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≪第92号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その2 2017/4/18〜





4/21(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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CAVI MUSIC



4260085533725
\2700→\2490
ウルフ・シュナイダー(ヴァイオリン)
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集

 ヴァイオリン・ソナタ第30番ニ長調K306
 ヴァイオリン・ソナタ第37番イ長調K402
 ヴァイオリン・ソナタ第32番ヘ長調K376
 6つの変奏曲「ああ、私は恋人をなくした」
  (泉のほとりで)K360
 ヴァイオリン・ソナタ第34番変ロ長調K378
ウルフ・シュナイダー(ヴァイオリン)
シュテファン・イモルデ(ピアノ)
 実力派ウルフ・シュナイダーによるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ

 トリオ・ジャン・ポールのヴァイオリン奏者(1991-92)として数々の室内楽コンクールで賞を獲得し、現在はハノーファー音楽大学の教授であり、ソロのコンサート活動も積極的に行っているウルフ・シュナイダーによるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集。
 ピアノはシュナイダーとデュオを組んでいるドイツの室内楽ピアニスト、シュテファン・イモルデ。彼はデトモルト音楽大学で学んだ後、ノヴァリス・ピアノ三重奏団を結成し活発な演奏活動を展開、現在はロストック音楽大学教授を務めています。

 「マンハイム・ソナタ」の第6 番として親しまれている第30 番ニ長調K306 のソナタ。「マンハイム・ソナタ」の中で唯一の3 楽章構成となっており、しっかりとした構造にモーツァルト特有の愛らしい旋律が散りばめられた楽曲。未完成のまま弟子のマクシミリアン・シュタットラーが補筆完成した第37 番イ長調K402 のソナタ。モーツァルトがウィーンに移住した1781 年の夏頃の作品第32 番ヘ長調K376 のソナタ。第3 楽章のウィーン風行進曲は軽快で陽気な主題でとても魅力的。フォン・アウエルハンマーに捧げられた6 曲のソナタの内の第3 番である第34 番変ロ長調K378 のソナタ。そしてモーツァルトが故郷のザルツブルクを捨て、ウィーンに赴いた直後に書かれた6 つの変奏曲「ああ、私は恋人をなくした」(泉のほとりで)K360。2 曲の変奏曲がセットになっていて、もう1 曲は、ト長調K359。当時の変奏曲の多くが、聴衆にとってなじみのある流行の旋律を基にしており、親しみやすい旋律にモーツァルトの軽妙さが合わさり非常に聴きやすく聴きあきない楽曲となっています。

 シュナイダーの多彩で豊富な音色の魅力が存分に楽しめる1枚となっています。




 シューベルトのソナチネをどうぞ。

https://youtu.be/dXjMOwzO13c

 ウルフ・シュナイダーのソロ・アルバムはあまりないのだが、この印象的なアルバム↓がシュナイダーの演奏だった。

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ポーリーヌ・ヴィアルド=ガルシアとは誰なのか

 ショパンが好きな人には「晩年のショパンに片思いをした人」として知られ、ジョルジュ・サンドの好きな人には「コンシュエロのモデルになった人」と認識され、ブラームスの好きな人には「アルト・ラプソディの初演を歌った人」と覚えられ、フォーレが好きな人には「無残な失恋相手の母親」と覚えられている人、ポーリーヌ・ヴィアルド=ガルシア。
 音楽史のエピソードに幾度となく顔を出し、彼女に影響を受けた作曲家はマイアベーアやベルリオーズ、ショパン、サン=サーンス、ベルリオーズ、グノーに留まらないといわれる。

 そんなポーリーヌ・ヴィアルド=ガルシアは、当時のパリで最高のメッゾ・ソプラノ歌手として知られ、自ら作曲もこなし、晩年にはパリ音楽院で教鞭を執りつつ、サン=ジェルマン大通りの自宅で音楽サロンを主宰した。
 要は、大作曲家として名を残していにもかかわらず、厳然と音楽史に強い影響を及ぼした人物が存在するということである。

 ちなみにその容姿は「びっくりするほど醜い」と言われた。しかし、そうであるにもかかわらず多くの人を強烈に魅了したというのが逆にすごい。



 さてこのアルバム。
 ポーリーヌの自作と彼女の息子であるポール・ヴィアルト(彼の姉がフォーレと婚約していた)の作品、そして曲間をツルゲーネフの晩年の傑作「勝ち誇れる愛の歌」の朗読で埋めるという趣向。

 なぜツルゲーネフ・・・と思われるかもしれないが、ツルゲーネフは彼女に恋焦がれ、貴族であったにもかかわらず彼女を追ってロシアを去り、そのままヴィアルド家に居候して4人の子供の面倒を見るなど、生涯ポーリーヌを崇拝し続けたという。
 その代わりポーリーヌはツルゲーネフの作品を世に広めることに尽力したらしい。


 そんな音楽史の中で異様な存在感を放つポーリーヌ・ヴィアルド=ガルシアによる異色の一枚。



録音:2005年10月 ロルフ・リーバーマン・スタジオ、NDRハンブルク

ARS MUSICI
232405
(2CD)
\3400→\2590
ポーリーヌ・ヴィアルド=ガルシアとは誰なのか

ポーリーヌ・ヴィアルド=ガルシア:
  ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ イ短調
  ヴァイオリンとピアノのための6つの小品
  ヴァイオリンとピアノのためのロマンスOp.6

ショーソン:「詩曲」
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 Op.13


イワン・ツルゲーネフ:「勝ち誇れる愛の歌」の朗読付
ウルフ・シュナイダー(Vn)
シュテファン・イモルデ(P)

マルティナ・ゲデック (朗読)

 

4260085533176
\2700
ファイニンガー・トリオによるドビュッシー&ラヴェル
 ドビュッシー:ピアノ三重奏曲 ト長調
 ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
 ドビュッシー:小組曲(三重奏用編曲)
ファイニンガー・トリオ
 【アドリアン・オーティカー(P)
  クリストフ・シュトロイリ(Vn)
  ダヴィッド・リニカー(Vc)】

 演奏はドイツの造形学校「バウハウス」の設立者の一人現代画家ライオネル・ファイニンガーから名前を取ったファイニンガー・トリオ。メンバーは、ベルリン・フィルの現役ヴァイオリン奏者クリストフ・シュトロイリ、ベルリン・フィル12 人のチェリストにも入っているダヴィッド・リニカー、スイス人ピアニストで室内楽の経験も豊富で、ベルリン・フィルのメンバーとも度々共演しているアドリアン・オーティカーです。
 前回のアルバムでは、ドヴォルザーク、スメタナ、スークのチェコの作曲家によるピアノ・トリオを収録していましたが(4260085532933)、今回はドビュッシー、ラヴェルのフランスもの。ドビュッシーのピアノ・トリオは、本格的に作曲に取り組む前の作品。
 ドビュッシーは10 歳でパリ音楽院に入学し、名教師マルモンテルにつきピアニストを志していましたが、学内コンクールで一位を獲得することができず、ピアノ伴奏法のクラスをとりピアニストの道は諦めるようになりました。ちょうどその頃にチャイコフスキーのパトロンであったフォン・メック夫人に帯同することになり、このピアノ・トリオはその時期に書かれたもの。若き日の瑞々しさとロマンティックな旋律が魅力の作品です。
 一方ラヴェルのピアノ・トリオは、第一次大戦が勃発した1914 年の夏に作曲されました。知人らが次々と戦地に向かう中、自身も戦地へ赴くつもりで、全身全霊を込めてわずか5 週間で書き上げた作品。3 人の奏者に高い技術が求められる内容で、ファイニンガー・トリオの面々も躍動感溢れる力強い演奏を聴かせてくれます。
 

4260085533701
\2700

シェイベル・マーチャーシ(1905-1960):
 クラリネット室内楽曲集とナンセンスソング集

  クラリネットと弦楽四重奏によるディヴェルティメント
  アンダンテ・パストラーレ
  3つのモルゲンシュテルンの歌
  クラリネット、チェロ、ピアノのための
   イントロダクションとアレグロ
  ソプラノと管楽器のためのモア・ナンセンス
  管楽七重奏のためのセレナーデ

キリアン・ヘロルド(クラリネット)
サラ・マリア・ズン(ソプラノ)
アンサンブル
 コダーイとジャズの作風を取り入れたシェイベル・マーチャーシ

 ハンガリー出身でコダーイに作曲を学び、後にイギリスに移住した作曲家シェイベル・マーチャーシ。フランクフルトのホーホ音楽院のジャズ科の教授を務めていたこともあり、ジャズの要素も取り入れた作品を残しています。
 このアルバムでは彼のクラリネットのための室内楽作品とナンセンスソングを収録しています。
 演奏するのは、バーデンバーデン& フライブルクSWR 交響楽団の首席クラリネット奏者を務めるドイツの中堅、キリアン・へロルドとベルリン・フィル、ゲヴァントハウス管やアルディッティ・カルテットなど一流の演奏者らと共演を重ねている現代ものを得意とするソプラノ、サラ・マリア・ズンの二人。1905 年に出版されたドイツの詩人クリスティアン・モルゲンシュテルンの「Gallows Songs」の詩からとられた3 つのナンセンスソングなど。幅広い作風をもつシェイベル・マーチャーシの音楽性を知ることのできるアルバムです。



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1001NOTES



1001NOTES 08
\2500→\2290
ロシアの名曲をジャズ・アプローチ
 ペンタグラム
エドゥアール・フェルレ(ピアノ)
ポール・ベイネ(ピアノ)
 フェルレ:
  リポスト(ムソルグスキーの「鶏の足の上に建つ小屋」より)、
  剣のスタンス(ハチャトゥリアンの「剣の舞」より)
 プロコフィエフ(フェルレ編):ピアノ・ソナタ第3番 Op.28
 フェルレ:オッピドゥム(ムソルグスキーの《展覧会の絵》の「古城」より)
 フェルレ&ベイネ:序言(即興)
 フェルレ:スズメバチの飛行(リムスキ=コルサコフの「熊蜂の飛行」より)
 フェルレ&ベイネ:スゴン・スーフル(即興)
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 Op.83より
 フェルレ:センチメートルのワルツ(チャイコフスキーの「感傷的なワルツ」より)
 フェルレ:反乱(ムソルグスキーの《展覧会の絵》の「リモージュの市場」より)
 ベイネ:ヴォカリール(ラフマニノフの「ヴォカリーズ」 Op.34-14より)
 ハチャトゥリアン(フェルレ編):剣の舞
 ロシアの名曲をジャズ・アプローチ!衝撃のピアノ・デュオ登場!

 「ペンタグラム(Pentagramme)」は、ジャン・フィリップ・ヴィレ・トリオのピアニストであり、バッハ・アルバムなどクラシックをテーマにしたソロ・アルバムも録音しているフランスのジャズ・ピアニスト、エドゥアール・フェルレと、コンピエーニュ帝国劇場のアーティスト・イン・レジデンスを務める若きクラシカル・ピアニスト、ポール・ベイネによるデュオ・プロジェクト。
 チャイコフスキー、プロコフィエフ、ムソルグスキー、ハチャトゥリアン、リムスキ=コルサコフなどの有名ロシア音楽を主題にジャズ・アプローチした作品やアレンジ、即興作品を収録。
 クラシック・ファンもジャズ・ファンも楽しめる2台ピアノ・アルバムです。「熊蜂の飛行」を元にした「スズメバチの飛行(Le vol du frelon)」や、「感傷的な(センチメンタルな)ワルツ」を元にした「センチメートルのワルツ(Valse Centimetrale)」など、洒落のきいたタイトルもグッド。

 録音:2016年2月2日ー6日、フランス




 店主は頭の固い男なのでジャズアレンジとかポップスアレンジとかはあまり好きではないのだが、なんとなく気になってサンプル音源を聴いたら・・・・
 うーむ・・・なかなかやるかも・・・。
https://soundcloud.com/1001-notes/sets/pentagramme

 これはかなりかっこいい。


 こっちはライヴ。
https://youtu.be/BXECpbJCtBg

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1001NOTES 09
\2500→\2290
大器かも。ガスパール・ドゥアンヌ
 〜ファンタジー

 J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903
 ハイドン:幻想曲ハ長調 Hob.XVII-4
 モーツァルト:幻想曲ニ短調 K.397
 シューマン:幻想曲ハ長調 Op.17
 ショパン:幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66
 スクリャービン:幻想曲ロ短調 Op.28
ガスパール・ドゥアンヌ(ピアノ)

 ガスパール・ドゥアンヌは、1987年生まれ、パリ地方音楽院、パリ国立高等音楽、ザルツブルクのモーツァルテウムで学んだフランスの若きピアニスト。
 フランスやスペインの複数のコンクールで入賞してきた若き才能が弾くのは、バッハからモーツァルト、ショパンを経て、スクリャービンに至るまでの様々な「幻想曲」を集めたアルバム。

 録音:2015年9月14日ー17日、フランス



 0.01秒の不思議な間合いを聞かせる独特のショパン。大器かも。
https://youtu.be/yV3TQ8QkW20





AEOLUS


AE-10341
\2600
フランク・アヴァン・セザール・フランク 〜
 フランク:初期オルガン作品集

 オッフェルトリウム ヘ短調/オッフェルトリウム ト短調(1859)/
 アンダンティーノ(1856)/クリスマスのオッフェルトリウム/
 オッフェルトリウム 嬰ヘ短調/
 小品 変ホ長調(1846)/グラン・クール 変ホ長調/
 オッフェルトリウム ロ短調/
 ノエル・ブレトンによるオッフェルトリウム/
 オルガンのための小品 イ長調
エルケ・フォルカー(オルガン) 
 ドイツのシュパイアー大聖堂で長年教会ミュージシャンとして働き、現在8巻超に及ぶ「カルク=エーレルト:オルガン作品集」の録音プロジェクトも進行中の女流オルガニスト、エルケ・フォルカーが弾くセザール・フランク。「フランク・アヴァン・セザール・フランク(フランクの前のフランク)」というアルバム・タイトルで、これまであまり取り上げられてこなかったフランクの初期の作品に焦点をあてる。
 使用楽器は、フランス、ボンスクールのノートル=ダム大聖堂のアリスティド・カヴァイエ=コル1857年製オルガン。

 録音:2003年5月、ノートル=ダム大聖堂(フランス)



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CORO(CORO Connections)



COR 16154
\2500→\2290
スザンナ・オガタ&イアン・ワトソン
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.3

  ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
  ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2
  ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3
スザンナ・オガタ(ヴァイオリン)
イアン・ワトソン(フォルテピアノ)
 ヘンデル&ハイドン・ソサエティの名手が共演!ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集第3巻!

 使用楽器:ヴァイオリン:ヨーゼフ・クロッツ1772年製
 フォルテピアノ:ポール・マクナルティ2000年製作(アントン・ヴァルター・モデル)

 ハリー・クリストファーズが第13代音楽監督を務める米国古楽界の名門ヘンデル&ハイドン・ソサエティ(HHS)の中心メンバー、アシスタント・コンサートマスターのスザンナ・オガタと、アソシエイト・コンダクターのイアン・ワトソンのコンビによるベートーヴェンの第3集!
 18世紀に製作されたヨーゼフ・クロッツのヴァイオリンと、現代の名工ポール・マクナルティによるヴァルター・モデルのフォルテピアノの音色が織り成すベートーヴェンは、ピリオド楽器による新たな秀演として第1集(COR 16138)、第2集(COR 16143)ともに高く評価されており、第3集の「Op.30」への期待も高まります。

 ※録音:2016年6月5日−8日、メカニクス・ホール(ウースター、アメリカ)





確かに「ピリオド楽器による新たな秀演」といっていい。
そうとうな高水準。そして結構自由奔放。
旧譜 第1弾&第2弾


COR 16138
\2500
「CORO」の新シリーズは器楽系!
 米国古楽界名手による「クロイツェル」
  ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.1

   ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23
   ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47《クロイツェル》
スザンナ・オガタ(ヴァイオリン)
イアン・ワトソン(フォルテピアノ)

 2014年からHHSのアシスタント・コンサートマスターとして、同楽団のヴァイオリン・セクションをリードするスザンナ・オガタ、同じく2014年よりHHSのレジデント・コンダクターに就任した古楽系鍵盤奏者のイアン・ワトソンのデュオによるベートーヴェンの第1弾は、第4番と第9番《クロイツェル》のカップリング。
 1815年から続く伝統ある米国古楽界、ボストンの名門の"現在"を支える2人の名手によるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集の幕開けです!


大盤振る舞い。「クロイツェル」第3楽章一挙公開。
https://youtu.be/L42k-S_wylI



COR 16143
\2500→\2290
ヘンデル&ハイドン・ソサエティ
 スザンナ・オガタ(ヴァイオリン)&イアン・ワトソン(フォルテピアノ)
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.2

  ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24《春》
  ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
スザンナ・オガタ(ヴァイオリン)
イアン・ワトソン(フォルテピアノ)
 ヘンデル&ハイドン・ソサエティの名手が共演!ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集第2巻!

 使用楽器:ヴァイオリン:ヨーゼフ・クロッツ1772年製
 フォルテピアノ:ポール・マクナルティ2000年製作(アントン・ヴァルター・モデル)

 ハリー・クリストファーズが第13代音楽監督を務める米国古楽界の名門、ヘンデル&ハイドン・ソサエティ(HHS)の中心メンバーによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集第2巻!
 2014年からHHSのアシスタント・コンサートマスターとして、同楽団のヴァイオリン・セクションをリードするスザンナ・オガタ、同じく2014年よりHHSのレジデント・コンダクターに就任した古楽系鍵盤奏者のイアン・ワトソンのデュオによるベートーヴェンは、「クロイツェル」を収録した第1巻(COR 16138)が世界各地で高評価を得ており絶好調。
 第5番「春」と第10番」をカップリングしたこの第2巻でも、815年から続く伝統あるボストンの名門を支える2人の名手が躍動します!

 ※録音:2015年6月21日−23日、メカニクス・ホール(ウースター、アメリカ)

 







DREYER GAIDO


CD 21102
\2500
シェンデロヴァス:弦楽器のための作品集
 チェロのための 《ハイフェッツのオマージュ》
 ヴァイオリンとヴィオラのための 《ダイアローグ》
 ヴァイオリンとピアノのための
  《映画「ヒトラーの旋律」のためのメロディ》
 ピアノ三重奏のための《歌と踊り》
 弦楽四重奏曲第3番
アート・ヴィオ(弦楽四重奏団)
フォート・ヴィオ(ピアノ三重奏団)

 これまでダーヴィド・ゲリンガスを中心にDreyer Gaidoで度々取り上げてきたリトアニアの巨匠、アナトリュス・シェンデロヴァスの作品集。弦楽四重奏曲の他、ゲリンガスへ捧げられた「ダイアローグ」や「歌と踊り」、第1回ハイフェッツ国際ヴァイオリン・コンクールのために作曲された「ハイフェッツのオマージュ」のニュー・ヴァージョン、映画「ヒトラーの旋律(原題:Ghetto)」のために作曲された(しかし映画では使用されなかった)曲などを収録。
 弦楽四重奏団の"Art Vio"、ピアノ三重奏団の"FortVio"(ヴァイオリンとチェロは同じメンバー)は、リトアニア音楽演劇アカデミー(LMTA)で学んだリトアニアのエリート音楽家たちによるアンサンブル。
 FortVioはリトアニアの文化芸術賞も受勲している。




FRA BERNARDO



FB 1702576
\2500
ババ・ムジカーレ 〜 ハラハ伯爵の財宝
 ファッシュ:シンフォニア ヘ長調/
 シュトゥリック:協奏曲ハ長調/
 ティール:協奏曲ハ長調/
 ファッシュ:協奏曲ヘ長調/
 サッリ:歌劇《パルテノーペ》序曲/
 フィオレンツァ:協奏曲イ短調/
 ゲオルク・ロイターII世:シンフォニア ニ短調/
 カルダーラ:シンフォニア ハ長調
コンチェルト・ステラ・マトゥティナ
ヴォルフラム・シューリッヒ
 (指揮&リコーダー)
 "ナポリ副王" ハラハ伯爵のコレクションによる知られざるシンフォニア&協奏曲集

 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスやイングリッシュ・コンサート、オルフェオ・バロック管弦楽団など、世界有数のバロック・アンサンブルで活躍してきたメンバーたちによって2005年に創設されたオーストリアのピリオド・オーケストラ、コンチェルト・ステラ・マトゥティナ。
 美術や音楽にも情熱を捧げていたオーストリアの貴族、外交官でありナポリ副王とシチリア副王に任命されたアロイス・トマス・ライムント・フォン・ハラハ伯爵(1669−1742)のコレクションによるドイツ、イタリアの器楽のためのシンフォニア&協奏曲集。

 録音:2016年4月15日、オーストリア




LE CHANT DE LINOS

CL 16126
\2500
クーラウの名曲ではマクサンス・ラリューとも共演
第3回マクサンス・ラリュー
 国際フルート・コンクール優勝記念アルバム

  ウィドール:フルート組曲 Op.34
  カルク=エーレルト:シンフォニッシェ・カンツォーネ
  シュルホフ:フルート・ソナタ
  パヴロス・セラッシス:Une derniere promenade(世界初録音)
  アダム・スコウマル:Abduction of Sheherezad(世界初録音)
  クーラウ:フルート三重奏曲第2番ト短調 Op.13-2
デニズカン・エレン(フルート)
ジュリアン・マルティノー(ピアノ)
マクサンス・ラリュー(フルート)
シベル・ペンセル(フルート)
 デニズカン・エレンは、フランスの名フルート奏者マクサンス・ラリューが主宰し審査委員長も務めるマクサンス・ラリュー国際フルート・コンクール2015で見事第1位と特別賞(J-A. De Zeegantの協奏曲のベスト・パフォーマンス賞)に輝いたトルコの新星。コンクール優勝の副賞として、この記念アルバムが録音されました。
 楽器も、コンクール優勝の副賞として贈られたアメリカWm. S. Haynes社のシルヴァー・ハンドメイド・フルートを使用。クーラウの名曲では、マクサンス・ラリューとも共演しています。
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CL 16123
\2500→\2290
フランスの知られざるチェロ・ソナタ
パスカル、ピエルネ、プーランク、サンカン:
 チェロ・ソナタ集

  クロード・パスカル:チェロ・ソナタ
  ガブリエル・ピエルネ:チェロ・ソナタ
  ピエール・サンカン:チェロ・ソナタ
  フランシス・プーランク:チェロ・ソナタ
ミーシャ・ハラン(チェロ)
イスラエル・カストリアーノ(ピアノ)
 1976年から2011年までイスラエル・フィルの首席チェリストを務めたイスラエルの名手、ミーシャ・ハランが弾くチェロ・ソナタ集。
 同じくイスラエル・フィルでピアニスト、鍵盤楽器奏者として活動したトルコ出身のイスラエル・カストリアーノとともに、ピエルネからプーランク、そしてピエール・サンカン、クロード・パスカルまで19世紀後半〜20世紀のフランスの知られざるチェロ・ソナタを披露。

 録音:2016年1月5日ー9日、イスラエル




  LINN


CKD 528
\2500
ロバート・ビーザー:ギター協奏曲
 ノーツ・オン・ア・サウザン・スカイ
 イヴニング・プレイヤー
 グラウンド・O
エリオット・フィスク(ギター)
ホセ・セレブリエール(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
 エリオット・フィスクが弾く超絶ギター協奏曲世界初録音!

 ☆セゴビア最後の弟子である21世紀のヴィルトゥオーゾ・ギタリスト、エリオット・フィスク!
 ☆現代アメリカの作曲家、ロバート・ビーザーがフィスクのために書いた「ギター協奏曲」世界初録音!

 アンドレス・セゴビア最後の弟子であり、現代クラシック・ギター界のレジェンド、エリオット・フィスクがLinn Records初登場!
 アメリカの作曲家ロバート・ビーザー(b.1954)がエリオット・フィスクのために書いた「ギター協奏曲」と「ノーツ・オン・ア・サウザン・スカイ(ギター・ソロ)」、そして管弦楽のための作品「イヴニング・プレイヤー」、「グラウンド・O」の4作品を収録。もちろん、すべて世界初録音。指揮は、サミュエル・アドラーの交響曲(CKD 545)でも存在感を示したウルグアイの指揮者、ホセ・セレブリエール。
 自身のアレンジによるギター版パガニーニの「24のカプリース」(NI 2505)がルッジェーロ・リッチからも絶賛されるなど、21世紀を代表するヴィルトゥオーゾ・ギタリストであるフィスクの超絶技巧が満載です! ギター関係者必見!







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ONYX



ONYX 4183
(2CD/特別価格)
\3800→\3490
マキシム・リザノフ
 イン・シューベルト・カンパニー
   ヴィオラ奏者、指揮者、編曲者としてシューベルトの音楽を縦横無尽
マキシム・リザノフ(ヴィオラ、指揮)
リガ・シンフォニエッタ、
ヤコフ・カツネルソン(ピアノ)*
 シューベルト:
  ヴァイオリンと管弦楽のための《ポロネーズ》 変ロ長調 D.580(リザノフ編ヴィオラ版)
 セルゲイ・アフノフ:
  ヴィオラと管弦楽のための《イン・シューベルツ・カンパニー》
 レオニード・デシャトニコフ:
  ヴァイオリンと管弦楽のための 《Wie der Alte Leiermann》
   (リザノフ編ヴィオラ版)
 シューベルト:
  アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821*、
  交響曲第5番変ロ長調 D.485
 ドブリンカ・タバコワ:
  ヴィオラと弦楽オーケストラのための《シューベルトへのファンタジー・オマージュ》
 アフノフ:ヴィオラと管弦楽のための《魔王》
 シューベルト:
  ヴァイオリン・ソナタ第3番ト短調 D.408(リザノフ編ヴィオラ版)*、
  「冬の旅」 D.911より《ライアー弾き》(タバコワ編ヴィオラと管弦楽版)
 シューベルト生誕220周年記念!マキシム・リザノフのシューベルト・アルバム!

 ☆バシュメットが認めた21世紀ヴィオラの盟主、マキシム・リザノフ!
 ☆リザノフが、ヴィオリスト、指揮者、アレンジャーとしての才覚を発揮!
 ☆シューベルト作品のアレンジやオマージュ作品など、魅力満載の"シューベルト生誕220周年記念"アルバム!

 ユーリ・バシュメットから「遂に私のライバルが現れた」という最大級の賛辞を贈られたウクライナ出身のヴィオラの大器マキシム・リザノフ。約5年ぶりとなるONYXでの新録音では、優れたヴィオラ奏者としての姿の他、指揮者、編曲者としての才覚も発揮!
 シューベルトの生誕220周年を祝うこのアルバムは、リザノフがラトビアのリガ・シンフォニエッタを振った「交響曲第5番」に加え、アルペジョーネ・ソナタやヴァイオリン・ソナタ、ライアー弾き(辻音楽師)、ポロネーズなどのヴィオラ・アレンジ、セルゲイ・アフノフやレオニード・デシャトニコフ、ドブリンカ・タバコワなど現代の人気作曲家によるシューベルト・オマージュ作品(それらのヴィオラ・アレンジ版も含む)を収録した濃密なプログラム。
 ヴィオラ・ファンやシューベルティアン要注目のシューベルト・アルバムです!

 


 こちらバッハの無伴奏チェロ組曲からプロモーション的映像。
https://youtu.be/z0nEdIUS6RI

 むちゃくちゃかっこいいです。かっこよすぎます。
 ということでスマッシュ・ヒットとなったそのアルバムもご紹介しておきましょう。


バッハのチェロ組曲ヴィオラ版

BIS SA 1783
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
バッハのチェロ組曲ヴィオラ版
J.S.バッハ(サイモン・ローランド=ジョーンズによるヴィオラ用編):
 (1)無伴奏チェロ組曲第 1 番ト長調 BWV1007
 (2)第 4 番変ホ長調 BWV1010
 (3)第 5 番ハ長調 BWV1011
マクシム・リサノフ (Va)

 ジャニーヌ・ヤンセンとの CD やアムラン、クレーメルらとの共演で注目のヴィオラ奏者マクシム・リサノフ、BIS デビュー盤。
 1978 年ウクライナ出身、現在ロンドン在住で、2008 年にはグラモフォン誌ヤング・アーチスト・オブ・ジ・イヤーに選ばれています。ニヒルなイケメンで、早くもファンが急増しています。バッハの無伴奏チェロ組曲のヴィオラ版に挑戦していますが、技巧、深み、音楽性いずれも驚異的。今後最注目のひとりです。
BIS SA 2033
(SACD HYBRID)
¥2600→\2390
バッハのチェロ組曲ヴィオラ版
 J.S.バッハ
  (サイモン・ローランド=ジョーンズによるヴィオラ用編):
   (1)無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009 
   (2)同第2番ニ短調BWV1008 
   (3)同第6番ニ長調BWV1012
マクシム・リサノフ(ヴィオラ;
  J.B.グァダニーニ1780年製)
 リサノフ、待望のバッハ組曲第2弾は難曲第6番も収録!これぞバッハのチェロ組曲ヴィオラ版の決定盤

 録音:(2)2012 年6 月、(1)(3)2013 年5 月/スウェーデン/DDD、5.0 Surround Sound、64’49”

 SACD ハイブリッド盤。

 同郷で世界的ヴィオラ奏者のユーリ・バシュメトからも激賞されている若手ヴィオラ奏者マクシム・リサノフ[ マキシム・リザノフ]。近年、目覚ましい活躍で日本でも人気急上昇のアーティストですが、BIS レーベルからの最新アルバムは待望のバッハのチェロ組曲のヴィオラ編曲版の第2 弾がリリースされます。内容は組曲第2 番二短調 BWV 1008、第3 番 ハ長調 BWV1009、そして第6 番ニ長調BWV1012 です。組曲第1番、第4 番、第5 番が収録された第1 弾(BIS SA 1783)でも非常に柔らかい運弓でいわゆるバロック奏法のスタイルをとっており、当ディスクでも曲ごとの的確な解釈で聴き手に心地よい演奏を披露しています。
 当ディスクでの注目はヴィオラでの演奏が極めて難しい第6 番も収録されているところです。原曲では通常のチェロに(E 弦)を足した5 弦楽器用に書かれているため音域の広さ、効果的な重音の取り方など、4 弦での演奏は技術的に難しい箇所が多く含まれますが、リサノフの圧倒的なテクニックと抜群の音楽性、さらにはヴィオラならではの特性を生かし、非常に暖かくのびやかな演奏を聴かせてくれます。当ヴィオラ編曲版の決定盤登場と言えましょう!





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TRPTK


 新しく登場したTRPTK。
 2014年創設のオランダの新興レーベル。
 演奏、録音(DXD)の両面に並々ならぬ情熱を注ぐ・・・ということだが、店主が注目するのはこの装丁。いまどき珍しい縦長カラー・パッケージ。ただこの形式だとたいていの場合初回限定盤となる。
 ご注意を・・・・


TTK 0005
\2600→\2390
3台の19世紀エラールの競演
 預言者 〜 4手連弾のための作品集

  マイアベーア(アルカン編):歌劇《預言者》序曲
   (使用ピアノ:エラール1847年製)
  アルカン(ダ・モッタ編):9つの前奏曲
   (使用ピアノ:エラール1898年製)
  モシェレス:ウェーバーへのオマージュ Op.102
   (エラール1839年製)
ステファニー・マッカラム&
 エリン・ヘルヤード(ピアノ)
 豪州の名ピアニストたちによる4手連弾集!使用楽器は3台のヒストリカル・ピアノ「エラール」!

 ☆3台のエラールの音色を豪州のデュオの好演と優秀録音で!

