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≪第99号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その7 2018/10/23〜







10/26(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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HMF



HMM 905304
¥2700→\2490
ロジェ・ムラロ、ドビュッシーの練習曲!
 ・ドビュッシー(1862-1918):12の練習曲(全曲)[46'49"]
   〔録音:2017年12月12-14日、スタジオ・ジュジ(フランス)〕
 ・メシアン(1908-1992)(構成/ロジェ・ムラロ):
   エローに棲まうムシクイたち〜地中海沿岸のコンチェルト
   (世界初録音)[25'12"]
     〔2018年2月7日
      (ライヴ録音、メゾン・ド・ラジオ・フランス、
       パリ、スタジオ104)〕
ロジェ・ムラロ(ピアノ)
 ドビュッシー没後100年記念シリーズ

 ピアノの鬼才ロジェ・ムラロ、ドビュッシーの練習曲!メシアンがドビュッシー生誕100年記念に手がけた秘曲「エローに棲まうムシクイたち」世界初録音も収録!

 2017 年6 月23 日に東京・トッパンホールで世界初演されたメシアンの秘曲「エローに棲まうムシクイたち」。フランス国立図書館に設けられた「メシアンアーカイブ」に未完の状態で保管されていたものを、イヴォンヌ・ロリオに師事したメシアンのプロフェッショナルともいえるムラロが緻密に再構成した作品の公演は大きな話題となりました。
 この「エロー」はもともとメシアンがドビュッシー生誕100 年(1961 年)のために手がけていた作品。ムラロが没後100 年記念として、満を持してのリリースとなりました!
 さらにカップリングのドビュッシーの難曲12 の練習曲(全曲)は、ドビュッシーがショパンに捧げた作品。偉大な音楽家がその先達に献呈するために書いた2 作、という意味で深いつながりがある、注目のプログラムといえるでしょう。
 
 1961 年、ドビュッシー生誕100 年を翌年に控え、メシアンはドビュッシーの追悼作品を書くよう依頼されました。その頃メシアンはちょうど「エローの鳥たちについて」の協奏曲を構想しており、これをドビュッシー生誕100 年記念作、とするはずでした。(ちなみにイヴォンヌ・ロリオは、ドビュッシーの12 の練習曲をレパートリーとしたフランスの最初の女性ピアニストでもありました。)この作品(未完)はイヴォンヌ・ロリオに献呈される予定でしたが、メシアンは献辞に「ドビュッシー、自然を愛した人へ・・・」と、ドビュッシーにも敬意を表しています。この未完の協奏曲を、「エローに棲まうムシクイたち〜地中海沿岸のコンチェルト」というピアノ独奏作品として皆様にお聴き頂きます(ムシクイは地中海沿岸に生息する鳥)。色彩感、鳥たちの歌声の見事な音による描写、自然を彷彿とさせる世界は、メシアンがドビュッシーに対して抱いていた敬意の表れではないでしょうか。さらに、ドビュッシーは練習曲をショパンに献呈しています。
 とにかくムラロのらくらくとした超絶技巧が冴えわたる、注目盤です!


 


HMM 902301
¥2700
ペリアネスによる絶美にして深遠なるドビュッシー
 ドビュッシー:
  前奏曲集 第1集(全12曲)、版画(全3曲)
ハヴィエル・ペリアネス(ピアノ)
 まさに絵筆のような繊細なタッチ!スペインの俊英、ペリアネスによる絶美にして深遠なるドビュッシー

 録音:2018 年7 月、テルデックス・スタジオ・ベルリン

 スペインの俊英ピアニスト、ペリアネス。「最後の3 つのソナタ」(HMM 902303/ KKC 5938)でケラスとの素晴らしい共演(チェロ・ソナタ)を聴かせてくれていましたが、このソロでその深い知性と、ペリアネスの耳の良さがさらに発揮されており、注目です。絵筆のようなタッチはピアノであることを忘れさせるような美しい音色。静謐な世界に、ただただ聴き入る1 枚です。





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DREYER GAIDO



CD 21112
(SACD HYBRID)
¥2800→\2590
ガブリエル・フェルツ(指揮)
 グリエールの「交響曲第3番」!

 グリエール:交響曲第3番《イリヤー・ムーロメツ》ロ短調 Op.4
ガブリエル・フェルツ(指揮)
ベオグラード・フィルハーモニー管弦楽団
 ガブリエル・フェルツとベオグラード・フィル、グリエールの「交響曲第3番」!

 ☆ドイツ期待のマエストロ、ガブリエル・フェルツ!
 ☆2017年から首席指揮者を務める、セルビアのベオグラード・フィル登場!
 ☆グリエールの傑作、交響曲第3番「イリヤー・ムーロメツ」!

 リューベック市劇場、ブレーメン劇場のカペルマイスター、アルテンブルク・ゲラ市の管弦楽団および歌劇場の音楽総監督、シュトゥットガルト・フィルの首席指揮者、シュトゥットガルト市の音楽総監督、バーゼル歌劇場の首席客演指揮者という錚々たるポジションを歴任し、2013/14シーズンからは、ドルトムント市の音楽総監督、ドルトムント・フィルの首席指揮者として活躍したドイツ期待のマエストロ、ガブリエル・フェルツ。
 ドルトムント・フィルとのラフマニノフ交響曲集(CD 21090、CD 21100、CD 21105)に続くリリースは、2017年から首席指揮者を務めるセルビアのオーケストラ、ベオグラード・フィルハーモニー管弦楽団とのレコーディングが登場。
 1912年に初演されたレインゴリト・グリエールの交響曲第3番。ロシアの英雄譚「イリヤー・ムーロメツ」を表題とする代表作を、ガブリエル・フェルツの独創的な解釈、そして、マルクス・ハイランド&トリトナス(Tritonus)による高品質録音で贈ります。
 ロシア音楽ファン、辺境オケ愛好家、高音質ユーザーは要注目!





ガブリエル・フェルツ特集


 ガブリエル・フェルツ。

 1971年にベルリンで生まれ、さまざまな指揮者コンクールを経ながらエリート街道を歩み、2001年には29歳の若さでアルテンベルク・ゲラ劇場の音楽監督になる。その若さについて聞かれたときに、彼は、「フルトヴェングラーは僕より2つ若いときにすでに音楽監督をやっていた」と言ったというから、やはりそうとうの自信家&野心家なのだろう。
 しかしその音楽はギラギラしたものではない。
 作品のツボを徹底的に知り尽くし、ひとつひとつの楽器をあたかもひとりひとりの歌手であるかのようにイイ感じで歌わせる。それがなんともうまいことはまっているのである。盛り上げ方も、なんとも品がよくて、しかもこれまたうまい。
 ・・・とにかく絶妙なのである。

 フェルツと一緒に仕事をしていた日本人歌手の小森 輝彦氏が、自分のホームページで彼のことをこう語っていた。

 「すごいと思うのはその新鮮さが彼の独りよがりの解釈から生まれたものでなく、楽譜に忠実に演奏するという志から生まれていて、しかも演奏として輝きがあることです。」

 その言葉はまさに彼にぴったり。

 そんなフェルツ、マーラーの新録音なども評判いいが、店主は10年以上前にリリースされたこのアルバムの衝撃がいまだに忘れられない。


CD 21022
\2800
レスピーギ:
 ローマの泉/ローマの祭
スーク:幻想的スケルツォ
ガブリエル・フェルツ指揮
アルテンブルク・ゲラ劇場管

(10年前のコメントから)

 現在店主がユロフスキとともに注目している若手指揮者。
 ローマ三部作といえば、華やかでダイナミックな彩りにあふれ、常に刺激的であるべき、と思っていた。トスカニーニにしてもムーティにしても伝説の3人指揮者による仙台フィル・ライヴにしても、バティスにしても、もちろんスヴェトラーノフにしても。

 ところが、このガブリエル・フェルツ指揮によるレスピーギは、どちらかといえば寡黙。まったく挑発的なところがない。なのだけれど、ほんのわずかな「間」というか「空気感」というのが、ちょっと今までの演奏と違う。それはほとんど感覚の世界で、衝撃的というほどのものではない。なのに、どうしてもこの感性がいとおしくてたまらない。
 ちなみに、レスピーギの後に入っていた「スーク:幻想的スケルツォ」が、超のつく名曲。タイトルどおりの幻想的で美しい主題が、聴くものの心をギュウーっと締めつける。こんな優雅で美しい名曲が、まだあった。
 結局今年(2006年)に入って聴いたアルバムの中で、1,2を争う愛聴盤になってしまった。

 ガブリエル・フェルツ、覚えておこう。






FRA BERNARDO



FB 1811678
¥2500
ケルビーニ・イン・ウィーン 〜 フンメル:トランペット協奏曲
 アントン・フィッシャー:歌劇 《青ひげラウル》 序曲/
 アンドレ=エルネスト=モデスト・グレトリ(A.フィッシャー編):
  歌劇 《青ひげラウル》より
   〔マルシア(行進曲)、ドーポ・ラ・マルシア、バッタリア、ドーポ・ラ・バッタリア〕/
 ルイジ・ケルビーニ(編曲者不詳):歌劇 《二日間(ドイツ語題「危険な日々」)》 序曲/
 ケルビーニ:歌劇 《二日間》より 第9曲(フィナーレ2)/
 フンメル:トランペット協奏曲ホ長調/
 イグナーツ・フォン・ザイフリート:小カンタータ付きのセレナータ集より
  〔1.グレトリの歌劇「青ひげラウル」より 行進曲、
   4.クオドリベット〜第23番ラルゲット&第24番アンダンテ、
   5.ケルビーニの歌劇「危険な日々」より 行進曲〕/
 ケルビーニ:歌劇 《ロドイスカ(ドイツ語題「Zwischenakte」)》より
  〔第2幕への序奏、第3幕への序奏〕、歌劇 《ファニスカ》 序曲
コンチェルト・ステラ・マトゥティナ
ヘルベルト・ヴァルザー=ブロイス
 (キー・トランペット)
マーティン・スカムレツ(指揮)
 キー・トランペットで吹くフンメル「トランペット協奏曲」、ウィーン時代のケルビーニの音楽!

 ☆19世紀初頭ウィーンの劇場で活躍したケルビーニの音楽!
 ☆ケルビーニのマーチを引用したフンメルのトランペット協奏曲も収録!
 ☆ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス等で活躍するクラシック&ジャズ・トランペッター、ヘルベルト・ヴァルザー=ブロイスがキー・トランペットを吹く!

 コンチェルト・ステラ・マトゥティナは、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスやイングリッシュ・コンサート、オルフェオ・バロック管弦楽団など、世界有数のバロック・アンサンブルで活躍してきたメンバーたちによって2005年に創設されたオーストリアのピリオド・オーケストラ。
 「ケルビーニ・イン・ウィーン」は、イタリア出身、フランスで活躍したルイジ・ケルビーニのウィーン時代の音楽と、それにまつわる作品を収録。
 ケルビーニのパリ時代の代表作「二日間」のウィーン版(ドイツ語題「危険な日々/Die Tage der Gefahr」)や「ロドイスカ」のウィーン版(ドイツ語題「Zwischenakte」)、ウィーンで作曲された「ファニスカ」、グレトリのオペラをアン・デア・ウィーン劇場の音楽監督であったアントン・フィッシャーが編曲したウィーン版、同じくアン・デア・ウィーン劇場の音楽監督を務めていたイグナーツ・フォン・ザイフリートによるケルビーニらの引用作品など、当時のウィーン劇場で人気を博したフランス・オペラの序曲等を収録。ウィーン版オペラは単にセリフや歌詞をドイツ語に変えただけではなく、ウィーンのオーケストラに合わせて楽器編成も大きく変更が加えられており、このアルバムではトランペットを中心に金管楽器が充実したウィーン版の響きが楽しめます。
 また、ケルビーニの「二日間」の行進曲が引用されているフンメルのトランペット協奏曲も、このアルバムの重要作品。
 ハイドンのトランペット協奏曲と同じく、キー・トランペット(有鍵トランペット)の発案者であるアントン・ヴァイディンガーのために書かれており、オーストリアのトランペット奏者、ヘルベルト・ヴァルザー=ブロイスが、キー・トランペット(Rainer Egger / after Alois DOKE, ca.1823)で素晴らしいソロを聞かせてくれます。ヴァルザー=ブロイスは、アーノンクールのウィーン・コンツェントゥス・ムジクスやイル・ジャルディーノ・アルモニコ等で定期的に演奏し、コンチェルト・ステラ・マトゥティナの創設メンバー、またクラシックとジャズの両面で活躍する多彩なトランペッターです。フンメルを除き、全曲世界初録音。

 ※録音:2017年6月13日−15日、オーストリア
 


FB 1810455
(2CD/特別価格)
¥3800
ラ・リュー:ミサ曲集
 ミサ・パスカーレ(復活祭ミサ)
 ミサ・イスタ・エスト・スペシオサ
 ミサ・ロム・アルメ
 死者のためのミサ曲(レクイエム)
ザ・サウンド・アンド・ザ・フューリー
 〔アレッサンドロ・カルミニャーニ
   (カウンターテナー)、
  ジョン・ポッター(テノール)、
  クリスティアン・ヴェークマン
   (テノール)、
  クリスティアン・M.シュミット(バス)、
  ヴィルヘルム・シュヴィングハマー
   (バス)〕
 ピエール・ド・ラリュー 没後500周年記念盤!

 ヒリアード・アンサンブルの元メンバー、ジョン・ポッターが中核メンバーを務め、フランドル楽派のルネサンス・ポリフォニーを専門とする男声ヴォーカル・アンサンブル、ザ・サウンド・アンド・ザ・フューリー。フランドル楽派の偉大な作曲家、ピエール・ド・ラシュー(c.1460−1518)の没後500周年記念アルバム。

 ※録音:2013年10月、オーストリア
 


FB 1801273
¥2500
フランス・バロックのカンタータ集
 フィリップ・クルボワ:アリアンヌ
 ミシェル・ブラヴェ:フルート・ソナタ第2番ロ短調 Op3.3/II
 ジャン=バティスト・モラン:ラ・ローズ
 フランソワ・コラン・ド・ブラモン:ヨーロッパ
アンサンブル392
 〔マリー=ソフィー・ポラック(ソプラノ)、
  ジュリア・ストッカー(バロック・フルート)、
  ヨハネス・エッツブルガー(テオルボ、バロック・ギター)、
  ティツィアン・ナエフ(チェンバロ)〕
 「アンサンブル392」は、2011年創立、フランス・バロック・オペラのピッチ 「A=392」にちなんで名付けられた、17世紀〜18世紀のフランス音楽を専門とするアンサンブル。
 イタリア音楽の影響を受けて発展していった18世紀フランスの華麗なカンタータを、ソプラノ、バロック・フルート、テオルボ、チェンバロの4名で演奏。名フルート奏者であったミシェル・ブラヴェのフルート・ソナタも収録。
 ブラヴェを除き、全曲世界初録音

 ※録音:2017年10月17日−19日、オーストリア




SIGNUM CLASSICS


SIGCD 535
¥2400
アドヴェント・ライヴ ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団
アンドルー・ネスシンガ(指揮)
 ブリテン:聖コルンバの祈り/
 ジェームズ・バートン:明日はわたしが踊る日/
 ヴォーン・ウィリアムズ(クリストファー・ロビンソン編):天から送られた真実/
 イアン・ショウ:アダムは囚われ横たわり*/
 伝承曲(スティーヴン・クリーバリー編):さくらんぼのキャロル/
 ジェームズ・ロング:目覚めていよ*/
 パレストリーナ:人が神より遣わされぬ/ギボンズ:これはジョンの記録/
 マルコム・アーチャー:シナノキのキャロル*/
 ジョン・ジュベア:かくも気高きバラはない/
 ティム・ワッツ:ザ・バース・オヴ・スピーチ*/
 バスクのキャロル(エドガー・ペットマン編):大天使ガブリエルが天からやってきた/
 フランシス・ジャクソン:わたしはその花を知っている/
 アラン・ブラード:幼児キリストに栄光あれ/
 ポール・コモー:世の光/イアン・ショウ:わたしは乙女について歌う*/
 伝承曲(デイヴィッド・ウィルコックス編):明日はわたしが踊る日/
 ジュディス・ビンガム:ザ・クラウデッド・ヘヴン/
 デイヴィッド・ベドナル:ノエ・ノエ
  (*=世界初録音)
 セント・ジョンズ・カレッジのクリスマス!

 ☆名指揮者ネスシンガ率いるケンブリッジの名門カレッジ聖歌隊!

 1670年代から礼拝での役目を担うなど歴史と伝統を誇り、現在では世界屈指のカレッジ聖歌隊として知られるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団(聖歌隊)と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきたアンドルー・ネスシンガ。ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団のクリスマス・アルバムは、ほぼ毎年BBCラジオ3で放送されている彼らのアドヴェント・サーヴィスの中から、2014年〜2017年までに行われたのライヴを収録。伝統的なキャロルやパレストリーナ、ギボンズらのルネサンスの聖歌、ブリテンやヴォーン・ウィリアムズら近代英国の讃歌を入れつつ、ジュディス・ビンガムやデイヴィッド・ベドナル、ジョン・ジュベアなど、現代のリーディング・コンポーザーたちの作品(そのうち5曲は世界初録音)を中心にした、セント・ジョンズ・カレッジならではのプログラムです。

 ※録音:2014年〜2017年、セント・ジョンズ・カレッジ礼拝堂(ケンブリッジ、イギリス)
 
SIGCD 561
特別価格¥1700
ジョン・ブランニング:白鳥の歌 〜 思い出の歌
 I. Sleep/II. When Poppies Fall/
 III. Father/IV. I Live Again
エリン・マナハン・トーマス(ソプラノ)
ダニエル・グリムウッド(ピアノ)
 ☆エリン・マナハン・トーマスが歌う、ジョン・ブランニングの美しき「白鳥の歌」

 エリン・マナハン・トーマスは、イギリスのもっとも多彩に活動するソプラノ歌手の一人。バロックを中心に、ダウランドからマクミランまで幅広いレパートリーを誇り、ザ・シックスティーンを始め、ポリフォニー、ケンブリッジ・シンガーズ、ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団など多くの合唱団、アンサンブル、オーケストラと共演。2018年5月のロイヤル・ウェディングでの歌唱も話題を呼びました。
 ジョン・ブランニング(b.1970)は、キングズ・シンガーズがア・カペラ版で歌った合唱作品「ピエ・イエズ(Pie Jesu)」で知られる作曲家、ミュージシャン、ブロードキャスター。
 ブランニングが死をテーマに書いた4曲からなる歌曲集「白鳥の歌」はどこまでも美しく、どこか牧歌的で優しい気分にさせてくれます。

 ※収録時間:約13分
 

SIGCD 562
¥2400
レスト・ウィ・フォーゲット
 スタンフォード:見よ、わたしは興す/
 ベイントン:新しい天と新しい地を見た/
 パリー:砂州を超えて/
 アイアランド:これより大きな愛はない/
 ハウエルズ:狂詩曲第3番嬰ハ短調 Op.17(オルガン・ソロ)/
 スコルフィールド:この日も暮れゆきて/
 エルガー:私たちはそれらを覚えている/
 パリー:古き信仰あり/ホルスト:立ち戻れ、人よ/
 スタンフォード:ヴェルダン(ソナタ第2番 《エロイカ》より)/
 アストン:コモンウェルスへ身体を捧げた/
 ホルスト:我は汝に誓う、我が祖国よ/
 アイアランド:テ・デウム ヘ長調
チチェスター大聖堂聖歌隊
チャールズ・ハリソン(指揮、オルガン・ソロ)
ティモシー・ラヴァルド(オルガン伴奏)
 約900年という長い歴史を持つサセックス州のチチェスター大聖堂で、年間約300回の演奏を行っているチチェスター大聖堂聖歌隊。
 2018年の第一次世界大戦終戦100周年を記念したアルバム、「レスト・ウィ・フォーゲット(戦没者の死を私たちは忘れない)」は、スタンフォード、アイアランド、パリー、エルガー、ハウエルズら近代イギリスを代表する作曲家たちの戦争と平和をテーマにした作品集。
 ホルストが「木星」のテーマに歌詞を付け、戦没者追悼の歌として親しまれている「我は汝に誓う、我が祖国よ(I vow to thee, my country)」も収録。
 14人の少年聖歌隊による美しいトレブルと、6人のプロのミュージシャンによるアルト、テノール、バスで、決して忘れてはならない戦争の惨禍と平和への祈りが歌われます。

 ※録音:2018年6月、チチェスター大聖堂(イギリス)




TACTUS



TC 671901
¥2500
サウリ:マンドリン独奏のための6つのパルティータ
 パルティータ第1番/パルティータ第2番/
 パルティータ第3番/パルティータ第4番/
 パルティータ第5番/パルティータ第6番/
 パルティータ第5番(マンドリン&通奏低音ヴァージョン)*
ダヴィデ・レブッファ(マンドリン)
ロザンナ・トゥローネ(チェンバロ)*
 17〜18世紀に製作された2台のヒストリカル・マンドリン。ハプスブルク宮廷で活躍したサウリの"6つのパルティータ"!

 フィレンツェ出身でウィーンのハプスブルク宮廷のテオルボ奏者として活躍したと伝わる17〜18世紀の音楽家、フィリッポ・サウリ(17〜18世紀)。
 同じくウィーンのハプスブルク宮廷のテオルボ奏者だったフランチェスコ・コンティ(1681−1732)とは、コンティのオペラ「友情の勝利(Il trinonfo dell'amicizia)」の2本のマンドリンによるオブリガード・パートを共に担当するなど、親交が深かったと伝えられています。
 サウリが遺したマンドリンのための6つのパルティータを蘇演したのは、ジェノヴァ音楽院で研鑽を積んだ後、名匠ホプキンソン・スミスにリュート、テオルボ、ビウエラを学んだイタリアの撥弦楽器奏者ダヴィデ・レブッファ。
 バロック時代の後期におけるマンドリンのための音楽の形式の重要な変化を示しているこの「6つのパルティータ」では、17〜18世紀当時の2台のヒストリカル・マンドリン(ステファノ・フランキ1727年製作(フィレンツェ)、製作者不詳17〜18世紀製作)を弾き分け、作曲当時の響きを再現しています。
 貴重なヒストリカル・マンドリンの音色、ハプスブルク宮廷で活躍した知られざるイタリアの音楽家の秀作をお楽しみ下さい。

 ※録音:2013年5月&9月(イタリア)



 


TC 810203
¥2500
ブリッチャルディ:フルートとピアノのための作品集
 さすらい人の精神 Op.139/ラ・カレッツェ Op.79/
 リゴレット幻想曲 Op.106/
 ペルージャの小さな庭 Op.135/初恋 Op.21/
 風 Op.112/ヴェニスの謝肉祭 Op.78/
 現代のイタリアの感情 Op.103
ロベルト・ファブリツィアーニ(フルート)
マッシミリアーノ・デメリーニ(ピアノ)
 鬼才ファブリツィアーニが奏でるブリッチャルディ!

