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1951年頃までのSP盤よりCDR復刻
「ヒンデンブルク Hindenburg」
<BURG-8000 シリーズ> 1CD-R\1800
<BURG 旧シリーズ>1CD-R\1800


 このレーベル、製作者が命賭けてるような気がしてきた・・・


 歴史的復刻CD-Rレーベル、その名も「ヒンデンブルク Hindenburg」。

 1926年頃までのラッパ録音と1951年頃までの電気録音(SP盤末期)を含む交響曲、管弦楽曲メインのSP盤による復刻。
 ラッパ時代(アコースティック)のオーケストラ録音まで復刻するするというのだから、ある意味暴挙で、ある意味勇ましい。

 音は貧弱でノイズもあるとのことだが希少価値のある超コレクター向きアイテムといっていい。

 <BURG-8000シリーズ>は、薄CDケース折返しジャケ盤面印刷使用
 <BURG-X シリーズ>は通常ケース入り、裏ジャケあり。
 <BURG 旧シリーズ>は全てスリムCDケース入り。

 

注:参考旧譜の中には廃盤になっているものもあるかもしれないのでご容赦ください。






<BURG-8000 シリーズ> 1CD-R\1800


薄CDケース折返しジャケ盤面印刷使用




2023/10 新譜


BURG 8061
\1800
「稀少ウィーン・フィルの戦中録音」
 ハイドン:交響曲第100番ト長調「軍隊」
 モーツァルト:交響曲第36番ハ長調「リンツ」
ヨハネス・シェーラー指揮 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(78rpm Imperial 014054/6 & 014059/61
1942年ウィーン録音)MONO

 ヨハネス・シューラー(Johannes Schuler, 1894年6月21日- 1966年10月3日)はドイツの指揮者。

 ノイマルク地方のヴェッズの生まれ。ベルリン高等音楽院卒。
 1920年からグライヴェッツ、1922年からケーニヒスベルク、1924年 - 1928年までハノーファー市立歌劇場で補助指揮者を務め、1932年からオルデンブルクの音楽監督になった。
 1933年からはエッセン歌劇場の指揮者となり、1936年から1949年までベルリン国立歌劇場の指揮者を務めた。
 1949年以降はハノーファーの歌劇場の音楽総監督を務めていたが、1960年からはベルリン国立歌劇場でもタクトを振っている。ハンス・ヴェルナー・ヘンツェのオペラ「大通りの孤独」の世界初演で国際的な成功を収めた。

 1966年にベルリンで死去。



BURG 8062
\1800
コンスタント・ランバート指揮& ハレ管弦楽団
 チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36
コンスタント・ランバート指揮
ハレ管弦楽団
(78rpm Columbia DX1096/100
1942年録音)MONO

 レナード・コンスタント・ランバート(Leonard Constant Lambert、1905年8月23日 - 1951年8月21日)は、イギリスの作曲家、指揮者。
 父はロシア生まれのオーストラリアの画家、ジョージ・ワシントン・ランバート(1873年-1930年)。息子は音楽プロデューサーで、イングランドのロック・バンドであるザ・フーのマネージャーを務めたクリストファー・"キット"・ランバート(1935年-1981年)。
 ロンドン出身。10代で作曲を始め、王立音楽大学でレイフ・ヴォーン・ウィリアムズに師事。
 1925年にセルゲイ・ディアギレフの委嘱でバレエ・リュスのために「ロメオとジュリエット」の音楽を作曲。ジャズの影響を受けたカンタータ「リオ・グランデ」で知られるようになった。
 1931年にヴィック・ウェルズ・バレエ団の創設者の1人となり、1947年まで音楽監督と指揮者を務めた。合唱曲「夏の遺言書」の失敗で、指揮活動に重点を移すようになった。
 指揮者としては、リスト、シャブリエ、ワルトトイフェルやロシア・ロマン派の作品を多く演奏した。
 長年に渡る飲酒がたたり、1951年に糖尿病と肺炎を併発してロンドンで死去。同地のブロンプトン墓地に両親と息子と共に埋葬されている。



BURG8063
\1800
カイルベルト指揮&プラハ・ドイツ・フィル
 モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調Kv.543
              第38番ニ長調Kv.504「プラハ」
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 
プラハ・ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団
(78rpm Telefunken E3105/7 & E3208/10
1941年録音)MONO


BURG 8064
\1800
オスカー・フリート指揮 &ロイヤル・フィル
 チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74 「悲愴」
オスカー・フリート指揮
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
(78 rpm Columbia J7427/31 1929年録音)MONO


BURG 8065
\1800

「11曲のウィーン音楽集ワルツ&序曲、ポルカ」


J.シュトラウス:「ジプシー男爵」序曲 「こうもり」序曲 エーリッヒ・クライバー指揮 
ベルリン・フィル&ベルリン国立歌劇場管弦楽団
(78rpm 1930年代録音)
J.シュトラウス:常動曲 ピチカート・ポルカ F.ワインガルトナー指揮 
バーゼル交響楽団
(78rpm Columbia 1930年代録音)
J.シュトラウス:ワルツ「朝刊」 ビーチャム指揮 
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
(78rpm Columbia 2115 1930年代録音)
J.シュトラウス:ワルツ「春の声」op.410 (S)エルナ・ザック
ィッセルシュテット指揮 
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
(78rpm Telefunken 録音)
レハール:喜歌劇「ジプシーの恋」序曲 レハール指揮 
ベルリン管弦楽団
(T)Hans Heinz Bollmann
(78rpm Homocord 1930年頃録音)
J.シュトラウス:「こうもり」よりワルツ
ジルベール:「品の良いスザンヌ」よりワルツ
フリードリヒ・カーク指揮 
ベルリン・パーロフォン管弦楽団
(80rpm Parlophn 681/2 1911年頃録音)
レズニチェク:「ドンナ・ディアナ」序曲 レズニチェク指揮 
管弦楽団
(78rpm Parlophn 6149/50 1930年頃録音)
ランナー:ペスト・ワルツ ハンス・プフィッツナー指揮 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(78rpm Polydor 25274 1933年録音)







2022/10/11新譜


BURG8056
\1800

「SP盤独エレクトローラの稀少音源ディーナーとシュトロス」

J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲二短調BWV.1043 (ヴァイオリン)
 ハンス・ヘルマン・ディーナー
 シャルロッテ・ハンぺ
コレギウム・ムジクム
78rpm Electrola EH1217/8
1938年ベルリン録音MONO
ディーナーのヴァイオリン奏者としての録音はこれだけ!
J.S.バッハ:管弦楽組曲第2番ロ短調BWV.1067 (ヴァイオリンと指揮) ウィルヘルム・シュトロス
(フルート) ワルター・トイラー
シュトロス室内管弦楽団
78rpm Electrola DB11527/9
1950年ベルリン録音MONO


BURG8057
\1800

「レア音源集SP時代の忘れ去られたフルート奏者達」

ショパン:子犬のワルツ
E.プリル:タランテラ
ドニゼッティ:幻想曲
クヴァンツ:フルート協奏曲ハ長調より ソナタ第25番ト長調より
(フルート) エミール・プリル
ベルリン新交響楽団 他
78rpm Columbia
80rpm Gramophone
78rpm Parlophone
1907年 1920年代録音MONO
グルック:フルート協奏曲ト長調 (フルート) Willi Urter
ラモー:メヌエットとミュゼット
ヘルマン・シェルヘン指揮 
ヴィンタートゥ―ル市管弦楽団
78rpm HMV DB6083/4
1940年代録音MONO
メイヨ―ル:奇想曲
セレ二ック:ポルカ
(フルート?) Lafleurance
(フルート?) Le Colibri
吹奏楽団
80rpm Pathe縦振6705 1910年頃? MONO
オカリナみたいな音
フリードリヒ大王:フルート(no.122)より
フリードリヒ大王:協奏曲第2番より
(フルート) Grosse Muller
メルヒャル指揮 
ベルリン国立歌劇場管弦楽団?
78rpm Polydor 40556  
1930年代後期録音MONO
フリードリヒ大王が使用していたフルートによる録音!
J.B.Loeillet:フルート・ソナタ第7番へ短調
モーツァルト:アンダンテKv.315
(フルート) ジャン・ナーダ
フォルクマール・アンドレ指揮 
トーンハレ管弦楽団 他
78rpm Columbia 1930年前後録音MONO
モーツァルト:「イドメネオ」よりGavotto
モーツァルト:「後宮からの誘拐」序曲(ブゾーニ編)
(他全15曲)


BURG8058
\1800

フリッツ・レーマン指揮&ベルリン・フィル
(1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op.64 (ヴァイオリン) ティボール・ヴァルガ
フリッツ・レーマン指揮 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
78rpm DG20015/6
1951年10月3日ベルリン録音MONO
(2)モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク ト長調Kv.525 フリッツ・レーマン指揮 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
78rpm Odeon 7942/3
1941年3月7日ベルリン録音MONO
(1)今回は末期のSP盤を使用した復刻です。
(2)レーマンとベルリン・フィルの戦中録音は稀少です。

BURG8059
\1800

「ハイドンの交響曲」稀少音源集

ハイドン:交響曲第45番 嬰へ短調「告別」 ブルーノ・ザイドラ―=ウィンクラー指揮 
ベルリン新交響楽団
78rpm Polydor 65782/4
1924年ベルリン録音MONO
ハイドン:交響曲第53番 ニ長調「帝国」 エドヴァルド・フェンドラ―指揮 
パリ音楽院管弦楽団
78rpm VSM DB5131/2
1939年パリ録音MONO
ハイドン:交響曲第96番 ニ長調「奇跡」 エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム指揮 
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
78rpm Decca AK1855/7
1947年アムステルダム録音MONO

ベイヌムのお宝音源は後に発売されたLP盤とは別録音です。

BURG8060
\1800

レーヴェングート弦楽四重奏団

 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番 へ長調op.135
 J.S.バッハ:コラール ト長調 (弦楽四重奏に編曲)
レーヴェングート弦楽四重奏団
78rpm HMV C7714/7
1946年9月 ロンドン録音MONO



2022/8/25新譜


Burg 8055
(2CD-R)
\2900

1930年代ベルリン・フィルの「ブランデンブルク協奏曲」SP 音源
 J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲)

 
第1番へ長調BWV.1046 (ヴァイオリン) シモン・ゴールドベルク  (オーボエ) グスタフ・クレン
  78rpm Brunswick 90302/4 - 1933年録音MONO
アロイス・メリヒャル指揮
ベルリン・フィルハーモ二ー管弦楽団
第2番へ長調BWV.1047 (ヴァイオリン) シモン・ゴールドベルク
(チェロ) ハンス・ボッタームント
(トランぺット) パウル・スポーリ
(フルート) アルベルト・ハルツァー
(オーボエ) グスタフ・クレン 
  78rpm Polydor 27293/4 - 1932年録音MONO
第4番ト長調BWV.1049 (ヴァイオリン) シモン・ゴールドベルク
(フルート) アルベルト・ハルツァー & ハインツ・ブライデン
  78rpm Brunswick 90246/8 - 1933年録音MONO
第5番二長調BWV.1050 (ヴァイオリン) ジークフリート・ボリース
(フルート) フリードリヒ・トーマス
(チェンバロ) フランツ・ルップ
  78rpm Polydor 15073/6 - 1934年11月録音MONO
第6番変ロ長調BWV.1051 (ヴィオラ) ラインハルト・ウォルフ & クルト・オーバーレンダー
(チェロ) ウォルフラム・クレーバー  他
 78rpm Polydor 15066/7 - 1933年録音MONO

第3番ト長調BWV.1048 ウィルへルム・フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  78rpm Polydor 95417/8 - 1930年録音MONO

当時のスペシャリスト奏者達によるソロ演奏も魅力です。(一部第4番で音ワレとヒズミがあります)




<2021/5/5 紹介新譜>
2021/5/5新譜

Burg 8052
\1800
ボリス・ザドリ、大曲2つ!
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調op. 83 (ピアノ) ボリス・ザドリ
ウジェーヌ・ビゴー指揮 
コンセール・ラムール管弦楽団
78rpm pathe PDT 52/6
1942年 パリ録音モノラル
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番ニ長調op. 31-2「テンペスト」 (ピアノ) ボリス・ザドリ
78rpm pathe PAT147/8
1939年 パリ録音モノラル
.
 ボリス・ザドリ。
 正体不明。調査したが何にも載っていない。

 しかしこの録音、1942年。
 ナチス・ドイツにフランスが占領されていた時期。
 ビゴー指揮、ラムルー管はボベスコとの録音をこの時期に残しているから、ナチスの統制下でありながらある程度の音楽活動は許されていた・・・あるいはプロパガンダとして利用されていたのか。
 そんな時期のブラームスの2番。
 この時期にパリでドイツ正等派の大ピアノ協奏曲。
 これを弾いたザドリという人は一体何者で、一体どういう状況だったのか。もちろんただものではないはず。

 後半の「テンペスト」だけは聴いたことがあるが、天衣無縫。
 ハイドシェックをも思わせる自由で感興豊か、花の都の香りを感じさせる演奏だったことを覚えている。

2021/5/5新譜

Burg 8053
\1800
カファレ稀少リサイタル音源集
 バッハ:フーガイ短調BWV 543
 シューベルト:即興曲op. 142-3
 クープラン:ティク・トク・ショク
 モーツァルト:トルコ行進曲  ロンドヘ長調 ロンドニ長調
(ピアノ) リュシー・カファレ
78rpm
Brunswick80032
Polydor 95050&90013
gramophone 66641
1927年頃録音モノラル
「ロンドニ長調」演奏終了あとに彼女の一言がかすかに聞こえる・・・多分本人? 
カファレのSP 盤は入手困難であと何れくらい残されているかは不明です。



