≪第93号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その4 2017/7/18〜
7/21(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
.
CHANNEL CLASSICS
|
CCSSEL 2498
(2CD/特別価格)
\2500 →\2290
※再プレス
|
レイチェル・ポッジャー
廃盤となっていたバッハ無伴奏全曲セットがついに再プレス
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全集
ソナタ第1番ト短調 BWV.1001
パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002
パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004
パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
ソナタ第2番イ短調 BWV.1003
ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005 |
レイチェル・ポッジャー
(ヴァイオリン) |
天女レイチェル・ポッジャーの伝説の名盤!「バッハ無伴奏」全集盤がついに再プレス!!
☆伝説はここから始まった! ポッジャーの記念碑的名演奏!
☆廃盤となっていたバッハ無伴奏全曲セットがついに再プレスされます!
1997年から2002年にかけてイングリッシュ・コンサートのリーダーを務め、2006年には自身が主宰するブレコン・バロック・フェスティヴァルの芸術監督に就任。オランダのChannel
Classicsより数々の名盤を生み出し、2015年に英国王立音楽アカデミー(RAM)のバッハ賞を受賞(女性としては初受賞)したバロック・ヴァイオリンの天女レイチェル・ポッジャー。
ポッジャーの名声を世界へ轟かせる最初のきっかけとなったのが、このバッハの無伴奏ソナタ&パルティータの記念碑的名演奏。長らく廃盤となっていた2枚組全集セットの限定盤(CCSSEL
2498)がついに再プレスされます。
分売されていたCCS12198とCCS14498も現在は入手困難となっており、この全集セットはポッジャーのバッハ無伴奏を聴くことができる貴重な機会となります。
天女レイチェル・ポッジャーが20世紀の終わりにペザリニウス1739年製のバロック・ヴァイオリンで弾いた至高のバッハ。
レコード史に燦然と輝く永遠の名盤をお見逃しなく!
※使用楽器:1739年、ジェノヴァのペザリニウス制作
※録音:1998年12月&1999年4月、メノ派教会(オランダ、デフェンテル)
|
.
ONYX
|
|
意外にも初の録音
ジェームズ・エーネス、マンゼ&RLPOとの「ベトコン」
ベートーヴェン:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61
ロマンス第1番ト長調 Op.40
ロマンス第2番ヘ長調 Op.50
シューベルト:ロンド イ長調 D.438 |
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)
アンドルー・マンゼ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィル |
カナダの天才ジェームズ・エーネス、マンゼ&RLPOとの「ベトコン」!
☆カナダが誇る天才ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス!
☆「クロイツェル・ソナタ」に続くベートーヴェン・アルバムは、「ベトコン」が登場!
「地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ紙)など圧倒的評価を受けているカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス。
2017年3月に発売され高く評価されたベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ(ONYX
4170)」に続くエーネスのベートーヴェン・アルバムは、古典派〜ロマン派を中心に幅広いコンチェルト・レパートリーを持つエーネスにとって、意外にも初の録音となるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。
アンドルー・マンゼとロイヤル・リヴァプール・フィルという完璧な布陣を敷いて、ヴァイオリニストにとって最高の挑戦となるベートーヴェンの傑作コンチェルトを贈ります。
ジェームズ・エーネス「クロイツェル・ソナタ」 |
|
カナダの天才ジェームズ・エーネス「クロイツェル・ソナタ」!
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47《クロイツェル》 |
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)
アンドルー・アームストロング(ピアノ) |
天才エーネスのソナタ集第3弾は、ベートーヴェン!
エーネスが長年コンビを組むアンドルー・アームストロングとのデュオによるヴァイオリン・ソナタ集第3弾は、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集が登場!
美しく内観的な第6番と、勇ましく劇的な第9番「クロイツェル」。元々第6番の終楽章であったものが第9番のフィナーレに転用されるなど関連性を持ち、ともにイ長調でありながら異なったムードを持つ2つの作品の姿を、天才エーネスが鮮やかに描いてくれることでしょう。
|
ONYXが復活させたエーネス伝説の名演 |
ONYX 4164
(2CD/特別価格)
\4000 →\3690
|
同曲屈指の名演・・・ひょっとしたら「最高の名演」かもしれない
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集
ヴァイオリン協奏曲
第1番変ロ長調 K.207/第2番ニ長調 K.211/
第3番ト長調 K.216/第4番ニ長調 K.218/
第5番イ長調 K.219《トルコ風》/
アダージョ ホ長調 K.261/
ロンド 変ロ長調 K.269(261a)/ロンド ハ長調
K.373 |
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)
モーツァルト・
アニヴァーサリー・オーケストラ |
カナタ放送協会のレーベルCBC。 今はほとんど活動していない。
このエーネスのモーツァルトはこのCBCからリリースされていて、店主の大推薦アルバムだった・・・が、残念ながらオークションの異常高騰価格以外では入手することはできなかった。
それがONYXから復活発売されることになったわけである。
(当時のコメントから)
すごかった。
正直、ここまでとは思わなかった。
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集・・・。
もちろん数々の名演名盤がひしめく。
・・・しかし店主としてはどの演奏も若きモーツァルトに翻弄されて、もうひとつ核心に迫れず撤退している演奏が多かった。というか、この曲の核心を突くことなど人間には不可能と思っていた。
しかし・・・エーネス・・・かなり近い。
この天衣無縫さと、湧き出る天才的感性。
これがモーツァルトのヴァイオリン協奏曲。カデンツァも素敵。
すべてにおいてモーツァルトと感性がシンクロしているような気がする。
真の天才だけがなせる業ということか。
|
|
|
. |
|
カラビッツ&ボーンマス響
ウォルトン:交響曲第1番&第2番
交響曲第1番変ロ長調
交響曲第2番 |
キリル・カラビッツ(指揮)
ボーンマス交響楽団 |
ウクライナの若き注目指揮者 キリル・カラビッツ、新録音はウォルトンの交響曲!
☆ウクライナの若きマエストロ、キリル・カラビッツ!
☆プロコフィエフに続く交響曲アルバム、ウォルトンが登場!
2008年からボーンマス交響楽団の首席指揮者を務め、2016年にはヴァイマル・ドイツ国民劇場(Deutsches
Nationaltheater and Staatskapelle Weimar)の音楽監督&首席指揮者にも就任し注目を浴びているウクライナの若きマエストロ、キリル・カラビッツ。
プロコフィエフの交響曲と珍しい作品を組み合わせたプログラムで大成功を収めた「プロコフィエフの交響曲全集」に続く新録音は、なんとウィリアム・ウォルトンの交響曲集が登場!
2016年には読売日響を振った来日公演を成功させたカラビッツ。ディスコグラフィーの殆どをロシア音楽が占めるカラビッツが新たに挑む、20世紀イギリス音楽史における傑作交響曲にご期待あれ!
1976年生まれ、ロシア
キリル・カラビッツ |
キリル・カラヴィッツはウクライナ国立歌劇場の首席客演指揮者の任に加えて、2004/2005シーズンよりストラスブール・フィルの首席客演指揮者を務め、ブダペスト祝祭管、フランス放送フィルでアシスタントをつとめた実力派の若手指揮者。日本への客演経験も持つのでご存知の方も多いと思う。
そのカラビッツがいよいよ英国に渡りボーンマス交響楽団の首席指揮者に就任。カラビッツの時代が近づいてきているのがなんとなく肌でわかる。ご覧のとおり、今回紹介した指揮者の中で唯一の武闘派タイプのルックス。青年時代のベートーヴェンを思わせる風貌。 |
|
逸材キリル・カラビッツ再登場!チャイコフスキーの交響曲第2番!
チャイコフスキー:交響曲第2番ハ短調Op.17《小ロシア》
ムソルグスキー:
交響詩《はげ山の一夜》(原典版)
組曲《展覧会の絵》(ラヴェル編) |
キリル・カラビッツ(指揮)
ボーンマス交響楽団 |
ボーンマス交響楽団を振った「ハチャトゥリアン(ONYX
4063)」の大成功により、新進気鋭の若手指揮者から一気に次代の名指揮者候補へと飛躍を遂げたキリル・カラビッツ。
2008年から首席指揮者を務めている手兵、ボーンマス交響楽団とのレコーディング・プロジェクト第2弾は、前作に引き続きロシアン・プログラム、チャイコフスキー&ムソルグスキー!
チャイコフスキーでは敢えて「後期三大交響曲」ではなく、『交響曲第2番「小ロシア(ウクライナ)」』を選曲してきたカラビッツ。
ウクライナ、キエフ出身のカラビッツにとって、祖国の民謡が用いられたチャイコフスキーの傑作は"最も燃える"作品の1つなのだろう。 |
|
ハチャトゥリアン:
バレエ音楽《スパルタクス》より
序奏とニンフの踊り、エギナとガルモジーのアダージョ、
エギナの変奏とバッカナール、
情景とクロタルを持った踊り、
スパルタクスとフリーギアのアダージョ、
ガディスの娘の踊り
バレエ音楽《ガイーヌ》より
友人たちの踊り、じゅうたん刺繍、レズギンカ、
ウズンダアラ、娘たちの踊り、アイシャとガイーヌ、
アイシャのモノローグ、山岳人の踊り、剣の舞、ゴパック |
キリル・カラビッツ(指揮)
ボーンマス交響楽団 |
※録音:2010年7月1日−2日、ライトハウス(ドーセット/イギリス)
ウクライナ生まれの若きマエストロ、キリル・カラビッツがボーンマス交響楽団と共にオニックス初登場!
そして予想通り両者の快進撃は目覚しく、このハチャトゥリアンの2大バレエが本格始動したこのコンビの名刺代わりとなる! |
「このプロジェクトにはかなりの驚きが含まれている」
キリル・カラビッツ
プロコフィエフ:交響曲全集
|
フィナンシャル・タイムズ紙、デイリー・テレグラフ紙、サンデー・タイムズ紙など大手メディア絶賛
キリル・カラビッツ(指揮)&ボーンマス響
プロコフィエフ:交響曲全集Vol.1
交響曲第3番ハ長調 Op.44
交響曲第7番嬰ハ短調 Op.131
交響曲第7番の別エンディング |
キリル・カラビッツ(指揮)
ボーンマス交響楽団 |
キリル・カラビッツ&ボーンマス交響楽団プロコフィエフ交響曲全集始動!
2008年から首席指揮者を務めるボーンマス交響楽団とともに「ハチャトゥリアン(ONYX
4063)」でONYXに登場し、「チャイコフスキー(ONYX
4074)」のロシアン・プログラムで話題を集めてきたウクライナの若きマエストロ、キリル・カラビッツ。
ついに、ロシアン・シンフォニーの大作、プロコフィエフの交響曲全集がスタート!
プロコフィエフの生まれもカラビッツと同じウクライナ(当時はロシア領)であり、思い入れも深いようだ。「このプロジェクトにはかなりの驚きが含まれている」と語っており、交響曲だけでなく、プロコフィエフの珍しい作品やウクライナ時代の作品などが含まれ、ブックレットにはプロコフィエフの専門家、ダニエル・ヤッフェ(Daniel
Jaffe)とのインタビューが収録されるという意義高いサイクルになる。
第1弾となる今作でも、2通りのエンディングが知られる交響曲第7番ではその両方を収録。死の前年のプロコフィエフが思い描いた、静かに消えるように終わるエンディング。そしてソ連当局からの批判を交わすために用意された、明るく華やかな(時には「騒々しい」とさえ批評される)エンディングとが、聴き比べられるようになっている。
驚きと発見の詰まったキリル・カラビッツのプロコフィエフ・サイクル。
|
|
|
カラビッツ&ボーンマス響
プロコフィエフ:交響曲全集Vol.2
交響曲第1番ニ長調 Op.25 《古典》
交響曲第2番ニ短調 Op.40
シンフォニエッタ Op.5/48
交響的スケッチ 《秋》 Op.8 |
キリル・カラビッツ(指揮)
ボーンマス交響楽団 |
キリル・カラビッツ&ボーンマス交響楽団、プロコフィエフ交響曲全集第2弾!
2008年からボーンマス交響楽団の首席指揮者を務める、ウクライナの若きマエストロ、キリル・カラビッツ。ついにスタートしたプロコフィエフの交響曲全集。
第1弾はフィナンシャル・タイムズ紙、デイリー・テレグラフ紙、サンデー・タイムズ紙など大手メディアから絶賛のレビューが続出と幸先の良いスタートを切っています。
「ウクライナ」というキーワードで結ばれている、カラビッツとプロコフィエフ(プロコフィエフの生まれた村、当時ロシア領のソンツォフカは、現在はウクライナ)。
交響曲だけでなく、プロコフィエフの珍しい作品やウクライナ時代の作品などが併録されていくのも、このシリーズの特徴の1つ。第2弾では、1909年に作曲された「シンフォニエッタ」、1910年に作曲された交響的スケッチ「秋」の2曲、10代後半のプロコフィエフによって作られた2つの余り知られていない佳作を収録。「このプロジェクトにはかなりの驚きが含まれている」とカラビッツの語る期待のプロジェクト。
|
|
|
キリル・カラビッツ&ボーンマス響
プロコフィエフ:交響曲全集Vol.3
交響曲第4番ハ長調 Op.47(1930年版)
交響曲第5番変ロ長調 Op.100
交響的絵画《夢》Op.6 |
キリル・カラビッツ(指揮)
ボーンマス交響楽団 |
キリル・カラビッツ&ボーンマス交響楽団、プロコフィエフ交響曲全集第3弾!
好調リリース!比類なきパフォーマンスで贈るカラビッツのプロコフィエフ第3弾!
2008年からボーンマス交響楽団の首席指揮者を務める、ウクライナの若きマエストロ、キリル・カラビッツ。
2014年初頭に始動し、第1巻、第2巻とも大絶賛のうちに迎えられたプロコフィエフの交響曲全集。好調にリリースの続く第3弾は、交響曲第4番の原典版(1930年版)と、プロコフィエフ屈指の名曲である交響曲第5番!
「ウクライナ」というキーワードで結ばれている、カラビッツとプロコフィエフ(プロコフィエフの生まれた村、当時ロシア領のソンツォフカは、現在はウクライナ)。交響曲だけでなく、プロコフィエフの珍しい作品やウクライナ時代の作品などが併録されていくのも、このシリーズの特徴の1つで、第3弾では19歳のプロコフィエフ(1910年)が書いた交響的絵画「夢」を収録。
|
|
|
未完の交響曲。世界初録音!
キリル・カラビッツ(指揮)&ボーンマス響
プロコフィエフ:交響曲全集Vol.4
交響曲第4番ハ長調 Op.112(1947年改訂版)
交響曲ト長調(1902)からの楽章(世界初録音)
交響曲第6番変ホ短調 Op.111 |
キリル・カラビッツ(指揮)
ボーンマス交響楽団 |
キリル・カラビッツ&ボーンマス交響楽団、プロコフィエフ交響曲全集最終巻!
11歳のプロコフィエフが書いた未完の交響曲。世界初録音!
2008年からボーンマス交響楽団の首席指揮者を務める、ウクライナの若きマエストロ、キリル・カラビッツ。
2014年初頭に始動し、大絶賛で迎えられているプロコフィエフの交響曲全集。最終巻となる第4弾は、交響曲第4番の改訂版(1947年版)と、交響曲第6番、そして世界初録音となる、1902年に書かれた習作「交響曲ト長調」からの楽章を収録!
「ウクライナ」というキーワードで結ばれている、カラビッツとプロコフィエフ(プロコフィエフの生まれた村、当時ロシア領のソンツォフカは、現在はウクライナ)。交響曲だけでなく、プロコフィエフの珍しい作品やウクライナ時代の作品などが併録されていくのも、このシリーズの特徴の1つ。
プロコフィエフが最も初期に作曲を試みた交響曲から、どのような姿が浮かび上がるのか。「このプロジェクトにはかなりの驚きが含まれている」とカラビッツの語る期待のプロジェクトの堂々たる完結にご期待ください!
|
|
|
|
SIGNUM CLASSICS
|
|
沈黙と音楽 〜 イギリスの合唱作品集 |
ガブリエリ・コンソート
ポール・マクリーシュ(指揮) |
スタンフォード:青い鳥/
エルガー:甘い調べ/
ヴォーン・ウィリアムズ:沈黙と音楽/
ハウエルズ:夏は来た/
ヴォーン・ウィリアムズ:いばらの道を通って、冬は去った/
マクミラン:ギャラント・ウィーヴァー/
グレインジャー:ブリッグの定期市/
ヴォーン・ウィリアムズ:きじばと/
ダヴ:クックロビン/
グレインジャー:三羽のカラス/
ブリテン:月見草/
ワーロック:春のすべての花/
エルガー:フクロウ/
ヴォーン・ウィリアムズ:休息 |
マクリーシュ&ガブリエリ・コンソート!最新作は20世紀英国のパートソング集!
古楽界の鬼才ポール・マクリーシュとガブリエリ・コンソートの代名詞となった"大編成"「オラトリオ」と対を成すもう1つのプロジェクトである"小編成"「合唱作品集」。
キリストの降誕を祝った「インカーネイション」(SIGCD
346)に続く「合唱作品集」の最新作となるこの「沈黙と音楽」は、「パートソング」が最盛期を迎えた20世紀のイギリスをテーマとしたプログラム。
合唱の形式の1つである「パートソング」に情熱を注ぎ、人間の声が持つ無限の可能性と同じくらい詩を愛していると語るマクリーシュ。
OVPP(One Voice Per Part)によるバロック&ルネサンス音楽、超巨大編成によるオラトリオ&レクイエムなど、常に新たな可能性と発見を求め続けてきたマクリーシュとガブリエリ・コンソートの美しきハーモニーが、音楽と詩が織り成す20世紀イギリスのパートソングの魅力を広く伝えてくれることでしょう。
※録音:2016年7月9日−11日、チャーターハウス・スクール・チャペル(サリー、イギリス)
|
|
|
庭の日差 〜 スティーヴン・ウィルキンソン:歌曲集
グランチェスター/誇らしげなうたつぐみ/飼い葉桶で/
ジョリー・ジャンキン/永遠の夏/冬の雪/礼拝堂/
天上/アワーグラス/来れ、死よ/気難しい年寄りと若者/
ある少女に/あまり長く愛してはいけない/モード・ゴン/
政治/春と秋/庭/庭の日差/ゲート・イン・ザ・ウォール/
ランニング・トゥ・パラダイス/バードスピーク/
ふくろうと子猫ちゃん/風と月/キス |
マイリ・ローソン(ソプラノ)
クレア・ウィルキンソン
(メゾ・ソプラノ)
ジェームズ・ギルクリスト(テノール)
マシュー・ブルック(バス)
アンナ・マークランド(ピアノ)
イアン・バックル(ピアノ) |
BBCノーザン・シンガーズやマンチェスターのウィリアム・バード・シンガーズなど、50年以上にわたりヨーロッパ各地の合唱団で指揮者として活躍したイギリスの大ベテラン、スティーヴン・ウィルキンソン(1919年生まれ!)の歌曲集。
フィンジやガーニー、クィルターなどに代表されるイギリス歌曲の伝統的なスタイルに則ったウィルキンソンの歌曲を歌う歌手たちは、ローソン、ウィルキンソン、ギルクリスト、ブルックと豪華!
※録音:2015年10月12日−14日、ワイアストン・コンサート・ホール(モンマス、イギリス)
|
.
