クラシックCD通販ショップ「アリアCD」へようこそ
トップページへ

規約などはこちら・・・

お買い物の方法  

注文方法:
 ご希望商品のチェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
 新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、一番最後にページ下の「
注文フォームへ」のボタンをクリックして、注文フォーム・ページへ進んでいただいて、そこで注文を確定してください。
 (チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ

. 


≪第96号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その9 2018/4/10〜






4/13(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

.

EVIL PENGUIN RECORDS



EPRC 0028
¥2500→\2290
ウィスペルウェイの超絶技巧が冴えわたる!シューベルトのロンド
 ・シューベルト:ロンド ロ短調 op.70 D895
  (原曲:ヴァイオリンとピアノ)
 ・ブラームス:ソナタ ニ長調 op.78
  (原曲:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 op.78)
 ・ブラームス:ソナタ ヘ短調 op.120-1
  (原曲:クラリネット・ソナタ ヘ短調 op.120)
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)
パオロ・ジャコメッティ(ピアノ)
 録音:2017 年2 月15-17 日、ライデン

 ウィスペルウェイとジャコメッティによる、シューベルトとブラームスのデュオ(ピアノとその他の楽器)の全曲録音プロジェクト、第4 弾の登場です。
 ウィスペルウェイとジャコメッティによるシューベルトは、どこか鬼気迫るような緊迫感。軽やかでリズミカルなはずの楽章もどこか狂気すら感じさせる演奏です。終盤の超絶技巧も鮮やか。新しい「ロンド」の登場といえるでしょう。
 ブラームスのヴァイオリン・ソナタはチェロで演奏するにあたり移調して演奏されていますが、この作品が持つ世界がまた一段と深くなって響いてくるようです。
 クラリネット・ソナタも息の長い歌い回しとウィスペルウェイの作品の本質を突くような音色にはっとさせられる瞬間の連続。ウィスペルウェイの音楽がますます深まり、研ぎ澄まされていることを感じる1 枚です。







LA MUSICA

LMU 011
¥2500

「アイ・ガット・リズム」〜20世紀アメリカのピアノ音楽
デイヴィッド・ライヴリー(ピアノ)
 ・スコット・ジョプリン:メープルリーフ・ラグ
 ・ゴットシャルク:プエルト・リコの思い出/バンジョー〜アメリカのスケッチ op.15
 ・アイヴズ:練習曲第21番(Some Southpaw Pitching)
 ・ガーシュウィン:
  魅惑のリズム/マイ・ワン・アンド・オンリー/
  Do-Do-Do/That Certain Feeling/
  Sweet and Low Down/レディー・ビー・グッド/
  Do It Again/スワニー/Who Cares?/
  I’ll Build a Staircase to Paradise/The Man I Love/I Got Rhythm/
 ・コープランド:4つのブルース
   〔Freely poetic/Soft and languid/
    Muted and sensuous/With bounce〕
 ・バーバー:遠足(Excursions) op. 20
 ・オルブライト:5つの半音階的ダンス—ホーダウン
 ・カーター:ピアノについての2 つの思考
   〔Intermitten/Catenaires〕
 ・ボルコム:エデンの園〜蛇のキス
 アメリカン・ドリームの香り漂う20 世紀アメリカのピアノ音楽

 録音:2017 年8 月、ボン=セクール教会、パリ

 20 世紀のピアノ音楽集。ビリー・ホリデイの歌声、マリリン・モンローのセクシー・ボイスなどが聴こえてくるような、アメリカン・ドリームの空気感に満ちた1 枚です。
 ダイヴィッド・ライヴリーはアメリカに生まれ、現在はフランス・パリに住むピアニスト。ロン=ティボーコンクールでクラウディオ・アラウに出会い、彼の数少ない弟子となったり、1974 年のチャイコフスキーコンクールでエンゲラーとならんで第6 位に入賞、1977 年にはディノ・チアーニ賞を受賞しています。
 20 世紀のアメリカ音楽、とりわけカーターやコープランドに力を入れており、さらにフルトヴェングラーのピアノ協奏曲を蘇演するなど、興味深い活動を展開。パリやウィーンの音楽大学で後進の指導にもあたっています。




CENTAUR

CRC 3646S
¥2400
ザ・フロー・オヴ・ミュージック 〜
 カーター&バビット:ピアノ作品集

  カーター:
   マトリビュート(2007)、90+(1994)、
   2つのダイバージョンI, II(1999)、
   ナイト・ファンタジー(1980)、
   ピアノについての2つの視点 〜
    断続(2005)&カテナリー(2006)
  バビット:
   ポスト・パーティション(1966)、
   オーバータイム(1987/世界初録音)
朝川万里(ピアノ)
 朝川万里新録音!作曲者絶賛のエリオット・カーター!

 ☆アメリカのCentaur Recordsより、朝川万里の新録音が登場!
 ☆カーネギー・ホールでのリサイタルで作曲家本人からも絶賛されたという、エリオット・カーターのピアノ作品集!

 現代音楽を中心に日欧米で活躍するピアニスト、朝川万里の新録音が、アメリカのCentaur Recordsより登場!
 朝川万里はジュリアード音楽院とエール音楽大学院で学び、イタリアでミケランジェリの高弟であるブルーノ・メッツェーナに師事。現在は現代音楽の世界を追求し、特にアメリカを代表する作曲家エリオット・カーター(1908−2012)の作品の演奏や研究に取り組んでいます。
 今回リリースされる「The Flow of Music」には、エリオット・カーターと、カーターの友人でありライバルでもあったミルトン・バビット(1916−2011)の作品を収録。2012年にニューヨークのカーネギー・ホールで行われたカーターのリサイタルでは、来場していたエリオット・カーター本人からも絶賛されたという朝川万里。作品を深く理解した朝川万里の両手によって、高度な技術や複雑なリズム感が求められる難曲から、豊かなフレーズの流れが引き出されます。

 ※録音:2017年9月8日−12日、パトリッチ・サウンド・スタジオ



.

NILENTO



NILCD 1707
¥2600→\2390
ソリストはペーター・ヤブロンスキー!
 ストラヴィンスキー:管楽器のための作品集
  管楽器のための交響曲/管楽八重奏曲/
  ピアノと管楽器のための協奏曲/
  サーカス・ポルカ/エボニー・コンチェルト
ペーター・ヤブロンスキー(ピアノ)
ヨハン・セーデルルンド(クラリネット)
カトリーネ・ウィネス(指揮)
スウェーデン・ウィンド・アンサンブル
 ソリストはペーター・ヤブロンスキー!スウェーデン・ウィンド・アンサンブルのストラヴィンスキー!

 2006年が創立100周年の記念の年となった北欧スウェーデンのプロのウィンド・アンサンブル(吹奏楽団)、スウェーデン・ウィンド・アンサンブルによるストラヴィンスキーの「管楽器(吹奏楽)のための作品集」!
 代表作の1つである「管楽器のためのシンフォニー」や、アメリカ移住後にウディ・ハーマンの依頼によって作曲された「エボニー・コンチェルト」など収録5作品での特筆すべきは、何と言ってもスウェーデン・ウィンド・アンサンブルのハイレベルのパフォーマンス。25人の管楽器奏者と2人の打楽器奏者という編成をベースとして磨き抜かれた個々のテクニックとアンサンブルが光ります。
 そして「ピアノと管弦楽のための協奏曲」のソリストを務めるのは、スウェーデンの世界的ピアニスト、ペーター・ヤブロンスキー!
 ストラヴィンスキー特有の複雑かつ個性的なリズムを持つピアノ協奏曲での、ヤブロンスキーとスウェーデン・ウィンド・アンサンブルの丁々発止のやり取りは圧巻です。

 ※録音:2017年4月7日−9日、スウェーデン放送第2スタジオ(ストックホルム、スウェーデン)



ヤブロンスキー、大人になりました。 若い頃。このガーシュウィンは売れました。




 

NAXOS BOX



8.504053
(4CD)
\3200

A SPAN OF TIME
ジュリアン・ロイド・ウェバーの芸術


【CD1】…8.572902
 1.ディーリアス(1862-1934):ノルウェーの5つの歌-第5番 日没
 2.アイアランド(1879-1962):春の悲しみ
 3.ディーリアス:モード-高い庭園の鳥
 4.アイアランド:夕べの歌
 5.ディーリアス:7つのデンマークの歌-第6曲 後宮の庭にて
 6.ディーリアス:3つの歌-第3番 愛の哲学
 7.アイアランド:海への情熱
 8.ディーリアス:山ほどの高みに
 9.アイアランド:4つの前奏曲-第3番 聖なる少年
 10.ディーリアス:劇音楽「ハッサン」-セレナード
 11.7つのデンマークの歌-第2曲 長い長い年月を通して
 12.アイアランド:母と子-第6番 赤ちゃん
 13.アイアランド:3羽のカラス
 14.ディーリアス:子供のための2つの歌-第1番 小さなバーディ
 15.アイアランド:母と子-第3番 希望
 16.アイアランド:失われた満足の地-第2番 若者の恋
 17.ディーリアス:ノルウェーの5つの歌-第1番 子守歌
 18.アイアランド:夏の計画
 19.ディーリアス:4つの歌-第1番 きみの青い瞳で
 20.アイアランド:トーマス・ハーディの詩による3つの歌-第2番 彼女の歌
 21.アイアランド:夏の森で
  J.ロイド・ウェバーによるチェロとピアノ編…1.2.4-8.11-21
  R.スネルフォール/J.レナハン/J.ロイド・ウェバーによるチェロとピアノ編…3
  E.フェンビーによるチェロとピアノ編…10
  ジアシン・ロイド・ウェバー(チェロ)…4.21
  ジュリアン・ロイド・ウェバー(チェロ)
  ジョン・レネハン(ピアノ)
   録音:2011年9月6-8日
    Wyastone Leys, Monmouthshire, UK
【CD2】…8.573250
 1.エルガー(1857-1934):序奏とアレグロ Op.47
 2.エルガー:ため息
 3.ウィリアム・ロイド・ウェバー(1914-1982):月
 4.グッドール(1958-):And the Bridge is Love
 5.ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):チャーターハウス組曲-第1曲:前奏曲
 6-8.エルガー:弦楽セレナード ホ短調 Op.20
 9-10.ディーリアス:2枚の水彩画(E.フェンビー編)
 11.エルガー:夕べの歌 Op.15-1(W.H.リード編)
 12.エルガー:朝の歌 Op.15-2(W.H.リード編)
 13-14.ウォルトン(1902-1983):「ヘンリー5世」のための映画音楽-
      弦楽のための2つの小品
 15.アイアランド:牧草地組曲-第3番:メヌエット(弦楽オーケストラ編)
  ジュリアン・ロイド・ウェバー(指揮)
  イギリス室内管弦楽団
  録音 2014年4月22-24日
   Watford Colosseum, Watford, Hertfordshire, UK
【CD3】…8.573251
 1.サン=サーンス(1835-1921):アヴェ・マリア イ長調
 2.ピアソラ(1921-1992):バチンの少年
 3.モンテヴェルディ(1567-1643):マドリガーレ 第7巻-断ち切られた希望、永遠の信頼
 4.ショスタコーヴィチ(1906-1975):映画音楽《馬あぶ》Op.97-前奏曲
 5.ホルスト(1874-1934):リグ・ヴェーダからの合唱賛歌 第3部 Op.26-第1番 夜明けの賛歌
 6.クィルター(1877-1953):マイ・レディ・グリーンスリーヴス
 7.アントン・ルビンシテイン(1829-1894):12の歌 Op.48-第1曲「天使」
 8.ドヴォルザーク(1841-1904):モラヴィア二重奏曲集 Op.38-第3番:花冠
 9.ウィリアム・ロイド・ウェバー:月は銀色
 10.シューマン(1810-1856):夏の静けさ WoO7
 11.ペルゴレージ(1710-1736):スターバト・マーテル-悲しみに沈める御母は涙にくれて
 12.ドヴォルザーク:モラヴィア二重奏曲集 Op.38-第4番:悲しみ
 13.アーン(1874-1947):私の詩に翼があったなら
 14.ラフマニノフ(1873-1943):波はまどろむ Op.15-4
 15.パーセル(1659-1695):わが安らぎは永遠に失われて Z.502
 16.ドヴォルザーク:モラヴィア二重奏曲集 Op.32-第8番:控え目な娘
 17.シューマン:乙女の歌 Op.103-第4番:夕べの星に寄せて
 18.ネヴィン(186-1901):スケッチブック Op.2-Oh, that we two were maying
 19.バーンビー(1838-1896):スウィート・アンド・ロウ
 20.クィルター:夏の夕暮れ
 21.ペルト(1935-):2つの子守歌-第2曲:エストニアの子守歌
  J.ロイド・ウェバーによる2台のチェロとピアノ編
  J.レナハンによる2台のチェロとピアノ編…2のみ
   ジュリアン・ロイド・ウェバー(チェロ)/ジアシン・ロイド・ウェバー(チェロ)
   ジョン・レネハン(ピアノ)
   録音 2011年1月4-6日
    Menuhin Hall, Yehudi Menuhin School, Cobham, England
【CD4】…8.573374
 ヴィヴァルディ(1678-1741):2台のチェロのための協奏曲集
  1-3.2つのマンドリンのための協奏曲 ト長調 RV532
  4-6.2台のチェロのための協奏曲 ト短調 RV531
  7-9.チェロ協奏曲 ホ短調 RV409
  10-12.2本のホルンのための協奏曲 ヘ長調 RV539
  16-18.オーボエとチェロのための協奏曲 ト短調 RV812
  19.ピアソラ:ギターとバンドネオンのための協奏曲「リエージュに捧ぐ」
    -第2楽章 ミロンガ
   ジュリアン・ロイド・ウェバー(チェロ)/ジアシン・ロイド・ウェバー(チェロ)
   ハンス=ペーター・ホフマン(指揮)
   ヨーロッパ連合室内管弦楽団
    録音 2013年7月
     St.George's,Brandon Hill,Bristol,England,UK
 イギリスのチェロ奏者ジュリアン・ロイド・ウェバー(1951-)。父ウィリアム・ロイド・ウェバーと兄アンドルー・ロイド・ウェバーは作曲家、妻ジアシンはチェロ奏者という音楽ファミリーの一員です。
 イギリスや北欧の小品を得意とする彼は、このBOXに収録されているイギリスの小品集(CD2)では、自らイギリス室内管弦楽団を指揮しながらチェロを演奏。指揮者としても才能を発揮しました。
 また、編曲家としても知られており、父ウィリアムの作品をはじめ、様々な曲を独奏用、もしくは二重奏用に編曲することで、曲の新たな魅力を引き出すとともに、知られざる曲の美しさを伝えています。
  CD4のヴィヴァルディは、2014年に病のため、惜しくもチェロ奏者としての引退を発表した彼のチェリストとしての最後の録音となりました。
 .


8.505237
(5CD)
\4500→\4190

ケルメンディのサティ/ピアノ作品全集

【CD1】…第1集 8.550696
 1-3.3つの夜想曲 第1番-第3番
 4.夜想曲 第4番
 5.夜想曲 第6番
 6.ばら十字団の最初の思想
 「ばら十字団のファンファーレ」
  7.教団の歌
  8.大巨匠の歌
  9.大僧総長の歌
 10.パンタグリュエルの幼年時代の夢
 11.貧しき者の夢
 12-13.2つの夜の夢
 14.天国の英雄的な門の前奏曲
 15-18.4つのオジーヴ
 19-21.3つのサラバンド
  録音 1992年6月1-3日 ブダペスト ウニタリアン教会
【CD2】…第2集 8.550697
 1.心に触れる秘密の音楽
 2.愛撫
 3.12の短いコラール
 4.ゆがんだ踊り 第1番
 「冷たい小品」
  5.3つのゆがんだ踊り
  6.3つの逃げ出させる歌
 7.新しい冷たい小品 壁について/木について/橋について
 8.犬のためのぶよぶよした前奏曲 内奥の声/犬儒派的牧歌/犬の歌/友情を持って
 9.3つの新子どもの音楽集/横着でけちんぼうでろくでなし/無題/とってもすてきな女の子
 10.悲しい道化師の小曲
 11.神秘的なページ
 12.壁掛けとしての前奏曲
 13.操り人形の踊り
 14.ゴシック舞曲
  録音 1993年3月8-10日 ブダペスト ウニタリアン教会
【CD3】…第3集 8.550698
 1.ワルツ-バレエ-幻想ワルツ
 2.舞踏への小序曲
 3.ジュ・トゥ・ヴー(あなたが欲しい)
 4.最初のメヌエット
 5.いやな気取り屋の3つのワルツ
 6.最後から2番目の思想 牧歌-賛歌-瞑想
 7.スケッチとクロッキーの手帖
 8.4つの前奏曲 若いおとめのためにノルマンディの騎士によって催された宴会/
  エジナールの前奏曲/ナザレ人の第1の前奏曲/ナザレ人の第2の前奏曲
 9.スポーツと気晴らし
  録音 1993年3月11-13日 ブダペスト ウニタリアン教会
【CD4】…第4集 8.550699
 1.ピカデリー
 2.夢見る魚:エスキース
 3.ピアノのための7つの小品-メドゥーサの罠
 4.エンパイア劇場のプリマドンナ
 5.ジャック・イン・ザ・ボックス(びっくり箱)
 6.古い金貨と古い鎧
 7.世紀ごとの時間と瞬間的な時間
 8.迷惑な微罪
 9.梨の形をした3つの小品
 10,馬の装具で
 11.組み立てられた3つの小品
  1.パンタグリュエルの幼年時代-2.桃源郷の行進曲(歩き方)-3.ガルガンチュワの遊び(ポルカ調)
 12.不愉快な概要 1.パストラーレ-2.コラール-3.フーガ
 13.風変りな美女-大リトルネッロ
  録音 1994年2月8-11日 ブダペスト ウニタリアン教会
【CD5】…ピアノ曲セレクション 8.550305
 1.犬のためのぶよぶよした本当の前奏曲
 2-4.3つのグノシェンヌ
 5.グノシェンヌ 第4番-レント
 6.グノシェンヌ 第5番-モデール
 7.グノシェンヌ 第6番-信念と厳格な悲しみと
 「短い子どものお話」
  8.いんげん豆の王様の戦争の歌
  9.チューリップの小さな王女様が何ておっしゃったか知っている
  10.アーモンド入りのチョコレートのワルツ
 「絵に描いたような子どもらしさ」
  11.一日への小さな前奏曲/12.子守歌/13.大きな階段への行進曲
 「太った木製人形のスケッチとからかい」
  14.トルコ風のチロル舞曲/15.やせた踊り/16.エスパニャーニャ
 「あらゆる意味にでっちあげられた紋章」
  17.おしゃべり女/18.大きな石像を運ぶ男/19.とらわれ人の嘆き
 「自動記述法」
  20.船について/21.ランタンについて/22.兜について
 「ひからびた胎児」
  23.ナマコの胎児/24.甲殻類の胎児/25.柄眼類の胎児
 「3つのジムノペディ」
  26.ジムノペディ第1番/27.ジムノペディ第2番/28.ジムノペディ第3番
 29.パッサカリア
 「1906〜13年の時期の6つの作品」
  30.快い絶望/31.あつかましさ/32.詩
  33.犬の前奏曲/34.深遠/35.くぼんだ夢
 36.ラグタイム・パラード(H.オーディーヌ編)
  録音 1989年4月10-12日 ブダペスト イタリア語研究所
クラーラ・ケルメンディ(ピアノ)
 ハンガリー生まれの女性ピアニスト、ケルメンディが演奏するサティのピアノ作品全集。最近、サティの全集は新版が出版されて話題となっていますが、こちらは“旧版”による全集です。
 ケルメンディはブーレーズやメシアンなど、フランス現代作品を得意とするピアニストで、このサティも彼女ならではの鋭角的なアプローチが、サティの独特なフォルムを引き立てています。
 お菓子、ばら十字、ナマコ、犬・・・そして夢。どの曲も奇妙なタイトルを持つ、19世紀末から20世紀初頭のフランスで花開いたサティのユニークな世界をご堪能ください。





定番、ジムノペディを。
https://www.youtube.com/watch?v=DuIuNZytqIc




.

PIANO CLASSICS



PCL 10145
(2CD)
\2400→\2190
ヴィンチェンツォ・マルテンポ
 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番、第2番
ヴィンチェンツォ・マルテンポ(pf)
マルコ・グイダリーニ指揮、
中央ヨーロッパ管弦楽団


 ヴィンチェンツォ・マルテンポは1985 年イタリア生まれ。
 2005 年ローマ・サンタチェチーリア音楽院を最高位の成績で卒業。2006 年、ヴェニス・フェニーチェ座で開催された「プレミオ・ヴェネツィア ピアノコンクール」で優勝。
 2005、07、09 年 には「マイアミ・ピアノ・フェスティバル」で演奏。
 現在、イモラ・ピアノ・アカデミーのアイントフォーヘン校(オランダ)で後進 の指導にあたっている。




Hungarian Rhapsody No. 2 弾いてます。
https://youtu.be/KSyAP9aO5d0

2016年5月の最新収録です。


旧譜
ヴィンチェンツォ・マルテンポ
大絶賛されたリストのこだわりアルバム

GRAMOLA
GRML98861
\2400
ヴィンチェンツォ・マルテンポ
 リスト〜編曲と変容のピアニズム


 フランツ・リスト(1811〜1886):
  ①エステ荘の噴水 〜『巡礼の年 第三年』S163より
  ②ノルマの追憶S394〜ベッリーニの歌劇『ノルマ』によるパラフレーズ
  ③物憂いポロネーズ 〜『二つのポロネーズ』S223 より
 フランツ・シューベルト(1797〜1828)/リスト編:
  ④ワルツ=奇想曲S427-6 〜『ウィーンの夕べ』より
 フランツ・リスト:
  ⑤ブラヴーラ風タランテッラ S386〜
   オベールの歌劇『ポルティチの物言わぬ娘』より
  ⑥パガニーニの作品にもとづく超絶技巧練習曲第2 番 変ホ長調S141-2
  ⑦死の舞踏 S525 〜グレゴリオ聖歌『怒りの日』によるパラフレーズ
 リヒャルト・ワーグナー(1813〜1883)/リスト編):
  ⑧イゾルデの愛の死 S447 〜
    『トリスタンとイゾルデ』によるパラフレーズ
ヴィンチェンツォ・マルテンポ
(p/ベーゼンドルファー)


 完全無欠、この技量——冷徹なまでに磨き抜かれたテクニックはもちろん、圧倒的なカリスマ性で聴き手の心をふりまわす、メフィスト的魅力にみちたリスト...
 プログラム、ひとくせもふたくせもあります。晩期の深みも、初期の超絶技巧も、思いのまま!

 超絶技巧のピアノ演奏と型破りな作曲センスで19 世紀人たちの度肝を抜き、文化百般に通じた芸術家として洗練された社交生活を送りながら、後年は聖職者となって神を身近に感じる生活を送った大家、フランツ・リスト。
 1811 年生まれのこの巨匠生誕200 周年を記念してのリリース。音楽大国オーストリアのGramola レーベルによる、リストも愛した南国イタリア出身の静かなる鬼才による、何ともユニークなリスト盤!

 演奏家の名はヴィンチェンツォ・マルテンポ。

 名前からして異能の予感を漂わせるこの才人、来歴に書いてある師事してきたピアニストの中では、リストと同じハンガリーの名匠・ゾルタン・コチシュと、知る人ぞ知る超絶技巧の人・オレグ・マルシェフ(!)の名が目につきます。
 2006 年あたりからイタリア内外のコンクールで徐々に入賞歴を積みはじめたそうですが、コンクール進撃の真っ最中に録音制作が進められたこのデビュー・アルバム、いくら一番指が廻るテンション高い時期の録音とはいえここまで一点の曇りのない完璧なテクニックがあるものか、と驚かされます。そして曲のドラマ作りというか、抑揚のコントロールを通じて音楽に説得力と深みを与えるセンスもずば抜けています。

 しかし、このアルバムを何より他に変えがたいユニークなものにしているのは、ご覧のとおり、そのプログラム。

 超・有名曲(エステ荘の噴水)に始まって、別の意味での超・有名曲(ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』の「愛の死」...の超絶的編曲)で終わる、その間をつなぐドラマの、まあなんと異質なことか。
 「新世代奏者の名刺代わり」の通念を大きく覆す、リストという芸術家に意外な角度から光をあてる、アルバム全体を通して聴く意義もじゅうぶん感じさせてくれる内容。
 レズリー・ハワードの全集でもなければお目にかからないような曲目もちらほら。
 そして心底感服させられてしまうのは、物理的には強烈なフォルティシモや心をぐいぐい揺さぶる圧巻の超絶技巧の瞬間もあるのに、彼の語り口は何やらカリスマ的な高雅さを決して失わないこと。ある意味きわめて静々と、いつのまにか自分の領域に私たちの心を引き込んでしまう、その得体の知れないピアニズム。
 これは、たぶん他の誰にもまねできない「マルテンポのリスト」というほかありません。

 ベーゼンドルファーから紡ぎ出される澄みきった美音は、一点の曇りもないのに人間的な温もりを一瞬たりとも失わず、ヴィンチェンツォ・マルテンポという人間の姿、いやフランツ・リストという作曲家の肉感的存在感を描き出します。
 いっさい乱れないトリルの、静々と響きわたるカンティレーナの、そして何の不自然もなくロマン派の響きに割り込んでくる、グレゴリオ聖歌の思わぬメロディの、この底知れなさ...。
 長大なポロネーズの充実感も、トリスタン和声に宿る陶酔も、もはや「悪魔的」というほかありません。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRAND SLAM



GS 2183
¥2500
ホルスト:組曲「惑星」 Op.32
 【I. 火星−戦争をもたらす者/II. 金星−平和をもたらす者/
  III. 水星−翼のある使者/IV. 木星−快楽をもたらす者/
  V. 土星−老年をもたらす者/VI. 天王星−魔術師/
  VII. 海王星−神秘主義者*】
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
* ウィーン国立歌劇場女声合唱団
 カラヤン& VPO、ホルスト「惑星」、2 トラック、38 センチ、オープンリール・テープ復刻!

 セッション録音:1961 年9 月5 日-22 日/ゾフィエンザール(ウィーン)/ステレオ
 使用音源:Private archive(2 トラック、38 センチ、オープンリール・テープ)

 ■制作者より
 カラヤンとウィーン・フィルによるホルストの「惑星」は、この曲の認知度を世界的に高めた最初のレコードと言われています。当時上昇気流に乗っていたカラヤンは、突然変異的な曲の内容を一気に開花させたような推進力があります。
 ウィーン・フィルの、しなやかで底力を感じさせる響きも、さすがとしか言いようがありません。今回も2 トラック、38 センチのオープンリール・テープを使用、原音の情報量を最忠実に再現しました。(平林直哉)



.

