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≪第90号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その4 2016/12/6〜







12/9(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


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ALTUS



ALT 349
\2800→\2590
まるで往年の名ピアニストのような音楽観
 黒岩 悠(ピアノ)〜「LEGACY 」

 ベートーヴェン:
  (1)ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調『熱情』 Op.57
  (2)バガテル イ短調『エリーゼのために』 WoO.59
 ショパン:
  (3)幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
  (4)ワルツ第6番 変ニ長調『子犬のワルツ』 Op.64-1
  (5)夜想曲第2番 変ホ長調 Op.9-2
  (6)ポロネーズ第6番 変イ長調『英雄』 Op.53
黒岩 悠(ピアノ)
 黒岩悠CD第2 弾!正面から挑む、ベートーヴェンとショパンの名曲集。ドキッとさせられる『エリーゼのために』など、名曲ゆえに分かる独自の音楽観!

 録音:(1)(2)2015年11月25、26日/三重県総合文化センター 大ホール (3)-(6)2015年9月9、10日/三鷹芸術文化センター 風のホール/日本語帯・解説付

 好評を博したデビュー・アルバム「Inspire to/from J.S.Bach」(ALT-281)に続く、ピアニスト黒岩悠(くろいわ・はるか)のCD 第2 弾。『熱情』『幻想即興曲』『英雄ポロネーズ』といったベートーヴェンとショパンの王道レパートリーを、作曲家ごとに日を改めて別のホールで録音しています。
 明瞭な響きに満ちた気を衒わない堅実な演奏、と思わせつつその一方で独特のタメやテンポの揺らぎが出現し、その個性が強い印象を残します。『エリーゼのために』ではドキッとするほどゆっくりしたテンポを採用、美しく繊細な弱音で一音一音確かめるようにとつとつと奏でています。他のピアニストとは一線を画した、単なる名曲集ではない独特の世界が広がっています。
 録音スタイルも独特。黒岩氏は指慣らしの練習からそのまま途切れることなく曲の演奏に入るため、録音機を回しっぱなしで収録。その場の雰囲気や香りを感じながら音を奏でる、まるで往年の名ピアニストのような音楽観。ライナーノートには本人執筆の曲目解説が入っており、彼の音楽に対するイメージの一端を垣間見ることが出来ます。


ベートーヴェン: ピアノソナタ 27番 作品90 ホ短調 銀座王子ホール
https://youtu.be/6_67ZhtXDfQ






 2015年10月4日、名古屋宗次ホールで、店主はベートーヴェンをテーマに講演し、ピアニストの五島史誉に「熱情」と「エリーゼ」を弾いてもらった。
 そして「エリーゼ」では五島を説き伏せて店主のイメージするテンポで弾いてもらった。

 今回の黒岩の新譜は2015年11月、そして曲は「熱情」と「エリーゼ」。
 そしてさらに「エリーゼ」のテンポは「ドキッとするほどゆっくりしたテンポ」!

 なんと店主と黒岩、その当時シンクロしていたのである。


五島史誉の「熱情」と「エリーゼ」のCD↓
http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=label/realaria002




黒岩悠(ピアノ) 第1弾

ALT 281
\2800→\2590
黒岩悠(ピアノ)
 インスパイアー・トゥー/フロム・バッハ

 J.S.バッハ(1685-1750):
  (1)トッカータとフーガ BWV565 ニ短調(ブゾーニ編曲)
  (2)トッカータ BWV911 ハ短調
  (3)ラインケン作《音楽の園第1番》によるソナタ イ短調 BWV965
  (4)カンタータ第106番「 神の時こそ、いと善き時」より
    前奏曲 BWV106(ズヴェティスラフ・スタンチッチ編曲)
  (5)「主よ、人の望みの喜びよ」(マイラ・ヘス編曲)
  (6)管弦楽組曲第2 番 BWV1067 より ディネリエ ロ短調
黒岩悠(ピアノ)

 イタリア、ドイツで研鑽を積んだ黒岩悠のデビュー・アルバム、研ぎ澄まされた繊細なタッチ!独自の世界観をもった繊細且つ、鮮烈なバッハ!

 録音:2013 年5 月28-30 日、三鷹芸術文化センター 風のホール/DDD、ステレオ

 Altus green seris より期待のピアニスト黒岩悠がCD デビューです。黒岩悠は幼少の頃より音楽環境に恵まれ(父は指揮者の黒岩英臣)、その類まれな才能は多くの音楽家からも注目されておりました。この度、満を持てのデビュー・アルバムをリリースとなります。イタリア、ドイツで研鑽を積んだ黒岩のピアノは研ぎ澄まされた繊細なタッチで、当バッハの様々な鍵盤楽曲、編曲集で鮮烈な演奏を披露しております。今後の演奏活動も注目の演奏者です。
 「無条件に才能のあるこの若いピアニストに関して先ず初めに申し上げたいことは、演奏家として彼は極めて独創的な思考の持ち主である、という事です。現在の楽壇でいわゆる大家と呼ばれる音楽家たちがともすれば陥りがちな「規格化」された作品の解釈には彼は疑問を投げかけることを全面的に肯定しないまでも、その捉え方、考え方はとても興味深く、新鮮で、彼が持つ美意識の多様性を物語っております。悠が楽器を自由自在に操る高いテクニックを駆使できることを考慮して、CD がリリースされた時点で聴衆からの支持を得られることを期待しております。」(ライナーノーツより レオニード・マルガリウス教授)

 黒岩悠(くろいわ はるか)〜プロフィール
 東京都三鷹市出身。音楽家の一家に生まれ5歳より桐朋学園音楽教室にて吉田文子氏に師事しピアノを始める。東京音楽大学附属高校にて弘中孝、宮崎和子の両氏に師事。在学中特待生奨学金を受ける。その後渡欧しイタリアのイモラ国際ピアノアカデミーにて研鑽を積む。フランコ・スカラ、故ラザール・ベルマン、ボリス・ペトルシャンスキー、レオニード・マルガリウス、セルケイ・ババヤンに師事した他、イーヴォ・ポゴレリッチ氏より教えを受ける。A. ナポリターノ国際ピアノコンクール第3 位、アンドラ公国国際ピアノコンクールディプロマ賞、AMA カラブリア国際コンクールディプロマ賞、マルサラ国際コンクール第3 位、パドヴァ国際コンクール優勝、大曲新人音楽祭グランプリ他で入賞、優勝など受賞多数。これまでストレーザマッジョーレ湖音楽祭、ギスランディ国際音楽祭、イモラ音楽祭、MOZART-SCHUBERT 音楽祭、チヴィタ音楽祭、ミラノYAMAHA-ITALIA などでリサイタルを行う他ルーマニア国立バカウシンフォニーオーケストラ、モルダヴィア共和国ナショナルオーケストラ、ザグレブ弦楽四重奏団、ロヴェレート室内オーケストラ、ブランデンブルグ交響楽団他と共演。イタリア、ドイツ、イギリス、クロアチア、韓国、日本各地でリサイタル、室内楽、コンチェルトなどと演奏の形態は多岐に渡る。




 [黒岩悠 / Haruka KUROIWA プロフィール]
 東京都三鷹市出身。
 音楽家の一家に生まれ5歳より桐朋学園音楽教室にて吉田文子氏に師事しピアノを始める。
 東京音楽大学附属高校にて弘中孝、宮崎和子の両氏に師事。在学中特待生奨学金を受ける。
 その後渡欧しイタリアのイモラ国際ピアノアカデミーにて研鑽を積む。
 フランコ・スカラ、故ラザール・ベルマン、ボリス・ペトルシャンスキー、レオニード・マルガリウス、セルケイ・ババ ヤンに師事した他、イーヴォ・ポゴレリッチ氏より教えを受ける。
 大垣音楽祭室内楽演奏会に出演し最優秀新人賞を受賞。
 A. ナポリターノ国際ピアノコンクール第3位、アンドラ公国国際ピアノコンクールディプロマ賞、AMA カラブリア国際コンクールディプロマ賞、マルサラ国際コンクール第3位、パドヴァ国際コンクール優勝、大曲新人音楽祭グランプリ他で入賞、優勝など受賞多数。
 これまでストレーザマッジョーレ湖音楽祭、ギスランディ国際音楽祭、イモラ音楽祭、MOZART-SCHUBERT 音楽祭、チヴィタ音楽祭、ミラノYAMAHA-ITALIA などでリサイタルを行う他ルーマニア国立バカウシンフォニーオーケストラ、モルダヴィア共和国ナショナルオーケストラ、ザグレブ弦楽四重奏団、ロヴェレート室内オーケストラ、ブランデンブルグ交響楽団、ベルリンニュープロイセンフィル他と共演。イタリア、ドイツ、イギリス、クロアチア、韓国、日本各地でリサイタル、室内楽、コンチェルトなどと演奏の形態は多岐に渡る。
 近年はパリのサル・コルトー、イタリアモーツァルト協会マチネー、軽井沢八月祭、フォルガリア音楽祭(Anna Kravchenko 監修)、チェコのThurn-Taxis 音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ・オウ・ジャポンなどに出演。2012 年ルガーノ音楽祭” マルタ・アルゲリッチ・プロジェクト” に出演。
 アメリカ南カロライナ州での演奏はTV でも放映され好評を博した。現在国内外で演奏を行う他、コンクールの審査員も務め後進の育成にも力を注いでいる。




AMBRONAY


AMY 306
\2700
「マドリガーレの芸術」
 デ・ヴェルト:「Ha ninfe adorn’e belle」「Sorgi e rischiara al tuo apparir il cielo」/
 ガストルディ:「Cantiam lieti, cantiamo」/
 ルッツァスキ:「I’ mi son giovinetta」/
 デ・ヴェルト:「Vicino un chiaro e cristallino fonte」/
 アゴスティーニ:「Non t’aricordi」/
 デ・ヴェルト:「Tirsi morir volea」「Del vago Mincio sull’adorne sponde」/
 デ・ローレ:「Anchor che col partire」/
 ジェズアルド:「Sento che nel partire」/
 アゴスティーニ:「Vita della mia vita」/
 モンテヴェルディ:「Sfogava con le stelle」SV 78/
 マレンツィオ:「Potro viver io piu」/
 モンテヴェルディ:「O come e gran martire」SV 61/
 ピッチニーニ:パッサカリア(リュート独奏)/
 モンテヴェルディ:「T’amo mia vita」SV 104/
 アゴスティーニ:「All’arm’all’arme」/
 ゴンザーガ:「Padre, che’l ciel, la terra e’l tutto reggi」/
 デ・ヴェルト:「Hor si rallegri il Cielo」「In qual parte si ratto」
ヴォーチェス・スアーヴェ
 ルネサンスの重要形式・マドリガーレの音楽世界を俯瞰する1枚

 録音:2016年4月13〜17日/62’36’’

 スイスのバーゼルで2012 年に発足した合唱団「ヴォーチェス・スアーヴェ」によるマドリガーレ集。ア・カペラを中心に、曲によってはリュートの伴奏が入り、リュート独奏も1 曲収録しています。
 マドリガーレは16 世紀に生まれた歌曲形式で、斬新な和声法や手の込んだ模倣対位法を駆使して書かれた実験的・前衛的な合唱作品が多く見られます。ジェズアルドの病的なまでの半音階書法、モンテヴェルディの感情の高ぶりと伝統的書法のせめぎ合いなどはこの形式の到達点と言えます。
 16 世紀の作曲家たちが手によりをかけて作り上げたルネサンス・マドリガーレの世界を俯瞰することが出来る恰好の1 枚です。



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BIS



BIS SA 2222
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ウクライナ・クラシック!!
 コンソレーション〜ウクライナの魂の忘れられし宝

 (1)ルィセンコ:ドゥムカ=シュムカ
  (ウクライナ民謡主題による狂詩曲第2番)
 (2)コセンコ:練習曲Op.8の8/コンソレーションOp.9 の1
 (3)ルィセンコ:悲しみOp.39〜チェロとピアノのための
 (4)同:私には同じこと(シェフチェンコ詩) 
 (5)スコリク:カルパチア狂詩曲〜クラリネットとピアノのための
 (6)メイトゥス:アレグロ〜ヴァイオリンとピアノのための
 (7)レヴツキー:前奏曲Op.4の1/前奏曲Op.7の2
 (8)リャトシンスキー:シェフチェンコ組曲Op.38より
 (9)同:メロディ〜ヴァイオリンとピアノのための
 (10)コセンコ:
  彼らは無言で立っていた(ストラジェフ詩)Op.7の2/
  私は悲しい(レールモントフ詩)Op.7 の10
 (11)ステツェンコ:私は立って春の声を聞く(ウクラインカ詩)
 (12)スコリク:メロディ〜ソプラノ、ヴァイオリンとピアノのための
 (13)コレッサ:3つのコロムイキー(カルパチア舞曲)
 (14)バルヴィンスキー:前奏曲Op.1の2
 (15)シルヴェストロフ:バガテルOp.1 の1
 (16)フィリペンコ:トッカータ
ナターリヤ・パシチニク(ピアノ)
(3)ヤコブ・コラーニ(チェロ)
(4)ツサンド・クァーヴェ(バリトン)
(5)エミール・ヨナソン(クラリネット)
(6)(9)(12)
 クリスチャン・スヴァルフヴァル(ヴァイオリン)
(10)-(12)
 オリガ・パシチニク(ソプラノ)
 ウクライナ音楽の魅力満載、美しいメロディに酔うひととき

 録音:2015年8、9月/スウェーデン放送スタジオ2/76’ 18”

 今日ウクライナは独立国ながら、ロシアとの違いはあまり分られていません。
 ここではウクライナ人の作曲家たちによる前衛的でない、民族色豊かな作品が集められています。
 ウクライナ音楽の父ミコラ・ルィセンコ(1842-1912) は愛国者でもあり、ウクライナとロシアの民謡の違いを示す著書も記しています。「ドゥムカ=シュムカ」はリストのハンガリー狂詩曲の手法でウクライナの民族的モチーフを処理した魅力的なピアノ曲。
 一方「ウクライナのショパン」ことヴィクトル・コセンコ(1896-1938) は、ウクライナ音楽ならではのメランコリックな情感が魅力。
 またリャトシンスキー(1895-1968)、メイトゥス(1903-1997)、フィリッペンコ(1912-1983) らソ連時代を代表する人々の民謡を多用した絶美の世界も貴重。



そしてウクライナといえば店主イチオシのスコリク・・・
どこかでブレイクしそう。


 スコリクは1938年、ウクライナのリヴィウ生まれ。
 第二次世界大戦の後、家族とともに追放されたシベリアで当地の「政治犯」から音楽を学んだという。
 その後故郷に生還してからはカバレフスキーに師事、音楽家として大成し、現在もウクライナで生きている。

 先鋭的で現代的なクールさ、悲惨な少年時代から来る鬱屈したエネルギー、そしてウクライナの民俗的な叙情性・・・それらが破綻すれすれに融合。多重人格者のように曲ごとに姿かたちを変えて現れる。
 ちょっと難解で近寄りがたかったり、情熱的でパワフルだったり、妙にポップだったりメロディアスだったり。

 そんなスコリクの作品の中で、極限的にメロディアスな作品が・・・この「メロディ」
 映画『高き峠』のための音楽だが、後にヴァイオリン編曲されたらしい。

 これが本当に危ない。
 クラシック史上でも類を見ない甘く美しく感傷的な音楽。
 始まった瞬間に理性や知性を吹き飛ばされる。

 人によっては最初の5秒で泣くと思う。

 こういう未知の名曲に出会うと、生きていて良かったと思う。

 残りの人生であと何曲こういう曲に出会えるんだろう。
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こんなアルバムをオススメしてきました。

NAXOS
8.573333
\1600
ウクライナの作曲家ミロスラフ・スコリク
 スコリク:カルパティア協奏曲 他

  1.グツールの三連祭壇画-第1番 幼年時代(1965)/
  2.二連祭壇画(1993)/
  3.24のカプリースから第19番(M.スコリクによる管弦楽編)(2003)/
  4.ヴァイオリン協奏曲 第7番(2009)/
  5.映画「高き峠(ハイ・パス)」よりメロディ(管弦楽版)(1981)
  6.チェロ協奏曲(1983)/
  7.「石の客」組曲-スペイン舞曲(1973)/
  8.管弦楽のための「カルパティア協奏曲」(1972)
   ※世界初録音…2.3.4.5.6.7
ナザリー・ピラチュク(ヴァイオリン)…4/
ヴァレリー・コザコフ(チェロ)…6/
オデッサ・フィルハーモニー管弦楽団/
ホーバート・アール(指揮)
録音 2013年11月6.8日 ウクライナ オデッサ・フィルハーモニー・ホール
Myroslav Skoryk: Music for Violin and Piano
TOCCATA
TOCC0137
\2600
ミロスラフ・スコリク:ヴァイオリンとピアノのための作品集
 1.映画「高き峠(ハイ・パス)」よりメロディ(1981)/

 2-4.ヴァイオリン・ソナタ第1番(1963)/
 5-6.フツーリシュチナ三部作より「アレグレットと舞曲」(1964)/
 7.独奏ヴァイオリンのための奇想曲(1978)/
 8.カルパチア狂詩曲(2004)/
 9.詩曲(2006)/
 10-12.ヴァイオリン・ソナタ第2番(1990)/
 13.スペイン舞曲(1978)
ソロミア・ソロカ(ヴァイオリン)/
アルトゥール・グリーン(ピアノ)
 録音 2010年4月5-7日インディアナ ゴセン・カレッジ,スーダー・コンサート・ホール

スコリクは1964年、アルメニアの映画監督パラジャーノフの「忘れられた祖先の影」で音楽を担当。革新的な手法で描かれた映像は高い評価を受けたが、ソ連では批判を受けてしまいパラジャーノフはソ連から排斥されてしまった。スコリクは完成した曲から2作をヴァイオリンとピアノのために編曲した。(フツーリシュチナ三部作より「アレグレットと舞曲」)






ウクライナ・クラシック、こんなのもありました
ヴィオリーナ・ペトリチェンコ(ピアノ)


ARS PRODUKTION
ARS 38195
(SACD Hybrid)
\2700
全曲世界初録音
 ウクライナのピアノ小品集

 レフコ・レヴツキー(1899-1977):3つの前奏曲 Op.4; 変ニ長調,嬰ヘ短調,嬰ハ短調
 ヴィクトル・コセンコ(1896-1938):
  夜想曲−幻想曲嬰ハ短調 Op.4(1914)/11の練習曲 Op.8 から 変ロ短調,嬰ヘ短調
  3つの小品 Op.9; 慰め ロ長調,夜想曲嬰ヘ短調,マズルカ変ホ短調
  熱望 嬰ハ短調 Op.11
 ミコラ・コレッサ(1903-2006):
  フツル地方の印象(1934); 前奏曲イ短調,コントラスト ニ長調
  4つの前奏曲(1938-1981)
   秋の前奏曲ハ長調,幻想的前奏曲変ホ長調,ドヴブシュの上で ト短調,
   フツル前奏曲ヘ短調
 イゴール・シャモー(1925-1982):
  ウクライナ組曲(1948); ドゥーマ,ヴェスニャンカ,メロディー,舞曲
  12の前奏曲(1962)から ハ長調,イ短調,ト長調,嬰ヘ短調
 ユーリー・シャモー(1847-2015):カルパチア幻想曲(1992)

ヴィオリーナ・ペトリチェンコ(ピアノ)

録音:2015年8月17-19日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

 まとめて聴ける機会が少ないウクライナのピアノ音楽。全曲世界初録音。
 ヴィオリーナ・ペトリチェンコはウクライナのザポリージャに生まれたピアニスト。ウクライナ国立チャイコフスキー音楽アカデミーで学んだ後ドイツに渡りヴァイマルのフランツ・リスト音楽大学およびケルン音楽大学でヤコプ・ロイシュナーに師事。2015年現在エッセンのフォルクヴァング音楽大学でエフゲニー・シナイスキーに師事しながらケルン音楽大学でインストラクターを務めています 






CUGATE CLASSICS


CGC 027
\2500
ジャンスク・カヒーゼの息子も凄かった!
 ヴァフタング・カヒーゼ:
  (1)クリスマス三部作
  (2)ムーン・ダンシズ〜チェロと室内管弦楽のための
(2)アレクサンドル・クニャーゼフ(チェロ)
ヴァフタング・カヒーゼ(指揮)
トビリシ交響楽団
ルスタヴィ合唱団
ムズレヴァリ少年合唱団
 録音:2016年(1)、1994年(2)/トビリシ/24bit、62’ 42”

 ヴァフタング・カヒーゼ(1959-) はグルジアの大指揮者ジャンスク・カヒーゼの息子で作曲家。父の跡目を継いで2002 年からトビリシ交響楽団の指揮者も務めています。指揮を父に、作曲をデニーソフに学んだ本格派。1994 年作の「ムーン・ダンシズ」は事実上チェロ協奏曲で、「ブルース」「ヴァルス」「スケルツォ」「ロンド」の4 曲から成ります。ここではロシアの名手クニャーゼフが切れ味の良い技巧を示しています。またキリスト生誕2000 年にスイス軍楽隊から委嘱された「クリスマス三部作」は、「栄光のアレルヤ」「悲歌」「生誕」から成り、男声と少年合唱が独特な味わいを醸します。




大ベストセラーとなっているお父様のシリーズ
ジャンスク・カヒーゼの遺産Vol.1〜5

CGC 001
(2CD)
\4000→\3690
ジャンスク・カヒーゼの遺産Vol.1
 CD1
  ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調Op.27
 CD2
  ホルスト:惑星
ジャンスク・カヒーゼ(指揮)
トビリシ交響楽団
 音の洪水に酔わされるカヒーゼのラフマニノフとホルスト

 24bit / 96kHz/111’ 27”

 グルジア(ジョージア)出身の指揮者ジャンスク・カヒーゼ(1936-2002)。ロジェストヴェンスキー、フェドセーエフらと同世代のソ連型指揮者としてカルト的人気を誇っていました。
その遺産が24bit / 96kHz の新リマスタリングを経て体系的に発売されることとなりました。
 第1 弾となるラフマニノフの交響曲第2 番、実は超お宝でファンの間で伝説化していたものが待望の登場となります。
 さらに嬉しいのがホルストの「惑星」。イギリス系のオーケストラとは異なるリムスキー=コルサコフのような世界が興味津々。
 トビリシ交響楽団は1993 年にカヒーゼが設立したオーケストラ。カヒーゼは「グルジアのカラヤン」と称されていましたが、アンサンブルの精度を追求しつつも、場合によっては破天荒な爆演になるところがさすがです。

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CGC 002
(2CD)
\4000→\3690
ジャンスク・カヒーゼの遺産Vol.2
 CD1
  (1)チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36
  (2)ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵
 CD2
  チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64
ジャンスク・カヒーゼ(指揮)
トビリシ交響楽団
 ムラヴィンスキーも認めたカヒーゼのチャイコフスキーを満喫

 24bit / 96kHz/140’ 27”

 カルト的な人気を誇る指揮者ジャンスク・カヒーゼ(1936-2002)。彼のチャイコフスキー演奏は、かのムラヴィンスキーが高く評価したと伝えられています。その4 番と5 番を堪能できるアルバムが登場。さすがムラヴィンスキーが認めただけある端正かつ底力を秘めた名演で、旧ソ連系演奏のファンの方々に超オススメです。
 もうひとつの注目が「展覧会の絵」。これも西側の演奏団体にはみられない独特の解釈に驚かされます。

CGC 003
(2CD)
\4000→\3690
ジャンスク・カヒーゼの遺産Vol.3
 「悲愴」&「火の鳥」/「春の祭典」
 CD1
  (1)チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
  (2)リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲Op.34
 CD2
  (3)ストラヴィンスキー:「火の鳥」組曲
  (4)同:春の祭典
ジャンスク・カヒーゼ(指揮)
トビリシ交響楽団
 ムラヴィンスキーも認めた凄すぎるカヒーゼの「悲愴」

 24bit / 96kHz、62’ 12”、59’ 08”

 ファン狂喜のジャンスク・カヒーゼ(1936-2002) の遺産シリーズ、待望の第3 弾も豪華すぎる内容となっています。
 まず一番聴きたかったチャイコフスキーの「悲愴」が物凄すぎ。ムラヴィンスキーが認めたのも頷ける音楽の大きさと迫力。まさにソ連時代の指揮者の醍醐味と申せましょう。リムスキー=コルサコフの「スペイン奇想曲」も独特のにぎにぎしさに満ちているうえ、どこかスペイン気質と通じるカヒーゼのグルジア気質で驚くべきボルテージの高さ。
 さらにさらに嬉しいのがストラヴィンスキー。「火の鳥」の濃密な歌い回しと兇暴なまでの表現、「春の祭典」の真に原始的な世界はまさに目から鱗。96kHz、24bit の高音質録音も光ります。


CGC 004
(2CD)
\4000→\3690
これは凄い、カヒーゼの「幻想交響曲」
ジャンスク・カヒーゼの遺産Vol.4

 CD1
  (1)ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14
  (2)同:ハンガリー行進曲〜「ファウストの劫罰」
 CD2
  (3)ドビュッシー:夜想曲
  (4)ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2 組曲
  (5)同:なき王女のためのパヴァーヌ
  (6)同:ラ・ヴァルス
ジャンスク・カヒーゼ(指揮)
トビリシ交響楽団
 
 録音:1997年/ジャンスク・カヒーゼ・センター(トビリシ)/24bit、58’ 56”、63’ 41”

 大好評のジャンスク・カヒーゼ(1936-2002) の遺産シリーズ、お待ちかねの次アルバムの登場です。
 ベルリオーズの幻想交響曲はLP 時代にグルジア国立響と録音していて、知る人ぞ知る評判の演奏となっていましたが、入手困難なのと、音の状態があまり良くないのが難点でした。
 何と彼は円熟期の1997 年にこの曲を再録音していました。それを24bit でリマスタリング。第4 楽章の「断頭台への行進」や第4 楽章のコーダの大きな盛り上がりなど、カヒーゼの面目躍如ですが、第2 楽章の優雅な風情など「グルジアのカラヤン」と評されるのが納得できる魅力にあふれています。
 興味津々なのがドビュッシーとラヴェル。「ダフニスとクロエ」の色彩の渦や「ラ・ヴァルス」の乱舞など録音の良さもあいまって、カヒーゼの優れた統率力とバランス感覚に驚嘆させられます。
 

CGC 005
(2CD)
\4000→\3690
カヒーゼ幻のリヒャルト・シュトラウス、そしてカンチェリとテルテリヤン
ジャンスク・カヒーゼの遺産Vol.5

 CD1
  (1)リヒャルト・シュトラウス:
   ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずらOp.28
  (2)同:交響詩「ドン・ファン」Op.20
  (3)同:交響詩「英雄の生涯」Op.40
 CD2
  (4)テルテリヤン:交響曲第3 番
  (5)カンチェリ:交響曲第3 番
ジャンスク・カヒーゼ(指揮)
トビリシ交響楽団
 
 録音:1997年/ジャンスク・カヒーゼ・センター(トビリシ)/24bit、74’ 09”、60’ 31”

 旧ソ連時代に熱心なファンを有していた巨匠指揮者ジャンスク・カヒーゼ。彼が最晩年に残した数々の録音が、最新リマスタリングを施されて続々と日の目を見ています。
 このアルバムは驚きのリヒャルト・シュトラウス作品集。「英雄の生涯」の語り口の巧さは、まさに名人芸。オーケストラの色彩豊かな響きも魅力です。
 カップリングはカヒーゼ十八番のカンチェリと、アルメニアの作曲家テルテリヤンの交響曲。カンチェリ独特の「緩い」音楽を自在に表現。ことに交響曲第3 番はカヒーゼの録音で入手できなかったもののため貴重です。




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EVIDENCE



EVCD 026
\2600→\2390
ローラン・ワグシャル(ピアノ)
 超絶技巧!ゴドフスキ編曲集


「ショパンによる練習曲」より
  (1)第5番(「別れの曲」Op.10の3による左手のための)、
  (2)第13番(Op.10の6 よる左手のための)、
  (3)第34番(Op.25の5をマズルカ形式に)/
  (4)第45番(「3つの新練習曲」第2番による)、
  (5)J.S.バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調BWV1001、
  (6)シューベルト原曲:
   野ばら/子守歌/楽興の時第3番/
   朝の挨拶/「ロザムンデ」のバレエ音楽/おやすみ(「冬の旅」より)
  (7)シューマンの「君は花のごとく」、
  (8)ヨハン・シュトラウスの「酒・歌・女」による交響的メタモルフォーゼ、
  (9)アルベニスの「タンゴ」Op.165の2、
  (10)サン=サーンスの「白鳥」、
  (11)スミスの「星条旗よ永遠なれ(アメリカ国歌)」
ローラン・ワグシャル(ピアノ) 
 ピアノ好き興奮、ゴドフスキの極限的世界を征服!