NAXOS
|
8.572880
\1200 |
シューマン(1810-1856):ピアノ・デュオのための編曲集
第4集
シューマン夫妻による交響曲第2番ピアノ版
交響曲 第2番 ハ長調 Op.61(1845-1846)
ロベルト&クララ・シューマンによる4手ピアノ編:出版1849年
1.第1楽章:Langsam-Energisch, lebhaft
2.第2楽章:Scherzo: Sehr lebhaft-Trio I-Trio
II
3.第3楽章:Langsam
4.第4楽章:Sehr rasch
5.歌劇《ゲノフェーファ》Op.81-序曲(1847)
ロベルト・プレッチュナーによる4手ピアノ編
(作曲者自身による改訂:出版1850年)…世界初録音
6.序曲「ジュリアス・シーザー」Op.128(1851)
ヴォルデマール・バルギールによる4手ピアノ編
(作曲者自身による改訂:出版1854年)…世界初録音
ホルンと管弦楽のための「コンチェルト・シュトック」Op.86(1849)
編曲者不詳:4手ピアノのための大二重奏曲(出版1864年)…世界初録音
7.第1楽章:Lebhaft
8.第2楽章:Romanze: Ziemlich langsam (doch
nicht schleppend)
9.第3楽章:Sehr lebhaft |
エッカレ・ピアノ・デュオ
(マリコ・エッカレ&フォルカー・エッカレ) |
現代のような録音技術がなかった時代、オーケストラの演奏を聴くことができたのは一部の上流階級の人々に限られていました。
そこで当時の出版社は、大編成の作品を家庭でも楽しめるように「ピアノの連弾用に編曲したオーケストラ作品」を次々に出版し、家庭やサロンでの需要に応えていました。
自身の作品の普及に力を注いでいたシューマンも、自作の交響曲や序曲を連弾用に編曲し出版を重ねました。もちろん自身が編曲しただけでなく、妻クララの助けを借りたり、時には自身の義理の弟(クララの父親違いの弟)バルギールや、名オルガニスト、プレッチュナーが編曲に携わりましたが、最終的にはシューマン自身が手を加え、連弾で演奏しても原曲に遜色ない仕上がりとなっています。
シリーズを通じて演奏しているのは2006年に創設された“エッカレ・ピアノ・デュオ”。連弾作品を精力的に演奏しているドイツ人フォルカーと日本人真理子の夫婦デュオです。
録音 2015年4月8-9日,8月24-25日 Stadthalle
Ettlingen, Baden-Wurttemberg, Germany Total
Playing Time:75'58" |
. |
8.573685
\1200 |
スヴィリードフ(1915-1998):歌曲集「ロシア漂流」他
カンタータ「雪が降る」(1965)
1.雪が降る
2.魂
3.夜
4-6.室内オーケストラのための音楽(1964)
セルゲイ・エセーニンの詩による歌曲集「ロシア漂流」(1977/2016)
(L.レゼトディノフによる管弦楽伴奏版)…世界初録音
7.第1番:秋
8.第2番:私は最愛の家の後ろに残る
9.第3番:門を開けよ、守護天使
10.第4番:銀の小道
11.第5番:ロシア漂流
12.第6番:シモン、ペーター…あなたたちはどこに
13.第7番:わが父の家よ、あなたはどこに
14.第8番:天の川の汚れなき祈り
15.第9番:死の角笛の響き
16.第10番:秋のフクロウの叫び
17.第11番:私は幸福を信じる
18.第12番:わが祖国、幸せと永遠の時 |
ミラ・シキルティル(メゾ・ソプラノ)…7-18
ニコライ・マツァーラ(ピアノ)…4-6
セルゲイ・ヴォロシュウク(フレンチ・ホルン)…4-6
リムスキー=コルサコフ音楽大学女声合唱団…1-3
サンクトペテルブルク・ラジオ&テレビ少年合唱団…1-3
ユーリ・セーロフ(指揮)
サンクトペテルブルク交響楽団 |
20世紀ロシアの作曲家スヴィリードフ。1935年、専門学校在学中にプーシキンの詩による「6つのロマンス」で成功を収め、レニングラード音楽院に進みショスタコーヴィチに師事、映画音楽や付随音楽など数多くの作品を書きましたが、中でもロシアの民族的主題に基づく声楽曲はスヴィリードフの得意とするジャンルで、比較的平易なメロディを用いた作品は、現代でもロシアを中心に広く愛されています。
「雪が降る」はスヴィリードフが生涯愛した、小説家パステルナークのテキストが用いられた小カンタータ。深々とした静けさと、民族的な温かさが感じられる3つの部分から成っています。1966年まで作品が禁書とされていた詩人エセーニンの詩による歌曲集「ロシア漂流」は、詩の持つ神秘性が際立つ名作です。
録音 2016年6月19-21日 St Petersburg Radio
Studio, Russia Total Playing Time:64'54"
店主が気になるのはそのカンタータと歌曲の間にひっそりとはさまれた「室内オーケストラのための音楽」。多分聴いたことのない曲。どんな曲なのだろう。
|
ALTO
ALC 1317
\1800
海外直輸入
|
あまりの過剰なロマンにびっくりする人も多いと思う。
スヴィリドフ「吹雪」
ゲオルギー・スヴィリドフ(1915-1998):
吹雪(プーシキンの物語への音楽の挿絵;全9曲)(*)
プーシキンの花輪(合唱のための協奏曲)(+)
ロシア詩人の詩による5つの合唱曲 から(#)
失くした青春/青い夕べ/馬の群れ |
モスクワ放送交響楽団(*)
ヴラディーミル・フェドセーエフ(指揮(*))
ノオヴォシビルスク室内合唱団(+)
ボリス・ペヴズネル(指揮(+))
モスクワ室内合唱団(+)
ヴラディーミル・ミーニン(指揮(+))
レニングラード・ミハイル・グリンカ合唱団(#)
ヴラディスラフ・チェルヌシェンコ(指揮(#)) |
どういうわけか何度発売されてもすぐに廃盤の憂き目に遭うフェドセーエフのスヴィリドフ「吹雪」。
廉価盤レーベルALTOから登場。昨年ベストセラーになったが・・・どうやら早くも入手困難になりつつある。今回は海外直輸入。
録音:1975年(*)/1980年(+) 原盤:Melodiya 前出:MELCD
1002202(*/+)
(C)1986, 1987 Gramzapis / 2002 CDK
スヴィリドフの《吹雪》!
旧ソ連時代の大作曲家の1人、ゲオルギー・スヴィリドフ(1915−1998)。
スヴィリドフの音楽を振らせれば右に出る者はいないと言っても過言ではないフェドセーエフの「吹雪」(1975年録音)の復活。
名匠ミーニンとモスクワ室内合唱団が歌う「プーシキンの花輪」もスヴィリドフ・ファン、近代ロシア音楽ファンならば聴き逃せない。
演奏者、プログラムともに鉄板です。
|
<店主のたわごと>
ソチのオリンピック開会式で「ソビエト時代」を代表する作曲家として登場したのがスヴィリドフ。
今から20年前、スヴィリドフといっても日本でその名を知る人はあまりいなかった。
ところがそのコテコテでイケイケのプロパガンダ音楽は、20代の店主のハートをぶち抜いた。
曲のタイトルは「吹雪」。
どういう事情で、どういう過程でその曲が生まれたか当時は知る由もなかったが、クラシック売り場で売るには恥ずかしいほどのドロドロ・ロマンティック音楽。部下が「これ映画音楽じゃないですかー」と言ってきたほど(実は元は映画音楽なのでそれは正しい)。
しかし調べてみるとスヴィリドフの作品はソ連時代の体制派音楽ということで、新体制ロシアになってからはかえって疎まれ、聴かれることはほとんどないという(スヴィリドフは体制派の首領として「悪質な独裁者」だった)。
しかしあれから時代が変わった。スヴィリドフの作品を純粋に「音楽」として聴いてもいい時代が来たのだ。
ということでフェドセーエフの1回目の録音で聴きましょう。2回目の録音は廃盤なので。
ゲオルギー・ワシリエヴィチ・スヴィリドフ。1915年ロシア生まれ。
クールスの農村で育ち、やがてレニングラード音楽院で音楽を学ぶ。そしてそこで若き音楽教師ショスタコーヴィチと出会う。彼の人間離れした記憶力と卓越した作曲能力はショスタコーヴィチにも賞賛された。
その後スヴィリドフは多くの作曲家が失脚する中、ソビエトの体制にしっかりと食い込み、1963年にロシア人民芸術家、1970年にはソビエト人民芸術家の称号を贈られている。まさしく体制側の象徴のような存在となったわけである。実際デニソフはロシア作曲家同盟を指導していた頃のスヴィリドフのことを、「悪質な独裁者で、利己的で、自分の宣伝だけしていた」、と語っている。そういうお国お抱え作曲家だったのである。そんな訳で彼の作品は、国威発揚的題材のため、国外ではほとんど知られなかった。
しかしその音楽はロシア新ロマン派!
国家のために、国民の労働のために作られたそれらの作品は、ロシアの民族的・愛国的旋律をもとにし、人々の心を発揚するためにのみ存在する。
だから聴いていて恥ずかしいくらいに爽快。そして美しい。
とくに「吹雪」のあまりの過剰なロマンにはびっくりする人も多いと思う。クラシック作品でここまでロマン丸出しの作品は本当に珍しい。頭を空っぽにして聴けば、こんなに爽快で美しく、悲しく切なく、元気になる
|
|
|
|
. |
8.573740
\1200 |
ディッタースドルフ(1739-1799):オウィディウスの「変身物語」による3つのソナタ集
(4手によるフォルテピアノ版)
アジャとウリッセ
1.第1楽章:Allegro moderato
2.第2楽章:Recitativo Andante
3.第3楽章:Minuetto
4.第4楽章:Allegro molto-Adagio non troppo
ヘラクレスは神に変身する
5.第1楽章:Allegro e vivace
6.第2楽章:Adagio non troppo
7.第3楽章:Tempo di Menuetto-Allegro
8.第4楽章:Vivace
イアソンは黄金の毛皮を奪い取る
9.第1楽章:Largo ma non troppo-llegro
10.第2楽章:Andante
11.第3楽章:Minuetto
12.第4楽章:Ciaconna
世界初録音 |
ジェイムズ・ティブルス&
ミヒャエル・ツァルカ(フォルテピアノ) |
1781年、ウィーンで活躍していた作曲家ディッタースドルフは、古代ローマの詩人オウィディウスの「変身物語」に基づく交響曲シリーズの作曲を計画、出版社Artariaに提案します。
彼の意図は15曲の交響曲を5曲ずつ3つのセットにし、そのセットのために造られた彫刻を合わせ出版することでした。これは18世紀後半における「最も野心的なプロジェクト」の一つとして評判になりましたが、結局のところ計画は頓挫。現在残されているのは、6曲の完全な形の交響曲と、作曲家自身の編曲による6曲の連弾版のみで、残り三曲の行方はわかっていません。
このアルバムには連弾版のうち3曲が収録されていますが、正確な曲順はわかっておらず、推測するほかありません。ギリシア、ローマ神話の「変身」の場面を集めた物語に即した劇的な音楽は、今の時代でもとても魅力的に響きます。
録音 2014年9月9-11日 The Music Theatre,
University of Auckland, New Zealand Total
Playing Time:55'58" |
|
8.573686
\1200 |
ソル(1778-1839):ギター伴奏による歌曲集
モーツァルトの歌劇《ドン・ジョヴァンニ》より(ソルによる声とギター編)
1.第1幕:アリア「ぶってよマゼット」
2.第2幕:カンツォネッタ「窓辺においで」
3.第2幕:アリア「みてらっしゃい、かわいい人、いい子にしてたら」
4.涙
スペインの歌曲集
5.Las quejas de Maruja マルハの嘆き
6.A conquistar tu plaza どうして決心がつけられよう
7.Acuerdate, ben mio 想いだしておくれ、わたしのいいひと
8.Al mediator jugando
9.Ausente de mi dueno
10.Boleras del Caramba
11.Cesa de atormentarme 苦しめるのはやめておくれ
12. ?Como ha de resolverse?
13.De amor en las prisiones 恋の牢獄に
14.El que quisiere amando
15.Las mujeres y cuerdas(第1稿) 女たちとギターの弦は
16.Mis descuidados ojos
17.Las mujeres y cuerdas(第2稿) 女たちとギターの弦は
18.Favores ni desprecios 好意や侮辱
19. Muchacha, y la verguenza 私に話して、娘よ
20.No doblaran campanas
21.Si mis ojos te dicen
22.Si dices que mis ojos もしもわたしの目が
23.Preparame la tumba 墓の用意をしておくれ
24.Seguidillas del requiem eternam レクイエムのセギディーリャ
(母さま、お坊様たちは)
フランスの歌曲集
25.O vous, que Mars rends invincible
26.Mon dernier mot
27.Valse du ballet de Cendrillon
28.Appel des negres aux Francais
29.Laurette
スペインの愛国歌集
30.Adonde vas, Fernando incauto
31.Los defensores de la patria |
ネレア・ベッラオンド(メゾ・ソプラノ)
エヴァ・ベネケ(ギター) |
古典派における偉大なギタリストの一人、フェルナンド・ソル。この時代には未だ独奏楽器として地位を確立していなかったギターの地位を格段に引き上げた人として賞賛されています。
しかし、ソルはギター作品だけを作曲したのではなく、管弦楽作品やバレエ、オペラなど多彩な作品を残しています。中でも数多く残された歌曲は、素晴らしい出来栄えなのですが、現在ほとんど聞かれることはありません。
このアルバムではソルのギター伴奏による歌曲を収録。冒頭に置かれているのは、モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」のアリアを編曲したもの。独立した歌曲として強い存在感を放っています。
対して「スペインの歌曲集」はソルの面目躍如といった作品。ギターと声がお互いを尊重しながら魅力的な音楽を紡ぎ出しています。
録音 2016年4月28日-5月1日 St John Chrysostom
Church, Newmarket, Ontario, Canada Total
Playing Time:57'09" |
|
8.573767
\1200 |
期待の新進演奏家シリーズ/アンドレア・ゴンザレス・カバレロ(ギター)
ギター・リサイタル
1.クレルチ(1965-):トレモロの練習曲(A.G.カバレロに献呈)…世界初録音
2.タルレガ(1852-1909):アルハンブラの思い出
クレルチ:春の前奏曲集
3.第1番:Primavera 春
4.第2番:Las olas de Moncofa マンコーファの波
5.第3番:Homenaje a Tchaikovsky チャイコフスキーの思い出
6.第4番:El adios 別れ
7.第5番:Y si pienso en la Habana ハバナで私は考える
8.第6番:Souvenir de Granada グラナダみやげ
9.第7番:Cuando tu no estas あなたがいないとき
10.アルカス(1832-1882):ボレロ
11.アサド(1952-):ジュリアン・アルカスの思い出…世界初録音
12.ブリテン(1913-1976):ダウランドによる夜想曲
カランディン(1958-):アルハンブラの3つの物語
13.第1番:Insomnio 眠れぬ夜
14.第2番:El sueno de una noche de invierno
冬の夜の夢
15.第3番:El sonido de la mariposa 蝶の音
16.マンホン(1866-1919):Aire Vasco
17.アルベニス(1860-1909):トル・ベルメハ |
アンドレア・ゴンザレス・カバレロ(ギター) |
2016年、スペインで開催された「アルハンブラ国際ギターコンクール」の優勝者、アンドレア・ゴンザレス・カバレロのデビューアルバム。スペインのギタリストの中で最も若い世代に属する1992年生まれの彼女は、8歳でソロ・デビューを果たし、スペイン、ロンドンをはじめとした世界各国のホール、音楽祭で演奏、国際的な賞も獲得するなど、その活躍が期待されています。
彼女が優勝したアルハンブラ国際ギターコンクールは、もちろんタルレガとアルベニス作品の演奏は必須ですが、他の課題曲は幅広い時代の作品から選択されており、コンクールのための新作も準備されるなど、コンテスタントに要求される要素も大きく、勝者である彼女の才能は飛びぬけています。聴き手にとっても、ロマン派から現代曲までの多彩なプログラムはとても楽しいものです。
録音 2017年1月12-15日 St John Chrysostom
Church, Newmarket, Ontario, Canada Total
Playing Time:61'38" |
|
8.573762
\1200 |
ドジソン(1924-2013):ギターによる室内楽曲集
1.4台のギターのための「Change-Ringers」(1996)…世界初録音
2.チェロとギター・アンサンブルのための「Roundelay」(2005)
ヴァイオリンとギター・アンサンブルのための「ディヴェルティスマン」(1984)
3.シンフォニア
4.ミュゼット
5.スケルツォ I
6.ワルツ
7.スケルツォ II
8.次はどこ?
9.ロンド
10.4台のギターのための「間奏曲」(Citharae
Chordae pro Pace)(1987)
11.聖ステファノのための賛歌(1983)
声とギターのための「ジョン・クレアの4つの詩」(1963)
12.第1番:セキレイ
13.第2番:農民の詩人
14.第3番:七面鳥
15.第4番:きつね
フルート、ヴァイオリン、ギター・デュオとギター・アンサンブルのための「セレヴァンの物語」(1992)
16.第1番:前奏曲「岩の上で」
17.第2番:対話「ヨハネの庭」
18.第3番:牧歌「聖なる小道」
19.第4番:パッサメッツォ「聖レヴァンの石」
20.第5番:コンチェルティーノ「1つの鉤に2匹の魚」 |
アントニア・ジェンティール(ソプラノ)…11-15
ハルトムート・リヒター(ヴァイオリン)…3-9.16-20
エヴァ・ミゼルスカ(チェロ)…2
オクタヴィア・ラム(フルート)…16-20
マイケル・バテン(オクターヴ・ベース・ギター)…3-9
エデン・ステル・ギター・デュオ…16-20
メーラ・ギター四重奏団…1-11.16-20
【メンバー】
ダニエル・ボヴェイ…12-15
ジヴァ・ホウスデン
マシュー・ロビンソン
ジョージ・タールトン |
英国の作曲家スティーブン・ドジソン。ドジソンの父親は「不思議な国のアリス」の作者ルイス・キャロルの遠いいとこであることも知られています。
幅広いジャンルの作品を書いていましたが、1950年代に名ギタリスト、ジュリアン・ブリームからアドヴァイスを受けたことがもとで、ギター作品の作曲をはじめました。ブリームは1952年にウィグモア・ホールで「ギターのための組曲」を初演し、以降ドジソンの作品を何曲も演奏しています。
このアルバムには世界初録音の「Change-Ringers」を含むギターと様々な楽器とのアンサンブル作品が収録されており、アンサンブルの中で引き立つギターの音色を存分に楽しませてくれます。
録音 2015年7月27-29日,2016年4月6日 Holy
Trinity Church, Weston, Hertfordshire, UK Total
Playing Time:66'21" |
|
8.573813
\1200 |
期待の新進演奏家シリーズ/リウ・シャンイ(ギター)
ギター・リサイタル
D.スカルラッティ(1685-1757):
1.ソナタ K87
2.ソナタ K146
タルレガ(1852-1909):
3.前奏曲 第2番 イ短調
4.前奏曲 第5番 ホ短調
5.アラブ風奇想曲
6.練習曲 第1番
7.ソル(1778-1839):スペインのフォリアの主題による変奏曲とメヌエット
OP.15
8.マラツ(1872-1912):スペイン風セレナード
9.アルベニス(1860-1909):スペイン組曲 OP.47-第3曲:セビリア(M.バルエコ編)
ピアソラ(1921-1991):5つの小品
10.第2番:ロマンティコ
11.第5番:コンパドーレ
12.コスト(1805-1883):旅立ち Op.31
13-15.レノックス・バークリー(1903-1989):ソナチネ
Op.52-1 |
リウ・シャンイ(ギター) |
スペイン、ベニカシムで開催された「2016年フランシスコ・タルレガ国際ギター・コンクール」で優勝した中国のギタリスト、リウ・シャンイの優勝記念リサイタル・アルバムです。
これまでにも数多くの国際コンクールで賞を獲得し、ヨーロッパ、アメリカをはじめとした音楽祭に招かれるとともに、世界各国でリサイタルを行い好評を博しているシャンイ。「北京ギターカルテット」のメンバーとしてアンサンブル活動も積極的に行っています。
ここではスカルラッティからピアソラまで国もスタイルも違う小品を次々と披露。その才能を余すことなく見せつけています。
録音 2017年1月2-4日…1-8.10-12 2017年4月16日…9.13-15 Rockaway
Studios, Castellon de la Plana, Spain Total
Playing Time:60'50" |
|
8.559826
\1200 |
ツォンタキス(1951-):作品集
クラリネットと管弦楽のための「Anasa」(2011)
1.Doyna-Pistoli
2.Soliloquy
3.Bir-Zirk!
