≪第121号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その2 2023/8/15~
8/18(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
CORO
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4つの合唱団を用いる特異な編成
オラツィオ・ベネヴォリ:ミサ曲「汝はペテロなり」
パレストリーナ:汝はペテロなり
オラツィオ・ベネヴォリ(1605-1672):
ミサ曲「汝はペテロなり」-キリエ、グローリア
ボニファツィオ・グラツィアーニ(1604-/5-64):
主よ、汝の憤りをもてわれを責めたもうなかれ
ベネヴォリ:ミサ曲「汝はペテロなり」-クレド
グラツィアーニ:さあ、諸人よ
ネヴォリ:ミサ曲「汝はペテロなり」-サンクトゥス、アニュス・デイ
グラツィアーニ:Ad mensam dulcissimi、Justus
ut palma |
イ・ファジョリーニ
ザ・シティ・ムジク
ロバート・ホリングワース(指揮) |
4つの合唱団を伴う、ベネヴォリのミサ曲「汝はペテロなり」!
☆これまでほとんど歌われてこなかったオラツィオ・ベネヴォリのミサ曲「汝はペテロなり」!
☆4つの合唱団を用いる特異な編成は聴きものです!
ロバート・ホリングワースによって1986年にオックスフォード大学で結成され、2006年5月にはロイヤル・フィルーハーモニック協会から"アンサンブル・アウォード"を授与されたイギリスの実力派古楽系アンサンブル、イ・ファジョリーニ。
Coroからのリリース第4弾となる新録音は、イタリア初期バロックの重要人物オラツィオ・ベネヴォリ(1605-1672)の多声合唱の芸術を探求!
パレストリーナの著名なモテット「汝はペテロなり」を基に作曲されたベネヴォリのミサ曲「汝はペテロなり」は、ローマに新しく建設されたサン・ピエトロ大聖堂のために書かれたものと思われます。
この作品は編成が非常に特殊で、4つの合唱団〔合唱1:ソプラノ、ハイ・テノール、バリトン、バス/合唱2:ソプラノ、コルネット(ツィンク)、ハイ・テノール、バリトン、バス、トロンボーン/合唱3:メゾ・ソプラノ、ヴァイオリン、ハイ・テノール、バリトン、バス、バス・ヴァイオリン/合唱4:メゾ・ソプラノ、リコーダー、ハイ・テノール、バリトン、バス、バス・ドゥルツィアン/通奏低音1:オルガン、ハープ/通奏低音2:オルガン、キタローネ
の、器楽も含めた4グループ(+通奏低音)〕によって構成されています。
※録音:2023年6月28日-7月1日、セント・オーガスティン教会(ロンドン)
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DUX
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ワルシャワの女性作曲家
ブルズドヴィチ:ピアノとチェロのための作品集
ヨアンナ・ブルズドヴィチ(1943-2021):
ロマンティック・バラッド(ピアノのための)
希望と愛の歌(チェロとピアノのための)
サルバドール・ダリ展の16の絵(ピアノのための) |
ピオトル・コヴァル(ピアノ)
パヴェウ・チャラクチエフ(チェロ) |
ワルシャワの女性作曲家、ブルズドヴィチ!
ポーランド・ワルシャワ生まれの女性作曲家ヨアンナ・ブルズドヴィチ(1943-2021)による映画や文学、絵画にインスパイアされたピアノとチェロのための作品集。
《ロマンティック・バラッド》は映画『Le
jupon rouge / The Red Skirt』の音楽のピアノ・トランスクリプション。チェスワフ・ミウォシュの詩にインスピレーションを受けた《希望と愛の歌》は4楽章制のチェロ・ソナタで、ホロコーストの犠牲者であるポーランド系ユダヤ人の記憶に捧げられています。
《サルバドール・ダリ展の16の絵》はダリが生まれたスペインのフィゲラスからの、ダリ生誕100年を記念した委嘱作です。
※録音:2022年(ポーランド)
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メイエル:弦楽四重奏曲第13番、第14番、第15番
クシシュトフ・メイエル(1943-):
弦楽四重奏曲第13番 Op.113
弦楽四重奏曲第14番 Op.122
弦楽四重奏曲第15番 Op.131 |
ヴィエニャフスキ弦楽四重奏団 |
第二次世界大戦下に生まれたポーランドの作曲家クシシュトフ・メイエル(1943-)の弦楽四重奏曲集。
ペンデレツキやルトスワフスキといったポーランドの現代作曲家の重鎮や、フランスのナディア・ブーランジェにも師事したメイエルは、このジャンルの数少ない存命のスペシャリストの筆頭として『音楽の歴史と現在(MGG)』における弦楽四重奏の歴史の中でも取り上げられています。
※録音:2022年(ポーランド)
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マラフスキ&パレステル:映画音楽集
ロマン・パレステル(1907-1989):
映画『A City Invincible』からの音楽
アルトゥル・マラフスキ(1904-1957):
映画『Robinson warszawski』からの音楽 |
ゴジュフ・フィルハーモニー管弦楽団
マルタ・クルチンスカ(指揮) |
マラフスキとパレステル、2人の優れたポーランド人作曲家が同じ映画のために書いた2つの組曲を収録。
その背景には、政治的な決定により何度も修正が加えられ、最終的にはタイトルを変えて公開された映画『Robinson
warszawski』の複雑な運命があります。
ロマン・パレステル(1907-1989)による大胆なオーケストレーションが施された後期ロマン派風のシンフォニック・スコアと、アルトゥル・マラフスキ(1904-1957)作曲のシンプルかつモダンな初期バージョンを比較するのは興味深いものです。
※録音:2022年10月(ポーランド)
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ノヴァコフスキ:メタノイア
マルク・ノヴァコフスキ(1978-):
Metanoia/tu autem Domine/
Before I Formed You/Reaching/
Quo Vadis, Domine?/Bogurodzica: Meditation |
モンテヴェルディ・チェロ八重奏団ほか |
アメリカ・シカゴでポーランド系移民の間に生まれた作曲家マルク・ノヴァコフスキ(1978-)による「メタノイア(悔い改める、視座の転換)」をテーマにした作品集。
アメリカとポーランド、両国の文化のコントラストはノヴァコフスキに強烈な印象を与えたといい、個人主義や文化的ノスタルジア、スピリチュアルな憧れといった要素が彼の音楽の特徴になっています。
現在はヒズ・マジェスティーズ・メンのコンポーザー・イン・レジデンスに就任し、カトリック芸術研究所の理事も務めています。
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コニェチュニ:
劇場音楽、映画音楽集(クラクフの音楽的軌跡
Vol.4)
ジグムント・コニェチュニ(1937-):
Interlude - Serce moje gram/
Dialog - Jak daleko stad, jak blisko/
Jasminum/Glissando/Figurant/
Kontrapunkt/Intermezzo/Lekcja polskiego/
Sniezyca/Muzyka baletowa/Pornografia |
ベートーヴェン・アカデミー管弦楽団
ラファウ・ヤツェク・デレクタ(指揮)ほか |
ポーランドのクラクフ文化フォーラムが進めている『クラクフの音楽的軌跡』シリーズの第4巻。
クラクフ出身の演劇・映画音楽の作曲家ジグムント・コニェチュニ(コニエチュニ)(1937-)の作品を収録。
スタニスワフ・ヴィエホヴィチ(1893-1963)に師事したコニェチュニは、長編映画短編映画、アニメーションの音楽、とりわけヤン・ヤクブ・コルスキ監督の映画につけた音楽で知られています。
※録音:2022年11月(ポーランド)
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ライサイト:ベリリウム
ミシェル・ライサイト(1958-):
3つの哲学者の歌
ベリリウム
スコットランド王の娘 |
岩元悠美(ソプラノ)
マルク・グローウェルス(フルート)
リオネル・バムス(ピアノ)ほか |
ブリュッセル王立音楽院や王立モンス音楽院で音楽を学んだベルギー系カナダ人の作曲家ミシェル・ライサイト(1958-)による、錬金術にインスパイアされた歌曲を中心とした作品集。
ライサイトは現代音楽に再び喜びの概念を取り入れたいという強い願望に突き動かされており、彼の作品目録には4つの交響曲と11の協奏曲を含むあらゆるジャンルの約160の作品が掲載されています。
2008年から2009年にかけてはダリウス・ミヨー音楽院のコンポーザー・イン・レジデンスを務め、現在はブリュッセル王立音楽院で教鞭をとっています。
※録音:2022年5月(ベルギー)
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RONDEAU
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マルクス・フリッカー:ア・カペラ作品集
マルクス・フリッカー(b.1943):
占星術師/もし私が生まれていなかったら/
人生の豊かさ/Schlaft ein Lied in allen
Dingen/
音楽を選ぶ人は誰でも/
Zwei Gesange:《Nachts uberm Wasser》/
夜の静けさの中で/スターン博士/S' Labe/
《失恋》/Du liessest deine Gute regnen/
Eine grosse Stadt/Unser Vater/開花した菩提樹/
Quand je vais au jardin/私の村/
夏の名残のばら/夕べの歌/3つのドイツ民謡 |
ライナー・ヘルド(指揮)
ドイツ室内合唱団 |
スイスで絶大な人気を誇る、声楽作曲家マルクス・フリッカー!
☆世界初となるマルクス・フリッカーのア・カペラ作品集!
☆宗教曲、世俗曲から民謡のアレンジまで幅広いジャンルで手腕を振るうマルクス・フリッカー!
ライナー・ヘルド率いるドイツ室内合唱団は、世界で初めてマルクス・フリッカーのみの作品を集めたアルバムを収録しました。
マルクス・フリッカーは、スイス国内で非常に有名で知名度のある作曲家で、すでに多くの作品で多くの賞を受賞しています。
このアルバムには宗教曲や世俗曲、混声合唱団や男声合唱団のオリジナル曲の他、《夏の名残のばら》や《許しておくれ、すてきな娘さん》、《深い谷間で》などの民謡のアレンジ作品も収録されています。
※録音:2023年1月6日-8日
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CD ACCORD
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カスパール・フェルスター II世(1616-1673):
Sacrae cantiones 聖歌集
1. Credo quod redemptory
アルト/テノール/ヴァイオリン2/通奏低音のために
2. O bone Jesu
ソプラノ/アルト/バス/ヴァイオリン2/通奏低音のために
3. Celebramus te Jehova*
ソプラノ/ヴァイオリン2/通奏低音のために
4. Peccavi super numerum
ソプラノ/アルト/テノール/バス/ヴァイオリン2/通奏低音のために
5. Quanta fecisti Domine
ヴァイオリン2/ヴィオラ・ダ・ガンバ/通奏低音のために
6. Benedicam Dominum
ソプラノ/アルト/バス/ヴァイオリン2/通奏低音のために
7. Domine Dominus noster**
バス/ヴァイオリン2/ヴィオラ・ダ・ガンバ/
ヴィオローネ/通奏低音のために
8. O dulcis Jesu
ソプラノ2/通奏低音のために
9. Jesu dulcis memoria
バス/ヴァイオリン2/通奏低音のために
10. Redemptor Deus
ソプラノ2/ヴァイオリン2/通奏低音のために
11. Intenderunt arcum
ソプラノ/アルト/バス/通奏低音のために
12. Ad arma fideles
ソプラノ2/バス/通奏低音のために
*...世界初録音
**...オリジナルはソプラノ2/アルト/テノール/バス/通奏低音 |
ヴロツワフ・バロック・アンサンブル
(声楽&古楽器アンサンブル)
アンジェイ・コセンジャク(指揮) |
録音:2021年9月13-15日 Main Hall of the
National Forum of Music(ポーランド)
総収録時間:77分
カスパー・フェルスターはダンツィヒで生まれ、音楽家の父から音楽を学んだ後、ワルシャワで宮廷音楽長を務めていいたマルコ・スカッキに師事。1638年から43年まで宮廷でバス歌手を務めながら合唱団を指揮し、やがてコペンハーゲンでフレデリク3世の宮廷楽長を務めました。
1655年にデンマークとスウェーデンの間に起きた戦争を機にポーランドに戻りますが、1661年にはデンマークに再度赴き、フレデリク3世のもとで働きます。
そしてヴェネツィアを訪問しジャコモ・カリッシミにも師事、イタリアの音楽スタイルを北欧に持ち込み発展させました。
彼の作品のほとんどは2つのヴァイオリンと通奏低音を備えたカンタータですが、この「Sacraecantiones」はワルシャワ大学音楽学研究所によって編纂された"Fontes
Musicae in Polonia"のシリーズに含まれるもので、フェルスターの現存する作品から選ばれた十数曲のモテットが収録されています。
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CEDILLE RECORDS
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ホルヘ・フェデリコ・オソリオ(ピアノ)
19世紀末のメキシコ音楽界の重鎮2人
リカルド・カストロとマヌエル・ポンセのピアノ協奏曲
1-3. リカルド・カストロ(1864-1907):ピアノ協奏曲
Op. 22
1. I. Allegro moderato
2. II. Andante - Allegro appassionata
- Poco piu mosso mazurka
3. III. Polonaise: Allegro moderato
4. カストロ:子守歌 Op. 36 No. 1
5. カストロ:愛の歌
6. カストロ:嘆き Op. 38 No. 2
7-9. マヌエル・マリア・ポンセ(1882-1948):
ピアノ協奏曲第1番「ロマンティコ」
7. I. Allegro appassionato
8. II. Andantino amoroso
9. III. Finale: Allegro
10. ポンセ:メキシコの子守唄「ラ・ランチェリータ」
11. ポンセ:ガヴォット
12. ポンセ:愛のロマンス
13. ポンセ:間奏曲 |
ホルヘ・フェデリコ・オソリオ(ピアノ)
ミネリア交響楽団...1-3、7-9
カルロス・ミゲル・プリエト...1-3、7-9 |
録音:2022年8月1、8日Sala Nezahualcoyotl,
Mexico City(メキシコ) 2022年11月11日Reva
and DavidLogan Center for the Arts at the
University of Chicago(USA)
総収録時間:74分
19世紀末のメキシコにおけるクラシック音楽の発展に寄与した2人の作曲家、カストロとポンセのピアノ協奏曲を中心に収録したアルバム。
カストロはメキシコシティの国立音楽院でピアノと和声、作曲を学び、1883年5月にはベネズエラで開かれたシモン・ボリバル生誕百年祭に彼の作品が送られるなど高い評価を受けるとともに、ピアニストとして活躍。
1900年には音楽院の作曲家教授に就任し、後進の指導にも力を尽くしました。彼のピアノ協奏曲は、メキシコ人作曲家として初めてのもので、華麗なピアノ・パートと、それを支える壮大なオーケストラの響きが魅力的です。
ポンセはカストロの次世代を代表する作曲家の一人。10代でサンディエゴ教会のオルガニストを務めた後、イタリアとドイツに留学、帰国後はカストロの後任としてメキシコ国立音楽院のピアノ科教授に就任するなど活躍します。
後年、アンドレス・セゴビアと交流し、数多くのギター曲を書いたことでも知られています。
このピアノ協奏曲は「ロマンティコ」のタイトル通り、フランツ・リスト作品を思わせる妙技と美しさを兼ね備えています。
メキシコ生まれのホルヘ・フェデリコ・オソリオが自国の偉大な作曲家への共感を込めた熱い演奏を披露しています。
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レイチェル・バートン・パイン(ヴァイオリン)
Dependent Arising
メニーアンはメタル、ハードコア、クラシックの要素を融合した音楽
1-4. ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 Op.
77
1. I. Nocturne (Moderato)
2. II. Scherzo (Allegro)
3. III. Passacaglia (Andante)
4. IV. Burlesque (Allegro con brio)
5-7. アール・メニーアン(1976-):Dependent
Arising
- ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲
5. I. Grasping at the self.
6. II. The crows already knew of
your grief.
They will carry him home.
7. III. Gate gate paragate
parasamgate bodhi svaha. |
レイチェル・バートン・パイン(ヴァイオリン)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
ティート・ムニョス(指揮) |
録音:2022年1月7-8日 Scotland's Studio,
Glasgow(スコットランド)
総収録時間:67分
シカゴ生まれのレイチェル・バートン・パインの新作は挑発的な内容に注目です。ライプツィヒのバッハ・コンクールに優勝し、シゲティやクライスラー・コンクールにも入賞してキャリアを築いてきたパインですが、10代でヘヴィメタルに目覚めたという一面も持っており、ヘヴメタ・スピリットに通じる闘争や反抗の精神の感じられる2曲をカップリングしました。
メニーアンはヴァイオリニスト、アレンジャーとしても活躍する作曲家。メタル、ハードコア、クラシックの要素を融合した彼の音楽は、メタリカのベーシスト、ロバート・トゥルヒーヨも称賛しています。
アルバム・タイトルの「Dependent Arising」は仏教用語の「縁起」の英訳です。
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DACAPO
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バーラ・ギスラドッティル(1989-):VIDDIR
1. VIDDIR(2019-2020)
- 9本のフルート、3人のパーカッション奏者、
ベースギターとコントラバスのために |
Bjorg Brjansdottir(バス・フルート)
Berglind Maria Tomasdottir(バス・フルート)
Dagny Marinosdottir(バス・フルート)
Duridur Jonsdottir(バス・フルート)
Pamela De Sensi(バス・フルート)
Steinunn Vala Palsdottir(アルト・フルート)
Ashildur Haraldsdottir(アルト・フルート)
Kristin Yr Jonsdottir(フルート)
Solveig Magnusdottir(ピッコロ)
Frank Aarnink(パーカッション)
Kjartan Gudnason(パーカッション)
Matthias Engler(パーカッション)
Skuli Sverrisson(ベース・ギター)
Bara Gisladottir(コントラバス) |
録音:2022年3月12日(ライヴ) Dark Music
Days, Hallgrimskirkja、レイキャビク(アイスランド)
総収録時間:61分
新鋭作曲家、バーラ・ギスラドッティルがコペンハーゲンのデンマーク王立音楽アカデミーの修了記念として書いた「VIDDIR」。
タイトルは"次元"を意味し、ピッコロ1、フルート1、アルトフルート2、バスフルート5、コントラバスとエレキベース各1、パーカッション3名の編成で書かれた、叫びのようなバスフルートの音で始まる、およそ60分の途切れることのない作品です。
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ORCHID CLASSICS
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MIRABILIS スティーヴン・ハフの合唱曲集
スティーヴン・ハフ(1961-):
1. Just as I am
2-6. Missa Mirabilis ミサ・ミラビリス
2. Kyrie キリエ / 3. Gloria グローリア
/ 4. Credo クレド /
5. Sanctus サンクトゥス / 6. Agnus Dei
アニュスデイ
7. Londinium Magnificat ロンディニウム・マニフィカト
8. Londinium Nunc dimittis ロンディニウム・ヌンク・ディミティス
9. Ding Dong Merrily on High ディンドン空高く
10-13. December 12月
10. Advent Calendar アドヴェント・カレンダー
11. Hark, the Herald Angels Sing 天には栄え
12. Silent Night 清しこの夜
13. The Gate of the Year ザ・ゲイト・オブ・ザ・イヤー
14-16. Three Marian Hymns 3つのマリア讃歌
14. O Sanctissima / 15. Salve Regina
/ 16. Ave Maria
17. O soft self-wounding pelican
18-19. Sonatina ソナチネ(オルガン独奏)
