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≪第93号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その2 2017/7/4〜





7/7(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


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ARTE DELL′ARCO JAPAN



ADJ 053
\2700→\2490
鈴木美登里のソロ・アルバム
 Scherzi Musicali 音楽の諧謔

  クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
   「音楽の諧謔」より
    (1)主を賛美せよ/(2)ああ、僕は倒れる/(3)それでは本当なのか?
  (4)ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):トッカータ第1番
  モンテヴェルディ:
   (5)わたしは野の花/(6)来たりて見よ
  (7)ミケランジェロ・ロッシ(ca.1601-1656):トッカータ第7番
  モンテヴェルディ:
   (8)呪われよ/(9)高慢でとげとげしい眼差し/
   (10)あなたは僕のすべてだった
  (11)ビアージョ・マリーニ(ca.1594-1663):
   ソナタ作品8 の3『ヴァリアータ』
  モンテヴェルディ:
   (12)アリアンナの嘆き/(13)ほら、柔らかな光に包まれた太陽が/
  (14)ダリオ・カステッロ:ソナタ第8番
  モンテヴェルディ:(15)苦しみは心地よく/(16)歓呼せよ
鈴木美登里(ソプラノ)
若松夏美(ヴァイオリン)
鈴木秀美(チェロ)
上尾直毅(チェンバロ、オルガン)
 鈴木美登里のソロ・アルバム、満を持してついに登場!!長年マドリガルを演奏してきた鈴木が気心の知れた器楽陣と送る珠玉の歌曲集!

 セッション録音:2016年7月26-29日/軽井沢コルネ/DDD、76’47”

 日本を代表するソプラノ歌手、鈴木美登里がアルテ・デラルコ・レーベルより満を持して遂にソロ・アルバムをリリースいたします!
鈴木美登里は2002年に日本初の本格的マドリガーレ・アンサンブル「ラ・フォンテヴェルデ La Fonteverde」を結成し、16 世紀〜 17 世紀イタリアのマドリガーレをレパートリーの中心に据え、当時の声楽曲の本質である「言葉と音楽の融合」を目指し演奏活動を行っております。
 同レーベルより『響きの文学』〜イタリアン・マドリガル集(ADJ 029)、カルロ・ジェズアルドの芸術〜愛と狂気のマドリガーレ〜(ADJ 036 / レコード芸術誌特選盤)をリリースし高い評価を得ております。
また現在、モンテヴェルディのマドリガーレ全曲演奏会および録音(第1 巻 ADJ 046、第2 巻 ADJ 048、第3 巻 ADJ 051)を刊行中。日本人では初めて、ヨーロッパでも殆ど例のない貴重な試みで、専らオペラなどの大作で知られる作曲家の半世紀をかけたライフワークに挑んでおります。
 期待のソロ・アルバムは、鈴木秀美、若松夏美、上尾直毅という長きに渡っての共演を誇るまさに気心の知れたメンバーとともに送る珠玉の歌曲集。モンテヴェルディを知りえた鈴木美登里だからこその豊かな世界が広がります!そして器楽曲も絶妙のアンサンブルを聴かせてくれます。






CAVI MUSIC



4260085533862
\2700

ベルリン・ドイツ響の首席オーボエ、ヴィルムゼン
 チェコのオーボエ名曲を録音!

  クレメント・スラヴィツキー(1910-1999):
   オーボエとピアノのための組曲
  ヤナーチェク:歌劇「イェヌーファ」よりサルヴェ・レジナ
  ハンス・ガル(1890-1987):
   オーボエとピアノのためのソナタOp.85
  マルティヌー:モルダヴィア民謡
  パヴェル・ハース(1899-1944):
   オーボエとピアノのための組曲Op.17

ヴィオラ・ヴィルムゼン(オーボエ)
今仁 喜美子(ピアノ)
 ベルリン・ドイツ響の首席、ヴィオラ・ヴィルムゼンとモーリス・ブルグ・トリオの今仁 喜美子がチェコのオーボエ名曲を録音!

 録音:2015年12月、ベルリン/74’27

 ベルリン・ドイツ交響楽団の首席オーボエ奏者ヴィオラ・ヴィルムゼンと、ドイツと日本で活躍する日本人ピアニスト今仁 喜美子によるチェコの作曲家によるオーボエとピアノのための作品集です。
 ヴィオラ・ヴィルムゼンは第9 回国際オーボエコンクール・軽井沢で1 位を獲得しており、さらに今仁 喜美子は同コンクールで第8 〜 10 回で公式伴奏ピアニストを務めていた経緯もあり、旧知の仲。さらに今仁 喜美子は、名オーボエ奏者モーリス・ブルグが結成したトリオでもピアニストを務めており、現在オーボエと組んだら右に出るもののいないピアニストの一人であります。
 ヤナーチェクの影響を大きく受けたクレメント・スラヴィツキーの民族色豊かな組曲からはじまり、ヴィルムゼンがオーボエ用に編曲したヤナーチェクの歌劇「イェヌーファ」の美しいアリアが続きます。そしてウィーン近郊で生まれナチスから逃れてイギリスに渡ったハンス・ガルのソナタ。ドイツ・オーストリアのロマン派音楽の伝統を継承する作風です。モルダヴィア地方の民謡がもとになっているマルティヌーの作品をヴィルムゼンと今仁の二人がアレンジしています。最後にはナチスの迫害にありテレジン強制収容所に送られたパヴェル・ハースの「オーボエとピアノのための組曲」。1939 年、第ニ次大戦が勃発した年の秋に書かれ、強烈なオーボエの響き、そして印象的なピアノ・パートで近年評価が高まっている楽曲です。
 

4260085533770
\2700
注目のバリトン、アンドレ・シュエン、
 ベートーヴェンを歌う
アンドレ・シュエン(バリトン)
ブーランジェ・トリオ
  ベートーヴェン:
   アデライーデOp.46(バリトンとピアノ)
   連作歌曲集「遥かなる恋人に寄す」Op.98(バリトンとピアノ)
   この暗き墓にWoO133(バリトンとピアノ)
   25のスコットランドの歌Op.108から(バリトンとピアノ・トリオ)
   第2曲:夕暮れに 第3曲:ああ、あの楽しかったとき
   第5曲:すてきな若者ジェイミー 第16曲:このいまわしき世に
   第20曲:誠実なジョニー 第13曲:杯を満たしておくれ、わが友よ
   20のアイルランドの歌 (バリトンとピアノ・トリオ)
   WoO152 から/
    第9曲:兵士の夢 第10曲:脱走兵 第5曲:グレンコウの虐殺で
    第15曲:思い悩む若者たちを 第21曲:むごく悩みの多い朝
   WoO156から/ 第7曲:ポリー・スチュワート
   WoO154から/ 第4曲:アイルランドっ子の血潮
   WoO153から/ 第4曲:古老が教えてくれたから
 伸びやかな声をもつ注目のバリトン、アンドレ・シュエン、ベートーヴェンを歌う

 録音:2016年5月、ケルン/63’05

 2006 年にハンブルクで結成された女性3 人によるブーランジェ・トリオとバリトン歌手のアンドレ・シュエンによるベートーヴェンの歌曲。伸びやかで濁りのないアンドレ・シュエンの美しい声によく合う選曲。
 ベートーヴェンの最も美しい歌曲の一つ「アデライーデ」。そして不滅の恋人との破局後、彼女を追憶して書かれたという連作歌曲集「遥かなる恋人に寄す」。ベートーヴェンの心情が吐露されている内的な曲で、アンドレ・シュエンの心に響く歌声が印象的です。最後にはイギリスの楽譜商・民謡収集家のジョージ・トムソンからの依頼でベートーヴェンがイギリス周辺国の民謡を編曲して書いた「25のスコットランドの歌」と「20 のアイルランドの歌」が収録されています。
 これらの編曲は後のベートーヴェンの作曲活動に大きな影響を与えましたが、今日演奏される機会は多くはありません。親しみやすい旋律のせて、ブーランジェ・トリオの軽快な伴奏そしてアンドレ・シュエンの柔らかく明るい声が心地よく響きます。



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HMF



HMM 902323
\2700→\2490
現代最高のバリトン、マティアス・ゲルネ
 J.S.バッハ:バスのためのカンタータ集

  ・シンフォニア
   (カンタータ第21番
    「わがうちに憂いは満ちぬ」BWV 21より)
  ・カンタータ第56番「われは喜びて十字架を負わん」BWV 56
  ・オーボエ・ダモーレ協奏曲 BWV 1055
   (1台のチェンバロのための協奏曲第4番 イ長調 BWV 1055)
  ・カンタータ第82番「われは満ち足れり」BWV 82
マティアス・ゲルネ(バリトン)
カタリーナ・アルフケン
 (オーボエ、オーボエ・ダモーレ)
フライブルク・バロック・オーケストラ
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ
 (指揮、ヴァイオリン)
合唱:クリスティーナ・ローターベルク
 (ソプラノ)
イザベル・レヤル(アルト)
フロリアン・フェス(テノール)
 現代最高のバリトン、マティアス・ゲルネによるバッハのソロ・カンタータの登場

 録音:2017年2月、テルデックス・スタジオ、ベルリン

 ドイツ・リート現代最高の歌手の一人マティアス・ゲルネによる、バッハのソロ・カンタータ集の登場です。
 管弦楽はフライブルク・バロック・オーケストラがつとめており、オーボエ・ダモーレ協奏曲およびカンタータのシンフォニアも収録されているといううれしいプログラムとなっています。
 カンタータ第56 番は、広く知られた名曲で、苦難に満ちた人生は、死という安らかな港にたどりつくことによって初めて救済に導かれる、という内容。「十字架」と「ため息」の動機から構成された前奏に続き、バリトン・ソロが加わり5 声部で展開される第1 曲から、終曲コラールでは最後に合唱が加わるなど、バッハの創意と充実の筆致が魅力です。カンタータ第82 番も安らかな死をうたったもので、オーボエの活躍も印象にのこる、56 番とならび広く愛される名作です。
 オーボエ・ダモーレ協奏曲は、チェンバロ協奏曲第4 番の原曲と考えられるもの。ここでも名手ぞろいのフライブルク・バロック・オーケストラのメンバー、オーボエ奏者のカタリーナ・アルフケンの演奏が光ります。
 


HMM 902265
\2700
宗教改革 1517-2017
 ・マルティン・ルター(1483-1546):われらが神は堅き砦
 ・J.S.バッハ:カンタータ第80番「われらが神は堅き砦」BWV 80
 ・ヨハン・クリューガー(1598-1662):
  いざやもろ人、神に感謝せよ(Nun danket all Gott)
 ・J.S.バッハ:
  カンタータ第79番「主なる神は日なり、盾なり」BWV 79
 ・ゲオルク・ノイマルク(1621-1681):
  ただ神の御旨に従う者は
 ・メンデルスゾーン(1809-1847):
  ただ神の御旨に従う者は MVW A7
 ・マルティン・ルター:平安と歓喜もて、われはいく
 ・ブラームス:
  モテットop.74-1「なぜ悩む者に光が与えられたか」
 ・ウィリアム・クロフト(1678-1727):
  O God, our help in ages past
 ・ヴォーン=ウィリアムズ(1872-1958):
  主よ、あなたは代々にわたしたちの宿るところ
グラハム・ロス(指揮)
ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団
クレア・バロック
 (マーガレット・フォートス/
  リーダー、ヴァイオイン)
 宗教改革(1517)500年記念アルバム、メンデルスゾーンのコラール・カンタータも収録

 録音:2017年4月2,4日、ロンドン、聖ヨハネ福音教会、ロンドン

 2017 年は、ルターの宗教改革(1517)から500 年記念にあたる年。これを記念して制作されたアルバムです。バッハの宗教改革記念日のためのカンタータ2 作のほか、様々なコラールに基づく作品をあつめた1 枚。
 バッハのカンタータ2 作は、1724 年(80 番)、1725 年(79 番)の宗教改革記念日のために作られたもの。「われらが神は堅き砦(神はわが櫓)」は、神への熱烈な信頼を歌う、ルターの有名なコラールで、ここに収録された第80 番のほかにも、メンデルスゾーンの「宗教改革」にも登場するなど、後世の様々な作曲家も引用しています。
 79 番は、カトリックへの敵対の歴史も歌詞に盛り込まれた内容で、第3 曲に、クリューガーのコラールが登場します。メンデルスゾーンの「ただ神の御旨に従う者は」はルターのコラール「平安と・・・」はカンタータBWV 125 にも登場しますが、ブラームスのモテットop.74-1 の終曲にも登場します。
 メンデルスゾーンは、コラールに基づくカンタータを8 つ作曲しており、ここに収録された作品は3 つ目にあたるもので、19 歳の頃、1828 から29 年にかけて作曲されており、ちょうどメンデルスゾーンがバッハのマタイ受難曲の蘇演にむけての準備を進めていた頃に重なります。
 1829 年に渡英した折にこの作品は演奏される予定でしたが、現在では何の記録も残されていません。その後100 年以上もこの作品は忘れられていましたが、最近になって、メンデルスゾーンの友人で歌手のフランツ・ハウザーの遺産から楽譜の写しが発見されました。
 このコラールは当時の讃美歌の中でもっとも人気のあったもので、メンデルスゾーンは1,4,7 節に付曲していますが、それに先行してイスラエルの聖歌の歌詞が冒頭に引用されています。メンデルスゾーンの時代、ルター派の教会の礼拝でカンタータが演奏されるという慣習はすでになくなっていましたが、何らかの宗教的行事の中での演奏を目的に作曲されたと考えられています。
 1921 年に作曲されたヴォーン=ウィリアムズのカンタータは詩篇90 の第1 節からとられたもので、朗唱のような合唱や、効果的な強弱の指示など、創意に満ちた非常に美しい作品となっています。



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PENTATONE



PTC 5186567
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ベルリン放響の首席フルート奏者ウルフ=ディーター・シャーフ
 モーツァルト:フルート四重奏曲

  (1)第1番 ニ長調 KV.285
  (2)第2番 ト長調 KV.285a
  (3)第3番 ハ長調 KV.Anh.171(285b)
  (4)第4番 イ長調 KV.298
ウルフ=ディーター・シャーフ(フルート)
フィリップ・ベッケルト(ヴァイオリン)
アンドレアス・ヴィルヴォール(ヴィオラ)
ゲオルグ・ボーゲ(チェロ)
 ベルリン放響の首席フルート奏者ウルフ=ディーター・シャーフによる極上のモーツァルトのフルート四重奏曲集!

 セッション録音:2016年5月/ブリッツ・スタジオ(ベルリン)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、57’ 45”
 (1)I.9’25”+II2’44” +III.4’34” = 16’43”、(2)I.7’44”+II.3’30”= 11’11”、(3)I.6’29”+II.2’09”= 8’38”、(4)I.3’06”+II.8’15” +III.9’42”= 21’03”

 SACD ハイブリッド盤。
 ベルリン放送交響楽団首席フルート奏者、ウルフ=ディーター・シャーフと同団のメンバーおよび元メンバーによるモーツァルトのフルート四重奏曲集がリリースされます!
 オーケストラのみならずソリストとして、またマスタークラスなど指導者としても多忙を極めるシャーフは来日演奏会、公開レッスンを行うなど、日本にも多くのファンをもつフルート奏者です。
 色彩感豊かな音色と丁寧な音楽づくりが魅力のシャーフが気心の知れた仲間たちと極上のモーツァルトを聴かせてくれます。
 

PTC 5186660
(SACD HYBRID)
\2700
ティペット・ライズ・オーパス2016  ドーモ
 (1)スクリャービン(1872-1915):ピアノ・ソナタ第5番 Op.53(10’45”)
アントン・ガルシア・アブリル(1933-):
 (2)Pero me quede si ti (3’35”)
 (3)Tippet Rise SongsよりII .Piano Make(r 4’20”)
 (4)Tres piezas amantinas,II. (6’05”)
 (5)ラフマニノフ(1873-1943):ヴォカリーズ Op.34-14(7’00”)
 (6)ストラヴィンスキー(1882-1971):
  バレエ音楽『ペトルーシュカ』からの3楽章よりIII. 「謝肉祭」(8’00”)
 (7)ラフマニノフ:組曲第1番『幻想的絵画』Op.5よりII. 「夜と愛と」(6’00”)
 (8)ショパン(1810-1849):夜想曲第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2(2’45”)
 (9)スクリャービン:交響曲第4 番『法悦の詩』Op.54(2台ピアノ編)(17’15”)
   (1)エフゲニー・スドビン(ピアノ)、(2)(3)エミリー・ヘレンブロック(ソプラノ)、
   (2)-(5)(7)(9)クリストファー・オライリー(ピアノ)、(5)マット・ハイモヴィッツ(チェロ)、
   (6)ジェニー・チェン(ピアノ)、(7)アンネ=マリー・マクダーモット(ピアノ)、
   (8)スティーヴン・ハフ(ピアノ)、(9)スヴェトラーナ・スモリーナ(ピアノ)、
   (9)エルマー・チュランピ(トランペット)
 大自然に響き渡る調べ。エフゲニー・スドビン、スティーヴン・ハフも参加のティペット・ライズ・オーパス2016ライヴ!

 ライヴ録音:2016年6月24日-8月20日/ティペット・ライズ・アート・センター(モンタナ州)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、65’ 45”

 SACD ハイブリッド盤。
 アメリカ、モンタナ州のティペット・ライズ・アート・センターで開かれた“ティペット・ライズ・オーパス2016 音楽祭” のライヴ録音が、チェロ奏者マット・ハイモヴィッツのレーベルOxingale Records との共同企画"PENTATONE OXINGALE Series" からリリースされます。
 当音楽祭は大自然の中で行われ、ハイモヴィッツが主催の中心実物の一人として、様々な演奏家に出演をオファーしました。その結果、エフゲニー・スドビン、スティーヴン・ハフなど世界的演奏家の出演が実現しました。
 ブックレットには音楽祭の会場となったティペット・ライズ・アート・センターの写真も満載です。驚きのスケール感に満ちた当音楽祭の模様を凝縮したアルバムがここに完成しました。
 1970 年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988 年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。
 その後、1999 年に自身のレーベルOxingale Records よりバロックから現代まで、さらにジャンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。
 "PENTATONE OXINGALE Series" から積極的なリリースが続いており好評を博しております。




SAKURA


SAKURA 9
\3000
ヴルタヴァの風に乗せて〜バッハからベルクへ
 (1)フンメル:ロンド 変ホ長調 Op.11
 (2)ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
 (3)シマノフスキ:仮面 Op.34から第3曲「ドンファンのセレナーデ」
 (4)ラモー:エジプトの女 ト短調
 (5)バッハ=ブゾーニ:「我、汝を呼ぶ、主イエス・キリストよ」BWV639
 (6)バッハ=ブゾーニ:「目覚めよ、と呼ぶ声あり」BWV645
 (7)バッハ=ブゾーニ:「来たれ、異教徒の救い主よ」BWV659
 (8)ベルク:ソナタ Op.1
 (9)スメタナ:「我が祖国」からモルダウ
 (10)スーク:組曲「春」 Op.22aから第5曲「感動して」
小田裕之(ピアノ)
(9)十川菜穂(第2ピアノ)
使用ピアノ;ベヒシュタイン D280
 変幻自在のピアニスト小田裕之、銘器ベヒシュタインD280を弾く!古都プラハで磨かれた愛と自然の響き。

 セッション録音:2017年3月21-22日/入間市武蔵ホール/64’46”

 鬼才ヴァイオリニスト佐藤久成の共演でも注目を浴びるピアニスト小田裕之のソロ・アルバムがついにリリースされます。
 チェコで研鑽を積み、帰国後ソリスト、室内楽奏者として活躍する小田裕之は1975 年札幌生まれ。桐朋学園大学音楽学部に入学、1998 年同大学ピアノ科を首席で卒業し、同大学卒業後、プラハ芸術アカデミーにて故イヴァン・モラヴェッツの高弟であるボリス・クライニー氏の許で研鑽を積みました。
 “ヴルタヴァの風に乗せて〜バッハからベルクへ”と題された当ディスクは小田裕之ならではの選曲。ブゾーニ編曲のバッハの有名なコラール3 篇、ラモーのエジプトの女、ショパンの舟歌、フンメルのロンド、そしてベルクのソナタとレパートリーの広さを知ることのできる内容で、変幻自在の音色を十分に堪能することができます。
 そして注目はチェコのスメタナ、スークの作品を収録していることです!チェコで学んだ小田にとって大切なヴルタヴァ(=モルダウ)の風景を思い描ける充実の演奏で、スメタナのモルダウでは小田裕之の夫人、十川菜穂との連弾を聴くことができます。アシュケナージが選定したベヒシュタインのフルコンサートモデルD280 で息の合った美しき演奏をお楽しみください。




