VHL 12 |
モーツァルト:
協奏交響曲(1962/7/14)/
音楽の冗談〜2-4楽章(1962/7/14)
バレエ曲「レ・プチ・リアン」(1962/7/15) |
ミュンシュ指揮
ボストン響
ポッセルト(Vn)
パスカーレ(Va) |
タングルウッド音楽祭でのライヴ。あのミュンシュが笑顔で楽しそうに演奏しているのが感じ取れるほど明るい音楽になっている。 |
VHL 15 |
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 |
ロスバウト指揮
南西ドイツ放送響 |
1950年代の録音。筋肉質の堂々とした「英雄」。おそらくロスバウトがこのオケに就任してしばらく経った50年代後半の録音と思われる。 |
VLL 19 |
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 |
チェリビダッケ指揮
スウェーデン放送響 |
1967年のライヴ。止まりそうな程ゆっくりとしたテンポで音楽を始めるいつものスタイルだが、時折まるでラヴェルかドビュッシーのような優美な響きが聴こえてくる。多少のテープノイズはあるが、過去にリリースされたこの指揮者の同曲録音のなかでは良好な部類。 |
VHL 20 |
ブルックナー:交響曲第7番 |
ヒンデミット指揮
NYP |
1960年2/28のライヴ。「音楽は演奏する側に主体がある」と語ったヒンデミットらしく、即物主義的なブルックナー、と思っていると音楽が進むに連れてヒンデミットの中に、ロマン主義への憧れが眠っていることに気づかされる。1楽章では軽快なテンポを刻んでいたのが、4楽章ではロマンティックな響きで充満している。年代相応のやや不鮮明なところもある。 |
VHL 24 |
ベートーヴェン:
コリオラン序曲/交響曲第5番「運命」 |
ベーム指揮
ウィーン・フィル |
1966年5月22日の録音。コリオランが素晴らしい。「運命」の方は少し音がこもっているとのこと。 |
VHL 26 |
ブルックナー:交響曲第8番 |
クリップス指揮
NYP |
1961年12月2日、カーネギー・ホールでのライヴ。かつてプライベートLPで発売され伝説となった音源によるもの。引き締まったティンパニーに厚い弦。きらびやかな金管、とまるでこの曲の為に作られたような完璧なオーケストラの響きが聴ける。 |
VHL 27 |
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 |
リップス(S)
ヴェレット(A)
ペトラック(T)
ファロウ(B)
クリップス指揮
NYP
ウェストミンスター合唱団 |
1961年11月25日、カーネギー・ホールでのライヴ。躍動感に満ちている。カルロス・クライバーが第九を遺していたらこんな風だったろうか。 |
VHL 29 |
ハイドン:交響曲第96番(1955/5/12)
モーツァルト:交響曲第39番(1956/6/14) |
ワルター指揮
フランス国立管 |
どちらもパリでのライヴ。巨匠時代らしい、端正な録音。古楽器のようなはっきりとした輪郭を持った曲想で演奏され、それぞれの曲の持つ特徴を惜しげもなくさらしている。 |
VHL 30 |
シューマン:チェロ協奏曲*
アイスラー:小交響曲
ストラヴィンスキー:火の鳥(1945年版)
シェーンベルク:5つの管弦楽曲 |
トゥルトリエ(Vc)*
スイトナー指揮
シュターツカペレ・ベルリン |
全て1964年10月のライヴ録音。ノイズの目立つモノラル録音。硬い録音のせいもあるが、まるで地下室で行われた秘密の演奏会を聴いているよう。 |
VHL 36 |
モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番(1953)*
J.シュトラウスⅡ:無窮動/南国のバラ(1943/10)+ |
W.ケンプ(P)
ベーム指揮
ヘッセン放送響*
ウィーン・フィル+ |
年代相応の音質。透明でコロコロとしたケンプの響きは、このモーツァルトに良く合っている。シュトラウスは当時のウィーン・フィルの高貴な響きを引き出すことに成功している。 |
VHL 43 |
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」 |
