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≪第121号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その11 2023/10/17~




10/20(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

KLARTHE



KLA 157
\2800
フィラデルフィア管首席オーボエ奏者トーンドゥル
対照

 ローベルト・シューマン:
  (1)アダージョとアレグロ Op.70
  (2)幻想曲 Op.73
  (3)夕べの歌 Op.85-12
  (4)3つのロマンス Op.94
  (5)民謡風の5つの小品 Op.102
フィリップ・トーンドゥル(オーボエ)
ダナエ・デルケン(ピアノ)

 フィラデルフィア管首席オーボエ奏者トーンドゥルがオール・シューマン・プログラムのアルバムをリリース!

 セッション録音:2020年4月29日~5月1日/SWRフンクスタジオ(シュトゥットガルト)/DDD、ディジパック仕様

 2020/2021シーズンよりフィラデルフィア管弦楽団の首席オーボエ奏者をつとめるフィリップ・トーンドゥルがオール・シューマン・プログラムに挑みました。
 トーンドゥルは若干18 歳でシュトゥットガルト放送交響楽団首席オーボエ奏者に就任。
 その後、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(2016年~2017年)、 シュトゥットガルトSWR交響楽団(2017年~2020年)、ヨーロッパ室内管弦楽団(2019年~)で首席オーボエ奏者を歴任。
 また2022年よりカーティス音楽 院にて後進の育成にも力を注いでおります。

 ハインツ・ホリガーとアルフレッド・ブレンデル、アレクセイ・オグリンチュクとレオニード・オグリンチュク、アルブレヒト・マイヤーとマルクス・ベッカーなど、世界的なオーボエ奏者がそれぞれ最初の録音にローベルト・シューマンの作品を収録しているだけに、トーンドゥルは並々ならぬ思いで録音に挑みました。
 ピアノのダ ナエ・デルケンとともに美しい音色を聴かせてくれます。
 
 

KLA 167
\2800
星の彼方へ
 ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10(1893)
 ラモン・ウメ(1968-):
  弦楽四重奏曲「そして、私はそれを見えるようにする」(2020)
ジェラール弦楽四重奏団
 【ルイス・カスターン・コチス(ヴァイオリン)、
  ユディト・バルドレ・ヴィラロー(ヴァイオリン)、
  ミケル・ホルダ・サウン(ヴィオラ)、
  イェスス・ミラレス・ロゲル(チェロ)】

 スペインを代表するジェラール弦楽四重奏団がドビュッシーとラモン・ウメの作品を録音!

 セッション録音:2022年2月15~17日/モーツァルト・ホール、サラゴサ(スペイン)/DDD、ディジパック仕様

 カタルーニャの作曲家、ロベルト・ジェラール(1896-1970)の名を冠したカルテット、ジェラール弦楽四重奏団。
 2010年のデビュー以来、様々なコンクールで入賞している名人集団で、スペインはじめヨーロッパで高く評価されています。
 期待の新人演奏家を紹介するharmoniamundi レーベルのシリーズ「HARMONIA NOVA」からシューマン、ベルク、クルタークのアルバムもリリース(HMN-916108)し注目されております。

 仏Klartheレーベルからの期待の新録音はドビュッシーとウメの作品です。ドビュッシー唯一の弦楽四重奏曲はいわずと知れた名曲。1893年にイザイ四重奏団献呈されたこの作品は現在フランスを代表する弦楽四重奏曲として頻繁に演奏されております。

 ラモン・ウメは1968年バルセロナ生まれ。2007年、オリヴィエ・メシアン国際作曲賞を受賞し注目され、2014年にカタルーニャ音楽堂のゲスト作曲家を務 めるなど自国を中心にヨーロッパで活躍する作曲家です。
 弦楽四重奏曲「そして、私はそれを見えるようにする」はジェラール弦楽四重奏団の新作委嘱。
 各楽章数分ながら全10楽章構成の演奏時間約25分の作品。静寂と不協和音の繰り返しが独特の世界を作り出しています。

 
 




ECM


4858784
\2800
《トーマス・ラルヒャー:The Living Mountain》
 トーマス・ラルヒャー:
  1-6) The Living Mountain
   (ソプラノとアンサンブルのための)(2019-20)(I. Introduction/II. At first, mad to recover the tang of height/
    III. As I reach the highest part of my dark moor/IV. In September dawns I hardly breathe/
    V. Once, on a night of such clear silence/VI. Further up, it is all snow)、
  7-9) Ouroboros (チェロと室内オーケストラのための)(2015)
   (I. Allegretto/II. Allegro infuriate/III. Adagio ma non troppo)、
  10-22) Unerzahlt (バリトンとピアノのための)(2019-20)
   (I. Plinius sagt/II. Die roten Flecken/III.Wenn die Blitze herabfuhren/IV. Gleich einem Hund/V. Am 8. Mai 1927/VI. Mitten im Schlaf/
   VII. Venezianisches Wachspraparat/VIII. Es heist, das Napoleon/IX. Aus dem Vorderschiff des Gehirns/
   X. Blaues Gras/XI. Zuletzt werden blos soviel uberbleiben/XII. So glitt ich lautlos/XIII. So wird, wenn der Sehnerv zerreist
サラ・アリスティドゥ(ソプラノ)(1-6)、
アンドレ・シュエン(バリトン)(10-22)、
アリサ・ワイラースタイン(チェロ)(7-9)、
アーロン・ピルザン(1-9)、
ダニエル・ハイデ(10-22)(ピアノ)、
Luka Juhart(アコーディオン)(1-6)、
クレメンス・シュルト(指揮)
ミュンヘン室内管弦楽団(1-9)

 “心に残る風景と夢の世界”―オーストリアの作曲家によるニュー・アルバム。世界初録音

 オーストリアの作曲家、トーマス・ラルヒャーのニュー・アルバムには、3つの世界初録音となる非常に対照的な作品が収録されています。
 『ザ・タイムズ』紙はラルヒャーの音楽を「心に残る風景と夢の、スタイルとしては全く異質だが、作曲家の驚異的な耳と伝統的な形式を疑問視する考え方が融合した」世界であると称賛していますが、その描写はこのアルバムの作品によって立証されています。
 ソプラノ歌手とアンサンブルのための『The Living Mountain』は2019年から2020年にかけて作曲され、スコットランドの詩人で自然をテーマにした作家でもあるナン・シェパードの同名の著書である回顧録に基づいています。
 チロル地方で育ち、山岳地帯になじみのあるラルヒャーはこの著書に魅せられました。「彼女が書いたことと自分自身が同化し、本を読むとすぐにそれは内なる旅となり、精巧な作品作りへの音楽のひらめきを与えてくれました」とラルヒャーは語っています。
 さらにこの作品はオランダの写真家、アヴォイスカ・ヴァン・デル・モレンによるチロル山岳地帯の風景写真からもインスピレーションを受けています。
 『Unerzahlt』は2019年から2020年に作曲されたバリトン歌手とピアノのための内面的な一連の歌です。13の小品から構成され、バリトン歌手アンドレ・シュエンの表現力の幅が生かされています。
 ドイツの作家であるW.G.ゼーバルトのテキストに作曲されました。そして“永遠の蛇”と題された『Ouroboros』はチェロと室内オーケストラのための3楽章からなる器楽作品です。第2楽章のテンポ指示「Allegro infriate」は激しい怒りを意味し、力強い作品となっています。

 トーマス・ラルヒャーは1963年にインスブルックで生まれ、ウィーンで作曲とピアノを学びました。『ザ・ニューヨーカー』誌に「中央ヨーロッパの音楽を長らく支配してきた現代主義の制約を無視する、予測できない自由思考の作曲家」と評されました。
 アンドレ・シュエンは南チロルで育ちチェロと声楽を学びました。世界中の歌劇場から引く手あまたのバリトン歌手で、2003年のザルツブルク音楽祭で演じた『フィガロの結婚』のアルマヴィーヴァ伯爵役が絶賛されました。
 フランス・キプロス出身のソプラノ歌手、サラ・アリスティドゥは現代音楽とオペラのレパートリーの両方で受賞歴があります。

 録音は2021年と2022年にミュンヘンとヴィーアベルクで行われ、マンフレート・アイヒャーによりプロデュースされました。「ECM Newシリーズ」4作目となるラルヒャー作品のアルバムです。
 ブックレットにはアヴォイスカ・ヴァン・デル・モレンの写真、Fridrike Gosweinerのライナーノーツも掲載されています。

 【録音】2021年6月、ミュンヘン、Bavaria Musikstudios(1-9)、2022年5月、ヴェアーベルク、Gemeindezentrum(10-22)
 



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ARCANA

A553
\2800→\2590
歌の世紀 ~17世紀前半のヴェネツィアにおけるバロック歌劇の開花~
 1. フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):
  Prologo 序幕(歌劇《オルミンド》〔1644〕より)
 2. ベネデット・フェラーリ(1603頃-1681):
  Cielo sia con tua pace 天が、そなたの幸せとともに
   (『独唱のためのさまざまな楽曲』〔1637〕より)
 3. クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
  Speranza, tu mi vai 希望よ、わたしのもとに来て
   (歌劇《ポッペーアの戴冠》〔1642/43〕より)
 4. モンテヴェルディ: Sono l'altre regine
  他の女王たちが(歌劇《ウリッセの帰郷》〔1640〕より)
 5. マルコ・ウッチェリーニ(1603-1680):
  Corrente Sesta detta La Corsetta
   第6コルレンテ、通称「ラ・コルセッタ」
    (『ソナタ、アリアおよびコルレンテ集 第3巻』〔1642〕より)
 6. フランチェスコ・サクラーティ(1605-1650) :
  Guerrieri, all'armi, all'armi ! 戦士たちよ、さあ武具をとれ!
   (歌劇《狂気を装った女》〔1641〕より)
 7. ミケランジェロ・ブルネリオ(1610頃-歿年不詳):
  Nella musica del mondo この世の音楽の中でも
   (『低音部歌集』〔1641〕より) 世界初録音
 8. ウッチェリーニ: Corrente Terza detta L'Incostante
  第3コルレンテ、通称「不誠実」
 9. バルバラ・ストロッツィ(1619-1677):
  Dialogo in partenza 別れ際の対話
   (『マドリガーレ集 第1巻』〔1644〕より)
 10. モンテヴェルディ: Pianto della Madonna
  聖母の嘆き(『宗教的・倫理的な森』〔1641〕より)
 11. ウッチェリーニ: Corrente Nona detta la Simona
  第9コルレンテ、通称「ラ・シモーナ」
   (『ソナタ、アリアおよびコルレンテ集 第3巻』〔1642〕より)
 12. カヴァッリ: Volate, fuggite 羽ばたいて去るがよい
  (歌劇《オルミンド》〔1644〕より)
エマミュエル・ド・ネグリ(ソプラノ)
ブランディーヌ・スタスキエヴィチ(メゾ・ソプラノ)
ポール=アントワーヌ・べノス=ジャン(カウンターテナー)
ザッカリー・ワイルダー(テノール)
サルヴォ・ヴィターレ(バス)
レ・スタジョーニ(古楽器使用)
パオロ・ザンズ(チェンバロ、オルガン、指揮)
 編成:
  ヴァイオリンまたはヴィオラ3、
  ヴィオラ・ダ・ガンバ1、
  チェロまたはリローネ1、
  コントラバスまたはヴィオローネ1、
  テオルボ2、
  チェンバロまたはオルガン

 A=440 Hz ミーントーン
 録音: 2022年10月4-7日 フランス国立声楽センター、ヴェズレ(フランス中部ブルゴーニュ地方)
 収録時間: 59分

 【現代の歌劇場文化の始まりを彩った活気を、充実した古楽器演奏で当時のままに】
 1600年前後のイタリアで、閉ざされた特権階級向けの知的な催事劇として始まった新しい舞台芸術、オペラ。
 その閉鎖空間の芸術が広く公衆に開かれた興業となったのはその少し後、1630年代に水の都ヴェネツィアで相次いでオープンした歌劇場を通じてのことでした。
 このアルバムはそうした近代型オペラの原型ともいうべきものが育まれた17世紀前半のヴェネツィアの歌劇界に光を当て、同時期に出版された声楽曲集・器楽曲集からの抜粋を交え、バロック初期の「歌いながら語る」歌唱様式がどのように発展し、人々の心を掴んだかを概観できる選曲になっています。
 この時期のヴェネツィア歌劇界の立役者たるカヴァッリの作品を冒頭と末尾に配し、その師匠でもあったモンテヴェルディ晩期の傑作群、大衆に開かれた最初の歌劇場で作品を発表した作曲家の一人ベネデット・フェラーリの声楽作品、彼らの声楽作法を横目に独自の器楽スタイルを追求したウッチェリーニのソナタなど、バラエティ豊かな選曲から「水の都」の活況を浮かび上がらせるのは、21世紀のヨーロッパでさまざまなアンサンブルの一員として頭角を現してきた俊才古楽歌手5人と、幅広い世代の俊才が集うレ・スタジオーニ。
 撥弦のシモーネ・ヴァッレロトンダやガンバのイザベル・サン=ティヴ、全体の指揮をとる鍵盤のパオロ・ザンズら経験豊かな才人が加わり、豪華な通奏低音勢と各パート一人ずつの弦楽が織りなす古楽器サウンドが、歌手たちの迫真の歌唱の味わいを幾倍にも引き立ててやみません。
 歴史的背景を踏まえたザンズ自身の解説(伊、英、仏語)も充実した内容になっています。
 



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CAPELLA DE MINISTRERS



CDM2356
\2800→\2590
シヘナの式典 ~
 中世の女子修道院に伝わる音楽催事を再現
  シヘナ王立修道院にまつわる中世聖歌~

  洗礼者ヨハネの日の式典
   1. Iohannes Baptista2. Ingresso Zacharia/Et Zacharias/
   3. Praecursor Domini / Hic est enum/
   4. Elisabeth/5. Inter natos mulierum / Hic venit/
   6. Descendit angelus Domini / Ne timeas/
   7. Hic est enim precursor et magnus Iohannes
  会食室にて
   8. Tu puer propheta
  木曜の主の晩餐(洗足木曜日)
   9. Ave Maria gratia plena/10. Cena faca/
   11. Postquam surrexit Dominus/12. Vos vocatis me Magister/
   13. Domine, tu mihi lavas pedes ?/14. In hoc cognosent/
   15. Diligamus nos ad invicem/16. Ubi est caritas et dilectio/
   17. Verbum bonum et suave/18. Una sabbati surrexit/
   19. Tellus ac aethera iubilat/20. Rex eterne maiestatis
  復活祭主日 聖なる泉の噴出
   21. Vidi aquam
  イエスの墓所への訪問
   22. Super Victimae paschali laudes/23. Ortum predestinatio/
   24. Venite et videte/25. Quem queritis in sepulchro/
   26. Victimae paschali laudes
  再び会食室にて
   27. Pascha nostrum
カペリャ・デ・ミニストレルス(声楽&古楽器アンサンブル)
エリア・カサノヴァ、
ベアトリス・ラフォン、
ライア・ブラスコ、
マリア・モレリャ(歌)
ロベルト・カセス(中世ハープ)
カルレス・マグラネル(中世フィドル)

 録音: 2023年4月11-13日 シヘナ王立修道院教会(スペイン西部アラゴン地方ウエスカ県)
 収録時間: 75分

 【静けさの向こうに広がる、生々しくも高貴な中世人たちの暮らしの香り】
 スペイン西部、カタルーニャ地方の南に位置するバレンシア地方に拠点を置く古楽集団カペリャ・デ・ミニストレルスが、4人の女声歌手たちを主役に、中世の女子修道院に伝わる音楽催事を再現するアルバム。
 舞台は12世紀末、アラゴン王アルフォンソ2世の妃サンチャによって建てられたシヘナの女子修道院。
 王室の後援のもと聖ヨハネ騎士団が運営に携わり、早春の受難節最中の洗足木曜日、復活祭、そして初夏の聖ヨハネの祝日という毎年三つの祝日には音楽朗唱を伴う式典行列が行われていたとのことで、プログラムはそれら三つの式典を架空再現したものとなっています。
 
 単旋律聖歌が時に斉唱を交えながら美しい独唱で歌い交わされる中、フィドルの持続音や即興、ハープや鐘の音が添えられ、丸天井の古いロマネスク教会堂に響きわたる、その音響空間を鮮やかに伝える録音エンジニアリングは実に見事というほかありません。
 昔日の知識人たちの風習を音で追体験できる、緻密な研究と演奏者たちの卓越した音楽性あればこその1枚です。

  シヘナ王立修道院教会
 




CARPE DIEM


CD-16333
\2800
スペイン近世の『シビラの歌』とノルウェー古来の『夢の詩』
 1-12. 作者不詳: El Cant de la Sibil.la de Barcelona
  シビラの歌(バルセロナ大聖堂の写本による)
 13-32. 作者不詳: Draumkvedet 夢の詩
 33-45. 作者不詳: El Cant de la Sibil.la de Girona
  シビラの歌(ジローナ大聖堂の写本による)
 
 編曲...アリアンナ・サヴァール&
  ペッテル・ウトラント・ヨハンセン
イルンド・マリス(声楽&器楽アンサンブル)
アリアンナ・サヴァール
 (ソプラノ、ゴシック・ハープ、トロッシンゲン・リラ、
  ノルウェーのクラヴィク・リラ、
  シンギング・ボウル〔=鈴-りん-〕)
ペッテル・ウトラント・ヨハンセン
 (テノール、ハリングフェレ
  〔ハルダンゲルフィドル〕、
   ルネサンス・フィドル)
イアン・ハリソン(ホイッスル、バグパイプ、ミュート・コルネット、ショーム)
スヴェイヌング・リレハイアー(ドブロ・ダモーレ)
ミケル・アンヘル・コルデロ(中世バス・フィドル、ヴィオローネ)
ダビド・マヨラル(各種打楽器、ベル、サントゥール)
サン=モーリス声楽アンサンブル
 (合唱指揮...シャルル・バルビエ、
  ペッテル・ウトラント・ヨハンセン)

 録音: 2023年5月14-17日 聖マルティン・キリストカトリック教会、マクデン(スイス)
 収録時間: 79分

 【ヨーロッパの南から北へ、そして再び南へ。ユニークな中世伝承歌の旅】
 絶美の歌声と古楽器ハープで独自の音楽世界を綴ってきたアリアンナ・サヴァールは、スペイン・カタルーニャ地方出身の偉大なヴィオラ・ダ・ガンバ奏者=指揮者ジョルディ・サヴァールを父に持ち、彼のアンサンブルであるエスペリオンXXIでも活躍してきました。
 近年はCarpe Diemレーベルで、ヴィオラ・ダモーレやハリングフェレ(ノルウェーの共鳴弦付き伝統弦楽器)を奏でるスイスのシンガーソングライター、ペッター・ウトラント・ヨハンセンと共に伝統音楽や中世以前の音楽を絡めたユニークなアルバムを数多く制作していますが、今回は一つのアルバムの中でスペインと北欧の伝承歌を辿ります。『シビラの歌』はイベリア半島各地の教会に写本が残る、カタルーニャ語によるルネサンス期の祭事向け伝承歌。
 アリアンナの父ジョルディ・サヴァールもAlia Voxレーベルでこの曲集をとりあげていますが、今回はカタルーニャ地方のジローナとバルセロナに残る写本を底本に、ヨハンセンと彼女が中世舞曲やグレゴリオ聖歌を交えたスタイルにアレンジ。
 器楽と声楽アンサンブルの合唱が交錯する独特な音世界が展開します。その間に置かれた『夢の詩』も同様のアレンジが施されていますが、こちらは中世に遡るノルウェーの詩歌で、夢物語を通じて人の生と死を歌い上げるというもの。
 言葉の響きの違いがもたらす北欧と南欧の音世界のコントラストが、使われる民俗楽器や古楽器の響きとあいまって、アルバムを通じて思いがけない聴覚体験をもたらしてくれます。

 
 