CHRISTOPHORUS

CHR 77406
\2600
アンドレアス・クリストフ・クラーマー:メンサ・ハルモニカ
 ザルツブルク大司教マクシミリアン・ガンドルフ・グラーフ・
  ツー・キューンブルクのためのターフェルムジーク
ドルチェ・リゾナンツァ
 知られざるオーストリア・バロック、ザルツブルク大司教を祝う優雅な器楽合奏曲

 ザルツブルク大聖堂のオルガニスト&楽長であったガウデンツ・クラーマーの息子として生まれ、ザルツブルクで聖職者、音楽家として重要な役割を果たしたオーストリア・バロックの知られざる作曲家、アンドレアス・クリストフ・クラーマー(1633−1701)。
 1682年、ザルツブルク大司教の設立1100年を祝う盛大な祝典のために演奏されたターフェルムジーク(食卓の音楽)は、クラーマーの繊細な作曲技術が活かされた、華麗で優雅な器楽合奏を楽しめます。

 録音:2015年1月10日−11日&9月25日−26日
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CHE 0212-2
\1600
2002年の録音、
 クラウス・ペーター・フロール&ウィーン・コンツェルト=フェライン
  ウェーバー:交響曲第1番&第2番

 交響曲第1番ハ長調 Op.19(J.50)
 交響曲第2番ハ長調(J.51)
 ピアノと管弦楽のためのコンチェルトシュトゥック Op.79
フロリアン・クルンペック(ピアノ)
クラウス・ペーター・フロール(指揮)
ウィーン・コンツェルト=フェライン
 ウィーン交響楽団のメンバーによって設立されたウィーン・コンツェルト=フェラインによるウェーバーの交響曲集。
 古典派からロマン派への移行期を目の当たりにする若きウェーバーが作曲した2つの交響曲を、クラウス・ペーター・フロールが振る。

 録音:2002年9月27日−28日(Op.19)、2003年3月7日−8日(J.51、Op.79)、ウィーン・コンツェルトハウス





久々にご紹介しましょう。クラウス・ペーター・フロールの超弩級名盤。

SOUNDS SUPREME
2S-004
(2CD−R)
¥1780
シュニトケ:小さな夏の夢
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
フロール指揮、北ドイツ放送響
ブフビンダー(P)

(「クラシックは死なない!」2003年より)
 クラウス・ペーター・フロール。CD屋にとってはすでに過去の人である。
 BMGからメンデルスゾーンやマルティヌーの素晴らしい録音をリリースしたのは遠い過去の話し。
 名前を見たのは竹澤や仲道の伴奏指揮者としてのアルバムが最後だったかもしれない。

 しかしこんなとんでもない「悲愴」をハンブルグでやってのけていた。
 低音をグリグリに響かしてのたうつような濃いメロディーを恥ずかしげもなく増長させ、こけおどしすれすれのティンパニで曲の輪郭をぎらつかせる。
 しかしそのやりかたがどうみても正攻法。少しもあざとくない。
 何か変わったことをやってやろうという野心ではなく、もっとストレートで大きなものが全曲を覆う。
 これは一朝一夕、たまたまできた名演ではない。

 第1楽章の嵐のようなすさまじさより、第2楽章のアダージョのほうが衝撃的で、それよりさらに第3楽章のアレグロが壮絶で、もう満腹という状況で始まる第4楽章がそれまでのすべてをくつがえすほど重苦しく、地獄的で、絶望的。
 人間のもつ業や苦悩をここまで壮絶に描きあげた「悲愴」はかつてなかった。
 これほどまで聴く人を追い込まなくてもいいのに・・・。これをライヴで聴いた人たちは翌日から普通に日常生活を送れたのだろうか。
 全てが終わった後、観客が茫然自失に追い込まれ、拍手できないでゴクンとつばを呑み込む様が手に取るようにわかる。
 細部でのアインザッツの乱れなど笑わば笑え(終楽章、感極まって先走りする弦・管、多数)、これほどのチャイコフスキーを作り上げる指揮者がただもののはずがない。

 ・・・ペーター・フロール、必ず浮上してくると見た。」



 ノイズなども混入しますが、どうか熱心なマニア向け商品ということでご了承くださいませ。
 CD-Rは通常のCDとは違いレーザー光線で情報を記録するメディアですが、再生方法・保存方法はCDとまったく同じです。



 

CHE 0213-2
\1600
アルタ・ダンツァ 〜 15世紀イタリアの舞曲集
 ドメニコ・ダ・ピアチェンツァとグリエルモ・
  エブレオ・ダ・ペサロの舞曲
アンサンブル 《レゾーゼ・レバ》
イアン・ハリソン(ディレクター)
 ショームやバグパイプ、サックバットという編成の15世紀の合奏形態"アルタ"と、フィドル、リュート、タンバリンなどで構成される"バッサ" による古楽器アンサンブルで、15世紀イタリアの舞曲を再現。

 録音:1997年、ドイツ
 

CHE 0211-2
\1600
アリストパネスの戯曲に基づく子供のためのオペラ
 「ブルンジバル」

  クラーサ:子供のためのオペラ 《ブルンジバル》
  シュヴェンク:テレージェンシュタットのための賛歌
マリア・ヴェロニカ・グレーテルス(指揮)
フライブルク聖ウルスラ・ギムナジウム合奏団&合唱団
 ツェムリンスキー、ルーセルと親交を深めながらも、ナチスによってテレージェンシュタット、アウシュヴィッツに送られ無念の最期を遂げたチェコの作曲家ハンス・クラーサ(1899−1944)。
 55回もの改訂が加えられたアリストパネスの戯曲に基づく子供のためのオペラ「ブルンジバル」の録音は、クリストフォルス(Christophorus)とSWRの共同製作によるもの。

 録音:1986年12月5日−6日



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DAPHNE



DAPHNE 1057
\2600→\2390
19世紀終わり
 スウェーデン・ロマンティシズムの時代を美しく彩った女性作曲家たち
蘇る珠玉のピアノ作品 〜
 アウリン&ネッツェル:ピアノ作品集

  ヴァルボリ・アウリン:まじめな大ソナタ Op.14
  ラウラ・ネッツェル:ピアノソナタ Op.27
  アウリン:ロマンス Op.8-1、即興曲 Op.7-4
ルシア・ネグロ(ピアノ)
 19世紀が終わろうとする時代、スウェーデン・ロマンティシズムの時代を美しく彩った女性作曲家たちのグループのうちのふたり、ピアニストとしても名を挙げたヴァルボリ・アウリン(1860−1928)とラウラ・ネッツェル(1839−1927)の「忘れられてしまっていた」作品を鮮やかに蘇らせる好企画盤。
 ステーンハンマルのピアノ作品を初めとする録音で知られる、スウェーデンを代表するピアニストのひとり、ルシア・ネグロによる演奏です。
 ロマン派ピアノ作品、ピアノ・レア・レパートリー・ファンは要注目。

 録音:2016年2月6日−7日、ストックホルム



 ラウラ・ヴァルボリ・アウリン(1860年1月9日 - 1928年1月11日 )は、スウェーデンのピアニスト・作曲家。
 トール・アウリンの姉である。ニルス・ゲーゼやバンジャマン・ゴダールに作曲を師事した。

 「大ソナタ Op.14」がまるまる聴けます。
https://youtu.be/pijL7Y8yMKU




 

DAPHNE 1061
\2600
リラ・ソノーラ 〜 12コース・リュートのための音楽
 「パンミュア家リュート・ブック第8巻」より 小品ト短調
 ロストックのリュート・ブック」より 小品ト短調
 ジャック・ゴーティエ:小品ニ短調
 「スローンのリュート・ブック」より 小品変ロ長調
 「タブリー家のリュート・ブック」より 小品ニ短調
 ヨハン・グンプレヒト:小品ニ長調
アンデシュ・エーリクソン(リュート)
 フランスのリュート音楽集『面影(Relic)』(DAPHNE 1042)、シャルル・ムートンのリュート小曲集(DAPHNE 1049)を録音したスウェーデンのバロック・リュート奏者、アンデシュ・エーリクソンのソロアルバム第3作は、17世紀オランダやイギリスの絵画に描かれていた楽器、12コースのリュート「リラ・ソノーラ」(「朗々と響くリュート(sonorous lute)」)のための音楽。スコットランド国立図書館所蔵の『パンミュア・コレクション(Panmure collection)』を初めとするリュート本の曲は、その多くが初めて現代の聴衆に紹介される作品。

 録音:2016年6月10日−13日、スウェーデン




INTIM



IMCD 123
\2600
藤田めぐみ(ピアノ)
 ショパン:24の練習曲 Op.10&Op.25

 12の練習曲 Op.10
 12の練習曲 Op.25
藤田めぐみ(ピアノ)
 藤田めぐみのショパン、練習曲集!日本語解説付き!

 藤田めぐみは、ニュージーランドで外交官の家に生まれ、アメリカでジョン・シャギーに、バグダッドでアグネス・バシールに師事。その後イギリスのメニューイン音楽院、イスラエルのテルアビブ大学大学院、イギリスの王立音楽大学大学院で研鑽を積み、ベーゼンドルファー国際コンクール、ピティナ・ピアノコンクール、エリザベート王妃国際ピアノ・コンクールなど多数のコンクールで入賞。
 姉妹の藤田ありさ(vn)、藤田ほのか(vc)とともにフジタ・ピアノトリオとしての活動でも知られており、フジタ・ピアノトリオは1999年のロンドン、ウィグモア・ホールでのデビュー・コンサート以来、イギリスを中心に高い評価を受け続けています。
 これまでスウェーデンのIntim Musikよりラフマニノフ(IMCD 097)やベートーヴェン(IMCD 114)などのソロ・アルバムをリリースしてきた藤田めぐみの新録音は、作品10と作品25を収録したショパンのエチュード集。
 確かなテクニックを持ちながらも技巧をひけらかさず、ショパンの詩情を豊かに表出する藤田めぐみの繊細なショパンです。

 録音:2016年11月20日−21日、スウェーデン ☆青澤唯夫氏による日本語解説付き!




ORFEO



C852121SACD
(SACD Hybrid)
\2600
SACDハイブリッド盤を日本限定発売
 アンドリス・ネルソンス(指揮)&バーミンガム市響
  ショスタコーヴィチ:交響曲 第7番 ハ長調『レニングラード』Op.60
アンドリス・ネルソンス(指揮)
バーミンガム市交響楽団

 来日を記念し、SACDハイブリッド盤を日本限定発売いたします。

 1941年、第二次世界大戦のさなか、ナチス・ドイツ軍に包囲されたレニングラード市内で作曲された「交響曲第7番」。
 ナチスのファシズムへの反感が込められた壮大な作品であり、闘争、悲劇、勝利といった感情の中に、ショスタコーヴィチらしいシニカルさも含む問題作です。
 アンドリス・ネルソンスは2014年以来ボストン交響楽団の音楽監督を務め、2017年からはライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席指揮者にも就任することが決まっている現在最も注目を集める指揮者。
 この『レニングラード』はバーミンガム市響と良い関係を築いていた2011年の演奏で、冒頭から疾走するようなスピードで一気に突き進む、若きネルソンスのエネルギッシュな表現が魅力です。
 一方、第3楽章〈アダージョ〉では悲しみに満ちたメロディを弦の美しくも痛切な響きで見事に歌い繋ぐなど、豊かな音楽性も存分に発揮しており、この録音から数年後には世界的な人気指揮者となった実力の片鱗を見せつけます。
 曲の最後、大音響の中に到達する雄大なスケールで作り上げたクライマックスが聴きもので、聴衆の熱狂的な歓声にも納得させられます。

 録音 2011年11月10.12日(ライブ)Symphony Hall Birmingham



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BRIDGE



BCD 9485
(2CD)
\4600→\4290

生誕100周年!
 レナード・バーンスタイン(1918-90):ピアノ作品全集
アンドリュー・クーパーストック(ピアノ)
 Disc1
  ●7 つのアニヴァーサリー (1943)/●4 つのアニヴァーサリー(1948)
  ●5 つのアニヴァーサリー(1951)/●13 のアニヴァーサリー(1988)
 Disc2
  ●タッチズーコラールと8つの変奏曲とコーダ(1980)/
  ●ピアノのためのソナタ(1938)/●ノン・プレスト・トロッポ(1937)/
  ●踊りのための音楽第2 番(1938)/●4人のイスラエル人(1950 年代)
  ●コープランド: エル・サロン・メヒコ(バーンスタインによるピアノ編)(1939)/
  ●ブライダル組曲(1960)
 2018年はバーンスタイン生誕100周年!ピアノ作品全集!

 録音:2015 年8 月23-25 日,10 月16 日、コロラド大学グルーシン・ホール,ボールダー、DDD、1:44:22 ※日本語解説付き ※薄型紙ジャケ2枚組

 2018 年、バーンスタインは生誕100 周年を迎えます。それに合わせて、《ウェストサイド・ストーリー》だけではない、作曲家としてのバーンスタインもクローズアップされています。
 彼のピアノ作品をすべて収めたこのディスクもその一つ。コロラド大学鍵盤楽器学部長を務め、アメリカ音楽に定評のあるアンドリュー・クーパーストックの演奏です。
19 歳で書いた《ノン・プレスト・トロッポ》、20 歳のソナタから、死の2 年前の作品まで収録しています。なかには、西欧の現代曲を思わせる無調の旋律を提示し、それがジャズ風に変奏されるような、バーンスタインならではの縦横無尽な才気が感じられる作品も。
 また、彼のピアノ作品の中心となる《アニヴァーサリー》シリーズも全曲収録。親しい友人に向けて、あるいは家族の記念日のために書かれたインティメイトな小品集です。最晩年の《13 のアニヴァーサリー》では、亡くなった人たちへの思いが切々と歌われています。
 

BCD 9489
\2300
「グレゴリー・マートル(b.1969)作品集」
 (1)アフターグロウ・オブ・ア・キス(2000)
 (2)皇后(1998)
 (3)ピアノ協奏曲(2008-2010)
クレイグ・カーチホフ(指揮)
ミネソタ大学ウィンド・アンサンブル
(1)イマヌエル・デイヴィス(Fl)
(3)ソルンガ・リウ(Pf)
 録音:(1)2012 年2 月10、11 日 (2)2013 年5月2、3 日 (3)2012 年4 月2-4 日, 62:15/Time 7:02/12:22/42:50

 グレゴリー・マーテルはイエール大学、イーストマン音楽院で学んだ後、タングルウッド・コンポーザー・フェローシップを得てディティーユ、マウリツィオ・カーゲルにも師事している。
 作風はアメリカの作曲家にありがちなハリウッド調に派手に鳴らしまくる軽薄なエンターテイメント系とは無縁。ラテン的な色彩的で内省的な表現から聴こえるヨーロッパ的な深い知性に短期間師事したディティーユの影響が感じられる。
 楽しい鳥のさえずりを思わせるフルートに精妙なアンサンブルが絡む美しい「アフター・グロウ・オブ・ア・キス」、ピアノとウィンド・アンサンブルが火花を散らしあうピアノ協奏曲は聴きごたえ充分。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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SPECTRUM SOUND



CDSMLE SIK008
\2400→\2190
マルツィが弾く1966年12月
 ドイツ・エプシュタイナー音楽祭

  (1)ヘンデル:トリオ・ソナタ第7番 ト短調〜
    2つのヴァイオリンとチェンバロのための(10’09”)
  (2)マルチェッロ:ソナタ ヘ長調〜
    チェロとチェンバロのための(14’23”)
  (3)J.S.バッハ:
    無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
     (23’02”)
(1)(3)ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
(1)ユルゲン・シュミット=ヴォイクト(ヴァイオリン)
(2)エンリコ・マイナルディ(チェロ)
(1)(2)ルートヴィヒ・カウフマン(チェンバロ)
 超貴重!マルツィが弾く1966 年12 月ドイツ・エプシュタイナー音楽祭の実況録音!

 録音:1966年12月/ドイツ・エプシュタイナー音楽祭/モノラル
 *音源: German DGG Private 629 906 ED 1 LP (Only MONO Version pressing)

 「ヴァイオリンの魅惑の女王」と形容されたヨハンナ・マルツィの超貴重な音源がスペクトラム・サウンドよりCD 復刻!当盤はドイツグラモフォン社がプレスした非売品で、1966 年12月のエプシュタイナー音楽祭の実況録音です。
 力強く艶やかなマルツィの美音を存分に堪能することができます。ことにバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2 番ではたっぷりとしたボーイングから奏でられるふくよかな音色に驚かされます。
 60 年代半ばのマルツィの超貴重なライヴ録音です。また、エンリコ・マイナルディの弾くマルチェッロも絶品。
 モノラルながらこれだけのクオリティの録音が残されていたことが感謝したくなるファン狂喜の復刻といえましょう。


<メジャー・レーベル>
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DG


4797588
\2300→\2090
《クリスチャン・ツィメルマン〜23年振り待望のソロ・アルバム
 日本でのスタジオ録音!
  シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番&第21番》
クリスチャン・ツィメルマン(ピアノ) 
4798204
(2LP)
\4800

ピアノ界のカリスマ、ツィメルマン23年振り待望のソロ・アルバムが堂々完成。
今作は2015年〜2016年の全国リサイタル・ツアーにおける圧倒的パフォーマンスを聴かせたシューベルト後期ソナタを取り上げました。
このアルバムはその全国ツアー終了後、新潟県柏崎市において録音したもの。
ソロのフル・アルバムとしては1991年録音(25年振り)/1994年発売(23年ぶり)のドビュッシー前奏曲集以来という、“完璧なピアニスト、ツィメルマン”の貴重な録音、しかも日本でレコーディングされたものが発売になるということで早くもクラシック界の話題になる気配です。

録音:2016年 新潟県柏崎市


 


4798110
\2300

現代最高の歌姫、ネトレプコ初のクロスオーバー・アルバム
 《アンナ・ネトレプコ&ユシフ・エイヴァゾフ〜ロマンツァ》


 Romanza
  ①Forse non fu ②Cantami  ③Mi fa male ④Credo 
  ⑤L’amour Russe ⑥Gioia ⑦Il nastro blu ⑧La fantasia 
  ⑨Odna lubov ⑩Ricomincero ⑪Tango mio ⑫Pioggia d'aprile 
  ⑬Se tu almeno fossi qui ⑭Seguire me ⑮Unico 
  ⑯L'istante prima dell'amore ⑰Angel Pass Away ⑱Musica con noi
アンナ・ネトレプコ(①〜⑤、⑦〜⑨、⑪⑫⑭⑮⑰⑱)、
ユシフ・エイヴァゾフ(②⑥⑨⑩⑬⑯⑱)
4797679
(2CD)
\3200

スーパー・ベスト盤ボーナス付き
 現代最高の歌姫、ネトレプコ初のクロスオーバー・アルバム
  《アンナ・ネトレプコ&ユシフ・エイヴァゾフ〜ロマンツァ》


 CD1 Romanza
  ①Forse non fu ②Cantami  ③Mi fa male ④Credo 
  ⑤L’amour Russe ⑥Gioia ⑦Il nastro blu ⑧La fantasia 
  ⑨Odna lubov ⑩Ricomincero ⑪Tango mio ⑫Pioggia d'aprile 
  ⑬Se tu almeno fossi qui ⑭Seguire me ⑮Unico 
  ⑯L'istante prima dell'amore ⑰Angel Pass Away ⑱Musica con noi

 CD 2 Romantic Opera オペラ・アリア&歌曲のスーパー・ベスト盤
  私のお父さん(プッチーニ:歌劇《ジャンニ・スキッキ》)、
  花から花へ(ヴェルディ:歌劇《椿姫》)、
  私の名はミミ(プッチーニ:歌劇《ラ・ボエーム》)、
  山こそわが故郷(カールマン:歌劇《チャールダーシュの女王》)、
  熱き口づけ(レハール:歌劇《ジュディッタ》)、
  ソルヴェイグの歌(グリーグ)、
  月に寄せる歌(ドヴォルザーク:歌劇《ルサルカ》)、
  ここはすばらしい場所(ラフマニノフ)、
  我が母の教え給いし歌(ドヴォルザーク)、
  子守歌(R.シュトラウス)、
  ある晴れた日に(プッチーニ:歌劇《蝶々夫人》)、
  恋に生き(プッチーニ:歌劇《トスカ》)、
  ホフマンの舟歌(オッフェンバック)、
  私はこうして晴れの衣裳を — ああ、いくたび天に (ベッリーニ:歌劇《カプレーティとモンテッキ》)、
  お手をどうぞ(モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》)、
  Sempre all'alba ed alla sera(ヴェルディ:歌劇《ジョヴァンナ・ダルコ》)、
  Otego to prede ne znala(チャイコフスキー:歌劇《イオランタ》)

