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≪第121号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その7 2023/9/19~





9/22(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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MDG



MDG 10222942
(4CD)
\6300→\5790
名盤がセットになって登場!
トレンクナー&シュパイデル・デュオ

 J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲、管弦楽組曲、ほか
 (マックス・レーガー編: ピアノ連弾版)
 

   J.S.バッハ/ マックス・レーガー編曲によるピアノ連弾版
    CD1(47'54)
     ブランデンブルク協奏曲
      ・第1番 ヘ長調 BWV1046
      ・第2番 ヘ長調 BWV1047
      ・第3番 ト長調 BWV1048
    CD2(56'42)
     ブランデンブルク協奏曲
      ・第4番 ト長調 BWV1049
      ・第5番 ニ長調 BWV1050
      ・第6番 変ロ長調 BWV1051
    CD3(73'27)
     ・パッサカリア ハ短調 BWV582
     管弦楽組曲
      ・第1番 ハ長調 BWV1066
      ・第2番 ロ短調 BWV1067
    CD4(74'46)
     ・トッカータとフーガ ニ短調BWV565
     管弦楽組曲
      ・第3番 ニ長調 BWVB1068
      ・第4番 ニ長調 BWV1069
      ・前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552
トレンクナー&シュパイデル・ピアノ・デュオ
 エフェリンデ・トレンクナー(ピアノ)
 ゾントラウト・シュパイデル(ピアノ)

 MDGレーベルの名盤トレンクナー&シュパイデル・ピアノ・デュオによるレーガー編曲バッハの『ブランデンブルク協奏曲』&『管弦楽組曲」ピアノ連弾版が4枚組セットとなって再登場!

 録音:1995年6月(CD1&2),2000年3月27-29日(CD3&4),Furstliche Reitbahn Bad Arolsen
 制作、プロデュース:ヴェルナー・ダブリングハウス、ライムント・グリム

 MDGレーベルの"貴重な"録音を再リリースする「プレツィオーザ」シリーズ。
 今回はMDGレーベルを代表するアーティストである、ドイツのベテラン・ピアノ・デュ オ、トレンクナー&シュパイデルによるレーガー編曲によるバッハのブランデンブルク協奏曲と管弦楽組曲の全曲が4枚組セットとなって登場します。
 トレンクナー& シュパイデルは、これまで、『パシフィック231』『シェエラザード』『ボレロ』『ペール・ギュント』などのほか、マーラー編曲によるブルックナーの交響曲第3番、 ワルター編曲のマーラーの『巨人』『復活』といった作品を録音してきた実績があります。中でも『ブランデンブルク協奏曲』と『管弦楽組曲』の演奏で話題とな りました。
 ピアノ連弾版の編曲を行なったマックス・レーガーは、バッハを大変尊敬し、彼の作品を熱心に研究し、ブランデンブルク協奏曲、管弦楽組曲やオルガン 作品などの作品の編曲を行いました。
 レーガーの編曲は非常に理論的で、バッハの錯綜する声部をあますことなく4 手に振り分けられているため、難易度が高く演 奏機会は多くはありませんでした。
 本作は、多彩な楽器編成からなる各曲をピアノ一台で聴くことができ、レーガーによる名人技の編曲が原曲の旋律や書法の見事 さを際立たせ、見事なピアノ・デュオの演奏とともに楽しむことができます。

 トレンクナー&シュパイデル・ピアノ・デュオ
  ヴァイマール生まれのエフェリンデ・トレンクナー(1933-2021)。父は作曲家で指揮者のヴェルナー・トレンクナー(1902-1981)。
  ワルター・ギーゼキング とヴィルヘルム・ケンプに師事。一方、カールスルーエ生まれのゾントラウト・シュパイデルは、イヴォンヌ・ロリオ、ステファン・アシスケナーゼ、ゲザ・アンダ等に 師事した。
  1991年にピアノ・デュオを結成し、息の合った演奏で数多くのコンサートやレコーディングを行っていた。
 
 


MDG 91222656
(SACD HYBRID)
\2900
メンデルスゾーン・プロジェクトVOL.4
 シンフォニア第8番ニ長調
 シンフォニア第9番ハ長調
 シンフォニア第10番ロ短調
ドグマ室内オーケストラ
ミハイル・グレヴィチ(指揮)

 ドグマ室内オーケストラによるメンデルスゾーン・プロジェクト第4弾、メンデルスゾーンの作曲手法の変遷が垣間見れる作品群

 録音:2021年5月17-21日、マリエンミュンスター修道院コンツェルトハウス/Stereo/5.1/2+2+2、64'56、輸入盤・日本語帯付

 メンデルスゾーンは、12歳から14歳にかけて弦楽のためのシンフォニアを12曲作曲しています。
 ドグマ室内オーケストラは、同時期に書かれた5 つの協奏曲を含めたメンデルスゾーンのシリーズをリリース。本作はその第4弾。
 この全12曲の「シンフォニア」はメンデルスゾーンの家で毎週日曜日に開催されていた音楽会で演奏するために作曲されました。
 「シンフォニア」は番号が進むにつれ、作曲手法の洗練や楽器編成の変化など、メンデルスゾーンの作曲家としての成長が見て取れます。
 交響曲第1番(1824年作曲)の自筆のスコアにはシンフォニア第13番と記されていることから、これら一連のシンフォニアはメンデルスゾーンの交響曲の重要な入口と言えるでしょう。
 第4弾には、楽器編成に管楽器が加わった第8番、『スイス』の副題を持つ第9番、そして単一楽章で書かれた第10番の3作品が収録されています。
 
 

MDG 61322792
\2700
タイユフェール&ミヨー:歌曲集 Vol.2
 ダリウス・ミヨー(1892-1974):
  花のカタログ(1920)
  ヘブライ民謡による6 つの歌(1925)
 ジェルメーヌ・タイユフェール(1892-1983):
  シャグラン通り(1955)
  6 つのフランスのシャンソン (1929)
  バイロン卿の2 つの詩(1934)
  玄関のサイン(ドント・ディスターブ)(1959)
  騎士の別れ~プーランクへのオマージュ(1963)
  ヴォカリーズ=エチュード(1929)
  ジャン・タルデューの3 つの歌(1977)
 ミヨー:
  トルバドゥールの3 つの歌(1936)
  付随音楽「天の狂女」による2 つの歌(1936)
  付随音楽「あなたは私から逃げることができない」による2つの歌(1936)
ホルガー・ファルク( バリトン)
シュテッフェン・シュライエルマッヒャー(ピアノ)

 バリトン歌手のホルガー・ファルク、ピアニストのシュライエルマッヒャーによるフランス歌曲集第2弾!6人組のタイユフェール&ミヨーの珠玉歌曲を収録!

 録音:2022年12月7-9日、マリエンミュンスター修道院コンツェルトハウス/60'57

 ハンス・アイスラーの歌曲集やオネゲル:歌曲集(MDG-61322032)など知られざる作品を録音してきたバリトン歌手のホルガー・ファルク、ピアニストのシュテッフェン・シュライエルマッヒャーによる、フランス6人組のメンバーの一人ダリウス・ミヨーの歌曲の録音シリーズ第2 弾。今回はミヨーに加え、同じく6人組の紅一点ジュルメーヌ・タイユフェールの作品も収録されています。
 タイユフェールは91歳という長命で、亡くなる数週間前まで作曲を続け、室内楽曲、映画音楽に佳作を残しています。
 また6人組の旗手ジャン・コクトーに「耳のマリー・ローランサン」と呼ばれ、シャブリエ、サティの影響を受けた快活で爽やかな作風。
 ここに収録されている『シャグラン通り』は、ナイトクラブで歌われるシャンソンのような、けだるく小粋な旋律が印象的。
 『バイロン卿の2つの詩』は、タイユフェールが英語のテキストに作曲した唯一の作品で、1925~27年に滞在したアメリカの影響が感じられるブルースの調の音楽です。
 そしてミヨーの初期の佳作『花のカタログ』。非常にエレガントで、まさに花の香りが広がる美しい作品。
 一方『トルバドゥールの3 つの歌』は、素晴らしい古代劇場があるプロヴァンス地方のオランジュを舞台とした「花咲ける中世」というバレエ音楽からとられた3つの歌曲や劇音楽を下敷きにした2つの歌曲など多彩な楽曲が収録されています。
 




PENTATONE


PTC 5187071
(SACD HYBRID)
\2900
コダーイとバルトークの教会音楽、合唱曲
 コダーイ:
  (1)ブダヴァリ・テ・デウム~
   独唱、混声合唱とオーケストラのための(1936)
  (2)ハンガリー詩編 Op.13~
   テノール、混声合唱、児童合唱とオーケストラのための(1923)
 バルトーク:
  (3)トランシルヴァニア舞曲 Sz.96~オーケストラのための(1931)
  (4)カンタータ・プロファーナ「魔法にかけられた鹿」~
   テノール、バリトン、混声合唱とオーケストラのための(1930)
(1)ルイザ・ファトヨル(ソプラノ)
(1)ロクサーナ・コンスタンティネスク
 (メゾ・ソプラノ)
(1)(2)マリウス・ヴラド(テノール)
(4)イオアン・ホテア(テノール)
(1)(4)ボグダン・バチウ(バリトン)
(2)ジュニアVIP(児童合唱)
トランシルヴァニア・フィルハーモニー
 管弦楽団&同合唱団「クルジュ=ナポカ」
ローレンス・フォスター(指揮)

 コダーイとバルトークの教会音楽、合唱曲をPENTATONEレーベルの高音質録音でお届け!

 録音:2022年5月/クルジュ・ラジオ・スタジオ(ルーマニア)/DSD、マルチチャンネル、ディジパック仕様、64'14、輸入盤・日本語帯付
 エグゼクティヴ&レコーディング・プロデューサー:ヨブ・マールセ(San Francisco Classical Recording Company)
 バランス・エンジニア&エディティング:エルド・グルート(Polyhymnia International B.V.)

 SACDハイブリッド盤。
 名指揮者ローレンス・フォスター率いるトランシルヴァニア・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団が、バルトークとコダーイの教会音楽、合唱曲、管弦楽作品を録音!
 ルイザ・ファトヨル(ソプラノ)、ロクサーナ・コンスタンティネスク(メゾ・ソプラノ)、マリウス・ヴラド(テノール)、イオアン・ホテア(テノール)、ボグダン・バチウ(バリトン)ら豪華ソリスト陣が共演しております。

 コダーイの「ブダヴァリ・テ・デウム」はトルコからのブダ城の解放(1686年)の250周年記念として、ブダペスト大聖堂で演奏された独唱、混声合唱とオーケストラのための作品。

 バルトークの「カンタータ・プロファーナ」は古代の神話に基づく作品。
 魔法によって鹿に変えられてしまった9人兄弟の物語で、ハンガリーのホルティ独裁政権に対する抗議と解されています。
 通常ハンガリー語で歌われますが、この録音では合唱指揮者コーネル・グローザによるルーマニア語原典版で復活。
 バルトークが作曲当初構想した形で蘇ります。
 



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REFERENCE RECORDINGS



RR 151
\2400→\2190
濃厚なスペイン色漂うピアノ三重奏曲
スパニッシュ・インプレッションズ

 ~アルボス、トゥリーナ、カサド、ペレジョ

 エンリケ・フェルナンデス・アルボス(1863-1939):
  3つのスペイン舞曲Op.1
   [I.ボレロ/II.ハバネラ/III.セギディージャ・ヒターナ]
 ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):
  ピアノ三重奏曲第2番ロ短調Op.76
 ガスパール・カサド(1897-1966):ピアノ三重奏曲ハ長調
 マリアーノ・ペレジョ(1886-1960):
  ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための3つの印象
エルミタージュ・トリオ
 【ミーシャ・カイリン(ヴァイオリン)、
  セルゲイ・アントノフ(チェロ)、
  イリヤ・カザンツェフ(ピアノ)】

 濃厚なスペイン色漂うピアノ三重奏曲の数々を名アンサンブル、エルミタージュ・トリオが奏でる

 録音:2023年4月11-14日、スカイウォーカー・サウンド、カリフォルニア/HDCD、68'44

 2011年に結成されたエルミタージュ・トリオ。2007年の第13回チャイコフスキー国際コンクール・チェロ部門優勝のセルゲイ・アントノフをはじめ、ロシア系の3名による超高性能ピアノ三重奏団。
 前作はラフマニノフの難曲トリオ(RR-147SACD)に挑戦しましたが、今作はスペインもの。
 ベルリン・フィルのコンサートマスターも務めたエンリケ・フェルナンデス・アルボスのスペイン情緒たっぷりのピアノ三重奏曲。
 アルボスは、アルベニスのピアノ曲集『イベリア』を管弦楽に編曲、後に同曲を編曲しようとしたラヴェルはアルボスが先に編曲していたので断念し、その代わり作曲したのが「ボレロ」であったという逸話でも知られています。
 そしてスペイン国民楽派を代表する作曲家のひとりホアキン・トゥリーナのピアノ三重奏曲第2番。幼くして亡くなったトゥリーナの娘への思いが秘められています。
 またカタルーニャ地方出身の往年のチェロ奏者、ガスパール・カサドによる情熱的なピアノ三重奏曲も収録。
 さらに友人のヴァイオリン奏者に捧げたマリアーノ・ペレジョの作品など、濃厚なスペイン色漂う楽曲を収録しています。
 
 

FR 753
\2400
シューベルト:ピアノ作品集~楽興の時、即興曲
 楽興の時Op.94(D.780)
 即興曲Op.90(D.899)
 スケルツォD.593
 メヌエット嬰ハ短調D.600
セルゲイ・クヴィトコ(ピアノ)

 セルゲイ・クヴィトコによるマドリードで行われたシューベルト・リサイタル

 録音:2022年4月7日、Hinves Pianos、マドリード(ライヴ)/73'53

 ロシア出身で現在アメリカを拠点にピアニスト、作曲家など幅広く活躍するセルゲイ・クヴィトコが、2022年4月にスペインのマドリードで行ったシューベルト・リサイタルの模様を録音したCD がリリースされます。
 演目は、「即興曲」と「楽興の時」のカップリング。19世紀に主としてピアノ曲のジャンルで広まった性格小品「楽興の時」。
 シューベルトはこのタイトルの小品を1823年頃に6曲書いています。第3曲はこの曲集で最も有名な曲で、愛らしく親しみやすい魅力に満ちた楽曲です。
 そしてシューベルトの代表的なピアノ曲に数えられる「即興曲」。ここでは歌心に溢れた美しい旋律に彩られた作品90の4曲を収録しています。
 セルゲイ・クヴィトコは、6歳から音楽を学び、ミシガン州立大学に留学するために渡米、そこで第1回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールの優勝者であるラルフ・ヴォタペックに師事。
 以降アメリカを拠点に世界各地で演奏会を行っている。また、ザ・レコーディング・アカデミー のメンバーであり米グラミー賞の投票権を持っています。
 




BENDIGEDIG


BENDI11
\2200
※ワールド・ミュージックです
ダブル・ユー/
 カトリン・フィンチ&イーファ・ニ・ブリアン

  1. WHISPERS - 6:07
  2. WHY - 7:08
  3. WONDER - 5:12
  4. WINGS - 4:07
  5. WANDERING - 4:10
  6. WAVES -5:23
  7. WOVEN – 5:04
  8. WAGGLE - 4:49
  9. WISH - 4:57

カトリン・フィンチ - HARP
イーファ・ニ・ブリアン -
 FIDDLE、VIOLIN、
 HARDANGER、FIDDLE


 ウェールズ出身のハープ奏者カトリン・フィンチ。
 かつてチャールズ皇太子(現英国王)の御用達ハープ奏者を務め、世界中のオーケストラと共演するなど輝かしいクラシック・キャリアを築きつつ、近年はセネガルのセク・ケイタやコロンビアの国民的バンド、シマロンとの共演など未知の音楽領域に踏み込んでいます。

 ダブリンの音楽家一家の中で育ったイーファ・ニ・ブリアン。
 クラシックとアイルランドのトラディショナルな伝統音楽の両方を操る、同世代で最も多彩な才能を持つヴァイオリニストのひとりです。

 そんな二人のデュオとしてのデビュー・アルバム『ダブル・ユー』は、様々なジャンルからインスピレーションを得て制作された新曲が収録されており、リスナーをアイリッシュ海を渡るミツバチの羽に乗せて、二人の母国の文化にインスパイアされた魅惑的な旅へと誘います。
 それぞれクリエーターとして、傑出した女性として、そして現在はインスピレーションを与えるデュオとして。
 二人のストーリーを貫いているのは、アイデンティティ、自分を信じる心、そして自分自身を見つけ、自分の道を歩む勇気という普遍的なテーマです。
 
 アルバム・タイトルの『ダブル・ユー』は、カトリンとイーファをつなぐ多くの共通点を暗示しており、片方がもう片方の分身となり、二人の間に深い音楽的な絆を生み出しています。
 



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BR KLASSIK



900212
(2CD)
\2800→\2590
ハイティンクとバイエルン放送響、緻密で壮大なブルックナー第8番

ブルックナー:テ・デウム/交響曲第8番

 【CD1】
  1-5. テ・デウム ハ長調 23:30
   1. Te Deum. Allegro moderato
   2. Te ergo. Moderato
   3. Aeterna fac. Allegro moderato. Feierlich, mit Kraft
   4. Salvum fac. Moderato – Allegro moderato
   5. In te, Domine, speravi. Maessig bewegt
  交響曲第8番 ハ短調(第2稿 ハース版)
   6. I. Allegro moderato 17:32
   7. II. Scherzo. Allegro moderato – Trio. Langsam 15:48
 【CD2】
  1. III. Adagio. Feierlich langsam, doch nicht schleppend 29:43
  2. IV. Finale. Feierlich, nicht schnell 25:03
クラッシミラ・ストヤノヴァ(ソプラノ)...CD1:1-5
イヴォンヌ・ナエフ(メゾ・ソプラノ)...CD1:1-5
クリストフ・シュトレール(テノール)...CD1:1-5
ギュンター・グロイスベック(バス)...CD1:1-5
バイエルン放送合唱団...CD1:1-5
バイエルン放送交響楽団
ベルナルト・ハイティンク(指揮)

 録音:2010年11月10-12日 ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク(ライヴ)...テ・デウム
  1993年12月15-17日 ミュンヘン、ヘルクレス・ザール(ライヴ)...交響曲第8番
 総収録時間:111分

 【ハイティンクとバイエルン放送響、緻密で壮大なブルックナー第8番が登場】
 ベルナルト・ハイティンクがバイエルン放送交響楽団の定期演奏会にデビューした1958年から65年となる2023/24シーズンを記念して、バイエルン放送収録の音源から2010年のブルックナー:テ・デウムと1993年の交響曲第8番が初CD化。
 緻密かつ壮大な第8番が特に聴きものです。
 
 ハイティンクのブルックナー:テ・デウムの録音にはコンセルトヘボウ管(1966)とウィーン・フィル(1988)があり(共にPhilips/現Decca)、これが3種目。
 ブルックナーを得意とする指揮者でも必ずしもこの作品を録音するわけではないので、ハイティンクがこの曲に寄せる格別な思いがうかがわれます。
 ここでも、作品の壮大さと神秘的な美しさを遺憾なく表現した演奏を展開しています。
 
 しかし、その後に収められた交響曲第8番は、その上をいく聴きもの。ハイティンクの同曲録音には6種があります。
 コンセルトヘボウ管との1969年盤は速め のテンポを基本としつつも緩急強弱を細かく操作し、後年のハイティンクを知る人が驚くようなアッチェレランドをかけるなどドラマティックな面を強調した演奏ですが、同じオケを振った1981年盤では慌てず騒がずの正攻法による堂々とした演奏が展開され、解釈が完成の域に入ったことが感じられます。
 そのスタイル はその後の演奏にも一貫し、1995年のウィーン・フィル盤はレコード・アカデミー賞に輝きました。
 このバイエルン盤の演奏も基本的に変わりませんが、他の演 奏に比べるとわずかながらテンポを落とし、すべての楽想を噛みしめて緻密に抉り出そうとするかのような緻密さを大きなスケール感の中で実現した演奏に なっています。

 バイエルン放送響は創設指揮者ヨッフム以来のブルックナー演奏の伝統を誇っていますが、この演奏が行われた1993年12月当時、本拠地ミュンヘンでは チェリビダッケとミュンヘン・フィルの特異なブルックナー演奏が大評判となって世界中からファンが詰めかけるような事態になっており、バイエルン放送響もその評 判は意識せざるをえなかったはず。
 そのような状況下、同響の首席指揮者がコリン・デイヴィスからロリン・マゼールに代わった直後のコンサートでブルックナーの 第8番の指揮を託されたのが、当時すでに35年の共演歴を持っていたハイティンクでした。
 チェリ&ミュンヘンへの対抗心があったのは指揮者ではなくオーケス トラの方と思われますが、ここではハイティンクの解釈を通して曲の立派さを隅々まで音にしようとする執念のようなものさえ感じられます。
 結果としてハイティン クの同曲録音の中で最長の演奏時間となりました。
 ハイティンクの録音では特に第4楽章でティンパニの強打が目立つことがありますが、ここでは他の録音に比べれば控えめでオーケストラ全体に調和したバランスとなっているのも解釈に沿ったものと感じられます。
 ブルックナー・ファンにとってもハイティンク・ファンにとっ ても聴き逃せない演奏の登場と言えるでしょう。
 両曲とも演奏後の拍手はカットされています。

 参考情報:ハイティンクのブルックナー交響曲第8番演奏時間比較(拍手を除く)
  コンセルトヘボウ管 1969年9月(Philips) 13:58/13:34/25:19/20:46=73:37
  コンセルトヘボウ管 1981年5月(Philips) 16:05/16:14/29:16/23:57=85:32
  ECユース管 1989年8月 17:19/15:20/30:10/24:42=87:41
  バイエルン放送響 1993年12月(BR) 17:32/15:48/29:43/25:03=88:06
  ウィーン・フィル 1995年1月(Philips) 16:57/15:11/27:27/23:55=83:30
  シュターツカペレ・ドレスデン 2002年12月(Profil) 16:32/15:26/27:52/24:55=84:45
  コンセルトヘボウ管 2005年2月(RCO Live) 16:46/16:12/28:01/24:33=85:32
 
 

900531
\2700
天使は羊飼いに告げた~ クリスマスの物語
 1-21. ハワード・アーマン(1954-)作曲・構成:
  ヤコブ原福音書によるクリスマスの物語
   1. ハワード・アーマン(1954-):Die Botschaft [ヤコブ原福音書 11,1–3]
   2. ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630):
    Veni, redemptor gentium Choral, Vers 2, 6
   3. アーマン:Der Streit [ヤコブ原福音書 13,1–3]
   4. シャイン:Nun komm, der Heiden Heiland Choral, Vers 1–2
   5. アーマン:Der Traum [ヤコブ原福音書 14,12]
   6. シャイン:Nun komm, der Heiden Heiland Vers 3
   7. アーマン:Die Reise [ヤコブ原福音書17,1–3; 18,1]
   8. ニコラウス・ツァンギウス(1570-1619):
    Angelus ad pastores ait nach Lukas 2,10–11
   9. シャイン:Nun komm, der Heiden Heiland Vers 7
   10. アーマン:Zeitstillstand [ヤコブ原福音書 18,2–3]
   11. ヒエロニムス・プレトリウス(1560-1629):
    Angelus ad pastores ait nach Lukas 2,10–11
   12. アーマン:Die Hebamme [ヤコブ原福音書 19,1]
   13. ハンス・レオ・ハスラー(1564-1612):
    Angelus ad pastores ait nach Lukas 2,10–11
   14. アーマン:Die Hohle [ヤコブ原福音書 19,2]
   15. メルヒオール・ヴルピウス(1570-1615):
    Angelus ad pastores ait nach Lukas 2,10–11
   16. アーマン:Die Magier [ヤコブ原福音書 21,1–4]
   17. 作者不詳:Da pacem, Domine Choral nach Jesus Sirach 50,25
   18. アーマン:Der Kindermord [ヤコブ原福音書 22,2]
   19. シャイン:Verleih uns Frieden gnadiglich Martin Luther
   20. プレトリウス:
    Agnus Dei aus der Missa super Angelus ad pastores
   21. シャイン:Nun komm, der Heiden Heiland Choral, Vers 8
 22-25. ピーター・マクスウェル・デイヴィス(1934-2016):
  O Magnum Mysterium おお、大いなる神秘よ
   22. O magnum mysterium / 23. Haylle, comly and clene /
   24. Alleluia, pro virgine Maria / 25. The fader of heven
バイエルン放送合唱団とそのソリストたち
器楽
 (ヴァイオリン1、ヴィオラ1、
  トロンボーン3、オルガン、
  ハーディ=ガーディ)
ハワード・アーマン(指揮)

 録音:2022年12月10、11日 ミュンヘン、バイエルン放送 第1スタジオ...1-21
  2020年12月4-5日 ミュンヘン、プリンツレデンテン劇場...22-25
 総収録時間:52分

 2017年からバイエルン放送合唱団の指揮者を務めるハワード・アーマンが構成したクリスマス音楽。
 聖書外典の『ヤコブ原福音書』で描かれているキ リスト降誕にまつわる物語を題材に、ドイツの初期バロックの作品の数々をアーマン作のパートがつないでゆきます。
 素朴ながら、ルツェルン歌劇場の 音楽監督を務めたアーマンならではの劇的なセンスが光り、シュッツの「クリスマス物語」を現代に蘇らせたような作品に仕上げました。
 余白にはピー ター・マクスウェル・デイヴィスの名作「おお、大いなる神秘よ」を収録。
 




DB PRODUCTIONS


DBCD211
\2700
信仰、希望と愛
 フレードリク・シクステン(1962-):合唱作品集

  1. Oh Do Not Fear the Darkness おお、暗闇を恐れるな
  2. Den dodsdomde
  3-6. I din nad / Fyra nattvardsmotetter 4つの聖体拝領モテット
   3. I. I din nad pa oss du tanker
   4. II. Allas ogon vantar pa dig, Herre!
   5. III. Saliga de som hungrar och torstar
   6. IV. Var gang ni ater det brodet
  7. Salve Regina サルヴェ・レジーナ
  8. The Prince of Peace 平和の王子
  9. Hodie Christus Natus Est 今日、キリストは生まれたまいぬ
  10. A Spotless Rose けがれなきバラ
  11. Our Father 我らが父
  12. Terra Mater 母なる大地
  13. Jag stracker mina hander mot dig
ラグナル・ブーリーン・ヴォーカル・アンサンブル

 録音:2022年8月26-28日 Church of Eslov(スウェーデン)
 総収録時間:51分

 スウェーデンの作曲家フレードリク・シクステンの合唱作品集。彼の創作の中心は合唱にあり、?年にわたりスタイルを変化させながらも親しみやすい旋律を持つ作品を書いてきました。
 このアルバムでは、スウェーデン放送合唱団、BBCシンガーズ、エリック・エリクソン室内合唱団、ロイヤル・フィルハーモニック合唱団など世界中のオーケストラや合唱団と共演してきたラグナル・ブーリーンが厳選した歌手たちによるアンサンブルによってシクステンの様々な作品が歌われています。
 




FS RECORDS

FSR181
\2600
ファンタジア ~16世紀前半のリュート音楽 マーティン・シェパード(リュート)
 1. ハンス・ノイジードラー(1508-1563):Ein seer guter Organisticher Preambel オルガン風プレアンベル
 2. ジョスカン・デ・プレ(1455-1521)/ノイジードラー編:Mille regretz 千々の悲しみ
 3. 作者不詳(16世紀)/ハンス・ユーデンケーニヒ(1445-1526)編:Tota pulchra あなたは実に美しい
 4. ヨハネス・ヒセリン(1455-1507)/ノイジードラー編:Favus distillans ファヴス・ディスティランス
 5. ヨハネス・デ・シュトケム(1445-1501)/ノイジードラー編:Ha traitre amours ああ、不実な愛
 6. ロワゼ・コンペール(1445-1518)/ノイジードラー編: Mes pensees 我が思い
 7. ジョスカン/ノイジードラー編: La Bernardina ラ・ベルナルディーナ
 8. ジョスカン/ノイジードラー編: La plus des plus 最上の中の最上
 9. ハインリヒ・イザーク(1455-1517)/ノイジードラー編:Benedictus ベネディクトゥス
 10. ノイジードラー: Preambel プレアンベル (3)
 11. ヨハネス・ヒセリン(1455-1507)/ノイジードラー編:La Alfonsina ラ・アルフォンシーナ
 12. ノイジードラー: Preambel プレアンベル (2)
 13. ジョスカン/ノイジードラー編: Adiu mes amours さらば、わが恋
 14. フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497-1543):Recercar - Ness 48 リチェルカール 第48番
 15. ダ・ミラノ: Recercar sesto - Ness 73 リチェルカール 第73番
 16. ジャン・リシャフォール/ダ・ミラノ編: De mon triste 私の悲しみ
 17. ダ・ミラノ: Fantasia 'demontriste' ファンタジア 「私の悲しみ」
 18. ペリーノ・フィオレンティーノ(1523-1552): Fantasia ファンタジア(1)
 19. 作者不詳(16世紀): Recercar リチェルカール(1)
 20. フィオレンティーノ: Fantasia ファンタジア(2)
 21. ダ・ミラノ: Recercar - Ness 34 リチェルカーレ 第34番「ラ・コンパーニャ」
 22. フィオレンティーノ: Fantasia ファンタジア(3)
 23. 作者不詳(16世紀): Recercar リチェルカール(2)
 24. ダ・ミラノ: Fantasia - Ness 15 ファンタジア 第15番

 録音: 2018年7月31日-8月6日 サントワーヌ教会、ヴォドゥバリエ、フランス
 収録時間: 70分

 現在ブルゴーニュに工房を持ち、世界中でその楽器が愛用されるリュート製作者、マーティン・シェパードによる初めてのソロ・アルバム。
 16世 紀前半ドイツとイタリアの、あまり知られていない作品を多く収めています。
 宗教曲世俗曲問わず多声音楽により親しく接することが出来るよ う、当時身近なリュートに編曲されたもの、その主題を元に発展させたもの、その影響を受けたものなどを聴くことができ、この時代の音楽の 広がりがよくわかる選曲となっています。

 
 
 

FSR201
\2600
ポール・ドレイトン、ジョージ・ロイド: ブラス・アンサンブル作品集
 ポール・ドレイトン(1944-):
  1. トム・ペローの行進曲 金管五重奏のための
  2-5. 夜想曲 金管五重奏のための
  6-10. 古風な組曲 金管十重奏と打楽器のための
 ジョージ・ロイド(1913-1998):
  11-14. 交響曲第10番 「11月の旅」
   編成: ピッコロ・トランペット1、トランペット3、
    フリューゲルホルン1、ホルン3、トロンボーン3、
     ユーフォニアム1、チューバ1
 1-10...世界初録音
アビー・ブラス
ポール・ドレイトン(指揮)...1-10
トニー・ヒンドレー(指揮)...11-14

 録音: 2019年6月-2020年2月 聖ミカエル教会、ニューキー、UK
 収録時間: 60分

 1983年にバーミンガム市交響楽団のトロンボーン奏者ジョン・パウエルらによって結成されたアビー・ブラス。
 現在も、BBC交響楽団、ロンドン交響楽団などで活躍する一流奏者たちが集まるアンサンブルによる、英国のブラス作品集。
 ジョージ・ロイドの交響曲第10番は30年ぶりの録音とのことです。
 
