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≪第97号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その6 2018/5/22〜





5/25(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



CHALLENGE CLASSICS



CC 72762
¥2500→\2390
管弦楽の力強いサウンドが頼もしい
 オランダの交響曲作家デ・ラーフ、これで4曲揃い踏み!

   ロビン・デ・ラーフ:
   (1)交響曲第2番『相反する世界』〜
    サックス四重奏と管弦楽のための
   (2)交響曲第1番『タングルウッド物語』〜
    大管弦楽のための
   (3)交響曲第4番『聞こえないメロディ』〜
    ソプラノと管弦楽のための
(1)エミリオ・ポマーリコ(指揮)
 ラッシャー・サクソフォン四重奏団
 オランダ放送室内フィルハーモニー
(2)アリー・ヴァン・ビーク(指揮)
 ドーレン・アンサンブル
 ピカルディ管弦楽団
(3)アントネッロ・マナコルダ(指揮)
 フィア・ブルゴス(ソプラノ)
 アーネム・フィルハーモニー管弦楽団
 77’20”

 オランダを代表する管弦楽作曲家、ロビン・デ・ラーフ(1968-)による交響曲集。彼は現時点で4 曲の交響曲を書いており、第3 番は既に発売されています(品番:CC-72747)。残りの3 曲をすべて収録したこのディスクも見逃せません。
 どれも古典的な交響曲に敬意を払いつつ新しい語法を模索した作品で、管弦楽の力強いサウンドが頼もしい快作です。サックスやソプラノの協奏的な扱いも聴きものです。



第1弾 ロビン・デ・ラーフ:交響曲第3番

CC 72747
\2500→\2390

これぞダイナミックなオーケストラの饗宴
   指揮も父ヤルヴィ、ネゼ=セガンも登場

  ロビン・デ・ラーフ:
   (1)チェロ協奏曲
   (2)『Entangled Tales』
   (3)交響曲第3番『Illumination...Eclipse』
(1)マリエン・ヴァン・スターレン(チェロ)
 ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)
 ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
(2)ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
 ハーグ・レジデンティ管弦楽団
(3)アントネッロ・マナコルダ(指揮)
 アーネム・フィルハーモニー管弦楽団
  (ヘルダーラント交響楽団)
 録音:(1)2013年5月16、17日/デ・ドゥーレン 大ホール(初演ライヴ)、(2)2008年11月29日/ハーグ、アントン・フィリップス・ホール(ライヴ)、(3)2015年4月23日/ナイメーヘン、テ・ヴェレーニギン(初演ライヴ) すべて世界初録音/68’28’’

 オランダを代表する管弦楽作曲家、ロビン・デ・ラーフ(1968-)による近作3 題。いずれも精緻にして大胆なオーケストレーションを武器に、大いに盛り上がる痛快な音楽が展開されます。
 チェロ協奏曲、交響曲第3 番はそれぞれ世界初演のライヴ録音であるのもポイント。ネゼ= セガンを始め指揮者陣の充実ぶりにも注目です。
 チェロ協奏曲は音楽を先へ先へと切り開くように先導していく力強いチェロ独奏が格好良い作品。金管やピアノを含む打楽器が活躍する熱量の高さも魅力です。
 『Entangled Tales(もつれた物語)』はボストン響のために書かれ、後に交響曲第1 番の第2 楽章になりました。小さな細胞が層を成し繰り返され、印象派や表現主義の時代を思わせる華麗な楽器法も交えながら多角的に変奏されていきます。
 交響曲第3 番はアーネム・フィルの創立125 周年記念作品として書かれました。『Illumination...Eclipse(イルミネーション... 日食)』というタイトルで「光と闇」をテーマにしていますが、それぞれの「状態」を対置するのではなく、刻一刻と変化する「運動」として描いており、生き生きとしたダイナミズムを持った作品です。高音のみの繊細な絡み合いに始まり、次第に重心が低くなり壮大な音響に移行していく流れが印象的です。



 

CC 72776
(SACD HYBRID)
¥2600
シューマンの幻想性をまとめて聴く。
 シューマン:
  (1)3つの幻想小曲集 Op.111
  (2)幻想曲 ハ長調 Op.17
  (3)森の情景 Op.82
エイナフ・ヤルデン(ピアノ)
 録音:2017 年11 月24-27 日/DSD、Multi-ch/Stereo、61’36”

 シューマンのピアノ作品3 曲を収録しています。クララのために書かれた情熱的な『幻想曲』とシリアスな性格を持つ『幻想小曲集』、そしてロマン的な幻想性がたちのぼる『森の情景』。それぞれのファンタジーの在りようを聴き比べるのも面白いプログラムです。
 2009 年ベートーヴェン国際コンクール第3 位入賞などの経歴を持つイスラエルのピアニスト、エイナフ・ヤルデンはこれまでに「ベートーヴェン& ストラヴィンスキー(CC-72599)」と「ハイドン(CC-72742)」の2 タイトルを発表しており、今作がCHALLENGE CLASSICS からの第3 弾アルバムとなります。
 

CC 72783
(SACD HYBRID)
¥2600
白鳥が近づいてくる時に奏されるシンフォニー
 パーセル:
  『預言者、またはダイオクリージャンの物語』 Z.627
  『インドの女王』 Z.630
  『アーサー王』 Z.628
  『妖精の女王』 Z.629
   より
ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)
マイク・フェントロス(指揮)
ラ・スフェラ・アルモニオーサ
 透明なサウンドで奏されるパーセルのオペラ

 録音:2017 年12 月6 日/DSD、Multi-ch/Stereo、78’57”

 1992 年設立のオランダの古楽アンサンブル、ラ・スフェラ・アルモニオーサ。CHALLENGE CLASSICS レーベルからは初のリリースとなります。
 古楽ソプラノの名手、ゾマーをゲストに迎え、いくつかのパーセルの歌劇からアリアと器楽曲を抜粋しプログラミングしたアルバムです。
 透明感のある響きと表現の幅広さが印象的。アルバムタイトルの「白鳥が近づいてくる時に奏されるシンフォニー」は『妖精の女王』の中の1 曲です。




LIMEN



CDVD062 C062
(2CD+2DVD)
¥4400
映像付きで・・・
 ショパン:ピアノ作品全集第2集

 [CD1]
  2つの夜想曲 Op.27
  前奏曲 嬰ハ短調 Op.45
  子守歌 変ニ長調 Op.57
  練習曲集 Op.25
 [CD2]
  5つのマズルカ Op.6
  4つのマズルカ Op.7
  華麗なるワルツ 変ホ長調 Op.18
  スケルツォ第1番 ロ短調 Op.20
  ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35
レティシア・ミキエロン(ピアノ)
 ショパンのエチュードやソナタを映像付きで堪能

 [CD1]53’19’’ [CD2]62’11’’、500 セット限定生産、シリアルナンバー付き、DVD : NTSC

 イタリアを拠点に活躍する女流ピアニスト、レティシア・ミキエロンによるショパンの全集録音第2 集。作品25 のエチュードや第2 ソナタを収録しています。
 CD2 枚組に同曲収録のDVD 付き。第1 集はCDVD040-C040 で発売中。



第1弾

CDVD040 C040
(2CD+1DVD)
\4400
ショパン:ピアノ独奏曲全曲集 Vol.1
 CD 1
  24の前奏曲 Op.28
 CD 2
  3つの夜想曲 Op.9/3つのワルツ Op.34/幻想曲 ヘ短調 Op.39/
  バラード第4番 ヘ短調 Op.52/幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61
 DVD
  CDと同内容の映像
レティシア・ミキエロン(ピアノ)
 レティシア・ミキエロンがショパン独奏曲全曲録音始動!!

 セッション録音:2014 年/リメン音楽スタジオ(ミラノ)/ステレオ、NTSC 16 : 9

 イタリアを拠点に活躍する女流ピアニスト、レティシア・ミキエロン。LIMEN レーベルより継続中のベートーヴェンのピアノ・ソナタの全曲録音と並行してショパンのピアノ独奏曲全曲録音を開始しました!
 今回も確かな解釈と繊細なタッチのミキエロン。DVD ではミキエロンの運指を見ることができ興味深く見ることができます。


 

CDVD096 C096
(CD+DVD)
¥3500
ホルへ・ボッソ:展覧会のタンゴ!
 Promenade I
 Autant en emporte le Tango
 Promenade II
 Alegoria de un Tango
 Promenade III (double quartet)
 Un Tango Onirico
 Promenade IV
 Gettin'through the Mood of Tango
 Antiguo Vals (double quintet)
 Milonga Transfigurada
 Oximoron
 Promenade V
ホルへ・ボッソ(チェロ)
ボッソコンセプト
 プロムナードから始まるタンゴの調べ

 62’53’’、500 セット限定生産、シリアルナンバー付き、DVD : NTSC

 アルゼンチンのチェリスト、ホルヘ・ボッソが、ムソルグスキーよろしく『展覧会の〜』風に仕立て上げたタンゴ組曲。
 チェロ以外にはクラリネット、バンドネオン、コントラバス、ヴィブラフォンが登場します。
 

CDVD102 C102
(CD+DVD)
¥3500
コンポーザーピアニスト、パドヴァ自作自演
 アンドレア・パドヴァ:
  Perfect Moon
  Prelude
  Once Again
  Breath of the Earth
  Turning Point
  In Motion
  Prayer
  Chanson Perdue
  Kaddish
  Memory Lane
  Night Garden
  Sunday Afternoon
ジェームス・ホーリク(サックス)
アンドレア・パドヴァ(ピアノ)
 500 セット限定生産、シリアルナンバー付き、DVD : NTSC

 1995 年J.S. バッハ国際ピアノコンクール優勝ピアニストであり作曲もこなすアンドレア・パドヴァが作曲したサックスとピアノのための12 曲。世界最高レベルのプレーヤーと目されるサックス奏者ジェームス・ホーリクの妙技にも注目。ジャジーなフレーズも登場。



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PENTATONE



PTC 5186647
(2SACD HYBRID)
¥4200
プレトニョフによるショスタコーヴィチの交響曲第4&10番!
 ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  (1)交響曲第4番 ハ短調 Op.43(1936)
   (II.33’56” +II.10’11” +III.30’36”=74’47”)
  (2)交響曲第10番 ホ短調 Op.93(1953)
   (I.24’21” +II.4’34” +III.14’30” +
    IV.14’14”=57’43”)
ミハイル・プレトニョフ(指揮)
ロシア・ナショナル管弦楽団
 清新さを際立たせたプレトニョフによるショスタコーヴィチの交響曲第4& 10番!

 セッション録音:2017 年2 月9-16 日/第2 フィルハーモニア(モスクワ)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、クラムシェル・ボックス仕様、Disc 1 74’ 47”、Disc 2 57’ 43”、輸入盤・日本語帯付

 SACD ハイブリッド盤。ロシア・ナショナル管弦楽団によるショスタコーヴィチの交響曲全曲録音シリーズ。当ディスクではミハイル・プレトニョフ指揮で交響曲第4 番と第10 番が収録されました。
 1978 年に行われたチャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門の覇者であるミハイル・プレトニョフ。自ら私財を投じ、財団や企業など様々なスポンサー獲得に奔走し1990 年にロシア初となる民間出資のオーケストラとなったのがこのロシア・ナショナル管弦楽団です。楽団員の水準の高さと意欲に満ちたこのオーケストラは1990 年11 月のデビュー公演で大成功し、以後本拠モスクワでの定期演奏会に加え世界各国で目覚ましい活動を続けております。
 ショスタコーヴィチの交響曲全15 曲中、特異な謎に包まれた存在の第4 番は彼の交響曲の中では最大の編成で134 名を必要とします。聴き込めば聴き込むほど味わいが深まり、その都度何かしらの発見がある含蓄が深い作品で、3 楽章制というのもショスタコーヴィチには初めての試みで、各楽章の構成は独自なもので、マーラーからの引用を含め、マーラーからの痕跡が明瞭です。ことに第3 楽章ラルゴ−アレグロでは葬送行進曲風な楽想から一転して軽妙な楽想が導入されコミック・バレエの情景音楽のようなおしゃれなムードを盛り上げます。3 つの楽章がA-B-A’ といった三基型を感じさせ、全楽章とも弱音で終わるのが極めて特徴的です。
 1953 年に作曲された第10 番はイニシャルから取ったDSCH 音型が重要なモチーフとして使われています。スターリン体制が終焉し解放されたショスタコーヴィチ自身を表現しているのではないかとも言われている作品です。澄明な美しさを引き出すのに長けたプレトニョフは清新さを際立たせた演奏が印象的です。
 演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONE レーベルが誇る技術チームによる録音で、DSD レコーディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。


 ミハイル・プレトニョフ(指揮)、ロシア・ナショナル管弦楽団 来日公演情報
 6 月12 日(火) サントリーホール
 6 月13 日(水) 群馬音楽センター
 6 月14 日(木) 武蔵野市民文化会館
 6 月17 日(日) 札幌コンサートホール
 6 月19 日(火) 日本特殊陶業市民会館
 6 月20 日(水) アクロス福岡
 6 月21 日(木) 高知県立県民文化ホール
 6 月23 日(土) 周南市文化会館
 6 月24 日(日) 所沢市民文化センター
 6 月25 日(月) 昭和女子大学人見記念講堂【学校公演・非公開】



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SAKURA



SAKURA 11
¥3000→\2790
エリック・ハイドシェック新録音!!
 Eric Heidsieck BACH-BEETHOVEN-BACH

 (1)J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より
   フーガ第1番 ハ長調BWV846/2、
   前奏曲とフーガ第11番 ヘ長調BWV856、
   前奏曲とフーガ第12番 ヘ短調BWV857
 (2)ベートーヴェン:創作主題による6つの変奏曲 ヘ長調 Op.34
  (ハイドシェックの短いナレーションに続いて)
 (3)J.S.バッハ:フランス組曲第5番 ト長調 BWV816
 (4)J.S.バッハ:フランス組曲第6番 ホ長調 BWV817
エリック・ハイドシェック
 (ピアノ;YAMAHA CF III)
 ハイドシェック来日記念盤。最新録音盤!巨匠が最後の到達点に選んだのはバッハ、82 歳を迎える巨匠からのメッセージ。ハイドシェック、バッハ〜ベートーヴェン〜バッハ

 セッション録音:(1)(3)(4)2017 年6 月、12 月/ビュシェール(フランス)、(2)2007 年8 月/草津国際音楽アカデミーでのライヴ録音/51’07”

 ハイドシェックの最新録音盤にして、来日記念盤のリリースです。フランスのPOLYMNIE 社と日本のSAKURA(桜)レーベルとの共同制作盤です。
 あの伝説の宇和島ライヴからもう30 年。依然として日本で絶大な人気を誇るハイドシェックも今年82 歳を迎えるが、なおピアノへの情熱は健在です。
 今、巨匠は自らの最終到達点としてベートーヴェンからバッハを選びました。アーティスト本人による、ユーモア溢れる軽妙洒脱な曲目解説も注目です(日本語訳付)。
 また、ともに同時期、名ピアニスト・コルトオから薫陶を得た遠山慶子さんのエッセイ入りです。

 ■来日公演日程 
 6 月26 日/シンフォニーホール
 7 月7 日/昌賢学園まえばしホール
 7 月8 日/東京文化会館(小ホール)





 いまから30年近く前。
 クラシックとは縁のないテイチク・レーベルが、ひとりのほとんど無名のピアニストのCDをリリースすることになった。

 エリック・ハイドシェック。

 コルトー門下最大の天才であったが、当時彼の名を知る日本人はほとんどいなかった。
 そのハイドシェックという人が宇和島で開いたコンサートのライヴがCD化されるという。
 曲は「テンペスト」。

 ・・しかし・・・当然、誰も注目しなかった。
 そんなわけだったから、あるCDショップのベテラン・クラシック国内盤リーダーも、そのCDの初回注文数を「1枚」とした。

 さて、その同じ売り場に、新人で入ってきた生意気な若者がいた。
 その若者はハイドシェックを知っていた。
 直前に刊行された宇野功芳氏の「名演奏のクラシック」という本に、そのハイドシェックのことが熱く熱く紹介されていたからである。
 で、生意気な新人は国内盤担当のリーダーに提言した。

 「これ、すごいらいしいので売れると思いますよ。もっと数多くしたほうがいいと思います。」

 もちろんその忠言はあっさり却下された。
 そして発売の日にそのアルバムが1枚入ってきた。
 そのCDは1日目で店頭から姿を消した。

 1週間後、再び1枚入荷した。
 その1枚もその日に姿を消した。

 1週間後、担当者は2枚入れた。
 その2枚がまた1日で姿を消した。

 ようやく、生意気な新入りが言ったことが本当かもしれないと気づいた国内盤担当者は、その新人にこのピアニストが誰なのか、このCDが何なのか尋ねた。
 「コルトーの最愛の弟子で、フランスの有名シャンパン醸造所の御曹司らしいです。EMIには結構録音があるらしいんですが、今は全部廃盤です。この録音はこのピアニストを愛する宇和島の作家が企画したコンサートで、そのテンペストは評論家の宇野功芳が言うには、「鬼神が乗り移ったかのような壮絶な演奏」だったらしいです。」

 ほんとに生意気な新人だが、ようやくそのCDは今度は10枚ほど注文された。
 しかしそれもわずか3日で完売した。

 結局そのハイドシェックの「テンペスト」は、クラシックCDチャートの1位に輝き、その年のベストセラーの1枚となった。
 
 その若者が実際にそのCDを聴いたのは発売後の給料日。
 早速家に帰って聴いた「テンペスト」は、まさに壮絶・圧巻。
 濃厚でエネルギッシュで個性的。
 かなり好き勝手やってて傍若無人にも思えるが、しかしどこか品がある。貴族的なのである。

 「このベートーヴェンを聴いて、まだ「テンペスト」をプログラムに加えようとするピアニストがいたら、僕はその人の顔が見たい。僕がピアニストだったら、もう永久にこの曲は弾かない。弾けない!(宇野功芳氏)」。

 確かにあれから何十種類の「テンペスト」を聴いたが、この演奏に及ぶ(どころか近づける)演奏はまだひとつもない。これからもそうだろうと思う。

 ちなみにその生意気な若者はその後アリアCDショップという店を立ち上げ、その国内盤リーダーの女性と結婚することになるが、それはどうでもいい話である。



国内盤キング
KICC3631
\1080
エリック・ハイドシェック(ピアノ)
 宇和島ライヴ 1989年9月22日

   モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332
   ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 op.31-2『テンペスト』
   シューベルト:即興曲 変ロ長調 D.935-3
   ドビュッシー:版画
   ヘンデル:アダージョ(組曲第2番より)
   ヘンデル:クーラント(組曲第9番より)
   ストラヴィンスキー:ピアノ・ソナタ〜第1楽章
エリック・ハイドシェック(ピアノ)
録音:1989年9月22日 宇和島市南予文化会館

 ハイドシェックのテイチク・宇和島ライヴ・シリーズはいずれも大ベストセラーを記録したがその後廃盤となりすべて市場から消えた。
 店主はフランスに残り在庫があるというデマに振り回されてフランスの在庫を探し回ったり、テイチクに再プレス要請をしたりといろいろやったが結局だめだった。

 その後、宇野功芳氏の強い希望によりキングから発売になり、それも廃盤となって、4,5年前にキングから再・再発されたものがこれである。

「これは天才ハイドシェックの、今までのどのレコードよりも格段に優れた超名演である。現代のグランド・ピアノの性能をフルに発揮し、目もくらむようにシンフォニックでロマンティックな世界を現出したモーツァルトもさることながら、圧巻は「テンペスト」! それはさながら鬼神が乗り移ったかのような凄絶さであり、僕など、この録音を初めて耳にしたときは体中汗びっしょりになってしまった。レコード史上に燦然と輝く不滅の記録と絶讃したい。」 宇野功芳 ライナーノーツより(KING RECORDS)








ENCELADE


ECL 1702
¥2500
ダンドリュー:クラヴサンのための性格的小品集
 前奏曲/ラ・プレシューズ/不変/優美/ひょうきん者/
 魔術師/素朴な羊飼い/勇敢な羊飼い/田舎の舞踏会/
 自然/やさしい批判/枝葉/愛/ヒュメーン/うめき声/
 ミュゼット/戦争さまざま(抜粋)/ミューズのコンサート/
 ミューズのコンサートによる組曲/リュリ/コレッリ/
 オルフェの竪琴/図面/タンパノン
マルーアン・マンカー=ベニ(チェンバロ)
 まるでチェンバロのためのオペラ!ダンドリューの様々な性格的小品集

 クープランとラモーに次いで、18世紀のもっとも名高いフランスのクラヴサン作曲家と評されるジャン=フランソワ・ダンドリュー(1682−1738)。
 マルーアン・マンカー=ベニは、リモージュ音楽院でチェンバロを学び、パリ国立音楽院ではオリヴィエ・ボーモン、ブランディーヌ・ランヌー、ケネス・ワイスらに学んだフランスのチェンバリスト。
 マンカー=ベニのファースト・ソロ・アルバムでは、様々な想像を掻き立てるような副題が付けられた性格的小品を集め、まるでチェンバロのためのオペラのようにアルバムを組み立てています。

 ※録音:2017年7月9日−12日、フランス




HALLE

CDHLD 7549
(3CD-R/特別価格)
¥4200→\3890
エルダー&ハレ管の「ラインの黄金」!2016年ライヴ!
 ワーグナー:楽劇 《ラインの黄金》
   マーク・エルダー(指揮)、ハレ管弦楽団、サラ・タイナン(ヴォークリンデ)、
   マドレーヌ・ショウ(ヴェルグンデ)、リー=マリアン・ジョーンズ(フロースヒルデ)、
   サミュエル・ヨン(アルベリヒ)、イアイン・ペイターソン(ヴォータン)、
   スーザン・ビックリー(フリッカ)、エマ・ベル(フライア)、
   ラインハルト・ハーゲン(ファーゾルト)、クライヴ・ベイリー(ファーフナー)、
   デイヴィッド・スタウト(ドンナー)、デイヴィッド・バット・フィリップ(フロー)、
   ヴィル・ハルトマン(ローゲ)、ニッキー・スペンス(ミーメ)、スサネ・レスマーク(エルダ)、
 ☆エルダー&ハレ管の「ラインの黄金」!2016年ブリッジウォーター・ホール・ライヴ!