 世界最高のディーヴァが朗々と歌い上げる愛の讃歌。
 現代最高の歌姫、ネトレプコ初のクロスオーバー・アルバム(CD1)は全曲新曲、最愛の夫、テノール歌手のユシフ・エイヴァゾフと共に力強く愛を歌い上げています。
 ロシアのポピュラー音楽界の重鎮コンポーザー/プロデューサー、イーゴリ・クルトイによる書き下ろし作品で、ネトレプコの声に合わせて作られたテーラーメイド。
 新曲だけで構成された1枚ものと、オペラ・アリア&歌曲のスーパー・ベスト盤のボーナス・ディスクと組み合わせた2枚組限定盤の2形態でリリースいたします。


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4798089
\2300→\2090
《ネマニャ・ラドゥロヴィチ〜チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲》
 チャイコフスキー:
  ①ヴァイオリン協奏曲
  ②ロココの主題による変奏曲(ヴィオラ版)
ネマニャ・ラドゥロヴィチ(ヴァイオリン①、ヴィオラ②)
サッシャ・ゲッツェル指揮
ボルサン・イスタンブール・フィルハモニー管弦楽団(①)、
ドゥーブル・サンス(②)

 ヴァイオリン界の新たなる鬼才による魅惑のチャイコフスキー
 ロック・スターのようないでたちで度肝を抜くクラシック・ヴァイオリニスト、ネマニャのDG第4弾! 
 超絶技巧の人気曲チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲が登場!
 カップリングはチェロの名曲「ロココの主題による変奏曲」の新編曲によるヴィオラ版を、ネマニャ自身がヴィオラで演奏しています。ネマニャらしい選曲で深々と心に響く演奏を聴かせます。

 録音:2017年2月27日-3月1日 イスタンブール(①)、2017年4月14日 ベルグラード(②)


ラドゥロヴィチのアルバムから

仏DG
4810655
\2800
海外直輸入
ネマニャ・ラドゥロヴィチ/パガニーニ・ファンタジー
 パガニーニ:
  ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.6
  カプリース第5番
  カンタービレ
  カプリース第11番
  モーゼの主題による変奏曲
  カプリース第24番
ネマニャ・ラドゥロヴィチ(ヴァイオリン)
RAI国立交響楽団
指揮:大植英次 
 旧ユーゴスラヴィア生まれの28歳。フランスからDGデビュー!
 あり余る才能、圧倒的なテクニック、あふれるエネルギーで世界を席巻中!

 2007年のラ・ファ・フォル・ジュルネ音楽祭に初登場以来、数多くの来日公演を行い、圧倒的な演奏&強烈な存在感で大反響を呼び、日本における人気も急上昇中のネマニャ・ラドゥロヴィチ。ドイツ・グラモフォン・デビュー!
 今回はフランス・ユニバーサルのローカル・リリースですが、来年はインターナショナル・リリースも予定されているらしい。

 1985年セルビア(旧ユーゴスラビア)生まれ。7歳で音楽を始め、14歳で渡仏。15歳でパリ国立高等音楽院に入学、P.フォンタナローザに師事、さらにメニューイン、アッカルドの指導を受ける等、研鑽を積み、1995年ストレーザ国際コンクール(イタリア)、96年コチアン・ヴァイオリン・コンクール(チェコ)、2003年ハノーファー国際コンクール(ドイツ)、をはじめとする5つのコンクールで優勝。1997年ヴィエニャフスキ国際コンクール(ポーランド)および98年メニューイン国際ヴァイオリン・コンクールで審査員特別賞を受賞し、2001年ストラディヴァリウス・コンクール(クレモナ)では一位なしの第二位を獲得。
 これまでにフランス国立放送フィル、北ドイツ放送響、チューリッヒ・トーンハレ管、ロイヤル・フィル、モントリオール響を含むオーケストラ、チョン・ミュンフン、大植英次、フィリップ・ベンダー、ヘスス・ロペス=コボス、ローレンス・フォスターをはじめとする指揮者と共演しています。今年10月には無伴奏ソナタのリサイタル、そして自身がリーダーを務める弦楽ユニット「悪魔のトリル」との共演による来日公演で聴衆の心を鷲掴みにしました。

録音:2013年5月9-10日  パリ


DG
479 3361
\2300
ネマニャ・ラドゥロヴィチ/ジャーニー・イースト 
 わが母の教え給いし歌〜チャールダーシュ
 ①ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
 ②ドヴォルザーク:わが母の教え給いし歌
  ③チャイコフスキー:ロシアの踊り 《白鳥の湖》から
 ④ハチャトウリアン:剣の舞 《ガイーヌ》から
 ⑤カライッチ:炎の涙
 ⑥セルビア民謡:パショーナ・コロ
 ⑦ハチャトゥリアン:ノクターン 《仮面舞踏会》から
 ⑧ショスタコーヴィチ:ロマンス 《馬あぶ》から
 ⑨プロコフィエフ:行進曲 《3つのオレンジへの恋》から
 ⑩ウィリアムズ:『シンドラーのリスト』のテーマ
 ⑪セルビア民謡:ニスカ・バニャ
 ⑫シミャノヴィッチ:『ペトリヤの花輪』のテーマ
 ⑬クストリッツァ/スパラヴァロ:
  これが男のやり方 『ライフ・イズ・ミラクル』から
 ⑭モンティ:チャールダーシュ
 ⑮サリエフスキ:沈む、沈む、輝く夕日
ネマニャ・ラドゥロヴィチ (ヴァイオリン)
レ・トリーユ・ドゥ・ディアブル
ベルリン・ドイツ交響楽団
指揮:ミハイル・ユロフスキ

 音楽で巡る、ネマニャの故郷セルビアも含む東ヨーロッパへの旅。クラシック、トラディショナル、映画音楽と多岐にわたる個性的なコレクションです。
これまでフランス・ユニバーサルから数々のアルバムをリリースしてきたネマニャですが、今作からインターナショナル発売される事になりました。10月には来日公演もあり、ネマニャの今後に乞うご期待!

 録音: 2014年3月ベルリン、2014年6月パリ、2014年6月ベオグラード

DG
4795933
\2300
《ネマニャ・ラドゥロヴィチ/バッハ》
 1)J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043
 2)J.S.バッハ:トッカータとフーガ(編曲:セドラー)BWV565
 3)J.S.バッハ:無伴奏パルティータ第3番〜ガヴォット BWV1006
 4)J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV1041
 5)J.S.バッハ:G線上のアリア(編曲:セドラー)BWV1068
 6)J.Ch.バッハ:ヴィオラ協奏曲ハ短調
 7)J.S.バッハ:無伴奏パルティータ第2番(編曲:セドラー)〜ジャコンヌ BWV1004
ネマニャ・ラドゥロヴィチ(ヴァイオリン)
ドゥーブル・サンス(アンサンブル)
レ・トリーユ・ドゥ・ディアブル(弦楽六重奏団)
 心躍るバッハ! 
 クラシック音楽を現代の感覚で奏でる鬼才ヴァイオリニスト、ネマニャのDG第3弾。
 J.S.バッハの名作ヴァイオリン協奏曲と息子J.Ch.バッハのヴィオラ協奏曲に加えて、J.S.バッハのポピュラー作品、シャコンヌ、G線上のアリア、トッカータとフーガのオリジナル・アレンジという鉄板レパートリー。幅広い層に訴求できるポテンシャルを持った作品。

  【録音】2016年5月-6月 ノートルダム


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 こいつ、悪魔か。
 現代のパガニーニの称号は、そのルックス、形相、怪奇性からみて、やっぱりこの人になるか・・・
 CDとは別の収録ですが、パガニーニのヴァイオリン協奏曲の映像、こちら。
 すごいです。
 http://www.youtube.com/watch?v=26kUIMlg0So&feature=player_embedded



<LP>


SPECTRUM SOUND(LP)


LPSMAC 002
(LP)
\9600
レヴィによるバッハの無伴奏第3&5番のLP復刻
 J.S.バッハ(1685-1750):
  Side A
   無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV1009
  Side B
   無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調 BWV1011
アンドレ・レヴィ(チェロ)
 完全限定プレス名手レヴィによる濃厚な音色。バッハの無伴奏第3& 5番のLP復刻盤!

 録音:1960年/パリ(モノラル)/180g 重量盤、完全限定プレス、モノラル
 *24bit/192kHz Direct digital transfer & LP restoration from the original LP (French Lumen LD 3.448)

 丁寧な復刻技術で定評のあるスペクトラム・サウンド。当LP はアンドレ・レヴィの貴重な録音から1960 年にパリで収録されたバッハの無伴奏チェロ組曲第3 番と第5 番です。
 雄弁に歌い上げるレヴィの個性的な歌い回しによるバッハ。濃厚な味わいと香り高き音色に酔いしれることができます。この演奏をスペクトラム・サウンドの見事な復刻、しかもLP で聴くことができるのはアナログ・ファン狂喜と言えましょう。
 完全限定プレス。180 グラム重量盤。
 アンドレ・レヴィは1894 年パリ生まれ。パリ音楽院でカミーユ・シュヴィヤールに室内楽を、チェロをジュール・ロエブにそれぞれ学び、1912 年プルミエ・プリを授かっています。1914 年、ハイドンのチェロ協奏曲を弾いてデビュー。1952 年にはジュヌヴィエーヴ・ジョワ、ジャンヌ・ゴーティエらとフランス三重奏団を結成するなど主に室内楽の分野で活躍しました。















7/6(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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AUDITE



AU 92688
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
遂に完結!イタリアのクレモナQによるベートーヴェン
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集Vol.8

 (1)弦楽四重奏第3番 ニ長調 Op.18-3
   (I.7’56”+II.8’23”+III.3’12”+IV.6’10”=25’41”)
 (2)弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 Op.74『ハープ』
   (I.9’32”+II.9’14”+III.5’10”+IV.6’45”=30’41”)
クレモナ四重奏団
 【クリスティアーノ・グアルコ
  (第1ヴァイオリン;ニコラ・アマティ(1640)、
  パオロ・アンドレオーニ
  (第2ヴァイオリン;アントニオ・テストーレ(1750)、
  シモーネ・グラマーリャ
  (ヴィオラ;ジョアキーノ・トラッツィ(1680-1720)、
  ジョヴァンニ・スカリオーネ
  (チェロ;ニコラ・アマティ(1712)】  
 SACDハイブリッド盤。遂に完結!イタリアのクレモナ四重奏団によるベートーヴェン第8弾は第3番と第10番『ハープ』!

 セッション録音:2015年11月27-30日/ポイリーノ(イタリア)/ディジパック仕様、56’27”

 SACD ハイブリッド盤。今やイタリアを代表するクァルテット、クレモナ四重奏団。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲録音の最終となる第8 集には、弦楽四重奏第3 番、そして弦楽四重奏曲第10 番『ハープ』が収録されました。
 イタリア四重奏団のファルーリ、アルバン・ベルク四重奏団のバイエルレの両氏に師事した2000 年結成のクレモナ四重奏団は、イタリアの伝統受け継ぐ若手実力派で世界が注目しています。イタリアらしい明るく非常にクリアな発音が魅力の一つで、個々の音色が見事に溶け合った驚くべきアンサンブルとして現代最高の呼び声高い四重奏団といえます。なお、当全集では曲に合わせて使用楽器を変えているところにも注目で、歴史的名器を使用し魂のこもった演奏を披露しております。audite レーベルの社主にしてトーン・マイスターのルトガー・ベッケンホーフ氏による高品位の録音をお楽しみいただけます。

 クレモナ四重奏団によるベートーヴェン全集は、これまでに第1 集(第16 番、第11 番『セリオーソ』、第6 番 / AU 92680)、第2 集(第12 番、第8 番『ラズモフスキー第2 番』 / AU 92681)、第3 集(「大フーガ」、第4 番、第7 番『ラズモフスキー第1 番』 / AU 92682)、第4 集(第1 番、第14 番 / AU 92683)、第5 集(弦楽五重奏曲 ハ長調、第15 番 / AU 92684) / 第6 集(第5 番、第13 番 / AU 92685)、/ 第7 集(第2 番、第9 番『ラズモフスキー第3 番』 / AU 92689)がリリースされております。



 


AU 97695
\2600
スイス・ピアノ・トリオによる
 ベートーヴェン全集第4弾は第4番『俗歌』!

  ベートーヴェン:
   (1)ピアノ三重奏曲第4番 変ロ長調 Op.11『俗歌』
     (I.9'02" +II.4'53"+III.7'01"= 20'56")
   (2)アレグレット 変ホ長調 Hess.48(2'51")
   (3)ピアノ三重奏曲 変ホ長調 Op.38
     (I.10'05"+II.7'44"+III.3'14"+IV.7'26"+
      V.3'17"+VI.7'33"= 39'19")
スイス・ピアノ・トリオ
 【アンジェラ・ゴルベワ(ヴァイオリン)、
  (1)セバスチャン・ジンガー(チェロ)、
  (2)(3)アレクサンドル・ネウストロエフ(チェロ)、
  マルティン・ルーカス・ストウブ(ピアノ)】
 セッション録音:(1)2015年12月1&2日、(2)(3)2017年3月11-13日/アッペンツェル(スイス)/ディジパック仕様、63’ 20”

 1998 年に結成され、数々のコンクール受賞歴を誇る実力派のスイス・ピアノ・トリオによるベートーヴェンのピアノ三重奏曲の全曲録音。第4 弾となる当ディスクにはピアノ三重奏曲第4 番『俗歌』、アレグレット、そしてピアノ三重奏曲 変ホ長調 Op.38 が収録されました。
 第3 楽章の主題が当時ウィーンで流行したJ. ワイグルの歌劇『海賊』Il corsaro の三重唱からとられために『俗歌』という通称のある第4 番は、充実した力強く華やかな旋律が印象的な作品です。
 また、全6 楽章構成からなるピアノ三重奏曲 変ホ長調 Op.38 は七重奏曲 Op.20 をベートーヴェン自身による編曲版です。30 代前半のベートーヴェンの溌溂とした明るく堂々たる作品です。名手スイス・ピアノ・トリオならではの緻密なベートーヴェンを聴くことができます。なお、長年当団のチェリストをつとめたセバスチャン・ジンガーに変わり、2016 年夏よりアレクサンドル・ネウストロエフが新メンバーとなりました。
 スイス・ピアノ・トリオは、ベートーヴェンの他にエドゥアルド・フランク(1817-1893)のピアノ三重奏曲集(AU 97690)、チャイコフスキーの「偉大な芸術家の思い出」(AU 92673)、クララ・シューマンのピアノ三重奏(AU 92549)など、audite レーベルの質の高い録音でリリースを続けております。






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COVIELLO CLASSICS



COV 91718
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
ボッシュのドヴォルザーク・シリーズ、
 交響曲第1番「ズロニツェの鐘」

  ドヴォルザーク:
   交響曲第1番ハ短調Op.3「ズロニツェの鐘」
ニュルンベルク州立フィルハーモニー
マルクス・ボッシュ( 指揮)
 確かな手腕で聴かせるボッシュのドヴォルザーク・シリーズ、交響曲第1番「ズロニツェの鐘」

 録音:2016年、マイスタージンガーハレ(ライヴ)/51’09

 マルクス・ボッシュが、2011 年から音楽監督を務めているニュルンベルク州立フィルハーモニーと共に取り組んでいるドヴォルザークのシリーズ。第6弾は第1 番「ズロニツェの鐘」です。この曲は1865 年に完成後、スコアを輸送中に紛失、1923 年にドイツの古本屋で見つかり、1946 年に71 年越しにやっと初演されたという不思議な経歴をもつ交響曲で、ドヴォルザークが唯一実際に聴いていない交響曲なのです。この交響曲には「ズロニツェの鐘」という副題がついており、これはドヴォルザークが若い頃に住んでいた街のこと。実際に曲中に鐘は使われませんが、木管楽器が順番に鐘の音を表現し、実際に鐘の響きのようにこだまして聴こえます。さらに当時ドヴォルザークが好意を抱いていた女優ヨゼフィーナ・チェルマーコヴァへの恋心といった感情も反映されていると言われています。形式としては、尊敬するベートーヴェンの影響がみられます。まず第1 楽章にリズム動機を用いて、それを全楽章に使い循環形式のようにしています。次にハ短調、変イ長調、ハ短調、ハ長調という調性プランはベートーヴェンの交響曲第5 番と一致しています。
 マルクス・ボッシュは当シリーズでこれまでにも緻密な解釈でその手腕を発揮してきましたが、この第1 番は長い間演奏されることなく埋もれていた曲ではありますが、若きドヴォルザークのエネルギーと情熱がはっきりと感じられる解釈で聴かせてくれます。



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HMF



HMM 902325
\2700→\2490
イザベル・ファウスト、
 メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲

  メンデルスゾーン(1809-1847):
   ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
   序曲「フィンガルの洞窟」(ヘブリディーズ諸島)op.26
   交響曲第5番 ニ短調 op.107「宗教改革」
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
パブロ・エラス=カサド(指揮)
フライブルク・バロック・オーケストラ
 イザベル・ファウスト、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を録音!!!