キング・インターナショナル



KKC 4131/36
(6CD)
¥7200→\6590

クナッパーツブッシュの遺産〜ターラ編〜(6CD)
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
 【CD 1】 原盤:仏ターラ (TAH-294)(P)1998
  ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55「 英雄」
    ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1953年12月17日 ヘルクレス・ザール、ミュンヘン(ライヴ)
 【CD 2】原盤:仏ターラ (TAH-322)(P)1998
  ブラームス:
   1. 交響曲 第2番 ニ長調 作品73/2. 交響曲 第3番 ヘ長調 作品90
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1944 年3月26日 マズーレンアレー放送局、ベルリン(放送録音)(1)
      1944年9月9日 バーデンバーデン(放送録音) (2)
 【CD 3】 原盤:仏ターラ (TAH-606)(P)2007
  ワーグナー:ジークフリート牧歌/ブラームス:交響曲 第4番 ホ短調 作品98
    ケルン放送交響楽団 
    録音:1953 年5月8日 フンクハウス、ケルン(ライヴ)
 【CD 4】原盤:仏ターラ (TAH-134)(P)1995
  ベートーヴェン:
   1. ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」/2. 交響曲 第8番 ヘ長調 作品93
    北ドイツ放送交響楽団 
    パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)(1)
    録音:1960 年3月14日 ムジークハレ、ハンブルク(放送録音)
 【CD 5】原盤:仏ターラ (TAH-608)(P)2007
  1.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58
  2.シューマン:交響曲 第4番 ニ短調 作品120
    ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
    ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)(1)、シュターツカペレ・ドレスデン(2)
    録音:1954 年1月17日 ムジークフェラインザール、ウィーン(ライヴ)(1)
      1956年11月4日 シュターツテアター、ドレスデン(ライヴ)(2)
 【CD 6】原盤:仏ターラ (TAH-320)(P)1998  
  モーツァルト:
   1. アイネ・クライネ・ナハトムジークK.525
  J.S. バッハ:
   2. ブランデンブルク協奏曲 第3番 ト長調 BWV.1048
   3. 管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV.1068
   4. ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV.1041
    ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
    ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)(4)
    録音: 1940 年5月12日 ウィーンの放送局スタジオ(放送録音)(1)
      1944年6月24日 ムジークフェラインザール、ウィーン(放送録音)(2,3)
      1944年7月1日 ムジークフェラインザール、ウィーン(放送録音)(4)
 この型破りの大芸術を享受できない人は不幸である。(宇野功芳)
 宇野功芳が選んだ怪物クナの“黄金の名演”CD、ターラ原盤からのリマスター復刻でよみがえる!

 モノラル、国内製造品、日本語帯・解説付

 宇野功芳が選んだクナッパーツブッシュ(仏ターラ盤)の“黄金の名演” CD!2012 年にキングレコードから「クナッパーツブッシュ至高の遺産(監修:宇野功芳)」(全10 タイトル)で発売されましたが、その後ターラ(TAHRA) は活動を停止してしまい、輸入盤は入手困難になっていました。
 今回、6 タイトルが、キング関口台スタジオでの最新リマスタリングにより、6CD 企画として復活!もともと復刻技術に定評あるターラ社の正規音源から音質面もさらに改善された、クナッパーツブッシュの「遺産」をこの機会にお忘れなきようお求めください。ブックレット(20 ページ予定)には、宇野功芳&平林直哉、両氏による貴重な解説・批評文を掲載しています。

 ライナーノートに転載された「宇野功芳のディスク批評」より(抜粋)
 【CD 1】残響のあるふっくらとした録音で雰囲気満点、ブレーメン盤のようにやっていることが目立たず、クナの「エロイカ」の中ではこれが最も芸術的である。
 【CD 2】初めてクナの3 番に接した思い出のレコードである。昭和四十年代の終わり、それまでにも彼の数々の凄演に接し、その巨人ぶりに圧倒されていたが、このブラームスこそ決定打、おそらくワーグナーを除けばクナのベスト曲といえよう。
 【CD 3】( ジークフリート牧歌) さすがはクナ、こんな小曲を振ってもブルーノ・ワルターやフルトヴェングラーのはるかに上をゆく。そして振る度に基本は同じでも新しい魅力が満載されているのだ。(ブラームス4 番)クナのブラームスではなんといってもまず3 番、つぎにはこの4番が凄絶だ。このCD を聴かないで、他の演奏についてあれこれ言っている人が気の毒になる。
 【CD 4】クナがたどりついた最後の8 番である。56 年盤の表現をさらに遅く、さらに極大に、さらに内容的に凄みを増した解釈で、われわれの考えるこの曲のイメージからは最も遠く、しかしクナの芸術としては最も高い境地に達したものといえよう。
 【CD 5】クナはシューマンの交響曲では4 番をことのほか好んでいたようで、CD を聴いているとその理由が分る。
 【CD 6】クナの唯一の「アイネ・クライネ」 であるが、その味の濃い名表現に心底びっくりし、かつ感動した。これは彼の録音の中でも特筆大書すべきものだと思う。
 .


KKC 4137/42
(6CD)
¥7200→\6590

ブルーノ・ワルターの遺産〜ターラ編〜(6CD)
ブルーノ・ワルター(指揮)
 【CD 1】 原盤:仏ターラ (TAH-452)(P)2002
  モーツァルト:交響曲 第40番 ト短調 K.550/
  ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 作品73
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1950 年9月25日 ティタニア・パラスト、ベルリン(ライヴ)
 【CD 2】原盤:仏ターラ (TAH-504)(P)2003
  《アムステルダムのブルーノ・ワルター》
    1. ブラームス:運命の歌 作品54/
    2. マーラー:交響曲 第1番 ニ長調「 巨人」
     アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、アムステルダム・トーンクンスト合唱団 (1)
     録音:1947年10月22日(1)、1947年10月16日(2) コンセルトヘボウ、アムステルダム(ライヴ)
 【CD 3】 原盤:仏ターラ (TAH-524)(P)2004
  1. モーツァルト:交響曲 第35番 ニ長調 K.385「ハフナー」
  2. マーラー:交響曲 第4番 ト長調
    ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
    イルムガルト・ゼーフリート (ソプラノ)( 2)
    録音:1953 年1月4日 カーネギーホール、ニューヨーク(ライヴ)
 【CD 4】原盤:仏ターラ (TAH-571)(P)2005
  ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調(原典版)
    ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1953年12月27日 カーネギーホール、ニューヨーク(ライヴ)
 【CD 5】原盤:仏ターラ (TAH-572)(P)2005
  マーラー:交響曲 第4番 ト長調
    ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、イルムガルト・ゼーフリート (ソプラノ)
    録音:1950年8月24日 旧祝祭劇場、ザルツブルク(ライヴ)
 【CD 6】原盤:仏ターラ (TAH-620)(P)2007  
  《ローマのブルーノ・ワルター》
   1. モーツァルト:交響曲 第40番 ト短調 K.550
   2. ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 作品92
    ローマ・イタリア放送交響楽団 (ローマRAI管弦楽団)
    録音:1952年4月19日(1)、1954年5月18日(2) ローマ(ライヴ)
 宇野功芳が選んだターラ原盤によるワルターの“傑作”CD。
 仏ターラ社の優れた技術によって復刻された、ブルーノ・ワルター最盛期の名演ライヴ。宇野功芳氏絶賛の6タイトルを一挙リマスターして、6CD 企画で発売!!

 モノラル、国内製造品、日本語帯・解説付

 宇野功芳が仏ターラ盤の中から選んだブルーノ・ワルターの“傑作” CD!
 2012 年に「ブルーノ・ワルター至高の遺産(監修:宇野功芳)」シリーズ(全10 枚)としてキングレコードから発売されましたが、その後ターラ社は活動を停止してしまい、輸入盤は入手不可になっていました。
 このたび、6 タイトルを選び、キング関口台スタジオでの最新リマスタリングにより、6CD に集成して発売。音質もさらに改善された、ワルター最盛期の完熟ライヴをご堪能ください。ブックレット解説は宇野功芳と平林直哉の両氏。歌詞対訳も完備しています。

 【CD 1】有名なワルターのベルリン帰郷公演。1932 年ナチスから追われて以来のドイツでのコンサートで、戦後BPOとの唯一のライヴとなった名演。「(ブラームスは)BPOの上に自然に乗った指揮ぶりである。最も抵抗なく味わえる完熟の演奏であり、もちろんワルターならではの幻想的でロマンティックな歌は十分だ。」(宇野功芳)
 【CD 2】メンゲルベルクの影が遺る戦後間もないコンセルトヘボウで、マーラー随一の愛弟子ワルターが《巨人》を振る!歴史的に見ても貴重な音源。オランダ放送局所蔵のマスターテープからの完全復元(開始前の拍手から、楽章間のインターバル、終了後の拍手までカットなしに収録)。
【 CD 3】「(「ハフナー」は)翌日のスタジオ録音よりもさらに凄まじい。テンポの変動、ホルンの最強奏、これこそアンチ・ロココのモーツァルトだ」(宇野功芳)
 【CD 4】異様なまでの緊迫感と熱気をはらんだワルター畢生の豪演。「これはワルターが録音したブルックナーの交響曲の中で最も魅力的なものである。ここには史上最高の豊かな歌が洪水のように流れるブルックナーがある。」(宇野功芳)
 【CD 5】「1955 年11 月のウィーンでのライヴ録音が出現するまではワルターの『第4』の王座にあったCDである。このウィーン盤は彫りの深い各楽器の生かし方によって、第1 楽章ではメルヘンの世界に遊ばせてくれるし、第2 楽章はとくに味が濃く、鋭い音彩やアクセントが作曲当時の前衛そのものだ。」(宇野功芳)
 【CD 6】1950 年代、ワルターがローマに客演した際の、枯れる前の気力みなぎる演奏。とくにベートーヴェンはスタジオ録音とは違った白熱の演奏。ワルターの「ベト7」唯一のライヴ音源として、誠に貴重です。「ライヴならではの、たった今、音楽が創り出されてゆく雰囲気が濃厚である。」(宇野功芳)



.

MEMBRAN



600461
(10CD)
\2400

アルフレッド・ブレンデル(pf)/ベートーヴェン名演奏集


Disc. 1
 ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
  ズービン・メータ指揮、ウィーン交響楽団
   1961年録音
 「エロイカ」の主題による15の変奏曲とフーガOp.35
  1958年〜1960年録音
Disc. 2
 ピアノ協奏曲第4番
  ハインツ・ワルベルク指揮、ウィーン交響楽団
   1961年録音
 ヴラニツキーのバレエ「森の娘」のロシア舞踏による12の変奏曲WoO.71
  1958年〜1960年録音
Disc. 3
 ピアノ協奏曲第3番
  ハインツ・ワルベルク指揮、ウィーン交響楽団
   1961年録音
 「トルコ行進曲」の主題による6つの変奏曲Op.76
  1958年〜1960年録音
Disc. 4
 「ルール・ブリタニア」による5つの変奏曲WoO.79
 イギリス国歌による7つの変奏曲WoO.78
 創作主題による6つの変奏曲Op.34
 創作主題による32の変奏曲WoO.80
 ヴィンターの歌劇「中止された犠牲祭」の
  「子供よ、静かにお休み」による7つの変奏曲WoO.75
 ジュスマイアーの
  歌劇「スレイマン2世、または3人のサルタン妃」の
  「ふざけて、からかって」による8つの変奏曲WoO.76
 ディッタースドルフの
  歌劇「赤ずきん」の主題による13の変奏曲WoO.66
 スイスの歌による6つのやさしい変奏曲WoO.64
 創作主題による6つのやさしい変奏曲WoO.77
  1958年〜1960年録音
Disc. 5
 リギーニのアリエッタ「恋人よ来たれ」による24の変奏曲WoO.65
 パイジエッロの喜歌劇「粉屋の娘」の
  二重唱「ネル・コル・ピウ」による6つの変奏曲WoO.70
 サリエリの「ファルスタッフ」の
  「まさにその通り」の主題による10の変奏曲WoO.73
 パイジエッロの「水車屋の娘」の
  「田舎の恋は」の主題による9つの変奏曲WoO.69
 グレトリーの歌劇「獅子王リシャール」の
  ロマンス「燃える情熱」による8つの変奏曲WoO.72
   1958年〜1960年録音
 ピアノソナタ第26番Op.81a「告別」、第25番Op.79
  1962年録音
Disc. 6
 ピアノソナタ第1番、第14番「月光」、第15番「田園」、第13番
  1962年録音
Disc. 7
 ピアノソナタ
  第21番「ワルトシュタイン」、第19番、第20番、第24番、第23番「熱情」
   1962年録音
Disc. 8
 ピアノソナタ第17番「テンペスト」、第18番、第22番、第16番
  1962年録音
Disc. 9
 ピアノソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」、第27番、第30番
  1960年、1962年録音
Disc. 10
 ピアノソナタ第28番、第31番、第32番
  1960年録音
アルフレッド・ブレンデル(pf)
 .


600462
(10CD)
\2400

ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vln)名演奏集


Disc. 1
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲Op.61
  ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ルツェルン祝祭管弦楽団
   1955年ライヴ録音
 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番Op.70-1「幽霊」
  エドウィン・フィッシャー(pf)エンリコ・マイナルディ(Vc)
   1952年録音
Disc. 2
 ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番「春」、第9番「クロイツェル」
  カール・ゼーマン(pf)
   1959年録音
Disc. 3
 ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第1番
  ヴィルヘルム・ケンプ(pf)
   1953年録音
 ベートーヴェン:三重協奏曲
  ゲザ・アンダ(pf)ピエール・フルニエ(Vc)
  フェレンツ・フリッチャイ指揮、ベルリン放送交響楽団
   1960年録音
Disc. 4
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲Op.77
  カール・ベーム指揮、シュターツカペレ・ドレスデン
   1942年録音
 ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲Op.102
  ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)
  フェレンツ・フリッチャイ指揮、ベルリン放送交響楽団
   1960年録音
Disc. 5
 ブラームス:ヴァイオリンソナタ全集、F.A.E.ソナタWoO.2
  カール・ゼーマン(pf)
   1961年、1962年録音
Disc. 6
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲Op.64
  フェレンツ・フリッチャイ指揮、ベルリン放送交響楽団
   1957年録音
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
  フェルディナンド・ライトナー指揮、バンベルク交響楽団
   1953年録音
Disc. 7
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番K.218
  ハンス・ロスバウト指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
   1956年録音
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番K.219
  フェルディナンド・ライトナー指揮、ウィーン交響楽団
   1952年録音
Disc. 8
 ヴィヴァルディ:四季
  ルドルフ・バウムガルトナー指揮、ルツェルン音楽祭弦楽合奏団
   1959年録音
Disc. 9
 J.S.バッハ:
  ヴァイオリン協奏曲第1番BWV.1041、
  同第2番BWV.1042、
  2つのヴァイオリンのための協奏曲BWV.1043
   ルドルフ・バウムガルトナー(Vln)ルツェルン音楽祭弦楽合奏団
    1957年、1956年録音
Disc. 10
 マルタン:ヴァイオリン協奏曲
  エルネスト・アンセルメ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団
   1955年録音
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲Op.61
  ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮、
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
   1953年ライヴ録音
ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vln)



.

PROFIL

PH 17031
(4CD)
特別価格¥5600→\5190

センパーオパー・エディションVol.10
 1938年以来の放送録音からオペラ合唱曲コレクション
  ベーム、エルメンドルフ、カイルベルト、ケンペ、レーグナーから
   ルイージ、ブロムシュテット、シノーポリ、ハイティンク、コリン・ディヴィス、チョン・ミュンフン、ティーレマン
ドレスデン国立歌劇場合唱団
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団
  Disc 1 カール・ベーム指揮による最初期録音
   (1)ワーグナー:ニュルンベルクのマイスタージンガー〜第3幕「目覚めよ!」
   (2)グノー:ファウスト〜第4幕 兵士たちの合唱
   (3)マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ〜復活祭の合唱
   (4)ワーグナー:ローエングリン〜第2幕 大聖堂への入場/第3幕 婚礼の合唱
   (5)同:ニュルンベルクのマイスタージンガー〜第3幕「親方を侮らないでください」
   (6)同:タンホイザー〜大行進曲
   (7)ウェーバー:魔弾の射手〜第3幕「狩人の喜びは」
   (8)リヒャルト・シュトラウス:影のない女〜第1幕「彼らが言うには」
   (9)ドニゼッティ:ドン・パスクワーレ〜第3幕 召使いたちの合唱
   (10)ビゼー:カルメン〜
    第1幕 龍騎兵の合唱/街の子供たちの合唱/女工たちの合唱/ハバネラ/工員たちの合唱/女工たちの合唱、
    2幕「乾杯のお返しを」、4幕 行進と合唱
     指揮:カール・ベーム(1)-(8)(10)、クルト・シュトリーグラー(9)
     録音:1938 年9月(1)、1939 年9月(2)-(7)、1942年6月9日(8)、11月26日(9)、12月4, 5日(10)
  Disc 2 1943-1945年録音
   (1)ドヴォルザーク:ジャコバン党員〜第1幕 村の若者たちの合唱
   (2)モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ〜
    第1幕「恋に戯れる娘たち」/急いで急いで、彼が来る前に/第2幕「ああ、もう時間がないぞ」
   (3)ヴォルフ:お代官様〜第2 幕「だからここに二人の」
   (4)オーベール:フラ・ディアヴォロ〜
    第1幕 冒頭合唱/第1幕 フィナーレ/第2幕「もう一度起こして」/第3幕 農民の合唱/第3幕 フィナーレ
   (5)ヴェルディ:ルイーザ・ミラー〜第1幕 序奏と農民の合唱/第3幕 村娘の合唱
   (6)同:イル・トロヴァトーレ〜第3幕 兵士の合唱
   (7)ウェーバー:魔弾の射手〜第1幕 冒頭合唱/希望があなたを蘇らせ/山や草地を駆け/第2幕 フィナーレ
     指揮:カール・エルメンドルフ(1)-(5)(7)、クルト・シュトリーグラー(6)
     録音:1943 年3月2日(1)、1944年6月20日(2)、12月21日(3)、11月14日(4)、
      1945 年2月12日(5)、1945 年(6)、1944 年6月1日(7)
  Disc 3 1948 年〜
   (1)ベートーヴェン:フィデリオ〜第2幕「待ち焦がれたこの日」
   (2)ドヴォルザーク:ルサルカ〜第1幕 妖精たちの合唱
   (3)ヤナーチェク:カーチャ・カバノヴァー〜第3幕 ボルガ河畔嵐の場
   (4)オルフ:アンティゴネ〜第3幕 テーバイの長老たちの合唱
   (5)ワーグナー:さまよえるオランダ人〜第1幕 乙女の合唱
   (6)リヒャルト・シュトラウス:ダフネ〜羊飼いの合唱
   (7)エック:魔法のヴァイオリン〜第3幕5場、6場
   (8)ウェーバー:アブ・ハッサン〜預言者の側近たちの合唱/フィナーレ
   (9)ヴェルディ:椿姫〜第2幕 ジプシー女の合唱/闘牛士の合唱
   (10)ウェーバー:オイリアンテ〜第1幕 冒頭合唱/第3幕「五月には美しいバラが」
   (11)マルシュナー:アンリ4世とドービニェ〜狩人の合唱
   (12)ヴェルディ:ナブッコ〜第3幕 ヘブライの捕虜の合唱/ヘブライ人の合唱
   (13)ヴァインベルガー:バグパイプ吹きのシュヴァンダ〜第1幕 護衛と召使いの合唱/もう終った/第2幕 フーガ
      指揮:ヨーゼフ・カイルベルト(1)(2)(4)、ハンス・リヒター(3)、ルドルフ・ケンペ(5)(6)、
       ルドルフ・ノイハウス(7)、ハインツ・レーグナー(8)、 エベルハルト・ツィンマー(9)、
       ハンス・フォンク(10)(11)、ファビオ・ルイージ(12)、コンスタンチン・トリンクス(13)
      録音:1948 年9月22日(1)、10月13日(2)、1949 年8月15日(3)、1950 年1月27日(4)、
       12月7日(5)、1950 年(6)、1965 年12月16日(7)、1971 年2月5-10日(8)、
       1985年5月28日(9)、1986 年11月20日(10)(11)、2004 年8月28日(12)、2012 年3月24日(13)
  Disc 4 非オペラ作品
   (1)ベートーヴェン:交響曲第9番Op.125〜終楽章
   (2)ヨハン・ゴットリプ・ナウマン:テ・デウム
   (3)リスト:ダンテ交響曲〜マニフィカト
   (4)マーラー:交響曲第2番「復活」〜終楽章
   (5)モーツァルト:キリエK.341
   (6)ベルリオーズ:テ・デウムOp.22〜アレグロ・モデラート
   (7)ロッシーニ:スターバト・マーテル〜この身滅びるとも/アーメン
   (8)ワーグナー:「使徒の愛餐」より
     (1)マルガレーテ・テシェマッハー(ソプラノ)、エリーザベト・ヘンゲン(メゾソプラノ)、
      トルステン・ラルフ(テノール)、ヨーゼフ・ヘルマン(バリトン)、
     指揮:カール・べーム(1)、ヘルベルト・ブロムシュテット(2)、ジュゼッペ・シノーポリ(3)、
      ベルナルト・ハイティンク(4)、サー・コリン・デイヴィス(5)(6)、
       チョン・ミュンフン(7)、クリスティアン・ティーレマン(8)
     録音:1941 年(1)、1980 年12月18日(2)、1998年4月5-6日(ライヴ)(3)、
      1995 年2月13日(ライヴ)(4)、1998 年10月3日(5)(6)、
       2015 年2月13日(ライヴ)(7)、2013年5月18日(8)
 お宝音源満載、ゼンパーオパーのもうひとつのスター、合唱団の歴史を俯瞰するBox

 69’ 00”、55’ 20”、77’ 42”、79’ 36”

 センパーオパー・エディション第10 弾は、放送用の録音のなかから同団体の合唱ナンバーを集めた魅力アルバム。
 まず驚かされるのは、オールスター・キャストの大指揮者陣。古くは1938 年のベーム指揮によるワーグナーから、エルメンドルフ、カイルベルト、ケンペ、レーグナーといった往年の巨匠からルイージ、ブロムシュテット、シノーポリ、ハイティンク、コリン・ディヴィス、チョン・ミュンフン、ティーレマンまで超豪華な名前が続きます。
 オペラは独唱者たちの美声と演技力が第一義なのはもちろんですが、合唱が魅力を添えているのも事実で、ドイツは聖歌隊の伝統からか清らかで厳かな感覚が独特です。ここではその醍醐味を戦前から今日までたっぷり堪能できます。
 オペラ作品中でも、最も魅力的な合唱、効果的なシーンを絶妙にチョイスしているのもさすがと申せましょう。




SUPRAPHON



SU 4250
(8CD)
¥8400

ビエロフラーヴェク歿後1周年
 「RECOLLECTION」
イルジー・ビエロフラーヴェク(指揮)
 CD 1(77’01”)
  ・スメタナ:連作交響詩「わが祖国」(全曲)
    チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1990年3月26-28日/プラハ城、ヴラディスラフ・ホール(プラハ)
 CD 2(71’39”)
  ・ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」
    チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1989年9月4-6日/ルドルフィヌム・スタジオ(プラハ)
  ・ドヴォルザーク:弦楽オーケストラのためのセレナード ホ長調 Op22
    プラハ室内フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1996年1月26-27日/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
 CD 3(75’35”)
  ・ヨゼフ・スーク:幻想的スケルツォ Op.25
    プラハ交響楽団
    録音:1980 年1月7-8日/支庁舎スメタナ・ホール(プラハ)
  ・ヨゼフ・スーク:組曲「おとぎ話」 Op.16
    チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1978 年12月30日、1979 年1月25日/ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(プラハ)
  ・ヨゼフ・スーク:弦楽のためのセレナード 変ホ長調 Op.6
    チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1996年3月16-17日/ルドルフィヌム・スタジオ(プラハ)
 CD 4(81’54”)
  ・フィビヒ:交響曲第3番 ホ短調 Op.53
    ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1981 年8月29-30日/ルドルフィヌム・スタジオ(プラハ)
  ・ヤナーチェク:シンフォニエッタ
  ・ヤナーチェク:狂詩曲「タラス・フリーバ」
    チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1977 年12月22-23日/ブルノ・スタディオン・ホール
 CD 5(82’34”)
  ・マルティヌー:序曲 H.345
  ・マルティヌー:「狂詩曲」〜大オーケストラのための H.171
  ・マルティヌー:寓話集 H.367
  ・マルティヌー:「版画」〜大オーケストラのための三部作 H.369
    チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1987 年9月9-11日、1987 年12月7日/ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(プラハ)
  ・ラヴェル:マ・メール・ロワ
    チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1973年10月15日/ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(プラハ)
  ・ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
    チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1973 年8月30日/ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(プラハ)
 CD 6(80’57”)
  ・マルティヌー:3 つのリチェルカーレ H.267
    チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1989 年4月8日、1989 年6月3日/ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(プラハ)
  ・バルトーク:ディヴェルティメント〜弦楽オーケストラのための Sz.113
    チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1973 年10月16-23日/ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(プラハ)
  ・バルトーク:管弦楽のための協奏曲 Sz.116
    プラハ交響楽団
    録音:1981 年2月7-8日/支庁舎スメタナ・ホール(プラハ)
 CD 7(61’34”)
  ・モーツァルト:交響曲第38 番 ニ長調 KV.504「プラハ」
    プラハ・フィルハーモニア
    録音:2002 年11月17-19日/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
  ・メンデルスゾーン:交響曲第4 番 イ長調 Op.90「イタリア」
    プラハ・フィルハーモニア
    録音:2006 年4月28-30日/ルドルフィヌム・スタジオ(プラハ)
 CD 8(51’24”)
  ・シェーンベルク:浄められた夜 Op.4(弦楽オーケストラ版)
  ・ハース:弦楽オーケストラのためのスタディ
    新チェコ室内管弦楽団
    録音:1994 年4月28-29日/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
  ・マーラー:交響曲第5 番より第4 楽章《アダージェット》
    プラハ室内フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1995 年9月30日/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
  ・マーラー:交響曲第2番より第4楽章《「原光」 きわめて荘重に、しかし素朴に》
    ダグマル・ペツコヴァー(アルト)、プラハ室内フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1996 年9月13日/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
 ビエロフラーヴェク歿後1周年。スプラフォン・レーベルが誇る名盤から入手困難な貴重録音までを収録!

 9h44’46”

 チェコを代表する世界的指揮者イルジー・ビエロフラーヴェクが亡くなって2018 年5 月31 日で一年がたちます。
 プラハ交響楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者、またプラハ・フィルハーモニアの創設者・初代芸術監督をつとめたビエロフラーヴェクはスプラフォン・レーベルにも多くの録音を残してきました。
 当セット「RECOLLECTION」にはスメタナの「わが祖国」、ドヴォルザークの「新世界より」などの名盤から熱心に紹介してきたマルティヌー、そして現在入手困難となっているバルトーク、ラヴェルなど、ビエロフラーヴェクの充実のレパートリーを聴くことができます。
 自然で暖かい音楽を作る名匠がチェコのオーケストラを振った不滅の録音をご堪能ください。



.

