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≪第121号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その8 2023/9/26~



9/29(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


PENTATONE


PTC 5187054
\2700
ショーン・シベ(ギター)
「信仰」

 (1)ヴィラ=ロボス:「バッハへのオマージュ」~
  5 つの前奏曲より第3番 W419, A419
 (2)バリオス:大聖堂
 (3)バリオス:フリア・フロリダ
 (4)ヴィラ=ロボス:12の練習曲 W235, A235
 (5)ヒナステラ:ギター・ソナタ Op.47
ショーン・シベ(ギター)

 天才ギタリスト、ショーン・シベが南米作曲家の作品を録音!

 セッション録音:2023年4月&8月/クリトン教会(スコットランド)/DDD、ディジパック仕様、62'05、輸入盤・日本語帯付
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ケイト・ロケット&ショーン・ヒッキー

 天才ギタリスト、ショーン・シベ注目の新譜は南米の作曲家バリオス(パラグアイ)、ヴィラ=ロボス(ブラジル)、ヒナステラ(アルゼンチン)の作品を集めた『Profesion』。
 アルバム・タイトルはバリオスの「Profesion de Fe(信仰告白)」という詩に由来します。この詩は神話に登場する神々を引用したバリオスの傑作。シベが神聖な世界へと誘います。

 使用楽器はジュリアン・ブリームのために製作したハウザーのコピーです。
 この楽器は1930年代最高の楽器のひとつとされ、当アルバムの音世界とぴったり合います。

 ショーン・シベはスコットランド王立音楽院で学び、その後イタリアでパオロ・ペゴラーロに師事。
 その後の活躍は目覚ましく2017年のロイヤル・フィルハーモニック協会音楽賞で「ヤング・アーティスト賞」を受賞しています。
 PENTATONEレーベルより「巡礼」(PTC-5186870)、「ロスト・アンド・ファウンド」(PTC-5186988)、テノール歌手カリム・スレイマンと共演した「折れた枝」(PTC-5187031)をリリースしております。

 
 




PROSPERO CLASSICAL


PROSP 0070
\2900
音の意味 ~チェロのための現代作品集 アレクサンドル・フォスター(チェロ)
ハインツ・ホリガー(朗読)
 ユルク・ヴィッテンバッハ(1935-2021):Ist Klang der Sinn? 音に意味はあるのか? ~
  チェリストと朗読のためのクルト・マルティによる7つの歌『Ist Klang der Sinn?』(2011)より
 ヴェレシュ・シャーンドル(1907-1992):無伴奏チェロ・ソナタ(1967)
  [I. ダイアログ/II. モノローグ/III. エピローグ]
 クルターグ・ジェルジュ(1926-):Az hit.../Jelek III (Op. 5b) ~『サイン、ゲームとメッセージ』より
 ローランド・モーザー(1943-):... wie ein Walzer auf Glas ... ガラスの上のワルツの如く(1986)
 ユルク・ヴィッテンバッハ:Seiltanzerin 綱渡り ~『Ist Klang der Sinn?』より
 ハインツ・ホリガー(1939-):チェロ独奏のための『Aleh Stavi』(2019)
 ユルク・ヴィッテンバッハ:Webschiffchen Zeit 機織りの時間 ~『Ist Klang der Sinn?』より
 リゲティ・ジェルジュ(1923-2006):無伴奏チェロ・ソナタ(1948-1953)[I. ダイアログ/II. カプリッチョ]
 ユルク・ヴィッテンバッハ:Nicht bei Trost 正気でない ~『Ist Klang der Sinn?』より
 クルターグ・ジェルジュ:Nepdalfele ~『サイン、ゲームとメッセージ』より
 ユルク・ヴィッテンバッハ:Schoner Tag 美しき日 ~『Ist Klang der Sinn?』より
 トーマス・デメンガ(1954-):チェロ独奏のための『EFEU』(2010)
 ユルク・ヴィッテンバッハ:Alte Weise 昔の方法 ~『Ist Klang der Sinn?』より
 クルターグ・ジェルジュ:Schatten ~『サイン、ゲームとメッセージ』より

 音のありかたを改めて問う謎めいて刺激的な現代チェロ作品集

 録音:2022年6月29日-7月2日/チューリッヒ放送スタジオ/58:32

 バーゼルを拠点に活動するカナダ人チェリスト、アレクサンドル・フォスターによる現代作曲家の無伴奏作品集です。
 スイスの作曲家、ユルク・ヴィッテンバッハの『Ist Klang der Sinn?』を核として、チェロのさまざまな可能性を追求。

 『Ist Klang der Sinn?』(音に意味はあるのか?)は詩の朗読をともなう作品。朗読はなんとホリガーが担っています。
 言葉と向き合い、現代音楽のありかたを再考し鋭く斬りこむように繰り出されるチェロの音が、他作曲家のこれまた鋭い無伴奏作品と反響しあい、謎めいて刺激的な空間を創造しています。
 
 


PROSP 0081
\2900
スイスの至宝~知られざるスイスの木管五重奏曲
 ペーター・ミーク(1906-1990):木管五重奏曲(1977) *
 パウル・フーバー(1918-2001):
  アダージョとスケルツィーノ(1963) *
 パウル・ユオン(1872-1940):五重奏曲 Op.84(1928)
 ジャン・アントニ・デルングス(1935-2012):
  木管五重奏のためのディヴェルティメントOp.69(1977)
 * 世界初録音
アルト・ヴェントゥス木管五重奏団

 各楽器のポテンシャルを解放した20世紀の木管五重奏曲集

 録音:2021年9月1-3日(ミーク、フーバー)、11月10-12日(ユオン、デルングス)/ポルトガル、ポルト、サン・ロウレンソ・ドス・グリロス教会/62:23

 2020年に結成されたアルト・ヴェントゥス木管五重奏団は、ポルトガルの新世代を代表する5人の管楽器奏者からなるグループ。
 メンバーは皆さまざまなオーケストラの奏者であり、ポルトガルの主要な音楽大学や音楽院で教鞭をとっています。

 スイスの4人の作曲家の木管五重奏曲を収録。20世紀作品とは言え、どれも調性的で耳なじみ良い響きを持った明るく軽やかな作品。
 なおかつ各楽器のキャラクターが十分に考慮され書き込まれた譜面で、個性的な5人の役者がにぎやかに立ち回るような複雑な面白さもあります。
 未だ知られざる木管五重奏のレパートリーを徹底的に研究した成果ともいえるアルバム。ペーター・ミークとパウル・フーバーの五重奏曲は世界初録音です。
 




DANACORD


DACOCD952
\2700
こだま ~ シュルス:アカペラ合唱のための作品全集 第2集
 スヴェン・シモン・シュルス(1913-1998):
  小さな春の歌/4つのイギリスの歌/
  アカペラ合唱のための8つの歌/
  4つのアイスランドの歌/なんじ良き大地よ
オーフス大学合唱団
ヨーナス・ラスムセン(指揮)

 20世紀デンマークの作曲家、スヴェン・S・シュルスの合唱作品全集 第2弾!

 作曲家のスヴェン・シモン・シュルスは、20世紀デンマークの音楽に足跡を残したひとりです。
 オーフス大学合唱団とヨーナス・ラスムセンはシュルスのアカペラ合唱作品を5枚のディスクに録音するプロジェクトを立ち上げました。
 その第2集となる今回のアルバムには、デンマークへの春の到来を歌う《小さな春の歌》、ハンス・ハートヴィ・セードーフ=ペーザセンがデンマーク語の詩にした《4つのイギリスの歌》、デンマークの人々が広く親しみをこめて歌う〈デンマークは香しく〉の収められた《アカペラ合唱のための8つの歌》、マティーアス・ヨハンネセンのデンマーク語の詩による《4つのアイスランドの歌》、大地と家畜と作物に感謝する農夫の朝の歌《なんじ良き大地よ》が収録されています。

 1985年に創設されたオーフス大学合唱団は、20人から35人のメンバーで構成され、オーフス大学とオーフス王立音楽アカデミー(ユラン音楽院)の音楽的環境の下、アマチュア合唱団としてプロ活動を続けています。

 1992年生まれの指揮者ヨーナス・ラスムセンは、王立ストックホルム音楽大学でフレードリク・マルムベリとマッツ・ニルソンの下で学び、学士号を得て卒業しました。
 スティーヴン・レイトンとティム・ブラウンに学んだケンブリッジ大学の優等修士号を取得、オーフス王立音楽アカデミーでカーステン・サイアー=ハンセンとセーアン・K・ハンセンに学び、ソリスト・クラスを修了し、現在はオーフス大学合唱団の指揮者を務めています。
 
 

DACOCD970
\2700
スヴェン・ニルセン:歌曲とピアノ音楽
 スヴェン・ニルセン(b.1937):
  セーアン・ウルリク・トムセンの
   『新詩集』による歌曲集《朝の歌》
  ピアノのための5つのインヴェンション
  舟で歌う「海の波の上に銀色の輝きが」
   (ホルガー・ドラクマンの詩による)
  ヴェネツィア「夜、水面の揺れる音が聞こえる」
   (ホルガー・ドラクマンの詩による)
  秋(ピアノのための)
  リトルネロ(エミール・オーレストロプの詩による)
  挨拶「ごらん、風が穏やかになった」
   (ホルガー・ドラクマンの詩による)
  エピローグ「さあ、露に濡れた葉のリースをあなたに」
   (ホルガー・ドラクマンの詩による)
シーネ・アスムセン(ソプラノ)
エーリク・カルトフト(ピアノ)

 1937年生まれの作曲家スヴェン・ニルセンは、コペンハーゲン大学で音楽学、王立デンマーク音楽アカデミーで音楽理論と作曲を学び、その後1998年までオーフス王立音楽アカデミーで音楽理論を教えました。
 器楽曲と管弦楽曲、合唱曲や歌曲などを中心にロマンティシズムと印象主義の色彩をもつ抒情的で簡潔なスタイルの曲を作っています。

 ソプラノのシーネ・アスムセンとピアニストのエーリク・カルトフト のデュオによるこのアルバムでは、現代の詩人セーアン・ウルリク・トムセン(b.1956)と、デンマーク文学史上に名を残すホルガー・ドラクマン(1846-1908)とエミール・オーレストロプ(1800-1856)の詩による歌曲と、ピアノのための2つの作品が収録されています。

 ※録音:2020年1月19日-20日&9月12日-13日、オーフス・コンサートホール、シンフォニック・ホール(オーフス、デンマーク)
 




DREYER GAIDO



CD21143
\2700
ベルリン・フィルの元第1コンサートマスター、
 ガイ・ブラウンシュタイン(ヴァイオリン)
バザール

 オムリ・アブラモフ:バザール
 ユヴァル・ハルパーン、ヘマド・ダラビ、
  パルヴィーズ・メシュカティアン、オムリ・アブラモフ:
   オリエンタル・シーズンズ
 アヴィ・アルバース・ベン・シャモ:
  シャバット・シャローム
 ジャワド・サルコルデー、オムリ・アブラモフ:
  Samfonie Zendegie
 ヘマド・ダラビ:Hof
ガイ・ブラウンシュタイン(ヴァイオリン)
シスタナギラ
 〔オムリ・アブラモフ
   (ソプラノ・サクソフォン、
    シンセサイザー、EWI)、
  ユヴァル・ハルパーン
   (シンセサイザー、ヴォーカル、FX、ヴォイス)、
  ヘマド・ダラビ(ギター)、
  アヴィ・アルバース・ベン・シャモ(ダブルベース)、
  ジャワド・サルコルデー(トンバク、ダフ、ヴォイス)〕

 ガイ・ブラウンシュタイン参加!イスラエルとイランの音楽の対話!

 ☆中央アジアから西アジアにかけての音楽を世界に紹介するシリーズ"Eastern Voices"の最新作!
 ☆イスラエル出身、ベルリン・フィルの元第1コンサートマスター、ガイ・ブラウンシュタインが参加!

 ドイツのレーベル「Dreyer Gaido」が贈る、様々な文化の影響を受け発展した中央アジアから西アジアにかけての豊かな音楽を質の高い演奏で世界に紹介するシリーズ"Eastern Voices"。
 最新作は、ベルリンを拠点に活動するイスラエル人とイラン人のグループ「シスタナギラ」と、イスラエル出身の名ヴァイオリニスト、ガイ・ブラウンシュタインがスペシャル・コラボレーション。

 何世紀にもわたって受け継がれてきたユダヤ音楽とイラン音楽の伝統を継承しつつも、お互いが好奇心を持って近づくことで新しい反応を引き出して世界の聴衆を虜にするシスタナギラ。
 今回演奏されるのは彼ら自身で創り出した作品やイラン音楽の巨匠、パルヴィーズ・メシュカティアンの音楽。
 2000年から13年間にわたってベルリン・フィルの第1コンサートマスターを務め、マルタ・アルゲリッチ、マウリツィオ・ポリーニ、ユジャ・ワンなどとも定期的に共演する世界的名手、ガイ・ブラウンシュタインとの素敵な対話で、2つの世界に大きな橋を架けます。

 ※録音:2022年5月、ファットリア・ムジカ(オスナブリュック、ドイツ)

 
 




ET'CETERA


KTC1776
\2600
メイド・イン・パリ
 ドビュッシー:子供の領分
  (アレクサンデル・ファン・エールデヴァイク編曲)
 ラヴェル:序奏とアレグロ*
 ルイーズ・ファランク(1804-1875):九重奏 変ホ長調 Op.38
デ・ベゼティング・スペールト
ドリーネ・マルセリイェ(ハープ)*

 弦楽五重奏と木管五重奏のアンサンブル、デ・ベゼティング・スペールト!

 ☆オランダ、ロッテルダムのアンサンブル、デ・ベゼティング・スペールトによるフランス室内楽!

 弦楽五重奏と木管五重奏を組み合わせた10名によるアンサンブル、デ・ベゼティング・スペールトは、結成から18年、オランダのロッテルダムで確固たる地位を築き上げ、プロフェッショナル集団として成長しました。
 プログラムにより2名から10名までの弦楽器と管楽器を自在に組み合わせ、ユニークでバラエティーに富んだサウンドを生み出してきた彼らですが、今回はさらにゲストとしてハープ奏者のドリーネ・マルセリイェを迎え入れ、ラヴェル「序奏とアレグロ」を収録しています。
 
 .


KTC1704
\2600→\2390
クリストフ・プレガルディエン(バリトン)
J.S.バッハ:カンタータ集

 J.S.バッハ:
  されど同じ安息日の夕べに BWV.42 より《シンフォニア》
  われは喜びて十字架を負わん BWV.56
  われ、満ち足れり BWV.82
  マタイ受難曲 BWV.244 より
   レチタティーヴォ《涼しきこの夕べ》
   アリア《私の心よ、おのれを潔めよ》
   アリア《私のイエスを返してくれ》
クリストフ・プレガルディエン(バリトン)
ル・コンセール・ロラン
シュテファン・シュルツ(指揮)

 歌手のクリストフ・プレガルディエンは1956年にドイツで生まれ、1978年ベルリンで開かれたドイツ放送音楽コンクールで優勝しました。特にリート歌手として屈指の人気を誇り世界中の歌劇場で活躍しています。
 来日公演も度々行い、日本での人気も絶大です。

 2000年に結成されたフランスの古楽アンサンブル、ル・コンセール・ロランは、チェンバロ奏者のアンヌ・カトリーヌ・ブッチャーとチェロ奏者のシュテファン・シュルツの2人の芸術監督に率いられ、国際的なバロック・シーンで活躍しており、コンサートマスターはGlossa等のソロ・レコーディングでも人気を博しているスイスのバロック・ヴァイオリニスト、ライラ・シャイエークが務めています。

 ※ライヴ録音
 
 

KTC1803
(2CD)
\4800
(...a suivre...) ~ ダーン・ヤンセンス作品集
 ダーン・ヤンセンス(b.1983):
  (...a suivre...)〔ピアノと15の楽器のための〕
  (Paysages – etudes) IV〔7つの楽器のための習作〕
  (... attendant personne...)〔オーケストラのための〕
  Notturno(クラリネット、チェロとピアノのための)
  (...sans rien dire...)
   〔チェロ独奏、5つの楽器とエレクトロニクスのための〕
  エチュード1(ピアノ独奏のための)
  エチュード2《(Wolken)》(ピアノ独奏のための)
  エチュード3《(Nachtstuck)》(ピアノ独奏のための)
  (Incipits)〔7つの楽器のための〕
  ...liebe Farbe. / (Tombeau)〔14の楽器のための〕
  (etude scenographique)
   〔メゾ・ソプラノと6つの楽器のための〕
  (...reduit au silence.) - 2. Etude scenographique
   〔8つの楽器のための〕
  (...) - 3. Etude scenographique
   〔メゾ・ソプラノと8つの楽器のための〕
イ・ソリスティ
フランダース交響楽団
bODEM
ヘルメス・アンサンブル
ダーン・ファンデヴァレ(ピアノ)
スペクトラ、ほか

 1983年、ベルギー北西のブルージュで生まれた現代作曲家のダーン・ヤンセンスは、ゲント王立音楽院で作曲を学び、ベルギー国内外のアンサンブルやオーケストラと共演しています。
 また、作曲活動のほかに2016年からはゲント王立音楽院で作曲とオーケストレーションを教えています。
 



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GUTMAN


JGUTMANCD231
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3500
カメラータRCOが10人で演奏するブルックナーの交響曲第6番!
  ブルックナー:交響曲第6番イ長調
   (ロルフ・フェルベーク編/アンサンブル版)
カメラータRCO
ロルフ・フェルベーク(指揮)
GUTMANCD231
\2700→\2490

 ☆ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーで構成されるアンサンブル、カメラータRCOの2022年録音!
 ☆指揮者ロルフ・フェルベーク自身の編曲による10人編成での「ブルックナー:交響曲第6番」!

 Gutman Recordsにブルックナーの交響曲第7番(JGUTMANCD211/GUTMANCD211)やマーラーの交響曲第4番(JGUTMANCD173/GUTMANCD173)、第9番(JGUTMANCD150/GUTMANCD150)を小編成アレンジでレコーディングしてきたカメラータRCOが、今度はブルックナーの交響曲第6番をリリース!
 カメラータRCOは世界最高峰のオーケストラ、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(RCO)のメンバーで組織されるアンサンブル。
 今回演奏されるのは指揮を務めるロルフ・フェルベーク自身による編曲版で、前作の交響曲第7番同様、各1名の弦五部とクラリネット、ホルン、ティンパニにピアノとアコーディオンを加えた計10名の編成。
 ベイヌム、ヨッフム、ハイティンクらと共に長きにわたってブルックナー演奏の伝統を築いてきたRCOのメンバーが"ブル6"の演奏史に新たな1ページを刻みます。

 今回指揮と編曲を担った1989年生まれのロルフ・フェルベークは2019年からカメラータRCOの常任客演指揮者として度々共演しており、彼らのための編曲もいくつも手掛けています。
 オランダ国内の多くの主要オーケストラを指揮しており、2023/24シーズンにはオランダ・フィルやロッテルダム・フィルにもデビューを予定しているほか、国外ではロンドン響、ミュンヘン・フィル、フランス放送フィルなど数々の一流オーケストラでアシスタント指揮者を歴任。
 またフリーのホルン奏者としても複数のオーケストラに客演し、エド・デ・ワールトやマルクス・シュテンツ、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン、ネーメ・ヤルヴィといった著名な指揮者と共演しています。

 ※録音:2022年9月2日、ワロン教会(アムステルダム、オランダ)

 ~ ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 2023年 来日公演予定 ~
  ・11/3(金・祝) ミューザ川崎シンフォニーホール(神奈川)
  ・11/4(土) 愛知県芸術劇場 コンサートホール(愛知)
  ・11/5(日) 京都コンサートホール(京都)
  ・11/7(火) サントリーホール(東京)
  ・11/9(木) 文京シビックホール大ホール(東京)
 




SIGNUM


SIGCD762
\2600
ザ・クリスマス・アルバム  クリストファー・ガビタス(指揮)、
フェニックス・コラール
 伝承曲:久しく待ちにし主よとく来たりて、愛しい男の子、ある晴れた4月、ア・ナイト・オヴ・ウォッチング/
 オルランド・ディ・ラッソ:喜びもて響かせよ/
 セシリア・マクダウアル:トリニティ・トリプティク/
 フランシスコ・ゲレーロ:幸いなる神の母/
 伝承曲:喜ぼう/トム・ピーターソン:静かな部屋/
 伝承曲:ウェクスフォード・キャロル/
 ホルスト:木枯らし寒く吹きすさび/
 スタンフォード・スクリヴェン:イエス・キリスト, リンゴの木/
 アリエル・ラミレス:巡礼/
 フェリックス・バーナード:ウィンター・ワンダーランド/
 ルロイ・アンダーソン:そりすべり/
 メル・トーメ:ザ・クリスマス・ソング/
 ジェームス・ロード・ピアポント:ジングル・ベル/
 フランツ・クサーヴァー・グルーバー:きよしこの夜

 フェニックス・コラールSignum第1弾!古典から現代までのクリスマス・アルバム!

 ☆元キングズ・シンガーズのメンバー、クリストファー・ガビタス率いるフェニックス・コラール!
 ☆アメリカとヒスパニックを源流とするクリスマス作品!

