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≪第99号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その8 2018/10/30〜







11/2(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


キング・インターナショナル



KKC 056
¥2700
本田早美花(ヴァイオリン)
Souvenirs〜思い出

 (1)エルガー:愛のあいさつOp.12
 (2)ヴィエニャフスキ:サンフランシスコの思い出[ 世界初録音]
 (3)モンティ:カムチャッカ[ 世界初録音]
 (4)ドルドラ:思い出
 (5)ラヴェル:フォーレの名による子守歌
 (6)マスネ:タイスの瞑想曲
 (7)アーン:ロマンス
 (8)ラフ:カヴァティーナOp.85の3
 (9)ジンバリスト:日本民謡による即興曲
 (10)イザイ:子供の夢Op.14
 (11)ブルックナー:晩鐘
 (12)ラロ:ギターOp.28
 (13)デュロソワール:子守歌
 (14)バルトーク(セーケイ編):ルーマニア民俗舞曲
 (15)リリウオカラニ女王(クライスラー編):アロハ・オエ
 (16)草川信:ダリヤ[ 世界初録音]
本田早美花(ヴァイオリン)
エマニュエル・クリスチャン(ピアノ)
 旅、人、故郷。さまざまな「思い出」を本田早美花が美しく謳い上げる。

 録音:2017 年8 月16 日、2018 年8 月7 日 キング関口台スタジオ第1 スタジオ/DDD、192kHz 24bit、57' 23"

 キングインターナショナル制作「たまゆらレーベル」の新譜はヴァイオリン小品集。とはいっても、世界初録音を含む個性的な内容となっています。テーマは大ヴァイオリニストだった作曲者が訪れた地の印象を綴ったものから、幸せだった過去や肉親への思いなど、さまざまな「思い出」集。
 注目はヴィエニャフスキの秘曲「サンフランシスコの思い出」。名作「モスクワの思い出」と対を成すものながら、なぜか聴くことのできなかった幻の作品の世界初録音が実現しました。また「チャルダーシュ」で知られるモンティがカムチャッカ半島を描いた珍作も興味津々。もちろん彼はカムチャッカを訪れておらず、想像の世界と思われます。
 反面ジンバリストが久邇宮朝融王に与えられたメロディに基づいたジャポニスム曲や、クライスラーによるハワイアンな曲は、実際に感じた異国情緒がユニークな作品に昇華されています。加えてブルックナー唯一のヴァイオリン曲「晩鐘」や、「夕焼け小焼け」や「ゆりかごの歌」で知られる草川信の技巧的な小品など、知られざるオリジナル曲も充実。
 エルガーの「愛のあいさつ」やマスネの「タイスの瞑想曲」のような定番に加え、ドルドラの「思い出」やラフの「カヴァティーナ」のような往年の人気曲も久々の新録音で登場。ヴァイオリンの美しさにひたれる、陶酔的なひとときを味わえます。
 本田早美花はパリ音楽院でジェラール・プーレとオリヴィエ・シャルリエに師事し、同大学院を首席卒業。イセ・カルテットとアンサンブル・モンソロを創設した。2016 年よりフランス国立ストラスブール・フィルのコンサートマスターに就任、ストラスブール市立アカデミー&同音楽院でヴァイオリンと室内楽の教授を務めている。使用楽器は1721 年ピエトロ・ジャコモ・ロジェリ。
 ピアノのエマニュエル・クリスチャンはパリ音楽院でジャック・ルヴィエ、ジャン=クロード・ぺヌティエ、アルド・チッコリーニ、パウル・バドゥラ=スコダ、アンヌ・ケフェレック、ルーベン・リフシッツに師事し、同大学院を首席卒業。独奏、伴奏者として活躍するかたわら、アンサンブル・モンソロのピアニストも務めています。





NAIVE

 NAIVEは新譜でも入ってこないことがあります。できるだけ早めのご注文をお奨めします。



V 5455
¥2600
ジュリアン・マルティノー(マンドリン)
Come una volta〜かつてのように

 ヴィヴァルディ:
  マンドリン協奏曲 ニ長調 RV 93、
  マンドリン協奏曲 ハ長調 RV 425、
  トリオ・ソナタ ハ長調 RV 82
 ラッファエーレ・カラーチェ(1863-1934):
  マンドリン協奏曲第2番 op.144(世界初録音)
   (ヤン・オッリーヴォによるオーケストラ版)
 ドメニコ・カウディオーゾ(?-1750?):
  マンドリン協奏曲 ト長調 gimo58
ジュリアン・マルティノー(マンドリン)
コンチェルト・イタリアーノ
リナルド・アレッサンドリーニ(指揮)
 'マンドリン界のパガニーニ'カラーチェの協奏曲、オケ版世界初録音!

 録音:2018 年4 月23-26 日、ローマ

 マンドリンの申し子、そして貴公子のジュリアン・マルティノー新録音の登場!
 アレッサンドリーニ指揮、コンチェルト・イタリアーノとの共演というだけでも注目ですが、「マンドリン界のパガニーニ」カラーチェの協奏曲を、マルティノーの友人、ヤン・オッリーヴォがオーケストラ版に編曲したものを収録しているという、マンドリン・ファンにとっては大注目盤です!
 マンドリンは、調弦もヴァイオリンと同じで、重音奏法の可能性を見ても、実はギターよりむしろヴァイオリンに近い楽器だといいます。
 マンドリン界のパガニーニやサラサーテと評されるカラーチェは、マンドリンをまるでヴァイオリンのように扱って、時に3本や4本の弦を同時に鳴らす技法も奏者に要求する超絶技巧の作品を書いています。
 ジュリアン・マルティノーは好きなヴァイオリン奏者がナタン・ミルシテインということで、彼の奏でるマンドリンの音色の独特の美しさもミルシテインに由来するところもあるかもしれません。
 このたび、ピアノ伴奏でしかこれまで演奏されてこなかったこのカラーチェの協奏曲第2番に、ピアノ譜からオーケストレーションしたオーケストラ版があらたに創造されたことにより、マンドリンの「アランフェス」のような存在になるかもしれません。
 カウディオーゾの作品は、最近になってスウェーデンで発見されたもので、これまでに2 度既に録音もされていますが、あらためて決定的名演の登場といえるでしょう。

 


OP 30571
(3CD)
¥6100
アッカデミア・ビザンチナ
ヴィヴァルディ:歌劇「ジュスティーノ」RV 717

 (全3幕/台本:ニッコロ・ベレガン/1724年初演)
デルフィヌ・ガル(コントラルト/ジュスティーノ)
エメケ・バラート(ソプラノ/アリアンナ)
シルケ・ガング(コントラルト/アナスタシオ)
ヴェロニカ・カンジェミ(ソプラノ/レオカスタ)
エミリアーノ・ゴンザレス・トロ(テノール/ヴィタリアーノ)
アリアンア・ヴェンディッテッリ(ソプラノ/アマンツィオ)
アレッサンドロ・ジャングランデ
 (アルト/テノール/アンドロニコ、ポリダルテ)
ラヘル・マース(ソプラノ/フォルトゥーナ)
オッターヴィオ・ダントーネ(指揮)
アッカデミア・ビザンチナ
 ヴィヴァルディの最高傑作「ジュスティーノ」豪華歌手たちによる理想的名演の登場!

 録音:2018 年4 月8-16 日、ラヴェンナ(イタリア)

 ヴィヴァルディ・エディション第58 弾は、オペラ「ジュスティーノ」。オペラとしては18 作めの録音となります。1683 年に作られた台本に基づいています。愛、戦、エロチズム、暴力、幻影と冒険、そして政治的謀略がからめられた、典型的なヴェネツィアのスタイルの物語です。
 当時の初演では、ジュスティーノ、アリアンナ、レオカスタ、アナスタシオ、そしてアマンツィオの5 役がカストラートによって演奏されました。
 ジュスティーノ役だったパオロ・マリアーニはb-g" という驚異的な音域で英雄的なアリアを歌いました。現在でもこのオペラのアリアはカウンターテナーの重要なレパートリーとなっています。この録音に臨んだ歌手陣も豪華メンバー、超絶技巧と豊かな表現の豪華歌合戦ともいえる演奏となっています。
 さらにアナスタシオのアリアでは夢のように美しいプサルテリウムの伴奏が聴けるなど、器楽パートにも注目の、ヴィヴァルディのオペラの中でも最高傑作のひとつに数えられる「ジュスティーノ」、注目の最新録音の登場です!

 =あらすじ=
 幸運の女神によって不思議な力を与えられた農夫のジュスティーノは、熊に追われたレオカスタを助け、二人は恋に落ちる。皇帝では王位をめぐってアナスタシオとヴィタリアーノが謀略をめぐらせて、そこに様々な恋模様も絡められ、時にはジュスティーノが乗った船が難破し海の怪物が現れたり、と色々なことを経て、最終的にはジュスティーノは長きにわたって行方不明だった皇帝の長男であったことが亡き皇帝の亡霊によって告げられ、ジュスティーノは皇帝の座につき、愛するレオカスタと結婚する、という物語です。




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CHRISTOPHORUS


CHR 77432
(11CD/特別価格)
¥7600→¥6390
11枚組!偉大なるミンネゼンガー
 CD1 ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデ:力と愛の歌(CHR 77394)
 CD2 ナイトハルト・フォン・ロイエンタール:歌曲集(CHR 77327)
 CD3 コンラート・フォン・ヴュルツブルク〜ミンネザングの巨匠(CD 74542)
 CD4 ザルツブルクの修道士〜ミンネザング後期の世俗歌曲集(CHE 0187-2)
 CD5 オスヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン〜最後のミンネゼンガー(CHR 77304)
 CD6 オスヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン〜国際人(CHR 77379)
 CD7 ヨーロッパのミンネザング〜トゥルバドゥール、トルヴェール、ミンネゼンガー(CHE 0148-2)
 CD8 中世の女性の歌(CHR 77290)
 CD9 ハインリヒ・フォン・マイセン〜フラウエンロープの神秘主義(CHR 77285)
 CD10 後期ミンネザングの聖なる歌(CHR 77395)
 CD11 マネッセ写本〜大ハイデルベルク歌謡写本(CHE 0138-2)
   ペル=ソナット(CD1, 9)、アウグスブルク古楽アンサンブル(CD2, 4, 5, 7)、
   アンドレア・フォン・ラム(ヴォイス/CD3)、アンサンブル・レオネス(CD6, 10)、
   エスタンピー(CD8)、イ・チャルラターニ(CD11)
 ここまでのスケールでミンネゼンガーの音楽を集めてくるとはさすがCHRISTOPHORUS。
 中世ドイツの吟遊詩人ミンネゼンガー、豪華11枚組BOX。

 ☆中世ドイツの吟遊詩人&作曲家、ミンネゼンガーたちの作品を集成した11枚組BOX!

 ミンネゼンガー(Minnesanger)とは、中世ドイツ語圏の恋愛歌曲や抒情詩「ミンネザング(Minnesang)」を作曲、演奏する音楽家、吟遊詩人たちのこと。これまで、多くのミンネザング・アルバムを録音・リリースしてきたドイツのChristophorusレーベルから、ミンネゼンガーたちの作品を集成した11枚組BOXが登場。
 ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデやナイトハルト・フォン・ロイエンタール、オスヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタインらの偉大なミンネゼンガーから、女性ミンネゼンガーにスポットライトをあてたアルバム、ミンネゼンガーによる宗教作品、ドイツだけでなくフランスのトゥルバドゥールやトルヴェールと比較したアルバムなど、多様なプログラムを組み合わせた、まさにChristophorusならではの好企画です。

 ※録音:1984年〜2014年
 ※CD3に全オリジナル・ブックレットのPDFデータを収録




NIMBUS ALLIANCE


NI 6374
(CD-R)
¥2400
ソーヤーズ:協奏曲集
 ヴァイオリン協奏曲*
 まぼろしの谷*
 トランペット、弦楽とティンパニのための協奏曲 
 トランペットと弦楽のための悲歌的狂詩曲Ð
アレクサンダー・シトコヴェツキー
 (ヴァイオリン)
サイモン・デュブルレイ(トランペット)
ケネス・ウッズ(指揮)
イギリス交響楽団*
イギリス弦楽オーケストラ
 フィリップ・ソーヤーズ第4弾!A.シトコヴェツキーが弾くヴァイオリン協奏曲!

 ☆Nimbus Allianceのフィリップ・ソーヤーズ第4弾!

 ヴォーン=ウィリアムズとバルトークの孫弟子にあたるイギリスの作曲家であり、1973年から97年まで王立歌劇場管のヴァイオリニストとしても活躍したフィリップ・ソーヤーズ(1951−)。
 交響曲第1番〜第3番、チェロ協奏曲など、ソーヤーズの作品を精力的に録音してきたNimbus Allianceのレコーディング第4弾。「ヴァイオリン協奏曲」では、ドミトリー・シトコヴェツキーの甥であるアレクサンダー・シトコヴェツキーが、「トランペット、弦楽とティンパニのための協奏曲」では、「トランペット、ピアノと弦楽のための21世紀の協奏曲集(SIGCD 513)」でもケネス・ウッズと共演したサイモン・デュブルレイがソリストを務めます。

 ※録音:2017年10月&2018年2月、イギリス
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

NI 7728
(CD-R)
¥2000
ベスト・オヴ・マーティン・ジョーンズ 〜
 ディスカヴァー・カルロス・グアスタビーノ
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)
  3つの小品〔ガト、バイレシート、すばらしい故郷〕/3つのソナチネより〔2.レタマ〕/
  少女たち/クージョのロマンス/10の前奏曲より〔4.マルハリータ、7.星はいくつ?〕/
  10のアルゼンチン・カンティレーナより〔2.思春期、5.Abelard Olmos、7.エルベルト〕/
  3つの新しいロマンスより〔1.リオ・ドゥルセの少女〕/
  ラス・プレセンシアスより
   〔2.オルテガ、3.フェデリコ・イグナシオ・セスペデス・ビジェガ、4.マリアナ、5.オラシオ・ラバージェ〕/
  10の民謡より〔第8曲、第10曲〕
 知られざる秘曲から名曲集までを広くカバーし膨大なレパートリーを誇るNimbusの看板ピアニスト、マーティン・ジョーンズ。
 2008年にリリースされた、南米アルゼンチンの20世紀を代表する作曲家カルロス・グアスタビーノ(1912−2000)のピアノ作品全集(NI 5818/20〔3枚組〕)から、ベスト・トラックを抜き出したベスト盤。

 ※録音:2005年&2006年、コンサート・ホール(ワイアストン・レイズ)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

NI 6371
(CD-R)
¥2400
シャーロット・ブレイ:室内楽&独奏作品集
 ZUSTANDE(ピアノ四重奏)
 ビヨンド(ヴァイオリン独奏)
 インヴィシブル・シティーズ(ヴァイオリンとピアノ)
 オン・ジ・アザー・ショア(チェロ独奏)
 ザ・サン・ワズ・チェイシング・ヴィーナス(弦楽五重奏)
マリアーニ・ピアノ四重奏団
フィリップ・ボーネン(ヴァイオリン)
バルバラ・ブントロック(ヴァイオリン)
ヒュー・ワトキンス(ピアノ)
ペーター=フィリップ・ステムラー(チェロ)
アマリリス弦楽四重奏団
 1982年生まれのイギリスの若き女流作曲家、シャーロット・ブレイの室内楽&独奏のための作品集。
 ロイヤル・フィルファーモニック協会作曲賞2010やリリ・ブーランジェ賞2014を受賞しているブレイの作品は、マーク・エルダー、オリヴァー・ナッセン、サカリ・オラモ、ダニエル・ハーディングなど著名な指揮者たちが取り上げ、多くの世界的なオーケストラ、アンサンブルによって演奏されています。

 ※録音:2018年5月1日−3日、ブレーメン
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




SAYDISC


CDSDL 449
(2CD-R/特別価格)
¥2500
ブリテン島とアイルランドの伝統的な舞曲集

  ジム・クーザ・アンサンブル、ピート・クーパー(フィドル)、
  デイヴ・タウンゼント(アコーディオン)、ボニー・シャルジャン(ハープ)、
  ザ・ブロードサイド・バンド、アイリーン・モンガー・アンサンブル、ジミー・ホーガン・トリオ、
  ジミー・ピッカーリング(フィドル)、マックピーク・ファミリー・トリオ、他

 Saydiscレーベルの膨大な音源から、イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドのトラディショナル・ダンス・ミュージックを集成。バグパイプ、アイリッシュ・ハープ、ケルティック・ハープ、フィドル、ハンマー・ダルシマーなどのアンサンブルで、ブリテン島とアイルランドの軽快な舞曲、哀愁を帯びたメロディーを楽しめます。

 ※録音:1982年〜1991年
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




DELOS


DE-3557
\2600
《ピート・クーンホフ〜Frolov & Friends(フロロフと仲間たち)/
 ヴァイオリン作品集》

  イーゴリ・フロロフ(b.1937):
   1) ロマンス、2) カプリース、3) 即興的ワルツ、
   4) スケルツォ、
  5) フアン・アルメイダ・ボスケ(I.フロロフ編):
   6つの歌
    (La lupe/Es soledad/Un traguito/Dices que soy/
     Frente a frente/Dime si te gusta)、
   6) ブルース形式の小品、
  7) ガーシュウィン(I.フロロフ編):
   歌劇『ポーギーとベス』より「サマータイム」、
   8) ラテン舞曲、9) アミラン・ワルツ、
  10) ホルヘ・アンカーマン(I.フロロフ編):キューバの小品、
  11) ロドリーゴ・プラッツ(I.フロロフ編):マリアの小品、
  12) セルジュ・ガイス(I.フロロフ編):スウェーデンの別れのワルツ
ピート・クーンホフ(ヴァイオリン)、
アルビー・ファン・シャルクウィク(ピアノ)
 ロシアの作曲家フロロフの作品を友人クーンホフが演奏
 モスクワ生まれのイーゴリ・フロロフは、作曲家としての他、指揮者、ヴァイオリニスト、教師としても活躍中です。
 その良き友人のひとり、ヴァイオリニストのピート・クーンホフがピアニストのアルビー・ファン・シャルクウィクと、フロロフの作曲・編曲作品を録音したアルバムです。
  【録音】2016年2月12−14日(1-6)、2018年2月9−11日(7-12)、南アフリカ
 

DE-3554
\2600
《ショーン・ケナード〜アメリカン・クラシック/ハーバーとコープランド》
 バーバー:
  1) ピアノ・ソナタ変ホ短調Op.26、2) バラードOp.46、
  3) 遠足Op.20、コープランド:4) ピアノ変奏曲、
  5) 4つのピアノ・ブルース
   (For Leo Smit/For Andor Foldes/
    For William Kapell/For John Kirkpatrik)
ショーン・ケナード(ピアノ)
 アメリカのピアニスト、ショーン・ケナードのDELOSデビュー・アルバム
 1984年生まれのアメリカのピアニスト、ショーン・ケナードがDELOSデビュー・アルバムに自国の2人の20世紀作曲家を取り上げました。
 

DE-3544
\2600
《スザンナ・フィリップス〜A Lost World/シューベルト:歌曲とデュエット集》
 シューベルト:
  1) ギリシャの神々D677、2) ヘクトルの別れD312、
  3) 罪を赦されたオレステスD699、4) イフィゲーニアD573、
  5) アンティゴネーとオイディプスD542、
  6) タルタルスの群れD583、7) 冥府への旅D526、
  8) 楽園D584、9) 馭者クロノスにD369、
  10) ガニュメートD544、11) プロメテウスD674、
  12) 双子座に寄せる舟人の歌D360、
  13) 人間の限界D716、14) 怒れるディアーナにD707
スザンナ・フィリップス(ソプラノ)、
シェンヤン(バス・バリトン)、
ブライアン・ゼガー(ピアノ)
 天才作曲家と伝説の2人の詩人、そして3人のアーティストが織り成す三次元の輝き
 シラーとゲーテを含むドイツの詩人の詞によるシューベルトの歌曲集です。【録音】2017年1月、ニューヨーク
 