 
FSR191
\2600
詩篇の祭典/アビー・ブラス、セント・メアリー・シンガーズ
 ポール・ドレイトン(1944-):
  1-3. オールド・コーンウォールの3つの場所
   トランペットとオルガンのための
  4-8. 詩篇の祭典 合唱、
   ブラス・アンサンブル、打楽器とオルガンのための
  9. ジェラルド・フィンジ(1901-1956):
   3つの讃歌 Op. 27 - 第2番 神は上れり 合唱とオルガンのための
  10. オワイン・パーク(1993-):
   おお、恵み深い光よ アルト独唱と合唱のための
  11-13. ジョン・ラター(1945-): グローリア
    合唱、ブラス・アンサンブル、打楽器とオルガンのための
セント・メアリー・シンガーズ
アビー・ブラス
ポール・ドレイトン(指揮)...4-8.11-13
ジョゼフ・ウィックス
 (オルガン)...1-3、(指揮)...9、10
キャロリン・クレイグ
 (オルガン)...4-9、11-13
ポール・トーマス(トランペット)...1-3

 録音: 2019年6月8日 聖ミカエル教会、ニューキー、UK
 収録時間: 63分

 合唱とオルガン、そしてブラスの華やかな共演が楽しめるアルバム。
 アイヴズの「ニューイングランドの3つの場所」からヒントを得た「オールド・コーンウォールの3つの場所」、ストラヴィンスキー「詩篇交響曲」とブリテン「キャロルの祭典」からタイトルをいただいた「詩篇の祭典」、ジョン・ラターの代表曲の1つ「グローリア」などを収録。
 




HOXA



HS190208
(3CD)
\4000
シャルル・ケクラン:ネクテールの歌(全曲) ニコラ・ウッドウォード(フルート)
 シャルル・ケクラン(1867-1950):
  【CD 1】『ネクテールの歌』 第1集 Op.198
   「アナトール・フランスの『天使たちの叛逆』による32編」
    1. 序/2. 生命の誕生/3. 光の戯れ/4. 霊魂の光明/5. 世界の若さ/
    6. 知性の安らかなる光明は.../7. ...過ちと愚かさに矢を浴びせる/
    8. 勝者の笑い/9. 光の快活さ/10. 虚しき争い(「何になろう?」)/
    11. 優しさ/12. ひとの嘆き/13. 夜/14. 海を渡る春の息吹/
    15. 光 - 穏やかさ - 均衡/16. 愛/17. 哀れみ/18. 苦しむ魂のために/
    19. ミューズたちの庭/20. 葡萄の樹の巻きひげ/21. 穏やかな時間/
    22. おそれ/23. 牧歌/24. 海上の月光/25. 生命への飛翔/26.「世界を創る欲望」/
    27. 人間の努力/28. 敗者は想う/29. 夕べ/30. 賢者の落ち着き/
    31. 陽光に満ちた朝の楽しさ/32. ひとの苦しみについての瞑想
  【CD 2】『ネクテールの歌』 第2集 Op. 199
   「古代の森にて、32編」
    1. 春の爽快な朝、木陰にて/2. 明るい森/3. 林空での戯れ/4. 聖なる森/
    5. 葉擦れの音/6. 夏、木陰での宴/7. 陽光の下、ニンフたちの踊り/
    8. 水の精の戯れ/9. 山で迎える美しい朝の清々しさ/10. 山羊飼い/
    11. 牧神たちの踊り/12.「木陰の心地よい眠りも」/13. 限りないざわめきをたてる海/
    14. 牧者エンデュミオン(自作のカンタータ《エンデュミオン》の動機による)/
    15. サチュロス/16.「高い山々の陰も長くなる」/17. 牧神の気紛れ/
    18. ある猫の死について/19. 砂浜での朝の清澄さ/20.「幸せなる小さな牧者」/
    21. 夕べの静けさ/22. 海を渡る朝の清々しい微風/
    23.「おお、あまりにも幸運な農夫よ」/24. 光に満ちた夕/25. 森の春の陽気さ/
    26.「ティテュロスよ、君は広々としたブナの木陰に腰をおろし」/27. 森の中の踊り/
    28.「けれども安らかな休息が......」(自作のヴァイオリン・ソナタ第1番より)/
    29.「美しき家畜を護る者は、自らも美しい」/30.「鳥たちは酔い......」/
    31. セイレノス/32. ディオニュソスの祭りの行列のために
  【CD 3】『ネクテールの歌』 第3集 Op. 200
   「親しき神々のための祈りと祭りと踊り、32編」
    1. ドーリア調の祈り/2. 守護神の答え/3. ある病人の祈り/4. 若い娘たちの行列/
    5. 田舎での朝日の中の踊り/6. 青年たちの行列/7. 子供たちの祈り/
    8. 再び巡り来た春を迎える踊り/9. 祝婚歌/10. 戦に出かけた夫を持つ妻の祈り/
    11. 父の帰還を祝う踊り/12. 弔いの祈り/13. 幸せな婚約を祝う踊り/
    14. 孤児たちの祈り/15. 病める脳を治すための呪文/16. ティテュロスが神々に感謝する/
    17. 星降る夜を目にしての哲学者の讃歌/18. 幸福な家の前での若者たちの踊り/
    19. 古代の賢者たちの調和に満ちた生活を教師は生徒たちに教える/
    20. 花咲く野での喜びに満ちたロンド/21. 森の賢者たちへの祈り/
    22. 家を護る神々への祈り/23. 長老の祈り/24. 長老のもう一つの祈り/
    25.「踊り」/26. 祭りの行列/27. 悪い精霊を遠ざけるための呪文/
    28. 親しき牧神たちの踊り/29. 祭りの行列/30. 病人を治すための祈り/
    31. 治療のためのもう一つの祈り/32. 神への感謝を表す祭りの行列

 録音: 日時不明...CD 1、2 2020年1-2月...CD 3 クリフトン大聖堂、ブリストル、イングランド

 【ケクランによる無伴奏フルートのための大作『ネクテールの歌』全曲】
 イギリスでソリストとして活躍するフルート奏者ニコラ・ウッドウォードによる、ケクランの大作『ネクテールの歌』全曲がセット化。
 アナトール・フラン スが1914年に発表した長編小説『天使たちの叛逆』に登場するフルートを吹く長老ネクテールの名を冠し、無伴奏フルートのために書かれ たこの作品は、Op. 198、199、200という三部に分かれており、総演奏時間は3時間半近くにもなる大作。
 聴く者に語りかけるようなこの 作品を、ウッドウォードは大聖堂の響きも上手く取り込み、気高い緊張感を最後まで維持しながら聴かせます。
  (各タイトルの日本語訳は相場ひろ氏による。)
 




INVENTA


INV1013
\2600
コエーリョ:音楽の花束(1620) 第2集- 鍵盤楽器とハープのための
 1. Ave maris stella: Ave maris stella
  アヴェ・マリス・ステラ:アヴェ・マリス・ステラ
 2. Primeiro verso sobre Ave maris stella アヴェ・マリス・ステラによる第1ベルソ
 3. Segundo verso sobre Ave maris stella アヴェ・マリス・ステラによる第2ベルソ
 4. Terceiro verso sobre Ave maris stella アヴェ・マリス・ステラによる第3ベルソ
 5. Quarto verso sobre Ave maris stella アヴェ・マリス・ステラによる第4ベルソ
 6. Quinto verso sobre Ave maris stella アヴェ・マリス・ステラによる第5ベルソ
 7. Ave maris stella: Sit laus Deo Patri
  アヴェ・マリス・ステラ:父なる神に讃美あれ
 8. Primeiro Kyrio do 1º tom por C sol fa ut
  第1旋法Cソ・ファ・ドによる第1キリオ
 9. Kyrie eleison primi toni I 第1旋法によるキリエ・エレイソン I
 10. Segundo Kyrio do 1º tom por C sol fa ut
  第1旋法Cソ・ファ・ドによる第2キリオ
 11. Christe eleison primi toni I 第1旋法によるクリステ・エレイソン I
 12. Terceiro Kyrio do 1º tom por C sol fa ut
  第1旋法Cソ・ファ・ドによる第3キリオ
 13. Christe eleison primi toni II 第2旋法によるクリステ・エレイソン II
 14. Quarto Kyrio do 1º tom por C sol fa ut
  第1旋法Cソ・ファ・ドによる第4キリオ
 15. Kyrie eleison primi toni II 第2旋法によるキリエ・エレイソン II
 16. Quinto Kyrio do 1º tom por C sol fa ut
  第1旋法Cソ・ファ・ドによる第5キリオ
 17. Primeiro verso do 2º tom sobre o canto chao do tiple
  第2旋法による第1ベルソ
 18. Magnificat secondi toni: Magnificat
  第2旋法によるマニフィカト:マニフィカト
 19. Primeiro verso do 2º tom para se cantar ao orgao 第2旋法による第1ベルソ
 20. Magnificat secondi toni: Quia respexit
  第2旋法によるマニフィカト:Quia respexit
 21. Segundo verso do 2º tom para se cantar ao orgao 第2旋法による第2ベルソ
 22. Magnificat secondi toni: Et misericordia
  第2旋法によるマニフィカト:Et misericordia
 23. Terceiro verso do 2º tom para se cantar ao orgao 第2旋法による第3ベルソ
 24. Magnificat secondi toni:Deposuit potentes
  第2旋法によるマニフィカト:Deposuit potentes
 25. Quarto verso do 2º tom para se cantar ao orgao 第2旋法による第4ベルソ
 26. Magnificat secondi toni: Suscepit Israel
  第2旋法によるマニフィカト:Suscepit Israel
 27. Segundo verso do 2º tom sobre o canto chao do contralto
  第2旋法による第2ベルソ
 28. Magnificat secondi toni: Gloria Patri
  第2旋法によるマニフィカト:Gloria Patri
 29. Terceiro verso do 2º tom sobre o canto chao do tenor
  第2旋法による第3ベルソ
 30. Quarto verso do 2º tom sobre o canto chao do contrabaixo
  第2旋法による第4ベルソ
 31. Primeiro verso do 7º tom sobre canto chao do tiple
  第7旋法による第1ベルソ
アンドレ・フェレイラ (オルガン)
 Organ Bento Fontanes (c.1770)
アルス・ルシターナ(声楽アンサンブル)
 Maria Bayley(指揮)
 Francisco Vilaca
 Joao Libano Monteiro,
 Joao Pedro Afonso
 Jorge Rodrigues
 Pedro Morgado(plainchant)

 録音:2023年1月19、20、22日 Igreja de Nossa Senhora da Encarnacao, Mafra(ポルトガル)
 総収録時間:61分

 ポルトガル・ルネサンス期のオルガニスト、作曲家マヌエル・ロドリゲス・コエーリョの現存する唯一の作品集 「Flores De Mvsica 音楽の花束」。
 1620年に印刷され、スペイン王フィリペ3世に献上された500ページ 以上にもなるこの曲集は、17世紀に印刷された音楽作品としては最大級のものです。
 中には24のティエン ト、比較的単純なハーモニーで書かれた101のオルガン伴奏による賛美歌などのコエーリョ作品に加え、当 時の作曲家たちの作品も収録されています。
 第1集(IVN1009)に続く第2集では、メインのオルガン曲をアンドレ・フェレイラが演奏。
 2011年にマリア・ベイリーが設立したポルトガルの声楽アンサンブル、アルス・ルシターナが賛美歌を歌います。

 
 



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MARCO POLO



8.225385
\2400→\2190
コンスタンチン・シェルバコフ(ピアノ)
ゴドフスキー:ピアノ作品集 第15集
 ショパンのエチュードによる53の練習曲 第2集
コンスタンチン・シェルバコフ(ピアノ)
  レオポルド・ゴドフスキー:ショパンのエチュードによる53の練習曲
   1-14. 7つの練習曲 Op.10
    1. 第2番:変ニ長調(原曲:Op. 10-1 第2稿)左手のための
    2. 第3番:イ短調(原曲:Op. 10-2 第1稿)左手のための
    3. 第8番:ハ長調(原曲:Op. 10-5第2稿)白鍵上で
    4. 第9番:イ短調「タランテッラ」(原曲:Op. 10-5 第3稿)
    5. 第10番:イ長調「カプリッチョ」(原曲:Op. 10-5 第4稿)黒鍵と白鍵上で
    6. 第11番:変ト長調(原曲:Op. 10-5 第5稿)左手のためのインヴァーション(反行)
    7. 第12番:変ト長調(原曲:Op. 10-5 第6稿)右手のためのインヴァーション(反行)
    8. 第12番a:変ト長調(原曲:Op. 10-5 第7稿)左手のための
    9. 第15番:変ト長調(原曲:Op. 10-7 第2稿)
    10. 第15番a:変ホ長調(原曲:Op. 10-7 第3稿)左手のための
    11. 第16番a:変ト長調(原曲:Op. 10-8 第2稿)左手のための
    12. 第18番:ヘ短調(原曲:Op. 10-9 第2稿)Op. 25-2の模倣
    13. 第18番a:嬰ヘ短調(原曲:Op. 10-9 第3稿)左手のための
    14. 第19番:ニ長調(原曲:Op. 10-10 第1稿)
   15-25. 6つの練習曲 Op. 25
    15. 第23番:変イ長調(原曲:Op. 25-1 第1稿)左手のための
    16. 第24番:変イ長調(原曲:Op. 25-1 第2稿)
    17. 第26番:ヘ短調(原曲:Op. 25-2 第1稿)
    18. 第28番:ヘ短調(原曲:Op. 25-2 第3稿)ヴァージョンA
    19. 第28番:ヘ短調(原曲:Op. 25-2 第3稿)ヴァージョンB オクターヴ
    20. 第28番a:嬰ヘ短調(原曲:Op. 25-2 第4稿)左手のための
    21. 第30番:へ長調(原曲:Op. 25-3 第2稿)左手のための
    22. 第31番:イ短調(原曲:Op. 25-4 第1稿)左手のための
    23. 第33番:ホ短調(原曲:Op. 25-5 第1稿)
    24. 第35番:変ロ短調(原曲:Op. 25-5 第3稿)左手のための
    25. 第40番:変ト長調(原曲:Op. 25-9 第2稿)左手のための
   26-27. 2つの練習曲、新練習曲
    26. 第45番a:変ニ長調(原曲:新練習曲 第2番 第2稿)左手のための
    27. 第46番:ト長調「メヌエット」(原曲:新練習曲 第3番)2つの練習曲 Op. 10 & Op. 25
    28. 第47番:変ト長調「冗談」(原曲:Op. 10-5&Op. 25-9)
    29. 第48番:へ長調(原曲:Op. 10-11&Op. 25-3)
   30. ゴドフスキー:3つの演奏会用練習曲 Op. 11-3:変ホ長調(1899出版)
   31. アドルフ・フォン・ヘンゼルト(1814-1889):2つの性格的な練習曲 Op. 2
    第6番:嬰へ長調「もし私が鳥だったら」(ゴドフスキー編1899/1931改訂)
     カデンツァ:L.ゴドフスキー

 録音:2022年10月6-8日 Wyastone Concert Hall,Monmouth(UK)
 総収録時間:88分

 シェルバコフによる「ゴドフスキー:ピアノ作品集」のシリーズが始まったのが1996年。ファンの間でいつリリースされるのかと話題になっていた「ショパンのエチュードによる53の練習曲」が遂に完結しました。

 1894年、23歳のゴドフスキーが構想し、そのおよそ20年後にようやく完成。
 音楽評論家のハロルド・ショーンバーグが「ピアノのために書かれた作品で これ以上ありえないほど難しい」と評したこの曲集は、もともと演奏困難なショパンの「練習曲=エチュード」にゴドフスキーが独自の編曲を加え、更に 難しく仕立てたもの。
 主として左手の鍛錬を目的として書かれており、いくつかの作品は左手のみで奏されますが、どれも複雑な声部を持ち、幾多の 旋律が絡み合い、曲によっては原曲の姿をとどめないほどに手が加えられるなど、演奏家だけでなく聴き手にとっても興味深い編曲がなされています。
 この第2集には、複数の練習曲を同時に演奏するという試みがなされたトラック28,29などのまさに技巧の限りを尽くした作品が並びます。
 またゴドフス キーは「黒鍵のエチュード」として知られるOp.10-5を偏愛し、この曲だけで7つのヴァージョンを展開しています。

 これまでに全曲録音をリリースしているのは、この曲集の知名度を高めたマルカンドレ・アムランなどの数人だけ。
 NAXOSレーベルきってのヴィルトゥオーゾ、シェルバコフはこの曲集に果敢に挑み、鮮やかな技巧を駆使して全ての曲を完璧に制覇しています。

 


旧譜
コンスタンティン・シェルバコフ(ピアノ)
ゴドフスキー(1870-1938)
 ショパンのエチュードによる53の練習曲 第1集


 8.225372
\2400→\2190
コンスタンティン・シェルバコフ(ピアノ)
ゴドフスキー(1870-1938):ピアノ曲集 第14集
 ショパンのエチュードによる53の練習曲 第1集
コンスタンティン・シェルバコフ(ピアノ)
  ショパンのエチュードによる53の練習曲
   1.第1番:ハ長調(原曲:Op.10-1 第1版)/2.第4番:イ短調「鬼火」(原曲:Op.10-2 第2版)/
   3.第5番:変ニ長調(原曲:Op.10-3 左手のための)/4.第6番:嬰ハ短調(原曲:Op.10-4 左手のための)/
   5.第7番:変ト長調(原曲:Op.10-5 第1版)/6.第13番:変ホ短調(原曲:Op.10-6 左手のための)/
   7.第14番:ハ長調「トッカータ」(原曲:Op.10-7 第1版)/8.第16番:ヘ長調(原曲:Op.10-8 第1版)/
   9.第17番:嬰ハ短調(原曲:Op.10-9 第1版)/10.第20番:変イ長調(原曲:Op.10-10 左手のための 第2版)/
   11.第21番:イ長調(原曲:Op.10-11 左手のための)/12.第22番:嬰ハ短調(原曲:Op.10-12)/
   13.第25番:変イ長調(原曲:Op.25-1 第3版)/14.第27番:へ短調「ワルツ」(原曲:Op.25-2 第2版)/
   15.第29番:ヘ長調(原曲:Op.25-3 第1版)/16.第32番:へ短調「ポロネーズ」(原曲:Op.25-4 第2版)/
   17.第34番:嬰ハ短調「マズルカ」(原曲:Op.25-5 第2版)/18.第36番:嬰ト短調「三度の練習」(原曲:Op.25-6)/
   19.第38番:変ニ長調「六度の練習」(原曲:Op.25-8)/20.第39番:変ト長調(原曲:Op.25-9 第1版)/
   21.第41番:ロ短調(原曲:Op.25-10 左手のための)/22.第42番:イ短調(原曲:Op.25-11)/
   23.第43番:嬰ハ短調(原曲:Op.25-12 左手のための)/
   24.第44番:へ短調(原曲:新しい練習曲 第1番 左手のための)/
   25.第45番:ホ長調(原曲:新しい練習曲 第2番 第1版)

 録音 2019年1月28-30日 Wyastone Concert Hall, Monmouth, UK

 ゴドフスキーの問題作、シェルバコフの演奏で遂に登場!
 シェルバコフによる「ゴドフスキー:ピアノ作品集」のシリーズが始まったのが1996年。その時から、ファンの間でいつリリースされるのかと話題になっていた「ショパンのエチュードによる練習曲」が遂に登場します。
 音楽評論家のハロルド・ショーンバーグが「ピアノのために書かれた作品でこれ以上ありえないほど難しい」と評したこのゴドフスキーの曲集は、もともと演奏困難なショパンの「練習曲=エチュード」にゴドフスキーが独自の編曲を加え、更に難しく仕立てたもの。
 主として左手の鍛錬を目的として書かれており、いくつかの作品は左手のみで奏されますが、曲によっては、複数の練習曲を同時に演奏するという試みがなされているなど、まさに技巧の限りを尽くした作品が並びます。
 どの曲も複雑な声部を持ち、幾多の旋律が絡み合い、曲によっては原曲の姿をとどめないほどに手が加えられるなど、演奏家だけでなく聴き手にとっても興味深い編曲がなされています。
 これまでに全曲録音をリリースしているのは、この曲集の知名度を高めたマルカンドレ・アムランをはじめ片手の指で数えられるピアニストのみ。2019年には日本での全曲コンサート(ピアノはフランチェスコ・リベッタ)が行われ、日本中の「超絶技巧好き」が注目したのも記憶に新しい出来事でした。
 NAXOSレーベルきってのヴィルトゥオーゾ、シェルバコフはこの曲集に果敢に挑み、鮮やかな技巧を駆使して全ての曲を完璧に制覇しています。

 




OEHMS CLASSICS



OC1727
\2700
タリス、バード、ギボンズ:鍵盤作品集 フリーデリケ・シュレク(チェンバロ&オルガン)
 1. トマス・タリス(1505頃-1585):御身はまことに幸いなる者 I*
   (フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック109)
 2. ウィリアム・バード(1540頃-1623):おお、わが愛しの人よ
 3. バード:勝利に寄せるガリアード
 4. オーランド・ギボンズ(1583-1625):リンカンの旅籠
 5. バード:ウト・レ・ミ・ファ・ソル・ラ*
 6. ギボンズ:ファンタジア ト短調
 7. ギボンズ:ナンのマスク、もしくはフランスのアルメイン
 8. ギボンズ:マスク「おかえりなさい」
 9. バード:ウォルシンガム(フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック 68)
 10. ギボンズ:アルメイン:「王の宝石」(ムジカ・ブリタニカ 36)
 11. ギボンズ:ああ、私をいじめないで、よき人よ(ムジカ・ブリタニカ 31)
 12. バード:幸運(フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック 65)
 13. ギボンズ:ファンタジア ハ長調
 14. バード:パヴァン BK 14a
 15. バード:ガリアード BK 14b
 16. タリス:御身はまことに幸いなる者 II*(フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック 110)
 *...オルガンでの演奏

 チェンバロ...ボッカラーリ(ナポリ)1699年ナポリ製のオリジナル楽器。
       マティアス・グリーヴィッシュが2019年にレストア
 オルガン...ヨハン・クリストフ・ロイ製作 ライナウ、修道院教会 1715年
 録音:
  2022年10月3-5日 ライナウ、修道院教会(スイス)...1、5、16
  2023年2月6-8日 アーハーン、Alte Kirche Fautenbach(ドイツ)...2-4、6-15
 総収録時間:78分

 ウィリアム・バードとイギリス・ルネサンスの音楽をこよなく愛するフリーデリケ・シュレクによるバードの没後400周年記念盤。
 バーゼル・スコラ・カントルムでチェンバロを学んだシュレクはこれまでにOEHMSレーベルで「バード:鍵盤作品集」 (OC1724)、「時よとどまれ」 (OC1864)、「From Byrd to Byrd - バードからバードへ」(OC1702)を発表し ています。
 バードの没後400年を記念した当アルバムは、バードとその師タリス、バードの後輩でイギリス・バロックの 鍵盤音楽に大きな貢献を成したギボンズの作品を合わせて収録しています。
 これらは「ヴァージナル音楽」と呼ばれ ますが、17世紀半ばまでのイギリスでは「ヴァージナル」は撥弦鍵盤楽器の総称で、実質的にチェンバロと同義でし た。
 当ディスクのチェンバロ演奏では、イギリスに大きな影響を与えたイタリア製の楽器を使っています。

 
 




RESONUS


RES10323
\2600
黙示録
 デイヴィッド・ランカスター(1960-):合唱作品集

  1. Apocalypse 黙示録
  2. Magnificat マニフィカト
  3-7. At the Edge of the World 世界の果てで
   3. I am on the edge of the world
   4. Glass painters forming stories on the church windows
   5. Listen, you will hear things
   6. The seventh rule is the rule of penance
   7. Gloria Patri, et Filio, et Spiritui Sancto
エクス・コルデ・ヴォーカル・アンサンブル
ポール・ゲームソン(指揮)

 録音:2022年6月4-5日、9月8-9日 Chapel of York St John University(UK)
 総収録時間:71分

 デイヴィッド・ランカスターはイギリスの作曲家。このアルバムには中世の詩「Pricke of Conscience=良心 の呵責」に基づく「Apocalypse」や、14世紀前半の女性隠遁者エマ・ロートンの生涯を描いた「世界の果てで」など、中世のヨークで生活していた人々の生活や信念を題材にした合唱作品が収録されています。

 
 
 

RES10324
\2600
エセル・スマイス(1858-1944):
 歌劇《森》全1幕 英語歌唱

  1. Prologue
  2. Transformation – Scene I
  3. Scene II
  4. Scene III
  5. Scene IV
  6. Scene V
  7. Scene VI
  8. Scene VII
  9. Scene VIII
  10. Scene IX
  11. Epilogue
 世界初録音

ナタリア・ロマニウ(ソプラノ)
クレア・バーネット=ジョーンズ(メゾ・ソプラノ)
ロバート・マレイ(テノール)
アンドルー・ショア(バリトン)
モーガン・ピアース(バリトン)
マシュー・ブルック(バス)
レベッカ・リー(ソプラノ)
アンドルー・ラップ(バリトン)
BBCシンガーズ
(合唱指揮...マーティン・フィッツパトリック)
BBC交響楽団
ジョン・アンドルーズ(指揮)


 録音:2023年1月10-12日 Studio 1, BBC Maida Vale Studios、ロンドン(UK)
 総収録時間:66分

 精霊たちが棲む神秘的な森で起きる、魔女と噂される女性に翻弄される若い恋人たちの悲劇を描いたエセ ル・スマイスの歌劇《森》は、1903年の初演から、2016年にサーリアホの歌劇《L'Amour de loin》が初演されるまでの100年以上にわたり、メトロポリタン歌劇場で上演された唯一の女性作曲家による作品でし た。
 英語ヴァージョンによる初の録音となる当盤は、豊かなオーケストレーションと美しい言葉に彩られた作品 の魅力を存分に伝えるものです。

 
 




WILLOWHAYNE RECORDS


WHR082
\2600
カレイドスコープ~トロンボーンとピアノのための作品集
 1. フランク・マルタン(1890-1974): バラード
 2. エンリケ・クレスポ(1941-):
  トロンボーン独奏のためのインプロヴィゼーション第1番
 3. カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786-1826):
  ロマンス
 4-7. ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
  トリオ・ソナタ ト短調 Op. 2-8 HWV 393
 8. アレクサンドル・ギルマン(1837-1911):
  交響的小品 Op. 88
 9-13. エルンスト・クシェネク(1900-1991):
  トロンボーンとピアノのための5つの小品 Op. 198
 14. ジョゼフ=ギィ・ロパルツ(1864-1955): 変ホ短調の小品
クリス・ガーフィット(トロンボーン)
セリ・ダン(ピアノ)
ギレム・クスニェレク(トロンボーン)...4-7

 録音: 2020年3月、6月 ハルベルク放送局、ザールブリュッケン
 収録時間: 57分

 イギリス出身、数々の国際的なコンクールで優勝を重ね、2021年からケルンWDR交響楽団のソロ・トロンボーン奏者を務めており、2022年にはミュンヘン国際音楽コンクールでも優勝を果たしたクリス・ガーフィット。
 近年デュオを組んで活動している韓国のピアニスト、セリ・ダンとの共演による待望のファースト・ソロ・アルバムが登場しました。
 バロックや古典で聴かせる奥行きのある歌心、現代作品での目の覚めるような超絶技巧までをたっぷりと聴かせ、その表現力の幅広さと高い技術力を見せつけてくれます。
 
 

WHR068
\2600
アーノルド、シェーンベルガー、ギップス:ホルン協奏曲
 1-3. マルコム・アーノルド(1921-2006): ホルン協奏曲第2番 Op. 58
 4-6. クリストフ・シェーンベルガー(1961-):
  ホルン協奏曲 ヘ長調 ...世界初録音
 7-9. ルース・ギップス(1921-1999): ホルン協奏曲 Op. 58
ベン・ゴルトシャイダー(ホルン)
フィルハーモニア管弦楽団
リー・レイノルズ(指揮)

 録音: 2021年3-5月 ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン
 収録時間: 62分

 ピエール・ブーレーズ・アンサンブルのメンバーで、ウエスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団の首席ホルン 奏者、ベン・ゴルトシャイダーによるWillowhayneレーベルからの2枚目のアルバム。
 1921年に生まれた 2人の作曲家、当時の前衛的実験的な音楽の流れに背を向けて旋律的な作品を書き続けたアーノル ドとギップス、そして同様の流れを汲む新古典派的作風のシェーンベルガーによる協奏曲を収録しています。
 高く安定した技術と滑らかによく歌う表現力が素晴らしく、それぞれの作品の魅力を十二分に引き 出しています。
 
 

WHR084
\2600
コネクションズ ~ドイツのホルン音楽
 1-3. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
  ホルン・ソナタ ヘ長調 Op. 17
 4-5. ロベルト・シューマン(1810-1856): アダージョとアレグロ Op. 70
 6. フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス(1822-1905): 夜想曲 Op. 7
 7. リヒャルト・シュトラウス(1864-1949): アンダンテ ハ長調 AV 86a
 8-10. パウル・ヒンデミット(1895-1963): ホルン・ソナタ ヘ長調
 9. アーノルド・クック(1906-2005): ロンド 変ロ長調
ローレンス・デイヴィス
 (ホルン/Alexander model 103)
ヘレン・デイヴィス(ピアノ)

 録音日時場所不詳/収録時間: 56分

 フィルハーモニア管とロイヤル・フィルの首席ホルン奏者を?年務め、2021年には再びフィルハーモニア管 に復帰した名手ローレンス・デイヴィスのソロ・アルバム。
 ピアノを担当するのは実の母であるヘレン・デイ ヴィスで、2人での録音は今回が初めてとのこと。
 2020年のロックダウンで人と人との繋がり (connections)について考えた彼らは、ヘレンの父親がイギリス系ドイツ人であったことからこのアルバム の構想を広げました。
 ベートーヴェンの名曲に始まりヨーゼフ&リヒャルト・シュトラウス父子の作品、そして ヒンデミットを収録。
 最後に収められたクックはヒンデミットに学んでその作風を受け継いだイギリスの作曲 家で、今回のテーマにまさにぴったりの選曲といえそうです。
 安定した技術と表現力が聴きものです。
 
 

WHR080
\2600
恋は野の鳥 ~フランスのオーボエ作品集
 1-3. ジョルジュ・ビゼー(1838-1875): 歌劇《カルメン》より *
  1. ハバネラ「恋は野の鳥」
  2. セギディーリャと二重唱
  3. ミカエラのアリア
 4. アンリ・ブロ(1799-1893):
  歌劇《ランメルモールのルチア》の狂乱の場による幻想曲 Op. 57
 5. ブラス・マリア・コロメル(1833-1917): 幻想曲
 6. アンリ・ダリエ(1849-1934): ファンタジー=カプリース
 7-9. アンリ・デュティユー(1916-2013):オーボエ・ソナタ
 10-12. フランシス・プーランク(1899-1963):
  オーボエ・ソナタ FP 185
 13. モーリス・ラヴェル(1875-1937): ハバネラ形式の小品
 14-16. カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):
  オーボエ・ソナタ ニ長調 Op. 166
 17. クロード・アリュー(ルイーズ=マリー・シモン)(1903-1990):
  夜想曲 **
 18. アリュー: 即興曲 **

 *...この編曲による世界初録音(編曲者不詳)
 **...世界初録音
キャスリン・タナー=ウィリアムズ
 (オーボエ/Marigaux 901)
クリストファー・ウィリアムズ
 (ピアノ/Steinway Model D)

 録音: 2022年9月3、4日 ワイアストーン・コンサートホール、ワイアストーン・レイズ、UK
 収録時間: 80分

 ウェールズの首都カーディフのカムリ管弦楽団(Orchestra De Cymru)の首席オーボエ奏者を務める、キャスリン・タナー=ウィリアムズの3枚目のアルバム。
 オーボエにとって重要なレパートリーであるフランスの作品に、親しみやすい名曲のアレンジも収録しています。
 
 

WHR088
\2600
J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲 第2集
 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
  1-6. 無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV 1009
  7-12. 無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV 1010
  13-18. 無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV 1012
リンデン・クランハム(バロック・チェロ)

 録音:2022年1月18-20日...1-12、2023年3月13-14日...13-18 セント・ピーター・アンド・セント・メアリー教会、フィッシュボーン、ウエスト・サセックス、UK

 英国王立音楽院でチェロを学び、アメリカやニュージーランドで室内楽の活動の後バロック・チェロを志し たというリンデン・クランハム。
 エンシェント室内管弦楽団などで活躍し、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ の一員としてガーディナーの「バッハ・カンタータ巡礼」のプロジェクトにも参加した彼女による無伴奏第2 弾。
 第1弾の録音は、ウエスト・サセックスで彼女が見つけた響きの美しい教会が、パンデミックの影響で 多くの集会が中止になったために実現したものでしたが、人々の活動が日常に戻ることで皮肉なことにス ケジュール確保が困難になる中、忍耐をもって全集録音を完成させることが出来ました。
 1750年頃ドイ ツ製の名器の音色が楽しめます。また第6番では、アイルランド出身で現在はイギリスのケントに工房を 持つヴィオラ・ダ・ガンバ製作者シェム・マッケイが、彼女のために製作した5弦チェロを使用しています。
 
 

WHR087
\2600
ベートーヴェン: 月光、テンペスト、ワルトシュタイン
 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
  1-3. ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 Op. 27-2 「月光」
  4-6. ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 Op. 31-2 「テンペスト」
  7-9. ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 Op. 53 「ワルトシュタイン」
ジュリアン・ジェイコブソン(ピアノ)

 録音: 2018年3月 ポットン・ホール、サフォーク、UK
 収録時間: 65分

 強い影響力を持つコンポーザー・ピアニスト、ジュリアン・ジェイコブソンによるベートーヴェンの有名なソナタ3曲を収録したアルバム。
 彼はベートーヴェン「マラソン」でも知られており、2022年11月にも自身の75歳を記念し、32曲のソナタ全曲を暗譜で弾き切っています。
 

<映像>


BELVEDERE(映像)


BELVED08061
(DVD)
\3100
子供のためのオペラ《ペルシネット》
 歌劇《ペルシネット》
  3幕の子供のためのオペラ
   作曲:アルビン・フリース
   台本:ビルギット・マトン
ペルシネット...ブライオニー・ドワイヤー
王子...ルーハニョ・モヤケ
アルゼ...モニカ・ボイネツ
母...レジーネ・ハングラー
父...オルハン・イルディス
アブラサックス...ソリン・コリバン
ウィーン国立歌劇場ステージ・オーケストラ
指揮:ギレルモ・ガルシア・カルボ

 演出:マティアス・フォン・ステックマン/美術:マルク・ユングライトマイヤー/
 衣装:コンスタンツァ・メサ=ロペハンディア/照明:ロバート・アイゼンシュタイン、ルドルフ・フィッシャー/
 収録:2019年12月29日 ウィーン国立歌劇場(オーストリア)/収録時間:65分/音声:ドイツ語/PCMステレオ2.0/
 字幕:英語、ドイツ語 (日本語字幕はありません)/画角:16/9 NTSC All Region/DVD...片面一層ディスク

 【ウィーン国立歌劇場から子供のためのオペラ《ペルシネット》登場!】
 妻と生まれる子供の命を救うため、夫のハンスはやむなく魔女のアルゼと取引をします。その結果、アルゼは生まれたばかりの娘ペルシネットを連れ去り、高い塔のてっぺんの部屋に閉じ込めて育てます。
 16年後、美しく成長したペルシネットを通りかかった王子が見つけ、声をかけると、ペルシネットは塔の上から自分の長い髪を垂らします。王子がそれにつかまってよじ登ると、待ち構えていたアルゼに捕らえられてしまいます......