 キングズ・シンガーズのメンバーであったクリストファー・ガビタス率いるフェニックス・コラールによるSignumレーベル第1弾は、クリスマス・ソング集です。
 イギリスの音楽家、そして弁護士でもあるクリストファー・ガビタスは、ロチェスター大聖堂の少年聖歌隊員、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジのコーラル・スコラー、オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂のレイ・クラークなどの聖歌隊、そしてイギリスの多くの主要な合唱団(ポリフォニー、ケンブリッジ・シンガーズ、キングズ・コンソート、イングリッシュ・コンサート等)のメンバーとして歌い、2004年から2018年にかけてキングズ・シンガーズのメンバーとして世界中のツアーと40以上のアルバムのレコーディングに参加してきました。
 2019年からはアリゾナを拠点とするプロ合唱団フェニックス・コラールの芸術監督とレッドランズ大学(カリフォルニア)のアーティスト・プロフェッサーに就任。バリトン歌手として長年歌ってきたガビタスが指揮者としてレコーディングする初めてのアルバムとなります。

 8年間の休止期間を経てレコーディングに復帰したフェニックス・コラールのクリスマス・アルバムは、合唱団がメキシコとの国境の州にあることからアメリカとヒスパニックのクリスマス作品を集めたユニークなプログラムとなりました。
 スペインのビリャンシーコやカタルーニャ民謡からの編曲やラッソ(ラッスス)のモテット、そして《そりすべり》、《ジングル・ベル》、《ザ・クリスマス・ソング》、《ウィンター・ワンダーランド》などといった誰もが知る人気クリスマス・ナンバーまでを新しいアレンジで収録。
 《きよしこの夜》は原詩のドイツ語(Stille Nacht)でもよく知られた英語歌詞(Silent night)でもなく、スペイン語版(Noche de paz)で歌われています。
 唯一アメリカ&ヒスパニック以外のプログラムであるセシリア・マクダウアルの《トリニティ・トリプティク》は、フェニックス・コラールの本拠地であるトリニティ大聖堂の100周年を記念して委嘱された作品です。

 ※録音:2023年1月14日-16日(アリゾナ、アメリカ)
 




ALPHA CLASSICS



ALPHA939
\2800
ジュリアン・マルタン(リコーダー)
J.S.バッハ:リコーダーとチェンバロによるソナタ編曲集
ジュリアン・マルタン(リコーダー)
オリヴィエ・フォルタン(チェンバロ)
 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
  1-4. ソナタ ヘ長調
   (原曲: フルートと通奏低音のためのソナタ ホ長調 BWV 1035)
  5. アンダンテ
   (原曲: ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV 1014 第3楽章)
  6-8. トリオ・ソナタ ホ短調 BWV 527
   (原曲: オルガン独奏のためのトリオ・ソナタ 第3番 ニ短調)
  9. シャコンヌ ト短調 (ピエール・グアンによるチェンバロ独奏版)
   (原曲: 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV 1004 第5楽章)
  10. コラール「今ぞ来たれ、異邦人の救い主よ」
   (原曲: オルガン独奏のための同名のコラール前奏曲 BWV 659)
  11-14. 組曲 ニ短調
   (原曲: リュートまたはラウテンヴェルクのための組曲 ハ短調 BWV 997)
  15. ラルゴ
   (原曲: ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ハ短調 BWV 1017 第1楽章)

 録音: 2021年11月 ヴィトリ=レ=クリュニー城(フランス東部ブルゴーニュ地方)
 収録時間: 69分

 【リコーダーの静謐さと奥深さがチェンバロの精妙と出会う、独特のバッハ体験】
 鬼才スキップ・センペを中心とした実力派集団カプリッチョ・ストラヴァガンテで、長く中核メンバーとして活躍してきたリコーダー奏者ジュリアン・ マルタンとチェンバロ奏者オリヴィエ・フォルタン。
 彼らがバッハのさまざまな独奏曲や室内楽曲から自由に作品を選び、この2つの楽器の味わいを最大限に引き出した編曲を通じて、傑作群の思いがけない美に光を当ててゆくアルバム。
 バッハが自作品をさまざまな編成のために編曲し たことはよく知られていますが、教会カンタータや協奏曲などでも印象的な活躍の場を与えられていながら彼自身のオリジナルの室内楽曲が ほとんど残されていないリコーダーが、バッハ自身も演奏を得意としたチェンバロの響きとのミニマムな二重奏で驚くほど自然な活躍をみせるのは、演奏者二人の豊かな演奏経験と並外れた音楽性あればこそのことでしょう。
 中音域での深々とした味わい、高音域まで一貫して丁寧 な粒立ちの音でのびやかに奏でられるリコーダーの傍ら、フォルタンのチェンバロも細部までキメ細かな解釈を聴かせ、両者の対照的な響きの 交錯にどこまでも聴き入ってしまうプログラム。
 ピエール・グアン編曲のチェンバロ独奏版で聴かれる有名なシャコンヌも、ごく自然な佇まいで壮 大な音世界が繰り広げられてゆくさまがたまりません。

 
 
 


ALPHA1009
\2800
ソニア・ヴィーダー=アサートン(チェロ)
J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲 第3番、第4番

 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)
  1-6. 無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV 1009
  7-12. 無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV 1010
ソニア・ヴィーダー=アサートン(チェロ)
ALPHA1003
(2LP)
\4200

 録音: 2021年1月 ノワルラック大修道院(フランス中部ベリー地方)
 収録時間: 56分
 アナログ・レコード 180g重量盤 45 rpm 2枚組 全世界1000組限定/シリアル・ナンバー入り

 【ソニア・ヴィーダー=アサートン、限定アナログ盤でリリースされた第1番第2番に続く無伴奏登場】
 1986年のロストロポーヴィチ国際コンクール入賞以降、ソリストとしての広範な活躍を通じて古典的レパートリーでの名演はもちろん、現代 作曲家たちの新作初演や伝統音楽・古楽レパートリーへの独特なアプローチ、演劇とのコラボレーションなど意欲的な活動でも注目されてき たソニア・ヴィーダー=アサートン。
 RCAとNAIVEでの数々の名盤を経て近年はフランスのALPHAで録音を続けていますが、満を持しての バッハ無伴奏組曲の録音はアルバム1作ごと2編ずつリリースするというこだわりを感じさせる丁寧な取り組み。
 NAIVEで長く仕事をしてきた 録音技師ピエール=アントワーヌ・シニョレと共に、フランスの古い修道院で新たに2つの組曲を収録、2020年の第1弾(組曲第1・2番/ア ナログ・レコード限定盤)に続く待望の第2弾の登場です。
 深々とした呼吸でじっくり綴られながら過剰な気負いとは全く無縁、曲本来の舞曲 的性質を捉えた安定と独特なインスピレーションとが共存をみせ、聴き深めるほどに味わい深い解釈は聴き逃がせません。
 「バッハの組曲を 弾くと、ジャコメッティ(細身の人物像で知られる造形芸術家)の手がこねた土から人間の表情が生み出される様子を思い出す」と語るヴィー ダー=アサートンは、修道院で陽が落ちるのを待ち、夜の静寂の中で録音し始めたとのこと。
 稀代の傑作と現代屈指の名演奏家との出会 いがもたらした深い音楽体験がここに詰まっています。アナログ・レコードは今回も高音質盤での限定リリース。

 
 
 


ALPHA740
\2800
サラ・アリスティドゥ(ソプラノ)
ENIGMA~エニグマ

 1. アンドレアス・ツィアルタス(1986-): Lamento Turco トルコの嘆き
 2. セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943): ヴォカリーズ Op. 34 No. 14
 3. ラフマニノフ: おーい! Op. 38 No. 6
 4. フランツ・シューベルト(1797-1828): 岩の上の羊飼い Op. 129 D 965
 5. オリヴィエ・メシアン(1908-1992): 惑星の周期運動 ~ハラウィ(No. 6)
 6. 即興 エニグマ ~
  ダニエル・アルカディ・ゲルツェンベルクの詩による
 7. フーゴー・ヴォルフ(1860-1903):
  エオリアン・ハープに寄せて ~メーリケ歌曲集(No. 11)
 8. モーリス・ラヴェル(1875-1937):
  乳香を集める女たちの歌 ~5つのギリシャ民謡(No. 4)
 9. シューベルト: 夜曲 Op. 36 No. 2 D 672
 10. メシアン: 階段は太陽の姿を繰り返し語る ~ハラウィ(No. 9)
 11. イェルク・ヴィトマン(1973-):
  Sphinxenspruche und Ratselkanons スフィンクスの言葉と謎のカノン
サラ・アリスティドゥ(ソプラノ)
ダニエル・アルカディ・ゲルツェンベルク(ピアノ/作詩)
イェルク・ヴィトマン(クラリネット-4、11/作曲-11)

 録音: 2022年6月22-25日 テルデックス・スタジオ、ベルリン
 収録時間: 73分

 【驚異のソプラノ、アリスティドゥ、セカンド・アルバム登場】
 キプロス島に生まれ、現在はフランスを中心に活躍するサラ・アリスティドゥ。
 持ち前の驚異的なテクニックで様々な現代作品を全身で表現す るほか、バロックからロマン派までの作品を豊かな表現で歌い上げる柔軟性を併せ持つ彼女は、同時代のアーティストたちから既に多くの信 頼を得ており、今やヨーロッパ中のホールや歌劇場から声が掛かる存在です。
 ファースト・アルバムにはその才能を高く評価するダニエル・バレ ンボイムやエマニュエル・パユの参加がありましたが、今回は前回も新曲を提供したイェルク・ヴィトマンがクラリネットでも参加するという豪華さ。
 冒頭を飾るギリシャ出身のツィアルタスの作品を始めとした現代作品で炸裂する超絶技巧がまず聴きどころですが、ラフマニノフやシューベ ルトで聴かせる声色や歌いまわしにも異能ぶりが発揮されて聴きごたえ十分。
 新しい時代を感じさせる素晴らしい表現力をぜひご体験くださ い。

 
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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APR



APR7317
(3CD)
特別価格
\4800→\4390

ヴィルヘルム・バックハウス ~ 初期録音集


 【グラモフォン・カンパニー(ロンドン)/アコースティック録音】
  ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2
  リスト:愛の夢第3番 S541-3
   ※録音:1908年9月29
  グリーグ:通りゆく婚礼の行列 Op.19-2
  パガニーニ/リスト:ラ・カンパネラ S141-3
  ショパン:
   前奏曲第1番ハ長調 Op.28-1、練習曲第1番ハ長調 Op.10-1
  ヘンデル:調子の良い鍛冶屋
  ウェーバー:無窮動(ピアノ・ソナタ第1番 Op.24より)
  ショパン:幻想即興曲 Op.66
   ※録音:1908年10月19日
  バッハ:前奏曲とフーガ第3番嬰ハ長調
   (平均律クラヴィーア曲集第1巻より)
  ショパン:
   練習曲第6番嬰ト短調 Op.25-6
   練習曲第1番変イ長調 Op.25-1《エオリアン・ハープ》
   練習曲第8番変ニ長調 Op.25-8
   練習曲第9番変ト長調 Op.25-9《蝶々》
   練習曲第5番変ト長調 Op.10-5《黒鍵》
    ※録音:1909年2月19日
  ゼーリンク:
   12の演奏会用練習曲第12番変ホ短調 Op.10-12
    ※録音:1909年7月9日
  グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16(縮約版)*
   ※録音:1909年7月15日(世界初の協奏曲録音)
  シューマン:ノヴェレッテ ホ長調 Op.21-7
   ※録音:1910年7月12日
  ショパン:
   ワルツ第5番変イ長調 Op.42、ワルツ第11番変ト長調 Op.70-1、
   ワルツ第14番ホ短調 Op.posth.
    ※録音:1911年6月13日
   スメタナ:ポルカ ヘ長調(チェコ舞曲集第1巻より第3番)
   ドメニコ・スカルラッティ:
    ソナタ ヘ長調 K525(L188)、ソナタ ト長調 K523(L490)
     ※録音:1911年6月28日
   リスト:ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調 S244/2
   シューベルト:楽興の時第3番ヘ短調 D780-3(Op.94-3)
   シューベルト/リスト:きけきけ雲雀を S558-9
   ショパン:
    練習曲第7番ハ長調 Op.10-7、
    ワルツ第6番変ニ長調 Op.64-1《子犬のワルツ》
     ※録音:1913年5月20日

  【グラモフォン(ベルリン)/アコースティック録音】
   ショパン:
    ワルツ第6番変ニ長調 Op.64-1《子犬のワルツ》、
     練習曲第2番イ短調 Op.10-2、
    練習曲第3番ヘ長調 Op.25-3、練習曲第2番ヘ短調 Op.25-2
   ルビンシテイン:
    ポルカ ト長調 Op.82-7、ロマンス 変ホ長調 Op.44
   リスト:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調 S244/12
   ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35(縮約版)
   ショパン:
    練習曲第11番イ短調 Op.25-11《木枯らし》、
    ポロネーズ第3番イ長調 Op.40-1《軍隊》
     ※録音:1916年

  【HMV(ロンドン)/アコースティック録音】
   モーツァルト/バックハウス:ドン・ファンのセレナーデ
   ドリーブ/ドホナーニ:ナイラ・ワルツ
   リスト:愛の夢第3番 S541-3
   スメタナ:ポルカ ヘ長調(チェコ舞曲集第1巻より第3番)
    ※録音:1923年10月15日(ヘイズ、ロンドン)
   シューマン/リスト:献呈 S566
   ショパン:
    ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53《英雄》(縮約版)、
    ワルツ第5番変イ長調 Op.42
   モシュコフスキ:スペイン奇想曲 Op.37
    ※録音:1923年11月15日(ヘイズ、ロンドン)
   ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35
    ※録音:1924年12月5日(ヘイズ、ロンドン)

  【HMV(ロンドン)/電気録音】
   ショパン:
    前奏曲第1番ハ長調 Op.28-1、練習曲第1番ハ長調 Op.10-1、
    練習曲第2番イ短調 Op.10-2、
    練習曲第12番ハ短調 Op.10-12《革命》、
    練習曲第3番ヘ長調 Op.25-3、練習曲第7番ハ長調 Op.10-7
     ※録音:1925年11月2日
   ショパン:練習曲第1番ハ長調 Op.10-1
    ※録音:1933年10月30日
   ショパン:子守歌変ニ長調 Op.57
   シューベルト:楽興の時第3番ヘ短調 D780-3(Op.94-3)
    ※録音:1927年1月28日、クイーンズ・ホール(ロンドン)
   シューベルト:
    楽興の時第3番ヘ短調 D780-3(Op.94-3)、
    4つの即興曲より第3曲変ロ長調 D935-3(Op.142-3)
     ※録音:1928年1月4日、
      スモール・クイーンズ・ホール(ロンドン)
   シューベルト:メヌエット
    (ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D894(Op.78)より)
     ※録音:1928年6月18日、
      スモール・クイーンズ・ホール(ロンドン)
   シューベルト:楽興の時第6番変イ長調 D780-6(Op.94-6)
    ※録音:1936年1月27日、
     スモール・クイーンズ・ホール(ロンドン)
   グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16**
    ※録音:1933年10月23日、
     アビー・ロード・スタジオ1(ロンドン)
ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
ランドン・ロナルド(指揮)*
新交響楽団
 (ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団)*
ジョン・バルビローリ(指揮)**
新交響楽団**

 若きバックハウスの全アコースティック録音と初期の電気録音を復刻!

 ☆世界初の協奏曲録音などを含む、ヴィルヘルム・バックハウスの初期の貴重なレコーディングを復刻!
 ☆「鍵盤の獅子王」の異名をとった若きバックハウスのエキサイティングな技巧を余すところなく収録した3枚組!

 20世紀の偉大なピアニストたちの中でもひときわ伝説的な存在として今なお世界中で愛されるヴィルヘルム・バックハウス(1884-1969)。
 これまでもバックハウスの遺した録音をきわめて良質なリマスタリングで世に送り出してきたAPRレーベルが今回、バックハウスがレコーディング活動を開始した1908年から1936年までに録音された、すべてのアコースティック録音と初期の電気録音の一部を復刻。
 世界初の協奏曲録音となった1909年の「グリーグ:ピアノ協奏曲」(第1楽章と第3楽章のみ、縮約版)をはじめ、「鍵盤の獅子王」の異名をとりエキサイティングなヴィルトゥオーゾとして旋風を巻き起こしていた若きバックハウスの貴重な記録を余すところなく収録しました。
 非常に古い録音のため状態が悪い音源も一部ありますが、APRが誇るセス・ウィンナー、アンドルー・ハリファックスの高度な技術によって可能な限りクリアで自然な音に仕上がっています。

 ※録音:1908年-1936年/ADD
 ※トランスファー:セス・ウィンナー、アンドルー・ハリファックス
 ※オーディオ・レストレーション・エンジニア:アンドルー・ハリファックス
 




DANACORD


DACOCD573574
(2CD)
\5100
ヘアマン・D・コペル ~ 作曲家、ピアニスト 第7集
 ヘアマン・D・コペル(1908-1998):
  [Disc 1]
   オラトリオ《モーゼ》 Op.75
    (独唱者、合唱と管弦楽のための)/
   2つの歌 Op.75(オーレ・ヴィーヴェルの詩による)/
   2つの歌 Op.108
    (ロバート・ブラウニングと
     ウォルダー・デ・ラ・メアの詩による)
  [Disc 2]
   古い踊り/
   四季 Op.65
    (トゥーヤ・ラーセン、ヴィゴ・ストゥゲンベア、
     ヨハネス・ヤアアンセン、
     L・C・ニルセンの詩による7つの歌)/
   50のピアノの小品 Op.99/孤独の歌/
   アルバム『Valmuevejen(ポピー・ロード)』から
    《砂漠の羊飼い》/
   映画『Ditte Menneskebarn』から《紡ぎ歌》/
   劇『Melodien der blev væk(失われたメロディ)』から
    《ラーセンの歌》/
   小さな詩人の物語/夕べの歌
デンマーク放送交響楽団
デンマーク国立放送合唱団
ミルティアデス・カリディス(指揮)
ローネ・コペル(ソプラノ)
トマス・ペーター・コペル(テノール)
ヨナタン・コペル(テノール)
クリスティーナ・ビャアケー(ピアノ)
ほか

 ヘアマン・D・コペルは、彼の世代を代表する作曲家として、また同時に、真に技巧的、独創的なピアニストとして称賛を集めました。
 作曲家とピアニストとしての彼の業績をたどるシリーズの第7作となるこのアルバムでは、聖書に基づくオラトリオ《モーゼ》を中心に歌曲とピアノ曲が紹介され、劇的な傑作《モーゼ》は、1965年の世界初演の録音となっています。

 ヘアマンの孫、トマス・ペーター・コペルとヨナタン・コペルたちの歌う歌曲と、デンマークを代表するピアニストのひとり、クリスティーナ・ビャアケーによるピアノ曲は、2023年の新録音で収録されています。

 ※録音:1965年10月21日、デンマーク放送コンサートホール(初演ライヴ)(モーゼ)、2023年(歌曲、ピアノ曲)
 

<メジャー・レーベル>
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ERATO



5419772146
\3000→\2790
ゴーティエ・カプソン(チェロ)
 ディスティネーション・パリス
~~2024年パリ・オリンピック開催を記念して

 1. アンヘル・カブラル(エディット・ピアフの曲):『群衆』
 2. ジョルジュ・ビゼー:『ハバネラ』(「カルメン」より)
 3. マイク・ウィルシュ&マイク・ディーガン(ジョー・ダッサンの曲):
  『ウォータールー・ロード』(オー・シャンゼリゼ)
 4. フランツ・レハール:『恍惚のとき』(喜歌劇「メリー・ウィドウ」より)
 5. ジョセフ・コスマ:『枯葉』
 6. ジャン=フィリップ・ラモー:『未開人の踊り』(歌劇「優雅なインドの国々」より)
 7. ミシェル・ルグラン:『おもいでの夏』
 8. ジョルジュ・ブラッサンス:『仲間を先に』(パリジャン気質)
 9. シャルル・グノー:『私は夢に生きたい』(歌劇「ロメオとジュリエット」より)
 10. フランシス・レイ:『男と女』
 11. ジャン=ジャック・ゴールドマン
  (ゴーティエ・カプソン&ジェローム・デュクロ編):『パンサヌゥ』(僕らを想って)
 12. エンニオ・モリコーネ:『キ・マイ』(悲しみのアリス)
 13. モーリス・ラヴェル:『亡き王女のためのパヴァーヌ』
 14. シャルル・アズナヴール:『ラ・ボエーム』
 15. クロード・ドビュッシー
  (ヤッシャ・ハイフェッツ/ジェローム・デュクロ編):『美しき夕暮れ』
 16. リッカルド・コッチァンテ:『美しい人』(「ノートルダム・ド・パリ」より)
 17. ジャン=ジャック・ゴールドマン:『エンヴォル・モワ』(私を飛ばせて)
 18. フィリップ・サルド:『エレーヌの歌』(映画「すぎ去りし日の…」より)
 19. ジャック・オッフェンバッハ:『ホフマンの舟歌』(歌劇「ホフマン物語」より)
 20. ジョルジュ・ドルリュー:『軽蔑』
 21. ガブリエル・フォーレ:『シシリエンヌ』
 22. ウラジミール・コスマ:『ラ・ブーム』
ゴーティエ・カプソン(チェロ)
ジェローム・デュクロ
 (ピアノ:1,3,5,7,8,10-12,14-18,21、チェンバロ:6)
フランス国立放送少年合唱団(11)
パリ室内管弦楽団(1-4,6,7,9-13,16,17,19,20,22)
リオネル・ブランギエ(指揮:1-4,6,7,9-13,16,17,19,20,22)
 録音時期:2023年1月2-5日、4月7日、パリ、サル・コロンヌ

 ゴーティエ・カプソンがチェロに触れ始めてから現在にいたるまで常に弾き続けてきた作品ばかりを収録した『Intuition』『Emotions』『Sensations』の3つのアルバム。
 クラシックや有名なメロディを持つポピュラー曲という挑戦的な選曲によってフランスだけでなく世界中でベストセラーとなりました。

 このアルバム『Destination Paris』では、2024年パリ・オリンピック開催を記念し、パリに関連した作品を中心としながら、スタイルやジャンルが互いに異なる曲の数々を探求し、直感的に感じたそのものを、チェロを通じてリスナーに歌いかけます。
 音の響きの豊かさ、音の美しさはもちろんのこと、チェロとは思えない高質で豊かな演奏、格別なフレーズの歌い方の大きさは、クラシックの演奏家という既成のイメージの枠を超えています。
 チェロは異なる世界をまたいで探求するのに非常に適した旋律楽器であることを認識させられます。

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5419773233
\3000→\2790
クラリネット自由自在
 ピエール・ジェニソン(クラリネット)~モーツァルト 1791

 モーツァルト:
  1. 恋とはどんなものかしら~歌劇『フィガロの結婚』 K.492より
  2. 岩のように動かずに~歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』 K.588より
  3. 風は穏やかに~歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』 K.588より
  4. クラリネット協奏曲イ長調 K.622
  5. 行こう、だが愛しい人よ~歌劇『皇帝ティートの慈悲』 K.621より
  6. 女も15になれば~歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』 K.588より
  7. さあ、その時よ~歌劇『皇帝ティートの慈悲』 K.621より
  8. 今はもう、花で美しい愛の鎖を~歌劇「皇帝ティートの慈悲』 K.621より
  9. ラクリモーサ(涙の日)~レクィエム K.626より
    クラリネット用編曲:ブリュノ・フォンテーヌ(1-3,6,9)
ピエール・ジェニソン(クラリネット)
使用楽器:
クラリネット(1-3,6)
A管バセット・クラリネット(4)
B♭管バセット・クラリネット(5)
バセットホルン(8)
クラリネット&バセットホルン(9)

カリーヌ・デエ(メゾ・ソプラノ:5,7,9)
ブリュノ・フォンテーヌ(オルガン、フェンダー・ローズ:9)
コンチェルト・ケルン(ピリオド楽器オーケストラ)
ヤーコプ・レーマン(指揮)
 録音:2022年12月8-11日 ケルン、シュトルベルガー・オーケストラ・リハーサル・センター(1-8) 2023年5月17日 パリ、イル・ド・フランス国立管弦楽団スタジオ(9) 2023年6月8日 パリ、ムードン・スタジオ(9)

 フランスのクラリネット奏者ピエール・ジェニソン、エラートの専属アーティストとしての最初のアルバム。
 モーツァルトに焦点を当てています。
 このアルバムの中心は、この作曲家の有名なクラリネット協奏曲です。
 「この協奏曲の精神的、象徴的な広がりは計り知れない。この傑作に立ち戻るたびに、私は初めて作品を発見したときと同じようなスリルを味わう」とジェニソンは語っています。

 ピエール・ジェニソンは、今日のフランスを代表する管楽器奏者のひとりで、多方面で活躍するソリストであり、世界中のオーケストラに頻繁に客演しています。
 パリ国立高等音楽院とロサンジェルスの南カリフォルニア大学で学んだジェニソンのレパートリーはモーツァルトからジャズ、民族音楽まで幅広く、新しい音楽への積極的な関心から、現代作曲家たちとのコラボレーションも数多く行っています。

 このアルバムでは、ピリオド楽器オーケストラの「コンチェルト・ケルン」と指揮者ヤーコプ・レーマンとのコラボレーション。ジェニソンはピリオドのクラリネット、モーツァルト時代の楽器のコピーによるバセット・クラリネットやバセットホルン、そしてこの録音のために特別に製作されたモダン・クラリネットを使い分けて演奏しています。
 プログラムは、有名なクラリネット協奏曲だけでなく、歌劇『皇帝ティートの慈悲』からのアリアではメゾ・ソプラノのカリーヌ・デエと共演。『コジ・ファン・トゥッテ』や『フィガロの結婚』からのアリアでは、作曲家ブリュノ・フォンテーヌがクラリネット用に編曲。彼のクラリネットでアリアの声部が歌われています。
 アルバムの最後には、ブルーノ・フォンテーヌがクラリネット、オルガン、フェンダー・ローズ(ローズ・ピアノ)のエレクトリック・ピアノのために編曲したレクィエムの『ラクリモーサ』で締めくくられています。


