 また名前も知らないピアニストを引っ張り出してきた。

 リュシー・カファレ LUCIE CAFFARET。

 その名で検索するとこんな画像が出てくる。

  

 1920年代の「狂騒のパリ」と言われた時代に一世を風靡した美人ピアニストだったのだろう。

 さらに調べていたら90年前のスカルラッティの映像まで残っていた。
 残念ながらいつの間にか削除されてしまったがかなりワイルドでユニークな演奏だった。


 今回のアルバムに収められているのは洒落たセンスを感じさせる上品な仕上がりの演奏。

 それにしても今回のSPもそうとう値が張っただろう・・・。

2021/5/5新譜

Burg 8054
\1800
メルケルの稀少SP 録音集
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナタイ長調D574 op. 162(デュオ)
シューベルト:ソナチネニ長調D384 op. 137-1より第1楽章
(ピアノ) プーニェ=ガイヤール
78rpm VSM DA5016/8
1946年 パリ録音モノラル
アンリ・メルケル(ヴァイオリン)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第40番変ロ長調kv. 454 (ピアノ) ジャン・ユボー
78rpm L`Anthologie 111/3
1942年 パリ録音モノラル
. 
 アンリ・メルケル、全盛期といえる1940年代に残したシューベルトとモーツァルト。

 ヴァイオリンのアンリ・メルケル(1897-1969)は1914年にパリ音楽院ヴァイオリン科の一等賞を得たフランスのヴァイオリニスト。
 パリ・オペラ座管弦楽団、コンセール・ラムルー管弦楽団のヴァイオリン奏者をつとめた後、1929年からパリ音楽院管弦楽団のコンサート・マスターになり、その後戦前から1950年代にかけてソリストとして活躍した。
 晩年はパリ音楽院の教授も務めた。
 端正でありながら色彩豊か。さらに技巧的にも優れていて、フランスのヴァイオリン・ファンからの評価は高い。

 そんなメルケルが全盛期といえる1940年代に残したシューベルトとモーツァルト。


立ち姿もさすが、という感じである。


関連旧譜/アンリ・メルケルSP 音源集

Burg 8015
\1800
アンリ・メルケルのSP 音源集
 サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
  (ソロヴァイオリン)メルケル
  G.アンドルフィ指揮 パリ音楽院管弦楽団
   1930年代録音 Pathe X98187
 マスネ:タイスの瞑想曲
   (ソロヴァイオリン)メルケル
  M.デフォース指揮 管弦楽団
   1940年代録音 ODEON 170138
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番よりアダージョ
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番より2つのメヌエット
  1930年代録音 Columbia DX713
 J.C.バッハ:トリオソナタ(Notturna) T.314
  1930年代録音 OL118/9
   (Vn )B.Schwartz
   (Vc)A.ナヴァラ
   (ヴァイオリン)アンリ・メルケル
(ヴァイオリン)アンリ・メルケル

関連旧譜/アンリ・メルケル
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
HECTOR
H78-004
1CD-R\2200
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品61
(2)サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン*
 (1941年11月 パリ録音)78rpm Gramophone W1508/12
 (1930年代 パリ録音)78rpm Pathe X98187 *  
(Vn)アンリ・メルケル
(1)ウジェーヌ・ビゴー指揮
コンセール・ラムルー管
(2)G.アンドルフィ指揮
パリ音楽院管

 余り聴く事のできない19世紀フランス人ヴァイオリン奏者H.レオナールのおしゃれで優美なカデンツァを使用した魅力的な演奏で、メルケルの紳士的ポルタメントは気品に満ちて素晴らしい録音です。
 メルケルのサラサーテはオケ伴奏でレア物フランス・パテ盤による希少音源の復刻です。(HECTOR)

パッケージは薄ケース入り、ジャケ印刷とCD-R盤面印刷。日本語表記と日本語解説はありません。




<2021/1/22 紹介新譜>
2021/1/22新譜

Burg 8051
\1800

ヨハン・シュトラウス3世指揮のベルリン録音
 (稀少SP音源のワルツとポルカ集)

 ヨハン・シュトラウス:
   ウィーンの森の物語op. 325
   ワルツ「芸術家の生活」op.316
   「シトロンの花咲くところ」op. 364
   「酒 女 歌」op. 333
   キスのワルツop. 400
 ヨハン・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲
 ヨーゼフ・シュトラウス:鍛冶屋のポルカop. 269
 エドゥアルト・シュトラウス:ワルツ「ドクトリン」op. 79(7曲)
ヨハン・シュトラウス3世指揮
管弦楽団
80rpm (UK )Columbia盤
1927年ベルリン 
電気録音初期モノラル

演奏スタイルはかなり速めのテンポとほとんどが盤面片面に収まる約4分程度の内容になっている。
途中から曲が始まるものや前奏部分がカットされるなどのちょっぴりせわしない演奏だが当時の極めて稀少音源としての価値はある。(メーカーより)
パウル・グートインのヴァイオリンと
 ウィーン・シュランメル四重奏団

 コムツァーク:ワルツ「ミュンヘンの子供達」op. 286
 Uschmann:ワルツ「Sinecura」
パウル・グートイン(ヴァイオリン)
ウィーン・シュランメル四重奏団
78rpm Gramophone 21313
1930年代録音モノラル

当時のウィーン・サロン風音楽です。(メーカーより)
ネドバル指揮&ウィーン・トーンキュンストラー管
 ヨハン・シュトラウス:
  「ウィーン気質」op. 354
  「ウィーンの森の物語」op. 325
オスカル・ネドバル指揮 
ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団
78rpm Anker E9814
1913年ウィーン録音モノラル

ラッパ時代の超稀少音源で、当時のトーンキュンストラー管の音を聴くだけでもお買い得感ありすぎます。(メーカーより)


 

 ヨハン・シュトラウス3世( 1866年2月16日 - 1939年1月9日)は、エドゥアルト・シュトラウス1世の長男。
 ワルツ王ヨハン・シュトラウス2世とその弟ヨーゼフ・シュトラウスの甥になる。
 ヨハン・シュトラウス1世の孫、エドゥアルト・シュトラウス2世の伯父にあたる。

 今のところシュトラウス・ファミリー最後の「作曲家」である。

ヨハン・シュトラウス3世



 一方こちらはエドゥアルト・シュトラウス2世(1910年3月24日 - 1969年4月6日)。
 エドゥアルト・シュトラウス1世の孫。
 ヨハン・シュトラウス1世は曽祖父、ヨハン・シュトラウス2世は大伯父にあたる。
 今のところ最後のシュトラウス家の「音楽家(指揮者)」とされる。




旧譜から。
このアルバムがまあ素敵なんです


Burg 1029
\1800

エドゥアルド・シュトラウス2世指揮&ウィーン交響楽団
 ヨハン・シュトラウス・エディション Vol.1

 ワルツ メフィスト、地獄の叫びop.101
 ボンボン ポルカop.213
 ポルカ 野営の楽しみop.431
 ポルカ 狩op.373
 ポルカ ハンガリー万歳op.332
 ポルカ 陽気な役人op.350
 ポルカ 電気盆op.297
 ワルツ もろ人手をとりop.443
 エジプト行進曲op.335
 ワルツ 南国のバラop.388
 ポルカ 観光列車op.281
 ワルツ ウィーンのボンボンop.307
 ポルカ 時代思潮op.302
 トリッチ トラッチ ポルカop.214
 (全14曲)
エドゥアルド・シュトラウス2世指揮
ウィーン交響楽団
 1950年代中期 ウィーン録音  10inch Philips 








<2021/1/13 紹介新譜>
2021/1/13新譜

Burg 8049
\1800
ドレスデン・シュターツカペレとベームの戦中稀少音源集
 モーツァルト:ホルン協奏曲第3番変ホ長調kv. 447
 セレナーデ「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」ト長調kv. 525*
(ホルン) マックス・ツィモロング
カール・ベーム指揮 
ザクセン国立歌劇場管弦楽団(ドレスデン)
78rpm Electrola DB 5628/9 & 4548/9*
1940年&1938年*録音モノラル
.
2021/1/13新譜

Burg 8050
\1800
カンテッリのSP 稀少音源!
 (1)ハイドン:交響曲第93番ニ長調
 (2)ロッシーニ:歌劇「コリントの包囲」序曲
(1)NBC交響楽団
 (78rpm HMV D21014/6 1949年録音モノラル)
(2)ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団
 (78rpm HMV DB 11324 1949年5月ローマ録音モノラル)
グイド・カンテッリ指揮



<旧譜>


BURG-8001
\1800
マタイ演奏中に急逝したフリッツ・レーマン
 ウェーバー:「プレチオーザ」序曲 op.78 *
  (1940年録音 78rpm Odeon O7934)
 ドヴォルザーク:弦楽セレナーデ op.22 *
  (1941年録音 78rpm Odeon O7992/4)
 モーツァルト:セレナーデ第6番「セレナータ・ノットルノ」Kv.239
 ベートーヴェン:2つのドイツ舞曲
  (1941年録音 78rpm Odeon O7965/6)
ベルリン・ドイツ歌劇場管弦楽団 *
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
フリッツ・レーマン指揮



 フリッツ・レーマンは1904年生まれのドイツの指揮者。ちなみにロッテ・レーマンはお姉さんである。
 オルガン奏者のカール・レーマンの息子としてマンハイムに生まれた。
 戦後復興期のドイツ・グラモフォンを支えた指揮者として知られ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、バッハなどを地道に録音。職人肌の端正な音楽性が一部に人気が高い。
 ミュンヘンでバッハの《マタイ受難曲》を演奏中に急逝した。

 

BURG-8002
\1800
怪物レオ・ブレッヒ、1927年の「グレイト」

シューベルト:交響曲第9番ハ長調 D.944「ザ・グレイト」

 78rpm HMV D1390/5 -
  1927年11月15日 ロンドン録音MONO
レオ・ブレッヒ指揮
ロンドン交響楽団





 レオ・ブレッヒ。
 クライスラーの名演の伴奏指揮者として記憶する。
 生まれは1871年生まれだからメンゲルベルクと同じ。録音を鑑賞できる最初期の指揮者の一人といっていい。

 ・・・とはいえ、その鑑賞機会は多いとはいえない。
 何せCDがあまり出てないのだから仕方がない。

 しかし15歳年下のフルトヴェングラーが熱烈なファンだったというブレッヒの芸術、少しでも多く耳にしておきたいと思うのはみなさん同じだと思う。

 ちなみにレオ・ブレッヒ、そうとうな苦労人。
 その苦労は報われたというべきだが、そうとう波乱万丈な人生を送っている。

 ベルリン国立歌劇場総監督時代には総計2846回の公演を指揮したという伝説の持ち主。
 ユダヤ系だったが、ナチスが政権をとってからも特別にドイツで活動をすることを許された。しかし1937年ついに解任、ラトビアのリガ国立歌劇場の監督に転出。さらにモスクワやレニングラードに客演して大成功を収めたことから、モスクワ音楽院院長の職を要請されたという(断ったらしい)。
 ドイツ軍のリガ侵攻に際し身の危険が迫ったブレッヒは、スウェーデンに亡命し、かねてから要請されていたストックホルム王立歌劇場の楽長に就任。
 戦後1949年、ドイツに帰国、ベルリン・ドイツ・オペラの音楽総監督に就任。西ドイツからドイツ連邦功労大十字勲章を授与された。
 残念ながら1953年に難聴のため引退。

 この経歴を見ても、もう少し時代が後だったら一般の音楽ファンの彼に対する認識はそうとう違うものになっただろうと推測される。

 さてそのブレッヒの比較的手に入りやすい名演というと、先年リリースされたauditeの1950年「グレイト」ライヴがあげられる。
 これがもうものすごい名演だった。
 「前世紀指揮者」を総攬するような超弩級演奏・・・。
 雄大なテンポのまま自由自在にオケを操る様は間違いなくフルトヴェングラーを思わせる、・・・いやいや、フルトヴェングラーがそんなブレッヒに魅了されたのだ!