18. I. Allegretto tranquillo / 19. II.
Allegro giocoso
20. Danny Boy ダニー・ボーイ |
ジェイムズ・オーフォード(オルガン)
ロンドン・コーラル・シンフォニア合唱団
マイケル・ウォルドロン(指揮) |
録音:2023年4月17-20日 St John the Evangelist,
Islington,London(UK)
総収録時間:75分
名ピアニスト、スティーヴン・ハフが書いた無伴奏合唱曲を収めた1枚。
ハフは歌が好きで、2歳になった時には童謡を70曲も覚えていたそうです。ハフによれば「人生最初の20年は作曲に熱中していたが、次の20年はすっかりご無沙汰していた」そうで、高校時代にブリテンの『ミサ・ブレヴィス』に感銘を受けてミサ曲を書きましたが、その後はアンコール用の編曲以外に楽譜を書くことはなかったといいます。
そんな彼が40代前半になって作曲活動を再開した際に、最初に書いたのはこのアルバムに収録されている「アドヴェント・カレンダー」で、これは新年を祝う4部からなるア・カペラ作品でした。やがて彼は次々と合唱作品を発表。
2007年にはウェストミンスター大聖堂聖歌隊のために「ミサ・ミラブリス」を作曲。19歳でローマ・カトリックに改宗したハフの信条が反映された見事なミサ曲になっています。また、アンコールのように最後に置かれた「ダニー・ボーイ」はハフにとってとても重要な作品です。
スティーヴン・ハフを心から崇拝するという指揮者マイケル・ウォルドンによる演奏でお楽しみください。
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シューマン 41/51 2つの交響曲第4番
ロベルト・シューマン(1810-1856):交響曲第4番
ニ短調
初稿(1841)
1. I. Andante con moto - Allegro di
molto
2. II. Romanza: Andante
3. III. Scherzo: Presto
4. IV. Largo - Finale. Allegro vivace
改訂版 Op. 120(1851)
5. I. Ziemlich langsam - Lebhaft
6. II. Romanze: Ziemlich langsam
7. III. Scherzo: Lebhaft
8. IV. Langsam - Lebhaft |
ブカレスト交響楽団
ジョン・アクセルロッド(指揮) |
録音:2023年3月18-21日 Sala Gloria, Bucharest(ルーマニア)
総収録時間:56分
シューマンの交響曲第4番は1841年の初稿と1851年の改訂版、2つのヴァージョンの存在が知られています。クララと結婚した1841年に書かれたニ短調交響曲(初稿)は、シューマン自身は作品に自信を持っていたものの、初演時に成功を収めることがなく、出版は見送られてしまいました。
10年後の1851年、シューマンはオーケストレーションなどの変更を行い、また楽章も切れ目なく続けて演奏されるように改訂。1853年にシューマン自身の指揮で初演され、翌年出版。
一方初稿は、シューマンの死後ブラームスが編集を行い、クララの反対意見を受けながらも楽譜を1891年に出版しました。
現在ではもっぱら1851年の改訂版が演奏されますが、このアルバムでは2つのヴァージョンを演奏。シューマン自身の言葉によると「野生的なフロレスタン(初稿)と穏やかなオイゼビウス(改訂版)」ほどに違うという各々の作品を、2022年からブカレスト交響楽団の首席指揮者を務めるジョン・アクセルロッドが掘り下げます。
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サクソフォン四重奏曲集
1-8. アレクサンドル・グラズノフ(1865-1936):
サクソフォン四重奏曲 変ロ長調 Op. 109(1932)
9. カルロス・サイモン(1986-):
An Elegy 哀歌 : A Cry from the Grave
墓からの叫び(2016)
10-11. ギジェルモ・ラゴ(1960-):シウダデス(1960)
10. サラエボ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)
11. アディスアベバ(エチオピア)
12. アルトゥーロ・マルケス(1950-):
Danzon No.5, "Portales de Madrugada"(1997)
13. パキート・デリベラ(1948-):Wapango
ワパンゴ(1993)
14-16. エド・ケイル(1959-):The Iberia
Suite イベリア組曲(2004)
14. Midnight Rumba / 15. Siesta / 16.
Pamplona
17. ジョン・コルトレーン(1926-1967):
Dear Lord ディア・ロード(1965) (デイヴ・リープマン編
2014) |
エアロ四重奏団
【メンバー】
Salvador Flores(ソプラノ・サクソフォン)
Walt Puyear(アルト・サクソフォン)
Matthew Koester(テナー・サクソフォン)
Brian Kachur(バリトン・サクソフォン)
Arun Luthra(ソプラノ&テナー・サクソフォン)
...14、16 |
録音:2022年9月18、19日 Ebenezer Theatre,
Easton, MD(USA)
総収録時間:60分
サックス四重奏団の多様性を探求しながら、クラシック音楽とジャズ音楽の間を行き来し、世界中の音楽の要素を散りばめた選曲で聴かせるエアロ四重奏団のアルバム。
グラズノフがその特徴的な音に魅せられて書いたという「サクソフォン四重奏曲」にはじまり、さまざまな国の作曲家の多彩な作品を採り上げ、最後にコルトレーンの「Dear
Lord」で締めくくるという1枚には、メンバーたちの共感と愛が込められています。
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MODE RECORDS
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CAROL ROBINSON(1956-)/ THE WEATHER PIECES
1. Les si doux redoux(2015)(24:02)
Carol Robinson(basset horn)
Carla Faia(computer music design)
2. Black on Green(2015)(14:46)
Charlotte Testu(double bass)
Chaeles Bascou(computer music design)
3. Nacarat(2015)(30:05)
Serge Teyssot-Gay(electric guitar)
Carl Faia(computer music design) |
キャロル・ロビンソン (バセット・ホルン)
シャーロッテ・テスツ (ダブル・ベース)
セルジュ・テイソット・ガイ (エレクトリック・ギター) |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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ATS
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モントゥー85歳の第九。バークシャー音楽祭
ボストン響とのステレオ・ライヴ録音!
ベートーヴェン:交響曲第9番 |
ピエール・モントゥ―指揮ボストン交響楽団
バークシャー音楽祭合唱団
エリナー・スティーバー(ソプラノ)
フリーダ・グレイ=マッセ(メゾ・ソプラノ)
ジョン・マッカラム(テノール)
デイヴィッド・ローラン(バス) |
1960年7月31日バークシャー音楽祭ライヴ
ミュンシュが常任指揮者在任中のボストン響にかつての常任指揮者モントゥーが登場。
バークシャー音楽祭は後にタングルウッド音楽祭となって今に至っております。夏の音楽祭、半野外の演奏会場に轟く凄絶なライヴ。ロンドン響とのスタジオ録音は録音と合唱団に不満が拭えませんから、このライヴは歓迎です。
ミュンシュも顔負けの激しい演奏です。バランスの良さ、統率力の高さ。細心であると同時に気合の踏み込みが素晴らしい。
ボストン響というフランスの楽器を使った楽団を率いてドイツ音楽を堂々と聴かせるマッチングの妙が存分に楽しめます。
ヒスノイズが若干多いものの良好なステレオ録音。
英日のライナーノート付です 。
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ICA CLASSICS
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ロジェストヴェンスキー2つの初出音源
ベルリオーズ:ロメオとジュリエット、スクリャービン:
法悦の詩
エクトル・ベルリオーズ(1803-1869):
劇的交響曲「ロメオとジュリエット」 H.
76 より
1. 争い - 騒動 - 領主の仲裁
2. ロメオ一人 - 哀しみ - 遠くから聞こえる音楽と舞踏会
-
キャピュレット家の饗宴
3. 愛の場面 - 夜 - キャピュレット家の庭
4. スケルツォ ~「女王マブ」
5. キャピュレット家の墓のロメオ - 祈り
- ジュリエットの目覚め -
忘我の喜び、絶望 - 最後の苦しみと恋人たちの死
アレクサンドル・スクリャービン: (1872-1915):
6. 法悦の詩(交響曲 第4番) Op. 54 |
BBC交響合唱団 [3]
BBC交響楽団 [1-5]
ロンドン交響楽団 [6]
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮) |
録音:1976年1月24日 ロイヤル・フェスティバル・ホール
[6]1981年4月1日 ロイヤル・アルバート・ホール
[1-5]いずれもライヴ、ステレオ
収録時間: 76分
【瞠目!ロジェストヴェンスキー2つの初出音源登場】
2018年に亡くなったロシアの巨匠ゲンナジー・ロジェストヴェンスキーは、自国の音楽の優れた解釈者であると同時に、ロシアを超えて広くレパートリーを求め続けたことでも知られますが、今回BBCのアーカイヴから登場する2つの初出レパートリーは、国や時代の異なる作品に対応する彼の高い音楽性と統率力を堪能出来る内容となっています。
ロジェストヴェンスキーのベルリオーズといえば、1971年レニングラード・フィルとのロンドンでの爆演を始めとした数種類の「幻想交響曲」が有名ですが、ここにハイライトとは言え、大作「ロメオとジュリエット」が登場することはたいへん喜ばしいことと言えるでしょう。
「幻想」からさらに磨きを掛けた絢爛豪華なオーケストレーションの妙を存分に発揮させ、BBC響を自在に操った細部のコントロールと力の解放はロジェストヴェンスキーの面目躍如。
その5年前のライヴとなるロンドン響とのスクリャービンも、自国で生まれた革新的な作品への深い理解と表現意欲をひしひしと感じる熱量の高いものとなっています。
ライヴの音場感をよく伝え、レンジも広く見透しのクリアなポール・ベイリーによるリマスターも、この演奏の素晴らしさを十二分に伝えています。
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ICAC-5173
(2CD)
¥3200 →\2990
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ボールト最後の公開公演の「南極交響曲」
ホルスト: 惑星、ヴォーン・ウィリアムズ:南極交響曲
ほか
【DISC 1】
グスターヴ・ホルスト(1874-1934):
1-7. 『惑星』 Op. 32
1. 火星、戦争(戦い)をもたらす者 /
2. 金星、平和をもたらす者 /
3. 水星、翼のある使者 /4. 木星、快楽をもたらす者
/
5. 土星、老いをもたらす者 / 6. 天王星、魔術師
/
7. 海王星、神秘主義者
8. フーガ風序曲 Op. 40-1
9.「ハマースミス」前奏曲とスケルツォ
Op. 52
ジョージ・バターワース(1885-1916):
10. 青柳の堤
【DISC 2】
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
1-5. 南極交響曲(交響曲 第7番)
ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):
6-9. 交響曲 第1番 変ロ短調 |
マーガレット・マーシャル(ソプラノ)
[DISC 2...5]
BBC交響合唱団
[DISC 1...7/DISC 2...1、5]
BBC交響楽団 [DISC 1...1-7、9/DISC 2]
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
[DISC 1...8、10]
エイドリアン・ボールト(指揮) |
録音:バーキング・タウン・ホール 1969年11月26日
[DISC 1...10]
ロイヤル・フェスティバル・ホール 1971年3月23日
[DISC 1...8] 1975年12月3日 [DISC 2...6-9] 1977年10月12日
[DISC 2...1-5]
ロイヤル・アルバート・ホール 1973年9月7日
[DISC 1...1-7] 1973年9月12日 [DISC 1...9]
全てライヴ、ステレオ
収録時間: 153分
【ボールト最後の公開公演における「南極交響曲」初登場!英国管弦楽作品集】
2023年に没後40年を迎えたエイドリアン・ボールトが英国管弦楽の名作を指揮したライヴ音源が、BBCのアーカイヴより新リマスターで登場します。
中でも目玉は、彼が公開で行った最後のオーケストラ・コンサートである1977年の「南極交響曲」の初発売。
「デイリー・テレグラフ」紙において、音楽評論家でもあった作曲家アンソニー・ペインにより「素晴らしい解釈」と絶賛されたこの公演は、余力を残して公開の場を退いた巨匠の到達点と言っても差し支えないでしょう。
併せてホルストの「ハマースミス」「フーガ風序曲」といった小品の初登場も嬉しいところです。
なお、『惑星』も2013年にBBC Music Magazineの付録としてCD化されたのみの貴重なもの、ウォルトンの交響曲第1番はCarlton
BBC Radio Classicsで出ていたものと同一の演奏となっています。
ボールトが初演を行った『惑星』や、ウォルトンでの作品のツボを心得た大管弦楽の鳴らしぶりと細やかな統率力はもちろん、バターワースの美しい小品で聴かせる作品を深く慈しむような、紳士的でいて奥深い表現力も大きな聴きどころ。
世界中のヒストリカル録音ファンから絶大の信頼を得るポール・ベイリーによる丁寧な新リマスタリングで、いずれの音質も大幅に向上しています。
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<国内盤>
オクタヴィア・レコード
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OVCL-00824
(HQ HYBRID)
¥3850
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飯森範親(指揮)&日本センチュリー交響楽団
<ハイドン交響曲集Vol.21>
第69番「ラウドン将軍」、第71番、第53番「帝国」
ハイドン:
交響曲 第69番 ハ長調 Hob.I:69「ラウドン将軍」
交響曲 第71番 変ロ長調 Hob.I:71
交響曲 第53番 ニ長調 Hob. I:53「帝国」 |
飯森範親(指揮)
日本センチュリー交響楽団 |
2021年9月30日(第69番、第71番)、2022年5月26日(第53番) 大阪、ザ・シンフォニーホールにてライヴ収録
日本センチュリー交響楽団と首席指揮者飯森範親との一大プロジェクト!精緻に奏でられた気品あるハイドン交響曲集
Vol.21
日本センチュリー交響楽団が首席指揮者の飯森範親と共にスタートした「ハイドンマラソン」は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのすべての交響曲を演奏しようという一大プロジェクト。当盤は第25回、27回コンサートのライヴ収録です。
幾度の公演を重ね、信頼関係を築いてきた飯森と日本センチュリー響は、精緻な構築と、細部までこだわりぬいた感性で、気品あふれるハイドンを奏でています。
柔和で晴々とした優美な演奏は、まさに彼らの真骨頂といえるでしょう。
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<LP>
8/17(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ANALEKTA
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AN28884
(2CD)
¥4400 →\3990
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ここまでの企画はもう二度と現れないのではないか
シューマンとブラームスの交響曲を収録する大型企画
今回は第4番!完結編!
スチュワート・グッドイヤーとアンジェラ・ヒューイットが登場
シューマン:交響曲 第4番、ブラームス: 交響曲
第4番 ほか
【DISC 1】
ロベルト・シューマン(1810-1856):
1-4. 交響曲 第4番 ニ短調 Op. 120
クララ・シューマン(1819-1896):
5-7. 3つのロマンス ~ヴァイオリンとピアノのための
Op. 22
8-10. 3つのロマンス ~ピアノのための
Op. 11
11. ロマンス ロ短調
【DISC 2】
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
1-4. 交響曲 第4番 ホ短調 Op. 98
C.シューマン:
5-7. ゼバスティアン・バッハの主題による3つのフーガ
8-9. 前奏曲とフーガ 嬰へ短調
10-15. 3つの前奏曲とフーガ Op. 16
スチュワート・グッドイヤー(1978-)
16. クララ・シューマンの主題による即興 |
ナショナル・アーツ・センター管弦楽団
アレクサンダー・シェリー(指揮)...
DISC 1 1-4/DISC 2 1-4
スチュワート・グッドイヤー(ピアノ)...
DISC 1 8-11/DISC 2 5-16
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ)...
DISC 1 5-7
川崎洋介(ヴァイオリン)...DISC 1 5-7 |
録音: 2019-2023年/収録時間: 126分
【シェリー指揮NAC管によるシューマン夫妻とブラームス完結編、アンジェラ・ヒューイットも参加!】
それぞれ4曲あるシューマンとブラームスの交響曲を第1番から1曲とクララ・シューマンの作品を収録し、3人の親密な関係を紐解こうという企画の第4弾にして完結編。
ディスク1枚目にはロベルトがクララの誕生日に贈った交響曲第4番と、クララによる「ロマンス」を収録。
2枚目にはブラームスがバッハを始めとしたバロック以前の作品研究の成果を巧みに盛り込み昇華した交響曲第4番と、バッハを手本に対位法を駆使したクララのピアノ作品を収録しています。
アレクサンダー・シェリーとナショナル・アーツ・センター管によるこれら2つの交響曲は、速めのテンポ設定と力強さ、隅々までよく歌いメリハリの効いた表現がたいへん効果的な充実した演奏。
クララの室内・器楽作品には前作同様スチュワート・グッドイヤーが参加してリリカルなピアノを聴かせてくれるほか、ラストにはクララをテーマにした美しい即興も披露しています。
また作品22には名手アンジェラ・ヒューイットが登場、ここでは川崎洋介のヴァイオリンによく寄り添い、情感あふれる表現で作品のロマン性をよく引き出しています。
壮大なる旧譜/第1番~第3番
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AN 28877-8
(2CD)
特別価格
\4400 →\3990
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シューマンとブラームスの交響曲を収録する大型企画
今回は第1番!
クララ、ロベルト、ヨハネス Vol.1 -ダーリングズ・オヴ・ザ・ミューザズ
ロベルト・シューマン:交響曲第1番変ロ長調
Op.38 《春》
ガブリエラ・モンテーロ(b.1970):即興曲第1番*
クララ・シューマン:ピアノ協奏曲イ短調
Op.7*
モンテーロ:即興曲第2番-第5番*
ヨハネス・ブラームス:交響曲第1番ハ短調
Op.68 |
アレクサンダー・シェリー(指揮)
カナダ・ナショナル・アーツ・センター管
ガブリエラ・モンテーロ(ピアノ)* |
第1巻は、ロベルトとヨハネスそれぞれの「交響曲第1番」と、クララの「ピアノ協奏曲」を収録。ピアノ協奏曲では、1995年のショパン国際ピアノ・コンクールで第3位入賞を果たし、マルタ・アルゲリッチからの信頼も篤いベネズエラ出身のピアニスト、ガブリエラ・モンテーロがソロを務め、また即興演奏家としても名高いモンテーロによる、クララの音楽に触発されたインプロヴィゼーション(即興曲)を挿入し、このプロジェクトに深みを持たせています。
※録音:2019年2月13日-14日&5月1日-2日、2020年1月15日?16日、サウザン・ホール、ナショナル・アーツ・センター(カナダ)
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AN 288801
(2CD)
特別価格
\4400 →\3990
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シューマンとブラームスの交響曲を収録する大型企画
今回は第2番!