9/28(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ALTUS



ALT 530
\3100→\2890
2021年の無観客ライヴ、
 大野和士/都響による『大地の歌』

  マーラー:交響曲『大地の歌』
藤村実穂子(メゾソプラノ)
宮里直樹(テノール)
大野和士(指揮)
東京都交響楽団

 音楽の中に呑み込まれそうな演奏だ。すさまじく迫真的だ。(許 光俊)
 2021年の無観客ライヴ録音がCD化!大野和士/都響による『大地の歌』

 録音:2021年4月26日/サントリーホール(無観客ライヴ)/国内製作、日本語帯・解説付

 都響と音楽監督・大野和士による2021年4月26日の『大地の歌』。これはコロナウィルスの影響で残念ながら急遽中止になってしまった公演ですが、会場の サントリーホールでは無観客での通し演奏がなされ、録音もされていました。
 その音源がついにCD で発売されます。藤村実穂子、宮里直樹という名歌手を配し、 大野ならではの真摯な音作りでじっくり築き上げたマーラーの世界。
 叙情的ながら多彩な表現が散りばめられたスケールの大きな演奏で、音楽が力強く迫ってきます。

 「この長大なフィナーレは、オーケストラによる長い中間部分あたりから、俄然情感を強める。もしかすると、無観客という状況が、演奏家に何か常ならぬ悲壮感 を生じさせたのだろうか。
きわめて表現力がある木管楽器のソロ。ひとことひとことに重みがある藤村実穂子の歌。そして、演奏家たちの濃密なやりとり。録音を 聴いていても、音楽の中に呑み込まれそうな演奏だ。すさまじく迫真的だ。」(許 光俊氏のライナーノートより)

 同年4月20日に東京文化会館で披露された『巨人』はALT-522としてCD 発売中。当盤とあわせて同時期の大野/都響のマーラー演奏がお楽しみいただけ ます。

 大野和士(指揮者)
  東京都交響楽団音楽監督、新国立劇場オペラ芸術監督を務める。2022年9月からブリュッセル・フィルハーモニック音楽監督。これまでザグレブ・フィル音楽 監督、バーデン州立歌劇場音楽総監督、ベルギー王立モネ劇場音楽監督、アルトゥーロ・トスカニーニ・フィル首席客演指揮者、フランス国立リヨン歌劇場首席指揮 者、バルセロナ交響楽団音楽監督を歴任。近年も、サントリーホールでの初演後、BBC プロムスで演奏されたターネジ作曲による『Hibiki』など数々の成功を収 める。
  2019年、大野和士が発案した国際的なオペラ・プロジェクト「オペラ夏の祭典2019-20 Japan ↔ Tokyo ↔ World」が大きな話題を集め、2019年『トゥー ランドット』、2021年『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ともに絶賛を博した。
  また、新国立劇場では、2019年に西村朗『紫苑物語』(世界初演)、2020年に藤倉大『アルマゲドンの夢』(世界初演)、2021年にワーグナー『ワルキューレ』、ビゼー『カルメン』(新制作)、渋谷慶一郎『スーパーエンジェル』(世界初 演)、2022年にドビュッシー『ペレアスとメリザンド』、ムソルグスキー『ボリス・ゴドゥノフ』を指揮、大きな話題を呼んだ。
  大野は世界から引く手あまたの存在であり、これまでにボストン響、ロンドン響、ロンドン・フィル、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、フランクフルト放送響、パ リ管、フランス放送フィル、スイス・ロマンド管、イスラエル・フィルなど主要オーケストラへ客演を重ね、「繊細な美しさ、満ちあふれる威厳、心を揺さぶる感動の 渦に包まれた最高のコンサートをもたらした」と高い評価を受けている。またミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、英国ロイヤル・オペラなど主要オペラハウス からも招かれ数々のプロダクションを指揮。リヨン国立歌劇場任期後には芸術文化勲章「オフィシエ」を受勲。その他、日本芸術院賞、サントリー音楽賞、朝日賞な ど受賞多数。文化功労者。

 東京都交響楽団
  東京オリンピックの記念文化事業として1965年東京都が設立(略称:都響)。
  現在、大野和士が音楽監督、アラン・ギルバートが席客演指揮者、小泉和裕が終身名誉指揮者、エリアフ・インバルが桂冠指揮者を務めている。また、ソロ・コンサートマスターを矢部達哉、コンサートマスターを山本友重が務めている。
 東京文化会館、サントリーホール、東京芸術劇場での定期演奏会を中心に、小中学生への音楽鑑賞教室、青少年への音楽普及プログラム、多摩・島しょ地域での出張演奏、ハンディキャップを持つ方のための「ふれあいコンサート」や福祉施設での訪問演奏のほか、2018 年からは、誰もが音楽の楽しさを体感・表現できる"サラダ音楽祭" を開催するなど、多彩な活動を展開。
  CDリリースは、若杉弘、ガリー・ベルティーニ、エリアフ・インバルによる各『マーラー交響曲集』のほか、武満徹作品集などの現代日本管弦楽曲、交響組曲『ドラゴンクエスト』(全シリーズ)や『Fate/GrandOrder』などのゲーム音楽まで多岐にわたる。
  受賞歴に、「京都音楽賞大賞」(第6回)、インバル指揮「ショスタコーヴィチ:交響曲第4番」でレコード・アカデミー賞〈交響曲部門〉(第50回)、「インバル=都響 新・マーラー・ツィクルス」で〈特別部門:特別賞〉(第53回)など。
  「首都東京の音楽大使」たる役割を担い、これまで欧米やアジアで公演を成功させ、国際的な評価を得ている。
  2021年7月に開催された東京2020オリンピック競技大会開会式では、《オリンピック讃歌》の演奏(大野和士指揮/録音)を務めた。
 



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キング・インターナショナル



KKC 108
\2800→\2590
濱田芳通(リコーダー、コルネット)
ファン・エイク:「笛の楽園」よりVol.2

 ヤコブ・ファン・エイク:「笛の楽園」より
  (1)第136曲 リッケ・ポット第2(酒飲み歌)
  (2)第68曲 アマリリ麗し
  (3)第11曲 ローゼモント
  (4)第51曲 夜には何をしましょうか
  (5)第52曲 夜には何をしましょうか(異なる変奏)
  (6)第25曲 クーラント
  (7)第39曲 フィリスとフィランダーが出逢いました
  (8)第34曲 クーラント
  (9)第88曲 詩篇150番「ハレルヤ、神の聖所で神をほめたたえよ」
  (10)第37曲 私の魂の光
  (11)第48曲 美しき羊飼いの娘
  (12)第86曲 王女様、夜になったらここに来ます
  (13)第97曲 王妃
  (14)第105曲 詩篇119番「幸いなことよ」
  (15)第112曲 迷える王妃
  (16)第63a曲 最初のカリヨン(1644年版)
  (17)第70曲 あぁ、眠りよ、甘い眠りよ
  (18)第138曲 フランスのエア(わたしのために)
  (19)第15曲 ちょっと、静かに、静かに
濱田芳通(リコーダー、コルネット)
高本一郎(リュート)(6)(8)(10)(13)(17)
中山美紀(ソプラノ)(4)
花井尚美(ソプラノ)(10)

 ますます神業光る! 濱田芳通「笛の楽園」待望の第2弾!!

 録音:2020-21年/キング関口台第2スタジオ/192kHz 24bit、国内製作、日本語帯・解説付

 2022年10月にリリースした第1集が各紙で絶賛された濱田芳通の「笛の楽園」。その驚くべき技巧と表現力、さらには聴き手の心を鷲掴みにするエンターテイメント性に度肝を抜かれました。

 第2集要望の声の高さのため、今回は19曲を披露。「アマリリうるわし」のような人気作が入っているのもうれしいかぎりです。

 ヤコブ・ファン・エイク(1590 頃-1657) はオランダの作曲家。1646-54年に刊行された「笛の楽園」は約150 曲から成り、リコーダー音楽のなかでも特に重要な作品のひとつ。
 大半が無伴奏で、多くは当時の流行歌や民謡、舞曲に基づき、エンターテイメント性も兼ね備えた曲集でした。
 リコーダーを学ぶ人のみならず観賞曲としても魅力的なメロディや巧みな描写を楽しめます。

 濱田の超絶的テクニックと表現力にかかればどの曲も引き込まれますが、楽譜を仔細に研究のうえ原曲が声楽曲のものを復元しリコーダーも数種使い分け、曲よってはリュートの伴奏を付け典雅な音世界を作り上げます。



濱田芳通(リコーダー、コルネット)
ファン・エイク:「笛の楽園」よりVol.1


 KKC 090
\2800→\2590
濱田芳通
 ファン・エイク:「笛の楽園」より

 (1)第133番 ラ・ヴァレット
 (2)第53番 サラバンダ
 (3)第33番 おいで、もう一度
 (4)第17番 愛の急使
 (5)第89番 前奏
 (6)第65番 新曲「春がやってきた」
 (7)第40番 王子たちは願いを持っているけれど
 (8)第28番a ナイチンゲール第2(作者不詳)
 (9)第28番b イギリスのナイチンゲール
 (10)第126番 詩篇15番「主よ、どのような人があなたの幕屋に宿り」
 (11)第113番 気狂いシメン
 (12)第101番 郵便馬車の御者
 (13)第123番 起きろ、起きろ、狩りへ行くぞ
 (14)第100番 おいおい起きろ、私のビーグルとグレイハウンド
 (15)第116番 第1バレ、または、飛ぶが如き狩りの妖精
 (16)第118番 第2バレ、または、ああ羊飼いよ聞け
 (17)第143番 新曲(酒飲み歌)
 (18)第144番 山羊の足(牧神)
 (19)第137番 あの頃私は愛に溺れていた
 (20)第61番 美しい娘ダフネ
濱田芳通(リコーダー、コルネット)、
高本一郎(リュート)(2)(4)(7)(15)(16)

 最新録音!充実の濱田芳通による「笛の楽園」

 録音:2020-21年/キング関口台第2スタジオ/192kHz 24bit、日本語帯・解説付

 第53回(2021年度)サントリー音楽賞を受賞した濱田芳通。今や円熟期を迎えた古楽器集団アントネッロのリーダーにして世界最高のリコーダー、コルネット奏者である彼が、「リコーダーの旧約聖書」といわれるファン・エイクの「笛の楽園」を最新録音。

 ヤコブ・ファン・エイク(1590 頃-1657) はオランダの作曲家。1646-54年に刊行された「笛の楽園」は約150曲から成り、リコーダー音楽のなかでも特に重要な作品のひとつ。
 大半が無伴奏で、多くは当時の流行歌や民謡、舞曲に基づき、エンターテイメント性も兼ね備えた曲集でした。
 リコーダーを学ぶ人のみならず観賞曲としても魅力的なメロディや巧みな描写を楽しめます。

 リサイタルやディスクで数曲が彩を添える材料のように奏されることが多いものの、近年は全曲演奏・録音に挑む名手が現れています。
 そのなか濱田芳通が満を持して録音を開始。リコーダーという単声の楽器ながら、濱田ならではの活気と新鮮さで神業のように自在な世界を繰り広げます。これまでも聴衆を釘付けにしてきましたものがディスクで登場。

 濱田の超絶的テクニックと表現力によればどの曲も引き込まれますが、楽譜を仔細に研究のうえリコーダーも数種使い分け、コルネットも用いています。
 また曲よってはリュートの伴奏を付け、典雅な音世界を作り上げます。

 ルネサンス音楽は学問の世界のような印象を持たれがちですが、濱田の音楽は当時の人々の楽しみが活き活きと蘇るようなエネルギーとオーラに満ち、目から鱗が落ちます。

 




SHINREC

SRCD 6002CD
(HQCD)
\2500
島崎陶人(ギター)/TOHJIN classical guitarist
 1 F. ショパン:プレリュード第7番 1:05
 2 J .P. ラモー:2 つのメヌエット 3:39
 3 F. ソル:メヌエット Op.11-6 2:09
 4 F. タレガ:アルハンブラの思い出 4:04
 5 F. ソル:アンダンティーノ Op.32-1 1:35
 6 F. ソル:ワルツ Op.32-2 2:08
 7 F. ソル:練習曲 第5番 Op.35-22 2:08
 8 F.M. トローバ:松のロマンス 1:55
 9 F.M. トローバ:ファンダンギーリョ 2:10
 10 M. リョベート 編曲:アメリアの遺言(カタロニア民謡) 2:33
 11 M. ポンセ:ガボット 3:33
 12 J.G. クレスポ:ノルテーニャ 4:28
 13 G.F. ヘンデル:サラバンド 3:40
 14 C.W. グルック:バレー 1:52
 15 I. アルベニス:アストリアス 7:34
 16 M.E.D. バレーラ:子守唄 1:38
 17 A.セゴビア 編曲:小さな逸話(ロシア民謡) 1:22
島崎陶人 (ギター)    

 島崎陶人独自の解釈と奏法がクラシックの小品を現代に蘇らせる、こんなに楽しく聴けるクラシック・ギターの演奏が他にあっただろうか

 総収録時間 47:33
 録音日:2020年9月28日及び30日、場所:ルネサンス クラシックス 芦屋 ルナ・ホール(無観客)
 2本のマイクによるワンポイント録音、DSD 5.6448MHz 音源をHQCD 化
 国内製作、日本語帯・解説付

 兵庫県神戸市出身で、関西中心に活動するクラシック・ギタリスト島崎陶人の初CD。

 島崎は現在74才。キャリアは50年以上のベテランだが、これまで誰にも師事することが無く、演奏方法も独特なために異端児扱いされ、正当な評価を受けることなく今日に至っている。

 収録された全17曲は殆どがよく知られたクラシックの小品だが、音が出た瞬間に立ち上がりがよく表情豊かな音に通常のクラシック・ギターとは異なる世界が提示される。

 音の秘密は島崎が長い年月をかけて創りあげて来た独自の奏法と改造されたギターにある。前者は主に島崎がギターの弦を斜めに切るように弾くことだが、文書で表現することは極めて困難である。
 後者はギターのサドル部分のみ残してブリッジを削り取った上でギターのトップ( 表面板) に穴を開けて弦を固定する大胆な改造を行うことにより成し得たものである。尚、ギターの改造は手先の器用な島崎本人の手による。

 ジャケット及びブックレットには演奏とは趣の異なるほのぼのとしたイラストを用いているが、島崎の楽曲に対するイメージを表現したもの。因みにイラストは全て島崎の一番弟子の女性によるもの。

 本作は元々自主制作盤としてWaon Records 傘下のAlquimista( アルケミスタ) レーベルから2021年11月にリリースされたものだが、今般オリジナルの状態で新レーベルShinRec( 実際の本CD 制作者) の名義で再発売する。
 島崎の唯一無二の演奏のみならずShinRec が信条とする2本のマイクとDSD5.6MHZによる高音質録音がもたらす空気感のある自然な音を是非お聴きになってください。

 本作は「ステレオ誌」(2022年1月号) 掲載の「音の余白に」に於いて岩出和美同誌編集顧問から、又「音楽現代誌」(2022年3月号) 掲載の「音現新譜評」に於いて保延裕史先生から演奏及び録音に対し高評価を頂いている。

 ※WAON RECORDSより2021年11月19日に自主制作盤として発売されたCDの再発盤です。

 ■使用楽器及び録音機材
 [GUITAR]
  JOSE RAMIREZ (1962)
 [RECORDING (DSD 5.6448MHz )]
  Microphones : PELUSO MICROPHONE LAB P-87(one pair)
  Preamplifier : Vacuum tube 2ch preamplifier (hand-made)
  AD Converter : MYTEK DIGITAL BROOKLYN ADC
  Recorder : TASCAM DA-3000
 [PLAYBACK MONITOR]
  Loud Speakers : RAIDHO ACOUSTICS XT1
  Control Amplifier : SPECTRAL AUDIO DMC-30SV
  Power Amplifier : SPECTRAL AUDIO DMA-280

 
  島崎陶人(c) 岡タカシ 改造されたホセ・ラミレス
 




KAIROS


0022024KAI
\2700
エリス・ハリク:ボーン・イン・ウェイヴス
 エリス・ハリク(b.1986)
  1. Some Paths Will Always Lead Through the Shadows(2021)
   (フルート/バス・フルート、バス・クラリネット、
    ピアノ、2本のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)
  2. 2本のヴァイオリンと弦楽オーケストラのための
   協奏曲 《Stoicheia》(2015)
  3. To Become a Tree(2016)
   (フルート/バス・フルート、
    クラリネット/バス・クラリネット、
    プリペアド・ピアノ、ヴァイオリン、チェロ)
  4. Doch manchmal erhellt sich die Seele,
   wenn sie frohe Menschen denkt,
    dunkelgoldene Fruhlingstage(2019)
    (ソプラノ、フルート/バス・フルート、
     ライヴ・エレクトロニクス)
  5. Born in Waves(2021)
   (バス・クラリネット、トランペット、テューバ、ピアノ、
    パーカッション、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)
  6. Touching the First Sounds(2019)
   (アルト・サクソフォン・ソロ、フルート、クラリネット/
    バス・クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)
  7. Impacts(2014)(チェロ、コントラバス)
  8. Like a Swan(2022)
   (フルート/バス・フルート、バス・クラリネット、
    ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)
  9. Above(2022)(2つ、またはそれ以上の楽器のための)
アンサンブル・シニースシーシス(1)
トリーン・ルーベル(ヴァイオリン/2, 8)
ユタ・オウタプー=モカニタ(ヴァイオリン/2)
タリン室内管弦楽団(2)
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指揮/2)
アンサンブル・フラクトレス(3)
シリエ・アレクサンドラ・ヴィーセ(ソプラノ/4)
エリス・ハリク(ライヴ・エレクトロニクス/4)
アンサンブル・ムジークファブリク(5)
マルクス・ヴァイス(アルト・サクソフォン/6)
アンサンブル・フォー・ニュー・ミュージック・タリン(6, 8)
テオドル・シンク(チェロ/7)
レジナ・ウドッド(コントラバス/7)
アンサンブルU(9)、他

 エストニアの作曲家エリス・ハリクのファースト・アルバム!

 エストニアの作曲家エリス・ハリクのファースト・アルバムであり、オリジナル・アーティストのサウンドと思考への入口となるレコーディングです。
 彼女の過去10年間の作品の中から重要なアイデアを代表する室内楽作品を中心に収録。
 エストニアとフランスで作曲を学び、特にスペクトラル音楽や電子音楽の表現手段との出会いによって形作られた9つの作品を通して、多彩なサウンドスケープがリスナーの目の前で展開されます。
 彼女の音楽的思考の中心にあるのは、音とその様々な特性、拡張された演奏技法による純粋な音と歪んだ音の比較や融合、そして構成素材としての音色とハーモニーです。

 ※録音:2016年~2023年
 




PALADINO



PMR0127
\2700
チェロのためのデュオ・レパートリー
スティアストニー:2つのチェロのための作品集 Vol.2

 ヨハン・スティアストニー(ca.1764 - ca.1826):
  3つの協奏的二重奏曲 Op.6
   (第1番ト長調、第2番変ホ長調、第3番ハ短調)
マルティン・ルンメル(チェロ)
アレクサンダー・ヒュルスホフ(チェロ)

 チェロのためのデュオ・レパートリーを発掘、スティアストニー作品集第2弾!

 プラハ出身のチェリスト=コンポーザーであったヨハン・スティアストニーが作曲した2つのチェロのための作品集第2弾。
 スティアストニーは正確な生没年も不明で、一般の音楽愛好家にはほとんど知られていない存在ですが、その作品はすでに1920年代に「当時としてはまったく新しい効果を含んでいる」と評価されています。
 チェロのためのレパートリー発掘に情熱を傾けている名チェリスト、マルティン・ルンメルとアレクサンダー・ヒュルスホフが進める「スティアストニー・プロジェクト」は、2人のチェリストための真のデュオ・レパートリーを発見する画期的なもので、チェロの演奏家や愛好家だけでなく、18世紀音楽のコレクターにもその魅力が十分伝わるものとなっています。

 マルティン・ルンメルは20世紀イギリスの大チェリスト、ウィリアム・プリースの高弟であり、Paladinoのオーナーとしても大活躍しているオーストリアの名チェリスト。
 教育者としても活動しつつ、ダーヴィト・ポッパーをはじめとするチェロのためのエチュードを多数出版・録音しており、チェロ学習者のみならず、一般のリスナーにもそれらの音楽的魅力を伝えています。

 ※録音:2022年8月25日-26日、ヴァインベルク城(オーストリア、ケーファーマルクト)



スティアストニー:2つのチェロのための作品集 Vol.1


 PMR0121
(2CD)
特別価格 \3800
スティアストニー:2つのチェロのための作品集
 ヨハン・スティアストニー(ca.1764 - ca.1826):
  3つの協奏的二重奏曲 Op.8
   (第1番 ト長調、第2番 ハ長調、第3番 ヘ長調)
  第2チェロを伴うチェロのための2つのソナタ
   (第1番 ニ長調、第2番 変ホ長調)
マルティン・ルンメル(チェロ)
アレクサンダー・ヒュルスホフ(チェロ)

 プラハ出身のチェリスト=コンポーザーであったヨハン・スティアストニー(ca.1764 - ca.1826)は正確な生没年も不明で、一般の音楽愛好家にはほとんど知られていない存在ですが、その作品はすでに1920年代に「当時としてはまったく新しい効果を含んでいる」と評価されています。
 チェロのためのレパートリー発掘に情熱を傾けている名チェリスト、マルティン・ルンメルとアレクサンダー・ヒュルスホフが進める「スティアストニー・プロジェクト」は、2人のチェリストための真のデュオ・レパートリーを発見する画期的なもの。
 チェロの演奏家やチェロ愛好家だけでなく、18世紀音楽のコレクターにもぜひ聴いていただきたい1枚です。

 マルティン・ルンメルは20世紀イギリスの大チェリスト、ウィリアム・プリースの高弟であり、Paladinoのオーナーとしても大活躍しているオーストリアの名チェリスト。
 教育者としても活動しつつ、ダーヴィト・ポッパーをはじめとするチェロのためのエチュードを多数出版・録音しており、チェロ学習者のみならず、一般のリスナーにもそれらの音楽的魅力を伝えています。

 ※録音:2021年6月、ヴァインベルク城(オーストリア、ケーファーマルクト)

 
 
PMR0125
\2700
テレマン:2本のフルートのための6つのソナタ
 テレマン:
  ソナタ第1番ト長調 TWV 40:101
  ソナタ第2番ホ短調 TWV 40:102
  ソナタ第3番ニ長調 TWV 40:103
  ソナタ第4番ロ短調 TWV 40:104
  ソナタ第5番イ長調 TWV 40:105
  ソナタ第6番ホ長調 TWV 40:106
エリック・ラム(フルート)
コナー・ネルソン(フルート)

 ドイツ・バロック音楽の大家、テレマンの創造性と多才さを示す代表的な作品のひとつに数えられる傑作を、現代の卓越したフルーティスト達の演奏で贈ります。

 数多くの現代作曲家やアーティストたちと協力し200以上もの作品を初演してきたエリック・ラム。
 彼の働きにより21世紀のフルートのレパートリーは拡がり、17~18世紀に作られ長く忘れられていた作品は陽の目を見ることになりました。
 カナダのフルート奏者コナー・ネルソンは、カーネギーホールのワイル・リサイタル・ホールでリサイタル・デビューを果たして以来、ソリストとしてミネソタ交響楽団、トロント交響楽団、フリント交響楽団などと共演。
 WASMOヤング・アーティスト・コンペティションでグランプリを受賞した唯一の管楽器奏者です。

 ※録音:2022年6月27日-28日、ヴァインベルク城(オーストリア、ケーファーマルクト)
 




URANIA RECORDS



LDV14104
\2300
フランス革命後のミラノの交響曲集
 ボニファツィオ・アジオーリ(1769-1832):
  交響曲へ短調、交響曲ト長調《Azione teatrale campestre》
 ジュゼッペ・ガッツァニーガ(1743-1818):交響曲ニ長調
 アレッサンドロ・ロッラ(1757-1841):
  交響曲ニ長調 BI.533、交響曲ホ短調 BI.537
 ジュゼッペ・ニコリーニ(1762-1842):交響曲変ロ長調
 ステファノ・パヴェージ(1779-1850):交響曲変ロ長調
 
 ※全曲世界初録音
アタランタ・フーギエンス管弦楽団
ヴァンニ・モレット(指揮)

 フランス革命後の激動の時代を生きた、イタリアの作曲家たちによる交響曲!