DE-3541
\2600
《愛しい人よ/スティーヴン・コステロ・シングズ・ベル・カント》
 ドニゼッティ:歌劇『連隊の娘』より
  1) 「ああ、友よ、なんと楽しい日」、
  2) 「マリーに会いたいがために」、
 3) ベッリーニ:歌劇『清教徒』より「愛しい人よ」、
 ドニゼッティ:
  4) 歌劇『ドン・セバスチャン』より「誰もいないこの荒野に」、
  歌劇『愛の妙薬』より
   5) 「なんと彼女は美しい」、6) 「人知れぬ涙」、
  7) 歌劇『ドン・パスクヮーレ』より「青春の甘く清らかな夢よ」、
  8) 歌劇『ラ・ファヴォリータ』より「やさしい魂よ」、
  9) 歌劇『アンナ・ボレーナ』より「君は生きるのだ、私はそれを望む」、
 10) ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より「あの娘の涙が見えるようだ」、
 11) ドニゼッティ:歌劇『ランメルモールのルチア』より
  「やがてこの世に別れを告げよう」
スティーヴン・コステロ(テノール)、
コンスタンティン・オベリアン(指揮)
カウナス市交響楽団
 アメリカ出身のテノール歌手スティーヴン・コステロのイタリア・オペラ歌曲集
 アメリカ出身のテノール歌手スティーヴン・コステロが、イタリアのドニゼッティ、ベッリーニ、ヴェルディのオペラから名曲を歌います。
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DE-3558
\2600→¥2390
《サブリナ=ヴィヴィアン・ヘプカー〜ブラームス:ハンガリー舞曲集》
 ブラームス:ハンガリー舞曲集
  1) 第1番ト短調、2) 第2番ニ短調、3) 第3番ヘ長調、
  4) 第4番ロ短調、5) 第5番ト短調、6) 第6番変ロ長調、
  7) 第7番イ長調、8) 第8番イ短調、9) 第9番ホ短調、
  10) 第10番ト長調、11) 第11番ニ短調、
  12) 第12番ニ短調、13) 第13番ニ長調、
  14) 第14番ニ短調、15) 第15番イ長調、16) 第16番ト短調、
  17) 第17番嬰ヘ短調、18) 第18番ニ長調、19) 第19番イ短調、
  20) 第20番ニ短調、21) 第21番ホ短調
サブリナ=ヴィヴィアン・ヘプカー(ヴァイオリン)、
ファビオ・ビオーニ(ピアノ)

 ハンブルク生まれの女流ヴァイオリニスト、サブリナ=ヴィヴィアン・ヘプカーが、ファビオ・ビオーニの理想のサポートを得て、素晴らしい舞曲の演奏を披露しています。

 
 ザブリナ=ヴィヴィアン・ヘプカー。

 あのドイツの重鎮音楽評論家ヨアヒム・カイザーも絶賛したという逸材。2000年から北西ドイツ・フィルの首席ヴァイオリン奏者を務めていたが、数年前2枚の貴重なソロ・アルバムを出し、それが各所で絶賛された。

 しかしそのレーベルが日本に代理店がなかったために問い合わせが殺到。
 メンデルスゾーンのほうは若干入ってきたが(ほんとに若干!)、シュトラウスとプロコフィエフに関してはほとんど入手不能。そしてそうこうしているうちに3枚目のアルバムも登場・・・だがやはり日本にはほとんど入らず、ヘプカーの名は「都市伝説」となっていった。


 しかしそれらの演奏・・・これがもうヘプカー節、満開。

 ちょっとほかの人と違う音色なのである。

 野太いというか、ちょっと濁っているというか、意識的に汚い音を出しているというか。
 だからちょっと野蛮で、エキゾチック。そしてちょっと妖艶。なんだか挑発的。

 経歴を見ても「なるほど、こういうわけか」と納得させてくれるようなプロフィールがあるわけではない。
 だとしたらもって生まれたときからの天性の感覚か。
 なんにしても普通には味わえない興奮を体験できる。

 そんな入手困難だったヘプカーがようやく普通のレーベルからアルバムをリリース。
 引き続き録音してくれるといいのだが。



 




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


BLACK SUN


15047-2
¥2300
※ジャズです
セシル・テイラー第2弾・第3弾!
 伝説的な2つのライヴ!

  「インデント」
セシル・テイラー(ピアノ)
 今年亡くなったフリー・ジャズの巨匠セシル・テイラー第2弾・第3弾!伝説的な2つのライヴ!
 
 CELESTIAL HARMONIESと同じ会社の兄弟レーベルでBLACK SUNレーベルから、今年亡くなったフリー・ジャズの大物セシル・テイラーの第2弾、第3弾アルバムが発売になります。
 1999年録音の「PSCHIAVO」(品番:15046-2)に続くライヴの名演です。

 録音:1973年3月11日アンティオーク大学アンティオーク劇場,オハイオ州イエロー・スプリングス(ライヴ) 45;45

 セシル・テイラー(1929-2018)が40代半ばにあったとき、米国オハイオ州の有名なアンティオーク大学にて現代音楽シーンとの関連性は実現し始めていました。
 彼の才能と知識だけでなく、彼の驚異的なピアニズムを学生と共有する機会を得ました。テイラーは学生に非常に多くのことを教え、多くの学生とは生涯の友情関係が生まれました。しかし教育は彼の活動の一部にすぎず、生徒たちに彼の演奏の神髄を聴いてもらうことを熱望していました。そしてついに1973年3月11日にアンティオーク劇場のステージで実現したのがこのライヴ録音です。
 この演奏の初出はセシル・テイラー自身のLPレーベル「Unit Core」でリリースされたものです。しかしLPの限られた収録時間のために、当時は2つの部分に分けざるを得ませんでした。しかし、このCDではこの分断された箇所が再び接続され、初めて1973年3月11日のライヴと同じように聴けるようになりました。

 

15048-2
¥2300
※ジャズです
「サイレント・タン」
 (1)ABYSS(First Movement)/
  PETALS AND FILAMENTS(Second Movement)
  JITNEY(Third Movement)
 (2)CROSSING(Fourth Movement)
 (3)AFTER ALL(Fifth Movement)
 (4)JITNEY No.2
 (5)AFTER ALL No.2
セシル・テイラー(ピアノ)
 録音:1974年7月2日モントルー・ジャズ・フェスティヴァル(ライヴ) 53;58

 こちらは1974年7月のスイスのモントルー・ジャズ・フェスティヴァルで演奏されたライヴ。国内盤でも発売されたことがあるフリー・ジャズの神髄を伝える名盤がお求めやすくなりました。1975年ダウンビート誌「アルバム・オヴ・ザ・イヤー」





FACTORY OF SOUNDS



FOS-2205151
(2CD)
¥2800
20代前半の若きアシュケナージ
アシュケナージ・プレイズ・ショパン

 ショパン:12の練習曲 Op.10/12の練習曲 Op.25/
 ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58/舟歌嬰ヘ長調 Op.60/
 ワルツ第2番変イ長調 Op.34-1《華麗なる円舞曲》/
 ワルツ第6番変ニ長調 Op.64-1《小犬》/
 マズルカ第35番ハ短調 Op.56-3/マズルカ第36番イ短調 Op.59-1
ウラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
 20代前半の若きアシュケナージが、エリザベート王妃国際音楽コンクール優勝後の1959年から60年にかけて収録した「練習曲 Op.10&Op.25」と、その後の1961年頃に録音された「ピアノ・ソナタ第3番」などをカップリングしたショパン・プログラム。
若かりし頃のアシュケナージのピアニズムが発揮されたショパンの名演の数々です。

 ※録音:1959年−1961年
 
FOS-2205097
¥2000
1951年オランダ・ライヴ
 ジョージ・セルとコンセルトヘボウ管弦楽団、
  ブルックナーの「交響曲第8番」

   ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
ジョージ・セル(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 ジョージ・セルとコンセルトヘボウ管弦楽団のコンビによるブルックナーの「交響曲第8番」は、1951年6月28日、オランダでのライヴ・レコーディング。
 第4楽章に6小節小説カットと2小節追加が施された「1892年改訂版」の使用で話題となった演奏です。

 ※録音(ライヴ):1951年6月28日
 


FOS-2205072
¥2000
クレンペラー、コンセルトヘボウ客演
 モーツァルト、マーラー、ファリャ、バルトーク・ライヴ録音集。

  モーツァルト:交響曲第25番ト短調 K.183
  マーラー:さすらう若者の歌*
  ファリャ:スペインの庭の夜**
  バルトーク:ヴィオラ協奏曲 Sz.120+
オットー・クレンペラー(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ヘルマン・シャイ(バリトン)*
ウィレム・アンドリーセン(ピアノ)**
ウィリアム・プリムローズ(ヴィオラ)+
 1947年から51年にかけてクレンペラーがコンセルトヘボウ管弦楽団に客演した際のモーツァルトやマーラー、ファリャ、バルトークを集めたライヴ録音集。

 ※録音:1951年1月18日(モーツァルト)、1947年12月4日(マーラー)、1951年3月29日(ファリャ)、1951年1月10日(バルトーク)
 


FOS-2205135
(2CD)
¥2800

アンドレス・セゴビア 〜 クラシック・ギターの巨匠
アンドレス・セゴビア(ギター)
 アルベニス:スペイン組曲 Op.47より グラナダ、セビーリャ、アストゥーリアス/
 マラッツ:スペイン風セレナータ/
 ソル:グランド・ソナタ第2番ハ長調 Op.25より メヌエット、モーツァルトの主題による変奏曲 Op.9/
 モレーノ・トローバ:夜想曲、マドローニョス、セレナータ・ブルレスカ/
 リョベート:聖母の御子、アメリアの誓い/
 グラナドス:スペイン舞曲集 Op.37より アンダルーサ、悲しき舞曲、トナディーリャスより ゴヤのマハ/
 ミラン:ファンタジア第16番、パヴァーナ/
 タレガ:アルハンブラの思い出、ムーア人の踊り、メヌエット/
 ファリャ:ドビュッシーの墓に捧げる讃歌/ムダーラ:ロマネスカ/
 ロドリーゴ:サラバンダ、たいまつの踊り/
 J.S.バッハ:
  無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV.1007より プレリュード、
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV.1001より シチリアーノ、
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002より ブーレ、
  無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV.1009、フーガ ト短調 BWV.1000/
 ハイドン:交響曲第96番より メヌエット&トリオ/
 ヘンデル:
  組曲第4番ニ短調 HWV.437より サラバンド、メヌエット ト長調 HWV.531、
  組曲ト短調 HWV.453より メヌエット第1番&第2番、
  アレグレット・グ ラツィオーソ、ガヴォット ト長調 HWV.491/
 ショパン:前奏曲イ短調 Op.28-7/
 メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第1番変ホ長調 Op.12より カンツォネッタ、無言歌 Op.19-6/
 ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》より 古城/グリーグ:メロディ Op.47-3/
 ブラームス:ワルツ Op.39-2/シューマン:ロマンス Op.79-4/
 シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番ト長調《幻想》Op.78, D.894より メヌエット/
 C.P.E.バッハ:シチリアーナ嬰へ短調/ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
 20世紀のスペインが生んだクラシック・ギター史にその名を残す巨匠中の巨匠、アンドレス・セゴビア(1893−1987)の名演集。CD1にはアルベニスやソル、グラナドス、タレガ、ロドリーゴなどスペインの作曲家たちの作品、CD2にはバッハやハイドン、ヘンデル、ショパンの作品のギター・アレンジが収録されています。

 ※録音年月日不詳


<国内盤> 


オクタヴィア・レコード



OVCT-00151
\3000+税
岡田 奏 (ピアノ)
Souvenirs -フランス作品集-

 ラモー:ソローニュのひな鳥
 プーランク:
  即興曲 第3番 ロ短調
  3つのノヴェレッテ
 ドビュッシー:
  沈める寺(「前奏曲第1集」より)
  喜びの島
  月の光(「ベルガマスク組曲」より)
 ラヴェル:
  夜のガスパール
  ラ・ヴァルス
岡田 奏 (ピアノ)

 とびっきりの感性が、生き生きと躍動している。
 岡田奏は、函館生まれ。15才で渡仏。パリ国立高等音楽院を最優秀で卒業。ヨーロッパ各地でコンサート活動を行い、ベルギー国立管弦楽団やシモン・ボリバル交響楽団をはじめ多くのオーケストラとも共演。また、2013年のプーランク国際ピアノコンクールの優勝を始め、幾つものコンクールに入賞、2016年のエリザベート王妃国際音楽コンクールではファイナリストとなり話題を呼びました。
 このデビュー盤では、永年のフランス生活で培われた感性で、魅力的な曲の音列を、鮮やかな色調で染め上げています。清爽に弾き出されるラモーから、音彩が頂点に達するラヴェルまで、まさに綾なす光彩陸離をお楽しみください。
 2018年6月18-20日 東京・稲城iプラザ にて収録

 岡田 奏 - Kana Okada
  函館市生まれ。15歳で渡仏。パリ国立高等音楽院のピアノ科と室内楽科を最優秀で卒業、修士課程を最優秀で修了し、第3課程アーティスト・ディプロマ科を経て、ヨーロッパと日本を拠点に活動している。8歳でリサイタル・デビューを果たし、12歳で開催したショパンのエチュード全曲演奏会や、NHK-FM「名曲リサイタル」は絶賛された。これまで世界各地でリサイタルを開催する。また、国内外のオーケストラ、著名な指揮者と共演している。音楽祭への出演も多く、アンヌ・ケフェレックが芸術監督を務めるサントンジュ・ピアノ・フェスティバルのほか、様々な国際音楽祭で好評を博す。また、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」および「きらクラ!」、「名曲アルバム」をはじめメディアへの出演も多数行っている。多数のコンクール歴を持ち、2013年第8回プーランク国際ピアノ・コンクール第1位、2013年第12回ピアノ・キャンパス国際コンクール第1位を獲得したほか、2016年エリザベート王妃国際音楽コンクールのファイナリストとなり話題を呼ぶ。ピアノを加茂和子、植田克己、上田晴子、ジョルジュ・プルーデルマッハー、フランク・ブラレイ等に、室内楽をクレール・デゼール、イタマール・ゴラン、ブルーノ・パスキエ等に師事。文化庁新進芸術家海外研修制度研修生、ローム・ミュージック・ファンデーション奨学生、フランス・バンクポピュレール財団奨学生として研鑽を積んだ。一般財団法人地域創造による公共ホール音楽活性化事業(おんかつ)平成30・31年度登録アーティスト。

<LP>


VINYL PASSION(LP)

VPC-85065
(LP/180g重量盤)
¥2900
ベートーヴェンの「第2番」とバッハの「第1番」
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番変ホ長調 Op.19
 J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052
グレン・グールド(ピアノ)
レナード・バーンスタイン(指揮)
コロンビア交響楽団
 今年、生誕100周年を迎えたレナード・バーンスタインが、1957年にグレン・グールドをソリストに迎えて録音されたベートーヴェンの「第2番」とバッハの「第1番」のカップリング。

 ※録音:1957年
 ※限定生産
 

VPC-85064
(LP/180g重量盤)
¥2900
ドリーブの代表作「コッペリア」組曲ヴァージョン、
 ショパンのピアノ作品7曲をオーケストレーションを施した
  バレエ音楽 「レ・シルフィード」

   ドリーブ:バレエ組曲《コッペリア》
   ショパン(ロイ・ダグラス編):レ・シルフィード
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ウィーン国立歌劇場の芸術監督在任中のカラヤンがベルリン・フィルを率いて録音に臨んだフランス・ロマン派、ドリーブの代表作「コッペリア」の組曲ヴァージョン。「レ・シルフィード」は、ショパンのピアノ作品7曲をロイ・ダグラスがオーケストレーションを施しバレエ音楽へと仕立てた作品です。

 ※録音:1961年
 ※限定生産
 

VPC-85063
(LP/180g重量盤)
¥2900
カラヤンとフィルハーモニア管弦楽団のビゼー。
  ビゼー:
   組曲《アルルの女》第1番
   組曲《アルルの女》第2番
   組曲《カルメン》第1番
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
 20世紀イギリスの伝説的レコーディング・プロデューサー、ウォルター・レッグとエンジニア、ダグラス・ラーターの名コンビによるカラヤンとフィルハーモニア管弦楽団のビゼー。1958年1月、ロンドンのキングスウェイ・ホールでの録音です。

 ※録音:1958年1月14日−16日
 ※限定生産
 

VPC-85269
(2LP/180g重量盤)
¥4800
カール・ベームがベルリン・フィルを振って録音した
 1回目のベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」

  ベートーヴェン:
   ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123
カール・ベーム(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊
マリア・シュターダー(ソプラノ)
マリアンナ・ラデフ(メゾ・ソプラノ)
アントン・デルモータ(テノール)
ヨゼフ・グラインドル(バス)
 カール・ベームがその全盛期真っ只中の1955年ン位にベルリン・フィルを振って録音した1回目のベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」。ソプラノのマリア・シュターダーを筆頭に、当代有数の歌い手たちがソリストを務めています。

 ※録音:1955年
 ※限定生産














11/1(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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CHALLENGE CLASSICS



CC 72793
¥2500→\2290
イザベル・ファン・クーレン
 指揮はマンゼにリットン
共通構造を持った2つの協奏曲を同じソリストのライヴで聴く!