 イタリア・フルート界の鬼才、ロベルト・ファブリツィアーニが吹く、「フルートのパガニーニ」とも称された19世紀イタリアのヴィルトゥオーゾ・フルーティスト、ジュリオ・ブリッチャルディ(1818−1881)の作品集というフルート関係者要注タイトル!
 ローマのサンタ・チェチーリア音楽院で教鞭を執る傍ら、ソリストとしても大活躍したブリッチャルディは、フルートの改良にも積極的に取り組み、1852年に「ブリッチャルディ・キー」(左手の親指で押さえるキー)を考案。フルート奏者の運指を劇的に改善した立役者としても有名な音楽家です。
 ハイパーバス・フルートの演奏や、超絶技巧満載の現代作品のイメージが強いファブリチアーニが"ロマン派時代のイタリア・フルート界"の巨匠ブリッチャルディの作品を奏でるというところも楽しみなポイントです。

 ※録音:2018年2月、ジェノヴァ(イタリア)
 


TC 850004
¥2500
イタリアのディヴェルティメント 〜
 19世紀のドローイング・ルームにおける
  ハーモニウムとピアノのための音楽

   バルビ:オーベールの歌劇《黒いドミノ》による大幻想曲 Op.14/
   クロフ:二重奏曲/
   シルヴェリ:セレナータ/
   スパッティーニ:ボレロ/
   マンテッリ:小ディヴェルティメント/
   ブルーノ:変奏曲/フィリッピ:メロディ/
   シルヴェリ:悲歌的な小ソナタ/
   マンテッリ:優しい小さなワルツ/
   クロフ:二重奏曲
アンドレア・トスキ(ハーモニウム)
カルロ・マッツォーリ
 (ピアノ/プレイエル1860年頃製)
 19世紀のヨーロッパで大流行した楽器ハーモニウム(ハルモニウム)。
 当時のイタリアでドローイング・ルーム(応接間、客室)に設置されることの多かったこの楽器のための作品を集めたタクトゥス(Tactus)らしい好企画。
 ハーモニウムとヴィンテージ・ピアノが繰り広げるハーモニーが、当時のイタリアの雰囲気を楽しませてくれることでしょう。

 ※録音:2017年10月、ボローニャ(イタリア)
 


TC 770303
¥2500
カルッリ:2本のギターのための作品集
 シンフォニア Op.152
 デュエット第3番(6つの小さな二重奏曲集 Op.34より)
 練習曲集 Op.333より
 24の二重奏曲 Op.27より
マウロ・ボネッリ(ギター)
サンドロ・ヴォルタ(ギター)
 マウロ・ジュリアーニと並び立つ18世紀後半〜19世紀前半のイタリアを代表するヴィルトゥオーゾ・ギタリスト、フェルディナンド・カルッリ(1770−1841)。
 19世紀のギターの演奏法や指導法を確立し、母国イタリアではもちろんのこと、移住したパリでもフェルナンド・ソルが登場する前の同地で絶大な人気を誇ったことでも知られています。
 地中海の風景を感じさせるかのような爽やかなメロディを、2人のイタリアのギタリストが19世紀に製作された2台のギター(R&W・デイヴィス1830〜35年頃製作、フランソワ・ジョゼフ・ジェラルド1840年頃製作)を用いて奏でています。

 ※録音:2012年8月、サルヴァラノ(イタリア)
 


TC 862707
¥2500
ボッシ:室内楽作品集
 結婚式 Op.134-1(ヴァイオリン、チェロ、ピアノ、ハーモニウムとタムタムのための)/
 甘味な苦しみ(チェロとピアノのための)/ロマンス(コントラバスとピアノのための)/
 組曲形式の4つの小品 Op.99(ヴァイオリンとピアノのための)/
 セレナティナ Op.127-5(ヴァイオリンとピアノのための)/魂の歌(ヴァイオリンとピアノのための)/
 ゴシック風の歌(ハープと2本のヴァイオリンのための)/ロマンス Op.79(ヴィオラとピアノのための)/
 結婚の祝祷 Op.111-1(ヴィオラとピアノのための)/シチリアーナとジーグ(フルートとピアノのための)/
 即興曲(フルートとピアノのための)/即興曲(オーボエとピアノのための)/
 即興曲(ファゴットとピアノのための)/メヌエットとミュゼット Op.111-2(ファゴットとピアノのための)
   ジュリオ・ジュラート(ピアノ)、ロベルト・ノフェリーニ(ヴァイオリン)、
   アンドレア・ノフェリーニ(ヴァイオリン)、クラウディオ・ブリジ(ハーモニウム)、
   アンナ・ノフェリーニ(ヴィオラ)、パオラ・ダルモーロ(フルート)、
   パオロ・ポラストリ(オーボエ)、ロベルト・ジャッカーリャ(ファゴット)、
   エマヌエラ・デグリ・エスポスティ(ハープ)、ロベルト・ルビーニ(コントラバス)
 オペラが隆盛を誇った19〜20世紀のイタリアにおいて、コモ大聖堂のオルガニストを務めるなど、同国におけるオルガン、器楽作品の復権に大きな影響を与えたマルコ・エンリコ・ボッシ(1861−1925)。
 タクトゥス(Tactus)がオルガン作品全集の録音、発売を進めていることもあり、そのオルガニストとして功績について再評価が進んでいるボッシは、オルガン作品だけでなく、オペラやソナタ、教会カンタータ、そして今回取り上げられた室内楽など、様々なジャンルの作品を遺しています。
 ヴァイオリンのロベルト・ノフェリーニとチェロのアンドレア・ノフェリーニのノフェリーニ兄弟、フェニーチェ歌劇場管の首席ファゴット奏者であるロベルト・ジャッカーリャなどの実力派たちが参加しているところからも、タクトゥス(Tactus)のこのボッシの「室内楽作品集」への強い意気込みが伺えます。

 ※録音:2012年−2017年、イタリア
 


TC 810002
¥2500
リスト&クルーク:宗教的ピアノ作品集
 リスト:
  アレルヤ S.183、《詩的で宗教的な調べ》S.173より
   主の祈り、アヴェ・マリア/
 クルーク:イエスの命
シルヴィア・ヴァグリカ
 (ピアノ/ベーゼンドルファーModel200)
 フランツ・リストの宗教的ピアノ作品と、イタリアのモンテカッシーノの聖ベネディクト寺院の修道院長などを務めたボニファシオ・マリア・クルーク(1838−1909)の同じく宗教的題材を持つピアノ作品「イエスの命」をカップリング。
 1938年9月9日にドイツのフルダ近郊、ヒューンフェルトで生を受けたクルークは、1844年にアメリカに移住しプロテスタントからカトリックに改宗。イギリスやイタリアのチェゼーナ、モンテカッシーノのベネディクト会修道院で院長などを務めた聖職者です。
 ベーゼンドルファーのピアノでリストとクルークを奏でるシルヴィア・ヴァグリカはイタリアの女流ピアニスト。パレルモのベッリーニ音楽院で研鑽を積み、イタリア国内を中心に活躍しています。

 ※録音:2016年10月、モンレアーレ(イタリア)
 


TC 650790
(2CD)
¥5000
イッポーリト・ゲッツィ(1655ca.−1725ca.):宗教声楽作品第2巻
  ゲッツィ:
   2声のための詩篇歌集
   神聖なディアローギ
カペッラ・ムジカーレ・ディ・サン・
 ジャコモ・マッジョーレ・イン・ボローニャ
ロベルト・カーショ(指揮)
 作曲家、音楽理論家、アウグスチノ会の修道士、神学学士など、様々な姿を持っていた16世紀後半〜17世紀前半イタリアの音楽家イッポーリト・ゲッツィ(1655ca.−1725ca.)の宗教声楽作品第2巻。
 前作「オラトリオ、モテット、哀歌集」(TC 650770)に続く今回の第2巻には、1699年の詩篇歌集と1708年のディアローギ(ディアローグ)集が収録されており、イタリア、シエナの音楽の発展に寄与したゲッツィの芸術がまた1つ明らかとなります。

 ※録音:2007年−2017年、イタリア



 

FONE


FONEは新譜でも早めに完売するので、どうかご注文はお早めに・・・



FONE-097SA
(SACD Hybrid)
\2900
《シモーネ・バロンチーニ〜イタリアのホルン作品集》
1) ニノ・ロータ:山の城、
2) レオーネ・シニガーリャ:ホルンとピアノのためのデュオOp.28、
3) アンニバーレ・ブッキ:ホルンとピアノのための3つの歌、
4) イグナーツ・モシェレス:
   ロッシーニのアルバムの綴り「主題と変奏」Op.138b、
5) ドニゼッティ:不吉な愛、
ロッシーニ:
 6) 幻想曲(ガレ編)、7) 前奏曲、8) 主題と変奏、
9) ファブリツィオ・フェスタ:ドルチェ・ルメン/多分本当に
シモーネ・バロンチーニ(ホルン)、
アドリアーナ・マルフィージ(ソプラノ)(5, 9)、
ウンベルト・ファンニ(ピアノ)
 176.4Khz/24bit ハイブリッドSACD
 


FONE-186SA
(SACD Hybrid)
\2900
《MUST HAVE/クラシック録音集》
 1) J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007より前奏曲、
 2) モーツァルト:ピアノ・ソナタ イ短調K.310, 300d、
 3) ベートーヴェン:ロマンス第1番ト長調Op.40、
 4) シューベルト::四重奏曲第15番ト長調D887より第3楽章、
 5) パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ短調より第1楽章、
 6) リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』Op.35、
 7) マーラー:交響曲第2番ハ短調『復活』より第1楽章、
 8) ボッシ:『コルドーニ間奏曲』より第1曲:前奏曲とメヌエット
ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)(1)、
チャールズ・ローゼン(ピアノ)(2)、
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)
Orchestra da Camera Italiana(3)、
アッカルド四重奏団
[サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、
マーガレット・バジャー(ヴァイオリン)、
トビー・ホフマン(ヴィオラ)、
ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)](4)、
ウート・ウーギ(ヴァイオリン)、
I Filarmonici di Roma(5)、
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
Filarmonica Teatro Regio Torino(6)、
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
トリノ王立歌劇場管弦楽団・合唱団(7)、
イ・ムジチ合奏団(8)
 176.4Khz/24bit ハイブリッドSACD
 


FONE-193SA
(SACD Hybrid)
\2900
《ジャナンドレア・ノセダ〜リムスキー=コルサコフ:シェエラザード》
 リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』Op.35
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
トリノ王立歌劇場管弦楽団
 176.4Khz/24bit ハイブリッドSACD
 2016年にリリースされた限定盤(FONE148SA)の再発売

2015年4月13日トリノ、レッジョ劇場
ステレオ(ライヴ)
 .


FONE-187SA
(SACD Hybrid)
\2900→\2690
《ジャナンドレア・ノセダ〜マーラー:交響曲第9番》
 マーラー:交響曲第9番ニ長調
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
トリノ王立歌劇場管弦楽団
FONE-122LP
(2LP)
\9400
 SACDは176.4Khz/24bit ハイブリッド
 LPは180g 高音質LP

2017年10月20,21日トリノ、レッジョ劇場
ステレオ(デジタル176.4Khz/24bit/ライヴ)
 


FONE-199SA
(SACD Hybrid)
\2900
《LA FONOSOFIA DEL SIGNORICCI
 ——音楽人ジュリオ・チェーザレ・リッチ》

 1) ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.3 No.9より第1楽章(ヴィヴァルディ)、
 2) Just you, just me(J.Greer、R.Klages)、
 3) カンタービレ(パガニーニ)、
 4) ブリリアント・コーナーズ(セロニアス・モンク)、
 5) 「悪魔のロベール」の主題による
    コンチェルタント・グラン・デュオ ホ長調(ショパン)、
 6) Joshua(V.S.Feldman)、
 7) ソナタ第12番ハ長調(ビーバー)、
 8) いそしぎ(J.Mandel、P.F.Webster)、
 9) 協奏曲ハ短調BWV981より第3楽章(J.S.バッハ)、
 10) Drums, Drums, Drums(R.Rayford、M.Jackson)、
 11) 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番ロ短調BWV1002より
   第2楽章(J.S.バッハ)、
 12) 天使のミロンガ(ピアソラ)、
 13) 歌劇『アルジェのイタリア女』より「シンフォニア」(ロッシーニ)、
 14) グローリアRV589より「いと高きところには神の栄光」(ヴィヴァルディ)
マルコ・フォルナチアリ(指揮&ヴァイオリン・ソロ)
フォーン・アンサンブル(1, 14)、
K.Mc Garry(ヴォーカル)、
P.Kreibich(ドラム)、
K.Hammack(ピアノ)、
E.von Essen(ベース)(2)、
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)
オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ(3, 12)、
T.Cochran(ピアノ&ヴォイス)(4)、
ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)、
M.Campanella(ピアノ)(5)、
J.Leary(ベース)、
E.Harrris(ヴォーカル&テナー・サクソフォン)、
B.Childs(ピアノ)、
R.Penland(ドラム)(6)、
レオナルド・コロンナ(コントラバス)、
エメスト・メルリーニ(オルガン)、
マルコ・フォルナチアリ(ヴァイオリン)(7)、
スコット・ハミルトン(サックス)、P.Birro(ピアノ)、
A.Zunino(ベース)、A.Kramer(ドラム)(8)、
エドアルド・ベロッティ(オルガン)(9)、
M.Jackson、F.Awe、L.Castro、M.Dosso、
A.Figueroa、B.Summers(パーカッション)、
R.Rayford(パーカッション&ヴォイス)、
T.Cochran、O.Ruiz(ピアノ)M.O’Neil(ギター)、
S.Bunch(ベース)、P.Eustacio(フルート)、
R.Greenidge(スティールパン)、
R.Griffin(ドラム/シンバル)(10)、
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)(11)、
チョン・ミョンフン(指揮)
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団(13)
 176.4Khz/24bit ハイブリッドSACD
 FONEレーベルの顔ともいうべきジュリオ・チェーザレ・リッチが35年の仕事の中からお気に入りの曲を選んだアルバムです。
 クラシックと他ジャンルとの初めてのコンピレーションとなります。




B RECORDS


LBM006
\2700
シューベルト(1797-1828):ピアノ作品集
 ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960
 3つのピアノ小品(即興曲) D946
  第1番:変ホ短調
  第2番:変ホ長調
  第3番:ハ長調
イスマエル・マルゲン(ピアノ)
 1992年生まれのイスマエル・マルゲンは、ジャック・ルヴィエやロジェ・ムラロらに師事した若手ピアニスト。2012年12月に開催されたロン=ティボー国際音楽コクールで第3位および聴衆賞を受賞、期待の若手として国際的な活躍を誇っています。このアルバムではシューベルトの最後のピアノ・ソナタである第21番と、同じく最後の年に書かれた3つの即興曲を演奏、作品の持つ深みを表現しながらも、若々しい感性を加えたユニークな演奏を披露しています。
 録音 2016年8月3日 ライヴ Salle Elie de Brignac, Deauville, France

 プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?v=bY9mGafaqls
 
 

LBM007
\2700
熱血漢-ロンドンでのイタリア人の苦難
ジェミニアーニの物語

 【序曲】
  1.ヘンデル(1685-17959):歌劇《忠実な羊飼い》HWV8-第1幕 序曲
 【第1幕】
  2.Le theatre represente …劇場の代表は(語り)
 ジェミニアーニ(1687-1762):
  3.合奏協奏曲 ニ長調 Op.2-4 第1楽章:Andante
  4.合奏協奏曲 ロ長調 Op.7-6 第1楽章:Andante unisson - Andante
  5.チェロ・ソナタ 変ロ長調 Op.5-4 第3楽章:Grave
  6-8.合奏協奏曲 ロ長調 Op.7-6 第2-4楽章
  9.バレエ音楽「魔法の森」第2部-Andante-Allegro assai-Adagio
  10.合奏協奏曲 ロ長調 Op.4-2
  11-12.合奏協奏曲 ロ長調 Op.7-6 第5.6楽章
 【第2幕】
  13.Londres, Hiver 1732 …1732年冬、ロンドン(語り)
  14-17.ジェミニアーニ:合奏協奏曲 ハ短調 Op.2-1
  18-21.エイヴィソン(1709-1770):協奏曲 ホ短調 Op.6-3
  22.ジェミニアーニ:音楽の寄せ集め
 【第3幕】
  23.Il furibondo se sent seul…孤独な熱血漢
  24.ジェミニアーニ:ヴァイリン・ソナタ ロ短調 Op.4-11 第1楽章:Largo
  25.合奏協奏曲 ホ短調 Op.3-3 第2楽章:Allegro
  26.合奏協奏曲 第2番 変ロ長調
   (コレッリのソナタ集 Op.5-2による):第2楽章 Allegro
  27.ヘンデル:歌劇《リナルド》HWV7-第2幕 私を泣かせてください
  28.ジェミニアーニ:バレエ音楽「魔法の森」第1部 Allegro moderato
  29-31.ジェミニアーニ:ソナタ ニ長調「トランケールの茂みで」
  32.コレッリ(1653-1713):合奏協奏曲 ニ長調 Op.6-4 第4楽章 Allegro-Allegro
レスカドロン・ヴォラン・ドゥ・ラ・レーヌ
 イタリア後期バロックの作曲家ジェミニアーニ。アレッサンドロ・スカルラッティに師事し、ナポリの宮廷楽団のコンサート・マスターとして活躍。その後ロンドンに招かれ第3代エセックス伯ウィリアム・カペルの庇護を受けました。
 ジェミニアーニはかなり気性の激しい性格だったようで「熱血漢Il Furibondo」と呼ばれたことでも知られます。彼の晩年は謎に包まれており、中でも大切な手稿を使用人に盗まれ気落ちしてしまったことなど数多くのエピソードも残されています。
 このアルバムは、彼の音楽を中心に周辺の作曲家の作品も交え、語りを加えて3幕の物語として仕立てた演奏会をそのまま収録しています。演奏も素晴らしく、劇場の雰囲気も良く伝わってきます。

 録音 2016年6月16日 ライヴ Fondation Singer-Polignac, Paris,France
 

LBM008
\2700
シューベルト(1797-1828):歌曲集「冬の旅」D911 ナウエル・ディ・ピエロ(バス)
アルフォンス・スマン(ピアノ)
 1984年ブエノスアイレス生まれのバス歌手ナウエル・ディ・ピエロが歌う「冬の旅」全曲。2012年にはロイヤル・オペラの《ラ・ボエーム》に出演し話題となり、2014年には《ドン・ジョヴァンニ》のマゼット役でも注目を浴びました。
 現在はパリ・オペラ座のアトリエ・リリケとザルツブルク音楽祭の「ヤング・シンガー・プログラム」に席を置き、オペラ全般を学んでいます。この「冬の旅」ではビロードのような美しい声と、若々しい感性を生かした見事な歌唱を聴くことができます。
 録音 2015年5月11日 ライヴ フランス、パリ、アテネ劇場

 プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=MQq3QfYUk7A
 
 

LBM009
\2700
Histoires Naturelles 博物誌
プーランク/ラヴェル:歌曲集

プーランク(1899-1963):
 1.ギョーム・アポリネールの詩による2つの歌 FP131-第1曲 橋
 動物詩集 FP15
  2.第1曲:らくだ
  3.第2曲:チベットのやぎ
  4.第3曲:いなご
  5.第4曲:イルカ
  6.第5曲:ザリガニ
  7.第6曲:コイ
 8.モンパルナス FP127
 9.ハイド・パーク FP128
 カリグラム FP140
  10.第1曲:女スパイ
  11.第2曲:変身
  12.第3曲:南の方へ
  13.第4曲:雨が降る
  14.第5曲:追放された美女
  15.第6曲:蝉と同じように
  16.第7曲:旅
 ギヨーム・アポリネールの4つの詩 FP58
  17.第1曲:うなぎ
  18.第2曲:郵便はがき
  19.第3曲:映画を見に行く前に
  20.第4曲:1904年
 平凡な話 FP107
  21.第1曲:オルケニーゼの歌
  22.第2曲:ホテル
  23.第3曲:ワロン地方の小さな沼
  24.第4曲:パリへの旅
  25.第5曲:すすり泣き
 ラヴェル(1875-1937):
  マダガスカル先住民の歌
   26.第1曲:ナアンドーヴ
   27.第2曲:おーい
   28.第3曲:休息-それは甘く
 博物誌
  29.第1曲:くじゃく
  30.第2曲:こおろぎ
  31.第3曲:白鳥
  32.第4曲:かわせみ
  33.第5曲:ほろほろ鳥
ステファーヌ・ドグー(バリトン)
セドリック・ティベルギアン(ピアノ)
アレクシス・デシャルム(チェロ)・・・26-28
マッテオ・チェーザリ(フルート)・・・26-28
 2017年1月、パリの「アテネ劇場」で開催されたコンサートのライヴ録音。動物の叫び声、都市の寓話、旅の散文、失われた詩人の声など、奇妙な声を伴うユニークで一風変わった演奏は聴衆たちを大いに沸かせました。
 バリトン歌手ドグーの表情豊かな歌と、名手ティベルギアンの伴奏は、音楽と文学の完璧な融合をみせています。

  録音 2017年1月23日 ライヴ フランス、パリ、アテネ劇場
 

LBM010
\2700
A Deux Pianos ピアノ・デュオ
 1-10.ブラームス(1833-1897):
   ハイドンの主題による変奏曲 Op.56b(2台ピアノ版)
 11.シューマン(1810-1856):アンダンテと変奏 Op.46
  (2台ピアノ、2台のチェロとホルンによるオリジナル版)
 ラフマニノフ(1873-1943):組曲 第1番「幻想的絵画」Op.5
  12.舟歌
  13.夜と愛と
  14.涙
  15.復活祭
 16.ショスタコーヴィチ(1906-1975):
    2台のピアノのためのコンチェルティーノ Op.94
ジュリアン・デプランケ(ホルン)
ヤン・ルヴィオノワ(チェロ)
アンソニー・コンドウ(チェロ)

ギヨーム・ベロン(ピアノ)
イスマエル・マルゲン(ピアノ)
 2017年夏に収録されたアルバム。1992年生まれのベロンとマルゲンは、以前にもシューベルトの連弾アルバムをリリースするなど旧知の仲であり、今回も息がぴったり。憂鬱で内省的なシューマン、幻想的なラフマニノフ、荘厳なブラームス、機知に富んだショスタコーヴィチと、作品の多彩な面をほとんどゲーム感覚で的確に描きだしています。
 ブラームスでは管弦楽を思わせる響きを聴かせ、シューマンはホルンとチェロを伴うオリジナル版を演奏しているところも聴きどころです。  

 
録音 2017年8月2.4.5日 ライヴ Salle Elie de Brignac, Deauville
 プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=FmitzURrD6E
 
 

LBM013
(3CD)
\4800
サン=サーンス(1835-1921):歌劇《アスカーニオ》
5幕7場
ルイ・ガレ:台本
【CD1】
 1-13.第1幕 第1場
 14-26.第1幕 第2場
【CD2】
 1-14.第2幕 第3場
 15-23.第2幕 第4場
 24-29.第3幕 第5場
【CD3】
 1-12.第3幕 バレエ
 13-25.第4幕 第6場
 26-31.第5幕 第7場
ベンヴェヌート・チェッリーニ…ジャン=フランソワ・ラポアント(バリトン)
パゴーロ…ジョー・ベルティリ(バス・バリトン)
アスカーニオ…ベルナール・リヒター(テノール)
スコッツォーネ…イヴ=モー・ユボー(メゾ・ソプラノ)
フランソワ1世…ジャン・テイゲン(バス)
デタンプ公爵夫人…カリーナ・ゴーヴァン(ソプラノ)
コロンブ・デストゥールヴィル…クレメンス・ティルカン(ソプラノ)
物乞い…モハンメド・ハイダー(バリトン)
デストゥールヴィル…バスティアン・コンブ(テノール)
オルベック…マクサンス・ビリエマス(テノール) 他

ギョーム・トゥルニエール(指揮)
ジュネーヴ大劇場合唱団
ジュネーヴ州立高等音楽院管弦楽団&合唱団
 ベルリオーズの破天荒なオペラで知られるイタリア・ルネサンス期に実在した彫刻家ベンヴェヌート・チェッリーニ。サン=サーンスは彼の弟子アスカーニオを主人公にし、ベルリオーズとは違った視点で作品を描いています。
 1890年に初演されたこの歌劇は、当時流行していたワーグナーの音楽から影響を受けながらもフランスのエスプリを失うことなく、優雅かつ壮大な叙事詩として成立しており、通常いくつかの省略が施されますが、今回は省略のない完全版が演奏されています。
 スイス最古の音楽学校である「ジュネーヴ州立高等音楽院」の学生たちの熱気あふれる演奏にのってヴェテラン歌手たちが素晴らしい歌唱を繰り広げています。

  録音 2017年11月24-26日 ジュネーヴ ライヴ録音


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRAND SLAM



GS 2195
¥2500
作曲者から絶賛されたバーンスタインのショスタコーヴィチ第5
 ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 Op.47
レナード・バーンスタイン(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニック
 作曲者から絶賛されたバーンスタインのショスタコーヴィチ第5、2トラック、38センチ、オープンリール・テープより鮮やかに蘇る!