クララ、ロベルト、ヨハネス Vol.2 ~ リリカル・エコーズ
ロベルト・シューマン:交響曲第2番ハ長調
Op.61
クララ・シューマン:歌曲選集*
〔彼はやってきた Op.12-1、美しさゆえに愛するのなら
Op.12-2、
なぜ他の人たちに尋ねようとするの Op.12-3、私は暗い夢の中に立っていた
Op.13-1、
彼らは愛し合っていた Op.13-2、愛の魔法
Op.13-3、私はあなたの瞳に Op.13-5〕
ヨハネス・ブラームス:交響曲第2番ニ長調
Op.73
クララ・シューマン:歌曲選集*
〔月は静かに昇った Op.13-4、無言のハスの花
Op.13-6、
別れの時に、私の星、おやすみなさいとあなたに言う〕 |
アレクサンダー・シェリー(指揮)、カナダ・ナショナル・アーツ・センター管弦楽団、
エイドリアン・ピエチョンカ(ソプラノ)*、リズ・アップチャーチ(ピアノ)* |
第2巻は、ロベルトとヨハネスそれぞれの「交響曲第2番」に、クララが結婚初期に書いた歌曲からの素晴しきセレクションをカップリング。
歌うのは、ニューヨークのメトロポリタン・オペラ、ウィーン国立歌劇場、ロイヤル・オペラ・ハウスなど世界の主要なオペラハウスで歌ってきたカナダのソプラノ、エイドリアン・ピエチョンカ(アドリアンヌ・ペジョンカ)。
2010年にカナダのグラミー賞と呼ばれる「ジュノー賞」を受賞したほか、彼女が参加したMETのプーランク「カルメル派修道女の対話」は、2022年のグラミー賞にノミネートしています。
※録音(交響曲):2018年3月22日-23日&4月4日-6日、サウザン・ホール、ナショナル・アーツ・センター(カナダ)
※録音(歌曲):2021年7月8日-10日、ジョージ・ウェストン・リサイタル・ホール、メリディアン・アーツ・センター(カナダ)
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AN28882
(2CD)
\4400 →\3990
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シューマンとブラームスの交響曲を収録する大型企画
今回は第3番!
クララ、ロベルト、ヨハネス Vol.3
【DISC 1】
1-5. ロベルト・シューマン(1810-1856):交響曲 第3番
変ホ長調「ライン」Op. 97
クララ・シューマン(1819?1896):
6. 海辺にて
7. ある明るい朝に Op. 23-2
8. ローレライ
9-11. 4つの束の間の小品 Op. 15
(第4曲はピアノ・ソナタの第3楽章として収録)
12-15. ピアノ・ソナタ ト短調
【DISC 2】
1-4. ヨハネス・ブラームス(1833-1897):交響曲
第3番 ヘ長調 Op. 90
クララ・シューマン:
5-8. ピアノ三重奏曲 ト短調 Op. 17 |
ナショナル・アーツ・センター管弦楽団
アレクサンダー・シェリー(指揮)
...DISC1/1-5、DISC2/1-4
スチュワート・グッドイヤー(ピアノ)
...DISC1/9-11、DISC2/5-8
川崎洋介(ヴァイオリン)...DISC2/5-8
レイチェル・マーサー(チェロ)
...DISC2/5-8
ガブリエラ・モンテーロ(ピアノ)
...DISC1/12-15
アドリアンヌ・ピエチョンカ(ソプラノ)
...DISC1/6-8
リズ・アップチャーチ(ピアノ)
...DISC1/6-8 |
録音: 2020年-2022年/収録時間: 137分
【シェリー指揮NAC管によるシューマン夫妻とブラームス第3弾】
それぞれ4曲あるシューマンとブラームスの交響曲を第1番から1曲ずつとクララ・シューマンの作品を収録し、3人の親密な関係を紐解こうという企画の第3弾。
まずは企画の柱でもあるシェリーとナショナル・アーツ・センター管による、2つの交響曲の充実ぶりが大きな聴きもの。
今回は名手スチュワート・グッドイヤーも参入し、精悍さと繊細な美しさを併せ持つそのタッチが、ガブリエラ・モンテーロの深い情熱を秘めた表現との好対照を聴かせます。
またナショナル・アーツ・センター管のコンサート・マスターである川崎洋介が室内楽にも参加し、端正ながらも奥行きのある表現を聴かせています。
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DB PRODUCTIONS
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この男、クセモノにつき
サイモン・クロフォード=フィリップス(指揮)
ヴェステロース・シンフォニエッタ
Scotland - スコットランドにちなんだ音楽
メンデルスゾーン:交響曲第3番 イ短調
Op. 56「スコットランド」
ヘレン・グライム(1981-):Elegiac Inflections
ピーター・マックスウェル・デイヴィス(1934-2016):ストラスクライド協奏曲第10番
Op. 179 |
ヴェステロース・シンフォニエッタ
サイモン・クロフォード=フィリップス(指揮) |
録音:2022年6月13-17日 Vasteras Konserthus(スウェーデン)
総収録時間:79分
スコットランドに因んだ3つの作品を紹介するアルバム。
メンデルスゾーンの交響曲第3番は、タイトルに「スコットランド」とあるように、彼が同地を旅行していた際に構想されたもの。
ヘレン・グライムはスコットランド生まれの現代作曲家。2016年からウィグモア・ホールのコンポーザー・イン・レジデンスを務めるなど活躍しています。
マクスウェル=デイヴィスの「ストラスクライド協奏曲」はスコットランド室内管弦楽団のために書かれた10曲からなる協奏曲の中の最後の曲。
なかでも、各奏者たちの妙技が生かされた快活な終楽章が聴きどころです。
この指揮者、ただものじゃないです。
サイモン・クロフォード=フィリップス
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ENPHASES
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ジャン=マリー・マチャド: 冷淡な美男子 ~音楽絵本~
ジャン=マリー・マチャド(1961-):
音楽劇《冷淡な美男子》
原作...ジャン・コクトー(1889-1963)
原盤ブックレット挿画...ロール・スタビアク |
オロール・ビュシェ(朗読、歌、指揮)
ピエール・キュサック(アコーディオン)
カリェス・ヘルレツェン(クラリネット)
アントニー・ルロワ(チェロ)
リュドヴィク・モンテ(打楽器、ヴィブラフォン) |
録音: 2022年11月、2023年3月 ラ・ビュイソンヌ・スタジオ、ペルル・レ・フォンテーヌ (フランス南部プロヴァンス地方)
収録時間: 60分
【フランス六人組を思わせる21世紀音楽。ピアフに捧げられたコクトー劇の初音楽化】
詩人、小説家、舞台人、イラストレーター、批評家......と多方面に才能を開花させたジャン・コクトーが1940年、エディット・ピアフ主演で書き下ろした一幕物の戯曲『冷淡な美男子』は、コクトー晩年の1957年にジャック・ドゥミ(『シュプールの雨傘』などを監督)の出世作として銀幕を飾りましたが、音楽劇としての作曲許可が遺族主宰のコクトー協会から下りたのは、このアルバムに録音されたモロッコ出身の作曲家ジャン=マリー・マチャドによる作品が初めて。
テクストは冒頭の電話のシーンを始め朗読される部分もありますが、マチャドが歌にした部分はコクトーと世代も近いフランス六人組やその前後の作風を思わせる親しみやすさの中、室内楽編成の楽音が映画音楽のように絡み、極上の舞台音楽としての説得力が耳を捉えてやみません。
ヴィブラフォン他の打楽器にクラリネット、チェロとアコーディオンという四重奏編成が、演奏全体をまとめながらテクストを歌い語るオロール・ビュシェの指揮で織り上げてゆく音楽は、コクトーにも通じるモノクロ描線が美しいロール・スタビアクのイラストレーションに彩られた、アコーディオン同様に蛇腹状に伸びる絵本風ブックレット(仏語のみ)と共に味わえるようにできています。
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IBS CLASSICAL
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Se Hace Saber 21世紀のホルン作品集
1. イェルク・ヴィトマン(1973-):
Air エア - 無伴奏ホルンのために
2. ビセント・ゴメス・ポンス(1961-):
e-Corno イー・コルノ - ホルンとエレクトロニクスのために
3. ニーナ・シェンク(1982-):
One's Song - ホルンとエコー・アンサンブルのために
4. ホアン・ゴメス・アレマニ(1990-):
Siegfried Delirium II ジークフリート・デリリウム
II -
ホルンとエレクトロニクスのために
5. ジョアン・マグラーネ(1988-):
Appel 呼び声 - 無伴奏ホルンのために
6. ボーロ・ガルシア(1970-):
Empremtes liquids - 無伴奏ホルンのために
7. アムパロ・エド・ビオル(1988-):
Maruna マルナ - 無伴奏ホルンのために
8. ボーロ・ガルシア:Al ・ legoria de l'ego
エゴのアレゴリー - ホルンとバス・トロンボーンのために
9. エレナ・メンドーサ(1973-):
Se hace saber - ホルンとパーカッションのために |
マリア・ルビオ(ホルン、電子楽器...2、4)
カルメン・アンテケーラ(ヴァイオリン)...3
マリア・モガス・ヘンサーナ(アコーディオン)...3
マイテ・ガルシア・アティエンサ(チェロ)...3
ビセンテ・エンリケ・ボシュ・サンス
(バス・トロンボーン)...8
フリオ・モンテーロ(パーカッション)...9 |
録音:2022年6月28-30日 Auditori Rafelbunol,
Valencia(スペイン)
総収録時間:65分
バレンシア出身のホルン奏者マリア・ルビオの「Se
hace saber=知らしめよ」と題されたアルバム。21世紀に書かれた8人の作曲家による新作を通して、ホルンが辿った楽器としての長い歴史に思いを馳せるという内容で、一部の作品は彼女のために書かれており、無伴奏作品や、エレクトロニクスとの共演などが楽しめます。
マリア・ルビオはバレンシアのロドリーゴ音楽院及びフライブルク音楽大学でホセ・ロセル、ブルーノ・シュナイダーハビエル・ボネに師事。モダン楽器とピリオド楽器双方を学びました。
2002年からはバレンシア管弦楽団のソロ・ホルン奏者の任にあり、またベルリン・フィルと共演するなどソリストとしても活躍しています。
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Soinuzko begiradak - TAKE 2
1. オイヤナ・ロドリゲス(1999-):Gure sustrai
2. フランシスコ・ドミンゲス(1993-):Bertso
3. スリーネ・F・ヘレナバレーナ(1965-):Harri,
Haize, Harea
4. ホセ・マリア・サンチェス=ベルドゥ(1968-):
Luz negra III (Homenaje a Chillida)
5. マリア・エウヘニア・ルク(1958-): Begiratu
Bi
6. フアン・ホセ・エスラバ(1970-):Desprendida
voz |
トリオ・スカン
【メンバー】
MARIA ZUBIMENDI(アコーディオン)
JON ANSORENA(チストゥ)
GORKA CATEDIANO(パーカッション) |
録音:2022年7月15-18日 Auditorio Manuel
de Falla(スペイン)
総収録時間:66分
このアルバム「Soinuzko begiradak(音の視線の意)」はTAKE
2の副題が示すようにトリオ・スカンの第2作。
このトリオはアコーディオン、パーカッション、チストゥ(バスク地方の伝統楽器。片手のみで演奏できるシンプルな3穴のフルートで、もう一方の手ではタンプリンなどの打楽器を演奏することができます)という、それまでに無かった楽器編成で構成されています。
それゆえレパートリーはすべてオリジナル。さまざまな作曲家たちから提供された曲は2023年には40曲を超えたといいます。
ユニークなサウンドによる21世紀の音楽をどうぞ。
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INVENTA
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INV1012
(2CD)
¥3400
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ジョスカン・デ・プレに続く世代の貴重なアルバム
ヒエロニムス・フィンデルスのミサ曲と同時代の世俗曲集
【CD1】
1. 作者不詳(アンドルー・ローレンス=キングの即興付き):
愛しい人の褐色の瞳 Myns liefkens bruyn
ooghen
2. ベネディクトゥス・アッペンツェラー(1480頃-1558頃):
愛しい人の褐色の瞳 5声
3-7. ヒエロニムス・フィンデルス(1525-26に活躍):
ミサ曲「愛しい人の褐色の瞳」
3. Kyrie / 4. Gloria / 5. Credo /
6. Sanctus - Benedictus / 7. Agnus
Dei
8. マットイス・ピペラーレ(1450頃-1515頃):
愛しい人の褐色の瞳
9. ヨハネス・ヒセリン=フェルボネット(1491-1507に活躍):
あなたは最も素晴らしい人 Ghy syt die
werste boven al
10. フィンデルス:
「あなたは最も素晴らしい人」によるサルヴェ・レジーナ
11. 作者不詳(アンドルー・ローレンス=キングの即興付き):
「あなたは最も素晴らしい人」によるパヴァヌとガリアルド
【CD2】
1. アントワーヌ・ド・フェヴァン(1470頃-1512頃):
今はただ死を待つばかり Fors Seulement
la mort
2-6. ヴィンデルス:ミサ曲「今はただ死を待つばかり」
2. Kyrie / 3. Gloria / 4. Credo /
5. Sanctus - Benedictus / 6. Agnus
Dei
7. ヨハネス・ヒセリン=フェルボネット:
今はただ死を待つばかり Fors seulement
l'atente que je meure
8. マットイス・ピペラーレ:今はただ死を待つばかり |
ケンブリッジ・シドニー・サセックス大学合唱団
アンドルー・ローレンス=キング
(プサルタリー&ハープ)
デイヴィッド・スキナー(指揮) |
録音:2022年9月19-22日 Chapel of Tanzenberg
Castle(オーストリア)
総収録時間:101分
ジョスカン・デ・プレに続く世代の作曲家の一人、ヒエロニムス・フィンデルスのミサ曲をとりあげた貴重なアルバム。フィンデルスがジョスカンの訃報に接して書いた哀歌「おお、避けがたき死よ
O mors inevitabilis」は当時大いに人気を博したようですが、その生没年さえ定かではなく、16世紀前半に活躍したフランドル楽派の中で謎の多い作曲家の一人です。
ここでは当時の流行歌の旋律を引用したパロディ・ミサを2曲とサルヴェ・レジーナを収録。
解説(英語のみ)によれば、ミサ曲「今はただ死を待つばかり」はゴンベール作との説もあり、またミサ曲「愛しい人の褐色の瞳」は近年までフィンデルス作とはされていなかったとのことですが、研究が進んで現代譜が出版されたことで、こうして演奏・録音が可能になったそうです。
「あなたは最も素晴らしい人」によるサルヴェ・レジーナには素材となった旋律が二つあり、恋人を「この地上で比べる者が無いほど素晴らしい」と賛美する曲とグレゴリオ聖歌の旋律とを巧みに組み合わせて聖母マリア賛歌としています。それぞれの「元唄」も収録してあるので、曲の構造がわかりやすくなっています。
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MARCHVIVO
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MV009
(2CD)
¥3000
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ラヴェルやレスピーギと同世代の知られざるスペインの作曲家
デル・カンポ: 弦楽四重奏曲 第6番、第7番改訂
コンラド・デル・カンポ(1878-1953):
【DISC 1】
1-4. 弦楽四重奏曲 第6番 ロ短調 「アストゥリアス風」~
アストゥリアス州の伝承曲による4つのスタディ
【DISC 2】
1-4. 弦楽四重奏曲 第7番 改訂版 ホ短調世界初録音 |
ジェラール弦楽四重奏団
Judit Bardolet、Lluis Castan(ヴァイオリン)
Miquel Jorda (ヴィオラ)
Jesus Miralles (チェロ) |
録音: 2023年6月6日 ファン・マルク財団、マドリード
(ライヴ/拍手入り)
収録時間: 85分(44分/41分)
【20世紀初頭スペインの知られざる作曲家、デル・カンポの弦楽四重奏曲集第2弾】
マドリード生まれ、ラヴェルやレスピーギと同世代の知られざるスペインの作曲家、デル・カンポの弦楽四重奏曲を再評価する試みの第2弾。
今回収録された第6番と第7番はいずれも40分の大曲です。デル・カンポの残した13の弦楽四重奏曲を全曲演奏するプロジェクトからのライヴで、両作品とも世界初録音。
1907年アテネオ・デ・マドリードが募集した、「スペイン特有の旋律が使用された弦楽四重奏曲」を条件とした「チャロ=イダルゴ賞」にデル・カンポが「イスパニア」のペンネームで応募した第6番は、スペインのアストゥリアス州の伝承曲に基づいた親しみやすい作品。
見事賞を獲得したものの、初演は1984年まで待たねばなりませんでした。
1911年に作曲され、マドリードの王立サン・フェルナンド美術アカデミーの国民賞(National
Prize)を受賞、パリに於いてデル・カンポ初の海外初演が行われた第7番は、彼のキャリアで重要な位置を占めるもの。
1951年になって大幅な改定が行われたものが、今回収録されたヴァージョンです。
演奏は、近代スペインを代表するカタルーニャ出身の作曲家、ロベルト・ジェラールの名を冠した四重奏団。大きな才能と独創性に恵まれながら不当に忘れられてしまった作曲家の作品を、深い敬意と共感を持って演奏しています。
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MUSIQUE EN WALLONIE
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MEW2204
(2CD)
¥4400 →\4090
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グリュミオーを育てたフランコ=ベルギー派の知られざる至芸
アルフレッド・デュボワ 歴史的録音集
【DISC 1】
1-3. アンリ・ヴュータン(1820-1881):
ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ短調 Op.37「ル・グレトリ」
4. ヴュータン: ヴァイオリンとピアノのためのロマンス
Op.40-1
5-8. セザール・フランク(1822-1890):
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ
イ長調 CFF 123
9. ウジェーヌ・イザイ(1858-1931):
子供の夢 ~ヴァイオリンとピアノのための
Op.14 YH 11
10. イザイ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
第3番 ニ短調 Op.27-3
【DISC 2】
1. ピエトロ・ナルディーニ(1722-1793)/イザイ編:アリア
(ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
ニ長調
〔ピアノ伴奏版〕より)
2. ジョゼフ・ジョンゲン(1873-1953):
ヴァイオリンとピアノのためのセレナータ
3. ウジェーヌ・ヴォス(1883-1952):
ヴァイオリンとピアノのためのセレナーデ
4. フェルナン・フイエンス(1892-1965):
悲痛な風景 ~ヴァイオリンとピアノのための
5. フイエンス: フモレスケ
(『ヴァイオリンとピアノのための組曲』より)
6. フイエンス: ピアノとヴァイオリンのためのハバネラ
7. アレックス・ド・ターイ(1898-1952):
ヴァイオリンとピアノのためのユーモレスク
8. ド・ターイ:
アリエットの歌 ~ヴァイオリンとピアノのための朝の歌
9. クレティアン・ロジステル(1884-1941):
リゼットに捧ぐセレナーデ ~ヴァイオリンとピアノのための |
アルフレッド・デュボワ (ヴァイオリン)
ベルギー王立ブリュッセル音楽院演奏会
協会管弦楽団デジレ・デファウ(指揮)
[DISC 1...1-3]
フェルナン・フイエンス(ピアノ)
[DISC 1...4,9-10/DISC 2]
マルセル・マース(ピアノ)
[DISC 1...5-8] |
録音:
【DISC 1】1-3.1930年/音源: Columbia LFX14
16-52.031/6 4.1929年12月19日/Columbia LX700-D15144 9.1929年3月19日/Columbia
LX927-D15175 10.1947年10月27日/Columbia
LCX104-CLBX162-163
録音:
【DISC 2】1.1928-31年/Columbia LF42-33029 2.1929-31年/Columbia
LF68-WLB125 3.1928年12月19日/Columbia DFX199-CLBX159 4.1928年1月7日/Columbia
D19042-L847 5.1930年/Columbia D13090-L1368 6.1930年/Columbia
LF 47-WLB 77 7.1930年/Columbia LF47-WLB
78 8.1928-31年/Columbia LF67-WLB126 9.1928-31年/Columbia
LF67-WLB195
収録時間: 94分
【グリュミオーを育てたフランコ=ベルギー派の知られざる至芸を一挙復刻!】