 17世紀末にフランスで出版された童話『ペルシネット』は、グリム童話の『ラプンツェル』と同様に、「魔女によって塔に閉じ込められた?い髪の娘を王子が救う」という欧州各地に伝わる民話に基づいています。
 本作品は、ウィーン国立歌劇場で上演される子供のためのオペラ・シリーズのひとつとして、台本作家のビルギット・マトンと作曲家アルビン・フリースにこの童話のオペラ化が委嘱され、2019年12月に上演されて好評を博しました。
 このシリーズの『シンデレラ』でも題名役を歌ったブライオニー・ドワイヤーが主役ペルシネットを務め、アルビン・フリースが書き下ろしたロマンティックな音楽に乗せた物語は、子供から大人まで楽しめるものとなっています。

 
 




DIE THEATEREDITION(映像)

THE08086
(DVD)
\3500
ザルツブルク音楽祭を象徴する演劇『イェーダーマン』。
 2022年の上演映像

  演劇『イェーダーマン』ザルツブルク音楽祭2022
   台本:フーゴ・フォン・ホフマンスタール
エディト・クレヴァー...死神
ラース・アイディンガー...イェーダーマン
アンゲラ・ヴィンクラー...イェーダーマンの母
アントン・シュピーカー...イェーダーマンの友人
イェルク・ラティエン...貧しい隣人
ミルコ・クライビヒ...債務者/マモン
アンナ・リーザー...債務者の妻
ヴェレーナ・アルテンベルガー...イェーダーマンの愛人
グスタフ・ペーター・ヴェーラー...太った従兄弟
ティノ・ヒレブラント...痩せた従兄弟
カトリーン・モルゲナイアー...信仰
マフィー・ヘルビガー...神/悪魔  他

 演出:ミヒャエル・シュトゥルミンガー/舞台美術・衣装:レナーテ・マーティン、アンドレアス・ドンハウザー/
 作曲:ヴォルフガング・ミッテラー/指揮:ハネス・レッシェル/照明:ウアス・シェーネバウム/
 振付:ダン・セイファー/ドラマトゥルギー:アンゲラ・オープスト/映像監督:フォルカー・グロースコプフ/
 収録:2022年8月 ザルツブルク大聖堂前広場(ザルツブルク音楽祭)/収録時間:115分/音声:ドイツ語/PCMステレオ2.0/
 字幕:ドイツ語、英語(日本語字幕はありません)/画角:16/9 NTSC All Region/DVD...片面二層ディスク

 【ザルツブルク音楽祭を象徴する演劇『イェーダーマン』。2022年の上演映像】
 金持ちのイェーダーマンは、その行いを母から咎められても聞く耳をもたない放蕩者なのに、貧しい隣人に対してはしみったれ。ある日、イェーダーマンが自分の愛人と知人たちを招いて宴会を開き騒いでいると、突然、死神が現われ、イェーダーマンの死を告げます。うろたえたイェーダーマンが周りの人々に助けを求めても、皆はしらんぷり......

 15世紀イギリスの道徳劇『エヴリマン』(作者不詳)と16世紀のハンス・ザックスによる喜劇『裕福な男の死』などを素材にフーゴ・フォン・ホフマンスタールが台本を執筆した『イェーダーマン』は、マックス・ラインハルトの演出により、1911年ベルリンで初演されました。その後、ホフマンスタールとラインハルトはリヒャルト・シュトラウスと協力してザルツブルクを会場とした演劇と音楽のフェスティヴァルを計画。1920年8月22日、ザルツブルク大聖堂前の特設舞台で上演された『イェーダーマン』によりザルツブルク音楽祭は、その産声を上げました。1921年にはコンサート、翌22年にはオペラ上演と音楽祭は発展を続け、『イェーダーマン』はザルツブルク音楽祭を象徴する舞台として毎年の恒例行事となっています。最近ではパンデミック最中の2020年、21年、規模を縮小して敢行された音楽祭でも『イェーダーマン』は上演され続けました。本収録の2022年の舞台は、現代的なタッチのミヒャエル・シュテュルミンガーの演出によるもの。人気俳優ラース・アイディンガー(イェーダーマン)とベルナ・アルテンベルガー(イェーダーマンの愛人)を中心とした俳優陣が、ザルツブルク大聖堂を背景にエネルギッシュな演技を繰り広げています。







OPUS ARTE(映像)



OA1372D
(DVD)
\2600
グラインドボーン音楽祭の
 《オルフェオとエウリディーチェ》

  グルック:
   歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》
    グラインドボーン音楽祭1982
     3幕の音楽劇
      台本:ラニエーリ・デ・カルツァビージ
オルフェオ...
 ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
エウリディーチェ...
 エリーザベト・シュパイサー(ソプラノ)
アモーレ...エリザベス・ゲイル(ソプラノ)
グラインドボーン音楽祭合唱団
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:レイモンド・レッパード

 演出:ピーター・ホール/美術・衣装・照明:ジョン・ベリー/振付:ステュアート・ホップス/ビデオ監督:ロドニー・グリーンバーグ/
 収録:1982年8月22日 グラインドボーン音楽祭(イギリス)/収録時間:124分/音声:イタリア語/Dolby Digitalステレオ2.0/
 字幕:英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語(日本語字幕はありません)/画角:4/3 NTSC All Region/DVD...片面二層ディスク

 【ジャネット・ベイカー、オペラ引退公演の歴史的映像復活!グラインドボーン音楽祭1982】
 2023年8月に90歳の誕生日を迎えたイギリスの名歌手ジャネット・ベイカーが、1982年グラインドボーン音楽祭の《オルフェオとエウリディーチェ》のオルフェオ役として、自身最後のオペラ・ステージを務めた貴重な舞台映像が復活します。
 ジャネット・ベイカーはプロの歌手としてデビューした1959年、グラインドボーン音楽祭に合唱団のメンバーとして参加。
 その後バロック音楽から古典派、ロマン派そして近・現代音楽に至る広いレパートリーを誇る20世紀後半の英国を代表するメゾ・ソプラノ歌手として、オペラ、コンサート、リサイタルで活躍し、その比類ないキャリアを築きあげました。
 この映像は1982年6月、7月に行われた音楽祭期間中の《オルフェオとエウリディーチェ》の10回の公演の後、ジャネット・ベイカーの最後のオペラ・ステージとなった8月22日の観客を入れた会場でのライヴ収録。
 数多くの共演を重ねてきたレイモンド・レッパードのタクトに導かれる気品に溢れたグルックの音楽と、イギリス演劇界の巨匠ピーター・ホールの幻想味豊かな演出を背景に、ジャネット・ベイカーの端正で確信に満ちた歌唱と舞台姿が見事に捉えられています。


















9/21(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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ALTUS



ALTL 016/7
(2CD)
\3900→\3590

坂入健司郎(指揮)
 東京ユヴェントス・フィルハーモニー活動再開記念演奏会
  マーラー『復活』

  [CD1]
   アイヴズ:答えのない質問
   ヴォーン・ウィリアムズ:トマス・タリスの主題による幻想曲
   マーラー:交響曲第2番 ハ短調『復活』 第1楽章
  [CD2]
   マーラー:交響曲第2番 ハ短調『復活』 第2-5楽章 *
中江早希(ソプラノ)*
谷地畝昌子(アルト)*
東京ユヴェントス・フィルハーモニー合唱団*
坂入健司郎(指揮)
東京ユヴェントス・フィルハーモニー

 余儀なくされた沈黙を打ちやぶり壮大に響き渡る『復活』の歌声!プログラミングの妙が冴えわたる坂入・ユヴェントス活動再開記念演奏会

 ライヴ録音:2022年1月15日/ミューザ川崎シンフォニーホール/国内製作、日本語帯・解説付

 坂入健司郎が2008年に結成して以来、継続して演奏会を開き人気を博している東京ユヴェントス・フィルハーモニー。
 2022年1月15日に行われたこの公演は、余儀なくされたコロナ禍の沈黙を打ち破る記念碑的な演奏会として企画されたもの。
 マーラーの『復活』は坂入がこのタイミングで是非とも取り上げたいと思っていた作品で、カップリングも含め、コンサート全体が音楽を奏でることへの讃歌となっています。

 『復活』のスコアには第1楽章終了後に5分以上のインターバルを置くようにとの指示があります。
 演奏会ではここで休憩をはさみ、第2楽章以降を後半のプロ グラムとして演奏しました(CDでも同じ個所で2 枚に分かれています)。
 これにより、アイヴズとヴォーン・ウィリアムズの作品が『復活』第1 楽章への布石として 機能し、この楽章の悲劇性をより迫真なものにしているように感じられます。
 これをバネとして後半が始まり、フィナーレの壮麗なクライマックスに至るまで上り続 けていくイメージがまさにプログラミングの妙。
 中江早希、谷地畝昌子の独唱も素晴らしく、オーケストラは指揮者と阿吽の呼吸で盛り上がり、力強い合唱も加わっ て大いなる讃歌が築かれていきます。

 
 



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HARMONIAMUNDI



HMM 902678
\3100→\2890
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
SOLO

 ■ニコラ・マッテイス・Jr(息子)(1670年代後半~1737):
  ファンタジア イ短調"Alia Fantasia"
   (ソロ・ヴァイオリンのための2つのファンタジアより)
 ■ニコラ・マッテイス・Sr(父)(1650年頃-1713以降):
  ヴァイオリンのためのエア集(Ayres for the Violin( 抜粋))
   ・プレリュード
   ・パッサッジョ・ロット - アンダメント・ヴェローチェ
   ・ファンタジア
 ■ヨーハン・ゲオルク・ピゼンデル(1687-1755):
  ソナタ イ短調
   〔I. プレリュード - II. アレグロ - III. ジーガ - IV. 変奏〕
 ■ルイ=ガブリエル・ギユマン(1705-1770):
  ソロ・ヴァイオリンのためのアミュズモン op.18(抜粋)
   〔アレグロ - アレグレット - アンダンティーノ -
    アレグロ/マエストーゾ- アリア/グラティオーゾ -
    ヴァリアツィオーネ - アルトロ - アルトロ〕
 ■ヨハン・ヨーゼフ・ヴィルスマイアー(1663-1722):
  パルティータ第5 番 ト短調
 ■ハインリヒ・イグナツ・フォン・ビーバー(1644-1704):
  パッサカリア ト短調「守護天使」(ロザリオのソナタより)
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン
  -ヤコブス・シュタイナー(1658))
KKC 6758
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3500

 イザベル・ファウスト「SOLO」、驚異的なまでの集中、やわらかにして鬼気迫るファウストの音楽

 録音:2020年4月、テルデックス・スタジオ、ベルリン/54:29

 世界最高峰のヴァイオリン奏者、イザベル・ファウスト。深遠極まりない、無伴奏による新譜の登場。
 奏でている音色はやわらかく、フレーズのひとつひとつにふくよかな息遣いの音楽が宿っていながら、驚異的な集中にはただならぬオーラと鬼気迫るものすら感じさせるような演奏。
 ファウストの音楽だけでなく、彼女が音楽に向かう姿勢までもが鮮烈にとらえられているかのうような、圧倒的な録音です。

 プログラムはバロック後期の無伴奏ヴァイオリン作品。
 冒頭のマッテイス(息子) の作品は3 分半ほどの作品。ファウストの演奏は静かに始まりますが、次第にこの楽曲のもつバッハのシャコンヌのような鬼気迫る凝縮された世界に、聴き手は金縛りにあったように引き込まれてしまいます。
 ニコラ・マッテイス(息子)は当時コレッリのソナタを非常に優雅に演奏した、という記録が残されており、卓越した技術と音楽性を兼ね備えていた奏者だったことがうかがわれます(ハプスブルク家の宮廷に仕え、残されている作品はヴァイオリン作品よりむしろバレエ音楽が多い)。

 ピゼンデルはドレスデン宮廷楽団に仕えたドイツの最高のヴァイオリン奏者でした。イタリアを訪れ、ヴィヴァルディに師事し親交を深めたことでも名を残しています。
 彼のソナタはバッハにも影響を与えたと考えられています。

 ギユマンはルイ15世やポンパドゥール夫人に仕えたヴァイオリン奏者・作曲家で、当時知名度・俸給の高さで群を抜いた存在でした。
 しかし浪費癖があり晩年は借金に苦しみ飲酒も過ぎるようになるなど、波乱の人生を送ったといわれています。舞曲風の楽曲が連なるこのop.8 は美しい装飾的な旋律が魅力です。

 ヴィルスマイヤーは、ザルツブルク生まれで、ビーバーが率いる楽団の奏者でした。
 この作品は彼の唯一の出版譜に含まれるもので、楽譜の表紙には通奏低音を伴う作品を意図していた形跡もありますが、現在はソロ・パートのみが現存。ビーバーのスコルダトゥーラの技法も取り入れた作品となっています。

 ディスクの最後に収められているビーバーのパッサカリアは、無伴奏ヴァイオリン作品の最高峰のひとつ。ファウストの音楽は、たしかな歩みで音楽を運びつつ、音の余白にまで、研ぎ澄まされた神経が行き届いていることが感じられるもの。
 なにかに突き動かされているように激しさを増す装飾は美しさを一切失わず、その音の連なりが織りなす空気は、人智を超えた神秘の領域を感じさせます。

 
 




ARS PRODUKTION



ARS38640
\2700
アントニオ・チェスティ:カンタータ集
 アントニオ・チェスティ:私を放っておいて
 ジョヴァンニ・ブオナヴェントゥーラ・ヴィヴィアーニ:
  《教会と室内のためのカプリッチョ・アルモニコ》よりアリア第6番
 チェスティ:雪深く厳しいアルプス、Insegnatemi a morire
 ヴィヴィアーニ:
  《教会と室内のためのカプリッチョ・アルモニコ》より
   シンフォニア第2番
 チェスティ:
  Ricordati mio core、Quanto siete per me pigri,o momenti!
 ヴィヴィアーニ:
  《教会と室内のためのカプリッチョ・アルモニコ》よりアリア第3番
 チェスティ:Ferma Lachesi,Fileno、Ferma Lachesi,ohime
アリーチェ・ボルチアーニ(ソプラノ)
イル・ザバイオーネ・ムジカーレ
 〔エヴァ・サラディン(ヴァイオリン)
  朝吹園子(ヴァイオリン)
  オリ・ハルメリン(テオルボ)
  エラム・ロテム(ハープシコード)〕

 朝吹園子参加の古楽アンサンブル、イル・ザバイオーネ・ムジカーレ!

 朝吹園子参加の古楽アンサンブル、イル・ザバイオーネ・ムジカーレによるアントニオ・チェスティ(1623-1669)のカンタータ集。
 チェスティは歌手やオペラ作曲家としてフィレンツェ、インスブルック、ウィーンなどで成功を収め有名でしたが、ジョヴァンニ・フィリッポ・アポローニの詩を基にしたカンタータも残しており、このアルバムに収録されました。

 バーセル・スコラ・カントルムで出会った音楽家たちによって結成された古楽アンサンブル『イル・ザバイオーネ・ムジカーレ』に参加する朝吹園子は、バロック・ヴァイオリン&ヴィオラ奏者として活躍しており、東京藝術大学大学院修士課程修了後、ドイツのフライブルク音楽大学でヴィオラを、スイスのバーゼル・スコラ・カントルムでバロック・ヴァイオリンの研鑽を積み、スイスを拠点に国際的な演奏活動を行っています。

 ※録音:2021年11月&2022年2月
 
 

ARS38617
\2700
海の物語
 ブロッホ:海の詩
 シュ・ゴンイ:序曲-スモール・ストリーム
 ギュスターヴ・サマズイユ:海の歌
 ブリッジ:海の牧歌
 ルビンシテイン:練習曲 Op.1 オンディーヌ
 マクダウェル:海の小品 Op.55
リディア・マリア・バーダー(ピアノ)

 リディア・マリア・バーダーはこのアルバムで聴衆を海の冒険に招待したいと言います。
 その目的の通り海に関する作品が集められたこのアルバムでは、6つの曲それぞれが海の様々な側面を描いており、それをリディア・マリア・バーダーが見事に表現しています。

 ※録音:2023年1月24日-26日
 
 
ARS38639
\2700
愛の讃歌
 クライスラー:愛の喜び/
 ガーシュイン:ソングブックより
  〔Swanee、Nobody but you、
   Oh, Lady be good、Do-Do-Do、Liza〕/
 マルグリット・モノ:愛の讃歌/ショーソン:詩曲/
 ロータ:愛のテーマ/レハール:ジプシーの恋/
 ドヴォルザーク:ロマンス ヘ短調/
 グリーグ&サティ&ショスタコーヴィチ:三人婚/
 エルガー:愛の挨拶/伝承曲:スウェーデンへのオマージュ/
 クルト・ヴァイル:ユーカリ/
 バート・ハワード:フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン/
 ヘルベルト・ピクスナー:素敵なワルツ/
 ヘンデル:私を泣かせてください
デュオ・ミネルヴァ

 クラリネットとアコーディオンによる「デュオ・ミネルヴァ」の愛をテーマにしたアルバムです。彼らは入念なリハーサルを重ねてこのレコーディングを行いました。
 クラシックを中心としたさまざまなジャンルの作品に彼らの世界観をプラスすることによって、全く新しい斬新なイメージを与える作品に仕上げています。

 ※録音:2023年4月
 
 
ARS38641
\2700
現代の橋
 ダニエル・シュナイダー(b.1961):
  アイアン・テトラポッド、
  ア・フライデー・ナイト・イン・オーガスト
 カプースチン:三重奏曲 Op.86
 コヴァーチ:アフター・ユー,ミスター・ガーシュウィン
 タルガト・ハセノフ(b.1973):Ak kalfak
 アルベーナ・ペトロヴィチ=ヴラチャンスカ(b.1965):
  トラベル・イースト Op.229
 アレクセイ・ミハイロヴィチ・イグデスマン(b.1973):
  マンダラのワルツ
 スヴァンテ・ヘンリソン(b.1963):組曲オフ・ピスト
 ギヨーム・コネソン(b.1970):テクノ=パレード
テトラポッド・アンサンブル

 実力派チェリスト、クリストフ・クロワゼなどが参加するスイスの四重奏団、テトラポッド・アンサンブル。フルート、クラリネット、チェロ、ピアノという編成で演奏する彼らは、現代音楽がいかに面白く、普遍的に理解できるかをこのアルバムで証明しています。
 クロスオーヴァーやジャズの要素を取り入れた作品なども収録されておりバラエティに富んでいます。

 ※録音:2021年10月4日-7日
 




AVIE

AV2626
\2700
サムシング・ライク・ディス サリー・ウォーカー(フルート)
エミリー・グレインジャー(ハープ)
 ラクリン・スキップワース(b.1982):オード
 モーツァルト:
  フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299より 第2楽章 アンダンティーノ
   (編曲:エミリー・グレインジャー/カデンツァ:ジョン・トマス)
 エレーナ・カッツ=チェルニン(b.1957):サムシング・ライク・ディス
 クリストファー・セインズベリー(b.1963):ジャガマラ
 ジャック・イベール(1890-1962):寄港地
 伝J.S.バッハ:フルート・ソナタ ト短調 BWV.1020(編曲:エミリー・グレインジャー)
 ルトスワフスキ:フルートとハープのための3つのフラグメント
 ジェシカ・ウェルズ(b.1974):サティ
 エリック・サティ:
  ジムノペディ第1番(ソロ・ハープ版)、
  ジムノペディ第3番(フルートとハープ版)(トランスクリプション:エミリー・グレインジャー)
 サリー・グリーナウェイ(b.1984):フルートとハープのための詩曲第1番~第3番

 エミリー・グレインジャー&サリー・ウォーカー!フルートとハープのための多彩な音楽!

 ☆エミリー・グレインジャーのセカンド・アルバム!
 ☆サリー・ウォーカーとのコラボによる、フルートとハープのための多彩な作品集!

 オーストラリアで活躍するハーピスト、エミリー・グレインジャーが、印象的なソロ・デビュー・アルバム『イン・トランジット』(AV2495)に続き、セカンド・アルバムとなる『サムシング・ライク・ディス』をレコーディング。
 オーストラリア室内管弦楽団の客演首席フルート奏者を長年務めているサリー・ウォーカーとの美しいコラボレーションで、バッハやモーツァルトの音楽をオーストラリアの作曲家たち(カッツ=チェルニン、グリーナウェイ、スキップワース、ウェルズ、そして先住民の作曲家であるクリストファー・セインズベリー)の作品や、20世紀の名作(イベール、ルトスワフスキ、サティ)と並べて披露しています。

 エミリー・グレインジャーはアメリカで生まれ、オーストラリアを拠点とするハープ奏者。クラシック音楽、ポピュラー音楽、アート音楽の世界を自由に横断し、その優れた才能は親密な室内リサイタルや大胆な新作のスリリングなパフォーマンスにも同様に適しています。
 デビュー・ソロ・アルバムの『In Transit』は、ABCクラシックと2MBS Fine Music Sydneyの特集アルバムに選ばれ、BBCミュージック・マガジンでは「美しい」、ライムライト・マガジンでは「印象的なデビュー作」と称賛され、これまでに300万回以上のストリーミングを通じて80万人以上に届けられています。

 ※録音(ライヴ):2022年10月2日ー3日、ルウェリン・ホール(オーストラリア国立大学、キャンベラ)
 




COBRA RECORDS

COBRA0089
\2700
トレヴァー・グラール:オヴ・エンシェント・デイズ(世界初録音)
 トレヴァー・グラール(b.1984):《オヴ・エンシェント・デイズ》
  1. プレリュード:イン・ザ・ビギニング(ウンダ・マリス)
  2. 第1夜:コラールと変奏曲 I
   (J.S.バッハ:パルティータ 《ようこそ、慈悲あつきイエス》 BWV 768)
  3. 第1日:フィラメント
  4. 第2夜:変奏曲 II, III&IV
   (J.S.バッハ:パルティータ 《ようこそ、慈悲あつきイエス》 BWV 768)
  5. 第2日:エコー・スフィア
  6. 第3夜:変奏曲 V, VI&VII
   (J.S.バッハ:パルティータ 《ようこそ、慈悲あつきイエス》 BWV 768)
  7. 第3日:カリタムニオン・ロゼウム(原始藻類)の多作の物語
  8. 第4夜:変奏曲 VIII&IX
   (J.S.バッハ:パルティータ 《ようこそ、慈悲あつきイエス》 BWV 768)
  9. 第4日:星の渦
  10. 第5夜:変奏曲 X
   (J.S.バッハ:パルティータ 《ようこそ、慈悲あつきイエス》 BWV 768)
  11. 第5日:森の奥深く...
  12. 第6夜:変奏曲 XI
   (J.S.バッハ:パルティータ 《ようこそ、慈悲あつきイエス》 BWV 768)
  13. 第6日:この人を見よ
トレヴァー・グラール
 (ハイパーオルガン/
  tr.1, 3, 5, 7, 9, 11, 13)
フランチェスカ・アヨッサ
 (ウトパ・バロック・オルガン、
  メカニカル・コンソール/
   tr.2, 4, 6, 8, 9, 10, 11, 12)

 ハイパーオルガンのために作曲された注目作!

 ☆世界初録音!世界誕生を描いたハイパーオルガンのための大作 《オヴ・エンシェント・デイズ》 !

 カナダ系オランダ人作曲家、オルガン奏者のトレヴァー・グラールによる、世界初録音となるハイパーオルガンのための大作 《オヴ・エンシェント・デイズ》 。
 この作品は、2018年にアムステルダムの「オルゲルパーク」に完成したウトパ(ユートピア)・バロック・オルガンのために作曲されました。

 「ハイパーオルガン」という用語は、楽器と演奏メカニズムの複雑かつ柔軟な相互リンクを表します。
 本作で用いられたオルガンは、通常のコンソールに加え、完全にデジタルで操作するように切り替えられるようになっているため、音色を通常よりも複雑に組み合わせることが可能になっています。
 バロック期の音を忠実に再現した音色と、現代のテクノロジーの見事な融合によりオルガンの新たな可能性を見い出しています。

 ※録音:2023年1月6日-8日、オルゲルパーク(アムステルダム、オランダ)

 
 




DELPHIAN



DCD34271
\2600
1CD-R
サミュエル・コールリッジ=テイラー:パートソング集
 サミュエル・コールリッジ=テイラー(1875-1912):
  Sea Drift */ By the lone seashore/
  Isle of Beauty */The Lee Shore/
  Dead in the Sierras */Song of Proserpine */
  The Fair of Almachara */The Sea Shell/
  All my stars forsake me/The Evening Star/
  Whispers of Summer */Summer is gone/Requiescat *
 *世界初録音
ロンドン・キングズ・カレッジ合唱団
ジョゼフ・フォート(指揮)

 イギリスの名門合唱団が歌うコールリッジ=テイラーの世界初録音を含む作品集!

 2014年10月に急逝したデイヴィッド・トレンデルの後任として、2015年9月に18世紀の音楽と舞踏の研究者としても名高いジョゼフ・フォートを音楽監督に迎えた名門ロンドン・キングズ・カレッジ合唱団。

 本アルバムでは、豊かなハーモニーと詩的感性に溢れ、自然の精妙な美しさからヴィクトリア朝時代の死への憧れまで、多くの題材に触発されたイギリスとアメリカのロマン派詩の鮮烈な作品の数々を探求。
 長きにわたり過小評価されてきた、コールリッジ=テイラーの作品の魅力を再発掘します。

 ※録音:2022年2月24日-26日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、イギリス)
 
 

DCD34279
\2600
1CD-R
夢、危険、歌う-女性の声を高める ~ 歌曲集
 リビー・ラーセン(b.1950):ビッグ・シスター・セズ1967
  カーソン・ク―マン(b.1982):バラード
  リッキー・イアン・ゴードン(b.1956):
   マイ・マザー・イズ・ア・シンガー
  ジュディス・ウィアー(b.1954):ウーマン. ライフ. ソング
  シャーロット・ブレイ(b.1982):
   クロッシング・フォルトラインズ
  リビー・ラーセン:バース・プロジェクト
  レベッカ・クラーク(1886-1979):子供の喜び
  ヘレン・グライム(b.1981):ブライト・トラベラーズ
  フローレンス・プライス(1887-1953):
   ハート・オヴ・ア・ウーマン
  ドヴォルザーク:我が母の教えたまいし歌
  ミケーレ・ブアウアマン(b.1947):私の娘たち
サマンサ・クロフォード(ソプラノ)
ラナ・ボード(ピアノ)

 イギリスのソプラノ歌手、サマンサ・クロフォードのデビュー盤は、女性の人生における思春期、愛と欲望、母性、キャリア、遺産という5つの具体的な側面にスポットを当てています。
 伝統的な歌曲リサイタルとは違ったこのテーマを前面に押し出すために、本アルバムには、新曲の委嘱やジュディス・ウィアーの作品集 《woman.life.song》 から2曲の新編曲、レベッカ・クラーク、フローレンス・プライスなど20世紀初期の女性作曲家の作品などを取り上げています。
 
 

DCD34285
\2600
エミリー・ハワード:ジ・アンヴィル
 エミリー・ハワード(b.1979):
  ジ・アンヴィル(The Anvil) ~
   ピータールーのためのエレジー(2019)
 エリプティクス(Elliptics)(2022)*
ケイト・ロイヤル(ソプラノ)
クリストファー・パーヴェス(バリトン)
BBCシンガーズ、ハレ合唱団、ハレ・ユース合唱団
ハレ・アンコーツ・コミュニティ合唱団
BBCフィルハーモニック、ベン・ジャーノン(指揮)
クレア・ブース(ソプラノ)*
ヒュー・カッティング(カウンターテナー)*
BBCフィルハーモニック*
ヴィンバイ・カジボニ(指揮)*

 「ピータールーの虐殺」200周年に委嘱されたエミリー・ハワードの大作!