 (1)プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.19
 (2)ウォルトン:ヴィオラ協奏曲
 (3)ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり
イザベル・ファン・クーレン
 ((1)(3)ヴァイオリン、(2)ヴィオラ)
アンドリュー・マンゼ((1)指揮)
ケリ・リン・ウィルソン((2)指揮)
アンドリュー・リットン((3)指揮)
北ドイツ放送交響楽団
 録音:(1)2018 年3 月5-9 日、(2)2015 年3 月12-13 日、(3)2015 年1 月26 日/ハノーファー(ライヴ)/62'49''

 パリ時代のプロコフィエフが作曲し1923 年に初演されたヴァイオリン協奏曲第1 番に、この曲をモデルとして書かれ良く似た構造を持ち、ヒンデミットの独奏で1929 年に初演されたウォルトンのヴィオラ協奏曲をカップリング。この2 曲はどちらも緩- 急- 緩の3 楽章構成で書かれています。
 オランダの名女流奏者イザベル・ファン・クーレンがヴァイオリンとヴィオラを使い分けどちらも弾いているのが特徴。もう1 曲、ヴォーン・ウィリアムズの名品『揚げひばり』も収録されています。
 オーケストラは名門・北ドイツ放送響で統一されており、3 人の指揮者の個性の聴き比べも面白い1 枚です。マンゼのプロコフィエフというのも興味深い組み合わせと言えましょう。
 


CC 72781
(SACD HYBRID)
¥2600
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲全集 第3集
 ピアノ三重奏曲第5番ニ長調『幽霊』 Op.70-1
 ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調 Op.70-2
 変奏曲 変ホ長調 Op.44(ピアノ三重奏曲第10番)
ファン・ベーレ・トリオ
 [ハンネス・ミンナール(ピアノ)
  マリア・ミルシテイン(ヴァイオリン)
  ギデオン・デン・ヘルデール(チェロ)]
 順調のリリース!『幽霊』を含む全集録音第3 弾。

 録音:2017 年9 月9 日(Op.44)、2018 年1 月25-27 日(Op.70)/オランダ、ヒルフェルスム/72'20''、DSD、Multi-ch / Stereo

 1984 年生まれで、エリザベート王妃国際音楽コンクール第3 位など数多くの国際コンクールの入賞歴を誇るオランダの俊英ピアニスト、ミンナールが率いるファン・ベーレ・トリオによるベートーヴェンのピアノ三重奏全集録音プロジェクトの第3 弾。
 同主短調で書かれた第2 楽章の雰囲気から『幽霊』というニックネームを持つ第5 番と、同時期に書かれた第6 番、また第10 番と呼ばれることもあるOp.44 を収録。
 前者の2 曲は中期の充実作で聴き応えあり。後者のOp.44は変奏曲になっており、創作主題によるものと言われていましたが、今ではディッタースドルフのテーマと判明しています。
 第1 集(CC-72765)、第2 集(CC-72778)と合わせてお楽しみください。




CYBELE RECORDS

CYBELE 031802S
(SACD HYBRID)
¥2500
大聖堂で協奏するオルガン!迫力のサウンド。
 ソレール:2台のオルガンのための協奏曲集(全6曲)

ユルゲン・エッスル(Gospel Organ)
ジェレミー・ジョゼフ(Epistle Organ)

 53'40''、Stereo、5.1ch Surround Sound、3D-Binaural-Stereo(Artificial Head)、pure DSD Recording
 Gospel Organ: Joseph Francisco Nassarre Cimorra, 1735
 Epistle Organ: Jorge de Sesma, 1695 & J. Fr. Nassarre Cimorra, 1736

 ソレールが1770 年に作曲した6 曲からなる2 台オルガン協奏曲です。メキシコシティ・メトロポリタン大聖堂にある2 つのオルガンで演奏。
 高音質レーベルCYBELE RECORDS ならではの名録音で大聖堂に響きわたるオルガンの音響を見事に捉えています。
 SACD ハイブリッドで、SACD 層ではバイノーラル録音、サラウンド録音が楽しめます。




RUBICON



RCD 1035
¥2500
ブレイク:スノーマン&プロコフィエフ:ピーターと狼
 ハワード・ブレイク(作編曲):《スノーマン》 Op.612
 プロコフィエフ
  (パメラ・マッコーネル&リヴァプール弦楽四重奏団編曲):
   《ピーターと狼》 Op.67
リヴァプール弦楽四重奏団
ケン・ドッド(ナレーション)
ジェームズ・デヴリン
 (ボーイ・ソプラノ
  〔ウォーキング・イン・ジ・エアー〕)
 ロイヤル・リヴァプール・フィルのメンバーが弾く弦楽四重奏伴奏版「スノーマン」

 ☆ロイヤル・リヴァプール・フィルのメンバーからなるリヴァプール弦楽四重奏団!
 ☆ハワード・ブレイク自身がLSQのために編曲した弦楽四重奏版「スノーマン」!
 ☆朗読は、リヴァプール出身の名歌手&コメディアン、ケン・ドッド!

 リヴァプール弦楽四重奏団(LSQ)は、ロイヤル・リヴァプール・フィルのメンバーによって2010年に設立。リヴァプールを拠点としながら、英国外でも活発にツアーを行い、国際的に有名な室内楽奏者たちと共演しています。
 1982年に放送され、その美しい映像と音楽から世界中で愛され続けているアニメーション「スノーマン」の音楽を、作曲者ハワード・ブレイク自身がリヴァプール弦楽四重奏団のために特別に編曲!
 作中で歌われ、クリスマスの定番ソングともなった大ヒット曲「ウォーキング・イン・ジ・エアー(空を歩いて)」は、美しいボーイ・ソプラノと弦楽四重奏で贈ります。
 「スノーマン」と「ピーターと狼」でナレーションを担当するのは、2018年3月に90歳でこの世を去った、リヴァプール出身の名歌手、コメディアン、俳優であったケン・ドッド。英国最大のエンターテイナーの一人であったケン・ドッドの最期のプロジェクトでもあります。




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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TAHRA(ALTUS)

≪ ALTUS の「TAHRA 復活シリーズ」について≫
  「TAHRA(ターラ)」はルネ・トレミヌ氏と、その夫人ミリアム・シェルヘン女史が立ち上げたフランスのレーベルです。ミリアム夫人は指揮者ヘルマン・シェルヘンの娘であり、大指揮者たちとの家族ぐるみのつながりも強い人物。1992 年に初のCD をリリース、その後も精力的に活動を続けますが、2014 年に主宰者トレミヌ氏が惜しくも急逝。レーベルは活動縮小を余儀なくされ、現在多くのタイトルが入手困難の状態にあります。歴史的音源を正規かつオリジナルの形で音盤化することを特徴とし、ヒストリカル・ファンに大いに愛されたレーベルでした。
 そんなTAHRA の残した遺産の素晴らしさを世に問うべく、国内レーベル「ALTUS(アルトゥス)」はミリアム夫人の承認のもと正式に音源のライセンスを受けた上で、新たなリマスタリングを施し発売するターラ復活シリーズを進めています。
 ここに聴ける音は貴重なTAHRA オリジナルに基づくもので、他レーベルの同演奏とは一味もふた味も違う、なまなましい音像がお聴き頂けることと思います。


TALT 049/52
(4CD)
¥5600→\5190
モントゥー/コンセルトヘボウの芸術 4CD
 [CD1]
  (1)ブラームス:悲劇的序曲 Op.81
  (2)ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
 [CD2]
  (3)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
  (4)ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90
 [CD3]
  (5)ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14a
  (6)ピエール・モントゥー、ドリス・モントゥーへのインタビュー
 [CD4]
  (7)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
  (8)ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ(1911年版)
ナタン・ミルシテイン((3)ヴァイオリン)
ヤン・ダーメン((7)ヴァイオリン)
ピエール・モントゥー(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管
 TAHRA 初期の名セット、モントゥー4 枚組が音質大幅改善で復活!力感、高揚感、味わい、どれも絶品。内容が面白すぎるモントゥー夫妻のインタビューは日本語訳付き!

 録音:(1)1962 年5 月14 日/ VARA 放送、(2) 1963 年11 月20 日/ NCRV 放送、(3)1950 年10 月12 日/ VARA 放送、(4I)1960 年10 月30 日/ VARA 放送、(5)1948 年5 月20 日/ VARA 放送、(6)1963 年5 月/ CBC 放送、(7)1950 年11 月1 日/ NCRV 放送、(8)1960 年10 月30 日/ VARA 放送(すべてライヴ)/国内プレス、モノラル、日本語帯・解説付

 TAHRA レーベル初期に発売されたモントゥー& コンセルトヘボウの4 枚組アルバムを丸ごとリマスター、音質大幅改善!スケール大きく力強く、とことん貴重な大演奏の数々が感動的に蘇ります。
 一緒に収録されていた英語のインタビュー(10 分以上)は解説書に日本語訳を掲載しTAHRA 盤と比べ資料価値がさらに高くなっています。
 モントゥー夫妻が語るヒストリカル・トーク、とにかく面白くて一見の価値あり。モントゥーの音楽観が自身によって語られており、ワインガルトナーやトスカニーニについて言及する箇所などこんな話をしていたのかと興味津々。ドリス夫人のキャラクターもなかなか。
 ブラームスはどれも力コブいっぱいにして味わいもある名演揃い。シンフォニーはもちろん『悲劇的序曲』まで大変立派な演奏。ミルシテインの至芸も堪能できます。
 ベルリオーズは雄大なテンポ設定が印象的で、狂騒に流されず冷静に律儀にスコアを音楽化する指揮者の手腕がうかがえます。
 モントゥーが初演した『ペトルーシュカ』1911 年版は彼の得意作品。大編成の管弦楽からすっきり見通しの良いメロディがはじきだされます。
 シベリウスの独奏はコンセルトヘボウのコンマスで、オランダの名家ダーメン家の末裔ヤン。
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TALT 048
¥2800→\2590
ヨウラ・ギュラーの至芸 協奏曲編 第1集
 (1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
 (2)ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21
ヨウラ・ギュラー(ピアノ)
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
 語り継がれる永遠の美貌と豪放磊落な天才的名演。ギュラーの協奏曲録音が音質大幅改善で復活!アンゲルブレシュトの好サポートも光ります。

 録音:(1)1958 年5 月15 日、(2)1959 年6 月21 日(いずれもライヴ)/国内プレス、モノラル、日本語帯・解説付

 ロシア人の父、ルーマニア人の母を持ちマルセイユで生まれたヨウラ・ギュラー(1895-1980)は幼いころから神童として活躍、パリ音楽院を首席で卒業した名手でありながらその美貌もすばらしく、映画女優にスカウトされたほど。
 エネスコ、フランチェスカッティ、シゲティらと共演し、アインシュタインのヴァイオリンとも演奏したことがある彼女の録音物は決して多くなく、残されたひとつひとつがたいへん貴重で、熱烈な愛好家がいることで知られています。
 TAHRA レーベルから発売されたタイトルも大きな話題となりましたが現在入手困難。そこで登場したALTUS からのリマスター盤。音質大幅改善、みなさま必携の1 枚です。
 収録曲はベートーヴェンの4 番とショパンの2 番。どちらも天才ギュラーの繊細さと豪快さがよく活かされています。勢いに乗ってときに豪放磊落なまでの爽快な弾きっぷりを聴かせるギュラーですが、たまに見せる繊細な表情もまた素晴らしく、ショパン2 楽章での最弱音による愛の歌には心が揺さぶられます。
 天才ほとばしるソリストに対し、フランス音楽界の礎を築いた巨匠アンゲルブレシュトと自ら創設したフランス国立放送管の名コンビが好サポートを見せ、音楽のレベルをさらに一段と高めています。


<メジャー・レーベル>
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DG



4836274
(2CD)
\2300→\2090
《グスターボ・ドゥダメル&ロサンゼルス・フィル〜
 チャイコフスキー:バレエ『くるみ割り人形』(全曲)》

  チャイコフスキー:
   バレエ《くるみ割り人形》 作品71 (全曲)
ロサンゼルス・フィルハーモニック
指揮:グスターボ・ドゥダメル
 ディズニー映画『くるみ割り人形と秘密の王国』公開に合わせ同時リリース!
 熱狂を呼ぶ天才指揮者ドゥダメル待望の2年振りの新譜は《くるみ割り人形》全曲。
 ディズニー映画『くるみ割り人形と秘密の王国』(11月30日公開)に合わせ、オリジナルの《くるみ割り人形》を手兵ロサンゼルス・フィルハーモニックとのライヴ録音で発売。映画のサウンドトラックでも指揮を担当しているドゥダメルによる話題盤。
 ドゥダメルとロサンゼルス・フィルハーモニックとの10周年の記念盤でもあります。
  録音:2013年12月 ロサンゼルス、ウォルト・ディズニー・コンサート・ホール〈ライヴ・レコーディング〉
 
4817274
\2300
《キャサリン・ジェンキンス〜ガイディング・ライト》
 1. 早く家へ帰りたい 
 2. ジェラス・オブ・エンジェル 
 3. ラター:ゲール祝祷
 4. 民謡:雨にぬれた朝 feat.ブリン・ターフェル
 5. ウェールズのための祈り(フィンランディア)
 6. ネバーイナフ 
 7. ブラインデッド・バイ・ユア・グレース feat. アーリア(娘)
 8. あなたがいるところに 
 9. メイク・ミー・ア・チャンネル・オブ・ユア・ピース 
 10. 命の泉に 
 11. 永遠の父 
 12. 主よ 御許に近づかん 
 13. サンダーズ・ソング 
 14. 谷間の静けさ
 15. 雨にぬれた朝
キャサリン・ジェンキンス(メッゾ・ソプラノ)
 母となったキャサリン・ジェンキンスによる祈りの歌!
 2017年はエリザベス女王90歳記念式典で歌い、オペラ《カルメン》の主役を務めるなど、クロスオーバーにとどまらずコア・クラシックの分野でも活躍しているメッゾ・ソプラノのキャサリン・ジェンキンス。
 今作は、母親となったキャサリン・ジェンキンスが、15歳のときに亡くなった最愛の父を思い出しながら、新たな家族を得た喜びをさまざまな歌に込めて情感豊かに歌い上げたアルバムで、オリジナル曲のほか、さまざまな賛美歌や民謡などがちりばめられています。
 日本では音舞台や大晦日の東急ジルベスター・コンサートに出演するなど、継続的に来日するかたわら、東北の被災地を訪問するなど、チャリティ活動にも熱心なキャサリン。2019年3月にはオーチャードホール公演と仙台でのチャリティ公演が決定しています。


DG(Blu-rayオーディオ)


735557
(Blu-rayオーディオ)
\7000
《カラヤン〜70年代ベートーヴェン・チクルス》
BDA 1
 交響曲第1番ハ長調 Op.21
 交響曲第2番ニ長調 Op.36
 交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
 交響曲第4番変ロ長調 Op.60
 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
BDA2
 交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
 交響曲第7番イ長調 Op.92
 交響曲第8番ヘ長調 Op.93
 交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』
特典:カラヤン・インタビュー録音2種
 1)ヨアヒム ・ カイザーとの対話
 2)リチャード・オズボーンとの対話
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
9番:
 アンナ・トモワ=シントウ(S)
 アグネス・バルツァ(M)
 ペーター・シュライアー(T)
 ジョゼ・ヴァン・ダム(B)
 ウィーン楽友協会合唱団
 ヘルムート・フロシャウアー(合唱指揮)
 ドイツ・グラモフォン初のドルビー・アトモス録音がブルーレイ・オーディオで登場!!
 ◆グラミー賞受賞(1978年:ベスト・オーケストラル・パフォーマンス)のカラヤン70年代ベートーヴェン:交響曲全集が3種の新リマスタリングでブルーレイ・オーディオ2枚に収録されました。
  o ドルビー・アトモス: 24bit/48kHz
  o ステレオ 2.0: 24bit/192kHz
  o サラウンド 5.1: 24bit/192KHz
 ◆ 70年代ベートーヴェン・チクルスLP発売時のオリジナル特典だった2つの貴重なインタヴューも収録(モノラル)
   1)ヨアヒム ・ カイザーとの対話
   2)リチャード・オズボーンとの対話
 ◆40ページ ディジパックのブックレットにはリチャード・オズボーン、フランツ・エルドラー、ステファン・クンツェによるオリジナル・ライナーノーツ(英語&ドイツ語)の他、ベルリン・フィルのレアな写真が多数含まれています。
 録音:1975-77年

 





<国内盤>


ISODA


IE-3006
¥2315+税
「What is a String Qartet?」
 (1)山田耕筰(中村健:編曲):赤とんぼ(1927年)
 (2)ジョゼフ・コズマ(中村健:編曲):枯葉(1945年)
 (3)ボロディン:ノクターン(弦楽四重奏曲第2番 第3楽章)
 (4)チャイコフスキー:
  アンダンテ・カンタービレ(弦楽四重奏曲第1番 第2楽章)
 (5)アンダーソン(ウィリアム・ジン:編曲):そりすべり(1948年)
 (6)アンダーソン(ウィリアム・ジン:編曲):躍る仔猫(1950年)
 (7)アンダーソン(ウィリアム・ジン:編曲):
  プリンク・プレンク・プランク(1951年) 
 (8)久石譲(1950-)(松原幸広:編曲):君をのせて(1986年)
 (9)久石譲(1950-)(松原幸広:編曲):となりのトトロ(1988年)
 (10)見岳章(松原幸広:編曲):川の流れのように(1988年)
 (11)リー・ハーライン(松原幸広:編曲):星に願いを(1940年)
 (12)マルグリット・モノー(中村健:編曲):愛の讃歌(1950年)
 (13)ヨハン・シュトラウスⅠ(FCM:編曲):ラデツキー行進曲
マイ・ハート弦楽四重奏団ひろしま:
 第1ヴァイオリン:辻井 淳
 第2ヴァイオリン:釋 伸司
 ヴィオラ:沖田 孝司
 チェロ:雨田 一孝
 多くの方に愛され、親しまれている作品を「マイ・ハート弦楽四重奏団ひろしま」が演奏したなら・・・?

 ディレクター:太田憲志(オタケンレコード)/エンジニア:松田淳一(浜松レコーディングワークス)/アート・ディレクター:瀬古満
 録音:2015年9月ガリバーホール(滋賀県高島市)

 「弦楽四重奏」の魅力をもっと知って頂き、もっと身近に感じて頂ければと、マイ・ハート弦楽四重奏団ひろしまが「What is a String Quartet?」をお届けします。
 皆様の心に届けば、そして、皆様の友となれれば幸いです。

 マイ・ハート弦楽四重奏団ひろしま
  ヴィオラ奏者の沖田孝司が中心となり結成された弦楽四重奏団。本拠地は広島。
 1995年より、ひとりひとりの心・想いを環(つな)ごうという「マイ・ハート・コンサート」を開始し、現在までに広島県内全23市町、県外11都府県20市町にて開催と「マイ・ハート」の波が徐々に拡大しており、それぞれが多方面で活躍中の腕達者な気の置けない仲間である。現在の活動としては年間約20回に及ぶコンサートに出演。これまでに、ベートーヴェン・ドヴォルザークを収録したデビューアルバム、モーツァルト・シューベルトを収録したセカンドアルバム、マイ・ハート弦楽四重奏団と藤井由美〈ピアノ〉の共演により大澤壽人作品を収録した「大澤壽人の室内楽」、及び、ドヴォルザーク・コルンゴルトのピアノ五重奏曲を収録した「ピアノ五重奏」、マイ・ハート弦楽四重奏団を中心に結成されたマイ・ハート室内オーケストラやマイ・ハート弦楽八重奏団のアルバムも発売、そして2016年7月、シューベルトとラヴェルを収録した結成20周年記念アルバム(「レコード芸術」準特選)リリースに至る。
 また、2007年11月に開始した、広島県内全23市町を30コンサートで巡る"マイ・ハート「1ノート・1コイン」コンサート"は2013年10月で完結し2巡目に突入。2015年10月、広島市にて結成・開始20年記念コンサートを開催し、2016年には記念CDリリースとともに、東京・名古屋・京都・広島・岡山にて記念コンサートを開催。自分たちの「言葉」で、自分たちの「音楽」を奏でる稀少な弦楽四重奏団であり、広島のみならず日本国内においてますます今後の動向・活躍が多いに期待されている。2018年4月、本拠地である広島市より、沖田孝司(ヴィオラ)が「ひろしま文化大使」委嘱を受け就任し、「マイ・ハート弦楽四重奏団ひろしま」に改名。




コウベレックス


KRS 5245
¥2667+税
ペトル・エベン(1929-2007):
 オルガン組曲「ヨブ」(朗読付き)

  1. 運命/2. 信仰/
  3. 苦難の受容/4. 死への憧憬/
  5. 絶望と諦め/6. 創造の神秘/
  7. 改悛と理解/8. 神の報い
山田早苗(オルガン)
丸山靖人(朗読)
 所沢ミューズの大オルガンが響く!エベンの大作「ヨブ」