美しい音色と洗練された音楽解釈で知られるヴァイオリン奏者が多いベルギーで、フランコ=ベルギー派の名手・作曲家イザイの後を受け、20世紀前半に活躍した名手アルフレッド・デュボワ(1898-1949)の稀少な録音を丁寧に復刻した2枚組アルバム。
フォーレやダンディと同世代の名手でユベール・レオナールの門弟だったアレクサンドル・コルネリスに師事、イザイ門下ではなかったものの彼の作品を積極的に演奏するなど近代音楽の紹介にも積極的で、同時に古典的名曲の解釈でも高く評価されました。
ブリュッセル音楽院で多くの名手を育てたことでも知られ、特にステレオ時代の名盤で有名なベルギー随一の名手アルテュール・グリュミオーが門下から出ていることは見逃せません。
デュボワのレコードはBiddulphで復刻されたドビュッシーやベートーヴェンのソナタが知られていましたが、今回はColumbiaで1930年前後に収録された78回転盤向け小品録音の数々を聴けるのが貴重。
Biddulph復刻音源とは違い、ピアノはマルセル・マースよりも作曲家でもあったフェルナン・フイエンスが弾いている音源が多く、さらに1930年、同国の名指揮者デジレ・デファウ(ドフォー)との共演で収録されたヴュータンの協奏曲まで復刻収録されているのも嬉しいところ。
音楽性の充実と物理的技量が絶妙にバランスした時期の演奏ばかりである点が何より素晴らしく、適切な節度をもって香気豊かに織り込まれるヴィブラートやポルタメントが各作品の旋律美をこの上なく美しく引き立ててやみません。
世紀初頭の気品漂うフイエンスのピアノも伴奏以上の存在感で作品解釈に寄与しており、ティボーやクライスラーと同じ時代にベルギー特有の芸術性を世界に伝えた名演の数々の味わい深さに驚かされます。
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OCORA
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C560261
¥2800
※ワールド・ミュージックです
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セネガル セレール族の音楽
1. Laamti maak waa (Fatick) A song of
combat - A kim njom
2. A jaba yaalel (Kaolack) Party songs
for young people - A kim o njuup
3. Gimaam o koor (Dakar) A song of heroic
praise - A kim ngoor
4. Jook o ndoofaan (Kaolack) A tattooing
song - A kim ndoom
5. Ngulook (Kaolack) A marriage song -
A kim ngulook
6. Langaaburi (Kaolack) A children's nursery
rhyme game - A kim ndebandoong
7. Aayoo Laamiin Yaande (Kaolack) Lullaby
- A kim a yaal
8. O maad (Dakar) Ballad for the king
of Siin - A kim maad
9. Jam soom i nqedaa (Kaolack) A song
to invoke the rain - A kim a qet foofi
10. Binta Boob (Fatick) An entertaining
song - A kim o kufre
11. A Tagas (Kaolack) Song of praise -
A tagas
12. Muur ne muureena (Fatick) A song for
rain - A kim a qet foofi
13. Cosaan seereer (Dakar) A song about
the Serer - A kim riiti
14. Kaato diktar a fudwa (Palmarin) Songs
of youthful celebration - A kim o njuup
15. Maafraand a fuux ee (Dakar) A combat
song - A kim njom |
セレール族の人々による演奏の現地録音
録音: 2009年、2012年 セネガル
収録時間: 53分
セネガルで3番目に多い民族セレール族は、ユッスー・ンドゥールがその出身であることでも知られます。
古くより独自の宗教観を持っていた彼らの生活に、音楽は常に欠かせないものでした。女性たちがグループで歌うことが多く、その伴奏には手拍子やカラバッシュ(大きなひょうたんをくりぬき、指にパキールと呼ばれる器具を付けて叩く打楽器)が用いられます。
かたや男性の歌には、サバル(単皮の円筒形の太鼓を組み合わせたもの)やリティ(2弦の弓奏楽器)といった楽器が使われています。
味わい深い独唱もありますが、ソロとグループ間の呼応が延々と続く形が基本で、その繰り返しと素朴なハーモニー、多数の打楽器のリズムが独特の陶酔感を生み出します。
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RESONUS CLASSICS
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ロバート・プレーン(クラリネット)
Isotonic クラリネットのための新作案
1-4. マーク・デイヴィッド・ボーデン(1986-):
クラリネット協奏曲(2017)
1. Adrenaline - With energy
2. Isotonic - Agitated
3. Threshold - Very slow, very delicately
4. Hypertension - With energy
5-8. ヒュー・ワトキンス(1976-):Four Fables
4つの寓話 -
クラリネットとピアノ・トリオのために(2018)
5. Lento / 6. Allegro / 7. Lento /
8. Lento
9. ダイアナ・バレル(1948-):クラリネット協奏曲(1996)
10. サラ・フランシス・ジェンキンス(1998-):
Shivelight 木漏れ日 (2020) |
ロバート・プレーン(クラリネット)
グールド・ピアノ・トリオ
【メンバー】
ルーシー・グールド(ヴァイオリン)
リチャード・レスター(チェロ)
ベンジャミン・フリス(ピアノ)
BBCフィルハーモニー管弦楽団
ジェフリー・パターソン(指揮) |
録音:2022年12月13-14日 BBC Philharmonic
Studio, Media CitySalford(UK)
総収録時間:74分
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団の首席クラリネット奏者を20年余りにわたって務めた他、バーミンガム市交響楽団とロイヤル
ノーザン シンフォニアでも首席奏者をつとめたロバート・プレーンは、その長いキャリアを通じて、彼のために特別に書かれた数多くの作品の初演を行ったことで「現代音楽の擁護者」として知られています。
このアルバムでは4人の現代作曲家の作品を紹介。プレーンの活動の初期に委嘱したというバレルの「クラリネット協奏曲」、マラソンにインスパイアされたボーデンの協奏曲、シューマンの作品に倣ったワトキンスの「4つの寓話」、プレーンに師事したこともあるジェンキンスが自然からインスパイアされて書いた「木漏れ日」。
どれもプレーンのために書かれたものです。演奏にはピアニスト、ベンジャミン・フリスが参加するグールド・ピアノ・トリオと、ジェフリー・パターソンが指揮するBBCフィルハーモニックが参加しています。
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RICERCAR
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RIC459
(16CD)
¥6600 →\6190
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【古楽大国ベルギーのレーベルRICERCARが誇る金字塔的録音】
RICERCARが15年がかりで制作した体系的録音に2008年の新録音を追加
名匠ベルナール・フォクルールの全曲録音、待望のカタログ復活
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):オルガン作品全集 |
ベルナール・フォクルール(オルガン) |
【Disc 1】
〈初期の作品群1〉
1. 前奏曲とフーガ ニ長調 BWV 532/
2. 汝、平和の君、主イエス・キリスト
BWV 1102 (『ノイマイスター写本』より)/
3. ああ主よ、哀れな罪人たるわれを BWV
742 (『ノイマイスター写本』より)/
4. ああ、神にして主 BWV 714 (『ノイマイスター写本』より)/
5. 天にまします我らが父よ BWV 737 (『ノイマイスター写本』より)/
6. 甘き喜びのうちに BWV 751/7. 前奏曲とフーガ
ハ長調 BWV 531/
8. 神よ、汝が善もて BWV 724/9. いと高き天には神のみぞ栄光あれ
BWV 715/
10. いと高き天には神のみぞ栄光あれ
BWV 711/11. 幻想曲 ハ長調 BWV 570/
12. アダムの罪によりすべては失われぬ
BWV 705/13. 前奏曲とフーガ ニ短調 BWV 549a/
14. 暁の星、なんと美しく BWV 739/15.
讃美を受けよ、イエス・キリスト BWV 722/
16. 讃美を受けよ、イエス・キリスト
BWV 723/17. われ汝に別れを告げん BWV 735a/
18. ペダル練習曲 ト短調 BWV 598/19.
前奏曲とフーガ ト短調 BWV 535/
20. 我ら汝神を讃えん(テ・デウム) BWV
725
【Disc 2】
〈初期の作品群2: 『ノイマイスター写本』のコラール群〉
1. この日はなんと喜ばしく BWV 719/2.
我らキリスト者 BWV 1090/
3. 古き年は過ぎ去りぬ BWV 1091/4.
主なる神、いまぞ天の扉を開きたまえ BWV 1092/
5. 心より愛するイエスよ、たとえ罪を犯したもうとも
BWV 1093/
6. おおイエス、汝が姿やいかに BWV 1094/7.
おお穢れなき神の仔羊 BWV 1095/
8. 汝、昼日にして光なるキリスト BWV
1096/
9. 誉れあれ、キリスト、汝苦しみを受けたもう方
BWV 1097/
10. われらみな唯一なる神を信ず BWV
1098/11. 深き淵より、われ汝に叫ぶ BWV 1099/
12. 主イエス・キリスト、ただ汝にのみ
BWV 1100/
13. アダムの罪によりすべては失われぬ
BWV 1101/
14. 主よ、汝の言葉を我らに守らせたまえ
BWV 1103/
15. 汝が不運にみまわれようとも BWV
1104/
16. 神はわが救い、わが助けにして慰め
イエス、わが喜び BWV 1106/
17. イエス、わが命の命脈 BWV 1107/18.
イエス・キリスト、その夜に BWV 1108/
19. イエス・キリスト、その夜に (変奏部)
BWV 1108/20. ああ神よ、汝憐れみたまえ BWV
1109/
21. おお主なる神、汝が聖なる言葉 BWV
1110/22. 今ぞ、我らが体を休ませたまえ BWV
1111/
23. わが命なるキリスト BWV 1112/24.
われ自らを神に委ねん BWV 1113/
25. 主イエス・キリスト、汝こよなき宝
BWV 1114/26. 心より汝を愛さん、おお主よ
BWV 1115/
27. 神のみわざは善きかな BWV 1116/28.
人みな死すべき定めにあり BWV 1117/
29. 神よ、我を汝が善へ向かわしめよ
BWV 957/30. 目覚めよ、わが心 BWV 1118/
31. 水の深きを求めるごとく BWV 1119/32.
汝、真実の輝きなるキリストよ BWV 1120
【Disc 3】
〈初期の作品群3〉
1. 幻想曲とフーガ イ短調 BWV 561/2.
ああ、わが命は何物ぞ BWV 743/
3. 愚かなる者らの口、なめらかに語り出で
ohne BWV (『ルドルフ写本』より)/
4. まことの人にして神なる主イエス・キリスト
ohne BWV (『ルドルフ写本』より)/
5. まことの人にして神なる主イエス・キリスト
ohne BWV (『ルドルフ写本』より)/
6. かくも喜びに満てる日 ohne BWV (『ルドルフ写本』より)/
7. 「ああ罪人なるわれ、何をなすべきか」によるパルティータ
ohne BWV/
8. 幻想曲 ト長調 BWV 571/9. 「おお父よ、全能なる神よ」によるパルティータ
BWV 758/
10. 前奏曲とフーガ イ短調 BWV 569/947/
11. 「ああ罪人なるわれ、何をなすべきか」によるパルティータ
BWV 770/
12. トッカータ (前奏曲とフーガ)ホ長調
BWV 566/
13. 「主なる神、われらがもとにあらずば」による幻想曲
BWV 1128
【Disc 4】
〈初期の作品群4〉
1. わが魂は主をあがめ BWV 733/
2. いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV
699 (『キルヘンベルガー写本』より)/
3. イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ
BWV 697 (『キルヘンベルガー写本』より)/
4. 神のひとり子なる主キリスト BWV 698
(『キルヘンベルガー写本』より)/
5. 神の御子は来たれり BWV 703 (『キルヘンベルガー写本』より)/
6. われらキリストを讃えまつらん BWV
696 (『キルヘンベルガー写本』より)/
7. 全能の神をたたえん BWV 704 (『キルヘンベルガー写本』より)/
8. 高き天よりわれは来たれり BWV 701
(『キルヘンベルガー写本』より)/
9. 高き天よりわれは来たれり BWV 700
(『キルヘンベルガー写本』より)/
10. いと高き天には神のみにぞ栄光あれ
BWV 716/
11. 主イエス・キリスト、我らを顧みたまえ
BWV 726/
12. フーガ ハ長調 BWV 946/13. フーガ
ホ短調 BWV 945/
14. わが愛しき神に BWV 744/15. わが愛しき神に
ohne BWV/
16. コラール「キリストは死の縄に繋がれぬ」による幻想曲
BWV 695a/
17. 我ら唯一なる神を讃えん BWV 765/18.
幻想曲 ト短調 BWV 917/
19. フーガ ホ短調 BWV 956/20. 前奏曲
ハ長調 BWV 943/
21. フーガ ハ長調 BWV 953/22. 前奏曲とフゲッタ
(小フーガ) ニ短調 BWV 899/
23. 前奏曲とフゲッタ (小フーガ) ヘ長調
BWV 901/
24. 前奏曲とフゲッタ (小フーガ) ト長調
BWV 902/25. 幻想曲とフーガ イ短調 BWV 904/
26.「汝、真実の輝きなるキリストよ」による多彩なパルティータ
BWV 766
【Disc 5】
〈初期の作品群5〉
1. 前奏曲とフーガ ホ短調 BWV 533/2.
旋律模倣による幻想曲 ロ短調 BWV 563/
3. われ汝に別れを告げん BWV 736/4.
甘き喜びのうちに BWV 729/
5. イエスはつねにわが慰めならん BWV
702/6. 高き天より我は来たれり BWV 738/
7. レグレンツィの主題によるフーガ ハ短調
BWV 574/
8. 汝らキリスト者、皆で神を讃えよ BWV
732/
9. 主よ、汝のうちにのみわれ望みをもつ
BWV 712/10. フーガ ハ短調 BWV 575/
11.「おお、汝正しくして善なる神よ」によるパルティータ
BWV 767/
12. フーガ (ジグ)ト長調 BWV 577
〈J.S.バッハの真筆か疑わしい作品〉
13. われらみな唯一の神を信ず BWV 740/14.
「深き淵より」によるパルティータ BWV 745/
15. 主イエス・キリスト、神の独り子
BWV Anh.55/
16. 我らに幸せを成したもうキリスト
BWV 747/17. 天にまします我らが父よ BWV 762/
18. トリオ (アダージョ)ニ短調 BWV 583/19.
小さな和声の迷宮 BWV 591
【Disc 6】
〈ヴァイマール宮廷時代の作品群1〉
1. 幻想曲 ト長調 (フランス風小品) BWV
572/2. コレッリの主題によるフーガ ロ短調
BWV 579/
3. 幻想曲とフーガ ハ短調 BWV 537/4.
ヨハン・エルンスト公の協奏曲ハ長調 BWV 595/
5-8. パストラーレ ヘ長調 BWV 590/9.
幻想曲 ハ短調 BWV 562/
10. 全音栓によるアッラブレーヴェ ニ長調
BWV 589/
11.「善なるイエスを歓迎せん」によるパルティータ
BWV 768
【Disc 7】
〈ヴァイマール宮廷時代の作品群2~『オルガン小曲集』〉
1. 今ぞ来たれ、異教徒の救い主 BWV 599/2.
神の子は来れり BWV 600/
3. 主イエス・キリスト、神の独り子 BWV
601/4. 全能なる神を讃えてあれ BWV 602/
5. ベツレヘムにみどり児生まれ BWV 603/6.
讃美を受けよ、汝イエス・キリスト BWV 604/
7. この日はなんと喜ばしく BWV 605/8.
高き天より我は来れり BWV 606/
9. 高き天より天使の軍勢来れり BWV 607/10.
甘き喜びのうちに BWV 608/
11. 汝らキリスト者、皆で神を讃えよ
BWV 609/12. イエス、わが喜び BWV 610/
13. 我らキリストをよく讃えまつらん
BWV 611/14. 我らキリスト者 BWV 612/
15. われとともに神の慈しみを讃えよ
BWV 613/16. 古き年は過ぎ去りぬ BWV 614/
17. 汝にわが喜びあり BWV 615/18. 平和と喜びもて我は行く
BWV 616/
19. 主なる神、いまぞ天の扉を開きたまえ
BWV 617/20. おお穢れなき神の仔羊 BWV 618/
21. キリスト、汝神の仔羊よ BWV 619/22.
我らに幸せを成したもうキリスト BWV 620/
23. イエスが十字架にかかりしとき BWV
621/24. おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け BWV
622/
25. 主イエス・キリスト、我ら汝に感謝せん
BWV 623/
26. 神よ助けたまえ、我成し遂げんことを
BWV 624/27. キリストは死の縄に繋がれぬ BWV
625/
28. 我らが救い主イエス・キリスト BWV
626/29-31. キリスト、甦りぬ BWV 627/
32. 甦りぬ、聖なるキリスト BWV 628/33.
栄光の日は現れぬ BWV 629/
34. 今日この日、神の子は勝利せり BWV
630/35. 来たれ、創造主なる神、聖なる霊 BWV
631/
36. 主イエス・キリスト、我らを顧みたまえ
BWV 632/
37. 最愛のイエス、我らここにあり BWV
633/38. これぞ聖なる十戒 BWV 635/
39. 天にまします我らが父よ BWV 636/40.
アダムの罪によりすべては失われぬ BWV 637/
41. 我らに来たりぬ、この救い BWV 638/42.
われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ BWV
639/
43. われ汝にこそ頼らん BWV 640/44.
我ら困難このうえなき時 BWV 641/
45. 最愛の神にのみ統べられし者みな
BWV 642/46. 人みな死すべき定めにあり BWV
643/
47. ああ、何と儚く、何と空しきかな
BWV 644
【Disc 8】
〈ヴァイマール宮廷時代の作品群3〉
1. トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調
BWV 564/2. われいずこに逃れ行かん BWV 694/
3. 我らが神は固き砦 BWV 720/4. 前奏曲とフーガ
イ短調 BWV 551/
5. 最愛の神にのみ統べられし者みな BWV
690/6. 今ぞ喜べ、キリスト者たち BWV 734/
7. 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 545/8.
我らキリスト者 BWV 710/
9. 主イエス・キリスト、我らを顧みたまえ
BWV 709/10. 前奏曲とフーガ ト長調 BWV 541/
11. バビロンの流れのほとりで BWV 653b/12.
トッカータとフーガ 「ドリア調」 ニ短調 BWV
538
【Disc 9】
〈ヴァイマール宮廷時代の作品群4〉
1. 前奏曲とフーガ イ短調 BWV 543/2.
いと高きところに神のみにぞ栄光あれ BWV 717/
3. 前奏曲とフーガ ト長調 BWV 550/4.
「イエス、わが喜び」による幻想曲 BWV 713/
5. 前奏曲とフーガ イ長調 BWV 536/6.
カンツォーナ ニ短調 BWV 588/
7. 前奏曲とフーガ ヘ短調 BWV 534/8.
フーガ ト短調 BWV 578/
9. トッカータとフーガ ヘ長調 BWV 540
【Disc 10】
〈ヴァイマール宮廷時代の作品群5〉
1-3. 協奏曲 イ短調 BWV 593 ~ヴィヴァルディの合奏協奏曲Op.3-8による
4-6. 協奏曲 ハ長調 BWV 594~ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲「ムガール大帝」による
7-9. 協奏曲 ニ短調 BWV 596 ~ヴィヴァルディの合奏協奏曲Op.3-11による
10. 主なる神、汝われを憐れみたまえ
BWV 721
11-12. 前奏曲とフーガ ニ短調 BWV 539
13. 最愛のイエス、我らここにあり BWV
730/731
14-16. 協奏曲 ト長調 BWV 592~
ザクセン=ヴァイマール公子ヨハン・エルンストのヴァイオリン協奏曲による
〈J.S.バッハの真筆か疑わしい作品〉
17. トリオ ハ短調 BWV 585/18. アリア
(レジェルマン) ヘ長調 BWV 587/
19. トリオ ト長調 BWV 586
【Disc 11】
〈ライプツィヒ時代の作品群1: 『鍵盤練習曲集
第3巻』1〉
1. 前奏曲 変ホ長調 BWV 552/1/2. キリエ、永遠の父なる神
BWV 669/
3. キリスト、全世界の慰め BWV 670/4.
