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≪第121号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その3 2023/8/22~





8/25(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ALTUS



ALT 531
¥3000→\2790
ツァグロゼクと読響、
 2019年のライヴ録音、ブルックナー7番

  ブルックナー:
   交響曲第7番 ホ長調 WAB.107(ノヴァーク版)
ローター・ツァグロゼク(指揮)
読売日本交響楽団

 磨きぬいたサウンドと芯の通った緊張感!ツァグロゼクの真摯で明晰な音造りが炸裂

 ライヴ録音:2019年2月22日/サントリーホール/国内製作、日本語帯・解説付

 ツァグロゼクと読響、2019年のライヴ録音。自らの信念、揺るぎない美学に基づく、磨きぬいたサウンドで奏でられるブルックナー7番です。
 美しくも壮大な交響曲を緊張感を失わずに芯の通った音楽として巧みに築き上げる見事な手腕に脱帽。オーケストラと指揮者の一体感がすばらしく、後半楽章の充実ぶりにも目を瞠る渾身の名演です。

 ブックレットには、2023年7月に行われた電話インタビュー〈ローター・ツァグロゼクが語るブルックナー《交響曲第7番》〉(インタヴュー・翻訳・構成:来住千保美)を掲載。「読響とブルックナー演奏をしたいと思った決め手は、読響の演奏スタイルを作る能力と響きの構築力の高さ」「《第7番》の仕事の質的内容、つまり作曲技法、意味付けとそのバランスは交響曲というジャンルの中で、記念碑的なものだと思います」等々、貴重なコメントの端々から音楽に対する真摯なまなざしが感じられます。
 
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ALT 532
¥3000→\2790
坂入健司郎の読響デビュー・ライヴ!
 「読響創立60周年記念 甲府特別演奏会」

  モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』 序曲
  ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68
坂入健司郎 (指揮)
読売日本交響楽団

 巧みな構築と壮大なフィナーレ、坂入健司郎の読響デビュー・ライヴ!

 ライヴ録音:2022年4月29日/読響創立60周年記念 甲府特別演奏会 YCC県民文化ホール(山梨県立県民文化ホール)/国内製作、日本語帯・解説付

 2022年に行われた「読響創立60周年記念 甲府特別演奏会」のライヴ録音です。指揮はこれが読響との初共演となった坂入健司郎。王道の管弦楽レパートリーをとりあげ正面からじっくりと組み立てていった演奏で、オーケストラと指揮者双方の長所が見事に混じりあっています。
 精緻なバランスを維持しながらも音楽が大きくふくらんで発展していくブラームスは充実の聴き応え。

 「じつに流れがいいブラームスだった。第1楽章の序奏は、淀みないテンポにより主部との連結もスムースだ(序奏の動機が発展して主題旋律を作り出すという道筋の強調)。そして、歌謡的な旋律ではオーケストラに気持ちよく歌わせ、ハーモニーも立体的にふくらます。第2楽章でも、よく旋律を歌わせているのがわかる。第3楽章は、慎重なバランス作りの結晶だ。スケルツォ部後半のリズムの踊らせ方もいい。終楽章も、沸騰することなく、冷静に組み立てていく。その先にあかあかと浮かび上がる巨大なコーダ。」(鈴木淳史/ライナーノートより)
 




HAENSSLER



HC 22063
¥2700
ルーツ / シャーリー・ブリル
 (1)シューマン(ブリル編):民謡風の5つの小品Op.102
 (2)ペンデレツキ:3つの小品
 (3)クララ・シューマン(ブリル編):3つのロマンス
 (4)ルトスワフスキ:ダンス・プレリュード(全5曲)
 (5)ヴァインベルク:クラリネット・ソナタOp.28
シャーリー・ブリル(クラリネット)
ジョナサン・アーナー(ピアノ)

 物凄い技術と共感! ヴァインベルクのクラリネット・ソナタ、決定盤登場!!

 録音:2022年12月/ラ・ショー=ド=フォン(スイス)/58'58"

 イスラエルの女性クラリネット奏者シャーリー・ブリルがドイツとポーランド作品に自らのルーツに思いをはせたアルバム。
 そもそもはブリルがヴァインベルクのクラリネット・ソナタを演奏した際、その圧倒的な精神力に聴衆が心打たれただけでなく、本人も曲に現れるクレズマー音楽の要素に深く共感したとされます。

 そこからドイツ、ポーランド両国の民族意識が滲み出る5作を選びました。シューマンの2 作はブリルの編曲ですが、「3つのロマンス」はローベルトの名作ではなく妻クララの作。
 師ザビーネ・マイヤーゆずりのドイツ的な音色で歌ごころも満点。じっくり楽しめます。

 ポーランドの3篇はいずれもクラリネットのオリジナル作品で、ペンデレツキの若書き、ルトスワフスキの前衛でない作品も聴きもの。いずれも生命力とエネルギーにあふれています。
 一方ヴァインベルクはクレズマー音楽の伝統を感じさせる物哀しくもエキゾチックな情感をブリルは圧倒的な説得力と完成度で迫ってきます。
 ヴァインベルクの難しいピアノ・パートの快演をはじめパートナーのアーナーも注目です。
 



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CHANDOS



CHAN20276
¥2600→\2390
マリーナ・スタネヴァ(ピアノ)
モンポウ:ピアノ作品集

 モンポウ:
  風景、ショパンの主題による変奏曲、歌と踊り
マリーナ・スタネヴァ(ピアノ)

 ブルガリアの才能溢れるピアニスト、マリーナ・スタネヴァが奏でるモンポウ!

 ☆2020年ヤング・スタインウェイ・アーティストを授与され、デビュー・アルバムでは数々の賞賛を手にしたマリーナ・スタネヴァ!
 ☆待望のセカンド・アルバムは、オール・モンポウ・プログラム!

 2022年のデビュー・アルバム「スラヴィック・ルーツ~ヴラディゲロフ: ピアノ作品集」(CHAN20251)で絶賛され、デビュー・リサイタルも好評を博したピアニスト、マリーナ・スタネヴァの2作目となるアルバム!

 モンポウはスペイン北東部のカタルーニャ地方で1893年に生まれ、1987年に亡くなるまでの間に、主にピアノ曲を数多く作曲しました。
 本アルバムの冒頭を飾る「風景」ではスペインの様々な情景が描かれ、続く「ショパンの主題による変奏曲」ではクラシックとジャズの要素が見事なまでに絡み合い、最後はカタルーニャの民謡やリズム、ジャズの影響を受けたパッセージ、古典的なワルツの舞曲などを兼ね備えた「歌と踊り」で締め括られます。
 「歌と踊り」は全15曲で構成され、そのうち13曲がピアノ曲として書かれていますが、本アルバムには第1番~第12番までの12曲が収められています。

 ※録音:2023年4月1日&2日、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)



マリーナ・スタネヴァ(ピアノ)
デビュー・アルバム「スラヴィック・ルーツ~ヴラディゲロフ: ピアノ作品集」


 CHAN20251
¥2600→\2390
スラヴィック・ルーツ ~ ヴラディゲロフ:ピアノ作品集
 パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):
  ブルガリア民謡によるの変奏曲 Op.3
 ドブリンカ・タバコヴァ(b.1980):Modetudes
 ヴラディゲロフ:即興曲 Op.9
マリーナ・スタネヴァ(ピアノ)

 ブルガリアの才女、マリーナ・スタネヴァ!自らのルーツであるブルガリアの音楽!

 ブルガリアのピアノ奏者マリーナ・スタネヴァは、ロンドンのギルドホール音楽演劇学校を卒業し、フィリップ・ジェンキンス、パメラ・リディアードそしてアリスデール・ホガースに師事しました。
 2018年にサム・ハッチングス・ピアノ賞を受賞、2019年にブリテン=ピアーズ・ヤング・アーティストに選ばれ、2020年にはヤング・スタインウェイ・アーティストの称号を授与されるなど、将来を嘱望されています。
 彼女の演奏は、豊かで温かみのあるフォルテと透明感のあるピアニッシモを併せ持った優れたものです。このデビュー・アルバムでは、彼女自身のルーツであるブルガリアを代表する作曲家、パンチョ・ヴラディゲロフの作品を中心に収録しています。

 パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978)はブルガリアの作曲家兼ピアニストでした。多作で知られておりオペラや管弦楽、協奏曲など多くのジャンルで作品を残しており、特にピアノ作品は多く残しています。
 また教育者としても知られており、ブルガリアの音楽界に多大な影響を残しています。

 ※録音:2021年7月19日-20日、ポットン・ホール(サフォーク)

 

 
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XCHAN20165
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300
ヨン・ストゥールゴールズ(指揮)&BBCフィル
ヴァインベルク:交響曲第12番

 ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):
  夜明け Op.60(世界初録音)
  交響曲第12番 Op.114《ショスタコーヴィチの思い出に》
ヨン・ストゥールゴールズ(指揮)
BBCフィルハーモニック
CHAN20165
¥2600→\2390

 ストゥールゴールズ&BBCフィル!ヴァインベルクの交響曲第12番!

 ☆長年親交を結んだショスタコーヴィチに捧げる《交響曲第12番》!
 ☆10月革命の記念日のために作曲された《夜明け》の世界初録音!

 ショスタコーヴィチの交響曲録音で快進撃を続けるヨン・ストゥールゴールズ&BBCフィルの新録音は、ショスタコーヴィチに捧げられたヴァインベルクの交響曲第12番!

 近年再評価が著しいミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996)の《交響曲第12番》は、ヴァインベルクと深い交流の合ったドミートリイ・ショスタコーヴィチに捧げられています。
 当初コンドラシンの指揮によって初演される予定だったこの作品ですが、コンドラシンにより大幅な省略と改訂されたことにヴァインベルクが怒り、中止となりました。最終的にマキシム・ショスタコーヴィチの指揮で1979年に初演されることとなりました。

 1917年の10月革命の記念日以降5年ごとに大規模なイベントが開かれ、一流のアーティストが貢献することが通例となっていました。
 このアルバムに収められている《夜明け Op.60》は40周年の記念に作曲されたと考えられていますが、ヴァインベルク生前には演奏された記録は残っておらず、録音としてはこのアルバムが世界初録音となります。

 ヨン・ストゥールゴールズ(ヨーン・ストルゴーズ)は、BBCフィルハーモニックと、オタワのナショナル・アーツ・センター管弦楽団の首席客演指揮者を務めており、指揮者の他ヴァイオリニストとしても活躍しています。
 またラップランド室内管弦楽団の芸術監督としても長年の間、高い評価を得ています。
 2014年~2015年に発売された「シベリウス:交響曲全集(CHAN10809)」と「ニールセン:交響曲全集(CHAN10859)」、2つの「生誕150周年記念盤」の世界的ヒットによって一躍脚光を浴び、その後ジョージ・アンタイルの管弦楽作品集でその秀でた実力を見せつけてくれました。
 直近ではショスタコーヴィチの優れた録音を続けて生み出し、第1弾(CHSA5278)はレコード芸術特選盤&優秀録音、第2弾はレコード芸術準特選盤&優秀録音に選ばれ、6月にリリースされた第3弾(CHSA5310)は「モーストリー・クラシック」、「音楽の友」等にも好レビューが掲載されました。
 また近年では2023年1月に東京都交響楽団との来日公演を行い好評を博しています。

 ※録音:2022年9月15日&11月24日-25日(第12番)、メディア・シティUK(サルフォード)
 
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CHAN20246
¥2600→\2390
ジャン=エフラム・バヴゼ
モーツァルト: ピアノ協奏曲集 Vol.8

 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
  歌劇《コジ・ファン・トゥッテ》KV 588への序曲
  歌劇《魔笛》KV 620への序曲
  歌劇《皇帝ティートの慈悲》KV 621への序曲
  ピアノ協奏曲第26番 KV 537《戴冠式》*
  ピアノ協奏曲第27番 KV 595*
ジャン=エフラム・バヴゼ(ピアノ/YAMAHA CFX)*
ガボル・タカーチ=ナジ(指揮)
マンチェスター・カメラータ

 バヴゼの麗しきモーツァルト第8弾!ピアノ協奏曲「第26番」&「第27番」!

 ☆ジャン=エフラム・バヴゼ・バージョンによる《戴冠式》!
 ☆堅実な高評価を獲得してきたモーツァルトのピアノ協奏曲集第8弾!!

 フレンチ・ピアニズムの巨星ジャン=エフラム・バヴゼ。ハイドンの協奏曲集(CHAN10808)に続く古典派協奏曲としてスタートし、レコード芸術の「特選盤」(第1巻)、英BBCミュージック・マガジンの「コンチェルト・チョイス」(第3巻&第4巻&第6巻)、英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」&「グラモフォン賞」ノミネート(第4巻)に選ばれるなど堅実な高評価を獲得してきたモーツァルトのピアノ協奏曲集。

 シリーズ第8弾となる本アルバムでは、ピアノ協奏曲第26番《戴冠式》とピアノ協奏曲第27番が収録されました。《戴冠式》は左手のパートの大部分が作曲者自身によっては書き込まれておらず、出版時に別の人物によって補完されています。
 今回の録音のためにジャン=エフラム・バヴゼは独自のバージョンを作り演奏しています。

 ※録音:2022年9月24日-26日、ストーラー・ホール(ハンツ・バンク、マンチェスター)
 




CHOPIN UNIVERSITY PRESS

UMFCCD118
¥2600
ヤング・ワルシャワ・コンポーザーズ
 1. アレクサンドラ・フミェレフスカ(b.1993):
  管弦楽のための幻想的な場面
 2. ドミニク・ラソタ(b.1994):16人の奏者のための小品
 3. マルチン・ヤヒム(b.1993):打楽器と弦楽のための幻想曲
 4. ヤツェク・シェンキエヴィチ(b.1994):
  クラリネットと弦楽のための協奏曲
 5. マチェイ・スウェツキ(b.1995):
  混声合唱と管弦楽のためのMy River runs to Thee
 ※全曲世界初録音
アガタ・パルティカ(パーカッション/tr.3)
ヤン・グラッラ(パーカッション/tr.3)
マテウシュ・ライコフスキ(クラリネット/tr.4)
合唱団(tr.5)
器楽アンサンブル(tr.2)
UMFC交響楽団(tr.1, 5)
ヤン・ミウォシュ・ザジツキ(指揮/tr.1)
マレク・ヴロニシェフスキ(指揮/tr.2)
マテウシュ・グヴィズダウワ(指揮/tr.3-5)

 ポーランドの新進気鋭の作曲家たちによる管弦楽作品集!

 本アルバムでは、ワルシャワの若手作曲家たちによる管弦楽作品を紹介しています。
 彼らはショパン音楽大学の学生や卒業生であり、数々の作曲コンクールでの受賞によって、その芸術的な成熟度が証明されています。
 これらの作品は、同大学のコンサートホールで初披露されたコンサートの一部として録音されました。色彩、構造、音色に対する豊かな想像力と、多面的な音楽風景の構築によって結びついています。

 ※録音:2017年4月&2018年4月、フレデリック・ショパン音楽大学コンサート・ホール(ポーランド、ワルシャワ)
 
 

UMFCCD108
¥2600
AVE ~ アルドナ・ナヴロツカ:宗教合唱作品集
 アニュス・デイ(2002)/アヴェ・マリア(2005)/
 我に注ぎたまえ、主よ(2010)/
 キリストよ、我らを聞きたまえ(2001)/
 主は王となられる(2001)/ミサ・プロ・マリア(2015)
 ※全曲世界初録音
ヤン・ウカシェフスキ(指揮)
ポーランド室内合唱団

 『アヴェ』は、ワルシャワ出身の作曲家アルドナ・ナヴロツカの初の単作アルバム。ローマ・カトリックの典礼にインスパイアされた神聖な合唱曲を収録しています。
 ナウロツカの作品は、ヤン・ウカシェフスキ率いる現代音楽専門の声楽アンサンブル、ポーランド室内合唱団の解釈で紹介されます。
 
 

UMFCCD102
¥2600
プシビルスキ:パーカッションのための作品集
 ダリウシュ・プシビルスキ(b.1984):
  ...the rest is silence...
   (2台のピアノと2つのパーカッションのための)
  Skiamachia(パーカッション独奏のための)
  Subkontur(パーカッションとエレクトロニクスのための)
  Rituals(2つのパーカッションのための)
  Nekyia(4つのパーカッションと金管四重奏のための)
レシェク・ロレント(パーカッション)
クシシュトフ・ニェズゴダ(パーカッション)
ミハウ・ニェジャウェク(パーカッション)
アレクサンデル・デンビチ(ピアノ)
アンジェイ・カラウォフ(ピアノ)
ルボミル・ヤロシュ(トランペット)
ヘンリク・コヴァレヴィチ(ホルン)
ゾルタン・キス(トロンボーン)
ヤクプ・マスタレシュ(バス・トロンボーン)
モニカ・ヴォリンスカ(指揮)

 ポーランドの現代作曲家、オルガン奏者のダリウシュ・プシビルスキによるパーカッションのための作品集。
 独奏からエレクトロニクスの伴奏付き、金管アンサンブルとのコラボレーションまで、マルチパーカッションの名手、レシェク・ロレントが新しい音楽の優れた解釈による演奏で贈ります。
 
  
UMFCCD101
¥2600
テレマンの描いた美しい旋律
 テレマン:無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア
パヴェウ・ウォサキエヴィチ(ヴァイオリン)

 国際的ソリスト、室内楽奏者として活躍し、ワルシャワのショパン音楽大学のヴァイオリン科教授や室内楽部門の責任者などを歴任したポーランドの重鎮パヴェウ・ウォサキエヴィチ。

 本アルバムでは、バロック期の無伴奏独奏曲の中でも最も重要な位置を占める作品を取り上げています。
 ウォサキエヴィチの解釈で、テレマンの描いた美しい旋律を奏でます。
 




<メジャー・レーベル>
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WARNER CLASSICS



レイフ・オヴェ・アンスネス /ワーナー・クラシックス録音全集 1990-2010


5419741400
(36CD)
\18500
→\16990

 レイフ・オヴェ・アンスネスによるヴァージン&EMIクラシックスへの全ての録音を収録したボックス。
 アンスネスらしい繰り返される独自のテーマ、そして強力なテクニックと綿密な解釈を見つけ出すことができます。

 アンスネスは1970年にノルウェーのカルモイに生まれ、ベルゲン音楽院でチェコのイジー・フリンカに学び、ベルギーのジャック・デ・テイエージュからも様々なアドバイスも受け、演奏スタイルや哲学に大きな影響を受けてきました。
 アンスネスは、自分にインスピレーションを与えてきたピアニストとして、ディヌ・リパッティ、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ、スヴィヤトスラフ・リヒテル、ゲザ・アンダを挙げています。

 、ノルウェーで最も名誉ある「ノルウェー王国聖オラフ勲章」のほか、2007年には、政治、スポーツ、文化の分野で大きな功績を残した人物に与えられる「ペール・ギュント賞」を受賞。ロイヤル・フィルハーモニー協会の演奏家賞、ギルモア・アーティスト賞も受賞しています。オスロのノルウェー音楽アカデミーの教授、コペンハーゲンの王立音楽院客員教授をつとめ、スウェーデン王立音楽アカデミーのメンバーも務めています。現在はコペンハーゲンとベルゲンに在住しながら、ノルウェー西部のハルダンゲル地方にある山荘でも多くの時間を過ごしています。
 
 また2016年から夏にノルウェーのローセンダールで開催されるローセンダール室内楽音楽祭を主催しています。


 アンスネスは卓越した音楽性と繊細なタッチで知られる当代きってのピアニストであり、その卓越した技術的センスは、常に彼の解釈のために役立てられています。彼は、ノルウェーで初めて家庭教育を受けたスーパースター・ピアニストであり、パイオニア的存在でした。アンスネスはこれまでヴァージン・クラシックスと旧EMIクラシックスへの20年にわたるパートナーシップにより、バッハから現代までおよぶレパートリーで34枚のアルバム(36枚分のCD)のソロ、室内楽、協奏曲のアルバムを録音しており、グラミー賞ノミネート8回、グラモフォン賞など数多くの国際的な賞を授与されています。

 ニューヨーク・タイムズは「威厳ある優美さ、力強さ、洞察力を有するピアニスト」と評し、ウォール・ストリート・ジャーナルは「同世代で最も才能ある音楽家のひとり」と評しており、特にグリーグ、北欧音楽、シューマン、ラフマニノフ、シューベルトには彼らしい繰り返される独自のテーマ、そして強力なテクニックと綿密な解釈をこのボックスにて見つけ出すことができます。



※オリジナル・アルバムのままの収録のため、アンスネスが演奏していない曲も収録されております。


レイフ・オヴェ・アンスネス /ワーナー・クラシックス録音全集 1990-2010


Disc1
バルトーク:
1. ヴァイオリン・ソナタ第1番 Sz.75
2. ヴァイオリン・ソナタ第2番 Sz.76
3. 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz.117

クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ:1,2)
録音:20-23.I.2003, Deutschland Radio, Sendesaal des Funkhauses, Cologne


Disc2
ブラームス:
1. ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
2. 3つの間奏曲 Op.117

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
バーミンガム市交響楽団(1)
サー・サイモン・ラトル(指揮:1)

録音:IX.1997, Symphony Hall, Birmingham (1);
VI.1998, Lommendalen Church, Oslo (2)


Disc3
1. ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
2. ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
3. シューマン:おとぎの絵本 Op.113

ラーシュ・アネルス・トムテル(ヴィオラ)
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

録音:VIII.1991, Pinserkirken ‘Salen’, Ski, near Oslo


Disc4
ショパン:
1. ピアノ・ソナタ第1番ハ短調 Op.4
2. ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

録音:V.1990, VII & X.1991, Snape Concert Hall, Suffolk


Disc5
ショパン:
1. ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35『葬送』
2. 4つのマズルカ Op.17
3. 練習曲 ヘ長調 Op.25-3
4. 練習曲 イ短調 Op.25-4
5. 練習曲 変ホ短調 Op.10-6
6. 練習曲 ロ短調 Op.25-10
7. 練習曲 イ短調 Op.25-11『木枯らし』

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

録音:IV.1990, VII & X.1991, Snape Concert Hall, Suffolk


Disc6
1. ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲イ長調 Op.81, B.155
2. グリーグ:バラード ト短調 Op.24
3. シマノフスキ:交響曲第4番 Op.60『協奏交響曲』

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
サラ・チャン(ヴァイオリン:1)
アレクサンダー・カー(ヴァイオリン:1)
ヴォルフラム・クリスト(ヴィオラ:1)
ゲオルク・ファウスト(チェロ:1)
バーミンガム市交響楽団(3)
サー・サイモン・ラトル(指揮)

録音:X.1996, Symphony Hall, Birmingham (3);
V.2002, Mozartsaal, Konzerthaus, Wien (1);
15.VII.2007, Henry Wood Hall, London (2)


Disc7
グリーグ:
1. ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.7
2. 6つの詩的な音の絵 Op.3~第4曲、第5曲、第6曲
3. 4つのアルバムの綴り Op.28~第1曲、第4曲
4. アジタート (1865)
5. 抒情小曲集 第3集 Op.43
6. 抒情小曲集 第5集 Op.54

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

録音:X.1992, Snape Maltings Concert Hall, Suffolk


Disc8
グリーグ:
1. 抒情小曲集 第1集 Op.12~第1,2,6,5曲
2. 抒情小曲集 第2集 Op.38~第8,6,7曲
3. 抒情小曲集 第4集 Op.47~第3曲
4. 抒情小曲集 第5集 Op.54~第3,4曲
5. 抒情小曲集 第6集 Op.57~第2,3,6曲
6. 抒情小曲集 第7集 Op.62~第6,4,5,1曲
7. 抒情小曲集 第9集 Op.68~第5曲『ゆりかごの歌』
8. 抒情小曲集 第8集 Op.65~第6曲『トロルドハウゲンの婚礼の日』
9. 抒情小曲集 第9集 Op.68~第4,3曲
10. 抒情小曲集 第10集 Op.71~第2,6,7曲

レイフ・オヴェ・アンスネス(グリーグが愛用していたピアノを使用)

録音:XII.2001, Drawing Room, Edvard Grieg Museum, Troldhaugen


Disc9
1. グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
2. リスト:ピアノ協奏曲第2番イ長調 S.125
3. グリーグ:抒情小曲集 第8集 Op.65

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団(1,2)
ドミトリー・キタエンコ(指揮:1,2)

録音:VI.1990, Grieghallen, Bergen, Norway


Disc10
1. グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
2. シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)

録音:XII.2002, Philharmonie, Berlin (Live)


Disc11
ハイドン:
1. ピアノ・ソナタ第30番ロ短調 Op.14-6, Hob.16:32
2. ピアノ・ソナタ第33番ニ長調 Op.30-3, Hob.16:37
3. ピアノ・ソナタ第24番イ長調 Op.13-6, Hob.16:26
4. ピアノ・ソナタ第32番嬰ハ短調 Op.30-2, Hob.16:36
5. ピアノ・ソナタ第44番変ホ長調 Op.66, Hob.16:49

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

録音:XI.1997, No. 1 Studio, Abbey Road, London (1-4);
VI.1998, Lommendalen Church, Oslo (5)


Disc12
ハイドン:
1. ピアノ協奏曲第3番ト長調 Hob.18:3
2. ピアノ協奏曲第4番ヘ長調 Hob.18:4
3. ピアノ協奏曲第11番ニ長調 Hob.18:11

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ、指揮)
ノルウェー室内管弦楽団

録音:VI.1998, Lommendalen Church, Oslo


Disc13
ヤナーチェク:
1. ピアノ・ソナタ『1905年10月1日、街頭にて』
2. 霧の中で
3. 草陰の小径にて 第1集

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

録音:IV & XII.1990, The Maltings, Snape, Suffolk


Disc14
1. ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ JW VII/7
2. ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 L.140
3. ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 M.77
4. ニールセン:ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 Op.35

クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

録音:28-30.XI, 1.XII.1994, St George’s, Brandon Hill, Bristol


Disc15
リスト:
1. 巡礼の年 第2年『イタリア』 S.161~第7曲:ソナタ風幻想曲『ダンテを読んで』
2. 4つの忘れられたワルツ S.215~忘れられたワルツ第4番
3. メフィスト・ワルツ第4番 S.696
4. 尼僧院の僧房 S.534(ピアノ版)
5. バラード第2番ロ短調 S.171
6. メフィスト・ ワルツ第2番 S.515
7. 詩的で宗教的な調べ S.173~第9曲:アンダンテ・ラクリモーソ
8. メフィスト・ワルツ第1番『村の居酒屋での踊り』 S.514

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

録音:VI.1999 (1-4) & IX.2000 (5-8), No. 1 Studio, Abbey Road, London


Disc16
モーツァルト:
1. ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271『ジュノーム』
2. ピアノ協奏曲第18番変ロ長調 K.456

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ、指揮)
ノルウェー室内管弦楽団

録音:28-30.VIII.2003, Jar Church, Oslo


Disc17
モーツァルト:
1. ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
2. ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ、指揮)
ノルウェー室内管弦楽団

録音:22-24.III.2007, Jar Chuch, Oslo


Disc18
1. ムソルグスキー:組曲『展覧会の絵』
2. ムソルグスキー:子供の頃の思い出より
3. ムソルグスキー:A.ロギノフの主題による『夢』
4. ムソルグスキー:クリミア南岸にて
5. シューマン:子供の情景 Op.15

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

録音:15-16.XII.2008 & 7-9.VI.2009, Henry Wood Hall, London


Disc19
ニールセン:
1. シャコンヌ Op.32, FS79
2. 組曲『明けの明星』 Op.45
3. 3つのピアノ小品 Op.59, FS131
4. 5つの小品 Op.3, FS10
5. 6つのユモレスク・バガテル Op.11, FS22

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

録音:27-31.III.1995, St Georges’s, Brandon Hill.
Some parts of this recording were taken from a concert performance
during the evening of 31.III.1996


Disc20
ラフマニノフ:
1. ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.1
2. ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・アントニオ・パッパーノ(指揮)

録音:3-4.VI.2005 (2, Live), 5.VI.2005 (1), Philharmonie, Berlin


Disc21
ラフマニノフ:
1. ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op 30
2. ピアノ協奏曲第4番ト短調 Op.40

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
ロンドン交響楽団
サー・アントニオ・パッパーノ(指揮)

録音:7, 9 & 10.III.2009 (1), 30.IV & 1.V.2010 (2),
No. 1 Studio, Abbey Road, London


Disc22
ラフマニノフ:
1. ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op 30
2. エチュード(練習曲)『音の絵』 Op.39~第6曲
3. エチュード(練習曲)『音の絵』 Op.33~第1,2,3,8曲

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団(1)
パーヴォ・ベルグルンド(指揮:1)

録音:live: 8-11.III.1995, Oslo Philharmonic Hall


Disc23
ラフマニノフ:
1. 子供たちに Op.26-7
2. アリオン Op.34-5
3. 運命 Op.21-1
4. ライラック Op.21-5
5. ああ、悲しまないで! Op.14-8
6. おーい! Op.38-6
7. 小さな島 Op.14-2
8. 神秘の夜のしじまに Op.4-3
9. 歌わないでおくれ、美しい人よ Op.4-4
10. 新しい墓の前で Op.21-2
11. 時は来た! Op.14-12
12. 夜は悲しい Op.26-12
13. 君はしゃっくりが出なかったか
14. 聖なる修道院の門前に
15. 4月!春の祭りの日
16. 昨日私たちは会った Op.26-13
17. 君には何も語るまい
18. 私は預言者ではない Op.21-11
19. キリストは甦った Op.26-6
20. 私は彼女のところへ行った Op.14-4
21. すべては過ぎゆく Op.26-15

ドミトリ・ハリトノフ(バリトン)
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

録音:IV.1996, All Saints' Church, Petersham, Surrey;
X.1997, St Silas Presbytery, London


Disc24
シューベルト:
1. ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 Op 53, D.850『ガシュタイナー』
2. 愛らしき星 D.861
3. 1817年1月に D.876
4. ブルックにて D.853
5. さすらい人 D.649
6. あふれる愛 D.854
7. 再会 D.855
8. マリアの慈悲 D.632
9. 森にて D.708
10. 蝶々 D.633