 録音:2015年7月10、11、13日/ヴァンセンヌ市講堂/76’ 03”

 フランク、サン=サーンス、シマノフスキらの難曲を易々と弾きこなし、不当に閑却された作品を次々と録音するピアニスト、ローラン・ワグシャル。超絶技巧だけでなく、パリジャンらしい洒脱さも魅力で日本にも根強いファンを持っています。
 そのワグシャルがついにゴドフスキに挑戦。ゴドフスキは多数の編曲を行っていますが、ワグシャルは誰もが原曲を知る19 曲を選び、その魅力をたっぷり楽しませてくれます。
 ワグシャルは余裕の技巧でショパンの練習曲編曲やヨハン・シュトラウスの「酒・歌・女」を征服。シューベルトやシューマンの歌心、サン=サーンスの「白鳥」やアルベニスの「タンゴ」も恐るべき難しさを超越してメロディに聴き惚れさせるところなど流石としか言いようがありません。
 アメリカ国歌「星条旗よ永遠なれ」の音の渦もピアノ音楽の醍醐味。ピアノ好き興奮の一枚です。





「野ばら」ですね。ゴージャスになってます。
https://youtu.be/ES4_535NHRo

こちらはショパン「別れの曲」。左手のための!!
https://soundcloud.com/evidenceclassics/chopingodowsky-etude-n5-pour-main-gauche-seule-laurent-wagschal/?in=evidenceclassics/sets/piano




ローラン・ワグシャル(ピアノ)
フローラン・シュミット:ピアノ作品集

TIMPANI
1C1219
\2600
フローラン・シュミット:ピアノ作品集
 1-4.黄昏
  <少し古い墓地/雪/シルフィード/孤独>/
 5-6.影
  <はるか遠くに聞こえる/ムーア風/この影は私の印象…>/
 8.そしてパンは月光を浴びた麦畑のなかに横たわる/
 9-16.子どもらしさ
  <コーラス/部隊/甘えんぼ/あばれんぼ/
   ドゥ/蚊/川から救われるモーセ/ひどい>
ローラン・ワグシャル(ピアノ)
2005年録音。ローラン・ワグシャルの冴えた技巧と解釈が高く評価された名演です。





HMF

HMC 902247
\2700
心洗われる幸福な音楽。キリスト誕生を祝う絶品の名品!
 シャルパンティエ:
  (1)クリスマス牧歌劇 H.483
  (2)待降節の聖歌集 H.36〜43
  (3)クリスマス牧歌劇(第2部・第2稿) H.483a
  (4)クリスマス牧歌劇(第2部・第3稿) H.483b
セバスティアン・ドセ(指揮、オルガン)
アンサンブル・コレスポンダンス
 録音:2016年1月2〜6日/81’20’’

 親しみやすく美しい宗教声楽作品を残したフランス・バロックの大家、シャルパンティエによるキリストの誕生を祝う牧歌劇。2 部からなる作品で、第2 部はふたつの異稿も収録しています。
 ソロや重唱に合唱が合いの手を打つヴァラエティ豊かな歌が並び、9 人の歌手が入れ替わり立ち代わり幸せな歌を聴かせます。声の合奏協奏曲とも言うべき音響効果が実に耳に楽しい名品。
 器楽は弦楽器、2 つのリコーダーと通奏低音で構成され、リコーダーが醸し出す牧歌的イメージも幸福感たっぷり。器楽の活躍するリトルネロ主題もありここぞという所でしっかり音楽を引き締めてくれます。
 演奏はフランス古楽のスペシャリストとして人気を高めているドセ& アンサンブル・コレスポンダンス。小気味よく颯爽としたリズム感でありながら軽すぎず激しすぎず、のどかな美しさも存分に感じられる名演奏。
 柔らかな音色が絶品の、心洗われる素敵なアルバムです。



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PREISER RECORDS



PRCD 91327
\2400→\2190
人気出るかも。
 ピアノ・ミーツ・パーカッション
  ピアノ×2とパーカッション×2でラヴェルの大管弦楽

   ムソルグスキー:(1)『展覧会の絵』
   ラヴェル:(2)『ラ・ヴァルス』 (3)『ボレロ』
ピアノ・ミーツ・パーカッション
 [メンバー]
 ヴェロニカ・トゥリスコ(ピアノ)、
 ヨハンナ・グロブナー(ピアノ)、
 フリップ・フィリップ
 (ヴィヴラフォン、マリンバ、
  グロッケンシュピール、スネアドラム、バスドラム、
  ハイハット、タムタム、シンバル、
  ウッドブロック、トライアングル)
 トーマス・シンドル
  (ティンパニ、シロフォン、
   アンティークシンバル、スネアドラム、シンバル、
   ウッドブロック、トライアングル、
   カスタネット、マラカス、タンバリン、
    ベルツリー、ラトル、鐘、チューブラーベル)  
 小技の効いた秀逸アレンジ!ピアノ×2とパーカッション×2でラヴェルの大管弦楽に対抗

 録音:2014年6月15〜17日/ウィーン、MuThコンサートホール/57’18’’

 「ピアノ・ミーツ・パーカッション」は女性ピアニスト2 人と男性打楽器奏者2 人によるアンサンブル。2 人ずつ奏者がいるためとても自由度の高いアレンジと演奏が可能。ピアノ(ベーゼンドルファーを使用)と打楽器が混然一体となった魅惑のサウンドがお聴き頂けます。
 ピアノ独奏の枠に収まりきらない破格の内容を持つ『展覧会の絵』はラヴェルを始め様々なオーケストラ編曲がありますが、このアレンジはかつて聴いたことのない面白さ。
 ピアノとヴィヴラフォン、シロフォンなどの鍵盤打楽器がフレーズを手分けしてキラキラと可愛らしい響きを作る「卵の殻をつけた雛の踊り」など、このCD でしか味わえない音に満ちています。2 台ピアノゆえに重厚な盛り上がりも申し分ありません。
 『ボレロ』は逆に淡々としたリズムと素朴なメロディが生きたアレンジで、音そのものの構築によってじわじわと気分を高める演奏。こちらも大いに楽しめます。

 



「キャンディード」。愉快です。イケてます。
https://youtu.be/pWrJq0IO-ms


「パリのアメリカ人」。こちらは動画もあり。打楽器が急がしそうで笑えます。
https://youtu.be/vEbWZLEpVnQ

人気出るかも。

 

PRCD 91324
\2400
「#talesoflove」
 ポルドフスキ:
  (1)Mandoline/(2)L’heure exquise/(3)Colombine
 ロアム:
  (4)Early in the morning/(5)The nightingale/(6)For Poulenc
 チェルハ:
  (7)Ich schlaf, ich wach, ich geh, ich steh/
  (8)Hab ich Lieb, so hab ich Not/
  (9)Wo zwei Herzen liebe an einem Tanze gan/
  (10)Nur eine kann mir Freude geben/
  (11)Frau, du schone, nun fahre mit mir/
  (12)Du bist mein, ich bin dein/
  (13)Bleib noch, mein lieb Gespiel, lieg still/
  (14)Ihre Schonheit, das hab ich erkannt/
  (15)Es fiel ein Reif in der Fruhlingsnacht
 シューマン:(16)詩人の恋 Op.48(全曲)
 ラヴェル:(17)ドゥルシネア姫に心を寄せるドン・キホーテ
ゲオルク・クリムバッハー(バリトン)
アンドレアス・フロッシュル(ピアノ) 
 若々しい声と感性で綴る愛の歌。俊英バリトンが発信するデビュー・アルバム

 録音:2016年5月16〜19日/59’20’’

 ロベルト・ホルらに学び、数々のオペラに出演。アーノンクールとも共演経験のあるオーストリアのバリトン、ゲオルク・クリムバッハーのデビュー・アルバムです。
 王道のシューマン『詩人の恋』から現代音楽まで、愛の歌の数々を若々しく澄み切った声で歌い上げています。「#talesoflove」というTwitter やFacebook のハッシュタグを思わせるアルバム・タイトルを付けている所からも若い感性が感じ取れます。




ANALEKTA


再流通ということで

AN 29831
\2500
(旧譜)
ピリオド・オーケストラ、
 ターフェルムジーク・バロック管弦楽団の名演

  ベートーヴェン:
   交響曲第6番ヘ長調 Op.68《田園》
   交響曲第5番ハ短調 Op.67《運命》
ターフェルムジーク・
 バロック管弦楽団
ブルーノ・ワイル(指揮)
 1979年にカナダのトロントで設立された世界最高峰のピリオド・オーケストラ、ターフェルムジーク・バロック管弦楽団の名演。北米のピリオド・オーケストラの底力を感じさせる。

 2004年の録音。
 

AN 29916
\2500
(旧譜)
ブルックナー:
 交響曲第4番変ホ長調《ロマンティック》
  (1889年版)
ジャン=フィリップ・トランブレ(指揮)
フランコフォニー管弦楽団
 カナダの俊英指揮者トランブレが率いるフランコフォニー管の「ロマンティック」。トランブレは研究の結果、トスカニーニやワルターが用いたという1889年にグートマン社から出版された楽譜を使用している。

 2007年の録音。
 
AN 29961
\2500
(旧譜)
バロック・オデッセイ
 J.S.バッハ:序曲ト短調/パーセル:《妖精の女王》より/
 ヴィヴァルディ:協奏曲ト短調 Op.10-2《夜》/
 デュマノワール:序曲ヘ長調/作曲者不詳:幻想曲/
 J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲ヘ短調 BWV.1056より ラルゴ/
 テレマン:リコーダーのための組曲イ短調より
アンサンブル・マスクス
 2000年のアーリー・ミュージック・アメリカ・コンクールでグランプリに輝いたアンサンブル・マスクス。1998年に結成されたモントリオールを拠点とするピリオド・アンサンブルであり、17〜18世紀の器楽と声楽のための作品を得意としている。

 2008年の録音。




CENTAUR


CRC 3461
\2400
ヴァイオリンとファゴット!
 パガニーニの3つの"協奏的二重奏曲"!!

  パガニーニ:
   ヴァイオリンとファゴットのための3つの協奏的二重奏曲

アポロ・アンサンブル
 〔ダフネ・オルテテン(ヴァイオリン)、
  トーマス・オルテテン(ファゴット)〕

 ピリオド楽器のファゴットとヴァイオリンのハーモニー。パガニーニの3つの"協奏的二重奏曲"!!

 ザハール・ブロンの弟子でアムステルダム・バロック管、OAE、キングズ・コンソートのヴァイオリニストを務めてきたダヴィド・ラビノヴィチが率いる1992年創設のピリオド・アンサンブル、アポロ・アンサンブルに在籍するヴァイオリニスト、ダフネ・オルテテンとファゴット奏者のトーマス・オルテテン親子によるデュオ・アルバム。
 パガニーニの3つの協奏的二重奏曲の演奏は、父親であるトーマスの安定感の有るファゴットとダフネのヴァイオリンの音色で美しいハーモニーをピリオド楽器で描き出している。

 使用楽器:ヴィレム・ヴァン・デル・シャイデ(ヴァイオリン)、ハインリッヒ・グレンザー1796年ー1806年頃製のコピー(ファゴット)
 2015年1月の録音。
 

CRC 3446
\2400
華々しい経歴を持つワシントン生まれのピアニスト、
 スティーヴン・ベウス

  イェディディア:
   12の大練習曲より第7番《The Flight Over The Ocean》、
   幻想曲/
  バーバー:
   バラード Op.46、3つのスケッチ、
   間奏曲第1番、組曲《思い出》 Op.28/
  リスト(ホロヴィッツ編):ハンガリー狂詩曲第2番
スティーヴン・ベウス(ピアノ)
 ジーナ・バッカウアー国際ピアノ・コンクール、ヴァンドーム・プライズ国際コンクールで優勝と華々しい経歴を持つワシントン生まれのピアニスト、スティーヴン・ベウス。
 ダイナミクス・レンジが広く、バーバーの「バラード」やリストの「ハンガリー狂詩曲第2番」、イェディディアの「12の大練習曲」での繊細かつクリアなタッチ、大胆な強奏部が印象的。

 2014年11月9日の録音。
 

CRC 3458
\2400
シュワントナー:フルート作品集
 ソアリング
 ルッキング・バック
 黒いアネモネ
 テイキング・チャージ(世界初録音)
サラ・フリソフ(フルート、ピッコロ)
ダニエル・ペスカ(ピアノ)、他
 アメリカのフルート奏者、サラ・フリソフは第7回神戸国際フルート・コンクールのセミ・ファイナリスト、2007年ヘイダ・ヘルマン国際木管コンクールとナショナル・フルート協会主催の2008年ヤング・アーティスト・コンクールで第2位の受賞歴を持つ。
 当タイトルでは、アメリカの作曲家、ジョセフ・シュワントナー(1943−)のフルート作品集を披露しており、フルート関係者は必聴。

 2014年1月8日−10日の録音。
 

CRC 3478
\2400
ケスナー:室内楽作品集 Vol.3《トラベログ》
 4つのギターのためのリバーブランス
 ヴァイオリン・ソナタ
 弦楽四重奏曲第4番
 リターニング・トゥー・シー
 4つのギターのための組曲
ベルサイユ・ギター四重奏団
ヴェラスケス弦楽四重奏団
ナンシー・ロス(ヴァイオリン)、他
 ダニエル・ケスナー(1946−)はカリフォルニア大学の名誉教授アンリ・ラザロフから作曲を学んだアメリカのコンポーザー=フルーティストで指揮者としても活躍をしている。
 70作品を超える室内楽曲の中からギター四重奏、弦楽四重奏、声楽の作品を5曲収録。

 2014年の録音。
 

CRC 3474
\2400
ブレット・ウィリアム・ディーツ自作自演
  ディーツ:
   オペラ・イントロスペクティヴ《ヘッドケース》

デニス・ジェシー(バス・バリトン)
ニュー・ミュージック・ローリー
ブレット・ウィリアム・ディーツ(指揮)

 コンポーザー=パーカショニスト、ブレット・ウィリアム・ディーツ自身が指揮を振ったアルバム。収録曲の「ヘッドケース」は、ディーツが29歳の時に脳卒中を起こし、麻痺や失読症などの後遺症から奇跡的に回復するまでの自身の体験を曲として描いている。

 2015年3月&5月の録音。



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MUSIQUES SUISSES



MGBCD 6289
\2600→\2390
クレツキとマレク、20世紀ポーランドのシンフォニー!
 パウル・クレツキ:交響曲第2番ト短調 Op.18
 チェスワフ・マレク:シンフォニア Op.28
マリウシュ・ゴドレフスキ(バリトン)
トーマス・レスナー(指揮)
ポーランド国立放送交響楽団

 20世紀のポーランドを代表する音楽家たち、パウル・クレツキ(1900−1973)とチェスワフ・マレク(1891−1985)の交響曲集!
 マレクの「シンフォニア」は、1928年のシューベルト没後100周年作曲コンクールで、アッテルベリの「交響曲第6番」や、ブライアンの「交響曲第1番《ゴシック》」と優勝を競った作品である。
 ウィーン出身のマエストロ、トーマス・レスナーが指揮するポーランド国立放送響の演奏も出色の仕上り。

 2016年6月&9月の録音。

パウル・クレツキ チェスワフ・マレク






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SWR MUSIC



SWR19021CD
\2500→\2290
グザヴィエ・ロト&南西ドイツ放送響
 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):交響詩集 第5集

  家庭交響曲 Op.53
  メタモルフォーゼン〜23の独奏弦楽器のための習作
南西ドイツ放送交響楽団
 バーデン=バーデン・フライブルク
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)

 現在、世界中で注目されている指揮者グザヴィエ・ロト。SWRレーベルで進行している「リヒャルト・シュトラウス作品集」の完結編となる第5集は、シュトラウスの私的エピソードが描かれていると言われる「家庭交響曲」と、晩年の傑作「メタモルフォーゼン」の組み合わせです。
 日常的な題材を扱っているにも拘わらず、大編成のオーケストラを必要とする上、演奏の難易度が高く、流行の走りでもあるサクソフォンを使用するなど、指揮者としても腕の見せ所が多い「家庭交響曲」と、小編成アンサンブルの純度の高い響きを用いて、戦争の悲しみと苦痛を表現する「メタモルフォーゼン」。どちらもシリーズを締めくくるにふさわしい作品です。ロトは「メタモルフォーゼン」について、2016年に東京都交響楽団と演奏した際、「人の琴線に触れる音楽である」と語るなど、この曲に愛着を抱いており、南西ドイツ放送交響楽団 バーデン=バーデン・フライブルクとも、共感に満ちた演奏を聴かせます。
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SWR19028CD
(9CD)
\6500→\5990

初出音源山積み!!
 ミヒャエル・ギーレン・エディション第4集


〈CD1〉
 1.メンデルスゾーン:真夏の夜の夢 序曲 Op.21・・・**
 2.スメタナ:歌劇《売られた花嫁》序曲 ・・・**
 3.リスト:村の居酒屋の踊り(メフィスト・ワルツ 第1番)・・・**
 4.ワーグナー:楽劇《ローエングリン》第1幕 前奏曲
 5.ワーグナー:楽劇《ローエングリン》第3幕 前奏曲
 6.ワーグナー:楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》第1幕 前奏曲
 7.ベルリオーズ:序曲《ローマの謝肉祭》Op.9・・・**
 8.ウェーバー:歌劇《魔弾の射手》序曲・・・**
 9.J.シュトラウス2世:皇帝円舞曲 Op.437・・・**
  ザールブリュッケン放送交響楽団・・・1.2
  南西ドイツ放送交響楽団
   バーデン=バーデン・フライブルク・・・3-9
録音
 1968年5月3日 Saarbrucken スタジオ録音・・・1
 1968年10月11日 Saarbrucken スタジオ録音・・・2
 2007年6月5日 Freiburg Konzerthaus スタジオ・・・3
 1992年8月19日 Hans-Rosbaud-Studio スタジオ・・・4.5
 1990年9月5日 Hans-Rosbaud-Studio スタジオ録音・・・6
 1996年12月13日 Hans-Rosbaud-Studio スタジオ録音・・・7
 1990年6月15日 Minnesota-Musikfestival ライヴ録音・・・8.9
〈CD2〉
シューマン:ゲーテのファウストからの情景・・・初CD化
 1.序曲
 第1部
 2.第1景「庭の場面」
 3.第2景「悲しみの聖母像の前でのグレートヒェン」
 4.第3景「寺院の中で」
 第2部
 5.第4景「アリエル、日の出」
 6.第5景「真夜中」
 7.第6景「ファウストの死」
 第3部
 8.1番「森の木々はこちらへとなびき」
 9.2番「永遠の歓喜の炎
 10.3番「岸壁の断崖が私の足下で」

〈CD3〉
 1.4番「高貴なる分肢は救われたり
 2.5番「ここは見晴らしがよく
 3.6番「手を触れることのできないあなた様
 4.7番「神秘の合唱‐すべて移ろいゆく無常のものは」
 【ソリスト】
  ファウスト・・・ギュンター・ライヒ(バリトン)
  グレートヒェン/第1ソプラノ・・・ユディト・ベックマン(ソプラノ)
  メフィスト/悪霊・・・ローベルト・ホル(バス)
  マルテ/罪深き女/栄光の聖母/エジプトのマリア
   ・・・マルギット・ノイバウアー(アルト)
  アリエル/法悦の神父
   ・・・アンソニー・ロルフ=ジョンソン(テノール)
  憂い・・・ドリス・ゾッフェル(メゾ・ソプラノ)
  懺悔する女/罪深き女/第2ソプラノ・・・白井光子(ソプラノ)
  瞑想の神父・・・ヘルムート・ベルガー=トゥーナ(バス)
  天使の神父/マリアヌス博士・・・吉江忠男(バリトン)
  欠乏/サマリアの女/合唱ソロ
    ・・・ブリギッテ・メスターラー(アルト)
 【その他独唱者】
  バーバラ・ミラー(ソプラノ)
  ロスヴィタ・フィッシャー(ソプラノ)
  マリアンネ・ルクセンブルガー(ソプラノ)
  クリスタ・ムッケンハイム(ソプラノ)
  ペーター・ベッシュ(テノール)
  パウル・ミュールシュレーゲル(テノール)
  リヒャルト・アンラウフ(バス)
  カルステン・ミュラー(第1ボーイ・ソプラノ)
  グレゴール・リュージェ(第2ボーイ・ソプラノ)
  ラルフ・ルーデヴィヒ(第1ボーイ・アルト)
  トーマス・パウルセン(第2ボーイ・アルト)
  テルツ少年合唱団
   (合唱指揮・・・ゲルハルト・シュミット=ガーデン)
  北ドイツ放送合唱団
   (合唱指揮・・・アレクサンダー・ズムスキー)
  SWRヴォーカルアンサンブル
    (合唱指揮・・・マリヌス・フォールベルク)
  シュトゥットガルト放送交響楽団
〈CD3〉
 5.《マンフレッド》‐序曲 Op.115・・・**
 6.《メッシーナの花嫁》‐序曲 Op.100・・・**
 交響曲 第1番 変ロ長調(マーラー編) ・・・**
南西ドイツ放送交響楽団
   バーデン=バーデン・フライブルク
録音
  1980年1月31日-2月1日
    ライヴ録音・・・CD2、CD3:1-4
  2002年3月17-24日 ・・・CD3:5
  2010年2月2日 Freiburg Konzerthaus ライヴ録音・・・CD3:6
  2014年1月26日 Freiburg Konzerthaus ライヴ録音・・・CD3:7-10
〈CD4〉
ウェーバー:ピアノ協奏曲 第2番 変ホ長調 J155 Op.32・・・**

ベルリオーズ(1803-1869):幻想交響曲 Op.14・・・**
南西ドイツ放送交響楽団
    バーデン=バーデン・フライブルク
ルートヴィヒ・ホフマン(ピアノ)

録音
 1973年6月19日
   Baden-Baden Hans-Rosbaud-Studio
     スタジオ録音・・・1-3
 1995年12月20日
    Villingen-Schwenningen Franziskanerkloster
    ライヴ録音・・・5-8
〈CD5〉
 ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.53・・・**
 
 ドヴォルザーク:交響曲 第7番 ニ短調 Op.70 B141・・・**
ヨゼフ・スーク(ヴァイオリン)
シュトゥットガルト放送交響楽団

南西ドイツ放送交響楽団
  バーデン=バーデン・フライブルク

録音
 1970年1月9日 Stuttgart Liederhalle ライヴ録音・・・1
 2011年3月23日-30日
  Dijon Auditorium de Dijon und Freiburg Konzerthaus
   ライヴ録音・・・2
〈CD6〉
 ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104 B191・・・**

 チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調「悲愴」Op.74
ハインリヒ・シフ(チェロ)
南西ドイツ放送交響楽団
  バーデン=バーデン・フライブルク
   1-3・・・**

 録音
 1992年3月15日 Frankfurt/Main Alte Oper・・・1
 1993年3月10日
  Baden-Baden Hans-Rosbaud-Studio
    スタジオ録音・・・2
〈CD7〉
 1-4.チャイコフスキー:交響曲 第4番 ヘ短調 Op.36・・・**
 5.ワーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》第1幕 前奏曲
 6.ワーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》第3幕「イゾルデの愛の死」
南西ドイツ放送交響楽団
 バーデン=バーデン・フライブルク

録音
 2009年1月24日.31日
Freiburg Konzerthaus und Teneriffa Santa Cruz Auditorio
 ライヴ録音・・・1-4
  1989年9月1日 Baden-Baden Hans-Rosbaud Studio
 スタジオ録音・・・5-6
〈CD8〉
 ベルリオーズ:レクイエム‐死者のための大ミサ曲 Op.5・・初CD化
  1.入祭唱とキリエ
  2.怒りの日
  3.そのとき憐れなるわれ
  4.恐るべき御稜威の王
  5.われを探し求め
  6.涙の日
  7.奉献唱
  8.賛美の生贄
  9.聖なるかな
  10.神羊誦   
デイヴィッド・ランダル(テノール)
ケルン放送合唱団
 (合唱指揮・・・ヘルべルト・シェムス)
SWRヴォーカルアンサンブル
 (合唱指揮・・・ヘンリー・ギボンズ)
ヴュルテンブルク州立歌劇場合唱団のメンバー
 (合唱指揮・・・ウルリッヒ・アイステルト)
シュトゥットガルト放送交響楽団
 録音 1979年3月29日 Stuttgart Liederhalle ライヴ録音
〈CD9〉
 1.ラフマニノフ(1873-1943):交響詩「死の島」Op.29
  ヨーゼフ・スーク(1874-1935):交響詩「夏物語」Op.29
南西ドイツ放送交響楽団
 バーデン=バーデン・フライブルク

録音
 1993年8月19日
  Baden-Baden Hans-Rosbaud Studio スタジオ録音・・・1
 1993年2月4日
  Baden-Baden Hans-Rosbaud Studio スタジオ録音・・・2
**初出音源

 ミヒャエル・ギーレン・エディション第4集!
 全9枚からなるこのBOXは、全てロマン派の作品で占められています。
 **は初出音源。なんと15曲、他にも初CD化の作品も含まれるなど、これまで耳にしたことのないギーレンの演奏を聴くことができます。
 BOXの内容は、1968年から2011年までの録音が収録されており、その中にはマーラーが編曲したシューマンの交響曲を始め、シューマンの大作「ゲーテのファウストからの情景」、ベルリオーズの「レクイエム」などの声楽を伴う大規模な作品や、ハインリヒ・シフ、ヨゼフ・スーク、ルートヴィヒ・ホフマンら世界的名手たちを迎えた協奏曲が目白押し。珍しいところでは、ミネソタ音楽祭でのJ.シュトラウス2世の「皇帝円舞曲」といった、少し肩の力を抜いた感のあるギーレンの演奏にも注目です。シュトゥットガルト放送交響楽団と、南西ドイツ放送交響楽団 バーデン=バーデン・フライブルク、ザールブリュッケン放送交響楽団、この3つのオーケストラを自由自在に操るギーレンの演奏をお楽しみください。






CEMBAL D’AMOUR


CEMBCD 184
\2300
「ラーニング・バイ・エクザンプル Vol.4」 モデルカイ・シェホリ(ピアノ)
 デュセック:アレグロ ト長調/
 ディアベリ:バガテッレ ハ長調
 ハイドン(シェホリ編):ジプシー・ロンド(ピアノ三重奏曲 Op.73-2 Hob.XV:25 第3楽章)/
 ベートーヴェン(偽作):ゲルトルートの夢のワルツ/
 ベートーヴェン:ロンド・ア・カプリッチョ Op.129 (失われた小銭についての憤り)/
 シューマン:トロイメライ Op.15-7/
 シューマン:予言の鳥 Op.82-7/
 グリーグ:蝶々 Op.43-1/
 ワルトトイフェル(シェホリ編):スケートをする人々/
 フィールド:夜想曲 変ロ長調/
 フォーレ:言葉のないロマンス第2番 イ短調 Op.17-2/
 マスネ:調べ Op.10-5/
 ドビュッシー:月の光/
 ドビュッシー:アラベスク第1番 ホ長調/
 ドビュッシー:アラベスク第2番 ト長調/
 ルビンシテイン:ロマンス 変ホ長調 Op.44-1/
 アルベニス:マラゲーニャ/
 グラナドス:アンダルーサ Op.5-5/
 スクリャービン:アルバムの一葉 Op.45-1/
 カバレフスキー:おどけ Op.27-10/
 ジョプリン:カスケーズ
 名手モデルカイ・シェホリが弾く!学習者お手本シリーズ第4集!

