≪第121号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その8 2023/9/26~
9/29(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
PENTATONE
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ショーン・シベ(ギター)
「信仰」
(1)ヴィラ=ロボス:「バッハへのオマージュ」~
5 つの前奏曲より第3番 W419, A419
(2)バリオス:大聖堂
(3)バリオス:フリア・フロリダ
(4)ヴィラ=ロボス:12の練習曲 W235, A235
(5)ヒナステラ:ギター・ソナタ Op.47 |
ショーン・シベ(ギター) |
天才ギタリスト、ショーン・シベが南米作曲家の作品を録音!
セッション録音:2023年4月&8月/クリトン教会(スコットランド)/DDD、ディジパック仕様、62'05、輸入盤・日本語帯付
エグゼクティヴ・プロデューサー:ケイト・ロケット&ショーン・ヒッキー
天才ギタリスト、ショーン・シベ注目の新譜は南米の作曲家バリオス(パラグアイ)、ヴィラ=ロボス(ブラジル)、ヒナステラ(アルゼンチン)の作品を集めた『Profesion』。
アルバム・タイトルはバリオスの「Profesion
de Fe(信仰告白)」という詩に由来します。この詩は神話に登場する神々を引用したバリオスの傑作。シベが神聖な世界へと誘います。
使用楽器はジュリアン・ブリームのために製作したハウザーのコピーです。
この楽器は1930年代最高の楽器のひとつとされ、当アルバムの音世界とぴったり合います。
ショーン・シベはスコットランド王立音楽院で学び、その後イタリアでパオロ・ペゴラーロに師事。
その後の活躍は目覚ましく2017年のロイヤル・フィルハーモニック協会音楽賞で「ヤング・アーティスト賞」を受賞しています。
PENTATONEレーベルより「巡礼」(PTC-5186870)、「ロスト・アンド・ファウンド」(PTC-5186988)、テノール歌手カリム・スレイマンと共演した「折れた枝」(PTC-5187031)をリリースしております。

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PROSPERO CLASSICAL
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音の意味 ~チェロのための現代作品集 |
アレクサンドル・フォスター(チェロ)
ハインツ・ホリガー(朗読) |
ユルク・ヴィッテンバッハ(1935-2021):Ist
Klang der Sinn? 音に意味はあるのか? ~
チェリストと朗読のためのクルト・マルティによる7つの歌『Ist
Klang der Sinn?』(2011)より
ヴェレシュ・シャーンドル(1907-1992):無伴奏チェロ・ソナタ(1967)
[I. ダイアログ/II. モノローグ/III.
エピローグ]
クルターグ・ジェルジュ(1926-):Az hit.../Jelek
III (Op. 5b) ~『サイン、ゲームとメッセージ』より
ローランド・モーザー(1943-):... wie
ein Walzer auf Glas ... ガラスの上のワルツの如く(1986)
ユルク・ヴィッテンバッハ:Seiltanzerin
綱渡り ~『Ist Klang der Sinn?』より
ハインツ・ホリガー(1939-):チェロ独奏のための『Aleh
Stavi』(2019)
ユルク・ヴィッテンバッハ:Webschiffchen
Zeit 機織りの時間 ~『Ist Klang der Sinn?』より
リゲティ・ジェルジュ(1923-2006):無伴奏チェロ・ソナタ(1948-1953)[I.
ダイアログ/II. カプリッチョ]
ユルク・ヴィッテンバッハ:Nicht bei Trost
正気でない ~『Ist Klang der Sinn?』より
クルターグ・ジェルジュ:Nepdalfele ~『サイン、ゲームとメッセージ』より
ユルク・ヴィッテンバッハ:Schoner Tag 美しき日
~『Ist Klang der Sinn?』より
トーマス・デメンガ(1954-):チェロ独奏のための『EFEU』(2010)
ユルク・ヴィッテンバッハ:Alte Weise 昔の方法
~『Ist Klang der Sinn?』より
クルターグ・ジェルジュ:Schatten ~『サイン、ゲームとメッセージ』より |
音のありかたを改めて問う謎めいて刺激的な現代チェロ作品集
録音:2022年6月29日-7月2日/チューリッヒ放送スタジオ/58:32
バーゼルを拠点に活動するカナダ人チェリスト、アレクサンドル・フォスターによる現代作曲家の無伴奏作品集です。
スイスの作曲家、ユルク・ヴィッテンバッハの『Ist
Klang der Sinn?』を核として、チェロのさまざまな可能性を追求。
『Ist Klang der Sinn?』(音に意味はあるのか?)は詩の朗読をともなう作品。朗読はなんとホリガーが担っています。
言葉と向き合い、現代音楽のありかたを再考し鋭く斬りこむように繰り出されるチェロの音が、他作曲家のこれまた鋭い無伴奏作品と反響しあい、謎めいて刺激的な空間を創造しています。
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スイスの至宝~知られざるスイスの木管五重奏曲
ペーター・ミーク(1906-1990):木管五重奏曲(1977)
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パウル・フーバー(1918-2001):
アダージョとスケルツィーノ(1963) *
パウル・ユオン(1872-1940):五重奏曲 Op.84(1928)
ジャン・アントニ・デルングス(1935-2012):
木管五重奏のためのディヴェルティメントOp.69(1977)
* 世界初録音 |
アルト・ヴェントゥス木管五重奏団 |
各楽器のポテンシャルを解放した20世紀の木管五重奏曲集
録音:2021年9月1-3日(ミーク、フーバー)、11月10-12日(ユオン、デルングス)/ポルトガル、ポルト、サン・ロウレンソ・ドス・グリロス教会/62:23
2020年に結成されたアルト・ヴェントゥス木管五重奏団は、ポルトガルの新世代を代表する5人の管楽器奏者からなるグループ。
メンバーは皆さまざまなオーケストラの奏者であり、ポルトガルの主要な音楽大学や音楽院で教鞭をとっています。
スイスの4人の作曲家の木管五重奏曲を収録。20世紀作品とは言え、どれも調性的で耳なじみ良い響きを持った明るく軽やかな作品。
なおかつ各楽器のキャラクターが十分に考慮され書き込まれた譜面で、個性的な5人の役者がにぎやかに立ち回るような複雑な面白さもあります。
未だ知られざる木管五重奏のレパートリーを徹底的に研究した成果ともいえるアルバム。ペーター・ミークとパウル・フーバーの五重奏曲は世界初録音です。
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DANACORD
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こだま ~ シュルス:アカペラ合唱のための作品全集
第2集
スヴェン・シモン・シュルス(1913-1998):
小さな春の歌/4つのイギリスの歌/
アカペラ合唱のための8つの歌/
4つのアイスランドの歌/なんじ良き大地よ |
オーフス大学合唱団
ヨーナス・ラスムセン(指揮) |
20世紀デンマークの作曲家、スヴェン・S・シュルスの合唱作品全集
第2弾!
作曲家のスヴェン・シモン・シュルスは、20世紀デンマークの音楽に足跡を残したひとりです。
オーフス大学合唱団とヨーナス・ラスムセンはシュルスのアカペラ合唱作品を5枚のディスクに録音するプロジェクトを立ち上げました。
その第2集となる今回のアルバムには、デンマークへの春の到来を歌う《小さな春の歌》、ハンス・ハートヴィ・セードーフ=ペーザセンがデンマーク語の詩にした《4つのイギリスの歌》、デンマークの人々が広く親しみをこめて歌う〈デンマークは香しく〉の収められた《アカペラ合唱のための8つの歌》、マティーアス・ヨハンネセンのデンマーク語の詩による《4つのアイスランドの歌》、大地と家畜と作物に感謝する農夫の朝の歌《なんじ良き大地よ》が収録されています。
1985年に創設されたオーフス大学合唱団は、20人から35人のメンバーで構成され、オーフス大学とオーフス王立音楽アカデミー(ユラン音楽院)の音楽的環境の下、アマチュア合唱団としてプロ活動を続けています。
1992年生まれの指揮者ヨーナス・ラスムセンは、王立ストックホルム音楽大学でフレードリク・マルムベリとマッツ・ニルソンの下で学び、学士号を得て卒業しました。
スティーヴン・レイトンとティム・ブラウンに学んだケンブリッジ大学の優等修士号を取得、オーフス王立音楽アカデミーでカーステン・サイアー=ハンセンとセーアン・K・ハンセンに学び、ソリスト・クラスを修了し、現在はオーフス大学合唱団の指揮者を務めています。
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スヴェン・ニルセン:歌曲とピアノ音楽
スヴェン・ニルセン(b.1937):
セーアン・ウルリク・トムセンの
『新詩集』による歌曲集《朝の歌》
ピアノのための5つのインヴェンション
舟で歌う「海の波の上に銀色の輝きが」
(ホルガー・ドラクマンの詩による)
ヴェネツィア「夜、水面の揺れる音が聞こえる」
(ホルガー・ドラクマンの詩による)
秋(ピアノのための)
リトルネロ(エミール・オーレストロプの詩による)
挨拶「ごらん、風が穏やかになった」
(ホルガー・ドラクマンの詩による)
エピローグ「さあ、露に濡れた葉のリースをあなたに」
(ホルガー・ドラクマンの詩による) |
シーネ・アスムセン(ソプラノ)
エーリク・カルトフト(ピアノ) |
1937年生まれの作曲家スヴェン・ニルセンは、コペンハーゲン大学で音楽学、王立デンマーク音楽アカデミーで音楽理論と作曲を学び、その後1998年までオーフス王立音楽アカデミーで音楽理論を教えました。
器楽曲と管弦楽曲、合唱曲や歌曲などを中心にロマンティシズムと印象主義の色彩をもつ抒情的で簡潔なスタイルの曲を作っています。
ソプラノのシーネ・アスムセンとピアニストのエーリク・カルトフト
のデュオによるこのアルバムでは、現代の詩人セーアン・ウルリク・トムセン(b.1956)と、デンマーク文学史上に名を残すホルガー・ドラクマン(1846-1908)とエミール・オーレストロプ(1800-1856)の詩による歌曲と、ピアノのための2つの作品が収録されています。
※録音:2020年1月19日-20日&9月12日-13日、オーフス・コンサートホール、シンフォニック・ホール(オーフス、デンマーク)
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DREYER GAIDO
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ベルリン・フィルの元第1コンサートマスター、
ガイ・ブラウンシュタイン(ヴァイオリン)
バザール
オムリ・アブラモフ:バザール
ユヴァル・ハルパーン、ヘマド・ダラビ、
パルヴィーズ・メシュカティアン、オムリ・アブラモフ:
オリエンタル・シーズンズ
アヴィ・アルバース・ベン・シャモ:
シャバット・シャローム
ジャワド・サルコルデー、オムリ・アブラモフ:
Samfonie Zendegie
ヘマド・ダラビ:Hof |
ガイ・ブラウンシュタイン(ヴァイオリン)
シスタナギラ
〔オムリ・アブラモフ
(ソプラノ・サクソフォン、
シンセサイザー、EWI)、
ユヴァル・ハルパーン
(シンセサイザー、ヴォーカル、FX、ヴォイス)、
ヘマド・ダラビ(ギター)、
アヴィ・アルバース・ベン・シャモ(ダブルベース)、
ジャワド・サルコルデー(トンバク、ダフ、ヴォイス)〕 |
ガイ・ブラウンシュタイン参加!イスラエルとイランの音楽の対話!
☆中央アジアから西アジアにかけての音楽を世界に紹介するシリーズ"Eastern
Voices"の最新作!
☆イスラエル出身、ベルリン・フィルの元第1コンサートマスター、ガイ・ブラウンシュタインが参加!
ドイツのレーベル「Dreyer Gaido」が贈る、様々な文化の影響を受け発展した中央アジアから西アジアにかけての豊かな音楽を質の高い演奏で世界に紹介するシリーズ"Eastern
Voices"。
最新作は、ベルリンを拠点に活動するイスラエル人とイラン人のグループ「シスタナギラ」と、イスラエル出身の名ヴァイオリニスト、ガイ・ブラウンシュタインがスペシャル・コラボレーション。
何世紀にもわたって受け継がれてきたユダヤ音楽とイラン音楽の伝統を継承しつつも、お互いが好奇心を持って近づくことで新しい反応を引き出して世界の聴衆を虜にするシスタナギラ。
今回演奏されるのは彼ら自身で創り出した作品やイラン音楽の巨匠、パルヴィーズ・メシュカティアンの音楽。
2000年から13年間にわたってベルリン・フィルの第1コンサートマスターを務め、マルタ・アルゲリッチ、マウリツィオ・ポリーニ、ユジャ・ワンなどとも定期的に共演する世界的名手、ガイ・ブラウンシュタインとの素敵な対話で、2つの世界に大きな橋を架けます。
※録音:2022年5月、ファットリア・ムジカ(オスナブリュック、ドイツ)

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ET'CETERA
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メイド・イン・パリ
ドビュッシー:子供の領分
(アレクサンデル・ファン・エールデヴァイク編曲)
ラヴェル:序奏とアレグロ*
ルイーズ・ファランク(1804-1875):九重奏
変ホ長調 Op.38 |
デ・ベゼティング・スペールト
ドリーネ・マルセリイェ(ハープ)* |
弦楽五重奏と木管五重奏のアンサンブル、デ・ベゼティング・スペールト!
☆オランダ、ロッテルダムのアンサンブル、デ・ベゼティング・スペールトによるフランス室内楽!
弦楽五重奏と木管五重奏を組み合わせた10名によるアンサンブル、デ・ベゼティング・スペールトは、結成から18年、オランダのロッテルダムで確固たる地位を築き上げ、プロフェッショナル集団として成長しました。
プログラムにより2名から10名までの弦楽器と管楽器を自在に組み合わせ、ユニークでバラエティーに富んだサウンドを生み出してきた彼らですが、今回はさらにゲストとしてハープ奏者のドリーネ・マルセリイェを迎え入れ、ラヴェル「序奏とアレグロ」を収録しています。
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クリストフ・プレガルディエン(バリトン)
J.S.バッハ:カンタータ集
J.S.バッハ:
されど同じ安息日の夕べに BWV.42 より《シンフォニア》
われは喜びて十字架を負わん BWV.56
われ、満ち足れり BWV.82
マタイ受難曲 BWV.244 より
レチタティーヴォ《涼しきこの夕べ》
アリア《私の心よ、おのれを潔めよ》
アリア《私のイエスを返してくれ》 |
クリストフ・プレガルディエン(バリトン)
ル・コンセール・ロラン
シュテファン・シュルツ(指揮) |
歌手のクリストフ・プレガルディエンは1956年にドイツで生まれ、1978年ベルリンで開かれたドイツ放送音楽コンクールで優勝しました。特にリート歌手として屈指の人気を誇り世界中の歌劇場で活躍しています。
来日公演も度々行い、日本での人気も絶大です。
2000年に結成されたフランスの古楽アンサンブル、ル・コンセール・ロランは、チェンバロ奏者のアンヌ・カトリーヌ・ブッチャーとチェロ奏者のシュテファン・シュルツの2人の芸術監督に率いられ、国際的なバロック・シーンで活躍しており、コンサートマスターはGlossa等のソロ・レコーディングでも人気を博しているスイスのバロック・ヴァイオリニスト、ライラ・シャイエークが務めています。
※ライヴ録音
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KTC1803
(2CD)
\4800
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(...a suivre...) ~ ダーン・ヤンセンス作品集
ダーン・ヤンセンス(b.1983):
(...a suivre...)〔ピアノと15の楽器のための〕
(Paysages – etudes) IV〔7つの楽器のための習作〕
(... attendant personne...)〔オーケストラのための〕
Notturno(クラリネット、チェロとピアノのための)
(...sans rien dire...)
〔チェロ独奏、5つの楽器とエレクトロニクスのための〕
エチュード1(ピアノ独奏のための)
エチュード2《(Wolken)》(ピアノ独奏のための)
エチュード3《(Nachtstuck)》(ピアノ独奏のための)
(Incipits)〔7つの楽器のための〕
...liebe Farbe. / (Tombeau)〔14の楽器のための〕
(etude scenographique)
〔メゾ・ソプラノと6つの楽器のための〕
(...reduit au silence.) - 2. Etude scenographique
〔8つの楽器のための〕
(...) - 3. Etude scenographique
〔メゾ・ソプラノと8つの楽器のための〕 |
イ・ソリスティ
フランダース交響楽団
bODEM
ヘルメス・アンサンブル
ダーン・ファンデヴァレ(ピアノ)
スペクトラ、ほか |
1983年、ベルギー北西のブルージュで生まれた現代作曲家のダーン・ヤンセンスは、ゲント王立音楽院で作曲を学び、ベルギー国内外のアンサンブルやオーケストラと共演しています。
また、作曲活動のほかに2016年からはゲント王立音楽院で作曲とオーケストレーションを教えています。
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GUTMAN
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JGUTMANCD231
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3500
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カメラータRCOが10人で演奏するブルックナーの交響曲第6番!
ブルックナー:交響曲第6番イ長調
(ロルフ・フェルベーク編/アンサンブル版) |
カメラータRCO
ロルフ・フェルベーク(指揮) |
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☆ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーで構成されるアンサンブル、カメラータRCOの2022年録音!
☆指揮者ロルフ・フェルベーク自身の編曲による10人編成での「ブルックナー:交響曲第6番」!
Gutman Recordsにブルックナーの交響曲第7番(JGUTMANCD211/GUTMANCD211)やマーラーの交響曲第4番(JGUTMANCD173/GUTMANCD173)、第9番(JGUTMANCD150/GUTMANCD150)を小編成アレンジでレコーディングしてきたカメラータRCOが、今度はブルックナーの交響曲第6番をリリース!