イアン・ボストリッジ(テノール:2-10)
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

録音:X.2002, No. 1 Studio, Abbey Road, London (1);
X.2002, Lyndhurst Hall, Air Studios, London (2-10)


Disc25
シューベルト:
1. ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
2. 竪琴弾きの歌I D.478~第1,3,2曲
3. 墓堀り人の郷愁 D.842
4. 義務と愛 D.467
5. アレグレット ハ短調 D.900(断章)
6. 生きる勇気 D.937
7. アレグレット ハ長調 D.346(断章)
8. ヨハンナ=ゼーブス D.728
9. アンダンティーノ ハ長調 D.348(断章)

イアン・ボストリッジ(テノール:2-4,6,8)
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

録音:18-20.IV.2006, Potton Hall, Suffolk (1,5,7,9);
17-18.X.2006, Henry Wood Hall, London (2-4,6,8)


Disc26
シューベルト:
1. ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
2. 巡礼の歌 D.789
3. 不幸な男 D.713
4. 流れの上で D.943
5. 星 D.939

イアン・ボストリッジ(テノール:2-5)
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

録音:VIII.2001, Lyndhurst Hall, Air Studios, London


Disc27
シューベルト:
1. ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
2. ヴィオラ D.786
3. 冬の夕べ D.938
4. 別れ - 美しきこの世よさらば D.829

イアン・ボストリッジ(テノール:2-4)
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

録音:IX.2004, Potton Hall, Suffolk


Disc28
● シューベルト:歌曲集『冬の旅』 Op.89, D.911(全曲)

イアン・ボストリッジ(テノール)
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

録音:V.2004, Potton Hall, Suffolk, England


Disc29
シューマン:
1. ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調 Op.11
2. 幻想曲 ハ長調 Op.17

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

録音:VII. & IX.1995, St. George's, Brandon Hill, Bristol (2);
VII.1996, Symphony Hall, Birmingham (1)


Disc30
シューマン:
1. ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.63
2. ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調 Op.80
3. ペダル・ピアノのための練習曲集 Op.56(ピアノ三重奏編)

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)
ターニャ・テツラフ(チェロ)

録音:24-26.IX.2009 & 15-18.V.2010,
Ostre Fredrikstad Kirke, Gamlebyen, Fredrikstad, Norway


Disc31
シューマン:
1. ピアノ三重奏曲第3番ト短調 Op.110
2. 幻想小曲集 Op.88

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)
ターニャ・テツラフ(チェロ)

録音:24-26.IX.2009 & 15-18.V.2010,
Ostre Fredrikstad Kirke, Gamlebyen, Fredrikstad, Norway


Disc32
1. シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調 Op.44
2. ブラームス:ピアノ五重奏曲ヘ短調 Op.34a

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
アルテミス四重奏団

録音:18-22.XII.2006, Teldex Studio, Berlin


Disc33
1. ブリテン:ピアノ協奏曲 Op.13
2. ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op.35
3. エネスコ:伝説

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
ホーカン・ハーデンベルガー(トランペット:2,3)
バーミンガム市交響楽団(1,2)
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮:1,2)

録音:X.1997, Symphony Hall, Birmngham (1,2: Live recordings)


Disc34
1. シベリウス:13の小品 Op.76~第2曲:練習曲
2. スクリャービン:2つの即興曲 Op.14~第1番
3. メンデルスゾーン:無言歌集 第6巻 Op.67~第2曲:失われた幻影
4. R.シュトラウス:6つの歌 Op. 17~第2曲:セレナード(ギーゼキング編)
5. モンポウ:湖
6. J.S.バッハ:主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ BWV.639(ブゾーニ編)
7. ショパン:即興曲 第1番変イ長調 Op.29
8. リスト:愛の夢 第3番
9. ショスタコーヴィチ:ポルカ
10. アルベニス:タンゴ Op.165-2
11. モンポウ:歌と踊り 第1番
12. ショパン:わが友達(リスト編)
13. リスト:即興ワルツ S213/R36
14. アンタイル:トッカータ第2番
15. シャルル・トレネ:街角
16. ハルヴォルセン:ベスレモイの歌(アンスネス編)
17. グリーグ:ユモレスク Op.6-3
18. スメタナ:海辺にて
19. シリル・スコット蓮の花の国
20. イベール:白い小さなろば
21. ドビュッシー:月の光
22. グリーグ:気分 Op.73~第4曲:民謡

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

録音:1-5.IX.2005 & 16-18.VI.2006, Potton Hall, Suffolk


Disc35
1. ベント・ソアンセン:子守歌
2. ルトスワフスキ:ピアノ協奏曲
3. ジェルジ・クルターグ:『遊戯』より(8曲)
4. マーク=アンドレ・ダルバヴィ:ピアノ協奏曲
5. ベント・ソアンセン:沈黙の影

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
バイエルン放送交響楽団(2,4)
フランツ・ヴェルザー=メスト(指揮:2,4)

録音:16-19.V.2007, Herkulessaal der Residenz, Munchen (2,4);
13-14.VII.2007, Henry Wood Hall, London (1,3,5)


Disc36
1. グリーグ:19のノルウェー民謡 Op.66~第1曲:牛寄せ歌
2. グリーグ:スレッター Op.72~第6,10曲
3. グリーグ:19のノルウェー民謡 Op.66~第18,10曲
4. グリーグ:スレッター Op.72~第4,5曲
5. グリーグ:19のノルウェー民謡 Op.66~第17曲;子守歌
6. グリーグ:スレッター Op.72~第14曲;ヴォッセヴァンゲンのトロルの婚礼行列曲
7. ゲイル・トヴェイト:ハルダンゲルの50の民謡 Op.150~第1,33,3,9,27,38,37曲
8. ダーヴィド・モンラード・ヨハンセン:組曲第1番『ノルランの情景』 Op.5
9. ファッテイン・ヴァーレン:ピアノのための変奏曲 Op.23
10. ハラール・セーヴェルー:『シリューストール』からの歌と踊り
   ~Op.22-2, Op.24-4, Op.24-5, Op.25-4
11. グリーグ:ペール・ギュント Op.28~ベイグを追いはらう賛美歌

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

録音:8-11.I.1997, No. 1 Studio, Abbey Road, London



<映像>

 

CHOPIN UNIVERSITY PRESS(映像)


UMFCDVD101
(1DVD PAL)
¥4500
現代音楽家マルタ・プタシンスカ、
 ミサ・ソレムニス

  マルタ・プタシンスカ(b.1943):
   聖ヨハネ・パウロ二世を讃えるミサ・ソレムニス
マルタ・ボベルスカ(ソプラノ)
アンナ・ラジェイェフスカ(メゾ・ソプラノ、アルト)
ヤロスワフ・ブレンク(バリトン)
UMFC合唱団
UMFC交響楽団
リシャルト・ジマク(指揮)

 ポーランド現代音楽家の最も重要な人物の一人、マルタ・プタシンスカ。プタシンスカの作品は形式やジャンルが豊富で、器楽作品やオペラ、オラトリオ、カンタータなどの大きな音楽形式が大半を占めています。
 同時に打楽器奏者でもある彼女は、多彩で豊かなサウンドパレットでカラフルでダイナミックな音楽を生み出します。また、これまでに数々の作曲賞を受賞しています。

 ※こちらのDVDはリージョンコード0、PAL方式になります。PAL方式対応のプレーヤーやパソコンでのみ再生が可能です。予めご了承下さい。
 
















8/24(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

CHALLENGE CLASSICS



CC 72963
¥2700
独特な死生観
ミルキング・ダークネス

 レーラ・アウエルバッハ(1973-):
  (1)孤独の組曲(孤独なヴァイオリン弾きのためのバレエ)~
   ヴァイオリン独奏
  (2)ピアノ三重奏曲第4番(2017) *
  (3)ミルキング・ダークネス(2011)~ピアノ独奏 *
  (4)古い様式による3つの舞曲(2000)~ヴァイオリンとチェロ
  (5)ピアノ三重奏曲第3番(2013/2018改訂) *
 
 * 世界初録音
デルタ・ピアノ・トリオ
 【ヘーラルト・スプロンク(ヴァイオリン)、
  イレーネ・エルズリン(チェロ)、
  フェラ・コーペル(ピアノ)】

 ロシア出身天才女性作曲家の心の叫び。まさに今の世界を描く音楽!

 録音:2023年2月14-16日/ヒルフェルスムMC01(オランダ)/69'47"

 3人の若いオランダ人奏者が2013年にザルツブルクで結成したデルタ・ピアノ・トリオ。現代音楽に力を入れる頼もしい団体。
 彼らの最新アルバムはロシア出身でアメリカを本拠に活躍するレーラ・アウエルバッハ作品集。

 文学者としても知られる彼女は独特な死生観を持っていて、その不可避な暗闇から逃れようとする無駄な闘いが音楽にも表れています。
 新作のピアノ三重奏曲第4番は葬儀の鐘の音が運命を暗示し、暴力的な音響、泣き叫ぶようなトリルが最後まで救いなく続く衝撃作。
 また旧作を改訂したピアノ三重奏曲第3番は演奏の視覚的側面がアウエルバッハにとり重要なことを具現化。音楽だけでなくパフォーマンスも作品となっています。しかしこの曲も最後に夢が打ち砕かれる彼女の美学が反映しています。

 アルバム・タイトルの「ミルキング・ダークネス」は2011年のピアノ曲。すべての色の絵具を混ぜると黒になることから、「闇を引き出す」彼女の作品の持つ強烈な影響力を的確に言い表しています。
 死への恐怖と憧れが入り混じるムソルグスキーの伝統を忠実に受け継ぐ音楽と申せましょう。
 




EVIL PENGUIN RECORDS



EPRC 0055
¥2600
サンバ=バッハ
 J.S.バッハ(1685-1750):ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV1042
 ヴィラ=ロボス(1887-1959):Villa Cantilena & Melodia Sentimental
 アントニオ・カルロス・ジョビン(1927-1994):
  Desafinado / Garota de Ipanema
 同:Samba de uma Nota So
 マルコス・ヴァーリ(1943-):Samba de Verão
 ノエル・ホーザ(1910-1937):Gago Apaixonado
 アリ・バホーゾ(1903-1964):Aquarela do Brasil
 アシス・ヴァレンテ(1911-1958):Brasil Pandeiro
 ヴァルジール・アゼヴェード(1923-1980)/
  ジャコー・ド・バンドリン(1918-1969):
   Brasileirinho / Assanhado
 ゼキーニャ・ジ・アブレウ(1880-1935):Tico-tico no Fuba
 ジョルジ・ベンジョール(1939-):Mas que nada
 ピシンギーニャ(1897-1973)&
  ベネヂート・ラセルダ(1903-1958):Um a zero
リナス・ロス(ヴァイオリン)
オルケストラ・ヨハン・セバスティアン・リオ

 バッハとサンバをつなぐ音楽の旅

 録音:2023年3月24・25・27・28日/リオデジャネイロ、セシリア・メイレレス・ホール/64'44''

 ドイツのヴァイオリニスト、リナス・ロスとブラジルのオーケストラによるユニークなプロジェクト。
 J.S.バッハのヴァイオリン協奏曲に始まり、『ブラジル風バッハ』でもおなじみのヴィラ=ロボスを経て、有名なサンバのメロディをヴァイオリン独奏、弦楽合奏、チェンバロ、ギター、パーカッションのためのアレンジで演奏。
 ドイツの作曲家・ブラジルの作曲家・ブラジルの民族音楽と移り変わっていく音の景色をお楽しみください。
 



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HARMONIAMUNDI



HMM 902703
¥3100→\2890
ミナージ、アンサンブル・レゾナンツ、
 注目の新譜は「リンツ」と「プラハ」

  モーツァルト:
   交響曲第36番 ハ長調 K.425「リンツ」
   交響曲第38番 ニ長調 K.504「プラハ」
アンサンブル・レゾナンツ
リッカルド・ミナージ(指揮)
KKC 6747
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3500

 衝撃的なモーツァルト体験!鬼才ミナージの独創的な解釈を見事に音化するアンサンブル・レゾナンツ高度な技巧と表現力!注目の新譜は「リンツ」と「プラハ」

 セッション録音:2021年9月/オトマールシェン・キリスト教会(ハンブルク)/DDD、71'56

 苛烈なまでの表現力と推進力で聴き手を興奮の渦に巻き込んだリッカルド・ミナージ&アンサンブル・レゾナンツによる「モーツァルト:三大交響曲集」(HMM-902629 / KKC-6161)から3年。
 その続編となる録音がついにリリースされます!今作では、後期三大交響曲の前に連なる交響曲第36番「リンツ」と第38番「プラハ」を取り上げています。

 交響曲第36番「リンツ」は、1783年10月から11月にかけてオーストリアの都市リンツに滞在していたモーツァルトが、予約演奏会のためにわずか4日という短期間で書き上げたというエピソードで知られる作品。
 短期間で書き上げたとは思えない充実した内容で、の天才モーツァルトの速筆ぶりを示す交響曲として取り上げられる機会も多い交響曲です。モーツァルトの交響曲ではじめて冒頭に緩やかな序奏が配置され、その後の輝かしく生き生きとした主題を盛り上げています。

 交響曲第38番「プラハ」は、1786 年のプラハでの「フィガロの結婚」上演の大成功した翌年、招待を受け初めてプラハを訪れたモーツァルトが当地で初演した交響曲です。
 メヌエット楽章を欠く、3楽章形式である理由は判明していませんが、当時大流行した「フィガロの結婚」の旋律を散りばめた構成は、プラハの聴衆たちを大いに喜ばせました。
 大成功を収めたコンサートの後、モーツァルトは「人生において最も幸せな日」と語ったと伝えられています。

 リッカルド・ミナージは、自身が優れたバロック・ヴァイオリン奏者であり、ムジカ・アンティクァ・ローマやイル・ポモ・ドーロといったピリオド楽器アンサンブルでは自らヴァイオリンを取って指揮することが多かったのですが、2017年、ハンブルクを拠点とし自主的な活動を行う室内オーケストラ、アンサンブル・レゾナンツのアーティスト・イン・レジデンスに就任して以降、このアンサンブルとの共演ではほぼ指揮に徹しているようです(現在では首席客演指揮者に就任しています)。
 全世界から先鋭的なアーティストが集まると呼ばれる芸術の街ハンブルクにおいて、1994年に創設され、モダン楽器を用いながらさまざまな時代の演奏スタイルを柔軟に取り入れ、古典から前衛的作品までを弾きこなし、最も独創的と評されるまでになったアンサンブル・レゾナンツは、リッカルド・ミナージの指揮の下、より先鋭性を増し、世界の音楽シーンで圧倒的な存在感を持つようになりました。学究性と感性が融合するミナージの独創的な解釈を見事に音にする高度な技巧と表現力を有しています。

 後期三大交響曲の演奏も、嵐のようなすさまじさが大きな話題となりましたが、続編となるこのアルバムでも、そのすさまじさは健在で、より凄みを増しているような印象さえ受けます。
 アルバムの冒頭、「リンツ」の序奏と第1主題から、エネルギー全開の圧倒的な演奏が繰り広げられます。張り詰めた空気を持つ緩徐楽章の濃密さも聴きものです。
 弦楽器の鋭い刻みや、金管楽器の強奏、ティンパニの強烈な打撃が、すさまじい音の渦と化しています。
 この有名な2つの交響曲を初めて聴くかのようにハッとさせられる瞬間が連続して訪れる、かなり攻めた解釈ですが、ぎりぎりのところでバランスを保ち、曲の構造を保つミナージの手腕は驚異的で、ミナージの解釈を見事に音にするアンサンブル・レゾナンツの高度な技術も脱帽ものです。
 リッカルド・ミナージとアンサンブル・レゾナンツの圧巻の演奏がもたらす衝撃的なモーツァルト体験をお聴き逃しなく!




最近聴いたモーツァルトでは最も衝撃的だったもの
かけた瞬間アルバムを間違えたかと思った
これは聴いておいたほうが良いかと


 HMM 902629
(2CD)
\3600→\3290
ミナージ&アンサンブル・レゾナンツ
モーツァルト:三大交響曲集

 [CD1]
  ・交響曲第39番 変ホ長調 K.543
  ・交響曲第40番 ト短調 K.550
 [CD2]
  ・交響曲第41番 ハ長調 K.551
アンサンブル・レゾナンツ
リッカルド・ミナージ(指揮)
 KKC 6161
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4200

 ミナージ&アンサンブル・レゾナンツ モーツァルト三大交響曲!鮮やかな対比!はっと驚くテンポ感

 録音:2019年7月、フリードリヒ=エーベルト=ハレ、ハンブルク(ドイツ)

 ミナージ率いるアンサンブル・レゾナンツ、モーツァルトの三大交響曲という注目の新譜の登場です。
 当アンサンブルは、ケラスのソロによる協奏曲も収録したC.P.E.バッハ(HMM 902331 / KKC 5913)、ハイドン:十字架上の最後の7つの言葉(HMM 902633)などでも作品の核心を突いた鋭くも豊かに響きわたる演奏を展開していました。
 ここでも、あくまでもモダン楽器によるアプローチにこだわりつつ、既に膨大な数の録音があり、演奏会でとりあげられる回数も多いこの3 作品を、目からうろこが落ちるような鮮度で演奏しています。

 対比(和音とパッセージ、強弱など)が見事な第39番。「疾走」するあの有名な冒頭、と思うと思わぬところですぐに足踏みしたりと、手に汗にぎるような第40番。そして第41番では胸のすくようなトゥッティ、それぞれの主題の性格の弾きわけの見事さ、弦楽器の走句の奏し方もひとつひとつが効果的で、耳がはなせません。
 モーツァルトが譜面に書いた要素一つ一つが生き生きと鳴り響き、ちょっとしたところでのリタルダンドなど、すみずみまで鮮やか。どこまでも自然。メンバーそれぞれの巧さが際だっています。まったく新しい三大交響曲の登場です!

 ミナージは、アーノンクールがこれらの3作品の関連性と、連続して演奏することの意味を説いたことに言及しつつ、これらの3作品が作曲された同じ年に、モーツァルトがスヴィーテン伯にC.P.E. バッハのオラトリオ"Die Auferstehung und Himmelfahrt Jesu(イエスの復活と昇天)" を再構築し、指揮するよう依頼されていたことに着目。
 ミナージは、この作業がこれら3作品にもたらした影響は大きいと考えられるとしています。フランス風序曲を思わせる第39番の冒頭、様々な要素がキリストの受難にまつわる作品と関連付けられる第40番、そして41番のフィナーレでのグレゴリオ聖歌とのかかわり・・・。オーケストラの各パート間のパッセージの受け渡し、あるいは各部分の移行部にいたるまで理想的な響きを求めて演奏しています。録音が行われたフリードリヒ=エーベルト・ハレは、かのヴァントも録音を行ったことのある由緒あるホール。音響にも注目です。

 ミナージは、1978年生まれ。世界が認める俊英の一人です。
 ヴァイオリン奏者として、サヴァール率いるコンセール・デ・ナシォオンやコンチェルト・イタリアーノ、アッカデミア・ヴィザンティナなど、名だたるピリオド楽器アンサンブルで第1ヴァイオリンを担当していました。
 バルトリの「ノルマ」の録音ではオーケストラ指揮のアシスタント、第1ヴァイオリン、そしてキュレーターも務め、2017年より、アンサンブル・レゾナンツ(ハンブルク)のアーティスト・イン・レジデンツを務めています。


 
 

HMM 905327
¥3100

スコットランドとアイルランドの民俗音楽
 Indiscretion(無分別)


 1 [ジグ]
  Robbin Powers Fancy
   (O'Farrell's Pocket Companion for the Union Pipes, 1804)
  Miss Douglas Brigton's Jigg
   (A Collection of Strathspey Reels &
    Country Dances, John Bowie, 1789)
  Cosey's Jigg
   (A collection of favourite Irish Tunes, William Jackson, 1790)
 2 [ストラスペイ]
  Miss Clementina Sarah Drummond of Perth
   (A Collection of Strathspey Reels &
    Country Dances, John Bowie, 1789)
  The Marquis of Huntley's Farewell
   (Napier's selection of dances & strathspeys, 1795)
  Mr Moore's Strathspey
   (A collection of slow airs, reels, &
    strathspeys, Duncan Macintyre, 1794)
 3 [ソング (ターロック・オキャロラン) ]
  Mable Kelly
   (A Collection of the Most Celebrated Irish Tunes, John &
    William Neal, 1724)
 4 [リール]
  Miss Rose of Tarlogie's Reel
   (Collection of strathspeys, reels, jigs &
    c for the pianoforte violin & violoncello, Donald Grant, 1790)
  Colonel Mc Beans Reel
   (Choice collection of Scots reels or country dances &
    strathspeys, Robert Ross, 1780)
  Mr Reid's Reel
   (Collection of strathspeys, reels, jigs &
    c for the pianoforte violin & violoncello, Donald Grant, 1790)
  Anonyme
   (Scottish airs Manuscript, William Young, 1741)
 5 [エア/ ふたつのスリップ・ジグ]
  Huntingtone Castle
   (A Collection of Strathspey Reels &
    Country Dances, John Bowie, 1789)
  I have a Wife o' my ain
   (The Caledonian Muse, Samuel Thompson, 1790)
  Hey me Nancy
   (Forty Eight Original Irish Dances Never Before Printed, 1795)
 6 [ラメント]
  Daughters Lament (Colin Campbell's Instrumental Book, 1797)
 7 [ソング]
  The Tears of Scotland
   (Land of cakes-Containing six songs set to
    musick in the true Scots taste, 1750)
 8 [エア]
  And thou wert my own thing / John Hays Bonny Lassie
   (A Collection of the Choicest Scots Tunes Adapted
    for the Harpsicord or Spinnet and
     within the Compass of the Voice Violin
      or German Flute, Adam Craig, 1730)
 9 [リール]
  The Perthsire Hunt
   (A Collection of Strathspeys, Reels, Jigs,
    Abraham Mackintosh, 1797)
  Mrs James Erskine of Kirkwall's Reel
   (A collection of slow airs, reels, &
    strathspeys, Duncan Macintyre, 1794)
  Mrs Gillespies Reel
   (New music for the piano forte or harpsichord,
    James Johnson, 1785)
 10 [ エア/ターロック・オキャロラン]
  Miss Noble
   (A Favourite Collection of the so much admired
    old Irish Tunes, John Lee, 1780)
 11 [ソング]
  By Moonlight on the green
   (Wit and mirth, or, Pills to purge melancholy,
    William Pearson, 1719)
 12 [ヴァリアシオン]
  Jackie Latin
   (A Collection of Favourite Scots Tunes with
    Variations, Charles Maclean, 1773)
 13 [リール]
  The Honorable Miss Rollo's Reel
   (A Collection of Strathspey Reels &
    Country Dances, John Bowie, 1789)
  Drunken Friday
   (A Second Collection of Strathspey Reels, Robert Petrie, 1796)
  Kelo House
   (Thirty New Strathspey Reels, Abraham Mackintosh, 1792)
 14 [ヴァリアシオン]
  Fy Gar
   (A Collection of the Best Scots Tunes, Alexander Munro, 1732)
 15 [ラメント/3 つのリール]
  Scots Lament by Mr Oswald
   (The Caledonian Pocket Companion, James Oswald, 1747)
  Miss Preston Ferntons Reel
   (A Collection of Strathspey Reels &
    Country Dances, John Bowie, 1789)
  Miss Johnstons Reel
   (A Collection of Strathspey Reels, Malcolm Macdonald, 1788)
  The Countis of London's Reel
   (A Collection of Strathspey Reels &
    Country Dances, John Bowie, 1789)
 16 [ソング(ターロック・オキャロラン)]
  Fanny Dillon
   (A Collection of the Most Celebrated Irish Tunes,
    John & William Neal, 1724)
 17 [ ホーンパイプ]
  Morepeth Rant
   (A Second Collection of Strathspey Reels, Robert Petrie, 1796)
  The Cruskeen Lawn
   (Collection of Old Established Irish Slow &
    Quick Tunes, Smollett Holden, 1805)
  No.2
   (A collection of strathspey reels, gigg's, Charles Stewart, 1799)
 18 [ソング]
  Old Towler
   (Musical repository, A collection of favourite Scotch,
    English, and Irish songs, set to music, Alex. Adam, 1799)
ザ・キュリアス・バーズ(ケルトの不思議な吟遊詩人)
アリックス・ボワヴェール(Vn)
ジャン=クリストフ・モレル(シターン)
サラ・ファン・オーデンホーフェ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ルイ・カペイユ(ハープ)
ブリュノ・ハルレ(トラヴェルソ、ティン・ホイッスル)

 18世紀の出版物に残されたスコットランドとアイルランドの民俗音楽

 2015年にアリックス・ボワヴェールが結成した古楽アンサンブル、Curious Bards(キュリアス・バーズ [ ケルトの不思議な吟遊詩人])。
 デビュー盤[ex]tradition も好評でしたが(HMN 916105)、今回は「Indscretion~無分別」と題し、18世紀の出版物に残されたスコットランドとアイルランドの民俗音楽の素材を探求しています。
 エアやダンスを中心としながらも、タイトルのとおりごった煮的なプログラムは、真摯(シリアス)なものから、踊りだしたくなるようなものまで実に様々。
 新しい魅力に満ちた1枚です。
 



 

URANIA RECORDS


LDV14103
(2CD)
特別価格
¥3100
ランゼッティ:チェロ・ソナタ Op.5&6
 サルヴァトーレ・ランゼッティ:
  ソナタ Op.5-1 イ短調/ソナタ Op.5-2 変ロ長調/
  ソナタ Op.5-3 ニ長調/ソナタ Op.5-4 ト長調/
  ソナタ Op.5-5 ハ長調/ソナタ Op.5-6/
  ソナタ Op.6-1 ト長調/ソナタ Op.6-2 イ短調/
  ソナタ Op.6-3 ヘ長調/ソナタ Op.6-4 ハ長調/
  ソナタ Op.6-5 ニ長調/ソナタ Op.6-6 ホ短調
クラウディオ・ロンコ(チェロ)
エマヌエラ・ヴォッツア(チェロ)
 ピリオド楽器使用

 サルヴァトーレ・ランゼッティ(c.1710-c.1780)は、チェロ奏者として活躍しました。
 名手として活躍したランゼッティはいくつかの新しい技巧を完成させるなどチェロの演奏技術の発展に貢献しました。

 クラウディオ・ロンコは、1980年にクレマンシック・コンソート(クレメンチッチ・コンソート)のソロ・チェロ奏者に就任し、アンサンブル415やエスペリオンXXでも活躍。
 さらには、セビリア古楽音楽祭をはじめとするヨーロッパの著名な古楽音楽祭から定期的に招聘されるなど、現在のイタリア古楽界における重鎮の1人。
 現在は2001年に出会ったボローニャのアンサンブDSGとルサン・ペトロニオ・カペラ・ムジカーレで首席チェロ奏者を務めていたエマヌエラ・ヴォッツアと夫婦デュオを組み、コンサートやレコーディングに精力的に取り組んでいます。
 




DIVINE ART


DDX-21110
¥2700
The English Tenor スコット・ロバート・ショウ
 1-5. アイヴァー・ガーニー(1890-1937):
  5つのエリザベス朝の歌
   1. Orpheus / 2. Tears /
   3. Under the Greenwood Tree / 4. Sleep / 5. Spring
 6-13. レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
  Along The Field 牧場に沿って
   6. We'll to the Woods no More / 7. Along the Field /
   8. The Half-Moon Westers Low / 9. In the Morning /
   10. The Sigh that Heaves the Grasses / 11. Good-Bye /
   12. Fancy's Knell / 13. With Rue my Heart is Laden
 14-17. ロジャー・クィルター(1877-1953):4つの歌 Op. 14
  14. Autumn Evening / 15. April /
  16. A Last Year's Rose / 17. Song of the Blackbird
 18-25. ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):
   8つの民謡編曲 – (E.バステンスによる高声とハープ編)
   18. Lord! I Married me a Wife / 19. She's Like the Swallow
   20. Lemady / 21. Bonny at Morn /
   22. I Was Lonely and Forlorn(Bugeilio'r Gwenith Gwyn) /
   23. David of the White Rock(Dafydd y Garreg Wen) /
   24. The False Knight Upon the Road / 25. Bird Scarer's Song
 26-30. ジェラルド・フィンジ(1901-1956):
  Let Us Garlands Bring 花輪をささげよう Op. 18
   26. Come Away, Come Away, Death /27. Who is Silvia /
   28. Fear No More the Heat o' the Sun /
   29. O Mistress Mine / 30. It Was a Lover and His Lass
スコット・ロバート・ショウ(テノール)
リューバ・ポドガイスカヤ(ピアノ)‛&1-5
エヴァ・デ・フリース(ヴァイオリン)‛&6-13
ウィリアム・ドラケット(ピアノ)‛&14-17
エミリー・バステンス(ハープ)‛&18-25
ジェイムズ・ウィリアムズ(ピアノ)‛&26-30

 録音:2021年10月 Yoursonics Studio Rijswijk(オランダ)‛&1-5 2022年6月、2023年1月 Yoursonics Studio(オランダ)‛&6-13 2021年5月 Auferstehungskirche Dusseldorf(ドイツ)‛&14-17 2021年3月 Yoursonics Studio(オランダ) ‛&18-25 2021年7月、2023年5月 Yoursonics Studio(オランダ)‛&26-30
 総収録時間:72分

 オーストラリア生まれのテノール歌手、スコット・ロバート・ショウのデビュー・アルバムは、19世紀末から20世紀前半にイギリスで活躍した作曲家たちの歌曲を巡る旅です。
 アルバムにはフィンジの名作「花輪をささげよう」などの英国歌曲を代表する作品をはじめ、ヴァイオリンのみの伴奏で歌われるヴォーン・ウィリアムズの「牧場に沿って」やブリテンの民謡編曲集をハープ伴奏に仕立てたものなどが収録されており、声とピアノとはまた違う響きによる作品を楽しむことができます。
 スコット・ロバート・ショウは幼い頃からパース・セント・ジョージ大聖堂合唱団でボーイ・ソプラノを歌い、シドニー音楽院に進んでからは数多くの賞を受賞。
 その後はハーグ王立音楽院でクラシックと古楽の唱法を学び、現在はデュッセルドルフに拠点を置き活躍しています。

