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≪第90号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その3 2016/11/29〜






第90号
12/2(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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ALTUS



ALT 362
\2800→\2590
世界の広上!
 「京都市交響楽団 第600回定期演奏会」

  (1)モーツァルト:交響曲第41番ハ長調『ジュピター』 K.551
  (2)R.シュトラウス:交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』 Op.30
広上淳一(指揮)
京都市交響楽団
 “今聴きたい”名コンビ!広上×京響の記念碑的演奏会が嬉しいCD化!!

 録音:2016年4月15日/京都コンサートホールでのライヴ(デジタル録音)

 2016 年に創立60 周年を迎えた京都市交響楽団。同年度第1回目の定期演奏会にして、通算第600 回目となった記念すべきライヴ録音を収録したディスクがこちら。
 指揮は京響第12 代常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザーである広上淳一。2008 年からお互いの関係を深めている広上& 京響は2015 年に「第46回サントリー音楽賞」を受賞、聴衆からも熱い支持を得ている“今聴きたい” 名コンビ。チケット完売の記念碑的演奏会がCD で楽しめます。
 『ジュピター』は曲の構成原理としての「力強さと優美さの対比」をシンプルに突き詰めた演奏。終楽章のフーガでは中低音をしっかりと響かせ、堂々たる構築が説得力大。
 一方『ツァラトゥストラ』は開放的な大音響から深い闇の如き余韻まで、様々な曲想からそれぞれの美を巧みに引き出した、知的で技ありな演奏です。広上の明晰にして一歩踏み込んだアプローチに、素晴らしい反応で返す京響。聴いていて嬉しくなる見事な出来栄えです。




AEOLUS


 レコーディング・エンジニアのChristoph Martin Frommenによって設立されたドイツのレーベルAEOLUS。

 オルガン・レーベルとして発達したが、最近は古楽アンサンブル関係に非常に優れたアルバムを輩出している。
 うっかりすると見逃してしまいそうな小さなレーベルだが、ぜひぜひチェックしてみてほしい。

 今回は新譜発売にあわせて大幅特価セール開催。コチラ




AE-10093
\2600→\2390
美しい姿 〜 イタリア・バロックの至宝
 ボノンチーニ:それは実際に真実/
 A・スカルラッティ:私はあなたを愛し/
 ボノンチーニ:ディヴェルティメント/
 カプローリ:輝く目/
 A・スカルラッティ:セイレーンの美しき胸に、トッカータ第7番/
 ボノンチーニ:美しい姿/
 A・スカルラッティ:目覚める前に/
 ランゼッティ:ソナタ第5番/
 A・スカルラッティ:愛しい人、いつも私の目には/
 ザンボーニ:チャッコーナ/
 ボノンチーニ:Ma t'inganni
アマリリス・ディールティエンス(ソプラノ)
カプリオーラ・ディ・ジョイア
 ベルギーの名花アマリリス・ディールティエンス。イタリア・バロックの美しき歌曲を歌う!

 古楽大国ベルギーの名花、アマリリス・ディールティエンスが歌う、17世紀後期〜18世紀初期のイタリアにおける未出版の美しき歌曲の数々。
 カプリオーラ・ディ・ジョイアの共同設立者でもあるベルギーの古楽系鍵盤奏者バート・ネサン(ナーセンス)が、ブリュッセルの国立図書館で発見したフランソワ=ジョゼフ・フェティスの未出版のコレクション。
 フェティスのコレクションに収められていたイタリア・バロックの至宝が、ディールティエンスの伸びやかで透明感に満ち溢れる歌声によって今、解き放たれる。

 2015年2月の録音。



 


AE-10077
\2600→\2390
ニョッキ:6つの協奏曲と3声のソナタ
 協奏曲第1番ト長調/協奏曲第2番ホ短調/
 協奏曲第3番ニ長調/3声のソナタ第2番ハ長調/
 協奏曲第4番ヘ長調/協奏曲第5番ト短調/
 協奏曲第6番変ロ長調
マイン・バロックオーケストラ・フランクフルト
マルティン・ヨップ(ヴァイオリン&ディレクター)
 1762年、73歳の時にブレッシャ大聖堂の楽長に就任し、86歳で他界するまでその地位に留まり続けたイタリアの音楽家ピエトロ・ニョッキ(1689−1775)。25巻におよぶ古代ギリシャの植民地史を遺すなど、歴史家としての功績も大きい。
 その作品の大半は声楽のための教会音楽であり、世界初録音となる6つの協奏曲は、ニョッキの優れた作曲技法を知る上での貴重な機会となることだろう。
 演奏はファッシュ(AE-10017)やモルター(AE-10037)の演奏が高く評価され、バロック時代初期から古典派時代初期のイタリア音楽も得意とするマイン・バロックオーケストラ・フランクフルト。

 2015年1月の録音。




ANALEKTA



AN 29964
【旧譜】
\2500→\2290
カナダ・ピアノ界のレジェンド
 チャイコフスキー国際コンクール第2位
  アンドレ・ラプラント〜ショパン・プログラム

  ショパン:
   ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35
   夜想曲嬰ハ短調 Op.Post
   夜想曲ヘ長調 Op.15-1
   3つのマズルカ Op.63
   幻想曲ヘ短調 Op.49
アンドレ・ラプラント(ピアノ)
 「ピアノ・ソナタ第2番」をメインに据えたショパン・プログラムは、1978年のチャイコフスキー国際コンクールで第2位を受賞したカナダ・ピアノ界のレジェンドであり、あのシャルル・リシャール=アムランを育てた名教師でもあるアンドレ・ラプラントの代表盤の1つ。

 2008年の録音。


 

AN 29971
【旧譜】
\2500
戦間期の二重奏曲
 ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
 マルティヌー:
  ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲第1番 H.157
 シュールホフ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
 オネゲル:ヴァイオリンとチェロのためのソナチナ H.80
オリヴィエ・トワン(ヴァイオリン)
エゴール・ジャクコフ(チェロ)
 オタワ・ナショナル・アーツ・センター管弦楽団のコンサートマスターを務めたオリヴィエ・トワン、名教師フョードルチェンコ、トゥロフスキー、ペルガメンシコフにチェロを学んだ実力派エゴール・ジャクコフのデュオ。

 2010年の録音。
 

AN 29962
【旧譜】
\2500
ムソルグスキーやラフマニノフなど、ロシア歌曲の傑作
 ムソルグスキー(マルケヴィチ編):6つの歌曲
 ラフマニノフ:5つの歌曲
 グリンカ:3つの歌曲
 チャイコフスキー:
  歌劇《エフゲニー・オネーギン》Op.24より 手紙の場
マリアンヌ・フィセ(ソプラノ)
ジャン=フィリップ・トランブレ(指揮)
カナダ放送管弦楽団
マリー=エヴァ・スカルフォン(ピアノ)
 ムソルグスキーやラフマニノフなど、ロシア歌曲の傑作を歌うマリアンヌ・フィセは、2007年のモントリオール国際音楽コンクールで第1位の栄誉に輝いたカナダのソプラノ。

 2009年の録音。




LAWO CLASSICS


LWC 1110
\2500
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ集
 ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 Op.105
 ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調 Op.121
 民謡風の5つの小品 Op.102
アルヴィド・エンゲゴール(ヴァイオリン)
ニルス・アンデシュ・モッテンセン(ピアノ)
 現代ノルウェーの名手、アルヴィド・エンゲゴールが弾くシューマン!

 エンゲゴール四重奏団を主宰するヴァイオリニスト、アルヴィド・エンゲゴールと、ブラームスの《2つのラプソディ》やピアノソナタ第3番などを弾いた『陰鬱な真夜中に』(LWC1084)で注目されたピアニスト、ニルス・アンデシュ・モッテンセン。
 オスロ・フィルの指揮(LWC1071、LWC1100)やロフォーテン国際室内楽音楽祭の芸術監督としても活躍するノルウェーの名手が弾く、瑞々しく優雅なシューマンをどうぞ。

 録音:2015年3月23日−26日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)
 

LWC 1109
\2500
わが美しきひと
 カッチーニ:マリア, 甘きマリア/
 モンテヴェルディ:もろびとよ喜びの声をあげよ/
 ベルナルディ:おお, いと甘きわが最愛の人/
 フレスコバルディ:カンツォーナ第3番/
 モンテヴェルディ:喜び踊れ, シオンの娘よ/
 ピッチニーニ:トッカータ第4番/
 フレスコバルディ:大いなる十字架の下に、トッカータ第10番/
 カッチーニ:おお, なんという驚き/
 ピッチニーニ:トッカータ第8番/
 マリーニ:歓喜への誘い/
 グランディ:おお, あなたはなんと美しい/
 メールラ:わたしは黒いけれども愛らしい/
 フレスコバルディ:「ラ・モニカ」によるパルティータ/
 ディンディア:おだやかな西風が還り/
 カプスベルガー:前奏曲第6番/
 グラティアーニ:喜べ, 羊飼いたちよ
トーネ・ヴィーク(ソプラノ)
ヴェーガル・ルン(リュート)
カロリーナ・ラジェイ
 (バロック・ヴァイオリン)
ヨハン・ニコライ・モーン(リコーダー)
クリスチャン・ショス(オルガン)
 トーネ・ヴィークはオスロ生まれ。ノルウェー国立音楽アカデミーで声楽を学び、ハーグの王立音楽院で古楽の歌唱を修めました。
 『旧約聖書』の『ソロモンの雅歌』で幾度となく歌われる「わが美しきひと(Formosa Mea)」をタイトルに採った新しいアルバムでは、街角や大衆の集まる場で歌われる曲の影響を教会が受け容れ、教会音楽の様式が変わろうとしていた時代の作品が歌い、演奏されます。

 録音:2015年10月12日16日、ヤール教会(ベールム、ノルウェー)
 
LWC 1107
\2500
なにかひとつ青いもの 〜 ノルウェーの男声合唱作品集 クリスチャニア男声合唱団
マリウス・ショーロース(指揮)
 リカルド・ノルドローク:ノルウェー国歌「われらこの国を愛す」
 アルフレード・パウルセン:フィヨルドが青く染まるとき
 フリートリヒ・アウグスト・ライシガー:オラヴ・トリグヴァソン
 ハルフダン・シェルルフ:ノルウェーの山々、ハルダンゲルの結婚行進曲
 アンドレ・グレトリ:ノルウェー式乾杯
 ヴァルテル・オーモット:今, 夜のとばりが
 エドヴァルド・ブレイン:セレナード、ハリング、恋人はそばに
 エドヴァルド・グリーグ:
  夕べの気分、熊狩り、クリスチャニアの歌い手たちの挨拶、即興曲
 ヨハン・ハルヴォシェン:今一度太陽を見て、一羽の鳥が鳴いた、ヴェスレモイ
 パウル・オッケンハウグ:子守歌、至福の眠りにつつまれ横になる、子守歌
 ルードヴィーグ・イルゲンス・イェンセン:この地のどこかに
 オスロ(旧名クリスチャニア)のアンサンブル、クリスチャニア男声合唱団の LAWO Classics 第2作。青い山、青い空、青いフィヨルド、赤と青の国旗……結婚式にのぞむ花嫁が身につけると幸せになれるという「4つのなにか」のひとつ「なにかひとつ青いもの」をタイトルに、ノルウェー男声合唱の黄金時代のレパートリーから、よく知られた歌、あまり有名でない歌を21曲歌ったプログラム。

 録音:2016年3月8日−9日、8月28日、リス教会(オスロ)
 

LWC 1106
(2SACD HYBRID)
\5600
聖オラヴの物語 〜
 ノルウェーのグレゴリオ聖歌集
コンソルティウム・ヴォカーレ・オスロ
アレクサンダー・M・シュヴァイツァー(指揮)
グレイセズ&ヴォイセズ
アドリヤ・チェパイテ(指揮)
アンタニーナ・カレチュツ(指揮)
 中世から伝わるノルウェーの文化遺産、7月29日、聖オラヴの祝日に歌われるグレゴリオ聖歌集『聖オラヴの物語』。聖オラヴを祀るニーダロス大聖堂のあるトロンハイム、ノルウェー工科自然科学大学(NTNU)のローマン・ハンケルン教授の編纂による版を、オスロ大聖堂の男声アンサンブル、コンソルティウム・ヴォカーレ・オスロとリトアニアの女声アンサンブル、グレイセズ&ヴォイセズが分担して歌っています。

 録音:2015年6月15日−17日、8月20日ー21日、リス教会(オスロ)
 

LWC 1108
(2CD)
\5000
メンデルスゾーンとオルガン・ソナタ
 メンデルスゾーン:
  6つのオルガン・ソナタ Op.65/
  作品番号のない9つの小品
   〔アレグロ 変ロ長調、アレグレット ニ短調、
    アレグロ・モデラート・マエストーゾ ハ長調、
    フーガ(アンダンテ・ソステヌート)ヘ短調、
    アンダンテ ヘ長調、フーガ 変ロ長調、
    アレグロ, コラールとフーガ ニ短調・ニ長調、
    アンダンテと変奏 ニ長調、後奏曲 ニ長調〕
アンデシュ・アイステン・ダール(オルガン)
 アンデシュ・アイステン・ダールは、2001年からノルウェー、ドランメンのブラゲルネス教会のカントル、聖歌隊伴奏者、オルガンコンサート・シリーズの芸術監督を務めるオルガニスト。
 アイステン・ダールがソフィエンベルグ教会のHermann Eule Organ(opus 677)で弾いた、メンデルスゾーンの6つのオルガン・ソナタと9つのオルガンのための小品集を収録。

 録音:2015年6月1日−3日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)




PHAEDRA

PH 92094
\2600→\2390
イン・フランダース・フィールズVol.94
 シャルル=ルイ・ハンセンス:
  クラリネットとオーケストラのためのソロ
  ヴァイオリン、クラリネットとオーケストラのための幻想曲
  クラリネット協奏曲第1番
  オーボエ、クラリネットとオーケストラのための演奏会用小品
  クラリネット協奏曲第2番
エディ・ファノーステュイス(クラリネット)
エリック・スペレール(オーボエ)
ミラン・パラ(ヴァイオリン)
ヘルマン・エンヘルス(指揮)
スロヴァキア・シンフォニエッタ
 ベルギーの抒情。ハンセンスのクラリネット協奏曲!