SWR CLASSIC



SWR19059CD
\2300→\2090
フリッツ・ヴンダーリヒ:モーツァルトとその時代
1957年-1962年
 イグナツ・ホルツバウアー(1711-1783):
  歌劇《ギュンター・フォン・シュヴァルツブルク》より
  1.ギュンターのアリア「Schonster Sohn des Himmels!Holder Frieden!」
  2.二重唱「O Konig! Deine Hand ist fur mein Wort das sichere Pfand」
 グルック(1714-1787):歌劇《証明された無実ー巫女》より
  3.アリア「Alte Eiche an schwindelnden Hangen」
 ライヒャルト(1752-1814):歌劇《ブレンノ》より
  4.レチタティーヴォとアリア「Santi numi del cielo ? Stelle! Che dici? Cara! Che dir mi vuoi?」
 パイジェッロ(1740-1816):歌劇《モリナーラ》より
  5.二重唱「Nel cor piu non mi sento うつろな心」
 ヴィンチェンツォ・リギーニ(1756-1812):歌劇《岐路に立つヘラクレス》より
  6.レチタティーヴォとアリア「Questo agevole a ameno ?Dei clementi, amici dei」
  7.四重唱「Alme belle, fugitte prudenti」
 ケルビーニ(1760-1842):歌劇《水運び人》より
  8.三重唱「O du meine Erretter」
  9.二重唱「Mich trennen soll ich von dem Gatten」
  10.第1幕の終曲「Gott! Tauscht mein Auge mich nicht」
  11.アンサンブル「Dies Schweigen ist so furchterlich」

 ボーナス・トラック
  12.アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):
   歌劇《ロサウラ》より「Quel povero core」
  13.ヘンデル(1685-1759):歌劇《セルセ》より
    「Ombra mai fu 懐かしい木陰」
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)

エリザベート・フェルローイ(ソプラノ)…2.4.5.7
マルガレーテ・ベンツェ(アルト)…7
ギュンター・ネッカー(バス)…7
ヒルデガルト・ヒッレブレヒト(ソプラノ)…8.9.10.11
マルセル・コルデス(バス・バリトン)…8.10
クリスタ・リップマン(ソプラノ)…10
ローベルト・ホイエム(テノール)…10.11
アウガスト・メスターラー(バス)…10
クラウス・ベルトラム(バリトン)…11
ヴァルター・ケーニンガー(バス)…11

シュトゥットガルト放送合唱団…11

エンメリッヒ・スモーラ(指揮)…1-7.12
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・
 ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団…1-7.12
ハンス・ミューラー=クライ(指揮)…8-11
アルフォンス・リシュナー(指揮)…13
シュトゥットガルト放送交響楽団…8-11.13
 20世紀ドイツを代表するテノール歌手、フリッツ・ヴンダーリヒ(1930-1966)のSWRレコーディング・シリーズ第6弾。
 今回のアルバムでは、モーツァルトと同じ時代に活躍するも、現代ではほとんど忘れられてしまった作曲家たちのアリア集を中心に集めています。パイジェッロの「うつろな心」のメロディは、イタリア古典歌曲のリサイタルなどで時折演奏されますが、他の曲を耳にすることはほとんどありません。
 これらの曲がヴンダーリヒの軽やかで表情豊かな歌唱で蘇りました。ボーナス・トラックにはA.スカルラッティとヘンデルのアリアを2曲収録。有名な「懐かしい木陰」のゆったりとした美しい歌声が聴きどころです。

 SWR所蔵のオリジナル・テープからデジタル・リマスタリングを行っています。

録音 MONO
1958年4月11日 Kaiserslautern Musikstudio…1.2
1959年1月28日 Kaiserslautern…3-5.12
1957年3月26日 Kaiserslautern Alte Eintracht…6
1959年1月29日 Kaiserslautern…7
1962年11月6日 Stuttgart, Villa Berg…8-11
1959年3月31日 Stuttgart, Villa Berg…13
 .


SWR19417CD
\2300→\2090
ヒンデミット(指揮)&シュトゥットガルト放送響
 ブルックナー(1824-1896):交響曲 第7番 ホ長調(1885年稿)
パウル・ヒンデミット(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団
 作曲家ヒンデミットは、良く知られているようにヴィオラを始め、あらゆる楽器を演奏することができ、楽器の特性を熟知していました。また優れたピアニストであり指揮者でもありました。
 彼は21歳の時に自作の「チェロ協奏曲」を指揮して指揮者デビューを飾り、以降、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、コンセルトヘボウ管、ロンドン響、シカゴ響、ニューヨーク・フィルといった世界的な名門楽団に定期的に登場し、自作だけでなく、他の作曲家の作品を指揮したことで知られています。ブルックナーもヒンデミットが好んでいた作曲家であり、指揮者としてよりも「作曲家ヒンデミット」として作品を捉えた、個性的な解釈が楽しめる演奏です。
 SWR所蔵のオリジナル・テープからデジタル・リマスタリングを行っています。

  録音 1958年6月24日 MONO Stuttgart-Degerloch,Waldheim
CD94.222からの移行盤
 .


SWR19418CD
\2300→\2090
ヤーノシュ・シュタルケル:名演集
 1-3.ヒンデミット(1895-1963):チェロ協奏曲
 4-6.プロコフィエフ(1891-1953):交響的協奏曲 ホ短調 Op.125
 7-9.ラウタヴァーラ(1928-2016):チェロ協奏曲 Op.41
アンドレアス・フォン・ルカーチ(指揮)…1-3
エルネスト・ブール(指揮)…4-6
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)…7-9

シュトゥットガルト放送交響楽団…1-3
バーデン=バーデン・フライブルク南西ドイツ交響楽団…4-9
 ハンガリー生まれの名チェリスト、ヤーノシュ・シュタルケル。彼の演奏は「火と氷の融合」と評されるほどに、張り詰めた緊張感と豊かな音楽性が込められた素晴らしいものでした。
 このアルバムで演奏されているのは、シュタルケルが“20世紀最高のチェロ協奏曲”と評したヒンデミットの協奏曲と、独奏パートが難しいことで知られるプロコフィエフの交響的協奏曲、シュタルケルの初レパートリーとなったラウタヴァーラの協奏曲の全3曲。シュタルケルは常にオーケストラとのバランスを考慮しながら、説得力のある演奏を繰り広げています。
 SWR所蔵のオリジナル・テープからデジタル・リマスタリングを行っています。

 録音
 1971年1月14日 Stuttgart Funkstudio …1-3
 1975年8月16日 Baden-Baden,Hans-Rosbaud Studio…4-6
 1975年2月6日 Baden-Baden,Hans-Rosbaud Studio…7-9
CD94.227からの移行盤



<国内盤> 

.

オクタヴィア・レコード



OVCT-00135
(SACD Hybrid)
\3200+税
《ポーランド独立回復100周年記念》
 江崎昌子&飯森範親 /日本センチュリー響
  ショパン:

   ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11
   演奏会用アレグロ イ長調 作品46
江崎昌子 (ピアノ)
飯森範親 (指揮)
日本センチュリー交響楽団
 《ポーランド独立回復100周年記念》
 ショパンの真髄を伝えるピアニスト、江崎昌子の輝くピアニズム。
 ショパン全集録音の一環となる新盤は、待望のピアノ協奏曲第1番で、飯森範親・日本センチュリー交響楽団とのライヴ録音。カップリングとして収録された演奏会用アレグロは、第3協奏曲のアレグロ楽章として着手されました。残されているショパンの言葉から、この作品がポーランドの独立を願って作曲されたのではないかと推断する江崎昌子は、千紫万紅の色模様で曲の持つ特質を謳いあげています。
 彼女の音楽にはポーランドで培われたスラヴ的な歌や感性があり、その幾重にも折り重なるふくよかな音の魅力は、ショパンの魂や美質を描いて余すところありません。
 これは、ポーランド独立回復100周年という記念を祝うにふさわしいアルバムとなりました。

  2017年4月21-22日大阪・ザ・シンフォニーホール (ライヴ/協奏曲)、11月28日東京・稲城iプラザ (セッション/ソロ) にて収録
 .


OVCL-00653
(SACD Hybrid)
\3800+税
〔デジパック仕様〕
小林研一郎&ロンドン・フィル
 ストラヴィンスキー:
  バレエ音楽 「春の祭典」 (1947年版)
  バレエ音楽「火の鳥」組曲 (1919年版)
小林研一郎(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 これが江崎録音だ!
 斬新にして超鮮明な音の扉が、ここに開かれた!
 ロンドン・フィルという強力な布陣を得て、小林は自家薬籠のレパートリーであるストラヴィンスキーで、全霊を傾注した渾身のアルバムを創りあげました。
 自在な棒から放たれる音楽は、一音一音に豊かな生命が宿り、飛翔と集散を絶妙にくり返しながら巨大なマグマの集積を生みだしています。明確な定位で捉えられた楽器音が、放射しながら圧倒的なエネルギーの音塊へと登りつめていくさまを、最新スペックによるサウンドが超鮮明に捕らえています。
 ロンドン・フィルのコンサートマスターが「これこそ、私の席で聴く音だ!」と賛嘆したという話題の新録音です。

  2017年4月12日(春の祭典)、21日(火の鳥) ロンドン、アビー・ロード・スタジオ にて収録
. 


OVCL-00659
\3000+税
ラザレフ(指揮)&日フィル
 ショスタコーヴィチ:交響曲 第5番 ニ短調 作品 47
アレクサンドル・ラザレフ(指揮)
日本フィルハーモニー交響楽団
 獅子奮迅の勢いで躍進を遂げる名コンビが奏でる
 わが国随一のロシアン・サウンド!
 ラザレフと日本フィルのショスタコーヴィチ・シリーズは、録音、コンサートともに高い演奏クオリティとの絶賛を浴びています。当シリーズから、ついに第5番のリリースです。
 ラザレフに鍛え上げられた日本フィルが重厚に奏でるロシアン・サウンドは、日本でも随一。ショスタコーヴィチの代表曲を圧倒的な音圧で突き進み、第4楽章の印象的な重々しいマーチから、緊張と迫力をもって高らかなラストを迎えます。
 会場を熱狂の渦に巻き込んだ歴史的演奏を、ぜひお聴きください。

 2017年6月10日 横浜みなとみらいホール、11日 東京オペラシティコンサートホール にてライヴ収録
 


AUCD-00031
\3000+税
<松本和将ライヴシリーズ7>
 ラフマニノフ:
  前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2 「鐘」
  ヴォカリーズ Op.34-14
 チャイコフスキー:
  「四季」 Op.37bより
  舟唄
  トロイカ
  松雪草
 ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
松本 和将 (ピアノ)
 松本和将  ライブシリーズ 第7弾
 ラヴェル編の「展覧会の絵」オーケストラ版の呪縛から解き離れ、オリジナルのピアノから恐るべき底なしの響きを感じ取った演奏。
 ラフマニノフがカーネギーホールで使用していたと言われている、ニューヨーク・スタインウェイ CD368を用いたこの演奏から地底から響き渡るロシアの音の感動を是非感じ取ってください。

 2017年11月26日 東京文化会館小ホール にてライブ収録
 


OVCT-00147
(SACD Hybrid)
\3200+税
ショパン:
 舟歌 嬰ヘ長調 作品60
 スケルツオ 第2番 変ロ長調 作品31
 バラード 第1番 ト短調 作品23
 バラード 第4番 ヘ短調 作品52
 ポロネーズ 第7番 変イ長調作品61「幻想」
 練習曲 作品25 第9番 変ト長調 「蝶々」
 練習曲 作品25 第1番 変イ長調 「エオリアン・ハープ」
北村陽子(ピアノ)
 ピアノに生きる名匠の、凛とした音楽。
 パリ音楽院に留学し、イヴ・ナットやピエール・サンカンという伝説的名教師の下で研鑽を積んだ北村陽子。帰国後は桐朋学園音楽大学の名教授として長くその任に在り、多くの門下生を輩出しています。この間、音楽は熟成を重ね、81歳の折のデビューCD「ドビュッシー:前奏曲集」は、音楽各紙誌の絶賛を浴びました。
 このショパンでは、一切の妥協のない厳しい目と注がれる暖かい眼差しが鮮やかに交錯し、このピアニストの全人格が反映されたような光彩に満ちたアルバムとなりました。
 北村陽子、83歳の記録です。

  2017年11月6-8日 東京・稲城?プラザにて収録
 


OVCC-00150
\3000+税
THE BEST/広田智之(オーボエ)
 J.S.バッハ:
  ソナタ BWV1030b より 第1楽章
  ソナタ BWV1034 より 第2楽章
 モーツァルト:オーボエ四重奏曲 K.370 より 第1楽章
 モーツァルト/編曲者不詳:
  歌劇《フィガロの結婚》より「恋とはどんなものかしら」
  歌劇《後宮からの誘拐》より「お前とここで会わねばならぬ」
  歌劇《ドン・ジョヴァンニ》より「みんな楽しくお酒を飲んで」
 シューベルト:冬の旅 より 1. おやすみ
 シューマン:詩人の恋 より 1. うるわしい5月に
 R.シュトラウス:あした 作品27-4
 プーランク:オーボエ・ソナタ より 第1楽章
 ヒンデミット:オーボエ・ソナタ より 第1楽章
 デュティユー:オーボエ・ソナタ より 第2楽章
 北爪道夫:歌う葦
 真島俊夫:白と黒
広田智之(オーボエ)
曽根麻矢子(チェンバロ)、
菊地知也(チェロ)、
矢部達哉(ヴァイオリン)、
鈴木学(ヴィオラ)、
古川展也(チェロ)、
神田寛明(フルート)、
三輪郁(ピアノ)、
オーボエ・アンサンブル「HAIM」
(広田智之/荒絵理子/池田昭子/宮村和宏)
 オーボエが彩る終わりなき旅。広田智之初のベスト・アルバム!
 プロ生活30周年を過ぎ、益々活躍の場を広げる日本を代表するオーボエ奏者、広田智之の初となるベスト・アルバムです。
 これまでリリースしてきた10タイトルの中から珠玉の作品が並びます。デュオからオーボエ・アンサンブル、弦楽アンサンブルまで多種多様な形態でオーボエの全てをさらけ出すプログラム。
 広田の卓越した技術、音楽性。高く評価される「歌心」溢れる表現力と極上の美しい音色が満載。オーボエの魅力を発信し続ける広田智之ベストです!




<映像>


NAXOS(映像)


2.110370
(DVD)
\2800
オールスター・オーケストラ プログラム9&10
【プログラム9:ニューヨークの幻影】
 1.ガーシュウィン(1898-1937):ラプソディ・イン・ブルー
 2.コープランド(1900-1990):《劇場の音楽》組曲
 3.ロバート・ビーザー(1954-):Ground“0”
  ローラ・アスタノーヴァ(ピアノ)…1
【プログラム10:千夜一夜物語-シェエラザードの伝説】
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908):交響組曲「シェエラザード」
  ディヴィッド・キム(独奏ヴァイオリン)
ジェラード・シュワルツ(指揮)
オールスター・オーケストラ
 プログラム9ではガーシュウィンの名曲「ラプソディ・イン・ブルー」、コープランドの《劇場の音楽》、現代作曲家ビーザーの「Ground“0”」の3曲を取り上げます。ラプソディ・イン・ブルーはオリジナルのジャズ版を演奏し、20世紀から連なるジャズの系譜を辿ります。
 プログラム10はリムスキー=コルサコフの「シェエラザード」です。エキゾチックな物語をコンサート・マスターのディヴィッド・キムが演奏する甘い音色が引き立てます。アラビアの物語とロシアのロマン主義の融合です。

  収録 2014年8月26-27日 ライヴ Great Hall, Purchase College Performing Arts Center, New York
  収録時間:本編114分 音声:ステレオ2.0/DD5.1/DTS5.1 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク
 

2.110371
(DVD)
\2800
オールスター・オーケストラ プログラム11&12
【プログラム11:音楽の中の“英雄の生涯”】
 1.リヒャルト・シュトラウス(864-1949):交響詩「英雄の生涯」Op.40
  ディヴィッド・キム(ヴァイオリン)
  エリック・ラルスケ(ホルン)
【プログラム10:モーツァルトと世界初演】
 1.モーツァルト(1756-1791):セレナード 第9番「ポストホルン」K320
 2.サミュエル・ジョーンズ(1935-):ヴァイオリン協奏曲…世界初演
  ディヴィッド・ビルガー(ポストホルン)…1
  アン・アキコ・マイヤーズ(ヴァイオリン)…2
ジェラード・シュワルツ(指揮)
オールスター・オーケストラ
 プログラム11はリヒャルト・シュトラウスの「英雄の生涯」がテーマ。英雄の生活の全てが音楽で表現されています。オーケストラの性能を極限まで活用した絢爛たる響きが聴きどころです。
 プログラム12はモーツァルトの有名曲「ポストホルン」とジョーンズのヴァイオリン協奏曲(世界初演)の組み合わせ。名手、アン・アキコ・マイヤーズがヴァイオリンを演奏しています。

  収録 2014年8月26-27日 ライヴ Great Hall, Purchase College Performing Arts Center, New York  
  収録時間:本編114分 音声:ステレオ2.0/DD5.1/DTS5.1 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク














4/12(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



ARTE VERUM



ARV 015SPE
¥2600
わが道を行く、バーバラ・ヘンドリックス最新盤
 THE ROAD TO FREEDOM〜自由への道

 1 即興(Feeling Bad Bluesに基づく)器楽 -
  instrumental [ライ・クーダー]
  ピープル・ゲット・レディ[カーティス・メイフィールド]
 2 We Shall Not Be Moved [黒人霊歌]
 3 Woke Up This Morning (With My Mind On Jesus) [黒人霊歌]
 4 Amazing Grace(アメイジング・グレイス) [John Newton]
 5 Keep Your Eyes On The Prize [黒人霊歌]
 6 Take My Hand, Precious Lord [Thomas A. Dorsey]
 7 Another Man Done Gone [traditional]
 8 Down in Mississippi [J.B. Lenoir]
 9 即興(器楽)[M.アルゴットソン]
 10 奇妙な果実(Strange Fruit) [Allan Lewis]
 11 移民たちのメドレー〜
  「(サマータイム[ガーシュウィン]、
   Home [詩:ワーザン・シャイア]、
   Sometimes I Fell Like a Motherless Child
    (時には母のない子のように)[黒人霊歌])
 12 I Wish I Knew How It Would Feel To Be Free [Taylor, Lamb]
 13 Oh Freedom [Traditional]
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
マティアス・アルゴットソン
 (ピアノ、ハモンド・オルガン)
マックス・シュルツ(ギター)
ウルフ・エングランド
 (スライド・ギター、ギター)
 名曲「アメイジング・グレイス」も収録!バーバラ・ヘンドリックス最新盤

 録音:2018 年1 月30,31 日、ラ・フォル・ジュルネ・ド・ナントにて(ライヴ)

 ヘンドリックスが長年大切に歌っている黒人霊歌。ここでは、ナントの地でのラ・フォル・ジュルネ音楽祭のライヴ録音で、名曲なども取り入れながら、歌い継がれてきた黒人霊歌を彼女のために編成したバンドと共に演奏しています。
 ヘンドリックス自身、幼い頃に差別を受け、成長するにつれ、差別をなくそうという活動に様々に関わるようになりました。「私の生きている間だけでなく、今日、我々は世界中で皆、正義のために、連帯、そして自由のために立ち上がらなくてはならない。日々、瞬間瞬間に、この戦いを続け、励ますために、これらの歌を歌えることに感謝している」というヘンドリックスの言葉の重みと思いの強さを感じます。




.

BIS



BIS SA 2133
(SACD HYBRID)
¥2700→\2490
現代スウェーデンでもっとも人気の高い作曲家
 ロルフ・マッティンソンの作品集!

 ロルフ・マッティンソン(1956-):
  (1)オープンマインド Op.71(2005)
  (2)エミリ・ディキンソンの詩による管弦楽歌曲集 Op.82a(2009/11)
   【《愛の歌》
     I.私たちは火花のように出会い/
     II. 私に見えないもの/III.あなたが秋に来るとすれば、
   《自然の歌》
    IV.自然/V.悲しみのようにひそやかに/VI.穏やかな海、
   《人生の歌》
    VII.心がひとつ砕けるのを止めることができたら/
    VIII. 予感/IX. 雀を裂いてみると/X. 名声は蜂】
  (3)A・S・追悼Op.50b(1999 rev. 2001)(弦楽オーケストラ版)
  (4)管弦楽のための協奏曲Op.81
(2)リサ・ラーション(ソプラノ)
(1)-(3)アンドルー・マンゼ(指揮)
(4)サカリ・オラモ(指揮)
王立ストックホルム・フィルハーモニック管
 現代スウェーデンでもっとも人気の高い作曲家、ロルフ・マッティンソンの作品集!

 セッション録音:(2)(4)2015 年5 月、(1)(3)2017 年8 月/ストックホルム・コンサートホール(スウェーデン)/DSD/5.0 Surround sound/マルチチャンネル/73’17”

 SACD ハイブリッド盤。

 ロルフ・マッティンソン(1956-)は、スウェーデンのスコーネ地方の生まれ。マルメ音楽大学とルンド大学でブライアン・ファーニホー、ハンス・エークルンド、スヴェン=エーリク・ベック、スヴェン=エーリク・ユーハンソン、スヴェン=エーリク・サンドストレム、ステーン・インゲルフといった、スタイルと語法の異なる作曲家たちに学びました。

 自分の美意識よりも他者とのコミュニケーションを考える彼の音楽は、多くの聴き手から支持され、現代スウェーデンでもっとも人気の高い作曲家のひとりに挙げられています。

 《オープンマインド》は、スウェーデン放送交響楽団が、2005年の「バルト海フェスティヴァル」のために委嘱。「コンサートを『開始する』ための短く、効果的な導入音楽」と「楽想、言葉によらない表現、スタイルを『心を開いて』選ぶ」を重ねた曲名がつけられています。南北戦争とその戦後の時代を生き、マサチューセッツの大学町アマストの家で隠遁者のように過ごしたエミリ・ディキンソン(1830-1886)の詩をテクストに採った歌曲は、アメリカのコープランドやネッド・ローレムの作品が知られています。
 マッティンソンの《エミリ・ディキンソンの詩による管弦楽歌曲集》は、10 篇の詩をテーマによって「愛」「自然」「人生」の3 グループに分け、彼女の詩の光と陰影を表現するためグロッケンシュピール、ヴィブラフォーン、チェレスタ、ハープを際立たせたオーケストレーションによる作品に仕上げられています。アンネ・ソフィ・フォン・オッターが初演、リサ・ラーションに献呈されました。
 「アルノルト・シェーンベルク」と1899 年作曲の《浄められた夜》の100周年を記念する《A・S・追悼》の「弦楽オーケストラ版」は、ネーメ・ヤルヴィに献呈され、ヨーテボリ交響楽団が2002 年の日本ツアーでも演奏しています。
 《管弦楽のための協奏曲》は、マッティンソンの音楽を特集した2008 年の「ストックホルム国際作曲家フェスティヴァル」のための作品。このディスクの3 曲を含む、フェスティヴァルで演奏される彼の作品、そしてシェーンベルクの《ペレアスとメリザンド》の断片が引用された、「Con forza(力強く)」「Molto espressivo(きわめて表情ゆたかに)」「Amabile e dolcissimo - Tumultuoso(愛らしく、きわめて甘く−騒然と)」の3 つの対照的な楽章から構成されています。



ロルフ・マッティンソン[ルカ受難曲]
https://www.youtube.com/watch?v=VZvMAp6PPKU

確かに時代を超えた熱い音楽。




旧譜からオーケストラ作品集

DAPHNE 1029
\2600
マッティンソン:
 管弦楽のための《オープン・マインド》
 チェロ協奏曲第1番*
 演奏会幻想曲《エクスポゼ》#
 フルート協奏曲第1番《ゆらめくブルー》**
マンフレッド・ホーネック(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
マッツ・リードストレム(チェロ)*/#
マッツ・ロンディン(指揮)*/**
ノールショッピング交響楽団*
マグヌス・ボーゲ(フルート)**
マルメ交響楽団**

現代スウェーデンのリーディング・コンポーザー、ロルフ・マッティンソン(1956−)の作品集。
オーケストラの機動力の高さが求められる「オープン・マインド」は2010年2月〜3月に、オラモ&ロイヤル・ストック・フィルによって日本初演が行われたマッティンソンの力作。

2005年〜2007年の録音。

 
BIS SA 2176
(SACD HYBRID)
¥2700
カレヴィ・アホの2 つの木管五重奏曲!
 カレヴィ・アホ(1949-)
  (1)木管五重奏曲第1番(2006)
  (2)木管五重奏曲第2番(2014)
ベルリン・フィルハーモニー木管五重奏団
 【ミヒャエル・ハーゼル(フルート)、
  アンドレーアス・ヴィトマン(オーボエ)、
  ヴァルター・ザイファルト(クラリネット)、
  ファーガス・マクウィリアム(ホルン)、
  マリオン・ラインハルト(ファゴット)】
 フィンランドを代表する作曲家、カレヴィ・アホの2 つの木管五重奏曲!

 セッション録音:(1)2014 年10 月/フィルハーモニー室内楽ホール(ベルリン)、(2)2016 年10 月/トラウムトン・スタジオ(ベルリン=シュパンダウ、ドイツ)/DSD/5.0Surround sound/マルチチャンネル/54’42”

 SACD ハイブリッド盤。
 カレヴィ・アホは、1949 年、南フィンランドのフォルッサ生まれ。シベリウス・アカデミーのヴァイオリンとラウタヴァーラの作曲クラスで学び、卒業後、ベルリンの音楽舞台芸術大学でボリス・ブラッハーに師事しました。
 2017 年までに5 つのオペラ、17 の交響曲、28 の協奏曲、3 つの室内交響曲を作曲。現代フィンランドを代表する作曲家のひとりに挙げられます。木管五重奏曲第1 番は、トゥルク・フィルハーモニックの委嘱作。「Agitato - Cantando(強い感情で激しく−歌うように)」「Vivace, leggiero - Allegro marcato(活発に、軽く−速く、一つひとつの音をはっきりと)」「Marziale, pesante - Furioso(行進曲風に、重く−猛烈な勢いで)」「Andante con tristezza(歩く速度で、悲しみとともに)」の4 楽章で構成。最後の楽章の一部ではプレーヤーが交代でオフステージで演奏、空間の感覚と遠い「ピアニッシモ」の効果を生んでいます。
 第2 番は、ベルリン・フィルハーモニー木管五重奏団の依頼で作曲された作品です。「速く、短いフレーズで呼吸する」第1 番に対し、この曲は、いく つかの長い線に沿って音楽が進み、「5 人の管楽器奏者によるシンフォニー」ともいう感覚をもった作品です。「Ruhig beginnend - Bewegte (静かに始まる−)動く」「Schnell, wild(速く、荒々しく)」「Ruhig fliBend(流れるように穏やかに)」「Lebhaft(活きいきと)」。
 ベルリン・フィルハーモニー木管五重奏団は、オーケストラ内の室内楽活動の一環として1988 年に創設されました。ダンツィの木管五重奏曲とピアノと木管の五重奏曲(BIS 1581)などのアルバムをBIS レーベルに録音しています。




.