 
 




METIER



MEX-77104
(2CD)
¥2700
橋本杏奈(クラリネット)
エドワード・カウイー クラリネットとピアノのための作品集

 【CD1】
  第1巻
   1. American Fish Crow / 2. Wood Thrush / 3. Eastern Meadowlark /
   4. Common Loon / 5. Belted Kingfisher / 6. American Winter Wren
  第2巻
   7. Broad tailed and Blue throated Hummingbirds /
   8. White winged Dove / 9. Common Nighthawk /
   10. Greater Roadrunner / 11. Least Bittern / 12. Great Horned Owl
 【CD2】
  第3巻
   1. Blue Jay / 2. Mockingbird / 3. Yellow Crowned Night Heron /
   4. Northern Goshawk / 5. Say's Phoebe / 6. Red Winged Blackbird
  第4巻
   7. Northern Cardinal / 8. Virginia Rail / 9. Turkey Vultures /
   10. Yellow breasted Chat / 11. Horned Lark / 12. Bald Eagle
 全て世界初録音
橋本杏奈(クラリネット)
ロデリック・チャドウィック(ピアノ)

 録音日不明:Ayriel Studios, Whitby(UK)
 総収録時間:89分

 【イギリスを拠点に活躍する橋本杏奈の妙技を堪能!】
 エドワード・カウイーはバーミンガムに生まれ、ティペットとルトスワフスキに音楽を学んだほか、大学で物理や絵画も学びました。
 自然をことのほか愛するカウイーが取り組んでいるのが「鳥たちのポートレート」シリーズ。
 第3集となる今作では、アメリカに生息する24種の鳥たちから受けたインスピレーションに加え、先住民の文化やジャズからも影響を受けたといいます。
 クラリネットを演奏するのは英国を拠点に活躍する橋本杏奈。王立音楽アカデミーでマイケル・コリンズに師事し、数多くのコンクールに入賞・優勝、12歳でリサイタル・デビュー、15歳でコンチェルト・デビューした逸材です。
 これまでにBBC響、ロンドン・フィル、ロイヤル・フィル、フィルハーモニア管、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管、バーミンガム市響などで客演首席奏者として演奏し、ルツェルン音楽祭などでリサイタルを行って来ました。
 様々な演奏テクニックとダイナミックかつデリケートな表現力を要求する作品群をいきいきと奏でています。

 
 
 

MEX-77108
¥2700
ISPILU 四分音アコーディオンのための作品集
 1. クラウディア・モリター(1974-):Fleeting Puddles(2022)
 2. デイヴィッド・ゴートン(1978-):Barafostus' Dreame(2020)
 3. ドナルド・バウステッド(1957-2021):My Time is Your Time(2020)
 4. 横山 未央子(1989-):Feast(2022)
 5. マイケル・フィニッシー(1946-):
  Permissible Self-Expression(2021-2022)
 6. クリストファー・フォックス(1955-):Die Stimme der Stadt(2021)
 7. エレクトラ・ペリヴォラリス(1996-):Crystalline Air(2022)
 8. ヴェリ・クヤラ(1976-):L'eaurelle(2023)
 全て世界初録音
ロレ・アメナーバル・ララニャーガ
 (四分音アコーディオン)

 録音:home studio, in London(UK) 2022年10月19,21日‛&2、3 2022年12月20、21、26日‛&5-7 2023年2月13日‛&1 2023年4月6、7日‛&4、8
 総収録時間:79分

 アコーディオン奏者ロレ・アメナーバル・ララニャーガが自ら設計し、ブガリ・アルマンドが製作した四分音を演奏可能にした楽器を用いての演奏による作品集。
 右マニュアルに15のレジスター、左マニュアルに7のレジスターを備え、左右のどちらでも四分音が出せるという特製の楽器です。ロレはシベリウス音楽院で学び、ヘルシンキ芸術大学を経て、ロンドンの英国王立音楽院で博士課程を修了した俊才。
 このアルバムは、彼女が英国王立音楽院に在学していた2020年から2022年までに横山未央子や、マイケル・フィニッシーら8人の作曲家に依頼した「四分音作品」を収録したもので、ブックレットには各々の複雑な楽譜の一部が掲載されています。

 
 
 

MEX-77106
¥2700
ヴィオレタ・ディネスク:無伴奏ヴァイオリン作品集
 ヴィオレタ・ディネスク(1953-):
  1. Aretusa(1988)
  2-7. Vista(2014)
   2. I. La casa e mia e non e mia / 3. II. Non e vero ? Non e vero ? /
   4. III. Io ne rimasti talmente impressionato
    che la notte me lo sognai /
   5. IV. Non voglio spiegare cio che non si spiega /
   6. V. Allucinazioni / 7. VI. Basta lasciamo andare
  8. Satya I(1982)/9. Il faudrait d'abord desesperer(2000)
  10. Fur Uli(1991)/11. A chaque epee de lumiere(1996)
  12. Pour triompher du soleil(1996)
  13-15. De-ale Lupului(2017)
   13. I. 14. II. 15. III.
 全て世界初録音
イリーナ・ムレサヌ(ヴァイオリン)

 録音:2022年7月 Lasalle(フランス)
 総収録時間:70分

 ヴィオレタ・ディネスクはルーマニアで生まれ、現在はドイツで活動する作曲家。
 オーケストラ、室内楽、合唱、声楽のための数多くの作品を書き、国際的な賞を受賞しています。
 このアルバムの冒頭に収録されている「Aretusa」は同郷のヴァイオリニスト、イリーナ・ムレサムがモントリオール国際コンクールで演奏したという思い出の曲で、以降、ムレサムはディネスク作品をレパートリーとして演奏。
 幻想的な雰囲気とユニークな響きを持つデイネスク作品の普及に努めています。

 
 
 

MEX-77109
¥2700
プリチャード:Features and Formation
 1. Realms Apart / 2. Calling* /
 3. Features and Formations /
 4. From Time to Time* / 5. Nightfall /
 6. Res / 7. Evolution / 8. Tide*
 *‛&ピアノ・ソロ全て世界初録音
Ensemble o!(アンサンブル)
【メンバー】
 Francesc Prat(指揮)
 Riccarda Caflisch(フルート)
 Maria Kropotkina(ヴィオラ)
 Manfred Spitaler(クラリネット)
 Christian Hieronymi(チェロ)
 David Sonton Caflisch(ヴァイオリン)
 Asia Ahmetjanova(ピアノ)

 録音:2022年12月5-7日 ZKO-Haus, Zurich(スイス)
 総収録時間:68分

 イギリスの作曲家グウィン・プリチャードの生誕75年を記念して製作された1枚。
 スコットランド王立音楽院でチェロと作曲を学び、管弦楽作品や声楽曲、時にはエレクトロニクスを駆使した多彩な作品を書き、それらは国際的なフェスティヴァルなどで演奏されています。
 このアルバムには五重奏曲、2曲の四重奏曲、三重奏曲とピアノ独奏曲3曲を収録。一見気まぐれに聞こえながら、実は緻密に構成された作品群です。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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EPITAGRAPH



EPITA 042
(UHQCD)
¥2900→\2690
1954年のバイロイトの第九/フルトヴェングラー
 (1954.8.9バイロイト音楽祭公演)【UHQCD】【限定発売】

   ベートーヴェン:
    交響曲第9番 ニ短調 作品125 ≪合唱≫
グレ・ブロウエンスタイン (ソプラノ)
イーラ・マラニウク (アルト)
ヴォルフガンク・ヴィントガッセン (テノール)
ルートヴィヒ・ウェーバー (バス)
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 世界初!アセテート盤から復刻!「ルツェルンの第九」と並ぶフルトヴェングラー最後の第九、エピタグラフから鮮明な音質CD登場!

 録音:1954年8月9日、バイロイト祝祭劇場(ライヴ)/75:41、国内製作、日本語帯・解説付【解説:平林直哉】

 『ベートーヴェンの第九を彼みたいにやった人はいない。そうして50 年たった今、これまでお前の聴いたものの中で一番第九らしい第九の演奏は?と聞かれたら、やっぱり私はあの年(54年)バイロイトで聞いた第九をあげるだろう。』 ~2003年9月17日 朝日新聞『吉田秀和 音楽展望』
 『私が彼から受けた最も深刻な感銘は・・・これも前に書いたことだが・・・バイロイトできいたベートーヴェンの第9交響曲の演奏から来たものである。あれは本当にすごかった。その後、私も「第9」を何回、何十回きいたか知れないが、あの時以上の「第9」は、ついに、きいたことがない。フルトヴェングラーにとって「第9」はあらゆる交響音楽の王者、至高究極の作品だったように、私にも、あの「第9」はあらゆる管弦楽演奏会の経験の王者だった。』 ~吉田秀和著 レコード芸術・別冊「フルトヴェングラー」 音楽之友社1984年刊
 『フルトヴェングラーは、その後、ザルツブルクで「ドン・ジョヴァンニ」と「フライシュッツ」を、バイロイトで「第9」をきいた。ことに「第9」は感心した。第3楽章がよかった。第4楽章の歓喜の主題がバスで出た時はずいぶん遅く、それが反復されるたびにだんだん速くなり、次第に盛り上がっていって、合唱にもってゆくところは、なんともめざましいばかりだった。』 ~吉田秀和著「音楽紀行」新潮社1957年刊

 フルトヴェングラーの第九といえば、1951年のバイロイト音楽祭再開記念公演でのものがあまりにも有名ですが、3年後の54年の夏にも巨匠はバイロイトでベートーヴェンの第9交響曲を指揮していました。「ルツェルンの第九」(54年8月22日ルツェルン音楽祭公演)の半月前、亡くなる3か月前のことです。
 吉田秀和からも絶賛された至宝の第九ですが、オリジナルの放送テープ(演奏会のラジオ放送用録音)はすでに消失されているようで、音質劣悪の海外盤、プライヴェートCDが90年代に出回った後、2012年にORFEOが遺されていた「状態の良くない」テープを最新のデジタル修復技術で復刻してCDを発売、大きな評判を集めたのはまだ記憶に新しいところです。
 今回、エピタグラフが本録音のアセテート盤からの復刻音源を入手!!キング関口台スタジオで丁寧かつ入念なマスタリングを施してCD 化。
 盤復刻にともなうスクラッチ・ノイズこそありますが、高域を損なわないように過度なノイズ・リダクションはしていません。ORFEO 盤より一枚ヴェールを剥がしたような生々しさがあります。従来に勝る鮮明(高域の伸び!)、良好音質のCDを"高音質CDの決定版"UHQCDにして発売。すべてのフルトヴェングラー・ファン必聴必携の名盤誕生!

 今回の音源=アセテート盤について
 今回の音源はエピタグラフがアメリカの知人を経由して入手したアセテート盤からの復刻テープをデジタル・トランスファーしたもの。
 経年変化で磁気劣化が避けられないアナログテープに比べ、記録保存用に当時最適であったアセテート盤が50年代後半にアメリカで作られ、この知人は個人的に保有していたとのこと。
 51年のバイロイト、54年のルツェルンのときと違い、EMIの録音スタッフはこの日の収録には関与しておりません。録音状態は万全ではなく、アセテート盤の復刻やアナログテープへのコピーに伴うスクラッチ・ノイズやテープヒス、さらにはオリジナル・テープ収録の際にテープデッキの不具合で生じたと思われるワウ・フラッター(微妙なテンポの揺れ)も数か所に散見されますが、スクラッチ・ノイズの軽減化と第1 楽章のピッチ修正以外はあえて手を加えておりません。
 ORFEO 盤のライナーノーツによると使用した素材テープには「強烈な雑音やそれに被さっている変調雑音、目立つハム音、歪み、バリバリ音、短い音飛び」があったようですが、そこまでの不良箇所は認められませんでした。なお、このCDにはORFEO盤には含まれていない終了後の拍手の音(一瞬)も収録しています。

 フルトヴェングラー最後の咆哮ともいうべき54年バイロイトの第九
  最晩年にもかかわらず、熱気と覇気を充分にみなぎらせ、最後まで緊張感を持って、圧倒的な迫力で壮絶なクライマックスに導いています。
  随所に見せるティンパニの強烈連打、終結部における急激なテンポ変動、火のように燃える激しさ、燃焼度は51年盤(リハーサルでなく本番での演奏)をも凌ぎ、枯淡の境地を見せている「ルツェルンの第九」にはないところです。
 




URANIA RECORDS



WS121412
(2CD)
特別価格 ¥2500
ジョン・バルビローリ(指揮)&ハレ管
 ドヴォルザーク:交響曲集

 (1)交響曲第7番 ニ短調 Op.70
 (2)交響曲第8番 ト長調 Op.88
 (3)交響曲第9番 ホ短調 Op.95《新世界より》
 (4)スケルツォ・カプリチオーソ Op.66
 (5)伝説 Op.59より第4番、第6番、第7番
ジョン・バルビローリ(指揮)
ハレ管弦楽団

 名演と名高い、バルビローリのドヴォルザーク!

 ☆バルビローリらしい闊達な演奏!
 ☆理想的なドヴォルザークの演奏の一つ!

 名演と名高いジョン・バルビローリとハレ管弦楽団のドヴォルザーク後期交響曲集をウラニア・レコーズから復刻。初期のステレオ録音で収録されたこの録音は、バルビローリらしい闊達な演奏で定評があります。
 特に第9番《新世界より》はバルビローリの情熱的な演奏が活かされており、現在でも名演の一つとして数えられています。また第8番では抒情的な美しい演奏を展開しており、理想的なドヴォルザークの演奏の一つと言えるでしょう。歴史的録音の復刻に定評のあるウラニア・レコーズの音質にぜひご期待ください。

 録音:(1)1957年8月8日、マンチェスター/(2)1957年6月、マンチェスター/(3)1959年4月、マンチェスター/(4)1958年9月、マンチェスター/(5)1958年9月、マンチェスター
 ※STEREO ADD
 


<メジャー・レーベル>
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SONY


ユージン・オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団
コロンビア・ステレオ・コレクション 1958~1963(88CD)


19439977432
(88CD)
\48000→\45990

 ファン待望!
 オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団の偉大な足跡をたどるコンプリート・ボックス第2弾は、1958~1963年に発売された全ステレオ録音を網羅


【世界初の集大成! 待望のステレオ録音ボックス登場】
 1938年、レオポルド・ストコフスキーの後継者としてフィラデルフィア管弦楽団の音楽監督となったユージン・オーマンディ[1899-1985]は、その後42年にわたって同管と音楽活動を共にし、ヨーロッパの雄カラヤン&ベルリン・フィルと並ぶ20世紀オーケストラ史上最高峰の存在へと育て上げました。当ボックス・セットは、2021年4月にCD120枚組で発売した『ユージン・オーマンディ~コロンビア・レガシー』に続く、ソニー・クラシカルとフィラデルフィア管弦楽団との共同復刻企画の第2弾となるもので、1958年から1963年にかけてコロンビア・レコードから発売されたステレオ録音によるすべてのアルバムをCD88枚に収録しています(発売時期が63年以降の音源が余白に加えられている場合もあります)。コロンビアのステレオ時代のオーマンディ&フィラデルフィアのレコードは、20世紀後半にレコード産業の中でクラシック音楽の規範を作り上げた存在だった、と表現しても過言ではないほど、世界中の音楽ファンに親しまれたもので、待ちに待ったセットといえましょう。


【レコード産業の発展期】
 オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団がコロンビアと専属契約を結んでいた1944年~68年にかけての時期は、第2次大戦の終結と勝利による好景気の到来、社会における音楽需要の高まり、そして日進月歩ともいうべき録音再生技術の進歩(SP→LP、モノラル→ステレオ)により、レコード産業が急激に巨大化した時代でもありました。オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団は、そうした社会状況の中で、最も録音に積極的だったコンビで、コロンビアの中でもその録音量はずば抜けていました。オーマンディは録音セッションに熱心に取り組み、しかもセッションを効率的に進める術を備えた音楽家であり、またレコード会社のニーズに応得る形で、いわゆる通俗名曲であっても、知られざる秘曲であっても、難解な現代曲であっても、ためらわずにかつ高水準で録音することができるフレキシブルなマインドの持ち主でもありました。アメリカ国内のみならず海外への演奏旅行にも積極的で、それによってさらにレコード・セールスを世界的に伸ばすことができたのでした。

【鮮明なステレオ技術が捉えた芳醇かつ華麗な「フィラデルフィア・サウンド」の真骨頂】
 「指揮者のサウンドは、自分が弾いていた楽器を反映するものだ。私のサウンドは、自分がヴァイオリン奏者だったからこそこうなった」とはオーマンディ自身の言葉ですが、ある批評家も「オーマンディが指揮する作品はどれも弦楽パートの豊かなソノリティが特徴で、それを土台にしてオーケストラのほかの楽器が輝きを添える」と評しているほどです。分厚くしなやかで豊麗な弦楽パートをオーケストラ・サウンドの基盤とし、その上で綺羅星の如き名手が顔を揃えた木管・金管パートが活躍するこの時期のフィラデルフィア管弦楽団は世界的に見ても抜きんでた存在感を誇っていました。コロンビアによるステレオ録音は、左右に広がる大きなパースペクティヴの中で、全体のバランスと細部の明晰さを両立させた実に見事なもので、当初は2トラック収録だったものが早い段階で3トラック収録に切り替えられ、発売時にステレオにリミックスされることで立体感のあるサウンドが実現したのです。録音会場も、オーケストラの本拠地でドライな響きで知られたアカデミー・オブ・ミュージックから、市内のブロードウッド・ホテルやタウン・ホールへと移し、ステレオに相応しい豊かなソノリティを確保したのでした。

【百科事典のようなレパートリー】
  当ボックスがカバーする1958~1963年でいうと、ヴィヴァルディからウィリアム・シューマンまで、古今東西のあらゆるオーケストラ・レパートリーを網羅するかのような百科事典的な方向性のもと、ベルリオーズ:幻想交響曲(ディスク48)、ブラームスの交響曲第1番(ディスク12)、ドビュッシー:海(ディスク17)、フランクの交響曲(ディスク56)、プロコフィエフの交響曲第4番、第5番、第6番(ディスク30、3、84)、ラフマニノフの交響曲第2番(ディスク25)、ラヴェルのボレロ(ディスク35)、レスピーギのローマ三部作(ディスク1:ローマの松とローマの噴水はこのコンビの初のステレオ・アルバム)、リムスキー=コルサコフ:シェエラザード(ディスク64)、サン=サーンスの交響曲第3番『オルガン付き』(ディスク81)、ショスタコーヴィチの交響曲第1番、第4番、チェロ協奏曲第1番(ディスク26、76)、シベリウスの交響曲第1番、第2番、第7番(ディスク68、5)、シュトラウスの『英雄の生涯』(ディスク49)、ドン・キホーテ(ディスク87)、チャイコフスキーの交響曲第5番・第6番『悲愴』(ディスク24、32)などのスタンダード・レパートリーが続々録音されました。作曲家括りのみならず、1958年の「ラプソディ」(ディスク6)、1961年の「弦楽のためのセレナード」(ディスク43)、1962年の「ウィーンの謝肉祭」(ディスク63)、「グローリアス・サウンド・オブ・クリスマス」(ディスク65)、1963年の「マーチ・フェスティヴァル」(ディスク82)など、テーマ性のある小品集も多数編まれていますのも見逃せません。小品の演奏に宿るオーマンディのセンスの良さは極めて卓越しているからです。やはりコロンビアの看板アーティストで、全米で絶大な人気を誇った名合唱団であるモルモン・タバナクル合唱団(現:テンプル・スクエア・タバナクル合唱団)との共演盤(ディスク13、20/21、71、83)も含まれています。


【世界初CD化も盛りだくさん】
 これまで古いLPを探して聴くしかなかった1958年のドビュッシーの「聖セバスティアンの殉教」全曲録音(ディスク29)、1962年のバッハのミサ曲ロ短調(ディスク73)、ブラームスのドイツ・レクイエム(英語歌唱・CD83)という声楽曲の大物がついにCD化されます。またそのほかに、ボロディン、グリンカ、ワーグナー、プーランク、カゼッラ、そしてヤルドゥミアン、バラティ、ロックバーグ、デロ=ジョイオといったアメリカの作曲家の作品などこれまでCD化が見送られてきた音源や、他社へのライセンスでしかCDになっていなかったものもこの時期のものは全てCD化されています。


【綺羅星の如き多彩な協奏曲の独奏者】
 オーマンディは名指揮者の条件でもある協奏曲上手でも知られ、独奏者を邪魔せず個性を生かすのが得意であったため、多くの協奏曲録音に起用されています。このボックスでも、当時同じコロンビア・レコードの専属だったアイザック・スターン、ジノ・フランチェスカッティ、ロベール・カザドシュ、ルドルフ・ゼルキン、アレクサンダー・ブライロフスキー、ユージン・イストミン、フィリップ・アントルモンなど、当代一流の個性派奏者と見事な共演ぶりを音に刻み込んでいます。現在でも歴史的な名盤と評価の高いダヴィッド・オイストラフとのシベリウス(ディスク57)とチャイコフスキー(ディスク33)、西側での初録音となったムスティスラフ・ロストロポーヴィチとのショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番(ディスク26)も含まれています。


【個性的な輝きを放つアメリカ・デザインのオリジナル・ジャケットのアートワーク】
 このボックスセットの魅力の一つは、オリジナルLPのジャケットを表裏にわたり精密に復刻していることでしょう(スキャンの精度も高く、拡大コピーすれば裏面のライナーノーツを読むこともできるほどです)。コロンビアはSP時代以来他社に先駆けてパッケージ・デザインに趣向を凝らしてきた会社で、LP初期に統一デザインのジャケットを短期間使った後は、個々のアルバムの持ち味を引き立たせるデザインを多数世に送り出すようになりました。カラフルなイラストや写真、目を惹く書体を使って作成されたジャケットは、アルバムのイメージをセンスよく明確に伝えることができる見事なもの。それぞれに独自の意匠が施された個性的なジャケットを眺めることができるのもこのセットの楽しみと言えましょう。複数のアルバムの音源が1枚にまとめられている場合は、別冊解説書の中にそれらのLPジャケット・デザインが掲載されているのも実に心憎い配慮です。またオリジナルLPに他の指揮者・オーケストラの録音が含まれていた場合はそれを再現している場合もあります。オーマンディのコロンビアのステレオ録音は、日本ではアーティスト写真に差し替えられたりすることも多く、特に1970年代以降の再発売では日本ではオリジナル・ジャケットが使われることがほとんどなかったため、その意味で非常に新鮮です。


【ソニークラシカル・プロデューサーのコメント】
 「ユージン・オーマンディの膨大な録音を、オリジナル・アルバムごとに再発見する喜びは、いわば『旧友との再会』のようなものです。『コロンビア・ステレオ・コレクション1958-1963』と名付けられているこのボックスセットに含まれる演奏はほとんどがこの6年間に録音されたものです。おそらく注意深いリスナーの皆さんはお気づきになるでしょうが、この時期以降に録音されたものも含まれています。コロンビア・レコードは、オーマンディの新録音を以前に発売された録音をカップリングして発売することがよくありました。その精神に従って、私たちも重複を避ける意味もあってオリジナルLPのカップリングを変更したものがあることをお知らせしておきます。」(ロベスト・ルス、ソニークラシカル・プロデューサー)

【仕様詳細】
 ・各ディスクはアメリカ初出LP盤のジャケット・デザイン(裏表ともに再現)による紙ジャケット(A式ハードカバータイプ予定)に封入され、厚紙製のリフト・オフ・リッド・ボックス(蓋付きのボックス)に収容
 ・ボックス寸法: L 29.5 cm x W 13.5 cm x H 13.3 cm 重量3.2 kg
 ・ディスクのレーベルは発売当時のLPレーベルのデザインを踏襲、時代の変遷に伴うデザインの変化も辿っている
 ・ハードカバーのオールカラー別冊解説書付き(ディスクサイズ、208ページ予定)
 ・別冊解説書掲載内容
  1. ロブ・コワン「心地よいテリトリー、時おりワイルドに~ユージン・オーマンディのステレオによるコロンビア・レガシー」
  2. 全ディスクのトラックリスト(録音年月日・場所・プロデューサー名[録音台帳などに記載がある場合]/各曲もしくは各アルバムの初出データ/マトリックス番号を網羅した詳細なデータをジャケットとともに掲載。複数のアルバムを1枚にコンピレーションした場合は、それぞれのオリジナル・ジャケットも極力掲載されています。いつものことですが、ここまで詳細に調査された発売関連のデータが記載されているのはメジャー・レーベルのリイッシュー商品の中でもソニークラシカルの商品のみ!)
  3. 作曲家(アルファベット順)・作品別インデックス(このインデックスによって、どのディスクに何が入っているかを調べることができます)
  4. カラーおよびモノクロのアーティスト写真・セッション写真などの画像18点掲載


*声楽曲の歌詞・歌詞訳は掲載されておりません。(輸入元情報)

ユージン・オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団
 コロンビア・ステレオ・コレクション 1958~1963
Disc1
レスピーギ:
1. 交響詩『ローマの松』
2. 交響詩『ローマの噴水』
3. 交響詩『ローマの祭り』

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1958年3月23日(1)、1957年4月14日(2) フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル
1960年11月20日 フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージックおよび
1961年1月29日、フィラデルフィア、タウン・ホール(3)

Disc2
 グローフェ:組曲『グランド・キャニオン』

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1957年12月23日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc3
 プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調 Op.100

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1957年3月14日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc4
 グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
 ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43

フィリップ・アントルモン(ピアノ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1958年2月1日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc5
シベリウス:
1. 交響曲第2番ニ長調 Op.43
2. 交響曲第7番ハ長調 Op.105

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1957年3月17日(1)、1960年5月1日(2) フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc6:『ラプソディ』
1. リスト:ハンガリー狂詩曲第1番 S.359-1
2. リスト:ハンガリー狂詩曲第2番 S.359-2
3. エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番イ長調
4. エネスコ:ルーマニア狂詩曲第2番ニ長調
5. リスト:愛の夢 第3番 S.541-3(ヴィクター・ハーバート編)

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1958年2月1,2(1,2)、1957年11月10日(3,4) フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル
1968年5月15日 フィラデルフィア、タウン・ホール(5)
Disc7★◆
 ノーマン・デロ=ジョイオ[1913-2008]:交響組曲『エア・パワー』(CBSテレビショーからの音楽)

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1957年3月4日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc8
ビゼー:
 『カルメン』第1組曲
 『カルメン』第2組曲

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1958年1月26日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc9
1. モーツァルト:管楽器のための協奏交響曲 変ホ長調 K.297b
ジョン・デ・ランシー(オーボエ)、バーナード・ガーフィールド(ファゴット)
アンソニー・ジリオッティ(クラリネット)、メイソン・ジョーンズ(ホルン)

2. ハイドン:協奏交響曲(交響曲第105番)変ロ長調 Hob.I:105
ジョン・デ・ランシー(オーボエ)、バーナード・ガーフィールド(ファゴット)
ジェイコブ・クラチマルニック(ヴァイオリン)、ローン・ムンロー(チェロ)

3. ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VIIe:1
ギルバート・ジョンソン(トランペット)

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1957年12月23日(1)、1958年1月26日&3月23日(2) フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル
1967年10月9日 フィラデルフィア、タウン・ホール(3)

Disc10
1. プロコフィエフ:『ピーターと狼』 Op.67
シリル・リチャード(ナレーション)
録音:1957年3月17日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

2. ブリテン:青少年のための管弦楽入門 Op.34
録音:1957年2月3日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

Disc11
1. チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
2. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64

アイザック・スターン(ヴァイオリン)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1958年3月23日(1)、24日(2) フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc12
1. ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
2. ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調 Op.24(ラッブラ編)

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1959年2月8日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル(1)
1960年11月20日 フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック(2)

Disc13:『主の祈り』『主の祈り 第2集』★◆
1. ルロイ・ロバートソン:『主の祈り』
2. 伝承曲/ルロイ・ロバートソン編:『来たれ、聖なるものよ』
3. ブラームス:『ドイツ・レクィエム』~第1楽章:悲しんでいる人々は幸いである
4. ジェームズ・マクグラナハン:『ああ、わが父よ』
5. ジェームズ・マッキンタイア:『知識と愛は偉大なるかな』
6. グノー:『聖セシリア荘厳ミサ曲』~『聖なるかな』
7. ホルスト:『詩篇 第148篇』
8. ヘンデル:『メサイア』~『御子は生まれり』
9. ウィリアム・ビリングス:『ダヴィデの嘆き』
10. 伝承曲:『ロンドンデリーの歌』
11. ウィリアム・ステッフ:『リパブリック讃歌』
12. シューベルト:『アヴェ・マリア』
13. グノー:オラトリオ『贖罪』~Unfold, Ye Portals
14. モーツァルト:『レクィエム』~『主よ憐みたまえ』
15. ルロイ・ロバートソン:『古きことは成し遂げられた』
16. アルバート・ヘイ・マロット:『主の祈り』

モルモン・タバナクル合唱団
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1958年11月2,3,5日、1959年3月30日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル(1-11)
1962年5月21,22日 ソルトレイクシティ(12-16)

Disc14
1. フランク:交響的変奏曲 FWV46
2. ダンディ:フランスの山人の歌による交響曲 Op.25

ロベール・カザドシュ(ピアノ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1958年11月16日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc15
リスト:
1. ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S.124
2. ピアノ協奏曲第2番イ長調 S.120