ENPHASES


ENP015
\2800
UTRIQUE FIDELIS(互いに忠節を)~
 バロック様式によるフランス・ヴァンデの伝統音楽

  1. 作者不詳: Tout en passant / Ami voici 通りすがりに/友よ、さあ
  2. 作者不詳: Avant-deux a Joseph Chataigner /
   ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):Gavottes ガヴォット
  3. 作者不詳(ローラン・ティクシエ編): Le louvetier 狼を狩りにゆく人
  4. フランソワ・クープラン(1668-1733): Muzette ミュゼット /
   作者不詳: Le Point du Jour 日の出の頃
  5. 作者不詳(ポール・グロリエ&ローラン・ティクシエ編):
   Avant-deux a Marcel Bregeon
    マルセル・ブレジョンに捧ぐアヴァン=ドゥ
  6. 作者不詳(ジェローム・ビュジョー〔1834-1880〕編):
   Le Moulin de Saint-Jean-de-Monts
    サン=ジャン=ド=モンの水車小屋
  7. ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687): Le Sommeil d'Atys
   アティスの眠り(抒情悲劇《アティス》より)
  8. ルイ・ド・ラ・コスト:
   1er & 2eme Rigaudon 第1と第2のリゴードン /
    作者不詳(シルヴァン・トレビュク〔1857-1930〕編):
     J' m'en vais a la veillee 夜明け前にわたしは出かけ
  9. 作者不詳(トレビュク編):
   Ou vas-tu ma bergere 愛しい羊飼い娘、どこへ行く /
    作者不詳(トレビュク編): C'est une jeune femme 若い娘がひとりいて
  10. 作者不詳(トレビュク編): La blanche biche 白い牝鹿
  11. 作者不詳(ルイ・ガトー編):
   Pas d'ete de Nalliers ナイエ地方のパ・デテ /
    作者不詳(グロリエ編):
     Pas d'ete de Fontenay フォントネ地方のパ・デテ
  12. 作者不詳: Dans le menage家の中で
  13. 作者不詳(ビュジョー編): La Ville de Montaigu モンタギューの都
  14. 作者不詳(トレビュク編):
   La Vendee pour defense ヴァンデで守りを固め
  15. 作者不詳(アリス・ブロシェ編): C'est un lien そこに縁ありて
  16. 作者不詳: L'etait un p'tit bonhomme そいつはごく普通の男で
  17. 作者不詳: Helas est venu l'hiver ああ、冬になってしまった
  18. リュリ: Passacaille de Persee パサカーユ(抒情悲劇《ぺルセー》より)/
   作者不詳: Nous partons tous 我ら皆旅立ち
アンサンブル・レ・プレザンス(声楽&器楽アンサンブル)
ローラン・ティクシエ(歌、ヴィエラルー〔ハーディガーディ〕)
ダヴィド・ズュルベディア(歌、リコーダー、バグパイプ)
ジェローム・ヴァン・ワールベーケ(ヴァイオリン、コーラス)
カメリア・ビシャール(ヴァイオリン)
ロリー・ブルジョワ(ヴィオラ)
オダ・ロピオン(チェロ)
マリオン・ル・モアル(オーボエ、リコーダー)
ジュリアン・リンコン(バスーン)
アルノー・ド・パスクアル(クラヴサン〔チェンバロ〕)
シルヴァン・ファブル(打楽器)
ミゲル・アンリ(テオルボ、ギター、指揮)

ガブリエル・グロスバール(ヴィオラ)
 [3,8,9,15,16,21,22]
アルバン・ティクシエ(テオルボ)
 [2,15,22]

 録音: 2023年1月 聖ガブリエル&聖ミカエル学園ヴァンデ音楽研究所、サン=ローラン=シュル=セヴル(フランス中西部ポワトゥー州ヴァンデ県)
 収録時間: 75分

 【昔日のフランス民衆が暮らした世界の光と闇。バロックの名手たちが陰翳鮮やかに】
 フランス西部、ポワトゥー地方ヴァンデ県の民衆伝統音楽を集め、バロック期の作法に基づくアレンジによって古楽器で演奏したアルバム。ヴァンデ県はブルターニュ半島のすぐ南に位置し、民衆舞踏の豊かな伝統があるポワトゥー地方の中でも特にユニークな11拍子、13拍子などの不規則なリズムも聴かれる、独特な民衆音楽が発達しました。R
 ICERCARレーベルでマレのヴィオール作品全曲録音にも加わっている古楽撥弦奏者ミゲル・アンリは、旧友でもある民俗音楽歌手ローラン・ティクシエと協力し、このヴァンデ県のさまざまな音楽を収集。
 素材感豊かでニュアンスに富んだ古楽器の味わいがよく生きるアレンジで、時にいかにも民衆音楽風、時にいかにも宮廷楽団然とした響きで、さながら民衆文化を好んで宮廷でも楽しんだ昔日の貴族たちの楽しみを彷彿とさせる音楽世界を紡ぎ出しました。
 いずれもピグマリオンの一員として活躍をみせるヴァイオリンのジェローム・ヴァン・ワールベーケやクラヴサンのアルノー・ド・パスクアルをはじめ、演奏に加わる古楽器奏者たちは皆ミゲル・アンリ同様の経験豊かな才人揃い。
 民衆音楽ならではの躍動感を洗練された宮廷音楽流儀に読み替えるか、それとも土気の匂いたつ民俗情緒の側面を際立たせるか、曲ごとに絶妙の匙加減で両世界を行き来してゆくセンスは圧巻です。
 各作品の出典も解説(仏、英語)に明記。聴き深めるほどに旅情を誘われる21世紀ならではの越境型古楽アルバムです。

 
 



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GRAMOLA

GRAM99311
(11CD)
\11000→\9990
聖地ザンクト・フローリアン
 レミ・バロー(指揮)、聖フローリアン・アルトモンテ管
ブルックナー: 交響曲全集(全10曲)
レミ・バロー(指揮)、
聖フローリアン・アルトモンテ管弦楽団
オーバーエスターライヒ・ユース交響楽団...*
 【CD1】...52:34
  交響曲 ニ短調(通称第0番) WAB100(1869) (2023年デイヴィッド・チャプマン校訂版)...初出音源
   1. I Allegro / 2. II Andante / 3. III Scherzo. Presto – Trio. Langsamer und ruhiger /
   4. IV Finale. Moderato – Allegro vivace
 【CD2】...66:54
  交響曲第1番 ハ短調 WAB101(1890/91年ウィーン稿)
   1. I Allegro / 2. II Adagio / 3. III Scherzo. Schnell / 4. IV Finale. Bewegt, feurig
 【CD3】...84:36
  交響曲第2番 ハ短調 WAB1022 (1872年初稿/2005年ウィリアム・キャラガン校訂版)
   1. I Allegro, ziemlich schnell / 2. II Scherzo. Schnell – Trio. Gleiches Tempo /
   3. III Adagio. Feierlich, etwas bewegt / 4. IV Finale. Mehr schnell
 【CD4】...89:06
  交響曲第3番 ニ短調 WAB103(1873年第1稿)
   1. I GemaBigt, misterioso / 2. II Adagio. Feierlich /
   3. III Scherzo. Ziemlich schnell / 4. IV Finale. Allegro
 【CD5】...79:26
  交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」 WAB104
   (1888年第3稿/2004年ベンジャミン・コーストヴェット校訂版)
    1. I Ruhig bewegt / 2. II Andante / 3. III Bewegt / 4. IV Mäßig bewegt
 【CD6】...89:32
  交響曲第5番 変ロ長調 WAB105(1876-78)
   1. I Introduktion. Adagio – Allegro / 2. II Adagio. Sehr langsam /
   3. III Scherzo. Molto vivace (schnell) – Trio. Im gleichenTempo /
   4. IV Finale. Adagio – Allegro moderato
 【CD7】...69:12
  交響曲第6番 イ長調 WAB106(1881)*
   1. I Majestoso / 2. II Adagio. Sehr feierlich /
   3. III Scherzo. Nicht schnell – Trio. Langsam / 4. IV Finale. Bewegt, doch nicht zu schnell
 【CD8】...73:15
  交響曲第7番 ホ長調 WAB107(1883-85)
   (1954年ノーヴァク版 2018/19年 ポール・ホークショー校訂版)
    (Ed. Leopold Novak 1954; curated by Paul Hawkshaw2018/19)
     1. I Allegro moderato / 2. II Adagio. Sehr feierlich und sehr langsam /
     3. III Scherzo. Sehr schnell. – Trio. Etwas langsamer / 4. IV Finale. Adagio – Allegro moderato
 【CD9】...37:19
  交響曲第8番 ハ短調 WAB108(1890)(2014年 ポール・ホークショー校訂版)*
   1. I Allegro moderato / 2. II Scherzo. Allegro moderato
 【CD10】...66:30
  交響曲第8番 ハ短調 WAB108(1890)(続き)(2014年 ポール・ホークショー校訂版)*
   1. III Adagio. Feierlich langsam; doch nicht schleppend / 2. IV Finale. Feierlich, nicht schnell
 【CD11】...77:04
  交響曲第9番 ニ短調 WAB109(1887-96 未完)
   1. I Feierlich, misterioso / 2. II Scherzo. Bewegt, lebhaft – Trio. Schnell /
   3. III Adagio. Langsam, feierlich

 録音:2013-2023年聖フローリアン修道院教会、ザンクトフローリアン(オーストリア北部オーバーエスターライヒ地方)
 総収録時間:782分

 【ブルックナー演奏の聖地ザンクト・フローリアンにおけるレミ・バローの交響曲全集、新録音を加えてBOXとして集成!】
 リンツ郊外のザンクト・フローリアンにある聖フローリアン修道院は、かつてアントン・ブルックナーが聖歌隊で歌い、オルガニストを務め、今はその墓所となっている場所。
 ここでは、古くは朝比奈隆と大阪フィルの第7番、カラヤンやブーレーズとウィーン・フィルの第8番など巨匠たちによる記念碑的なブルックナー演奏が繰り広げられてきました。
 同地でブルックナーの没後100年を記念して1996年に創設されたのが、聖フローリアン・アルトモンテ管弦楽団とブルックナー週間(Bruckner-Tage)音楽祭。その常任指揮者レミ・バローが指揮して行われた10曲の交響曲のライヴ録音をBOX化しました(第6番と第8番はオーバーエスターライヒ・ユース交響楽団の演奏) 。
 会場となった聖フローリアン修道院はとても長い残響があり、チェリビダッケに師事したことのあるバローは、響きの混濁を避けつつ、長く美しい残響と音楽を一体化するためにテンポをゆったりと保ち、雄大な音楽として聴かせます。
 このため、第3番と第5番では89分、第8番では103分を越える演奏時間となりました。同時にバローは最新の楽譜校訂研究にも目配りしており、一部の曲では新しい校訂版を使用。このBOXが初出となる交響曲ニ短調ではディヴィッド・チャプマンによる2023年校訂版を使っています。

 ※第1番から第9番までの単独アルバムはSACDハイブリッド盤で発売されていましたが、このBOXではお求めやすい価格にするために通常CDでの発売となります。
 ※レーベルからの情報によれば交響曲ニ短調は通常CDとして2024年に単独リリースが予定されているとのことです。

 レミ・バロー
  パリに生まれ、パリ国立高等音楽院でヴァオリンをジェラール・プーレに師事、合わせて音楽理論と音楽教育を学ぶ。
  16歳の時に出会ったセルジュ・チェリビダッケから2年間にわたり教えや刺激を受け、音楽院在学中にオーケストラを組織して指揮活動を開始。
  2004年にウィーンに拠点を移し、ウィーン・フィル及びウィーン国立歌劇場管弦楽団の第1ヴァイオリン奏者として、世界トップクラスの指揮者の下で演奏経験を積んだ。
  2011年に聖フローリアンのブルックナー週間でアルトモンテ管弦楽団を指揮して演奏したブルックナーの交響曲第3番と第9番が高い評価を得、2013年の同音楽祭ではアーティスト・イン・レジデンスに招かれた。コロナ禍でオーケストラの活動ができなかった2020年には、ヴァイオリン奏者としてウィーンの音楽家たちとブルックナーの弦楽五重奏曲を録音した。

 聖フローリアン・アルトモンテ管弦楽団
  ブルックナー没後100年にあたる1996年に結成された。オーケストラ名は、聖フローリアン修道院教会の部屋を彩る壮麗なフレスコ画の作者であるマルティーノ・アルトモンテとバルトローメオ・アルトモンテの父子にちなんでいる。
  地元オーストリアをはじめとする欧州各地の主要オーケストラのメンバーと、えり抜きの若手演奏家たちとの混成によるオーケストラは、ブルックナー演奏の伝統を次代に伝える任務も果たしている。

 

 




HITASURA



HSP010
\2800
J.S.バッハ: 音楽の捧げもの BWV 1079(全曲)
 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)
  音楽の捧げもの BWV 1079(全曲)
   1. 王の主題による無窮カノン
   2. 3声のリチェルカーレ
   3. 2声のカノン1: 蟹のカノン(逆行カノン)
   4. 2声のカノン2: 二つのヴァイオリンによる同度カノン
   5. 2声のカノン3: 反行カノン
   6. 2声のカノン4: 拡大を伴う反行カノン
   7. 2声のカノン5: 螺旋カノン
   8. 上方5度のフーガ・カノニカ
   9-12. 王の主題によるフルート、ヴァイオリンと
    通奏低音のためのトリオ・ソナタ
     9. Largo / 10. Allegro / 11. Andante / 12. Allegro
   13. 6声のリチェルカーレ
   14. 4声のカノン
   15. 謎カノン「求めれば見いだされん」
   16, 無窮カノン
オーゾニア(古楽器使用)
 アンヌ・パリゾ(フラウト・トラヴェルソ)
 ミラ・グロデアヌ(ヴァイオリン)
 エマニュエル・ドーヴァン(ヴァイオリン)
 ジェイムズ・マンロー(ヴィオローネ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 フレデリク・ハース(チェンバロ)

 録音: 2022年11月13-15日 ランテルヌ通り新教教会、リヨン、フランス
 収録時間: 54分

 【考え抜かれた曲順で「王の主題」の神秘を解き明かす、才人ハース流のバッハ解釈】
 ベルギーに拠点を置くフランス人チェンバロ奏者フレデリク・ハースを中心に、多忙な俊才たちが集う古楽器アンサンブル、オーゾニア。
 一連の協奏曲群や『ゴルトベルク変奏曲』、『平均律クラヴィーア曲集』など、自ら主宰するHitasuraレーベルでバッハ作品を積極的に取り上げてきたハースとオーゾニアですが、今回バッハ晩年の異色作『音楽の捧げもの』に取り組む上で考えたのは「すでにバランスが完璧に整っている傑作のバランスを組み直すことで、完璧以上にしっくりくる不均衡を見出したい」とのことで、有名な3声のリチェルカーレをあえて冒頭から外したり、最も大規模な6声のリチェルカーレを半ばに配するなど珍しい曲順が選ばれています。
 結果的に、この謎多き大作を通して聴いた時の印象は一般的な曲順の場合とかなり異なり、フリードリヒ大王がバッハ謁見時に即興で紡ぎ出したと言われる不思議な「王の主題」の存在感がくっきり際立つ不思議な聴覚体験をもたらします。
 ル・ポエム・アルモニークのコンサートマスターとしても活躍するミラ・グロデアヌ、ドレスデンのフランス人奏者ビュッファルダンのモデルによるトラヴェルソを吹きこなすアンヌ・パリゾら各プレイヤーが奏でる音の美しさも特筆に値する、細部の魅力の集成ともいうべき充実したバッハ解釈。
 ハース自身が執筆した解説(仏、英語)も読みごたえがあり、長く聴き深めるのに向く充実度に貫かれた1枚です。

 
 




RICERCAR


RIC438
\2800
チェンバロのためのファンタジア集
 1. アンドレア・ガブリエーリ(1533-1586):
  第10旋法による快活なファンタジア
   (『第3リチェルカーレ集』〔1596・没後出版〕より)
 2. ウィリアム・バード(1539/40-1623):ファンタジア イ短調 BK 13
 3. ヤン・ピーテルスゾーン・スヴェーリンク(1562-1621):
  半音階的ファンタジア SwWV 258
 4. ジョン・ブル(1562-1628): レオーナに捧ぐファンタジア
 5. ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
  単一主題による第2ファンタジア
 6. ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616-1667):
  ウト・レ・ミ・ファ・ソル・ラによるファンタジア
 7. ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):ファンタジア 変ホ長調
 8. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
  ファンタジア ハ短調 BWV 906
 9-10. バッハ:
  ファンタジア(幻想曲)とフーガ イ短調 BWV 904
 11-12. バッハ: 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV 903
アンドレア・ブッカレッラ
 (各種チェンバロ
  〔小型イタリアン、大型イタリアン、大型ジャーマン〕)
使用楽器製作:
 フィリップ・ユモー

 録音: 2022年9月 サンテーユ聖母教会、シラン(フランス南部ラングドック地方エロ―県)
 収録時間: 61分

 【18世紀ドイツ式チェンバロと、大小2種のイタリア式チェンバロが綴る豊穣なファンタジー】
 2018年のブルージュ(ブルッヘ)古楽コンクールで独奏者として優勝、近年さらに注目を集めつつあるイタリア出身の古楽鍵盤奏者アンドレア・ブッカレッラ。
 トッカータという曲種の変遷を辿ったRICERCARデビュー盤(RIC407)に続き、今回のアルバムではファンタジア(幻想曲)という曲種の歴史を概観します。
 トッカータ同様に鍵盤奏者の即興演奏に由来する比較的自由な作曲形式であるこの曲種の歴史は古く、ここでは前作同様に演奏作品の時代に合わせ三つの楽器を使い分けながら、16世紀のイタリアとヨーロッパ北部(英国、オランダ)の伝統に遡ったのち17世紀を概観、18世紀初頭のバッハに流れ着くという、音楽史の変遷を追えるプログラムとなっています。
 古い作品では粒立ちのよいイタリア型のチェンバロから驚くほど瑞々しくも整った音の流れを紡ぎ出し、ドイツ後期バロック作品では楽器の味わいを活かしたダイナミックな音楽展開が魅力的。
 ピアニストたちの名盤も多いバッハの2傑作も、この流れで聴くと歴史的文脈に沿った作品だったことが改めてよくわかり、才気豊かな演奏が作品像を新鮮に洗い直します。
 フランス語圏を中心に古楽器奏者たちの信頼も厚い古楽器鍵盤製作家フィリップ・ユモーの精緻な仕事を十全に活かした雄弁な解釈によって、チェンバロという楽器の可能性に改めて目を見開かされる充実盤になっています。
 




SOLO MUSICA



SM433
\2400
ジャン=ニコラ・ディアトキン(ピアノ)
フレデリック・ショパン(1810-1849):
 ピアノ・ソナタ第3番/前奏曲全集

  ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op. 58
  24の前奏曲 Op. 28
  前奏曲第25番 嬰ハ短調 Op. 45
  前奏曲第26番 変イ長調 Op. posth.
ジャン=ニコラ・ディアトキン(ピアノ)

 録音:2023年4月16-19日 Listztzentrum Raiding(オーストリア)
 総収録時間:72分

 6歳から音楽の勉強を始めたジャン=ニコラ・ディアトキン。1989年からクラウディオ・アラウの弟子ルート・ネイエに師事、1994年にはナディア・ブーランジェの弟子、ナルシス・ボネから教えを受け研鑽を積みました。
 これまでリストやベートーヴェン作品の録音を発表してきたディアトキン、今作ではショパンを演奏。
 作品の中でも、独奏曲として最も規模の大きなソナタ第3番と、万華鏡のような小品の集まりである24の前奏曲を併せることで、ショパンの多様性と構成力を表現しています。
 アルバムには「24の前奏曲」に含まれない2曲の前奏曲も収録。

 
 
 

SM434
\2400
INNER SPACES J. S. バッハ:パルティータ集 他
 1-6. パルティータ 第1番 変ロ長調 BWV 825
 7-13. パルティータ 第3番 イ短調 BWV 827
 14. トッカータ ハ短調 BWV 911
 15-22. フランス風序曲(パルティータ) ロ短調 BWV 831
セッラ・タヴサンリ(ピアノ)

 録音:2023年1月21-24日 J.S.Bach Saal Schloss Kothen(ドイツ)
 総収録時間:66分

 イスタンブール生まれのピアニスト、セッラ・タヴサンリのバッハ・アルバム。
 収録作品は、バッハの名前「B-A-C-H」にちなんだ調性で並べられており、Bのパルティータ変ロ長調(B-Dur)は信仰を表し、Aのパルティータイ短調(A-Moll)は希望、Cのトッカータハ短調(C-Moll)は愛、Hのフランス風序曲ロ短調(H-Moll)は現在を表すといい、これらはタヴサンリの内面世界を表現に通じるということです。