 ベルギーの抒情「イン・フランダース・フィールズ」の第94集は、ヘント出身の19世紀ベルギーの音楽家シャルル=ルイ・ハンセンス(1802−1871)のクラリネット作品集!
 ハンセンスは、当時のベルギーにおいて、ドイツ音楽への傾倒を見せており、同世代のウェーバーなどを彷彿とさせる作風が特徴。
 ソリストのエディ・ファノーステュイスは、ブリュッセル・フィルの首席奏者、リエージュ音楽院、ゲント王立音楽院の教授を務めるベルギー・クラリネット界の重鎮である。

 2016年6月の録音。





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キング・インターナショナル


N響90 周年記念シリーズ〜日本人指揮者篇 2



KKC 2108 / 09
(2CD)
\3000→\2690
若杉弘 I
 (1)モーツァルト:交響曲第35番ニ長調「ハフナー」K.385
 (2)同:交響曲第38番ニ長調「プラハ」K.504
 (3)同:交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K.551
 (4)ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」
若杉弘(指揮)
NHK交響楽団
  大好評のNHK 交響楽団90 周年シリーズ、第3 弾は日本人指揮者の第2 回です。
 今回は若杉弘、尾高忠明、山本直純の3 名。曲目も若杉のブルックナー、モーツァルト版の「メサイア」から、尾高尚忠未完の交響曲を感動的な父作子演するなど魅力満点。ことに当時大人気だった山本直純が自身ナレーションもつとめたブリテンの「青少年のための管弦楽入門」はユーモアたっぷりで抱腹絶倒。つづく「スター・ウォーズ」やルロイ・アンダーソンも楽しさいっぱいで、NHK 交響楽団がボストン・ポップスさらにはビッグバンドのような響きを出す多才ぶりを発揮しています。

 若杉稀有の名演、ブルックナーの4 番が登場

 録音:1995年5月18日①②③、1986年6月27日④/NHKホール(ライヴ)/Stereo、日本語帯・解説付

 若杉弘(1935-2009) は、東京藝術大学で伊藤栄一、金子登、斎藤秀雄に指揮を師事。1963 年からNHK 交響楽団の研究員として学ぶかたわら、読売日本交響楽団、二期会、東京室内歌劇場の監督として活躍しました。さらにドイツ各地のオーケストラや歌劇場の音楽監督を務めるなど、ヨーロッパで認められた日本の指揮者を代表する存在です。NHK 交響楽団は1995 年から死の時まで正指揮者を務めました。
 当アルバムには若杉の魅力が最も発揮されたモーツァルトとブルックナーを収録。モーツァルトは気をてらわず、切れの良いリズム、きびきびとした音運びを堪能できます。お宝は伝説となっているブルックナーの4 番。何故か録音がないものの、若杉の気質と合い、稀有の感動的世界を作り上げています。
 


KKC 2110 / 11
(2CD)
\3000→\2690
若杉弘 II
 ヘンデル(モーツァルト編曲):
  メサイアK.572
豊田喜代美(ソプラノ)
永井和子(メゾソプラノ)
近藤伸政(テノール)
勝部太(バリトン)
若杉弘(指揮)
NHK交響楽団
日本プロ合唱連合
 若杉の真骨頂、ヘンデルにモーツァルトの魅力が加わった最強作品

 録音:1992年1月27日/サントリーホール(ライヴ)/Stereo、日本語帯・解説付

 これも若杉弘ならではのレパートリー。ヘンデルの名作「メサイア」ながら、モーツァルトが近代オーケストラ用に編曲した版を使用。驚くべき生気と推進力で大曲をあっという間に聴かせてしまう凄さ。
 歌手陣も素晴らしく、ヘンデルにモーツァルトの魅力が加わった最強の作品となっています。
 


KKC 2112 / 14
(3CD)
\3600→\3290
尾高忠明 I
 エルガー:
  (1)交響曲第1番変イ長調Op.55
  (2)交響曲第2番変ホ長調Op.63
  (3)交響曲第3番ハ短調Op.88
  (4)威風堂々第1番ニ長調Op.39の1
  (5)序奏とアレグロOp.47
  (6)演奏会用序曲「フロワサール」Op.19
尾高忠明(指揮)
NHK交響楽団
 エルガーの魅力を日本に伝えた尾高忠明ならではの名演

 録音:2009年5月15日(2)、2011年5月13日(3)、1975年7月23日(4)、1991年11月日(5)、2013年5月11日(6)/NHKホール(ライヴ)/Stereo、日本語帯・解説付

 尾高忠明(1947-) は1971 年にNHK 交響楽団で指揮者デビュー、以後数多く活躍し、2010 年から正指揮者の任にあるNHK 交響楽団の顔となってきました。
 彼はBBC ウェールズ交響楽団の首席指揮者を務めるなどイギリスと縁が深く、NHK 交響楽団でも積極的にイギリス作品を紹介しました。
 なかでもエルガーは絶品。ブルックナーやマーラーのような構成力はもとより、NHK 交響楽団がイギリスならではの壮麗な響きを発しているのもさすがです。
 


KKC 2115 / 16
(2CD)
\3000→\2690
尾高忠明 II
 (1)ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)
 (2)尾高尚忠:交響曲第1番(2楽章版)
尾高忠明(指揮)
NHK交響楽団
 ブルックナー好きを驚嘆させた尾高忠明の8 番がついにCD 化

 録音:2007年6月2日(1)、2011年5月7日(2)/NHKホール(ライヴ)/Stereo、日本語帯・解説付

 尾高忠明はブルックナーを振りたくて指揮者になったといわれるほど、この作曲家に強い思い入れを持っているとされます。
 満を持して2007 年6 月にN響と披露した第8 番は、あまりの深さ、音楽の大きさで聴衆を圧倒する名演だったと語り継がれています。それがついにCD 化されました。
 カップリングは尾高の父でやはりNHK 交響楽団の前身・新交響楽団の指揮者を務めた尚忠(1911-1951) の未完の交響曲。近年発見された第2 楽章付で、稀な父作子演となっていて、壮絶かつ胸を打つ世界を作り上げています。
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KKC 2117 / 18
(2CD)
\3000→\2690
山本直純
 (1)ブリテン:青少年のための管弦楽入門
 (2)ルロイ・アンダーソン:
  トランペット吹きの子守歌/フィドル・ファドル/
  ラッパ吹きの休日/シンコペー テッド・クロック
 (3)レノン& マッカートニー:イエスタデイ/ヘイ・ジュード
 (4)ジョン・ウィリアムズ:「スター・ウォーズ」組曲(全3曲)
 (5)ガーシュウィン:パリのアメリカ人
 (6)バーンスタイン:
  「ウエストサイド物語」〜シンフォニック・ダンス
 (7)ガーシュウィン:スワニー
山本直純(指揮)
NHK交響楽団
 楽しさ満点。NHK 交響楽団がボストン・ポップスを超えた

 録音:1979年3月25日(1)(2)(3)、1989年7月31日(4)、1990年8月1日(5)、1991年7月31日(6)(7)/NHKホール(ライヴ)/Stereo、日本語帯・解説付

 山本直純(1932-2002)は昭和時代に放送等で絶大な人気を誇りました。陽気で豪快なキャラクターで、彼のおかげでクラシック音楽に興味を持った人々も数知れません。そうした啓蒙的活動はもちろんながら、指揮者、作曲家としても天才で、NHK 交響楽団をボストン・ポップスさながらに変身させています。ブリテンの「青少年のための管弦楽入門」は自身がナレーターも務め、ユーモアたっぷりに楽器について教えてくれます。またジョン・ウィリアムズの「スター・ウォーズ」、バーンスタインの「ウエストサイド物語」などクラシック様式で書かれた映画音楽やルロイ・アンダーソンの楽しいナンバーもポップな感覚満点。高水準でクラシックの敷居を下げた最高の演奏をお楽しみいただけます。

 *古い音源を使用している場合は、テープ劣化によるお聴き苦しい点がございます。予めご了承下さい。



<国内盤> 


オクタヴィア・レコード

OVCC-00133
\3000+税
マリンバ・クリスタル 〜祈り〜
 J.S.バッハ/三村奈々恵編:
  リュートのための前奏曲 ハ短調 BWV999
  リュートのためのフーガ ト短調 BWV1000
  シャコンヌ〜バロック風
 オスバルト・ゴリホフ:マリエル(チェロとマリンバ版)※
 吉松隆:バードスケイプ
 アンナ・イグナトヴィチ:トッカータ
 クリストス・ハツィス:ファーティリティ・ライツ
 キース・ジャレット:ザ・ケルン・コンサートより
 エドワード・エルガー/三村奈々恵編:
  「エニグマ変奏曲」よりニムロッド
三村奈々恵(マリンバ)
古川展生(チェロ)※
 マリンバの音色が繋ぐ音楽の"架け橋"
 日本を代表するマリンバ奏者として世界で活躍する三村奈々恵、その最新アルバムがオクタヴィア・レコードから待望のリリース。
 このアルバムでは"祈り"、"哀悼"、"感謝"、"愛"などの人間のもつ普遍的な"想い"が込められた曲を、三村自身がその"想い"に呼応した演奏でその世界を見事に表現しています。
 また、世界初のCD化となる作曲の吉松隆が自身"演奏も録音もした形跡がない"と述べる幻の作品バードスケイプ、キース・ジャレットの伝説的な完全即興演奏ザ・ケルン・コンサート、オリジナルのヴァイオリン譜を使用したバッハのシャコンヌ等、彼女の卓抜した技巧を駆使した演奏も聴きものです。
 2016年5月24-26日 神奈川・相模湖交流センターにて収録
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OVCT-00126
(SACD Hybrid)
\3200+税
若林顕(ピアノ)
 ラザレフ(指揮)&日本フィル
 チャイコフスキー:

 ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23 ※

 ドゥムカ 「ロシアの農村風景」 ハ短調 作品59
 子守歌 (6つの歌より) 作品16-1〔ラフマニノフ編〕
 ノクターン 嬰ハ短調 (6つの小品より) 作品19-4
 ロマンス ヘ短調 作品5
 悲しい歌 ト短調 (12の小品より) 作品 40-2
若林顕(ピアノ)
アレクサンドル・ラザレフ(指揮) ※
日本フィルハーモニー交響楽団 ※
 待望のコンチェルト・アルバム!
 ソロや室内楽でCDをリリースし、精力的に活動の幅を広げている若林顕が、ついに協奏曲アルバムをリリース。
 東京芸術劇場でおこなわれたラザレフ&日本フィルとの演奏をライヴ録音しました。ピアノの色彩感、重厚なサウンドがより一層引き立ち、多層的でドラマティックな音楽が広がります。
 カップリングの小品では、叙情あふれる演奏を聴かせ、協奏曲とは違ったチャイコフスキーの魅力が感じられます。
 2016年5月8日 東京芸術劇場 (ライヴ) ※
 6月4日 埼玉・富士見市民文化会館・キラリふじみ (セッション) にて収録
 
OVCT-00127
\3000+税
ショパン:ワルツ集
 第1番 変ホ長調 作品18「華麗なる大円舞曲」
 第2番 変イ長調 作品34-1「華麗なる大円舞曲」
 第3番 イ短調 作品34-2「華麗なる大円舞曲」
 第4番 へ長調 作品34-3 「華麗なる大円舞曲」
 第5番 変イ長調 作品42 「大円舞曲」
 第6番 変ニ長調 作品64-1 「小犬のワルツ」
 第7番 嬰ハ短調 作品64-2
 第8番 変イ長調 作品64-3
 第9番 変イ長調 作品69-1 「別れ」 (遺作)
 第10番 ロ短調 作品69-2 (遺作)
 第11番 変ト長調 作品70-1 (遺作)
 第12番 へ短調 作品70-2 (遺作)
 第13番 変ニ長調 作品70-3 (遺作)
 第14番 ホ短調 (遺作)
楠原祥子(ピアノ)
 19世紀に思いを馳せ、奏でるワルツの調べ
 ワルシャワショパン音楽大学で学び、ショパンの音楽を深く学んできた楠原祥子のファースト・アルバムは、「ワルツ集」。
 軽やかに響くワルツのリズムが心地良く、華やかな旋律を見事に美しく響かせます。ショパンという作曲家に向かい合い、彼の生きた時代に思いを馳せて演奏を重ねてきた楠原祥子にしか生み出すことのできない音楽をぜひお聴きください。 
 2016年5月19-21日、東京・稲城?プラザ にて収録


ダイレクト・カットSACD


OVXL-00094
(SACD Hybrid)
\20000+税
《ダイレクト・カットSACD》
ベートーヴェン:
 ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 作品109
 ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 作品110
 ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 作品111
田部京子(ピアノ)
 田部京子のベートーヴェン、待望の高音質盤でついに登場!
 田部京子のトリトンレーベルへの第1弾は、ベートーヴェン最後のピアノ・ソナタ3作品。
 このアルバムは、演奏は基より、オーディオ・ファイルとしても好評を博し、高音質盤化への期待が多く寄せられました。そこで、最高音質盤である《ダイレクト・カットSACD》としてリリース。
 田部京子のピアニズムを余すことなく再現されるピュアなサウンドをお楽しみください。
 2015年8月12-14日 東京・稲城?プラザ にて収録




<映像>

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C MAJOR(映像)



73 8304
(Blu-ray)
\5800→\5390
ティーレマン&ドレスデン
 ブルックナー交響曲チクルス「第6番」

  ブルックナー:交響曲第6番イ長調
シュターツカペレ・ドレスデン
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
73 8208
(DVD)
\4000→\3690
 ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデン。ブルックナー交響曲チクルス、2015/2016シーズンのオープニングを飾った「第6番」

 収録:2015 年9 月13、14 日ドレスデン歌劇場(ライヴ)
 (Blu-ray)画面:16:9 Full HD、音声:DTS-HD MA 5.0、PCM2.0、63分/(DVD)画面:16:9 NTSC、音声:DTS5.0、PCM2.0、63分

 「ザルツブルク・イースター音楽祭 in JAPAN 2016」で来日し、その実力を改めて示したティーレマン率いるシュターツカペレ・ドレスデンが、2012 年のティーレマン首席指揮者就任以来進めているブルックナー交響曲チクルス。
 これまでに第8 番(2012 年収録)、第5 番(2013 年収録)、第9 番(2015 年収録)、第4 番(2015 年収録)がDVD&BD で発売されています。
 今回リリースされるのは2015/2016 シーズンのオープニングコンサート。しなやかな弦、哀愁に満ちた管楽器、シュターツカペレ・ドレスデンの重厚かつ気品あふれる独特なサウンド、そしてティーレマンの緻密で濃厚な描写力。特に第2 楽章アダージョの慈悲深い美しさや終楽章の弦の重厚な響きと金管の推進力には脱帽です。ここ数年、指揮者とオケが互いに築き上げてきた成果を感じることができる演奏と言えるでしょう。
 

73 8904
(Blu-ray)
\5800
リンカーン・センター・アット・ザ・ムーヴィーズ・プレゼンツ
 バレエ・ヒスパニコ

  「CARMEN.maquia」
    振付:グスタボ・ラミレス・サンサーノ
    音楽:ビゼー、サラサーテ
  「Club Havana」
    振付:ペドロ・ルイス
    音楽:イスラエル・ロペス、ペレス・プラード、
     ルベーン・ゴンザレス、フランシスコ・レピラード、A.K.サリム
   ボーナス:舞台裏
73 8808
(DVD)
\4000
 あのジェニファー・ロペスも輩出したダンス・カンパニー「バレエ・ヒスパニコ」ヒスパニックの音楽とリズムが呼応するパワフルなステージ

 芸術監督:エドゥアルド・ヴィラロ
 (Blu-ray)画面:16:9、Full HD、音声:DTS-HD MA 5.0、PCM ステレオ、104分(本編95分+ボーナス9分)、字幕(ボーナス):独仏西(言語:英)
 (DVD)画面:16:9、NTSC、音声:DTS5.0、PCM ステレオ、104分(本編95分+ボーナス9分)、字幕(ボーナス):独仏西(言語:英)
 収録:2015 年9 月、リンカーン・センター/リンカーン・センター・アット・ザ・ムーヴィーズ/
 エグゼクティヴ・プロデューサー:アンドリュー・カール・ウィルク/監督:マシュー・ダイヤモンド