 セッション録音:1959年10月20日/シンフォニー・ホール(ボストン)
 使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)/ステレオ

 制作者より
 1959 年8 月、バーンスタインとニューヨーク・フィルは約8 週間に渡るヨーロッパ・ツアーに出かけました。その途次である9 月11 日、モスクワで演奏されたショスタコーヴィチの交響曲第5 番は作曲者自身から大絶賛され、このニュースはたちまち全米を駆けめぐりました。10 月に帰国した指揮者とオーケストラは、その熱狂と興奮をそのままに、わずか1日でこのディスクの演奏を収録しました。
 今回使用した2 トラック、38 センチのオープンリール・テープはアナログ時代のコピー・テープのようで、ゴリゴリと力強い響きが特色です。



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PROFIL



PH 18046
(13CD)
¥6200→\5790

コンドラシン・エディション1937-1963

 大半は入手困難なうえ驚きの価格。

キリル・コンドラシン(指揮)
 CD1 56' 38"
  ショスタコーヴィチ:交響曲第13番変ロ短調Op.113「バビ・ヤール」
    ヴィターリー・グロマツキー(バス)、ロシア共和国合唱団、モスクワ・フィル
    録音:1962年12月18日/モスクワ音楽院大ホール(世界初演時のライヴ)

 CD2 71' 10"
  チャイコフスキー:
   (1)交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」/(2)イタリア奇想曲Op.45/
   (3)ゆううつなセレナードOp.26
    ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)(3)、モスクワ・フィル(1)
    RCAビクター交響楽団(2)、ソヴィエト国立交響楽団(3)
    録音:1959 年モスクワ(1)、1958年(2)、1945年(3)

 CD3 73' 11"
  チャイコフスキー:
   (1)弦楽セレナードOp.48/(2)組曲第3番ト長調Op.55
    シュターツカペレ・ドレスデン(1)、モスクワ・フィル(2)/録音:1960年(1)、1962年(2)

 CD4 74' 46"
  チャイコフスキー:
   (1)ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35/
   (2I)ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23/(3)奇想的小品Op.62
    ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、ソヴィエト国立交響楽団(1)
    エミール・ギレリス(ピアノ)モスクワフィル(2I)
    ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)、モスクワ青年交響楽団(3)
    録音:1957 年(1)、1949年3月15日(ライヴ)(2)、1949 年(3)/モスクワ

 CD5 72' 10"
  (1)リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲Op.34/
  (2)同:ピアノ協奏曲嬰ハ短調Op.30/(3)タネーエフ:協奏組曲Op.28
    RCAビクター交響楽団(1)
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、モスクワ青年交響楽団(2)
    ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、モスクワ・フィル(3)
    録音:1957 年(1)、1950年2月17日(2)、1958年(3)

 CD6 74' 41"
  ラヴェル:
   (1)スペイン狂詩曲/(2)ラ・ヴァルス/(3)左手のための協奏曲/
   (4)ピアノ協奏曲ト長調/(5)ツィガーヌ
    モスクワ・フィル(1)(2)(3)、エミール・ギレリス(ピアノ)(3)、
    ヤコフ・ザーク(ピアノ)、レニングラード交響楽団(4)、
    ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、ソヴィエト国立交響楽団(5)
    録音:1961 年(1)(2)、1953 年5月14日(モスクワ・ライヴ)(3)、
     1963 年1月10日(レニングラード・ライヴ)(4)、1949年(5)

 CD7 53' 45"
  ヴァインベルク:
   (1)交響曲第4番イ短調Op.61/(2)ヴァイオリン協奏曲ト短調Op.67
    レオニード・コーガン(ヴァイオリン)(2)、モスクワ・フィル
    録音:1962年(1)、1961年(2)/モスクワ

 CD8 57' 25"
  (1)パガニーニ(ヴィルヘルミ編):ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.6
  (2)カセッラ:パガニニアーナOp.65
  (3)ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
    ヴィクトル・ピカイゼン(ヴァイオリン)(1)、モスクワ・フィル(1)(2)
    ヤコフ・ザーク(ピアノ)、ソヴィエト国立交響楽団(3)
    録音:1958年(1)、1961年(2)、1952年(3)

 CD9 47' 07"
  (1)ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
  (2)ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
  (3)シチェドリン:管弦楽のための協奏曲第1番「お茶目なチャストゥーシュカ」
    ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)(2)、モスクワ・フィル
    録音:1961年(1)、1963年2月8日(ライヴ)(2)、1963年(3)/モスクワ

 CD10 70' 10"
  ラフマニノフ:
   (1)交響曲第3番イ短調Op.44/(2)交響的舞曲Op.45
    チェコ・フィル(1)、モスクワ・フィル(2)
    録音:1960年7月1日(プラハ・ライヴ)(1)、1963年(2)モスクワ

 CD11 56' 10"
  ショスタコーヴィチ:
   (1)ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.99/(2)チェロ協奏曲第1番変ホ長調Op.107
    レオニード・コーガン(ヴァイオリン)、モスクワ・フィル(1)
    ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)、モスクワ・フィル(2)
    録音:1960年10月3日(モスクワ・ライヴ)(1)、1960年5月29日(プラハ・ライヴ)(2)

 CD12-13 76' 52" + 51' 25"
  スメタナ:歌劇「売られた花嫁」(ロシア語上演)+「売られた花嫁」序曲(ボーナス・トラック)
    イェニーク:ゲオルギー・ネレップ(テノール)、クルシナ:ミハイル・スカージン(バス)、
    ルドミラ:ニーナ・オストロウーモワ(ソプラノ)、マジェンカ:エレーナ・シュミーロワ(ソプラノ)、
    ミーハ:ミハイル・ソロヴィヨフ(バス)、ハータ:エフゲニヤ・ヴェルビツカヤ(メゾソプラノ)、
    ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団+マールイ劇場(マレゴート)管弦楽団(ボーナス・トラック)
    録音:1949年/モスクワ、1937年/レニングラード(ボーナス・トラック)
 お宝目白押し! ドイツの放送局所蔵マスターから初復刻。Profilコンドラシン・ボックス

 Profile レーベルがドイツの放送局に眠る音源を発掘シリーズ、今回はコンドラシンの超貴重な音源が目白押しです。

 キリル・コンドラシン(1914-1981) は78 年に亡命したことで、旧ソ連では「人民の敵」として名前が抹消され、録音物も長くお蔵となっていたうえ、81 年に急逝したため、限られたディスクに甘んじるしかない状態が続きました。近年はいろいろな盤がリリースされていますが、このBox ではCD13 枚分のコンドラシン芸術を存分に堪能できます。

 注目はショスタコーヴィチの交響曲第13 番「バビ・ヤール」世界初演時の貴重な記録。
 この作品は1962 年12 月18 日にモスクワで初演されましたが、反体制的な内容ゆえさまざまな妨害があったとされます。2日後の録音は名盤として知られていますが、こちらは数年前にモスクワ音楽院レーベルからリリースされただけのお宝音源。ショスタコーヴィチに興味のある方すべてが持っていなくてはならないディスクと申せましょう。

 加えて嬉しいのがチャイコフスキー。
 1959 年のモスクワ・フィルとの「悲愴」、60 年のシュターツカペレ・ドレスデンの「弦楽セレナード」、オイストラフ、ギレリス、ロストロポーヴィチとの協奏作品など興奮もののタイトルが続きます。

 協奏曲ではギレリスとのラヴェルの左手のほか、リヒテルとのリムスキー=コルサコフ、オイストラフとのタネーエフ、ラヴェル、ストラヴィンスキー、ロストロポーヴィチとのショスタコーヴィチ、コーガンとのヴァインベルクとショスタコーヴィチなど驚くべきラインナップの連続。

 もうひとつの大盤振舞いが、1949 年にボリショイ・オペラとのスメタナの「売られた花嫁」全曲。
 ソ連国歌と現ロシア国歌の作詞者で、映画監督ニキータ・ミハルコフとアンドレイ・コンチャロフスキーの父セルゲイ・ミハルコフとコンドラシンによるロシア語版で、当時のオールスター・キャストとなっています。ボーナス・トラックに23 歳のコンドラシンがレニングラードのマールイ劇場管弦楽団を指揮した同序曲があるのも驚き。

 1937 年第3 回ショパン・コンクール優勝のヤコフ・ザークとのラヴェルの協奏曲、チェコ・フィルとの交響曲第3 番、ピカイゼンとのパガニーニのヴァイオリン協奏曲第1 番、シチェドリンの「お茶目なチャストゥーシュカ」なども大歓迎。

 大半は入手困難なうえ驚きの価格。

 コンドラシンの偉大さを再認識させてくれること間違いなしのBox です。


<メジャー・レーベル>
 

DG

伝説の録音 CD+BDA デラックス盤

●CD+ハイフィデリティ・ピュア・オーディオ・ブルーレイ・オーディオ、24ビット・オーディオ
●オリジナル・アナログ音源からの24bitオーディオ・リマスタリング。


4835609
(9CD+BDA)
\8000
《ヴィルヘルム・ケンプ〜シューベルトDG録音集》
シューベルト:ピアノ作品集
《CD 1》
 1) ソナタ第21番変ロ長調D960、2) ソナタ第3番ホ長調D459
  【録音】1967年 /
《CD 2》
 1) ソナタ第19番ハ短調D958、2) ソナタ第20番イ長調D959
  【録音】1968年 /
《CD 3》
 1) ソナタ第18番ト長調D894(Op.78)、
 2) ソナタ第17番ニ長調D850(Op.53)
  【録音】1965年(1)、1968年(2)/
《CD 4》
 1) ソナタ第16番イ短調D845(Op.42)、
 2) ソナタ第15番ハ長調D840『レリーク』(断章)、
 3) ソナタ第14番イ短調D784(Op.143)
  【録音】1965年(1)、1967年(2)、1968年(3)/
《CD 5》
 1) ソナタ第13番イ長調D664(Op.120)、
 2) ソナタ第11番ヘ短調D.625、3) ソナタ第9番ロ長調D575(Op.147)
  【録音】1967年(1)、1969年(2)、1968年(3)/
《CD 6》
 1) ソナタ第7番変ホ長調D568(Op.122)、
 2) ソナタ第5番変イ長調D557、3)ソナタ第6番ホ短調D566(第1・2楽章)
  【録音】1968年 /
《CD 7》
 1) ソナタ第4番イ短調D537(Op.164)、
 2) ソナタ第2番ハ長調D279(断章)、
 3) ソナタ第1番ホ長調D157(断章)、
 4) セレナード「聞け、聞け、雲雀」(リスト編)D889/S558 No.9
  【録音】1968年(1-3)、1935年(4)/
《CD 8》
 1) 楽興の時D780(Op.94)、2) 即興曲D899(Op.90)、
 3) 即興曲D935(Op.142)より第1−3番
  【録音】1967年(1)、1965年(2, 3)/
《CD 9》
 1) 即興曲D935(Op.142)より第4番、
 2) さすらい幻想曲ハ長調D760(Op.15)、
 3) 3つのピアノ曲D946、4) アンダンテ イ長調D604、
 5) アレグレット ハ短調D915、6) スケルツォ変ロ長調D593、
 7) アンゼルム・ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲イ短調D576
  【録音】1965年(1)、1967年(2, 5, 6)、1969年(3, 4)、1970年(7)
《BDA》
 CD 1−CD 9のすべての収録曲
ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
 「誰よりも美しく奏でる」ケンプによるシューベルト。BDオーディオ付き。
 「絶頂期の彼は、我々の誰よりも美しく弾いた」と、アルフート・ブレンデルはヴィルヘルム・ケンプのことを絶賛しています。
 9CD+BDオーディオ(24-bit/192kHzマスタリング)のこの録音は、ヴィルヘルム・ケンプが偉大なシューベルト弾きの一人であることを明らかにしています。
 紙ジャケット仕様、スリップケース付き。限定盤。
 44ページのブックレットには、ヴィルヘルム・ケンプのシューベルト録音についてのGregor Wimesによる新規エッセー、未公表写真、オリジナル録音計画書の複製が掲載されています。

  【録音地】ハノーファー(CD 1-6, CD 7:1-3, CD 8, CD 9)、ベルリン(CD 7: 4)




DECCA

伝説の録音 CD+BDA デラックス盤

●CD+ハイフィデリティ・ピュア・オーディオ・ブルーレイ・オーディオ、24ビット・オーディオ
●オリジナル・アナログ音源からの24bitオーディオ・リマスタリング。


4832579
(3CD+BDA)
\5000
《アシュケナージ/ショルティ〜ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集》
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲
《CD 1》
 1) 第1番ハ長調 Op.15、2) 第2番変ロ長調Op.19 /
《CD 2》
 1) 第3番ハ短調Op.37、2) 第4番ト長調Op.58 /
《CD 3》
 第5番変ホ長調Op.73『皇帝』
《BDA》
 第1番−第5番
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)、
サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
シカゴ交響楽団
 絶頂期の二人の巨匠による唯一無二の録音。BDオーディオ付き。
 1971年から1972年、絶頂期にあった二人の巨匠、ヴラディーミル・アシュケナージとサー・ゲオルグ・ショルティがシカゴ交響楽団とベートーヴェンの不滅のピアノ協奏曲全曲で唯一無二の素晴らしい録音を残しました。1973年にグラミー賞を受賞したこの録音がデッカより豪華ハードカバー仕様、BDオーディオ(96kHz/24-bit)付きリマスターCD3枚組セットで発売されます。
 「アシュケナージの音の幅には並外れたものがあり、サー・ゲオルグ・ショルティはそれにぴったりと寄り添い、シカゴ交響楽団の深く美しい音色で録音されている」(『グラモフォン』誌)

 【録音】1972年5月(第1・2・4番)、1971年5月(第3・5番)、シカゴ、イリノイ大学、クラナート・センター
 


4832507
(3CD+BDA)
\6000
《サー・ゲオルグ・ショルティ〜ワーグナー:歌劇『タンホイザー』》
《CD 1- 3》&《BDA》
 ワーグナー:歌劇『タンホイザー』全曲(パリ版)
タンホイザー………ルネ・コロ(テノール)
エリーザベト……………ヘルガ・デルネシュ(ソプラノ)
ヴェーヌス…………クリスタ・ルートヴィヒ(メッゾ・ソプラノ)
ヴォルフラム………ヴィクター・ブラウン(バリトン)
ビーテロルフ………マンフレート・ユングヴィルト(バス)
ヘルマン一世……ハンス・ゾーティン(バス)
ハインリヒ…………クルト・エクヴィルツ(テノール)
ラインマル………ノーマン・ベイリー(バス・バリトン)
ウィーン国立歌劇場合唱団
サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ショルティとウィーン・フィルによる伝説のオペラ録音。BDオーディオ付き。
 ショルティによるワーグナー・オペラの解釈は録音において特に感動を与えます。出演者の安定感と力強さがウィーン・フィルハーモニーの明晰な演奏とバランスを保ち、明快さと豊かさで定評のあるデッカで録音されました。
 この『タンホイザー』は未発売の1970年のアナログ・テープから96kHz/24-bitでリマスタリングされ、BDオーディオは5.1サラウンド・サウンドになっています。
 3CD+ハイフィデリティ・ピュア・オーディオ・ブルーレイ・ディスク、24ビット・オーディオのオペラ全曲盤。
 豪華オリジナル・ハードカバー仕様。
 リブレット&あらすじ付き(英語、ドイツ語、フランス語)。
 元デッカ・エンジニアのパスカル・バーンによるオリジナル・アナログ音源からのマスタリング。

  【録音】1970年10月、ウィーン、ゾフィエンザール



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オーストラリアELOQUENCE



4825225
(2CD)
\1800
《アナトール・フィストゥラーリ〜チャイコフスキー:白鳥の湖》
《CD 1&2》
 チャイコフスキー:
  1) バレエ『白鳥の湖』Op.20*、
  2) バレエ『くるみ割り人形』組曲第1・2番

 *DECCA初CD化
アルフレード・カンポリ(ソロ・ヴァイオリン)(1)、
Willem de Mont(ソロ・チェロ)(1)、
アナトール・フィストゥラーリ(指揮)
ロンドン交響楽団(1)、
パリ音楽院管弦楽団(2)
 バレエ音楽の巨匠、フィストゥラーリのチャイコフスキー
 7歳で初めて指揮をしたと伝えられるアナトール・フィストゥラーリは、20代でフランスに移り住み、その後イギリスへ渡りました。特にロシアものを得意とするバレエ音楽のスペシャリストです。
 1952年録音の『白鳥の湖』ではアルフレード・カンポリがソロ・ヴァイオリンを披露しています。歴史的録音ながらファンから愛される名演です。CD2枚組。

  【録音】1952年1月21、22、29、30日、3月28日、ロンドン、キングズウェイ・ホール(1)、1951年6月21−23日、パリ、メゾン・ド・ラ・ミュチュアリテ
 


4828710
\1200
《ニコライ・オルロフ〜デッカ録音集》
 チャイコフスキー:1) ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23、
 ショパン:
  2) 即興曲第1番変イ長調Op.29、
  3) マズルカ ヘ短調Op.7 No.3、
  4) ワルツ ヘ長調Op.34 No.3、
  5) マズルカ嬰ハ短調Op.50 No.3、
  6) エチュード変ニ長調Op.10 No.8、
  7) エチュード イ短調Op.10 No.4、
  8) 前奏曲ロ短調Op.28 No.6、
  9) 前奏曲ト長調Op.28 No.3、
  10) 前奏曲ロ長調Op.28 No.11、
  11) 前奏曲変ロ短調Op.28 No.16、
  12) 幻想即興曲嬰ハ短調Op.66

DECCA初CD化
ニコライ・オルロフ(ピアノ)、
アナトール・フィストゥラーリ(指揮)
ナショナル交響楽団(1)
 忘れられたロシアの天才ピアニスト、オルロフのデッカ録音集大成
 素晴らしい才能がありながら忘れられているロシアのピアニストによるデッカ録音集です。伝説の教師コンスタンチン・イグームノフの生徒であったニコライ・オルロフは、1917年25歳でモスクワ音楽院の教師となりました。1922年にパリに移住し、まもなくイギリスの舞台での活躍が称賛されました。
 特にエチュードと前奏曲ではオルロフの“羽のような軽さ”(『グラモフォン』誌)が絶賛されました。

 【録音】1945年11月13−15日、ロンドン、ウェンブリー・タウン・ホール(1)、1945年9月17日(2)、11月1日(12)、12月19日(3-5, 8-11)、20日(6, 7)、ロンドン、ウェスト・ハムステッド、デッカ・スタジオ
 


4826903
(3CD)
\3000
《クレシミル・バラノヴィッチ〜チャイコフスキー:スペードの女王》
《CD 1-3》
 チャイコフスキー:歌劇『スペードの女王』Op.68
 DECCA世界初CD化(ステレオ録音)
ゲルマン………アレクサンダー・マリンコヴィチ
トムスキー伯爵………Jovan Gligorijevi?
エレツキー公爵………ドゥシャン・ポポヴィチ
伯爵夫人………メラニー・ブガリノヴィチ
リーザ………ヴァレリア・ヘイバル
ポリーナ……ビセルカ・ツヴェイチ
チェカリンスキー……Dragutin Petrovi?
スーリン……Alexander Veselinovi?
チャプリッツキー……Zivojin Iovanovi?
ナルーモフ……ヴラディーミル・ポポヴィチ
女家庭教師……Mira Vershevich
マーシャ……Anne Jeninek
Major-Domo ………ニコラ・ヤンチッチ
プリレパ/クロエ……Sofia Jankovi?
ミロヴゾール/ダフニス……ビセルカ・ツヴェイチ
ズラトゴル/プルートス……Jovan Gligorijevi?
家政婦たち、女家庭教師たち、乳母たち、
放浪者たち、客たち、子どもたち、賭博師たち 他
Yugoslav Army Chorus、
ベオグラード放送児童合唱団
クラシミル・バラノヴィッチ(指揮)
ベオグラード国立歌劇場管弦楽団
 チャイコフスキーの悲劇の傑作、初ステレオ録音の世界初CD化
 エロクァンスは1955年にベオグラード国立オペラにより録音され録音された7作のロシア・オペラをリリースしています。
 今回はクレシミル・バラノヴィッチ指揮によるチャイコフスキーの悲劇のオペラ『スペードの女王』です。CD3枚組。