マルケヴィッチ指揮
フランス国立管 |
1958年9月25日、パリでのライヴ。モノラルで残響の少ない録音。比較的早いテンポで揺れ動きながら進んでいく音楽は、詩情豊かな風景を目の前に広げる。マルケヴィッチが引き出した、フランスの音によるロシアの風景。 |
VHL 45 |
モーツァルト: 交響曲第31番(1954/4/2)
交響曲第41番「ジュピター」(1952/12/26) |
ミュンシュ指揮
ボストン響 |
少し古めの音質ではあるが、ミュンシュが指揮棒を振り下ろすたびに音の波が広がっていくのが分かる。華麗でありながら、ところどころズシっとくるなんとも言えない重みさえ感じられる。ボストン響のアンサンブルも完璧。 |
VHL 46 |
マーラー:交響曲第5番 |
パレー指揮
デトロイト響 |
1959年11月12日のライヴ。パレーの過激な演出が炸裂する力演。第1楽章はやや音が遠い印象を受けるが、2楽章から音のうねりが大きくなってきて、最終楽章の頂点を迎えるまで、その振幅は徐々に力を増していく。歌舞伎の見得を切っているような大袈裟な音作りも見られるが、最後まで力を抜くことなくやり切るパワーには感服させられる。 |
VHL 47
(2CD−R) |
シューマン:チェロ協奏曲(1949/11/6)*
ショスタコーヴィチ:交響曲第6番(1968/4/11)
ラフマニノフ:3つのロシアの唄(1966/12/18)+
ニールセン:交響曲第6番(1965/9/13) |
ストコフスキー指揮
NYP
フルニエ(Vc)*
アメリカ響+
スコラ・カントラム+ |
シューマンではこもり気味な音ながら、フルニエの艶は少しも失われていない。この録音はNYPとの初共演の記録のようだが、オケとの息はぴったり。ニールセンも演出家ストコフスキーの才能が発揮されている。 |
VHL 48 |
ベートーヴェン: 交響曲第4番(1961/2/2)/同第7番(1962/1/25) |
パレー指揮
デトロイト響 |
例によって過剰ともいえるアレンジ。4番は足元を確かめるような慎重な歩みで音楽がスタートするが、やがて軽快なリズムが動き出す。一方7番は全曲を通して緊張感が張り詰め、特にティンパニーの気迫ある打撃が聴くものの胸を打つ。それにしても速いテンポ。特に終楽章は再生スピードを間違えたのでは、と思うほど。年代相応の音質で、テープの劣化なのか、ところどころ音が飛んだり、ゆれが目立つところもあるが、クライバー以前にこれ程いかした4番、7番を演奏できる指揮者がいたことを確認できる。 |
VHL 52 |
ハイドン:交響曲第94番「驚愕」(1962/3/22)
モーツァルト:
「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」より(同上)
交響曲第41番「ジュピター」(1960/2/18) |
パレー指揮
デトロイト響 |
全てパレーによる編曲済みともいえる程、彼の個性が染み込んだ演奏。ハイドンは強弱の差が極端で、まさに「驚愕」という題名に相応しい。「ジュピター」もハイドン以上のノリの良い音楽になっている。 |
2VHL 55
(2CD−R) |
モーツァルト:「魔笛」(抜粋) |
クレンペラー指揮
リチャード・ルイス
サザーランド
デヴィッド・ケリー
ハンス・ホッター
ロイヤル・オペラ管&合唱団 |
1962年12月28日の録音。音質は年代相応。開幕前の音から記録されており、臨場感が味わえる。それにしても厳粛な雰囲気を持った「魔笛」だろう、まるでミサ曲の様な荘厳な響きをたたえている。残念ながら第2幕の後半が残されていない。 |
VHL 58 |
ウェーベルン:パッサカリアOp.1(1961/12/2)
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」(1961/11/25) |
クリップス指揮
NYP |
どちらもカーネギーホールでのライヴ。パッサカリアは、耽美的な音の流れが体験できる。カーネギーホールでこのような音が響いたことに当時の聴衆は驚いただろう。ハフナーの方はややこもり気味だが、フレッシュなモーツァルトに仕上げられている。 |
VHL 64 |
J.S.バッハ/ヘンリー・ウッド:
トッカータとフーガ ニ短調(1936/2/23)