 バレエ・ヒスパニコは、マンハッタンのアッパーウエストが本拠地とするヒスパニック系の珍しいダンス・カンパニー。1970 年にベネズエラ出身で7 歳の時にアメリカに両親と移民してきたティナ・ラミレスが創設。彼女は幼少時からニューヨークで様々なダンス教育を受けて育ったため、同名のスクールではクラシック・バレエ、トラディショナル・スパニッシュ・ダンス、モダン・ダンス、フラメンコ、ラテン社交ダンスなど様々な種類のレッスンを開講。あの世界的歌姫であり女優のジェニファー・ロペスも輩出している名スクールです。
 同カンパニーのステージは、ヒスパニックの音楽とリズムが呼応するパワフルな動きのダンスが魅力。今回の上演では「CARMEN.maquia」と「ClubHavana」の2 つの演目が取り上げられました。ビゼーとサラサーテの音楽をベースにスペイン出身の若手振付師グスタボ・ラミレス・サンサーノが、情熱的かつ洗練されたダンスで、観客を魅了します。また「マンボ」の生みの親のイスラエル・ロペス、「マンボ」の王様、ペレス・プラード、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のピアノ・スターであるルベーン・ゴンザレス、「コンパイ・セグンド」ことフランシスコ・レピラード、アフロ・キューバン・バンドの作編曲家& 指揮者として大活躍したA.K. サリムなど、キューバを代表する音楽家の楽曲をふんだんに使用した「Club Havana」。焼けるようにキューバの暑さやハバナ音楽黄金期のナイトクラブを連想するようなリズムと色彩を帯びた、バレエ・ヒスパニコの真骨頂ともいうべきドラマチックなダンスを見せてくれています。


















12/1(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


CHANNEL CLASSICS



CCS 38917
\2500→\2290
トーマス・ハンプソン(バリトン)
 タイズ・オヴ・ライフ 〜 弦楽オーケストラ伴奏による歌曲集

 ヴォルフ:旅先で†、散歩†
 シューベルト:竪琴に D.737†、メムノン D.541†
 ヴォルフ:アナクレオンの墓†、ねずみ取りの男†
 シューベルト:ひめごと D.719†、セレナード D.920*
 ヴォルフ:イタリアン・セレナーデ
 ブラームス:4つの厳粛な歌 Op.121†
 バーバー:ドーヴァー・ヴィーチ Op.3
  (編曲:デイヴィッド・マシューズ†/ボブ・ジマーマン*)
トーマス・ハンプソン(バリトン)
カンディダ・トンプソン
 (ヴァイオリン&芸術監督)
アムステルダム・シンフォニエッタ
オランダ・ユース合唱団(女声)*
ヴィルマ・テン・ヴォルデ(合唱指揮)*
 トーマス・ハンプソンが歌う、新たなアレンジによる歌曲集!

 オランダを代表する弦楽オーケストラ、アムステルダム・シンフォニエッタの新録音は、アメリカが誇る現代最高のバリトン歌手トーマス・ハンプソンを加えての、新たなアレンジによる歌曲集!
 アムステルダム・シンフォニエッタが英国の作曲家デイヴィッド・マシューズに委嘱し、新たに"バリトンと弦楽オーケストラのためのアレンジ"が施された、ブラームス、シューベルト、ヴォルフの歌曲集。
 2014年にアムステルダム・シンフォニエッタとトーマス・ハンプソンがヨーロッパの12のコンサート・ホールで行ったこの特別なプログラムによるツアーの成功を受けて、2015年と2016年にこのアルバムが録音されました。

 録音:2015年9月22日(ヴォルフ&シューベルト)、2016年4月14日ー15日(ブラームス&バーバー)、ユトレヒト






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NIFC

NIFCCD 215
\2500→\2290
クシシュトフ・ヤブウォンスキのショパン!
 ショパン:12の練習曲Op.10/12の練習曲Op.25
クシシュトフ・ヤブウォンスキ(ピアノ)
 2017年2月来日予定!クシシュトフ・ヤブウォンスキのショパン!

 クシシュトフ・ヤブウォンスキは、ポーランドに生まれカトヴィツェ音楽院ではアンジェイ・ヤシンスキに師事。1985年の第11回ショパン国際ピアノ・コンクールで第3位入賞を果たし、その後もミラノ、モンツァ、ダブリン、ニューヨーク、カルガリーなど各国際コンクールで入賞。現在はワルシャワのフレデリック・ショパン音楽大学で教鞭をとり、ショパン・コンクールの審査員も務めるなど、ポーランドを代表するショパン弾きの一人として活躍するピアニスト。
 たびたび来日公演も行っており、2017年2月にもリサイタル&アントニ・ヴィット指揮、新日本フィルとの共演を予定しているクシシュトフ・ヤブウォンスキ。ポーランドの巨匠がスタインウェイの輝かしく硬質な音色で魅せる、極上の練習曲集です。

 ※録音:2015年5月6日−8日、10日&6月9日、
 ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)

 ☆2017年ヤブウォンスキ来日公演情報!
 2月24日(金)&25日(土) すみだトリフォニーホール
 2月26日(日) ヤマハホール
 2月27日(月) 宗次ホール







K&K


KUK 123
\2400
「グランド・ピアノ・マスターズ・シリーズ」
 (1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番Op.19
  (ピアノと弦楽のための版、ヴィンツェンツ・ラハナー編)
 (2)ウストヴォリスカヤ:
  ピアノ、弦楽&ティンパニのための協奏曲
パトリシア・ハーゼ(ピアノ)
ペーター・ライポルト(指揮)
アンサンブル・ガリーナ
 期待の若手パトリシア・ハーゼによるラハナー編のベートーヴェンとウストヴォリスカヤの協奏曲!

 録音:2015 年10 月ハノーファー・音楽演劇大学, 48’38

 ショスタコーヴィチに師事した女流作曲家ガリーナ・ウストヴォリスカヤ(1919-2006)。スターリン政権時代もその作風を貫き、生き抜いた数少ない作曲家として知られ、独自の神秘的な個性あふれる作品を残しました。
 近年評価が高まっており、このアルバムでは“ピアノ、弦楽&ティンパニのための協奏曲”を収録。重厚なメロディとティンパニの響きが緊張感を倍増させ、陰影の深い作品です。ベートーヴェンはラハナーによる弦楽伴奏による版を使用しています。
 パトリシア・ハーゼは1989 年ヴィースバーデン生まれの若いピアニスト。
 

KUK 124
(2CD)
\4800
ブッダイ&マウルブロン室内合唱団のライヴシリーズ
  J.S.バッハ:ヨハネ受難曲BWV245
   (1724年初演版)
ユルゲン・ブッダイ(指揮)
アンサンブル・イル・カプリッチョ
マウルブロン室内合唱団:
 ソフィー・クルスマン(ソプラノ)、
 デイヴィッド・オールソップ(カウンター・テナー)、
 ベンジャミン・ヒューレット(テノール)、
 ダニエル・ヨハンセン(テノール)、
 トビアス・ベルント(バス)、
 ヨーゼフ・ワーグナー(バス)
 ユルゲン・ブッダイ&マウルブロン室内合唱団のライヴ2タイトル!

 録音:2015 年9 月マウルブロン修道院ライヴ,CD1:72’17/CD2:40’05

 世界遺産であるマウルブロン修道院でのライヴ録音シリーズ。
 今回はJ.S.バッハの名作“ヨハネ受難曲”。マウルブロン修道院の優しい残響も、8名の歌唱陣による声楽パートも柔らかな響きとなりしみじみと心地よい。バロック・ピッチ(A'=415Hz)で演奏されています。
 

KUK 125
\2400
「神から〜神へ」
 ジョヴァンニ・ガブリエリ(1557-1612):「神を喜びたたえよ」
 ゴットフリート・アウグスト・ホミリウス(1714-1785):
  「貧しきものは饗せられん」、「christus kommt heraus den vatern」、
  「Wir wissen, das wir aus dem Tode in das Leben kommen sind」
 チャールズ・ウッド(1866-1926):「万歳、喜びの光」
 ルードヴィグ・ヌールマン(1831-1885):7つの歌曲Op.15 より
  「祈り」、「erdenhast muss weichen」
 ルーカス・デ・パーソール(1795-1856):アニュス・デイ
 ヨハネス・ブラームス(1833-1897):祝辞と格言Op.109
 バスク地方の民謡/セイバイン・ベアリング=グールド(1834-1924):
  ガブリエルのメッセージ
 モートン・ローリゼン(1949-):アヴェ・マリア
 オラ・イェイロ(1978-):囚われた一角獣
 松下耕(1962-):希望の祈り
 ジェイムズ・ウィットボーン(1963-):霊に満たされたわたしを連れて行き
 クヌート・ニューステット(1915-):おお神よ、耳を傾けたまえ
ユルゲン・ブッダイ(指揮)
マウルブロン室内合唱団 
 録音:2016 年2 月バートホンブルク城教会(ライヴ),70’13

 1983 年に結成されたマウルブロン室内合唱団による合唱作品集。今でも色褪せることなく、心に響き続ける古今東西の多彩な合唱曲を収録。情感豊かなアルバムです。




MERIDIAN

CDE 84639
\2100
「カール・マリア・フォン・ウェーバー:ピアノ・ソナタ集」
  ピアノ・ソナタ第1番Op.24
  ピアノ・ソナタ第2番Op.39
  舞踏への勧誘Op.65
ピエル・パオロ・ヴィンチェンツィ
 (ピアノ)
 ウェーバーのピアノ・ソナタ集第1集「舞踏への勧誘」のオリジナルも収録!

 録音:2015 年9 月22-25 日イタリア, 76’00

 1980 年生まれのイタリアのピアニスト、ピエル・パオロ・ヴィンチェンツィ。ドイツ・ロマン派初期の作曲家で歌劇「魔弾の射手」でお馴染みウェーバーのピアノ作品集。
 ベートーヴェンやディアベリなどと同時代に活躍。ピアニストとしても有名で、古典派とロマン派の狭間の美しいピアノ曲も多数残しています。
 ピアノ・ソナタ第2 番ではロマン派の薫りが色濃く感じられる魅力的な作品。そしてベルリオーズ編曲の管弦楽版のほうが有名になっている「舞踏への勧誘」。オリジナル版はピアノ独奏版で、華やかなオーケストラ版とは異なる上品な柔らかさと、ピアノの華麗な技巧を楽しむことができるこちらもオススメ。
 

CDE 84640
\2100
エルガーのピアノ五重奏曲、他イギリスの室内楽!
 (1)エドワード・エルガー(1857-1934):ピアノ五重奏曲Op.84
 (2)アンソニー・ペイン(1936-):ピアノ四重奏曲
 (3)ヨーク・ボウエン(1884-1961):幻想的五重奏曲 Op. 93
   〜バス・クラリネットと弦楽のための
 (4)ジョセフ・ホルブルック(1878-1958):バラード
   〜バス・クラリネットとピアノのための
プリムローズ・ピアノ四重奏団:
 【スーザン・スタンツェライト(Vn)
  ドロテア・フォーゲル(Va)
  アンドリュー・フラー(Vc)
  ジョン・スウェイツ(Pf)】
(3)(4)ロナルド・ウッドリー(Cl)
(3)ダニエル・ロバーツ(Vn)
 録音:2015 年9 月16-18 日エイドリアン・ボールト・ホール、バーミンガム,73’31

 エルガー晩年の美しいメロディーを持つ“ピアノ五重奏曲”。
 1918 年の夏にサセックス州ブリンクウェルズに滞在中に作曲され、エルガーの人気曲の一つ。ブリンクウェルズの自然が目前に広がり、清々しい空気が音楽から伝わる作品。イギリスの現代音楽作曲家アンソニー・ペインの“ピアノ五重奏曲”はプリムローズ・ピアノ四重奏団が委嘱したもの。
 ボウエンの“幻想的五重奏曲”はバス・クラリネットの珍しい五重奏曲で、陰影の富んだ憂いのあるロマンティックな作品です。イギリスの近現代の魅力的な室内楽を楽しめるアルバム。
 

CDE 84638
\2100
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲全集VOL.3
 弦楽四重奏曲第1 番Op.12
 弦楽四重奏曲第5 番Op.44-3
 弦楽四重奏のための4つの小品より
  第1曲「主題と変奏」、第2曲「スケルツォ」
マッジーニ四重奏団:
 【ジュリアン・リーパー(Vn)、
  デイヴィッド・エンジェル(Vn)、
  マーティン・ウートラム(Va)、
  ミハウ・カズノフスキ(Vc)】
 録音:2014 年11 月、68’00

 1988 年に結成され、イギリス音楽の演奏を中心に活動している弦楽四重奏団マッジーニ四重奏団。NAXOS レーベルに多数のイギリスの室内楽作品の録音をのこしています。
 メンデルスゾーンならではのロマンティックで明朗快活な曲想の第1 番、第5 番を収録。伸びやかな旋律、息の合ったアンサンブルで楽しめます。


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


DIAPASON



DIAP 05
(13CD/特別価格)
\6400→\5790
仏ディアパゾン誌の自主製作BOX新譜!Vol.5
 ベートーヴェン:協奏曲集、序曲集、歌劇《フィデリオ》、ミサ曲集
 ●CD1
  ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
   〔エミール・ギレリス(ピアノ)、クルト・マズア(指揮)、ソヴィエト国立交響楽団/
    1976年録音/選定:ベルトラン・ボワサール〕
  ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
   〔アルトゥール・シュナーベル(ピアノ)、マルコム・サージェント(指揮)、
    ロンドン交響楽団/1932年録音/選定:ベンジャミン・グローヴナー〕
  ボーナストラック 〜 ロンド WoO.6
   〔スヴャストスラフ・リヒテル(ピアノ)、クルト・ザンデルリンク(指揮)、
    ウィーン交響楽団/1962年録音/選定:表記無し〕

 ●CD2
  ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
   〔レオン・フライシャー(ピアノ)、ジョージ・セル(指揮)、
    クリーヴランド管弦楽団/1961年録音/選定:ジョナサン・ビス〕
  ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
   〔ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)、ユージン・オーマンディ(指揮)、
    フィラデルフィア管弦楽団/1954年録音/選定:ロラン・ムラロ=マルチニック〕
  合唱幻想曲ハ短調 Op.80
   〔カール・ベーム(指揮)、ウィーン交響楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団、
    テレサ・シュティヒ=ランダル(ソプラノ)、ジュディス・ヘルヴィヒ(ソプラノ)、
    ヒルデ・レッセル=マイダン(コントラルト)、アントン・デルモタ(テノール)、
    エーリッヒ・マイクト(テノール)、パウル・シェフラー(バス)、
    ハンス・リヒター=ハーザー(ピアノ)/1957年録音/選定:エティエンヌ・モロー〕