 録音:2018年8月17日-18日所沢市民文化センターミューズ アークホール(ライヴ録音)/61分15秒
 録音:コウベレックス

 ペトル・エベン(1929-2007)はチェコを代表する作曲家のひとりで、宗教作品やオルガン曲も多い。
 旧約聖書のヨブ記を題材にした組曲「ヨブ」は、聖書の内容を深く掘り下げた8章からなる作品。エベン自身がナチス収容所で体験した凄惨な日々や苦悩はこれらの作曲活動と強いつながりが感じられ、朗読がはさまれるのは、エベン自身の指示による。
 山田早苗はオルガンと教会音楽を専門に学び、ドイツでの活動を経て現在、国内で教会オルガニスト及び指導家として信望を集めている。エベンとの出会いから約30年の集大成として所沢市ミューズのオルガンで収録した渾身の演奏。
 リーガー社製の4段鍵盤 75ストップの国内最大級の楽器は「ヨブ」を表現するにふさわしい壮大なスケールを持つ。苦難が襲う重低音の唸りや荒涼とした世界を描きつつ、第7曲では恍惚と聴こえてくるグレゴリオ聖歌"Veni Creator Spiritus"の旋律が天国的に響きわたる。

 山田早苗(オルガン)
 星薬科大学卒業。ドイツ国立レーゲンスブルク教会音楽大学卒業。ドイツの教会音楽家国家資格を取得。オルガンと即興演奏を鈴木雅明、K.シェーファー、F . J.シュトイバーの各氏に師事、チェンバロをK. F.ワーグナー氏に、対位法をG.ラッツィンガー氏に師事。1993年ザールンにおけるオルガンセミナーで組曲「ヨブ」から演奏し、エベン氏より絶賛を受ける。これまでに度々「ヨブ」を演奏し、2011年川口リリアホール、2018年カトリック北浦和教会において全曲演奏。
 レーゲンスブルク三位一体教会オルガニスト、レーゲンスブルク市立劇場オーケストラ鍵盤楽器奏者、聖グレゴリオの家宗教音楽研究所講師などを経て、現在カトリック北浦和教会オルガニスト。オルガンと教会音楽を学ぶ会を主宰しオルガニスト養成に尽力する一方、日本とヨーロッパ各地でパイプオルガンの演奏活動を続けている。

 丸山靖人(朗読)
 1984年演出家竹内敏晴の「からだとことばの教室」に参加。単に役者を目指すのではなく"演技レッスンを通してのみ劈(ひら)かれるからだとことばの可能性?全般について学ぶ。その後竹内演劇研究所(演劇コース)に入学し、研究所解散後は「人間と演劇研究所」「劇団にれの樹」他に参加、1991年頃まで活動する。現在システムエンジニア。山田早苗氏にオルガンを師事。カトリック高崎教会オルガニスト。


<LP>


DECCA(LP)


4834476
(LP)
\3700
《チェチーリア・バルトリ〜ヴィヴァルディ・アルバム》 LP
 A面
  [1] ‘Se lento ancora il fulmine’ from Argippo
  [2] ’Sol da te, mio dolce amore’ from Orlando furioso
  [3] ‘Ah fuggi rapido’ from Orlando furioso*
  [4] ‘Vedr? con mio diletto’ from Il Giustino*
  [5] ‘Quell’augellin che canta’ from La Silvia
  [6] ‘Leggi almeno tiranna infedele’ from Ottone
 B面
  [1] ‘Solo quella guancia’ from La verit? in cimento
  [2] ‘Sovente il sole’ from Andromeda liberata
  [3] ‘Combatta un gentil cor’ from Tito Manlio
  [4] ‘Se mai senti spirarti sul volto’ from Catone in Utica
チェチーリア・バルトリ
 デッカ・デビュー30周年記念!
 世界最高峰のメッゾ・ソプラノ歌手、チェチーリア・バルトリは今年、2018年デッカと契約30周年の節目を迎えました。
 このアルバムは8月にザルツブルクで行われた記者会見で発表されたアルバムで、バルトリ自身ヴィヴァルディに取り組むのは本作が2度目となります。
 前作『そよ風のささやきに(ヴィヴァルディ・アルバム)』は、古楽というニッチなジャンルにも関わらず、全世界で70万枚のセールスを誇り、また世界6カ国でゴールド・ディスクを獲得という、彼女のキャリアの中で最も売れたアルバムであるとともに、彼女を世界で最も偉大なアーティストの一人として地位を固めた記念碑的アルバムでした。
 今回のアルバムではヴィヴァルディの知られざる歌劇の美しいオペラ・アリアを紹介、クラシック音楽の偉大な作曲家であるヴィヴァルディに新たな光を当てています。全10曲収録。




PROFIL(ALTUS)(LP)


PHLP 007/8
(2LP)
¥14000+税
ギュンター・ヴァント モーツァルト集成I/NDR編
 モーツァルト:
  (1)セレナーデ第9番 ニ長調『 ポストホルン』 K.32
   (LP1-A面:第1〜3楽章、LP1-B面:第4〜7楽章)
  (2)交響曲第40番 ト短調 K.55
   (LP2-A面:第1〜3楽章、LP2-B面:第4楽章)
  (3)セレナーデ第6番 ニ長調『 セレナータ・ノットゥルナ』 K.23
   (LP2-B面)
ギュンター・ヴァント(指揮)
北ドイツ放送交響楽団
 許光俊氏も絶賛するヴァントのモーツァルト!音質良し、遂に初LP 化。「《完璧さ》と《情熱的な力》は結合されねばなりません」—ギュンター・ヴァント

 録音:(1)1989年4月2日、(2)2000年1月29日、(3)1990年9月30日/ハンブルク、ムジークハレ(ライヴ)/国内プレス、完全限定生産盤、日本語帯・解説付

 北ドイツ放送響との名ライヴを初LP 化。ヴァントが折に触れて演奏を重ねてきたモーツァルトです。「ポストホルン」「セレナータ・ノットゥルナ」の深い解釈は右に出るものなし。また最晩年の40 番は厳しい音造りと深化した表現がまざりあう珠玉の名演!いずれも見事な音質でお楽しみ頂けます。
 あるオーケストラが《完璧さ》を目ざしているというと、そのオーケストラの演奏は《冷たい》とか《平凡》だなどと考えがちです。あるいは《情熱的で》《あたたかみがある》などというと、すぐにその演奏は不正確なだらしのないものだと考えがちですが、こういう考えは慎まねばならないと思います。《完璧さ》と《情熱的な力》は結合されねばなりません。(ギュンター・ヴァント)
 

PHLP 009/12
(4LP)
¥24000+税
ギュンター・ヴァント/NDR 新ブラームス交響曲全集
 ブラームス:
  (1)交響曲第1番 ハ短調 Op. 68
   (LP1-A面:第1・2楽章、LP1-B面:第3・4楽章)
  (2)交響曲第2番 ニ長調 Op. 73
   (LP2-A面:第1・2楽章、LP2-B面:第3・4楽章)
  (3)交響曲第3番 ヘ長調 Op. 90
   (LP3-A面:第1・2楽章、LP3-B面:第3・4楽章)
  (4)交響曲第4番 ホ短調 Op. 98
   (LP4-A面:第1・2楽章、LP4-B面:第3・4楽章)
ギュンター・ヴァント(指揮)
北ドイツ放送交響楽団
 スタジオセッションとは別録音!最晩年の深淵なブラームス交響曲全集ライヴ。ヴァント絶頂期の超名演、待望の初LP 化!!!

 録音:(1)1990年2月14日/ケルン、フィルハーモニー、(2)1992年11月29〜12月1日/ハンブルク、ムジークハレ、(3)1990年2月14日/ケルン、フィルハーモニー、(4)1990年12月17日/ハンブルク、ムジークハレ、(すべてライヴ)/国内プレス、完全限定生産盤、日本語帯・解説付

 ヴァントと北ドイツ放送響は80 年代初めにスタジオ録音でブラームス全集を残していますが、それとは異なるライヴ録音です。90 年代前半はヴァント絶頂期の黄金時代であり、壮年期の爆発力と求心力に、晩年の崇高な精神性が組み合わされた超名演が繰り広げられます。音質もすばらしく非の打ちどころなし!
 あるオーケストラが《完璧さ》を目ざしているというと、そのオーケストラの演奏は《冷たい》とか《平凡》だなどと考えがちです。あるいは《情熱的で》《あたたかみがある》などというと、すぐにその演奏は不正確なだらしのないものだと考えがちですが、こういう考えは慎まねばならないと思います。《完璧さ》と《情熱的な力》は結合されねばなりません。(ギュンター・ヴァント)




TOKYO FM(LP)  


TFMCLP 1054/6
(3LP)
【新装再発売】
¥15000+税
鮮明ステレオ録音、ジャケット一新、ボベスコ待望の復活。
 ヴェラチーニ:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.2-8
  (LP1-A面)
 ショーソン:詩曲 Op.25(LP1-B面)
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調『雨の歌』 Op.78
  (LP2-A面:第1・2楽章、LP2-B面:第3楽章)
 ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
  (LP3-A面)
 【アンコール】(LP3-B面)
 クライスラー:
  ガエターノ= プニャーニの様式によるテンポ・ディ・メヌエット
 ストラヴィンスキー:『イタリア組曲』より タランテラ
 ジョプリン:ジ・エンターティナー
 エスペホ:『古風なスタイルによる2つの小品』より プレスト
ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)
岩崎 淑(ピアノ)
 品格の色香。全盛期の美音をとらえた鮮明ステレオ録音。ジャケット一新、魅力的なビジュアルと共に待望の復活。

 録音:1983 年3 月2 日/東京、日本都市センターホール(ライヴ)/国内プレス、完全限定生産盤、ステレオ、日本語帯・解説付

 完売していたTFMCLP-1022/4 と同内容のLP が新装再発売!高級感あふれるジャケット・デザインでボベスコを聴く悦びも更に大きくなりました。
 ボベスコ絶頂期のしたたる美音を心行くまで堪能できるアナログ。
 この1983 年の東京ライヴは東京FM が総力を挙げて録音しました。当時のエンジニアが録音技術の粋を尽くし「セッション録音並みの音」を目指したもので、ライヴ離れした高音質がたいへんな魅力となっております。
 ボベスコは多彩なプログラムを披露、得意のヴェラチーニや美しいショーソンなど、彼女にしか出来ない演奏を大いに聴かせます。クライスラーやジョプリンなどアンコールまでしっかり収録。ファンにはたまらない愛蔵盤となりましょう。















10/31(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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ALBA



ABCD 420
(SACD HYBRID)
¥2300→\2090
『ブラームス=セーゲルスタム III』
 ブラームス :交響曲第3番 へ長調 Op.90
 レイフ・セーゲルスタム(1944ー):
  交響曲第294番《Songs of a UNICORN heralding》 *
トゥルク・フィルハーモニック管弦楽団
レイフ・セーゲルスタム(指揮)
タニヤ・ニソネン(ホルン)*
 セーゲルスタム&ブラームスの第3 弾!

 録音:2016 年5 月23 日-26 日 トゥルク・コンサートホール(トゥルク、フィンランド)/5.0 multichannel/stereo、61'12
 制作: マルティン・ナゴルニ/録音:トーレ・ブリンクマン

 セーゲルスタムと彼が首席指揮者を務めるトゥルク・フィルハーモニックがブラームスの交響曲と彼の自作の交響曲を並べて録音するプロジェクト。「聖杯巡礼を連想する冒頭の歩み。生まれようとするヴァイナモイネンかレンミンカイネンが胎内の壁を叩いていると思うのも楽しい」第1 番。「アダージョ・ノン・トロッポ。アルプスの牧場の美しい風景が姿を見せる」第2 番。セーゲルスタムは「ひげ顔の兄弟」の最初の2 つの交響曲についてそう語っています。つづく第3 番。ブラームスのもっとも詩的でさまざな感情を呼び起こす作品のひとつです。
 セーゲルスタムの交響曲は、第294 番《Songs of a UNICORN heralding》(到来を告げるユニコーンの歌)。前のアルバムの「流れを進める」第288 番と「猫が訪ねてくる」第289 番と同様、「シベリウス最後の交響曲」に倣う「一楽章、およそ22 分」の作品です。一角獣は何を告げるのか。「愛と憎しみ、生と死、富と貧困、光と闇、湿気と乾燥、温もりと冷たさ、速さと遅さ、加速と遅延、フラクタル次元の直線と空気力学的比喩そうした二元性」。オブリガートのホルンを副首席奏者タニヤ・ニソネン、第2 ピアノをセーゲルスタムが担当。彼は、造語やダブルミーニングを駆使した「セーゲルスタム語」のライナーノート(英語・フィンランド語)も寄せています。



第1番&第2番
プロモーション・ビデオ観られます↓

https://youtu.be/Vs2brK6Encs


ABCD 390
(SACD HYBRID)
\2300→\2090
セーゲルスタム&トゥルク・フィル
 ブラームス:交響曲第1番/セーゲルスタム:交響曲第288番

 ブラームス:交響曲第1番
  (I:16’28、II:9’56、III:5’42、IV:18’42)
 セーゲルスタム:
  交響曲第288番「Letting the FLOW go on...」
   (20’44)
レイフ・セーゲルスタム(指揮&ピアノ)
トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団

 
 録音:2015年11月2-5日、2016年1月4-7日、トゥルク・コンサートホール/Stereo/Multichannel5.0、71’35

 北欧が生んだ巨人レイフ・セーゲルスタムによる新プロジェクトがフィンランドのALBA レーベルでスタート。
 ブラームスの4 つの交響曲とセーゲルスタムの新作交響曲4 つ収録していきます。
 第1 弾はブラームスの第1 番とセーゲルスタムの第288 番。セーゲルスタムとブラームスの組み合わせは音楽的には意外に感じますが(容貌はそっくり?!)、1990 年代前半にラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団との全集を残しています。
 ブラームスはセーゲルスタムと対照的に交響曲は僅か4 曲。
 ブラームスの第1 番は、最初の構想から完成までに20 年以上の年月をかけていて、ベートーヴェンに並ぶような作品を書かなければならないというプレッシャーもあったと言われています。結果「ベートーヴェンの第10 番」とも称されるほどの傑作が生まれたのでした。
 セーゲルスタムは全体的にゆったりとしたテンポをとっており、分厚い重量感ある演奏を聴かせてくれます。特に第1 楽章の序奏はセーゲルスタムらしい迫力に満ちています。
 そしてセーゲルスタムの交響曲第288 番「Letting the FLOW go on...」。流れに身を任せ…300 曲の大台目前。セーゲルスタムは2012 年からトゥルク・フィルの芸術監督を務めており、息のあった手兵との演奏が展開されています。


ABCD 403
(SACD HYBRID)
\2300→\2090
進化を続けるセーゲルスタム&トゥルク・フィル、新プロジェクト!
 セーゲルスタムVS ブラームスの交響曲
第2弾!

  ブラームス:交響曲第2番
   (I:22’05、II:11’47、III:5’34、IV:10’25)
  レイフ・セーゲルスタム:
   交響曲第289番「When a Cat Visited」(19’05)/
    ヴァイオリン・ソロ;Nobu Takizawa
レイフ・セーゲルスタム(指揮&ピアノ)
トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:2015年11月2-5日(ブラームス)、2016年1月4-7日(セーゲルスタム)、トゥルク・コンサートホール/Stereo/ Multichannel 5.0、69’00

 北欧が生んだ巨人レイフ・セーゲルスタムによる新プロジェクトがフィンランドのALBA レーベルでスタート。ブラームスの4 つの交響曲とセーゲルスタムの新作交響曲4 つ収録していきます。
 第2 弾はブラームスの第2とセーゲルスタムの第289 番。セーゲルスタムとブラームスの組み合わせは音楽的には意外に感じますが(容貌はそっくり?!)、1990 年代前半にラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団との全集を残しています。
 ブラームスはセーゲルスタムと対照的に交響曲は僅か4 曲。第1 番は20 年以上の歳月をかけて作曲されましたが、この第2 番はヴェルター湖畔のペルチャハで着想され、クララ・シューマンの家があったドイツはバーデンバーデンのリヒテンタールで完成されました。わずか4 カ月という期間で書き上げました。
 セーゲルスタムは終始落ち着いたテンポで進み、フレーズやリズムの取り方が独特で、素っ気なさがかえって印象に残る響きを作り出しています。
 300 番目前のセーゲルスタムの289 番の交響曲「Whena Cat Visited」。猫の鳴き声を表すような、弦の唸り、フルートのトレモロが特徴的な作品。トゥルク・フィルハーモニー管に所属する日本人ヴァイオリン奏者がソロを務めています。
 また、セーゲルスタムは2012 年からトゥルク・フィルの芸術監督を務めており、息のあった手兵との演奏が展開されています。


 

ABCD 423
(SACD HYBRID)
¥2300
『第六感ーピアノのためのフィンランド現代音楽』
 エーロ・ハメーンニエミ(1951-):
  夜の洪水(Kanggul vellam/Yon tulva)(2015)
 マシュー・ホイットール(1975-):
  葡萄酒色の海 V(The Wine-dark Sea V)(2013)
 ユホ・ミエッティネン(1978-):
  ピアノソナタ第1番《第六感(Sixth Sense)》(2009/2014)
 エーロ・ハメーンニエミ(1951-):
  トラステヴェレ変奏曲(Le Trastevere Variazioni)(2002)
 マテイ・ゲオルギュー(1984-):ピアノソナタ第3番(2016)
リスト=マッティ・マリン(ピアノ)
 現代フィンランドの作曲家によるピアノ曲集

 録音:2016 年8 月 カンガサラ・ホール(カンガサラ、フィンランド)/5.0 multichannel/stereo、68'35
 制作: リスト=マッティ・マリン/録音: マッティ・ヘイノネン

 『ピアノ・トランスクリプションの芸術』(ABCD240)をはじめとするアルバムをリリースしたリスト=マッティ・マリン(1976-)の Alba Records ソロ・アルバム第7 作。
 現代フィンランドの作曲家が、パレストリーナ、バッハ、スクリャービン、エネスク、ライヒ、『カレヴァラ」の朗詠者、ルーマニアの民俗音楽歌手、ジャズとポップのアーティスト、南インドの「カルナータカ音楽」など、異なる伝統を拠りどころに書いた作品が5 曲、演奏されます。
 フリージャズと即興音楽のピアニスト、エーロ・ハメーンニエミ の南インドのタミル語の詩からインスピレーションを得た《夜の洪水》と、フレスコバルディ、イタリア、ローマとトラステヴェレ地区への「オマージュ」とした《トラステヴェレ変奏曲》。カナダ出身、フィンランド在住のマシュー・ホイットール Matthew Whittall が、地中海の光景をイメージ、新世界アメリカのポストミニマリズムと旧世界バルトのカンテレ音楽の響きを織りこんだ《葡萄酒色の海 V》。ユホ・ミエッティネンの《第六感》(ピアノソナタ第1 番)は、第1 楽章「アダージョ − アレグロ・エネルジーコ」、「催眠術にかかったように(Hypnotically)」と指示された第2 楽章「アンダンテ」、第3 楽章「アレグロ」。フィンランド在住ルーマニアの作曲家マテイ・ゲオルギューの《ピアノソナタ第3 番》は、リスト=マッティ・マリンの委嘱で作曲されました。「汚染された川を浄化するプロセスを思い描いて書いた・・・私のもっとも『フィンランド的』な曲・・・もっとも楽天的で愉快な作品のひとつ」(ゲオルギュー)。
 チェンバロによる録音のあるハメーンニエミの《トラステヴェレ変奏曲》は、ピアノによる録音は初めて。その他は初録音の作品です。

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ABCD425
(SACD HYBRID)
¥2300→\2090
ユハ・カンガスとオストロボスニア室内管弦楽団
『フィンランド悲歌』

 ペール・ヘンリク・ノルドグレン(1944-2008):
  ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための
   協奏曲第4番 Op.90(1994)*
  ロック・スコア(Rock Score) Op.100(1997)
   (弦楽オーケストラのための)
  ホルンと弦楽のための協奏曲 Op.95(1996)**
ヤリ・ヴァロ(ヴァイオリン)*
ユッカ・ハルユ(ホルン)**
オストロボスニア室内管弦楽団
ユハ・カンガス(指揮)
 ノルドグレンの「レガシー」シリーズ!