 長き歴史を誇るイギリス、マンチェスターの雄、ハレ管弦楽団と音楽監督マーク・エルダーのコンビによるワーグナーのオペラ・シリーズ。
 「神々の黄昏」(CDHLD 7525)、「ワルキューレ」(CDHLD 7531)、「パルジファル」(CDHLD 7539)に続く第4弾は、「ニーベルングの指環」の序夜「ラインの黄金」、特に評価の高かった2016年ブリッジウォーター・ホールでのライヴ録音が登場。
 ハレ管の「ラインの黄金」の圧倒的なパフォーマンスは、イギリスのオペラ・マガジンからは「叙情性とドラマを結合させたエルダーの解釈は、偉大なワーグナー指揮者だけが実現できる」と絶賛されています。

 ※録音(ライヴ):2016年11月27日&リハーサル、ブリッジウォーター・ホール(マンチェスター、イギリス)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




MN RECORDS


MNRCD 138
¥2500
ナイマン:ウォー・ワーク 〜 フィルムと8つの歌 ヒラリー・サマーズ(アルト)
マイケル・ナイマン(ピアノ)
マイケル・ナイマン・バンド
 フランスの国際映画祭「War on Screen」のために、第一次世界大戦の100周年となる2014年に作曲された作品。
 第一次世界大戦期に亡くなった各国の詩人の詩が使われた8つの歌を、これまでもマイケル・ナイマンと共演を重ねてきたウェールズのコントラルト、ヒラリー・サマーズが歌います。

 ※録音:2014年11月、ロンドン
 


MNRCD 136
¥2500
ナイマン:交響曲第11番 《ヒルズボロ・メモリアル》 キャスリン・ラッジ(メゾ・ソプラノ)
ホセプ・ビセント(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
リヴァプール・フィルハーモニック・ユース合唱団
 マイケル・ナイマンの11番目の交響曲は、イギリスのスポーツ史上最悪の事故と呼ばれる「ヒルズボロの悲劇」へのメモリアル。
 リヴァプールの芸術祭、リヴァプール・バイエニアル(リバプール・ビエンナーレ)2014で演奏されたもの。

 ※録音:2014年5月&7月、リヴァプール




NIMBUS ALLIANCE



NI 6365
(2CD-R/特別価格)
¥3700→\3490
ウラディーミル・フェルツマン(ピアノ)
 ブラームス:ピアノ作品集

 4つのバラード Op.10/7つの幻想曲 Op.116/
 6つのピアノ小品 Op.118/8つのピアノ小品 Op.76/
 2つのラプソディ Op.79/3つの間奏曲 Op.117/
 4つのピアノ小品 Op.119
ウラディーミル・フェルツマン(ピアノ)
 孤高の名ピアニスト、フェルツマンのブラームス!

 ☆孤高の天才ピアニスト、ウラディーミル・フェルツマンのブラームス登場!

 旧ソ連での音楽活動禁止、アメリカへの亡命、レーベルの移籍など、幾多の試練を乗り越えた孤高の天才ピアニスト、ウラディミール・フェルツマン。バロック時代から20世紀まで幅広いレパートリーを持ち、J.S.バッハの主要な鍵盤作品のレコーディングやロシア音楽、そしてシューマンやシューベルトなどドイツ・ロマン派の作品で高い評価を集めるフェルツマンが弾くブラームスが登場。バッハ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの功績、ドイツ・オーストリアの伝統を継承し進化させてきたブラームスのピアノ作品を、その多彩な色彩と情感で表現します。

 ※録音:2016年4月、ワイアストン・レイズ(イギリス)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。



 

NI 6367
(CD-R)
¥2400
ヴァイマル&バック メリンダ・ヒューズ(ヴォーカル)
ジェレミー・リム(ピアノ)、他
 ヒューズ&リム:イン・ベルリン/
 ワイル:光のベルリン/
 ヒューズ&リム:ウィーヴ・ビーン・ヒア・ビフォア/
 ハイマン:モノトナス・ナイト/
 ホレンダー:イリュージョンズ/
 スポリアンスキー:ラヴェンダーの歌/
 ヒューズ&リム:
  オール・ザ・ベスト・メン・アー・ガイ、
  アイ・ラヴズ・マイ・マン、つまずきの石はどこ/
 ワイル:ユーカリ(タンゴ・ハバネラ)/
 ホレンダー:チャック・オール・ザ・メン・アウト・オヴ・ザ・ライヒシュターク/
 ヒューズ&リム:
  ブリタニア・ウェイヴス・ザ・ルールス、
  プリーズ・ドント・インヴァイト・ミー・トゥ・ユア・カントリー・エステイト/
 スポリアンスキー:男は家を持たなければならない
 オランダのマーストリヒト音楽院、ロンドンの王立音楽カレッジ、ベルギーのブリュッセル・オペラ・スタジオなどで学び、アイーダ、トスカ、蝶々夫人などのタイトル・ロールを務めたオペラ歌手、メリンダ・ヒューズ。オペラの他、多くのオペレッタやミュージカルもレパートリーとしており、ピアニストのジェレミー・リムとともに、風刺的キャバレー・グループ、「キス&テル」のメンバーとしても活動するメリンダ・ヒューズのセカンド・アルバム。クルト・ワイルやミシャ・スポリアンスキーらのナンバーに、自作のミュージカル「MARGO」からの作品など、ヒューズ&リムの作品を組み合わせたプログラム。

 ※録音:2018年、メトロポリス・スタジオ(ロンドン)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。



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PSALMUS



PSAL 027
¥2500
メンバーがすごい。凄腕揃い!
 メシアンの「世の終わりのための四重奏曲」!
ツォルト=ティハメール・ヴィゾンタイ(ヴァイオリン)
マーク・ファン・デ・ヴィール(クラリネット)
マッツ・リードストレム(チェロ)
ミンジョン・キム(ピアノ)
 フィルハーモニア管のコンマス ヴィゾンタイ参加!メシアンの「世の終わりのための四重奏曲」!

 ☆フィルハーモニア管のコンサートマスター、ツォルト=ティハメール・ヴィゾンタイ参加!
 ☆メシアンの、そして20世紀を代表する室内楽の傑作、「世の終わりのための四重奏曲」!

 フランスのPsalmusより、ドイツ軍捕虜となったメシアンが「ヨハネ受難曲」に霊感を得て作曲した傑作、クラリネット、ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための「世の終わりのための四重奏曲」の新盤が登場!

 で、メンバーがすごい。

 2007年よりフィルハーモニア管弦楽団のコンサートマスターを務めるドイツ系ハンガリーの名ヴァイオリニスト、ツォルト=ティハメール・ヴィゾンタイ
フィルハーモニア管で首席クラリネット奏者を担うオランダのマーク・ファン・デ・ヴィール
 ヴィゾンタイとの共演も多い韓国出身のスタインウェイ・アーティスト、ミンジョン・キム
 ノルショーピング交響楽団やロイヤル・フィルなどの首席チェロ奏者を務めたスウェーデンのマッツ・リードストレム

といった国際的な4人のソリストたちによる演奏です。

 ※録音:2016年6月、ノートルダム・ド・ボンスクール教会(パリ)



 

PSAL 030
¥2500
フランスのヴォーカル・アンサンブル、
 ヴォクス・カントリス

  クローダン・ド・セルミジ:マタイ受難曲(1534)
  アントワーヌ・ド・ディヴィティス:栄光と賛美と誉れ
  セルミジ:私は復活した
ヴォクス・カントリス
ジャン=クリストフ・カンドウ(指揮)
 Psalmusレーベルより、ピエール・セルトン(PSAL 011)、ピエール・アテニャン(PSAL 015)、ピエール・セルトン(PSAL 020)など、フランス・ルネサンスの知られざる作品を録音してきたフランスのヴォーカル・アンサンブル、ヴォクス・カントリス。
 16世紀初期にフランス宮廷で聖職者、音楽家として活動した世俗音楽、宗教音楽ともに重要な作曲家、クローダン・ド・セルミジ(1490−1562)の「マタイ受難曲」は、ピエール・アテニャンによって最初期に出版されたフランスのポリフォニー音楽。

 ※録音:2014年11月、フランス




ZED CLASSICS


ZED 18001
¥2500
UKツアー1860
 ヘンデル:
  序曲(オルガン協奏曲変ロ長調より)、
  麗しき瞳よ(歌劇 《ジュリアス・シーザー》より)、
  アンダンテ(ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調より)、
  嫉妬深い暴君(歌劇 《アルチーナ》より)
 J.S.バッハ:G線上のアリア(管弦楽組曲第3番より)
 ヘンデル:パッサカリア(ハルヴォルセン編曲)
 R.アーン:クロリスに
 クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
 ボッテジーニ:エレジア
 レンメンス:幸せな鳥たち、ラインの歌、ノーマンの歌
 フランク:オッフェルトワール ハ長調(オルガン作品集より)
 クライスラー:愛の悲しみ
 ベッリーニ:レチタティーヴォとロマンツァ
  (歌劇 《カプレーティ家とモンテッキ家》より)
アンサンブル "ザ・パーティ"
 〔ヘンドリキエ・ファン・ケルコフ(ソプラノ)、
  バート・ロディンス(ハーモニウム)、
  エリオット・ローソン(ヴァイオリン)、
  ローデ・ライレ(コントラバス)〕
 1860年代にアンリ・ヴュータン(ヴァイオリン)、ジョヴァンニ・ボッテジーニ(コントラバス)、ジャック=ニコラ・レメンス(ハーモニウム)、ヘレン・シェリントン(ソプラノ)という当時の有力音楽家たちによって編成されたアンサンブル「ザ・パーティ(The Party)」のコンサートを現代に再現。

 ※録音:2017年4月28日−30日、ベルギー
 
ZED 17002
¥2500

エマニュエル・デュルレ:
 G.G.ケニスからのヴァイオリンとピアノのためのソナタ集
  (世界初録音)

   ソナタ第9番ト短調/ソナタ第6番ヘ長調/
   ソナタ第10番イ長調/ソナタ第2番イ長調/
   ソナタ第4番ニ長調/ソナタ第5番ニ長調/
   ソナタ第1番ホ長調/ソナタ第7番ニ長調

エリオット・ローソン(ヴァイオリン)
和泉清孝(ピアノ)
 アントワープのフランドル王立音楽院で学び、後年は自身も同音楽院でピアノを教えていたベルギーのピアニスト、教師、作曲家エマニュエル・デュルレ(1893−1977)。デュルレが18世紀ベルギーの作曲家、ギヨーム・ゴメール・ケニス(1717−1789)の様々な編成のソナタを「ヴァイオリンとピアノ」のバージョンへとトランスクリプションしたアルバム。
 ベルギーで活動する日本人ピアニスト和泉清孝は、これまでもデュルレのピアノ作品集や室内楽作品集(エリオット・ローソンらと共演)を録音しているデュルレのスペシャリストです。

 ※録音:2017年3月3日−5日、ベルギー




ORCHID CLASSICS


ORC100083
\2300
ピアノのための「16のコンテンポラリー・ラヴ・ソング」
 1.ハワード・スケンプトン(1947-):Solitary Highland Song 孤独な高地の歌
 2.エレナ・カッツ=ケルニン(1957-):Roses in a Box 箱の中のばらの花束
 3.リチャード・リード・パリー(1977-):Fast Cloud 早く流れる雲/愛の歌
 4.ジュディス・ウェイル(1954-):fragile 脆いもの
 5.ニコ・マーリー(1981-):Falling Pairs 落ち行く一対
 6.ジョビー・タルボット(1971-):Camille カミーユ
 7.デヴィッド・ノット(1972-):Album Leaf アルバムの一葉
 8.フレデリック・ヴィナー(1994-):Herz an Herz 心から心に
 9.ロバート・サクストン(1953-):For Teresa テレサに
 10.マイケル・ゼヴ・ゴードン(1963-):For Fiammetta フィアメッタに
 11.パヴェル・ゼメク・ノヴァーク(1957-)ソナタ 第7番(愛と慈悲についての小さな歌)
 12.バーナード・ヒューズ(1974-):O du Liebe meiner Liebe ああ、あなたは私の愛が大好き
 13.ピエール・ヘラウェル(1956-):Love on the Escalator エスカレーターでの愛
 14.リン・チャーイン(1990-):Chanson Perpetuelle 永遠の歌
 15.デヴィッド・マシュー(1943-):A Love Song 愛の歌
 16.シェリル・フランシス=ホード(1980-):Love Song for Dusty ダスティのための愛の歌
ウィリアム・ハワード(ピアノ)
 前作のロマン派ピアノ曲集「16の愛の歌」(ORC100056)で情感溢れる演奏を披露したイギリスのピアニスト、ウィリアム・ハワード。こちらのアルバムでは、現代作曲家たちが描いた「愛の歌」を演奏しています。
 彼は世界中の「愛」にちなんだ作品を探求しており、時には作曲家に新作を依頼するなど、収集に熱心であり、このアルバムは、あらゆる愛の形が詰まったユニークな1枚です。

  録音 2017年7月25-27日 St. Silas the Martyr, Kentish Town, London
 

ORC100084
\2300
REFLECTIONS
サクソフォンのための音楽集

 マルチェッロ(1669-1747):協奏曲 ニ短調(ソプラノ・サクソフォンとピアノ編)
  1.第1楽章:Andante e spiccato
  2.第2楽章:Adagio
  3.第3楽章:Presto
 シューベルト(1797-1828):
  4.君はわが憩い D776
  5.鱒 D550
 6.グリーグ(1843-1907):ホルベルク組曲 Op.40-第4曲「エア」(レネハン編)
 7.サン=サーンス(1835-1921):組曲「動物の謝肉祭」より「白鳥」
 ドビュッシー(1862-1918):
  8.アラベスク 第1番
  9.亜麻色の髪の乙女
 ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡
  10.ムーア人の織物
  11.ムルシア地方のセギディーリャ
  12.地方のセギディーリャ
  13.ホタ
  14.ナナ(子守歌)
  15.歌
  16.ポーロ
 ポール・モーリス(1910-1967):プロヴァンスの風景
  17.第1番:Farandoulo di Chatouno 若い娘たちのファランドール
  18.第2番:Cansoun per ma mio いとしい人への歌
  19.第3番:La Boumiano ジプシーの女
  20.第4番:Dis Alyscamps l'amo souspire アリスカンの魂は嘆きて
  21.第5番:Lou Cabridan カブリダン
 ピアソラ(1921-1992):
  22.フガータ(レネハン編)
  23.オブリビオン(レネハン編)
 24.リムスキー=コルサコフ:熊ん蜂の飛行
 25.吉松隆(1953-):ファジー・バード・ソナタより第2楽章「Sing,Bird」
ヒュー・ウィギン(サクソフォン)
ジョン・レネハン(ピアノ)
オリヴァー・ウォス(ハープ)…8.9
 「熟成された音色と完璧な呼吸制御」とThe Times誌で絶賛されたヒュー・ウィギン。現在、イギリスで最も人気のあるサクソフォン奏者の一人です。ウィグモア・ホールや北京の紫禁城コンサート・ホールでの演奏を始め、イギリス国内外のマスタークラスにも参加、フェイリオ・サクソフォン・カルテットのメンバーでもあるウィギン。このアルバムでは様々な作曲家のオリジナル、編曲作品を朗々と演奏しています。サックス奏者に人気の高いポール・モーリスの「プロヴァンスの風景」での完璧な演奏は聴きものです。

 録音 :2018年3月14-15日 All Saints’ Church, Orpington  2018年3月16日 St Mary’s Church, Perivale




TOCCATA



TOCC-409
\2300
ヴェンツェル・ハインリヒ・ファイト(1806-1864):弦楽四重奏曲集 第2集
 弦楽四重奏曲 第3番 変ホ長調 Op.7(1838)
  1.第1楽章:Allegro moderato e patetico
  2.第2楽章:Menuetto. Allegretto
  3.第3楽章:Andante
  4.第4楽章:Finale: Allegro molto
 弦楽四重奏曲 第4番 ト短調 Op.16(1840)
  5.第1楽章:Allegro molto ed appassionato
  6.第2楽章:Menuetto. Allegretto ma non troppo
  7.第3楽章:Adagio
  8.第4楽章:Allegro assai-
    Andante con moto(Air de Bohe?me)-Allegro assai
ケルテス弦楽四重奏団(ピリオド楽器使用)
【メンバー】
 カタリン・ケルテシュ(ヴァイオリン)
 ジーン・ペテルソン(ヴァイオリン)
 ニコラ・ブレーキー(ヴィオラ)
 クレッシダ・ナシュ(チェロ)
 19世紀の始め、オーストリア=ハンガリー帝国(オーストリア帝国)によって支配されていたチェコの小さな村リトムニェジツェに生まれたファイト。法律家を目指し、15歳の時にプラハへ行きますが、2年後に相次いで両親を失い、家からの支援を失ってしまいます。
 そこで彼は得意とする音楽で生活の糧を得ることを決め、様々な楽器の演奏法を独学で習得し、プライヴェート・レッスンに励みました。
 法律の勉強も続け、1831年にはプラハ市役所の職員になりましたが、音楽も続け、ピアノ教師の他、弦楽四重奏団でも演奏、この演奏会のために作曲した弦楽四重奏曲が人気を獲得したことで、作曲家への道が開けたのです。
 チェコにおける初期ロマン派音楽の先駆者と言えるファイト、彼の作品にはベートーヴェンからドヴォルザークに至る音楽の変遷が宿っています。
 