 そして今回HINDENBURGがリリースしてきたのが、同じ「グレイト」。
 しかしこちらは1927年のSP録音。レコード産業ごく初期の録音で、フルトヴェングラーの最初の録音もこの前年だったが、まだまだ芸術をありのままに再現するのは難しい時期・・・にもかかわらず、この怪物はもうこの頃からすでに聴くものを戦慄させる音楽を生み出していた。1950年のライヴが晩年のたまたまの産物でないことをうかがわせるまさに巨大演奏。テンポも自由自在。

 これがいわゆる19世紀生まれの巨匠芸術というやつなのだ。


AUDITEの「グレイト」 1950年ライヴ

audite95640
\2200
レオ・ブレッヒ
 ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21(29’24”)
 シューベルト:交響曲第9(8)番ハ長調D 944「グレイト」(48’47”)
ユリアン・フォン・カーロイ(P)
RIAS 交響楽団
レオ・ブレッヒ(指揮)

名手カーロイ独奏によるショパンの第2 協奏曲、フルトヴェングラーも愛した名匠ブレッヒ、シューベルトの「グレイト」RIASオリジナル・マスターよりレア音源が正規復刻

録音:1950 年6 月4 日ベルリン=シュテークリッツ、ティタニア=パラスト( ライヴ・モノラル)

audite の「ドイチュラントラジオ・クルトゥーア・エディション」に、通好みのレアなライヴ演奏が登場します。往年の名匠レオ・ブレッヒと名手フォン・カーロイとの顔合わせによる内容は、1950 年6 月4 日にベルリン=シュテークリッツ、ティタニア=パラストでおこなわれたRIAS 響の演奏を収めたもので、ショパンのピアノ協奏曲第2 番とシューベルトの「グレイト」というプログラムです。


 AUDITEがRIASオリジナル・マスターから貴重な音源を復刻してきた。
 曲はショパンのピアノ協奏曲第2番とシューベルトの「グレイト」。

 これが歴史的録音ファンが狂喜しそうな巨大演奏。
 ショパンの「これは一体どんな重量級の交響曲か」というような冒頭も圧巻だが(おそらく8割の人がのけぞる)、やはり巨人には巨大な曲が似合う。シューベルトの「グレイト」。その「前世紀指揮者」を総攬するような超弩級演奏・・・。雄大なテンポのまま自由自在にオケを操る様は間違いなくフルトヴェングラーを思わせるが、いやいや、フルトヴェングラーがそんなブレッヒに魅了されたのだ!
 音も予想以上に良い。聴いてみたほうがいい。


= “ショパン弾き” カーロイによるピアノ協奏曲第2 番=
 ユリアン・フォン・カーロイは、1914 年ブダペスト近郊のロションツに生まれ、1993 年ミュンヘンで歿した、ハンガリー出身のドイツのピアニスト。
 ヨーゼフ・ペンバウル、アルフレッド・コルトー、エルンスト・フォン・ドホナーニらの薫陶を授かったカーロイといえば、1932 年にショパン賞、1933年にリスト賞を授与された経歴が示すように、ショパンとリストを得意したことで知られますが、ここで聴けるのはそのショパンの第2 協奏曲。
 無駄のないペダルの使用や、控えめなルバート、それに右手装飾音の繊細な対位法的旋律処理と左手伴奏パートの扱いは、ドホナーニ、コルトーそれぞれの長所を兼ね備えた特徴といえ、ことにラルゲットはこの演奏の白眉。
 カーロイは1950 年代から60 年代にかけて、DG とEMI エレクトローラにかなりの数のセッション録音を残していますが、そのほとんどが未CD 化のままなので、このたびのリリースはたいへん価値あるものといえるでしょう。




BURG-8003
\1800
リストとショパンの流れを汲む
 モーリッツ・ローゼンタール

 ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調op.11*
 (78rpm Columbia J5443/5 & J8390/1 - 1930年録音)
(ピアノ)モーリッツ・ローゼンタール*
フリーダー・ワイスマン指揮
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
 ドヴォルザーク:スラブ舞曲第6番 第8番 Op.46
 R.シュトラウス:「サロメ」より 7つのヴェールの踊り *
 (78rpm Odeon -6782 & Parlophon P1700 * -
  1928年1924年録音

 モーリツ・ローゼンタール(1862年 - 1946年)はポーランド出身のピアニスト。洗練された演奏技巧によって尊敬を集めた。

 1872年に、ショパンの校訂者カール・ミクリに入門、さらにまだ少年だったがウィーンに留学したという。
 14歳でルーマニア各地で演奏旅行を行ない、1878年にリストに入門。サンクトペテルブルクやパリなど、欧州各地で演奏を行った。
 ただ一般教育がないがしろにされていたところがあったため、1880年に入学資格を得てウィーン大学哲学科に学ぶ。
 ようやく6年後にピアニストとしての活動を再開し、1895年にライプツィヒとイングランドで目覚しい成功を収め、その後はアメリカ合衆国でも成功に恵まれた。
 1939年以降はニューヨーク市にピアノ教室も開設した。

 ローゼンタールの最も有名な弟子は、ピアニストで音楽学者のチャールズ・ローゼン、及びピアニストのホルヘ・ボレット。
 一時期アルトゥール・ルービンシュタインもローゼンタールに師事したことがあるという。

 フランツ・リスト晩年の高弟であると同時に、ショパンの弟子で楽譜の校訂者カール・ミクリの弟子でもあったローゼンタールは、リストとショパンという2人の巨星の流れを汲む貴重な存在。




BURG-8004
\1800
カラヤン,1940年最初の「新世界」

 ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調「新世界より」
 ワーグナー:
 楽劇「二ュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲*
 (78rpm Grammophon 67519/24 - 1940年 ベルリン録音)
 (78rpm Polydor 67532 - 1939年 ベルリン録音)*
カラヤン指揮
ベルリン・フィル
ベルリン国立歌劇場管*

 カラヤンはドヴォルザークの「新世界」交響曲を5回録音していたことになっているが、これは1940年、記念すべき第1回の録音。
 大曲としては前年の「悲愴」に次ぐ2番目。

 当時のカラヤンはすでにフルトヴェングラーからにらまれていてコンサートではベルリン・フィルを指揮することはできなかったが、レコード録音は可能だった。
 そしてフルトヴェングラーのベルリン・フィルとカラヤンのベルリン国立歌劇場管弦楽団のどっちがすごいかが世間の話題となっていた時代。
 じきにベルリンから追い出されることになるカラヤンの最初の絶頂期。
 まさになりあがりの若者が見せた渾身の演奏。「新世界」の冒頭など、思わぬ個性的演奏にのけぞる方もおられると思う。

 第2楽章が少し揺れるのが惜しいが、全体的によくできた復刻になっている。


「新世界」2回目の録音
アリア・セレクト第3弾


くわしくはこちら

ARIA LABEL
ASEL A03
\2200

カラヤン&ベルリン・フィル
  1958年の「新世界」スタジオ録音


 ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調「新世界より」
 スメタナ:交響詩「モルダウ」
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモー管弦楽団

原盤:12inch Columbia SAXF814
録音:1958年ベルリン ステレオ

 3回目以降の録音は何かにつけてCD化されることが多いが、この58年の録音はなかなかCDリリースされない。
 しかしこの2回目の「新世界」録音こそ、カラヤンという男を最も象徴しているように思えるのである。 



BURG-8005
\1800
ワインガルトナー指揮&ロンドン響
 ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14a

 (80rpm Columbia L1708/13 -
  1925年 ロンドン録音MONO)
フェリックス・ワインガルトナー指揮
ロンドン交響楽団
 初期の電気録音
 各楽章でテンポ揺らす超個性的演奏!(4,5楽章のでだしが風変わり)

BURG-8006
\1800
レオポルト・ルードヴィヒ
 ワーグナー:
  「リエンツィ」序曲 *
  「ローエングリン」第3幕前奏曲 *
 ウェーバー:「オベロン」序曲
 モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調 Kv.543
 リスト:交響詩「前奏曲」
 (78rpm Polydor & DG -
  1938年 1941年 1951年 ベルリン録音MONO)
レオポルト・ルードヴィヒ指揮
ベルリン国立歌劇場管弦楽団 * 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 レオポルド・ルートヴィヒは1908年、ハプスブルク帝国のヴィトコヴィツに生まれた。

 もとはピアニスト志望だったが、ラジオで聴いたフルトヴェングラーの「トリスタンとイゾルデ」に感激して指揮者を目指したらしい。

 その後各地の歌劇場でキャリアを重ね、1936年にオルデンブルク歌劇場の指揮者に就任。1939年にはウィーン国立歌劇場の首席指揮者となり声望を高めた。

 1943年からベルリン市立歌劇場の首席指揮者となり、さらに1950年からはハンブルク国立歌劇場で黄金時代を築く。

 たたきあげのオペラ指揮者だが、オーケストラ録音も多く残しており、とくに「第9」や「悲愴」、さらにEverestのマーラー交響曲第9番は名演で知られる。

 






指揮者列伝レーベルシュライバー・ディスク Schreiber Disc
レオポルド・ルートヴィヒ・シリーズ
1CD-R\1190

SSCD-070
\1190
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調「合唱」
 (1950年代後期MONO録音) LP (F) CBS XOC801
レオポルド・ルートヴィヒ指揮 (Vol.1)
ベルリン交響楽団 / 合唱団
(S)マーリス・シーメリング
(A)ジーセラ・リッツ
(T)ルードヴィヒ・スサウス
(B)エルンスト・ヴィーマン
SSCD-071
\1190
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
ハイドン:交響曲第94番ト長調「驚愕」
 (1950年代後期MONO録音) LP Opera1132
レオポルド・ルートヴィヒ指揮 (Vol.2)
ハンブルグ国立フィルハーモニー管弦楽団
SSCD-072
\1190
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調「悲愴」
 (1950年代後期STEREO録音) LP Opera1906
レオポルド・ルートヴィヒ指揮 (Vol.3)
ハンブルグ国立フィルハーモニー管弦楽団
SSCD-073
\1190
ヘンデル:
 合奏協奏曲Op.6第1番ト長調
 同第3番ホ短調 第5番ニ長調
 (1950年代初期MONO録音) LP Royale 1373
レオポルド・ルートヴィヒ指揮 (Vol.4)
ベルリン国立歌劇場管弦楽団?
(LP表記はBerlin String Orchestra)
珍品録音で有名なロイヤル(USA盤)今回はオケがベルリン国立歌劇場管であるかは確信はないが、ベルリンの弦楽よせあつめメンバーでしょうか。
SSCD-074
\1190
ムソルグスキー:
 交響詩「禿山の一夜」(R.コルサコフ編)
 歌劇「ボリス・ゴドノフ」よりポロネーズ
 歌劇「ホヴァンシチナ」よりペルシャの踊りと間奏曲
R.コルサコフ:歌劇「雪娘」よりバレエ音楽 +
 (1950年代初期MONO録音) LP URANIA URLP7035
レオポルド・ルートヴィヒ指揮 (Vol.5)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(?)
ベルリン放送交響楽団 +
ウラニア盤(USA)謎の録音か!?ホントにベルリンフィル?(ジャケにはベルリンフィルと明記)ベルリン放送響では?




BURG-8007
\1800
アルバート・コーツ指揮
 チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64
アルバート・コーツ指揮
交響楽団
78rpm HMV D759/64 - 1922年録音MONO
 

 アルバート・コーツ(1882年 - 1953年)は、ロシア系イギリス人の指揮者・作曲家。

 ロシア帝国時代のサンクトペテルブルクにてイギリス人の父親とロシア人の母親の間に生まれた。
 ライプツィヒ音楽院に進み、アルトゥール・ニキシュに師事。一時期ドレスデンのゼンパー・オーパーに勤めた後、マリインスキー劇場の指揮者に就任。
 ロシア革命後の1919年4月にフィンランド経由でロシアを脱出し、イギリスに移った。

 1914年にコヴェント・ガーデン王立歌劇場において、リヒャルト・ワーグナーの《トリスタンとイゾルデ》を指揮してイギリスデビューを果たす。
 ヴォーン・ウィリアムズやバックス、スクリャービンなどの多くの新作を聴衆に紹介、ホルストの《惑星》の全曲ロンドン初演も指揮した。
 1920年代から1930年代初頭にかけて、ロンドン交響楽団の首席指揮者を務め、優れたオーケストラ・ビルダーとして、その演奏水準を引き上げるのに大きく貢献した。

 1920年にスクリャービンの《法悦の詩》を皮切りに、代表的な管弦楽曲の録音を開始し、その後はワーグナーの《ニーベルングの指環》の抜粋を、1925年にはルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの《第9交響曲》全曲を録音。
ラフマニノフの《ピアノ協奏曲 第3番》の初録音では、ウラディミール・ホロヴィッツがソリストに、コーツが指揮者に迎えられた。

 1946年に南アフリカ連邦ケープタウンの郊外ミルナートンに移住し、同地で1953年に死去した。



 ロシアに生まれイギリスで活躍したコーツ。
 ロシアのドロドロの土臭さとイギリスのポピュラー性を持っているといえばいいか。
 1920年代に英語版「第9」を残すなどイギリスでは重鎮として活躍したが、戦後すぐに南アフリカに移り、そのまま亡くなってしまったため50年代以降は急速に忘れられた。
 もっともっと聴かれるべき指揮者である。


  

BURG-8008
\1800
ガリエラ指揮&フィルハーモニア管
 ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」
アルチェオ・ガリエラ指揮
フィルハーモニア管弦楽団
78rpm Columbia DX1399/403 - 1947年録音MONO
LP盤とは別録音です。

 


 アルチェオ・ガリエラ(1910年5月3日 - 1996年4月21日)はイタリアの指揮者。
 ミラノで生まれ、パルマ音楽院の教授だった父親から音楽の手ほどきを受けた後、生地の音楽院でピアノ、オルガンと作曲を学んだ。



 1932年から母校で教鞭をとっていたが、1941年に指揮者に転向し、ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団を指揮してデビューを飾り、ミラノ・スカラ座などでも活躍した。
 第二次世界大戦が勃発してからはスイスに亡命し、1945年にルツェルン音楽祭への出場を皮切りに演奏活動を再開した。
 1957年にはフェニーチェ座の指揮者となり、1960年まで務めた。
 1964年にはストラスブール市立管弦楽団の首席指揮者となり、1972年までその任にあった。
 ブレシアにて死去。


 リパッティやアラウなどの協奏曲録音の指揮者として認知されるガリエラ。
 しかし実はシンフォニー指揮者としても優秀な録音を残している。そして実は隠れファンも多い。
 店主もシンフォニーではないが、ブラームスの「悲劇的序曲」を聴いてそのどっしりとした安定感ときびきびした帝王的音楽運びに「一体誰だ!?」と思って名前を見たらガリエラだったことがあり、それ以来一目置いている。

 ただ彼のシンフォニー録音がCDになることはまれで、これまでにARDMORE、HECTORからアルバムがリリースされたときには、熱心なファンの方から感謝のメールまでいただいたほど。
 そんなガリエラ、今回はいよいよ彼の代表的録音「新世界」の登場。1947年のSPからの復刻である。



ガリエラの貴重なアルバム
ARDMOREとHECTORから
ARDMORE
A100-041
1CD-R\1800
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調
ロッシー二:(レスピーギ編)風変わりな店
 12inch Entre (Columbia) RL3035 &
  10inch Columbia 33S1009 -
   1950年1953年録音MONO
アルチェオ・ガリエラ指揮
フィルハーモニア管弦楽団
 
装丁は薄型ケースながら、これまでよりも凝った内容のジャケットを装着。
.