 ●CD3
  ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
   〔アルフレート・ブレンデル(ピアノ)、ハインツ・ワルベルク(指揮)、
    ウィーン・プロ・ムジカ管弦楽団/1961年録音/選定:ジェローム・バスティネリ〕
  ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
   〔レオン・フライシャー(ピアノ)、ジョージ・セル(指揮)、
    クリーヴランド管弦楽団/1961年録音/選定:フランソワ=フレデリック・ギィ〕
  ボーナストラック 〜 Largo(ピアノ協奏曲第3番より)
   〔アルトゥール・シュナーベル(ピアノ)、マルコム・サージェント(指揮)、
    ロンドン交響楽団/1933年録音/選定:表記無し〕

 ●CD4
  ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
   〔ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)、クレメンス・クラウス(指揮)、
    ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/1951年録音/選定:アラン・ロンペッシュ〕
  ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
   〔ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ)、カール・ベーム(指揮)、
    ドレスデン・シュターツカペレ/1939年録音/選定:パウル・バドゥラ=スコダ〕

 ●CD5
  ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73《皇帝》
   〔ロベール・カサドシュ(ピアノ)、ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)、
    ニューヨーク・フィルハーモニック/1955年録音/選定:ポール・ド・ルイ〕
  ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73《皇帝》
   〔アルフレート・ブレンデル(ピアノ)、ズービン・メータ(指揮)、
    ウィーン・プロ・ムジカ管弦楽団/1961年録音/選定:ベルトラン・シャマユ〕
  ボーナストラック 〜 Adagio un poco mosso(ピアノ協奏曲第5番より)
   〔クリフォード・カーゾン(ピアノ)、ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)、
    ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/1957年録音〕

 ●CD6
  ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73《皇帝》
   〔エドウィン・フィッシャー(ピアノ)、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)、
    フィルハーモニア管弦楽団/1951年録音/選定:アルフレート・ブレンデル〕
  ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61
   〔ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、アンドレ・クリュイタンス(指揮)、
    フランス国立放送管弦楽団/1958年録音/選定:ジャン=ミシェル・モルコー〕

 ●CD7
  ロマンス第1番ト長調 Op.40/ロマンス第2番ヘ長調 Op.50
   〔ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)、パウル・クレツキ(指揮)、
    フィルハーモニア管弦楽団/1955年録音/選定:表記無し〕
  ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61
   〔ジノ・フランチェスカッティ(ヴァイオリン)、ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)、
    ニューヨーク・フィルハーモニック/1952年録音/選定:イザベル・ファウスト〕
  ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61のカデンツァ(5種)〔選定:ジャン=ミシェル・モルコー〕
   1. クライスラー作
    〔フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)、ジョン・バルビローリ(指揮)、
     ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/1936年録音〕
   2. ヨアヒム作
    〔ブロニスラフ・フーベルマン(ヴァイオリン)、ジョージ・セル(指揮)、
     ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/1934年録音〕
   3. ミルシテイン作
    〔ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン)、エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)、
     フィルハーモニア管弦楽団/1961年録音〕
   4. ハイフェッツ作
    〔ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)、シャルル・ミュンシュ(指揮)、
     ボストン交響楽団/1955年録音〕
   5. ベートーヴェン作
    〔ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)、
     オイゲン・ヨッフム(指揮)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/1962年録音〕

 ●CD8
  ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61
   〔ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)、ハンス・ロスバウト(指揮)、
    南西ドイツ放送交響楽団/1949年録音/選定:ギドン・クレーメル〕
  ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調 Op.56
   〔ワルター・ヘンドル(ピアノ)、ジョン・コリリアーノ(ヴァイオリン)、
    レナード・ローズ(チェロ)、ブルーノ・ワルター(指揮)、
    ニューヨーク・フィルハーモニック/1958年録音/選定:ジャン=ギアン・ケラス〕

 ●CD9
  序曲《コリオラン》Op.62
   〔フリッツ・ライナー(指揮)、シカゴ交響楽団/1959年録音/選定:レミー・ルイ〕
  序曲《コリオラン》Op.62
   〔ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/
    1943年録音/選定:レミー・ルイ〕
  序曲《プロメテウスの創造物》Op.43
   〔ブルーノ・ワルター(指揮)、ブリティッシュ交響楽団/1930年録音/選定:ニコラス・ダーニー〕
  劇音楽《エグモント》序曲 ヘ短調 Op.84
   〔ウィレム・メンゲルベルク(指揮)、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団/
    1931年録音/選定:ガエタン・ノーロー〕
  《レオノーレ》序曲第1番ハ長調 Op.138
   〔ウィレム・メンゲルベルク(指揮)、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団/
    1931年録音/選定:ジャン=クロード・ユロ〕
  《レオノーレ》序曲第2番ハ長調 Op.72bis
   〔アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)、NBC交響楽団/1939年録音/選定:ガエタン・ノーロー〕
  《レオノーレ》序曲第3番ハ長調 Op.72ter
   〔カール・ベーム(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団/
    1955年録音/選定:クリスティアン・マーリン&レミー・ルイ〕
  《レオノーレ》序曲第3番ハ長調 Op.72ter
   〔ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/
    1944年録音/選定:クリスティアン・マーリン&レミー・ルイ〕

 ●CD10−CD11
  歌劇《フィデリオ》Op.72
   〔フェレンツ・フリッチャイ(指揮)、バイエルン国立管弦楽団&合唱団、
    レオニー・リザネク(ソプラノ)、エルンスト・ヘフリガー(テノール)、
    キート・エンゲン(バス)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、他/
    1957年録音/選定:エマニュエル・デュピュイ〕
  ボーナストラック 〜
   歌劇《フィデリオ》序曲〔ブルーノ・ワルター(指揮)、BBC交響楽団/
    1934年録音/選定:エマニュエル・デュピュイ〕
   悪者よ、どこへ急ぐのだ
    〔セーナ・ユリナッチ(ソプラノ)、ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)、
     バイエルン国立歌劇場管弦楽団/1961年録音/選定:エマニュエル・デュピュイ〕
   悪者よ、どこへ急ぐのだ
    〔キルステン・フラグスタート(ソプラノ)、ブルーノ・ワルター(指揮)、
     メトロポリタン歌劇場管弦楽団/1941年録音/選定:エマニュエル・デュピュイ〕
   神よ!ここは何という暗さだ
    〔ルネ・メゾン(テノール)、ブルーノ・ワルター(指揮)、
     メトロポリタン歌劇場管弦楽団/1941年録音/選定:エマニュエル・デュピュイ〕
   神よ!ここは何という暗さだ
    〔アントン・デルモタ(テノール)、カール・ベーム(指揮)、
     ウィーン国立歌劇場管弦楽団/1955年録音/選定:エマニュエル・デュピュイ〕

 ●CD12−CD13
  序曲《献堂式》Op.124
   〔オットー・クレンペラー(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団/
    1959年録音/選定:ジャン=クロード・ユロ〕
  ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123
   〔ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団、
    ウィーン楽友協会合唱団、エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)、
    クリスタ・ルートヴィヒ(コントラルト)、ニコライ・ゲッダ(テノール)、
    ニコラ・ザッカリア(バス)/1961年録音/選定:パトリック・セルスノヴィチ〕
  演奏会用アリア《ああ、不実な者》Op.65
   〔エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)、ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、
    フィルハーモニア管弦楽団/1954年録音/選定:ジャン=クロード・グロスぺラン〕
  ミサ曲ハ長調 Op.86
   〔トーマス・ビーチャム(指揮)、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、
    ビーチャム合唱協会、ジェニファー・ヴィヴィアン(ソプラノ)、
     モニカ・シンクレア(アルト)、リチャード・ルイス(テノール)、
     マリアン・ノヴァコフスキ(バス)/1959年録音/選定:表記無し〕
  《アテネの廃墟》序曲 Op.113
   〔ピエール・モントゥー(指揮)、サンフランシスコ交響楽団/1949年録音/選定:表記無し〕
 仏ディアパゾン誌の自主製作BOX新譜!Vol.5はベートーヴェンの協奏曲集!

 単純なヒストリカル録音集ではなく、ディアパゾン誌の批評家や音楽学者たちの推薦、選定によって収録曲を決定するというユニークなコンセプトが話題を呼んでいる大好評、仏ディアパゾン誌の自主製作BOXシリーズから、「交響曲集」(DIAP 03)以来となる「ベートーヴェン」が登場!
 第5弾「ベートーヴェン」の選定者には、ディアパゾン誌の編集者、批評家たち、さらにはクレーメルやファウスト、ブレンデル、グローヴナー、ギイ、シャマユ、バドゥラ=スコダ、ビス、ケラスなど世界有数の演奏家たちが名を連ねている。ディアパゾン誌と現代の名匠たちが推薦するベートーヴェンの名演集BOXにご注目下さい!
 収録時間は約16時間58分。リマスタリングはイザベラ・デイヴィ(Les Studios de Circe)が担当。




MARSTON



53018-2
(3CD)
\7600→\6990
「19世紀イタリアのテノール」
 ロッシーニ、ベッリーニ、マイヤベーア、
 ヴェルディ、ワーグナー、プッチーニ、
 レオンカヴァッロ、マスカーニ、
 ジョルダーノのアリア集
 様々な愛すべき歌曲、トスティの歌曲
レオポルド・シニョレッティ(テノール、1840-1915)
ジョヴァンニ・バッティスタ・デ・ネグリ(テノール、1851-1924)
アルフォンソ・ガルッリ(テノール、1866-1915)
フランチェスコ・シニョリーニ( テノール、1860-1927)
エドアルド・ガルビン(テノール、1865-1943)
フィオレッロ・ジラウド(テノール、1870-1920)
フェルナンド・ヴァレーロ(テノール、1856-1914)
共演者多数
  ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」—庶民の漁師の息子に、「ファヴォリータ」—天使のような乙女
  ヴェルディ:
   「ルイーザ・ミラー」—穏やかな晩に(2種)、「エルナーニ」—孤独に、さ迷い、哀れに、
   「運命の力」—ああ、天使の胸に抱かれたあなたよ
    レオポルド・シニョレッティ(テノール) ピアノ伴奏 1902年

  ミラノベッリーニ:「ノルマ」-ああ!遅すぎた(2種)
  ヴェルディ:「オテッロ」—今そして永遠にさらばだ、聖なる思い出よ!,誰も私を恐れるでない(2種)
  ルビンシテイン:アスラ(イタリア語)
    ジョヴァンニ・バッティスタ・デ・ネグリ(テノール) ピアノ伴奏 1903 年 ミラノ

  ワーグナー:「ローエングリン」—私の愛する白鳥よ(イタリア語)/
  レオンカヴァッロ:「道化師」—衣装を着けろ/グノー:「ミレイユ」—ああ、マガリ/
  ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」—冬の静かな炉ばたで(イタリア語)
  ヴェルディ:「アイーダ」—死をもたらす石が/トスティ:四月,理想の人
  作者不詳:セレナータ/ヴァン・ヴェステルト:君がどこにいても
    アルフォンソ・ガルッリ(テノール)
    エルネスティーナ・ベンダッツィ=ガルッリ(ソプラノ ミレイユ,セレナータ)
    ピアノ伴奏 1903 年 ミラノ

  ロッシーニ:「ウィリアム・テル」—先祖代々の棲家よ(イタリア語)
  マイヤベーア:「預言者」—愛するベルトに
  ヴェルディ:
   「トロヴァトーレ」—ああ、いとしい人よ(2種)、
   「アイーダ」—清きアイーダ,居心地の悪い猛暑を逃れましょう
    フランチェスコ・シニョリーニ(テノール) イネス・デ・フラーテ(ソプラノ アイーダ)
    カルロ・サバイーノ(指揮)管弦楽団 1908 年 ミラノ

  レオンカヴァッロ:「カッテルトン」
   疲れ、弱り、悲しい放浪者は歩みを止める,お前だけが私のもとに留まっている、おお詩情よ!
    フランチェスコ・シニョリーニ(テノール) ルッジェーロ・レオンカヴァッロ(指揮)
    管弦楽団 1908年 ミラノ

  ドニゼッティ:「ファヴォリータ」—天使のような乙女
  ヴェルディ:「トラヴィアータ」—ある日、幸せにも
  マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」—泡立つワイン万歳(乾杯の歌)
  プッチーニ:
   「マノン・レスコー」—今まで見たことのない女,見てください、私は強靭ではありません
  プッチーニ:「ボエーム」—待っておくれ、お嬢さん(「冷たい手」の途中から),ミミは浮気女だ
    エドアルド・ガルビン(テノール) サルヴァトーレ・コットーネ(ピアノ) 1902年11月 ミラノ

  プッチーニ:「マノン・レスコー」—今まで見たことのない女
    エドアルド・ガルビン(テノール) サルヴァトーレ・コットーネ(ピアノ) 1903年 ミラノ

  チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」—いいえ、あなたは女王たちより高貴です
    エドアルド・ガルビン(テノール) ピアノ伴奏 1904 年10 月 ミラノ

  ドニゼッティ:「ファヴォリータ」—天使のような乙女
  マスネ:「マノン」—目を閉じて(イタリア語)
  マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」—おおローラよ(シチリアーナ)
  プッチーニ:「マノン・レスコー」—今まで見たことのない女
  レオンカヴァッロ「ザザ」—優しい微笑み
  プッチーニ:「トスカ」—星は光りぬ
  チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」—けれど、それで、本当なのですか?
  ファトゥオ:あなたを愛していると感じている
    エドアルド・ガルビン(テノール)
    アデリーナ・シュテーレ(ソプラノ アドリアーナ・ルクヴルール) ピアノ伴奏
    1904 年11 月 ミラノ

  ヴェルディ:「運命の力」—今この厳かな時に
  ヴェルディ;「アイーダ」—守護と復讐の神よ
  マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」—泡立つワイン万歳(乾杯の歌)
  プッチーニ:「ボエーム」—さようなら、甘い目覚めよ,おおミミよ、君はもう戻ってこない
    エドアルド・ガルビン(テノール) アデリーナ・シュテーレ(ソプラノ ボエーム)
    ジーナ・カンポレッリ(メッゾソプラノ ボエーム) マリオ・サンマルコ(バリトン 運命の力,ボエーム)
    オレステ・ルッピ(バス アイーダ) ピアノ伴奏、合唱団(アイーダ,カヴァレリア・ルスティカーナ)
    1905 年5 月もしくは6 月 ミラノ

  ワーグナー:「タンホイザー」—あなたへと賛美が響くように!(イタリア語)
  ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」—冬の時、静かな炉辺で(イタリア語)
  ビゼー:「カルメン」—お前が俺に投げつけた花(イタリア語)
  ヴェルディ:「ルイーザ・ミラー」—穏やかな晩に
  ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」—五月の美しい日のように
  トスティ:忘却!,もう一度!
    フィオレッロ・ジラウド(テノール) サルヴァトーレ・コットーネ(ピアノ) 1904 年4 月 ミラノ

  トスティ:
   薔薇,夢,私は覚えています,虚しく!,セレナータ,遥かに,
   春,忘却!,アヴェ・マリア,もう私を愛してはいない
    フィオレッロ・ジラウド(テノール) 管弦楽団 1916 年3、4 月 ミラノ

  ゴダール:「ジョスラン」—子守歌
  シルヴェストリ:古風なセレナード
    フィオレッロ・ジラウド(テノール) 管弦楽団 1917 年7 月 ミラノ

  レオンカヴァッロ:朝の歌
  ヴェルディ:「リゴレット」—女は浮気性(浮気心の歌)
    フェルナンド・ヴァレーロ(テノール) サルヴァトーレ・コットーネ(ピアノ) 1903 年 ミラノ

  スクデーリ:さあお眠りなさい
  マスカーニ:
   「カヴァレリア・ルスティカーナ」—おおローラよ(シチリアーナ),泡立つワイン万歳(乾杯の歌)
  デ・ロス・モテロス:愛と人生
    フェルナンド・ヴァレーロ(テノール) ピアノ伴奏 1903 年6 月 ロンドン
 19世紀のイタリアの偉大なテノール達!