  【録音】1955年9月5−9、11日、ベオグラード、House of Culture
 


4824955
\1200
《シューリヒト&モントゥー〜メンデルスゾーン:序曲集/シューベルト:ロザムンデ》
 メンデルスゾーン:序曲集
  1) 『フィンガルの洞窟』Op.26、
  2) 『静かな海と楽しい航海』Op.27、
  3) 『美しいメルジーネ』Op.32、
  4) 『ルイ・ブラス』Op.95、
 シューベルト:劇音楽『ロザムンデ』D797より
  5) 序曲(『魔法の竪琴』D644)、
  6) 間奏曲第3番よりアンダンティーノ、
  7) バレエ音楽第1番、8) バレエ音楽第2番
カール・シューリヒト(1-4)、
ピエール・モントゥー(5-8)(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ウィーン・フィルによる初期ロマン派2作品を初カップリング
 シューリヒトはメンデルスゾーンの曲に天賦の才能があり、指揮者人生を通してその序曲を演奏しました。

  【録音】1954年4月26−27日、ウィーン、ウィーン楽友協会(1)、1957年11月25−28日、ウィーン、ゾフィエンザール(2)
 


4840136
(2CD)
\1800
指揮者バレンボイム、70年代のハイドン!
 〜ハイドン:交響曲第44番−第49番》

ハイドン:交響曲
 1) 第44番ホ短調Hob.I:44『悲しみ』*、
 2) 第45番嬰ヘ短調Hob.I:45『告別』、
 3) 第46番ロ長調Hob.I:46*、4) 第47番ト長調Hob.I:47*、
 5) 第48番ハ長調Hob.I:48『マリア・テレジア』*、
 6) 第49番ヘ短調Hob.I:49『受難』*

*DECCA世界初CD化
ダニエル・バレンボイム(指揮)
イギリス室内管弦楽団
 ハイドンの“シュトゥルム・ウント・ドラング”期における6つの交響曲の情熱的な演奏
 ハイドンが“シュトゥルム・ウント・ドラング”期に作曲した6つの交響曲をダニエル・バレンボイムが情熱的に演奏したこのアルバムは、ドイツ・グラモフォンに当初LP3枚として録音されたものです。
 その時からバレンボイムは20年にわたりイギリス室内管弦楽団を指揮しました。エディンバラとロンドンでの1975年と1978年のスタジオ・セッションで行われたこれらの録音では、音楽の父ハイドンへの“古い”アプローチと“新しい”アプローチ“の素晴らしい融合が見られます。
 5曲が世界初CD化。

 【録音】1975年9月4日(1, 6)、5日(3)、エディンバラ、ジョージ・ワトソンズ大学、1978年3月23、25日(2, 5)、24日(4)、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
 


4840268
(2CD)
\1800
《マントヴァーニ〜クリスマスの歌》
《CD 1》[マントヴァーニ—クリスマス・アルバム]
 1) 神の御子は今宵しも、2) 天には栄え、
 3) 星影さやけき、4) ホワイト・クリスマス、
 5) ウェンセスラスはよい王様、
 6) さやかに星はきらめき、7) 牧人ひつじを、
 8) もろびとこぞりて、9) きよしこの夜、10) もみの木、
 11) Midnight Walz、12) Nazareth、
 13) ああベツレヘムよ、14) スケーターズ・ワルツOp.183、/
《CD 2》[クリスマスの歌]
 1) ひいらぎかざろう、2) ダビデの村に、
 3) ジングル・ベル、4) Toy Waltz、5) 柊と蔦は、
 6) 良きおとずれをシオンに伝える者よ、7) 天なる神には、
 8) クリスマスの12日、9) 羊を飼うもの夜牧場にて、
 10) Christmas Bells、11) マリアの御子、12) 三隻の船
マイク・サムズ・コーラス・アンド・シンガーズ
 (CD 2: 1, 2, 5, 7, 8, 11, 12)、
マントヴァーニ・オーケストラ
 マントヴァーニのヒット・クリスマス・アルバム2枚をセット
 マントヴァーニは1952年10月、最初のクリスマス・アルバムをデッカに録音しました。のちに『クリスマス音楽のアルバム』に12曲を録音し、それは1950年代にヒットしました。
 ステレオの出現で1958年にそれまでの14曲すべてが再録音され、アルバムはミリオン・セラーとなりました(CD 1)。
 その後1963年に2枚目のクリスマス・アルバムが「クリスマスの歌」というタイトルで発売され(CD 2)、それがこのアルバム・タイトルになっています。
 馴染みのあるクリスマス曲が並ぶ中、マントヴァーニ自作の「Christmas Bells」、Paul Lambrechtの「Midnight Walz」、今は忘れられている「Nazareth」といった珍しい曲も収録されています。

  【録音】1958年6月(CD 1)、1963年8月(CD 2)、ロンドン、キングズウェイ・ホール



<映像>

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ACCENTUS MUSIC(映像)



ACC 60461BD
(6Blu-ray)
¥12000→\10990

クラウディオ・アバド/ルツェルン祝祭管とのライヴ映像集
 〜ザ・ラスト・イヤーズ


 BD1/DVD1
  ・グスタフ・マーラー:交響曲第9番ニ長調
    ルツェルン祝祭管弦楽団
    収録:2010 年8月20、21日ルツェルン、カルチャー&コンヴェンション・センター内コンサート・ホール(ライヴ)
 BD2/DVD2
  ・ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調WAB 105( ノーヴァク版)
    ルツェルン祝祭管弦楽団 
    収録:2011年8月19、20日 ルツェルン、カルチャー&コンヴェンション・センター内コンサート・ホール(ライヴ)
 BD3/DVD3
  ・モーツァルト:レクイエムニ短調K.626(バイヤー版&レヴィン版)
    ルツェルン祝祭管弦楽団,アンナ・プロハスカ(ソプラノ)
    サラ・ミンガルド(アルト) マキシム・シュミット(テノール)
    ルネ・パーペ(バス) バイエルン放送合唱団 スウェーデン放送合唱団
    収録:2012年8月ルツェルン音楽祭、ライヴ
 BD4/DVD4
  モーツァルト:
   ・交響曲第35番ニ長調「ハフナー」K385
   ・アリア「ああ、語っているのは私ではない」K.369
   ・アリア「ああ、私の眼の前から去って」K.272
   ・アリア「あなたに明かしたい、おお神よ」
   ・ベートーヴェン:劇音楽「エグモント」(全曲)
    ルツェルン祝祭管弦楽団、クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ:モーツァルト) 
    ユリアーネ・バンゼ(ソプラノ:ベートーヴェン) ブルーノ・ガンツ(語り:ベートーヴェン) 
    収録:2011年8月19&20日(モーツァルト)、2012年8月8&10日ルツェルンKKLコンサート・ホール(ライヴ)
 BD5/DVD5
  ・モーツァルト:ミサ・ソレムニス ハ短調K.139「孤児院ミサ」
  ・シューベルト:ミサ第6番 変ホ長調 D.950
    モーツァルト管弦楽団,ラヘル・ハルニッシュ(ソプラノ) サラ・ミンガルド(アルト)
    ハビエル・カマレナ(テノール) パオロ・ファナーレ(T) アレックス・エスポジト(バス)
    エルヴィン・オルトナー(合唱指揮) アーノルト・シェーンベルク合唱団
    収録:2012年7月28日ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
 BD6/DVD6
  ・ブラームス:悲劇的序曲Op.81
  ・シェーンベルク:グレの歌〜間奏曲&山鳩の歌
  ・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
    ルツェルン祝祭管弦楽団,藤村実穂子(アルト) 
    収録:2013年8月16、17日ルツェルン文化会議センター、ルツェルン・フェスティヴァル・ライヴ

  クラウディオ・アバド(指揮)

ACC 70461DVD
(6DVD)
¥10400→\9590
 クラウディオ・アバド没後5周年。生涯にわたって偉大な指揮者として人々の心に深く残るアバド、彼の"友人"であったスーパー・オケ、ルツェルン祝祭管とのライヴ映像集

 (6Blu-ray)画面:16:9、1080i、音声:PCM ステレオ、DTS-MA5.1、字幕:英韓日、総収録時間:529' 23
 (6DVD)画面:16:9、NTSC、音声:PCM ステレオ、DD5.1、DTS5.1、字幕:英韓日、総収録時間:529' 23

 2014 年1 月20 日80 歳で惜しくも亡くなった指揮者のクラウディオ・アバド。2002 年にベルリン・フィルの首席指揮者を退いた後2003 年よりルツェルン祝祭管弦楽団の音楽監督に就任。オケは、マーラー室内管弦楽団を母体とし、アバドを慕う世界的な名手たちが集結して結成されました。この映像BOX は、アバド没後5 年を記念して、ルツェルン音楽祭の映像を中心に、アバドが晩年心血を注ぎ、また友人のようなオーケストラとの演奏会を収めたもの。
 まず2010 年収録のマーラー9 番。マーラー生誕150 年を記念して行われた公演で、オケのポテンシャルの高さをうかがわせる、磨き抜かれた圧巻の演奏が展開されています。そして2011 年収録のブルックナー5 番。終演後スタンディング・オベーションとなり、この年のルツェルン音楽祭最高の演奏として記憶された名演です。翌2012 年にはモーツァルトのレクイエムを取り上げました。基本的にはバイヤー版を使い、「サンクトクス」は完全レヴィン版など折衷した複雑な構成。特徴的な「版」もそうですが、アバドの驚異的な集中力とソリスト陣を含めた高水準の演奏です。またアバドがザルツブルク音楽祭へ待望の復活ということで注目された2012 年のライヴ。ここではアバド自身が創設した若手オケ、モーツァルト管弦楽団との演奏。そして奇しくもアバド最後のルツェルン音楽祭となった2013 年のライヴ映像。この映像に収録された生気に満ちた指揮姿を見る限り、約半年後に亡くなってしまうとは信じられません。
 どの演奏も弦楽器、管楽器群ともに乱れることのない抜群の安定感は、さすがスーパー・オケと言われるルツェルン祝祭管と唸らされますが、その根底にはアバドが音楽、人柄ともに尊敬され、互いに尊重し合っていた仲だからこその演奏であったと納得させられます。




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C MAJOR(映像)











80 0304
(4Blu-ray)
¥8900→\7990









久しぶりの登場!日本語字幕付
バーンスタイン ヤング・ピープルズ・コンサート Vol.1


 「音楽とは?」

  ラヴェル:ラ・ヴァルス/ロッシーニ: 歌劇「ウィリアム・テル」序曲/
  R・シュトラウス: 交響詩「ドン・キホーテ」/ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調「田園」/
  ムソルグスキー(ラヴェル編): 組曲「展覧会の絵」/
  チャイコフスキー: 交響曲第4番ヘ短調、第5番ホ短調より
    放映:1958年1月18日

 「アメリカ音楽とは?」

  ガーシュウィン: パリのアメリカ人/チャドウィック:メルボメネ/
  ドヴォルザーク: 交響曲第9番ホ短調「新世界より」/マクダウェル:インディアン組曲/
  ギルバート:コンゴ地方の踊り/コープランド: 劇場のための音楽/
  ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー/W・シューマン:アメリカ祝典序曲/
  コープランド:「ビリー・ザ・キッド」組曲/トムソン:われらすべての母、交響曲第2番/
  コープランド: 交響曲第3番第4楽章より
    アーロン・コープランド(自作自演)/放映:1958 年2月1日

 「オーケストレーションとは?」

  ラヴェル: ボレロ/リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲第4曲& 第5曲
    放映:1958年3月8日

 「交響曲はどのように作られるのか?」

  モーツァルト: 交響曲第41番ハ長調K551「ジュピター」第4楽章/
  チャイコフスキー: 交響曲第4番ヘ短調/ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調「英雄」/
  フランス民謡:フレール・ジャック/ブラームス:交響曲第2番ニ長調第4楽章より
    放映:1958年12月13日

 「古典派の音楽とは?」

  モーツァルト: 歌劇「フィガロの結婚」序曲/ベートーヴェン:「エグモント」序曲/
  ヘンデル: 組曲「水上の音楽」〜ホ-ンパイプ/モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調K467/
  J・S・バッハ:ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調BWV1049/
  ハイドン: 交響曲第102番変ロ長調第4楽章より
    放映:1959年1月24日

 「音楽の中のユーモア」

  ホワイト:蚊の踊り/ハイドン:交響曲第88番ト長調Hob.Ⅰ -88「V」〜第4楽章/
  プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調Op.25「古典」〜第1楽章&第3楽章/
  マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」〜第3楽章/モーツァルト:音楽の冗談K.522/
  ショスタコーヴィチ:バレエ「黄金時代」組曲Op.22a〜ポルカ/
  コープランド:劇場のための音楽〜ブルレスク/
  ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98〜第3楽章
    放映:1959年2月28日

 「協奏曲とは?」

  ヴィヴァルディ:協奏曲ハ長調RV.558〜第1楽章
  J・S・バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV.1050〜第3楽章
  モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調K.364〜第2楽章
  メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64〜第3楽章
  バルトーク:管弦楽のための協奏曲Sz.116〜第4楽章&第5楽章
    放映:1959年3月28日

 「グスタフ・マーラーの魅力とは?」

  マーラー:交響曲第4番(第1楽章、第3楽章、第4楽章)
  マーラー:交響曲大地の歌(第3楽章、第6楽章)
  マーラー:交響曲第2番「復活」(第3楽章、第5楽章)
  マーラー:歌曲集「少年の魔法の角笛」より"魚に説教するパドゥヴァの聖アントニーウス"
    レリ・グリスト(ソプラノ)、ヘレン・ラーブ(アルト)、ウィリアム・ルイス(テノール)
    放映:1960年2月7日

 「コンサートホールにおける民族音楽」

  モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調K.542〜第3楽章/チャベス: 交響曲第2番「インディオ」
  カントルーブ:オーヴェルニュの歌〜アントゥエノ/ 紡ぎ女/ 女房持ちはかわいそう/
  アイヴス: 交響曲第2番V-11〜第5楽章/
    マーニ・ニクソン(ソプラノ)/放映:1961年4月9日

 「印象主義とは?」

  ドビュッシー: 交響詩「海」』
   (第1楽章「海の夜明けから真昼まで」第2楽章「波の戯れ」第3楽章「風と海の対話」)
  ラヴェル: バレエ「ダフニスとクロエ」第2組曲〜全員の踊り
    放映:1961年12月1日

 「ハッピー・バースデー、ストラヴィンスキー」
  ストラヴィンスキー:バレエ「ペトルーシュカ」(1947年版)〜
   第1場「謝肉祭の市」第2場「ペトルーシュカの部屋」、第3場「ムーア人の部屋」第4場「謝肉祭の市(夕景)」
    放映:1962年3月26日

 「旋律とは?」

  チャイコフスキー: 交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」〜第1楽章より/
  ワーグナー: 楽劇「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲より/
  モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550〜第1楽章/
  ヒンデミット:弦楽と金管のための協奏音楽Op.50/
  ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98〜第4楽章
    放映:1962年12月21日

 「ラテン・アメリカの精神」

  オスカル・ロレンソ・フェルナンデス: 組曲「牧場の主顕祭の踊り」〜第3楽章「バトゥーキ」/
  ヴィラ= ロボス:ブラジル風バッハ第5番
   (第1楽章「アリア(カンティレーナ)」第2楽章「踊り(マルテロ)」)/
  シルベストレ・レブエルタス:センセマヤ/コープランド:キューバ舞曲/
  バーンスタイン:「ウェスト・サイド・ストーリー」からのシンフォニック・ダンス
    放映:1963年3月8日

 「コンサートホールにおけるジャズ」

  G・シュラー:ジャズへの旅/コープランド:ピアノ協奏曲/
  L・オースティン:管弦楽とジャズ・プレイヤーのためのインプロヴィゼーション
    アーロン・コープランド(ピアノ)、ガンサー・シュラー(指揮)、ドン・エリス(トランペット)
    エリック・ドルフィー(サクソフォーン)他/放映:1964年3月11日




 Young Performers Nos. 1
  ・ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
    ダニエル・ドンブ(チェロ)、ケネス・シャーマーホーン(指揮)
  ・ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲より終楽章
    バリー・フィンクレア(ヴァイオリン)、ステファン・バウアー=メンゲルベルク(指揮)
  ・プロコフィエフ:ピーターと狼
    レナード・バーンスタイン(指揮)、アレクサンドラ・ワグナー(ナレーター)
    放送:1960年3月6日


 Young Performers Nos. 2
  ・ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
    リン・ハレル(チェロ)、エリアクム・シャピーラ(指揮)
  ・ショパン:ピアノ協奏曲ホ短調第1 番
    チュン・チャ・キム(ピアノ)、ラッセル・スタンガー(指揮)
  ・プッチーニ:オペラ「ラ・ボエーム」より"さようなら、甘いめざめよ"
    ヴェロニカ・タイラー(ソプラノ)、グレゴリー・ミラー(指揮)
  ・メノッティ:電話
  ・ブリテン:青少年のための管弦楽入門
    ヘンリー・チャピン(指揮)
    放映:1961年3月19日


 Young Performers Nos. 3
  ・モーツァルト:オペラ「魔笛」より序曲
    小澤征爾(指揮)
  ・サン=サーンス:動物の謝肉祭より
    レナード・バーンスタイン(お話&指揮)、ルース&ナオミ・シーガル(ピアノ・デュオ)、
    トニー・シロニー(ザイロフォン)、ディヴィッド・ホッパー(グロッケンシュピール)、
    ポール・グリーン(クラリネット) ポーラ・ロビソン(フルート)、 
    モーリス・ペレス、ジョン・カナリーナ、ゲイリー・カー
    放映:1962年4月14日

 レナード・バーンスタイン(お話・指揮・ピアノ)、ニューヨーク・フィルハーモニック








KKC 9377/80
(4Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥8000+税










80 0208
(7DVD)
¥8900→\7990









KKC 9381/7
(7DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥8000+税
 バーンスタインの偉業のひとつ『ヤング・ピープルズ・コンサート』総収録時間15 時間超の第1 集が発売!日本語字幕付

 (4Blu-ray)画面:1080i,4:3,BW、音声:PCM ステレオ、言語:英語、字幕:独伊韓日、収録時間:15時間43分、リージョン:All
 (7DVD)画面:NTSC,4:3,BW、音声:PCM ステレオ、言語:英語、字幕:独伊韓日、収録時間:15時間43分、リージョン:All

 バーンスタインが自身の人生を振り返って、最も誇りに思う「仕事」の一つに挙げている『ヤング・ピープルズ・コンサート』。バーンスタインがニューヨーク・フィルとともに『ヤング・ピープルズ・コンサート』を開始したのが1958 年。カーネギーホール、リンカーンセンターで演奏されたコンサートはシリーズ化され米CBS でプライムタイムに全米の子供たちに向けて放映されました。
 同シリーズは企画・指揮・司会をバーンスタインが務め、全53 回1972年まで続きました。バーンスタインは子供たちに楽しくわかりやすくクラシック音楽を説明し、自らピアノ演奏をしたりと子供だけでなく、大人にも興味深く解説しています。
 今回リリースされるのは、同シリーズのエピソード1 〜 17 と『ヤング・パフォーマンス』と題した若手演奏家たちによるコンサーとシリーズから1 〜 3回分が収録されています。
 アメリカ音楽について、協奏曲について、さらにはジャズなど多彩なプログラムで展開していきます。そして音楽用語の丁寧な解説や、民族音楽の個性をそれぞれの民族の言語と特徴と関連付けて紹介するなど子供の好奇心を刺激するような楽しい話。またコープランドの自作自演、ジャズの名サックス奏者エリック・ドルフィーを迎えるなど、当時のバーンスタインの影響力をあらわすような豪華なゲストや、バーンスタインのピアノ演奏、弾き語りなど、大人も楽しめるパフォーマンスが満載です。


<LP>


FONE(LP)


FONE-119LP
(LP)
\6100
《MUST HAVE/クラシック録音集》
《Side A》
 1) モーツァルト:ピアノ・ソナタ イ短調K.310, 300d、
 2) ベートーヴェン:ロマンス第1番ト長調Op.40、
 3) シューベルト:四重奏曲第15番ト長調D887より第3楽章 /
《Side B》
 1) パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ短調より第1楽章、
 2) リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』Op.35
《Side A》
チャールズ・ローゼン(ピアノ)(1)、
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)
オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ(2)、
アッカルド四重奏団
 [サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、
  マーガレット・バジャー(ヴァイオリン)、
  トビー・ホフマン(ヴィオラ)、
  ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)](3)
《Side B》
 ウート・ウーギ(ヴァイオリン)、
 I Filarmonici di Roma(1)、
 ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
 Filarmonica Teatro Regio Torino(2)
 33回転180g 高音質LP



 

SIGNUM CLASSICS(LP)


SIGLP 153
(LP/180g重量盤)
¥4000

ジェームズ・ローズ 〜 Fuck Digital
ジェームズ・ローズ(ピアノ)
 グルック=ズガンバーティ:オルフェオ・メロディ
 ショパン:夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1
 ラフマニノフ:前奏曲変ニ長調 Op.32-13
 プッチーニ(ミカショフ編):私のお父さん(歌劇 《ジャンニ・スキッキ》より)
 J.S.バッハ:前奏曲第1番ハ長調(平均律クラヴィーア曲集第1巻より) BWV.846
 ベートーヴェン:モデラート・カンタービレ・モルト・エスプレッシーヴォ
  (ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110より)
 ラフマニノフ:アパッショナート 変ホ短調 Op.39-5(音の絵 Op.39より)
 バッハ=ブゾーニ:フーガ(トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV.564より)
 虐待や精神障害、PTSDなど不遇と困難を経験し、公式な音楽教育は修めずに独自の世界を創り出してきた異色のクラシック・ピアニスト、ジェームズ・ローズのアナログ盤リリース!
 タイトルの通り、デジタルに対するジェームズ・ローズの熱き挑戦状となるアナログ盤です。













10/25(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



B RECORDS

 演奏会のライヴ収録に特化したレーベル。若い才能ある演奏家に注目し、彼らと聴衆を繋ぐ音楽をそのまま高音質で記録。
 CDとして販売するだけでなく、インターネットでの配信も積極的に行っています。

LBM011
(2CD)
\4200
ブラームス(1833-1897):室内楽全集 第1集
【CD1】
 ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 Op.25
 ピアノ四重奏曲 第3番 ハ短調 Op.60
【CD2】
 ピアノ四重奏曲 第2番 イ長調 Op.26
ピエール・フシュヌレ(ヴァイオリン)
リーズ・ベルトー(ヴィオラ)
フランソワ・サルク(チェロ)
エリック・ル・サージュ(ピアノ)
 B RECORDSの新シリーズ、ブラームス室内楽全集の第1集は「ピアノ四重奏曲全集」。
 作品を演奏するのは、日本でもおなじみのエリック・ル・サージュ、フランソワ・サルクと、フランス国内で絶大な人気を誇る若手ヴァイオリニスト、ピエール・フシュヌレ、1982年生まれ、ジュネーヴ国際コンクールに入賞した女性ヴィオラ奏者リーズ・ベルトー。ブラームスの厳格な精神と美しさを的確に表現しています