キリエ、神にして聖なる霊 BWV 671/
5. キリエ、永遠の父なる神 BWV 672/6.
キリスト、全世界の慰め BWV 673/
7. キリエ、神にして聖なる霊 BWV 674/8.
いと高き天には神のみにぞ栄光あれ BWV 675/
9. いと高き天には神のみにぞ栄光あれ
BWV 676/10. いと高き天には神のみにぞ栄光あれ
BWV 677/
11. これぞ聖なる十戒 BWV 678/12. われらみな唯一の神を信ず
BWV 680/
13. 天にまします我らが父よ BWV 682/14.
これぞ聖なる十戒 BWV 679/
15. 我ら唯一なる神を讃えん BWV 681/16.
天にまします我らが父よ BWV 683/
17. 我らが主キリスト、ヨルダン川に来たり
BWV 684/
18. 深き淵より、われ汝に呼ばわる BWV
686/19. 我らが救い主イエス・キリスト BWV
688
【Disc 12】
〈ライプツィヒ時代の作品群2: 『鍵盤練習曲集
第3巻』2〉
1. 我らが主キリスト、ヨルダン川に来たり
BWV 685/2. 深き淵より、われ汝に呼ばわる
BWV 687/
3. 我らが救い主イエス・キリスト BWV
689/4. デュエット ホ短調 BWV 802/
5. デュエット ヘ長調 BWV 803/6. デュエット
ト長調 BWV 804/
7. デュエット イ短調 BWV 805/8. フーガ
変ホ長調 BWV 552 /2
〈ヴァイマール宮廷時代の作品群6〉
9. キリストは死の縄に繋がれぬ BWV 718/10.
トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565/
11. われ心より希わん BWV 727/12. 幻想曲とフーガ
ト短調 BWV 542/
13.「さらば、われ汝に決別せん」による幻想曲
BWV 735/
14. イエスはわが頼り BWV 728/15. パッサカリアとフーガ
ハ短調 BWV 582
【Disc 13】
〈ライプツィヒ時代の作品群3: 『ライプツィヒ・コラール集』1〉
1.「来たれ、聖霊」による幻想曲 BWV
651/2. 汝を飾れ、おお愛すべき魂 BWV 654/
3. われ神より去らじ BWV 658/4. 今ぞ来たれ、異教徒の救い主
BWV 659/
5. 今ぞ来たれ、異教徒の救い主 (トリオ)
BWV 660/6. 今ぞ来たれ、異教徒の救い主 BWV
661/
7. 我らが救い主イエス・キリスト BWV
666/8. 今ぞ諸人、神に感謝せよ BWV 657/
9. 主イエス・キリスト、我らを顧みたまえ
(トリオ) BWV 655/
10. 来たれ精霊、主なる神 BWV 652/11.
バビロンの流れのほとりで BWV 653/
12. 我らが救い主イエス・キリスト BWV
665/13. いと高き天には神のみにぞ栄光あれ
BWV 662/
14. いと高き天には神のみにぞ栄光あれ
BWV 663/
15. いと高き天には神のみにぞ栄光あれ
(トリオ) BWV 664
【Disc 14】
〈ライプツィヒ時代の作品群4: 『ライプツィヒ・コラール集』2〉
1. おお穢れなき神の仔羊 BWV 656 ~『ライプツィヒ・コラール集』
2. われは汝の玉座の前に BWV 668a ~『ライプツィヒ・コラール集』
3. 来たれ、創造主なる神、聖なる霊 BWV
667 ~『ライプツィヒ・コラール集』
4. 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV 546
5-9. カノン形式による変奏曲「いと高き天より我は来たれり」
BWV 769a
10. 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 547
〈ライプツィヒ時代の作品群5: 『シュープラー・コラール集』〉
11. 目覚めよ、と呼ぶ声が聞こえ BWV
645/12. われいずこに逃れ行かん BWV 646/
13. 最愛の神にのみ統べられし者みな
BWV 647/14. わが魂は主をあがめ BWV 648/
15. ああ、我らのもとに留まりたまえ、主イエス・キリスト
BWV 649/
16. イエスよ、今ぞ天より降りて BWV
650
【Disc 15】
〈ライプツィヒ時代の作品群6〉
1. 前奏曲とフーガ ロ短調 BWV 544/2-4.
トリオ・ソナタ第2番 ハ短調 BWV 526/
5-7. トリオ・ソナタ第1番 変ホ長調 BWV
525/
8-10. トリオ・ソナタ第5番 ハ長調 BWV
529/11. 前奏曲とフーガ ホ短調 BWV 548
【Disc 16】
〈ライプツィヒ時代の作品群7〉
1-3. トリオ・ソナタ第6番 ト長調 BWV
530/4-6. トリオ・ソナタ第4番 ホ短調 BWV
528/
7-9. トリオ・ソナタ第3番 ニ短調 BWV
527/10. 小さな前奏曲とフーガ ハ長調 BWV
553/
11. 小さな前奏曲とフーガ ニ短調 BWV
554/12. 小さな前奏曲とフーガ ホ短調 BWV
555/
13. 小さな前奏曲とフーガ ヘ長調 BWV
556/14. 小さな前奏曲とフーガ ト長調 BWV
557/
15. 小さな前奏曲とフーガ ト短調 BWV
558/16. 小さな前奏曲とフーガ イ短調 BWV
559/
17. 小さな前奏曲とフーガ 変ロ長調 BWV
560/
18. 前奏曲 ト長調 BWV 568/19. フーガ
ト長調 BWV 576 |
【Disc 1】使用楽器: アルプ・シュニットガー1693年建造/録音:
1997年8月 聖ヤコビ教会、ハンブルク
【Disc 2】使用楽器: ヨハン・エルンスト・デーリング1747年建造/録音:
1995年11月 ベッテンハウゼン聖十字架教会(ドイツ中部テューリンゲン地方)
【Disc 3】使用楽器: ヨハン・カスパー・ロンメル1778年建造[1-12]/アルプ・シュニットガー1691年建造(アルベルトゥス・アントニウス・ヒンツゾーン1740年改修)[13]
録音: 1996年5月 聖ブラジウス教会、ツェッラ・メーリス(ドイツ中部テューリンゲン地方)[1-12]/1996年5月 聖マルティヌス教会、フローニンゲン(オランダ北部フローニンゲン地方)[13]
【Disc 4】使用楽器: ゴットフリート・ジルバーマン1715年建造[1-25]
/ゴットフリート・ジルバーマン1735年建造[26]
録音: 1995年9月、聖ゲオルギウス教会、プファーフローダ(ドイツ中部ザクセン地方)[1-25]/1995年6月 聖ペテロ教会、フライブルク(ドイツ南西部ヴュルテンベルク地方)[26]
【Disc 5】使用楽器: ゴットフリート・ジルバーマン1735年建造[1-6]/ドミニク・トーマ建造(ゴットフリート・ジルバーマンの楽器に基づく再現楽器)[7-19]
録音: 1997年6月 聖ペテロ教会、フライブルク(ドイツ南西部ヴュルテンベルク地方)[1-6]/1997年6月 レフ聖母修道院(ベルギー南部ナミュール地方)[7-19]
【Disc 6】使用楽器: カール・ヨーゼフ・リープ1766年建造「聖三位一体オルガン」/録音:
1982年 オットーボイレン修道院(ドイツ南部シュヴァーベン地方)
【Disc 7】使用楽器: トーマス・ショット1619年建造/録音:
1985年 ムーリ修道院(スイス、ベルン州)
【Disc 8】使用楽器: アルプ・シュニットガー1692年建造/録音:
1988年10月 聖ルートゲリ教会、ノルデン(ドイツ北西部オストフリースラント地方)
【Disc 9】使用楽器: トーマス・ショット1619年建造/録音:
1990年5月 ムーリ修道院(スイス、ベルン州)
【Disc 10】使用楽器: エラスムス・ビールフェルト1736年建造[1-12]/ヤコブス・ファン・ハーヘルベール1668年建造&ルーロフ・バーレンツゾーン・ダイスホート1673年改修[13-16]/ドミニク・トマ建造(ゴットフリート・ジルバーマンの楽器に基づく再現楽器)[17-19]
録音: 1990年6月 聖ヴィルハーディ教会、シュターデ(ドイツ北部ニーダーザクセン地方)[1-12]/1984年6月 アムステルダム新教会[13-16]/1997年6月 レフ聖母修道院(ベルギー南部ナミュール地方)[17-19]
【Disc 11】使用楽器: アルプ・シュニットガー1691年建造(アルベルトゥス・アントニウス・ヒンツゾーン1740年改修)
録音: 1987年7月 聖マルティヌス教会、フローニンゲン(オランダ北部フローニンゲン地方)
【Disc 12】使用楽器: アルプ・シュニットガー1691年建造(アルベルトゥス・アントニウス・ヒンツゾーン1740年改修)
録音: 1987年7月[1-8]&2008年9月[9-12] 聖マルティヌス教会、フローニンゲン
【Disc 13】使用楽器: ゴットフリート・ジルバーマン1735年建造/録音:
1991年10月 聖ペテロ教会、フライブルク(ドイツ南西部ヴュルテンベルク地方)
【Disc 14】使用楽器: ゴットフリート・ジルバーマン1735年建造/録音:
1991年10月 聖ペテロ教会、フライブルク(ドイツ南西部ヴュルテンベルク地方)
【Disc 15】使用楽器: ヨハン・ネポムク・ホルツハイ1797年建造/録音:
1992年7月 ポニッツ教会(ドイツ中部テューリンゲン地方)
【Disc 16】使用楽器: ヨハン・ネポムク・ホルツハイ1797年建造[1-9]/ドミニク・トーマ建造(ゴットフリート・ジルバーマンの楽器に基づく再現楽器)[10-19]
録音: 1992年8月 ネーレスハイム(ドイツ南部ヴュルテンベルク地方)[1-9]/1997年6月 レフ聖母修道院(ベルギー南部ナミュール地方)[10-19]
総収録時間: 1,179分(19時間39分)
【古楽大国ベルギーのレーベルRICERCARが誇る名匠の金字塔的録音、待望の再登場!】
RICERCARが15年がかりで制作した体系的録音に2008年の新録音を加え、CD16枚にわたり大バッハのオルガン作品の全貌を解き明かした名匠ベルナール・フォクルールの全曲録音、待望のカタログ復活です。
作曲家が知っていた当時のモデルの楽器とその奏法を研究・再現することにより、作品が生まれた当時の企図に迫ろうとする古楽的アプローチが大きな進展をみせた20世紀の後半、その最前線地域の一つベルギーで発足したのがRICERCARでしたが、この全集の演奏者ベルナール・フォクルールはそこで当初から重要な録音を連発してきたリチェルカール・コンソートの一員であり、同時にエクス=アン=プロヴァンス歌劇音楽祭やブリュッセル王立モネ劇場などの芸術監督を歴任してきたオルガン奏者=作曲家。
当時まさに18世紀以前の状態への修復が進んでいたヨーロッパ各地の歴史的なオルガンの数々での録音は、バッハが好んだ足鍵盤の重低音を活かしたダイナミックな響きばかりでなく、時には18世紀の教会オルガン本来の、残響に頼らない直接音の味わいが生きる音響も再現されています。
歴史的楽器ならではの音色美の違いを巧みに活かしながら、過剰に構えず自然な音運びの魅力を浮き彫りにしてゆくフォクルールの解釈は、21世紀にもなお新鮮さを失わず、聴くたびに豊かな説得力の中で新たな発見をもたらしてくれることでしょう。
フォクルール自身による長大な解説(仏・英・独語)や各楽器紹介、収録作品アルファベット索引など充実した140ページ以上に及ぶライナーノートも貴重な資料となっています。
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8/16(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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SUPRAPHON
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時を超えた家族の再会。
ヤン・ノヴァークの協奏曲を愛娘が演奏!
ヤン・ノヴァーク(1921-1984):
(1)4手ピアノと弦楽オーケストラのための
「Concentus biiugis」(1977)【改訂版】
(2)フルート、弦楽オーケストラ、ハープと
チェレスタのための「Choreae vernales」(1980)
(3)2台のピアノとオーケストラのための協奏曲(1955) |
(1)(3)ドラ・ノヴァク=ウィルミントン(ピアノ)
(1)(3)カレル・コシャーレク(ピアノ)
(2)クララ・ノヴァーコヴァー(フルート)
プラハ放送交響楽団
トマーシュ・ネトピル(指揮) |
時を超えた家族の再会。ヤン・ノヴァークの協奏曲を愛娘が演奏!
セッション録音:(1)(3)2022年3月7~12日、(2)2022年12月6&7日/チェコ放送第1スタジオ(プラハ)/DDD、71'23
モラヴィア出身の作曲家ヤン・ノヴァーク(1921-1984)の協奏曲アルバム。1940年代後半、アメリカでマルティヌーに師事し、50年代から映画音楽など数多くの作品で人気を博しました。
しかし、母国の共産主義体制に反発しデンマーク、イタリア、ドイツに亡命。晩年はバイエルンに居を構え活動しました。
母国では長らく発禁処分扱いの作曲家であったノヴァークの作品ですが、作曲者歿後30周年にあたる2014年にスプラフォン・レーベルからリリースしたのが「ヤン・ノヴァークの合唱作品集」(SU-4159)でした。このリリースによってノヴァークの再評価が進み、現在チェコをはじめ演奏機会が徐々に増えつつあります。
当アルバムは来年(2024年)の歿後40周年を前に協奏曲3篇を録音。当録音の注目はノヴァークの愛娘がソリストを務めていること。
フルートのクララ・ノヴァーコヴァーは、15歳のときに父親から「Choreae
vernales」の初稿を献呈されたときの思い出とともに、父への感謝の思いを込めて演奏。
またドラ・ノヴァク=ウィルミントンはピアノの名手であった母エリシュカを思い出しながら偉大な父の作品に挑みました。
当アルバムの録音は、ある意味「時を超えた家族の再会」ともいえます。
ノヴァークの音楽は、軽快で優雅、ユーモアのセンス、そしてわずかに挑発的でもあることで知られ、ニューヨークでマルティヌーに師事したときの印象や一緒にジャズクラブを訪れた時の思いなどが詰まった「2台のピアノとオーケストラのための協奏曲」は、師から認められたいという願望が反映されているともいえます。
またノヴァークは、日常生活においても使い、完璧にマスターしていたラテン語にインスパイアされた作品も数多くあります。
4手ピアノのための「Concentusbiiugis」は、作曲者がドイツに亡命していた年に母国の反体制運動である「憲章77」に賛同していることをあらわした作品。その3年後、ノヴァークはこの作品に弦楽オーケストラをつけ、非常にカラフルな作品に仕上げました。
今回録音されたのはほとんど知られていない改訂稿で、当バージョンでは世界初録音となります。
指揮はトマーシュ・ネトピルです。ネトピルは1975年チェコ共和国東部のクロメルジーシュ生まれ。
ザルツブルク音楽祭やベルリン・フィル、ドレスデン・シュターツカペレの公演に出演、2013/14年のシーズンよりエッセン歌劇場の音楽総監督に就任すると同時に、ドレスデン国立歌劇場、パリ国立オペラ座、ウィーン国立歌劇場、またベルリン・フィル、パリ管、ロンドン・フィルといった、欧州各地のオーケストラや劇場へ出演するなど、オペラ、コンサートの両面で活躍を続けています。
日本では2019年11月、読売日本交響楽団との演奏会も話題となりました。
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CORO
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アイスリン・ノスキー(ヴァイオリン)&ヘンデル&ハイドン・ソサエティ
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集 Vol.2
モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K.211
ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調 K.207
ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219 |
アイスリン・ノスキー(ヴァイオリン)
ヘンデル&ハイドン・ソサエティ |
アイスリン・ノスキーのモーツァルト、ヴァイオリン協奏曲集第2弾!
☆ヘンデル&ハイドン・ソサエティのコンサート・マスター、アイスリン・ノスキーによるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集の第2弾!
ハリー・クリストファーズが2022年まで音楽監督を、そして現在は桂冠指揮者を務めるアメリカ最古のピリオド・オーケストラ、「ヘンデル&ハイドン・ソサエティ(HHS)」のコンサートマスターとして、またアイブラー弦楽四重奏団のメンバーとしてもCoroレーベルのディスコグラフィーを華麗に彩ってきたカナダのヴァイオリニスト、アイスリン・ノスキーをフィーチャーしたモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集の第2弾。前作(COR16183)同様、全曲ボストンのシンフォニー・ホールでのライヴ・レコーディングとなっています。
ニューヨーク・タイムズ紙でも絶賛され、バロック・ヴァイオリニストとして躍進を続けるアイスリン・ノスキーのダイナミックな弾き振りを是非、ご堪能下さい。
※録音(ライヴ):2023年1月6日&8日(K.211)、2022年1月28日&30日(K.207)、2019年1月25日&27日(K.219)、シンフォニー・ホール(ボストン、アメリカ)
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ES-DUR
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代理店変更に伴い再掲載 |
ES2044
(1CD+1DVD(NTSC))
【旧譜】
特別価格 ¥3900
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ジェフリー・テイトが2012年2月17日-19日にかけて
ハンブルク交響楽団とライスハレで行ったコンサート
ストラヴィンスキー:バレエ《ミューズを率いるアポロ》
ワーグナー:楽劇《神々の黄昏》からの抜粋* |
ジェフリー・テイト(指揮)
ハンブルク交響楽団
デボラ・ヴォイト(ソプラノ)* |
ジェフリー・テイト&ハンブルク響にデボラ・ヴォイトも参加!日本語解説付き&DVDにも日本語字幕付き!
2017年にこの世を去った名指揮者、ジェフリー・テイトが2012年2月17日-19日にかけてハンブルク交響楽団と本拠地ライスハレで行ったコンサートの様子を収録したCD&DVD。
《神々の黄昏》にはアメリカの名ソプラノであり経験豊富なワーグナー解釈者でもあるデボラ・ヴォイトが参加。DVDにはコンサートの様子と約10分間のインタビューが収められており、《神々の黄昏》の歌詞部分には日本語字幕も付いています。またブックレットにも日本語解説が掲載されています。
ジェフリー・テイトとハンブルク交響楽団は2008年に関係を築き始めて以来その演奏の充実ぶりと興味深いプログラミングで常に注目の的となり、ここに収められている2012年のレコーディングもドイツのヴェルト紙に「ソプラノ界のスーパースター、ヴォイトと巨匠テイトが感動を呼ぶ」と評されるなど大成功となったコンサートの一つ。
これをDVDに収録するためにクラウドファンディングをドイツのクラシック音楽界で初めて実行したプロジェクトでもありました。
※録音(ライヴ):2012年2月17日-19日、ライスハレ(ハンブルク、ドイツ)
Picture Format: NTSC. 16:9 / Sound Formats:
PCM Stereo, DTS 5.0 / Subtitles: German,
English, French, Japanese / Region Code:
0 (Worldwide) / Total Time: 88+10 mins.