フィリップ・アントルモン(ピアノ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1959年2月8日、1月25日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc16◆
1. チャイコフスキー:序曲『1812年』 Op.49
2. ボロディン:交響詩『中央アジアの草原にて』
3. ボロディン:歌劇『イーゴリ公』~『だったん人の踊り』
4. ムソルグスキー:交響詩『禿山の一夜』
5. ハチャトゥリアン:バレエ音楽『仮面舞踏会』~ギャロップ
6. ハチャトゥリアン:バレエ音楽『ガイーヌ』~乙女たちの踊り
7. ショスタコーヴィチ:バレエ音楽『黄金時代』~ポルカ
8. リムスキー=コルサコフ:歌劇『クリスマス・イヴ』~ポロネーズ
9. リムスキー=コルサコフ:歌劇『雪娘』~タンブラーの踊り
10. カバレフスキー:『道化師』~道化師のギャロップ
11. ムソルグスキー:歌劇『ソロチンスクの定期市』~ゴパック
12. ハチャトゥリアン:バレエ音楽『ガイーヌ』~剣の舞い
13. リムスキー=コルサコフ:『賛歌』 Op.21

モルモン・タバナクル合唱団(1,13)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1959年3月14,15日、4月19日(1-4)、1958年11月3,5日(13)
 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル
1966年4月13日(5-8,11)、1964年3月23日(9,10,12)
 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc17
1. ドビュッシー:『牧神の午後への前奏曲』
2. ラヴェル:バレエ音楽『ダフニスとクロエ』第2組曲
3. ドビュッシー:交響詩『海』

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1959年3月14日(1)、4月19日(2)、1月25日(3) フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc18
1. チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
2. ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21

ユージン・イストミン(ピアノ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1959年4月12日 & 19日(1)、11月1日(2) フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc19
1. モーツァルト:『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』 K.525
2. J.S.バッハ:管弦楽組曲 第3番~アリア
3. コレッリ:合奏協奏曲 ト短調 Op.6-8『クリスマス協奏曲』
4. メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20~第3楽章:スケルツォ

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1959年4月1日(1)、3月30日(2,3)、3月1日(4) フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc20-21
 ヘンデル:オラトリオ『メサイア』 HWV.56(全曲)

アイリーン・ファーレル(ソプラノ)、マーサ・リプトン(コントラルト)
デイヴィス・カニングハイム(テノール)、ウィリアム・ワーフィールド(バリトン)
モルモン・タバナクル合唱団
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1958年11月2日、1959年3月30日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc22
1. リムスキー=コルサコフ:歌劇『金鶏』からの4つの音楽的絵画
2. リムスキー=コルサコフ:序曲『ロシアの復活祭』 Op.36
3. グリンカ:歌劇『ルスランとリュドミラ』序曲◆★
4. チャイコフスキー:スラヴ行進曲 Op.31
5. バラキレフ:東洋的幻想曲『イスラメイ』 Op.18(オーケストレーション:カゼッラ)

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1959年3月1日(1)、4月1日(2)、3月15日(3) フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル
1964年4月27日(4)、1961年2月26日(5) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc23
1. ヘンデル:『王宮の花火の音楽』組曲(ハーティ版)
2. コレッリ:弦楽のための組曲(12のヴァイオリン・ソナタ Op.5より)(エットーレ・ピネリ編)
3. ヘンデル:『水上の音楽』組曲(オーマンディ編)

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1959年2月8日(2)、4月1日(3)、4月12日(1) フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc24
 チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1959年1月25日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc25
 ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 Op.27

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1959年4月19日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc26
ショスタコーヴィチ:
1. チェロ協奏曲第1番変ロ長調 Op.107
2. 交響曲第1番ヘ短調 Op.10

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ:1)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1959年11月8日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc27
メンデルスゾーン:
1. ピアノ協奏曲第1番ト短調 Op.25
2. ピアノ協奏曲第2番ニ短調 Op.40

ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1957年12月19日(1)、1959年10月8日(2) フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

3. 劇付随音楽『真夏の夜の夢』より序曲、第1曲:スケルツォ、第5曲:間奏曲、第7曲:夜想曲◆

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1957年3月3日、4月13日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc28
1. ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
2. ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.22

アイザック・スターン(ヴァイオリン)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1959年11月1日(1)、1957年3月14日(2) フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc29★◆
 ドビュッシー:劇付随音楽『聖セバスティアンの殉教』

ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)
エセルウィン・ウィットモア(メゾ・ソプラノ)
ナタリー・モッケル(メゾ・ソプラノ)
ヴェラ・ゾリーナ(語り)
フィラデルフィア管弦楽団合唱団、キャムデン音楽芸術協会合唱団
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1958年2月2日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc30◆
 プロコフィエフ:交響曲第4番ハ長調 Op.112

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1957年10月6日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル
Disc31
 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83

ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1960年4月4日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc32
 チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1960年4月10日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc33
1. シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47

ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1959年12月21,24日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

2. シベリウス:トゥオネラの白鳥 Op.22-2

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1960年1月31日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc34
 オルフ:カルミナ・ブラーナ

ヤニス・ハルザニー(ソプラノ)、ルドルフ・パトラク(テノール)
ハーヴェ・プレスネル(バリトン)、ラトガース大学合唱団
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1960年4月24日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc35
1. ラヴェル:『ボレロ』
2. ラヴェル:『クープランの墓』
3. ラヴェル:『道化師の朝の歌』
4. シャブリエ:『スペイン』
5. ラヴェル:『亡き王女のためのパヴァーヌ』
6. ドビュッシー:『月の光』(カイエ編)
7. ラヴェル:『ラ・ヴァルス』

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1960年3月19日(1)、1958年11月16日(2)、1958年1月5日(3) 
フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル
1963年2月24日(4)、2月3日(5)、17日(6)、1月30日(7)
 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc36◆
ジョン・ヴィンセント[1902-1977]:
1. デカルトによる交響詩
2. 交響曲ニ長調(1楽章形式の祝祭曲)

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1959年4月1日(1)、1957年4月14日(2) フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc37
1. J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565(オーマンディ編)
2. J.C.バッハ:二重奏体のためのシンフォニア 変ホ長調 Op.18-1
3. J.S.バッハ:トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV.564(オーマンディ編)
4. J.S.バッハ:パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV.582(オーマンディ編)

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1960年3月19日(1-3)、4月10日(4) フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc38
 ヴィヴァルディ:協奏曲集『四季』

アンシェル・ブルシロウ(ヴァイオリン)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1960年3月19日、4月10日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc39
1. グリーグ:『ペール・ギュント』第1組曲
2. シベリウス:『悲しきワルツ』
3. アルヴェーン:スウェーデン狂詩曲第1番 Op.19『夏至の徹夜祭』
4. シベリウス:交響詩『フィンランディア』 Op.26(合唱入りヴァージョン)
5. シベリウス:交響詩『エン・サガ』 Op.9

モルモン・タバナクル合唱団(4)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1959年12月21日(1,3)、1月25日(2)、11月1日(4)、
1958年11月3-5日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル(4:合唱部分)
1963年1月20日、フィラデルフィア、アスレチック・クラブ(5)

Disc40
1. ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲ロ短調

ジノ・フランチェスカッティ(ヴァイオリン)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1959年3月1,14日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

2. ラロ:スペイン交響曲 Op.21

ジノ・フランチェスカッティ(ヴァイオリン)
ニューヨーク・フィルハーモニック
ディミトリス・ミトロプーロス(指揮)

録音:1957年4月22日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
Disc41
ヴィヴァルディ:
1. 2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 RV.514
2. 2つのヴァイオリンのための協奏曲ハ短調 RV.509
3. 2つのヴァイオリンのための協奏曲ト短調 RV.517
4. 2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ長調 RV.512

アイザック・スターン(ヴァイオリン)
ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1959年12月31日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

Disc42
1. ラフマニノフ:交響的舞曲 Op.45
2. カゼッラ:パガニーニアーナ Op.65 ★◆

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1960年3月19日(1)、1960年4月4日(2) フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc43:『弦楽のためのセレナード』
1. チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 Op.48
2. ボロディン:夜想曲(弦楽四重奏曲第2番より、サージェント編)
3. バーバー:弦楽のためのアダージョ Op.11
4. ヴォーン・ウィリアムズ:グリーンスリーヴスによる幻想曲
5. グリーグ:2つの悲しき旋律 Op.34
6. シューベルト:セレナード D.957-4(アーサー・ハリス編)
7. マクダウェル:野ばらに寄す Op.51-1
8. マスネ:タイスの瞑想曲

アンシェル・ブルシロウ(ヴァイオリン:8)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1960年4月10日(1)、1957年4月14日(2-4) フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル
1967年10月18日(5)、1966年2月28日(6)、6月18日(7)、2月14日(8)
 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc44:『青きドナウ~ヨハン・シュトラウス・フェスティヴァル』
ヨハン・シュトラウス2世:
1. ワルツ『春の声』 Op.410
2. 皇帝円舞曲 Op.437
3. ワルツ『ウィーン気質』 Op.354
4. ワルツ『美しく青きドナウ』 Op.314
5. ワルツ『ウィーンの森の物語』 Op.325

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1959年12月27日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc45◆
リチャード・ヤルドゥミアン[1917-1985]:
1. パッサカリア、叙唱とフーガ(ピアノとオーケストラのための)★
2. コラール前奏曲『聖霊来たりたまえ』★
3. 弦楽オーケストラのための『魂と心の歌』★
4. 交響曲第2番『詩篇』★

ジョン・ペニンク(ピアノ:1)
リリー・チョーカシアン(コントラルト:4)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1959年12月30日(1)、4月12日(2)、19日(3) フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル
1964年12月7日 フィラデルフィア、タウン・ホール(4)


Disc46
 レーガー:ピアノ協奏曲ヘ短調 Op.114

ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1959年3月30日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc47:『舞踏への勧誘』
1. ウェーバー:『舞踏への勧誘』(オーマンディ編)
2. リスト:『村の居酒屋での踊り』 S.110-2
3. サン=サーンス:交響詩『死の舞踏』 Op.40
4. ブラームス:ハンガリー舞曲第17番、第18番、第19番、第20番、第21番(ドヴォルザーク編)
5. グリエール:バレエ音楽『赤いけし』~ロシア水兵の踊り
6. ウェーバー:歌劇『オイリアンテ』序曲
7. ヴァインベルガー:歌劇『バグパイプ吹きシュヴァンダ』~ポルカとフーガ

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1957年12月23日(1)、1958年3月23日(2)、1959年4月12日(3)、
1957年4月13日(4)、1957年10月6日(5)、1961年12月10日(6)、
1962年1月17日(7) フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc48
1. ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14
録音:1960年12月14日、ニューヨーク、マンハッタン・センター

2. サン=サーンス:歌劇『サムソンとデリラ』 Op.47~バッカナール
3. デュカス:交響詩『魔法使いの弟子』
録音:1960年12月14日 ニューヨーク、マンハッタン・センター/
1964年3月23日、1963年10月2日 フィラデルフィア、タウン・ホール

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

Disc49
 R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』 Op.40

アンシェル・ブルシロウ(ヴァイオリン)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1960年12月15日 ニューヨーク、マンハッタン・センター

Disc50◆
1. ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11★
2. リスト:死の舞踏 S.126★

アレグザンダー・ブライロフスキー(ピアノ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1961年2月12日 フィラデルフィア、タウン・ホール(1)
1961年2月23日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ(2)
Disc51
1. ウォルトン:カンタータ『ベルシャザールの饗宴』
ウォルター・カッセル(バリトン)、ラトガース大学合唱団
録音:1961年4月16日 フィラデルフィア、タウン・ホール

2. ルーセル:バレエ『バッカスとアリアーヌ』~組曲第2番
録音:1960年5月16日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

Disc52
1. ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調 M82
2. モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲 変ホ長調 K.365(316a)

ロベール・カザドシュ(ピアノ)
ギャビー・カザドシュ(ピアノ:2)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1960年12月14日(1)、15日(2)、ニューヨーク、マンハッタン・センター

Disc53
1. バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第1番 Sz36
2. ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲第22番イ短調

アイザック・スターン(ヴァイオリン)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1961年3月26日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc54
1. モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482

フィリップ・アントルモン(ピアノ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1961年2月5日 フィラデルフィア、タウン・ホール

2. モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 K.282

フィリップ・アントルモン(ピアノ)
録音:1961年3月16日、ハリウッド
Disc55
 チャイコフスキー:バレエ『眠りの森の美女』 Op.66(抜粋)

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1961年2月12日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc56
 フランク:交響曲ニ短調 FWV48

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1961年1月29日、2月5日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc57
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35

ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1959年12月24日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc58
 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15

ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1961年12月10日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc59
 チャイコフスキー:バレエ『白鳥の湖』 Op.20(抜粋)

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1961年2月19日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc60
R.シュトラウス:
1. 交響詩『ドン・ファン』 Op.20
2. 交響詩『死と浄化(変容)』 Op.24

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1960年1月31日(1)、1959年11月8日&12月21日(2)
 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc61:『ザ・バッハ・ファミリー(バッハ一家の音楽)』
1. J.C.バッハ:二重奏体のためのシンフォニア ニ長調 Op.18-3(オーマンディ編)
2. W.F.バッハ:2つのフルートと弦楽のためのシンフォニア ニ短調 F.65
3. アンリ・カザドシュ:C.P.E.バッハ風小オーケストラのための協奏曲ニ長調(シテインベルク編)

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1959年3月17日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル
Disc62
 チャイコフスキー:交響曲第7番変ホ長調(ボガティレフ補筆完成版)

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1962年3月11日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc63:『ウィーンの謝肉祭』◆
1. ヨーゼフ・シュトラウス:『鍛冶屋のポルカ』 Op.269★
2. ヨハン・シュトラウス2世:『トリッチ・トラッチ・ポルカ』 Op.214
3. ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ『南国のバラ』 Op.388
4. ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ『狩り』 Op.373
5. ヨハン・シュトラウス2世:『新ピツィカート・ポルカ』 Op.449
6. ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ『雷鳴と電光』 Op.324
7. ヨハン・シュトラウス2世:『爆発ポルカ』 Op.43★
8. ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ『酒、女、歌』 Op.333★
9. ヨハン・シュトラウス2世:『アンネン・ポルカ』 Op.117
10. ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ『千夜一夜物語』 Op.346
11. ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ『心うきうき』 Op.319★

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1961年12月28日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc64
 リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』 Op.35

アンシェル・ブルシロウ(ヴァイオリン)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1962年2月11日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc65:『グローリアス・サウンド・オブ・クリスマス』
1. メンデルスゾーン:天にはさかえ(カミングス編)
2. デイヴィス:ああ、ベツレヘムよ
3. メイソン/ヘンデル:もろびとこぞりて
4. アダン:オー・ホーリー・ナイト
5. 伝承曲:久しく待ちにし主よとく来たりて
6. 伝承曲:神が歓びをくださるように(ほしかげさやけき)
7. シューベルト:アヴェ・マリア D.839
8. ウェイド:神のみ子は今宵しも*
9. 伝承曲:牧人ひつじを
10. 伝承曲:ひいらぎかざろう
11. 伝承曲:いざ歌え
12. ベートーヴェン:自然における神の栄光 Op.48の4
13. 伝承曲:おお、みどり子は来たりぬ
14. グルーバー:きよしこの夜
15. ハイドン:天は神の栄光を語り(オラトリオ『天地創造』より)

テンプル大学コンサート合唱団
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1962年3月29日(1-7,9-14)、4月8日(8) フィラデルフィア、タウン・ホール
1958年11月3,5日(15) フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc66
ディーリアス:
1. イギリス狂詩曲『ブリッグの定期市』
2. ダンス・ラプソディ第2番
3. 春を告げるかっこうを聞いて
4. 狂詩曲『夏の庭で』

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1962年4月8日(1)、3月11日(2)、1961年11月2日(3) フィラデルフィア、タウン・ホール
1960年11月20日 フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック(4)

Disc67◆
1. ジョージ・バラティ[1913-1996]:
フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットと弦楽オーケストラのための室内協奏曲

フィラデルフィア管弦楽団のメンバー
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1960年12月14,15日 ニューヨーク、マンハッタン・センター

2. ジョージ・ロックバーグ[1918-2005]:交響曲第2番

ニューヨーク・フィルハーモニック
ヴェルナー・トルカノフスキー(指揮)
録音:1962年1月2日 ニューヨーク、マンハッタン・センター

Disc68
1. シベリウス:交響曲第1番ホ短調 Op.39
録音:1962年3月11日 フィラデルフィア、タウン・ホール

2. シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47
録音:1969年2月7日 フィラデルフィア、タウン・ホール

アイザック・スターン(ヴァイオリン:2)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)
Disc69◆
1. プーランク:オルガン協奏曲 ト短調★
2. R.シュトラウス:祝典前奏曲 Op.61
3. バーバー:祝典トッカータ Op.36

E・パワー・ビッグス(オルガン)
フィラデルフィア管弦楽団(1,3)
ユージン・オーマンディ(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニック(2)
レナード・バーンスタイン(指揮:2)

録音:
1962年10月7日 フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック(1,3)
1962年10月2日 ニューヨーク、リンカーン・センター、フィルハーモニックホール(2)

Disc70
1. バルトーク:ピアノ協奏曲第1番 Sz83

ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
コロンビア交響楽団
ジョージ・セル(指揮)
録音:1962年4月20,21日 クリーヴランド、セヴェランス・ホール

2. プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第4番変ロ長調 Op.53

ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1958年3月30日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル
Disc71:『ディス・イズ・マイ・カントリー(これこそわが祖国)』『アメリカ』◆
1. アメリカ合衆国国歌『星条旗』(アスパー編)
2. エルガー:『希望と栄光の国』(ファッジェ編)
3. アーヴィング・バーリン:『Give Me Your Tired, Your Poor』
4. フランス国歌『ラ・マルセイエーズ』
5. シベリウス:フィンランディア賛歌(マシューズ編)
6. イスラエル国歌『ハティクヴァ』(ロバートソン編)
7. カナダ旧国歌『メープル・リーフ・フォーエバー』(アスパー編)
8. サミュエル・A・ワード:『アメリカ・ザ・ビューティフル』(ジェンキンス編)
9. アル・ジェイコブス:『ディス・イズ・マイ・カントリー』(ダーハム編)
10. デイヴィット・T・ショー:『コロンビア・大洋の宝』(シュライナー編)
11. アーヴィング・バーリン:『ゴッド・ブレス・アメリカ』(サウター、アスパー、デコーミエ編)
12. スーザ:行進曲『ワシントン・ポスト』
13. ゴットシャルク(ゴッチョーク):
 『グランド・ウォークアラウンド』(バレエ組曲『ケークウォーク』より)
14. アイヴズ:『アメリカ変奏曲』(W.シューマン編)
15. コープランド:『ロデオ』~ホーダウン
16. アメリカ合衆国国歌『星条旗』

モルモン・タバナクル合唱団(1-11)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1962年5月20-22日(1,2,4,6,10)、1962年秋(3,7,9)、
1962年5月20日(8)、1964年9月5日(11) ソルトレイク・シティ
1958年11月3,5日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル(5)
1968年5月6,8,15日 フィラデルフィア、タウン・ホール(12-16)

Disc72
 バルトーク:歌劇『青ひげ公の城』 Sz48(英語歌唱)

ジェローム・ハインズ(バス/青ひげ公)
ロザリンド・エリアス(メゾ・ソプラノ/ユディット)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1960年11月20日 フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック

Disc73-74◆
 J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV.232★

エレノア・スティーバー(ソプラノ)、ロザリンド・エリアス(コントラルト)
リシャール・ヴェロー(テノール)、リチャード・クロス(バス)
テンプル大学合唱団
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1962年4月25,26日

Disc75:『グローリアス・サウンド・オブ・ワーグナー』◆
ワーグナー:
1. 『ローエングリン』~第3幕への前奏曲
2. 『ジークフリート』~森のささやき
3. 『ニュルンベルクのマイスタージンガー』
~第3幕への前奏曲、徒弟達の踊り、マイスタージンガーたちの入場
4. 『タンホイザー』~序曲とヴェヌスベルクの音楽
5. ジークフリート牧歌

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1959年11月1日(1)、12月27日(4)、30日(2,3,5)
 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc76
 ショスタコーヴィチ:交響曲第4番ハ短調 Op.43

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1963年2月17日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc77
1. ウォルトン:『ファサード』
2. イベール:室内管弦楽のためのディヴェルティスマン
3. イベール:交響組曲『寄港地』

ヴェラ・ゾリーナ(語り:1)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1961年2月19日 フィラデルフィア、タウン・ホール(1)
1963年1月20,22日 フィラデルフィア、アスレチック・クラブ(2)
1960年11月20日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル(3)

Disc78
モーツァルト:
1. ファゴット協奏曲変ロ長調 K.191
2. フルート協奏曲第1番ト長調 K.313

バーナード・ガーフィールド(ファゴット:1)
ウィリアム・キンケード(フルート:2)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1961年1月29日 フィラデルフィア、タウン・ホール(1)
1960年4月24日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル(2)
Disc79
モーツァルト:
1. オーボエ協奏曲ハ長調 K.314
2. クラリネット協奏曲イ長調 K.622

ジョン・デ・ランシー(オーボエ:1)
アンソニー・ジリオッティ(クラリネット:2)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1961年12月10日(1)、4月9,16日(2)、フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc80◆
リチャード・ヤルドゥミアン[1917-1985]:
1. 交響曲第1番★
2. ヴァイオリン協奏曲★

アンシェル・ブルシロウ(ヴァイオリン)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1961年12月3日 フィラデルフィア、タウン・ホール(1)
1960年11月20日 フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック(2)

Disc81
サン=サーンス:
1. 交響曲第3番ハ短調 Op.78『オルガン』

E・パワー・ビッグス(オルガン)
録音:1962年10月7日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック

2. 組曲『動物の謝肉祭』
クロード・フランク、リリアン・カリーア(ピアノ)
録音:1968年5月6日 フィラデルフィア、タウン・ホール

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

Disc82:『マーチ・フェスティヴァル』
1. スーザ:星条旗よ永遠なれ
2. マイヤベーア:『予言者』より 戴冠式行進曲
3. ベートーヴェン:『アテネの廃墟』より トルコ行進曲
4. グノー:操り人形の葬送行進曲
5. M.グールド:アメリカン・サリュート
6. ヴェルディ:『アイーダ』より 凱旋行進曲
7. ビゼー:『カルメン』組曲第1番より 前奏曲(闘牛士の行進)
8. ハーバート:おもちゃの行進曲
9. シューベルト:軍隊行進曲第1番
10. プロコフィエフ:『3つのオレンジへの恋』より 行進曲
11. J.シュトラウス1世:ラデツキー行進曲
12. クニッペル:ポーリュシュカ・ポーレ(愛しき草原)
(メドウランド、交響曲第4番『コムソモール戦士の詩』より第1楽章第2主題)
13. エルガー:行進曲『威風堂々』第1番

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1963年2月24日(1,10)、2月3日(2-6,8,9,11,13) フィラデルフィア、タウン・ホール
1958年1月26日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル(7)
1963年5月21日 ソルトレイク・シティ(12)

Disc83◆
 ブラームス:ドイツ・レクィエム Op.45(英語歌唱)★

フィリス・カーティン(ソプラノ)
ジェローム・ハインズ(バス)
モルモン・タバナクル合唱団
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1962年5月20日 ソルトレイク・シティ

Disc84◆
 プロコフィエフ:交響曲第6番変ホ短調 Op.111

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1961年11月2日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc85
1. モーツァルト:3台のピアノのための協奏曲ヘ長調 K.242
2. J.S.バッハ:3台のピアノのための協奏曲ニ短調 BWV.1063

ロベール・カザドシュ、ギャビー・カザドシュ、ジャン・カザドシュ(ピアノ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1962年12月9日 フィラデルフィア、アスレチック・クラブ

3. J.S.バッハ:イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971

ロベール・カザドシュ(ピアノ)
録音:1958年5月9日 パリ

Disc86
1. ショパン:バレエ音楽『レ・シルフィード』(ロイ・ダグラス編)
2. ドリーブ:バレエ組曲『シルヴィア』
3. ドリーブ:バレエ組曲『コッペリア』
4. ショパン:夜想曲 変ホ長調 Op.9-2(アーサー・ハリス編)

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1963年3月31日(1-3)、1966年2月14日(4) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc87
1. R.シュトラウス:交響詩『ドン・キホーテ』 Op.35

ローン・ムンロー(チェロ)
カールトン・クーリー(ヴィオラ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1961年2月26日 フィラデルフィア、タウン・ホール

2. ブロッホ:『シェロモ』

レナード・ローズ(チェロ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1961年1月29日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc88
ラフマニノフ:
1. ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.1
2. ピアノ協奏曲第4番ト短調 Op.40

フィリップ・アントルモン(ピアノ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1963年2月24日(1)、1961年11月2日(2) フィラデルフィア、タウン・ホール



完全生産限定
★初CD化
◆今回のセットのためにアナログ・マスターから新規トランスファーが行われた録音(輸入元情報)





<国内盤> 

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ソニー(国内盤)



SICC10448
(12SACD Hybrid)
\21120

ウィーン・フィル&ロリン・マゼール
 マーラー:交響曲全集


 交響曲第1番ニ長調『巨人』
  録音:1985年10月3,4日 ウィーン、ムジークフェラインザール

 交響曲第2番ハ短調『復活』
  エヴァ・マルトン(ソプラノ)
  ジェシー・ノーマン(ソプラノ)
  ウィーン国立歌劇場合唱団
   録音:1983年1月5-10日 ウィーン、ムジークフェラインザール

 交響曲第3番ニ短調
  アグネス・バルツァ(メゾ・ソプラノ)
  ウィーン少年合唱団(合唱指揮:ウーヴェ・クリスティアン・ハラー)
  ウィーン国立歌劇場女声合唱団(合唱指揮:ワルター・ハーゲン=グロル)
   録音:1985年4月24,26,29,30日 ウィーン、ムジークフェラインザール

 交響曲第4番ト長調
  キャスリーン・バトル(ソプラノ)
   録音:1983年11月3-6日 ウィーン、ムジークフェラインザール

 交響曲第5番嬰ハ短調
  ヴォルフガング・トムベックJr.(ホルン・ソロ:第3楽章)
   録音:1982年9月30日~10月4日 ウィーン、ムジークフェラインザール

 交響曲第6番イ短調『悲劇的』
  録音:1982年9月30日~10月4日 ウィーン、ムジークフェラインザール

 交響曲第7番ホ短調『夜の歌』
  録音:1984年10月1-4日 ウィーン、ムジークフェラインザール

 交響曲第8番変ホ長調『千人の交響曲』
  シャロン・スウィート(ソプラノI/栄光の聖母、いと罪深き女)
  パメラ・コバーン(ソプラノII/贖罪の女のひとり)
  フローレンス・クイヴァー(アルトI/サマリアの女)
  ブリギッテ・ファスベンダー(アルトII/エジプトのマリア)
  リチャード・リーチ(テノール/マリア崇拝の博士)
  ジークムント・ニムスゲルン(バリトン/法悦の教父)
  サイモン・エステス(バス/瞑想の教父)
  ヴォルフラム・コロソイス(オルガン:ボストン、シンフォニー・ホールのエオリアン=スキナー社オルガン)
  ウィーン国立歌劇場合唱団
  ウィーン少年合唱団
  オーストリア放送合唱団
  アルノルト・シェーンベルク合唱団
   録音:1989年6月19-24日 ウィーン、ムジークフェラインザール

 交響曲第9番ニ長調
  録音:1984年4月13,14,16日 ウィーン、ムジークフェラインザール

 交響曲第10番~第1楽章:アダージョ
  録音:1984年10月3日 ウィーン、ムジークフェラインザール

 亡き子をしのぶ歌
  アグネス・バルツァ(メゾ・ソプラノ)
   録音:1985年4月25日 ウィーン、ムジークフェラインザール
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ロリン・マゼール(指揮)
 プロデューサー:デイヴィッド・モットリー、スティーヴン・エプスタイン
 エンジニア:マイケル・グレイ、バド・グラハム
 DSDリマスター:マルティン・キストナー(b-sharpミュージック&メディア・ソリューションズ)

 完全生産限定盤
 日本盤のみハイブリッド・ディスク
 厚紙三方背箱
 別冊解説書・歌詞対き

 ウィーン・フィルが巨匠ロリン・マゼール[1930-2014]と1982年から1989年にかけて録音した『マーラー:交響曲全集』。
 同フィル唯一のマーラー全集として、また20世紀後半のマーラー演奏の定番として発売以来世界的に評価され親しまれてきました。

 第10番アダージョと『亡き子をしのぶ歌』を含む全11曲は、マゼールがニューイヤー・コンサートを毎年指揮し ウィーン国立歌劇場の音楽監督としてウィーンとの結びつきが強固だった時期にムジークフェラインザールでセッションを組んでじっくりと収録されました。そのため各楽器の響きや美感、ホールトーンの美しさが余すところなく捉えられ、マゼールの細部をおろそかにせぬ緻密な棒さばきのもと、マーラー作品のオーケストレーションの魅力をウィーン・フィルの豊麗で濃密なサウンドで味わうには打ってつけの全集です。

 日本盤のみハイブリット・ディスクでの発売。
 オリジナルマスターからのDSDリマスターはベルリンの「b-sharp』スタジオが担っています。


















8/23(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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PENTATONE



PTC 5187075
¥2700→\2490
マグダレーナ・コジェナー(メゾ・ソプラノ)
 ラトル率いるチェコ・フィルとの共演
  ~民謡集

 (1)バルトーク:5つのハンガリー民謡 BB 108 Sz.101(1929)
  【I. 独房にて / II. 昔の哀歌 / III. 鈴のついた黄色い子馬 /
   IV. 嘆き / V . ヴィラーグのランプは煌々と燃えている】
 (2)ベリオ:フォーク・ソングズ(1964)
  【I. 黒は色 / II. 空の下、歩き回って考えている /
   III. 月が昇った、丘の上に / IV. 森のロシニョール /
   V. 乙女に / VI. 理想の女 / VII. ダンス /
   VIII. 悲しみの短詩 / IX. 妻持つ男は不幸者 /
   X. 糸紡ぎ娘 / XI. アゼルバイジャンの恋歌】
 (3)ラヴェル:5 つのギリシャ民謡(1904-1906)
  【I. 花嫁の目覚め / II. 向こうの教会へ /
   III. 私と比べられる男前はだれなんだ? /
   IV. 乳香を集める女たちの歌 / V. 何と楽しい!】
 (4)モンサルバーチェ:5 つの黒人歌曲(1945)
  【I. ピアノの中のキューバ / II. ハバネラの調べで / I
   II. 短刀が自慢の伊達男 / IV. 黒人の子守歌 / V. 黒人の歌】
マグダレーナ・コジェナー(メゾ・ソプラノ)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル(指揮)

 コジェナー、PENTATONEレーベル第4弾は、ラトル率いるチェコ・フィルとの共演で、バルトーク、ベリオ、ラヴェル、モンサルバーチェの「民謡集」!