 録音 2017年3月5日 ライヴ Maladrerie St-Lazare de Beauvais, Paris, France
 

LBM012
(2CD)
\4200
ブラームス(1833-1897):室内楽全集 第2集
【CD1】
 弦楽五重奏曲 第1番 ヘ長調 Op.88
 弦楽五重奏曲 第2番 ト長調 Op.111
【CD2】
 弦楽六重奏曲 第1番 変ロ長調 Op.18
 弦楽六重奏曲 第2番 ト長調 Op.36
ピエール・フシュヌレ(ヴァイオリン)
岡田修一(ヴァイオリン)
リーズ・ベルトー(ヴィオラ)
アドリアン・ボワソー(ヴィオラ)
フランソワ・サルク(チェロ)
ヤン・ルヴィオノワ(チェロ)
 ブラームス室内楽全集の第2集。こちらは弦楽のみの曲集ですが、パリ音楽院出身の若き日本の俊英ヴァイオリニスト、岡田修一が奏者として参加しているのがポイント。
 ブラームスの厚みのある響きを奏者全員で紡ぎ出しています。
  録音 2018年3月7日 ライヴ La Maladrerie St-Lazare, Beauvais, France
 
 プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?v=J-Aq1p9htwE
 
 

LBM001
\2700
ヤナーチェク(1854-1928):作品集
 1-4.弦楽四重奏曲第2番 「ないしょの手紙」 JW VII/13
 5-8.おとぎ話 JW VII/5
 9-12.コンチェルティーノ JW VII/11
エルメス四重奏団…1-4
【メンバー】
オメール・ブシェーズ(第1ヴァイオリン)
エリーゼ・リュウ(第2ヴァイオリン)
ユン=シン・ロウ・チャン(ヴィオラ)
アンソニー・コンドウ(チェロ)

ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエール(チェロ)…5-8
ギヨーム・ベロン(ピアノ)…5-8

ジョナス・ヴィトー(ピアノ)…9-12
オメール・ブシェーズ(第1ヴァイオリン)…9-12
エリーゼ・リュウ(第2ヴァイオリン)…9-12
ユン=シン・ロウ・チャン(ヴィオラ)…9-12
アモリ・ヴィドゥヴィエ(クラリネット)…9-12
マキシム・トンバ(ホルン)…9-12
ラファエル・アングスター(ファゴット)…9-12
 1997年から開催されている「ドーヴィル・イースター音楽祭」はルノー・カピュソンやニコラ・アンゲリッシュら、若い才能を紹介することを目的に始められました。
 2002年からは8月の「夏の音楽祭」も始まり、バロック作品の研究結果を交えながら、数多くの世界初演が行われています。2014年に開催されたコンサートを録音したこのアルバムで取り上げられているのはヤナーチェクの作品。
 2008年、リヨン国立音楽院の学生たちによって結成された「エルメス四重奏団」を中心に、若手管楽器奏者たちが集い、洗練された演奏を披露しています。
  録音 2014年8月5日 ライヴ Salle Elie de Brignac, Deauville, France

 プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?time_continue=34&v=NodZps5TODs
 

LBM002
\2700
シューマン(1810-1856):ミルテの花 Op.25
 1.献呈
 2.自由な心
 3.くるみの木
 4.まだ見ぬ人
 5.私は一人で座っている
  (『西東詩集』の『酒亭の書』より歌曲1)
 6.やめないか、無作法者
  (『西東詩集』の『酒亭の書』より歌曲2)
 7.睡蓮の花
 8.護符(『西東詩集』より)
 9.ズライカの歌(『西東詩集』より)
 10.ハイランドの未亡人
 11.花嫁の歌1(『愛の春』より)
 12.花嫁の歌1(『愛の春』より)
 13.ハイランド人の離郷
 14.ハイランドの子守唄
 15.僕の心は重い
 16.なぞなぞ
 17.ヴェネツィアの歌1
  (2つのヴェネツィアの歌より)
 18.ヴェネツィアの歌2
  (2つのヴェネツィアの歌より)
 19.大尉の妻
 20.遠く、遠く
 21.この孤独な涙は一体何?
 22.誰にも
 23.西の方に
 24.君は一輪の花のように
 25.東方のバラより
 26.終わりに
レア・トロンメンシュラーガー(ソプラノ)…
 3.4.7.9.10.11.12.14.16.20.21.23.26
ダミアン・パス(バス・バリトン)…
 1.2.5.6.8.13.15.17.18.19.22.24.25
アルフォンス・スマン(ピアノ)
 1840年、紆余曲折を経て、ようやくクララと結婚できることになったシューマン。彼が結婚式の前日に最愛のクララに贈ったのがこの歌曲集「ミルテの花」です。
 全曲を通じてシューマンの喜びが感じられますが、連作歌曲というわけでもなく、各々の曲も男声でも女声でも歌われることがあります。ベルリンのハンス・アイスラー音楽院で学んだソプラノ、トロンメンシュラーガーとオーストラリア生まれ、パリで学んだバス・バリトン、パスが曲に合わせ、表現豊かに歌っています。
  録音 2014年10月13日 ライヴ Athenee Theatre Louis-Jouvet, Paris, France

 プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?time_continue=2&v=s0sdk-rZW8A
  
 

LBM003
\2700
メンデルスゾーン(1809-1847):ピアノ四重奏曲/ピアノ六重奏曲
 1.ピアノ四重奏曲 第3番 ロ短調 Op.3
 2.ピアノと弦楽のための六重奏曲 ニ長調 Op.110
イスマエル・マルゲン (ピアノ)…1.2
ピエール・フシュヌレ(ヴァイオリン)…1
アドリアン・ボワソー(ヴィオラ)…1
ヤン・ルヴィオノワ(チェロ)…1
アモリ・コエイトー(ヴァイオリン)…2
レア・エニノ(ヴァイオリン)…2
アドリアン・ラ・マルカ(ヴィオラ)…2
クリスティアン=ピエール・ラ・マルカ(チェロ)…2
ヤン・デュボスト(コントラバス)…2
 早熟の天才メンデルスゾーンが15歳の時に書いたピアノ四重奏曲第3番とピアノ六重奏曲。ベートーヴェンを思わせる四重奏曲、推進力に満ちた明るい旋律に溢れた六重奏曲と、メンデルスゾーンの後期の作品と比べても全く遜色のない完成度を誇っています。
 これらを演奏するのは、現代フランスを代表する若い奏者たち。素直な感性を生かした美しい音色が聴きどころです。
 録音 Salle Elie de Brignac, Deauville, France ライヴ 2014年5月3日…1 2014年7月26日…2
 
 プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?v=irF-a_QcfBo
 
 

LBM004
\2700
ベートーヴェン(1770-1827):弦楽四重奏曲 第15番/第16番
 弦楽四重奏曲 第15番 イ短調 Op.132
 弦楽四重奏曲 第16番 ヘ長調 Op.135
ストラーダ四重奏団
【メンバー】
 ピエール・フシュヌレ(第1ヴァイオリン)
 サラ・ネヌタヌ(第2ヴァイオリン)
 リーズ・ベルトー(ヴィオラ)
 フランソワ・サルク(チェロ)
 2015年の「ドーヴィル・イースター音楽祭」で開催された演奏会の中で、最も注目されたアンサンブルの一つがこの“ストラーダ四重奏団”です。
 彼らが演奏したのは弦楽四重奏曲の中でも最高峰とされるベートーヴェンの最後の2曲の四重奏曲であり、その深遠で、時間を超越したかのような大胆な解釈は聴衆の喝采を浴びました。
 四重奏のメンバーは各々ソリストとしても活躍している名手たち。お互いの音色を聴きながら自らの主張も忘れない丁々発止のやりとりが聴きどころです。
  録音 2015年5月1日 ライヴ Salle Elie de Brignac, Deauville, France

 プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?v=i-UR7Memjrc
 
 

LBM005
\2700
Il Pianto della Madonna 聖母マリアの嘆き
 1.作者不詳:サルヴェ・レジーナ
 2.オルティス(1510-1570):甘き想い出によるレセルカーダ 第2番
 3.ストロッツィ(1619-1677):Sacri musicali affetti Op.5-サルヴェ・レジーナ
 4.ロッシ(1598-1653):セニャール ・ルイジによるパッサカリア
 5.モンテヴェルディ(1567-1643):アリアンナの嘆き-第1部 私を死なせて
 6.メールラ(1595-1665):
   「堕落したクルツィオとその他のカプリッチョ Op.13-今や眠りの時
 7.カプスベルガー(1580-1651):パッサカリア
 8.サンチェス(1600-1679):スターバト・マーテル
 9.フレスコバルディ(1583-1643):
   チェンバロとオルガンのためのタブラトゥーラ譜 第1巻-トッカータ 第1番
 10.ストロッツィ:Sacri musicali affetti Op.5-おお、マリア
マリ・ド・ヴィユトレイ (ソプラノ)
ロナン・ハリル(指揮&クラヴサン)
アンサンブル・デマレ
 バロック時代に「聖母マリア」について書かれた様々な作品を集めた演奏会のライヴ。
 ソプラノのヴィユトレイは9歳でブルターニュのマスター・クラスに参加しその歌声を認められたという神童。その後は順調に年齢を重ね、現在では様々なバロック・アンサンブル(アマリリス、ピグマリオン、リチェルカール・コンソートなど)と共演、またバロック以外の分野でも活躍しています。
 作曲家アンリ・デマレの名を冠したアンサンブル「アンサンブル・デマレ」はパリのシンガー・ポリニャック財団のレジデント・アーティストを務める注目の団体です。
 メンバーにはヴィオラ・ダ・ガンバのロビン・パロとロナルド・マーティン・アロンソ、アーチリュートのマルク・ウォルフ、オルガンを演奏しているのは話題のジャン・ロンドーなど錚々たる顔ぶれが揃っています。
  録音 2015年8月7日 ライヴ Deauville, France

 プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=uC3o9ltarLA
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


APR



APR 6025
(2CD/特別価格)
¥2500
フレンチ・ピアノ・スクール ——
 ガイヤール 〜
  コンプリート・ドビュッシー・レコーディングス1928−1930
マリウス=フランソワ・ガイヤール(ピアノ)
カルメン・ギルベール(ピアノ)
   ◆マリウス=フランソワ・ガイヤール(Odeon録音 1928年−1930年)
    ドビュッシー:
     雨の庭(版画第3曲)、夢、2つのアラベスク、水に映る影(映像第1集第1曲)、
     グラナダの夕べ(版画第2曲)、沈める寺(前奏曲集第1巻第10曲)、
     バラード、ピアノのために、
     前奏曲集第1巻より
      〔デルフィの舞姫たち、亜麻色の髪の乙女、とだえたセレナード、ミンストレル〕、
     マズルカ、レントより遅く、
     前奏曲集第2巻より
      〔ビーノの門、ラヴィーヌ将軍−変人、オンディーヌ、ピクウィック氏をたたえて〕、
     仮面、塔(版画第1曲)、ロマンティックなワルツ、
     ベルガマスク組曲より〔前奏曲、メヌエット、月の光〕/
   ◆カルメン・ギルベール(Pathe録音 1930年−1938年)
    ドビュッシー:
     ミンストレル(前奏曲集第1巻第12曲)、
     ヒースの茂る荒れ地、ピアノのために より〔サラバンド、トッカータ〕/
    フォーレ:
     即興曲第2番ヘ短調 Op.31、舟歌第6番変ホ長調 Op.70、夜想曲第3番変イ長調 Op.33-3、
     夜想曲第6番変ニ長調 Op.63、主題と返送 Op.73/
    ラヴェル:道化師の朝の歌(鏡第4曲)
 新シリーズ「フレンチ・ピアノ・スクール」始動!ガイヤールのドビュッシー録音全集!

 ハイ・クオリティなヒストリカル・ピアノ・レコーディングで知られるイギリスのAPRより、新たな重要シリーズ「フレンチ・ピアノ・スクール」がスタート。
 約150年間にわたり、パリ音楽院の教師たちによって育まれた独特のスタイルのピアニストたち。第1弾は、ドビュッシーのピアノ作品すべてをコンサートで演奏した最初のピアニストとしても知られる、マリウス=フランソワ・ガイヤール(1900−1973)のドビュッシー録音全集。そして、マルグリット・ロンの弟子であり、短い活動期間の中で重要なフォーレ弾きとして名を残した女流ピアニスト、カルメン・ギルベール(1906−1964)のドビュッシー、フォーレ、ラヴェルの録音(3枚のビリー・メイヤール録音を除いた、ギルベールのコンプリート・クラシカル・レコーディング)をカップリング。
 ドビュッシー没後100周年記念を締めくくるに相応しいAPRのニュー・リリースです。名エンジニア、マーク・オーバート=ソーンのリマスタリングによる音質面にも注目!



<国内盤> 


ART INFINI


MECO-1050
\3000+税
ARCO / 死と乙女
 シューベルト: 弦楽四重奏曲第14 番ニ短調 D810「死と乙女」
 ウェーベルン: 弦楽四重奏のための緩徐楽章
ストリング・クヮルテット ARCO
 伊藤亮太郎(第1 ヴァイオリン)
 双紙正哉(第2 ヴァイオリン)
 柳瀬省太(ヴィオラ)
 古川展生(チェロ)
 ストリング・クヮルテットARCO の実に16年ぶりにニューアルバムは、弦楽四重奏曲の金字塔、シューベルト「死と乙女」。
 N 響、読響、都響においてそれぞれトップを務めるソリスト4人が織りなすその醸成された響きは、16年という濃密な時の変遷を確信させます。
 カップリングはウェーベルン初期の「弦楽四重奏のための緩徐楽章」。ロマン派への憧憬を感じるその美しい弦楽の響きは、ウェーベルンをウェーベルンたらしめている12音無調音楽とは一線を画すもので、万人が純粋に「美しい」と感じられる秀作です。ARCO ならではのベルベットな響きが天国へと誘います。

 録音:2018 年4 月23 日&24 日 横浜市栄区民文化センター リリス(DSD 11.2MHz / DSD 256)




HMF(国内仕様盤)

KKC 5945
¥3000+税
ドビュッシー:ピアノ作品集
 (1)喜びの島
 (2)2つのアラベスク
 (3)ベルガマスク組曲
 (4)レントよりゆっくりと
 (5)雨の庭〜「版画」より
 (6)映像第2集
 (7)ハイドンを讃えて
ニコライ・ルガンスキー(ピアノ)
 録音:2018 年7月/ドッビアーコ(イタリア)/[harmoniamundi]HMM.902309、輸入盤・日本語帯・解説付

 ドビュッシー・イヤーの今年、ハルモニア・ムンディは特別なリリースを用意しています。その注目盤のひとつがルガンスキーによるピアノ・アルバム。朋友メルニコフとは異なり、スタインウェイを用いて輝かしい音世界を創り上げています。
 ルガンスキーといえば、ラフマニノフやリスト、ショパンを正確無比な技巧と緻密に計算された設計で説得力満点の演奏を繰り広げてきました。そのルガンスキーがドビュッシーをどう再現しているか興味津々です。
 ルガンスキーの魅力のひとつが、輝かしく鳴り響く音。音の魔術師だったドビュッシーの最重要ポイントのひとつですが、「喜びの島」などちょっとロシア音楽を思わせるところにびっくり。ドビュッシーはムソルグスキーを崇拝して、強い影響を受けていますが、「喜びの島」がムソルグスキー起源であることを気付かせ
てくれます。
 一方「アラベスク第1 番」や「ベルガマスク組曲」の「月の光」の清潔できらめくような美しさも絶品。近年ドビュッシーの音楽とジャポニスムの結びつきに関心が集まっていますが、ドビュッシー芸術にロシア音楽が大きく関与していることを演奏は示唆してくれる貴重な一枚です。

 今後の来日情報
 2018年11月11日(日) 文京シビックホール テミルカーノフ(指揮) サンクトペテルブルグ・フィル
 
KKC 5917
¥3000+税
ハイドン:ピアノ・ソナタ集
 ・ソナタ Hob.XVI:49 変ホ長調
 ・ソナタ Hob.XVI:50 ハ長調
 ・ソナタ Hob.XVI:32 ロ短調
 ・ソナタ Hob.XVI:40 ト長調
ポール・ルイス(ピアノ)
 2017 年4月15日、8月20-22日、テルデックス・スタジオ・ベルリン/[harmoniamundi]HMM.902371、輸入盤・日本語帯・解説付

 イギリスの名ピアニスト、ポール・ルイスによるハイドンのピアノ・ソナタ集の登場。ポール・ルイスは、2005 年から07 年にかけて、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ集全集を録音、どれもくっきりと何の混じりけもない音楽で、ベートーヴェンの真髄を気負うことなく私たちに示してくれました。躍動するリズム、清冽な
タッチ、絶妙な間とセンス、優雅さと諧謔様々な表情、そして集中力が要求されるハイドンのソナタは、ポール・ルイスにまさにうってつけの存在といえるでしょう。2017 年11 月には来日公演でHBB プロジェクトvol.1 として、ハイドン・ブラームス・ベートーヴェンのピアノ作品を演奏(2018 年11 月、HBB プロジェ
クトのVol.2 とVol.3 の来日公演が予定されております)。ハイドンの作品もあざやかに響かせ、絶賛されました。魔法にかかったように全ての音符が活き活きと語り出し、こんなにも豊かな表情がかくされているのかという驚きと発見に満ちたポール・ルイスによるハイドン、注目です!

 今後の来日情報
 ポール・ルイスHBBプロジェクト  11月20、22日 王子ホール

<映像>


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NAXOS(映像)

2.110581
(DVD)
\3800
ロランス・エキルベイ(指揮)&アクサンチュス
 ハイドン(1732-1809):「天地創造」hob.XXI:2(1796-1798)

  独唱と合唱、オーケストラのための三部からなるオラトリオ
ガブリエル/エヴァ…マリ・エリクスモーン(ソプラノ)
ラファエル/アダム…ダニエル・シュムッツハルト(バリトン)
ウリエル…マルティン・ミッタールッツナー(テノール)

ロランス・エキルベイ(指揮)
アクサンチュス(合唱指揮…マルク・コロヴィッチ)
インスラ・オーケストラ
【ステージ・プロダクション】
ラ・フラ・デルス・バウス-カルルス・パドリッサ

イザベル・スラール(ビデオ・ディレクター)


NBD0080V
(Blu-ray)
\3800
 1796年から1798年に作曲されたオラトリオ「天地創造」。2度目のロンドン滞在を終えてウィーンに戻った64歳のハイドンに、興行主J.P.ザロモンが作曲を依頼。旧約聖書の「創世記」とミルトンの「失楽園」のテキストをもとにハイドンの友人で理解者であるスヴィーデン男爵が制作した台本を用いて、2年の年月を経て完成された大作です。
 作品は3つの部分で構成され、第1部は「天地創造」の第1日目から第4日目まで、第2部は第5日、第6日、そして第3部では神によって創造された人間であるアダムとエヴァの姿が描かれています。ハイドンはそれまでに培ってきた宗教音楽のノウハウと、数々の歌劇での経験を生かし、このオラトリオに極めてスケールの大きな音楽を付けています。色彩豊かなオーケストラの響きで世界が出来上がっていく様子を克明に表現し、独唱者たちの美しいアリアがこれを彩ります。

 ハイドンの最高傑作と呼ぶにふさわしいこの作品に取り組むのは、合唱音楽の権威で、先ごろ自身のオーケストラ「インスラ・オーケストラ」を立ち上げた女性指揮者ロランス・エキルベイ。今作ではヴォーカル・アンサンブル「アクサンチュス」の指揮はマルク・コロヴィッチに委ね、自身はインスラ・オーケストラを含む全体の統括に当たっています。
 オーケストラ、合唱、そしてソリストが一体となった素晴らしい演奏に加え、ドラマティックなストーリーを実際に体感させるために登場するのが、前衛的な演出で知られるカタロニアの「ラ・フラ・デルス・バウス」のパフォーマンスです。巨大な装置、プロジェクションマッピング、映像、照明などを駆使した強烈で衝撃的な舞台は、21世紀における新たな『創世記』となることでしょう。

 収録 2017年5月12日 フランス、セガン島 ラ・セーヌ・ミュージカル オーディトリアム
 収録時間:138分 音声:ドイツ語歌唱 ステレオ2.0/DTS5.1(DVD)   ステレオ2.0/dts-HD マスターオーディオ5.1(Blu-ray) 字幕:日本語・ドイツ語・英語・フランス語・韓国語 画面:16:9 REGION All(Code:0 DVD) A.B.C(Blu-ray) DVD…片面2層ディスク Blu-ray・・・2層 50GB 1080i  High Definition

 プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?v=Qrg_OjKgORA
 
 
2.110582
(DVD)
\3800
アルバン・ベルク(1885-1935):歌劇《ヴォツェック》(1914-1922)
3幕

 作曲家自身の台本/ゲオルク・ビュヒナー「ヴォイツェク」原作
ヴォツェック…クリストファー・モルトマン(バリトン)
マリー…エヴァ=マリア・ウェストブルク(ソプラノ)
鼓手長…フランク・ファン・アーケン(テノール)
大尉/狂人…マルセル・ビークマン(テノール)
医者…サー・ウィラード・ホワイト(バス・バリトン)
アンドレス…ジェイソン・ブリッジス(テノール)
マルグレート…ウルズラ・ヘッセ・フォン・デン・シュタイネン(メゾ・ソプラノ)
兵士…リチャード・プラダ(テノール)
マルク・アルブレヒト(指揮)

オランダ国立歌劇場合唱団
新アムステルダム児童合唱団
オランダ・フィルハーモニー管弦楽団

クシシュトフ・ヴァリコフスキ(演出)
マウゴジャータ・シュチェシュニアク(装置&衣装)
フェリーチェ・ロス(照明)
デニス・グェガン(ヴィデオ・デザイナー)
クロード・バルドゥーユ(振付)
クリスティアン・ロンシャン(物語進行)

フランソワ・ルシヨン(フィルム・ディレクター)


NBD0081V
(Blu-ray)
\3800
 1820年頃のドイツの小さな町。ここに住む小心者の兵士ヴォツェックが、彼の内縁の妻マリーと鼓手長の不義を知り、口論の末に彼女を刺し、自身も沼にはまり溺れ死ぬという実際に起きた事件を元にした悲惨な物語。ドイツの劇作家ビュヒナーによる戯曲を観たベルクは、この物語を歌劇にすることを思い立ちます。
 完成された作品はそれまでの後期ロマン派の歌劇とは全く違い、厳密に構成された台本と、無調を取り入れた各場の音楽が絡み合った斬新で革新的な出来栄えを見せ、現代では「20世紀に作曲された歌劇」の中の最高傑作のひとつとみなされています。