 数学的な形やプロセスに見出される「詩」に深く魅了され、数々の賞を受賞しているイギリスの作曲家エミリー・ハワードと、詩人マイケル・シモンズ・ロバーツとのコラボレーションによる2作品を収録したアルバム。
 「ジ・アンヴィル(The Anvil)」は、1819年にマンチェスターのセント・ピーターズ・フィールドで選挙法改正を求める民衆の集会を弾圧した事件「ピータールーの虐殺」の200周年を記念してBBCラジオ3とマンチェスター国際音楽祭から委嘱された作品で、ソプラノとバリトンの独唱、4つの合唱団がBBCフィルハーモニックとともに計り知れない力を発揮する作品です。
 ケイト・ロイヤル、クリストファー・パーヴェス、クレア・ブース、ヒュー・カッティングと、独唱陣も実に豪華。

 ※録音(ライヴ):2019年7月7日&2022年10月29日*、ブリッジウォーター・ホール(マンチェスター)
 
 

DCD34308
\2600
ペインテッド・ライト
 エドマンド・フィニス(b.1984):
  デヴォーションズ(弦楽四重奏曲第3番)(2022)
 リリ・ブーランジェ(1893-1918):
  夜想曲(1911, ウィリアム・ニューウェル編曲 2022)
 ヘンリエッテ・ボスマンス(1895-1952):四重奏曲(1927)
 カムデン・リーヴズ(b.1974):
  ザ・ブルー・ウィンドウズ(弦楽四重奏曲第5番)(2019)
 アヤナ・ウィッター=ジョンソン:アース(2018/2022)*
 ジョニ・ミッチェル(b.1943):青春の光と影
  (1969/2000, ウィリアム・ニューウェル編曲 2022)
ソレム四重奏団
アヤナ・ウィッター=ジョンソン(ヴォイス)*

 2014年にロイヤル・オーヴァー=シーズ・リーグ・アンサンブル・コンクールで優勝し、2020年のジャーウッド・アーツ・ライヴ・ワーク基金を受賞し、現代を代表する多くの作曲家と緊密なコラボレーションを広げているソレム四重奏団が色彩豊かな音楽を提供する創意に富んだアルバム。
 多くのミュージシャンにカバーされてきたジョニ・ミッチェルの名曲「青春の光と影(Both Sides, Now)」の弦楽四重奏版にも注目。

 ※録音:2023年2月1日-3日、イギリス
 
 

DCD34311
\2600
アワ・インディファレント・センチュリー ~
 ブリテン、フィンジ、マージー、ウォード

  ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):この島で Op.11*
  ウィリアム・マージー(b.1989):
   リムーヴァル・アンド・アザー・パワーズ
  ジェラルド・フィンジ(1901-1956):夏の前と後 Op.16**
  ジョアンナ・ウォード(b.1998):
   サマー・ドレス/ストレンジャー=フレンズ
フランチェスカ・チェジーナ(ソプラノ)*
フルール・バロン(メゾ・ソプラノ)**
ナタリー・バーチ(ピアノ)

 ナイジェリア系アメリカのソプラノ歌手フランチェスカ・チェジーナが歌うブリテン、シンガポール系イギリスのメゾ・ソプラノ歌手フルール・バロンが歌うフィンジの歌曲集に、2人の二重唱で歌われる現代作品を組み合わせたプログラム。
 「夏の前と後(Before and After Summer)」の歌詞に使われたトマス・ハーディの詩から引用した「Our Indierent Century(我々の無関心な世紀)」がアルバム・タイトルに据えられ、世界の政治の変化に大きく動揺する今日に、現在直面している変化と課題を探求するプログラムで3人のアーティストが応えます。

 ※録音:2022年11月30日-12月2日、グレイフライアーズ教会(エジンバラ)
 




RONDEAU


ROP701213
(2CD)
【旧譜】
特別価格 \3900
ハノーファー少年合唱団による
 モンテヴェルディ《聖母マリアの夕べの祈り》!

  モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り(1610)
ハノーファー少年合唱団
ヴォクス・ヴェルデンシス
ヒムリッシェ・カントライ
コンチェルト・パラティーノ
ムジカ・アルタ・リパ
イェルク・ブライディング(指揮)

 ハノーファー少年合唱団が2010年に世界遺産であるヒルデスハイムの聖ミヒャエル教会で行ったライヴの録音です。
 モンテヴェルディの《聖母マリアの夕べの祈り》は合唱にソリストやオーケストラを加えた大きな編成を必要とする作品。ハノーファー少年合唱団の優しく語りかけるようなハーモニーを軸に、ヴォクス・ヴェルデンシス、ヒムリッシェ・カントライ、コンチェルト・パラティーノ、ムジカ・アルタ・リパという2つの合唱団と2つのアンサンブルが加わっています。

 1950年に創設されたハノーファー少年合唱団はヨーロッパにおいては比較的新しい合唱団ですが、ドイツ国内でもトップレベルの少年合唱団の一つとして重要な役割を担っており、また世界各地でその気高く柔らかな歌声を響かせています。
 2002年に創設者のハインツ・ヘニッヒが死去し、その後はイェルク・ブライディングが芸術監督として伝統と誇りを受け継いで活動しています。

 ※録音(ライヴ):2010年5月24日、聖ミヒャエル教会(ヒルデスハイム、ドイツ)
 
 

ROP701920
(2CD)
【旧譜】
特別価格 \3900
ハノーファー少年合唱団の清らかな歌声、
 ヨハン・ローゼンミュラーの《聖母マリアの夕べの祈り》

  ローゼンミュラー:聖母マリアの夕べの祈り
ハノーファー少年合唱団
ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル
ラルコ・バロック管弦楽団
イェルク・ブライディング(指揮)

 オルガニストやトロンボーン奏者、作曲家として17世紀のドイツとイタリアの両方で活躍し、ピエタ養育院の合唱音楽長も務めたヨハン・ローゼンミュラーの《聖母マリアの夕べの祈り》。
 ドイツとイタリアそれぞれのスタイルをうまく取り入れ独自の作風を確立したローゼンミュラーの美しき大作を、ハノーファー少年合唱団の清らかな歌声でお楽しみください。

 1950年に創設されたハノーファー少年合唱団はヨーロッパにおいては比較的新しい合唱団ですが、ドイツ国内でもトップレベルの少年合唱団の一つとして重要な役割を担っており、また世界各地でその気高く柔らかな歌声を響かせています。
 2002年に創設者のハインツ・ヘニッヒが死去し、その後はイェルク・ブライディングが芸術監督として伝統と誇りを受け継いで活動しています。

 ※録音:2015年7月20日-24日、シュテファンス修道院(ハノーファー、ドイツ)
 
 

ROP7011
【旧譜】
\2700
天のいと高きところには神に栄光あれ ~
 待降節とクリスマス・キャロル

  ジークフリート・シュトローバッハ(1929-2019):
   待降節/マリア/キリスト降誕/
   羊飼いたち/世界中のクリスマス
ハノーファー少年合唱団
スカイ・ダモント(朗読)
ウルフェルト・シュミット(オルガン)
イェルク・ブライディング(指揮)

 ハノーファー少年合唱団が贈るクリスマス・アルバム。
 ハノーファー出身の作曲家、ジークフリート・シュトローバッハが現代的かつ魅力的に作編曲した、よく知られる待降節とクリスマス・キャロルの旋律を歌います。
 名俳優スカイ・ダモントの朗読も素晴らしく、瞑想的かつ祝祭的にクリスマス・ムードを盛り立てます。

 1950年に創設されたハノーファー少年合唱団はヨーロッパにおいては比較的新しい合唱団ですが、ドイツ国内でもトップレベルの少年合唱団の一つとして重要な役割を担っており、また世界各地でその気高く柔らかな歌声を響かせています。
 2002年に創設者のハインツ・ヘニッヒが死去し、その後はイェルク・ブライディングが芸術監督として伝統と誇りを受け継いで活動しています。

 ※録音:2012年1月20日-23日、シュテファンス修道院教会(ハノーファー、ドイツ)
 
 

ROP7006
【旧譜】
\2700
ブクステフーデ:我らがイエスの四肢
 ブクステフーデ:
  我らがイエスの四肢 BuxWV75
  平安と喜びに満ち逝かん BuxWV76
  来たれと天使に告げて言え BuxWV10
ハノーファー少年合唱団
ヒムリッシェ・カントライ
ラルコ・バロック管弦楽団
イェルク・ブライディング(指揮)

 ハノーファー少年合唱団によるブクステフーデの宗教作品集。代表作である《我らがイエスの四肢》は少年合唱による録音は多くなく、このアルバムの大きなポイントの一つです。
 ブクステフーデの没後300年にあたる2007年にレコーディングされ、この北ドイツの偉大な作曲家の印象的な声楽スタイルの様々な側面を明らかにし、作品の持つ高い芸術性を改めて示しました。

 1950年に創設されたハノーファー少年合唱団はヨーロッパにおいては比較的新しい合唱団ですが、ドイツ国内でもトップレベルの少年合唱団の一つとして重要な役割を担っており、また世界各地でその気高く柔らかな歌声を響かせています。
 2002年に創設者のハインツ・ヘニッヒが死去し、その後はイェルク・ブライディングが芸術監督として伝統と誇りを受け継いで活動しています。

 ※録音:2007年10月3日-6日、シュテファンス修道院教会(ハノーファー、ドイツ)
 
 

ROP7023
【旧譜】
\2700
ビガーリャ:ミゼレーレ&ミサ曲
 ディオゲニオ・ビガーリャ(1676-1745):
  ミゼレーレ*、ミサ曲ヘ長調*
 アントニオ・ロッティ(1667-1740):
  クレド ヘ長調
 *世界初録音
ハノーファー少年合唱団
ラ・フェスタ・ムジカーレ
イェルク・ブライディング(指揮)

 ハノーファー少年合唱団によるビガーリャのミゼレーレ&ミサ曲の世界初録音!

 ハノーファー少年合唱団によるディオゲニオ・ビガーリャの《ミゼレーレ》と《ミサ曲ヘ長調》の世界初録音。
 ビガーリャは18世紀前半にヴェネツィアで活躍し、ヴィヴァルディの作品の一部にはビガーリャの引用が見られるなど同時代の作曲家に多大な影響を与えていたことが知られています。

 1950年に創設されたハノーファー少年合唱団はヨーロッパにおいては比較的新しい合唱団ですが、ドイツ国内でもトップレベルの少年合唱団の一つとして重要な役割を担っており、また世界各地でその気高く柔らかな歌声を響かせています。
 2002年に創設者のハインツ・ヘニッヒが死去し、その後はイェルク・ブライディングが芸術監督として伝統と誇りを受け継いで活動しています。

 ※録音:2018年6月22日-26日、シュテファンス修道院(ハノーファー、ドイツ)
 
 

ROP702122
(2CD)
【旧譜】
特別価格 \3900
シュッツの宗教的合唱曲集に、
 新たなデジタル・リマスターを施したアルバム

  シュッツ:宗教的合唱曲集(1648)
ハノーファー少年合唱団
ハインツ・ヘニッヒ(指揮)

 ハノーファー少年合唱団が今は亡き創設者、ハインツ・ヘニッヒとレコーディングし1984年にリリースされて以来、ドイツ・レコード大賞を受賞するなど30年以上にわたってこのジャンルで突出した評価を保ち続けていた名盤、シュッツの宗教的合唱曲集に、Rondeau Produktionが新たなデジタル・リマスターを施したアルバム。

 1950年に創設されたハノーファー少年合唱団はヨーロッパにおいては比較的新しい合唱団ですが、ドイツ国内でもトップレベルの少年合唱団の一つとして重要な役割を担っており、また世界各地でその気高く柔らかな歌声を響かせています。
 現在はイェルク・ブライディングが芸術監督としてハインツ・ヘニッヒによって築かれた伝統と誇りを受け継いで活動しています。

 ※録音:1981年10月6日-11日、1982年3月9日-14日、1984年5月3日-5日(マンデルスロー、ドイツ)
 
 

ROP7024
【旧譜】
\2700
ハノーファー少年合唱団 ~ ポートレート・アルバム第2巻
 J.S.バッハ:
  歓呼の声を放て, 喜び踊れ
   (クリスマス・オラトリオ BWV248 より)/
  バード:喜びもて歌え/
  シュトローバッハ編:マリアは茨の森を通り/
  チルコット:羊飼いのキャロル/ラッター:星のキャロル/
  ハンマーシュミット:門を広く開けよ/
  ローゼンミュラー:グロリア・パトリ(主は言われた より)/
  ビガーリャ:ミゼレーレ・メイ/ロッティ:クレド/
  モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス/
  タルクマン編:動物の歌のポプリ/ドイツ民謡:考えは自由/
  ブロドヴィ:ビスケットのある街/
  ディータレ編:雪のかけら, 小さな白いスカート/
  ガストルディ&ハスラー/イェーガー編:
   恋人、明るい日には、踊れ, 飛べ、汝にこそ喜びあり
ハノーファー少年合唱団
イェルク・ブライディング(指揮)
ラルコ・バロック管弦楽団
ロンドン・ブラス
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
ラ・フェスタ・ムジカーレ
ローゼンミュラー・アンサンブル
ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団
カナディアン・ブラス
ニルス・ランドグレーン&バンド、他

 2002年に創設者のハインツ・ヘニッヒがこの世を去りイェルク・ブライディングが芸術監督に就任して以来、ハノーファー少年合唱団はレパートリーの拡充に力を入れ、時代を問わずあまり知られていない作曲家の作品も取り上げてきました。
 本作には過去にリリースされた音源からの抜粋とこれまで未発表だった音源が収録されており、この合唱団が積み上げてきた功績の幅広さを窺い知ることができます。

 1950年に創設されたハノーファー少年合唱団はヨーロッパにおいては比較的新しい合唱団ですが、ドイツ国内でもトップレベルの少年合唱団の一つとして重要な役割を担っており、また世界各地でその気高く柔らかな歌声を響かせています。

 ※録音:2012年~2019年
 
 

ROP8001
【旧譜】
\2700
ラドフォード:ミサ・ドミニカ
 Gaude, Gaude, Gaude Maria / Square Le Roy /
 Kyrie I-III, Christe I-III, Kyrie IV-VI / Square Le Roy /
 Gloria from the Lady Mass Missa Dominica /
 Alleluia from the Lady Mass Missa Dominica /
 作曲者不詳:
  There is no Rose of Swych Vertu /
  Sequentia from the Lady Mass Missa Feria V /
 作曲者不詳:
  Angelus ad Virginem /
  Credo from the Lady Mass Missa Dominica /
  Offertorium from the Lady Mass Missa Dominica /
  Sanctus from the Lady Mass Missa Dominica /
  Benedictus from the Lady Mass Missa Dominica /
 ラック:
  Candlemas aus from To the Tallow and the Wick /
  Agnus Dei from the Lady Mass Missa Dominica /
 レイトン:
  The Lord is my Shepherd / Beata Viscera /
  Beata Viscera / Alma Redemptoris Mater
トリニティ少年合唱団
ハンドベル・コア・ゴータ
ルイス・ブリト=ババプル(オルガン)
デイヴィッド・スウィンソン(指揮)

 世界で最も多忙かつ成功を収めている少年合唱団の一つといわれるトリニティ少年合唱団。ミラノ、パリ、ロンドンのコンサートホールやオペラハウスに定期的に登場し、世界的な音楽家と度々共演を果たしています。
 このアルバムではウェストミンスター宮殿の聖スティーヴンス礼拝堂に務めたとされるチューダー朝の音楽家、ニコラス・ラドフォードの《ミサ・ドミニカ》を再構築し、中世の聖歌や現代の作品と並べて歌うことで新しい音楽的文脈を生み出しています。
 トリニティ少年合唱団の輝かしい歌声がオルガンの音色と見事に調和し、そこにハンドベル・コア・ゴータが加わりさらに豊かなサウンドを作り上げています。

 ※録音:2017年3月1日-5日、昇天教会(ミュンヘン、ドイツ)
 




ORCHID CLASSICS



ORC100262
\2400
パーヴェル・ベルマン(ヴァイオリン)
パッサカリア
 レスピーギ/ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ集
パーヴェル・ベルマン(ヴァイオリン)
マリア・メエロヴィチ(ピアノ)
  1-3. オットリーノ・レスピーギ(1879-1936):ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 P. 110
   1. I. Moderato / 2. II. Andante espressivo /
   3. III. Passacaglia: Allegro moderato ma energico
  4-6. ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op. 134
   4. I. Andante / 5. II. Allegretto / 6. III. Largo

 録音場所 不明 2023年4月17-19日
 総収録時間:57分

 名ピアニスト、ラザール・ベルマンを父に持つヴァイオリニスト、パーヴェル・ベルマンのアルバム。
 収録されている2つのソナタは、どちらも終楽章をパッサカリアとするもので、旋律を活かしたレスピーギ、十二音の技法を取り入れたショスタコーヴィチと、作曲家によって異なる主題の発展を楽しむことができます。
 ベルマンは1987年のパガニーニ・コンクールで17歳で第2位、1990年のインディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクールでは第1位と金メダルを獲得。
 彼が演奏する1702年クレモナ製のストラディヴァリウスは、かつてオイストラフが弾いていた楽器です。
 
 

ORC100266
\2400
ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲
 1-33. 「ディアベリ変奏曲」 ハ長調 Op. 120
  ディアベリのワルツの主題による33の変奏曲
ジョルジュ・ルポウ(ピアノ)

 録音:2020年9月19-20日 Beethoven-Haus "Hermann J. Abs" Chamber Music Hall, Bonn(ドイツ)
 総収録時間:70分

 ベートーヴェンの晩年の傑作「ディアベリ変奏曲」を、ベートーヴェンの生家の隣にあるベートーヴェン・ハウスの 室内楽ホールで録音したアルバム。
 粒の揃ったタッチと集中力溢れる演奏を披露するジョルジュ・ルボウはフ ランス系アメリカ人のピアニスト。
 国際ベートーヴェン・プロジェクトの創設者であり、これがベートーヴェン作品 シリーズの初録音となります。
 
 
ORC100260
(2CD)
\2400
From Sappho's Lyre カラヴァシリス:サッフォーの竪琴より
 【CD1】
  サッフォーの竪琴より
   1-7. Part A:アフロディーテへの賛歌
    1. I. The Goddess Awakened / 2. II. Earthward Summoned /
    3. III. Double Aria / 4. IV. Fantasy (コラール) /
    5. V. Pas de deux / 6. VI. Incantation (エア) /
    7. VII. Choros: Deathless Aphrodite
   8-17. Part B: Equal to the Gods 神にも等しい
    (He Appears to Me 彼が私の前に現れる)
     8. VIII. Invocation / 9. IX. Rapture / 10. X. Seduction (アリア) /
     11. XI. Conveyance (古代のバザール) /
     12. XII. Cosmic Canticle / 13. XIII. Aegean Recitative /
     14. XIV. Zenith (アリア) / 15. XV. Dream Within /
     16. XVI. Apotheosis / 17. XVII. Exodos
 【CD2】
  1-5. 5つのドゥバンの歌:Eros Sanctified
   1. I. The Gazing Gossamer / 2. II. Explore Me /
   3. III. Doting Daphnis / 4. IV. Lalage / 5. V. Communion
  6-10. My Life a Lyric Cry 私の人生は音楽的な叫び
   6. I-II. Twilight / 7. III-IV. Cried to Love /
   8. V-VI. I Have Pierced the Pain /
   9. VII-VIII. Beneath thy Perfect Feet /
   10. IX-X. My Life a Lyric Cry
  11-15. Sappho de Mytilene ミティリーニのサッフォー
   11. I. Mon Chant / 12. II. Toujours Eros /
   13. III. Vierge / 14. IV. Adonis / 15. V. Messager du Printemps
【CD1】
 リアナ・グベルマン=クリス(ソプラノ)
 カルラ・ヤブロンスキ(メゾ・ソプラノ)
 ダニエル・ムーディ(カウンターテナー)
 ジェフリー・M・ドゥバン(ナレーター)
【CD2】
 アリアナ・クリス(メゾ・ソプラノ)
  ...1-5、11-15
 タリアナ室内管弦楽団...1-5
 カイサ・ローセ(指揮)...1-5
 ジェンニ・クラウダー(ソプラノ)...6-10
 ソフィー・シャオ(チェロ)...6-10
 キャスリーン・ニードルマン
  (オーボエ/イングリッシュホルン)...6-10
 ジェフリー・M・ドゥバン
  (ナレーター)...6-10
 マリア・ピコウラ(ピアノ)...6-15
 アンナ・ウッレイ
  (フルート/アルト・フルート)...11-15
コンスタンティン・カラヴァシリス(指揮)
テンス・ミューズ・アンサンブル
 (ヴァイオリン1/チェロ1/フルート1
  (アルト・フルート/ピッコロ持ち替え)/
  クラリネット1
   (バス・クラリネット持ち替え)/
  ハープ1/パーカッション1/
  サントゥール1/ピアノ1/コーラス8)

 【CD1】収録時間:61分 【CD2】収録時間:75分 総収録時間:136分
 録音:2018年-2019年
  2019年9月10-13日 DiMenna Centre for Classical Music(USA)...CD1/2018年5月17-20日 Mustpeade Maja, Tallinn(エストニア)...CD2:1-5
  2018年5月 Katherine Needleman Studio, Baltimore(USA)...CD2:6-10/2018年9月16-18日 Humbercrest United Church、Toronto(USA)...CD2:11-15

 1979年生まれの作曲家コンスタンティン・カラヴァシリスの作品集。
 CD1にはサッフォーの2つの詩に基づく、 室内アンサンブルと歌、ナレーターのためのカンタータ『サッフォーの竪琴より』を収録。
 もともとダンスと所作を 伴う舞台のために構想された作品で、古代ギリシャ演劇の要素が採り込まれた贅沢な仕上がりとなっています。
 CD2は神秘的な雰囲気を持つカラヴァシリスの歌曲集を収録。
 同じくサッフォーの詩からインスピレーショ ンを受けた「5つのドゥバンの歌」、19世紀末のアメリカに生まれた女性詩人サラ・ティーズデールの詩を用いた「My Life a Lyric Cry=私の人生は音楽的な叫び」、ギリシャの詩人オデッセアス・エリティスの詩をフラ ンス語に翻訳したテキストを用いた「Sappho de Mytilene ミティリーニのサッフォー」の3作品です。
 



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SOMM RECORDINGS



SOMMCD0677
\2500→\2290
シャルヴェンカ編曲
ピアノ・デュオによるベートーヴェン 交響曲全集 第4集
テッサ・アイス(ピアノ)
ベン・スクーマン(ピアノ)
 1-4. 交響曲第1番 ハ長調 Op. 21
  フランツ・クサヴァー・シャルヴェンカによるピアノ・デュオ版...世界初録音
   1. I. Adagio molto - Allegro con brio
   2. II. Andante cantabile con moto
   3. III. Menuetto: Allegro molto e vivace
   4. IV. Finale: Adagio - Allegro molto e vivace
 5-9. 交響曲第6番 ヘ長調「田園」 Op. 68
  フランツ・クサヴァー・シャルヴェンカによるピアノ・デュオ版...世界初録音
   5. I. 田舎に到着したときの愉快な感情の目覚め:Allegro ma non troppo
   6. II. 小川のほとりの情景:Andante molto mosso
   7. III. 田舎の人々の楽しい集い:Allegro
   8. IV. 雷雨、嵐:Allegro
   9. V. 牧歌 嵐の後の喜ばしい感謝の気持ち:Allegretto
 10. フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924):
  モーツァルトの「ピアノ協奏曲第19番 K. 459」のフィナーレによる協奏的小二重奏曲

 録音:2021年10月18-19日 The Menuhin Hall, Stoke d'Abernon, Surrey(UK)
 総収録時間:74分

 全6集が予定されているフランツ・クサヴァー・シャルヴェンカの編曲による4手ピアノ版ベートーヴェンの交響曲 全集。
 今回の第4集で取り上げられているのは、交響曲第1番と第6番「田園」です。編曲をしたシャルヴェ ンカはポーランド系ドイツの作曲家。彼の兄ルートヴィヒ・フィリップ・シャルヴェンカも作曲家として知られています。
 シャルヴェンカ兄弟はツェルニーの弟子テオドール・クラクにピアノを師事しており、ここに聴く編曲にはツェル ニー直系のピアニズムや、その師ベートーヴェンへの敬意もうかがわれます。
 アルバムの余白にはブゾーニによるモーツァルトのピアノ協奏曲を翻案した作品も収録。原曲に華やかな声部を加えた華麗な編曲は聴きものです。
 今作も南アフリカのケープタウン出身のピアニスト、テッサ・アイスと、同じく南アフリカ出身のペン・スクーマンによるピアノ・デュオ。
 このシャルヴェンカ編曲による交響曲全9曲の録音を行うとともに、ロンドンを中心に各地でコンサートを行い好評を得ています。
 
 
SOMMCD0675
\2500
カスケード ベートーヴェン/プロコフィエフ
 シューマン:ピアノ作品集

  1. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
   バガテル ハ長調 WoO 56
  2-21. セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):
   束の間の幻影 Op. 22
  22-30. ロベルト・シューマン(1810-1856):森の情景 Op. 82
  31-32. ベートーヴェン:6つのバガテル Op. 126
コーデリア・ウィリアムズ(ピアノ)

 録音:2023年1月21-22日 Turner Sims, Southampton(UK)
 総収録時間:65分

 2006年のBBCヤング・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤー・コンクールのピアノ部門で第1位を獲得、世界的に 注目を浴びた英国出身のコーデリア・ウィリアムズ。
 これまでにSOMMレーベルからJ.S.バッハ、シューベルト、 シューマンからペルトなどの作品を収録した4枚のアルバムを発表。海外の音楽誌で高く評価されました。
 今回の「CASCADE=滝が落ちるように」と題されたアルバムでは、タイトル通り様々な小品が次々と現れる プログラム構成がユニーク。
 ベートーヴェンの「ちょっとしたもの」の意味を持つバガテル、万華鏡を見るかのよう なプロコフィエフ、森で出会う情景が描かれたシューマン。どこを聴いても楽しめます。
 
 

SOMMCD0676
\2500
Handel at Home 第2集
 ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):作品集

  1-4. 歌劇《リナルド》 HWV 7 より
   1. Overture 序曲(R.ブラウン編)
   2. Sinfonia and Cara sposa(R.ブラウン編)
   3. Il vostro maggio(R.ブラウン編)
   4. Lascia ch'io pianga(S.ウォルストンによるチェンバロ編)
  5-7. 5声のソナタ 変ロ長調 HWV 288(A.バターフィールド編)
   5. I. Andante / 6. II.Adagio / 7. III. Allegro
  8-10. オラトリオ『サムソン』 HWV 57より
   8. Overture 序曲(J.ウォルシュ編)
   9. Total Eclipse(J.ウォルシュ&R.ブラウン編)
   10. Thus when the sun(J.ウォルシュ&R.ブラウン編)
  11. 歌劇《ラダミスト》 HWV 12 - Ombra cara(G.ヘンデル編)
  12-14. 歌劇《エジプトのジューリオ・チェーザレ》より
   12. Overture 序曲(A.バターフィールド編)
   13. Se pieta(R.ブラウン編)
   14. Da tempeste(R.ブラウン編)
  15. 歌劇《ヘラクレスの選択》 HWV 69
    - Yet can I hear that dulcet lay(R.ブラウン編)
ロンドン・ヘンデル・プレイヤーズ
レイチェル・ブラウン(フルート/リコーダー)
 ...1-3、8-10、13-15
オリヴァー・ウェッバー(ヴァイオリン)
 ...1-3、6-7、12-13、15
レイチェル・バート(ヴィオラ)
 ...1-3、5-7、9-10、12
ギャビン・キッブル(チェロ)
 ...1-3、8-10、12-15
サイラス・ウォルストン(チェンバロ)...1-15
エイドリアン・バターフィールド(ヴァイオリン)
 ...5-7、9-10、12-15
ナオミ・バレル(ヴァイオリン)...5-7
カリーナ・コスグレイヴ(コントラバス)...5-7

 録音:2023年5月16-18日 St John Baptist Church, Loughton, Essex(UK)
 総収録時間:75分

 ヘンデルの名を冠したアンサンブル「ロンドン・ヘンデル・プレイヤーズ」の新アルバム。
 第1集(SOMMCD055)と同じく、録音の無い時代に、ヘンデル作品を家で楽しみたい・・・そんな希望を叶 えたであろう編曲集です。
 17世紀から18世紀にかけて活躍した出版業者ジョン・ウォルシュによる室内楽版 の編曲版に加え、メンバーのフルート奏者レイチェル・ブラウンらが新たに編曲を行った『サムソン』や《ラダミス ト》からのアリアや序曲を収録。
 《リナルド》の名アリア「泣かせてください」はウォルストンがアレンジしたチェンバ ロ独奏版でお楽しみいただけます。
 親しみやすく楽しい1枚です。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


DIAPASON



DIAP161
\1900
フォーレ:室内楽作品集
 (1)チェロ・ソナタ第2番
 (2)ヴァイオリン・ソナタ第2番 ホ短調 Op.108
 (3)ピアノ三重奏曲 ニ短調 Op.120
 (4)《ドリー》ピアノ連弾用の6つの小品
(1)ポール・トルトゥリエ(チェロ)
 ジャン・ユボー(ピアノ)
(2)ジノ・フランチェスカッティ(ヴァイオリン)
 ロベール・カサドシュ(ピアノ)
(3)ボザール・トリオ
(4)ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(ピアノ)
 ジャクリーヌ・ロバン(ピアノ)

 ディアパゾンが選んだ決定盤シリーズ第161集!フォーレの室内楽作品集!

 フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン ~ ディアパゾンが選んだ決定盤』。
 シリーズの第161巻として登場するのは、フランスを代表する作曲家ガブリエル・フォーレの室内楽作品集!

 《チェロ・ソナタ第2番》はフランスが生んだ名チェリスト、ポール・トルトゥリエの演奏。後にハイドシェックとも2回目の録音を行っていますが、ここではジャン・ユボーと行った1回目の録音を収録。
 その他にフランチェスカッティとカサドシュの《ヴァイオリン・ソナタ第2番》、ボザール・トリオの《ピアノ三重奏曲》、そしてデュティユーの妻であったジュヌヴィエーヴ・ジョワとジャクリーヌ・ロバンの名コンビによる息のぴったり合った《ドリー》が選曲されるなど「ディアパゾン(Diapason)」ならではの豪華な内容となっています。

 (1)録音:1962年 (2)録音:1953年 (3)録音:1956年 (4)録音:1955年
 
 


DIAP160
\1900
12人の名歌手が歌う
シューベルト:歌曲集

 (1)鱒 D 550 / (2)水の上で歌う D 774 /
 (3)猟師の歌 D 881 / (4)春の小川 D 361 /
 (5)僕の挨拶を送ろう D 741 / (6)春に D 882 /
 (7)死と乙女 D 531 / (8)音楽に寄せて D 547 /
 (9)憩いなき恋 D 138 / (10)こびと D 771 /
 (11)シルヴィアに D 891 / (12)若い尼僧 D 828 /
 (13)恋人のそばに D 162 /(14)笑いと涙 D 777 /
 (15)至福 D 433 / (16)ガニュメート D 544 /
 (17)それらがここにいたことは D 775 /
 (18)糸を紡ぐグレートヒェン D 118 /
 (19)音楽に寄せて D 547 / (20)君はわが憩い D 776 /
 (21)ミューズの子 D 764 / (22)魔王 D 328
(1)(2)エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ)
 ジェラルド・ムーア(ピアノ)
(3)クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
 ジェラルド・ムーア(ピアノ)
(4)(5)ハンス・ホッター(バリトン)
 ジェラルド・ムーア(ピアノ)
(6)ペーター・アンダース(テノール)
 ミヒャエル・ラウハイゼン(ピアノ)
(7)キャスリーン・フェリアー(コントラルト)
 ブルーノ・ワルター(ピアノ)
(8)キャスリーン・フェリアー(コントラルト)
 フィリス・スパー(ピアノ)
(9)(10)ディートリヒ・フィッシャー=
  ディースカウ(バリトン)
 クラウス・ビリンク(ピアノ)
(11)-(13)
 エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
 エドウィン・フィッシャー(ピアノ)(14)(15)
 イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
 エリック・ヴェルバ(ピアノ)
(16)イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
 エリック・ヴェルバ(ピアノ)
(17)ゲルハルト・ヒュッシュ(テノール)
 ハンス・ウード・ミュラー(ピアノ)
(18)(19)ロッテ・レーマン(ソプラノ)
 エルネー・バログ(ピアノ、D 118)
 ポール・ウラノフスキ(ピアノ、D 547)
(20)(21)エリーザベト・シューマン(ソプラノ)
 カール・アルヴィン(ピアノ、D 776)
 ジェラルド・ムーア(ピアノ、D 764)
(22)ハインリヒ・シュルスヌス(バリントン)
 フランツ・ルップ(ピアノ)

 ディアパゾンが選んだ決定盤シリーズ第160集!12人の名歌手が歌う、シューベルトの歌曲集!

 フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン ~ ディアパゾンが選んだ決定盤』。
 シリーズの第160巻として登場するのは、22曲ものシューベルトの歌曲集!
 往年のシューベルト・ファンにはたまらない1枚の登場です。20世紀の名歌手と名ピアニストたちが勢揃いしたと言っても過言ではない贅沢な歌曲集の登場です。
 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、エリーザベト・シュヴァルツコップなどの若き日の名歌手たちの素晴らしい歌声を満喫できる1枚となっています。

 (1)(2)録音:1958年  (3)録音:1957年 (4)(5)録音:1949年 (6)録音:1943年 (7)録音:1949年 (8)録音:1949年 (9)(10)録音:1948年 (11)-(13)録音:1952年 (14)(15)録音:1955年 (16)録音:1957年 (17)録音:1938年 (18)(19)録音:1937年、1947年 (20)(21)録音:1932年&1936年 (22)録音:1933年
 



 

SOMM RECORDINGS



ARIADNE5023
\2500
ジョン・キャロル・ケース(バリトン)
フランツ・シューベルト(1797-1828):歌曲集『冬の旅』

 1-24. 歌曲集『冬の旅』 D 911 Op. 89
 初CD化
ジョン・キャロル・ケース(バリトン)
レイモンド・カルクラフト(ピアノ)

 録音:1973年5月9日 Wesley Central Hall, Portsmouth(UK)
 総収録時間:71分

 イギリスのバリトン歌手ジョン・キャロル・ケース(1923-2012)の生誕100年を記念したアルバム。
 ソールズベリーで生まれ、ケンブリッジのキングス・カレッジの奨学金を獲得したケースは、優れたバリトン 歌手として1950年代半ばからさまざまな音楽祭に出演、合唱を伴う作品やフィンジをはじめとした英 国歌曲、サリヴァンのオペラなどを歌いました。とりわけクレンペラーが指揮したJ.S.バッハの「マタイ受難 曲」での歌唱は現在でも高く評価されています。
 この『冬の旅』は1973年に録音されましたが、これまで 公開されることはありませんでした。
 今回、オスカー・トーレス、ポール・ベイリー、アンドルー・キーナーのマ スタリングによって、ケースの美声があますことなく再現されています。
 



<映像>

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CHATEAU DE VERSAILLES SPECTACLES(映像)



CVS118
\4400→\3990
(DVD+Blu-ray)
ヴェルサイユ宮殿王室歌劇場で収録された
レオナルド・ガルシア・アラルコン(指揮)&カペラ・メディテラネア
モンテヴェルディ: 歌劇《ポッペーアの戴冠》

 クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
  歌劇《ポッペーアの戴冠》
   プロローグと3幕のオペラ
  台本...
   ジョヴァンニ・フランチェスコ・ブゼネッロ
ポッペーア...エルサ・ブノワ(ソプラノ)
ネローネ...ジェイク・アルディッティ(カウンターテナー)
オッターヴィア、ヴィルトゥ(美徳)...
 アンブロワジーヌ・ブレ(メゾ・ソプラノ)
オットーネ...イェスティン・デイヴィス(カウンターテナー)
セネカ...アレックス・ローゼン(バス)
アルナルタ、乳母、近親者 1...
 スチュワート・ジャクソン(テノール)
フォルトゥーナ(幸運)、ドゥルジッラ...マヤ・ケラニ
アモーレ(愛)、ヴァレット...ジュリー・ロゼ(ソプラノ)
ルカーノ、兵士1、近親者 2...
 ローレンス・キルスビー(テノール)
リベルト、兵士2...リカルド・ロメオ(テノール)
リットーレ、近親者 3...ヤニ・フランソワ(バス・バリトン)

カペラ・メディテラネア(古楽器使用)
レオナルド・ガルシア・アラルコン(指揮)

テッド・ハフマン(演出)


 収録: 2023年1月28、29日 ヴェルサイユ宮殿王室歌劇場/収録時間: 164分
 
 DVD/Blu-ray(同内容)共通
 片面二層ディスク、Dolby Digital 2.0、NTSC、All Regions/字幕...日本語、仏語、英語、独語
 
 ※解説(日本語、仏語、英語、独語)、歌詞(オリジナル伊語、日本語・仏語・英語・独語訳)入り200ページを超えるフルカラー・ブックレット付属
 日本語字幕、解説・歌詞翻訳...岡田Victoria朋子

 【ヴェルサイユ宮殿王室歌劇場で収録、アラルコンの《ポッペーア》映像で登場!】
  2022年のエクサン・プロヴァンス音楽祭で上演され高い評価を得た、テッド・ハフマン演出、レオナルド・ガルシア・アラルコン指揮による《ポッペーアの戴冠》。
 そのプロダクション をヴェルサイユ宮殿王室歌劇場で収録した映像作品が登場しました。
 皇帝ネローネ(ネロ)を誘惑し強大な権力を我が物にする妖婦ポッペーアに、近年古楽ばかりでなく古 典派からマーラーまで幅広いレパートリーで躍進するエルサ・ブノワ、ネローネ役にはバロック・オペラを中心に幅広い活動をしながら現代音楽にも定評のあるジェイク・アルディッ ティ、ネローネの皇后として夫の横暴に抗うべく策略を巡らすオッターヴィアに、安定した技術と卓越した演技力で古楽界に信頼の篤いアンブロワジーヌ・ブレという万全の布 陣。
 現在残る楽譜に楽器指定のないアンサンブルは、アマンディーヌ・ソラノとステファニー・ド・ファイー2人のヴァイオリンとコルネット2(うち一人は世界的名手ドロン・シャーウィ ン)、リコーダー2にコントラバスという編成に加え、通奏低音はマルゴー・ブランシャールほかヴィオラ・ダ・ガンバ2、キート・ガートほか3人の撥弦楽器にチェンバロとオルガンが加 わる強力なものとなっており、アラルコンの指揮のもと、カペラ・メディテラネアらしい熱い演奏で物語を盛り立てています。
 演出のハフマンは、バロックから現代までの幅広いオペラ で現代社会と交錯させるなど、先鋭的でありながら説得力のある演出で定評のあるアメリカの演出家。
 ロシアによるウクライナ侵攻などの社会問題を鏡のように映し出し、観 るものの道徳的価値観に直接疑問を投げかける見事な舞台となっています。

 
 




C MAJOR(映像)


76 4804
(Blu-ray)
\5500
バレエ「ドナ・ノービス・パーチェム」
 ジョン・ノイマイヤー振付&ハンブルク・バレエ団
  [音楽]
   J.S.バッハ:ロ短調ミサ
[ダンサー]
 アレイズ・マルティネス(彼/he)
 スー・リン(神秘/The Mystica)
 菅井円加( 同上)
 ヤコポ・ベルーシ( 同上)
 クリストファー・エヴァンス ( 同上)
 アレクサンドル・トゥルシュ( 同上)
 イダ・プレトリウス(彼女/She)
 アンナ・ロウデア(未亡人/A Widow)
 エドウィン・レヴァツォフ(役人/An Officer)
 アレッサンドロ・フローラ(影/The Shadow)
 レナルト・ギーゼンベルク(写真家/A Photograoher)
ハンブルク・バレエ団
[歌手]
 マリー=ソフィー・ポラーク(ソプラノI)
 ソフィー・ハームセン(ソプラノII)
 ベンノ・シャハトナー(アルト)
 ユリアン・プレガルディエン(テノール)
 コンスタンティン・インゲンパス(バス)
 ラスタット・ヴォーカル・アンサンブル
アンサンブル・レゾナンツ
ホルガー・シュペック(指揮)
KKC 9834
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\6700

76 4708
(DVD)
\4500
KKC 9835
(DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\5000

 ノイマイヤーの世界平和への祈りが織り込まれた新作バレエ「ドナ・ノービス・パーチェム」のワールドプレミア映像がリリース!バッハの傑作「ロ短調ミサ」にさらなる力が与えられた感動的上演!

 振付:ジョン・ノイマイヤー
 写真家、グラフィック:キラン・ヴェスト
 映像監督:ミリアム・ホイアー
 収録:2022年12月8、9日、ハンブルク州立歌劇場
 (Blu-ray)画面:1080i 16:9 FullHD、音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.1、リージョン:All、BD50、原語:ラテン語、字幕:独、英、韓、日本語、123分
 (DVD)画面:16:9 NTSC、音声:PCM ステレオ、DTS5.1、リージョン:All、DVD9、原語:ラテン語、字幕:独、英、韓、日本語、123分

 ハンブルク・バレエ団の芸術監督ジョン・ノイマイヤー。2023年シーズンはノイマイヤーとバレエ団50周年という節目の年。
 その記念すべきシーズンに発表された新作『ドナ・ノービス・パーチェム(我らに平和を与えたまえ)』の映像がリリースされます。
 この映像が収録されたのは2022年12月8&9日。
 本作のワールドプレミアの週であり、本来なら上演に集中するため撮影が入ることは許可されませんが、今回初めて許可されました。
 新作の初演にも関わらず、卓越したクオリティで上演され、改めてハンブルク・バレエ団の技術力、表現力、精神性の高さを示した形となります。

 広島への原爆投下に着想した本作『ドナ・ノービス・パーチェム』。
 タイトルは、バッハの大作「ロ短調ミサ曲」の最終曲で、ラテン語の「Dona Nobis Pacem」から取られています。
 振付には、ジョン・レノンとオノ・ヨーコによる「イマジン」、広島の原爆投下時に熱線で残った人間の跡といわれる「人影の石」について詠んだ詩(独詩人ギュンター・クーネルトによる)が引用されています。
 ノイマイヤーは1986年の初日本公演時に広島の平和記念公園を訪れ、平和記念資料館にも足を運んでいます。
 また2022年2月24日以来続くロシアのウクライナ侵攻など、本作は人類を揺るがす苦しみに対して向けた世界平和への祈りと言えるでしょう。
 ノイマイヤーは2024年、ハンブルク・バレエ団の芸術監督を退任予定。
 
















9/20(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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APARTE



AP 325
(3CD)
\5400→\4990
ルセ&レ・タラン・リリク
ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687):
 歌劇≪テゼ≫

  プロローグと5幕から成る音楽悲劇
クリストフ・ルセ(指揮)
レ・タラン・リリク
ナミュール室内合唱団
テゼ:マティアス・ヴィダル(テノール)
メデ:カリーヌ・デエ(メゾ・ソプラノ)
エグレ:デボラ・カシェ(ソプラノ) ほか

 ルセ&レ・タラン・リリク、フランスで100年にわたって愛され続けた当時のフランスの顔ともいえたリュリのオペラ≪テゼ≫を録音!

 録音:2023年3月3-5日
 台本:フィリップ・キノー(1635-1688) 1675 年1月15日、サン=ジェルマン=アン=レ、シャトー・ヴィユー

 クリストフ・ルセとレ・タラン・リリクが探求を続けているリュリ。このたび、リュリの3作目のオペラである≪テゼ≫が登場します。
 録音がきわめて少ない作品で、このルセによる録音はまさしく大歓迎の新録音といえるでしょう。
 テゼ(=テセウス)はギリシャ神話の人物で、ミノタウロス(牛頭人身)退治などで知られますが、ここではテゼの若い頃が舞台となっています。
 筋書きは、テゼに思いを寄せるエグレ(アグラエア)とメデ(メデア)を中心に、魔術師が登場、宮殿(ヴェルサイユ)やアテネなど舞台もめまぐるしく変わるなか、最後はエグレとテゼが結ばれる、というもの。
 ヘンデルのテゼオ(1713年)など、リュリ以降も多数の作曲家たちによってこの物語をオペラの題材にしています。

 初演に際し、ちょうどのタイミングでフランス軍が戦いに勝利したというしらせを受け、リュリと台本作者のキノーは、急遽プロローグを朗らかな内容に変えるなどし、ルイ14世を戦いの神とするようなテキストも盛り込まれています。
 器楽編成も、当時絶大な権力を誇ったリュリの力をフル活用し、大編成をとりました(「王の24のヴァイオリン」さらに「21の小ヴァイオリン」(ラ・プティット・バンド)が参加)。
 さらにあのオトテール兄弟(フルートとオーボエ)も参加、そしてトランペット奏者には王のボディーガードを起用するなど、大編成な管弦楽と、王を喜ばせるポイントも多数盛り込んだ編成にしています。
 はたしてこの作品は大成功をおさめ、初演の1675年1月15日から翌年4月まで、休止期間はあったものの週3回のペースで上演されました。
 また、1754年のルイ16世の生誕の祝宴などでも演奏されるなど、フランスという国を代表するオペラでありつづけました。

 リュリの音楽の驚くべき声楽の雄弁さは圧倒的。また、器楽のみの楽曲も、たとえばトランペットやティンパニが活躍する第1幕第10場の「生贄の司祭の行進」など、実に華やかにして贅沢。
 ルイ14世とリュリ、両者が当時圧倒的な力をもっていたことも実感させられる壮麗な作品です。
 ドラマの中心にいるのはメデ(=カリーヌ・デエ)。意志が強く悲劇的なメデの姿を華麗に演じ、リュリのオペラの中でも最も熱狂的な作品である本作の魅力を存分に引き出し、聴かせます。
 マティアス・ヴィダルとデボラ・カシェのデュエットにも胸をうたれるなど、聴きどころ満載。
 リュリがつくりあげた壮大な音楽を、ルセが最高の歌唱陣と器楽奏者たちを率いて、これ以上ないかたちで壮麗に響かせます。

 
 




PENTATONE



PTC 5187113
\2700
イノン・バルナタン(ピアノ)
「ラフマニノフ・リフレクションズ」

 ラフマニノフ:
  (1)交響的舞曲 Op.45(編曲:イノン・バルナタン)
  (2)楽興の時 Op.1a6
  (3)ヴォカリーズ Op.34-14(編曲:イノン・バルナタン)
  (4)13の前奏曲 Op.32より第12番 嬰ト短調
イノン・バルナタン(ピアノ)

 ラフマニノフ生誕150周年記念アルバム!名手イノン・バルナタンが交響的舞曲をピアノ独奏版にアレンジ!

 録音:2023年5月15~17日/サンフランシスコ音楽院内キャロライン・ハワード・ヒューム・ホール(カリフォルニア)/DDD、73'07、輸入盤・日本語帯付
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ(PENTATONE)
 レコーディング・プロデューサー:アダム・アベスハウス

 今年(2023年)のラフマニノフ・イヤーを記念し多くの演奏家が新録音を発表していますが、イノン・バルナタンは交響的舞曲とヴォカリーズをバルナタン編曲のピアノ独奏版で録音しました!

 1979年テルアビブに生まれたバルナタンは、3歳でピアノを始め、11歳でオーケストラ・デビューを果たした逸材。
 これまでにヴィクトル・デレヴィアンコ、マリア・クルチョ、クリストファー・エルトン、レオン・フライシャーなどに師事。
 その後の活躍は目覚ましくニューヨーク・フィルハーモニックの初代アーティスト・イン・アソシエーションに任命されたバルナタンは、3シーズンに渡るその任期の間に、同オーケストラと協奏曲や室内楽を演奏するなどアメリカを中心に活動の場を広げていきました。

 バルナタンの魅力はなんといっても色彩感豊かなピアノの音色。ロンドンのイブニング・スタンダード紙では「洗練された、緻密で、確かな伝達力を持つ、鍵盤楽器の真の詩人」と、BBCミュージック誌では「素晴らしい演奏。鋭い楽才、解釈における圧倒的な洞察力、優雅なピアニズム、それらすべてがほぼ完璧な均衡を成している」など激賞されており、確かなテクニックに裏付けされた唯一無二の演奏で聴衆を虜にしています。

 「交響的舞曲」は1940年作曲。ユージン・オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団に献呈され、1941年同団が初演を行ったラフマニノフ晩年の名作です。
 自作の交響曲第1番と「徹夜祷」からの引用が見られ、サクソフォン、タムタム、シロフォンなど多様な楽器を用いた作品ですが、バルナタンはピアノ一台でカラフルに演奏。
 この作品の新たな魅力を引き出しております。ラフマニノフ・イヤーにまた1枚、注目盤の登場です!

 
 




ARS PRODUKTION



ARS38347
(1SACD HYBRID)
\2900
ミヒャエル・ヴェッセル(ピアノ)
モーツァルト・ザ・プログレッシヴ~
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ集

  モーツァルト:
   ピアノ・ソナタ第15番ヘ長調 KV.533/494
   ピアノ・ソナタ第17番変ロ長調 KV.570
   ジグ ト長調 KV.574
   メヌエット ニ長調 KV.355(576B)
   ソナタ第18番ニ長調 KV.576
ミヒャエル・ヴェッセル(ピアノ)

 ミヒャエル・ヴェッセルのモーツァルト・ピアノ・ソナタ第3弾!

 バイロイトのプロテスタント教会音楽大学で教授を務めるピアニストのミヒャエル・ヴェッセルによる、モーツァルトのピアノ・ソナタ・シリーズの第3弾。

 現代のベーゼンドルファー・コンサート・グランド・ピアノの豊かな音色で、モーツァルトの後期ピアノ・ソナタに新たな命を吹き込みます。

 ※録音:2023年3月14日-16日
 
 

ARS38344
(1SACD HYBRID)
\2900
プーランク、ヤナーチェク、ラフマニノフ
 プーランク:ソナタ(チェロとピアノのための)
 ヤナーチェク:おとぎ話
 ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
アラム・アマトゥニ(チェロ)
イーゴリ・チェトゥーエフ(ピアノ)

 サンクトペテルブルク生まれのチェリスト、アラム・アマトゥニは6歳でチェロを始め、ハノーファー音楽大学でレオニード・ゴロホフに師事し、スイス・ロマンド管弦楽団では首席チェリストを務めました。

 ピアニストのイーゴリ・チェトゥーエフは1980年、ウクライナのセヴァストポリで生まれ、ハノーファー音楽大学でウラディーミル・クライネフに師事しました。
 1998年には僅か18歳で第9回ルービンシュタイン国際ピアノコンクール優勝を果たし、国際的に活躍しています。

 ※録音:2022年1月10日-12日
 
 

ARS38356
(1SACD HYBRID)
\2900
アニ&ニア・スルハニシュヴィリ
 フラワーズ・ウィー・アー
アニ&ニア・スルハニシュヴィリ(ピアノ)
 ジェルジュ・クルターグ(b.1926):「Games, Band VIII 」《Flowers we are ...》
 J・S・バッハ(クルターグ編):いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV.599
 クルターグ:「Games, Band VIII」《One more voice from far away》
 J・S・バッハ(クルターグ編):主キリスト、神のひとり子 BWV.601
 クルターグ:「Games, Band VIII」《Responsorium (Pilinszky: A snow-white arm)》、《Homage to J. S. B.》
 J・S・バッハ(クルターグ編):深き困窮より、われ汝に呼ばわる BWV.687
 クルターグ:「Games, Band VIII」《Dirge》
 J・S・バッハ(クルターグ編):これぞ聖なる十戒 BWV.635
 クルターグ:「Games, Band VIII」《Study to Pilinszky's 'Holderlin' (Position exercise)》
 J・S・バッハ(クルターグ編):すべての人は死ななければならない BWV.643
 クルターグ:「Games, Band VIII」《Beating - Quarrelling》、《A quiet farewell to Endre Szekely》
 J・S・バッハ(クルターグ編):神よ、汝の慈悲によりて BWV.600
 クルターグ:「Games, Band VIII」《János Pilinszky: Waltz – for two pianos》、《Faltering》
 J・S・バッハ(クルターグ編):古き年は過ぎ去り BWV.614
 クルターグ:「Games, Band VIII」《Flowers we are ... for Miyako》
 J・S・バッハ(クルターグ編):神の時こそいと良き時 BWV.106
 クルターグ:「Games, Band VIII」《In memoriam Sebok Gyorgy》、《... goodbye Jan ...》
 J・S・バッハ(クルターグ編):おお、罪なき神の子羊よ BWV.618
 クルターグ:「Games, Band VIII」《Flowers we are... (in another way) for Miyako》、《... a solemn melody ... 》
 J・S・バッハ(クルターグ編):いと高きところには神にのみ栄光あれ BWV.711
 クルターグ:「Games, Band VIII」《Flowers we are... for piano, upright piano and percussion》
 ジェルジュ・リゲティ(1923-2006):Funf Stucke fur Klavier zu vier Handen

 ハンガリーにルーツを持つ2人の作曲家、ジェルジュ・クルターグとジェルジュ・リゲティの作品を収録しています。

 アニ&ニア・スルハニシュヴィリはジョージア出身の双子のピアノ・デュオ。
 双子ならではの息の合った演奏で、古典から現代音楽まで幅広い作品をレパートリーとしています。

 ※録音:2022年10月31日-11月2日
 
 

ARS38627
\2700
ヴァイス・ウント・ブラウ~バイエルン地方の男声合唱作品集 レンナー・アンサンブル・レーゲンスブルク
ハンス・プリチェット(指揮)
 トニ・ズルツベック(1922-1994):Es muss ein Sonntag g'wesen sein
 民謡(ハンス・プリチェット編):Als wir jungst in Regensburg waren *
 グルック:Leih' aus deines Himmels Hohen *
 クリスティアン・ラフゼン(1886-1975):Wemdinger Wallfahrtslied
 ラインベルガー:Walthers von der Vogelweide Begrabnis op.141-1 *
 プリチェット:Wessobrunner Gebet *
 パトリック・エーリヒ(b.1976):Ich sah einen hohen, schwarzen Wald *
 ヨゼフ・ハルトマン・シュトゥンツ(1793-1859):Teutscher Bardengesang *
 民謡(プリチェット編):Wahre Freundschaft *
 民謡(レーガー編):Das Lieben bringt groB' Freud'
 カール・オルフ(1895-1982):Si puer cum puellula
 民謡(ヨゼフ・レンナー編): Mei Bua *
 民謡(クリスティアン・ヘイス編):Horch, was kommt von drauBen rein *
 R・シュトラウス:Soldatenlied *
 オルランド・ディ・ラッソ(1532-1594):Nasenmadrigal - Hort zu ein news gedicht
 民謡(レンナー編):Der Wendelstoa *
 マックス・ヴェルカー(1878-1954):Der Leberkas op.130-12b
 ロレンツ・シュラーフ(1896-1974):Frankenlied
 ワーグナー:Matrosenchor *
 フランツ・クサヴァー・エンゲルハルト(1861-1924):Dampfnudl-Lied op.36-1
 ヴェルカー:Ein Lob dem Gerstensaft op.112b *
 マックス・クンツ(1812-1875):Bayernlied
 ブロンテ(b.2020):Bonus

 1987年設立の男声合唱団、レンナー・アンサンブル・レーゲンスブルクは、レーゲンスブルク大聖堂のオルガニストであり作曲家のヨゼフ・レンナーにちなんで名付けられました。
 グレゴリオ聖歌から前衛音楽まで幅広い楽曲をレパートリーとし、世界中でコンサートを開催して高い評価を得ています。

 ※録音:2021年7月23日-25日&10月16日-17日
 




HUDDERSFIELD CONTEMPORARY Records


HCR30
(1CD-R)
\2600
パトリシア・アレッサンドリーニ:作品集
 Song of Alma
 Funeral Sentences
 De profundis clamavi(アルバン・ベルクへのオマージュ)
 Nachtgewachse
 Lecons de tenebres
ライオット・アンサンブル

 演奏会用の音楽の美学と電子処理を融合!

 ロンドンのライオット・アンサンブルによる、アメリカの作曲家パトリシア・アレッサンドリーニ(1970-)の画期的なポートレート・アルバム。
 過去15年にわたる彼女の創作活動の最も重要な部分を網羅した1枚で、演奏会用の音楽の美学と電子処理を融合させた5つの作品を紹介します。
 彼女はボローニャ音楽院、ストラスブール音楽院、IRCAMで作曲とエレクトロニクスを学び、プリンストン大学とソニック・アーツ・リサーチ・センター(SARC)でそれぞれ博士号を取得。
 主な作曲の師はイヴァン・フェデーレ、ポール・クーンス、トリスタン・ミュライユ、シア・マスグレイヴです。

 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 




KLANGLOGO


KL1401
【旧譜】
\2700
バード:歌曲集
 ウィイアム・バード(1543-1623):
  Terra tremuit/Make ye joy to God/
  Prostrate O Lord I lie/5声のためのミサ曲/
  Alleluia, Ave Maria - Virga Jesse/
  How shall a young man prone to ill/
  O Lord my God/Laetentur coeli(聖歌集 第1巻より)/
  Laetentur coeli(聖歌集 第2巻より)/
  Miserere mei, Deus/Lord, make me to know/
  Ne irascaris Domine
ウィーン・ヴォーカル・コンソート

 オーストリアの古楽アンサンブル、ウィーン・ヴォーカル・コンソート!

 2001年に結成されたウィーン・ヴォーカル・コンソートは、オーストリアで最も有名な古楽アンサンブルのひとつです。
 5人のメンバーはそれぞれ、イタリア語教師、海洋生物学者、テクノロジー・ジャーナリスト、ランドスケープ・プランナー、建築家という非常にユニークな経歴を持っています。

 イギリス・ルネサンスの巨匠であるウィリアム・バードの作品を取り上げたこのアルバムは、ウィーン中心部の歴史的なマリア・アム・ゲシュターデ教会で録音され、豊かで深みある美しい響きを聴かせます。
 
 

KL1403
【旧譜】
\2700
パッション ~ ビュルク:受難曲集
 ヨアヒム・フォン・ビュルク(1546-1610):
  Im Garten leidet Christus Not、ヨハネによるドイツ受難曲
 ヒエロニムス・プレトリウス(1560-1629):O vos omnes
 ビュルク:イエス・キリストの受難(詩篇第22篇)
 カスパー・オトマイル(1515-1553):
  Mein himmlischer Vater - In manus tuas
 ヴォルフガング・フィグルス(1525-1589):
  Meine Seele erhebt den Herren
ウィーン・ヴォーカル・コンソート

 前作『バード』で好評を博したウィーン・ヴォーカル・コンソートが次に取り上げたのは、受難曲。
 あまり耳なじみのない楽曲を集めたこのアルバムの核となるのは、ヨアヒム・フォン・ビュルク。
 宗教改革以後の音楽家たちの中で最も知られざる存在である彼は、ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会でJ・S・バッハの前任としてルター派の教会音楽の先駆者となった人物です。
 

KL1508
【旧譜】
\2700
ラ・ドレスダ・ガランテ
 ヴィヴァルディ:協奏曲 ト短調 RV.577
 ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):
  モテット《天高きところに彩雲》
 ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):
  チェンバロ協奏曲 ニ長調 Fk.41
 ジョヴァンニ・アルベルト・リストーリ(1692-1753):
  ラヴィニア・ア・トルノ
 ヨハン・ダーフィト・ハイニヒェン(1683-1729):
  7声の協奏曲 ト長調
ミリアム・フォイアージンガー(ソプラノ)
チューリッヒ・バロック管弦楽団

 チューリッヒ・バロック管弦楽団による18世紀ドレスデンの音楽!

 ☆エコー・クラシック2014を受賞したソプラノのミリアム・フォイアージンガーが参加!

 18世紀のドレスデンはあらゆる分野で文化的発展の最盛期を迎えました。特に当時のヨーロッパの様々な様式を取り入れた宮廷音楽は有名で、本アルバムでは、その多彩なレパートリーを取り上げ、12人編成のチューリッヒ・バロック管弦楽団が奏でます。

 ソプラノのミリアム・フォイアージンガーにとって2作目となるアルバム。
 デビュー・アルバムでは、ドイツの主要なクラシック音楽賞であるエコー・クラシック2014を受賞しています。

 ※録音:2013年10月7日-10日
 




SIGNUM


SIGCD765
\2600
テオドーラ・ブロディ/ラプソディ
 エネスク:ルーマニア狂詩曲 Op.11-1
 ベートーヴェン:月光ソナタ Op.27-2
 バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
 パッヘルベル:カノン ニ長調
 エネスク:ルーマニア狂詩曲 Op.11-2
 ルーマニア民謡:ドイナ
テオドーラ・ブロディ(ヴォーカル)
ロバート・ジーグラー(指揮)
ロンドン交響楽団

 ジャズ・ヴォーカル&オーケストラ編曲で聴く「月光ソナタ」と「パッヘルベルのカノン」!

 ☆多ジャンルで活躍するルーマニアのシンガー、テオドーラ・ブロディ!
 ☆「月光ソナタ」と「パッヘルベルのカノン」などクラシック名曲をジャズ・ヴォーカルとシンフォニック・オーケストラのためのスリリングなアレンジで!

 ルーマニア出身、現在はスイスを拠点にジャズ、クラシック、フォークなどジャンルを超えた芸術性で聴衆を魅了している比類なきヴォーカリスト、テオドーラ・ブロディ。
 素朴な表現力と4オクターブという驚異的な声域を持つテオドーラの歌声で、クラシック・レパートリーのスリリングなヴォーカル・アレンジを聴かせる意欲盤。
 ルーマニア民謡を基にしたエネスクとバルトークの代表作に、クラシックのみならずあらゆるジャンルで愛されるベートーヴェンの「月光ソナタ」とパッヘルベルの「カノン」をヴォーカルとシンフォニック・オーケストラのためのスペシャルなアレンジで収録し、最後にはテオドーラ自身のルーツを更に掘り下げ、ルーマニアの即興的で感情豊かな民謡の伝統である「ドイナ」をア・カペラで披露しています。
 世界一流オーケストラの演奏に乗せて、ブルージーなハーモニーとソウルフルなスキャットを用いたジャジーでスモーキーな「月光」は必聴!

 ※録音:2021年6月14日-15日、LSOセント・ルークス(ロンドン)

 
 
 

KL1400
【旧譜】
\2700
イタリアン・ジャーニー
 レスピーギ:弦楽四重奏曲 ニ長調
 プッチーニ:菊
 ヴェルディ:弦楽四重奏曲 ホ短調
 ボッケリーニ:弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.2-6
クレモナ四重奏団

 イタリアの名カルテット、クレモナ四重奏団のイタリア音楽!

 ☆国際的に高い評価を得ている、クレモナ四重奏団!
 ☆イタリアを代表するアンサンブルが奏でるイタリア作品!