 録音:(2)2020年6月、(2)(3)2022年11月、(4)2023年2月/ドヴォルザーク・ホール、ルドルフィヌム(プラハ)/DDD、ディジパック仕様、53'03、輸入盤・日本語帯付
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ロベルト・ハンチ(チェコ・フィルハーモニー管弦楽団)&ルノー・ロランジェ(PENTATONE)
 レコーディング・プロデューサー:マルケータ・トムコヴァー・ヤナーチコヴァー

 世界最高の名歌手マグダレーナ・コジェナー、PENTATONEレーベル第4弾は「民謡集」。
 バルトーク、ベリオ、ラヴェル、モンサルバーチェが民謡にインスパイアされ作曲した歌曲集です。
 共演はサイモン・ラトル指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団との豪華共演!ラトルとコジェナーは2022/23年シーズンの同団のアーティスト・イン・レジデンスを務めています。

 当録音でもコジェナーの歌唱力は圧倒的。スタイルの全く違う4人の作曲家がそれぞれ選択した民謡をコジェナーは独自のスタイルで表現しており、ラトル率いるチェコ・フィルの好サポートを得て民謡の世界へと誘います。

 スペイン出身の作曲家ハビエル・モンサルバーチェ(1912-2002)はカタルーニャ民謡を基調した作品で知られ、器楽曲、映画音楽、バレエ音楽など幅広いジャンルで作品を残しました。
 5つの黒人歌曲は1945年に作曲したモンサルバーチェの代表作。スペイン語の詩にのせた民族色の強い作品です。

 「私の子供時代は民謡とともに育ちました。夏休みの夜にはテレビを観る代わりに姉や祖父母と一緒に台所で民謡を歌い、その民謡から新しいメロディを学び、即興で2重唱、3重唱を歌って楽みました。
 私が育ったモラヴィア地方は、どの村にも独自の曲と民謡があり、今もなお祝宴、冠婚葬祭などで歌われます。バルトーク、ベリオ、ラヴェル、モンサルバーチェ各作曲家が民謡を用いた作品に対するアプローチがユニークであるにも関わらず、私はそれぞれの曲に特別なつながりを感じています。
 民謡は日常生活について語り、先人から学ぶ道徳のようです。民謡はどんな感情もリアルに感じられる、私たちの文化遺産なのです」(マグダレーナ・コジェナー)

 コジェナーがPENTATONEレーベルからリリースしているタイトルはどれも高い評価を得ており、バロック・レパートリーを歌った「ため息の庭」(KKC-6107 /PTC-5186725)、ラトルがピアノ伴奏で共演した「ソワレ」(PTC-5186671)、ブロンフマンと共演した「郷愁」(PTC-5186777)をリリースしております。

 
 



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ALPHA CLASSICS



ALPHA1013
¥2800→\2590
アレクサンドル・ブロックとリール国立管弦楽団
バルトーク:管弦楽のための協奏曲、ヴィオラ協奏曲

 ベラ・バルトーク(1881-1945):
  1-5. 管弦楽のための協奏曲 Sz. 116
  6-8. ヴィオラ協奏曲 Sz. 120
アミハイ・グロス(ヴィオラ) ...6-8
リール国立管弦楽団
アレクサンドル・ブロック(指揮)
NYCX-10427
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 録音: 2022年7月 リール新世紀音楽堂(オーディトリアム・ドゥ・ヌーヴォー・シエクル)
 収録時間: 61分
 ※国内仕様盤には、増田良介氏による日本語解説が付属します。

 【圧倒的統率力!アレクサンドル・ブロックによるバルトーク、ソリストにはアミハイ・グロスが登場】
 アレクサンドル・ブロックとリール国立管弦楽団によるALPHA第5弾は、バルトークの管弦楽のための協奏曲とヴィオラ協奏曲という組み合わせ。
 細部まで行き届いたコントロールと全体を見通す堅固な構築力で、高いテンションを保ちながら難曲を鋭利にまとめ上げるブロックの高い統率力と、それに十全に応えるリール国立管の集中力と演奏技術は今回も健在で、両作品の素晴らしさを十二分に引き出しています。
 ヴィオラ協奏曲ではベルリン・フィル首席奏者のアミハイ・グロスが登場。見事な技術で緊張感漲る演奏を聴かせますが、一瞬の弛緩や解放で表情に幅を持たせつつ集中を持続させる表現力の高さはさすがの一言に尽きます。

 




鮮烈だったマーラーの7番


 ALPHA592
\2800→\2590
アレクサンドル・ブロック (指揮)&リール国立管
 マーラー: 交響曲第7番 ホ短調 「夜の歌」
アレクサンドル・ブロック (指揮)
リール国立管弦楽団

 録音: 2019年 リール新世紀音楽堂、フランス

 【フランス音楽の旗手が聴かせる、滑らかで奥深い新マーラー像】
 前作のラヴェル&アタイール(ALPHA562)で管弦楽をぐいぐいと引っ張り、色彩感と重量感の溢れる演奏を聴かせてくれたアレクサンドル・ブロックが、なんとマーラーをリリース。しかも、純器楽交響曲では最も難曲と言える第7番です。
 その演奏は余計な力みを排除したもので、技術的曲想的に困難な箇所も意外なほど滑らかに聴かせています。
 2つの「夜の歌」のしっとりとした味わいや、ともすると力任せになりがちな金管群の美しさなど、これまでにないマーラー像を展開するたいへん興味深い一枚です。

 



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ARCANA

A554
¥2800→\2590
マルコ・セリーノが弾く、モリコーネ作品集第2弾
モリコーネ:シネマ・レアリティーズ

 エンニオ・モリコーネ(1928-2020):
  1-2. LA CALIFFA 「ラ・カリファ」 (70) (日本未公開)
   1. Notturno 夜想曲 / 2. La cena 晩餐
  3-5. MAURO BOLOGNINI SUITE 「マウロ・ボロニーニ組曲」
   3. Intro 序奏
   4. Main Theme 古い階段の下で ~
    PER LE ANTICHE SCALE(75) (日本未公開)
   5. Ricordo d'amore 愛の記憶 ~沈黙の官能(76)
  6-9. QUATTRO ADAGI 「4つのアダージョ」
   6. Chi キ・マイ ~MADDALENA(71) (日本未公開) *
   7. Deborah's Theme デボラのテーマ ~
    ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(84)
   8. Addio ai monti 山々への別れ ~
    I PROMESSI SPOSI(89) (日本未公開)
   9. Vatel's Theme ヴァテールのテーマ ~宮廷料理人ヴァテール(00)
  10. Italian Theme シシリアンのテーマ ~シシリアン(69) *
  11. Quasi un Vivaldi ヴィヴァルディのように(アルプスの隠れ家) ~
   非情の標的(73) *
  12-13. TAVIANI BROTHERS SUITE 「タヴィアーニ兄弟組曲」
   12. Ritorno a casa 帰郷 ~アロンサンファン 気高い兄弟(74)
   13. Main Theme 草原 ~IL PRATO(79) (日本未公開)
  14-15. SILVANO AGOSTI SUITE 「シルヴァーノ・アゴスティ組曲」
   14. Dedicato a Maria マリアに捧ぐ ~
    LA RAGION PURA(01) (日本未公開)
   15. Romanza Quartiere クァルティエール・ロマンス ~
    クワルティエーレ 愛の渦(87)
  16. Man with a Harmonica ハーモニカの男 ~ウエスタン(68) *
  17. Main Theme ロリータ ~ロリータ(97) *
 編曲...エンニオ・モリコーネ/*=マルコ・セリーノ
マルコ・セリーノ(ソロ・ヴァイオリン、リーダー)
パドヴァ・ヴェネト管弦楽団
NYCX-10426
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 録音: 2023年4月11-13日 サン・ロッコ祈祷所、パドヴァ、イタリア
 収録時間: 55分
 ※国内仕様盤には、モリコーネをこよなく愛する映画音楽ライターの江守功也氏による解説が付属します。

 題して『CINEMA RARITIES』。世界がマエストロを失ってから3年、いまだに喪失感も癒えない多くのファンの前に、すい星のようにイタリアから現れたアルバムだ。
 モリコーネ最後のセルフ・カヴァー集として、ヴァイオリニストのマルコ・セリーノに捧げられた前作『CINEMA SUITES』に続き、本作はその返礼のような位置づけで、今度はセリーノがモリコーネに捧げてお気に入りのモリコーネ作品を演奏。
しかもほとんどの曲はモリコーネ自身のアレンジメントを丁寧に再現。そしてセリーノ自身がアレンジした数曲は『非情の標的』から「ヴィヴァルディのように(アルプスの隠れ家)」など、生前のモリコーネならカヴァーしなかったようなまさに「RARITIES」である。
 目の前にマエストロが再び現れて、私たちにウィンクを送ってくれたような、そんな愛おしいアルバムの誕生である。 ーー 江守功也

 【巨匠の信頼篤いマルコ・セリーノが弾く、モリコーネ作品集第2弾】
 2022年1月に発売され、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネが最後に書き上げた自作の再構成としてロング・セラーを続けるヴァイオリンと管弦楽のための「シネマ組曲」(NYCX-10268/A495)。そこでソリストを務め、巨匠とも長年共演してきたヴァイオリニスト、マルコ・セリーノによるモリコーネ・アルバムの続編が登場。
 今回は「シネマ・レアリティーズ」のタイトル通り、「デボラのテーマ」と「古い階段の下で」など一部を除き、前作と被らない珍しい曲を集めた内容となっています。
 日本未公開作品の曲も多いですがいずれもモリコーネらしい美しさを湛えており、聴き込むほどに巨匠の才能の奥深さを改めて実感させられることでしょう。
 モリコーネ自身の編曲に加え、そのスタイルに沿ったセリーノによる編曲も数曲収録。「マウロ・ボロニーニ組曲」はこのアルバムで初めて演奏されたものであり、オリジナル・サウンドトラック盤と同じ「シルヴァーノ・アゴスティ組曲」以外は、今回が初録音となる編曲で収録されています。
 




思わぬヒットとなった
マルコ・セリーノが弾く、モリコーネ作品集第1弾


 A495
¥2800→\2590
ENNIO MORRICONE CINEMA SUITES FOR VIOLIN AND ORCHESTRA

 エンニオ・モリコーネ(1928-2020):ヴァイオリンと管弦楽のための「シネマ組曲」(2020) 世界初録音

  1-5.「セルジオ・レオーネ組曲」
   1. デボラのテーマ ~ ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(84)
   2. コックアイズ・ソング ~ ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
   3. メイン・テーマ ~ ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
   4. メイン・テーマ ~ ウエスタン(68) 5. 黄金のエクスタシー ~ 続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(66)

  6-8.「狂った旋律」
   6. 反行カノン I & II ~ CANONE INVERSO(未)(00)/7. マーチ ~ CANONE INVERSO(未)/
   8. 中断された最終楽章 ~ CANONE INVERSO(未)

  9-13.「ジュゼッペ・トルナトーレ組曲」
   9. 愛を奏でて ~ 海の上のピアニスト(98)/10. ノスタルジア ~ ニュー・シネマ・パラダイス(88)/
   11. ルッキング・フォー・ユー(愛のテーマ) ~ ニュー・シネマ・パラダイス/
   12. メイン・テーマ ~ マレーナ(00)/13. メイン・テーマ ~ 記憶の扉(94)

  14-15. 「ミッション」
   14. ガブリエルのオーボエ ~ ミッション(86)/15. イグアスの滝 ~ ミッション

  16-17. 「ブライアン・デ・パルマ組曲」
   16. メイン・テーマ ~ カジュアリティーズ(89)/17. 死のテーマ ~ アンタッチャブル(87)

  18-20. 「モーセとマルコ・ポーロ組曲」
   18. 旅路 ~ MOSE'(未)(74)/19. メイン・テーマ ~ MOSE'(未)/20. メイン・テーマ ~ マルコ・ポーロ(82)

  21. 古い階段の下で ~ PER LE ANTICHE SCALE(未)(75)
マルコ・セリーノ(ヴァイオリン)、
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団、
アンドレア・モリコーネ(指揮)
 NYCX-10268
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2970

 録音: 2021年3月10-13日 ボルツァーノ・テアトロ・コムナーレ 大ホール ※国内盤日本語解説-江守功也

 【モリコーネが書き上げた、自らの映画音楽最後の再構成!演奏もゆかりの深いアーティストたち】
 2020年7月に亡くなった映画音楽界のレジェンド、エンニオ・モリコーネが、同年1月ローマでの最後の公開演奏直後に完成させた、ヴァイオリンと管弦楽のための「シネマ組曲」を初録音。
 ヴォーカル、ピアノ、パンフルート、チェロ、アコーディオンなど、モリコーネ自らがソリストに捧げたアルバム群の最後を飾るヴァイオリンのためのアレンジ集です。
 ヴァイオリンは、モリコーネの絶大な信頼を得て20年にわたりサントラやコンサート・ツアーでソロを担ってきたマルコ・セリーノ。
 指揮は存命中であれば本人が務めたと思われるところ、ここでは共作者としても知られる次男のアンドレアが遺志を継いで素晴らしい演奏を聴かせます。
 「イル・ヴォーロ・シングス・モリコーネ」(SONY)が話題になるなどトリビュート盤は尽きませんが、モリコーネ自らのアレンジである本作はその本命といえるでしょう。
 国内仕様盤には日本でのモリコーネ音楽紹介の第一人者、江守功也氏による解説付。

 




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CHATEAU DE VERSAILLES SPECTACLES



CVS104
¥2800→\2590
南仏プロヴァンス出身の天才作曲家ジャン・ジル
 ジル:レクイエム

 ジャン・ジル(1668-1705):
  1-10. Domine Deus meus
   モテ「主よ、わが神、あなたが頼りなのです」
  11-19. Messe des morts 死者のためのミサ曲(レクイエム)
ユジェニー・ルフェーヴル(ソプラノ)
クレマン・ドビューヴル(オートコントル〔高音テノール〕)
セバスティアン・モンティ(テノール)
ダヴィド・ヴィチャク(バリトン)
レ・パージュ・エ・レ・シャントル
 (ヴェルサイユ・バロック音楽センター合唱団、少年合唱団)
レ・フォリー・フランセーズ(古楽器使用)
コンサートマスター:
 パトリック・コーエン=アケニヌ(ヴァイオリン)
ファビアン・アルマンゴー(指揮)
NYCX-10429
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3520

 録音: 2022年12月8-9日 ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂
 収録時間: 63分
 ※国内仕様盤には、白沢達生氏による原盤解説の日本語訳が付属します。

 【フランス王室が愛したレクイエム、同国精鋭陣による新録音には異形のモテも併録!】
 南フランスのプロヴァンス地方出身の天才作曲家ジャン・ジル。大クープランと同じ1668年に生まれ、生涯を通じて専らフランスの南側で活躍しパリにもヴェルサイユにも来ないまま早世しましたが、ルイ14世の治世下で作曲したレクイエムが王室でもとりあげられ注目を浴び、18世紀を通じて王室の葬儀で頻繁に再演されるという栄に浴しました。
 有名な定期演奏会コンセール・スピリチュエルも発足20年前に亡くなったこの昔日の巨匠の作品を何度も演奏、パリの人々にも喝采を博し続けました。
 20世紀の古楽復権の流れでもシャルパンティエやデュ・モンと並んで注目されてきた彼のレクイエムに、ブルボン家歴代の王たちの祈りの場となってきたヴェルサイユ宮殿の王室礼拝堂での最新録音が登場。
 手稿譜の形でのみ残る珍しいグラン・モテ(合奏付き合唱曲)と共に演奏を聴かせるのは、フランス17~18世紀音楽の知られざる魅力を実演と録音を通じて根強く紹介し続けてきた実力派ファビアン・アルマンゴー率いるヴェルサイユ・バロック音楽センター(CMBV)の合唱団。
 器楽陣にはCMBVでの研究成果を比類ない演奏に昇華してきた精鋭集団レ・フォリー・フランセーズが加わり、残された楽譜の持ち味を最大限に引き出す精妙な解釈に仕上げられています。
 モテ「主よ、わが神、あなたが頼りなのです」では時として舞踏劇やオペラを思わせる音使いもあり、メリハリの利いた古楽器演奏と相俟ってジルの作風の広がりを印象づけてやみません。
 CMBVの音楽学者ジュリアン・デュブリュクによる解説(仏・英・独語/国内仕様盤には日本語訳付)も充実、フランス・バロックの奥深さと欧州古楽界の層の厚さに改めて驚かされる新録音です。

 
 




 LINN RECORDS



CKD721
¥2800
ダニーデン・コンソート
 モーツァルト:ミサ曲 ハ短調

 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
  1-12. ミサ曲 ハ短調 K. 427 (クレメンス・ケンメ補筆版)
 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):
  13. 聖なるかな、万軍の主なる神 H. 778

ルーシー・クロウ、アンナ・デニス (ソプラノ)
ジェス・ダンディ (アルト)...13
ニコラス・マルロイ (テノール)
ロバート・デイヴィス (バス)
ダニーデン・コンソート
 (声楽&古楽器アンサンブル)
スティーヴン・ファー(オルガン)
ジョン・バット(指揮)

NYCX-10428
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3520

 録音: 2022年9月20-23日 パース・コンサート・ホール、UK
 収録時間: 60分
 ※国内仕様盤には、大津聡氏による日本語解説が付属します。

【ダニーデン・コンソートとジョン・バットが描く、校訂・補筆を経たモーツァルト未完の傑作】
 18世紀当時のモデルの楽器と演奏様式を徹底追求、バッハやヘンデルの大作声楽曲などでユニークな演奏解釈を送り出してきたダニーデン・コンソートが、古典派の未完大作を録音、同じく二重合唱を活かしたC.P.E.バッハ晩年の充実作と共に一つのアルバムにまとめました。
 モーツァルトが結婚式を挙げるためザルツブルクに一時帰郷した1783年に作曲したものの未完に終わったハ短調ミサ曲K. 427は、20世紀以降ランドン(1956)、バイヤー(1989)、モンダー(1990)、レヴィン(2005)など数々の音楽学者により校訂・補筆がなされましたが、ここではブライトコップフ&ヘルテル社から2018年に刊行されたオランダの音楽学者クレメンス・ケンメによる補筆が採用されています。ケンメの補筆校訂は2012年に録音されたペーター・ダイクストラ指揮の録音でも話題になりましたが、先行録音はあるものの、コンパクトな編成で楽譜の特徴をよく伝えるダニーデン・コンソートの解釈は、2023年8月6日のBBCプロムスでも演奏、放送もされ大きな反響を呼びました。同日のプログラム前半でも演奏されたC.P.E.バッハ晩年の合唱曲「聖なるかな」は、ミサのサンクトゥスの章をラテン語ではなくドイツ語で、出典である新約聖書の羊飼いへのお告げの場面を生々しく描写するよう仕上げた音楽。こちらも短いながら金管・打楽器が二重合唱を効果的に盛り上げ、声楽・器楽パートの精妙な解釈と相俟ってC.P.E.バッハ特有の書法が大いに迫力を発揮します。両作曲家の異同にも気づかされる刺激的な新録音です。

 
 




TOCCATA CLASSICS


TOCC-697
¥2400
ウィリアム・ワーズワース:ピアノ独奏曲全集 クリストファー・ギルド(ピアノ)
 1-3. ピアノ・ソナタ ニ短調 Op. 13(1938-1939)
  1. I. Maestoso / 2. II. Largamente e calmato / 3. III. Allegro molto - Poco adagio - Tempo I
 4-6. 3つの小品 - ピアノのために*
  4. Prelude (1932) / 5. Scherzo (undated) / 6. Rhapsody (1934年春)
 7-10. Cheesecombe Suite チーズカム組曲 Op. 27 (1945)
  7. I. Prelude / 8. II. Scherzo / 9. III. Nocturne / 10. IV. Fughetta
 11. Ballade バラード Op. 41 (1949)/12. A Tale from Long Ago 昔の話(1952年出版)*/
 13. March of the Giants 巨人の行進(1952年出版)*/
 14. Ding Dong Bell ディン・ドン・ベル(1952年出版)*/15. Snowflakes 雪片(1952年出版)*/
 16. Fireside Story ファイヤーサイド・ストーリー(1952年出版)*/
 17. Bedtime (Six O'Clock) ベッドタイム(6時) (1952年出版)*/
 18. Bedtime Story ベッドタイム・ストーリー(1952年出版)*/
 19. Hornpipe ホーンパイプ(1952年出版)*/20. Valediction 決別Op. 82 (1967)*
 *...世界初録音

 録音:2021-2023年 Old Granary Studio, Beccles, SuffolkWyastone Hall, Monmouthshire
 総収録時間:81分

 イギリス・ロマン派の詩人、ウィリアム・ワーズワース(1770-1860)の弟クリストファーのひ孫にあたる、詩人と同名の作曲家ワーズワース。
 ヴォーン・ウィリアムズとシベリウスの影響を受けた自然を賛美した作品が近年注目を浴びています。このアルバムでは世界初録音を多数含む、彼のピアノ曲を全て収録。
 60年ほど前に一度だけLPに収録された壮年期の作品「ピアノ・ソナタ」をはじめ、第二次世界大戦中に書かれた「チーズコム組曲」のほか、1952年に出版された親しみやすい曲想を持つ子供向けの数々の小品などを、ロナルド・スティーヴンソンの一連のピアノ曲録音で高く評価されるクリストファー・ギルドが演奏しています。
 
 

TOCC-681
¥2400
ヴィルコ・バレイ:エミリー・ディキンソンのために
 1-11. Uniforms of Snow 雪の制服(2002-03) -
  ソプラノと室内オーケストラのために
   1. I. Intrada and Song without Words
   2. II. 'Love can do all but raise the Dead'
   3. III. 'Oh, honey of an hour'
   4. IV. 'I held a Jewel in my fingers'
   5. V. Interlude 1
   6. VI. 'There is a solitude of space'
   7. VII. 'Out of sight? What of that?'
   8. VIII. '"Hope" is the thing with feathers'
   9. IX. 'There is a pain – so utter'
   10. X. Interlude 2: Tren
   11. XI. Epilogue: 'Little Cousins'
 12-21. Ten Songs without Words 10の無言歌(2003-19) -
  ヴァイオリンとピアノのために
   12. No. 1. Love can do all but raise the Dead
   13. No. 2. Oh, honey of an hour
   14. No. 3. There is a solitude of space
   15. No. 4. L'Allegro
   16. No. 5. There is a Languor
   17. No. 6. Out of Sight? What of that?
   18. No. 7. Der Abschied
   19. No. 8. It struck me every Day
   20. No. 9. There is a pain – so utter
   21. No. 10. A Poem for Aleks
 全て世界初録音
カレン・ベントリー・ポリック(ヴァイオリン)...12-21
ティモシー・ホフト(ピアノ)...12-21
ルーシー・シェルトン(ソプラノ)...2-4、6-9、11
クリーヴランド室内交響楽団 ...1-11
ヴィルコ・バレイ(指揮)...1-11

 録音:2003年1月28日 Drinko Hall, Cleveland StateUniversity(USA)...1-11 2022年12月18-19日 University of Nevada RecordingStudios, Las Vegas(USA)...12-21
 総収録時間:75分

 1938年ウクライナ生まれの作曲家ヴィルコ・バレイ。1949年に難民となり祖国を離れ、現在はラスベガスに在住する彼は、長い間エミリー・ディキンソンの詩に魅了されており、このアルバムに収録された2作品も彼女の詩からインスパイアされたものです。
 「Uniforms of Snow 雪の制服」はソプラノと小編成のオーケストラのための歌曲集で、マーラーやベルクの伝統を継承するかのように抒情に満ちた音楽です。
 バレイ自身が指揮するクリーヴランド室内交響楽団の色彩豊かな響きを味わってください。
 また抑制された表現が際立つ「無言歌」は、アルヴォ・ペルトを思わせる静かな曲集です。
 
 


TOCC-702
¥2400
ロンドン・オリンピック、ボートで金メダル
F. S. ケリー:室内楽作品集

 1-3. ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ短調(1901)
  1. I. Adagio – Allegro vivace
  2. II. Andantino
  3. III. Allegro vivace
 4-8. セレナード Op. 7 – フルートとピアノのために(1911)
  4. I. Prelude 前奏曲
  5. II. Idyll 牧歌
  6. III. Minuet メヌエット
  7. IV. Air and Variations エアと変奏
  8. V. Jig ジグ
 9-10. ピアノ三重奏曲(1905頃)
  9. I. Lento(moderato)
  10. II. Scherzo and Trio(Presto)
 全て世界初録音
ローレンス・ジャクソン(ヴァイオリン)...1-3
マイケル・ウェイ(フルート)...4-8
デイヴィッド・ウィッカム(ピアノ)...1-8
ウェスト・オーストラリア・ピアノ三重奏団...9-10
【メンバー】
 マーガレット・ブレイズ(ヴァイオリン)
 マイケル・ゴールドシュラーガー(チェロ)
 デイヴィッド・ウィッカム(ピアノ)

 録音:Crank Recording, Perth(オーストラリア) 2021年12月13日...4-8 2022年1月29日...9-10 2022年11月19日...1-3
 総収録時間:66分

 1881年、オーストラリアのシドニーで生まれたフレデリック・セプティムス・ケリー。英国オックスフォード大学で音楽を学びますが、卒業後にロンドン・オリンピックにボート競技で出場し、金メダルを獲得。作曲家としても将来を嘱望されていましたが、第一次世界大戦時に「ソンムの戦い」で戦死してしまいます。
 彼が遺した作品は僅かですが、すでに録音されているピアノ曲(TOCC-524)での独創的な作風でわかるように、オーストラリアのロマン派音楽を代表するものとして評価されています。
 このアルバムには20歳の時に書かれた「ヴァイオリン・ソナタ」と親しみやすい楽想を持つフルートとピアノのための「セレナード」、ブラームスを思わせる「ピアノ三重奏曲」を収録。
 
 

TOCC-694
¥2400
イーデンスタム:ロフォーテン・メディテーションズ
 1. Prelude 前奏曲
 2. Chorale Theme I コラールの主題 I
 3. Water Vortex 水の流れ
 4. Water Landscapes 水の風景
 5. Poem I 詩曲 I
 6. Chorale Theme II コラールの主題 II
 7. Poem II 詩曲 II
 8. Scandinavian Air : A Meditative Recitativo
 スカンジナヴィアのエア:瞑想的なレチタティーヴォ
 9. Bubbles 泡
 10. Chorale Theme III コラールの主題 III
 11. Hymn 讃歌
 全て世界初録音
グンナー・イーデンスタム(オルガン)

 Allen Quantum Q350 デジタル・オルガン
 録音:2019年1月6日 Eric Ericson-Hallen(the former Skeppsholmskyrkan),Stockholm(スウェーデン)
 総収録時間:64分

 ノルウェーの映画監督Trygve Luktvasslimoが、地球の気候変動問題をテーマにして2019年に制作した映画『Shallow Water Blackout:The Vegan Toothbrush(日本未公開)』。
 監督からの依頼を受け、この映画に音楽を付けたのがスウェーデンのオルガニスト・作曲家グンナー(グンナルとも)・イーデンスタムでした。彼は映画の主題でもある「水」をモティーフにしたオルガンの即興的な演奏を交えた組曲「ロフォーテン・メディテーションズ」を映画用に作曲。映像に緊迫感を与えることに成功しています。
 




TOCCATA NEXT



TOCN0030
¥2400
1996年の映画「ブラス!」のモデル
 グライムソープ・コリアリー・バンド

グライムソープからのポストカード(ブラスバンド作品集)

 1. ジャック・スタンプ(1954-):ハンセル序曲(2019)*
 2. デヴィッド・ハックブリッジ・ジョンソン(1963-):
  Slow March on Gresford: In memoriam E.R. II (2022)*
   グレスフォードのスロー・マーチ(E.R.IIへのメモリアム)
 3. マイケル・ホルステンソン(1956-):
  Winter's Moon 冬の月(2022)*
 4. リズ・レーン(1964-):Serenata セレナータ(2019)
 5. ハリソン・バートウィッスル(1934-2022):
  グライムソープ・アリア(1973)**
 6. ロバート・バーナット(1931-1994):Dunlap's Creek(1976)
 7. ベン・ゴント(1984-):More Like What It Is (2023)*
 8. リズ・レーン:Beyond the Light(2022)*
 9. スタンプ:Vociferation(2022)*
 10. エドワード・グレグソン(1945-):Postcard to Grimethorpe
   グライムソープからのポストカード(1993/2022)*
 *...世界初録音
グライムソープ・コリアリー・バンド
ジャック・スタンプ(指揮)
ベン・パーマー(客演指揮者)...**

 録音:2023年1月22、29日 St Luke's Church, Grimethorpe,Barnsley, South Yorkshire 2023年1月8日(ライヴ) RNCMBrass Band Festival, Manchester. By permission ofWorld of Brass...**
 総収録時間:67分