 南半球オーストラリアの2人の名ピアニスト、アルカンやロパルツの音楽を得意とする女流奏者ステファニー・マッカラムと、モントリオールのアンサンブル・カプリースの主要メンバーとしても活躍したエリン・ヘルヤードが繰り広げるピアノ4手連弾集!
 マッカラムとヘルヤードは、アムステルダムのメゾン・エラールのフリッツ・ヤンマート・コレクションの中から、それぞれの作品の作曲年に近い3台のヒストリカル・ピアノ、1839年製、1847年製、そして1898年製のエラールを選び使用するなど、楽器へのこだわりもかなりのもの。
 19世紀に製作された3台のエラールの音色を、オーストラリアの名手たちの好演、そして優秀録音で堪能できる注目盤です。

 ※録音:2016年2月13日−16日、メゾン・エラール(アムステルダム、オランダ)





 ステファニー・マッカラムは豪ABCなどからも多くのアルバムをリリースしているベテラン。



 知的で繊細な演奏を聞かせてくれます。
 実はこの大ヒット・アルバムも↓彼女のピアノでした。



ステファニー・マッカラムがTOCCATAからリリースしていたロパルツのアルバム
アリアCDでも大ヒットしました。


TOCCATA
TOCC-326
\2800
ジョセフ・ギイ・ロパルツ:ピアノ作品集
 1-7.山の日陰で(1913)
  <前奏曲/路上/風景/古い教会/ロンド/光ある並木道/後奏曲>/
 8-14.バレエ音楽「安息日のための前奏曲」(ピアノ版)(1928-1929)
  <Prelude Dominical/Lundi/Mardi/Mercredi/
   Jeudi/Vendredi/Samedi>/
 15.コラールと変奏(1904)/
 16.カプリース・ヴァルス「マルグリットの歌」Op.5(1886)/
 17.初恋「ブルエット」Op.6(1886) ※初録音
ステファニー・マッカラム(ピアノ)
録音 2015年7月6.13.20日 シドニー高等音楽院 リサイタル・ホール

 ドビュッシーと同世代の作曲家ロパルツ(1864-1955)のピアノ作品集。印象派の時代にあっても、彼は生涯後期ロマン派の作風を貫き、また生まれ故郷のブルゴーニュ地方の民謡(この地方には、グレートブリテン島から移住してきたケルト人の末裔=ブルトン人が住んでいて、ロパルツもその一人)を取り入れた独特の作品を残しています。
 いくつかの声楽曲で知られますが、このピアノ曲も、師であるフランク作品の持つ宗教的な香りを湛えた美しいものです。サティやアルカンを得意とするブルターニュのピアニスト、マッカラムの共感に満ちた演奏で。


 


TTK 0001
\2600
インヴィシブル・リンク 〜
 シュニトケ、ヴァスクス、ペルト

  シュニトケ:チェロ・ソナタ第1番 Op.129
  ヴァスクス:本〜無伴奏チェロのための
  ペルト:フラトレス
マヤ・フリードマン(チェロ)
ダニエル・コール(ピアノ)

 1989年にモスクワで生まれ、オランダで名教師ドミトリー・フェルシュトマンに師事した新進気鋭の女流チェリスト、マヤ・フリードマンがシュニトケ、ヴァスクス、ペルトの見えざる繋がりを探究。
 1970年代後半に旧ソ連で作曲されたという共通点を持つ3つの作品。自らもロシアをルーツとするマヤ・フリードマンのチェロがそれぞれの音楽の真髄に迫ります。




CARUS


83276
\2600
ラーデマン指揮 シュッツ:ベッカー詩篇歌集
 1. 詩篇第110篇 Der Herr sprach zu meim Herren SWV.208
 2. 詩篇第2篇 Was haben doch die Leut im Sinn SWV.98
 3. 詩篇第6編 Ach Herr, mein Gott, straf mich doch nicht SWV.102
 4. 詩篇第130篇 Aus tiefer Not schrei ich zu dir SWV.235
 5. 詩篇第122篇 Es ist ein Freud dem Herzen mein SWV.227
 6. 詩篇第8編 Mit Dank wir sollen loben SWV.104
 7. 詩篇第1編 Wer nicht sitzt im Gottlosen Rat SWV.97
 8. 詩篇第84篇 Wie sehr lieblich und schone SWV.181
 9. 詩篇第128篇 Wohl dem, der in Gottesfurcht steht SWV.233
 10. 詩篇第121篇 Ich heb mein Augen sehnlich auf SWV.226
 11. 詩篇第136篇 Danket dem Herren SWV.241
 12. 詩篇第23編 Der Herr ist mein getreuer Hirt SWV.120
 13. 詩篇第111篇 Ich will von Herzen danken Gott dem Herren SWV.209
 14. 詩篇第98篇 Singet dem Herrn ein neues Lied SWV.196
 15. 詩篇第100篇 Jauchzet dem Herren, alle Welt SWV.198
 16. 詩篇第137篇 An Wasserflussen Babylon SWV.242
 17. 詩篇第103篇 Nun lob, mein Seel, den Herren SWV.201
 18. 詩篇第126篇 Wenn Gott einmal erlosen wird SWV.231
 19. 詩篇第115篇 Nicht uns, nicht nus, Herr, lieber Gott SWV.213
 20. 詩篇第150篇 Lobt Gott in seinem Heiligtum SWV.255 & 256
イザベル・ヤンチェク(ソプラノ)
マグダレーナ・キルヒアイス(ソプラノ)
シュテファン・クナート(アルト)
トビアス・マトガー(テノール)
マルティン・シュケタンツ(バス)
マルグレート・バウムガルトル(ヴァイオリン)
トーマス・フリードランナー(コルネット)
ミヒャエラ・ハッセルト(オルガン)
ステファン・マース(テオルボ)
マティアス・ミュラー(ヴィオローネ)
ドレスデン室内合唱団
ハンス=クリストフ・ラーデマン指揮
 ライプツィヒの神学者コルネリウス・ベッカー(1561-1604)が詩篇をドイツ語で韻文化したものに作曲された親しみやすく簡素で美しい160曲から20曲をまとめたアルバム。
 2016年11月17-20日 ドレスデンでの録音
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83470
\2600→\2390
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)
  ボッケリーニ:「スターバト・マーテル(弦楽五重奏版)」 他

 1. ボッケリーニ:スターバト・マーテル ヘ短調 G.532
 (1781年の初稿版:ソプラノと弦楽五重奏のための)
 2. モーツァルト:弦楽四重奏曲第16番 変ホ長調 KV.428
 3. メンデルスゾーン:サルヴェ・レジーナ 変ホ長調 MWV C2
ドロテーミールズ(ソプラノ)
サラゴン弦楽四重奏団(古楽器四重奏団)
 クリスティーネ・ブッシュ(ヴァイオリン)
 リサ・インマー(ヴァイオリン)
 セヴァスティアン・ウォーファート(ヴィオラ)
 ゲネジー・ケラス(チェロ)
 ミリアム・シャリンスキー(コントラ・バス)

 フランス、プロバンス地方の美しい修道院「サラゴン」の名前を持つサラゴン弦楽四重奏団(今回は五重奏団)は18世紀の音楽作品演奏を得意とし、指揮者ヘレヴェッヘが創設した「コレギウム・ヴォカーレ・ヘント」のコンサート・ミストレルも務めた名ヴァイオリニスト、クリスティーネ・ブッシュ率いる弦楽五重奏が聖母マリアの苦しみ・痛みを用いた名曲「ボッケリーニのスターバト・マーテル」の濃厚な音楽を名歌手ドロテー・ミールズと共に描き出します。
 斬新な和声、独特な構成感で知られ切なく奏でられるモーツァルトの弦楽四重奏を挟んで再びミールズとの「元后あわれみの母:サルヴェ・レジーナ」で終わる充実したアルバムです。

 2016年7月8-10日 シュトゥットガルトSWRスタジオでの録音



 ここの右上の「Reinhoren (16)」というところをクリックすると少し試聴できます!
https://www.carus-verlag.com/einspielungen/kuenstler/alle-kuenstler/boccherini-stabat-mater.html


 知る人ぞ知る名曲、ボッケリーニの「スターバト・マーテル」。
 実は名盤も多いのだが、今回の録音はいきなりその名盤のトップに食い込みそう。
 


 で、そんなすばらしい新譜を前に薮蛇になりそうだが、店主がオススメするのはこれ。
 BRILLIANTはときどき無名の人を連れてきてすばらしい名演を聞かせてくれるが、これはまさにその典型。
 何が素晴らしいかって、ソプラノのフランチェスカ・ボンコンパーニ。
 清楚で純朴で、こういう人の声で聴きたかった・・・というその理想的な歌声。
 BRILLIANT、すぐに廃盤になるのでお気をつけて。


誰も知らないと思う・・・
ボッケリーニの「スターバト・マーテル」の名盤

BRILLIANT
BRL95356
\1800
ボッケリーニ:
 スターバト・マーテル
 弦楽四重奏曲Op.41-1
フランチェスカ・ボンコンパーニ(Sop)
アンサンブル・シンポジウム
フランチェスカ・ボンコンパーニ




ただ、やはりこの名盤中の名盤もおすすめしないわけにはいかない・・・
仏HMの超名盤。ここでのメロンも天国の歌声。


でもこのアルバムも、その後出た廉価盤もすでに廃盤!
海外在庫限り・・・です・・・。
Boccherini: Stabat Mater & Symphonies
仏HM
HMG 501933
(2CD)\3800
海外在庫限り
ボッケリーニ:作品集
 [CD1]
  (1)スターバト・マーテル(1781 年初版)
  (2)弦楽五重奏曲ハ短調Op.31 − 4G.328〔録音:1991 年4 月〕
 [CD2]
  (3)交響曲「悪魔の家」Op.12 − 4、
   交響曲イ長調Op.35 − 3、交響曲ニ長調G.490、
   交響曲ヘ長調Op.35 − 4〔録音:1988 年6 月〕
アニュス・メロン(ソプラノ)
キアラ・バンキーニ(Vn,指)
アンサンブル415
バンキーニ女史率いるアンサンブル415貴重なボッケリーニ名演集

 ボッケリーニのスターバト・マーテルは、1781 年にソプラノと弦楽五重奏という編成で書かれましたが、1801 年に改訂され、コントラルトとテノールを加え、序曲を付けました。この盤は1781 年初版による演奏で、当時世界初録音でした。ボッケリーニの本領である室内楽的響きが魅力です。

 [CD2]の交響曲「悪魔の家」は、グルックの歌劇「オルフェオ」の地獄の場面と同じ主題によっているため、この呼び名がつけられたもの。全員がオリジナル楽器をもちいていて、当時のピッチ415 をグループ名にしているアンサンブル415 の絶妙なアンサンブルでボッケリーニを心ゆくまで楽しめるセットです。



 


83480
\2600
ヨハン・ジモン・マイール(1763-1845):
 1. 「ミサ (アインジーデルン・ミサ)」
 2. 「スターバト・マーテル」
カーチャ・ステュバー(ソプラノ)
マリオン・エクシュタイン(アルト) 
フェルナンド・ギマラエス(テノール)
タレク・ナズミ(バス)
オルフェウス・ヴォーカル・アンサンブル
 http://www.orpheus-vokalensemble.eu/index.php?&L=1&id=1
コンチェルト・ケルン
 http://www.concerto-koeln.de/ensemble.html#.WL6Iw-_av5o
フローリアン・ヘルガート指揮

 ドイツに生まれイタリアで活躍し約50の歌劇や600以上の教会音楽などの作品を残した作曲家マイールによる宗教作品。
 現代では、ほぼ聴く機会の無いマイールの作品による特徴を表した宗教曲でありながらも歌劇のような起伏の激しい作風アリアのように歌い上げられるメロディーに心奪われます。

 2015年8月21-22日 ドイツ、ロット・アンデル・ロットの聖ヨハネ教会での録音



旧譜/モーツァルトの影
ヨハン・ジモン・マイール
モーツァルト:荘厳ミサ曲ハ長調 K C1.20(偽作)
NAXOS (1CD)8.570926 \1100


 ヨハン・ジモン・マイール(1763年 - 1845年)は、イタリアで活躍したドイツ人作曲家。バイエルン王国のメンドルフに生まれ、1787年からイタリア留学。1802年にベルガモ大聖堂の終身教会楽長に就任。同地の音楽界の中心人物となり、70曲のオペラを残した。ドニゼッティはマイールの弟子。
 そのマイールは、現在モーツァルトの作かどうか疑わしい「荘厳ミサ曲ハ長調 K C1.20」を1802 年に書き写したとされるが、その時に楽譜の表紙に「モーツァルト作」と記した。しかしこの作品が本当にヴォルフガンク・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)のものなのか、それとも彼の父親レオポルドの作品であるのか、あるいはまったく第三者の手によるものなのかは永遠の謎になってしまった。ただこの曲がマイールによって上演された時には聴衆から大絶賛を浴びたことは間違いない事実。なのでこの作品にマイールの何らかの意図、そしてモーツァルトの「影」を見ることができるかもしれない。

 一方、マイール自身による祝祭的なテ・デウムは、1805 年のミラノ大聖堂で行われたナポレオンの戴冠式のために書かれたもので、マイールの伝記作家ジローラモ・カルビが「傑作」と宣言したほどの魅力的な作品。


8.570926
\1800
モーツァルト:荘厳ミサ曲ハ長調 K C1.20(偽作)
マイール:テ・デウムニ長調
プリスカ・エセル=シュトライト(ソプラノ)/
メリット・オスターマン(アルト)/
アンドレアス・ヒルトライター(テノール)/
イェルク・シュナイダー(テノール)/
ロベルト・メルヴァルト(バス) 他/
ジモン・マイール合唱団/
フランツ・ハウク(オルガン)/
インゴルシュタット・グルジア室内管弦楽団/
フランツ・ハウク(指揮)




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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APR



APR 7402
(4CD/特別価格)
\5100→\3990
ヴァルター・ギーゼキング 〜
 ショパン、ブラームス、シューベルト&シューマン 〜
  1950年代のソロ・スタジオ・レコーディング全集
ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ)
 ○CD1
  ブラームス:4つのピアノ小品 Op.119(録音:1951年6月22日−23日)
  ブラームス:2つのラプソディ Op.79(録音:1951年6月20日)
  シューマン:子供の情景 Op.15(録音:1955年9月1日&3日)
  シューマン:謝肉祭 Op.9(録音:1951年9月25日−26日)
  シューマン:眠りの歌 Op.124-16(録音:1955年9月1日)
  シューマン:予言の鳥 Op.82-7(録音:1956年10月17日)
 ○CD2
  ブラームス:8つのピアノ小品 Op.76(録音:1951年6月20日)
  ブラームス:幻想曲集 Op.116(録音:1951年6月20日−21日)
  ブラームス:3つの間奏曲 Op.117(録音:1951年6月21日)
  ブラームス:6つのピアノ小品 Op.118(録音:1951年6月21日−22日)
 ○CD3
  シューベルト:4つの即興曲 Op.99,D.899(録音:1955年9月3日、5日&6日)
  シューベルト:4つの即興曲 Op.142,D.935(録音:1955年9月2日、3日&5日)
 ○CD4
  シューベルト:楽興の時 Op.94,D.780(録音:1951年9月29日)
  シューベルト:3つの小品 D.946(録音:1956年10月17日)
  ショパン:子守歌変ニ長調 Op.57(録音:1956年10月18日)
  ショパン:舟歌嬰ヘ長調 Op.60(録音:1956年10月18日)
  スクリャービン:詩曲嬰ヘ長調 Op.32-1(録音:1956年10月18日)
  スクリャービン:前奏曲ホ長調 Op.15-4(録音:1956年10月18日)
 ドイツの伝説的ピアニスト、ギーゼキング。50年代のソロ・スタジオ・レコーディング全集!

 ドビュッシーやラヴェル、モーツァルトなどの名盤を遺した20世紀ドイツの伝説的ピアニスト、ヴァルター・ギーゼキング(1895−1956)。
 第二次世界大戦後の1951年から最晩年の1956年にかけて英コロンビアに録音を行った、ブラームス、シューベルト、シューマン、ショパンなどの貴重な記録が「APR」から復刻登場!
 アラン・レシツキ(Alan Lesitsky)のリマスタリングで、20世紀前半のドイツ、ヨーロッパを代表するピアニストが晩年に遺した独墺系レパートリーが蘇えります。

 ギーゼキングのショパン・・・!




MEMBRAN



600384
(10CD)
\2100
アルテュール・グリュミオー(Vln)名演奏集
Disc. 1
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第3番Op.12-3、第2番Op.12-2、第8番Op.30-3
 クララ・ハスキル(pf)
  1956年、1957年録音
Disc. 2
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番「春」Op.24、第4番Op.23、第1番Op.12-1
 クララ・ハスキル(pf)
  1956年、1957年録音
Disc. 3
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第7番Op.30-2、第10番Op.96
 クララ・ハスキル(pf)
  1956年、1957年録音
Disc. 4
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第9番Op.47、第6番Op.30-1
 クララ・ハスキル(pf)
  1956年、1957年録音
Disc. 5
モーツァルト:ヴァイオリンソナタ第32番K.454、第35番K.526
 クララ・ハスキル(pf)
  1956年録音
Disc. 6
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番K.216、第5番「トルコ風」K.219
 コリン・デイヴィス指揮、ロンドン交響楽団
  1961年録音
Disc. 7
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番BWV1001、第2番BWV1003、無伴奏パルティータ第1番BWV1002
 1960年、1961年録音
Disc. 8
J.S.バッハ:無伴奏パルティータ第2番BWV1004、第3番BWV1006、無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番BWV1005
 1960年、1961年録音
Disc. 9
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲Op.77
 エドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮、コンセルトヘボウ管弦楽団
  1958年録音
ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
 フェレンツ・フリッチャイ指揮、ケルン放送交響楽団
  1951年録音
Disc. 10
ショーソン:詩曲
ラヴェル:ツィガーヌ
ラロ:スペイン交響曲
 ジャン・フルネ指揮、コンセール・ラムルー管弦楽団
  1956年録音
アルテュール・グリュミオー(Vln)
 


600385
(10CD)
\2100
ロリン・マゼール(Cond)名演奏集
Disc. 1
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」、第5番「宗教改革」
 ベルリン・フィルハーモニ管弦楽団
  1960年、1961年録音
Disc. 2
モーツァルト:交響曲第1番K.16、第28番K.200、第41番K.551「ジュピター」
 フランス国立管弦楽団
  1960年録音
Disc. 3
シューベルト:交響曲第2番D.125、第3番D.200
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  1962年録音
Disc. 4
シューベルト:交響曲第4番D.417「悲劇的」、第8番D.759「未完成」
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  1959年録音
Disc. 5
シューベルト:交響曲第5番D.485、第6番D.589
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  1961年録音
Disc. 6
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」、付随音楽「献堂式」Op.124
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  1958年録音
Disc. 7
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」、12のコントルダンスWoO.14
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  1959年、1960年録音
Disc. 8
ブラームス:交響曲第3番Op.90、悲劇的序曲
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  1959年録音
Disc. 9
チャイコフスキー:交響曲第4番
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  1960年録音
Disc. 10
フランク:交響曲ニ短調
 ベルリン放送交響楽団
  1960年録音
ベルリオーズ:劇的交響曲「ロメオとジュリエット」
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  1957年モノラル録音
ロリン・マゼール(Cond)




OPUS蔵

OPK 2118/9
(2CD)
\2500
宇野功芳先生追悼の第3弾。モーツァルト録音の2枚組!
 CD 1
  モーツァルト:
   (1)セレナード第13番 ト長調 K.525
    「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
   (2)交響曲第38番 ニ長調 K.504「プラハ」
   (3)交響曲第41番 ハ長調K.551「ジュピター」
 CD 2
  モーツァルト:
   (4)「偽の女庭師(恋の花つくり)」序曲 K.196
   (5)「皇帝ティトゥスの慈悲」序曲 K.621
   (6)ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
   (7)3つのドイツ舞曲K.605
ブルーノ・ワルター(指揮、(6)ピアノ)
ウィーン・フィル
 2016 年に亡くなられた宇野功芳先生には、オーパス蔵の育ての親として15 年余りにわたり、ライナーノートの執筆、雑誌や先生の著書の中でのベスト盤で紹介していただき、個人の主催するミニレーベルが長く続けられる基礎を作っていただいたと感謝します。宇野先生とブルーノ・ワルターは切っても切り離せない繋がりがあり、オーパス蔵のワルターとウィーン・フィルのSP 復刻は宇野先生に捧げる気持ちでまとめたものです。(相原了)

 宇野功芳先生追悼の第3弾(2017年新リマスタリング)。ワルターとウィーン・フィルの極め付け、モーツァルト録音の2枚組!

録音:(1)(2)1936年、(3)(4)(5)1938年、(6)(7)1937年/録音:(1)(2)1936年、(3)(4)(5)1938年、(6)(7)1937年、原盤:SP

 宇野功芳氏の演奏解説からの抜粋
 <アイネ・クライネ・ナハトムジーク>
「アイネ・クライネ」は1936 年12 月の録音だが、同時期の「田園」や「プラハ」に比べると音質が実に潤沢、透明である。弦楽だけ、しかも編成もいくぶん小さめなのであろう、当時のマイクロフォンにも無理なく収まっている。オーパス蔵のCD 化は絶美。こういう音で聴くと、最新のデジタル録音も含め、ワルターの「アイネ・クライネ」は他を大きく引き離して断然トップだ。もう涙が出るほど美しい。

 <交響曲第41番「ジュピター」>
 完成度の高い、壮麗、立派なニューヨーク盤に対し、ウィーンの「ジュピター」はまるでぶっつけ本番のように即興的だ。意志の力が感じられず、どことなく、なりゆき任せのところがある。テンポは絶えずゆれ動いており、当然、雑なところ、リズムの崩れるところ、腰の軽すぎるところが頻出する。第1楽章も第2楽章も充実感に乏しいが、それを救っているのがウィーン・フィルのエレガントな音色であり、ヴァイオリンのポルタメントであり、フレーズの最後の音の切り方である。

 <ドイツ舞曲K.605 >
 すばらしい名演だ。オーケストラに自由に演奏させながら、全体として小味でしゃれたワルター・ムードが一貫している。第1 番の懐かしくも親しみやすい情緒、第2 番のきっちりとしないアンサンブルがかもし出す味わい、特にトリオのホルンはリズムといい音色といい、まことに粋である。(以上、宇野功芳)


<メジャー・レーベル>

イタリアDECCA



481 5297
(10CD)
\6400

メンデルゾーン:ピアノ作品全集〜アレッサンドラ・アマーラ(ピアノ)


CD 1
56 Lieder ohne Worte - First Complete Recording
4 Fugues
Allegro con Fuoco (reconstructed by Gabrio Taglietti)

Lieder ohne Worte op. 19
1 No. 1 in E Major Andante con moto 3.13
2 No. 2 in A Minor Andante espressivo 2.24
3 No. 3 in A Major 'Jagerlied' Molto allegro e vivace 2.20
4 No. 4 in A Major Moderato 1.45
5 No. 5 in F Sharp Minor Piano agitato 2.10
6 No. 6 in G Minor 'Venetianisches Gondellied' Andante sostenuto 2.30

Lieder ohne Worte op. 30
7 No. 1 in E Flat Major Andante espressivo 3.49
8 No. 2 in B Flat Minor Allegro di molto 1.59
9 No. 3 in E Major Adagio non troppo 2.16
10 No. 4 in B Minor Agitato e con fuoco 2.34
11 No. 5 in D Major Andante grazioso 1.46
12 No. 6 in F Sharp Minor 'Venetianisches Gondellied' Allegretto 3.34

Lieder ohne Worte op. 38
13 No. 1 in E Flat Major Con moto 2.20
14 No. 2 in C Minor Allegro non troppo 2.06
15 No. 3 in E Major Presto e molto vivace 2.29
16 No. 4 in A Major Andante 2.05
17 No. 5 in A Minor Agitato 2.07
18 No. 6 in A Flat Major ‘Duetto’ Andante con moto 2.51

Lieder ohne Worte op. 53
19 No. 1 in A Flat Major Andante con moto 3.25
20 No. 2 in E Flat Major Allegro non troppo 2.30
21 No. 3 in G Minor Presto agitato 2.46
22 No. 4 in F Major Adagio 2.33
23 No. 5 in A Minor 'Volkslied' Allegro con fuoco 2.34
24 No. 6 in A Major Molto allegro, vivace 2.29

Lieder ohne Worte op. 62
25 No. 1 in G Major Andante espressivo 2.23
26 No. 2 in B Flat Major Allegro con fuoco 1.46
27 No. 3 in E Minor 'Funeral March' Andante maestoso 2.59
28 No. 4 in G Major Allegro con anima 1.25
29 No. 5 in A Minor 'Venetianisches Gondellied' Andante con moto 3.00
30 No. 6 in A Major [‘Fruhlingslied’] Allegretto grazioso 2.19

31 Lied in D Major Allegro assai (World Premiere Recording) 2.17

CD 2
Lieder ohne Worte op. 67
1 No. 1 in E Flat Major Andante 2.36
2 No. 2 in F Sharp Minor Allegro leggiero 1.58
3 No. 3 in B Flat Major Andante tranquillo 2.35
4 No. 4 in C Major ['Spinnerlied'] Presto 1.46
5 No. 5 in B Minor Moderato 2.10
6 No. 6 in E Major Allegretto non troppo 2.20

Lieder ohne Worte op. 85
7 No. 1 in F Major Andante espressivo 2.25
8 No. 2 in A Minor Allegro agitato 0.51
9 No. 3 in E Flat Major Presto 2.17
10 No. 4 in D Major Andante sostenuto 2.40
11 No. 5 in A Major Allegretto 1.41
12 No. 6 in B Flat Major Allegretto con moto 2.04

Lieder ohne Worte op. 102
13 No. 1 in E Minor Andante, un poco agitato 2.44
14 No. 2 in D Major Adagio 2.28
15 No. 3 in C Major Presto 1.18
16 No. 4 in G Minor Un poco agitato, ma andante 2.22
17 No. 5 in A Major Allegro vivace 1.05
18 No. 6 in C Major Andante 2.15

Lieder ohne Worte without opus number
19 Lied in E Flat Major Espressivo & Allegro 2.03
20 Lied in A Major Andante 1.12
21 Kleines Lied in A Major Allegretto 2.07
22 Lied in F sharp minor Allegro molto (World Premiere Recording) 2.16
23 Gondellied in A Major Allegretto non troppo 2.22
24 Ein Lied ohne Worte in F major 2.36
25 Reiter-Lied in G minor Allegro Vivace 1.40
26 Fuga in D minor (1821) (World Premiere Recording) 3.38
27 Fuga in B minor (1822) (World Premiere Recording) 2.47
28 Fuga in D minor (1822) (World Premiere Recording) 3.53
29 Fuga in G minor (1824) (World Premiere Recording) 5.23
30 Allegro con Fuoco in G major (ca. 1839-41),
reconstructed by Gabrio Taglietti (2006) (World Premiere Recording) 10.10


Roberto Prosseda, piano

Recorded: Tau Recording Studio, Palazzo Pennisi, Acireale, Italy
January 10-12, March 17-20, 2008
Sound Engineer: Andrea Alia
Piano Steinway D no. 495545
Piano technician: Claudio Bussotti


CD 3
Fantasia (Sonate ecoissaise) op. 28 in F sharp minor MWV U 92 (1833)
1 I Con moto agitato 4.55
2 II Allegro con moto 2.14
3 III Presto 5.40

Sonata op. 6 in E major MWV U 54 (1826)
4 I Allegretto con espressione 6.21
5 II Tempo di Menuetto 4.48
6 III Adagio e senza tempo 5.58
7 IV Molto Allegro e vivace 6.20

Sonata op. 106 in B flat major MWV U 64 (1827)
8 I Allegro vivace 6.02
9 II Scherzo: Allegro non troppo 2.57
10 III Andante quasi Allegretto 5.03
11 IV Allegro moderato 4.22

Sonata op. 105 in G minor MWV U 30 (1821)
12 I Allegro 6.03
13 II Adagio 6.13
14 III Presto 4.09

15 Sonata in B flat minor MWV U 42 (1823) 5.55


CD 4
1 Rondo capriccioso op. 14 in E major MWV U 67 (1830) 6.33

2 Fantasia in E major “The last rose of summer” op. 15 MWV U 74 (1830) 7.46

Trois Fantaisies ou Caprices op. 16 (1829)
3 No. 1: Andante con moto Allegro vivace MWV U 70 4.20
4 No. 2: Scherzo: Presto MWV U 71 2.28
5 No. 3: Andante MWV U 72 3.25

Trois Caprices op. 33
6 No. 1: Adagio quasi Fantasia Presto agitato MWV U 99 (1834) 7.23
7 No. 2: Allegro grazioso MWV U 112 (1835) 8.04
8 No. 3: Adagio Presto con fuoco MWV U 95 (1833) 7.06
9 Scherzo in B minor MWV U 69 (1829) 1.05
10 Scherzo a Capriccio in F sharp minor MWV U 113 (1835) 6.07
11 Capriccio op. 5 in F sharp minor MWV U 50 (1825) 6.35
12 Capriccio op. 118 in E major MWV U 139 (1837) 6.55


Recorded at Tau Recording Studio, Acireale, Italy, March 9 - 12, 2012
Sound engineer: Andrea Alia
Mastering: Matteo Costa
Piano: Steinway D
Piano technician: Lorenzo Iocolano Spagna
Produced in collaboration with Associazione Mendelssohn Italia

Special thanks to Mendelssohn-Haus, Leipzig.

CD 5
Variations, Preludes and Fugues

1 Variations serieuses in D minor op. 54 MWV U 156 (1841) 11.36
2 4 rejected Variations serieuses (1841)* 2.23
3 Variations in E flat major op. 82 MWV U 158 (1841) 7.30
4 Variations in B flat major op. 83 MWV U 159 (circa 1841) 7.28

6 Preludes and Fugues op. 35
5 Prelude no. 1 in E minor MWV U 116 (1836) 2.18
6 Fugue no. 1 in E minor MWV U 66 (circa 1827) 6.33
7 Prelude no. 2 in D major MWV U 129 (1836) 2.42
8 Fuga no. 2 in D major MWV U 105 (1834) 3.30
9 Prelude no. 3 in B minor MWV U 131 (1836) 2.02
10 Fuga no. 3 in B minor MWV U 91 (1832) 3.12
11 Prelude no. 4 in A flat major MWV U 122 (1836) 2.51
12 Fugue no. 4 in A flat major MWV U 108 (1835) 4.36
13 Prelude no. 5 in F minor MWV U 126 (1836) 3.32
14 Fugue no. 5 in F minor MWV U 106 (1834) 3.41
15 Prelude no. 6 in B flat major MWV U 135 (1837) 3.16
16 Fugue no. 6 in B flat major MWV U 128 (1836) 3.18

Prelude and Fugue in E minor
17 Prelude MWV U 157 (1841) 2.20
18 Fugue MWV U 65 (1827) 4.29

CD 6
   Klavierstucke and Etudes
7 Charakterstucke op. 7
1 No. 1 in E minor MWV U 56 (1826) 2.51
2 No. 2 in B minor MWV U 44 (1824) 2.06
3 No. 3 in D major MWV U 59 (1827) 3.27
4 No. 4 in A major MWV U 55 (1826) 3.29
5 No. 5 in A major MWV U 60 (1827) 7.33
6 No. 6 in E minor MWV U 61 (1827) 2.45
7 No. 7 in E major MWV U 62 (1827) 3.33

8 Andante e Presto agitato in B major/minor MWV U 141 (1838) 8.14

6 Kinderstucke op. 72 (1842)
9 No. 1 in G major MWV U 171 1.08
10 No. 2 in E flat major MWV U 170 1.39
11 No. 3 in G major MWV U 164 0.52
12 No. 4 in D major MWV U 169 1.19
13 No. 5 in G minor MWV U 166 1.36
14 No. 6 in F major MWV U 168 1.35

2 Klavierstucke (Musical Sketches) (1833)
15 Andante cantabile in B flat major MWV U 93 2.31
16 Presto agitato in G minor MWV U 94 2.40

3 Preludes op. 104a (1836)
17 Prelude no. 1 in B flat major MWV U 132 3.06
18 Prelude no. 2 in B minor MWV U 123 1.36
19 Prelude no. 3 in D major MWV U 127 2.12

3 Etudes op. 104b
20 Etude no. 1 in B flat minor MWV U 117 (1836) 2.27
21 Etude no. 2 in F major MWV U 100 (1834) 3.45
22 Etude no. 3 in A minor MWV U 142 (1838) 1.41
23 Etude in F minor MWV U 125 (1836) 1.58
24 Albumblatt in E minor op. 117 MWV U 134 (circa 1836) 4.37
25 Perpetuum mobile in C major op. 119 MWV U 58 (1826) 3.02

CD 7
Early and unpublished works*

6 Klaviertstucke (1820)
1 No. 1 Allegro in C major MWV U 1 0.55
2 No. 2 Klavierstuck in G minor MWV U 2 0.39
3 No. 3 Andante in A major MWV U 3 1.38
4 No. 4 Allegro molto in B minor MWV U 4 1.29
5 No. 5 in E minor MWV U 18 1.52
6 No. 6 in A minor MWV U 22 1.47

7 [Variations] in D major MWV Z 1/119 (1820) 4.14
8 [Suite] in G major/minor MWV Z 1/105-108 (1820) 4.45
9 Andante in F major MWV U 6 (1820) 2.59
10 Klavierstuck in E minor MWV U 12 (1820) 1.06
11 Largo in D minor MWV U 9 (1820) 2.22
12 Klavierstuck in F minor MWV U 10 (1820) 0.57
13 Allegro [Etude] in A minor MWV U 28 (1821) 1.35
14 Largo e Allegro di molto in C major MWV U 31 (circa 1821) 6.01
15 Klavierstuck [Walzer] in G major / D major MWV U 38 (circa 1822) 2.15
16 Walzer in D major MWV U 39 (circa 1822) 4.04
17 Andante in E major MWV U 40 (circa 1822) 4.22
18 Prestissimo in F minor MWV U 45 (1824) 1.41
19 Vivace in C minor MWV U 52 (1826) 2.23
20 Thema und Coda in A major MWV U 63 (1827) 1.09
21 Andante maestoso in F major MWV U 81 (1830) 0.50
22 Con moto in A major MWV U 88 (1831) 0.30
23 Allegretto in A minor MWV U 160 (1842) 1.23
24 Canon in F sharp minor MWV U 163 (1842) 1.31
25 Andante in E flat MWV U 165 (1842) 2.15
26 Sostenuto in F major MWV U 166 (1842) 2.20
27 Klavierstuck in E minor MWV U 173 (1842) 0.18
28 Barentanz in F major MWV U 174 (1842) 1.25
29 Andante con moto in E minor MWV U 179 (1843) 1.42
30 Klavierstuck in A minor MWV U 186 (1843) 0.13
31 Canone a 2 in B minor MWV Y 13 (1844) 0.53
32 Wie die Zeit lauft! in G minor MWV U 196 (1847) 1.55
33 Auf frohliches Wiedersehn, fur Minna Berndt MWV U 197 (1847) 1.32

*World Premiere Recordings (except CD 3 1, 7, *, (, )

Recorded at Tau Recording Studio, Acireale, Italy, September 16-21, 2013
Sound engineer: Andrea Alia
Mastering: Matteo Costa
Piano Steinway D No. 495545
Piano technician: Lorenzo Iocolano Spagna

The scores of the pieces included in the CD 3 are published by:
Edizioni Curci (Roberto Prosseda), 2014 (2-6, 9-14, 16, 17, 20-30, 33)
Cambridge University Press (Larry Todd), 1983-85 (1, 7, 8, 18, 19)
pianostreet.com, 2014 (15)
L’Oca del Cairo (Emilio Ghezzi), 2001 (31)
Breitkopf (Martin Kramer, Patrick Kast), 2002 (32)

Thanks to
Dr. Ralf Wehner
Dr. Peter Neubeck
Universitatsbibliothek, Heidelberg
Mendelssohn-Stiftung, Leipzig
Universitatsbibliothek, Leipzig
The British Library, London
The Juilliard Manuscript Collection, New York
The Morgan Library, New York
The Bodleian Library, Oxford
Bibliotheque Nationale de France, Paris
Bibliotheque musicale Francois-Lang, Royaumont
The Nydahl Collection, Stockholm
Library of Congress, Washington

CD 8
Fantasia in C minor / D major (1823)
1 Adagio - Allegro - Adagio - Piu Allegro - Allegro come prima Adagio 10.04
2 Adagio - Piu mosso - Adagio - Piu mosso - Adagio - Piu mosso 10.30
3 Allegro - Piu allegro Presto 4.33

4 Capriccio in E flat minor (circa 1823-24) 10.53
Andante - Allegro di molto

5 Ein Lied ohne Worte in F major (circa 1841) 2.30

6 Adagio and Presto agitato in B flat minor (1833) 6.30
Adagio - Presto agitato

7 Lied in E flat major (1828) 2.05
Espressivo & Allegro - Grave

8 Albumblatt “21..Mai” in A major (1830) 2.09
Andante con moto

9 Lied in A major (1830) 1.07
Andante

10 Kleines Lied in A major (1837) 2.16
Allegretto

11 Andante in D major (circa 1826) 5.03

12 Sonatina in E major (1821) 5.18
Lento- Moderato

From the incidental music to A Midsummer Night's Dream
(Ein Sommernachtstraum, Songe d’une nuit d’ete, Sogno di una notte di mezza estate)
original piano arrangement by Felix Mendelssohn, 1844

13 Scherzo 4.15
Allegro molto vivace
14 Notturno 6.06
Con moto tranquillo
15 Wedding March 5.03
(Hochzeitsmarsch, Marche nuptiale, Marcia nuziale)
Allegro vivace

Roberto Prosseda, piano

Producer: Gian Andrea Lodovici
Recording: Preganziol, Treviso (Italy), January 2005
Sound engineer: Matteo Costa
Piano: Borgato L282
Piano technician: Luigi Borgato
Photos: Claudio Mercuri

L'artista intende rivolgere un particolare ringraziamento al costruttore di pianoforti gran coda Luigi Borgato, per la preziosa collaborazione.