カメラータRCOは世界最高峰のオーケストラ、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(RCO)のメンバーで組織されるアンサンブル。
今回演奏されるのは指揮を務めるロルフ・フェルベーク自身による編曲版で、前作の交響曲第7番同様、各1名の弦五部とクラリネット、ホルン、ティンパニにピアノとアコーディオンを加えた計10名の編成。
ベイヌム、ヨッフム、ハイティンクらと共に長きにわたってブルックナー演奏の伝統を築いてきたRCOのメンバーが"ブル6"の演奏史に新たな1ページを刻みます。
今回指揮と編曲を担った1989年生まれのロルフ・フェルベークは2019年からカメラータRCOの常任客演指揮者として度々共演しており、彼らのための編曲もいくつも手掛けています。
オランダ国内の多くの主要オーケストラを指揮しており、2023/24シーズンにはオランダ・フィルやロッテルダム・フィルにもデビューを予定しているほか、国外ではロンドン響、ミュンヘン・フィル、フランス放送フィルなど数々の一流オーケストラでアシスタント指揮者を歴任。
またフリーのホルン奏者としても複数のオーケストラに客演し、エド・デ・ワールトやマルクス・シュテンツ、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン、ネーメ・ヤルヴィといった著名な指揮者と共演しています。
※録音:2022年9月2日、ワロン教会(アムステルダム、オランダ)
~ ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 2023年
来日公演予定 ~
・11/3(金・祝) ミューザ川崎シンフォニーホール(神奈川)
・11/4(土) 愛知県芸術劇場 コンサートホール(愛知)
・11/5(日) 京都コンサートホール(京都)
・11/7(火) サントリーホール(東京)
・11/9(木) 文京シビックホール大ホール(東京)
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SIGNUM
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ザ・クリスマス・アルバム |
クリストファー・ガビタス(指揮)、
フェニックス・コラール |
伝承曲:久しく待ちにし主よとく来たりて、愛しい男の子、ある晴れた4月、ア・ナイト・オヴ・ウォッチング/
オルランド・ディ・ラッソ:喜びもて響かせよ/
セシリア・マクダウアル:トリニティ・トリプティク/
フランシスコ・ゲレーロ:幸いなる神の母/
伝承曲:喜ぼう/トム・ピーターソン:静かな部屋/
伝承曲:ウェクスフォード・キャロル/
ホルスト:木枯らし寒く吹きすさび/
スタンフォード・スクリヴェン:イエス・キリスト,
リンゴの木/
アリエル・ラミレス:巡礼/
フェリックス・バーナード:ウィンター・ワンダーランド/
ルロイ・アンダーソン:そりすべり/
メル・トーメ:ザ・クリスマス・ソング/
ジェームス・ロード・ピアポント:ジングル・ベル/
フランツ・クサーヴァー・グルーバー:きよしこの夜 |
フェニックス・コラールSignum第1弾!古典から現代までのクリスマス・アルバム!
☆元キングズ・シンガーズのメンバー、クリストファー・ガビタス率いるフェニックス・コラール!
☆アメリカとヒスパニックを源流とするクリスマス作品!
キングズ・シンガーズのメンバーであったクリストファー・ガビタス率いるフェニックス・コラールによるSignumレーベル第1弾は、クリスマス・ソング集です。
イギリスの音楽家、そして弁護士でもあるクリストファー・ガビタスは、ロチェスター大聖堂の少年聖歌隊員、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジのコーラル・スコラー、オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂のレイ・クラークなどの聖歌隊、そしてイギリスの多くの主要な合唱団(ポリフォニー、ケンブリッジ・シンガーズ、キングズ・コンソート、イングリッシュ・コンサート等)のメンバーとして歌い、2004年から2018年にかけてキングズ・シンガーズのメンバーとして世界中のツアーと40以上のアルバムのレコーディングに参加してきました。
2019年からはアリゾナを拠点とするプロ合唱団フェニックス・コラールの芸術監督とレッドランズ大学(カリフォルニア)のアーティスト・プロフェッサーに就任。バリトン歌手として長年歌ってきたガビタスが指揮者としてレコーディングする初めてのアルバムとなります。
8年間の休止期間を経てレコーディングに復帰したフェニックス・コラールのクリスマス・アルバムは、合唱団がメキシコとの国境の州にあることからアメリカとヒスパニックのクリスマス作品を集めたユニークなプログラムとなりました。
スペインのビリャンシーコやカタルーニャ民謡からの編曲やラッソ(ラッスス)のモテット、そして《そりすべり》、《ジングル・ベル》、《ザ・クリスマス・ソング》、《ウィンター・ワンダーランド》などといった誰もが知る人気クリスマス・ナンバーまでを新しいアレンジで収録。
《きよしこの夜》は原詩のドイツ語(Stille
Nacht)でもよく知られた英語歌詞(Silent night)でもなく、スペイン語版(Noche
de paz)で歌われています。
唯一アメリカ&ヒスパニック以外のプログラムであるセシリア・マクダウアルの《トリニティ・トリプティク》は、フェニックス・コラールの本拠地であるトリニティ大聖堂の100周年を記念して委嘱された作品です。
※録音:2023年1月14日-16日(アリゾナ、アメリカ)
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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APR
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APR7317
(3CD)
特別価格
\4800 →\4390
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ヴィルヘルム・バックハウス ~ 初期録音集
【グラモフォン・カンパニー(ロンドン)/アコースティック録音】
ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2
リスト:愛の夢第3番 S541-3
※録音:1908年9月29
グリーグ:通りゆく婚礼の行列 Op.19-2
パガニーニ/リスト:ラ・カンパネラ S141-3
ショパン:
前奏曲第1番ハ長調 Op.28-1、練習曲第1番ハ長調
Op.10-1
ヘンデル:調子の良い鍛冶屋
ウェーバー:無窮動(ピアノ・ソナタ第1番
Op.24より)
ショパン:幻想即興曲 Op.66
※録音:1908年10月19日
バッハ:前奏曲とフーガ第3番嬰ハ長調
(平均律クラヴィーア曲集第1巻より)
ショパン:
練習曲第6番嬰ト短調 Op.25-6
練習曲第1番変イ長調 Op.25-1《エオリアン・ハープ》
練習曲第8番変ニ長調 Op.25-8
練習曲第9番変ト長調 Op.25-9《蝶々》
練習曲第5番変ト長調 Op.10-5《黒鍵》
※録音:1909年2月19日
ゼーリンク:
12の演奏会用練習曲第12番変ホ短調 Op.10-12
※録音:1909年7月9日
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16(縮約版)*
※録音:1909年7月15日(世界初の協奏曲録音)
シューマン:ノヴェレッテ ホ長調 Op.21-7
※録音:1910年7月12日
ショパン:
ワルツ第5番変イ長調 Op.42、ワルツ第11番変ト長調
Op.70-1、
ワルツ第14番ホ短調 Op.posth.
※録音:1911年6月13日
スメタナ:ポルカ ヘ長調(チェコ舞曲集第1巻より第3番)
ドメニコ・スカルラッティ:
ソナタ ヘ長調 K525(L188)、ソナタ
ト長調 K523(L490)
※録音:1911年6月28日
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調
S244/2
シューベルト:楽興の時第3番ヘ短調 D780-3(Op.94-3)
シューベルト/リスト:きけきけ雲雀を
S558-9
ショパン:
練習曲第7番ハ長調 Op.10-7、
ワルツ第6番変ニ長調 Op.64-1《子犬のワルツ》
※録音:1913年5月20日 |
【グラモフォン(ベルリン)/アコースティック録音】
ショパン:
ワルツ第6番変ニ長調 Op.64-1《子犬のワルツ》、
練習曲第2番イ短調 Op.10-2、
練習曲第3番ヘ長調 Op.25-3、練習曲第2番ヘ短調
Op.25-2
ルビンシテイン:
ポルカ ト長調 Op.82-7、ロマンス 変ホ長調
Op.44
リスト:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調
S244/12
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲
Op.35(縮約版)
ショパン:
練習曲第11番イ短調 Op.25-11《木枯らし》、
ポロネーズ第3番イ長調 Op.40-1《軍隊》
※録音:1916年 |
【HMV(ロンドン)/アコースティック録音】
モーツァルト/バックハウス:ドン・ファンのセレナーデ
ドリーブ/ドホナーニ:ナイラ・ワルツ
リスト:愛の夢第3番 S541-3
スメタナ:ポルカ ヘ長調(チェコ舞曲集第1巻より第3番)
※録音:1923年10月15日(ヘイズ、ロンドン)
シューマン/リスト:献呈 S566
ショパン:
ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53《英雄》(縮約版)、
ワルツ第5番変イ長調 Op.42
モシュコフスキ:スペイン奇想曲 Op.37
※録音:1923年11月15日(ヘイズ、ロンドン)
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲
Op.35
※録音:1924年12月5日(ヘイズ、ロンドン) |
【HMV(ロンドン)/電気録音】
ショパン:
前奏曲第1番ハ長調 Op.28-1、練習曲第1番ハ長調
Op.10-1、
練習曲第2番イ短調 Op.10-2、
練習曲第12番ハ短調 Op.10-12《革命》、
練習曲第3番ヘ長調 Op.25-3、練習曲第7番ハ長調
Op.10-7
※録音:1925年11月2日
ショパン:練習曲第1番ハ長調 Op.10-1
※録音:1933年10月30日
ショパン:子守歌変ニ長調 Op.57
シューベルト:楽興の時第3番ヘ短調 D780-3(Op.94-3)
※録音:1927年1月28日、クイーンズ・ホール(ロンドン)
シューベルト:
楽興の時第3番ヘ短調 D780-3(Op.94-3)、
4つの即興曲より第3曲変ロ長調 D935-3(Op.142-3)
※録音:1928年1月4日、
スモール・クイーンズ・ホール(ロンドン)
シューベルト:メヌエット
(ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D894(Op.78)より)
※録音:1928年6月18日、
スモール・クイーンズ・ホール(ロンドン)
シューベルト:楽興の時第6番変イ長調
D780-6(Op.94-6)
※録音:1936年1月27日、
スモール・クイーンズ・ホール(ロンドン)
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16**
※録音:1933年10月23日、
アビー・ロード・スタジオ1(ロンドン) |
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ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
ランドン・ロナルド(指揮)*
新交響楽団
(ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団)*
ジョン・バルビローリ(指揮)**
新交響楽団** |
若きバックハウスの全アコースティック録音と初期の電気録音を復刻!
☆世界初の協奏曲録音などを含む、ヴィルヘルム・バックハウスの初期の貴重なレコーディングを復刻!
☆「鍵盤の獅子王」の異名をとった若きバックハウスのエキサイティングな技巧を余すところなく収録した3枚組!
20世紀の偉大なピアニストたちの中でもひときわ伝説的な存在として今なお世界中で愛されるヴィルヘルム・バックハウス(1884-1969)。
これまでもバックハウスの遺した録音をきわめて良質なリマスタリングで世に送り出してきたAPRレーベルが今回、バックハウスがレコーディング活動を開始した1908年から1936年までに録音された、すべてのアコースティック録音と初期の電気録音の一部を復刻。
世界初の協奏曲録音となった1909年の「グリーグ:ピアノ協奏曲」(第1楽章と第3楽章のみ、縮約版)をはじめ、「鍵盤の獅子王」の異名をとりエキサイティングなヴィルトゥオーゾとして旋風を巻き起こしていた若きバックハウスの貴重な記録を余すところなく収録しました。
非常に古い録音のため状態が悪い音源も一部ありますが、APRが誇るセス・ウィンナー、アンドルー・ハリファックスの高度な技術によって可能な限りクリアで自然な音に仕上がっています。
※録音:1908年-1936年/ADD
※トランスファー:セス・ウィンナー、アンドルー・ハリファックス
※オーディオ・レストレーション・エンジニア:アンドルー・ハリファックス
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DANACORD
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DACOCD573574
(2CD)
\5100
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ヘアマン・D・コペル ~ 作曲家、ピアニスト
第7集
ヘアマン・D・コペル(1908-1998):
[Disc 1]
オラトリオ《モーゼ》 Op.75
(独唱者、合唱と管弦楽のための)/
2つの歌 Op.75(オーレ・ヴィーヴェルの詩による)/
2つの歌 Op.108
(ロバート・ブラウニングと
ウォルダー・デ・ラ・メアの詩による)
[Disc 2]
古い踊り/
四季 Op.65
(トゥーヤ・ラーセン、ヴィゴ・ストゥゲンベア、
ヨハネス・ヤアアンセン、
L・C・ニルセンの詩による7つの歌)/
50のピアノの小品 Op.99/孤独の歌/
アルバム『Valmuevejen(ポピー・ロード)』から
《砂漠の羊飼い》/
映画『Ditte Menneskebarn』から《紡ぎ歌》/
劇『Melodien der blev væk(失われたメロディ)』から
《ラーセンの歌》/
小さな詩人の物語/夕べの歌 |
デンマーク放送交響楽団
デンマーク国立放送合唱団
ミルティアデス・カリディス(指揮)
ローネ・コペル(ソプラノ)
トマス・ペーター・コペル(テノール)
ヨナタン・コペル(テノール)
クリスティーナ・ビャアケー(ピアノ)
ほか |
ヘアマン・D・コペルは、彼の世代を代表する作曲家として、また同時に、真に技巧的、独創的なピアニストとして称賛を集めました。
作曲家とピアニストとしての彼の業績をたどるシリーズの第7作となるこのアルバムでは、聖書に基づくオラトリオ《モーゼ》を中心に歌曲とピアノ曲が紹介され、劇的な傑作《モーゼ》は、1965年の世界初演の録音となっています。
ヘアマンの孫、トマス・ペーター・コペルとヨナタン・コペルたちの歌う歌曲と、デンマークを代表するピアニストのひとり、クリスティーナ・ビャアケーによるピアノ曲は、2023年の新録音で収録されています。
※録音:1965年10月21日、デンマーク放送コンサートホール(初演ライヴ)(モーゼ)、2023年(歌曲、ピアノ曲)
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<メジャー・レーベル>
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ERATO
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5419772146
\3000→\2790 |
ゴーティエ・カプソン(チェロ)
ディスティネーション・パリス~~2024年パリ・オリンピック開催を記念して
1. アンヘル・カブラル(エディット・ピアフの曲):『群衆』
2. ジョルジュ・ビゼー:『ハバネラ』(「カルメン」より)
3. マイク・ウィルシュ&マイク・ディーガン(ジョー・ダッサンの曲):
『ウォータールー・ロード』(オー・シャンゼリゼ)
4. フランツ・レハール:『恍惚のとき』(喜歌劇「メリー・ウィドウ」より)
5. ジョセフ・コスマ:『枯葉』
6. ジャン=フィリップ・ラモー:『未開人の踊り』(歌劇「優雅なインドの国々」より)
7. ミシェル・ルグラン:『おもいでの夏』
8. ジョルジュ・ブラッサンス:『仲間を先に』(パリジャン気質)
9. シャルル・グノー:『私は夢に生きたい』(歌劇「ロメオとジュリエット」より)
10. フランシス・レイ:『男と女』
11. ジャン=ジャック・ゴールドマン
(ゴーティエ・カプソン&ジェローム・デュクロ編):『パンサヌゥ』(僕らを想って)
12. エンニオ・モリコーネ:『キ・マイ』(悲しみのアリス)
13. モーリス・ラヴェル:『亡き王女のためのパヴァーヌ』
14. シャルル・アズナヴール:『ラ・ボエーム』
15. クロード・ドビュッシー
(ヤッシャ・ハイフェッツ/ジェローム・デュクロ編):『美しき夕暮れ』
16. リッカルド・コッチァンテ:『美しい人』(「ノートルダム・ド・パリ」より)
17. ジャン=ジャック・ゴールドマン:『エンヴォル・モワ』(私を飛ばせて)
18. フィリップ・サルド:『エレーヌの歌』(映画「すぎ去りし日の…」より)
19. ジャック・オッフェンバッハ:『ホフマンの舟歌』(歌劇「ホフマン物語」より)
20. ジョルジュ・ドルリュー:『軽蔑』
21. ガブリエル・フォーレ:『シシリエンヌ』
22. ウラジミール・コスマ:『ラ・ブーム』 |
ゴーティエ・カプソン(チェロ)
ジェローム・デュクロ
(ピアノ:1,3,5,7,8,10-12,14-18,21、チェンバロ:6)
フランス国立放送少年合唱団(11)
パリ室内管弦楽団(1-4,6,7,9-13,16,17,19,20,22)
リオネル・ブランギエ(指揮:1-4,6,7,9-13,16,17,19,20,22) |
録音時期:2023年1月2-5日、4月7日、パリ、サル・コロンヌ
ゴーティエ・カプソンがチェロに触れ始めてから現在にいたるまで常に弾き続けてきた作品ばかりを収録した『Intuition』『Emotions』『Sensations』の3つのアルバム。
クラシックや有名なメロディを持つポピュラー曲という挑戦的な選曲によってフランスだけでなく世界中でベストセラーとなりました。
このアルバム『Destination Paris』では、2024年パリ・オリンピック開催を記念し、パリに関連した作品を中心としながら、スタイルやジャンルが互いに異なる曲の数々を探求し、直感的に感じたそのものを、チェロを通じてリスナーに歌いかけます。
音の響きの豊かさ、音の美しさはもちろんのこと、チェロとは思えない高質で豊かな演奏、格別なフレーズの歌い方の大きさは、クラシックの演奏家という既成のイメージの枠を超えています。
チェロは異なる世界をまたいで探求するのに非常に適した旋律楽器であることを認識させられます。
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5419773233
\3000→\2790 |
クラリネット自由自在
ピエール・ジェニソン(クラリネット)~モーツァルト
1791
モーツァルト:
1. 恋とはどんなものかしら~歌劇『フィガロの結婚』
K.492より
2. 岩のように動かずに~歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』
K.588より
3. 風は穏やかに~歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』
K.588より
4. クラリネット協奏曲イ長調 K.622
5. 行こう、だが愛しい人よ~歌劇『皇帝ティートの慈悲』
K.621より