TOCC-471
\2300
アレクサンドル・ボエリー(1785-1858):ピアノ作品集 第1集
 1-12.2つの組曲に分かれたピアノのための24の小品 Op.20-第組曲
 古い時代の巨匠のスタイルで書かれたピアノのための4つの組曲 Op.16-第4組曲
  13.第1番:2つの主題によるフーガ
  14.第2番:ラルゴ
  15.第3番:ポロネーズ
 16-27.2つの組曲に分かれたピアノのための24の小品 Op.20-第2組曲
 28.ピアノのための奇想曲 Op.7
 30の練習曲 Op.6より
  29.第11番 ホ短調 Allegro vivace
  30.第20番 ハ短調 Con fuoco
 31.40の練習用小品 Op.13-第6番 変ホ短調 Allegro con fuoco
ステファニー・マッカルラム(ピアノ…エラール パリ1853年製)
 パリの音楽一家に生まれたボエリーは、オルガンとヴァイオリンの演奏に秀でており、サン・ジェルマン・クルセーロワの教会で10年以上もオルガニストを務め、当時は人気のなかったバッハの作品を取り上げるなど「古い作品」を広めることに尽力しました。
 しかし19世紀のヨーロッパを席捲したロマン派の流れの中では、彼のような古典的感性は受け入れられることがなく、また彼自身も同世代の作曲家たちの作品には嫌悪感を抱いていました。
 1851年に教会オルガニストの地位を退いた後は、静かにピアノ教師としての余生を過ごしましたが、彼の親しい友人たちからはずっと尊敬を集めていたとされています。
 オルガン音楽が知られるボエリーですが、ピアノ曲も数多くあり、古典派風の装いの中に時としてサン=サーンスを思わせるロマンティックな雰囲気も感じさせる作品はとても興味深いものばかり。
 このアルバムでは1853年製のエラールを使用したマッカラムの演奏が激動の時代を伝えています。
 


TOCC-475
\2300

ヘイノ・エッレル(1887-1970):ピアノ作品全集 第6集

 ソナチネ ト短調(1946)
  1.第1楽章:Allegretto moderato
  2.第2楽章:Sostenuto quasi andante
  3.第3楽章:Allegro vivo
 4.バラード 変ロ短調(1910)…初録音
 5.幻想曲 ヘ短調(1910頃)
…初録音
 6.練習曲 ヘ短調(1916)
…初録音
 7.即興曲 変ロ短調(1915頃)
…初録音
 8.ワルツ 変ロ短調(1915)
…初録音
 民謡によるピアノ曲集(1965)より…デジタル初録音
  9.第1番:Allegretto grazioso
  10.第2番:Andantino
  11.第3番:Scherzino, Vivo
  12.第4番:Moderato
  13.第5番:Lento
  14.第7番:Vivace
  15.第8番:Allegro moderato
  16.第9番:Allegretto piacevole
  17.第11番:Andante con moto
  18.第12番:Moderato ? poco allegro
  19.第13番:Sostenuto espressivo
  20.第14番:Allegro capriccioso
 21.楽興の時 嬰ヘ短調(1915)
…デジタル初録音
 22.スケルツィーノ ロ短調(1935)
…デジタル初録音
 23.奇想曲 ロ短調(1919-1924)
…初録音
 24.牧夫の歌(1917)
…初録音
 25.La fille du nord 北国の少女(1919)
   
…初録音

ステン・ラスマン(ピアノ)
 エストニアの作曲家エッレルは、その生涯に200曲を超えるピアノ作品を残しました。
 これは近代エストニアにおけるピアノ曲の重要な部分を占めますが、残念なことにあまり演奏される機会がありません。
 しかし、これらの作品のほとんどはエッレルの鋭敏な感性を映し出した抒情的で、時にはユーモアを湛えており、もっと広く聴かれても良い作品です。この第6集には「民謡によるピアノ曲集」を中心に、愛らしいソナチネを始めとした初録音を含む多彩な小品が収録されています。

 録音 2014年8月30.31日 Te Old Granary Studio, Priory Farm, Maypole Green,Tof Monks, Beccles, Sufolk, UK
 


TOCC-480
\2300
ウィリアム・ワーズワース(1908-1988):管弦楽作品集 第1集
 ディヴェルティメント ニ調 Op.58(1954)
  1.第1楽章:序曲
  2.第2楽章:エア
  3.第3楽章:ジーグ
 4.交響曲 第4番 変ホ調 Op.54(1953)
 5-14.スコットランドの主題による変奏曲 Op.72(1962)
 15-17.交響曲 第8番「Pax Hominibus 平安」Op.117(1986)

初録音
ジョン・ギボンズ(指揮)
リエパーヤ交響楽団
 イギリス、ロンドン生まれの作曲家ウィリアム・ワーズワースは、18世紀から19世紀にかけて桂冠詩人として活躍した「ウィリアム・ワーズワース(1770-1850)」の弟クリストファーのひ孫にあたります。
 彼の作品にはヴォーン・ウィリアムズとシベリウス風であり、また同世代のラッブラとは良い影響を与え合っていました。
 このアルバムには4つの作品が収録されており、作曲年代に30年の開きがある2つの交響曲では、時を追うごとに精緻になっていく彼の作風の変遷を感じることができます。
 また生涯に渡って追求していたスコットランドの旋律も至る所に使われており、荘厳さの中に潜むユーモアも感じられます。

  録音 2018年8-12日 Great Amber Concert Hall, Liepja, Latvia


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRAND SLAM



GS 2185
¥2500
ハイフェッツ、ロシア協奏曲集
 (1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
 (2)グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.82
 (3)プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調、作品63
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
(1)フリッツ・ライナー(指揮)
 シカゴ交響楽団
(2)ワルター・ヘンドル(指揮)
 RCA ビクター交響楽団
(3)シャルル・ミュンシュ(指揮)
 ボストン交響楽団
 ハイフェッツ、ロシア協奏曲集、2 トラック、38 センチ、オープンリール・テープ復刻

 セッション録音:(1)1957 年4 月19 日/オーケストラ・ホール(シカゴ)、(2)1963 年6 月2、3 日/サンタ・モニカ・シビック・オーディトリウム(カリフォルニア)、(3)1959 年2 月24 日/シンフォニー・ホール(ボストン)/ステレオ
 使用音源: Private archive(2 トラック、38 センチ、オープンリール・テープ)

 ■制作者より
 ハイフェッツによるロシア物の協奏曲集、チャイコフスキー、グラズノフ、プロコフィエフが揃いましたのでCD 化しました。復刻は2トラック、38センチのオープンリール・テープを使用、ハイフェッツの瑞々しくも繊細で切れ味のある音を忠実に再現しました。また、解説書にはかつてハイフェッツの伴奏者としても活躍した、サミュエル・チョツィノフ(ショツィノフ)の手記を掲載しています。(平林 直哉)




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WEITBLICK

SSS 0213/14
(2CD)
¥4600→\4290
「エディト・パイネマン第2弾 WDRリサイタル録音集」
 (1)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調op.30-2
 (2)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第27番ト長調K.379
 (3)シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ第3番ト短調D..408
 (4)ブラームス:FAEソナタよりスケルツォ ハ短調
 (5)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調Op12-2
 (6)シューベルト:幻想曲ハ長調D.934
エディト・パイネマン(ヴァイオリン)
(1)(2)ヘルムート・バース(ピアノ)
(3)-(5)イェルク・デムス(ピアノ)
(6)ロバート・アレクサンダー・ボーンク(ピアノ)
 美しすぎるヴァイオリニスト、エディト・パイネマン第2弾!WDRリサイタル録音集!パイネマンの高貴な芸術!

 録音:(1)(2)1967年10月4日、(3)1966年6月24日、(4)(5)1966年4月26日、(6)1957年6月23日
 ※日本語オビ・解説付/音源提供:WDRケルン放送(モノラル)

 空前のヒットとなった協奏曲ライヴ(SSS0204/05)に続いて、美貌の天才ヴァイオリニストとして高名なパイネマンの未発表放送用スタジオ録音が一気にリリース。
 その高名に比して録音は極めて少なく、DGへのCD1枚分が全てでしょうか。マニアは、ハウシルトとのレーガーのヴァイオリン協奏曲の録音を知ることでしょう(AMATI)。ここに登場するレパートリーも全曲初出レパートリーです。
 1937年にドイツ・マインツに生れたパイネマンは、4歳で同地のオケのコンサートマスターであった父からヴァイオリンを学びます。さらにハインツ・スタンシュケ、マックス・ロスタルに師事。19歳でドイツ放送局(ARD)主催のコンクールで第1位となり,国際的な活動を開始します。アメリカでは、特に大指揮者ジョージ・セルがパイネマンを高く評価したために、1965年のクリーヴランド管のニューヨーク・カーネギーホール公演にもソリストとして起用されます。以降、共演した指揮者にはミュンシュ、ショルティ、カラヤン、カイルベルト、クリップス、バルビローリ、クーベリック、テンシュテット、マルティノン等が挙げられます。1972年にはミュンヘンフィル初来日公演にソリストとして参加。
 1970年代以降は教育活動に重きを置いたために、演奏家として録音に恵まれなかったのかも知れません。それ故に協奏曲の名曲、名演を集めた当企画は長年の渇きを癒すリリースと申せましょう。
 芸風は典雅にして高潔。無駄な効果を狙った演奏とは無縁です。ベートーヴェンの高貴さには頭が下がるばかり。モーツァルトは深遠な思索に富んだ名演。ブラームスのFAEソナタの感受性の強さ。そしてシューベルトの「幻想曲」、この自由度の高い飛翔に心洗われる思いであります。
 伴奏ピアノの神様ともいえるデムスのバッキングが多いことも朗報。
 全てモノラルですが、ケルン放送の技術の高さは多くの見識あるファンが知るところ。期待を裏切りません。



エディト・パイネマン特集
一般未発売のライヴ録音集発売!
あわせて珍しいライヴCD/CD-Rも







WEITBLICK エディット・パイネマン 第1弾
WEITBLICK
SSS 0204/05
(2CD)
\4600→\4290
エディット・パイネマン、巨匠たちとの協奏曲名演集!
 (1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
 (2)プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
 (3)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
 (4)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
エディト・パイネマン(ヴァイオリン)
(1)ジョージ・セル(指揮)
 ケルン放送交響楽団
(2)ギュンター・ヴァント(指揮)
 ケルン放送交響楽団
(3)ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)
 ケルン放送交響楽団
(4)ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)
 ケルン放送交響楽団

 美しすぎるヴァイオリニスト、エディット・パイネマン、巨匠たちとの協奏曲名演集!(音源提供:ケルン放送)セル、カイルベルト、ヴァントが伴奏で登場!

 録音:(1)1964 年6 月11 日ビスマルクザール、モノラル、(2)1975 年10 月10 日ビスマルクザール、ステレオ、(3)1967 年10 月27 日ビスマルクザール、ステレオ、(4)1960 年5 月6 日ビスマルクザール、モノラル/日本語オビ・解説付/音源提供:WDR ケルン放送


 協奏曲の名曲、名演を集めた当企画は長年の渇きを癒す待望のリリース。

 プロコフィエフの第1 番は、何とヴァント共演。現代音楽にも鋭く切り込むヴァントならではの見事な伴奏との会話が聞きもの。
 カイルベルトとも縁が深かったようで、「プフィッツナーの協奏曲を勉強しろ」との指示に従い、パイネマンは、ベルリンフィル・デビューをこの曲で飾りました。
 当盤では、想像もつかないカイルベルトのシベリウスが聴けます。豪快で堂々とした見事な名演。メンデルスゾーンもドイツのリリシズムの極みといった感のある、感傷が懐かしくも感動的です。



















5/24(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


ET’CETERA


KTC 1616
¥2500
タンゴ・センセーションズ
 ピアソラ:
  アディオス・ノニーノ、ファイヴ・タンゴ・センセーションズ
 ジェラルド・ヘレス・レ・カム:
  フガーダ・インティマ、エスペハーダ
 アレハンドロ・シュワルツ:アルキミア
 ピアソラ:オブリビオン(忘却)、フガータ
コレクティフ・アルシス
 (サクソフォン・アンサンブル)
ダニエル・グリュセル
 (バンドネオン)
 バンドネオン+サクソフォン四重奏版!「ファイヴ・タンゴ・センセーションズ」

 ☆ベルギーのバンドネオン奏者とサクソフォン・アンサンブルがタンゴの新たな地平を切り開く!
 ☆サクソフォン版「ファイヴ・タンゴ・センセーションズ」!

 ブリュッセルとモンスの王立音楽院で学んだクラシカル・アコーディオン&バンドネオン奏者、ダニエル・グリュセルの新たなタンゴ革命! 多彩なジャンルをレパートリーとし変幻自在の編成で活動するベルギーのサクソフォン・アンサンブル「コレクティフ・アルシス(Collectif Arsys)」とコラボレーション!
 タンゴの革命児、アストル・ピアソラの名ナンバー「アディオス・ノニーノ」や「オブリビオン」に、クロノス・クァルテットのために作曲された晩年の五重奏「ファイヴ・タンゴ・センセーションズ」の"バンドネオンとサクソフォン版"。そして、現代のタンゴ作家ジェラルド・ヘレス・レ・カム(b.1963)とアレハンドロ・シュワルツ(b.1969)の作品を収録。卓越した技術のミュージシャンたちによるサクソフォンとバンドネオンの豊かな表現で、タンゴの新たな地平を切り開きます。

 ※録音:2017年9月9日−10日&11月4日−5日、ベルギー
 

KTC 1607
¥2500
スペインのピアノ音楽 〜 グラナドス、モンポウ
 グラナドス:ゴイェスカス(恋する若者たち)
 モンポウ:ショパンの主題による変奏曲
ソフィア・メリキヤン(ピアノ)
 スペイン、リナレスのマリサ・モンティエル国際ピアノ・コンクールやイビサ国際ピアノ・コンクールで第1位を獲得したアルメニアのピアニスト、ソフィア・メリキヤンのスパニッシュ・アルバム。
 マドリードのプラド美術館を頻繁に訪れ、フランシスコ・デ・ゴヤの絵画から多くの刺激的な発見をしたというメリキヤン。ゴヤの絵画に影響を受けたというグラナドスの「ゴイェスカス」を、深い表現で描きます。

 ※録音:2017年春
 


KTC 1602
¥2500
ソロモンの雅歌
 『ソロモンの雅歌による5声のモテット集(ローマ、1584)』より
  ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ、
  ジャン・レリティエ、ジャケ・ド・マントヴァ、
  ニコラ・ゴンベール、ジョスカン・デ・プレの音楽
カペラ・マリアーナ
ヴォイチェフ・セメラート(芸術監督)
 カペラ・マリアーナは、コレギウム・マリアヌムのメンバーとして活動したヴォイチェフ・セメラートが2008年に結成した、チェコでは珍しいルネサンスのポリフォニー音楽に特化したヴォーカル・アンサンブル。
 Et'ceteraからのリリース第2弾は、旧約聖書の「ソロモンの雅歌」をテキストとし、1584年ローマで出版された「5声のモテット集」からの音楽。

 ※録音:2017年8月16日−18日、フランス
 


KTC 1617
¥2500
バロック以前のシャンソンと世俗的ポリフォニー
 クレマン・ジャヌカン、ジル・バンショワ、
 オルランド・ド・ラッスス、
 ロジェ・パティエ&バリント・バクファルク、
 ギヨーム・ド・マショー、クロード・グディメル、
 ニコラ・ゴンベール&エンリケス・デ・バルデラーバノ、
 ピエール・アテニャン&ホプキンソン・スミス、
 ヨハネス・オケゲム、アドリアン・ル・ロワ、
 ピエール・サンドラン、
 クローダン・ド・セルミジ&アドリアン・プティ・コクリコ、
 ガルニエ、作曲者不詳(ブルゴーニュ楽派)の作品
ラタス・デル・ビエホ・ムンド
 ベルギーの多国籍アンサンブル!中世のシャンソンと世俗的ポリフォニー

 ☆ベルギーの多国籍アンサンブル、「ラタス・デル・ビエホ・ムンド」。
 ☆フランス、ブルゴーニュ楽派を中心としたシャンソンと世俗的ポリフォニー!

 ラタス・デル・ビエホ・ムンド(The Rats of the Old World/旧世界のネズミ)は、アンサンブル・グランドラヴォアのメンバーとしても録音に参加しているベルギーのリューティスト、フロリス・デ・リッカーが創設したアンサンブル。
 ノルウェー、リトアニア、ドイツ、ベルギー、スペイン、オーストリアの多国籍アーティストたちが集まり、中世とルネサンスのシャンソン、モテット、マドリガルを探訪する声楽と器楽(リュート、プサルタリー、シターン、etc)によるアンサンブル。
 バンショワやラッスス、マショー、ゴンベール、オケゲムら14世紀〜16世紀のシャンソン、世俗的ポリフォニー、声楽曲からアレンジされたリュート音楽など多彩なレパートリーを紹介します。

 ※録音:2017年5月16日−18日、ベルギー



 
KTC 1609
¥2500
フアン・デ・ナバス:歌曲集
 リュリ:チャコーナ/
 ナバス:
  規則のバラ、それはあなたの悲しみですか?/おお羊飼い/
  誰が盲目を恐れるべきか、これが暴君のハープ/
 作曲者不詳(スペイン):アマブル/
 ナバス:ああ私は幸せ, そして不幸/森よさらば/
 サンス:パバナ ニ長調/ナバス:翼ある雪の白鳥/
 サンス:パサカレス ホ長調/ピエール・ビュケ:組曲第2番/
 ナバス:おお愛よ、花, 2羽のナイチンゲールを聞く
ムジカ・フィクタ
 〔ハイロ・セラーノ
   (テノール、パーカッション)、
  カルロス・セラーノ(リコーダー)、
  フリアン・ナバーロ
   (バロック・ギター、ハラナ)〕
 ムジカ・フィクタは、テノール(&パーカッション)、リコーダー、バロック・ギター(&ハラナ)を中心メンバーとし、ラテン・アメリカとスペインの古楽を専門とするアンサンブル。
 コロンビアをベースに、南米全土から欧米諸国、シンガポール、トルコなどで演奏しています。1669年にマドリード王立礼拝堂のハープ奏者となったフアン・デ・ナバス(1632−1687)のアート・ソング(多くが世界初録音)と同時代の器楽曲(ビュケのリコーダー組曲は世界初録音)を収録。

 ※録音:2016年1月7日−13日、コロンビア
 

KTC 1610
¥2500
オスカー・ヴァン・ヘメル:室内楽作品集
 クラリネット五重奏曲
 ピアノ4手連弾のための舞曲
 オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための
  《コンメディア・デッラルテについて》
 ピアノ四重奏曲
アラン・R.ケイ(クラリネット)
ルスクヮルテット
キャサリン・ダウリング(ピアノ)
クラーク・ショイフェレ(ピアノ)
ジェームス・オースティン・スミス
 (ヴァイオリン)
マレーヴィチ・ピアノ四重奏団、他
 Et'ceteraのダッチ・コンポーザー・シリーズ。ベルギーのアントワープで生まれたオランダの作曲家、オスカー・ヴァン・ヘメル(1892−1981)の室内楽作品集。
 アウフスト・デ・ブックやローデヴェイク・モルテルマンスに作曲を学び、1940年〜1970年の間には、オランダでもっとも演奏されたオランダの作曲家の一人です。

 ※録音:2016年8月&2017年8月、オランダ
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限定盤
KTC 1585
(CD + Book)
¥3800→\3490
豪華ブック仕様、プーランクのエリュアール歌曲集!