 フランス占領時代のイタリア北西部、ロンバルディア州の交響曲を代表する作品を集めたアルバム。
 5人の作曲家は皆イタリアに生まれ、フランス革命前後の激動の時代の中で活動しました。
 18世紀末から19世紀初頭のミラノの劇場や教会、音楽祭などで奏でられた音楽をイメージさせる内容となっています。
 
 

LDV14105
\2300
パヴォーナ:オルガンと宗教音楽
 ピエトロ・アレッサンドロ・パヴォーナ(1728-1786):
  ソナタ ニ長調、ソナタ ト長調*、ソナタ ハ長調*、
  モテット《QUANDO VENIT E TORRENTE》*、
  パストラーレ ニ長調、ソナタ ハ長調*、
  ソナタ ヘ長調*、ソナタ 変ロ長調*、
  ソナタ ヘ長調*、シンフォニア ハ長調*
 【ボーナストラック】
  レナート・ミアーニ(b.1965):トッカータ
   (B・マリアエ・ヴィルギニスに敬意を表して)
 
 *世界初録音
アルベルト・ガスパルド(オルガン)
クリスティーナ・モスカ(ソプラノ)
クラウディオ・ラード(ヴァイオリン)
マウロ・スピナッツェ(ヴァイオリン)
マウロ・ザヴァーニョ(ヴィオローネ)

 18世紀の作曲家、ピエトロ・アレッサンドロ・パヴォーナのソナタは何世紀にも渡り、今日まで手稿が残されてきました。
 このアルバムにはそのソナタが収録され、ほとんどが世界初録音となっています。
 パヴォーナのソナタはヴェネツィアの巨匠たちが愛したスカルラッティのような単旋律と二部構成からなる古いスタイルと、当時すでにオーストリアを中心に流行していた二主題の新しいソナタ形式の間で揺れ動き、多様性を感じさせます。
 



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AAM RECORDS



AAM-43
\2700→\2490

おそるべき録音集になりそう
ロバート・レヴィン(フォルテピアノ)

 モーツァルト:ピアノ協奏曲第3集
  第7番&第10番 他

 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)
  1-3. ピアノ協奏曲 第7番 ヘ長調 K. 242
   - 2台のピアノと管弦楽のための
  4. ピアノ、ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲楽章
   ニ長調 K. Anh56 (315f)
    - 補筆完成:ロバート・レヴィン
  5-7. ピアノ協奏曲 第10番 変ホ長調 K. 365
   - 2台のピアノと管弦楽のための

ロバート・レヴィン(フォルテピアノ)・・・1-7
ヤ=フェイ・チュアン(フォルテピアノ)・・・1-3、5-7
ボヤン・チチッチ(ヴァイオリン)・・・4

ローレンス・カミングズ(指揮)
アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック
ボヤン・チチッチ(リーダー)

NYCX-10436
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300

 使用楽器
  フォルテピアノ:アウグスブルクのアントン・シュタイン1786年製作をモデルとするベルギーのクリス・マーネの再現楽器。2016年製作及び2021年製作。
  ヴァイオリン:ミラノのジョヴァンニ・グランチーノ1703年製作のオリジナル楽器。
 録音:2022年7月5-10日 ロンドン、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会
 総収録時間:61分

 長い中断の後、2023年春にレーベルを変えて突如再開したレヴィン&AAMによるモーツァルト:ピアノ協奏曲の全曲録音。
 第3集は複数楽器のための 協奏曲がテーマで、2台ピアノのための協奏曲2篇に加え、レヴィンが補筆完成した協奏曲楽章を収録しています(K.242は3台ピアノ用の協奏曲をモー ツァルトが2台ピアノ用に編曲したもの)。
 2台ピアノのための協奏曲ではロバート・レヴィンとヤ=フェイ・チュアンの夫妻が息の合ったダイナミックな演奏を聴かせます。
 チュアンはブレンデルが高く評価しており、レヴィンとのデュオでは古典派から現代に至るレパートリーをピリオド楽器とモダン楽器で演奏、録音でもグリーグ、デュティユー、それにレーガーによるワーグナー作品の編曲などがあります。ここではモーツァルト=レヴィンのスタイルによる音の会話を楽しませてくれます。

 ピアノ、ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲楽章は1778年のマンハイム滞在中に協奏曲の第1楽章として構想されたとされるもの。かつてモーツァルト研究の大家アルフレート・アインシュタインは「これが未完に終わったことはモーツァルトの芸術にとって最大の損失」と語ったそうです。
 120小節が遺されています が、ファンファーレ風の最初のトゥッティこそ完全にオーケストレーションがなされているものの、ソロ楽器(モーツァルトの自筆譜では「チェンバロとヴァイオリン」。
 チェンバロは当時、鍵盤楽器全般の呼称でもありました)の登場後のオーケストラは、第1ヴァイオリンと低音パートしか書かれていません。レヴィンはここでも、 モーツァルトの語法に則った、明るく躍動感のある楽章に仕上げています。

 このシリーズは録音も魅力的。デッカ・サウンドの継承者ニール・ハッチンソン(グラミー賞4回受賞)と、歌手でプロ・カンツィオーネ・アンティカの音楽監督も務 めたエイドリアン・ピーコックのコンビは、4/3/2/2/1の弦と管楽器とのアンサンブルが生み出す透明度の高いテクスチャーと、この編成ならではの繊細さとダイ ナミズムを見事にとらえています。
 今回も64ページのブックレット(英語のみ)に、曲目解説と演奏者のプロフィールに加え、使用楽器の詳細や、AAM楽団員へのインタビュー、録音プロデュー サーの回想等を掲載し、充実した内容となっています。
 ジャケットにはこのシリーズ共通で、AAMの創設者ホグウッドが愛好したパウル・クレーの絵が使われて います。

 ※国内仕様盤には大津聡氏による日本語解説が付属します。

 今後の予定(AAMの資料による)
 2024年冬~春 K.238、K.246、K.242a3
 2024年夏 K.503、K.505、K.595

 



衝撃の、といっていいでしょう・・・第1・2弾!

はしばしに才気と創意があふれた新時代のモーツァルト
初めて生み出されたかのように新鮮な解釈
この斬新な解釈が重鎮の研究家から生み出されたというのがすごい



 AAM-41
\2700→\2490
ロバート・レヴィン&アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番&第24番

  ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K 467
  ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K 491
   (共にカデンツァ:ロバート・レヴィン作)

ロバート・レヴィン(フォルテピアノ)
アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック(古楽器使用)
  (リーダー:ボヤン・チチッチ)
リチャード・エガー(指揮)

 NYCX-10383
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300

 ウィーンのアントン・ヴァルター1795年頃製モデルによるフォルテピアノ(ベルギーのクリス・マーネによる再現楽器、2018年製作)
 ピッチ: A=430Hz/ヴァロッティ音律による調律
 録音:2021年8月25-26日、28-29日 ロンドン、セント・ジョンズ・スミス・スクエア



 AAM-42
\2700→\2490
待望の第2弾!
 ロバート・レヴィン&アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック
モーツァルト:ピアノ協奏曲第5番/教会ソナタ 他

 1. 協奏曲の楽章 ト長調 -
  『ナンネルの音楽帳』より(R. レヴィン復元)
 2-4. ピアノ協奏曲第5番 ト長調 K. 175*
 5-7. ピアノ協奏曲 ニ長調 K. 107 No. 1
 8-9. ピアノ協奏曲 ト長調 K. 107 No. 2
 10-11. ピアノ協奏曲 変ホ長調 K. 107 No. 3
 12. 教会ソナタ第17番 ハ長調 K. 336*
 (カデンツァ:ロバート・レヴィンの即興演奏)
ロバート・レヴィン(チェンバロ&オルガン*)
アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック(古楽器使用)
ボヤン・チチッチ(指揮)...1、5-11
ローレンス・カミングス(指揮)...2-4、12
 NYCX-10404
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300

 使用楽器
  チェンバロ:ストラスブールのヨハン=ハインリヒ・ジルバーマン 1770年頃製モデルによる再現楽器、アラン・ゴット2013年製作
  オルガン:ジョージ・イングランド1760年建造、ウィリアム・ドレイク2009年レストア

 録音:2021年12月8-9日St Jude on the Hill, London...1、5-11 2022年8月18-20日Christ's Chapel, Dulwich, London...2-4、12
 総収録時間:62分

 ロバート・レヴィンとアカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック(AAM)によるモーツァルト:鍵盤楽器のための協奏曲全集、再開第2作はピアノ協奏曲第5番のソロを歴史的考証に基づいてオルガンで演奏。
 レヴィンが「復元」した協奏曲楽章の初録音も含む、注目の内容です。

 注目の1曲目は、モーツァルトの父レオポルトがモーツァルトの姉ナンネルの学習用に始めた『ナンネルの音楽帳』に書かれていた曲による「復元」。
 この曲は協奏曲の第1楽章のスタイルで書かれていますが、オーケストラ・パートがありません。書法に未熟さが見られることからレオポルトの作ではないとされたものの作者は特定されていませんでした。
 しかし2009年にモーツァルトの作と判定され、オーケストラ・パートを付けて協奏曲として復元する作業をロバート・レヴィンが担当しました。晴朗で快活な5分余りの曲です。
 


 



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ALPHA CLASSICS



ALPHA1011
\2800→\2590
1700年、英国人たちが熱狂したイタリア音楽とは
 「フィラルモニカ夫人」と17世紀末のロンドンの音楽愛好家たち

  1. ニコラ・マッテイス(1649頃-1699以降〔1713?〕):
   Andamento malinconico 憂鬱な足取り (組曲 ト短調 より)
  2. ヘンリー・パーセル(1659-1695): ソナタ ト短調 Z 807
   (『4声部のための10のソナタ』〔1697〕より)
  3-6. フィラルモニカ夫人(生歿年不詳、1715年前後に活躍):
   第3ソナタ ト短調
    (『2挺のヴァイオリンとチェロ、およびヴィオローネ
     またはチェンバロのためのソナタ集 第1部』より)
  7-9. マッテイス: 組曲 ハ短調
  10. パーセル: トランペット・チューン
  11-14. フィラルモニカ夫人: 第6ソナタ ト長調
   (『2挺のヴァイオリンとチェロまたは
    チェンバロのための室内ディヴェルティメント集』より)
  15. マッテイス:
   Diverse bizzarrie sopra la vecchia sarabanda o puru ciaccona
    昔のサラバンダの調べに乗せた様々な異趣、またはチャコーナ
  16-18. フィラルモニカ夫人: 第5ソナタ ハ短調
   (『2挺のヴァイオリンとチェロまたは
    チェンバロのための室内ディヴェルティメント集』より)
  19. パーセル: The Queen's Dolour
   女王の悲しみ Z 670(2挺のヴァイオリンによる演奏)
  20-23. マッテイス: 組曲 イ短調
  24-27. フィラルモニカ夫人: 第4ソナタ ロ短調
   (『2挺のヴァイオリンとチェロ、およびヴィオローネ
    またはチェンバロのためのソナタ集 第1部』より)
  28-31. マッテイス: 組曲 ト短調
  32. パーセル: Two in one upon a ground
   同じ調べを二人で、低音上で(同度カノン)Z 627-16
   (劇付随音楽《ダイオクリージャン》Z 627より)
  33. マッテイス: Maniera italiana イタリア流儀の装飾技法
ル・コンソート(古楽器使用)
 テオティム・ラングロワ・ド・スヴァルト、
 ソフィ・ド・バルドネーシュ(ヴァイオリン)
 ハンナ・ザルツェンシュタイン(チェロ)
 ジュスタン・テイラー(チェンバロ)

ルイーズ・エアトン(ヴァイオリン)[1、15、20-23]
NYCX-10437
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300

 「フィラルモニカ夫人」と17世紀末のロンドンの音楽愛好家たち

 録音: 2023年2月 ドイツ新教教会、パリ
 収録時間: 71分
 ※国内仕様盤解説日本語訳...白沢達生

 【フランス最前線の俊才たちが奏でる、みずみずしいロンドンの南国趣味】
 これまで2度の来日公演を成功させ2020年代の古楽シーンを日本でも賑わせているフランスのチェンバロ奏者ジュスタン・テイラーが、ウィリアム・クリスティとの 共演でも注目される気鋭バロック・ヴァイオリン奏者テオティム・ラングロワ・ド・スヴァルトをはじめ、新世代の名手たちと伸縮自在の編成で新鮮な演奏を聴かせる古楽器アンサンブル、ル・コンソート。
 好評が続くALPHAレーベルでのリリース最新作は、バロック後期の英国を舞台にしたアルバムです。
 18世紀初頭、 声楽の本場イタリアで成功を重ねた若きヘンデルの渡英後すぐロンドンでオペラが流行しましたが、それはその頃までに同地でイタリア人音楽家たちの技量が 定評を得ていたため。
 このアルバムでは17世紀後半にナポリからロンドンに渡ったヴァイオリンの名手マッテイスを筆頭に、イタリアのトリオ・ソナタに大きな影響を 受けた世代であるパーセルの小編成作品、そしてヘンデル渡英の時期に「フィラルモニカ〔=音楽愛好〕夫人」の筆名の下、イタリア語の表題を添えロンドンで 刊行された2つの曲集から選曲し、起伏に満ちたプログラムで1700年前後の英国人たちのイタリア熱狂を活写します。
 いずれ劣らぬ気品に満ちた構成が美 しい英国の音楽と、マッテイスが綴った情熱的な響きとのコントラストも絶妙。英国の大都市の気風と南国の音楽家とが互いに刺激を与えあった300年前の世界の躍動を、ル・コンソートならではの精緻とパッションの調和する演奏が遺憾なく甦らせてゆくさまが、古楽器の味わいをよく捉えた俊才技師ユーグ・デショーのエンジニアリングで克明に味わえます。
 



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CAPRICCIO

C8090
\2700→\2490
ポシュナー(指揮)&リンツ・ブルックナー管弦楽団
アントン・ブルックナー(1824-1896):
 交響曲第5番 変ロ長調 (ノーヴァク版)

  1. I. Introduktion: Adagio - Allegro 18:09
  2. II. Adagio. Sehr langsam 15:38
  3. III. Scherzo. Molto vivace (schnell) 13:29
   - Trio. Im gleichen Tempo
  4. IV. Finale. Adagio - Allegro moderato 23:40
リンツ・ブルックナー管弦楽団
マルクス・ポシュナー(指揮)
NYCX-10435
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2970

 録音:2023年2月15&16日 ウィーン放送文化会館(オーストリア)
 総収録時間:71分

 CAPRICCIOレーベルと国際ブルックナー協会の主導で、ブルックナーの生誕200年にあたる2024年までにブルックナーの全交響曲のすべての稿(バージョン) を録音しようという企画、 「#bruckner2024」第10弾。
 稿の問題の無い第5番ではノーヴァク版を使用。1908年にアルミン・クナープがいち早く指摘した通り「冒頭の22小節に作品全体の主題と動機の原形がすべて詰まって」いて、それらを素材に構築された壮大な対位法の織物を、ポシュナーはしっかりと音にして伝えてくれます。
 約71分という演奏時間はやや速めのテンポを思わせますが、フレージングやアーティキュレーション、アクセントを細かく丁寧に処理しているため、「速さ」が前面に感じられることはありません。
 神秘的、瞑想的、時にメランコリックなコラール風の旋律はしっかりと腰を据えて聴かせます。ポシュナーはフィナーレをクライマックスととらえているようで、ヨッフム/ドレスデンやヴァント/北ドイツ放送響とほぼ同じタイムをかけた第4楽章は特に聴きものとなっています。

 ※国内仕様盤には専門誌等で好評を得ている石原勇太郎氏(国際ブルックナー協会会員)による日本語解説が付属します。
 



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 LINN RECORDS



CKD667
\2800→\2590
天才マキシム・エメリャニチェフ(指揮)
 メンデルスゾーン: 交響曲 第3番、第5番

 フェリックス・メンデルスゾーン(1809–1847):
  1-4. 交響曲 第3番 イ短調 「スコットランド」 Op. 56
  5-8. 交響曲 第5番 ニ長調 「宗教改革」 Op. 107
スコットランド室内管弦楽団
マキシム・エメリャニチェフ(指揮)
NYCX-10438
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300

 録音: 2022年2月 ケアード・ホール、ダンディー、UK
 収録時間: 65分
 ※国内仕様盤日本語解説‛&片桐卓也

 【スコットランド室内管創立50周年、エメリャニチェフとの「スコットランド」「宗教改革」】
 スコットランド室内管弦楽団と首席指揮者マキシム・エメリャニチェフにより、その就任前に録音されたシューベルト「グレート」(NYCX- 10112/CKD619)は、「同曲の最もスリリングな演奏」(BBCマガジン)など各所で絶賛されました。
 2024年1月に迎える楽団創立50周 年を記念すべく今回録音されたのは、メンデルスゾーンがスコットランドを旅行中その自然に触発されて構想してから10年以上、彼の一生の 半分近い歳月をかけて手を加えられ、生涯最後に完成させた交響曲となった第3番「スコットランド」。
 そして、若きメンデルスゾーンが試作的 な第1番に続いて2つ目の交響曲として完成させた、ルター派のコラール「神はわがやぐら」を引用する第5番「宗教改革」を併せて収録しています。
 どちらの作品でもヴィブラートを抑えた少人数の弦の透明感が印象的。「スコットランド」は各パートをよく鳴らし、メロディの歌謡的な 美しさのみならず、オーケストレーションの面白さも前面に出す快演となっています。
 「宗教改革」も力強くオーケストラを歌わせ、エコーのよう な効果も心地よく生かしつつメロディを伸びやかに表現し、この作品の素晴らしさを十二分に発揮。
 なお古楽鍵盤奏者としてピリオド奏法に 造詣の深いエメリャニチェフらしく、第4楽章では本来の指定通りにセルパンを使用しています。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRAND SLAM



GS 2302
\2700
ワルターの名盤、マーラーの「巨人」新音源
 マーラー:交響曲第1番 ニ長調「巨人」
ブルーノ・ワルター(指揮)
コロンビア交響楽団

 ワルターの永遠の名盤、マーラーの「巨人」、新音源で9年ぶりの再登場!

 録音:1961年1月14、21日、2月4、5日/アメリカン・リージョン・ホール(カリフォルニア)/国内製作、日本語帯・解説付
 使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
 録音方式:ステレオ(録音セッション)

 ■制作者より
 ワルターのステレオ録音の中でも、マーラーの交響曲第1番「巨人」は今日でも絶大な支持を得ています。
 当シリーズでも2014年に2トラック、38センチのオープンリール・テープから復刻したGS-2105を発売しましたが、今回新規に入手したテープはGS-2105のそれよりもさらに状態が良いものでした。そのテープを全工程プロ用の機器でマスタリングしたのですが、その瑞々しさ、響きの豊かさ、ダイナミック・レンジの広さは信じがたいほどで、とても1961年に行われたステレオ録音とは思えないほどです。
 とにかく、今回の音質には大いに自信を持っています。(平林 直哉)
 


<メジャー・レーベル>
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ERATO



5419769644
\3000→\2790
ブラッド・ピットが改修復活させた伝説のミラヴァル・スタジオ
 ベルトラン・シャマユ(ピアノ)
  レター(ズ)・トゥ・エリック・サティ~サティとケージの音楽


  ケージ(※ケージ作とされる):エリック・サティのための小石の全面
  サティ:グノシエンヌ 第1番
  ケージ:瞑想への前奏曲
  サティ:ジムノペディ 第1番
  サティ:グノシエンヌ 第2番
  サティ:グノシエンヌ 第3番
  ケージ:ア・ルーム
  ケージ:ある風景の中で
  サティ:パンタグリュエルの幼年時代の夢
  サティ:犬のためのぶよぶよした本当の前奏曲
  サティ:ジムノペディ 第2番
  サティ:海水浴(『スポーツと気晴らし』より)
  サティ:グノシエンヌ 第4番
  サティ:ブランコ(『スポーツと気晴らし』より)
  ケージ:スウィンギング
  サティ:ジムノペディ 第3番
  サティ:グノシエンヌ 第5番
  サティ:夜想曲 第2番
  サティ:永遠に続くタンゴ(『スポーツと気晴らし』より)
  ケージ:永遠のタンゴ
  サティ:グノシエンヌ 第6番
  サティ:サラバンド 第3番
  サティ:うつろな空想
  サティ:第1幕への前奏曲『天職』(『星たちの息子』より)
  サティ:グノシエンヌ 第7番(『星たちの息子』第1曲)
  テニー:梨の形をした3つのページ(エリック・サティを祝して)
  ケージ:夢(Dream)
ベルトラン・シャマユ(ピアノ)
 録音:2023年4月3-6日、フランス、ミラヴァル・スタジオ

 「エリック・サティとジョン・ケージは、音楽の世界ではUFOのような存在です。彼らは、多くの人々にとって、音楽とはどうあるべきかという概念を変えたという意味で、パイオニアなのです。私はちょっと変わったことをしようと思って、エリック・サティのことを思いついたのです。これはピアノと本当に親密になる機会でした。サティは本当に特別で、他の誰とも違う不思議な音楽家なのです」~ベルトラン・シャマユ


 ベルトラン・シャマユによるこのアルバム『Letter(s) to Erik Satie』は、1866年ノルマンディー生まれのエリック・サティ[1866-1925]、そして1912年ロサンジェルス生まれのジョン・ケージ[1912-1992]という、特異で、革新的で、影響力のある2人の作曲家を取り上げています。
 2人の間には密接な関係があるといわれ、ケージはサティをインスピレーションの源と考えていたようです。
 アルバムは、ジョン・ケージが「公案」(禅問答で用いられる正解のない謎)として弟子であるジェームズ・テニー[1934-2006]に密かに贈った遺品の中から発見された『エリック・サティのための小石の全面』から始まります。
 サティの『ジムノペディ』や『グノシエンヌ』などがこのアルバムの主軸となっており、ジョン・ケージの作品と共存しながら、まったく違和感無く、互いに深い愛情を抱きあうように展開していきます。

 このアルバムが録音されたミラヴァル・スタジオは、プロヴァンス地方にある古城シャトー・ミラヴァルを1977年にジャック・ルーシェが改装したスタジオで、古くはAC/DC、スティング、ピンク・フロイド、シャーデー、ワム!らが伝説的なセッションを行いましたが、ここ20年間使用されていませんでした。しかしブラッド・ピットが名音楽プロデューサーのダミアン・クインタードとパートナーを組み、1970年代当時の貴重な録音機材を保ちつつ最新の機材を導入し、この伝説のミラヴァル・スタジオを2022年夏に改修復活させました。
 このアルバムでもダミアン・クインタードが、レコーディング、編集、マスタリングを手がけています。







<国内盤> 

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日本コロムビア



COCQ85613
\3300
バッティストーニ(指揮)&東京フィル
 マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
東京フィルハーモニー交響楽団
アンドレア・バッティストーニ(指揮)
 録音:2022年9月19日、東京、オーチャードホール