HECTOR
HMOZ-05
1CD-R\1800
モーツァルト:交響曲第29番 第35番「ハフナー」
 12inch Angelicum LPA6000 - 1960年代中期録音STEREO
アルチェオ・ガリエラ指揮
ミラノ・アンジェリクム管弦楽団
 
薄CDケース入り、ジャケットと盤面印刷のみ。一部日本語表記。




BURG 8009
\1800
ハイドン:交響曲第92番「オックスフォード」、第97番
 (78rpm HMV C2364/9   1932年録音)
ハンス・ヴァイスバッハ指揮
ロンドン交響楽団
チャイコフスキー:弦楽セレナーデより第2,4楽章
 (78rpm  HMV  DB4586   1938年録音)
ハンス・ヴァイスバッハ指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 ハンス・ヴァイスバッハ(1885-1961)はドイツの指揮者。
 1904年から1908年ベルリン音楽大学でピアノとヴァイオリンを学ぶ。1908年ミュンヘン宮廷オペラのモットルのもとでコレペティートアとなり、1911年ヴォルムスの音楽監督、ルール合唱協会の指揮者、1914年ヴィースバーデン、1919年ハーゲン、1924年バーメンの指揮者を歴任、1926年デュッセルドルフの音楽総監督となり、1933年から1939年にはライプツィヒ放送交響楽団の首席指揮者を務めた。
 1939年から1945年ウィーンコンサート協会の指揮者、1947年から1955年には ヴッパータール の音楽総監督を務めた。またイギリスとソビエトに客演指揮している。
 オネゲルの「ダヴィデ王」をドイツ初演しており、ブルックナーを得意とした。

 現在CD化されている音源はわずか。今回のような管弦楽作品のCD化は極めて珍しい。



BURG 8010
\1800
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第6番変ホ長調
 (1927年2月 ロンドン録音 78rpm HMV DB 1018/20)
(ヴァイオリン)ジャック・ティボー
マルコム・サージェント指揮
ロンドン交響楽団
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調(第2楽章)
 (1916年 パリ録音 80rpm 縦振動Pathe 9526)
(ヴァイオリン)ジャック・ティボー
フランソワ・ルールマン指揮
交響楽団
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」
       (1927年 パリ録音 80rpm pathe X5474)
フランソワ・ルールマン指揮
交響楽団

 ティボーが好んで愛奏していたというモーツァルトの協奏曲第6番。電気録音時代のティボーの最高傑作という人も多い。
 現在では偽作とする説が強く、新全集にも含まれていないが、このティボーの演奏を聴くと作曲家が誰かはそれほど大きな問題ではないような気がしてくる。

 さらに1916年のメンデルスゾーンのコンチェルトの抜粋という貴重録音、さらにフランソワ・ルールマン指揮のオーケストラ録音まで収録・・・。どこまでも貪欲なレーベルである。

Burg 8011
\1800

グィラ・ブスターボ

ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト長調 作品26
 (1940年10・7日 ライブ録音 プライベートテープ)
(ヴァイオリン)グィラ・ブスターボ
ウィレム・メンゲルベルク指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウ管
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 作品6(ウィルへルミ編曲)
 (1942年 録音 78rpm Columbia LWX354/5)
(ヴァイオリン)グィラ・ブスターボ
フリッツ・ツァウン指揮
ベルリン市立管弦楽団
スーク:ブルレスカ
サラサーテ:サパテアード&ハバネラ
 (1940年代 録音  78rpm Columbia LWX 36&363)
(ヴァイオリン)グィラ・ブスターボ
(ピアノ)Heinz Schroter

ブスタボといえばシベリウスの協奏曲で知られる幻の女流奏者。
店主も今からかれこれ15年ほど前にリリースされたレア盤で身も心も魅了された覚えがある。
しかし録音も少なければCDも少なく、今では完全に幻と化している




 グィラ・ブスタボ。
 1919年生まれ、アメリカのウィスコンシン州生まれのイタリア系女流ヴィオリニスト。
 第2次世界大戦中ドイツで活躍した。パーシンガー、エネスコ、フバイに学んだというが、詳しいプロフィールはわからない。
 ドイツ・コロンビアに残したシベリウスとパガニーニの協奏曲が有名。あと他に小品が数曲英コロンビアにあった。
 彼女は晩年インスブルックの音楽院で後進の指導にあたっていたが、結局録音もあまり多く残さなかった。
Burg 8012
(2CD-R)
\2900

パウル・クレツキの秘蔵SP音源
 
ブラームス:交響曲第4番ホ短調op. 98 ルツェルン祝祭管弦楽団
(1946年9月5,7日 ルツェルンクンストハウス録音)
78rpm columbia  LCX109/13 mono
ベートーヴェン:序曲「レオノーレ第3番」 (1947年 録音)
78rpm columbia  LFX 816/7
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番、同第6番 (1948年 録音)
78rpm columbia LX 122
   フィルハーモニア管弦楽団
ラヴェル:ダフニスとクロエ第2組曲 (1948年 録音)
78rpm columbia LX 1215/6
   フランス国立放送管弦楽団
  
パウル・クレツキ指揮

 アリア・レーベルでリリースした2枚のベートーヴェンで火がついたクレツキ・ブーム。
 そこにHINDENBURGから「秘蔵SP音源」が登場。

 戦後すぐ、ルツェルン音楽祭でのブラームス。
 ナチスから解放されたヨーロッパ、その平和への思いを胸にクレツキが捧げたブラームス。
 止まりそうなテンポの終楽章終盤が切ない。

 


2018年前半最大のベストセラー

ARD 0091
\1800
アリア・レーベル第91弾
 クレツキ指揮&南西ドイツ放送交響楽団


  ベートーヴェン:交響曲第1番
            交響曲第5番「運命」
パウル・クレツキ指揮
南西ドイツ放送交響楽団

録音:1960年代前半
原盤:12inch CONCERT HALL SMS2313 STEREO
 

ARD 0092
\1800
アリア・レーベル第92弾
 
クレツキ指揮&南西ドイツ放送交響楽団

  ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
パウル・クレツキ指揮
南西ドイツ放送交響楽団

録音:1960年代前半
原盤:12inch CONCERT HALL SMS2275 STEREO

 クレツキには、1960年代後半のチェコSUPRAPHONレーベルでのベートーヴェン交響曲全集がある。
 レーベルを代表する名演として名高い。

 しかしそれとは違う、1960年代前半、コンサート・ホール・レーベルに残したベートーヴェン録音。
 現在はほとんど見向きもされない、忘れられた音源である。
 自分も恥ずかしながら聴いたことがなかった。

 それが今回、「英雄」と「運命」の良い盤が手に入ったので、聴いてみたのだが・・・。


 ・・・すごかったのである。

 そして、聴く者に厳しく問いかけてくる。


どうするのか。
生きるのか。
生きないのか。

そのままでいるのか。
それとも進むのか。


 この凄み。
 ぶんなぐられても、蹴倒されても、相手を見据え、にらみ、まったく動じない。まったくひるまない。

 そしてそうやって何度も何度もじりじりとじわじわとたたみかけてくる。


おまえはどうするのか。

 この人の壮絶な生き方についてはここでは触れるまい。
 あえて語らずとも、この音楽を聴けば、この人の生き様はおのずと聞く者の脳髄に心臓に魂に響いてくるはず。




Burg 8013
\1800

シュトループ弦楽四重奏団のマックス・シュトループ
 数少ないSP 録音集

ベートーベン:弦楽四重奏曲第9番 ラズモスキー第3番 78rpm Electrola DB5599/02
1940年録音モノラル
  シュトループ四重奏団
モーツァルト:ピアノ協奏曲ニ長調kv .107より 第3楽章
ヘンデル:ソナタ第1番ハ短調より第1楽章
78rpm Gramophone EG2881
1930年代録音モノラル
  (チェンバロ)E.Krutte
  (チェロ)H.Schradat
  (フルート)P.Luther 他
  (ヴァイオリン)マックス・シュトループ
F.ベンダ:ヴァイオリン協奏曲イ長調より第3楽章 ハンス・フォン・ベンダ指揮
室内管弦楽団
(ヴァイオリン)マックス・シュトループ
 
 78rpm HMV B8119 1930年代録音モノラル
 マックス シュトループの数少ないSp 録音集

 マックス・シュトループ(Max Strub, 1900年9月28日 - 1966年3月23日)は、ドイツのヴァイオリニスト。
 マインツの生まれ。
 1921年にシュトゥットガルト歌劇場のコンサートマスターを務め、翌年にはドレスデン・シュターツカペレのコンサートマスターに転出し、1925年にはワイマール音楽院の教授に就任した。
 1928年にはベルリン国立歌劇場のコンサートマスターに就任してシュトループ弦楽四重奏団を結成し、さらにエリー・ナイやルートヴィヒ・ヘルシャー等とトリオを組み、ヨーロッパ中を演奏旅行した。
 1947年からはデトモルト北西ドイツ音楽院で室内楽の指導をするようになり、1957年には教授に就任した。

 バート・エーンハウゼンにて死去。


Burg 8014
\1800

ジャンヌ=マリー・ダルレのSP音源集

 リスト:超絶技巧練習曲第5番「鬼火」、第11番「夕べの調べ」
 ショパン:練習曲op.25 -1 op.25-6 op.10-4
 I.フィリップ:Caprice en Double Notes
 シューマン:ロマンス
 メンデルスゾーン:前奏曲op.104
 J.S.バッハ:無伴奏パルティータ第3番より前奏曲
 ウェーバー:ピアノソナタ第1番より第4楽章(Perpetuel)
 ラフマニノフ:幻想的小品集op.3 前奏曲op.23
 リスト:パガニーニによる超絶技巧大練習曲第5番「狩」
 サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番よりフィナーレ(トッカータ)
  全14曲
(ピアノ) ジャンヌ=マリー・ダルレ
 1922年 1930年代 1940年代録音mono Vocalion,Pathe.HMV盤による復刻

 ジャンヌ=マリー・ダルレ(1905年-1999年)はフランスのピアニスト。
 ショパンやリストのピアノ独奏曲や、サン=サーンスの協奏曲の、叙情的で優雅な解釈で名高い。
 レジオン・ドヌール勲章やフランス芸術文化勲章シュヴァリエ章を授与された。

 パリ音楽院でイシドール・フィリップとマルグリット・ロンに師事し、ガブリエル・フォーレやカミーユ・サン=サーンス、モーリス・ラヴェルらにも学んだ。

 14歳でデビューし、16歳で最初の録音を行なう。
 21歳のときにポール・パレーの指揮の下でラムルー管弦楽団と共演し、単独の演奏会でサン=サーンスのピアノ協奏曲を全曲演奏する。
 ヨーロッパで最初の演奏旅行を行なったのを皮切りに、1980年代に演奏活動から引退するまで定期的に演奏活動を行なった。
 1958年から1975年までパリ音楽院の教授として後進の指導に当たった。主な弟子にイレーナ・ヴェレッドやマリレーヌ・ドッスらがいる。

 
ジャンヌ=マリー・ダルレといえばこれ。
ARDMOREでも大ベストセラーとなった。

A100-006
\1800
ジャンヌ=マリー・ダルレ
 サン=サーンス:ピアノ協奏曲全集 Vol.1

  ピアノ協奏曲 第1番二長調Op.17
  同 第2番ト短調Op.22 
  同 第3番変ホ長調Op.29
   12inch Pathe DTX176 222 252 -
    1950年代中期録音MONO
ジャンヌ=マリー・ダルレ(ピアノ)
ルイ・フレスティエ(指揮)
フランス国立放送局管弦楽団
 

A100-007
\1800
ジャンヌ=マリー・ダルレ
 サン=サーンス:ピアノ協奏曲全集 Vol.2

  ピアノ協奏曲 第4番ハ短調Op.44
  同 第5番へ長調Op.103「エジプト風」
  七重奏曲Op.65 +
   12inch Pathe DTX176 222 252 -
    1950年代中期録音MONO
ジャンヌ=マリー・ダルレ(ピアノ)
ルイ・フレスティエ(指揮)
フランス国立放送局管弦楽団
ロジャー・デルモット(トランぺット) +
ガストン・ロジェロ(コントラバス) +
パスカル四重奏団 +
 


 仮にももう半世紀以上前の録音である。
 いい加減、「サン=サーンスのピアノ協奏曲全集はやっぱりマリー・ダルレ」、とかいうのはやめてくれ・・・
 と言いながら、久しぶりにこのARDMORE盤で全曲聴いてみた。