フランシス・プーランクとポール・エリュアールの世界

 プーランク:
  歌曲集 《ある日ある夜》/歌曲集 《燃える鏡》/
  夜想曲第7番変ロ長調/ポール・エリュアールの5つの詩/
  夜想曲第4番ハ短調/手は心の意のまま/磁器の歌/
  彼女の優しい小さな顔/しかし死ぬための/
  夜想曲第8番ト長調/歌曲集 《冷気と火》/
  夜想曲第1番ハ長調/歌曲集 《画家の仕事》
ヤスパー・シュヴェッペ(バリトン)
アルテュール・スホーンデルヴルト(ピアノ)
 豪華ブック仕様、プーランクのエリュアール歌曲集!

 ☆芸術で結ばれたプーランクとエリュアールの友情を、ヤスパー・シュヴェッペの歌と豪華ブックで読み解く!

 1919年頃パリの芸術サークルで出会い交友を深めた音楽家フランシス・プーランクと詩人ポール・エリュアール。詩、音楽、絵画が魅力的な影響を与えあった二人の友情を、ヤスパー・シュヴェッペの歌と豪華プックで読み解きます。
 CDには、オランダ室内合唱団の芸術コーディネーターも務めるバリトン歌手ヤスパー・シュヴェッペが歌う、エリュアールの詩によるプーランクの歌曲を収録。124ページのハードカバー・ブックには、ラドバウド大学のヨーロッパ文学者Maaike Koffeman博士、アムステルダム大学の現代美術史家Tessel M. Bauduin博士、作曲家&詩人のMicha Hamelによる解説と多くのカラー写真を含む資料、歌詞を掲載(オランダ語、フランス語、英語)。

 ※ブックサイズ:約23cm×23cm







BRIDGE



BCD 9497
¥2300
アン=マリー・マクダーモット(ピアノ)
「ハイドン:ピアノ・ソナタ集第2集」

 ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:48
  (ホーボーケン番号第48番,ウィーン原典版番号第58番)
 ピアノ・ソナタ ト長調 Hob.XVI:39(第39番,第52番)
 ピアノ・ソナタ 変イ長調 Hob.XVI:46(第46番,第31番)
 ピアノ・ソナタ ニ長調 Hob.XVI:37(第37番,第50番)
アン=マリー・マクダーモット(ピアノ)
 これは素晴らしい!ハイドン好き・ピアノ好きなら必聴!マクダーモットのハイドン:ピアノ・ソナタ集第2集!

 録音:2017年4月17,18日 デンマーク,オーデンセ、68'36,DDD

 たいへん素晴らしいハイドンのピアノ・ソナタ集が登場。米国のピアニスト、アン=マリー・マクダーモットによるハイドンのピアノ・ソナタ集第2集(第1集はBCD 9438、ピアノ協奏曲2曲を含む2CD)。
 アン=マリー・マクダーモットは1991年の第1回浜松国際ピアノコンクールで第2位および日本人作品最優秀演奏賞を受賞、これをきっかけに国際に知られるようになったという日本に縁のあるピアニストである。
 マクダーモットのハイドンは、速い楽章での軽快で溌剌とした音楽、緩徐楽章での清らかな情感に満ちた音楽、どちらも非常に優れており、そして何より彼女のハイドンへの愛が強く感じられる。
 ことに変イ長調のソナタ(第46番,第31番)は絶品。もちろん有名なニ長調や他の2曲もたいへん素晴らしい。この1枚を聞けば、ハイドンのピアノ・ソナタが好きな人は続編が楽しみになること間違いない。



BCD 9438
(2CD)
\4600
「ハイドン:ピアノ・ソナタ&ピアノ協奏曲集」
 DISC A)
  ピアノ・ソナタ第38番ヘ長調 Hob.XVI:23
  ピアノ・ソナタ第54番ト長調 Hob.XVI:40
  ピアノ・ソナタ第60番ハ長調 Hob.XVI:50
  ピアノ協奏曲ニ長調 Hob.XVIII:11
 DISC B)
  ピアノ・ソナタ第33番ハ短調 Hob.XVI:20
  ピアノ・ソナタ第62番変ホ長調 Hob.XVI:52
  ピアノ協奏曲ト長調 Hob.XVIII:4 (カデンツァ:チャールズ・ウォリネン)
アン=マリー・マクダーモット(ピアノ)
スコット・ユー(指揮)
オーデンセ交響楽団
 録音: 2014 年5 月、2’20”24

 アメリカの実力派ピアニスト、アン=マリー・マクダーモット。ヴァイオリニスト、ナージャ・サレルノ=ソネンバーグとの共演でも知られ、現在は演奏活動のほかに、アメリカの様々な音楽祭のディレクターを務めています。
 “ピアノ協奏曲ト長調 Hob.XVIII:4”は彼女のために、作曲家チャールズ・ウォリネンがカデンツァを書き下ろしました。
 卓越したテクニック、軽やかに舞うタッチ。クリアな音色で生き生きとした演奏です。


 
BCD 9501
¥2300
「メンデルスゾーン:チェロとピアノのための作品全集」
 協奏的変奏曲 ニ長調
 チェロ・ソナタ第1番 変ロ長調 Op.45
 チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 Op.58
 無言歌 ニ長調 Op.109
 アッサイ・トランクィッロ
マーシー・ローゼン(チェロ)
リディア・アーティミフ(ピアノ)
 アメリカを代表するベテラン・チェリスト、マーシー・ローゼンのメンデルスゾーン:チェロ作品全集!

 録音:2017年1月25−27日 米国,ニューヨーク州,フラッシング、70'05、DDD

 メンデルスゾーンのチェロとピアノのための作品はこの5曲だけ、それを1枚のCDに収めている。
 マーシー・ローゼンは長年活躍している米国を代表するチェリストの一人。第一音で聞く者を捉えてしまうだけの風格豊かなチェロの音色が、メンデルスゾーンの魅力をさらに引き立てている。
 メンデルスゾーンのチェロ曲なんて聞いたことないという人にも文句なくお勧めできる1枚である。
 

BCD 9494
¥2300
シューベルト:「冬の旅」(全24曲) ランドール・スカーラータ(バリトン)
ギルバート・カリッシュ(ピアノ)
 録音:2015年1月10-12日 米国,ペンシルベニア州,ウェストチェスター、DDD、71'17

 米国のバリトン、ランドール・スカーラータの歌うシューベルトの冬の歌。ランドール・スカーラータは1969年、ペンシルベニア州ウェインの生まれ。この20年ほど、オペラ、オーケストラ演奏会、歌曲と様々な時代の幅広いレパートリーで活躍している。
 明るく柔らかい音色のバリトンでシューベルトらしい味わいを残した冬の旅になっている。
 

BCD 9510
¥2300
ヴィトルヴィ三重奏団 Trio Vitruvi のデビューCD
 シューベルト:
  ピアノ三重奏曲 第2番 変ホ長調 D929
  ピアノ三重奏曲 変ホ長調 D897 「ノットゥルノ」
ヴィトルヴィ三重奏団:
 【ニクラス・ヴァレンティン(Vn)
  ヤコブ・ラ・クール(Vc)
  アレグザンダー・マッケンジー(Pf)】
 録音:2017年10月5-8日 コペンハーゲン、DDD、58'45

 デンマークの若いピアノ三重奏団、ヴィトルヴィ三重奏団 Trio Vitruvi のデビューCD。2014年にデンマーク国立放送の室内楽コンクールで優勝かつ聴衆賞を受賞して一躍名を馳せた彼らのデビューCD。
 彼らは2018年4月にカーネギーホールに初登場、ピアノ三重奏曲第2番はその時にも演奏されており、その自信はその半年前のこの録音からも十分聞いて取れる。




<メジャー・レーベル>


中国DECCA



4816899
\2600
《牛牛〜リスト、ショパン、シューベルト、メンデルスゾーン》
 1) メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ Op.14
 2) ショパン: 即興曲第2番 嬰ヘ長調 Op. 36
 3) ショパン: 即興曲第3番 変ト長調 Op.51
 4) リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
 5) シューベルト:即興曲 変ト長調 D899 No.3
 6) リスト:ウィーンの夜会 S427-6
牛牛(Niuniu) ピアノ
 ニュウニュウ デッカ・デビュー盤!

 わずか10歳で衝撃のEMIデビューを果たしたニュウニュウ。精悍な青年ピアニストに成長した彼は、現在NHKで放映中のアニメ「ピアノの森」の中で中国人ピアニスト、パン・ウェイ役のピアノ演奏を担当しています。そして、リスト:ロ短調ソナタをメインに据えた当盤でDECCAよりデビュー!「ピアノの森」サントラ発売と同月に発売される予定です。録音:2018年

 牛牛(ニュウニュウ)(Niu Niu)
 https://www.niuniumusic.com/
  1997年7月11日福建省廈門(アモイ)市生まれ。わずか10歳でEMIクラシックスと契約を結び、デビュー盤をリリースし、2009年にはサントリーホールでソロ・リサイタルを開催(同ホール最年少記録)。
 2010年には日本初全国ツアーも成功させて大きな話題を呼んだニュウニュウ。
 彼は8歳のときに最年少で上海音楽院に入学し、その後家族とボストンに本拠を移し、ニューイングランド音楽院で研鑽を積み、2014年からはジュリアード音楽院で学んでいます。最新録音はDeccaからのリリースで、国内盤も12月頃の発売が予定されています。



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SONY



19075842002
\2600→\2390
ジョシュア・ベル(ヴァイオリン、指揮)/
 ブルッフ:

  スコットランド幻想曲 Op.46
  ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 Op.26
ジョシュア・ベル(ヴァイオリン、指揮)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ

 2016年、11年ぶりに来日公演を行ったアメリカのトップ・ヴァイオリニスト、ジョシュア・ベルのニュー・アルバム。
 今録音は、自らが音楽監督を務めるアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズと指揮者なしで共演。
 ヴァイオリン協奏曲は先代の音楽監督である故ネヴィル・マリナーと共にASMFとデッカ時代に録音歴があり、自身が音楽監督として再度臨むトライアルということになります。
 スコットランド幻想曲は初録音。

 音楽に対する飽くなき好奇心と情熱でクラシック音楽界で比類ない存在感を放つジョシュア・ベルは、同世代の音楽家の中でももっとも著名なヴァイオリニストのひとりです。
 インディアナ州ブルーミントン出身。4歳でヴァイオリンを始め、12歳からジョゼフ・ギンゴールドに師事し、14歳でリッカルド・ムーティ率いるフィラデルフィア管弦楽団と共演、17歳でカーネギー・ホールにデビュー。2011年にはアカデミー室内管弦楽団(アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ)の初代芸術監督に就任しました。
 40作以上のCDを録音しており、グラミー賞、マーキュリー賞、グラモフォン賞、エコー・クラシック賞に輝くなど、数々の名盤を世に放ち若くして伝説となった感のあるベル。

 使用楽器は1713年製のストラディヴァリウス「ギブソン」。



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DHM



19075821552
\2600→\2390
ヤニチュにご執心
 アンサンブル・ノットゥルナ
  プロイセン宮廷のオーボエを伴う忘れられた室内楽作品集

  ヤニチュ:四重奏によるソナタ 変ロ長調 Op.6
  クラウセ:トリオ・ソナタ ニ短調 ICK.7
  グラウン:五重奏曲イ短調 GraunWV Av:XIV:14
  ヤニチュ:トリオ・ソナタ ト長調 Op.deest
  ヤニチュ:トリオ・ソナタ イ短調 IJJ.27
アンサンブル・ノットゥルナ(ピリオド楽器アンサンブル)
Christopher Palameta(オーボエ&指揮)
Jan Van den Borre(フラウト・トラヴェルソ)
Catherine Martin(ヴァイオリン、ヴィオラ)
Emily Robinson(チェロ)
Brice Sailly(チェンバロ)
 2017年6月 ドイチュラント放送、カンマームジークザール

 バロック・オーボエ奏者のクリストファー・パラメータを中心に、新しいレパートリーを開拓している「アンサンブル・ノットゥルナ」。
 このアンサンブルはこれまで、バッハとその息子たちの間の世代、プロイセンの宮廷楽団にあって作曲家としてかなりの人気を博したと目されるヨハン・ゴットリープ・ヤニチュ[1708-1763]の室内ソナタ集のアルバム3枚を発売していました。
 このDHMから発売の最新アルバムは、そのヤニチュと同時代にプロイセン宮廷で活躍したクリスティアン・ゴットフリート・クラウセ[1717-1770]と、ヨハン・ゴットリープ・グラウン[1703-1771]の作品を収録したものです。

 ヤニチュは1736年に皇太子フリードリヒ(後のフリードリヒ大王)の私設楽団の一員となり、その後ラインスベルクに移り有名な「金曜アカデミー」を開始。1740年にフリードリヒ即位に際して再結成された楽団の首席ヴァイオリン奏者として活躍し、ベルリンで生涯を送りました。
 ヤニチュはC.P.E.バッハやクヴァンツなどの音楽家とともに宮廷舞踏会などのために作曲依頼を受けるなど、当時高い評価を受け多くの著名人から支持を集めていました。
 これらの作品は華やかで優美なギャラント様式で書かれており、この室内ソナタでは独特な楽器編成によって、斬新で色彩感に富んだ音色を生み出しています。

 アンサンブル・ノットゥルナの演奏は、「全ての楽器が美しく奏されていた完璧な音のバランス。それぞれは音を支配することなく、音楽対話がなされた芸術である」と高い評価を得ています。



*******************


 恥ずかしながらヨハン・ゴットリープ・ヤニチュ、よく知らなかった。

 1708年シレジア生まれの作曲家。
 フリードリヒ大王即位の際に結成された楽団で首席ヴァイオリニストをしていたんだからそうとうな腕前だったはず。
 そしてちょうどカール・フィリップ・エマヌエル・バッハといっしょにフリードリヒ大王に仕えていたはず。

 仲がよかったかどうかは分からない。
 しかしカール・フィリップがフリードリヒ大王に仕えるようになったのは1738年。ヤニチュがフリードリヒ大王に仕えるようになったのは1736年。
 ヤニチェはカール・フィリップの6歳年上。
 つまり人生の上でも楽団の中でもヤニチェはカール・フィリップの先輩だった

 父バッハが1747年5月7日にフリードリヒ大王の宮廷を訪ねたときにもその場にいたはず。

 その後カール・フィリップは1767年にフリードリヒ大王の制止を振り切りハンブルクへ転出する。
 そのときすでにヤニチェはこの世にいない。その4年前にこの世を去っている。

 数十年にわたって苦楽をともにし、よき理解者でもあったヤニチェがこの世を去り、カール・フィリップはフリードリヒ大王の楽団との決別の思いを強くした・・・そんなこともあるのだろうか。。。
 店主のまったく想像でしかないが。


 しかしそれにしてもアンサンブル・ノットゥルナ、そんなヤニチュだけを追いかけているとは、ある意味あっぱれ。

 ではノットゥルナの演奏する「室内ソナタ ハ短調Op.7-5」をどうぞ。

https://youtu.be/AfJoX2Pt0TQ

 こういう典雅な音楽なわけです。





そのアンサンブル・ノットゥルナがatmaからリリースしていた
ヤニチュ(1708-1763):室内ソナタ集Vol.1〜3

ATMA
ACD2 2593
\2200
ヨハン・ゴットリープ・ヤニチュ:室内ソナタ第1集
  室内ソナタ ト短調
   「おおこうべは血にまみれ」 (Ob,Vn,Va,Bc)
  室内ソナタ ハ短調 Op.5
   (2Ob,Vc,Bc)*
  室内ソナタ ハ長調 Op.4
   (トラヴェルソ,2Ob,Bc)
  室内ソナタ ホ長調 Op.5B
   (オーボエ・ダモーレ,2Va,Bc)*
  室内ソナタ イ短調 Op.5A
   (トラヴェルソ,Ob,オーボエ・ダモーレ,Bc)*
ノットゥルナ
 【クリストファー・パラメータ
  (Ob,オーボエ・ダモーレ,指)、
 ステファン・バード(Ob)、
 ミカ・パターマン(フラウト・トラヴェルソ)、
 エレーヌ・プラウフ(Vn,Va)、
 キャスリーン・カジオカ(Va)、
 カレン・カデラヴェク(Vc)、
 エリン・エリアール(Cemb)】

ボヘミアの香り漂うヤニチュの室内ソナタ集

録音:2008年3月1.2&3日(ケベック) *世界初録音

 ノットゥルナは管楽器作品のために作曲された作品を演奏する古楽アンサンブル。
 アンサンブルのメンバーは18〜19世紀の作品のスペシャリスト達が集結し、オーボエ奏者のクリストファー・パラメータを中心に、まだ世にあまり出ていない作品の素晴らしさ、これまでにない表現の豊かさを追求すべき活動を続けています。

 今回はシュヴァイトニツ(=シレジアは、現在のポーランド南西部からチェコ北東部の地域)生まれの作曲家ヨハン・ゴットリープ・ヤニチュの室内ソナタ集。
 ヤニチュは1736年に皇太子フリードリヒ(後のフリードリヒ大王)の私設楽団の一員となり、その後ラインスベルクに移り有名な「金曜アカデミー」を開始。
 1740年にフリードリヒ即位に際して再結成された楽団のコントラヴァイオリン奏者として活躍し、ベルリンで生涯を送りました。

 ヤニチュはC.P.E.バッハやクヴァンツなど何人かの音楽家とともに宮廷舞踏会などのために作曲依頼を受けるなど、当時高い評価を受け多くの著名人から支持を集めていました。
 この室内ソナタも熟達した技法、音楽性に富み、旋律は独特の雰囲気を持つ面白い作品が揃っています。


ACD2 2638
\2200
ヨハン・ゴットリープ・ヤニチュ:室内ソナタ第2集
  室内ソナタ ハ短調Op.3-4、室内ソナタ イ長調Op.3-3、
  室内ソナタ ハ短調Op.1-1、教会ソナタ ト長調Op.7-4、
  教会ソナタ イ短調Op.7-6
ノットゥルナ
クリストファー・パラメータ(Ob、オーボエ・ダモーレ、指)
ワシントン・マクレイン(Ob、オーボエ・ダモーレ)
ミカ・パターマン(フラウト・トラヴェルソ)
 エレーヌ・プラウフ(Vn)スコット・ウールウィーヴァ(Va)
カレン・カデラヴェク(Vc)エリン・エリアール(Cemb)
古楽アンサンブル、ノットゥルナによるヤニチェ室内ソナタ集第2 集

録音:2010 年5 月ケベック

ノットゥルナは管楽器作品のために作曲された作品を演奏する古楽アンサンブル。アンサンブルのメンバーは18 〜 19 世紀の作品のスペシャリスト達が集結し、オーボエ奏者のクリストファー・パラメータを中心に、新しいレパートリーを開拓しています。特にベルリンで活躍した作曲家ヨハン・ゴットリープ・ヤニチェの作品に熱心に取り組んでおります。


ACD2 2626
\2200
ヨハン・ゴットリープ・ヤニチュ:室内ソナタ第3集
 室内ソナタ ハ長調Op.1-5
 室内ソナタ ト長調Op.4-1
 室内ソナタ ハ短調Op.7-5
 室内ソナタ ハ短調Op.7-5
 室内ソナタ変ロ聴と湯Op.3-1*
 室内ソナタ ニ長調「エコー」Op.5-1
  *世界初録音
ノットゥルナ
 【クリストファー・パラメータ
  (オーボエ、オーボエ・ダモーレ、指揮)、
  ワシントン・マクレイン
  (オーボエ、オーボエ・ダモーレ)、
  ミカ・パターマン(フラウト・トラヴェルソ)、
  エレーヌ・プラウフ(ヴァイオリン)、
  スコット・ウールウィーヴァ(ヴィオラ)、
  カレン・カデラヴェク(チェロ)、
  エリン・エリアール(チェンバロ)】
 「ノットゥルナ」によるヤニチュの室内ソナタ全3 巻によるプロジェクトの最終巻。
 この室内ソナタでは意外な楽器の組み合わせによって、斬新で色彩感に富んだ音色を生み出しています。
















5/23(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



ABC CLASSICS



ABC 4814952
¥2500

佐藤俊介 ザ・ロマンティックス 〜
 グリーグ、メンデルスゾーン、パガニーニ

  グリーグ:
   ホルベアの時代から 〜 古い様式による組曲 Op.40
  メンデルスゾーン:
   弦楽のための交響曲第3番ホ短調 MWV N3
  パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ短調 MS 60

佐藤俊介
 (ヴァイオリン、ゲスト・ディレクター)
オーストラリア・ブランデンブルク管弦楽団
 佐藤俊介のオーストラリア・ライヴ!ガット弦で弾くパガニーニ!