HYPERION

CDA 68225
¥2400→\2190
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.76 〜
 ラインベルガー&ショルツ:ピアノ協奏曲集

  ラインベルガー:ピアノ協奏曲変イ長調 Op.94
  ショルツ:
   ピアノ協奏曲ロ長調 Op.57(世界初録音)
   ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ(世界初録音)
サイモン・キャラハン(ピアノ)
ベン・ジャーノン(指揮)
BBCスコティッシュ交響楽団
 ロマンティック・ピアノ・コンチェルト第76巻!ドイツのラインベルガーとショルツ!

 ☆サイモン・キャラハン第2弾! ラインベルガーとショルツ、重厚華麗なるドイツのピアノ協奏曲!

 ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘、蘇演を行うハイペリオンの人気シリーズ、「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCS)」。
 第76集は、多くのオルガン作品でも知られるヨーゼフ・ラインベルガー(1839−1901)と、ブレスラウ管弦楽協会の指揮者やホーホ音楽院の学長を務めたベルンハルト・ショルツ(1835−1916)のピアノ協奏曲集。雄大なオーケストラに優美なピアノの旋律。ともにブラームスとも深い親交のあった二人のドイツ・ロマン派の作曲家による、華麗で重厚なる知られざるピアノ協奏曲です。
 ソリストは、ロンドン在住の日本人ヴァイオリニスト小町碧とのデュオでも活躍し、数々の知られざるレパートリーの発掘を進めているイギリスの若きピアニスト、サイモン・キャラハンがシリーズ2度目の登場。
 また、1989年生まれの若き指揮者、ベン・ジャーノンはHyperion初登場。既に名古屋フィルや新日本フィルとも共演しているベン・ジャーノンは、2017年シーズンからはBBCフィルハーモニックの首席客演指揮者に就任し、BBCのオーケストラのなかでポストについたもっとも若き指揮者の一人となっています。

 ※録音:2017年5月25日−26日、シティ・ホール(グラスゴー)



 ラインベルガーのピアノ協奏曲が聴ける。

 ラインベルガーといえば・・・この1枚。

.

店主生涯のベスト10の一枚
ラインベルガー/オルガンと弦楽器のための作品

.
 どうやらすでに廃盤らしいので海外から直輸入。
 海外の在庫が完売していたときはどうかご容赦を。



 高原に咲く一輪の白い花。
 半年に1枚か2枚、出会えたことにただただ感謝したくなるアルバムに出会う。

 これはそんな1枚。
 始めの2曲は「このNAXOSを聴け!」で紹介したラインベルガーのアルバムにも収録されている。

 作品150は、NAXOSでは全曲の6曲が入っていたが、こちらは3曲。ただNAXOSのほうはヴァイオリンだったが、こちらはチェロ。収録されているのは「夕べの歌」、「パストラーレ」、「エレジー」・・・・。そう、曲の持つ穏やかで気品ある風情に、憎いほどチェロがぴったりなのである。NAXOS盤で満足されている人も、これにはうっとりするはず。

 作品166はNAXOSとまったく同じ曲。ヴァイオリンのマンドッツィは、NAXOSのモストに比べて情感豊かでたっぷりと歌う傾向がある。

 そして、今回初めて聴いた3曲目の作品149。ヴァイオリン、チェロとオルガンのための組曲である。
 これが・・・すごかった。
 ラインベルガーは、禁欲的な響きの中に気品あるロマンをそこはかとなく感じさせてくれる。その清純で抑制された抒情がなんともいえない。
 しかし、この作品149。ラインベルガーとしては極めて珍しく、その抒情がまるで堰が決壊したかのように流れ出てくるのである。
 とくに、3曲目の「サラバンド」。いつもストイックに感情表現を極力抑えていたラインベルガーが、そのたしなみを忘れてついつい書き流してしまった抒情の洪水。
 こんなに美しい曲に出会ったのは、最近ではヴィドールのピアノ・トリオの第2楽章以来かもしれない。

 聴いた瞬間、無条件に何かに感謝したくなるような、聴くものの心を完全に無防備にさせてしまう音楽。甘く切なく、その音楽の中に永遠に身を浸していたいと思わせる、そういう曲。
.


CARUS
411
(SACD)
¥3000
ラインベルガー:オルガンと弦楽器の為の作品
 ヴァイオリンとオルガンの為の組曲 ハ短調 op.166
 3つの小品 op.150 (チェロとオルガン版)
 ヴァイオリン、チェロとオルガンの為の組曲 op.149
メリナ・マンドッツィ(ヴァイオリン)
オルフェオ・マンドッツィ(チェロ)
ハンフリード・ルケ(ピアノ)
2007年9月 録音 
 この美しい曲の競合盤が聴けるとは。店主が「このNAXOSを聴け!」で紹介したラインベルガーのヴァイオリンとオルガンのための音楽。ラインベルガーにひとかたならぬ情熱を注いできたCARUSレーベルの録音だけに、聴き比べするに値する。しかもNAXOS盤に入っていなかった曲も収録されている・・・。



 


CDA 68152
¥2400
ヘンデル:低声部のためのアリア集 Vol.2 クリストファー・パーヴェス(バリトン)、
ジョナサン・コーエン(指揮)、
アルカンジェロ
 Gelido in ogni vena(歌劇 《ペルシャ王シローエ》 HWV.24より)
 Turn not, O Queen, thy face(仮面劇 《エステル》 HWV.50aより)
 When storms the proud(オラトリオ 《アタリア》 HWV.52より)
 Oh, memory! — Opprest with never-ceasing(オラトリオ 《ベルシャザール》 HWV.61より)
 E ver che all’amo intorno(歌劇 《カトーネ》 HWV.A7より)
 合奏協奏曲第4番ヘ長調 Op.3-4,HWV.315
 Piangi pur(歌劇 《エジプト王トロメーオ》 HWV.25より)
 Ah, canst thou but prove me!(オラトリオ 《アタリア》 HWV.52より)
 カンタータ 《アフリカの森で》 HWV.136aNell’africane selve HWV136a
 The walls are levell’d — See, the raging flames arise(オラトリオ 《ヨシュア》 HWV.64より)
 How art thou fall’n(仮面劇 《エステル》 HWV.50aより)
 Tu di pieta mi spogli(歌劇 《ペルシャ王シローエ》 HWV.24より)
 Vieni, o cara(歌劇 《リナルド》 HWV.7aより)
 Shall I in Mamre’s fertile plain(オラトリオ 《ヨシュア》 HWV.64より)
 クリストファー・パーヴェスとアルカンジェロ、ヘンデルのアリア集第2弾!

 ☆ジョナサン・コーエン率いるイギリスの新鋭ピリオド・アンサンブル、「アルカンジェロ」!
 ☆クリストファー・パーヴェスが歌うヘンデル第2弾!

 ザ・シックスティーンのヘンデル「サウル」(COR 16103)でタイトル・ロールを務めたイギリスのバス・バリトン歌手、クリストファー・パーヴェスが歌うヘンデルのアリア集第2弾!
 イタリア語のオペラとカンタータ、英語のオラトリオと仮面劇など多彩な作品から選ばれた充実のプログラムを、パーヴェスの豊かな歌声とアルカンジェロの洗練された響きで贈ります。
 パーヴェスとアルカンジェロによるヘンデル第1弾(CDA 67842)は、英グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」、英BBCミュージック・マガジン「オペラ・チョイス」にそれぞれ選ばれ、グラモフォン賞&BBCミュージック・マガジン賞の両方にノミネートするなど高く評価されているだけに、このヘンデル第2弾にも大きな期待がかかります。

 ※録音:2016年2月26日−28日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)


 .
CDA 68198
¥2400→\2190
ジョナサン・プロウライト(ピアノ)
 スーク:ピアノ作品集

  春 Op.22a
  夏の印象 Op.22b
  ピアノ小品 Op.7
  気分 Op.10
ジョナサン・プロウライト(ピアノ)
 東欧ピアノ音楽のスペシャリスト、ジョナサン・プロウライトによるスーク!

 ☆東ヨーロッパ系音楽のスペシャリスト、ジョナサン・プロウライト!
 ☆ドヴォルザークに学んだチェコの作曲家、ヨゼフ・スークのピアノ音楽!

 ポーランド音楽を筆頭に、東欧系ピアノ音楽のスペシャリストとして、ピアノ王国ハイペリオンの中でもその個性が輝くヨークシャー生まれの名ピアニスト、ジョナサン・プロウライト。
 プロウライトの新たなソロ・レコーディングは、ドヴォルザークに学び、ボヘミア四重奏団の第2ヴァイオリニストとして活躍したチェコの作曲家、ヨゼフ・スーク(ヨセフ・スク/1874−1935)の音楽。
 師であり義理の父親ともなったドヴォルザークの影響を色濃く受けていたスークの初期作品集を、東欧音楽に絶対の自信を持つプロウライトが陰影豊かに描きます。

 ※録音:2017年9月6日−8日、ポットン・ホール(サフォーク)



 


CDA 68257
¥2400
男声ポリフォニーで聴く、ビバンコのミサ曲
 ビバンコ:
  ミサ曲 《イエスの昇天》/深き淵より/
  我がハープは悲しみの音に変わり/
  恋人よ、さあ、立って/
  マリアは天に昇らされたまいぬ/
  おいで、おいで恋人よ/第1旋法によるマニフィカト
デ・プロファンディス
ロバート・ホリングワース(指揮)
 ☆男声ルネサンス合唱団、デ・プロファンディスのHyperion第2弾!
 ☆ビクトリアと同時代に活躍したスペイン・ルネサンス、セバスティアン・デ・ビバンコのミサ曲!

 イ・ファジョリーニやケンブリッジ・タヴァナー合唱団のメンバーとして活動したマーク・ドゥーリッシュによって2011年に結成されたルネサンス音楽専門の男声合唱団、デ・プロファンディス。
 ベルナルディーノ・デ・リベーラの知られざるモテット集(CDA 68141)に続く第2弾は、ビクトリアと同時代に活躍し、セゴビア大聖堂、アビラ大聖堂、サラマンカ大聖堂などの楽長を歴任したスペインの作曲家、セバスティアン・デ・ビバンコのミサ曲&モテット集。
 デ・プロファンディスは、これまでアンドルー・パロット、アンドルー・カーウッド、ジェフリー・スキッドモアなど古楽界をリードする世界的アーティストたちが指揮しており、今回の録音では、イ・ファジョリーニの創設者、ロバート・ホリングワースが重厚な男声ポリフォニーを率いています。

 ※録音:2017年月3日−5日、セント・ジョージ教会(チェスタートン、ケンブリッジ)





<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

.

DOREMI



DHR 8025
(4CD)
特別価格¥6400→\5990
18 歳でフルトヴェングラーに認められベルリン・フィルのコンサートマスターを務めた天才
 よくぞ集めた!すべて世界初出!
  スピヴァコフスキー、協奏曲録音が一挙大放出!
   「バッハ弓」によるシャコンヌも収録!

 (1)J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より
   「シャコンヌ」(バッハ弓による演奏)
 (2)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
 (3)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
 (4)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
 (5)バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番 Sz.112
 (6)プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 Op.63
 (7)フランク・マルタン:ヴァイオリン協奏曲
 (8)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
 (9)ウィリアム・シューマン:ヴァイオリン協奏曲
トッシー・スピヴァコフスキー(ヴァイオリン)

(2)アメリゴ・マリノ(指揮)、
ニューヨーク・フィルハーモニック
(3)ヨーゼフ・クリップス(指揮)、
ニューヨーク・フィルハーモニック
(4)ポール・パレー(指揮)、
ニューヨーク・フィルハーモニック
(5)アルトゥール・ロジンスキ(指揮)、
ニューヨーク・フィルハーモニック
(6)トーマス・シッパーズ(指揮)、
ニューヨーク・フィルハーモニック
(7)ロバート・ラ・マーチーナ(指揮)、
ニューヨーク・フィルハーモニック
(8)ニルス・グレヴィリウス(指揮)、
ストックフィルム・フィルハーモニー管弦楽団
(9)ルーカス・フォス(指揮)、
バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団   
 すべて世界初出!20 世紀最高のヴァイオリニストの一人と讃えられるスピヴァコフスキー、圧倒的に貴重な協奏曲録音の数々が一挙大放出!そして驚愕の「バッハ弓」によるシャコンヌも収録!

 録音:(1)1969 年1 月26 日/ストックホルム、スウェーデン放送、(2)1963 年12 月21 日、(3)1961 年12 月7 日、(4)1956 年11 月17 日、(5)1943 年10 月14 日、(6)1959 年11 月19 日、(7)1963 年12 月19 日、(8)1960 年2 月8 日、(9)1966 年1 月23 日(すべてライヴ録音)

 DOREMI レーベルの「レジェンダリー・トレジャーズ」シリーズより、驚きの重量級アルバムが登場。知る人ぞ知るヴァイオリニスト、スピヴァコフスキーの世界初出音源集4 枚組!
 ニューヨーク・フィルとの共演を中心とした8 つのヴァイオリン協奏曲と、バッハの「シャコンヌ」を収録しています。

 「シャコンヌ」は何と、いわゆるバッハ弓、湾曲弓(VEGA BACH Bow)を使用しています。
 古楽復興の波に乗り4 つの弦を一気に押さえられるよう考案されたこの弓は史実とは異なるとされ今では誰も顧みなくなりましたが、スピヴァコフスキーが使用してしかも録音していたとはまさに驚きです。彼にとってバッハは子供の頃から特別な存在であったそうで、当時格別の思いを込めてこの弓で演奏したであろうことは想像に難くありません。

 スピヴァコフスキーは1906 年オデッサ生まれ。すぐに家族でベルリンに移り、子供時代からヴァイオリニストとして頭角を現します。ピアニストの兄ヤッシャとデュオを組みヨーロッパで演奏活動を行い、また18 歳の時にはフルトヴェングラーに認められ(!)ベルリン・フィルのコンサートマスターを務めます。
 1930 年に兄弟デュオにチェリスト、エドモンド・クルツを加えたトリオを結成し、1933 年にオーストラリア・ツアーを行います。それがきっかけとなりメルボルン大学のマスタークラスに招聘されオーストラリアに滞在。ソリストとしてメルボルン響との共演や放送用の演奏などをこなします。1940 年にアメリカに移住しニューヨーク・デビュー。ロジンスキ率いるクリーヴランド管のコンサートマスターとなります。
 1943 年にはロジンスキ指揮クリーヴランド管とバルトークの第2 協奏曲をアメリカ初演。このアルバムに収められた同曲のロジンスキ指揮ニューヨーク・フィルとの演奏はその直後という貴重なもの。アメリカでの評判は大変に高く、「20 世紀最高のヴァイオリニストの一人」と讃えられ、その高い技術と豊かな音楽性が常に賞賛されました。
 ニューヨーク・フィルとの協奏曲で共演した指揮者陣は、このアルバムに登場する指揮者にとどまらずワルター、バーンスタイン、ミュンシュ、クレンペラー、モントゥー、ラインスドルフ、小澤征爾、ミトロプーロスといった錚々たる顔ぶれが名を連ねます。後年はジュリアード音楽院の教授を務め、1998 年7 月20 日、91歳で亡くなりました。






/////////////////////////////////////

 トッシー・スピヴァコフスキー(1906年 - 1998年)は、ロシア出身の、アメリカで活躍したヴァイオリニスト。
 オデッサの出身。10歳でデビューを果たし、13歳でヨーロッパ・ツアーを敢行して名声を高めた。
 18歳の時には、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーに認められてベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに抜擢されている。
 1940年に渡米してニューヨークに住み、アルトゥール・ロジンスキの率いるクリーヴランド管弦楽団のコンサートマスターを務め、1943年にはベーラ・バルトークのヴァイオリン協奏曲第2番のアメリカ初演で独奏を担当し、ソリストとしての名声を確立した。


 シベリウスのヴァイオリン協奏曲が聴けます。

https://www.youtube.com/watch?v=yWyMXP-gdvk




知っている人は知っている・・・
ロンドン響との有名な録音
残念ながらかなり手に入りにくくなっている

Everest Records
3049
CD-R\2600
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
           メロディー
トッシー・スピヴァコフスキー(Vn)
ワルター・ゲール指揮
ロンドン交響楽団
Everest RecordsによるCD-R復刻盤。

METCD8024
(2CD)
\3200
シベリウス歴史的録音集
 交響曲第2番、第5番
  タウノ・ハンニカイネン指揮、シンフォニア・オブ・ロンドン
 ヴァイオリン協奏曲
  トッシー・スピヴァコフスキー(Vln)
  タウノ・ハンニカイネン指揮、ロンドン交響楽団、

 ロマンスOp.42 *
  アンソニー・コリンズ指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、
 カレリア組曲Op.11
  タウノ・ハンニカイネン指揮、シンフォニア・オブ・ロンドン、
 トゥオネラの白鳥 *
  レナード・ブレイン(Obe)
  アンソニー・コリンズ指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、
 レンミンカイネンの帰郷 *
  シクステン・エールリンク指揮、ストックホルム放送交響楽団、
 交響詩「タピオラ」Op.112 
  タウノ・ハンニカイネン指揮、ロンドン交響楽団

       
録音:1952年〜1959年 *はモノラル録音

 さりげなくシベリウス・ファンには嬉しい歴史的録音アイテム。

 タウノ・ハンニカイネン(1896年 - 1968年)は、フィンランドの指揮者。
 シカゴ交響楽団の副指揮者を1947年から1950年まで務めた後、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団で1951年から1963年まで主席指揮者として活躍した。
 シベリウスとも親交があったと伝えられている。







モスクワ音楽院


SMCCD 0019-0020
(2CD)
\5600

ヴラディーミル・ソフロニツキー

[CD 1: SMCCD 0019, Vol.1]
 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
  ピアノのための幻想曲 ハ短調 K.396
 ローベルト・シューマン(1810-1856):ピアノのための幻想曲 ハ長調 Op.17
 フランツ・リスト(1811-1886):
  「巡礼の年 第2年 イタリア」(ピアノのための)から ダンテを読んで(ソナタ風幻想曲)
 セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):楽興の時(ピアノのための)Op.16 から
   変ニ長調(No.5)/変ホ短調(No.2)
 アレクサンドル・スクリャービン(1872-1915):ピアノ・ソナタ第4番 嬰へ長調 Op.30
 フレデリク・ショパン(1810-1849):ピアノのためのマズルカ 嬰ハ短調 Op.41 No.1
 クロード・ドビュッシー(1862-1918):
  「子供の領分」(ピアノのための)から 人形のセレナード
 アナトリー・リャードフ(1855-1914):音楽玉手箱(ピアノのための)Op.32
 セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):
  風刺(サルカスムス;ピアノのための)Op.17 から 激しくせき立てるように(No.5)

ヴラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ)

録音:1953年11月26日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
   モノラル、ADD


[CD 2: SMCCD 0020, Vol.2]
 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
  ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調「熱情」Op.57
 ローベルト・シューマン:謝肉祭(ピアノのための)Op.9
 セルゲイ・ラフマニノフ:ピアノのための絵画的練習曲集 Op.39 から
   ロ短調(No.4)/イ短調(No.6)
 セルゲイ・プロコフィエフ:ピアノのための10の小品 Op.12 から
   リゴドン(No.3)/前奏曲(No.7)
 セルゲイ・ラフマニノフ:
   東洋のスケッチ 変ロ長調(ピアノのための;1917)
   ピアノのための絵画的練習曲集 Op.33 から 変ホ長調(No.4)

ヴラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ)

録音:1952年10月10日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
   モノラル、ADD

 既発売盤「ヴラディーミル・ソフロニツキー Vol.1」と「同 Vol.2」を組み合わせハードカバーブック仕様にした商品。
 

SMCCD 0027/0085
(2CD)
\5600

エミール・ギレリス

[CD 1: SMCCD 0027, Vol.1]
 セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ・ソナタ第8番 変ロ長調 Op.84
 イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971):
  バレエ「ペトルーシュカ」からの5つの楽章(ピアノのための)
 ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750)/
  アレクサンドル・ジロティ(1863-1945)編曲:
  平均律クラヴィーア曲集第1巻 から 前奏曲第10番 ホ短調 BWV 855
 セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
  ピアノのための10の前奏曲 Op.23 から ト短調(No.5)

エミール・ギレリス(ピアノ)

録音:1962年4月9日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
   モノラル、ADD


[CD 2: SMCCD 0085, Vol.3]
 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ/カール・タウジヒ(1841-1871)編曲:
  トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565(ピアノのための版)
 ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
  ピアノのための6つの小品 Op.118 から ロマンス ヘ長調(No.5)
  ピアノのための4つの小品 Op.119 から 間奏曲 ハ長調(No.3)
  ピアノのための8つの小品 Op.76 から
   間奏曲 イ短調(No.7)/カプリッチョ ロ短調(No.2)
 ニコライ・メトネル(1880-1951):ピアノ・ソナタ ト短調 Op.22
 モーリス・ラヴェル(1875-1937):「鏡」(ピアノのための)から 道化師の朝の歌
 クロード・ドビュッシー(1862-1918):
  組曲「ピアノのために」
  ピアノのための12の練習曲 から 組み合わされたアルペッジョのための練習曲(No.11)
 イサーク・アルベニス(1860-1909)/デオダ・ド・セヴラック(1872-1921)補筆完成:
  ナバーラ(ピアノのための;1909)
 フランシス・プーランク(1899-1963):
  ピアノのための3つの小品(1928)から パストラール
 マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946)/
  アルトゥール・ルービンシュタイン(1887-1982)編曲:
  バレエ「恋は魔術師」から 火祭りの踊り(ピアノのための版)

エミール・ギレリス(ピアノ)

録音:1954年1月6日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
   モノラル、ADD

 既発売盤「エミール・ギレリス Vol.1」と「エミール・ギレリス Vol.3」を組み合わせハードカバーブック仕様にした商品。
 

SMCCD 0071-74-34
(5CD)
\12400

スヴャトスラフ・リヒテル

[CD 1: SMCCD 0071]
 フランツ・シューベルト(1797-1828):
  ピアノ・ソナタ第16番 イ短調 Op.42 D.845
 「さすらい人」によるピアノのための変奏曲 ハ長調 Op.15 D 760
[CD 2: SMCCD 0072]
 フランツ・シューベルト:
  楽興の時(ピアノのための)Op.94 D 780 から ハ長調(No.1)
  ピアノのための4つの即興曲 Op.90 D 899 から
   変ホ長調(No.2)/変ト長調(No.3)/変イ長調(No.4)
  ピアノのための12のワルツ Op.18 D 145
  ピアノのための2つのエコセーズ(Op.67 D 734 から)
  ピアノのためのレントラー組曲(D 366 から;スヴャトスラフ・リヒテル編纂)
  楽興の時(ピアノのための)Op.94 D 780 から
   変イ長調(No.2)/変イ長調(No.6)

スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

録音:1957年2月19日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
   モノラル、ADD


[CD 3: SMCCD 0073]
 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
  ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 Op.31 No.2(*)
  「プロメテウスの創造物」の主題による15の変奏曲とフーガ(エロイカ変奏曲)変ホ長調Op.35
  ピアノ・ソナタ第22番 ヘ長調 Op.54/ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110

スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

録音:1951年1月8日(*)、1月17日(*以外)、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
   モノラル、ADD


[CD 4: SMCCD 0074]
 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
  ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466(*)
 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37(+)

スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) ソヴィエト国立交響楽団
クルト・ザンデルリング(指揮(*))
ヘルマン・アーベントロート(指揮(+))

録音:1951年3月20日(*)、1954年10月25日(+)、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
   モノラル、ADD


[CD 5: SMCCD 0034]
 セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
  ピアノのための10の前奏曲 Op.23、ピアノのための13の前奏曲 Op.32 から(*)
   嬰ヘ短調(Op.23 No.1)/イ長調(Op.32 No.9)/ロ短調(Op.32 No.10)
   嬰ト短調(Op.32 No.12)/変イ長調(Op.23 No.8)/ヘ長調(Op.32 No.7)
   ハ長調(Op.32 No.1)/変ロ短調(Op.32 No.2)/変ロ長調(Op.23 No.2)
   ニ長調(Op.23 No.4)/ト短調(Op.23 No.5)/ハ短調(Op.23 No.7)
  ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調 Op.1(+)

スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
モスクワ放送交響楽団(+)
クルト・ザンデルリング(指揮(+))

録音:1954年12月4日(*)、1955年2月16日(+)、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
   モノラル、ADD

 既発売の SMCCD 0071-74 (4CD)と SMCCD 0034 (1CD) を組み合わせハードカバーブック仕様にした商品。


<メジャー・レーベル>
.