 
 
 

SM428
\2400
ガブリエル・ヴェンツァーゴ(指揮)&南西ドイツ・フィル
 「タイムトラベル」 エンヨット・シュナイダー:作品集

 1-6. Silk Road – MARCO Polo Goes East
  シルクロード - マルコ・ポーロ、東方へ -
   笙と管弦楽のための協奏曲
    1. Towards Samarkand
    2. Adventure in the Pamir-Mountains
    3. Crossing the Taklamakan
    4. Kublai Khan – Mongolian Conqueror
    5. Beautiful Hangzhou 6. Finale
 7-11. Siddharta シッダールタ -
  サクソフォンと管弦楽のための協奏曲
   7. In Search – Auf der Suche
   8. Kamala, the courtesan – Kamala, die Kurtisane
   9. The Childlike People – Kindermenschen.
   10. By the Ferryman – The Wisdom of the River
    Beim Fahrmann – Die Weisheit des Flusses
   11. The Shadowless Light – Das Schattenlose Licht.
 12. The Bells 鐘 – A Tribute to William Byrd
  ウィリアム・バード (1540–1623)へのトリビュート -
   管弦楽のために
 13-15. Brandenburger Remixed
  ブランデンブルガー・リミックスド
   J.S.バッハのブランデンブルク協奏曲第2番作曲300年
    バッハへのオマージュ -
     トランペット、フルート、オーボエ、
      ヴァイオリン、弦楽とチェンバロのために
       13. Allegro / 14. Andante / 15. Allegro assai.
 16. Am Bodensee – At the Lake Constance
  ボーデン湖にて - 管弦楽のために
ウー・ウェイ(笙)...1-6
クリストフ・エンツェル(サクソフォン)...7-11
ラインホルト・フリードリヒ(ピッコロ・トランペット)...13-15
コンスタンス・サニエ(フルート)...13-15
ミヒャエル・キュッテンバウム(オーボエ)
谷野響子(ヴァイオリン)
クリスティアン・ナーゲル(チェンバロ)
南西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団
ガブリエル・ヴェンツァーゴ(指揮)

 録音:2023年3月9-15日、6月26-27日 Konstanz/Kreuzlingen

 1950年生まれのエンヨット・シュナイダーは、オペラや交響曲をはじめとした多くの作品を世に送るとともに、なんと600本以上もの映画のための音楽も作っているドイツの作曲家です。
 このアルバムには、700年ほど前にこの世を去ったマルコ・ポーロの『東方見聞録』に思いを馳せた"笙のための協奏曲"をはじめ、2023年に没後400年を迎えたウィリアム・バードへのトリビュート作品や、J.S.バッハの「ブランデンブルク協奏曲」完成300年の記念作品、2022年に出版100周年を迎えたヘッセの『シッダールタ』に基づく作品など、過去の時代を振り返る作品が並べられています。
 長い歴史を持つ南西ドイツ・フィルが作品を演奏。ブランデンブルガー・リミックスドでは、トランペットの名手ラインホルト・フリードリヒや、オーケストラの首席ヴァイオリニストを務める谷野響子らがソリストを務めています。
 シュナイダーの素晴らしいオーケストレーションによる色彩豊かな音楽を楽しむことができる1枚です。

 
 
 


SM441
(2CD)
\3200
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):ピアノ協奏曲第1番/第2番
 【CD1】1-3. ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op. 15
  1. I. Maestoso / 2. II. Adagio / 3. III. Rondo. Allegro Non Troppo
 【CD2】
  1-4. ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op. 83
   1. I. Allegro non troppo / 2. II. Allegro appassionato /
   3. III. Andante / 4. IV. Allegretto grazioso
  5-10. ピアノのための6つの小品 Op. 118
   5. 間奏曲 イ短調 / 6. 間奏曲 イ長調 /
   7. バラード ト短調 / 8. 間奏曲 ヘ短調 /
   9. ロマンス ヘ長調 / 10. 間奏曲 変ホ短調
アンドレア・カウテン(ピアノ)
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
  ...CD1、CD2:1-4
ティモ・ハンドシュー(指揮)
 ...CD1、CD2:1-4

 録音:2022年12月12-14日、2023年6月22-25日 Wurttembergische Philharmonie Reutlingen(ドイツ)
 収録時間:【CD1】52分 【CD2】79分/総収録時間:131分

 ハンガリーに生まれ、スイスのバーゼルで学んだピアニスト、アンドレア・カウテン。
 「ブラームスの2つのピアノ協奏曲を録音することは長年の夢でした」と語る彼女がその夢をかなえたアルバムです。
 彼女は、すでに第1番を2017年に地元のハンガリーで録音していますが、今作では2曲ともドイツで演奏。共感溢れる素晴らしい演奏を聴かせます。
 またアルバムにはブラームス晩年の小品も収録。

 
 





<メジャー・レーベル>
.

DG



4865008
(2CD)
\3700
《アリス=紗良・オット~
 『Echoes of Life 』(エコーズ・オヴ・ライフ)デラックス・エディション》

《CD 1》
 1) トリスターノ:イン・ザ・ビギニング・ワズ、
 ショパン:『24の前奏曲』Op.28より2) 第1番ハ長調、3) 第2番イ短調、4) 第3番ト長調、5) 第4番ホ短調、
 6) リゲティ:『ムジカ・リチェルカータ』より第1曲、
 ショパン:『24の前奏曲』Op.28より
 7) 第5番ニ長調、8) 第6番ロ短調、9) 第7番イ長調、10) 第8番嬰ヘ短調、11) 第9番ホ長調、
 12) ロータ:ワルツ、
 ショパン:『24の前奏曲』Op.28より
  13) 第10番嬰ハ短調、14) 第11番ロ長調、15) 第12番嬰ト短調、
  16) 第13番嬰ヘ長調、17) 第14番変ホ短調、18) 第15番変ニ長調、
 19) ゴンザレス:前奏曲嬰ハ長調、
 ショパン:『24の前奏曲』Op.28より
  20) 第16番変ロ短調、21) 第17番変イ長調、22) 第18番ヘ短調、
 23) 武満徹:『リタニ(マイケル・ヴァイナーの追憶に)』より第1曲、
 ショパン:『24の前奏曲』Op.28より
  24) 第19番変ホ長調、25) 第20番ハ短調、26) ペルト:アリーナのために、
 ショパン:『24の前奏曲』Op.28より
  27) 第21番変ロ長調、28) 第22番ト短調、29) 第23番ヘ長調、30) 第24番ニ短調、
 31) オット:ララバイ・トゥ・エターニティ(モーツァルトの『レクイエム』の「ラクリモーサ」の断片による)

《CD 2》
 1) J.S.バッハ:前奏曲(『平均律クラヴィーア曲集』第1巻:前奏曲とフーガ ハ長調BWV846より)[グランドピアノ]、
 2-3) フィールド:2つのアルバム・リーフ ハ短調(第1曲:前奏曲/第2曲:ラルゴ)[グランドピアノ]、
 ショパン:4) 前奏曲第26番変イ長調、5) 前奏曲第25番嬰ハ短調Op.45、
 6) ゴンザレス:Contretemps、
 シルヴェストロフ:
  7) 前奏曲(『素朴な音楽』より第6曲)、8) 前奏曲(『遠方の音楽』より第3曲)、
 9-10) フィールド:2つのアルバム・リーフ ハ短調(第1曲:前奏曲/第2曲:ラルゴ)[アップライトピアノ]、
 11) J.S.バッハ:前奏曲(『平均律クラヴィーア曲集』第1巻:前奏曲とフーガ ハ長調BWV846より)[アップライトピアノ]
アリス=紗良・オット(ピアノ)

 大好評を博したアルバム"Echoes of Life"に関連した”もう1枚”をプラスした進化版 CD2枚組

 ●日本とドイツの血をひき、世界を舞台に活躍しているピアニスト、アリス=紗良・オットが2021年にリリースした『エコーズ・オヴ・ライフ』は、ショパンの『24の前奏曲』Op.28の全曲にアリスに影響を与えた7つの現代作品を間奏曲として織り込んだ、アリスの足跡を辿る自伝的なアルバムで、作品が時代を超越していることを証明しました。
 リサイタル・ツアーでは、建築家ハカン・デミレルが演奏に合わせてデザインした没入型ビデオ・インスタレーションによって聴衆にとっても個人的な共鳴をもたらし、大きな話題を呼びました。
 そのアルバムに、新たに11トラックを録音したCDを1枚追加した「デラックス・エディション」が発売となります。


 空間的なグランドピアノと親密なアップライトピアノで弾き分けたバッハの前奏曲ハ長調と、ジョン・フィールドのピアノ作品『2つのアルバム・リーフ』、ヴァレンティン・シルヴェストロフの『素朴な音楽』と『遠方の音楽』、ショパンの前奏曲第25番と第26番、そしてアリスの友人でもある、チリー・ゴンザレスの新作『Contretemps』が収録されています。36ページのブックレットには新たにアリス自身が書いたライナーノーツが掲載されています。

 ●「このデラックス・エディションは、私自身の非常に個人的な視点を反映したアルバム『エコーズ・オヴ・ライフ』から続いているものです。
 それぞれ異なる方法でオリジナルのプログラムに共鳴し反響する新作をオリジナル・アルバムに追加しています」(アリス=紗良・オット)

 ●「私は聴衆の前でこのプログラムの演奏を始めた時、これはもはや私個人だけの“エコーズ・オヴ・ライフ”の旅ではないと気づきました。
 コンサートの後、聴衆の方が自分たちの経験し感じたことを私に書いてくださり、ステージからはほとんど気づかなかった人々が非常に個人的で感動的なストーリーを私と共有してくれていました。
 日本ツアーでは、都市間を電車で移動している時にそれらのメッセージを読み、非常に感動して涙が頬をつたって流れ落ちたのを覚えています。
 『エコーズ・オヴ・ライフ』は新たな側面を得て、私に元々つながりがあったものがゆっくりと薄れてゆく中、このプロジェクトに参加し、目撃した人々の思いやストーリーが形作られ始め、音楽とともにコンサートホールに響き渡っていました。
 この拡大版の『エコーズ・オヴ・ライフ』のために、私は自分自身のつながりを押し付けないような作品を選びましたが、それでもこれらの作品はオリジナル・アルバムの作品、作曲家、テーマとそれぞれ独自に関連しています」(アリス=紗良・オット)

 ●「彼女の美しい音色の演奏は技術的に文句のつけようがなく、ヴィルトゥオーソ的なセンスと優れた音楽的判断力が備わっている」ーBBCミュージック・マガジン
 
  【録音】2021年2月12-16日、ミュンヘン(CD 1)、2023年2月26日-3月1日、ベルリン(CD 2)




でも2021年発売のこのアルバムを購入した人はちょっと複雑な気持ちでは

4860474
\2800→\2590
《アリス=紗良・オット~Echoes of Life エコーズ・オヴ・ライフ》
 1) トリスターノ:イン・ザ・ビギニング・ワズ、
 ショパン:『24の前奏曲』Op.28より2) 第1番ハ長調、3) 第2番イ短調、4) 第3番ト長調、5) 第4番ホ短調、
 6) リゲティ:『ムジカ・リチェルカータ』より第1曲、
 ショパン:『24の前奏曲』Op.28より
 7) 第5番ニ長調、8) 第6番ロ短調、9) 第7番イ長調、10) 第8番嬰ヘ短調、11) 第9番ホ長調、
 12) ロータ:ワルツ、
 ショパン:『24の前奏曲』Op.28より
  13) 第10番嬰ハ短調、14) 第11番ロ長調、15) 第12番嬰ト短調、
  16) 第13番嬰ヘ長調、17) 第14番変ホ短調、18) 第15番変ニ長調、
 19) ゴンザレス:前奏曲嬰ハ長調、
 ショパン:『24の前奏曲』Op.28より
  20) 第16番変ロ短調、21) 第17番変イ長調、22) 第18番ヘ短調、
 23) 武満徹:『リタニ(マイケル・ヴァイナーの追憶に)』より第1曲、
 ショパン:『24の前奏曲』Op.28より
  24) 第19番変ホ長調、25) 第20番ハ短調、26) ペルト:アリーナのために、
 ショパン:『24の前奏曲』Op.28より
  27) 第21番変ロ長調、28) 第22番ト短調、29) 第23番ヘ長調、30) 第24番ニ短調、
 31) オット:ララバイ・トゥ・エターニティ(モーツァルトの『レクイエム』の「ラクリモーサ」の断片による)
アリス=紗良・オット(ピアノ)


  



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DECCA



4853765
(2SACD Hybrid)
\16000→\14990
超高価格帯
世界初録音から60周年
 決定的名盤~オリジナル・マスターテープから新規リマスタリング
《ベンジャミン・ブリテン~ブリテン:戦争レクイエム》

 ブリテン:戦争レクイエム
 《SA-CD 1》
  1-2) レクイエム・エテルナム(永遠の安息)、3-11) ディエス・イレ(怒りの日)、
  12-13) オッフェルトリウム(奉献唱)、14-15) サンクトゥス(聖なるかな)、16) アニュス・デイ(神の小羊)、
  17-19) リベラ・メ(我を解き放ちたまえ)/
 《SA-CD 2》
  リハーサル  1) 「 レクイエム・エテルナム」 リハーサル、2) 「ディエス・イレ」冒頭部分リハーサル、
  3) 「ディエス・イレ」コントロール・ルームのディスカッション(ブリテン、ヴィシネフスカヤ、カルショー)、
  4) 「ディエス・イレ」終結部分リハーサル、
  5) 「奉献文」リハーサル、6) 「サンクトゥス」リハーサル、
  7) 「サンクトゥス」コントロール・ルームでのディスカッション(ブリテン、ヴィシネフスカヤ)、
  8) 「アニュス・デイ」コントロール・ルームのディスカッション(ブリテン、ピアーズ、カルショー)、
  9) 「リベラ・メ」コントロール・ルームのディスカッション(ブリテン、カルショー)、
  10) 「リベラ・メ」リハーサル、11) 「リベラ・メ」最終ページのリハーサル、12) リハーサル終了の挨拶
  
   【録音】1963年1月3-10日、ロンドン、キングズウェイ・ホール  STEREO(SA-CD 1)/MONO(SA-CD 2)
 
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)、
ピーター・ピアーズ(テノール)、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、
ジョン・カルショー(SA-CD 2)、
バッハ合唱団、
ロンドン交響合唱団、
ハイゲート・スクール合唱団、
サイモン・プレストン(オルガン)、
メロス・アンサンブル、
ベンジャミン・ブリテン(指揮)
ロンドン交響楽団
4853769
(3LP)
\22400
《ベンジャミン・ブリテン~ブリテン:戦争レクイエム》
 ブリテン:戦争レクイエム
 《LP 1》
  [Side A]
   1-2) レクイエム・エテルナム(永遠の安息)、
   3-6) ディエス・イレ(怒りの日)(a: Dies irae-d: Out there)/
 [Side B]
  1-5) ディエス・イレ(怒りの日)(e: Recordare Jesu pie-i: Move Him into the Sun)、
  6-7) オッフェルトリウム(奉献唱)/
 《LP 2》
  [Side A]
   1-2) サンクトゥス(聖なるかな)、3) アニュス・デイ(神の小羊)/
  [Side B]
   1-3) リベラ・メ(我を解き放ちたまえ)/ 

 《LP 3》
  リハーサル
   [Side A]
    1) 「 レクイエム・エテルナム」 リハーサル、2) 「ディエス・イレ」冒頭部分リハーサル、
    3) 「ディエス・イレ」コントロール・ルームのディスカッション(ブリテン、ヴィシネフスカヤ、カルショー)、
    4) 「ディエス・イレ」終結部分リハーサル/
  [Side B]
   1) 「奉献文」リハーサル、2) 「サンクトゥス」リハーサル、
   3) 「サンクトゥス」コントロール・ルームでのディスカッション(ブリテン、ヴィシネフスカヤ)、
   4) 「アニュス・デイ」コントロール・ルームのディスカッション(ブリテン、ピアーズ、カルショー)、
   5) 「リベラ・メ」コントロール・ルームのディスカッション(ブリテン、カルショー)、
   6) 「リベラ・メ」リハーサル、7) 「リベラ・メ」最終ページのリハーサル、8) リハーサル終了の挨拶 

    【録音】1963年1月3-10日、ロンドン、キングズウェイ・ホール  STEREO(LP 1、LP 2)/MONO(LP 3)
 
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)、
ピーター・ピアーズ(テノール)、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、
ジョン・カルショー(LP 3)、
バッハ合唱団、ロンドン交響合唱団、
ハイゲート・スクール合唱団、
サイモン・プレストン(オルガン)、
メロス・アンサンブル、
ベンジャミン・ブリテン(指揮)
ロンドン交響楽団

 世界初録音から60周年。心に響くメッセージと高度な演奏による自作自演の名録音

 ベンジャミン・ブリテンが自身の作品『戦争レクイエム』の世界初録音を、ロンドンのキングズウェイ・ホールで完成させた1963年1月10日のセッションから今年で60年。
 それを記念して、新たにブリティッシュ・グローヴ・スタジオでオリジナル・マスターテープから24bit/192kHzで新規リマスタリングされました。
 それを元にSA-CDハイブリッド2枚組と、アビー・ロード・スタジオでハーフスピードのラッカー盤にカッティングされた180g重量盤LP3枚組が発売されます。
 作曲者による指揮、イギリスのテノール歌手ピーター・ピアーズ、ドイツのバリトン歌手ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、ロシアのソプラノ歌手ガリーナ・ヴィシネフスカヤ、という3人のソリスト、彼らが歌うことを念頭に書かれたこの作品の録音は、今もなお多くの人たちにとっての決定盤であり続けています。
 プロデューサーのジョン・カルショーとバランス・エンジニアのケネス・ウィルキンソンの技術的な偉業もまた、これを超えるものはほとんどなく、今日のデッカは、このような歴史的録音を最新の技術で更新する責任があります。

 1940年に戦争で破壊されたコヴェントリー大聖堂が後に再建され、その献堂式のためにブリテンが委嘱され、作曲したのがこの『戦争レクイエム』です。
 ラテン語のレクイエムのミサの典礼文と、イギリスの詩人ウィルフレッド・オーウェンの9つの詩を組み合わせたテキストで構成されています。
 また演奏者は大きく3つのグループ、ラテン語典礼文のための「フル・オーケストラ、合唱団、ソプラノ独唱」、オーウェンの詩のための「室内アンサンブル、テノール独唱とバリトン独唱」、そして遠くに置かれた「少年合唱団とオルガン」に分かれています。
 1962年5月に行われた初演では、ガリーナ・ヴィシネフスカヤの出演がソヴィエトからの許可を得られず、急遽ヘルタ・テッパーがソプラノ独唱の代役を務めました。
 20世紀のヨーロッパの衝突の最前線の死傷者たちの間の和解を表した演奏の衝撃はすぐに広まり、批評家たちの反応が商業録音へのはずみをつけ、1963年1月3日から10日、ロンドンのキングズウェイ・ホールで、プロデューサーのジョン・カルショー、エンジニアのケネス・ウィルキンソンとともに、作曲者自身の指揮による録音が実現しました。

 SACD2とLP3には『戦争レクイエム』のリハーサルが収録されています。(1963年11月の50歳の誕生日にデッカからブリテンへの贈り物として唯一プレスされてから初めてのLPリリースとなります)

 ブックレットは、ジョン・カルショーの自伝『Putting the Record Straight(レコードはまっすぐに)』からの抜粋、オリジナルの1963年の録音チームからの3人による回顧録、テクニカル・ノート、『戦争レクイエム』とその録音セッションについての詳細なエッセー、珍しい写真や新たに見つかった写真など充実した内容です。

 「今までで最も称えられた商業録音の一つ、この比類なき本物の演奏はすべてのコレクションに入れられるべきである。デッカの制作チームは、自分たちのすべてを捧げる権威ある演奏者たちとともにブリテンの才能を全力で伝えている」―『グラモフォン』誌(2022年)
 
 
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4851014
(42CD+3DVD)
\27000→\25990