 ☆オランダ・バッハ協会のコンサートマスター&次期音楽監督!
 ☆佐藤俊介がガット弦で弾くグリーグ、メンデルスゾーン、そしてパガニーニ!

 2013年よりオランダ・バッハ協会(NBS)のコンサートマスターを務める俊英ヴァイオリニスト佐藤俊介が、オーストラリアのABC Classicsから登場!
 佐藤俊介は、1984年東京生まれ、ニューヨーク、パリ、ミュンヘンで研鑽を積み、現在はオランダを拠点に国際的に活躍しており、ピリオド演奏の名門であるオランダ・バッハ協会とコンチェルト・ケルンのコンサートマスターを務めています。2018年6月からは、オランダ・バッハ協会の音楽監督を退任するヨス・ファン・フェルトホーフェンの後任として新音楽監督に就任することが発表され、大きな話題を呼びました。
 「ザ・ロマンティックス」は、佐藤俊介が2016年にオーストラリア・デビューを飾った際のライヴ録音。かつて、ガット弦によるパガニーニ「24のカプリース」の録音でも注目を浴びた佐藤俊介が、ここでもガット弦を使用し、バロック様式で書かれたグリーグの「ホルベアの時代から(ホルベルク組曲)」、12歳のメンデルスゾーンが書いた「弦楽交響曲第3番」、そしてピリオド楽器での演奏は珍しいパガニーニの「ヴァイオリン協奏曲第4番」といった、ロマン派の3人の偉大な作曲家の作品を、ピリオド楽器オーケストラ「オーストラリア・ブランデンブルク管弦楽団」とともに披露します。

 ※録音(ライヴ):2016年9月16日−17日、シティ・リサイタル・ホール(シドニー)
 


ABC 4816754
¥2500
A・デイヴィス&メルボルン響!
 R・シュトラウス最新作は「アルプス交響曲」!

  R・シュトラウス:
   アルプス交響曲 Op.64
   交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》Op.28
アンドルー・デイヴィス(指揮)
メルボルン交響楽団
 ☆アンドルー・デイヴィスとメルボルン響のR・シュトラウス最新盤!
 ☆2016年の「アルプス交響曲」&、2017年の「ティル・オイレンシュピーゲル」ライヴ!

 トロント交響楽団とBBC交響楽団の桂冠指揮者ポストを持ち、現在メルボルン交響楽団の首席指揮者、シカゴ・リリック・オペラの音楽監督兼首席指揮者を務める英国の名コンダクター、サー・アンドルー・デイヴィス。
 A・デイヴィスとメルボルン響のリヒャルト・シュトラウス、ライヴ・レコーディング最新盤は、牧歌的な美しいシーンから巨大な嵐まで、アルプス山脈の登山を描写した大作「アルプス交響曲」と、人気交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」のカップリング。
 このシュトラウス・シリーズは2014年のBBCプロムスやコンセルトヘボウを含むヨーロッパ・ツアーから始まり、録音第1弾となった「ツァラトゥストラはかく語りき(ABC4811122)」は英BBCミュージック・マガジンで「ベンチマーク録音」と評されるなど、コンサート、レコーディングともに国際的に高い評価を得ています。

 ※録音(ライヴ):2016年3月10日−12日(Op.64)&2017年3月17日ー18日、20日(Op.28)、ハマー・ホール(メルボルン芸術センター)







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CHRISTOPHORUS



CHR 77425
¥2600
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
 ヨハン・ローゼンミュラーと
  同世代の作曲家たちによる宗教コンチェルト集
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
レゼスカパード
  ヨハン・ローゼンミュラー:わたしは主を大いに喜び*
  ニコラウス・アダム・シュトルンク:6つのヴィオールによるソナタ(器楽)
  ゲオルク・クリストフ・シュトラットナー:主よ, いつまでわたしをお忘れになるのか*
  ローゼンミュラー:主を喜びとしなさい*
  ジョヴァンニ・レグレンツィ:4つのヴィオラ・ダ・ガンバによるソナタ第5番(器楽)
  ローゼンミュラー:わが魂はかわいているように神を慕い*
  アントニオ・ベルターリ:6声のソナタ(器楽)
  ローゼンミュラー:神は我らと共に*/
  アウグスティン・プフレーガー:おお慈悲深き父よ*
  クリスティアン・フロール:主よ, もはや十分です
 (*=世界初録音)
 今、古楽界で花開くオーストリアの美しきソプラノ、フォイエルジンガーが歌うローゼンミュラーの音楽

 ミリアム・フォイエルジンガーは、2014年にグラウプナーのカンタータ集(CHR 77381)でエコー・クラシック賞を受賞し話題を呼んだオーストリアの古楽系ソプラノ。その後もドイツ・バロックの宗教音楽のスペシャリストとして高い評価を浴び続けるフォイエルジンガーが、ヨハン・ローゼンミュラーと同時代の知られざる作曲家たちの宗教コンチェルト集を録音!
 ヨハン・ローゼンミュラー(1626−1686)は、ライプツィヒ聖トーマス教会のカントルに内定しながらも同性愛疑惑により投獄され、脱獄しイタリアで活動しながらその名を広めた作曲家。「イタリアの"官能"とドイツの"実直"をもっとも調和のとれた方法で融合させることができる」と言われ、当時は高名な音楽家の一人に名を連ねながらも現代では演奏・録音の機会が少ないローゼンミュラーの音楽を、オーストリアの美しきソプラノが優美な歌声で復権します。
 女流奏者4名からなるヴィオール・アンサンブル、「レゼスカパード(Les Escapades)」にヴァイオリン、テオルボ、オルガンのゲスト・ミュージシャンが加わった8名で、宗教的コンチェルトの伴奏と3つのソナタを演奏しています。

 ※録音:2017年10月16日−19日、聖心教会(カールスルーエ、ドイツ)




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結構波乱万丈、ヨハン・ローゼンミュラー。

 同性愛の容疑で逮捕・投獄され、その後脱獄し、ヴェネツィアで再起した・・・


 ローゼンミュラーはドイツに生まれ、作曲活動のかたわら聖ニコライ教会のオルガニストとして活躍し、1653年には聖トマス教会の次期カントルへの採用が内定していた。
 しかし1655年に同性愛の容疑で逮捕・投獄され、そのポストを失う。

 その後牢獄から脱獄し、ハンブルク、そしてイタリアのヴェネツィアに逃亡、Giovanni Rosenmillerの名で活動するようになる。

 ヴェネツィアではサン・マルコ聖堂のトロンボーン奏者として雇われ、また作曲活動を継続、その名を知られるようになる。
 1678年からはピエタ養育院合唱音楽長に就任。

 イタリアでの評判はドイツ本国でも知られるようになり、ついに1682年アントン・ウルリッヒ公治下のヴォルフェンビュッテル宮廷楽長としてドイツに帰国した。
 2年後の1684年、同地で没する。


旧譜
ローゼンミュラー:聖母マリアの夕べの祈り

 ROP-7019
(2CD)
\5400
ヨハン・ローゼンミュラー:聖母マリアの夕べの祈り

<CD1>
 1.導入/2-4.Dixit Dominus-主は言われた/
 5-7.Laudate Pueri-主をほめたたえよ/
 8.5声のソナタ 第12番 ニ短調/
 9-11.Laetatus sum-閉ざされた園 - われ喜びに満てり/
<CD2>
 1-3.Nisi Dominus-主が建てたもうのでなければ/
 4.5声のソナタ 第9番 ニ長調/
 5-7.Lauda Ierusalem-イェルサレムよ、栄光あれ/
 8.Hymnus Ave maris stella-讃歌:めでたし、海の星よ/
 9-10.マニフィカート
ヤコブ・ハーゲナー(テノール)/
ハノーヴァー少年合唱団/
ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル/
ラルコ・バロック管弦楽団/
イェルク・ブランディング(指揮)
 録音 2015年7月20-24日 ドイツ ハノーヴァー,聖シュテファン教会

 バロック時代のオルガニスト、トロンボーン奏者として名を馳せたローゼンミュラー(1619-1684)。もともとドイツの聖ニコライ教会のオルガニストとして活躍、1653年に聖トマス教会のカントル職に内定したところ、1655年に当時は重罪であった「同性愛」の容疑をかけられ逮捕、投獄。職も含め全てを失った彼は脱獄、イタリアのヴェネツィアに逃亡し、名を変えて活動し、サン・マルコ聖堂のトロンボーン奏者の職を得ます。
 再び作曲もはじめ、1678年にはピエタ養育員の音楽長に就任、名声を高め、1682年になってようやくドイツに帰国、その2年後に没するという波乱万丈の生涯を送った人でした。
 彼の「聖母マリアの夕べの祈り」は、当時としては大規模な編成を必要とする豪華なもので、17世紀にこの作品の演奏を目の当たりにした旅人が、「溢れた演奏家がオルガンの前で立ち尽くしていた」と記すほどでした。
 そんな大作を、今回最高の演奏家たちを揃えて完璧に再現、この荘厳な雰囲気をお楽しみください。





旧譜からフォイエルジンガーの美しい歌声
グラウプナーのアルバム

CHRISTOPHORUS
CHR 77381
\2600
グラウプナー:カンタータ集
 カンタータ 《恐れと嘆き》 GWV.1145/11
 弦楽と通奏低音のための序曲ハ短調GWV.413 より 《トンボー》
 カンタータ 《憂いとためらい》 GWV.1102/11b
 カンタータ 《私は神に忠実であり続ける》 GWV.1106/19
 カンタータ 《ああ、神と主よ》 GWV.1144/11
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
ペーテル・バルシ(指揮、ヴァイオリン)
カプリコルナス・コンソート・バーゼル

 グラウプナーと言えばこのアルバムを思い出す。
 オーストリアの若きソプラノが歌う。グラウプナーの知られざるカンタータ。

 当時のドイツではテレマン、ヘンデルに次ぐ人気を誇ったグラウプナーだが、遺族が出版等の権利を持てなかった、弟子が少なかったなどの理由から、長い間その実力に反して不当に忘れられた存在となってきた。

 そんなグラウプナーの知られざるカンタータ集を再興すべく歌うのは、オーストリアの若き古楽系ソプラノ、ミリアム・フォイエルジンガーと、フランツ・ヴィッツムの「天の歌(CHR 77354)」で清新な演奏を聴かせてくれたスイスのピリオド・アンサンブル、カプリコルナス・コンソート・バーゼル。フォイエルジンガーの心地よい歌声で、グラウプナーの官能的なカンタータのスタイルが見事に再現されている。

 ※ 《ああ、神と主よ》を除く全曲が世界初録音。 / ※録音:2013年4月29日−5月2日、ハイリッヒ・クロイツ教会(バーゼル/スイス)

 なんとなく国籍不明の美しい人です。



もうひとつフォイエルジンガー
不思議な楽器サルテリオによる哀歌集


CHR 77408
\2600→\2390

ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
 聖なるサルテリオ 〜
  ソプラノとオブリガート・サルテリオ、
   通奏低音のための聖週間の哀歌集

   ドメニコ・メローラ:レッツィオーネ第2番
   作曲者不詳(18世紀):聖木曜日のための哀歌第2番
   ジェンナーロ・マンナ:
    聖金曜日のためのレッツィオーネ第3番
   作曲者不詳:Atto di dolore di Metastasio

ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)、
イル・ドルチェ・コンフォルト
 〔フランツィスカ・フライシャンデル(サルテリオ、ディレクター)、
  ジョナサン・ペセク(チェロ)、
  ダニエル・ペレル(オルガン)〕
  18世紀イタリアの修道女によって演奏されていたハンマーダルシマー型の楽器、"サルテリオ"に焦点を当てたアルバム。
 グラウプナーの知られざるカンタータの見事な歌唱で話題を呼んだオーストリアの古楽系ソプラノ、ミリアム・フォイエルジンガーが歌うナポリ派の哀歌に、サルテリオのきらめくようなオブリガートが重なり、当時の教会音楽が蘇ります。サルテリオを演奏するフランツィスカ・フライシャンデルは、オーストリア生まれでサルテリオやハックブレットの演奏・研究を専門として活動する音楽家。

 録音:2016年4月3日−6日、オーストリア/使用楽器:Michele Barbi1725年製(ローマ)のサルテリオ





ET’CETERA



KTC 1599
¥2500
ウィルヘルム・ベルガー:ピアノ独奏作品集
 ピアノ・ソナタ Op.76
 独自のテーマによるピアノのための変奏とフーガ Op.91
  (全曲世界初録音)
猿渡光子(ピアノ)
 猿渡光子のEt'cetera第2弾、ウィルヘルム・ベルガー世界初録音!

 ☆オランダで活躍するピアニスト、猿渡光子のEt'cetera第2弾!
 ☆ドイツ後期ロマン派のコンポーザー=ピアニスト、ウィルヘルム・ベルガーのピアノ作品集!
 ☆日本語解説付き!

 スヴェーリンク音楽院で名匠ヴィレム・ブロンズに師事し、現在はオランダをベースに、ソロ、室内楽(ウリエル・アンサブルのメンバー、他)のピアニストとして活動する猿渡光子。
 レコード芸術で「特選盤」に選ばれた「シューマン(PKTC 1539)」に続くEt'cetera第2弾は、ドイツ後期ロマン派のコンポーザー=ピアニスト、ウィルヘルム・ベルガー(1861−1911)のピアノ作品集。
 ウィルヘルム・ベルガーはマイニンゲン宮廷楽団の常任指揮者を務め、管弦楽曲、ピアノ曲、そして声楽曲など100曲以上の作品を生み出し、それらがほとんどすべて出版されました。
 また、ベルガーのピアノ作品は高い技術が要求されることから、ベルガー自身が素晴らしいピアノ・テクニックの持ち主であったことを証明しています。対位法を完璧に使いこなし、バッハ、ベートーヴェン、シューマン、ブラームスという伝統の流れをそのまま受け継ぐベルガーのエレガントな「ピアノ・ソナタ」と創造性溢れる「変奏曲」を、猿渡光子の優れた解釈で贈ります。

 ※録音:2017年7月11日−13日、デ・ドゥーレン(ロッテルダム、オランダ)




MD+G



904-20746
(SACD Hybrid)
\3100
《カール=アンドレアス・コリー〜フェリックス・ブルーメンフェルト:ピアノ作品集》
 フェリックス・ブルーメンフェルト(1863-1931):
  1) 前奏曲Op.17 No.10、2) ノクターン=ファンタジーOp.20、
  3) 性格的変奏曲Op.8、4) Une nuit ? Magaratch Op.6 No.1、
  5) エチュードOp.54、6) ソナタ=ファンタジーOp.46、
  7) 前奏曲Op.17 Nos.1, 20&19
カール=アンドレアス・コリー(ピアノ)
 忘れられた作曲家を名演奏でじっくりと掘り起こすコリーのアルバム
 ショパンの俗世的な優雅さとワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』の非常に「重い」半音階進行をどうしたら組み合わせることができるのか? フェリックス・ブルーメンフェルトは、今日では作曲家としてはほとんど忘れられていますが、その答えを知っていました。彼が作曲した前奏曲Op.17 No.19が見事にそれを示しています。
 『ノクターン=ファンタジー』『ソナタ=ファンタジー』『性格的変奏曲』――これらの作曲タイトルを見れば、ブルーメンフェルトが形式的なことにとらわれていないことがわかります。このことは彼が自分の時代に向き合っていたこと、大衆がどのような音楽を求めているかを正確に知っていたことを意味しています。
 カール=アンドレアス・コリーはチェコの作曲家ヨゼフ・スークに続き、このブルーメンフェルトのCDでも私たちに長い間忘れられていたピアノのレパートリーを届けてくれました。
 

902-20456
(SACD Hybrid)
\3100
《ウルリヒ・ツァイトラー:ヴェニ・サンクテ・スピリトゥス》
 ウルリヒ・ツァイトラー(*1967):
  ヴェニ・サンクテ・スピリトゥス
   (12人のソリスト、合唱、ヴァイオリン、ヴィオラ、
    クラリネット、アコーディオン、ピアノのための)
ウルリヒ・ツァイトラー(指揮)
アンサンブル333
 Anna Gschwend,、Julia Gro?steiner、
 Mirjam Striegel、Marie-Christine K?bertein(ソプラノ)、
 Isabel Pfenfferkorn(メッゾ・ソプラノ)、
 Dobrochna Payer(アルト)、
 Christoph Gabathuler、Neal Banerjee、
 Manuel Ried(テノール)、
 Israel Martins dos Reis、Alvaro Etcheverry、
 Martin Peters(バス)、
 Raikan Eisenhut(ヴァイオリン)、
 Andreas Eisenhut(ヴィオラ)、
 Bernhard Klas(クラリネット)、
 Dra?en Gvozdenovi?(アコーディオン)、
 ヘルムート・レーシャー(ピアノ)
 聖歌とジャズの絶妙の組み合わせで人気沸騰!
 好評だった聖歌とジャズが融合したウルリヒ・ツァイトラーの『ミサ・クレド』に続き、今回作曲家と教会音楽家は新たなグレゴリオ聖歌の課題に取り組みました。伝統的な五旬節のセクエンツィア「ヴェニ・サンクテ・スピリトゥス」と、さらに古いラバヌス・マウルスによる聖歌「ヴェニ・クレアトール・スピリトゥス」、そしてジャズの要素を取り入れた彼の現代音楽言語とを結び付けた作品です。
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307-20722
\2400→\2190
弦楽四重奏版『ハンマークラヴィーア』ソナタ
 そして弦楽四重奏版『レオノーレ』&『フィデリオ』序曲

 ベートーヴェン:
  1) ピアノ・ソナタ第29番『ハンマークラヴィーア』Op.106、
  2) 『レオノーレ』序曲第3番Op.72b、
  3) 『フィデリオ』序曲Op.72c
ライプツィヒ弦楽四重奏団
 コンラッド・マック、
 ティルマン・ビューニング(ヴァイオリン)、
 イーヴォ・バウアー(ヴィオラ)、
 マティアス・モースドルフ(チェロ)
 技術の高さが求められるベートーヴェンのピアノ曲を弦楽四重奏で聴く

 ベートーヴェンのピアノ・ソナタOp.106『ハンマークラヴィーア』は、複雑で多くを求められるものが多かった彼の後期の作品の中でも最たるものであると見られてきました。
 ベートーヴェンの死後数十年を経てフランツ・リストが現れて初めてこのソナタの持つありえないほどの技術に挑戦することが可能になりました。弦楽四重奏版は初め、この巨大な作品の複雑な構成を把握するガイドとしてデイヴィッド・プライラーによって用意されたものです。
 ベートーヴェンはピアノの88の鍵盤の使用を求めていますが、それはその時代には驚くべき要求でした。この極端な音域は弦楽四重奏版でも同じです。

 ライプツィヒ弦楽四重奏団のような最高レベルのアンサンブルだけがその跳躍を可能にする魔力(魅力)と技術を持っているのです。
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603-20772
(2CD)
\2400→\2190
復活!ファン待望・熱望・渇望!
 《フィリップ・シャルヴェンカ:室内楽曲集》

 フィリップ・シャルヴェンカ(1847-1917):
 《CD 1》
  1) ピアノ三重奏曲ト長調Op.112、
  2) ソナタ ト短調Op.116(チェロとピアノのための)、
  3) ピアノ三重奏曲嬰ハ短調Op.100 /
 《CD 2》
  1) 弦楽四重奏曲ニ短調Op.117、
  2) 弦楽四重奏曲ニ長調Op.120、
  3) ピアノ五重奏曲ロ短調Op.118
トリオ・パルナッスス(CD 1)、
マンハイム弦楽四重奏団(CD 2)、
トーマス・ドゥイス(ピアノ)(CD 2: 3)

 ファン待望・熱望・渇望!
 室内楽愛好者待望のフィリップ・シャルヴェッカ:室内楽曲集が復活!