 録音:2016年6月 ラスヴェガス、DDD, 70'33

 ピアノ学習中の人たちがよく弾く曲を集めたお手本学習シリーズの第4 集。本来の目的でも有用なだけでなく、いずれも親しみやすい曲ばかりを名手モデルカイ・シェホリがしっかり弾いているので、聞いて楽しむにも素敵な内容。

 トラックリスティングに3箇所誤りがあります。
  ・トラック3 ハイドンのジプシー・ロンドの原曲がOp.39 と記載されていますが、正しくはOp.73-2。
  ・トラック5 作品番号がOp.126 と表記されていますが、正しくはOp.129。
  ・トラック8 「蝶々」が抒情小曲集 Op.12 に含まれていると記載されていますが、正しくはOp.43。
 

CEMBCD 182
\2300
「シェホリ・プレイズ・ファンタジー」
 ベートーヴェン:幻想曲 ロ長調 Op.77
 シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
 ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49
 ショパン:ポロネーズ 変イ長調 Op.61 「幻想ポロネーズ」
モデルカイ・シェホリ(ピアノ)
 名手モデルカイ・シェホリが弾く幻想曲名曲集!

 録音:1999年8月22-24日 ニューヨーク、DDD、62'41

 Cembal d'amour の主宰者であるピアニスト、モルデカイ・シェホリが、ベートーヴェン、シューマン、ショパンの幻想曲を演奏した面白い企画のCD。
 中でも30 分に迫る大作、シューマンの幻想曲が力演。
 

CEMBCD 183
(2CD 1枚価格)
\2300
「モルデカイ・シェホリ〜ニューヨーク・コンサート Vol.9」
 リスト:
  即興曲 嬰ヘ長調/泉のほとりで/
  ロッシーニ「オテッロ」のゴンドラ漕ぎのカンツォーネ
   「これ以上の悲しみはない」/葬送/
 ベートーヴェン:
  「プロメテウスの創造物」の主題による
   15の変奏曲とフーガ 変ホ長調 Op.35 (エロイカ変奏曲)/
  シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D959/
 チャイコフスキー:調べ 変ホ長調 Op.42-3/
 モシュコフスキ:火花 Op.36-6/
 ショパン:マズルカ ト短調 Op.24-1
モデルカイ・シェホリ(ピアノ) 
 モデルカイ・シェホリ白熱のニューヨーク・ライヴ第9集

 録音:1992年5月19日 ニューヨーク(ライヴ録音)、ADD、94'32

 モデルカイ・シェホリが1992 年5 月19 日、ニューヨークのカーネギー・ホールの小ホールであるワイル・リサイタル・ホールで行ったリサイタルのライヴ録音。
 序盤がリスト、中盤がベートーヴェンのエロイカ変奏曲、そしてメインにシューベルト晩年の大作、大イ長調ソナタという意欲的な内容。
 この演奏会は新聞評でも高く評価され、シェホリの名を大いに高めた。チャイコフスキー、モシュコフスキ、ショパンの3 曲はアンコール。




GENUIN

GEN 16441
\2300→\2090
「ラウダ・コンチェルタータ」
 〜セジョルネ、伊福部昭:作品集

  (1)エマニュエル・セジョルネ(1961-):
   マリンバと弦楽のための協奏曲
  (2)エマニュエル・セジョルネ:
   マリンバ四重奏のための“ゴタン”協奏曲
  (3)伊福部昭(1914-2006):
   「ラウダ・コンチェルタータ」〜
    マリンバと管弦楽のための
(1)(3)ボグダン・バカヌ(マリンバ)
(2)ウェーヴ・カルテット
 (マリンバ&パーカッション四重奏団):
  【ボグダン・バカヌ、
   クリストフ・ジーツェン、
   内山詠美子、ヴラディ・ペトロフ】
(1)(3)クリスチャン・マンデアル(指揮)
 ルーマニア国立交響楽団
 ルーマニア勢の演奏!伊福部のラウダ・コンチェルタータ!

 録音:2016 年3 月,ブカレスト、84’10

 ルーマニア生まれの世界的マリンバ奏者。13歳でオーケストラと共演、ザルツブルク・モーツァルテウム大学でペーター・サドロに師事。23歳の若さでアントン・ブルックナー私立音楽大学の教授に就任。現在ウィーン国立音楽大学教授であるボグダン・バカヌ。伊福部昭の、マリンバの素朴な音色、雄大で強烈なエネルギーを持つ傑作マリンバ協奏曲に、自身もパーカッショニストとして活躍しているセジョルネの、マリンバの新しいレパートリーになりそうな2曲を収録。
 「ブルックナー:交響曲全集(ERT1013/22)」を完成させているルーマニアのベテラン、クリスチャン・マンデアルが伴奏というのも注目です!
 
GEN 16550
\2300→\2090
あはは
 「音楽の鱒料理」

 (1)フランツ・シェッグル(1930-1982):ゆかいな鱒
 (2)シューベルト(1797-1828):
  ピアノ五重奏曲「ます」D667より第4楽章
 (3)シューベルト:歌曲「鱒」D550
 (4)シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」D667より第4楽章
  (ユーゴ・ウルリヒによるピアノ連弾編曲)
 (5)ウォルフラム・ラングナー(1956-):新しいゆかいな鱒
(1)(5)ミヒャエル・グレイザー(指揮)
 コンソルティウム・ヴォカーレ・ライプツィヒ
(2)アンドレア・ハルトマン(Vn)、
 リヴ・バルテルス(Va)、
 アンナ・ニーブア(Vc)、
 クリストファー・ボイヒェルト(Cb)、
 ロルフ=ディーター・アレンス(Pf)
(3)ウルリケ・フルデ(S)
(3)(4)ハイコ・ラインチュ(Pf)
(4)ハイドルン・クレメン(Pf)
 音楽の鱒料理?!「鱒」をテーマにしたユニークなアルバム!
 ドイツの老舗レーベルGENUINだからこそ。料理方法もいろいろなのが嬉しい。^^

 録音:2008 年〜2016 年、57’23

 「鱒」をテーマにした作品を集めたユニークなアルバム!シェッグルとラングナーによる合唱作品は世界初録音。
 この2人の作品はシューベルトの人気の高い歌曲「鱒」が、作曲家や国が変わったらどんな音楽になるのか!? 人気の珍しいパロディ合唱曲です。
 そしてシューベルトのピアノ五重奏「ます」のオリジナル版とピアノ連弾版が収録されています。料理方法で様々な魅力が味わえます。
 
GEN 16442
\2300→\2090
瑞々しい合唱曲
 「動物園への案内」〜
  ハンス・ザンディヒ(1914-1989)による
   子供のための合唱作品集

   (1)動物園への案内 [動物園カンタータ]
   (2)モルゲンシュテルン-ツィクルス [冬のカンタータ]
MDR児童合唱団
(1)ウルリヒ・カイザー(指揮)
 ヴィーランド・レムケ(指揮)
 録音:2015年、47’50

 ドイツの合唱指揮者、作曲家として活躍したハンス・ザンディヒ(Hans Sandig)。MDR 児童合唱団の前身であるライプツィヒ放送児童合唱団を作り、亡くなる1989 年まで手掛けていました。
 子供のための合唱作品を多数残しており、ここに収録された2 作品もユーモアに溢れ、歌う子供たちも笑顔になりそうな魅力に溢れた瑞々しい合唱曲です。
 
GEN 16443
\2300
「LUXUS(贅沢)」
 ポール・フリック(1979-):メタル・ゾーン
 ゴードン・カンプ(1976-):キツネ/ナイフ
  (黒澤明監督の映画「夢」へのオマージュ)
 ステイングリームル・ローロフ(1971-):近い親戚
 マクシミリアン・マルコル(1981-):ドリル&サンダー
 サラ・ネムツォフ(1980-):ジャーナル
アンサンブルLUXUS:NM
 【ルース・フェルテン(Sax)、
  フローリアン・ユンケル(Trb)、
  シルケ・ラング(アコーディオン)、
  マトゴルザタ・ヴァレンティノヴィチ
   (Pf、キーボード)、
  ベアテ・アルテンブルク(Vc)、
  ヴォルフガング・ザマスティル(Vc)】
 録音:2016年9月ケルン、48’31

 アヴァンギャルドな音楽がてんこもり!若手の演奏家が集結したアンサンブルで、若手作曲家の室内楽作品を演奏。
 ブラスの豪華なサウンド、風変わりな音響、エレクトロニクスの新しい音楽を体感させてくれます。既存の概念を覆すような刺激的で鮮烈な音楽を体験できます。
 
GEN 16444
\2300
「マドリガル」〜
 マックス・ベックシェーファー:声楽作品集

  マックス・ベックシェーファー(1952-):
   (1)海との会話〜カウンターテナーのための
   (2)Wie got kumet in die sele〜4人の男声のための
   (3)ポントルモの肖像画〜テノールとコントラバスのための
   (4)ヴェネツィアのマドリガル〜
    カウンターテナーと弦楽四重奏のための
   (5)グルックについての試論〜バリトンとピアノのための
(1)(4)フランツ・ヴィッツム(C-T)
(2)アンサンブル・スティンムヴェルク
(3)ロバート・セリアー(T)
 クリスティーネ・ホック(Cb)
(4)アンサンブル・イル・カプリッチョ
(5)クリスティアン・リーガー(Br)
 オリヴァー・フレンツケ(Pf)
 録音:2015年、79’35

 ドイツのオルガニスト兼作曲家。宗教音楽をミュンヘン音楽・演劇大学で学び、ミュンヘンの教会でオルガニスト、合唱監督などを約11 年間務めました。
 今作はすべて世界初録音で、中世から近代への新旧の詩に音楽をつけた声楽曲作品集。まるで吟遊詩人のように豊かな表現で詩の世界を表出させています。

<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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MUSIC&ARTS

2011 年のテレビ「タモリ倶楽部」でも紹介された高射砲の音が聞こえるギーゼキングの「皇帝」。
しばらくメーカー品切れでしたが、再プレスされました。この機会にぜひご注文ください。



M&ACD 1145
【再プレス】
\2300
爆撃または高射砲と思われるノイズが混入
 ようやく再プレス!ギーゼキングの「皇帝」
  戦時中のベルリン・ライヴ!

  ベートーヴェン:
   (1)ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15
   (2)ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」
    (戦時中のステレオ録音)
ワルター・ギーゼキング(P)
(1)ラファエル・クーベリック(指揮)
 フィルハーモニア管弦楽団
(2)アルトゥール・ローター(指揮)
 大放送管弦楽団
 再プレス!ギーゼキングの「皇帝」戦時中のベルリン・ライヴ!1945 年とは思えない高音質のステレオ録音!遠くに高射砲の音も聞こえる?!

 録音:(1)1948 年10/13、ロンドン,英コロンビア (2)1945 年1 月23 日、ベルリン,ライヴ(ステレオ) ※爆撃または高射砲と思われるノイズが混入しています。

 以前「タモリ倶楽部」でも紹介された、爆撃又は高射砲と思われるノイズが聞こえる話題盤が再プレスされました。
 何と言っても聴きものは「皇帝」。このライヴが行われたのは正に戦時中のベルリン。当時のベルリンでは連合軍により爆撃が行われ、それを迎え撃つ高射砲も放たれており、そのような危険な状況下で行われた演奏会のライヴです。
 またもう一つのポイントは、試験的に行われたステレオ録音であること。クラシック作品の全曲としては最初のステレオ録音です。(これ以前にも作品の部分的なものや、映画「ファンタジア」などのステレオ録音はありました)。
 1945 年の録音とは信じられないような高音質で、当時のドイツの録音技術の高さには驚かされること間違いありません。
 ギーゼキングも得意な演目「皇帝」で、緊迫感のある名演奏を繰り広げています。
 第1番は戦後の英コロンビアによるモノラル録音。こちらも名演奏と定評がございます。




 ちなみにこの1945 年1 月23 日同日、フルトヴェングラーは戦時中最後のベルリン・フィルとのコンサートのライヴをアドミラル・パラストで行っていた。
 そのアルバムがこれ。↓
shopping.php?pg=label/hectorhfcdr8




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SPECTRUM SOUND



CDSMBA 020
\2700→\2490
コーガンによるR. シュトラウスのソナタ、モーツァルトの「トルコ風」
 ・R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18
 ・ショスタコーヴィチ(ツィガノフ編):24の前奏曲 Op.34 より4曲
 ・ラヴェル:ツィガーヌ
   レオニード・コーガン(ヴァイオリン)、アンドレイ・ムイトニク(ピアノ)
    録音:1959年11月26日/パリ(モノラル/放送用セッション)
 ・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」 イ長調 K.219
   レオニード・コーガン(ヴァイオリン)、
   モーリス・ルルー(指揮)、フランス国立管弦楽団
    録音:1966年3月8日/パリ(ステレオ/ライヴ)
 フランス国立視聴覚研究所音源提供。スペクトラム・サウンドのベルアーム・シリーズ
 その正統的なスタイルと美しい音色に脱帽。コーガンによるR. シュトラウスのソナタ、モーツァルトの「トルコ風」

 日本語解説付、24bit/192kHz、Direct digital transfer、from the original Master tapes

 驚きのリリースを続けている、スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したベルアーム・シリーズ。
 今回は1959 年11 月に放送用に収録されたR. シュトラウスのヴァイオリン・ソナタ、ショスタコーヴィチ(ツィガノフ編)の24 の前奏曲、ラヴェルのツィガーヌ、そして、1966 年3 月のライヴからモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5 番が収録されました。平林直哉氏による日本語解説付です。
 「コーガンの独奏はとてつもなく素晴らしい。いつものように安定感は抜群であり、テンポは全く適正、それ以上に透き通った純度の高い音色は胸のすくようだ。」(平林直哉〜ライナーノーツより)

















12/8(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


ATMA CLASSIQUE

ACD2 2750
\2100
カナディアン・ギター・カルテット、中世の旅〜マッパ・ムンディ
 ヴィヴァルディ:2つのチェロのための協奏曲 ト短調 RV531
  (ブルーノ・ルーセル編:ギター四重奏版)
 ルノー・コート=ジゲール(1990-):Fille de cuivre
 パトリック・ルー(1962-):Concierto Tradicionuevo
  【カフェ・ガルデル/ブエノスアイレスの街で】
 ハンス・ブリューデル(1959-): Octopus
 クリスティーン・ドンキン(1976-):マッパ・ムンディ*
カナディアン・ギター・カルテット
 【ジュリアン・ビサイヨン、
  ルノー・コート=ジゲール、
  ブルーノ・ルーセル、
  ルイ・トレパニエ】
レイチェル・マーサー(チェロ)*
 カナディアン・ギター・カルテットが描く中世の旅〜マッパ・ムンディ

 録音:2016年6月

 1999 年にデビューし、カナダ、アメリカを中心にコンサート活動を行ってきたカナディアン・ギター・カルテット。4 人の抜群のテクニックと見事なバランスはデビュー以来絶賛されています。
 今回のATMA レーベル第1 弾となるアルバムは、メンバーのブルーノ・ルーセルがギター・カルテット用に編曲したヴィヴァルディの「2 つのチェロのための協奏曲 ト短調」とカナダを中心に活躍する現代作曲家の作品が収録されています。
 アルバムのタイトルにもなっている「マッパ・ムンディ」は、中世ヨーロッパで描かれた世界地図の総称で、イギリスのヘレフォード大聖堂が所蔵するものは、現存するマッパ・ムンディの中で最大級と言われています。マッパ・ムンディには、地図本来の目的である地理、聖書の物語、そして中世ヨーロッパ空想のひとつ化物世界誌が描かれています。
 クリスティーン・ドンキンが作曲したギター・カルテットとチェロのための作品には、神の声をチェロで表現し、ギター・カルテットが地図に描写された様々な事象を表現しています。
 

ACD2 2755
\2100
Ars elaboratio
 1.Celsa secreta in columbe specie、
 2.Alleluia. Adducentur regi virgins、
 3.Sancti baptiste、4.Dilexisti iustitiam、
 5.Velox impulit/Hic leta canit/Vestiunt silve/MULIERUM、
 6.Cantantibus organis、7.Quinque prudentes virgins、
 8.Ad sit Johannis baptiste、9.Dum aurora finem daret、
 10.Benedicamus Domino. Tu lux refulge、
 11.Claris vocibus、12.Claris vocibus、
 13.Benedicamus Domino. Laudamus Dominum
アンサンブル・スコラスティカ
レベッカ・ベイン(指揮)
 女声ヴォーカル、アンサンブル・スコラスティカによる中世ヨーロッパの調べ

 録音:2016年3月4-6日

 モントリオールを拠点とする女声ヴォーカル、アンサンブル・スコラスティカによる中世の典礼音楽集。アンサンブル・スコラスティカは、2008 年に結成され、中世ヨーロッパの音楽を専門とするレベッカ・ベインのもと、単旋律聖歌やポリフォニーの音楽を探求しています。
 収録楽曲は、修道女や子供の守護聖人スコラスティカ、音楽と音楽家の守護聖人セシリア、正義と女性の知恵の守護聖人アレクサンドリアのカタリナ、そして彼女たちのホームタウンの祝日「ケベックの日」の由来である聖ヨハネら彼女たちが崇拝する聖人を題材にしています。



 

BONGIOVANNI


GB 2194
(2CD)
\5000
スポンティーニ:歌劇『テセオ・リコノシュート』 カルロ・アッレマーノ(エジェオ)
ディエゴ・ダウリア(テセオ)
ソニア・ヴィセンティン(アステリア)
パオレッタ・マロック(メデア)
ステファノ・リナルディ・ミリアーニ(コニーダ)
カルロ・ボシ(エヴァンドロ)
ダニエラ・ピッチーニ(レウチッペ)
パトリツィア・ボロメイ(オンブラ・デトーラ)
アルベルト・ゼッダ(指揮)
オルケストラ・フィラルモニカ・マルキジアーナ
ヴィンチェンツォ・ベッリーニ・マルキジアーノ歌劇合唱団
 1995 年に世界初録音されたスポンティーニの本格オペラ・セリア

 録音:1995年10月13・15日/イタリア、イェージ、ペルゴレージ劇場(ライヴ)/CD1:61’30’’、CD2:50’59’’

 後にパリやベルリンのオペラ界で活躍したイタリアの作曲家、ガスパーレ・スポンティーニ(1774-1851)が24 歳の時に作曲したオペラです。既に何作か発表済みではありますが、これが初の本格的オペラ・セリアとなりました。
 ゼッダ指揮によるこの演奏は95 年当時世界初録音となったもので、それ以降も取り上げられる機会は少なく貴重な録音と言えます。
 イタリア語と英語による解説・歌詞がBONGIOVANNI レーベルのホームページ(http://www.bongiovanni70.com)でダウンロードできます。
 


GB 5194
\2500→\2290
イタリア・オペラ隆盛の陰に埋もれたフレスキの秘曲
 ルーチョ・デガーニはイ・ソリスティ・ヴェネティのコンマス

 アントニオ・フレスキ(1838-1916):
  (1)アレグロ・アパッショナート/(2)ロマンス Op.18/
  (3)エレジー/(4)Urisda 〜カプリッチョ/
  (5)伝説 Op.20/(6)アルプスの思い出 〜アンダンテ
  (7)Festa campestre 〜性格的なカプリッチョ
 J.ブルグメイン(G.リコルディ):
  (8)Tramway 〜性格的なギャロップ(4手ピアノのための)
 リスト:(9)『リゴレット』による演奏会用パラフレーズ
 バッジーニ:
  (10)アンダンテ/(11)『ラ・トラヴィアータ』幻想曲
ルーチョ・デガーニ(ヴァイオリン(1)〜(7)(10)(11))
アンドレア・ルクリ(ピアノ(1)〜(11))
アグネセ・トニウッティ(ピアノ(8))
 イタリア・オペラ隆盛の陰に埋もれていたフレスキの秘曲を世界初録音

 録音:2011年3月/67’46’’

 知られざるイタリアの作曲家、アントニオ・フレスキ(1838-1916)の世界初録音となるヴァイオリンとピアノのための室内楽作品集です。
 オペラ最盛期の19 世紀においてあまり語られることのないイタリア器楽作品に光を当てる1 枚。また同時代にリストらが書いたオペラに基づく器楽作品なども収録しています。

 ヴァイオリンのルーチョ・デガーニは、2000 年よりクラウディオ・シモーネ率いるイ・ソリスティ・ヴェネティでコンサートマスターを務めるイタリアの名手。




GRAZIOSO

GNY 702
(UHQCD)
\2700→\2490
吉野直子/ハープ・リサイタル2〜ソナタ、組曲と変奏曲
 1.-5. ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):
  ハープのための組曲 Op.83
 6.-8.ジェルメーヌ・タイユフェール(1892-1983):
  ハープのためのソナタ
 9.-11.パウル・ヒンデミット(1895-1963):
  ハープのためのソナタ
 12.-14.エルンスト・クシェネク(1900-1991):
  ハープのためのソナタ Op.150
 15.カルロス・サルツェ−ド(1885-1961):
  古代様式の主題による変奏曲 Op.30[完全版]
吉野直子(ハープ)
 世界的ハーピスト、吉野直子自主レーベル第2弾!「ハープ・リサイタル2〜ソナタ、組曲と変奏曲」

 『自主レーベルgrazioso からの2 枚目のCD は、20 世紀の重要な作曲家たちがハープのために書いた4つの作品に加え、ハープの新しい音世界を創り出したサルツェードの代表作を収めたソロ・アルバムです。いずれも、私にとって欠かすことのできない大切なレパートリーです。(吉野直子)』

 セッション録音:2016年4月12-15日&10月11日/軽井沢/61’43”、日本語帯・、日本語&英語解説付

 世界的ハーピスト、吉野自主レーベルのグラツィオーソ(grazioso)からのソロ録音シリーズ。
 好評を博した第1 弾「ハープ・リサイタル 〜その多彩な響きと音楽」(GNY 701)に続く期待の第2 弾は、20 世紀の重要な作曲家たちによって書かれた「ソナタ」と「組曲」に加え、名ハーピスト、作曲家であったサルツェードの代表作である「変奏曲」を収録しております。いずれもハープ・ソロの可能性・芸術性を深く掘り下げた作品であり、充実した聴きごたえをもっております。
 ブリテンとヒンデミットは、ハープ音楽の最重要レパートリーとも言える名曲であり、吉野直子は数多くの演奏体験を重ねたうえで、今回満を持して初録音に臨みました。
 クシェネク、タイユフェール、サルツェードは、ソニー時代に高い評価を得た録音がありますが、今回はさらに研ぎ澄まされ深みのある演奏を聴かせてくれます。なお、サルツェードは、省略版ではなく完全版での初録音です。
 本ディスクは原盤音質を極限まで再現する新技術であるUHQCD(Ultimate Hi Quality CD)が用いられております。







ANALEKTA


AN 29980
【旧譜】
\2500
リスト:巡礼の年第1年《スイス》S.160 アンドレ・ラプラント(ピアノ)
 アンドレ・ラプラントは、1978年のチャイコフスキー国際コンクールで第2位に輝いた名手であり、シャルル・リシャール=アムランの師匠としてもその名を知られるカナダを代表するピアニスト。

 2010年の録音。
 


AN 29914
【旧譜】
\2500→\2290
アイブラーの弦楽四重奏曲集
 ヨーゼフ・アイブラー(1765-1846):
  弦楽四重奏曲ハ短調 Op.1-2
  弦楽四重奏曲ニ長調 Op.1-1
  弦楽四重奏曲変ロ長調 Op.1-3(全曲世界初録音)
アイブラー弦楽四重奏団
 モーツァルトと同世代の作曲家、ヨーゼフ・レオポルド・アイブラーの弦楽四重奏曲集。アイブラーの名を冠するアイブラー弦楽四重奏団は、ターフェルムジーク・バロック管弦楽団のメンバーを中心として結成されたカナダのアンサンブル。

 2006年の録音。



ヨーゼフ・アイブラー
モーツァルトの死の床でずっと看病をしていた男

 ヨーゼフ・アイブラー。
 モーツァルトの死の床でずっと看病をしていた男。そしてモーツァルトのレクイエムの補筆完成を最初に依頼されながら、断念した人でもある。

 幼い頃ベートーヴェンと同じアルブレヒツベルガーに師事して音楽を学ぶが、その後法学の道に進もうとした矢先実家が火事に遭い仕送りが止まってしまったため、音楽で生計を立てることを余儀なくされる。ただ音楽的才能は豊かだったためモーツァルトと親しくなり、「コシ・ファン・トゥッテ」の上演の手助けをしたりもしたという。そこで歌劇場内のさまざまな陰謀を体験し「劇場作家にだけはなるまい」と告白していることからみると、本人はとてもナイーヴな性格だったと思われる。

 おそらくその誠実さ、謙虚さ、献身さがモーツァルトに愛されたのであろう。事実、臨終のモーツァルトの看病を最後まで続けたのは彼である。
 妻のコンスタンツェがまわりの人に、「なぜ始めからレクイエムの補筆をジュスマイヤーに頼まなかったのか」と聞かれたとき、「そのときジュスマイヤアーと仲が悪かったから」と答えたことが彼女の愚鈍さの証明として現在語られているが、そのときの状況を鑑みればコンスタンツェが未完の作をアイブラーに託したことは、至極当然なことだったろうと思う。

 アイブラーはコンスタンツェに頼まれ、未完の傑作の完成に取り掛かる。
 しかしセクエンツィアのオーケストレーションは完成させたが、ラクリモザの続きはどうしても書けなかった。才能の問題というより、尊敬と畏怖の念から恐れ多くて手をつけることができなかったのである。
 エピソードから想像できる彼の性格からすればそれは当然のことかもしれない。・・・そして結局その仕事はジュスマイヤーへと引き継がれた。

 そんなアイブラーがそれから12年後、レクイエムを作ることになる。 
 彼はどんな心境でその曲に臨んだか・・・。
 あの神の子が作った作品を目の前にし、そこに幾度も手を加えようとした人間が、どのような気持ちで自らのレクイエムを作ろうとしたのか・・・。
 だが想像するに、そのときの彼を捉えていたのは以前のような畏怖の念ではあるまい。自作のレクイエムは、彼にとっていつか成し遂げなければならない人生の大きな課題だったのではないか。そしてその制作は、あの手稿譜を手にした人間にだけ伝わるある種の霊感が消え去ってしまう前に為さなければならなかったのではないか・・・。

 このレクイエム、今では忘れられてしまっているが、アイブラーの誠実で丁寧な筆致と、神の子から特別に授けられた霊感とがあわさった非常に興味深い作品なのである。

 その後彼は皮肉にもそのレクイエムの成功により、宮廷楽長サリエリの代理となり、最終的にその後任となる。
 そしてさらに運命的と言っていいであろう・・・・その数年後、彼はモーツァルトのレクイエムを指揮している途中脳卒中で倒れ、その職を引退することになる。

 倒れる寸前の彼の脳裏には、一体何が浮かんだか。
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Eybler: Requiem
CPO
999234
\2700→¥2490
ヨーゼフ・アイブラー(1765-1846):レクイエム  バルバラ・シュリック(So)
イゾルデ・アッセンハイマー(A)
ハリー・フォン・ベルヌ(Te)
ハリー・フォン・デル・カンプ(Bs)
ヴォルフガング・ヘルヴィッヒ(指揮)
アルスフェルト・ヴォーカルens.
ブレーメン・シュタイントール・バロック
  (オリジナル楽器)


 実は、一般的に知られていないアイブラーのほうがジュスマイヤーよりもリリースされているCDの数は若干多い。
 とはいえ、もちろんどれも有名というわけにはいかない。そんな中で室内楽作品は、ナイーヴで誠実なアイブラーの作風を深く物語ってくれる。
Joseph Leopold Eybler: String Quintet & String Trio
MD+G
603 13212
\2500
ヨーゼフ・アイブラー(1765-1846):
 弦楽五重奏曲 ニ長調/
 弦楽三重奏曲 ハ長調 作品2
クインテット・モメント・ムジカーレ
録音:2004年8月15〜18日


 
AN 29992
【旧譜】
\2500
エドウィン・アウトウォーターが振る、
 ジャンルレスのオーケストラ・ワークス

  ニコ・マーリー:フロム・ヒアー・オン・アウト
  ジョニー・グリーンウッド:
   ポップコーン・スーパーヘット・レシーバー
  ニコ・マーリー:ウィッシュ・ユー・ワー・ヒア
  リチャード・パリー:
   フォー・ハート、ブレス・アンド・オーケストラ
エドウィン・アウトウォーター(指揮)
キッチナー・ウォータールー交響楽団
 ユーチューブ・シンフォニー・オーケストラへの参加でも話題を呼んだアメリカの指揮者エドウィン・アウトウォーターが振る、ジャンルレスのオーケストラ・ワークス。
 レディオヘッドのギタリスト、ジョニー・グリーンウッドの作品など、ファンならば聴き逃せない!