CD 9
Sonata in F minor (1820)
1 I. Allegro 5.32
2 II. Adagio 5.26
3 III. Presto 3.22

Sonata in E minor (1820)
4 I. Introduzione Allegro 8.38
5 II. Andante 2.24
6 III. Allegro 4.09

Sonata in A minor (1820)
7 I. Allegro molto 2.41
8 II. Tempo di Menuetto 3.25
9 III. Presto 2.11

Sonata in C minor (1820)
10 I. Largo Allegro 5.14
11 II. Adagio 6.54
12 III. Presto 2.03

13 Etude in C major (1820) 1.52
14 Etude in A minor (1820) 1.34
14 Etude in C major (1820) 1.06
15 Fuga in E-flat major (1826) 5.09
16 Fuga in C-sharp minor (1826) 8.10

Roberto Prosseda, pianoforte

Many thanks to:
Luigi e Paola Borgato
Staatsbibliothek su Berlin Musikabteilung mit Mendelssohn-Archiv

Recording location: Chiesa di S. Apollinare, Lonigo (Italy), 12/2005
Producer: Gian Andrea Lodovici
Sound engineer: Matteo Costa
Editing: Matteo Costa, Gabriele Robotti
Piano: Borgato L282
Piano technician: Luigi Borgato
DDD

CD 10
Sonata in D major for two pianos,MWV S 1 (1820) [11.10]
1 I Allegro 5.54
2 II Menuetto Trio 2.04
3 III Prestissimo 3.12

4 Klavierstuck [Sonata movement]
in G minor for two pianos, MWV S 2 (1820) 3.33

Fantasie in D minor for piano four hands,MWV T 1 (1824) [13.19]
5 I Adagio Allegro 5.33
6 II Andante Piu Moto 4.26
7 III Allegro molto 3.20

Duetto [Allegro brillante]
in A major for piano four hands op. 92, MWV T 4 (1841) [9.57]
8 I Andante 2.24
9 II Allegro assai vivace 7.33

10 Andante con Variazioni in B flat major
for piano four hands op. 83a, MWV U 159 (1844) 10.58

Incidental music for A Midsummer Night’s Dream op. 61, MWV M 13
Original transcription for piano duet by Felix Mendelssohn (1844)
11 Ouverture 10.48
12 Scherzo 3.59
13 Intermezzo 3.05
14 Notturno 5.10
15 Wedding March 4.37

Alessandra Ammara and Roberto Prosseda, piano

Recorded at Fazioli Concert Hall, Sacile, Italy, June 24-26, 2015
Pianos: Fazioli F 278.
Piano tuner: Job Wijnands
Sound Engineer, Editing and Mastering: Matteo Costa

Produced in collaboration with Associazione Mendelssohn
Special Thanks: Ing. Paolo Fazioli, Mrs. Hanni Neubeck
Mendelssohn-Stiftung, Leipzig 
アレッサンドラ・アマーラ(ピアノ)
クラムシェル・ボックス仕様
 

482 8197
(3CD)
\3000
ルチアーノ・パヴァロッティ〜ザ・プラチナム・コレクション       
CD 1
1 Nessun dorma (Puccini, Turandot)
2 'O sole mio
3 La donna e mobile (Verdi, Rigoletto)
4 Che gelida manina (Puccini, La Boheme)
5 Mattinata (Leoncavallo)
6 AMOR TI VIETA (Giordano, Fedora)
7 Ah si ben mio (Verdi, Il Trovatore)
8 Una furtiva lagrima (Donizetti, L’Elisir d’Amore)
9 AH, LA PATERNA MANO (Verdi, Macbeth)
10 MUSICA PROIBITA
11 Pourquoi me reveiller (Massenet, Werther)
12 La Danza (Rossini)
13 COME UN BEL DI’ MAGGIO (Giordano, Andrea Chenier)
14 LAMENTO DI FEDERICO (Cilea, L’Arlesiana)
15 Tu che m’hai preso il cor (Lehar)
16 Spirto gentil (Donizetti, La Favorita)
17 LA MIA CANZONE AL VENTO
18 Celeste Aida (Verdi, Aida)
19 O Paradiso! (Meyerbeer, L’Africana)
20 Chitarra Romana (Di Lazzaro, arr. Mancini) 3.17

CD 2
1 E lucevan le stelle (Puccini, Tosca)
2 Questa o quella (Verdi, Rigoletto)
3 Recitar!...Vesti la giubba (Leoncavallo, Pagliacci)
4 Vanne, o rosa fortunata (Bellini)
5 Donna non vidi mai (Puccini, Manon Lescaut)
8 Non ti scordar di me
9 Ma se m’e forza perderti (Verdi, Un Ballo in Maschera)
8 Malinconia, ninfa gentile (Bellini)
9 De’ miei bollenti spiriti (Verdi, La Traviata)
10 Torna a Surriento (De Curtis, arr. Chiaramello)
11 Cielo e mar! (Ponchielli, La Gioconda)
12? VOGLIO VIVERE COSI’
13 La rivedra nell’estasi (Verdi, Un Ballo in Maschera)
14 Core ‘ngrato
15 Caro mio ben (Giordani)
16 Ave Maria (Schubert)
17 UN AMORE COSI’ GRANDE
18 Funiculi funicula
19 VAGA LUNA, CHE INARGENTI (Bellini)
20 Volare

CD 3
1 Mamma
2 La mia letizia infondere (Verdi, I Lombardi)
3 M’appari (Flotow, Marta)
4 VIVERE
5 ARIA DEL FIORE (Bizet, Carmen)
6 Recondita armonia (Puccini, Tosca)
7 Passione
8 Pour mon ame (Donizetti, La Figlia del Reggimento)
9 Di quella pira (Verdi, Il Trovatore)
10 MARECHIARE (Tosti)
11 Quando le sere al placido (Verdi, Luisa Miller)
12 ADDIO FIORITO ASIL (Puccini, Madama Butterfly)
13 Panis Angelicus (Franck)
14 PARLAMI D’AMORE, MARIU’
15 TRA VOI BELLE, brune e bionde (Puccini, Manon Lescaut)
16 Ingemisco (Verdi, Messa da Requiem)
17 Fenesta che lucive
18 Ch’ella mi creda (Puccini, La Fanciulla del West)
19 FIORIN FIORELLO
20 Libiamo ne’ lieti calici (Verdi, La Traviata)

Bonus track
21 NESSUN DORMA (Puccini, Turandot)
 feat. Jose Carreras and Placido Domingo l.
ルチアーノ・パヴァロッティ



.

SONY



8887513019-2
\2600→\2390
こういうアルバムを待っていた

 ・編集は一切行わず、一つの曲を何度も何度も演奏し、最終的に各々の曲のベスト・テイクを選んだ
 ・ミヒェル・ブランジェスが調律したスタインウェイをベルリンのテルデック・スタジオに
 ・かつての超絶技巧派ヴォロドスが内面重視のブラームスを

アルカディ・ヴォロドス/ヴォロドス・プレイズ・ブラームス

 ブラームス:
  1) 8つのピアノ小品Op.76 より 第1-4番,
  2) 3つの間奏曲 Op.117,
  3) 6つの小品 Op.118
アルカディ・ヴォロドス(ピアノ)

 超絶技巧の持ち主で知られるロシアのピアニスト、アルカディ・ヴォロドスの4年ぶりとなる最新作は何と完全無編集のブラームスの小品集!
 2013年には“静かなる作曲家”モンポウの一連の作品で、これまでの技巧重視の演奏とは対極の世界を見せてくれたヴォロドス、今作では更なる内面探求に挑みます。
 とはいえ、既に世界中のコンサートホールで折に触れてブラームス作品を演奏しているというヴォロドス、その解釈も高く評価されており、今回のリリースはまさに「満を持して」のものとなります。
 この収録のために、世界で最も優れた調律師の一人ミヒェル・ブランジェスが調律したスタインウェイをベルリンのテルデック・スタジオに用意し、万全の体制で録音に臨んでいます。編集は一切行わず、一つの曲を何度も何度も演奏し、最終的に各々の曲のベスト・テイクを選んだという念の入ったアルバムは、現在の彼の姿と音楽性を聴き手に忠実に伝えています。
 ヴォロドスは今年の3月〜6月にかけて大規模なヨーロッパ・ツアーを行ないますが、それに合わせてのリリースとなります。

【録音】2017年1月, ベルリン、テルデックス・スタジオ


 ホロヴィッツのプロデューサーを長年務めたトーマス・フロストに、「想像力や音色、表現意欲や演奏技巧」を認められ、ソニー・クラシカルと契約したアルカディ・ヴォロドス。
 バリバリの超絶技巧派ピアニストだったヴォロドスが次第に内面重視型に移行しているのはなんとなく分かってはいたが、今作は明らかに巨匠の兆候を感じさせる一枚。
 しかも編集は一切行わず、一つの曲を何度も何度も演奏し、最終的に各々の曲のベスト・テイクを選んだというのが嬉しい。こうでありたい。



 風貌も段々貫禄が出てきて、25年前に会った時のあのひ弱さはもうない。

 


8898542224-2
\2600
メタモルフォーゼン・ベルリン / チャイコフスキー:セレナード
 チャイコフスキー:
  1) 弦楽六重奏曲 ニ短調『フィレンツェの思い出』Op.70,
  2) 感傷的なワルツOp.51-6,
  3) 『四季』Op.37aより「10月」
    (ヴォルフガング・エマニュエル・シュミット編)
  4) 夜想曲Op.19-4 (ヴォルフガング・エマニュエル・シュミット編)
  5) 弦楽セレナード ハ長調Op.48
ヴォルフガング・エマニュエル・シュミット(指揮・チェロ) 、
メタモルフォーゼン・ベルリン

 2015年発売の「インスピレイション」に続く、ベルリン屈指の弦楽オーケストラ、「メタモルフォーゼン・ベルリン」のソニー・クラシカル第2弾です。
 ベルリンの名門オケの若手メンバーを中心に結成された弦楽オーケストラ、「メタモルフォーゼン・ベルリン」によるチャイコフスキー・アルバムの登場です。2010年に、ベルリン・ドイツ・オペラ管コンサートマスターのインディラ・コッホと、その夫でベルリンをベースに活躍するチェリストのヴォルフガンク・エマニュエル・シュミットによって結成され、メンバーは、ドイツ、スイス、フランス、スペイン、ハンガリー、アルゼンチン、ベネズエラ、そしてアジア圏からは韓国と日本からも才能ある若手が集められています。ヴォルフガンク・エマニュエル・シュミットが奏でる美しいチェロの音色を包み込むように響き渡るメンバーたちの弦の響きの美しさに耳を奪われます。
 今作はチャイコフスキーの「弦楽セレナード」「フィレンツェの思い出」を中心に、シュミット自身が編曲した小品と「感傷的なワルツ」を配した聴きごたえのあるアルバムです。
 前作でのドヴォルザークやスークといった東欧の作品とはまた違った重厚な響きが印象的で、このアンサンブルの可能性を知らしめるものです。

 【録音】2016年12月, ベルリン、テルデックス・スタジオ
 
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 カナダのヴァイオリニスト、アレクサンドレ・ダ・コスタのソニー・クラシカル移籍アルバムが2枚同時に発売。


8898536773-2
\2600→\2390
アレクサンドレ・ダ・コスタ/チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
 チャイコフスキー:
  1) ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35,
  2) 歌劇『エフゲニー。オネーギン』より
    「レンスキーのアリア」(アウアー編),
  3) イタリア奇想曲Op.45,
  4) フランチェスカ・ダ・リミニOp.32,
アレクサンドレ・ダ・コスタ(ヴァイオリン:1&2),
マルコ・パリゾッティ(指揮)
ハリスコ・フィルハーモニー管弦楽団

 アレクサンドレ・ダ・コスタは、1979年カナダのモントリオール生まれ。幼少の頃からピアノとヴァイオリンに強い興味をもち、9歳でそれぞれの楽器で初公演。このとき既に「神童」と呼ばれるようになり、プロのヴァイオリン奏者としての活動を開始。18歳のときにケベック州立高等音楽学院でヴァイオリンの終了証書および金賞を授与され、また同時期にモントリオール大学の音楽学部でピアノ演奏部門の学士号を取得しています。
 1998年から2001年の間マドリッドのソフィア王妃音楽大学でザハール・ブロンに師事。国内外のコンクールで数多くの優勝経験を持ち、カナダをはじめ世界各国でソリストとして活躍し、『類まれな才能と完璧なテクニックで紡ぎだされる強烈なエネルギー』と高く評価されています。
 2007年にフジコ・ヘミングと共演(ユニバーサルより2012年発売)、2009年より「サラサーテ&ファリャ:ヴァイオリン名曲集」(ビクターより発売)、その後ワーナー・クラシックスより3枚のアルバムを発売しています。
 1998年からのレコーディング歴を誇るダ・コスタゆえに、チャイコフスキーの協奏曲は2003年以来の再録音となります。火花散るような、チャイコフスキーの熱気溢れる演奏をお聴き下さい。

 【録音】2016年6月, メキシコ、グアダラハラ、デゴジャド劇場






ダ・コスタのWARNER時代の代表的名盤
スペインのオケとの「スペイン交響曲」
快刀乱麻です

WARNER
2564 657114
\2600→\2390
アレクサンドレ・ダ・コスタ(Vn)
 ラロ:
  スペイン交響曲
  バレエ音楽「ナムーナ」組曲第1番、
  第2番、スケルツォ ニ短調
アレクサンドレ・ダ・コスタ(Vn)
カルロス・カルマー指揮、
スペイン放送交響楽団

 ダ・コスタはピアノとヴァイオリンを学び、9 歳にしてそれぞれの楽器でコンサートを行うなど神童ぶりを発揮。18 歳からマドリッドのソフィア王妃音楽大学で名教師ザハール・ブロンに師事。23 歳の時にはシルヴィア・ゲルバー財団より30 歳以下の優れたカナダ人音楽家に贈られる最優秀賞を受賞。これまでにベルリン・フィルをはじめとする世界中のオーケストラと共演し高い評価を得ています。
 



 で、今回のハリスコ・フィルってなんだ?
 どこかの即席オケかと思ったら・・・100年の伝統を持つメキシコでは有名なオーケストラだった。。。。
 現在は首席指揮者のマルコ・パリゾッティのもとバリバリ活躍しているみたいです。おみそれしました。

 ←指揮者マルコ・パリゾッティ。ちょっとカラヤン似
 


8898537674-2
\2600→\2390
アレクサンドレ・ダ・コスタ弾き振り、しかもウィーン響
 オペラ座のストラディヴァリウス

 1) ボビー・シア:Apertura "Lo spettacolo deve andare Avanti",
 2) ビゼー:歌劇『カルメン』より「ハバネラ」,
 3) マスネ:タイスの瞑想曲,
 4) プロコフィエフ:バレエ『ロメオとジュリエット』より
   「モンタギュー家とキュピレット家」,
 5) R.シュトラウス:歌劇『ばらの騎士』よりワルツ,
 6) プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」,
 7) ファリャ:歌劇『はかなき人生』より「スペイン舞曲」,
 8) チャイコフスキー:
   歌劇『エフゲニー・オネーギン』より「レンスキーのアリア」,
 9) ワーグナー:歌劇『タンホイザー』より「ロマンス」,
 10) ワーグナー:楽劇『ワルキューレ』より「愛の歌」,
 11) ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より
    「優勝の歌」,
 12) フレデリック・チアソン:『オペラ座のストラディヴァリウス』フィナーレ
アレクサンドレ・ダ・コスタ(ヴァイオリン&指揮),
ウィーン交響楽団

 アレクサンドレ・ダ・コスタは、1979年カナダのモントリオール生まれ。幼少の頃からピアノとヴァイオリンに強い興味をもち、9歳でそれぞれの楽器で初公演。このとき既に「神童」と呼ばれるようになり、プロのヴァイオリン奏者としての活動を開始。18歳のときにケベック州立高等音楽学院でヴァイオリンの終了証書および金賞を授与され、また同時期にモントリオール大学の音楽学部でピアノ演奏部門の学士号を取得しています。
 1998年から2001年の間マドリッドのソフィア王妃音楽大学でザハール・ブロンに師事。国内外のコンクールで数多くの優勝経験を持ち、カナダをはじめ世界各国でソリストとして活躍し、『類まれな才能と完璧なテクニックで紡ぎだされる強烈なエネルギー』と高く評価されています。
 2007年にフジコ・ヘミングと共演(ユニバーサルより2012年発売)、2009年より「サラサーテ&ファリャ:ヴァイオリン名曲集」(ビクターより発売)、その後ワーナー・クラシックスより3枚のアルバムを発売しています。
 ダ・コスタは今、世界的に話題となっているコンサートを行っています。ストラディヴァリウスを弾きながらオーケストラを指揮し、クラシックのオペラの中から情熱と優雅さによるロマンチックなメロディを奏でるというもので(舞台上は、デジタルアートを組み合わせたライティング演出が施されます)、当アルバムはそのエッセンスを収めたもの。ダ・コスタの情熱的な新アレンジによって、オペラの美しいメロディが浮き上がってきます。

 【録音】2015年9月, ウィーン、コンツェルトハウス




DHM


8898534798-2
\2600
コンチェルト・メランテ/神はわがやぐら
 1) テレマン:
  カンタータ「Sey tausenmahl willkommen」TWV 13:9a[世界初録音],
 2) ヨハン・ヴァルター:「神はわがやぐら」(器楽合奏版),
 3) テレマン:トリオ・ソナタ ホ短調 TWV 42:e8[世界初録音]
 4) ヨハン・ヴァルター:「神はわがやぐら」(テノールとトロンボーン版),
 5) テレマン:モテット「神はわがやぐら」TWV 8:7[世界初録音],
 6) テレマン:ソナタ ト長調 TWV 43:G13[世界初録音],
 7) ヨハン・ヴァルター:「神はわがやぐら」(合唱版),
 8) テレマン:カンタータ「Du bleibest dennoch unser Gott」TWV 13:9b[世界初録音]
 9) ヨハン・ヴァルター:「神はわがやぐら」(器楽合奏版)
コンチェルト・メランテ(ピリオド楽器使用)
ライマー・オルロフスキー(指揮、ヴァイオリン)
ロビン・ヨハンセン(ソプラノ)
アレクサンダー・ジーデル(カウンターテナー)
ホルガー・マルクス(テノール)
ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ(バス)

 今年没250年を迎える作曲家テレマン。彼の父ハインリヒは伝道師であり、母マリアの先祖はルター派の牧師の家系であったこともあり、テレマン自身も洗礼を受けた忠実なルター派プロテスタントでした。彼はルター派のためのカンタータを数多く作曲しており、そのほとんどはまだまだ研究中の過程にありますが、作曲の際には丁寧にテキストを選び出し、讃美歌のメロディ(コラール)を盛り込むことで、自らの信仰心を表現したと言われています。
 バッハの作品のカンタータのように頻繁には演奏されていませんが、ギャラントで素朴な壮麗さを持つこれらテレマンの知られざる傑作カンタータを、2008年にベルリン・フィルやベルリン古楽アカデミーのメンバーを中心に結成された古楽器アンサンブル「コンチェルト・メランテ」の名演でお届けいたします。
 彼らは古楽器アンサンブルとしての活動が本格的になってきており、ベルリン・フィル公認室内楽アンサンブルと位置づけられ、定期的にコンサートも行われています。
 今シーズンも、テレマンを中心とした作品の演奏会を開いており、話題になっています。テレマンのカンタータ2曲と室内ソナタ3曲は世界初録音となります。またルターがテキストを書いた「神はわがやぐら」を4つの異なるヴァージョンで聴き比べられるのもルターの宗教改革500年を記念する当アルバムの隠されたセールス・ポイントです。

 【録音】2016年5&10月、ベルリン、イエス=キリスト教会、




韓国ユニバーサル&SONY BMG


サー・コリン・デイヴィス〜ザ・シンフォニーズ


S70970c
(54CD)
\24000
クラムシェル・ボックス仕様(サイズ:縦130mm×横130mm×奥行120mm)、
84ページのブックレット(韓、英語併記)を封入。
        
サー・コリン・デイヴィス (1927-2013)
ザ・シンフォニーズ (54CD BOX SET)

CD01 ハイドン
交響曲第95番ハ短調, Hob.I:95
1 I. Allegro moderato 6:26
2 II. Andante 4:15
3 III. Menuetto 4:55
4 IV. Finale: Vivace 3:41

交響曲第98番変ロ長調, Hob.I:98
5 I. Adagio - Allegro 7:58
6 II. Adagio 6:28
7 III. Menuetto: Allegro 5:05
8 IV. Finale: Presto 8:02

交響曲第104番ニ長調, Hob.I:104 >>ロンドン<<
9 I. Adagio ? Allegro 8:25
10 II. Andante 8:08
11 III. Menuetto: Allegro 4:26
12 IV. Finale: Spiritoso 6:48

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

Recording: November 1977(9-12), May 1979(5-8), December 1980(1-4), Amsterdam
P. 1978, 1980, 1981 Philips Classics Productions

CD02 ハイドン
交響曲第96番ニ長調, Hob.I:96 >>奇跡<<
1 I. Adagio ? Allegro 6:52
2 II. Andante 5:32
3 III. Menuetto: Allegretto 5:04
4 IV. Finale: Vivace 3:44

交響曲第102番変ロ長調, Hob.I:102
5 I. Largo ? Vivace 7:55
6 II. Adagio 5:40
7 III. Menuetto: Allegro 5:23
8 IV. Finale: Presto 4:39

交響曲第103番変ホ長調, Hob.I:103 >>太鼓連打<<
9 I. Adagio - Allegro con spirito 9:24
10 II. Andante piu tosto allegretto 10:34
11 III. Menuetto 4:41
12 IV. Finale: Allegro con spirito 5:26

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

Recording: November 1976(9-12), May 1979(5-8), November 1981(1-4), Amsterdam
P. 1977, 1980, 1982 Philips Classics Productions

CD03 ハイドン
交響曲第93番ニ長調, Hob.I:93
1 I. Adagio - Allegro assai 7:47
2 II. Largo cantabile 4:53
3 III. Menuetto: Allegro 4:05
4 IV. Finale: Presto ma non troppo 5:13

交響曲第99番変ホ長調, Hob.I:99
5 I. Adagio - Vivace assai 8:48
6 II. Adagio 9:09
7 III. Menuetto: Allegretto 5:54
8 IV. Finale: Vivace 4:19

交響曲第100番ト長調, Hob.I:104 >>軍隊<<
9 I. Adagio - Allegro 8:07
10 II. Allegretto 6:08
11 III. Menuetto: Moderato 5:03
12 IV. Finale: Presto 5:11

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

Recording: November 1975(5-8), November 1977(9-12), November 1981(1-4), Amsterdam
P. 1976, 1978, 1982 Philips Classics Productions

CD04 ハイドン
交響曲第94番ト長調, Hob.I:94 >>驚愕<<
1 I. Adagio - Vivace assai 8:27
2 II. Andante 6:12
3 III. Menuetto: Allegro molto 4:49
4 IV. Finale: Allegro di molto 3:58

交響曲第97番ハ長調, Hob.I:97
5 I. Adagio - Vivace 8:33
6 II. Adagio ma non troppo 7:23
7 III. Menuetto: Allegretto 4:03
8 IV. Finale: Presto assai 5:26

交響曲第101番ニ長調, Hob.I:101 >>時計<<
9 I. Adagio - Presto 7:50
10 II. Andante 6:52
11 III. Menuetto: Allegretto 7:14
12 IV. Vivace 4:36

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

Recording: May 1979(9-12), December 1980(5-8), November 1981(1-4), Amsterdam
P. 1980, 1981, 1982 Philips Classics Productions

CD05 モーツァルト
序曲集
1 歌劇「フィガロの結婚」序曲, K.492 4:17
2 歌劇「バスティアンとバスティエンヌ」序曲, K.50 1:48
3 歌劇「劇場支配人」序曲, K.486 4:11

歌劇「ルチオ・シルラ」, K.135
4 Molto allegro 3:30
5 Andante 2:36
6 Molto allegro 1:32

7 歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」序曲, K.588 4:41

歌劇「偽の花作り女」, K.196
8 Allegro molto 2:23
9 Andantino grazioso 2:17
10 Allegro 2:35

11 歌劇「後宮からの逃走」序曲, K.384 5:24

12 歌劇「羊飼いの王様」序曲, K.208 3:28

13 歌劇「イドメネオ」序曲, K.366 5:00

14 歌劇「皇帝ティートの慈悲」序曲, K.621 5:01

15 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲, K.527 5:48

16 歌劇「魔笛」序曲, K.620 6:50

ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

Recording: 15-16 January 1998, Lukaskirche, Dresden
P. 1999 BMG Music

CD06 モーツァルト
セレナード 第10番変ロ長調, K.361 >>グラン・パルティータ<<
1 I. Largo - Allegro Molto 9:18
2 II. Menuetto - Trio I & II 8:48]
3 III. Adagio 5:15
4 IV. Menuetto: Allegretto - Trio I & II 5:26
5 V. Romance: Adagio - Allegretto - Adagio 6:33
VI. Thema mit Variationen
6 Thema: Andante 1:10
7 Variation I 1:14
8 Variation II 1:20
9 Variation III 1:18
10 Variation IV 1:15
11 Variation V: Adagio 2:27
12 Variation VI: Allegretto 0:56
13 VII. Rondo: Allegretto 3:33

セレナード 第12番ハ短調, K.388
14 I. Allegro 8:16
15 II. Andante 4:17
16 III. Menuetto in Canone 4:24
17 IV. Allegro 7:02

バイエルン放送交響楽団

Recording: Live, 16 & 18 June 1991, Reichssaal, Regensburg
P. 1992 BMG Music

CD07 モーツァルト
交響曲第36番ハ長調, K.425 >>リンツ<<
1 I. Adagio ? Allegro spiritoso 8:43
2 II. Andante di molto piu tosto allegretto 7:32
3 III. Menuetto 3:29
4 IV. Finale: Presto 5:46

交響曲第38番ニ長調, K.504 >>プラハ<<
5 I. Adagio ? Allegro 10:37
6 II. Andante 9:40
7 III. Finale: Presto 5:56

ディヴェルティメント第11番ニ長調, K.251
8 I. Molto allegro 3:41
9 II. Menuetto 4:00
10 III. Andantino - Adagio - Allegretto 4:34
11 IV. Menuetto: Tema con variazioni 3:12
12 V. Rondo: Allegro assai - Adagio - Allegro assai 5:07
13 VI. Marcia alla francese 1:32

イギリス室内管弦楽団

Recording: June 1961(1-4, 8-13), 1963(5-7)
P. 1962, 1963 Decca Music Group Limited

CD08 モーツァルト
交響曲第28番ハ長調, K.200
1 I. Allegro spiritoso 5:20
2 II. Andante 8:13
3 III. Menuetto: Allegretto - Trio 4:07
4 IV. Presto 3:51

交響曲第33番変ロ長調, K.319
5 I. Allegro assai 7:26
6 II. Andante moderato 5:03
7 III. Menuetto 2:55
8 IV. Finale: Allegro assai 4:29

ディヴェルティメント第10番ヘ長調, K.247
9 I. Allegro 6:14
10 II. Andante grazioso 3:23
11 III. Menuetto 4:11
12 IV. Adagio 5:58
13 V. Menuetto 3:41
14 VI. Andante - Allegro assai 6:06

イギリス室内管弦楽団

Recording: 1961(1-4), 1963(5-14)
P. 1962, 1963 Decca Music Group Limited

CD09 モーツァルト
交響曲第28番ハ長調, K.200
1 I. Allegro spiritoso 5:27
2 II. Andante 5:47
3 III. Menuetto: Allegretto - Trio 4:07
4 IV. Presto 3:49

交響曲第29番イ長調, K.201
5 I. Allegro moderato 8:02
6 II. Andante 8:49
7 III. Menuetto: Allegretto ? Trio 3:23
8 IV. Allegro con spirito 5:45

交響曲第34番ハ長調, K.338
9 I. Allegro vivace 7:44
10 II. Andante di molto 7:22
11 III. Finale: Allegro vivace 6:13

ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

Recording: October 1981(5-8), Dresden / November 1981(1-4), Lukaskirche, Dresden / September 1988
P. 1982 Decca Music Group Limited

CD10 モーツァルト
交響曲第32番ト長調, K.318
1 Allegro - Andante - Tempo I 8:17

交響曲第30番ニ長調, K.202
2 I. Molto allegro 5:58
3 II. Andantino con moto 3:18
4 III. Menuetto - Trio 3:39
5 IV. Presto 3:36

交響曲第33番変ロ長調, K.319
6 I. Allegro assai 7:25
7 II. Andante moderato 5:04
8 III. Menuetto -Trio 2:58
9 IV. Finale: Allegro assai 6:18

交響曲第31番ニ長調, K.297 >>パリ<<
10 I. Allegro assai 7:47
11 II. Andante 5:57
12 III. Allegro 3:48

ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

Recording: February 1991, Lukaskirche, Dresden
P. 1992 Decca Music Group Limited

CD11 モーツァルト
交響曲第35番ニ長調, K.385 >>ハフナー<<
1 I. Allegro con spirito 5:30
2 II. Andante 6:39
3 III. Menuetto - Trio 3:23
4 IV. Finale: Presto 3:55

交響曲第38番ニ長調, K.504 >>プラハ<<
5 I. Adagio ? Allegro 13:32
6 II. Andante 12:38
7 III. Finale: Presto 6:04

ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

Recording: September 1988, Dresden
P. 1990 Decca Music Group Limited

CD12 モーツァルト
交響曲第36番ハ長調, K.425 >>リンツ<<
1 I. Adagio ? Allegro spiritoso 11:09
2 II. Andante 9:27
3 III. Menuetto - Trio 3:43
4 IV. Finale: Presto 8:20

交響曲第40番ト短調, K.550
5 I. Molto allegro 8:12
6 II. Andante 11:31
7 III. Menuetto: Allegretto - Trio 4:23
8 IV. Finale: Allegro assai 7:17

ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

Recording: September 1988, Dresden
P. 1989 Decca Music Group Limited

CD13 モーツァルト
交響曲第39番変ホ長調, K.543
1 I. Adagio - Allegro 12:06
2 II. Andante con moto 9:27
3 III. Menuetto: Allegretto - Trio 4:03
4 IV. Finale: Allegro 5:38

交響曲第41番ハ長調, K.551 >>ジュピター<<
5 I. Allegro vivace 12:04
6 II. Andante cantabile 8:58
7 III. Menuetto: Allegretto 5:14
8 IV. Molto allegro 8:41

ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

Recording: November 1981, Dresden
P. 1982 Decca Music Group Limited

CD14 モーツァルト
1歌劇「フィガロの結婚」序曲, K.492

交響曲第41番ハ長調, K.551 >>ジュピター<<
2 I. Allegro vivace 8:49
3 II. Andante cantabile 8:58
4 III. Menuetto: Allegretto 5:11
5 IV. Molto allegro 8:25

ストラヴィンスキー
春の祭典
Part I: L'Adoration de la Terre
6 Introductin 3:29
7 Les Augures printaniers - Danses des adolescentes 3:07
8 Jeu du rapt 1:18
9 Rondes printanieres 3:39
10 Jeux des cites rivales 1:51
11 Cortege du sage 0:40
12 Le sage 0:23
13 Danse de la terre 1:08
Part II: Le Sacrifice
14 Introduction 4:12
15 Cercles mysterieux des adolescentes 3:24
16 Glorification de l’elue 1:13
17 Evocation des ancetres 0:42
18 Action rituelle des ancetres 3:33
19 Danse sacrale (l’elue) 4.32


BBC交響楽団 (1)
ロンドン交響楽団 (2-19)

Recording: 22-25 November 1963, Walthamstow Assembly Hall, London(6-19)
P. 1971, 1972 Philips Classics Productions / 1964 Universal International Music BV

CD15 ベートーヴェン
交響曲第3番変ホ長調, op.55 >>英雄<<
1 I. Allegro con brio 15:44
2 II. Marcia funebre: Adagio assai 16:44
3 III. Scherzo: Allegro vivace 6:13
4 IV. Finale: Allegro molto 12:30

交響曲第8番ヘ長調, op.93
5 I. Allegro vivace e con brio 9:46
6 II. Allegretto scherzando 4:18
7 III. Tempo di Menuetto 5:02
8 IV. Allegro vivace 7:54

BBC交響楽団

Recording: September 1970, Walthamstow Assembly Hall, London(1-4) / March 1973(5-8)
P. 1971, 1973 Philips Classics Productions

CD16 ベートーヴェン
交響曲第4番変ロ長調, op.60
1 I. Adagio ? Allegro vivace 13:29
2 II. Adagio 10:57
3 III. Allegro vivace 6:08
4 IV. Allegro ma non troppo 7:11

交響曲第7番イ長調, op.92
5 I. Poco sostenuto ? Vivace 14:34
6 II. Allegretto 9:31
7 III. Presto ? Assai meno presto 9:51
8 IV. Allegro con brio 8:46

BBC交響楽団(1-4)
ロンドン交響楽団(5-8)

Recording: February 1975(1-4), April 1976(5-8)
P. 1975, 1976 Philips Classics Productions

CD17 ベートーヴェン
交響曲第5番ハ短調, op.67
1 I. Allegro con brio 6:31
2 II. Andante con moto 11:06
3 III. Allegro 5:41
4 IV. Allegro 9:00

交響曲第6番ヘ長調op.68 >>田園<<
5 I. Erwachen heiterer Empfindungen bei der Ankunft auf dem Lande (Allegro ma non troppo) 13:03
6 II. Szene am Bach (Andante molto mosso) 14:04
7 III. Lustiges Zusammensein der Landleute (Allegro) 6:02
8 IV. Gewitter - Sturm (Allegro) 4:15
9 V. Hirtengesang - Frohe und dankbare Gefule nach dem Sturm (Allegretto) 10:27

BBC交響楽団

Recording: October 1972(1-4), July 1974(5-9)
P. 1973, 1975 Philips Classics Productions

CD18 ベートーヴェン
交響曲第9番二短調, op.125 >>合唱<<
1 I. Allegro ma non troppo, un poco maestoso 17:05
2 II. Molto vivace 13:41
3 III. Adagio molto e cantabile 15:14
4 IV. Presto - Allegro assai 23:56

Helen Donath, soprano
Trudeliese Schmidt, mezzo-soprano
Klaus Konig, tenor
Simon Estes, bass

バイエルン放送合唱団
バイエルン放送交響楽団

Recording: July 1985 Herkulessaal, Munchen
P. 1986 Philips Classics Productions

CD19 ベートーヴェン
交響曲第1番ハ長調, op.21
1 I. Adagio molto ? Allegro con brio 9:26
2 II. Andante cantabile con moto 8:35
3 III. Menuetto: Allegro molto e vivace 3:28
4 IV. Finale: Adagio ? Allegro molto e vivace 6:01

交響曲第7番イ長調, op.92
5 I. Poco sostenuto ? Vivace 14:57
6 II. Allegretto 9:42
7 III. Presto ? Assai meno presto 10:30
8 IV. Allegro con brio 9:12

ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

Recording: September 1992(5-8), September 1993(1-4), Lukaskirche, Dresden
P. 1995 Philips Classics Productions

CD20 ベートーヴェン
交響曲第2番ニ長調, op.36
1 I. Adagio molto ? Allegro con brio 13:08
2 II. Larghetto 11:24
3 III. Scherzo: Allegro 3:53
4 IV. Allegro molto 6:51

交響曲第8番ヘ長調, op.93
5 I. Allegro vivace e con brio 10:02
6 II. Allegretto scherzando 4:08
7 III. Tempo di Menuetto 5:12
8 IV. Allegro vivace 8:05

ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

Recording: September 1992(1-4), September 1993(5-8), Lukaskirche, Dresden
P. 1995 Philips Classics Productions

CD21 ベートーヴェン
交響曲第3番変ホ長調, op.55 >>英雄<<
1 I. Allegro con brio 18:45
2 II. Marcia funebre: Adagio assai 17:28
3 III. Scherzo: Allegro vivace 5:59
4 IV. Finale: Allegro molto 12:55

5 エグモント序曲, op.84 9:04

ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

Recording: February 1991, Lukaskirche, Dresden
P. 1992 Philips Classics Productions

CD22 ベートーヴェン
交響曲第4番変ロ長調, op.60
1 I. Adagio ? Allegro vivace 11:50
2 II. Adagio 9:59
3 III. Allegro vivace 5:57
4 IV. Allegro ma non troppo 6:58

交響曲第5番ハ短調, op.67
5 I. Allegro con brio 7:54
6 II. Andante con moto 10:35
7 III. Allegro 6:03
8 IV. Allegro 11:16

ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

Recording: September 1992(5-8), September 1993(1-4), Lukaskirche, Dresden
P. 1995 Philips Classics Productions