 ヴァイオリン/ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」1704年製
 録音:2017年3月19-22日、バルセロナオーディトリウム第1ホール、Paul Casals

 イザベル・ファウストが、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を録音しました!指揮は1977 年生まれの今ヨーロッパで大活躍の指揮者エラス=カサド、管弦楽は「ピリオド・オーケストラのベルリン・フィル」とも称されるフライブルク・バロック・オーケストラという最高の布陣です。
 情熱と霊感に満ちた第1 楽章、天上を思わせる美しさの第2 楽章、華麗の極みの超絶技巧の第3 楽章からなる、クラシック屈指の人気曲である本作。ファウストの輝かしくまっすぐ聴き手の心に差し込んでくる奇跡の音色と、音楽に対する真摯な姿勢が、語り尽くされてきた名作にまたひとつ新鮮な感動をもたらしてくれました。「天上の天使たちを喜ばせる協奏曲を」というメンデルスゾーンの意志がここにすべて集約されています。
 ヴァイオリン協奏曲は、1844 年に完成、その後も磨きをかけ、翌45 年、メンデルスゾーンの盟友にして本作にも多大なアドヴァイスをした、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスター、フェルディナント・ダーフィトによってライプツィヒで初演されました。初演時から大成功をおさめた本作は、続くヨーロッパ各地の初演も名手が手がけています。1845 年のドレスデン初演は当時15 歳のヨーゼフ・ヨアヒム、1846 年ベルリン初演はベルギーのユベール・レオナール(フランクのピアノ四重奏曲第1番を献呈された人物で、フォーレのヴァイオリン・ソナタ誕生時にも重要な役割を果たした)でした。

 彼らが演奏しておそらく書き込みもされていたであろう実際の譜面はもう残されていませんが、それでも様々な資料が出版されており、それらを検証していくと、19 世紀と現代とでは演奏スタイルに異なる部分があると考えられます。
 たとえば開放弦の多用。ポルタメントの多用。ボウイングのスタイルも現代とは異なっていました。そして、ヴィブラートは、継続的にではなく、要所要所で装飾的に用いられていたと考えられます。ファウストももちろんこれらの資料につぶさにあたったうえでこの録音に臨んでいますが、ここに繰り広げられている演奏が呼び起こす実に新鮮な感動は、歴史的演奏や慣習、すべてを越えた域にあるといえるでしょう。
 また、2017 年は、マルティン・ルターの宗教改革(1517)の500 年記念にあたります。ここに収録された交響曲「宗教改革」は、ルターのアウクスブルクの信仰告白から300 年にあたる1830 年に完成されました。序奏で管楽器が奏でる「ドレスデン・アーメン」がなんとも痛切に響き、全体的に非常に引き締まった音づくり。管楽器が奏でるコラールも荘重になりすぎず、終楽章も鮮やかなデュナーミクで颯爽とかけぬけるような演奏となっています。
 同じく1830 年に作曲された「フィンガルの洞窟」も、メンデルスゾーンがスコットランドに旅した時に感動した光景が鮮やかに眼の前に浮かぶよう。メンデルスゾーンの才能にあらためて感動し、エラス=カサドとフライブルク・バロック・オーケストラの力量にも圧倒される内容です。






イザベル・ファウストのコンチェルト録音といえばやはりこれでしょう・・・

HMC 902105
\2700→¥2490
イザベル・ファウスト、2度目のベートーヴェン!
 指揮はハルモニアムンディ初登場のアバド!!
アルバン・ベルク:ヴァイオリン協奏曲(ある天使の思い出に)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
イザベル・ファウスト
 (ヴァイオリン/スリーピング・ビューティ
  (Stradivarius, 1704))
クラウディオ・アバド(指揮)
モーツァルト管弦楽団
録音:2010 年11 月/ボローニャ(Auditorio Manzoni)

 ファウスト、まさかの2度目のベートーヴェン・・・そして指揮はまさかまさかのクラウディオ・アバド・・・もちろん仏HM初登場。
 近年ひときわ輝きを増しているヴァイオリニスト、イザベル・ファウストの最新盤は、満を持しての2 度目のベートーヴェン、そして、初登場となるアルバン・ベルクという充実のプログラム。クラウディオ・アバドが、是非に、と申し出るかたちで実現したレコーディングです。アバドとオケが全身全霊でファウストの音楽を支えているのがよく感じられ、ベルクの協奏曲では、爛熟したハーモニーをオケが醸す上で、ファウストが変幻自在な音で飛翔します。ファウスト独特のタッチが生みだす美しい高音には思わず息をのむほどです。ベートーヴェンでも、何度も聴いたことがあるはずの第1主題から、なんとも神々しい響き。第2 楽章の天国的な美しい音色はショッキングですらあります。終楽章の活き活きと、そして愛らしさも漂う表情はファウストならでは。カデンツァは、ベートーヴェンがこのヴァイオリン協奏曲をピアノ用に編曲した際に、ベートーヴェン自身が書いたものに基づいています。ヴァイオリン界の新女王、という一言だけでは表現しきれない音楽と魅力的な表情、そして衝撃的に美しい音。ファウストとアバド、モーツァルト管が、神に許された人にしか立ち入ることのできない領域の音楽を展開しています。

 —「私がマエストロ・クラウディオ・アバド(マーラー室内管)と共演したのは2008 年のことでしたが、この経験は、ベートーヴェンの協奏曲を理解し体験する新しい道を私に見出させました。このあと、アバド氏は、今度はモーツァルト管と、アルバン・ベルクの協奏曲を共演しましょうと申し出てくださいました。この二つの傑作をリハーサルし、コンサートにかける機会を幾度が経たあとで、これら2 作品をCD に録音するということは、彼にとって、自然の流れだったようです。この2 つの傑作を同時に持ち続けるということは私にとってまったく新しい体験でした。2010 年にボローニャで行った幾度にも亘るリハーサルでは、ベルクが終わるとベートーヴェン、という風に、2 作品を交互に演奏していました。アルバン・ベルクの、悲しみと苦しみの世界から、バッハの魂の浄化のコラールを経て、ベートーヴェンの最も輝かしく、この世のすべての苦しみから一見解放されたようにみえるフィナーレへの非常に密度の濃い旅は、演奏に携わる私達をこの上なく魅了しました。アバドとの音楽作りは、至上の歓びであり、音楽のマジックを知るための本物の鍵でした。彼が私を信頼して下さったことに心から感謝し、彼の芸術性に心からの賛辞を捧げます。」(イザベル・ファウストのコメント、ライナーノーツより)—



そしてこれはファウスト、ブレイク直前の演奏
これで店主はこの人が好きになった


久しぶりに聞いたがやっぱりすごかった。

でもすでに入手困難の可能性があるので海外から直輸入します

HMC 901833
\2700
海外直輸入
ドヴォルザーク:
 (1)ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.53
 (2)ピアノ三重奏曲 ヘ短調 Op.65
イザベル・ファウスト(Vn)
イルジー・ビエロフラーヴェク指揮(1)
プラハ・フィルハーモニア(1)
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)(2)
アレクサンダー・メルニコフ(P)(2)

 ううむ。すごい。

 今ある意味最も昇り調子の若手ヴァイオリニスト、イザベル・ファウスト。
 仏HMの中の若手アーティスト登竜門的インナー・レーベル’未来の巨匠シリーズ’のバルトークでいきなりすさまじい評価を得て、その後もその勢いは留まるところを知らない。

 なのに店主はちょっとへそ曲がりだから最近の録音を聴いていなかった。
 そして今度の新譜がドヴォルザークだということで、「ふふん、どれくらい弾けるか聴いてやろうジャン」てな感じで試聴。
 そしたらドカン!すごかった。

 この曲はヴァイオリンの出だしで決まる。
 そこでどれだけ伸びやかに天国的になまめかしくつややかにヴァイオリンを響かせるか。
 その30秒が駄目な演奏はまずその後回復の見込みはない。
 しかしファウスト、すごかった。
 歴代同点1位と言っていいほど美しく、典雅な響きでもっていきなり世界を調和させた。

 この曲を異常に偏愛する店主にとっては「こいつ全然わかってない!」と憤慨する演奏がほとんどだが、どうやらこのファウスト、ちょっとわかってるらしい。






CORO



COR 16151
\2500→\2290
ザ・シックスティーン
 パーセル:ジェームズII世のための歓迎歌集
 (ウェルカム・ソング集)
ザ・シックスティーン
ハリー・クリストファーズ(指揮)
  チャコニー ト短調 Z.730/我病の床にて苦しめる時 Z.144/
  本当のイングランド人なら健康を祈って乾杯をするさZ.284/
  ジェイムズII世の誕生日のためのオード《調べ美しきミューズたちよ、頭を上げよ》 Z.344/
  新しいアイルランド風の調べ Z.646/神は天上にのぼりたまえり Z.107/
  スコットランド風の調べ ト長調 Z.655/アンセム《おお神よ、われを救いたまえ》Z.51/
  ジェイムズII世の誕生日のためのオード《トランペットを吹き鳴らせ、太鼓を打て》Z.335
 ザ・シックスティーンの新シリーズはパーセル!傑作「トランペットを吹き鳴らせ」を収録!

 合唱王国イギリスが世界に誇る至上のハーモニー、ザ・シックスティーンの新シリーズは、バロック時代のイギリスを代表する夭折の巨匠ヘンリー・パーセルの「王室行事のための作品集」!
 王室の弦楽合唱団の常任作曲家兼指揮者、王室付きの楽器管理者、宮廷礼拝堂のオルガニストなどの要職を歴任し、国王が首都に帰還した際の王室行事や儀式で演奏するための「歓迎歌(ウェルカム・ソング)」や「頌歌(オード)」によってその地位と名声を高めたパーセル。
 これまでにザ・シックスティーンは、「インドの女王」(COR 16129)や「メアリー女王のための音楽集」(COR 16024)、「妖精の女王」(COR 16005)の名演を世に送り出しており、「歓迎歌」と「頌歌」の中でも特に傑作の1つとして名高い「トランペットを吹き鳴らせ、太鼓を打て」を筆頭とするこの「ジェームズ2世のための歓迎歌集」も、大きな話題となること必至です!
 「パレストリーナ」、「スペイン・ルネサンス」、「ヘンデル」と並び立つザ・シックスティーンの代名詞、「パーセル」の新シリーズにご期待下さい!

 ※録音:2016年6月8日−10日、聖オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン、イギリス)






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CRD



CRD 5006
(5CD-R/特別価格)
\8000→\7290
名盤ボックス復活!
 ポール・クロスリー
  フォーレ:ピアノ独奏作品全集
 
CD1:夜想曲第1番〜第7番
 CD2:夜想曲第8番〜第13番、8つの小品Op.84
 CD3:13の舟歌
 CD4:
  主題と変奏曲 Op.73、9つの前奏曲 Op.103、
  5つの即興曲 Op.25,34,91,102
 CD5:
  バラード Op.19、マズルカOp.32、3つのロマンスOp.17、
  4つのヴァルス・カプリスOp.30,38,59,62
ポール・クロスリー(ピアノ
 メシアンにその才能を認められ、イヴォンヌ・ロリオに師事したイギリスの名ピアニスト、ポール・クロスリー。室内楽、管弦楽、歌曲など、多くの作品を残しているガブリエル・フォーレのピアノ独奏作品を華麗なるタッチで聴かせてくれる。
 90年代頃に第1巻〜第5巻まで分売され、2002年に全集BOXとして発売され話題を呼んだポール・クロスリーのフォーレ。
 しばらく入手困難となっていた名盤セットの嬉しい復活です!

 録音:ロスリン・ヒル・チャペル(ロンドン)

 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。



ポール・クロスリー
CRDレーベルの旧譜

CRD 3525
(CD-R)
\2100
ポール・クロスリー(ピアノ)
 グリーグ:叙情小曲集

 第1集/第2集/第3集/
 第4集/第5集/第6集/
 第7集/第8集/第9集/第10集
ポール・クロスリー(ピアノ)
 メシアンにその才能を認められ、イヴォンヌ・ロリオに師事したイギリスの名ピアニスト、ポール・クロスリー。

 ※CRDは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

CRD 3524
(CD-R)
\2100
ポール・クロスリー(ピアノ)
 スクリャービン:後期ピアノ作品集

 4つの小品 Op.51/3つの小品 Op.52/
 2つの小品 Op.57/アルバムの1ページ/
 2つの小品 Op.59/詩的夜想曲 Op.61/
 2つの詩曲 Op.63/2つの前奏曲 Op.67/
 2つの詩曲 Op.69/2つの詩曲 Op.71/
 炎に向かって Op.72/2つの舞曲 Op.73/5つの前奏曲
ポール・クロスリー(ピアノ)
 メシアンにその才能を認められ、イヴォンヌ・ロリオに師事したイギリスの名ピアニスト、ポール・クロスリー。

 ※CRDは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


CRD 3526
(CD-R)
\2100
武満徹ピアノ作品の名盤復活!
 ポール・クロスリー(ピアノ)
  武満徹:ピアノ独奏作品全集

 フォー・アウェイ/
 リタニー 〜 マイケル・ヴァイナーの追憶に/
 子供のためのピアノ小品/
 遮られない休息 〜 瀧口修造の詩による/
 雨の樹素描/閉じた眼II/ピアノ・ディスタンス/
 ロマンス/
 雨の樹素描II 〜 オリヴィエ・メシアンの追憶に/
 閉じた眼I
ポール・クロスリー(ピアノ)
 武満のピアノ作品集!

 メシアンにその才能を認められ、イヴォンヌ・ロリオに師事したイギリスの名ピアニスト、ポール・クロスリー。
 この武満徹の「ピアノ独奏作品全集」は、作曲者とも親交の厚かったクロスリーの代表作であり、武満徹のピアノ作品の名盤として名高い。
 ジャケットに用いられている写真は、1990年に八ヶ岳で撮影されたもの。

 ※CRDは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

CRD3383
\2100
モーリス・ラヴェル (1875-1937):ピアノ曲全集第1巻

 鏡
 ソナチネ
 古風なメヌエット
 高雅で感傷的なワルツ
 亡き王女のためのパヴァーヌ
ポール・クロスリー (ピアノ)

CRD3384
\2100
モーリス・ラヴェル (1875-1937):ピアノ曲全集第2巻

 夜のガスパール
 クープランの墓
 水の戯れ
 グロテスクなセレナード
 ハイドンの名によるメヌエット
 前奏曲
 ボロディン風に
 シャブリエ風に
ポール・クロスリー (ピアノ)




 

CRD 3500
(CD-R)
【旧譜】
\2100
クレメンティ:ピアノ・ソナタ集
 ソナタ イ長調 Op.50-1
 ソナタ ニ長調 Op.25-6
 ソナタ イ長調 Op.33-1
 ソナタ ト短調 Op.50-3《捨てられたディドーネ》
マーティン・ロスコー(ピアノ)
 ピアノ王国ハイペリオン(Hyperion)の主要ピアニストの1人、マーティン・ロスコーが弾くクレメンティのピアノ・ソナタ集。

 録音:ケンブリッジ大学音楽学部(ウェスト・ロード、ケンブリッジ)

 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

CRD 3499
(CD-R)
【旧譜】
\2100
バード&タリス:哀歌集
 バード:エレミアの哀歌、4声のミサ曲
 タリス:
  エレミアの哀歌I、エレミアの哀歌II、
  私は天からの声を聞いた

オックスフォード・ニュー・
 カレッジ聖歌隊・ザ・クラークス
エドワード・ヒギンボトム(指揮)

 1379年から現在まで続く長い伝統を誇る名門、オックスフォード・ニュー・カレッジ聖歌隊が歌う、師弟関係にあったバードとタリスの哀歌集。指揮は1976年から音楽監督を務めているエドワード・ヒギンボトム。

 録音:1995年4月4日ー5日

 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。



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HYPERION



PCDA 68184
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2857+税)
アンジェラ・ヒューイット
 スカルラッティ:ソナタ集 Vol.2

 ソナタ ニ長調 K.491/ソナタ ニ長調 K.492/
 ソナタ ト長調 K.146/ソナタ ロ短調 K.377/
 ソナタ イ長調 K.24/ソナタ ホ長調 K.206/
 ソナタ イ長調 K.428/ソナタ イ長調 K.429/
 ソナタ ト長調 《カプリッチョ》 K.63/
 ソナタ ニ短調 《ガボタ》 K.64/
 ソナタ ト短調 K.426/ソナタ ト長調 K.547/
 ソナタ 変ホ長調 K.474/ソナタ ハ短調 K.513/
 ソナタ ヘ長調 K.82/ソナタ ヘ短調 K.481
アンジェラ・ヒューイット
 (ピアノ/ファツィオーリ)
CDA 68184
\2400→\2190
 鍵盤の女神 アンジェラ・ヒューイット、スカルラッティ 待望の第2集!

 向こう4年間をかけてバッハのソロ鍵盤作品を演奏するという壮大なプロジェクト、「バッハ・オデッセイ」(バッハ遍歴)が日本でも2017年からスタートし大きな話題を呼んでいる"鍵盤の女神"アンジェラ・ヒューイット。
 第1巻が2016年に発売され、レコード芸術「特選盤」を始め、全英チャート最高2位(15週連続掲載)、英グラモフォン誌や英BBCミュージック・マガジン、仏ディアパソン誌、米オールミュージック、デンマークのクラシック・マガジンなど世界中のメディアで最高評の五つ星を獲得するなど大成功を納めたドメニコ・スカルラッティの鍵盤ソナタ集、待望の第2巻がついに発売!
 今作もスカルラッティが遺した膨大なソナタの中からヒューイットが選び抜いた魅力的でまばゆい作品群を、イタリアの銘器ファツィオーリ・ピアノで軽妙洒脱に描きます。K.377やK.491、K.492のソナタは、9月の来日公演の演奏予定曲目!

 録音:2017年1月4日−6日、ベートーヴェンザール(ハノーファー)

 ☆アンジェラ・ヒューイット 2017年来日公演予定!
 9月13日(水) 紀尾井ホール バッハOdyssey 3 〜 J.S.バッハ:パルティータ第1番、同第2番、同第4番
 9月14日(木) 紀尾井ホール バッハOdyssey 4 〜 J.S.バッハ:パルティータ第3番、同第5番、同第6番
 9月16日(土) ミューザ川崎シンフォニーホール ピアノ・リサイタル(スカルラッティ新譜収録曲を演奏予定!)



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CDA 68161
\2400→\2190
スティーヴン・オズボーン(ピアノ)
 ドビュッシー:ピアノ作品集

  仮面 L.110/スケッチ帳より L.112/
  喜びの島 L.109/映像第1集 L.105/
  映像第2集 L.120/版画 L.108/
  子供の領分 L.119
スティーヴン・オズボーン(ピアノ)
 オズボーンのドビュッシー第2作目、映像第1集&第2集、子供の領分収録!

 1991年のクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール優勝、1997年のニューヨーク・ナウンバーグ国際ピアノ・コンクール優勝を果たし、ピアノ王国ハイペリオン(Hyperion)を代表するピアニストの一人として活躍する、スコットランドの俊英、スティーヴン・オズボーン。
 2006年に発売され高い評価を得てきた「前奏曲全集(CDA 67530)」以来となるオズボーンのドビュッシー・アルバム。映像第1集&第2集や子供の領分などを収録した輝かしい新録音が登場。
 オズボーンのフランスものといえば、"新たな決定盤"として世界中から絶賛されたラヴェルの「ピアノ独奏作品全集(CDA 67731/2)」を始め、2017年の来日記念盤として発売された「ラヴェル:ピアノ協奏曲集(CDA 68148)」など名盤が並ぶだけに、オズボーンの高い知性と卓越した表現力で生み出される新たなドビュッシー録音にも期待が高まります。

 録音:2016年10月31日−11月2日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)



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CDA 68142
\2400→\2190
タカーチ弦楽四重奏団
 ドヴォルザーク:
  弦楽五重奏曲第3番&弦楽四重奏曲第14番

   弦楽五重奏曲第3番変ホ長調 Op.97
   弦楽四重奏曲第14番変イ長調 Op.105
タカーチ弦楽四重奏団
 〔エドワード・ドゥシンベル(第1ヴァイオリン)、
  カーロイ・シュランツ(第2ヴァイオリン)、
  ジェラルディン・ウォルサー(ヴィオラ)、
  アンドラーシュ・フェイェール(チェロ)〕
ローレンス・パワー(ヴィオラ)
 タカーチ弦楽四重奏団とローレンス・パワー、ドヴォルザークの「アメリカ五重奏曲」で再び共演!

 ☆世界最高峰の弦楽四重奏団、タカーチ・クヮルテット!
 ☆名ヴィオラ奏者、ローレンス・パワーと共演するドヴォルザークの「弦楽五重奏曲」!