トランペットと管弦楽のための「True Colors」(2012)
4.プロローグ:Echoing
5.Magic Act
2つのヴァイオリンと管弦楽のための「Unforgettable」(2009/2013)
6.Changing Landscapes-変わりゆく景色
7.Leapfrogging-跳躍
8.Ballade-バラード
世界初録音 |
デヴィッド・クラカウアー(クラリネット)…1-3
エリック・バーリン(トランペット)…4-5
ファン・ルオシャ(ヴァイオリン)…6-8
キム・ユーニス(ヴァイオリン)…6-8
デヴィッド・アラン・ミラー(指揮)
オルバニー交響楽団 |
権威あるグロマイヤー賞、チャールズ・アイヴズ・リヴィング賞を獲得したアメリカの作曲家ツォンタキスによる3つの協奏曲。クラリネット協奏曲「Anasa」はオルバニー交響楽団の委嘱作品。ギリシャ語で「呼吸」を意味するタイトル通り、生命が躍動するようなリズミカルなメロディが炸裂し、第3楽章での熱狂的な盛り上がりが楽しい曲です。「True
Colors-真実の色」と題されたトランペット協奏曲は2つの部分で構成されており、トランペットのファンファーレがオーケストラに反響していくような冒頭部が印象的。
第2部はジャズ風です。2台のヴァイオリンが様々な絡み合いを聞かせる「Unforgettable-忘れられない」も手の込んだ作品。こちらも第3楽章はジャズ風のバラードで書かれています。全ての曲のタイトルに、作曲家自身の深い思考が込められているという、エキサイティングな作品集です。
録音 2011年5月22日 EMPAC Concert Hall,
Troy…1-3 2012年3月19日 Troy Savings Bank
Music Hall…4-5 2013年12月16日 Troy Savings
Bank Music Hal…6-8 Total Playing Time:63'12" |
|
8.579008
\1200 |
エセンヴァルズ(1977-):天国の扉
1.第一の涙(2015)
2.光の河(2014)
3.大海の一滴(2006)
受難と復活(2005)
4.第1部
5.第2部
6.第3部
7.第4部 |
ジェフ・エヴァンス(ネイティヴ・アメリカン・フルート)…1
マックス・コルピン(パーカッション)…1
エリック・リヒテ(口琴)…1
ケナン・ケーニッヒ(喉歌)…1
エンマリン・フォックス(ソプラノ・ソロ)…2
スターリング・ロバーツ(バリトン・ソロ)…2
レベッカ・ヤコス(ソプラノ)…3
ハンナー・コンセンツ(ソプラノ)…4-6
ポートランド州立大学弦楽アンサンブル…4-6
ポートランド州立室内合唱団
イーサン・スペリー(指揮) |
ラトヴィア生まれのエセンヴァルスは、現代における最高の合唱音楽作曲家として知られています。彼の作品はとても精緻かつ複雑。合唱団を8つまたは16のパートに分け、拡張された調性を用いた壮麗なハーモニーを紡ぎ出します。
このアルバムには自然の美しさを歌った「光の河」、宗教的なテーマを歌った「大海の一滴」「受難と復活」、ネイティヴ・アメリカンの伝説をベースにした「第一の涙」の4曲を収録。
イヌイットの伝統楽器が巧みに用いられた「第一の涙」の迫力ある美しさもさることながら、「受難と復活」での驚異的な声の妙技に驚くほかありません。
録音 2016年1月,5月 St Stephen’s Catholic
Church, Portland, Oregon, USA Total Playing
Time:58'37" |
|
8.559828
\1200 |
ドミニク・アージェント(1927-):アンドレーの北極探検
他
アンドレーの北極探検(1982)
1-6.第1部:空中にて
7-13.第2部:氷上にて
ヴァージニア・ウルフの日記より
14.第1番:日記(1919年4月)
15.第2番:不安(1920年10月)
16.第3番:ファンシー(1927年2月)
17.第4番:ハーディの葬儀(1928年1月)
18.第5番:ローマ(1935年5月)
19.第6番:戦い(1940年6月)
20.第7番:両親(1940年12月)
21.第8番:最後の書き込み(1941年3月) |
ブライアン・マリガン(バリトン)
ティモシー・ロング(ピアノ) |
アメリカの著名な作曲家アージェント。1927年ペンシルバニア州で生まれピーポディ音楽院で博士号と修士号を取得し、現在はミネソタ大学音楽学部の名誉教授です。
1982年の「アンドレーの北極探検」は13曲で構成された歌曲集。スウェーデンの探検家サロモン・アウグスト・アンドレー(1854-1897)は水素気球エルネン号で北極飛行を試みましたが遭難、30年後に遺体と日記が発見されたという人です。
アージェントはこの日記からテキストを採り、野心的な曲をつけることで、悲運の探検家の最期をドラマティックに描き出しています。もう1つの歌曲集「ヴァージニア・ウルフの日記より」は1975年のピューリッツァー賞を受賞しています。
録音 2016年1月14.15.17日 Abeshouse Productions,
Pelham, New York Total Playing Time:79'44” |
|
8.660417
(2CD)
\2400 |
ベッリーニ(1801-1835):歌劇《ビアンカとジェルナンド》2幕
(オリジナル・ヴァージョン世界初録音)
ドメーニコ・ジラルドーニ台本
【CD1】
1-12…第1幕
【CD2】
1-12…第2幕 |
ビアンカ…シルヴィア・ダッラ・ベネッタ(ソプラノ)
ジェルナンド…マキシム・ミロノフ(テノール)
カルロ…ルカ・ダッラーミコ(バス・バリトン)
フィリッポ…ヴィットリオ・プラート(バリトン)
クレメンテ…シー・ツォン(バス)
ヴィスカルド…マリーナ・ヴィオッティ(メゾ・ソプラノ)
ウッジェーロ…ゲオルギー・ヴラド(テノール)
エロイサ…マール・カンポ(メゾ・ソプラノ)
アントニーノ・フォリアーニ(指揮)
ポズナン・カメラータ・バッハ合唱団
(合唱指揮…アニア・ミヒャラク)
ヴィルトゥオージ・ブルネンシス
(芸術監督…カレル・ミターシュ) |
13世紀シチリア島のアグリジェント。老侯爵カルロの領地を奪い彼を幽閉したフィリッポは、カルロの娘で現在未亡人のビアンカをわが物にしようと企んでいます。
そこへやってきたのは、幼い頃フィリッポに追放されたカルロの息子ジェルナンド。彼はアドルフォと名乗り、真実を暴くためにフィリッポの部下になります。フィリッポの悪だくみを知らなかったビアンカもやがて真実に気が付き、弟ジェルナンドと力を合わせ、父カルロの救出に奔走するという物語。
ベッリーニの初期の作品ですが、これまではロマーニが改訂した1828年版のみが知られていますが、もともとはこちらの《ビアンカとジェルナンド》を、フェリーチェ劇場のこけら落としのために改作したものです。いくつかの曲の違いがありますが、どちらもコロラトゥーラの超絶技巧を駆使した歌手泣かせの演目です。この上演では理想的な歌手を揃え、素晴らしい声の饗宴が繰り広げられています。
録音 2016年7月15.23日 Trinkhalle, Bad
Wildbad, Germany 第28回 ヴィルトバート・ロッシーニ祭 Total
Playing Time:117'19”
|
|
8.669034
(2CD)
\2400 |
レイトマン(1955-):歌劇《スカーレット・レター》(2008/2015-2016改編)
デヴィッド・メイソン(1954-)台本
ナサニエル・ホーソーン(1804-1864)原作
【CD1】
第1幕
1.第1場:話し合いの場所
2.第2場:監獄
3.第2場:間奏曲:時の経過
4.第3場:総督のばらの庭園:7年後
5.第4場:デイムズデールの学習-彼の悪夢
【CD2】
第2幕
1.第1場:森
2.第2場:話し合いの場所-選挙の日
世界初録音 |
ヘスター・プリン…ローラ・クレイコン(ソプラノ)
アーサー・デイムズデール…ドミニク・アームストロング(テノール)
ロジャー・チリングワース…マルコム・マッケンジー(バリトン)
ベリンガム総督…ダニエル・ベルチャー(バリトン)
ジョン・ウィルソン…キール・ナップ(テノール)
ヒボンズの愛人…マーガレット・ゴーリシアック(メゾ・ソプラノ)
アリ・ペルト(指揮)
コロラド歌劇場管弦楽団&合唱団
|
1850年に出版されたホーソーンの「緋文字」は、17世紀ニューイングランドのピューリタン社会を舞台とするゴシックロマン小説。
夫が不在の間、村の牧師ディムズデールと愛し合い、娘をもうけたヘスター・プリンの悔恨と尊厳が描かれたこの小説は、多くの人々に感銘を与え、1995年にはデミ・ムーアの主演による映画が制作されたことでも知られています。レイトマンはこの作品に壮大な音楽を与え、各々の登場人物たちを優しく見守るとともに、その人間的成長を描いています。歌劇は姦通の罪で起訴されたヘスター・プリンを群集たちが囲む場面で始まります。
彼女の胸には罪を現す緋文字(スカーレットレター)「A」と、幼い娘が抱かれています。彼女を見守るディムズデールと、名を伏せている彼女のロジャー。映画とは違うストーリーが美しい音楽に乗って連綿と描かれていきます。
録音 2016年5月7.10.13.15日 Ellie Caulkins
Opera House, Denver, Colorado, USA Total
Playing Time:111'22" |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
.
ALTUS
|
「TAHRA 復活シリーズ」
|
≪ ALTUS の「TAHRA 復活シリーズ」について≫
「TAHRA(ターラ)」はルネ・トレミヌ氏と、その夫人ミリアム・シェルヘン女史が立ち上げたフランスのレーベルです。ミリアム夫人は指揮者ヘルマン・シェルヘンの娘であり、大指揮者たちとの家族ぐるみのつながりも強い人物。1992
年に初のCD をリリース、その後も精力的に活動を続けますが、2014
年に主宰者トレミヌ氏が惜しくも急逝。レーベルは活動縮小を余儀なくされ、現在多くのタイトルが入手困難の状態にあります。歴史的音源を正規かつオリジナルの形で音盤化することを特徴とし、ヒストリカル・ファンに大いに愛されたレーベルでした。
そんなTAHRA の残した遺産の素晴らしさを世に問うべく、国内レーベル「ALTUS(アルトゥス)」はミリアム夫人の承認のもと正式に音源のライセンスを受けた上で、新たなリマスタリングを施し発売するターラ復活シリーズを進めています。
ここに聴ける音は貴重なTAHRA オリジナルに基づくもので、他レーベルの同演奏とは一味もふた味も違う、なまなましい音像がお聴き頂けることと思います。 |
|
「イタリアのフルトヴェングラー」をライセンス復刻!
『未完成』&ブラ1!
(1)シューベルト:交響曲第8番ロ短調『未完成』
(2)ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
トリノ・イタリア放送交響楽団
(RAI国立管弦楽団) |
TAHRAの名盤「イタリアのフルトヴェングラー」をライセンス復刻!貴重な音源が新リマスターで蘇ります。大きな抑揚、深みのある表現に打たれる『未完成』&ブラ1!
録音:(1)1952年3月11日、(2)1952年3月7日/国内プレスモノラル、日本語帯・解説付
ターラ・レーベルより発売されていた「イタリアのフルトヴェングラー」(FURT-1080)をライセンス復刻いたしました。
晩年のフルトヴェングラーがRAI 交響楽団と残した非常に貴重な録音です。同音源中、最良の音質と言われていたターラ盤をリマスタリングし、より聴きやすい音に仕上げました。当演奏の決定盤としておすすめいたします。
フルトヴェングラーとイタリアの関わりは深く、記録では1922
年から54 年までの期間にイタリアで演奏会を行っています。内容はオーケストラ演奏会が69
回、オペラが112 回。31 人の作曲家、76 の作品を取り上げています。当時の批評家や聴衆がどのように賞賛し、また批判したかなど、イタリアにおけるフルトヴェングラー受容について書かれた解説書の日本語訳も貴重です。
フルトヴェングラーの重要レパートリーである『未完成』とブラームス1
番を収録。激しさももちろんありますが、それ以上に大きな抑揚、深みのある表現に打たれる演奏です。『未完成』第1
楽章、第2 主題提示前の転調する「気配」の繊細さがやはりフルヴェン。ブラームスのフィナーレも圧巻で、イタリアの聴衆が大喝采!
///
1952年1月、2月とウィーン・フィル、ベルリン・フィルと歴史に残るブラ1の名演を残したフルトヴェングラーだが、その後イタリアに渡ってミラノでは6回もマイスタージンガーを振るなど国外での活動を頻繁に行っている。
そうしたなか遺されたのが3月7日のトリノ・イタリア放送交響楽団との録音。
今日ではほとんど振り返られることのない演奏だが、1月のローマ放送響との「運命」同様、この時期のフルトヴェングラーが二戦級オケを指揮したときの、ある種素朴でほほえましい演奏を聞くことができる。
|
. |
|
「イタリアのフルトヴェングラー」をライセンス復刻!
メンデルスゾーン&ブラームス!
(1)メンデルスゾーン:
ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64
(2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
Op.77 |
ジョコンダ・デ・ヴィート(ヴァイオリン)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
トリノ・イタリア放送交響楽団
(RAI国立管弦楽団) |
TAHRAの名盤「イタリアのフルトヴェングラー」をライセンス復刻!貴重な音源が新リマスターで蘇ります。デ・ヴィートとの名共演、メンデルスゾーン&ブラームス!
録音:(1)1952年3月11日、(2)1952年3月7日/国内プレス、モノラル、日本語帯・解説付
ターラ・レーベルより発売されていた「イタリアのフルトヴェングラー」(FURT-1080)をライセンス復刻いたしました。
晩年のフルトヴェングラーがRAI 交響楽団と残した非常に貴重な録音です。同音源中、最良の音質と言われていたターラ盤をリマスタリングし、より聴きやすい音に仕上げました。当演奏の決定盤としておすすめいたします。
フルトヴェングラーとイタリアの関わりは深く、記録では1922
年から54 年までの期間にイタリアで演奏会を行っています。内容はオーケストラ演奏会が69
回、オペラが112 回。31 人の作曲家、76 の作品を取り上げています。当時の批評家や聴衆がどのように賞賛し、また批判したかなど、イタリアにおけるフルトヴェングラー受容について書かれた解説書の日本語訳も貴重です。
イタリアの名ヴァイオリニスト、デ・ヴィートとフルトヴェングラーの共演。メンデルスゾーン、ブラームスともにデ・ヴィートの得意とする協奏曲であり、軽やかで明るい響きを持ちながら緊張感もあり、じっくりと聴かせます。フルトヴェングラーのバックも堂々たるもので実に巨大な演奏です。
|
LA DOLCE VOLTA
|
「イゾワールによるフランス・オルガン音楽の黄金期シリーズ」(Calliope
レーベル)からの再発売
|
1972-76 年にかけて録音された、イゾワールによるフランス・オルガン音楽の黄金期シリーズはオルガン作品の百科事典的なアンソロジーでした。
17-18世紀のオルガン音楽を俯瞰できたシリーズからの再発売です。 |
LDV 176
(2CD)
【再発売】
\3300
|
フランスの大家によるフランク
フランク(1822-1890):
[CD1]
幻想曲イ短調/幻想曲ハ短調/祈り/
カンタービレ/交響的大曲嬰ヘ短調
[CD2]
前奏曲、フーガと変奏曲/コラール第1番ホ長調/
コラール第2番ロ短調/コラール第3番イ短調/
英雄的小品ロ短調/終曲変ロ長調 |
アンドレ・イゾワール(オルガン) |
録音:1975年
オルガン/聖母被昇天教会(リュソン)、カヴァイユ=コル(1857年)
フランスの大家、アンドレ・イゾワールによる、フランクのオルガン全作品録音集。完璧な技巧で、熱く、同時に深い精神性をもって、時に即興を思わせるような自由さで、独自のフランクを展開しています。 |
|
LDV 149
(2CD)
【再発売】
\3300
|
グリニーの作品集
ニコラ・ド・グリニー(1672-1703):
[CD1]
グリニー:オルガン・ミサ*/
ニコラ・ルベーグ*(1631-1702):
エレヴァシオン(高揚) ト調/ヘ短調のシンフォニー
[CD2]
5つの讃歌** |
アンドレ・イゾワール(オルガン) |
フランス・バロックのオルガン音楽の重鎮グリニーの作品集
録音:1972年
使用オルガン:*ルイ=アレクサンドル・クリコ・サンジャック・エ・サン=クリストフ・ユダン(1839-1972)/**ジャン=エスプリ・イスナール・サン=マクシミン=ラ・サント=ボーヌ(1722)
イゾワールによる、厳粛な雰囲気が魅力のグリニー作品集。「オルガン・ミサ」は、5
声のフーガなどを含む大作にして傑作です。「5
つの讃歌」でも、イゾワールによる、エレガントで親密な雰囲気の装飾を堪能することができます。グリニーの師であるニコラ・ルベーグの作品も収録されており、グリニー作品とは用いられている楽器が違うこともありますが、柔らかで明るい響きが魅力です。 |
|
LDV 1478
(2CD)
【再発売】
\3300
|
F. クープラン(1668-1733):オルガン作品全集
[CD1]
F.クープラン:教区のためのミサ*
ジル・ジュリアン(1650-1703):前奏曲***
ジャン=アンリ・ダングルベール(1629-1691):
四重奏曲***
L.クープラン(1626-1661)***:
シャコンヌ,バスク風のブランル,幻想曲,パッサカリア
[CD2]
F.クープラン:修道院のためのミサ**
ティトルーズ(1563-1633):
来れ精霊よ,パンジェ・リングァ,
アヴェ・マリス・ステラ,エクスルテト・チェルム |
アンドレ・イゾワール(オルガン) |
「フランス・オルガン音楽の父」ジャン・ティトルーズの作品を含む2
枚組
録音:1972&73年
使用オルガン: *ジャン=ジョルジュ=ケニッヒ・サン=ジョルジュ・ド・ブケノン、サル=ユニオン(1717/
1766)
**オルガン・ケニッヒ(1972)/シャペル・ド・ラ・コングレガシオン・ノートル・ダム・ド・シャリテ・ドゥ・ボン・パストゥール・アンジェール/***オルガン・ヘルファー・エ・エルマン(1973)/サン=ジェルマン・デ・プレ教会、パリ
F.クープラン、およびその「おじ」L. クープラン、そしてフランスの重要なオルガン音楽作曲家の作品集。ジル・ジュリアンはシャルトルの大聖堂のオルガニストを務めた人物。ダングルベールは、フランス・クラヴサン音楽の最初の重要作曲家。四重奏曲は、23
小節から成る、対位法の練習曲のようなもの。そして、[CD2]
の最後に収録されているのが、「フランス・オルガン音楽の父」、ジャン・ティトルーズの作品。ティトルーズ以前の時代、フランスには、これといったオルガン音楽がありませんでした(残されていません)。奏者の旋律とリズムに対するセンスが問われる作品をのこしています。
アンドレ・イゾワール(1935-2016)
フランス・オルガン界の重鎮、アンドレ・イゾワール。彼は60
以上の録音を残し、3 年連続でハールレム国際オルガン・コンクール(オランダ)で優勝するなど、輝かしい受賞歴を誇ります。
イゾワールは、パリ国立音楽院でロランド・ファルシネリに師事。1960
年にオルガン・即興のクラスで審査員満場一致の1
等賞を獲得し、同院を卒業しました。これまで、パリのサン・メダール教会(1952-1957)、サン・セヴラン教会(1967-1973)のオルガニストを歴任。1973
年よりサン・ジェルマン・デ・プレ教会のオルガニストを務めました。とりわけJ.S.
