HOSANNA
1CD−R\2400→\1200
特記以外モノラル
|
HOS01 |
ベートーヴェン:「コリオラン」序曲
「レオノーレ」序曲
ワグナー:ジークフリート牧歌
「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死 |
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
VPO
ビルギット・ニルソン(S/ワグナー) |
1954
1962
1963.5.21
1962.5.31 |
クナッパーツブッシュらしいベートーヴェン2題。じたばたしない構えの大きい音楽はやはり同時代でも独特だったのだろう。そして極めつけのワーグナーは最晩年のコンサート・ライヴだけに音も優れている |
HOS02 |
ベートーヴェン:交響曲第3番 |
ウィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
BPO |
1952.12.7 |
フルトヴェングラーの十八番。数多い「英雄」の中でも落ち着きと激情が合致した有数の出来栄えである。混乱期のライヴらしい芸術に飢えた聴衆とフルトヴェングラーが織り成す祭典が見事記録されている |
HOS03 |
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 |
ジノ・フランチェスカッティ(Vn)
ラファエル・クーベリック指揮
バイエルン放送SO. |
1960SS
ステレオ |
艶やかな音色のフランチェスカッティはその明るさだけで軽視する人も多いが、しっかりした技巧でベートーヴェン、ブラームスでも素晴らしい解釈をしめした。 |
HOS04 |
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番
モーツァルト:交響曲第40番 |
ヨゼフ・カイルベルト指揮
バイエルン放送SO.
ロベール・カサドシュ(P) |
1967
1966
ともにステレオ |
がっちりしたカイルベルトと粋なカサドシュの組み合わせ。「皇帝」の軽快な足取りは大言壮語嫌いなファンなら納得の名演。モーツァルトも四角四面の手堅い良い演奏。 |
HOS05 |
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 |
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
フリッツ・リーガー指揮
ミュンヘンPO |
1950S |
オイストラフの豪快、完璧な名曲ふたつ。リーガーは古色蒼然の地味な指揮者だけに最初からオイストラフを食ってやろうなどという色気もなく淡々と伴奏。それにしても目の前で弾いているような臨場感。 |
HOS06 |
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番
シューマン:ピアノ協奏曲 |
ウィルヘルム・バックハウス(P)、SDR
フリードリヒ・グルダ(P)、VSO
ヨゼフ・カイルベルト指揮 |
1962
1953 |
「皇帝」はかつてクナッパーツブッシュ指揮としてレコ芸特選に輝いた名盤。剛直な指揮ぶりはカイルベルトそのものなのに!そしてシューマンは共演指揮者に恵まれなかったグルダのベスト演奏。 |
HOS07 |
シューベルト:交響曲第8番
ブラームス:交響曲第3番 |
ヨゼフ・カイルベルト指揮
バンベルクSO. |
1956
1955 |
カイルベルトらしいレパートリー。「未完成」も流麗さからは程遠い、堅物演奏。そしてブラームスは髪振り乱すようなドラマティックな演奏に徹底している。 |
HOS08 |
ベートーヴェン:交響曲第7番
ドビュッシー:夜想曲より2曲 |
ヨゼフ・カイルベルト指揮
バンベルクSO. |
1958 |
意外なレパートリー、ドビュッシーがなかなか聴かせます。さすが巨匠と呼ばれる人はちがうもの。温もりに満ちた名演。そしてベートーヴェンは極めつけの十八番。慌てず騒がずの演奏。 |
HOS09 |
ベートーヴェン:交響曲第3番 |
ラファエル・クーベリック指揮
BPO |
1967 |
クーベリックはカラヤン時代に「英雄」をベルリンフィルとスタジオ録音していますがおとなしい不出来に終わっています。しかし、当盤はライヴで燃え上がる巨匠らしい名演。 |
HOS11 |
ブラームス:交響曲第1番 |
フランツ・コンヴィチュニー指揮
ゲヴァントハウスO. |
1960.4.4 |
最近ライヴが発掘され、スタジオでのしかめっ面が嘘だと知られてきた巨匠コンヴィチュニー。このライヴはさすが、弦楽器を前面に出した古風な演奏だが燃焼度は無類。 |
HOS12 |
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 |
レオニード・コーガン(Vn)
チャールズ・マッケラス指揮
ベルリン・シュターツカペレ |
1962.2.2 |
これも素晴らしいヴァイオリニスト。コーガンのライヴ。オイストラフとは異なる価値観で紡がれる不滅の名曲は、万古不変の価値ある名盤。マッケラスは地道な伴奏に徹しており好感が持てる。 |
HOS13/4
(2CD−R) |
シューベルト:「冬の旅」 |
ハンス・ホッター(Br)
H・シュレイター(P) |
1947 |
ハンス・ホッターの英雄的な歌声が、この寂寥感だたよう「冬の旅」に美しい光を注ぐ。1947年という戦後の混乱期を生き抜いた喜びと不安。状況が重なって見えるよう。 |
HOS15 |
ブラームス:悲劇的序曲
レーガー:ヒラーの主題による変奏曲とフーガ |
カール・シューリヒト指揮
LSO |
1964.1
ステレオ |
シューリヒトとロンドン響という珍しい組み合わせだが、巨匠だけに普段と変わらぬ淡々とした指揮ぶり。ブラームスの思い切りの良い名演。そして得意なレーガーもあきさせない。 |
HOS16
再プレス不能 |
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 |
パブロ・カザルス(Vc)
アレグサンダー・シュナイダー指揮
カザルス祝祭O. |
1960
ステレオ |
パブロ・カザルスの十八番だが、これが最も晩年のもの。高名なSP録音にくらべても語り口にも、技巧にも劣るところはまるでない。そして音質も断然優れており、お薦め。 |
HOS25 |
モーツァルト:交響曲第35番
ベートーヴェン:交響曲第7番 |
カール・シューリヒト指揮
VPO |
1956.11.16
1957.6.2 |
ウィーンフィルと抜群の相性を誇った巨匠シューリヒトによる名曲2つ。特にベートーヴェンは久々の復活で問い合わせ殺到の名演。さっさと歩みをすすめるようで独特の変化が素晴らしい。 |
HOS30 |
ブラームス:交響曲第1番 |
フルトヴェングラー指揮
トリノ放送響 |
1952年3月7日ライヴ |
フルトヴェングラーのブラ1も多くの録音があるが、このトリノ放送響ライヴは、いままでのような熱情から一歩引いたような晩年様式とでも呼びたい独特の表現となっている。 |