 4 曲のピアノ協奏曲や優れたピアノ作品で知られるフランツ・ クサヴァー・シャルヴェンカではなく " シャルヴェンカ兄弟 " の兄、 フィリップ・ルートヴィヒ・シャルヴェンカ。

 ポーランドとドイツ両国の流れを汲み、弟と共にシャルヴェンカ 音楽院をす創設し院長も務めた兄フィリップ。名声では弟が 1 歩先を進んでいるシャルヴェンカ兄弟だが、弟と同様にポーランドの舞曲などを取り入れた秀作の数々が、兄フィ リップの弟に勝るとも劣らぬ才能と功績を証明してくれている。
 フィリップの音楽は弟に比べるとアカデミックな作風といわれるが、室内楽作品は気品と情熱にあふれた正統派の傑作が多く、昔から熱烈なファンが多い。
 これらの録音もリリースされた当初センセーションを巻き起こしたが、その後長い間カタログから姿を消していた。
 とくにピアノ三重奏曲はトリオ・パルナッススの90年代の大傑作録音だが、一発でほれてしまうようなむちゃくちゃカッコいい作品。ずっと再発を待っていた方は多いと思う。

 今回まさにファン待望・熱望・渇望の復活。しかも2枚で1枚分の価格。MD+G、えらい。




シャルヴェンカのもうひとつの代表作ヴァイオリン・ソナタ
ヴァイオリンはなんと・・・・


TXA 16075
\3000
フィリップ・シャルヴェンカ:
  (1)ヴァイオリン・ソナタ ロ短調Op.110
  (2)ヴァイオリン・ソナタ ホ短調Op.114
  (3)組曲Op.99
ナターリャ・プリシェペンコ(ヴァイオリン)
オリヴァー・トリェンドル(ピアノ)
 録音:2015年11月/プラネック銅の家(ミュンヘン)/65’ 50”

 フィリップ・シャルヴェンカ(1847-1917) のヴァイオリン・ソナタは代表作で、嬉しい登場。
 ブラームスやフランクのヴァイオリン・ソナタの系譜上にある作品で、終始真摯な感情と熟達した書法で感動的。
 1973 年シベリア生まれのヴァイオリニスト、ナターリャ・プリシェペンコは1990 年のパガニーニ国際コンクール優勝の実力派。



///////////////////////////////////

 ナターリャ・プリシェペンコ・・・
 今まで何をしていたのか。。。

 ようやくソロ・アルバムで登場。

 プリシェペンコ、・・・誰?

 あのアルテミス四重奏団のヴァイオリニスト。
 正確には「だった」ひと。



 なんとプリシェペンコは、2012年、ラトヴィア出身の女流奏者ヴィネタ・サレイカに変わってしまったのである!
 アルテミス四重奏団を抜けてしまったのである!

 そんなばかな!!

 その後アルテミス四重奏団はそれなりにがんばってはいる。
 しかし・・・。


 そしてその後プリシェペンコの消息はCDの世界ではまったく聞かなくなっていた。

 そのプリシェペンコがドイツの超マイナー・レーベルTYXART からソロ・アルバムで登場したわけである。




フィリップ・シャルヴェンカ管弦楽作品集


 シャルヴェンカはシャルヴェンカでもフランツ・クサヴァーではなく、シャルヴェンカ兄弟の兄であるフィリップ・ルートヴィヒ・シャルヴェンカの管弦楽作品集。
 ギリシャのアルカディアを題材とした組曲や、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」をベースとした優美な「愛の音楽」など弟のフランツ・クサヴァーに劣らぬ才能を作品から窺い知ることが出来る。
 2005年にはガブリエル・フェルツの後任としてチューリンゲン州立歌劇場の音楽監督に招聘されたスウェーデンのマエストロ、 エリク・ソレーンのタクト捌きにも注目。



STERLING
CDS 1071-2
\3200
フィリップ・ルートヴィヒ・シャルヴェンカ(1847−1917):
 交響詩《fruhlingswogen》Op.87/
 管弦楽のための《アルカディア組曲》ロ長調Op.76/
 管弦楽のための幻想的小品《愛の音楽》Op.40
クリストファー・フィフィールド(指揮)、
イェヴレ交響楽団
STERLING
CDS 1079-2
\3200
P・L・シャルヴェンカ:
 森と山の精 Op.37
 劇的幻想曲 Op.108
 2つのポーランド民族舞曲 Op.20
エリク・ソレーン(指揮)、
アルテンブルク=
 ゲラ・フィルハーモニー管弦楽団






DYNAMIC



CDS-7816
(2CD)
\3600
※DVD&Blu-ray同時発売
ジャコモ・プッチーニ(1858-1924):
 歌劇《西部の娘》

  三幕のオペラ
ミニー:エミリー・マギー(ソプラノ)
ディック・ジョンソン(盗賊ラメレス):ロベルト・アロニカ(テノール)
ジャック・ランス:クラウディオ・スグーラ(バリトン)
ニック:ブルーノ・ラッザレッティ(テノール)
アシュビー:ジョン・ポール・ハックル(バス)
ソノーラ:ジャンフランコ・モントレゾール(バリトン)
シッド:パオロ・オレッキア(バリトン)/
トリン:アントネッロ・チェロン(バリトン)
ベロ:トッマーゾ・バレア(バリトン)/
ハリー:オルランド・ポリドーロ(バリトン)
ジョー:エンリコ・コッスッタ(バリトン)/
ハッピー:イワン・マーリノ(バリトン)
ラーケンズ:ドナート・ディ・ジョイア(バス)
ビリー・ジャックラビット:エンリコ・マルケジーニ(バス) 他
指揮:ユライ・ヴァルチュハ
サン・カルロ歌劇場管弦楽団・合唱団
合唱指揮:マルコ・ファエッリ
 1910年12月10日、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場の初演で大成功を収めた歌劇《西部の娘》は《ラ・ボエーム》《トスカ》、《蝶々夫人》に続き、プッチーニに世界的な名声をもたらしました。
 近年、この作品はプッチーニが、伝統的なオペラの枠組みを破り、現代的な音楽語法を用いて創作した作品としての評価が高まっています。この上演では、アメリカのソプラノ、エミリー・マギーが題名役をドラマティックに演じ、テノールのロベルト・アロニカとバリトンのクラウディオ・スグーラがマギーの両脇を性格俳優のように見事に固めています。指揮のユライ・ヴァルチュハはイタリア批評界で最も権威のある『イタリア・批評家賞』2018年のベスト・コンダクターに輝いた俊英です。

 収録: 2017年12月 サンカルロ歌劇場
 

CDS-7817
\2300
スメタナ(1824-1884):弦楽四重奏曲集
 1-4.弦楽四重奏曲 第1番 ホ短調「わが生涯より」
 5.歌劇《売られた花嫁》より「喜劇役者の踊り」
 6.歌劇《売られた花嫁》より「ポルカ」
 7-10.弦楽四重奏曲 第2番 ニ短調
エネルジエ・ノーヴェ四重奏団
【メンバー】
 ハンス・リヴィアベッラ(ヴァイオリン)
 バルバラ・チアンナメア=モンテ・リッツィ(ヴァイオリン)
 イヴァン・ヴクセヴィツ(ヴィオラ)
 フェリックス・フォーゲルザンク(チェロ)
 スイスのルガーノを本拠地とし、プロコフィエフ、ヤナーチェクの弦楽四重奏曲での優れた演奏で知られる「エネルジエ・ノーヴェ四重奏団」。
 アンサンブル名の「エネルジエ・ノーヴェ」とは1918年にトリノで創刊された雑誌の名前で、当時のイタリアにおける政治や文化について鋭い批評が掲載されたことで知られており、彼らはその名前にふさわしいエネルギッシュな演奏を常に繰り広げています。
 今作では取り上げたのはスメタナの作品。作曲者の自伝的作品ともいえる「わが生涯より」と、激しい感情表現で知られる「弦楽四重奏曲第2番」を中心に《売られた花嫁》からの2曲の舞曲を合わせたプログラムを見事に演奏、アンサンブルの力量を存分に示しています。

 録音 2015年6月.9月 RSI - Auditorio Stelio Molo, Lugano, Switzerland
 


CDS-7819
\2300
「ナポリの」アントニオ・ストゥリキ(18世紀):
 1-4.ソナタ 第1番 ハ長調  Op.1-1
 5-8.ソナタ 第2番 ホ短調  Op.1-2
 「フラッソ・テレジーノの」ニコラ・カランドーロ(1715-1759/60):
  9-11.ソナタ 第2番 ト長調
 フランチェスコ・リクペロ(1750年代-1806頃):
  12-14.ソナタ 第6番 ハ長調
  15-17.ソナタ 第16番 ト長調
 ジェンナーロ・ラーヴァ(不明-1779):
  18-20.ソナタ ロ短調
 アントニオ・カプーティ(1720/30-1800年以降)
  21-23.ソナタ ニ長調
レナータ・カタルディ(フラウト・トラヴェルソ)

パルテノペ・ストラヴァガンテ(アンサンブル)
【メンバー】
 レオナルド・マッサ(チェロ)
 デボラ・キャピタニオ(ハープシコード)
 18世紀ナポリには数多くの優れた音楽家がいました。ただしその多くは歴史の流れに呑み込まれ、現代まで名前が残っている人はほどんどいません。
 ボローニャで学んだフルート奏者カタルディは18世紀ナポリ音楽の研究者でもあり、この時代の作品の発掘と復興に尽力、各地の図書館などに保存されている楽譜を探し出し演奏しています。
 このアルバムに収録されている作品もそのような「忘れられた作曲家」によって書かれたもので、もちろんこれまでに録音されたことがなく、どれも貴重な作品ばかり。埋もれた傑作が鮮やかによみがえります。
  世界初録音 

  録音 2015年3月28-29日.7月4-5日 Church of Santa Caterina da Siena, Naples, Italy



<メジャー・レーベル>
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WARNER ERATO



9029570807
\2500
ロト&ロンドン響/カプソン!
 バルトーク:
  ヴァイオリン協奏曲第1番 Sz.36, BB48a
  ヴァイオリン協奏曲第2番 Sz.112, BB117
ルノー・カプソン(ヴァイオリン)
ロンドン交響楽団
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
 録音:2017年10月ロンドン、Jerwood Hall of St Lukes 

 バルトークのヴァイオリン協奏曲と言えば、ゾルタン・セーケイの依頼によって書かれた色彩豊かな「第2番」が知られています。1939年にセーケイの独奏、メンゲルベルク指揮のアムステルダム・コンセルトヘボウによって初演されたこの曲は、ハンガリー舞曲の様式と、近代的な作風によるモダンさを兼ね備えた技巧的なもので、バルトーク作品の中でも高い人気を誇っています。
 それに比べ、第1番はそれよりも30年ほど前に書かれ、彼が当時思いを寄せていたという女性ヴァイオリニスト、シュテフィ・ゲイエルに捧げられた曲。この恋は実ることなく、作品も彼女がしまい込んでしまっていたため、作品が初演されたのは彼女がこの世を去った2年後(バルトークの死後13年後)の1958年になってからという「幻の協奏曲」です。作風は若々しく、冒頭の幻想的なヴァイオリン・ソロのメロディは当時彼が魅了されていた後期ロマン派風の響きを持つ美しいもの。民族的要素もあまり感じられません。

 幅広いレパートリーを持つルノー・カピュソンと、クサヴィエ・ロトはこの2曲の協奏曲を、全く違うキャラクターを持つ作品として認識し、各々の曲の長所を最大に生かして演奏しています。
 第1番ではヴァイオリンとオーケストラは共鳴し、旋律を美しく幻想的に歌い上げ、第2番では洗練された作品として、ヴァイオリンはオーケストラと印象的な対話を繰り広げます。
 2017/18からロンドン交響楽団の首席客演指揮者に就任したロトにとって、このルノー・カピュソンとの共演はとても楽しいものであったと語り、この演奏ではソリスト、指揮者の両者はお互いの長所を極限まで引き立てています。






<映像>


DYNAMIC(映像)


DYNDVD37816
(DVD)
\3600
※CD同時発売
ジャコモ・プッチーニ(1858-1924):
 歌劇《西部の娘》 三幕のオペラ

  原作:デイヴィッド・ベラスコ『黄金の西部の娘』
  台本:グェルフォ・チヴィニーニ&カルロ・ザンガリーニ
ミニー:エミリー・マギー(ソプラノ)
ディック・ジョンソン(盗賊ラメレス):ロベルト・アロニカ(テノール)
ジャック・ランス:クラウディオ・スグーラ(バリトン)
ニック:ブルーノ・ラッザレッティ(テノール)
アシュビー:ジョン・ポール・ハックル(バス)
ソノーラ:ジャンフランコ・モントレゾール(バリトン)
シッド:パオロ・オレッキア(バリトン)/トリン:アントネッロ・チェロン(バリトン)
ベロ:トッマーゾ・バレア(バリトン)/ハリー:オルランド・ポリドーロ(バリトン)
ジョー:エンリコ・コッスッタ(バリトン)
ハッピー:イワン・マーリノ(バリトン)
ラーケンズ:ドナート・ディ・ジョイア(バス)
ビリー・ジャックラビット:エンリコ・マルケジーニ(バス)
ウォークル:アレッサンドラ・ヴィセンティン(メゾ・ソプラノ)
ジェイク・ウォーラス:カルロ・ケッキ(バリトン)
ホセ・カストロ:フランチェスコ・ムジヌ(バス)
郵便配達夫:アルマンド・ヴァレンティーノ(テノール)
指揮:ユライ・ヴァルチュハ
サン・カルロ歌劇場管弦楽団・合唱団
合唱指揮:マルコ・ファエッリ
舞台監督・舞台美術・衣装:ウーゴ・デ・アナ
照明:ヴィニチオ・ケリ

DYNBRD57816
(Blu-ray)
\4600
※CD同時発売
 プッチーニが斬新な音楽語法で描くマカロニ・ウェスタン・オペラ《西部の娘》!
 
ゴールドラッシュに沸くカリフォルニアの酒場の娘ミニーは荒くれ男どものアイドル。そこに流浪の男ディック・ジョンソン(実は盗賊の首領ラミレス)が現れ、ミニーに好意を抱く保安官ランスと恋のさや当てを演ずる。ミニーの自宅を訪れ愛を語らうジョンソンだったが、実は盗賊ラミレスであることが発覚し、追手により撃たれて負傷、更に捕らえられて縛り首を宣告されるが…

 1910年12月10日、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場の初演で大成功を収めた歌劇《西部の娘》は《ラ・ボエーム》《トスカ》、《蝶々夫人》に続き、プッチーニに世界的な名声をもたらしました。
近年、この作品はプッチーニが、伝統的なオペラの枠組みを破り、現代的な音楽語法を用いて創作した作品としての評価が高まっています。本映像は、ナポリのサン・カルロ歌劇場で2018年のシーズン開幕公演の演目としてアルゼンチン出身の高名な舞台監督ウーゴ・デ・アナの西部劇を彷彿とさせるリアルな演出と、ユライ・ヴァルチュハの表情豊かな指揮で上演され、絶賛を浴びた公演の収録です。
 アメリカのソプラノ、エミリー・マギーが題名役をドラマティックに演じ、テノールのロベルト・アロニカとバリトンのクラウディオ・スグーラがマギーの両脇を性格俳優のように見事に固めています。指揮のユライ・ヴァルチュハはイタリア 批評界で最も権威のある『イタリア・批評家賞』2018年のベスト・コンダクターに輝いた俊英。映像は経験豊かなビデオ監督ティツィアーノ・マンチーニにより4Kによって収録されています。


 収録: 2017年12月 サンカルロ歌劇場(ナポリ)4K収録 ビデオ監督:ティツィアーノ・マンチーニ 収録時間:144分 映像: NTSC ? 16:9 音声:  PCM 2.0 ? Dolby digital 5.1(DVD) PCM STEREO 2.0 - DTS 5.1 HD Master Audio(BD) 字幕: 伊・英・仏・独・日・韓
















5/22(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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CHRISTOPHORUS



CHR 77424
¥2600
人類史上もっとも長く破壊的な戦争の1つ
 三十年戦争の音楽 〜われらに平和を与えたまえ 〜
  皇帝に捧げられた政治的な歌「テ・デウム」
   戦意高揚を煽る音楽
    戦争の悲惨さを描いたものや平和と安寧をもとめる作品
ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル
アルノ・パドゥフ(指揮)
  シュッツ:シンカルマ・ムジクム 《En novus elysiis》 SWV.49/
  ニコラウス・ヴァイスベック:世界の門を上げ/
  ヨハン・シクスト・フォン・レルヘンフェルス:テ・デウム、主よ平和を与えたまえ/
  ポルジッツ&ヴェゼリッツ:主により頼む人は/
  パウル・シェーファー:主に向かって喜び歌おう/
  シュッツ:主よ平和を与えたまえ SWV.465/
  マルクス・ディートリヒ・ブランディシウス:英雄が勇敢に戦った/
  アンドレアス・デューベン:われ良き戦いを戦い/
  シュッツ:ドイツの長い戦いが SWV.338/
  ヨハン・ヒルデブラント:おお神よ, われらは知らなかった/
  マティアス・ヴェックマン:町はなんと静まり返っているか/
  シュッツ:われらに平和を与え給え&われらの支配者に SWV.372&373
 三十年戦争から400年、シュッツ他、三十年戦争にまつわる音楽

 今から400年前、ドイツ(神聖ローマ帝国)を中心に起こった人類史上もっとも長く破壊的な戦争の1つと言われる、「三十年戦争(1618年〜1648年)」にまつわる宗教作品集。皇帝に捧げられた政治的な歌「テ・デウム」や戦意高揚を煽る音楽から、戦争の悲惨さを描いたものや平和と安寧をもとめる作品まで、ハインリヒ・シュッツを中心に当時の様々な作曲家が遺した音楽から「三十年戦争」を振り返るという意義深いアルバムです。
 ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブルは、ドイツのコルネット奏者アルノ・パドゥフが1995年に設立したピリオド・アンサンブル。これまで、アンサンブル名の元となったヨハン・ローゼンミュラーをはじめ、ヨハン・カスパル・ケール、アルブレヒト・フォン・ブランデンブルク、ヨハン・パッヘルベル、ダニエル・ボリウス、セバスティアン・クヌッファーなど、17世紀〜18世紀の知られざる音楽を歴史的資料に基づき演奏・録音してきました。