 1975年にリスト音楽院のメンバーで結成され、現在はアメリカを拠点に世界最高峰の弦楽四重奏団のひとつとして活動するタカーチ弦楽四重奏団。
 2006年から専属録音を行っているHyperion(ハイペリオン)では、スティーヴン・ハフやマルク=アンドレ・アムラン、ローレンス・パワーといったHyperionを代表するトップ・アーティストたちと共演しており、この新たな録音では、「ブラームス:弦楽五重奏曲集(CDA 67900)」以来となる、ローレンス・パワーと共演。
 新世界アメリカに滞在しはじめたドヴォルザークが書いた「弦楽五重奏曲第3番」は、有名な「弦楽四重奏曲第12番」と同様「アメリカ」の愛称も持つ作品。ナッシュ・アンサンブルやレオポルド弦楽三重奏団のメンバーとして活躍した現代最高峰のヴィオリスト、ローレンス・パワーが加わった五重奏で、ドヴォルザークの傑作を描きます。

 録音:2016年5月18日−21日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステート、モンマス)



 

CDA 68149
\2400

ジョン・ブロウ:
 ヘンリー・パーセル氏の死に寄せる頌歌

  ビギン・ザ・ソング!/4声のシャコンヌ ト長調/
  ヘンリー・パーセル氏の死に寄せる頌歌/
  グラウンド ト短調/泉のニンフ/
  ソナタ イ長調/光の王子、ドレッド・サー

サミュエル・ボーデン(テノール)、
トーマス・ウォーカー(テノール)
ジョナサン・コーエン(指揮)
アルカンジェロ
 ☆ジョナサン・コーエン率いるイギリスの新鋭ピリオド・アンサンブル、「アルカンジェロ」!
 ☆サミュエル・ボーデンとトーマス、ウォーカー、二人のイギリスの名歌手が歌う、ジョン・ブロウの音楽。

 イギリスの優れた若手チェリスト、指揮者であるジョナサン・コーエンによって2010年に結成された新鋭ピリオド・アンサンブル、「アルカンジェロ」。カウンターテナーのイェスティン・デイヴィスとの録音(CDA 67924)で英グラモフォン賞を受賞するなど、急成長著しいアルカンジェロの新録音。パーセルの師であり、ウェストミンスター寺院のオルガニストや、セント・ポール大聖堂のオルガニスト&聖歌隊指揮者といった要職を務めたイギリス音楽史の偉大な音楽家、ジョン・ブロウ(1649−1708)の作品集。
 36歳という若さで亡くなった弟子、ヘンリー・パーセルの死を悼んで作曲されたブロウの代表作「ヘンリー・パーセル氏の死に寄せる頌歌(オード)」を中心に、声楽を伴うジョン・ブロウの作品を収録。
 「シャコンヌ」や「グラウンド」、「ソナタ」といった、間に挿入される器楽作品の真摯な演奏も素晴らしく、アルカンジェロの演奏能力の高さやレパートリーの多彩さが実証される、素晴らしいリサイタル・アルバムとなります。

 録音:2015年7月16日−18日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)







<メジャー・レーベル>
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DG



《DG アマデウス四重奏団DG録音全集》
70枚組


4797589(70CD)\32000→\29990

《アマデウス四重奏団DG録音全集》


《CD 1》モーツァルト:弦楽四重奏曲K.458, 428, 590  録音:1951年、ロンドン /
《CD 2》モーツァルト:弦楽四重奏曲K.464, 465, 575  録音:1951年(K.464)、1954年(K.465, 575)、ロンドン /
《CD 3》モーツァルト:弦楽四重奏曲K.421, 499, 589  録音:1954年、ハノーファー(K.421)、1955年、ハンブルク(K.499, 589) /
《CD 4》モーツァルト:弦楽五重奏曲K.515&614 withセシル・アロノヴィッツ(ヴィオラ)  録音:1953年(K.515)、1957年(K.614)、ロンドン /
《CD 5》モーツァルト:弦楽五重奏曲K.516&593 withセシル・アロノヴィッツ(ヴィオラ)  録音:1951年(K.516)、1957年(K.593)、ロンドン /
《CD 6》モーツァルト:弦楽四重奏曲K.428, 590, 516  録音:1957年、ハノーファー(K.428)、ハンブルク(K.590)、ロンドン(K.516) /



《CD 7》ホフシュテッター(ハイドン編曲):弦楽四重奏曲Op.3 No.5、
    ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉Op.51  録音:1951年、ロンドン /
《CD 8》ハイドン:弦楽四重奏曲Op.54 No.1-2, Op.64 No.3  録音:1957年、ロンドン(Op.54 No.1, Op.64 No.3)、1954年、ハノーファー(Op.54 No.2) /
《CD 9》ハイドン:弦楽四重奏曲Op.74 No.1, 3, Op.77 No.1, Op.103(初CD化)
          録音:1957年(Op.74 No.1, 3)、1956年(Op.77 No.1)、1951年(Op.103)、ロンドン /



《CD 10》モーツァルト:弦楽四重奏曲K.458(初CD化)、
     シューベルト:弦楽四重奏曲D87, 112、
     メンデルスゾーン:弦楽四重奏のための4つの小品Op.81  録音:1956年(K.458)、1955年(D87, Op.81)、1957年(D112)、ロンドン /
《CD 11》シューベルト:弦楽四重奏曲D804&887  録音:1954年(D804)、1951年(D887)、ハノーファー /
《CD 12》シューベルト:弦楽四重奏曲D810『死と乙女』&D703、
      ブラームス:弦楽四重奏曲Op.51 No.1  録音:1953年(D810)、1951年(D703, Op.51 No.1)、ロンドン /
《CD 13》ブラームス:弦楽四重奏曲Op.51 No.2, Op.67  録音:1955年(Op.51 No.2)、1957年(Op.67)、ロンドン /



《CD 14-15》ベートーヴェン:弦楽四重奏曲Op.18 No.1-6  録音:1961年、ハノーファー /
《CD 16-17》ベートーヴェン:弦楽四重奏曲Op.59 No.1-3, Op.74  録音:1959年(Op.59)、1960年(Op.74)、ハノーファー /
《CD 18-20》ベートーヴェン:弦楽四重奏曲Op.95, Op.127, Op.133, Op.130, Op.131, Op.132, Op.135
          録音:1960年(Op.95)、1963年(Op.131)、ハノーファー、1963年(Op.127, Op.135)、1962年(Op.133, Op.130, Op.132)、ベルリン /
《CD 21》ベートーヴェン:弦楽四重奏曲Op.14 No.1、弦楽五重奏曲Op.29 withセシル・アロノヴィッツ(ヴィオラ)  録音:1969年、ベルリン /
《CD 22》ベートーヴェン:弦楽四重奏曲WoO.36 No.1-3  録音:1969年、ベルリン /
《CD 23》(ウィグモア・ホール35周年記念リサイタル)(released on LP)
      ベートーヴェン:弦楽四重奏曲Op.59 No.3、
      ハイドン:弦楽四重奏曲Op.76 No.2  録音:1983年、ロンドン /
《CD 24》(最後の録音)
       ベートーヴェン:弦楽四重奏曲Op.59 No.3, Op.74  録音:1987年、ロンドン /
《CD 25-27》ベートーヴェン:弦楽四重奏曲Op.127(初CD化), Op.131(初CD化), Op.132(初CD化), Op.135, Op.130, Op.133
           録音:1978年(Op.127)、1981年(Op.131)、1980年(Op.132, Op.130)、1977年(Op.135, Op.133)、ミュンヘン /



《CD 28》ブラームス:弦楽四重奏曲Op.51 No.1-2  録音:1959年、ハノーファー /
《CD 29》ブラームス:弦楽四重奏曲Op.67、ピアノ五重奏曲Op.34  withクリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ) 
            録音:1960年、ハノーファー(Op.67)、1968年、ベルリン(Op.34) /
《CD 30》ブラームス:弦楽五重奏曲Op.88&Op.111 withセシル・アロノヴィッツ(ヴィオラ) 
            録音:1968年(Op.88)、1967年(Op.111)、ベルリン /
《CD 31》ブラームス:ピアノ四重奏曲Op.25、クラリネット五重奏曲Op.115 withエミール・ギレリス(ピアノ)、カール・ライスター(クラリネット) 
            録音:1970年、ミュンヘン(Op.25)、1967年、ベルリン(Op.115) /
《CD 32》ブラームス:弦楽六重奏曲Op.18&Op.36  withセシル・アロノヴィッツ(ヴィオラ)、ウィリアム・プリース(チェロ) 
            録音:1966年(Op.18)、1968年(Op.36)、ベルリン /



《CD 33》ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉Op.51 録音:1971年、リンダウ(ドイツ) /
《CD 34-35》ハイドン:弦楽四重奏曲Op.54 No.1-3, Op.55 No.1-3 
            録音:1971年(Op.54 No.1, 2)、1972年(Op.54 No.3, Op.55 No.1-3)、ミュンヘン /
《CD 36-37》ハイドン:弦楽四重奏曲Op.64 No.1-6  録音:1973年(No.1-4)、1974年(No.5, 6)、ミュンヘン /
《CD 38-39》ハイドン:弦楽四重奏曲Op.71 No.1-3, Op.74 No.1-3  録音:1978年、ミュンヘン /
《CD 40-42》ハイドン:弦楽四重奏曲Op.76 No.1-6, Op.77 No.1-2, Op.103 
            録音:1970年(Op.76 No.1, 4-6)、1966年(Op.76 No.2)、ベルリン、1963年(Op.76 No.3)、
               1964年(Op.77 No.1)、1965年(Op.77 No.2)、ハノーファー、1973年、ミュンヘン(Op.103) /



《CD 43》モーツァルト:弦楽四重奏曲K.458、ハイドン:弦楽四重奏曲Op.76 No.3 録音:1982年、ミュンヘン /
《CD 44-45》モーツァルト:弦楽四重奏曲K.80, 155, 156-158, 159, 169-173 
           録音:1974年、ウィーン(K.80)、1975年(K.155, 156-158)、1976年(K.159,169-173)、ミュンヘン /
《CD 46-49》モーツァルト:弦楽四重奏曲K.387, 421, 458, 428, 464, 136, 137, 465, 499, 160, 168, 575, 589, 590、ディヴェルティメントK.138 
           録音:1963年(K.387, 458)、1964年(K.464)、ハノーファー、1966年(K.421, 428, 465, 499, 589)、1969年(K.575)、
            1968年(K.590)、ベルリン、1974年、ウィーン(K.136, 137, 138)、1976年、ミュンヘン(K.160, 168) /
《CD 50-51》モーツァルト:弦楽五重奏曲K.406, 515, 593(最終楽章追加), 174, 516, 614 withセシル・アロノヴィッツ(ヴィオラ) 
            録音:1968年(K.406, 593, 614)、1967年(K.515)、1969年(K.516)、ベルリン、
             1975年、ロンドン(K.593追加楽章)、1974年、ウィーン(K.174) /
《CD 52》モーツァルト:フルート四重奏曲K.285, 285a, 171(285b), 298 withアンドレアス・ブラウ(フルート) 
            録音:1977年、サヴォンリンナ(フィンランド) /
《CD 53》モーツァルト:オーボエ四重奏曲K.370、ホルン五重奏曲K.407、クラリネット五重奏曲K.581 
            withローター・コッホ(オーボエ)、ゲルト・ザイフェルト(ホルン)、ジェルヴァース・ドゥ・ペイエ(クラリネット) 
            録音:1975年、ミュンヘン(K.370, K.581)、1969年、ベルリン(K.407) /
《CD 54》モーツァルト:ディヴェルティメントK.563  録音:1982年、ミュンヘン /
《CD 55》モーツァルト:ピアノ四重奏曲K.478&493 withヴァルター・クリーン(ピアノ)  録音:1981年、ミュンヘン /
《CD 56》モーツァルト:セレナード『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』K.525、
             2つのホルンと弦楽のためのディヴェルティメントK.522、アダージョとフーガK.546 
            withライナー・ツェペリッツ(コントラバス)、ゲルト・ザイフェルト(ホルン)、マンフレート・クリエール(ホルン) 
            録音:1979年(K.525, 522)、1978年(K.546)、ミュンヘン /
《CD 57》モーツァルト:ピアノ五重奏曲K.478&493 withクリフォード・カーゾン(ピアノ)  録音:1952年、ロンドン /




《CD 58》シューベルト:弦楽四重奏曲D87, 112, 173  録音:1980年、ミュンヘン(D87, 112)、1966年、ベルリン(D173) /
《CD 59》シューベルト:弦楽四重奏曲D804, 887, 703  録音:1966年、ベルリン(D804)、1965年(D887)、1959年(D703)、ハノーファー /
《CD 60》シューベルト:弦楽五重奏曲『ます』D667、四重奏曲D810『死と乙女』 withエミール・ギレリス(ピアノ) 
            録音:1975年、トゥルク(フィンランド)(D667)、1959年、ハノーファー(D810) /
《CD 61》シューベルト:弦楽四重奏曲D810『死と乙女』  録音:1981年、ミュンヘン /
《CD 62》シューベルト:弦楽五重奏曲D956 withウィリアム・プリース(チェロ)  録音:1965年、ベルリン /
《CD 63》シューベルト:弦楽五重奏曲D956 withロバート・コーエン(チェロ)  録音:1986年、ロンドン /



《CD 64》ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲Op.96『アメリカ』(1959&1977)  録音:1959年、ハノーファー&1977年、サヴォンリンナ /

《CD 65》ブルックナー:弦楽四重奏曲ヘ長調、スメタナ:弦楽四重奏曲第1番『わが生涯より』 
            録音:1964年、ハノーファー(ブルックナー)、1977年、サヴォンリンナ(スメタナ) /

《CD 66》ヴェルディ:弦楽四重奏曲ホ短調、
     チャイコフスキー:弦楽四重奏曲Op.11   録音:1979年、ミュンヘン /

《CD 67》ブリテン:弦楽四重奏曲Op.36&Op.94 
            録音:1963年、ロンドン(Op.36)、1978年、スネイプ(Op.94) /

《CD 68》(初CD化)マクミラン:弦楽四重奏曲ハ短調、フレンチ・カナディアンの民謡に基づく2つのスケッチ 
            録音:1967年、ロンドン /

《CD 69》フリッカー:弦楽四重奏曲Op.20(初CD化)、
      レーニエ:弦楽四重奏曲(初CD化)、
      ブリッジ:ピアノ五重奏のための幻想曲嬰ヘ短調
            withベンジャミン・ブリテン(ピアノ) 
            録音:1963年(Op.20)、1949年(レーニエ)、ロンドン、1967年、スネイプ(ブリッジ)    /


《CD 70》(初発売)
      ブリテン:弦楽四重奏曲Op.94(ウィグモア・ホール35周年記念リサイタル)(previously unreleased!)、
      ベートーヴェン:弦楽四重奏曲Op.18 No.5、De Weille: Holdrioh, liebes Echo、Roche: Wini-Wini 
           演奏:”Gottlieb Quartet”(ベートーヴェン)
             録音:1983年、ロンドン(Op.94)、1961年、ハノーファー(ベートーヴェン)、1974年、ミュンヘン(De Weille, Roche)

 アマデウス四重奏団結成70周年を記念した70枚組ボックス・セット!
 70年前に結成されたアマデウス四重奏団は、20世紀で最も成功し、注目された四重奏団です。
 ドイツ・グラモフォンから、今までこれほど大規模な室内楽のボックス・セットが発売されたことはあまり例がなく、ファン待望の画期的な企画といえます。
 結成70周年を記念して発売されるこの70枚組のCDセットには、アマデウス四重奏団が広範囲にわたって録音した演奏のほとんどすべてが含まれ、世界中から高い関心を集めています。

 初発売となるもの、初CD化となるものもいくつか含まれています。オリジナル・デザインの紙ジャケットも注目です。メンバーの一人、チェロのマーティン・ロヴェットが序文を寄せている180ページの解説書付き。


 アマデウス四重奏団の主なレパートリーはハイドン、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスなど、オーストリア・ドイツの偉大な作曲家たちのものですが、その中のいくつかの作品はそのキャリアの中で複数回録音しています。またバルトークやブリテンは彼らのために3つの四重奏曲を作曲しており、こうした作品を積極的に聴衆に紹介してきました。

 アマデウス四重奏団は1948年1月10日ロンドンのウィグモア・ホールでデビューし熱狂的に歓迎されました。ほぼ40年近くにわたって200の録音を成し遂げましたがそのほとんどがDGに行われています。

 ヨーロッパ、カナダ、アメリカ、日本、南アフリカなど世界を旅して、多い時には1年のうち8ヵ月は海外で活動していました。
 他の四重奏団とは活動の仕方も異なり、メンバーは一人も交代することはありませんでした。
 第1ヴァイオリンのノーバート・ブレイニン、第2ヴァイオリンのジークムント・ニッセル、ヴィオラのペーター・シドロフ、チェロのマーティン・ロヴェットによって1951年から録音を開始し、シドロフが亡くなる1987年まで録音を続けました。





<国内盤> 


PAN CLASSICS


PC10377
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
12本のリコーダーによるルネサンス諸国めぐり
 ①うるわしき乙女ゲリアの御体は(ヴィラールト)
 ②甘き思い出に(カグ゛ソーン)
 ③不運がわたしを打ちのめす(オケゲゴ)
 ④千度も悔いる思いで(ゴング゛ール)
 ⑤ライン川のほとり、アンデルナハで(ク゛リュサル)
 ⑥ああ、苦しき悦び(ジェズアルド)⑦隷属の身として(クァレーズ)
 ⑧ブランル・ゲ(同)⑨ブランル(同)⑩六つの低音部で(クェラケ゛スコ)
 ⑪足鍵盤を伴うク゜レルディウゴ(スヴェーリンク)⑫わが青春すでに過ぎ去り(同)
 ⑬わたしたちが最も苦しいときにも BWV641(バッハ)
 ⑭それは聖なる夜のこと(ケルケ゛ーン)
 ⑮ガリアード:ああ、なんと善きこと(同)
 ⑯アルメイン:選ばれたもの(同)
 ⑰わたしたちの希望であらせられるかた(パースリー)
 ⑱さあ!皆で食べ、飲もうじゃないか(エンシーナ)
 ⑲わが竪琴、悲しみの調べにあわせ(ロケ゛)
ザ・ロイヤル・ウィンド・オヴ・ミュージック
 (古楽器使用)

 ルネサンス期の王侯たちも愛したリコーダー。精鋭陣が当時のように大編成で奏でる、巨匠たちの名品群!
 リコーダーという楽器はルネサンス〜バロック期にはたいへん愛され、とくに音楽のたしなみのある貴紳たちが趣味で合奏し、洗練された音楽の技芸を味わうということが多かったようです。それで今日もプロの古楽器奏者たちのなかには、リコーダーの専門家が少なからず存在している…にもかかわらず、独奏や他の楽器編成との共演盤は多くとも、リコーダーだけのアンサンブルもののCDは想像以上に少ないのが実情ではないでしょうか。
 本盤で演奏しているロイヤル・ウィンド・オヴ・ミュージックは、すでにここ数年来YouTubeに積極的に音源トレイラーをUPしてきた団体で、小型のソプラノから奏者よりも大きなバス系リコーダーまで、ヴィジュアル的にもインパクトのある演奏風景を映像化、16世紀頃の壮麗な宮廷音楽の場を思わせる響きで存在感をアピールしてきた、古楽大国オランダの次世代型グループ!
 多声のルネサンス作品、とくにシャンソンや変奏曲の名品から複雑なマドリガーレまで、彼らだからこそリコーダー世界に落とし込める絶美の音楽が並びます。
 日本語解説とともに、リコーダー芸術の世界の深みを追認しながら、心地よい響きに浸りたい1枚!ジャケットの静物画も雰囲気満点です!




PASSACAILLE



PSC1026
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
フィオレ:チェロのための作品全集
 〜バロック後期、サヴォイア宮廷の弦楽芸術

 フィオレ:
  チェロのためのソナタ(3曲)
  チェロと通奏低音のためのシンフォニア(2曲)
  チェロのための練習曲(4曲)
 ズィアーニ、マーニ、バッラロッティ、ポッラローロ、サバディーニ:
  さまざまなアリア(1688-1696年作のオペラより)
 モンツァ:アルマンド(2曲)
エリナー・フライ(バロック・チェロ)
ロレンツォ・ギエルミ(チェンバロ)
エステバン・ラ・ロッタ(テオルケ゛)
スージー・ルブラン(ソプラノ)

 チェロの歴史は、イタリアから——意外に見過ごされてきたサヴォイア宮廷の重要度を物語る、名手の新録音ヴァイオリン音楽の故郷は、イタリア。
 北部一帯には、それぞれの地域ごとに17世紀を通じて徐々に育まれてきた、個性豊かな弦楽芸術の足跡が確認されます。
 ストラデッラやコレッリが活躍したボローニャやモデナと並んで見過ごせないのは、コレッリの門弟ソミスが18世紀に絶大な影響力を誇ることになる、イタリア半島とフランスとのあいだにあるサヴォイア公国の宮廷所在地、トリノ!
 そもそもサヴォイア公の宮廷は中世末期以来、デュファイやジョスカンなど数多くの天才作曲家たちが招かれた音楽伝統のある場所——その伝統はソミス登場以前にも途絶えてはおらず、実は1700年前後にはA.M.フィオレという、早くも10代にして作曲家として才覚をあらわした異才がその活況を支えていたのです!
 ここではヴァイオリンと並んでイタリア北部でいちはやく発展をみせたチェロのための音楽を中心に、同時代のオペラからの抜粋アリア(なんと名歌手スージー・ルブランが!)を交え、人の声に近い弦音の魅力をたっぷり堪能しながら音楽史に思いを馳せる、充実した内容になっています。

 奏者は無伴奏チェロ音楽の歴史を振り返る銘盤「チェロは、どこから来たのか」の弾き手、エリナー・フライ!スキのない逸品、充実解説(訳付)とあわせ、どうぞお見逃しなく!













7/5(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


CORO



COR 16155
\2500→\2290
パレストリーナ Vol.7
 主の天使が天より下りぬ/めでたし海の星/
 この日町にいたる罪ある女が/
 祝福されしマグダラのマリアの/祝福されしバルバラ/
 《ソロモンの雅歌》より
  第19番:イスラエルの娘らよ、われは懇願す、
  第20番:その頭は純金で、第21番:わが愛する方は庭園の中に/
 スザンナは邪悪な長老らに/来れ、キリストの花嫁/
 ミサ・アヴェ・レジナ・チェロルム
ザ・シックスティーン
ハリー・クリストファーズ(指揮)
 ザ・シックスティーンのパレストリーナ最新巻!待望の第7巻は"ミサ・アヴェ・レジナ・チェロルム"!