CD23 ベートーヴェン
交響曲第6番へ長調, op.68 >>田園<<
1 I. Erwachen heiterer Empfindungen bei der Ankunft auf dem Lande (Allegro ma non troppo) 12:23
2 II. Szene am Bach (Andante molto mosso) 13:48
3 III. Lustiges Zusammensein der Landleute (Allegro) 5:48
4 IV. Gewitter - Sturm (Allegro) 4:19
5 V. Hirtengesang - Frohe und dankbare Gefule nach dem Sturm (Allegretto) 9:34

6 レオノーレ序曲 第3番, op.72a 14:35

ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

Recording: September 1992(1-5), November 1993(6), Lukaskirche, Dresden
P. 1995 Philips Classics Productions

CD24 ベートーヴェン
交響曲第9番二短調, op.125 >>合唱<<
1 I. Allegro ma non troppo, un poco maestoso 17:07
2 II. Molto vivace 13:37
3 III. Adagio molto e cantabile 15:35
4 IV. Presto 6:36
5 "O Freunde, nicht diese Tone" 0:55
6 Allegro assai 2:47
7 Alla marcia: Allegro vivace assai 4:40
8 Andante maestoso - Adagio non troppo, ma divoto 3:38
9 Allegro energico, sempre ben marcato 2:18
10 Allegro ma non tanto 4:10

シャロン・スウィート(ソプラノ)
ヤドヴィガ・ラッペ(アルト)
ポール・フライ(テノール)
フランツ・グルントヘーバー(バス・バリトン)

ドレスデン国立歌劇場合唱団
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

Recording: July 1993, Lukaskirche, Dresden
P. 1995 Philips Classics Productions


CD25 シューベルト
交響曲第9番ハ長調, D.944 >>ザ・グレイト<<
1 I. Andante - Allegro ma non troppo 16:52
2 II. Andante con moto 14:19
3 III. Scherzo: Allegro vivace 15:24
4 IV. Finale: Allegro vivace 14:33

ボストン交響楽団

Recording: 15-17 March 1980, Boston Symphony Hall
P. 1980 Philips Classics Productions

CD26 シューベルト
交響曲第1番ニ長調, D.82
1 I. Adagio - Allegro vivace 11:20
2 II. Andante 6:51
3 III. Allegro 4:15
4 IV. Allegro vivace 5:48

交響曲第3番ニ長調, D.200
5 I. Adagio maestoso ? Allegro con brio 9:23
6 II. Allegretto 4:08
7 III. Menuetto: Vivace - Trio 4:07
8 IV. Presto: Vivace 4:33

交響曲第8番ロ短調, D.759 >>未完成<<
9 I. Allegro moderato 15:29
10 II. Andante con moto 11:24

ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

Recording: 15-18 February 1994(5-8), 2-9 October 1995(1-4),
2-4 July 1996(9-10), Lukaskirche, Dresden
P. 1996 BMG Music


CD27 シューベルト
交響曲第2番変ロ長調, D.125
1 I. Largo - Allegro vivace 14:10
2 II. Andante 8:43
3 III. Menuetto: Allegro vivace - Trio 3:06
4 IV. Presto 8:03

交響曲第4番ハ短調, D.417 >>悲劇的<<
5 I. Adagio molto ? Allegro vivace 10:11
6 II. Andante 9:36
7 III. Menuetto: Allegro vivace ? Trio 3:13
8 IV. Allegro 10:25

ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

Recording: 2-9 October 1995, Lukaskirche, Dresden
P. 1996 BMG Music

CD28 シューベルト
交響曲第5番変ロ長調, D.485
1 I. Allegro 6:49
2 II. Andante con moto 9:26
3 III. Menuetto: Allegro molto - Trio 4:57
4 IV. Allegro vivace 7:58

交響曲第6番ハ長調, D.589
5 I. Adagio - Allegro 9:23
6 II. Andante 7:18
7 III. Scherzo: Presto - Trio: Piu lento 6:00
8 IV. Allegro moderato 9:12

ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

Recording: 15-18 February 1994, Lukaskirche, Dresden
P. 1996 BMG Music

CD29 シューベルト
交響曲第9番ハ長調, D.944 >>ザ・グレイト<<
1 I. Andante - Allegro ma non troppo 16:44
2 II. Andante con moto 13:54
3 III. Scherzo: Allegro vivace - Trio 15:00
4 IV. Finale: Allegro vivace 16:05

ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

Recording: 2-4 July 1996, Lukaskirche, Dresden
P. 1996 BMG Music

CD30 ベルリオーズ
序曲集

1 序曲「宗教裁判官」 12:28

2 序曲「ウェーヴァリー」, op.1 10:24

3 序曲「リア王」, op.4 15:57

4 序曲「ローマの謝肉祭」, op.9 9:29

5 歌劇「ベアトリスとベネディクト」序曲 8:06

6 序曲「海賊」, op.21 8:44

7 歌劇「ベンヴェヌート・チェッリーニ」序曲 10:07

ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

Recording: 13-16 January 1997, Lukaskirche, Dresden
P. 1998 BMG Music

CD31 ベルリオーズ
幻想交響曲 op.14
1 I. Reeries - Passions (Largo - Allegro agitato e appassionato assai) 15:30
2 II. Un bal (Valse: Allegro non troppo) 6:11
3 III. Scee aux champs (Adagio) 17:05
4 IV. Marche au supplice (Allegretto non troppo) 6.31
5 V. Songe d’une nuit du Sabbat
(Larghetto - Allegro - Ronde du Sabbat: Poco meno mosso) 9:57

6 序曲「ローマの謝肉祭」, op.9 8:57

7 序曲 「海賊」, op.21 8:32

ロンドン交響楽団

Recording: May 1963(1-5), October 1965(6-7), London
P. 1963, 1966 Philips Classics Productions

CD32 ベルリオーズ
イタリアのハロルド, op.16
1 I. Harold aux montagnes (Adagio 7:30
2 - Allegro) 7:34
3 II. Marche des pelerins chantant la priere du soir (Allegretto) 8:33
4 III. Serenade d'un montagnard des Abruzzes a sa maitresse (Allegro assai - Allegretto) 6:34
5 IV. Orgie des brigands, finale (Allegro frenetico - Adagio - Allegro: Tempo I) 11:42

葬送と勝利の大交響曲, op.15
6 I. Marche funebre (Moderato un poco lento) 17:23
7 II. Oraison funebre (Adagio non tanto - Andantino un poco lento e sostenuto) 8:13
8 III. Apotheose (Allegro non troppo e pomposo, Choral text: Antony Deschamps) 9:08

今井信子(ヴィオラ)(1-5)
デニス・ウィック(トロンボーン)(7)
ジョン・オールディス合唱団(8)
ロンドン交響楽団

Recording: June 1969(6-8), May 1975(1-5), London
P. 1969, 1975 Philips Classics Productions

CD33 ベルリオーズ
ロメオとジュリエット, op.17
Part I
1 Introduction 4:25
2 Prologue: D'anciennes haines endormies 5:18
3 Strophe 1: Premiers transports que nul n'oublie 3:13
4 Strophe 2: Heureux enfants aux coers de flamme 3:22
5 Recitatif et Scherzetto: Bientot de Romeo -
Mab! la messagere - Bientot la mort est souveraine 3:16

Part 2
6 Romeo seul - Tristesse - Concert et bal 6:44
7 Grande fete chez les Capulets 5:53

Part 3
8 Ohe! Capulets! bonsoir, bonsoir! 3:46
9 Scene d'amour 16:03

CD34 ベルリオーズ
ロメオとジュリエット, op.17

Part 4
1 Scherzo - La Reine Mab 7:48
2 Convoi funebre de Juliette - Jetez des fleurs 9:50
3 Romeo au tombeau des Capulets 7:59
4 Final: Quoi! Romeo de retour! 4:28
5 Pauvres enfants que je pleure 8:53
6 Jurez donc, par l'auguste symbole 5:28

パトリシア・カーン(アルト)
ロバート・ティアー(テノール)
ジョン・シャーリー=カーク(バス)
ジョン・オールディス合唱団
ロンドン交響合唱団
ロンドン交響楽団

Recording: February & April 1968, London
P. 1968 Philips Classics Productions

CD35 ブラームス
交響曲第1番ハ短調, op.68
1 I. Un poco sostenuto - Allegro 13:01
2 II. Andante sostenuto 9:55
3 III. Un poco allegretto e grazioso 5:09
4 IV. Adagio - Piu andante - Allegro non troppo, ma con brio 17:28

ハイドンの主題による変奏曲, op.56a
5 Chorale St. Antoni: Andante 2:02
6 Variation I: Poco piu animato 1:17
7 Variation II: Piu vivace 1:00
8 Variation III: Con moto 1:34
9 Variation IV: Andante con moto 2:18
10 Variation V: Vivace 0:56
11 Variation VI: Vivace 1:24
12 Variation VII: Grazioso 3:30
13 Variation VIII: Presto non troppo 1:12
14 Finale: Andante 3:55

バイエルン放送交響楽団

Recording: 2-5 October 1989, Herkulessaal des Residenz, Munchen
P. 1991 BMG Music

CD36 ブラームス
交響曲第2番ニ長調, op.73
1 I. Allegro non troppo 15:50
2 II. Adagio non troppo - L'istesso tempo, ma grazioso 9:39
3 III. Allegretto grazioso (Quasi andantino) - Presto ma non assai - Tempo I 5:42
4 IV. Allegro con spirito 9:47

5 大学祝典序曲, op.80 10:41

バイエルン放送交響楽団

Recording: December 1988, Herkulessaal des Residenz, Munchen
P. 1989 BMG Music

CD37 ブラームス
交響曲第3番ヘ長調, op.90
1 I. Allegro con brio 13:27
2 II. Andante 10:00
3 III. Poco allegretto 6:38
4 IV. Allegro - Un poco sostenuto 9:33

5 悲劇的序曲, op.81 14:33

バイエルン放送交響楽団

Recording: 5-7(5), 14-16(1-4) December 1988, Herkulessaal des Residenz, Munchen
P. 1990 BMG Music

CD38 ブラームス
交響曲第4番ホ短調, op.98
1 I. Allegro non troppo 12:17
2 II. Andante moderato 11:31
3 III. Allegro giocoso 6:32
4 IV. Allegro energico e passionato 10:09

バイエルン放送交響楽団

Recording: 15-16 November 1989, Herkulessaal des Residenz, Munchen
P. 1990 BMG Music

CD39 ドヴォルザーク
交響曲第7番二短調, op.70
1 I. Allegro maestoso 10:01
2 II. Poco adagio 10:11
3 III. Scherzo: Vivace 7:03
4 IV. Finale: Allegro 9:00

交響曲第8番ト長調, op.88
5 I. Allegro con brio 9:40
6 II. Adagio 11:07
7 III. Allegretto grazioso 6:33
8 IV. Allegro ma non troppo 9:42

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

Recording: November 1975(1-4), November 1978(5-8), Netherlands
P. 1976, 1979 Philips Classics Productions

CD40 ドヴォルザーク
交響曲第9番ホ短調, op.95 >>新世界より<<
1 I. Adagio - Allegro molto 11:40
2 II. Largo 12:30
3 III. Scherzo: Molto vivace 7:41
4 IV. Allegro con fuoco 10:37

交響的変奏曲, op.78
5 Theme 0:35
6 Variations I-XXVII 18:02
7 Finale 4:00

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(1-4)
ロンドン交響楽団(5-7)

Recording: November 1977(1-4), Netherlands / February 1968(5-7), UK
P. 1978, 1979 Philips Classics Productions

CD41 チャイコフスキー
弦楽セレナーデハ長調, op.48
1 I. Pezzo in forma di sonatina: Andante non troppo ? Allegro moderato 10:26
2 II. Waltz: Moderato (Tempo di valse) 3:50
3 III. Elegie: Larghetto elegiaco 9:40
4 IV. Finale (Tema russo): Andante ? Allegro con spirito 8:37

ドヴォルザーク
弦楽セレナーデホ長調, op.22
5 I. Moderato 4:53
6 II. Tempo di Valse 7:29
7 III. Scherzo: Vivace 6:25
8 IV. Larghetto 6:11
9 V. Finale: Allegro vivace 6:13

バイエルン放送交響楽団

Recording: October 1986(1-4), January 1987(5-9)
P. 1988 Philips Classics Productions

CD42 シベリウス
「カレリア」組曲, op.11
1 Intermezzo 4:22
2 Ballade 6:32
3 Alla marcia 4:27

4 交響詩「大洋の女神」, op.73

5 交響歌「フィンランディア」, op.26 9:00

6 「悲しきワルツ」, op.44-1 6:04]

7 交響詩「タピオラ」, op.112 18:29

8 交響詩「夜の騎行と日の出」, op.55 17:01

ロンドン交響楽団

Recording: 1-3 December 1992, Watford Town Hall, Watford(7) /
12-13 December 1994, Blackheath Concert Hall, London(5, 6) /
13 February 1998, Walthamstow Assembly Hall, London(1-4, 8)
P. 1999 BMG Music

CD43 シベリウス
交響曲第1番ホ短調, op.39
1 I. Andante, ma non troppo - Allegro energico 11:15
2 II. Andante (Ma non troppo lento) 9:14
3 III. Scherzo: Allegro 5:25
4 IV. Finale 13:10

交響曲第4番イ短調, op.63
1 I. Tempo molto moderato, quasi adagio 11:01
2 II. Allegro molto vivace 4:36
3 III. Il tempo largo 12:49
4 IV. Allegro 8:34

ボストン交響楽団

Recording: April 1976(1-4), November 1976(5-8), Boston
P. 1976, 1977 Philips Classics Productions

CD44 シベリウス
交響曲第2番ニ長調, op.43
1 I. Allegretto - Poco allegro - Tranquillo, ma poco a poco ravvivando il tempo all'allegro 9:40
2 II. Tempo andante, ma rubato - Andante sostenuto 14:35
3 III. Vivacissimo - Lento e soave - Largamente 5:57
4 Finale: Allegro moderato 14:31

交響曲第5番変ホ長調, op.82
5 I. Tempo molto moderato - Largamento - Allegro moderato 14:56
6 II. Andante mosso, quasi allegretto 9:02
7 III. Allegro molto 8:01

ボストン交響楽団

Recording: January 1975(5-7), April 1976(1-4), Boston
P. 1975, 1976 Philips Classics Productions

CD45 シベリウス
交響曲第3番ハ長調, op.52
1 I. Allegro moderato 10:43
2 II. Andantino con moto, quasi allegretto 10:17
3 III. Moderato ? Allegro ma non tanto 8:25

交響曲第6番二短調, op.104
4 I. Allegro molto moderato 7:51
5 II. Allegretto moderato 4:30
6 III. Poco vivace 3:45
7 IV. Allegro molto 8:21

交響曲第7番ハ長調, op.105
8 Adagio - 10:01
9 Vivacissimo - Adagio - 2:31
10 Allegro molto moderato - Allegro moderato - 3:53
11 Vivace - Presto - Adagio - LArgamente molto - 3:01
12 Affettuoso 1:53

ボストン交響楽団

Recording: January 1975(8-12), December 1976(1-7), Boston
P. 1975, 1977 Philips Classics Productions

CD46 ムソルグスキー
展覧会の絵(編曲:ラヴェル)
1 Promenade 1:37
2 Gnomus 2:27
3 Promenade 1:01
4 Il vecchio castello 4:54
5 Promenade 0:33
6 The Tuileries garden 1:11
7 Bydlo 2:47
8 Promenade - Ballet of the chickens in their shells 2:02
9 Samuel Goldenburg and Schmuyle 2:14
10 The market place at Limoges - The catacombs 3:47
11 Cum mortuis in lingua mortua 2:07
12 The hut on fowl's legs - The great gate of Kiev 8:56
13 禿山の一夜(編曲:リムスキー=コルサコフ) 11:33

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

Recording: 12-13 November 1979, Concertgebouw, Amsterdam
P. 1980 Philips Classics Productions

CD47 マーラー
交響曲第4番ト長調
1 I. Bedachtig, nicht eilen 15:54
2 II. In gemachlicher Bewegung, Ohne Hast 10:44
エレツ・オファー(ソロ・ヴァイオリン)
3 III. Ruhevoll 23:58
4 IV. Sehr behaglich, "Wir geniesen die himmlischen Freuden (aus Des Knaben Wunderhorn)" 9:44

アンジェラ・マリア・ブラージ(ソプラノ)
バイエルン放送交響楽団

Recording: 13-14 October 1993, Herkulessaal des Residenz, Munchen
P. 1996 BMG Music

CD48 マーラー
交響曲第8番変ホ長調>>千人の交響曲<<
Part I. Hymn "Veni, creator spiritus"
1 Veni, creator spiritus 1:25
2 Imple superna gratia 3:08
3 Infirma nostri corporis 2:29
4 Tempo I. (Allegro, etwas hastig) 1:14
5 Infirma nostri corporis 2:55
6 Accende lumen sensibus 5:03
7 Veni, creator spiritus 3:10
8 Gloria sit Patri Domino 3:20

CD49 マーラー
交響曲第8番変ホ長調>>千人の交響曲<<
Part II Final scene from Goethe's “Faust”
1 Poco Adagio 6:53
2 Piu mosso (Allegro moderato) 3:33
3 Waldung, sie schwankt heran 5:07
4 Ewiger Wonnebrand 1:24
5 Wie Felsenabgrund mir zu Fusen 4:22
6 Gerettet ist das edle Glied 1:09
7 Jene Rosen aus den Handen 1:53
8 Uns bleibt ein Erdenrest 2:06
9 Ich spur' soeben 1:26
10 Hochste Herrscherin der Welt!! 4:51
11 Dir, der Unberuhrbaren 4:36
12 Bei Der Liebe, die den Fusen 5:32
13 Neige, Du Ohnegleiche 0:49
14 Er uberwachst uns schon 3:20
15 Komm! Hebe dich zu hohern Spharen 7:29
16 Alles Vergangliche ist nur ein Gleichnis 6:00

アレッサンドラ・マーク(ソプラノ)/Magna Peccatrix
シャロン・スウィート(ソプラノ)/Una poenitentium
エリーザベト・ノルベルイ=シュルツ(ソプラノ)/Mater gloriosa
ヴェッセリーナ・カサロヴァ(アルト)/Murier Samaritana
リャン・ニン(アルト)/Maria Aegyptiaca
ベン・ヘプナー(テノール)/Doctor Marianus
セルゲイ・レイフェルクス(バリトン)/Pater ecstaticus
ルネ・パーペ(バス)/Pater profundus

バイエルン放送合唱団
ベルリン放送合唱団
シュトゥットガルト南ドイツ放送合唱団
テルツ少年合唱団
バイエルン放送交響楽団

Recording: Live at the two public concerts, 7 & 8 July 1996, Philharmonie im Gasteig, Munchen
P. 1997 BMG Music

CD50 マーラー
大地の歌
1 Das Trinklied vom Jammer der Erde 7:34
2 Der Einsame im Herbst 11:11
3 Von der Jugend 2:42
4 Von der Schonheit 7:42
5 Der Trunkene im Fruhling 4:34
6 Der Abschied 34:58

ジェシー・ノーマン(ソプラノ)
ジョン・ヴィッカース(テノール)
ロンドン交響楽団

Recording: March 1981, London
P. 1982 Philips Classics Productions

CD51 ストラヴィンスキー
春の祭典
Part I: L'Adoration de la Terre
1 Introductin - Les Augures printaniers 3:26
2 Danses des adolescentes 3:25
3 Jeu du rapt 1:24
4 Rondes printanieres 4:06
5 Jeux des cites rivales 1:51
6 Cortege du sage 0:41
7 Le sage - Danse de la terre 1:35
Part II: Le Sacrifice
8 Introduction 4:32
9 Cercles mysterieux des adolescentes 3:21
10 Glorification de l’elue 1:32
11 Evocation des ancetres 0:42
12 Action rituelle des ancetres 3:32
13 Danse sacrale (l’elue) 4.47

ペトルーシュカ (1947年版)
Scene 1
14 The Shrovetide Fair - The conjuring trick 6:59
15 Russian dance 2:45
Scene 2
16 Petrushka's Room 4:17
Scene 3
17 The Moor's Room - Dance of the Ballerina 3:19
18 Waltz 3:19
Scene 4
19 The Shrovetide Fair (evening) 1:10
20 Dance of the wet-nurses 2:43
21 Dance of the peasant and the Bear 1:23
22 The merchant and the gipsies 1:09
23 Dance of the coachmen and the grooms 2:07
24 The masqueraders 1:30
25 The Scuffle 0:40
26 Daeth of Petrushka 0:45
27 The Police and the Charlatan 1:08
28 Appearance of Petrushka's ghost 0:47

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

Recording: November 1976(1-13), October 1977(14-28), Concertgebouw, Amsterdam
P. 1977, 1978 Philips Classics Productions

CD52 ストラヴィンスキー
火の鳥 (全曲版)
1 Introduction 2:47
Scene 1
2 Le Jardin enchante de Kachtchei 2:13
3 Apparition de l'Oiseau de feu, poursuivi par Ivan Tsarevitch 2:10
4 Danse de l'Oiseau de feu 1:23
5 Capture de l'Oiseau de feu par Ivan Tsarevitch 0:49
6 Supplications de l'Oiseau de feu 8:26
7 Jeu des princesses avec les pommes d'or (Scherzo) 2:24
8 Brusque apparition d'Ivan Tsarevitch 1:40
9 Khorovode (Ronde) des princesses 4:33
10 Lever du jour 1:28
11 Carillon Feerique, apparition des monstres-
gardiens de Kachtchei et capture d'Ivan Tsarevitch 4:50
12 Danse de la suite de Kachtchei, enchantee par l'Oiseau de feu 0:42
13 Danse infernale de tous les sujets de Kachtchei 4:26
14 Berceuse (L'Oiseau de feu) - Mort de Kachtchei 5:13
Scene 2
15 Disparition du palais et des sortileges de Kachtchei -
animation des chevaliers petrifies - allegresse generale

Orpheus
16 Scene 1 10:20
Lento sostenuto - Air de Danse (Andante con moto) -
Dance of the Angel of Death (L'istesso tempo) - Interlude (L'istesso tempo)
17 Scene 2 17:52
Pas des Furies (Agitato in piano) - Air de Danse (Orpheus) (Grave) -
Interlude (L'istesso tempo) - Air de Danse (concluded) (L'istesso tempo) -
Pas d'action (Andantino leggiadro) -
Pas de deux (Andante sostenuto) - Interlude (Moderato assai) - Pas d'action (Vivace)
18 Scene 3 3:16
Orpheus' apotheosis (Lento sostenuto)

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(1-15)
ロンドン交響楽団 (16-18)

Recording: January 1964(16-18), London / November 1978(1-15), Concertgebouw, Amsterdam
P. 1964, 1979 Philips Classics Productions

CD53 ストラヴィンスキー
3楽章の交響曲
1 I. Allegro 9:49
2 II. Andante - Interlude: Listesso tempo 6:07
3 III. Con moto 5:57

交響曲ハ長調
4 I. Moderato alla breve 10.37
5 II. Larghetto concertante 7.08
6 III. Allegretto 5.11
7 IV. Largo ?Tempo giusto, alla breve 7.25

バイエルン放送交響楽団

Recording: March 1985 Herkulessaal, Munchen
P. 1987 Philips Classics Productions

CD54 エルガー
創作主題による変奏曲, op.36 >>エニグマ<<
1 Theme: Andante 1:24
2 Variation I (L'istesso tempo) "C.A.E." 2:04
3 Variation II (Allegro) "H.D.S-P." 0:45
4 Variation III (Allegretto) "R.B.T." 1:28
5 Variation IV (Allegro di molto) "W.M.B." 0:30
6 Variation V (Moderato) "R.P.A." 2:18
7 Variation VI (Andantino) "Ysobel" 1:32
8 Variation VII (Presto) "Troyte" 0:58
9 Variation VIII (Allegretto) "W.N." 1:42
10 Variation IX (Adagio) "Nimrod" 3:48
11 Variation X (Intermezzo: Allegretto) "Dorabella" 2:37
12 Variation XI (Allegro di molto) "G.R.S." 0:59
13 Variation XII (Andante) "B.G.N." 2:55
14 Variation XIII (Romanza: Moderato) " * * * " 3:05
15 Variation XIV (Finale: Allegro Presto) "E.D.U." 5:13

ホルスト
組曲「惑星」op.32
16 Mars, the Bringer of War 6:52
17 Venus, the Bringer of Peace 8:03
18 Mercury, the Winged Messenger 4:10
19 Jupiter, the Bringer of Jollity 8:07
20 Saturn, the Bringer of Old Age 8:53
21 Uranus, the Magician 5:52
22 Neptune, the Mystic 6:46

ベルリン放送合唱団女性団員/DDR (22)
ロンドン交響楽団 (1-15)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(16-22)

Recording: 16-17 January 1965(1-15), Wembley Town Hall /
12-13 November 1988, Philharmonie, Berlin
P. 1965, 1989 Universal International Music BV


<LP>


DG(LP)


4797216
(2LP)
\4800
《マーラー:交響曲第5番, 亡き子をしのぶ歌》
 マーラー:1) 交響曲第5番嬰ハ短調, 2) 亡き子をしのぶ歌
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
 極限までに磨き上げられたカラヤンのマーラーが、アナログLP盤で限定復刻
 ベルリン・フィルの機能美を駆使してアンサンブルの美しさを比類なく追求した究極のマーラー演奏。その極限までに磨き上げられた演奏は、マーラー解釈の一端を指し示したものとして、いまなお燦然と輝きを保ち続けています。
 これぞ帝王カラヤンが目指したマーラー「美」といえましょう。「亡き子をしのぶ歌」も収録され、オリジナルLP盤と同じ収録曲で、アナログLP盤で限定復刻されました。
  【録音】1973年2月、ベルリン、イエス=キリスト教会(1), 1974年5月、ベルリン、フィルハーモニー(2)
  

4797219
(LP)
\3700
《R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』》
 R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』Op.40
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
ミシェル・シュヴァルベ(ヴァイオリン)
 カラヤンによるステレオ録音初の「英雄の生涯」が、アナログLP盤で限定復刻
 1959年、カラヤンが戦後初めてドイツ・グラモフォンに録音した記念すべき一枚であり、ステレオによる初録音となった「英雄の生涯」。数種あるカラヤンのR.シュトラウス「英雄の生涯」のなかでも名盤とされる録音で、颯爽とした推進力のある演奏です。ここからDGとカラヤン&ベルリン・フィルの黄金時代が始まったと言っても過言ではありません。
 この名盤が、アナログLP盤で限定復刻となります。
  【録音】1959年月、ベルリン、イエス=キリスト教会
 

4797220
(LP)
\3700
《メンデルスゾーン、ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲》
 1) メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64,
 2) ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26
アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン),
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ムター17歳の時のカラヤンとの録音が、アナログLP盤で限定復刻
 当時17歳のムターが初めて挑戦したロマン派ヴァイオリン協奏曲の名作2曲。どちらもたった2回のセッションで録音されました。
 カラヤン&ベルリン・フィルの厚みのある響きがムターのソロを盛り立て、スケールの大きな演奏を繰り広げています。この名盤が、アナログLP盤で限定復刻となります。
  【録音】1980年9月、ベルリン、フィルハーモニー 
 

4797152
(2LP)
\4800
《ユップ・ベヴィン 〜 Prehension》
 1) Ab Ovo, 2) Kawakaari, 3) The Gift, 4) Impermanence,
 5) A Heartfelt Silence, 6) Sonderling,
 7) Le souvenir des temps gracieux, 8) Pippa's Theme,
 9) The Man Who Carried The Wind, 10) Seelenkind,
 11) 432, 12) Hanging D, 13) A Heartfelt Silence 2,
 14) An Amalgamation Waltz 1839,
 15) Every Ending Is A New Beginning
ユップ・ベヴィン(ピアノ)
 オランダの詩的ポストクラシカル、DGデビュー

 私の音楽はとても感情的。
 私はこれを、複雑な感情のためのシンプルな音楽と呼んでいます。                              
  〜ユップ・ベヴィン

 2017年4月にドイツ・グラモフォンよりデビューしたオランダのコンポーザー/ピアニストのユップ・ベヴィン。彼は、新世代をリードするストリーミング・アーティストとして既にその地位を確立し、ネットでも大きな存在となりつつあります。
  (ユップはすでにSpotifyの「ピースフル・ピアノ」〈250万フォロワー〉など、世界のメジャーなプレイリストでその存在を確立) 

 自費リリースした初アルバム『ソリプシズム』は、2015年に発売して以来、Spotifyだけでも既に6,000万近くのストリーミングを達成。その中のリード・トラック2曲においては、1,600万と1,800万のストリーミングを達成している。その『ソリプシズム』に続くユップのセカンド・アルバムにしてドイツ・グラモフォン、デビュー盤となる『プリヘンション』。国内盤が発売される6月には来日も予定されています。
 また2017年2月から、ヨーロッパ・米国ツアーも開催中です。






<国内盤> 


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LIVE NOTES



WWCC-7836
\2000+税
山田一雄/マーラー:交響曲第4番
 モーツァルト:ディヴェルティメントニ長調K.136
 マーラー:交響曲第4番卜長調
 ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
山田一雄(指揮)
大倉由紀枝(S)
神奈川フィル
 ヤマカズのこんな録音があったのか!!
 1986年4月22日、神奈川フィルとの県立音楽堂でのライヴ。
 モーツァルト、得意のマーラー、鳴り止まぬ拍手にブラームスのアンコール。真に山田一雄。円熟期のライヴノーツ第2弾。




<映像>


EURO ARTS(映像)



20 56238
(DVD)
\3500
ヴァルトビューネ2007〜ラプソディーズ
 シャブリエ:狂詩曲《スペイン》
 ディーリアス:イギリス的狂詩曲《ブリッグの定期市》
 ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
 ドヴォルザーク:スラヴ狂詩曲第1番
 ドビュッシー:クラリネットと管弦楽のためのラプソディ第1番
 エネスク:ルーマニア狂詩曲第1番
 プロコフィエフ:《3つのオレンジへの恋》より抜粋
 パウル・リンケ:ベルリンの風
サー・サイモン・ラトル(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
スティーヴン・ハフ(ピアノ)
ヴェンツェル・フックス(クラリネット)
 ラトルによるプログラムの妙、2007年のヴァルトビューネ

 収録:2007年6月ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)/画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ、リージョンAll、105 分
 映像監督:ハンス・フルシャー

 ベルリン・フィルが毎年シーズンの最後に野外で行うヴァルトビューネ・コンサート。毎年6 月の最終日曜日に行われ、野外コンサートならではのリラックスした会場の雰囲気の中、至福の音楽を楽しめるコンサートです。
 ヴァルトビューネは、古代ギリシャの円形劇場をモデルに、1936 年のベルリン・オリンピックに合わせて造られた建造物の一つ。当初はディートリヒ・エッカートビューネという名称で、オリンピックでは器械体操などの競技が行われました。
 オープンエアのコンサートながら、聴衆により良い音を届けていることにも定評があり、ベルリン郊外の森に広がる開放的な場所で行われるコンサートは、ベルリンっ子だけではなく世界中から集まってきます。
 今回単売化されていなかった2007 年の映像がDVD で登場です。シンフォニック・ラプソディと題した狂詩曲の夜です。プログラムは、ラトルが偏愛するシャブリエの代表作《スペイン》でスタート。シャブリエがスペインに滞在した時に魅せられた印象を描いた曲です。ディーリアスのイギリス的狂詩曲≪ブリッグの定期市≫。
 この曲はイギリスの小さな町の伝承曲を基にしています。当時イギリス全土の民謡を採集して回っていたパーシー・グレインジャーが蓄音器で録音し、後に合唱曲として発表したものを、ディーリアスが気に入って管弦楽のために編曲した作品。
 そしてスティーヴン・ハフのピアノによるラフマニノフの≪パガニーニの主題による狂詩曲≫、ドビュッシーの秘曲「クラリネットと管弦楽のためのラプソディ第1番」をベルリン・フィルの首席奏者フックスがソロをつとめます。
 スペインからイギリス、そしてドヴォルザーク、ラフマニノフのスラヴ音楽で構成されたプログラムは、ラトルならではの洒落たセンスを感じさせます。






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LSO LIVE



LSO 3038
(1DVD+1Blu-Ray)
特別価格\3600→\3290
ラトル渾身のフランス・プログラム
 ラヴェル:クープランの墓
  〔プレリュード- フォルラーヌ- メヌエット- リゴドン〕
 アンリ・デュティユー:ヴァイオリン協奏曲「夢の樹」
 モーリス・ドラージュ:4つのインドの詩
 アンリ・デュティユー:メタボール
 ラヴェル:バレエ「ダフニスとクロエ」第2組曲
サー・サイモン・ラトル(指揮)
ロンドン交響楽団
レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)
ジュリア・ブロック(ソプラノ)
 ラトル&LSO、2016 年1月ライヴが映像で登場!ラトル渾身のフランス・プログラム

 収録:2016年1月13日、バービカン・ホール(ライヴ)/Audio 2.0 stereo、24bit 48kHzPCM、95’40
 〔映像監督:フランソワ=ルネ・マルタン、オーディオ・プロデューサー:ニコラス・パーカー、サウンド・エンジニアリング:クラシック・サウンド・リミテッド〕

 LSO Live から、映像商品の初登場!ラトル渾身のフランス・プログラム。LSO のパート間の響きの絶妙なバランスの巧さが存分に引き出されたライヴです。
  LSO Live では、2012 年から、バービカン・センターでの演奏会をライヴ収録してきていますが、このたび満を持しての映像商品初登場(ブルーレイディスクにボーナスとして映像が収録されていたものもありましたが、純粋な映像商品としては初)。DVD とブルーレイがセットになったかたちでの発売となります。映像監督はフランソワ=ルネ・マルタン。
 2017 年9 月から正式に音楽監督に就任するラトル。既にLSO Live からはシューマンの楽園とペリ(LSO 0782)がリリースされており、相性の良さと信頼度の高さは広く認められているところ。ラヴェル、デュティユーというフランス音楽の核を成す存在である作曲家の作品と、ラヴェルに師事したドラージュの作品も取り入れたフランス・プログラム、注目です、
 ラヴェルの「クープランの墓」のオーケストラ版は、とりわけオーボエに超絶技巧が要求されますが、首席奏者スタンキエーヴィチが完璧な演奏を披露。
 デュティユーの「夢の樹」はラジオ・フランスの委嘱を受けて、I. スターンとフランス国立管のために、1983-85 年にかけて作曲、1985 年に初演されました。木が枝や葉を伸ばしていくように、連続して増えていくプロセスを描いた作品を、名手カヴァコスとLSO が見事な集中力で展開。
 「メタボール」は、ドビュッシーを思わせる響きの変奏曲のかたちをとった作品。LSO の音響の混ざり合いの妙を楽しめます。
 ドラージュの「4 つのインドの詩」は、1912 年にソプラノと室内アンサンブル(フルート2、オーボエ、クラリネット2、弦楽四重奏)のために作曲されたもの。ドラージュはラヴェルに師事し、「俳諧」など、異国趣味の作品をのこしています。この「4 つのインドの詩」は、インド旅行の後に書かれ、インドの旋律とリズム形式を西洋の楽器で様々に再現する作品。ジュリアン・ブロックの歌唱も光る、貴重な新録音の登場です。
 そしてプログラムの掉尾を飾るのは、ラトルがこれまでに頻繁に取り上げている得意演目、ダフニスとクロエ第2 組曲。ラトルの緻密な指揮にLSO が一ミリの乱れもなく反応しています。


 ジュリア・ブロック(ソプラノ)
 アメリカ出身のソプラノ。オペラから歌曲、室内楽まで、また古典から現代まで、幅広いレパートリーをもち世界で活躍している。ピーター・セラーズはアーティスティック・パートナー。2016 年夏にはセラーズが新演出を手がけたサーリアホの「シモーヌの受難」に登場、絶賛された。このドラージュの「4 つのインドの詩」がLSO デビュー作。

 レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)
 澄んだ音と端正な演奏スタイルで、現代でも最高のヴァイオリニストの一人。アテネの音楽一家に生まれ、1985 年シベリウス国際コンクール、98 年パガニーニ国際コンクールで優勝。ゲヴァントハウス管、ロンドン響、クリーヴランド管といったオーケストラの常連ソリストとして活躍、幅広いレパートリーでリサイタルや室内楽にも力を入れ、CD も多くの賞を受賞している。

















4/20(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


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BIS



BIS SA 2163
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ネルソンス&ロイヤル・コンセルトヘボウ管との共演!
 オグリンチュクが奏でるR.シュトラウスの世界!