6. 女も15になれば~歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』
K.588より
7. さあ、その時よ~歌劇『皇帝ティートの慈悲』
K.621より
8. 今はもう、花で美しい愛の鎖を~歌劇「皇帝ティートの慈悲』
K.621より
9. ラクリモーサ(涙の日)~レクィエム
K.626より
クラリネット用編曲:ブリュノ・フォンテーヌ(1-3,6,9) |
ピエール・ジェニソン(クラリネット)
使用楽器:
クラリネット(1-3,6)
A管バセット・クラリネット(4)
B♭管バセット・クラリネット(5)
バセットホルン(8)
クラリネット&バセットホルン(9)
カリーヌ・デエ(メゾ・ソプラノ:5,7,9)
ブリュノ・フォンテーヌ(オルガン、フェンダー・ローズ:9)
コンチェルト・ケルン(ピリオド楽器オーケストラ)
ヤーコプ・レーマン(指揮) |
録音:2022年12月8-11日 ケルン、シュトルベルガー・オーケストラ・リハーサル・センター(1-8) 2023年5月17日 パリ、イル・ド・フランス国立管弦楽団スタジオ(9) 2023年6月8日 パリ、ムードン・スタジオ(9)
フランスのクラリネット奏者ピエール・ジェニソン、エラートの専属アーティストとしての最初のアルバム。
モーツァルトに焦点を当てています。
このアルバムの中心は、この作曲家の有名なクラリネット協奏曲です。
「この協奏曲の精神的、象徴的な広がりは計り知れない。この傑作に立ち戻るたびに、私は初めて作品を発見したときと同じようなスリルを味わう」とジェニソンは語っています。
ピエール・ジェニソンは、今日のフランスを代表する管楽器奏者のひとりで、多方面で活躍するソリストであり、世界中のオーケストラに頻繁に客演しています。
パリ国立高等音楽院とロサンジェルスの南カリフォルニア大学で学んだジェニソンのレパートリーはモーツァルトからジャズ、民族音楽まで幅広く、新しい音楽への積極的な関心から、現代作曲家たちとのコラボレーションも数多く行っています。
このアルバムでは、ピリオド楽器オーケストラの「コンチェルト・ケルン」と指揮者ヤーコプ・レーマンとのコラボレーション。ジェニソンはピリオドのクラリネット、モーツァルト時代の楽器のコピーによるバセット・クラリネットやバセットホルン、そしてこの録音のために特別に製作されたモダン・クラリネットを使い分けて演奏しています。
プログラムは、有名なクラリネット協奏曲だけでなく、歌劇『皇帝ティートの慈悲』からのアリアではメゾ・ソプラノのカリーヌ・デエと共演。『コジ・ファン・トゥッテ』や『フィガロの結婚』からのアリアでは、作曲家ブリュノ・フォンテーヌがクラリネット用に編曲。彼のクラリネットでアリアの声部が歌われています。
アルバムの最後には、ブルーノ・フォンテーヌがクラリネット、オルガン、フェンダー・ローズ(ローズ・ピアノ)のエレクトリック・ピアノのために編曲したレクィエムの『ラクリモーサ』で締めくくられています。
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9/28(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ALTUS
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2021年の無観客ライヴ、
大野和士/都響による『大地の歌』
マーラー:交響曲『大地の歌』 |
藤村実穂子(メゾソプラノ)
宮里直樹(テノール)
大野和士(指揮)
東京都交響楽団 |
音楽の中に呑み込まれそうな演奏だ。すさまじく迫真的だ。(許
光俊)
2021年の無観客ライヴ録音がCD化!大野和士/都響による『大地の歌』
録音:2021年4月26日/サントリーホール(無観客ライヴ)/国内製作、日本語帯・解説付
都響と音楽監督・大野和士による2021年4月26日の『大地の歌』。これはコロナウィルスの影響で残念ながら急遽中止になってしまった公演ですが、会場の
サントリーホールでは無観客での通し演奏がなされ、録音もされていました。
その音源がついにCD で発売されます。藤村実穂子、宮里直樹という名歌手を配し、
大野ならではの真摯な音作りでじっくり築き上げたマーラーの世界。
叙情的ながら多彩な表現が散りばめられたスケールの大きな演奏で、音楽が力強く迫ってきます。
「この長大なフィナーレは、オーケストラによる長い中間部分あたりから、俄然情感を強める。もしかすると、無観客という状況が、演奏家に何か常ならぬ悲壮感
を生じさせたのだろうか。
きわめて表現力がある木管楽器のソロ。ひとことひとことに重みがある藤村実穂子の歌。そして、演奏家たちの濃密なやりとり。録音を
聴いていても、音楽の中に呑み込まれそうな演奏だ。すさまじく迫真的だ。」(許
光俊氏のライナーノートより)
同年4月20日に東京文化会館で披露された『巨人』はALT-522としてCD
発売中。当盤とあわせて同時期の大野/都響のマーラー演奏がお楽しみいただけ
ます。
大野和士(指揮者)
東京都交響楽団音楽監督、新国立劇場オペラ芸術監督を務める。2022年9月からブリュッセル・フィルハーモニック音楽監督。これまでザグレブ・フィル音楽
監督、バーデン州立歌劇場音楽総監督、ベルギー王立モネ劇場音楽監督、アルトゥーロ・トスカニーニ・フィル首席客演指揮者、フランス国立リヨン歌劇場首席指揮
者、バルセロナ交響楽団音楽監督を歴任。近年も、サントリーホールでの初演後、BBC
プロムスで演奏されたターネジ作曲による『Hibiki』など数々の成功を収
める。
2019年、大野和士が発案した国際的なオペラ・プロジェクト「オペラ夏の祭典2019-20
Japan ↔ Tokyo ↔ World」が大きな話題を集め、2019年『トゥー
ランドット』、2021年『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ともに絶賛を博した。
また、新国立劇場では、2019年に西村朗『紫苑物語』(世界初演)、2020年に藤倉大『アルマゲドンの夢』(世界初演)、2021年にワーグナー『ワルキューレ』、ビゼー『カルメン』(新制作)、渋谷慶一郎『スーパーエンジェル』(世界初
演)、2022年にドビュッシー『ペレアスとメリザンド』、ムソルグスキー『ボリス・ゴドゥノフ』を指揮、大きな話題を呼んだ。
大野は世界から引く手あまたの存在であり、これまでにボストン響、ロンドン響、ロンドン・フィル、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、フランクフルト放送響、パ
リ管、フランス放送フィル、スイス・ロマンド管、イスラエル・フィルなど主要オーケストラへ客演を重ね、「繊細な美しさ、満ちあふれる威厳、心を揺さぶる感動の
渦に包まれた最高のコンサートをもたらした」と高い評価を受けている。またミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、英国ロイヤル・オペラなど主要オペラハウス
からも招かれ数々のプロダクションを指揮。リヨン国立歌劇場任期後には芸術文化勲章「オフィシエ」を受勲。その他、日本芸術院賞、サントリー音楽賞、朝日賞な
ど受賞多数。文化功労者。
東京都交響楽団
東京オリンピックの記念文化事業として1965年東京都が設立(略称:都響)。
現在、大野和士が音楽監督、アラン・ギルバートが席客演指揮者、小泉和裕が終身名誉指揮者、エリアフ・インバルが桂冠指揮者を務めている。また、ソロ・コンサートマスターを矢部達哉、コンサートマスターを山本友重が務めている。
東京文化会館、サントリーホール、東京芸術劇場での定期演奏会を中心に、小中学生への音楽鑑賞教室、青少年への音楽普及プログラム、多摩・島しょ地域での出張演奏、ハンディキャップを持つ方のための「ふれあいコンサート」や福祉施設での訪問演奏のほか、2018
年からは、誰もが音楽の楽しさを体感・表現できる"サラダ音楽祭"
を開催するなど、多彩な活動を展開。
CDリリースは、若杉弘、ガリー・ベルティーニ、エリアフ・インバルによる各『マーラー交響曲集』のほか、武満徹作品集などの現代日本管弦楽曲、交響組曲『ドラゴンクエスト』(全シリーズ)や『Fate/GrandOrder』などのゲーム音楽まで多岐にわたる。
受賞歴に、「京都音楽賞大賞」(第6回)、インバル指揮「ショスタコーヴィチ:交響曲第4番」でレコード・アカデミー賞〈交響曲部門〉(第50回)、「インバル=都響
新・マーラー・ツィクルス」で〈特別部門:特別賞〉(第53回)など。
「首都東京の音楽大使」たる役割を担い、これまで欧米やアジアで公演を成功させ、国際的な評価を得ている。
2021年7月に開催された東京2020オリンピック競技大会開会式では、《オリンピック讃歌》の演奏(大野和士指揮/録音)を務めた。
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キング・インターナショナル
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濱田芳通(リコーダー、コルネット)
ファン・エイク:「笛の楽園」よりVol.2
ヤコブ・ファン・エイク:「笛の楽園」より
(1)第136曲 リッケ・ポット第2(酒飲み歌)
(2)第68曲 アマリリ麗し
(3)第11曲 ローゼモント
(4)第51曲 夜には何をしましょうか
(5)第52曲 夜には何をしましょうか(異なる変奏)
(6)第25曲 クーラント
(7)第39曲 フィリスとフィランダーが出逢いました
(8)第34曲 クーラント
(9)第88曲 詩篇150番「ハレルヤ、神の聖所で神をほめたたえよ」
(10)第37曲 私の魂の光
(11)第48曲 美しき羊飼いの娘
(12)第86曲 王女様、夜になったらここに来ます
(13)第97曲 王妃
(14)第105曲 詩篇119番「幸いなことよ」
(15)第112曲 迷える王妃
(16)第63a曲 最初のカリヨン(1644年版)
(17)第70曲 あぁ、眠りよ、甘い眠りよ
(18)第138曲 フランスのエア(わたしのために)
(19)第15曲 ちょっと、静かに、静かに |
濱田芳通(リコーダー、コルネット)
高本一郎(リュート)(6)(8)(10)(13)(17)
中山美紀(ソプラノ)(4)
花井尚美(ソプラノ)(10) |
ますます神業光る! 濱田芳通「笛の楽園」待望の第2弾!!
録音:2020-21年/キング関口台第2スタジオ/192kHz
24bit、国内製作、日本語帯・解説付
2022年10月にリリースした第1集が各紙で絶賛された濱田芳通の「笛の楽園」。その驚くべき技巧と表現力、さらには聴き手の心を鷲掴みにするエンターテイメント性に度肝を抜かれました。
第2集要望の声の高さのため、今回は19曲を披露。「アマリリうるわし」のような人気作が入っているのもうれしいかぎりです。
ヤコブ・ファン・エイク(1590 頃-1657) はオランダの作曲家。1646-54年に刊行された「笛の楽園」は約150
曲から成り、リコーダー音楽のなかでも特に重要な作品のひとつ。
大半が無伴奏で、多くは当時の流行歌や民謡、舞曲に基づき、エンターテイメント性も兼ね備えた曲集でした。
リコーダーを学ぶ人のみならず観賞曲としても魅力的なメロディや巧みな描写を楽しめます。
濱田の超絶的テクニックと表現力にかかればどの曲も引き込まれますが、楽譜を仔細に研究のうえ原曲が声楽曲のものを復元しリコーダーも数種使い分け、曲よってはリュートの伴奏を付け典雅な音世界を作り上げます。
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SHINREC
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SRCD 6002CD
(HQCD)
\2500
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島崎陶人(ギター)/TOHJIN classical guitarist
1 F. ショパン:プレリュード第7番 1:05
2 J .P. ラモー:2 つのメヌエット 3:39
3 F. ソル:メヌエット Op.11-6 2:09
4 F. タレガ:アルハンブラの思い出 4:04
5 F. ソル:アンダンティーノ Op.32-1 1:35
6 F. ソル:ワルツ Op.32-2 2:08
7 F. ソル:練習曲 第5番 Op.35-22 2:08
8 F.M. トローバ:松のロマンス 1:55
9 F.M. トローバ:ファンダンギーリョ 2:10
10 M. リョベート 編曲:アメリアの遺言(カタロニア民謡) 2:33
11 M. ポンセ:ガボット 3:33
12 J.G. クレスポ:ノルテーニャ 4:28
13 G.F. ヘンデル:サラバンド 3:40
14 C.W. グルック:バレー 1:52
15 I. アルベニス:アストリアス 7:34
16 M.E.D. バレーラ:子守唄 1:38
17 A.セゴビア 編曲:小さな逸話(ロシア民謡) 1:22 |
島崎陶人 (ギター) |
島崎陶人独自の解釈と奏法がクラシックの小品を現代に蘇らせる、こんなに楽しく聴けるクラシック・ギターの演奏が他にあっただろうか
総収録時間 47:33
録音日:2020年9月28日及び30日、場所:ルネサンス
クラシックス 芦屋 ルナ・ホール(無観客)
2本のマイクによるワンポイント録音、DSD
5.6448MHz 音源をHQCD 化
国内製作、日本語帯・解説付
兵庫県神戸市出身で、関西中心に活動するクラシック・ギタリスト島崎陶人の初CD。
島崎は現在74才。キャリアは50年以上のベテランだが、これまで誰にも師事することが無く、演奏方法も独特なために異端児扱いされ、正当な評価を受けることなく今日に至っている。
収録された全17曲は殆どがよく知られたクラシックの小品だが、音が出た瞬間に立ち上がりがよく表情豊かな音に通常のクラシック・ギターとは異なる世界が提示される。
音の秘密は島崎が長い年月をかけて創りあげて来た独自の奏法と改造されたギターにある。前者は主に島崎がギターの弦を斜めに切るように弾くことだが、文書で表現することは極めて困難である。
後者はギターのサドル部分のみ残してブリッジを削り取った上でギターのトップ(
表面板) に穴を開けて弦を固定する大胆な改造を行うことにより成し得たものである。尚、ギターの改造は手先の器用な島崎本人の手による。
ジャケット及びブックレットには演奏とは趣の異なるほのぼのとしたイラストを用いているが、島崎の楽曲に対するイメージを表現したもの。因みにイラストは全て島崎の一番弟子の女性によるもの。
本作は元々自主制作盤としてWaon Records
傘下のAlquimista( アルケミスタ) レーベルから2021年11月にリリースされたものだが、今般オリジナルの状態で新レーベルShinRec(
実際の本CD 制作者) の名義で再発売する。
島崎の唯一無二の演奏のみならずShinRec が信条とする2本のマイクとDSD5.6MHZによる高音質録音がもたらす空気感のある自然な音を是非お聴きになってください。
本作は「ステレオ誌」(2022年1月号) 掲載の「音の余白に」に於いて岩出和美同誌編集顧問から、又「音楽現代誌」(2022年3月号)
掲載の「音現新譜評」に於いて保延裕史先生から演奏及び録音に対し高評価を頂いている。
※WAON RECORDSより2021年11月19日に自主制作盤として発売されたCDの再発盤です。
■使用楽器及び録音機材
[GUITAR]
JOSE RAMIREZ (1962)
[RECORDING (DSD 5.6448MHz )]
Microphones : PELUSO MICROPHONE LAB P-87(one
pair)
Preamplifier : Vacuum tube 2ch preamplifier
(hand-made)
AD Converter : MYTEK DIGITAL BROOKLYN
ADC
Recorder : TASCAM DA-3000
[PLAYBACK MONITOR]
Loud Speakers : RAIDHO ACOUSTICS XT1
Control Amplifier : SPECTRAL AUDIO DMC-30SV
Power Amplifier : SPECTRAL AUDIO DMA-280

島崎陶人(c) 岡タカシ 改造されたホセ・ラミレス
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KAIROS
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エリス・ハリク:ボーン・イン・ウェイヴス
エリス・ハリク(b.1986)
1. Some Paths Will Always Lead Through
the Shadows(2021)
(フルート/バス・フルート、バス・クラリネット、
ピアノ、2本のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)
2. 2本のヴァイオリンと弦楽オーケストラのための
協奏曲 《Stoicheia》(2015)
3. To Become a Tree(2016)
(フルート/バス・フルート、
クラリネット/バス・クラリネット、
プリペアド・ピアノ、ヴァイオリン、チェロ)
4. Doch manchmal erhellt sich die Seele,
wenn sie frohe Menschen denkt,
dunkelgoldene Fruhlingstage(2019)
(ソプラノ、フルート/バス・フルート、
ライヴ・エレクトロニクス)
5. Born in Waves(2021)
(バス・クラリネット、トランペット、テューバ、ピアノ、
パーカッション、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)
6. Touching the First Sounds(2019)
(アルト・サクソフォン・ソロ、フルート、クラリネット/
バス・クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)
7. Impacts(2014)(チェロ、コントラバス)
8. Like a Swan(2022)
(フルート/バス・フルート、バス・クラリネット、
ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)
9. Above(2022)(2つ、またはそれ以上の楽器のための) |
アンサンブル・シニースシーシス(1)
トリーン・ルーベル(ヴァイオリン/2, 8)
ユタ・オウタプー=モカニタ(ヴァイオリン/2)
タリン室内管弦楽団(2)
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指揮/2)
アンサンブル・フラクトレス(3)
シリエ・アレクサンドラ・ヴィーセ(ソプラノ/4)
エリス・ハリク(ライヴ・エレクトロニクス/4)
アンサンブル・ムジークファブリク(5)
マルクス・ヴァイス(アルト・サクソフォン/6)
アンサンブル・フォー・ニュー・ミュージック・タリン(6,
8)
テオドル・シンク(チェロ/7)
レジナ・ウドッド(コントラバス/7)
アンサンブルU(9)、他 |
エストニアの作曲家エリス・ハリクのファースト・アルバム!
エストニアの作曲家エリス・ハリクのファースト・アルバムであり、オリジナル・アーティストのサウンドと思考への入口となるレコーディングです。
彼女の過去10年間の作品の中から重要なアイデアを代表する室内楽作品を中心に収録。
エストニアとフランスで作曲を学び、特にスペクトラル音楽や電子音楽の表現手段との出会いによって形作られた9つの作品を通して、多彩なサウンドスケープがリスナーの目の前で展開されます。
彼女の音楽的思考の中心にあるのは、音とその様々な特性、拡張された演奏技法による純粋な音と歪んだ音の比較や融合、そして構成素材としての音色とハーモニーです。
※録音:2016年~2023年
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PALADINO
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チェロのためのデュオ・レパートリー
スティアストニー:2つのチェロのための作品集
Vol.2
ヨハン・スティアストニー(ca.1764 - ca.1826):
3つの協奏的二重奏曲 Op.6
(第1番ト長調、第2番変ホ長調、第3番ハ短調) |
マルティン・ルンメル(チェロ)
アレクサンダー・ヒュルスホフ(チェロ) |
チェロのためのデュオ・レパートリーを発掘、スティアストニー作品集第2弾!