 マーラーの代表作のひとつとして、彼の作品の中でも最も人気のある交響曲のひとつである第5番。1901年から1902年にかけて作曲され、1904年にケルンで初演された、マーラー40代前半の全盛期に書かれた作品です。
 バッティストーニは、「暗闇や絶望から、光、希望、新たな生命に至る旅を描いたこの作品は、まさに今の私たちが必要とするエネルギーを与えてくれるものだ」と語っていますが、その言葉通り、彼の音楽は、複雑なスコアの隅々に光を当てられ、メロディ、対旋律、その他同時に奏でられる全ての声部に活き活きと命が吹き込まれ、多様な物語が強い説得力をもって迫ってきます。



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VIRTUS CLASSICS



VTS-24
\3300
パトリック・ガロワの芸術・3
 近代フルート・ソナタ集

 1-3. ボフスラフ・マルティヌー(1890-1959):ソナタ
  1 .I. Allegro moderato
  2. II. Adagio
  3. III. Allegro poco moderato
 4-7. パウル・ヒンデミット(1895-1963):ソナタ
  4. I. Heiter bewegt
  5. II. Sehr langsam
  6. III. Sehr lebhaft
  7. IV. Marsch
 8-10. フランシス・プーランク(1899-1963):ソナタ
  8. I. Allegro malinconico
  9. II. Cantilena
  10. III. Presto giocoso
 11-14. セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953) :ソナタ ニ長調 Op. 94
  11. I. Moderato
  12. II. Scherzo : Presto
  13. III. Andante
  14. IV. Allegro con brio
パトリック・ガロワ(フルート)
瀬尾和紀(ピアノ)

 【録音】2022年5月18~20日、三重県総合文化センター大ホール
 プロデューサー:瀬尾和紀
 エンジニア:山中耕太郎

 巨匠ガロワが誘う 魂宿る美しき世界

 丁寧に折り重ねられた何層もの立体的なピアノに心地の良いフルートの風がひゅうと吹く。
 それは湿り気を帯びていたり、草木がざわめく様であったり、疾風怒涛の様でもあるのだが、これらは全てを包む深い愛に満ちた音楽そのものである。
 本作に収められた名曲を偉大なピアニストたちと幾度となく演奏してきた巨匠ガロワが、今、改めて録音という形で世に残したいと願ったのは、他でも無い、同じスケールと価値観で音楽を共有できる愛弟子の瀬尾和紀の存在だろう。
 常に感度を高く持ち、知識を刷新し、変化する事を少しも恐れない彼らのこの記録は、新解釈などと言うものではなく、構築された歴史そのものなのだ。  (寺田 愛 フルーティスト)

 フルートのレパートリーは、とりわけソナタのジャンルにおいて豊富であり、このCDには、20世記半ばを特徴づける最も美しい緩徐楽章を持ったソナタが収められています。これらの4つの緩徐楽章は、ある種の水平性、純粋さ、率直さ、深遠さ、そして今この瞬間の探究という点で通底しています。
 これらの作品に取り組むにあたり、瀬尾和紀氏と私は、主にオリジナルのラインの再構築、そして作品のテクストを明確にするために、様々な音楽的なレイヤーを際立たせる事に重点を置きました。
 また、フレーズのみならず、フルートとピアノの2つのパート間に存在する細かいニュアンスにも注意を払いました。このCDが、何度も聴き返されるであろう事を念頭に置き、聴く度にその楽章の新たな角度や側面が浮き彫りになるようにと私たちは考察を重ねてきたのです。
 パトリック・ガロワのコメントより
 















9/27(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

BASTILLE MUSIQUE



RBM025
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3562
ソーンダーズ、ブクレシュリエフ、クラーク、リーム:群島
 1. レベッカ・ソーンダーズ:音を発することに向かって ― 練習曲(2020)
 2. アンドレ・ブクレシュリエフ:群島 5d、Op.11(1970)[ヴァージョン1]
 3. ジェイムズ・クラーク:ピアノ・ソナタ 第2番(2019)
 4. アンドレ・ブクレシュリエフ:群島 5d、Op.11(1970)[ヴァージョン2]
 5. ロルフ・リーム:
  チャオ、最愛のクラウディオ、
   またはサン・マルコ広場のスティール・ドラム(2017)
 6. アンドレ・ブクレシュリエフ:群島 5d、Op.11(1970)[ヴァージョン3]
ニコラス・ホッジズ(ピアノ)
BM025
\2900

 ニコラス・ホッジズ登場!ブクレシュリエフの「群島」の3つの解釈!

 ☆bastille musique第25弾!
 ☆コンテンポラリー・ピアノのスペシャリスト、ニコラス・ホッジズをフィーチャー!
 ☆全作品の楽譜も掲載した豪華ブックレット付きのラグジュアリー・ボックス!

 ベルリンのラグジュアリー・レーベル「bastille musique」のリリース第25作目は、比類なき技巧と作曲家との濃密なコラボレーションによって世界的に名を馳せるイギリスの現代音楽ピアニスト、ニコラス・ホッジズ(ニコラス・ハッジス)をフィーチャー!
 レベッカ・ソーンダーズ(レベッカ・サンダース)、ジェイムズ・クラーク、ロルフ・リームのピアノのための新作と、アンドレ・ブクレシュリエフが1970年に作曲したオープン・フォームの「群島 5d(Archipel 5d)」の3つの異なる解釈を組み合わせたアルバムです。

 SWR(南西ドイツ放送)によって制作された録音に加え、ニコラス・ホッジズ、カール・ロスマンによる解説とレーベル・プロデューサーのセバスティアン・ゾルテによるニコラス・ホッジズへのインタビュー、全作品の楽譜までも掲載した充実のブックレット(国内仕様盤は日本語訳付き!)と、作曲家やレコーディング・セッションの写真などが封入されたラグジュアリー・ボックス仕様です。

 ※録音:2021年1月7日-9日、室内楽スタジオ(SWR シュトゥットガルト)
 ※使用楽器:スタインウェイ D-274 コンサート・グランド

 
 



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CHANDOS


RCHSA5316
(1SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3562
サカリ・オラモ(指揮)&BBC交響楽団
 バツェヴィチ:管弦楽作品集 Vol.1

 グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):
  交響曲第3番(1952)
  交響曲第4番(1953)
  序曲(オーケストラのための)(1943)
サカリ・オラモ(指揮)
BBC交響楽団
CHSA5316
(1SACD HYBRID)
\3000→\2790

 フィンランドの名匠サカリ・オラモ!バツェヴィチの管弦楽作品集が始動!

 ☆フィンランドの名匠サカリ・オラモ&BBC響!
 ☆20世紀のポーランドの女流ヴァイオリニスト&作曲家、グラジナ・バツェヴィチの管弦楽作品集がスタート!

 サカリ・オラモは、2015年にロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティの「コンダクター・オヴ・ザ・イヤー」を受賞したフィンランド出身の名指揮者。
 現在はBBC交響楽団の首席指揮者、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の桂冠指揮者、フィンランド放送交響楽団の名誉指揮者を務め、過去には、フィンランドのコッコラ歌劇場やオストロボスニア室内管弦楽団の首席指揮者を歴任している名匠。
 Chandosでは2019年度のレコード・アカデミー賞で「特別賞 録音」に選ばれた「シベリウスのレンミンカイネン組曲(CHAN20136)」他、フロラン・シュミット(CHSA5200)、ウィリアム・オルウィン(CHSA5253)、エセル・スマイス(CHSA5240)など、録音の少ない知られざる傑作をBBC交響楽団と共に取り上げ、その実力とChandosの優秀録音の名声を高めてきました。

 サカリ・オラモが新たに挑むのは、20世紀ポーランドの女流ヴァイオリニスト&作曲家、グラジナ・バツェヴィチの管弦楽作品集。バツェヴィチは、ワルシャワの国立音楽院修了後、パリに留学し、作曲をナディア・ブーランジェに、ヴァイオリンをアンドレ・トゥーレに師事。
 第1回ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールでは優秀な成績を収め、1936年から38年までポーランド放送交響楽団の第一ヴァイオリン奏者として活動しました。
 作品は、7つのヴァイオリン協奏曲をはじめ、ピアノ曲、室内楽曲、管弦楽曲、声楽と器楽を組み合わせた作品など、数多く残しています。

 第1弾となる本アルバムでは、ポーランドの歴史上、最も悲劇的な時代でもあった1943年から1953年にかけて作曲された3つの作品を収録。
 オーケストラのための序曲は、2022年に行われたポーランド国立放送交響楽団(マリン・オルソップ指揮)の日本ツアーでも演奏されました。
 再評価が進んできたバツェヴィチは室内楽やピアノ作品を中心に近年様々なレコーディングも増えていますが、まだまだ管弦楽・交響曲の録音は少ないだけに、バツェヴィチの知られざる魅力に光を当てるChandosの高音質SACD新盤には大きな期待がかかります。

 ※録音:2023年2月13日-14日、フェアフィールド・ホールズ(クロイドン、イギリス)

 
 




DELPHIAN



DCD34321
\2600
チルコット:クリスマス・オラトリオ
 ボブ・チルコット(b.1955):
  イエス・キリスト、りんごの木
  クリスマス・オラトリオ
  梨の木のキャロル*
  ようこそ、全ての奇跡よ
 (*を除く全曲世界初録音)
ベンジャミン・ニコラス(指揮)
オックスフォード・マートン・カレッジ合唱団
オックスフォード・コンテンポラリー・シンフォニア
サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ, マリア)
ニック・プリッチャード(福音史家)
ニール・デイヴィス(バス, ヘロデ, シメオン)、他

 ボブ・チルコット新作「クリスマス・オラトリオ」世界初録音!

 ☆オックスフォードのマートン・カレッジ合唱団新録音!
 ☆ボブ・チルコットの新作、「クリスマス・オラトリオ」の初録音と3つのキャロルを収録!
 ☆サラ・コノリーを始めとする、初演時と同じキャストによる豪華ソリスト陣!

 スコットランド有数のクラシック・レーベルDelphian(デルフィアン)の最重要アーティストであるオックスフォード・マートン・カレッジ合唱団は、英国合唱界の2人の名匠ベンジャミン・ニコラスとピーター・フィリップスの指導の下、瞬く間にオックスフォード大学の混声合唱団の代表的存在の1つとなり、Delphianからリリースした様々なアルバムは夥しい数の5つ星の批評を得るとともに、数多くのグラモフォン「エディターズ・チョイス」を獲得。
 ガブリエル・ジャクソンの《われらが主イエス・キリストの受難》(DCD34222)で、BBCミュージック・マガジン賞の「合唱賞」を受賞し、イアン・ヴェナブルズの《レクイエム》とハウエルズの管弦楽伴奏付きモテットを収録したアンセム集(DCD34252)は、MusicWeb Internationalの年間最優秀レコーディングのひとつにノミネートされています。

 バートウィスル、チルコット、ダヴ、エシェンヴァルズ、マクミラン、マクダウアル、ラッター、タバコフ、ウィアーの作品を初演するなど、現代音楽への献身でも並外れた実績を残すマートン・カレッジ合唱団の注目すべき新録音では、「英国の合唱音楽の現代的英雄」と称される人気合唱作曲家、ボブ・チルコットの大作「クリスマス・オラトリオ」を世界初録音!
 2019年のスリー・クワイア・フェスティヴァルで音楽祭を開催する3都市(グロスター、ウスター、ヘレフォード)の大聖堂合唱団によって初演され、「明白な成功‛&そしてまったく新しい」と称賛された作品で、このレコーディング・セッションではデイム・サラ・コノリーを始めとする初演時の輝かしいソリストたちが再集結し、エレガントで歓びに満ちたチルコットの「クリスマス・オラトリオ」のアルバムを完成させました。

 ※録音:2023年6月25日-27日、マートン・カレッジ礼拝堂(オックスフォード)

 
 



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FINELINE


2023年に設立されたオランダの新レーベル「Fineline」の取り扱いを開始します。(代理店)


FL72415
\2600→\2390
名匠グリエルミが3つの鍵盤楽器を弾き分ける
J.S.バッハ:
 ヴィオラ・ダ・ガンバと
  オブリガート・チェンバロのためのソナタ集

   1. バビロン川のほとりに BWV653
    (オルガンとヴィオラ・ダ・ガンバによるイントロイトゥス)
   2-4. ヴィオラ・ダ・ガンバとオブリガート・チェンバロによる
    ソナタ第3番ト短調 BWV1029
   5. パルティータ第4番ニ長調 BWV828 より
    サラバンド(チェンバロ独奏による前奏曲)
   6-9. ヴィオラ・ダ・ガンバとオブリガート・チェンバロによる
    ソナタ第2番ニ長調 BWV1028
   10.ゴルトベルク変奏曲 BWV988よりアリア
    (ジルバーマン・ピアノ独奏による前奏曲)
   11-14. ヴィオラ・ダ・ガンバとオブリガート・チェンバロによる
    3つのソナタ第1番ト長調 BWV1027
   15. 平均律クラヴィーア曲集第2巻より
    第16番 前奏曲 BWV885-1 ト短調(オルガン独奏による前奏曲)
   16. フルート・ソナタ イ長調 BWV1032 より
    第2楽章ラルゴ・エ・ドルチェ
     (ヴィオラ・ダ・ガンバとオルガンによる後奏曲)
アンドレア・デ・カルロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ルカ・グリエルミ(チェンバロ、オルガン、フォルテピアノ)

 名匠グリエルミが3つの鍵盤楽器を弾き分けるバッハのガンバ・ソナタ集!

 ☆大バッハの3つのガンバ・ソナタを、オルガン、チェンバロ、フォルテピアノの3種類の鍵盤楽器によるオブリガートで演奏!

 アレッサンドロ・ストラデッラの宗教音楽を発掘・録音し続けてきたイタリアのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者=指揮者のアンドレア・デ・カルロと、指揮者、作曲家としての活動に加え、歴史的鍵盤楽器のエキスパートとして多彩な活躍を見せるルカ・グリエルミが織り成す大バッハのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集。

 写本ではヴィオラ・ダ・ガンバのための3つのソナタは、本来チェンバロの伴奏になっていますが、彼らはヴィオラ・ダ・ガンバがバッハの手持ちの様々な鍵盤楽器と対話する姿を想像。
 グリエルミがチェンバロ、オルガン、フォルテピアノを見事に弾き分け、偉大な作曲家が残した作品の新たな可能性を見出しています。

 ※使用楽曲:
 ・ヴィオラ・ダ・ガンバ:ペレグリーノ・ミケーリ16世紀製(セルジオ・マルチェッロ・グレゴラット・サクロファーノによる2003年コピー)
 ・チェンバロ:ミヒャエル・ミートケ1708年製(マティアス・グリーヴィッシュによる2000年コピー/tr.5-9)
 ・フォルテピアノ:ゴットフリート・ジルバーマン1749年製(ケルスティン・シュヴァルツによる2013年コピー/tr.10-14)
 ・オルガン:ゴットフリート・ジルバーマン1753年製(ヴィルヘルム・リューレによる1998年復元/tr.1-4, 15-16)

 ※録音:2015年6月22日-24日(フランケンシュタイン教会、ドイツ)

 
 
 


FL72416
\2600
再発見された忘れられた声 ~
 ユダヤ系オランダ人女性作曲家による室内楽作品集

  ヘンリエッテ・ボスマンス(1895-1952):
   ヴァイオリン・ソナタ
  ファニア・チャピロ(1926-1994):チェロ・ソナタ(世界初録音)
  ボスマンス:ピアノ三重奏曲
ブルンディバール・アンサンブル
 〔アレクサンドラ・ライフリナ(ヴァイオリン)、
  リュボフ・ウリビシェワ(チェロ)、
  ダニエル・グリムウッド(ピアノ)〕

 ☆ユダヤ系オランダ人女性作曲家による素晴らしき作品を再発見する注目企画!

 本アルバムでは、ホロコーストの音楽と芸術に特化した英国初の年次フェスティバルとして、2016年1月に開催されたブルンディバール芸術祭のテーマのひとつである「インスピレーションを与える女性たち」に触発され、ホロコーストを生き延びたユダヤ系オランダ人女性作曲家たちをテーマに取り上げています。

 アムステルダムの音楽一家に生まれたヘンリエット・ボスマンスは、作曲家、ピアニストとして活躍。ピエール・モントゥー、ウィレム・メンゲルベルクなどと共演し、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とは1922年から1949年までの間に22のピアノ協奏曲を演奏しています。
 本アルバムには、若さゆえの情熱、生命力に満ちたヴァイオリン・ソナタと、母親の誕生日に贈った、スペインの情熱、フランスの印象派、中東の響きを感じさせるロマン派的な作風のピアノ三重奏曲の2つの初期の作品を収録。
 カップリングに選ばれた、インドネシア(旧オランダ領東インド)のジャワ島出身のファニア・チャピロの世界初録音となるチェロ・ソナタは、プロコフィエフの影響が作品全体に散りばめられており、作品の終盤ではジャズの雰囲気を強く醸し出しています。

 ブルンディバール芸術祭創設者兼芸術監督を務め、ロイヤル・ノーザン・シンフォニアのメンバーとしても活躍するアレクサンドラ・ライフリナを筆頭としたブルンディバール・アンサンブルの演奏でお楽しみください。
 イギリスの名プロデューサー、アンドルー・キーナーとコンビを組んでいる敏腕エンジニア、オスカー・トレスによるプロデュース&エンジニアリングによる優秀録音も注目ポイントです!

 ※録音:2022年5月14日ー16日、ユーディ・メニューイン音楽学校、メニューイン・ホール(イギリス)

 
 




GENUIN

GEN23824
\2600
B-A-C-H "...へのオマージュ"
 J.S.バッハ:幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
 ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):
  「Bach」の名によるフーガ Krebs-WV434
 リスト:B-A-C-Hの名による幻想曲とフーガ S.260/2
 ジグモンド・サットマーリ(b.1939):
  B-A-C-H "...へのオマージュ"(グランド・オルガンのための)
 レーガー:B-A-C-Hによる幻想曲とフーガ Op.46
アウレル・ダヴィデュク(オルガン)

 ドイツ音楽コンクールを制したオルガニスト、アウレル・ダヴィデュク!

 2022年、ドイツの若い音楽家にとって最も重要なコンクールの一つとされるドイツ音楽コンクールのオルガン部門で優勝を成し遂げたアウレル・ダヴィデュクによる初のオルガン・アルバム。
 2000年にハノーファーに生まれたダヴィデュクはオルガンのほかピアノやハープシコードも弾きこなし、近年では指揮者としても頭角を現すなど溢れる才能でマルチに活躍。
 このアルバムでは「バッハ」をテーマに掲げ、リスト、レーガーに加えバッハの高弟であったクレープスやハンガリーのオルガン奏者、サットマーリによる珍しい作品も含む、バッハに携わる様々なスタイルのオルガン作品でプログラムを構成しました。

 ※録音:2023年4月11日-13日、シュタットカジノ・バーゼル(スイス)
 
 

GEN23826
(2CD)
特別価格
\3900
アサセッロ四重奏団
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集 Vol.1

 ショスタコーヴィチ:
  弦楽四重奏曲
   第7番嬰ヘ短調 Op.108 / 第8番ハ短調 Op.110 /
   第9番変ホ長調 Op.117 / 第10番変イ長調 Op.118 /
  未完の弦楽四重奏曲(第9番) /
  弦楽四重奏曲
   第11盤ヘ短調 Op.122 / 第12番変ニ長調 Op.133 /
  第13番変ロ短調 Op.138 / 第13番 断片(初稿)(世界初録音)
アサセッロ四重奏団

 バーゼル音楽院でラサール弦楽四重奏団の創設者、ヴァルター・レヴィンの室内楽クラスの生徒たちによって2000年に結成されたアサセッロ四重奏団が、ショスタコーヴィチが生涯をかけて取り組んだ交響曲と並ぶ重要な作品、弦楽四重奏曲の全集プロジェクトを始動。
 第1弾となる今作はショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲における最重要作品ともいわれる第8番を含む、1960年からの約10年間に作曲された第7番~第13番を収録。最後に収録された第13番の初稿の断片は世界初録音です。

 ※録音:2022年4月2日-4日&8日-11日、2022年11月7日-11日、2023年2月15日-19日、ドイツ放送室内楽ホール(ケルン、ドイツ)
 
 


GEN23849
\2600
カロリーネ・フィッシャー
マジカル・クリスマス・ファンタジーズ
カロリーネ・フィッシャー(ピアノ)
 J.S.バッハ:G線上のアリア(管弦楽組曲第3番より)/
 ランゲ:ピアノのための幻想曲「きよしこの夜」/
 ロベルト・レオナルド:クリスマス幻想曲 Op.99/
 J.S.バッハ:羊は安らかに草を食み/
 ランゲ:クリスマス幻想曲/
 カレル・スヴォボダ:灰かぶり姫の3つの木の実/
 J.S.バッハ:主よ人の望みの喜びを/
 モーツァルト:きらきら星変奏曲/
 J.S.バッハ=グノー:アヴェ・マリア/
 シューマン:サンタクロース(子供のためのアルバムより)/
 チャイコフスキー:行進曲(くるみ割り人形より)/
 フリッツ・ヘルビッヒ:クリスマス幻想曲「高き天よりわれは来れ」/
 カール・ティーセン:「もみの木」による変奏曲

 カロリーネ・フィッシャーによるソロ・ピアノ・クリスマス・アルバム!

 ☆ベルリン生まれの実力派ピアニスト、カロリーネ・フィッシャー!
 ☆美しく神秘的に響くソロ・ピアノによるインストゥルメンタル・クリスマス・アルバム!

 ベルリン生まれのピアニスト、カロリーネ・フィッシャーによるクリスマス・アルバム。古いものから新しいものまでさまざまな時代から厳選されたクリスマスにまつわる作品をソロ・ピアノで美しく紡ぎあげます。
 J.S.バッハの「(G線上の)アリア」に始まり、「きよしこの夜」、「主よ、人の望みの喜びを」やくるみ割り人形の「行進曲」など誰でも知っているメロディも、スタインウェイ国際ピアノ・コンクールなど様々な賞に輝き、国際的に活躍しているフィッシャーの瑞々しいタッチで新鮮にそして時には神秘的に響きます。
 クリスマス・シーズンにじっくりとお聴きいただきたい1枚となっています。

 ※録音:2021年8月21日





 全国のカロリーネ・ファンの皆様お待たせしました。久しぶりにご紹介しましょう。
 いとしのカロリーネ。


GEN 86068
\2600→\2390
いとしのカロリーネ
 カロリーネ・フィッシャー


 リスト:ラ・カンパネッラ
 D.スカルラッティ:ソナタ二短調K.141
 リスト:ドン・ジョヴァンニの回想
 モーツァルト:ピアノ・ソナタイ短調K.310(第8番)
 ドビュッシー:前奏曲集?
  「妖精たちはあでやかな舞姫」「ラヴィーヌ将軍、風変わりな」「花火」
 シチェドリン:バッソ・オスティナート
 ショパン:練習曲ハ長調Op.10-1
 リスト:ハンガリー狂詩曲第13番
カロリーネ・フィッシャー(P)

 悪いくせで実力派の若手カワイコちゃんが出るとどうしても気になってしまう癖が抜けない店主だけれど、これは中身もいけてるんです。
 新鮮で溌剌としていて、とってもスタイリッシュで優雅。シチェドリンが一番よかったりするところはさすが現代っ子。
 ジャケもカロリーヌの妖艶な表情アップでのけぞらせてくれますが、おまけにブックレットの中でもコロムビアほどわざとらしくない可愛いポートレートを何枚か載せてくれていて嬉しい限りです。

 カロリーネ・フィッシャーは1982年ベルリン生まれのピアニスト。
 9歳で奨学金を得、16歳のときにすでにハンス・アイスラー音楽大学入学するなど天才ぶりを発揮。スタインウェイ国際ピアノ・コンクール(ベルリン)、ソフィ・シャルロッテ女王国際コンクール、ベルリン・ヤング・ピープル・コンクール、チェコやミュンヘンでの国際コクンクールなど多数の優勝、受賞暦がある。


 
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GEN23809
\2600→\2390
アリス・アレクサンダー・ブレッテンベルク
ベートーヴェン:
 ピアノ協奏曲第1番(室内アンサンブル版)&
  第2番(室内アンサンブル版)

   ベートーヴェン:
    ピアノと管弦楽のためのロンド 変ロ長調 WoO 6
     (室内アンサンブル版)
    ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.19(室内アンサンブル版)
    ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15
アリス・アレクサンダー・ブレッテンベルク
 (ピアノ、指揮、編曲)
ミュンヘン室内オペラ管弦楽団

 ベートーヴェンのピアノ協奏曲、室内アンサンブル版!