HYPERION



CDA 68155
\2400→\2190
ナタリー・クライン(チェロ)
 ブロッホ、ダラピッコラ、リゲティ:
  無伴奏チェロのための作品集

  ブロッホ:
   無伴奏チェロ組曲第1番、無伴奏チェロ組曲第2番、
   無伴奏チェロ組曲第3番
  ダラピッコラ:チャッコーナ,インテルメッツォとアダージョ
  リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ
ナタリー・クライン(チェロ)
 才女ナタリー・クライン第4弾!儚く力強い、ブロッホの無伴奏チェロ組曲!

 世界的チェリストとしての実力と美しき容姿。天からニ物を与えられたイギリスの麗しき女流チェリスト、ナタリー・クライン。Hyperion移籍後は、コダーイ(CDA 67829)、ブロッホ&ブルッフ(CDA 67910)と、民族色の強い濃密なプログラムでその並外れた音楽性を披露してくれたクラインのハイペリオン第4弾。
 エルネスト・ブロッホの無伴奏チェロ組曲第1番〜3番に、ガスパール・カサドのために書かれたルイジ・ダラピッコラの無伴奏作品と、ジェルジュ・リゲティの無伴奏チェロ・ソナタを加えた、これまでの流れを踏襲するプログラム。
 愛器グァダニーニ1777 "シンプソン"の深く哀愁を帯びた音色で、第二次世界大戦後の偉大な無伴奏チェロ作品を描きます。

 録音:2015年10月5日−7日、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(ラフトン、エセックス)




 

CDA 68167
\2400
フィンジ、バックス、アイアランド:合唱作品集
 フィンジ:
  私の愛しいもの Op.27-1、神は召された Op.27-1、
  甘美で神聖なる祝祭を迎えて Op.27-3、
  高名なる彼らを称え Op.35、
  見よ, 満ち足りた最後の生贄 Op.26、マニフィカト Op.36
 バックス:私はひとりの乙女の歌を歌う、この世界の喜び
 アイアランド:
  これ以上に大きな愛はない、
  エクス・オレ・イノセンティウム、テ・デウム ヘ長調
ジェームズ・オドンネル(指揮)
ウェストミンスター寺院聖歌隊
ダニエル・クック(オルガン)
 英国最高峰の聖歌隊が歌う、フィンジ、バックス、アイアランドの合唱

 世界遺産にも指定されている英国国教会の教会、ウェストミンスター寺院の聖歌隊は、30名の少年合唱と12名のプロの成人歌手からなる合唱団で、教会聖歌隊の最高峰として知られています。
 かつて"カトリック"のウェストミンスター大聖堂聖歌隊の音楽監督として活躍した名合唱指揮者、ジェームズ・オドンネルとウェストミンスター寺院の聖歌隊による新たな録音は、ジェラルド・フィンジ、アーノルド・バックス、ジョン・アイアランドの作品を収録したイギリスの宗教合唱作品集。それぞれ合唱以外の分野でよく知られる作曲家ですが、いずれも20世紀聖公会の合唱の発展に重要な役割を果たした作曲家でもあります。

 録音:2016年2月4日−26日、ウェストミンスター寺院







STERLING


CDA 1699-2
(CD-R)
\2600
スールヴェイ・ヴィークマンが弾く
 ファニー・ヘンゼル第2弾!

  ファニー・メンデルスゾーン:
   12のピアノ小品
   4つのローマのピアノ小品
スールヴェイ・ヴィークマン(ピアノ)
 フェリックス・メンデルスゾーンの姉として知られるファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805−1847)は、19世紀の女流作曲家の先駆者であるとともに、優れたピアニストとしても活躍した音楽家。
 スウェーデンの女流ピアニスト、スールヴェイ・ヴィークマンは、2005年にもファニー・メンデルスゾーンのピアノ組曲集「一年」(nosagCD 228)を録音するなど、女性作曲家の作品にフォーカスをあてて活動しており、ここではファニーがイタリア旅行からインスピレーションを得た16の小品を収録しています。

 録音:2014年、ダル・セーニョ
 ※こちらのタイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

CDO 1108/1110-2
(3CD-R)
\7800
ステーンハンマル:楽劇 《ソールハウグの宴》 Op.6 ヘンリク・シェーファー(指揮)、
ノールショーピング交響楽団&合唱団、
ペール=ホーカン・プレクト(テノール)、
カロリーナ・アンデション(ソプラノ)、
マティルダ・パウルソン(メゾ・ソプラノ)、
フレードリク・セッテルストレム(バリトン)、
エーリク・ルンド(バリトン)、
マティアス・サカリアセン(テノール)、
アントン・ユングクヴィスト(バス・バリトン)、
音楽協会室内合唱団、
リンショーピング・アカデミー合唱団、
ノールショーピング・ヴォーカルアンサンブル  
 Sterlingの「スウェーデンのロマンティック・オペラ」第7作。ヘンリク・イプセンの作品としては初めてノルウェー以外の国で上演された戯曲『ソールハウグの宴』に基づく3幕の抒情的楽劇。
 ステーンハンマルの音楽にワーグナーの影が色濃く反映していたころ、1892年から1893年にかけて作曲された作品。

 録音:2015年8月、ノールショーピング/スウェーデン語、英語、ドイツ語によるリブレット付き。
 ※こちらのタイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

CDA 1811/1812-2
(2CD-R)
\5200
シヴ・ヴェンベリ 〜 偉大なるプリマドンナ Vol.8
 ペッテション=ベリエル:
  暗い森をひとり歩くと Op.5-1、
  空にある星のように Op.5-3、
  夕暮れどきの太陽は優しく Op.12-2、アスポケルのポルスカ/
 グリーグ:君を愛す Op.5-3/
 シベリウス:
  初めてのくちづけ Op.37-1、葦よそよげ Op.36-4、
  黒いばら Op.36-1/
 プッチーニ:
  歌劇《ジャンニ・スキッキ》より「私のいとしいお父さん」、
  歌劇《トスカ》より「歌に生き、恋に生き」/
 ヴォルフ:
  庭師、ねずみとりのおまじない、夜の魔法、
  ミニョンの歌「君よ知るや南の国」/
 R・シュトラウス:歌曲集《6つの歌》 Op.69/
 ラングストレム:セメレ、ヴィッレモ、パン、戦の女神/
 R・シュトラウス:
  クリスマスの想い WoO.94、クリスマスイブの歌 Op.1/
 ベートーヴェン:自然における神の栄光 Op.48-4/
 シェルルフ:わたしの心と竪琴/グリーグ:春 Op.33-2/
 スティーヴン・アダムズ:聖なる都市/グノー:悔悟/
 アドルフ・アダン:クリスマスの歌「聖らに星すむ今宵」/
 ワーグナー:
  歌劇《ローエングリン》より「寂しい日々に神に祈った」/
 R・シュトラウス:歌曲集《4つの最後の歌》/
 シベリウス:クリスマスの歌「私には富も名声もいらない」 Op.1-4
シヴ・ヴェンベリ(ソプラノ)
ベンクト・ヴェンベリ(ピアノ)
アンデシュ・ヴァーデンベリ(ピアノ)
マイケル・ウィルソン(ピアノ)
マルクス・トレーン(オルガン)
 スウェーデンのドラマティック・ソプラノ、シヴ・ヴェンベリ(1944ー)の芸術をライヴ録音により紹介するシリーズ『偉大なプリマドンナ』。

 録音:1986年、1991年、2000年、2004年
 ※こちらのタイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

CDA 1809/1810-2
(2CD-R)
\5200
シヴ・ヴェンベリ 〜
 偉大なるプリマドンナ Vol.7
 
ペッテション=ベリエル:待つときほどいいことは/
 アードルフ・ヴィークルンド:絹靴は金の型から/
 グリーグ:はじめての出会い Op.21-1、そして恋人を手に入れよう Op.60-5/
 R・シュトラウス:二人の秘密をなぜ隠すのか Op.19-4/
 ポンキエッリ:歌劇《ジョコンダ》より「自殺!」/
 ヴェルディ:歌劇《ドン・カルロ》より「エリザベッタのアリア」/
 プッチーニ:歌劇《トスカ》より「歌に生き、恋に生き」/
 ロベルト・シュトルツ:喜歌劇《お気に入り》より「君はわが心の皇帝」/
 カール・ミレッカー:喜歌劇《デュバリ伯爵夫人》より「私はただひとりの人に心を捧げます」/
 テオ・マッケベン:映画『故郷』より「Eine Frau wird erst schon durch die Liebe」/
 グリーグ:挨拶 Op.48-1、ある夢 Op.48-6/
 R・シュトラウス:ひそやかな誘い Op.27-3/
 ヴェルディ:歌劇《運命の力》より「レオノーラのアリア(第2幕)」/
 プッチーニ:歌劇《マノン・レスコー》より「この柔らかなレースの中で」/
 ロベルト・シュトルツ:喜歌劇《絹をまとったヴェヌス》より「あなたのヴァイオリンを弾いてよ」/
 フランツ・レハール:
  喜歌劇《パガニーニ》より「愛は地上の天国」、
  喜歌劇《ジュディッタ》より「私の唇はあなたに熱いキスをした」/
 エミール・シェーグレン:
  愛の歌 Op.50、美しいものはすべて君のもの、ばらは贈らないで、明るい星/
 ニールセン:
  りんごの花 FS18-1、花よ, ただ頭(こうべ)をしずめなさい FS42-4、初めてのひばり FS42-5/
 ユリヨ・キルピネン:
  りんごの花「わが幸せは、りんごの木に咲く」 Op.19-4、日の光 Op.47-2、プロローグ Op.15-1/
 グリーグ:
  歌曲集《ハウグトゥッサ》 Op.67、そして恋人を手に入れよう Op.60-5、忠告に感謝す Op.21-4/
 エミール・シェーグレン:わが歌を春に捧ぐ Op.1-2/
 ペッテション=ベリエル:待つときほどいいことは
シヴ・ヴェンベリ(ソプラノ)
ダーグ・アカーツ(ピアノ)
ラーシュ・ルース(ピアノ) 
 スウェーデンのドラマティック・ソプラノ、シヴ・ヴェンベリ(1944ー)の芸術をライヴ録音により紹介するシリーズ『偉大なプリマドンナ』。

 録音:1992年、1993年
 ※こちらのタイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

CDA 1804/1805-2
(2CD-R)
\5200
シヴ・ヴェンベリ 〜 偉大なるプリマドンナ Vol.5
 マスカーニ:
  歌劇《カヴァレッリア・ルスティカーナ》より「ママも知るとおり」/
 ヴェルディ:歌劇《ドン・カルロ》より「おおむごい運命よ」/
 プッチーニ:歌劇《マノン・レスコー》より「捨てられ、ひとり寂しく」/
 ウェーバー:歌劇《オーベロン》より「海よ、巨大な怪物よ」/
 ラングストレム:戦の女神/
 シベリウス:
  葦よそよげ Op.36-4、逢い引きから帰ってきた娘 Op.37-5、
  音詩《大気の娘》Op.70(ソプラノと管弦楽のための)/
 ベートーヴェン:シェーナとアリア「ああ、不実な者よ」/
 ヴェルディ:歌劇《マクベス》より
  「Ambizioso spirito tu sei Macbetto」、
  「いつまでも一つの汚れが」/
 ステーンハンマル:森で/
 シューベルト:
  水の上で歌う D.774、ズライカ1 D.720、
  音楽に寄す D.547、ミューズの息子 D.764/
 グリーグ:挨拶 Op.48-1、白鳥 Op.25-2、ある夢 Op.48-6/
 R・シュトラウス:
  ダリア Op.10-4、夜のそぞろ歩き Op.29-3、
  セレナード O.17-2、私の思いのすべて Op.21-1、
  ツェツィーリエ Op.27-2/
 マーラー:5つのリュッケルトの歌/
 ロッシーニ:ヴェネツィアの競艇
シヴ・ヴェンベリ(ソプラノ)
スウェーデン放送交響楽団
ヨーテボリ交響楽団
王立管弦楽団
グンナル・ステルン(指揮)
エリアフ・インバル(指揮)
オイヴィン・フィエルスタ(指揮)
カルロ・フェリーチェ・チラーリオ(指揮)
ダーグ・アカーツ(ピアノ)
ラッセ・シリアクス(ピアノ)
 スウェーデンのドラマティック・ソプラノ、シヴ・ヴェンベリ(1944ー)の芸術をライヴ録音により紹介するシリーズ『偉大なプリマドンナ』。

 録音:1972年ー1989年
 ※こちらのタイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




TACTUS



TC 761302
\2500→\2290
カルッリのライバル、モリーノのソナタ集!
 モリーノ:
  ギターとヴァイオリンのためのソナタ Op.2
  ギターとヴァイオリンのためのソナタ Op.7
ルチアーノ・トルトレッリ(ギター)
マウロ・トルトレッリ(ヴァイオリン)
 カルッリとのライバル関係、クロイツァーに献呈された「ヴァイオリン協奏曲第2番」でなどで知られるフランチェスコ・モリーノ(1768−1847)は、ピエモンテ軍のオーボエ奏者、トリノ・レージョ劇場のヴィオラ奏者としても活躍したイタリアの音楽家。
 ギタリストとしてパリで活躍したモリーノのギターを伴う室内楽作品は、現代でも重要なレパートリーとして親しまれている。イタリアの実力派ギタリストとヴァイオリニスト、ルチアーノとマウロのトルトレッリ兄弟が絶妙なコンビネーションを披露!

 2013年7月の録音。
 

TC 590701
\2500
ファゾーロ:年間曲集(ヴェネツィア、1645) ベッラ・ジェリト
ルカ・スカンダーリ(オルガン)
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ファゾーロ(ca.1598−ca.1664)は、17世紀イタリアのシチリアで活躍した教会音楽家であり、フランシスコ会の修道士。
 3つのミサ曲やレスポンソリウム、オルガンのための音楽で構成される「年間曲集(Annuale)」は、ファゾーロの現存する最も重要な作品集である。17世紀のシチリア島における教会音楽の歴史を伝えてくれる貴重な録音です。

 2013年10月の録音。




ECM



4814499
\2500→\2290
《エレニ・カラインドルー:ダヴィデ》
エレニ・カラインドルー:カンタータ「ダヴィデ」
 1) 序曲, 2) 悔い改め, 3) 慈悲, 4) 悪魔, 5) ダヴィデの入り口,
 6) 人生に幸福をもたらすもの, 7) 私が見たとき, 8) ダヴィデの嘆き,
 9) 悔い改め(ver), 10) 聖詠, 11) 行列, 12) 天使, 13) フィナーレ
Irini Karagianni (mezzo-soprano),
Tassis Christoyannopoulos (baritone),
Kim Kashkashian (viola),
Vangelis Christopoulos (oboe),
Stella Gadedi (flute),
Marie-Cecile Boulard (clarinet),
Sonia Pisk (bassoon),
Vangelis Skouras (french horn),
Sokratis Anthis (trumpet),
Maria Bildea (harp),
Renato Ripo (violoncello),
Katerina Ktona (harpsichord),
ERT choir
 (Antonis Kontogeorgiou: choirmaster),
Camerata Orchestra,
Alexandros Myrat (conductor)
 バロック期の音楽を感じる色彩豊かな世界
 ギリシャの女性作曲家、エレニ・カラインドルーのステージ・カンタータ「ダヴィデ」。まるでバロック期の音楽のような軽やかさを備えたこの作品は、18世紀のキオス島に存在した未知の詩人の詩を用いたユニークな物語に、カラインドルーが素晴らしい音楽を付けたものです。
 1979年に初めて出版されたテキストは、すぐさまカラインドルーの心を捉え、この物語のための音を30年以上も追い求めていました。
 メゾ・ソプラノ、バリトン、合唱、各楽器のソリスト、そしてオーケストラという比較的大きめな編成ですが、紡ぎ出される音は清明で、とても分かりやすい色調です。
 この録音は名ヴィオラ奏者キム・カシュカシュアンをはじめ、ギリシャの歌い手、ソリスト、オーケストラが集結、色彩豊かな世界を表出しています。

 【録音】2010年11月, アテネ、メガロン・ホール(ライヴ)






アテネでのライヴ・コンサート

ECM
476 5278
(2CD)
\4400→¥4180
エレニ・カラインドルー:Elegy of the Uprooting (絶滅への哀歌) カメラータ管弦楽団
ヘレニック放送合唱団
アレクサンドロス・マイラット指揮
録音:2005年3月27日、アテネ (ライヴ)

”ギリシャの長い歴史と魂を揺さぶったカラインドルーの新伝説、アテネでのライヴ・コンサート。

 アンゲロプロス作品など、映画や演劇のための音楽を多く手がけその名を知らしめてきた、ギリシャの女流作曲家エレニ・カラインドルー。今回は、ECMへの初ライヴ・セット。彼女の故郷、アテネで3日間にわたって行われたこのコンサートはギリシャ国内はもちろん、ヨーロッパ中で話題となり、もちろんチケットはソールド・アウト。コンサート後の評も非常に高く、まさに待望のリリース。

 「全滅、出国、流浪そして帰郷」カラインドルーはこのテーマを今までもその音楽の中で語り続けてきた。
 一流アーティストたち(ECMのマンフレッド・アイヒャーもアーティスティック&ミュージカル・ディレクターとして参加)により演じられたこの一大叙事詩でもまたこのテーマが繰り返される。過去のECM作品に現れたモチーフが次々に再現され、まさに彼女の音楽人生すべてをかけて訴えられてきたメッセージが浮き彫りになり、彼女とは違う歴 史と伝統の中に生きる我々をも共感、そして感動の震えに誘う。
 まさにカラインドルーの音楽のエッセンスが詰まったライヴ。



こういう音楽
https://youtu.be/WVj9jySE8S0




「on the road」・・・単純に美しいと言っていい音楽なのか。はまります。
https://youtu.be/0V3kfjORqqM

 


4814495
\2500→\2290
《ギャヴィン・ブライアーズ:The Fifth Century》
 ギャヴィン・ブライアーズ:
  1) The Fifth Century (2014),
  2) 2つのラヴ・ソング (2010)
ザ・クロッシング(合唱団),
ドナルド・ナリー(指揮),
プリズム・サクソフォン四重奏団(1),

 「ヴォーカルの芸術」ともいえる神秘的な世界
 イギリスの作曲家(コントラバス奏者でもある)ギャヴィン・ブライアーズの新作「The Fifth Century」。
 初期の作品“タイタニック号の沈没”から偶然性と即興性を追求してきたブライアーズですが、最近はヒリヤード・アンサンブルとのコラボレーションによって「ヴォーカルの芸術」に注目しており、このアルバムでも女声合唱による斬新で美しい音楽を聴くことができます。
 17世紀イギリスの詩人トマス・トラハーンのテキストを用いた「The Fifth Century」では、ブライアーズが以前から愛好しているというサクソフォン・カルテットのもたらす滑らかな響きと、アカペラの女声合唱が溶け合うことで、トラハーンの一種「宗教的なテキスト」から神秘的な世界を導きだしています。
 瞑想的な「2つのラヴ・ソング」も人間の声の機能(ヴィブラート、言葉遣い、呼吸を含めて)を全て駆使した、極めて考え抜かれた音楽と言えるでしょう。

 【録音】2014年7月(1), 2015年6月(2), フィラデルフィア


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


OPUS蔵


 今年(2016 年)亡くなられた宇野功芳先生には、オーパス蔵の育ての親として15 年余りにわたり、ライナーノートの執筆、雑誌や先生の著書の中でのベスト盤で紹介していただき、個人の主催するミニレーベルが長く続けられる基礎を作っていただいたと感謝します。
 宇野先生とブルーノ・ワルターは切っても切り離せない繋がりがあり、オーパス蔵のワルターとウィーンフィルのSP 復刻は宇野先生に捧げる気持ちでまとめたものです。
 それら録音の中で先生が最も評価されたハイドンの「軍隊」と最も愛されたベートーヴェンの「田園」を新しくマスタリングしてまとめました。オーパス蔵としての宇野功芳先生の追悼盤にしたいと思います。(オーパス蔵:相原了)
OPK 2116
\2500→\2290
ワルター&ウィーンフィルによる「田園」と「軍隊」
 (1)ハイドン:交響曲第100番 ト長調「軍隊」
 (2)ベートーヴェン:交響曲第6番 へ長調 Op.68「田園」
ブルーノ・ワルター(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 2016年新マスタリング!ワルター&ウィーンフィルによる「田園」と「軍隊」

 録音:(1)1938年、(2)1936年/原盤:SP/日本語帯・解説付

 「田園」といえばワルターである。一度ワルターに接してしまうと、他の盤はどこかに違和感がある。よそよそしかったり、重かったり、冷たかったり、粘りすぎたり。ワルター/ウィーンフィルで育ったぼくは、フィラデルフィア管弦楽団による再録音を聴いたときは、気分が悪くなるほどがっかりしたし、コロンビア響とのステレオ盤はずっと良かったが、それでも第2楽章の木管ソロの音がやせているのが気になった。
 もっとも、ワルター/ウィーンの復刻盤はあまりにも音が貧しく、 長い間、このステレオ盤を「田園」のベストに挙げてきたが、オーパス蔵のCD を耳にして、久しぶりに往年の感激が戻って来た。
 これからは「田園」のディスクを聴くときは、やはり第一にこのウィーン盤に手がのびるだろうし、よほど音にうるさい人以外にはこれをベスト盤として推薦したい。少なくともコロンビア盤とともに座右に備えるべきだ(宇野功芳 2001 年)

 宇野先生との出会い
 出会いというより、こちらが勝手に押し掛けたと言ってよいものですが、それはオーパス蔵のCD が10 点ほど出た頃、ウィーン国立歌劇場の「ナクソス島のアリアドネ」公演会場の横浜の県民ホールでした (2000 年)。何列か前の席に写真でお馴染みの宇野先生の姿が見えました。SP 復刻の対象にワルターとウィーンフィルの録音は欠かせません。ワルターといえば宇野先生、第1 幕が終わった後突撃しました。先生はこのような不躾にも慣れておられるのか怖い顔もせず、オーパス蔵の話とライナーノートのお願いを聞いてくれました。「取り敢えず音を送りなさい、良ければ書くし、満足しなかったら書かない」。これが始まりでした。ワルターはまだ復刻前であり、フーベルマンの協奏曲録音をお送りしました。これが合格点を得て、宇野先生のライナーノートが始まりました。次はメンゲルベルクで、ワルターはその後でした。(オーパス蔵:相原了)