 録音: 2017 年5 月8 日-9 日(Op. 90)、5 月10 日(Op. 100)、2016 年11 月23 日-27 日 スネルマン・ホール(コッコラ、フィンランド)/5.1 multichannel/stereo、60'30
 制作・録音: サイモン・フォックス=ガール

 ユハ・カンガスとオストロボスニア室内管弦楽団が録音を進めるノルドグレンの「レガシー」シリーズ。
 『フィンランド悲歌』と題した新しいアルバムには、1994 年から1997 年にかけて作曲され、これまでに録音されたことのある3 曲が収録されました。《ヴァイオリン協奏曲第4 番》は、単一楽章で書かれ、簡潔でさりげない書法の中間部の音楽が際立った印象を残す「荒々しく、暗く、悲劇的な協奏曲」(ノルドグレン)。1994 年、ヴィータサリの「音楽の時」フェスティヴァルで、作品を委嘱したヴェゲリウス室内管弦楽団とヨン・ストゥールゴールズにより初演されました。《ロック・スコア》は、ホールが大理石の岩で作られたカウスティネン民俗文化センターの落成式のために作曲された作品です。祝祭の気分に始まり、「見かけが民俗音楽」や「ジャズ流に」と多彩に展開する「岩に刻んだ音楽ファンタジー」。
 《ホルン協奏曲》は、スウェーデンのホルン奏者ソーレン・ヘルマンソンと NOMUS(北欧音楽委員会)の委嘱で作曲、1997 年の「ヘルシンキ・ビエンナーレ」でユハ・カンガスとオストロボスニア室内管弦楽団がヘルマンソンと共演して初演しました。ドラマティックなエピソードをもちながらメランコリックで優しい気分を基調とする作品です。
 ヴァイオリン協奏曲のソリスト、ヤリ・ヴァロは、かつてオストロボスニア室内管弦楽団のリーダーを務め、現在はフィンランド放送交響楽団の第1 リーダーのひとり。ユッカ・ハルユ は放送交響楽団の首席ホルン奏者です。




カンガス時代のオストロボスニア室内管の名盤!

ABCD 330
(SACD HYBRID)
\2800
入手困難につき海外直輸入
ユハ・カンガス&オストロボスニア室内管弦楽団
 ペリマンニの春
 (1)ホルスト:セントポール組曲 Op.29-1
 (2)ラウタヴァーラ:ペリマンニたちOp.1
 (3)ラーション:民謡の夜 (1941)
 (4)ラングストレム:スペルマンの春(1943)
 (5)ペール・ヘンリク・ノルドグレン:田舎の昔の情景 Op. 139 (2006)
 (6)ヴェイネル:ディヴェルティメント第1 番 Op.20
 (7)トビアス(トゥビン編曲):夜曲 (1902 arr.1939)
ユハ・カンガス (指)
オストロボスニア室内管弦楽団
透明な弦の響きに陶酔。オストロボスニア室内管の描く野辺の風景

5.0 multichannel/stereo、67’41”

 民俗音楽に素材や題材を求めた作品は、民俗音楽にそのルーツをもつオストロボスニア室内管弦楽団と芸術監督ユハ・カンガスの重要なレパートリーのひとつです。
イギリスのホルスト、フィンランドのラウタヴァーラとノルドグレン、スウェーデンのラーションとラングストレム、ハンガリーのヴェイネル、エストニアのトビアスの「芸術音楽とともに息づく民俗の調べ」が紹介されます。
 ピアノのための曲を作曲者自身がオーケストレーションしたラウタヴァーラの《ペリマンニたち》は、1973 年の初演以後、フィンランドをはじめ各国の弦楽オーケストラのレパートリーとしてすっかり定着しました。オストロボスニア室内管弦楽団がこの作品を録音するのは、これが2 度目です。ノルドグレンの《田舎の昔の情景》は、《ペリマンニの肖像》と同様、ペリマンニが弾いた民俗音楽を弦楽とハープのために自由に編曲した5 曲の作品。これが初録音です。

ユハ・カンガス&オストロボスニア室内管弦楽団
といえばやはりこれ・・・

国内WARNER
WPCS-21216
¥1080
白夜のアダージェット〜北欧管弦楽名曲集
 1. リンドベリ:アダージョ
 2. マデトヤ:エレジー
 3. カヤヌス:貧しい娘の子守歌
 4. ボアセン:死と向き合って
 5. ブル:メランコリー
 6. ラングストレム:喜びの花
 7. 同:バラにつつまれて
 8. スヴェンセン:天の砦の下なるすべて
 9. クーラ:無言歌
 10. ニールセン:ボヘミア=デンマークの民俗曲
 11. ブル:セーテルの娘の日曜日
 12. アルヴェーン:サラバンド
 13. ニールセン:若き芸術家の棺の傍らで
 14. カヤヌス:アダージェット
 15. シベリウス:カンツォネッタ
 16. グリーグ:胸のいたで
 17. 同:過ぎた春
オストロボスニア室内管弦楽団
指揮:ユハ・カンガス
北欧音楽の魅力である、森と湖を連想させる澄んだ空気感、はにかみ屋だけど優しい民族性を思わせる、人懐こくて「じわっ」と心に染み込む小品を集めました。有名曲は少ないのに、内容の素晴らしさが口コミで伝わりロングセラーとなったCDです。ユハ・カンガスは、教え子を集めたオストロボスニア室内管を十数年かけて世界トップ・レベルに育て上げ、その「心を一つにした演奏」は奇蹟と称賛されて世界各地で感動を呼んでいます。
録音:1996年 DIGITAL





HMF


HMM 902260
¥2700
「動物寓意譚〜動物がテーマの歌曲集」 ゾフィー・カルトホイザー(ソプラノ)
ユージン・アスティ(ピアノ)
 ラロ:ひばりの歌(ラプラード詩)
 ラヴェル:くじゃく、こおろぎ、白鳥(『博物誌』より/ジュール・ルナール詩)
 プーランク:らくだ、チベットのヤギ、イナゴ、イルカ、ザリガニ、鯉
  (『動物詩集(あるいはオルフェの行列)』(全6曲)/アポリネール詩)
 ドビュッシー:小さな羊飼、ジャンボ(象)のララバイ(『子供の領分』より)(ピアノソロ)
 フォーレ:「蝶と花」(2つの歌op.1より/ヴィクトル・ユゴー詩)
 セヴラック:ふくろう(2つのメロディより/シャルル・ボードレール詩)
 シャブリエ:小さなあひるのヴィラネル、蝉(ロズモンド・ジェラール詩)
 イベール:白い小さなろば(『物語』より)(ピアノソロ)
 サティ:青銅の像、ダフェネオ(伊達男)、シャプリエ(帽子屋)
 ロッシーニ:2匹の猫の滑稽な二重唱
 オッフェンバック:からすときつね(ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ詩)
 アーン:リラの葉陰のナイチンゲール(レオポール・ドーフィン詩)
 ビゼー:てんとう虫(ヴィクトル・ユゴー詩)
 ショーソン:蜂雀(ルコント・ド・リール詩)
 ポーリーヌ・ヴィアルド(1821-1910):小鳥 VWV 4021
  (ショパンのマズルカ第47番op.68-2の編曲)(ルイ・ポメイ詩)
 ジャック・イベール:金の亀を使う女(『物語』より)(ピアノソロ)
 シャブリエ:赤い豚の牧歌、太った七面鳥のバラード(エドモンド・ロスタン詩)
 今をときめくソプラノ、カルトホイザーによる動物がテーマの歌曲集、ドミニク・ヴィスが参加しての猫の二重唱も!

 録音:2016 年9 月14-18 日、テルデックス・スタジオ・ベルリン

 今をときめくソプラノのカルトホイザー。その混じりけのない美しい声でモーツァルト作品はもとより幅広いレパートリーでヨーロッパでひっぱりだこの活躍を見せています。
 彼女が今回とりあげたのは動物をテーマにした歌曲集。まず彼女の美しい歌声にあらためて驚かされ、それから動物にインスピレーションを受けた詩人や作曲家たちによる、イメージ豊かな世界を堪能できる1 枚です。
 ロッシーニの猫の二重唱での、ドミニク・ヴィスの芝居っけたっぷりの猫はさすが。本物のネコが録音に紛れ込んだのかと思わされるほどです。
 挟み込まれたピアノソロでのアスティの非常に端正な演奏も好感がもてます。

 

HMM 905305
¥2700
英国の気鋭声楽アンサンブルによる
 クリスマスにまつわる作品集
ORA シンガーズ
 (指揮&芸術監督:スージー・ディグビー)
  ウィリアム・バード(c.1540-1623):O magnum mysterium
  A.ピーコック(b. 1962):Venite, Gaudete!
  ロデリック・ウィリアムズ(b.1965):O Adonai, et Dux domus Israel
  ユディト・ウェイア(b.1954):Drop down, ye heavens, from above
  トマス・タリス(c.1505-1585):Videte miraculum
  作曲者不明(中世):Coventry Carol
  リチャード・アラン(b. 1965) 編:Coventry Carol
  作曲者不明(中世):Nova, nova
  ジェームス・マクミラン(b.1959):Nova! Nova! Ave fit ex Eva
  ジョン・ラター(b.1945):Suzi's Carol*(ORA委嘱作・世界初録音)
  ジェイミー・W.ホール(b. 1983):As I lay upon a night
  作曲者不明(中世):There is no rose
  ベン・ロワース(b.1992):There is no rose
  トマス・ハイド(b.1978):Sweet was the song
  作曲者不明(中世):Now may we singen
  セシリア・マクドウォル(b.1951):Now may we singen
  フレデリク・シクステン(b.1962):Mary's Lullaby (Silent Night)
  スティーヴン・サメツ(b.1954):Gaudete
  モルテン・ラウリセン(b.1943):O magnum mysterium
 録音:2017 年1 月23-28 日、2017 年8 月7-12 日、ロンドン

 2014 年に設立された声楽アンサンブルグループ、ORA。現代は、ルネッサンス時代に匹敵する合唱音楽の黄金期である、と考える彼らは、ルネッサンス、および現代の合唱作品を演奏・録音しています。
 英国で合唱指揮者としてならすスージー・ディグビーのタクトのもと、中世から現代までの、クリスマスにまつわる作品を収録しました。





DANACORD



DACOCD 834
¥2600
シューベルト&ラフマニノフ
 シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
 ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
ヨーナタン・スヴェンセン(チェロ)
フィリプ・シュトラウフ(ピアノ)
 ハチャトゥリアン国際チェロ・コンクール2018優勝!ヨーナタン・スヴェンセン デビュー!

 ☆王立デンマーク音楽アカデミーが生んだ二人の若き才能が、シューベルトとラフマニノフの名曲アルバムでデビュー!
 ☆ハチャトゥリアン国際チェロ・コンクール2018で優勝したヨーナタン・スヴェンセンの端正で艷やかなチェロにご期待あれ!

 ヨーナタン・スヴェンセンとフィリプ・シュトラウフ。コペンハーゲンの王立デンマーク音楽アカデミーで学んだミュージシャンふたりのデビュー・アルバム。
 デンマーク生まれ、21歳のヨーナタン・スヴェンセン(1996−)は、マルメ音楽大学でマッツ・ロンディン、王立デンマーク音楽アカデミーでトーケ・ムルドロフ、ノルウェー国立音楽大学でトゥールレイフ・テデーンに学び、デンマーク弦楽器コンクールと2018年の第14回ハチャトゥリアン国際チェロ・コンクールで第1位に選ばれました。
 スロヴァキア出身のフィリプ・シュトラウフ(1985−)は、2012年にスロヴァキア大学を卒業、王立デンマーク音楽アカデミーのニクラス・シヴェレーヴのソリスト・クラスで学び、アカデミー主催の2014年のピアノ・コンクールで第1位を獲得。この二人のデュオで、既に多くの国でリサイタルを行い、デンマークのTV番組のためにビデオ・レコーディングも行っています。

 ※録音:2016年−2018年、スタジオ・ホール、王立デンマーク音楽アカデミー







ALBANY

TROY 1736
¥2300
「線描」〜ジョン・リベラトア:室内楽作品集
 (1)6つの線描
 (2)木の芽、名もない雑草
 (3)ザワザワと音を立てている風
 (4)破線、描かれた
 (5)彼らが居残っているのなら
(1)ライアン・マケヴォイ・マカルー(ピアノ)
(2)ミヴォス四重奏団(弦楽四重奏)
(3)モリー・バース(フルート)
 ディーター・ハーニング(ギター)
(4)ジャン・ベリー・ベイカー(ソプラノSax)
 スチュアート・ガーバー(打楽器)
(5)ジェミー・ジョーダン(ソプラノ)
 ダニエル・ドルックマン(打楽器)
 ジョン・リベラトア(グラスハーモニカ)
 米国の作曲家、ジョン・リベラトアの作品集。現代的な美的感覚に満ちた作風。自らもグラスハーモニカで演奏に参加した「彼らが居残っているのなら」は、ペルシャ語の詩の英訳による歌曲で、透明なソプラノの超えと多様な打楽器の絡み合いが綺麗だ。

 

TROY 1737
¥2300
「オリオン夜想曲」〜
 オーボエとイングリッシュ・ホルンの新作集

  (1)ケニス・フックス(1956-):オリオン夜想曲
  (2)ローランド・バーレット(1955-):夢
  (3)ジャック・エチュ(1938-2010):
   オーボエ、ヴァイオリン、ピアノのための三重奏曲 Op.82
  (4)ブレット・ウィリアム・ディーツ:
   ヴードゥーの呪文とグリ=グリ
  (5)ミゲル・デル・アギラ(1957-):壊れたロンド Op.103
ジョアナ・コックス・ペニントン
 ((1)-(4)オーボエ,(5)イングリシュホルン)
(1)-(4)ウィリス・ディロニー(ピアノ)
(3)レオノーラ・コックス・レガット(ヴァイオリン)
(4)ブレット・ウィリアム・ディーツ(ヴィブラフォン)
(4)ダニエル・レイチャク(チェロ)
(5)カルロス・ミゲル・プリエト(指揮)
 ルイジアナ・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:2017年11月6,7日,12月6,17日,2018年1月7日、DDD、54'57

 米国のオーボエ奏者、ジョアナ・コックス・ペニントンの奏でるオーボエとイングリシュホルンの作品集。すべて世界初録音とある。ケニス・フックス(1956-)、ミゲル・デル・アギラ(1957-)、ジャック・エチュ(1938-2010)、ローランド・バーレット(1955-)ら作品を収録。いずれも素敵な曲だが、ことにアギラの壊れたロンドは名作だ。
 ジョアナ・コックス・ペニントンは2011年からルイジアナ州立大学音楽学校のオーボエの教授を務めている。
 
TROY 1738
¥2300
「五季」〜ロベルト・ユルイェンダル(1966-)作品集
 ユルイェンダル:
  秋の前奏曲/変わりやすさ/
  私たちが信頼を置くもの/愛の哲学/
  音楽に/一言/パッサカリア/
  過去からの鐘/聖母へのバラード
サラ・フィール(ソプラノ)
フォルクマール・ツィンマーマン(ギター)
マディス・メツァマート(ヴィブラフォン)
アレクセイ・サクス(コルノ・ダ・カッチャ)
ロベルト・ユルイェンダル(エレキギター)
 録音:2016年10月 エストニア ヴィームシ/2017年6月 エストニア タリン、DDD、128'41

 エストニア出身のギタリスト、作曲家、ロベルト・ユルイェンダル(1966−)の作品集。ギター独奏や二重奏曲に加え、ヴィブラフォンを加えた小合奏曲が個性的だ。「過去からの鐘」ではさらにコルノ・ダ・カッチャとエレキギターが加わり、大変幻想的。「変わりやすさ」と「一言」はソプラノ独唱を伴う。

 

TROY 1739/40
(2CD)
¥4600
「アレン・ショーン(1948-):5つのピアノ・ソナタ」
 ピアノ・ソナタ第1番(1982)/ピアノ・ソナタ第2番(2007)/
 ピアノ・ソナタ第3番(2007)/ピアノ・ソナタ第4番(2009)/
 ピアノ・ソナタ第5番(2015)/
 練習曲集(全9曲)(2017)/
 5つのピアノ小品(2013、rev.2017)
アレン・ショーン(ピアノ)
 ウィリアムスタウン、2008年6月9-11日,2018年1月18,19日 ヴァーモント州 ベニントン、DDD,128'41

 米国の作曲家、アレン・ショーン(1948-)の自作自演集。アレン・ショーンはニューヨーク・シティで育ち、1985年にヴァーモント州ベニントンに移住。Albany recordsからは彼単独のCDが既に5枚発売されており(TROY 317,TROY 1090,TROY 1346,TROY 1626,TROY 683)、さらには他社からも2枚発売される、注目されている作曲家である。ピアノ・ソナタ第1番だけ1982年の作で、他はすべて21世紀になってから書かれたもの。

 

TROY 1741
¥2300
リチャード・トエンジング(1940-2014)作品集
 (1)夕べの祈り
 (2)ホイットマン・トロープス(全11曲)
 (3)夜の歌(全12曲)
ウィリアム・ドルリー(指揮)
ニューイングランド音楽院シンフォニック・ウィンズ
(1)(3)エリカ・ワシュバーン(メッゾソプラノ)
(2)ビザニー・ワーレル(ソプラノ)
 DDD

 米国の作曲家リチャード・トエンジング(1940-2014)の3作。「ホイットマン・トロープス」は詩篇148に基づいて5つの部分それぞれにトロープス(装飾句)が続く作り。ハイソプラノ独唱が美しい。
 ニューイングランド音楽院シンフォニック・ウィンズは、略称を用いたNECシンフォニック・ウィンズの名前の方が知られているかもしれない。非常に精度の高い管楽オーケストラである。
 なお、ジョーダン・ホールでのライヴ録音と記載があるだけで録音日が表示されていない。演奏会記録を検索したところ、「夕べの祈り」が2013年10月22日、「ホイットマン・トロープス」が2010年3月2日、「夜の歌」が2012年4月17日ではないかと思われる。

 

TROY 1742
¥2300
「ラフ・ウィンド/スムーズ・ウィンド」〜
 フルートとクラリネット二重奏集

  (1)ジャルバート:
   フルート、クラリネット、ピアノのための3セット
  (2)マンダット:一体感
  (3)カプファーマン:4つの星座
  (4)ワイルダー:
   フルート、クラリネット、ピアノのための組曲
  (5)カーター:
   「荒い気性/優しい気性」第1番,
   「荒い気性/優しい気性」第2番
  (6)ブラウンロー:骨董品
ザ・スコット/ガリソン・デュオ:
 【シャノン・スコット(クラリネット)
  レナード・ガリソン(フルート)】
(1)(4)(6)ヤン・ラジョン(ピアノ)
(5)スチュワート・ガーバー(マリンバ)
 録音2018年1-3月 米国 ワシントン州 プルマン、DDD,75'46

 20世紀の作曲家によるクラリネットとフルートの二重奏曲集。ピエール・ジャルバート(1967-)、エリック・P.マンダット(1957-)、メイヤー・カプファーマン(1926-2003)、アレック・ワイルダー(1907-1980)、エリオット・カーター(1908-2013)、ロバート・ブラウンロー(1966-)の作品を収録。
ザ・スコット/ガリソン・デュオは1988年から30年も活動しているクラリネットとフルートのデュオ。