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番(1936/2/2) |
トスカニーニ指揮
NYP
カサドシュ(P) |
どちらもカーネギーホールでのライヴ。アセテート盤を音源としているようで、ノイズは多い。 |
VHL 65 |
ブラームス:
ハイドンの主題による変奏曲/運命の歌/
交響曲第1番 |
ワルター指揮
ロス・フィル&合唱団 |
1947年10月7日のライヴ。これもアセテート盤を音源としているようでノイズは多い。しかし結構生々しい音が残されているとのこと。 |
VHL 67 |
ロッシーニ:セビリアの理髪師序曲(1964/8/6)
バーンスタイン:キャンディード序曲(同)
ワーグナー:マイスタージンガー序曲(同)
ブラームス:大学祝典序曲(同)
マーラー:交響曲第10番〜アダージョ*(1978) |
バーンスタイン指揮
ボストン・ポップス
ウィーン・フィル* |
バーンスタインのジョークを交えた楽しいトークが入っている序曲集。マーラーは冒頭部分に瑕疵があるが、演奏にはバーンスタインの本質が溢れ出ている。 |
VHL 71 |
ブルックナー:交響曲第9番 |
カラヤン指揮
ウィーン・フィル |
1962年5月、ウィーンでのライヴ。モノラル録音。速いテンポで淡白に進んでいくが、それがかえって若々しさを感じさせる。 |
VHL 72 |
ブラームス:交響曲第1番 |
クリップス指揮
NYP |
1961年11月25日、カーネギーホール。ブラームスの苦悩を解きほぐしていくかのような思いやりに満ちた演奏。まるで小編成のオケで奏でているかのような軽やかなブラームス。 |
VHL 73 |
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」 |
セル指揮
NYP |
1969年11月24日のライヴ(1968年ではなく1969年だった)。ゴリゴリと荒削りな様相で始まるが、やがてそれぞれ独立して響いていた音がひとつにまとまっていく。セルならではの味付けと卓越したアンサンブルが堪能できる。 |
VHL 74 |
ハイドン:
交響曲第31番(1965/6/18、モノラル)
同第93番(同上)
ブラームス:大学祝典序曲(1956/9/22、ステレオ) |
セル指揮
クリーヴランド管 |
32番はアンサンブルの極地ともいえる細やかな演奏、反対に93番は男性的なリズムと音運びが聴ける。どちらもセルの気質がよく現われており、当時のこのオケの質の高さがうかがえる。ブラームスにややホワイトノイズあり。 |
VHL 75 |
ストラヴィンスキー:「花火」(1958年、モノラル)
ブラームス:交響曲第2番(同上) |
セル指揮
ケルン放送響 |
ストラヴィンスキーの録音を多く残さなかったセルが、本当は完璧に彼の音楽を理解できていたことを知る貴重な記録。ブラームスはクリーヴランド管との演奏と違い、堂々としたドイツ的な響き。ところどころにテープの劣化と思われる音のゆれがある。 |
2VHL 78
(2CD−R) |
マーラー:交響曲第2番「復活」 |
バーンスタイン指揮
ギューデン(S)
ルートヴィッヒ(A)
ウィーン・フィル
ウィーン国立歌劇場合唱団 |
1967年6月12日のウィーンでのライヴ。モノラル録音。遅いテンポで支配された、力のこもった荘厳な復活。第4楽章に1秒ほどの欠損がある以外は大きな瑕疵はなく、素晴らしき時代の崇高なマーラーが蘇る。 |
VHL 79 |
J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第1番(1950年代、モノラル)
ベートーヴェン:
交響曲第1番(1965/6/15、シャンゼリゼ劇場、ステレオ)* |
R.ジャノーリ(P)
シューリヒト指揮
シュトゥットガルト放送響
フランス国立管* |
ピアノの瑞々しさに驚かされる。あまり有名とは言えないピアニストだが、相当な技量を持った優れたピアニストであったに違いないだろう。ベートーヴェンは音の広がりに富んだ典雅な演奏で、シューリヒトらしい美しいまとまりと軽いテンポが楽しめる。ベートーヴェンの第4楽章にノイズが混入する部分があるが、それ以外は両曲ともに年代相応以上の音質。 |
VLL 83 |