 録音:1902〜1917 年、ADD、231m

 Marston ならではの往年のテノールの貴重な録音集。1840 年、つまり19 世紀前半生まれのレオポルド・シニョレッティから30 歳下のフィオレッロ・ジラウドまで、概ね19 世紀末から20 世紀初頭にイタリアを中心に活躍した7 人のテノールはたちの録音で、その多くが1910 年より前の収録。
 この中ではエドアルド・ガルビンがヴェルディ「ファルスタッフ」初演でフェントンを歌ったことで有名で、録音も多い。他の6 人も皆当時の大スター歌手ばかりで、いくらか時代がかってはいるものの素晴らしい歌唱芸術を楽しめる。
 
 ※ブックレットではCD1 トラック13 の曲名が、ワーグナー「ローエングリン」第1 幕の登場場面「ありがとう、私の愛する白鳥」と記載されていますが、実際には第3 幕で白鳥が迎えに来る場面が収録されています。ご了承ください。


<メジャー・レーベル>

DG


4796985
(9CD)
\5000
《バレンボイム〜ブルックナー:交響曲全集》
 ブルックナー:
  1) 交響曲第1番ハ短調(1866年リンツ稿),
  2) 交響曲第2番ハ短調(1877年稿),
  3) 交響曲第3番ニ短調(1877年稿),
  4) 交響曲第4番変ホ長調 『ロマンティック』(1878/1880年版),
  5) 交響曲第5番変ロ長調(原典版),
  6) 交響曲第6番イ長調(原典版),
  7) 交響曲第7番ホ長調,
  8) 交響曲第8番ハ短調(ハース版),
  9) 交響曲第9番ニ短調(原典版)
ダニエル・バレンボイム(指揮)
シュターツカペレ・ベルリン
 ベルリン・シュターツカペレとの全集がCDで発売
 バレンボイムは、1992年からベルリン国立歌劇場の音楽監督、2000年からは同劇場のオーケストラであるシュターツカペレ・ベルリンの終身首席指揮者を務めており、オペラとコンサートの両面からも絶賛をあびています。
 2010年のバレンボイムのデビュー60周年にあたって交響曲第4-9番までをベルリンのフィルハーモニーでのライヴ、交響曲第1-3番は2012年ウィーン楽友協会でのライヴを収録してこの全集が完成しました。
 オーケストラの細かな動きと抒情性を生かしつつスケール大きな重厚壮大な音楽を聴かせてくれます。
  【録音】2012年6月, ウィーン楽友協会でのライヴ(1-3)/2010年6月, ベルリン、フィルハーモニーでのライヴ(4-9)
 

4796969
(2CD)
\2800
《1917年・・・激動の時代の音楽》
【CD1】
 1) レスピーギ:『ローマの噴水』より「真昼のトレヴィの泉」〜
  ジュゼッペ・シノーポリ(指揮),
 2) バルトーク:バレエ音楽『かかし王子』より「王女と木の人形の踊り」〜
  ピエール・ブーレーズ(指揮),
 3) ファリャ:『三角帽子』より「粉屋の女房の踊り」〜
  ロリン・マゼール(指揮),
 4) ホルスト:組曲『惑星』より「土星」〜ウィリアム・スタインバーグ(指揮),
 5) デニス・ブラウン:グラティアナの踊りと歌に〜
  イアン・ボストリッジ(テノール),
 6) アイヴズ:『3つのあの戦争の歌』より「フランドルの野に」〜
  アンナ・プロハスカ(ソプラノ),
 7-9) アイスラー:『ハリウッド・ソングブック』より「戦車戦」「最後の悲歌」「帰還」〜
  アンナ・プロハスカ(ソプラノ),
 10) ブリッジ:『チェロ・ソナタ』より第2楽章〜
  ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ),
 11) ドビュッシー:燃える炭火に照らされた夕べ〜フィリップ・カッサール(ピアノ),
 12-17) ラヴェル:『クープランの墓』〜モニク・アース(ピアノ),
 18) V=ウィリアムズ:『交響曲第3番』より第2楽章〜ロジャー・ノリントン(指揮)/
【CD2】
 1) サティ:パラード〜ルイ・フレモー(指揮),
 2) ドビュッシー:『ヴァイオリン・ソナタ ト短調』より第1楽章〜
  オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン),
 3) プロコフィエフ:『ヴァイオリン協奏曲第1番』より第1楽章〜
  シュロモ・ミンツ(ヴァイオリン),
 4) ストラヴィンスキー:『結婚』より〜レナード・バーンスタイン(指揮),
 5-8) ショスタコーヴィチ:交響曲第12番〜ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
 今から100年前、どんな音楽が作曲されたのであろうか・・・
 1917年は、芸術的にも政治的にも、激動の年でした。 第一次世界大戦の終わりから二年目、ロシア革命の年であり、芸術的、文化的な変化が起こった年であった。
 このアルバムでは、20世紀初頭の混乱の時代に触発された音楽を探求しています。『ローマの噴水』はトスカニーニが、ワーグナーの作品とプログラムされたことに拒否し、アントニオ・グァルニエリによって初演。
 ラヴェルは大戦で亡くなった友人らのために『クープランの墓』を作曲。台本はジャン・コクトー、美術衣装はパブロ・ピカソ、ディアギレフ率いるバレエ・リュスという、当時の最先端の芸術家によって生み出されたサティの『パラード』。レーニンによる十月革命(ロシア革命)を扱った『ショスタコーヴィチ:交響曲第12番』など。
 メシアンの生徒でもあったジャーナリスト、ドルトムント大学の音楽学部のミヒャエル・ステゲマンによる考察が書かれたライナーノーツ付き(欧文のみ)。
 

4797158
\2300
《マックス・リヒター:3つの世界〜ウルフの詩による音楽》
 マックス・リヒター:3つの世界(ヴァージニア・ウルフの詩による)
 Mrs Dalloway
  1 Words, 2 In the Garden, 3 War Anthem, 4 Meeting Again
 Orlando
  5 Memory is the Seamstress, 6 Modular Astronomy,
  7 Entropy, 8 Transformation, 9 Morphology
  10 The Tyranny of Symmetry, 11 The Explorers,
  12 Persistence of Images , 13 Genesis of Poetry
  14 Possibles, 15 Love Songs
 The Waves
  16 Tuesday
マックス・リヒター(ピアノ, モジュラーシンセサイザー),
ロバート・ジーグラー(指揮)
バーベルスベルク・ドイツ・フィルムオーケストラ, 他
4796952
〔デジパック仕様〕
\3000
 ウェイン・マクレガー振付による新作バレエ音楽
 2015年の優れたバレエ・プロダクション。マックス・リヒターが、振付家ウェイン・マクレガーとイギリスの小説家ヴァージニア・ウルフの詩から創作された新作アルバムです。
 このバレエは、2015年に初演され、批評家サークル賞を受賞し、最高のクラシック・コレオグラフィー賞を受賞し、オリヴィエ賞を受賞しました。「説得力のある感動的な体験」(オブザーバー紙)「エネルギーを放つ優れて思慮深い作品」(インディペンデント紙)「記憶、狂気、忘れられない瞑想」「豪華な雰囲気のスコア」(ガーディアン紙)と高評価を得ています。
 管弦楽のエピソードを電子的なテクスチャと音風景が包み込み、強力で説得力のあるエモーショナルな音楽を作り上げています。
 そして このアルバムは1937年にBBCで録音されたヴァージニア・ウルフ自身の朗読(エッセイ「Craftsmanship])から始まります。

<LP>


DG(LP)


4796062
(2LP)
\5000
《エルヴィス・コステロ 〜 マイ・フレイム・バーンズ・ブルー》
 1) ホーラ・ディキュベタス, 2) フェイヴァリット・アワー,
 3) ザッツ・ハウ・ユー・ゴット・キルド・ビフォア,
 4) アポン・ア・ヴェイル・オブ・ミッドナイト・ブルー,
 5) クラブランド, 6) オールモスト・ブルー,
 7) スピーク・ダークリー・マイ・エンジェル,
 8) オールモスト・アイディアル・アイズ,
 9) キャン・ユー・ビー・トゥルー?,
 10) プット・アウェイ・フォービドゥン・プレイシングス,
 11) エピソード・オブ・ブロンド,
 12) マイ・フレイム・バーンズ・ブルー(ブラッド・カウント),
 13) ウォッチング・ザ・ディテクティヴズ,
 14) ゴッド・ギヴ・ミー・ストレングス
エルヴィス・コステロ(ヴォーカル),
スティーブ・ニーブ(ピアノ),
ヴィンス・メンドーザ(指揮)
メトロポール・オーケストラ、
 エルヴィス・コステロ2004年ライヴが、アナログLP盤で限定発売
 多彩な活動を繰り広げるエルヴィス・コステロ。2004年のノース・シー・ジャズ・フェスティヴァルの模様を収録したライヴ盤。
 このアルバムで歌われるのは、これまでに発表した曲や、ミンガスやエリントンが書いたメロディに、コステロがオリジナルの歌詞をつけたものなど。そういった過去の名曲の数々をマイク・モスマンが中心にジャズ風にアレンジし、ストリング・セクションを含むメトロポール・オーケストラが伴奏をつけて聴かせてくれます。
 この名盤が、アナログLP盤で限定発売となります。2枚組3面ディスクとなります。
  【録音】2004年7月、オランダ、ノース・シー・ジャズ・フェスティヴァルでのライヴ





<国内盤> 


コウベレックス


KRS 5220
\2880(税込)
「チャルダーシュ(中村徹の世界)」
 中村徹(作曲):
  (1)連弾のためのピアノ・ソナタ ト短調
  (2)「あやめ(連弾)」
  (3)連弾のための8つのチャルダーシュ
  (4)「音の手紙」お母さんのために
   (「24のプレリュード」より第20番)※ピアノ独奏
中村徹、中村健(ピアノ連弾)
 これは鍵盤の万華鏡だ! 中村徹ピアノ・アルバム!

 録音:2016 年9 月、レ・ヌーヴォレ中津(大阪市)/製作:コウベレックス、51 分42秒

 “これは鍵盤の万華鏡だ! ”
 中村徹は生まれて間もない1 歳の頃より、ことさら音に強い関心を抱き、幼児期には「音の高さに異常にこだわり、曲を聴いたらそれを高さごと記憶していた。」(CD ジャケットの紹介文より)。自閉症という特徴を持ち、その後音楽大学と専攻科で学び、現在は創作に打ち込みながら作曲や編曲作品発表の場を広げている。今回は自作の連弾曲を父親である中村健(神戸女学院大学名誉教授)との共演で収録。
 「3 の倍数と、3のつく数字の箇所でアクションをする」あるお笑い芸人さんのギャグからヒントを得たリズムに着目し躍動的なスケルツォが第3 楽章におかれる”連弾のためのソナタ ト短調”は、徹氏の茶目っ気も見え隠れしてコンサートでも人気作品である。
 アルバムの中心になっている「8つのチャルダーシュ」は、チャルダーシュ特有のテンポ感や強弱の変化、転調などに強く惹かれた徹氏が、新しいテーマを次々と組み立て8曲にまとめたもの。いずれも3 部形式で、8 曲とも”粘っこい”ラッサンと”忙しい”フリシュカを提示される主題の中に巧妙に織り込んでいて”愉快と真面目”を交互に体感できる。
 親子共演ならではの息の合った演奏であり、随所に温かい表情を持ちながら、徹氏の若い情感と音に対する探究心に満ちたファーストアルバム。

 中村 徹 (なかむら てつ 作曲・ピアノ/Primo)
 ドイツ・オスナブリュック市生まれ。6歳直前、ミュンスター大学病院で「先天的な脳障害に起因すると推測される顕著な自閉的傾向による発達障害」(高機能自閉症)と診断される。
 小学校1 年生3 学期より日本で生活。神戸市立の小中高等学校に通い、義務教育期間中は市立の情緒障害児通級指導教室にも通う。大阪音楽大学ピアノ科在学中に作曲に大きな興味を覚え、卒業後作曲科に再入学、同大学専攻科作曲専攻を修了。在学中2009 年NHK 教育テレビ「きらっといきる」で徹の日常がとりあげられる(副題は『ぼく、空気 読めないんです!』)。演奏活動のほか、ピアノ曲、連弾曲、歌曲、ヴァイオリンや打楽器などの作品を発表。2012 年には兵庫県立芸術文化センター神戸女学院ホールにて自作作品による作品展「中村徹の世界」を開催、大好評を得る。youtube 検索⇒中村徹の世界。
 父親との連弾は2005 年ごろから、最初は仲間内の小さな会の余興で披露する程度であったが、マスコミの知るところとなり、このところ小ブレイク。古今東西の連弾作品、徹のオリジナル連弾曲、ふたりによるオーケストラ曲の編曲を主なレパートリーとし、コンサート、ライブを展開中。

 中村 健 (なかむら けん ピアノ/Secondo)
 神戸市生まれ。東京藝術大学作曲科、同大学院指揮専門課程修了。同校講師を経て1977 年渡独。各地の歌劇場指揮者を歴任。1990 年帰国、神戸女学院大学音楽学部に着任。指揮者・作曲家としての活動、ミニコンサートを組み合わせた発達障害に関する講演活動も積極的に行っている。神戸女学院大学名誉教授。















第90号
11/30(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



CENTAUR


CRC 3535
\2400
カザルス・オマージュ
 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV.1009/
 ベートーヴェン:
  モーツァルトの「魔笛」の《恋を知る男たちは》の主題による7つの変奏曲変ホ長調 WoO.46/
 フォーレ:エレジー Op.24、シシリエンヌ Op.78、蝶々 Op.77/
 ヘンデル:チェロ・ソナタ ト短調/
 J.S.バッハ(カザルス編):パストラーレ ヘ長調 BWV.590よりアリア/
 サン=サーンス:アレグロ・アパッショナート ロ短調 Op.43/
 カザルス:鳥の歌
アミット・ペレド(チェロ)
ノレーン・カシディ=ポレラ(ピアノ) 
 100年前のカザルスと同じ楽器、同じプログラム!!ゴフリラーを引き継ぎ敬意を表した渾身の演奏!!