バッハおよびフランス人作曲家のオルガン音楽の演奏の権威として名声を博し、膨大な数の録音を発表。その録音がラ・ドルチェ・ヴォルタ・レーベルから再発されています。
|
|
<メジャー・レーベル>
DECCA
|
4832742
(2CD)
\2400 |
《パヴァロッティ〜ザ・ピープルズ・テナー》
CD1:ベスト・オブ・オペラ
1 誰も寝てはならぬ(プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》から)
The John Alldis Choir, Wandsworth School
Boys Choir,
London Philharmonic Orchestra, Zubin Mehta
2 なんと素晴らしい美人(プッチーニ:歌劇《マノン・レスコーから)》
The National Philharmonic Orchestra, Oliviero
de Fabritiis
3 女心の歌(ヴェルディ:歌劇《リゴレット》から)
London Symphony Orchestra, Richard Bonynge
4 ああともよ、なんて楽しい日(ドニゼッティ:歌劇《連隊の娘》から)
Orchestra of the Royal Opera House, Covent
Garden, Richard Bonynge
5 聖なる神殿の奥深く(ビゼー:歌劇《真珠採り》から)
Nicolai Ghiaurov, The National Philharmonic
Orchestra, Robin Stapleton
6 俺が自由になって(プッチーニ:歌劇《西部の娘》から)
The National Philharmonic Orchestra, Oliviero
de Fabritiis
7 冷たい手を(プッチーニ:歌劇《ラ・ボエーム》から)
Berliner Philharmoniker, Herbert von Karajan
8 衣装をつけろ(レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》から)
Wiener Volksopernorchester, Leone Magiera
9 花の歌(ビゼー:歌劇《カルメン》から)
Wiener Volksopernorchester, Leone Magiera
10 清きアイーダ(ヴェルディ:歌劇《アイーダ》から)
Wiener Volksopernorchester, Leone Magiera
11 おお麗しの乙女よ(プッチーニ:歌劇《ラ・ボエーム》から)
Mirella Freni, Berliner Philharmoniker,
Herbert von Karajan
12 人知れぬ涙(ドニゼッティ:歌劇《愛の妙薬》から)
English Chamber Orchestra, Richard Bonynge
13 星は光ぬ(プッチーニ:歌劇《トスカ》から)
The National Philharmonic Orchestra, Nicola
Rescigno
14 見よ、恐ろしい炎を(ヴェルディ:歌劇《イル・トロヴァトーレ》から)
Wiener Opernorchester, Nicola Rescigno
15 あれかこれか(ヴェルディ:歌劇《リゴレット》から)
London Symphony Orchestra, Richard Bonynge
16 愛さずにはいられぬこの思い(ジョコンダ:歌劇《フェドーラ》から)
The National Philharmonic Orchestra, Oliviero
de Fabritiis
17 おお、パラダイス!(マイアベーア:歌劇《アフリカの女》から)
The National Philharmonic Orchestra, Oliviero
de Fabritiis
18 夢のように(フロトウ:歌劇《マルタ》から)
New Philharmonia Orchestra, Richard Bonynge
19 貴方たち、ブルネット、ブロンドの美人の中で(プッチーニ:歌劇《マノン・レスコーから)
Metropolitan Opera Orchestra, James Levine
20 妙なる調和(プッチーニ:歌劇《トスカ》から)
The National Philharmonic Orchestra, Nicola
Rescigno
21 そうだ、あのひとことは(ドニゼッティ:歌劇《ラ・ファヴォリータ》
- Italian version -から)
Orchestra del Teatro Comunale di Bologna,
Richard Bonynge
22 私はあやまちを嘆き(ヴェルディ:レクイエムから)Wiener
Philharmoniker, Sir Georg Solti
23 乾杯の歌(ヴェルディ:歌劇《椿姫》から)
Dame Joan Sutherland, The London Opera
Chorus,
The National Philharmonic Orchestra, Richard
Bonynge
24 さくらんぼの二重唱(マスカーニ:歌劇《友人フリッツ》から)
Cecilia Bartoli, Luciano Pavarotti, London
Voices,
Orchestra Sinfonica di Milano Giuseppe
Verdi, Riccardo Chailly
25 誰も寝てはならぬ(プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》から)
Luciano Pavarotti, Placido Domingo, Jose
Carreras,
Orchestra del Teatro dell'Opera di Roma,
Orchestra del Maggio Musicale Fiorentino,
Zubin Mehta
CD2:ベスト・イタリアン・ソングス
1 オ・ソレ・ミオ(ディ・カプア/キアラメッロ編)
The National Philharmonic Orchestra, Giancarlo
Chiaramello
2 帰れソレントへ(デ・クルティス/キアラメッロ編)
The National Philharmonic Orchestra, Giancarlo
Chiaramello
3 かわいい口元(トスティ)
Orchestra del Teatro Comunale di Bologna,
Anton Guadagno
4 フニクリ・フニクラ
Coro del Teatro Comunale di Bologna, Orchestra
del Teatro Comunale di Bologna, Anton Guadagno
5 ヴォラーレ
Orchestra del Teatro Comunale di Bologna,
Henry Mancini
6 勿忘草(デ・クルティス)
Chorus, Orchestra, Henry Mancini
7 マンマ(ビシオ)
Orchestra, Henry Mancini
8 カロ・ミオ・ベン(ジョルダーニ)
Philharmonia Orchestra, Piero Gamba
9 マッティナータ(レオンカヴァッロ)
Philharmonia Orchestra, Piero Gamba
10 パッショーネ
Orchestra del Teatro Comunale di Bologna,
Giancarlo Chiaramello
11 ヴィヴァーレ Henry Mancini
12 踊り(ロッシーニ/ギャムリー編)
Orchestra del Teatro Comunale di Bologna,
Richard Bonynge
13 セレナータ(トスティ)
Orchestra del Teatro Comunale di Bologna,
Richard Bonynge
14 カルーソ Luciano Pavarotti
15 サンタ・ルチア
David Romano, Orchestra, Emerson Buckley
16 マレキアーレ(トスティ)
The National Philharmonic Orchestra, Giancarlo
Chiaramello
17 君はわが心のすべて(レハール:喜歌劇《微笑みの国》から)
Royal Philharmonic Orchestra, Maurizio
Benini
18 イル・カント
Alberto Bartoli, Orchestra di Roma, Romano
Musumarra
19 きみにおはよう
Stefano "Tellus" Nanni, Fabio
Sartoni, Antonella Pepe, Royal Philharmonic
Orchestra, Rob Mathes
20 ローマのギター Henry Mancini
21 プジレコの漁夫(タリアフェッリ)
Luciano Pavarotti, Orchestra del Teatro
Comunale di Bologna, Anton Guadagno
22 風に託そう私の歌
Orchestra, Henry Mancini
23 ツバメは古巣へ
Andrea Griminelli, Henry Mancini
24 グラナダ
Royal Philharmonic Orchestra, Maurizio
Benini
25 オ・ソレ・ミオ [Live In Rome / 1990]
Jose Carreras, Placido Domingo, Orchestra
del Teatro dell'Opera di Roma,
Orchestra del Maggio Musicale Fiorentino,
Zubin Mehta
|
パヴァロッティ没後10年記念リリース
世界で最も愛されたテノール、パヴァロッティが2007年9月6日に世を去ってから
10年という節目を迎える今年。彼がDECCAに遺した珠玉の録音から厳選した2枚組が登場。
オペラの名アリアから25曲を集めた1枚と、ポピュラー名曲も含むイタリア歌曲からセレクトした
25曲からなる1枚をセットした永遠のベスト・オブ・ベストです。
|
. |
4814879
\2300→\2090 |
こんな人がいたか
マリ・サムエルセン(ヴァイオリン)
〜ノルディック・ノワール》
1) ウーノ・ヘルメション(b.1977):Timelapse、
2) オーラヴル・アルナルズ(b.1986):Near
Light、
3-5) フランス・バク(b.1958):The Mist、
6) アルヴォ・ペルト(b.1935):Darf ich…、
7) ヨーハン・ソエデルクビスト(b.1966):Love
& Rage、
8) ソエデルクビスト/ヘルメション/
マリ・サムエルセン/ホーコン・サムエルセン:
Study In Rituals, Prelude、
9-10) ヘルメション:Study In Rituals,
11) ゲイル・トヴェイト(1908-1981):Vel
komne Med Aera、
12) アルナルズ:Words Of Amber |
マリ・サムエルセン(ヴァイオリン)、
ホーカン・サムエルセン(チェロ)(2-5, 8-12)、
グンナル・フラグスタート(ピアノ)(1, 11)、
イェスパー・ソエデルクビスト(マリンバ他)(1,
9, 10)、
フランス・バク、
ケルド・ハーニング・イプセン
(エレクトロニクス&シンセサイザー)(3-5)、
トロンハイム・ソロイスツ |
1984年、ノルウェー 生まれのヴァイオリニスト、マリ・サムエルセン。
そのサムエルセンが北欧の作曲家の作品を、北欧の仲間たちとともに録音した室内楽作品集です。
スウェーデンの映画音楽作曲家ウーノ・ヘルメションとヨーハン・ソエデルクビストをはじめ、アイスランドの新進作曲家オーラヴル・アルナルズ、デンマークのフランス・バク、エストニアのアルヴォ・ペルト、ノルウェーのゲイル・トヴェイトと、北欧各国の作曲家の作品を演奏しています。
【録音】2017年1月13‐15日、トロンハイム、Ora
Studios
マリ・サムエルセンのヴィヴァルディ「夏」。噛み付いてきそうな感じ。
最後に不思議なリズムになる。
https://youtu.be/nJTfG1MmMwQ
|
.
相変わらず素晴らしい
オーストラリアELOQUENCE
|
4827518
\1200 |
サー・ゲオルグ・ショルティ没後20周年記念
《サー・ゲオルグ・ショルティ〜シカゴ・リリック・オペラの夕べ》
1) ヴェルディ:歌劇『運命の力』〜序曲(シンフォニア)*、
2) サン=サーンス:歌劇『サムソンとデリラ』〜あなたの声にわが心は開く、
3) チャイコフスキー:歌劇『エフゲニー・オネーギン』〜タチヤーナの手紙の場、
4) マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』〜「ママも知るとおり」、
5) モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』〜「恋とはどんなものかしら」、
6) ジョルダーノ:歌劇『アンドレア・シェニエ』〜「国を裏切る者」、
7) ボーイト:歌劇『メフィストーフェレ』〜「いつかの夜、暗い海の底に」
8) ポンキエッリ:歌劇『ラ・ジョコンダ』〜
「そして呪いを…私はあの方を宇宙の光のように」、
9) ジョルダーノ:歌劇『アンドレア・シェニエ』〜
「貴方のそばでは、僕の悩める魂も」*
*DeccaよりCD世界初発売 |
ジュリエッタ・シミオナート(メッゾ・ソプラノ)(2,
4, 5, 8)、
レナータ・テバルディ(ソプラノ)(3, 7-9)、
エットーレ・バスティアニーニ(バリトン)(6)、
リチャード・タッカー(テノール)(9)、
サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
シカゴ・リリック・オペラ管弦楽団 |
サー・ゲオルグ・ショルティの没後20周年を記念しての発売。その指揮活動初期の録音の中からの一枚です。
シカゴ・リリック・オペラは1954年に創設され、2年もたたないうちにその時代の多くのオペラ・スターたちを輩出し、最初のシーズンにマリア・カラスがノルマ役で先駆的なアメリカ・デビューを果たしたことによって歌手たちに信頼されることとなりました。
サー・ゲオルグ・ショルティもニューヨークの名高いメトロポリタン歌劇場ではなく、シカゴで1956年『サロメ』『ヴァルキューレ』『ドン・ジョヴァンニ』を指揮して自身のアメリカでのオペラ・デビューを行いました。
歌っているのは世界中で活躍している歌手たちです。急遽ユッシ・ビョルリングの代役として『アンドレア・シェニエ』をレナータ・テバルディとデュエットしたリチャード・タッカー、同じオペラの「国を裏切る者」を歌ったエットーレ・バスティアニーニ。けれどもこの夕べで存在感を見せつけたのはレナータ・テバルディでした。ソロの役で自身の舞台を作りました(デリラ、タチヤーナ、『メフィストーフェレ』のマルゲリータ)、そしてタッカーとメッゾ・ソプラノのジュリエッタ・シミオナートとのそれぞれのデュエットを歌い、その後キャリアの全盛期を迎えました。
このライヴ・レコーディングがディスクになるまでにはいろいろな経緯がありました。1958年にオリジナルが発売されましたが、契約上の問題で『アンドレア・シェニエ』の二重唱は含まれませんでした。
オープニングの『運命の力』序曲はシングルLPに入りきらず外されました。どちらの曲も2009年に発売されたこのコンサートの最初のCD(《1950年代のグレイト・ヴォイス》と題された5枚組DECCAボックス内)には入っていません。
そしてやっとその2曲も収録され、完全録音として新しくリマスタリングされ、その時代の最もすばらしい声の数々を一夜限りの記録としてフルで初めて楽しむことができるようになりました。
【録音】1956年11月10日、シカゴ、シビック・オペラハウス(ライヴ) |
|
4827163
\1200 |
サー・ゲオルグ・ショルティ没後20周年記念
《サー・ゲオルグ・ショルティ〜マーラー:交響曲第9番》
マーラー:交響曲第9番ニ長調 |
サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
ロンドン交響楽団 |
サー・ゲオルグ・ショルティの没後20周年を記念しての発売。その指揮活動の初期の録音の中から、ロンドン交響楽団とのマーラーの交響曲録音です。
1961年に第4番、1964年に第1番、1966年に第2番、そして1967年にこの第9番がDECCAに録音されました。
【録音】1967年4月28、29日、5月2、9‐11日、ロンドン、キングズウェイ・ホール |
. |
4826266
\1200 |
《モーラ・リンパニー〜ラフマニノフ:前奏曲集(1941−42年録音)》
ラフマニノフ:
1) 前奏曲嬰ハ短調Op.3 No.2、
2) 10の前奏曲Op.23、
3) 13の前奏曲Op.32 |
モーラ・リンパニー(ピアノ) |
ラフマニノフの前奏曲全曲の貴重な初録音、CD初発売
1941年から42年の間、モーラ・リンパニーはラフマニノフの前奏曲全曲を初めてDECCAに録音しました。それらは月ごとにそれぞれ78rpmレコードで発売されました。
今回リマスタリングされ、ピアノの歴史に詳しいスティーヴン・シークの見識ある解説、貴重な写真の数々とともに、これらの録音がDECCAよりCD初発売されます。
モーラ・リンパニーは60年のキャリアの間ずっとラフマニノフの音楽と密接に関わっていました。このほっそりとした若く美しいイギリス女性が、9音から10音届くこの作曲家の大きな手を必要とする、ストラヴィンスキーから「6フィート半のしかめ面」と皮肉を言われ、不朽の名声を与えられた一人の男の作曲した音楽とどう向き合ったのか、興味をそそられる一枚です。
【録音】1941年5月29日(1,)、5月29日、9月25日(2)、9月25日、10月12日、1942年2月20日、6月4日、8月26日(3)、ロンドン、ウェスト・ハムステッド、デッカ・スタジオ |
|
4827177
(2CD)
\1800 |
サー・ゲオルグ・ショルティ没後20周年記念
《サー・ゲオルグ・ショルティ〜マーラー:交響曲第1番・第3番》
マーラー:
交響曲1) 第1番ニ長調、2) 第3番ニ短調 |
ヘレン・ワッツ(メッゾ・ソプラノ)(2)、
ワンズワース・スクール少年合唱団(2)、
アンブロジアン・オペラ合唱団(2)、
サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
ロンドン交響楽団 |
サー・ゲオルグ・ショルティの没後20周年を記念しての発売。その指揮活動の初期の録音の中から、ロンドン交響楽団とのマーラーの交響曲録音です。
1961年に第4番、1964年に第1番、1966年に第2番、1967年に第9番、そして1968年に第3番がDECCAに録音されました。このアルバムには第1番と第3番が収録されています。
【録音】1964年1月17、18日、2月3、5日(1)、1968年1月1‐6日(2)、ロンドン、キングズウェイ・ホール |
|
4824759
(2CD)
\1800 |
《サザーランド/グリーヴィ/ロビンソン/アラン/ハーバート〜ヘンデル・アリア集》
ヘンデル:
《CD 1》
1) 歌劇『オットーネ』〜「おお、息子よ」、
2) 歌劇『パルテノペ』〜「Voglio dire」、
3) オラトリオ『アレクサンダー・バルス』〜
「Convey me to some peaceful shore」、
4) 歌劇『アルチーナ』〜「森の牧場よ」、
5) 歌劇『オットーネ』〜「La speranza」、
6) 歌劇『アドメート』〜「Cangio d’aspetto」、
7) 歌劇『ロデリンダ』〜「Dove sei」、
8) 歌劇『リナルド』〜「私を泣かせてください」、
9) 歌劇『アタランタ』〜「親愛なる森よ」、
10) カンタータ『クローリ、ティルシとフィレーノ』〜「Come
la rondinella」、
歌劇『アルチーナ』〜
11)「帰ってきて、喜ばせて」12)「蒼白い亡霊よ」、
歌劇『ジュリアス・シーザー』〜
13)「優しい眼差しよ」、14) 「嵐で難破した船は」、
オラトリオ『サムソン』〜
15) 「With plaintive note」、16)「Let
the bright seraphim」 /
《CD 2》
オラトリオ『エステル』〜
1)「Tune your harps to cheerful strains」*、
2)「Turn not, O Queen, thy face away」*、
3) オラトリオ『アレクサンダーの饗宴』〜「Revenge,
Timotheus cries」、
4) 歌劇『エツィオ』〜「Se un bell’ardire」、
5) オラトリオ『スザンナ』〜「Peace
crown ‘d with roses」、
6) 音楽劇『ヘラクレス』〜「The God
of Battle」、
7) 歌劇『エイシスとガラテア』〜「O
ruddier than the cherry」*、
8) オラトリオ『テオドーラ』〜「Wide
spread his name」、
9) オラトリオ『マカベウスのユダ』〜「Arm,
arm ye brave」*、
10) 歌劇『ベレニーチェ』〜「Si, tra i
ceppi」*、
11) 音楽劇『セメレ』〜「Leave me, loathsome
light」、
12) 歌劇『アルチーナ』〜「傷ついた愛に苦悶する者のことを考えよ」、
13) オラトリオ『サムソン』〜「Honour
and arms」
*DECCAよりCD世界初発売 |
バーナデット・グリーヴィ
フォーブス・ロビンソン 他 |
ヘンデルのアリアを惜しみなく収録した2枚組
新規リマスタリングされたこの盛り沢山(収録時間145分)のコレクションは、コントラルトのバーナデット・グリーヴィとバスのフォーブス・ロビンソンのリサイタルのアルバムが基本となっています。
グリーヴィはキャスリーン・フェリア、ヘレン・ワッツ、ジャネット・ベイカー、ノーマ・プロクターの流れを汲む正統派コントラルトです。彼女の1965年から66年のリサイタルはヘンデルのさまざまなイタリア・オペラ(『オットーネ』『パルテノペ』『アルチーナ』『アドメート』『ロデリンダ』『リナルド』『アタランタ』)から選曲されました。
彼女の最大の強みである声の豊かさと同時に、驚くほどの声のテクニックと優れたイタリア語の発声法も披露されました。
ロビンソンの1966年のリサイタルではこの作曲家のオペラ、オラトリオ、音楽劇といった幅広い音楽が聴かれます。
|
. |
4825650
(2CD)
\1800 |
コンセルトヘボウ管LP全盛時代の18年間に録音された名曲集
ケンペン、ベイヌム、ハイティンク、マルケヴィチ、オッテルロー、ヨッフム、ドラティ
《コンセルトヘボウ・ロリポップ〜管弦楽名曲集》
《CD 1》
1) シューベルト/ギロー編:軍隊行進曲第1番*、
2) J.シュトラウス1世:ラデツキー行進曲*、
3) クラーク:トランペット・ヴォランタリー*、
4) ニコライ:歌劇『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲*、
5) トマ:歌劇『ミニョン』序曲*、
6) グリーグ:2つの悲しい旋律Op.34*、
7) ベルリオーズ:序曲『ローマの謝肉祭』*、
8) シベリウス:フィンランディアOp.26 No.7、
9) グリンカ:『ルスランとリュドミラ』序曲*、
10) リムスキー=コルサコフ『ロシアの復活祭』序曲Op.36、
11) ボロディン/リムスキー=コルサコフ編:だったん人の踊り(歌劇『イーゴリ公』より)
/
《CD 2》
1) ヴェルディ:歌劇『運命の力』〜シンフォニア*、
2) ベルリオーズ:歌劇『ベンヴェヌート・チェッリーニ』序曲*、
3) フランク:交響詩『アイオリスの人々』、
4) サン=サーンス:死の舞踏Op.40*、
5) ドヴォルザーク:スケルツォ・カプリチオーソOp.66*、
6) R.シュトラウス:歌劇『ばらの騎士』〜ワルツ組曲*、
7) エルガー:威風堂々第1番*、
スーザ:
8) 行進曲『忠誠』*、9) 星条旗よ永遠なれ*
*DECCAよりCD世界初発売 |
パウル・ファン・ケンペン(CD 1:1, 2)、
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(CD 1:3-8,
CD 2:9)、
ベルナルト・ハイティンク(CD 1:9, CD 2:1,
2, 4, 5)、
イーゴリ・マルケヴィチ(CD 1:10, 11)、
ウィレム・ヴァン・オッテルロー(CD 2:3)、
オイゲン・ヨッフム(CD 2:6)、
アンタル・ドラティ(CD 2:7, 8)(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 |
色とりどりの名曲が勢ぞろい
世界で最も有名なオーケストラの一つ、コンセルトヘボウ管弦楽団のLP全盛時代の18年間に録音された非常に魅力的なコレクションです。
1883年に創設されたこの楽団は他の多くの楽団と違い、演奏だけでなくリハーサルも録音もホールで行います。
このホールは、ホール自体が一つの壮麗なアコースティック楽器であるといっても過言ではないくらい楽団と一体化していて、楽団はその恩恵を受けてすばらしい録音を多く遺しています。
1950年代から1970年代の間、レコーディングのセッションが順調で、メインの曲がスケジュールを前倒しして進んだ時、余った時間は無駄にせず、短めの小品の録音に充てられました。
そうした録音はLPにちょうどよく収められ、魅力的な商品となりました。45rpmレコードのみで発売されることもあり、それらはカタログからもまもなく消えていきました。
それらの曲が、音楽の歴史に詳しいニーク・ネリッセンによって専門的に集められたのがこの《コンセルトヘボウ・ロリポップ》です。
ネリッセンはこのアルバムにも興味深い解説を寄せています。
【録音】1950年12月(CD 1:1, 2)、1952年5月(CD
1:3)、1956年4月(CD 1:4, 5)、9月(CD 1:7)、1957年6月(CD
1:8)、1958年5月(CD 1:6)、9月(CD 2:9)、1959年9月(CD
2:7, 8)、1960年9月(CD 2:6)、1962年9月(CD
2:4)、1963年9月(CD 2:5)、1964年1月(CD
2:3)、9月(CD 1:10, 11)、12月(CD 2:1)、1965年12月(CD
1:9)、1968年9月(CD 2:2)、アムステルダム、コンセルトヘボウ
|
<映像>
<LP>
PENTATONE
|
KKC 1080/82
(3LP)
\8333+税
※SACD同時発売
|
J.S.バッハ(1685-1750):
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全6曲) |
ユリア・フィッシャー
(ヴァイオリン;1750年製グァダニーニ) |
LP 1 SideA
・無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調
BWV1001
I:アダージョ(4’41”)/II:フーガ、アレグロ(5’55”)/
III:シチリアーノ(2’59”)/IV:プレスト(3’35”)
・無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番
ロ短調 BWV1002
I:アルマンド(6’27”)
LP 1 SideB
・無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番
ロ短調 BWV1002
II:ドゥーブル(2’53”)/III:クーラント(2’59”)/IV:ドゥーブル(3’28”)/
V:サラバンド(4’17”)/VI:ドゥーブル(3’11”)/
VII:テンポ・ディ・ボレア(3’56”)/VIII:ドゥーブル(3’36”)
LP 2 SideA
・無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調
BWV1003
I:グラーヴェ(4’53”)/II:フーガ(8’12”)/
III:アンダンテ(5’30”)/IV:アレグロ(5’34”)
LP 2 SideB
・無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調
BWV1005
I:アダージョ(5’20”)/II:フーガ(10’33”)/
III:ラルゴ(3’55”)/IV:アレグロ・アッサイ(4’46”)
LP 3 SideA
・無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番
ホ長調 BWV1006
I:プレリュード(3’25”)/II:ルール(5’08”)/
III:ロンドーによるガヴォット(3’09”)/IV:メヌエットI
- II(3’56”)/
V:ブーレ(1’28”)/VI:ジーグ(1’53”)
・無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番
ニ短調 BWV1004
I:アルマンド(4’42”)
LP 3 SideB
・無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番
ニ短調 BWV1004
I:クーラント(2’28”)/II:サラバンド(4’54”)/
III:ジーグ(4’02”)/IV:シャコンヌ(15’47”) |
PENTATONE 初LP 化!教会に響き渡る極上の調べ。ユリア・フィッシャーのバッハ無伴奏がついにLP
で登場!