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 |
カラヤン指揮
ベルリン・フィル |
1966年4月のライヴ。要所要所を引き締めるティンパニーの連打といい、音が重なっていくに従って徐々にテンポを上げるところといい、フルトヴェングラーを彷彿とさせる。ややこもり気味の音質。 |
VHL 88 |
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 |
クレンペラー指揮
ベルリン放送響 |
1958年3月29日、ベルリンでのライヴ(モノラル)。地の底から轟くようなクレンペラーの響きに満ちた「英雄」。聴いていると徐々に握りこぶしに力がはいるよう。一部ノイズが気になる箇所あり。 |
VLL 90 |
シューベルト:交響曲第4番
ブラームス:交響曲第4番 |
ジュリー二指揮
ボストン響 |
どちらも1969年10月31日の録音。ボストン響からドイツの音を引き出しているジュリー二の手腕に驚嘆させられる。音質も良好な部類。 |
VHL 91 |
ブラッハー:パガニーニの主題による変奏曲
リスト:ピアノ協奏曲第1番*
ブラームス:交響曲第1番 |
シュミット=イッセルシュテット指揮
北ドイツ放送響
ボレット(P)* |
1963年1月7日、カーネギーホールでのライヴ(モノラル)。非常にゴツゴツとした無骨な演奏。リストもやや遅めのテンポでどっしりとした頑丈な協奏曲を聴かせる。ブラームスで一部デジタル・ノイズあり。 |
VHL 96 |
マーラー:交響曲第1番「巨人」 |
カイルベルト指揮
シュターツカペレ・ドレスデン |
1950年2月4日の録音。現在の指揮者ではなかなか聴けない、豊かな雰囲気にあふれた演奏。巨人の歩みそのもののゆったりとした音楽が流れる。モノラル |
VHL 97 |
J.S.バッハ:
ブランデンブルク協奏曲第2番
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
R.シュトラウス:「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」 |
シュミット=イッセルシュテット指揮
北ドイツ放送響 |
1963年2月3日、ワシントンDCでのライヴ(モノラル)。J.S.バッハはもちろんだが、シュトラウスまでもが、まるで貴族の宮廷で演奏を楽しんでいるかのように聴こえてくる。ややこもり気味の音質ながら、よく雰囲気を伝える。 |
VHL 98 |
ブルックナー:交響曲第7番 |
シューリヒト指揮
デンマーク放送響 |
1964年9月30日、チヴォリガーデンズでのライヴ(モノラル)。淡白なシューリヒトらしい音が重なりあって、複雑な色彩を持ったブルックナーが出来上がっている。演奏終了後、オケがなんとファンファーレを吹き鳴らす。第一楽章に一部音のゆれがあるが、総じて良好な音質とのこと。 |
VHL 99 |
シューマン:
交響曲第3番「ライン」(1963/3/14、モノラル)
スメタナ:「売られた花嫁」序曲(1960年代、モノラル)*
J.S.バッハ:
復活祭のカンタータ(1968/4/11、ステレオ)* |
セル指揮
NYP
クリーヴランド管* |
セルにしては珍しく柔らかな音が流れる。シューマンは他のどの演奏よりも、柔らかく、颯爽としている。圧巻はバッハで、いつも以上にセルらしい凛々しい演奏。 |
VHL 101 |
(1)モーツァルト:
「ドン・ジョヴァンニ」序曲(コンサート用編曲版)(1960年代)
(2)ベートーヴェン:交響曲第1番(1954/10/25)
(3)モーツァルト:交響曲第29番(1958/2/23) |
クレンペラー指揮
ベルリン放送響(1)
ケルン放送響(2)
ウィーン放送響(3) |
全てモノラル。クレンペラーらしい、重い銀の靴を履いて、毛足の長い絨毯の上を歩くような、渋く重い演奏。 |
VLL 107 |
ブルックナー:交響曲第8番 |
カイルベルト指揮
ケルン放送響 |
1960年代のステレオ録音。リハーサルの段階で相当細部まで練り上げたのだろうということが想像できる緻密な演奏。3楽章、4楽章に一部音の欠落がある。 |
VHL 108 |
シューベルト:交響曲第9番「グレイト」 |
セル指揮
ケルン放送響 |