  R.シュトラウス(1864-1949):
   (1)オーボエ協奏曲 ニ長調 TrV 292
   (2)セレナード 変ホ長調 TrV106
   (3)ソナティナ第2番 変ホ長調
      「楽しい仕事場」 TrV291
アレクセイ・オグリンチュク
 (オーボエ;Marigaux 2001)
(1)アンドリス・ネルソンス(指揮)、
 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
(2)(3)ロイヤル・コンセルトヘボウ
 管弦楽団の管楽メンバー
 ネルソンスとの共演!!実力派オーボエ奏者オグリンチュクが奏でるR.シュトラウスの世界!

 録音:(1)2014年10月8、9&12日/アムステルダム・コンセルトヘボウ(ライヴ)、(2)(3)2016年7月/シンゲル教会、アムステルダム(セッション)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、74’12”

 SACD ハイブリッド盤。
 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席奏者アレクセイ・オグリンチュクがR. シュトラウス・アルバムをリリース。RCOとの共演で協奏曲はなんとネルソンス指揮というのも注目アルバムです。
 カップリングにはセレナード 変ホ長調とソナティナ第2 番「楽しい仕事場」を収録しました。1945 年の第二次世界大戦終戦をカルミッシュで迎えたR. シュトラウス。このオーボエ協奏曲は同年の10 月8 日にスイスへ移住し、翌1946 年にかけてチューリヒ近郊のバーデンに滞在した時期にスイスの美しい風光に憩いつつ書かれた晩年の傑作です。オーボエの幻想曲ともいうべききわめて自由な第1 楽章、いかにもオーボエらしいカンタービレである第2 楽章、勢いよく機智にあふれた第3 楽章で構成されております。本作もオグリンチュクの美音を堪能することができます。
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BIS SA 2168
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
イブラギモヴァ率いるキアロスクーロ四重奏団による
 ハイドンの6つの弦楽四重奏曲 Op.20の第2弾!

  ハイドン(1732-1809):
   ①弦楽四重奏曲第34番 ニ長調 Op.20-4 Hob.Ⅲ34
   ②弦楽四重奏曲第35番 ヘ短調「レチタティーヴォ」 Op.20-5 Hob.Ⅲ35
   ③弦楽四重奏曲第36番 イ長調 Op.20-6 Hob.Ⅲ36
キアロスクーロ四重奏団
 【アリーナ・イブラギモヴァ
   (1stヴァイオリン)、
  パブロ・エルナン・ベネディ
   (2nd ヴァイオリン)、
  エミリー・ヘルンルンド(ヴィオラ)、
  クレア・ティリオン(チェロ)】
 イブラギモヴァ率いるキアロスクーロ四重奏団によるハイドンの6つの弦楽四重奏曲 Op.20の第2弾!

 セッション録音:2015年12月/センデザール(ブレーメン)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、75’08”

 SACD ハイブリッド盤。
 今をときめくヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァ率いるキアロスクーロ四重奏団。2016 年4 月、団としての初来日は大成功をおさめました。
 BIS 初登場となった前作(BIS SA 2158 / KKC 5677)に続くハイドン第2 弾です。古典派と初期ロマン派のレパートリーを演奏する当団は仏ApartE レーベルよりベートーヴェン、モーツァルト、シューベルト、メンデルスゾーンのディスクをリリースし、いずれも好評をしております。
 前作に続くハイドンの6 つの弦楽四重奏曲 Op.20。当ディスクには第4 〜 6 曲(弦楽四重奏曲第34 〜 36 番)が収録されました。第34 番の第1楽章は三拍子楽想による入念なソナタ形式、第2 楽章は素朴な変奏曲、第3 楽章はジプシー風のシンコペーションでいろどられたメヌエット、第4 楽章はハンガリー風のリズム的活気に満ちたソナタ形式の作品です。第35 番はロマンティックな情調のために同曲集の中でも最も名高い作品。特に第1 楽章の第1 主題は〈ハイドンのシュトゥルム・ウント・ドランク期〉の代表的な例と言えます。第3 楽章はシチリア舞曲の曲想をもち、第4 楽章はフーガによるフィナーレの第1 曲で、二主題フーガを展開します。最後の第36 番、第2 楽章はニ主題による自由な変奏で、幻想的な性格が強い作品です。
 キアロスクーロ四重奏団のキリっとしまった演奏はハイドン向き。美術用語で、コントラストを印象づける明暗法そして陰影法を意味する"Chiaroscuro(キアロスクーロ)" らしい陰影に富んだ演奏と言えましょう。





BIS 初登場となった前作
もちろん大ベストセラー

BIS SA 2158
(SACD HYBRID)
\2700
イブラギモヴァ率いる
 キアロスクーロ四重奏団がハイドンに挑む!

  ハイドン(1732-1809):
   (1)弦楽四重奏曲第31番 変ホ長調 Op.20-1
   (2)弦楽四重奏曲第32番 ハ長調 Op.20-2
   (3)弦楽四重奏曲第33番 ト短調 Op.20-3
キアロスクーロ四重奏団
 【アリーナ・イブラギモヴァ
   (1stヴァイオリン)、
  パブロ・エルナン・ベネディ
   (2nd ヴァイオリン)、
  エミリー・ヘルンルンド
   (ヴィオラ)、
  クレア・ティリオン(チェロ)】
 
 今回収録されたのは6 つの弦楽四重奏曲 Op.20 より第1 〜 3 曲(弦楽四重奏曲第31 〜 33 番)です。

 全体を通し活気を保つ第31 番変ホ長調。
 第1 楽章のソナタ形式は均衡を保ち楽想の配分も巧みです。フィナーレはソナタ形式によっており、ほとんど一貫して強奏されております。

 第32 番ハ長調。
 第1 楽章はモデラートのテンポによるソナタ形式で、第1 主題の構造は堅固で構築的です。第2 楽章はカプリッチョと注記されて、二部分から構造上の自由さがあります。第4 楽章は、「四主題フーガ」でコーダに入るまでは一貫してソット・ヴォーチェで演奏されています。

 第33 番ト短調。
 第1 楽章のソナタ形式は堅固に構築され、第1 主題が支配的です。展開部でも各フレーズが第1 主題によって開始されます。ハイドンの旋律的パラフレーズがあらわれる作品です。

 キアロスクーロ四重奏団のキリっとしまった演奏はハイドン向き。
 美術用語で、コントラストを印象づける明暗法そして陰影法を意味する“Chiaroscuro(キアロスクーロ)” らしい陰影に富んだ演奏と言えましょう。

 セッション録音:2014年2月/センデザール(ブレーメン)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、74’34”

 SACD ハイブリッド盤。





APARTEからリリースされていた旧譜
キアロスクーロ四重奏団の3アイテム
どんどん廃盤になっていくのでしょう・・・お早めに



 ずっと封を開けてなかった新譜・・・こんなCD買ったっけ・・・見たところカワイコちゃんが3人写ってるからジャケ買いしたのかな・・・
 あ、いや、ちがう、演奏がキアロスクーロ・カルテット・・・。これ、あのイブラギモヴァ率いる新進気鋭の弦楽四重奏団!忘れてた!
 かけたら、おっとまるで古楽器のようなとんがった演奏!
 あ、いや、ちがう、ほんとに古楽器なんだ(ガット弦とバロック弓使用)・・・・じゃあ、イブラギノヴァ、ここでは古楽器弾いてるの?
 ひえー。イブラギモヴァってほんとに多才。おそれいりました。

 てなこと言ってる間にAP022は完全廃盤。中古では1万円を軽く超えていた・・・


Mozart & Schubert: String Quartets
APARTE
AP 022
廃盤!!
キアロスクーロ・カルテット第1弾
 (1)モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番 ハ長調「不協和音」K 465
 (2)シューベルト:弦楽四重奏曲第13番 イ短調「ロザムンデ」D 804 op.29
キアロスクーロ・カルテット
 (1stVn:アリーナ・イブラギモヴァ、
  2ndVn:パブロ・エルナン・ベネディ、
  Va:エミリー・ヘルンルンド、
  Vc:クレア・ティリオン)
今注目のヴァイオリニスト、イブラギモヴァ率いる新進気鋭の弦楽四重奏団「キアロスクーロ・カルテット」による四重奏!

録音:2010 年12 月

2005 年にイギリスのロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックの卒業生で結成された古楽演奏団体、キアロスクーロ・カルテット。1750 年から1830 年までの時代を中心とした曲をレパートリーとし、現在はヨーロッパを中心に幅広い活動を展開しています。若手演奏家らしい、活気あふれる卓越したアンサンブルがこの団体の魅力。1stVn を担当するイブラギモヴァはソリストとしても活動し、今注目される若手ヴァイオリニストの一人です。
本年に来日を予定しており、今後ますますの活躍が期待されます!
リブレットに掲載されたインタビューの中で、彼らは今回の選曲について次のように述べています。
「『不協和音』は欠かせない傑作であると同時に、私たちがコンサートで最初に演奏した曲でもあります。『ロザムンデ』も非常に重要な作品であり、モーツァルトの数々の弦楽作品とつながるものがあります。モーツァルトとシューベルトは多くの共通点で結ばれており、私たちは必然的に、この2 つの作品を連続して録音することにしたのです」

APARTE
AP 051
\2600
キアロスクーロ・カルテット第2弾
 ベートーヴェン:
  弦楽四重奏曲代第11番 ヘ短調 op.95「セリオーソ」
 モーツァルト:
  アダージョとフーガ ハ短調 KV 546
  弦楽四重奏曲第16番 変ホ長調 KV 428
キアロスクーロ・カルテット
 (1stVn:アリーナ・イブラギモヴァ、
  2ndVn:パブロ・エルナン・ベネディ、
  Va:エミリー・ヘルンルンド、
  Vc:クレア・ティリオン)
 イブラギモヴァ率いるキアロスクーロ・カルテット待望の新録音登場!気魄十分の「セリオーソ」

 録音:2012 年5 月7-9 日(ベートーヴェン)、10 月4-6 日(モーツァルト)/ポール・ロワイヤル・デ・シャン/57’25

 今をときめくイブラギモヴァが第1ヴァイオリンを務める、2005 年結成のキアロスクーロ・カルテット待望の第2 弾の登場。キアロスクーロ・カルテットは、2009 年からポール・ロワイヤル・デ・シャンのレジデント・アーティストとして、モーツァルトの弦楽四重奏全曲演奏プロジェクトを手掛け、また、ウィグモアホールなどにも登場するなど、充実の活動を見せています。2011 年にリリースしたデビューCD(AP 022 /モーツァルトの「不協和音」とシューベルトの「ロザムンデ」のカップリング)も話題となりましたが、今回は、ベートーヴェンの大曲「セリオーソ」と、デビューCD と同様モーツァルトを収録。
 「セリオーソ」は圧倒の集中で、冒頭から気魄十分。一切の飾りを排した語り口のアンサンブルで、これが却って作品自体の世界をこれ以上ないかたちで提示してくれているよう。ピリオド・アプローチにもさらに磨きがかかっており、ノン・ヴィブラートのゾクっとするような美しい音色が、作品自体のもつ凄味を十二分に引き出します。終楽章も壮絶の極みです。モーツァルトは和音の着地が非常に柔らかでエレガントな雰囲気。変幻自在のカルテットの魅力を堪能できる1 枚です。
APARTE
AP 092
\2600
イブラギモヴァ率いるキアーロスクーロ弦楽四重奏団、
 第3弾はモーツァルト&メンデルスゾーン!

  モーツァルト:弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 KV 421
  メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番 イ短調 op.13
キアーロスクーロ弦楽四重奏団
 〔アリーナ・イブラギモヴァ(1st Vn)、
  パブロ・エルナン・ベネディ(2ndVn)、
  エミリー・ヘルンルンド(Vla)、
  クレア・ティリオン(Vc)〕
 イブラギモヴァ率いるキアーロスクーロ弦楽四重奏団、第3弾はモーツァルト&メンデルスゾーン!

 録音:2014 年3、10 月/ポール=ロワイヤル・デ・シャン

 イブラギモヴァ率いるキアーロスクーロ弦楽四重奏団の第3 弾。第1 弾、第2 弾につづき、今回もモーツァルトを含んだかたちのプログラムです。
 レコーディングの場所でもあるポール=ロワイヤル・デ・シャンでは、モーツァルトの弦楽四重奏のシリーズを展開しています。
 ここに収録されているハイドン・セットの中で唯一の短調である15 番は、素朴でエレガントな表情が印象的。
 一転メンデルスゾーンが18 歳のときに書いた弦楽四重奏第2 番では、切迫した緊張感に満ちています。二人の天才の作品を、2005 年の結成から10 年を迎え、4 人の音楽づくりもますます息がそろってきたキアーロスクーロの自然で素直な感性で味わうことのできる1 枚です。

 


BIS SA 2261
(SACD HYBRID)
\2700
「16の日の出」も収録。ジョン・ピッカードの作品集
 ジョン・ピッカード(1963-):
  (1)交響曲第5番(2014)(31’56”)
  (2)16の日の出(2013)(14’38”)
  (3)協奏的変奏曲〜
   木管五重奏、ティンパニと弦楽のための(2011)
    (12’59”)
  (4)トッカータ(モンテヴェルディ)(1998)(2’06”)
マーティン・ブラビンス(指揮)
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
 名フィルの委嘱作品「16の日の出」も収録。ジョン・ピッカードの作品集

 録音:2016年6月/カーディフ、ホディノット・ホール(ウェールズ)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、62’49”

 SACD ハイブリッド盤。
 21 世紀を代表する作曲家になるだろうと熱い期待を寄せられるジョン・ピッカード。当ディスクには交響曲第5 番を主軸に4篇が収録されました。
 注目は2013 年作曲の「16 の日の出」です。当作は名古屋フィルハーモニー交響楽団の委嘱で、名フィルの常任指揮者に任命されたマーティン・ブラビンス(ブラビンズ)が2014 年5 月30 日名古屋で世界初演した作品です。
 ゆるぎない構成力と高いテンションが特徴のピッカードならではの世界が広がります。



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ミュンヘン・フィル・自主制作レーベル(ワーナー)


9305211237
\2900→\2690
チェリビダッケ(指揮)&ミュンヘン・フィル
 シューベルト:交響曲第8番ロ短調D.795「未完成」
 ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」
チェリビダッケ(指揮)
ミュンヘン・フィル
録音:1988年9月30日、ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニーでのライヴ(未完成),
1985年6月16日、ミュンヘン、ヘルクレスザールでのライヴ(新世界より)

 チェリとミュンヘン・フィルの録音が自主製作盤として登場することに。
 無事発売されますように!



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ALTO


ALC 1336
\1200
オルフ(1895-1982):カンタータ「カルミナ・ブラーナ」 ペネロピ・ウォームズリー=クラーク(ソプラノ)
ジョン・グレアム=フォール(テノール)
ドナルド・マクスウェル(バリトン)
ロンドン交響合唱団&交響楽団
リチャード・ヒコックス(指揮)
録音:1986年10月、アビー・ロード・スタジオ、ロンドン、イギリス
原盤、ライセンサー:LSO Live 前出:Regis, RRC 1136
 

ALC 1341
\1200
シュニトケ(1934-1998):
  合奏協奏曲第1番
   (2つのヴァイオリン、チェンバロ、プリペアードピアノと弦楽のための;1977)(*)
  合奏協奏曲第2番(ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための;1982)(+)

タチアナ・グリンジェンコ、
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン(*))
モスクワ・フィルハーモニー・ソロイスツ・アンサンブル(*)
ユーリ・バシュメット(指揮(*))
オレグ・カガン(ヴァイオリン(+))
ナターリア・グートマン(チェロ(+))
ソヴィエト国立文化省交響楽団(+)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮(+))

録音:1988年5月30日、レニングラード・フィルハーモニー大ホール、レニングラード、ロシア、ソヴィエト(*)
    1986年、モスクワ、ロシア、ソヴィエト(+)
原盤:Melodiya
 

ALC 1343
\1200
チャイコフスキー(1840-1893):
  ピアノ・ソナタ ト長調 Op.37「大ソナタ」
  子供のアルバム Op.39
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)
録音:1987年 原盤:Melodiya ライセンサー:CDK Music 前出:Regis, RRC 1143
  

ALC 1344
\1200
ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  交響曲第1番ヘ短調 Op.10
  交響曲第3番変ホ長調「メーデー」Op.20(*)
ユルロフ・ロシア合唱団(*)
ソヴィエト国立文化省交響楽団
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
録音:1983年 原盤:Melodiya ライセンサー:CDK Music
  

ALC 1346
\1200
R・シュトラウス(1864-1949):アルプス交響曲(*)
マーラー(1860-1911):交響曲第10番 から アダージョ(+)
ユーロピアン・ユニオン・ユース管弦楽団
 (ユーロピアン・コミュニティ・ユース管弦楽団)
ジェイムズ・ジャッド(指揮)
録音:1979年、1980年 原盤:Nuova Era ライセンサー:Membran
前出:Regis, RRC 1055(*), RRC 2033(+)
 

ALC 1349
\1200
オックスフォードのイーヴンソング(晩祷)
 パリー、ワトソン、ローズ、ウーズリー、スタイナー、ハリス、ハワード、ウォルトン、
  レイトン、他:
  オルガンのためのコラール前奏曲、アンセム、讃歌、応唱、マニフィカト、
  ヌンク・ディミティス、日課、信条告白、感謝の祈り
オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊
クライヴ・ドリスキル=スミス(オルガン)
スティーヴン・ダーリントン(指揮)

録音:2002年4月、クライスト・チャーチ・チャペル、オックスフォード、イギリス
原盤、前出:Griffin, GCCD 4035

英国国教会の晩祷(夕べの祈り)のための音楽を、儀式の流れそのままに収録したアルバム。

 

ALC 1351
\1200
ズデニェク・フィビヒ(1850-1900):ピアノ作品集
  「気分、印象、思い出」第1巻−第4巻 Op.41, 44, 47, 57 から
    第358, 20, 24, 35, 67, 127, 139, 183, 21, 25, 19, 103, 81, 87, 94, 281, 282,
     355, 368番
  絵画練習曲集 Op.56(5曲)

ラドゥスラフ・クヴァピル(ピアノ)

録音:1993年10月4日、ルドルフィヌム・スタジオ、プラハ、チェコ
原盤、初出:Unicorn-Kanchana, DKP(CD) 9149 ライセンサー:AMAT (Prague)
前出:Regis, RRC 1221
  

ALN 1961
\1200
ベリー・ベスト グラスゴー・オーフィアス合唱団
  Belmont - Hymn (By Cool Siloam's Shady Rill)
  Peat-fire Smooring Prayer (from "Songs of the Hebrides") / Ae Fond Kiss
  Bonnie Dundee / Orlington (Psalm Tune) / Scots Wha Hae wi' Wallace Bled
  An Eriskay Love Lilt (from "Songs of the Hebrides") / Ca' the Yowes
  The Dashing White Sergeant / Crimond (Scottish Psalm Tune)
  Hark, Hark The Echo Falling / The Blue Bird / Gretna Green
  Ellan Vannin (Dear Isle Of Man) / All In The April Evening
  Jesu, Joy Of Man's Desiring / The Cloud Capp'd Towers
  The Faery Song (Boughton; MacLeod)
  Far Away (Londonderry Air) (Trad. arr. Joze; Sigerson)
  The Old Woman (Roberton; Campbell) / Go Lovely Rose (Thoman; Waller)
  O Can Ye Sew Cushions? (Lullaby) (Trad. arr. Bantock)
  Iona Boat Song (Trad. arr. Roberton)
  Mice And Men (Set To The Psalm Tune "Desert") (Trad. arr. Roberton)
  Stracathro (Old Scottish Psalm tune) (Hutcheson arr. Roberton)
  Kedron (Roberton) / All Through The Night (Trad. arr. Roberton)
グラスゴー・オーフィアス合唱団
ヒュー・ロバートソン(指揮)
録音:データ記載なし、AAD 原盤:EMI




GRAND SLAM



GS 2164
\2500
ワルターのワーグナー管弦楽曲集、
 オープンリール・テープ復刻!

  ワーグナー:
   (1)楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
    第1幕前奏曲
   (2)2舞台神聖祝典劇「パルジファル」第1幕前奏曲
   (3)舞台神聖祝典劇「パルジファル」より聖金曜日の音楽
   (4)歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
   (5)歌劇「ローエングリン」第1幕前奏曲
   (6)歌劇「タンホイザー」序曲とヴェヌスベルクの音楽
ブルーノ・ワルター(指揮)
コロンビア交響楽団
(6)オクシデンタル大学コンサート合唱団
 (合唱指揮:ハワード・スワン)
 ワルターのワーグナー管弦楽曲集、2 トラック、38 センチ、オープンリール・テープ復刻!

 セッション録音:(1)1959年12月4日、(2)(3)1959年2月25日、(4)1959年2月20日、(5)1959年2月27日、(6)1961年3月24、27日/アメリカン・リージョン・ホール(ハリウッド)
 使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)/ステレオ

 ■制作者より
 ワルターの指揮したワーグナーのオペラは、SP 時代の「ワルキューレ」第1 幕全曲をのぞけば、ほとんどまとまって残されません。そのため、ワルターにとってワーグナーは若干遠い作曲家のように認識されていますが、実はワルターは特に若い頃、この作曲家に傾倒しており、実質的な“ワーグナー指揮者” と言っても過言ではありません。最晩年のステレオ録音も管弦楽曲のみを収録するにとどまりましたが、この2 トラック、38 センチのオープンリール・テープ復刻により、思っていた以上にスケールと起伏の大きい、なおかつワルターらしい情感に溢れたワーグナーが実感していただけると思います。なお、解説書には歌詞対訳は付いておりませんので、ご了承下さい。(平林 直哉)




キング・インターナショナル


N 響85 周年記念シリーズ新マスタリング&UHQCD 発売

 NHK 交響楽団創立85 周年を祝って2011 年から12 にかけて全31 タイトルが発売されました。さらに3 タイトルのピアノ協奏曲も追加され、全34タイトルは高い評価をいただきました。
 多くが在庫切れとなっておりましたが、このたびマスタリングをやり直し、第1 に聴きやすい音質を徹底して目指しました。
 さらに話題のUHQCD でのリリース、ますますNHK 交響楽団の凄さ、共演ソリストの神業をご堪能できます。

 UHQCDとは
  マスターの音質を極限まで再現するUHQCD(Ultimate Hi Quality CD)。
  新製法の微細ピット転写技術と反射膜に特殊合金を採用することで、従来の高音質ディスクよりさらにマスターに忠実な音を再現した究極のCD をお届けします。
   *全てのCD プレイヤーでお楽しみいただけます。


KKC 2017/9
(3CD)
\4300
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
 Dics1
  (1)ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15
  (2)第2番変ロ長調Op.19
 Disc 2
  (3)第3番ハ短調Op.37
  (4)第4番ト長調Op.58
 Disc 3
  (5)第5番変ホ長調Op.73「皇帝」
ウィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
森正(指揮)
NHK交響楽団
 [録音:1970年4月7日(1‐3番)、9日(4、5番)/東京文化会館(ライヴ)]/STEREO、日本語帯・解説付
 ★2011年12月発売。レコード芸術誌推薦。
 


KKC 2001/2
(2CD)
\3000
ベートーヴェン、チャイコフスキー:ピアノ協奏曲
 Dics1
  (1)ベートーヴェン:
   ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73《皇帝》
  (2)ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ ホ長調K.380 (L.23)
 Disc 2
  (1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
  (2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
Dics1
 ワルター・ギーゼキング(ピアノ)
 クルト・ウェス(指揮)
 NHK交響楽団
Dics2
 エミール・ギレリス(ピアノ)
 ウィルヘルム・ロイブナー(指揮)
 NHK 交響楽団
 Dics1[録音:1953年3月21日 日比谷公会堂]、Dics2[録音:1957年10月12日/共立講堂]/MONO、日本語帯・解説付
 ★2011年10月発売。レコード芸術誌推薦。
 


KKC 2005/6
(2CD)
\3000
ラヴェル、リスト、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲
 Disc1
  (1)ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
  (2)リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調S.124
 Disc2
  (1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15
  (2)同:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
Disc1
 アルトゥーロ・ベネデッティ=
  ミケランジェリ(ピアノ)
 アレクサンダー・ルンプフ(指揮)
 NHK 交響楽団
Disc2
 フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
 ヴォルフガング・サヴァリッシュ
 ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)
 NHK 交響楽団
 Disc1[録音:1965年4月3日、5月31日/東京文化会館]、Disc2[録音:1967年2月22日、1969年5月2日/東京文化会館]/STEREO、日本語帯・解説付
 ★2011年10月発売。レコード芸術誌推薦。
 


KKC 2009/10
(2CD)
\3000
ブルックナー:交響曲第2番、第4番
 Disc1
  ブルックナー:交響曲第2番ハ短調(ノヴァーク版)
 Disc2
  ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調《ロマンティック》
   (ノヴァーク版)
オトマール・スウィトナー(指揮)
NHK 交響楽団
 [録音:1971年12月6日 東京文化会館(Disc1)、1980年11月27日/NHKホール]/STEREO、日本語帯・解説付
 ★2011年10月発売。レコード芸術誌推薦。
 


KKC 2020/1
(2CD)
\3000
モーツァルト:ピアノ協奏曲、他
 Dics1
  (1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K482
  (2)同第27番変ロ長調 K595
 Disc2
  (3)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
  (4)スクリャービン:
   練習曲変ロ短調Op.8の11/同嬰ニ短調Op.8の12
  (5)ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調Op.3の2
  (6)ベートーヴェン(ルビンシテイン編):トルコ行進曲
Dics1
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 ルドルフ・バルシャイ(指揮)
 NHK交響楽団
Disc2
 ラーザリ・ベルマン(ピアノ)
 岩城宏之(指揮)
 NHK交響楽団
 Dics1[録音:1970年9月15日 東京文化会館(ライヴ)]、Disc2[録音:1977年10月6日/NHKホール(ライヴ)]/STEREO、日本語帯・解説付
 ★2011年12月発売。レコード芸術誌準特選。
 


KKC 2035/6
(2CD)
\3000
マーラー:交響曲第4番、第5番
 マーラー:
  Disc1
   交響曲第4番ト長調
  Disc2
   交響曲第5番嬰ハ短調
中嶋彰子(ソプラノ)
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)
NHK 交響楽団
 [録音:2001年4月28日(Disc1)、85年12月5日(Disc2) NHKホール(ライヴ)]/STEREO、日本語帯・解説付
 ★2011年12月発売。
 


KKC 2039/40
(2CD)
\3000
ベートーヴェン:交響曲、レオノーレ序曲
 ベートーヴェン:
  Disc1
   (1)交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
   (2)同第7番イ長調Op.92
  Disc2
   (1)レオノーレ序曲第2 番Op.72a
   (2)交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
フェルディナント・ライトナー(指揮)
NHK交響楽団
 Disc1[録音:1983年7月8日(1)、81年3月14日(2)/NHKホール(ライヴ)]、Disc2[録音:1981年3月18日(1)、86年5月7日(2)/NHKホール]/STEREO、日本語帯・解説付
 ★2011年12月発売。
 


KKC 2041/2
(2CD)
\3000
ヘンデル、モーツァルト、モーツァルト
 Disc1
  (1)ヘンデル:「王宮の花火の音楽」序曲
  (2)モーツァルト:
   セレナード第9番ニ長調K.320「ポストホルン」
  (3)ベートーヴェン:レオノーレ序曲第3番Op.72b
 Disc2
  (1)ヘンデル:オルガン協奏曲第1番
  (2)モーツァルト:
   セレナード第7番ニ長調K.250「ハフナー」
リオネル・ロッグ(オルガン)
ギュンター・ヴァント(指揮)
NHK 交響楽団
 Disc1[録音:1982年4月7日(1)、1979年11月9日(2)/NHKホール]、Disc2[録音:1979年11月9日(1)、1983年12月2日(2)/NHKホール]/STEREO、日本語帯・解説付
 ★2011年12月発売。レコード芸術誌準特選。
 


KKC 2047/48
(2CD)
\3000
モーツァルト:ピアノ協奏曲
 モーツァルト:
  CD1
   (1)ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
   (2)ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491
  CD2
   (1)ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
   (2)ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595
ワルター・クリーン(ピアノ)
ホルスト・シュタイン(20、24、23番)
若杉弘(27番)(指揮)
NHK交響楽団
 [録音:1980年2月9日/東京文化会館(20番)、83年3月2日(24番)、77年12月9日(23番)、89年12月1日(27番)/NHKホール]/STEREO、日本語帯・解説付
 ★2012年4月発売。
 


KKC 2049/50
(2CD)
\3000
ドヴォルザーク:交響曲、他
 CD1
  (1)ドヴォルザーク:
   交響曲第9番ホ短調Op.95《 新世界より》
  (2)リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲Op.34
  (3)エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番イ長調Op.11の1
 CD2
  (1)チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36
  (2)アルヴェーン:
   スウェーデン狂詩曲第1番Op.19《 夏至の徹夜祭》
  (3)ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第1番ハ長調Op.46
コンスタンティン・シルヴェストリ(指揮)
NHK 交響楽団
 [録音:1964年4月5日(Disc1(1)(2))、3月21日(Disc1(3))、5月2日(Disc2) /東京文化会館]/STEREO、日本語帯・解説付
 ★2012年4月発売。
 


KKC 2079/80
(2CD)
\3000
メンデルスゾーン、ドヴォルザーク、ブラームス
 (1)メンデルスゾーン:
   交響曲第4番イ長調「イタリア」Op.90
 (2)ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調Op.88
 (3)ブラームス:大学祝典序曲Op.80
 (4)同:交響曲第4番ホ短調Op.98
アンドレ・プレヴィン(指揮)
NHK 交響楽団
 [録音:1995年10月25日、12月9日/NHKホール]/STEREO、日本語帯・解説付
 ★2013年11月発売。レコード芸術誌推薦。
 


KKC 2043
\2500
カバレフスキー、チャイコフスキー、リスト
 (1)カバレフスキー:歌劇「コラ・ブルニヨン」序曲
 (2)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
 (3)リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調
ジョルジュ・シフラ(ピアノ)(1)(3)
岩城宏之(指揮)
NHK交響楽団
 [録音:1964年5月9日/日比谷公会堂]/STEREO、日本語帯・解説付
 ★2013年11月発売。レコード芸術誌準特選。
 


KKC 2045
\2500
ハイドン、ドヴォルザーク、バッハ:チェロ 協奏曲、組曲
 (1)ハイドン:チェロ 協奏曲第1番ハ長調Hob.VIIb-1
 (2)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104
 (3)バッハ:
  無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV1011〜サラバンド
ミッシャ・マイスキー(チェロ)
フェルディナント・ライトナー(1)
オットマール・スウィトナー(2)(指揮)
NHK 交響楽団
 [録音:1986年5月14日(1)、88年3月16日(2)(3)/NHKホール]/STEREO、日本語帯・解説付
 ★2012年12月発売。
 


KKC 2086
\2500
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲/ショパン:ノクターン
 (1)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
 (2)ショパン:ノクターン第5番嬰ヘ長調Op.15 の2
ホルヘ・ボレット(ピアノ)
デーヴィッド・アサートン(指揮)
NHK交響楽団
 [録音:1988年11月9日/NHKホール(ライヴ)】/STEREO、日本語帯・解説付
 ★2014年3月発売。レコード芸術誌準特選。


<メジャー・レーベル>
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DG



4797337
(3CD)
\4800→\4490
《ネゼ=セガン&ヨーロッパ室内管/メンデルスゾーン交響曲全集》
 メンデルスゾーン:
  ①交響曲第1番ハ短調作品11
  ②交響曲第2番変ロ長調作品52《讃歌》
  ③交響曲第3番イ短調作品56《スコットランド》
  ④交響曲第4番イ長調作品90《イタリア》
  ⑤交響曲第5番ニ短調作品107《宗教改革》
ヨーロッパ室内管弦楽団
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン
RIAS室内合唱団(②)、
レグラ・ミューレマン(ソプラノ②)、
カリーナ・ゴーヴァン(ソプラノ②)、
ダニエル・ベーレ(テノール②)
 新時代の天才指揮者、ネゼ=セガンによる煌めきに満ちたメンデルスゾーン。
 ホグウッド新校訂版による交響曲第5番《宗教改革》を含む最新交響曲全集。

 ルターの宗教改革から500年記念。交響曲第5番《宗教改革》のホグウッド校訂による新版による録音(メジャー初録音)を含む交響曲全集。
 2016年2月のメンデルスゾーン音楽祭におけるライヴ録音。
 録音会場はパリ管の新本拠地、フィルハーモニー・ド・パリ

  【録音】2016年2月、フィルハーモニー・ド・パリ(ライヴ)
 

4796523
\2300
《アヴィタル・ミーツ・アヴィタル》
 ① Zamzama / ② Lonely Girl / ③ Ana Maghrebi / ④ Avi’s Song /
 ⑤ Ballad For Eli / ⑥ Prelude / ⑦ Maroc / ⑧ Hijazain /
 ⑨ The Source And The Sea (Balada Al Maayan Ve’Yam)
アヴィ・アヴィタル、
オマー・アヴィタル、他
 アヴィ・アヴィタル初のクロスオーバー・アルバム
 アヴィ・アヴィタルがオマー・アヴィタルに出会って誕生した、初のクロスオーバー・アルバムです。
 アヴィ・アヴィタルとジャズ・ベーシストのオマー・アヴィタルは名前が同じだけでなく、様々な共通点があります。二人はエルサレムの同じ音楽アカデミーに通い、オマーはジャズを、アヴィは伝統的なクラシックを学びました。そして共にイスラエルでモロッコ人の両親のもとで生まれ育ち、内面に相反するものを抱えて成長し、長い間イスラエルという母国と西側の音楽文化とに関わる日々を過ごしました。
 アヴィはクラシック音楽で、そしてオマーはジャズで。二人が協力して世界の音楽サウンドを開拓したこのアルバムは、モロッコと北アフリカの音楽、クラシックと民族の伝統音楽、イスラエルのハーモニー、そして地中海のリズムの影響を受け、様々な音楽のバックグラウンド、文化遺産が感じられます。クラシックの室内楽がジャズの生のエネルギーと出会い、音楽のるつぼともいうべきものが創造されています。
 最後のトラック以外すべてオマー・アヴィタルとアヴィ・アヴィタルによる作曲・編曲。
 