セッション録音:2004 年12月/ドープスヘヅィンデ教会(アムステルダム)/180g重量盤、輸入盤・日本語帯・解説付
プロデューサー:ヨブ・マールセ/バランス・エンジニア:ジャン=マリー・ヘイセン/エディティング:エルド・グルート、セバスチャン・ステイン
ハイエンド、マルチチャンネル・サラウンド・レコーディングに特化したクラシック専門レーベルPENTATONE
より遂にLP が登場!第1 弾はユリア・フィッシャーの名盤、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全6
曲3 枚組LP です。
類稀な才能の持ち主の天才ヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャーはミュンヘン生まれ。3
歳でヴァイオリンを、その後ピアノも習いはじめ、すぐにその才能を開花させたフィッシャーは、ヴァイオリン、ピアノそれぞれで国際的なコンクールに複数回優勝しています。10
代の頃から商業録音のオファーがあったものの断り続けていたフィッシャーは、ヤコフ・クライツベルクとの出会いにより21
歳のときにハチャトゥリアン、プロコフィエフ、グラズノフのヴァイオリン協奏曲でPENTATONE
レーベルからセンセーショナルなデビューを果たしました。
バッハの無伴奏はデビュー・ディスクと同年、2004
年12 月にオランダのドープスヘヅィンデ教会にて行われました。当録音のバランス・エンジニアをつとめたジャン=マリー・ヘイセン氏が最も記憶に残る録音にもあげている、まさに伝説的な当録音はフィッシャーの驚異的な集中力で全集を完成させました。全ての音色が瑞々しく説得力に満ちた当時21
歳の演奏は、既に自己のスタイルが確立されていることを証明しております。
当時使用していた名器グァダニーニの音色が教会に響き渡ります。ハイエンドに特化したPENATATONE
レーベルの代表盤の初LP、大注目です!ドイツ、パラス社プレス。 国内品番のみのご案内です。
|
7/20(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
.
NIMBUS
|
NI 7099
(2CD-R/特別価格)
\2800 →\2590
|
ヨンダニ・バット指揮&ロンドン交響楽団
シューマン:交響曲全集
交響曲第1番変ロ長調 Op.38《春》
交響曲第4番ニ短調 Op.120
マンフレッド序曲 Op.115
交響曲第2番ハ長調 Op.61
交響曲第3番変ホ長調 Op.97《ライン》 |
ヨンダニ・バット(指揮)
ロンドン交響楽団 |
ヨンダニ・バットの遺産。シューマン交響曲全集!
かつてASVレーベルで知られざるレパートリーを続々と取り上げたマカオ出身の指揮者(兼科学者)ヨンダニ・バットが、一転、Nimbusレーベルで取り組んだ王道レパートリーの1つであるシューマンの交響曲が全集となって新装登場。
LSOとのシューマン全集は、惜しくも2014年8月28日に他界してしまったヨンダニ・バットが遺した功績の1つです。
※録音:2011年&2012年、アビーロード・スタジオ(ロンドン、イギリス)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
ヨンダニ・バット指揮&ロンドン交響楽団の代表的録音
ベートーヴェン:交響曲全集 |
NI 1713
(6CD-R/特別価格)
\7600 →\7390
|
ヨンダニ・バット指揮&ロンドン交響楽団
ベートーヴェン:交響曲全集&序曲集
交響曲第1番ハ長調 Op.21/交響曲第2番ニ長調
Op.36/
交響曲第3番変ホ長調 Op.55《英雄》/
《プロメテウスの創造物》序曲 Op.43/
《フィデリオ》 序曲 Op.72/《シュテファン王》
序曲 Op.117/
《献堂式》 序曲 Op.124/交響曲第4番変ロ長調
Op.60/
交響曲第5番ハ短調 Op.67《運命》/
交響曲第6番ヘ長調 Op.68《田園》/交響曲第7番イ長調
Op.92/
交響曲第8番ヘ長調 Op.93/《エグモント》序曲
Op.84/
《コリオラン》序曲 Op.62/《アテネの廃墟》序曲
Op.113/
《レオノーレ》 序曲第3番 Op.72/
交響曲第9番ニ短調 Op.125《合唱付き》* |
ヨンダニ・バット(指揮)
ロンドン交響楽団
ロンドン交響合唱団*
レベッカ・エヴァンス(ソプラノ)*
ウィルケ・テ・ブルンメルストローテ
(メゾ・ソプラノ)*
スティーヴ・デイヴィスリム
(テノール)*
ニール・デイヴィス(バス)* |
ヨンダニ・バットがタクトを振るベートーベン交響曲全集!
イギリスの名門オーケストラ、ロンドン交響楽団と旧ASVレーベルでおなじみのマカオ人指揮者、ヨンダニ・バットのタッグによるベートーヴェンの交響曲全集!
マニアックな人気を誇っていたヨンダーニ・バット(ブット)。
惜しくも2014年に亡くなったが、その直前まで行われていたベートーベン交響曲全集。
バットはシンガポール出身の指揮者。化学の博士号も持つ。
マカオ在住の中国人の家に生まれ、インディアナ大学とミシガン大学で音楽を学び、1983年にシンフォニー・カナディアーナを設立して指揮者を務め、ビクトリア国際映画祭の常任指揮者となった。
1986年と1995年にMRAグラモフォン・アワードを受賞している。
珠海市にて没。
録音:2010年ー2014年
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
|
|
|
NI 5944
(CD-R)
\2400
|
ウィーン・アルティス四重奏団
味わい深いブラームス
ブラームス:
ピアノ五重奏曲 Op.34
弦楽四重奏曲第3番変ロ長調 Op.67 |
ウィーン・アルティス四重奏団
ペーター・フランクル(ピアノ) |
ウィーン・アルティス四重奏団は、1980年にウィーン音楽大学の学生たちによって結成され、1988年からはウィーン・ムジークフェラインザールで定期演奏会を開催し続けている歴史あるオーストリアのアンサンブル。
「ピアノ五重奏曲」では、イギリスで活躍するハンガリー出身のベテラン・ピアニスト、ペーター・フランクルと共演。楽都ウィーンが育んだアンサンブルが、味わい深いブラームスを聴かせてくれます。
※録音:2015年12月5日−8日、ワイアストン・レイズ(イギリス)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
|
ARTALINNA
|
ATL-A 017
\2600
|
フォーレ(1845-1924):
ピアノのためのバラード嬰ヘ長調 Op.19
ピアノのための主題と変奏曲嬰ハ短調 Op.73
デュティユー(1916-2013):ピアノ・ソナタ |
アリーヌ・ピブール(ピアノ)
|
録音:2016年8月18-20日、セント・ジョン・ジ・エヴァンジェリスト教会、オックスフォード、イギリス
アリーヌ・ピブールはリヨン音楽院およびパリ音楽院で学んだフランスのピアニスト。
|
|
|
ウィリアム・スタンデール・ベネット(1816-1875):
ピアノ・ソナタ ヘ短調 Op.13
シューマン(1810-1856):
ピアノのための交響的練習曲(第1版;1834-1837) |
竹ノ内博明(ピアノ) |
録音:2016年8月21-23日、セント・ジョン・ジ・エヴァンジェリスト教会、オックスフォード、イギリス
ウィリアム・スタンデール・ベネットはイギリスの作曲家・指揮者・ピアニスト。彼の音楽と演奏を聴いて感銘を受けたメンデルスゾーンによりドイツに招かれ、シューマンとも親交を深めました。
ベネットのピアノ・ソナタ Op.13 はメンデルスゾーンに、シューマンの交響的練習曲はベネットに献呈されています。
竹ノ内博明は鹿児島に生まれ1997年に渡英、ロンドンの王立音楽学校で学び、2012年以来2017年現在グラスゴーのスコットランド王立音楽院で教えているピアニスト。
|
EROL
|
EROL 200048/2
(2CD)
\4400
|
ベルリオーズ(1803-1869):レクイエム Op.5 |
パトリック・ガレー(テノール)
フランス・オラトリオ合唱団&管弦楽団
ギー・トゥーヴロン金管合奏団
ジャン=ピエール・ロレ(指揮)
|
録音:2016年11月11、14日、ライヴ、サン・トリニテ教会、パリ、フランス
巨大編成で知られるベルリオーズのレクイエム。フランス・オラトリオ合唱団は6つの既存合唱団の合同団体。別動金管隊を仕切るのはトランペットの名手ギー・トゥーヴロン。
|
LOTOS
|
|
クトナー・ホラ国際音楽祭 2016
ドヴォルジャーク(1841-1904):
2つのヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲ハ長調
Op.74(*)
エルンスト・フォン・ドホナーニ(1877-1960):
ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、クラリネットとホルンのための
六重奏曲ハ長調 Op.37(+)
スメタナ(1824-1884):2台のピアノ4手連弾(8手)のためのロンド
ハ長調(#) |
ヤン・ムラーチェク(ヴァイオリン(*/+))
ヤクプ・フィシェル(ヴァイオリン(*))
カレル・ウンテルミュレル(ヴィオラ(*/+))
ルカーシュ・ポラーク(チェロ(+))
ミシェル・レゾン(クラリネット(+))
カテジナ・ヤヴールコヴァー(ホルン(+))
ハミッシュ・ミルン(ピアノ(+/#))
コンスタンチン・リフシッツ、テレジエ・フィアロヴァー、
アイラ・バールトヴァー(ピアノ(#)) |
録音:2016年6月4、10-12日、ライヴ、第9回クトナー・ホラ国際音楽祭、クトナー・ホラ、チェコ
チェコで最も活気溢れる室内楽イヴェントとなったクトナー・ホラ国際音楽祭。チェコのチェロ奏者イジー・バールタを芸術監督に迎えて第1回が開催されたのは2008年。以来毎年1つのCDまたはDVDが記念盤として発売されてきました。
2016年版にはチェコの演奏家に加え、ミシェル・レゾン、ハミッシュ・ミルン、そして常連のコンスタンチン・リフシッツが参加しています。
|
|
LT 0162-2
\2700
【旧譜】
|
コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ)
クトナー・ホラ国際音楽祭 2015
J・S・バッハ(1685-1750):
フランス組曲第1番ニ短調(鍵盤楽器のための)BWV812(+)
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第30番ホ長調
Op.109(#)
シューマン(1810-1856):ピアノ五重奏曲変ホ長調
Op.44(*) |
コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ)
ベネヴィッツ弦楽四重奏団(*)
ヤクプ・フィシェル(第1ヴァイオリン)
シュチェパーン・イェジェク(第2ヴァイオリン)
イジー・ピンカス(ヴィオラ)
シュチェパーン・ドレジャル(チェロ) |
録音:2015年6月10日(*)、11日(+)、12日(#)、ライヴ、クトナー・ホラ国際音楽祭、聖バルボラ教会、
クトナー・ホラ、チェコ
※供給可能個数はごくわずかとなっております。お早目のオーダーをお願いいたします。(代理店)
|
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
.
ELECT RECORD(東武ランドシステム共同制作)
|
ERT 1031/33
(3CD)
\6900 →\6490
|
「ローラ・ボベスコ エレクトレコード全録音集」 |
<CD1=旧EDC796>
(1)バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ホ長調
BWV.1016
(2)バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第4番 ハ短調
BWV.1017
(3)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番
ト長調 Op.30-3 |
ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)
(1)マリアーナ・カブデボ(ピアノ)
1966年10 月モノラル録音
(2)(3)アルバート・ガットマン(ピアノ)
1968 年5 月ステレオ録音 |
<CD2=旧EDC797>
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調
BWV.1041
モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調K.219 「トルコ風」 |
ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)
コンスタンティン・ボベスコ(指揮)
ブカレスト放送管弦楽団
1963 年12 月モノラル録音 |
<CD3=旧EDC797>
(1)サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番
ロ短調Op.61
(2)同:序奏とロンド・カプリチオーソOp.28
(3)ストラヴィンスキー:イタリア組曲
(4)ホアキン・ニン(1879−1949):四つの回想 |
ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)
(1)(2)イラリオン・イオネスコ=ガラティ(指揮)
ブカレスト放送交響楽団
1979 年12 月ステレオ録音
(3)(4)マリアーナ・カブデボ(ピアノ)
1966年10 月モノラル録音 |
ルーマニア出身、美貌の名ヴァイオリニスト、ローラ・ボベスコ
エレクトレコード全録音集、マスターテープより新リマスタリングを施しました!
原盤編集:ロクサナ・ギベスク/原盤音源調整:フロレンティーナ・エルゲレギウ
ルーマニアの偉大なヴァイオリニスト、ローラ・ボベスコ(1921−2003)は、長いキャリアを誇り、また1970
年代以降は日本でもマニアから絶賛され来日もあったにもかかわらず、残された録音は限られたものでした。特に祖国での録音はエレクトレコードによるこれらの演奏が全てとなります。
CD1)ここでは1960 年代のバッハとベートーヴェンを収録。壮年期の彼女の魅力がたっぷり味わえる。ことにバッハのソナタ第4
番における憂いと優美さの絶妙なバランスは絶品。美音に止まらず、気高い心境が見事に音化されております。
CD2)伴奏のコンスタンティンはローラの従兄弟で、ヴァイオリニスト、指揮者としても活躍した。バッハは物凄く濃密な表現で噎せ返るような色気を見せる。バッハ演奏としては異色ともいえるが徹底ぶりは正しく真の芸術表現の鑑と言えましょう。
モーツァルトの協奏曲「トルコ風」は同じ時期の録音ながら何故か音質が古色蒼然としていて残念。ボベスコのモーツァルトと言えば優美と品格を両立させた逸品で、この演奏も無論その例に漏れません。
CD3)ボベスコはフランス、ベルギーといったフランス語圏での活動が主でした。当然レパートリーもフランスものが重要です。
サン=サーンスにおける崩しのない高貴な貴婦人のような佇まいと姿形、正に「音は人なり」を代表する演奏と申せましょう。
そしてぜひ聴いて頂きたいのがストラヴィンスキーの「イタリア組曲」。これは「プルチネッラ」のヴァイオリン版と言い切っても構わないもの。擬古典的なストランヴィンスキーの音楽は、作曲技法の神髄。イタリア・バロックの感覚と近代音楽の精神がこれほど幸福に融合した例もありません。
ホアキン・ニン(1879−1949)は、キューバ生まれで、モーリッツ・モシュコフスキに学んだピアニスト兼作曲家。フランス、スペインで活躍しました。「四つの回想」は他に録音もない隠れた名曲。フランス風にセンス抜群な作曲に、燦々と降り注ぐスパニッシュ・エキゾチシズムが楽しい限り。ボベスコはこの曲を愛し各国で演奏しました。
※新装発売について:
EDC796,EDC797,EDC798 として3 枚のCDが親しまれておりましたが、長らく廃盤でした。
この度ELECTRECORD からマスターテープに遡って原盤提供を受けてCD3
枚組に仕様変更し発売致します。
エレクトレコードは音源保存と編集に問題があるケースがしばしばあり、今回で言えば、モーツァルトの「トルコ風」は何故か音質が落ちます。
他にも妙な残響付加などが以前の盤には見られましたが、今回は可能な限り修正に勤しみました。
特にストラヴィンスキーの「イタリア組曲において以前の盤で見られた編集ミスは修正されております。
.
引き寄せか、今週火曜日にご紹介したSILKROAD
MUSICの話題盤
期せずして今週はボベスコ週間となった
|
|
ボベスコによるブラームス&メンデルスゾーン!
(1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
Op.77
(2)ブラームス:F.A.E.ソナタより第3章「スケルツォ」
(3)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
ホ短調 Op.64 |
ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)
(1)ホセ・セレブリエール(指揮)
ベルギー国立放送新交響楽団
(2)ジャック・ジャンティ(ピアノ)
(3)エドガー・ドヌー(指揮)
ベルギー国立放送新交響楽団 |
品格の色香漂う優美な音色、絶世の美女ヴァイオリニスト、ボベスコによるブラームス&メンデルスゾーン!!
録音:(1)1988年3月4日/ブリュッセル、RTBFスタジオ[ベルギー]/I.22’21”+II.8’20”+III.8’41”=
39’22”、(2)1980年12月/[ベルギー]/5’24”、(3)1984年/ブリュッセル、RTBFスタジオ[ベルギー]/I.13’27”+II.7’47”+III.6’58”=
28’12”/74’58”
ベルギーTALENTレーベルからのライセンスによるSILKROAD
MUSICのボベスコ・シリーズ。
当CDにはブラームスの協奏曲(1988年収録)、F.A.E.ソナタより第3
楽章「スケルツォ」(1980 年収録)そしてメンコン(1984
年収録)が収められております。気品にあふれるボベスコの音色はブラームスとの相性も良く、ボベスコの真骨頂ともいえる優美かつウィットに富み可憐に演奏。ヴァイオリン協奏曲ではヴァイオリンも学んだセレブリエールがボベスコの演奏を温かくサポートし、スケルツォでは長年のパートナー、ジャンティと息の合った演奏を披露。さらにメンコンではドヌー指揮のもとボベスコらしい豊かなフレージングでたっぷりと歌い上げております。
今もなお色褪せぬボベスコの瑞々しいヴァイオリンの響きに想いを馳せるファン必聴盤です。
|
|
GRAND SLAM
|
|
マルティノンの「悲愴」、驚異の鮮度で蘇る!