 「サン=サーンスのピアノ協奏曲全集は、やっぱり、マリー・ダルレ。」

 ああ。結局そう言ってしまった。

 なんなんだ、やっぱりすごい。
 昔ピアノ音楽について狂ったように詳しい評論家の谷戸基岩氏が「これを凌駕できるのはタリアフェロの5番だけ。こんなにも輝かしく洒脱にそして深く読み込んで演奏したものは空前絶後。これほどまでにパッセージがきらめき、自然に呼吸した演奏を果たして聴いたことがあるだろうか」と絶賛していたが、いやはや、タリアフェロと比較されている第5番も含めて、こんなにも聴いていて心が大空に舞い上がるような高揚感を与えてくれる演奏にはお目にかかったことがない。
 たとえば第2番の第1楽章。まるでこの世の美しいもの切ないものをすべて吸い込んでしまったかのように、聴くものの呼吸は1分間止まる。
 一体何なんだ。何が他の演奏家と違うのだ。
 まるでミューズがちょっと地上に降りてきてピアノと戯れているかのよう。
 そう、どことなく浮世離れしているのである。神がかっていて人間じゃないみたいな感じなのである。輝かしくて神々しくて、でもちょっと洒落っ気もあって。

 半世紀経って君臨しても仕方がない、これは。




HINDENBURGの旧譜から、こちらも

Burg 1021
\1800
ジャンヌ=マリー・ダルレ
 ショパン:練習曲(全集) 作品10&25
(ピアノ) ジャンヌ=マリー・ダルレ
 10inch Pathe 33DT1016/7 1952年録音mono

 


Burg 8015
\1800
アンリ・メルケルのSP 音源集
 サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
  (ソロヴァイオリン)メルケル
  G.アンドルフィ指揮 パリ音楽院管弦楽団
   1930年代録音 Pathe X98187
 マスネ:タイスの瞑想曲
   (ソロヴァイオリン)メルケル
  M.デフォース指揮 管弦楽団
   1940年代録音 ODEON 170138
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番よりアダージョ
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番より2つのメヌエット
  1930年代録音 Columbia DX713
 J.C.バッハ:トリオソナタ(Notturna) T.314
  1930年代録音 OL118/9
   (Vn )B.Schwartz
   (Vc)A.ナヴァラ
   (ヴァイオリン)アンリ・メルケル
(ヴァイオリン)アンリ・メルケル

 ヴァイオリンのアンリ・メルケル(1897-1969)は1914年にパリ音楽院ヴァイオリン科の一等賞を得たフランスのヴァイオリニスト。
 パリ・オペラ座管弦楽団、コンセール・ラムルー管弦楽団のヴァイオリン奏者をつとめた後、1929年からパリ音楽院管弦楽団のコンサート・マスターになり、その後戦前から1950年代にかけてソリストとして活躍した。
 晩年はパリ音楽院の教授も務めた。
 端正でありながら色彩豊か。さらに技巧的にも優れていて、フランスのヴァイオリン・ファンからの評価は高い。

 立ち姿もさすが、という感じである。


全盛期のシューベルト&モーツァルト

ARDMORE
A900-004
\1800
アンリ・メルケル
 シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調 D574 op.162 "Duo"
 シューベルト:ソナチネ第1番 D.384 op137-1 より (第1楽章)
  (78rpm VSM DA5016/8 -
   1946年パリ録音)
アンリ・メルケル (ヴァイオリン)
(ピアノ) プーニャ=ガイヤール
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第40番 変ロ長調 Kv.454
  (78rpm L'Anthologie Sonore 111/3 -
   1942年パリ録音
アンリ・メルケル (ヴァイオリン)
(ピアノ) ジャン・ユボー

 ヴァイオリンのアンリ・メルケル、全盛期といえる1940年代に残したシューベルトとモーツァルト。



Burg 8016
\1800
ピエール・フルニエ/1回目の録音アルペジオーネ
 シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ
  (p)Jean Hubeau
   (1940年代録音 78rpm gramophone LX1037/8)
 チャイコフスキー:ロココ風による変奏曲
  ウジェーヌ・ビゴー指揮、ラムルー管弦楽団
   (1940年代録音 78rpm gramophone DB152/3)
 C.シュターミッツ:四重奏曲ニ長調
  (Vn )J.Fournier
  (Vla)G.Figueroa
  (Vla da gamba)E.Heinitz
  (1940年代録音  L'Anthologie 85)
ピエール・フルニエ(チェロ)
盤が変わるときにピッチが変わることがあります。どうかご容赦ください。
 

Burg 8017
\1800
ウィルヘルム・バックハウス/SP稀少音源集
 リスト:
  パガニーニによる超絶技巧練習曲より「鐘」
   (1908年録音  78rpm gramophone 05507)
  ハンガリー狂詩曲第2番、第12番
   (1923年、1927年録音
    78rpm gramophone 65287 &DB 1013)
 グリーグ:ピアノ協奏曲(短縮版)
  ロナルド指揮 ニュー交響楽団
   (1909年録音 78rpm gramophone 045520/1) 
ウィルヘルム・バックハウス
若かりしバックハウスが天下無双の超絶技巧ピアニストだったことを伺わせる豪華絢爛、刀剣乱舞の演奏。
 .

Burg 8018
\1800
この曲の最高の演奏が現れた
 マリラ・ジョナス/SP盤よりの復刻

  ショパン:マズルカ
   変ロ長調、ヘ短調op.68-4 No.49
   ト短調 op.67-2 No.43
   ロ短調 op.30-2 No.19
    (1946年録音  78rpm columbia 71810)
  シューマン:子供の情景op.15 (全13曲)
   (1948年録音  78rpm columbia 72498/9)
マリラ・ジョナス(ピアノ)


 マリラ・ジョナス。
 ワルシャワ生まれのピアニスト。

 戦時中、ポーランドのクラクフの収容所から500キロ歩いてベルリンに逃げのび、奇跡的にブラジルへ脱出。
 兄弟、両親、そして夫は全員殺されたが、生き延びた彼女も神経衰弱に苦しみずっと療養所生活を送った。
 ・・・とてもじゃないがピアノを弾ける精神状態ではなかった。
 しかし同郷のルービンシュタインの優しくも熱い配慮のおかげで演奏活動を再開。その演奏は多くの人々の心を打つことになる。

 アリア・レーベルの第44弾では、そんな彼女の衝撃的な人生を詳しくお伝えした。


 今回登場したのは復刻CD-R系アルバムでは初めての登場となるシューマン「子供の情景」。
 この飾り気のない、誇張のない、しかし愛と優しさにあふれた演奏はどうだろう。

 とくに「トロイメライ」。

 この、あまりに慣れすぎて自然に聴くことができなくなっている名曲を、これほど静かに深く聴かせるとは。

 その壮絶な人生のことを知っても知らなくても、この演奏にはたじろぎ、まどい、そして心を動かされることになると思う。
 

 間違いなくこの曲最高の演奏。




マリラ・ジョナス(P)
アリア・レーベルの2枚のアルバム

AR 0044
1CD-R\1700
第44弾
 マリラ・ジョナス(P)~ショパン作品集
  ポロネーズ Op.26/1
  練習曲 Op.10/6
  練習曲 Op.25/2
  ワルツ Op.69/2
  子守歌 Op.69/2
  即興曲 Op.29
  ワルツ Op.64/2
マリラ・ジョナス(P)
原盤:12inch Columbia ML4476
録音:1950年 モノラル
 フォーマットはCD-R。ケースは薄型で、シンプルなデザインのジャケットと盤面印刷の仕様です。針音や歪みなどのオリジナル・ノイズがありますがご了承ください。


 今回のアリア・レーベル第44弾は、そんな彼女のショパン録音集。
 1950年に録音された7曲です。


 必要以上にアーティストのエピソードを盛り上げるのはあまりよいことではないのかもしれません。
 でも・・・でも彼女の音楽は、聴く者に間違いなく多くのものを突きつけてくると思います。


 心して、どうぞ。(もしよかったらヘッドホンで・・・)


AR 0052
1CD-R\1700

第52弾
 マリラ・ジョナス(P)
  ~ショパン:マズルカ録音全集


Op.68/3 in F、  Op.post. in G、  Op.56/3 in c
Op.41/2 in e、  Op.41/4 in Ab、 Op.30/1 in c
Op.24/3 in Ab、 Op.post. in a "Notre Temps"
Op.30/4 in c#、 Op.17/2 in e、  Op.24/1 in g、
Op.17/4 in a、  Op.17/3 in Ab、
Op.59/1 in a、  Op.33/1 in g#、 Op.67/4 in a、
Op.63/3 in c#、 Op.07/5 in C、  Op.post./2 in Bb、
Op.68/4 in f、   Op.67/2 in g、  Op.30/2 in b

マリラ・ジョナス(P)
ケースは薄型で、シンプルなデザインのジャケットと盤面印刷の仕様です。
原盤:12inch Columbia RL6624
    10inch Columbia ML2004
録音:1946年 モノラル



 それにしても、こんなマズルカを演奏する人・・・。

 よく「マズルカはポーランド人にしか分からない」と言われる。
 ほかの国の人間にはどうしても理解不能、再現不能な何かがあるのか。

 ポーランド生まれのマリラ・ジョナスのマズルカは、確かに個性的で鮮烈。
 リズムというかノリが普通の人となんか違う。

 そのリズムは遊ぶでも舞うでも踊るでもなく、息をする感じ。
 心臓が鼓動するように、「マズルカ」のリズムが奏でられる。

 果たしてショパンが彼女の演奏を聴いたらどう思っただろう。


 いずれにしてもジョナスを語るならマズルカを抜きにしては考えられない。




Burg 8019
\1800
リヒャルト・シュトラウス指揮/
 グルック:「アウリスのイフィゲニア」序曲 (ワーグナー編)*
  (1928年ベルリン録音 78rpm Polydor66829)
 ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
  (1928年ベルリン録音 78rpm Polydor 66814/7)
リヒャルト・シュトラウス指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団*
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
 
 今までの復刻では聴けなかった発見が今回の驚愕です!
 リヒャルト・シュトラウスの指揮者としてのイメージが変化することでしょう。(hindenburg)
 
 

Burg 8020
\1800
クレメンス・クラウス&ウィーン・フィル/
 電気録音と戦中録音!

  ハイドン:交響曲第88番ト長調
   (1929年ウィーン録音 78rpm HMV )
  ブラームス:ハンガリー舞曲第1番 第3番
   (1929年ウィーン録音 78rpm HMV )
  モーツァルト:
   「コシ・ファン・トゥッテ」序曲
   「フィガロの結婚」序曲
   「後宮からの誘拐」序曲
  シューベルト:ロザムンデより舞踏音楽
     (78rpm HMV ウィーン録音)
  ファリャ:三角帽子より3つの踊り
   (78rpm Telefunken ウィーン録音)
クレメンス・クラウス指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 当時のウィーン・フィルの弦が痺れるようにいい。ハンガリー舞曲は必聴です。
 1929年から1938年まではロゼのコンマスなのでおそらくソロはロゼでしょう。フャリャは違う。(hindenburg)

 少し聴けます。こちら

 

Burg 8021
\1800

指揮者プフィッツナー


プフィッツナー:歌劇「パレストリーナ」より第2幕前奏曲
 ベルリン国立歌劇場管弦楽団
  78rpm Polydor 66547 matrix 204 1/2bi 205bi - 1927年録音モノラル
   未確認の盤を発見か?
   いろんなカタログに掲載がない。

シューマン:交響曲第4番ニ短調(第1,2,4楽章) 
 ※第3楽章は録音していない。
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
   78rpm Polydor 69625/7 1923年録音モノラル

モーツァルト:
 歌劇「フィガロの結婚」序曲
 「コシ・ファン・トゥッテ」序曲
  ベルリン国立歌劇場管弦楽団
   78rpm Polydor 27066  1929年録音モノラル

ランナー:ペスト・ワルツop.93
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  78rpm Polydor 35025 - 1933年ベルリン録音モノラル
ハンス・プフィッツナー指揮

 ハンス・プフィッツナー指揮の自作自演とシューマン「交響曲第4番」ラッパ録音!


ここではフィガロの序曲をお聴きください。
https://www.dropbox.com/s/

HINDENBURGにはベートーヴェンもある

BURG-09
\1800
べートーヴェン:
 交響曲第6番へ長調Op.68「田園」
 交響曲第8番~(第2楽章)
78rpm  Gramophone 69642/47 matrix B20228/39 -
1923年12月録音MONO
ハンス・プフィッツナー指揮
ベルリン国立歌劇場管
最初の録音で、電気録音はCD発売されている。第8番は2楽章しか録音していない。

 

Burg 8022
\1800
シュナイダーハン
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調op61
 (78rpm DG LVM72366/8
  1953年ベルリン録音モノラル)
(ヴァイオリン) ヴォルフガング・シュナイダーハン
パウル・ヴァン・ケンペン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 
 同時発売のBURG1061と比較すると、初期DG LP 盤とSP 末期VG盤の違いがわかる。
 今回はどちらも有名な音源だが改めて価値ある復刻。



同時発売のブラームス
こちらはLP。

Burg 1061
\1800
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調op 77
 (12inch DG LPM18132
  1953年ベルリン録音モノラル)
(ヴァイオリン) ヴォルフガング・シュナイダーハン
パウル・ヴァン・ケンペン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 

Burg 8023
\1800
1920年代ブロニスラフ・フーベルマンの
 ブランズウイック音源(ラッパ録音)全10曲

 ヴュータン:バラード&ポロネーズ
 ヴェニャフスキ:
  Capriccio Valse op.7
  ヴァイオリン協奏曲第2番よりロマンス
 ラロ:スペイン交響曲より第4楽章 第5楽章
 サラサーテ:Jota Navarra & Romanza Andaiuza
 バッツィーニ:妖精の踊り
 ブラームス:ハンガリー舞曲第1番

  80rpm Brunswick
   1920年代初期録音モノラル
ブロニスラフ・フーベルマン

 ラッパ録音とは思えない約100年前の演奏。
 繊細な音まで録音されていた新たな発見ある復刻です。



 フーベルマンの1920年代の録音が聴ける。

 実際に聴いてみましょう!