 

TROY 1743/44
(2CD)
¥4600
「ヴォカリスムス」
 ハービソン:ヴォカリスム,ロリン・ニーデッカーの7つの詩
 プリモシュ:
  天体とワルツを踊る,3つの民俗聖歌,
  影の記憶,聖なる確固たる人
 クロジアー:
  ウォルターズのための歌曲集—歴史の子羊,
  ビザンチウム,エミリー・ディキンソンの4つの詩,
  虹が来て去る,そして、日の光が,アフター・ソング,
  荒々しい白い太陽の炎
 ロレム:別の眠り3
メアリー・マッケンジー(ソプラノ)
ハイディ・ルイーズ・ウィリアムス(ピアノ)
 録音:2004年 米国 フロリダ州 タラハシー、DDD,104'44

 米国の作曲家によるソプラノの歌曲集。ジェイムズ・プリモシュとダニエル・クロジアーの作品が中心となっている。
 メアリー・マッケンジーは、米国の同時代の歌曲を積極的に歌い高く評価されているソプラノ。

 

TROY 1745
¥2300
「即時の勝者たち」〜Es管クラリネット作品集
 (1)ダニエル・ドーフ(1956-):ムース氏のための踊りの音楽
 (2)バーニー・チャイルズ(1926-2000):即時の勝者たち(9曲)
 (3)ジェニ・ブランドン(1977-):星屑(4曲))
 (4)ロリ・アードヴィーノ(1960-):雄弁4
 (5)スコット・マッカリスター(1969-):正気でない
 (6)テリーサ・マーティン(1979-):カルシファー
 (7)マックス・リフシッツ(1948-):黄色いリボン
エリザベス・クロフォード
 (変ホ管クラリネット)
(1)(6)ロリ・ローデン(ピアノ)
 録音:2017年12月19日,2018年1月6,15日,2月7,13,28日 米国 インディアナ州 マンシー、DDD,53'11

 米国のクラリネット奏者、エリザベス・クロフォードの演奏する20世紀米国の作曲家の曲集。ダニエル・ドーフ(1956-)、バーニー・チャイルズ(1926-2000)、ジェニ・ブランドン(1977-)、ロリ・アードヴィーノ(1960-)、スコット・マッカリスター(1969-)、テリーサ・マーティン(1979-)、マックス・リフシッツ(1948-)の作品を収録。「ムース氏のための踊りの音楽」と「カルシファー」はピアノ伴奏付き、他はクラリネットだけ。
 エリザベス・クロフォードは米国、インディアナ州、マンシーにボール州立大学の音楽教授で、また以前はフロリダ州のジャクソンヴィル交響楽団の団員だった。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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DOREMI



DHR 8065
(2CD)
¥4800→\4390
テオ・オロフの無伴奏がDOREMIから登場!
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリンのためのソナタと
   パルティータ BWV1001-1006(全曲)
テオ・オロフ(ヴァイオリン)
 録音:1974 年頃

 テオ・オロフのバッハ無伴奏!マニアならすぐさま反応するであろうタイトル。
 テオ・オロフ(1924-2012)はクレバースと共同でコンセルトヘボウのコンマスを務めた大人物で、この録音もちょうどそのころのもの。




テオ・オロフ(1924年5月5日 - 2012年10月9日)は、ドイツ出身のヴァイオリン奏者。

 ボンにてテオドール・オロフ・シュムクラー(Theodor Olof Schmuckler)として生まれたが、家系がユダヤ系であったことから1933年にナチス政権を嫌って一家でオランダに移住した。
 後に「シュムクラー」の姓を名乗ることをやめ、ミドル・ネームを姓に変えて活動している。
 オランダ移住後はオスカル・ベックの下でヴァイオリンを学び、1951年にエリザベート王妃国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で4位入賞を果たしている。
 また、その入賞した年に同門のヘルマン・クレバースとハーグ・レジデンティ管弦楽団の共同でのコンサートマスターに就任し、1974年から1985年までアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサートマスターとして
活動した。

 1994年に演奏活動から引退。 アムステルダムにて死去。

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DHR 8071
(2CD)
¥4800→\4390
ドヴィ・エルリー 第2集
 パガニーニ:無伴奏ヴァイオリンのための24のカプリース
 バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
 ジョリヴェ:無伴奏ヴァイオリンのためのラプソディ組曲
 ストラヴィンスキー:無伴奏ヴァイオリンのためのエレジー
ドヴィ・エルリー(ヴァイオリン)
 名手エルリー、はやくも第2 弾!超絶のカプリース

 録音:1973 年頃

 バッハの無伴奏(DHR-8061)に続くエルリーの作品集第2 集。パガニーニのカプリースなど技巧的なソロ作品を収録しています。
 1928 年パリに生まれたドヴィ・エルリーは若くして音楽の才能を発揮し、1955 年にロン=ティボー国際音楽コンクールで優勝。ヨーロッパ、アメリカ、日本と各所で演奏し活躍します。レパートリーは幅広く、現代作曲家もしばしば彼のために作品を提供しました。




第1集


DHR 8061
(2CD)
\4800→\4390
超名演として名高いエルリーの無伴奏!
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
   BWV1001-1006
ドヴィ・エルリー(ヴァイオリン)
 録音:1969 年

 1928 年パリに生まれたドヴィ・エルリーは若くして音楽の才能を発揮し、1955 年にロン=ティボー国際音楽コンクールで優勝。ヨーロッパ、アメリカ、日本と各所で演奏し活躍します。
 レパートリーは幅広く、現代作曲家もしばしば彼のために作品を提供しました。この1969 年の無伴奏全曲録音は、エネスコのそれと並び称される知る人ぞ知る超名演。


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DHR 8063
(2CD)
¥4800→\4390
カラス毒殺説の犯人として有名な
 ヴァッソ・デヴェツィのバッハ演奏を聴く

 J.S.バッハ:
  ピアノ協奏曲 ニ短調 BWV1052
  ピアノ協奏曲 ホ長調 BWV1053
  ピアノ協奏曲 ニ長調 BWV1054
  ピアノ協奏曲 イ長調 BWV1055
  ピアノ協奏曲 ヘ短調 BWV1056
  ピアノ協奏曲 ト短調 BWV1058
  パルティータ第1番変ロ長調 BWV825
  半音階的幻想曲とフーガ BWV903
  フランス組曲第6番ホ長調 BWV817
  平均律クラヴィーア曲集第1巻より第5番ニ長調 BWV850
ヴァッソ・デヴェツィ(ピアノ)
ルドルフ・バルシャイ(指揮)
モスクワ室内管弦楽団
 録音:1972 年頃(協奏曲)、1970 年頃(ソロ)

 1927 年ギリシャ生まれでロストロポーヴィチと共演していたりするヴァッソ・デヴェッツィ。マリア・カラスがらみでも名前が出てくる人ですが録音が少なく、まとまって聴けるのは貴重。指揮がバルシャイというのも注目です。


 ピアノのヴァッソ・デヴェッツィはマリア・カラス晩年の友人として知られ、その遺産を横領したカラス毒殺説の犯人として名があがることもあるという人物。
 その演奏を聴くか聴かないかは・・・あなた次第です。



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DHR 8067
(2CD)
¥4800→\4390
アルベルト・マルコフ 第1集
 (1)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ロ短調 Op.7
 (2)クヴェルナーゼ:ヴァイオリン協奏曲
 (3)エルキン:ヴァイオリン協奏曲
 (4)コレッリ:ソナタ ニ短調『ラ・フォリア』 Op.5-12(クライスラー編)
 (5)ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Op.1-10
 (6)ウェーバー:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 Op.10a-1 第2楽章
 (7)クライスラー:ボッケリーニ様式によるアレグレット ト長調
 (8)スコット:桃源郷 Op.47-1(クライスラー編)
 (9)ブラームス:ハンガリー舞曲第17番 嬰へ短調(クライスラー編)
 (10)パガニーニ:ソナタ イ短調 Op.3-4(アガルコフ編)
 (11)パガニーニ:ジュスマイヤーの主題による変奏曲『魔女たちの踊り』 Op.8
 (12)パガニーニ:カプリース第7番 イ短調
 (13)ハチャトゥリアン:シャンソン・ポエム ホ短調
 (14)カバレフスキー:即興曲 Op.21
 (15)クライスラー:ジプシー・カプリース
 (16)ファリャ:「はかなき人生」より スペイン舞曲(クライスラー編)
アルベルト・マルコフ(ヴァイオリン)
(1)ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
 モスクワ放送交響楽団
(2)Zakhary Khurodze(指揮)
モスクワ放送交響楽団
(3)ハジベヨフ・ニヤージ(指揮)
 USSR シネマ交響楽団
(4)-(16)セラフィマ・チェルニャホフスカヤ
 (ピアノ)
 自ら作曲もこなしたという偉大なヴァイオリニストの録音

 録音:1956 〜 1963 年

 アルベルト・マルコフは1933 年ウクライナ生まれ。自ら作曲もこなしたというヴァイオニストで、息子アレキサンダー・マルコフもヴァイオリニスト。





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MAGGIO LIVE



MAGGIO 023
¥2300→\2090
フィレンツェ五月音楽祭より、
 若きムーティの貴重ライヴ音源!

  レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』
ミエッタ・シゲーレ(ネッダ)
リチャード・タッカー(カニオ)
カリ・ヌルメラ(トニオ)
エルマンノ・ロレンツィ(ペッペ)
ウォルター・アルベルティ(シルヴィオ)
オッターヴィオ・テッデイ(農夫1)
マリオ・フロジーニ(農夫2)
アドルフォ・ファンファーニ(合唱指揮)
リッカルド・ムーティ(指揮)
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団、同合唱団
 録音:1971 年1 月2 日/フィレンツェ、コムナーレ劇場/75'38''

 1969 年にフィレンツェ五月音楽祭の音楽監督に就任したムーティが71 年に振った『道化師』。本家本元・フィレンツェ五月音楽祭レーベル「MAGGIO」からのリリースです。
 30 歳のムーティが生き生きと奏でる音楽は後年の録音と比べてもとても魅力的です。タッカーの名唱など歌手の活躍も聴き逃せません。




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MARSTON



53022-2
(3CD)
¥7600→\7090

「ラフマニノフ 交響的舞曲を弾く」〜新発見の1940年代の録音
 ラフマニノフ:交響的舞曲 Op.45〜各曲の断片(曲順に修正 約27分)
   セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ)/1940年12月21日
 ラフマニノフ:交響的舞曲 Op.45
   ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
   1942年12月20日 ニューヨーク
 ラフマニノフ:交響詩「死の島」 Op.29
   ユージン・オーマンディ(指揮)、フィラデルフィア管弦楽団
   1943年4月2日 フィラデルフィア
 ラフマニノフ:交響曲第3番イ短調 Op.44
   ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
   1942年12月21日 ニューヨーク
 ロシア民謡(ラフマニノフ編):私の頬紅よ
   ナジェージダ・プレヴィツカヤ(歌)、セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ)
   1926年2月22日 ニューヨーク・シティ
 ラフマニノフ:3つのロシアの歌 Op.41
   レオポルド・ストコフスキ(指揮)、アメリカ交響楽団,スコラ・カントルム
   1966年12月18日 ニューヨーク・シティ
 ラフマニノフ:パガニーニの主題によるラプソディ Op.43
   ベンノ・モイセヴィッチ(ピアノ)、エイドリアン・ボールト(指揮)BBC交響楽団
   1946年9月14日 ロンドン
 ラフマニノフ:イタリアのポルカ
   セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ)、ナタリア・ラフマニノフ(ピアノ)/1942年頃
 ロシア民謡:ブブリチキ
   ラフマニノフの友人たち(合唱)、セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ)/1942年頃
 ブラームス:バラード ニ長調 Op.10-2〜断片
 リスト:バラード第2番 ロ短調〜部分
   セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ)/1931年12月5日 フィラデルフィア
 ラフマニノフ:交響的舞曲 Op.45〜各曲の断片(無修正)
   セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ)/1940年12月21日
 1940年代のラフマニノフ関係の様々な貴重な録音!初演前にラフマニノフ自身が弾く交響的舞曲の断片も!

 録音:1926〜1966年ADD 204分

 1940年代のラフマニノフ関係の様々な貴重な録音が収録されている。
 ラフマニノフ自身が弾く交響的舞曲の断片は、1941年1月3日の初演(オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団)の半月ほど前におそらくオーマンディの家でラフマニノフが弾いたもの。6つの断片を、曲順に従って並び替えたものと無修正なものの2種収録。
 ミトロプーロスが指揮する交響的舞曲と交響曲第3番のライヴ録音はおそらくこれが初出。非常に白熱した名演である。オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団による「死の島」は、 1943年3月28日のラフマニノフの死の5日後の追悼演奏。演奏前のオーマンディによる弔辞も収録されている。
 波乱の生涯で知られるロシアの民謡歌手、ナジェージダ・プレヴィツカヤによって「私の頬紅よ」を知ったラフマニノフは、それを3つのロシアの歌の第3曲に用いた。その他私的録音や、ベル研究所の試験録音など、貴重な音源満載の204分、ラフマニノフ・マニアには狂喜乱舞の3CDだろう。



<LP>


HMF(LP)


歴史ある楽器の豊かな鳴り。アナログ・ディスクを聴く喜び。イザベル・ファウストのアナログ 2タイトル発売決定!
 弦楽器の再生にはとりわけ強みを発揮するアナログ盤。このたび、イザベル・ファウストの名盤2タイトルをアナログ盤で発売いたします。
アカデミー大賞受賞盤でアナログ化のご要望の高かった、アバドとの共演によるベルク&ベートーヴェンの協奏曲、そしてハーディングとの共演によるブラームスの協奏曲という2タイトルです。
歴史ある楽器の豊かな鳴り。アナログ・ディスクを聴く喜びをご堪能ください。
KKC 1125/6
(2LP)
限定盤
¥14000+税
ファウストとアバドによる、神の領域の音楽
 [LP1]
  アルバン・ベルク:ヴァイオリン協奏曲(ある天使の思い出に)
 [LP2]
  ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン) 
クラウディオ・アバド(指揮)
モーツァルト管弦楽団
 ヴァイオリン/スリーピング・ビューティ(Stradivarius, 1704)
 録音:2010 年11月/ボローニャ(Auditorio Manzoni)/日本語帯・解説付

 2012 年度レコード・アカデミー賞 大賞受賞ディスク
 イザベル・ファウストによる、満を持しての2 度目のベートーヴェンと、ベルクという充実のプログラム。クラウディオ・アバドが是非に、と申し出るかたちで実現したレコーディングです。
 アバドとオケが全身全霊でファウストの音楽を支えているのがよく感じられ、ベルクでは爛熟したハーモニーをオケが醸す上で、ファウストが変幻自在な音で飛翔します。
 ヴァイオリン界の新女王、という一言だけでは表現しきれない音楽と魅力的な表情、そして衝撃的に美しい音。ファウストとアバド、モーツァルト管が、神に許された人にしか立ち入ることのできない領域の音楽を展開しています。

 
KKC 1127/8
(2LP)
限定盤
¥14000+税
ブゾーニのカデンツァを採用。
 ファウストとハーディングによる注目の演奏

  ブラームス:
   (1)ヴァイオリン協奏曲 op.77 
   (2)弦楽六重奏曲 第2番 op.36
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
(1)ダニエル・ハーディング(指揮)
 マーラー・チェンバー・オーケストラ
(2)イザベル・ファウスト
 ユリア=マリア・クレッツ(Vn) 
 ステファン・フェーラント、
  ポーリーヌ・ザクセ(Vla)
 クリストフ・リヒター、
  シェニア・ヤンコビチ(Vc)
 ヴァイオリン/'スリーピング・ビューティ'1704年ストラディヴァリウス
 録音:(1)2010 年2月(Sociedad Filarmonica(ビルバオ))、(2)2010 年9月(テルデックス・スタジオ(ベルリン))/日本語帯・解説付

 ファウストとハーディングによるブラームス。ヴァイオリン・ソロの冒頭から、ファウストの高度の集中としなやかさに耳を奪われます。第2 楽章での高音による旋律では、ファウストの繊細かつ芯のある美音が冴えわたります。第3 楽章で見せるエネルギー、それでいてどこか可憐な風合いもある表情はファウストの魅力全開です。全体を通してハーディングの巧みな造形が光る音楽運びも見事です。
 なお、ファウストは、ブゾーニのカデンツァを採用。「表情豊かで、作品への畏敬の念に満ち、構造的には単純ながらオリジナリティに溢れ、ブラームスらしさを保ちつつも、ヴァイオリニストの技量の見せどころもちりばめられている」とファウスト自身が熱く語るブゾーニのカデンツァ、注目です。
 カップリングの弦楽六重奏曲は、繊細な冒頭から見事なアンサンブル。マーラー・チェンバーの若手奏者のほか、ナヴァラやフルニエに師事したクリストフ・リヒターなど世代を超えたメンバーによる演奏で、親密でロマンティックな名曲をたっぷりと聴かせます。















10/30(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


AR RE−SE


AR 2018-1
¥2600
「メタモルフォス」と「ビスカントル!」による
 ジョスカン・デ・プレのミサ曲集

  ジョスカン・デ・プレ:
   ミサ曲 《絶望的な運命の女神》
   ビスケーの娘のミサ
ビスカントル!・エ・メタモルフォス
ジュリエット・ド・マシ(指揮)
 初期のポリフォニー音楽を得意とする名匠モーリス・ブルボンが率いるフランスのヴォーカル・アンサンブル、「メタモルフォス」と「ビスカントル!」によるジョスカン・デ・プレのミサ曲集。
 最新巻は「ジョスカンとスペイン」というタイトルで「ミサ曲 《絶望的な運命の女神》(ミサ・フォルトゥーナ・デスペラータ)」と「ビスケーの娘のミサ(ミサ・ユヌ・ムス・ド・ビスケー)」の2曲を収録。モーリス・ブルボンは芸術監督として分析と演奏に参加していますが、今回の録音から合唱指揮は若きフランスのソプラノ歌手、ジュリエット・ド・マシに託しています。

 ※録音:2017年10月1日−5日、フランス




EVOE



EVOE 006
¥2600
ショスタコーヴィチ&チャイコフスキー:
 弦楽オーケストラのための音楽

  チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調Op.48
  ショスタコーヴィチ(ルドルフ・バルシャイ編曲):
   室内交響曲ハ短調 Op.110a(原曲:弦楽四重奏曲第8番)
NOR59弦楽オーケストラ
ソーン・マグヌス・レイマート
 (ヴァイオリン、芸術監督)
 ノルウェー、オスロのNOR59ストリング・インスティテュート(NOR59 String Institute)の学生である13歳から17歳までの若きミュージシャンたちによる弦楽オーケストラ、NOR59弦楽オーケストラのデビュー・アルバム。
 弦楽オーケストラ作品の名曲、チャイコフスキーの「弦楽セレナード」と、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲からルドルフ・バルシャイが編曲した「室内交響曲」を収録。
 NOR59ストリング・インスティテュートは、1972年にオスロ、ノードストランド地域のいくつかの学校オーケストラを合併して作られ細々と活動していましたが、2009年にノルウェーのヴァイオリニスト、ソーン・マグヌス・レイマートが指揮者に就任してからは、当時12名のメンバーから構成されていたオーケストラを現在では130名を超える規模へ拡大するなど、急成長を遂げています。

 ※録音:2017年8月14日−18日、ノードストランド教会(オスロ、ノルウェー)




LAWO CLASSICS



LWC 1157
¥2500
マリアンネ・ベアーテ・キーラント(メゾ・ソプラノ)
 孤独 〜 マーラー:歌曲集
マリアンネ・ベアーテ・キーラント(メゾ・ソプラノ)
ニルス・アンデシュ・モッテンセン(ピアノ)
 歌曲集 《リュッケルトによる5つの歌曲》
  〔1.私の歌をのぞき見しないで、2.私は快い香りを吸いこんだ、
   3.私はこの世に捨てられて、4.真夜中に、5.美しさをあなたが愛するなら〕
 歌曲集 《亡き子をしのぶ歌》
  〔1.いま太陽は輝き昇る、2.なぜそんなに暗い眼差しなのか, 今にしてよくわかる、
   3.おまえのお母さんが戸口から入ってくるとき、
   4.ふと思う, あの子たちはちょっと出かけただけなのだと、5.こんな嵐に〕
 歌曲集 《さすらう若人の歌》
  〔1.恋人の婚礼のとき、2.けさ野辺を歩けば、3.私の胸の中には燃える剣が、4.恋人の青い目〕
 スカンジナヴィアを代表するメゾ・ソプラノ、マリアンネ・ベアーテ・キーラントが歌うマーラー

 ☆2019年1月のバッハ・コレギウム・ジャパンによる「第九」コンサートにも参加するノルウェーの名歌手!
 ☆マーラーのもっとも重要な3つの歌曲集を歌う!