DG



《バーンスタイン作品全集》

4829228
(26CD+3DVD)
\13000→\11990

 バーンスタイン生誕100周年記念。 26枚組CD+DVD3枚組限定盤 
 史上初! その生涯に作曲した入手し得るすべての作品を収録

 ●20世紀の偉大な音楽家レナード・バーンスタイン(1918-1990)の生誕100周年を記念し、バーンスタイン財団の全面的なサポートを得て、彼がその生涯で作曲した現在入手し得るすべての作品を収録した全集が完成しました。全作品がまとめて発売されるのは今回が初めてとなります。バレエ音楽、オペラとミュージカル、付随音楽、映画音楽、管弦楽と室内楽、声楽とピアノ音楽など、すべての作品が含まれています。
 ●バーンスタインによる自作自演も収録(交響曲第1−3番、バレエ『ディバック』組曲第1・2番、バレエ『ファクシミリ』『ファンシー・フリー』、ミュージカル『キャンディード』『ウェスト・サイド・ストーリー』、歌劇『静かな場所』、合唱曲『ソングフェスト』他)。
 ●この全集のために新録音された曲も多数あります(ヤニック・ネゼ=セガンによる『ミサ』、ケイティ・マハン(ピアノ)による1938年のソナタから1988年の『13のアニヴァーサリー』までのピアノ曲、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団との「ブラスとウィンド・アンサンブルのための音楽」、ルーシー・ホルシュ(リコーダー)とキアン・ソルターニ(チェロ)による『八音音階による変奏曲』、アンジェラ・ブラウアー(メッゾ・ソプラノ)とケイティ・マハンによる歌)。
 ●DVDは、指揮者、作曲家、ピアニスト、教師、ヒューマニストとしての特別なキャリアを持つバーンスタインの素顔に迫る1993年収録のドキュメンタリー「音楽の贈り物」、1989年12月の2回のロンドン、バービカン・センターでの上演からライヴ収録された『キャンディード』(バーンスタインの紹介メッセージ入り)、そして『ウェスト・サイド・ストーリー』のメイキング映像の3枚です。
 ●140ページのブックレットには、バーンスタイン事務所のシニア・コンサルタントCraig Urquhartによる序文、バーンスタインの手紙の編集者ナイジェル・シメオネによるバーンスタインの作曲家としての人生についてのエッセーの他、DG所蔵の貴重な写真も多数掲載しています。


《バーンスタイン作品全集》

バーンスタイン:
《CD 1》
 1) 交響曲第1番『エレミア』(1942)、
 2) 管弦楽のための協奏曲(『ジュビリー・ゲームズ』)(1989)
  【演奏】
   クリスタ・ルートヴィヒ(メッゾ・ソプラノ)(1)、ジョセ・エドゥアルド・チャマ(バリトン)(2)、
   レナード・バーンスタイン(指揮) イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
    【録音】1977年、ベルリン(ライヴ)(1)、1989年、テルアヴィヴ(2)/
《CD 2》
 交響曲
  1) 第2番『不安の時代』(1949/1965年改訂版)、
  2) 第3番『カディッシュ』(1963/1977年改訂版)
   【演奏】
    ルーカス・フォス(ピアノ)(1)、マイケル・ウェイジャー(語り)(2)、
    モンセラート・カバリエ(ソプラノ)(2)、ウィーン・ジュネス合唱団(2)、
    ウィーン少年合唱団(2)、
    レナード・バーンスタイン(指揮) イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
     【録音】1977年、ベルリン(ライヴ)(1)、マインツ(2)/
《CD 3》
 1) ハリル(1981)、2) 『ミサ曲』より3つの瞑想曲(1977)、
 3) 映画『波止場』より交響組曲(1955)、4) プレリュード、フーガとリフ(1949)
   【演奏】
    ジャン=ピエール・ランパル(フルート)(1)、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)(2)、
    ペーター・シュミードル(クラリネット)(4)、
    レナード・バーンスタイン(指揮)
    イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団(1-3)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(4)
     【録音】1981年、テルアヴィヴ(ライヴ)(1-3)、1988年、ウィーン(ライヴ)(4)/
《CD 4》
 《ディバック》組曲(1974)1) 第1番、2) 第2番、3) 『静かな場所』管弦楽組曲(1983/1984年改訂版)
  【演奏】
   ポール・スペリー(テノール)(1)、ブルース・ファイファー(バス・バリトン)(1)、
   レナード・バーンスタイン(指揮) ニューヨーク・フィルハーモニック(1, 2)、
   マイケル・ティルソン・トーマス(指揮) ロンドン交響楽団(3)
    【録音】1975年、ニューヨーク(1, 2)、1993年、ロンドン(3)/
《CD 5》
 1) ディヴェルティメント(1980)、2) ミュージカル・トースト(1980)、
 3) スラヴァ!(1977)、4) 『オン・ザ・タウン』より「3つのダンス・エピソード」(1944)、
 5) バレエ『ファクシミリ』(1946)、6) CBS Music(1977)
  【演奏】レナード・バーンスタイン(指揮) イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団(1-5)、マ
  リン・オールソップ(指揮) サンパウロ交響楽団(6)
   【録音】1981年(ライヴ)(1, 2, 4, 5)、1978年(3)、テルアヴィヴ、不明(6)/
《CD 6》
 1) セレナード(1954)、2) バレエ『ファンシー・フリー』(1944)
  【演奏】ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)(1)、Ruth Mense(ピアノ)(2)、
  レナード・バーンスタイン(指揮) イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
   【録音】1979年、テルアヴィヴ(ライヴ)/
《CD 7》
 ミュージカル『オン・ザ・タウン』(1944)
  【演奏】
  タイン・デイリー、マリー・マクローリン、イヴリン・リアー(ソプラノ)、
  フレデリカ・フォン・シュターデ(メッゾ・ソプラノ)、サミュエル・レイミー(バス)、
  トーマス・ハンプソン、カート・オルマン(バリトン)、
  マイケル・ティルソン・トーマス(指揮) ロンドン交響楽団 【録音】1992年、ロンドン(ライヴ)/
《CD 8》
 1) 劇付随音楽『ピーター・パン』(1950)、
 2) [ボーナス・トラック]劇『危機を逃れて』のための付随音楽「Spring Will Come Again」 
 【演奏】
  リンダ・エダー(1&2)、ダニエル・ナーダッチ(1)、マイケル・ショーン・ルイス(2)、
  アレクサンダー・フライ(ピアノ)(2)、アレクサンダー・フライ(指揮) Amber Chamber Orchestra(1)
  【録音】2005年、プラハ /
《CD 9》
 歌劇『タヒチ島の騒動』(1951)
  【演奏】アーサー・ウィノグラッド(指揮) MGM管弦楽団 【録音】不明 /
《CD 10》
 ミュージカル『ワンダフル・タウン』(オリジナル・ブロードウェイ・プロダクション)(1953)
  【演奏】
   ロザリンド・ラッセル、エディス・アダムス、ジョージ・ゲインズ、
   ジョーダン・ベントレー、リーマン・エンゲル(指揮) オーケストラ
   【録音】1953年、アメリカ /
《CD 11-12》1) ミュージカル『キャンディード』(1989)、2) 『キャンディード』序曲
 【演奏】
 ジューン・アンダーソン(ソプラノ)(1)、
 クリスタ・ルートヴィヒ(メッゾ・ソプラノ)(1)、ジェリー・ハドリー、ニコライ・ゲッタ(テノール)(1)、
 レナード・バーンスタイン(指揮) ロンドン交響楽団(1)、
 アーサー・フィードラー(指揮) ボストン・ポップス・オーケストラ(2)
  【録音】1989年、ロンドン(1)、1971年、ボストン(2)/
《CD 13》
 ミュージカル『ウェスト・サイド・ストーリー』(1957)
  【演奏】
   キリ・テ・カナワ(ソプラノ)、タティアナ・トロヤノス(メッゾ・ソプラノ)、
   ホセ・カレーラス(テノール)、カート・オルマン(バリトン)、レナード・バーンスタイン(指揮) オーケストラ
    【録音】1984年、ニューヨーク /
《CD 14》
 1) 『ウェスト・サイド・ストーリー』組曲、
 2) 『ウェスト・サイド・ストーリー』より「シンフォニック・ダンス」(1960)、
 3) 『ウェスト・サイド・ストーリー』より「シンフォニック・ダンス」(1960)
  【演奏】
   エリック・クリーズ(指揮) フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル(1)、
   レナード・バーンスタイン(指揮) ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団(2)、
   マイケル・ティルソン・トーマス(指揮) ロンドン交響楽団(3)
   【録音】1985年(1)、1993年(3)、ロンドン、1982年、サンフランシスコ(ライヴ)(2)/
《CD 15-16》
 歌劇『静かな場所』(1984)
  【演奏】
   ビヴァリー・モーガン(ソプラノ)、チェスター・ラジン、ジョン・ブランドステッカー(バリトン)、
   レナード・バーンスタイン(指揮) ORF交響楽団
   【録音】1986年、ウィーン(ライヴ)/
《CD 17》
 ホワイトハウス・カンタータ
 【演奏】
  ジューン・アンダーソン、バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)、
  Victor Acquah(ボーイソプラノ)、ケネス・ターヴァー、ニール・ジェンキンス(テノール)、
  キール・ワトソン(バス・バリトン)、トーマス・ハンプソン(バリトン)、
   ケント・ナガノ(指揮) ロンドン交響楽団
  【録音】1998年、ロンドン /
《CD 18-19》
 ミサ(1971)
  【演奏】
   ヤニック・ネゼ=セガン(指揮) フィラデルフィア管弦楽団
  【録音】2015年、フィラデルフィア /
《CD 20》
 1) 『ミサ』からの交響組曲(1976)、2) チチェスター詩篇(1965)
  【演奏】ウィーン少年合唱団員(2)、ウィーン・ジュネス合唱団(2)、
  アーサー・フィードラー(指揮) ボストン・ポップス・オーケストラ(1)、
  レナード・バーンスタイン(指揮) イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団(2)
   【録音】1971年、ボストン(1)、1977年、ベルリン(ライヴ)(2)/
《CD 21》
 1) 合唱曲『ソングフェスト』(1977)、2) アリアと舟歌(1988)
  【演奏】クラマ・デール(ソプラノ)(1)、ロザリンド・エリアス、ナンシー・ウィリアムズ(1)、
  フレデリカ・フォン・シュターデ(2)(メッゾ・ソプラノ)、ニール・ローゼンシャイン(テノール))(1)、
  ドナルド・グラム(バス)(1)、ジョン・リアードン(1)、トーマス・ハンプソン(2)(バリトン)、
  レナード・バーンスタイン(指揮) ワシントン・ナショナル交響楽団(1)、
  マイケル・ティルソン・トーマス(指揮) ロンドン交響楽団(2)
   【録音】1977年、ワシントンD.C.(1)、1993年、ロンドン(2)/
《CD 22》[声楽曲と合唱音楽]
 1) 我らを休ませたまえ(1945)、2) Simchu-Na(1947)、3) Reenah(1947)、
 4) Yigdal(1950)、5) ひばり(1955)、6) Warm-Up(1970)、
 7) オリンピック讃歌(1981)、8) ミサ・ブレヴィス(1988)、9) 詩篇第148番(1935)、
 10) 私は音楽が大嫌い!(1943)、11) Afterthought(1945)、12) おいしい料理(1947)、
 13) 2つの愛の歌(1949)、14) シルエット(1951)、15) とってもきれい(1968)、
 16) 『セントラルパークウェストの狂った女性』からの歌(1979)、17) ピッコラ・セレナータ(1979)
 【演奏】
  アンジェリーナ・レオー(9)、ロバータ・アレクサンダー(ソプラノ)(10, 12-15, 17)、
  アンジェラ・ブラウアー(メッゾ・ソプラノ)(11, 16)、
  ハンス・ペーター・ブロホヴィッツ(テノール)(1)、
  ジーン・バー(2)、バリー・スナイダー(9)、
  タン・クロン(10, 12-15, 17)、ケイティ・マハン(11, 16)(ピアノ)、
  アヴナー・イタイ(指揮) BBCシンガーズ(1)、
  サミュエル・アドラー(指揮) ロチェスター・シンガーズ(2-4)、
  マリン・オールソップ(指揮) サンパウロ交響楽団・合唱団(5)、
  ドナルド・ピアソン(指揮) デンヴァー・セント・ジョンズ大聖堂合唱団(6)、
  Michael John Simmonds(指揮) L’Orchestra Cinematique(7)、
  ロバート・ショウ(指揮) アトランタ交響楽団・合唱団(8)
   【録音】1999年、ロンドン(1)、不明(2-10, 12-15, 17)、2017年、ベルリン(11, 16)/
《CD 23》[室内音楽/ブラス&ウィンド・アンサンブルのための音楽]
 1) ピアノ三重奏曲(1937)、2) ヴァイオリン・ソナタ(1940)、3) クラリネット・ソナタ(1942)、
 4) ブラス・ミュージック(1948)、5) ジョン・F.ケネディ大統領就任のためのファンファーレ(1961)、
 6) ニューヨークシティ音楽・芸術高校25周年のためのファンファーレ(1961)、
 7) シヴァリー・ファンファーレ(1969)、8) ダンス組曲(1989)、9) 八音音階による変奏曲(1989)
  【演奏】
  アーン・トリオ(1)、アーノルド・スタインハート(ヴァイオリン)(2)、
  キアン・ソルターニ(チェロ)(9)、ヴィクター・スタインハート(2)、キャロル・アーチャー(3)、
  ベン・ドーソン(4)(ピアノ)、トッド・パーマー(クラリネット)(3)、
  ジェイムズ・ファウンテン(トランペット)(4)、ニコラス・フルーリー(ホルン)(4)、
  マシュー・ジー(トロンボーン)(4)、ケヴィン・モーガン(テューバ)(4)、
  ルーシー・ホルシュ(リコーダー)(9)、
  バリー・ワーズワース(指揮)
  ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団のブラス・アンサンブル(4, 7, 8)、
  ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団のウィンド&パーカッション・アンサンブル(5, 6)
   【録音】1999年、ニューヨーク(1)、不明(2, 3)、2017年、ロンドン(4-9)/
《CD 24》[ピアノ音楽Ⅰ]
 1) ノン・トロッポ・プレスト(1937)、2) 2台のピアノのための音楽(1937)、
 3) ピアノ・ソナタ(1938)、4) 踊りのための音楽第2番(1938)、
 5) コープランド:
  エル・サロン・メヒコ(1941)、6) 7つのアニヴァーサリー(1943)、
  7) 4つのアニヴァーサリー(1948)、8) Four Sabras(1950)、9) 5つのアニヴァーサリー(1951)
    【演奏】ケイティ・マハン(1, 3, 4, 6-9)、滑川真希&デニス・ラッセル・デイヴィス(2)、
    アンドリュー・クーパーストック(5)(ピアノ)
     【録音】2017年、ベルリン(1, 6-9)、2008年、リンツ(2-4)、不明(5)/
《CD 25》[ピアノ音楽Ⅱ]
 1) ブライダル組曲(1960)、2) Touches(1981)、3) 13のアニヴァーサリー(1988)
   【演奏】アンドリュー・クーパーストック(1)、ケイティ・マハン(2, 3)(ピアノ)
   【録音】不明(1)、2017年、ベルリン(2, 3)/
《CD 26》
 1) 『ファンシー・フリー』—セレクション、2) 『オン・ザ・タウン』—セレクション
   【演奏】ビリー・ホリデイ(ヴォーカル)、
   レナード・バーンスタイン(指揮) バレエ劇場管弦楽団(1)、ベティ・コムデン、アドルフ・グリーン(ヴォーカル)(2)
    【録音】1944年、1946年(1)、1945年(2)、アメリカ
《DVD 1》ドキュメンタリー『音楽の贈り物』—レナード・バーンスタインの素顔
 【収録】1993年 /
《DVD 2》『キャンディード』(1989)
 【演奏】ジューン・アンダーソン(ソプラノ)、クリスタ・ルートヴィヒ(メッゾ・ソプラノ)、
 ジェリー・ハドリー(テノール)、ニコライ・ゲッタ、デッラ・ジョーンズ、カート・オルマン(バリトン)、
 レナード・バーンスタイン(指揮) ロンドン交響楽団・合唱団
  【収録】1989年、ロンドン /
《DVD 3》
 『ウェスト・サイド・ストーリー』メイキング【収録】1984年、ニューヨーク






<国内盤> 


ALM/コジマ録音



ALCD-1173
¥2800+税
長い間手稿譜のままで眠っていた作品
 ■聖アポリナーレ教会のレクツィオ

 [1] 作者不詳:第一日 第一のレクツィオ
 [2] A.ストラデッラ:《3声のシンフォニア》より 第1楽章
 [3] 作者不詳:第二日 第一のレクツィオ
 [4] B.パスクィーニ:トッカータ ハ短調
 [5] 作者不詳:第三日 第一のレクツィオ
 [6] A.ストラデッラ:《3声のシンフォニア》より 第3楽章
 [7] 作者不詳:第三日 第三のレクツィオ
山内 房子(ソプラノ) Fusako YAMAUCHI, soprano
朝吹 園子(ヴァイオリン)Sonoko ASABUKI, violino
吉田 爽子(ヴァイオリン)Soko YOSHIDA, violino
懸田 貴嗣(チェロ)Takashi KAKETA, violoncello
?形 亜樹子(オルガン)Akiko KUWAGATA, organo
〈録音〉 2017年10月11-13日 彩の国さいたま芸術劇場

 作者不詳の《聖アポリナーレ教会のレクツィオ》は、長い間手稿譜のままで眠っていた作品。このイタリアの作品に図書館のマイクロフィルムを通して出合った山内房子は、その美しさに魅せられ、演奏会とCD録音を企画。
 推定300年以上の時を経て「音」として甦ったのだ。
 .


ALCD-7221
\2800+税

日本の誇る才能
 青柳いづみこ(ピアノ)〜ドビュッシーの夢

 C. ドビュッシー (1862-1918):
  聖セバスチャンの殉教(A.カプレによるピアノ編曲版) 
   [1] 百合の庭 
   [2] 法悦の踊り
   [3] 魔法の部屋
   [4] 受難
   [5] 傷つけられた月桂樹
   [6] よき羊飼い
  [7] 夢
 Z. コダーイ(1882-1967):
  [8] ドビュッシーの主題による瞑想曲
 C. ドビュッシー:
 前奏曲集第1巻
  [9] デルフの舞姫たち
  [10] 帆
  [11] 野をわたる風
  [12] 音と香りは夕暮れの大気に漂う
  [13] アナカプリの丘
  [14] 雪の上の足跡
  [15] 西風の見たもの
  [16] 亜麻色の髪の乙女
  [17] とだえたセレナーデ
  [18] 沈める寺
  [19] パックの踊り
  [20] ミンストレル
青柳いづみこ(ピアノ)
〈録音〉 2018年1月24-26日 神奈川県立相模湖交流センター
 使用楽器:ベヒシュタインE型 1925年製

 「前奏曲集第1巻」の12の夢、「聖セバスチャンの殉教」の大伽藍。
 青柳いづみこが描きだす、色彩と思索の芸術。


話題の旧譜から


ALCD-7200
¥2800+税
青柳いづみこ&高橋悠治
 大田黒元雄のピアノ —100年の余韻—

☆ 青柳いづみこ(ピアノ) ★ 高橋悠治(ピアノ)
 [1] グリーグ:春に寄す《抒情小曲集》第3集 作品43より 第6曲(1886刊)  ☆
 [2] ドビュッシー:小さな羊飼い 《子供の領分》より 第5曲(1906-08)  ☆
 [3] ゴダール:牧神  《魔法のランプ》第1集 作品50より 第2曲(1879刊)  ☆
 [4] フォーレ:無言歌 作品17より 第3番(1863)  ☆
 [5] - [9] 山田耕筰:若いパンとニンフ(五つのポエム)(1915) ★
 マクダウェル:《森のスケッチ》作品51より(1896)  ☆
  [10] 野ばらに寄す
  [11] 秋に
 スコット:☆
 [12] 《詩曲集》より Ⅱ. 魂の共感の庭(1912刊)
 [13] 《詩曲集》より Ⅲ. 鐘(1912刊)
 [14] エジプトの舟歌 《エジプト》より(1913刊)
 スクリャービン:☆ 
  [15] 24の前奏曲 作品11 より 15. Lento(1897刊)
  [16] - [18] 4つの前奏曲 作品33 よりNo.1, No.2, No.3(1903)
 2つの小品 作品57(1907)
  [19] Ⅰ. 欲望
  [20] Ⅱ. 舞い踊る愛撫
プロコフィエフ:束の間の幻影 作品22(1915-17)  ★
 [21] 〜[40]

青柳いづみこ & 高橋悠治 (ピアノ連弾)
 ラヴェル:マ・メール・ロワ(1908-10)
  [41] 1. 眠れる森の美女のパヴァーヌ
  [42] 2. 親指小僧
  [43] 3. パゴダの女王レドロネット
  [44] 4. 美女と野獣の対話
  [45] 5. 妖精の園
青柳いづみこ
高橋悠治(ピアノ)
〈使用楽器〉
●ピアノ:
 スタインウェイ 1900年製
 大田黒元雄旧蔵
 杉並区立大田黒公園記念館蔵

 大田黒元雄は、今から約100年前、ピアノを満足に弾きこなす者すら稀だった大正初めの日本において、留学先のイギリスで当時最先端の洋楽にすっかり魅了され、日本に最新のヨーロッパ音楽の動向を伝えた人物。
 このCDには、大田黒元雄が大森山王の自邸で1915年から17年にかけて12回ほど催した「ピアノの夕べ」で実際に弾いた曲目(その多くが日本初演)を中心に、彼にゆかりの深いピアノ曲が収録されている。
 使用ピアノは、大田黒元雄の所有していた1900年製のスタインウェイ。1918年に当時27歳という若きプロコフィエフが来日した折、大田黒邸の書斎に迎え入れられたプロコフィエフが実際に弾いたピアノでもある。
 録音場所は、大田黒元雄のもう1つの屋敷の跡地に作られた公園の記念館(大田黒元雄の仕事場であった)にて。
  〈録音〉杉並区立大田黒公園記念館 2016年3月29-31日、6月14日



青柳いづみこ ピアニスト・文筆家 
 安川加壽子、ピエール・バルビゼの各氏に師事。フランス国立マルセイユ音楽院首席卒業。東京藝術大学大学院博士課程修了、学術博士。
 矢代秋雄・八村義夫・武満徹作品によるリサイタル「残酷なやさしさ」により、平成元年度文化庁芸術祭賞。演奏と文筆を両立させる稀有な存在として注目を集め、これまでリリースした9枚のCDが『レコード芸術』で特選盤となるほか、安川加壽子の評伝『翼のはえた指』で吉田秀和賞、『青柳瑞穂の生涯』で日本エッセイストクラブ賞、『六本指のゴルトベルク』で講談社エッセイ賞、CD「ロマンティック・ドビュッシー」でミュージックペンクラブ音楽賞を受賞。
 2014年、高橋悠治とのメール交換から生まれたエッセイ集『どこまでがドビュッシー? 楽譜の向こう側』(岩波書店)を刊行。2016年9月には『ショパン・コンクール 最高峰の舞台を読み解く』(中公新書)、10月には『水の音楽 オンディーヌとメリザンド』(平凡社ライブラリー)刊行。テレビ朝日「題名のない音楽会」、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭等にも出演。
 日本ショパン協会理事。大阪音楽大学教授、神戸女学院大学講師。






<映像>


C MAJOR(映像)



74 4904
(Blu-ray)
¥5800
ロッテ・デ・ビールによる
 ロッシーニの≪エジプトのモーゼ≫

  ロッシーニ:オペラ≪エジプトのモーゼ≫(3幕)
アンドリュー・フォスター=ウィリアムズ
 (ファラオーネ/バス・バリトン)
マンディ・フレドリヒ(アマルテア/ ソプラノ)
サニーボーイ・ドラドラ(オジリデ/テノール)
クラリッサ・コスタンツォ(エルチア/ ソプラノ)
タイラン・ラインハルト(マンブレ/ テノール)
ゴラン・ユーリッチ(モーゼ/ バス)
マッテオ・マッキオーニ(アロンネ/テノール)
ダーラ・サビノワ(アメノフィ/メゾ・ソプラノ)
エンリケ・マッツォーラ(指揮)
ウィーン交響楽団
プラハ・フィルハーモニック合唱団
 (合唱指揮:ルカーシュ・ヴァシレク)
KKC 9324
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥6018+税
74 4808
(2DVD)
¥5600
KKC 9325/6
(2DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥5556+税
 気鋭の女性演出家ロッテ・デ・ビールによるロッシーニの隠れた傑作≪エジプトのモーゼ≫2017年ブレゲンツ音楽祭ライヴ!日本語字幕付

 演出:ロッテ・デ・ビール/舞台、衣裳:クリストフ・ヘッツァー/照明:アレックス・ブロク/
 ドラマトゥルギー:ピーター・テ・ヌユル& オラフ・A・シュミット/カンパニー・オテル・モデルン(ヘルマン・ヘレ/アーレン・ホーンウェグ/パウリーネ・カルカー)
 収録:2017年7月18&20日、ブレゲンツ音楽祭(ライヴ)
 (Blu-ray)画面:16:9 Full HD、音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.0、字幕:英独仏韓日、原語:イタリア語、リージョン:All、150分
 (2DVD)画面:16:9 NTSC、音声:PCM ステレオ、DTS5.0、字幕:英独仏韓日、原語:イタリア語、リージョン:All、150分

 湖上のオペラ「ブレゲンツ音楽祭」。オーストリアの西端でドイツとスイスの国境近くに位置するブレゲンツ。裕福な市民の資金が投入され1946 年からスタートしたこの音楽祭は、ボーデン湖の上に舞台を設置して、伝統的舞台芸術であるオペラと、最先端の技術を融合したスペクタクルなオペラや気鋭の演出家による新プロダクション、あまり知られていないオペラ作品が4 週間にわたって上演され、世界のオペラ・ファンの注目を集めています。
 この映像は、旧約聖書の、預言者モーゼがヘブライの民を率いてエジプトを脱出するという物語に、ファラオの息子オジリデとへブライの娘エルチアとの恋愛物語を盛り込んだ、ロッシーニによる神聖悲劇≪エジプトのモーゼ≫。このオペラは1818 年にナポリで初演、その後パリに活動の拠点を移したロッシーニは、このオペラを≪モーセとファラオ≫というフランス・オペラに改作し1927 年パリで初演され成功を収めました。しばらくナポリ版は忘れられていましたが、若きロッシーニの意欲作ということで近年再評価されています。
 演出は、2015 年オランダの国際オペラ賞で新人賞を受賞し、現在は世界中でひっぱりだこの演出家ロッテ・デ・ビール。そして彼女と共に舞台を作るのがオランダの演劇集団カンパニー・オテル・モデルン。アニメーションを用いて大規模な場面を映像で演出、それと並行して人々と奴隷の物語を実際に表現。ミニチュア・カメラ、数千体の人形、村や都市の模型、そして巨大な水族館のインスタレーションを用いて、モーゼの紅海の軌跡を壮大な演出で描いています。
 演奏は、エンリケ・マッツォーラ指揮によるウィーン交響楽団。歌手陣は、モーゼを歌うのは、クロアチア出身のゴラン・ユーリッチ。ファラオーネをイギリスの中堅、アンドリュー・フォスター= ウィリアムズ。オジリデを南アフリカ出身の黒人テノール、サニーボーイ・ドラドラ、など今伸び盛りの歌手が揃っています。
















4/11(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



ACCENT


ACC 24343
¥2600
ヴェネツィアのフルート協奏曲集
 ヴィヴァルディ:協奏曲 ト短調Op.10-2『 夜』 RV439
 ガルッピ:協奏曲 イ短調
 ヴィヴァルディ:協奏曲 イ短調 RV440
 アルビノーニ:協奏曲 ニ短調 Op.9-2
 ヴィヴァルディ:協奏曲 ハ短調 RV441
フランク・トインス
 (フラウト・トラヴェルソ、
  ピッコロ、指揮)
レ・ビュッファルダン
 イタリア・バロックとフルートの幸福な出会い

 録音:2017 年10 月23-25 日/アントワープ、AMUZ/53’04’’

 バロック時代、協奏曲作曲家として最も影響力のあったヴィヴァルディ。様々な楽器、様々な組み合わせのために500 もの協奏曲を書き、その中心となる独奏者1 人の協奏曲は350を数えます。
 フルート協奏曲についても先駆者であり、フルートという楽器の可能性に目を付けた最初期の作曲家の一人です。
 このアルバムに収録された『夜』は不気味な雰囲気の街に亡霊がざわめく印象的な作品で、史上初のフルート協奏曲集と言われるOp.10 の中の1 曲です。
 ヴィヴァルディ自らが打ち立てた協奏曲様式(リトルネッロ形式と3 楽章制)とは全く別の構造をしている点も見逃せません。同時代のイタリアの作曲家、ガルッピとアルビノーニの作品をカップリング。
 アルビノーニのOp.9-2 は有名なオーボエ協奏曲ですがこのアルバムではフルートで演奏しています。
 古楽器アンサンブル「レ・ビュッファルダン」を率いるフルート奏者、フランク・トインスはクイケンにバロック・フルートを学び、アニマ・エテルナ、ラ・プティット・バンドのアルバムにも参加している名手です。
 