 パブロ・カザルスのチェロを受け継ぎ話題となったイスラエルのチェリスト、アミット・ペレド。
 20世紀最大のチェリストと称されるカザルスが使用したマッテオ・ゴフリラー1733年製、そして100年前と同じプログラムをパブロ・カザルスに敬意を表して渾身の演奏を披露する。

 2016年1月12日の録音。
 

CRC 3525
\2400
アメリカの作品集
 ドーフ:ソナタ 《3つの湖》
 シュワントナー:黒いアネモネ
 フォス:3つのアメリカの小品
 ウェルチ:アンティークズ・オブ・ア・メカニカル・ネイチャー
 コープランド:フルートとピアノのための二重奏曲

パトリシア・サーマン(フルート)
コスタス・チャルダス(ピアノ)

 ヤマハ・パフォーミング・アーティストとして活動を行っているフルート奏者のパトリシア・サーマン。2015年からはメトロポリタン州立大学デンバー音楽大学のフルート演奏教授に就任し後進の育成にも力を入れている。
 当タイトルではコープランドの「フルートとピアノのための二重奏曲」などアメリカの作曲家の作品を、美しいフルートの音色で披露。

 2015年3月&6月の録音。
 

CRC 3504
\2400
ソフィア・アグラノヴィチ
 シューマンの「謝肉祭」と「幻想曲」

  シューマン:謝肉祭 Op.9/幻想曲ハ長調 Op.17
ソフィア・アグラノヴィチ(ピアノ)
 ウクライナ出身、スタインウェイ・アーティストとして北米を中心に世界で活動するピアニスト、ソフィア・アグラノヴィチ。
 最新作はシューマンの初期の代表作から「謝肉祭」と「幻想曲」を収録。スタインウェイの音色を最大限に引き出すアグラノヴィチの技術、表現力を充分に楽しむことが出来る。

 2015年8月5日の録音。
 

CRC 3467
\2400
スペシフィック・グラヴィティ
 ローエンス:
  エンコミウム/エレジー/独り言/
  スペシフィック・グラヴィティ/
  イントラドス/シンプル・プレセプツ
様々なアーティスト
 ユタ大学の准教授で作曲家のスティーヴン・ローエンスの作品集。ピアノや弦楽三重奏、管弦楽作品などを収録しており、ローエンスの美しいハーモニーとモダニズムが凝縮されている。

 2009年ー2014年の録音。
 

CRC 3500
\2400
ニュース・フロム・アファー
 ジョーンズ:
  延坪島/ニュース・フロム・アファー /
  済州のエピローグ/
  Tsedek Chevrati?/ゲジ・パーク
様々なアーティスト
 室内楽や声楽、コンピューター・ミュージックを専門とする作曲家デイヴィッド・エヴァン・ジョーンズの作品集。
 延坪島の砲撃事件やトルコのゲジ・パークで起きた大規模なデモなどの世界的に取り上げらたニュースを題材に作られた作品を収録。

 2011年−2015年の録音。




CHANDOS

CHAN 10931
\2400
シューベルト:弦楽四重奏曲集 Vol.2
 弦楽四重奏曲第12番ハ短調 D.703《四重奏断章》
 弦楽四重奏曲第15番ト長調 Op.post 161, D.887
ドーリック弦楽四重奏団
 〔アレックス・レディントン(第1ヴァイオリン)、
  ジョナサン・ストーン(第2ヴァイオリン)、
  エレヌ・クレモン(ヴィオラ)、
  ジョン・マイヤーズコフ(チェロ)〕
 ドーリック弦楽四重奏団、若手室内楽の最高峰が贈るシューベルト!

 第6回大阪国際室内楽コンクール第1部門を制覇し、英グラモフォン誌では『最も優れた若手弦楽四重奏団の1つ』と絶賛され、シャンドスが次世代のメイン・アーティストとして期待を寄せるイギリスのアンサンブル、ドーリック弦楽四重奏団。
 ハイドン・シリーズと並んで評価を得ている、ドーリック弦楽四重奏団によるシューベルト。「ロザムンデ」と「死と乙女」で好評を博したCHAN 10737に続く第2弾は、1楽章のみの「第12番」と、最後の弦楽四重奏曲「第15番」を収録。

 録音:2016年5月23日−25日、ポットン・ホール(サフォーク)
 

CHAN 0816
\2400
〔CHACONNE〕
知られざるチェコ・バロックの優美なる響き
 世界初録音
  ヨゼフ・アントニーン・グレツキー:協奏曲集

 グレツキー:
  チェロ協奏曲イ短調 D-WD 573(1738)*、
  チェロ協奏曲ト長調 D-WD 574(1735)*、
  ヴァイオリン協奏曲ニ長調(c.1740)*
 ボフスラフ・マチェイ・チェルノホルスキー:
  チェンバロのためのフーガ イ短調(after 1730)
 グレツキー:チェロ協奏曲ヘ長調 D-WD 577(1735)*
 チェロ協奏曲ニ長調 D-WD 575(1735)*
  (*=世界初録音)
ザ・ハルモニオウス・ソサエティ・オヴ・
 ティクル=フィドル・ジェントルメン
 知られざるチェコ・バロックの優美なる響き、ポッジャーの系譜に連なる名手リヒター登場!

 イギリスとヨーロッパのピリオド楽器シーンをリードする奏者たちによって2006年に結成されたアンサンブル、"ザ・ハルモニオウス・ソサエティ・オヴ・ティクル=フィドル・ジェントルメン"がChandosのChaconneシリーズに登場。
 オロモウツ大聖堂の音楽監督などを務めたとされる18世紀チェコの作曲家、ヨゼフ・アントニーン・グレツキー(1709−1769)の世界初録音となるチェロ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲を収録。
 第1ヴァイオリン&ソリストは、モニカ・ハジェットに学び、レイチェル・ポッジャーの後任としてパラディアン・アンサンブル(現パラディアンズ)の第1ヴァイオリンを引き継いだ名手、ロドルフォ・リヒター。チェロ協奏曲のソロは、OAEやイングリッシュ・コンサートの客演首席チェロ奏者や、ガーディナー&イングリッシュ・バロック・ソロイスツのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者を務めるキンガ・ガボリアニ。名手たちの鮮やかな演奏で、知られざるチェコ・バロックの協奏曲が優美に響きます。

 録音:2012年7月30日−8月1日、ヴィクトリアン・シアター(ケント、イギリス)



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ONYX



ONYX 4164
(2CD/特別価格)
\4000→\3690
エーネスの伝説の名演、ONYXから再発売!
 同曲屈指の名演・・・ひょっとしたら「最高の名演」かもしれない
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集

 ヴァイオリン協奏曲
  第1番変ロ長調 K.207/第2番ニ長調 K.211/
  第3番ト長調 K.216/第4番ニ長調 K.218/
  第5番イ長調 K.219《トルコ風》/
 アダージョ ホ長調 K.261/
 ロンド 変ロ長調 K.269(261a)/ロンド ハ長調 K.373
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)
モーツァルト・
 アニヴァーサリー・オーケストラ
 モーツァルト生誕260周年記念!エーネスが弾くヴァイオリン協奏曲全集!
 ☆天才エーネスのモーツァルト・アニヴァーサリー・アルバム!

 「地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ紙)など圧倒的評価を受けているカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス。
 エーネスが2006年のモーツァルト生誕250周年の年に向けて録音し、2007年には「カナダ版グラミー」と言われる"ジュノー賞"を受賞したヴァイオリン協奏曲全集が、生誕260周年となる2016年に復刻!
 ジェームズ・エーネスとモーツァルトが同じ誕生日(1月27日)という偶然の一致もあり録音されたこのモーツァルト。エーネス自身が選んだメンバーからなる"オール・スター"の特別オーケストラを率いて、エレガントに、優美に、雄弁に、モーツァルトの旋律を語ります。ヴァイオリン協奏曲の別稿とされるK.261やK.269も収録。カデンツァはすべてジェームズ・エーネスによるもので、モーツァルトのピアノ協奏曲(特に、第8番 K.246、第9番 K.271)の作曲者自身のカデンツァを研究して作られています。




 カナタ放送協会のレーベルCBC。
 今はほとんど活動していない。

 今回のエーネスのモーツァルトはこのCBCからリリースされていて、店主の大推薦アルバムだった・・・が、残念ながらオークションの異常高騰価格以外では入手することはできなかった。

 それが今回ONYXから復活発売されることになったわけである。


(当時のコメントから)

 すごかった。
 正直、ここまでとは思わなかった。

 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集・・・。

 もちろん数々の名演名盤がひしめく。
 ・・・しかし店主としてはどの演奏も若きモーツァルトに翻弄されて、もうひとつ核心に迫れず撤退している演奏が多かった。というか、この曲の核心を突くことなど人間には不可能と思っていた。

 しかし・・・エーネス・・・かなり近い。
 この天衣無縫さと、湧き出る天才的感性。

 これがモーツァルトのヴァイオリン協奏曲。カデンツァも素敵。

 すべてにおいてモーツァルトと感性がシンクロしているような気がする。
 真の天才だけがなせる業ということか。









<メジャー・レーベル>

イタリア・ユニバーサル

 日本国内ではあまり流通していないイタリア直輸入アイテム。高価格帯になります。

4812639
(1CD)
[Deutsche Grammophon]
\3500
ヴィヴァルディ(1678-1741):
  ヴァイオリン協奏曲集「四季」Op.8 Nos.1-4 RV269, 315, 293, 297
  ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.4 No.8 RV249
  ヴァイオリン協奏曲ヘ長調 Op.4 No.9 RV284
セルゲイ・クリロフ(ヴァイオリン、指揮)
リトアニア室内管弦楽団
 セルゲイ・クリロフは1970年モスクワに生まれたイタリアのヴァイオリニスト。2008年以来2016年現在リトアニア室内管弦楽団芸術監督兼首席指揮者。
 

4812772
(1CD)
[Decca]
\3500
コンテンポラリー・クラリネット
 カールハインツ・シュトックハウゼン(1928-2007):
  「光の水曜日」から Klarinette aus Orchester Finalisten(1995)
 ピエール・ブーレーズ(1925-2016):Dialogue de l'ombre double(1985)
 ジェルジェ・クルターグ(1926-):In nomine all'ongherese(2013)
 カールハインツ・シュトックハウゼン:
  「光の木曜日」から Tanze Luzefa!(1978)
 イヴァン・フェデーレ(1953-):High(2014)
 マルコ・ストロッパ(1959-):Il peso di un respiro(2015)(+)
 ブライアン・ファーニホウ(1943-):La chute d'Icare(1988)(*)
 ジャチント・シェルシ(1905-1988):Kya(1959)(*)
ミケーレ・マレッリ(クラリネット(+以外)、バセットホルン(+))
ニュー・ミュージック管弦楽団(*)
シモン・ビヴァレツ(指揮(*))
 ミケーレ・マレッリ(1978年生まれ)はアレッサンドリア音楽院で学んだ後アラン・ハッカー、スザンヌ・スティーヴンズ、アラン・ダミアンに師事したイタリアのクラリネットおよびバセットホルン奏者。
 シュトックハウゼンの卒業論文によりトリノ大学で現代文学の学位を取得。
 

4812780
(2CD)
[Decca]
\4800
J・S・バッハ(1685-1750):平均律クラヴィーア曲集第2巻 BWV870-893 ラミン・バーラミ(ピアノ)
 ラミン・バーラミは1976年イランのテレラン生まれのピアニスト。裕福な家庭に生まれながら1979年のイラン革命により父親は投獄され(1991年に刑務所で死亡)、本人は11歳の時にヨーロッパへの移住を余儀なくされました。
 在テヘラン・イタリア大使館のはからいで奨学金を得てミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院、イーモラ国際ピアノ・アカデミー、シュトゥットガルト音楽大学で学びました。
 幼時よりバッハに興味を持っていたラミン・バーラミはすでにバッハの多くの作品を録音しています。
 


4812809
(1CD)
[Deutsche Grammophon]
\3500→\3190
ジャンルカ・カシオーリ(ピアノ)
'900 20世紀のロシア、ウクライナ、エストニアのピアノ音楽
 スクリャービン(1872-1915):
  ピアノのための24の前奏曲 Op.11 から
   ハ長調(No.1)/イ短調(No.2)/変ト長調(No.13)/変ホ短調(No.14)
  ピアノのための2つの楽曲 Op.57 から 憧れ(No.1)
  ピアノのための2つの詩曲 Op.32 から 嬰ヘ長調(No.1)
  ピアノのための5つの前奏曲 Op.74
 ニコライ・オブーホフ(1892-1954):
  愛し合おう [Aimons-nous les uns les autres]
 ストラヴィンスキー(1882-1971):ピアノ=ラグ・ミュージック
 プロコフィエフ(1891-1953):
  ピアノ・ソナタ第3番イ短調「古い手帳から」Op.28
  ピアノのための3つの楽曲 Op.59 から 田園風ソナティナ ハ長調(No.3)
  年老いた祖母の話 Op.31(ピアノのための)から
   アンダンティーノ,アンダンテ・アッサイ
  ピアノのための3つの楽曲 Op.59 から 風景(No.2)
  ピアノのための4つの楽曲 Op.32 から ガヴォット(No.3)
 ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  ピアノのための3つの幻想的舞曲 Op.5 : 行進曲,ワルツ,ポルカ
  ピアノのための24の前奏曲とフーガ Op.87 から 第1番ハ長調
 アルヴォ・ペルト(1935-):
  アリーナのために(ピアノのための)
  アリヌシュカの回復への変奏曲(ピアノのための)
  アンナ・マリアのために(ピアノのための)
 レオ・スメラ(1950-2000):1981年の2つの楽曲(ピアノのための)
 ヴァレンティン・シルヴェストロフ(1937-):賛歌 2001(ピアノのための)
ジャンルカ・カシオーリ(ピアノ)
 

4812816
(1CD)
[Decca]
\3500
ヴィオッティ(1753-1825):
  ヴァイオリン協奏曲第6番ニ長調 W.I-6
  ヴァイオリン協奏曲第9番イ長調 W.I-9
  ヴァイオリン協奏曲第8番ニ長調 W.I-8
グイード・リモンダ(ヴァイオリン、指揮)
カメラータ・ドゥカーレ
 

4814521
(1CD)
[Decca]
\3500
アラウンド・バッハ
 J・S・バッハ(1685-1750)/ブゾーニ(1866-1924)編曲:
  トッカータとフーガ ニ短調 BWV565(ピアノのための)
 レーガー(1783-1916):バッハの主題によるピアノのための変奏曲 Op.81
 リスト(1811-1886):泣き、嘆き、憂い、怯え
   (J・S・バッハのカンタータ BWV12による、ピアノのための)
 フランク(1822-1890):ピアノのための前奏曲、コラールとフーガ
 J・S・バッハ:カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV992
マッシモ・ジュゼッペ・ビアンキ(ピアノ)
 マッシモ・ジュゼッペ・ビアンはイタリアのピアニスト・作曲家。ピアノはブルーノ・カニーノ他に師事。
 

