  「ショパンの心象風景が、聴くものにつぎつぎと現れては消えていく。これほどショパンの『心のふるえ』を痛いくらいにありありと感じたことはない」(國重裕)
  「ひとつの音、フレーズも疎かにせず、基本的に簡素な構造であるマズルカに、大きなスケールと芳醇な詩情を与えて比類がない」(真嶋雄大)

 





<映像>

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SONY(映像)



8898536967-9
(Blu−ray)
\5200→\4790
カティア・ブニアティシヴィリ/
 リスト:ピアノ協奏曲第2番,
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番

  1) リスト:ピアノ協奏曲第2番イ長調 S.125
  2) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15【演奏】
カティア・ブニアティシヴィリ(ピアノ),
ズービン・メータ(指揮)
イスラエル・フィル
8898536966-9
(DVD)
\4600→\4190

 1987年グルジア生まれのカティア・ブニアティシヴィリは、「アルゲリッチの再来」と絶賛されデビューし、現在ではおそらくユジャ・ワンと二分するほど、最も実力・人気を持つ女流ピアニストといっても過言ではありません。
 すでにソニー・クラシカルから4枚のアルバムを発売し、いずれも独自のプログラムと演奏で、高評価をさらに得ています。
 今回発売される映像は、2015年7月にイスラエルのテル・アヴィヴでのライヴを収録したものです。
 ソニーへの初録音がリストのピアノ作品でありましたが、ここではリストのピアノ協奏曲を熱演!メータの素晴らしく整った指揮ぶりによって、カティアの超絶技巧とロマンティックな抒情がきわだった演奏に仕上がっています。
 映像はすべて4Kで撮影。BDのみ、音声はDolby Atmos [5.1.4 or 7.1.4]対応となっています。

  【収録】2015年7月4 & 6日、テル・アヴィヴでのライヴ






















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