 バッツィーニ:妖精の踊り

 






Burg 8024
\1800
ニキシュ指揮&ベルリン・フィル
 ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
 リスト:ハンガリー狂詩曲第1番
 ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」
  (78rpm Grammophon
   1913年 1920年録音モノラル)
アルトゥール・ニキシュ指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ニキシュ指揮ベルリンフィルの歴史的全録音!

 1913年、ニキシュ指揮の「運命」。
 この録音からドイツ・グラモフォンとベルリン・フィルの輝かしい栄光の歴史はスタートした。
 当時の技術の総力をあげて録音された演奏史・録音史上特筆すべき貴重な音源。


 ニキシュは1855年、ハンガリー西部、レーベーニ近郊にハンガリー出身の父とモラヴィア出身の母のもと生まれた大指揮者。
 その指揮は、チャイコフスキー曰く“魔術に没頭するような”指揮であったらしい。
 彼の生み出す響きは非常に神秘的な色彩を帯び、当時の作曲家たちは自らの作品がその色に染まっていくさまを、驚きを持って聴き入っていたという。
 その影響力は多大で、あのフルトヴェングラーも初めてニキシュの演奏を聴いたとき熱狂的な拍手を贈り、「私が学ぶことができた唯一の指揮者」と述べている。


 ニキシュはライプツィヒの楽器制作会社ヴェルテ=ミニョン(Welte-Mignon)のスタジオにて1913年にベートーヴェンの運命交響曲をベルリン・フィルと録音した。これがベルリン・フィルの最初の録音とされている。
 アコースティック録音であり、トスカニーニはこの録音について、「私の知るニキシュの演奏とは違う」と語ったといわれていて若干おとなしめの演奏になっているということは想像できるが、しかしいま落ち着いて聴いてみるとロマンティックな要素も多分に愉しめ、ニキシュの底力を想像することができる。

 いまから100年以上前、20世紀初頭のベートーヴェン演奏がどういうものであったかということを知るためにも、そしてニキシュの芸術を堪能するにも最適な一枚。

 音はさすがHINDENBURG、紛らわしいノイズをカットしつつキンキンしない柔らかい音で仕上げている。非常に聴きやすい。



 

Burg 8025
\1800
エーリヒ・クライバー指揮&ベルリン国立歌劇場管
 モーツァルト:
  交響曲第39番
  同第33番より第2,3楽章のみ
 シューベルト:交響曲第3番より第2,3楽章のみ
  (78rpm HMV ,Parlophone, 80rpm Vox
   1924年 1927年 1929年録音モノラル)
エーリヒ・クライバー指揮
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
 シューベルトの3番とモーツァルトの33番はSP 盤では全曲録音していない。



 30代のエーリヒ。ベルリン国立歌劇場音楽監督としてドイツ音楽の中枢にいた。
 その未来は明るく、あらゆる可能性が彼の前に開けていた。まさか数年後には祖国を離れ南米に旅立つことになるとは。



アリア・レーベル第20弾
エーリヒのSP録音、ぶっとび「新世界」

ARIA
AR 0020
\1700
第20弾
 エーリヒ・クライバー&ベルリン国立歌劇場管
  1929年/ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
エーリヒ・クライバー指揮
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
原盤:78rpm Polydor 66909/13

録音:1929年 ベルリン

 SP盤特有のノイズがあります。第1楽章冒頭は少しきついです。
 また第1楽章と第3楽章では盤が変わることによる音質・ピッチの差が若干表れます。

 フォーマットはCD-R。ケースは薄型で、シンプルなデザインのジャケットと盤面印刷の仕様です。
 針音や歪みなどのオリジナル・ノイズがありますがご了承ください。




 エーリヒ・クライバー。
 知的で堅実で禁欲的。

 確かにそういう側面もエーリヒにはある。しかしときおりエーリヒはその仮面を外す。
 ギリギリの緊張感のもと、エーリヒはときおり19世紀巨匠的な濃厚なポルタメント、自在のアゴーギグ、ダイナミックな強弱を炸裂させる。
 それが男性的で精力的でエネルギッシュで一本気だから、聴くものはその渦に完全に取り込まれる。

 その最大最高の例が・・・この「新世界交響曲」。
 知る人ぞ知るエーリヒの爆裂演奏。

 第1楽章ラストではオケを完全においてけぼりにする前時代的巨匠演奏。
 第2楽章の壮絶さすら感じさせる荒涼とした望郷の念。(それはこれから彼を見舞う過酷な運命を予感させる。)
 第3楽章のギュルギュルとした容赦なき破壊力。
 そしてこれまでの全エネルギーを受け継ぎ、序盤からオケの体力や運動能力を無視して突進する終楽章。

 1929年。80年以上前の録音。
 とんでもない昔である。
 しかしこれだけの演奏を眠らせておくわけには行かない。
 ある程度のリスクは承知の上で、ついにリリースに踏み切った。

 とにかくこのSP盤には、おそろしいほどエーリヒの音楽的才能とパワーが満ちているのである。
 こんな表現が許されるなら、「ああ、確かにこの人が振ったんだなあ」と感服する、そんな演奏。




 かけ始めてすぐは、SPの回転ノイズが「うるさいな」と思うかもしれない。
 余計なノイズ処理を一切してないのである。

 だが安心していい。
 第1楽章序奏部分が終わる頃には、そのノイズよりも、エーリヒの妙に引きずるような演奏のほうに気をとられ、気づいたら「スースーノイズ」は収まっている。
 そして第2楽章以降は安心してその深く力強い音響をたっぷり楽しめる。

 一般にSP録音のCD復刻では、あまりにノイズを神経質に取り去るために肝心の「音」の奥深さがいっしょに消えてしまう。
 そしてそれとともに異様な金属的音響が全篇を覆うことになる。そういうアルバムを大音量で聴くとかなりきつい。
 だが今回の復刻はそういうことはない。
 冒頭こそ盛大なノイズに抵抗を覚えるかもしれないが、聴き終ったあと、その骨太の音にきっと満足するはず。弦はしなやかで、管は力強い。そしてどこまで音量を上げても、耳が悲鳴を上げることはない。「ワク」だけなぞって、レンジに入れてチンしたような復刻ではないのである。




Burg 8027
\1800
カール・シューリヒト
 (1)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
 (2) ベートーヴェン:
    エグモント序曲
     交響曲第1番
(1)(ヴァイオリン) ハインツ・スタンスク
 カール・シューリヒト指揮 
 ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団
   78rpm Cetra RR 8058/60 1942年ベルリン録音
(2) カール・シューリヒト指揮
  ベルリン州立管弦楽団
   78rpm gramophone 67938&67884/7 1942年録音

「(製作者より)シューリヒト戦中録音の貴重なレア音源復刻です。
 エグモントは凄まじく激しく唸ってます。
 スタンスクのヴァイオリンはとろけるような繊細さが感じられる名演ではないでしょうか。」




 ハインツ・シュタンスケ(Heinz Stanske, 1909年 - 1996年)は、ドイツ・ベルリン出身のヴァイオリニスト。
 カール・フレッシュに師事し、1937年のウィーン音楽祭のコンクールで金メダルを獲得した。
 戦後はハイデルベルク音楽院などで教鞭をとり、弟子にエディト・パイネマンがいる。


Burg 8028
シューリヒト&ベルリン・フィル
 1938年のブルックナー:交響曲第7番

  (1885年稿A.グートマン改訂版)
レーガー:トッカータニ短調op. 59-5
カール・シューリヒト指揮 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(Org)Alfred Sittard
78rpm Gramophone 67195/202  1938年2月26,28日 3月1日ベルリン録音モノラル

 この第7番はシューリヒトの1930年代の代表的録音のひとつ。
 放送録音を除くとこれがシューリヒトの初のブルックナー録音でした。
 GramophoneのSPからの復刻。
 8枚目の裏にレーガーが収録されています。こちらも復刻しました。

2020/4新譜

Burg 8029
\1800

アーベントロート稀少SP音源集
R.シュトラウス:交響詩「死と変容」 78rpm Polydor 65871/3
1922年録音モノラル 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ワーグナー:楽劇「さまよえるオランダ人」序曲 78rpm Parophone E11422
1938年録音モノラル 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
リスト:ハンガリー狂詩曲第1番 78rpm Odeon O7734
1937年録音モノラル  
ベルリン国立歌劇場管弦団
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番 78rpm Odeon O7887
1938年録音モノラル  
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
グルック:歌劇「アウリスのイフィゲニア」序曲 78rpm Parlohone E11446
1937年録音モノラル 
ベルリン交響楽団
ヘルマン・アーベントロート指揮



2020/7/23新譜

Burg 8030
\1800
ケンペン指揮&ドレスデン・フィル
 シューベルト:交響曲第8番「未完成」*
 ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調op 36
パウル・ファン・ケンペン指揮 
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
78rpm Polydor 67575/7 * &67608/12
1940年 ドレスデン録音モノラル


ベートーヴェンのほうを少し聴いてみますか??
https://www.dropbox.com/s/hw5lxhso8sbg1as/BURG8030Track06.mp3?dl=0




アリア・レーベルの壮絶なる「エロイカ」

AR 0007
\1700
第7弾
 パウル・ファン・ケンペン指揮&ベルリン・フィル
  ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
パウル・ファン・ケンペン指揮
ベルリン・フィル
12inch Philips A00177 モノラル
録音:1953年5月26-28日、ベルリン


 これがすごい。

 変わったことをしていないのに、聴いているこちらのツボにすべてがバシバシ決まっていく。全編に奥の深い、本当の意味での「音楽の楽しさ」とでもいうものが満ち溢れているのだ。

 潔いテンポで想像以上に快活なのに重心は常に低い。男性的でエネルギッシュな推進力でグイグイ前に進んでいくのに、荒っぽさや強引さは皆無。

 これだけ重量級でありながら激しい勢いに貫かれ、なおかつ演奏精度が高い・・・。

 こんな演奏にはなかなかお目にかかれない。ケンペン、そうとう念入りに音楽を創り上げているのがわかる。
 しかも小細工とか苦心惨憺という印象は皆無。この指揮者が持って生まれた、あるいは生きていく中で持つにいたった「技術」以上の何かをいやというほど思い知らされる。

 これほど充実した「エロイカ」は久々に聴いた。

 詳しくはこちらで

2020/7/31新譜

Burg 8031
\1800
オズヴァルト・カバスタ指揮&ミュンヘン・フィル
 モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
        セレナーデ第6番kv. 239より「ロンド」
 ベートーヴェン:「コリオラン」序曲
オズヴァルト・カバスタ指揮 
ミュンヘン・フィルハーモニー

78rpm Electrola DB5648/51 DB 5636
1941年ミュンヘン録音、モノラル、戦中録音の稀少音源


 オズヴァルド・カバスタ。



 1938年にミュンヘン・フィルの首席指揮者に就任、ブルックナーの交響曲第7番などの名演を残した人。
 熱烈なナチス信者だったこともあり、現在カバスタの音源を積極的に出すレコード会社はあまりない。
 終戦後の1946年、クーフシュタインの教会で妻と共に服毒自殺を遂げた。

 この人の指揮した「新世界」がフルトヴェングラーの指揮として販売されたことで、真相が判明した後、その名が広く知られるようになった。

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2020/7/31新譜

Burg 8032
\1800
珍しい3人のイタリア指揮者
レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」 「ローマの松」 ロレンツォ・モラヨリ指揮 
ミラノ交響楽団
 78rpm Columbia 5310/2 D2501/2
 1928年 ローマ録音モノラル
ロッシーニ:「バビロニアのチロ」からシンフォニア ウーゴ・タンシーニ指揮 
E.I.A.R symphony orchestra-Turin
 78rpm Parlophone E11447
 1940年代トリノ録音モノラル
ロッシーニ:「絹のはしご」序曲 ラ・ローザ=パローディ指揮 
E.I.A.R symphony orchestra Turin
78rpm Parlophone E11409
1940年代トリノ録音モノラル

 珍しい3人のイタリア指揮者の音源。

 1868年ローマ生まれのオペラ指揮者モラヨリが指揮したローマの「噴水」と「松」は珍しい。
 モラヨリは1920・1930年代に活躍、1939年に亡くなっている。

 ウーゴ・タンシーニも1874年生まれのイタリアの指揮者。
 スカラ座のオーケストラの首席ヴィオラ奏者兼ヴァイオリン奏者としてトスカニーニの指揮下で演奏した。
 セラフィンの代役としてパヴィアの歌劇場で指揮をし、またトスカニーニの代役としてボローニャ市立劇場やトリノ王立劇場の指揮台に上がり、指揮者として次第に活動するようになった。
 1944年にヴェネツィアにて没。

 ラ・ローザ=パローディは1904年ジェノヴァ生まれの指揮者。
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2020/7/31新譜

Burg 8033
\1800
超お宝!19歳の録音
 ジョージ・セル指揮SP盤稀少音源集


 モーツァルト:「魔笛」序曲
    Gr.symphoie-orchester
     (80rpm OdeonRXX80763/4 1924年録音)
 ウェーバー:オベロン序曲
    Berliner symphoie -orchester
     (78rpm homocord4-9010 1927年録音)
 ベートーヴェン:序曲「レオノーレ第3番」
    ベルリン国立歌劇場管弦楽団
     (78rpm Parlophone E10545/6 1926年11月&1927年1月録音)
 ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集(op. 46-1,3,8 &op. 72-2,7)
    クリーブランド管弦楽団
     (78rpm columbia C16159/61 1947年録音)
       全て ジョージ・セル指揮

 R .シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
    ベルリン国立歌劇場管弦楽団
     (78rpm Gramophone 69525/6 1916年録音)
       セルとリヒャルト・シュトラウスの指揮

 最後の「ドン・ファン」は、SP 盤の1面と2面はセル指揮(約8分まで)、そして後半3面と4面はR.シュトラウス指揮という珍しい演奏。
 100年前の音源で、このときなんとセルは19歳!