《ジェシー・ノーマン~スタジオ・リサイタル全集》


《CD 1》
 1) シューベルト:妹の挨拶/小人/エレンの歌、
 2) マーラー:歌曲集『少年の魔法の角笛』より3曲/リュッケルト歌曲集より2曲
  【演奏】アーウィン・ゲイジ(ピアノ)
   【録音】1971年、ベルリン/
《CD 2》
 シューマン: 歌曲集『女の愛と生涯』Op.42/ リーダークライスOp.39
  【演奏】アーウィン・ゲイジ(ピアノ)
   【録音】1975年、アルンヘム/
《CD 3》
 1) デュパルク:前世/フィディレ/悲しき歌/旅への誘い、
 2) ラヴェル:永遠の謎/カディッシュ、
 3) プーランク:パリへの旅/モンパルナス/ラ・グルイエール/愛の小径、
 4) サティ:3つのメロディ/ジュ・トゥ・ヴー
  【演奏】ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
   【録音】1976年、アムステルダム/
《CD 4》
 ブラームス:
  永遠の愛について/テレーゼ/ことづて/死、それは涼しい夜/
  まどろみはますます浅く/私の恋は緑/
  鎮められたあこがれ/聖なる子守歌/おお、来ておくれ、やさしい夏の夜よ/
  旋律のように/五月の夜/セレナーデ
   【演奏】ジェフリー・パーソンズ(ピアノ)
    【録音】1980年、ロンドン/
《CD 5》
 ブラームス:
  愛のまこと/スペインの歌/悲しみに沈む娘/鍛冶屋/恋する女の手紙/
  愛の乙女の嘆き/黄金は愛に勝る/森に囲まれた丘から/
  アグネス/お前の青い瞳/雨の歌/5つの歌WoO post 22/
  9つの歌Op.69より6曲/昔の恋/5つのロマンスと歌曲/娘の歌
   【演奏】ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
    【録音】1978年-1982年、ベルリン、1982年、ロンドン/
《CD 6》
 ブラームス:
  テレーゼ/死への憧れ/2つの歌曲/サッフォー頌歌/
  乙女/狩人/早まった誓い/乙女の愛/あそこの牧場で/
  ジプシーの歌より8曲/メロディのように/
  わがまどろみはいよいよ浅く/嘆き/乙女は語る/乙女の歌
   【演奏】ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
    【録音】1982年、ロンドン、ベルリン/
《CD 7》
 シューベルト:
  ミューズの子/ガニュメート/全能の神/死と乙女/魔王/糸を紡ぐグレートヒェン/
  自然に寄せて/こびと/憩いなき愛/湖上にて/解消/ズタイカ第1
   【演奏】フィリップ・モル(ピアノ)
    【録音】1984年、ロンドン/
《CD 8》
 R.シュトラウス:
  セレナード/きみの青い瞳で/ぼくは愛を持ち歩く/響け!/
  「最後の花びら」からの8つの歌より3曲/単調さ/苦悩への賛歌/解き放たれて/
  「素朴な歌」より2曲/悪天候/僕らは踊りだしたい気持ちだ/
  二人の秘密をなぜ隠すのか/あなたの瞳が私を見て/静かな散歩/
  ひそやかな誘い/マルフェン/たそがれの夢
   【演奏】ジェフリー・パーソンズ(ピアノ)
   【録音】1985年、サフォーク/
《CD 9》
 1)ヘンデル:主よ汝に感謝す/私を泣かせてください、
 2) シューマン:献呈/お前は花のようだ/『リーダークライス』Op.39より4曲、
 3) シューベルト:
   ミューズの子/湖上にて/海の静寂/アヴェ・マリア/自然に寄せて/
   憩いなき恋/糸を紡ぐグレートヒェン/恋はあざむいた/死と乙女/魔王、
 4) ブラームス:わが恋は緑、
 5) R.シュトラウス:僕らは踊りだしたい気持ちだ、6) すべては主の御手に、7) 大いなる日
 【演奏】ジェフリー・パーソンズ(ピアノ)
  【録音】1987年、ホーエネムス(ライヴ)/
《CD 10》
 1) ハイドン:カンタータ『ナクソスのアリアンナ』、
 2) ヘンデル:私を泣かせてください/主よ汝に感謝す、
 3) マーラー:ラインの伝説、
 4) ベルク:愛/私の両目を閉じてください(1907)、
 5) マーラー:歌曲集『子供の魔法の角笛』(抜粋)、
 6) ベルク:私の両目を閉じてください(1925)、
 7) マーラー:この世の営み、
 8) ベルク:ナイチンゲール/ミニョン、
 9) マーラー:歌曲集『子供の魔法の角笛』(抜粋)、
 10) R.シュトラウス:ぼくは愛を持ち歩く/あなたの瞳が私を見て/響け!、11) 大いなる日、
 12) R.シュトラウス:僕らは踊りだしたい気持ちだ、13) すべては主の御手に、
 14) ラヴェル:ヴォカリーズ
  【演奏】ジェフリー・パーソンズ(ピアノ)
   【録音】1987年、ドイツ、オランダ/
《CD 11》
 1) ベートーヴェン:6つの歌Op.48、
 2) ヴォルフ:『スペイン歌曲集』より5曲、
 3) ドビュッシー:星の輝く夜/美しい夕暮れ/ロマンス/鐘/マンドリン、
 4) ヴォルフ:『イタリア歌曲集』より7曲
  【演奏】ジェイムズ・レヴァイン(ピアノ)
   【録音】1990年、ニューヨーク/
《CD 12》
 ティペット:オラトリオ『われらが時代の子』
  【演奏】
   ジャネット・ベイカー(メッゾ・ソプラノ)、
   リチャード・キャシリー(テノール)、ジョン・シャーリー=カーク(バス)、
   BBCシンガーズ、BBCコラール・ソサエティ、
   サー・コリン・デイヴィス(指揮)BBC交響楽団
    【録音】1975年、ロンドン/
《CD 13》
 ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』より前奏曲と「愛の死」/ヴェーゼンドンク歌曲集
  【演奏】サー・コリン・デイヴィス(指揮)ロンドン交響楽団
   【録音】1975年、ロンドン/
《CD 14》
 マーラー:歌曲集『子供の魔法の角笛』
  【演奏】
  ジョン・シャーリー=カーク(バリトン)、
  ベルナルト・ハイティンク(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
   【録音】1976年、アムステルダム/
《CD 15-16》
 シェーンベルク:グレの歌
  【演奏】
   タティアナ・トロヤノス(メッゾ・ソプラノ)、ジェイムズ・マクラッケン、
   キム・スコウン(テノール)、デイヴィッド・アーノルド(バリトン)、
   ヴェルナー・クレンペラー(語り手)、
   タングルウッド祝祭合唱団、小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団
    【録音】1979年、ボストン/
《CD 17》
 1) ベルリオーズ:夏の夜、2) ラヴェル:シェエラザード
  【演奏】サー・コリン・デイヴィス(指揮)ロンドン交響楽団
   【録音】1979年、ロンドン/
《CD 18》
 ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』
  【演奏】
   ブリギッテ・ファスベンダー(コントラルト)、
   プラシド・ドミンゴ(テノール)、ヴァルター・ベリー(バリトン)、
   ウィーン国立歌劇場合唱団、カール・ベーム(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
    【録音】1980年、ウィーン/
《CD 19》
 マーラー:大地の歌
  【演奏】ジョン・ヴィッカーズ(テノール)、サー・コリン・デイヴィス(指揮)ロンドン交響楽団
   【録音】1981年、ロンドン/
《CD 20-21》
 マーラー:交響曲第3番
  【演奏】クラウディオ・アバド(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   【録音】1980年、ウィーン/
《CD 22》
 R.シュトラウス:4つの最後の歌/ツェツィーリエ/
          明日の朝/子守歌/憩え、我が魂/我が子に/献呈
  【演奏】クルト・マズア(指揮)ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
   【録音】1982年、ライプツィヒ/
《CD 23》
 ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』
  【演奏】
   ラインヒルト・ルンケル(コントラルト)、
    ロベルト・シュンク(テノール)、ハンス・ゾーティン(バス)、
   サー・ゲオルク・ショルティ(指揮)シカゴ交響楽団・合唱団
    【録音】1986年、シカゴ/
《CD 24》
 ワーグナー:『タンホイザー』序曲/ジークフリート牧歌/
     『トリスタンとイゾルデ』第1幕前奏曲と「イゾルデの愛の死」
  【演奏】ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   【録音】1987年、ザルツブルク/
《CD 25》
 1) セイラー:ユビラーテ・ファンファーレ―ユビラーテ・ファンタジー、
 2) J.S.バッハ:『マニフィカト』BWV243aより「エト・エクスルタヴィト」、
 3) グノー:アヴェ・マリア、
 4) ブラームス:聖なる子守歌、
 5) シューベルト:全能の神、
 6) タリー:あの星を見よ、
 7) セイラー:不思議の星、8) 眠れよ世のため、9) あわれな御子イエス、10) 山上にて告げよ、
 11) グノー:悔悟、
 12) ビゼー:アニュス・デイ、
 13) グノー:サンクトゥス
  【演奏】
   ファブリス・ピエール(ハープ)(3)、ゾルタン・トス(ヴィオラ)(4)、
   ジャン=ルイ・ジル(オルガン)(12)、メトレーズ・ド・ラジオ・フランス(1, 5, 7-10, 13)、
   イル・ド・フランス・ヴィットリア合唱団(1, 5, 8-10, 13)、
   ローレンス・フォスター(指揮)(1,2, 4-11, 13)、リヨン国立管弦楽団(1, 2, 4-7, 11, 13)
    【録音】1990年、パリ/

《CD 26-27》
 ベートーヴェン:ミサ・ソレムニスOp.123
  【演奏】
   シェリル・ステューダー(ソプラノ)、プラシド・ドミンゴ(テノール)、クルト・モル(バス)、
   ライプツィヒ放送合唱団、
   スウェーデン放送合唱団、エリック・エリクソン室内合唱団、
   ジェイムズ・レヴァイン(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
    【録音】1991年、ザルツブルク/
《CD 28》
 シェーンベルク:1) 期待、2) キャバレー・ソング
  【演奏】
   ジェイムズ・レヴァイン(ピアノ)(2)、メアリー・アン・アーチャー(ピッコロ)(2)、
   マーク・グールド(トランペット)(2)、
   グレゴリー・ツーバー(スネアドラム)(2)、
   ジェイムズ・レヴァイン(指揮)メトロポリタン国立歌劇場管弦楽団(1)
   【録音】1989年(1)、1990年(2)、ニューヨーク/
《CD 29-30》
 マーラー:交響曲第3番
  【演奏】小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団
   【録音】1993年、ボストン(ライヴ)/
《CD 31》
 マーラー:大地の歌
  【演奏】
   ジークフリート・イェルザレム(テノール)、
   ジェイムズ・レヴァイン(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    【録音】1992年、ベルリン(ライヴ)/
《CD 32》
 黒人霊歌集(私は誰の祈りも聞かない/
 主よ、なんという朝でしょう/大いなる日、他全15曲)
  【演奏】ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)、アンブロジアン・シンガーズ
   【録音】1978年、ロンドン/
《CD 33》
 聖歌集
  (グノー:サンクトゥス/シューベルト:アヴェ・マリア/フランク:天使の糧/グノー:悔悟/
  アダムズ:
   聖なる都/アメイジング・グレイス/グリーンスリーヴズ/互いにパンを分けあおう/
   なにゆえにイエスは/スウィート・リトル・ジーザス・ボーイ/ヨン:ジェズー・バンビーノ)
    【演奏】サー・アレクサンダー・ギブソン(指揮)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
     【録音】1981年、ロンドン/
《CD 34》
 黒人霊歌集
  (イエスのもとへ逃れよう/大いなる日/アメイジング・グレイス、他全16曲)
   【演奏】Elisabeth Cooper(ピアノ)他
    【録音】1982年、パリ/
《CD 35》
 黒人霊歌集
  (大いなる旅立ちの朝に/天上から音楽が/なんて美しい都、他全18曲)
   【演奏】
    キャスリーン・バトル(ソプラノ)、メトロポリタン歌劇場合唱団員、
    ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
    ニューヨーク・フィルハーモニック団員、メトロポリタン歌劇場管弦楽団員
     【録音】1990年、ニューヨーク(ライヴ)/
《CD 36》
 クリスマス曲集(あめにはさかえ/きよしこの夜/もろびとこぞりて、他全18曲)
  【演奏】
   ニューヨーク・コラール・ソサエティ、アメリカ少年合唱団、
   ロバート・ド・コーミア(指揮)エンパイア・チェンバー・アンサンブル
    【録音】1986年、ニューヨーク/
《CD 37》
 クリスマス・キャロル集
  (アヴェ・マリア/きよしこの夜/神に御子は今宵しも、他全16曲)
   【演奏】
    ニューヨーク聖トーマス教会合唱団、
    デイヴィッド・ロバートソン(指揮)セント・ルークス管弦楽団 他
   【録音】1996年、ニューヨーク/
《CD 38》
 歌曲集
  (恋に恋して/夜の静けさに/スプリング・イズ・ヒア/
  アイム・オールド・ファッションド/スリーピン・ビー/アイ・ラヴ・パリ/
  歌こそは君/アイ・ラヴ・ユー/わが恋はここに/
  オール・ザ・シングス・ユー・アー/ラヴ・ウォークト・イン/わが心に歌えば)
   【演奏】
    ジョン・ウィリアムズ(指揮)ボストン・ポップス・オーケストラ
     【録音】1984年、ボストン/
《CD 39》
 歌曲集
  (ラヴァー/アイ・ウィル・ウェイト・フォー・ユー/私の船/
   バット・ノット・フォー・ミー/恋に恋して/ロンリー・タウン/
   セプテンバー・ソング/ショウ・ミー/真実はどこに/素顔のままで/
   パパ/スピーク・ロー/ラッキー・トゥ・ビー・ミー)
  【演奏】
   ジョン・ウィリアムズ(ピアノ)
   【録音】1987年、アメリカ/
《CD 40》
 ミシェル・ルグラン:
  夏は知っている/瞳の中に/アイ・ウィル・セイ・グッバイ/これからの人生/
  アイ・ウォズ・ボーン・イン・ラヴ・ウィズ・ユー/愛のささやき/嘆きの子供たち/
  月と私/セ・リュイ・ラ/風のささやき/ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング/
  リラのワルツ/アフターソーツ/シェルブールの雨傘/
  ビトゥイーン・イエスタデイ・アンド・トゥモロウ
 【演奏】
  ミシェル・ルグラン(ピアノ)他
  【録音】1997年、ニューヨーク/
《CD 41》
 モーツァルト:
  1) 歌劇『イドメネオ』より「もういいの、わたしはすべてを聞いた」、
  2) どうしてあなたを忘れられようK.505、
 マーラー:
  3) 亡き子をしのぶ歌、4) さすらう若者の歌、
  5) ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集より2曲
  【演奏】
   ヒュー・マグワイア(ヴァイオリン)(1)、アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)(2)、
   サー・ネヴィル・マリナー(指揮)
   アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(1, 2)、
   小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団(3)、
   ベルナルト・ハイティンク(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(4)、
   サー・コリン・デイヴィス(指揮)BBC交響楽団(5)
    【録音】
     1978年、ストラスブール(1, 2)(ライヴ)、1988年、フランクフルト(3)(ライヴ)、
     1989年、ドイツ(4)、1972年、ロンドン(5)(ライヴ)/
《CD 42》
 1) ベルリオーズ:抒情的情景『クレオパトラの死』、
 2) ブラームス:アルト・ラプソディ、
 3) ブルックナー:テ・デウム、
 4) バーンスタイン:『ウェスト・サイド・ストーリー』より「サムウェア」、
 5) ルジェ・ド・リール:ラ・マルセイエーズ、6) Mark Watters:「より速く、より高く、より強く」
   【演奏】
   イヴォンヌ・ミントン(コントラルト)(3)、デイヴィッド・レンドール(テノール)(3)、
   コーラル・アーツ・ソサエティ・オブ・フィラデルフィア(2)、Centenial Choir(6)、
   ダニエル・バレンボイム(指揮)パリ管弦楽団(1)&シカゴ交響楽団・合唱団(3)、
   リッカルド・ムーティ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団(2)、
   レナード・バーンスタイン(指揮)オーケストラ(4)、
   セミヨン・ビシュコフ(指揮)パリ管弦楽団・合唱団(5)、
   Mark Watters(指揮)アトランタ交響楽団(6)
    【録音】
     1981年(1)、1988年(5)、パリ、1989年、フィラデルフィア(2)、
     1981年、シカゴ(3)、1993年、ニューヨーク(4)、1996年、アメリカ(6)

《DVD 1》
 「ヘンデル、シューベルト、シューマンの歌曲集―ホーエネムス(音楽祭)におけるライヴ」
  (曲目はCD 9と同内容)
   【演奏】ジェフリー・パーソンズ(ピアノ)
    【収録】1987年、ホーエムネス(ライヴ)/
《DVD 2》
 「クリスマス特集」
  パリのノートルダム大聖堂とイギリスのイーリー大聖堂の2つのクリスマス・コンサート
   クリスマス・キャロル、黒人霊歌、ヘンデル、バッハ他の作品を収録
 【演奏】
  メトレーズ・ド・ラジオ・フランス、イル・ド・フランス・ヴィットリア合唱団、
  イーリー大聖堂聖歌隊、アメリカ少年合唱団、Vocal Arts Chorus、
  ローレンス・フォスター(指揮)リヨン国立管弦楽団、
  ロバート・ド・コーミア(指揮)ボーンマス交響楽団
   【収録】1992年、パリ、1987年、イギリス/
《DVD 3》
 『ポートレイト』
  ジェシー・ノーマンへのインタビューとノーマンの歌唱の舞台映像を収録
   (シューベルト:魔王/
   R.シュトラウス:献身/モーツァルト:楽しい思い出はどこへ/
   シェーンベルク:期待/
   シューマン:献呈/ラ・マルセイエーズ、他)
    【演奏】
     フィリップ・モル、ジェフリー・パーソンズ(ピアノ)、
     クルト・マズア(指揮)ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、
     サー・コリン・デイヴィス(指揮)BBC交響楽団 他
      【収録】2005年
 
 「不世出のディーヴァ」威厳に満ちたソプラノ歌手の人生と録音を称える CD42枚+DVD3枚組ボックス・セット

 2019年世界は、後にも先にもないほどの最も豊かな才能の一つ、威厳に満ちた輝きを放ったアメリカのソプラノ歌手ジェシー・ノーマンを失い、多くのファンが悲しみに包まれました。
 唯一無二、舞台でもスタジオでも大きな存在感を示したノーマン。その特別な歌唱力は疑いの余地がありませんが、1995年、ケネディ・センター名誉賞を祝うコンサートで、ノーマンの歌う「アメイジング・グレイス」に俳優のシドニー・ポワチエが涙したことは特に有名です。
 今回、ノーマンの家族の協力も得て、デッカよりノーマンのスタジオ・リサイタルの全集が発売されます。
 デッカ、フィリップス、ドイツ・グラモフォンに録音されたソロ・リサイタル、聖歌&黒人霊歌集、管弦楽伴奏歌曲、ライヴ・リサイタル、クリスマス音楽が集められました。
 ミシェル・ルグランの音楽のようなノーマンのお気に入り曲も含まれます。
 
 CD42枚+DVD3枚組ボックス・セット。限定盤。

 クルト・マズアとのR.シュトラウスの『4つの最後の歌』、ヘルベルト・フォン・カラヤンとの「イゾルデの愛の死」、小澤征爾とのシェーンベルクの『グレの歌』などのクラシック曲から、伝説の作曲家、指揮者&ピアニストのジョン・ウィリアムズとの演奏、そしてキャスリーン・バトルとの黒人霊歌集など、とりわけ注目された録音も多数含まれています。

 セットには3枚のDVD付き。
 《DVD 1》は、ヘンデル、シューベルトとシューマンの歌曲集で、1987年に行われたホーエネムスの音楽祭がライヴ収録されています。DVDとして初めて発売されます。
 《DVD 2》はパリのノートルダム大聖堂とイギリスのイーリー大聖堂で行われた2つのクリスマス・コンサートです。クリスマス・キャロル、黒人霊歌、ヘンデルとバッハ他の作品も収録されています。
 《DVD 3》はマラケシュの風光明媚な庭園を背景にノーマンが公私にわたる生活を語るドキュメンタリーです。撮影はドイツの映像作家アンドレ・ヘラー。
 ノーマンの子供時代や家族、共演者やレパートリーについて、夢などが語られるインタビューに、モーツァルト、R.シュトラウス、ラヴェル、シューマン、シューベルトなど、ノーマンの代名詞ともいえる多くの歌唱の舞台映像が収められています。