4797348
(14CD)
\9500
《グンドゥラ・ヤノヴィッツ—ア・ヴォイス・オブ・シルヴァー・アンド・ゴールド》
 モーツァルト:
  歌曲K.272、K.374、K.578、K.42-4、K.583、K.528、K.369、
  《イドメネオ》から1曲、《コジ・ファン・トゥッテ》から7曲、
 テレマン:《イーノ》から8曲、
 ヘンデル:《メサイア》から4曲、
 J.S.バッハ:《クリスマス・オラトリオ》から3曲、
 ベートーヴェン:《エグモント》から2曲、《ミサ曲ハ長調》、
 ブラームス:《ドイツ・レクイエム》から第5曲、
 ウェーバー:《魔弾の射手》から2曲(各2録音)、《オベロン》から2曲、
 ワーグナー:
  《タンホイザー》から2曲、《ローエングリン》から2曲、
  《リエンツィ》から1曲、《パルジファル》から1曲、
 ロルツィング:《刀鍛冶》から2曲、
 J.シュトラウス2世:《こうもり》から第9曲と第10曲、
 R.シュトラウス:《カプリッチョ》から5曲、《4つの最後の歌》(2録音)、
 オルフ:《カルミナ・ブラーナ》から2曲、
 モーツァルト:
  《フィガロの結婚》から4曲、《ミサ・ソレムニス》から4曲(〈サンクトゥス〉は2録音)、
 メンデルスゾーン:《聖パウロ》から第7曲と第27曲、
 ブラームス:《ドイツ・レクイエム》から第5曲、
 ハイドン:《四季》から6曲、《天地創造》から9曲、
 グルック:《オルフェオとエウリディーチェ》から3曲、
 ベートーヴェン:《フィデリオ》から5曲、
 ワーグナー:《ワルキューレ》から17曲、《ローエングリン》から5曲、
 シューベルト:
  〈嘆きの歌〉、〈糸を紡ぐグレートヒェン〉、〈乙女の嘆き〉3曲、
  〈太陽に〉、〈君よ知るや南の国〉、〈セレスの嘆き〉、
  〈お妃の夕べの歌〉、〈夜鶯に寄せて〉、〈子守歌〉2曲、
  〈ブランカ(乙女)〉、〈恋する女の手紙〉、〈ズライカ Ⅰ&Ⅱ〉、
  〈君はわが憩い〉、〈若い尼〉、〈アン・ライルの歌〉、
  〈ノーナの歌〉、〈エレンの歌 Ⅰ-Ⅲ〉、
  《4つのリフレイン歌曲》から第3番、
  《ミニョンの歌》から第1-3曲、〈野外で〉、〈岩の上の羊飼い〉、
  〈ハガルの嘆き〉、〈テクラ、霊の声 Ⅰ&Ⅱ〉、〈コルマの嘆き〉、
  〈恋はいたるところに〉、〈暁を讃えるリラ〉、〈ランベルディーネ〉、
  〈トゥーレの王〉、〈ます〉、〈グレートヒェンの祈り〉、〈イフィゲニア〉、
  〈マリアの苦悩を思って〉、〈乙女〉、〈ベルタの夜の歌〉、〈舟人〉、
  〈不幸な男〉、〈ばら〉、〈妹の挨拶〉、〈勿忘草〉、
  劇『ラクリマス』から〈デルフィーネ〉、〈猟師の歌〉、〈春に〉、〈秘めた恋〉、
 J.S.バッハ:
  《ミサ曲ロ短調》から3曲、
  《マタイ受難曲》から第12、18、19、33、57、58曲、
 ワーグナー:《神々の黄昏》から2曲

 ★ヤノヴィッツのインタビュー
   (ヤノヴィッツが創設した、若い歌手のための財団と、
    モーツァルト:《フィガロの結婚》の伯爵夫人の歌唱について)
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、
アーウィン・ゲージ(ピアノ)、
ヘルベルト・フォン・カラヤン、
カール・ベーム(指揮)、
ウィーン交響楽団、
ベルリン・フィルハーモニー、
ウィーン・フィルハーモニー、他
 カラヤンが愛した声、グンドゥラ・ヤノヴィッツの80歳記念BOXアルバム
 2017年8月に80歳となるグンドゥラ・ヤノヴィッツの記念アルバムです。カラヤンお気に入りのリリック・ソプラノ、ヤノヴィッツによるモーツァルト、R.シュトラウスの伝説的なレコーディングは、今でもカタログの中で最高の地位を保ち続けています。
 1937年ベルリン生まれのヤノヴィッツはカラヤンに才能を見出だされ、1960年ウィーン国立歌劇場にデビュー。ウィーンではベーム、カラヤン、クリップスのもとでモーツァルトのオペラの役を究めます。
 今回のBOXにはドイツ・グラモフォン、デッカ、フィリップスに行われたレコーディングの中から選びぬかれたオペラ、アリア、オラトリオ、歌曲などが14枚のCDに収録されています。
 ヤノヴィッツのインタビューも収められています。
  【録音】1962年-1986年




DECCA



4831814
(3CD)
\4800→\4490
《ヘンデル:歌劇『ゲルマニア王オットーネ』》
ヘンデル(1685-1759):オットーネ
《CD1》
 1,2)序曲、3-27)第1幕/
《CD2》
 1) シンフォニア、2-23)第2幕/
《CD3》
 1-22) 第3幕、23)Cervo altier*、
 24)Io sperai trovar riposo*、
 25)Un disprezzato affetto*

  *ボーナス・トラック
マックス・エマヌエル・ツェンチッチ(オットーネ/カウンターテノール)、
ローレン・スノーファー(テオファーネ/ソプラノ)、
パヴェル・クディノフ(エミレーノ/バス)、
アン・ハレンバーグ(ジスモンダ/メッゾ・ソプラノ)、
ザビエル・サバタ(アデルベルト/カウンターテノール)、
Anna Starushkevych (マティルダ/メッゾ・ソプラノ)、
Il Pomo d’Oro、
ジョージ・ペトルー(指揮)

 現代の最も素晴らしいカウンターテノール・ヴォイスと称される、マックス・エマヌエル・ツェンチッチ
 1723年ロンドンで初演された《オットーネ》は、ヘンデルの生前、最も成功したオペラのひとつと言われた作品。素晴らしいキャストを揃えて行われたこの貴重な録音が、この作品にみずみずしい命を吹き込んでいます。
 1726年のリバイバル上演の時に歌われた3曲のアリアをボーナス・トラックとして収録しています。

 【録音】2016年6月-7月、イタリア、ロニーゴ、ヴィラ・サン・フェルモ
 


4831252
(42CD)
\15000

《ケンブリッジ、セント・ジョンズ・カレッジ聖歌隊 〜 Argo録音全集》

【CD1】《わが祈りを聞きたまえ》
 ゴルトシュミット:ア・テンダー・シュート,
 メンデルスゾーン:わが祈りを聞きたまえ,
 J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ,
 モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス,
 ステイナー:私は、光を見て,
 ブラームス:このように、あなた方にも今は,
 リドン:第1旋法のソナタ /
【CD2】《タリスとウィールクス》
 タリス:テ・デウム, 永遠の光の喜び, 解き明かしたまえ、父よ,
 ウィールクス:
  アレルヤ、私は声を聞いた,
  今こそ主よ、僕を去らせたまわん, 他、全13曲 /
【CD3】
 ステイナー:受難カンタータ「磔刑」 /
【CD4】《20世紀の教会音楽》
 ブリテン:祝祭テ・デウム,
 ベアストー:生けるものすべて,
 V=ウィリアムズ:主よ、御身は我らの隠れ家,
 ウォルトン:リタニー,
 ティペット:マニフィカト、他、全11曲 /
【CD5】《英国教会音楽1770-1860》
 ウォルミズリー:マニフィカトとヌンク・ディミティス,
 他、ネアズ, ゴス, ウェスレーの作品、全8曲 /
【CD6】《通期で歌われる詩篇集》
 ゴス:たたえよ、王なるわれらの神を,
 ステイナー:来る汝は長い間イエスを期待,
 他、ヴルピウス, バーンビー, プレトリウス,
  ギボンズ, パリーらの作品、全14曲 /
【CD7】《パーセル:チャペル・ロイヤルのための音楽》
 彼らは船で海に出て行く,
 主よ、わが敵の何と多きことか,
 わが愛する者語りて, 主に向かって新しい歌を歌え,
 主よ、おんみはいつまで怒りたもうや,
 我らが宣るところを信ぜしは誰ぞ /
【CD8】《ブリテン:教会音楽集》
 祝祭カンタータ「キリストと共にいて喜べ」,
 ミサ・ブレヴィス ニ長調, キャロルの祭典 /
【CD9】
 ハイドン:ミサ曲 変ロ長調 Hob.XXII/12 「テレジア・ミサ」 /
【CD10】
 モンテヴェルディ:4声のミサ(1651), 4声のミサ(1640)、他 /
【CD11】《キリスト昇天のためのサーヴィス》
 バード:主に向かって讃美の歌を,
 アイルワード:レスポンセズ(レスポンソリウム),
 デイヴィー:詩篇47番, 他 /
【CD12】
 ハイドン:ミサ曲 変ロ長調 Hob.XXII/14 「ハルモニー・ミサ」 /
【CD13】
 ビクトリア:
  レクイエム, 御空には喜びあり,
  おお、偉大なる神秘よ, アヴェ・マリア, キリストは天の高みに /
【CD14】
 ハイドン:ミサ曲 変ロ長調 Hob.XXII/10 「オッフィーダの聖ベルナルドの賛美のミサ(ハイリヒ・ミサ)」 /
【CD15】《キリストの生誕のメディテーション》マルコム・ウィリアムソン:ディンドン!といと高きところで, ワーロック:子守歌, 他 /
【CD16】
 パレストリーナ:ミサ曲「きたれ、キリストの花嫁」, 6声のマニフィカト, 他 /
【CD17】《イタリアと英国の教会音楽》
 ブリテン:聖コロンバ讃歌,
 パーセル:あなたのみ言葉は,
 カショリーニ:御告げの祈り,
 ガブリエリ:ミサ・ブレヴィス, 他 /
【CD18】
 ハイドン:サ曲 変ロ長調 Hob.XXII/13「天地創造ミサ」 /
【CD19】
 ビクトリア:
  ミサ曲「おお何と栄光に満てる」,
  モテット「いさおし、高き聖者」, 第1旋法によるマニフィカト,
  モテット「きたれ、キリストの花嫁」,
  モテット「世の力も富も」, モテット「戦いにては力強くあれ」,
  聖母マリアの祝日のためのリタニア /
【CD20】
 ハイドン:
  ミサ曲 ハ長調 「よき四季斎日のミサ」(戦時のミサ)Hob.XXII:9,
  アヴェ・レジナ /
【CD21】
 ラングレー:荘厳ミサ曲,
 デュリュフレ:グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテットOp.10,
 フォーレ:小ミサ曲,
 メシアン:おお、聖なる饗宴よ,
 プーランク:黒い聖母への連檮 /
【CD22】
 パレストリーナ:
  ミサ曲 「マリアは天に昇らされたまいぬ」,
  ミサ・ブレヴィス /
【CD23】
 パーセル:
  早祷式 ニ長調 Z.232, 葬儀の典礼 Z.27,
  主よ、われらの罪を思い出したもうことなかれ Z. 50,
  われらの心の秘密を知りたもう主よ Z.58、他 /
【CD24】
 リスト:ミサ・コラリス S.10,
 ブルックナー:
  乙女らは王の御前に導かれ,
  正しい者の口は知恵を語り,
  私は、僕ダヴィデを見出し,
  パンジェ・リングァとタントゥム・エルゴ,
  見よ大いなる司祭 /
【CD25】
 ベートーヴェン:ミサ曲ハ長調Op.86, /
【CD26】《セント・ジョンズのクリスマス》
 ディンドン!といと高きところで, ああベツレヘムよ, 清しこの夜, 他 /
【CD27】
 デュリュフレ:レクイエム, アランの名による前奏曲とフーガ /
【CD28】
 シューベルト:ミサ曲第6番 変ホ長調D.950 /
【CD29】《パーセル:ヴァース・アンセム集》
 見よ、大いなる歓喜の訪れを我汝に告ぐ Z.2,
 主よ、われ汝に依り頼む Z.16,
 彼らの言いたる時、われ喜ぶZ.19, おお主よ、万軍の神よ Z.37, 主に感謝せよ /
【CD30】
 フォーレ:レクイエムOp.48, ラシーヌ讃歌 Op.11 /
【CD31】《チャペル・ロイヤルのためのアンセム》
 ロック:王は歓喜せん,
 ブロウ:主にむかって新しい歌を歌え,
 ハンフリー:主に感謝せよ, 他 /
【CD32】
 プーランク:
  ミサ曲 ト長調FP.89, エクスルターテ・デオFP.109,
  サルヴェ・レジナFP.110, フロール・ペーテルス:祝典ミサOp.62 /
【CD33】
 シューベルト:ミサ曲第5番イ長調D.678 /
【CD34】
 ロッティ:十字架につけられ給いて,
 ボノンチーニ:スターバト・マーテル,
 カルダーラ:十字架につけられ給いて /
【CD35】
 ハイドン:
  ミサ曲ハ長調Hob. XXII/5「聖チェチリーア・ミサ」,
  ミサ曲 変ロ長調Hob. XXII-7「小オルガン・ミサ」 /
【CD36】
 スキーツ:詩篇139番,
 ウォルミズリー:詩篇49番,
 ルアード=セルビー:詩篇67番,
 スタンフォード:詩篇96番, 他 /
【CD37】
 A・スカルラッティ:聖チェチリーア・ミサ /
【CD38】
 ペルゴレージ:スターバト・マーテル /
【CD39】
 モーツァルト:証聖者の荘厳晩課 K. 339, ミサ曲 第10番 ハ長調K.258 /
【CD40】
 モーツァルト:ヴェスペレ K.321, 聖体の祝日のためのリタニア 変ホ長調K.243 /
【CD41】
 ヴィヴァルディ:グローリアRV.588, グローリア ニ長調 RV.589, /
【CD42】
 タリス:ミサ曲「幸いあれ、汚れなきおとめマリアよ」,
 シェパード:西風のミサ
ジョージ・ゲスト(指揮)
ケンブリッジ、セント・ジョンズ・カレッジ聖歌隊 /
アカデミー室内管弦楽団,
スティーヴン・クレオバリー(オルガン)、他
 英国国教会の大聖堂の伝統に従った美しき歌声
 ケンブリッジのセント・ジョンズ・カレッジ聖歌隊は、世界屈指の大学聖歌隊として、録音や放送、コンサートツアーを通じて多くの人々に愛されています。
 カレッジのチャペルでの礼拝は英国国教会の大聖堂の伝統に従ったもので、聖歌隊は1670年代から礼拝での役目を担ってきました。聖歌隊はトレブルと呼ばれる16人のボーイ・ソプラノの少年聖歌隊員と4人の見習い生、および低声部を受け持つ16名の男子大学生で構成されています。
 少年聖歌隊生は全員がセント・ジョンズ・カレッジ付属小学校で寮生活をしながら学び、アンドリュー・ネスシンガ音楽監督から他では得がたい音楽教育を受けています。
 アルト(カウンターテナー)、テノール、バスを歌う男子学生は、英国全土および海外から聖歌隊奨学生として選抜されたカレッジの学部生。この伝統的な形態である大学生と少年による合唱団としてはイギリスでトップと言われ、絶賛されています。
 また、バリトンのサイモン・キーンリーサイドや、指揮者のジョナサン・ノットなど音楽家も数多く輩出しています。1951年から1991年まで、ジョージ・ゲストが音楽監督を務め、1958年から1981年の間にArgoレーベルに数多くの録音を行いました。
 特に英国の作曲家による教会合唱作品を中心とし、歴史が紡いできた豊かな男声と清らかなボーイ・ソプラノによる素晴らしい歌声で堪能できます。
 2015年にボリス・オードとデイヴィッド・ウィルコックスの指揮によるBOXがリリースされて高い評価を得ましたが、今回は1951年から1991年まで音楽監督をつとめたジョージ・オードの指揮による録音を集大成しています。

  【録音】1958〜1981年 (原盤:Argo)




<映像>

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ACCENTUS MUSIC(映像)

ACC 10390BD
(Blu-ray)
\5000→\4590
シャイー&ルツェルン祝祭管
 マーラー・チクルスがここに完成!

  マーラー:
   交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」
リッカルド・シャイー(指揮)
ルツェルン祝祭管弦楽団
リカルダ・メルベート(ソプラノ1/ 罪深き女)
ユリアーネ・バンセ(ソプラノ2/ 贖罪の女)
アンナ・ルチア・リヒター(ソプラノ3/栄光の聖母)
サラ・ミンガルド(メゾ・ソプラノ/サマリアの女)
藤村実穂子(アルト/エジプトのマリア)
アンドレアス・シャーガー
 (テノール/マリア崇拝の博士)
ペーター・マッティ(バリトン/ 法悦の神父)
サミュエル・ユン(バス/瞑想の神父)
バイエルン放送合唱団、ラトヴィア放送合唱団、
オルフェオン・ドノスティアラ、テルツ少年合唱団
KKC 9226
(Blu-ray)
〔国内仕様盤〕
\4762+税
ACC 20390DVD
(DVD)
\3600→\3290
KKC 9227
(DVD)
〔国内仕様盤〕
\3810+税
 アバドの想いをシャイーが引き継ぐルツェルン祝祭管とのマーラー・チクルスがここに完成!リッカルド・シャイー、音楽監督就任コンサートのライヴ映像!

 収録:2016年8月12日&13日 KKLコンサートホール、ルツェルン音楽祭2016(ライヴ)/映像監督:ウテ・フォイデル
 (Blu-ray)画面:16:9 Full HD、音声:DTS Master Audio,PCM ステレオ、字幕:独英仏韓中日、リージョン:All、92’ 56
 (DVD)画面:16:9 NTSC、音声:DTS 5.1,DD5.1,PCM ステレオ、字幕:独英仏韓中日、リージョン:All、92’ 56

 2016 年8 月に行われたリッカルド・シャイーのルツェルン祝祭管弦楽団の音楽監督就任コンサートのライヴ映像。ルツェルン祝祭管は1938 年に大指揮者トスカニーニのもとへ、名だたる演奏家たちが集まり結成されました。そして2003 年からは故クラウディオ・アバドが指揮をとり、現代最高の名手たちが現在のオーケストラを作り上げました。そして2014 年のアバド逝去後は、アンドリス・ネルソンスやベルナルト・ハイティンクが登場していましたが、2016 年からシャイーが正式にルツェルン祝祭管の音楽監督に就任しました。
 今回選ばれた演目はマーラー交響曲第8 番。これはアバドが進めていたマーラー・チクルスのなかで、唯一演奏できなかった楽曲。この度、シャイーの就任コンサートをもってチクルスが完成したことになります。
シャイーのマーラー第8 番は、ロイヤル・コンセルトヘボウの首席指揮者時代に行ったマーラー・チクルス(第8 番は2000 年録音)とカペルマイスターを務めていたゲヴァントハウス管とのライヴ(2011 年5月収録)がありますが、この公演でもシャイーらしい明快で高純度のアンサンブルを聴かせてくれます。この第8 番は、大規模な管弦楽に加えて8 人の独唱者および複数の合唱団を要する楽曲。今回ソリスト陣も大変豪華な面々が揃っています。ウィーン国立歌劇場などヨーロッパ中心に活躍している豊かな声量が魅力のソプラノ、リカルダ・メルベート。清楚な歌声と、容姿端麗でコンサートにオペラにひっぱりだこの人気ソプラノ、ユリアーネ・バンゼ。また現在伸び盛り美しきドイツの若手ソプラノ、アンナ・ルチア・リヒター。そして深く柔らかな声を持つメゾのサラ・ミンガルド。もはや世界を代表するメゾ・ソプラノ、藤村実穂子。ヘルデンテノールとして世界の一流歌劇場に登場しているアンドレアス・シャーガー。長身を生かした伸びのある美声をもつスウェーデン出身のペーター・マッティ。韓国出身のバリトン、サミュエル・ユンと現代を代表する歌手8 名が圧巻の歌唱を聴かせてくれます。
 シャイーは、この壮大な音楽を師匠アバドへの敬意を表して、描ききっています。また今回はカメラワークに定評のあるACCENTUS MUSIC の映像。シャイーの表情、大編成の迫力、会場の高揚感など、映像だからこそ味わうことのできる臨場感が魅力です。

















4/19(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


RAUMKLANG



RK 3501
\2600
人間の声 〜 トレチェントの歌曲
 フランチェスコ・ランディーニ、
 ヤコポ・ダ・ボローニャ、
 ジョヴァンニ・ダ・フィレンツェ、
 ゲラルデッロ・ダ・フィレンツェの音楽、他
アンサンブル・ペルラーロ
ロレンツァ・ドナディーニ(指揮)
 中世イタリア、トレチェント音楽の伝承者たち。優美なる旋律をアンサンブル・ペルラーロの秀演で!

 フランチェスコ・ランディーニ(1325−1397)、ヤコポ・ダ・ボローニャ(aktiv.1340−ca.1386)、ジョヴァンニ・ダ・フィレンツェ(aktiv.1340−ca.1350)、ゲラルデッロ・ダ・フィレンツェ(ca.1320−ca.1362)が代表的作曲家として知られる「トレチェント音楽」は、南フランスのトルバドゥールの影響を受け、14世紀の北イタリアで誕生した独自の多声音楽「トレチェント音楽」。
 旋律を重視した中世イタリア、トレチェントの世俗歌曲を歌うアンサンブル・ペルラーロは、2004年にロレンツァ・ドナディーニが中心となり結成された古楽アンサンブル。
 スイスの古楽総本山、バーゼル・スコラカントルムで研鑽を積んだ才気あふれる6人の俊才たちが、中世イタリアで花開いた「トレチェント音楽」の旋律美を卓越した歌声で伝えてくれる。
 ラウムクラング(Raumklang)レーベルの特徴である優秀録音もポイント。2015年3月の録音。






 

CANTALOUPE


CA21126
\2500
テッド・ハーン(1982-):Sound from the Bench
 1.Consent
 Sound from the Bench-ベンチからの音
  2.How to Throw Your Voice
  3.Mouth Piece
  4.(Ch)oral Argument
  5.Simple Surgery
  6.When You Hear
 7.Ripple
 Privilege
  8.No.1: Motive/Mission
  9.No.2:Casino
  10.No.3:Burning TV Song
  11.No.4:They Get It
  12.No.5:We Cannot Leave
クロッシング(ヴォーカル・アンサンブル)
テイラー・レヴァイン (エレクトリック・ギター)…2-6
ジェイムズ・ムーア (エレクトリック・ギター)…2-6
ロン・ウィルトロート(パーカッション)…2-6
ドナルド・ナリー(指揮)
 作曲家、歌手、バンドリンダー、など幅広く活躍しているアーティスト、テッド・ハーン。このアルバムでは、フィラデルフィアのヴォーカル・アンサンブル「クロッシング」とコラボし、独特な音による世界を作り上げています。
 アルバム・タイトル「Sound from the Bench」では、宗教的なメロディにエレクトリック・ギターとパーカッションが加わるという冒険的なサウンドが炸裂します。




DACAPO



8.226122
\2500→\2290

ニルス・ウィルヘルム・ゲーゼ(1817-1890):ピアノ作品集

 水彩画 Op.19-第1集(1849)
  1.第1番:エレジー ホ短調
  2.第2番:スケルツォ ホ長調
  3.第3番:カンツォネッタ イ短調
  4.第4番:フモレスケ ト長調
  5.第5番:舟歌 へ長調
 6-9.ソナタ ヘ短調 Op.28(1839-1854)
 水彩画 Op.19-第2集
  10.第1番:奇想曲 変ホ長調
  11.第2番:ロマンツェ ニ長調
  12.第3番:間奏曲 ロ長調
  13.第4番:ノヴェレッテ 変イ長調
  14.第5番:スケルツォ イ長調
 民族舞曲-幻想曲集 Op.31(1855)
  15.第1番:Moderato
  16.第2番:Allegretto vivo
  17.第3番:Molto vivace
  18.第4番:Allegro non troppo
 19.水彩画(1876)
 新しい水彩画 Op.57(1881)
  20.第1番:フモレスケ イ短調
  21.第2番:ノットゥルノ ホ長調
  22.第3番:スケルツォ 変二長調
  23.第4番:ロマンツァ イ長調
  24.第5番:奇想曲 へ長調
 25.デンマークの歌(1885)
マリアンナ・シリンヤン(ピアノ)
 2017年、生誕200年の記念年を迎えるニルス・ウィルヘルム・ゲーゼ。もともとヴァイオリニストとして活動を開始し、後にゲヴァントハウス管弦楽団の首席指揮者としても活躍しましたが、作曲家としては、ピアノ曲に強い関心を抱き、印象的な作品を何曲も残しています。
 「ソナタヘ短調」は21歳の時に着想したものの、完成までに15年の長き年月を要した力作。オーケストラを思わせる立体的な響きに溢れており、作品は尊敬していたフランツ・リストに捧げられました。ゲーゼが愛着を持っていた一連の「水彩画」は、シューマンを思わせる内省的な小品集です。
 収録作品はすべて、2015年に刊行された新ゲーゼ・エディションに基づいて演奏されています。
  録音 2016年12月3.4.11日,2017年1月15日 the Royal Danish Library, Copenhagen


マリアンナ・シリンヤン



旧譜から
美しいメロディの宝庫
ニルス・ウィルヘルム・ゲーゼ:交響曲全集&ヴァイオリン協奏曲
指揮はネーメ&パーヴォ・ヤルヴィ
BIS 1835/6 (5CD)\5000



 美しいメロディの宝庫。 ゲーゼ交響曲全集。
 北欧音楽の父ニルス・ゲーゼ(ガーデ)(1817-1890)は交響曲を8篇も手がけたシンフォニストでもあった。
 全篇に甘口のメロディがあふれ、メンデルスゾーン風の爽やかなロマンからグリーグを予感させる郷土色や透明な叙情まで予想以上に多彩な内容を持つ逸品ばかり。
 父ヤルヴィの滋味あふれる演奏も聴きもの。
 ヴァイオリン協奏曲も冒頭から透明で美しいヴァイオリンの音色が登場して胸を打つが、バックをパーヴォ・ヤルヴィが務めているのも注目。
 現在手に入るゲーゼの最高の交響曲全集セット。


BIS 1835/6
(5CD)
\5000
ゲーゼ:交響曲全集
 (1)第1番ハ短調 Op.5
 (2)第2番ホ長調 Op.10
 (3)第3番イ短調 Op.15
 (4)第4番変ロ長調 Op.20
 (5)第5番ニ短調 Op.25
 (6)第6番ト短調 Op.32
 (7)第7番ヘ長調 Op.45
 (8)第8番ロ短調 Op.47

 (9)ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.56

 (10)カンタータ「十字軍」Op.50
(1)-(8)ネーメ・ヤルヴィ(指)
 ストックホルム・シンフォニエッタ、
(5)ローランド・ペンティネン(Pf)、

(9)アントン・コントラ(Vn)、
 パーヴォ・ヤルヴィ(指)
 マルメSO、

(10)フランス・ラスムセン(指)
 アールスSO
 クルト・ヴェスティ(Ten)、
 マリアンネ・ロルホルム(Ms)、
 ウルリク・コルド(Bs)、
 コンツォーネ・コレト、
 コール72







.

NAXOS



8.573477
\1100
サン=サーンス:ピアノ協奏曲全集第2集
 ピアノ協奏曲 第3番 変ホ長調 Op.29(1869)
  1.第1楽章:Moderato assai-Piu mosso
  2.第2楽章:Andante-
  3.第3楽章:Allegro non troppo
 4.オーヴェルニュ狂詩曲 Op.73(1884)
 5.アフリカ幻想曲 Op.89(1889-1891)
 6.ワルツ・カプリス「ウェディング・ケーキ」Op.76(1886)
ロマン・デシャルム(ピアノ)
マルメ交響楽団
マルク・スーストロ(指揮)
 サン=サーンスの5曲のピアノ協奏曲は、彼自身が優れたピアニストであったため、どの曲にも難易度の高い技巧が用いられ、また実験的な工夫が凝らされた華麗な作品です。
 第3番は1869年、サン=サーンス34歳の作品で、美しいピアノの分散和音に乗ってホルンが伸びやかな旋律を奏でる冒頭部分、流動的な和声が特徴的な第2楽章、ユーモラスな雰囲気を持つ第3楽章(後にパリ国立高等音楽院の試験のために独奏版に編曲)と聴きどころの多い中期の名作。直木賞を受賞した恩田陸の話題の小説「蜜蜂と遠雷」に登場する「アフリカ幻想曲」も収録されています。

 録音 2015年6月10-12日 Malmo Concert Hall, Malmo, Sweden Total Playing Time:57'16"



サン=サーンス:ピアノ協奏曲集 第1集


8.573476
\1100
サン=サーンス(1835-1921):ピアノ協奏曲集 第1集
 ピアノ協奏曲 第1番 ニ長調 Op.17(1858)
 ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 Op.22(1868)
 アレグロ・アパッショナート 嬰ハ短調 Op.70(ピアノと管弦楽版)(1884)
ロマン・デシャルム(ピアノ)
マルメ交響楽団
マルク・スーストロ(指揮)

 サン=サーンスのピアノ協奏曲と言えば、耳にする機会が多いのが第5番「エジプト風」と第2番でしょう。
 しかし、他の3曲は、演奏会でも取り上げられることは稀であり、彼の作品の中でもあまり目立つことのない存在です。
 しかし、ローマ賞に挑戦した直後(残念ながら獲得ならず)の29歳の時に作曲された第1番を始め、ほぼ40年間に渡って書かれた5つの協奏曲は、サン=サーンスの作風の変遷のみならず、フランスのピアノ協奏曲の進化を目の当たりにできるきわめて重要な作品です。
 さすがに第1番はまだ強い個性が発揮されているわけではありませんが、幼い頃からピアニストとして才能を発揮していたサン=サーンスらしく、華やかな技巧に彩られた聞き応えのある曲。
 その10年後の第2番は、3週間に満たない短期間で仕上げられたにもかかわらず、情熱と叙情に満ちた素晴らしい出来栄えを誇る傑作です。
 交響曲全集シリーズを完成させたスーストロとマルメ響をバックに、フランスの名手デシャルムが素晴らしい演奏を聴かせます。

 録音 2015年6月8-9日 Malmo Concert Hall, Malmo, Sweden Total Playing Time:58'22"




 マルク・スーストロ(1949年 - ) は、フランス、リヨン生まれの指揮者。

 20歳で地元の音楽院でトロンボーンとピアノを学んだあと、パリ音楽院でマニュエル・ロザンタルに指揮法を学んだ。
 1974年にロンドン交響楽団のアンドレ・プレヴィンのアシスタントを務め、1975年のブザンソン国際音楽祭の指揮者コンクールで優勝。
 1976年から1994年までロワール・フィルハーモニー管弦楽団、1995年から2003年までボン・ベートーヴェン管弦楽団、1996年から2006年までブラバント管弦楽団のそれぞれの首席指揮者を歴任。
 2011年からマルメ交響楽団の首席指揮者、2015年8月よりオーフス響の首席指揮者。

 最近ではTIMPANIからゴーベールの管弦楽曲集をリリースしてフランス・ファンを歓喜させ、NAXOSからサン=サーンス交響曲全集をリリースして交響曲ファンを驚喜させた。




予想通りベストセラー
スーストロのNaxosでのサン=サーンス交響曲全集

8.573138
\1500
サン=サーンス:交響曲集 第1集 交響曲 第1番&交響曲 第2番 他
 1-4.交響曲 第1番 変ホ長調 Op.2(1853)
  <1.第1楽章:アダージョ-アレグロ/
   第2楽章:行進曲-スケルツォ:アレグレット・スケルツァンド/
   第3楽章:アダージョ-/第4楽章:アレグロ・マエストーソ>/
 5-8.交響曲 第2番 イ短調 Op.55(1859)/
 9.交響詩「ファエトン」Op.39(1873)
マルメ交響楽団/
マルク・スーストロ(指揮)
録音 2013年8月19-23日 スウェーデン,マルメ・コンサート・ホール

 「NAXOSのカタログにはどんな曲でもあるんでしょう?」と尋ねられることもしばしばですが、実はそうでもありません。サン=サーンスの交響曲も全集がありそうで、ありませんでした。
 そこでこの第1集を皮切りに、全集を録音してしまおうという企画が始動しました(とは言え、サン=サーンスは番号のついた交響曲は3曲しか書いておらず、あとは番号なしの1曲と、交響曲「ローマ」、未完の2曲があるだけです)。
 交響曲第1番は18歳の作品ですが、モーツァルト、メンデルスゾーンを凌ぐ神童であった彼だけあって、この完成度の高さには驚くばかりです。
 第2番はその6年後の作品ですが、作曲技法も格段の進歩が感じられる意欲作となっています。シューマン風の重厚さも感じられる興味深い音楽です。
 交響詩「ファエトン」はギリシャ神話を題材とする作品ですが、当時のフランスの困難な状況・・・普仏戦争でのナポレオン3世敗北による第三共和制の混乱・・・を反映した、悲しさと重厚さを併せ持つ重厚な音楽です。

8.573139
\1500
サン=サーンス:交響曲集 第2集 交響曲 第3番&交響曲 イ長調 他
 1-4.交響曲 第3番 ハ短調 「オルガン付き」Op.78(1886)
 5-8.交響曲 イ長調(1850頃)
 9.交響詩「オンファールの糸車」Op.31
カール・アダム・ランドステレム(オルガン)/
マルメ交響楽団/
マルク・スーストロ(指揮)
録音 2013年8月26-30日 スウェーデン,マルメ・コンサート・ホール

 サン=サーンス(1835-1921)が「この曲には私が注ぎ込める全てを注ぎ込んだ」と語ったほどに気合の入った交響曲第3番。随所で活躍するオルガンばかりが目立ちますが、実に精緻な管弦楽法と、これまた活躍するピアノの使い方も見事なものです。4楽章形式に見えますが、実は2部に分かれた2つの楽章から出来ています。あの華麗なオルガンの導入で有名な箇所は第4楽章ではなく、第2部の後半なのです。この曲は、彼の友人であったフランツ・リストの影響も垣間見られ、また曲自体も初演直後に亡くなったリストに捧げられてもいます。人気曲たる貫禄に満ちた作品です。
 それに比べ、「イ長調交響曲」はサン=サーーンス15歳頃の作品で、早熟の天才だった彼とはいえ、まだ独自の個性は開ききっておらず、モーツァルトやシューベルトの香りが漂う、初々しさ満開のチャーミングな曲です。「オンファールの糸車」も前述の通り、フランツ・リストとの交流から生まれた曲で、女王オンファールの下で奴隷として働くヘラクレスの目を通して、美しい女王の姿を音で描いた作品です。スーストロとマルメ交響楽団は見通しの良い響きと壮麗な音色を持ち味とした颯爽たるサン=サーンスを表出しています。

8.573140
\1500
結構名曲なんです
 サン=サーンス:交響曲集 Vol.3
  交響曲 ヘ長調「首都ローマ」他

 交響曲 ヘ長調「首都ローマ」(1856)
 交響詩「ヘラクレスの青年時代」 Op.50(1877)
 死の舞踏 Op.40(1874)
マリカ・フェルツコー
(マルメ響コンサート・マスター:ヴァイオリン・ソロ)…6/
マルメ交響楽団/
マルク・スーストロ(指揮)
録音 2013年8月29-30日 スウェーデン マルメ・コンサート・ホール