 ☆これまでにもベートーヴェンへの並々ならぬ思いを表現してきたアリス・アレクサンダー・ブレッテンベルク!
 ☆ピアニスト自身の編曲による室内アンサンブル版!

 ハンス・フォン・ビューロー国際ピアノ・コンクール第1位、ウィーン国際ベートーヴェン・ピアノ・コンクール第1位の受賞歴を持つ多才なピアニスト、アリス・アレクサンダー・ブレッテンベルクによるベートーヴェンのピアノ協奏曲の室内アンサンブル版!
 C'Avi Musicからリリースした前作(8553529)でもベートーヴェンの交響曲第7番のリスト編曲版を披露するなど並々ならぬベートーヴェンへの想いを表現してきたブレッテンベルク。
 今作では全作ブレッテンベルク自身の編曲で挑むという力の入れようです。オーケストラの輝きを失うことなく、ベートーヴェンの若き日の作品を透明感のある音楽で表現しています。

 ※録音:2023年4月12日-15日
 



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GUTMAN

GUTMANCD151
\2700→\2490
ブロドスキー弦楽四重奏団の元第1ヴァイオリン、ダニエル・ローランド
狂乱の時代

 ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
 ドビュッシー(ハイフェッツ編):美しき夕暮れ
 プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
 ピアソラ:ミロンガ・アン・レ(レのミロンガ)
 ラヴェル:ハバネラ形式の小品、ヴァイオリン・ソナタ
 ガーシュウィン(ハイフェッツ編):
  なんでもそうとは限らない、ベス, お前は俺のもの
 アンタイル:ヴァイオリン・ソナタ第2番
ダニエル・ローランド(ヴァイオリン)
ナターシャ・クドリツカヤ(ピアノ)

 ブロドスキー弦楽四重奏団の元第1ヴァイオリン、ダニエル・ローランド!

 イギリスを代表する弦楽四重奏団のひとつ、ブロドスキー弦楽四重奏団の第1ヴァイオリン奏者を2007年から11年間務めたダニエル・ローランドが、「狂乱の時代」と呼ばれる1920年代のパリに焦点を当て、ドビュッシー、ラヴェル、プーランクの重要なヴァイオリン・ソナタを演奏。
 間に挟んでいる作品も単なる箸休めではなく、終盤で伴奏者がボンゴを演奏するアンタイルのクレイジーなソナタなどアルバム全体を通して一切飽きさせません。
 伴奏を務めるのは過去にもChamps Hill Recordsなどでローランドと共演していたウクライナ出身のピアニスト、ナターシャ・クドリツカヤです。

 ※録音:2014年2月12日-14日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
 
 


GUTMANCD153
\2700
ロイヤル・コンセルトヘボウ管メンバーで組織されるカメラータRCO
モーツァルト:弦楽器、管楽器のための作品集

 モーツァルト:
  ディヴェルティメント第1番変ホ長調 KV113
  弦楽五重奏曲ハ短調 KV406
  管楽六重奏のためのセレナード変ホ長調 KV375
カメラータRCO

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーで組織されるアンサンブル、カメラータRCOによるモーツァルト・アルバム。世界トップレベルのオーケストラで活躍するメンバーたちによる精緻なアンサンブルをご堪能ください。
 KV375はオーボエ2本を欠いた初稿版での演奏です。

 ※録音:2015年3月26日-27日、MCO(ヒルフェルスム、オランダ)
 
 


GUTMANCD152
\2700
モーツァルト&メンデルスゾーン:協奏曲集
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番イ長調 K.414
 メンデルスゾーン:
  ヴァイオリン、ピアノと弦楽のための協奏曲 ニ短調
ウェイイン・チェン(ピアノ)
マルク・ダニエル・ファン・ビーメン(ヴァイオリン)
カメラータRCO

 台湾系アメリカ人ピアニスト、ウェイイン・チェンがロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーで組織されるアンサンブル、カメラータRCOとの共演でモーツァルトとメンデルスゾーンの作品を披露。
 メンデルスゾーンではカメラータRCOのリーダーであるマルク・ダニエル・ファン・ビーメンと共演します。彼女の音楽の核心に迫る洞察力の高さは師であるレオン・フライシャーも賛辞を惜しみません。

 ※録音:2015年3月16日-18日、MCO(ヒルフェルスム、オランダ)
 
 


GUTMANCD201302
\2700
ダンディ&ハイツ:クラリネット三重奏曲集
 ダンディ:クラリネット三重奏曲変ロ長調 Op.29
 セバスティアン・ハイツ(b.1966):クラリネット三重奏曲
ハイン・ヴィーダイク(クラリネット)
ダニエル・エッセル(チェロ)
フランク・ファン・デ・ラール(ピアノ)

 1996年からロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(RCO)に在籍するクラリネット奏者、ハイン・ヴィーダイクと、元RCOチェロ奏者のダニエル・エッセル、そしてオランダの著名なピアニストであるフランク・ファン・デ・ラールが共演した1998年録音盤。
 ダンディでも秀逸な演奏を聴かせてくれますが、伝統的な西洋音楽の手法をベースに20世紀の革新的な要素を巧みに融合させた作曲スタイルが興味深いオランダ生まれの作曲家、セバスティアン・ハイツの作品が聴けるのもポイントです。

 ※録音:1998年3月24日、チャペル・スタジオ(ティルブルフ、オランダ)

 


GUTMANCD201301
\2700
甘い団子とチーズ・シュトゥルーデル
 モーツァルト:
  アレグロ ヘ長調
   (クラリネット、バセット・ホルンと
    弦楽三重奏のための)KV Anh.90(580b)、
  クラリネット五重奏曲イ長調 KV581、
   アレグロ 変ロ長調
    (クラリネットと弦楽四重奏のための)
     KV Anh.91(516c)
 メンデルスゾーン:
  演奏会用小品 ヘ短調
   (クラリネット、バセット・ホルンと
    弦楽五重奏のための) Op.113、
  演奏会用小品 ニ短調
   (クラリネット、バセット・ホルンと
    弦楽五重奏のための) Op.114
ハイン・ヴィーダイク(クラリネット)
ダヴィデ・ラットゥアーダ(バセット・ホルン)
カメラータRCO

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーであるハイン・ヴィーダイクとダヴィデ・ラットゥアーダ、そして同団のメンバーからなるカメラータRCOによるクラリネットとバセット・ホルンを用いた作品集。
 一風変わったアルバム・タイトルは、メンデルスゾーンと親交のあった当時の最も優れたクラリネット奏者、ハインリヒ・ヨーゼフ・ベールマンが演奏旅行でベルリンを訪れた際、メンデルスゾーンがベールマンに好物である甘い団子とチーズ・シュトゥルーデルを自宅で作ってくれるよう頼み、そのお返しとしてメンデルスゾーンがプレゼントしたのがここに収録されている演奏会用小品であることから来ています。
 当時流行した音楽「プラハの戦い」の旋律を引用したOp.113にメンデルスゾーンは「プラハの戦い!甘い団子とチーズ・シュトゥルーデルのためのクラリネットとバセットホルンの大二重奏曲」というユーモラスなタイトルをつけたそうです。

 ※録音:2013年6月15日-16日、シンゲル教会(アムステルダム)
 
 


GUTMANCD931
\2700
ブラームス:クラリネット・ソナタ集&クラリネット三重奏曲
 ブラームス:
  クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
  クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
  クラリネット三重奏曲イ短調 Op.114
ハイン・ヴィーダイク(クラリネット)
フランク・ファン・デ・ラール(ピアノ)
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)

 Gutman Recordsの黎明期に小規模にリリースされた1993年録音盤。
 後にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(RCO)に入団することになるクラリネット奏者、ハイン・ヴィーダイクと現在もRCOのメンバーと深い関係を築くピアニスト、フランク・ファン・デ・ラールによるブラームスのクラリネット・ソナタはもちろん、現代最高峰のチェリストの一人、ピーター・ウィスペルウェイが特別に参加したクラリネット三重奏曲は是非聴いておきたい貴重な録音です。

 ※録音:1993年12月2日-3日、レモンストラント教会(アルクマール、オランダ)
 




KAIROS



J0022012KAI
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3500
清水美子(ピアノ)
クラム:天界の力学、ツァイトガイスト、異世界の響き

 ジョージ・クラム(1929-2022):
  天界の力学[マクロコスモス 第4巻](1979年、改訂2012年)
   (アンプリファイド・ピアノのための宇宙的舞曲、4手(と6手)のための)
    I. ケンタウルス座 アルファ星 / II. 白鳥座 ベータ星 /
    III. りゅう座 ガンマ星 / IV. オリオン座 デルタ星
  ツァイトガイスト(1988年)
   (2台のアンプリファイド・ピアノのための6つのタブロー、第1集)
    I. 予兆 / II. ふたりの道化師 /
    III. モノコード(一絃琴) / IV. 彗星の日 /
    V. モルフェウスの国 / VI. 残響
  異世界の響き(タブロー、第2集)(2005年)
   (2台のアンプリファイド・ピアノのための)
    I. 二重らせん / II. 祝典と儀式 / III. パリンプセスト
清水美子(ピアノ)
0022012KAI
\3200

 清水美子のジョージ・クラム第2弾!4手&2台ピアノ作品を多重録音!

 ☆スペシャリスト、清水美子が捧げるジョージ・クラムへのメモリアル・アルバム!
 ☆話題を呼んだ「マクロコスモスI~III」に続く、クラム第2弾では、4手&2台ピアノ作品を多重録音!

 新たな音楽語法、音響の開拓者として多大な功績を残してきた現代アメリカの大作曲家ジョージ・クラム(1929-2022)。
 そのクラムの音楽に魅入られ、日本におけるクラム演奏の第一人者として活躍するピアニスト、清水美子が捧げるジョージ・クラムへのメモリアル・アルバム。

 2019年にリリースされ、レコード芸術「特選盤」に選ばれるなど高い評価を得たクラムの「マクロコスモスI~III」(0015029KAI/P0015029KAI)に続く待望のクラム・アルバム第2弾では、「マクロコスモス」シリーズの第4作目にあたる4手(そして部分的には譜めくり人も加わって6手になる)連弾作品「天界の力学」を筆頭に、2台のアンプリファイド・ピアノのためのタブロー第1集「ツァイトガイスト」と第2集「異世界の響き」を、清水美子が多重録音を用いてひとりで演奏(これらの作品を「ソロ」で実現した唯一のピアニスト)。
 クラム本人とも親交を深めながら作品を掘り下げ、特殊奏法なども研究しつくした至高のアルバムが完成しました。

 ※録音:2020年&2022年

 「彼女は私の作品の最も優れた演奏者のひとりだと思います。Bravissima!」(ジョージ・クラム)

 
 
 

0022021KAI
\2700
イップ:バイ・ムーンフラワーズ
 スティーヴン・イップ(b.1971):
  ルミナシティ・エチュード(弦楽四重奏のための)
  エレガンス・イン・エンプティネス
   (フルートとハープのための)
  バイ・ムーンフラワーズ(弦楽四重奏のための)
  レンガ〔連歌〕・イン・キゴ〔季語〕
   (ヴィオラとチェロのための)
  ...イン・ア・サイレント・ウェイ
   (弦楽オーケストラのための)
ミヴォス・カルテット
インフラックス・フルート・アンド・ハープ
香港ニュー・ミュージック・アンサンブル
KLKストリング・オーケストラ
ロマン・クレスレンコ(指揮)

 松尾芭蕉の句にインスパイアされたスティーヴン・イップの音楽!

 作曲家のスティーヴン・イップは、1971年に香港で生まれ、数々の作曲コンクールで受賞しました。現在はアメリカを拠点に活動し、ヒューストン・コミュニティ・カレッジの音楽教授を務めながらフリーランスの作曲家として活動しています。

 西洋音楽と東洋音楽を巧みに操るイップの作風は、「アジアの伝統音楽からヒントを得た色彩豊かなテクスチャーの音楽」と評されています。
 本アルバムに収録された「レンガ〔連歌〕・イン・キゴ〔季語〕」と表題曲である「バイ・ムーンフラワーズ」は、松尾芭蕉にインスピレーションを得て作曲されました。

 ※録音:2022年9月11日、フォーチュン・オーディオ・プロダクションズ(ウィーン、オーストリア)&2021年6月9日、ワイヤー・ロード・レコーディング・スタジオ(ヒューストン、アメリカ)&タクミ・ワークス・ミュージック・プロダクション・ハウス(香港、中国)&2022年6月16日、フィルハーモニア・コンサート・ホール(リヴィウ、ウクライナ)
 




PRIMA CLASSIC

PRIMA013
\2600
エッセンス~オペラ・アリア集  マリナ・レべカ(ソプラノ)
マルコ・ボエーミ(指揮)、
ヴロツワフ歌劇場管弦楽団
 プッチーニ:ある晴れた日に(歌劇「蝶々夫人」 第2幕より)
 アッリーゴ・ボーイト(1842-1918):
  いつかの夜、暗い海の底に(歌劇「メフィストフェーレ」 第3幕より)
 フランチェスコ・チレア(1866-1950):
  私は創造の神の卑しい僕(歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」 第1幕より)
 チャイコフスキー:この涙はどこから(歌劇「スペードの女王」 第1幕より)
 プッチーニ:
  ドレッタの夢(歌劇「つばめ」 第1幕より)、歌に生き恋に生き(歌劇「トスカ」 第3幕より)
 ウンベルト・ジョルダーノ(1867-1948):
  亡くなった母を(歌劇「アンドレア・シェニエ」 第3幕より)
 プッチーニ:私が街を歩けば(歌劇「ラ・ボエーム」 第2幕より)
 レオンカヴァッロ:鳥の歌(歌劇「道化師」 第1幕より)
 プッチーニ:私の名はミミ(歌劇「ラ・ボエーム」 第1幕より)
 ドヴォルザーク:月に寄せる歌(歌劇「ルサルカ」 第1幕より)
 プッチーニ:私のお父さん(歌劇「ジャンニ・スキッキ」 第1幕より)
 アルフレード・カタラーニ(1854-1893):
  さようなら、ふるさとの家よ(歌劇「ラ・ワリー」 第1幕より)

 マリナ・レベカ新録音!オペラ・アリア集!

 ☆ラトビアの歌姫、マリナ・レベカの最新オペラ・アリア集!

 ソプラノのマリナ・レベカ自身が創設したレーベル「Prima Classic」からの最新リリースとなる今回のアルバムには、誰からも愛されるオペラのアリアを厳選して13曲収録。
 伴奏はポーランドの歴史あるヴロツワフ歌劇場管弦楽団。指揮はローマ出身のピアニスト・指揮者であり、特にオペラ指揮者として華々しく活躍し、歌手からの信頼も厚いマルコ・ボエーミが務めました。

 マリナ・レベカ(マリーナ・レベカ)はラトビアのリガ生まれ。ラトビアで音楽を学んだあとローマのサンタ・チェチーリア音楽院を卒業。
 ザルツブルクの国際サマー・アカデミーとペーザロのロッシーニ・アカデミーでも研鑽を積み、ヴェルディとロッシーニ、モーツァルトの第一人者として世界で高い評判を得、2017/18シーズンでは、ミュンヘン放送管弦楽団の最初のアーティスト・イン・レジデンスに選ばれています。
 また、これまでにロイヤル・オペラ・ハウス、MET、ウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座、ミラノ・スカラ座等、世界の主要なオペラ・ハウスで「椿姫」のタイトルロールを務め、名実ともに「現代最高のヴィオレッタの一人」として認められ、2019年11月に行われたトリエステ・ヴェルディ歌劇場の来日公演「椿姫」でも素晴らしいヴィオレッタを演じ大きな反響を呼びました。

 2016年にラトビア共和国の最高賞である三ツ星勲章を授与され、2020年には「ICMA(国際クラシック音楽賞)」の「アーティスト・オヴ・ザ・イヤー」とラトビア文化省賞を受賞。
 2021年、最初の「トティ・ダル・モンテ生涯功労賞」に選ばれ、2022年の「ICMA」では、マリナ・レベカも参加した「ベッリーニ:歌劇 《海賊》」のアルバム(PRIMA010)が「年間最優秀オペラ録音賞」に選出されています。

 ※録音:2021年8月、ヴロツワフ歌劇場(ポーランド)
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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SPECTRUM SOUND



CDSMBA 152
(2CD)
\4300→\3990
シュタルケル&ブッフビンダーの正規初出音源
 ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集
ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)
ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ)
 CD1
  (1)ヘンデルの『ユダ・マカベア』の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲 ト長調WoO.45
  (2)チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 Op.102-2
  (3)モーツァルトの『魔笛』の「娘か女か」の主題による12の変奏曲 ヘ長調 Op.66
  (4)チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調Op.5-1
  (5)モーツァルトの『魔笛』の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO.46
 CD2
  (6)チェロ・ソナタ第2番 ト短調 Op.5-2
  (7)モーツァルトの『魔笛』の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO.46
  (8)チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 Op.102-1
  (9)チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op.69

 シュタルケル&ブッフビンダーの正規初出音源登場!ベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全集(1978年録音)!

 ライヴ録音:(1)-(5)1978年11月6日、(6)-(9)1978年11月7日/メゾン・ド・ラ・ラジオ内スタジオ104(ステレオ)
 * Licensed by INA (Institut national de l'audiovisuel) & Radio France
 * Authorization Clearance by INA legal department
 * 24bit/192kHz Digital restoration & remastering from the original master tape

 丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。毎回驚きの正規初出録音をリリースしておりますが、当アルバムはina& Radio France からのライセンスで、ヤーノシュ・シュタルケル(1924-2013)がルドルフ・ブッフビンダー(1946-)と共演した、メゾン・ド・ラ・ラジオ内スタジオ104におけるベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全曲演奏会を収録!
 モーツァルトの『魔笛』の「恋を知る男たちは」の主題による7 つの変奏曲は両日とも演奏しております。
 同コンビはベートーヴェンの全曲作品を1977年にセッション録音しておりますが、これとは別音源の1978年11月6&7日のライヴ録音です!

 シュタルケルが50代半ばの、演奏家として最も充実した時期の名演。シュタルケルは才能豊かなブッフビンダーに惚れ込み、ブッフビンダーが20代の時から共演を重ねております。
 当ライヴ演奏でも完璧なまでに息の合った演奏を披露。前年にセッション収録しているだけに極めて濃密な音楽を奏でています。
 独特な語り口のシュタルケルのチェロと、溌溂としたブッフビンダーのピアノ。
 それぞれが絶妙の表情でベートーヴェンを演奏しております。
 ステレオでのリリースです!

 ※日本語帯・解説は付きません。
 
















9/26(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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キング・インターナショナル



KKC 8836/45
(10CD)
\9000→\8290
園田高弘バッハ集大成Box 園田高弘(ピアノ)
 DISC 1、2;平均律クラヴィア曲集第1巻 BWV846~869
 DISC 3、4;平均律クラヴィア曲集第2巻 BWV870~893
 DISC 5、6;パルティータ全曲BWV825~830
 DISC 7;ゴルトベルク変奏曲BWV988
 DISC 8;
  2声のインヴェンションBWV772~786/
  3声のシンフォニアBWV787~801/4つのデュエットBWV802~805
 DISC 9;
  イタリア協奏曲BWV971/半音階的幻想曲とフーガBWV903/トッカータ ハ短調BWV911/
  トッカータ ホ短調BWV914/トッカータ 嬰ヘ短調BWV 910/フランス組曲第5番BWV816
 DISC 10(ボーナス盤);
  トッカータとフーガ ニ短調(ブゾーニ編)/シャコンヌ(ブゾーニ編)

 日本ピアノ演奏史の至宝、園田高弘のバッハ集大成。驚きの価格でお届け。

 録音:
  Disc1-4;1992年4月13-16日/府中の森ウィーン・ホール
  Disc5-6;1985年7月7-8日/バリオホール(東京)
  Disc7;1994年3月16-18日/軽井沢ウッドストックスタジオ
  Disc8;1988年4月6-7日松本ハーモニーホール、1994年3月16-18日/軽井沢ウッドストックスタジオ
  Disc9;2001年12月1日/東京オペラシティコンサートホール(ライヴ)、1998年9月23日/サントリーホール(ライヴ)、1994年3月16-18日/軽井沢ウッドストックスタジオ
  Disc10;1989年7月21日/バリオホール(東京)
 クラムシェルケース仕様、STEREO、国内製作、日本語帯・解説付

 20世紀日本を代表するピアニストで、教育面でも多大な功績を残した園田高弘。2024年は歿後20年にあたり、氏の偉大な業績を回顧するBox シリーズを開始します。
 いずれも氏が1983年に設立した個人レーベルEVICAの音源により、長らく入手困難だった名演の数々をお届けいたします。

 第1弾は全10巻のバッハ作品集。園田のバッハといえば平均律クラヴィア曲集やインヴェンションとシンフォニアの校訂楽譜(春秋社刊)をはじめ我が国の権威となっていますが、それらを円熟期の演奏でたっぷり堪能できる大企画。
 それも破格の価格にてご提供。

 平均律クラヴィア曲集、パルティータ、インヴェンションとシンフォニアは全曲。またゴルトベルク変奏曲、イタリア協奏曲、半音階的幻想曲とフーガなどの名作ももれなく収録。
 さらに園田の師筋にあたるブゾーニ編曲のトッカータとフーガとシャコンヌも超貴重。

 演奏は楷書的であいまいな所のないピアニズムと、大きな音楽性で説得力満点。現代のピアノでバッハを弾く意味と意義を示唆に富んだ解釈で伝えてくれます。
 まさに日本・ピアノ演奏史の至宝というべき遺産です。
 
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KKC 113
(SACD HYBRID)
\3400→\3090
ブーニン
 福島でのセッション録音「トルコ行進曲」

 (1)ハイドン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ長調
 (2)モーツァルト:
    ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331「トルコ行進曲付」
 (3)ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
スタニスラフ・ブーニン(ピアノ)

 JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントとキングインターナショナルのコラボ企画第4弾。
 
 今秋、スタニスラフ・ブーニンが10年ぶりの全国ツアーを開催します。1985年、第11回ショパン国際コンクールに17歳で優勝し、世界的な センセーションを巻き起こしました。
 JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントはコンクール翌年の初来日時にNHK 交響楽団との協奏曲ライヴ とソロのセッション録音を行いました。
 長く入手困難だったこの2 点に加え、コンクール時のライヴから選りすぐった決定版も復活。
 いずれも初 SACDハイブリッド化でブーニンのすさまじい輝きが蘇りました。

 これは私が最も満足しているレコーディングです(スタニスラフ・ブーニン)

 録音:1986年8月21日/福島市音楽堂/国内製作、日本語帯・解説付

 1985年にショパン国際コンクールで優勝したブーニンは翌夏に日本デビューを果たし、日本の音楽界に空前の「ブーニン・ブーム」を巻き起こしました。
 その際の公演プログラムをツアー終了後に福島でセッション録音したもので、当時のブーニンの才気煥発ぶりを生き生きと再現しています。

 コンクール受賞記念コンサートで一部を披露し注目されたハイドンのソナタ、最も好きな作曲家と答えたモーツァルトの輝かしさ、ショパンのソナタの圧倒的なエネルギーいずれも只者ではなく、ブーニンの個性が最高度に示された名演は今日でも燦然と光を放ちます。