 120ページのブックレットにはジョージ・ホールによるライナーノーツの他、友人、かつての仲間、プロデューサーなどからの回顧録や賛辞が掲載されています。
 オリジナル・ジャケット仕様。

  ※録音全集と謳っている商品の中にも、稀に音源が漏れているものもございますこと、予めご了承ください。
 
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4854965
\2600→\2390
伝統的なクラシックCD業界でこういうアルバムが出るのは極めて異例
ヴィヴィアン・ウエストウッドによるアートワークで限定発売

 ジャン=イヴ・ティボーデ~ドビュッシー:24の前奏曲

 ドビュッシー:
  1-12) 前奏曲集 第1巻、
  13-24)前奏曲集 第2巻
ジャン=イヴ・ティボーデ(ピアノ)


 ヴィヴィアン・ウエストウッドが81歳で死んだ。
 イギリスのファッションデザイナーおよび、実業家で、モダン・パンク、ニューウェーブ・ファッションを主流にした張本人。
 1970年代にパンクやニューウェーブのスタイルを発表し議論を呼び、権威をものともしない反抗精神などが若者文化の象徴となった。
 皮肉な話だが2006年にはファッションへの貢献が認められ「デイム」の称号を英王室から受けている。


 今回ジャン=イヴ・ティボーデによるドビュッシーの前奏曲が、ヴィヴィアン・ウエストウッドによるアートワークで限定発売。
 このアートは彼女が2022年12月に亡くなる前に制作した最後の作品のひとつ。
 ウェストウッドはティボーデと2000年に初めて出会い、それ以降ウェストウッドはティボーデのコンサート衣装をデザインしていた。

 伝統的なクラシックCD業界でこういうアルバムが出るのは極めて異例。

  【録音】1994年10月(第1巻)、1995年8月(第2巻) ブリストル

 ヴィヴィアン・ウエストウッドの伝記映画のポスター。
 
 


DECCA《ザ・コレクション》シリーズ

 
 新世代向けのクラシック・シリーズ始動
 DECCAから、クラシック音楽の新しい聴衆に向けた新しいコンセプトのクラシック・シリーズをお届けします。
 これらのタイトルは、作曲家とその最も有名な作品に焦点を当て、表現主義的なスタイルの美しいパッケージに収めながら、今後何年にもわたってお届けすることを目指しています。
 これらのアートワークは、高級感がある一方で、新しい若い聴衆にとって親しみやすく興味深いものとなるでしょう。(代理店)
 


4854680
(CD)
\2600
ヴィヴァルディ:協奏曲集『四季』作品8 ジャニーヌ・ヤンセン(ソロ・ヴァイオリン)
キャンディーダ・トンプソン(ヴァイオリン)、
ヘンク・ルービング(ヴァイオリン)、
ジュリアン・ラクリン(ヴィオラ)、
マールテン・ヤンセン(チェロ)、
ステイシー・ワットン(コントラバス)、
エリザベス・ケニー(テオルボ)、
ヤン・ヤンセン(オルガン&ハープシコード) 

4854679
(LP)
\5200
 【録音】2004年5月20-23日、オランダ


4854682
(CD)
\2600
エルガー:エニグマ変奏曲 作品36 サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

4854681
(LP)
\5200
 【録音】1966年4月、ウィーン、ムジークフェライン

<LP>


DECCA


4859235
(2LP)
\6700
《リッカルド・シャイー~ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー》
 ガーシュウィン:
 《LP 1》
  [Side A]
   1) ラプソディ・イン・ブルー (ジャズ・バンド・ヴァージョン/F.グローフェによる管弦楽編)/
 [Side B]
  1-5) 交響組曲『キャットフィッシュ・ロウ』(S.D.ボーエン編)
   (第1曲:キャットフィッシュ・ロウ/第2曲:ポーギー・シングス/
    第3曲:フーガ/第4曲:ハリケーン/第5曲:おはよう、ブラザー) /
 《LP 2》
  [Side A]
   1-2) ピアノ協奏曲へ調(F.キャンベル=ワトソン編)(第1楽章:Allegro/第2楽章:Adagio ? Andante con moto) /
  [Side B]
   1) ピアノ協奏曲へ調(F.キャンベル=ワトソン編)(第3楽章:Allegro agitato)、
   2) リアルト・リップルズ(ラグ)(ウォルター・ドナルドソンとの共作/W.Ryden編)
ステファノ・ボラーニ(ピアノ)(LP1: Side A, LP 2)、
リッカルド・シャイー(指揮)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

 『ラプソディ・イン・ブルー』100周年記念 イタリアの巨匠とジャズ・ピアノのレジェンドによる名録音の特別版。LP2枚組

 ●ガーシュウィンの『ラプソディ・イン・ブルー』が作曲から100年を迎えるのを記念して、イタリア・ユニバーサル ミュージックがイタリアのピアニスト、ステファノ・ボラーニと指揮者リッカルド・シャイーによって行われたこの録音の特別版を企画しました。
  LP2枚組。限定盤。シリアルナンバー入り。180g重量盤。カラーLP(ブルー)。

 シャイーがライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の洗練された古典的優雅さと、ミラノ生まれの機知に富んだジャズのレジェンド、ステファノ・ボラーニのジャズとブルースの感性を組み合わせたこの録音は今でも最も優れたガーシュウィンの録音の一つとしてたびたび称賛されています。
 『ラプソディ・イン・ブルー』はグローフェによるオリジナルのジャズ・バンド・ヴァージョンで演奏され、ガーシュウィンのオリジナルの交響管弦楽版による協奏曲ではシャイーとボラーニはこれがアメリカのジャズ・エイジの協奏曲であることを明確にしています。
 ガーシュウィン自身が『ポーギーとベス』からの5つの楽章で作った交響組曲『キャットフィッシュ・ロウ』が『ラプソディ・イン・ブルー』と協奏曲を橋渡しして、ガーシュウィンの初期の意義深い作品、ブロードウェイにヒントを得たラグ『リアルト・リップルズ』がこのセットを締めくくっています。

 ●「この協奏曲の録音は私が今まで聴いた中で最高の一つである。…ボラーニの豊かな表現と華やかさは影響力を持っている」―『グラモフォン』誌 

 【録音】2010年1月28-30日、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)



 

SOLO MUSICA(LP)


SMLP431
(2LP)
\7900
フレデリック・ショパン(1810-1849):ピアノ協奏曲第1番/第2番
 【LP1】収録時間:40分
  ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op. 11
   Side A 1. I. Allegro maestoso
   Side B 1. II. Romanze. Larghetto / 2. III. Rondo. Vivace
 【LP2】収録時間:31分
  ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op. 21
   Side A 1. I. Maestoso
   Side B 1. II. Larghetto / 2. III. Allegro vivace
マルガリータ・ヘーエンリーダー
 (ピアノ...プレイエル 1848年製)
ラ・シンティッラ管弦楽団...LP1
リッカルド・ミナージ(指揮)...LP1
ウィーン・アカデミー管弦楽団...LP2
マルティン・ハーゼルベック(指揮)...LP2

 録音:2022年10月4-7日...LP1 Kirche Oberstrass Zurich(スイス)...LP1
 録音:2022年11月21-22日...LP2 ウィーン・ムジークフェライン(オーストリア)...LP2
 総収録時間:71分
 180g重量盤、33 1/3rpm

 マルガリータ・ヘーエンリーダーによるショパンの協奏曲集。第1番はすでにCDで発売されていました(SM400)が、今回は初登場となる第2番も併せてLP2枚組と発売。彼女の深いショパン理解から生まれた感じられるアルバムです。
 長年にわたりショパンの音楽を奏でるための楽器を探していたという彼女は、1831年にショパンが語ったという「プレイエルのピアノは最上のものである」という言葉をもとに、クリストフ・ケルンの楽器コレクションの中から、1848年頃にパリで製作されたプレイエルを歴史的な資料と手法を用いて専門的に改修した楽器でこの録音に臨みました。
 この楽器はショパンが所有していたものと構造が同じであり、オーケストラの現代のピッチ(440Hz)に対応しつつ音量のバランスも取れるような、力強いサウンドとフランス風のエレガンスを併せ持つ楽器です。
 彼女はタッチにも細心の注意を払い、ショパンの弟子であるカロル・ミクリから引き継いだ指使いを取り入れています。
 そして、第1番ではリッカルド・ミナージが指揮するラ・シンティッラ管弦楽団、第2番ではマルティン・ハーゼルベックが指揮するウィーン・アカデミー管弦楽団が伴奏を担当。どちらも当時の楽器を使用、ショパンの時代の音にとことんこだわった企画です。

 
 
















10/19(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


CLAVES


50 3089
\3100
フリードリヒ・テオドール・フレーリヒ(1803-1836):
 歌曲集

  (1)メイエリに捧げる歌
  (2)孤独の至福
  (3)ヒュペーリオンの運命の歌
  (4)故郷に帰る
  (5)彼女の故郷の回廊
ラファエル・ヘーン(テノール)
シン・ファン(フォルテピアノ)

 すべて世界初録音!19世紀前半に活躍したフリードリヒ・テオドール・フレーリヒの歌曲集

 フォルテピアノ/ドーナット・シェフストス・ヴァルタース・スティーフゾーン(1804-11年製作)
 セッション録音:2022年2月/ヴァルデンブルク・トーンスタジオ(スイス)/DDD、ディジパック仕様、59'39

 フリードリヒ・テオドール・フレーリヒ(1803-1836)の歌曲集。10代の頃から作曲家としての才能を発揮していたフレーリヒ。
 1822年にバーゼルで法律を学ぶも、その後は音楽の道に進み、ベルリンでカール・フリードリヒ・ツェルター(1758-1832)、ベルンハルト・クライン(1793-1832)、ルートヴィヒ・ベルガー(1777-1839)に作曲を師事しました。その間、若きフェリックス・メンデルスゾーンとも知り合っています。

 20代で数多くの歌曲、合唱曲、弦楽四重奏曲、交響曲などを作曲。同時期、多くの歌曲集がドイツで出版されています。それでもベルリンで生計を立てることはできず、1830年にスイスに戻りました。
 その後は音楽学校で教師として働く傍ら、合唱団とアマチュア・オーケストラを指揮者として活躍。しかし経済的な不安に加え、結婚生活の破綻や自国での評価の低さに自暴自棄になり、1836年10月、アーレ川で入水自殺しております。

 当アルバムではテノールのラファエル・ヘーンが鍵盤奏者シン・ファンとの共演でフレーリヒの歌曲を収録。全曲世界初録音です。
 ヘーンはチューリヒ音楽大学で 声楽の修士号を取得後、ハーグ王立音楽院で古楽の修士号を取得。
 ソリストとしてヨーロッパとアメリカで活躍し、トン・コープマン、フランス・ブリュッヘン、ハワー ド・グリフィスなどの著名な指揮者、NDR 合唱団、オランダ・バッハ協会、RIAS 室内合唱団などと共演している若手期待の星。
 CDではバッハ財団管弦楽団のカ ンタータ集のソロをつとめるなど多くの録音に参加しております。

 
 
 

50 3071
\3100
サミュエル・デュコミュン(1914-1987):
 室内楽曲集

  (1)4本のフルートのための四重奏曲 Op.104
  (2)ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ Op.108
  (3)チェロとピアノのための4 つの小品 Op.58
  (4)フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのためのディベルティメント Op.100
(1)アン=ローレ・パンティヨン(フルート)、
 テレサ・ウンダーリン(フルート)、
 アリーネ・グラッソン(フルート)、
 アルバ・ルナ・サンス(フルート)
(2)クララ・フリーダー(ヴァイオリン)、
 マルク・パンティヨン(ピアノ)
(3)クリストフ・パンティヨン(チェロ)、
 マルク・パンティヨン(ピアノ)
(4)アン=ローレ・パンティヨン(フルート)、
 クララ・フリーダー(ヴァイオリン)、
 ヨハネス・フリーダー(ヴィオラ)、
 クリストフ・パンティヨン(チェロ)、
 マルク・パンティヨン(ピアノ)

 20世紀に活躍したスイス人作曲家、サミュエル・デュコミュンの室内楽

 セッション録音:2022年7月/マドリガル・スタジオ、シオン(スイス)/DDD、ディジパック仕様、62'12

 10代の頃から作曲家として活躍したサミュエル・デュコミュン(1914-1987)は、声楽や様々な楽器の伴奏としてオルガンを使用する作品を数多く残したス イスの作曲家。
 デュコミュンの作品のスタイルはフランス音楽の影響を受けており、その形式はしばしば古典的な形式(フーガ、パッサカリア、ソナタ形式など)を引 用しています。
 また調性音楽に忠実ながらも、時には先入観にとらわれることなく無調性を用いています。
 まさにデュコミュンのオリジナルの個性を発揮した「自分 だけの音楽言語」を見つけることに成功した作曲家です。

 当アルバムでは4本のフルートのための四重奏曲、ディベルティメントなどの室内楽を収録。オリジナリティあふれるデュコミュンの世界が広がります。

 デュコミュンの代表作であるオラトリオ《火の収穫》をはじめ、弦楽シンフォニエッタ、コンチェルティーノ、オルガン協奏曲を収録したアルバム(50-3023)も好評発売中です。
 
 


50 3088
\3100
クララ・バリー、バルトークを歌う
 (1)バルトーク:私の可愛い女の子
 (2)バルトーク:私が外に出かけると
 (3)バルトーク:女たちよ、女たちよ
 (4)バルトーク:独房にて
 (5)コダーイ:鷹のような青春
 (6)バルトーク:速い踊り
 (7)バルトーク:仕事をしなければ
 (8)バルトーク:あなたの知恵で
 (9)バルトーク:独身最後のダンス
 (10)ユータンミューラの歌(スウェーデン民謡)
 (11)ああ、美しいヴェルムランドよ(スウェーデン民謡)
 ※すべてクララ・バリーによる編曲
クララ・バリー(ヴォーカル)
エミル・シュパーニ(ピアノ)
マーチャーシュ・スザンダイ(コントラバス)
エクトル・レナ=スクロール(トランペット)(6)

 バルトークをジャジーにアレンジ!マルチな才能を発揮するクララ・バリーが、ジャズ・ミュージシャンとバルトークの歌曲を録音!

 セッション録音:2022年6月/ムードン・スタジオ(パリ)/DDD、ディジパック仕様、39'31

 スウェーデン系アメリカ=フランス人のクララ・バリーがハンガリーの大作曲家バルトークの歌曲を録音!
 バリーはヴァイオリンと作曲をパリの地方音楽院で学び、ローザンヌ高等音楽院で声楽の修士号を取得しているマルチな才能の持ち主。

 当録音ではジャズ・ミュージシャンと共演。ハンガリーを代表する名ピアニスト、エミル・シュパーニ、コントラバス奏者マーチャーシュ・スザンダイとともにジャズ の雰囲気たっぷりにアレンジ。
 全作品バリーによる編曲です。最後2曲では母が子供の頃に歌ってくれたスウェーデン民謡をアレンジ。自身のルーツを大切にする バリー、渾身のアルバムが完成しました!



 

50 3085
\3100
スイスの作曲家フリッツ・シュトゥージの声楽曲集
 フリッツ・シュトゥージ(1874-1923):
  (1)オラトリオ「死と復活」
  (2)詩篇第28番~
   アルト、テノール、バス、オルガンと合唱のための
  (3)「どこへ行く」
  (4)2つのモテット
  (5)「平和と喜びのうちに我は逝かん」
  (6)「夕刻」~ソプラノ、オルガンと合唱のための
  (7)「新年を迎えて」~アルト、オルガンと合唱のための

 アカペラ=(4)(5)(6)
ハンナ・モリソン(ソプラノ)
インゲボルク・ダンツ(アルト)
ファビオ・トリュンピー(テノール)
クレシミル・ストラジャナッツ(バス)
ヨハンナ・ゾラー(オルガン)
チューリッヒ・ジング・アカデミー
チューリッヒ・カンマーフィルハーモニー
フローリアン・ヘルガート(指揮)

 20世紀初頭、スイスのロマンティックな作品!ブルッフに作曲を師事したスイスの作曲家フリッツ・シュトゥージの声楽曲集

 録音:(1)2019年5月ヴィンタートゥール市教会&フランス教会、ベルン(ライヴ)、(2)-(7)昇天教会、ミュンヘン(セッション)/DDD、ディジパック仕様、60'00

 知られざる作品の録音を積極的に進めているスイスclavesレーベルからフリッツ・シュトゥージ(1874-1923)の声楽曲をリリース!全曲世界初録音です。

 シュトゥージはチューリッヒ音楽学校で学んだピアニスト、オルガニスト、作曲家。その後、ベルリンの王立音楽院で研鑽を積み、対位法をラインホルト・ズッコに、 作曲をマックス・ブルッフにそれぞれ師事。
 スイスに戻ったシュトゥージはヴェーデンスヴィルの様々な合唱団の指揮者として活躍。1898 年には同地に居を構え、 オルガニスト、合唱指揮、作曲家としてチューリッヒ全域で活躍しました。しかし多忙を極め健康を害し、1923年3月14日、50歳を目前にこの世を去りました。

 生涯、6曲の管弦楽曲、2曲のオラトリオ、様々なカンタータ、モテット、歌曲を含む約130曲を作曲。
 手稿譜は作曲家の息子フリッツ・シュトゥージ教授(父と同名)によって1979年まで個人所蔵していましたが、シュトゥージの孫であるハンス・カスパー・シュルテス博士がチューリッヒ中央図書館に寄贈しています。

 当アルバムにはオラトリオ、モテットなど声楽を伴う作品を収録。バロック時代と師ブルッフを思わせる美しい旋律が融合した実に魅力的な作品です。

 演奏はフライブルク・バロック・オーケストラとの「第九」(パブロ・エラス= カサド指揮)(KKC-6234 / HMM-902431)、「魔弾の射手」(ルネ・ヤーコ プス指揮)(KKC-6532 / HMM-902700)、「フィデリオ」(ルネ・ヤーコプス指揮)(KKC-6133 / HMM-932414)など数多くの録音でも知られるチュー リッヒ・ジング・アカデミー。
 同団は2011年創設。スイスを中心に活動しながらドイツ、イタリア、イスラエル、オランダ、レバノン、台湾、中国など各国でも演奏。 多くの音楽祭にも出演し、BBCプロムス出演で世界的に知られる合唱団です。

 
 



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SUPRAPHON



SU 4332
\3100→\2890
ヴォルザークの出世作、スラヴ舞曲全曲を
 ブラウネル率いるプラハ交響楽団が録音!

  ドヴォルザーク:
   スラヴ舞曲 第1集 Op.46 B.83(1878)
    【I. ハ長調 / II. ホ短調 / III. 変イ長調 / IV. ヘ長調 /
     V.イ長調 / VI. ニ長調 / VII. ハ短調 / VIII.ト短調】
   スラヴ舞曲 第2集 Op.72 B.147(1886-87)
    【I.ロ長調 / II. ホ短調 / III. ヘ長調 / IV. 変ニ長調 /
     V. 変ロ短調 / VI. 変ロ長調 / VII. ハ長調 / VIII. 変イ長調】
トマーシュ・ブラウネル(指揮)
プラハ交響楽団

 新名盤登場!ドヴォルザークの出世作、スラヴ舞曲全曲をブラウネル率いるプラハ交響楽団が録音!!

 録音:2021年2月8~12日/スメタナホール(プラハ市民会館)(プラハ)/DDD、78'36

 ドヴォルザークのスラヴ舞曲全曲をトマーシュ・ブラウネル率いるプラハ交響楽団が録音しました!