 1996年の映画「ブラス!」のモデルになるなど、現在でも高い人気を誇るグライムソープ・コリアリー・バンド。
 1917年、イギリス、サウス・ヨークシャー州のグライムソープ炭坑夫たちによって結成され、その翌年にコンテストに出場、めきめきと頭角を現したメンバーたちの演奏は、1932年にラジオで放送されて話題になりました。
 そして1967年には権威のあるブリティッシュ・オープン・チャンピオンシップで初優勝。1992年の炭鉱閉鎖に伴う解散の危機を乗り越え、更に活動に磨きをかけています。
 このアルバムは、アメリカの作曲家ジャック・スタンプが2019年にバンドのInternational Composer-in-Associationに任命された際、リズ・レーンら多くの作曲家たちに作品を依頼し録音するという新たなプロジェクトの構想から実現したもので、以前からバンドの発展に貢献していたバートウィッスルが作曲した「グライムソープ・アリア」も加え、多彩なスタイルで書かれた作品が集められています。収録された全10曲からは、ブラスバンドの超絶技巧と妙技をじっくり味わえます。
 
 


TOCN0018
¥2400
ヘンデルの名声の影に隠れて忘れられてしまった作品たち
 「ヘンデルの影で」 18世紀ロンドンの声楽曲集

 1-20. ヨハン(ジョン)・エルンスト・ガリアルド
  (1666/87-1747):
   The Hymn of Adam and Eve
    アダムとイヴへの讃歌(1728年出版)*
 21-23. ジェレマイア・クラーク(1674頃-1707):
  詩篇13篇 How long wilt Thou forget me?*-
   宗教音楽集第2集(1801年出版)より
    (リチャード・ジョン・サミュエル・
     スティーヴンス 1757-1837編)
 24. モーリス・グリーン(1696-1755):
  Orpheus with his Lute 竪琴を持ったオルフェウス -
   カンタータと4つの英語の歌(1745/46年出版)より
 25. エリザベッタ・デ・ガンバリーニ(1730-1765):
  Behold, and listen -
   イタリア語と英語の歌によるチェンバロのための
    レッスン(1748年出版)より
 26-31. ガリアルド:アポロとダフネ* -
  イタリア流儀に倣った6つの英語カンタータ(1716年出版)より
 32-39. ヘンリー・キャリー(1688頃-1743):
  カンタータ 「I go to the Elisian Shade」(狂気の歌) -
   伴奏付き声のためのカンタータ(1724年出版)より
 40. ジョン・ブロウ(1649-1708):前奏曲 イ短調(1700頃)
 41-44. グリーン:
  詩篇119篇 Blessed are those that are undefiled* -
   宗教音楽集第2集(1801年出版)より
    (リチャード・ジョン・サミュエル・スティーヴンス編)
 *...世界初録音
Lux et Umbrae(古楽声楽アンサンブル)
ロバート・クロウ(ソプラノ)...
 1-2、5-6、9-10、13-14、
  17-23、25、32-39、41-44
アネッテ・フィッシャー(ソプラノ)...
 1-4、7-8、11-12、15-16、
  17-20、24、26-31、41-44
ジュリア・ニルセン=サヴェージ(チェロ)...
 21-23、26-31、41-44
シグルン・リヒター(リュート)...
 1-20、24、26-31、41-44
ミヒャエル・エーベルト(チェンバロ)...
 1-23、26-44

 録音:Gemeindehaus of the Bessungerkirche,Darmstadt(ドイツ) 2021年5月29、30日...1-20 2022年10月23-30日...21-44
 総収録時間:65分

 18世紀前半のロンドンではイタリアを経てやってきたヘンデルが圧倒的な人気を誇っていました。
 彼は1719年に貴族たちによって設立された「王立音楽アカデミー」で演奏するための大部分の歌劇を担当した他、ジョージ2世のための「戴冠式アンセム」を上演するなど大活躍。
 イタリアから優れた歌手を呼び寄せ、ロンドンにおける歌劇文化の興隆をもたらしました。もちろん同時代のロンドンにも優れた作曲家たちは存在していましたが、彼らのほとんどはヘンデルの名声の影に隠れてしまい、その作品の多くは忘れられてしまったのです。
 このアルバムでは6人の作曲家の作品を収録。曲の多くは神話や旧約聖書から題材が取られており、演奏者や歌手たちには高い技巧が要求されます。
 なかでも注目はヘンデル作品の歌手として活躍し、後に自作を発表したという、当時では珍しいイタリア系の女性作曲家エリザベッタ・デ・ガンバリーニの作品でしょう。イタリア・バロックの様式に基づく美しい歌曲は上品な味わいを持っています。
 演奏する「Lux et Umbrae=光と影の意」は2014年にソプラノ歌手ロバート・クロウとリュート奏者シグルン・リヒターによって設立されたアンサンブル。17世紀から18世紀のほとんど知られていない声楽作品の研究と演奏に尽力しています。
 




BRIDGE


BCD 9552
¥2500
「ハレルヤ・ジャンクション」
 ~4手ピアノによる20~21世紀作品集

  ジョン・アダムズ(b.1947):ハレルヤ・ジャンクション
  ポール・クレストン(1906-85):ルンバ=タランテラ
  ポール・ボウルズ(1910-99):夜のワルツ
  ポール・モラヴェク(b.1957):4本の手(クアトロ・マーニ)
  ベント・ソアンセン(b.1958):6つの間奏曲
クアトロ・マーニ:
 【スティーヴン・ベック(ピアノ)
  スーザン・グレイス(ピアノ)】

 録音:2019年7月 米国 コロラド州 コロラドスプリングス、DDD、47'36

 20世紀の作曲家による2台ピアノ作品集。ジョン・アダムズ(1947-)の代表作の一つでミニマル・ミュージックの傑作「ハレルヤ・ジャンクション」から始まって、ポール・クレストン(1906-1985)、ポール・ボウルズ(1910-1999)、ポール・モラヴェク(1957-)と米国の作曲家の作品が並び、最後はデンマークのベント・ソアンセン(1958-)の6つの間奏曲。
 クアトロ・マーニ(イタリア語で「4本の手」の意味)は1989年結成のピアノ・デュオ。緻密な美が素晴らしい。
 
 

BCD 9574
¥2500
「東海岸」~カナダの現代歌曲集
 イマン・ハビビ(b.1985):間違った朝
 イマン・ハビビ:ザ・リバー=リップ
 ジーン・クルサード(1908-2000):3つの愛の歌
 ジョスリン・モーロック(1969-2023):嫌々ながらの愛の歌
 スティーヴン・チャットマン(b.1950):何かそのようなこと
 レスリー・ウィエダ(b.1953):プラトンの天使(4曲)
 メリッサ・ホイ(b.1966):雪片
 ジェフリー・ライアン(b.1962):既に失われたすべてのこと
タイラー・ダンカン(バリトン)
エリカ・スワイツァー(ピアノ)

 録音:2022年6月11-14日 カナダ ヴァンクーヴァー、DDD、64'50

 カナダのヴァンクーヴァーを拠点とする作曲家たちのバリトンによる現代歌曲集。
 イマン・ハビビ(1985- イラン=カナダ)、ジーン・クルサード(1908-2000)、ジョスリン・モーロック(1969-2023)、スティーヴン・チャットマン(1950-)、レスリー・ウィエダ(1953-)、メリッサ・ホイ(1966- 中国=カナダ)、ジェフリー・ライアン(1962-)の作品を収録。
 タイラー・ダンカンはカナダのバリトン。メトロポリタン歌劇場に54回出演している実力者。
 
 

BCD 9576
¥2500
デイヴィッド・ポストの室内楽作品2曲
 デイヴィッド・ポスト(b.1949):
  (1)クラリネットと弦楽四重奏のための5声の小協奏曲
  (2)ピアノ五重奏曲
マルティヌー四重奏団:
 【リュボミール・ハヴラーク(ヴァイオリン)
  アデーラ・シュタイノコロヴァー(ヴァイオリン)
  ズビネーク・パドウレク(ヴィオラ)
  イツカ・ヴラシャーンコヴァー(チェロ)】
(1)リュドミラ・ペテルコヴァ(クラリネット)
(2)ヤン・デュシェク(ピアノ)

 録音:2022年6月12日、2021年12月11日 チェコ プラハ、 DDD、55'13

 ニューヨークシティ生まれの米国の作曲家、デイヴィッド・ポストの室内楽作品2曲。ポストはシカゴ大学で音楽を学んだ後、東海岸を中心に活躍している。
 作風は米国の新ロマン主義的なもので、両曲とも渋みのある佳曲である。
 
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BCD 9578
¥2500→\2290

キム・ユジョン(ピアノ)
「スクリャービン・リサイタル」

 スクリャービン(1871-1915):
  幻想曲 ロ短調 Op.28/
  ピアノ・ソナタ第2番 嬰ト短調 Op.19「幻想ソナタ」/
  ピアノ・ソナタ第3番 嬰ヘ短調 Op.23/
  ピアノ・ソナタ第4番 嬰ヘ短調 Op.30/
  2つの詩 Op.32/2つの小品 Op.57/
  2つの詩 Op.63/炎に向かって Op.72

キム・ユジョン(ピアノ)

 録音:2019年7月16、17、18日 米国 ニュージャージー州 マディソン、DDD、69'04

 韓国出身でニューヨークを拠点に活動するピアニスト、キム・ユジョンのスクリャービン集。キムはユーディ・メニューイン学校でニコライ・デミジェンコとルース・ナイに学んだという。
 スクリャービンというと神秘主義のイメージがあるが、キムの弾くスクリャービンは柔軟な指と卓越した技術で癖のない清潔なもの。





Op.72が聴けます!

Yoojung Kim Plays Scriabin Vers la Flamme, Op. 72
https://youtu.be/bah4SEkbF0g



 
 

BCD 9580
¥2500
「ウィリアム・ブランド:ピアノ作品集Vol.2」
 ウィリアム・ブランド(b.1947):
  ピアノ・ソナタ第9番 ヘ長調 「春」
  新しいラグ
  ピアノ・ソナタ第10番 ホ短調
ケヴィン・ゴーマン(ピアノ)

 録音:2022年9月6-8日 米国 ニューヨーク州 トロイ、DDD、71'00

 ケヴィン・ゴーマンによる米国の作曲家、ウィリアム・ブランドのピアノ・ソナタ集の第2集(他にBRIDGEレーベルにはブランドの自作自演盤もある)。
 ウィリアム・ブランドは米国、ウェストヴァージニアの生まれ。ベンジャミン・リーズ、アーネスト・クレネク(エルネスト・クシェネク)、リチャード・ロドニー・ベネットに学ぶ。ピアノや室内楽を中心に多数の作品を発表している。
 作風は基本的に新ロマン主義だが、時々そこから外れた音楽も書いたりする。
 
 

BCD 9581
¥2500
「マーク・デヴィッドソン(トロンボーン)」
 ジャン=ミシェル・ドゥフェ(b.1932):
  シューマンの流儀で、ドビュッシーの流儀で、
  ストラヴィンスキーの流儀で
 ダーフィト:トロンボーン小協奏曲 Op.4
 ジャン=ミシェル・ドゥフェ:
  ヴィヴァルディの流儀で、バッハの流儀で、ブラームスの流儀で
 ルーク・ダーン(b.1976):カウンタープレイ
 ヒンデミット:トロンボーン・ソナタ
マーク・デヴィッドソン(トロンボーン)
ヴィクター・ヴァルコフ(ピアノ)

 録音:2021年 ユタ州 ソルトレイクシティ、 DDD、63'33

 米国のトロンボーン奏者、マーク・デヴィッドソンによる様々なトロンボーン曲集。フランスの作曲家、ジャン=ミシェル・ドゥフェの6人の作曲家の流儀による曲が面白い。
 フェルディナント・ダーフィト(1810-1873)のトロンボーン小協奏曲は、トロンボーン吹きの間ではよく知られている曲だが、あまり録音がない。ピアノ伴奏で演奏する際にはこのCDは大いに参考になるだろう。
 ルーク・ダーン(1976-)の「カウンタープレイ」はダヴィッドソンのために書かれた曲。そしてトロンボーン・ソナタの定番、ヒンデミット。
 マーク・デヴィッドソンは2015年からユタ交響楽団の首席トロンボーン奏者を務めている。力強さのある響きが見事。
 





<国内盤> 

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アール・アンフィニ



MECO-1079
(2SACD HYBRID)
¥4950
高橋多佳子のピアノ、礒絵里子のヴァイオリン、そして新倉瞳のチェロ
 椿三重奏団/偉大な芸術家の想い出に


 【DISC 1】
  チャイコフスキー:
   ピアノ三重奏曲 イ短調 作品50「偉大な芸術家の想い出に」
    1. 第1楽章 悲歌的楽章 モデラート・アッサイ
   第2楽章
    2. A. 主題と変奏 アンダンテ・コン・モート
    3. B. 変奏終曲と
     コーダ アレグロ・リゾルート・エ・コン・フォーコ
 【DISC 2】
  ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲 第2番 ホ短調 作品67
   1. 第1楽章 アンダンテ ~ モデラート
   2. 第2楽章 アレグロ・コン・ブリオ
   3. 第3楽章 ラルゴ4. 第4楽章 アレグレット
椿三重奏団
 高橋多佳子(ピアノ)
 礒 絵里子(ヴァイオリン)
 新倉 瞳(チェロ)

 DSD11.2MHz ハイレゾ・レコーディング/DXD384KHz ハイレゾ・ポストプロダクション
 企画制作:アールアンフィニ/発売:ミューズエンターテインメント/協力:ソニー・ミュージックソリューションズ
 録音:2023年3月28日-30日

 【三輪の椿が織りなす、重厚でエモーショナルなロシアの息吹】
 人気ピアノ・トリオ「椿三重奏団」のセカンド・アルバムです。デビュー・アルバム「メンデルスゾーン&ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番」では、艶やかで薫り立つようなカンタービレが聴く者の琴線に響き「レコード芸術誌特選盤」に選出されてベストセラーとなりました。
 このアルバムでは一転、ロシア音楽を代表するチャイコフスキーとショスタコーヴィチの名作による、その重厚でエモーショナルなアンサンブルが圧巻の魅力となっています。
 眼前で繰り広げられる丁々発止のまさに手に汗握る迫真の演奏が、DSD11.2MHz 超ハイレゾレコーディングにより刻印されました。

 
 椿三重奏団について~凛としたピアノ・トリオの誕生とその充実のとき~

 誕生
 「椿三重奏団」=ピアニスト高橋多佳子、ヴァイオリニスト礒絵里子、チェリスト新倉瞳による花の名を冠する女性だけのピアノ・トリオが誕生したのは、2008年であった。
 高橋多佳子と礒絵里子の出演が決まっていた豊橋でのピアノ三重奏の演奏会に、急遽新倉瞳が代役的に参加することになったのである。
 礒と高橋はすでにプロとして何度も共演経験があったし、新倉のことは才媛学生として名を既知しており、各々がソリストとしてたいへん高い実力の持ち主であることはわかっていたものの、三人で合わせるのはそのときが初めてであった。これがたいへん素晴らしかったのである。
 意気投合した三人は、その後もピアノ三重奏としての活動継続を約束する。そして、2017年に開かれた幸田町民会館つばきホールでの演奏会をヒントに、自らを「椿三重奏団」と命名したのは2019年のことであった。

 濃厚なロシア作品への挑戦
 デビュー・アルバムのメンデルスゾーンとブラームスという王道の二大ピアノ三重奏曲で出色の出来をみせた「椿三重奏団」。彼女たちがセカンド・アルバムに選んだのは、濃厚なロシア色を感じさせるチャイコフスキーとショスタコーヴィチの大曲である。
 ディスクを再生すると、「偉大な芸術家の想い出に」から、ピアノの麗しいタッチのアルペッジョが流れ出す。しなやかな伴奏に支えられて入ってくるのは新倉瞳のチェロの調べ。
 彼女のチェロは歌のポイントをつかむのが実に巧みで、長く深い呼吸のフレーズを朗々と歌う。すると、まったく自然に礒絵里子のヴァイオリンが加わってくる。伸びやかなボウイングと品の良い適度なヴィブラートを持つ彼女の美音は、ピアノとチェロと見事に調和し、かつその存在を確かに印象づける。
 そこに"モルト・エスプレッシーヴォ"で主題を熱く果敢に歌うのが高橋多佳子のピアノである。この3度目の主題の毅然とした登場によって「三位一体」の第1主題提示が完成する。この濃厚なロシアの香り漂う作品の導入だけで、「椿三重奏団」の非凡なる音楽性と存在意義は確約される思いがする。
 
 「椿三重奏団」は共に桐朋学園大学出身で、先輩後輩としてお互いを深く尊敬しあいながら、プロフェッショナルとしての音楽的な個性はまったく隠すことがない。
 そして、強い個性をぶつけ合いながらも、お互いの最大公約数を見つけ出していき、見事なアンサンブルを生み出すのである。
 第1楽章のその後の展開においても、礒が旋律線を強く押し出せば、高橋が一歩引いて、新倉がバスをスッと支える。さらに礒が進むと今度は高橋が対旋律で押し返し、新倉がそれらをまとめるように麗しい歌で応答する。
 三人はふだんから家族のように仲が良いが、音楽になると、このようにときと場合に応じて、長女、次女、三女の役割を年齢や楽器に関係なく縦横無尽に果たしあうのである。
 それは、第2楽章のピアノの素朴で美しいカンタービレを、ヴァイオリンが伸びやかに引き継いで空間を広げ、さらにチェロが自在な感性で舞踏化するという、主題~第2変奏の部分でも、象徴的である。この高橋多佳子~礒絵里子~新倉瞳という異なった楽器間でのポプリは見事というほかなく、「椿三重奏団」の相互の尊敬と信頼の証とも言うべきものだ。

 集中とエネルギー、そして高雅な芸術
 このトリオはエネルギーの集約とその発散という意味でも特筆すべきパワーを持っている。たとえば、チャイコフスキーの変奏終曲とコーダを聴いてみていただきたい。
 複雑な和声的対位法的展開を見事に奏した三人は、最後のコーダでさらに信じられないようなエネルギーを発散して偉大な芸術家の生と死へのリスペクトを謳い上げる。
 謳い上げると言えば、ショスタコーヴィチ《ピアノ三重奏曲第2番》も、もの凄い集中力である。この作品の持つ先人への尊敬、ロシアの空気、ユダヤの情念、戦争の恐怖といったものを演奏するにはこの集中力というものこそが演奏表現の原点である。
 「椿三重奏団」は、冒頭の幽玄なハーモニクスから始まった主題群が次第に鋭角的な響きを増して、ついには現代社会の怖さまでを吐露するに至る過程を見事に再現する。そして、終楽章のカオスにおける爆発的エネルギーの飛散は、世の不条理を超えた音楽の満足感によって私たちにこの上ない感動をもたらしてくれる。
 実際の録音現場では、ホールに集った3 人はいつもどおり冗談が飛び交い和気あいあいであった。
 しかし、ひとたび録音セッションが始まると、高橋多佳子のピアノ、礒絵里子のヴァイオリン、そして新倉瞳のチェロが、ときに情熱のたぎりをぶつけ合い、ときに喜びを分かち合い、深い悲しみは共有し、それらを音楽とすることに心から感謝して演奏したのである。
 そしてその記録は今この素晴らしいディスクとして結実した。まさに三人の名花による渾身の演奏である。深く根を張った幹のようにたくましく、そして美しく咲き誇る花のように凛とした音楽=「椿三重奏団」の名にふさわしい高雅な芸術を心ゆくまで堪能したい。
  下田幸二



椿三重奏団
デビュー・アルバム


 MECO-1057
(SACD HYBRID)
\3300
椿三重奏団デビュー、薫り立つ白い椿のアンサンブル 高橋 多佳子(ピアノ)
磯絵里子(ヴァイオリン)
新倉 瞳(チェロ)
 メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第1番 二短調 作品49
 ブラームス:ピアノ三重奏曲 第1番 ロ長調 作品8
 ブラームス:
  ハンガリー舞曲第6番 二長調
  ワルツ 第15番 変イ長調 作品39-15
 モンティ: チャルダーシュ

 椿三重奏団。2019年に命名されたこのトリオは、結成に至るまでに実に 10年以上に渡る共演を積み重ねてきました。
 高橋多佳子(ピアノ)、磯絵里子(ヴァイオリン)、新倉瞳(チェロ)、それぞれソリストとして充実した活動を続けていますが、その歳月を重ねたがゆえの熟成した3人のアンサンブルは、エモーショナルでダイナミック、そして精紋です。
 デビュー・アルバムにふさわしい古今絶世の名曲で、まさに満を持してその成果を世に問います。

 企画制作:ソニー・ミュージックダイレクト/発売:ミューズエンターテインメント
  録音:2019年5月22日 ~ 24日 浦安音楽ホール


 この映画から名前を取ったのかと思いました!
 






OMF



KCD-2095
¥3000
トリオ・シュタットルマン
バリトン・トリオとニコラウスの館

 フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732 - 1809)
  バリトン三重奏曲第95番 ニ長調 Hob.XI: 95
   1 アレグロ・ディ・モルト - 変奏
   2 メヌエット アレグレット
   3 フィナーレ プレスト
  バリトン三重奏曲87番 イ短調 Hob.XI: 87
   4 アダージョ / 5 アレグロ・ディ・モルト /
   6 メヌエット
  カッサシオン ト長調 (原曲 ハ長調) Hob.III:6
   7 プレスト / 8 メヌエット /
   9 アダージョ / 10 フィナーレ プレスト
  バリトン三重奏曲第114番 ニ長調 Hob.XI: 114
   11 モデラート / 12 メヌエット /
   13 フィナーレ フーガ プレスト
  バリトン三重奏曲第66番 イ長調 Hob.XI: 66
   14 アダージョ / 15 アレグロ・ディ・モルト /
   16 メヌエット アレグレット
  バリトン、2本のホルン、ヴィオラ、
   バスのための五重奏曲 ニ長調 Hob.X:10
    17 アダージョ / 18 アレグロ /
    19 メヌエット ウン・ポコ・アレグレット
トリオ・シュタットルマン
 坂本龍右 バリトン/
 朝吹園子 ヴィオラ/
 菅間周子 ウィーン式コントラバス

〈ゲスト〉
 福川伸陽(ホルン)
 藤田麻理絵(ホルン)

 録音会場:雑司ヶ谷本浄寺拝鈍亭/録音日:2022年1月25日-28日/録音フォーマット:DSD/仕様:ジュエルケース仕様曲目解説付き

 世界でも珍しい弦楽器バリトンを擁した、スイスで結成し活動する日本人による三重奏、トリオ・シュタットルマン。
 結成10周年を迎え、ハイドン作曲のバリトン・トリオ作品全曲演奏プロジェクトを行っている東京雑司ヶ谷拝鈍亭の協力を受け、初の録音作品をリリース。
 現存する唯一のホルン2本を含む五重奏曲も収録!


 坂本龍右 バリトン/朝吹園子 ヴィオラ/菅間周子 ウィーン式コントラバス
 バーゼル音楽院で古楽器を学んでいた坂本龍右、朝吹園子、菅間周子により2010年秋に結成される。アンサンブル名の由来はハイドンが仕えたエステルハーズィ宮と深いかかわりがあったシュタットルマン一族の楽器、あるいはそのコピー楽器を結成時に各メンバーが音楽院より貸与されていたことによる。以来バーゼルを中心に演奏活動を行う。
 2015年1月に日本・スイス国交樹立150周年記念行事の一環として、バーゼル音楽院協力のもと、全国6か所にて来日ツアー公演、2021年には結成10周年記念公演を5か所で行う。
 レパートリーはJ.ハイドンのバリトン・トリオ作品を中心に、失われた作品の復元、ハイドンと同時代の知られざる作曲家たちによる音楽、さらには当時の流儀による即興音楽演奏にまで及ぶ。
 2016年からは東京雑司ヶ谷本浄寺内「拝鈍亭」(楽長:鈴木秀美)のレジデンスアーティストとしてJ.ハイドン作曲のバリトン・トリオ全曲演奏バリトン・トリオ全曲演奏プロジェクト「ニコラウスの館」を年2回のペースで開催している。
 




VIRTUS CLASSICS



VTS-21
¥3300
ゴルトベルク・トリオ東京
バッハ/ゴルトベルク変奏曲(海野幹雄による弦楽三重奏版)

 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ (1685-1750)
  ゴルトベルク変奏曲 BWV988 (海野幹雄による弦楽三重奏版)
ゴルトベルク・トリオ東京
 瀬﨑 明日香 (ヴァイオリン)
 村松 龍 (ヴィオラ)
 海野 幹雄 (チェロ)

 【録音データ】2022年10月4~5日 高崎芸術劇場 音楽ホールにて収録
 プロデューサー:瀬尾和紀/エンジニア:山中耕太郎

 J. S. バッハの名曲、ゴルトベルク変奏曲にはたくさんの編曲版が存在し、中でもシトコヴェツキによる弦楽三重奏版は一つの決定版と見られています。
 私たちもこの楽譜を基にたくさん演奏を重ねて参りましたが、いつしか私はそれとは異なる角度から弦楽器の良さを引き出した新たな編曲版を作りたいと思うようになりました。違った視点からこの名曲の本質に近づいてみたいという理想を追求した一つの結果としてお聴き頂ければ幸いです。 (海野 幹雄)

 海野幹雄が原曲に正面から向き合い編み出した新たな弦楽三重奏版、名手3人が真摯ながら躍動感溢れる対話を繰り広げる熱演を!

 瀬﨑 明日香 (ヴァイオリン)
 6歳よりヴァイオリンを始める。東京藝術大学附属高校を経て同大学を首席で卒業。パリ国立高等音楽院最終課程ヴァイオリン科、室内楽科修了。第5回宝塚ベガ音楽コンクール第1位。第64回日本音楽コンクール第1位。L. モーツァルト、ヴィエニャフスキ国際コンクール上位入賞。トリエステ国際室内楽コンクール最高位。フォーバルスカラシップ・ストラディヴァリウス・コンクールで優勝。欧州、日本全国各地でソロ、室内楽、オーケストラとの共演など活動を展開。「コバケンとその仲間たちオーケストラ」コンサートミストレス。秋吉台ミュージック・アカデミー講師、日本音楽コンクール、全日本学生音楽コンクール審査を務めるなど後進の指導にも当たる。

 村松 龍 (ヴィオラ)
 6歳よりヴァイオリンを始める。東京音楽大学付属高校を経て同大学卒業。卒業時に読売新人演奏会出演。1995年第49回全日本学生音楽コンクール東京大会小学生の部第2位。2003年第4回大阪国際音楽コンクール高等学校の部第3位(1位、2位なし) 。2007年東京音楽大学コンクール第1位。沖縄国際音楽祭、東京・春・音楽祭、セイジ・オザワ松本フェスティバルなどに参加。N響アカデミーを経て、現在NHK交響楽団次席ヴィオラ奏者。NPO法人「ハマのJACK」メンバー。各オーケストラでのゲスト首席や室内楽、ソロ、アマチュアオーケストラの指導などでも活躍している。

 海野 幹雄 (チェロ)
 音楽一家に生まれ、14歳よりチェロを始める。桐朋女子高等学校(音楽科)を経て同大学ディプロマ・コース修了。全国の主要オーケストラから定期的に首席奏者として招かれるほか、ピリオド楽器による演奏、編曲や指揮、即興も行うマルチなチェリスト。
 (財)地域創造主催「公共ホール音楽活性化事業」登録アーティスト、「こどものためのクラシック」登録アーティスト(ソニー音楽財団)。室内オーケストラARCUS(アルクス)、ピアノ・トリオ海(Meer)、作曲家・新垣隆とのデュオ・オリゴ等、数多くのグループに所属。NPO法人「ハマのJACK」理事。東邦音楽大学講師。
 
















8/22(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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PENTATONE



PTC 5187073
¥2700→\2490
ユリアンナ・アヴデーエワ(ピアノ)
 「復活の力」~直輸入盤でもリリース

 シュピルマン:マズルカ
 シュピルマン:組曲「機械の生活」
 ショスタコーヴィチ:ピアノ・ソナタ第1番 Op.12
 ヴァインベルク:ピアノ・ソナタ第4番 ロ短調 Op.56
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番 変ロ長調 Op.84
ユリアンナ・アヴデーエワ(ピアノ)

 各誌絶賛のアルバム「復活の力」、直輸入盤でもリリース。アヴデーエワが音楽に込めた混迷社会を克服する希望

 DDD、ディジパック仕様、74'04、輸入盤・日本語帯付
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ユリアンナ・アヴデーエワ&ルノー・ロランジェ(ペンタトーン)
 レコーディング・プロデューサー:ベルンハルト・ギュトラー

 レコード芸術誌「特選盤」(2023年4月号)、朝日新聞夕刊For your Collection「推薦盤」、読売新聞夕刊REVIEW 欄、毎日新聞夕刊「特薦盤」などで絶賛されたユリアンナ・アヴデーエワの最新作「復活の力」(KKPT-2001)。
 2023年2月の来日公演でも話題となった当アルバムがPENTATONEレーベルより直輸入盤でもリリースされます!

 2010年第16回ショパン国際コンクール優勝者ユリアンナ・アヴデーエワ。最新アルバム「復活の力」は、社会的災害とその克服への希望というメッセージ性の強いものとなっています。

 収録されている20世紀の4作曲家は、いずれも社会と歴史に翻弄されながら創作への熱意を失わず、素晴らしい作品を世に問いました。ユダヤ人ゆえの迫害、政策に沿わぬ作風の攻撃など背負った十字架はそれぞれですが、戦争が大きく関わることを示唆しています。

 映画「戦場のピアニスト」で話題となったシュピルマンや再評価著しいヴァインベルクの作品に挑戦するのも聴きもので、アヴデーエワの演奏だと格段に芸術性が増すのに驚かされます。
 若きショスタコーヴィチの破天荒な世界とプロコフィエフ後期の傑作では息をもつかせぬ壮絶な演奏を繰り広げ、母国の音楽ならではの説得力を見せつけます。

 
 
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PTC 5187059
¥2700→\2490
ベルリン古楽アカデミー/モーツァルト交響曲集
 第1弾は「パリ」と「ハフナー」
  「パリ」第2楽章「アンダンテ」の初稿版も収録

  モーツァルト:
   1.-4. 交響曲第35番 ニ長調 K.365「ハフナー」(1783)
   5. 歌劇『後宮からの誘拐』K.384
    (作曲者自身によるハルモニームジーク版)より「序曲」(1782)
   6.-8.オーボエ協奏曲 ハ長調 K.271k/K.314(1777)*
   9.-11.交響曲第31番 ニ長調 K.297/300a「パリ」(1778)
   12. 交響曲第31番より第2楽章「アンダンテ」の初稿版
クセニア・レフラー(オーボエ)*
ベルリン古楽アカデミー
ベルンハルト・フォルク(コンサートマスター)

 ベルリン古楽アカデミーがモーツァルトの交響曲録音をスタート!第1弾は「パリ」と「ハフナー」。レフラー独奏のオーボエ協奏曲も併録!