4814537
(1CD)
[Decca]
\3500
ベートーヴェン(1770-1827):
  ピアノ・ソナタ第21番ハ長調「ヴァルトシュタイン」Op.53
  ピアノのためのアンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO.57
  ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54
  ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」Op.57
ダヴィデ・カバッシ(ピアノ)
 ダヴィデ・カバッシは1976年イタリアのミラノに生まれ、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院を1995年に卒業後、コモ湖のカデナッビア国際ピアノ財団で5年間、ロザリン・トゥレック、レオン・フライシャーに師事。
 2005年の第12回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール・ファイナリスト。
 

4814643
(1CD)
[Decca]
\3500
シューマン(1810-1856):
  ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための幻想小曲集 Op.88
  ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための幻想小曲集 Op.88 から
   フィナーレ(オリジナル版;1842)(*)
  ピアノ三重奏曲第3番ト短調 Op.110
メタモルフォージ三重奏団
 マリオ・ログエルチョ(ヴァイオリン) フランチェスコ・ペピチェッリ(チェロ)
 アンジェロ・ペピチェッリ(ピアノ)
(*)世界初録音。
 メタモルフォージ三重奏団は2005年にモディリアーニ三重奏団として結成されたイタリアのピアノ・トリオ。2015年に改称しました。
 


4814646
(1CD)
[Deutsche Grammophon]
\3500→\3190
イリヤ・グリンゴルツ
ボヘミアン・ラプソディ

  ドヴォルジャーク(1841-1904):
   管弦楽のための序曲「オセロ」Op.93
   ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.53(*)
   ヴァイオリンと管弦楽のためのマズルカ ホ短調 Op.49(*)
   ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス ヘ短調 Op.11(*)
   管弦楽のための序曲「謝肉祭」Op.92
イリヤ・グリンゴルツ(ヴァイオリン(*))
プラハ・フィルハーモニア
ニコラ・グエリーニ(指揮)
 イツァーク・パールマン門下のロシアのヴァイオリニスト、イリヤ・グリンゴルツ(1982年レニングラード、現サンクトペテルブルク生まれ)がイタリアDGからリリース。
 ニコラ・グエリーニはイタリアのヴェローナに生まれ、ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院他で学び、2010年にルガーノ音楽大学(スイス)で指揮法の修士号を取得。2016年現在ペーター・マーク音楽財団総裁。
 

4814732
(1CD)
[Decca]
\3500
ヴィヴァルディ(1678-1741):
  チェロ協奏曲ニ長調 RV403/チェロ協奏曲イ短調 RV422
  チェロ協奏曲ハ長調 RV399/チェロ協奏曲ニ短調 RV406
  チェロ協奏曲ヘ長調 RV410/チェロ協奏曲ハ長調 RV400
  チェロ協奏曲イ短調 RV419
エンリコ・ディンド(チェロ、指揮)
イ・ソリスティ・ディ・パドヴァ
 

4814827
(1CD)
[Deutsche Grammophon]
\3500
パガニーニ(1782-1840):無伴奏ヴァイオリンのための24の奇想曲 Op.1 セルゲイ・クリロフ(ヴァイオリン)





<国内盤>

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INDESENS!



INDE080
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3600+税
フランス近代、巨匠たちと金管合奏
 〜ファンファーレの世界、そして…〜

《CD I》
 デュカス:①『楽園とペリ』へのファンファーレ
 トマジ:②典礼のファンファーレ
 ルーセル:③異教の祭礼のためのファンファーレ
 ドルリュー:④儀式風
 ジョリヴェ:⑤『ブリタニクス』へのファンファーレ
 ドビュッシー:⑥『聖セバスティアンの殉教』へのファンファーレ
 デュレー:⑦間奏曲
 シュミット:⑧『アントニーとクレオパトラ』へのファンファーレ
 タルゴルン:⑨オランピュス(オリンポス)
《CD II》
 バッハ:①『復活祭オラトリオ』序曲
 メンデルスゾーン:②葬送行進曲
 ロッシーニ:③狩猟の集い
 ドビュッシー:④亜麻色の髪の乙女 ⑤風変わりなラヴィーヌ将軍
 バーバー:⑥アダージョ
 カンス:⑦アジャンクールの哀歌(ダンスタブルによる)
 ピアソラ:⑧ノヴィタンゴ
 バーンスタイン:⑨『ウェストサイド物語』より六つの楽章
ミシェル・ベッケ指揮《CD I》
ティエリー・カンス指揮《CD II》
フランス金管合奏団
※《CD I》
 ⑨フレデリク・タルゴルン指揮

 巨匠ベッケの指揮で、フランス最高の猛者たちが!
 幻の名録音、IIIIndesensから2枚組で奇跡の再登場…!
 フランスは19世紀の革命期以来、軍楽隊ベースで管楽アンサンブルが大きな発展を遂げ、その後もオーケストラの発展に伴い技術革新が楽器製作・演奏の両面において進んでゆき「管楽器の王国」となってゆきました。
 その発展がさらなる飛躍を遂げたのが、19世紀末から20世紀初頭にかけての「ベル・エポック(美しき時代)」と呼ばれた時期…フルート奏者=指揮者=作曲家ゴベールらを中心に「管楽器のためのフランス室内楽協会」が発足、そのかたわら19世紀以来の金管楽器への関心も独特な洗練へと向かい、ルーセル、フローラン・シュミット、トマジ...と、瀟洒な作風をしめす近代作曲家たちが折々、金管合奏のための名品を書き残しています。
 いうなれば、ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」やホルストの金管合奏曲などの先駆、あるいは同時代を飾った、フランスならではの味わいと色彩感にみちた傑作の数々…それらを、この国の金管合奏界の大御所ベッケの指揮で十全に堪能できる喜び!
 CD-2には巨匠モーリス・アンドレの高弟ティエリー・カンスがセンス抜群の編曲を通じ、そうしたフランス金管合奏のサウンドが他の時代の音楽をも魅力的に響かせることを立証する名演が続きます。
 なにしろ演奏陣には、フランス随一の猛者が続々…廃盤久しかった幻の2名盤、本場発の逸品を解説訳付でどうぞ!
 


INDE084
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ルーセル、ブリテン、エルガー…
 〜近代の弦楽合奏曲 フランスと英国を中心に

 ルーセル:①シンフォニエッタ
 ラヴェル:②逝ける王女のためのパヴァーヌ(弦楽合奏版)
 エルガー:③弦楽のための序奏とアレグロ
 バーバー:④弦楽のためのアダージョ
 ブリテン:⑤シンプル・シンフォニー
セバスティアン・ビヤール指揮
パリ・ラ・ギャルド・レピュブリケーヌ弦楽合奏団

 「ギャルドの弦」は、管楽隊の世界的偉容にまるでひけをとらない精鋭陣——英仏の傑作を心ゆくまで!
 ラ・ギャルド・レピュブリケーヌ…と聞くと、もちろんフランス随一の世界的な吹奏楽団のことをイメージされるかもしれませんが…1852年、ルイ・ナポレオン(ナポレオン3世)による第二帝政期のフランスで軍楽隊として発足したこの合奏団、実は現在では総勢80名からなる金管合奏のほか、40名もの弦楽器奏者も所属があり、折々小編成や室内楽でも活動をみせているのです!
 ここに新録音された1枚は、20世紀初頭、ロマン派の巨大管弦楽の反動のように改めて注目を集め始めた弦楽合奏のため、さまざまな大作曲家たちが残した弦楽合奏作品の数々…ブリテンやエルガーなど、フランス近代音楽の活況を横目にドーヴァー海峡の対岸で独自の発展を続けてきた、ルネサンス=バロックを意識した英国人たちの傑作も絶妙の味わいで聴かせつくすかたわら、ポスト=ドビュッシー世代の名匠ルーセルの逸品「シンフォニエッタ」はさすがの「お国もの」。
 そしてヴィブラートを極力抑えた、透明な響きにしっとりとした艶やかさがにじむ、隠しようのないフランス的高雅さにみちたラヴェルの「逝ける王女のためのパヴァーヌ」...解説日本語訳付、「ギャルドの弦」の底力を強く実感せずにおれない1枚!













第90号
11/29(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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REFERENCE RECORDINGS



FR 722SACD
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
ホーネック&ピッツバーグ響
 R.シュトラウス「エレクトラ」「ばらの騎士」組曲

 リヒャルト・シュトラウス:
  「エレクトラ」組曲 
   (構想の作成:M. ホーネック/
    具体化:トマーシュ・イレ)
  「ばらの騎士」組曲
   (編曲:アルトゥール・ロジンスキ)
マンフレート・ホーネック(指揮)
ピッツバーグ交響楽団
 ホーネック率いるピッツバーグ交響楽団「ピッツバーグ・ライヴ!」シリーズ第6弾、R. シュトラウス「エレクトラ」「ばらの騎士」組曲

 収録:2016年5月、ピッツバーグ、ハインツ・ホール(ライヴ)/録音:サウンドミラー/CD STEREO/SACD STEREO/SACD 5.1 SURROUND/58'00

 リファレンス・レコーディングスの「ピッツバーグ・ライヴ!」シリーズ第6 弾は、リヒャルト・シュトラウス。2016 年5 月本拠ピッツバーグのハインツ・ホールでおこなわれたばかりのライヴ録音。
 リヒャルト・シュトラウスの第4 作目のオペラであり、詩人ホーフマンスタールとの第1 作目でもある「エレクトラ」と、それに続きホーフマンスタールとのコンビで大成功をおさめた「ばらの騎士」の2 つのオペラ作品の管弦楽組曲版を収録。
 「ばらの騎士」はドレスデン初演の成功もあり直後からオペラの名旋律を抜粋した組曲が様々な編曲版が存在しました。現在演奏されているものは1945 年に出版されたもの。
 この編曲はポーランドの指揮者アルトゥール・ロジンスキによって編曲されたものと言われています。実際の筋に沿った音楽構成でオペラの名場面を無理なく楽しむことができ、名旋律がちりばめられオペラ同様高い人気を誇る「組曲」となっています。
 ホーネックは冒頭のホルンそして中間部のワルツなど粋で躍動感あふれる演奏を聴かせてくれます。
 一方「エレクトラ」は、「ばらの騎士」のような組曲版が存在せず純粋にオペラとしてのみ人々に聴かれてきました。
 そして今回、チェコの作曲家トマーシュ・イレとホーネックが共同で構想・編曲を行った管弦楽組曲が誕生しました。このコンビは、以前も「ルサルカ」幻想曲、ヤナーチェクの「イェヌーファ」組曲と同名のオペラから音楽素材を取りだし、作品に新たな光を当てています。
 そして今回の「エレクトラ」もギリシャ悲劇の壮大なスケールと緻密なストーリーを崩すことなく、憎悪の念、恍惚といった怒涛の感情を鮮彩に生々しい組曲に仕上げています。



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CENTAUR



CRC 3481
\2400→\2190
スティーヴン・スターリク 〜
 レトロスペクティヴ Vol.8

  コレッリ:ラ・フォリア
   〔ヴァレリー・ウィークス(ハープシコード)〕/
  タルティーニ:ソナタ ト長調《捨てられたディド》
   〔ヴァレリー・ウィークス(ハープシコード)〕/
  ロカテッリ:ソナタ ト短調
   〔ケネス・ギルバート(ハープシコード)〕/
  コレッリ:ソナタ第12番ニ短調 Op.5《ラ・フォリア》
   〔ケネス・ギルバート(ハープシコード)〕/
  ヴィヴァルディ:
   協奏曲ニ長調 RV.230、協奏曲ハ長調 RV.581、
   協奏曲イ長調 RV.552、《四季》より
    〔モントリオール・バロック・プレーヤーズ、ヴィットリオ・ネグリ(指揮)〕
スティーヴン・スターリク(ヴァイオリン)
ヴァレリー・ウィークス(ハープシコード)
ケネス・ギルバート(ハープシコード)、他 
 キング・オヴ・コンサートマススターのイタリア・バロック!
 ロイヤル・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響、トロント響などのコンサートマスターを歴任し、カナダ人として初めてチャイコフスキー国際コンクールの審査員を務めたキング・オヴ・コンサートマスター、スティーヴン・スターリク。
 スターリクの秘蔵音源を復刻する「レトロスペクティヴ」シリーズの第8弾はイタリア・バロック・プログラム!世界有数のオーケストラでコンサートマスターを務めてきた名匠の妙技で、タルティーニ、ロカテッリ、コレッリ、そしてヴィヴァルディの秀作を存分に。

 1967年−1987年の録音。

 スターリクの特集はこちら!!


 

CRC 3432
\2400
ヤーコプ・ヴァルター:ケリュスの園とスケルツォ
 組曲第20番/組曲第23番/
 ソナタ第9番ニ長調/組曲第9番/
 ソナタ第7番イ長調/
 ソナタ第16番ホ短調/
 ソナタ第7番ニ短調
エコ・デラーニマ
 〔ジェーン・ジョンソン
   (バロック・ヴァイオリン)、
  ブレント・ヴィシック
   (ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
  ピーター・マーシャル
   (ハープシコード)〕
 ザクセン選帝侯に宮廷首席ヴァイオリニストとして仕えたヨハン・ヤーコプ・ヴァルター(ca.1650−1717)。
 鳥や動物の鳴き声の模倣を好んだとも伝わるヴァルターの代表作からの組曲とソナタを奏でるエコ・デラーニマは、ターフェルムジークなどで活躍したバロック・ヴァイオリニスト、ジェーン・ジョンソンが中心となったピリオド・アンサンブル。

 2010年7月の録音。
 

CRC 3501
\2400
17世紀スペインと南米のハカラスと舞曲
 マチャド:Dos estrellas le siguen
 スペイン伝承曲:Xacara
 スペイン伝承曲:No hay que decirle el primor
 コル:Pasacalles de primero tono
 サンタ・クルス:Jacaras
 イダルゴ:Noble en Tinacria naciste/他
ムジカ・フィクタ
 ムジカ・フィクタは、南米コロンビアで結成されたラテン・アメリカとスペインの音楽をレパートリーとする古楽アンサンブル。
 ラテン音楽のスペシャリストたちが、テノールにハラナ、バロック・ギターやリコーダーなどを加えて、カラフルに、リズム豊かに繰り広げる。
 

CRC 3405
\2400
プレヴュー・オヴ・
 カーネギー・ホール・コンサートIII
ブレット・デイツ(打楽器)
ジョアンナ・コックス(オーボエ)
ジョゼフ・スキレン(チューバ)、他
  リフレクションV 〜 オーボエ、ヴァイオリンとピアノのための
   〔レノーラ・コックス・レガット(ヴァイオリン)、
    ジョアンナ・コックス(オーボエ)、マイケル・ガート(ピアノ)〕/
  ファミリー・トリプティク 〜 サクソフォン独奏のための
   〔グリフィン・キャンベル(サクソフォン)〕/
  静寂と雷鳴 〜 打楽器とアンサンブルのための
   〔ブレット・デイツ(打楽器)、ジョアンナ・コックス(オーボエ)、
    レノーラ・コックス(ヴァイオリン)、グリフィン・キャンベル(サクソフォン)、
    マイケル・ガート(ピアノ)〕/
  ラプソディーII 〜 オーボエとピアノのための
   〔ジョアンナ・コックス(オーボエ)、マイケル・ガート(ピアノ)〕/
  ファンタジア 〜 サクソフォン独奏のための
   〔グリフィン・キャンベル(サクソフォン)〕/
  無窮動 〜 マリンバ独奏のための
   〔ブレット・デイツ(マリンバ)〕/
  イピロスのための4つの歌
   〔グリフィン・キャンベル(サクソフォン)、ブレット・デイツ(打楽器)〕/
  ランドスケープIII 〜 チューバと弦楽オーケストラのための
   〔ジョゼフ・スキレン(チューバ)〕
 260曲以上の作品を世に送り出し、65枚を超えるレコーディングを作成してきたギリシャの作曲家、ディノス・コンスタンティニディスの室内楽作品集。