 この演奏は、人物の性格描写と猟奇性を全面に押し出すために、装置や衣装は極力シンプルに抑えられており、全ての成り行きは歌手たちの歌とオーケストラが奏でる精緻で強烈な音楽に委ねられています。
 主役ヴォツェックを歌うのはイギリスのバリトン歌手クリストファー・モルトマン。コヴェントガーデン王立歌劇場を始め、バイエルン国立歌劇場、ベルリン国立歌劇場など世界中の舞台で活躍するとともに、ドイツ・リートでの巧みな歌唱で知られており、このヴォツェックでも繊細な男が狂気に至るまでを克明に歌い上げています。
 マリー役は強靭な声の持ち主として知られるオランダ出身のソプラノ、ウェストブルクが務めており、揺れ動く女性の心理を見事に演じました。医者や鼓手長など他の役もそれぞれ個性豊かな歌手たちが担当、全体をマルク・アルブレヒトがドラマティックにまとめ上げています。

 録音 2017年3月23日,4月6日 オランダ国立歌劇場
 収録時間:107分 音声:ドイツ語歌唱    ステレオ2.0/DTS5.1(DVD)    ステレオ2.0/dts-HD    マスターオーディオ5.1(Blu-ray)  字幕:日本語・ドイツ語・英語・フランス語・韓国語
 画面:16:9 REGION All(Code:0 DVD) A.B.C(Blu-ray) DVD…片面2層ディスク Blu-ray・・・単層 25GB 1080i  High Definition

 プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?v=RPdv0GdUYSk
 

 
 

2.110616
(2DVD)
\4400
〔旧譜〕
ドニゼッティ(1797-1848):歌劇《マリーノ・ファリエロ》(1835年版)
3幕

 ジョヴァンニ・エマヌエーレ・ビデーラ:台本
マリーノ・ファリエロ…ジョルジョ・スリアン(バリトン)
エレーナ…ラシェル・スターニシ(ソプラノ)
フェルナンド…イヴァン・マグリ(テノール)
イズラエーレ・ベルトゥッチ…ルカ・グラッシ(バリトン)
ステーノ…ルカ・ダミーコ(バス・バリトン)
レオーニ…レオナルド・グラメーニャ(テノール)
ゴンドラ漕ぎ/ストロッツィ…ドメニコ・メニーニ(テノール)
イレーネ…パオラ・スピッス(語り)
ヴィンチェンツォ…アレクサンダル・ステファノフスキ(バス)
ベルトラーメ…ジュゼッペ・ディ・パオラ(バス)
ピエトロ…エンリコ・マルケジーニ(テノール)
マルコ…リヴィオ・スカルペッリーニ(テノール)
アッリーゴ…エルヴィス・ファントン(テノール)
ジョヴァンニ…モヤ・ゴンサロ・エセキエル(バリトン)
ブルーノ・チンクエグラーニ(指揮)
ベルガモ音楽祭管弦楽団&合唱団

マルコ・スパーダ(演出)
アレッサンドロ・チャンマルーギ(装置&衣装)
ジョヴァンニ・ピランデッロ(照明)
 日本語字幕なし
 ドニゼッティのほぼ50番目のオペラにあたる「マリーノ・ファリエロ」は、「ランメルモールのルチア」と同じ1835年に作曲されました。
 主人公マリーノ・ファリエロは実在の人物で、1354年にヴェネツィアの第54代総督に選ばれるも、その翌年に市民が企てた反乱の首謀者となり、自らが議長を務めた十人委員会で死刑宣告を受けたといわれています。
 1921年、イギリスの詩人バイロン卿がファリエロについて長編の悲劇を著し、そこからヒントを得た劇作家ドラヴィーニュが書いた同名の戯曲をビデーラが台本化、ドニゼッティが歌劇に仕立てあげました。民衆の政治不信と、若き妻への不信感。これらが混然一体となり避けるべくもない悲劇を構成しています。
 ヴェルディの一連の作品と双璧を成すこのドニゼッティの「政治オペラ」、現代社会にも通じる問題作をマルコ・スパーダが演出、豪華な衣装と装置を用い、名バリトン、スリアンを中心とした素晴らしい歌手たちが演じた映像です。

 収録 2008年10月31日,11月2日 イタリア、ベルガモ ドニゼッティ劇場 ライヴ
 収録時間:152分 音声:イタリア語歌唱   ステレオ2.0/DD5.0/DTS5.1   字幕:イタリア語/英語 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク×1 片面単層ディスク×1 
  ※NAXOS 8.660303-04(CD)と同内容
 

2.110279
(DVD)
\3800
〔旧譜〕
ラウロ・ロッシ(1812-1885):歌劇《クレオパトラ》 クレオパトラ…ディミトラ・テオドッシュウ(ソプラノ)
マルコ・アントーニオ…アレッサンドロ・リベラトーレ(テノール)
オッターヴィオ・チェザーレ…パオロ・ペッキオーリ(バス)
ディオメーデ…セバスティアン・カターナ(バリトン)
プロクレージョ…ウィリアム・コッロ(バス)
オッターヴィア…ティツィアーナ・カッラーロ(メゾ・ソプラノ)
カルミアーナ…パオロ・ガルディーナ(メゾ・ソプラノ) 他
ダヴィッド・クレシェンツィ(指揮)
マルキジアーナ・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィンチェンツォ・ベッリーニ・マルキジアーノ歌劇合唱団

ピエール・ルイジ・ピッツィ(演出、装置、衣装)
セルジオ・ロッシ(照明)
 マチェラータに生まれた作曲家ロッシ(1812-1885)。当時は大変人気のあった人で、教育者としても名高く、ポンキエッリやボイトを教えたことでも知られます。
 このオペラ「クレオパトラ」はロッシが最後から2番目に作曲したトリノ王立歌劇場の依嘱作品ですが、最近は全く上演される機会を持たず、忘れ去られてしまいましたが、ようやく2008年、名歌手テオドッシュウを始めとした豪華キャストによって見事に蘇演され、満場の聴衆から喝采を浴び、作品が再評価されました。
 お話はおなじみ、クレオパトラとアントニウス(アントニー=アントーニオ)の愛憎物語。赤や白、情景に応じて色を変える装置をバックに、素晴らしいアリアとバレエが繰り広げらるドラマティックな作品であり、とりわけ第1幕の瀟洒な晩餐会のシーンが注目です。テオドッシュウの安定した歌唱はもちろん、アントーニオを歌うリベラトーレの輝かしい声も聴きどころ。

 日本語字幕なし
 収録 2008年7月24.29日 イタリア マチェラータ、アレーナ・スフェリステリオ 収録時間:115分 音声:イタリア語歌唱 ステレオ2.0/DD5.1/DTS5.1 字幕:イタリア語/英語 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク
 NAXOS 8.660291-92(CD)と同内容














10/24(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ORCHID CLASSICS



ORC100092
発売中止
小菅優、最新録音
 Four Elements Vol.1: Water

 1.メンデルスゾーン(1809-1847):
   無言歌 Op.30-6 嬰ヘ短調「ヴェネツィアのゴンドラの歌 第2番」
 2.フォーレ(1845-1924):舟歌 第5番 嬰ヘ短調 Op.66
 3.メンデルスゾーン:
   無言歌 Op.62-5 イ短調「ヴェネツィアのゴンドラの歌 第3番」
 4.フォーレ:舟歌 第10番 イ短調 Op.104-2
 5.メンデルスゾーン:
   無言歌 Op.19-6 ト短調「ヴェネツィアのゴンドラの歌 第1番」
 6.フォーレ:舟歌 第11番 ト短調 Op.105
 7.ラヴェル(1875-1937):水の戯れ
 8.藤倉大(1977-):Waves
 9.ショパン(1810-1849):舟歌 嬰へ長調 Op.60
 10.武満徹(1930-1996):雨の樹素描 I
 11.武満徹:雨の樹素描 II オリヴィエ・メシアンの追憶に
 12.リスト(1811-1886):巡礼の年 第3年より
   「エステ荘の噴水」S163-4
 13.リスト:バラード 第2番 ロ短調 S171
 14.ワーグナー(1811-1883)=リスト:
   楽劇《トリスタンとイゾルデ》-イゾルデの愛の死
小菅優(ピアノ)
 小菅優、最新録音の登場!
 ベートーヴェンやショパンを中心に、 力強いタッチと独自の感性に貫かれた演奏を聴かせる小菅優。
 このアルバムは2017年から彼女が取り組んでいるコンサート・シリーズ「Four Elements」(四大元素/水・火・風・大地)の第1作となる「水」をテーマにしたプログラムのスタジオ録音。
 川の流れ、雨、噴水など様々な姿に変化し、私たちの日常に溶け込む「水」は、多くの作曲家たちにもインスピレーションを与え、数多くの曲が作られています。
 小菅が選んだのはメンデルスゾーンとフォーレ、ショパンの舟歌や、武満徹の「雨の素描」の他、ラヴェル、リスト、藤倉大による多彩な水の形を描いた作品。
 彼女の演奏は繊細な感情表現と美しい音色で彩られています。アルバムを締めくくる曲はワーグナーの《トリスタンとイゾルデ》であり、これは大海の上で繰り広げられる壮絶な愛の物語ということで、やはり「水」はなくてはならない要素です。

  
録音 2018年5月8-10日 ドイツ ベルリン、b-sharpスタジオ
 

ORC100088
\2300
VARIATIONS SERIEUSES
 -厳格な変奏曲

 1.J.S.バッハ(1685-1750):シャコンヌ ニ短調 BWV1004(ブゾーニ編)
 2.ベートーヴェン(1770-1827):創作主題による32の変奏曲
 3.メンデルスゾーン(1809-1857):厳格な変奏曲 Op.54
 4.メンデルスゾーン:厳格な変奏曲 Op.54 第11-第14変奏
   (オリジナル・ヴァージョン)
 5.ビゼー(1838-1875):演奏会用半音階的変奏曲
 6.シマノフスキ(1882-1937):変奏曲 ロ短調 Op.3
リリト・グリゴリアン(ピアノ)
 アルメニア、イェレヴァンのピアニスト、リリト・グリゴリアン。7歳でピアノを始め、ロストック音楽・演劇大学を卒業後、ベルギーのエリザベート王妃音楽大学のアーティスト・イン・デジデンスを務めるなど活発な活動をしています。
 世界中のコンサートホールで演奏を重ね、室内楽にも積極的に参加。2018年にリリースされたNAXOS:ヴィオラとピアノのための作品集(8.573730)では日本の若手ヴィオラ奏者、戸川ひよりとともに古典派の曲を中心に素晴らしい演奏を披露しています。
 今回のソロ・アルバムは“変奏曲”に焦点が当てられており、バッハ=ブゾーニのシャコンヌからシマノフスキまで6曲の変奏曲が演奏されています。
 ひとつひとつのメロディを大切に弾いていくグリゴリアンの手により、作曲家たちの創意工夫が描かれています。なかでもメンデルスゾーンの「厳格な変奏曲」は、作曲家自身が削除してしまった“4つの変奏”も収録。
 自作をしばしば改訂したことで知られるメンデルスゾーンの姿が浮かび上がります。

 録音 2018年2月12-15日 ドイツ ベルリン=ダーレム、イエス・キリスト教会
 

ORC100090
\2300
THE GRAND ORGAN OF TEMPLE CHURCH-
テンプル教会の大オルガン

 メンデルスゾーン(1809-1847):オルガン・ソナタ 第1番 ヘ短調 OP.65-1
  1.第1楽章:Allegro e serioso
  2.第2楽章:Adagio
  3.第3楽章:Andante recitativo
  4.第4楽章:Allegro assai vivace
 カルク=エーレルト(1877-1933):交響的コラール「イェス、わが喜び」Op.87-2
  5.第1楽章:Introduzione (Inferno)
  6.第2楽章:Canzone
  7.第3楽章:Fuga con Chorale
 8.レーガー(1873-1916):コラール幻想曲「アレルヤ、神をたたえるは我が魂の歓び」
 ロイプケ(1834-1858):詩篇94番によるソナタ ハ短調
  9.第1楽章:Grave - Larghetto - Allegro con fuoco - Grave
  10.第2楽章:Adagio - Lento
  11.第3楽章:Allegro - Piu mosso - Allegro assai 
ロジャー・セイヤー(オルガン)
 現代イギリスの合唱とオルガン音楽の牽引者の一人、ロジャー・セイヤー。合唱指揮者として数々の企画を立案したり、ハンス・ジマーの映画「インターステラー」(2014年公開)で印象的なオルガンを演奏していたことでも知られています。
 このアルバムでは、ロンドンの由緒ある「テンプル教会」の壮麗なオルガンを演奏、メンデルスゾーンからロイプケまで、オルガン曲の最高傑作を美しく重厚な響きで聴かせています。
  録音 2018年4月8日 イギリス ロンドン、テンプル教会




DUX


DUX 1465
\2400
パヴェル・ウカシェフスキ(1968-):ムジカ・サクラ9
 聖マクシミリアンの最後の手紙、幸いな人よ、
 エディット・シュタインへのオマージュ、
 汝はペトロ、神を喜びたたえよ、祖国への祈り
アレクサンドラ・ゼーマン指揮、
チェンストホヴァ・フィルハーモニック合唱団、
コレギウム・カントルム
 

DUX 1474
\2400
ユゼフ・ゼイドレル(1744-1806):ミサ曲ニ長調 イェジー・マクシミウク指揮、
シンフォニア・ヴァルソヴィア、
カメラータ・シレジア
アレクサンドラ・クバス=クルク(Sop)
アンナ・ラジェイェフスカ(MSop)
カロル・コズウォフスキ(Ten)
ヤロスラフ・ブレク(Bs)
カトヴィツェ・シンガーズ・アンサンブル
 

DUX 1483
\2400
ヴォイチェフ・ウカシェフスキ(1936-1978):作品集
 3つの葬送のエピソード、カトゥーリ・カルミナ、
 Nazywam ciebie、マゾフシェ、
 Tysiaclecie、Piesni Ksiezyca、Tryptyk ludowy、
 ヴェステルプラッテの兵士の歌、Nike、Oda na Gda?sk
ヤン・ウカシェフスキ指揮、
ポーランド放送管弦楽団、他
 

DUX 1494
\2400
J.S.バッハ:ヴァイオリンソナタBWV.1014-1016 アレクサンドル・ブリラ(Vln)
マリア・バナシキヴィッチ=ブリラ(Harpsichord)
 

DUX 1502
\2400
シマノフスキ:
 9つの前奏曲Op.1
 ピアノソナタ第2番Op.21、マズルカOp.50より第14番、第15番、
 練習曲Op.4より第3番
ラドスワフ・ソブチャク(pf)
 

DUX 1503
\2400
パデレフスキ:ピアノ曲集
 6つの演奏会用ユモレスクOp.14より第1曲「古風なメヌエット」、
 作品集Op.16より第4曲「ノクターン」、第2曲「メロディ」、
 砂漠にてOp.15、ピアノソナタOp.21
ラドスワフ・ソブチャク(pf)
 

DUX 1520
\2400
オクタヴィアン・ネメスク(1940-):
 ノンシンフォニアV、プレシンフォニアVI
ホリア・アンドレースク指揮、
ルーマニア国立放送管弦楽団
 

DUX 1521
\2400
コルネリウ・ダン・ジェオルジェスク(1938-):
 モデル・ミオリティック
Petru Zbarcea、
エミール・マキシム指揮、
クルジュ=ナポカ国立オペラ劇場管弦楽団、他




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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キング・インターナショナル


NHK レジェンド・シリーズ
第1弾 1959年ウィーン・フィル来日ツアー


 戦後、世界的なオーケストラが多数来日しました。その際、NHK がかなりの演奏会をライヴ収録しましたが、歴史的に価値のあるものも少なくありません。それらを厳選してリリース。
 第1弾は1959年のウィーン・フィル来日ツアーです。
 カラヤンの2種とボスコフスキーのウィンナ・ワルツが残されていました。カラヤンとウィーン・フィルの来日はこの時だけなため非常に貴重です。ご期待ください。

 *古い音源を使用している場合は、テープ劣化によるお聴き苦しい点もございます。予めご了承下さい。


KKC 2166
¥2500→\2290
カラヤン&ウィーン・フィルの美麗極まるモーツァルト
 (1)日本・オーストリア両国国歌
 (2)モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
 (3)ブラームス:交響曲第1番 ハ短調Op.68
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 
 なんとステレオ! カラヤン&ウィーン・フィルの美麗極まるモーツァルト

 録音:1959年10月27日/旧NHKホール(ライヴ)/STEREO、日本語帯・解説付

 カラヤンとウィーン・フィルの来日公演は、当時破格の高額入場料ながらチケットを求め徹夜をする人々も多かったといわれます。それをNHK が収録して放映しました。旧NHK ホールでの公演はなんとステレオで収録されていました。
 カラヤン指揮による「君が代」に始まりますが、あまりの格調高さに震えるほど。
 続くモーツァルトの40 番もブラームスの1 番も充実の極み、60 年前の日本の聴衆と感動を共有できます。

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KKC 2167
¥2500→\2290
カラヤン& ウィーン・フィルの多面性が楽しめるアルバム
 (1)テオドール・ベルガー:オイゲン王子物語
 (2)シューベルト:交響曲第8番ロ短調D759「未完成」
 (3)ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1959年11月6日/日比谷公会堂(ライヴ)/MONO、日本語帯・解説付

 カラヤンと同世代の作曲家テオドール・ベルガーの「オイゲン王子物語」は17 世紀にオスマン・トルコを破ったオーストリアのオイゲン王子の戦いを描いたもので、チャイコフスキーの「1812 年」の近代版。オーケストラの効果を最大に発揮させる曲で、カラヤンの統率力とウィーン・フィルの名人芸に圧倒されます。
 一方シューベルトの「未完成」のはかない美しさ、ブラームスの4 番の深さにも感心させられます。

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KKC 2168
¥2500→\2290
粋でとろけるような本場ウィーンのワルツとポルカ
 ウィリー・ボスコフスキー

 ヨゼフ・シュトラウス:
  ワルツ「わが人生は愛と喜び」/
  ポルカ「騎士」/ポルカ・マズルカ「とんぼ」
 ヨハン・シュトラウス:
  ワルツ「ウィーン気質」/アンネン・ポルカ/
  喜歌劇「くるまば草」序曲/
  ワルツ「ウィーンのボンボン」/
  シャンペン・ポルカ/ピチカート・ポルカ/
  ワルツ「ウィーンの森の物語」/爆発ポルカ/
  ポルカ「雷鳴と電光」/ポルカ「狩り」
 ヨハン・シュトラウス(父):ラデツキー行進曲
 ヨハン・シュトラウス:ワルツ「美しく青きドナウ」
ウィリー・ボスコフスキー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1959年11月5日/東京体育館(ライヴ)/MONO、79' 50"、日本語帯・解説付

 ウィリー・ボスコフスキー(1909-1991) は、ウィーン・フィルのコンサートマスターから指揮者となった生粋のウィーン子。そのボスコフスキーが1959 年のウィーン・フィル来日公演で、ヴァイオリンの弾き振りによるシュトラウスのワルツとポルカをふんだんに聴かせたことが語り草となっています。その音源が残っていて、今回15 曲全曲をCD 化。大半の日本の聴衆が、初めて本場ウィーンの香りに接して酔いしれたひとときを共有できます。
 モーツァルトやブラームスの演奏の際とは異なる、団員たちの寛ぎ楽しむ雰囲気が伝わってきます。





SCRIBENDUM



SC 514
(4CD)
\2700
レナード・バーンスタイン・コレクション
 ドヴォルザーク:
  交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界より」
   録音:1962年4月16日
    ニューヨーク・フィルハーモニック
 ムソルグスキー:
  組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編曲)
   録音:1958年10月14日
    ニューヨーク・フィルハーモニック
 リムスキー・コルサコフ:
  スペイン奇想曲
   録音:1959年5月2日
    ニューヨーク・フィルハーモニック
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第17番 ト長調, K.453
   録音:1956年5月7日(モノラル)
  ピアノ協奏曲第15番 変ロ長調, K.450
   録音:1956年5月4日(モノラル)
    コロムビア交響楽団
 ラヴェル:
  ボレロ
  ラ・ヴァルス*
  スペイン狂詩曲
   録音:1958年1月6日*&27日
    ニューヨーク・フィルハーモニック
レナード・バーンスタイン指揮
クラムシェル・ボックス、オリジナル紙ジャケ仕様


.