 1856年、21歳のサン=サーンス(1835-1921)はへ長調の交響曲を書き上げました。これはボルドー・ソシエテ・サン・セシルが主催したコンクールのための作品です。なぜ「首都ローマ」というタイトルを彼が選択したのかは不明ですが、コンクールのルールが「匿名で応募すること」であり彼はそれを遵守、見事に賞を勝ち得たのです。
 コンクールを意識して書かれたせいか、かなり堅固な形式を取っていて、最終楽章はまるでブラームスの交響曲第4番を先取りするかのようなパッサカリア風の変奏曲となっていたりと、実験的な要素も垣間見えます。
 しかしこの作品は彼の生きている間は出版されることなく、またサン=サーンス自身も、次の作品である第2番の方を重要視したせいか、こちらの作品はすっかり影が薄くなってしまったのです。
 そんな隠れた名作をこの機会に。他には彼の最も有名な作品「死の舞踏」と劇的な内容を持つ「ヘラクレスの青年時代」を収録。

 


8.573468
\1100

ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ編曲-希少作品集

 1.ここは素晴らしい場所 Op.21-7
 2.いや、お願いだ、行かないで Op.4-1…世界初録音
 3.夜の静けさ Op.4-3…世界初録音
 4.この夏の夜 Op.14-5…世界初録音
 5.彼女は真昼のように美しい Op.14-9…世界初録音
 6.春の洪水 Op.14-11…世界初録音
 7.私は預言者ではない Op.21-11…世界初録音
 8.時は来た Op.14-12…世界初録音
 9.わが子よ、おまえは花のように美しい Op.8-2
 10.リラの花 Op.21-5
 11.なんという苦しさ Op.21-12…世界初録音
 12.ミュッセからの断片 Op.21-6…世界初録音
 13.夜は悲しい OP.26-12…世界初録音
 14.私はすべてを奪われた Op.26-2…世界初録音
 15.すべては過ぎ去り Op.26-15…世界初録音
 16.捨てよう かわいい女よ Op.26-5…世界初録音
 17.私はあなたを待っている Op.14-1…世界初録音
 18.私を信じるな、わが友よ Op.14-7…世界初録音
 19.ひな菊 Op.38-3
 20.美しい人よ、私のために歌わないで Op.4-4…世界初録音
 21.私は悲しい恋をした Op.8-4…世界初録音
 22.夜想曲-歌劇《アレコ》より…世界初録音
 組曲 ニ短調
  23.Lento ? Allegro moderato
  24.Lento
  25.Menuetto
  26.Allegro

【編曲】
イサーク・ミフノフスキ…1
アレクサンドル・シェーファー…2.4.7.11.15
ユリア・ゼヴェルス…3.6.12
セルゲイ・クルサノフ…5.8.14.16-18.20-22
アレクサンドル・ジロティ…9
セルゲイ・ラフマニノフ…10.19.23-26
ドミトリー・パペルノ…13
ユリア・ゼヴェルス(ピアノ)

 作曲家として、また優れたピアニストとして歴史に名を残すラフマニノフ。彼のピアノ曲はどれも抒情的であり、また高度な技巧を駆使したものです。
 歌曲も数多く残されていますが、時にはピアノの伴奏が精緻過ぎて、「メインの歌の部分よりも目立ってしまう」と指摘されたこともしばしばでした。
 ここではラフマニノフ自身だけでなく、友人や他の作曲家が、歌曲を独立したピアノ曲へと編曲を施すことを試みた作品が収録されています。
 最後に置かれた「組曲」はラフマニノフ17歳の作品。管弦楽のために書かれましたが、そのスコアは失われてしまい、ピアノ独奏版のみが存在する曲です。前奏曲Op.3-2にも似た前奏は、すでにラフマニノフ特有の響きが感じられます。

  録音 2016年7月23.24.27日 studioboerne45, Berlin, Germany Total Playing Time:73'26"
 


8.573710
\1100
リスト:ピアノ作品全集 第46集/
 ベルリオーズ作品 トランスクリプション集

 1.「ファウストの劫罰」-妖精の踊り S475/R142
 2.「ベンヴェヌート・チェッリーニ」-祝福と誓約 S396/R141
 3.序曲「リア王」 S474/R140
 4.幻想交響曲-イデ・フィクス「アンダンテ・アモローソ」S395/R135
 5-6.幻想交響曲-第4楽章:断頭台への行進 S470a/R136(最終稿)
       序奏:イデー・フィクス-断頭台への行進
 7.「イタリアのハロルド」第2楽章:夕べの祈りを歌う巡礼の行進 S473/2/R139(第2稿)
 8.序曲「宗教裁判官」 S471/R137
フェン・ビアン(ピアノ)

 リストとベルリオーズ。2人は生涯に渡って親しい友人であり、お互いに影響しあうライバルでもありました。
 リストが最初にベルリオーズの作品をピアノ用に編曲したのは1833年の「幻想交響曲」。あまりにも素晴らしい編曲であったため、ベルリオーズの原曲よりもリスト編曲版が先に出版されるほどでした。
 その後も、リストはベルリオーズの作品を愛し、多くの機会でそのピアノ編曲版を演奏、結果的にベルリオーズ作品の普及に努めることになりました。
 このアルバムでは、ベルリオーズの「幻想交響曲」に登場するイデー・フィクス(固定楽想)をリストが発展させたものを含む興味深い作品を聴く事ができます。

  録音 2015年9月21-25日 Morse Recital Hall, Yale School of Music, New Haven, Connecticut, USA Total Playing Time:64'42"
 


8.573586
\1100
ディーリアス&エルガー:弦楽四重奏曲集
 ディーリアス(1862-1934):弦楽四重奏曲 ホ短調(1917)
 1.第1楽章:With animation
 2.第2楽章:Quick and lightly
 3.第3楽章:去りゆくつばめ Slow and wistfully
 4.第4楽章:Very quick and vigorously
 ディーリアス:弦楽四重奏曲(1916年版:D.グリムリイによる再構築)
  (抜粋)
  5.第1楽章:Allegro moderato, with animation
  6.第2楽章:去りゆくつばめ With slow waving movement
 エルガー(1857-1934):弦楽四重奏曲 ホ短調(1918)
  7.第1楽章:Allegro moderato
  8.第2楽章:Piacevole (poco andante)
  9.第3楽章:Allegro molto
ヴィラーズ弦楽四重奏団
【メンバー】
 ジェームズ・ディケンソン(第1ヴァイオリン)
 東環樹(第2ヴァイオリン)
 カルメン・フローレス(ヴィオラ)
 ニコラス・ストリングフェロー(チェロ)

 エルガーとディーリアス、同時期に書かれた各々の弦楽四重奏曲は、どちらも第一次世界大戦の影響が色濃く感じられる、重厚で哀切な表情を持っています。
 開戦時、パリのすぐ南にある村に住んでいたディーリアスは、負傷した兵士や数多くの難民の姿を目の当たりにし酷く心を痛めました。その心情を、彼の家に巣をかけていたつばめに重ね合わせて作曲したのが、この弦楽四重奏曲の第3楽章とされています。
 後に弟子のフェンビーによって弦楽合奏に編曲された版も広く愛されています。現在では通常、1917年の改訂版が演奏されますが、ディーリアスは初稿版も破棄することなく、そのスケッチや断片が英国図書館に残されています。
 この録音のためにグレムリイはこれらを補筆し演奏可能な状態に仕立てることで、2つの稿の違いを比較していただけます。
 同じころ、やはり戦争によって健康を損ねていたエルガーも、妻アリスの勧めで郊外に移り住むことで創作意欲を取り戻し、この弦楽四重奏曲を含む何曲かの大作を書き上げます。アリスはこの曲の第2楽章をとりわけ好み、彼女の葬儀の際にも演奏されました。

 録音 St Silas Church, Pentonville, London 2016年7月25-26日…1-6 2016年10月24-25日…7-9 Total Playing Time:71'24"
  


8.573613
\1100
ピツェッティ(1880-1968):
 交響曲 イ調(1940)
  1.第1楽章:Andante, non troppo sostenuto ma teso[q= c. 72]-Concitato [q= c. 144]-
  2.第2楽章:Andante tranquillo [q=c. 72]
  3.第3楽章:Rapido [j=124?132]
  4.第4楽章:Andante faticoso e pesante [d=c. 52]-
 ハープ協奏曲 変ホ長調(1958/1960)
  5.第1楽章:Andante mosso, arioso
  6.第2楽章:Andante piuttosto largo
  7.第3楽章:Allegro moderato
マルゲリータ・バッサーニ(ハープ)…5-7
RAI国立交響楽団
ダミアン・イオリオ(指揮)

 1940年は日本の紀元2600年に当たる年でした。これを祝すために企画されたのが「日本と友好の厚い国」に作品を委嘱し、これを演奏するというもの。国をあげての演奏会のために「紀元二千六百年奉祝交響楽団」が組織され、イギリス(ブリテン)、ドイツ(リヒャルト・シュトラウス)、フランス(イベール)、ハンガリー(ヴェレシュ)、そしてイタリアのピツェッティが作品を提供、物議をかもしたブリテンの作品を除く4作品が1940年12月、東京と大阪で演奏され好評を博しました。
 このピツェッティの作品はイタリアの指揮者ガエターノ・コメリによって初演されたものの、その後はほとんど演奏されずに歴史の流れの中に眠っていました。
 曲想は決して祝祭的な雰囲気を湛えておらず、ブリテンの「シンフォニア・ダ・レクイエム」にも似た哀しみと怒りが強く表出されています。これに対し、ハープ協奏曲は極めて快活な作品です。

  録音 2015年9月23-26日 Auditorium Rai Arturo Toscanini, Turin, Italy Total Playing Time:65'14"
  

8.573755
(4CD)
\4400
モンテヴェルディ(1567-1643):マドリガル集 第8巻「戦士と愛のマドリガル集」
 【CD1】
  第1部:戦いの歌
   1.シンフォニア
   2-5.他の人々は愛の神について歌えばよい
   6.いまや天も地も風も黙し
   7.このようにただ一つの澄んだ泉から
   8-13.油断のならない敵が取り囲み
   14.こんなすばらしい勝利を
   15.ダイヤモンドのように硬い心よ武装しろ
   16-19.恋する者はすべて戦士だ
   20.私は恋に燃えているが
 【CD2】
  第1部:戦いの歌(続き)
   1-16.タンクレディとクロリンダの戦い
   17-24.皇帝フェルディナント3世のためのバッロ
  第2部:愛の歌
   25-28.他の人々は軍人マルスについて歌えばよい
   29.歌い続ける愛らしい小鳥
 【CD3】
  第2部:愛の歌(続き)
   1-3.やさしい天使がみんなの心にあれば
   4.私は燃えているが、あえてしようとはしない
   5.海が穏やかであろうとも
   6.はだしのニンフ
   7.どうか私と一緒に休んで
   8.使い慣れた私の弦で
   9.たとえミラルミがなくとも
   10.とてもやさしいナイチンゲール
   11.心の幸せと悲しみを願う人は
   12.ニンフの嘆き-I:太陽神がまだ世界に昼を
   13.ニンフの嘆き-II:愛の神よ、と空を見つめて語りかけた
   14.ニンフの嘆き-III:怒りの涙とともに
   15.なぜ逃げる、おおフィッリジよ
   16.行かないで、浮気な女よ
   17.さあ、すてきな羊飼いよ
 【CD4】
   1-19.情け知らずの女たちのバッロ
デリティエ・ムジケ
マルコ・ロンギーニ(指揮)

 イタリア・バロック期を代表する作曲家モンテヴェルディ。宗教曲や歌劇など多数の作品を書きましたが、中でも重要なのが全8巻で構成されたマドリガル集です(第9巻は作曲家の死後に出版)。
 第8巻はそれまでのモンテヴェルディの音楽技法の集大成であり、ドラマティックな曲が並んでいます。中には独立した歌劇として演奏されることもある「タンクレディとクロリンダの戦い」や実は30年も前に初演されていた「情け知らずの女たちのバッロ」など、物語性にも優れた作品が含まれています。
 デリティエ・ムジケの声楽パートを担当するのは全て男声で、これは17世紀当時の作品の姿を理想的に再現したもの。男声ソプラノが歌うキューピッドがとても魅力的です。
 収録曲を一切カットせず、全てを収録した初の録音となります。

  録音 2005年6月3-10日.7月11-20日 Chiesa di San Briccio, Verona, Italy Total Playing Time:221'41"
  

8.573558
\1100
ドヴォルザーク(1841-1904):ミサ曲 ニ長調/テ・デウム
 ミサ曲 ニ長調 Op.86(1887/1892…オーケストラ伴奏版)
  1.キリエ:Andante con moto
  2.グローリア:Allegro vivo
  3.クレド:Allegro moderato
  4.サンクトゥス:Allegro maestoso
  5.ベネディクトゥス:Lento
  6.アニュス・デイ:Andante
 テ・デウム Op.103(1892)
  7.Te Deum laudamus われら神であるあなたを讃えん
  8.Tu Rex gloriae, Christe 御身、栄えの大君なるキリストよ
  9.Aeterna fac cum sanctis 永遠の栄えのうちに数えらるるを
  10.Benedicamus Patrem わが父を祝福せよ
エヴァ・ビエガス(ソプラノ)…1-12
マリナ・ロドリゲス=クージ(メゾ・ソプラノ)…1-6
ハビエル・トーメ(テノール)…1-6
ホセ・アントニオ・ロペス(バリトン)…1-12
オルフェオン・パンプロネス
 (合唱指揮…イゴール・イジュラ・フェルナンデス)
ナヴァラ交響楽団
アントニ・ヴィト(指揮)

 1884年、初のイギリス訪問の際に、ロイヤル・アルバート・ホールで自作の「スターバト・マーテル」を演奏し大喝采を受けたドヴォルザーク。初演の成功への感謝の気持ちとともに、イギリスの合唱音楽の伝統にも強く感銘を受けました。
 その3年後に作曲された「ミサ曲ニ長調」は、彼の友人で著名な建築家ジョセフ・ハラフカが建築した新しい教会の奉献式のために作曲された小規模な作品で、1887年9月の初演時はオルガンの伴奏と小規模な合唱、アルト・ソロではドヴォルザークの妻アンナもソリストとして参加するという親密な雰囲気でした。
 翌年4月ピルゼンで一般公開されましたが、出版社ジムロックはこの作品に関心を示すことなく、他の出版社NOVELLOが「管弦楽伴奏版」を依頼、こちらが先に出版されました。古典的な佇まいを持つ美しい作品です。

 録音 2015年5月30日-6月4日 Concert Hall, Pamplona, Spain Total Playing Time:62'31"
  

8.573646
\1100
ラースロー・ライタ(1892-1963):管弦楽作品集 第4集
 交響曲 第6番 Op.61
  1.第1楽章:Tres vif
  2.第2楽章:Tres calme
  3.第3楽章:Allegretto grazioso
  4.第4楽章:Vif et bien rythme
 交響曲 第5番 Op.55
  5.第1楽章:Tres modere
  6.第2楽章:Vite et agite
 7.バレエ音楽「リシストラタ」Op.19-序曲
ペーチ交響楽団
ニコラ・パスケ(指揮)

 ブダペストに生まれ、ライプツィヒ、ジュネーヴ、パリで学び独自の作風を身につけながらも、第一次世界大戦後はハンガリーの民族音楽の研究に力を尽くしたライタの作品集。
 以前MARCOPOLOレーベルで発売され、好評を得ていたシリーズの再発売盤です。第4集には交響曲第5番と第6番、古代ギリシャの作家アリストファネスのコメディに基づくバレエ音楽「リシストラタ」の序曲を収録。第5番と第6番の交響曲では、「ベートーヴェンの交響曲のように、奇数番号と偶数番号で違った表情を持つ」と言われるライタの特性が良く表れています。
 「リシストラタ」はライタの生前に演奏された唯一のバレエ作品。ユーモアに溢れた賑やかな音楽です。

  録音 1996年3月.5月  Ferenc Liszt Concert Hall, Pecs, Hungary Marco Polo 8.223672 移行盤 Total Playing Time:68'11"
  

8.573695
\1100
ディーリアス&バックス:合唱作品集
 ディーリアス(1862-1934):
  1.クレイグ・ドゥーにて(1907)
  6つのパートソング
   2.第3番:アヴェ・マリア(1885-1887)
   3.第2番:森を抜けて(1885-1887)
   4.第1番:おお輝きよ、黄金の太陽よ(1885-1887)
   5.第5番:春が来た(1885-1887)
   6.第6番:ここで我らは祝祭を(1891)
   7.第4番:輝く陽の歌(1885-1887)
  8-9.夏の夜に水の上で歌われる2つの歌(1917)
  10.光輝は城壁に降り注ぎ(1927)
  11.真夏の歌(1908)
 バックス(1883-1953):
  12.This Worldes Joie(1922)
 5つのギリシャ民謡(1942)
  13.第1番:聖バジルの奇跡
  14.第2番:花嫁の歌
  15.第3番:はるかかなたのマルタ
  16.第4番:幸福のトランプ
  17.第5番:巡礼者の聖歌
 18.ばらに歌う(1920)
 19.私は無慈悲な乙女を歌う(1923)
 20.息子への母の祈り(1921)
カリス・シンガーズ
ジョージ・パリス(指揮)

 イギリスは合唱音楽が盛んなことで知られていますが、その中でもパート・ソング(少人数のアンサンブルで歌われる合唱曲)はプロ、アマチュアを問わず高い人気を誇っています。
 作曲家たちもレパートリーの拡大に貢献し、19世紀から20世紀にかけて数多くのパート・ソングが生まれています。中でもディーリアスとバックスの作品は、美しいハーモニーと複雑なアンサンブルを持ち、合唱する人たちにとっての憧れの曲として知られています。
 ディーリアスの初期の作品「6つのパートソング」こそ、シューマンやメンデルスゾーンの影響が強いものですが、20世紀になってから書かれた作品は個性的で独創的。バックスの作品は更に神秘的な雰囲気を湛えていますが、14世紀のテキストを用いた「This Worldes Joie」では、中世風の荘厳さの中に遊び心も感じられます。
 カリス・シンガーズは各々の曲の特性を生かした素晴らしいハーモニーを聴かせます。

  録音 2016年8月31日-9月2日 Michael and All Angels Church, Summertown, Oxford Total Playing Time:71'40"
  


8.573673
 \1100
ドヴァリョーナス:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
 1.Pezzo elegiaco 哀歌(1946)
 2.ソナタ=バラード(1965)
 3.Elegia canzonetta 哀愁の歌(1960)
 4.スケルツィーノ(1960)
 5.瞑想曲(1961)
 6.パストラーレとプレスト(1965)
 7.バラード(1960)
 8.即興曲(1969)
 9.アダージョ(1969)
 10.アレグロ・ジョコーソ「Fresque Anime」(1970)
 11.追憶(1969)
 3つの小品
  12.第1番:前奏曲 アンダンテ・カンタービレ(1950)
  13.第2番:ワルツ(1951)
  14.第3番:行進曲(1951)
 15.ロマンス(1962)
ユスティナ・オウシュケリイテ(ヴァイオリン)
チェザーレ・ペッツィ(ピアノ)

 リトアニアの作曲家ドヴァリョーナスは、現ラトビア領のリエパーヤ出身。幼いころから合唱など音楽に親しみ、高校卒業後はリトアニア青年合唱団の指揮者を務めています。ライプツィヒとベルリンで作曲とピアノを学び、コンサートピアニストとして活動する傍ら、教育者としても活躍、カウナス音楽院(後のリトアニア音楽院)で後進の指導に当たりました。第二次世界大戦後に本格的な作曲活動を始めましたが、彼の作風は19世紀後期ロマン派に基づいており、極めて親しみやすい旋律を持っています。
 このアルバムに収録されたヴァイオリン曲のほとんどはドヴァリョーナスの子供たちのために書かれているためか、どれもコンパクトにまとめられ、時には彼が愛したリトアニア民謡風の味わいも感じられる魅力的な作品です。

  録音 2016年2月25-26日National Philharmonic Hall of Lithuania, Vilnius Total Playing Time:64'24"



 美しいんです・・・
 ドヴァリョーナス・・・



 バリス・ドヴァリョーナス(1904年6月19日 - 1972年8月23日)は、リトアニアの作曲家、ピアニスト、指揮者、教育者。

 作曲家としては主に第二次世界大戦後に活躍。ロマン派音楽に基づき、部分的に民謡も用いている。

 その抒情的作風は当時の時代の流れからは完全に逆行しているが、今の時代なら逆に素直にその素晴らしさを堪能できると思う。
 今回の上記ヴァイオリン小品もどんな曲か楽しみだが、下記グルズマンのコンチェルト・アルバムではたっぷりその美しさを味わうことができる。





 ドヴァリョーナスはオルガン奏者の家系に生まれ、幼時から音楽教育を受けた。
 商業高校を卒業した後、オルガニスト、リエパーヤのリトアニア青年合唱団の指揮者となった。1920年にライプツィヒに留学し、ピアノを学んだ。
 1924年に音楽院を卒業した後、カウナスに戻り、最初のリサイタルを開いた。
 さらにベルリンに行き、著名なピアニスト、エゴン・ペトリに師事した。

 教育者としても活動し、初めはカウナス音楽院でピアノを教え、1947年からはビリニュス音楽学校の教授となった。

 1930年代は指揮活動も行い、ザルツブルクの講座に参加。1935年から1938年にかけてカウナス無線電話オーケストラの指揮者を務め、1939年にビリニュス市管弦楽団を設立し、1940年から1941年と1958年から1961年にかけてリトアニア・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めた。



 作品にはオペラ、バレエ、映画音楽、劇場音楽があり、リトアニア・ソビエト社会主義共和国の国歌も作曲している。



スターリン賞受賞も受賞、涙なしでは聴けない・・・リトアニアの偉人
バリス・ドヴァリョーナス
ヴァイオリン協奏曲&悲歌的小品


 
 ハイフェッツのために書かれたコルンゴルト作品は、ハリウッド映画音楽調の華麗なオーケストレーションと豊富なメロディで最近多くの名手がとりあける人気作。

 注目は、ソ連邦リトアニア共和国国歌の作曲者で、戦後のリトアニア音楽界を牽引したバリス・ドヴァリョーナス (1897-1957) 。
 その作品はリトアニア民謡調のメロディに満ち、熱っぽく感動へ盛り上げる典型的な社会主義リアリズム音楽で、スターリン賞受賞。
 不思議な感動を呼び起こす音楽で、涙なしには聴けないかも。
 父ヤルヴィの信頼感満点の伴奏も特筆です。



BIS 1822
\2600
(1)コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
(2)ドヴァリョーナス:
 ヴァイオリン協奏曲ロ短調 (1948) /悲歌的小品/湖のほとりて
ヴァディム・グルズマン (Vn)
ネーメ・ヤルヴィ(指)
ハーグ・レジデンティ管
20 世紀半ばに作られたロマンティックなヴァイオリン協奏曲 2 篇
DDD、60’55”




先日ご紹介したDELOSのバリス・ドヴァリョーナス・アルバム


DELOS
DE 3529
\2400→\2290
《Baltic & Beyond 〜 バルト海諸国作曲家の作品集》
 バリス・ドヴァリョーナス(1904-1972):
  1) Pezzo elegiaco (1946),
  2) Scherzino (1960),
  3) Elegia canzonetta (1960),
  4) Adagio (1971),
  5) Impromptu (1969),
  6) Meditation (1960) /
 7) ギヤ・カンチェリ(1935-):Time...and again /
 8) ペトリス・ヴァスクス(1946-):Music for a Summer Evening /
 9) アルヴォ・ペルト(1935-):フラトレス,
ピート・クーンホフ(ヴァイオリン),
トーマス・ヘクト(ピアノ)

 バルト三国の魅惑的なヴァイオリン作品
 北ヨーロッパに位置する「バルト三国」ラトビア、エストニア、リトアニアは、かつてはロシア帝国に支配され、一時は独立するも、1940年にソビエト連邦に併合、1980年代に完全独立するまではソ連の一部とされていました。
 この周辺はペルトやカンチェリ、ヴァスクスなど優れた音楽家を多く輩出する地域であり、ソ連の抑圧をかわしながら素晴らしい傑作が次々と生まれています。
 このアルバムは、あまり知られていないドヴァリョーナスの小品を中心に、前述の作曲家たちの魅惑的な作品を、南アフリカのヴァイオリニスト、クーンホフと、アメリカのピアニスト、ヘクトが演奏。共感溢れるパフォーマンスを繰り広げています。



  


8.579013
\1100
IN THE MOMENT-その瞬間に
 弦楽四重奏の小品集

 1.トゥーリナ(1882-1949):闘牛士の祈り Op.34
 2.ウェーベルン(1883-1945):Langsamer Satz(緩徐楽章)
 3.メンデルスゾーン(1809-1947):
   弦楽四重奏のための4つの小品 Op.81より
    第1番:主題と変奏 ホ長調
 ショスタコーヴィチ(1906-1975):2つの弦楽四重奏のための小品
  4.エレジー-歌劇《ムチェンスク市のマクベス夫人》 Op.29より
  5.ポルカ-歌劇《黄金時代》Op.22より
 6.ニールセン(1865-1931):若き芸術家の棺の傍らで FS58
 7.ヴォルフ(1860-1903):イタリア風セレナーデ(1887)
 8.プッチーニ(1858-1924):弦楽四重奏のためのエレジー「菊」(1890)
 9.メンデルスゾーン:
   弦楽四重奏のための4つの小品 Op.81より
    第2番:スケルツォ イ短調
 ドヴォルザーク(1841-1904):ワルツ集 Op.54より
  10.第1番
  11.第4番
 12.シューベルト(1797-1828):弦楽四重奏の楽章 ハ短調 D703
 13.メンデルスゾーン:
    弦楽四重奏のための4つの小品 Op.81より
     第3番:奇想曲 ホ短調
アラベラ弦楽四重奏団
【メンバー】
 ジュリー・エスカー(ヴァイオリン)
 ザリタ・クヴォーク(ヴァイオリン)
 エットーレ・カウザ(ヴィオラ)
 アレクサントル・ルカルメ(チェロ)

 恋愛、生死など様々なテーマの下に書かれた小さな弦楽四重奏曲のコレクション。
 ウェーベルンの名作「ラングザーマー・ザッツ」は若き彼の恋心が反映された、まだ調性を放棄する前のロマンティックな音楽。晩年に書かれたメンデルスゾーンの小品、風刺が効いたショスタコーヴィチの2曲、ニールセンの友人の死に際して書かれた哀悼の曲、やはり哀悼の曲であるプッチーニの「菊」、ピアノ曲としても知られるドヴォルザークの楽しい2曲のほか、シューベルト、ヴォルフ、トゥーリナの多彩な作品が並べられています。

 録音 2014年5月25-27日 Futura Productions, Roslindale Total Playing Time:68'33"



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


NAXOS



8.111407
\1100
グレート・ピアニスト・シリーズ/ラフマニノフ(1873-1943)ソロ録音集 第4集/
 トーマス A.エジソン Inc.録音集 1919年4月 ニューヨーク

【1919年4月18日  ニューヨーク録音】
 1.ショパン:ワルツ 変イ長調 Op.42(TAKE A)
 2.ショパン:ワルツ 変イ長調 Op.42(TAKE C)
 3.モーツァルト:ソナタ 第9番 イ長調 K331-第1楽章(TAKE A)
 4.モーツァルト:ソナタ 第9番 イ長調 K331-第1楽章(TAKE C)
【1919年4月19日  ニューヨーク録音】
 5.D.スカルラッティ:パストラール ホ短調 K9/L413/P65
  (タウジヒ編)(TAKE A)
 6.D.スカルラッティ:パストラール ホ短調 K9/L413/P65
  (タウジヒ編)(TAKE C)
 7.ショパン:ワルツ 変イ長調 Op.64-3(TAKE A)
 8.ショパン:ワルツ 変イ長調 Op.64-3(TAKE B)
 9.ショパン:ワルツ 変イ長調 Op.64-3(TAKE C)
【1919年4月23日  ニューヨーク録音】
 10.リスト:ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調 244/2
  (カデンツァ:ラフマニノフ)(TAKE A)
 11.リスト:ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調 244/2
  (カデンツァ:ラフマニノフ)(TAKE B)
 12.リスト:ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調 244/2
  (カデンツァ:ラフマニノフ)(TAKE C)
セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ)

 1917年、十月革命の結果、ボリシェヴィキ(レーニン率いるロシアの政党)が政権を掌握したロシアを離れることにしたラフマニノフ。彼は所有物をすべて放棄し、新しい人生を始めることとなりました。
 スカンジナヴィアからデンマークを経由し、翌年アメリカに渡ったラフマニノフは、優れたコンサート・ピアニストとして活動を始め、家を買う資金調達のために1918年の終わりには4か月に40回ものコンサートを行いましたが、それに目を付けたのがアメリカの新興レコード会社の数々でした。
 なかでもエジソンレコード社には、これまでローゼンタールが録音した以外は、優れたピアニストの録音がなかったため、ラフマニノフと最初に契約をして、いくつかの録音を行うことが可能でした。
 しかしエジソンレコード社は、ラフマニノフが承認しなかった録音を販売してしまったため、以降ラフマニノフは、ビクタートーキングマシン社と契約を結び、多くの録音を販売することとなりました。
 このアルバムには、エジソンレコード社に残る音源が複数テイク収録されております。

  ウォード・マーストン復刻、Total Playing Time:71'46"



<メジャー・レーベル>
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SONY



8898530258-2
(12CD)
\5200→\4590

CD初期の1987年CBSソニー発売以来のリリース
 秘蔵のオリジナル・アナログ・マスターテープより24bit/192kHzリマスタリング
  リリー・クラウス/モーツァルト:ピアノ協奏曲全集

モーツァルト:
【Disc1】
 1) ピアノ協奏曲第12番イ長調 K.414,
 2) ピアノ協奏曲第18番変ロ長調 K.456,
【Disc2】
 1)ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466,
 2) ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488,
【Disc3】
 1) ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491,
 2) ピアノ協奏曲第26番ニ長調 K.537「戴冠式」,
【Disc4】
 1) ピアノ協奏曲第8番ハ長調 K.246,
 2) ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271,
【Disc5】
 1) ピアノ協奏曲第11番へ長調 K.413,
 2) ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453,
【Disc6】
 1) ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459,
 2) .ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482,
【Disc7】
 1) ピアノ協奏曲第1番ヘ長調 K.37,
 2) ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 K.39,
 3) ピアノ協奏曲第3番ニ長調 K.40,
【Disc8】
 1) ピアノ協奏曲第4番ト長調 K.41,
 2) ピアノ協奏曲第5番ニ長調 K.175,
【Disc9】
 1) ピアノ協奏曲第6番変ロ長調 K.238,
 2) ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503,
【Disc10】
 1) ピアノ協奏曲第13番ハ長調 K.415,
 2) ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 K.449,
【Disc11】
 1) ピアノ協奏曲第15番変ロ長調 K.450,
 2) ピアノ協奏曲第16番ニ長調 K.451,
【Disc12】
 1) ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467,
 2) ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595
リリー・クラウス(ピアノ),
スティーヴン・サイモン(指揮)
ウィーン音楽祭管弦楽団

 20世紀最高のモーツァルト弾きが残した極め付けの遺産が30年ぶりに蘇ります!