プラハ出身のチェリスト=コンポーザーであったヨハン・スティアストニーが作曲した2つのチェロのための作品集第2弾。
スティアストニーは正確な生没年も不明で、一般の音楽愛好家にはほとんど知られていない存在ですが、その作品はすでに1920年代に「当時としてはまったく新しい効果を含んでいる」と評価されています。
チェロのためのレパートリー発掘に情熱を傾けている名チェリスト、マルティン・ルンメルとアレクサンダー・ヒュルスホフが進める「スティアストニー・プロジェクト」は、2人のチェリストための真のデュオ・レパートリーを発見する画期的なもので、チェロの演奏家や愛好家だけでなく、18世紀音楽のコレクターにもその魅力が十分伝わるものとなっています。
マルティン・ルンメルは20世紀イギリスの大チェリスト、ウィリアム・プリースの高弟であり、Paladinoのオーナーとしても大活躍しているオーストリアの名チェリスト。
教育者としても活動しつつ、ダーヴィト・ポッパーをはじめとするチェロのためのエチュードを多数出版・録音しており、チェロ学習者のみならず、一般のリスナーにもそれらの音楽的魅力を伝えています。
※録音:2022年8月25日-26日、ヴァインベルク城(オーストリア、ケーファーマルクト)
スティアストニー:2つのチェロのための作品集
Vol.1 |
PMR0121
(2CD)
特別価格 \3800
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スティアストニー:2つのチェロのための作品集
ヨハン・スティアストニー(ca.1764 - ca.1826):
3つの協奏的二重奏曲 Op.8
(第1番 ト長調、第2番 ハ長調、第3番
ヘ長調)
第2チェロを伴うチェロのための2つのソナタ
(第1番 ニ長調、第2番 変ホ長調) |
マルティン・ルンメル(チェロ)
アレクサンダー・ヒュルスホフ(チェロ) |
プラハ出身のチェリスト=コンポーザーであったヨハン・スティアストニー(ca.1764
- ca.1826)は正確な生没年も不明で、一般の音楽愛好家にはほとんど知られていない存在ですが、その作品はすでに1920年代に「当時としてはまったく新しい効果を含んでいる」と評価されています。
チェロのためのレパートリー発掘に情熱を傾けている名チェリスト、マルティン・ルンメルとアレクサンダー・ヒュルスホフが進める「スティアストニー・プロジェクト」は、2人のチェリストための真のデュオ・レパートリーを発見する画期的なもの。
チェロの演奏家やチェロ愛好家だけでなく、18世紀音楽のコレクターにもぜひ聴いていただきたい1枚です。
マルティン・ルンメルは20世紀イギリスの大チェリスト、ウィリアム・プリースの高弟であり、Paladinoのオーナーとしても大活躍しているオーストリアの名チェリスト。
教育者としても活動しつつ、ダーヴィト・ポッパーをはじめとするチェロのためのエチュードを多数出版・録音しており、チェロ学習者のみならず、一般のリスナーにもそれらの音楽的魅力を伝えています。
※録音:2021年6月、ヴァインベルク城(オーストリア、ケーファーマルクト)
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テレマン:2本のフルートのための6つのソナタ
テレマン:
ソナタ第1番ト長調 TWV 40:101
ソナタ第2番ホ短調 TWV 40:102
ソナタ第3番ニ長調 TWV 40:103
ソナタ第4番ロ短調 TWV 40:104
ソナタ第5番イ長調 TWV 40:105
ソナタ第6番ホ長調 TWV 40:106 |
エリック・ラム(フルート)
コナー・ネルソン(フルート) |
ドイツ・バロック音楽の大家、テレマンの創造性と多才さを示す代表的な作品のひとつに数えられる傑作を、現代の卓越したフルーティスト達の演奏で贈ります。
数多くの現代作曲家やアーティストたちと協力し200以上もの作品を初演してきたエリック・ラム。
彼の働きにより21世紀のフルートのレパートリーは拡がり、17~18世紀に作られ長く忘れられていた作品は陽の目を見ることになりました。
カナダのフルート奏者コナー・ネルソンは、カーネギーホールのワイル・リサイタル・ホールでリサイタル・デビューを果たして以来、ソリストとしてミネソタ交響楽団、トロント交響楽団、フリント交響楽団などと共演。
WASMOヤング・アーティスト・コンペティションでグランプリを受賞した唯一の管楽器奏者です。
※録音:2022年6月27日-28日、ヴァインベルク城(オーストリア、ケーファーマルクト)
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URANIA RECORDS
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フランス革命後のミラノの交響曲集
ボニファツィオ・アジオーリ(1769-1832):
交響曲へ短調、交響曲ト長調《Azione teatrale
campestre》
ジュゼッペ・ガッツァニーガ(1743-1818):交響曲ニ長調
アレッサンドロ・ロッラ(1757-1841):
交響曲ニ長調 BI.533、交響曲ホ短調 BI.537
ジュゼッペ・ニコリーニ(1762-1842):交響曲変ロ長調
ステファノ・パヴェージ(1779-1850):交響曲変ロ長調
※全曲世界初録音 |
アタランタ・フーギエンス管弦楽団
ヴァンニ・モレット(指揮) |
フランス革命後の激動の時代を生きた、イタリアの作曲家たちによる交響曲!
フランス占領時代のイタリア北西部、ロンバルディア州の交響曲を代表する作品を集めたアルバム。
5人の作曲家は皆イタリアに生まれ、フランス革命前後の激動の時代の中で活動しました。
18世紀末から19世紀初頭のミラノの劇場や教会、音楽祭などで奏でられた音楽をイメージさせる内容となっています。
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パヴォーナ:オルガンと宗教音楽
ピエトロ・アレッサンドロ・パヴォーナ(1728-1786):
ソナタ ニ長調、ソナタ ト長調*、ソナタ
ハ長調*、
モテット《QUANDO VENIT E TORRENTE》*、
パストラーレ ニ長調、ソナタ ハ長調*、
ソナタ ヘ長調*、ソナタ 変ロ長調*、
ソナタ ヘ長調*、シンフォニア ハ長調*
【ボーナストラック】
レナート・ミアーニ(b.1965):トッカータ
(B・マリアエ・ヴィルギニスに敬意を表して)
*世界初録音 |
アルベルト・ガスパルド(オルガン)
クリスティーナ・モスカ(ソプラノ)
クラウディオ・ラード(ヴァイオリン)
マウロ・スピナッツェ(ヴァイオリン)
マウロ・ザヴァーニョ(ヴィオローネ) |
18世紀の作曲家、ピエトロ・アレッサンドロ・パヴォーナのソナタは何世紀にも渡り、今日まで手稿が残されてきました。
このアルバムにはそのソナタが収録され、ほとんどが世界初録音となっています。
パヴォーナのソナタはヴェネツィアの巨匠たちが愛したスカルラッティのような単旋律と二部構成からなる古いスタイルと、当時すでにオーストリアを中心に流行していた二主題の新しいソナタ形式の間で揺れ動き、多様性を感じさせます。
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AAM RECORDS
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おそるべき録音集になりそう
ロバート・レヴィン(フォルテピアノ)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第3集
第7番&第10番 他
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)
1-3. ピアノ協奏曲 第7番 ヘ長調 K. 242
- 2台のピアノと管弦楽のための
4. ピアノ、ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲楽章
ニ長調 K. Anh56 (315f)
- 補筆完成:ロバート・レヴィン
5-7. ピアノ協奏曲 第10番 変ホ長調 K.
365
- 2台のピアノと管弦楽のための
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ロバート・レヴィン(フォルテピアノ)・・・1-7
ヤ=フェイ・チュアン(フォルテピアノ)・・・1-3、5-7
ボヤン・チチッチ(ヴァイオリン)・・・4
ローレンス・カミングズ(指揮)
アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック
ボヤン・チチッチ(リーダー)
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NYCX-10436
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300
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使用楽器
フォルテピアノ:アウグスブルクのアントン・シュタイン1786年製作をモデルとするベルギーのクリス・マーネの再現楽器。2016年製作及び2021年製作。
ヴァイオリン:ミラノのジョヴァンニ・グランチーノ1703年製作のオリジナル楽器。
録音:2022年7月5-10日 ロンドン、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会
総収録時間:61分
長い中断の後、2023年春にレーベルを変えて突如再開したレヴィン&AAMによるモーツァルト:ピアノ協奏曲の全曲録音。
第3集は複数楽器のための 協奏曲がテーマで、2台ピアノのための協奏曲2篇に加え、レヴィンが補筆完成した協奏曲楽章を収録しています(K.242は3台ピアノ用の協奏曲をモー
ツァルトが2台ピアノ用に編曲したもの)。
2台ピアノのための協奏曲ではロバート・レヴィンとヤ=フェイ・チュアンの夫妻が息の合ったダイナミックな演奏を聴かせます。
チュアンはブレンデルが高く評価しており、レヴィンとのデュオでは古典派から現代に至るレパートリーをピリオド楽器とモダン楽器で演奏、録音でもグリーグ、デュティユー、それにレーガーによるワーグナー作品の編曲などがあります。ここではモーツァルト=レヴィンのスタイルによる音の会話を楽しませてくれます。
ピアノ、ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲楽章は1778年のマンハイム滞在中に協奏曲の第1楽章として構想されたとされるもの。かつてモーツァルト研究の大家アルフレート・アインシュタインは「これが未完に終わったことはモーツァルトの芸術にとって最大の損失」と語ったそうです。
120小節が遺されています が、ファンファーレ風の最初のトゥッティこそ完全にオーケストレーションがなされているものの、ソロ楽器(モーツァルトの自筆譜では「チェンバロとヴァイオリン」。
チェンバロは当時、鍵盤楽器全般の呼称でもありました)の登場後のオーケストラは、第1ヴァイオリンと低音パートしか書かれていません。レヴィンはここでも、
モーツァルトの語法に則った、明るく躍動感のある楽章に仕上げています。
このシリーズは録音も魅力的。デッカ・サウンドの継承者ニール・ハッチンソン(グラミー賞4回受賞)と、歌手でプロ・カンツィオーネ・アンティカの音楽監督も務
めたエイドリアン・ピーコックのコンビは、4/3/2/2/1の弦と管楽器とのアンサンブルが生み出す透明度の高いテクスチャーと、この編成ならではの繊細さとダイ
ナミズムを見事にとらえています。
今回も64ページのブックレット(英語のみ)に、曲目解説と演奏者のプロフィールに加え、使用楽器の詳細や、AAM楽団員へのインタビュー、録音プロデュー
サーの回想等を掲載し、充実した内容となっています。
ジャケットにはこのシリーズ共通で、AAMの創設者ホグウッドが愛好したパウル・クレーの絵が使われて
います。
※国内仕様盤には大津聡氏による日本語解説が付属します。
今後の予定(AAMの資料による)
2024年冬~春 K.238、K.246、K.242a3
2024年夏 K.503、K.505、K.595

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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
GRAND SLAM
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ワルターの名盤、マーラーの「巨人」新音源
マーラー:交響曲第1番 ニ長調「巨人」 |
ブルーノ・ワルター(指揮)
コロンビア交響楽団 |
ワルターの永遠の名盤、マーラーの「巨人」、新音源で9年ぶりの再登場!
録音:1961年1月14、21日、2月4、5日/アメリカン・リージョン・ホール(カリフォルニア)/国内製作、日本語帯・解説付
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:ステレオ(録音セッション)
■制作者より
ワルターのステレオ録音の中でも、マーラーの交響曲第1番「巨人」は今日でも絶大な支持を得ています。
当シリーズでも2014年に2トラック、38センチのオープンリール・テープから復刻したGS-2105を発売しましたが、今回新規に入手したテープはGS-2105のそれよりもさらに状態が良いものでした。そのテープを全工程プロ用の機器でマスタリングしたのですが、その瑞々しさ、響きの豊かさ、ダイナミック・レンジの広さは信じがたいほどで、とても1961年に行われたステレオ録音とは思えないほどです。
とにかく、今回の音質には大いに自信を持っています。(平林 直哉)
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<メジャー・レーベル>
<国内盤>
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VIRTUS CLASSICS
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パトリック・ガロワの芸術・3
近代フルート・ソナタ集
1-3. ボフスラフ・マルティヌー(1890-1959):ソナタ
1 .I. Allegro moderato
2. II. Adagio
3. III. Allegro poco moderato
4-7. パウル・ヒンデミット(1895-1963):ソナタ
4. I. Heiter bewegt
5. II. Sehr langsam
6. III. Sehr lebhaft
7. IV. Marsch
8-10. フランシス・プーランク(1899-1963):ソナタ
8. I. Allegro malinconico
9. II. Cantilena
10. III. Presto giocoso
11-14. セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953)
:ソナタ ニ長調 Op. 94
11. I. Moderato
12. II. Scherzo : Presto
13. III. Andante
14. IV. Allegro con brio |
パトリック・ガロワ(フルート)
瀬尾和紀(ピアノ) |
【録音】2022年5月18~20日、三重県総合文化センター大ホール
プロデューサー:瀬尾和紀
エンジニア:山中耕太郎
巨匠ガロワが誘う 魂宿る美しき世界
丁寧に折り重ねられた何層もの立体的なピアノに心地の良いフルートの風がひゅうと吹く。
それは湿り気を帯びていたり、草木がざわめく様であったり、疾風怒涛の様でもあるのだが、これらは全てを包む深い愛に満ちた音楽そのものである。
本作に収められた名曲を偉大なピアニストたちと幾度となく演奏してきた巨匠ガロワが、今、改めて録音という形で世に残したいと願ったのは、他でも無い、同じスケールと価値観で音楽を共有できる愛弟子の瀬尾和紀の存在だろう。
常に感度を高く持ち、知識を刷新し、変化する事を少しも恐れない彼らのこの記録は、新解釈などと言うものではなく、構築された歴史そのものなのだ。 (寺田
愛 フルーティスト)
フルートのレパートリーは、とりわけソナタのジャンルにおいて豊富であり、このCDには、20世記半ばを特徴づける最も美しい緩徐楽章を持ったソナタが収められています。これらの4つの緩徐楽章は、ある種の水平性、純粋さ、率直さ、深遠さ、そして今この瞬間の探究という点で通底しています。
これらの作品に取り組むにあたり、瀬尾和紀氏と私は、主にオリジナルのラインの再構築、そして作品のテクストを明確にするために、様々な音楽的なレイヤーを際立たせる事に重点を置きました。
また、フレーズのみならず、フルートとピアノの2つのパート間に存在する細かいニュアンスにも注意を払いました。このCDが、何度も聴き返されるであろう事を念頭に置き、聴く度にその楽章の新たな角度や側面が浮き彫りになるようにと私たちは考察を重ねてきたのです。
パトリック・ガロワのコメントより
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9/27(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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CHANDOS
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RCHSA5316
(1SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3562
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サカリ・オラモ(指揮)&BBC交響楽団
バツェヴィチ:管弦楽作品集 Vol.1
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):
交響曲第3番(1952)
交響曲第4番(1953)
序曲(オーケストラのための)(1943) |
サカリ・オラモ(指揮)
BBC交響楽団 |
CHSA5316
(1SACD HYBRID)
\3000 →\2790
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フィンランドの名匠サカリ・オラモ!バツェヴィチの管弦楽作品集が始動!
☆フィンランドの名匠サカリ・オラモ&BBC響!
☆20世紀のポーランドの女流ヴァイオリニスト&作曲家、グラジナ・バツェヴィチの管弦楽作品集がスタート!
サカリ・オラモは、2015年にロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティの「コンダクター・オヴ・ザ・イヤー」を受賞したフィンランド出身の名指揮者。
現在はBBC交響楽団の首席指揮者、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の桂冠指揮者、フィンランド放送交響楽団の名誉指揮者を務め、過去には、フィンランドのコッコラ歌劇場やオストロボスニア室内管弦楽団の首席指揮者を歴任している名匠。
Chandosでは2019年度のレコード・アカデミー賞で「特別賞
録音」に選ばれた「シベリウスのレンミンカイネン組曲(CHAN20136)」他、フロラン・シュミット(CHSA5200)、ウィリアム・オルウィン(CHSA5253)、エセル・スマイス(CHSA5240)など、録音の少ない知られざる傑作をBBC交響楽団と共に取り上げ、その実力とChandosの優秀録音の名声を高めてきました。
サカリ・オラモが新たに挑むのは、20世紀ポーランドの女流ヴァイオリニスト&作曲家、グラジナ・バツェヴィチの管弦楽作品集。バツェヴィチは、ワルシャワの国立音楽院修了後、パリに留学し、作曲をナディア・ブーランジェに、ヴァイオリンをアンドレ・トゥーレに師事。
第1回ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールでは優秀な成績を収め、1936年から38年までポーランド放送交響楽団の第一ヴァイオリン奏者として活動しました。
作品は、7つのヴァイオリン協奏曲をはじめ、ピアノ曲、室内楽曲、管弦楽曲、声楽と器楽を組み合わせた作品など、数多く残しています。
第1弾となる本アルバムでは、ポーランドの歴史上、最も悲劇的な時代でもあった1943年から1953年にかけて作曲された3つの作品を収録。
オーケストラのための序曲は、2022年に行われたポーランド国立放送交響楽団(マリン・オルソップ指揮)の日本ツアーでも演奏されました。
再評価が進んできたバツェヴィチは室内楽やピアノ作品を中心に近年様々なレコーディングも増えていますが、まだまだ管弦楽・交響曲の録音は少ないだけに、バツェヴィチの知られざる魅力に光を当てるChandosの高音質SACD新盤には大きな期待がかかります。
※録音:2023年2月13日-14日、フェアフィールド・ホールズ(クロイドン、イギリス)

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DELPHIAN
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チルコット:クリスマス・オラトリオ
ボブ・チルコット(b.1955):
イエス・キリスト、りんごの木
クリスマス・オラトリオ
梨の木のキャロル*
ようこそ、全ての奇跡よ
(*を除く全曲世界初録音) |
ベンジャミン・ニコラス(指揮)
オックスフォード・マートン・カレッジ合唱団
オックスフォード・コンテンポラリー・シンフォニア
サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ, マリア)
ニック・プリッチャード(福音史家)
ニール・デイヴィス(バス, ヘロデ, シメオン)、他 |
ボブ・チルコット新作「クリスマス・オラトリオ」世界初録音!
☆オックスフォードのマートン・カレッジ合唱団新録音!
☆ボブ・チルコットの新作、「クリスマス・オラトリオ」の初録音と3つのキャロルを収録!
☆サラ・コノリーを始めとする、初演時と同じキャストによる豪華ソリスト陣!
スコットランド有数のクラシック・レーベルDelphian(デルフィアン)の最重要アーティストであるオックスフォード・マートン・カレッジ合唱団は、英国合唱界の2人の名匠ベンジャミン・ニコラスとピーター・フィリップスの指導の下、瞬く間にオックスフォード大学の混声合唱団の代表的存在の1つとなり、Delphianからリリースした様々なアルバムは夥しい数の5つ星の批評を得るとともに、数多くのグラモフォン「エディターズ・チョイス」を獲得。
ガブリエル・ジャクソンの《われらが主イエス・キリストの受難》(DCD34222)で、BBCミュージック・マガジン賞の「合唱賞」を受賞し、イアン・ヴェナブルズの《レクイエム》とハウエルズの管弦楽伴奏付きモテットを収録したアンセム集(DCD34252)は、MusicWeb
Internationalの年間最優秀レコーディングのひとつにノミネートされています。
バートウィスル、チルコット、ダヴ、エシェンヴァルズ、マクミラン、マクダウアル、ラッター、タバコフ、ウィアーの作品を初演するなど、現代音楽への献身でも並外れた実績を残すマートン・カレッジ合唱団の注目すべき新録音では、「英国の合唱音楽の現代的英雄」と称される人気合唱作曲家、ボブ・チルコットの大作「クリスマス・オラトリオ」を世界初録音!