 今回、当時のスタッフが最新技術でリマスタリング、驚きの音質向上が見られます。
 
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KKC 114
(SACD HYBRID)
\3400→\3090
ブーニン 東京コンサート・ライヴ
 (1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488
 (2)ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
スタニスラフ・ブーニン(ピアノ)
外山雄三(指揮)
NHK交響楽団

 これはブーニンがおそるべき個性派の大ピアニストに成長することを予感させたコンサートの記録だ(宇野功芳)

 録音:1986年8月8日/昭和女子大学人見記念講堂(ライヴ)/国内製作、日本語帯・解説付

 ブーニン初来日時、NHK 交響楽団との協奏曲の晩、東京の昭和女子大学人見記念講堂は一種異様な熱気が渦巻いていたといわれます。
 ブーニンの独奏は優等生タイプではなく、自由奔放な即興性を主体としたもので、誰もが個性派大ピアニストの誕生と確信しました。

 全体にテンポは速くフレッシュ極まりない感覚。19歳の青年ブーニンの示す強烈な存在感と説得力に満ちています。ありあまるテクニックの冴えと気迫にも圧倒されます。

 今回、当時のスタッフが最新技術でリマスタリング、驚きの音質向上が見られます。
 
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KKC 115
(SACD HYBRID)
\3400→\3090
決定版 スタニスラフ・ブーニン(ピアノ)
 ショパン・コンクール・ライヴ

 ショパン:
  (1)ノクターン第5番嬰ヘ長調Op.15の2
  (2)エチュード第12番ハ短調「革命」Op.10の12
  (3)スケルツォ第4番ホ長調Op.54
  (4)プレリュード第13番嬰ヘ長調Op.28の13
  (5)プレリュード第14番変ホ短調Op.28の14
  (6)プレリュード第15番変ニ長調「雨だれ」Op.28の15
  (7)バラード第4番ヘ短調Op.52
  (8)ポロネーズ第6番変イ長調「英雄」Op.53
  (9)マズルカ第23番ニ長調Op.33の2
  (10)マズルカ第24番ハ長調Op.33の3
  (11)マズルカ第25番ロ短調Op.33の4
スタニスラフ・ブーニン(ピアノ)

 鋭い感性の閃き、的確な構成力、驚嘆すべき技巧の冴え、まさに天才の登場(小石忠男)

 録音:1985年10月/ワルシャワ・フィルハーモニーホール(ライヴ)/国内製作、日本語帯・解説付

 1985年10月にワルシャワで行われた第11回ショパン国際コンクール。予選からソ連の17歳の若者スタニスラフ・ブーニンの存在感が抜きんでていたことが伝説となっています。

 その実況録音から演奏の凄さと曲のポピュラリティをふまえ厳選し、1枚にまとめた決定版。
 いずれも自由奔放で輝く音色、小品でさえ聴き手を釘付けにするオーラに誰もが優勝を確信しました。
 収録された11曲すべてがまばゆく光り、その凄みは、38年を経た今日でもまったく色褪せないのが驚きです。

 今回、当時のスタッフが最新技術でリマスタリング、驚きの音質向上が見られます。


 




WERGO


WER 7410
\2600
シュテファン・ケラー(1974-):作品集
 (1)Schaukel スウィング(2015) ~
  ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための
 (2)Breathe 呼吸(2016) ~
  ピアノ、エレキギター、アコーディオン、
   ライヴ・エレクトロニクスのための
 (3)Stuck fur Klavier ピアノのための小品(2009)
 (4)hybrid gaits ハイブリッド歩行(2017)~
   打楽器、キーボード、エレキギター、アルトサックス、
   トランペット、トロンボーンのための
 (1)(3)(4)世界初録音
アンサンブル・アスコルタ

 あらゆる素材をごく自然にミックス、人間の身体性を重視する新しい文脈の音楽

 録音:(1)2022年7月28日、(2)2022年8月1日、(3)2022年5月12日、(4)2021年3月20日/51:43

 シュテファン・ケラーは1974年チューリヒ生まれ。地元の音楽院でオーボエを学び、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学で作曲、音楽理論、電子音楽を学びました。
 またタブラやカヤールといったインド音楽の研究もしています。

 作品はどれも人間の五感と結びつく音楽であり、演奏者の存在を感じさせる音楽。
 打楽器のリズムが重要な役割を持っています。
 複雑な構造のサウンドでありながらポップス、エレクトロニクス、非ヨーロッパ音楽といった要素をごく自然にミックスしていて、パロディや暗喩ではなく新しい文脈としての音楽を組み立てている印象。珍しい編成による『hybrid gaits』は彼ならではの書法が冴えわたるめっぽう面白い1曲。
 
 
WER 6441
\2600
ジョナ・ヘイヴン(1995-):作品集
 (1)aren't wet (2019) ~
  プリペアド・ファゴットとプリペアド・ボウを用いた
   ヴァイオリンのための
 (2)gasser (2020) ~8人の音楽家のための
  (バスフルート/ピッコロ、ルポフォン/
   オーボエ、コントラバスクラリネット/
   Es管クラリネット、コントラフォルテ、ハープ、
    ピアノ、ヴァイオリン、チェロ)
 (3)another ditch (2018) ~
  アルトフルート、打楽器とヴィオラのための
 (4)starnge nest (2020) ~
  バスクラリネット、ピアノとチェロのための
 (5)slip letting by hand (2018) ~
  プリペアド・ヴァイオリンと(通常の)チェロのための
 (6)i burn a million years (2019) ~2つの微分音アコーディオンのための
(1)ウィリアム・オーバーキャッシュ(ヴァイオリン)
 ベン・ロイドル=ウォード(ファゴット)
(2)アンサンブル・プロトン・ベルン
(3)(5)アンサンブル・ルシェルシュ
(4)トリオ・キャッチ
(6)デュオ・XAMP

 完璧ではない形の美しさを描く

 録音:2022年6月7-11日、(2)のみ2020年7月1日/61:05

 ジョナ・ヘイヴンは1995 年オハイオ州生まれの作曲家・即興演奏家・ピアニスト。
 オーバリン音楽院、ケルン音楽大学を経て、ハーバード大学で学んでいます。2018年にケルンでベルント・アロイス・ツィンマーマン賞を受賞。彼の音楽は極端であり儚く、個人的な人間観を反映したもの。
 自身の作品を絶望、喪失、孤独といった自らの体験に基づくものとし、「完璧でない」人間のもつ美しさを探求しています。
 




ACTE PREALABLE

代理店変更のため再紹介
AP0474
【旧譜】
\2600
ユゼフ・ヴィエニャフスキ:ピアノ作品集 Vol.5
 ユゼフ・ヴィエニャフスキ(1837-1912):
  8つの無言歌 Op.14
  8つのマズルカ Op.23
 
 ※全曲世界初録音
アグニエシュカ・シュルツ=ブジスカ(ピアノ)

 ユゼフ・ヴィエニャフスキの知られざる楽曲を世界初録音!

 ヴァオリニスト、作曲家の兄ヘンリク・ヴィエニャフスキに比べ、ピアニスト、作曲家の弟ユゼフ・ヴィエニャフスキは現代あまり知られない存在となっています。
 しかしながら、兄に劣らず素晴らしい作品を遺したユゼフのピアノ曲集の第5弾です。

 このアルバムには8曲からなる無言歌とマズルカが収録されており、この2曲はいずれも第1集の4曲と第2集の4曲で構成されています。

 ※録音:2020年3月(ポーランド)
 
 
AP0536
【旧譜】
\2600
スタトコフスキ:ピアノ作品集 Vol.3
 ロマン・スタトコフスキ(1859-1925):
  クラコヴィアク Op.23-2 ト長調/
  オベレク Op.22-4 変ホ長調/ドゥムカ/
  4つのマズルカ Op.24/不滅 Op.19/
  クラコヴィアク Op.23-4 ヘ短調
 ※全曲世界初録音
アンナ・パラス(ピアノ)

 1859年、ロマン・スタトコフスキはポーランド中心部のカリシュ市近郊の町、シュチピョルノで生まれました。
 サンクトペテルブルク音楽院でニコライ・ソロヴィエフとアントン・ルビンシテインに師事し、1905年にジグムント・ノスコフスキの後任としてワルシャワ音楽院の作曲科教授に任命され、亡くなる1925年まで務めました。
 スタトコフスキの作品はモニューシュコ(1819-1872)以降の作曲家とシマノフスキ(1882-1937)の世代をつなぐものとして評されています。

 ※録音:2021年12月11日(ポーランド)
 
 
AP0537
【旧譜】
\2600
スタトコフスキ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
 ロマン・スタトコフスキ(1859-1925):
  アルバムのページ Op.32/クラコヴィアク Op.7/
  3つの小品 Op.17/3つのマズルカ Op.8/
  ドゥムカ/2つの小品 Op.34
 
 ※全曲世界初録音
ナタン・ドンダルスキ(ヴァイオリン)
アンナ・パラス(ピアノ)

 ポーランド生まれのヴァイオリニスト、ナタン・ドンダルスキは、ショパン音楽大学を優秀な成績で卒業し、ドイツのヴュルツブルクやデュッセルドルフでも学びました。
 国内外のコンクールでも多くの受賞歴を持ち、ポーランドを代表するヴァイオリニストのひとりとして活躍しています。

 ※録音:2021年12月12日-13日(ポーランド)
 
 

AP0539
【旧譜】
\2600
ヴィオリニッシモ ~
 バツェヴィチ:ヴァイオリン独奏、二重奏、四重奏作品集

  グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):
   独奏ヴァイオリンのための《ポーランド奇想曲》
   無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番
   ヴァイオリンのための《4つの奇想曲》
   民謡のテーマによる易しい二重奏曲
   2つのヴァイオリンのための組曲
   ヴァイオリン四重奏曲
モニカ・ウルバニアク(ヴァイオリン)
カタジナ・セレマク(ヴァイオリン)
アメリア・マショニスカ(ヴァイオリン)
マルタ・マズレク(ヴァイオリン)
ヤツェク・シヴィツァ(ヴァイオリン)
ティファニー・タン(ヴァイオリン)

 ポーランドの女性作曲家であるグラジナ・バツェヴィチは、ポーランド放送管弦楽団のコンサートマスターを務めるなど、ヴァイオリニストとしても活躍しましたが、1954年に自動車事故で重症を負ってからは作曲家として専念しました。

 ヴァイオリニストのモニカ・ウルバニアクはベルン芸術大学で教授を務めており、この録音のメンバーの多くは彼女の教え子です。

 ※録音:2020年11月21日-22日(ベルン、スイス)
 



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CHANDOS

RCHSA5327
(1SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3562
ジョン・ウィルソン&SOLの
 「ダフクロ」新校訂版

  ラヴェル:
   バレエ音楽《ダフニスとクロエ》全曲
    (ジョン・ウィルソンによる新校訂版)
ジョン・ウィルソン(指揮)
シンフォニア・オヴ・ロンドン
シンフォニア・オヴ・ロンドン・コーラス
シモン・ハルジー(合唱指揮)
アダム・ウォーカー(フルート)
CHSA5327
(1SACD HYBRID)
\3000→\2790

 ジョン・ウィルソン&SOLの「ダフクロ」登場!ジョン・ウィルソンによる新校訂版を採用!

 ☆ラヴェルの「管弦楽作品集」でレコード・アカデミー賞、英グラモフォン賞を受賞したジョン・ウィルソン&シンフォニア・オヴ・ロンドンによる同作曲家の傑作《ダフニスとクロエ》がついに登場!
 ☆長年この作品の演奏者を悩ませてきた多くの矛盾や省略、誤植をジョン・ウィルソンが可能な限り合理的に解決した新校訂版楽譜による大注目の演奏!

 「ラヴェル:管弦楽作品集」(RCHSA5280/CHSA5280)が2022年度のレコード・アカデミー賞の管弦楽曲部門、そして英グラモフォン賞の空間オーディオ部門を受賞した現在世界で最も注目を浴びているコンビ、ジョン・ウィルソン&シンフォニア・オヴ・ロンドン(SOL)によるラヴェル初期の傑作《ダフニスとクロエ》がついに登場。しかもジョン・ウィルソン自身による新校訂版の楽譜を採用しているという最大級の注目盤です。

 ロシアのバレエ・リュスを主宰するセルゲイ・ディアギレフの委嘱によって作曲され、今もなお頻繁に取り上げられる《ダフニスとクロエ》の楽譜には、あまりに多くの矛盾や省略、誤植があり、ラヴェルがリハーサルで行った数多くの変更がパート譜からフルスコアに引き継がれないなど、長年演奏家や指揮者、音楽学者の間で大きな議論の的となっていました。
 そこでジョン・ウィルソンは2020年、Covid-19のパンデミックによって生まれた時間を利用してこの楽譜を徹底的に研究。膨大な誤りを可能な限り合理的に解決し、パート譜とフルスコアが細部まで一致した校訂版を完成させ、極めて読みやすいレイアウトの実用的な新しい楽譜を作り上げました。
 この100年間数え切れないほどの音楽家たちを悩ませてきた"ダフクロ"に、これからのスタンダードとなるであろう決定的な校訂版がついに登場。
 ラヴェルの演奏については前述の「管弦楽作品集」でそのクオリティを証明済みのシンフォニア・オヴ・ロンドンとの完璧な演奏でお披露目します!

 ※録音:2022年12月7日-9日、セント・オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)
 
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CHAN20298
(2CD)
特別価格
\2600→\2390
ドーリック弦楽四重奏団
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 Vol.1

 弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調 Op.18-1
 弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調 Op.18-6
 弦楽四重奏曲第11番 ヘ長調 Op.95《セリオーソ》
 弦楽四重奏曲第7番 ヘ長調 Op.59-1
 弦楽四重奏曲第12番 変ホ長調 Op.127
ドーリック弦楽四重奏団
 アレックス・レディントン(第1ヴァイオリン)
 イン・シュエ(第2ヴァイオリン)
 エレヌ・クレモン(ヴィオラ)
 ジョン・マイヤーズコフ(チェロ)

 ドーリック弦楽四重奏団、結成25周年記念!ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集第1弾!

 ☆世界最高峰のアンサンブル、ドーリック弦楽四重奏団!
 ☆ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集第1弾!

 英グラモフォン誌で『最も優れた若手弦楽四重奏団の1つ』と絶賛され、世界中の聴衆と批評家から熱狂的な支持を受けるイギリスのアンサンブル、ドーリック弦楽四重奏団。
 1998年に活動を開始したドーリック弦楽四重奏団が結成25周年を迎えるタイミングで、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集という、大きなプロジェクトを立ち上げました。第1弾となるこのアルバムは、ベートーヴェンの初期、中期、後期の作品を組み合わせて収録されています。

 弦楽四重奏曲 Op.18の演奏において、メンバーはルイス・エミリオ・ロドリゲス・キャリントン製作のクラシカル・ボウのセットを用いて演奏を行っています。

 ※録音:2021年12月14日-16日、2023年2月1日-3日&6月6日-7日、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
 
 
CHAN20294
\2600
ミュージック・イン・エグザイル~亡命者たちの音楽 Vol.7
 ロベルト・ミュラー=ハルトマン:室内楽作品集

  ソナタ Op.5(ヴァイオリンとピアノのための)
  2つの小品(チェロとピアノのための)
  ソナタ Op.32(2つのヴァイオリンのための)
  3つの間奏曲とスケルツォ Op.22(ピアノのための)
  弦楽四重奏曲第2番 Op.38
  (全曲世界初録音)
ARCアンサンブル  

 戦前から戦中に活躍した作曲家、ロベルト・ミュラー=ハルトマン!

 ☆戦後忘れ去られた作曲家の室内楽作品を世界初録音!
 ☆作曲家として、そして教育者として尽力したロベルト・ミュラー=ハルトマン!

 カナダにおける最も優れた文化大使であるARCアンサンブル(Artists of The Royal Conservatory)が注力する『ミュージック・イン・エグザイル~亡命者たちの音楽』シリーズ。
 20世紀の全体主義体制下で抑圧され、その後も疎外され続けてきた音楽の研究と復興に力を注いでおり、シリーズではこれまでに「ベン=ハイム(CHAN 10769)」、「フィテルベルク(CHAN 10877)」、「シモン・ラクス(CHAN 10983)」、「カウフマン(CHAN 20170)」、「クレバノフ(CHAN 20231)」、「アルベルト・ヘムシ(CHAN 20243)」の計6巻がリリースされています。

 ロベルト・ミュラー=ハルトマン(1884-1950)はドイツのハンブルクで生まれました。彼は4年間ベルリンで研鑽を積み、その後ハンブルクに戻っています。
 そこで教育と両立して作曲の分野でも成功を収めました。彼の作品は、カール・シューリヒト、R.シュトラウス、オットー・クレンペラーなどが指揮し、ラジオで定期的に演奏されました。
 1933年頃になると国家社会主義の影響で大学や音楽院の教職を追われることになりましたが、ハンブルクのユダヤ人女子学校で彼は教え続けました。
 1937年イギリスへ渡った彼は、亡命ドイツ人音楽家として隠遁生活を送るようになり、その作品は忘れ去られてしまいました。
 このアルバムでは1937年以前に作曲された作品を集めており、作曲家として活発に活動していた時代の作品が含まれています。
 
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CHAN20307
(11CD)
特別価格
\12500→\10990
ジャン=エフラム・バヴゼ(ピアノ)
 10年以上の歳月をかけた
  ハイドン:ピアノ・ソナタ全集  
ジャン=エフラム・バヴゼ(ピアノ)
 フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
  ピアノ・ソナタ 第39番 ニ長調 Hob.XVI:24/ピアノ・ソナタ 第47番 ロ短調 Hob.XVI:32/
  ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 Hob.XVI:46/ピアノ・ソナタ 第49番 嬰ハ短調 Hob.XVI:36/
  ピアノ・ソナタ 第48番 ハ長調 Hob.XVI:35/ピアノ・ソナタ 第32番 ト短調 Hob.XVI:44/
  ピアノ・ソナタ 第50番 ニ長調 Hob.XVI:37/ピアノ・ソナタ 第19番 ホ短調 Hob.XVI:47bis/
  ピアノ・ソナタ 第20番 変ロ長調 Hob.XVI:18/ピアノ・ソナタ第29番変ホ長調Hob.XVI:45/
  ピアノ・ソナタ第33番 ハ短調 Hob.XVI:20/ピアノ・ソナタ第42番 ト長調 Hob.XVI:27/
  ピアノ・ソナタ第16番 ニ長調 Hob.XVI:14/ピアノ・ソナタ第38番 ヘ長調 Hob.XVI:23/
  ピアノ・ソナタ第40番 変ホ長調 Hob.XVI:25/変奏曲 ヘ短調 Hob.XVI:6/
  ピアノ・ソナタ第30番 ニ長調 Hob.XVI:19/変奏曲 ヘ短調 Hob.XVI:6の未出版のカデンツァ/
  ピアノ・ソナタ第15番 ホ長調 Hob.XVI:13/ピアノ・ソナタ第12番 イ長調 Hob.XVI:12/
  ピアノ・ソナタ第37番 ホ長調 Hob.XVI:22/ピアノ・ソナタ第54番 ト長調 Hob.XVI:40/
  ピアノ・ソナタ第55番 変ロ長調 Hob.XVI:41/ピアノ・ソナタ第56番 ニ長調 Hob.XVI:42/
  エピローグ/ピアノ・ソナタ第11番 変ロ長調 Hob.XVI:2/
  ピアノ・ソナタ第43番 変ホ長調 Hob.XVI:28/ピアノ・ソナタ第35番 変イ長調 Hob.XVI:43/
  ピアノ・ソナタ第34番 ニ長調 Hob.XVI:33/ピアノ・ソナタ第36番 ハ長調 Hob.XVI:21/
  ピアノ・ソナタ第8番 イ長調 Hob.XVI:5(ディヴェルティメント)/
  ピアノ・ソナタ第46番 ホ長調 Hob.XVI:31/ピアノ・ソナタ第13番 ト長調 Hob.XVI:6(パルティータ)/
  ピアノ・ソナタ第57番 ヘ長調 Hob.XVI:47/ピアノ・ソナタ第58番 ハ長調 Hob.XVI:48/
  ピアノ・ソナタ第5番 ト長調 Hob.XVI:11/ピアノ・ソナタ第51番 変ホ長調 Hob.XVI:38/
  アダージョ・マ・ノン・トロッポ ト長調/ピアノ・ソナタ第6番 ハ長調 Hob.XVI:10/
  ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 Hob.XVI:D1/「神よ、皇帝フランツを守り給え」による変奏曲 ト長調/
  ピアノ・ソナタ第59番 変ホ長調 Hob.XVI:49/ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 Hob.XVI:1/
  ピアノ・ソナタ第44番 ヘ長調 Hob.XVI:29/ピアノ・ソナタ第41番 イ長調 Hob.XVI:26/
  ピアノ・ソナタ第2番 ハ長調 Hob.XVI:7/ピアノ・ソナタ第52番 ト長調 Hob.XVI:39/
  ピアノ・ソナタ第53番 ホ短調 Hob.XVI:34/ピアノ・ソナタ第45番 イ長調 Hob.XVI:30/
  ピアノ・ソナタ第28番 ニ長調 Hob.XIV:5/ピアノ・ソナタ第4番 ト長調 Hob.XVI:G1/
  ピアノ・ソナタ第60番 ハ長調 Hob.XVI:50/ピアノ・ソナタ第3番 ヘ長調 Hob.XVI:9/
  アリエッタと12の変奏 変ホ長調 Hob.XVII:3/ピアノ・ソナタ第1番 ト長調 Hob.XVI:8/
  ピアノ・ソナタ第61番 ニ長調 Hob. XVI:51/幻想曲 ハ長調 Hob.XVII:4/アダージョ ヘ長調 Hob.XVII:9/
  ピアノ・ソナタ第14番 ハ長調 Hob.XVI:3/ピアノ・ソナタ第9番 二長調 Hob.XVI:4/
  カプリッチョ 《8人のへぼ仕立て屋に違いない》 ト長調 Hob.XVII:1/主題と6つの変奏 ハ長調 Hob.XVII: 5/
  ピアノ・ソナタ第62番 変ホ長調 Hob.XVI:52/アレグレット ト長調 Hob.XVII:10

 バヴゼの大プロジェクト!ハイドンのピアノ・ソナタ全集!

 ☆数々の賞を獲得してきたジャン=エフラム・バヴゼ・バージョンによるハイドン!
 ☆10年以上かけて完成した集大成!

 世界屈指のフレンチ・ピアニズムの体現者として人気を博し、現在ではハイドン、ベートーヴェン、モーツァルトなど古典派作品の演奏&録音でも圧倒的な地位を確立してきたジャン=エフラム・バヴゼ。
 10年以上の歳月をかけて行われたハイドンのピアノ・ソナタ全曲録音プロジェクトが遂に完結し、全集盤として11枚組のBOXでリリースです!
 分売時は、英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」や英BBCミュージック・マガジンの「インストゥルメンタル・チョイス」、英インターナショナル・ピアノ誌の「インターナショナル・ピアノ・チョイス」などに度々選出された名演奏の数々をたっぷりとお楽しみください。

 ※録音:2009年-2021年
 




ES-DUR

代理店変更のため再紹介

ES2078
【旧譜】
\2700
月夜
 ロベルト・シューマン:
  4つの二重合唱曲 Op.141、
  ロマンス(女声合唱とピアノのための)Op.69
 クララ・シューマン:3つの混声合唱曲
 ヴィルヘルム・キルマイヤー(1927-2017):
  ‛& wie in Welschland lau und blau ‛&(無伴奏男声合唱のための)
 R・シューマン:ロマンスとバラード集(抜粋)
 R・シューマン(クライタス・ゴットヴァルト編):月夜
北ドイツ放送合唱団
フィリップ・アーマン(指揮)

 フィリップ・アーマン率いる北ドイツ放送合唱団!