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 Op.74「悲愴」 |
ジャン・マルティノン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 |
マルティノンの「悲愴」、驚異の鮮度で蘇る!(2トラック、38
センチ、オープンリール・テープ復刻)
セッション録音:1958年3月31-4月3日/ゾフィエンザール(ウィーン)/ステレオ
使用音源: Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
あまりにも有名な名盤であり、当シリーズではGS-2038[
廃盤](LP 復刻、英デッカSXL-2004 を使用、2009
年)に続いて、2 度目の復刻となります。フランス人の指揮者を起用してロシア物を録音する、特にカタログの少なかったステレオ初期であることを考慮すると、これは大胆な選択、一種の賭けと言えます。結果に関しては言うまでもないでしょう。このマルティノン盤はケルテスの「新世界」(GS-2159)とともに、ウィーン・フィルの録音史上でも突然変異的名演として、今日でも絶大な人気を誇っています。今回も復刻には2
トラック、38 センチのオープンリール・テープを使用しましたが、その鮮度は腰を抜かすほどで、いかに突出した演奏であったかが強烈に伝わって来ます。(平林直哉)
|
LYRITA
|
REAM.1134
(CD-R)
\2500
|
ラッブラがピアニストを務めた「協奏交響曲」、
シリル・スコットの70歳を記念した「前奏曲とフーガ」など |
エドムンド・ラッブラ(ピアノ)
ヒューゴ・リグノルド(指揮)
バーミンガム市交響楽団、他 |
ラッブラ:
協奏交響曲 Op.38
〔エドムンド・ラッブラ(ピアノ)、ヒューゴ・リグノルド(指揮)、
バーミンガム市交響楽団/BBC放送日:1967年5月2日〕
シリル・スコットの主題による前奏曲とフーガ
Op.69
〔エドムンド・ラッブラ(ピアノ)/BBC放送日:1967年8月9日〕
ヴァイオリン協奏曲 Op.103
〔エンドレ・ヴォルフ(ヴァイオリン)、ルドルフ・シュワルツ(指揮)、
BBC交響楽団/BBC放送日:1960年2月20日〕
スコット:慰め
〔エドムンド・ラッブラ(ピアノ)/BBC放送日:1967年8月9日〕 |
「Itter Broadcast Collection」は、リリタ(Lyrita)の創設者リチャード・イッターが所有していたBBCの放送録音を収録したテープ、アセテート盤からの復刻によるシリーズ。
神秘主義的な作風を特徴としたラッブラの自作自演を含む貴重な録音の数々。ラッブラ自身がピアニストを務めた「協奏交響曲」、師であるシリル・スコットの70歳を記念した「前奏曲とフーガ」などを収録。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
|
OLYMPIA
|
|
ラフマニノフ、ムソルグスキー:歌曲集
ラフマニノフ(1873-1943):
朝 Op.4 No.2/私の心に Op.14 No.10/運命
Op.21 No.1
新しい墓の上で Op.21 No.2/A・ミュッセからの抜粋
Op.21 No.6
私は予言者ではない Op.21 No.11/私はすべてを奪われた
Op.26 No.2
キリストは起ち上った Op.26 No.6/去ろう、恋人よ
Op.26 No.5
聖なる僧院の門の傍らで(1980)/しゃっくりしたか(1899)
ムソルグスキー(1839-1881):
のみの歌(1879)/牝山羊(1867)/神学生(1866)/古典学者(1867)
忘れられた者(1874)
「日の光も無く」(1874)から 群衆の中であなたは私に気づかなかった
木の葉は悲しげにざわめいた(1858) |
パータ・ブルチュラーゼ(バス)
リュドミーラ・イヴァーノヴァ(ピアノ) |
録音:1985年9月、1986年7月、ハンブルク、西ドイツ 原盤:Deutsche
Grammophon |
|
|
チャイコフスキー(1840-1893):
ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23(*)
ピアノ・ソナタ ト長調「大ソナタ」Op.37a(+) |
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ウィーン交響楽団(*)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮(*)) |
録音:1962年9月24-26日、ウィーン、オーストリア、AAD(*)
1956年、モスクワ、ロシア、ソヴィエト、モノラル、AAD(+)
原盤:Deutsche Grammophon(*) |
|
MKM 290
\2100
|
ムソルグスキー、チャイコフスキー、プロコフィエフ、ヴィラ=ロボス:歌曲集
ムソルグスキー(1839-1881):(*)
眠れ、眠れ、農夫の息子よ/おしゃべりなかささぎ/夜
お前はどこに、星よ/いたずらっ子/ドニエプル川で
チャイコフスキー(1840-1893):(+)
子守歌/セレナード/トレパーク/陸軍元帥
プロコフィエフ(1891-1953):A・アフマートヴァの5つの詩
Op.27(+)
陽光が部屋を満たした/真の優しさ/太陽の思い出/こんにちは/灰色の瞳の王
ヴィラ=ロボス(1887-1959):ブラジル風バッハ第5番
から アリア(#) |
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(*)
イーゴリ・マルケヴィチ(指揮(*))
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(ピアノ(+)、チェロ(#))
|
録音:1962、1963年、AAD |
|
|
ショパン(1810-1849):
ピアノのためのポロネーズ(*)
第1番嬰ハ短調 Op.26 No.1/第2番変ホ短調
Op.26 No.2
第3番イ長調「軍隊」Op.40 No.1/第4番ハ短調
Op.40 No.2
第5番嬰ヘ短調 Op.44/第6番変イ長調「英雄」Op.53
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58(+) |
ラザール・ベルマン(ピアノ(*))
エミール・ギレリス(ピアノ(+)) |
録音:1979年2月、ヘルクレスザール、レジデンツ、ミュンヘン、西ドイツ、AAD(*)
1978年9月、イエス・キリスト教会、西ベルリン、西ドイツ、AAD(+)
原盤:Deutsche Grammophon |
|
|
オペラ・リサイタル
ヴェルディ(1813-1901):オペラ「アイーダ」から(*)
アイーダのアリア(第1幕)/アイーダのロマンス(第3幕)
プッチーニ(1858-1924):オペラ「蝶々夫人」から(*)
蝶々夫人のモノローグ(第2幕)/終幕の場面(第3幕)
チャイコフスキー(1840-1893):
オペラ「イオランタ」から イオランタのアリオーソ(第1幕)(+)
オペラ「マゼッパ」から マリアの子守歌(第3幕)(+)
オペラ「オプリーチニク」から ナターシャのアリオーソ(第1幕)(+)
オペラ「チャロデイカ」から クーマのアリオーソ(第4幕)(+)
オペラ「スペードの女王」から (#)
リーザのアリオーソ(第2場)/リーザのアリア(第6番)
オペラ「エフゲニー・オネーギン」から
終幕の場面(第3幕)(**) |
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)
ゲオルク・オトス(バリトン(**))
ボリショイ劇場管弦楽団(*/)
アレクサンドル・メリク=パシャーエフ(指揮(*/#))
ボリス・ハイキン(指揮(+))
モスクワ放送交響楽団(**)
ヴラディーミル・デルマン(指揮(**))
|
録音:1960年、AAD(*)/1961年、AAD(**)/1963年、AAD(+/#) |
|
|
チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ協奏曲第1番変ロ短調
Op.23(原典版)(*)
ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ協奏曲第2番ハ短調
Op.18(+) |
ラザール・ベルマン(ピアノ)
ベルリン放送交響楽団(*)
ユーリー・テミルカーノフ(*)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ(+))
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団(+)
スラニスワフ・ヴィスウォツキ(指揮(+)) |
録音:1986年(*)/1959年(+) 原盤:Schwann(*)/Deutsche
Grammophon(+) |
|
|
ダヴィド・オイストラフ&キリル・コンドラシン
ベートーヴェン(1770-1827):
ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第1番ト長調
Op.40
ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第2番ヘ長調
Op.50
バンジャマン・ゴダール(1849-1895):
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調(ロマンティック協奏曲)Op.35
から カンツォネッタ
ショーソン(1855-1899):ヴァイオリンと管弦楽のための詩曲
変ホ長調 Op.25
サン=サーンス(1835-1921):序奏とロンド・カプリチオーソ
イ短調 Op.28
ラヴェル(1875-1937):ツィガーヌ(ヴァイオリンと管弦楽のための演奏会用狂詩曲) |
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
ソヴィエト国立交響楽団
キリル・コンドラシン(指揮) |
録音:1947-1948年 |
|
|
ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):
バレエ「黄金の鍵」Op.55
組曲第1番(全9曲)/組曲第2番(全7曲)/組曲第3番(全7曲)
組曲第4番 から 第1−3曲 |
ボリショイ劇場管弦楽団
マルク・エルムレル(指揮) |
録音:1966年、ADD |
STERLING
|
CDA 1806/07-2
(2CD-R)
\5400
|
夜の女王からエレクトラまで
伝承曲:十四歳だったかしら/
グリーグ:春/
ダルドロ:なぜならば/
ステーンハンマル:逢い引きから帰ってきた娘、聖ヨハネの夕べに糸を結ぶ娘/
ラングストレム:風と木、新月の下の乙女、ヴィッレモ、昔の踊りのリズム/
リヒャルト・シュトラウス:
わが子に、夜、私の父は言いました、15ペニヒで、あすの朝、満ち足りた幸せ、
楽劇《ばらの騎士》より 第3幕の三重唱(スウェーデン語歌唱)/
モーツァルト:
《魔笛》より「ああ、恐れないで、わが子よ」(スウェーデン語歌唱)、
「復讐の心がわが胸に地獄と燃えさかり」(スウェーデン語歌唱)
/
ヘンデル:歌劇《忠実な羊飼い》より アマリッリのアリア/
プッチーニ:
歌劇《マダム・バタフライ》より「ある晴れた日に」、
「かわいい坊や」(スウェーデン語歌唱)、
歌劇《トスカ》より「歌に生き、恋に生き」/
ヴェルディ:歌劇《マクベス》より
夢遊の場「ここにまだ染みがある」(スウェーデン語歌唱)/
リヒャルト・シュトラウス:
楽劇《エレクトラ》より エレクトラのモノローグ「ひとりになってしまった」、
楽劇《サロメ》より サロメのモノローグ「ヨカナーン、あなたは私のくちづけを拒んだ」
/
ワーグナー:楽劇《ヴァルキューレ》第3幕より
フィナーレ/
ベルク:
歌劇《ヴォツェック》より マリーのアリア(第1幕)、
マリーのアリア(第3幕)(スウェーデン語歌唱) |
ライラ・アンデション=パルメ(ソプラノ)、
シルヴィア・リンデンストランド(メゾ・ソプラノ)、
ブリット=マリー・アルーン(ソプラノ)、
ライフ・ローア(バリトン)、
エイナル・ラルフ(テノール)、
ヤン・エイロン(ピアノ)、他 |
ソプラノ歌手、ライラ・アンデション=パルメは、スウェーデン、ブレーキンゲのローセン生まれ。1963年にストックホルムの王立劇場でデビューし、モーツァルトの諸役、マダム・バタフライ、《ラ・ボエーム》のムゼッタ、《ラインの黄金》のフライア、《カルメン》のミカエラなどをレパートリーに王立劇場とドロットニングホルム宮廷劇場の舞台を中心に活躍しました。
シュトラウスの《サロメ》のタイトルロールで大きな成功を収め、メトロポリタン歌劇場ではラインスドルフ指揮の《影のない女》の皇后役を歌っています。1996年5月、王立劇場でエレクトラを歌い、オペラのステージから引退しました。
※録音:1964年−1996年
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
<国内盤>
.
WERGO(国内仕様盤)
|
KKC 5779/83
(5CD)
\10000+税
|
全曲解説の日本語訳
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-2012):
交響曲全集(全10曲)
[CD1]
交響曲第7番(1983/84)、交響曲第8番(1992/93)
[CD2]
交響曲第9番(1996/97)
[CD3]
交響曲第3番(1949/50)、交響曲第4番(1955)、
交響曲第5番(1962)
[CD4]
交響曲第1番(1947/1963、1991改訂)、
交響曲第6番(1969、1994改訂)
[CD5]
交響曲第2番(1949)、交響曲第10番(1997-2000) |
マレク・ヤノフスキ(指揮)
ベルリン放送交響楽団
ベルリン放送合唱団
〔首席指揮者:サイモン・ハルシー/
合唱指揮:ミヒャエル・グレーザー〕 |
<ヘンツェ没後5 年企画>WERGO の名盤、ヤノフスキ指揮によるヘンツェ交響曲全集を国内盤化!唯一の全集にして、現在臨みうる最高水準の演奏。全曲解説の日本語訳は資料的にも超貴重!
録音:[CD1] 2006 年11月15-17日(第7番)、2007
年2月7-9日(第8番)/[CD2] 2008 年11月21-23日/
[CD3] 2010 年1月5-7日(第3番、第4番)、2010
年9月10日(第5番)/[CD4] 2012 年8月28-29日(第1番)、2012
年1月8-9、11日(第6番)/[CD5] 2012 年8月28-29日(第2番)、2013
年6月12-14日(第10番)
[WERGO] WER 6959。輸入盤・日本語帯・解説付、完全限定生産
20 世紀ドイツを代表する作曲家ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-2012)が残した作品の中で、特に重要な10
曲の交響曲。現代音楽でありながら連綿と続くドイツ・シンフォニーの系譜を受け継ぐ音楽であり、ヘンツェ自身の生涯を辿る上でも重要な意味を持つ作品です。全集録音は現時点でこのヤノフスキ盤のみしか存在しません。現代音楽の名門WERGO
レーベルが打ち立てた金字塔的名盤であり、演奏水準を考えてもこれ以上の全集はまず現れないであろう、素晴らしい内容のセットです。
ヘンツェ没後5 年となる今年2017 年、今一度ヘンツェの交響曲を顧みるために、国内仕様盤を限定数生産で発売いたします。輸入盤のライナーノートに載っている詳細な曲目解説はすべて日本語に訳しました。この解説書を読めば各曲についてはもちろん、ヘンツェの作風の変遷やその生涯まで、幅広く理解の助けになるでしょう。また声楽付きの第9
番は歌詞訳も完備。日本語資料としてとても貴重です。
【楽曲について】
[第1番] 20 歳の時に書かれた記念すべき作品。しかしヘンツェは内容に満足がいかず後に改定を施し、より統一感ある音楽に生まれ変わった。
[第2番] 初めて12 音技法を大幅に取り入れた作品。パッサカリアやBACH
音列、コラール旋律などが登場する。
[第3番] イタリアに移住する数年前に書かれた作品。12
音技法を用いながらも地中海風の明るさがあり、熱狂的な舞曲が印象的。
[第4番] オペラ『鹿の王』の音楽に基づく牧歌的交響曲。約20
分の単一楽章制ながら密度の高い書法で、伝統的な4
楽章制を内包している。
[第5番] バーンスタイン& ニューヨーク・フィルハーモニック委嘱作品。現代のローマを表現したという劇的な音楽。コーダの激しさが圧倒的。
[第6番] キューバ訪問から生まれ、ハバナで自身の指揮で初演。エレキギターやバンジョーなども用い、新境地を開拓した作品。
[第7番] ベルリン・フィル委嘱作品。ベートーヴェン的とも言える伝統的な交響曲の様相を持つ。作曲にあたりヘルダーリンの詩からインスピレーションを受けた。
[第8番] ボストン響委嘱作品。初演指揮は小澤征爾。シェイクスピアの『夏の夜の夢』から3
つのシーンを切り取り3 楽章の交響曲として描いた。
[第9番] ベルリン音楽祭委嘱作品。初演はメッツマッハー&
ベルリン・フィル。アンナ・ゼーガースの小説『第七の十字架』を題材とした声楽付き交響曲。ベートーヴェンのそれとは違い哀しみと恐怖に満ちた厳しい内容だが、「ドイツ作曲家の第九」として不朽の価値を誇る名作。
[第10番] ヘンツェのパトロンの一人、パウル・ザッヒャーへの追悼作品。初演指揮はラトル(第1
楽章のみ)。恐怖や苦痛から解放され、穏やかに終結する。
|
. |
KKC 5784/86
(3CD)
\3900+税
|
日本語帯・解説付
ジャン・フランセ(1912-1997)生誕100周年セット |
[CD1] フランセ自作自演
(1)愉快な主題による変奏曲〜ピアノと管楽アンサンブルのための(1976)
(2)少女たちの5つの肖像
〔I.気まぐれな女II.やさしい女III.ずうずうしい女IV.もの思いにふける女V.モダンな女〕
〜ピアノのための(1936)
(3)協奏曲〜2台のピアノとオーケストラのための(1965)
(4)協奏曲〜クラヴサンと器楽アンサンブルのための(1959)
ジャン・フランセ((1)(2)(3)ピアノ、(4)クラヴサン)、
クロード・フランセ((3)ピアノ)、マインツ管楽アンサンブル(1)
ピエール・シュトル指揮、バーデンバーデン南西ドイツ放送交響楽団(3)
エミール・ナウモフ指揮、ザールブリュッケン放送交響楽団(4)
録音:(1)1977 年4月(2)1980 年5月(3)1967
年6月(4)1988年9月
[CD2] ディヴェルティメント
(1)陽気なパリ〜トランペットと管楽器のための(1974)
(2)特徴的な9つの小品〜10の管楽器のための(1973)
(3)恋人たちのたそがれ(羊飼いの時間)〜
FriedrickK.Wanekによる管楽器とピアノのための編曲3版)
(4)7つの踊り〜バレエ「ソフィーの不幸」に基づく(10の管楽器のための)(1971)
(5)協奏曲〜ギターと弦楽オーケストラのための(1982/83)
(6)8つの異国風舞曲(11管楽器と打楽器のための)(1981)
キャロル・ドーン・ラインハルト((1)トランペット)、
アガーテ・ヴァネク((3)ピアノ)、エマニュエル・セルジュ((5)ギター)、
ジョン・ドヴォラチェク((6)打楽器)、マインツ管楽アンサンブル((1)(2)(3)(6))
ハンス・リヒター指揮、南西ドイツ室内オーケストラ(5)
録音:(1)1976 年6月、(2)1974 年6月、(3)(4)
1977 年3月、(5)1986 年2月、(6)1987年1月
[CD3] ジャン・フランセと・・・
(1)ハイドンの主題による11 の変奏曲〜9の管楽器とコントラバスのための(1982)
(2)シューベルト(フランセ編):3つの軍隊行進曲Op.51,D733
(3)モーツァルト没後200年記念のエレジー
(4)ショパン(フランセ編):3つのエコセーズ、ドイツ民謡による変奏曲
(5)シャブリエ(フランセ編):3つの絵画風小品(8つの絵画風小品より抜粋)
(6)ヨーロッパ風小ワルツ
(7)擬似的即興曲
(8)モーツァルト・ニュールック
(9)友パパゲーノへのオマージュ(友パパゲーノ礼賛)
野田一郎((1)(8)コントラバス)、ジャン・フランセ(ピアノ)
マインツ管楽アンサンブル((1)(7)(8)(9))、アマデ管楽アンサンブル((2)-(6))
録音:(1)1987 年1月、(2)-(6)1997
年2月、(7)1977 年3月、(8)(9)1987年1月 |
<フランセ没後20年企画>フランセ生誕100周年記念として発売された、WERGO
のベストセラー3 枚組アルバムを国内盤化!洒脱な自作自演や、本人の語り(日本語訳付き)も収録!
[WERGO] WER 6956、輸入盤・日本語帯・解説付、完全限定生産
2012 年にジャン・フランセ生誕100 周年を記念してリリースされた、貴重な自作自演を含む3
枚組アルバムです。フランセのモットーは「喜びのための音楽」を作り上げることであり、エレガントでエスプリの効いたハーモニーと明晰で品の良いメロディが魅力。ユーモアと皮肉が絶妙にちりばめられた独自の世界が広がっています。
フランセ没後20 年となる今年2017 年、今一度フランセの魅力を世に問うべく、国内仕様盤を限定数生産で発売いたします。ライナーノートには輸入盤解説書の日本語訳の他、3
枚目に収録されているフランセ自身の「語り」の日本語訳なども収録しました。
キャッチーで愛らしいクラヴサン協奏曲はきっと誰もが虜になるでしょう。フランセ本人の軽妙洒脱な演奏で聴けるのもポイントです。またシューベルトの『軍隊行進曲』などの編曲物もとても楽しめます。全体的に管楽器の活躍する曲が多く、音色の描き分けが絶品。フランセの音楽は難解な現代音楽とは一線を画す美しい響きを持っていますが、安易な展開に流されない凝った作りが特徴であり、聴きこむほどに味の出る内容と言えます。
|
7/19(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
LYRITA
|
SRCD.361
(CD-R)
\2500
|
イギリスのチェロ・ソナタ集
アイアランド:チェロ・ソナタ ト短調
ディーリアス:ヴァイオリン・ソナタ第3番
(ライオネル・ハンディの編曲によるチェロ版)
バックス:チェロ・ソナタ |
ライオネル・ハンディ(チェロ)
ジェニファー・ヒューズ(ピアノ) |
1923年と1930年に作曲されたアイアランド、ディーリアス、バックスのイギリス・プログラムを弾くライオネル・ハンディは、アカデミー室内管の首席チェロ奏者として活躍し、現在はイギリス王立音楽院のチェロ科教授を務めているイギリスのチェリスト。
ディーリアスの「ヴァイオリン・ソナタ第3番」は、ライオネル・ハンディ自身のアレンジによるチェロ&ピアノ・ヴァージョン。
※録音:2016年7月15日−16日、王立音楽院リサイタル・ルーム(ロンドン、イギリス)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
.
NIMBUS
|
NI 5965
(CD-R)
\2400 →\2190
|
アール・ワイルドによる
ピアノ・ヴィルトゥオーゾ・アレンジメンツ
Vol.2 |
マーティン・ジョーンズ(ピアノ) |
ルビオ:メキシカン・ハット・ダンス/
ラフマニノフ:ヴォカリーズ、夏の夜/
チャイコフスキー:舞踏会で/
ラフマニノフ:ひそかな夜のしじまの中で、小さな島/
チャイコフスキー:4羽の白鳥の踊り/
ラフマニノフ:春の奔流、美しい場所/
フォーレ:夢のあとに/
ラフマニノフ:もう歌わないでおくれ、べにすずめの死に寄せて/
チャーチル:白雪姫のための音楽/
ラフマニノフ:ミューズ、春の悲しみ/
バッハ:プーランクへのオマージュ/
ラフマニノフ:子供たちに、悲しまないで、夢 |
アール・ワイルド・ピアノ・アレンジメンツVol.2!