 約2年振り、満を持してハリー・クリストファーズ&ザ・シックスティーンが贈る「パレストリーナ・プロジェクト」の最新作となる「第7集」は、キリスト教史における女性 — キリストの母マリア、マグダラのマリア、バルバラ、スザンナ — たちをテーマとしたプログラム!
 パレストリーナが遺した100曲を超えるミサ曲の中からハリー・クリストファーズが「第7集」のメインとして選んだ『ミサ・アヴェ・レジナ・チェロルム』は、グレゴリオ聖歌の聖母マリアのためのアンティフォナ「めでたし、天の女王」に基づくパラフレーズ・ミサであり、作曲者の死後1599年にヴェネツィアで出版された「ミサ曲集第9巻」に含まれています。
 定めたテーマに基づき、ミサ曲を中心として、旧約聖書の「ソロモンの雅歌」に基づく連作モテトゥス集からの3曲やイムヌス、モテトゥスなどでプログラムを構成するハリー・クリストファーズの選曲眼は今回も実に見事。
 世界各国で絶賛されているザ・シックスティーンのパレストリーナの中でも、この第7巻は一際大きな輝きを放つことになるでしょう!乞うご期待!







ONYX


ONYX 4171
\2500
グラス、ヴァスクス、ペルト、ウチャルス:
 弦楽四重奏のための作品集

  フィリップ・グラス:弦楽四重奏曲第2番《カンパニー》
  ペトリス・ヴァスクス:弦楽四重奏曲第4番
  アルヴォ・ペルト:スンマ
  ハサン・ウチャルス:弦楽四重奏曲第2番《ジ・アントールド》
ボルサン弦楽四重奏団
 ボルサン・イスタンブール・フィルののSQ始動!グラス、ペルト、そしてトルコの作品!

 ☆ボルサン・イスタンブール・フィルのメンバーによる弦楽四重奏団!
 ☆グラス、ペルト、ヴァスクス、そしてトルコの作曲家、ハサン・ウチャルスの刺激的な作品集!

 サッシャ・ゲッツェルが芸術監督&首席指揮者を務めるトルコのオーケストラ、ボルサン・イスタンブール・フィルハーモニー管弦楽団(BIPO)のメンバーらによって2005年に設立したクヮルテット、ボルサン弦楽四重奏団。
 ニュー・アルバムは、グラスやペルトなど現代の弦楽四重奏作品を集めた刺激的なプログラム!
 1965年トルコ出身のハサン・ウチャルスは、米国ではジョージ・クラムらと学んだ作曲家。ウチャルスの弦楽四重奏曲第2番「ジ・アントールド(The Untold’)」は、トルコの初夏を祝う祭り"Hidrellez"を描いたもので、トルコの伝統的な旋律やリズムを盛り込んだ作品。トルコから世界に羽ばたく気鋭の弦楽四重奏団にご注目ください!



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


CHANDOS


CHANDOS CLASSICS


CHAN 10948X
【新装移行再発売】
\2100
ホルスト:セント・ポール組曲
 二重協奏曲 Op.49, H.175
  (2本のヴァイオリンと小編成オーケストラのための)*
 2つの無言歌 Op.22, H.88
  (小編成オーケストラのための)
 叙情的断章 H.191
  (ヴィオラと小編成オーケストラのための)§
 ブルック・グリーン組曲 H.190
  (弦楽オーケストラのための)
 フーガ風協奏曲 Op.40-2, H.152
  (フルート、オーボエと弦楽オーケストラのための)†
 セント・ポール組曲 Op.29-2, H.118
  (弦楽オーケストラのための)
リチャード・ヒコックス(指揮)
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
アンドルー・ワトキンソン(ヴァイオリン)*
ニコラス・ウォード(ヴァイオリン)*
スティーヴン・ティーズ(ヴィオラ)§
デューク・ドビング(フルート)†
クリストファー・ホーカー(オーボエ)†
 元祖・英国音楽の伝道師の大いなる遺産。"ヒコックス・レガシー" 新譜4タイトル!

 英国音楽の伝道師リチャード・ヒコックス(1948−2008)が残した大いなる遺産を後世に伝える「ヒコックス・レガシー」。
 「フーガ風序曲」や「サマセット狂詩曲」などを収録したホルストの管弦楽作品集(CHAN 10911X)に続き、「セント・ポール組曲」や「ブルック・グリーン組曲」、2本のヴァイオリンのための「二重協奏曲」、「フーガ風協奏曲」などを収録した管弦楽作品集もヒコックス・レガシーより登場。
 「セント・ポール組曲」は、ホルストが務めていたセント・ポール女学校の弦楽アンサンブルのために書かれた作品で、民謡風のメロディや溌溂とした舞曲など、ホルストの魅力が満載。「惑星」だけではない、ホルストの魅惑の管弦楽作品をお楽しみいただけます。

 録音:1993年7月19日−20日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)/CHAN 9270からの新装移行再発売
 

CHAN 10945X
【新装移行再発売】
\2100
フェリシティ・ロット、
 デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソンが歌う
  ブラームスの「ドイツ・レクイエム」

   ブラームス:ドイツ・レクイエム Op.45
フェリシティ・ロット(ソプラノ)
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(バス・バリトン)
リチャード・ヒコックス(指揮)
ロンドン交響楽団&合唱団
 フェリシティ・ロット、デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソンという二人の名歌手が歌うブラームスの「ドイツ・レクイエム」は、その徹底したスタイルやサウンド、オーケストラと合唱の優れたバランスなどが評価されてきたリチャード・ヒコックスの、そしてChandos初期の合唱録音の中の名盤の1つ。

 録音:1990年11月5日−6日&10日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)/CHAN 8942からの新装移行再発売
 

CHAN 10946X
【新装移行再発売】
\2100
エルガー:黒騎士
 合唱と管弦楽のためのカンタータ《黒騎士》 Op.25
 合唱と管弦楽のための《バイエルンの高地から》 Op.27
リチャード・ヒコックス(指揮)
ロンドン交響楽団&合唱団
 「ゲロンティアスの夢(CHAN 241-46)」や「神の王国(CHAN 241-54)」、「生命の光(CHAN 10726X)」など、数々のエルガーのオラトリオ、カンタータの名録音を生み出してきたヒコックスとロンドン交響楽団&合唱団の名コンビ。
 「黒騎士」、「バイエルンの高地から」の2曲とも、エルガーが作曲家としての名声を築いていった1890年代の作品。殆ど忘れ去られていたこれらの作品をヒコックスがレコード・カタログに持ち込み、当時の音楽誌でも高く評価され、英グラモフォン誌の「Editor's Choice」に選出。
 英ペンギン・ガイドの「1000 Finest Classical Recordings」にも選ばれています。

 録音:1995年3月15日−18日、オール・セインツ教会/CHAN 9436からの新装移行再発売
 

CHAN 10947X
【新装移行再発売】
\2100
ウィリアム・ウォルトン
 小編成のオーケストラによる1幕のオペラ「熊」

  ウォルトン:歌劇 《熊》
リチャード・ヒコックス(指揮)
ノーザン・シンフォニア
デッラ・ジョーンズ(メゾ・ソプラノ)
アラン・オピー(バリトン)
ジョン・シャーリー=カーク(バス)
 かつて全23枚組にも及ぶ「ウォルトン全集」を発売するなど、世界屈指のウォルトン・レーベルとしても名を轟かせたChandosから、ウィリアム・ウォルトンの知られざる歌劇が復刻。ウォルトンが書いた二度目の(そして最後の)オペラであり、3人のソリスト、小編成のオーケストラによる1幕のオペラ「熊」は、オールドバラ音楽祭の一環として1967年6月に初演されたものです。

 録音:1993年3月14日−15日、セント・ニコラス・ホスピタル(ニューカッスル・アポン・タイン)/CHAN 9245からの新装移行再発売




<国内盤> 

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ARCANA



Mer-A432
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ヘンデルとテレマンの「水上の音楽」
 テレマン:
  ①序曲(管弦楽組曲)ハ長調 TWV55-C3
   「ハンブルクの潮の満ち干」(水上の音楽)
 ヘンデル:
  ②「水上の音楽」組曲 ヘ長調 HWV438
  ③「水上の音楽」組曲 ニ長調 HWV439
  ④「水上の音楽」組曲 ト長調 HWV440
アルフレード・ベルナルディーニ
   (バロック・オーボエ&リコーダー)指揮
ゼフィーロ・バロック・オーケストラ
            (古楽器使用)

 待望すぎるカタログ復活!イタリア音楽を熟知していたドイツの二巨匠、イタリア随一の異才集団の名盤再登場
 なんと!2007年のレーベル創設者早世後、イタリアのレーベルとして復活するも早々に頓挫、そして2014年に不死鳥のごとく甦り、イタリア随一の古楽レーベルとしての存在感を世界にアピールしているArcanaが、このレーベルとも密接な関係にあり続けてきたカリスマ的古楽器バンド「ゼフィーロ」幻の名盤が復活いたします!
 ご存知ヘンデルの「水上の音楽」に、こちらも古楽ファンにはおなじみ、港湾都市ハンブルクの音楽監督だったテレマンによる「水上の音楽」を併録した絶品アルバム——かつてAmbroisieレーベルで録音され、当時弊社扱いだったため日本語解説付でもリリースされたものの、その後レーベルの取扱移行により国内仕様では入手できなくなっていた名盤です!
 少数精鋭のソリスト古楽器集団が、物語性ある音作りを思い入れたっぷり、個性ゆたかでありながら絶妙の統一感でまとまった意気揚々のアンサンブルをつくりあげた名録音、自然派エンジニアリングも絶妙の1枚...!
 待望の日本語解説つき復活となります。プレス切れまでのサイクルが短くなってきた昨今、同グループのArcanaからの他の名盤群同様、こちらも入手可能なうちにぜひ!




FUGA LIBERA



MFUG743
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ドヴォルザークとヤナーチェク
 〜チェコ近代のピアノ音楽〜

 ドヴォルザーク:
  詩的な音の絵 op.85
   ①古城にて ②フリアント
   ③夢想 ④セレナーダ ⑤聖なる山で
  ⑥ドゥムカとフリアント op.12
  ユーモレスク集 op.101 ⑦第1番 ⑧第7番
 ヤナーチェク:
  草陰の小径にて 第1集
   ⑨おやすみなさい
   ⑩フリーデクの聖母像 ⑪言葉もない!
   ⑫不吉なフクロウ、まだそこにいる
  草陰の小径にて 第2集
   ⑬アレグレット ⑭ヴィーヴォ
   ⑮アレグロ
  ⑯ソナタ「1905年10月1日」
  ⑰霧の中(全4曲)
ヤン・ミヒールス(ピアノ)

 古楽器奏者だからこそ、読み解けるピアニズムがあるチェコ随一の2巨匠、ベルギーの実力派の手で…!
 古楽大国ベルギーでは、19世紀以前の音楽であれば当時の楽器と奏法で研鑽を重ねてきた名手が日々、ピリオド・アプローチで続々名演を紡いでいるところ——
 そこで19世紀の歴史的ピアノ奏法に通じた名手ヤン・ミヒールスも、これまで数々の録音を19世紀型のピアノで録音してきたものでした。
 ドビュッシーも、あるいはブラームスも…しかし、ここで満を持して臨むチェコの作曲家たちの作品群に、彼はあえて現代ピアノ(スタインウェイD)を使っています。同じベルギーのインマゼールが、1870年製のベヒシュタインで『スラヴ舞曲』の録音をリリースしてから間もない昨今、これは確かな真意があっての確信犯的な選択に違いありません。
 なにしろそこで選ばれているのは、繊細な表情のニュアンスが大きくものをいう『草陰の小径にて』からダイナミックでショッキングな表現も出てくる『ソナタ 1905年10月1日』まで、広範な作品像が魅力のヤナーチェク作品…そして、その少し前からチェコ随一の詩情あふれる音楽表現で世界を魅了したドヴォルザークの知られざる名品群!
 両者のつながりに思いを馳せながら、ピリオド楽器演奏にも通じたこの名手の確かな解釈で、名品ひとつひとつの魅力とじっくり対峙したい1枚です。演奏者自身による解説も日本語訳付です!



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PASSACAILLE



PSC1029
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
お父さんやおじいさんじゃない!
 ジャコモ・プッチーニのオルガン作品!
  〜ベル・カントと、イタリア古来の伝統〜

 プッチーニ:
  オルガン独奏のためのソナタ(各1〜2分)
   第1・2・3・5・6・7・10・11・12・13・14・15・16・17番
  オルガン独奏のための行進曲
   第4・8・9・18・21・45番・イ長調
  オルガン独奏のためのヴェルセット
   第22・23・24・25・26番
  オルガン独奏による間奏曲
   「マノン・レスコー」・「修道女アンジェリカ」
 タヴァン:
   『トスカ』の主題による大幻想曲
リウヴェ・タミンハ(各種歴史的オルガン)
 使用楽器:ルッカ、サン・ピエートロ・
  ソマルディ教会/ピアーノ・ディ・コンカ
   (ルッカ県)サン・フランチェスコ・
    ダッシジ&サン・ジローラモ教会/
     フェルナータ(ルッカ県)サン・
      ロレンツォ教会
  〔建造年代:1687/1823/1869年〕

 「歴史的銘器」がまさか正統的に「プッチーニ」の創意の謎を解き明かす鍵になるとは…大御所、快挙!
 およそ「古楽器」とは無縁そうな、ベルカント・オペラ最後の巨匠プッチーニ…しかし彼もイタリア人、そしてイタリアにおける作曲家の修業時代というものは、実は19世紀にあってもなお、バロック期以来の教会音楽中心の修練なしには語れなかったようです。とくにプッチーニは、故郷ルッカでは代々18世紀にまで遡る教会音楽家の一族に生まれついた人——
 劇場ではドラマティックなオペラが華やかに演奏されていたかたわら、それとは全く異なる教会音楽の世界に親しんできたプッチーニは、まだ少年といってもよい年齢だった頃、ひとしきりオルガンのための単独楽章ソナタを無数に書いて作曲修業を重ねたのでした。
 フレスコバルディやガブリエーリなど古い時代のイタリア・オルガン音楽については新時代の権威ともいってよい俊才リウヴェ・タミンハは、そうした19世紀のオルガン芸術にも通じた才人——
 近年ついに楽譜校訂されたプッチーニのオルガン作品の数々、作曲家の故郷ルッカの歴史的銘器による確かな演奏にふれることで、私たちは19世紀音楽の大事な側面を見過していたことに気づかされる…確かな音楽性とともに「発見」の喜びをたっぷり味わえる1枚、日本語解説付でお届けです!



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PHI



LPH026
(5CD+BOOK)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\8800+税
フィリップ・ヘレヴェッヘとの対話
 〜写真満載CD-BOOK
    インタビュー全訳付〜

 バッハ:カンタータBWV48・BWV105
 ジェズアルド:第6マドリガーレ集(全)
 ベートーヴェン:荘厳ミサ曲
 ベルリオーズ:夏の夜 〜入江にて/墓地で
 ドヴォルザーク:レクィエム
 マーラー:交響曲 第4番
 ストラヴィンスキー:レクィエム・カンティクル/トレニ

  ※2段組30ページに及ぶヘレヴェッヘのインタビュー、全訳添付!
    聞き手:カミーユ・ド・レイク(ForumOpera)
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント、
シャンゼリゼ管弦楽団(古楽器使用)
ベルギー王立フランダース・フィルハーモニー管

 これはある意味、現代クラシックの「必読書」のひとつ!?
 齢70の碩学ヘレヴェッヘの思考、充実音源と言葉で!

 昨年に齢70を迎えたインマゼールに次いで、かつてG.レオンハルトが(アルノンクールと)古楽器使用によるバッハ教会カンタータを全曲録音したさい、合唱指揮者として抜擢され世に出、今や押しも押されぬ欧州古楽界の大御所となったフィリップ・ヘレヴェッヘも70歳に——
 その節目を飾るべく、ヘレヴェッヘ自身のプライヴェート・レーベルPhi(こちらも創設7年!)では30ページにおよぶ充実したインタビューを中心とする写真満載のカラー書籍仕様ブックレットを添え、Phiレーベルでリリースされてきた、ルネサンスから20世紀世紀におよぶ大作曲家たちの傑作の録音を5枚のCDで添付、20世紀以来の古楽復興ノ歴史をたどるうえで見過ごせない充実アルバムとして発売することに!
 録音は(抜粋収録されているベルリオーズ『夏の夜』以外)すべて全曲録音をそっくり収録...しかしなにより注目すべきは、この機会に同じベルギーのクラシック番組コメンテータとして活躍している才人カミーユ・ド・レイク(実はかつてCypresレーベルのディレクターでもあった人物!)が、これまでのヘレヴェッヘの活躍をふりかえりながら、さまざまな時点での彼の考えについてことばを引き出したロングインタビュー!
 DVD風の縦長書籍タイプのブックレットで30ページにもおよびますが、日本語訳にして添付いたします。
 古楽復興の足跡を多角的に見据えるうえで、歴史的奏法を踏まえたアプローチで20世紀の音楽まで手掛けるヘレヴェッヘ…ピリオド解釈の存在が通念のなかに入ってきた21世紀、クラシック音楽の演奏を考えるうえでの必読書にもなりそうです。お見逃しなく!



 

RICERCAR


MRIC380
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ティンクトーリスと、ルネサンスの多声芸術
 ティンクトーリス:
  ①ミサ・ロム・アルメ:キリエ ②ミサ・シネ・ノミネ3:グローリア
  ③同:クレード ④同:サンクトゥス ⑤ミサ・シネ・ノミネ2:アニュス・デイ
  ⑥おお乙女なるかた、わたしを憐れんでください
  ⑦神のおとめ、玉座にふさわしきかた
  ⑧わたしに成してくださいました、力あるかたが(マニフィカトより)
  ⑨あなたのまなざしが、あまりに強いので(フランス語)
  ⑩おお嫉妬ふかき運命の女神(イタリア語)
  ⑪ああ、わたしが幸せだった頃は(器楽)
  ⑫あらゆる美徳にあふれた、わが婦人(器楽)
  ⑬あなたの思い出が(4声・器楽)〜モートンの作品による
  ⑭同(2声・器楽)⑮さらなる苦しみが(器楽)〜オケゲムの作品による
 モートン:⑯あなたの思い出が、わたしを殺す
 スピナチーノ:⑰さらなる苦しみが 〜オケゲムの作品による(器楽)
 アグリコーラ:⑱同(器楽)
 作者不詳:⑲ああ、涙の臥所よ
バティスト・ロマン(中世フィドル他)指揮
Ens.ル・ミロワール・ド・ミュジーク
           (古楽器使用)
エリザベス・ラムジー(ルネサンス・ヴァイオリン)
デイヴィッド・マンデロー(テノール)
エラム・ロテム(バス)他

 古楽関連書でこれほど名が上がりながら、単体では注目されていない重要作曲家!
 才人集団の名演でルネサンス&バロック以前の音楽では、専門家なら誰でも知っているような大御所にもかかわらず、単体の録音盤がほとんど出ていない作曲家は珍しくありません。
 それは残存作例の少なさなどにもよるのでしょうが、それにしても日本語で読めるルネサンス音楽関連文献でも必ずといってよいほど名のあがる、デュファイ以前の音楽とジョスカン世代の多声芸術とを明確に分け、その後者に軍配をあげた「新世代の理論家」ティンクトーリスの、作曲家としての業績を古楽器奏者たちがCD1枚でたどる企画というのは、ほんとうに貴重というほかありません!
 俗世の音楽と教会音楽の両面にくまなく目を光らせ、これほど確かな紹介盤にした例はまず過去に先例がないほど——デュファイやバンショワが重用されていた15世紀のブルゴーニュ楽派の系譜もふまえながら、後年はアラゴン王家が治めたナポリ宮廷で活躍、16世紀へと向かう足跡を作ったこの巨匠の多面的な音楽世界を、Ricercarレーベルで大いに実績をあげている中世〜ルネサンス専門の俊才集団がじっくり読み解いてゆきます。
 詳細解説&歌詞日本語訳付。


<映像>


BEL AIR(映像)

BAC141
(DVD)
\4200
アレクサンダー・エクマン:バレエ《真夏の夜の夢》
 スウェーデン王立バレエ
ミカエル・カールソン(音楽・音響)
アンナ・フォン・ハウスヴォルフ(ヴォーカル)
ミカエル・カールソン(詞)
アンナ・フォン・ハウスヴォルフ(詞)