 Lawo Classicsの主力アーティストの1人であり、鈴木雅明&バッハ・コレギウム・ジャパンとの定期的な共演でも知られるノルウェーの名メゾ・ソプラノ歌手、マリアンネ・ベアーテ・キーラント(マリアンネ・ベアーテ・シェラン)。『モーツァルトをささやいて(Whispering Mozart)』(LWC1111)につづくLAWO Classics第8作。マーラーのもっとも重要な3つの歌曲集を、作曲者自身の編曲によるピアノ共演版で歌っています。これまでのアルバムで彼女と共演してきたニルス・アンデシュ・モッテンセンのピアノ。テクストになったリュッケルトとマーラーの詩に共通して漂うテーマ「孤独(Einsamkeit)」がアルバム・タイトルにとられました。

 ※2016年1月4日−6日、ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz

 ☆キーラント来日公演情報!
 ◆2019年1月24日(木) 東京オペラシティ
 鈴木雅明(指揮)、バッハ・コレギウム・ジャパン
 ベートーヴェン:交響曲第9番 《合唱付き》



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LWC 1159
¥2500
ノリンゲン 〜 サクソフォンとオルガンのための音楽 ヴェーガル・ランドース(サクソフォーン)
アンデシュ・アイステン・ダール(オルガン)
 伝承曲(コーレ・ノールストーガ(1954−)編曲):昔のシューグル行進曲
 伝承曲(ビョルン・ルクセンゴー(1956−)編曲):さあ、こっちで夕べの歌を歌おう
 マリア・テレジアス・フォン・パラディス(1759−1824):シチリアーノ
 J.S.バッハ(1685−1750):ソナタ 変ホ長調 BWV.1031(原曲:フルートとチェンバロのための)
 伝承曲(ビョルン・ルクセンゴー(1956−)編曲):ノリンゲン
 伝承曲(ヘンニング・ソンメッロ(1952−)編曲):オーレの婚礼の踊り
 リック・サティ(1866−1925):ジムノペディ第1番
 ガブリエル・フォーレ(1845−1924):シシリエンヌ
 ニルス・リンドベリ(1933−):トゥーン・エーリクの歌
 セルゲイ・ラフマニノフ(1873−1943):ヴォカリーズ
 伝承曲(ビョルン・ルクセンゴー(1956−)編曲):種は休んでいる
 J.S.バッハ:G線上のアリア
 伝承曲(ビョルン・ルクセンゴー(1956−)編曲):アフリカのスプリンガル
 ☆バッハのG線上のアリア、フォーレのシシリエンヌ、ラフマニノフのヴォカリーズ、サティのジムノペディなどをサクソフォンとオルガンで!

 LAWO Classics レーベルのプロデューサー、ノルウェー国立音楽大学でサクソフォーンを学んだヴェーガル・ランドース(1973−)と、ノルウェー国立音楽大学出身、ドランメンのブラゲルネス教会のオルガニストを務めるアンデシュ・アイステン・ダール(1976−)の『アリア(Aria)』(LWC1046)に次ぐデュオ第2作。テーマは「フォークミュージック」。
 オスロ大聖堂のオルガニスト、コーレ・ノールストーガが、2001年のホーコン皇太子の結婚式のために編曲した《昔のシューグル行進曲》。そのほかの伝承曲は、ヴェストフォルの教会オルガニスト、ビョルン・ルクセンゴーと、作曲家ヘンニング・ソンメッロが編曲。そして、フォーレ、サティ、バッハ、ラフマニノフらの名曲からのアレンジが合わせて演奏されます。
 アルバム・タイトルにとられた《ノリンゲン》(「栄養(食物)」)は、よく知られる「ガンガル(歩き歌)」のひとつ。結婚式の翌朝、食事と飲み物が振舞われる席で演奏される、特にノルウェー南部のヴェストランで人気のある舞曲です。

 ※録音:2017年8月9日−10日、ストロムソー教会(ドランメン、ノルウェー)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz



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MUSICA FICTA



MF 8029
¥2600→\2390
テレマン:ドレスデンとダルムシュタットからの室内楽の秘宝
 ポーランド協奏曲 TWV.43:G7(ドレスデン&ダルムシュタット ca.1720)
 協奏曲ニ長調 TWV.deest(ドレスデン ca.1720)
 4声の協奏曲ト長調 TWV.43:G8(ダルムシュタット 1716/世界初録音)
 協奏曲変ロ長調 TWV.deest(ドレスデン ca.1720/世界初録音)
 フラウト・トラヴェルソ、ヴァイオリンとチェンバロのためのイントラーダ ニ長調 TWV.42:10
  (ダルムシュタット 1710−1740/世界初録音)
 4声の協奏曲ニ短調 TWV.43:d2(ドレスデン&ダルムシュタット 1710−1740)
   レゼスプリ・アニモ〔パトリシア・ヴィンテム(チェンバロ)、ハビエル・ルピアネス(ヴァイオリン1)、
   トモエ・バディアロヴァ(三原朋絵)(ヴァイオリン2)、ダビド・アロンソ・モリナ(ヴィオラ)、
   ロベルト・アロンソ・アルバレス(チェロ)、エロディ・ヴィロ(トラヴェルソ)〕
 ヴァイオリンはハビエル・ルピアネス!世界初録音を含む、テレマンの秘宝再発見!

 ☆2016年ファン・ヴァッセナール・コンクール第1位を受賞したアンサンブル「レゼスプリ・アニモ」!
 ☆世界初録音の3曲を含む、テレマン・アルバム!
 ☆第1ヴァイオリンは、「ヴィヴァルディ:新発見のソナタ集」で話題を呼んだ、ハビエル・ルピアネス!

 レゼスプリ・アニモ(Les Esprits Animaux)は、日本人ヴァイオリニスト三原朋絵(バディアロヴァ朋絵)他、ポルトガル、スペイン、フランスのミュージシャンからなり、オランダを拠点に活動するアンサンブル。2012年には初来日公演も行い、2016年のオランダのユトレヒト音楽祭で行われた国際ファン・ヴァッセナール・コンクール2016では第1位を受賞しています。
 約3000曲(一説には4000曲以上)の作品を書いたテレマンの作品は現代でも新たな発見や蘇演・録音が行われており、このアルバムでは、多くの草稿が残されているというドレスデンとダルムシュタット時代の作品を発掘。比較的よく知られている「ポーランド協奏曲(コンチェルト・アッラ・ポロネーゼ)」を除き、テレマンの他の名曲に隠されてきた知られざる財宝たち(そのうち3曲は世界初録音)を、ヨーロッパの注目アンサンブルが描きます。
 第1ヴァイオリンを務めるのは、ハーグ王立音楽院でエンリコ・ガッティに学び、「ヴィヴァルディ:新発見のソナタ集(AYRA 02)」の録音でも話題を呼んだスペインのヴァイオリニスト、ハビエル・ルピアネスです。 

 ※2018年4月25日−28日、プロテスタント教会(アイトウェイク、オランダ)




PAVANE


ADW 7588
¥2600
マチュー・イドムタル、
 スクリャービンの練習曲と前奏曲

  スクリャービン:
   12の練習曲 Op.8
   24の前奏曲 Op.11
マチュー・イドムタル(ピアノ)
 ノエ・乾の後任として新生「トリオ・カルロ・ファン・ネスト」のヴァイオリニストを務めるマヤ・レヴィとのデュオで、ベルギーの若手アーティストに贈られる「スーパーノヴァ賞2017」を受賞したピアニスト、マチュー・イドムタル。
 ヨーロッパ・スクリャービン協会でも度々演奏しているマチュー・イドムタルが、「ロシアのショパン」と呼ばれたスクリャービンの詩的でロマンティックな練習曲と前奏曲を、その豊かな表現力で描きます。

 ※録音:2017年12月9日−10日、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)
 

ADW 7583
¥2600
クリスマス・イン・ベルギー 〜
 フランドルとワロンの伝統的なクリスマス・キャロル
ジャン=ピエール・ファン・ヘース(バグパイプ)
リュク・ポネ(オルガン)
コンソレッラ
ヴァンサン・グレゴワール
トリオ・ミューザ
 2018年で40周年を迎えたベルギーの歴史あるレーベル「Pavane(パヴァーヌ)」ならではのクリスマス・アルバム。フランドル地方とワロン地方の伝統的なクリスマス・キャロルを、バグパイプとパイプ・オルガンを中心に贈ります。
 バグパイプを演奏するジャン=ピエール・ファン・ヘースは、レザール・フロリサン、18世紀オーケストラ、ル・コンセール・デ・ナシオンなどの世界的アンサンブルと共演する他、民族音楽、音楽考古学の研究者・教師としても高名な音楽家です。

 ※録音:2015年9月、ベルギ




CAPRICCIO



C7285
(10CD)
\5500

ラインホルト・フリードリヒ:ザ・トランペット・コレクション


【CD1】 古式ゆかしきイングランドを讃えて
 1-3.パーセル(1659-1695):トランペット・ソナタ ニ長調 Z850
 4-10.クラーク(1674-1707):組曲 ニ長調
 11-14.コーベット(1680-1748):ソナタ ハ長調 Op.1-12
 15-21.パーセル:組曲 ト長調 Z770
 22-24.マッジ(1718-1763):トランペット協奏曲 第1番 ニ長調
 25-29.スノウ(1700-1770):トランペット・チューンズより
  (F.マイによる2台のトランペットとティンパニからの編曲)
  第2番/第6番/第1番/第3番/第7番
 30-34.ヘンデル:トリオ・ソナタ イ長調 Op.5-1 HWV396
 35-37.フィンガー(1660-1730):トランペット・ソナタ ハ長調
 38-40.ロウズ(1602-1645):ファンタジア-組曲 第6番 ニ長調
 41-43.パーセル:トリオ・ソナタ ハ長調
録音 2001年7月2-5日 ベルリン、アンドレアス教会
ベルリン・バロック・カンパニー
【CD2】イタリアのトランペット協奏曲集
 1-3.トレッリ(1658-1709):トランペット協奏曲 ニ長調 G28
 4-7.アルビノーニ(1671-1751):トランペット・ソナタ ハ長調
 8-10.マルチェッロ(1669-1747):トランペット協奏曲 ニ短調
 11-15.コレッリ(1653-1713):4声のソナタ ニ長調 WoO4
 16-18.アルビノーニ:オーボエ協奏曲 ニ短調 Op.9-2
  (トランペットと弦楽編)
 19-22.トレッリ:トランペット・ソナタ ニ長調 G.1
  (E.H.タールによるトランペットと弦楽編)
 23-26.ストラデッラ(1639-1682):8声のソナタ ニ長調
 27-29.トレッリ:5声のソナタ ニ長調 G.3
録音 1995年8月26-30日
ハンガリー、Franzikanerkirch
ユルゲン・ヒュプシャー(テオルボ)
ベーラ・バンファルヴィ(指揮)
ブダペスト・ストリングス
【CD3】ドイツのトランペット協奏曲集
 1-6.エンドラー(1694-1762):序曲 ニ長調
 7-9.モルター(1696-1765):トランペット協奏曲 第2番 ニ長調 MWV6:33
 10-15.エンドラー:7声のシンフォニア ヘ長調
 16-18.モルター:トランペット協奏曲 第1番 ニ長調 MWV6:32
 19-23.モルター:協奏交響曲 ニ長調 MWV8:2
ヨゼメ・アジェイ(トランペット)…1-6
ラウラ・ブコヴラトヴィック(トランペット)…1-6
ホルガー・シュペック(指揮)…1-6
カペラ・イストロポリターナ…1-6

アラン・デ・ルッデル(トランペット)…10-15
ベーラ・バーンファルヴィ(指揮)…7-15
ブダペスト・ストリングス…7-15
【CD4】バロック期のトランペット協奏曲集
 1.ビーバー(1644-1704):7声のソナタ ハ長調
 2-5.テレマン(1681-1767):トランペット協奏曲 ニ長調 TWV51:D7
 6-8.ヴィヴァルディ(1678-1741):2台のトランペットのための協奏曲 ハ長調 RV537
 9-11.ファッシュ(1688-1758):トランペットと2本のオーボエのための協奏曲 ニ長調
 12-15.テレマン:2本のオーボエとトランペットのための協奏曲 ニ長調 TWV53:D2
 16-20.エンドラー:7声のシンフォニア ヘ長調
 21-23.ファッシュ:協奏曲 ニ長調「狩り」
 24-26.シュテルツェル(1690-1749):4声の合奏協奏曲 ニ長調
録音
2005年11月 Versohnungskirche, Oldenburg-Donnerschwee, Germany…1.6-8.24-26
1995年2月12-17日 Church of Scotch Mission, Budapest, Hungary…2-5.9-11.12-15.16-20.21-23
ヨゼメ・アジェイ(トランペット)…1.24-26
ラウラ・ヴコブラトヴィック(トランペット)…1.24-26
フェリックス・ワイルド(トランペット)…1.24-26
サラ・スレーター(トランペット)…1.24-26
アダム・リクサー(トランペット)…1.24-26
フリートヘルム・マイ(ティンパニ)…1
アラン・デ・ルッデル(トランペット)…6-8.20-22
イエルーン・ベルワルツ(トランペット)…24-26
吉井瑞穂(オーボエ)…24-26
アネッテ・シュッツ(オーボエ)…24-26
佛田明希子(オーボエ)…24-26
スザンヌ・ゾンターグ(ファゴット)…24-26

ホルガー・シュペック(指揮)…1.6-8.24-26
カペラ・イストロポリターナ…1.6-8.24-26
ベーラ・バーンファルヴィ(指揮)…2-5.9-11.12-15.16-20.21-23
ブダペスト・ストリングス…2-5.9-11.12-15.16-20.21-23
【CD5】古典派のトランペット協奏曲集
 1-3.ハイドン(1732-1809):トランペット協奏曲 第17番 変ホ長調 Hob.Vlle:1
 4-6.フンメル(1778-1837):トランペット協奏曲 ホ長調 WoO1.S49
 7-8.ミヒャエル・ハイドン(1737-1806):トランペット協奏曲 第1番 ハ長調 P34
 9-10.ミヒャエル・ハイドン:トランペット協奏曲 第2番 ニ長調 P52
 11-12.レオポルド・モーツァルト(1719-1787):トランペット協奏曲 ニ長調
録音
1994年10月17-20日 ウィーン、ゾフィーエンザール…1-3.4-6
1992年4月5-7日 ロンドン、アビーロード・スタジオ…7-12
マルティン・ハーゼルベック(指揮)…1-6
ウィーン・アカデミー管弦楽団…1-6
ネヴィル・マリナー(指揮)…7-12
アカデミー室内管弦楽団…7-12
【CD6】20世紀のトランペット協奏曲集
 1-4.ショスタコーヴィチ(1905-1975):ピアノ協奏曲 第1番 ハ短調 OP.35
 5-7.ジョリヴェ(1905-1974):トランペット協奏曲 第2番
 8.デニソフ(1929-1996):コン・ソルディーノ
 9-11.ジョリヴェ:トランペット、ピアノと弦楽のためのコンチェルティーノ
 12.ラーツ(1932-):トランペット協奏曲 Op.92
録音 1995年8月21-25日,1996年1月10-11日
ベルリン、イエス・キリスト教会
トーマス・ドゥイス(ピアノ)…1-4.9-11

ルッツ・ケーラー(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団
【CD7】現代のトランペット協奏曲集
 1.ベルント・アロイス・ツィンマーマン(1918-1970):トランペット協奏曲 ハ長調
  「誰も知らない私の悩み」
 2.リーム(1952-):シネ・ノミネ I
 3-6.シェルシ(1905-1988):4つの小品
 7.ベリオ(1925-2003):セクエンツァ X
 8.キルマイヤー(1927-2017):The Broken Farewell
録音 1992年11月27日、12月22.28日
ドイツ フランクフルト、Hrゼンデザール
ヴォルフガンク・バウアー(トランペット)…2
ヴォルフガンク・ヴィフラー(ホルン)…2
オリヴァー・ジーフェルト(テナー・トロンボーン)…2
ウーヴェ・フュッセル(バス・トロンボーン)…2

トーマス・ドゥイス(ピアノ)…7
ドミトリー・キタエンコ(指揮)…1.8
フランクフルト放送交響楽団…1.8
【CD8】トランペットとオルガン
 1.ソーゲ(1901-1989):永遠に死ぬことはない
 2-5.エベン(1929-2007):窓
 6.メシアン(1908-1992):ニワムシクイ
 7.ジョリヴェ:アリオーソ・バロッコ
 8.エスケシュ(1965-):エヴォケーション II
 9.ズビンデン(1917-):ダイアローグ Op.50
 10.トマジ(190-1971):クスコの聖週間
 11.ショスタコーヴィチ:歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」Op.29
  -間奏曲 パッサカリア(オルガン編)
 12.武満徹(1930-1996):径
録音 2007年
Alfried Krupp Saal, Philharmonie, Essen, Germany
イヴェタ・アプカルナ(オルガン)…2-11
【CD9】ベル・エポック…トランペットとピアノ
 1.パレ:プルミエ・ソロ
 2.トーメ(1850-1909):幻想曲
 3.ジョルジュ(1850-1938):ラーモアの伝説
 4.ジェダルジュ(1856-1926):小品
 5.エルランジェ(1863-1919):トランペット・クロマティック
 6.シャルリエ:コンクールの独奏曲
 7.エネスコ(1881-1955):伝説
 8.ペヌカン:演奏会用小品
 9.ロパルツ(1864-1955):アンダンテとアレグロ
 10.サヴァール:コンクール用小品
 11.パレ:ファンタジー・カプリース
 12.バレイ(1871-1943):アンダンテとアレグレット
 13.パレ:クレプスキュール
 14.ゴーベール(1879-1941):カンタービレとスケルツェット
録音 2005年3月1-6日
ドイツ ザントハウゼン、
 クララ=ヴィーク=アウディトリウム&トーンスタジオ
トーマス・ドゥイス(ピアノ)
【CD10】トランペットとパーカッション
 1.ケージ(1912-1992):2声のためのソナタ
 2.ボルンヘフト(1966-):ペルフォー I
 3.ヴォルフ(1934-):パルス
 4.ヴァルター(1964-):雨
 5.フーバー(1939-):doux et scintillant
 6.ヴォルフ:トリオ I
 7.ケージ:One 4
録音 2005年11月20-22.25-27日
Deutschlandradio Kultur, Germany
ロビン・シュルコフスキー(パーカッション)…1.2.3.4.7
トルイケ・ファン・デア・プル(ヴォーカル)…4
コルネリア・ブラントカンプ(フルート)…6
イェンス・ペーター・マインツ(チェロ)…6
 ラインホルト・フリードリヒ(1958-)。7歳からトランペットを始め、エドワード・タール、ピエール・ティボーに師事。1986年に開催されたミュンヘン国際コンクールで優勝し一躍注目を浴びました。
 1983年から1999年までフランクフルト放送交響楽団の首席トランペット奏者を務めるとともに、ルツェルン祝祭管弦楽団の創設時より同じく首席トランペット奏者を勤めるという華々しい経歴を持つフリードリヒ。インバル、キタエンコ、そしてアバドからの信頼も厚く、例えば、映像で公開されている2004年のルツェルン祝祭管弦楽団によるマーラーの5番での冒頭のトランペットの音色に胸を熱くした人は多いのではないでしょうか?
 現在、カールスルーエ音楽大学の教授職にあり、数多くの後進を指導していることでも知られています。オーケストラのメンバーとして、またソリストとしての来日経験も豊富で、日本でも多くのファンを持つ人気者です。
 この10枚組は彼の豊富なレパートリーの一端を知らしめるもので、過去15年間の録音から特色ある演奏を選び出し、バロックから現代まで作曲年代ごとに収録したものです。
 どんな曲でも難なく演奏してしまうフリードリヒの、輝かしい音色と超絶技巧を存分にお楽しみください。
 