1960年代のモノラル録音。セル特有の切れ味の鋭い爽快感のある演奏。職人芸を堪能できる。 |
VLL 109 |
ベートーヴェン:
交響曲第2番(1993年)/
同第5番「運命」(1984/10/1) |
クルト・ザンデルリンク指揮
ベルリン放送響 |
交響曲第2番はヒスノイズが目立つが、落ち着いた古典の風格。「運命」はオーソドックスな雰囲気を保ちながらも、所々で力わざともいえる個性的な解釈が、この曲の可能性を広げている。 |
VHL 110 |
ハイドン:
交響曲第92番「オックスフォード」(1973/10/17,MONO)
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」(1957,MONO)* |
チェリビダッケ指揮
スイスイタリア語放送管
ケルン放送響* |
音はそれ程フレッシュではないが、チェリビダッケ独特の滑らかで柔らかな音のつながりは十分堪能できる。 |
VHL 112 |
(1)モーツァルト:シンフォニアコンチェルタント(1958/9/11)
(2)R.シュトラウス:
ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら(1954/12/6)
(3)ストラヴィンスキー:2つの組曲(同上) |
ハンス・ロスバウト指揮
南西ドイツ放送響木管五重奏団(1)
SWF響(1)
ORTF国立管(2)(3) |
全てモノラル。モーツァルトはロスバウトにしては正統な美しい演奏で、まるでセルのよう。一方シュトラウスやストラヴィンスキーはいつものロスバウトらしい、鋭い切れ味。 |
VLL 113 |
(1)ヘンデル:合奏協奏曲第7番〜
ラルゴ、アンダンテ、ホーンパイプ(1969/11/17)
(2)R.シュトラウス:4つの最後の歌(1969/9/28)
(3)シベリウス:交響曲第2番(1964/10/3) |
シュワルツコップ(S)(2)
バルビローリ指揮
ロサンジェルス室内合奏団
ロンドン響(2)
ボストン響(3) |
バルビローリとシュワルツコップのシュトラウスが聴ける素晴らしい記録。シベリウスではバルビローリ節が全開。一部ノイズの混入がある。 |
VHL 114 |
ハイドン:
交響曲第97番(1945/1/26、モノラル)
シューマン:交響曲第2番(1961/6/30、モノラル)* |
セル指揮
ボストン響
NYP* |
聡明な執事が取り仕切る朝食のように、明るく整然とした気品のあるハイドン。ややノイズが気になるが、それでもセルの気品が満ち溢れている。シューマンは気品と悲壮さと華麗さが同居した複雑な様相を見せ、ドラマチック。第一楽章に音の揺れがあるとのこと。 |
2VHL 121
(2CD−R) |
J.S.バッハ:
ブランデンブルク協奏曲第5番(1965/2/15)
ヴァイオリン協奏曲第1番/同第2番(1964/10/18)*
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番(1961/11)+ |
クリップス指揮
NYP
メニューイン(Vn)*
チェルカスキー(P)+ |
バッハはリンカーンセンターでのライヴ。プロコフィエフはクリップスが初めてNYPを指揮したときの記録らしい。年代を考慮すると良い音質とのこと。 |
VHL 124 |
ハイドン:交響曲第94番(1944/11/21)
シューベルト:交響曲第5番(1944/11/24) |
クレメンス・クラウス指揮
ベルリン・フィル |
モノラル 放送用にスタジオで収録されたもの。それにしても何と整った典雅な演奏だろう。 |
VLL 139
|
ブルックナー:交響曲第9番(1965/2/15、モノラル) |
クリップス指揮
NYP |
VLL 140
|
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(3楽章途中まで)
(2)ストラヴィンスキー:サーカス・ポルカ
(3)K.A.ハートマン:交響曲第1番 |
ロスバウト指揮
SWR(1)(2)
ゲザ・アンダ(P)(1)
ケルン放送響(3)
ヘルタ・テッパー(A)(3) |
(1)(2)1952年スタジオ録音 モノラル (3)1960年代 |
VHL 149
|