 ライヴ録音:2022年9月27~29日/アルト=ブリッツ、クルトゥーアシュタール(ベルリン)/DDD、ディジパック仕様、64'50、輸入盤・日本語帯付
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ(PENTATONE)
 レコーディング・プロデューサー:ミヒャエル・ハーフェンシュタイン

 ベルリン古楽アカデミー(Akamus)が、PENTATONE レーベルでモーツァルトの交響曲録音をスタート!
 第1弾となるこのアルバムでは、20代のモーツァルトが作曲した交響曲第31番「パリ」と第35番「ハフナー」が選ばれています。

 1778年、モーツァルトが22歳の時にパリで依頼され、完成させた交響曲第31番は、その地名を取って「パリ」の愛称で知られています。私的な場での初演の後、パリの公開演奏会であるル・コンセール・スピリチュエルで演奏され、その後何度も演奏されている成功作でした。
 当時の最大規模のオーケストラの編成(弦楽器群に加え、フルート、オーボエ、クラリネット、バスーン、ホルン、トランペットが各2、ティンパニ)で、モーツァルトがはじめてクラリネットを導入した交響曲となっています。
 ル・コンセール・スピリチュエルでの2回目の演奏会の際に、第2 楽章が変更されたので、第2楽章には2種類の稿が残存しています。
 どちらの稿が最初に作られたかには異論があるようですが、この2種類の稿はかなり印象が異なるため、この録音では、一般的に演奏される稿を第2楽章に配置し、異なる稿は「初稿」としてアルバムの最後に収録しています。聴き比べができるうれしい内容です。

 1782年に完成した交響曲第35番は、ザルツブルクの名家の息子で、モーツァルトの友人でもあったジークムント・ハフナー二世およびハフナー家のために作曲されたセレナードを基としていることから、その姓を取って「ハフナー」と呼ばれています。
 2オクターヴの跳躍から始まる印象的な冒頭のテーマを持つ交響曲で、「パリ」と同じく大規模な編成を取っています。

 このアルバムには、20代のモーツァルトの作品を代表するこの2 曲の交響曲に加え、やはり同時期に作曲されたオーボエ協奏曲と「後宮からの誘拐」の序曲が収録されています。
 オーボエ協奏曲は、ザルツブルクの宮廷楽団に仕えていたイタリアのベルガモ出身のオーボエ奏者ジュゼッペ・フェレンディスのために1777年の夏に作曲されたとされています。
 「後宮からの誘拐」は1782年に完成した3幕のドイツ語による歌劇で、1778年7月にウィーンのブルク劇場で初演されました。当時のエキゾティックな「トルコ趣味」が特徴的な歌劇となっています。
 既存の作品をトルコ軍楽隊の影響を受けた管楽合奏(ハルモニームジーク)用に編曲して演奏することが当時流行していましたが、ここではモーツァルト自身による管楽器合奏編曲版の「序曲」が収録されています。
 交響曲第35番「ハフナー」の終楽章のテーマは「後宮からの誘拐」から取られており、それを示すようにアルバムでは「ハフナー」のすぐ後に「後宮からの誘拐」のハルモニームジーク版「序曲」が配置されているのです。
 こうしたアルバム構成の妙もさすがベルリン古楽アカデミーのアルバムと言えるでしょう。

 2022年に結成40周年を迎えたピリオド楽器オーケストラの老舗であるベルリン古楽アカデミー。現在までピリオド楽器演奏のトップランナーであり続け、先鋭的な演奏で常に注目を集める録音をリリースしています。
 このモーツァルトでは、弦楽器6-5-4-3-2 の編成で臨んでいます。ベルリン古楽アカデミーの演奏は豪放にして繊細。圧倒的なトゥッティ、細やかに色彩が変化する緩徐楽章のハーモニーなど、相反する特徴が自然に共存するすばらしい演奏です。
 オーボエ協奏曲では、同団の首席オーボエ奏者である、ピリオド・オーボエの第一人者クセニア・レフラーが担当し、美しい音色と圧巻のテクニックを聴かせてくれます。
 ハルモニームジーク版の「後宮からの誘拐」序曲における管楽器奏者たちの妙技ぶりも聴きものです。シリーズの続編に、期待が高まるベルリン古楽アカデミーのモーツァルトの交響曲シリーズ第1弾です。

 
 



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ECM



4859185
\2800→\2590
ハインツ・ホリガー
 フランス20世紀の作品を中心とした最新アルバム「Eventail」

 1) ラヴェル:ハバネラ形式の小品、
 2-4) サン=サーンス:オーボエ・ソナタOp.166
  (第1楽章:Andantino/第2楽章:Allegretto/第3楽章:Molto allegro)、
 5) アンドレ・ジョリヴェ:Controverisia(オーボエとハープのための)、
 メシアン:6) ヴォカリーズ・エチュード、7) 初見視奏曲(オーボエとピアノのための)、
 8) ラヴェル:カディッシュ(『2つのヘブライの歌』より)、
 9) ミヨー:ヴォカリーズ・エチュード『エール』Op.105、
 10) ドビュッシー:シランクス、
 11) シャルル・ケクラン:ティテュロスの休息Op.216 No.10、
 12) アンドレ・ジョリヴェ:オリノコ川の丸木舟を操る人の歌、
 13) ドビュッシー:小組曲、
 14) サン=サーンス:うぐいす、
 15-17) ロベール・カサドシュ:オーボエ・ソナタOp.23
  (第1楽章:Allegro molto moderato/第2楽章:Tempo di sardana/第3楽章:Allegro vivo)
ハインツ・ホリガー(オーボエ、オーボエ・ダモーレ)、
アントン・ケルニャック(ピアノ)(2-4, 7, 15-17)、
アリス・ベリュグ(ハープ)(5)

 “オーボエの神様”がフランス音楽の“扇”を開く色彩豊かな最新アルバム 来日記念盤

 指揮者、作曲家、オーボエ奏者として精力的な活動を続けている、スイス生まれのハインツ・ホリガーの最新アルバムがECMより発売されます。
 “オーボエの神様”と称えられるホリガーによる、20世紀の作品を中心にフランス音楽の世界が「扇(Eventail)」のように広がる色彩豊かなアルバムです。
 「蝶の羽のように繊細に開き、少し震えながら閉じる扇は魂の最も深いところでの感動を表しています。
 ステファヌ・マラルメの詩“扇(Eventail)”とラヴェルとドビュッシーがそれに付けた素晴らしい曲のお陰で、一ひだ一ひだ(“プリ・スロン・プリ”)開く扇はフランス音楽の最も秘められた言葉、音そして色の象徴となりました。
 オーボエが人間の声に最も近いということが、まだあまりよく知られていない“ヴォカリーズ・エチュード”集から、フランス音楽に色付けされたこの扇をもう少し開くアイデアを私に与えてくれました。
 この文字通り“言葉のない歌”の曲集には、フォーレ、ラヴェル、プーランク、オネゲル、メシアン、ケクラン、サン=サーンス、ミヨーといった最も重要なフランスの作曲家たちの作品が含まれています」(ハインツ・ホリガー)。

  【録音】2021年10月10-13日、チューリヒ放送スタジオ


 2023年日本公演
  【リサイタル】
   ■9月16日(土)フィリアホール(横浜) ■9月17日(日)青山音楽記念館バロックザール(京都) ■9月19日(火)東京文化会館小ホール
  
  ■【大阪フィルハーモニー交響楽団】9月29日(金)&30日(土)フェスティバルホール(大阪) ■【札幌交響楽団】10月7日(土)&8日(日)札幌コンサートホールKitara 
  ■【名古屋フィルハーモニー交響楽団】10月13日(金)&14日(土)愛知県立芸術劇場コンサートホール ■【水戸室内管弦楽団】10月21日(土)&22日(日)水戸芸術館コンサートホールATM
 




<メジャー・レーベル>
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DG



4864400
\2600→\2390
《ブルース・リウ~Waves/フランス作品集》
 1) ラモー:ガヴォットと6つのドゥーブル、
 2) アルカン:舟歌(歌曲集第3集Op.65より第6番)、
 3) ラモー:未開人、
 4-8) ラヴェル:組曲『鏡』
  (第1曲:蛾/第2曲:悲しげな鳥たち/
   第3曲:海原の小舟/第4曲:道化師の朝の歌/第5曲:鐘の谷)、
 9) アルカン:イソップの饗宴(『短調による12の練習曲』Op.39より第12番)、
 ラモー:
  10) 優しい嘆き(ロンドー)、11) 一つ目の巨人(ロンドー)、
  12)『新クラヴサン組曲集』よりメヌエットI-II、13) めんどり
ブルース・リウ(ピアノ)

4864401
(2LP)
〔Gatefold仕様〕
\6700
《ブルース・リウ~Waves/フランス作品集》
《LP 1》
[Side A]
 1) ラモー:ガヴォットと6つのドゥーブル、
 2) アルカン:舟歌(歌曲集第3集Op.65より第6番)、
 3) ラモー:未開人、
 4-5) ラヴェル:組曲『鏡』
  (第1曲:蛾/第2曲:悲しげな鳥たち)/
[Side B]
 1-3) ラヴェル:組曲『鏡』
  (第3曲:海原の小舟/第4曲:道化師の朝の歌/第5曲:鐘の谷)/
《LP 2》
[Side A]
 1) アルカン:イソップの饗宴(『短調による12の練習曲』Op.39より第12番)、
 ラモー:
  2) 優しい嘆き(ロンドー)、3) 一つ目の巨人(ロンドー)、
  4)『新クラヴサン組曲集』よりメヌエットI-II、5) めんどり/
[Side B]
 1-6) サティ:グノシエンヌ
  (第1番:Lent/第2番:Avec etonnement/第3番:Lent/第4番:Lent/
   第5番:Modere/第6番:Avec conviction et avec une tristesse rigoureuse)

 若きショパン・コンクール覇者が独特の音楽的個性でフランス音楽の魅力を探求

 2021年第18回ショパン国際ピアノ・コンクールで優勝し、世界の注目を集めたカナダの若きピアニスト、ブルース・リウによる、ファースト・スタジオ・アルバムです。
 リウがバロックから近代まで、200年にわたるフランスの鍵盤楽器音楽の魅力を探求しています。ヴィルトゥオジティ溢れるものから穏やかなものまで、ラモー、アルカンとラヴェルの美しい作品を収録。
 アルバムのタイトル「Waves」はプログラムを通して貫かれている自然のテーマだけでなく、リウのまさしく内部から発する音楽作りをも暗示しています。

 リウは中国人の両親のもと、パリに生まれ、モントリオールで育ち、フランス語、英語、中国語が堪能です。その人生は常に文化的多様性の中にあり、それが彼の姿勢、性格、個性に影響を与えています。
 ヨーロッパの気品、中国の伝統、そして北米のダイナミズムと開放性、リウは自身の芸術のために様々なインスピレーションのもととなるものを引き出します。

 「魅惑的な音楽的個性を持ったピアニスト」―『フィナンシャル・タイムズ』紙

 「成熟さ、個性、決意に満ちた、近年最も優れたショパン・リサイタルの一つ」―『グラモフォン』誌(ドイツ・グラモフォンからリリースされたショパン・コンクールでのリウの演奏について)

  【録音】2022年11月23-27日、ベルリン、テルデックス・スタジオ
 
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4864683
〔デジパック仕様〕
\3000→\2790
プッチーニ没後100年
《ジョナサン・テテルマン~The Great Puccini》

プッチーニ:
 1) 何とすばらしい美人(歌劇『マノン・レスコー』より)、2) 誰も寝てはならぬ(歌劇『トゥーランドット』より)、
 3) パリ! それは欲望の町(歌劇『つばめ』より)、
 歌劇『ラ・ボエーム』より
  4) 冷たい手を、5) ああ、麗しの乙女よ、6) それでは本当に終わりなんだね、
 歌劇『トスカ』より
  7) 妙なる調和、8) 星は光りぬ、
 9) ああ! マノン、君の愚かな考えは(歌劇『マノン・レスコー』より)、
 10) あの女(ひと)の苦しみを(歌劇『蝶々夫人』より)、
 歌劇『西部の娘』より
  11) あなたが黙っていても、12) やがて来る自由の日、
 13) Luigi! Luigi! ... Dimmi, perche gli hai chiesto(歌劇『外套』より)、
 14) 泣くな、リュー(歌劇『トゥーランドット』より)、
 15) 幸せに満ちたあの日々(歌劇『妖精ヴィッリ』より)
ジョナサン・テテルマン(テノール)、
フェデリカ・ロンバルディ(5, 6)、
マリーナ・モンツォ(6)、
Vida Miknevi?i?t?(13)(ソプラノ)、
リハブ・カイエブ(メッゾ・ソプラノ)(10)、
セオドア・プラット(6)、
Onay Kose(10, 13)(バリトン)、
カルロ・リッツィ(指揮)
プラハ・フィルハーモニア

4864869
(2LP)
〔Gatefold仕様〕
\6700
《ジョナサン・テテルマン~The Great Puccini》
プッチーニ:
《LP 1》
[Side A]
 1) 何とすばらしい美人(歌劇『マノン・レスコー』より)、2) 誰も寝てはならぬ(歌劇『トゥーランドット』より)、
 3) パリ! それは欲望の町(歌劇『つばめ』より)/
[Side B]歌劇『ラ・ボエーム』より1) 冷たい手を、2) ああ、麗しの乙女よ、3) それでは本当に終わりなんだね/
《LP 2》
[Side A]
 歌劇『トスカ』より1) 妙なる調和、2) 星は光りぬ、
 3) ああ! マノン、君の愚かな考えは(歌劇『マノン・レスコー』より)、
 4) あの女(ひと)の苦しみを(歌劇『蝶々夫人』より)、
 歌劇『西部の娘』より
  5) あなたが黙っていても、6) やがて来る自由の日/
[Side B]
 1) Luigi! Luigi! ... Dimmi, perche gli hai chiesto(歌劇『外套』より)、
 2) 泣くな、リュー(歌劇『トゥーランドット』より)、
 3) 幸せに満ちたあの日々(歌劇『妖精ヴィッリ』より)
ジョナサン・テテルマン(テノール)、
フェデリカ・ロンバルディ(LP 1: Side B: 2, 3)、
マリーナ・モンツォ(LP 1: Side B: 3)、
Vida Miknevi?i?t?(LP 2: Side B: 1)(ソプラノ)、
リハブ・カイエブ(メッゾ・ソプラノ)(LP 2: Side A: 4)、
セオドア・プラット(LP 1: Side B: 3)、
Onay Kose(LP 2: Side A: 4, Side B: 1)(バリトン)、
カルロ・リッツィ(指揮)
プラハ・フィルハーモニア

 プッチーニ没後100年。世界で活躍するテノール歌手によるトリビュート・アルバム

 国際的な名声を獲得した最も優れたテノール歌手の一人、チリ生まれのアメリカ人ジョナサン・テテルマンがドイツ・グラモフォンより、ジャコモ・プッチーニとその不滅のメロディを称えたトリビュート・アルバムを発売します。
 『BBCミュージック・マガジン』に「ただただセンセーションである」と絶賛され、大好評を博したデビュー・アルバム『アリア集』に続く第2弾で、2024年に没後100年を迎えるプッチーニのアリアを歌っています。
 テテルマンにとってプッチーニはすべてのイタリア・オペラ作曲家の中で最も偉大な作曲家の一人です。
 「私は彼の音楽を毎日聴き、学び、楽しんでいます。彼からはいつも何かしら教えられることがあるので、私の心は永遠に彼に開かれています。ジャコモ・プッチーニがいなければ、オペラは違うものになっていたでしょう。ありがとう、マエストロ!」。

 このプッチーニの没後100周年を記念したアルバムには、「誰も寝てはならぬ」「星は光りぬ」「何とすばらしい美人」「冷たい手を」などのよく知られたテノールのアリア、『蝶々夫人』『ラ・ボエーム』からの人気の重唱曲の他、『妖精ヴィッリ』からの「幸せに満ちたあの日々」、『つばめ』からの「パリ! それは欲望の町」などの珍しいアリアも収録されています。

 2023/24シーズン、テテルマンはこれらのプッチーニの役のいくつかをベルリン・ドイツ・オペラ、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場など世界最高のステージで演じる予定です。
  
  【録音】2023年2月-3月、プラハ、チェコ放送
 



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DECCA



4853821
(51CD)
\27000→\25990

《ヴラディーミル・アシュケナージ~室内楽&歌曲録音全集》



《CD 1》
1) モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ ニ長調K.448、
シューマン:
 2) 2台のピアノ、2つのチェロとホルンのためのアンダンテと変奏曲、3) カノン形式による練習曲変イ長調Op.56 No.4
 【演奏】マルコム・フレイジャー(ピアノ)、アマリリス・フレミング、テレンス・ワイル(チェロ)(2)、バリー・タックウェル(ホルン)(2)
  【録音】1964年2月、ロンドン/

《CD 2》
1) モーツァルト:ピアノ五重奏曲変ホ長調K.452、2) ベートーヴェン:ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.16
 【演奏】ロンドン管楽合奏団
  【録音】1966年3月、ロンドン/

《CD 3》
ベートーヴェン:1) ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調Op.12 No.1、2) ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調Op.96
 【演奏】イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
  【録音】1975年8月(1)、11月(2)、ロンドン/
《CD 4》
ベートーヴェン:1) ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.12 No.2、2) ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47『クロイツェル』
 【演奏】イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
  【録音】1973年10月、ロンドン/
《CD 5》
ベートーヴェン:1) ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調Op.12 No.3、2) ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調Op.30 No.3
 【演奏】イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
  【録音】1975年8月、ロンドン/
《CD 6》
ベートーヴェン:1) ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調Op.23、2) ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.24『春』
 【演奏】イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
  【録音】1974年5月(1)、6月(2)、ロンドン/
《CD 7》
ベートーヴェン:1) ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調Op.30 No.1、2) ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調Op.30 No.2
 【演奏】イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
  【録音】1975年11月(1)、1974年5月(2)、ロンドン/

《CD 8》
ベートーヴェン:1) チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5 No.1、2) チェロ・ソナタ第2番ト短調Op.5 No.2
 【演奏】リン・ハレル(チェロ)
  【録音】1986年9月、ロンドン/
《CD 9》
ベートーヴェン:
 1) チェロ・ソナタ第3番イ長調Op.69、2) チェロ・ソナタ第4番ハ長調Op.102 No.1、3) チェロ・ソナタ第5番ニ長調Op.102 No.2
 【演奏】リン・ハレル(チェロ)
  【録音】1984年9月(1, 2)、1986年9月(3)、ロンドン/

《CD 10》
ベートーヴェン:1) ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調Op.1 No.1、2) ピアノ三重奏曲第2番ト長調Op.1 No.2
 【演奏】イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)、リン・ハレル(チェロ)
  【録音】1984年4月、ニューヨーク/
《CD 11》
ベートーヴェン:
1) ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.1 No.3、2) アレグレット変ロ長調WoO39、
3) ピアノ三重奏曲第11番ト長調Op.121a『カカドゥ変奏曲』、4) ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調Op.11『街の歌』
 【演奏】イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)、リン・ハレル(チェロ)
  【録音】1984年4月、ニューヨーク/
《CD 12》
ベートーヴェン:
 1) ピアノ三重奏曲第5番ニ長調Op.70 No.1『幽霊』、2) 変奏曲変ホ長調Op.44、
 3) ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調Op.70 No.2、4) アレグレット変ホ長調Hess48
 【演奏】イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)、リン・ハレル(チェロ)
  【録音】1984年4月、ニューヨーク/
《CD 13》
ベートーヴェン:1) ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調Op.97『大公』、2) ピアノ三重奏曲第9番変ホ長調WoO38
 【演奏】イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)、リン・ハレル(チェロ)
  【録音】1984年4月、ニューヨーク/


《CD 14》
1) ベートーヴェン:ホルン・ソナタ ヘ長調Op.17、
2) シューマン:アダージョとアレグロ変イ長調Op.70、
3) ダンツィ:ホルン・ソナタ変ホ長調Op.28、
4) サン=サーンス:ロマンスOp.67、
R.シュトラウス:
 5) アンダンテOp.Posth.、6) ソプラノ、ホルンとピアノのための「アルプホルン」Op.15 No.3,7) ホルンとピアノのための序奏、主題と変奏
 【演奏】マリー・マクローリン(ソプラノ)(6)、バリー・タックウェル(ホルン)
  【録音】1974年3月、サリー(1, 2)、1974年1月(3, 4)、1990年2月(5-7)、ロンドン/

《CD 15》
1-19) ショパン:19のポーランドの歌
(第1曲:乙女の願い/第2曲:春/第3曲:悲しみの川/第4曲:浮かれた女/
 第5曲:好きな場所/第6曲:消え失せよ/第7曲:使者/第8曲:美しき若者/第9曲:メロディ/
 第10曲:つわもの/第11曲:二つの死/第12曲:いとしき娘/第13曲:無くてはならぬものの無く…/第14曲:指環/第15曲:許婚者/
 第16曲:リトアニアの歌/第17曲:舞い落ちる木の葉/第18曲:魔力/第19曲:ドゥムカ)
  【演奏】エリーザベト・ゼーダーシュトレーム(ソプラノ)
   【録音】1984年5月、ロンドン/

《CD 16》
シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D898
 【演奏】ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)、リン・ハレル(チェロ)
  【録音】1996年11月、ヴィンタートゥール/

《CD 17》
シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調D929
 【演奏】ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)、リン・ハレル(チェロ)
  【録音】1996年11月、ヴィンタートゥール/

《CD 18》
シューマン:1) 歌曲集『詩人の恋』Op.48、2) 歌曲集『リーダークライス』Op.24
 【演奏】マティアス・ゲルネ(バリトン)
  【録音】1997年4月、ヴィンタートゥール/

《CD 19》
1-4) シューマン:歌曲集『ミルテの花』Op.25より(第1曲:献呈/第3曲:くるみの木/第7曲:睡蓮の花/第9曲:ズライカの歌)、
クララ・シューマン:5-6)3つのリートOp.12より(第1曲:彼はやってきた/第2曲:美しさゆえに愛するのなら)、7) すみれ、8) ローレライ、9) 私の星、
10) シューマン:歌曲集『女の愛と生涯』Op.42、11) クララ・シューマン:6つの歌曲Op.13、
シューマン:
12-13) 歌曲集『リーダークライス』Op.39より
(第3曲:森の語らい/第5曲:月夜)、14) 時は春Op.79 No.23、
 15) あこがれOp.51 No.1、16) ぼくの美しい星Op.101 No.4、17) ミニョンOp.79 No.28
 【演奏】バーバラ・ボニー(ソプラノ)
  【録音】1996年2月、ロンドン/

《CD 20》
ブラームス:
1) ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78、2) ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100、3) ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108、
4) ヴァイオリン・ソナタ ハ短調『F.A.E.』より第3楽章:スケルツォ、
5-8) ハンガリー舞曲集WoO1より(第1曲ト短調/第2曲ニ短調/第7曲イ長調/第9曲ホ短調)
 【演奏】イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
  【録音】1983年4月、ロンドン/

《CD 21》
ブラームス:1) チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38、2) チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99
 【演奏】リン・ハレル(チェロ)
  【録音】1980年9月、ロンドン/

《CD 22》
ブラームス:1) クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調Op.120 No.1、2) クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調Op.120 No.2、
3) シューマン:幻想小曲集Op.73
 【演奏】フランクリン・コーエン(クラリネット)
  【録音】1991年11月(1, 2)、1990年3月(3)、クリーヴランド/

《CD 23》
1) フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調、2) ブラームス:ホルン三重奏曲変ホ長調Op.40
 【演奏】イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)、バリー・タックウェル(ホルン)(2)
  【録音】1968年10月、ロンドン/

《CD 24》
1) ブラームス:ホルン三重奏曲変ホ長調Op.40、シューマン:2) アンダンテと変奏曲Op.46、3) アダージョとアレグロ変イ長調Op.70
 【演奏】ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン)、ゲオルク・ドンデラー、マティアス・ドンデラー(チェロ)(2)、ヴォフカ・アシュケナージ(ピアノ)(2)
  【録音】1991年6月、ベルリン/

《CD 25》
ブラームス:1) クラリネット三重奏曲イ短調Op.114、2) ピアノ五重奏曲ヘ短調Op.34
 【演奏】スティーヴン・ゲバー(チェロ)(1)、フランクリン・コーエン(クラリネット)(1)、クリーヴランド管弦楽四重奏団(2)
  【録音】1989年7月(1)、4月(2)、クリーヴランド/

《CD 26》
チャイコフスキー:
1) かっこうOp.54 No.8、2) 夕べOp.27 No.4、3) ナイチンゲールOp.60 No.4、4) 昨日の夜Op.60 No.1、5) ただ憧れを知る者だけがOp.6 No.6、
6) 子守歌Op.16 No.1、7) なぜ?Op.6 No.5、8) 恐ろしい瞬間Op.28 No.6、
9) 真昼でも夜の静けさの中でもOp.47 No.6、10) 春Op.54 No.9、11) 飾らない言葉Op.60 No.5、12) 真夜中、
13) セレナードOp.65 No.1、14) 失望Op.65 No.2、15) 冬よ来たれOp.65 No.4、
16) 涙Op.65 No.5、17) 陽は沈みOp.73 No.4、18) 熱い灰の上でOp.25 No.2
 【演奏】エリーザベト・ゼーダーシュトレーム(ソプラノ)
  【録音】1979年6月、ロンドン/

《CD 27》
チャイコフスキー:
1) 私の守護神、私の天使、私の友よ、2) ゼムフィーラの歌、3) 信じるな、わが友よOp.6 No.1、
4) そんなに早く忘れて、5) おお、あの歌を歌ってOp.16 No.4、6) Unasi moyo serdtse、
7) なぜ?Op.28 No.3、8) それは早春のことだったOp.38 No.2、
9) 騒がしい舞踏会の中でOp.38 No.3、10) もしも知っていたらOp.47 No.7、
11) 私は野の草ではなかったかOp.47 No.7、12) 私の庭Op.54 No.4、
13) 聞かないでOp.57 No.3、14) はじめての出会いOp.63 No.4、
15) セレナードOp.63 No.6、16) ロンデルOp.65 No.6、
17) 私はあなたとすわっていたOp.73 No.1、18) 窓のそばの陰に見えるのはOp.60 No.10
 【演奏】エリーザベト・ゼーダーシュトレーム(ソプラノ)
  【録音】1982年6月(1-16)、1981年11月(17, 18)、ロンドン/

《CD 28》
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調Op.50
 【演奏】イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)、リン・ハレル(チェロ)
  【録音】1980年1月、ニューヨーク/

《CD 29》
ラフマニノフ:
1) 乙女よ、私のために歌わないでOp.4 No.4、2) ああ、私の畑よOp.4 No.5、
3) ここはすばらしい場所Op.21 No.7、4) 夜の庭でOp.38 No.1、5) 彼女のもとにOp.38 No.2、
6) ひなぎくOp.38 No.3、7) ねずみ取りの男Op.38 No.4、8) 夢Op.38 No.5、
9) お、ううOp.38 No.6、10) ミューズOp.34 No.1、11) 嵐Op.34 No3、
12) あなたは彼を知っていたOp.34 No.9、13) その日を私は覚えているOp.34 No.10、
14) 何という幸せOp.34 No.12、15) 不協和音Op.34 No.13、16) ヴォカリーズOp.34 No.14
 【演奏】エリーザベト・ゼーダーシュトレーム(ソプラノ)
  【録音】1974年9月、ロンドン/

《CD 30》
ラフマニノフ:
1) ひそかな夜のしじまの中でOp.4 No.3、2) そんなに昔だろうか、友よOp.4 No.6、
3) 私は悲しみのために恋をしたOp.8 No.4、4) 夢Op.8 No.4、
5) 私はあなたを待っているOp.14 No.1、6) 小さな島Op.14 No.2、7) この夏の夜Op.14 No.5、
8) あなたは皆に愛されるOp.14 No.6、9) 友よ私の言葉を信じるなOp.14 No.7、
10) 春の奔流Op.14 No.11、11) 運命Op.21 No.1、12) 昼を夜にたとえればOp.34 No.4、
13) アリオンOp.34 No.5、14) ラザロの復活Op.34 No.6、15) そんなことはないOp.34 No.7、16) 音楽Op.34 No.8
 【演奏】エリーザベト・ゼーダーシュトレーム(ソプラノ)
  【録音】1976年2月、ロンドン/

《CD 31》
ラフマニノフ:
1) 新しい墓の前でOp.21 No.2、2) たそがれOp.21 No.3、3) 彼女たちは答えたOp.21 No.4、
4) ライラックOp.21 No.5、5) ミュッセからの断片Op.21 No.6、
6) べにすずめの死に寄せてOp.21 No.8、7) メロディOp.21 No.9、8) イコンの前にOp.21 No.10、
9) 私は予言者ではないOp.21 No.11、10) 何という苦しさOp.21 No.21、
11) 子供たちにOp.26 No.7、12) わが窓辺にOp.26 No.10、13) 泉Op.26 No.11、
14) 夜は悲しいOp.26 No.12、15) 指輪Op.26 No.14、16) Belilitsy rumyanitsy vy moi!
 【演奏】エリーザベト・ゼーダーシュトレーム(ソプラノ)
  【録音】1976年9月、サリー/