 2000年に結成後、イタリアを代表する弦楽四重奏団へと登り詰めたクレモナ四重奏団。
 1945年から1980年まで活動した伝説的な四重奏団であるイタリア四重奏団を後継し、「ダイナミックな輪郭は、完璧に仕立てられたアルマーニのスーツのようになめらかでエレガント」、「今日の世代で最もエキサイティングなカルテットのひとつ」などと評されています。

 本アルバムには、タイトルにもあるように、レスピーギ、プッチーニ、ヴェルディ、ボッケリーニといったイタリアの作曲家を取り上げ、個性的かつ忠実に演奏しています。

 第2ヴァイオリンのパオロ・アンドレオリはこの録音で、貴重な1757年製のジョヴァンニ・バッティスタ・グァダニーニを使用しています。
 




DYNAMIC


CDS-7962
(2CD)
\2600
ロベルト・シューマン(1810-1856):ピアノ三重奏曲全集
 【CD1】
  1-4. ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op. 63
  5-8. 幻想小曲集 Op. 88
 【CD2】
  1-4. ピアノ三重奏曲第2番 ヘ長調 Op. 80
  5-8. ピアノ三重奏曲第3番 ト短調 Op. 110
エス・トリオ
【メンバー】
 ラウラ・ゴルナ(ヴァイオリン)
 チェチーリア・ラデイク(チェロ)
 ラウラ・マンツィーニ(ピアノ)

 録音:2022年2月(CD1)、2022年9月(CD2) Auditorium Stelio Molo, Lugano, RSI(イタリア)
 総収録時間:114分

 長年にわたりピアノ独奏曲を作曲していたシューマンが、室内楽のジャンルに取り組み始めたのは30代になってからのこと。
 とりわけピアノ三重奏曲はドレスデ ンに移って以降の円熟期に書かれています。第1番は1847年、妻クララの誕生日を祝して書かれたもので、メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲第1番から 影響を受けたシューマンらしいロマンティシズムに溢れた作品。
 その直後に着手され同年10月に完成した第2番は、第1番とは対照的な性格を持つ、明るく 生き生きとした内容の曲。クララもこの曲を愛奏したと言われています。
 第3番は1851年の作品。試演を行ったクララが「情熱的で創意に満ちている」と評し ています。
 幻想小曲集 作品88は1842年に作曲されたものの、シューマン自身は仕上がりに満足せず、何度も改訂を繰り返し、ようやく1850年に出版さ れた、4つの小品からなる作品。
 シューマンらしい情感に満ちた曲集です。
 演奏はイタリアのアンサンブル「エス・トリオ」。2005年にデビューし、世界中の音楽 祭やホールで演奏、女性作曲家の作品を積極的に取り上げる他、演劇やジャズ・アーティストなどとコラボレーションを行っています。

 
 
 
CDS-8005
\2400
フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):
 幻想曲、カプリス、変奏曲
イ・シヒャン(ピアノ...Steinway & Sons D274)
  1.「夏の名残りのバラ」による幻想曲 ホ長調 Op. 15
  2-4. 3つの幻想曲あるいはカプリス Op. 16
   2. I. Andante con moto / 3. II. Presto / 4. III. Andante
  5-7. 幻想曲 嬰ヘ短調 Op. 28
   5. Con moto agitato / 6. Allegro con moto / 7. Presto
  8-10. 3つのカプリス Op. 33
   8. I. Adagio, quasi Fantasia / 9. II. Allegro grazioso /
   10. III. Adagio-Presto con fuoco
  11. 厳格な変奏曲 ニ短調 Op. 54
  12. アンダンテと変奏 変ホ長調 Op. 82

 録音:2023年2月 La Gi.A.R.A. Musical Studio,Modina(イタリア)
 総収録時間:80分

 2018年にベルリンで開催された「フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ国際コンクール」で第1位と最優秀解釈賞に輝いたイ・シヒャンのメンデルスゾーン・アルバム。
 代表作の一つ「厳格な変奏曲」をはじめ、イギリスとの関連の深い「夏の名残のバラ」による幻想曲、自らが"スコットランド風ソナタ"と呼んだ「幻想曲 嬰ヘ短調」や、のどかなウェールズの雰囲気が織り込まれた「3つの幻想曲あるいはカプリス」を収録しています。







NAXOS



8.574482
\1800
ハインリヒ・オーギュスト・マルシュナー(1795-1861):
 序曲と舞台音楽集 第2集

  1-5. 劇音楽『ホンブルクの公子』(1821)より
   1. 第1幕 間奏曲 / 2. 第2幕 間奏曲 / 3. 第3幕 間奏曲 /
   4. 第4幕 間奏曲 / 5. 第4幕 終幕のシンフォニー
  6. 劇的カンタータ『東方からの響き』 Op. 109(1842) - 序曲
  7-8. 歌劇《皇帝アドルフ・フォン・ナッサウ》 Op. 130(1845)より
   7. 第1幕 バッロ / 8. 第2幕 行進曲
  9-11. 歌劇《アウスティン》(1850-51)より
   9. 序奏 / 10. 第2幕 戴冠式行進曲 / 11. 第3幕 バッロ
 全て世界初録音
ヴァーツラフ・ザイーツ(ヴァイオリン)...11
ペトル・リチー(チェロ)...11
フラデツ・クラーロヴェー・
 フィルハーモニー
ダリオ・サルヴィ(指揮)

 録音:2022年9月1-3日 Koncertni sal Filharmonie Hradec Kralove(チェコ)
 総収録時間:76分

 ウェーバーとワーグナーを繋ぐドイツ・オペラの作曲家の一人マルシュナーの舞台音楽を発掘するシリーズ、第2集。
 こんにちでは舞台上演に出会うことはめったにない彼の作品、ロマンティックな旋律と華麗なオーケストレーションで彩られた管弦楽曲だけでも楽しめます。
 ここでは初期と円熟期の作品から序曲、間奏曲、行進曲、バッロ(舞曲)を収録。この分野の第一人者サルヴィがチェコの古都フラデツ・クラーロヴェーのオーケストラを指揮してお届けします。

 
 
 
8.574484
\1800
ペロージ:ピアノ五重奏曲第3番、第4番
 1-3. ピアノ五重奏曲第3番 イ短調(1931)
  1. I. Mosso / 2. II. Adagio / 3. III. Vivo senza correre
 4-6. ピアノ五重奏曲第4番 イ長調(1931)
  4. I. Andante / 5. II. Adagio / 6. III. Mosso
 7-9. 弦楽三重奏曲第1番 ト短調(1928)
  7. I. Vivo / 8. II. Adagio / 9. III. Vivo
 10. 弦楽三重奏曲 ハ長調(1920代)*
 11. 弦楽三重奏曲 ニ短調(1924)*
 12. 弦楽三重奏曲 変ホ長調(1920代)(A. サッケッティ版)
 13. 弦楽三重奏曲 変ホ長調(1920代)*
 14. 弦楽三重奏曲 ホ長調(1920代)*
 15. 弦楽三重奏曲 ト短調(習作)(1920代)*
 16. 弦楽三重奏曲 ハ短調「フーガ・フェナローリ」(1920代)*
 *...世界初録音
マッテオ・ベヴィラクア(ピアノ)...1-6
ローマ・トレ・オーケストラ・アンサンブル
【メンバー】
 レオナルド・スピネディ(ヴァイオリン)
 河崎 日向子(第2ヴァイオリン)...1-6
 ロレンツォ・ルンド(ヴィオラ)
 アンジェロ・マリア・サンティージ(チェロ)

 録音:2022年6月6-9日 Palladium Theatre, ローマ(イタリア)
 総収録時間:57分

 プッチーニも脱帽したペロージの豊かなメロディに浸るシリーズ第2作。ペロージはピエモンテ州トルトーナに生まれミラノの音楽院で学び、ヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂の楽?を務め、オラトリオなどの宗教的な声楽作品で国際的な名声を得ました。
 そんなペロージ、1920年代には一時的に精神疾患を患い休職せざるを得ませんでしたが、回復後は職務に復帰するとともに作曲活動も再開しました。
 このアルバムの後半に収録された番号なしの弦楽三重奏曲は、復帰した時期に書かれた10曲の中の6曲で、どれも断片的であるものの、自身の作曲技法の更なる向上を目指すための対位法の研究や、ハーモニーの工夫が反映されています。
 2曲のピアノ五重奏曲は1931年作曲。当時もまた重病を患いながらも旺盛な創作意欲に掻き立てられていたペロージの豊かなアイデアが感じられる充実した作品です。
 第1番の番号が振られた弦楽三重奏曲は、急-緩-急の伝統的な書法で書かれており、合唱作品を得意としたペロージらしい歌心に溢れた作品です。
 演奏は2005年に設立されたローマ・トレ・オーケストラのメンバーによるアンサンブル。
 ローマとラツィオで生まれた最初の大学オーケストラで、若い世代に素晴らしい音楽を広めることを目的として活動しています。
 ヴァイオリンの河崎日向子さんはローマ在住。いくつものアンサンブルに参加し活躍しています。
 
 
8.574479
\1800
アイヴァー・ガーニー(1890-1937):ピアノ作品集 ジョージ・ローリー(ピアノ)
 1-5. 5つの前奏曲(1919-20)
  1. No. 5 ニ長調 / 2. No. 2 イ短調 / 3. No. 4 嬰ヘ長調 /
  4. No. 3 変ニ長調 / 5. No. 1 嬰ヘ長調
 6-8. ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調(1910)*
  6. I. Molto allegro / 7. II. Largo / 8. III. Moderato
 9-10. ピアノ・ソナタ第3番 ニ短調(1919)*
  9. I. Moderato / 10. II. Adagio
 11. ピアノのための2つの詩(1912) - 第1番 秋*
 12. ピアノ・ソナタ第2番 ニ長調(1919) - 第2楽章 アダージョ*
 *...世界初録音

 録音:2023年3月15-16日 Tythe Barn at Hellens Manor, Much Marcle,Herefordshire(UK)
 総収録時間:74分

 英国歌曲に関心のある人には「5つのエリザベス朝歌曲」の作曲家として知られるアイヴァー・ガーニーのピアノ曲を集めた珍しい1枚。
 ガーニーは少年時代か ら音楽の才能を発揮し、グロスター大聖堂の聖歌隊員を務めながらオルガンを学び、王立音楽大学に入学してスタンフォードから作曲を学びました。
 第1次 世界大戦で従軍中に負傷し、その後遺症に悩みつつ47歳でこの世を去りました。現在では作曲家としてのみならず、詩人としても非常に高く評価されてい ます。
 ここで聴けるピアノ曲はガーニー20代の作品で、第1次世界大戦をはさんで書かれたもの。
 シューマンや初期のスクリャービンを思わせる抒情的な「5つの前 奏曲」で始まり、しっとりとした雰囲気を持つピアノ・ソナタ第1番、ブラームス風の内省的なソナタ第3番と続き、静かで抒情的な「秋」がアンコールのように置 かれています。
 最後には、3楽章の作品として構想されながら作曲に難渋したソナタ第2番から、唯一完成された第2楽章で静かにプログラムを終えます。
 演奏するジョージ・ローリーは王立バーミンガム音楽院でマーク・ベッビントンに師事し、数多くのコンクールに入賞。
 現在チェルトナムレディースカレッジのピアノ 科で教えるベテラン奏者です。

 
 




TOCCATA CLASSICS



TOCC-361
\2400
メル・ボニス(1858-1937):ピアノ曲全集 第1集 チェン・メンイイ(ピアノ)
 1. 舟歌 変ホ長調 Op. 71(1906年出版)
 2. L'escarpolette ぶらんこ Op. 52(1901年出版)
 3-6. Les Femmes de Legende 伝説の女性(抜粋)(2003出版)
  3. 第1番 メリザンド Op. 109(1922) / 4. 第3番 オフェーリエ Op. 165 No. 1(1909) /
  5. 第6番 サロメ Op. 100 No. 1(1909年出版) / 6. 第5番 フィービー Op. 30(1909年出版)
 7. 無言歌 Op. 56(1905年出版)
 8. マズルカ Op. 26(1896年出版)
 9. 小雨 Op. 102(1913年出版)
 10. 瞑想曲 Op. 33(1905年出版)
 11-15. 5つの小品(1929年出版)
  11. Une flute soupier 嘆きの笛 Op. 117 / 12. Berceuse triste 悲しい子守歌 Op. 118 /
  13. Boston Valse ボストン・ワルツ Op. 119 /
  14. Agitato アジタート Op. 120 / 15. Cloches lointaines 遠くの鐘 Op. 121
 16. フォーレの「月の光」(メル・ボニス編)(1933年出版)
 17-24. Scenes enfantines 子供時代の情景(1912年出版)...世界初録音
  17. I. Aubade 朝の歌 / 18. II. Joyeux reveil 幸せな目覚め /
  19. III. Cache-cache かくれんぼ / 20. IV. Valse lente ワルツ・レント /
  21. V. Marche militaire 軍隊行進曲 / 22. VI. Frere Jacques ジャック兄弟 /
  23. VII. Bebe s'endort 赤ちゃんは眠りにつく / 24. VIII Carillon 鐘
 25-29. Cinq pieces musicales 5つの小品(1897年出版)
  25. No. 1. Gai printemps: Impromptu うららかな春:即興曲Op. 11 (publ. 1889) /
  26. No. 2. Romance sans Paroles無言歌 Op. 29 / 27. No. 3. Menuet メヌエット Op. 14 (1889年出版) /
  28. No. 4. Eglogue 牧歌 Op. 12 (1889年出版) / 29. No. 5. Papillons 蝶々 Op. 28

 録音: 2021年12月8日、2022年7月22日、2023年4月26日 The Margot and Bill Winspear Performance Hall of Murchison Performing Arts Center at the College of Music, University of North Texas, Denton(USA)
 総収録時間:78分

 フランスのブルジョワジーの家庭に生まれたメラニー・ボニス。ピアノを独学で練習するなど幼い頃に楽才を示しましたが、その才能には無関心だった彼女の両 親を説得したのは、パリ音楽院でコルネットを教えていたアンリ・モリーでした。
 彼女は12歳頃から音楽を学び、やがてモリーの紹介でセザール・フランクに師 事。彼の勧めでパリ音楽院に入学します。
 ピエルネやドビュッシー、ショーソンが在籍していた音楽院で彼女は和声楽と作曲を学びましたが、当時のフランス では女性が作曲をすることは推奨されておらず、彼女はメラニーではなく、男性名の「メル・ボニス」で作品を発表。
 波乱万丈の生涯を送りながら、数多くのピ アノ曲や室内楽作品を作曲・出版しました。
 彼女の作品は初期には師フランクの影響が感じられるものの、やがて印象主義へと変遷していき、同時代のド ビュッシーを思わせる美しく幻想的な雰囲気を持っています。
 そのほとんどはサロン風の小品であり、このアルバムに収録された世界初録音となる「子供時代 の情景」は、彼女の母親としての優しい視点も感じさせます。
 演奏は1993年武漢生まれのチェン・メンイイ。地元の音楽院で学び、マンハッタン音楽学校 で更なる研鑽を積んだ実力派です。

 
 
 

TOCC-658
\2400
ロナルド・スティーヴンソン(1928-):アコーディオンのための音楽集
 1-15. The Harlot's House -
  オスカー・ワイルドの『娼婦の家』による舞踏詩曲(1988)
 16-22. South Uist (Hebridean)
  サウス・ウィスト島(ヘブリディーズ諸島)
  民謡組曲(1969)(ニール・サトクリフ編)
 23-25. 5つの歌曲(ニール・サトクリフ編)
  23. Bubblyjock (1966)
  24. The Rose of All the World (1966頃)
  25. The Buckie Braes (1965)
  26. Hallowe'en Sang (1965)
  27. Day is Dune (1965)
 28-30. ケルティック・サイクル(1984-88)
  28. I. Celtic Lovesong: The Light and Dark of Love
  29. II. Celtic Lullaby
  30. III. Peaceful March of the Ever Young
 全て世界初録音
ニール・サトクリフ(アコーディオン)
マイケル・オルーク(パーカッション)...2-15
ロージー・レイヴリー(ソプラノ)...23-27

 録音:2021年12月15-16日 The Ledger Recital Room at the Royal Conservatoire of Scotland, Glasgow(UK)
 総収録時間:61分

 英国生まれのロナルド・スティーヴンソン。「DSCHによるパッサカリア」などの長大で難解なピアノ作品がよく知られ ていますが、スコットランドや中国、アフリカ民謡などのピアノ編曲も数多く行っています。
 また彼はアコーディオンに興 味を示し、様々な舞曲などをこの楽器のために書き下ろしました。
 アルバムで紹介された「オスカー・ワイルドの『娼婦の家』による舞踏詩曲」はアコーディオンとパーカッションのための二重奏曲で、ここではヨハン・シュトラウス風のワ ルツやカドリーユが次々と奏されます。「ケルティック・サイクル」は無伴奏アコーディオンのための短い組曲。スティー ヴィンソン初のアコーディオン作品で、その多彩な音色が生かされています。
 アルバムでアコーディオンを演奏するニール・サトクリフ自身が編曲した2作品、ピアノのための組曲「サウス・ウィスト 島」と、ピアノ伴奏による「5つの歌曲」は、スコットランドの民俗音楽とクラシック音楽の融合を図ったスティーヴンソ ンへの賛辞が込められています。
 
 


TOCC-704
\2400
チャイコフスキー・バイ・アレンジメント
 『くるみ割り人形とねずみの王様』
  ジョン・マウチェリによる新しい物語

   1. 序曲
   2-9. 第1部:ニュルンベルク 1416年
    2. Once a Long Time Ago / 3. The Mousetrap! /
    4. Princess Pirlipat / 5. The Curse /
    6. Searching for a Cure / 7. The Krakatuk Nut /
    8. The Curse is Lifted / 9. The Mouse Queen's Death
   10. 場面転換 The Drosselmeyers
   11-28. 第2部:ニュルンベルク 1816年
    11. Christmas Eve / 12. Godfather Drosselmeyer /
    13. The Miniature Marzipan Castle /
    14. The Nutcracker / 15. Stranger Things /
    16. The Great Battle / 17. After the Dream /
    18. Drosselmeyer's Story / 19. Marie's Devotion /
    20. The Mouse King Returns / 21. Fritz's Sabre /
    22. The Great Voyage Begins / 23. Candy Meadow /
    24. The Mechanical Ballet Troupe /
    25. Sailing on Rose Petals / 26. The Capital City /
    27. The Marzipan Castle / 28. Empty Twaddle!
   29-32. 第3部:ニュルンベルク 1834年 - 現在
    29. As Time Goes By / 30. Nathaniel Drosselmeyer /
    31. The King's Proposal / 32. Epilogue
  世界初録音
アラン・カミング(ナレーター)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
ジョン・マウチェリ(指揮)

 録音:2020年1月7-8日RSNO Centre,Glasgow(UK)...オーケストラ 2019年11月21日 John Kilgore Sound & Recording, New York(USA)...朗読
 総収録時間:75分

 チャイコフスキーの『くるみ割り人形』に、E.T.A.ホフマンの原作寄りの新解釈を持ち込んだバージョンが登場。
 華麗な音楽と振付によってファンタジー豊かな バレエ作品として世界的な人気を博す『くるみ割り人形』ですが、当盤の指揮者ジョン・マウチェリによれば、チャイコフスキー自身は完全に納得していたわけ ではなかったとのこと。
 その理由として、E.T.A.ホフマンの原作『くるみ割り人形とねずみの王様』が持っている社会の格差や不平等に対する視点が削ぎ落さ れてしまったことを挙げています。
 そこでマウチェリは4年以上の年月をかけて物語を再構築。
 そうした社会的な視点を加えつつ、主人公の少女マリーが成長し国王(かつてのくるみ割り人形)と結婚するまでを600年の歳月を経ながら描きました。
 音楽にはチャイコフスキーの様々な管弦楽作品を転用し、朗読(英語)を加えています。

 ジョン・マウチェリ1945年ニューヨーク生まれの指揮者。
 ハリウッド・ボウル管弦楽団の創立時から16年間音楽監督を務め、トリノやワシントンの歌劇場の音楽監督を歴任 するとともに、ミラノ・スカラ座やメトロポリタン歌劇場にも客演。
 数多くの作品の初演を数多く手がけた他、レナード・バーンスタインとの?きにわたる交流や、 Deccaの「退廃音楽」シリーズへの録音でも知られています。

 
 
 

TOCC-703
\2400
フリードリヒ・ルクス(1820-1895):オルガン作品集 第2集 ヤン・レヘトラ(オルガン)
ペトリ・コムライネン(ホルン)...14
 1-3. Fantasie pastorale, Concertstuck 田園幻想曲 Op. 64(1881年出版)
 4. 無言歌(1877年出版)...世界初録音
 5-10. ハイドンの弦楽四重奏曲「皇帝」による変奏曲(1879年出版)...世界初録音
 11-13. ヘンデルの「メサイア」によるソナタ風の3つの小品(1877年出版)
  11. No. 1. Chor: Ehre sei Gott (Allegro)
  12. No. 2. Arie: Er weidet seine Heerde (Larghetto)
  13. No. 3. Chor: Halleluja (Allegro moderato)
 14. コラール「暁の星のいと美しきかな」によるアンダンテ
   - ホルンとオルガンのための(1878年出版)...世界初録音
 15. ルイ・シュポアの夜想曲によるアダージョ(1878年出版)...世界初録音
 16. 歌劇《カジルダ》のロマンス Op. 32(1863年出版)...世界初録音
 17. リヒャルト・ワーグナーの楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》
  第3幕への序奏(1875年出版)...世界初録音
 18. フランツ・ラハナーの第1組曲から有名な行進曲 Op. 113(1873年出版)...世界初録音

 録音:2022年5月12-13日Church of Kemi(フィンランド) ホルン・パートのみ2023年1月30日 St Paul's Church,Helsinki(フィンランド)
 総収録時間:77分

 19世紀ドイツの作曲家フリードリヒ・ルクスのオルガン作品。作曲家の父の下に生まれ初期の音楽教育を受けたのち、17歳の頃からオルガニストとして活 躍、その後デッサウでフリードリヒ・シュナイダーに師事、1841年から1850年までデッサウ宮廷歌劇場の音楽監督を務めました。その後、1851年から1857年まではマインツで合唱指揮者、オルガニストとして活躍しながらいくつかの歌劇を作曲した他、数多くのピアノやオルガン曲を書いています。
 彼のオルガン作品を紹介するシリーズ第2集では、ヘンデル、ハイドンからワーグナー作品のオルガン編曲を中心に、オルガン曲のジャンルでは珍しい「無言歌」や、自然を巧みに描写した「田園幻想曲」などのオリジナル曲を収録。優れたオルガニストであったルクスの技量を窺うことができます。
 演奏は北欧の作曲家を中心に知られざる作品を発掘、紹介するオルガニスト、ヤン・レヘトラです。







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PROMINENT CLASSICS



2506-5617
\2600→\2390
アナスタシア&リウボフの4手ピアノによる
 ショスタコーヴィチ:交響曲全集第2弾!

  ショスタコーヴィチ(1906-75):
   (1)交響曲第10番ホ短調Op.93
    (作曲者による4手ピアノ編曲版)
     I. Moderato 20'57"/II. Allegro 4'15"/
     III. Allegretto 10'54"/IV. Andante. Allegro 12'55
   (2)2台のピアノのためのコンチェルティーノ イ短調Op.94
    (タイミング 10'12")
ピアノデュオ・アナスタシア&リウボフ(4手ピアノ)
 【アナスタシア・グロモグラソヴァ、
  リウボフ・グロモグラソヴァ】

 大好評ピアノデュオ、アナスタシア&リウボフの4手ピアノによるショスタコーヴィチ:交響曲全集第2弾!
 作曲者編の第10番+2台ピアノのためのコンチェルティーノ

 録音:(1)2023年8月13、16日フォンダチオーネ・パオロ・グラッシ(イタリア・マルティナ・フランカ)スタジオ録音、(2)2011年11月9日モスクワ、チャイコフスキー音楽院小ホール(ライヴ録音)

 ピアノ4手によるショスタコーヴィチ:交響曲全集の第二弾。
 交響曲第10番は作曲者による編曲で初演は作曲者と作曲家ワインベルクによって行われまして、このコンビによる録音もありますが入手困難。
 姉妹デュオ、アナスタシアとリウボフは"聞かせる"技術に長けており、ピアノの打楽器的要素を巧みに生かして緊張感のある名演を披露しております。
 特にあの陰々滅滅な第一楽章冒頭の処理は見事なもので、ここが決まれば後の勝利は確実なものでしょう。
 今年8月の最新スタジオ録音。
 カプリングは珍しい「コンチェルティーノ」。交響曲第10番とほぼ同時期に作曲され初演もされた曲ですが、この曲は何故か顧みられることが少なく、聞いてみれば面白さには舌を巻くばかり。
 こちらはモスクワでのライヴ録音です。まさに息もピッタリの四手による名演集。ピアノはスタインウェイ。

 ※ロシア語、英語、日本語によるライナーノート付。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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キング・インターナショナル

ビクターがライヴ収録した至宝音源
キングインターナショナル&JVCケンウッド・ビクターエンタテイメントコラボ第3弾!



KKC 105
(SACD HYBRID)
\3400→\3090
リヒテル&カガン1985年フライブルク・ライヴ
 (1)ハイドン:
  ピアノ・ソナタ第39番ニ長調Hob. X VI-24(リヒテル・ソロ)
 (2)ブラームス:
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78「雨の歌」
 (3)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタOp.134
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
オレグ・カガン(ヴァイオリン)(2)(3)
 
 巨人的演奏ながら表情と音色の変化がきらめく超名録音が最新リマスタリングでさらなる高みに!

 録音:1985年3月6-8日/パウルスザール(フライブルク)「ダヴィド・オイストラフを偲ぶコンサート」ライヴ/国内製作、日本語帯・解説付

 リヒテルが早世したヴァイオリニスト、オレグ・カガンと1985年3月にフライブルクで行ったコンサート。
 ビクターがライヴ収録した至宝音源を現在の最新技術でリマスタリング、驚きの音世界に蘇りました。

 リヒテルはカガンの才能を愛でたびたび共演していますが、このコンサートはカガンの師でリヒテルとも親しかったダヴィド・オイストラフを偲ぶコンサートということもあり、両者の思いが強く出た稀代の名演が実現しました。
 ショスタコーヴィチはまさにオイストラフとリヒテルの録音を彷彿させます。
 ビクターの録音が細部のニュアンスまで絶妙にとらえ、それを上回る感銘を与えてくれます。

 さらに嬉しいのはリヒテルのソロ、ハイドンの「ピアノ・ソナタ第39番」も楽しめること。13分ほどの作品ながら、リヒテルの手にかかると驚くほど深い美しさを湛えた世界を味わえます。
 
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KKC 106
(SACD HYBRID)
\3400→\3090
リヒテル& バシュメト1985年フライブルク・ライヴ
 (1)ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタ ヘ調Op.11の4
 (2)ブリテン:ラクリメOp.48(ダウランドの歌曲の投影)
 (3)ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタOp.147
ユーリー・バシュメト(ヴィオラ)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

 ショスタコーヴィチ最後の作品、バシュメトとリヒテルのニュアンスに満ちた神業を超高音質録音で再現!

 録音:1985年3月6-8日/パウルスザール(フライブルク)「ダヴィド・オイストラフを偲ぶコンサート」ライヴ/国内製作、日本語帯・解説付

 リヒテルは何人かの若手を殊のほか可愛がり共演していますが、なかでもヴィオラのバシュメトは「リヒテル・ファミリー」として知られています。
 その両者が1985年3月にフライブルクで行ったコンサートを、ビクターがライヴ収録した至宝音源を現在の最新技術でリマスタリング、驚きの音世界に蘇りました。

 全曲がヴィオラのオリジナル作品で、バシュメトの完璧な技巧と深い音色はもとより、ブリテンとショスタコーヴィチはリヒテルとも親交が深かったこともあり神業の仕上がりとなっています。
 ことにショスタコーヴィチの高みは余人をもって代えがたい凄さで、曲の真の意味を納得させてくれます。
 




VOX



VOXNX3026CD
\2400
スクロヴァチェフスキ&ミネソタ管
 ベートーヴェン:序曲と劇音楽集 2

 1. 『シュテファン王』 - 序曲 Op. 117
 2. 付随音楽『レオノーレ・プロハスカ』 WoO 96 - 葬送行進曲
 3. 献堂式序曲 Op. 124
 4. マイズルの祝典劇「献堂式」への合唱曲
  「若々しく脈うつところ」 WoO 98
 5. 「コリオラン」序曲 ハ短調 Op. 62
 6. 劇音楽『エグモント』Op. 84 - 序曲
 7. バレエ音楽『プロメテウスの創造物』 Op. 43 - 序曲
 8. 序曲 ハ長調「命名祝日」 Op. 115
 9. 祝賀メヌエット 変ホ長調 WoO 3
 10. 静かな海と楽しい航海 Op. 112
 11. 「タルペイア」のための凱旋行進曲 WoO 2a
フィリス・ブリン=ジュルソン(ソプラノ)...4
ミネソタ・バッハ・ソサエティ(合唱)...4、10
ミネソタ管弦楽団
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)

 1978年-79年 録音場所不詳/1980年 LP初リリース
 総収録時間:74分

 好評のVOX AUDIOPHILE EDITIONでスクロヴァチェフスキのベートーヴェン:序曲と劇音楽集が完結。
 VoxBoxレーベルからSVBX 5156としてリリースされたLP3枚組全17曲が先にリリースされたVOXNX3017CDと合わせて揃いました。
 1970年代末ともなるとアナログの録音も成熟期。堅固な造形と力強い推進力によるスクロヴァチェフスキ&ミネソタ管の演奏とサウンドがベートーヴェンの音楽にベストマッチしています。
 ブックレットには初出時の曲目解説が転載され、初出LPのジャケット写真がカラーで載っています。
 尚、トラック4-7はDennis Ronneyのプロデュース、ミネアポリスのSound 80 Studiosの制作です。
 
 


VOXNX3027CD
\2400
ロバート・ショウ(指揮)
クリスマス・コンサート・ウィズ・ロバート・ショウ

 1. 伝承曲:久しく待ちにし
 2. 伝承曲:So Blest a Sight
 3. 伝承曲:Dormi, Jesu! Mater ridet
 4. 伝承曲:一輪のばらが咲いて
 5. 伝承曲:コヴェントリー・キャロル
 6. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
  クリスマス・オラトリオ BWV 248
   - 「射し出でよ、おお美しき朝の光よ」
 7. J.S. バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV 248
  - 第4部 コラール「イエスわが始まりを正し」
 8. J.S. バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV 232 - われらに平和を与えたまえ
 9. エクトル・ベルリオーズ(1803-1869):
  オラトリオ『キリストの幼時」 Op. 25
   - 第2部 エジプトへの逃避「羊飼いたちへの別れ」
 10. ジョン・フランシス・ウェイド(1711-1786):
  神の御子は今宵しも
 11-12. アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
  グローリア ニ長調 RV 589より
   11. いと高きところには神に栄光
   12. 地には平和あれ
 13. J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV 248 -
  第2部 このあたりに羊飼いおりて
 14. ジョルジュ・ビゼー(1838-1875):
  アルルの女 組曲第2番- 第4曲 ファランドール
 15. ヨハネス・ブラームス(1833-1897):一輪のばらが咲いて
 16. ジャン・カルロ・メノッティ(1911-2007):
  歌劇《アマールと夜の訪問者》- 行進曲と羊飼いのダンス
 17. オットリーノ・レスピーギ(1879-1936):
  ボッティチェッリの三連画 P. 151- 第2曲 東方三博士の礼拝
 18-19. ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調「冬」 RV297
  18. 第1楽章 Allegro non molto
  19. 第2楽章 Largo
 20. ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
  オラトリオ『メサイア』 - ハレルヤ
ルイーズ・ザイデル(ソプラノ)...2
アトランタ交響合唱団...1-12、20
アトランタ交響楽団...1-3、6-20
ロバート・ショウ(指揮)

 録音:1975年12月 ジョージア州、アトランタ(USA)
 1976年 LP初リリース
 総収録時間:78分

 アメリカにおける「合唱の神様」と言えばロバート・ショウで衆目の一致するところ。その長いキャリアの中でクリスマス・アルバムを何枚もリリースしていますが、こちらは初出時にクワドラフォニックのLP2枚組QTV-S 34647/48としてリリースされた音源を1枚のCDに収めたもの。
 ブックレットには初出時のジャケット写真がカラーで掲載されています。
 オーケストラと合唱全体で醸し出すハーモニー感、ソロの自然な定位など、エリート・レコーディングズの音作りが活きるレパートリーです。
 尚、今回のCD化に際して曲順の変更が行われています。
 















9/19(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ANALEKTA



AN29026
\2800→\2590
リシャール=アムラン&コーエンによるモーツァルト第2弾
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第20番、第23番