 20世紀最高のモーツァルト弾きの一人、リリー・クラウスは、その最円熟期の録音「モーツァルト:ピアノ協奏曲全集」。
 クラウスは1966〜67年にニューヨークでモーツァルトのピアノ協奏曲全曲演奏を行なって高く評価されましたが、ほぼ同時期にウィーンのコンツェルトハウスのモーツァルトザール(中ホール)で、エピック・レーベルにセッション録音したのが当アルバム収録の演奏です。
 ヨーゼフ・クリップスの薫陶を受けた気鋭のスティーヴン・サイモン(1938-2013)を指揮者に、ウィーン交響楽団のピックアップ・メンバーで構成された「ウィーン音楽祭管弦楽団」を伴奏に得たこれらの演奏は、作品に内包される優雅さ、情熱、悲劇など、豊かな感情の起伏を憶することなく表出し、20世紀モーツァルト作品録音の中でも最も重要な位置を占め、ほぼ同時期のダニエル・バレンボイム(ピアノ&指揮)イギリス室内管弦楽団(EMI)、ゲザ・アンダ(ピアノ&指揮)ザルツブルク・モーツアルテウム管弦楽団(DG)との全集とともに、アナログ時代を代表するモーツァルトの協奏曲全集として高い評価を獲得していました。

 この貴重な全集は当初EPICレーベルで発売が始まり、途中からColumbiaに移りました。
 しかし海外では再発売には消極的で、これまで全集としてはCD初期の1987年に当時のCBSソニーによって00DC920〜30の品番で11枚組、28,000円のボックスとしてCD化されただけでした(後期の8曲は2013年に「タワーレコードx Sony Classicalスペシャル・コレクション」として再発売)。

 それだけに今回の発売はまさに待ちに待ったCD化といえるでしょう。
 枚数は、オリジナルLPでの組み合わせをそのまま再現しているため1987年のボックスより1枚増えています。

 今回このボックス発売に当たっては、87年のデジタル・マスターは使用せず、新たにソニー・クラシカル秘蔵のオリジナル・アナログ・マスターテープより名手アンドレアス・K・マイヤーが24bit/192kHzリマスターを行っています。
 既発売の「オリジナル・アルバム・コレクション」同様、商品化に際しては細心の注意がはらわれており、各ディスクはLP時のオリジナル・ジャケット・デザインによる紙製スリーブケースに収められ、厚紙製クラムシェルボックスに収納されています。
 オールカラーのブックレットには、詳細な録音データを含むトラックリストと新規ライナーノーツを掲載。

 多くのボックス廉価盤が市場を賑わしていますが、それらとは一味もふた味も違った貴重なセットといっていいでしょう。

 【録音】1965年5月〜1966年9月、ウィーン、コンツェルトハウス、モーツァルトザール
 

8898534544-2
\2000

ヨーヨー・マ/ヨーヨー・マ、プレイズ・バッハ

J.S.バッハ:
 1) 無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV.1009(全曲),
 2) 『マタイ受難曲』より「憐れみたまえ、わが神よ」,
 3) 『管弦楽組曲第3番』より「アリア」,
 4)『カンタータ第147番』よりコラール「イエスは変わらざるわが喜び」,
 5) チェロ・ソナタ第1番ト長調BWV.1027(全曲),
 6) 目を覚ませと呼ぶ声が聞こえBWV.645,
 7) 『ゴルトベルク変奏曲』BWV988より「アリア」,
 8) 『カンタータ第208番(狩りのカンタータ)』より「良き羊飼いの見守るところ」,
 9) アヴェ・マリア(グノー編),
 10) 『無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調BWV.1012』より「サラバンド」,
 11) 『管弦楽組曲第3番』より「アリア」,
 12) コリリアーノ:ファンシー・オン・バッハ・アリア(バッハのアリアによるファンシー)
ヨーヨー・マ(チェロ)/
トン・コープマン(指揮&編曲)
アムステルダム・バロック管弦楽団(2,3,4,6,7,8)/
キャサリン・ストット(ピアノ:9)/
ボビー・マクファーリン(ヴォーカル:11)

 現代最高のチェリストとして常に新しい可能性を求めて歩み続けるヨーヨー・マ。ヨーヨー・マにとってバッハは4才のころから毎日弾き続けてきた特別な作曲家であり、今作は彼が録音したバッハの名演の中から素晴らしいものを収録したベスト盤といえます。
 チェリストにとってバイブルと言われるバッハの“無伴奏チェロ組曲”の記念碑的録音。コープマンらオリジナル楽器アンサンブルと共演し新境地を拓いた記念すべきアルバム「シンプリー・バロック」。ヨーヨー・マはこの録音のために愛用のチェロ(1712年製ストラディヴァリ)をガット弦に張替え、エンドピンをはずすなど、オリジナル楽器に近い音が出せるように改良して望んだ意欲作など。バッハとチェロの魅力がふんだんに注入された、充実のアルバムです。

【録音】1982〜2015年
 

8898543019-2
\2600
アレクサンドル・ブロック/ティエリー・エスケシュ:バロック・ソング
 ティエリー・エスケシュ:
  1) 管弦楽のための「バロック・ソング」,
  2) クラリネットと管弦楽のための協奏曲,
  3) 弦楽のための「思い出」,
  4) 管弦楽組曲「クロード」,【演奏】
アレクサンドル・ブロック(指揮)
フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団,
ポール・メイエ(クラリネット:2)

 1965年生れの作曲家・オルガニスト、ティエリー・エスケシュの作品集です。
 エスケシュはパリ音楽院を優秀な成績で卒業し、アンドレ・ジョリヴェ賞、ブーランジェ賞、ジョルジュ・エネスコ賞など数多く受賞し、120以上の作品を発表しているフランス屈指の作曲家であり、2017年にはフランスのクラシック音楽ヴィクトワール賞の「コンポーザー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれています。
 同時に、デュリフレがオルガニストをつとめたことで知られるサンテティエンヌ=デュ=モン教会の現在のオルガニストをつとめ、2013年にはパーヴォ・ヤルヴィ指揮パリ管弦楽団のに日本公演に帯同してサン=サーンスの「オルガン付き」でオルガン・ソロを弾いています。
 当アルバムにはエスケシュのここ数年のオーケストラ曲4曲が収められています。アルバム・タイトルになっている2007〜14年の「バロック・ソング」は、バッハのオルガン・コラールやベートーヴェン作品の主題の断片などを変容・発展させた作品です。2012年の「クラリネット協奏曲」は初演者ポール・メイエのソロで録音されています。
 2009年の「思い出」は、リヨン国立管のレジデント・コンポーザーだった時に自作の弦楽四重奏曲を改作したもので、ベートーヴェン「ワルトシュタイン」第1楽章からの音楽素材が使われています。
 リヨン国立歌劇場で2013年3月に初演されたオペラ「クロード」から作曲者自身が編んだ交響的組曲「クロード」がアルバムの最後を飾ります。
 国立リール管弦楽団音楽監督で、フランスで「最も熱きエネルギーをもつ若き指揮者」として注目を浴びているアレクサンドル・ブロックが緻密かつ美しい演奏を繰り広げています。

  【録音】2016年7月, リヨン歌劇場





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RCA



8898539503-2
(12CD)
\5200→\4590

ジョン・ブラウニング/
 ザ・コンプリートRCAアルバム・コレクション


【Disc1】
 1) バーバー:ピアノ協奏曲Op.38,
 2) ウィリアム・シューマン:オルフェウス 〜
   ジョージ・セル(指揮)クリーヴランド管弦楽団, ウィリアム・ローズ(チェロ:2)
    [録音]1964年/
【Disc2】
 ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲Op.120 [録音]1965年/
【Disc3】
 プロコフィエフ:
  1) ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.16,
  2) ピアノ協奏曲第1番変ニ長調Op.10 〜
    エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)ボストン交響楽団
     [録音]1965年/
【Disc4】
 1) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110,
 2) シューマン:交響的練習曲Op.13[録音]1966年/
【Disc5】
 プロコフィエフ:
  1) ピアノ協奏曲第3番ハ長調Op.26,
  2) ピアノ協奏曲第4番変ロ長調Op.53 〜
    エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)ボストン交響楽団[録音]1967年/
【Disc6】
 1) ラヴェル:ソナチネ, 2) クープランの墓, 3) 夜のガスパール [録音]1967年/
【Disc7】
 1) チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23 〜
   小澤征爾(指揮)ロンドン交響楽団[録音]1966年/
【Disc8】
 1) プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番ト長調Op.55,
 2) クルト・ヴァイル:『三文オペラ』より組曲 〜
    エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)ボストン交響楽団[録音]1969年/
【Disc9】
 ショパン:1) 練習曲集Op.10, 2) 練習曲集Op.25[録音]1968年/
【Disc10】
 1) ベートーヴェン:三重協奏曲ハ長調Op.56 〜
   ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン), ラルフ・キルシュバウム(チェロ),
   クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)ロンドン交響楽団[録音]1996年,
 2) バーバー:ピアノ協奏曲Op.38 〜
    レナード・スラットキン(指揮)セントルイス交響楽団[録音]1990年/
【Disc11】
 バーバー:1) 4手のための思い出 〜 レナード・スラットキン(ピアノ)[録音]1990年,
 2) サン=サーンス:組曲『動物の謝肉祭』〜小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団[録音]1992年,
 3) ドビュッシー:前奏曲集第2巻(未発表音源)
【Disc12】
 ドビュッシー:
  1) ピアノのために, 2) 映像第1集, 3) 映像第2集, 4) 版画
     (1-4全て未発表音源)
ジョン・ブラウニング(ピアノ)

 卓越した超絶技巧と繊細な美音で知られる、20世紀アメリカを代表する名ピアニスト、ジョン・ブラウニング(1933-2003)が1965年から1996年にかけてRCAに残した全録音をCD12枚組に集成したボックスセットが登場します。
 協奏曲ではラインスドルフ/ボストン響とのプロコフィエフの全集がアナログ時代の輝かしい名盤とし知られているほか、若き小澤/ロンドン響とのチャイコフスキー第1番も含まれ、世界初演を担った定番のバーバー「ピアノ協奏曲」は、名盤として知られるセル/クリーヴランド管との世界初録音と、1991年にグラミー賞を受賞したスラットキン/セントルイス響とのデジタル再録音の2種類が収録されています。
 ソロでは、アナログ時代から有名でブラウニングの代表盤だったベートーヴェン「ディアベリ変奏曲」とショパン「練習曲全曲」のほか、シューマンとラヴェルのソロ曲が含まれ、さらに未発売だったドビュッシーのピアノ曲がCDにして約1.5枚分含まれているのが嬉しいところです。
 また初出CDではスラットキンとのバーバー「ピアノ協奏曲」の余白に収録されていた、スラットキンとの共演による4手作品「思い出」、もともとファンハウスから発売された小澤/ボストンとの「動物の謝肉祭」も含まれています。バッハから現代作品まで幅広いレパートリーを誇ったブラウニングのごく一部にしか過ぎませんが、特に全盛期だった1960年代の演奏は今耳にしても実に充実した演奏といえるでしょう。
 Disc2, 4, 6は初CD化。Disc11の3)とDisc12は未発表音源。
 今回このボックス発売に当たっては、アマログ録音に関しては、オリジナル・マスターテープより24bit/192kHzリマスターされています。
 既発売の「オリジナル・アルバム・コレクション」同様、商品化に際しては細心の注意がはらわれており、各ディスクはLP時のオリジナル・ジャケット・デザインによる紙製スリーブケースに収められ、厚紙製クラムシェルボックスに収納されています。
 オールカラーのブックレットには、詳細な録音データを含むトラックリストとジェッド・ディストラーによる新規ライナーノーツを掲載。



 ジョン・ブラウニング プロフィール:

  1933年、コロラド州デンバー生まれ。5歳で母にピアノの手ほどきを受け、10歳でロジーナ・レヴィーンに師事。同年デンバー交響楽団のソリストとして出演。1945年、家族とともにロサンゼルスに移住し、オクシデンタル・カレッジで2年間過ごした後、1950年からはニューヨークのジュリアード音楽院でロジーナ・レヘンネに師事。1955年、レーヴェントリット・コンクールで優勝して大きく注目され、1956年にニューヨーク・フィルと初共演。1962年にはリンカーン・センターのオープニング・コンサートのために書かれたバーバーのピアノ協奏曲(ピューリッツァー賞受賞)の世界初演を担っています。
 1970年代からは過労で演奏会の回数を減らしていましたが、1990年代には本格的な演奏活動に復帰し、その生涯の頂点を極めました。
 最後の演奏会は、2002年4月、ワシントンのナショナル・ギャラリー・オブ・アートでのリサイタルで、その翌月の2002年5月に米国最高裁判所で特別に招待された聴衆の前で弾いたのが最後の公開演奏となりました。
 2003年1月26日、69歳で心不全のため亡くなりました。














4/18(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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NAIVE



E 8940
\2600→\2390
ホプキンソン・スミス(リュート)
 エリザベス朝時代のイギリスの音楽 
mad dog

 ジョン・ジョンソン(c.1540-1594):
   ジョンソンの宝石/喜びへのパヴァーヌ/喜びへのガイヤルド/
   保護者の休息/一日の終わりのパヴァーヌ/御者のホイッスル
 アンソニー・ホルボーン(?-1602):
   ヒイラギの夕に/ハイ・ホー・ホリデイ/ファンタジー/パヴァーヌ/
  パヴァーヌのためのガイヤルド/mad dog/マイセルフ/パッション/
  ホルボーン氏の最後の望みと遺言/
  muy linda/妖精のラウンド/さようなら
 ウィリアム・バード(1540-1623):みみざわりなパヴァーヌ
 ジョン・ダウランド(1563-1626):
  靴職人の妻/ダウランド氏のミッドナイト/プレリュード
 グレゴリオ・ヒューエット(1550?-1616)/ダウランド編:ファンタジー
ホプキンソン・スミス(リュート) 
 ホプキンソン・スミス最新盤!雄弁な語り口、豊かなサウンド

 リュート/1974年、ジョエル・ファン・レンネップ製8コースリュート
 録音:2015年6月/64’00

 リュート界の重鎮、ホプキンソン・スミス、待望の新録音の登場です。
 このたびスミスが取り上げたのは、エリザベス朝時代のイギリスの音楽。ジョン・ダウランド、そしてダウランドより前に生きた作曲家たちの作品が収録されています。
 アルバムタイトルにもなっている「mad dog」は、スミス自身が命名したホルボーンの作品。現在伝わっている資料で既に作品名が不明になってしまっているもののうち、本アルバムに収録されている4 作について、スミス自身が命名しています。
 スミスが絶妙なテンポ感でくりだす演奏は、どの作品も500 年以上前の作品とは思えぬ現代性をまとっています。
 即興かと思うような流暢さと豊かな音で、「古の典雅な楽器」といったリュートのイメージを一新するような1 枚です。

 =ホプキンソン・スミス=
  1946 年ニューヨーク生まれ。ハーヴァード大学卒。活動開始時はアンサンブルの活動に注力し、エスペリオンXX の設立にも関わった。80 年代半ばから、ソロの活動に専念、ナイーブからの数々のレコーディングは世界中で高く評価されている。バーゼルのスコラカントルムで教鞭をとっている。




 ほぼ活動停止になっているNAIVEからホプキンソン・スミスの2015年の録音が登場。
 契約として残っていたものがかろうじて新発売になっているのか。
 いずれにしてもNAIVE専属のような形で録音をしていたスミス、その一連の旧譜が手に入らなくなる日は近い。

 下記、スミスの代表作「リュートによるバッハ無伴奏」全曲も、すでに入手困難。
 海外在庫限りとなるのでお早めに。



スミスの代表作「リュートによるバッハ無伴奏」全曲

E8678
(2CD)\4600
J.S. バッハ:
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV 1001-1006 (リュート編)
ホプキンソン・スミス(リュート) 






TYXART



TXA 16078
\2600
フックス(1847-1927):チェロとピアノのための作品全集
 チェロとピアノのためのソナタ 変ホ長調 作品83
 チェロとピラノのための7 つの幻想曲 作品78
 チェロとピアノのためのソナタ ニ短調 作品29
マルティン・オステルターク(チェロ)
オリヴァー・トリンドル(ピアノ)
 フックスの優雅なチェロ作品集

 録音:2004年12月バーデン=バーデン・スタジオ/75’40

 19 世紀後半のオーストリアで活躍した作曲家ロベルト・フックスは、弦楽合奏団、室内合奏団のための5 つのセレナーデで歴史に名を残しました。
 フックスの作品、とくに室内楽の逸品が掘り出されるようになったのは最近のことです。ブラームスはフックスのことを「彼は素晴らしい音楽家です。繊細な作品はとても魅力的であり、喜びを感じる音楽です。」と語っています。
 今回収録されているチェロとピアノのための作品は、フックスの円熟期に書かれたもの。優雅で繊細な旋律は、深く豊潤な響きをもつチェロの醍醐味をより一層味わうことができます。
 

TXA 16081
\2600
現代ファゴット作品集
 エレーナ・カッツ=チェルニン(b.1957):
  スリック・バック・タンゴ/ フェード・カーテン/
  無頓着/その後/ ペギーのラグ
 ヨハネス・マリア・シュタウト(b.1974):
  ファゴット・ソロのための“セルロイド”
 ピエルルイジ・ビローネ(b.1960):
  ファゴット・ソロのための“青の断片”
 ヤコブ・TV (b.1951):I WAS LIKE WOW
 グバイドゥーリナ (b.1931) :ファゴットと低弦のための協奏曲
ローレライ・ダウリング(ファゴット)
クラングフォーラム・ウィーン
ヨハネス・カリツケ(指揮)
 オーストラリアのファゴット奏者による多彩な現代作品集

 録音:2013年8月、スタジオ227シドニー、オーストラリア/1998年2月モーツァルトザール・コンツェルトハウス・ウィーン、オーストリア(グバイドゥーリナ)

 オーストラリア出身のファゴット奏者ローレライ・ダウリングによるアルバム。ローレライ・ダウリングは、24 歳でシドニー交響楽団に入団し、その後数々のオーケストラでの演奏経験を経て、1994 年からクラングフォーラム・ウィーンのソロ・ファゴット奏者として活躍。現在はグラーツ国立音楽院やマドリード・カタリーナグルスカ音楽大学で後進の指導にもあたっています。
 ウズベキスタン出身でオーストラリアに移住した作曲家カッツ=チェルニン。2000 年のシドニー・オリンピックの開会式の音楽を担当するなど活躍しています。
 ここに収録されているのは、元々ピアノや他の楽器に書かれた作品をファゴット版として編曲したもの。カッツ=チェルニンらしい粋な旋律が散りばめられた楽曲となっています。
 またアルバムの最後に収録されたグバイドゥーリナのファゴットと低弦のための協奏曲は、ロシアの伝説的なファゴット奏者ワレリー・ポポフのために書かれた作品。
 

TXA 17087
\2600
ジェローム・ローズに薫陶を受けた若手ピアニスト、
 アンネ・リーグラー

  ハイドン:ピアノ・ソナタ第39番Hob.XVI, 24
  ラヴェル:ハイドンの名によるメヌエット
  シャブリエ:10の絵画風小品より「牧歌」
  グノー:「ファウスト」より” 花の歌”*
  ラヴェル:シャブリエ風に
  ボロディン:スケルツォ、小組曲より「セレナーデ」
  クープラン:ティク・トク・ショック
  ラヴェル:クープランの墓
アンネ・リーグラー(ピアノ)
ユリア・ザウアー(ソプラノ)*
 録音:2016年8月/59’40

 ドイツのピアニスト、アンネ・リーグラーは、ニューヨークのマネス音楽大学でジェローム・ローズ氏に師事。イタリアのモンカリエーリで開催されたヨーロッパ・ミュージック・コンペティションで優勝するなど世界各地のコンクール等で輝かしい受賞歴があります。
 このアルバムは「ア・ラ・マニエール・ド…」と題されており、「…風に」という意味。時代を超えて作曲者同士がアルバム上で交流するというイメージで選曲されているとのこと。



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CHRISTOPHORUS



CHR 77408
\2600→\2390

ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
 聖なるサルテリオ 〜
  ソプラノとオブリガート・サルテリオ、
   通奏低音のための聖週間の哀歌集

   ドメニコ・メローラ:レッツィオーネ第2番
   作曲者不詳(18世紀):聖木曜日のための哀歌第2番
   ジェンナーロ・マンナ:
    聖金曜日のためのレッツィオーネ第3番
   作曲者不詳:Atto di dolore di Metastasio

ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)、
イル・ドルチェ・コンフォルト
 〔フランツィスカ・フライシャンデル(サルテリオ、ディレクター)、
  ジョナサン・ペセク(チェロ)、
  ダニエル・ペレル(オルガン)〕
  18世紀イタリアの修道女によって演奏されていたハンマーダルシマー型の楽器、"サルテリオ"に焦点を当てたアルバム。
 グラウプナーの知られざるカンタータの見事な歌唱で話題を呼んだオーストリアの古楽系ソプラノ、ミリアム・フォイエルジンガーが歌うナポリ派の哀歌に、サルテリオのきらめくようなオブリガートが重なり、当時の教会音楽が蘇ります。サルテリオを演奏するフランツィスカ・フライシャンデルは、オーストリア生まれでサルテリオやハックブレットの演奏・研究を専門として活動する音楽家。

 録音:2016年4月3日−6日、オーストリア/使用楽器:Michele Barbi1725年製(ローマ)のサルテリオ


 サルテリオをもってるのはフランツィスカ・フライシャンデル

 そんな彼らの演奏風景。

https://youtu.be/YuJetp5RvAI


 サルテリオってそとう演奏が難しそう・・・

 そして美声を聞かせているのが・・・じわじわ人気が出つつあるミリアム・フォイエルジンガー。

 

 フォイエルジンガー、国籍不明っぽい美しい人です。
 ここではグラウプナー、歌ってます。

https://www.youtube.com/watch?v=aEUkOfb3uiE&feature=player_detailpage

 これ観たらフォイエルジンガーもグラウプナーも好きになっちゃいます。
..



旧譜
フォイエルジンガーの美しいグ
ラウプナー・アルバム

CHRISTOPHORUS
CHR 77381
\2600
グラウプナー:カンタータ集
 カンタータ 《恐れと嘆き》 GWV.1145/11
 弦楽と通奏低音のための序曲ハ短調GWV.413 より 《トンボー》
 カンタータ 《憂いとためらい》 GWV.1102/11b
 カンタータ 《私は神に忠実であり続ける》 GWV.1106/19
 カンタータ 《ああ、神と主よ》 GWV.1144/11
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
ペーテル・バルシ(指揮、ヴァイオリン)
カプリコルナス・コンソート・バーゼル
 ミリアム・フォイエルジンガーと言えばこのアルバム。
 グラウプナーの知られざるカンタータ。

 ハンブルク歌劇場のチェンバリスト、ヘッセン=ダルムシュタット方伯の宮廷楽長を務めたJ.S.バッハと同時代のドイツ・バロックの作曲家、クリストフ・グラウプナーのカンタータ集。師であるヨハン・クーナウの後任として聖トーマス教会のカントル候補として指名されながらも、雇用主であったヘッセン=ダルムシュタット方伯がグラウプナーを手放さず、カントル職はJ.S.バッハの手に渡ったというエピソード持つ。当時のドイツではテレマン、ヘンデルに次ぐ人気を誇ったグラウプナーだが、遺族が出版等の権利を持てなかった、弟子が少なかったなどの理由から、長い間その実力に反して不当に忘れられた存在となってきた。

 そんなグラウプナーの知られざるカンタータ集を再興すべく歌うのは、オーストリアの若き古楽系ソプラノ、ミリアム・フォイエルジンガー。フォイエルジンガーの心地よい歌声で、グラウプナーの官能的なカンタータのスタイルが見事に再現される。

 ※ 《ああ、神と主よ》を除く全曲が世界初録音。 / ※録音:2013年4月29日−5月2日、ハイリッヒ・クロイツ教会(バーゼル/スイス)



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CHR 77413
\2600→\2390
ルイ16世とマリー・アントワネットのために作曲された
 ジャン・ポール・エジード・マルティーニのレクイエム

  マルティーニ:
   ルイ16世とマリー・アントワネットのためのレクイエム
  グルック:深き淵より
コリンナ・シュライター(ソプラノ)
マーティン・プラッツ(テノール)
マルクス・シモン(バス)
ムジカ・フランコニア祝祭合唱団
ヴォルフガング・リーデルバウフ(指揮)
ラ・バンダ

 ジャン・ポール・エジード・マルティーニ(1741年8月31日 - 1816年2月14日 パリ)は、ドイツのフライシュタット出身のフランスの作曲家。
 フランスでは宮廷楽長として活躍した。

 そんな名前は知らないなあという人も、この曲は聴いたことがあると思う。
https://youtu.be/IjBNp07_qok

 「愛のよろこび 」の作曲者。(ちなみにモーツァルトの師匠は、ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ(1706年 - 1784年))

 そのエジード・マルティーニのレクイエム。 
 フランス革命によって処刑されたルイ16世とマリー・アントワネットのために作曲されたという。
 ただ、さすがに作曲された当時の動乱の時代には演奏できなかっただろうと思いきや、このひと1814年のブルボン家の王政復古まで生き延び、再び宮廷楽長に任命され、そのときにこの曲を作曲したらしい。
 そしてこの作品の初演を見届けて3週間後にこの世を去っている。

 
 マルティーニの生地であるドイツ、フライシュタットの教会で世界初録音されたライヴ・レコーディング。

 録音:2016年7月23日(ライヴ)、ドイツ
 

CHR 77411
\2600
ザムエル・シャイト:宗教的コンチェルト集 イ・ソナトーリ
 ハインリヒ・シュッツ、ヨハン・ヘルマン・シャインと並ぶ「ドイツ3大S」の一人、ザムエル・シャイト(1587−1654)の宗教作品集を中心に、同世代の作曲家、メルヒオール・フランク、ヨハン・エラスムス・キンダーマン、アンドレーアス・ハンマーシュミット、トーマス・ゼレ、バルトロメオ・デ・セルマ・イ・サラベルデらの作品も収録。
 ピリオド楽器アンサンブル "イ・ソナトーリ"の編成は、ドイツのベテラン歌手クヌート・ショッホが歌うテノール独奏に、ヴァイオリン、バス・ドゥルシアン、オルガン、ヴィオローネ。

 録音:2016年8月1日−3日、ドイツ
 

CHR 77407
\2600
ザムエル・カプリコルヌス「イエスの受難と死の歌」
 Christophorusから新装登場

  ザムエル・カプリコルヌス:
   イエスの受難と死の歌
   テアトルム・ムジクム(抜粋)
ブノワ・アレ(指揮)
ラ・シャペル・レナーヌ
 ザムエル・カプリコルヌス(1628−1665)は、チェコ(ボヘミア)生まれ、ブラチスラヴァで音楽教師&音楽監督やシュトゥットガルトで宮廷楽長として活躍。多くの楽曲を残し、その高い水準、独創性や多様性によって、当時の偉大な宗教音楽家の一人として認められていながらも、現代では不当に忘れられてきたバロック期の作曲家。カプリコルヌスのもっとも独創的な作品の一つである「イエスの受難と死の歌」が、Christophorusから新装登場。

 録音:2006年1月19日−21日、フランス




ENCELADE



ECL 1502
\2500
イン・ノミネ 〜 1600年頃ヨーロッパ音楽の地獄と天国
 ブル:イン・ノミネ
 エアバッハ:第9旋法によるリチェルカーレ
 パレストリーナ&ボヴィチェッリ:私はこんなに傷ついて
 パレストリーナ:丘や野原に
 アテニャン&ジェルヴェーズ:ブランル組曲/他
レ・アルピー
 〔オディール・エドゥアール(ヴァイオリン)、
  ミカエル・コジアン(バグパイプ)、
  ピエール・ガロン
   (スピネッティーノ、コラション)、
  フレディ・アイヒェルベルガー
   (オルガン、シターン、ディレクター)〕
ユグノー合唱団
 フレディ・アイヒェルベルガーが率いるアンサンブル、レ・アルピー(Les Harpies)による、ルネサンス・ヨーロッパの音楽の旅。
 サン=サヴァン教会のルネサンス・オルガンを中心に様々な楽器を使い、宗教音楽から世俗音楽まで、ヨーロッパ各地で描かれた「地獄と天国」を、趣のあるピリオド楽器によって表現します。

 録音:2015年9月14日ー17日、フランス

 ☆YouTubeにてご試聴いただけます!
  https://www.youtube.com/watch?v=SGkceicGohY




ET’CETERA



KTC 1581
\2500
ロレンツォ・ヴェクバッヒャー:チェンバロ四重奏曲集
 四重奏曲第6番ニ長調/四重奏曲第7番ト長調/
 四重奏曲第3番ハ長調/四重奏曲第1番ヘ長調/
 四重奏曲第2番イ長調/四重奏曲第4番変ロ長調/
 四重奏曲第5番変ホ長調
コルネール・ベルノレ(チェンバロ)
アポセオシス
 アントワープ音楽院の図書館に眠る18世紀の知られざるチェンバロ四重奏曲

 ベルギー・ヤング・ミュージシャン・オヴ・ジ・イヤー2014に選ばれた若きチェンバリスト、コルネール・ベルノレと、ベルノレ率いるピリオド・アンサンブル"アポセオシス"のセカンド・アルバムは、ベルギーの図書館に眠っていた知られざるチェンバロ四重奏曲集。
 ロレンツォ・ヴェクバッヒャー(18世紀後半)は、アントワープ王立音楽院の図書館に370ページ以上にわたる手稿譜が保存されているものの、経歴の殆どが謎に包まれている作曲家(プロイセン宮廷の楽長とされる資料もあるが、他の歴史的な資料からは確認できていない。また、一部のパート譜を除いて他の場所から作品が発見されていない)。
 研究者でもあるコルネール・ベルノレがこの手稿譜を研究・解析し、このアルバムを録音。アントワープ王立音楽院の研究プロジェクトとして、CDと楽譜(Musikproduktion Hoflich)が発売されます。

 録音:2016年9月3日ー6日ベルギー
 

KTC 4026
\2500
〔再プレス〕
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098−1179):
 デンデルモンデの写本より
ドース・マル
 〔カテリーン・ファン・ラエザム(ヴォーカル)、
  バルト・コーエン(リコーダー)、
  ライアム・フェネリー(フィドル)〕
 ベルギーのフランドル地方、デンデルモンデにある聖ピータース&ポール寺院で発見された"写本"に収められていた世界最古の女流作曲家と伝わるヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098−1179)の作品8曲を収録。
 パウル・ファン・ネーヴェル率いるウェルガス・アンサンブルのメンバーで結成されたドース・マルは、このビンゲンの作品集がデビュー録音となる古楽演奏団体。
 ファン・ラエザムの神秘的で愁いを帯びた歌声が、ベルギーで眠っていたビンゲンの音楽を呼び起こす。

 録音:2008年11月1日ー2日、ベルギー
 ※2009年にご案内の「KTC 4026」の再生産による再案内となります。




ZED CLASSICS


ZED 17001
\2500
ジェームズ.W.イマン・プレイズ・
 シェーンベルク、ブーレーズ、ウェーベルン、アミ

  シェーンベルク:3つのピアノ小品 Op.11
  ブーレーズ:ピアノ・ソナタ第3番
  ウェーベルン:ピアノのための変奏曲 Op.27
  アミ:ピアノ・ソナタ
ジェームズ.W.イマン(ピアノ)
 ピッツバーグを拠点に、20世紀〜21世紀の音楽を専門として活動するアメリカの若手ピアニスト、ジェームズ.W.イマンのデビュー・レコーディング。
 シェーンベルク、ウェーベルン、ブーレーズといった十八番のレパートリー、そして彼が米国初演も行っているジルベール・アミのピアノ・ソナタはこの録音が世界初録音。
 ピアニストとしての活動のほか、1900年以降の音楽やアヴァンギャルドの美学についての講義、作曲のワークショップなども行うジェームズ.W.イマン。コンテンポラリー・ピアノ・ファン要注目!

 録音:2015年12月27日ー29日、ベルギー

☆ジルベール・アミのピアノ・ソナタ(米国初演時の演奏)をYouTubeにてご試聴いただけます!
 https://www.youtube.com/watch?v=21MZ33eCJ40





TACET



S 224
(SACD Hybrid)
\2600
アウリンSQ,今井信子 モーツァルト:弦楽五重奏曲集
モーツァルト:
 1. 弦楽五重奏曲第4番 ト短調 K.516
 2. 弦楽五重奏曲第1番 変ロ長調 K.174
アウリン弦楽四重奏団
今井信子(ヴィオラ)
 1981年に20歳代前半の演奏家達により設立され現在に至るまで数々の演奏や録音(特にTACETレーベルから発売されているハイドン、ベートーヴェンのシリーズ)等により主にヨーロッパで高く評価されているアウリン弦楽四重奏団。
 創立来、メンバーを変えず、4つの楽器の音色・音楽が高い集中力で融合され醸し出される演奏は決して派手ではありませんが伝統を守り今に伝える強い意志が極上の芸術として聴く者の心を捉えます。
 今回、日本が誇る世界的なヴィオラ奏者、今井信子とは演奏会でもモーツアルトの弦楽五重奏曲で共演しており息の合った演奏を私達に届けてくれます。
 TACETレーベル特徴である音の良さがこの素晴らしい演奏の息遣いまで確実にとらえています。
 
 ※1989年に創立されたTACETレーベル25周年録音プロジェクトの一環です。
  2014、2015年 ドイツ、ヴッパタール、インマヌエル教会での録音 
  ・5.1 Version Real Surround Sound for all SACD Surround Systems・Stereo Version for all Stereo Systems Plays on CD/SACD/DVD Players


 ※既に発売済みでご好評いただいているTACET 217 (3CD)からのSACD化 S 223に続く第2弾です。
  のこりも順次、SACD化され発売予定です。

 

TACET(Blu−rayオーディオ)


B 119
(Blu-ray Disc Audio)
\2600
※CDプレーヤーでは再生できません
フルトヴェングラー:ピアノ五重奏曲 ハ長調
 第1楽章:Molto Allegro 28分00秒
 第2楽章:Adagio 25分37秒
 第3楽章:Ruhig - Gemachlich und heiter (Allegretto!) 26分40秒
クラレンス五重奏団 Clarens Quintet
 ゲルノート・ジュスムート(第1ヴァイオリン)
 エヴァ・シェーンヴァイス(第2ヴァイオリン) 
 フェリツックス・シュワルツ(ヴィオラ)
 アンドレアス・グレーガー(チェロ)
 セバスチャン・クーネルト(ピアノ)
 フルトヴェングラーの作品演奏に造詣の深いゲルノート・ジュスムートを中心に世界的に知られるフルトヴェングラーの作品研究者で指揮者でピアニストでもあるセバスチャン・クーネルトの他、ドイツで活躍する演奏家達による、まさにこの作品を演奏するためのに結成されたとも言えるピアノ五重奏団による名演奏です。
 2003年 ケルンのドイツ放送局での録音

 このソフトはBlu-ray Discで楽しめます。
 一般のCDプレーヤーでは聴く事ができません。
 チャプター等の画像の他に映像は無く、音楽のみです。
 下記の3種のサウンドが楽しめます。
 ・5.1 2.4Bit/96khz TACET Real Surround sound(default)
 ・5.1 2.4Bit/96khz TACET Moving Real Surround sound
 ・2.0 24Bit/96khz Stereo



<LP>


韓国WESTMINSTER(LP)


43060
(3LP)
\12000
J.S. バッハ: 無伴奏チェロ組曲-全曲
 (3LP 限定ボックス・セット)
LP1
 Side 1
  組曲第1番 ト長調, BWV 1007
 Side 2
  組曲第3番 ハ長調, BWV 1009
LP 2
 Side 1
  組曲第4番 変ホ長調, BWV 1010
 Side 2
  組曲第5番 ハ短調, BWV 1011
LP 3
 Side 1
  組曲第2番 ニ短調, BWV 1008
 Side 2
  組曲第6番 ニ長調, BWV 101
アントニオ・ヤニグロ(チェロ)
Used original master tapes of Universal Music
180 gram vinyls pressed by German Pallas GmbH
Analog mastering by German Emil Berliner
Original liner notes by James Lyons in English, together with Korean translation





<国内盤>


ミッテンヴァルト



MTWD 99063
\3000+税
「黛敏郎 ピアノ作品集」
 黛敏郎(昭和4年〜平成9年、1929-1997):
秦はるひ(Piano)
(23)(24)入川 奨(Percussion)
  12の前奏曲(1945-1946)* Preludes pour Piano
   (1)1.Marche [行進曲 ハ長調](1945.4)/(2)2.Arabesque [アラベスク イ短調](1946.6)/
   (3)3.Barcarole [舟唄 ト長調](1945.5)/(4)4.Toccata [トッカータ ホ短調](1946.9)/
   (5)5.Fantasie [幻想曲 ニ長調](1945.7)/(6)6.Pastorale [牧歌 ロ短調](1945.7)/
   (7)7.Intermezzo [間奏曲 イ長調](1945.8)/(8)8.Sarabande [サラバンド 嬰ヘ短調](1945.4)/
   (9)9.Berceuse [子守歌 ホ長調](1945.11)/(10)10.Nocturne [夜想曲 嬰ハ短調](1946.1)/
   (11)11.Serenade [セレナーデ ロ長調](1946.5)/(12)12.Elegie [悲歌 嬰ト短調](1946.8)

  天地創造(1965)* THE BIBLE
   (13)1.Thema [テーマ音楽]/(14)2.Creation of Adam [アダムの誕生]/
   (15)3.Creation of Eve [イヴの誕生]/(16)4.Cain and Abel [カインとアベル]/
   (17)5.Noah’s Ark [ノアの方舟]/(18)6.Mt.Ararat[アララト山]/
   (19)7.Tower of Babel [バベルの塔]/(20)8.Sodom [ソドム]/
   (21)9.Abraham and Sarah [アブラハムとサラ]/

  (22)バレエ「かぐや姫」から金の枝の踊り(1950)
   Dance of Golden Branch from the ballet “Kaguyahime”

 (ボーナストラック)
  オール・デウーヴル(1947)* Hors-d’oeuvre
   (23)第1楽章 (24)第2楽章

  ※*印:世界初録音
  ※1〜21の曲名は欧文のみであるため、[ ]内に日本語による表記を便宜的に付加した。
 黛敏郎 生誕88 年 没後20 年、前奏曲から天地創造まで、まさに黛敏郎傑作集(西耕一)

 録音:(1)-(22)2016 年4 月26 日・27 日神奈川県二宮町生涯学習センター ラディアンホール、(23)(24)2016 年12 月26 日ファツィオリ・ショールーム、 TT[69:39]

 「12の前奏曲」の自筆楽譜の表紙には「Op.0 1〜24」と記されている。作品番号を「零」としたのは本格的な作曲を開始する準備作品として位置付けていたためであろう。東京音楽学校に入学した頃に第1曲目が書かれたが、当時黛はまだ16 歳の少年であった。当初は24 の前奏曲として構想され調号の付かないハ長調とイ短調から始まり♯の数を増しながら長調と短調を並べてゆく形で書き進められたが13 曲目以降は書かれていない。
 「天地創造」は1966 年のジョン・ヒューストン(1906-1987)監督によるアメリカとイタリアの合作映画。原題は「聖書(The Bible)」であったが日本では「天地創造」の邦題で公開された。
 当初ストラヴィンスキーに音楽を依頼するはずだったが処々の問題により実現せず、「涅槃交響曲」のレコードを聴いた監督から黛が指名された。オリジナルは合唱を伴った管弦楽曲であるが、当CD は本人編作のピアノ版出版譜(1966)による演奏である。
 「オール・デウーヴル」はジャズの溌剌たる躍動感、生命力に溢れたヴァイタリティを、純音楽的に表現しようと試みたものである。第1 楽章は短いイントロダクションとブーギー・ウーギー。第2 楽章はルンバ。ちなみにこの「オール・デウーヴル」という言葉は今日では日本語化されて「オードブル」等と言われている。



















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