 スラヴ舞曲集はベルリンの出版社フリッツ・ジムロックがブラームスのハンガリー舞曲集と同じ趣向の作品を依頼したことで作曲。原曲はピアノ連弾用作品です。
 ドヴォルザークは数時間以内にスラヴ舞曲の最初の連作をスケッチし、約3週間で8曲の連弾版を完成。同時にオーケストレーションにも作曲しました。
 これがスラ ヴ舞曲集第1集として発表されました。この第1集の出版が大成功をおさめ、さらに8曲の新しいスラヴ舞曲集を作曲。これが第2 集として出版されました。
 スラ ヴ舞曲集は出版後1年間でプラハ、ニューヨーク、ボストン、ロンドン、ベルリン、ドレスデンで演奏された出世作となりました。

 プラハ交響楽団はこの傑作をこれまでビエロフラーヴェク、マッケラス、ノイマン、ネトピルなど名指揮者のもとで演奏してきました。
 2020/2021シーズンから 同団の首席指揮者をつとめるトマーシュ・ブラウネルとの演奏では同団との伝統に基づきながら丸みを帯びた透明なサウンドを展開。
 本拠プラハ市民会館のスメタ ナホールで録音しました。新名盤の登場です!

 来日公演情報
 トマーシュ・ブラウネル指揮、プラハ交響楽団
  ■2024年1月5日(金)19:00開演 札幌コンサートホールKitara
  ■2024年1月7日(日)15:00開演 ハーモニーホールふくい
  ■2024年1月8日(月)14:00開演 兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
  ■2024年1月9日(火)19:00開演 東京芸術劇場コンサートホール
  ■2024年1月12日(金)19:00開演 ミューザ川崎シンフォニーホール
  ■2024年1月14日(日)19:15開演 サントリーホール

 
 



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DUX



DUX1583
\2600
カロリナ・ナドルスカ(ピアノ)
 ショパン:ポーランドの舞曲集
カロリナ・ナドルスカ(ピアノ)
 ショパン:
  マズルカ ロ長調 Op.63-1/マズルカ ホ短調 Op.17-2/マズルカ ホ長調 Op.6-3/
  マズルカ ホ短調 Op.41-1/マズルカ ロ長調 Op.41-2/マズルカ 嬰ト長調 Op.33-1/
  幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61/マズルカ 変イ長調 Op.59-2/
  マズルカ 変イ長調 Op.7-4/マズルカ 嬰ハ短調 Op.6-2/マズルカ 嬰ハ短調 Op.63-3/
  マズルカ ロ長調 Op.56-1/マズルカ ロ短調 Op.30-2/マズルカ 嬰へ短調 Op.59-3/
  マズルカ 嬰へ短調 Op.6-1/ポロネーズ第5番 嬰へ短調 Op.44

 さまざまな年代のマズルカを中心としたショパンの舞曲集!

 ポーランドの舞曲を数多く作曲したショパン。とりわけ、マズルカはショパンが生涯にわたって作曲を行い、このアルバムにもショパンの最初のマズルカとなる作品60から、生前に出版された最後のマズルカである作品63まで、幅広い年代の作品を収録しています。

 ピアニストのカロリナ・ナドルスカはカタジナ・ポポヴァ=ズィドロンやピオトル・パレチニに学び、数々の国際コンクールで受賞しています。
 ソリストや室内楽奏者として演奏活動を行う傍ら、ショパン音楽大学で助教授も務めています。

 ※録音:2021年ショパン音楽大学コンサート・ホール(ワルシャワ、ポーランド)




旧譜
ポーランドの若き才能を発掘するNIFCデビュー・シリーズ
カロリナ・ナドルスカ


 NIFCCD 702
\2500→\2290
カロリナ・ナドルスカ
 リスト:ショパンの6つのポーランドの歌 S.480
  (乙女の願い S.480-1、春 S.480-2、指環 S.480-3、
   バッカナール S.480-4、私のいとしい人 S.480-5、家路 S.480-6)
 ショパン:3つのワルツ Op.64
  (ワルツ第6番変ニ長調 Op.64-1 《小犬》、
  ワルツ第7番嬰ハ短調 Op.64-2、ワルツ第8番変イ長調 Op.64-3)、
  アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調 Op.22、
  3つのマズルカ Op.50、幻想ポロネーズ変イ長調 Op.61
カロリナ・ナドルスカ
 (ピアノ/スタインウェイ)
 NIFC(ショパン・インスティテュート)による、有望な若きアーティストを紹介する「デビュー」シリーズ。
 第3弾は、カタジーナ・ポポヴァ=ズィドロンやピオトル・パレチニに学んだポーランドの若き女流ピアニスト、カロリナ・ナドルスカ。
 ブダペスト、カルロヴァツ(クロアチア)、グラナダ(スペイン)、韓国など数々の国際コンクールで優勝経験を持ち、既に日本を含むアジア、ヨーロッパ、南北アメリカ、オーストラリアなど世界のコンサート・ホールで演奏。母校のワルシャワ・ショパン音楽アカデミーでは、パレチニのアシスタントとしても活動している。

 ※録音:2013年9月29日?30日、10月2日、12月3日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)


 
 

DUX1992
\2600
パデレフスキ:ピアノ作品集
 パデレフスキ:
  6つの演奏会用ユモレスク Op.14
  トッカータ 変ホ長調 Op.15《砂漠にて》
  ミセラネア Op.16
イン・ハン(ピアノ)

 19世紀から20世紀にかけて活躍したパデレフスキは、典型的なロマン派の伝統を受け継ぎつつ、ポーランドの民族舞曲やノスタルジックなメロディーからもインスピレーションを受け、独創的な作品を生み出しました。
 トッカータ 《砂漠にて》 は、演奏される機会こそ少ないものの、世界中のピアニストがレパートリーとするパデレフスキの他の小曲と比べても劣らない作品となっています。

 中国生まれのピアニスト、イン・ハンは近年ポーランドを拠点に活動しており、このアルバムでは軽やかで自由な演奏でパデレフスキの魅力を存分に引き出しています。

 ※録音:2022年7月11日-14日、スタニスワフ・モニューシュコ音楽アカデミー・コンサート・ホール(グダニスク、ポーランド)
 
 
DUX1799
\2600
シェーンベルク&R・シュトラウス:弦楽のための作品集
 シェーンベルク:浄められた夜 Op.4(弦楽合奏版)
 リヒャルト・シュトラウス:メタモルフォーゼン
  (23の独奏弦楽器のための習作) TrV 290
ヤクブ・フレノヴィチ(指揮)
マルチン・スシツキ(ヴァイオリン)
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ音楽アカデミー室内弦楽オーケストラ

 シェーンベルクの「浄められた夜」とR・シュトラウスの「メタモルフォーゼン」は、弦楽のために書かれた曲の中でも紛れもない傑作です。
 この2曲が作曲された時期は半世紀ほど離れているものの、そのスタイルには近しいものがあり、1枚のアルバムに収録することで互いが完璧なまでに引き立てられています。

 ※録音:2021年11月8日-10日(ポーランド)
 
 

DUX1788
\2600
ブコフスキ:作品集
 リシャルト・ブコフスキ(1916-1987):
  2台ピアノ、パーカッションと弦楽のための協奏曲
  トランペット、ジャズ・リズム・セクションと
   オーケストラのための協奏曲
  ピアノ協奏曲第1番
  バリトンと13の楽器のための歌曲
キエルツェ交響楽団
ヤツェク・ロガラ(指揮)
マリア・マグダレナ・ヤノフスカ=
 ブコフスカ(ピアノ)
トマシュ・ルパ(ピアノ)
トマシュ・ヴォジニャク(トランペット)
アダム・クルシェフスキ(バリトン)

 20世紀のポーランドの作曲家リシャルト・ブコフスキは、オーケストラ作品をはじめ、室内楽曲や合唱曲、さらには舞台音楽など、さまざまな楽曲を作曲しました。
 このアルバムには協奏曲を中心に収録されており、冒頭の「2台ピアノ、パーカッションと弦楽のための協奏曲」ではブコフスキの未亡人であるマリア・マグダレナ・ヤノフスカ=ブコフスカがピアニストのひとりとして参加しています。

 ※録音:2022年6月20日-24日&8月24日-26日、キエルツェ交響楽団コンサート・ホール(ポーランド)
 
 

DUX1816
\2600
映画音楽&オペラ歌曲集
 ヤヌシュ・ストクウォサ:Fra di noi
 アンドリュー・ロイド・ウェバー:All I Ask of You
 クロード・フランソワ&ジャック・ルヴォー:マイ・ウェイ
 ルーチョ・ダッラ:カルーソー
 アグスティン・ララ:グラナダ
 レナード・コーエン:ハレルヤ
 ヘンデル:私を泣かせてください
 ロイド・ウェバー:ピエ・イエス
 アヴェ・マリア
 バーンスタイン:トゥナイト
 フランチェスコ・サルトーリ:タイム・トゥ・セイ・グッバイ
 アデル・アドキンス&ポール・エプワース:スカイフォール
ソコルニツキ・デュエット
 〔アグニェシュカ・ソコルニツカ(ソプラノ)、
  ヴォイテク・ソコ・ソコルニツキ(テノール)〕
ヴェロニカ・ヤニク=クレク(第1ヴァイオリン)
アンナ・マホフスカ(第2ヴァイオリン)
カロリナ・ヴァシチニスカ=ウカノフスカ(ヴィオラ)
アレクサンドラ・アヴツシェフスカ(チェロ)
ミハウ・フランツス(ピアノ)

 ソプラノ歌手のアグニェシュカ・ソコルニツカとテノール歌手のヴォイテク・ソコ・ソコルニツキの夫婦は、互いにコンクールでの優秀な成績を収めており、高く評価されています。
 デュオとしても何年も共に活動しており、美しい歌声とカリスマ性で多くのファンを集めています。

 このアルバムには映画、オペラ、ミュージカルから12曲の美しいメロディーがセレクトされ、「マイ・ウェイ」、「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」、「トゥナイト」など、世界中で愛されている楽曲が2人の美しいハーモニーで奏でられています。

 ※録音:2022年(ポーランド)
 



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 LINN RECORDS



CKD732
(2CD)
\4400
シモン・トルプチェスキ(ピアノ)
ヨハネス・ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番、第2番

 ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
  【DISC 1】
   1-3. ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 Op.15
  【DISC 2】
   1-4. ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.83
シモン・トルプチェスキ(ピアノ)
ケルンWDR交響楽団
クリスティアン・マチェラル(指揮)

 録音: 2023年2月13-15...DISC 1 2023年3月7、8、10、11日(ライヴ)...DISC 2 ケルン・フィルハーモニー、ドイツ
 収録時間: 47分/48分

 1979年マケドニア生まれのピアニスト、トルプチェスキのLINN第4弾は、ブラームスの大作協奏曲を全2曲収録した意欲作です。
 彼持ち前の力強さを兼ね揃えた高いテクニックがいかんなく発揮され、作曲家の若き日に書かれた第1番での深く情熱的なアプローチや、充実期に書かれた第2番でのリリカルな歌心とダイナミックな表現が見事。
 マチェラルもWDR響を雄大に鳴らし、巨大な協奏曲の中でソリストをしっかりと支えています。
 
 

CKD733
\2800
ブリッジ、エレート、グライム、ヒナステラ:ピアノ三重奏曲集
 1-5. フランク・ブリッジ(1879–1941): 幻想的三重奏曲
  (ピアノ三重奏曲 第1番) ハ短調 H. 79 (1907)
 6-8. ヘレン・グライム(1981-):
  3つのウィスラー・ミニチュア (2011)
 9-11. イヴァン・エレート(1936–2019):
  ピアノ三重奏第1番 Op. 21 (1976)
 12. アルベルト・ヒナステラ(1916–1983):
  優雅な乙女の踊り (1937)~
   アルゼンチン舞曲集 Op. 2-2/レオ・ポプルウェル編曲(2022)
ミスラス三重奏団
 イオネル・マンチュー(ヴァイオリン)
 レオ・ポプルウェル(チェロ)
 ドミニク・デガヴィノー(ピアノ)

 録音: 2022年12月12-13日 ミルトン・コート・コンサートホール、 ギルドホール音楽演劇学校、UK
 収録時間: 55分

 2017年、ギルドホール音楽演劇学校の学生によって結成されたミスラス三重奏団。2019年にトロンヘイム国際室内楽コンクールで優勝し、2021年から2023年のBBCラジオ3のニュー・ジェネレーション・アーティストにも選出され、今最も目が離せない若手ピアノ・トリオの1つと言われる彼らのデビュー・アルバムです。
 ギリシャ神話の愛の神エロスをテーマに、スコットランドの女性作曲家ヘレン・グライムによる静寂と弾けるようなフレーズが交錯する作品、ロマンティックな曲想に贅沢に浸るブリッジの作品、ハイドンとバルトーク後のハンガリー民族音楽を融合させ、フランス印象派にジャズの要素も盛り込まれたエレートの作品などが収められています。
 ラストには、ヒナステラによる乙女の優雅な舞踏を表現した作品をアンコールのように収録。
 どの作品にも前のめりに没頭していくような、積極性の高い表現が大きな魅力です。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ICA CLASSICS



ICAC-5176
\2400→\2190
シルヴェストリ初出レパートリー
ショスタコーヴィチ: 交響曲 第8番

 1. ドミートリー・カバレフスキー(1904–1987):歌劇《コラ・ブルニョン》 Op. 24 序曲
 2-6. ドミートリー・ショスタコーヴィチ: 交響曲 第8番 ハ短調 Op. 65
ボーンマス交響楽団
コンスタンティン・シルヴェストリ(指揮)

 録音: 1961年4月27日 ウィンター・ガーデンズ・パヴィリオン、ボーンマス ライヴ/モノラ
 収録時間: 68分

 【シルヴェストリ初出レパートリー!ショスタコーヴィチの第8と《コラ・ブルニョン》登場】
 シルヴェストリと翌年には彼が首席指揮者の座に就くことになるボーンマス交響楽団との、1961年のライヴ録音。
 シルヴェストリのショスタコーヴィチといえばウィーン・フィルとの第5番、モスクワ放送響との第1番、日本でのN響との第1番ライヴ、ルーマニアでの第10番ライヴなどが知られますが、第8番の登場は初めてとなります。
 さらに、同時収録の《コラ・ブルニョン》もまた初レパートリーという嬉しい1枚。
 BBCのアーカイヴからのCD化で、Re:Sound社のポール・ベイリーによる丁寧なリマスタリングにより、モノラルながらシルヴェストリらしい演奏の凄まじさがひしひしと伝わる音に仕上がっています。
 


<メジャー・レーベル>
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DG



4864034
(9CD)
\8000→\7290

“20世紀の最も偉大な声の驚き”と称されたカウンターテノール
 《ラッセル・オバーリン~アメリカ・デッカ録音全集》


《CD 1》
 1) レオナン:地上のすべての国々は、
 2-3) 作者不詳:2つのフランス舞曲(第1曲:ドゥクツィア/第2曲:エスタンピー)、
 デュファイ:4) 非道なる敵ヘロデよ、5) Vergine bella、6) Ave regina caelorum、
 作者不詳:7) There is no Rose、8) サルタレッロ、9) Riu, riu、10) Dadme albricias、
 11) Rivaflecha:サルヴェ・レジーナ、
 ピエール・アテニャン:12) パヴァーヌ、13) ガイヤルド、14) トゥルディオン、15) バス・ダンス、
 16) 作者不詳:テ・デウム、
 17) リチャード・スマート:Nowell, Nowell
 【演奏】
  Betty Wilson(7)、Jean Hakes(16)(ソプラノ)、
  チャールズ・ブレスラー(テノール)(11)、Brayton Lewis(バス)(9)、
  Bernard Krainis(リコーダー)(2-3)、Meyer Benjamin Slivka(パーカッション)(2-3)、
  Paul Ehrlich(トレヴル・ヴィオール)(8)
   【録音】1957年8月、ニューヨーク/

《CD 2》
 1-30) 作者不詳:ダニエル劇
  【演奏】
   Betty Wilson、Jean Hakes(ソプラノ)、Alva Tripp、Jerold Sien、
   チャールズ・ブレスラー、Arthur Squires(テノール)、
   Brayton Lewis(バス)、Paul Ehrlich、Alan Baker(語り手)、
   Boys Choir Of The Church Of The Transfiguration
    【録音】1958年5月、ニューヨーク/

《CD 3》
 トマス・タリス:
  1) 断食し、泣きつつ司祭は祈れり、
  2-4)『預言者エレミアの哀歌』第1部より
   (1. Incipit lamentatio leremiae/2. Aleph/3.Beth)、
  5-8) 『預言者エレミアの哀歌』第2部より
   (1. De lamentatione leremiae prophetae/2. Gimel/3. Daleth/4. Heth)、
  9-12) 4声のためのミサ曲
   (第1曲:グローリア/第2曲:クレド/第3曲:サンクトゥス/第4曲:アニュス・デイ)
    【録音】1959年1月、ニューヨーク/

《CD 4》
 トマス・モーリー:1) About the Maypole、2) フィリスよ、喜んで死のう、
 3) ジョン・ダウランド:あふれよわが涙(歌曲集第2巻より)、
 4-5) ウィリアム・バード:パヴァーヌとガイヤルド第1番ハ短調、
 6) トバイアス・ヒューム:Tobacco, Tobacco、
 7-8) オーランド・ギボンズ:ロンドンの喧騒(1. God Give Good Morrow/2. A Good Saussage)、
 9) ウィリアム・バード:この心地よく楽しい五月、
 10) ジョン・ダウランド:訴えるべきか、慈悲を請うべきか(歌曲集第2巻より)、
 11-13) ジョン・コプラリオ:3つの仮面舞踏曲
   (1. Gray’s Inn, The Second/2. Cuperaree or Gray’s Inn/3. The Second Witches’ Dance)、
 14) ロバート・ジョーンズ:Dreames and Imaginations、
 15) ジョン・ファーマー:美しいフィリス、
 16) 作者不詳:Woodycock、
 17) トマス・キャンピオン:Break Now My Heart and Dye、
 作者不詳:18) La bounette、19) La dounce cella、20) La Sky Myze、
 21) ロバート・ダウランド:Lady, If You Spite Me(『音楽の饗宴』より)、
 トマス・モーリー:22) Clorinda False、23) かわいいシレナ
  【演奏】
   Betty Wilson(14)、ベサニー・ベアーズリー(21)(ソプラノ)、
   Paul Maynard(4, 5)、Gordon Myers(6)(チェンバロ)
     【録音】1959年2月、ニューヨーク/

《CD 5》
 ヘンデル:
  1-2) オラトリオ『メサイア』HWV54より(だが、その来る日には、だれが耐え得よう/ああ麗しいかな)、
  3-4) オラトリオ『エジプトのイスラエル人』HWV54より
    (第1部第5曲:Their Land Brought Forth Frogs/第2部第26曲:Thou Shalt Bring Them)、
  5) 歌劇『ムツィオ・シェーヴォラ』HWV13より「ああ、なんと甘い名前」、
  6-7) 歌劇『ロデリンダ』HWV19より(Vivi, tiranno, io t’ho scampato/Dove sei, amato bene?)、
  8) 歌劇『ラダミスト』HWV12より「わが妻のいとしい霊よ」
   【演奏】アルバート・フラー(チェンバロ)、トーマス・ダン(指揮)バロック室内管弦楽団
    【録音】1959年2月、ニューヨーク/

《CD 6》
 1) ジョスカン・デ・プレ:Vive le Roy、
 2) 伝承曲:Heth sold ein meisken、
 ジョスカン・デ・プレ3) Fama Malum、4) Dolces exuviae、5) La Bernadina、
 6) 作者不詳:Si j’ai perdu mom ami、
 ジョスカン・デ・プレ:
  7) Tu solus qui facis mirabilia、
  8-24) Missa Pange lingua(キリエ/グローリア/クレド/サンクトゥス/アニュス・デイ)
   【演奏】
    チャールズ・ブレスラー(テノール)(3, 4, 7-24)、
    Gordon Myers(バス・バリトン)(3, 4, 7-24)、Brayton Lewis(バス)(3, 4, 7-24)
     【録音】1960年2月、アメリカ/

《CD 7》
 1-3) テレマン:神は定めある命の人となり、
 4-6) ヘンデル:汝らは露にぬれたばらHWV162、
 7-9) テレマン:あなたは死して生きるだろう、
 10-13) ブクステフーデ:主に向かって歓呼せよ
  【演奏】
   アレクサンダー・シュナイダー(ヴァイオリン)(1-3)、Barbara Meuser(ヴィオラ・ダ・ガンバ)(1-6)、
   ダグラス・ウィリアムズ(チェンバロ)、Bernard Krainis(リコーダー)(7-9)、
   モリス・ニューマン(ファゴット)(7-13)、ジョージ・リッチ(チェロ)(10-13)
    【録音】1961年5月、アメリカ/