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 |
エリカ・モリーニ(Vn)
ミュンシュ指揮
ボストン響 |
1962年1月12日、ボストン 珍しい組み合わせ。3楽章のカデンツァに少し雑音あり。モノラル |
VHL 151
|
R.シュトラウス:「ドン・ファン」
シューベルト:交響曲第2番 |
チェリビダッケ指揮
ケルン放送響 |
1958年10月5日、ライヴ シューベルトはMOVIMENTO
MUSICA LPにあったが廃盤。モノラル |
VHL 155
|
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番(1944)
ムソルグスキー/ラヴェル:展覧会の絵(1950年代) |
バリリ(Vn)
クレメンス・クラウス指揮
ウィーン・フィル |
モノラル。なんとバリリとクレメンス・クラウスの共演 |
VLL 165
|
ブルックナー:交響曲第9番 |
チェリビダッケ指揮
スウェーデン放送響 |
1969年ライヴ このオケとのコンビでは初。モノラル |
VHL 167
|
マーラー:交響曲第5番 |
バルビローリ指揮
ヒューストン響 |
1966年3月24日、カーネギーホール・ライヴ モノラル |
VHL 175
|
(1)モーツァルト:交響曲第40番(1966)
(2)レーガー:ヒラー変奏曲(1950年代・モノラル) |
カイルベルト指揮
バイエルン放送響(1)
ケルン放送響(2) |
VHL 178
|
シューマン:
ピアノ協奏曲(1966/9/26)/
マンフレッド序曲(1967/1/26)/交響曲第3番「ライン」(1967/1) |
セル指揮
クリーヴランド管
タマーシュ・ヴァーシャーリー(P) |
VHL 180
|
R.シュトラウス:ホルン協奏曲第1番(1950年代)
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」(同) |
イッセルシュテット指揮
北ドイツ放送響
デニス・ブレイン(Hr) |
モノラル。 |
VHL 183
|
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番(1951/1/16)
(2)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲(録音日不詳) |
(1)ヨハンナ・マルツィー(Vn)
ベイヌム指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウ管
(2)パイネマン(Vn)
リッケンバッヒャー指揮
北ドイツ放送響 |
モノラル 初出 |
VHL 184
|
(1)ピーター・メニン:ピアノ協奏曲(1958/4/19,モノラル)
(2)マーラー:さすらう若人の歌(1950年代,モノラル)
(3)モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番(1969/8/17,ステレオ) |
セル指揮
クリーヴランド管
ユーニス・ポディス(P)(1)
ディースカウ(Br)(2)
G.アンダ(P)(3) |
(1)の第3楽章のラスト3秒ほど欠落 |
VLL 185
|
(1)モーツァルト:
交響曲第40番(1962/7/15,タングルウッド)
(2)リスト:ピアノ協奏曲第1番(1960年代)
(3)シューマン:交響曲第4番(1960年代) |
ミュンシュ指揮
ボストン響(1)
シカゴ響(2)(3)
二コール・アンリオ=シュヴァイツァー(P)(2) |
全てステレオ |
VHL 188
|
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番(1966年.スタジオ)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」(1965,スタジオ) |
イッセルシュテット指揮
北ドイツ放送響
C.カーゾン(P) |
全てモノラル ベートーヴェンはヒスノイズあり |
VLL 190
|
(1)モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲(1964/10,モノラル)