アレクサンダー・エクマン(舞台・音響)

夢見る人…ドラゴス・ミハルセア
ホステス…ジェニー・ニルソン
愛人…サラ=ジェーン・ブロドベック
恋人たち…レア・ヴェッド
        ロス・マーティンソン 
                アマンダ・エーケソン
                デヴォン・カルボン
夢見る女たち…ダリア・イヴァノヴァ
              デジスラヴァ・ステーヴァ
Mr.カノン…ジョニー・マクミラン
バブラー…ロス・マーティンソン
A Chef On Pointe…ダニエル・ノルグレン=イェンセン

BAC541
(Blu-ray)
\5300

 2014年に映像が発売された《白鳥の湖》(ARTHAUS)では、水が張られたステージ上で踊るダンサーと、1000羽のアヒルのおもちゃ、演奏家たちとのコラボなど様々な仕掛けを施した斬新な演出が話題となったスウェーデン出身の振付師アレクサンダー・エクマン。
 この《真夏の夜の夢》は2015年、スウェーデン王立バレエのための作品。一年のうちで最も昼の長い夏至の夜。スカンジナビア半島では季節の祭りと聖ヨハネの祝祭が交じり合った「夏至祭」が開催され、人々は祭りに酔いしれます。
 夕方の時間がゆっくりと流れるときに、人間界と超自然界の境界が限りなく薄くなり、人々は踊り、愛と濃厚なエロティシズムで満たされます。
 この夢のようなひとときを北欧のトップシンガー、ハウスヴォルフの歌とともに、エクマンはダンサーたちの動きで描き出しています。舞台上でうごめく妖しい体の美しさに魅了されずにはいられません。
 2016年9月 ストックホルム ロイヤル・スウェーデン・オペラ
Produced by Xavier Dubois | Directed for TV by Tommy Pascal

ボーナス映像…アレクサンダー・エクマンへのインタビュー

収録時間:97分+17分(ボーナス映像) 音声:ステレオ2.0/DD5.1(DVD)      ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)  字幕:なし 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク Blu-ray・・・ニ層 50GB 1080i  High Definition


 

BAC143
(DVD)
\4200
ボリショイ・バレエ
 ショスタコーヴィチ:THE GOLDEN AGE-黄金時代
リタ:若い娘…ニーナ・カプツォーワ
ボリス:若い漁師…ルスラン・スクヴォルツォフ
ヤシュカ:ギャングのリーダー…ミハイル・ロブーヒン
リュスカ:ヤシュカの共犯者…エカテリーナ・クリサノワ

ショスタコーヴィチ(音楽)
ユーリ・グリゴローヴィチ(振付)
シモン・ヴィルサラーゼ(舞台&衣装)
ミハイル・ソコロフ(照明)

パヴェル・クリニチェフ(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団&バレエ団

BAC443
(Blu-ray)
\5300
 1930年に作曲されたショスタコーヴィチの初期のバレエ作品《黄金時代》。ソ連国立劇場が主催したバレエの台本コンクールで入賞した「ディナミアーダ」(映画監督イヴァノフスキー作)に基づくこの作品は、すぐさま上演されたものの、激しい政治論争を巻き起こし、18回上演されたのみで劇場のレパートリーから消えてしまいました。
 この作品に目をつけたのが多くの作品の復活蘇演に力を注いだロシアの名振付師ユーリ・グリゴローヴィチ。1982年のボリショイ劇場での再演にあたり、この《黄金時代》にも新しいストーリーを盛り込み、もともとのサッカークラブでの陰謀、友情物語を、南ロシアのレストラン「黄金時代」で起こる青年団と暴力団の争いへと置き換えることで、ショスタコーヴィチの音楽の魅力を失うことなく、グリゴローヴィチ独自の舞台へと昇華させています。
 収録時間:103分 音声:ステレオ2.0/DD5.1(DVD)      ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray) 字幕:なし 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク Blu-ray・・・ニ層 50GB 1080i  High Definition






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C MAJOR(映像)



74 1904
(Blu-ray)
\5800
ミンコフスキ初録音モーツァルト「レクイエム」
 バルタバスとの幻想的な共演が映像で!

  モーツァルト:
   レクイエム ニ短調K626(ランドン版)
   ミゼレーレ イ短調 K85
   アヴェ・ヴェルム・コルプス K618
  ヘンデル:
   キャロライン王妃の葬送のためのアンセム
    「シオンの道は悲しみ」 HWV.264
マルク・ミンコフスキ(指揮)
バルタバス
ヴェルサイユ馬術アカデミー
グルノーブル・ルーヴル宮音楽隊
ザルツブルク・バッハ合唱団
 (指揮:アロイス・グラスナー)
ゲニア・キューマイヤー(ソプラノ)
エリーザベト・クールマン(メゾ・ソプラノ)
ジュリアン・ベール(テノール)
チャールズ・デカイザー(バス)
KKC 9245
(Blu-ray)
〔国内仕様盤〕
\6018+税
74 1808
(DVD)
\4000
KKC 9246
(DVD)
〔国内仕様盤〕
\4200+税
 ミンコフスキ初録音モーツァルト「レクイエム」、モーツァルト週間2017でのバルタバスとの幻想的な共演が映像で!

 照明:ベルトラン・クーデール/映像監督:アンディ・ゾマー/プロデューサー:ベルンハルト・フライシャー
 収録:2017年1月29-31日、ザルツブルク、モーツァルト週間、乗馬学校(フェルゼンライトシューレ)(ライヴ)
 (Blu-ray)画面:1080i 16:9、音声:PCM ステレオ、DTS-HD5.0、字幕:独英仏韓日、原語:ラテン語、70分
 (DVD)画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ、DTS5.0、字幕:独英仏韓日、原語:ラテン語、70分

 1956 年から毎年1 月のモーツァルトの誕生日周辺にザルツブルクで開催されている音楽祭、モーツァルト週間。2017 年のメイン・プログラム、マルク・ミンコフスキ指揮グルノーブル・ルーヴル宮音楽隊とバルタバスによるモーツァルトの「レクエイム」がDVD とブルーレイで発売されます。ミンコフスキによるモーツァルトの「レクエイム」の録音はこれが初となります。
 ミンコフスキとバルタバスは、2015 年にもモーツァルトのカンタータ「悔悟するダヴィデ」(73-1704/73-1608)で共演し、その優れたパフォーマンスに注目が集まりました。今回も騎馬芸術集団「ジンガロ(ジプシー)」の創設者バルタバス氏がヴェルサイユ宮殿の大厩舎に2003 年に開設したヴェルサイユ馬術アカデミーのチームとコラボレーションし、卓越したライディング・テクニックで8 頭の白馬と共に美しいパフォーマンスを魅せてくれています。ミンコフスキの愛馬も出演していたとのことです。会場となったフェルゼンライトシューレは、岩壁の馬術学校の意。かつて映画『サウンド・オブ・ミュージック』の撮影も行われました。岩山をくりぬいたアーチ内に3 階に分かれて演奏者を配置し、下の舞台では白馬たちのパフォーマンスが行われ、その横に指揮台が用意されています。コンサート会場としては不自然ではありますが、すべての演者が集中し、圧巻のステージを作り上げています。
 コンサートは、モーツァルトの「ミゼレーレ」から始まり、モーツァルトに影響を与えたというヘンデルの「キャロライン王妃の葬送のためのアンセム“シオンの道は悲しみ”」、そして「レクエイム」、最後に「アヴェ・ヴェルム・コルプス」という何とも美しく厳かなプログラミングです。
 録音では初のレパートリーであるモーツァルトの「レクエイム」。ミンコフスキは、ランドン版を用いています。校訂者は、著名な音楽学者ロビンス・ランドン。ランドン版は、ディエス・イレからコンフターティスをアイブラーの補筆を採用し、ランドンがさらに補筆。他の部分はジュスマイヤー版を使っています。この版を機にジュスマイヤー版が再評価されることになったというもの。
 バルタバスの演出は、単なるコラボレーションではなく、注意深く音楽との調和を図り、まるで音楽の一部かのような自然な動き、そしてミンコフスキの洗練された音楽作り、グルノーブル・ルーヴル宮音楽隊の繊細なアンサンブル、ザルツブルク・バッハ合唱団の見事なハーモニーの調和により、芸術性の高い演奏を披露しています。







OPUS ARTE(映像)


OA1096BD
(4DVD)
\7200
子供のためのバレエBOX
 1.《不思議の国のアリス》全2幕
   収録…2011年3月
アリス…ローレン・カスバートソン
ジャック/ハートのジャック…セルゲイ・ポルーニン
ルイス・キャロル/白うさぎ…エドワード・ワトソン
アリスの母親/ハートの女王…ゼナイダ・ヤノウスキー
クリストファー・ウィールドン(振付)
ニコラス・ライト(台本)
ジョビー・タルボット(音楽)
バリー・ワーズワース(指揮)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団 
 誰もが愛するお話 「不思議の国のアリス」。アリスを取り巻く人々と、不思議の国の住人はダブルキャスト。現実と不思議の国が交錯しながら物語が進んでいきます。個性あふれるダンサーたちの表現力豊かな踊りが見どころ。公爵夫人役として出演している名優サイモン・ラッセル・ビールも存在感たっぷりです。
 2.《くるみ割り人形》ピーター・ライト版 全2幕
   収録…2009年11.12月
ドロッセルマイヤー…ギャリー・エイヴィス
クララ…イオーナ・ルーツ
ハンス・ペーター/くるみ割り人形…リッカルド・セルヴェラ
こんぺい糖の精…吉田都
王子…スティーヴン・マクレイ
ピーター・ライト(振付・演出)
チャイコフスキー(音楽)
コーエン・ケッセルス(指揮)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団 
 クリスマスの定番作品《くるみ割り人形》。物語性に定評のあるピーター・ライトのプロダクションで、子どもたちにもわかりやすい作品です。こんぺい糖の精には、この役での映像が3作目となる吉田都。安定感あるテクニックと愛らしさで、まさにこれ以上ないといえる踊りを見せています。
 3.《ピーターとおおかみ》全1幕
   収録…2010年12月
狼(フレンチホルン)…セルゲイ・ポルーニン
おじいさん(ファゴット)/ナレーション…ウィル・ケンプ
ピーター(弦楽)…キリアン・スミス
アヒル(オーボエ)…シャルロッテ・エドモンズ
ロイヤル・バレエ学校の生徒たち
マシュー・ハート(振付)
プロコフィエフ(音楽)
ポール・マーフィ(指揮)
ロイヤル・バレエ・シンフォニア 
 マシュー・ハートが振付けたバレエ作品。1995年の初演以来、ロイヤル・バレエ学校の人気上演作品となっています。子供たちは初々しく愛らしく、スタイルが良く、表現力も豊か。生徒とはいえども、ダンサーとしてのレベルも高く、見ごたえのある舞台となっています。
 4.《ピーターラビットと仲間たち》
   収録…2007年12月
チュウチュウおくさん…ヴィクトリア・ヒューイット
まちねずみジョニー…リッカルド・セルヴェラ
ティギーおばさん…ジョナサン・ハウエル
あひるのジマイマ…ジェマ・サイクス
キツネ…ギャリー・エイヴィス
英国ロイヤル・バレエ団
ロイヤル・バレエ学校
フレデリック・アシュトン(振付)
アンソニー・ダウエル(演出)
ジョン・ランチベリー(音楽)
ポール・マーフィ(指揮)
ロイヤル・バレエ・シンフォニア 
 日本でも人気の絵本シリーズ「ピーターラビットと仲間たち」。あひるのジマイマ、リスのナトキン、カエルのジェレミーフィッシャーなど世界的に愛されているキャラクターたちが、バレエの舞台で大活躍します。1971年にバレエ映画として制作され、92年にアンソニー・ダウエルによって舞台化されました。大きな着ぐるみをものともせず、軽やかなステップを踏み、回り、跳ぶダンサーたち。個性あふれるキャラクターたちの姿に、子供から大人まで思わず笑顔になってしまう作品です。
収録時間:約6時間14分 音声:ステレオ2.0/DD5.1(DVD) 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク×4













7/4(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


ATMA CLASSIQUE



ACD2 2747
\2100

「動物の謝肉祭」!クンツがの巨大オルガンを弾きまくる!
ジャン=ウィリー・クンツ(オルガン)
  (1)J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
  (2)ヴィドール:交響曲第9番 ハ短調『ゴシック』Op.70より
     第2楽章「アンダンテ・ソステヌート」
  (3)ヴィドール:オルガン交響曲第5番 ヘ短調 Op.42, No.1より第5楽章「トッカータ」
  (4)マクシム・グーレ(1980-):より速く、より高く、より強く!(オルガン版)
  (5)デュプレ:行列と連祷 Op.19、No.2
  (6)ジャン・アラン:ファンタスマゴリー
  (7)ヴィエルヌ:ウェストミンスターの鐘
  (8)サン=サーンス:『動物の謝肉祭』
   【I. 序奏と堂々たるライオンの行進/II.雌鶏と雄鶏/
    III.らば/IV.亀/V.象/VI.カンガルー/
    VII.水族館/VIII.耳の長い紳士/
    IX. 森の奥のかっこう/X.大きな鳥籠/XI.ピアニスト/
    XII.化石/XIII.白鳥/X VI.終曲】
     (編曲 X III.;ギルマン、X III .以外;クンツ)
 なんとオルガン演奏による「動物の謝肉祭」!魔術的なテクニックの持ち主クンツがモントリオール響の新本拠地メゾン・サンフォニク・ド・モンレアルの巨大オルガンを弾きまくる!

 セッション録音:2017年2月/メゾン・サンフォニク・ド・モンレアル(モントリオール)

 現在モントリオール交響楽団の首席オルガニストをつとめる俊英オルガニスト、ジャン=ウィリー・クンツの堂々たるデビュー盤は、当団の新本拠地であるメゾン・サンフォニク・ド・モンレアルに据え付けられた大オルガンを用いた録音です。
 当オルガンは83 のストップ、6489 本ものパイプを持つ巨大なフランス・オルガンで、独創的なパイプ配置など、視覚的も圧倒される存在感です。
 選曲はフランスの作曲家を主軸とした実に多彩なプログラムで構成しております。
 オルガンの代名詞ともいえるバッハのトッカータとフーガにはじまり、フランスのオルガン作品の代表作であるヴィドールの無窮動のトッカータ、ホールの響きを堪能できるヴィエルヌのウェストミンスターの鐘、マリー=クレール・アランの兄ジャンのファンタスマゴリー、バンクーバー・オリンピックのために書かれたマクシム・グーレの「より速く、より高く、より強く!」のオルガン版など、当オルガンの音色を堪能できます。
 そして、注目はサン=サーンスの『動物の謝肉祭』のクンツによるオルガン編曲を全曲収録していることです。さまざまな動物の生態をユーモラスに描いたこの作品をオルガンの多彩なストップの組み合わせにより色彩感豊かに演奏。当作品の新たな魅力に気づかされる編曲で、ことに終曲はとても一人で弾いているとは思えないほどの圧巻の演奏です。これも魔術的なテクニックの持ち主クンツだからこそできる唯一無二の演奏と言えましょう。







BIS



BIS SA 2207
(SACD HYBRID)
\2700
“トリオ・ツィンマーマン”が
 ヒンデミット、シェーンベルクを録音!

  (1)ヒンデミット(1895-1963):
    弦楽三重奏曲第1番 Op.34
  (2)ヒンデミット:弦楽三重奏曲第2番
  (3)シェーンベルク(1874-1951):
    弦楽三重奏曲 Op.45
トリオ・ツィンマーマン
 【フランク・ペーター・ツィンマーマン
   (ヴァイオリン)、
  アントワーヌ・タメスティ(ヴィオラ)、
  クリスチャン・ポルテラ(チェロ)】
 注目盤。驚くほど緻密なアンサンブル。世界的名手が揃った“トリオ・ツィンマーマン”がヒンデミット、シェーンベルクを録音!!

 セッション録音:(1)2016年1月、(3)2016年8月/SRFスタジオ(チューリッヒ)、(2)2015年8月/ライトシュターデル(ノイマルクト)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、60’00”
 (1)I.4’51” +II.6’07” +III.1’36” +IV.6’35”=19’15”、(2)I.7’35” +II.6’06” +III.7’53” =21’40”、(3)18’01”

 SACD ハイブリッド盤。
 フランク・ペーター・ツィンマーマン、アントワーヌ・タメスティ、クリスチャン・ポルテラで結成された“トリオ・ツィンマーマン”。BIS レーベルからリリースされた、ベートーヴェン(BIS SA 1857 / KKC 5222)、モーツァルト、シューベルト(BIS SA 1817 / KKC 5202)はいずれもレコード芸術特選盤となりました。期待の新アルバムでは20 世紀を代表する作曲家、ヒンデミット、シェーンベルクの作品を取り上げました。
 なお、F.P. ツィンマーマンはヒンデミットの歿後50 年にあたる2013 年にヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリン・ソナタを収録したアルバム(BIS SA 2024/ KKC 5320)をリリースし、各誌で絶賛されております。
 ヒンデミット(1895-1963)は作曲者としてだけでなくヴァイオリニスト、ヴィオリストとして活動していた関係から弦楽器の作品を多く残しました。1934 年、ナチスにより無調的作風など、その現代的傾向の音楽が腐敗した芸術であるとされ圧迫をうけたために翌35 年に休職、38 年にスイスに移り、大戦を避けて40-47 年にはアメリカに移り住みました。弦楽三重奏曲第1 番は1924 年(初演、同年ザルツブルクにて)、第2 番は1933 年(初演同年、アントウェルペンにて)の作品です。この年代の作品は新即物主義、新古典主義への移行とともに弦楽奏者ヒンデミットならではの各楽器の特性を熟知した非常に豊かな響きが魅力的です。
 12 音音楽の創始者として20 世紀音楽に最も大きな影響を残した作曲家の一人、シェーンベルク。1933 年にナチスの台頭を避けアメリカに亡命しました。
 単一楽章からなる弦楽三重奏曲は1946 年の作品(初演、1947 年ボストンにて)で、生涯12 音音楽の旗手として重きをなす存在であったシェーンベルク晩年の傑作です。F.P. ツィンマーマンが認めるタメスティ、ポルテラのアンサンブルは驚くほど緻密で、美しさ、鋭さなど豊かな表情を乱れぬ演奏でお楽しみいただけます。






トリオ・ツィンマーマンの代表的録音といえばやはりこれ
ベートーヴェン第1・2弾

BIS SA 2087
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
トリオ・ツィンマーマン、待望のベートーヴェン第2弾
 ベートーヴェン:
  (1)弦楽三重奏曲第1番 変ホ長調 Op.3
  (2)セレナード ニ長調 Op.8
トリオ・ツィンマーマン
 【フランク・ペーター・ツィンマーマン
  (ヴァイオリン;
   ストラディヴァリウス1711年
   ‘Lady Inchiquin’)、
 アントワーヌ・タムスティ
  (ヴィオラ;
   ストラディヴァリウス1672年
   ‘Mahler’)、
 クリスチャン・ポルテラ
  (チェロ;
   ストラディヴァリウス1711年
   ‘Mara’)
 最高のトリオで聴く名器ストラディヴァリウスの美しき調べトリオ・ツィンマーマン、待望のベートーヴェン第2弾!