C5303
\2600
フランツ・ドップラー(1821-1883)&カール・ドップラー(1826-1900):
フルート作品全集 第9集 

 1.祝祭劇「故郷」よりシュタイアーマルクの歌とチロルの歌 Op.39
  (M.ワーヘマンスによる2本のフルートとピアノ編)…F 世界初録音
 2.夜想曲 Op.19(フルート、ヴァイオリン、チェロとピアノ版)…F
 3.ハンガリーのモティーフによる小二重奏曲
   (フルート、ヴァイオリンとピアノ版)…F
 4.前へ、速足(フルートとピアノ版)…F
世界初録音
 5.ユングマン:ホームシック Op.117
   (F.ドップラーによるフルートとピアノ編)
 6.黒人の歌(2本のフルートとピアノ編)…F
世界初録音
 ジェルジ・チャーサール:歌劇《クマニア人》-7つの好きな歌
   (K.ドップラーによるフルートとピアノ編)
世界初録音
  7.Duet:Nem erzed a sziv boldogsagat
    あなたは愛の喜びを感じない
  8.Cavatina:Uszad a hos csodalva all
    クマニア人に敬意を表します
  9.Duet:Eskudj hogy elottem tarva lesz
    彼女は私の前にいると断言する
  10.Aria:Gyonged szerelem laka mar
    愛の甘い気持ち
  11.Romance:A hu szerelem a vesz elek
    愛は危険を恐れない
  12.Romance:Im itt vagyok szenvedon magan
    私は心配でしょうがない
  13.Aria:Maganyosan itt allok
    私は一人で立っている
 14-16.2本のフルートのための協奏曲 ニ短調…F
クラウディ・アリマニー(フルート)

ウカシュ・ドウゴシュ(フルート)…1
ゲルゲイ・イッツェーシュ(フルート)…6
クレマン・デュフォー(フルート)…14-16
クリスティアン・キーヴ(ヴァイオリン)…2
ペーテル・コヴァチュ(ヴァイオリン)…3
マグダレーナ・クリステア(チェロ)…2
ミシェル・ワーヘマンス(ピアノ)…1.4.5.6.7-12
ジョン・スティール・リッター(ピアノ)…2
フランチェスコ・ニコロージ(ピアノ)…3
ホアン=ルイス・モラレダ(指揮)/コルドバ交響楽団…14-16
 CD10枚のリリースを予定しているドップラー兄弟のフルート作品全集第9弾。今回も多くの世界初録音を含む意欲的な選曲となっています。
 生前はフルート奏者、指揮者として活躍し、作曲家としてもオペラやバレエなど幅広い作品を残したドップラー兄弟ですが、ハンガリーの歌劇も多く紹介するとともに、いくつかの作品から美しいアリアをフルート用に編曲したことでも知られており、ここでもチャーサールの作品から選んだ「7つの好きな歌」など珍しい曲を聴くことができます。
 プロジェクトの中心は、師であるランパルの信頼篤いクラウディ・アリマニー。彼を中心とした親密なアンサンブルが聴きどころです。

  録音 2007-2016年 カタロニア
 


C5348
\2600
シュレーカー(1878-1934):管弦楽作品集
 1.交響的序曲「エッケハルト」(1902/1903)
 2-3.ソプラノと管弦楽のための2つの抒情的歌曲「永遠の人生に」(1923/1927)
 4.幻想的序曲 Op.15(1904)
 5-8.大管弦楽のための4つの小品-映画のためのスケッチ(1930)
 9.大歌劇《メムノン》前奏曲(1933)
ヴァルダ・ウィルソン(ソプラノ)…2-3

クリストファー・ウォード(指揮)
ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団
 ボヘミア出身、ユダヤの血を引く作曲家シュレーカー。20世紀初頭は優れたオペラ作曲家としてウィーンの音楽界に君臨、とりわけ1912年に初演された歌劇《はるかな響き》の成功は彼の名声を確固たるものに押し上げ、同年にはウィーン音楽院の教授に任命されるなど、順風満帆の人生を送るかに見えました。
 しかし1923年に初演された《狂える炎》の失敗から彼の人生は凋落を辿り、そのまま反ユダヤ主義の流れに飲まれ、教授職を失うなど、失意の晩年を送り55歳の若さでこの世を去りました。
 作品も20世紀の終わりまでは封印されていましたが、最近になって“退廃音楽”が見直され、一連の作品も復刻されつつあります。
 彼の作風は一連の歌劇のタイトルが象徴するように、半音階を極限まで用いた官能的なものであり、時にはフランスの印象派風の響きを思わせる近代的な表現が特徴。
 このアルバムには初期の作品から最晩年の作品までが収録されており、ワーグナーの響きを更に発展させたかのような多彩で美しい和声感を心行くまで味わえます。

  録音 2018年2月6-10日 Ludwigshafen Philharmonie


<映像>


ACCENTUS MUSIC(映像)


ACC 60447BD
(Blu-ray)
¥8800
バッハがカントールを務めた聖トーマス教会合唱団の名作ドキュメンタリーと名演集
 BD1/DVD1
  ・ドキュメンタリー『ライプツィヒ聖トーマス教会少年合唱団の1年』
    映像監督:ポール・スマツニー、ギュンター・アッテルン
    出演:ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団, 聖トーマス教会合唱団
    教育責任者:ローラント・ワイゼ
    聖トーマス教会音楽監督:ゲオルグ・クリストフ・ビラー、ほか
  【ボーナストラック】
   J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV244より
    ・来たれ、娘たちよ、われとともに嘆け
    ・神よ、あわれみたまえ・・・
 BD2/DVD2,3
  ・J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV244(全曲)
    クリスティーナ・ランズハマー(ソプラノ)、シュテファン・カーレ(カウンターテノール)、
    ウォルフラム・ラットケ(テノール)、マルティン・ラットケ(テノール)、
    クラウス・メルテンス(バス)、ゴットホルト・シュヴァルツ(バス)、
    ライプツィヒ聖トーマス教会少年合唱団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、
    ゲオルグ・クリストフ・ビラー(指揮)
    収録:2012年4月5-6日,ライプツィヒ、聖トーマス教会(ライヴ)
    監督:ミカエル・ベイヤー 製作:ポール・スマツニー
 BD3/DVD4
  ・J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調 BWV.232
    レグリント・ビューラー(ソプラノ)、スザンネ・クルムビーゲル(メゾ・ソプラノ)、
    スザンネ・ラングナー(アルト)、マルティン・ラトケ(テノール)、
    マルクス・フライク(バス)、ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団、
    フライブルク・バロック・オーケストラ、ゲオルク・クリストフ・ビラー(指揮)
    収録:2013年6月23日ライプツィヒ、聖トーマス教会(ライヴ)
ACC 70447DVD
(4DVD)
¥7300
ACC 60477BD/DVDから変更

 バッハ自身がカントールを務めた聖トーマス教会合唱団、歴史と伝統を誇る合唱団の名作ドキュメンタリーと名演集

 (Blu-ray)画面:16:9、1080i、音声:PCM ステレオ、DTS-MA5.1、リージョン:All、総収録時間:391' 40
 (4DVD)画面:16:9、NTSC、音声:PCM ステレオ、DD5.1、DTS5.1、リージョン:All、総収録時間:391' 40

字幕
 BD1、DVD1:英仏西日韓
 BD2、DVD2&3:独英仏韓
 BD3、DVD4:羅英韓

 1212 年に創設された世界で最も歴史ある少年合唱団である聖トーマス教会合唱団の名演映像ボックス。創立800 年を記念して制作されたドキュメンタリー映像『ライプツィヒ聖トーマス教会少年合唱団の1年』。2012 年のフィルム・フェスティヴァルでは各賞を受賞した名作。
 新入生のオーディションからレッスンやリハーサルに追われる音楽漬けの日々、しかし学校に通い、勉学に励み、友人と笑い合い、スポーツに夢中になる姿からは、年相応の愛らしい一面も垣間見える興味深い内容となっています。
 そして800 周年記念として聖トーマス教会で行われた「マタイ受難曲」のライヴ映像と、翌2013 年のライプツィヒ・バッハフェスティヴァルのクロージング・コンサートの模様が収められています。
 800 年間に渡って歌い継がれてきた彼らの伝統の重さをひしひしと感じる映像集となっています。



 

ACC 70446DVD
(2DVD)
¥5900
ペルトとウィルソンの世界、
 「アダムの受難」ライヴ&ドキュメンタリーBOX

  DVD1
   アルヴォ・ペルト:アダムの受難
    [音楽:アダムの嘆き/タブラ・ラサ/
     ミゼレーレ/ゼクエンティア]
   DVD2
    失楽園〜アルヴォ・ペルト/ロバート・ウィルソン
     (ドキュメンタリー)
DVD1
 トヌ・カリユステ(指揮)
 タリン室内管弦楽団
 エストニア・フィル室内合唱団
 静かな調べから大きな感動につながるペルトとウィルソンの世界、「アダムの受難」ライヴ&ドキュメンタリーBOX

 画面:16:9、NTSC、音声:PCM ステレオ、DD5.1、DTS5.1、字幕:独英仏韓日、リージョン:All、総収録時間:149 '41
 DVD1 出演:ミハイリス・セオファヌス、ルシンダ・チャイルズ/音楽監督:ロバート・ウィルソン/映 像監督:アンディ・ゾンマー/
  [収録:2015年5月12日/ノブレッスナー・ファウンドリ(タリン)]
 DVD2 監督:ギュンター・アッテルン

 エストニア出身のアルヴォ・ペルト。東方教会の典礼音楽やルネサンス音楽などの影響を受け、簡素な和声と反復によって深遠さを極めていく「ティンティナブリ様式」を1970 年代に確立、現代音楽の世界に一大旋風を巻き起こしました。
 この映像はペルト80 歳を記念して2015 年に制作され、アメリカの演出家ロバート・ウィルソンと共同で創作した「アダムの受難」の制作過程を収めた貴重なドキュメンタリー「失楽園」。そして、故郷エストニアのタリンで上演された「アダムの受難」のライヴ映像を収録した2 枚組。
 「アダムの受難」は、彼の代表作3 篇「アダムの嘆き」(2011)、「タブラ・ラサ」(1977)、「ミゼレーレ」(1989) に、この企画のために書き下ろされた最新作「ゼクエンティア」を加え、光、空間、運動を持ちこんで、瞑想的な秘儀の世界を作り上げます。
 ペルトとロバート・ウィルソンというふたりの偉大な芸術家が相照らしながら、密度の濃いマルチメディア芸術を実現しています。







OPUS ARTE(映像)


OA1276D
(DVD)
\4100
バーンスタイン・セレブレーション
 「幽玄」 「不安の時代」 「コリュバンテスの遊戯」


 レナード・バーンスタイン(1918-90):
  「幽玄」(YUGEN)〜「チチェスター詩篇」より
   出演:フェデリコ・ボネッリ/ウィリアム・ブレイスウェル/ハリー・チャーチーズ/メリッサ・ハミルトン/
   フランチェスカ・ヘイワード/桂千里/ポール・ケイ/サラ・ラム/カルヴァン・リチャードソン/
   ジョセフ・シセンズ/高田茜
   振付:ウェイン・マグレガー
   舞台:エドモンド・デ・ヴァール
   衣装:シリン・ギルド
   照明:ルーシー・カーター
   ソロ・ボーイソプラノ:ウイリアム・デイヴィス
   指揮:コーエン・ケッセルス

  「不安の時代」(The Age of Anxiety)〜交響曲第2番「不安の時代」より
   ロゼッタ:サラ・ラム
   エンブル:アレクサンダー・キャンベル
   クアント:ベネット・ガートサイド
   マリン:トリスタン・ダイアー
   振付:リアム・スカーレット
   美術:ジョン・マクファーレン
   照明:ジェニファー・ティプトン
   舞台:リカルド・セルヴェラ
   ソロ・ピアノ:ロバート・クラーク
   指揮:バリー・ワーズワース

  「コリュバンテスの遊戯」(Corybantic Games)〜「セレナード(プラトンの「饗宴」による)」より
   出演:マシュー・ボール/ウィリアム・ブレイスウェル/ローレン・カスバートソン/
   ティエニー・ヒープ/平野亮一/マヤラ・マグリ/マルチェリーノ・サンベ/
   ヤスミン・ナグディ/ベアトリス・スティックス=ブルネル
   振付:クリストファー・ウィールドン
   舞台:ジャン=マルク・ピュイサン
   衣装:アーデム・モラリオグル
   照明:ピーター・モムフォード
   ソロ・ヴァイオリン:セルゲイ・レヴィーチン
   指揮:コーエン・ケッセルス
   コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団

特典映像:各振付師よりイントロダクション
OABD7252D
(Blu-ray)
\5100
 2018年に生誕100年を迎えたバーンスタインを記念して企画され、「バーンスタイン・センテナリー」というタイトルで上演されたトリプルビル(3つの演目を一晩に上演する公演)をパッケージ化。
 シリアス・ミュージックの作曲家としてのバーンスタインによる代表作を、ウェイン・マグレガー、リアム・スカーレット、クリストファー・ウィールドンという3人の人気振付家がそれぞれに解釈し、仕上げたプログラムです。
 「幽玄(YUGEN)」という日本語のタイトルが付けられた演目には、管弦楽と少年合唱を含む合唱団のために作曲された「チチェスター詩篇」が使用され、次々と登場するダンサーたちが音楽を抽象的に表現したダンスを繰り広げます。
 ピアノ独奏を伴う協奏曲風の交響曲第2番「不安の時代」では、バーや街中を舞台としてストーリー性のある世界が表現されています。
 プラトンの「饗宴」をモチーフにしたヴァイオリンと管弦楽のための協奏作品「セレナード」による「コリュバンテスの遊戯」では、古代ギリシャを舞台に激しく踊る男女を描いており、肉体的な動きを前面に出したプログラムです。
 プリンシパル高田茜をはじめ、桂千里、平野亮一といった日本人ダンサーの演技が観られることも魅力。

 
収録:2018年3月27日 英国ロイヤル・オペラ・ハウス
 収録時間:119分
  【幽玄】23分
  【不安の時代】41分
  【コリュバンテスの遊戯】41分
  【特典映像】14分
 映像:16/9 NTSC All Region 片面2層(DVD、Blu-ray) ANAMORPHIC(DVD) 1080i High Definition(Blu-ray) 音声:LPCM 2.0 & DTS Digital Surround 5.1(DVD)  LPCM 2.0 & DTS Master Audio 5.1(Blu-ray)
 

OA1277BD
(3DVD)
\3100
ジョアキーノ・ロッシーニ(1792-1868):
 「チェネレントラ(シンデレラ)」2幕の歌劇(1817)
  台本:ヤコボ・フェレッティ
 「セビリアの理髪師」2幕の歌劇(1816)
  原作:カロン・ド・ボーマルシェ 台本:チェーザレ・ステルビーニ


 「チェネレントラ(シンデレラ)」
  クロリンダ:ラクエラ・シーラン (ソプラノ)
  ティスベ:ルチア・チリッロ (ソプラノ)
  アンジェリーナ(チェネレントラ):ルクサンドラ・ドノーセ (メゾ・ソプラノ)
  アリドーロ:ネイサン・バーグ (バス)
  ドン・マニーフィコ:ルチアーノ・ディ・パスクワーレ (バス)
  ラミーロ王子:マキシム・ミロノフ (テノール)
  ダンディーニ:シモーネ・アルベルギーニ (バス・バリトン)
  ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
  演出:サー・ピーター・ホール

 「セビリアの理髪師」
  ロジーナ:ダニエル・ドゥ・ニース (ソプラノ)
  バルトロ:アレッサンドロ・コルベッリ (バス)
  アルマヴィーヴァ伯爵:テイラー・ステイトン (テノール)
  フィガロ:ビヨルン・ビュルガー (バリトン)
  バジリオ:クリストフォロス・スタムボリス (バス)
  ベルタ:ジャニス・ケリー (メゾ・ソプラノ)
  エンリケ・マッツォーラ(指揮)
  演出:アナベル・アーデン
  グラインドボーン合唱団
  ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

 特典映像:インタヴューとドキュメンタリー
OABD7253BD
(2Blu-ray)
\3900
 「セビリアの理髪師」のみ日本語字幕あり

 二十代中盤のロッシーニが、どちらも2〜3週間で書き上げたと伝わる歌劇2つを1つにパッケージ。
 2作品の収録年代には10年の開きがありますが、どちらもスタンダードな演出で高い評価を得ているものです。
 2005年当時大きな期待を背負ったキャストを揃え、重鎮ピーター・ホールによるスタンダードながらも人間性を深く見つめた演出で、グラインドボーン史上最高の一夜と評された「チェネレントラ」。
 また2016年の「セビリアの理髪師」は、作品の特色を最大限に盛り上げ、スタンダードな中にも出演者と演奏者のやり取りを挿入するなど今風の演出も挟みながら、たいへん楽しい仕上がりで大評判となりました。
 今回この2つをセットにして特価にてご提供いたします。

 収録:イギリス、グラインドボーン歌劇場 【チェネレントラ】2005年6月2,4日  【セビリアの理髪師】2016年6月17、21日
 字幕:英・仏・独 (2作とも) 【チェネレントラ】 英・仏・独・西・伊 【セビリアの理髪師】 英・仏・独・・韓
 収録時間:【チェネレントラ】本編155分、特典31分 【セビリアの理髪師】本編176分、特典8分

 映像:16/9 NTSC All Region 片面2層(DVD、Blu-ray) ANAMORPHIC(DVD) 1080i High Definition(Blu-ray)
 音声:
  【チェネレントラ】  LPCM 2.0 & DTS5.0(DVD)  LPCM 2.0 & LPCM 5.0(Blu-ray)
  【セビリアの理髪師】 
DD2.0 & DD5.1(DVD)  LPCM 2.0 & DTS Master Audio 5.1(Blu-ray)


















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