<メジャー・レーベル>

SONY


8898537604-2
(20CD)
\8000→\7490

アルトゥーロ・トスカニーニ/エッセンシャル・レコーディングズ

<CD1>
 1) ハイドン:交響曲第98番変ロ長調Hob.I-98 〜NBC交響楽団
  (1945年5月25日, Studio 8H),
 2) ハイドン:交響曲第101番ニ長調『時計』Hob.I-101〜
   ニューヨーク・フィルハーモニック (1929年3月29&30日, カーネギー・ホール),
<CD2>
 1) モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K.551『ジュピター』〜
   NBC交響楽団(1945年6月22日, カーネギー・ホール),
 2) モーツァルト:交響曲第35番ニ長調K.385『ハフナー』〜
   ニューヨーク・フィルハーモニック(1929年4月4&5日, カーネギー・ホール),
 3) ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92〜
   ニューヨーク・フィルハーモニック (1936年4月9&10日, カーネギー・ホール),
<CD3>
 1) ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 Op.60 〜NBC交響楽団
  (1951年2月3日, カーネギー・ホール),
 2) ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』〜NBC交響楽団
  (1939年2月27日,3月 1日&29日, Studio 8H),
<CD4>
 1) シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944『ザ・グレイト』〜
   フィラデルフィア管弦楽団 (1941年11月16日, アカデミー・オブ・ミュージック),
 2) シューマン:交響曲第3番変ホ長調 Op.97『ライン』〜NBC交響楽団
  (1949年11月12日, Studio 8H )
<CD5>
 1) メンデルスゾーン:劇音楽『夏の夜の夢』Op.21&61より
  序曲/間奏曲/夜想曲/スケルツォ/結婚行進曲/終曲 〜
   NBC交響楽団(1947年11月4日, カーネギー・ホール),
 2) ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』序曲〜NBC交響楽団
   (1945年5月25日, Studio 8H),
 3) ウェーバー:歌劇『オイリアンテ』序曲J.291 〜
   NBC交響楽団(1951年10月29日, カーネギー・ホール),
 4) ウェーバー:歌劇『オベロン』序曲J.306 〜NBC交響楽団
  (1952年8月5日, カーネギー・ホール),
 5) ベルリオーズ:『マブ女王のスケルツォ』 〜NBC交響楽団
  (1951年11月10日, カーネギー・ホール),
 6) ベルリオーズ:『ラコッツィ行進曲』 〜NBC交響楽団(1945年9月2日, Studio 8H),
<CD6>
 1) ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73 〜
  NBC交響楽団(1952年2月11日, カーネギー・ホール),
 2) ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a 〜
  ニューヨーク・フィルハーモニック(1936年4月9&10日, カーネギー・ホール),
<CD7>
 1) チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』〜
   NBC交響楽団(1947年11月24日, カーネギー・ホール),
 2) リャードフ:『キキモラ』Op.63 〜
   NBC交響楽団(1952年7月29日, カーネギー・ホール)
<CD8>
 1) ドビュッシー:交響詩『海』〜フィラデルフィア管弦楽団
   (1942年2月8&9日, アカデミー・オブ・ミュージック),
 2) ドビュッシー:『イベリア』 〜フィラデルフィア管弦楽団
   (1941年11月18日, アカデミー・オブ・ミュージック),
 3) ラヴェル:バレエ音楽『ダフニスとクロエ』第2組曲 〜NBC交響楽団
   (1949年11月21日, カーネギー・ホール),
<CD9>
 1) R・シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』Op.20〜NBC交響楽団
   (1951年1月10日, カーネギー・ホール),
 2) R・シュトラウス:楽劇『サロメ』Op.54より
   「7枚のヴェールの踊り」〜NBC交響楽団(1939年1月14日, Studio 8H),
 3) R・シュトラウス:交響詩『死と変容』Op.24 〜NBC交響楽団
   (1952年3月10日, カーネギー・ホール)
 4) シベリウス:交響詩『ポヒョラの娘』Op.49 〜NBC交響楽団
   (1940年12月7日, Studio 8H),
 5) シベリウス:トゥオネラの白鳥 Op.22-2 〜
    NBC交響楽団(1944年8月27日, Studio 8H),
<CD10>
 1) レスピーギ:交響詩『ローマの祭り』〜フィラデルフィア管弦楽団
  (1941年11月19日, アカデミー・オブ・ミュージック),
 2) コダーイ:組曲『ハーリ・ヤーノシュ』〜NBC交響楽団(1947年11月29日, Studio 8H),
 3) バーバー:弦楽のためのアダージョ Op.11 〜
   NBC交響楽団(1942年3月19日, カーネギー・ホール),
<CD11>
 グルック:歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』第2幕〜
  NBC交響楽団 ナン・メリマン(Ms) ロバート・ショウ合唱団
   (1952年11月20~22日, カーネギー・ホール),
<CD12>
 1) ロッシーニ:歌劇『アルジェのイタリア女』序曲 〜
  ニューヨーク・フィルハーモニック(1936年4月10日, カーネギー・ホール),
 2) ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より第3幕〜 NBC交響楽団
  (1944年5月25日, マディソン・スクェア・ガーデン),
 3) ロッシーニ:歌劇『セミラーミデ』序曲〜
  ニューヨーク・フィルハーモニック (1936年4月10日, カーネギー・ホール),
<CD13-14>
 ヴェルディ:歌劇『オテロ』(全曲) 〜
  ヘルヴァ・ネルリ(Sp), ナン・メリマン(Ms), ラモン・ヴィナイ(T),
  ヴィルジニオ・アッサンドリ(T), レスリー・チャベイ(T),
  ジュゼッペ・ヴァルデンゴ(Bs), アーサー・ニューマン(Br),
  ニコラ・モスコーナ(Bs), NBC交響楽団(1947年12月4〜13日, Studio 8H),
<CD15-16>
 ヴェルディ:歌劇『ファルスタッフ』(全曲) 〜
  ヘルヴァ・ネルリ(Sp), クローエ・エルモ(Ms), アントニオ・マダーシ(T),
  ジュゼッペ・ヴァルデンゴ(Br), ロバート・ショウ合唱団, NBC交響楽団
  (1950年4月1&8日, Studio 8H),
<CD17>
 1) ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より
  第1幕への前奏曲 〜NBC交響楽団(1946年3月11日, カーネギー・ホール),
 2) ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より
  第3幕への前奏曲〜NBC交響楽団 (1951年11月26日, カーネギー・ホール),
 3-4) ワーグナー:歌劇『ローエングリン』より
  第1幕への前奏曲と第3幕への前奏曲〜ニューヨーク・フィルハーモニック
  (1936年4月9日, カーネギー・ホール),
 5) ワーグナー:ジークフリート牧歌 〜
   NBC交響楽団(1952年7月29日, カーネギー・ホール),
<CD18>
 1) ワーグナー(トスカニーニ編)楽劇『神々のたそがれ』より
  「夜明けとジークフリートのラインへの旅」〜ニューヨーク・フィルハーモニック
  (1936年2月8日&4月9日, カーネギー・ホール),
 2) ワーグナー:楽劇『神々の黄昏』より「ブリュンヒルデの自己犠牲」 〜
  NBC交響楽団(1941年2月24日, カーネギー・ホール),
 3) ワーグナー:楽劇『神々の黄昏』〜ジークフリートの死と葬送行進曲 〜
  NBC交響楽団(1952年1月3日, カーネギー・ホール),
 4) ワーグナー:楽劇『ワルキューレ』第1幕より第3場 〜
  NBC交響楽団(1941年2月22日, カーネギー・ホール),
<CD19-20>
 プッチーニ:歌劇『ボエーム』(全曲) 〜
  リチア・アルバネーゼ(Sp), アン・マックナイト(Sp),
  ジャン・ピアース(T), フランチェスコ・ヴァレンティーノ(T),
  ジョージ・チェハノフスキー(Br), ニコラ・モスコーナ(Bs),
  サルヴァトーレ・バッカローニ(Bs), NBC交響楽団
   (1946年2月3&10日, Studio 8H)
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)

 イタリアの生んだ20世紀最大の巨匠指揮者、アルトゥーロ・トスカニーニ。
 2017年は、トスカニーニ生誕150年, 没60年。そしてNBC交響楽団の創設80年となります。今作はそれを記念した、トスカニーニの最も重要な演奏を収録した20枚組BOXとなります。
 トスカニーニが20世紀の演奏史に遺した巨大な足跡の傑作ばかりであり、30有余年にわたる演奏の変遷は、一人の偉大な芸術家の成長の過程の記録でもあります。
 トスカニーニ62歳の1929年に録音されたモーツァルトの交響曲第35番「ハフナー」から1952年、85歳の時に録音されたブラームスの交響曲第2番までトスカニーニ晩年の24年間の演奏記録のエッセンスであり、録音はほぼジャンル別/時代別に並べられています。
 同じ曲でも複数の録音が残されている場合は、より個性の強い演奏が収録されています(ベートーヴェンの「運命」なら1939年盤、第7はニューヨーク・フィル盤、シューベルト「ザ・グレイト」やドビュッシー「海」は大戦中のフィラデルフィア管盤が選ばれています)。
 それぞれの作品で最も新しいリマスター音源が採用されています。

 各ディスクは紙ジャケットに封入され、リフトオフ・リッド・ボックス(サイズ: 幅9 cm x 横 13.5 cmx 縦13.3 cm)に収容されています。別冊解説書付き。
 


8898534873-2
\2500→\2290
ラン・ラン&ロン・ユー&中国フィル!
 ハワード・ショア:2つのコンチェルト

 ハワード・ショア(1946-):
  1) Ruin & Memory, 2) Mythic Gardens
1) ラン・ラン(ピアノ)、
ロン・ユー(指揮)
中国フィルハーモニー管弦楽団2)
ソフィー・シャオ(チェロ)、
ルートヴィヒ・ヴィッキー(指揮)
21世紀室内管弦楽団
 ハワード・ショアはデビッド・クローネンバーグ監督とのコラボレーションの成功で一躍脚光を浴び、以後ハリウッドを中心に映画音楽の作曲家として活躍しています。
 緊張感を伴う一連のサスペンスにこそその持ち味を発揮しますが、売れっ子になってからはコメディー映画のオファーも多く、幅広いジャンルの作品で卓越した作家性を披露しています。
 アメリカの人気テレビ番組「サタデー・ナイト・ライブ」の音楽監督に就任し(1975-1980年)、ここで柔軟な音楽センスを身につけました。クローネンバーグを離れると様々なジャンルの劇伴をこなし、1994年にはティム・バートン監督の指名により、『エド・ウッド』をダニー・エルフマンに変わって担当し、”LA批評家協会賞”の”最優秀作曲賞”を受賞。全世界でヒットした『ロード・オブ・ザ・リング』は、アカデミー賞とLA批評家協会賞を受賞しました。
 ショアは映画音楽作曲家としてでなく、クラシック音楽作曲家としても数少ないですが書き上げています。そのうち、ピアノ協奏曲「Ruin & Memory」, チェロ協奏曲「Mythic Gardens」の2つが、このアルバムに収録されています。
 ピアノ協奏曲ではラン・ランがソロを受け持ち、壮大な演奏がくりひろげられています。

  [録音]1) 2010年10月11日、北京音楽祭でのライヴ, 2) 2014年4月20日、ルツェルン・カルチャー・コングレスセンターでのライヴ



<国内盤> 


molto fine


MF 28501
\2800+税
《田辺秀樹/ウィーン、わが夢の町》
 01ヘルナルスの小さなカフェで
 02ウィーンへの挨拶
 03ワインはいいものだ
 04河下のローバウでは
 05服なんぞ売り払ってくれ
 06ランナーの調べ
 07俺は生粋のウィーン子
 08 音楽とワインがなくなったら
 09 懐かしの1830年頃
 10 ミヒャエル広場の思い出
 11 神様、天国はいりません
 12神様がお望みでなければ
 13 ゲーテやシラーじゃないけれど
 14 ウィーンの辻馬車の歌
 15 グリンツィングにまた行きい 16 プラーター公園の春
 17 郊外のジーファリングでは 18私のママはウィーン生まれ
 19ウィーン、わが夢の町
 20ウィーンは夜こそ素晴らしい 21別れには「セルヴス」を
Extra Track (encore)
 22 ウィーン、わが夢(と現実!)の町
田辺秀樹(ピアノ)
 酒席”ピアニスト、田辺秀樹のデビューCD
 ピアノ・ソロによるウィーン節の神髄!
 
 ドイツ文学者で、「モーツァルト」(新潮社)や、「モーツァルト16の扉」(小学館)の著書もある田辺秀樹(一橋大学名誉教授)は、知る人ぞ知る“酒席”ピアニスト。
 19世紀後半から20世紀初頭にかけてウィーンで愛唱された歌(Wienerlied)。
 ウィーン文化の精華とも言うべき、カフェやホイリゲ(酒場)に流れる名旋律の数々を、本場ウィーンでも演奏経験が豊富な田辺秀樹が、自ら編曲も行なって演奏しています。
 ワインがあればさらにご機嫌! 
 ノスタルジックで美しい旋律をもつウィーンの節の神髄を存分に味わえる、世界にも類を見ないアルバムの登場です。
  録音:20014年6月19日他 三鷹市芸術文化センター「風のホール」


  “酒席”ピアニストに乾杯! 
  人の心を包み込む、なんとも暖かい演奏だ。
  目を閉じれば、ここはもうウィーンの裏町のカフェ。
  ピアノを弾いているのが、数年前まで一橋大学でドイツ文化を
  講義し、ウィーンをこよなく愛する田辺秀樹教授だと知れば驚くに違いない。  
                                      ・・・・大原哲夫 ライナーノーツより


 田辺 秀樹(たなべ・ひでき):
  1948年東京生まれ。幼少時よりピアノを習うが、10年ほどでクラシックのピアニストへの道を断念、以後はピアノで好きな曲や歌を弾いて楽しむ。東京大学文学部でドイツ文学を専攻。1978年から80年、ドイツ留学中、オーストリアの保養地、バート・イシュルで素晴らしいサロン・ピアニストの演奏に魅了され、古き良きヨーロッパのサロン・ピアノの継承を志す。
 2012年まで一橋大学大学院言語社会研究科教授(ドイツ語、音楽文化論担当)。
 著書に『モーツァルト』(新潮文庫)、『モーツァルト、16の扉』(小学館)他。大学退官後は“酒席”ピアニストとして、ウィーンのカフェなどでの演奏も行っている。
 

MF 22203
\2500+税
《バッハ at クリスマス》
バッハ at クリスマス −軽井沢のオーベルタン・オルガン−
 01ピエス・ドルグ BWV572
 02 マニフィカト「わが魂は主をあがめ」によるフーガ BWV733
 03-06 パストレッラ ヘ長調 BWV590
 07-09 いざ来ませ、異邦人の救い主よ BWV659, 660, 661
 10 神のひとり子なる主キリスト BWV601
 11イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ BWV604
 12 かくも喜びに満てる日 BWV605
 13 甘き喜びのうちに BWV608  
 14 高き天よりわれは来たれり BWV606
 15暁の星のいと美しきかな BWV739
 16-17 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547
<Encore>
 18 甘き喜びのうちに BWV751 Anh. III 172
水野 均 (オルガン)
水野 均のバッハ第3弾

−軽井沢のオーベルタン・オルガン−
 星がきらめくクリスマスのオルガン音楽
 カザルスホールのオルガニスト・イン・レジデンスとして活躍した水野均のCDも3枚目となりました。
 今回は、軽井沢で個人が所有する音楽堂のオルガンを選び、教会でクリスマス前後に演奏されるバッハの作品を集めました。
 静かな期待がふくらむアドヴェントからきらきらと星が輝くクリスマスへと、喜びに満ちた美しい作品の数々が豊かな表現力で演奏されています。
 オルガンを存分に歌わせ、あらゆる音色を駆使しながら澄んだ響きを紡ぎ出す練達の技に、さらに磨きがかかりました。
 バッハの時代から脈々と受け継がれてきた、クリスマスのオルガン音楽の真髄をお楽しみください。
 録音:軽井沢コルネ(オーベルタン製作オルガン) 2016年4月22日〜24日


 マリー=クレール・アランは、オルガンの音色を決める作業を料理に例えた。シェフはもちろんオルガニスト、食材は作品、そして多種多様な音色がスパイスとなる。
 匙加減にはシェフの経験がものを言う。オルガニストにとって、出向いた先のオルガンというキッチンで、さてどんな味付けで調理しようかと考えるのは、一期一会の愉しみだ。(ブックレットより)
  ——軽井沢コルネのオーベルタン・オルガンを前に、練達のシェフ・水野 均の技が冴える。


 水野 均(みずの・ひとし):
  東北学院大学経済学部経済学科卒業。国立音楽大学器楽科オルガン専攻を首席で卒業。矢田部賞受賞。同大学院音楽研究科器楽専攻修了。ミラノ市立音楽院古楽器科に留学。東京藝術大学音楽学部大学院音楽研究科後期博士課程修了。博士号(音楽)取得。
 オルガンを廣野嗣雄、吉田實、L. ギエルミに師事。これまで、盛岡市民文化ホール、カザルスホールの専属オルガニストとして、オルガン音楽の啓蒙活動の一環として、数多くのコンサートの企画およびコーディネートに携わってきている。
 2002年SACD「アーレントオルガン at カザルスホール」、2010年CD「バッハ at カザルスホール」、2013年東日本大震災復興支援CD「SPERANZA 希望」をリリース、いずれも各紙で非常に高い評価を得た。
 桐朋学園大学音楽学部古楽器科講師、日本基督教団早稲田教会オルガニスト。日本オルガニスト協会会員、日本オルガン研究会会員。




BIS(キング・インターナショナル)(国内仕様盤)

 ブラウティハム来日記念国内盤化
ブラウティハム&ケルン・アカデミーによるモーツァルトのピアノ協奏曲シリーズ

KKC 5683
(SACD HYBRID)
\3000+税
※輸入盤発売済
モーツァルト:ピアノ協奏曲集第4集
 ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459
 ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
ケルン・アカデミー
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)
 シリーズで使用している楽器はアントン・ワルター[1752-1826] 製作のレプリカで、2011 年ポール・マクナルティ製作によるフォルテピアノを使用しております。マクナルティ製作の楽器を使用して演奏・録音していることについてブラウティハムは「マクナルティは古い楽器を研究して、それを新しく作り出してくれるという点だけでなく、彼の製作したレプリカを演奏していると、演奏解釈の面でもなんか新しいインスピレーションを得ることができる」と語っており、ブラウティハムがイメージする最善の状態の楽器を使用することで、ごく自然な雰囲気を作り出していることがわかります。フォルテピアノの製造過程をシリーズのジャケット写真に用いていることも興味をひきます。

 2017年日本公演スケジュール
 2 月 4日( 土) 14:00 兵庫県立芸術文化センター
 2 月 5日( 日) 14:00 名古屋 宗次ホール
 2 月 7日( 火) 19:00 東京 トッパンホール

 録音:2011 年12月ケルン、ドイツ放送カンマームジーク・ザール/[BIS] BIS SA.1964、輸入盤・日本語帯・解説付
 
KKC 5684
(SACD HYBRID)
\3000+税
※輸入盤発売済
モーツァルト:ピアノ協奏曲集第5集
 ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
  (カデンツァ:ブラウティハム)
 ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595
  (カデンツァ:モーツァルト)
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
ケルン・アカデミー
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)
 録音:2012 年7月ケルン、ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール/[BIS] BIS SA.2014、輸入盤・日本語帯・解説付
 
KKC 5685
(SACD HYBRID)
\3000+税
※輸入盤発売済
モーツァルト:ピアノ協奏曲集第6集
 ピアノ協奏曲第18番変ロ長調 K.456
  (カデンツァ:モーツァルト)
 ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482
  (カデンツァ:ブラウティハム)
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
ケルン・アカデミー
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)
 録音:2012 年12月ケルン、ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール/[BIS] BIS SA.2044、輸入盤・日本語帯・解説付
 
KKC 5686
(SACD HYBRID)
\3000+税
※輸入盤発売済
モーツァルト:ピアノ協奏曲集第7集
 ピアノ協奏曲第21番ハ長調KV.467
  (カデンツァ:ブラウティハム)
 『どうしてあなたを忘れられようか・・・
  心配しないで、愛する人よ』 K.505
 ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 K.449
  (カデンツァ:モーツァルト)
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
キャロリン・サンプソン(ソプラノ:K.505)
ケルン・アカデミー
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)
 録音:2013 年7月:ケルン、ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール/[BIS] BIS SA.2054、輸入盤・日本語帯・解説付
 
KKC 5687
(SACD HYBRID)
\3000+税
※輸入盤発売済
モーツァルト:ピアノ協奏曲集第8集
 ピアノ協奏曲第16番ニ長調 K.451
  (カデンツァ:モーツァルト)
 ピアノ協奏曲第15番変ロ長調 K.450
  (カデンツァ:モーツァルト)
 ピアノと管弦楽のためのロンド ニ長調 K.382
  (カデンツァ:モーツァルト)
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
ケルン・アカデミー
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)
 録音:2013 年12月ケルン、ドイツ放送室内楽ザール/[BIS] BIS SA.2064、輸入盤・日本語帯・解説付
KKC 5688
(SACD HYBRID)
\3000+税
※輸入盤発売済
モーツァルト:ピアノ協奏曲集第9集
 ピアノ協奏曲第13番ハ長調 K.415
 ピアノ協奏曲第11番ヘ長調 K.450
 ピアノ協奏曲第8番ハ長調 K.246
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
ケルン・アカデミー
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)
 録音:2014 年7月ケルン、ドイツ放送室内楽ザール
 
KKC 5689
(SACD HYBRID)
\3000+税
※輸入盤発売済
モーツァルト:ピアノ協奏曲集第10集
 ピアノ協奏曲第5番ニ長調 K.175
  (カデンツァ:第1楽章モーツァルト、第3楽章ブラウティハム)
 ピアノ協奏曲第6番変ロ長調 K.238(カデンツァ:モーツァルト)
 3つのピアノ協奏曲 K.107
  (J.C.バッハのピアノ・ソナタ Op.5/2-4に
   弦楽3部を加えた編曲による)
  (カデンツァ:第1番モーツァルト、第2&3番ブラウティハム)
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
ケルン・アカデミー
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)
 録音:2014 年12月ケルン、ドイツ放送室内楽ザール/[BIS] BIS SA.2084、輸入盤・日本語帯・解説付
 
KKC 5690
(SACD HYBRID)
\3000+税
※輸入盤発売済
モーツァルト:ピアノ協奏曲集第11集
 ピアノ協奏曲第3番ニ長調 K.40(カデンツァ:モーツァルト)
 ピアノ協奏曲第1番ヘ長調 K.37(カデンツァ:ブラウティハム)
 ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 K.39(カデンツァ:ブラウティハム)
 ピアノ協奏曲第4番ト長調 K.41(カデンツァ:ブラウティハム)
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
ケルン・アカデミー
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ( 指揮) 
 録音:2015 年8月ケルン、ドイツ放送室内楽ザール/[BIS] BIS SA.2094、輸入盤・日本語帯・解説付

<映像>


BONGIOVANNI(映像)


AB 20032
(DVD)
\5800
ロッシーニ:
 歌劇『イングランドの女王エリザベッタ』
シルヴィア・ダッラ・ベネッタ(エリザベッタ)
アレッサンドロ・リベラトーレ(レイチェステル)
サンドラ・パストラーナ(マティルデ)
オレスヤ・ベルマン・チュプリノヴァ(エンリーコ)
ダヴィド・アレグレト(ノルフォルク)
ネストル・ロサン(グリエルモ)
フェデリコ・フェッリ(指揮)
マルコ・スパダ(合唱指揮)
“マリアリーザ・デ・カロリス”
 コンサート協会管弦楽団、同合唱団
 ロッシーニのナポリ・デビューを飾った華々しいオペラ

 収録:2015年10月/イタリア、サッサリ、コムナーレ劇場(ライヴ)/163’ 28’’、NTSC、リージョン:All、16:9、字幕:伊・英

 1815 年10 月4 日にナポリのサン・カルロ劇場で初演された『イングランドの女王エリザベッタ』はロッシーニが当劇場のために書いた9 つのオペラのうち一番初めにあたる、23 歳の若き作曲家のナポリ・デビューを飾った作品です。
 劇場おかかえの名歌手を揃えたこともあり結果は上々、オペラ作曲家ロッシーニの名を世に知らしめました。
 レチタティーヴォ・セッコを廃し、華麗なコロラトゥーラのパッセージを書くなど、19 世紀のオペラに変革をもたらしたロッシーニならではの特徴は既に現れており、プリマドンナ活躍型の華々しいオペラであることも見逃せません。


















12/7(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

CENTAUR


CRC 3492
\2400
17世紀のトランペット、
 弦楽とオルガンのための作品集
ケンタッキー・バロック・トランペッツ、他
  ヴィット:10声のソナタ*、7声のソナタ/
  作曲者不詳:
   モデナ・デュエット 1/32*、2本のトランペットのためのシンフォニア、
   モデナ・デュエット 11/18*/
  ベンディネッリ:ソナタ第332番*/
  作曲者不詳:モデナ・デュエット 10/17*/
  ヴェイヴァノフスキー:4声のソナタ第2番/
  フェッリーニ:3つのパッサカリア*/
  作曲者不詳:モデナ・デュエット 12/19*/
  ヴィヴィアーニ:ソナタ第1番/
  リュリ:メヌエット第6番*/
  アルベルティーニ:10声のソナタ* (*=世界初録音)
 17世紀のトランペット、弦楽とオルガンのための作品集!!バロック・トランペットの優雅な音色は必聴!!