2019年のスリー・クワイア・フェスティヴァルで音楽祭を開催する3都市(グロスター、ウスター、ヘレフォード)の大聖堂合唱団によって初演され、「明白な成功‛&そしてまったく新しい」と称賛された作品で、このレコーディング・セッションではデイム・サラ・コノリーを始めとする初演時の輝かしいソリストたちが再集結し、エレガントで歓びに満ちたチルコットの「クリスマス・オラトリオ」のアルバムを完成させました。
※録音:2023年6月25日-27日、マートン・カレッジ礼拝堂(オックスフォード)

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FINELINE
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2023年に設立されたオランダの新レーベル「Fineline」の取り扱いを開始します。(代理店) |
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名匠グリエルミが3つの鍵盤楽器を弾き分ける
J.S.バッハ:
ヴィオラ・ダ・ガンバと
オブリガート・チェンバロのためのソナタ集
1. バビロン川のほとりに BWV653
(オルガンとヴィオラ・ダ・ガンバによるイントロイトゥス)
2-4. ヴィオラ・ダ・ガンバとオブリガート・チェンバロによる
ソナタ第3番ト短調 BWV1029
5. パルティータ第4番ニ長調 BWV828 より
サラバンド(チェンバロ独奏による前奏曲)
6-9. ヴィオラ・ダ・ガンバとオブリガート・チェンバロによる
ソナタ第2番ニ長調 BWV1028
10.ゴルトベルク変奏曲 BWV988よりアリア
(ジルバーマン・ピアノ独奏による前奏曲)
11-14. ヴィオラ・ダ・ガンバとオブリガート・チェンバロによる
3つのソナタ第1番ト長調 BWV1027
15. 平均律クラヴィーア曲集第2巻より
第16番 前奏曲 BWV885-1 ト短調(オルガン独奏による前奏曲)
16. フルート・ソナタ イ長調 BWV1032
より
第2楽章ラルゴ・エ・ドルチェ
(ヴィオラ・ダ・ガンバとオルガンによる後奏曲) |
アンドレア・デ・カルロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ルカ・グリエルミ(チェンバロ、オルガン、フォルテピアノ) |
名匠グリエルミが3つの鍵盤楽器を弾き分けるバッハのガンバ・ソナタ集!
☆大バッハの3つのガンバ・ソナタを、オルガン、チェンバロ、フォルテピアノの3種類の鍵盤楽器によるオブリガートで演奏!
アレッサンドロ・ストラデッラの宗教音楽を発掘・録音し続けてきたイタリアのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者=指揮者のアンドレア・デ・カルロと、指揮者、作曲家としての活動に加え、歴史的鍵盤楽器のエキスパートとして多彩な活躍を見せるルカ・グリエルミが織り成す大バッハのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集。
写本ではヴィオラ・ダ・ガンバのための3つのソナタは、本来チェンバロの伴奏になっていますが、彼らはヴィオラ・ダ・ガンバがバッハの手持ちの様々な鍵盤楽器と対話する姿を想像。
グリエルミがチェンバロ、オルガン、フォルテピアノを見事に弾き分け、偉大な作曲家が残した作品の新たな可能性を見出しています。
※使用楽曲:
・ヴィオラ・ダ・ガンバ:ペレグリーノ・ミケーリ16世紀製(セルジオ・マルチェッロ・グレゴラット・サクロファーノによる2003年コピー)
・チェンバロ:ミヒャエル・ミートケ1708年製(マティアス・グリーヴィッシュによる2000年コピー/tr.5-9)
・フォルテピアノ:ゴットフリート・ジルバーマン1749年製(ケルスティン・シュヴァルツによる2013年コピー/tr.10-14)
・オルガン:ゴットフリート・ジルバーマン1753年製(ヴィルヘルム・リューレによる1998年復元/tr.1-4,
15-16)
※録音:2015年6月22日-24日(フランケンシュタイン教会、ドイツ)

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再発見された忘れられた声 ~
ユダヤ系オランダ人女性作曲家による室内楽作品集
ヘンリエッテ・ボスマンス(1895-1952):
ヴァイオリン・ソナタ
ファニア・チャピロ(1926-1994):チェロ・ソナタ(世界初録音)
ボスマンス:ピアノ三重奏曲 |
ブルンディバール・アンサンブル
〔アレクサンドラ・ライフリナ(ヴァイオリン)、
リュボフ・ウリビシェワ(チェロ)、
ダニエル・グリムウッド(ピアノ)〕 |
☆ユダヤ系オランダ人女性作曲家による素晴らしき作品を再発見する注目企画!
本アルバムでは、ホロコーストの音楽と芸術に特化した英国初の年次フェスティバルとして、2016年1月に開催されたブルンディバール芸術祭のテーマのひとつである「インスピレーションを与える女性たち」に触発され、ホロコーストを生き延びたユダヤ系オランダ人女性作曲家たちをテーマに取り上げています。
アムステルダムの音楽一家に生まれたヘンリエット・ボスマンスは、作曲家、ピアニストとして活躍。ピエール・モントゥー、ウィレム・メンゲルベルクなどと共演し、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とは1922年から1949年までの間に22のピアノ協奏曲を演奏しています。
本アルバムには、若さゆえの情熱、生命力に満ちたヴァイオリン・ソナタと、母親の誕生日に贈った、スペインの情熱、フランスの印象派、中東の響きを感じさせるロマン派的な作風のピアノ三重奏曲の2つの初期の作品を収録。
カップリングに選ばれた、インドネシア(旧オランダ領東インド)のジャワ島出身のファニア・チャピロの世界初録音となるチェロ・ソナタは、プロコフィエフの影響が作品全体に散りばめられており、作品の終盤ではジャズの雰囲気を強く醸し出しています。
ブルンディバール芸術祭創設者兼芸術監督を務め、ロイヤル・ノーザン・シンフォニアのメンバーとしても活躍するアレクサンドラ・ライフリナを筆頭としたブルンディバール・アンサンブルの演奏でお楽しみください。
イギリスの名プロデューサー、アンドルー・キーナーとコンビを組んでいる敏腕エンジニア、オスカー・トレスによるプロデュース&エンジニアリングによる優秀録音も注目ポイントです!
※録音:2022年5月14日ー16日、ユーディ・メニューイン音楽学校、メニューイン・ホール(イギリス)

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GENUIN
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B-A-C-H "...へのオマージュ"
J.S.バッハ:幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):
「Bach」の名によるフーガ Krebs-WV434
リスト:B-A-C-Hの名による幻想曲とフーガ
S.260/2
ジグモンド・サットマーリ(b.1939):
B-A-C-H "...へのオマージュ"(グランド・オルガンのための)
レーガー:B-A-C-Hによる幻想曲とフーガ Op.46 |
アウレル・ダヴィデュク(オルガン) |
ドイツ音楽コンクールを制したオルガニスト、アウレル・ダヴィデュク!
2022年、ドイツの若い音楽家にとって最も重要なコンクールの一つとされるドイツ音楽コンクールのオルガン部門で優勝を成し遂げたアウレル・ダヴィデュクによる初のオルガン・アルバム。
2000年にハノーファーに生まれたダヴィデュクはオルガンのほかピアノやハープシコードも弾きこなし、近年では指揮者としても頭角を現すなど溢れる才能でマルチに活躍。
このアルバムでは「バッハ」をテーマに掲げ、リスト、レーガーに加えバッハの高弟であったクレープスやハンガリーのオルガン奏者、サットマーリによる珍しい作品も含む、バッハに携わる様々なスタイルのオルガン作品でプログラムを構成しました。
※録音:2023年4月11日-13日、シュタットカジノ・バーゼル(スイス)
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GEN23826
(2CD)
特別価格
\3900
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アサセッロ四重奏団
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集 Vol.1
ショスタコーヴィチ:
弦楽四重奏曲
第7番嬰ヘ短調 Op.108 / 第8番ハ短調
Op.110 /
第9番変ホ長調 Op.117 / 第10番変イ長調
Op.118 /
未完の弦楽四重奏曲(第9番) /
弦楽四重奏曲
第11盤ヘ短調 Op.122 / 第12番変ニ長調
Op.133 /
第13番変ロ短調 Op.138 / 第13番 断片(初稿)(世界初録音) |
アサセッロ四重奏団 |
バーゼル音楽院でラサール弦楽四重奏団の創設者、ヴァルター・レヴィンの室内楽クラスの生徒たちによって2000年に結成されたアサセッロ四重奏団が、ショスタコーヴィチが生涯をかけて取り組んだ交響曲と並ぶ重要な作品、弦楽四重奏曲の全集プロジェクトを始動。
第1弾となる今作はショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲における最重要作品ともいわれる第8番を含む、1960年からの約10年間に作曲された第7番~第13番を収録。最後に収録された第13番の初稿の断片は世界初録音です。
※録音:2022年4月2日-4日&8日-11日、2022年11月7日-11日、2023年2月15日-19日、ドイツ放送室内楽ホール(ケルン、ドイツ)
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カロリーネ・フィッシャー
マジカル・クリスマス・ファンタジーズ |
カロリーネ・フィッシャー(ピアノ) |
J.S.バッハ:G線上のアリア(管弦楽組曲第3番より)/
ランゲ:ピアノのための幻想曲「きよしこの夜」/
ロベルト・レオナルド:クリスマス幻想曲
Op.99/
J.S.バッハ:羊は安らかに草を食み/
ランゲ:クリスマス幻想曲/
カレル・スヴォボダ:灰かぶり姫の3つの木の実/
J.S.バッハ:主よ人の望みの喜びを/
モーツァルト:きらきら星変奏曲/
J.S.バッハ=グノー:アヴェ・マリア/
シューマン:サンタクロース(子供のためのアルバムより)/
チャイコフスキー:行進曲(くるみ割り人形より)/
フリッツ・ヘルビッヒ:クリスマス幻想曲「高き天よりわれは来れ」/
カール・ティーセン:「もみの木」による変奏曲 |
カロリーネ・フィッシャーによるソロ・ピアノ・クリスマス・アルバム!
☆ベルリン生まれの実力派ピアニスト、カロリーネ・フィッシャー!
☆美しく神秘的に響くソロ・ピアノによるインストゥルメンタル・クリスマス・アルバム!
ベルリン生まれのピアニスト、カロリーネ・フィッシャーによるクリスマス・アルバム。古いものから新しいものまでさまざまな時代から厳選されたクリスマスにまつわる作品をソロ・ピアノで美しく紡ぎあげます。
J.S.バッハの「(G線上の)アリア」に始まり、「きよしこの夜」、「主よ、人の望みの喜びを」やくるみ割り人形の「行進曲」など誰でも知っているメロディも、スタインウェイ国際ピアノ・コンクールなど様々な賞に輝き、国際的に活躍しているフィッシャーの瑞々しいタッチで新鮮にそして時には神秘的に響きます。
クリスマス・シーズンにじっくりとお聴きいただきたい1枚となっています。
※録音:2021年8月21日

全国のカロリーネ・ファンの皆様お待たせしました。久しぶりにご紹介しましょう。
いとしのカロリーネ。
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アリス・アレクサンダー・ブレッテンベルク
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第1番(室内アンサンブル版)&
第2番(室内アンサンブル版)
ベートーヴェン:
ピアノと管弦楽のためのロンド 変ロ長調
WoO 6
(室内アンサンブル版)
ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.19(室内アンサンブル版)
ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15 |
アリス・アレクサンダー・ブレッテンベルク
(ピアノ、指揮、編曲)
ミュンヘン室内オペラ管弦楽団 |
ベートーヴェンのピアノ協奏曲、室内アンサンブル版!
☆これまでにもベートーヴェンへの並々ならぬ思いを表現してきたアリス・アレクサンダー・ブレッテンベルク!
☆ピアニスト自身の編曲による室内アンサンブル版!
ハンス・フォン・ビューロー国際ピアノ・コンクール第1位、ウィーン国際ベートーヴェン・ピアノ・コンクール第1位の受賞歴を持つ多才なピアニスト、アリス・アレクサンダー・ブレッテンベルクによるベートーヴェンのピアノ協奏曲の室内アンサンブル版!
C'Avi Musicからリリースした前作(8553529)でもベートーヴェンの交響曲第7番のリスト編曲版を披露するなど並々ならぬベートーヴェンへの想いを表現してきたブレッテンベルク。
今作では全作ブレッテンベルク自身の編曲で挑むという力の入れようです。オーケストラの輝きを失うことなく、ベートーヴェンの若き日の作品を透明感のある音楽で表現しています。
※録音:2023年4月12日-15日
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GUTMAN
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ブロドスキー弦楽四重奏団の元第1ヴァイオリン、ダニエル・ローランド
狂乱の時代
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
ドビュッシー(ハイフェッツ編):美しき夕暮れ
プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
ピアソラ:ミロンガ・アン・レ(レのミロンガ)
ラヴェル:ハバネラ形式の小品、ヴァイオリン・ソナタ
ガーシュウィン(ハイフェッツ編):
なんでもそうとは限らない、ベス, お前は俺のもの
アンタイル:ヴァイオリン・ソナタ第2番 |
ダニエル・ローランド(ヴァイオリン)
ナターシャ・クドリツカヤ(ピアノ) |
ブロドスキー弦楽四重奏団の元第1ヴァイオリン、ダニエル・ローランド!
イギリスを代表する弦楽四重奏団のひとつ、ブロドスキー弦楽四重奏団の第1ヴァイオリン奏者を2007年から11年間務めたダニエル・ローランドが、「狂乱の時代」と呼ばれる1920年代のパリに焦点を当て、ドビュッシー、ラヴェル、プーランクの重要なヴァイオリン・ソナタを演奏。
間に挟んでいる作品も単なる箸休めではなく、終盤で伴奏者がボンゴを演奏するアンタイルのクレイジーなソナタなどアルバム全体を通して一切飽きさせません。
伴奏を務めるのは過去にもChamps Hill Recordsなどでローランドと共演していたウクライナ出身のピアニスト、ナターシャ・クドリツカヤです。
※録音:2014年2月12日-14日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
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ロイヤル・コンセルトヘボウ管メンバーで組織されるカメラータRCO
モーツァルト:弦楽器、管楽器のための作品集
モーツァルト:
ディヴェルティメント第1番変ホ長調 KV113
弦楽五重奏曲ハ短調 KV406
管楽六重奏のためのセレナード変ホ長調
KV375 |
カメラータRCO |
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーで組織されるアンサンブル、カメラータRCOによるモーツァルト・アルバム。世界トップレベルのオーケストラで活躍するメンバーたちによる精緻なアンサンブルをご堪能ください。
KV375はオーボエ2本を欠いた初稿版での演奏です。
※録音:2015年3月26日-27日、MCO(ヒルフェルスム、オランダ)
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モーツァルト&メンデルスゾーン:協奏曲集
モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番イ長調
K.414
メンデルスゾーン:
ヴァイオリン、ピアノと弦楽のための協奏曲
ニ短調 |
ウェイイン・チェン(ピアノ)
マルク・ダニエル・ファン・ビーメン(ヴァイオリン)
カメラータRCO |
台湾系アメリカ人ピアニスト、ウェイイン・チェンがロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーで組織されるアンサンブル、カメラータRCOとの共演でモーツァルトとメンデルスゾーンの作品を披露。
メンデルスゾーンではカメラータRCOのリーダーであるマルク・ダニエル・ファン・ビーメンと共演します。彼女の音楽の核心に迫る洞察力の高さは師であるレオン・フライシャーも賛辞を惜しみません。
※録音:2015年3月16日-18日、MCO(ヒルフェルスム、オランダ)
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ダンディ&ハイツ:クラリネット三重奏曲集
ダンディ:クラリネット三重奏曲変ロ長調
Op.29
セバスティアン・ハイツ(b.1966):クラリネット三重奏曲 |
ハイン・ヴィーダイク(クラリネット)
ダニエル・エッセル(チェロ)
フランク・ファン・デ・ラール(ピアノ) |
1996年からロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(RCO)に在籍するクラリネット奏者、ハイン・ヴィーダイクと、元RCOチェロ奏者のダニエル・エッセル、そしてオランダの著名なピアニストであるフランク・ファン・デ・ラールが共演した1998年録音盤。
ダンディでも秀逸な演奏を聴かせてくれますが、伝統的な西洋音楽の手法をベースに20世紀の革新的な要素を巧みに融合させた作曲スタイルが興味深いオランダ生まれの作曲家、セバスティアン・ハイツの作品が聴けるのもポイントです。
※録音:1998年3月24日、チャペル・スタジオ(ティルブルフ、オランダ)
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甘い団子とチーズ・シュトゥルーデル
モーツァルト:
アレグロ ヘ長調
(クラリネット、バセット・ホルンと
弦楽三重奏のための)KV Anh.90(580b)、
クラリネット五重奏曲イ長調 KV581、
アレグロ 変ロ長調
(クラリネットと弦楽四重奏のための)
KV Anh.91(516c)
メンデルスゾーン:
演奏会用小品 ヘ短調
(クラリネット、バセット・ホルンと
弦楽五重奏のための) Op.113、
演奏会用小品 ニ短調
(クラリネット、バセット・ホルンと
弦楽五重奏のための) Op.114 |
ハイン・ヴィーダイク(クラリネット)
ダヴィデ・ラットゥアーダ(バセット・ホルン)
カメラータRCO |
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーであるハイン・ヴィーダイクとダヴィデ・ラットゥアーダ、そして同団のメンバーからなるカメラータRCOによるクラリネットとバセット・ホルンを用いた作品集。
一風変わったアルバム・タイトルは、メンデルスゾーンと親交のあった当時の最も優れたクラリネット奏者、ハインリヒ・ヨーゼフ・ベールマンが演奏旅行でベルリンを訪れた際、メンデルスゾーンがベールマンに好物である甘い団子とチーズ・シュトゥルーデルを自宅で作ってくれるよう頼み、そのお返しとしてメンデルスゾーンがプレゼントしたのがここに収録されている演奏会用小品であることから来ています。
当時流行した音楽「プラハの戦い」の旋律を引用したOp.113にメンデルスゾーンは「プラハの戦い!甘い団子とチーズ・シュトゥルーデルのためのクラリネットとバセットホルンの大二重奏曲」というユーモラスなタイトルをつけたそうです。
※録音:2013年6月15日-16日、シンゲル教会(アムステルダム)
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ブラームス:クラリネット・ソナタ集&クラリネット三重奏曲
ブラームス:
クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
クラリネット三重奏曲イ短調 Op.114 |
ハイン・ヴィーダイク(クラリネット)
フランク・ファン・デ・ラール(ピアノ)
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ) |
Gutman Recordsの黎明期に小規模にリリースされた1993年録音盤。
後にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(RCO)に入団することになるクラリネット奏者、ハイン・ヴィーダイクと現在もRCOのメンバーと深い関係を築くピアニスト、フランク・ファン・デ・ラールによるブラームスのクラリネット・ソナタはもちろん、現代最高峰のチェリストの一人、ピーター・ウィスペルウェイが特別に参加したクラリネット三重奏曲は是非聴いておきたい貴重な録音です。
※録音:1993年12月2日-3日、レモンストラント教会(アルクマール、オランダ)
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PRIMA CLASSIC
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エッセンス~オペラ・アリア集 |
マリナ・レべカ(ソプラノ)
マルコ・ボエーミ(指揮)、
ヴロツワフ歌劇場管弦楽団 |
プッチーニ:ある晴れた日に(歌劇「蝶々夫人」
第2幕より)
アッリーゴ・ボーイト(1842-1918):
いつかの夜、暗い海の底に(歌劇「メフィストフェーレ」
第3幕より)
フランチェスコ・チレア(1866-1950):
私は創造の神の卑しい僕(歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」
第1幕より)
チャイコフスキー:この涙はどこから(歌劇「スペードの女王」
第1幕より)
プッチーニ:
ドレッタの夢(歌劇「つばめ」 第1幕より)、歌に生き恋に生き(歌劇「トスカ」
第3幕より)
ウンベルト・ジョルダーノ(1867-1948):
亡くなった母を(歌劇「アンドレア・シェニエ」
第3幕より)
プッチーニ:私が街を歩けば(歌劇「ラ・ボエーム」
第2幕より)
レオンカヴァッロ:鳥の歌(歌劇「道化師」
第1幕より)
プッチーニ:私の名はミミ(歌劇「ラ・ボエーム」
第1幕より)
ドヴォルザーク:月に寄せる歌(歌劇「ルサルカ」
第1幕より)
プッチーニ:私のお父さん(歌劇「ジャンニ・スキッキ」
第1幕より)
アルフレード・カタラーニ(1854-1893):
さようなら、ふるさとの家よ(歌劇「ラ・ワリー」
第1幕より) |
マリナ・レベカ新録音!オペラ・アリア集!