 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756–1791):
  1-3. ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K. 466
   カデンツァ...シャルル・リシャール=アムラン
  4-6. ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K. 488
   カデンツァ...モーツァルト
  7. アダージョとフーガ ハ短調 K. 546
シャルル・リシャール=アムラン(ピアノ)...1-6
レ・ヴィオロン・デュ・ロワ
ジョナサン・コーエン(指揮)

 録音: 2022年10月31日-11月2日 ラウル・ジョバン・ホール、パレ・モンカルム、ケベック
 収録時間: 62分

 【リシャール=アムラン&コーエンによるモーツァルト第2弾】
 シャルル・リシャール=アムランとジョナサン・コーエン率いるケベックの室内管弦楽団レ・ヴィオロン・デュ・ロワとのモーツァルトの協奏曲。
 2020年にリリースされた第22番、第24番に続く第2弾が登場です。
 第20番冒頭の管弦楽から気合十分で、バロック・オペラを得意とするコーエンの面目躍如といったところ。
 リシャール=アムランはここにすっと入ったかと思うと、豊かなフレーズ感で音楽をごく自然にリードしていきます。
 第20番のカデンツァは自作で、第1楽章では二重フーガ風に始まり劇的な展開を聴かせ、第3楽章では色彩感豊かに鮮やかな技巧を散りばめ、その多才ぶりを発揮しています。
 




ARTE VERUM

ARV016
\2800
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
ベルリオーズ:エルミニー、夏の夜、クレオパトラ

 エクトル・ベルリオーズ(1803-1869):
  1-7. 抒情的情景「エルミニー」 H 29
  8-13. 「夏の夜」 Op. 7 H 81
  14-19. 抒情的情景「クレオパトラ」 H 36
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
ポリ・シンフォニエッタ
ヤン・セーデルブルム(指揮)

 録音: 2016年4月5、6、8、9日 プロムナード・ホール、ポリ、フィンランド
 収録時間: 72分

 【バーバラ・ヘンドリックス蔵出し音源のベルリオーズ】
 その50年に渡るキャリアの中でフランス歌曲はたいへん大きな位置を占めていたと語るバーバラ・ヘンドリックス。中でも「夏の夜」は重要なレパートリーの一つでしたが、今回初登場となる「エルミニー」「クレオパトラ(の死)」を含むベルリオーズ・アルバムが登場しました。
 25歳のベルリオーズがローマ賞へ応募し惜しくも2位となった「エルミニー」には、後に「幻想交響曲」の固定楽想へと転用される主題が聴かれます。
 師のジェニー・トゥーレルへのオマージュであるというこのアルバムで、ヘンドリックスはメゾを思わせる豊かな中低音域と張りのある高音で奥行きのある歌声を聴かせています。
 




B RECORDS

LBM055
\2800
IMAGES ~
 ドビュッシー、メシアン、ミュライユ、マヌリ、ベンジャミン

  1-6. クロード・ドビュッシー(1862-1918): 映像 第1集、第2集(1905-1907)
  7-8. オリヴィエ・メシアン(1908-1992): 鳥のカタログ(1956-1956) より
   7. 第7巻 12. クロサバクヒタキ / 8. 第5巻 8. ヒメコウテンシ
  9. トリスタン・ミュライユ(1947-): ラ・マンドラゴール(1993)
  10-11. フィリップ・マヌリ(1952-): 練習曲集 第2巻(2021) 世界初録音
  12-21. ジョージ・ベンジャミン(1960-): ピアノ・フィギュア(2004)
ロレンツォ・スーレ(ピアノ)

 録音: 2023年2月15日 オルレアン劇場(ライヴ/終演の拍手入り)
 収録時間: 78分

 リヨン出身、エマールやラローチャに師事し2012年にはジュネーヴ国際コンクールで優勝を果たしているロレンツォ・スーレのライヴ・アルバム。
 繊細でありながらも多彩、魅力あふれるその表現力がいかんなく発揮されたプログラムです。
 




ENPHASES

ENP012
\2800
フランコ・ベルギー派の名手ガエターネ・プルヴォスト
フォーレと、その教え子たちのヴァイオリン作品

 1. リリ・ブーランジェ(1893-1911): 夜想曲
 2. ブーランジェ: 行列
 3-5. ジョルジェ・エネスク(1881-1955):
  ヴァイオリンと4手ピアノのための小品
 6. モーリス・ラヴェル(1875-1937): ヴァイオリン・ソナタ(遺作)
 7. ラヴェル: 亡き王女のためのパヴァーヌ
  (パウル・コハンスキ編曲ヴァイオリンとピアノ版)
 8. ラヴェル: フォーレの名による子守歌
 9-11. ガブリエル・フォーレ(1845-1922):
  ヴァイオリン・ソナタ 第2番 Op. 108
ガエターネ・プルヴォスト(ヴァイオリン)
ダナ・チョカルリエ(ピアノ)
マラ・ドブレスコ(ピアノ)...3-5

 録音: 2023年 スタジオ・ステファン・ポレロ
 収録時間: 63分

 フランコ・ベルギー派の名手ガエターネ・プルヴォストによる、フォーレとその教え子たちのヴァイオリン作品集。
 艶やかな音色と、程よい抒情を湛えた演奏が楽しめます。
 




FUGA LIBERA

FUG822
\2800
南オランダ・フィル5枚目のアルバム
バルトーク:舞踏組曲、ドビュッシー:海

 1-6. ベラ・バルトーク(1881-1945): 舞踏組曲 Sz.77 BB 86a
 7. アンデシュ・ヒルボリ(1954-): 孔雀物語 ミレニアム
 8-10. クロード・ドビュッシー(1862-1918): 海
ヴァレンティン・ミショー(ソプラノ・サクソフォン)...7
南オランダ・フィルハーモニー管弦楽団
ダンカン・ウォード(指揮)

 録音: 2022-2023年 オランダ
 収録時間: 55分

 南オランダ・フィル5枚目のアルバムは、首席指揮者ダンカン・ウォードとのバルトークとドビュッシーの人気作品。色彩感豊かな演奏が魅力です。
 ヒルボリの孔雀物語は元々クラリネット協奏曲として書かれたもので、ここでのソリスト、ヴァレンティン・ミショーの依頼でソプラノ・サクソフォンと管弦楽のために再構成されたもの。
 様々な実験的音響と超絶技巧を聴くことが出来ます。
 



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NAXOS



8.574556
\1800
ジョアン・ファレッタ&バッファロー・フィル
 コダーイ:ハーリ・ヤーノシュ/交響曲 他

 1-6. 組曲『ハーリ・ヤーノシュ』 (1926-27)
  1. I. 前奏曲、おとぎ話は始まる
  2. II. ウィーンの音楽時計
  3. III.歌
  4. IV. 戦争とナポレオンの敗北
  5. V. 間奏曲
  6. VI. 皇帝と廷臣たちの入場
 7. 夏の夕べ(1906/1929-30改訂)
 8-10.交響曲 ハ長調(1930年代-61)
  8. I. Allegro
  9. II. Andante moderato
  10. III. Vivo
チェスター・エングランダー(ツィンバロム)...3、5
バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団
ジョアン・ファレッタ(指揮)
NYCX-10431
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2200

 録音:Kleinhans Music Hall, Buffalo, New York, USA 2022年5月12日...7-10 2022年11月14日...1-6
 総収録時間:68分

 【民族色豊かなコダーイの名作と、トスカニーニに捧げた晩年の交響曲をカップリング】
 20世紀ハンガリーを代表する作曲家の一人、ゾルターン・コダーイ。彼は祖国の民俗音楽を丹念に収集・研究し、バルトークと共に民謡集の出版を行います。
 また音楽教育の分野でも活躍、教育用の曲を多数書き、その手法は「コダーイ・メソッド」と呼ばれるほどにハンガリー内外に重要な影響を与えました。
 彼の管弦楽作品はどれも色彩的でリズミカル。このアルバムの中心となる『ハーリ・ヤーノシュ』は彼の同名の歌劇からの管弦楽組曲で、原作はハンガリーの詩人、ガライ・ヤーノシュ(1812-1853)の叙事詩。元軍人のハーリ・ヤーノシュが酒場で語る波乱万丈の冒険談が描かれています。
 組曲は歌劇の進行とは関係なく組まれており、第3曲と第5曲では伝統楽器ツィンバロムが使用されているのも特色です。
 「夏の夕べ」は作曲家自身が「牧歌」と呼んだ作品で、もともとはハンガリー王立音楽院の卒業作品として書かれたもの。1906年に初演された以降は忘れられてしまったものの、1929年にアルトゥーロ・トスカニーニの勧めにより改訂が行われ、1930年にトスカニーニが指揮するニューヨーク・フィルにより演奏されました。
 交響曲はトスカニーニのすすめにより1930年代に構想されましたが、完成したのは1961年のこと。1957年に世を去ったトスカニーニの思い出に捧げられたこの曲は、1961年にフェレンツ・フリッチャイ指揮、ルツェルン祝祭管弦楽団によって初演されました。
 急緩急の3楽章構成、演奏時間27分ほどで、ルーセルやストラヴィンスキーを思わせる新古典主義のスタイルによる作品です。明瞭な調性をもとにした晦渋さのない楽想、抒情に満ちた緩徐楽章を生気とユーモアに富んだ両端楽章がはさみ、結尾へ向けての盛り上げ方など、一聴しただけでは1960年代の作品と思えない親しみ易さの中にコダーイ晩年の境地が滲む魅力的な音楽です。
 
 演奏はジョアン・ファレッタが指揮するバッファロー・フィルハーモニー管弦楽団。機動力とパワーを生かした闊達な音楽が紡ぎ出されています。

 ※国内仕様盤には、東欧の音楽史と民族音楽学を専門とし、『中東欧音楽の回路』(サントリー学芸賞受賞)等の著書のある伊東信宏氏の日本語解説が付属します。

 
 



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CLASSICAL RECORDS

CR 144
(2CD)
【未案内旧譜】
\3700→\3490
ゲンヒフ・ネイガウスの弟子
 エフゲニー・マリーニン

 [CD 1]
  モデスト・ムソルグスキー (1839-1881) : 組曲 「展覧会の絵」
  モーリス・ラヴェル (1875-1937) : 夜のガスパール
  クロード・ドビュッシー (1862-1918) : 喜びの島
 [CD 2]
  フリデリク・ショパン (1810-1849) :
   バラード 第2番 ヘ長調 Op.38
   マズルカ 嬰ハ短調 Op.63 No.3
   ノクターン 変ニ長調 Op.27 No.2
   ポロネーズ 嬰ヘ短調 Op.44
   マズルカ風ロンド ヘ長調 Op.5
   スケルツォ 第2番 変ロ短調 Op.31
   ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 「葬送」 Op.35
エフゲニー・マリーニン (ピアノ)

 録音 : データ記載なし (2001年以前) ADD/(P)(C) 2011

 エフゲニー・マリーニン (1930-2001) はモスクワに生まれたロシアのピアニスト。
 モスクワ音楽院でゲンヒフ・ネイガウスに師事。在学中に第4回ショパン国際ピアノ・コンクール7位入賞 (1949)、第5回ロン=ティボー国際コンクール・ピアノ部門第2位 (フィリップ・アントルモンとともに第1位なし最高位) 入賞 (1953) を経て1954年に卒業。
 3年間ネイガウスの助手を務め、その後教授 (1998年まで) およびピアノ科長 (1972-1978) を務めました。
 
 

CR 175
(1CD)
【未案内旧譜】
\2500
エレオノーラ・カルプーホヴァ (ピアノ)
魅惑のロシア

 ピョートル・チャイコフスキー (1840-1893) :
  四季 (12の性格的小品) Op.37b
 ピョートル・チャイコフスキー /
  ミハイル・プレトニョフ (1957-) 編曲 :
   バレエ「くるみ割り人形」より 演奏会用組曲
 ピョートル・チャイコフスキー : 18の小品 Op.72 から 瞑想曲 (No.5)
エレオノーラ・カルプーホヴァ (ピアノ)

 録音 : 2015年、ライヴ、モスクワ音楽院ラフマニノフ・ホール、モスクワ、ロシア/(P)(C) 2017

 エレオノーラ・カルプーホヴァはロシアのカザンに生まれたピアニスト。
 モスクワ音楽院でヴァレリー・カステリスキー (1941-2001) に師事した後、ミハイル・ヴォスクレセンスキーの見習い助手を務めました。
 当レーベルにラフマニノフの作品の録音 (CR 120, CR 164) があります。
 
 

CR 176
(1CD)
【未案内旧譜】
\2500
カテリーナ・ザイツェヴァ (ピアノ)
セルゲイ・ラフマニノフ (1873-1943) :

 楽興の時 Op.16
 サロン小品集 Op.10 から
  バルカローレ (No.3) / ユモレスク (No.5)
 コレッリの主題による変奏曲 Op.42
カテリーナ・ザイツェヴァ (ピアノ)

 録音 : データ記載なし (2017年以前、おそらくアメリカ合衆国)/(P)(C) 2017

 カテリーナ・ザイツェヴァはモスクワ音楽院附属音楽学校でディプロマを取得後、アメリカ合衆国に渡りノーステキサス大学、サザンメソジスト大学、メリーランド大学でホアキン・アチュカロ他に学んだロシアのピアニスト。
 当レーベルからのCDはアンサンブルを含めこれが6枚目です。
 
 

CR 177
(1CD)
【未案内旧譜】
\2500
カテリーナ・ザイツェヴァ (ピアノ)
スクリャービン、メトネル

 アレクサンドル・スクリャービン (1872-1915) :
  24の前奏曲 Op.11
  5つの前奏曲 Op.34
 ニコライ・メトネル (1880-1951) :
  2つのエレジー Op.59 から エレジー (No.2)
  忘れられた調べ 第1集 Op.38 から 回想ソナタ (No.1)
カテリーナ・ザイツェヴァ (ピアノ)

 録音 : データ記載なし (2017年以前、おそらくアメリカ合衆国)/(P)(C) 2017

 カテリーナ・ザイツェヴァはモスクワ音楽院附属音楽学校でディプロマを取得後、アメリカ合衆国に渡りノーステキサス大学、サザンメソジスト大学、メリーランド大学でホアキン・アチュカロ他に学んだロシアのピアニスト。
 当レーベルからのCDはアンサンブルを含めこれが7枚目です。
 
 

CR 178
(1CD)
【未案内旧譜】
\2500
ピョートル・チャイコフスキー (1840-1893) :
 四季 (12の性格的小品) Op.37b
 6つの小品 Op.19
ニキータ・フィテンコ (ピアノ)

 録音 : データ記載なし (2017年以前、おそらくロシア)/(P)(C) 2017

 ニキータ・フィテンコはサンクトペテルブルクに生まれ、サンプトペテルブルク音楽院、アメリカ合衆国のノーステキサス大学で学んだロシアのピアニスト。
 2023年現在アメリカ・カトリック大学 (ワシントン D.C.) 准教授。
 当レーベルからのCDはデュオ、弾き分けの協奏曲アルバムを含めこれが4枚目です。
 
 

CR 179
(1CD)
【未案内旧譜】
\2500
ユーリ・ボグダーノフ (ピアノ)
ピョートル・チャイコフスキー (1840-1893) :

 四季 (12の性格的小品) Op.37b
 子供のアルバム (24の易しい小品) Op.39
ユーリ・ボグダーノフ (ピアノ)

 録音 : データ記載なし (2018年以前、おそらくロシア)/(P)(C) 2018

 ユーリ・ボグダーノフは1972年モスクワに生まれ、モスクワ音楽院でタチアナ・ニコラーエヴァ、アレクセイ・ナセトキン、ミハイル・ヴォスクレセンスキーに師事したロシアのピアニスト。
 2023年現在モスクワのグネーシン音楽大学教授。
 余談ですが、Classical Records にはチャイコフスキーの 「四季」 の録音が多いですね。
 
 
CR 180
(1CD)
【未案内旧譜】
\2500
ミハイル・ヴォスクレセンスキー (ピアノ)
 タチアナ・ポルシュネヴァ (ヴァイオリン)
シューベルト、カトワール、ショスタコーヴィチ


 フランツ・シューベルト (1797-1828) :
  ヴァイオリンとピアノのためのソナティナ イ短調 D 385
 ゲオルギー・カトワール (1861-1926) :
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ「詩曲」 Op.20
 ドミトリー・ショスタコーヴィチ (1906-1975) :
  ピアノと弦楽のための五重奏曲 ト短調 Op.57 (*)
ミハイル・ヴォスクレセンスキー (ピアノ)
タチアナ・ポルシュネヴァ (ヴァイオリン)
タチアナ・ブレスラフスカヤ (ヴァイオリン (*))
アレクセイ・ヤネンコ (ヴィオラ (*))
イリヤ・パシンツェフ (チェロ (*))

 録音 : 2014年3月3日、ライヴ、モスクワ音楽院小ホール、モスクワ、ロシア/(P)(C) 2019

 ロシアを代表するピアニスト・音楽教育者ミハイル・ヴォスクレセンスキー。
 2022年6月ロシアのウクライナ侵攻に抗議して家族と共に国を去り、同年8月アメリカ合衆国に移住しました。
 
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CR 181
(2CD)
【未案内旧譜】
\3700→\3490
ヴィクトル・ギンズブルク (ピアノ)
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ (1685-1750) :
 ゴルトベルク変奏曲 BWV 988
ヴィクトル・ギンズブルク (ピアノ)

 録音 : データ記載なし (2018年以前、おそらくロシア)/(P)(C) 2018

 ヴィクトル・ギンズブルクは1952年モスクワに生まれ、モスクワ音楽院でヤコフ・ミルシテイン (1911-1981) に師事したロシアのピアニスト。
 チェロ奏者アレクサンドル・ルーディンのデュオ・パートナーとしても知られています。
 演奏時間は CD 1 : 43分15秒 / CD 2 : 48分40秒。
  
 

CR 182
(2CD)
【未案内旧譜】
\3700
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ (1685-1750) :
 平均律クラヴィーア曲集 第2巻 BWV 870-893
キム・ガン・グエン (ピアノ)

 録音 : 2018年4月、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア/(P)(C) 2019

 キム・ガン・グエンはベトナムのピアニスト。13歳でモスクワ音楽院付属中央音楽学校に入学、モスクワ音楽院でアレクサンドル・ストルコフに (2008-2013) 、同大学院でミハイル・ヴォスクレセンスキーに師事。
 第1巻 : CR 170。
 
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CR 158
(10CD)
【未案内旧譜】
\15000→\13990
ウクライナでの戦争に抗議してアメリカに亡命した
 長老ミハイル・ヴォスクレセンスキー

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト (1756-1791) :
 ピアノ協奏曲全集

   [Vol. 1 / CR 100] 第13番 / 第19番 / 第23番
   [Vol. 2 / CR 116] 第12番 / 第21番 / 第24番
   [Vol. 3 / CR 122] 第1番 / 第17番 / 第20番
   [Vol. 4 / CR 127] 第9番 / 第16番
   [Vol. 5 / CR 132] 第14番 / 第27番
   [Vol. 6 / CR 133] 第5番 / 第11番 / 第18番
   [Vol. 7 / CR 139] 第2番 / 第8番 / 第22番
   [Vol. 8 / CR 141] 第3番 / 第6番 / 第25番
   [Vol. 9 / CR 142] 第4番 / 第15番 / 第26番
  [Vol. 10 / CR 143] 第7番 (*/**) / 第10番 (*)
ミハイル・ヴォスクレセンスキー (ピアノ)
スタニスラフ・イゴリンスキー (ピアノ (*))
アナスタシア・ガマレイ (ピアノ (**))
パーヴェル・スロボトキン・センター管弦楽団
レオニード・ニコラーエフ (指揮 [CD 1~6])
コンスタンチン・マスリュク (指揮 [CD 7~10])

 録音 : 2007-2010年、ライヴ、モスクワ

 既発売商品をスリップケースに収めたセット。
 10枚で6枚分の価格です。ケースにつきましては品質が安定しないため保証対象外といたします。ご了承ください。(代理店)


 ミハイル・ヴォスクレセンスキーは、ロシアの正当なロマン派ピアニズムを継承する国際的ピアニスト。
 モスクワ音楽院と大学院でレフ・オボーリンに師事。
 1957年プラハの春音楽祭ではショスタコーヴィチ本人の前でそのピアノ協奏曲を ヨーロッパ初演。
1966年にロシア功労芸術家賞を受賞、1989年にはロシア人民芸術家の称号を授与されている。

 2007~2010年にはモーツァルト全ピアノ協奏曲連続演奏会を完結、27曲がCD化され、その功績により2011年にモスクワ市賞を受賞した。
 今回ご紹介するのはその演奏である。


 モスクワ音楽院の教授を長く務めていたが、2022年、ウクライナでの戦争に抗議してロシアを離れ、妻子とともにアメリカに亡命した。

 反田恭平の師でもある。
 




TACET

S 270
(SACD HYBRID)
\2700
「愛する者の声」
 ソロモンの雅歌から アンサンブル・ペレグリーナ

  1. 祝婚歌 Epithalamia (散文、11.12cカンタベリー)
  2. サルヴェ・ノビリス Salve nobilis V.Odor tuus
   (応唱、14c聖ランブレヒト修道院)
  3. 御身はすべてが美しくあり給う Tota pulchra / Tenor
   (モテット、14cバイエルン)
  4. Epithalamia Estampie
  5. レーゲンスブルク・ドラマ Regensburg Drama
   (12cレーゲンスブルク)
  6. 愛する人よ、立って出ておいで
    Dilectus meus / Veni sponsa salvatoris
    (アンティフォン 16cプレーツ)
  7. Estampie
  8. あなたの愛は、ぶどう酒よりも快く Meliora sunt
   (アンティフォン 15cシレジア、17cアイスランド)
  9. 私に口づけをせよ Osculetur me
   (アンティフォン 15cテーゲルンゼー)
  10. 御身はすべてが美しくあり給う
   Tota pulchra,anima mea / Tenor
    (モテット 13.14cリヴェスビー・アビー)
  11. 祝婚歌 Epithalamium  (クレルヴォー 約1300年)
  12. 森の中のリンゴの樹のよう Sicut malum
   (アンティフォン 12cトリーア)
  13. 私を花咲く上に座らせ Fulcite me floribus
   (モテット、14cバイエルン)
  14. 門をたたくのは Bruno of Segni - Quis est hic
   (歌 11.12cイタリア)
  15. 愛する者の声 Vox dilecti(アンティフォン 15cテーゲルンゼー)
  16. くるみの庭に降りて Anima mea / Descendi in hortum / ALMA
   (モテット 13cフランス)
  17. 夜の床で In lectulo meo(アンティフォン 15cテーゲルンゼー)
  18. 私の愛する方が庭園に来て Venit dilectus meus
   (アンティフォン 13.14c イングランド)
アンサンブル・ペレグリーナ
 (女性ヴォーカル)
アグニエシュカ・ブジンスカ=ベネット
 (ヴォーカル、指揮)
ロレンツァ・ドナディーニ
 (ヴォーカル)
ハンナ・ヤルヴェライネン
 (ヴォーカル)
バディスト・ロマン
 (ヴィエール:Vielle)他

 2022年3月 スイス、ビニンゲンでの録音
 ・5.1 Version Real Surround Sound : for all SACD Surround Systems
 ・Stereo Version : For all Stereo Systems Plays on CD/SACD/DVD/Blu-ray Players SACDハイブリッド盤です。

 *静寂の中、一音一音が語りかけるように演奏される18曲。
 TACETレーベルの優れた録音・再生技術で遥か昔の時代に聴くものを誘います。
 




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ATS

ATS959-2
\2500→\2290
アバド32歳
 ウィーン・フィルとの初共演を果たした1965年ザルツブルク音楽祭
  マーラー『復活』


  マーラー:交響曲第2番「復活」
アバド指揮、
ウィーンフィル
ヴァルター・ハーゲン・グロル指揮
ウィーン国立歌劇場合唱団
ステファニア・ヴォイトヴィツ(ソプラノ)
ルクレツィア・ウェスト(アルト)

 アバド32歳のザルツブルク音楽祭&ウィーンフィルデビューのライヴ録音!『復活』が高音質で蘇る。

 [20:52][10:14][10:39][4:41][32:27]
 1965年8月14日ザルツブルク祝祭大劇場ライヴ

 32歳のアバドがウィーンフィルと初共演を果たした1965年ザルツブルク音楽祭における「復活」。
 1963年ミトロプーロス国際指揮者コンクールで優勝(もう一人の優勝者はズデニェク・コシュラー)し、ニューヨークフィルの副指揮者となります。
 さらにベルリン放送響に客演したアバドを聞いたカラヤンがザルツブルク音楽祭にアバドを推薦。曲目はバーンスタインのアシスタントとして学んだ「復活」を選びました。
 後年アバドにとってこの曲は十八番となりましたが、最も燃えた演奏がこのライヴと言って過言ではありません。
 曲者揃いのウィーンフィルとは曲頭こそ様子見でギクシャクと始まりますが、アバドが歌わせれば歌う程にしなやかさを増して全員一丸となった凄まじい高揚と感動を保証します。
 ローカルカラーを遺していた時代のウィーンフィルの音色は鄙びていて、懐かしく魅力的。この大成功でアバドは翌年にはベルリンフィルに初登場、ザルツブルク音楽祭にも再度登場。新たな覇者として世界的名声を獲得します。
 オリジナルがモノラルで、今回は新たな音源から復刻。音域も広く美しい響きを楽しめます。
 英日のライナーノート付です。
 



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BIDDULPH RECORDINGS



BIDD85037
\2500→\2290

ミッシャ・エルマン モーツァルト/パガニーニ


 1-3. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
  ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K. 454 (録音:1951年2月13、16日)
 4. ニコロ・パガニーニ(1782-1840):カプリース 第24番(エルマン編)
  (1951年4月3日)
 5. フランソワ=ジョセフ・ゴセック(1734-1829):
  ガヴォット ニ長調 – 歌劇《ロジーヌ》より(1949年4月18日)
 6. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
  メヌエット ト長調 WoO Io No.2(ブルマイスター編)
   (1949年4月19日)
 7. セザール・キュイ(1835-1918):オリエンターレ Op. 50 No. 9
  (1949年4月18日)
 8. アントン・アレンスキー(1861-1906):
  セレナード ト長調 Op. 30 No. 2(エルマン編) (1949年4月19日)
 9. リッカルド・ドリゴ(1846-1930):
  セレナード - バレエ「百万長者の道化師」より(アウアー編)
   (1949年4月18日)
 10. フランツ・ドルドラ(1868-1944):思い出 (1949年4月19日)
 11. ミッシャ・エルマン(1891-1967):タンゴ (1951年4月5日)
 12. ガエターノ・ブラーガ(1829-1907):天使のセレナード (1951年)
 13. テレサ・デル・リエゴ(1876-1968):涙をぬぐえ (1951年)
 14. ジャック・オッフェンバック(1819-1880):
  舟歌 - 歌劇《ホフマン物語》より (1951年12月29日)
 15. ジュール・マスネ(1842-1912):エレジー Op. 10 No. 5
  (1951年12月29日)
ミッシャ・エルマン(ヴァイオリン)
ジャン・ピアース(テノール)...12、13
リーゼ・スティーヴンズ(ソプラノ)...14、15
ヴォルフガング・ローゼ(ピアノ)...1-13
ブルックス・スミス(ピアノ)...14-15

 初出レコード番号 1-4. RCA LM 1208、5-10. RCA DM 1328、11. RCA WDM 1625、12-15. RCA WDM 1703
 復刻プロデューサー:Eric Wen/復刻エンジニア:Dave(David)/Hermann/マスタリング:Rick Torres
 総収録時間:61分

 Biddulphレーベルが注力しているレオポルト・アウアー門下のヴァイオリストの復刻の中でも、特に多いのがミッシャ・エルマンの復刻。
 今回はSPからLPへの移行が進んでいた時期の音源を集めています。
 78回転のSP盤に代わる毎分33+1/3回転、直径30cmのLP盤をコロンビアが実用化したのが1948年。RCAは対抗策として翌1949年に毎分45回転、直径17cmのEP盤を市場投入しましたが、優勢となっていたLPに押され、間もなくLP発売に踏み切ります。

 1-4はそうした初期のLPのうちの一つ。優美なモーツァルトと火花の散るようなパガニーニというエルマンの両面を聴くことができます。
 パガニーニは当時、演奏者独自の版で演奏することが多く、ここに収録されたエルマン版はピアノ伴奏付きで、冒頭にピアノのイントロが置かれ、最後の第11変奏の代りに4つの変奏とコーダを独自に書き足しています。
 このカプリースはEPでもリリースされ、トラック11はそのB面に収められていました。ヴァイオリンを緩急自在かつ表情豊かに歌わせるところは、さすが自作自演と感心させます。
 
 5-10はエルマンのアメリカ・デビュー40周年を記念した「A Tribute To Mischa Elman On His 40th Anniversary」からの復刻。
 これはSP3枚、EP3枚でリリースされ、更にLPでも発売されたもの(LP発売時にはマスネのタイースの瞑想曲とドヴォルザークのユモレスクが追加されていました)。
 
 12-15はGreat CombinationsというEP5枚組からの復刻。戦前からアメリカで流行していたスター歌手とスター・ソリストとのデュオをフィーチャーしたアルバムです。
 5枚の内2枚がエルマンに充てられ、他はマリアン・アンダーソンとピアティゴルスキー、ロバート・メリルとメニューイン、エツィオ・ピンツァとミルシテインという内容でした。

 いずれのトラックでも(パガニーニでさえも)エルマンならではの余裕を感じさせるフレージング、効果的に使われるヴィブラート、そして定評の「エルマン・トーン」と呼ばれる柔和さを失わない美音が堪能できます。

 ※ブックレットでトラック6から10の録音年が1951年となっていますが正しくは1949年です。
 


<メジャー・レーベル>
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オーストラリアELOQUENCE



4843981
(14CD)
\12000→\10990

《ハンス・シュミット=イッセルシュテット・エディション Vol.1》

  ベートーヴェン・ツィクルスを含むデッカ録音

ベートーヴェン:
《CD 1》交響曲1-4) 第1番ハ長調Op.21、5-8) 第2番ニ長調Op.36
  【録音】1968年9月(1-4)、1967年11月&1968年9月(5-8)、ウィーン/
《CD 2》1-4) 交響曲第3番変ホ長調Op.55『英雄』
  【録音】1965年11月、ウィーン/
《CD 3》1-4) 交響曲第4番変ロ長調Op.60、5)『献堂式』序曲Op.124
  【録音】1966年10月、ウィーン/
《CD 4》交響曲1-4) 第5番ハ短調Op.67『運命』、5-8) 第8番ヘ長調 Op.93
  【録音】1968年9月、ウィーン/
《CD 5》1-5) 交響曲第6番ヘ長調Op.68、6)『エグモント』序曲Op.84
  【録音】1967年4月&5月、ウィーン/
《CD 6》1-4) 交響曲第7番イ長調Op.92、5)『レオノーレ』序曲第3番Op.72b
  【録音】1969年6月、ウィーン/
《CD 7》1-4) 交響曲第9番ニ短調Op.125『合唱』
 【演奏】ジョン・サザーランド(ソプラノ)、マリリン・ホーン(メッゾ・ソプラノ)、
   ジェイムズ・キング(テノール)、マルッティ・タルヴェラ(バス)、ウィーン国立歌劇場合唱団
  【録音】1965年12月、ウィーン/

ベートーヴェン:
《CD 8》ピアノ協奏曲1-3) 第1番ハ長調Op.15、4-6) 第2番変ロ長調Op.19
 【演奏】ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
  【録音】1958年4月(1-3)、1959年6月(4-6)、ウィーン/
《CD 9》ピアノ協奏曲1-3) 第3番ハ短調Op.37、4-6) 第4番ト長調Op.58
 【演奏】ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
  【録音】1958年10月(1-3)、4月(4-6)、ウィーン/
《CD 10》1-3) ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73『皇帝』
 【演奏】ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
  【録音】1959年6月、ウィーン/