 ※録音:2017年8月28日−31日、レッシンク聖ペテロ&パウロ教会(ドイツ)
 
CHR 77428
【新装再発売】
¥2600
セバスティアン・クニュプファー:宗教的コンチェルト集
 私の神の思う事は/深き淵よりわれ汝を呼ぶ/
 エルサレムよ、主をほめたたえよ/
 今ぞみな神に感謝せよ/主よ、滅びより救いたまえ/
 見よ、何という幸せ、何という喜び/何を食べようか/
 神のひとり子なる主キリスト
ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル
アルノ・パドゥフ(指揮)
 J.S.バッハの3代前にトーマスカントルを務めたドイツの音楽家、セバスティアン・クニュプファー(1633−1676)の声楽とアンサンブルによるドイツ語とラテン語の宗教的コンチェルト集。わずか24歳でライプツィヒ聖トーマス教会のカントル(トーマスカントル)という要職に就き、シュッツなど当時の重要な音楽家たちと交流を持ちながら、43歳という若さで亡くなったクニュプファ―。現存する作品はわずかしか残っておらず、このアルバムに収録されている作品の大半も、当時世界初録音だったものです。

 ※録音:2004年10月18日−20日、ドイツ/CHR 77276からの新装再発売。




DREYER GAIDO


CD 21106
(2CD/特別価格)
¥3800
アロイス・ブレーダー:歌劇《死者の妻たち》
 CD1:バーション1(英語)
 CD2:バーション2(ドイツ語)
ヨハネス・ペル(指揮)
エアフルト・フィルハーモニー管弦楽団
エアフルト歌劇場合唱団
 エアフルト歌劇場の委嘱により、ドイツの作曲家アロイス・ブレーダー(b.1961)が2008年〜2010年に作曲し、2013年に初演されたオペラ「死者の妻たち」の初演ライヴ。
 アメリカの作家ナサニエル・ホーソーン(1804−1864)が書いた同名の短編小説「死者の妻たち(The Wives Of The Dead)」のストーリーを元に、アロイス・ブレーダーがリブレットを書いており、CD1に英語版、CD2にドイツ語版が収録されています。

 ※録音(ライヴ):2013年2月2日−16日、エアフルト歌劇場(ドイツ)



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OPUS ARTE(CD)



OACD9033D
(4CD)
\4000→\3690
指揮:ペーター・シュナイダー
ワーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》
 バイロイト祝祭劇場2009
トリスタン:ロバート・ディーン・スミス
イゾルデ:イレーネ・テオリン
ブランゲーネ:ミシェル・ブリート
クルヴェナル:ユッカ・ラシライネン
マルケ王:ロベルト・ホル
メロート:ラルフ・ルーカス
若い水夫:クレメンス・ビーバー
羊飼い:アーノルド・ベズイエン
舵取り:マーティン・スネル

指揮:ペーター・シュナイダー
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
 カテリーナ・ワーグナー時代を迎えたバイロイト音楽祭で2009年クリストフ・マルターラー演出、新制作された楽劇《トリスタンとイゾルデ》のライブ収録。
 端正な騎士然としたロバート・ディーン・スミスと迫力溢れる歌唱のイレーネ・テオリンの二人が表題役を演じ、ペーター・シュナイダー指揮によるバイロイト祝祭管弦楽団と合唱団が楽劇全体をしっかり支えるバイロイトの《トリスタンとイゾルデ》に新たな一章を加える好演です。

 収録:2009年8月9日バイロイト祝祭劇場におけるライブ
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OACD9034D
(3CD)
\4000→\3690
指揮:アンドリス・ネルソンス
ワーグナー:歌劇《ローエングリン》
 バイロイト音楽祭2011
ドイツ王ハインリヒ:ゲオルク・ツェッペンフェルト
ローエングリン:クラウス・フローリアン・フォークト
ブラバントのエルザ姫:アネッテ・ダッシュ
フリードリヒ・フォン・テルラムント:ユッカ・ラシライネン
オルトルート:ペトラ・ラング
王の伝令:サミュエル・ユン

指揮:アンドリス・ネルソンス
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
 旧来のワーグナー歌歌手の固定概念を覆す新時代のヒーロー、クラウス・フローリアン・フォークトが、2008年の《マイスタージンガー》でのバイロイト・デビューに続き2011年に題名役でハンス・ノイエンフェルス演出の《ローエングリン》に登場し、鮮烈な印象を残しました。
 前年2010年にバイロイト・デビューを飾った新進気鋭のアンドリス・ネルソンスが、バイロイト祝祭管弦楽団と合唱団から充実した音楽を引き出しています。

  収録:2011年8月14日バイロイト祝祭劇場におけるライブ




HCR


HCR 18
¥2300
「ピタゴラスの彼方へ」
 〜モンティ・アドキンス(b.1972)&ポーリナ・サンディン:
  エレクトロニクス作品集

   (1)「出現」(2015)
    〜サキソフォン四重奏とエレクトロニクスのための
   (2)「スペクトル・シャード」(2017)
    〜2つのガラス製品(花瓶)とエレクトロニクスのための
   (3)「割れたこだま」(2014)(共作:ジョニー・アクセルソン)
    〜打楽器とエレクトロニクスのための
   (4)「円形」(2017)
    〜サキソフォン四重奏とエレクトロニクスのための
モンティ・アドキンス(エレクトロニクス)
ポーリナ・サンディン(エレクトロニクス)
(3)ジョニー・アクセルソン(エレクトロニクス
(1)(4)ストックホルム・サキソフォン四重奏団
 トリップ必至!?ライヴ・エレクトロニクス作品!新世代のメディテーション、アンビエント・ミュージック!

 録音:(1)(4)2017年11月ストックホルム、(2)2015年3月ポーリナ・サンディン・プライヴェート・スタジオ、(3)2015年3月ハダーズフィールド大学[52:05]

 モンティ・アドキンスはイギリスの電子音楽の作曲家でフランスのIRCAMにも招かれ、電子音楽の研究と発表を行っている。この作品集に収録されている音楽はいずれもアコースティックな楽器とのライヴ・エレクトロニクス作品でその静謐な美しさはアンビエント・ミュージックとしても楽しめる。
 《出現》ではサキソフォン四重奏による豊かなハーモニーがコンピュータによってリヴァーヴされ、ギャヴィン・ブライヤーズのようなメランコリックな情感を作り出す。ブライヤーズ、ブライアン・イーノ、ハロルド・バッドが好きな人なら気に入るはず。
 

HCR 17
¥2300
ファントム・イメージズ
 (1)キャスリーン・ヤング:「ダフネとデリラのためにII」(2017)
  〜バスーンとエレクトロニクスのための
 (2)クリス・マーサー:「ファントム・イメージズ」(2017)
  〜スタジオ・オーケストラのための
 (3)チャーメイン・リー&サム・プルータ:クォークス(2017)
  〜声とエレクトロニクスのための
 (4)アーロン・キャシディ:「たとえば・・・」(2017)
  〜エレクトロニクスのための
(1)キャスリーン・ヤング
  (Fg,エレクトロニクス, ミキシング)
 エリック・フェルナンデス(ミキシング)
(2)クリス・マーサー(全楽器、ミキシング)
(3)チャーメイン・リー(声)
 サム・プルータ(エレクトロニクス)
(4)アーロン・キャシディ(エレクトロニクス)
 ミュージック・コンクレートの新作集!

 録音:(1)2017年11月シカゴ大学CHIMEスタジオ(2)ノース・ウェスタン大学ライアン・センター・スタジオ(3)2017年9月30日ニューヨーク[51:47]

 ハダーズフィールド大学自主制作による新しい世代の作曲家を紹介するアンソロジー。このディスクではアコースティック楽器とライヴ・エレクトニクスもしくは完全な電子音楽、ミュージック・コンクレートによる作品が収められている。ヤングの《ダフネとデリラのためにII》でバスーンはそれとわかる音では登場せず、エレクトロニクスによって完全に解体されている。
 マーサーの《ファントム・イメージズ》はオーケストラの音響はコンピュータによって解体された音響と生演奏が渾然一体となりカオスを生み出す。チャーメイン・リーの《クォークス》は作曲者の声で構成されたミュージック・コンクレート。キャシディの《たとえば・・・》は1960年代の懐かしいピー・ポポ(笑)風の電子音楽。




NEOS

NEOS 10819
¥2400
「中村功プレイズ・ソロ・パーカッション・ワークス」 中村功(Perc)
 (1)エリオット・カーター(1908-2012):4台のティンパニのための8つの小品より第1、5曲(1949)
 (2)ニコラウス・A.フーバー(b.1939):同じものは同じではない(1978)〜スネア・ドラムのための
 (3)マウリツィオ・カーゲル(1931-2008):「エクゾティカ」(1971/72)より「ソロ」〜声とタンバリンのための
 (4)ヨンギ・パク=パーン(b.1945):タ=リョンIV(1991)
 (5)ペーター・エトヴェシュ(b.1944):「三角形」(1993)より「雷」〜ソロ・バス・ティンパニのための
 (6)ヤニス・クセナキス(1922-2001):ルボン(1987-89)〜ソロ・パーカッションのための
 (7)細川俊夫(b.1955):線VI(1993)〜ソロ・パーカッションのための
 日本を代表する世界的打楽器奏者、中村功の打楽器ソロ・リサイタル盤登場!

 録音:2007-08年[60:15]

 中村功は大阪出身で東京藝大よりドイツ・フライブルク国立音大に留学、ダルムシュタット夏期現代音楽講習会でも研鑽を積んだ。以来、多くの作曲家の支持を得て彼らの多くの作品を初演している。
 作曲家はシュトックハウゼン、ケージ、カーゲル、ホリガー、細川俊夫など枚挙に暇がない。このディスクでは、ヨンギ・パク=パーン、エトヴェシュ、細川の作品は彼のために書かれたもの。無国籍風の怪しげな民謡?を歌いながらタンバリンを叩くカーゲルの「ソロ」は抱腹絶倒。他に細川の沈黙と測り合うかのような神秘的な代表作「線VI」も聴きどころ。
 日本を代表する打楽器奏者、中村功のおそらくは世界初のソロ・ディスク。
 
NEOS 11730
(SACD HYBRID)
¥2400
「ムジカ・ヴィヴァ・ミュンヘンVol.30」
 モーリッツ・エッゲルト(b.1965):
  (1)「ミューザック」-デヴィッド・ボウイの追憶に(2016)
   〜声と管弦楽のための
  (2)《ナンバー9/マッセ(群衆)》(2008)
   〜大管弦楽のための
バイエルン放送交響楽団
(1)モーリッツ・エッゲルト(Voice)
(1)デヴィッド・ロバートソン(指揮)
(2)ペーター・ルンデル(指揮)
 ムジカ・ヴィヴァ・ミュンヘン・シリーズ第30巻!「デヴィッド・ボウイの追憶に」〜モーリッツ・エッゲルト作品集

 録音:(1)2016年6月、(2)2010年2月(ともにムジカ・ヴィヴァ・コンサート・ライヴ録音) [60:25]

 COL LEGNOレーベルで始まったバイエルン放送による新作紹介シリーズ「ムジカ・ヴィヴァ・ミュンヘン」のシリーズも第30巻が発売になります(と言いながら29巻は未発売)。
 モーリッツ・エッゲルトは作曲家、ピアニスト、パフォーマーとしてマルチな活動をしているドイツの音楽家。
 ドイツとは因縁浅からぬデヴィッド・ボウイの追憶に捧げられた《ミューザック》はロックのビートとハーモニーがオーケストラのクラスター、不協和音とぶつかり合う中、作曲者自らがボウイの詩の断片を語り、叫ぶというユニークな作品。
 《ナンバー9》は大オーケストラのクラスターと執拗なリズムの反復がジャーマン・プログレを思わせる。アカデミックな前衛とは異なるドイツ現代音楽のいまを知る一枚。
 
NEOS 11810
(2CD)
¥4800
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
 〜デヴィッド・スマイヤーとアンサンブル20/21・10周年
デヴィッド・スマイヤーズ(指揮)
アンサンブル20/21
  CD1)
   ニクラス・シドゥル(b.1983):「クノル/昔と同じくここでもDMで支払うことができる」(2009)
   パク・ミョンフン(b.1980):「ジャム」(2011)
   リサ・シュトライヒ(b.1985):「グラタ」(2011)
   ゲオルク・カッツァー(b.1935):「…従って私は…」(2012)
   フリアン・キンテロ・シルバ(b.1983):「彼のステップは磁化された垂直の風景をインストールする」(2013)
  CD2)
   松澤貫史(b.1973):「人生の万華鏡の旋律」(2014)
   アトゥリ・インゴルフソン(b.1962):「妊娠」(2014)
   ダニエル・クエト(b.1986):キプ(2015)
   ヨンギ・パク=パーン(b.1945):「詩人の創造的な踊りII」〜デヴィッド・スマイヤーによる版(2015)
   サミール・オデー・タミミ(b.1970):「マルドゥック」(2014)
   ダミアン・ショル(b.1988):《風の強い柔らかな誕生》(2016)
 バック・トゥ・ザ・フューチャー

 録音:2010-2016年 CD1[56:39] CD2[58:54]

 指揮者デヴィッド・スマイヤーズ率いるアンサンブル20/21がこれまで演奏した数々の作品を集成。
 アンサンブル20/21はスマイヤーの指導のもとドイツのケルン音楽院の学生を中心に結成されたアンサンブルで、これまでにリーム、細川俊夫、ラッヘンマン、シュトックハウゼンら名立たる作曲家たちの作品を初演、再演してきた。
 このアルバムはこれまで演奏してきたプログラムの中で(ヨンギ・パク=パーンらベテランの作品も一部あるものの)若手から中堅作曲家の作品を中心にセレクトしている。
 いずれも実験性の色濃い作品ばかりでドイツを拠点に活動する若手たちの最新の動向をしることができる。
 
NEOS 11707
¥2400
アンドレアス・プフリューガー(b.1941):
 ヴァイオリンとピアノのための作品集

  (1)2つのヴァイオリンとピアノのための5つの小品(2012/13)
  (2)「もうひとつの風」(1989)
  (3)インコントリ(出会い)(1998)
  (4)ヴァイオリン・ソナタ「1993」(1992/1993)
  (5)「…石…」(1992/1993)〜無伴奏ヴァイオリンのための
カタリーナ・シャムベック(Vn)
ガブリエレ・ルケリーニ(Pf)
(1)ユン・ナヨン(Vn)
 録音:2017年10月 [67:10]

 アンドレアス・プフリューガーはスイスの作曲家。ルドルフ・シュタイナー学校を経て数学と自然科学を学んだ後、イゴール・マルケヴィッチに指揮、ルイス・デ・パブロに作曲を学んだ。さらにダルムシュタット夏季現代音楽講習会に度々出席しシュトックハウゼンほか当時の西側前衛音楽のイディオムを吸収している。
 しかしヴァイオリンとピアノのための作品を集成したこのアルバムでは前人未踏の超前衛を目指すと言うより、ベルク、バルトークなど20世紀のクラシック音楽の伝統に立ちつつ、さらに新しい表現を探求するといった姿勢をとっている。
 
NEOS 11813
¥2400
「マーンコップ・エディション7」
 クラウス=シュテッフェン・マーンコップ(b.1962):オーボエ作品集

  (1)ゴルゴネイオン(1990)〜オーボエ独奏のための
  (2)霧のイルミネーションI(1992/93)〜オーボエとピアノのための
  (3)孤独-夜想曲(1992/93)〜ピッコロ・オーボエのための
  (4)霧のイルミネーションII(1992/93)〜オーボエとピアノのための
  (5)W.A.S.T.E2(2002)〜オーボエとテープのための
  (6)霧のイルミネーションIII(1992)〜オーボエとピアノのための
  (7)オーボエへのオマージュ(2013)〜オーボエとアンサンブルのための
(1)(2)(4)-(7)
 ペーター・ヴィール(Ob)
(3)エルネスト・ロンボウト
 (ピッコロ Ob)
(2)(4)(6)
 スヴェン・トマス・キーブラー(Pf)
(7)ユージン・ウゲッティ(指揮)
 エリシオン(アンサンブル)
 録音:1994/2014-2016年 [76:50]/(1)(5)(7)世界初録音、(2)(3)(4)(6)(7)ライヴ録音

 NEOSにおけるマーンコップ作品集シリーズ第7弾。
 マーンコップはブライアン・ファーニホウ、クラウス・フーバーらに学び、いわゆる「新しい複雑性」と呼ばれるアカデミックな前衛技法を体現する作曲家のひとり。
 ここではオーボエのためのソロ、デュオ、アンサンブルあるいはテープを伴った作品が集められている。いずれも特殊奏法を活用しオーボエの機能の限界に挑むかのようなアグレシヴな作品。
 ペーター・ヴィールはホリガー以来の現代音楽を得意とする世界的なオーボエ奏者。彼の超絶技巧と特殊奏法によって作られるオーボエの様々な音色の変化に注目。




NMC


NMC D237
¥2300
「黒いオニキス」〜金管五重奏のためのジャズ作品集
 グウィリム・シムコック:ストンパー
 ローレンス・コットル:神聖なる穀物
 ケニー・ウィーラー:ワン・フォー・ファイヴ
 トリッシュ・クロウズ:マイティ・ペンシル
 マーク・ナイチンゲール:ロージーのために
 ジェーソン・レベロ:必然的な結果
 デヴィッド・パウエル:あなたのドアのシンボル
 ライアン・ノブル:想像上のダンス
 ガイ・バーカー:黒いオニキス
 ミック・フォスター:ハムレット物語
 コリン・スキナー:ファイヤー・ボックス
 マイク・ウォーカー:彼女を手放せ
オニクス・ブラス(金管五重奏):
 【ナイアル・キートリー(Trp)
  アラン・トーマス(Trp)
  アンドルー・サットン(Hr)
  エイモス・ミラー(Trb)
  デイヴィッド・ゴードン・シュート
   (Tuba)】
 オニクス・ブラスの金管五重奏のためのジャジーでお洒落な新作集!