ACC 24345
¥2600
ヴェネツィア黄金時代、サン・マルコ大聖堂の音楽
 G.ガブリエリ:Confitebor tibi Domine
 バッサーノ:Viri Sancti
 メールロ:Canzon alla francese, dita la Benvenuta
 G.ガブリエリ:Miserere mei
 G.ガブリエリ:Canzon prima
 G.ガブリエリ:Vox Domini
 A.ガブリエリ:Toccata del nono tono
 G.ガブリエリ/パレストリーナ:Ave Maria
 A.ガブリエリ:Eructavit cor meum
 バッサーノ:Quem vidistis pastores
 バッサーノ/パレストリーナ:Veni dilecte mi
 バッサーノ:Nativitas tua
 G.ガブリエリ:Canzon terza
エティエンヌ・メイヤー(指揮)
レ・トラヴェルセ・バロック
 大聖堂に響くバロック最先端の響き

 録音:2017 年7 月16-19 日、10 月19-20 日/イタリア、ヴァルヴァゾーネ教会/77’28’’

 16 〜 17 世紀のヴェネツィア音楽は声楽・器楽ともに隆盛を極め、「黄金時代」と呼ばれています。その発信源はサン・マルコ寺院であり、ここで楽長やオルガニストを務めた作曲家がイタリア・バロック音楽の発展を牽引する立役者となりました。
 そんなサン・マルコ寺院ゆかりの作曲家である、オルガニストとして活躍したメールロ、アンドレア・ガブリエリ、その甥ジョヴァンニ・ガブリエリ、そしてコルネットの名手として名を馳せたバッサーノの作品を収録したアルバム。合唱と管楽器、オルガンからなる音楽で、声楽と器楽が互いに呼び交わし掛け合う「コンチェルタート様式」が見られます。




BIS

BIS SA 2275
(SACD HYBRID)
¥2700
ストラヴィンスキー:ヴァイオリン作品集Vol.2
 (1)パストラール(ヴァイオリンと4本の木管のための)
 (2)「妖精の口づけ」〜バラード
 (3)イタリア組曲(全6曲)
 (4)ディヴェルティメント
 (5)「ミューズを率いるアポロン」〜アポロンのヴァリアシオン
 (6)ヴァイオリン協奏曲ニ長調
 (7)無伴奏ヴァイオリンのためのエレジー
 (8)タンゴ(ドゥシュキン編曲)
(2)- (4)(8)
 イリア・グリンゴルツ(ヴァイオリン)
 ペーテル・ラウル(ピアノ)
(1)(5)(6)
 ディーマ・スロボデニュク(指揮)
 ガリシア交響楽団
 名手グリンゴルツが完璧に再現したストラヴィンスキーの音世界

 録音:2016 年2 月/ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)(2)- (4)(8)、2017 年4 月/コルーニャ歌劇場(スペイン)(1)(5)(6)/76’ 24”

 SACD ハイブリッド盤。
 グリンゴルツによるストラヴィンスキーのヴァイオリン・アルバム第2 弾。
 第1 弾(BIS SA 2245) はストラヴィンスキーのオリジナルおよび彼自身の編曲を集めていましたが、第2 弾はオーケストラを伴うものや、バレエ音楽からドゥシュキンと共作した「ディヴェルティメント」や「イタリア組曲」、ドゥシュキン編曲による「タンゴ」も収められた、まさに完全版。「ディヴェルティメント」はチャイコフスキー、「イタリア組曲」は伝ペルゴレージが原作ゆえ、旋律的な魅力にも不足はありません。
 ストラヴィンスキーは弦楽器を「あまりに人声を連想させる」として好まず、つややかに歌う要素を極力排除した独特の音世界を作っています。グリンゴルツの技巧でストラヴィンスキーが思い描いた音響を再現してくれます。
 


BIS SA 2302
(SACD HYBRID)
¥2700
ベルナルディーニ(ヴァイオリン)&長澤真澄(ハープ)
シュポーア:ヴァイオリンとハープのためのソナタ

 (1)ソナタ ニ長調Op.113
 (2)ソナタ ト長調Op.115
 (4)ソナタ ニ長調Op.114
チェチーリア・ベルナルディーニ(ヴァイオリン)
長澤真澄(ハープ)
 長澤真澄がBIS に登場!ピリオド楽器によるシュポーアの華麗な世界

 ヴァイオリン;1743 年カミッリ製作/ ハープ;1815 年ナーデルマン製作
 録音:2016 年10 月/ヴォウト・プロテスタント教会。スヒップライデン(オランダ)/74’ 46”

 ルイ・シュポーア(1784-1859) は、ヴァイオリンの名手であったことから協奏曲をはじめとする多数のヴァイオリン作品があります。また愛妻がハープ奏者だったため、彼女と共演するためにハープとヴァイオリンのための二重奏曲も作りました。それらのハープは伴奏でなく、しばしば主役として扱われています。
 ここではそのなかでも特に重要な3 篇を収録。どれも美しいですが、ソナタ ニ長調Op.114 の第2 楽章はモーツァルトの「魔笛」によるポプリとなっていて、良く知られたメロディが次々と現れます。
 ヴァイオリンもハープのオリジナル・ピリオド楽器を使用。ハープを愛したマリー・アントワネットお抱えのナーデルマン製作による1815 年のシングル・アクション・ハープを用いています。
 演奏しているのは何と長澤真澄。かつて多くのアルバムを国内リリースしていましたが、BIS 初登場となります。温かな人柄が表れるような癒しのひとときを味あわせてくれます。
 

BIS 2263
¥2600
C.P.E.バッハ(1714-88):鍵盤独奏曲全集 Vol.36
 『専門家と愛好者のためのロンド付き
  ピアノ・ソナタと自由な幻想曲 第6集』
   (1)ロンド第1番 変ホ長調 Wq.61-1(H 288)
   (2)ソナタ第1番 ニ長調 Wq.61-2(H 286)
   (3)幻想曲第1番 変ロ長調 Wq.61-3(H 289)
   (4)ロンド第2番 ニ短調 Wq.61-4(H 290)
   (5)ソナタ第2番 ホ短調 Wq.61-5(H 287)
   (6)幻想曲第2番 ハ長調 Wq.61-6(H 291)
   (7)ソナタ ト長調 Wq.65-48(H 280)
   (8)ラ・フォリアによる12 の変奏曲 Wq.118-9(H 263)
   (9)ソナタ ト長調 Wq.65-50(H 299)
   (10)幻想曲 嬰ヘ短調 Wq.67(H 300)
ミクローシュ・シュパーニ(タンジェントピアノ)
 正統派シュパーニによる正真正銘の解釈によるC.P.E. バッハの鍵盤独奏曲全集の第36弾!

 セッション録音:2016 年7 月、8 月/キーゼル・ホール(シント・トロイデン/ベルギー)/80’00”

 ミクローシュ・シュパーニによるC.P.E. バッハの鍵盤独奏曲全集第36 弾は、専門家と愛好者のためのロンド付きクラヴィア・ソナタと自由な幻想曲第6 集です。
 録音を開始した際、シュパーニは「全集を実現することは決して単純な課題ではなく、ことにそれが初期の作曲家の作品を含めばなおさらである。このシリーズで私たちは、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの、鍵盤楽器独奏と伴奏アンサンブルのための、疑いない正統な作品のすべてをご紹介する。私たちの目標は、これらの作品演奏の可能性への全般の見通しを与えることなので、この録音は作品の現存する資料と正統的な演奏習慣の徹底した研究に基づいている。私たちはオリジナルの資料をもとに" 正統性" である楽器を選択して演奏している。」と語っており、まさに正真正銘、本物の解釈のもと演奏されました。
 これら膨大な作品に対して時間をかけ、着実に録音活動をしてきたシュパーニにでしか表現することのできない明晰な解釈で演奏されております。



.

LA DOLCE VOLTA



LDV 43
¥2600→\2390

フローリアン・ノアック(ピアノ)
 「ある旅人のアルバム」
フローリアン・ノアック(ピアノ)
 ・パーシー・グレインジャー:イギリス民俗音楽編曲集(抜粋)
  〔第19番 岸辺のモリー/第18番 騎士と羊飼いの娘〕
 ・ブラームス/ノアック編:ドイツ民謡集 WoO 33より*
  〔第30番「私の思いのすべては」(生き生きと、そして心を込めて)、
   第31番「あそこの牧場に一軒の家が建っている」(愛らしく、そして生き生きと)、
   第7番「グンヒルデ」(穏やかなテンポで、そして共感して語るように)、
   第34番「どうやって門から入ろうか?」(生き生きと)〕
 ・ラフマニノフ/ノアック編:≪ 3つのロシアの歌≫op.41から第3番*
 ・コミタス:アルメニア舞曲集より第2番エランギ、第5番シュシキ
 ・グリーグ:スレッター(ノルウェーの農民舞曲)op.72より
   〔第14番「ヴォッセヴァンゲンのトロルの婚礼行列」、
    第6番「ガンガル」、第4番「妖精の丘のハリング」〕
 ・ラドミロー/ノアック編:トレギエの風笛の旋律にもとづく5つの変奏曲
   〔輪舞、舞踏会、パスピエ、舞踏会、舞踏会〕*
 ・シューベルト:ワルツ集 D145(1-12番)
 ・ヤナーチェク/ノアック編:ラシュスコ舞曲集(抜粋)*
   〔第2番祝福の踊り、第5番チェラデンスキー〕
 ・ホアキン・ニン:「イベリア舞曲」(セビリアでの五月の一夜)
 ・シマノフスキ:「4つのポーランド舞曲」よりマズルカ、クラコヴィアク、オベレク
 ・マルトゥッチ/ノアック編:「タランテッラ」op.44 から第6番*
 鍵盤の青年魔術師にして名編曲家、驚愕の超絶技巧!フローリアン・ノアックがいざなう、音楽による旅

 録音:2017 年12 月21-23 日、リエージュ・フィルハーモニー・ホール *世界初録音/輸入盤・日本語帯・解説付

 1990 年生まれのノアックによる、「音楽の旅」と題したアルバムの登場。さまざまな民俗音楽からインスピレーションを得た作曲家たちの作品に魅かれるというノアック。
 ここでは、民俗音楽の精神をもっとも「真正に」表現していると自身が考える作品を集めてプログラミングを行いました。いくつかはノアック自身による編曲ですが、これがまた驚きの超絶技巧。しかし技巧にはおぼれず、あくまでも作品の真髄が響いてきます。
 ノアック自身がピアノ独奏用に編曲したブラームスのドイツ民謡集(抜粋)は、同じ音楽が繰り返されながら歌詞のみがつど変化するリフレインの箇所で、装飾音が変化するよう編曲されています。
 バラライカを模倣するオーケストラ・パートと声楽パートから成るラフマニノフの作品の編曲もドラマティックで聴きごたえ十分。フォーレの弟子ラドミローの作品は、オーケストラ版とピアノ連弾版が残されていますが、ノアックはオーケストラ版から編曲。
 豊かな色彩感が魅力です。プログラムの最後をかざる、「アルメニアのバルトーク」とも称されるコミタス作品も、東洋的でどこかノスタルジックな魅惑の世界となっています。ノアックの技巧の確かさと、表現の幅広さに驚き、それぞれの作品の豊かな個性に聴き入るアルバムです。
 フローリアン・ノアックは1990 年ブリュッセル生まれ。12 歳でエリーザベト王妃音楽大学の天才児養成コースの受講生に選ばれ、井筒ゆかに師事。その後、ケルン音楽大学ではソリア出身のピアニスト・作曲家のヴァシリー・ロバノフ、バーゼル音楽大学ではクラウディオ・マルティネス・メーナーのもとで学んでいます。早くからロマン派と後期ロマン派の知られざるレパートリーの紹介に情熱を傾け、彼の演奏会プログラムには、しばしば、リャプノフ。アルカン、メトネル、ドホナーニといった作曲家たちの名が並んでいる。すぐれた編曲家でもあるノアックは、ベレゾフスキー、バシキーロフ、カツァリスをはじめとする演奏家たちに、編曲作品を提供しています。

 ■ノアック来日情報
 5 月14 日 19時開演 武蔵野市民文化会館(小ホール)※完売
 ボロディン:だったん人の踊りほか





フロリアン・ノアック(ピアノ)
リャプノフ:ピアノ作品集 Vol.1&2

ARS 38132
(SACD Hybrid)
\2700
リャプノフ(1859-1924):ピアノ作品集 Vol.1
  沈痛なワルツ Op.20/タランテッラ Op.25/マズルカ Op.9 No.1
  マズルカ Op.9 No.2/即興ワルツ Op.23/マズルカ Op.24 No.6
  マズルカ Op.19 No.4/即興ワルツ Op.29 No.2/マズルカ Op.17 No.3
  マズルカ Op.21 No.5/即興ワルツ Op.70 No.3/マズルカ Op.31 No.7
  マズルカ Op.36 No.8
フロリアン・ノアック(ピアノ)

録音:2012年9月4-6日、場所未詳

リャードフとともにチャイコフスキーや五人組の次世代を代表するロシアの作曲家リャプノフは師であるバラキレフ同様たいへん優れたピアニストでもありましたが、「12の超絶技巧練習曲」以外は演奏される機会が少ないので、この録音プロジェクトは大いに歓迎されることでしょう。


ARS 38209
(SACD Hybrid)
\2700
フロリアン・ノアック(ピアノ)
 セルゲイ・リャプノフ(1859-1924):ピアノ作品集 Vol.2

  ピアノのためのノヴェレッテ Op.18(*)/ピアノのための舟歌 Op.46
  ピアノのためのユモレスク Op.34(*)/ピアノのための3つの楽曲 Op.1
  ピアノのための7つの前奏曲 Op.6/薄暮の歌(ピアノのための)Op.22(*)
  ロシアの主題によるピアノのための変奏曲とフーガ Op.49
  降誕祭(ピアノのための)Op.41
フロリアン・ノアック(ピアノ)

録音:2015年12月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

 リャードフとともにチャイコフスキーや五人組の次世代を代表するロシアの作曲家リャプノフのピアノ作品集第2作(Vol.1:ARS 38132)。
 リャプノフは師であるバラキレフ同様たいへん優れたピアニストでもありましたが、「12の超絶技巧練習曲」以外は演奏される機会が少ないので、この録音プロジェクトは大いに注目されています。(*)は世界初録音。

 フロリアン・ノアックは1990年ベルギー生まれのピアニスト。4歳から井筒ゆか[Yuka Izutsu]に師事。
 12歳でエリーザベト王妃シャペル・ミュジカルの天才児コース受講者に選ばれ、15歳でベルギー国内の8つのコンクール優勝。16歳でケルン音楽大学に入りロシアのピアニストで作曲家のヴァシーリー・ロバノフに師事。
 編曲家でもあり、ロシアの管弦楽曲のピアノ独奏版を自ら弾いたディスク(ARS 38148)が話題を呼びました。




録音時点で23歳
天才ノアック、衝撃の一枚

ロシアの管弦楽曲をピアノで

彼のこの編曲版、バシキーロフ、カツァリス、ベレゾフスキーたちにも採用されているらしい。
・・・こういう天才がいるのである。

ARS 38148
(SACD Hybrid)
\2700
ロシアの管弦楽曲をピアノで
 トランスクリプション&パラフレーズ集


 フロリアン・ノアック(1990-)編曲/
  チャイコフスキー(1840-1893):組曲「白鳥の湖」
   情景/ワルツ/モデラート/ロシアの踊り
  ラフマニノフ(1873-1943):オペラ「アレコ」からの組曲
   序奏/女たちの踊り/男たちの踊り
  リムスキー=コルサコフ(1844-1908):交響組曲「シェエラザード」Op.35
   海とシンドバッドの船/カランダール王子の物語/若い王子と王女
   バグダッドの祭り−海−船は青銅の騎士のある岩で難破−終曲
  リャードフ(1855-1914):魔法にかけられた湖 Op.62
  チャイコフスキー:幻想序曲「ロミオとジュリエット」
フロリアン・ノアック(ピアノ)

録音:2014年1月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

 録音時点で23歳、ベルギーの新星フロリアン・ノアックがその編曲の才をもあらわにした驚きのディスク。
 絢爛なオーケストレーションで知られる「シェエラザード」をも四手ではなく二手用に書き換え、弾ききってしまいます。

 ノアックのロシア管弦楽曲のピアノ編曲スコアは出版されており、ドミートリー・バシキーロフ、シプリアン・カツァリス、ボリス・ベレゾフスキーといった技巧派ピアニストたちにも採用されています。



 .


LDV 301
¥2000
2018年カタログ付きで再登場!
フィリップ・ビアンコーニ
 ドビュッシー(1862-1918):前奏曲集第巻&第2巻(全曲)

 前奏曲集 第1巻( 全12曲)(1909-1910)
 前奏曲集 第2巻( 全12曲)(1910-1912)
フィリップ・ビアンコーニ
 (Pf /ヤマハ)
 ドビュッシー没後100年。名手ビアンコーニのドビュッシーが2018年カタログ付きで再登場!

 録音:2012 年2 月(パリ)/2018年カタログ付

 絶頂期のヘルマン・プライとの数々の名演でも名高い名手、フィリップ・ビアンコーニによる香り高いドビュッシー前奏曲集全曲(LDV 07) が、2018年のレーベル・カタログ付きで再登場。
 ビアンコーニは、1960 年ニース生まれ。ギャビー・カサドシュ、シモーヌ・デルベール=フェリヴェ( マルグリット・ロンとロベール・カサドシュの弟子) に学びました。第7 回ヴァン・クライバーン国際コンクールで銀メダルを受賞しています。1980 年代には20 代という若さで絶頂期のヘルマン・プライとも多数共演。また、ランパル、シュタルケル、ゲイリー・ホフマン、ガルネリ弦楽四重奏団、ターリヒ弦楽四重奏団などとの名演を展開したヴェテランです。
 「野を渡る風」の、まさに吹き抜ける風を思わせる絶妙なテンポと音色、「音と香りは夕べの大気の中に漂う」で魅せる詩的な世界、センスあふれる「花火」など、一曲一曲がフランスのエスプリをまとった非常に魅力の演奏です。



ビアンコーニが描くクールなショパンの世界

LDV 14
\2600→\2390

 ショパン:
  1. バラード 第1番 ト短調 op.23
  2. バラード 第2番 ヘ長調 op.38
  3. 前奏曲 嬰ハ短調 op.45
  4. バラード 第3番 変イ長調 op.47
  5. バラード 第4番 ヘ短調 op.52
  6. スケルツォ 第4番 ホ長調 op.54
  7. 舟歌 嬰ヘ長調 op.60
フィリップ・ビアンコーニ(ピアノ)
 録音:2013 年10 月/日本語解説付

 ドビュッシーの前奏曲集(LDV 07、2012 年)も好評だったビアンコーニ。La Dolce Volta レーベル第2 弾となる当アルバムは、バラード全曲をメインに据えたオール・ショパン・プログラム。バラードでは、各曲のスケール感を保ちつつ、感情をこめ過ぎないクールな語り手のような演奏。前奏曲や舟歌での気品、スケルツォでの軽やかさもさすが、の出来栄えです。
 ビアンコーニは、1960 年ニース生まれ。ギャビー・カサドシュ、シモーヌ・デルベール=フェリヴェ( マルグリット・ロンとロベール・カサドシュの弟子)に学びました。第7 回ヴァン・クライバーン国際コンクールで銀メダルを受賞しています。1980 年代には20 代という若さで絶頂期のヘルマン・プライとも多数共演。また、ランパル、シュタルケル、ゲイリー・ホフマン、ガルネリ弦楽四重奏団、ターリヒ弦楽四重奏団などとの名演を展開したヴェテランです。





.

SUPRAPHON



SU 4252
(2CD)
¥3500→\3190
ヤン・バルトシュ(ピアノ)
 ブレンデルも激賞、バルトシュがベートーヴェンに挑む!

 ベートーヴェン(1770-1827):
  (1)ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 Op.2-3
  (2)ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 Op.14-1
  (3)ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」
  (4)創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO.80
  (5)6 つのバガテル
   (I.ト長調/II.ト短調/III.変ホ長調/IV.ロ短調/
    V.ト長調/VI.変ホ長調) Op.126
  (6)ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111
ヤン・バルトシュ(ピアノ)
 ブレンデルも激賞する注目のピアニスト、バルトシュがベートーヴェンに挑む!

 セッション録音:2017 年6 月3 & 4 日/マルティヌー・ホール/2h08’25”

 ブレンデルも激賞するチェコの若手ピアニスト、ヤン・バルトシュがベートーヴェンに挑みました。
 バルトシュは14 歳のときにビエロフラーヴェクの指揮で輝かしいコンサート・デビューを成功させ、以後数々の国際コンクールの受賞歴を誇ります。
 スプラフォン・レーベルからリリースしたモーツァルトのデビュー・ディスク(SU 4234)では厳つい見た目からは想像もできない!? ほどのきめ細かく丁寧な音楽づくりで高い評価を得ました。
 当ディスクではバルトシュが最も得意とするベートーヴェンの作品からピアノ・ソナタを4 篇、創作主題による32 の変奏曲、そして6 つのバガテルを収録しました。確かな技術から裏付けされる豊かな表現力が魅力のバルトシュの演奏は、モラヴェツやブレンデルも認めるほどです。特に「熱情」で聴くスケールの大きな演奏は圧巻です。



なかなかの大物
チェコの新生ヤン・バルトシュ
モーツァルト:ピアノ協奏曲


SUPRAPHON
SU 4234
\2300
なかなかの大物
 チェコの新生ヤン・バルトシュ
  故ビエロフラーヴェクとの貴重な録音も収録。

  モーツァルト:
   (1)ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
   (2)ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414
    【弦楽四重奏による伴奏版】
  カデンツァ:(1)ベートーヴェン、(2)モーツァルト
ヤン・バルトシュ(ピアノ)
(1)イルジー・ビエロフラーヴェク(指揮)、
 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
(2)ドレシャル四重奏団
 【ヴァーツラフ・ドヴォルザーク
   (第1ヴァイオリン)、
  オンドレイ・プステヨフスキー
   (第2ヴァイオリン)、
  マーティン・ステュープカ(ヴィオラ)、
  ヴォイチェフ・ウルバン(チェロ)】
 故ビエロフラーヴェクとの貴重な録音も収録。ブレンデルも激賞のチェコの新生ヤン・バルトシュが奏でるこの上なき美しいモーツァルト!

 セッション録音:(1)2013年5月1日/ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール、(2)2016年5月21日/マルティヌー・ホール/57’16”

 ブレンデルも激賞するヤン・バルトシュによるモーツァルトのピアノ協奏曲のアルバムをリリースしました。バルトシュは14 歳のときにビエロフラーヴェクの指揮で輝かしいコンサート・デビューを成功させ、以後数々の国際コンクールの受賞歴を誇るチェコ期待の若手ピアニストです。
 音楽性の豊かな美しいタッチで魅了するバルトシュが最も得意とするモーツァルト。ピアノ協奏曲第20 番は2017 年5 月31 日急遽した巨匠イルジー・ビエロフラーヴェク率いるチェコ・フィルハーモニー管弦楽団との共演で、デビュー当時からその才を認めていたマエストロが愛情深くサポートしております。
 一方、ピアノ協奏曲第12 番は弦楽四重奏による伴奏版での録音。ジュリアード弦楽四重奏団のメンバーであったヴァイオリン奏者ロバート・マンやエマーソン弦楽四重奏団のヴィオラ奏者ローレンス・ダットンら著名な演奏家から室内楽を学んできたバルトシュならではのきめ細かく丁寧な音楽づくりがこの作品でも見事にあらわれております。


よくできたプロモーション・ビデオ。スケールの大きな重量級剛健ピアニスト。確かになかなかの大物。
https://youtu.be/RUfyzE4COAk








KAIROS


0015024KAI
\2700
ウリ・フッセネッガー(1966-):San Teodoro 8 エルネスト・モリナーリ(コントラバス・クラリネット)
マイク・スヴォボダ(トロンボーン)
マルティン・ジーヴェルト(エレクトリック・ギター&デヴァイス)
ウリ・フッセネッガー(作曲、コントラバス、プレイバック)
 この「San Teodoro=サン・テオドーロ 8」はイタリアの作曲家ジャチント・シェルシにインスパイアされて作られた作品。
 “精神を病み、五線譜が書けなくなった”とされるシェルシ。彼の作品の大部分は、テープに収録され、何人かの音楽家がこれを聴き取り楽譜に書きとるという方式で残されていますが、この「San Teodoro 8」は、ほとんど顧みられることのなかった作品で、今回、優れたコントラバス奏者であり作曲家でもあるウリ・フッセネッガーがこの作品(素材)をまとめて、新たな構成のもと、予期せぬ響きを持つ多彩な作品に仕立てています。

 録音 2014年5月9日 ライヴ Haus Witten, Witten, Germany
 

0015032KAI
\2700
チン・ウェンチャン(1966-):管弦楽作品集
 1.Echoes from the other Shore 他の海岸からのこだま(2015)
  箏とオーケストラのための
 2.The Nature’s Dialogue 自然の対話(2010)
  オーケストラとオーディオ・テープのための
 3.Across the Skies 空を横切る(2010)
  琵琶と弦楽オーケストラのための
 4.Lonely Song 孤独な歌(1990/2015)
  42弦楽器のための
ジ・ウェイ(箏)
ラン・ウェイウェイ(琵琶)

ゴットフリード・ラプル(指揮)
ウィーン放送交響楽団
 モンゴルのオルドスで生まれ、北京で活躍する作曲家チン・ウェンチャンの作品集。若い頃から民族音楽の研究に勤しみ、上海音楽院で作曲を学んだ後、1998年から2001年にかけてドイツのエッセンに留学、現在は中国中央音楽院の教授を務める傍ら、数多くの作品を発表。「中国で最も影響力のある作曲家」の一人です。
 このアルバムに収録された4つの作品は、中央アジアの民族音楽に由来する旋律が用いられています。中国の古典的楽器だけでなく、テープに収録した「世界中の自然から集めた広範な音」を用いるなど実験的要素もふんだんに使用されています。
 NAXOSからリリースされている作品集(8.570620)と同じシリーズの録音であり、ゴットフリード・ラプルが指揮するウィーン放送交響楽団が見事な演奏を聴かせています。

  録音 2016年3月7-14日 Groser Sendesaal, ORF Funkhaus, Vienna, Austria



 .