VENIAS



ニコライ・ゴロワノフ・コレクション 〜1937-1953 Recordings

VN 034
(26CD)
\7200



 ニコライ・ゴロワノフ。

 フルトヴェングラーとクナッパーツブッシュを足してシェルヘンで割ったようなその音楽。
 ロシアの大地に生き埋めにしたはずなのに、そこから甦って這い出してきたような指揮者。

 波乱万丈、疾風怒濤、荒唐無稽、阿鼻叫喚、地獄絵図、・・・4字熟語なら何を入れても当てはまってしまいそうな強烈な演奏を残し、まっとうな音楽ファンに「怪物」、「化け物」と恐れられた男。

 にもかかわらずスターリン全盛時、全ソヴィエト連邦放送響の首席指揮者を務め、4度ものスターリン賞に輝いた国家的偉人。
 クラムシェル・ボックス仕様。 *収録曲順が変更になる場合がありますがご了承ください。



CD1
モーツァルト:「レクイエム」 K.626*〔ジュスマイヤー版〕
 ナタリア・シュピーレル(ソプラノ)
 ワルワラ・ガガーリナ(アルト))
 ピョートル・マリュテンコ(テノール)
 セルゲイ・クラソフスキー(バス)
  ソビエト全放送同盟大交響楽団&合唱団

J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番よりアリア**

グリンカ:
 クコリニクの悲劇「ホルムスキー公」のための付随音楽より第2幕への間奏曲***
      幻想的ワルツ**
Rec: 1951(*),1945(**),1937(***),
モスクワ放送交響楽団&合唱団(*)
モスクワ放送交響楽団(**/***)

<モーツァルト:レクイエム>
 狂っているとしか思えない。ゴロワノフ・シンドロームは「悲愴」で終わったと思っていたのに。
 神聖なモーツァルトの「レクイエム」をここまでデフォルメするとは、神を冒涜するにもほどがある・・・。
 地獄の底で歌う亡者たちの呪いの舞曲か、あるいは拷問を受けた囚人たちの断末魔の悲鳴の合唱か。
 いずれにしても正気では聴けない。腹の皮をねじって大笑いするか、怒鳴りつけてディスクを叩き割るか、それはあなたの自由である。

CD2
リスト
 交響詩「プロメテウス」S.99/R.416*
 交響詩「オルフェウス」S.98/R.415*
 交響詩「山岳交響曲」S.95/R.412**

Rec:1952(*),1953(**)
モスクワ放送交響楽団


CD3
リスト
 交響詩「マゼッパ」S.100/R.417*
 交響詩「英雄の嘆き」S.102/R.419*
 交響詩 第7番「祭典の響き」 S.101/R.418**

グリーグ
 序曲「秋に」op.11***

シベリウス
 悲しいワルツ ト短調***
Rec:1952(*),1953(**),1949(***)
モスクワ放送交響楽団


CD4
リスト
 交響詩「前奏曲」S.97/R.414*
 交響詩「ハムレット」S.104/R.421**
 交響詩「フン族の戦い」S.105/R.422**
 交響詩「理想」 S.106/R.423**
Rec:1952(*),1953(**)
モスクワ放送交響楽団


CD5
リスト
 交響詩「ハンガリー」S.103/R.420*
 交響詩「タッソー、悲劇と勝利」S.96/R.413*

グリーグ
 十字軍王シーグルからの曲 3つの小品 op.56

グリンカ
 幻想曲「カマリンスカヤ」

バラキレフ
 交響詩「ロシア」
Rec:1953(*)
モスクワ放送交響楽団
ボリショイ歌劇場管弦楽団(バラキレフ)


CD6
ワーグナー
 1.楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲*
 2.楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕〜序奏*
 3.歌劇「タンホイザー」序曲*
 4.歌劇「さまよえるオランダ人」序曲*
 5.ジークフリート牧歌**
Rec;1951(*),1953(**)
モスクワ放送交響楽団


CD7
ワーグナー
 歌劇「リエンツィ」序曲*
 楽劇「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死**
 楽劇「パルシファル」より前奏曲*と聖金曜日の音楽***
 「ファウスト」序曲****
Rec:1951(*), 1950(**),1948(***),1947(****)
モスクワ放送交響楽団


CD8
ボロディン
 交響曲第2番 ロ短調「勇士」*

ムソルグスキー
 交響詩「禿山の一夜」**
 組曲「展覧会の絵」***
Rec:1947(*),1948(**),1953(***)
モスクワ放送交響楽団


CD9
チャイコフスキー
 幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」op.32*
 交響曲第1番 ト短調 op.13「冬の日の幻想」**
 スラヴ行進曲op.31***
Rec:1949(*),1952(**),1944(***)
モスクワ放送交響楽団


CD10
チャイコフスキー
 交響曲第6番 ロ短調「悲愴」op.74
 交響的バラード イ短調「地方長官」op.78
Rec:1948
モスクワ放送交響楽団

<チャイコフスキー>

 「悲愴」。これまでのあらゆる既成概念をこっぱみじんに打ち砕く衝撃的演奏。
 とにかくここまでやるかの「自分勝手解釈」で聞くものを圧倒しつづける。
 テンポ設定とか、デュナーミクとかルパートとかそんなことはこの人の頭にはないのか?
 この人の頭にあるとしたらそれはどうやってハッタリをかますかというだけではないのか・・・。
 と思いつつ、12回ほどのけぞらせてくれたあげく(特に第3楽章は大爆笑か激怒か、いずれにせよただでは終わらない)、ついに終楽章に漂着する・・・。
 しかし、ここで、この人の真骨頂を見る。
 確かに異常なテンポは相変わらずだし、妙なこともやっている・・・が、なにかそれだけでは終わらない、不思議と落ち着いたものを感じさせてくれるのである・・・。
 これがスターリン賞の重みか・・・。大仕掛けの見世物でも、最後にきっちり涙をそそってくれるのである。



CD11
チャイコフスキー
 祝典序曲「1812」op.49*
 祝典序曲「1812」op.49**
 祝典序曲「1812」op.49***
 祝典序曲「1812」op.49****
Rec:1942(*),1947(**),1948Live(***),1952(****)
モスクワ放送交響楽団

 『1812年』を4種類収録!
 予想通りのドンチャンさわぎをしてくれて痛快、爽快。
 ラストのロシア国歌がグリンカにすりかわっているのは当時の常識だったらしいが、それもまた堂にいったもの。
 さすがソビエト恐怖政治を豪快に乗りきった男である。


CD12
チャイコフスキー
 1.祝典行進曲 ニ長調
 2.交響幻想曲「テンペスト」へ長調op.18

リャードフ
 3.ポロネーズ ニ長調op. 55
 4.ポロネーズ ハ長調「プーシキンの思い出に」op. 49

イワノフ:組曲「オシアン」よりop. 56
  5.I. Lake Lyano
  6.II. Kolyma's Lament
  7.III. Ossian's Monologue


Rec:1951(2)
モスクワ放送交響楽団

CD13
グリーグ:「ペール・ギュント組曲」第1番op.46
 1. Morning
 2. The death of Aase
 3. Anitra’s dance
 4. In the hall of the Mountain King

グリーグ:「ペール・ギュント組曲」第2番op.55
 5. Ingrid’s Lament
 6. Arabian Dance
 7. Peer Gynt’s Homecoming
 8. Solveig’s Song

グリーグ:「抒情組曲」op.54(管弦楽編曲:A.Zeidel)
 9.Shepherd Boy 1
 10.Norwegian Rustic March
 11.Notturno
 12.March of the Dwarfs

グリーグ:「4つのノルウェー舞曲」op.35
 13.No.1 Allegro marcato d moll
 14.No.2 Allegro tranquillo e grazioso A dur
 15.No.3 Allegro moderato alla Marcia G dur
 16.No.4 Allegro molto D dur

ヨハン・スヴェンセン(1840-1911):
 17.ノルウェー民謡 ホ長調

アブドゥッロ・アリポフ(作詞)
ムルタ・ブルホノフ(作曲)
 18.ウズベキスタン共和国国歌(オーケストラ演奏)

Rec:1952(1-4),1953(5-8),1950(9-12),1949(13-17),
モスクワ放送交響楽団(1-17)
ボリショイ歌劇場管弦楽団(18)


CD14
メンデルスゾーン
組曲「真夏の夜の夢」op.61から*

リムスキー・コルサコフ
交響詩「シェラザード」op.35**

Rec:1952(*),1947(**)
モスクワ放送交響楽団(*)
ボリショイ劇場管弦楽団(**)

リムスキー・コルサコフ/交響詩「シェラザード」


最初聴いたときロシアのオケにもこんなすごいコンマスがいたのか、と驚愕した。そうしたらオイストラフだった。
この録音セッションには、ゴロワノフと親しかった父アノーソフに連れられて、ロジェストヴェンスキーが録音に立ち会っている。
 その時、ロジェストヴェンスキーは、ゴロワノフがコンサート・マスターの独奏を気に入らず、「オイストラフを連れて来い!」と叫んだのを目撃している。
 録音ではゴロワノフもさすがにオイストラフに遠慮してあたかもヴァイオリン協奏曲のような演奏になっている。それがすごい。


CD15
リムスキー・コルサコフ:
 組曲「サルタン皇帝」op.57
  1.Allegro.Allegretto alla marcia
  2.Allegro Maestoso
  3.Allegro Moderato

 4.歌劇「ムラダ」〜貴族たちの行進
 5.組曲「見えない町キーテジの物語」〜ケルジェネツの戦い
 6.歌劇「サルタン皇帝の物語」〜熊蜂の飛行
 7.歌劇「サトコ」〜前奏曲「青い海原」

 組曲「金鶏」
  8.Le tsar Dodon en son palais
  9.Le tsar Dodon sur le champ de bataille
  10.Le tsar Dodon et la reine de Shemakha
  11.La noce et la fin lamentable du tsar Dodon

Rec:1952(1-3),1946(4),1949(5),1952(6,7),1950(8-11)
モスクワ放送交響楽団(1-4,6,8-11)
ボリショイ劇場管弦楽団(5,7)


CD16
ムソルグスキー
 歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」からポロネーズ*
 組曲「展覧会の絵」*
 歌劇「ソローチンツィの定期市」からゴパック**
 歌劇「ホヴァーンシチナ」から第1幕前奏曲「モスクワ川の夜明け」*

バラキエフ
 交響詩「タマーラ」
Rec:1947(*),1950(**)
モスクワ放送交響楽団


CD17
カリンニコフ
 交響曲第1番 ト短調*

グラズノフ
 交響曲第5番 変ロ長調op.55**
Rec:1945(*),1950(**)
ボリショイ劇場管弦楽団(*)
モスクワ放送交響楽団(**)


CD18
グラズノフ
交響曲第6番 ハ短調op.58*
交響曲第7番 ヘ長調op.77**
Rec:1945(*),1950(**)
モスクワ放送交響楽団
CD19
グラズノフ
 組曲「中世より」 ホ短調op. 79*
 祝典序曲 ニ長調 op. 73**
 セレナーデ 第1番 イ長調 op.7*
 ロシアの主題による行進曲 変ホ長調op.76**
 交響詩「ステンカ・ラージン」op.13***

Rec:1952(*),1951(**),1947(***)
モスクワ放送交響楽団
CD20
グラズノフ
 「お嬢様女中(恋愛合戦)」op.61*
 演奏会用ワルツ第1番 ニ長調op.47*
 演奏会用ワルツ第2番 へ長調op.51*
 バラードへ長調op.78**
Rec:1948(*),1950(**)
ボリショイ劇場管弦楽団(*)
モスクワ放送交響楽団(**)


CD21
スクリャービン
 交響曲第1番 ホ長調op.26*
 交響曲第4番op.54「法悦の詩」**

Rec:1946(*),1952(**)
リュドミラ・レゴスタエヴァ(メゾ・ソプラノ)*
アナトーリ・オルフェノフ(テノール)*
モスクワ放送交響楽団
CD22
スクリャービン
 交響曲第2番 ハ短調op.29*
 交響曲第5番op.60「プロメテウス」**

Rec:1950(*),1947(**)
アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル(ピアノ)**
モスクワ放送交響楽団
CD23
スクリャービン
 交響曲第3番 ハ短調op.43「神聖な詩」*
 管弦楽のための前奏曲「夢」嬰へ短調op.24**

ラフマニノフ
 幻想曲「岩」op.7***
 ヴォカリーズ****

Rec: 1947(*),1952(**),1948(***),1945(****)
モスクワ放送交響楽団

<スクリャービン>


 優雅で洗練されたスクリャービンなんか聴きたくないという人にはうってつけのゴロワノフ盤。
 平林直哉氏の言葉を借りれば、管は異様に脂ぎって泥臭さ満点、弦楽器も汗が飛び散るように熱しており、トロンボ−ンはわめき散らし、打楽器は節操なく強打される。
 誇大妄想狂が作り上げた若干破綻した作品を聴くには、正直、破綻しているくらいの性格の人の演奏がいい。
 最近ではゲルギエフ以外では聴けなかった土着の野蛮さ。
 当初スクリャービンが夢想していた神秘性とか人類の救済とか官能性、宇宙的感性といったものは、ゴロワノフのズンドコとした野暮ったいテンポによってロシアの大地に叩きつけられる。
 そして挙句の果てに「おらおら、余計なこと考えてないで地に足つけてしっかり働け!」とスクリャービンの尻を引っぱたいているようで痛快。
 スクリャービンは「こんなはずじゃなかった」と天国で言っているか、それとも「まあ、これもありか」と言っているか。
 しかしひとついえるのは毒にも薬にもならない上っ張りのスクリャービン演奏よりは100倍以上面白い。
 そしてゴロワノフがネイガウスとゴリデンヴァイゼルと共演した録音。
 とくにネイガウスとのピアノ協奏曲はいろんな音源が出るたびに「しかしゴロワノフとネイガウスの演奏にはかなわない」みたいな言われ方をして、ずっとずっと幻だったもの。
 もっとロマンティックにやっているかと思ったが、かなりゴツゴツした男っぽい演奏。


CD24
ラフマニノフ
 交響的舞曲*
 交響曲第3番 イ短調op.44**

Rec:1944&49(*),1948(**)
モスクワ放送交響楽団
CD25
バラキエフ
 交響詩「タマーラ」*

ラフマニノフ
 交響曲第2番 ホ短調op.27**

Rec:1946(*),1945(**)
モスクワ放送交響楽団

ラフマニノフ/交響曲第2番


全編これぞロマン派というノリで歌いまくる。美しさここに極まれり。


CD26
ベートーヴェン
 「エグモント」序曲 op.84*
 交響曲第1番 ハ長調 op.21**

プロコフィエフ
 交響的物語「ピーターと狼」op.67***

Rec:1951(*),1948(**),1947(***)
モスクワ放送交響楽団(*/**)
V.P.マレツカヤ,ナレーション(***)
ソヴィエト国立交響楽団(***)





<メジャー・レーベル>

イタリアDECCA



PO 481 7666
\2800
シューマン:
 アラベスク
 幻想小曲集Op.12、
 3つのロマンスOp.28
マウリツィオ・バリーニ(pf)




<国内盤> 


EDITION HST


HST-029
¥2000+税
J.B.ヴァンハル(1739-1813):弦楽四重奏曲集op.4-1
 ヴァンハル:
  (1)弦楽四重奏曲ト長調Weinmann Va:G7 (1779)
  (2)弦楽四重奏曲変ホ長調Weinmann Va:Es10
  (3)弦楽四重奏曲ホ長調Weinmann Va:E4
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
福本 牧(ヴァイオリン)ほか
 ヴァンハル:弦楽四重奏曲集op.4-1、全曲演奏会・第1回をリクエストにお答えしてリリース。全曲、世界初録音!

 録音: 録音: 2005年 7月8日東京、府中/ヴィーン・ホールにてライヴ収録 ※全曲世界初録音!

 ヴィーン楽友協会資料室の協力を得、交響曲につづき、2005年開始された四重奏曲全曲演奏会の記念すべき第1回を、リクエストにお答えしてリリース。
 楽団結成21周年記念、限定特別価格!















10/23(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



AMBRONAY EDITIONS



AMY311
\2700
あらたな「四季
 17世紀イタリアの小品による「四季」
  カステッロ、マリーニ、メルーラ、ウッチェリーニ ほか

<春>
 1.E.シャンポリオン:リコーダーのための前奏曲
 2.ジョヴァンニ・P.ダ・パレストリーナ(1524?1595):
  野山は花の賑わい (E.シャンポリオン、A.サリエル編曲)
 3.フランチェスコ・トゥリーニ(1595-1656):ソナタ「なんと長い間、まったく」
    (〜ジャン・シェルダヴォワーヌ(1538-1580)「若い娘」による)
 4.マルコ・ウッチェリーニ(1603-1680):鶏とカッコウの結婚
 5.チャコーナ〜
  モンテヴェルディ、メルーラ、ベルターリ、D.ブダイによる変奏曲
   (F.A.ハイドゥ、D.ブダイ編曲)
<夏>
 6.F.A.ハイデュ:ヴァイオリン独奏のための前奏曲
 7.ウッチェリーニ:満足したルチミニア
 8.ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンタナ(1589?1630):ソナタ第7番
 9.D.ブダイ:カナリオ
<秋>
 10.作者不詳/伝トーマス・プレストン(1542?ca.1563):
  ラ・ミ・レによるリュート独奏のための前奏曲
    (A.サリエル、D.ブダイ編曲)
 11.メルーラ:ラ・カッタリーナ
 12.ダリオ・カステッロ(1590-1658):ソナタ第12番
 13.アンドレア・ファルコニエーリ(1585-1656):パッサカリア (D.ブダイ編曲)
 14.間奏曲〜
  イヴ・モンタン(1921-1991)「枯葉」による即興、メルーラ「ラ・カラヴァッジア」風
 15.タランテッラ〜アタナシウス・キルヒャー(1602-1680)による変奏曲 (D.ブダイ編曲)
 <冬>
 16.ビアージョ・マリーニ(1594-1663):
  バレット第2番より「撤退」によるヴィオラ・ダ・ガンバ独奏のための前奏曲
      (D.ブダイ、E.シャンポリオン編曲)
 17.ファルコニエーリ:甘美なメロディ
 18.トゥリーニ:2声の高音部と通奏低音のためのソナタ
 19.マントヴァーナ〜ウッチェリーニとマリーニによる変奏曲 (D.ブダイ編曲)
プリスマ
【メンバー】
 エリーザベト・シャンポリオン(リコーダー)
 ダヴィド・ブダイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 フランチェスカ・アンナ・ハイドゥ(ヴァイオリン)
 アロン・サリエル(リュート)

 若きアンサンブル「プリスマ」による、17世紀イタリアのソナタ、タランテッラ、チャコーナなどの小品にメンバーによるオリジナル作品やシャンソン「枯葉」までも取り混ぜた小品集。
 季節を感じさせる内容別に配置し、リコーダー、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュートといったメンバーが、高音2声と通奏低音によるトリオ、あるいは四重奏、ソロなどの形で編成にも変化を付け、たいへん魅力的に聴かせてくれます。
 それぞれの季節の最初には、楽器ごとに各メンバーが作曲、あるいは編曲を手掛けたソロ曲も収録。一見有名ではない曲が多いですが、いずれも親しみやすく美しい作品ばかり。
 例えばトゥリーニによるソナタ「なんと長い間、まったく」は、映画「めぐり逢う朝」でサント・コロンブの娘二人が愛らしいデュエットを聴かせた(実際はフィゲーラスとキールが幼い声を模して歌っています)ことでも知られる「若い娘」をもとにした変奏曲。
 新しい世代の感性が400年の時を越えて音楽に新たな命を吹き込む、楽しいながらもスリリングなアルバムとなっています。




ARCANA



A454
(3CD)
\4800
アレッサンドロ・ストラデッラ(1644-1682):「ラ・ドリクレア」3幕のオペラ
 脚本:フラヴィオ・オルジーニ
 【DISC 1】 第1幕
 【DISC 2】 第2幕
 【DISC 3】 第3幕

世界初録音
ドリクレア、リンドーロ …エメーケ・バラート (ソプラノ)
ルシンダ…ジュゼッピーナ・ブリデッリ (メゾ・ソプラノ)
フィダルボ…シャヴィエル・サバタ (カウンターテナー)
デルフィーナ…ガブリエッラ・マルテラッチ (コントラルト)
チェリンド…ルカ・チェルヴォーニ (テノール)
ジラルド…リッカルド・ノヴァロ (バリトン)

アンドレア・デ・カルロ (指揮)
イル・ポモ・ドーロ (古楽器使用)
 ストラデッラの作品を体系的に録音するプロジェクト第5弾。
 1670年代前半にローマで作曲された「ラ・ドリクレア」は、ストラデッラ最初の歌劇とされていますが、彼の作品の中であまり知られているとは言えません。
 当時一世を風靡していた17世紀スペイン黄金時代演劇の伝統を継いでおり、優雅にして楽しく、深く心に沁みる抒情性も持ち合わせたもの。またジラルドに表れるバリトンによる道化役の愉快な雰囲気は、その後ロッシーニまで受け継がれていきます。
 演奏陣は今のヨーロッパ古楽界を牽引する錚々たる古楽器奏者が居並び、ヴェルサイユ旧王室歌劇場での活躍もめざましいエメーケ・バラートや世界を騒がす新世代カウンターテナーのひとりシャヴィエル・サバタなど現代の大物歌手も続々、さらに器楽陣の多くがソロ・アルバムもリリースしている俊才揃い(たとえばヴァイオリンのゼフィラ・ヴァロヴァはAlphaでヴィヴァルディの協奏曲集を、スヴィリドフはRicercarでタルティーニのソナタ集を録音していますし、撥弦のダニエル・ザピコは来日公演も好評、シモーネ・ヴァッレロトンダもArcanaにソロ名義の名盤があります)という点からも期待感はいや増すのではないでしょうか。




CARPE DIEM RECORDS



CD-16318
\2700
オーストリアの小さな礼拝堂で
 J.S.バッハ(1685-1750):無伴奏チェロ組曲第1番、第2番、第5番

 組曲第2番 ニ短調 BWV1008
  1. 前奏曲 3:24
  2. アルマンド 3:14
  3. クーラント 3:10
  4. サラバンド 4:32
  5. メヌエット I+II 3:02
  6. ジーグ 3:05
 組曲第1番 ト長調 BWV1007
  7. 前奏曲 3:01
  8. アルマンド 3:58
  9. クーラント 2:54
 10. サラバンド 2:13
 11. メヌエット I+[エレディによる即興]+II+I 8:20
 12. ジーグ 1:45
 組曲第5番 ハ短調 BWV1011
 13. 前奏曲 6:56
 14. アルマンド 5:13
 15. クーラント 2:25
 16. サラバンド 2:40
 17. ガヴォットI+II 4:44
 18. ジーグ 2:09
ジェンジ・エレディ(チェロ)
使用楽器:
 1745年G.B.グヮダニーニ製作楽器にもとづく
 2004年カイ・トーマス・ロス(ボウリッシュ)製作
 ハンガリーのバロック・チェロ奏者ジェンジ・エレディによる「バッハ無伴奏」新録音は、オーストリアの小さな礼拝堂の音響を活かした、レーベル側も大いに胸を張るサウンドが魅力。
 奏者エレディは音楽学者としての知見にもすぐれ、バッハの時代における音の「語り進め方」(修辞学)をふまえながら、時にはチェロ本体を打楽器のように使うなど即興的要素も盛り込み、バロック期の演奏習慣と作品本来のあり方を最大限に活かした21世紀型の古楽アプローチで、三つの傑作の解釈に新鮮な風を吹き込みます。
 短調の2作品のあいだに有名な第1組曲を配した選曲からしてユニークですが、彼女は楽章ごとに個々の独立した物語としての存在感を意識、全18楽章それぞれに詩や散文も寄せています(原文解説)。
 17世紀に遡っての徹底した歴史資料研究にもとづき再現された3種の弓を使い分け、ナポリ18世紀の名工グヮダニーニのモデルによるバロック・チェロから豊かな音色美を引き出しながら、多角的な視座のもと浮き彫りにしてゆく立体的作品像。改めて注目したい新録音です。

 録音:2014年3月7-11日 ヴァルトブルク(オーストリア) 聖ペトロ教会「磔刑の丘」礼拝堂
 

CD-16319
\2700
Music from the Acoustic Neighbourhood
 「どこから来たのか、山の女たち」〜古今スペインのラヴソング