 ケンタッキー・バロック・トランペッツは、芸術監督を務めるドンジョンソンが2005年に設立したバロック・トランペットのアンサンブル。2007年の国際トランペットコンクールではヒストリカル・アンサンブル部門で部門賞を受賞するなど、演奏にも定評がある。収録曲は、作曲者不詳の作品を含む、17世紀ドイツ、イタリア、フランスの作品。見事なアンサンブルで、バロック・トランペットの優雅な音色を披露している。

 2013年6月の録音。
 

CRC 3485
\2400
トリオ・ソラーリ、精鋭アンサンブル
 ミヨー:ヴァイオリン、
  クラリネットとピアノのための組曲 Op.157b
 ハチャトゥリアン:
  クラリネット、ヴァイオリンとピアノのための三重奏曲ト短調
 ナイト:シー・オブ・グラス,オーシャン・オブ・スカイ
 バルトーク:コントラスツ
トリオ・ソラーリ
 アメリカやアジアを中心に活躍しているトリオ・ソラーリは2005年に結成した精鋭アンサンブル。メンバーの中でも、ヴァイオリニストのショーン・ユン=シャン・ワンは、13歳で台湾国際ヴァイオリン・コンクールで1位入賞の実績を誇る実力派。息の合ったアンサンブルと美しいハーモニーでミヨー、ハチャトゥリアン、バルトークなどの作品を演奏する。エドワード・ナイトの「シー・オブ・グラス,オーシャン・オブ・スカイ」は、トリオ・ソラーリの委嘱作品。

 2013年8月12日−14日の録音。
 

CRC 3517
\2400
アナスタシア・セイフェトディノーヴァ
 ムソルグスキーの「展覧会の絵」を披露

  ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》
  クレメンティ:ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 Op.25-5
  シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
アナスタシア・セイフェトディノーヴァ(ピアノ)
 ウクライナ出身の女流ピアニスト、アナスタシア・セイフェトディノーヴァ。2003年の第14回ローマ国際ピアノ・コンクールで第1位と特別賞を受賞、2006年にはスペインのプッチサルダー国際ピアノ・コンクールで優勝と華々しい経歴を持つ。当タイトルでは、その見事な表現力と技術でムソルグスキーの「展覧会の絵」を披露。

 2013年&2015年の録音。
 

CRC 3502
\2400
「24の前奏曲」をはじめ、ショパンの作品集
 ショパン:
  24の前奏曲 Op.28/前奏曲第25番嬰ハ短調 Op.45/
  前奏曲第26番変イ長調/幻想曲ヘ短調 Op.49/
  子守歌変ニ長調 Op.57
ディアナ・ヤヴォルスカ(ピアノ)

 「24の前奏曲」をはじめ、ショパンの作品集を演奏するのは、1968年生まれのポーランド出身の女流ピアニスト、ディアナ・ヤヴォルスカ。長いキャリアに裏付けられた、雄大な表現力で円熟のショパンを奏でる。

 2015年8月27日の録音。

 

CRC 3491
\2400
エウンミ・コー演奏、世界初録音を2曲収録した意欲作。
 リベラトーレ:
  スコットランドの民謡による変奏とフーガ
   《彼女は立ち上がり、招き入れてくれた》 *
 スーク:母について Op.28
 ラビノヴィチ:...star dazzling me, live and elate...*
 シューマン:幻想曲ハ長調 Op.17
  (*=世界初録音)
エウンミ・コー(ピアノ)
 2016年よりフロリダを拠点に活動している、サンシャイン・シティ・オペラのピアニストと音楽監督に就任したエウンミ・コー。
 演奏機会の少ない作品から現代の作曲家の作品まで幅広いレパートリーを持つエウンミ・コーが演奏する、世界初録音を2曲収録した意欲作。

 2015年5月の録音。



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CPO


555068
\2700
J.S.バッハ(1685-1750):ダイアローグ・カンタータ集
 1.ああ神よ、いかに多き胸の悩み BWV58
 2.いと尊きイエス、わが憧れよ BWV32
 3.オーボエ・ダ・モーレのための協奏曲 イ長調 BWV1055a
 4.その人は幸いなり BWV57
ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ)
ドミニク・ヴェルナー(バス)
キルヒハイマー・バッハコンソート
アルフレード・ベルナルディーニ(オーボエ・ダ・モーレ&指揮)

 ソプラノとバス、2人のソリストによって対話形式で進行する「ダイアローグ・カンタータ」。バッハの作品にも何曲かがその形式によって書かれています。
 イエスと魂の対話が表現されているという一連の作品は、この時代に書かれたカンタータの中でも最高傑作とされています。ソリストのブラシコヴァはプラハ生まれのソプラノ。2002年にプラハ音楽院を卒業し、中世、ルネサンス、バロック初期の作品を中心に歌っている歌手です。彼女はまたプロのハープ奏者であり、中世の曲を歌う時はしばしば自身で伴奏することでも知られています。
 ドミニク・ヴェルナーは2002年にライプツィヒで開催されたバッハ国際コンクールの入賞者。2人とも数々の指揮者と共演し、“バッハ・コレギウム・ジャパン”でも度々ソロとして登場、日本の聴き手にも良く知られています。
 キルヒハイマー・バッハコンソートは2008年にドミニク・ヴェルナーが設立したアンサンブル。18世紀のレパートリーを中心に活躍しています。オーボエ、指揮を担当するベルナルディーニもバロック音楽のオーソリティ。バッハ、テレマン、ヴィヴァルディを中心に多数の録音があります。
 

555092
\2700
マルティン・パルメリ(1965-):
 1.ミサ・ブエノスアイレス「ミサ・タンゴ」
 2.タンゴ・グローリア
アンネカトリン・ラーブス(メゾ・ソプラノ)
ハイディ・マリア・タウベルト(ソプラノ)
クレメンス・ハイドリッヒ(バス・バリトン)
ザクセン声楽アンサンブルクァルテート・ロッテルダム
ドレスデン・カペルゾリステン
マティアス・ユング(指揮)

 タンゴといえば、バンドネオン。このパルメリの「ミサ・タンゴ」はバンドネオンとピアノ、弦楽オーケストラと四部合唱、独唱者のために書かれた、まさにタンゴそのものの曲調を持ったミサ曲です。
 もちろん歌詞は全てラテン語が用いられています。アルゼンチン生まれのパルメリは、ピアソラの影響を強く受けており、出生地の伝統音楽であるタンゴと、いわゆる「芸術音楽」との融合によって、新たなジャンルを開発したのです。
 1996年に初演された直後から人気を獲得し、作曲家自身による指揮での演奏も何回も行われていますが、今回はバンドネオン誕生の地であるドイツで演奏されたことでも注目が集まったコンサートのライヴ録音です。
 刺激的なリズム、サンクトゥスでの妖艶なピアノソロなど、聴き所たっぷりの「現代のミサ曲」となっています。 
 


555099
\2700→\2490
フランツ・クロンマー(1759-1831):交響曲集
 1.交響曲 第1番 ヘ長調 Op.12
 2.交響曲 第2番 ニ長調 Op.40
 3.交響曲 第3番 ニ短調 Op.62
スイス・イタリア語放送管弦楽団
ハワード・グリフィス(指揮)

 1759年ボヘミアで生まれ、ハンガリーで活躍、一時はウィーンで宮廷に仕えるも、ハンガリーに戻り20年間ペーチ大聖堂の教会楽長に就任した作曲家フランティシェック・クラマーシュ。しかし晩年はウィーンの劇場の楽長を務め、1818年には皇室専属作曲家の称号を得るなど、すっかりウィーンの作曲家として定着。そんな名声を得ていたにもかかわらず、その作品はハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンの影に隠れてしまって存在自体すらも忘れられてしまいました。
 1997年になってようやくチェコの音楽学者カレル・パドルタによって彼の伝記と作品目録が編纂され、名前もドイツ読みのフランツ・クロンマーが定着。クラリネット協奏曲をはじめとした作品が少しずつ見直されてきています。
 この3曲の交響曲もハイドン風ではありますが、二長調とニ短調が入り混じる第2番の第1楽章など、ユニークな部分の多い魅力的な作品です。



ヤクブ・フルシャ指揮!
クロンマー:協奏曲集

CHRISTOPHORUS
CHE 0199-2
\1600
ヤクブ・フルシャ指揮!
 クロンマー:協奏曲集

  2本のクラリネットと管弦楽のための協奏曲 Op.35
  フルート、クラリネット、ヴァイオリンと
   管弦楽のための協奏交響曲 Op.80
フレデリック・ラパン(クラリネット)
クルツィオ・ペトラリオ(クラリネット)
ブルジット・ブクストルフ(フルート)
ヤクブ・チェルノホルスキー(ヴァイオリン)
ヤクブ・フルシャ(指揮)
バドワイズ・フィルハーモニー管弦楽団

 ヤクブ・フルシャ指揮! クロンマーの協奏曲!

 ボヘミアの生まれでウィーン古典楽派の作曲家として活躍したフランツ・クロンマー(1759−1831)。
 ウィーンやハンガリーで宮廷楽長をつとめ、生涯に300を超える作品を書き上げながらも、モーツァルトやベートーヴェンの影に隠れ、演奏・録音機会の少ないクロンマーの協奏的作品を、ヤクブ・フルシャの指揮で。

 


777996
\2100→\1990
ロベルト・ラデッケ(1830-1911):ピアノ三重奏曲集
 1.ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲 変イ長調 Op.30
 2.3つの幻想小品集 Op.7
 3.ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲 ロ短調 Op.33
フォンテーヌ三重奏団

 ドイツの指揮者、ヴァイオリニスト、作曲家ロベルト・ラデッケ。交響的作品集(777995)に続く室内楽作品集は、どれも世界初録音となります。
 ポーランドとドイツの国境近くにあるジェチュモロヴィチェに生まれ、1853年にベルリンに移住。指揮者、教育者として19世紀末のドイツ音楽界に強い影響を与えたラデッケは、ヴァイオリニストとして四重奏団に属し、またピアニストとしてはベートーヴェンのソナタで極めてセンセーショナルな解釈を施すなど、演奏家としても傑出した才能を示していました。
 そんなラデッケの室内楽曲は、充実したピアノ・パートと、ロマンティックな感情表現に溢れたメロディが特徴的。演奏しているフォンテーヌ三重奏団はドイツの若手奏者たちによるアンサンブル。古典派から現代音楽まで幅広いレパートリーを有しています。




777995
\2700→\2490
ロベルト・ラデッケ:管弦楽作品集
 1.「シェイクスピアの“ジョン王”」序曲 Op.25(1860)/
 2-5.交響曲 へ長調 Op.50(1877)/
 6.大管弦楽のための「夜の小品」Op.55(1890)/
 7-8.管弦楽のための2つのスケルツォ(1888)
ビール・ゾロトゥルン交響楽団/
カスパール・ツェンダー(指揮)

ドイツの指揮者、ヴァイオリニスト、作曲家ロベルト・ラデッケ(1830-1911)の作品集です。
彼の兄も作曲家で、当時のドイツ楽壇に多大なる影響を与えていました。教育者としては、ブルーノ・ワルター、カミッロ・シューマンの師であり、また個人的にはワーグナー、リスト、ブラームス、そしてリヒャルト・シュトラウスとの交友関係を結んでいました。従ってその作風はご想像通り。レパートリーも管弦楽曲から宗教作品までと幅広く、ロマンティックで完璧なフォームを持った作品を数多く書いていますが、現在、これらを聞くことはほとんどありません。

 

555001
\2700
1.バルトーク(1881-1945):2台のピアノと打楽器のための協奏曲
2.ヴィクトル・バビン(1908-1972):2台のピアノのための協奏曲
ゲノヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオ
ドブロイ・パリエフ&プラメン・トドロフ(パーカッション)
ブルガリア国立放送交響楽団
ヨルダン・カムザロフ(指揮)

 ブルガリア出身のピアニスト、アグリカ・ゲノヴァとリウベン・ディミトロフによるピアノ・デュオは、2台ピアノ用の作品と連弾作品のどちらにも素晴らしい成果を挙げているアンサンブルです。
 バッハから現代作品まで幅広いレパートリーを持ち、cpoレーベルを中心とした10枚以上の録音はどれも世界中の音楽誌で高く評価されています。オーケストラとの共演経験も豊富な彼ら、これまでにもプーランクなどのフランス音楽やメンデルスゾーン、マルティヌー、シュニトケなどの録音がありますが、今回はバルトークと、ロシアの作曲家バビンの作品を収録。
 バルトークの「2台のピアノと打楽器のための協奏曲」は元々は室内楽曲だったものをバルトーク自身が改編、原曲よりも激しく音がぶつかりあい、刺激的な響きが生まれています。
 バビンはモスクワ生まれ。ベルリン高等音楽院に留学しアルトゥール・シュナーベルに師事。同じくピアニストのヴィクトリアと結婚し、夫婦で演奏するために何曲かの2台ピアノ用の作品を残した作曲家です。主に他の作曲家の作品を2台ピアノ用に編曲した作品で知られていますが、オリジナル曲も華やかな技巧が凝らされています。

 録音 2015年2月23-27日、5月21-22日 the First Studio of Bulgarian National Radio
 

555058
(2CD)
\4800
ジグマンド・ロンバーグ(1887-1951):喜歌劇《学生王子》
 ドロシー・ドネリー:台本
ドミニク・ヴォルティク(テノール)
アニヤ・ペーターセン(ソプラノ)
フランク・ブリーズ(バス・バリトン)
アランツァ・エゼナッロ(ソプラノ)
ヴィンセント・シルマッハー(テノール)
ヴィーラント・ザッター(バス・バリトン)
ヨアン・リバルタ(テノール)
テレサ・ニールズ(ソプラノ)
クリスティアン・ストゥルム(テノール)
ケルン放送管弦楽団&合唱団
ジョン・マウチェリ(指揮)
 家庭教師の博士とともにハイデルベルクにやってきたドイツ、ザクセン地方の架空の国の王子カール・ハインリッヒ。彼は身分を隠して学生生活を送っているうちに、居酒屋で働くケーティと親しくなります。初のデートの約束をしたその日、ハインリッヒは火急の用で国に帰ることになりました。その後、彼は大公になり結婚が決まるのですが、突然訪ねてきた友人の話を訊き、懐かしい居酒屋とケーティの元を訪れるのですが…。
 ロンバーグがこの《学生王子》を書く際に、元にしたのがドイツの作家マイヤー=フェルスターの「アルト・ハイデルベルク」です。青春時代の鮮烈な思い出と、身分違いの恋を描いたこの甘酸っぱい物語は、数々の映画の原作に用いられたり、宝塚歌劇場で上演されたりと、現代でも変わらない人気を誇っています。映画音楽も得意とするマウチェリが、至るところに散りばめられた甘い旋律を魅惑的に聴かせます。
 

777884
\2700
セバスティアン・クニュプファー(1633-1676):カンタータ集
 1.来たれ、聖霊よ
 2.バビロン川の流れのほとりに
 3.キリエ・クム・グローリア
 4.どうして国々は騒ぎ立ち
 5.ああ、慈悲深いイエス
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス
マンフレート・コルテス(指揮)
 ライプツィヒの伝統ある教会の一つ、聖トーマスは信仰と音楽の分野で重要な役割を果たしていることで知られます。
 1212年に修道院が設立されると同時に、少年合唱団も創設され、J.S.バッハをはじめとした音楽家たちが聖歌隊を指揮し少年たちを指導してきました。このアルバムのカンタータを作曲したクニュプファーは、1657年に前任者トビアス・ミヒャエルの死去に伴い、聖歌隊指揮者に就任し、約20年に渡ってこの地位にあった作曲家です。
 その当時の彼の人気はとても高く、その周囲には才能ある音楽家たちが集まる中でも中心的存在として活躍。その名声は他の都市にも轟き、たくさんの招聘依頼がありましたが、彼は聖トーマスを離れることなく、三十年戦争後の混乱したこの地で音楽を続けていたのです。
 そんなクニュプファーのカンタータは、福音書と詩篇からテキストを採り、優れた対位法と美しいメロディーに彩られた、17世紀の伝統的なスタイルを取り入れた見事なものです。“知られざる名作”の発掘に尽力するコルテスとブレーメン・ヴェーザー=ルネサンスの演奏で。
 

777982
(2CD)
\4800
カールマン(1882-1953):喜歌劇《バヤデール》3幕
 ユリウス・ブランマー&アルフレート・グリュンヴァルト:台本
ハイケ・ズザンネ・ダウム(ソプラノ)
ライナー・トロスト(テノール)
アンケ・フォンドゥング(メゾ・ソプラノ)
シュテファン・ゲンツ(バリトン)
ミルジェンコ・トゥルク(バリトン)
クリスティアン・シュトゥルム(テノール)
ディルク・シュミッツ(テノール)
ウルリッヒ・ヒールシャー(バス)
ケルンWDR交響楽団&合唱団
リチャード・ボニング(指揮)
 1921年12月23日にウィーンで初演されたカールマンのオペレッタ《バヤデール》。その数ヶ月後の1922年2月18日にはベルリンでも上演されるなど大成功を収めた演目です。
 バヤデールとは「インドの踊り子」の意味で作品全編には、カールマンの特色ともいえるハンガリーの民俗音楽と、ウィーンのワルツが見事に融合した独特の雰囲気に加え、いかにもインドを思わせるエキゾチックな響きも漂っています。
 内容は、歌姫オデットに片思いしたインドの王子ラジャミが、彼の友人ナポレオンと催眠術の助けを借りて、オデットの気を引くという物語。ナポレオンの恋人マリエッテとのエピソードも交えながら、最後はハッピーエンドで幕を閉じます。
 ライナー・トロストをはじめとした名歌手たちの軽妙な歌唱とともに、重鎮リチャード・ボニングが奏でる流麗な音楽も聴きものです。
 


555051
\2100→\1990
リース(1784-1838):フルートと弦楽三重奏のための作品全集 第1集
 1.フルート四重奏曲 ニ短調 WoO 35-1
 2.弦楽三重奏曲 変ホ長調 WoO 70-1
 3.フルート四重奏曲 ハ長調 Op.145-1
アルディンゲロ・アンサンブル
 ベートーヴェンの弟子であり、また傑出した才能を持つピアニストとしてヨーロッパ中で演奏活動を行ったフェルディナント・リース。300曲ほどの作品については、以前は「単なるベートーヴェンの模倣」と見做されていましたが、最近になって様々な研究が進み、その評価も高まってきています。
 リースは生涯に渡って室内楽作品を書いていますが、その中でもフルートの扱いは別格で、6つの四重奏曲をはじめ、三重奏曲、ソナタ、ディヴェルティメント、幻想曲と、他の管楽器に比べて数多くの作品が残されています。中でもハ長調のフルート四重奏曲は、ベートーヴェン風のモティーフを用いながらも、既に独自の作風が確立されています。最終楽章のスペイン風の高揚したリズムにもご注目ください。
 

555069
\2100
ヒナステラ(1916-1983):ピアノ作品集
 1.3つのアルゼンチン舞曲 Op.2
 2.ミロンガ Op.3
 3.3つの小品 Op.6
 4.マランボ Op.7
 5.小さな舞曲 Op.81
 6.童謡小品集
 7.12のアメリカ風前奏曲 Op.12
 8.クレオール風舞曲 Op.15
 9.アルゼンチンの童謡によるロンド Op.19
 10.ピアノ・ソナタ 第1番 Op.22
 11.トッカータ
 12.ピアノ・ソナタ 第3番
ミヒャエル・コルスティック(ピアノ…Steinway D)
 ベートーヴェンのソナタ全集を始めとして、すでに40枚以上のアルバムをリリース。ドイツ批評家賞を何度も受賞しているドイツの中堅ピアニスト、ミヒャエル・コルスティックの最新盤は、アルゼンチンの作曲家ヒナステラのピアノ作品集です。
 ここではヒナステラの出版されたピアノ作品全てのうち、ピアノ・ソナタ第2番を除いた作品全てが収録されています。
 2016年に生誕100年を迎えたヒナステラの作品は、強い民族色と刺激的なリズムに彩られたパワフルな作品が多く、演奏する際にも卓越した技術とリズム感が要求されますが、コルスティックの演奏は、激しい曲は極めて情熱的に、緩やかな曲はやるせなくと、とびきり完成度の高いものです。
 

555020
\2700
ヨハン・クーナウ(1660-1722):宗教作品全集 第2集
 1.わが魂よ、主を頌めまつれ(カンタータ:詩篇103番より)
 2.キリストは死の縄目につながれたり(カンタータ:復活祭)
 3.父なる神はわれらの側に住みたもう(カンタータ:三位一体の祝日)
 4.わが魂よ、主を頌めまつれ(カンタータ:詩篇103番より…異稿)
 5.枝を携えて祭の行列を(カンタータ:聖霊降臨)
オペラ・ムジカ
カメラータ・リプシエンシス
グレゴール・マイヤー(指揮)
 ドイツ、バロック期の作曲家クーナウ。ザクセン州のツィッタウでカントルを務めた後、聖トーマス教会のオルガニストからカントルの地位に登りつめます。
 教育者としても素晴らしく、彼の教え子の中にはハイニヒェン、グラウプナー、ファッシュなどの名前があります。
 しかしその作品は、J.S.バッハと比較され(バッハはクーナウの後任としてトーマスカントルの地位に就いた)「革新的ではない」という理由ですっかり過小評価され、ついにはほとんど見向きもされなくなってしまったのです。
 グレゴール・マイヤーによるクーナウのこのカンタータ集は、2015年にリリースされた第1集(777868)に続く第2集で、収録されている作品も全て世界初録音であり、J.S.バッハの偉大なる先人としての真価を知らしめるシリーズです。
 

777979
\2100
ユゼフ・コフレル(1896-1944):ピアノ曲、室内楽作品集
 1.弦楽三重奏曲 Op.10
 2.ピアノのための「音楽、ソナタのような」Op.8
 3.ピアノのためのソナチネ Op.12
 4.ピアノのための「ポーランド民謡」Op.6
 5.ヨハン・シュトラウスのワルツによる変奏曲 Op.23
 6.ヨハネス・シェルホルン(1962-):アンサンブルのための“Spur”
ゼブラ三重奏団…1
マルタン・フォン・デア・ハイト(ピアノ)…2-5
オーストリア新音楽アンサンブル…6
ヨハネス・カリツケ(指揮)…6
 “ポーランドで初めて十二音技法を取り入れた”とされる作曲家ユゼフ・コフレルのピアノ作品集。彼は当時オーストリア=ハンガリー二重帝国領で現在はウクライナ領であるストルィーに生まれ、1918年から1924年にウィーンで音楽を学びました。
 その後はまたウクライナのリヴォフに戻り音楽教師として活躍しましたが、ドイツ軍が侵攻した際、家族とともに囚われの身となり、恐らくホロコーストによって命を落としたと推測されています。
 そのため彼の作品も散逸してしまい、現在は戦前に出版された僅かな作品のみで、彼の業績を確認する以外ありません。十二音の技法を自由に用い、また独自に発展させた挑発的な作品です。
 アルバムの最後に収録されているシェルホルンの「Spur」(奨励という意味を持つ)はコフレルの作品の独創性にインスパイアされた作品で、そのままコフレルに捧げられています。
 

777562
(SACD Hybrid)
\2800
ハインリヒ・シャイデマン(1595-1663頃):
 前奏曲全集とオルガンコラール集

  1.前奏曲 ハ長調
  2.前奏曲 ニ短調
  3.前奏曲 ニ短調
  4.前奏曲 ニ短調(1637)
  5.前奏曲 ニ短調
  6.前奏曲 ホ短調
  7.前奏曲 ホ短調
  8.前奏曲 ヘ長調
  9.前奏曲 ヘ長調
  10.前奏曲 ト短調
  11.前奏曲 ニ短調
  12.前奏曲 ニ短調
  13.イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ
  14.神よ、ほめ讃えらるべし
  15.イエスよ、われらを導きたまえ
  16.来たれ精霊、主なる神
  17.キリエ・ドミニカーレ
  18.今我ら聖霊に願う
  19.天にいますわれらの父よ
  20.カンツォーナ ヘ長調
  21.ファンラジア ト長調
  22.フーガ ニ短調
  23.トッカータ ハ長調
  24.トッカータ ト長調
フリートヘルム・フランメ(オルガン…der
Fritzsche/Treutmann-Orgel)
Schlosskirche St. Levin zu Harbke bei Helmstedt
 cpoレーベルの"北ドイツのバロック・オルガン作品集"の掉尾を飾る第15集は、ブクステフーデやJ.S.バッハの先駆者としても知られるハインリヒ・シャイデマンの作品集です。
 10代の終わりに、オランダに行き北ドイツ・オルガン楽派の礎を作ったスウェーリンクに師事、その才能を認められたのか、帰国する際にはスウェーリンクからモテットを献呈されたというエピソードがあります。とは言え、その生涯の詳細はあまり分かっていませんが、30年以上もハンブルクのカタリーナ教会のオルガニストを務め、彼の死後は弟子であったヨハン・アダム・ラインケンがその地位を引き継いだことが記録されています。
 このアルバムにはシャイデマンの前奏曲(フーガは曲の中に組み込まれることが多い)と、コラール幻想曲の一部が収録されています。
 当時のバロック・オルガンが持つ機能を全て駆使した華やかな作品を、教会の響きを存分に取り入れた高音質でお届けいたします。




ISANG YUN EDITION


CDIYG011
\2800
Isang Yun(1917-1995) 尹伊桑 第11集(ISANG YUN EDITION)
Om mani padme hum?
 fur Soli, Chor und Orchester (1964) (27:06)
 1. Lotosblute(insatrumewntal)(3:42)
 2. Gotamo, befragt(sopran,chor)(6:20)
 3. Durst(instrumental)(3:53)
 4. Entwerden(bariton,soprano,chor)(7:56)
 5. Zum Nirvana(soprano,chor)(5:15)
  Mitschnitt der UA, Hannover 1965
Sigrid Schmidt (Sopran),
Lothar Ostenburg (Bariton)
Chor des NDR Hamburg
Rundfunkorchester des NDR Hannover,
 6. Oktett fur klarinette, fagott, Horn und Streichquartett(1978)(16:56)
  17. Dez. 1987
Scharoun-Ensemble Berlin
Peter Geisler (Klarinette),
Gerhard Rapsch (Fagott),
Stefan Jezierski (Horn),?
Alessandro Cappone und Armin Brunner (Violine),
Brett Dean (Viola),?
Richard Duven (Violoncello),
Peter Riegelbauer (Kontrabass)
Produktion Sender Freies Berlin
 (heute: Radio Berlin Brandenburg),
Engel in Flammen?mit Epilog?(1994)?(22:13)
 7. Munchner Rundfunkorchester, Ulf Schirmer(15:45)
 8. Epilog zum Engel in Flammen for
  Soprano, Frauenchor und funf instrumente(6:28)
  Bayerischer Rundfunk, Herz-Jesu-Kirche Munchen,
   4. Marz 2011
   Saarlandischer Rundfunk,
   Hochschule des Saarlandes, Saarbrucken, 23. Mai 2001
Anne Kathrin Fetik (Sopran),
Frauen des Chors
Mitglieder des Orchesters der Hochschule des Saarlandes fur
 Musik und Theater, Max Pommer

<LP>


EDITION RZ(LP)



EDRZ6001
(LP)
\2800→\2590
シェルヘン/「田園」リハーサル
 ベートーヴェン:交響曲第6番 リハーサル 1965年
ヘルマン・シェルヘン(指揮)
スイス・イタリア語放送管弦楽団(RTSI)
現代音楽レーベルのEDITION RZがシェルヘンのリハをLPでリリース。なぜ???



<メジャー・レーベル>

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SONY



8898537764-2
\2500→\2290
アレクサンダー・クリッヒェル
 〜 ラヴェル:ピアノ作品集

 ラヴェル:
  1) クープランの墓, 2) 鏡, 3) 夜のガスパール
アレクサンダー・クリッヒェル(ピアノ)

 ドイツの俊英ピアニスト、アレクサンダー・クリッヒェル。22歳にしてソニー・クラシカルと専属契約を結び、数々のドイツの名門オーケストラでコンチェルト・デビューを果たし、一方では数学も学んだという、天才肌のピアニストです。
 これまで、ショパンやロシア、ドイツものを録音してきた彼ですが、この最新アルバムでは、フランスのラヴェルの名ピアノ作品3曲が選曲されています。
 絶妙な語り口、繊細なタッチと豊かに歌うような表現から、ピアノと一体化した喜びが感じられるはずです。

 【録音】2016年8月, ドイツ, レヴァークーゼン, Erholungshaus der Bayer(デジタル:セッション)





ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を少し・・・↓
https://youtu.be/_9W6jkC29fk



ミヒャエル・ザンデルリンクとのラフマニノフ!