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2020/7/31新譜

Burg 8034
\1800
エリー・ナイ 
 マックス・フィードラー指揮&ベルリン・フィル
  ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調op. 83
(ピアノ) エリー・ナイ 
マックス・フィードラー指揮 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
78rpm gramophone 67566/71
1939年ベルリン録音

 エリー・ナイは1882年生まれのドイツの女性ピアニスト。
 少女時代から反ユダヤ主義の洗礼を受け「人道主義的な倫理観」は「真正な人種である」ゲルマン人にしか適用されないと考えるようになっていた。
 1937年に国家社会主義ドイツ労働者党に入党し、同年アドルフ・ヒトラーより教授の称号を与えられ、またその他多くのナチスの御用団体にも新規会員として名を連ねた。
 そんな経歴のために戦後の活動はきわめて限定的なものとなってしまい、「20世紀有数のベートーヴェン弾き」という名声が戻るまでにはかなりの時間が必要だった。


 
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2020/7/31新譜

Burg 8035
\1800
マックス・フィードラー指揮&ベルリン・フィル
 ブラームス:交響曲第2番ニ長調op. 73
        「大学祝典」序曲
マックス・フィードラー指揮 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
78rpm Polydor 27254/8
1931年ベルリン録音


 マックス・フィードラーは1859年生まれのドイツの指揮者。
 熱心なファンも多く、その音源復刻が強く望まれていた(ブラームス2番、4番カップリングのBIDDULPH盤など2万円近い高値で取引されている)。
 とくにそのブラームス演奏はフルトヴェングラーやメンゲルベルクと同様の深い抒情と音楽性を感じさせる。

 実父カール・アウグストより音楽教育を受けた後、1877年から1880年までライプツィヒ音楽院でピアノと指揮法を学び、その間グスタフ・アルブレヒトに師事した。
 若い頃にヨハネス・ブラームスの交響曲をブラームス自身の前で指揮したらしい。辛口のブラームスだが若きフィードラーの解釈には不平不満を並べなかったという。
 1882年から1908年までハンブルク音楽院に教授として勤務するかたわら、1904年にハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者に就任。1905年にニューヨーク・フィルハーモニーを指揮してアメリカ合衆国にデビューし、1907年にはロンドン交響楽団を指揮している。
 1908年に渡米してボストン交響楽団の音楽監督に就任した。
 1912年にドイツに戻ると1934年までエッセンの音楽総監督に就任した。
 最晩年はベルリンやストックホルムに客演指揮者に迎えられ、1939年にストックホルムに客死した。






数少ないマックス・フィードラーのアルバム

M&A 1192
\2800
ヨハネス・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 77
ロベルト・シューマン :交響曲第1番 変ロ長調 「春」 Op. 38
ベルリン放送管弦楽団
マックス・フィードラー (指揮)
ジークフリート・ボリース (ヴァイオリン)
1936年10月、12月


2020/8/7新譜

Burg 8036
\1800
マックス・フィードラー指揮&ベルリン国立歌劇場管
 ブラームス:交響曲第4番ホ短調op. 98
マックス・フィードラー指揮 
ベルリン国立歌劇場管弦楽団

78rpm (UK)Decca CA8137/42
1930年 ベルリン録音モノラル
Decca盤のmatrix
   第1楽章(993bi 994bi 995 1/2bi)第2楽章(1001bi 997 1/2bi 998 1/2bi)第3楽章(999bi 1000bi)第4楽章(1002 1/2bi 1003 3/4bi 1004 1/2bi)

 以前に発売中CDとは一部別テイクの可能性があるのでは?4楽章なんかはマトリックスが全て違うのではないか?
 先発売のGramophone 盤はマトリックス順に誤りがあるのではないか?Gramophone matrix(993bi 994bi 995bi 997bi 998bi 999bi 1000bi 1001bi 1002bi 1003bi 1004bi )
 最終的には未確認です。しかし演奏は個性的。ブラームスも納得したのか?(Hindenburg)





 まさかHINDENBURG、第4番も持っていたとは・・・
 先日の第2番に続いて第4番登場!
 その雄大且つ無双的演奏は確かにフルトヴェングラーやメンゲルベルクを彷彿とさせるが、第1楽章や第4楽章での止まりそうなほどの遅いテンポは異常とも映る。
 あと20年遅く生まれていたらもっと多くの名演を残してはず。


第4楽章から一部聴いてみますか??
https://www.dropbox.com/s/jc8n7vx54immd1z/20200806-142609.mp3?dl=0


 マックス・フィードラーは1859年生まれのドイツの指揮者。
 熱心なファンも多く、その音源復刻が強く望まれていた(ブラームス2番、4番カップリングのBIDDULPH盤など2万円近い高値で取引されている)。
 とくにそのブラームス演奏はフルトヴェングラーやメンゲルベルクと同様の深い抒情と音楽性を感じさせる。

 実父カール・アウグストより音楽教育を受けた後、1877年から1880年までライプツィヒ音楽院でピアノと指揮法を学び、その間グスタフ・アルブレヒトに師事した。
 若い頃にヨハネス・ブラームスの交響曲をブラームス自身の前で指揮したらしい。辛口のブラームスだが若きフィードラーの解釈には不平不満を並べなかったという。
 1882年から1908年までハンブルク音楽院に教授として勤務するかたわら、1904年にハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者に就任。1905年にニューヨーク・フィルハーモニーを指揮してアメリカ合衆国にデビューし、1907年にはロンドン交響楽団を指揮している。
 1908年に渡米してボストン交響楽団の音楽監督に就任した。
 1912年にドイツに戻ると1934年までエッセンの音楽総監督に就任した。
 最晩年はベルリンやストックホルムに客演指揮者に迎えられ、1939年にストックホルムに客死した。





先日ご紹介した交響曲第2番とピアノ協奏曲第2番
上記Burg 8036 とあわせて3枚合わせると、2万円近くで取引されているBIDDULPH盤と同じ内容のものが揃うことになる

BIDDULPH盤
2020/7/31新譜

Burg 8035
\1800
マックス・フィードラー指揮&ベルリン・フィル
 ブラームス:交響曲第2番ニ長調op. 73
        「大学祝典」序曲
マックス・フィードラー指揮 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
78rpm Polydor 27254/8
1931年ベルリン録音
2020/7/31新譜

Burg 8034
\1800
エリー・ナイ 
 マックス・フィードラー指揮&ベルリン・フィル
  ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調op. 83
(ピアノ) エリー・ナイ 
マックス・フィードラー指揮 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
78rpm gramophone 67566/71
1939年ベルリン録音




数少ないマックス・フィードラーのアルバム

M&A 1192
\2800
ヨハネス・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 77
ロベルト・シューマン :交響曲第1番 変ロ長調 「春」 Op. 38
ベルリン放送管弦楽団
マックス・フィードラー (指揮)
ジークフリート・ボリース (ヴァイオリン)
1936年10月、12月


2020/8/7新譜

Burg 8037
(2CD-R) \2900

フランソワ・ルールマン指揮1920年代パテ録音集

ドリーブ:バレエ「コッペリア」より
 前奏曲とマズルカ、ワルツ、情景、人形のワルツ、バラード*
    (ヴァイオリン・ソロ:アンリ・メルケル)*
 78rpm 10inch Pathe 96239/40 1930年録音
ポンキエッリ:ラ・ジョコンダより時の踊り
 80rpm pathe X5439 1929年録音
 (一部音トビがあります。)
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
 80rpm pathe X 5428 1929年録音
マスネ:タイスの瞑想曲
 (ヴァイオリン・ソロ:M.Norbert Lauga)
A.ルイジーニ:オーバドゥ
 80rpm pathe X 5414 1927年録音
シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
 80rpm pathe X 5446 1929年録音
シューベルト:交響曲第8番ロ短調「未完成」
 80rpm pathe X 5420/22 1928年録音
ロッシーニ:ウィリアム・テル序曲
 80rpm pathe X 5430/1 1928年録音
ワーグナー:「タンホイザー」より行進曲
 80rpm 縦振動pathe X5427 1928年録音

フランソワ・ルールマン指揮
交響楽団(パリ)

アンリ・メルケルのヴァイオリンソロによるバラードが美しい! 
2020/8/7新譜

Burg 8038
\1800
栄光のベルリン・フィル戦中・戦前レア録音集!
シューベルト:交響曲第8番ロ短調「未完成」D759 ヨハネス・シューラー指揮 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(78rpm Imperial 014042/44 1941年6月12日ベルリン録音モノラル)
ワーグナー:ニュルンベルクのマイスタージンカー前奏曲 グスタフ・ハーヴェマン指揮 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(78rpm Telefunken G9100 1933年3月8日ベルリン録音モノラル)
ワーグナー:「ローエングリン」より第3幕への前奏曲 オットー・マリエンハーゲン指揮 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(78rpm Decca LY6050 1927年ベルリン録音モノラル)

 ヨハネス・シューラーは1894年生まれのドイツの指揮者。1936年にベルリン国立歌劇場の総監督に就任した。
 1960年代中盤以降もドイツを中心に活動していた知る人ぞ知る名匠。

 グスタフ・ハーヴェマン(1882-1960)はヨアヒムに師事したというヴァイオリニスト!
 15歳でシュベリンの宮廷楽壇のコンマスに、その後さまざまなオケを経験した後、1915年から1920までドレスデンシュターツカペレの第1コンサートマスターを務めた。
 ラッパ録音時代にはヴァイオリン奏者として小品を録音している。
 1930年代から度々ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮したようだが、指揮者としての録音はほとんど無いため、この録音は極めて稀少である。

 オットー・マリエンハーゲンは詳細不明だが、この録音は一時期クナの演奏としてPREISERから発売されていたものと同じと思われる。


2020/8/13新譜

Burg 8039
\1800
栄光のベルリン・フィル戦中、戦前レア録音集!
 ユーリウス・プリューヴァー指揮

 シューベルト:交響曲第8番ロ短調「未完成」
   78rpm Polydor 66784/86
   1928年ベルリン録音
 ワーグナー:歌劇「リエンツィ」序曲
   78rpm Decca LY6049/50
   1927年ベルリン録音
ユーリウス・プリューヴァー指揮 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 ユーリウス・プリューヴァー(1874-1943)はオーストリアの指揮者。ブラームスと親交があり指揮ではかなり影響力があった。
 1896-1918年までブレスラウ国立歌劇場管弦楽団の常任指揮者で1923年からはヴァイマール管、1930年からはベルリンフィルなど指揮。
 1924年から1933年までのSP音源がかなりある。1939年にはアメリカへ亡命している。

2020/9/10新譜

Burg 8040
\1800
シャルミー、ナヴァラ、ウーブラドゥ
 シャルル・ミュンシュ&パリ音楽院管
ハイドン:協奏交響曲変ロ長調Hob.I -105
(ヴァイオリン) ローラン・.シャルミー  
(チェロ) A.ナヴァラ
(ファゴット) F.ウーブラドゥ  
(オーボエ) M.モレル
シャルル・ミュンシュ指揮 
パリ音楽院管弦楽団

78rpm L'Oiseau-Lyre OL83/5
1938年10月 パリ録音モノラル
ウェーバー:アンダンテとハンガリー風ロンド (ファゴット) フェルナン・ウーブラドゥ
ロジェ・デゾミエール指揮 
パリ音楽院管弦楽団

78rpm L'Oiseau -Lyre OL 
1939年モノラル
ボワモルティエ:ファゴット協奏曲ヘ長調 (ファゴット) フェルナン・ウーブラドゥ
ロジェ・デゾミエール指揮 
管弦楽団

78rpm L'Oiseau -Lyre OL 145
1939年録音モノラル

ハイドンの協奏交響曲は当時のパリ音楽院管のメンバーとナヴァラとの最高級のアンサンブルでしかも、ミュンシュが常任指揮者になって間もなくの録音です。
知る人ぞ知るシャルミーは「パリのモーツァルト」ではソナタK.304を録音している名手。(Hindenburg)


2020/10/29新譜

Burg 8041
\1800
チャイコフスキーと共演した神童ツァハレヴィッチ、ほか
 歴史的稀少ラッパ時代の音源集「メンデルスゾーンの協奏曲」
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op. 64より
   (第1楽章と第3楽章のみの音源)
ツェーザリ・キュイ:万華鏡より「オリエンタル」op. 50-9
(Vn ) エディー・ブラウン(1895-1974)
フリーダー・ワイスマン指揮 ベルリン国立歌劇場管弦楽団
80rpm Parlophone E10175/7 1924年録音モノラル
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op. 64より
   (第1楽章のみで一部カットがある音源)
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼンop. 20
(Vn ) ミッシェル・ツァハレヴィッチ(1879-1953)
(P) 奏者不明
80rpm Edison Bell 652 & 525 1924年録音モノラル
  ミッシェル・ツァハレヴィッチ(1876-1953)はロシアのヴァイオリン奏者で、なんと12歳のときチャイコフスキーの指揮で協奏曲を演奏しているという。
 ヨーロッパや英国などでも華々しく活躍、作曲家としても知られる。
 チャイコフスキーの協奏曲は音源が存在してないのが残念。しかしこのメンデルスゾーンを聴く限り凄い想像が膨らむのは私だけか?(HINDENBURG )

///////////////////////////////



おそるべきノイズの向こうからツァハレヴィッチの強靭なヴァイオリンと強烈な個性が聴こえてくる。
確かにただものではない。
https://www.youtube.com/watch?v=K2grl_fEaVg
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op. 64より
  (第3楽章のみの音源)
(Vn ) モード・パウエル(1868-1920)
(P) G.Falkenstein
78rpm Victor74026 1904年録音モノラル
全てが個性的で今では考えられないような演奏スタイルです。古きよき時代の沸き上がる音楽に魅了されるのではないでしょうか?