  1. エンリケス・デ・バルデラーバノ(1500-1557):
   両腕は衰え Los bracos traygo cansados
  2. フランシスコ・デ・サリナス(1513-1590), アンドレアス・ワール:
   どこから来たのか、山の女たち Donde son estas serranas
  3. フランシスコ・デ・サリナス, アンドレアス・ワール:
   その村の男は、わたしが眠っているものと思って Pensose el villano
  4. ディエゴ・オルティス(1510-1570):
   第5レセルカーダ Recercada quinta
  5.フアン・バスケス(1510頃-1560頃)、リー・サンタナ、マルテ・パール:
   わたしを慰める涙 Lagrimas de mi consuelo
  6. アンドレアス・ワール:エヴァー Ever (2017)
  7. アンドレアス・ワール:妖精たち Elfen (2011)
  8. 作者不詳(16世紀)、リー・サンタナ:
   アンテケラに向けて、ため息を Por Antequera suspira
   リー・サンタナ:あらゆる運命 I Sanota Ogni Sorte I
  9. グラナダの王 El Rey de Granada
  10. Adagio ma non tanto
  11. グラナダ中で見る花も La Flor de toda Granada
  12. フランシスコ・デ・サリナス, アンドレアス・ワール:
   トレドの市街で En la ciudad de Toledo
  13. エンリケス・デ・バルデラーバノ、リー・サンタナ:
   どこから来たのか、山の女たち Donde son estas serranas
アンチェ・リュクス(ソプラノ)
リー・サンタナ(ビウエラ、シターン)
アンドレアス・ワール(エレキ・ギター、e-bow)
マルテ・パール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ギター、リュート奏者リー・サンタナと、ヒレ・パールとの間の愛娘マルテ・パールなどのユニット「Music from the Acoustic Neighbourhood」による、16世紀スペインのラヴ・ソングをメインとしたアルバム。
 ビウエラなどのスペイン系撥弦楽器とガンバの響きの中にエレキ・ギターの参加が異彩を放ち、電気的な振動で弓によるボウイングに似た効果を出す「e-bow」なども駆使して、ポップスからアヴァンギャルドまで世界を大きく広げています。
 収録作品の中ではよく聴かれる「どこから来たのか、山の女たち」は、ワールとサンタナによる2種の編曲を収録しています。




LAUDA



LAU018
\2600
アントニオ・ソレール (1729-1783)、知られざる教会音楽
 〜ラテン語による宗教作品集〜

 1.主は言われた Dixit Dominus
   4声とリピエーノによる Rubio No.18 (1754)
 2.マニフィカト 8声による Rubio No.259
 3.聖木曜日の哀歌 8声による Rubio No.94-1,2 (1762)
 4.オルガン独奏のためのラルゴ Rubio No.471
 5.サルヴェ・レジナ 5声による Rubio No.9 (1753)
 6.ミゼレーレ 8声による Rubio No.295
世界初録音
ラ・グランド・シャペル (古楽器使用)
 ヴァイオリン6、コントラバス、
 フルート2、オーボエ2、
 ホルン2、オルガン2、声楽12
総指揮:アルベルト・レカセンス
NYCX-10031
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2700+税
 18世紀スペインの作曲家アントニオ・ソレール(「ソレール神父 Padre Soler」としても有名)は、マドリード近くにあるエル・エスコリアル王室修道院で聖職者として30年以上生活しながら、スペイン王室の大先輩スカルラッティの作品も数々筆写する一方、自らも曲を書き、鍵盤楽器のための数々のソナタを含む多くの作品で歴史に名を残しました。
 しかし演奏の場ではオルガニストとしての活躍のみならず礼拝堂の指揮者もつとめ、多くの宗教合唱曲も残していたことはあまり知られていません。
 ここに収録された、ラテン語で書かれた2群の合唱と器楽合奏のための作品は全て世界初録音で、ロココ期の鍵盤作曲家としてばかり知られてきたソレールの、古い伝統をひく教会音楽にも通じた思わぬ一面を明るみに出してみせました。
 スペイン古楽界を牽引する音楽学者レカセンス率いるラ・グランド・シャペルは今回も欧州最前線の実力派古楽プレイヤーを集め(フルートのマルク・アンタイ、弦首席のミラ・グロデアヌなどソリストとしても有名な名手多数)、故郷の偉人に深い畏敬の念をもった奥行きのある表現を堪能させてくれます。
 また本盤唯一の器楽作品であるオルガンのためのラルゴは、録音会場となった教会にあるスペイン18世紀製の貴重な歴史的オルガンでの演奏となっています。




RICERCAR


RIC394
\2600
ハインリヒ・シャイデマン(1595〜1663)/
 ザムエル・シャイト(1587〜1654)
  「運命の天使の歌」〜チェンバロ作品集

   1.シャイデマン:プレアンブルム ト短調
   2.シャイト:アルマンド「健勝至極」
   3.シャイデマン:涙のパヴァーナ
   4.シャイデマン:ガリアルダ ニ長調
   5.シャイデマン:プレアンブルム ニ短調
   6.シャイト:あなたに望みをかけます
   7.シャイト:クーラント
   8.シャイト:運命の天使の歌
   9.シャイデマン:フーガ ニ短調
   10.シャイデマン:プレアンブルム ニ長調
   11.シャイト:おお神よ、わたしたちはあなたの善に感謝します
   12.シャイデマン:プレアンブルム ホ長調
   13.シャイト:「わたしは傷ついた、ああ」によるファンタジア
ヤン・ムーラン…チェンバロ
(アンドレアス・リュッケルス1615年製作モデルに基づく
 フィリップ・ユモー再現製作楽器)
NYCX-10026
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2700+税
 19世紀以降「ドイツ三大S」と呼ばれてきたのは、バッハ以前の3人の作曲家、シャイト、シャイン、そしてシュッツ。しかし同じくS(ch)で始まる綴りの名を持ちながら、シャイデマンという偉大なオルガン芸術家にいまひとつ光が当たらないのは、単なる歴史の偶然としか思えません。
 16世紀の英国ヴァージナル作曲家たちに連なる、ルネサンス期の鍵盤音楽の伝統をふまえながら、17世紀のドイツ北方におけるオルガン芸術の基礎を築いたこの作曲家の技芸がいかに偉大だったか、本盤はそれを端的に示しています。オルガン音楽こそがハンブルクの大家シャイデマンの真骨頂だったとすれば、17世紀当時のドイツ人作曲家たちにはオルガン曲とチェンバロ曲を厳密に区別して考える発想はあまりなく、私たちはシャイデマンの鍵盤音楽世界がどれほど精巧かつ雄弁だったかを、オルガンよりもむしろチェンバロの演奏で深く知ることになるでしょう。比較例にもなるシャイトの鍵盤曲もやはりチェンバロ演奏で、欧州古楽界の新世代を担うヤン・ムーランの奏でる17世紀初頭モデルの銘器の響きが、Ricercarの自然派録音とあいまって作品の魅力を(そして、シャイトをはじめとする同時代のドイツ三大Sにも負けぬほどの書法の確かさを)しめやかな演奏で静かに伝えてくれる逸品です。存在感が立っていながら、伝記的記述も少ない作曲家のひとりであるシャイデマンですので、解説も貴重(国内仕様盤では詳細訳付)。

 録音:2018年4月 シラン(南仏エロー県)、サンテーユ聖母教会
  【国内盤】 解説日本語訳、補筆:白沢達生

 プロモーション動画 https://youtu.be/llxqknQFTzY
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RIC396
\2600
アレッサンドロ・スカルラッティ(1660〜1725):
 「心折れる遠さ」〜室内カンタータ集

  1-3.カンタータ「恐怖が描き出すものは」
   〜バリトン独唱、2挺のヴァイオリンと通奏低音のための
  4-10.カンタータ「心折れる遠さ」
   〜ソプラノ独唱、バリトン独唱と通奏低音のための
  11-15.カンタータ「星をちりばめた戦車に乗って」
   〜ソプラノ独唱、2低のヴァイオリンと通奏低音のための
  16-21.カンタータ「ブナの木蔭で」
   〜バリトン独唱、2挺のヴァイオリンと通奏低音のための
  22-24.カンタータ「残酷にも、苦い運命に」
   〜ソプラノ独唱と通奏低音のための
  25-29.カンタータ「きみは残る、ああ麗しきぼくの女神」
   〜バリトン独唱、2挺のヴァイオリンと通奏低音のための
スケルツィ・ムジカーリ(古楽器使用)
 オルトヴィン・ロヴェイク、パトリツィオ・ジェルモーネ…ヴァイオリン
 マティルド・ヴォルフス…バロックチェロ、バッソ・ダ・ヴィオリーノ
 ソルムン・ニュスタバック、パウル・キーファー…アーチリュート、テオルボ、バロックギター
 フィリップ・グリスヴァール …チェンバロ、オルガン
 ガナエル・シュナイダー…オルガン
デボラ・カシェ …ソプラノ独唱
ニコラ・アクテン…テオルボ、ハープ、オルガン、バリトン独唱、総指揮
NYCX-10027
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2700+税
 自身テオルボやバロックハープ、チェンバロやオルガンなどを弾きこなす通奏低音奏者としても活躍しながら、同時にバリトン歌手として自ら歌い伴奏することもある、ニコラ・アクテン率いるベルギーの精鋭古楽集団スケルツィ・ムジカーリ。これまでにもRicercarで数多く17世紀音楽のアルバムを作ってきましたが、満を持してイタリア後期バロック最大の作曲家のひとりアレッサンドロ・スカルラッティのカンタータと向き合いました。
 のちに欧州を席巻することとなるナポリ楽派の立役者的巨匠にして、かの鍵盤音楽の大家ドメニコ・スカルラッティの父でもあるアレッサンドロは生前イタリア随一といってもよい名声を誇りましたが、その躍進の過程で大きな意味を持ったのが室内カンタータ。恋する者たちの想いを優美な言葉で綴った詩の魅力をたくみに伝える旋律美あざやかな歌の数々は、イタリア半島各地の有力者たちのあいだで大いに求められ、ローマの「アルカディアのアカデミア」(コレッリやボノンチーニも連なった知識人サークル)で披露された名品群を含め数多くの作例が残っています。
 本年(2018年)に急逝した同団のリローネ&ガンバ奏者、仙波恵理子氏の思い出に捧げられた本盤において、スケルツィ・ムジカーリは作曲当時のイタリアの演奏習慣にならい充実した通奏低音編成でその演奏に臨み、同時に何挺もの撥弦楽器やバッソ・ダ・ヴィオリーノ(チェロ以前からあった低音弦楽器)を駆使しながら、詩句をよく活かした歌唱で色彩感豊かに作品の魅力を伝えてくれます。国内仕様盤には訳詩・解説訳付。

 録音:2018年1月21〜24日 シント・トライデン(ベルギー)、州立ベギン修道会教会博物館

 【国内盤】
  解説日本語訳、補筆、歌詞日本語訳 :白沢達生




OEHMS



OC468
(2CD)
\3800
CANTAI 私は歌った
21世紀におけるおけるデリアン四重奏団の“バッハ:フーガの技法”

【CD1】
 J.S.バッハ(1685-1750):
  フーガの技法 BWV1080(弦楽四重奏編曲版)
   1.Contrapunctus I コントラプンクトゥスI
   2.Contrapunctus III コントラプンクトゥスIII
   3.Contrapunctus II コントラプンクトゥスII
   4.Contrapunctus IV コントラプンクトゥス IV
   5.Canon II, alla Ottava 8度のカノン
   6.Contrapunctus V コントラプンクトゥスV
   7.Contrapunctus VI a 4 in Stylo Francese
  コントラプンクトゥス VI フランス風の4声のフーガ
   8.Contrapunctus VII a 4 per Augmentationem
    et Diminutionem コントラプンクトゥス VII
    主題の拡大および縮小を含む4声のフーガ
 9.Canon III, alla Decima in Contrapunto alla
   Terza 10度のカノン
 10.Contrapunctus VIII a 3 コントラプンクトゥス VIII
    3声のフーガ
 11.Contrapunctus XI a 4 コントラプンクトゥス XI
   3重フーガ
 12.Contrapunctus X a 4 alla Decima
    コントラプンクトゥス X 10度の転回対位法による2重フーガ
 15.Contrapunctus XIIa a 4, rectus
   コントラプンクトゥス XII 4声 鏡像フーガ
 17.Contrapunctus IX a 4 alla Duodecima
   コントラプンクトゥス IX 12度の転回対位法による2重フーガ
【CD2】
 J.S.バッハ:フーガの技法 BWV1080より
   (弦楽四重奏編曲版)(続き)
 1.Contrapunctus XIIIa a 3, rectus
  コントラプンクトゥス XIII 3声 鏡像フーガ
 2.Contrapunctus XIIIb a 3, inversus
  コントラプンクトゥス XIII 3声 反行フーガ
 3.Canon IV, alla Duodecima
   in Contrapunto alla Quinta
   カノン IV 三度の対位における10度のカノン
 4.Contrapunctus XIV: Fuga a 3 Soggetti
   コントラプンクト XIV
 5.J.S.バッハ:18のライプツィヒコラールより
  「汝の御座の前に、われ進み出で」 BWV 668
 ステファノ・ピエリーニ(1971-):Cantai un tempo
  6.インテルメッツォ I
  7.マドリガル I: Cantai un tempo
    かつて私は歌った
  8.インテルメッツォ II
  9.マドリガル II:Lamento di Arianna
   アリアンナの嘆き
  10.インテルメッツォ III
 11.マドリガル III:Zefiro torna e di soavi accenti     西風が戻り 甘美な口調で
 【ボーナス・トラック】
  J.S.バッハ:フーガの技法 BWV1080より
   (弦楽四重奏編曲版)
   12.Fuga inversa a 2 Claviere
    2台の鍵盤楽器のためのフーガ
   13.Alio modo: Fuga inversa a 2 Claviere
    他の旋法で:2台の鍵盤楽器のためのフーガ
デリアン四重奏団
【メンバー】
アドリアン・ピンツァル(ヴァイオリン)
アンドレアス・モショー(ヴァイオリン)
ゲオルギー・コヴァレフ(ヴィオラ)
ミリアム・プランディ(チェロ)

クラウディア・バラインスキー(ソプラノ)
…CD2:7.9.11
ミリアム・プランディ(ピアノ多重録音)
…CD2:12.13
 エーゲ海・キクラデス諸島に所在するギリシャの「デロス島」から名前を採ったという「デリアン四重奏団(正式名称 delian::quartettの「::」は彼らのこだわり)。
 古典派から現代まで幅広いレパートリーを持つ彼らの最新作はバッハの最晩年の名作「フーガの技法」。演奏楽器の指定がないため、これまでにもさまざまな楽器で演奏されており、いくつかの弦楽四重奏団による名演も知られています。
 デリアン四重奏団は作品を演奏するにあたって「4つの楽器の対話」に重点を置き、フーガの芸術的価値を追求、アルバムタイトルに「Cantai=私は歌った」とすることでその意図を表現しています。
 アルバムの曲順は綿密に計算されており、途中には現代作曲家のピエリーニが「モンテヴェルディの作品からインスパイア」された曲を挿入、最後には2台の鍵盤楽器用のフーガ2曲が添えられています。
 「全曲を通して聴き、自らの人生にも思いをはせてほしい」と奏者たちが語る渾身の2枚組です。。
  録音:2018年2月19-24日、2018年7月8日(CD2:12.13) ケルン ドイツ放送室内楽ホール
 
  プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?v=sHV3Jp8UK3E
 

OC1897
\2300
NOW
ジャズとルネッサンス-詩と絵画にインスパイアされたインプロヴィゼーション

 1.A Quiver of Superb Arrows
 2.4 x 3, Prestissimo
 3.Quarten, die nicht warten
 4.Like Soft Dark Birds
 5.Improvviso Elisabeth
 6.Totally Watching TV
 7.Schreddermaschine
 8.For One Another
 9.Stehender Klang an einer Klippe
 10.Ammersee nach Traxler
 11.Ich bin din
 12.Ein Lacheln irrt verflogen
 13.Von Fall zu Fall
 14.Ariadnes Blues-Faden
アクセル・ヴォルフ(リュート&テオルボ)
フーゴ・ジーグメト
 (ソプラノ&テナーサクソフォン、バス・クラリネット)
 前作「FLOW」(OC1826)で斬新、かつ美しいハーモニーを披露したアクセル・ヴォルフとフーゴ・ジークメトによる新しいアルバム。
 今回もコンセプトは“ジャズとルネッサンス”ですが、前作に比べるとあまり原曲に縛られることなく、彼らの自由な即興を交えながら生まれる新しい響きを味わうという、まさにタイトル通りの「NOW」を感じるアルバムです。
 400年の年月を行き来しながら、ジャンルに縛られることのない新鮮な音は、聴き手にインパクトを与えます。

  録音:ミュンヘン バイエルン放送 2017年4月20日‥1-4.6-13 2015年1月21日…14 2017年1月18日…5



<国内盤> 


フィンムジック


FMCL-2001
¥3000+税
「GRIEG Ballade 〜 Solveig's Song」
 オリジナル曲『フィヨルドのささやき』

  E.グリーグ(1843-1907):
   (1)バラード ト短調
    (ノルウェー民謡による変奏曲式のバラード)Op.24
     「抒情小品集」から
   (2)春に寄すOp.43-6
   (3)ノルウェー舞曲(ガンガル)Op.54-2
   (4)夢想Op.62-5
   (5)あなたのおそばにOp.68-3
   (6)子守歌/ゆりかごの歌Op.68-5
    「自作の歌曲によるピアノ小品集」から
   (7)きみを愛す Op.41-3
   (8)ソルヴェイグの歌 Op.52-4
  正木文惠:
   (9)フィヨルドのささやきOp.1(広瀬正憲編)
正木文惠(ピアノ)
 正木文惠のグリーグを中心としたアルバム第3弾!「グリーグ:バラード〜ソルヴェイグの歌」

 録音:2018年8月24-26日Studio SHIMIZU/エンジニア:Shoichi Shimizu/解説:正木文惠

 グリーグの傑作『バラードト短調』『春に寄す』『ソルヴェイグの歌』他を収録した珠玉のグリーグ・アルバム。
 ピアニスト正木文惠のオリジナル作品(フィヨルドのささやき)と共に、美しい北欧の情感をお届けします。

 正木文惠(まさきふみえ)
  武蔵野音楽大学ピアノ科卒業、鳴門教育大学大学院及び研究生修了、同大助手(ピアノ)を務める。ウィーン国立音楽大学教授陣に師事。グリーグを研究し、ノルウェー政府給費留学生として、国立オスロ大学音楽学部に留学し、ノルウェー国内にて、『ピアノ・リサイタル』を開催、またノルウェーの著名なソプラノ歌手、ヴォディール・ヴィクトリア・アーネセン、エリザベス・タンドベルク、ヴァイオリニストのヤン・ジョーランゲル氏と共演、好評を博す。ノルウェーの代表的な音楽祭の一つとされる『トロルハウゲン夏の音楽祭(ベルゲン市)』に招待され、『ピアノ・リサイタル』を行い、好評を博す。『グリーグ・ピアノ・リサイタル』、『北欧の自然と音楽』と題するピアノ・レクチャー・リサイタル、『グリーグ没後100年、110年記念リサイタル』、その他多くの演奏会に出演する。CD「GREIG PIANO WORKS(品番:TIAA-1021)」、「GRIEG ・VALEN ・JOHENSEN〜北欧ピアノ曲集(TIAA-1036)」をリリースし、タワーレコード渋谷店にてイベントを開催する。
 こういった活動は、(ぶらあぼ)、(レッスンの友)、(徳島新聞朝刊)に掲載、及び(Vivace)、(ムジカノーヴァ)でも掲載される。一方、テレビ、ラジオ出演にも出演し、(NHKららら♪クラシック)、(四国放送テレビ)、(徳島FMびざん)にゲスト出演する。2017年度、芸術文化に貢献した人に贈られる『東久邇宮文化褒賞』を受賞する。今までに、本多万里子、村澤由利子、ヴァイスハール・ ドボラック、アレキサンダー・イエンナー、パウル・バドゥラ=スコダ、アルヴィド・O.ヴォルスネス、アナリーネ・E.リースネス、アイナル・ステーン=ノックレベルク各氏に師事する。現在 目白大学非常勤講師、日本グリーグ協会理事



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GLOBAL CULTURE AGENCY



GCAC 1023
(UHQCD)
¥2500+税
故長岡鉄男氏激賞・究極の名盤
鬼太鼓座
 「富嶽百景 FUJIYAMA」

 1. 鬼太鼓囃子
 2. 弓ヶ浜
 3. 富嶽百景
 4. 花や今宵の
 5. 三国
 6. 鼕々(とうとう)
 7. 阿うん三味線
 8. 明暗
 9. モノクロームII
鬼太鼓座
松田惺山(8.尺八)
 故長岡鉄男氏激賞・究極の名盤がUHQCD でリリース!!最終決定稿たる音質、お求めやすい価格、安定した流通。すべてに適うフォーマットで発売、話題必至!!

 録音:1997年4月/61'12''

 通常CD に始まり、LP、SACD、ガラスCD などあらゆるフォーマットで登場、そのたびにオーディオファンを喜ばせた泣く子も黙る鬼太鼓座(おんでこざ)の超名盤がついにUHQCD でリリース。何を今さらと思うなかれ、旧盤はどれもいつの間にか入手困難になっており、加えて話題の高音質テクノロジーであるUHQCD の完成度の高さ。これだけの「音」はやはりディスクとして市場に残しておきたい、そして価格をおさえつつも本来の「音」を存分に再生できるフォーマットで発売したい、というレーベルの思いが結晶化した最終結論とも言うべき最強の1 枚がこのUHQCD 盤なのです!

 1997 年に日本ビクター創立70 周年記念として制作されたCD アルバム「富嶽百景」はデジタル時代にあってアナログ・マスターにこだわり、オーディオファンの間では最早伝説となっている考えうる限りの高音質を実現。オーディオ評論家の第一人者・長岡鉄男氏が激賞したことでも知られています。太鼓の連打が爆撃のごとく聴き手を襲い、三味線のバチに耳がはたかれる快感にノックアウト。さらに当時日本最大である直径2.25m 重さ3 トンの大太鼓「大和」が炸裂する凄まじいまでの迫力を余すことなく伝えてくれる空前絶後の1 枚でした。今回のUHQCD では音の出だしの力強さ・クリアさに磨きがかかり、しかも後に残る空気感・残響感が自然そのもの。耳に痛い騒音にはまったくならず、豊かな広がりと明晰な質感があります。唯一無二の音を聴く悦び、ぜひ体感してください。


 鬼太鼓座UHQCD刊行に寄せて(解説書より抜粋)
  これまで、SACD化、LPレコード化、さらにはガラスCD化をプロデューサーとして推進されてきたGCA(Global Culture Agency)代表川口裕司氏は、ビクターエンタテインメント(現JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)と日本ビクターにおける長い職歴を通じて、主としてXRCDのプロデュースを通じた高音質追及を行って来られた、高音質オーディオの申し子と呼ぶべき存在です。鬼太鼓座SACD〜ガラスCDもまた、川口氏の強い拘りによって誕生したものでした。HQCD誕生から8年、さらなる高みを目指して開発されたUHQCDのトライアルにおいては、これまですべての鬼太鼓座高音質ディスクでマスタリング・エンジニアを務めた杉本一家が再度起用され、オリジナルCD〜ガラスCDまでとの比較試聴を重ねた上に、さらなる高音質の再現を目指して新規にマスタリングを行いました。今回、UHQCDテスト盤を一聴し、オリジナル録音当時のコンソールアウトのイメージが損なわずに記録されていることを確認し、CDメディアとしてのUHQCDのポテンシャルの高さ改めて実感しました。
 公益財団法人日本伝統文化振興財団 藤本 草






















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