膨大なレパートリーと録音の数を誇るニンバス(Nimbus)の看板ピアニスト、マーティン・ジョーンズの「ガーシュウィン」(NI
5743)に続くアール・ワイルドのピアノ・トランスクリプション集第2巻は「ラフマニノフ」。
20世紀のアメリカを代表するヴィルトゥオーゾ・ピアニストとしてその名を馳せたアール・ワイルドの魔法のようなアレンジとその魅力をイギリスのベテランの快演で。ピアノ・ファン、編曲作品ファンにオススメしたいピアノ・アルバムです。
※録音:2016年3月23日−24日、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
|
NI 5966
(CD-R)
\2400
|
レントヘン:ピアノ作品集 Vol.3
ソナタ イ長調 Op.2
ソナチネ ホ長調 Op.63-1
ソナタ イ短調 |
マーク・アンダーソン(ピアノ) |
19世紀から20世紀前半にかけてオランダで隆盛を誇った音楽一族レントヘン家を代表する音楽家ユリウス・レントヘン(1855−1932)。「ピアノ協奏曲第2番」のソリストを務めるなど、ブラームスとの親交が深かったレントヘンのピアノ作品には、濃厚なオランダのロマンティシズムが息づいています。
演奏は第1集、第2集に続きアメリカのピアニスト、マーク・アンダーソン。独墺系のプログラムを得意としており、ブラームスやシューマン、ハンス・フォン・ビューローのピアノ作品集などが高い評価を受けています。
※録音:2016年11月10日−11日、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
TOCCATA
|
TOCC-265
\2300 |
タンスマン(1897-1986):ピアノ作品集 第2集
8つのノヴェレッテ(1936)…初録音
1.第1番:カプリース: Lent
2.第2番:エテュード: Prestissimo
3.第3番:エキゾティック(ジャワ風舞曲):
Largo
4.第4番:ダンス・ツィガーヌ: Allegro
giocoso
5.第5番:オベルタス(ポーランド風舞曲):
Allegro giocoso
6.第6番:ブルース: Andante cantabile
7.第7番:前奏曲とフーガ: Lento cantabile
8.第8番:インプロヴィゼーション: Andante
comodo
9-11.ブルースの形式による3つの前奏曲(1937)
12-31.ポーランド民謡による20のやさしい小品(1917-1924)…初録音
32-37.古風な様式による舞踏組曲(1929) |
ダニー・ゼリボル(ピアノ)
|
ポーランド出身、フランスで活躍した作曲家タンスマン。基本的スタイルは新古典主義でしたが、ポーランドやユダヤの民族舞曲の要素を取り入れた作品は独特の光を放っています。
数多くの作品を残し、「20世紀の最も多作な作曲家」の一人と見做されていますが、ピアニストとしても一流の腕を持ち、世界中に演奏旅行に出かけ(昭和天皇へ御前演奏も行った)ソリストとしても活躍しました。
当然、彼のピアノ曲も華やかな技巧に彩られた作品が多いのですが、このアルバムでは、比較的易しい曲が紹介されています。1930年代に大流行したジャズの手法を用いた「ブルースの形式による前奏曲」は、ガーシュウィン風でもあります。
録音 2015年5月8-9日 Winspear Performance
Hall, Murchison Performing Arts Center, Denton,
Texas Producer-engineer: Matt Bowers |
|
TOCC-309
\2300 |
マシューズ(1943-):無伴奏ヴァイオリンのための作品集
第2集
1.「パガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番」による幻想曲
Op.147-1(2007)
2-4.3つの歌 Op.138(1997/2009)
オーストラリアの4羽の鳥 Op.84a(2000-2004)
5.第1番:Munro's Song
6.第2番:The Two Cuckoos
7.第3番:Whipbird in the Rainforest
8.第4番:The Butcher Bird
ヴァイオリン・ソナタ Op.8(1974-1975)
9.第1楽章:Quasi cadenza
10.第2楽章:Prestissimo
11.第3楽章:Lento flessibile
12.第4楽章:Allegro non troppo
13.ナショナル・アンセム(2007)
14.Song Thrush Fragment(2004)
15.リチャードのためのバースデー・ピース(2012)
16.サリーのためのアルバムの綴り(2009)
17.Not Farewell(2003)
18-32.15の前奏曲 Op.132(2007-2014) |
ピーター・シェパード・スケアヴェズ(ヴァイオリン) |
全て初録音
第1集(TOCC152)に続く、デヴィッド・マシューズによる無伴奏ヴァイオリン作品集の第2集。ここでも作曲家は高度な技法を駆使した作品を書いていますが、全ては演奏しているスケアヴェズへの高い信頼があってこそ。
全ての曲は、まず彼が演奏することを想定して描かれており、これこそが現代における無伴奏ヴァイオリン作品の最高峰が生まれる原動力にもなっています。鳥の声を模した「オーストラリアの4羽の鳥」、抒情的なメロディを持つ「15の前奏曲」他、多彩なヴァイオリンの音色をたっぷり味わえます。
録音 2015年7月15日.2016年3月21日 Aldbury
Parish Church, Hertfordshire Engineer:
Jonathan Haskell, Astounding Sounds |
|
TOCC-337
\2300 |
ヘンデル(1685-1759):アーメン、アレルヤ、アリア全集
HWV269-277
他、クロフト、ピットーニ等の教会音楽
1.ヘンデル:アーメン ヘ長調 HWV270
2.ピットーニ:ソナタ 第9番 ニ短調-第2楽章
アンダンテ
3.クロフト(1678-1727):神聖な音楽による讃歌「What
art thou」
4.ヘンデル:アーメン、アレルヤ ト長調 HWV273
5.ヘンデル:アーメン ト短調 HWV271
6.アーメン、アレルヤ イ短調 HWV274
7-9.ピットーニ:ソナタ 第10番 ト長調
10.ヘンデル:アーメン、アレルヤ ヘ長調
HWV276
11.作者不詳:「われらの救世主の受難」による聖歌
12.ヘンデル:アーメン、アレルヤ ニ短調
HWV269
13.ピットーニ:ソナタ第9番 ニ短調-第1楽章
アンダンテ
14.ヘンデル:アーメン、アレルヤ ヘ長調
HWV277
15.ヘンデル:ブラームカンプ・ヘンデル・クレイ・クロックによる小品集-第3番
メヌエット
16.ヘンデル:ブラームカンプ・ヘンデル・クレイ・クロックによる小品集-第4番
変奏曲
17.チャーチ(1674-1741):聖歌
18.ヘンデル:ブラームカンプ・ヘンデル・クレイ・クロックによる小品集-第10番
エア第6番
19.ヘンデル:アーメン、アレルヤ ニ短調 HWV272
20.ピットーニ:ソナタ 第11番 イ短調-第3楽章
アンダンテ
21.ヘンデル:アーメン、アレルヤ ハ長調
HWV275
22.ヘンデル:アーメン ヘ長調 HWV270(装飾付きヴァージョン) |
ロバート・クロウ(メール・ソプラノ)…1.3-6.10-12.14.17.19.21.22
イル・フリオーソ(アンサンブル)
【メンバー】
ヴィクトル・コレルホ(テオルボ)
デヴィッド・ドラータ(テオルボ)
ジュヴェナル・コレア=サラズ(オルガン)
|
全て初録音
ヘンデルの数多い作品の中でも、ほとんど知られていない「アーメン」と「アレルヤ」の言葉のみをテキストにした一連の歌曲。これらは恐らく私的崇拝の目的に使用されたと推測されています。
このアルバムでは、男声ソプラノ、ロバート・クロウがHWV269から277までのアーメン、アレルヤと、ヘンデルと同時代の作曲家たちの「神聖な音楽」を歌い、曲の合間に器楽曲をはさむという趣向が凝らされており、女声とは違った響きを持つクロウの声を存分に楽しむことができます。
録音 2016年12月15-18日 Herbert and Nicole
Wertheim Performing Arts Center Concert Hall,
Florida International University, Miami Recording
Engineer: Peter McGrath |
|
TOCC-356
\2300 |
エングルンド(1916-1999):ピアノ作品全集
1-2.前奏曲とフゲッタ 「バッハへのオマージュ」(1986)…初録音
3-5.ソナチネ 第2番「パリ人」(1984)…初録音
6.前奏曲(1955)…初録音
7-8.パヴァーヌとトッカータ(1983)
9.ユモレスク(1936)
10.小トッカータ(1966)…初録音
11.ソナチネ ニ短調-第2楽章 シシリエンヌ(1966)…初録音
鍵盤が語るアンソロジー集(1955)より
12.めんどりたちが語ること
13.小鬼
14.スケルツィーノ
15.前奏曲 第1番「ノットゥルノ」(1966)
16-18.ソナチネ 第1番 ニ短調(1966)
19-23.シヌヘ(1953)…初録音
24-25.序奏とトッカータ(1950)
26-28.ピアノ・ソナタ 第1番(1978)
29.ラウッタサーリ・ロータリー・クラブ祝典行進曲(1957)…初録音 |
ラウラ・ミッコラ(ピアノ) |
20世紀フィンランドにおける主要な作曲家の一人、エングルンド。自作をシベリウスに評価してもらい推薦状を得たことで渡米し、コープランドに師事できたというエピソードで知られています。
ピアニストとしても卓越した才能を持っていましたが、ロシアとの戦闘の際、指を怪我したことでキャリアを断念。残されたピアノ曲は決して多くありませんが、プロコフィエフ風の強烈な皮肉とユーモアを有した作品は、管弦楽作品とは違った風合いを持っています。
録音 2017年1月16-17日 Potton Hall, Blythburgh,
Suffolk, UK |
|
TOCC-358
\2300 |
ヨゼフ・シェルプ(1894-1977):クラリネットによる室内楽作品集
クラリネット・ソナタ(1947)…初録音
1.第1楽章:Bewegt
2.第2楽章:Ruhig
3.第3楽章:Rasch
4.第4楽章:Lebhaft
クラリネット五重奏曲(1954)
5.第1楽章:Allegro moderato
6.第2楽章:Larghetto
7.第3楽章:Vivace
クラリネット、ヴィオラ、チェロとピアノのための四重奏曲(1955)…初録音
8.第1楽章:Allegro
9.第2楽章:Lento
10.第3楽章:Presto
11.第4楽章:Allegro non tanto
クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための四重奏曲(1965)…初録音
12.第1楽章:Allegro moderato
13.第2楽章:Adagio
14.第3楽章:Vivace
15.第4楽章:Allegro mosso |
ブッシュ・コレギウム・カールスルーエ
ベッティーナ・バイゲルベック(クラリネット)
ヤスシ・イデウエ(ヴァイオリン)…5-7.12-15
アユ・イデウエ(ヴァイオリン)…5-7
ヴォルフガンク・ヴァール(ヴィオラ)…5-11
ガブリエラ・ブラドリー(チェロ)…8-11
ベルンハルト・レルヒャー(チェロ)…1-7.12-15
マンフレート・クラッツァー(ピアノ)…1-4.8-15 |
ドイツ、カールスルーエに拠点を置き活躍したヨゼフ・シェルプの作品集。
シェルプは若いころからピアニストとして活躍しながら、曲を書いていましたが、1942年の爆撃で初期作品のほとんどを失ってしまいます。しかしその後、失われた時間を取り戻すかのように150もの作品を書き上たという作曲家です。
このアルバムにはヒンデミットとベルクから影響を受けたクラリネット作品を収録、1947年に書かれたリズム重視の新古典派風のクラリネット・ソナタから、調性が崩壊寸前の和声が用いられた“新ウィーン楽派”の香りを感じさせる1965年の四重奏曲まで、驚くほどに官能的なメロディとユーモアに満たされた4曲です。
録音 Hans Rosbaud Studio, SWR, Baden-Baden 2015年9月4日…8-11 2016年2月29日…1-4 2016年7月18日…12-15 2016年10月31日…5-7 Producer-engineer:
Roland Kistner |
|
TOCC-385
\2300 |
バウエル(1936):チェロのための作品集
チェロ協奏曲 第2番(2013)…初録音
1.第1楽章:Emanations
2.第2楽章:Interludium
3.第3楽章:Analecta
4-6.3つのプリミティヴ(1987)…初録音
7.1楽章のソナタ(1982)
8.ほぼ古い様式によるパッサカリア(2002)
9.This(2006)…初録音 |
アンジェイ・バウエル(チェロ)
ヤン・クシシュトフ・ブローヤ(ピアノ)…4-9
マレク・モシ(指揮)…1-3
アウクソ・ティヒ室内管弦楽団…1-3 |
ルトスワフスキとパヌフニクの「次世代の作曲家」の一人、1936年生まれのイェルジ・バウエルのチェロ作品集。彼の息子アンジェイが素晴らしいチェリストであるためか、バウエルは積極的にチェロのための作品を発表しています。
その作品はモダンでありながら、チェロにはたっぷりと旋律が用意されており、チェロが「歌う楽器」であることを再認識させてくれます。この録音ではもちろんアンジェイがソロを務めており、作品の魅力を極限まで伝えることに成功しています。
録音 2013年11月14日 Witold Lutos?awski
Concert Studio, Polish Radio,Warsaw…1-3 2013年12月18.20日
Studio S-3, Polish Radio…4-9 |
|
TOCC-419
\2300 |
カルク=エーレルト(1877-1933):ピアノとオルガンのための作品集と編曲集
シベリウス(1965-1957):劇音楽「ペレアスとメリザンド」(1905)…初録音
(カルク=エーレルトによるハルモニウムとピアノ編)
1.第1曲:城門にて
2.第2曲:メリザンド
3.第3曲:庭園の噴水
4.第4曲:3人の盲目の姉妹
5.第5曲:パストラーレ
6.第6曲:糸を紡ぐメリザンド
7.第7曲:間奏曲
8.第8曲:メリザンドの死
カルク=エーレルト:詩曲 Op.35(1906-1907)…初録音
1.第1番:イン・メモリアム
2.第2番:対話
3.第3番:エピグラム
4.第4番:パラベル
5.第5番:理想
シルエット Op.29(1906)…初録音
14.第1番:Cantilene
15.第2番:Aubade
16.第3番:Alte Tanzweise
17.第4番:Berceuse Mignonne (Wiegenliedchen)
18.第5番:Quasi Minuetto
19.第6番:Tempo di Ballo
20.第7番:Scherzino
21.シベリウス:アンダンテ・カンタービレ
変ホ長調 JS30b(1887) |
アンニカ・コントリ=グスタフソン(ピアノ)
ヤン・レヘトラ(オルガン) |
19世紀、家庭で音楽を演奏することが流行した時、裕福な家庭にはまずピアノが持ち込まれましたが、次に人気を獲得したのはハルモニウムでした。
シベリウスの「アンダンテ・カンタービレ」は2種類の楽器を所有していた親戚の家を訪問した際、その音色に魅了され作曲された小品です。対照的にカルク=エーレルトは、この2種類の楽器を完璧にマスターしており、アルバムに収録された一連の作品も、自身のコンサートで演奏するために作曲(編曲)されています。今ではあまり耳にすることのないハルモニウムの響きをお楽しみください。
録音 2016年10月5-7日 Sovituksenkirkko,
Hollola, Finland |
|
TOCC-422
\2300 |
ブロムヘッド(1945-):管弦楽作品集
1.A Lay for a Light Year(2014)
ヴァイオリン協奏曲(2008)
2.第1楽章:Andante cantabile -
3.第2楽章:Mesto -
4.第3楽章:Vigoroso
交響曲 第2番(1994)
5.第1楽章:Quasi Corrento
6.第2楽章:Quasi variazioni mesti
7.第3楽章:Quasi Toccata |
アラン・スメイル(ヴァイオリン)…2-4
コールマン・ピアース(指揮)
アイルランド国立交響楽団
|
非常に活力に満ちた3つの作品。これらを作曲したのはアイルランドの作曲家ジェローム・ド・ブロムヘッド。アイルランド王立音楽院で学び、ダブリンではセオアーズ・ボドリーに師事、ギタリストとしても活動した人です。
宇宙の規模とエネルギーを示唆した「A Lay
for a Light Year」の爆発的な音楽、エレガントで抒情的な雰囲気とストラヴィンスキーを思わせる激しさが同居する「ヴァイオリン協奏曲」、広大な空間感覚を提示する「交響曲第2番」はどれもコンサート向きの華やかさを持っています。
録音 2014年11月2-4日 National Concert
Hall of Ireland, Dublin |
<国内盤>
7/18(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
APARTE
|
|
フライブルク・バロック・オーケストラ、ジェミニアーニ!
フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762):
・ヴァイオリン奏法論op.9(12曲)
〔即興/No. 1 アダージョ(1’40)/No.
2 アレグロ (1’49)/
No. 3 アレグロ ・アッサイ (2’10)/
No. 4 アレグロ ・アッサイ (2’09)/
No. 5 アレグロ ・アッサイ (2’34)/
No. 6 アレグロ ・アッサイ (2’00)/
No. 7 アンダンテ (2’58)/No. 8 アレグロ
(1’46)/
No. 9 アンダンテ・モデラート(2’20)/
No. 10 アレグロ・モデラート (2’00)/
No. 11 アレグロ ・アッサイ (2’39)/
No. 12 アレグロ ・アッサイ (3’12)〕
・ソナタ第8番 op.4 ニ短調
・ソナタ第6番 op.4 ニ長調 |
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(ヴァイオリン)
アンネカトリン・ベラー(チェロ)
トルステン・ヨハン(チェンバロ)
トーマス・C・ボイセン(テオルボ) |
フライブルク・バロック・オーケストラのコンマスとメンバー達によるジェミニアーニ!
録音:2015年9月21-24日
フライブルク・バロック・オーケストラのコンサートマスターとしておなじみの名手ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツと同オーケストラのメンバーによる、ジェミニアーニの登場。
ジェミニアーニは、自身ヴィルトゥオーゾのヴァイオリン奏者でした。「ヴァイオリン奏法論」には、自身で作った28
のエクササイズと12 の作品を掲載がされており、これらの作品は、装飾や、メサ・ディヴォーチェ(一定の音を長く引き伸ばしながら徐々にクレッシェンドし、つづいてデクレッシェンドして終わること)など、ジェミニアーニの奏法が反映されています。どの曲も舞曲のスタイルやオペラのアリアを思わせるものなど多様性に富んでおり、楽しめます。
全12 曲から成るop.4 のソナタからこのディスクで演奏されているソナタ第8
番はイタリアの様式、第6 番はフランスの様式で書かれた対照的な2
曲。ゴルツとメンバーたちのセンスが光ります。
|
|
|
ノブース・クァルテットによるチャイコフスキー、
ガイヤールも参加!
チャイコフスキー:
弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 op.11
弦楽六重奏曲 ニ短調 op.70「フィレンツェの想い出」 |
ノブース・クァルテット
【キム・ジェヨン、
キム・ヨンウク(Vn)、
イ・スンウォン(Vla)、
ムン・ウンフィ(Vc)】
オフェリー・ガイヤール(Vc)
リズ・ベルトー(Vla) |
俊英ノブース・クァルテットによる濃密なチャイコフスキー、ガイヤールも参加!