2020/10/29新譜

Burg 8042
\1800
「指揮者マリウス=フランソワ・ガイヤールの超稀少音源、
   これは面白い!」

 シューベルト:交響曲第4番「悲劇的」D417
  (78rpm pathe PDT88/91 1944年2月1日 パリ録音モノラル)
 モーツァルト:12のドイツ舞曲kv. 586
  (10inch OdeonOC1006 1947年 パリ録音モノラル)
マリウス=フランソワ・ガイヤール指揮 
管弦楽団

 ピアノ奏者としてはドビュッシーの作品音源でそこそこ有名なガイヤール(1900-1973)だが、指揮者としての方が遥かに素晴らしいのではないか?
 パリ戦中占領下の録音。
 フルヴェンがもしも演奏したならこんな第1楽章かも・・・
 第2楽章は超スローテンポで音楽が止まるほどの演奏「悲劇的」と言うより「劇的」な感じなんです。この復刻は地鳴りする音源に仕上がっています。(HINDENBURG )


2020/11/5新譜

Burg 8043
\1800
パリ音楽院管全盛期のコンサートマスター
 ピエール・ネリーニの稀少音源集
ラロ:スペイン交響曲より第1楽章アレグロ (ピアノ伴奏) 不明だがエミール・ネリーニ(父親かも?)
10inch (F)Odeon 165108 1926年(?)録音モノラル
 真実ならネリーニの11歳録音ということになる
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調「春」 (ピアノ) ジャニーヌ・ネリーニ(妹)
78rpm Pacific P12 1518/20 1948年録音モノラル
チャイコフスキー:
 組曲第4番「モーツァルティアーナ」op. 61より第4楽章
セルジュ・ボド指揮 セントソリ管弦楽団
12inch Musidisc RC709 1950年代録音モノラル
 後半に聴けるネリーニのヴァイオリンソロが何とも魅力的
エミール・ネリーニ:ピアノのための12の演奏会用小品 (ピアノ) エミール・ネリーニ
10inch Radium LSP7676/7 1950年代録音モノラル
ヴァイオリンは全て
 ピエール・ネリーニ

 正に「ネリーニ」一族の華麗なるお宝音源集。
 ピエール・ネリーニ(1915-2006) はコンセール・ラムルー管、コンセール・パドゥルー管、パリ・オペラ座管を渡り歩いて1945年から1967年まで全盛期のパリ音楽院管のコンサートマスターとして在籍した。


2020/11/19新譜

Burg 8044
\1800

モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲
 ヘルムート・ティールフェルダー指揮 Grosses交響楽団
 78rpm Parlophone P1203 1921年 録音モノラル


モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
 ヨハネス・ハイデンライヒ指揮 ベルリン国立歌劇場管弦楽団
 78rpm Polydor 69655/8 1924年録音モノラル


R.シュトラウス:町人貴族より「メヌエットとフェンシングの教師」
 リヒャルト・シュトラウス指揮 ベルリン国立歌劇場管弦楽団
 78rpm Polydor 696558 1924年録音モノラル

2020/12/3新譜

Burg 8045
\1800
第2次世界大戦前夜
 第三帝国ドレスデン時代のベームSP 音源集(1938-1940)

  マックス・シュトループによる
   ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.61
(ヴァイオリン) マックス・シュトループ
カール・ベーム指揮 
ザクセン国立歌劇場管弦楽団(ドレスデン)
78rpm Electrola DB5516/21
1939年6月29,30日 ドレスデン録音MONO
第1楽章にてべートーヴェンがピアノ協奏曲用に編曲したティンパ二入りカデンツァを使用しています。

 マックス・シュトループは1900年生まれのドイツのヴァイオリニスト。

 ケルン音楽院でブラム・エルデリングに師事し、1921年にシュトゥットガルト歌劇場のコンサートマスターを務め、翌年にはドレスデン・シュターツカペレのコンサートマスターに転出。
(1925年にはワイマール音楽院の教授にも就任している。)
 1928年にはベルリン国立歌劇場のコンサートマスターに就任してシュトループ弦楽四重奏団を結成し、さらにエリー・ナイやルートヴィヒ・ヘルシャー等とトリオを組み、ヨーロッパ中を演奏旅行した。

 1966年、バート・エーンハウゼンにて死去。



 マックス・シュトループというと、ソリストとしてのイメージはあまりない。シュトループ弦楽四重奏団のひと。
 そのシュトループのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。どんな演奏か聴いてみた。
 そうしたら、いったいこれはなんなんだ、一切薬味の入ってないソバみたいな、いやに素っ気無いヴァイオリン。この人、どういう人なんだ、ということで調べてみた。

 この人、シュトゥットガルト歌劇場、ドレスデン・シュターツカペレ、ベルリン国立歌劇場のコンサートマスターを務め、戦時中はベルリン・フィルのゲスト・コンマスとしてフルトヴェングラーのイギリス公演にいっしょに行ってる。
 ナチス寄りのエリー・ナイとも組んで活動している。
 つまり本人はナチスの党員にはなっていないようだが、きつい言い方をすれば、ユダヤ人ヴァイオリニストが抜けたドイツ音楽界でどんどん名声を手に入れていったということか。

 そのシュトループのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。
 これは1939年の6月末の演奏。つまり第2次世界大戦前夜。ナチスがめちゃくちゃやってたころ。オーストリアもチェコスロヴァキアも蹂躙し、ポーランドに手を出そうとして戦争が始まる。
 そんな異常な状況での演奏。
 ドレスデンのこの日の会場にもゲシュタポがいただろうし、楽団員の多くがナチスだっただろう。そんな状況の中でのコンチェルト。内外にドイツの素晴らしさを知らしめなけれいけない。そのソロで失敗したら粛清されかねない。
 シュトループ、6歳年上のベームとともに、お国に献上する「ドイツのコンチェルト」を必死に作り上げようとしているのだ。
 そんなだったからシュトループの第1楽章がまるで四角四面のガチガチのゴリゴリの演奏になっているのも当然かもしれない。若干よれっとしているのも緊張からかもしれない。

 ただ、逆にその反動からか、終楽章になってくると「ま、いっか、えいやー」的な見せ場も出てきて少し面白くなってくる。
 そういえば第1楽章では、「ピアノ協奏曲編曲版のカデンツァ」を使ったりもしている(ティンパニがでてくるやつ)。

 稀代の隠れ名演とか、これがドイツの重厚なベートーヴェンとか持ち上げる気はないが、時代の異常性を考えると非常に興味深い演奏である。聴いておいてもいいと思う。




シュトループ弦楽四重奏団のマックス・シュトループ
数少ないSP 録音集


Burg 8013
\1800

シュトループ弦楽四重奏団

ベートーベン:弦楽四重奏曲第9番 ラズモスキー第3番 78rpm Electrola DB5599/02
1940年録音モノラル
  シュトループ四重奏団
モーツァルト:ピアノ協奏曲ニ長調kv .107より 第3楽章
ヘンデル:ソナタ第1番ハ短調より第1楽章
78rpm Gramophone EG2881
1930年代録音モノラル
  (チェンバロ)E.Krutte
  (チェロ)H.Schradat
  (フルート)P.Luther 他
  (ヴァイオリン)マックス・シュトループ
F.ベンダ:ヴァイオリン協奏曲イ長調より第3楽章 ハンス・フォン・ベンダ指揮
室内管弦楽団
(ヴァイオリン)マックス・シュトループ
 
 78rpm HMV B8119 1930年代録音モノラル
 マックス シュトループの数少ないSp 録音集


2020/12/10新譜

Burg 8046
\1800
リュブカ・コレッサ(P)
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調op. 37
 フンメル:ロンド変ホ長調
 モーツァルト:グルックの主題による変奏曲kv. 455より(1,7,8,10曲)
(ピアノ) リュブカ・コレッサ
カール・ベーム指揮 
ザクセン国立歌劇場管弦楽団
78rpm Electrola DB 5506/10 & DB 4621
1939年録音モノラル
若くして現役を引退した稀少SP 音源
彼女のベートーヴェンは繊細でショパンのよう・・・だが素晴らしい当時のドレスデンとベームもやっぱりいい。
2020/12/10新譜

Burg 8047
\1800
エリー・ナイ
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番変ロ長調kv. 450
(ピアノ) エリー・ナイ
ヴィレム・ファン・ホーフストラーテン指揮 
室内管弦楽団
78rpm HMV(UK )DB 4435/7 1
935年録音モノラル
エリー・ナイ
 R.シュトラウス:ブルレスケ ニ短調(ピアノと管弦楽のための)
(ピアノ) エリー・ナイ
アルトゥール・ローター指揮 
ベルリン放送交響楽団
12inch URANIA URLP 7101
1953年?録音モノラル
彼女は1882年生まれ1937年第三帝国時代にはナチ党に入党するも戦後は1952年まで演奏活動停止だったが1953年に再開した頃のブルレスケ録音か?
2020/12/10新譜
Burg 8048
\1800
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲イ長調kv. 219「トルコ風」
ワーグナー:楽劇「さまよえるオランダ人」序曲*
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」より第3幕への前奏曲*
(ヴァイオリン) ヤン・ダーメン
カール・ベーム指揮 
ザクセン国立歌劇場管弦楽団
78rpm Electrola DB 4578/81&5533/4*
1938年1939年録音モノラル











<BURG 旧シリーズ 5タイトル>
1CD-R\1800


 旧譜は全てスリムCDケース入り、中折りブックレット付き。
 一部日本語表記。

BURG-04
\1800
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調Kv.216
モーツァルト:セレナーデ第7番Kv.250より第3楽章メヌエット
 (Vn)イエーリ・ダラニ
 スタンリー・チャップル指揮 エオリアン管弦楽団
(1925年録音) Vocalion A0242/4
メンデルスゾーン:
 ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64より第2楽章 +
 ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64より第3楽章
  (Vn)ファン・マネン
  コンコルディオ・ジェラベール指揮
 バルセロナ交響楽団 (1916年録音)+
  Grammophon 067907/8
 フリードリッヒ・カーク指揮 管弦楽団 (1915年録音)
  Parlophon 2048/9
パガニーニ:常動曲Op.11
サラサーテ:ホタ・アラゴネーサ
 (Vn)ファン・マネン
 フリードリッヒ・カーク指揮 管弦楽団 (1915年録音)
  Parlophone E10105
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64より第3楽章最終面
  (Vn)エディ・ブラウン
  フリーダー・ワイスマン指揮 ベルリン国立歌劇場管弦楽団
   (1924年録音) Parlophon E10177
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリッチオーソOp.28
 (Vn)デジー・ケネディー
 ハミルトン・ハーティー指揮 管弦楽団
   (1920年録音) Columbia L1335
マネンのメンデルスゾーン「協奏曲」は全部で3回録音がある。今回はバルセロナ響との全曲録音より第2楽章のみと、全曲録音がされていない第3楽章のみと何れもなかなか手に入らないレア盤です。
あとは1921年録音のオケは不明だが全曲録音がある。

BURG-06
\1800
カミーユ・シュヴィヤール&コンセール・ラムルー管
 ボロディン:歌劇「イーゴリ公」より ダッタン人の踊り
 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
 ワーグナー:「タンホイザー」序曲
  (1922年録音) フランスPathe 6595/6 & 6594 & 6591/2
カミーユ・シュヴィヤール指揮
コンセール・ラムルー管弦楽団
一部音トビ、ヒズミ等があります。縦振動パテ盤(80回転)
フランスの指揮者シュヴィヤール・・・テンポは作曲家直伝か!?他にわずかなパテ盤が存在する。可也大柄で身振りも大きく表現しそうな雰囲気をイメージしてしまうが?ワーグナーは(約13分30秒)オケがたまに気が狂い変な音をだす以外と劇的なアプローチだ!

BURG-07
\1800
ドビュッシー:組曲「子供の領分」(管弦楽版)
ドビュッシー:「放蕩息子」より行列と舞曲
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
 (1919年1920年録音) Gramophone W356 W373,P379/80
フランシス・トゥーシュ指揮
コンセール・トゥーシュ管弦楽団
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
 (1910年パリ録音) Pathe縦振動 6326
ジル指揮
管弦楽団
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番 第6番
 (1907年 パリ録音) Pathe縦振動 8948
エドゥアール・コロンヌ指揮
コンセール・コロンヌ管弦楽団

BURG-09
\1800
べートーヴェン:
 交響曲第6番へ長調Op.68「田園」
 交響曲第8番~(第2楽章)
78rpm  Gramophone 69642/47 matrix B20228/39 -
1923年12月録音MONO
ハンス・プフィッツナー指揮
ベルリン国立歌劇場管
最初の録音で、電気録音はCD発売されている。第8番は2楽章しか録音していない。

BURG-10
\1800
ベートーヴェン:交響曲第9番二短調「合唱」
 78rpm Gramophone B20150/63 (matrix 69607/13) -
  1923年録音MONO
(S) エテル・ハンザ
(A) エレアノ・シュロスハウエル
(T) オイゲン・トランスキー
(B)アルバート・フィッシャー
ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー指揮  
ベルリン新交響楽団
ベルリン国立歌劇場合唱団
ソリストが以外にも鮮明だ!第2楽章は一部カットの録音です。





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