《CD 8》
 1-4) 作者不詳:The St.Godric Songs、
 ロバート・ジョーンズ:
  5) Love is a Bable、6) 熱いため息、7) As I Lay Lately in a Dream、8) Goe to Bed, Sweete Muze、
 パーセル:
  9) 聴け、大気はこだまして(歌劇『妖精の女王』Z.629より)、
 10) 私は恋せざるをえないZ.382、11) つかの間の音楽(劇音楽『エディプス、テーベの王』Z.583より)、
 シューマン:
  12) 歌手の慰めOp.127 No.1、13) 私のばらOp.90 No.2、
  14) あなたの声Op.96 No.3、15) あなたの顔はOp.127 No.2、
 ヴォルフ:
  16) 小さくてもうっとりさせられるものはある(『イタリア歌曲集』より第1曲)、
  17) ああ、それは5月のことだった(『スペイン歌曲集』より第30曲)、
  18) 一枚の古い絵(『メーリケ歌曲集』より第23曲)、
  19) 寡黙の愛(『アイヒェンドルフ歌曲集』より第3曲、
  20) さあ歩きましょう、マリア(『スペイン歌曲集』より第3曲)、
  21) 彼は来た(『メーリケ歌曲集』より第6曲)、
 22) S.フェイン:慕情、
 23) R.ロジャース:リトル・ガール・ブルー(ミュージカル『ジャンボ』より)、
 24) ジェローム・カーン:More And More、
 25) リチャード・ロジャース&ロレンツ・ハート:
  You Always Love The Same Girl(ミュージカル『コネチカット・ヤンキー』より)
  【演奏】
   演奏者名不詳(シンバル)(1-4)、Joseph Iadone(リュート)(5-8)、
   Martha Blackman(ヴィオラ・ダ・ガンバ)(9-11)、
   Paul Maynard(チェンバロ)(9-11)、
   ダグラス・ウィリアムズ(ピアノ[12-15]、チェンバロ[16-21])、
   演奏者名不詳(ピアノ)(22-25)
    【録音】1960年5月(1-21)、1959年9月(22-25)、ニューヨーク/

《CD 9》
 ウォルトン:『ファサード』
 (ファンファーレ/第1曲:ホーンパイプ/第2曲:家族/第3曲:マリナー・マン/
 第4曲:長い鋼の草/第5曲:金メッキのトレリスを通して/
 第6曲:タンゴ・パソドブレ/第7曲:象のための子守歌/
 第8曲:黒いベヒーモス夫人/第9曲:タランテッラ/第10曲:遠い国から来た男/
 第11曲:湖にて/第12曲:カントリーダンス/第13曲:ポルカ/
 第14曲:フォー・イン・ザ・モーニング/第15曲:景色の向こう側にあるもの/
 第16曲:ワルツ/第17曲:ヨーデリング・ソング/
 第18曲:スコットランド狂詩曲/第19曲:ポピュラー・ソング/
 第20曲:フォックス=トロット「老フォーク卿」/第21曲:ベルゼブブ卿)
  【演奏】
   チャールズ・マクラッケン(チェロ)、ジョン・ソールム(フルート)、テオドール・ウェイス(トランペット)、ジミー・アバト(サクソフォン)、
   ハロルド・ファーバーマン(パーカッション)、ハーマイオニー・キンゴールド(語り手)、トーマス・ダン(指揮)
    【録音】1964年1月、ニューヨーク
ラッセル・オバーリン
(テノール、カウンターテノール、語り手[CD 9])、
ノア・グリーンバーグ(指揮)
ニューヨーク・プロ・ムジカ(CD 1-CD 4, CD 6)

 “20世紀の最も偉大な声の驚き”と称されたカウンターテノールの録音を初集成

 アメリカのカウンターテノール、ラッセル・オバーリン(1928-2016)がアメリカ・デッカに行った録音が初めてすべてまとめて発売されます。
 CD9枚組ボックス・セット。
 
 オバーリンはその「神秘的な美しい声」、ヴィルトゥオジティ、表現力、自然さで他のカウンターテノールとは一線を画しています。
 自身のテノールの声を2オクターヴ越えたアルトの声域まで楽に導くことができ、その歌声をパワフルで男性的に、すべての声域で均一かつ音程が純粋に聞こえるように歌います。
 オリジナル・マスターテープからのリマスタリング、9枚のアルバムのうち、7枚が初CD化。

 20世紀の最も偉大な「声の驚き」の一人だったと称されたオバーリン。
 そのレパートリーは中世の聖歌、英国のリュートの歌、ルネサンスの合唱音楽、バロック・オペラのアリア、ドイツ歌曲からミュージカルや映画の歌まで多岐にわたります。
 このセットでは歴史的な演奏で先駆的な役割を果たしたニューヨーク・プロ・ムジカと共演しています。
 このアンサンブルは1952年にノア・グリーンバーグによって設立されました。

 ラッセル・オバーリンの最も有名なヘンデルのアリアのアルバム(CD 5)は世界中で高く評価され今日でも称賛されています。
 中世の音楽劇『ダニエル劇』(CD 2)でニューヨーク・プロ・ムジカは録音の歴史を作りました。
 ブクステフーデ、ヘンデルとテレマンによるバロックのカンタータ(CD 7)も歌っています。
 イギリスの中世音楽からドイツのロマン派までの歌が歌われている「ラッセル・オバーリン・リサイタル」(CD 8)は初CD化。
 併録されている映画やミュージカルからの4つの歌は1959年にニューヨークで名前不詳のピアニストと録音されたもので今回が初発売となります。
 録音されることのあまりないウィリアム・ウォルトンによる“エンターテインメント”『ファサード』(CD 9)では、ハーマイオニー・キンゴールドとラッセル・オバーリンが独特で愉快な語り手として登場します。

 56ページのブックレットには「Early Music America」の出版ディレクターであるPierre Ruheによる見識あるエッセーと多数の珍しい写真が掲載されています。オリジナル・ジャケット仕様。

  ※録音全集と謳っている商品の中にも、稀に音源が漏れているものもございますこと、予めご了承ください。
 
 


4865491
(2CD)
\3000

《レナード・バーンスタイン~The Mestro/Very Best of Leonard Bernstein》


《CD 1》
 バーンスタイン:1)『キャンディード』序曲、『ウェスト・サイド・ストーリー』より2) シンフォニック・ダンス:フィナーレ、3) マリア、4) サムウェア、
 エルガー:『エニグマ変奏曲』Op.36より5) 主題、6) 第9変奏:ニムロッド、
 7) バーバー:弦楽のためのアダージョOp.11、8) ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー、
 9) マーラー:交響曲第5番より第4楽章:アダージェット、
 マーラー:交響曲第2番ハ短調『復活』より
  10) 第4楽章:原光「おお、くれないの小さなばらよ」、11) 第5楽章:復活「この苦しみよ、すべてにしみ通る苦悩よ」
  【演奏】
   ホセ・カレーラス(テノール)(3)、マリリン・ホーン(メッゾ・ソプラノ)(4)、
   クリスタ・ルートヴィヒ(コントラルト)(10, 11)、バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)(11)、
   ウェストミンスター合唱団(11)、ロンドン交響楽団(1)、ロサンゼルス・フィルハーモニック(2-4, 7, 8)、
   BBC交響楽団(5, 6)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(9)、
   ニューヨーク・フィルハーモニック(10, 11)
    【録音】
     1989年12月(1)、1982年4月(5, 6)、ロンドン、1982年7月、サンフランシスコ(ライヴ)(2)、1984年9月(3, 4)、
     1987年4月(ライヴ)(10, 11)、ニューヨーク、
     1982年7月、サンフランシスコ(ライヴ)(7, 8)、1987年9月、フランクフルト(ライヴ)(9)/

《CD 2》
 1) ハイドン:交響曲第88番ト長調Hob.I:88より第4楽章、
 モーツァルト:
  2) クラリネット協奏曲イ長調K.622より第2楽章、3) 交響曲第35番ニ長調『ハフナー』より第4楽章、
 4) ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調Op.68『田園』より第3楽章、
 シューマン:5) チェロ協奏曲イ短調Op.129、6) 交響曲第1番変ロ長調『春』より第3楽章、
 7) チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74『悲愴』より第1楽章、
 ドヴォルザーク:
  8) 交響曲第9番ホ短調Op.95『新世界より』より第3楽章、9) スラヴ舞曲集第1集Op.46より第8番ト短調、
 10) エルガー:『威風堂々』Op.39より第1番ニ長調、
 11) ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125『合唱』
  【演奏】
   ジューン・アンダーソン(ソプラノ)(11)、サラ・ウォーカー(メッゾ・ソプラノ)(11)、クラウス・ケーニヒ(テノール)(11)、ヤン=ヘンドリク・ローテリング(バス)(11)、
   ペーター・シュミードル(クラリネット)(2)、ミッシャ・マイスキー(チェロ)(5)、バイエルン放送合唱団(11)、ベルリン放送合唱団(11)、
   ドレスデン・フィルハーモニー児童合唱団(11)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1-6)、ニューヨーク・フィルハーモニック(7)、
   イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団(8-9)、BBC交響楽団(10)、レニングラード・キーロフ歌劇場管弦楽団員(11)、
   シュターツカペレ・ドレスデン団員(11)、ロンドン交響楽団員(11)、パリ管弦楽団員(11)、ニューヨーク・フィルハーモニック団員(11)、
   バイエルン放送交響楽団(11)
   【録音】
    1983年11月(ライヴ)(1)、1987年9月(ライヴ)(2)、1984年10月(ライヴ)(3, 6)、1978年11月(ライヴ)(4)、
    1985年11月(ライヴ)(5)、ウィーン、1986年8月、ニューヨーク(7)、1986年9月、パリ(ライヴ)(8)、
    1988年6月、テルアヴィヴ(ライヴ)(9)、1982年4月、ロンドン(10)、1989年12月、ベルリン(ライヴ)(11)
レナード・バーンスタイン(ピアノ[CD 1: 8]、指揮)

 伝説的な録音を通して指揮者バーンスタインの姿を完璧に捉えたベスト・アルバム
 CD2枚組

 衝撃的な指揮者、華々しい作曲家、才能あるピアニスト、感動を与える教育者、史上最も有名で影響力のある音楽家の一人、レナード・バーンスタインがドイツ・グラモフォンへ行った伝説的な録音のベスト・アルバムがCD2枚組で発売されます。
 バーンスタインが特に親近感を感じていたハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、チャイコフスキー、マーラーなどの作曲家たちの素晴らしい演奏が収められています。
 また、バーンスタインがその一生をかけて貢献したアメリカ音楽からガーシュウィン、バーバー、そして自身の傑作『ウェスト・サイド・ストーリー』からの曲も含まれています。
 指揮者としてのバーンスタインの姿が完璧に捉えられたアルバムです。
 バーバーの『弦楽のためのアダージョ』、ベートーヴェンの交響曲第9番『合唱』のフィナーレ、バーンスタインのピアノによるガーシュウィンの『ラプソディ・イン・ブルー』、ドヴォルザークの『新世界より』とマーラーの交響曲第2番『復活』からの抜粋など聴きどころ満載です。
 






<国内盤> 


ALIA VOX(キング・インターナショナル)



KKC 6764/8
(5SACD HYBRID)
\6000
ジョルディ・サヴァール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 1992年レコード・アカデミー賞受賞の名盤
マレ:ヴィオール曲集 第1巻~第5巻(抜粋)

 [Disc 1] 第1巻、1686年 [52:50]
  1-7 組曲 ニ短調 [19:43]
  8 シャコンヌ ト長調 [7:13]
  9-16 組曲 ト長調 [25:11]
 [Disc 2] 第2巻、1701年 [50:47]
  1スペインのフォリア [18:20]
  2人間の声 [5:08]
  3-14 組曲 ロ短調 [26:53]
 [Disc 3]  第3巻、1711年 [62:23]
  1-7 組曲 イ短調 [19:12]
  8-13 組曲 ニ長調 [16:53]
  14-22 組曲 ト長調 [26:05]
 [Disc 4]  第4巻、1717年 [48:13]
  1-11 異国趣味の組曲 [48:13]
 [Disc 5]  第5巻、1725年 [50:47]
  1-10 組曲 ト短調 [26:45]
  11-20 組曲 ホ短調/長調 [23:50]
ジョルディ・サヴァール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
トン・コープマン(チェンバロ)
ホプキンソン・スミス(テオルボ、ギター)
クリストフ・コワン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アンヌ・ギャレ(チェンバロ)

 1992年レコード・アカデミー賞受賞の名盤、マレの真骨頂 ヴィオール曲集ボックスが国内仕様盤で登場!

 【録音】第1巻:1978年4月/第2巻:1975年7月/第3巻:1992年1月/第4巻:1977年1月/第5巻:1983年3月/[ALIA VOX] AVSA.9872、輸入盤・日本語帯・解説付

 1992年レコード・アカデミー賞(音楽之友社)音楽史部門受賞の名盤。当初は〈ASTREE〉レーベルからのリリース(分売)でしたが、2011年にサヴァー ル自身のレーベル〈ALIA VOX〉から、SACD ハイブリッド・ボックスとして再発売されたものです。
 1991年の映画≪めぐりあう朝≫(マレと、その師サント= コロンブの愛憎が描かれた映画で、そのサウンドトラックと演奏をサヴァールが担当)の大成功もあって、マレの再発見・再評価の第一人者ともいえるサヴァール の、深い情感に満ちた感動の名演です。
 共演陣も、コープマン(チェンバロ)、ホプキンソン・スミス(テオルボ)、そして現在は"バロック・チェロの帝王"とも 称されるクリストフ・コワン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)ら、当時としても、今から見ても、最高の布陣です。
 




<映像>


C MAJOR(映像)



76 5204
(Blu-ray)
\5500
チャイコフスキー:イオランタ & くるみ割り人形
 (チェイコフスキーのオペラとバレエに基づくシアター・ピース)
イオランタ:
 オレーシャ・ゴロヴニョーワ(ソプラノ)&
  ミラ・シュミット(バレエ)
ルネ王:ステファン・チェルニー(バス)
ヴォーデモン:ゲオルギー・ヴァシリエフ(テノール)
ロベルト:アンドレイ・ボンダレンコ(バリトン)
エブン=ハキア:シモン・コマサ(バリトン)
アルメリック:ダヴィド・ケルバー(テノール)
ベルトラン:平野和(バス・バリトン)
マルタ:ステファニー・メートランド(コントラルト)
ブリギッタ:アニタ・ゲッツ(ソプラノ)
ラウラ:アネリー・ソフィー・ミュラー(メゾソプラノ)
ウィーン国立バレエ団、ウィーン国立歌劇場バレエ学校
オメール・メイア・ヴェルバー(指揮)
ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団
KKC 9844
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\6700

76 5108
(DVD)
\4500
KKC 9845
(DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\5000

 チャイコフスキーの名作2篇に基づく、2022年ウィーン・フォルクスオーパーのメッセージ性あふれる斬新な舞台を映像化!

 演出:ロッテ・デ・ベア/舞台美術:カトリン・レア・ターグ/衣装:ヨリネ・ファン・ベーク
 照明:アレックス・ブロック/映像監督:フェリックス・ブレイザハ

 収録:2022年/ウィーン・フォルクスオーパー(ライヴ)
 (Blu-ray)NTSC, 16:9//1080i、PCM Stereo, DTS-HD MA 5.0、BD50、字幕:日英韓(ドイツ語歌唱)、97'00
 (DVD)NTSC, 16:9//1080i、PCM Stereo, DTS-HD MA 5.0、DVD9、字幕:日英韓(ドイツ語歌唱)、97'00

 1891年、最晩年チャイコフスキーはオペラ「イオランタ」とバレエ「くるみ割り人形」を併作し、ひと晩のコンサートで二本立て上演するよう指示しました。
 しかし 長くなりすぎるのと採算性の理由から、現在では別々に上演されるのが慣例となっています。それを今回オランダの女性演出家ロッテ・デ・ベアとイスラエル出身の 指揮者オメール・メイア・ヴェルバーが両作をひと晩で上演できるよう新制作。
 といっても別々ではなく「ふたつの歯車のようにかみ合う」ひとつの作品に融合して いるのに注目です。

 チャイコフスキーは、オペラは現実の人々、バレエは空想の世界と明確にすみ分けしていましたが、この上演はそれらがシーンごとに綯交ぜとなっていて幻想的な 舞台となっています。
 「くるみ割り人形」の小序曲に始まり、イオランタとくるみ割り人形の邂逅が示され、後半から現代音楽のような「イオランタ」序奏と重なります。
 盲目の王女イオランタはソプラノのゴロヴニョーワが歌唱と演技を見せつつ、「くるみ割り人形」のナンバーになると同じ衣装で似た容姿のミラ・シュミットがキ レッキレのダンスを披露。
 全体に伝統的なバレエを基本にしながらもモダン・ダンスの要素も採り入れて新鮮、引き込まれます。

 「イオランタ」の原作は15世紀プロヴァンスを舞台としていますが、ここではルネ王がスーツ姿、イオランタに絡む二人の若者もブレザーとセーターで現代劇を繰り広げます。
 一方「くるみ割り人形」は動物や人形などの被り物中心。「花のワルツ」「こんぺいとうの踊り」「アラビアの踊り」などを楽しく演じ、「グランド・アダージョ」ではチャイコフスキーの感動的な音楽とあいまって幻想的なクライマックスを作ります。

 完全版の「イオランタ」ではないものの、主役を演じる1980年生まれのソプラノ、ゴロヴニョーワ、ドイツ・オペラのイメージが強いバスのステファン・チェルニー(ルネ王)、モスクワ・ノーヴァヤ・オペラのスター、テノールのゲオルギー・ヴァシリエフ(ヴォーデモン)いずれも好演。舞台美術の斬新な美しさとともに見とれます。

 2022年ウィーン・フォルクスオーパーのライヴですが、ロシアの象徴チャイコフスキー作品を題材に、ネズミと人形の愚かな戦い、闇の中に生きるイオランタが自らの力により光を得る大団円は現在の世界情勢に対する希望が込められたメッセージ性を感じさせます。
 

<LP>


HARMONIAMUNDI

HMM 332017
(LP)
\5100
Erik SATIE: Avant-dernieres Pensees~
 エリック・サティ:最後から2番目の思想

  [A 面]
   1. ジムノペディ第1番 [3:24]
   2. グノシェンヌ第1番 [3:34]
   3. グノシェンヌ第2番 [1:40]
   4. グノシェンヌ第3番 [2:21]
   最後から2 番目の思想
    5. I. 牧歌 [0:57] / 6. II. 朝の歌 [1:33] /
    7. III. 瞑想 [1:08]
   8. シネマ(ミヨー編曲による1台4手版)[8:30]
   9. エンパイア劇場のプリ・マドンナ [2:25]
  [B 面]
   1. ピカデリー [1:33]
   梨の形をした3 つの小品(1台4手のための)
    2. 始め方 [2:38] / 3. 同じものの延長 [0:51] /
    4. I. 遅く [1:14] / 5. II. 見事な出来栄え [2:30] /
    6. III. 乱暴者 [1:53] / 7. つけ加えて [2:43] /
    8. 言い直し [1:30]
   9. シテール島への船出 [3:21]
   10. ワルツ-バレエ [1:34]
   11. いいとも、ショショット [5:48]
アレクサンドル・タロー(ピアノ)
エリック・ル・サージュ
 (ピアノ/A-8, B-2-8)
ジュリエット(歌/A-9)
イザベル・ファウスト
 (ヴァイオリン/B-9)
ジャン・ドゥルスクルーズ
 (テノール/B-11)
KKC 1229
(LP)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\6500

 音色の魔術師タローが鮮やかに描くサティの世界、注目の、充実サティ作品集がLP初登場!