《CD 32》
ラフマニノフ:
1) 私はおまえに何も話すまい、2) 心よ、お前は再び目覚めた、
3) 四月!春の祭の日、4) 夕闇は迫り、5) 恋人よ行かないでOp.4 No.1、6) 朝Op.4 No.2、
7) すいれんOp.8 No.1、8) わが子よお前は花のように美しいOp.8 No.2、
9) 思いOp.8 No.3、10) 祈りOp.8 No.6、11) 昔から恋に慰めは少なくOp.14 No.3、
12) 私は彼女のところへ行ったOp.14 No.4、13) 心の底にはあまたの響きがOp.26 No.1、
14) 神はぼくからすべてを奪ったOp.26 No.2、
15) さあ休もうOp.26 No.3、16) 2つの別れOp. 26 No.4、
17) 愛する人よ、さあ行こうOp.26 No.6、18) キリストは蘇ったOp.26 No.6、19) ひなぎくOp.38 No.3
 【演奏】エリーザベト・ゼーダーシュトレーム(ソプラノ)
  【録音】1977年6月、ロンドン/

《CD 33》
ラフマニノフ:
1) おお悲しまないでOp.14 No.8、2) 彼女は真昼のように美しいOp.14 No.9、
3) 私の心の中にOp.14 No.10、4) 時は来た!Op.14 No.12、5) 私は許しを乞うOp.26 No.8、
6) ひとりでここに休ませて下さいOp.26 No.9、7) 昨日私たちは会ったOp.26 No.13、
8) すべては過ぎゆくOp.26 No.15、9) 魂の隠れ家OP.34 No.2、
10) 聖なる旗をしっかりと持ちOp.34 No.11、11) 聖なる僧院の門のかたわらに、
12) 失望した男の歌、13) 花はしぼんだ、14) 君は覚えているだろうか、あの夕べを、
15) 君はしゃっくりをしなかったかい、16) 夜、17) ラフマニノフからスタニスラフスキーへの手紙、
18) 『ヨハネ福音書』から、19) ライラックOp.21 No.5(ピアノ編)
 【演奏】エリーザベト・ゼーダーシュトレーム(ソプラノ)(1-18)
  【録音】1979年3月、サリー/


《CD 34》
ラフマニノフ:1) 2台のピアノのための組曲第1番Op.5『幻想的絵画』、2) 2台のピアノのための組曲第2番Op.17
 【演奏】アンドレ・プレヴィン(ピアノ)
  【録音】1974年8月、サリー/

《CD 35》
ラフマニノフ:1) 交響的舞曲Op.45(2台ピアノ版)、2) ロシア狂詩曲(2台ピアノ版)
 【演奏】アンドレ・プレヴィン(ピアノ)
  【録音】1979年1月、ロンドン/

《CD 36》
ラフマニノフ:1) チェロ・ソナタ ト短調Op.19、2) 前奏曲Op.2 No.1、3) 東洋的幻想曲Op.2 No.2、
4) アルトシュラー:ラフマニノフの主題によるメロディ、
ラフマニノフ:5) ロマンス ヘ短調、6) ヴォカリーズOp.34 No.14(チェロとピアノ編)
 【演奏】リン・ハレル(チェロ)
  【録音】1984年9月、ロンドン/

《CD 37》
ラフマニノフ:
1) 悲しみの三重奏曲第1番ト短調、2) 悲しみの三重奏曲第2番ニ短調Op.9、
3) ヴォカリーズOp.34 No.14(ピアノとヴァイオリン編)、4) 夢Op.38 No.5(ピアノとチェロ編)
 【演奏】ツォルト=ティハマー・ヴィゾンタイ(ヴァイオリン)(1-3)、マッツ・リドストレム(チェロ)(1, 2, 4)
  【録音】2012年10月、サフォーク/

《CD 38》
1) ムソルグスキー:交響詩『はげ山の一夜』(ヴォフカ・アシュケナージ編)、
2) ラフマニノフ:2台のピアノのための組曲第1番Op.5 『幻想的絵画』、
3) グリンカ:幻想的ワルツ(ヴォフカ・アシュケナージ/S.リャプノフ編)、4) スクリャービン:幻想曲イ短調WoO18、
5) ボロディン:歌劇『イーゴリ公』より「だったん人の踊り」(ヴォフカ・アシュケナージ編)
 【演奏】ヴォフカ・アシュケナージ(ピアノ)
  【録音】2011年8月、サフォーク/

《CD 39》
ドビュッシー:1) 白と黒で(2台ピアノ版)、2) バレエ『遊戯』(2台ピアノ編)、3) リンダハラ(2台ピアノ編)、
ラヴェル:4) 鐘の鳴る中で(『耳で聞く風景』より)、5) スペイン狂詩曲(ラヴェルによる2台ピアノ編)、6) ラ・ヴァルス
 【演奏】ヴォフカ・アシュケナージ(ピアノ)
  【録音】2008年5月、サフォーク/

《CD 40》
1) ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調、ドビュッシー:2) ヴァイオリン・ソナタ ト短調、3) チェロ・ソナタ
 【演奏】イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)(1, 2)、リン・ハレル(チェロ)(1, 3)
  【録音】1994年5月、ロンドン/

《CD 41》1) ムソルグスキー:歌曲集『子供部屋』、
2) プロコフィエフ:みにくいあひるの子Op.18、
3) グレチャニノフ:5つの子供の歌Op.89、
4) プロコフィエフ:ヘブライの主題による序曲Op.34
 【演奏】エリーザベト・ゼーダーシュトレーム(ソプラノ)
  【録音】1977年6月(1)、1975年4月(4)、ロンドン、1978年4月、ピーターシャム(2, 3)/

《CD 42》
プロコフィエフ:1) ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調Op.80、2) ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調Op.94bis
 【演奏】イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
  【録音】1969年6月、ニューヨーク/

《CD 43》
1) ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタOp.40、2) プロコフィエフ:チェロ・ソナタOp.119、
3) ショスタコーヴィチ:モデラートOp.40a
 【演奏】リン・ハレル(チェロ)
  【録音】1988年5月、シカゴ/

《CD 44》
1) プロコフィエフ:チェロ・ソナタOp.119、2) ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタOp.40、
3) ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34 No.14(L.ローズ編)
 【演奏】キャサリン・ヒューギル(チェロ)
  【録音】2016年10月、オーストラリア/

《CD 45》
ショスタコーヴィチ:ミケランジェロの詩による組曲Op.145
 【演奏】ジョン・シャーリー=カーク(バリトン)
  【録音】1977年4月、ロンドン/

《CD 46》
ショスタコーヴィチ:1) ピアノ三重奏曲第1番ハ短調Op.8、2) ピアノ三重奏曲第2番ホ短調Op.67、3) ヴィオラ・ソナタOp.147
 【演奏】ツォルト=ティハマー・ヴィゾンタイ(ヴァイオリン)(1, 2)、マッツ・リドストレム(チェロ)(1, 2)、アダ・マイニヒ(ヴィオラ)(3)
  【録音】2015年9月、サフォーク/

《CD 47》
ショスタコーヴィチ:1) 弦楽四重奏のための2つの小品Op.36a、2) ブロークの詩による7つの歌Op.127、3) ピアノ五重奏曲ト短調Op.57
 【演奏】フィッツウィリアム弦楽四重奏団(1, 3)、エリーザベト・ゼーダーシュトレーム(ソプラノ)(2)、
  クリストファー・ローランド(ヴァイオリン)(2)、Ioan Davies(チェロ)(2)
   【録音】1986年2月(1)、1983年9月(3)、ロンドン、1983年12月、アムステルダム(2)/

《CD 48》
シベリウス:
1) もはや私は問わなかったOp.17 No.1、2) とんぼOp.17 No.5、3) ユバルOp.35 No.1、4) しかし私の鳥は帰って来ないOp.36 No.2、
5) トリアノンでのテニスOp.36 No.3、6) バラの歌Op.50 No.6、7) 五月Op.57 No.4、
8) 春にとらわれてOp.61 No.8、9) 私の思いには百もの道があるOp.72 No.6、
10) あなたたち姉妹よ、兄弟よ、愛し合う者たちよOp.86 No.6、11) 誰がお前の道をここへ?No.90 No.6、12) 小さな少女、
13) ショスタコーヴィチ:レビャートキン大尉の4つの詩、
14) バルトーク:2台のピアノと打楽器のためのソナタSz.110
 【演奏】エリーザベト・ゼーダーシュトレーム(ソプラノ)(1-12)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)(13)、
ヴォフカ・アシュケナージ(ピアノ)(14)、デイヴィッド・コークヒル、アンドリュー・スミス(打楽器)(14)
  【録音】1981年11月(1-12)、1982年9月(14)、ロンドン、1991年1月、ベルリン(13)/

《CD 49》
1) シマノフスキ:神話Op.30、2) エネスク:ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調Op.25、
バルトーク:3)ヴァイオリンのための狂詩曲第1番Sz.87、4) ルーマニア民俗舞曲Sz.68
 【演奏】イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)
  【録音】1996年3月(1)、8月(2-4)、ヴィンタートゥール/

《CD 50》
ストラヴィンスキー:1) ロシア風スケルツォ(2台ピアノ版)、2) 2台のピアノのための協奏曲、
3) 2台のピアノのためのソナタ、4) バレエ『春の祭典』(4手ピアノ版)
 【演奏】アンドレイ・ガヴリーロフ(ピアノ)
  【録音】1990年1月(1, 4)、1991年6月(2, 3)、スウォンジー/

《CD 51》
ストラヴィンスキー:
1)ラグタイム、 2) 管楽器のための八重奏曲、3) ソロ・クラリネットのための3つの小品、
4) 組曲『兵士の物語』(クラリネット、ヴァイオリンとピアノのための)、
5) パストラール、6) コンチェルティーノ、7) 七重奏曲、8) 墓碑銘
 【演奏】ローナ・マギー(フルート)、ディミトリ・アシュケナージ(クラリネット)、
 アラン・ブリンド(ヴァイオリン)、クリスティーナ・ビアンキ(ハープ)他
   【録音】1994年12月(1-7)、9月(8)、ロンドン
ヴラディーミル・アシュケナージ
(ピアノ、指揮[CD 51: 1])
(CD 47: 1, 2, CD 51: 2, 3, 5, 6, 8を除く)

 “友情のハーモニー”…仲間との音楽作りが刻まれた50年の録音史 CD51枚組ボックス・セット

 ソ連出身で後にイギリス、そしてアイスランドに移住してピアニスト、指揮者として活躍したヴラディーミル・アシュケナージ。
 今回はピアニストとしてデッカに録音した室内楽と歌曲がすべてまとめられたCD51枚組ボックス・セットが発売されます。限定盤。ピアニストのマルコム・フレイジャーとのモーツァルトとシューマンの録音(1964年、ロンドン)から始まり、チェロ奏者キャサリン・ヒューギルとの最後の録音(2016年、オーストラリア)まで、その期間は半世紀に及んでいます。
 ヴァイオリニストのイツァーク・パールマンとイダ・ヘンデル、チェロ奏者のリン・ハレルといった名演奏家を中心に、バリー・タックウェル、フランクリン・コーエン、アンドレ・プレヴィンなどの楽壇の仲間、息子のディミトリ(クラリネット奏者)とヴォフカ(ピアニスト)たちとともに行ってきた音楽作りの集大成です。
 モーツァルトからシマノフスキまで幅広い作曲家の作品を手がけていますが、特にベートーヴェン(ヴァイオリンとチェロのソナタ、ピアノ三重奏曲、ピアノ五重奏曲)とブラームス(ヴァイオリン、クラリネットとチェロのソナタ、ピアノ五重奏曲、ホルン三重奏曲)の室内音楽の充実したラインナップが目立ちます。
 また、歌手たちとの共演も多く収録されています。
 アシュケナージがその芸術性を称えたスウェーデンのソプラノ歌手エリーザベト・ゼーダーシュトレームを始め、バーバラ・ボニー、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、マティアス・ゲルネ、ジョン・シャーリー=カークとの歌曲の録音が集められています。

 オリジナル・ジャケット仕様。
 全体の索引とアシュケナージの友人でもあるプロデューサーのジェレミー・ヘイズ氏によるライナーノーツ付き。貴重な美しい写真も多数掲載されています。

 「…衝撃を受けるほど喜びに満ち溢れている…音楽作りを楽しんでいる証拠であり、友情でハーモニーが作られていることの証明である」―『タイム』誌
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4854438
(21CD)
\17000→\15990

《ジャネット・ベイカー~A Celebration》
 フィリップス、オワゾリール、アーゴ、ドイツ・グラモフォン、ハイペリオン・レーベル


《CD 1》
パーセル:歌劇『ディドとエネアス』
 【演奏】パトリシア・クラーク、リアノン・ジェイムズ、アイリーン・ポールター(ソプラノ)、
 モニカ・シンクレア(メッゾ・ソプラノ)、ライムンド・ヘリンクス(バリトン)、
 セント・アンソニー・シンガーズ、アンソニー・ルイス(指揮)イギリス室内管弦楽団
  【録音】1961年10月、ロンドン/

《CD 2》
1) ジョルダーニ:カロ・ミオ・ベン、2) カッチーニ:麗しのアマリッリ、
3) ストラデッラ:理性の光はいつも諭す、4) サッロ:小羊は走り来る、5) チェスティ:私の偶像のある人の回りに、
6) ロッティ:まさにお前は言った、おお美しい唇よ、7) A.スカルラッティ:時に戯れに矢をはなつ、8) カルダーラ:陽の光が、
9) A.スカルラッティ:ガンジス川に陽が昇り、10) ボノンチーニ:ああ、もう私から姿を隠さないでほしい、
11) ドゥランテ:踊れ、優しい娘よ、
12) A.スカルラッティ:私は心に感じる、13-14) カルダーラ:牧歌劇『愛の誠は偽りに打ち勝つ』より抜粋(2曲)、
15) ペルゴレージ:得耐へぬ痛みの、
16) J.P.E.マルティーニ:愛の喜び、17) ピッチンニ:O notte o dea del mistero、
18) パイジェッロ:うつろな心、
19-21) カヴァッリ:歌劇『カリスト』より抜粋(3曲)、22-23) ラモー:歌劇『イポリートとアリシー』より抜粋(2曲)
 【演奏】ジェイムズ・ボウマン(カウンターテノール)(21)、セント・アンソニー・シンガーズ(23)、
サー・ネヴィル・マリナー(指揮)アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(1-18)、
レイモンド・レッパード(指揮)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(19-21)、アンソニー・ルイス(指揮)イギリス室内管弦楽団(22-23)
  【録音】1978年1月(1-18)、1965年(22-23)、ロンドン、1971年、サセックス(19-21)/

《CD 3》
*ヘンデル:1- 9) カンタータ『ルクレツィア』HWV145、10) 歌劇『ロデリンダ』HWV19より「どこにいるの、愛しい人よ」、
11) 歌劇『アリオダンテ』HWV33より「暗く不吉な夜が過ぎると」、12) 歌劇『セルセ』HWV40より「オンブラ・マイ・フ」、
13) 音楽劇『ヘラクレス』HWV60より「私はどこに逃げよう」、
14) 歌劇『アタランタ』HWV35より「優しい森よ」、15) オラトリオ『ヨシュア』HWV64より「ああ、もし私にユバルの竪琴が」
 【演奏】レイモンド・レッパード(指揮)イギリス室内管弦楽団
  【録音】1972年12月、ロンドン/

《CD 4》
**J.S.バッハ:1-6) マタイ受難曲BWV244より抜粋(6曲)、7-11) ミサ曲ロ短調BWV232より抜粋(5曲)、
12-18) ヘンデル:オラトリオ『マカベウスのユダ』HWV63より抜粋(7曲)
 【演奏】エディット・マティス(2)、マーガレット・マーシャル(7)、フェリシティ・パーマー(15)(ソプラノ)、
カール・リヒター(指揮)ミュンヘン・バッハ管弦楽団・合唱団(1-6)、
サー・ネヴィル・マリナー(指揮)アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(7-11)、
サ・チャールズ・マッケラス(指揮)イギリス室内管弦楽団(12-18)
  【録音】1979年8月、ミュンヘン(1-6)、1977年7月(7-11)、1976年4月(12-18)、ロンドン/

《CD 5》
J.S.バッハ:
1-5) カンタータ第159番『見よ、われらエルサレムにのぼる』BWV159、
6-10) カンタータ第170番『満ち足れる安らい、嬉しき魂の悦びよ』BWV170、
11-17) カンタータ第102番『主よ、汝の目は信仰を顧みたもう』BWV102
 【演奏】ジョン・シャーリー=カーク(バリトン)(1-5)、
サー・ネヴィル・マリナー(指揮)アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(1-10)、
ベンジャミン・ブリテン(指揮)イギリス室内管弦楽団(11-17)
  【録音】1966年1月、ロンドン(1-10)、1965年6月、サフォーク(ライヴ)(11-17)/

《CD 6》
1-12) ヴィヴァルディ:グローリア ニ長調RV589、13-17) ドゥランテ:マニフィカト変ロ長調
 【演奏】エリザベス・ヴォーン(ソプラノ)、イアン・パートリッジ(テノール)(16)、クリストファー・ケイト(バス)(16)、
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団、サー・デイヴィス・ウィルコックス(指揮)アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
  【録音】1966年7月、ケンブリッジ/

《CD 7》
**1-6) ヘンデル:
歌劇『アリオダンテ』HWV33より抜粋(6曲)、
モーツァルト:7-12) 歌劇『皇帝ティートの慈悲』K.621より抜粋(6曲)、
13-19) 歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』K.588より抜粋(7曲)
 【演奏】イヴォンヌ・ミントン(メッゾ・ソプラノ)(7-12)、
 モンセラート・カバリエ(13-19)、イレアナ・コトルバス(13-19)(ソプラノ)、
 リチャード・ヴァン・アラン(バス)(13-19)、レイモンド・レッパード(指揮)イギリス室内管弦楽団(1-6)、
 サー・コリン・デイヴィス(指揮)コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団(7-19)
  【録音】1978年12月(1-6)、1976年7月(7-12)、1974年6月(13-19)、ロンドン/

《CD 8》
*1) ハイドン:ベレニーチェ、何をしようとしているのか?、2-3) モーツァルト:歌劇『皇帝ティートの慈悲』K.621より抜粋(2曲)、
4) ハイドン:ナクソスのアリアンナ、モーツァルト:5) 夕べの想いK.523、6) すみれK.476
 【演奏】レイモンド・レッパード(フォルテピアノ)(4-6)、レイモンド・レッパード(指揮)イギリス室内管弦楽団(1-3)
  【録音】1973年8月、ロンドン/

《CD 9》
グルック:
1) 歌劇『アルミード』より「不実なルノーはわたしを捨てた」、
2) 歌劇『アウリスのイフィゲニア』より「お前たちが試みても無駄なこと」、
3) 歌劇『タウリスのイフィゲニア』より「いいえ、このような恐ろしい務めを」、
4) 歌劇『アウリスのイフィゲニア』より「さようなら、あなたの心に愛を」、
5) 歌劇『アルチェステ』より「ステュクス河の神々、死の神の使者たち」、6-7) 歌劇『メッカの巡礼』より抜粋(2曲)、
8-11) 歌劇『パリーデとエレーナ』より抜粋(4曲)、12-13) 歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』より抜粋(2曲)
 【演奏】レイモンド・レッパード(指揮)イギリス室内管弦楽団
  【録音】1975年4月、ロンドン/

《CD 10》
*ベートーヴェン:1-2) 劇音楽『エグモント』Op.84より抜粋(2曲)、 3) いいえ、心配しないでWoO92a、4) ああ、不実なる人よOp.65、
シューベルト:
 5) セレナードD920、6) 劇音楽『ロザムンデ』D797より「満月は輝き」、
 7) オラトリオ『ラザロ』D689よりアリア、8) 歌劇『アルフォンソとエストレッラ』D732よりアリア
  【演奏】レイモンド・レッパード(チェンバロ)(6)、レイモンド・レッパード(指揮)イギリス室内管弦楽団
   【録音】1976年12月/

《CD 11》
シューベルト:
1) ヘルマンとトゥスネルダD322、2) アンティゴネーとオイディプスD542、3) クロンナンD282、
4) 歌唱練習曲D619、5) ゼルマーとゼルマールD286b、
6) 光と愛D352、7) ヘクトルの別れD312b、
8)『ヴィルヘルム・マイスター』からの4つの歌D877より第1曲:ミニョンと竪琴弾き、9) ゲーテの『ファウスト』の一場面D126
 【演奏】ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、RIAS室内合唱団(9)、ジェラルド・ムーア(ピアノ)
  【録音】1973年、ドイツ/

《CD 12》
シューベルト:
1) 踊りD826、2) 誕生日讃歌D763、3) 無限なるものに寄せる讃歌D232、4) 太陽に寄せてD439、
5) 埋葬の歌D168、6) 嵐の中の神D985、7) 世界の創造主たる神D986、8) 人生の喜びD609、9) 祈りD815
 【演奏】エリー・アーメリング(ソプラノ)、ペーター・シュライアー(テノール)、
 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、ジェラルド・ムーア(ピアノ)
  【録音】1974年、ドイツ/

《CD 13》
***シューベルト:
 1) 小川のほとりの若者D30、2) テクラ、霊の声D73、3) 羊飼いの嘆きの歌D121、4) 恋人の近くD162、5) 海の静寂D216、
 6) アマーリアD195、7) 期待D159、8) さすらい人の夜の歌D224、9) 漁師D225、
 10) 最初の喪失D226、11) 悲しみの喜びD260、12) 月に寄せてD296、
 13) 秘密D250、14) 歌(そんなにも快く)D284、15) 逃亡者D402、
 16) 春に寄せてD587、17) アルプスの狩人D588、18) 巡礼D794、19) あこがれD636
  【演奏】グレアム・ジョンソン(ピアノ)
   【録音】1987年2月、ハートフォードシャー/

《CD 14》
***マーラー:1, 4-16) 若き日の歌、2) 冬の歌、3) 春に、17-20) さすらう若人の歌
 【演奏】ジェフリー・パーソンズ(ピアノ)
  【録音】1983年2月、ロンドン/

《CD 15》
マーラー:大地の歌
 【演奏】ジェイムズ・キング(テノール)、ベルナルト・ハイティンク(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
  【録音】1975年9月、アムステルダム/

《CD 16》
ベルリオーズ:
1-5) クレオパトラの死、6-13) 抒情的情景『エルミニー』、
14-15) オラトリオ『キリストの幼時』より抜粋(2曲)、16) 歌劇『ベアトリスとベネディクト』より「Non! Que viens-je d’entendre?」
 【演奏】サー・トーマス・アレン(バリトン)(14-15)、ジョン・オールディス合唱団(14-15)、サー・コリン・デイヴィス(指揮)ロンドン交響楽団
  【録音】1979年3月(1-13)、1976年10月(14-15)、1977年12月(16)、ロンドン/

《CD 17》
***フォーレ:
1) 蝶と花Op.1 No 1、2) 漁師の歌Op.4 No.1、3) 愛の夢Op.5 No.2、4) 夢のあとにOp.7 No.1、5) 讃歌Op.7 No.2、6) 朝の歌Op.6 No.1、
7) 舟歌Op.7 No.3、8) いつの日もOp.21 No.2、9) 揺りかごOp.23 No.1、10) 秘めごとOp.23 No.3、11) あけぼのNo.39 No.1、12) イスファハーンのばらOp.39 No.4、
13) 祈りながら、14) 贈り物Op.46 No.1、15-24) イヴの歌Op.95、
25) スプリーンOp.51 No.3、26) グリーンOp.58 No.3、27) ひそやかにOp.58 No.2、28) マンドリンOp.58 No.1
 【演奏】ジェフリー・パーソンズ(ピアノ)
  【録音】1988年8月、イギリス/

《CD 18》
ラヴェル:1) ステファヌ・マラルメの3つの詩、4-6) マダガスカル島民の歌、
7) ショーソン:終わりなき歌Op.37、8-11) ドラージュ:インドの4つの詩
 【演奏】バーナード・キーフ(指揮)メロス・アンサンブル
  【録音】1966年、ロンドン/

《CD 19》
**1-5) ホルスト:
歌劇『サーヴィトリ』Op.25、ブリテン:6-8) カンタータ『フェドーラ』Op.93、9-10) 歌劇『ルクリーシアの陵辱』Op.37より抜粋(2曲)、
11) 歌劇『オーウェン・ウィングレイヴ』Op.85より「ああ、オーウェン、私はどうしたらいいの?」、
12-24) エック:聖アントワーヌの誘惑
 【演奏】ロバート・ティアー(1-5)、ナイジェル・ダグラス(11)(テノール)、
 トーマス・ヘムズリー(1-5)、ジョン・シャーリー=カーク(9-10)、ベンジャミン・ラクソン(11)(バリトン)、
 パーセル・シンガーズ(1-5)、ケッケルト弦楽四重奏団(12-24)、イモージェン・ホルスト(1-5)、ステュアート・ベッドフォード(6-8)、
 ベンジャミン・ブリテン(9-11)(指揮)イギリス室内管弦楽団、ヴェルナー・エック(指揮)バイエルン放送交響楽団(弦楽)(12-24)
  【録音】1965年10月(1-5)、1970年12月(11)、ロンドン、1977年3月、サリー(6-8)、1970年7月、サフォーク(9-10)、1965年11月、ミュンヘン(12-24)/

《CD 20》
ティペット:オラトリオ『われらが時代の子』
 【演奏】ジェシー・ノーマン(ソプラノ)、リチャード・キャシリー(テノール)、ジョン・シャーリー=カーク(バス)、
 BBCシンガーズ、BBCコラール・ソサエティ、サー・コリン・デイヴィス(指揮)BBC交響楽団
  【録音】1975年3月、ロンドン/

《CD 21》パーセル:歌劇『ディドとエネアス』
 【演奏】ノルマ・バロウズ、フェリシティ・ロット、フェリシティ・パーマー(ソプラノ)、ピーター・ピアーズ(テノール)、
ロンドン・オペラ・コーラス、ステュアート・ベッドフォード(指揮)オールドバラ・フェスティヴァル・ストリングス
  【録音】1975年12月、ロンドン


 *DECCA初CD化
 **新編成
 ***DECCA初発売
ジャネット・ベイカー(メッゾ・ソプラノ)

 祝90歳記念。多くの顔を持つイギリスのメッゾ・ソプラノ歌手の比類ない芸術を集大成 CD21枚組ボックス・セット

 イギリスの名メッゾ・ソプラノ歌手、ジャネット・ベイカーが2023年、90歳を迎えるのを記念して、フィリップス、オワゾリール、アーゴ、ドイツ・グラモフォンのリサイタル、また意義深いバッハ、ヘンデル、モーツァルトのオペラやオラトリオからの抜粋、そしてさらに重要な意味を持つ、ベイカーがシューベルト、マーラー、フォーレの音楽をハイペリオン・レーベルに録音した3つのリサイタルCDがまとめて発売されます。
 CD21枚組ボックス・セット。オペラ、オラトリオの歌手、リサイタル演奏家、レコーディング・アーティストと、多くの顔を持つジャネットの比類ない芸術性を知ることのできる充実した内容です。
 収録曲はバロック音楽から20世紀の音楽までと幅広く、中にはジャネットのために特別に書かれた曲もあります。

 オリジナルがハイペリオン・レーベルのシューベルトの歌曲集(CD 13)、マーラーの歌曲集(CD 14)、フォーレの歌曲集(CD 17)はデッカからの初発売となります。
 また、ヘンデルのカンタータ『ルクレツィア』他(CD 3)、ハイドンとモーツァルトのカップリング(CD 8)、ベートーヴェンとシューベルトのリサイタル(CD 10)はデッカ初CD化、バッハの『マタイ受難曲』『ミサ曲ロ短調』とヘンデルの『マカベウスのユダ』(CD 4)、ヘンデルの『アリオダンテ』とモーツァルトの『皇帝ティートの慈悲』他(CD 7)、ホルスト、ブリテンとヴェルナー・エックの作品集(CD 19)は新編成です。

 20世紀の音楽はエックの珍しいカンタータ『聖アントワーヌの誘惑』、ブリテンの『フェドーラ』(ジャネットのために作曲)、ホルストの『サーヴィトリ』、ティペットの『われらが時代の子』が収録されています。

 オリジナル・ジャケット仕様。珍しい録音セッション風景やその他の貴重な写真、詳細な解説付き。

 「彼女は、彼女の歌うすべての言語で、最も刺激的で衝撃を与える“言葉の歌手”の一人であり、母音と子音を自由に操り、“言葉を歌うこと”で何ができるのか、なぜそれが重要なのかを最も明らかにした歌手の一人でもあります」―マックス・ロッパード(南アフリカの音楽評論家)

 
 


<国内盤> 


.

BIJIN CLASSICAL



BJN-1023
¥2970
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
「ショパン:エチュード集(全27曲)」
 ショパン (1810~1849):
  12のエチュード集 作品10
  12のエチュード集 作品25
  3つの新しいエチュード
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

 多彩な音色が織りなすショパンの高貴な詩情多彩な音色が織りなすショパンの高貴な詩情。ショパン:エチュード集(全曲)/イリーナ・メジューエワ

 ピアノ 1925 年製NYスタインウェイ CD135)
 録音:2023年3月&6月、新川文化ホール(富山県魚津市)/STEREO/96kHz+24Bit録音、発売元:日本ピアノサービス株式会社

 イリーナ・メジューエワによるショパン:エチュード全集、待望の再録音の登場です。
 前回録音から14年の歳月を経て更なる深化を遂げた演奏解釈は、伝統的・正統的な佇まいの中に巨大なスケール感と繊細な表現の共存する、時に凄みすら漂わせたものになりました。
 名器ヴィンテージ・スタインウェイ(1925年ニューヨーク製)の生み出す多彩な音色が、ショパンの詩情をニュアンス豊かに表出します。極上のピアニズムをナチュラルなワンポイント録音でお楽しみください。

 ライナーノートより
  「特筆すべきは、峻厳なタッチから生まれるスケールの大きさだけでなく、エレガントな軽やかさや滑らかさが随所に聴き取れることだ。音楽家の天分の資質が、それを生み出していることは言うまでもない。」(松本良一)
 

















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