8887512277-2
\2500
アレクサンダー・クリッヒェル/
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番

  ラフマニノフ:
   『ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18』『楽興の時Op.16』,
  クリッヒェル:『子守歌』
アレクサンダー・クリッヒェル(ピアノ),
ミヒャエル・ザンデルリンク(指揮)
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団(協奏曲のみ)

 1989年、ハンブルクに生まれたピアニスト、アレクサンダー・クリッヒェル。弱冠22歳でSONYクラシカルと専属契約を結び、既に2枚のCDをリリース(他レーベルからも1枚リリースあり)。2015年7月には来日公演も果たし、最も期待される若手の一人として注目されています。
 クリッヒェルのサード・アルバムは、ラフマニノフの作品集で、ピアノ協奏曲第2番と「楽興の時」を収録。モスクワ派を代表する名ピアニストで、河村尚子らを育てた名教師でもある師ウラディミール・クライネフ直伝ともいえる充実の演奏となりました。
 協奏曲では、これまた7月に来日公演を行なったミヒャエル・ザンデルリンク指揮ドレスデン・フィルの重厚なサポートを得て、繊細かつ切れ味の鋭いラフマニノフを聴かせ、名曲ながら録音の少ない「楽興の時」では、その持てる音色のパレットをフルに使って、作品に込められた豊かな感情、幅広いダイナミックスと多彩な響きを描き出しています。
 毎年、著名な音楽祭に出演し、もちろん世界各国のオーケストラとも共演を重ねている彼、実はピアノ以外にも数多くの才能を有していることで知られ、その中の一つである「作曲家」としての顔は、このアルバムに収録された「子守歌」から伺い知ることができます。
 クリッヒェルのピアニストとしてのキャリアを助けてくれた恩人が重病で亡くなる直前に書かれた瞑想的な小品で、演奏会のアンコールにクリッヒェルが必ず取り上げることでも知られています。

 【録音】2015年3月, ドレスデン、シャウシュピールハウスでのライヴ・レコーディング(ピアノ協奏曲)他[デジタル]

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8898530293-2
\2500→\2290
ソーニャ・ヨンチェヴァ/ヘンデル:アリア集
ヘンデル:
 1) 歌劇『ジュリオ・チェーザレ』より「神よ私にお慈悲をかけて下さらぬなら」,
 2) 歌劇『アルチーナ』より「ああ! 我が心よ、お前はだまされたのだ」,
 3) オラトリオ『テオドーラ』より「私の哀しみほどに深い闇で」,
 4) 歌劇『アルチーナ』より「帰ってきて、喜ばせて」,
 5) 歌劇『ロデリンダ』より「あなたを抱かせて」,
 6) 歌劇『アグリッピーナ』より「胸騒ぎが私を苦しめる」,
 7) 歌劇『ジュリオ・チェーザレ』より「気を落とすことなどない、誰がそれを知っていますか?」,
 8) 歌劇『アグリッピーナ』より「例えどんな風が吹いても」,
 9) オラトリオ『テオドーラ』より「To thee, thou glorious son」,
 10) 歌劇『リナルド』より「私を泣かせてください」,
 11) パーセル:歌劇『ディドとエネアス』より「私が地に伏す時」(ボーナストラック)【演奏】
ソーニャ・ヨンチェヴァ(ソプラノ),
アレッサンドロ・デ・マルキ(指揮)
アカデミア・アカデミア・モンティス・レガリス
 (ピリオド楽器アンサンブル)

 近年目覚しい活躍を遂げている1981年ブルガリア生まれのソプラノ、ソーニャ・ヨンチェヴァのソニー・クラシカルへの2枚目のソロ・アルバム。

 2015年に発売されたデビュー・アルバム「パリ、私の愛〜オペラ・アリア集」での鮮烈な歌唱には、彼女の才能と美声が遺憾なく発揮されており、その将来に多大な期待が寄せられるものでした。
 それからほぼ2年、やはり彼女の躍進は素晴らしく、2015年1月にはメトで『椿姫』、2月はミュンヘンで『コジ・ファン・トゥッテ』(フィオルディリージ)、3月はモンテカルロで『ドン・ジョヴァンニ』(ドンナ・アンナ)、4月はチューリッヒ・オペラで『ルチア』、5月はロンドンで『椿姫』と大活躍。
 最近ではROHでの『ノルマ』(パッパーノ指揮)の映像もライヴビューイングで公開され、そちらの評判もうなぎ登りとなっています。
 その間ネゼ=セガン指揮メトでのヴェルディ『オテロ』の映像(ソニー・クラシカル)、同じくネゼ=セガン指揮のモーツァルト『フィガロの結婚』(DG)も発売されています。クリスティが主宰する“ル・ジャルダン・デ・ヴォックス”の卒業生でもある彼女、もともと古楽系の作品を得意としており、あまりヴィヴラートを多用しないその歌唱の見事さは今年発売されたペルゴレージ「スターバト・マーテル」(ソニー・クラシカル)で実証されたばかり。
 今回のヘンデル・アリア集でも美しい声を生かし、ヘンデルが描き出した「強く、独立した女性像」をくっきりと表現しています。
 滑らかな声、コロラトゥーラの技術、豊かな表現力、そのどれもが「世界最高のソプラノ」たる貫禄を有した彼女の歌唱をお楽しみ下さい。

  【録音】2016年6月, イタリア、モンドヴィ、アカデミア・モンティス・レガリス(デジタル:セッション)




[ソーニャ・ヨンチェヴァ プロフィール]
 1981年、ブルガリア第2の都市プロヴディフ生まれ。生地で声楽とピアノを学び、ジュネーヴ音楽院でダニエレ・ボルストに師事。2007年、パリでウィリアム・クリスティが主宰するアカデミー「ジャルディン・ド・ヴォア(声の庭)」に選抜され、2012年にはサル・プレイエルで上演されたマルク・ミンコフスキ指揮の「ホフマン物語」にも出演。クリスティ指揮のモンテヴェルディ「ポッペアの戴冠」はVirgin ClassicsからDVD化されている。2010年のドミンゴ主宰による「オペラリア」コンクールで優勝して一躍注目を浴びた。2013年、パリ・オペラ座での「ランメルモールのルチア」で圧倒的な成功を収め、2014年にはネトレプコの代役で「ファウスト」(マルグリート)をロンドン、ウィーン、バーデン=バーデンで歌いセンセーションを巻き起こした。


プッチーニ、ミミ歌ってます。↓
https://youtu.be/XgbJsAexils



ソーニャ・ヨンチェヴァのデビュー・アルバム


8887501720-2
\2500
ソーニャ・ヨンチェヴァ /パリ、私の愛
 1) マスネ:歌劇『エロディアード』より「Celui dont la parole...Il est doux, il est bon」,
 2) プッチーニ:歌劇『妖精ヴィッリ』より「もしも私が小さな花だったなら」,
 3) グノー:歌劇『サッフォー』より「ここはどこ?」,
 4) マスネ:歌劇『ル・シッド』より「泣け、泣け、わが瞳よ」,
 5) オッフェンバック:歌劇『ホフマン物語』より「逃げてしまったの、雉鳥は」,
 6) プッチーニ:歌劇『ボエーム』より「あなたの愛の声に呼ばれて出た家に」,
 7) マスネ:歌劇『タイス』より「あなたですの!神父様」,
 8) ヴェルディ:歌劇『椿姫』より「不思議だわ!」,
 9) メサジェ:歌劇『お菊さん』より「恵みの太陽が輝く日」,
 10) ルコック:歌劇『百人のおとめ』より「私はため息と運命を呪う」
ソーニャ・ヨンチェヴァ(ソプラノ),
フレデリック・シャスラン(指揮)
バレンシア・コミュニティ管弦楽団(バレンシア州立歌劇場管弦楽団)

 今欧米で最も熱い注目を浴びているブルガリアの新星ソプラノ、ソーニャ・ヨンチェヴァのデビュー・アルバム。
 英国の権威ある『ガーディアン』紙が「彼女こそ現在進行形のスター!」と絶賛を惜しまないことからもその人気と実力がうかがえましょう。
 2010年のドミンゴ主宰による「オペラリア」コンクールで優勝して一躍注目を浴び、2013年のパリ・オペラ座での「ランメルモールのルチア」での圧倒的な成功を経て、2014年にはネトレプコの代役で「ファウスト」(マルグリート)をロンドン、ウィーン、バーデン=バーデンで歌い、まさにその名を世界的なものにしました。
 ラン・ラン、ヴィットリオ・グリゴーロ、フィリップ・ジャルスキーらとともに出演したパリのエッフェル塔前広場で行なわれた2013年の野外ガラ・コンサート(ガッティ指揮フランス国立管)の模様は先日NHK−BSでも放映されたばかりです。世界の主要オペラハウスが彼女に門戸を開くのみならず、スティングやエルヴィス・コステロとの共演などジャンルを超えたコラボレーションにも積極的です。
 ヨンチェヴァにとっての初レコーディングであり、専属契約を結んだソニー・クラシカルへのデビュー盤となるこのアルバムは、「パリ、私の愛」と題された、彼女の今を知る1枚。ヨンチェヴァの成功の舞台となったパリ、しかも19世紀に芸術・文化が花咲いた麗しき「ベル・エポック」時代のパリに焦点を当て、その時代に聴衆を魅了した美しいオペラ・アリアを集めています。
 「ボエーム」「ホフマン物語」「椿姫」など現在のヨンチェヴァをスターダムへとのし上げた十八番だけでなく、ほとんど聴かれることのない珍しい曲を含む、フランス・オペラとオペレッタからのアリアが選ばれた興味深い選曲が光ります。
 彼女の声はリリック・ソプラノをもう少し叙情的にしたもので、滴り落ちるような美しい響きを持っています。ルコック作品での華麗なコロラロゥーラ、「ル・シッド」での抒情性、そして通常はメッゾ・ソプラノが歌う「サッフォー」のアリアまでもその憂いに満ちた歌声でカバーしてしまう芸域の広さにも驚かされます。
 指揮はフランス・オペラでの優れた上演で知られるフラデリック・シャスラン、オーケストラはマゼールやメータら巨匠の薫陶を受けたバレンシア州立歌劇場管で、ヨーロッパで最も音響効果の優れたホールとされるバレンシアのパラウ・デ・ラ・ムジカのレコーディングによるクオリティの高いサウンドも聴きものです。

 【録音】2014年1月、バレンシア、パラウ・デ・ラ・ムジカ

[ヨンチェヴァからのメッセージ]
 「録音された音楽は、私にとっていつもとても大切なものでした。子供のころ、冷たく貧しかったブルガリアでは、クイーンであれピンク・フロイドであれ、マリア・カラスであれ、録音は私にとって外の世界に、たくさんの夢にむかって開かれていた最も大切な窓だったのです。
 ソニー・クラシカルという音楽家にとっても協力で忠実なファミリーの一員になれたことは私にとって非常に名誉なことです。これは美しい音楽に満ちた、エキサイティングなアドベンチャーの始まりなのです。」(ソーニャ・ヨンチェヴァ)

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8898532361-2
\2500→\2290

ヌリア・リアル&ヴァラー・バルナ=サバドゥス/
  宗教的アリアとデュエット集


 1) アレッサンドロ・スカルラッティ:
  『San Casimiro, re di Polonia』より「Al serto le rose」,
 2) ベルナルド・パスクィーニ:『Sant'Agnese』より「Vaga rosa」,
 3-4) ジョヴァンニ・パオロ・コロンナ:
  『Salomone amante』より「Partite dolori」「Su l'arco d'amore」,
 5) ジョヴァンニ・バッティスタ・ボノンチーニ:
  『SanSigismondo, re di Borgogna』より「Aure voi de' miei sospiri」,
 6) ジョヴァンニ・バッティスタ・ボノンチーニ:
  『La conversione di Maddalena』より「Corimbelle a due nemici」,
 7-9) ジュゼッペ・トレッリ:合奏協奏曲,
 10) アントニオ・ロッティ:
  『L'umilta coronata in Esther』より「Sempre fido, sempregrato」,
 11) アントニオ・カルダーラ:
  『La frode della castita』より「Si pensi alla vendetta」,
 12) アントニオ・カルダーラ:
  『Santa Francesca romana』より「E ristoro a un cor che pena」,
 13) ニコラ・ポルポラ:
  『Il verbo in carne』より「Lascia ch'io veda almeno」,
 14) ニコラ・ポルポラ:
  『Il Gedeone』より「Quasi locuste che intorno」,
 15) ニコラ・ポルポラ:
  『Il martirio di San Giovanni Nepomuceno』より「Della fragile mia vita」
ヌリア・リアル(ソプラノ),
ヴェナール・バルナ=サバドゥス(カウンタテナー),
ユリア・シュレーダー(指揮&ヴァイオリン)
バーゼル室内管弦楽団(ピリオド楽器使用)

 容姿と歌唱が見事に一致した、少女のような清楚な歌声をもつソプラノ、ヌリア・リアル。そのルックスと驚異のヴォイスは今世界中を席巻しています。
 そして既に各地のオペラ・ハウスで主役級に抜擢されているカウンタテナー、ヴェナール・バルナ=サバドゥス。この二人によるイタリア・バロック期のアリアとデュエット。それも宗教的オラトリオ作品からのもので、ほとんど演奏されない珍しいレパートリーを披露しています。
 お互いの清潔で明確な歌唱が気持ちよく、心が洗われるような美しい歌唱をお聴き下さい。古楽とモダン、両刀使いのバーゼル室内管弦楽団ですが、ここではピリオド楽器を使用して2人を生き生きとバックアップしています。

  【録音】2016年3月, スイス、Landgasthof Riehen(デジタル:セッション)





店主イチオシだったリアルの名盤
廃盤になって今は1万円前後で取引されている
GLOSSA
GCD P10001
(2CD)
廃盤
ヌリア・リアル 〜 スパニッシュ・アルバム
 ルネサンス時代の音楽 〜
  ムダーラ、ピサドール、フエンリャーナ、ダサ、バスケス、
  フレチャ、モラレス、バルデラーバノ
 ルネサンス&初期バロック時代の音楽 〜
  オルティス、フエンリャーナ、フレチャ、ナルバエス、
  アルカデルト、バスケス、デ・ミラン、アラニェス
 後期バロック時代の音楽 〜 コルセッリ





こっそり・・・
ほとんど知られていないリアルの隠れ名盤



 あまり知られていないアルバムをひとりひっそり愛でるのが好き。でも・・・紹介しちゃいましょう。
 ヌリア・リアルが独ベルリン・クラシックスで録音していた初期・中期バロック秘曲集。バロック弦楽作品とリアルの歌う声楽作品がいい按配で配置されてます。
 とてつもない名曲があるわけではないのだけれど、リアルの清楚な歌と、初期バロックのストイックな楽想が切ないほどマッチ。何度聴いても、というか何度でも何度でも聴きたくなる愛らしいアルバム。
 どうぞ。

Various: Ave Maria
BERLIN CLASSICS
0016412BC
\2700→\2490
アヴェ・マリア
 ステファノ・ベルナルディ (1585-1636):シンフォニー第5番 「使徒書簡」
 アルベリク・マザーク (1609-1661):アヴェ・マリア
 ルペルト・イグナーツ・マイヤー (1646-1712):サンクタ・マリア、マーテル・デイ
 アントニオ・カルダーラ (1671-1736):救い主のうるわしき母
 アレッサンドロ・グランディ (1586-1630):「めでたし、世の希望なるマリア」
 ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・フォン・ビーバー (1644-1704):5声のソナタ第8番 ト長調
 タルクィニオ・メールラ (1595-1665):ペガソ Op. 11 - 「すべての者よ、主に向かいて喜ばん」
 アレッサンドロ・ポリエッティ (1600-1683):「幸いなるかな天の女王」
 アルカンジェロ・クロッティ:「聖なるマリア」によるソナタ
 フランチェスコ・カヴァッリ (1602-1676):オ・カム・スアビス・エスト
 パル・エステルハージ (1635-1713) / クリストフォロ・カレザーナ (1640-1709):
  アヴェ・マリス・ステラ(めでたし、海の星よ)
 Rudolph de Lassus (1563-1625):「天の女王、喜びませ」
 アレッサンドロ・ポリエッティ(1600-1683):アド・マトレム・ヴェニーテ
 不詳 :ソナタ 「わが愛する者よ、立ちて急げ」
 Adalbert Grunde :「主の御保護のもとに」
 Christoph Leuttner (1644-1703):サルヴェ・レジーナ
ザルツブルク・ベラルテ
アンネクレット・シーデル (指揮)
ヌリア・リアル (ソプラノ)



 

DHM



8898536927-2
\2500→\2290
誰だ・・・
 フリードリヒ・ヴィルヘルム・ルスト:ピアノ作品集

  フリードリヒ・ヴィルヘルム・ルスト(1739-1796):
   1) ソナタ ト短調, 2) ソナタ ニ長調, 3) ソナタ ハ長調
イェルマイネ・シュプロッセ(クラヴィコード、フォルテピアノ)

 フリードリヒ・ヴィルヘルム・ルスト(1739-1796)は、ドイツの有名な音楽一家の出身の作曲家・ピアニスト・ヴァイオリニスト。
 ライプツィヒのJ.S.バッハのものでオーケストラのヴァイオリン奏者をつとめていた兄に学び、さらにバッハの鍵盤作品に習熟して、10代で「平均律クラヴィーア曲集」全曲を暗譜で演奏できるようになったほど。
 またヴィルヘルム・フリーデマン・バッハやカール・フィリップ・エマヌエル・バッハにもオルガンや作曲を学んでいます。
 死後、彼の音楽は忘れ去られていましたが、1882年にベートーヴェンの研究者が楽譜を発見して以来、現在まで多くの自筆譜が発見され、徐々にまとめられ演奏もされるようになってきていますが、その数はまだまだ少ない状況です。
 その作風は彼の生きた時代のとおり、バロックから前古典派への移行期のロココ風でありドラマティックな要素を含んだ独特なもので、特にクラヴィコードのためのソナタは、モーツァルトやベートーヴェンも参考にしたとも言われています。
 古典鍵盤楽器奏者イェルマイネ・シュプロッセは、この時代の音楽研究家でもあり、クラヴィコードという繊細な楽器とフォルテピアノで、彼の音楽の本質を探究していきます。
 使用楽器は、ヨハン・アンドレアス・シュタイン(1792年製作)のオリジナルのフォルテピアノ。クリスティアン・ゴットロープ・フーバー(1772年製作)のクラヴィコードの忠実なコピーが使用されています。

  【録音】2016年4月, チューリヒ, スイス放送協会スタジオ(デジタル:セッション)



店主お気に入りのこのヴァイオリン・アルバムのラストを飾っていたのがルストだった・・・

SOLO MUSICA
SM151
\2200→\1990
バース・オブ・ザ・ヴァイオリン
 1-5.ヴェストホフ(1656-1705):ヴァイオリンのための組曲イ長調/
 6.ビーバー(1644-1704):「ロザリオのソナタ」よりパッサカリアト短調/
 7-9.ピゼンデル(1687-1755):ヴァイオリン・ソナタイ短調/
 10.ジェミニアーニ(1687-1762):エチュード/
 11.マッティス(1670-1737):ファンタジアイ短調/
 12.ギュマン(1705-1770):無伴奏ヴァイオリンのための楽しい曲集Op.18より/
 13-17.ルスト(1739-1796):無伴奏ヴァイオリンのためのパルディータニ短調
レベッカ・ハルトマン(ヴァイオリン1669年製アマティ、1675年製ストラディヴァリ)
 
 現在演奏可能であり、最も古い時期の楽器と、その時代の音楽を再現すること…。このアルバムを聴けば、ヴァイオリンという楽器の成り立ちが理解できることでしょう。また、収録された曲の多くは初録音であり、音楽史に埋もれた作品を再発掘する喜びも多いことでしょう。
 演奏はミュンヘン生まれのヴァイオリニスト、レベッカ・ハルトマン。
 バーデンバーデン・ユースオケの自主製作盤でサディスティック且つ縦横無尽の演奏を聴かせてくれたトラウマがいまだに抜けない。
 ここでは知的で禁欲的な演奏を聴かせてくれるが、どこか凄みがあるんです・・・

 

8898537433-2
\2500
ミケーレ・カレカ/ジャコモ・ゴルザニス:ソロ・リュート作品集
 ジャコモ・ゴルザニス:
 1) Opera nova de lauto, libro IV: Fantasia quinta,
 2) Intabolatura di liuto, libro III: Saltarello dito l'Imperial,
 3) Opera nova de lauto, libro IV:
  Pas'e mezo detto l'orsa core per el mondo /Padoana del ditto / Saltarello del detto,
 4) Opera nova de lauto, libro IV: Pas'e mezo sopra una canzon Francese,
 5) Opera nova de lauto, libro IV: Fantasia quarta,
 6) Opera nova de lauto, libro IV: Balo Todesco / La sua gagliarda,
 7) Intabolatura di liuto, libro III: Recercar primo,
 8) Opera nova de lauto, libro IV: Pass'e mezo dela bataglia,
 9) Opera nova de lauto, libro IV: Padoana del ditto,
 10) Opera nova de lauto, libro IV: Saltarello del ditto,
 11) Il secondo libro delle Napolitane: Marta gentile,
 12) Intabolatura di liuto, libro I: Saltarello detto il Zorzi,
 13) Opera nova de lauto, libro IV: Fantasia seconda,
 14) Intabolatura di liuto, libro I: Pass'e mezo ditto La dura partita / Padoanadel ditto,
 15) Opera nova de lauto, libro IV: Pas'e mezo sopra gie vo desser d'un bois ah. del Gorzanis,
 16) Opera nova de lauto, libro IV: Fantasia terza,
 17) Opera nova de lauto, libro IV: Saltarello detto porgi aiuto al mio core,
 18) Intabolatura di liuto, libro III: Recercar secondo,
 19) Intabolatura di liuto, libro I: Saltarelo detto Sona Baloni,
 20) Intabolatura di liuto, libro I: Occhi lucenti assai piu che le stelle,
 21) Opera nova de lauto, libro IV: Fantasia sesta,
 22) Intabolatura di liuto, libro II: Passo e mezzo anticho,
 23) Intabolatura di liuto, libro II: Padoana del detto,
 24) Intabolatura di liuto, libro II: Saltarel del detto,
 25) Opera nova de lauto, libro IV: Fantasia prima
ミケーレ・カレカ(リュート)

 ジャコモ・ゴルザニス(1520/25 . 1575/79)の生い立ちはほとんど知られていませんが、プーリア地方で生まれトリエステに住んでおり、目が見えないリュート奏者であったらしいことがわかっています。
 しかし彼の独特な作法は、それまでなかった典礼聖歌のような響き、その響きを共有しながらリズミカルに躍動するなど、この時代にしてすでにバッハの作風のダイナミックさを醸し出しています。
 ローマ出身のリュート奏者ミケーレ・カレカは、ゴルザニス作曲で出版された重要な作品から、この時代のリュートの技法が最大に生かされる作品を選曲し、演奏しています。これら全ての曲は、世界初録音となります。

  【録音】2015年4月, イタリア、ラヴェンナ、S. Girolamo, Bagnacavallo(デジタル:セッション)


















12/6(火)紹介新譜

<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ALTUS



ALT 363
\2800→\2590
新発見の完全初出音源、
 マタチッチのミラノ・ライヴ 83 年、亡くなる2 年前
  有無を言わさぬ迫力、熱く熾烈なブルックナー第5番!

  ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)
ミラノ・イタリア放送交響楽団
 新発見の完全初出音源、マタチッチのミラノ・ライヴ、ステレオ録音!有無を言わさぬ迫力、熱く熾烈なブルックナー第5番!

 録音:1983年4月29日/ミラノ音楽院コンサートホール(ライヴ)/ADD、73’18’’、ステレオ、日本語帯・解説付

 大注目!新発見された完全初出音源が日の目を見ます!マタチッチが亡くなる2 年前、83 年のミラノ・ライヴです。晩年とは思えぬ大変な熱気が渦巻く豪快演奏を繰り広げており、フィナーレの複雑なフーガも有無を言わさぬ迫力で驀進!驚くほど熾烈なブルックナーが聴けます。
 マタチッチ独自の版による演奏。1970 年のチェコ・フィルとのスタジオ録音ではシャルク版に近い独自版を使用していますが、それとはまた異なりハース版寄りの楽譜になっているのが興味深いところ。
 フィナーレでは1 箇所短いカットがあるもののシンバルやトライアングルの追加は無く、演奏時間も長くなっています。

 実演奏時間(拍手等除く):第1 楽章19:52、第2 楽章17:21、第3 楽章13:15、第4 楽章21:38



旧譜
マタチッチ&ミラノ・イタリア放送響
 ベートーヴェン:交響曲全集

ALT 320/4
(5CD)
\11000→\9990

マタチッチ&ミラノ・イタリア放送響/
 ベートーヴェン:交響曲全集


 CD-1
  ①交響曲第1 番 ハ長調 Op.21
  ②交響曲第3 番 変ホ長調「英雄」Op.55
 CD-2
  ③交響曲第2 番 ニ長調 Op.36
  ④交響曲第4 番 変ロ長調 Op.60
 CD-3
  ⑤交響曲第5 番 ハ短調「運命」 Op.67
  ⑥交響曲第6 番 ヘ長調「田園」 Op.68
 CD-4
  ⑦交響曲第7 番 イ長調 Op.92
  ⑧交響曲第8 番 ヘ長調 Op.93
 CD-5
  ⑨交響曲第9 番 ニ短調「合唱付き」Op.125(ドイツ語)
ロヴォロ・フォン・マタチッチ(指揮)、
ミラノ・イタリア放送交響楽団
エディト・ケルテス=ガブリ(ソプラノ)、
アリス・エルケ(コントラルト)、
アンドール・カポシー(テノール)、
イヴァン・サルディ(バス)、
ミラノRAI合唱団、
ジュリオ・ベルトーラ(合唱指揮)

 ベートーヴェンを得意にしたマタチッチですが生涯2 度しかベートーヴェン・ツィクルスを行いませんでした。
 正規に収録されたのはこの62 年ミラノのみとなります。
 オーケストラの能力を引き出す天才といわれたマタチッチがここミラノでも天分を発揮、オーケストラのうまさに驚かされます。
 色気をたたえた木管、存在感あるティンパニー、立派な鳴りっぷりの弦楽器など大変魅力的。マタチッチ得意の3 番、5 番、9 番の白熱ぶりは圧巻です。
 さらに色気をたたえた木管が絶好のバランスで、前面に出る4 番なども印象的でどの曲目もちょっと目からうろこの感があります。1 曲1 曲聴きごたえ抜群です。
 イタリア放送協会の往年の録音はさびしいものも多くありましたが、この録音は良好なものといえます。

 解説はイタリアのマタチッチ研究の第一人者トンマーソ・マネーラ氏書き下ろしのマタチッチの生涯と当録音についての興味深い考察を含む10 ページの読みものなど充実の内容です。

 ライヴ録音:② 1962年11月19日、①③1962年11月23日、⑥1962年11月29日、④⑤1962年12 月3日、⑦⑧1962年12月4日、⑨1962年12月12日/ミラノ音楽院、大ホール(イタリア放送協会録音)
 全てモノラル 日本語&イタリア語解説付き




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TAHRA(ALTUS)



TALT 008/9
(2CD)
\3400→\3090
ALTUSによるTAHRA復刻!
 フルトヴェングラー・イン・ヴィースバーデン

 [CD1]
  (1)プフィッツナー:
   歌劇『パレストリーナ』第1幕〜第3幕より前奏曲
    (全3曲)
  (2)モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550
 [CD2]
  ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ターラ・レーベルの音質の良さで高評価を得ていた伝説の1949 年ヴィースバーデン・コンサートが完全復活!濃厚な旋律美が印象的なプフィッツナーの前奏曲はフルトヴェングラー唯一の録音、ブラームス4 番はEMI 盤と並び称される圧倒的快演!同内容のLPとは別リマスター。

 録音:1949 年6 月10 日/ヴィースバーデン(ヘッセン放送収録)/モノラル、日本語帯・解説付

 「生々しさにおいては1948年盤を上回る」と宇野功芳氏が語った1949年6月のヴィースバーデンのライヴ。

 フルトヴェングラーの1949 年ヴィースバーデン・ライヴが復活!音質の良さで知られたターラ・レーベルの音源をさらにリマスタリング、より素晴らしい響きで蘇りました。
 コンサート直前の5 月22 日に没したプフィッツナーの作品に、モーツァルトとブラームスの短調交響曲を組み合わせた印象的なプログラム。
 フルトヴェングラーはプフィッツナーのアシスタントを務めていたこともあり、この追悼演奏はとても美しいもの。モーツァルトの引き締まった激烈さも心を掴みます。
 そしてハイライトはブラームス!長く引き伸ばされた出だしのH 音からして、泣きたくなるほどのフルヴェン節が炸裂。第1 楽章の伸縮するテンポと溢れるロマン性は巨匠の独壇場。重く恐ろしげな主題提示に始まり、弦の速いパッセージで一気に熱を帯び燃え盛る終楽章もただ事ではありません。
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TALT 010
\2800→\2590
ALTUSによるTAHRA復刻!
 クナッパーツブッシュ無類の超絶芸!
  同内容のLPとは別リマスター。

  (1)ハイドン:
   交響曲第88番ト長調『V字』 Hob.I:88
  (2)ベートーヴェン:
   交響曲第5番ハ短調『運命』 Op.67
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
ヘッセン放送交響楽団
 怪物クナッパーツブッシュの恐ろしさ、凄さを世に知らしめたターラ・レーベルを代表する一枚!想像を超える高音質。空前絶後の大演奏にしばし呆然。これぞクナッパーツブッシュ無類の超絶芸!!同内容のLPとは別リマスター。

 録音:1962 年3月20日/フランクフルト(ヘッセン放送収録)/モノラル日本語帯・解説付

 激遅テンポにして実に生き生きとしたリズム感。これぞクナッパーツブッシュの真骨頂!宇野功芳氏も絶賛のユニークな名盤が最新リマスターで復活。もともとのターラ盤もクナの音源中1、2 を争う高音質で有名でしたが、さらなる音質向上を実現しました。
 『V 字』『運命』ともに小さな細胞動機をもとに大きく発展していく作品ですが、クナッパーツブッシュの手にかかると動機そのものが巨大に鳴り響き、「踏みしめるようなスローテンポ」と「抜群のリズム感」が両立する独特の演奏スタイルによって、異様な立体感が生まれます。
 そして『V 字』は凄まじい爆発力のコーダで、『運命』は果てしなく轟く雄大なスケールで、聴く者を圧倒しながら全曲を閉じます。唯一無二の超怪演!