(2)ハイドン:交響曲第92番(1964/11/7,ステレオ)
(3)シベリウス:交響曲第3番(1969/10,ステレオ) |
バルビローリ指揮
ハレ管(1)(3)
ボストン響(2) |
VHL 194
|
(1)ベートーヴェン:レオノーレ序曲第3番
(2)シューマン:交響曲第2番 |
バーンスタイン指揮
NYP(1)
ボストン響(2) |
(1)1959年2月22日、カーネギー・ホール (2)1946年3月23日のライヴ 全てモノラル |
VHL 195
|
(1)ホルスト:組曲「惑星」より5曲
(2)ラヴェル:ラ・ヴァルス |
バルビローリ指揮
NYP(1)
ヒューストン響(2) |
1958年のライヴ 全てモノラル |
VHL 196
|
J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番
シューマン:交響曲第3番「ライン」 |
シューリヒト指揮
スイス・ロマンド管 |
1955年12月21日 モノラル録音 バッハはRM-470と同じ演奏 |
VHL 200 |
ハイドン:交響曲第102番
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番 |
ハンス・ライグラフ(P)
チェリビダッケ指揮
シュトゥットガルト放送響
スウェーデン放送響 |
1959年、スタジオ、1960年代、ライヴ モノラル モーツァルトにノイズが数秒あり。 |
VHL 201 |
バルビローリ・ロサンゼルス・ライヴ1969
ヘンデル:合奏協奏曲
ウォルトン:ヘンリー5世より
マルチェッロ:オーボエ協奏曲
ディーリアス/フェーンビー編曲:「夏の夜、水の上にて歌える」
エルガー:序奏とアレグロ |
ロスウェル(Ob)
バルビローリ指揮
ロサンゼルス室内管 |
1969年11月17日、ライヴ ステレオ バルビローリ夫人のロスウェルが参加。楽団に関しては不明。バルビローリ・ファンには貴重な録音。 |
VHL 202 |
(1)モーツァルト:交響曲第40番
(2)ニールセン:交響曲第4番「不滅」 |
バルビローリ指揮
ベルリン・フィル |
(1)1966年9月17日、モノラル (2)1970年2月、ステレオ (1)(2)ともにテープの劣化による音の不安定あり。 |
2VHL 205
(2CD−R) |
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 |
ミュンシュ指揮
ボストン響
ドブス
コブレフ
スターン
ジョイス |
1958年4月3日、シンフォニー・ホールでのライヴ モノラル 初出 テープ劣化による回転ムラあり。 |
VHL 206 |
(1)ブラームス:交響曲第4番
(2)ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」 |
クリュイタンス指揮
フランス国立放送管(1)
NYP(2) |
(1)1958年2月18日 (2)1958年 共にモノラル (2)は初出 (1)にチリチリ・ノイズあり (2)はこもりがちの音質 |
VHL 212 |
R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」 |
ウェイン・クラウス(Va)
シェリー・プラポウ(Vc)
バルビローリ指揮
ヒューストン響 |
1963年11月25日、モノラル 初出 テープ劣化はあるが、バルビローリとしては珍しいレパートリー。 |
VHL 213 |
ブラームス:(1)交響曲第3番/(2)同第4番 |
カイベルト指揮
バンベルク響 |
(1)1955年、スタジオ録音 (2)1958年、ライヴ 共にモノラル (2)は初出 (1)は既出だが、別音源使用とのことで音質向上 (2)は(1)よりテープ劣化が進んでいるとのこと。 |
VHL 215 |
(1)ウェーバー:「オベロン」序曲
(2)ドビュッシー:組曲「子供の領分」(管弦楽版)
(3)デュカ:交響詩「魔法使いの弟子」 |
クレメンス・クラウス指揮
バンベルク響 |
1953年、スタジオ モノラル (1)と(2)は初出 (2)はおそらくクラウスの初ディスク・レパートリー (2)はカプレ編曲版と思われるが、特に記載はないとのこと。モノラルではあるが細部まで聞き取れる音質とのこと。 |