☆ラトビアの歌姫、マリナ・レベカの最新オペラ・アリア集!
ソプラノのマリナ・レベカ自身が創設したレーベル「Prima
Classic」からの最新リリースとなる今回のアルバムには、誰からも愛されるオペラのアリアを厳選して13曲収録。
伴奏はポーランドの歴史あるヴロツワフ歌劇場管弦楽団。指揮はローマ出身のピアニスト・指揮者であり、特にオペラ指揮者として華々しく活躍し、歌手からの信頼も厚いマルコ・ボエーミが務めました。
マリナ・レベカ(マリーナ・レベカ)はラトビアのリガ生まれ。ラトビアで音楽を学んだあとローマのサンタ・チェチーリア音楽院を卒業。
ザルツブルクの国際サマー・アカデミーとペーザロのロッシーニ・アカデミーでも研鑽を積み、ヴェルディとロッシーニ、モーツァルトの第一人者として世界で高い評判を得、2017/18シーズンでは、ミュンヘン放送管弦楽団の最初のアーティスト・イン・レジデンスに選ばれています。
また、これまでにロイヤル・オペラ・ハウス、MET、ウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座、ミラノ・スカラ座等、世界の主要なオペラ・ハウスで「椿姫」のタイトルロールを務め、名実ともに「現代最高のヴィオレッタの一人」として認められ、2019年11月に行われたトリエステ・ヴェルディ歌劇場の来日公演「椿姫」でも素晴らしいヴィオレッタを演じ大きな反響を呼びました。
2016年にラトビア共和国の最高賞である三ツ星勲章を授与され、2020年には「ICMA(国際クラシック音楽賞)」の「アーティスト・オヴ・ザ・イヤー」とラトビア文化省賞を受賞。
2021年、最初の「トティ・ダル・モンテ生涯功労賞」に選ばれ、2022年の「ICMA」では、マリナ・レベカも参加した「ベッリーニ:歌劇
《海賊》」のアルバム(PRIMA010)が「年間最優秀オペラ録音賞」に選出されています。
※録音:2021年8月、ヴロツワフ歌劇場(ポーランド)
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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SPECTRUM SOUND
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CDSMBA 152
(2CD)
\4300 →\3990
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シュタルケル&ブッフビンダーの正規初出音源
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集 |
ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)
ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ) |
CD1
(1)ヘンデルの『ユダ・マカベア』の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲
ト長調WoO.45
(2)チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 Op.102-2
(3)モーツァルトの『魔笛』の「娘か女か」の主題による12の変奏曲
ヘ長調 Op.66
(4)チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調Op.5-1
(5)モーツァルトの『魔笛』の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲
変ホ長調 WoO.46
CD2
(6)チェロ・ソナタ第2番 ト短調 Op.5-2
(7)モーツァルトの『魔笛』の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲
変ホ長調 WoO.46
(8)チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 Op.102-1
(9)チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op.69 |
シュタルケル&ブッフビンダーの正規初出音源登場!ベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全集(1978年録音)!
ライヴ録音:(1)-(5)1978年11月6日、(6)-(9)1978年11月7日/メゾン・ド・ラ・ラジオ内スタジオ104(ステレオ)
* Licensed by INA (Institut national de
l'audiovisuel) & Radio France
* Authorization Clearance by INA legal
department
* 24bit/192kHz Digital restoration &
remastering from the original master tape
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。毎回驚きの正規初出録音をリリースしておりますが、当アルバムはina&
Radio France からのライセンスで、ヤーノシュ・シュタルケル(1924-2013)がルドルフ・ブッフビンダー(1946-)と共演した、メゾン・ド・ラ・ラジオ内スタジオ104におけるベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全曲演奏会を収録!
モーツァルトの『魔笛』の「恋を知る男たちは」の主題による7
つの変奏曲は両日とも演奏しております。
同コンビはベートーヴェンの全曲作品を1977年にセッション録音しておりますが、これとは別音源の1978年11月6&7日のライヴ録音です!
シュタルケルが50代半ばの、演奏家として最も充実した時期の名演。シュタルケルは才能豊かなブッフビンダーに惚れ込み、ブッフビンダーが20代の時から共演を重ねております。
当ライヴ演奏でも完璧なまでに息の合った演奏を披露。前年にセッション収録しているだけに極めて濃密な音楽を奏でています。
独特な語り口のシュタルケルのチェロと、溌溂としたブッフビンダーのピアノ。
それぞれが絶妙の表情でベートーヴェンを演奏しております。
ステレオでのリリースです!
※日本語帯・解説は付きません。
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9/26(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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キング・インターナショナル
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KKC 8836/45
(10CD)
\9000 →\8290
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園田高弘バッハ集大成Box |
園田高弘(ピアノ) |
DISC 1、2;平均律クラヴィア曲集第1巻 BWV846~869
DISC 3、4;平均律クラヴィア曲集第2巻 BWV870~893
DISC 5、6;パルティータ全曲BWV825~830
DISC 7;ゴルトベルク変奏曲BWV988
DISC 8;
2声のインヴェンションBWV772~786/
3声のシンフォニアBWV787~801/4つのデュエットBWV802~805
DISC 9;
イタリア協奏曲BWV971/半音階的幻想曲とフーガBWV903/トッカータ
ハ短調BWV911/
トッカータ ホ短調BWV914/トッカータ 嬰ヘ短調BWV
910/フランス組曲第5番BWV816
DISC 10(ボーナス盤);
トッカータとフーガ ニ短調(ブゾーニ編)/シャコンヌ(ブゾーニ編) |
日本ピアノ演奏史の至宝、園田高弘のバッハ集大成。驚きの価格でお届け。
録音:
Disc1-4;1992年4月13-16日/府中の森ウィーン・ホール
Disc5-6;1985年7月7-8日/バリオホール(東京)
Disc7;1994年3月16-18日/軽井沢ウッドストックスタジオ
Disc8;1988年4月6-7日松本ハーモニーホール、1994年3月16-18日/軽井沢ウッドストックスタジオ
Disc9;2001年12月1日/東京オペラシティコンサートホール(ライヴ)、1998年9月23日/サントリーホール(ライヴ)、1994年3月16-18日/軽井沢ウッドストックスタジオ
Disc10;1989年7月21日/バリオホール(東京)
クラムシェルケース仕様、STEREO、国内製作、日本語帯・解説付
20世紀日本を代表するピアニストで、教育面でも多大な功績を残した園田高弘。2024年は歿後20年にあたり、氏の偉大な業績を回顧するBox
シリーズを開始します。
いずれも氏が1983年に設立した個人レーベルEVICAの音源により、長らく入手困難だった名演の数々をお届けいたします。
第1弾は全10巻のバッハ作品集。園田のバッハといえば平均律クラヴィア曲集やインヴェンションとシンフォニアの校訂楽譜(春秋社刊)をはじめ我が国の権威となっていますが、それらを円熟期の演奏でたっぷり堪能できる大企画。
それも破格の価格にてご提供。
平均律クラヴィア曲集、パルティータ、インヴェンションとシンフォニアは全曲。またゴルトベルク変奏曲、イタリア協奏曲、半音階的幻想曲とフーガなどの名作ももれなく収録。
さらに園田の師筋にあたるブゾーニ編曲のトッカータとフーガとシャコンヌも超貴重。
演奏は楷書的であいまいな所のないピアニズムと、大きな音楽性で説得力満点。現代のピアノでバッハを弾く意味と意義を示唆に富んだ解釈で伝えてくれます。
まさに日本・ピアノ演奏史の至宝というべき遺産です。
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KKC 113
(SACD HYBRID)
\3400 →\3090
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ブーニン
福島でのセッション録音「トルコ行進曲」
(1)ハイドン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ長調
(2)モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331「トルコ行進曲付」
(3)ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58 |
スタニスラフ・ブーニン(ピアノ) |
JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントとキングインターナショナルのコラボ企画第4弾。
今秋、スタニスラフ・ブーニンが10年ぶりの全国ツアーを開催します。1985年、第11回ショパン国際コンクールに17歳で優勝し、世界的な
センセーションを巻き起こしました。
JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントはコンクール翌年の初来日時にNHK
交響楽団との協奏曲ライヴ とソロのセッション録音を行いました。
長く入手困難だったこの2 点に加え、コンクール時のライヴから選りすぐった決定版も復活。
いずれも初 SACDハイブリッド化でブーニンのすさまじい輝きが蘇りました。
これは私が最も満足しているレコーディングです(スタニスラフ・ブーニン)
録音:1986年8月21日/福島市音楽堂/国内製作、日本語帯・解説付
1985年にショパン国際コンクールで優勝したブーニンは翌夏に日本デビューを果たし、日本の音楽界に空前の「ブーニン・ブーム」を巻き起こしました。
その際の公演プログラムをツアー終了後に福島でセッション録音したもので、当時のブーニンの才気煥発ぶりを生き生きと再現しています。
コンクール受賞記念コンサートで一部を披露し注目されたハイドンのソナタ、最も好きな作曲家と答えたモーツァルトの輝かしさ、ショパンのソナタの圧倒的なエネルギーいずれも只者ではなく、ブーニンの個性が最高度に示された名演は今日でも燦然と光を放ちます。
今回、当時のスタッフが最新技術でリマスタリング、驚きの音質向上が見られます。
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KKC 114
(SACD HYBRID)
\3400 →\3090
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ブーニン 東京コンサート・ライヴ
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488
(2)ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11 |
スタニスラフ・ブーニン(ピアノ)
外山雄三(指揮)
NHK交響楽団 |
これはブーニンがおそるべき個性派の大ピアニストに成長することを予感させたコンサートの記録だ(宇野功芳)
録音:1986年8月8日/昭和女子大学人見記念講堂(ライヴ)/国内製作、日本語帯・解説付
ブーニン初来日時、NHK 交響楽団との協奏曲の晩、東京の昭和女子大学人見記念講堂は一種異様な熱気が渦巻いていたといわれます。
ブーニンの独奏は優等生タイプではなく、自由奔放な即興性を主体としたもので、誰もが個性派大ピアニストの誕生と確信しました。
全体にテンポは速くフレッシュ極まりない感覚。19歳の青年ブーニンの示す強烈な存在感と説得力に満ちています。ありあまるテクニックの冴えと気迫にも圧倒されます。
今回、当時のスタッフが最新技術でリマスタリング、驚きの音質向上が見られます。
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KKC 115
(SACD HYBRID)
\3400 →\3090
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決定版 スタニスラフ・ブーニン(ピアノ)
ショパン・コンクール・ライヴ
ショパン:
(1)ノクターン第5番嬰ヘ長調Op.15の2
(2)エチュード第12番ハ短調「革命」Op.10の12
(3)スケルツォ第4番ホ長調Op.54
(4)プレリュード第13番嬰ヘ長調Op.28の13
(5)プレリュード第14番変ホ短調Op.28の14
(6)プレリュード第15番変ニ長調「雨だれ」Op.28の15
(7)バラード第4番ヘ短調Op.52
(8)ポロネーズ第6番変イ長調「英雄」Op.53
(9)マズルカ第23番ニ長調Op.33の2
(10)マズルカ第24番ハ長調Op.33の3
(11)マズルカ第25番ロ短調Op.33の4 |
スタニスラフ・ブーニン(ピアノ) |
鋭い感性の閃き、的確な構成力、驚嘆すべき技巧の冴え、まさに天才の登場(小石忠男)
録音:1985年10月/ワルシャワ・フィルハーモニーホール(ライヴ)/国内製作、日本語帯・解説付
1985年10月にワルシャワで行われた第11回ショパン国際コンクール。予選からソ連の17歳の若者スタニスラフ・ブーニンの存在感が抜きんでていたことが伝説となっています。
その実況録音から演奏の凄さと曲のポピュラリティをふまえ厳選し、1枚にまとめた決定版。
いずれも自由奔放で輝く音色、小品でさえ聴き手を釘付けにするオーラに誰もが優勝を確信しました。
収録された11曲すべてがまばゆく光り、その凄みは、38年を経た今日でもまったく色褪せないのが驚きです。
今回、当時のスタッフが最新技術でリマスタリング、驚きの音質向上が見られます。

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WERGO
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シュテファン・ケラー(1974-):作品集
(1)Schaukel スウィング(2015) ~
ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための
(2)Breathe 呼吸(2016) ~
ピアノ、エレキギター、アコーディオン、
ライヴ・エレクトロニクスのための
(3)Stuck fur Klavier ピアノのための小品(2009)
(4)hybrid gaits ハイブリッド歩行(2017)~
打楽器、キーボード、エレキギター、アルトサックス、
トランペット、トロンボーンのための
(1)(3)(4)世界初録音 |
アンサンブル・アスコルタ |
あらゆる素材をごく自然にミックス、人間の身体性を重視する新しい文脈の音楽
録音:(1)2022年7月28日、(2)2022年8月1日、(3)2022年5月12日、(4)2021年3月20日/51:43
シュテファン・ケラーは1974年チューリヒ生まれ。地元の音楽院でオーボエを学び、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学で作曲、音楽理論、電子音楽を学びました。
またタブラやカヤールといったインド音楽の研究もしています。
作品はどれも人間の五感と結びつく音楽であり、演奏者の存在を感じさせる音楽。
打楽器のリズムが重要な役割を持っています。
複雑な構造のサウンドでありながらポップス、エレクトロニクス、非ヨーロッパ音楽といった要素をごく自然にミックスしていて、パロディや暗喩ではなく新しい文脈としての音楽を組み立てている印象。珍しい編成による『hybrid
gaits』は彼ならではの書法が冴えわたるめっぽう面白い1曲。
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ジョナ・ヘイヴン(1995-):作品集
(1)aren't wet (2019) ~
プリペアド・ファゴットとプリペアド・ボウを用いた
ヴァイオリンのための
(2)gasser (2020) ~8人の音楽家のための
(バスフルート/ピッコロ、ルポフォン/
オーボエ、コントラバスクラリネット/
Es管クラリネット、コントラフォルテ、ハープ、
ピアノ、ヴァイオリン、チェロ)
(3)another ditch (2018) ~
アルトフルート、打楽器とヴィオラのための
(4)starnge nest (2020) ~
バスクラリネット、ピアノとチェロのための
(5)slip letting by hand (2018) ~
プリペアド・ヴァイオリンと(通常の)チェロのための
(6)i burn a million years (2019) ~2つの微分音アコーディオンのための |
(1)ウィリアム・オーバーキャッシュ(ヴァイオリン)
ベン・ロイドル=ウォード(ファゴット)
(2)アンサンブル・プロトン・ベルン
(3)(5)アンサンブル・ルシェルシュ
(4)トリオ・キャッチ
(6)デュオ・XAMP |
完璧ではない形の美しさを描く
録音:2022年6月7-11日、(2)のみ2020年7月1日/61:05
ジョナ・ヘイヴンは1995 年オハイオ州生まれの作曲家・即興演奏家・ピアニスト。
オーバリン音楽院、ケルン音楽大学を経て、ハーバード大学で学んでいます。2018年にケルンでベルント・アロイス・ツィンマーマン賞を受賞。彼の音楽は極端であり儚く、個人的な人間観を反映したもの。
自身の作品を絶望、喪失、孤独といった自らの体験に基づくものとし、「完璧でない」人間のもつ美しさを探求しています。
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ACTE PREALABLE
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代理店変更のため再紹介 |
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ユゼフ・ヴィエニャフスキ:ピアノ作品集 Vol.5
ユゼフ・ヴィエニャフスキ(1837-1912):
8つの無言歌 Op.14
8つのマズルカ Op.23
※全曲世界初録音 |
アグニエシュカ・シュルツ=ブジスカ(ピアノ) |
ユゼフ・ヴィエニャフスキの知られざる楽曲を世界初録音!
ヴァオリニスト、作曲家の兄ヘンリク・ヴィエニャフスキに比べ、ピアニスト、作曲家の弟ユゼフ・ヴィエニャフスキは現代あまり知られない存在となっています。
しかしながら、兄に劣らず素晴らしい作品を遺したユゼフのピアノ曲集の第5弾です。
このアルバムには8曲からなる無言歌とマズルカが収録されており、この2曲はいずれも第1集の4曲と第2集の4曲で構成されています。
※録音:2020年3月(ポーランド)
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スタトコフスキ:ピアノ作品集 Vol.3
ロマン・スタトコフスキ(1859-1925):
クラコヴィアク Op.23-2 ト長調/
オベレク Op.22-4 変ホ長調/ドゥムカ/
4つのマズルカ Op.24/不滅 Op.19/
クラコヴィアク Op.23-4 ヘ短調
※全曲世界初録音 |
アンナ・パラス(ピアノ) |
1859年、ロマン・スタトコフスキはポーランド中心部のカリシュ市近郊の町、シュチピョルノで生まれました。
サンクトペテルブルク音楽院でニコライ・ソロヴィエフとアントン・ルビンシテインに師事し、1905年にジグムント・ノスコフスキの後任としてワルシャワ音楽院の作曲科教授に任命され、亡くなる1925年まで務めました。
スタトコフスキの作品はモニューシュコ(1819-1872)以降の作曲家とシマノフスキ(1882-1937)の世代をつなぐものとして評されています。
※録音:2021年12月11日(ポーランド)
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スタトコフスキ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
ロマン・スタトコフスキ(1859-1925):
アルバムのページ Op.32/クラコヴィアク
Op.7/
3つの小品 Op.17/3つのマズルカ Op.8/
ドゥムカ/2つの小品 Op.34
※全曲世界初録音 |
ナタン・ドンダルスキ(ヴァイオリン)
アンナ・パラス(ピアノ) |
ポーランド生まれのヴァイオリニスト、ナタン・ドンダルスキは、ショパン音楽大学を優秀な成績で卒業し、ドイツのヴュルツブルクやデュッセルドルフでも学びました。
国内外のコンクールでも多くの受賞歴を持ち、ポーランドを代表するヴァイオリニストのひとりとして活躍しています。
※録音:2021年12月12日-13日(ポーランド)
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AP0539
【旧譜】
\2600
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ヴィオリニッシモ ~
バツェヴィチ:ヴァイオリン独奏、二重奏、四重奏作品集
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):
独奏ヴァイオリンのための《ポーランド奇想曲》
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番
ヴァイオリンのための《4つの奇想曲》
民謡のテーマによる易しい二重奏曲
2つのヴァイオリンのための組曲
ヴァイオリン四重奏曲 |
モニカ・ウルバニアク(ヴァイオリン)
カタジナ・セレマク(ヴァイオリン)
アメリア・マショニスカ(ヴァイオリン)
マルタ・マズレク(ヴァイオリン)
ヤツェク・シヴィツァ(ヴァイオリン)
ティファニー・タン(ヴァイオリン) |
ポーランドの女性作曲家であるグラジナ・バツェヴィチは、ポーランド放送管弦楽団のコンサートマスターを務めるなど、ヴァイオリニストとしても活躍しましたが、1954年に自動車事故で重症を負ってからは作曲家として専念しました。
ヴァイオリニストのモニカ・ウルバニアクはベルン芸術大学で教授を務めており、この録音のメンバーの多くは彼女の教え子です。
※録音:2020年11月21日-22日(ベルン、スイス)
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CHANDOS
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RCHSA5327
(1SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3562
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ジョン・ウィルソン&SOLの
「ダフクロ」新校訂版
ラヴェル:
バレエ音楽《ダフニスとクロエ》全曲
(ジョン・ウィルソンによる新校訂版) |
ジョン・ウィルソン(指揮)
シンフォニア・オヴ・ロンドン
シンフォニア・オヴ・ロンドン・コーラス
シモン・ハルジー(合唱指揮)
アダム・ウォーカー(フルート) |
CHSA5327
(1SACD HYBRID)
\3000 →\2790
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ジョン・ウィルソン&SOLの「ダフクロ」登場!ジョン・ウィルソンによる新校訂版を採用!