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ES2054
【旧譜】
¥2700
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ヒンデミット:チェロとピアノのための作品集
ヒンデミット
チェロとピアノのための3つの小品 Op.8
独奏チェロのためのソナタ Op.25-3
チェロとピアノのための瞑想曲
(バレエ音楽「気高い幻想」より)
チェロとピアノのためのソナタ Op.11-3 |
ダヴィド・ゲリンガス(チェロ)
イアン・ファウンテン(ピアノ) |
ヒンデミット初期のチェロ作品を収録!日本語解説付き!
20世紀を代表する作曲家の1人、ヒンデミットはヴィオラとヴァイオリンの奏者としても優れた才能を発揮しました。弟のルドルフがチェロの名手であり、長年に渡り室内楽の演奏を共にしてきたこともあり、ヒンデミットはチェロの作品も多く遺しています。
本アルバムのほとんどは1914年から1922年に書かれた初期の作品で構成されており、若きヒンデミットの個性の確立を紐解くことができます。
※録音:2014年4月8日-10日(ベルリン、ドイツ)
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ES2062
【旧譜】
¥2700
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ハッセ:フルート作品集
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):
フルート協奏曲ロ短調 Op.3-10
ロバート・ヴァレンタイン(1674-1747?):
2つのフルートのためのソナタ ト長調 Op.5-7
ハッセ:フルートと通奏低音のためのソナタ
ホ短調 Op.1-10
ヴァレンタイン:2つのフルートのためのソナタ
ニ長調 Op.5-8
ハッセ:
フルートと通奏低音のためのソナタ ニ短調
Op.1-11
フルート協奏曲 ト長調 Op.3-7 |
インム=ジャンヌ・クレット(フルート)
ネーレ・ラーマースドルフ(フルート)
ハンブルク・エルビポリス・バロック管弦楽団 |
ヨハン・アドルフ・ハッセは、18世紀半ばにヨーロッパ中で高い評価を受けたドイツの作曲家の1人で、9歳の頃のモーツァルトがその不滅の存在に憧れていたとも言われています。
本アルバムには、ロバート・ヴァレンタインのソナタが2曲挟まれていますが、これらの曲は1735年に(実際に作曲を行った無名なヴァレンタインの名ではなく、著名な作曲家である)ハッセのものとして出版されたものとなっています。
※録音:2015年(ゲーストハッハト、ドイツ)
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ES2061
【旧譜】
¥2700
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ウィーンからのエアメール
ベルリオーズ:劇的物語「ファウストの劫罰」より《妖精の踊り》
(ヨーゼフ・ディアマイヤーによる
フルートとピアノのための編曲版)
フリードリヒ・チェルハ(1926-2023):
フルートとピアノのための《7つの逸話》
シューベルト:
「しぼめる花」の主題による序奏と変奏曲
ホ短調 D802
エルンスト・クルシェネク(1900-1991):
「学校のための音楽」 Op.85より
フルートとピアノのための《夜想曲》
パウル・アマデウス・ピスク(1893-1990):
フルートとピアノのための《序奏とロンド》Op.61
アルベルト・フランツ・ドップラー(1821-1883):
フルートとピアノのための《ハンガリー田園幻想曲》Op.26 |
ウルフ=ディーター・シャーフ(フルート)
トーマス・ヴェレン(ピアノ) |
ベルリン放送交響楽団の首席フルート奏者、ウルフ=ディーター・シャーフが、ウィーンにまつわる作品を1枚のアルバムにまとめました。一見、関係のなさそうなベルリオーズの楽曲は、ウィーンを拠点に活動する作曲家、ヨーゼフ・ディアマイヤーの編曲版で収録されています。
※録音:2014年1月7日-9日(ベルリン、ドイツ)
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ES2047
【旧譜】
¥2700
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発見
ルドルフ・ワーグナー=レゲニー(1903-1969):愛の歌
リヒャルト・ベックマン(1909-2000):語りかけるサクソフォン
アルベルト・ブロイ(1905-1981):小さなバレエ
ハンス・ヴェレビル(1928-2013):パン~幻想的なワルツ
ハンス・フェリックス・フサデル(1897-1964):4つの小品
ベックマン:憧れ
ルートヴィヒ・クレチュ(1908-1961):笑うサクソフォン
グスタフ・ブムケ(1876-1963):演奏会用ワルツ
Op.48
ウィリー・メンデン(1928-1976):サクソ=フリップ
ブロイ:サクソフォン=アクロバティク
エルヴィン・ヘーネ:ハンブルク飛行中
エルコーレ・ガッティ:リンターノ
ルイ・マヨー(1837-1894):華麗なる大幻想曲 |
ヨハンネス・エルンスト(サクソフォン)
クリストフ・イスラエル(ピアノ) |
ベルリンを拠点に活動するサクソフォン奏者、ヨハンネス・エルンストが長い時間を掛けて、世に知られていない楽譜を探し集め、レパートリーに加えました。
1929年から1950年までの様々な曲調の楽曲が収録されています。
※録音:2007年11月19日-23日(ベルリン、ドイツ)
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NAXOS
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エドゥアルド・グラウ(1919-2006):協奏曲集
1-3. ユステ協奏曲 Op. 88(1966)
- ヴァイオリン、ピアノ、ティパニと弦楽オーケストラのために
1. I. Cantico カンティクル / 2. II.
Salmo 詩篇 /
3. III. Himno讃歌
4-6. ヴィオラとピアノのための二重コンチェルティーノ
Op. 124(1972)
- ヴィオラ、ピアノと弦楽オーケストラのために
4. I. Andante - Allegro assai /
5. II. Adagio, quasi largo / 6. III.
Allegro
7-9. クラリネット協奏曲 Op. 184(1985)
- クラリネットと弦楽オーケストラのために
7. I. Moderato assai / 8. II. Lento,
contemplativo /
9. III. Allegro scherzando
10-12. グニードの花へ Op. 198(1988)
- フルート、弦楽オーケストラとピアノのために
10. I. Allegro assai / 11. II. Larghetto,
sostenuto /
12. III. Allegro vivace
全て世界初録音 |
アナ・マリア・バルデラマ(ヴァイオリン)...1-3
ミクローシュ・シタ(ティンパニ)...1-3
ファビオ・バネガス(ピアノ)...1-6、10-12
ダヴィド・フォンス(ヴィオラ)...4-6
ジモン・ライトマイアー(クラリネット)...7-9
ヤナ・ヤルコフスカー(フルート)...10-12
アニマ・ムジカ室内管弦楽団
フランシスコ・ヴァレラ(指揮) |
録音:2022年4月19-27日 Pannonia Studio,
Budapest(ハンガリー)
総収録時間:80分
バルセロナに生まれ、8歳の時に家族とともにアルゼンチンに移住した作曲家エドゥアルド・グラウ。
彼はこの地で晩年を過ごしていたファリャに作曲を師事、同じくブエノスアイレスに亡命していた音楽学者ハイメ・パヒサからオーケストレーションを学びました。
グラウは200曲以上の多彩な作品を遺しましたが、そのどれからもスペイン風の要素が感じれらます。
このアルバムに収録されているのは4つの協奏的作品で、スペインのユステ修道院から感銘を受け書かれた、抒情的で神秘的な雰囲気を持つ「ユステ協奏曲」、ヴィオラとピアノが活躍する「二重コンチェルティーノ」、アルゼンチンの陽気な民族舞踊「チャカレーラ」を素材に使用した「クラリネット協奏曲」、スペイン・ルネサンス期を代表する詩人の一人ガルシラソ・デ・ラ・ベガの詩からインスピレーションを受けた「グニードの花へ」を聴くことができます。
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ジョン・ハービソン(1938-):ピアノ作品集 |
ジン・セヒ(ピアノ) |
1. 夜想曲(2018)‛&世界初録音
2-4. ギャツビー・エチュード集(1999)
2. No. 1. Parlors パーラーズ / 3. No.
2. Parties パーティーズ /
4. No. 3. The Green Light グリーン・ライト
5-8. 4つのモア・オケージョナル・ピース(1987-91)‛&世界初録音
5. No. 1. Minuet (for Joan Tower) メヌエット(ジョアン・タワーのために)
6. No. 2. Gavotte (for Harriet Thiele)
ガヴォット(ハリエット・ティーレのために)
7. No. 3. Anniversary Waltz (to Rose
Mary Harbison) アニヴァーサリー・ワルツ(ローズ・マリー・ハービソンへ)
8. No. 4. Tango, "Seen from ground
level" (for Milo Feinberg, also for
Alan and Janet)
タンゴ「シーン・フロム・グラウンド・レヴェル」
(ミロ・フェインバーグのために、アランとジャネットのためにも)
9-21. レナード・ステイン・アナグラムス(2009)‛&世界初録音
9. I. I'd learn tones / 10. II. Note
slid near / 11. III. End tonal rise / 12.
IV. Liar, send tone! /
13. V. Listen, a drone (A silent drone)
/ 14. VI. Learns to dine / 15. VII. LA trend:
noise /
16. VIII. Rinse tone, lad! / 17. IX.
Linen ear-dots / 18. X. Tender as lion /
19. XI. Rest: no denial / 20. XII. Earns
toil-end / 21. XIIA. Done: entrails
22. ピアノ・ソナタ第1番「ロジャー・セッションの追悼に」(1985)‛&世界初録音 |
録音:2020年9月6-7日 Recital Hall,McKnight
Center for PerformingArts, Stillwater, Oklahoma(USA)‛&1-4、9-21 2022年5月11-12日
Hemmle RecitalHall, Texas Tech University
School ofMusic, Lubbock, Texas(USA)‛&5-8、22
総収録時間:59分
1987年にピューリッツァー賞を受賞した作曲家ジョン・ハービソン。オペラや合唱作品を含む300作以上を発表、その中にはジェームズ・レヴァインのメトロポリタン歌劇場音楽監督就任25周年を記念しての委嘱作《The
Great Gatsby 華麗なるギャツビー》が含まれるなど、アメリカの主要な音楽機関から多くの委嘱を受けています。
このアルバムには世界初録音を含む、1980年代から現在までのピアノ曲を収録。
瞑想的な「夜想曲」、前述の《華麗なるギャツビー》から素材を転用した技巧的な「ギャツビー・エチュード」、彼に関連する人々のために書かれた「4つのモア・オケージョナル・ピース」、南カリフォルニア大学の「アーノルド・ショーンバーグ研究所」の音楽監督を務め2004年にこの世を去ったレナード・ステインの遺稿を元にした「レナード・ステイン・アナグラムス」。
そして名ピアニスト、アーシュラ・オッペンス、ロバート・シャノン、アダン・フェインバーグのために書かれた「ピアノ・ソナタ第1番」を聴くことができます。
ピアノを演奏するジン・セヒはタングルウッドでハービソンに会って以来、彼の作品に魅せられ、その作品を探求しています。
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アンソニー・バージェス(1917-1993):ギター四重奏曲全集
1-3. ギター四重奏曲第1番
「モーリス・ラヴェルへのオマージュによる四重奏曲」(1986)
1. I. Tres vif / 2. II. Passacaille:
Assez lent /
3. III. Tres vivace
4. グスターヴ・ホルスト(1874-1934):組曲「惑星」Op.
32 -
第3曲 水星 翼の神(1916)(A.バージェスによるギター四重奏編)(1987)
5-8. バージェス:ギター四重奏曲第2番
5. I. Prelude: Poco lento - Fuga: Molto
moderato /
6. II. Scherzo: Presto / 7. III. Chorale:
Moderato /
8. IV. Rondo: Allegro
9-11. 3つのアイルランドの小品
(A. バージェスによるギター四重奏編)(1988)‛&世界初録音
9. No. 1. The Ballad of Persse O'Reilly
パーシー・オライリーのバラード
10. No. 2. The Lark in the Clear Air
澄みきった空に歌うヒバリ
11. No. 3. Jig 'The Irish Washerwoman'
ジグ 「アイルランドの洗濯女」
12-14. バージェス:ギター四重奏曲第3番(1989)
12. I. Allegro vivace / 13. II. Andantino
/
14. III. Moderato molto
15. カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786-1826):
歌劇《オベロン》- 序曲
(A.バージェスによるギター四重奏編)(1987)‛&世界初録音 |
メーラ・ギター四重奏団
【メンバー】
Matthew Robinson
George Tarlton
Daniel Bovey
Jiva Housden |
録音:All Saints Church, Weston(UK) 2017年5月29-31日‛&1-3、5-15 2018年9月3日‛&4
総収録時間:59分
作曲家としてよりも小説家として知られるアンソニー・バージェス。彼は東南アジア、アメリカ合衆国、中央ヨーロッパなどの様々な場所で暮らすことで培った広範な知識を、その作品に活かしました。
1986年、モンテカルロに住んでいた彼はこの地で活躍していた「Aighetta
Guitar Quartet アイゲッタ・ギター四重奏団(1979年結成)」と出会い、彼らのために数多くのオリジナル作品と編曲作品を書き上げています。
アイゲッタ・ギター四重奏団はバージェスとのコラボレーションを通じて高い名声を獲得、国際的な音楽祭に出演し、多くの賞を獲得しました。
このアルバムに収録された作品も、全てアイゲッタ・ギター四重奏団のために書かれたもので、ラヴェルへのオマージュが織り込まれた第1番を含む、3曲のバージェスのオリジナル四重奏曲のほか、ホルストとウェーバー作品の編曲とアイルランドの旋律まで、ギターの音色を存分に生かした作品を楽しめます。
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8.574526
(2CD)
¥2600
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アントニオ・サッキーニ(1730-1786):
オラトリオ『聖フィリッポ・ネリの富の放棄』
【CD1】
1. シンフォニア
2-14.第1部
【CD2】
1-16. 第2部
世界初録音 |
聖フィリッポ...ソ・イェリ(ソプラノ)
ポヴェルタ...
ケテヴァン・チュンティシュヴィリ(ソプラノ)
ファスト...マルクス・シェーファー(テノール)
インガンノ...ダニエル・オチョア(バス)
コンチェルト・デ・バッスス(古楽アンサンブル)
ジョヴァンニ・ミケリーニ(チェンバロ&オルガン)
フランツ・ハウク(チェンバロ&指揮) |
録音:2022年5月23-28日 Kirche Maria de
Victoria, Ingolstadt, Germany
総収録時間:116分
フィレンツェに生まれ、ナポリ音楽院の前身の1つにあたるサントノフリオ・ア・ポルタ・カプアーナ音楽院で音楽教育を受けたアントニオ・サッキーニ。
当時隆盛を極めた"ナポリ楽派"の一員としてオペラを書き上げた後、ロンドンを経てパリへ移住。この地で生涯を終えました。
このオラトリオ『聖フィリッポ・ネリの富の放棄』は、16世紀に実在した聖者の物語。オラトリオですが、レチタティーヴォとアリアが交互に歌われるナポリ楽派の他のオペラと同じ形式で書かれており、若きフィリッポ・ネリ(ソプラノが歌う)が将来の生き方について悩んだ末、全ての財を投げ打ち、取り巻く欺瞞と精神的試練を乗り越えながら、神への祈りと美徳の道を求める姿がドラマティックに描かれます。
1765年の四旬節に初演されたこのオラトリオは大成功を収め、翌年も再演されました。聖フィリッポ役を歌うのは韓国のソプラノ歌手ソ・イェリ(徐藝俐)。華やかで技巧的なアリアを見事にこなし、マルクス・シェーファーら他の歌手の歌唱も万全。
ジモン・マイールの数々のオペラ録音で知られるフランツ・ハウクが指揮するコンチェルト・デ・バッススも素晴らしい演奏を聴かせます。
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NAXOS GREAT COMPOSERS IN WORDS AND MUSIC
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ムソルグスキーの生涯を音楽と語りで探求します。
大作曲家 モデスト・ムソルグスキー(1839-1881)
1-36. 朗読と音楽で綴る生涯デイヴィニア・キャディ作 |
ニコラス・ブルトン(朗読) |
総収録時間:65分
『展覧会の絵』で知られるムソルグスキー。裕福な大地主の家庭に生まれ、13歳の時にピアノ曲「騎士のポルカ」を出版、ほぼ独学で音楽学び、何かに駆り立てられるかのように、リアリズム的な表現を追求した作品を次々と書きあげました。
しかし彼の存命中には作品のほとんどが理解されることがなく、ついには精神的衰弱とアルコール依存症に苦しみながらこの世を去った男の生涯を音楽と語りで探求します。
使用曲:「展覧会の絵」-プロムナード、第2曲
古い城、第4曲 ビドロ、第5曲 卵の殻をつけた雛の踊り、第8曲
カタコンベ、第10曲 キエフ(キーウ)の大門、古典様式による交響的間奏曲(1867年ピアノ版)、旗手のポルカ、スケルツォ
嬰ハ短調、神学生、はげ山の一夜(初稿版)、歌劇《結婚》より、歌劇《ボリス・ゴドゥノフ》より、歌劇《ホヴァーンシチナ》より、『死の歌と踊り』-第3曲
トレパーク、蚤の歌、グリンカ:『カマリンスカヤ』より、以上全18曲の抜粋(フェイドイン、フェイドアウトあり)。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
GRAND SLAM
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フルトヴェングラー&BPO、シューマンの交響曲第4番の
最新リマスターほか、新登場も含めた徳用盤!