 録音:2017年6月6-8日ロンドン[76:05]

 金管五重奏によるJazzyな新作ピースばかりを集めたブラス・ファン必携の粋な一枚。
 作曲者はいずれもイギリス国内で活動するジャズ・ミュージシャンか放送、映画や現代音楽に関わる作曲家。オニクス・ブラスは今年結成25年となるアンサンブルでメンバーはそれぞれBBC響、ロンドン響、イギリス国立歌劇場管弦楽団などで首席奏者を務めている。
 収録曲はいずれも5分前後で気楽に楽しめる内容。コンサートのオープニングやアンコール・ピースにふさわしいレパートリーを探しているアマチュアを含むブラス関係者にもお薦め。
 

NMC D240
¥2300
「人々のための音楽」
 〜アンドリュー・ハミルトン(b.1977):作品集

  (1)芸術好きな人々のための音楽
  (2)人々のために
  (3)ロジャー・ケースメントのための音楽
(1)アラン・ピアソン(指揮)
 クラッシュ・アンサンブル
 ミシェル・オルーク(Vo)
(2)ジュリエット・フレイザー(Sop)
 マキシヌ・エチャードー(Perc)
(3)アイヴズ・アンサンブル
 マイケル・ナイマン、ルイ・アンドリーセンが好きな人にお薦めアヴァン・ポップ系ミニマル・ミュージック

 録音:2016年9月 [76:52]

 アンドリュー・ハミルトンはアイルランド出身の作曲家。作曲をケヴィン・ヴォランズ、ルイ・アンドリーセンに師事したことからもある程度、推察できるように、彼の音楽はポップ、民族音楽の影響を受けたミニマル・ミュージック。しかし耳あたりがよいにも関わらず知的好奇心を刺激する様々な構造上の仕掛けがされている。
 《芸術が好きな人々のための音楽》では一聴してヴォーカル入りの安っぽいパンク風の音楽だがCDに傷がついて音飛びした時の状態を生演奏で再現するという酔狂なアイデアで書かれたミニマル・ミュージック。ヴォーカルが時々「イエーイ」と叫んだり息を吸いながらの発声をしたりノイジーな音にあふれている。《人々のための音楽》は疑似民族音楽風のリリカルな組曲。
 《ロジャー・ケースメントのための音楽》も短いフレーズを約20分延々と繰り返すアナーキーな音楽。マイケル・ナイマン、ルイ・アンドリーセン、M.アンソニー・タネジらが好きな人にお薦め。ブリティッシュ・ロック、実験音楽系の現代音楽の伝統は明らかに次の世代に受け継がれている。




NEW WORLD RECORDS



80803-2
\2100
ジェームズ・テニー作品
 1. Harmonium #1
 2. For 12 Strings (rising)
 3. Two Koans and a Canon: I. First Koan (a gentlerBeast)
 4. Two Koans and a Canon: II. Second Koan
 5. Two Koans and a Canon: III. [Canon]
 6. Voice(s)
 7. Blues for Annie
Scordatura Ensemble

 ジェームズ・テニー(1934年8月10日 - 2006年8月24日)は米国の現代音楽の作曲家・音楽理論家。

 ブルックリン・ポリテクニック、カリフォルニア芸術大学、カリフォルニア大学、ヨーク大学などで教壇に立ち、ジョン・ルーサー・アダムズやラリー・ポランスキーらの門人がいる。アメリカ現代音楽の理論家としてジョン・ケージからも絶大な信頼を得ていた。

 ニューメキシコ州シルヴァーシティで生まれ、デンヴァー大学やジュリアード音楽学校に学ぶかたわら、1958年にベニントン大学で文学士号を、1961年に文学修士号を取得。ピアノをエドゥアルト・シュトイアーマンに、作曲をカール・ラッグルズ、ジョン・ケージ、ハリー・パーチ、エドガー・ヴァレーズ、周文中らに師事。情報理論と作曲をリージャレン・ヒラーに師事し、確率論による初期のコンピューター音楽を作曲するが、その後はテープのディレイ効果や微分音・純正律を用いた器楽曲の創作に乗り換えた。
 演奏家としてはハリー・パーチやスティーヴ・ライヒ、フィリップ・グラスらの楽団や、ジョン・ケージと共演している。


 テニーの作品は知覚や純正律、エルゴ理論(エルゴード性)を取り扱っており、その方法は単純なものから、手練手管を労したものまでさまざまである。「アンのために(高揚) For Ann (rising) 」のように、しばしば献辞がそのまま作品名にされることがある。2000年からはカリフォルニア芸術大学に呼び戻され教授職についた。

 ドイツでは1990年代にダルムシュタットに招かれ、著名になった。その後もオーストリアのクレムス等にラモンテ・ヤングと共に招待されゲネプロなどの公開などを含むレクチャーで多くの賛同者をヨーロッパにも作り出し、多くの研究論文が音楽学者によって雑誌に公表された。晩年は一連のケルン放送局からの委嘱も受けている。

 2006年、肺癌により死去。72歳没。







<メジャー・レーベル>
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オーストラリアELOQUENCE



4824947
(2CD)
\1800
《カミーユ・モラーヌの芸術 フィリップス録音全集》
《CD 1》
 デュパルク:
  1) 旅へのいざない、2) ためいき、3) 遺言、4) フィレンツェのセレナード、
  5) 波と鐘、6) 哀歌、7) 前世、8) フィディレ、9) 法悦、10) 悲歌、
  11) ローズモンドの屋敷、12) 悲しき歌 /
《CD 2》
 1) フォーレ:優しき歌Op.61、
 2) ドビュッシー:フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード、
 3) ラヴェル:ドゥルネシア姫に思いを寄せるドン・キホーテ
カミーユ・モラーヌ(バリトン)、
リリ・ビアンヴニュ(ピアノ)(CD 1, CD 2: 1)、
ジャン・フルネ(指揮)
コンセール・ラムルー管弦楽団(CD 2: 2, 3)
 フランス伝統の「バリトン・マルタン」モラーヌの魅力溢れるフィリップス録音全集
 戦後フランスの名バリトン歌手カミーユ・モラーヌ(1911-2010)によるリサイタルのフィリップス録音全集です。
 心地よい低音域と透き通った滑らかなテノールのような高音を持ち、その素晴らしい声のテッシトゥーラ(テクスチュア)で、彼は19世紀初期の歌手ジャン=ブレーズ・マルタンから名づけられた、フランスの「バリトン・マルタン」(フランス歌手界特有のテノールとバリトンの間の声域)の伝統を見事に引き継いでいます。1954年から55年,パリで当時まだ新しかったフィリップス・レーベルにこの録音が行われた時、その声は最盛期を迎えていました。

 【録音】1954年10月7−8日(CD 2: 2)、1955年11月17−18日(CD 2: 3)、パリ、1954年2月(CD 1)、1955年2月(CD 2: 1)、フランス
 


4826935
(3CD)
\3000
《ベルグラード・オペラによるボロディンの傑作オペラ
 オスカー・ダノン〜ボロディン:歌劇『イーゴリ公』》

 ボロディン:歌劇『イーゴリ公』
  DECCA初CD化
イーゴリ公…………ドゥシャン・ポポヴィチ
ヤロスラーヴナ……Valerija Heybal
ヴラディーミル・イゴレヴィチ…………Noni ?unec
ヴラディーミル・ガーリツキ…………?arko Cveji?
コンチャーク………… ?arko Cveji?
コンチャーコヴナ………メラニー・ブガリノヴィチ
オヴルール………Dragutin Petrovi?
スクラー……… Dragomir Ninkovi?
イェローシカ…………Nikola Jan?i?
ヤロスラーヴナの乳母……… Biserka Cveji?
ポロヴェツの娘…… Biserka Cveji?
オスカー・ダノン(指揮)
ベオグラード国立歌劇場管弦楽団・合唱団
 ベルグラード・オペラによるボロディンの傑作オペラ
 ステレオ初録音のボロディンによるオペラの傑作を初CD化。
 2018年にはこのアルバムを含め、ベオグラード・オペラと1955年にデッカに録音された7作のロシア・オペラがエロクァンスより初めてリリースされます。
 この『イーゴリ公』のタイトルロールを演じたドゥシャン・ポポヴィチ(1927-2001)はウィーン国立歌劇場、モンテカルロ歌劇場でもこの役を歌った、ベオグラード・オペラの団員です。

 【録音】1955年2月9、11−13、16、20−24日、ベオグラード
 


4824769
\1200
《ジャニーヌ・ミショー〜ジャニーヌ・ミショーの芸術》
 1) ブリテン:イリュミナシオンOp.18、
 2) ラヴェル:シェエラザード、
 3) ドビュッシー:選ばれた乙女、
 シャブリエ:
  4) 音楽への頌歌、
  5) 歌劇『いやいやながらの王様』より
    「奴隷の六重唱」「ジプシーの歌」
ジャニーヌ・ミショー(ソプラノ)、
ジャニーヌ・コラール(メッゾ・ソプラノ)(3)、
ジャン・モリアン(テノール)(5)、
エリザベート・ブラッスール合唱団(5)、
パウル・ザッハー(指揮)
コンセール・ラムルー管弦楽団(1, 2)、
ジャン・フルネ(指揮)
パリ音楽院管弦楽団(3-5)
 フランスの名ソプラノ歌手ミショーによる充実の歌曲集
 フランスの1950年代の名リリック・ソプラノ歌手ジャニーヌ・ミショー(1914-1976)が、デッカとフィリップスに録音した名歌曲集。このリサイタルでは陽気で多才なジャニーヌ・ミショーの歌唱が余すところなく披露されています。シャブリエの楽しい作品とともに、3人の20世紀の偉大な管弦楽の巨匠、ブリテン、ラヴェル、ドビュッシーの作品が採り上げられています。
 ミショーはわずか21歳で、エルネスト・アンセルメによりアムステルダムで上演されたドビュッシーのオペラでメリザンド役に選ばれました。1951年の録音では、コンセール・ラムルー管弦楽団によりテクスチュアと音色への優れた感覚が一層すばらしいものとなっています。

【録音】1951年(1, 2)、1952年6月、パリ(3-5)
 


4824989
(2CD)
\1800
《エルネスト・アンセルメ〜エルネスト・アンセルメとロシア・バレエ》
《CD 1》
 1) ラヴェル:バレエ『ダフニスとクロエ』全曲、
 ドビュッシー:
  2) 牧神の午後への前奏曲、3) 舞踊詩『遊戯』/
《CD 2》
 ストラヴィンスキー:1)バレエ『プルチネッラ』、2) バレエ『結婚』、
 3) ラヴェル:ラ・ヴァルス
マリリン・タイラー(ソプラノ)(CD 2: 1)、
カルロ・フランツィーニ(テノール)(CD 2: 1)、
ボリス・カルメリ(バス)(CD 2: 1)、
スイス・ロマンド放送合唱団(CD 1: 1)、
エルネスト・アンセルメ(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団
 スイスの指揮者アンセルメのロシア・バレエへの思いが詰まったアルバム
 バレエ音楽、厳密に言うとロシア・バレエのためにセルゲイ・ディアギレフに依頼されたスコアに、スイスの指揮者エルネスト・アンセルメが抱く特別な思いが明らかにされた、デッカによるステレオ録音のコレクションです。
 ラヴェル、ストラヴィンスキー、ドビュッシーは、アンセルメが最もよく演奏した作曲家ですが、特に『ラ・ヴァルス』は「名刺代わり」とも言うべき作品です。

 【録音】1957年10月28日(CD 1: 2)、1958年4月1−23日(CD 1: 3)、1961年1月14−15日(CD 2: 2)、1963年4月2−8日(CD 2: 3)、1965年5月1−3、6、9日(CD 1: 1)、11月2−4日(CD 2: 1)、ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール
 

4824959
\1200
《ジャン・フルネ〜コンセルトヘボウ/スタジオ録音全集》
 1) ムソルグスキー:交響詩『禿山の一夜』、
 2) シャブリエ:狂詩曲『スペイン』、
 3) デュカス:交響詩『魔法使いの弟子』、
 4) ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、
 5) ボロディン:交響詩『中央アジアの草原にて』、
 6) グリーグ:『ペール・ギュント』組曲第1番Op.46・第2番Op.55

DECCA初CD化
ジャン・フルネ(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 ジャン・フルネのコンセルトヘボウ管弦楽団とのスタジオ録音全集
 エドゥアルト・ファン・ベイヌム亡き後その遺志を継いだフルネ渾身のアルバム
 ジャン・フルネ(1913-2008)は、1950年11月12日オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団とデビューを果たした時、すでにフランスで最もよく知られた指揮者の一人でした。3日後、コンセルトヘボウ管弦楽団にデビューしますが、そこで彼はエロクァンスにも多くの録音を遺しているエドゥアルト・ファン・ベイヌムの代役を務めました。
 新規リマスタリングされ、世界初発売となるこのCDは、フルネのコンセルトヘボウ管弦楽団との全録音を収めたアルバムです。
 フルネはファン・ベイヌムの葬儀の後、この楽団の最初のコンサートを指揮し、ファン・ベイヌムが行う予定だったグリーグの『ペール・ギュント』の付随音楽からの組曲の録音を引き継ぎました。

  【録音】1959年6月16−18日、アムステルダム、コンセルトヘボウ
 


4825505
(2CD)
\1800
《エドゥアルト・ファン・ベイヌム〜
 ベートーヴェン、ハイドン、ブラームス:管弦楽作品集》

《CD 1》
 ベートーヴェン:序曲集*
  (『プロメテウスの創造物』Op.43[1946年録音]/
   『レオノーレ』第1番Op.138 / 『レオノーレ』第3番Op.72b /
   『フィデリオ』Op.72c / 『エグモント』Op.84 /
   『コリオラン』Op.62 / 『献堂式』Op.124)/
《CD 2》
 1) ベートーヴェン:『プロメテウスの創造物』Op.43(序曲と付随音楽)、
 2) ハイドン:交響曲第100番ト長調『軍隊』Hob.I:100*、
 3) ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲(聖アントニーのコラール)Op.56a

*DECCA初CD化
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(CD 1, CD 2: 1)、
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(CD 2: 3)
 1946年録音の『プロメテウス』を含め、ベートーヴェンの序曲を8曲収録
 オランダの指揮者エドゥアルト・ファン・ベイヌムがデッカとフィリップスに行った録音が新規リマスタリングされリリースされます。
 1946年から52年にかけて、ファン・ベイヌムはベートーヴェンの序曲8曲とハイドンの『軍隊』交響曲をロンドン・フィルハーモニー管弦楽団と、ブラームスの『ハイドン変奏曲』を手兵コンセルトヘボウ管弦楽団と録音しました。
 『ハイドン変奏曲』はファン・ベイヌムがよく採り上げる曲で、これは4回行ったスタジオ録音のうちの3回目の演奏です。

 【録音】1946年11月、1949年5月、1950年4月、1952年2月(CD 1)、1946年11月(CD 2: 2)、1952年2月、3月(CD 2: 1)、ロンドン、キングズウェイ・ホール、1952年11月、アムステルダム、コンセルトヘボウ(CD 2: 3)



<映像>

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BEL AIR CLASSIQUES(映像)


BAC150
(2DVD)
\5300
2017年10月 マドリード王立歌劇場
 指揮:イヴォール・ボルトン
 パトリシア・プティボン!
モーツァルト(1756-91):歌劇《ルーチョ・シッラ》

 3幕の歌劇(1772)
 台本:ジョヴァンニ・デ・ガメッラ(ピエトロ・メタスタージョ補作)
ルーチョ・シッラ:カート・ストレイト(テノール)
ジューニア:パトリシア・プティボン(ソプラノ)
チェチーリオ:シルヴィア・トロ・サンタフェ(メゾ・ソプラノ)
チンナ:インガ・カルナ(ソプラノ)
チェーリア:マリア・ホセ・モレノ(ソプラノ)
アウフィーディオ:ケネス・ターヴァー(テノール)

マドリード王立劇場管弦楽団・合唱団
指揮:イヴォール・ボルトン
舞台監督:クラウス・グート
再演監督:ティーネ・バイセ
装置&衣裳:クリスティアン・シュミット
照明:マンフレート・ボス
ドラマトゥルギー:ロニー・ディートリヒ

BAC450
(Blu-ray)
\5800
 パトリシア・プティボンが当たり役《ルーチョ・シッラ》のヒロイン「ジューニア」を歌う!

 ローマの独裁者ルーチョ・シッラは彼の政敵で追放した元老員議員チェチーリオの許嫁ジューニアに横恋慕するが、ジューニアはそれを強く拒む。ひそかにローマにもどったチェチーリオはジューニアと喜びの再会をする。そこに、シッラの妹チェーリア、政敵チンナらが絡みあって物語は進む。最後にシッラは恋人たちの結婚を許し、全ての政敵に恩赦を与え自ら帝位を退く…

 このオペラ・セリアを1772年の12月にミラノで作曲したモーツァルトはまだ17歳にも満たない少年でした。しかしこの作品には既にその後の数々の名作オペラの先駆けとなる要素を数多く含んでいます。
 この作品は、バロック時代の枠組みから古典派の作品に発展させた「オペラ・セリア」と呼ぶことができるでしょう。そこでは、過去の伝統的な歌劇の範疇からから自由に飛躍し、脱構築する技術を既にモーツァルトが自家薬篭中のものとしていたことを示しています。

 ルーチョ・シッラ役をモーツァルト歌いとして評価の高いテノールのカート・ストレイトが演じ、ソプラノのパトリシア・プティボンはこのジューニア役を当たり役として数多くの舞台を踏んでいます。
 チェチーリオはメゾ・ソプラノのシルヴィア・トロ・サンタフェが情熱的に歌い上げます。舞台監督クラウス・グートは古典的な舞台設定と新しい試みの二つを巧みに融合させ興味深い舞台を作り上げ、名匠イヴォール・ボルトンが歌劇全体を生き生きとまとめ上げています。

 
収録:2017年10月 マドリード王立歌劇場 ビデオ監督:ジェレミー・キュヴィリエ
 収録時間:180分 映像:16/9 NTSC 音声:PCM 2.0, Dolby Digital 5.1(DVD)   PCM 2.0, DTS HD Master Audio 5.1(Blu-ray) 字幕:仏・英・独・伊・西・日・韓



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OPUS ARTE(映像)


OA1255D
(DVD)
\3900
2017年8月 グラインドボーン歌劇場
 指揮:ロビン・ティチアーティ
モーツァルト:歌劇《ティートの慈悲》

 2幕のオペラ・セリア
 台本:カテリーノ・マッツォーラ(ピエトロ・メタスタージオ原作による)

 特典映像:「世界が分割されるとき」「キャスト・ギャラリー」
  ※特典映像には日本語字幕は付いていません。
皇帝ティート:リチャード・クロフト(テノール)
セスト:アンナ・ステファニー(メゾ・ソプラノ)
ヴィッテリア:アリス・コート(ソプラノ)
プブリオ:クリーヴ・バーレイ(バス)
アンニオ:ミシェル・ロジエ(ソプラノ)
セルヴィリア:ジョエル・ハーヴェイ(ソプラノ)
指揮:ロビン・ティチアーティ
エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団
グラインドボーン合唱団
舞台監督:クラウス・グート
照明・プロジェクション:オラフ・ヴィンター

OABD7232D
(Blu-ray)
\5100
 モーツァルトの最後のオペラ・セリアに新たな光を当てる名演がここに誕生!

 ローマ皇帝ティートの刎頸の友セストは、横恋慕に破れティートを逆恨みする先帝の娘ヴィッテリアに唆されティートの暗殺を企てる。その後ティートがヴィッテリアを皇妃に選ぶ決定をしたのだが、時、既に遅くセストは皇帝の宮殿に火を放つ。セストは捕らえられ難を逃れたティートに尋問される。口を割らないセストに心動かされたヴィッテリアが自らの罪を告白すると、ティートは、彼らの裏切りに苦悩しながらも、そのすべてを赦すのだった…

 20年にも及ぶ空白の後、グラインドボーンに、クラウス・グートの演出による強靭さと美しさを備えた「ティート」が帰って来ました。均整のとれた美声で、リチャード・クラフトが題名役を演じ、アンナ・ステファニーはセストの不安と後悔の念を、完璧な歌唱で歌いあげます。舞台監督のグートは一世紀のローマの物語を二階は現代のオフィス、一階は草原という意表をつく設定で、オラフ・ヴィンターの精妙な照明・プロジェクションと相まって説得力に富む舞台を作り上げました。
 ロビン・ティチアーティのタクトはエイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団からモーツァルトの最晩年のスコアから緻密で陰影に富む充実した音楽を紡ぎあげます。

 
収録:2017年8月 グラインドボーン歌劇場
 収録時間:143分 映像:16/9 NTSC 音声: LPCM 2.0, DTS Digital Surround (DVD)         LPCM 2.0, DTS-HD 5.1 Master Audio (BLU-RAY)




















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