PRAGA DIGITAL


PRDDSD 350135
(SACD HYBRID)
\2900
人気のプラハSACD 復刻シリーズ、ジュリーニが登場!
 (1)シューマン:「マンフレッド」序曲Op.115
 (2)同(マーラー編):
  交響曲第3番変ホ長調Op.97「ライン」
 (3)チャイコフスキー:
  交響曲第2番ハ短調Op.17「小ロシア」
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
 録音:1958年6月3-4日(1)(2)、1956年9月29日/ロンドン(3)/BI-Channel Stereo、75’ 28”

 SACD ハイブリッド盤。限定盤。メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目されるシリーズ。今回はジュリーニとフィルハーモニア管弦楽団。EMI 音源を名人ソウケニークがSACD マスタリング。
 ジュリーニは「ライン」を愛奏し、数種の録音が残されていますが、マーラーがオーケストレーションを直した版を使用しているのが特徴。チャイコフスキーの交響曲第2 番とならべると、似た響きになっているのに驚かされます。当時44 歳だったジュリーニの音楽は、後年のロサンゼルス・フィルとの再録音と比べ若々しく、シューマンの病的さもマーラーの粘着性もない明朗快活な世界を聴かせてくれます。チャイコフスキーの交響曲中ではあまり人気のない第2 番も、ジュリーニの手にかかると颯爽としたテンポと推進力で新たな魅力を発見できます。
 

PRD 250345
\2900
ミュンシュのショーソンとドビュッシー
 (1)ショーソン:交響曲変ロ長調Op.20
 (2)同:愛と海の詩Op.19
 (3)ドビュッシー:交響組曲「春」
(1)(3)シャルル・ミュンシュ(指揮)
 ボストン交響楽団
(2)キャスリーン・フェリアー(コントラルト)
 ジョン・バルビローリ(指揮)
 ハレ管弦楽団
 やはり素晴らしい! ミュンシュのショーソンとドビュッシー

 録音:1962年2月26日(1)(3)/ボストン交響楽団ホール、1951年3月9日(放送)(2)/純正Stereo、74’ 58”

 ミュンシュ& ボストン交響楽団のショーソンの交響曲は、LP 時代に同曲の決定盤とされていた名演中の名演。あくまでもフランス音楽ながら、ワーグナー風な影があり内省的なショーソンの音楽性はミュンシュにピッタリと申せましょう。ボッティチェリの名画「春」からインスピレーションを受けて作曲されたといわれるドビュッシー初期も陶酔的な美演。
 ショーソンの「愛と海の詩」はキャスリーン・フェリアーとバルビローリの共演ライヴ。1951 年3 月9 日の放送を個人がアセテート盤に録音していたものをマスターとしていますが、第1 曲「水の花」の129-133 小節が欠落しています。音の状態は良くありませんが、絶頂期のフェリアーの妖気漂う歌唱は、あたかも天上から聴こえてくるようです。
 

PRD 250359
\2900
ケンプ・プレイズ・モーツァルト
 (1)ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491
 (2)ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331
  「トルコ行進曲付き」
 (3)ピアノ協奏曲第8番ハ長調K.246
 (4)幻想曲ニ短調K.397(385g)
(1)ウィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
 フェルディナント・ライトナー(指揮)
 バンベルク交響楽団
(3)ベルリン・フィル
 聴きたい曲ばかりを集めた、ケンプのモーツァルト・ベスト

 録音:1960年4月/バンベルク(1)、1961年1月(2)(4)、1962年1月(3)/ベルリン、ウファ・トーンスタジオ/純正Stereo、79’ 57”

 いわずと知れたDG の名盤。新マスタリングでニュアンスがますます深まり、ケンプの神業を堪能できます。
 

PRD 250350
\2900
ゼルキンの名盤中の名盤、新マスタリングで登場!
 (1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595
 (2)同:ピアノ協奏曲第12番イ長調K.414
 (3)バルトーク:ピアノ協奏曲第3番
(1)ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
 ユージン・オーマンディ(指揮)
 フィラデルフィア管弦楽団
(2)アレクサンダー・シュナイダー(指揮)
 マールボロ音楽祭管弦楽団
ジョージ・セル(指揮)
コロンビア交響楽団
 録音:1962年1月/フィラデルフィア(1)、1962年10月/マールボロ音楽祭(ライヴ)(2)、1962年4月/クリーヴランド(3)/純正Stereo、79’ 50”

 いわずと知れたソニーの名盤。新リマスタリングで生まれ変わりました。組み合わせも魅力的です。
 

PRD 250365/66
(2CD)
\3600
ショスタコーヴィチ自作自演集
 Disc 1
  (1)ユダヤの民族詩よりOp.79(全11曲)/
  (2)ピアノ協奏曲第2番ヘ長調Op.102/
  (3)ピアノ協奏曲第1番ハ短調Op.35/
  (4)2台のピアノのためのコンチェルティーノOp.94
 Disc 2
  (5)ピアノ五重奏曲ト短調Op.57/(6)チェロ・ソナタ ニ短調Op.40/
  (7)前奏曲第10、16、15、24番Op.34(ツィガーノフ編)/
  (8)前奏曲とフーガOp.87〜第5、23、3番
ドミートリー・ショスタコーヴィチ(ピアノ)
(1)ニーナ・ドルリアク(ソプラノ)
ザーラ・ドゥルハノワ(メゾソプラノ)
アレクセイ・マスレンニコフ(テノール)
(2)アレクサンドル・ガウク(指揮)
 モスクワ放送交響楽団
(3)サムイル・サモスード(指揮)
 モスクワ・フィル、イオシフ・ヴォロヴンク(トランペット)
(4)マクシム・ショスタコーヴィチ(第2ピアノ)
(5)ベートーヴェン四重奏団
(6)ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
(7)ドミートリー・ツィガーノフ(ヴァイオリン)  
 ショスタコーヴィチのヴィルトゥオーゾぶりを満喫できる2 枚組

 録音:1955年1月15日(1)、1957年5月10日(2)(5)(6)、11月27日(3)/モスクワ(ライヴ)、1957年/モスクワ音楽院ホール(4)(7)(8)/MONO、2h 22’ 21”

 ショスタコーヴィチは第1 回ショパン国際コンクールに出場したほどのピアノの名手でした。神経質そうな見かけからは想像もできないほどバリバリ弾く典型的なロシア・ピアニズムで、ピアノ協奏曲など圧巻。
 ショスタコーヴィチの作品は謎めいた所が多く、演奏家や研究家が解釈に頭を悩ませることが多いですが、この自作自演集はまさに天啓。無限の示唆を与えてくれる宝物のような2 枚組。音質も良くなっています。


マイナー・レーベル新譜


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BR KLASSIK



900149
(2CD)
\2800→\2590
2016年6月!
 ハイティンク指揮&バイエルン放送響
  マーラー:交響曲 第3番 ニ短調
ゲルヒルト・ロンベルガー(メゾ・ソプラノ)
アウグスブルク大聖堂少年合唱団
 (合唱指揮・・・ラインハルト・カムラー)
バイエルン放送女声合唱団
 (合唱指揮・・・ユーヴァル・ヴァインベルク)
マーティン・アンゲラー(ポストホルン)
バイエルン放送交響楽団
ベルナルト・ハイティンク(指揮)

 ロマン派時代に書かれたあらゆる交響曲の中で「最長」の作品であるマーラーの交響曲第3番。当初の予定では全7楽章で構成され、各楽章には標題が付けられるという力の入った作品でしたが、出版時にその標題は削除され、最後の楽章に置かれていた「天上の生活」は交響曲第4番の終楽章へと移されました。しかし、標題はなくとも、当時のマーラーが心惹かれていた「子供の不思議な角笛」からの引用や、ニーチェの「ツァラトゥストラ」の一節までと、たくさんの要素が含まれたこの第3番にはマーラーの自然観、人生観などがくまなく反映されているとされています。
 演奏にあたっては、第2番《復活》のようにオルガンは使用されていないものの、大編成のオーケストラと多彩な打楽器群、第4楽章にはアルト独唱、第5楽章にはアルト独唱、児童合唱、女声合唱が必要とされ、演奏時間もおよそ100分掛かるという大規模な作品です。
 このハイティンクが指揮した演奏は、2016年の6月にミュンヘンのガスタイクにおいて開催された演奏会をライヴ収録したものです。
 87歳という高齢にもかかわらず、ハイティンクの演奏はとても瑞々しく、全てに力が漲っています。第4楽章、第5楽章でソロを務めるロンベルガーはドイツ出身のメゾ・ソプラノ歌手。バッハのカンタータなど宗教音楽を得意としており、BR Klassikレーベルからはバッハの「マタイ受難曲」やヘンデルの「エジプトのイスラエル人」などの録音をリリース。その真摯な表現と深みのある声が好評を博しています。

 録音 2016年6月15-17日ミュンヘン フィルハーモニー・ガスタイク ライヴ収録




AGNAS


AM 026
\2600
アオラ・アキ
 サビーナ・アイナス:アオラ・アキ/
 伝承曲:ミ・スエグラ/
 ラヴェル:パヴァーヌとハバネラ/
 ファリャ:ナナ/
 伝承曲:ナナ/
 マックス・アイナス:Skog/
 マッカートニー&レノン:ブラックバード/
 サティ:ジムノペディ第1番/他
ウルバン・アイナス(tp)
サビーナ・アイナス(g)
コンラード・アイナス(cajon)
 ヨーテボリ交響楽団と王立ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団を経て、現在はストックホルム・チェンバー・ブラスのメンバー、ケルン音楽大学の教授を務める世界的トランペット奏者ウルバン・アイナス。
 サビーナ・アイナスの哀愁漂うギターに乗せて、ラヴェル、ファリャ、サティの音楽からサビーナのオリジナル、トラッド、そしてビートルズまで、多彩なプログラムを披露。
 ウルバン・アイナスの魅力の1つでもある、Monette Trumpetによるまろやかな音色は、トランペット・ファン要注目!




CRD


CRD 3520
(CD-R)
【旧譜】
\2100

名門聖歌隊!後期ルネサンス作品を歌い上げる!
 フィリップ・デ・モンテ:
  ミサ曲 《シ・アンブラヴァロ》&モテット集

オックスフォード・ニュー・カレッジ聖歌隊
エドワード・ヒギンボトム(指揮)
 長い伝統を誇る名門聖歌隊!後期ルネサンス作品を歌い上げる!

 1379年から現在まで続く長い伝統を誇る名門、オックスフォード・ニュー・カレッジ聖歌隊が歌う後期ルネサンスの合唱曲集。指揮は1976年から音楽監督を務めているエドワード・ヒギンボトム。
 当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

CRD 3519
(CD-R)
【旧譜】
\2100
パレストリーナ:
 スターバト・マーテル、
  カンティクル集&モテット集

オックスフォード・ニュー・カレッジ聖歌隊
エドワード・ヒギンボトム(指揮)

 当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

CRD 3518
(CD-R)
【旧譜】
\2100
ユスターシュ・デュ・コーロワ:
 レクイエム・ミサ&モテット集
オックスフォード・ニュー・カレッジ聖歌隊
エドワード・ヒギンボトム(指揮)
 当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

CRD 3517
(CD-R)
【旧譜】
\2100
オルランドゥス・ラッスス:
 ミサ曲 《Tous les regretz》&モテット集
オックスフォード・ニュー・カレッジ聖歌隊
エドワード・ヒギンボトム(指揮)
 当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

CRD 3516
(CD-R)
【旧譜】
\2100
セイクリッド・コンチェルティ
 ハインリヒ・シュッツ、
 ヨハン・ヘルマン・シャイン、
 トビアス・ミヒャエル、
 マテウス・ライマン、
 ハインリヒ・シャイデマン
サーカ1500
 〔ナンシィ・ハッデン
   (ルネサンス・フルート)、
  エミリー・ヴァン・エヴェラ(ソプラノ)、
  エスター・レヴィン(ソプラノ)、
  アンガス・ダヴィドソン(アルト)、
  ジュリアン・ポッジャー(テノール)、
  キャサリン・マッキントッシュ
   (ヴァイオリン)、
  ルーカス・ハリス(リュート、テオルボ)、
  ロバート・ハワース(オルガン)、他〕
 ドイツ初期のバロック音楽の代表として「3S」と呼ばれた中の2人、ハインリヒ・シュッツ、ヨハン・ヘルマン・シャインを含む作曲家たちの教会音楽集。
 当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




FOOTPRINT


FRCD 086
\2600
ユーナス・フォシェル:影と光 ヴォーカルハルモニン
アクセルソン&ニルソン・デュオ
 ユーナス・フォシェルが作曲、マグヌス・フローリンが作詞をした「影と光」は、2011年に起きたノルウェー、ウトヤ島でのテロ事件への悲嘆と怒りが基盤となっている作品。
 デンマーク国立声楽アンサンブルなども指揮してきたスウェーデンの合唱指揮者フレードリク・マルムベリが指揮するヴォーカル・アンサンブル、"ヴォーカルハルモニン(Vokalharmonin)"と、パーカッションとトロンボーンによるデュオ、"アクセルソン&ニルソン・デュオ"による演奏。

 録音:2015年8月26日−28日、ストックホルム




NILENTO


NILCD 166
\2600
ラッセ・ダールクイスト:私たちの心の中に ステファン・ルンクヴィスト(ヴォーカル)
ハッセ・アンデション(ヴォーカル)
イェルケル・ユーハンソン(指揮)
ヨーテボリ・ウィンド・オーケストラ
 作曲家、ミュージシャン、コラムニスト、俳優として活躍したスウェーデンの文化人、ラッセ・ダールクイストの作品集。ヨーテボリ・ウィンド・オーケストラの軽快な演奏をバックに、ステファン・ルンクヴィストとハッセ・アンデションが歌う。

 録音:2016年1月、ヨーテボリ




Mats Bergstrom Musik


MBCD 04
\2600
アグア・エ・ビーニョ
 ヴィラ=ロボス:
  カイピラの小さな汽車、ショーロ第1番、
  マズルカ・ショーロ、スコティッシュ・ショーロ、
  ヴァルサ・ショーロ、ガヴォット・ショーロ、ショリーニョ/
 パウエル:メトロノームのためのショーロ、ワルツィング/
 ジスモンチ:アグア・エ・ビーニョ/
 モライス:ユリディス/
 カルロス・ジョビン:ルイーザ、三月の雨、アンジェラ/
 ブアルキ:君はすっかり変わってしまった/
 ボンファ:カーニバルの朝(黒いオルフェ)/
 ロボ:カーザ・フォルテ/
 ジルベルト:エスターテ/
 イリアス:モーメンツ
マッツ・ベリストレム(g)
ゲオルグ・リーデル(b)
ユーナス・ホルゲション(ds)、他
 スウェーデンの名ギタリスト、マッツ・ベリストレムの自主レーベル第4弾。
 チェコ出身でスウェーデンの作曲家&ダブルヴェース奏者、ゲオルグ・リーデルや、現在のスカンディナヴィアを代表するドラマーのひとり、ユーナス・ホルゲションらとともに録音した、ブラジル音楽集。
 ヴィラ=ロボスのショーロを中心に、アントニオ・カルロス・ジョビン、バド・パウエル、イリアーヌ・イリアス、エグベルト・ジスモンチ、ジョアン・ジルベルトらのナンバーを巧みなギターで聴かせます。

 録音:2012年1月−2014年8月、ストックホルム




NOSAG


nosagCD 228
\2600
ファニー・メンデルスゾーン:
 一年〜ピアノのための12の性格的小品

  ローマの別れ
スールヴェイ・ヴィークマン(ピアノ)
 スウェーデンのベテラン・ピアニストが弾くファニー・メンデルスゾーンの世界

 フェリックス・メンデルスゾーンの姉として知られるファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805−1847)は、19世紀の女流作曲家の先駆者であるとともに、優れたピアニストとしても活躍した音楽家。スウェーデンの女流ピアニスト、スールヴェイ・ヴィークマンがベヒシュタインのグランドピアノで弾くのは、題名の通り1月から12月までのタイトルが付けられたピアノ作品集「一年(Das Jahr)」。
 ヴィークマンは、2015年にもファニー・メンデルスゾーンのピアノ作品集を新たに録音するなど、重要なレパートリーとしています。

 録音:2005年、ダル・セーニョ・スタジオ
 

nosagCD 229
\2600
ミカエル・ヴァルデンビ:合唱作品集 ストックホルム大聖堂聖歌隊
ミカエル・ヴァルデンビ(指揮)
 2011年からストックホルム大聖堂のオルガニストを務めるミカエル・ヴァルデンビの合唱作品集。ヴァルデンビは作曲家としても交響曲や器楽曲、オルガン作品、合唱作品などを書いており、多くの作品が国際的に演奏されている。




<国内盤> 


TAHRA(ALTUS)(LP)


TALTLP 023/4
(2LP)
\13600+税
フルトヴェングラー・イン・ヴィースバーデン
 [LP1-A]
  プフィッツナー:
   歌劇『パレストリーナ』第1幕〜第3幕より前奏曲
    (全3曲)
 [LP1-B]
  モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550
 [LP2-A]
  ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98 第1・2楽章
 [LP2-B]
  ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98 第3・4楽章
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ターラ・レーベルの音質の良さで高評価を得ていた伝説の1949 年ヴィースバーデン・コンサートが完全復活!濃厚な旋律美が印象的なプフィッツナーの前奏曲はフルトヴェングラー唯一の録音、ブラームス4 番はEMI 盤と並び称される圧倒的快演!同内容のCDとは別リマスタリングによるアナログマスターを作りLP 化。

 録音:1949 年6 月10 日/ヴィースバーデン(ヘッセン放送収録)/モノラル、国内プレス、完全限定生産、日本語帯・解説付

 フルトヴェングラーの1949 年ヴィースバーデン・ライヴが復活!音質の良さで知られたターラ・レーベルの音源をリマスタリングしLP 化、素晴らしい音質で楽しめます!
 コンサート直前の5 月22 日に没したプフィッツナーの作品に、モーツァルトとブラームスの短調交響曲を組み合わせた印象的なプログラム。フルトヴェングラーはプフィッツナーのアシスタントを務めていたこともあり、この追悼演奏はとても美しいもの。モーツァルトの引き締まった激烈さも心を掴みます。
 そしてハイライトはブラームス!長く引き伸ばされた出だしのH 音からして、泣きたくなるほどのフルヴェン節が炸裂。第1 楽章の伸縮するテンポと溢れるロマン性は巨匠の独壇場。重く恐ろしげな主題提示に始まり、弦の速いパッセージで一気に熱を帯び燃え盛る終楽章もただ事ではありません。
 

TALTLP 025/6
(2LP)
\13600+税
クナッパーツブッシュ無類の超絶芸!
 同内容のCDとは別リマスタリングによるアナログマスター

  [LP1-A]
   ハイドン:
    交響曲第88番ト長調『V字』 Hob.I:88 第1・2楽章
  [LP1-B]
   ハイドン:
    交響曲第88番ト長調『V字』 Hob.I:88 第3・4楽章
  [LP2-A]
   ベートーヴェン:
    交響曲第5番ハ短調『運命』 Op.67 第1・2楽章
  [LP2-B]
   ベートーヴェン:
    交響曲第5番ハ短調『運命』 Op.67 第3・4楽章
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
ヘッセン放送交響楽団
 怪物クナッパーツブッシュの恐ろしさ、凄さを世に知らしめたターラ・レーベルを代表する一枚!想像を超える高音質。空前絶後の大演奏にしばし呆然。これぞクナッパーツブッシュ無類の超絶芸!!同内容のCDとは別リマスタリングによるアナログマスターを作りLP 化。

 録音:1962 年3月20日/フランクフルト(ヘッセン放送収録)/モノラル、国内プレス、完全限定生産、日本語帯・解説付

 激遅テンポにして実に生き生きとしたリズム感。これぞクナッパーツブッシュの真骨頂!宇野功芳氏も絶賛のユニークな名盤をリマスタリング。もともとのターラ盤もクナの音源中1、2 を争う高音質で有名でしたが、さらなる音質向上を実現してのLP 化!
 『V 字』『運命』ともに小さな細胞動機をもとに大きく発展していく作品ですが、クナッパーツブッシュの手にかかると動機そのものが巨大に鳴り響き、「踏みしめるようなスローテンポ」と「抜群のリズム感」が両立する独特の演奏スタイルによって、異様な立体感が生まれます。
 そして『V 字』は凄まじい爆発力のコーダで、『運命』は果てしなく轟く雄大なスケールで、聴く者を圧倒しながら全曲を閉じます。唯一無二の超怪演!




<映像>

.

EURO ARTS(国内仕様盤)


KKC 9202
(Ultra HD Blu-ray)
\6000+税
2015年ザルツブルク音楽祭「フィガロの結婚」
 Ultra HD Blu-ray、ブルーレイ、DVDで発売!

  モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」
  ボーナス:
   デジタル・オペラ・ガイド(日本語字幕付)
ルカ・ピサローニ(アルマヴィーヴァ伯爵/バス・バリトン)、
アネット・フリッチュ(伯爵夫人/ソプラノ)、
アダム・プラチェツカ(フィガロ/バリトン)、
マルティナ・ヤンコヴァ(スザンナ/ソプラノ)、
マルガリータ・グリシュコヴァ(ケルビーノ/ メゾ・ソプラノ)、
アン・マレー(マルチェリーナ/メゾ・ソプラノ)、
カルロス・ショーソン(ドン・バルトロ/バス)、
パウル・シュヴァイネスター(ドン・バジリオ/テノール)、
フランツ・ズッパー(ドン・クルツィオ/テノール)、
クリスティーナ・ガンシュ(バルバリーナ/ソプラノ)、
エリック・アンスティーネ(アントニオ/バス)、
ダン・エッティンガー(指揮)、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、
ウィーン国立歌劇場合唱団、
エルンスト・ラッフェルスベルガー(合唱指揮)
KKC 9203
(Blu-ray)
\5000+税

KKC 9204/5
(2DVD)
\5000+税
ジャケットは変更になるかもしれません
80242729583
\3900
上記の輸入盤DVD 
  NTSC リージョン:All 日本のDVD機器でも見られます。
    字幕/English, German, French, Italian, Spanish 日本語はありません

 2015 年ザルツブルク音楽祭「フィガロの結婚」
 ダン・エッティンガー、ザルツブルク音楽祭オペラ初登場!

 Ultra HD Blu-ray、ブルーレイ、DVDの3フォーマットで発売!

 (Ultra HD Blu-ray)[EURO ARTS] 20.72951、画面:4K(2160p) 、ULTRA HD、16:9、音声:PCM Stereo、DTS-HD Master Audio(24bit/96kHz: High-Res Audio)、リージョン:All、原語:イタリア語、字幕:英独仏伊西日、収録時間:190分、輸入盤・日本語帯・解説付

 (Blu-ray)[EURO ARTS] 20.72954、画面:16:9 Full HD1080/60i、音声:PCM Stereo、DTS-HD Master Audio5.1、リージョン:All、原語:イタリア語、字幕:英独仏伊西日、収録時間:190分、輸入盤・日本語帯・解説付

 (2DVD)[EURO ARTS]20.72958、画面:NTSC 16:9、音声:PCM Stereo、DD5.1,DTS5.1、リージョン:All、原語:イタリア語、字幕:英独仏伊西日、収録時間:190分、輸入盤・日本語帯・解説付

 演出:スヴェン=エリック・ベヒトルフ/装置:アレックス・イールズ/衣裳:マルク・ブーマン/照明:フレデリック・ロム/ドラマトゥルギー:ロニー・ディートリヒ
 収録:2015年8月9日ハウス・フォー・モーツァルト、ザルツブルク音楽祭2015、ライヴ/映像監督:ティツィアーノ・マンチーニ

 2013 年からスヴェン=エリック・ベヒトルフの演出で始まったモーツァルトのダ・ポンテ・オペラ三部作の締めくくりとなる「フィガロの結婚」の映像が今回はUltra HD Blu-ray、ブルーレイ、DVD の3 フォーマットで発売されます。
2010 年から東京フィルハーモニー交響楽団常任指揮者をとして日本でもおなじみのダン・エッティンガーが、ザルツブルク音楽祭でオペラ初登場した公演。エッティンガーは、バレンボイムの秘蔵っ子として、2003 年から2008 年までベルリン国立歌劇場カペルマイスター兼音楽監督助手を務めていた俊英です。そしてモデル並みの恵まれた容姿をもつルカ・ピサローニ、ドラマティックな声と表現力で注目の美人ソプラノ、アネット・フリッチェ、ウィーン国立歌劇場を中心に活躍するプラハ出身のアダム・プラチェツカ、チューリヒ歌劇場を拠点に古楽でも活躍中のソプラノ、マルティナ・ヤンコヴァ、2012 年のウィーン国立歌劇場日本公演でも同役を歌い大絶賛され、2016 年も来日したマルガリータ・グリシュコヴァなど充実の歌手陣で楽しむことができます。
 スヴェン=エリック・ベヒトルフの細部まで丁寧に作りこんだ演出、オーソドックスな中にも洗練された舞台装置で新鮮な印象を与えます。
 また本ディスクの特徴として、上演の舞台裏を収めた「デジタル・オペラ・ガイド」を収録。スヴェン=エリック・ベヒトルフによる作品解説をご覧いただけます(日本語字幕付)。

 
Ultra HD Blu-ray(UHD BD):
 4K ブルーレイことUltra HD Blu-ray(UHD BD)。大手ハリウッドスタジオが大作映画を続々とUHD BD 化し、UHD BD プレイヤーも国内販売が開始され、2016 年は「4K ブルーレイ時代」の幕開けとも言われています。
 その注目のフォーマットにEURO ARTS が挑戦、UHD BD 初のオペラ作品がこの度発売されます。
 4K ブルーレイとは、CD やDVD、ブルーレイ・ディスクなどと同じ、直径約12cm のディスクメディアです。記録容量は片面2 層で最大66GB、片面3 層で最大100GB。従来のブルーレイに採用されている「MPEG-4 AVC/H.264」に比べて約2 倍の圧縮効率を実現した映像圧縮方式「HEVC/H.265」によって、ブルーレイが採用するフルハイビジョン(1920 × 1080 ピクセル)の4 倍の解像度(3840 × 2160 ピクセル)の映像を記録することができます。
 
 ※ 再生にはUltra HD Blu-ray 対応再生専用プレイヤーが必要です。



















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