(1)シューマン:交響曲第4番 ニ短調 Op.120
(2)J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番 ニ長調
BWV1068
(3)ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調
Op.98 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
フルトヴェングラー&BPOを堪能出来る1枚!シューマンの交響曲第4番の最新リマスターほか、新登場も含めた徳用盤!2トラック、38/19センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ
録音:(1)1953年5月14日、ベルリン=ダーレム、イエス・キリスト教会 (2)1948年10月24日、(3)1953年4月14日/ベルリン、ティタニア・パラスト
使用音源:Private archive (1)(2)(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)(3)(2トラック、19センチ、オープンリール・テープ)/国内製作、日本語帯・解説付
録音方式:モノラル(録音セッション)(1)、(ラジオ放送用録音)(2)(3)
■制作者より
不滅の名演、シューマンの交響曲第4番については、もはや説明不要でしょう。GS-2184(2018年)以来の最新リマスターで、新規のテープを使用し、最善の方法で復刻しました。
バッハは当シリーズ初登場です。
ベートーヴェンのみ2トラック、19センチのテープを使用しており、GS-2198(2019年)以来のリマスターですが、他の2
曲同様、プロ用機器の威力がいかんなく発揮されています。
とにかく、フルトヴェングラー&ベルリン・フィルの濃密さが1
枚に凝縮されたディスクです。(平林 直哉)
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キング・インターナショナル
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JVC ケンウッド・ビクターエンタテイメントとキングインターナショナルがレコード会社間の垣根を越えてコラボお待ちかねの第2
弾。
好評だったリヒテル1979 年来日公演からシューベルトのピアノ・ソナタの登場です。
今回最新リマスタリングとSACD ハイブリッド化により録音から40
年以上を経てなお、眼前で演奏しているような驚きの音世界となっています。 |
KKC 103
(SACD HYBRID)
¥3400 →\3090
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リヒテル1979年日本ライヴ III
シューベルト:
(1)ピアノ・ソナタ第9番ロ長調Op.147 D.575
(2)ピアノ・ソナタ第11番ヘ短調D.625 |
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) |
JVC ケンウッド・ビクターエンタテイメントとキングインターナショナルがレコード会社間の垣根を越えてコラボお待ちかねの第2弾。
好評だったリヒテル1979年来日公演からシューベルトのピアノ・ソナタの登場です。今回最新リマスタリングとSACD
ハイブリッド化により録音から40年以上を経てなお、眼前で演奏しているような驚きの音世界となっています。
楽譜厳守なのにファンタジーの飛躍が自由の極み。リヒテルの神業が甦る
録音:1979年2月7日東京文化会館(1)、2月24日NHKホール(2)(ライヴ)/国内製作、日本語帯・解説付
1979年、リヒテル3度目の来日公演は64歳直前の円熟期で、神業のような演奏が語り草となりました。
それをビクター音楽産業株式会社(現・株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテイメント)が当時最新の技術でライヴ収録。それを現在の最新技術でリマスタリング、驚きの音世界が蘇りました。
ソナタ第9番は楽譜に厳しく忠実ながら、まるで自由に即興を楽しんでいるような演奏。リヒテルはシューベルトの心の中に入り、シューベルトが求めたものを彼自身のものかのように表しています。まさにリヒテルにしかできない至芸となっています。
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KKC 104
(SACD HYBRID)
¥3400 →\3090
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リヒテル1979 年日本ライヴ IV
シューベルト:
(1)ピアノ・ソナタ第13番イ長調Op.120 D.664
(2)ピアノ・ソナタ第14番イ短調Op.143 D.784 |
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) |
リヒテルの弱音の美しさに溜息の連発。この世のものと思えぬ境地の第13番
録音:1979年2月1日東京厚生年金会館(1)、2月7日東京文化会館(2)(ライヴ)/国内製作、日本語帯・解説付
1979年、リヒテル3度目の来日公演は64歳直前の円熟期で、神業のような演奏が語り草となりました。
それをビクター音楽産業株式会社(現・株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテイメント)が当時最新の技術でライヴ収録。それを現在の最新技術でリマスタリング、驚きの音世界が蘇りました。
同年の日本公演はすべて好調だったと伝えられますが、なかでもソナタ第13番は驚きの没入ぶりで聴衆を陶酔の世界に引き入れる名演でした。
柔らかなタッチ、自然なフレージングなどを極上の音質で追体験できます。シューベルトのソナタの美しさ、素晴らしさをたっぷり味わえます。
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<映像>
8/15(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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HORTUS
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「新世界より」のオルガン独奏版!
カップリングはリストの「孤独の中の神の祝福」
ドヴォルザーク(サットマリー編):
交響曲第9番 ホ短調「新世界より」Op.95,
B.178
リスト(ヴォシェ編):
『詩的で宗教的な調べ』S173より
第3曲「孤独の中の神の祝福」 |
ジャン=フランソワ・ヴォシェ
(オルガン/
ヴァルカー製作、クーン修復) |
「新世界より」のオルガン独奏版!名手ヴォシェがローザンヌの歴史的銘器で演奏!
録音:2012年/サン・フランソワ教会(ローザンヌ)/DDD、69'12
19世紀後半に作曲された交響曲の中で最もよく知られたドヴォルザークの「新世界より」をオルガン独奏版で演奏!
編曲はオルガンの巨匠ジグムント・サットマリー(1939-)です。この編曲版はサットマリーの自作自演の録音(BIS
/ BIS-1168)で知られますが、このアルバムではジャン=フランソワ・ヴォシェが、ローザンヌのサン・フランソワ教会の歴史的銘器(ヴァルカーが製作し、クーン社によって修復)で演奏しています。
カップリングはヴォシェが編曲したリストの『詩的で宗教的な調べ』S173より第3曲「孤独の中の神の祝福」を録音。
類まれな表現力でドヴォルザークとリストを演奏しております!
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ワイマール時代のバッハ |
ヴァンサン・ジャンヴラン
(オルガン/グレンツィング製作) |
J.S.バッハ:
(1)前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532
(2)コラール「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」BWV659a
(3)コラール「われらキリストを讃えまつらん」BWV696
(4)コラール「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」BWV599
(5)前奏曲 イ短調 BWV543a
(6)コラール「イエスが十字架にかかりしとき」BWV621
(7)前奏曲とフーガ イ長調 BWV536a
(8)コラール「キリストは甦りたまえり」BWV627
(9)コラール「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」BWV663a
(10)コラール「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」BWV717
(11)コラール「われ汝に別れを告げん」BWV736
(12)コラール「主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ」BWV709
(13)コラール「主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ」BWV655a
(14)コラール「汝の御座の前に、われ進み出で」BWV668 |
異稿も演奏!オルガニスト、ジャンヴランがワイマール時代のバッハのオルガン作品を録音!
録音:1995年/リヨン国立高等音楽・舞踊学校(フランス)/DDD、63'04
バッハはオルガン作品のほとんどをワイマール時代に作曲。その30
年後、生涯の終わりにこれらの作品の中からいくつかを選び有名なライプツィヒ・コラールを作曲しました。
作曲家としてのバッハは新作を書くのと同じくらい既存の作品の改訂に時間を費やし、作品の完璧な形を追い求めました。
当アルバムではワイマール時代とライプツィヒ時代の作品が同じディスクに収録されていることで、作品の変化を知れるだけでなく、バッハの類い稀な才能をオルガン作品を通じて体感することができます。
ジャン・ボワイエ、グザヴィエ・ダラスらに師事したヴァンサン・ジェンヴランは、パリのサン・ニコラ・デ・シャン教会のオルガニストをつとめています。
このアルバムでバッハのオルガン作品の奥深い世界へと誘います。仏ディアパソン・ドール5受賞ディスク。
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ナグムジーク
(1)ヘンドリク・ピエナール・ホフメイル(1957-):
2 つの記念日の歌 Op.139
(2)アーノルド・ヴァン・ウィック(1916-1983):
ナグムジーク
(3)ウィック:愛と放棄
(4)ホフメイル:風の中の言葉 Op.216
(5)ホフメイル:
ファンタジア・ソプラ・センツェーニ・ナ
Op.180 |
(1)(3)(4)ミネット・デュ・トワ=ピアース(メゾ・ソプラノ)
マリカ・ホフメイル(ピアノ) |
南アフリカ出身の二人の作曲家の歌曲とピアノ曲
録音:2022年12月&2023年1月/グラース(フランス)/DDD、78'14
当アルバムはアーノルド・ヴァン・ウィックとヘンドリク・ピエナール・ホフメイル、2
人の南アフリカ出身の作曲家の歌曲とピアノ曲を収録。
歌曲に共通するのは南アフリカの著名な詩人の詩に曲をつけており、その詩は南アフリカ共和国の数百万人の国民が今も話すアフリカーンス語で書かれています。
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ACTE PREALABLE
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ベッリーニ:歌曲集
ヴィンチェンツォ・ベッリーニ:
蝶々/その時はいつやって来るのだろう/
幼い日の夢/捨てられたわが身/苦悩にふるえ/
帰れ, 愛しいフィッリデよ/追憶/
フィッリデの悲しげな姿よ/優雅な月よ/
マリンコニーア/お行き, 幸運なバラよ/
美しいニーチェよ/もし私ができないなら/
私の偶像よ/喜ばせてあげて |
ヨアンナ・ティルコフスカ=ドロジュジ(ソプラノ)
オルハ・ビラ(ピアノ) |
イタリア・オペラを代表する作曲家ベッリーニの歌曲集!
ロッシーニやドニゼッティとともに「ベルカント・オペラ」と称される19世紀前半のイタリア・オペラを代表する作曲家、ヴィンチェンツォ・ベッリーニの歌曲集がポーランドの「Acte
Prealable」から登場。
ソリストは、シュチェチン芸術アカデミーで教鞭を執るヨアンナ・ティルコフスカ=ドロジュジ。
2005年からはシュチェチン城でのオペラのソリストとして多くの舞台に登場し、モーツァルト、プッチーニ、シマノフスキ、チャイコフスキー、R.シュトラウス、ビゼーなどのオペラ作品や、J.シュトラウス、レハール、オッフェンバックなどのオペレッタ作品を演じてきました。
2015年には、国内外での優れた芸術的功績に対して贈られる「シュチェチニアン・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされ、特別賞を受賞しています。
※録音:2022年1月(ポーランド)
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ヴェルトハイム:ピアノ&歌曲作品集
ユリウシュ・ヴェルトハイム(1880-1928):
バラード Op.11
バッソ・オスティナートの変奏による前奏曲とフーガ
Op.12
2つのピアノ小品 Op.14
3つの歌 |
エルジュビェタ・ティシェツカ(ピアノ)
ベアタ・ザヴァツカ=クウォス(ソプラノ) |
19世紀後半~20世紀前半のポーランドにおけるコンポーザー=ピアニスト、指揮者、教育者、音楽評論家として活躍したユリウシュ・ヴェルトハイム。
ヴェルトハイムは新ロマン主義を掲げた作曲者としての一面はもちろんのこと、若き日のアルトゥール・ルービンシュタインに多大な影響を与えた人物としても知られ、その短い生涯の中で、交響曲、ピアノ独奏曲、ヴァイオリン・ソナタ、の歌曲など、数多くの作品を残しましたが手稿譜の大部分は第二次世界大戦中にワルシャワで焼却されています。
本アルバムでは、多彩な音楽活動を行ったヴェルトハイムによるピアノ作品と歌曲作品を取り上げています。
※録音:2019年5月&2023年5月(ポーランド)
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シャルル・ケフ:オルガン作品集 Vol.3
シャルル・ケフ (1873-1931):
荘厳な入場
グランドオルガンのための5つの小品 Op.11
グランドオルガンのための3つの小品 Op.23
グランドオルガンのための2つの小品 Op.24
聖体拝領 Op.74
ブルトンの主題による幻想曲 Op.33 |
スタニスワフ・マリイェフスキ (オルガン) |
フランスの作曲家、シャルル・ケフのオルガン作品集の第3巻。
ケフは、リール音楽院で学んだ後、パリ音楽院でヴィドール、ヴィエルヌ、ギルマンに師事。
オルガン奏者としても活躍し、1895年から1898
年までサン・マリー・デ・バティニョール教会、1898
年にはパリのサン・ローラン教会で奏者を務め、同年、同音楽院オルガン部門で一等賞を受賞しています。
※録音:2022年2月21日&2023年2月7日(ポーランド)
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ハリーナ・クシジャノフスカ:ピアノ作品集
Vol.1
ハリーナ・クシジャノフスカ(1867-1937):
《ソナタ ニ短調》より「メヌエット」/ア・ラ・ガヴォット
Op.11/
ドゥムカ - 素朴な夢想 Op.12/セレナード
Op.13/
マズール Op.15/アリア Op.16/マズール第2番
Op. 20/
クラコヴィアク Op.21/メヌエット Op.22/ハンガリア
Op.23/
2つの小品/《ソナタ ヘ短調 Op.30》より「スケルツォ」 |
エルジュビェタ・ティシェツカ(ピアノ) |
ハリーナ・クシジャノフスカ、ピアノ作品集第1弾!
☆ピアニストそして作曲家として活躍したハリーナ・クシジャノフスカ!
☆交響曲、オラトリオなども作曲したクシジャノフスカのピアノ作品集!
ポーランドの忘れられた作曲家の作品を広める「Acte
Prealable」レーベルよりハリーナ・クシジャノフスカのピアノ作品集が登場。彼女はピアニストそして作曲家として活躍しました。
1878年から1883年にかけてパリ音楽院で教育を受け主にフランスでコンサート活動を行った彼女は、ポーランドでのコンサートの記録も残っています。
作曲家としては交響曲から器楽曲まで幅広く作曲しており、その中でも特にピアノ作品を多く残しています。このアルバムでは、ピアノのために作曲されたと考えられる作品を集めて収録しています。
※録音:2022年9月10日&10月8日
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ハリーナ・クシジャノフスカ:ピアノ作品集
Vol.2
ハリーナ・クシジャノフスカ(1867-1937):
3つのワルツ/子守唄 Op.41/Chasse Fantastique
Op.45/
タランテラ Op.48/抒情的小品 Op.50/
Chevauchee Nocturne Op.53/インテルメッツォ
Op.56/
夢想/ロマンス/ワルツ-バレエ |
エルジュビェタ・ティシェツカ(ピアノ) |
フランスで活躍したピアニスト兼作曲家であるハリーナ・クシジャノフスカのピアノ作品集第2弾が登場。主にフランスで活動した彼女ではありますが、自分のルーツであるポーランドを忘れることはありませんでした。その影響は彼女の作品にも表れています。
本アルバムではそのような彼女の作品をたっぷりとお楽しみいただけます。
フランスのレンヌ音楽院で教育者としても活躍したクシジャノフスカの作品をご堪能ください。
※録音:2022年9月10日&10月8日
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エウゲニウシュ・グルベルスキ:合唱作品集
Vol.1
エウゲニウシュ・グルベルスキ(1870-1923):
1-2. コシチュシュコの葬送カンタータ
3. マズルカ Op.10
4. サロンのマズルカ
5-8. 聖体祭のレスポンソリウム
9. 夜想曲
10. 私の息子たちのカンタータ |
ロベルト・カチョロフスキ(バリトン、1,10)
マチェイ・ナチク(バリトン、1,2)
ダリウシュ・ミコレク(ピアノ、1-4,9-10)
モニカ・バホフスカ(指揮、1-2,5-8,10)
インシエメ合唱団(1-2,5-8,10) |
エウゲニウシュ・グルベルスキ(1870-1923)はポーランドのプウォツクに生まれました。
「大聖堂のオルガニストの息子」として生まれたグルベルスキは、ドイツのレーゲンスブルク音楽を学び、その後1898年からプウォツクの大聖堂聖歌隊の指揮者となり、定期刊行物「教会の歌声」の編集者であったことが分かっています。
※録音:2023年4月
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ONYX
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インドヤン&RLPOの「悲愴」ライヴ録音!
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 作品74《悲愴》 |
ドミンゴ・インドヤン(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団 |
《東京エムプラス創立30周年記念》インドヤン&RLPOの「悲愴」ライヴ録音!
☆東京エムプラス創立30周年記念プロジェクト第5弾!
☆2021年9月からロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任したドミンゴ・インドヤンによる
《悲愴》 のライヴ録音!
☆増田良介氏書き下ろし日本語解説付き限定盤!
2006年から15年間、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めたワシリー・ペトレンコに代わり、2021年9月から新たな首席奏者に就任したアルメニア系ベネズエラの若き注目指揮者、ドミンゴ・インドヤン。
ONYXからはこれまでに、フランスの管弦楽作品集、ラテン・グラミー賞獲得作曲家、ロベルト・シエッラによる交響曲第6番をリリースしてきたインドヤン。
本アルバムは、東京エムプラスの創立30周年を記念した日本限定盤として、チャイコフスキーが最後に完成させた大作、交響曲第6番
《悲愴》 を収録。チャイコフスキーが切り開いた独自の境地が示されたこの作品は、19世紀後半の代表的交響曲のひとつとして高く評価されています。
今回収録された 《悲愴》 は、インドヤンがRLPOの首席指揮者に就任して間もない2021年11月に行われた演奏会のライヴ録音で、前半に地元出身の名ピアニスト、スティーヴン・ハフを独奏者に迎えたブラームスのピアノ協奏曲第1番、後半にこの
《悲愴》 という曲目で、11月18日と21日の2回行われました。
日本向けの特別企画についてロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、ONYX(オニックス)と協議を重ねた結果、両者の全面的な協力により、「悲愴」の日本限定でのリリースが実現しました。
ベネズエラの音楽教育プログラム「エル・システマ」でヴァイオリンを学び頭角を現し、BBCプロムスでの指揮姿が話題となったドミンゴ・インドヤンが、ペトレンコ時代とは一味違った解釈でこの傑作の持つ魅力を引き出しています。
増田良介氏による書き下ろしの日本語解説付き、そして、カバー、バックインレイも日本語仕様に拘った完全限定生産盤です。
※録音(ライヴ):2021年11月18日&21日
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QUARTZ
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シベリウス:ピアノ作品集 Vol.3
シベリウス:
組曲《フロレスタン》JS82/ラルゴ JS117/
6つの即興曲 Op.5/8つの小品 Op.99/10の小品
Op.58 |
ジョセフ・トング(ピアノ) |
イギリスのピアニスト、ジョセフ・トングはシベリウスのピアノ作品の研究に非常に熱心に取り組んでいます。
シベリウスの故郷であるフィンランドにて定期的にコンサート・ツアーを行うなど、積極的に活動を続けており、本アルバムはトングの3枚目のシベリウス・アルバムとなります。
※録音:2022年8月17日-19日
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RUBICON
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締めくくりの言葉 ~
シューマン、シェーンベルク、シルヴェストロフ:
ヴァイオリンとピアノのための作品集
シューマン:
ヴァイオリン・ソナタ第3番 WoO2、
幻想曲 ハ長調 Op.131
シェーンベルク:幻想曲 Op.47
シルヴェストロフ:ヴァイオリン・ソナタ《追伸》 |
ソフィー・ローザ(ヴァイオリン)
イアン・バックル(ピアノ) |
ソフィー・ローザのRubicon第2弾!シューマン、シェーンベルク、シルヴェストロフ!
☆イギリスの若き注目ヴァイオリニスト、ソフィー・ローザのRubicon第2弾!
☆作曲家たちの創作活動の終止符をテーマにした、シューマン、シェーンベルク、シルヴェストロフの晩年のヴァイオリン作品集!
2011年のマンチェスター国際ヴァイオリン・コンクールで第2位&聴衆賞を受賞して国際的な注目を集め、Champs
Hill Recordsからフランクとラヴェルのヴァイオリン・ソナタ集(CHRCD123)でレコーディング・デビューを果たしたイギリスの若きヴァイオリニスト、ソフィー・ローザ。
モンジュルーやヴィオッティ、メンデルスゾーン、ウェーバーのヴァイオリン・ソナタを集めた前作(RCD1056)はグラモフォン誌から「揺るぎなく美しい音色」「イアン・バックルとの息もぴったり」と絶賛されました。
『CLOSING STATEMENTS』と題された本作では、作曲家たちがどのように創作活動に終止符を打つのかをテーマにシューマン、シェーンベルク、シルヴェストロフの作品を取り上げます。
彼らの晩年の作品は、それまでの集大成なのか、それとも次に来るかもしれないものを示唆しているのか。病気はその深遠さを高めたのか、それとも力を削いだのか。
本作で取り上げられた音楽は、それぞれがこれらの疑問に対する異なる答えを示唆し、ある種の先入観に挑んでいます。
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SIGNUM
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ブルー
オリヴァー・デイヴィス:
Sea Dances(4手ピアノと弦楽のための)
Coral Suite(2台ピアノとオーケストラのための)
The Water Garden
(4手ピアノ、ハープ、チェレスタと弦楽のための)
Water Variations(4手ピアノ、弦楽と声楽のための)
Tango(4手ピアノのための)
Dream Songs
(2人のソプラノ、トレブル、4手ピアノ、弦楽と合唱のための)
Shoals(4手ピアノとチェレスタ、弦楽のための)
Blue(4手ピアノのための) |
ベス&フロー(ピアノ・デュオ)
グレイス・デイヴィッドソン(ソプラノ)
ジュリア・ドイル(ソプラノ)
オリヴァー・デイヴィス(テノール、チェレスタ、ハープ)
ジョシュア・デイヴィッドソン(トレブル)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ポール・ベイトマン(指揮) |
イギリスの若手作曲家オリヴァー・デイヴィスの最新作!