録音:2015年6月
2016 年に来日した俊英ノブース・クァルテット、第2
弾の登場。
今回とりあげたのはチャイコフスキー。第2
楽章の「アンダンテ・カンタービレ」でも広く愛される弦楽四重奏曲第1
番では、四人の間に漂う濃密な空気感がたまりません。弦楽六重奏曲「フィレンツェの想い出」ではリズ・ベルトーとオフェリー・ガイヤールの女性2
名が参加、高貴さが増したアンサンブルで、無限に広がる音の世界をお楽しみいただけます。
ノブース・クァルテットは、2007 年に韓国芸術総合学校の学生たちで創設されました。クリストフ・ポッペン(イザベル・ファウストの師)に師事し、2012
年にミュンヘン国際室内楽コンクール、2014
年国際モーツァルト・コンクールで優勝し、現在ヨーロッパを中心に活躍しています。日本にも「サントリーホール チェンバーミュージックガーデン2016 響感のアジア」シリーズでユン・イサンの弦楽四重奏曲を披露して話題となりました。
K-popのグループを思わせるイケメン揃いの注目クァルテットです。
|
CLAVES
|
|
まだ17歳。21世紀の要注目ピアニスト、ジャンソンのデビュー
(1)ラヴェル:鏡
(2)ティエリー・エスケシュ:印象主義者の3つの練習曲(2010-12)
(3)リスト:超絶技巧練習曲〜回想/アレグロ・アジタート・モルト
(4)ラフマニノフ:音の絵〜ハ長調Op.33の2/ロ短調Op.39の4
(5)リゲティ:練習曲集第1巻〜第4曲「ファンファーレ」/第5曲「虹」 |
ケヴィン・ジャンソン(ピアノ) |
録音:2016年9月/ロマンド劇場音楽ザール(スイス)/DDD、67’
30”
何と2000 年生まれのアイルランドのピアニスト、ケヴィン・ジャンソンのデビュー盤の登場です。
12 歳で最初のリサイタルを開き、翌年にはモーツァルトのピアノ協奏曲第20
番を母校のオーケストラと共演、同年バルセロナでラン・ランの教えを受けました。
このアルバムは恐るべき難曲ばかりを集めていて、彼の自信が伺えます。興味深いのが1965
年生まれのティエリー・エスケシュが2010
年から2012
年にかけて作曲した「印象主義者の3
つの練習曲」。第1
曲が「ドビュッシー賛歌」、第3
曲が「デュティユー賛歌」となっていて、彼らの作風を真似ています。ジャンソンは切れのいいテクニックと色彩的なタッチで、今後要注目です。
|
EVIDENCE
|
|
ダウランド=ベンジャミン
ジョン・ダウランド(1563-1626):
ラクリメ、または7つの涙
ジョージ・ベンジャミン(1960-):
メゾ・ソプラノと5つのヴィオールのためのUpon
Silence |
シット・ファスト
〔酒井敦、
イザベル・サン=イヴ、
マリオン・マルティノー、
ニコラ・ミルヌ、
ジョシュア・チートハム〕
サラ・ブルトン(メゾ・ソプラノ)
カール・ニーリン(リュート) |
酒井敦率いるヴィオール・コンソート、シット・ファストによるダウランドとベンジャミンの世界
録音:2016年12月
酒井敦が2001 年に結成したヴィオール・コンソート「シット・ファスト」。
今回のアルバムは、アンサンブル結成時からのレパートリーであるダウランドの「ラクリメ、または7
つの涙」と、現代の作曲家でメシアンの愛弟子としても知られる英国の作曲家ジョージ・ベンジャミンというプログラム。
ダウランドの作品が、線の絡み合いが織りなす美しいハーモニーが主眼とするならば、メゾ・ソプラノが加わるベンジャミンの作品は「間」や「無」を連想させるもので、ピッツィカートやチェロの奏法も多用されている難曲。このディスクでは指揮者なしで演奏されており、アンサンブルの緊張感が伝わってきます。
アンサンブルを率いる酒井敦は、名古屋生まれのチェロ奏者・ガンバ奏者・指揮者。1986年に渡米。中島顕氏、堤剛氏、H.シャピロ氏に師事した後に渡欧。パリ国立高等音楽院でP.
ミュレール氏に師事し、首席で卒業。同音楽院在学中から並行してバロック・チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバをC.
コワン氏に師事する。レ・タラン・リリク、ル・コンセール・ダストレといった古楽アンサンブルの通奏低音奏者として、数々の演奏会やCD
録音に参加。室内楽にも力を注いでおり、シット・ファスト(ガンバ・コンソート)を結成。2015
年のフォルクレ作品集のCD(AP.122 / KKC.5619)は高く評価されました。
2017 年第15 回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞しています。
|
HMF
|
|
ルネッサンスの至宝とその反映 |
ORA,スージー・ディグビー(芸術監督・指揮) |
トマス・タリス(c.1505-85):
Man blest no doubt/Let God arise/O
sacrum conviviumIf ye love me/
Why Fum'thin Fight?/O come in one to
praise the Lord/Videte miraculum/
Loquebantur variis linguis/E'en like
the huntedhind/Expend, O Lord/
O nata lux de lumine 5vv/Te lucis ante
terminum/Why brag'st in malice/
God Grant wegrace/Come Holy Ghost/Why
Fum'th in Sight?
スティーヴン・スタッキー(1949-):O sacrum
convivium
(3つの新しいモテット「イン・メモリアム・トマス・タリス」より)
リチャード・アラン(1965-):Videte
miraculum*
フランク・フェルコ(1950-):トマス・タリスの’
if ye love me’の反映*
ケン・バートン(1970-):Many are the wonders
*
ハリー・エスコット(1976-):O light of
Light
アレック・ロト(1948-):Night Prayer*
ケリー・アンドリュー(1978-):Archbishop
Parker's psalme 150*
ボブ・チルコット(1955-):トマス・タリス(タリスのカノンの編曲版) |
無伴奏声楽アンサンブルが誘う時空を超えた旅
録音:2016年2月/*はORA委嘱新曲、世界初録音
2014 年に設立された声楽アンサンブルグループ、ORA。現代は、ルネッサンス時代に匹敵する合唱音楽の黄金期である、と考える彼らは、ルネッサンス、および現代の合唱作品を演奏・録音しています。
第2 弾となる当アルバムでは、トマス・タリスと彼の作品にインスピレーションを得て書かれた作品を集めました。400
年の時を隔てた作品が並ぶプログラムですが、無伴奏の声楽が織りなすアンサンブルが、聴き手を時空を越えた旅へといざないます。
|
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
ALIA VOX
|
AVSA 9923
(SACD HYBRID)
\2100
|
アルフォンソ10世賢王編纂:聖母マリアのカンティガ集
1. Introduccion (CSM 176) 1’38
2. Santa Maria, strela do dia (CSM 100)
2’57
3. Pero cantigas de loor (CSM 400) 3’49
4. Instrumental (CSM 123) 3’41
5. Muito faz grand’erro (CSM 209) 12’25
6. Por nos de dulta tirar (CSM 18) 8’07
7. Instrumental (CSM 142) 4’13
8. Pode por Santa Maria (CSM 163) 5’08
9. Miragres fremosos faz por nos (CSM 37)
4’15
10. Instrumental (CSM 77-119) 4’08
11. De toda chaga ben pode guarir (CSM
126) 10’05
12. Pero que seja a gente (CSM 181) 6’19
13. O ffondo do mar tan chao (CSM383) 8’36
14. Conclusion (CSM 176) 2’52 |
ジョルディ・サヴァール(指揮)
エスペリオンXX
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ |
アルフォンソ10 聖賢王治世に編纂された中世最大の単声声楽曲集
録音:1993年
「聖母マリアのカンティガ集」はアルフォンソ10
世賢王(1221-1284) の治世下に編纂された、420
篇の楽譜を伴う詩集。中世の単声声楽曲の最大のコレクションで、すべてマリアについて歌っています。
1993 年の録音をマルチャンネルにリマスタリングした当盤で、サヴァールとアンサンブルが一番あぶらの乗っていた時期の演奏をたのしむことができます。 |
PRAGA DIGITALS
|
PRDDSD 350138
(SACD HYBRID)
\2900
|
復刻シリーズ、大物指揮者たちによるルーセル作品集
ルーセル:
(1)組曲ヘ長調Op.33
(2)交響曲第3番ト短調Op.42
(3)バレエ音楽「バッコスとアリアドネ」
第2組曲Op.43b
(4)交響曲第4番イ長調Op.53 |
(1)ポール・パレー(指揮)
デトロイト交響楽団
(2)レナード・バーンスタイン(指揮)
ニューヨーク・フィル、
(3)アンドレ・クリュイタンス(指揮)
パリ音楽院管弦楽団
(4)ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団 |
人気のプラハSACD 復刻シリーズ、大物指揮者たちによるルーセル作品集
録音:1957年3月19日(1)、1961年9月25日、1963年11月5-16日(3)、1949年11月(4)/MONO、Bi-Channel
Stereo、79’ 59”
SACD ハイブリッド盤。限定盤。メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目されるシリーズ。
今回はルーセルのオーケストラ作品を集めていますが、指揮者の顔ぶれに驚かされます。
アルベール・ルーセル(1869-1937) は海軍軍人として東洋まで旅したことが、その後の音楽の作風に影響したといわれます。たしかに印象主義的な所はありながらも、ベルエポック風なオシャレさのカケラもない男性的な原始性が独特な味わいを見せています。ここでは彼のオーケストラ作品4
篇がとり上げられていますが、パレー、バーンスタイン、クリュイタンス、カラヤンと凄い面々が並びます。
演奏も説得力満点で、ルーセルの魅力を再認識させてくれます。
|
|
|
壮年期ギレリスの凄すぎる神業集
チャイコフスキー:
(1)ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
(2)自作主題による変奏曲ヘ長調Op.19の6
(3)ピアノ協奏曲第2番ト長調Op.44 |
エミール・ギレリス(ピアノ)
(1)カレル・アンチェル(指揮)
チェコ・フィル
(3)キリル・コンドラシン(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団 |
録音:1954年/「プラハの春」音楽祭(1)、1950年6月(2)、1959年12月23日/モスクワ放送(ライヴ)(3)/76’
37”
チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番はギレリスの十八番ながら、アンチェルとの1954
年の共演は、長らく入手困難となっていました。当時38
歳のギレリスの物凄いテクニックに仰天させられます。
さらにうれしいのが、コンドラシンと共演した第2
番。ギレリスの演奏で聴くと、想像以上に魅力的な作品と気づかされます。ピアノ独奏のための変奏曲も、やはりチャイコフスキーならではの旋律の美しさに満ちていて聴き惚れます。
|
|
|
ブダペスト弦楽四重奏団による
ベートーヴェンの最初と最後の室内楽曲
ベートーヴェン:
(1)弦楽五奏曲ハ長調Op.29
(2)ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.16
(3)大フーガOp.133 |
ブダペスト弦楽四重奏団
(1)ワルター・トランプラー(ヴィオラ)
(2)ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ) |
録音:1965年12月6-7日(1)、1962年11月11日(2)、1961年5月21日(3)/ニューヨーク/74’
17”
アルバム・タイトルは「ベートーヴェンの最初と最後の室内楽」で、1796
年の「ピアノと木管のための五重奏曲」を1801
年にベートーヴェン自身がピアノ四重奏に書き直した版と1826
年の「大フーガ」の両方をブダペスト弦楽四重奏団の演奏で聴くことができるぜいたくなアルバム。
前者はピアノをホルショフスキが担当しているのも注目です。
|
|
|
リスト:交響詩Vol.2
(1)ハンガリー
(2)オルフェウス
(3)プロメテウス
(4)ハムレット
(5)フン族の戦い |
(1)(4)マルク・エルムレル(指揮)
ソ連文化省交響楽団
(2)サー・トーマス・ビーチャム(指揮)
ロイヤル・フィル
(3)スタニスラフ・マツラ(指揮)
プラハ放送交響楽団
(5)エルネスト・アンセルメ(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団 |
リストのエネルギーに圧倒される一枚
録音:1989年1月(1)、1958年3月(2)、1975年12月14日(3)、1988年11月(4)、1959年11月(5)/75’
21”
第1 集(PRDDSD350124)
からかなり長期間をおいての第2
弾が発売。今回は通常CD
ですが、エルムレルからビーチャム、はてはアンセルメまで多彩。ボルテージの高さ満点で、まさに肉食系音楽の醍醐味を味わえます。
|
|
|
バルトーク・レコードの名盤がPragaに登場
バルトーク:
(1)歌劇「青ひげ公の城」Op.11
(2)カンタータ・プロファーナ「魔法にかけられた鹿」 |
(1)ユーディト:ジュディス・ヘルヴィグ(ソプラノ)
青ひげ公:エンドレ・コレーフ(バリトン)
(2)リチャード・ルイス(テノール)
マルコ・ロートミュラー(バリトン)
ワルター・ジュスキント(指揮)
新交響楽団、同合唱団 |
録音:1953年6月/キングズウェイ・ホール/81’
55”
バルトークの愛息ペーターがアメリカで始めた「バルトーク・レコード」。その名盤をPraga
がリリース。
オペラ「青ひげ公の城」は大物指揮者の名盤がありますが、ジュスキントの1953
年録音は、さすがに遺族の肝いりだけあって驚くべき水準。この作品の真価を味わえます。
|
.
SILKROAD MUSIC
|
SRM 035CD
\2200 →\1990
※ブラームスはLPでも同時発売
|
ボベスコによるブラームス&メンデルスゾーン!
(1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
Op.77
(2)ブラームス:F.A.E.ソナタより第3章「スケルツォ」
(3)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
ホ短調 Op.64 |
ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)
(1)ホセ・セレブリエール(指揮)
ベルギー国立放送新交響楽団
(2)ジャック・ジャンティ(ピアノ)
(3)エドガー・ドヌー(指揮)
ベルギー国立放送新交響楽団 |
品格の色香漂う優美な音色、絶世の美女ヴァイオリニスト、ボベスコによるブラームス&メンデルスゾーン!!
録音:(1)1988年3月4日/ブリュッセル、RTBFスタジオ[ベルギー]/I.22’21”+II.8’20”+III.8’41”=
39’22”、(2)1980年12月/[ベルギー]/5’24”、(3)1984年/ブリュッセル、RTBFスタジオ[ベルギー]/I.13’27”+II.7’47”+III.6’58”=
28’12”/74’58”
ベルギーTALENTレーベルからのライセンスによるSILKROAD
MUSICのボベスコ・シリーズ。
当CDにはブラームスの協奏曲(1988年収録)、F.A.E.ソナタより第3
楽章「スケルツォ」(1980 年収録)そしてメンコン(1984
年収録)が収められております。気品にあふれるボベスコの音色はブラームスとの相性も良く、ボベスコの真骨頂ともいえる優美かつウィットに富み可憐に演奏。ヴァイオリン協奏曲ではヴァイオリンも学んだセレブリエールがボベスコの演奏を温かくサポートし、スケルツォでは長年のパートナー、ジャンティと息の合った演奏を披露。さらにメンコンではドヌー指揮のもとボベスコらしい豊かなフレージングでたっぷりと歌い上げております。
今もなお色褪せぬボベスコの瑞々しいヴァイオリンの響きに想いを馳せるファン必聴盤です。
|
.
SUPRAPHON
|
SU 4229
(5CD)
\6800 →\6290
|
アンドレ・ナヴァラ プラハ録音集成 |
アンドレ・ナヴァラ(チェロ)、他 |
CD 1(80’20”)
(1)ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
イ短調 Op.102
(I.16’38”+II.7’08”+III.8’45”
= 32’37”)
(2)シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 Op.129
(I.11’45” +II.4’08” +III.9’34”=
25’28”)
(3)ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「ソロモン」(22’15”)
CD 2(74’20”)
(4)レスピーギ:アダージョと変奏〜チェロとオーケストラのための(10’09”)
(5)プロコフィエフ:チェロ協奏曲第2番(交響的協奏曲)Op.125
(I.10’32” +II.17’17”+III.9’50”=37’47”)
(6)マルティヌー:チェロ・コンチェルティーノ〜ピアノ、管楽器、打楽器を伴う
H.143(13’33”)
(7)イベール:チェロと管楽器のための協奏曲(I.3’18”
+II.4’33” +III.4’54”= 12’51”)
CD 3(76’09”)
(8)ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調(I.11’55”
+II.6’03”+III.6’36” = 24’39”)
(9)ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調
Op.38
(I.12’27” +II.6’48”+III.6’39”=
25’57”)
(10)ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調
Op.99
(I.6’58” +II.7’12” +III.6’26”
+IV.4’47”= 25’33”)
CD 4(65’20”)
(11)コダーイ:二重奏曲〜ヴァイオリンとチェロのための
(I.9’01”+II.8’47” +III.7’59”=
25’54”)
(12)オネゲル:ソナティナ〜ヴァイオリンとチェロのための
(I.4’44” +II.5’58” +III.4’18”
= 15’07”)
(13)マルティヌー:二重奏曲第1番〜ヴァイオリンとチェロのための
H.157
(I.3’59”+II.7’36” = 11’37”)
(14)マルティヌー:二重奏曲第2番〜ヴァイオリンとチェロのための
H.371
(I.3’03” +II.6’04” +III.3’31”
= 12’42”)
CD 5(74’09”)
(15)プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調
Op.119
(I.11’24”+II.4’45” +III.7’51”
= 24’06”)
(16)ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番
イ長調 Op.69
(I.12’34”+II.5’49”+III.7’22”
= 25’50”)
(17)ルイ・ド・ケ=デルヴロワ(1670-1760):組曲第2番〜チェロとピアノのための
(I.3’48”+II.1’16”+III.1’26”+IV.3’11”+V.1’28”=11’20”)
(18)ボッケリーニ:チェロ・ソナタ第3番
ト長調
(I.3’37” +II.3’23” +III.3’11”=
10’16”)
(19)ラヴェル:ハバネラ形式の小品(2’37”)
アンドレ・ナヴァラ(チェロ)
(1)(11)-(14)ヨゼフ・スーク(ヴァイオリン)
(1)-(5)カレル・アンチェル(指揮)、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
(6)(7)マルティン・トゥルノフスキー(指揮)、室内管弦楽団
(8)コンスタンティン・シルヴェストリ(指揮)、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
(9)(10)(15)(16)アルフレート・ホレチェク(ピアノ)
(17)-(19)フランティシェク・マクシアーン(ピアノ)
録音:
(1)1963 年9月30日& 10月3日、(2)(3)1964年2月7-9日、(4)(5)1965年6月20-25、
(8)1953年6月29日/ルドルフィヌム(プラハ)、
(6)(7)1966年6月27-30日、(9)1961年3月29日、(10)1961年3月30日、
(11)-(13)1964年9月28-30日、(14)1966年6月27-30日、(15)1958年1月4-6日、
(16)1958 年1月8,10-11日、(17)-(19)1953年6月25日/ドモヴィナ・スタジオ |
全てオリジナルテープからの2017年最新リマスタリング
充実のレパートリーに驚愕。アンドレ・ナヴァラのプラハ録音集成!!
録音:1953-1966年/プラハ/6h12’02”
フランスを代表するチェリスト、アンドレ・ナヴァラ(1911-1988)が1953
年から1966 年かけてプラハで収録した貴重な録音集成(全19
篇)が5 枚組CD で登場。しかも全てオリジナルテープからの2017
年最新リマスタリングです!
ナヴァラはトゥールーズ音楽院に学び、13
歳で一等賞を得て卒業。さらにパリ音楽院でジュール・ロエブにチェロを、シャルル・トゥルヌミールに室内楽を師事し一等賞を得て卒業した逸材。その後、1929-35
年にはクレトリ弦楽四重奏団のメンバーを務め、ついでピアノのヨゼフ・ベンヴェヌーティ、ヴァイオリンのルネ・ベネデッティとピアノ三重奏団を結成するなど室内楽を積極的に行いました。
1951 年5 月にプラハの春音楽祭にデビューし大成功をおさめたナヴァラは、その後定期的にプラハを訪れ、演奏会および録音を行いました。当録音集成ではヨゼフ・スークとブラームスの二重協奏曲、コダーイ、オネゲル、マルティヌーのデュオ作品を収録。またシューマン、プロコフィエフ、ラロの協奏曲ではナヴァラ節炸裂の熱演を聴かせてくれます。
17 世紀から20 世紀まで室内楽から協奏曲まで作風も異なる様々な作品をスケールの大きなボウイングでたっぷりと聴かせます。スプラフォンの丁寧な復刻によりナヴァラの至芸が蘇りました!
|
<映像>
<LP>
SILKROAD MUSIC(LP)
|
SRM 035LP
(LP)
\4800
※CD同時発売
|
ボベスコによるブラームスの協奏曲!
ブラームス:
Side A
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77 第1楽章(22’21”)
Side B
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77 第2楽章(8’20”)
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77 第3楽章(8’41”)
F.A.E.ソナタより第3楽章「スケルツォ」(5’24”) |
ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)
【協奏曲】
ホセ・セレブリエール(指揮)
ベルギー国立放送新交響楽団
【スケルツォ】
ジャック・ジャンティ(ピアノ) |
180g重量盤LP。品格の色香漂う優美な音色、絶世の美女ヴァイオリニスト、ボベスコによるブラームスの協奏曲!
【協奏曲】録音:1988年3月4日/ブリュッセル、RTBFスタジオ[ベルギー]
【スケルツォ】録音:1980年12月/[ベルギー]/180g
重量盤、44’46”
ベルギーTALENT レーベルからのライセンスによるSILKROAD
MUSIC のボベスコ・シリーズ。当LP には1988
年に収録されたブラームスの協奏曲と1980 年収録のF.A.E.
ソナタより第3 楽章「スケルツォ」が収められております。
気品と活気にあふれるボベスコの音色はブラームスとの相性も良く、ボベスコの真骨頂ともいえる優美かつウィットに富んだ可憐な演奏を聴くことができます。
ヴァイオリン協奏曲ではヴァイオリンも学んだセレブリエールがボベスコの演奏を温かくサポートし大曲を見事に演奏。
また、カップリングのスケルツォでは長年のパートナー、ジャンティと息の合った演奏を披露。ボベスコらしい歌心に満ちた華のある演奏を聴くことができます。
今もなお色褪せぬボベスコの瑞々しいヴァイオリンの響きに想いを馳せるファン必聴盤です。 |
|
|