KLANGLOGO



KL-1522
\2300→\2090
Cosmopolitan Mendelssohn
 偉大なる国際人メンデルスゾーン

 メンデルスゾーン(1809-1847):交響曲楽章 ハ短調
 ベルリオーズ(1803-1869):オフィーリアの死 Op.18-2
 フォルクマン(1815-1883):セレナード 第3番 Op.69
 ドニゼッティ(1797-1848):弦楽四重奏曲 ニ短調
 ニルス・ヴィルヘルム・ゲーゼ(1817-1890):ノヴェレッテン Op.53
ペーター・ブルーンス(芸術監督&チェロ独奏)
ライプツィヒ・メンデルスゾーン室内管弦楽団
 幼い頃より音楽の才能を発揮、「神童」と呼ばれ、作曲家として大成してからは、積極的に演奏旅行に出かけ、数多くの作品を書き上げるとともに、ライプツィヒ音楽院を開校、後進の指導にも力を尽くしたメンデルスゾーン。その名声はヨーロッパ中に鳴り響き、当時の音楽界の最重要人物として多くの音楽家たちと交流を持ちました。ナポリではドニゼッティに示唆を与え、ゲヴァントハウスではフォルクマンに作曲の指導をし、コペンハーゲンで演奏を拒否されてしまったゲーゼの交響曲をライプツィヒで演奏。ベルリオーズとは良好な友人関係を築いていたとされています。このアルバムには、メンデルスゾーンとの良き関係から生まれた作品が収録されています。

 録音 2017年9月18-19日 MDR-Kubus, Leipzig
 

KL-1523
\2300
ソン・ジウォン(ヴァイオリン)
 モーツァルト、ベートーヴェン作品集

 モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 K481
  1.第1楽章:Molto Allegro
  2.第2楽章:Adagio
  3.第3楽章:Allegretto
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 K376
  4.第1楽章:Allegro
  5.第2楽章:Andante
  6.第3楽章:Rondeau. Allegretto grazioso
 7.ベートーヴェン(1770-1827):ロマンス ヘ長調 Op.50
 8.ベートーヴェン:ロンド ト長調 WoO4
 9.クライスラー(1875-1962):ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
 10.サラサーテ(1844-1908):モーツァルトの《魔笛》による幻想曲
ソン・ジウォン(ヴァイオリン)
ホセ・ガリャルド(ピアノ)
 韓国のヴァイオリニスト、ソン・ジウォンのリサイタル・アルバム。
 5歳の時から韓国国立芸術大学でヴァイオリンを学び始め、12歳でニューヨークのケネディーセンターにてソロ・デビューを飾ったという天才少女。クリーヴランド音楽院に入学し、現在はニューイングランド音楽院でドナルド・ワイラースタインに学んでいます。数多くのコンクール入賞記録を持ち、2016年にアウグスブルクで開催された「第9回レオポルド・モーツァルト国際ヴァイオリン・コンクール」でも「素晴らしいモーツァルト奏者」と絶賛されています。また昨年韓国で開催された「ユン・イサン国際コンクール」では第1位を獲得しました。
 このアルバムでは、彼女が得意とするモーツァルトのヴァイオリン・ソナタを中心に、ベートーヴェンの作品と、この2人にインスパイアされたクライスラーとサラサーテの小品を演奏。魅力的な音色でじっくりと聴かせます。

  録音 2017年10月20-22日 Friedrich-Ebert-Halle, Hamburg
 


KL-1524
\2300
Early keyboard masters 初期鍵盤音楽の偉人たち
 1.アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):騎士の歌による変奏
 2.ジョン・ブル(1562-1628):イン・ノミネ XII
 3-4.ブル:前奏曲とイン・ノミネ XI
 5.スヴェーリンク(1562-1621):涙のパヴァーヌ SwWV328
 6.スヴェーリンク:半音階的幻想曲 SwWV258
 7.フレスコバルディ(1583-1643):
  トッカータ 第10番(トッカータ集 第1巻より 1615年)
 8.フレスコバルディ:トッカータ 第9番(トッカータ集 第1巻より 1615年)
 9.フレスコバルディ:
  パッサカリアによる100のパルティータ(トッカータ集 第1巻改訂版より 1637年)
 10.カスパール・ケルル(1627-1693):音列配列理論によるリチェルカータ
 11-14.ケルル:組曲 ヘ長調【アルマンド/クーラント/サラバンド/ジーグ】
 15.ケルル:パッサカリア
アグネス・ラトコ(ハープシコード)
ハンス・ルッカース2世製 コルマー1624年…2000年Titus Crijnen復元モデル
 16世紀から17世紀にかけて著しい発達を遂げた鍵盤楽器。楽器の発展に伴い、演奏技巧の幅も広がり、作曲家たちは競うかのごとく演奏困難な作品を作り上げ、一つの主題をもとにした変奏曲や、速い走句やパッセージに彩られたトッカータなどが数多く生まれました。
 このアルバムにはルネサンス末期から初期バロックの時代に書かれた鍵盤作品を収録。アグネス・ラトコの演奏で、当時最も影響力があったとされるカベソンや、スヴェーリンク、フレスコバルディ、そして優れたオルガニストであったケルルの作品まで、時代の変遷を追いながら多彩な作品を聴くことができます。

 録音 2016年8月27-28日 Chiara Massini
 

KL-1525
\2300
クラウス・ヴュストホフ(1922-):交響詩集
 Die Schelde スヘルデ川
  1.西スヘルデの旅路(序曲)
  2.月の光(夜想曲)
  3.アントワープ(ロンド、フィナーレ)
 Die Regentrude 雨ひめ様と火おとこ
  4.朗読/5.前奏曲
  6.朗読/7.雨ひめ様
  8.朗読/9.火おとこ
  10.朗読/11.大きな干ばつ
  12.朗読/13.アンドレースとマーレン
  14.朗読/15.秘密の発見
  16.朗読/17.雨の噴水への道
  18.朗読/19.雨ひめ様の目覚め
  20.朗読/21.火おとこの飛行
  22.朗読/23.結婚式
マルティナ・ゲデック(朗読)

ウルリッヒ・ケルン(指揮)
フランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団
 ドイツ文学における詩的リアリズムを代表する作家テオドール・シュトルム(1817-1888)。代表作の一つ「雨ひめ様と火おとこ」は、人間による環境の破壊や気候の変動による脅威を、子供にもわかりやすく示したお伽話です。
 このお話に、ドイツの現代作曲家ヴュストホフは後期ロマン派の作風に則った劇的な音楽をつけました。ドイツの名女優マルティナ・ゲデックの朗読も加えた華麗な音の物語は、聴き手に感動をもたらします。

  録音 2018年1月14日 ライヴ Konzerthalle“Carl Philipp Emanuel Bach”Frankfurt




RPO


LYD002
(2CD)
\2300
Favourite Adagios 名ピアノ協奏曲のアダージョ集
【CD1】
 1.サン=サーンス(1835-1921):ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 Op.22-第1楽章
 2.J.S.バッハ(1685-1750):チェンバロ協奏曲 ニ長調 BWV 1054-第2楽章
 3.ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18-第2楽章
 4.ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.19-第2楽章
 5.グリーグ(1843-1907):ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16-第2楽章
 6.ショパン(1810-1849):ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11-第2楽章
【CD2】
 1.ブラームス(1833-1897):ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 Op.15-第2楽章
 2.ピエール・アドルフ:ショパンとブラームスへのオマージュ
 3.メンデルスゾーン(1809-1847):ピアノ協奏曲 第1番 ト短調 Op.25-第2楽章
 4.ラヴェル(1875-1937):ピアノ協奏曲 ト長調-第2楽章
 5.モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K488-第2楽章
 6.ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 Op.21-第2楽章
エリザベス・ソンバート(ピアノ)

ピエール・ヴァレ(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 ストラスブール生まれのベテラン女性ピアニスト、エリザベス・ソンバート。7歳でピアノを始め、ストラスブール高等音楽院に入学、11歳のときに初の公式コンサートに出演し注目を浴びました。
 一時期はブエノスアイレスでブルーノ・ゲルバーに師事、マインツではセルジュ・チェリビダッケの元で、10年間にわたって音楽現象について学んだという経歴も持っています。
 現在は教師として活躍する傍ら、可能な限り、多くの人々にクラシック音楽を聴いてもらいたいという思いから1998年に「レゾナンス財団」を設立、7カ国でアウトリーチ・プログラムとピアノ・スクールを開催しています。
 このアルバムはピアノ協奏曲の「緩徐楽章=ゆっくりとした楽章」だけを集めたアルバム。
 色々なアルバムからのコンピレーションではなく、この録音のためにロンドンのアビーロード・スタジオを使って、ロイヤル・フィルハーモニーの共演のもと、ソンバートが美しいメロディを奏でています。
 


RPOSP052
\2300
カルウォヴィチ(1876-1909):管弦楽作品集
 1.寄せては返す波 Op.9
 2-4.交響詩「永遠の歌」 Op.10
 5.リトアニア狂詩曲 Op.11
 6.交響詩「ビアンカ・ダ・モレナ」 Op.6
グルジェゴルス・ノヴァーク(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 若いポーランドの作曲家たちで構成された音楽サークル「若きポーランド」の中心人物であり、才能を嘱望されていたカルウォヴィチが、32歳と2か月の若さで、突然この世を去ったのは、タトラ山脈でスキー中に雪崩に巻き込まれてのことでした。
 彼が残した作品は数こそ多くないものの、どれもが甘美な叙情性をもつ旋律と、半音階的な和声が特徴的な管弦楽法による重厚なハーモニーを持ち、現代の人々にも広く愛されています。
 ロイヤル・フィルハーモニーのレパートリーとしては珍しい作品ですが、グルジェゴルス・ノヴァークは刺激的なアプローチにより、これらの曲の新しい魅力を引き出しています。

  録音 2015年2月15-16日 Watford Colosseum, UK



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

.

WEITBLICK



SSS 0021
¥2300
「サンソン・フランソワ 日生劇場ライヴ 1969」
 フランク:前奏曲、コラールとフーガ
 フォーレ:夜想曲第6番変ニ長調、即興曲第2番ヘ短調
 ドビュッシー:前奏曲第一巻より「デルフィの舞姫」
 ドビュッシー:前奏曲第一巻より「亜麻色の髪の乙女」
 ドビュッシー:前奏曲集第一巻より「沈める寺」
 ドビュッシー:前奏曲集第二巻より「花火」
 ドビュッシー:ピアノのために全曲(前奏曲、サラバンド、トッカータ)
サンソン・フランソワ(ピアノ)
 レコード芸術特選の名盤!サンソン・フランソワ日生劇場ライヴが新装発売!!

 録音:1969年11月16日日生劇場ライヴ(モノラル)

 2005年に発掘されたサンソン・フランソワが早世する前年の日生劇場ライヴ。今回改めてWARNER FRANCE(旧EMI FRANCE)、フランソワご遺族、日生劇場様の了解を得ましての新装発売。
 初出時に原稿を寄せてくれたご子息のマクシミリアン氏は亡くなりましたが、その文章は再録致します。
 ほの暗い、陰鬱な気配が渦巻く、一種得意な雰囲気の中で繰り広げられた名演にして怪演。フランソワは録音を多く残していますが、ライヴ録音は極めて少なく、演奏内容の充実も相まって、好評を得て、レコード芸術特選にも輝いた名盤です。

 サンソン・フランソワ(1924-1970)
  フランス人だが、ドイツ生まれ。ピアニストにして作曲家。パリのエコル・ノルマル・ド・ミュジクに学び、コルトーの勧めでマルグリット・ロン門下に。ロン・ティボー国際コンクールで大賞受賞。ショパン、リスト、シューマン、ドビュッシーを得意として、膨大な録音をEMIに残す。
 特にフランス音楽において、それらは決定盤の評価が高い。演奏の特徴は、コルトー張りの揺らぎを伴った優美なもので、抜群のテクニックも誇り、センスの良さも光る。世界各国1956、1967、1969年の三回来日。1970年に心臓発作で急逝。



<メジャー・レーベル>
.

イタリアDG



PO 481 6917
\2800→\2590
ダニエレ・ポリーニ(pf)
 ショパン:12の練習曲Op.10/
 スクリャービン:
  ピアノソナタ第10番Op.70、2つの詩曲Op.71、
  詩曲「焔に向かって」Op.72、2つの舞曲Op.73、
  5つの前奏曲Op.74/
 シュトックハウゼン:ピアノ小品第9番
ダニエレ・ポリーニ(pf)

 マウリツィオの息子。
 わざわざこの曲を弾くとは。

 ここで少し聴ける・・・
http://www.e-onkyo.com/music/album/uml00028948169597/

 イタリア・ローカル盤。




<国内盤> 


molt fine



MF-29001
\2800+税
《荒絵理子オーボエ・ソロ!〜月の光/こうもり変装曲》 
 1.ドビュッシー (1862-1918) arr.Satoshi Sando   
  月の光
 2.カリヴォダ (1801-1866)
  サロンのための小品 作品228
 3.シューマン(1810-1856)
  3つのロマンス 作品94
 4.ドニゼッティ (1797-1848)
  オーボエ・ソナタ ヘ長調
 5.ドヴォルザーク (1841-1904) arr.Satoshi Sando
  月に寄せる歌 ? 歌劇「ルサルカ」
 6. J.シュトラウス2世 (1825-1899)/山洞 智編
  こうもり変装曲 オーボエとピアノのための
 7. 久石 譲 (1950- ) arr.Ippei Inoue
  アシタカせっ記(映画「もののけ姫」から)
荒絵理子(オーボエ)
山洞 智(ピアノ)
 東京交響楽団の首席オーボエ奏者、荒絵理子待望のファースト・アルバムの登場です。
 荒絵理子委嘱作の「こうもり変装曲」を含む7作品が収録されていて、ドビュッシーの有名な「月の光」ではじまりますが、このCD全体のムードを暗示しているかのようです。
  オーボエのオリジナル作品はあまり多くありませんが、2曲目からの3作品はオーボエのためのオリジナル作品です。2曲目のカリヴォダの「サロンへの小品」はオーボエ奏者がしばしば取り上げる名曲です。
 カリヴォダはボヘミアの作曲家で、オーケストラでヴァイオリンを弾いた後、22歳からプラハ歌劇場管弦楽団でヴァイオリニストを務めたのち、21歳から43年間ドナウエッシンゲンの宮廷楽長をつとめ、数百に上る作品を残しています。
 3曲目はシューマンの代表作のひとつ「3つのロマンス」で、妻クララへのクリスマス・プレゼントだと言われています。ヴィオラ、クラリネット、チェロでも良く演奏されますが、元はオーボエのためのオリジナル作品です。
 4曲目はドニゼッティの20代前半に作られたオーボエ・ソナタ。後にオペラ作曲家として大成することを予感させる、歌に満ち溢れた親しみやすい作品です。
 続いて荒絵理子が大好きなオペラから2曲。ドヴォーザークの歌劇「ルサルカ」の「月に寄せる歌」は、ソプラノのための数あるオペラ・アリアの中でも最も美しいアリアひとつです。
 そして、このCDのハイライトともいうべき「こうもり変奏曲」が続きます。J.シュトラウス2世の「こうもり」は荒絵理子がもっとも愛するオペレッタ。世相をも映し出す「こうもり」から生まれた編曲、パラフレーズは数知れず、作曲者自身も「こうもりのカドリーユ」という名のメドレーを書いています。「こうもり変装曲」は荒絵理子がピアノと編曲の才人山洞智に委嘱した作品で、「シャンパンの歌」、アリア「侯爵様あなたのようなお方は」など、誰もが知っている「こうもり」の名場面が巧みにつなぎ合わされ、聞き手を飽きさせません。
 最後は、1997年夏に公開されたアニメ映画「もののけ姫」から「アシタカせっ記」、久石譲の作曲です。アシタカは主人公の名前で、「せっ記」とは伝聞(口伝)の意味。正史には残らない辺境の地に生きたひとりの勇敢で心優しい若者のことを、人々はいつまでも忘れずに語り継いできました。摩訶不思議な郷愁を誘う「アシタカせっ記」調べは、オーボエのソロで演奏され、余韻を残しながらアルバムは幕を閉じます。
 録音:神奈川県立相模湖交流センター 2017年1月26、27、29日
 三鷹市芸術文化センター「風のホール」 2017年3月14、15日


「こうもり」は荒絵理子がもっとも愛するオペレッタ、「こうもり変装曲」はファーストCD制作に際して、荒絵理子がピアノと編曲の才人、山洞智に委嘱したオーボエとピアノのための新作です。
 欧文タイトルは“Die Fledermous Paraphrase”。Paraphraseには「楽器を置き換える」という意味がありそこからの連想と、第2幕の夜会ではロザリンデの「変装」の場面があることから、日本語タイトルを「こうもり変装曲」としました。




 荒絵理子 プロフィール:
  東京音楽大学卒業。2002年第19回日本管打楽器コンクール第4位。2004年第73回日本音楽コンクールで第1位(審査員満場一致)、併せて岩谷(聴衆)賞、E.ナカミチ賞を受賞。2009年度第20回出光音楽賞受賞。2010年度市川市民文化芸術賞奨励賞受賞。N響アカデミー生を経て、2009年より東京交響楽団首席を務める。
 ソリストとして新日フィル、ニューフィル千葉(現千葉交響楽団)、セントラル愛知響、九響、東響、東京シティ・フィル等と共演。
 幼い時より音楽教師である両親の影響で、ピアノ、ヴァイオリンを習い、フルート、打楽器にも親しんできたが、中学校の吹奏楽部顧問の勧めで名前も知らなかったオーボエを始める。似鳥健彦、和久井仁、東京音楽大学で宮本文昭に師事。卒業後、小林裕、広田智之に師事。
 2002〜2007年小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトⅢ〜Ⅷに参加。水戸室内管弦楽団、サイトウ・キネン・フェスティバル松本(現セイジ・オザワ松本フェスティバル)、ドイツ・バッハ・ゾリステンにも参加した。
 2013年度ローム・ミュージック・ファンデーション奨学生として1年間ドイツ留学。
 2016年2月テレビ朝日系「報道ステーション」に生出演。
 現在、東京交響楽団首席オーボエ奏者の他、横浜シンフォニエッタ、ナガノ・チェンバー・オーケストラ、東京六人組のメンバーとしても活躍し、五嶋みどりが理事長を務めるミュージック・シェアリングで全国各地の学校を訪問している。

















4/10(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


.

TAFELMUSIK



TMK-1034
(6CD)
\4500→\4190
ブルーノ・ヴァイル(指揮)&ターフェルムジーク・バロック管/
 ベートーヴェン(1770-1827):交響曲全集
ブルーノ・ヴァイル(指揮)
ターフェルムジーク・バロック管弦楽団
 (ジーン・ラモン…音楽監督)
第九:
 ジークリート・プルンドリヒ(ソプラノ)
 マリー=エレン・ネジ(メゾ・ソプラノ)
 コリン・バルツァー(テノール)
 ジモン・ティシュラー(バス・バリトン)
 ターフェルムジーク室内合唱団
  (イヴァルス・タウリンズ…合唱指揮)

 「これらの音楽がまるで昨日作曲された曲であるかのように、また、この演奏が最初のパフォーマンスであるかのように、私たちはこれらの作品に取り組みました」…ブルーノ・ヴァイル

 カナダのトロントを本拠地とする「ターフェルムジーク・バロック管弦楽団」。1979年に設立され、1981年よりジーン・ラモンが音楽監督兼コンサートマスターを務めています。またバロック期と古典派の音楽を得意とする指揮者ブルーノ・ヴァイルとは長年共演しており、これまでの数多くの録音でも「透明感に満ちた響きと、力みなく自然に流れる音楽」が高く評価されています。
 ヴァイルとターフェルムジーク管によるベートーヴェンは、これまで第1番-第4番(2枚組)と第9番のみがリリースされていましたが、このBOXで2004年から2016年までに録音された全曲が揃うことになります。
 躍動感に満ちた表現、風通しの良いサウンドは、現代のピリオド・アプローチによる演奏の基本でありながら、新鮮な驚きにも満ちています。

  
録音 :2004年 ジョージ・ウェストン・リサイタルホール…第5番&第6番 2008年 ジョージ・ウェストン・リサイタルホール…第7番&第8番 2012年 Koerner Hall…第3番&第4番 2013年 Koerner Hall…第1番&第2番 2016年…第9番




 2016年に第9が登場して完結していたヴァイル&ターフェルムジーク・バロック管ベートーヴェン交響曲全集録音。今回超特価で全集ボックス登場!これはありがたい。


(5,6,7,8番が出たときの感想から)

 多方面で活躍するヴァイルだが、ターフェルムジーク・バロック管と組んだベートーヴェンが非常に面白かった。

 最初聴いたときに感じる違和感は、わずかな時間ですぐに馴染む。
 抑え気味の演出で決して派手さはないが、ドラマティックな弦の使い方にはっとさせられたり、控えめなフォルテに逆にドッキリさせられたりする。颯爽とした快活さの中に知的な遊びと熱い情熱を感じる。くどいようだが非常におもしろい。もっと聴き込めば聴き込むほど味が出てきそうな、そして深い解釈がありそうなそんな演奏。
 1回聴き流して終わりでなく、もうちょっとしっかり聴いてみたい。

 新興勢力の古楽器ベートーヴェン演奏がどんどん登場してきている昨今だが、案外、このヴァイル&ターフェルムジーク・バロック管のベートーヴェン交響曲チクルス、完成した暁には今世紀初頭を飾る名全集になっているかもしれない。
 もっと聴き込んだ後いろいろお知らせしたくなった要注意のシリーズである。







ACCENTUS MUSIC



ACC 30430CD
¥2500
第6回中国ヴァイオリン・コンクール、史上最年少優勝 ジジョン・ワン
 シベリウス&ストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲

  シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47
  ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
  ルー・ペイ:京劇
ジジョン・ワン(ヴァイオリン)
フィルハーモニア管弦楽団
トーマス・ザンデルリンク(指揮)
 期待の中国人ヴァイオリニスト、ジジョン・ワン。シベリウス&ストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲を録音!

 録音:2017 年7 月、アビー・ロード・スタジオ、ロンドン/62’57

 1998 年のユーディ・メニューイン国際コンクール・ジュニア部門優勝者で、メニューイン本人からもその才能を高く評価された中国出身のヴァイオリニスト、ジジョン・ワンによる20 世紀の2 つのヴァイオリン協奏曲。
 シベリウスは若い頃ヴァイオリンのヴィルトゥオーゾを志し、作曲家への道を歩んだだけに、この協奏曲の作曲には並々ならぬ思いがあったでしょう。
 シベリウス唯一のヴァイオリン協奏曲が作曲されたのは1903 年、交響曲第2 番を発表した後で、作曲家としても円熟期に入っており、その表現手法や作曲技法を余すところなく作品に注いでいます。
 ジジョン・ワンは、2014 年に尾高忠明指揮NHK 交響楽団にソリストとして登場し同演目を演奏し、鮮烈なデビューを飾っています。
 また、同じく20 世紀を代表するヴァイオリン協奏曲、ストラヴィンスキーも収録。驚くべきことにストラヴィンスキーの作品は1931 年に初演されていますので、シベリウスとの開きはたったの30 年です。
 しかし2 つの協奏曲は、調性も作風も対照的。ジジョン・ワンは、異なる2 つの作品を、見通しよく躍動感あふれる演奏で聴かせてくれます。
 バックを務めるのは、トーマス・ザンデルリンク率いるフィルハーモニア管弦楽団。ロンドンのアビー・ロード・スタジオでセッション録音されました。



 ジジョン・ワン

 1998 年に開催された第8 回ユーディ・メニューイン国際コンクール(メニューイン氏が生前催した最後のコンクール)にて優勝。1998 年の第六回中国ヴァイオリン・コンクールで、史上最年少優勝と、同時に最優秀中国作品演奏賞の2 つの賞を受賞した。その後も、2003 年の第22 回リピザー国際ヴァイオリン・コンクール(イタリア)で「最年少ファイナリスト」を含む3 つの特別賞と優勝を獲得している。
 彼女の活動は世界的な注目を集め、2006 年には権威のある音楽誌「GRAMOPHONE 中国版」でも特集が組まれ、音楽評論家は「アジアの類い希なる新星」と賞賛された。
 彼女は、著名なヴァイオリニストであり教育家の兪麗拿(ユー・リナ)教授のもと、上海音楽学院にて修士号を取得。また、世界的に有名なヴァイオリニスト の林昭亮(Jimmy Lin)やピンカス・ズッカーマンらの修士課程を受講、現在はベルリンにあるハンスアイスラー音楽大学にて指導者として有名なコリア・ブラッハーのもと師事している。一方で上海音楽学院において最年少のヴァイオリン講師としても指導にあたっている。






.

AD VITAM



AV 180115
¥2600→\2390
すぐに完売する
 マクシム・ゼッキーニ(ピアノ)
  左手のためのピアノ曲集第7集

 ・モーリス・オアナ(1913-1992):
  練習曲第4番〜左手のための(モーリス・ラヴェルの思い出に)
 ・リシャール・ドゥヴニョン(b.1968):
  左手のためのフーガ op.46(2008)世界初録音
 ・ブルーノ・マントヴァーニ(b.1974):
  左手のためのエチュード(2002)
 ・ニコラ・バクリ(b.1961):左手のためのノクチュルヌop.104 (2007)
 ・ブノワ・ムニュ(b.1977):戦いの戦士(2017)
 ・アラン・ルヴィエ(b.1945):
  8つのアタックのためのエチュード37 (1972)
 ・近藤浩平(b.1965):
  海辺の雪〜震災と津波の犠牲者への追悼〜op.122 (2011)
 ・ジャン・ドゥベ(b.1981):ア・スマイル・ライク・ア・サンシャイン
マキシム・ゼッキーニ(ピアノ)
 現代の作曲家たちによる左手のための作品集

 録音:2017 年

 ゼッキーニによる左手シリーズ第7 弾。これまでのシリーズでは名曲の編曲ものやオリジナル作品などで毎度ファンをうならせてきましたが、ついに現代作品での登場。
 近藤浩平の「海辺の雪」は、智内威雄氏によって初演された後、舘野泉もしばしば演奏している作品です。

 好評のマキシム・ゼッキーニ「左手のためのピアノ曲集」、過去の第5集まではどうやらすべて完売。
 この第7集も早い段階で入手困難になると思われます。


かろうじてまだ在庫の可能性がある第6集
どうかお早めに・・・


AV 161115
\2600
すぐに完売する
 マクシム・ゼッキーニ(ピアノ)
  左手のためのピアノ曲集第6集

 (1)ベートーヴェン(チミッロ編):
  交響曲第7番〜第2楽章アレグレット
 (2)ジチー:アデルのワルツ/ウィーンの道化
 (3)グリーグ(田中博幸編):アリエッタOp.12の1
 (4)モシュコフスキ:左手のための練習曲Op.92 の4
 (5)ヴェルディ(ファイファー編):
  イル・トロヴァトーレ〜ミゼレーレ
 (6)マスネ(田中博幸&智内威雄編):タイスの瞑想曲
 (7)サン=サーンス(チミッロ編):死の舞踏Op.40
 (8)ラヴェル(田中博幸編):前奏曲
 (9)リスト:ハンガリーの神
 (10)ポンセ:マルグレ・トゥー
マクシム・ゼッキーニ(ピアノ)
 ベト7が、トロヴァトーレが左手のみで再現!