《CD 11》モーツァルト:ピアノ協奏曲1-3) 第20番ニ短調K.466、4-6) 第6番変ロ長調K.238
 【演奏】ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
  【録音】1968年1月、ロンドン/

《CD 12》1-4) チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64
  【録音】1952年9月&10月、ハンブルク/

《CD 13》1-4) ドヴォルザーク:交響曲第7番ニ短調Op.70
  【録音】1953年3月、ロンドン/
《CD 14》ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集1-3)第1集Op.46より
 (第1番ハ長調/第2番ホ短調/第3番変イ長調)、
 4) 第2集Op.72より第8番変イ長調、

 5-11) ブラームス:ハンガリー舞曲集WoO1より
  (第1番ト短調/第2番ニ短調/第3番ヘ長調/第5番ト短調/第6番ニ長調/第7番ヘ長調/第10番ヘ長調)
  【録音】1953年3月、ロンドン
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(CD 1-CD 10)、
ロンドン交響楽団(CD 11)、
ハンブルク放送交響楽団(CD 12-CD 14)

 ドイツの名指揮者による、ベートーヴェン・ツィクルスを含むデッカ録音を初集大成 CD14枚組ボックス・セット

 ベートーヴェンのステレオ録音交響曲全曲(1965-70年)とピアノ協奏曲全曲(ヴィルヘルム・バックハウスと共演、1958-59年)を中心とした、ドイツのハンス・シュミット=イッセルシュテット(1900-1973)のデッカ録音全集です。
 この指揮者のデッカ録音がまとめて発売されるのは初めてです。CD14枚組ボックス・セット。限定盤。

 シュミット=イッセルシュテットの指揮を特徴づけた安定した拍子とリズミカルな動きに結びついたウィーン・フィル特有の透明感のある音色が際立つセットです。
 指揮者の息子であるエリック・スミスがプロデューサーを務めた録音も含まれています。
 シュミット=イッセルシュテットがデッカに初めて録音したのは1950年代の初め、現在NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団として知られるハンブルク北ドイツ放送交響楽団の創設者・指揮者としてでした。
 この楽団は戦後、文化プロジェクトとして始まり、イギリスにより育成、支援され、そしてシュミット=イッセルシュテットの献身的な指導のもと、すぐにヨーロッパで最も称賛されるオーケストラの一つになりました。
 彼らのドヴォルザークの交響曲第7番とチャイコフスキーの交響曲第5番はプロデューサーのジョン・カルショウにより最先端のデッカのモノラル・サウンドで録音されました。
 この楽団の評判は1960年代に世界に広まり、その指揮者がロンドンの楽団に歓迎されるようになりました。シュミット=イッセルシュテットはヴラディーミル・アシュケナージと共演した1967年のモーツァルトの協奏曲のアルバムでロンドン交響楽団に穏やかで絶対的な影響力を発揮しています。
 オリジナル・ジャケット仕様。オリジナル・カップリング。
 Peter Quantrillによるハンス・シュミット=イッセルシュテットと彼のデッカへの遺産についての新規エッセーを掲載。
 
 ※録音全集と謳っている商品の中にも、稀に音源が漏れているものもございますこと、予めご了承ください。

 
 
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4845516
(15CD)
\12000→\10990

《ハンス・シュミット=イッセルシュテット・エディション Vol.2》
  フィリップス、マーキュリー、DG録音 初発売音源あり


[フィリップス録音]

《CD 1》ベートーヴェン1-3) ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61、4) ロマンス第2番ヘ長調Op.50
 【演奏】ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)、ロンドン交響楽団
  【録音】1965年7月、ロンドン/

《CD 2》1-3) ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
 【演奏】アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
  【録音】1973年5月、アムステルダム/

《CD 3-5》モーツァルト:歌劇『恋の花つくり』K.196
 【演奏】イレアナ・コトルバス(ソプラノ:セルペッタ)、ヘレン・ドナート(ソプラノ:サンドリーナ)、
 ジェシー・ノーマン(ソプラノ:アルミンダ)、タティアーナ・トロヤノス(メッゾ・ソプラノ:ドン・ラミーロ)、
 ヴェルナー・ホルヴェーク(テノール:ベルフィオーレ伯爵)、
 ゲルハルト・ウンガー(テノール:市長)、ヘルマン・プライ(バリトン:ナルド)、北ドイツ放送交響楽団・合唱団
  【録音】1972年6月、ハンブルク/[マーキュリー録音]
《CD 6》モーツァルト:交響曲1-4) 第39番変ホ長調K.543、5-8) 第41番ハ長調K.551『ジュピター』
 【演奏】ロンドン交響楽団
  【録音】1958年6月(1-4)、7月(5-8)、ロンドン/

《CD 7》シューベルト:交響曲1-4) 第6番ハ長調D589、5-8) 第4番ハ短調D417『悲劇的』
 【演奏】ロンドン交響楽団
  【録音】1958年7月、ロンドン/[アコール録音]

《CD 8》1-21) ブラームス:ハンガリー舞曲集WoO1(全曲)
 【演奏】北ドイツ放送交響楽団
  【録音】1962年9月、ハンブルク/

《CD 9》1-4) リムスキー=コルサコフ:シェエラザードOp.35
 【演奏】エーリヒ・レーン(ソロ・ヴァイオリン)、北ドイツ放送交響楽団
  【録音】1959年5月、ハンブルク/

《CD 10》ベルワルド:交響曲1-4) 第1番ト短調『セリューズ』、5-7) 第3番ハ長調『サンギュリエール』
 【演奏】ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1962年2月、ストックホルム/

[ドイツ・グラモフォン録音]

《CD 11》モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲1-3) 第4番ニ長調K.218、4-6) 第5番イ長調K.219
 【演奏】ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)、
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1-3)、北ドイツ放送交響楽団(4-6)
  【録音】1960年12月、ベルリン(1-3)、1960年5月、ハンブルク(4-6)/

《CD 12》フォルトナー:1-8) The Creation、9-14) 断章、15-17) ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
 【演奏】ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)(1-8)、
  カール・ゼーマン(9-14)、モニク・アース(15-17)(ピアノ)、北ドイツ放送交響楽団
  【録音】1948年11月、ハンブルク/

《CD 13》1-11) ヴェルディ:歌劇『椿姫』(ハイライツ)
 【演奏】マリア・シュターダー(ソプラノ:ヴィオレッタ)、エルンスト・ヘフリガー(テノール:アルフレード)、
 ローレンス・ウィンターズ(バス:ジョルジョ・ジェルモン)、
 ウルスラ・ツォレンコフ(アルト:フローラ・ベルヴォワ)、ドロテア・フェルスター=ゲオルギ(ソプラノ:アンニーナ)
  【録音】1958年2月、ハンブルク/

《CD 14》ドヴォルザーク:1-5) 弦楽セレナード ホ長調Op.22、6-9) 管楽セレナード ニ短調Op.44
 【演奏】北ドイツ放送交響楽団
  【録音】1963年12月、ハンブルク/

《CD 15》[歴史的録音]

 モーツァルト:
 1-3) 交響曲第38番ニ長調K.594『プラハ』*、
 4) 恋とはどんなものかしら(歌劇『フィガロの結婚』K.492より)(ドイツ語歌唱)**、
 5) ぶってよマゼット(歌劇『ドン・ジョヴァンニ』K.527より)(ドイツ語歌唱)**、
 6-9) チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調Op.48*、
 10-12) ハインリヒ・ズーターマイスター:歌劇『ロメオとジュリエット』(抜粋)*
 【演奏】ローレ・ホフマン(4, 5)、クリスタル・ゴルツ(10-12)(ソプラノ)、ユリウス・カトナ(テノール)(10-12)、
  北ドイツ放送交響楽団(1-9)、ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団(10-12)
   【録音】1948年6月(1-3)、1947年7月(4, 5)、1947年6月-7月(6-9)、ハンブルク、1944年7月、ベルリン(10-12)

 *初CD化
 **初発売
 
ハンス・シュミット=イッセルシュテット、
ワルター・ジュスキント(CD 7: 5-8のみ)(指揮)

 ドイツの名指揮者がフィリップス、マーキュリー、DG他に行った録音を初集大成 CD15枚組ボックス・セット

 シリーズVol.1のデッカ録音全集に続き、ドイツの指揮者ハンス・シュミット=イッセルシュテット(1900-1973)によるフィリップス、マーキュリー、ドイツ・グラモフォンとアコールへの録音集です。
 CD15枚組ボックス・セット。限定盤。
 1944年(ハインリヒ・ズーターマイスター)から彼の最後の録音となった1972年のモーツァルト(歌劇『恋の花つくり』)までが収録されています。
 モーツァルトはこの指揮者が誰よりも敬愛していた作曲家でした。「私たちはあまりにも親しい友人です…彼の音楽を聴いた時に何を感じるか、説明することさえできません。それは私の目を濡らし、私の息をのませます…人生の終わりには私はモーツァルトの音楽に完全に自分を溶け込ませたいと思っています」とシュミット=イッセルシュテットは語っていました。

 ハンス・シュミット=イッセルシュテットはウィーン・フィルとのベートーヴェンの交響曲ツィクルスの録音で、1970年代多くのレコード・ファンに知られるようになりました。
 戦前のドイツで録音をしたり、ベルリンやハンブルクの歌劇場の指揮者の職など重要な地位に就いたりしていましたが、彼のキャリアは現在NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団として知られるハンブルク北ドイツ放送交響楽団の創設者・指揮者として1945年以降新たな段階に入りました。
 リムスキー=コルサコフの『シェエラザード』の演奏はダイナミックで見事に準備されています。ブラームスの『ハンガリー舞曲集』全曲を彼らの演奏で聴くことができるのは珍しく、このセットの楽しみの一つです。
 大好評だったヴィルヘルム・バックハウスと共演したウィーン・フィルとのベートーヴェンのピアノ協奏曲ツィクルスはシュミット=イッセルシュテットがいかに好意的な伴奏者であるかを証明しました。
 このセットでは同様にラヴェルでモニク・アースを、ブラームスでアルフレッド・ブレンデルを、モーツァルトでヴォルフガング・シュナイダーハンを、ベートーヴェンでヘンリク・シェリングをきめ細かくサポートしています。
 北ドイツ放送交響楽団の評判とともに彼の国際的評価も上がり、ヨーロッパの著名なオーケストラから招かれるようになりました。
 1955年から64年までロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務め、1962年に彼らとベルワルドの交響曲第1番と第3番を録音しました。
 シュミット=イッセルシュテットは特にイギリスとドイツの、多くの新作の初演を行いました。ヴォルフガング・フォルトナーによる『The Creation』はアメリカの詩人、ジェイムズ・ウェルドン・ジョンソンの詩による17分間の生き生きとした曲です。
 『天地創造』を現代的に再構成したもので、シュミット=イッセルシュテットは北ドイツ放送交響楽団とともにディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの伴奏を行っています。
 1973年に心臓発作で亡くなる前の最後の録音となったのがモーツアルトのオペラ『偽の女庭師』のドイツ語版『恋の花つくり』で、フィリップスによりジェシー・ノーマン、ヘルマン・プライ、タティアーナ・トロヤノスなどオール・スターのキャストが集められました。
 セットにはもっとも初期の1940年代の録音があり、初CD化や初発売となっています。
 オリジナル・ジャケット仕様。オリジナル・カップリング。
 Peter Quantrillによるハンス・シュミット=イッセルシュテットと彼のキャリアについての新規エッセーを掲載。
 
 ※録音全集と謳っている商品の中にも、稀に音源が漏れているものもございますこと、予めご了承ください。

 
 



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L’Oiseau-Lyre



4854676
(14CD)
\14000→\12990
《ロンドン中世アンサンブル~オワゾリール録音全集》
《CD 1》
『マッテオ・ダ・ペルージャ:世俗歌曲集』
1) その日がいつか来るのでしょうか、2) わが愛する奥方様、
3) 陽の光の中を、4) 貞淑な奥方様、
5) 並ぶもののない奥方様、
6) 私には救いが何ひとつ見つからない、
7) 良い結果を期待していたのに、
8) 私には関係ない、
9) もし私が運命の女神のことを嘆くなら、10) 比類なく美しい方よ、
11) ああ、お慈悲を、12) 愛のわなからもはや解き放たれて
  【録音】1978年1月/
『ギヨーム・デュファイ:世俗音楽全集』
《CD 2》
1) 新玉の年を迎えて楽しもうよ、2) 気高い恋人たちよ、そなたたちの間で、
3) 目を覚ましなさい、そして晴れやかな顔をして、
4) 私は心をこめ、思いをこらして、5) 鋭い矢に傷つけられた私、
6) あなたの気高い美しさ、溢れる美徳、類なさ、7)ああ、いつの日にあなたに会えるだろうか、
8) すべての恋人たちに私は贈る、
9) 愛に満ちた心で歌いたい、10) 私の心はいつも私を思いにふけさせる、
11) 私はすべて恋する者に求める、12) 恋する私たち、目覚めよ、13) 仇なす嫉妬よ、
14) 私の美しい人よお願いです、15) 今はもう過ぎてしまったその日よりこれらの思いは、
16) あなたの甘く優しい物腰に、17) 私が嘆き呻くのもむりからぬところ、
18) 美しい人よ、どんな過ちを犯したのかこの私が、
19) 恋しい人にもしお会いできるのなら、20) 親しい友よ何故考えたのか/
《CD 3》
1) 心を蕩かすたおやかな美女よ、
2) 私の気高くも美しい人よ、3) ああいとしい人よ愛を用いて、
4) 待ちましょう、あなたに私の想いを、5) 心に痛みを抱くこの私、6) 美しい乙女は塔の下に座り、
7) 月は五月いざ楽しもう心も軽く、
8) 私はもうかつての私ではない、9) 心蕩かすその姿、
10) 哀れにもわが身をかこつ、11) 早くやっておいで恋の喜びよ、12) 燃えるような眼差しが、恋人よ、
13) その気高い額のお方が天国に、14) よき日よき月よき年とそしてよき贈り物、
15) 私に悦びを下さるのならば私もお返ししよう、16) かつてなし得たことももはやできぬ私、
17) 私の優しい人を恋い慕うあまりに、18) さあ友だちよ、目を覚まそうよ、
19) さようならランの美しきかの酒よ、20) 私の優しい人を恋い慕うあまりに、21) ポルトガル、
22) 美しい人よ私をあなたの召使いに、
23) 陽の輝きを装われた美しい処女マリアよ、24) 美しい人よ情をかけてほしい/
《CD 4》
1) まこと隠れもない貴公子の名を称え、2) わが宝、わが愛、わが恋人、
3) 今はしばしの別れ恋人よ、
4) 数知れぬ挨拶をあなたに、5) 気高く優しい人よ、私はあなたを恐れ、
6) 限りなく苦しい辛い想いのなかで、7) 私の顔が蒼ざめているのは、
8) 黄金のように美しく気高い聖母マリアよ、9) 心をこめてお仕えせねばなりませぬ、
10) ああどうしたらよいのか、どうなるのでしょう私は、11) この喜ばしき世界は光をかかげ、
12) 果してあなたのお恵みが得られましょうか、13) 誠の心はいったいどうなったのか、
14) めぐり来る季節のように今日なすべきことは、
15) レオ殿これはようこそ、16) 身を守る砦を攻めおとしてほしい/
《CD 5》
1) 私の顔が蒼ざめているのは、
2) 哀れな殉教者となって痛み疲れた私、3) 苦しみにあえいでもう久しい、
4) 私は逃げていかれたあの方をお慕い申します、5) 進めわが心よ夜となく昼となく、
6) 私を囚われの身としたあの人故に、
7) あなたの眼差しとしとやかな物腰が、8) 願わくばあの方のお気に召すまま、
9) ある青年が少女に、10) 私がただ恐れたのはよこしまな者たち、
11) あなたの美しい眼差しゆえに、
12) さようならわが残された生命を捨てて、13) あなたを喜ばせうることがあるならば、
14) 美しい人よ私の仇をとってほしい、15) コンスタンティノープル聖母教会の嘆き、
16) さようなら我が恋よ、さようなら我が歓びよ、
17) 私の顔が蒼ざめているのは、18) まどろむでもなく目覚めるでもなく、
19) あなたは戦士なのだから/
《CD 6》
1) ああ処女なる花のなかの花よ、2) とても優しい恋人よお願いですから、
3) わが心のこよなく愛しい人よ、4) 口さがない邪な者よ退れ、
5) 神よ守らせ給え欠けるところのないよき女を、6) 酷い痛手でもって勝ち誇りながら、
7) あなたほどのお人を私はまだ見たこともない、8) 私のなみなみならぬ素晴らしい冒険で、
9) すっかり身を捧げていた私ですが、10) 恵まれぬ心よどうしようというのか、
11) 私のただひとつの快楽、私の心蕩かす欣びよ、12) ああ私の苦しみその痛手に私は死ぬ、
13) 気高く淑やかな心よ、すべての女性にもまして艶やかな、14) あなたの評判そしてあなたの高い名声は、
15) 抗うでしょう、16) 好運を享けるしもべとして、17) かくも激しく身に迫り来るわが痛みは
 【録音】1980年2月-7月(CD 2-CD 6)/
『ヨハネス・オケゲム:世俗音楽全集』
《CD 7》
1) 口には笑みを湛え、2) 妾はあの方に捨てられ、3) 恋の相手を変えたのなら、
4) まことの苦しみが訪れようとするとき、5) 他の人のことなど、
6) ほとんど死んでいるともいえるほどに傷ついた私は、
7) わが姫君こよなく心を惹きつける愛しい人よ、
8) 不実な者たちが、9) 死よ、そなたは矢で傷つけてしまった、
10) ただあなたのお姿を見失うだけで、11) 私が悩んでいることを、12) あなたの恋の手習いは/
《CD 8》
1) いまはもうただ死を心待ちにするよりほかに、2) 去年のある日すれ違ったとき、
3) あの人が私を想うてくれるかどうかは分らぬが、4) おお美しい薔薇よ、5) まこと優しい心で、
6) 妾は悲しいのです(Version 1)、7) 不幸が私を襲い、8) もしあなたの心が、
9) どんな生き方をしているのかとお尋ねですか(ヨハネス・コルナゴ作)、
10) どんな生き方をしているのかとお尋ねですか、
11) 妾は悲しいのです(Version 2)、
12) 恋するお人から離れているのは、13) フランスの国びとよ、
14) きみよ、別れ給え、15) 他の男のものになったからには、
16) あなたは間違いもなくもうひとりのヴェヌス、
17) されば私に接吻をはげしく、18) 私があの方に約束したことをのぞけば
 【録音】1981年2月(CD 7&CD 8)/
《CD 9》
『悪魔の歌/14世紀後期のバラード、ロンドー&ヴィルレー』
シュゼ:1) ローマの貴人フロフィリアアスは、
2) 私の姿はたとえてみれば枯木、3) ピュタゴラス、ユバル、オルペウスは、
サンレーシュ:4) 幾度も私はあきれてしまう、5) このうららかな、美わしい季節に、6) ここを逃れて行こう、
グイド:7) 神よ守らせたまえ、この歌をよく歌う者を、8) さてこそ、すべてはもうなりゆきまかせ、
サンレーシュ:9) 旋律ゆたかなハープを、
10) 待っていれば希望が慰めてくれる、11) 私をただながめみつめているあの人は、
12) オリヴィエ:たとえれば、私の心は痛ましい殉教者としてここに眠る、
ガリオ:13) 運を天にまかせ危険と知りつつ、14) とろけるような日々を待ち望めば、
作者不詳:15) 川にかこまれたアルビオンで、16) 私はもうすべての力を失ってしまったが
【演奏】マーガレット・フィルポット(メッゾ・ソプラノ)、ロジャーズ・カヴィ=クランプ、ポール・エリオット(テノール)
【録音】1982年1月/
《CD 10》
ギヨーム・ド・マショー:『泉のレ』
1) 私はたえず祈っているのです、
2) 一体どこでみつけることができようか、
3) そのお方とは、ほかならぬ、4) この三つが一つだということは、
5) そしてもしこの水を取って、6) だがこの三位一体は、7) それ故、父は水脈と呼ばれ、
8) それ故にこそ私はいうのだ、
9) それ故にこそあなたにお祈りいたします、10) 一生懸命泣いてみたとて、
11) おお、和合の泉よ、12) これまで私の過ちの元となっていた、『慰めのレ』
13) 人は誰でも他人の考えていることよりも、
14) 徳高く、非のうちどころなき、15) 気がついてみると、
16) 誉れある姫君よ、17) そうしたあとであなたから、
18) それは私をとても大きな歓喜の中に、
19) ああ、その甘くすばらしくうるわしい、20) 死よりもずっと恐れていたことが、
21) あの方は本当に、22) 私には判らない、
23) いとやさしきすばらしきわが姫君よ、24) 恋する男よ
 【演奏】アンドリュー・キング、ポール・エリオット、ロジャーズ・カヴィ=クランプ(テノール)
   【録音】1982年1月/
《CD 11》
『15世紀の英国世俗歌曲集』
ジョン・ベディンガム:
1) 私のまことの喜びよ、
2) おお美しきバラよ、おお優しきわが心の君よ、3) 有難いご褒美をいただいた僕として、
4) 私の心の喜びよ、5) あなたに会わずにはいられません、6) ああ、運命の女神よ、
7) 愛の手紙よ、私を悲しませるあの女に言ってくれ、
ジョン・ダンスタブル:8) 愛しい人が私を嫌って、
9) 哀れな殉教者となって病み疲れた私、
10) 心からのお願いをどうぞお聞きください、11) おお美しきバラよ、おお優しきわが心の君よ、
ウォルター・フライ:
12) ああ、ああ、と私は繰り返すばかり、13) Watlin Frew、
14) 私の記憶にはこんなに深く刻まれている、15) 姿が見られぬようにただひとりはなれて
 【録音】1983年1月/
《CD 12》『ハインリヒ・イザーク:シャンソン、フロットラ&リート集』
1) お前、身持ちが、2) ある日、朝方、
3) わが胸のうちの悩みを、4) ああ、私の心は、5) 嫉妬を最初に見つけた者は、
6) 私は恋におち、7) 私は安楽には暮らせない、
8) 従僕、9) 父さん私に夫をくれた、10) たっぷり飲んで、
11) 奥様、あなたの家の中には、
12) 手に負えない運命の女神よ、13) これほど美しく立派な女神たちは、
14) 今や五月、15) 半鐘、
16) 私にはしあわせな日など、17) ラ・モルラ、18) お百姓に娘がいた、
19) おお、情熱に燃えるヴィーナス、
20) インスブルックよ、さらば、21) 楽しいふし、22) これはほんとに驚いた、
23) 山と深い谷の間に、24) 朝早く起きてみると、
25) 犬、26) こぼし屋、けんか屋、すすりあげ
 【録音】1983年1月/
《CD 13》ジョスカン・デプレ:『ミサ・ディ・ダディ』
1) 第1曲:キリエ、2) 第2曲:グローリア、3) 第3曲:クレド、4) 第4曲:サンクトゥス―ベネディクトゥス、
5) 第5曲:アニュス・デイ、ミサ『フザン・ルグレ』6) 第1曲:キリエ、7) 第2曲:グローリア、8) 第3曲:クレド、
9) 第4曲:サンクトゥス―ベネディクトゥス、10) 第5曲:アニュス・デイ
 【録音】1984年1月/
《CD 14》『ジョスカン・デプレ:世俗音楽集』
1) 夫は私を侮辱した、2) この貧しい托鉢修道士―われは、あわれなり、
3) 私の愛しい女はあらゆるすぐれた才にたけ、4) 以前、運命の女神は、5) 美しい乙女は塔の下に座り、
6) 私は、7) 奥様、あなた以外には―平安に、8) ただそれだけ、9) もうとてもできない、
10) ああ、マリオンが、11) 茂みのかげで、朝、12) あなたに会うと、
13) 死にあたって―御身、み母なること示したまえ、14) ラ・ベルナルディーナ、15) 絶望的な運命の女神、
16) いとしい方を失ったら、17) ああ、奥様、18) 最高のうちでも最高のひと、
19) 奥様、ああ、20) ジョスカンのファンタジー、21) 私はもの思いに沈んだ、22) 川のほとりの茂みのかげで
 【録音】1984年1月
ピーター・デイヴィス&ティモシー・デイヴィス(指揮)
ロンドン中世アンサンブル

 中世の作品の復興に貢献したアンサンブルの先駆的「オワゾリール」録音を集大成 CD14枚組ボックス・セット

 デッカの重要な柱の一つである古楽部門の「オワゾリール」。
 そのオワゾリールによって録音され、1980年から1985年の間に「フロリレジウム・シリーズ」として発売された、ロンドン中世アンサンブルの全カタログがデッカよりリリースされます。
 CD14枚組ボックス・セット。限定盤。

 オワゾリールは元々1932年にパリで出版社のレコード部門としてスタートしましたが、その後デッカの傘下に入りました。
 原典テキスト、楽器編成、演奏スタイルに関する最新の研究に基づいたオリジナル楽器の演奏で世界最高水準を誇っています。
 
 ロンドン中世アンサンブルはピーター・デイヴィスとティモシー・デイヴィス兄弟により中世の作品の復興を目指して1974年に設立されました。
 デュファイやオケゲムのような巨匠の作品からあまり知られていない作曲家の作品まで幅広く演奏しています。「古楽」の分野における、デイヴィッド・マンロウの明らかな後継者でした。
 このセットに収められた中世とルネサンスの作品の先駆的録音の多くが名誉あるレコード・アカデミー賞などをはじめとする様々な賞を受賞し、批評家から絶賛されました。
 特に前例のない長さとなった、LP6枚組で発売されたデュファイの世俗音楽全集は現代にいたるまで大きな影響力を持っています。オリジナル・ジャケット仕様。

  【録音場所】ロンドン
  
    ※録音全集と謳っている商品の中にも、稀に音源が漏れているものもございますこと、予めご了承ください。
 



<国内盤> 


N-CRAFTS

NC0002
\2750
Sixties Dialogue
 1-3. E.ボザ(1905-1991):2本のトランペットのための「DIALOGUE」
  1.- I. Allegro maestoso / 2.- II. Moderato / 3.- III. Tempo di Marcia
 4-6. W. ペリー(1930-): トランペットとオーケストラのための協奏曲
  4.- I. Jazz Promenade / 5.- II. Ballad / 6.- III. Carnival!
 7-9. J. ホロヴィッツ(1926-2022):コンチェルティーノ・クラシコ
  7.- I. Con brio / 8.- II. Larghetto / 9.- III. Allegro rustico
 10-12. P. ヒンデミット(1895-1963):
  トランペットとピアノのためのソナタ Op. 137
   10.- I. Mit Kraft / 11.- II. Wie vorher /
   12.- III. Trauermusik. Sehr Langsam
 13-15. E. モラレス(1966-): 2本のトランペットのための協奏曲
  13.- I. Boldly / 14.- II. Rubato / 15.- III. Allegro
井川明彦(トランペット)...1-3,7-15
栃本浩規(トランペット)...1-9,13-15
下田望(ピアノ)...4-15
大倉里美(パーカッション)...4-6
小林雅文(パーカッション)...4-6
小林奏人(パーカッション)...4-6
柳原正人(パーカッション)...6
栃本浩規(プロデューサー)
長江和哉(レコーディング・エンジニア)

 《録音》2023年5月3-4日 飛騨芸術堂

 僕たちは、音楽だけで語り合える。60歳からの、60歳だからこその、魂を込めたダイアローグ『音楽の対話』
 60歳のオジサンが魂を込めて作ったCDです。指もうまくまわってないし、舌も追い付いていないかもしれない。音程もどうか ... 。でも、若い人たちには「お前らも60歳で吹けるかー ?!」って投げかけたいです。(栃本)同世代には「60歳でCD出したぞ、あいつら」ってね。自分たちには同世代が沢山いて、いつも彼らからいい刺激をもらっていたから、今度はこちらからも刺激を送りたいです。(井川)

 日本の音楽界で、トランペット奏者が何歳まで演奏が出来るのか?
 私(東京藝術大学教授)と、井川明彦(国立音楽大学教授)という、同じ年齢で共に還暦を迎えた二人が、この年齢でどこまで出来るかという命題に挑戦するCDにしたいという思いで、セッション録音しました。
 エリック・モラレス作曲の「2本のトランペットのための協奏曲」をメインに、ヨゼフ・ホロヴィッツ作曲の「コンチェルティーノ・クラシコ」、このCDのタイトルにもなっているウジェーネ・ボザ作曲「ダイアログ」。
 ソロ曲として、井川明彦はヒンデミット作曲「トランペットとピアノのためのソナタ」、栃本浩規はウィリアム・ペリー作曲「トランペットとオーケストラのための協奏曲」を演奏しています。
 岐阜県高山市飛騨・世界生活文化センター内の芸術堂の素晴らしいホールトーンと現在の2人の音楽性、音色を後世に残したくセッションレコーディングを挙行致しました。
 ピアノは、いつも東京藝術大学で演奏をお願いしている下田望さん。録音は、録音界で成長著しい長江和哉氏にお願いしました。―――栃本浩規

 栃本浩規(トランペット)
 岐阜県高山市出身。斐太高等学校卒業。名古屋芸術大学音楽学部卒業。トランペットを、(故)和久田照彦、津堅直弘 各氏に師事。卒業後、東京フィルハーモニー交響楽団に入団。1991年、NHK交響楽団に移籍。国際ロータリークラブのスカラシップを得てシュトゥットガルト演劇音楽大学に留学。H.ヴォルフ、H.ロイビン両氏に師事。1989年、2005年、I・T・G《国際トランペット会議》にゲストアーティストとして参加。2004年、2010年、リサイタルを開催。ソロCDを2枚リリース。2020年12月、N-craftsより【BrassChronicle】をリリース。
 22年間勤めたN響を辞め、2012年より東京藝術大学音楽学部准教授に就任。2019年より東京藝術大学音楽学部教授に就任。現在に至る。国立音楽大学、聖徳大学、各非常勤講師。埼玉県草加市文化協会 評議員。日本トランペット協会 常任理事。飛騨高山ヴィルトーゾオーケストラ顧問。Tokyo G Brass、N-crafts、各メンバー。

 井川明彦(トランペット)
 トランペットを永田粋睦氏、元 NHK 交響楽団トランペット奏者故祖堅方正氏に師事。1985年国立音楽大学卒業と同時に神奈川フィルハーモニー管弦楽団に入団。89年東京フィルハーモニー交響楽団に移籍。91年東京都交響楽団に移籍、92年より首席奏者となる。94年NHK交響楽団に移籍以来定期公演、地方公演、海外公演など演奏活動を行なう。2020年退団。現在、国立音楽大学教授、昭和音楽大学客員教授、聖徳大学兼任講師、高松第一高等学校音楽科中央講師、金管五重奏団Ncrafts、トウキョウブラスシンフォニーメンバー。

 下田望(ピアノ)
 広島県呉市生まれ。東京藝術大学音楽学部付属音楽高等学校を経て、同大学音楽学部卒業。第13回教育連盟ピアノオーディション全国大会入賞。入賞者演奏会に出演。第21回ピティナ・ピアノコンペティション全国大会F級にて、ベスト10賞受賞。在学中より、NHK・FMリサイタル出演など、各地で伴奏活動を始める。広島では、室内楽シリーズとし、トランペット、ヴァイオリン、フルート、チェロなどと定期的にデュオリサイタルを開催。現在、ソロ、室内楽をはじめとして、オホーツク紋別音楽セミナーなどの公式伴奏者、コンクールでの伴奏、後進の指導など多方面で活躍している。ピアノを小嶋素子氏に、室内楽を迫昭嘉氏に師事。東京藝術大学音楽学部管打楽科演奏研究員(伴奏助手)。



















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