 録音:2013 年6、7 月/旧ストックホルム音楽アカデミー、スウェーデ/DDD、5.0 Surround Sound、67’55”

 SACD ハイブリッド盤。トリオ・ツィンマーマン待望のベートーヴェン第2 弾は、弦楽三重奏曲第1 番 変ホ長調 Op.3 とセレナード ニ長調 Op.8 です。
 トリオ・ツィンマーマンは2007 年に結成。「トリオは自分にとってベストなアンサンブル」と語るツィンマーマン。長年ベストなアンサンブルができる演奏者を探していましたが、若き天才ヴィオラ奏者のアントワーヌ・タムスティの演奏に感銘を受けたツィンマーマンは直々にトリオ結成を懇願したそうです。
 そして、タムスティの友人であったチェロのポルテラとともに念願のトリオが結成されました。これまでに発売されているベートーヴェンの弦楽三重奏曲そして、タムスティの友人であったチェロのポルテラとともに念願のトリオが結成されました。
 これまでに発売されているベートーヴェンの弦楽三重奏曲第2-4 番(BIS SA 1857 / KKC 5222)及びモーツァルトのディヴェルティメント 変ホ長調&シューベルトの弦楽三重奏曲第1 番(BIS SA 1817 /KKC 5202)はレコード芸術特選盤をはじめ、各誌で絶賛されているアルバムです。
 見事なまでに完成されたトリオ・ツィンマーマンのアンサンブルをお楽しみください。なお、トリオ・ツィンマーマンはすべて名器ストラディヴァリウスを使用しており、特にツィンマーマンが使用している楽器はかつてクライスラーが所有していたものでエレガントの極みともいえるこの上なく美しい音色です。
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Beethoven: String Trios, Op. 9 Nos. 1-3
BIS SA 1857
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
トリオ・ツィンマーマン
 ベートーヴェン:弦楽三重奏曲

  (1)第2番ト長調Op.9の1
  (2)第3番ニ長調Op.9の2
  (3)第4番ハ短調Op.9の3
トリオ・ツィンマーマン
 【フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn)、
  アントワーヌ・タムスティ(Va)、
  クリスチャン・ポルテラ(Vc)】
決定盤登場、トリオ・ツィンマーマンのベートーヴェン

[ 録音:2010 年7、8 月/旧ストックホルム音楽アカデミー、11 年8 月/ポツダマー・マイスターザール(ベルリン)]/73’50”

 SACD ハイブリッド盤。
 フランク・ペーター・ツィンマーマン率いるトリオ・ツィンマーマンの第2弾はベートーヴェンの弦楽三重奏曲。
 初期を代表する傑作ながら、弦楽四重奏に比べると録音の数はずっと少ないので大歓迎。それどころか、同曲の筆頭に挙げられる充実の名演です。それぞれがソロイスティックでありながらアンサンブルも完璧という理想的な形で、ベートーヴェン作品の素晴らしさを改めて納得させてくれます。





 

BONGIOVANNI



GB 5196
\2500
ダヴィド・フォンタネージ(1969-):管弦楽作品集
 フルート、オーボエと弦楽のための協奏曲(2015)
 フルート、ファゴットと弦楽のための協奏曲(2015)
 弦楽のための小組曲(2004)
 管弦楽のための交響的素描(2001)
 管弦楽のための賛歌(2009)
ジネーヴラ・ペトルッチ(フルート)
ルカ・ビニャーリ(オーボエ)
パオロ・カルリーニ(ファゴット)
カスパー・デ・ロー(指揮)
イ・ヴィルトゥオージ・イタリアーニ
 まさにイタリアの作曲家、という明るく爽やかな響き

 録音:2016年7月4-7日/ヴェローナ、リストーリ劇場/47’01’’

 1969 年生まれのイタリアの作曲家、フォンタネージによる管弦楽作品集です。弦楽アンサンブルとソリストのための小さな編成のコンチェルトから大編成のフル・オーケストラまで収録。
 『交響的素描』では多少自由に響きを模索していくところもありますが、基本的にいわゆる現代音楽ではなく完全な調性音楽の書法を用いる作曲家です。『小組曲』『賛歌』はロマン派和声の心地よい作品で映画音楽にも使えそう。
 また協奏曲はリズム感といい弦楽のみのバックといい、イタリア・バロックを思わせる伸びやかで爽やかな語り口。



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FIRST HAND



FHR 56
\2100
グンドゥラ・ヤノヴィッツ/ラスト・リサイタル グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)
チャールズ・スペンサー(ピアノ)
 シューベルト:
  ギリシャの神々D.677/イフィゲネイアD.573/
  竪琴に寄せてD.737/エレンの歌1 D.837/
  漁夫の歌D.881/流れD.693/夕映えの中でD.799/
  菩提樹D.911の5/草原の歌D.917
 シューマン:
  ズライカの歌Op.25の9/松雪草Op.79の26/はすの花Op.25の7/
  私のばらOp.90の2/くるみの木Op.25の3
 リヒャルト・シュトラウス:
  薔薇のリボン op.36-1/万霊節Op.10の8/
  明日Op.27の4/夜の逍遥Op.29の3/解放Op.39 の4
 シューベルト:ますD.550
 ヤノヴィッツのラスト・リサイタル・ライヴ

 録音:1999年9月16日/ヘロディス・アッティコス音楽堂(ギリシャ)(ライヴ)/STEREO

 グンドゥラ・ヤノヴィッツは1939 年生まれのドイツのソプラノ。カラヤンに認められ、多くの演奏に参加して一世を風靡しました。彼女の偉大な先達マリア・カラスは1977 年9 月16 日に世を去りました。ちょうど22 年後の1999 年9 月16 日にヤノヴィッツはカラスが育ったアテネでリサイタルを行いましたが、奇しくもヤノヴィッツ最後の公開演奏にもなりました。
 今年8 月2 日に80 歳の誕生日を迎えるヤノヴィッツを祝い、その音源が日の目を見ます。
 ここでは得意のオペラ・アリアではなくドイツ・リート。シューベルトの名作をメインに、リヒャルト・シュトラウスの美しい作品が続きます。その間をつなぐ存在としてシューマンが置かれ、絶妙なバランスをとっています。
 いずれもさりげない歌い回しに滋味があふれ、いつまでも聴いていたくなる神業と申せましょう。






PROFIL


PH 07035
(3CD)
特別価格\5200
ハッセの秘作オペラ、ベルニウスの指揮で完全版登場
  センパーオパー・エディションVol.11
  ヨハン・アドルフ・ハッセ:歌劇「アッティリオ・レゴロ」(全3幕)
レゴロ:アクセル・ケーラー(カウンターテナー)、
マンリオ(ローマの執政官):
 マルクス・シェーファー(テノール)、
アッティリア(レゴロの娘):
 マルティナ・ボルスト(メゾソプラノ)、
プブリオ(レゴロの息子):
 ジビッラ・ルーベンス(ソプラノ)、
バルチェ(カルタゴの護民官):
 カルメン・フッギウス(ソプラノ)、
リチニオ(アッティリアの婚約者):
 ミヒャエル・フォッレ(バリトン)、
アミルカーレ(カルタゴの大使):
 ランダル・ウォン(カウンターテナー)
フリーダー・ベルニウス(指揮)
カペラ・サジタリアーナ・ドレスデン   
 録音:1997年5月22日/ゼンパーオパー(ライヴ)/163’ 00”

 センパーオパー・エディション第11 弾は1997 年5 月の公演ライヴ。ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783) の歌劇「アッティリオ・レゴロ」はメタスタジオの台本により、1750 年頃の作とされます。
 ハッセはドイツ前古典派の作曲家ですが、イタリアで学び成功したことから、前半生の作品はナポリ様式的要素が色濃く残されています。1751 年にパリへ行き、さらにドレスデンで触れた当時最新の音楽の影響で作風が一転します。ゆえに「アッティリオ・レゴロ」は、彼の旧様式の集大成オペラということができます。
 紀元前3 世紀頃のローマとカルタゴの戦争でローマの執政官レゴロは捕虜となりますが、和平交渉のため仮釈放されローマに戻ります。しかし母国が交渉が決裂したためカルタゴへ戻り処刑されます。名誉を守った誇り高き姿をハッセがオペラ化。バロックオペラにありがちな小曲の集合体を避け、合唱と管楽器のオブリガートも控え、美しいアリアと輝かしい弦楽器主体の音楽となっています。
 ドイツ合唱音楽界の巨匠フリーダー・ベルニウスが美しく再現。キメどころの合唱の効果はさすがの説得力となっています。


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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FIRST HAND



FHR 53
\2100
グッリ、絶美のイタリア・ヴァイオリン協奏曲音源発見!
 アルベルト・クルチ:
  (1)ヴァイオリン協奏曲第1番 「コンチェルト・ロマンティコ」Op.21
  (2)同第2番Op.30
  (3)同第3番Op.33
  (4)古風な様式によるイタリア組曲Op.34
フランコ・グッリ(ヴァイオリン)
フランコ・カプアーナ(指揮)
スタジオ・オーケストラ
 日本にも弟子の多いグッリ、絶美のイタリア・ヴァイオリン協奏曲音源発見!

 録音:1963年7月18日(1)、7月16日(2)、1964年7月4日(3)(4)/サン・エウフェミア教会/STEREO

 ヴァイオリンの国際コンクールに名を残すアルベルト・クルチ(1886-1973)。イタリアの名門楽譜出版社クルチの創業者の御曹司で、子供の頃にベルリンでヨアヒムの指導を受け世に知られるようになりました。
 作曲家としては教則本が学習者に愛用されますが、ヴァイオリン協奏曲を3 篇残しています。20 世紀の音楽ながら現代的要素はなく、イタリア的な美しいメロディと叙情性に満ちた魅力作となっています。
 独奏は日本にも弟子の多いフランコ・グッリ。大物ながら何と初のステレオCD 発売。美音と歌ごころでじっくり聴かせます。オーケストラは名無しですが、スカラ座のオーケストラ団員であるとされます。
 ロマン派のヴァイオリン協奏曲好きの方々にオススメです。


アルベルト・クルチ

ヴァイオリン協奏曲第1番 「コンチェルト・ロマンティコ」全曲が聴けます。15分ほどの作品です。
https://youtu.be/Ssjh2UGv6kI





<メジャー・レーベル>

SONY



8898544694-2
\2600
ヤアラ・タール / ポロネーズ
 1) フランツ・クサヴァー・モーツァルト:6つの感傷的なポロネーズ Op.17,
 2) フランツ・クサヴァー・モーツァルト:4つの感傷的なポロネーズ Op.22,
 3) ショパン:ポロネーズ 第13番 変イ長調,
 4) ショパン:ポロネーズ 第15番 変ロ短調「別れ」,
 5) ショパン:ポロネーズ 第16番 変ト長調
ヤアラ・タール(ピアノ)

 イスラエル出身の女性ピアニスト、ヤアラ・タール。ピアノ・デュオ「タール&グロートホイゼン」として見事なアンサンブルを聴かせる傍ら、ソリストとしても活動、録音ではハイドンの「十字架上の七つの言葉」を中心に選曲した1枚をリリースするなど、独自の音楽を追求しています。
 今回のアルバムはポロネーズと題された1枚。とはいえ、その選曲は一筋縄でいくものではありません。
 モーツァルトの息子であるフランツ・クサヴァーの作品と、10代のショパンが書いた若々しい作品を組み合わせるというもの。ポロネーズの萌芽ともいえる作品群であり、デュオとしてはシューベルトのポロネーズを録音している彼女だけに、この演奏も期待できます。

 【録音】2016年12月, ミュンヘン、バイエルン放送第2スタジオ
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8898536019-2
\2600
ニルス・メンケマイヤー /
 1) ウォルトン:ヴィオラ協奏曲,
 2) ブルッフ:コル・ニドライ Op.47(ヴィオラと管弦楽編曲版),
 3) ブルッフ:ヴィオラと管弦楽のためのロマンス Op.85,
 4) ペルト:ヴィオラ、弦楽、ドラムスのための「フラストレス」
ニルス・メンケマイヤー(ヴィオラ),
マルクス・ポシュナー(指揮)
バンベルク交響楽団

 メンケマイヤー初の20世紀作品アルバムが登場!

 先日来日し、渋谷で1回だけのリサイタルを開催し、バッハからヒンデミットに至るレパートリーでヴィオラという楽器の概念を覆した演奏を披露したドイツが誇るヴィオラ界の俊英ニルス・メンケマイヤー。

 「深々と歌う低音の響きが心にストレートに響き、情感豊かで、ドラマ性もあり、非常に説得力が感じられる」と高い評価を得ています。最新アルバムは、ウォルトン、ブルッフとしてペルトによるヴィオラとオーケストラのための作品を収録しています。これまでソニー・クラシカルに9枚、それ以前に2枚のソロ・アルバムをリリースしてきているメンケマイヤーですが、20世紀の協奏曲作品の録音は今回が初めてです。

 ウォルトンのヴィオラ協奏曲は1929年に当時最高のヴィオラ奏者のひとりだった作ライオネル・ターティスのために作曲されましたが、ターティスが気に入らず、初演の独奏はパウル・ヒンデミットが務めています。今ではそのヒンデミットの協奏作品(「室内音楽第5番」、「白鳥を焼く男」など)やバルトークのヴィオラ協奏曲とともに20世紀になって復権したヴィオラという楽器を主役にした協奏曲の代表作として、世界中のヴィオラ奏者によって演奏されています。
 カップリングのブルッフの2曲のうち「ロマンツェ」はもともとヴィオラのために書かれた佳品ですが、「コル・ニドライ」の方はもともとチェロのために書かれたブルッフの代表作の1曲です。

 ペルトの「フラトレス」はもともと古楽アンサンブルのために書かれた作品ですが、この曲を一躍有名にしたギドン・クレーメルのようにヴァイオリンと室内楽のためのヴァージョンのほか、さまざまな編成のための編曲が存在しています。メンケマイヤーは2007年のドイツGENUINレーベルへの(おそらく)デビュー・アルバムでこの「フラトレス」のヴィオラとピアノ版を録音しており(カップリングはショスタコーヴィチのヴィオラ・ソナタとベートーヴェン:ノットゥルノ作品42)、8年を経てオーケストラ伴奏版に取り組んだことになります。
 共演は名門バンベルク交響楽団で、指揮は1971年ミュンヘン生まれで、現在ルガーノのスイス・イタリア語放送管弦楽団の首席指揮者を務める実力派のマルクス・ポシュナー(2017/18シーズンからはリンツ・ブルックナー管弦楽団の首席指揮者に就任予定)です。

 【録音】2016年11月15日〜29日、バンベルク、ヨーゼフ・カイルベルト・ザール(デジタル:セッション)



スマッシュ・ヒットになりました

8898530541-2
\2600→\2390
ニルス・メンケマイヤー/モーツァルトと友人たち
 ザビーネ・マイヤー、ユリア・フィッシャー!

 モーツァルト:
  1) 『ピアノ、クラリネットとヴィオラのための三重奏曲 変ホ長調 K.498
    「ケーゲルシュタット・トリオ」』,
  2) 『ソナタ ハ長調K.14(ヴィオラとピアノのためのヴァージョン)』,
  3) 『ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲ト長調K.423』,
  4) 『ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調K.30(ヴィオラとピアノのためのヴァージョン)』,
  5) 『転調する前奏曲 K. deest(ピアノ・ソロ)』,
  6) 『ロンドンのスケッチブック第32番 ロンド風コントルダンスK. 15gg』,
  7) 『ロンドンのスケッチブック第15番 間奏曲K. Anh. 109b, No.3』,
  8) 『ロンドンのスケッチブック第16番 アンダンテK.15q』,
  9) 『ロンドンのスケッチブック第23番K.Anh. 109b, No.6』
   [6-9:ウィリアム・ヨン編],
  10) 『6つの変奏曲K.360「泉のほとりで(ああ、恋人を失えり)」
    (ヴィオラとピアノのためのヴァージョン)』
ニルス・メンケマイヤー(Va)
ザビーネ・マイヤー(Cl)
ユリア・フィッシャー(Vn)
ウィリアム・ヨン(P)

 1978年ブレーメン生まれ、現在アントワーヌ・タメスティと並んで欧米で最も活躍しているドイツのヴィオラ奏者ニルス・メンケマイヤーの最新録音として、名手ザビーネ・マイヤー、ユリア・フィッシャーとのモーツァルト・アルバムが登場します。

 メンケマイヤーは2006年のドイツ音楽コンクールやバシュメット・コンクールで優勝を飾り、ソロから室内楽まで幅広いレパートリーを持つ名奏者。
 バシュメットが激賞するヴィオラ奏者で、昨年は読売日本交響楽団のヨーロッパ・ツアーにも同行し、ベルリン・フィルハーモニーでの演奏会でバルトークのヴィオラ協奏曲を披露しています。

 今回のアルバムは、モーツァルトの室内楽でも有名な「ケーゲルシュタット・トリオ」を中心に据え、アレンジ作品も含めてヴィオラでモーツァルトの魅力をご堪能いただくというのがコンセプト。
 「ケーゲルシュタット・トリオ」は、モーツァルトが、ケーゲルシュタット(九柱戯:ボーリングのようなゲーム)をやりながら作曲したという逸話に基づいてタイトルが付けられており、友人のクラリネットの名手アントン・シュタットラーとともにヴィオラを演奏したであろうモーツァルトによる楽器の能力を発揮させた魅惑的作品です。
 今回はクラリネットの名手ザビーネ・マイヤーが参加。また「ヴァイオリンとヴィオラの二重奏」では、やはり友人であるユリア・フィッシャーが参加しています。
 「ロンドンのスケッチブック」は、8〜9歳のモーツァルトの作品でもともとはピアノ・ソロ曲ですが、ここではピアニストのウィリアム・ユンによってヴィオラとピアノの二重奏としてアレンジされています。
 まるでモーツァルト自身が満喫したであろう友人との室内楽の楽しみを再現するかのようなアンチームな愉悦に溢れた素敵なアルバムです。






<映像>


BONGIOVANNI


AB 20034
(DVD)
\4600
『ドン・ジョヴァンニ』のパロディ的作品
 『石の客』が初DVD化!

  ジョヴァンニ・パチーニ(1796-1867):
   歌劇『石の客』
マッシミリアーノ・シルヴェストリ(テノール)
サンドラ・ブオングラーツィオ(メゾソプラノ)
ジュリア・デ・ブラシス(ソプラノ)
ダニエレ・クサリ(バス)
ロベルト・クレスカ(テノール)
シナン・ヤン(バス)
カルロ・トッリアーニ(テノール)
ダニエレ・フェッラーリ(指揮)
オルケストラ・アルケ
コーロ・ラボラトリオ・リリコ・サン・ニコラ
ロレンツォ・マリア・ムッチ(演出)
 収録:2015年11月21日/ピサ、ヴェルディ劇場/16:9 NTSC、Stereo PCM、原語:伊、字幕:伊英105 分

 あらゆるスタイルで90 曲以上のオペラを作曲した多作家パチーニの知られざる作品『石の客』。ガエターノ・バルビエーリの台本によるファルサ(笑劇)あるいはオペレッタに分類される作品で、タイトルから想像できるようにモーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』のパロディ的作品であり、話を知っていればすんなり楽しめます(もちろん地獄落ちのシーンもあり)。
 作曲家が家族ぐるみで上演するための作品だったらしく、人数の制限があったのかドンナ・エルヴィラは登場しません。代わりにツェルリーナの役割が増していて、フィナーレの直前にはコロラトゥーラの素晴らしいアリアが用意されています。
 他にも随所にパチーニの作曲技術の高さがうかがえるアリアが見られ、軽やかにして飽きの来ない楽しさに満ちた作品と言えます。
 

AB 20035
(DVD)
\4600
『ドン・ジョヴァンニ』に
 ナポリの道化師プルチネッラが参戦?初DVD化

  ジャコモ・トリット(1733-1824):
   歌劇『石の客』
ウラディーミル・レウトフ(テノール)
ナタリツィア・カローネ(ソプラノ)
ピオトル・ボロシュ(バリトン)
ジャヴィエル・ランデーテ(バリトン)
エリザベッタ・ファリス(ソプラノ)
ジェルソミーナ・トロイアーノ(ソプラノ)
ダニエレ・ピスコーポ(バリトン)
マルコ・インナモラーティ(バス)
ヴァレンティーナ・イアンノーネ(ソプラノ)
カルロ・イパータ(指揮)
オルケストラ・アルケ
 レナート・ボナジュート(演出)
 収録:2015年11月14日/ピサ、ヴェルディ劇場/16:9 NTSC、Stereo PCM、原語:伊、ナポリ語、字幕:伊英、93 分

 トリット(フルネームはジャコモ・ドメニコ・マリオ・アントニオ・パスクアーレ・ジュゼッペ・トリット)は生涯54 のオペラを作曲し、当時チマローザやパイジェッロと同じくらいの人気がありました。
 このジョヴァンニ・バッティスタ・ロレンツィの台本による『石の客』はファルサ(笑劇)に分類される作品で、モーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』と同じ題材です(もちろん地獄落ちのシーンもあり)。
 話の筋は同じですが、大きく異なるのはドン・ジョヴァンニの召使がレオポレッロではなくプルチネッラであること。白い衣装と黒いマスクに身を包み、風刺に満ちた空気を振りまくナポリの道化師プルチネッラと、おなじみのドン・ジョヴァンニの絡みは見ているだけでも面白いです。


















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