 録音:2016年2月/イル・ド・フランス国立管弦楽団会館/DDD、57’ 14”

 イタリアの若手マクシム・ゼッキーニが、左手のピアノ曲のレパートリーを追求するシリーズの第6 弾は、有名作品の編曲を中心としています。
 ベートーヴェンの交響曲第7 番のアレグレットやサン=サーンスの「死の舞踏」のようなオーケストラ曲が秘技を駆使されて音の渦と化します。日本で左手作品普及に務める田中博幸、智内威雄両氏の編曲も貴重。
 またモシュコフスキとポンセのオリジナル曲は、制約された世界に両作曲家の華麗なピアニズムが見事に生かされていて聴きものです。
 マクシム・ゼッキーニは1979 年生まれ。リヨンとパリの音楽院でエッセールほかに学んだ俊英。左手のために書かれた作品普及に力を尽くしています。








CLAVES

50 1816
¥2700
ホリガーも参加!チェルハの室内楽作品3篇
 フリードリヒ・チェルハ(1926-):
  (1)ヘルダーリンの8つの断章〜弦楽六重奏のための(1995)
  (2)オーボエ五重奏曲(2007)
  (3)9つのバガテル〜弦楽三重奏のための(2008)
スイス・チェンバー・ソロイスツ
 【(2)ハインツ・ホリガー(オーボエ)、
 (1)エスター・ホッペ(ヴァイオリン)、
 (1)ミーサン・ホン・コールマン(ヴァイオリン)、
 (2)ダリア・ザッパ(ヴァイオリン)、
 (2)コリン・チャペル(ヴァイオリン)、
 (3)ハンナ・ヴァインマイスター(ヴァイオリン)、
 (1)-(3)ユルク・デーラー(ヴィオラ)、
 (1)ハンネス・ベルチ(ヴィオラ)、
 (1)-(3)ダニエル・ヘフリガー(チェロ)、
 (1)パトリック・デメンガ(チェロ)】   
 ホリガーも参加!新ウィーン楽派をはじめとする前衛的現代音楽を推進するチェルハの室内楽作品3篇

 セッション録音:2015 年/チューリヒ・ブルンネンホーフ・ラジオスタジオ(スイス)/ディジパック仕様、55’06”

 新ウィーン楽派をはじめとする前衛的現代音楽を推進するフリードリヒ・チェルハ(1926-)の室内楽作品3 篇を収録したアルバムが登場しました。
 チェルハはウィーン音楽アカデミー、ウィーン大学に学び、1958 年〈音列〉Die Reihe というアンサンブルを結成し指揮者として、また作曲家として活躍を続けております。
 新ウィーン楽派への強い愛着から、未完成だったベルクの歌劇『ルル』を補完させ、1979 年にピエール・ブーレーズの指揮で世界初演され一躍有名になりました。
 当録音ではハインツ・ホリガーも参加したスイス・チェンバー・ソロイスツによる質の高い演奏をお楽しみいただけます。

 


50 1809
¥2700
18世紀後半に活躍したキャプロンの美しく華やかなソナタ集
  ニコラ・キャプロン(c1740-1784):
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集第1巻
   (1)ソナタ第1番 イ短調
   (2)ソナタ第2番 変ロ長調
   (3)ソナタ第3番 ト短調
   (4)ソナタ第4番 ニ長調
   (5)ソナタ第5番 ハ長調
   (6)ソナタ第6番 変ホ長調
アン・ルー(ヴァイオリン)
マリーアンヌ・リー(チェロ)
リオネル・デミュール(チェンバロ)
 セッション録音:2016 年10 月/サクソン(スイス)/ディジパック仕様、67’26”

 18 世紀後半にフランスで活躍したヴァイオリニストで作曲家のニコラ・キャプロンのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集第1 巻がリリースされます。
 ヴァイオリンの名手ならではの技巧を織り交ぜたキャプロンの作品は当時としては高音域まで旋律が書かれており、華やかさを演出しております。
 カナダ出身のアン・ルーはローザンヌ音楽院にてピエール・アモイヤルに、ロッテルダム音楽院にてジャン・ジャック・カントロフにそれぞれ師事をし、その後は古楽を学びました。優美な演奏が魅力です。





EVIDENCE

EVCD 049
¥2600
ヘンデル:メロディーズ・イン・マインド〜組曲&ソナタ集
 ・トリオ・ソナタ ニ短調 HWV 386 (op.2-1)
 ・空想の組曲第1番
  〔コンチェルト HWV 487- ラルゲットHWV 580-
   アレグロ(ヴァイオリン・ソナタHWV 358第1楽章)-
   インパーティネンスHWV 494-メヌエットHWV434/4-
   アダージョ&アレグロ
    (ヴァイオリン・ソナタHWV358第2&3楽章)-〕
 ・チェンバロ組曲 ヘ長調(1720)よりアダージョ&アレグロ
 ・トリオ・ソナタ ヘ長調 HWV 389(op.2-4)
 ・空想の組曲第2番
  〔アルマンド(組曲第3番より)-
   アレグロ&アダージョ(リコーダー・ソナタHWV 377より)-
   アレグロ(組曲第7番 ト短調より)-
   デュオHWV 470- サラバンド(組曲HWV 440より)-
   ジーグ(リコーダー・ソナタHWV 377より)-
   アリア(HWV 449)〕
アンサンブル・アマリリス
エロイーズ・ガイヤール
 (フルート(リコーダー))
ヴィオレーヌ・コシャール
 (チェンバロ)
 アンサンブル・アマリリス最新盤、豊かなイマジネーションに彩られたヘンデル!

 エロイーズ・ガイヤール率いるアンサンブル・アマリリスは、ヘンデル作品集。ヘンデルの、もっとも「イタリア的」な楽章を集めて、ヴァイオリン・ソナタはフルートで演奏するなどしながら、想像上の組曲にしたてました。
 アンサンブル・アマリリスの変幻自在な編成が活かされ、多様性に富んだプログラムとなっています。

 


EVCD 047
¥2600
エリザベス・ジャケ・ド・ラ・ゲール(1665-1729):クラヴサン曲集
 ・「ラ・フラマンド(フラマン人の女)」〜
  クラヴサン曲集第2巻(1707)より
  クラヴサン曲集第1巻(1687年頃)より
 ・組曲 ヘ調
  〔Tocade(熱中)、アルマンド、クーラント、クーラントII、
   サラバンド、ジーグ、カナリア、メヌエット〕
 ・組曲 ニ調
  〔プレリュード、アルマンド、クーラント、クーラントII、
   サラバンド、ジーグ、カナリア、
   L’Inconstante 移り気な女(シャコンヌ)、
   メヌエット&ドゥーブル
    (マリー・ファン・ラインによるドゥーブル)〕
 ・組曲 イ調
  〔プレリュード、アルマンド、クーラント、クーラントII、
   サラバンド、ジーグ、シャコンヌ、ガヴォット、メヌエット〕
  ・ラ・フラマンドのドゥーブル(マリー・ファン・ライン編)
マリー・ファン・ライン(チェンバロ)
 17 世紀クラヴサン音楽の至宝、ジャケ・ド・ラ・ゲールの作品集

 65’49

 17 世紀のクラヴサン音楽で、シャンボニエールやクープランと並び称されるべき存在、ジャケ・ド・ラ・ゲールの作品集。
 今日あまり演奏される機会のないジャケ・ド・ラ・ゲールですが、彼女が生きた当時、賞賛をほしいままにしていました。彼女の霊感に満ちた作品は、楽器の音域をくまなく使うものです。
 1990 年生まれのクラヴサン奏者、マリー・ファン・ラインは、アルバム第1 弾(EVCD 019)のマレのオペラのチェンバロ編曲版で高評を得ましたが、ここでもジャケ・ド・ラ・ゲールに光を当てた秀逸のプログラム。ライン自身がジャケ・ド・ラ・ゲールのスタイルを模して書いたドゥーブル(変奏)を自身演奏しているなど、研究にも裏打ちされた説得力抜群の演奏を披露しています。





HAENSSLER



HC 17072
¥2600
森トリオ、堂々のデビュー盤をリリース!ドヴォルザーク
 (1)ドヴォルザーク:
   ピアノ三重奏曲第3番 ヘ短調 Op.65 B.130
 (2)ドヴォルザーク:
   ピアノ三重奏曲第4番 ホ短調「ドゥムキー」 Op.90 B.166
森トリオ
 【ヴェルナー・フォン・シュニッツラー(ヴァイオリン)、
  森・フォン・シュニッツラー・愛喜(チェロ)、
  森朝(ピアノ)】
 ドイツを拠点に活躍する森トリオ、堂々のデビュー盤をリリース!ドヴォルザークを情熱的に演奏!

 セッション録音:2017 年10 月20-22 日/インマヌエル教会(ヴッパータール)/71’34”

 ドイツを拠点に活躍する森トリオがついにデビュー盤をリリースします!収録作品はドヴォルザークのピアノ三重奏曲第3 番と第4 番「ドゥムキー」です。
 ヴァイオリンのヴェルナー・フォン・シュニッツラーはユーディ・メニューインの75 歳を祝う記念演奏会に招聘されるなど、早くから国際的な演奏活動を展開きた実力派。ヨーロッパの主要なオーケストラとの共演歴を誇る注目のヴァイオリニストです。森姉妹の姉、朝は桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学にて学び、2002 年に渡独。ドイツのラインラント・プファルツ州立音楽財団「ヴィラ ムジカ」並びに、ケルン・ユーディ・メニューイン協会より唯一の日本人ピアニストとして選抜され、定期的に演奏会を行っております。
 妹の愛喜は15 歳でドイツ国立ケルン音楽大学に入学を許可され、フランス・ヘルマーソン氏に師事。2009 年に同大学を卒業後、ロンドンにてカリーヌ・ジョルジュアン、パリにてローラン・ピドゥーの各氏のもとで更なる研鑽を積んでおります。
 実力派の三人がドヴォルザークの名作を高貴なる情熱あふれる演奏で聴かせてくれます。

 


HC 16084
(4CD)
¥3600
ヴェルディ四重奏団によるブラームスのセット
 ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
  CD 1
   (1)弦楽四重奏曲第1番 ハ短調 Op.51-1
   (2)弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op.51-2
  CD 2
   (3)弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 Op.18
   (4)弦楽五重奏曲第2番 ト長調 Op.111
  CD 3
   (5)弦楽五重奏曲第1番 ヘ長調 Op.88
   (6)弦楽六重奏曲第2番 ト長調 Op.36
  CD 4
   (7)クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115
   (8)弦楽四重奏曲第3番 変ロ長調 Op.67
ヴェルディ四重奏団
 【ズザンネ・ラーベンシュラーク
   (第1 ヴァイオリン)、
  ペーター・シュタイン
   (第2 ヴァイオリン)、
  カリン・ヴォルフ(ヴィオラ)、
  アンドレイ・メリク(チェロ)】
(5)-(6)ヘルマン・フォス(ヴィオラ)
(3)(6)ペーター・ブック(チェロ)
(7)フランソワ・ベンダ(クラリネット)
 名門アンサンブル、ヴェルディ四重奏団によるブラームスのセットが登場!

 セッション録音:(1)(2)2003 年5 月、(3)2008 年2 月20-22 日、(4)2007 年11 月14-16 日、(5)2006 年11 月20-22 日、(6)2007 年9 月28-30 日、(7)(8)2002 年4 & 5 月/ドイチュラントラジオ、室内楽ホール(ドイチュラントラジオとの共同制作)/CD 1 71’18”、CD 2 66’20”、CD 3 69’36”、CD 4 75’38”

 瑞々しい音色と卓越したアンサンブルで人気を誇る名門アンサンブル、ヴェルディ四重奏団。ヘンスラー・レーベルからリリースしてきたブラームスの弦楽四重奏曲、弦楽五重奏曲、弦楽六重奏曲、クラリネット五重奏曲がセットになって登場します。
 ヴェルディ四重奏団の演奏は棘のない澄んだ音色と、柔和でおおらかなフレージングが最大の魅力で、美しく溶け合う響きは絶品です。当団の素晴らしいアンサンブルはもちろんのこと、ヘルマン・フォス、ペーター・ブック、フランソワ・ベンダといった名手との共演ということも当録音の魅力と言えましょう。
 ヴェルディ四重奏団は、ソロ・ヴァイオリニストとしても活躍するズザンネ・ラーベンシュラークにより1985 年に結成された弦楽四重奏団で、ドイツのマンハイムを拠点に活躍。古典派から現代作品まで幅広いレパートリーで演奏活動を展開、質の高いレコーディングもおこなってきました。
 このブラームスでもドイチュラントフンクとの共同制作によるもので、音質も優秀でみずみずしい響きを余さず捉えています。好評発売中のシューベルトの弦楽四重奏曲全集、弦楽五重奏曲 D956(HC 17069)とあわせてお楽しみください。






.

PENTATONE



PTC 5186614
(2SACD HYBRID)
¥5200→\4790
オロスコ=エストラーダがヒューストン響と
 『天地創造』

  ハイドン(1732-1809):
   オラトリオ『天地創造』 Hob.XXI-2(全曲)
ニコル・ヒーストン
 (天使ガブリエルとイヴ/ソプラノ)
トビー・スペンス(天使ウリエル/テノール)
ペーター・ローズ(天使ラファエルとアダム/バス)
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指揮)
ヒューストン交響楽団&合唱団
 この上なく美しく演奏。俊英オロスコ=エストラーダが手兵ヒューストン響と傑作『天地創造』を録音!

 録音:2016 年9 月27 日-10 月2 日/ジョーンズ・ホール(ヒューストン)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、クラムシェル・ボックス仕様、Disc 1 52’ 41”、Disc 1 46’ 46”、輸入盤・日本語帯付

 SACD ハイブリッド盤。今最も勢いのある若手指揮者の一人、オロスコ=エストラーダ。ヒューストン交響楽団とのドヴォルザークの交響曲の録音でも注目を集めていますが、当録音ではハイドンのオラトリオ『天地創造』を収録しました。
 アンドレス・オロスコ=エストラーダは1977 年南米のコロンビア生まれ。19 歳でウィーンに渡り指揮を学びました。2009 年から2015 年までウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者を、また2014/15 シーズンからはhr 交響楽団とヒューストン交響楽団の音楽監督となり、現在最も注目を集めている若手指揮者の一人です。歴史あるヒューストン交響楽団との入念なリハーサルと深い信頼関係から当団の伝統を維持しつつ若き巨匠の新鮮な解釈を取り入れており、当録音でも情熱あふれる演奏を聴かせてくれます。
 ハイドンがロンドンから持ち帰った旧約聖書の「創世記」とミルトンの「失楽園」をもとにした英語の台本を、ヴァン・スヴィーテン男爵が自由にドイツ語訳した3 部33 曲の『天地創造』。
 第1・2 部は6 日間にわたる神の天地創造の物語、第3 部はエデンの園におけるアダムとイヴを扱っています。
 壮大な合唱と豊かな旋律が魅力のこのオラトリオは和声的書法と対位法的書法が総合されており、特に独唱者と合唱とが荘重なフーガに発展し、力強いアーメンの絶唱で全曲が結ばれる終曲は非常に印象的です。







<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

.

SWR CLASSIC



SWR19061CD
(8CD)
\6000→\5590
ミヒャエル・ギーレン・エディション 第7集
1961-2005年
【CD1】プラハ
1-8.ヤナーチェク(1854-1928):グラゴル・ミサ
9-11.ヤナーチェク:タラス・ブーリバ
12.ツェムリンスキー(1871-1942):詩篇第23番 Op.14

エレン・シャーデ(ソプラノ)…1-8
マルタ・シルマイ(アルト)…1-8/トーマス・モーザー(テノール)…1-8
ギュンター・ライヒ(バス)…1-8

イムリヒ・サボー(オルガン)…1-8
ブラティスラヴァ・スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団(合唱指揮:パヴォル・プロハスカ)…1-8.12
バーデン=バーデン・フライブルク南西ドイツ放送交響楽団…1-12
録音
1988年6月 Schwarzach,Munster…1-8
1986年11月25日 Baden-Baden,Hans-Rosbaud-Studio…9-11
1988年6月28日 Schwarzach,Munster…12

【CD2】アメリカ
1.カール・ラッグルズ(1876-1971):Sun-Treader 太陽を踏む者…初出音源
2.アイヴズ(1874-1954):宵闇のセントラルパーク
…初出音源
3.アイヴズ:ブース将軍天国へ行く(1913)
…初出音源

コリン・マクフィー(1900-1964):2台のピアノとオーケストラのための「タブー・タブハン」(1936)
…初出音源
4.Ostinatos オスティナート/5.Nocturne 夜想曲/6.Finale フィナーレ

7.アイヴズ:答えのない問い
8.ヴァレーズ(1883-1965):アルカナ
…初出音源
9.エドゥアルド・ストイアーマン(1892-1964):オーケストラのための変奏曲

リヒャルト・アンラウフ(バリトン)…3
南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル(合唱指揮:ヘルマン・ヨーゼフ・デーマン)…3
クロード・ヘルファー(ピアノ)…4-6/ペーター・ロッゲンカンプ(ピアノ)…4-6

シュトゥットガルト放送交響楽団…1-6
バーデン=バーデン・フライブルク南西ドイツ放送交響楽団…7-9

録音
1975年6月21日 Stuttgart,SDR,Funkstudio Berg,Sendesaal II
           ライヴ…1-6
1995年2月3日 Baden-Baden,Hans-Rosbaud-Studio…7
1995年2月6日 Baden-Baden,Hans-Rosbaud-Studio…8
1990年2月12日 Baden-Baden,Hans-Rosbaud-Studio…9

【CD3】ドビュッシー
1-5.聖セバスチャンの殉教…初出音源

夜想曲
…初出音源
 6.雲/7.祭/8.シレーヌ

キャスリン・ゲイヤー(ソプラノ)…1-5/ハンナ・アウルバッヒャー(アルト)…1-5
ブリギッテ・メストハーラー(アルト)…1-5
バイエルン放送合唱団(合唱指揮:ハインツ・メンデ)…1-5
南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル(合唱指揮:ヘルマン・ヨーゼフ・ダーメン)…1-5
南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル(女性合唱)…8
シュトゥットガルト放送交響楽団

録音
1972年4月14日 Stuttgart,Liederhalle,Beethovensaal
            ライヴ…1-5
1975年10月30日 Stuttgart,Liederhalle,Beethovensaal
                       ライヴ…6-8

【CD4】過渡期の音楽
1.ブゾーニ(1866-1924):悲しき子守歌 Op.42
2.ブゾーニ:交響的夜想曲 Op.43
…初出音源
3-4.サラバンドと行列 -歌劇《ファウスト博士》のための2つの習作 OP.51
5-7.レーガー(1873-1916):ピアノ協奏曲 ヘ短調 Op.114

スティーヴン・ド・グローテ(ピアノ)…5-7
バーデン=バーデン・フライブルク南西ドイツ放送交響楽団…1.3-4.5-7.
シュトゥットガルト放送交響楽団…2

録音
1995年2月3日 Baden-Baden, Hans-Rosbaud-Studio…1
1980年10月29日 Stuttgart, Liederhalle, Beethovensaal ライヴ…2
1987年12月12日 Baden-Baden, Hans-Rosbaud-Studio…3.4
1987年12月16日 Baden-Baden, Hans-Rosbaud-Studio…5-7

【CD5】統合への道のり
1.シュレーカー(1878-1934):あるドラマへの前奏曲

ヒンデミット(1895-1963):交響曲「画家マチス」(1934)…初出音源
2.第1楽章:天使の合奏
3.第2楽章:埋葬
4.第3楽章:聖アントニウスの誘惑

5-7.ペトラッシ(1904-2003):オーケストラのための協奏曲 第1番(1933/1934)
   
…初出音源

バーデン=バーデン・フライブルク南西ドイツ放送交響楽団…1.5-7
ザールブリュッケン放送フィルハーモニー管弦楽団…2-4

録音
1995年2月7日 Baden-Baden, Hans-Rosbaud-Studio…1
1968年2月8日 Saarbrucken, Studio K (Groser Sendesaal des SR)…2-4
1961年1月24-25日 Baden-Baden, Hans-Rosbaud-Studio モノラル…5-7

【CD6】キッチュもしくはテレビの芸術
1.リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):歌劇《ばらの騎士》-光栄にもこの大役を仰せつかり
…初出音源
プッチーニ(1858-1924):歌劇《蝶々夫人》
…初出音源
2.アリア「ある晴れた日に」
3.二重唱「あの桜の枝を揺すって」-第2幕のフィナーレ

ワーグナー(1813-1883):ヴェーゼンドンク歌曲集から…初出音源
4.天使
5.夢

6.リヒャルト・シュトラウス:子守歌 Op.41-1
…初出音源
7.リヒャルト・シュトラウス:死と変容 Op.24
…初出音源

クリスティアーネ・ベージガー(ソプラノ)…1
コルネリア・カリッシュ(メゾ・ソプラノ)…1
エリザベス・ホワイトハウス(ソプラノ)…2-3
マルギット・ノイバウアー(メゾ・ソプラノ)…3
フランクフルト歌劇場合唱団…3
ヴァルトラウト・マイヤー(メゾ・ソプラノ)…4-6

バーデン=バーデン・フライブルク南西ドイツ放送交響楽団
録音
1997年6月16-19日 Baden-Baden, Kurhaus, Benazet-Saal テレビ・プロダクション…1-3
1993年11月30日 St. Peter, Klosterkirche テレビ・プロダクション…4-6
2006年5月4日 Freiburg, Konzerthaus ライヴ…7

【CD7】ラヴェル
バレエ音楽「ダフニスとクロエ」
1.第1部:序奏〜宗教的な踊り
2.全員の踊り
3.ドルコンのグロテスクな踊り
4.ダフニスの軽やかで優雅な踊り
5.リュセイニョンの踊り
6.3人のニンフの神秘的な踊り
7.第2部:間奏曲
8.戦いの踊り
9.プリュアクシスはクロエを連れてくるよう命じる
10.第3部:夜明け
11.パントマイム
12.全員の踊り

組曲「鏡」-
13.海原の小舟
14.道化師の朝の歌

ヨーロッパ合唱アカデミー…1-12
バーデン=バーデン・フライブルク南西ドイツ放送交響楽団

録音
1997年9月8-10日 Freiburg, Konzerthaus…1-12
1997年1月9日 Freiburg, Konzerthaus…13
1997年1月12日 Freiburg, Konzerthaus ライヴ…14

【CD8】ラヴェルのワルツとスクリャービン
1-8.ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
9-11.スクリャービン(1871-1915):交響曲 第3番「神聖な詩」 Op.43
12.ラヴェル:ラ・ヴァルス

シュトゥットガルト放送交響楽団…1-8
バーデン=バーデン・フライブルク南西ドイツ放送交響楽団…9-11.12

録音
1975年10月10日 Stuttgart, SDR, Funkstudio Berg, Sendesaal II ライヴ…1-8
1975年5月22-23日 Baden-Baden, Hans-Rosbaud-Studio…9-11
1993年3月24日 Koln, Philharmonie ライヴ…12

ミヒャエル・ギーレン(指揮)

 2017年7月20日に生誕90年を迎えたドレスデン生まれの指揮者、ミヒャエル・ギーレンの集大成BOXの第7集。
 今作でも世界初録音を多数含む「知られざるギーレン」が紹介されています。
“ 近代、現代音楽のオーソリティ”として「同世代の音楽」の初演や紹介を行ったギーレンらしく、このBOXにもペトラッシの「オーケストラのための協奏曲 第1番」やドビュッシーの「聖セバスチャンの殉教」など珍しい作品が含まれていますが、中でも注目すべきは1975年から1990年にかけて演奏されたアメリカ音楽集(CD2)でしょう。
 アイヴズの「答えのない問い」や「宵闇のセントラルパーク」は、1956年にギーレンがドイツ初演を行った曲。初演当時はオーケストラのメンバーも混乱してしまったほどの斬新な作品でしたが、この録音の時点では、すっかりこなれた演奏が繰り広げられています。またヴァレーズの「アルカナ」やマクフィーの「タブー・タブハン」も興味深い演奏です。
 CD6ではテレビ放送のために収録した演奏を聴くことができ、ストックホルム王立歌劇場やフランクフルト歌劇場、ベルリン国立歌劇場で、オペラ指揮者としても高く評価されていたギーレンの手堅い指揮をバックにした歌手たちの歌唱を楽しめます。
 他にはチェコの音楽やラヴェル、スクリャービンなど、どれも精緻な響きに彩られた美しい演奏が繰り広げられています。




<映像>

.

EURO ARTS(映像)



20 97064
(Blu-ray)
¥5000→\4590
バレンボイム主催
 アルゼンチンの夕べ〜コロン劇場

 ヒナステラ:ヴァイオリン協奏曲Op.30
 プグリエーセ(オラシオ・サルガン編):レクエルド
 スカルピーノ&カルダレージャ( サルガン編):パリのカナロ
 ロベルト・フィルポ(サルガン編):夜明け
 サルガン:
  ドン・アグスティン・バルディ/あの田園調のタンゴ/とろ火で
 モーレス&タボアダ( サルガン編):エル・フィルレーテ
ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団
ダニエル・バレンボイム(指揮)
ミヒャエル・バレンボイム(ヴァイオリン)
キンテート・レアル
セサル・サルガン(ピアノ)
20 97068
(DVD)
¥3500→\3190
 アルゼンチンの魂を音楽で表現したヒナステラ&サルガン。バレンボイム主催の生誕100 周年記念音楽祭ライヴ、アルゼンチンが生んだ2組の親子の才能がぶつかり合う!

 収録:2016 年7 月、コロン劇場、ライヴ/映像監督:ティロ・クルーゼ
 (Blu-ray)画面:16:9 ,1080i,Full HD、音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.1、リージョンAll、65分
 (DVD)画面:16:9 ,NTSC、音声:PCM ステレオ、DTS5.1、DD5.1、リージョンAll、65分

 ダニエル・バレンボイムが故郷ブエノスアイレスのテアトロ・コロンで行った音楽祭「Festival de Musica y Reflexion」からの映像が発売されます。
 この音楽祭は2016 年7 月後半から2 週間開催、延べ9 公演が行われました。ブエノスアイレスのコロン劇場は、イタリアのミラノ座やパリのオペラ座と並んで、世界3 大劇場のひとつ。座席数は2487 席で、立ち見を含めた人数はなんと約4000 人も収容できる大劇場ですが、ひとたびバレンボイムが公演を行うとなると満員となり、本公演も例外なく会場の熱気が伝わってきます。
 この音楽祭はアルゼンチンの偉大な作曲家2 人の生誕100 年を祝うものでした。ひとりはアルベルト・ヒナステラ。「南米のバルトーク」ともいわれ、アルゼンチンの民謡を取り入れ、さらに高度な作曲技法を用いた作風です。
 ここで演奏されたヴァイオリン協奏曲も、卓越した技巧が求められる楽曲。演奏するのは、ダニエル・バレンボイムの息子ミヒャエル。彼はウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団のコンサートマスターも務めており、その演奏技術には定評があります。そして、もうひとりの作曲家は、アルゼンチン・タンゴの大家オラシオ・サルガン。
 サルガンは1916 年生まれ、この公演が行われた時は存命でありましたが、2016 年8 月19 日死去。6 月に100 歳の誕生日を迎えたばかりでした。サルガンはピアノの名手として知られていましたが、400 曲近い作曲・編曲も残しており、本公演でも彼の代表作が演奏されました。1960 年に結成した伝説のタンゴ楽団キンテート・レアルの中核としても活躍、2004 年に引退を表明したあとは、息子のセサル・サルガンが後を引き継ぎ、本公演でも登場しています。
 2 組の才能溢れる音楽家親子の共演となった本公演。アルゼンチンに脈々と伝わる音楽魂を存分に堪能できる一夜の映像となっています。




















ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD トップページへ



Copyright(C) 2015-2017 ARIA−CD.All rights reserved.