 2013年−2014年の録音。
 

CRC 3489
\2400
ダニレフスキ:公案 〜 意識の断片 アンサンブル・シンタグマ
アンサンブル・サープラス
 「公案 〜 意識の断片」は、禅の公案を題材としたロシア生まれのフランスの作曲家、アレクサンドル・ダニレフスキの作品。日本人カウンターテナー、太刀川昭の参加にも要注目。

 2013年の録音。





PHAEDRA



DDD 92093
\2600→\2390
イン・フランダース・フィールズ Vol.93 〜
 歴史に埋もれたフランドル・バロック

  ヴィレム・ゴンマール・ケニス(1717−1789):
   サルヴェ・レジナ、マニフィカト、
   トリオ・ソナタ 変ロ長調 Op.2-1
  クリストフェル・ドライマンス(1738−1797):エレミヤの哀歌
  ケニス:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.3-6、テ・デウム
ユートピア&
 エウテルペ・バロック・コンソート
バート・ロディンス
 (指揮、チェンバロ、オルガン)
 歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘するイン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)の第93集。ベルギーの鍵盤楽器奏者&指揮者のバート・ロディンスが率いる、知られざるフランドルのバロックは、ヴィレム・ゴンマール・ケニス(1717−1789)と、クリストフェル・ドライマンス(1738−1797)の器楽と声楽作品集。

 録音:2015年9月26日−27日&2016年1月25日、アントワープ



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WEITBLICK



SSS 0197
\2300→\2090
プレートルのブラームス:交響曲第1番
 

  ブラームス:
   (1)交響曲第1番
   (2)ハンガリー舞曲4曲
     (第1番、第3番、第4番、第5番)
ジョルジュ・プレートル(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団
 お待たせしました!!別格の個性的名演登場!巨匠プレートル+シュトゥットガルト放送響。全てデジタル・ライヴ!初出レパートリー満載!

 録音:(1)2000年12月8日リーダーハレ、(2)1997年10月29日〜31日リーダーハレ

 この第1 交響曲の登場で、プレートルのブラームス全集が揃うことになります。第2 番、第3 番(ベルリン・ドイツ響、SSS0129)、第4 番+ピアノ四重奏曲(管弦楽版)(聖チェチリア管、TBRCD0028)。
 期待通りの雄渾なブラームスです。
 もちろん、プレートルならではの仕掛満載の面白演奏。名誉指揮者として密接な関係を持っていたシュトウットガルト放送響の機能性を存分に生かし、グイグイと牽引。そして只ならぬ感動を聴き手にもたらすプレートルの手腕には脱帽、そして圧倒されます。
 ハンガリー舞曲はかつてFOLRANE にもスタジオ録音がありましたが、こちらはライヴ。プレートルはアンコール・ピースとしてこれらの曲を好み、熱演を知る人も多いことでしょう。



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 2000年頃までのプレートルというと、オペラ伴奏指揮者、あるいはフランスものの穏健な指揮者というイメージが強かった。
 しかし2001年にドイツに行った折り、シュトゥットガルト放送交響楽団の日本人演奏家に「指揮者では誰が印象的か?」という質問をしたら、

 「断然プレートル、いろんな発想がひとつひとつ天才的」

 と言い切った。
 自分の印象と違ってびっくりしたが、数年後には彼の言っていたことが正しかったことを知った。




SSS0129-2
\2300→\2090
巨匠ジョルジュ・プレートル最新作!
 ブラームス:交響曲第2番、第3番

  (1)ブラームス:交響曲第3番
  (2)ブラームス:交響曲第2番
ジョルジュ・プレートル(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団
録音:(1)2008 年10 月27 日,(2)2011 年2 月6 日 全て,フィルハーモニー・ベルリンにおけるライヴ・デジタル録音
演奏タイミング:第3番[12:27][7:52][7:15][9:09]、第2番[14:43][9:42][5:04][9:29]

 巨匠ジョルジュ・プレートル、久々にWEITBLICK からの発売になります。今回は最新録音によるブラームスの交響曲集です。

 第3番は、その感情的な旋律の揺さぶり、テンポの変化を想像してしまうが、実に率直なアプローチで驚かされる。爽快で誤解を承知で言えばまことにスポーティなのである。高速道路を性能の良い車で走っているような雰囲気すらある。第2 楽章も、巨匠が緘徐楽章の演奏でしばしば聴かせる、矯めに矯めて爆発させるという手段を用いない。不自然な拘泥は一切ないのだ、思い切りの良い演奏と言っても良い。ところが第3 楽章が始まると、ここに巨匠の真骨頂が表れてくる。止まりそうなほど……という遅さではないが、情感はたっぷりに奏される。そして美しい旋律を羽毛のように浮遊させる。優秀なホルンの美しい咆哮(それも静かな)は、まるで遠く離れた山奥から聴こえて来るようだ。その夢幻的な表情付けを聴けば、やはりプレートルにしかできない演奏だなと納得し、大いに首肯せざるを得ない。第4楽章は、基本的には第1 楽章の演奏を継承したものと言えるだろう。そのケレン味のない味わいには聴いていて襟元を正したくなるが、生真面目一辺倒に終わらないのがこの芸術家だ。フィナーレのコーダのチェロの音色など、モノクロ映画に一瞬色彩が入るかのような衝撃と官能が聴き取れるだろう。
 第2番もまた軽やかな足取りの演奏である。第1 楽章提示部こそは、結構ゆっくり丁寧に奏でられ説明的な表現とも言えるが、展開部以降はぬかるみを荷車曳くようなもたつきは一切なく、雲の上を歩くようだ。そしてクライマックスに至るまでの焦燥も見事。第3 楽章は、第4楽章へバトンを渡す通過点という感がある。白眉は終楽章であろう。プレートルの豪快な芸風が炸裂する。身振りの大きな音楽で、一気呵成にフィナーレの大きな歓喜に突き進む。
存分に延ばされたフェルマータも凄い迫力である。(ライナーノートより)

 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。
TBRCD 0028
\2268→\2090
ジョルジュ・プレートルのブラームス交響曲第4番
  (1)ブラームス:ピアノ四重奏曲(シェーンベルク編)
  (2)ブラームス:交響曲第4番
ジョルジュ・プレートル(指揮)
ローマ聖チェチリア音楽院管弦楽団
 ジョルジュ・プレートルのブラームス傑作集、ピアノ四重奏曲(シェーンベルク編)&交響曲第4番、2009&2010年ライヴ録音!

 演奏タイミング:(1)[12:58][8:40][9:30][10:15]/(2)[13:14][11:06][6:17][9:36]
 録音:(1)2009 年3 月17 日 (2)2010 年5 月31 日、何れもローマ聖音楽堂デジタル・ライヴ(サウンド・マスタリング:WEITBLICK)

 世界最古の音楽院としても知られる名門ローマ聖チェチリア音楽院。1584 年にグレゴリウス8世が創設した音楽学校がその母体と申しますから日本で言えば戦国時代の創設です。1908 年から現在のスタイルで管弦楽団は演奏会を主催するようになったと伝えられます。
 貴重なアーカイヴからのCDリリースを提案し、第1 弾として、巨匠プレートルによるベートーヴェンをリリースし大きな話題となりました。今回は待望の第2 弾、ブラームス傑作集です。
シェーンベルクの手が入ったことにより当然のことながらロマンと色彩を増した「ピアノ四重奏曲」。プレートルの18 番で、ギーレン、若杉、ツェンダーのような現代音楽のスペシャリストによる殺伐とした解釈の正反対の熱情的でメランコリックな凄演です。第4 番も自由自在なテンポ変化、心情の揺れと迷いをそのまま音楽にした魅力的な名演。両曲ともに巨匠音盤初レパートリー。
 巨匠は昨年秋から、ヨーロッパ各地で予定されていた90 歳記念コンサートシリーズを軒並みキャンセル。今年3 月のミラノ・スカラ座管とのブルックナー第8 番もキャンセルし周囲を心配させておりますが、今も必ず指揮台に復帰すると執念を燃やしております。奇跡を信じ、巨匠快諾の当演奏を楽しみましょう。80 分を超える長時間収録。


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SSS 0198
\2300→\2090
シュトゥットガルト放送響を駆使し
 雄叫びのようなマーラーを展開

  (1)ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
  (2)マーラー:交響詩「葬礼」
ジョルジュ・プレートル(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団
 録音:(1)1996年10月14日〜28日リーダーハレ、(2)1998年6月28日リーダーハレ

 「新世界」は創設当初のパリ管ともスタジオ録音があり、十八番レパートリーです。やはり、円熟味と凄みも増した90 年以降のプレートルならではの自在なアプローチ、むしろやりたい放題の潔さに感動です。
 気合を入れる掛け声、足踏みに臨場感もバッチリ収録。熱狂的な拍手もむべなるかなです。
 マーラー演奏にも一家言のある巨匠ですが、「復活」のスケッチともいえる交響詩「葬礼」を度々コンサートの第一曲目に取上げます。マーラー演奏にも定評あるシュトゥットガルト放送響を駆使し雄叫びのようなマーラーを展開しております。
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SSS 0199
\2300→\2090
プレートルの秘蔵レパートリーチャイ4、
 ビゼーの交響曲も度々コンサートで取上げる愛奏曲

  (1)チャイコフスキー:交響曲第4番
  (2)ビゼー:交響曲第1番
ジョルジュ・プレートル(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団
 録音:1991年6月28日リーダーハレ

 チャイ4は、プレートルの秘蔵レパートリーです。ベルリン・フィルとの数少ない共演でも勝負演目として取り上げたものです。巨匠の派手な芸風にぴったり、そして泣けてくるほどの切ない歌、フェザータッチの繊細な弦楽器の刻みは色気たっぷり。もちろんフィナーレは豪快な爆発で締め括ります。
 ビゼーの交響曲も度々コンサートで取上げる愛奏曲です。こういう場合は徹頭徹尾チャーミングな演奏を繰り広げるのもプレートルならでは、シュトゥットガルト放送響も多彩な音色のパレットで魅了されます。


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRAND SLAM



GS 2156
\2500→¥2290
ワルター&ニューヨーク・フィル
 マーラー「大地の歌」

  マーラー:「大地の歌」
ブルーノ・ワルター(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニック
ミルドレッド・ミラー(メゾ・ソプラノ)
エルンスト・ヘフリガー(テノール)
 ワルター&ニューヨーク・フィルによるマーラー「大地の歌」2 トラック、38 センチ、オープンリール・テープ復刻!

 セッション録音:1960年4月18、25日/マンハッタン・センター(ニューヨーク)/使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)/ステレオ

 ■制作者より
 マーラーの「大地の歌」は、ワルターの指揮により初演と初録音が行われた作品です。ワルターの指揮した「大地の歌」は現在、ライヴも含めると複数の録音が知られています。しかし、その中での双璧は1952 年、デッカのモノラル録音と当ステレオ録音、これらの2 種のセッションでしょう。
 ワルターのステレオ録音は臨時編成のコロンビア交響楽団により開始されましたが、「大地の歌」はワルターの希望により、あえてニューヨークで収録されたのは、ここで繰り返すまでもないでしょう。
 この記念碑的名演である「大地の歌」ですが、当シリーズでは2011 年に4 トラック、19 センチのオープンリール・テープを使用して復刻(GS 2069( 廃盤))しました。しかし、今回は2 トラック、38 センチのオープンリール・テープを使用し、望みうる最上の形で再度復刻しました。なお、当CD には歌詞対訳は付いておりません。ご了承下さい。(平林直哉)




OTAKEN RECORDS

 フルトヴェングラーのブライトクランクは、レコードにおいて、ワイドなものとナロウなものが存在することが、今回判明しました。曲の全体又は、一部において、ナロウなものがある、と言うことです。
 そこでこの度、音質を変えることなく、ワイドで統一させようと試みました。
 今までナロウなところがワイドになり、ナロウで親しんで来た耳には、音楽的密度が薄まるように聴こえることもあろうかと思われますが、フルトヴェングラーを目一杯ワイドで聴ける喜びは、何物にも代えがたいものがあるのも事実です。(オタケンレコード 太田憲志)


TKC-373
【再発売】
\2400→\2190
フルトヴェングラーのベートーヴェン第3番再発売!
 (1)ベートーヴェン:交響曲 第3番変ホ長調 作品55「英雄」
 (2)リスト:交響詩「前奏曲」
 (3)ワーグナー:
  楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
   第1幕への前奏曲
フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 フルトヴェングラーのベートーヴェン第3、5、7番。ワイド・ブライトクランクで再発売!

 録音:(1)1952 年11 月26〜27 日、(2)1954 年3 月3〜4 日、③1949 年4 月1〜4 日、ムジークフェラインザール,ウィーン
 録音方式:モノラル(スタジオ) *このCD は、ブライトクランク方式によりモノラルをステレオ化したものです。

 このCDに収められたエロイカは、フルトヴェングラーの数あるエロイカの中でも、最もスタンダードなもので、演奏だけを取れば、もちろんウラニアのエロイカなどのような、超名演もありますが、録音も含め、総合的には、この方が、安心して楽しんでいただけるものです。
 リストは、今回のワイド化により、レコード会社からの、リクエスト演目とは思えないほどの、燃え上がるような演奏であることが、より明らかになりました。さらに、マイスタージンガー前奏曲は、オタケンでは、ブライトクランク初復刻です。併せてお楽しみくださいませ。(オタケンレコード 太田憲志)
 


TKC-375
【再発売】
\2400→\2190
フルトヴェングラーのベートーヴェン第5、7番再発売!
 ベートーヴェン:
  (1)交響曲 第5番ハ短調 作品「運命」
  (2)交響曲 第7番 イ長調 作品92
フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:(1)1954 年2 月28 日, 3 月1 日、(2)1950年1 月18〜19 日/ムジークフェラインザール,ウィーン
 録音方式:モノラル(スタジオ) *このCD は、ブライトクランク方式によりモノラルをステレオ化したものです。

 このCDに収められた運命は、フルトヴェングラー晩年様式を代表する演奏で、数あるフルトヴェングラーの運命の中でも、最もユニークなものです。
 確かに、得意のアッチェラランドもほとんどなく、ダイナミックレンジもそれほどではありませんが、今回のワイド化によって、大きな広がりの中で、各パートが生き生きと動き回る様は、又違った迫力が感じられます。
 一方、第7の方は、言うまでもない名演で、録音年代が多少古いにもかかわらず、もともとブライトクランク化に最も成功したと言われていたものです。(オタケンレコード 太田憲志)

















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