 フィリップ・アーマン率いる北ドイツ放送合唱団は、2018年7月のシュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭にてロベルト・シューマンの合唱作品に焦点を当てたコンサートを開催し、好評を博しました。
 その間にレコーディングされたこのアルバムにはシューマンの作品の他に、その妻クララの混声合唱、カール・オルフの弟子ヴィルヘルム・キルマイヤーの男声合唱作品を収録しています。

 1946年に結成された北ドイツ放送合唱団は、世界一流のプロ室内合唱団のひとつで、古楽から現代音楽の初演まで、幅広いレパートリーを誇ります。
 2008年から2018年までフィリップ・アーマンが首席指揮者を務めました。

 ※録音:2018年6月14日-15日、7月12-13日&、16-19日(ハンブルク、ドイツ)
 
 

ES2074
【旧譜】
\2700
シャンソン・フランセーズ
 ドビュッシー:シャルル・ドルレアンの3つの歌
 ヒンデミット:6つの歌
 ジャン・アプシル(1893-1974):動物詩集
  (混声合唱のための5つの小品) Op.58
 ミヨー:ヴァレー地方の四行詩 Op.206
 プーランク:7つの歌
 サン=サーンス:2つの合唱曲 Op.68
 フィリップ・シェーラー(b.1957):
  カンタータ・イシス(バスーンと混声合唱のための)
 ラヴェル:3つの歌
北ドイツ放送合唱団
フィリップ・アーマン(指揮)

 シャンソンの歴史は古く、中世にはさまざまなシャンソンの潮流が生まれ、ポピュラーな歌曲に加え、宮廷歌曲やトルバドゥールによる歌曲もありました。
 また、18世紀末にはフランス革命の影響で合唱行進曲が流行、その後19世紀から20世紀にかけてドビュッシー、ラヴェル、プーランク、ミヨーなどによる名作が誕生しています。

 このアルバムの終盤に収録されたフィリップ・シェーラーのアヴァンギャルドな作品は2013年10月に北ドイツ放送合唱団によって初演されています。

 ※録音:2013年10月19日-20日、2017年6月23日&7月17日-21日(ハンブルク、ドイツ)
 
 

ES2064
【旧譜】
\2700
エサイの根より ~ クリスマス合唱曲集 北ドイツ放送合唱団
フィリップ・アーマン(指揮)
 ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):In dulci jubilo (Musae Sioniae Teil 2より)
 フーゴー・ディストラー(1908-1942):エサイの根より(Weihnachtsgeschichte Op.10より)
 ハインリヒ・カミンスキ(1886-1946):Drei weihnachtliche Liedsatze
 ディストラー:
  Ich brach drei dürre Reiselein(Neues Chorliederbuch Op.16より)
  Singet frisch und wohlgemut(Geistliche Chormusik Op.12-4より)
 プレトリウス:
  Nun komm der Heiden Heiland (Musae Sioniae Teil 5より)
  Wachet auf, ruft uns die Stimme (Musae Sioniae Teil 5より)
 ペーター・コルネリウス(1824-1874)〔クリトゥス・ゴットヴァルト(1925-2023)編〕:
  Drei Weihnachtslieder Op.8-2~4
 プレトリウス:エサイの根より(Musae Sioniae Teil 6より)
 ブラームス:O Heiland, reiB die Himmel auf Op.74-2
 ベルク:エサイの根より
 プレトリウス:Wie schon leuchtet der Morgenstern(Musae Sioniae Teil 6より)

 ドイツ語文化圏のクリスマス・キャロルを集めた一枚。
 タイトルにもなっている伝統的な讃美歌の「エサイの根より」は、フーゴー・ディストラー、ミヒャエル・プレトリウス、ベルクによる3つのパターンを収録しています。

 ※録音:2015年1月20日-23日(ハンブルク、ドイツ)
 
 

ES2039
(SACD HYBRID)
【旧譜】
\2700
ヴェネツィア
 モンテヴェルディ:
  歌劇「オルフェオ」より《序曲》
  モテット集第1巻より
   《主よ、われらを懲らしめたもうなかれ》
   《キリストよ、我らは汝を崇拝する》
   《主に向かいて新しい歌を歌う》
 ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-2012):
  8本の金管のためのソナタ
 リスト(クリトゥス・ゴットヴァルト編):
  リヒャルト・ワーグナー-ヴェネツィア
 ワーグナー(ゴットヴァルト編):温室にて
 ニコロ・カスティリオーニ(1932-1996):
  ストラヴィンスキーを偲ぶソケット
 ジョヴァンニ・ガブリエリ(1557-1612):
  カンツォン・ラ・スピリラータ、
  おお、この上なく優しきわがイエスよ、
  第7旋法のカンツォン、今日聖霊の降り来る日に
北ドイツ放送合唱団
北ドイツ放送ブラス
フィリップ・アーマン(指揮)

 モンテヴェルディの最も有名なオペラ「オルフェオ」の序曲で幕を開けるこのアルバムは、バロック、19世紀ロマン派、そして現代の3つの時代のヴェネツィアにまつわる音楽を収録しています。

 ※録音:2012年2月19日(ライヴ)、2012年2月16-18日&6月5日(ハンブルク、ドイツ)
 
 

ES2049
【旧譜】
\2700
クワトロ・コリ ~16声のための音楽
 カール・フリードリヒ・クリスティアン・ファッシュ
  (1736-1800):クワトロ・コリの16声のミサ
 オラツィオ・ベネヴォリ(1605-1672):
  Missa In diluvio aquarum multarum*
 メンデルスゾーン:Hora est
 *世界初録音
北ドイツ放送合唱団
フィリップ・アーマン(指揮)

 音楽家で作家のヨハン・フリードリヒ・ライヒャルトの旅を辿るアルバム。
 ライヒャルトは、1783年にイタリアを旅し、その旅はドイツの合唱音楽に大きな影響をもたらしました。
 ライヒャルトが持ち帰ったベネヴォリの音楽に触発されたファッシュは「クワトロ・コリの16声のミサ」を書き上げました。

 ※録音:2013年4月24日-26日、4月28日(ライヴ)、9月10日-12日、9月15日(ライヴ)(ハンブルク、ドイツ)
 
 

ES2081
【旧譜】
\2700
9羽(の鳥)がここに
 イアン・ウィルソン(b.1964):
  9羽(の鳥)がここに(無伴奏混声合唱のための2つの小曲)
  私はあなたの心を運ぶ(無伴奏混声合唱のための)
  小さな赤い魚(混声合唱とサクソフォン四重奏のための)
 イヴァン・ムーディ(b.1964):
  月と太陽(混声合唱とサクソフォン四重奏のための)
  光を纏った彼(無伴奏混声合唱のための)
  炎(無伴奏混声合唱のための)
北ドイツ放送合唱団
ラッシャー・サクソフォン四重奏団
フィリップ・アーマン(指揮)

 このアルバムで取り上げられる2人、イアン・ウィルソンとイヴァン・ムーディはともに1964年生まれの作曲家です。
 現代の音楽と芸術に触発されたウィルソンと、宗教的で神秘的なテーマを好むムーディ、異なる作風の作曲家による混声合唱とサクソフォン四重奏のための楽曲とア・カペラ作品が収録されています。

 ※録音:2014年6月24日-27日&2015年10月14日(ハンブルク、ドイツ)
 




AULICUS


ALC 0094
\2700
ヴィルジリオ・マッツォッキ(1597-1646):
 8声のための「夕べの詩篇」

  (トッカータ、神は私の救い主、詩篇109、110、
   天使は石に言った、詩篇111、カンツォーナ、
   永遠の美しい光、マニフィカト、サルヴェレジーナ、
   ほか全21トラック)
ミケーレ・ガスバッロ(指揮)
アンサンブル・フェスティーナ・レンテ

 初期バロックのイタリアの作曲家マッツォッキの8声のための「夕べの詩篇」

 録音:2018年11月25日 ローマ聖アポリナーレ大聖堂[77:09]

 マッツォッキは初期バロックのイタリアの作曲家でモンテヴェルディより一世代後に属する。モテット、マドリガル、オペラ、オラトリオの作曲家として一時代を築いたが今日ではほとんど忘れられている。
 このアルバムは8声の混声合唱とオルガン、リュート、通奏低音からなる宗教楽曲。
 その荘厳で典雅な響きはイタリアン・バロックの美しい花といえよう。なかなか聴くことのできない貴重なアルバム。
 

 

ALC 0100
\2700
ジュリオ・ブリッチャルディ(1818-1881):フルートとピアノのための作品集
 (1)「イル・トロヴァトーレ」の主題による幻想曲Op.87
 (2)アンダンテとポロネーズOp.62
 (3)「ああ、どうしてあなたを憎めないのだろう」の主題による幻想曲Op.110
 (4)「群盗」の主題によるディヴェルティメントOp.50
 (5)ディヴェルティメントOp.44
パオロ・ダルモーロ(Fl)
マウリツィオ・フォルネーロ(Pf)

 フルート・ファンは必聴!ブリッチャルディ作品集!

 録音:2001年11月21-22日、トリノ [51:51]

 ジュリオ・ブリッチャルディは19世紀のヴィルトゥオーゾ・フルーティストで作曲家。当時の慣例に従って、当時ヒットしていたオペラの名旋律を使った幻想曲などを多く作曲した。
 また彼はフルートの演奏法の革新にも努めたと云われる。作曲家としては3つのフルート協奏曲を始め、木管四重奏曲、夥しい数のオペラの名旋律による幻想曲を残している。
 フルート・ファンは必聴。
 
 
ALC 0095
\2700
ピエルルイジ・カロッツィ:「旅」~古代の調べ
 (孤独な心、記憶、雲、幻影、天空、
  真実のための戦い、エントロピーの航海、
  ランニング・ボウ、旅、空想、幻想的な物語、ニンファ)
ピエルルイジ・カロッツィ
 (作曲、シンセサイザー、制作)

 (C)&(P)2023 [54:52]

 作曲家カロッツィ(Pierluigi Carrozzi)の生年は公表されていないが、ブックレットの写真から若手から中堅世代と思われる。
 ローマの聖ルイス音楽院で作曲と映画音楽を学び、主に舞台のための音楽とサウンド・エンジニアとして活動している。
 このアルバムは天地創造と世界の神話に霊感を受けて作曲されたもので、全編、シンセサイザーやコンピュータを駆使したニュー・エイジ・ミュージック風の壮大な音のオデッセイが描かれている。
 メディテーション・ミュージックや喜多郎が好きな人にお薦め。
 
 
ALC 0096
\2700
アナクレト・ヴィトロ(b.1985)作品集
 【流紋岩、セレナイト、玄武岩、ラ・ウナ、
  白雲母、ラテライト、ボーキサイト、
  セレスティン(天青石)、カヤナイト(藍晶石)】
アナクレト・ヴィトロ
 (作曲、コンピュータ、制作)

 (C)&(P)2023 [48:05]

 全曲、鉱物を標題とテーマにしたコンピュータ・ミュージック。鉱物の組成成分をそのまま音に変換したようなノイズがひたすら続く。
 決して耳当たりのよい音楽とは言えないが、ノイズ系ミュージックの好きな人には垂涎ものだろう。
 作曲者のヴィトロ(Anacleto Vitolo)は当初ヒップ・ホップなどクラブ系の音楽活動をしていたが、やがてより過激な実験音楽、電子音楽に傾倒、2008年にサレモ音楽院が開催した電子音楽コンクールM.E.I.tech2008に優勝した。
 ルイージ・ルッソロ、エドガー・ヴァレーズに通じる、そのノイズ・ミュージックは20世紀に一時代を築いたイタリア未来派の血を受け継いでいると言えよう。
 
 

ALC 0097
\2700
アレッシオ・ミラーリア:交響曲第1番「混沌 (-a-c)」
 (1)混沌 / (2)広大な虚空 /
 (3)深淵 / (4)空虚 /
 (5)裂け目 / (6)無秩序な状態
アレッシオ・ミラーリア
 (作曲、コンピュータ、制作)

 (C)&(P)2023 [43:38]

 作曲者ミラーリア(Alessio Miraglia)の生年は公表されていないが、ブックレットの写真から若手と思われる。
 交響曲第1番《混沌》はインストゥルメンタルとコンピュータ、シンセサイザーで制作された作品。
 混沌という標題の通り、空虚だとか無秩序な状態といった意味深な標題がつけられた5つの楽章から構成されるが、全体は意外と瞑想的で静かな音楽である。
 むしろペルトやブライアン・イーノを思わせる瞑想的でアンビエントな、この音楽を聴きながら、この世の無秩序や混沌とした状況について沈思黙考せよ、というのが作曲者の狙いかもしれない。
 
 
ALC 0098
\2700
ジャン=マリー・バンジャマン(b.1946):
 交響組曲「ヴォイティワ調査書=試み」
ジャン=マリー・バンジャマン
 (作曲、シンセサイザー)

 (C)&(P)2023 [50:00]

 ジャン=マリー・バンジャマン(Jean-Marie Benjamin)はフランスの作曲家、指揮者、プロデューサー、作家。
 クラシックから映画音楽、ポップ・ミュージックまで幅広く手掛けている。政治や国際問題にも深い関心があり、ユニセフのイベント・オーガナイザーを勤めたこともある。
 この「ドシエ・ヴォイティワ」(ヴォイティワはローマ教皇ヨハネ・パウロ2世の本名)は彼自身の小説に基づく交響組曲。
 敬虔なカソリック教徒であるベンヤミンの心の巡礼の旅を描いた叙事詩を全編自ら弾くシンセサイザーで表現している。テレビ、映画音楽畑で培われた親しみ易い作風。
 
 

ALC 0099
\2700
「ソロ・エレメンツ」~マッツ・ヘドベリ(b.1962)作品集
 ブレリアス、再発、スプリング、子供の歌I、
 おかしなイベリアの夢I、ランゲルハン細胞、地層II、
 アンダルシア、モトリトゥム、ドリーヴドI~IV
マッツ・ヘドベリ(Gtr)

 (C)&(P)2023 [46:45]

 マッツ・ヘドベリはスウェーデンのギタリスト、作曲家。ハード・ロック、プログレシヴ・ロック、実験音楽、電子音楽などあらゆるジャンルの音楽に関わっているが、このアルバムではアコースティック・ギター一本でロック調の曲やスペイン風の音楽、中東風の音楽などエスニックな要素の濃い音楽を奏でている。
 




<メジャー・レーベル>
.

ERATO



5419763388
\3000→\2790
すべて世界初録音
 フィリップ・ジャルスキー/忘れられたアリア集
  メタスタージオによる後期バロックのアリア


 アンドレア・ベルナスコーニ:[c.1706-1784]:歌劇『オリンピアーデ』より
  1. Act II, Scene 5: “Siam navi all’onde algenti”(Aminta)

 クリストフ・ヴィリバルト・グルック[1728-1800]:歌劇『羊飼の王様』より
  2. Act III, Scene 6: “Sol puo dir come si trova”(Agenore)

 ニコロ・ピッチンニ[1728-1800]:歌劇『ウティカのカトーネ』より
  3. Act I, Scene 3: “Che giurai? Che promisi?”…
  4. “Che legge spietata”(Arbace)

 ジョヴァンニ・バッティスタ・フェッランディーニ[c.1710-1791]:歌劇『ウティカのカトーネ』より
  5. No.11 in 24 Arias (D-Dl Mus.3037-I-6) Vol.2 “Gelido in ogni vena”

 トマゾ・トラエッタ[1727-1779]:歌劇『オリンピアーデ』より
  6. Act II, Scene 12: “Dove son? Che m’avenne?”…
  7. “Gemo in un punto,e fremo”(Licida)

 ミケランジェロ・ヴァレンティーニ[1720-1768]:歌劇『皇帝ティートの慈悲』より
  8. Act II, Scene 15: “Se mai senti spirarti sul volto”(Sesto)

 ヨハン・アドルフ・ハッセ[1690-1783]:歌劇『デモフォーンテ』よりシンフォニア
  9. I. Allegro
  10. II. Andantino
  11. III. Presto

 ハッセ:歌劇『デモフォーンテ』より
  12. Act I, Scene 4: “Ma che vi fece,o stelle”…
  13. “Sperai vicino il lido” (Timante)
  14. Act III, Scene 5: “Misero pargoletto”(Timante)

 ヨハン・クリスティアン・バッハ[1735-1782]:歌劇『アルタセルセ』より
  15. Act II, Scene 6: “Per quel paterno amplesso”(Arbace)

 ニコロ・ヨンメッリ[1714-1774]:歌劇『アルタセルセ』より
  16. Act I, Scene 2: “Fra cento affanni”(Arbace)
フィリップ・ジャルスキー(カウンターテナー)
コンセール・ド・ラ・ローグ
ジュリアン・ショヴァン(指揮、ヴァイオリン)
 録音:2022年11月29,30日、12月2,5,6日、パリ、ノートルダム・デュ・リバン教会

 このカウンターテナーのフィリップ・ジャルスキーのアルバム『忘れられたアリア』では、バロック後期の作曲家と、この時代の偉大な台本作家ピエトロ・メタスタージオに敬意を表しています。
 アルバムに収録されている10曲のアリアはすべて、1748年から1770年にかけて9人の作曲家によって書かれ、世界初録音となっています。

 メタスタージオは、その長い人生の中で(1698年ローマ生、1782年ウィーン没)、多数の声楽作品のテキストとともに、英雄的でそして深刻な内容の台本を28冊ほど書きました。
 台本は複数の作曲家~ヴィヴァルディ、ヘンデル、グルック、モーツァルトなどによって、何百ものオペラに生まれ変わりました。そしてこれらのオペラは後の作曲家へ多大な影響を与えました。
 このアルバムでは、2015年に設立されたオーケストラ「コンセール・ド・ラ・ローグ」の指揮を執るジュリアン・ショヴァンに指揮を委ねています。

 「私がまだ深く探求していない後期バロック、とくにメタスタージオによるテキストによる壮大なアリアに焦点を当てました・・・
 オリンピアーデやアルタセルセのような彼の「音楽のためのドラマ」は、90人以上の異なる作曲家によって使用されました。それは、自分自身のすごさを証明し、その独創性によって前任者より目立ちたいという作曲家にとっては、通過儀礼のようなものだったのです」とジャルスキーは語っています。

 .


5419775230
(CD+DVD)
\3800→\3490
カルテット・アロド
 ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調 Op.10, L.91
 アタイール:アル・アスル(午後の祈り)~弦楽四重奏のための
 ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調


DVD:
 『Menage a quatre』~カルテット・アロドのドキュメンタリー
  監督:ブリュノ・モンサンジョン
   約65分、NTSC、Region All、
    ※日本語も含め字幕は付きません
カルテット・アロド
 ジョルダン・ヴィクトリア(ヴァイオリン)
 アレクサンドル・ヴ(ヴァイオリン)
 タンギー・パリソ(ヴィオラ)
 サミー・ラシド(チェロ)
 5419775480から品番変更(2023/9/26)

 録音:2023年3月12-16日、ドイツ、ノイマルクト、salle Reitstadel

 クロード・ドビュッシー [1862-1918]とモーリス・ラヴェル[1875-1937]の弦楽四重奏曲は、それぞれ1900年前後に作曲されており、ドビュッシーはフランクやグリーグの作品から、ラヴェルは先輩のドビュッシーの作品から啓発を受けていました。
 弦楽四重奏曲はこの時代には難しいとされたジャンルであり、作曲家が成熟期を迎えるまでにこれを手懸けることはあまりない時代でしたが、当時まだ27歳のラヴェルはその作曲に挑んで傑作を示しました。

 2023年に結成10周年を迎える「カルテット・アロド」は、これら2つのベルエポックの傑作をアルバムの中心に置き、フランスの若手作曲家バンジャマン・アタイール[1989-]による『アル・アスル』をそれらの間に収録しています。
 カルテット・アロドが『アル・アスル』を初演したのは2017年。この曲はイスラム教徒の午後の礼拝と、正午から日没の間の厳しい暑さから詩的なインスピレーションを得た充実した作品です。
 「アル・アスルは、私の素晴らしい友人たち「カルテット・アロド」に捧げられています。彼らは、私が夢にも思わなかった方法でこの作品に命を吹き込みました。」とアタイールは語っています。

 DVDには、ブリュノ・モンサンジョン監督による『Menage a quatre』と題されたカルテット・アロドに関するドキュメンタリーが収録されています(約65分)。
 「これほどのアタックの強さ、これほど劇的なパワー、これほど多様な音の色や劇的な範囲、すべてがこれほど驚異的なフレージングの繊細さと組み合わされたものを聞いたことがあっただろうか?と啓示を受けた」とモンサンジョンはカルテット・アロドについて語っています。





<LP>


ACCENTUS MUSIC(LP)


KKC 1226/8
(3LP)
\33000
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
 バンベルグ交響楽団、ヤクブ・フルシャ(指揮)
  ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
   LP1
    A:第1楽章(12'15)
    B:第2楽章(12'08)
   LP2
    C:第3楽章(8'01)
    D:第4楽章(11'32)
   LP3
    E:ワルツOp.54-1(3'52)
    F:第3楽章var.(7'58)
バンベルグ交響楽団
ヤクブ・フルシャ(指揮)

 フルシャ&バンベルク響の『新世界より』ダイレクトカット盤(45回転)で登場!世界限定1893セットシリアルナンバー付

 録音:2023年4月11,12日、ヨーゼフ・カイルベルト・ザール、コンツェルトハレ、バンベルク/55'46、輸入盤・日本語帯・解説付
 レコーディング・プロデューサー&エンジニア:ライナー・マイヤール
 カッティング・エンジニア: シドニー・クレア・メイヤー

 2023年4月に録音された、ヤクブ・フルシャ指揮バンベルク交響楽団のドヴォルザークの交響曲第9番『新世界より』がダイレクトカット盤(45回転) で登場します!
 世界規模でアナログ・レコードが再評価されるようになって久しいですが、一口にアナログ盤と言っても様々な録音方法があります。
 その中でも最高の音質を誇 るとされるのが「ダイレクトカッティング」と呼ばれる録音方法です。ダイレクトカッティング録音は、マイクで拾った音をカッティングレースに送り、そのまま溝 を刻みこんでいきます。
 録音方法の難しさもさることながら、録り直しが効かない一発勝負ということで、演奏者へのプレッシャーも相当なもの。フルシャ& バ ンベルク響は、2019年にスメタナ≪わが祖国≫をダイレクトカッティングで収録。
 そのクオリティの高い演奏と録音で大きな話題となりました(現在は完売)。 その同コンビが再びダイレクトカッティングに挑戦とあれば、完売必須の大注目盤!録音もダイレクトカッティングに定評のあるエミールベルリナー・スタジオの ライナー・マイヤール氏率いるチームが行っています。

 「交響曲第9番」は、ドヴォルザークのアメリカ時代を代表する作品で、彼の最後の交響曲でもあります。
 1892年にドヴォルザークはニューヨークの音楽院に 院長として呼ばれ、そこで約3年間を過ごしました。「交響曲第9番」は1893年にニューヨークのカーネギーホールで初演されたことにちなんで、今回限定 数1893セットプレスされました。
 またバンベルク交響楽団のルーツは中欧。プラハに住んでいたドイツ人音楽家たちが、敗戦によってドイツに帰り設立したのがバンベルク響ということで、チェコ 生まれの指揮者ヤクブ・フルシャとチェコにルーツをもつオーケストラによる、特別な録音は大変貴重なリリースとなります。
 またこの録音は音の臨場感が実際 のコンサート体験に非常に近いので、アンコールとしてワルツOp.54-1 が最後に収録されています。(なお、当録音はアナログ盤のみでの発売となり他のフォー マットでのリリースはございません。)

 
 

















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