☆コンサート音楽からバレエ、サウンドトラック、テレビ・スコアなど様々な音楽でロンドンの主要オーケストラと共演してきたイギリスの若手作曲家!
☆過去作は全英クラシカル・チャートとiTunesクラシック・チャートの両方で何度もTOP10入りを果たしています!
オリヴァー・デイヴィス(1972-)は英国王立音楽アカデミーで研鑽を積み、コンサート音楽からバレエ、サウンドトラック、テレビ・スコアなど様々な音楽でロンドンの主要オーケストラと共演してきたイギリスの若手作曲家。
Signumからリリースされている過去作〔「フライト」(SIGCD411)、「シーズンズ」(SIGCD437)、「ダンス」(SIGCD469)、「リバティ」(SIGCD522)、「アルカディア」(SIGCD590)、「ソレス」(SIGCD668)、「エア」(SIGCD709)〕は全英クラシカル・チャートとiTunesクラシック・チャートの両方で何度もTOP10入りを果たし(「リバティ」はiTunesクラシック・チャート第1位)、アップル・ミュージックでは多数の5つ星レビューと100万回以上のストリーミング実績を誇ります。
今作は初のピアノに特化したアルバムで、テーマは「水」。オランダのピアノ・デュオ、ベス&フローがピアノ連弾と2台ピアノでチェレスタやハープ、フルオーケストラと共演します。
※録音:2021年&2022年(イギリス)
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ノエル
トビー・ヤング(1990-):O Adonai、The
Astronomer's Carol
伝承曲:On Christmas Night
ボブ・チルコット(1955-):羊飼いのキャロル
ジョナサン・ダヴ(1959-):The Star-Song
伝承曲:Away in a Manger
ハロルド・ダーク(1888-1976):In the Bleak
Midwinter
エリザベス・ポストン(1905-1987):Jesus
Christ the Apple Tree
伝承曲:ああベツレヘムよ
ジャン・ムートン:Nesciens Mater
ジョン・ラター(1945-):天使のキャロル、What
Sweeter Music
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):おお大いなる神秘
ジョナサン・ロバーツ(1983ー):Hope Finds
a Way
フランツ・クサーヴァー・グルーバー(1787-1863):きよしこの夜 |
アルモニコ・コンソート
クリストファー・モンクス(指揮) |
ストリッジョのミサ曲(SIGCD560S)で話題となったアルモニコ・コンソートとクリストファー・モンクスによるクリスマス・アルバム!
アルモニコ・コンソートは小編成から大編成、合唱のみ、オーケストラ付きなど、多種多様な編成とプログラムにハイレベルなパフォーマンスで対応する2001年創設の合唱団です。
本作は、現代作品からはトビー・ヤングの世界初録音曲やジョナサン・ダヴによる《Star
Song》をフィーチャーし、伝統的なキャロルからは《Silent
Night》から《Away in a Manger》まで、絶妙に崇高なバージョンを収録しています。
クリスマスの雰囲気を愛する人々にとって完璧な1枚といえるでしょう。
※録音:2022年7月(イギリス、ロンドン)
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テネブレ/ナイジェル・ショート(指揮)
J.S.バッハ、マクミラン:モテット&宗教音楽集
J.S.バッハ:来たれ、イエスよ、来たれ BWV229
ジェームズ・マクミラン(b.1959):
テネブレ・レスポンソリウム~第1番:あまねく暗くなりて
J.S.バッハ:イエス, わが喜び
マクミラン:
ミゼレーレ、:テネブレ・レスポンソリウム~
第2番:われは不敬なる者らの手に渡され、:
テネブレ・レスポンソリウム~
第3番:不敬の者はイエズスを、この間の夜私は永遠を見た*
J.S.バッハ:新しい歌を主に向かって歌え
BWV225
*世界初録音 |
テネブレ
ナイジェル・ショート(指揮) |
テネブレが歌うJ.S.バッハとマクミランのモテット&宗教音楽集!
☆ナイジェル・ショート率いる世界最高峰のヴォーカル・アンサンブル、テネブレ!
☆J.S.バッハとマクミランのモテット&宗教音楽集を彼らのトレードマークである情熱と正確さをもって響かせる!
キングズ・シンガーズの元メンバーであるナイジェル・ショートによって2001年に設立され、世界最高峰のヴォーカル・アンサンブルの一つとして広く活動する"テネブレ"。
2016年に「ブラームス&ブルックナー(SIGCD430)」が2度目のBBCミュージック・マガジン賞を受賞し、2018年には「天体の音楽(SIGCD904)」がグラミー賞にノミネートされるなど度々大きな注目を浴びてきた彼らが、J.S.バッハのモテットと現代のスコットランドを代表する作曲家、ジェームズ・マクミランの宗教音楽を歌ったライヴ・レコーディングをリリース!
ナイジェル・ショートが「400年後のジェームズ(・マクミラン)は、今日のバッハと同じように尊敬されていることでしょう。」と語るように、マクミランの作品は宗教的な信仰に対する徹底的な献身と信念が表れた精緻さが際立ち、合唱レパートリーの柱であるバッハのモテットとの組み合わせが絶妙な陰影を生み出しています。
マクミランがロンドン・バッハ協会の創立75周年を記念して2021年にテネブレのために作曲した新作「この間の夜私は永遠を見た」はこれが初の録音となります。
※録音(ライヴ):2023年5月27日、スネイプ・モルティングス(サフォーク、イギリス)
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新世紀
ジェームズ・マクミラン:O give thanks unto
the Lord
デイヴィッド・ナン:Sitivit anima mea*
ジュディス・ウィアー:Vertue I: Vertue
アビー・ベティニス:Cedit, Hyems
ベン・コモー:Vanity of Vanities*
ピアーズ・コナー・ケネディ:O nata lux
イアン・ファリントン:Celebration
ジャネット・ウィーラー:Alleluia, I heard
a voice
ジュディス・ウィアー:Leaf from leaf Christ
knows
イアン・ファリントン:Conversations
アビー・ベティニス:Carmina mei cordis
I: Aeterna lux, divinitas
アンナ・センプル:Oriens‛&*
ソフィー・ウェストブルック:Quiet Stream*
フランシス・ポット:Laudes*
アレクサンダー・ホプキンス:Salvator mundi,
Domine*
デイヴィッド・ナン:oh pristine example*
シェリル・フランシス=ホード:A Blessing
イアン・ファリントン:Nova, nova*
*ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団委嘱作品 |
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団
アンドルー・ネスシンガ(指揮)
ジョージ・ハーバート(オルガン)
アンナ・ライアン(フルート/track4)
アレックス・センプル(ヴァイオリン/track5)
ソフィー・ウェストブルック(リコーダー/track13) |
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団が贈る、新世紀の合唱作品集!
1670年代に創設され、世界でも有数のカレッジ聖歌隊として活動を続けるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきた名指揮者アンドルー・ネスシンガの2023年2枚目のリリースは、全曲が存命の作曲家によるまさに「新世紀」の合唱作品集。
現代作品や現役作曲家への新作の委嘱は、才能ある学生作曲家、歌手、器楽奏者たちと一緒に仕事ができることに喜びを見出す同合唱団の活動の象徴の一つであり、このアルバムにも様々な作曲家による委嘱作品を収録し21世紀の合唱曲における幅広いスタイルを称えています。
同じくSignumレーベルからリリースし好評を博している「マニフィカト・シリーズ」の合間を縫って2022年の様々な季節にレコーディングが行われましたが、メンバーが入れ替わりながらも一貫して彼らが持つ音世界の連続性を保っています。
※録音:2022年1月、4月、7月&12月、セント・ジョンズ・カレッジ教会(ケンブリッジ、イギリス)
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パリンプセスト
【少年合唱団&レイ・クラークス(男声合唱団)、
ソプラノ・サクソフォン】
ポール・ニュートン=ジャクソン:Lumen
de Lumine
リチャード・アレン:Man Born of Man
ケレンサ・ブリッグス:Spiritus Sanctus
Vivificans
ジョシュア・ハグリー:O You That Hear
This Voyce
フィリップ・ホワイト:If Ye Love Me
オワイン・パーク:Tota pulchra es
【コーラル・スコラーズ】
タリス:O Nata Lux
【少女合唱団&レイ・クラークス、ソプラノ・サクソフォン】
フレードリク・シクステン:O Nata Lux
デイヴィッド・ノッツ:Una Sanosa Porfia
【フェスティヴァル・コーラス&コーラル・スコラーズ】
デイヴィッド・ノッツ:Rayes de Gloria
Nombrada
単旋聖歌:Ave Maris Stella(独唱)
【少年合唱団&レイ・クラークス、アルト・サクソフォン】
ドミニク・マクゴニガル:Ave Maris Stella
Takes Flight
フランシス・ポット:Rosa Sine Spina
ガブリエル・ジャクソン:Sancte Deus
【コーラル・スコラーズ】
ジョン・ステイナー:God so loved the
World
【少女合唱団&レイ・クラークス、アルト・サクソフォン】
ロデリック・ウィリアムズ:God so loved
the World
エロリン・ウォーレン:Wayfaring Stranger
ジム・クレメンツ:Ave Maria
【少年&少女合唱団、ソプラノ・サクソフォン】
シェリル・フランシス=ホード:The Cage
Without Birds |
サム・コーキン(サクソフォン)
カンタベリー大聖堂合唱団
デイヴィッド・ニューズホーム(指揮)
ジェイミー・ロジャーズ(オルガン) |
英国国教会の総本山であるカンタベリー大聖堂の聖歌隊は、プロの男声合唱団(レイ・クラークス)と、少年合唱団、そして2014年に新たに結成された12歳~18歳までの少女のみで構成される少女合唱団から成り、イングランドを代表する聖歌隊の一つとして活動しています。
このアルバムでは合唱とオルガンに加え、サクソフォンと合唱のためのレパートリーの開拓に多大な貢献をしているサクソフォン奏者サム・コーキンを迎えた近代的な編成で、古い作品から新しい作品を再構築するという画期的なプロジェクトに挑みました。
各作品はガブリエル・ジャクソン、エロリン・ウォーレン、ロデリック・ウィリアムズといった一流の音楽家たちに特別に委嘱されたものが中心で、合唱団は作品ごとに様々な編成を採り、イングランドで最も歴史のあるカンタベリー大聖堂の神聖な空間に天上の歌声を響かせています。
※録音:2022年6月&10月、カンタベリー大聖堂(イギリス)
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TACTUS
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TC890390
(2CD)
¥4800
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カステルヌオーヴォ=テデスコ:歌曲&ピアノ作品集
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
【CD-1/歌曲集】
L'infinito op.22/Il libro di Dolcina/La
serafiesolana/
Piccino piccio (ninna nanna) op.26/
2 preghiere per i bimbi d'Italia op.29/La
barba bianca op.28/
La canzone della vita/Briciole op.8/Ore
sole op.52/
Stelle cadenti. 12 liriche brevi op.6/
Quattro sonetti da La vita nova op.41/
Ninna nanna per l'album di una bimba
op.4/
I naviganti op.13 [pianoforte solo]
【CD-2/ピアノ作品集】
La sirenetta e il pesce turchino op.18/
2. Vitalba e Biancospino op.21/Cipressi
op.17/
Questo fu il carro della morte op.2/
Il raggio verde op.9/Alghe op.12/Epigrafe
op.25/
Le stagioni op.33/Tre poemi campestri
op.44 |
ヴァレンティーナ・ヴァニーニ(メゾ・ソプラノ)
ジュゼッピーナ・コーニ(ピアノ) |
イタリアの天才、カステルヌオーヴォ=テデスコ!
1895年にフィレンツェで生まれたマリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコは、イタリアの作曲家、ピツェッティに師事し、生涯で200曲以上を作曲しました。
ギターのための楽曲が有名ですが、ピアノ曲や管弦楽曲など、幅広い楽曲を遺しています。
イタリア系ユダヤ人だったカステルヌオーヴォ=テデスコは、ファシズムから逃れるため、1939年にアメリカへ渡り、ハリウッドにて映画音楽の世界で活躍しますが、本アルバムにはイタリアで盛んに活動できた1920年代までの作品が収録されています。
※録音:2021年7月-8月
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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APR
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(3CD)
特別価格
¥4800 →\4390
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シューラ・チェルカスキー ~ 78回転録音全集1923-1950
CD 1
・ベートーヴェン:6つのエコセーズ WoO
83(a)
・メンデルスゾーン:前奏曲 ホ短調(前奏曲とフーガ
Op.35-1より)(a)
・メンデルスゾーン:スケルツォ ホ短調
Op.16-2(a)
録音:1923年10月31日
・チェルカスキー:悲愴前奏曲(a)
録音:1924年3月20日
・メンデルスゾーン:無言歌 《狩の歌》
Op.19b-3
録音:1925年7月29日
・ショパン:ワルツ ホ短調 Op posth
録音:1925年8月25日
・ラモー/ゴドフスキ:タンブーラン(ルネサンス第1巻より)
録音:1925年6月26日
・マナ=ズッカ:前奏曲 Op.73
録音:1925年8月25日
・ベートーヴェン:6つのエコセーズ WoO
83(e)
録音:1928年5月2日
・メンデルスゾーン:前奏曲 ホ短調(前奏曲とフーガ
Op.35-1より)(e)
・メンデルスゾーン:スケルツォ ホ短調
Op.16-2(e)
録音:1928年4月4日
・チェルカスキー:悲愴前奏曲(e)
録音:1928年5月2日
・ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調
Op.19*
〔マルセル・ユベール(チェロ)〕
録音:1934年12月27日&1935年1月10日
※(a)=アコースティック・ヴァージョン
(e)=エレクトリック・ヴァージョン
CD 2
・グリンカ:タランテッラ イ短調
・ウラディーミル・レビコフ:ワルツ(クリスマス・ツリー
Op.21より)
・チャイコフスキー:10月(四季 Op.37bより)
・リャードフ:音楽の玉手箱 Op.32
・スクリャービン:左手のための前奏曲
嬰ハ短調 Op.9-1
・メトネル:おとぎ話 Op.34-2
・プロコフィエフ:悪魔的暗示 Op.4-4
・ハチャトゥリアン:トッカータ 変ホ短調
・ショスタコーヴィチ:前奏曲 嬰ハ短調
Op.34-10
・ショスタコーヴィチ:前奏曲 ニ長調 Op.34-5
録音:1946年
・リスト:ハンガリー狂詩曲第5番 ホ短調
《悲しい英雄物語》 S244/5
・リスト:ハンガリー狂詩曲第6番 変ニ長調
S244/6
・リスト:ハンガリー狂詩曲第11番 イ短調
S244/11
・リスト:ハンガリー狂詩曲第15番 イ短調
《ラーコーツィ行進曲》 S244/15
録音:1947年
・リスト:小人の踊り(2つの演奏会用練習曲
S145より)
・ショパン:ポロネーズ第6番 変イ長調
Op.53 《英雄》
・ベーア/ラフマニノフ:W.R.のポルカ
・プーランク:トッカータ(3つのピアノ小品より)
・モートン・グールド:前奏曲とトッカータ
・モートン・グールド:ブギウギ・エチュード
録音:1949年10月24日、ストックホルム音楽アカデミー
CD 3
・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第2番ト長調
Op.44(ジロティ版)**
〔ジャック・ラフミロヴィチ(指揮)、サンタ・モニカ交響楽団〕
録音:1946年
・ショパン:夜想曲 ホ短調 Op.72-1
録音:1950年5月31日
・ショパン:マズルカ ニ長調 Op.33-2
・ショパン:練習曲 嬰ハ短調 Op.10-4
・ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49
・サン=サーンス:前奏曲とフーガ ヘ短調(6つの練習曲
Op.52より)
録音:1950年6月1日
・リスト:コンソラシオン(慰め) 第3番
変ニ長調 S172/3
録音:1950年5月31日
・シャミナード:オートルフォア(6つのユーモラスな小品
Op.87より)
録音:1950年6月1日 |
シューラ・チェルカスキー(ピアノ)
マルセル・ユベール(チェロ)*
ジャック・ラフミロヴィチ(指揮)**
サンタ・モニカ交響楽団** |
若きシューラ・チェルカスキー!78回転録音を完全復刻!
☆若きシューラ・チェルカスキーのヴィルトゥオージティ!
☆様々なレーベルの78回転盤音源をすべて復刻!
☆唯一の室内楽録音であるラフマニノフのチェロ・ソナタや、初CD化となるチャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番等も収録!
現ウクライナのオデッサで生まれ、ロシア革命の影響を避けるためアメリカへと亡命した20世紀の大ピアニスト、シューラ・チェルカスキー(1909-1995)。
ヨゼフ・ホフマンの弟子という優れた血統を持ち、最後の「ロマン派」の一人と見なされていたチェルカスキーの数多くの録音のうち、Victor、Columbia、Vox、Cupol、HMVなどの78回転盤(SPレコード)に遺された初期の録音が初めて完全収録されました。
レパートリーの多くは彼のディスコグラフィの中でもユニークなもので、唯一の室内楽録音であるラフマニノフのチェロ・ソナタも含まれています。
また、チェルカスキーはチャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番を複数回録音していますが、今回収録された1946年録音(ラフミロヴィチ指揮、サンタ・モニカ響)は彼の最初期の協奏曲録音でもあり、これまで再発されたことはない貴重な初CD化音源となります。
復刻を担当したのは、これまでグラミー賞の「Best
Historical Album」に3度ノミネートしている名エンジニア、セス・ウィンナー(Seth
Winner)です。
※録音:1923年-1950年/ADD
※トランスファー&オーディオ・レストレーション・エンジニア:セス・ウィンナー
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GRAND SLAM
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フルトヴェングラー&VPO、1953年5月の第9が
貴重な資料とともにシリーズ初登場!
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱」 |
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
ロゼッテ・アンダイ(アルト)
アントン・デルモータ(テノール)
パウル・シェフラー(バス)
ウィーン・ジングアカデミー合唱団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 |
フルトヴェングラー&VPO、1953年5月の第9が貴重な資料とともにシリーズ初登場!2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ
録音:1953年5月31日/ムジークフェラインザール(ウィーン)/国内製作、日本語帯・解説付
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(ラジオ放送用録音)
■制作者より
1953年1月23日、フルトヴェングラーはウィーン・フィルとの第9公演の第3楽章の途中で意識を失い、倒れてしまいました。
計3回の公演はキャンセルされ、フルトヴェングラーは入院しました。同年5月末の第9はその振り替え公演であり、フルトヴェングラーは立派にリベンジを果たしたのです。
当シリーズでこの第9を発売するために何年もかけて準備をし、音も含めて資料性の高いものを目ざしました。
まず、フルトヴェングラーが倒れたその時に会場にいた人の貴重な証言、キャンセルされた公演のプログラム、5月31日のプログラムとチケット、サナトリウムに入院しているフルトヴェングラーを捉えた珍しい写真等、現時点で揃えられるものはすべて投入しました。
これらの資料を最も有効な形にするために、このCDを制作したと言っても過言ではありません!(平林 直哉)
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<映像>
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