☆ラヴェルの「管弦楽作品集」でレコード・アカデミー賞、英グラモフォン賞を受賞したジョン・ウィルソン&シンフォニア・オヴ・ロンドンによる同作曲家の傑作《ダフニスとクロエ》がついに登場!
☆長年この作品の演奏者を悩ませてきた多くの矛盾や省略、誤植をジョン・ウィルソンが可能な限り合理的に解決した新校訂版楽譜による大注目の演奏!
「ラヴェル:管弦楽作品集」(RCHSA5280/CHSA5280)が2022年度のレコード・アカデミー賞の管弦楽曲部門、そして英グラモフォン賞の空間オーディオ部門を受賞した現在世界で最も注目を浴びているコンビ、ジョン・ウィルソン&シンフォニア・オヴ・ロンドン(SOL)によるラヴェル初期の傑作《ダフニスとクロエ》がついに登場。しかもジョン・ウィルソン自身による新校訂版の楽譜を採用しているという最大級の注目盤です。
ロシアのバレエ・リュスを主宰するセルゲイ・ディアギレフの委嘱によって作曲され、今もなお頻繁に取り上げられる《ダフニスとクロエ》の楽譜には、あまりに多くの矛盾や省略、誤植があり、ラヴェルがリハーサルで行った数多くの変更がパート譜からフルスコアに引き継がれないなど、長年演奏家や指揮者、音楽学者の間で大きな議論の的となっていました。
そこでジョン・ウィルソンは2020年、Covid-19のパンデミックによって生まれた時間を利用してこの楽譜を徹底的に研究。膨大な誤りを可能な限り合理的に解決し、パート譜とフルスコアが細部まで一致した校訂版を完成させ、極めて読みやすいレイアウトの実用的な新しい楽譜を作り上げました。
この100年間数え切れないほどの音楽家たちを悩ませてきた"ダフクロ"に、これからのスタンダードとなるであろう決定的な校訂版がついに登場。
ラヴェルの演奏については前述の「管弦楽作品集」でそのクオリティを証明済みのシンフォニア・オヴ・ロンドンとの完璧な演奏でお披露目します!
※録音:2022年12月7日-9日、セント・オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)
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CHAN20298
(2CD)
特別価格
\2600 →\2390
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ドーリック弦楽四重奏団
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 Vol.1
弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調 Op.18-1
弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調 Op.18-6
弦楽四重奏曲第11番 ヘ長調 Op.95《セリオーソ》
弦楽四重奏曲第7番 ヘ長調 Op.59-1
弦楽四重奏曲第12番 変ホ長調 Op.127 |
ドーリック弦楽四重奏団
アレックス・レディントン(第1ヴァイオリン)
イン・シュエ(第2ヴァイオリン)
エレヌ・クレモン(ヴィオラ)
ジョン・マイヤーズコフ(チェロ) |
ドーリック弦楽四重奏団、結成25周年記念!ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集第1弾!
☆世界最高峰のアンサンブル、ドーリック弦楽四重奏団!
☆ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集第1弾!
英グラモフォン誌で『最も優れた若手弦楽四重奏団の1つ』と絶賛され、世界中の聴衆と批評家から熱狂的な支持を受けるイギリスのアンサンブル、ドーリック弦楽四重奏団。
1998年に活動を開始したドーリック弦楽四重奏団が結成25周年を迎えるタイミングで、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集という、大きなプロジェクトを立ち上げました。第1弾となるこのアルバムは、ベートーヴェンの初期、中期、後期の作品を組み合わせて収録されています。
弦楽四重奏曲 Op.18の演奏において、メンバーはルイス・エミリオ・ロドリゲス・キャリントン製作のクラシカル・ボウのセットを用いて演奏を行っています。
※録音:2021年12月14日-16日、2023年2月1日-3日&6月6日-7日、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
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ミュージック・イン・エグザイル~亡命者たちの音楽
Vol.7
ロベルト・ミュラー=ハルトマン:室内楽作品集
ソナタ Op.5(ヴァイオリンとピアノのための)
2つの小品(チェロとピアノのための)
ソナタ Op.32(2つのヴァイオリンのための)
3つの間奏曲とスケルツォ Op.22(ピアノのための)
弦楽四重奏曲第2番 Op.38
(全曲世界初録音) |
ARCアンサンブル |
戦前から戦中に活躍した作曲家、ロベルト・ミュラー=ハルトマン!
☆戦後忘れ去られた作曲家の室内楽作品を世界初録音!
☆作曲家として、そして教育者として尽力したロベルト・ミュラー=ハルトマン!
カナダにおける最も優れた文化大使であるARCアンサンブル(Artists
of The Royal Conservatory)が注力する『ミュージック・イン・エグザイル~亡命者たちの音楽』シリーズ。
20世紀の全体主義体制下で抑圧され、その後も疎外され続けてきた音楽の研究と復興に力を注いでおり、シリーズではこれまでに「ベン=ハイム(CHAN
10769)」、「フィテルベルク(CHAN 10877)」、「シモン・ラクス(CHAN
10983)」、「カウフマン(CHAN 20170)」、「クレバノフ(CHAN
20231)」、「アルベルト・ヘムシ(CHAN 20243)」の計6巻がリリースされています。
ロベルト・ミュラー=ハルトマン(1884-1950)はドイツのハンブルクで生まれました。彼は4年間ベルリンで研鑽を積み、その後ハンブルクに戻っています。
そこで教育と両立して作曲の分野でも成功を収めました。彼の作品は、カール・シューリヒト、R.シュトラウス、オットー・クレンペラーなどが指揮し、ラジオで定期的に演奏されました。
1933年頃になると国家社会主義の影響で大学や音楽院の教職を追われることになりましたが、ハンブルクのユダヤ人女子学校で彼は教え続けました。
1937年イギリスへ渡った彼は、亡命ドイツ人音楽家として隠遁生活を送るようになり、その作品は忘れ去られてしまいました。
このアルバムでは1937年以前に作曲された作品を集めており、作曲家として活発に活動していた時代の作品が含まれています。
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(11CD)
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\12500 →\10990
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ジャン=エフラム・バヴゼ(ピアノ)
10年以上の歳月をかけた
ハイドン:ピアノ・ソナタ全集 |
ジャン=エフラム・バヴゼ(ピアノ) |
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
ピアノ・ソナタ 第39番 ニ長調 Hob.XVI:24/ピアノ・ソナタ
第47番 ロ短調 Hob.XVI:32/
ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 Hob.XVI:46/ピアノ・ソナタ
第49番 嬰ハ短調 Hob.XVI:36/
ピアノ・ソナタ 第48番 ハ長調 Hob.XVI:35/ピアノ・ソナタ
第32番 ト短調 Hob.XVI:44/
ピアノ・ソナタ 第50番 ニ長調 Hob.XVI:37/ピアノ・ソナタ
第19番 ホ短調 Hob.XVI:47bis/
ピアノ・ソナタ 第20番 変ロ長調 Hob.XVI:18/ピアノ・ソナタ第29番変ホ長調Hob.XVI:45/
ピアノ・ソナタ第33番 ハ短調 Hob.XVI:20/ピアノ・ソナタ第42番
ト長調 Hob.XVI:27/
ピアノ・ソナタ第16番 ニ長調 Hob.XVI:14/ピアノ・ソナタ第38番
ヘ長調 Hob.XVI:23/
ピアノ・ソナタ第40番 変ホ長調 Hob.XVI:25/変奏曲
ヘ短調 Hob.XVI:6/
ピアノ・ソナタ第30番 ニ長調 Hob.XVI:19/変奏曲
ヘ短調 Hob.XVI:6の未出版のカデンツァ/
ピアノ・ソナタ第15番 ホ長調 Hob.XVI:13/ピアノ・ソナタ第12番
イ長調 Hob.XVI:12/
ピアノ・ソナタ第37番 ホ長調 Hob.XVI:22/ピアノ・ソナタ第54番
ト長調 Hob.XVI:40/
ピアノ・ソナタ第55番 変ロ長調 Hob.XVI:41/ピアノ・ソナタ第56番
ニ長調 Hob.XVI:42/
エピローグ/ピアノ・ソナタ第11番 変ロ長調
Hob.XVI:2/
ピアノ・ソナタ第43番 変ホ長調 Hob.XVI:28/ピアノ・ソナタ第35番
変イ長調 Hob.XVI:43/
ピアノ・ソナタ第34番 ニ長調 Hob.XVI:33/ピアノ・ソナタ第36番
ハ長調 Hob.XVI:21/
ピアノ・ソナタ第8番 イ長調 Hob.XVI:5(ディヴェルティメント)/
ピアノ・ソナタ第46番 ホ長調 Hob.XVI:31/ピアノ・ソナタ第13番
ト長調 Hob.XVI:6(パルティータ)/
ピアノ・ソナタ第57番 ヘ長調 Hob.XVI:47/ピアノ・ソナタ第58番
ハ長調 Hob.XVI:48/
ピアノ・ソナタ第5番 ト長調 Hob.XVI:11/ピアノ・ソナタ第51番
変ホ長調 Hob.XVI:38/
アダージョ・マ・ノン・トロッポ ト長調/ピアノ・ソナタ第6番
ハ長調 Hob.XVI:10/
ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 Hob.XVI:D1/「神よ、皇帝フランツを守り給え」による変奏曲
ト長調/
ピアノ・ソナタ第59番 変ホ長調 Hob.XVI:49/ピアノ・ソナタ第10番
ハ長調 Hob.XVI:1/
ピアノ・ソナタ第44番 ヘ長調 Hob.XVI:29/ピアノ・ソナタ第41番
イ長調 Hob.XVI:26/
ピアノ・ソナタ第2番 ハ長調 Hob.XVI:7/ピアノ・ソナタ第52番
ト長調 Hob.XVI:39/
ピアノ・ソナタ第53番 ホ短調 Hob.XVI:34/ピアノ・ソナタ第45番
イ長調 Hob.XVI:30/
ピアノ・ソナタ第28番 ニ長調 Hob.XIV:5/ピアノ・ソナタ第4番
ト長調 Hob.XVI:G1/
ピアノ・ソナタ第60番 ハ長調 Hob.XVI:50/ピアノ・ソナタ第3番
ヘ長調 Hob.XVI:9/
アリエッタと12の変奏 変ホ長調 Hob.XVII:3/ピアノ・ソナタ第1番
ト長調 Hob.XVI:8/
ピアノ・ソナタ第61番 ニ長調 Hob. XVI:51/幻想曲
ハ長調 Hob.XVII:4/アダージョ ヘ長調 Hob.XVII:9/
ピアノ・ソナタ第14番 ハ長調 Hob.XVI:3/ピアノ・ソナタ第9番
二長調 Hob.XVI:4/
カプリッチョ 《8人のへぼ仕立て屋に違いない》
ト長調 Hob.XVII:1/主題と6つの変奏 ハ長調
Hob.XVII: 5/
ピアノ・ソナタ第62番 変ホ長調 Hob.XVI:52/アレグレット
ト長調 Hob.XVII:10 |
バヴゼの大プロジェクト!ハイドンのピアノ・ソナタ全集!
☆数々の賞を獲得してきたジャン=エフラム・バヴゼ・バージョンによるハイドン!
☆10年以上かけて完成した集大成!
世界屈指のフレンチ・ピアニズムの体現者として人気を博し、現在ではハイドン、ベートーヴェン、モーツァルトなど古典派作品の演奏&録音でも圧倒的な地位を確立してきたジャン=エフラム・バヴゼ。
10年以上の歳月をかけて行われたハイドンのピアノ・ソナタ全曲録音プロジェクトが遂に完結し、全集盤として11枚組のBOXでリリースです!
分売時は、英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」や英BBCミュージック・マガジンの「インストゥルメンタル・チョイス」、英インターナショナル・ピアノ誌の「インターナショナル・ピアノ・チョイス」などに度々選出された名演奏の数々をたっぷりとお楽しみください。
※録音:2009年-2021年
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ES-DUR
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代理店変更のため再紹介 |
ES2078
【旧譜】
\2700
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月夜
ロベルト・シューマン:
4つの二重合唱曲 Op.141、
ロマンス(女声合唱とピアノのための)Op.69
クララ・シューマン:3つの混声合唱曲
ヴィルヘルム・キルマイヤー(1927-2017):
‛& wie in Welschland lau und
blau ‛&(無伴奏男声合唱のための)
R・シューマン:ロマンスとバラード集(抜粋)
R・シューマン(クライタス・ゴットヴァルト編):月夜 |
北ドイツ放送合唱団
フィリップ・アーマン(指揮) |
フィリップ・アーマン率いる北ドイツ放送合唱団!
フィリップ・アーマン率いる北ドイツ放送合唱団は、2018年7月のシュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭にてロベルト・シューマンの合唱作品に焦点を当てたコンサートを開催し、好評を博しました。
その間にレコーディングされたこのアルバムにはシューマンの作品の他に、その妻クララの混声合唱、カール・オルフの弟子ヴィルヘルム・キルマイヤーの男声合唱作品を収録しています。
1946年に結成された北ドイツ放送合唱団は、世界一流のプロ室内合唱団のひとつで、古楽から現代音楽の初演まで、幅広いレパートリーを誇ります。
2008年から2018年までフィリップ・アーマンが首席指揮者を務めました。
※録音:2018年6月14日-15日、7月12-13日&、16-19日(ハンブルク、ドイツ)
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ES2074
【旧譜】
\2700
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シャンソン・フランセーズ
ドビュッシー:シャルル・ドルレアンの3つの歌
ヒンデミット:6つの歌
ジャン・アプシル(1893-1974):動物詩集
(混声合唱のための5つの小品) Op.58
ミヨー:ヴァレー地方の四行詩 Op.206
プーランク:7つの歌
サン=サーンス:2つの合唱曲 Op.68
フィリップ・シェーラー(b.1957):
カンタータ・イシス(バスーンと混声合唱のための)
ラヴェル:3つの歌 |
北ドイツ放送合唱団
フィリップ・アーマン(指揮) |
シャンソンの歴史は古く、中世にはさまざまなシャンソンの潮流が生まれ、ポピュラーな歌曲に加え、宮廷歌曲やトルバドゥールによる歌曲もありました。
また、18世紀末にはフランス革命の影響で合唱行進曲が流行、その後19世紀から20世紀にかけてドビュッシー、ラヴェル、プーランク、ミヨーなどによる名作が誕生しています。
このアルバムの終盤に収録されたフィリップ・シェーラーのアヴァンギャルドな作品は2013年10月に北ドイツ放送合唱団によって初演されています。
※録音:2013年10月19日-20日、2017年6月23日&7月17日-21日(ハンブルク、ドイツ)
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ES2064
【旧譜】
\2700
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エサイの根より ~ クリスマス合唱曲集 |
北ドイツ放送合唱団
フィリップ・アーマン(指揮) |
ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):In
dulci jubilo (Musae Sioniae Teil 2より)
フーゴー・ディストラー(1908-1942):エサイの根より(Weihnachtsgeschichte
Op.10より)
ハインリヒ・カミンスキ(1886-1946):Drei
weihnachtliche Liedsatze
ディストラー:
Ich brach drei dürre Reiselein(Neues
Chorliederbuch Op.16より)
Singet frisch und wohlgemut(Geistliche
Chormusik Op.12-4より)
プレトリウス:
Nun komm der Heiden Heiland (Musae Sioniae
Teil 5より)
Wachet auf, ruft uns die Stimme (Musae
Sioniae Teil 5より)
ペーター・コルネリウス(1824-1874)〔クリトゥス・ゴットヴァルト(1925-2023)編〕:
Drei Weihnachtslieder Op.8-2~4
プレトリウス:エサイの根より(Musae Sioniae
Teil 6より)
ブラームス:O Heiland, reiB die Himmel
auf Op.74-2
ベルク:エサイの根より
プレトリウス:Wie schon leuchtet der Morgenstern(Musae
Sioniae Teil 6より) |
ドイツ語文化圏のクリスマス・キャロルを集めた一枚。
タイトルにもなっている伝統的な讃美歌の「エサイの根より」は、フーゴー・ディストラー、ミヒャエル・プレトリウス、ベルクによる3つのパターンを収録しています。
※録音:2015年1月20日-23日(ハンブルク、ドイツ)
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ES2039
(SACD HYBRID)
【旧譜】
\2700
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ヴェネツィア
モンテヴェルディ:
歌劇「オルフェオ」より《序曲》
モテット集第1巻より
《主よ、われらを懲らしめたもうなかれ》
《キリストよ、我らは汝を崇拝する》
《主に向かいて新しい歌を歌う》
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-2012):
8本の金管のためのソナタ
リスト(クリトゥス・ゴットヴァルト編):
リヒャルト・ワーグナー-ヴェネツィア
ワーグナー(ゴットヴァルト編):温室にて
ニコロ・カスティリオーニ(1932-1996):
ストラヴィンスキーを偲ぶソケット
ジョヴァンニ・ガブリエリ(1557-1612):
カンツォン・ラ・スピリラータ、
おお、この上なく優しきわがイエスよ、
第7旋法のカンツォン、今日聖霊の降り来る日に |
北ドイツ放送合唱団
北ドイツ放送ブラス
フィリップ・アーマン(指揮) |
モンテヴェルディの最も有名なオペラ「オルフェオ」の序曲で幕を開けるこのアルバムは、バロック、19世紀ロマン派、そして現代の3つの時代のヴェネツィアにまつわる音楽を収録しています。
※録音:2012年2月19日(ライヴ)、2012年2月16-18日&6月5日(ハンブルク、ドイツ)
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ES2049
【旧譜】
\2700
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クワトロ・コリ ~16声のための音楽
カール・フリードリヒ・クリスティアン・ファッシュ
(1736-1800):クワトロ・コリの16声のミサ
オラツィオ・ベネヴォリ(1605-1672):
Missa In diluvio aquarum multarum*
メンデルスゾーン:Hora est
*世界初録音 |
北ドイツ放送合唱団
フィリップ・アーマン(指揮) |
音楽家で作家のヨハン・フリードリヒ・ライヒャルトの旅を辿るアルバム。
ライヒャルトは、1783年にイタリアを旅し、その旅はドイツの合唱音楽に大きな影響をもたらしました。
ライヒャルトが持ち帰ったベネヴォリの音楽に触発されたファッシュは「クワトロ・コリの16声のミサ」を書き上げました。
※録音:2013年4月24日-26日、4月28日(ライヴ)、9月10日-12日、9月15日(ライヴ)(ハンブルク、ドイツ)
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ES2081
【旧譜】
\2700
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9羽(の鳥)がここに
イアン・ウィルソン(b.1964):
9羽(の鳥)がここに(無伴奏混声合唱のための2つの小曲)
私はあなたの心を運ぶ(無伴奏混声合唱のための)
小さな赤い魚(混声合唱とサクソフォン四重奏のための)
イヴァン・ムーディ(b.1964):
月と太陽(混声合唱とサクソフォン四重奏のための)
光を纏った彼(無伴奏混声合唱のための)
炎(無伴奏混声合唱のための) |
北ドイツ放送合唱団
ラッシャー・サクソフォン四重奏団
フィリップ・アーマン(指揮) |
このアルバムで取り上げられる2人、イアン・ウィルソンとイヴァン・ムーディはともに1964年生まれの作曲家です。
現代の音楽と芸術に触発されたウィルソンと、宗教的で神秘的なテーマを好むムーディ、異なる作風の作曲家による混声合唱とサクソフォン四重奏のための楽曲とア・カペラ作品が収録されています。
※録音:2014年6月24日-27日&2015年10月14日(ハンブルク、ドイツ)
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AULICUS
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ヴィルジリオ・マッツォッキ(1597-1646):
8声のための「夕べの詩篇」
(トッカータ、神は私の救い主、詩篇109、110、
天使は石に言った、詩篇111、カンツォーナ、
永遠の美しい光、マニフィカト、サルヴェレジーナ、
ほか全21トラック) |
ミケーレ・ガスバッロ(指揮)
アンサンブル・フェスティーナ・レンテ |
初期バロックのイタリアの作曲家マッツォッキの8声のための「夕べの詩篇」
録音:2018年11月25日 ローマ聖アポリナーレ大聖堂[77:09]
マッツォッキは初期バロックのイタリアの作曲家でモンテヴェルディより一世代後に属する。モテット、マドリガル、オペラ、オラトリオの作曲家として一時代を築いたが今日ではほとんど忘れられている。
このアルバムは8声の混声合唱とオルガン、リュート、通奏低音からなる宗教楽曲。
その荘厳で典雅な響きはイタリアン・バロックの美しい花といえよう。なかなか聴くことのできない貴重なアルバム。
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ジュリオ・ブリッチャルディ(1818-1881):フルートとピアノのための作品集
(1)「イル・トロヴァトーレ」の主題による幻想曲Op.87
(2)アンダンテとポロネーズOp.62
(3)「ああ、どうしてあなたを憎めないのだろう」の主題による幻想曲Op.110
(4)「群盗」の主題によるディヴェルティメントOp.50
(5)ディヴェルティメントOp.44 |
パオロ・ダルモーロ(Fl)
マウリツィオ・フォルネーロ(Pf) |
フルート・ファンは必聴!ブリッチャルディ作品集!
録音:2001年11月21-22日、トリノ [51:51]
ジュリオ・ブリッチャルディは19世紀のヴィルトゥオーゾ・フルーティストで作曲家。当時の慣例に従って、当時ヒットしていたオペラの名旋律を使った幻想曲などを多く作曲した。
また彼はフルートの演奏法の革新にも努めたと云われる。作曲家としては3つのフルート協奏曲を始め、木管四重奏曲、夥しい数のオペラの名旋律による幻想曲を残している。
フルート・ファンは必聴。
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ピエルルイジ・カロッツィ:「旅」~古代の調べ
(孤独な心、記憶、雲、幻影、天空、
真実のための戦い、エントロピーの航海、
ランニング・ボウ、旅、空想、幻想的な物語、ニンファ) |
ピエルルイジ・カロッツィ
(作曲、シンセサイザー、制作) |
(C)&(P)2023 [54:52]
作曲家カロッツィ(Pierluigi Carrozzi)の生年は公表されていないが、ブックレットの写真から若手から中堅世代と思われる。
ローマの聖ルイス音楽院で作曲と映画音楽を学び、主に舞台のための音楽とサウンド・エンジニアとして活動している。
このアルバムは天地創造と世界の神話に霊感を受けて作曲されたもので、全編、シンセサイザーやコンピュータを駆使したニュー・エイジ・ミュージック風の壮大な音のオデッセイが描かれている。
メディテーション・ミュージックや喜多郎が好きな人にお薦め。
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アナクレト・ヴィトロ(b.1985)作品集
【流紋岩、セレナイト、玄武岩、ラ・ウナ、
白雲母、ラテライト、ボーキサイト、
セレスティン(天青石)、カヤナイト(藍晶石)】 |
アナクレト・ヴィトロ
(作曲、コンピュータ、制作) |
(C)&(P)2023 [48:05]
全曲、鉱物を標題とテーマにしたコンピュータ・ミュージック。鉱物の組成成分をそのまま音に変換したようなノイズがひたすら続く。
決して耳当たりのよい音楽とは言えないが、ノイズ系ミュージックの好きな人には垂涎ものだろう。
作曲者のヴィトロ(Anacleto Vitolo)は当初ヒップ・ホップなどクラブ系の音楽活動をしていたが、やがてより過激な実験音楽、電子音楽に傾倒、2008年にサレモ音楽院が開催した電子音楽コンクールM.E.I.tech2008に優勝した。
ルイージ・ルッソロ、エドガー・ヴァレーズに通じる、そのノイズ・ミュージックは20世紀に一時代を築いたイタリア未来派の血を受け継いでいると言えよう。
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アレッシオ・ミラーリア:交響曲第1番「混沌
(-a-c)」
(1)混沌 / (2)広大な虚空 /
(3)深淵 / (4)空虚 /
(5)裂け目 / (6)無秩序な状態 |
アレッシオ・ミラーリア
(作曲、コンピュータ、制作) |
(C)&(P)2023 [43:38]
作曲者ミラーリア(Alessio Miraglia)の生年は公表されていないが、ブックレットの写真から若手と思われる。
交響曲第1番《混沌》はインストゥルメンタルとコンピュータ、シンセサイザーで制作された作品。
混沌という標題の通り、空虚だとか無秩序な状態といった意味深な標題がつけられた5つの楽章から構成されるが、全体は意外と瞑想的で静かな音楽である。
むしろペルトやブライアン・イーノを思わせる瞑想的でアンビエントな、この音楽を聴きながら、この世の無秩序や混沌とした状況について沈思黙考せよ、というのが作曲者の狙いかもしれない。
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ジャン=マリー・バンジャマン(b.1946):
交響組曲「ヴォイティワ調査書=試み」 |
ジャン=マリー・バンジャマン
(作曲、シンセサイザー) |
(C)&(P)2023 [50:00]
ジャン=マリー・バンジャマン(Jean-Marie
Benjamin)はフランスの作曲家、指揮者、プロデューサー、作家。
クラシックから映画音楽、ポップ・ミュージックまで幅広く手掛けている。政治や国際問題にも深い関心があり、ユニセフのイベント・オーガナイザーを勤めたこともある。
この「ドシエ・ヴォイティワ」(ヴォイティワはローマ教皇ヨハネ・パウロ2世の本名)は彼自身の小説に基づく交響組曲。
敬虔なカソリック教徒であるベンヤミンの心の巡礼の旅を描いた叙事詩を全編自ら弾くシンセサイザーで表現している。テレビ、映画音楽畑で培われた親しみ易い作風。
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「ソロ・エレメンツ」~マッツ・ヘドベリ(b.1962)作品集
ブレリアス、再発、スプリング、子供の歌I、
おかしなイベリアの夢I、ランゲルハン細胞、地層II、
アンダルシア、モトリトゥム、ドリーヴドI~IV |
マッツ・ヘドベリ(Gtr) |
(C)&(P)2023 [46:45]
マッツ・ヘドベリはスウェーデンのギタリスト、作曲家。ハード・ロック、プログレシヴ・ロック、実験音楽、電子音楽などあらゆるジャンルの音楽に関わっているが、このアルバムではアコースティック・ギター一本でロック調の曲やスペイン風の音楽、中東風の音楽などエスニックな要素の濃い音楽を奏でている。
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<メジャー・レーベル>
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ERATO
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5419763388
\3000→\2790 |
すべて世界初録音
フィリップ・ジャルスキー/忘れられたアリア集
メタスタージオによる後期バロックのアリア
アンドレア・ベルナスコーニ:[c.1706-1784]:歌劇『オリンピアーデ』より
1. Act II, Scene 5: “Siam navi all’onde
algenti”(Aminta)
クリストフ・ヴィリバルト・グルック[1728-1800]:歌劇『羊飼の王様』より
2. Act III, Scene 6: “Sol puo dir come
si trova”(Agenore)
ニコロ・ピッチンニ[1728-1800]:歌劇『ウティカのカトーネ』より
3. Act I, Scene 3: “Che giurai? Che
promisi?”…
4. “Che legge spietata”(Arbace)
ジョヴァンニ・バッティスタ・フェッランディーニ[c.1710-1791]:歌劇『ウティカのカトーネ』より
5. No.11 in 24 Arias (D-Dl Mus.3037-I-6)
Vol.2 “Gelido in ogni vena”
トマゾ・トラエッタ[1727-1779]:歌劇『オリンピアーデ』より
6. Act II, Scene 12: “Dove son? Che
m’avenne?”…
7. “Gemo in un punto,e fremo”(Licida)
ミケランジェロ・ヴァレンティーニ[1720-1768]:歌劇『皇帝ティートの慈悲』より
8. Act II, Scene 15: “Se mai senti spirarti
sul volto”(Sesto)
ヨハン・アドルフ・ハッセ[1690-1783]:歌劇『デモフォーンテ』よりシンフォニア
9. I. Allegro
10. II. Andantino
11. III. Presto
ハッセ:歌劇『デモフォーンテ』より
12. Act I, Scene 4: “Ma che vi fece,o
stelle”…
13. “Sperai vicino il lido” (Timante)
14. Act III, Scene 5: “Misero pargoletto”(Timante)
ヨハン・クリスティアン・バッハ[1735-1782]:歌劇『アルタセルセ』より
15. Act II, Scene 6: “Per quel paterno
amplesso”(Arbace)
ニコロ・ヨンメッリ[1714-1774]:歌劇『アルタセルセ』より
16. Act I, Scene 2: “Fra cento affanni”(Arbace) |
フィリップ・ジャルスキー(カウンターテナー)
コンセール・ド・ラ・ローグ
ジュリアン・ショヴァン(指揮、ヴァイオリン) |
録音:2022年11月29,30日、12月2,5,6日、パリ、ノートルダム・デュ・リバン教会
このカウンターテナーのフィリップ・ジャルスキーのアルバム『忘れられたアリア』では、バロック後期の作曲家と、この時代の偉大な台本作家ピエトロ・メタスタージオに敬意を表しています。
アルバムに収録されている10曲のアリアはすべて、1748年から1770年にかけて9人の作曲家によって書かれ、世界初録音となっています。
メタスタージオは、その長い人生の中で(1698年ローマ生、1782年ウィーン没)、多数の声楽作品のテキストとともに、英雄的でそして深刻な内容の台本を28冊ほど書きました。
台本は複数の作曲家~ヴィヴァルディ、ヘンデル、グルック、モーツァルトなどによって、何百ものオペラに生まれ変わりました。そしてこれらのオペラは後の作曲家へ多大な影響を与えました。
このアルバムでは、2015年に設立されたオーケストラ「コンセール・ド・ラ・ローグ」の指揮を執るジュリアン・ショヴァンに指揮を委ねています。
「私がまだ深く探求していない後期バロック、とくにメタスタージオによるテキストによる壮大なアリアに焦点を当てました・・・
オリンピアーデやアルタセルセのような彼の「音楽のためのドラマ」は、90人以上の異なる作曲家によって使用されました。それは、自分自身のすごさを証明し、その独創性によって前任者より目立ちたいという作曲家にとっては、通過儀礼のようなものだったのです」とジャルスキーは語っています。
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5419775230
(CD+DVD)
\3800→\3490 |
カルテット・アロド
ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調 Op.10,
L.91
アタイール:アル・アスル(午後の祈り)~弦楽四重奏のための
ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
DVD:
『Menage a quatre』~カルテット・アロドのドキュメンタリー
監督:ブリュノ・モンサンジョン
約65分、NTSC、Region All、
※日本語も含め字幕は付きません |
カルテット・アロド
ジョルダン・ヴィクトリア(ヴァイオリン)
アレクサンドル・ヴ(ヴァイオリン)
タンギー・パリソ(ヴィオラ)
サミー・ラシド(チェロ)
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5419775480から品番変更(2023/9/26)
録音:2023年3月12-16日、ドイツ、ノイマルクト、salle Reitstadel
クロード・ドビュッシー [1862-1918]とモーリス・ラヴェル[1875-1937]の弦楽四重奏曲は、それぞれ1900年前後に作曲されており、ドビュッシーはフランクやグリーグの作品から、ラヴェルは先輩のドビュッシーの作品から啓発を受けていました。
弦楽四重奏曲はこの時代には難しいとされたジャンルであり、作曲家が成熟期を迎えるまでにこれを手懸けることはあまりない時代でしたが、当時まだ27歳のラヴェルはその作曲に挑んで傑作を示しました。
2023年に結成10周年を迎える「カルテット・アロド」は、これら2つのベルエポックの傑作をアルバムの中心に置き、フランスの若手作曲家バンジャマン・アタイール[1989-]による『アル・アスル』をそれらの間に収録しています。
カルテット・アロドが『アル・アスル』を初演したのは2017年。この曲はイスラム教徒の午後の礼拝と、正午から日没の間の厳しい暑さから詩的なインスピレーションを得た充実した作品です。
「アル・アスルは、私の素晴らしい友人たち「カルテット・アロド」に捧げられています。彼らは、私が夢にも思わなかった方法でこの作品に命を吹き込みました。」とアタイールは語っています。
DVDには、ブリュノ・モンサンジョン監督による『Menage
a quatre』と題されたカルテット・アロドに関するドキュメンタリーが収録されています(約65分)。
「これほどのアタックの強さ、これほど劇的なパワー、これほど多様な音の色や劇的な範囲、すべてがこれほど驚異的なフレージングの繊細さと組み合わされたものを聞いたことがあっただろうか?と啓示を受けた」とモンサンジョンはカルテット・アロドについて語っています。
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<LP>
ACCENTUS MUSIC(LP)
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KKC 1226/8
(3LP)
\33000
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ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」/
バンベルグ交響楽団、ヤクブ・フルシャ(指揮)
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
LP1
A:第1楽章(12'15)
B:第2楽章(12'08)
LP2
C:第3楽章(8'01)
D:第4楽章(11'32)
LP3
E:ワルツOp.54-1(3'52)
F:第3楽章var.(7'58) |
バンベルグ交響楽団
ヤクブ・フルシャ(指揮) |
フルシャ&バンベルク響の『新世界より』ダイレクトカット盤(45回転)で登場!世界限定1893セットシリアルナンバー付
録音:2023年4月11,12日、ヨーゼフ・カイルベルト・ザール、コンツェルトハレ、バンベルク/55'46、輸入盤・日本語帯・解説付
レコーディング・プロデューサー&エンジニア:ライナー・マイヤール
カッティング・エンジニア: シドニー・クレア・メイヤー
2023年4月に録音された、ヤクブ・フルシャ指揮バンベルク交響楽団のドヴォルザークの交響曲第9番『新世界より』がダイレクトカット盤(45回転)
で登場します!
世界規模でアナログ・レコードが再評価されるようになって久しいですが、一口にアナログ盤と言っても様々な録音方法があります。
その中でも最高の音質を誇 るとされるのが「ダイレクトカッティング」と呼ばれる録音方法です。ダイレクトカッティング録音は、マイクで拾った音をカッティングレースに送り、そのまま溝
を刻みこんでいきます。
録音方法の難しさもさることながら、録り直しが効かない一発勝負ということで、演奏者へのプレッシャーも相当なもの。フルシャ&
バ ンベルク響は、2019年にスメタナ≪わが祖国≫をダイレクトカッティングで収録。
そのクオリティの高い演奏と録音で大きな話題となりました(現在は完売)。
その同コンビが再びダイレクトカッティングに挑戦とあれば、完売必須の大注目盤!録音もダイレクトカッティングに定評のあるエミールベルリナー・スタジオの
ライナー・マイヤール氏率いるチームが行っています。
「交響曲第9番」は、ドヴォルザークのアメリカ時代を代表する作品で、彼の最後の交響曲でもあります。
1892年にドヴォルザークはニューヨークの音楽院に
院長として呼ばれ、そこで約3年間を過ごしました。「交響曲第9番」は1893年にニューヨークのカーネギーホールで初演されたことにちなんで、今回限定
数1893セットプレスされました。
またバンベルク交響楽団のルーツは中欧。プラハに住んでいたドイツ人音楽家たちが、敗戦によってドイツに帰り設立したのがバンベルク響ということで、チェコ
生まれの指揮者ヤクブ・フルシャとチェコにルーツをもつオーケストラによる、特別な録音は大変貴重なリリースとなります。
またこの録音は音の臨場感が実際 のコンサート体験に非常に近いので、アンコールとしてワルツOp.54-1
が最後に収録されています。(なお、当録音はアナログ盤のみでの発売となり他のフォー
マットでのリリースはございません。)

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