 180g 重量盤、限定盤、50:10

 音色の魔術師タローによるサティが、初LP 化!洒落ていて物憂くてエスプリたっぷりでどこか不気味・・・そんなサティの音楽。
 考えてみれば、タローほど サティ作品にぴったりなピアニストはそういないのではないでしょうか。タローは持ち前の抜群のセンスで、プリズムのように刻一刻と変わる曲のニュアンスや洒 落っ気を気持ちよく描いてみせてくれます。
 「指先の魔術師」タローが奏でる独特の音色にはドキッとさせられます。
 ル・サージュとのデュオは、これ以上ない、 と思えてしまうくらいに息も音色もセンスもぴったり。本当にうまいフランス人がフランスものを弾くとこうなるのか、と思わず脱帽。
 ジュリエットは、タローが「理想のサティ歌い」と絶賛するシャンソン歌手で、パリのちょっと古びたカフェを連想させる、雰囲気たっぷりの歌を聴かせてくれます。イザベル・ファウストの変 幻自在の活躍もたのしいサティ作品集です。

 ジャケットに用いられているイラストは、ジャン=コクトーによるサティ像。

 ※CD(HMC 902017) とは曲順が異なります。また、当LPには時間の関係でCD収録曲すべては収録されておりません。
 
















10/18(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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AUDITE



AU 97818
\2800→\2590
ドイツのリコーダー四重奏団、ボレアス・カルテット・ブレーメン
 名歌手ドロテー・ミールズとマグダレーネ・ハラー

バードの翼の上で~
 ウィリアム・バードとその後に活躍した作曲家たち

  (1)ウィリアム・バード:おお神よ、われをあわれみ
  (2)ヘンリー・ローズ:口づけの対話
  (3)ウィリアム・バード:
   「主にして日なるキリストよ」第3番(4声)
  (4)トマス・キャンピオン:妖精の女王プロセルピナ
  (5)ロバート・ジョンソン:サテュロスの踊り
  (6)トマス・トムキンズ:パヴァーヌ(5声)
  (7)ウィリアム・バード:ホブ、その人は誰なんだい?
  (8)ウィリアム・バード:喜ばしき歌もて勝利を祝え
  (9)ウィリアム・バード:
   「主にして日なるキリストよ」第2番(4声)
  (10)ウィリアム・バード:天使は優雅なる言葉にて(4声)
  (11)ウィリアム・バード:おお主よ、いかに空しき
  (12)ウィリアム・バード:イン・ノミネ(5声)
  (13)ウィリアム・バード:ファンタジア(6声)
  (14)ウィリアム・バード:処女マリアの子宮から
  (15)-(18)トマス・シンプソン:
   ターフェル・コンソートからの組曲
  (19)オーランド・ギボンズ:見よ、御言葉は肉体となりぬ
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)
 (1)(2)(4)(7)(8)(11)(14)(19)
マグダレーネ・ハラー(ソプラノ)
 (1)(2)(7)(8)(14)(19)
坂本龍右(リュート)(1)(2)(4)(6)-(8)(11)(14)(19)
ボレアス・カルテット・ブレーメン
 (リコーダー四重奏団)
  【ジン-ジュー・ペク、
   エリザベト・シャンポリオン、
   ユリア・フリッツ、ルイーゼ・マンスケ】
    (1)(3)(5)-(9)(10)-(19)
ハトホル・コンソート
 【ロミーナ・リシュカ
   (ディスカント&バス・ガンバ(2)(11))、
    リアム・フェンリー(アルト・ガンバ)、
    イレーネ・クライン(テナー・ガンバ)、
    リアム・バーン(バス・ガンバ)】
     (1)(6)-(8)(10)(12)-(14)(19)

 ボレアス・カルテット・ブレーメンが色彩豊かに演奏するイギリス黄金時代の音楽!ルネサンスからバロック初期へと移り変わる、(ポスト)エリザベス朝、イギリス音楽の旅。

 セッション録音:2022年12月5-9日/聖コスマ&ダミアン教会、ルンセン(ドイツ)/DDD、ディジパック仕様、63'38
 レコーディング・プロデューサー、マスタリング、エディティング:ジーモン・ベッケンホーフ
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ルトガー・ベッケンホーフ(audite)

 ウィリアム・バードとその後に活躍した作曲家によるコンソート・ソング、幻想曲、舞曲を、古楽を中心に活躍する名歌手ドロテー・ミールズとマグダレーネ・ハラーが、ボレアス・カルテット・ブレーメン、ハトホル・コンソート、坂本龍右との共演で色彩豊かに演奏。イギリス黄金時代の音楽を上質な演奏でお届けします。

 デビュー・アルバム『「バゼヴィの写本」~オーストリア、マルガレーテ王女の宮廷音楽』(AU-97783)で、権威ある国際的音盤賞であるインターナショナル・ クラシカル・ミュージック・アワード(ICMA)を受賞(2022年)した2009年の結成のドイツのリコーダー四重奏団ボレアス・カルテット・ブレーメンは、17世紀初頭の作曲家アレッサンドロ・ポリエッティと現代作曲家マルクス・シェーネヴォルフの作品を組み合わせたアルバム『ビトウィーン・スフィア~ポリエッティ& シェーネヴォルフ』(AU-97784)でも高く評価されております。

 
 




ANAKLASIS


ANA028
\2600
クシュシュトフ・ヴォウェク:協奏的作品集
 Motions(2012/2014)~
  ピアノと大アンサンブルのための
 Various Forms of Friction(2017)~
  チェロと大アンサンブルのための
 Open/Close(2020)~
  バスクラリネットと大アンサンブルのための
マウゴジャタ・ヴァレンティノヴィチ (ピアノ)
ヤコブ・クルベア(チェロ)
ミケーレ・マレッリ(バスクラリネット)
アンサンブルOMN
シモン・ビヴァレツ(指揮)

 ポーランドの現代作曲家、クシュシュトフ・ヴォウェクの作品集!

 ポーランドの作曲家、即興演奏家、マルチメディア・インスタレーション作家であるクシュシュトフ・ヴォウェク(1976-)の協奏的作品集。
 ウォエクはポーランド・カトヴィツェのカロル・シマノフスキ音楽アカデミーとオランダのハーグ王立音楽院で学び、シカゴ大学で作曲とコンピュータ音楽の博士号を取得。
 現在はルイビル大学で作曲を教えるかたわら、同大学のコンピューター音楽スタジオの責任者を務めています。

 収録されている3つの作品は、より大きな全体である《メタ・コンチェルト》の一部として構想されたものですが、それぞれ単独で自律的に扱うことも可能とされています。
 彼はこれらの作品において、伝統との対話を行いながら、ジャンルの選択から生じる期待を裏切り、混乱させるという独自のスタンスをとっています。

 ※録音:2021年12月、カロル・シマノフスキ音楽アカデミー(ポーランド、カトヴィツェ)
 




CHOPIN UNIVERSITY PRESS


UMFCCD191
\2600
ルネサンス&バロック~レミニセンス バルトシュ・ヤクブチャク(オルガン)
 フレスコバルディ:Toccata quinta sopra i pedali per l'organo, e senza
 マグダレナ・ビアウェツカ(b.1993):トッカータ*
 ジョバンニ・デ・マック(c.1550-1614):ストラヴァガンツァ第2番
 ジャコモ・フォリアーノ(c.1468-1548):Ricerchare de Jacobo fogliano - Ricercare
 作曲者不詳:Uppon la mi re
 トマシュ・ソチェク(b.1990):Carillon upon la mi re*
 ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616-1667):パルティータ《Auff die Mayerin》 FbWV 606/606a
 ピオトル・タバキエルニク(b.1986):
  Meditation faite sur la mort future de Mayerin, la quelle se joue (lentement) avec Discretion*
 作曲者不詳:My Lady Careys Dompe
 フローベルガー:ファンタジア第2番 FbWV 202
 アルドナ・ナヴロツカ(b.1977):REminiSCENES*
 ヨハン・カスパール・ケルル(1627-1693):カンツォーナ第4番
 フローベルガー:トッカータ第4番 FbWV 104
 ヤン・デ・ルブリンのタブラチュア(c.1540):Jeszcze Marcinie
 マリアン・サヴァ(1937-2005):舞曲第2番(「古い様式による3つの舞曲」より)
 ヤン・デ・ルブリンのタブラチュア:Ad novem saltus
 サヴァ:舞曲第3番(「古い様式による3つの舞曲」より)
 ヤン・デ・ルブリンのタブラチュア:Szewczyk idzie po ulicy szydelka noszac
 ヨハン・アダム・ラインケン(1643-1722):トッカータ ト長調
 
 *世界初録音

 ルネサンス&バロックとそれを彷彿させる現代オルガン曲の融合!

 ヨーロッパ各地で活躍するオルガン奏者のバルトシュ・ヤクブチャクは、ショパン音楽大学で教授を務めています。
 ヤクブチャクは、16~17世紀の鍵盤音楽と現代の作品との音楽的な対話をテーマにアルバムを制作するため、ショパン音楽大学ゆかりの作曲家たちに、ルネサンスやバロックの作品からインスピレーションを得た楽曲の制作を依頼しました。

 録音にはウィーンで最も古いオルガンとされる、フランシスコ会教会の1642年製Johann Wockherlのオルガンが使用されています。

 ※録音:2022年8月、フランシスコ会教会(ウィーン、オーストリア)
 
 

UMFCCD198
\2600
目には見えない星雲がある ~
 アンジェイ・カラウォフ:作品集

  アンジェイ・カラウォフ(b.1991):
   Florescence(ピアノ三重奏のための)
   Out of the Light of the Two Suns a
    Phanstasmagorical City Appears
     (六重唱とエレクトロニクスのための)*
  Veins(オーケストラのための)*
  White Sphere, Navy-Blue Background
   (ヴィオラ独奏のための)*
  Particulae lucis(弦楽四重奏のための)*
 *世界初録音
クロマトフォニック・トリオ
プロモデルン六重唱団
ショパン音楽大学室内管弦楽団
ラファウ・ヤニャク(指揮)
アグニエシュカ・ポドウツカ(ヴィオラ)
メッセージズ・カルテット

 ショパン音楽大学で助教授を務めるアンジェイ・カラウォフは、ピアニスト・作曲家としても、ポーランドをはじめヨーロッパ各地で活躍しています。

 このアルバムは風景に触発されて制作され、自然や抽象画、夢、光などからインスピレーションを得た色彩豊かな楽曲が収録されています。

 ※録音:2021年3月&5月&11月&2022年1月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
 




CHRISTOPHORUS

CHR77475
(5CD)
特別価格
\5100
聖トーマス教会のクリスマス
 CD1 ~
  ヨハン・シェレ(1648-1701):門を開け
  トビアス・ミヒャエル(1592-1657):門を開け
  讃歌:幸福な日
  セバスティアン・クニュプファー(1633-1676):
   幸福な日
  ヨハン・カスパール・ホルン(1636-1722):
   その頃皇帝アウグストより勅令出で
  ヨハン・クーナウ(1660-1722):
   歓喜せよ汝ら地の民よ
 CD2 ~
  ヨハン・シェレ:御空より天使の群れ来たり
  セバスティアン・クニュプファー:ああ、最愛のイエス
  ヨハン・シェレ:クリスマスのアクトゥス・ムジクス
  ヨハン・クーナウ:マニフィカト ハ長調
 CD3 ~
  J.S.バッハ:
   カンタータ第91番
    《讃美を受け給え、汝イエス・キリストよ》BWV91
   カンタータ第57番
    《試練に耐えうる人は幸いなり》BWV57
   カンタータ第151番
    《甘き慰め、わがイエスは来ませり》BWV151
   カンタータ第122番《新たに生まれしみどり児》 BWV122
 CD4-5 ~
  J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV248
CD1 ~
 アントニア・ブルヴェ(ソプラノ)
 シモーネ・シュヴァルク(ソプラノ)
 ヨハンナ・クレル(アルト)
 フローリアン・クラーマー(テノール)
 ハンス・イェルク・マンメル(テノール)
 マルクス・フライク(バス)
 スザンネ・ローン(指揮)
 バート・ホンブルク救世主教会室内合唱団
 アルノ・パドゥフ(指揮)
 ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル
CD2 ~
 モニカ・マウフ(ソプラノ)、
 ハンナ・ツムザンデ(ソプラノ)
 フランツ・ヴィッツム(アルト)
 ゼバスティアン・ヒュープナー(テノール)
 エッケハルト・アベーレ(バス)
 ペーター・ゴートナー(指揮)
 カールスルーエ・キリスト教会室内合唱団
 クリストフ・ヘッセ(指揮)
 ラルパ・フェスタンテ
CD3 ~
 シギスヴァルト・クイケン(指揮)
 ラ・プティット・バンド
CD4-5 ~
 ダニエラ・ドルチ(ハープシコード&指揮)
 グンタ・スミルノヴァ(ソプラノ)
 フラヴィオ・フェッリ=ベネデッティ(アルト)
 ハンス・イェルク・マンメル
  (テノール/エヴァンゲリスト)
 ライティス・グリガリス(バリトン)
 ムジカ・フィオリータ

 大バッハ他、トーマスカントル達のクリスマス音楽!クイケン等の名録音含む5枚組BOXセット!

 ☆J.S.バッハを始めとする、ライプツィヒ聖トーマス教会ゆかりの作曲家たちのクリスマス音楽!
 ☆クイケン&プティット・バンドによる「クリスマス・カンタータ集」や、ダニエラ・ドルチ&ムジカ・フィオリータによる「クリスマス・オラトリオ」の大作に、ライプツィヒの知られざる作品を組み合わせた5枚組!

 ドイツの老舗レーベルChristophorusが贈る充実のクリスマスBOX。
 Christophorus、Accent、Pan Classicsなどのクリスマス・アルバムを集成したもので、ヨハン・シェレ(ヨハン・シェッレ)、セバスティアン・クニュプファー(クヌッファー)、ヨハン・クーナウ、トビアス・ミヒャエルら、大バッハ以前にライプツィヒ聖トーマス教会のカントル(トーマスカントル)を務めた音楽家たち(ヨハン・カスパール・ホルンのみトーマスカントル経験なし)のクリスマス作品に、シギスヴァルト・クイケン&ラ・プティット・バンドがOVPPで録音したJ.S.バッハのクリスマス・カンタータ集、そしてシチリア出身の名手ダニエラ・ドルチが率いるムジカ・フィオリータによる「クリスマス・オラトリオ」を組み合わせた充実のバロック・クリスマス・セットとなっています。

 ※録音:CD1:2020年1月、ドイツ/CD2:2019年12月、ドイツ/CD3:2010年12月、ベルギー/CD4-5:2017年12月、スイス
 



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ES-DUR



JES2091
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3500
ベルリン・フィル、トランペット奏者アンドレ・ショッホのソロ・アルバム
CORE ~ トランペット協奏曲集

 ヨハン・ヴィルヘルム・ヘルテル:
  トランペット、弦楽と通奏低音のための
   協奏曲第1番変ホ長調
 レオポルト・モーツァルト:
  トランペット、2本のホルン、弦楽と
   通奏低音のための協奏曲ニ長調
 ヨハン・メルヒオール・モルター:
  トランペット、2本のオーボエ、弦楽と
   通奏低音のための協奏曲ニ長調 MWV6.32
 ヨハン・ミヒャエル・ハイドン:
  トランペット、2本のフルート、弦楽と
   通奏低音のための協奏曲第2番ハ長調 MH60
 テレマン:
  トランペット、弦楽と通奏低音のための
   協奏曲ニ長調 TWV51:D7
アンドレ・ショッホ(トランペット)
スザンネ・フォン・グートツァイト(指揮)
シュトゥットガルト室内管弦楽団
ES2091
\2700→\2490

 ベルリン・フィル、トランペット奏者!アンドレ・ショッホのソロ・アルバム!

 ☆名門ベルリン・フィルのトランペット奏者、アンドレ・ショッホ!
 ☆世界トップ・クラスのブラス・セクションを支える名手による18世紀のトランペット協奏曲集!

 名門ベルリン・フィルが誇る名手、アンドレ・ショッホによるソロ・アルバムがドイツのEs-Durから登場。
 アンドレ・ショッホは、これまでにマティアス・ヘフス、ラインホルト・フリードリヒ、クラウス・ブレーカー、ガボール・タルケヴィといった世界屈指の名手達のもとで研鑽を積み、ベルリン・ドイツ・オペラ、ハンブルク国立フィルの首席トランペット奏者として活躍後、2017年からはベルリン・フィルに移籍。
 室内楽奏者としても活躍の場が目覚ましく、金管アンサンブル「10 for Brass」、デュオ・ショッホ/ホーリッケのメンバーとして活動。
 また、ドイツを代表する世界的金管アンサンブル「ジャーマン・ブラス」にも定期的に参加しています。教育者としては、カラヤン・アカデミーやマンハイム音楽大学において後進の指導にも力を注いでいます。

 本アルバムでは、自身が子供の頃からお気に入りと語る18世紀に書かれた5つの協奏曲を集成。
 タイトル「CORE(核)」には、ショッホが楽器で表現したい音の魂、レパートリーの中心であり、「核」となる作品の意味が込められています。
 名手達のもとで学んだ豊かな音楽的解釈を、ドイツの名工タイン社製のピッコロトランペットで見事に発揮しています。

 ※録音:2023年2月3日&6月3日、シュトゥットガルト記念教会(ドイツ)

 
 



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GLOSSA

XGCD921134
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300
アレクサンダー・ヤニチェク率いる18世紀オーケストラ
C.P.E.バッハ:ハンブルク交響曲集 Wq182

 C.P.E.バッハ:
  シンフォニア第1番ト長調
  シンフォニア第2番変ロ長調
  シンフォニア第3番ハ長調
  シンフォニア第4番イ長調
  シンフォニア第5番ロ短調
  シンフォニア第6番ホ長調
アレクサンダー・ヤニチェク(コンサートマスター)
18世紀オーケストラ
GCD921134
\2700→\2490

 アレクサンダー・ヤニチェク率いる18世紀オーケストラのC.P.E.バッハ!

 ☆オーストリアのヴァイオリニスト、アレクサンダー・ヤニチェク率いる18世紀オーケストラ!
 ☆彼らならではのサウンドに耳を奪われるC.P.E.バッハの代表作《ハンブルク交響曲集》!

 2024年3月、フランス・ブリュッヘン最後の来日となった2013年以来約11年ぶりの来日公演を予定している18世紀オーケストラの2023年2枚目となるリリースは、J.S.バッハの次男、C.P.E.バッハの代表作《ハンブルク交響曲集》!
 スヴィーテン男爵(ゴットフリート・ファン・スヴィーテン)の依頼によって弦楽と通奏低音のために書かれたこの作品は、当時としては非常に高い演奏技術が必要とされる曲集。
 アレクサンダー・ヤニチェクがリードする18世紀オーケストラは作品が要求する豊かなハーモニー、大胆なダイナミクス、流れるようなメロディに明らかな喜びをもって応え、極めて意欲的な音楽作りで彼らにしか響かせることのできない「ハンブルク交響曲」を作り上げています。

 ブリュッヘン亡き後、様々な客演ソリストや客演指揮者を迎えて活動する18世紀オーケストラが今回のレコーディングでコンサートマスターに迎えたのはオーストリア出身のヴァイオリニスト、アレクサンダー・ヤニチェク。
 シャーンドル・ヴェーグに指名されコンサートマスターを務めたカメラータ・ザルツブルクや、アソシエイト・アーティストの地位に就いているスコットランド室内管弦楽団での活躍でよく知られるほか、ヨーロッパ室内管弦楽団をたびたび指揮し内田光子とも繰り返し共演しています。

 ※録音:2021年5月&2022年9月、カイゼル運河教会(アムステルダム、オランダ)
 




HYPERION


CDA68440
\2700
デイヴィッド・ブリッグズ:宗教音楽集
 デイヴィッド・ブリッグズ(1962-):
  1.聖デイヴィッド・サーヴィス~神を喜びたたえよ /
  2.前奏曲(オルガン即興)/ 3.わたしを刻みつけて /
  4.神は私の頭の中に / 5.間奏曲(オルガン即興)/
  6.主はよみがえられた /
  7.《主はよみがえられた》によるトッカータ(オルガン即興)/
  8.たたえん、よろこびの光を / 9.王の御旗は進み /
  10.慈しみと愛のあるところ /
  11-12.トリニティ・フォーブルドン・サーヴィス /
  13.カンタービレ(オルガン即興)/
  14.聖デイヴィッド・サーヴィス~テ・デウム
スティーヴン・レイトン(指揮)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団
デイヴィッド・ブリッグズ(オルガン) ほか

 ケンブリッジ大学の名門カレッジ合唱団によるデイヴィッド・ブリッグズの作品集!

 ☆名匠スティーヴン・レイトン率いる、ケンブリッジ大学の名門カレッジ合唱団!

 イギリス合唱界の名指揮者、スティーヴン・レイトンが音楽監督を務める名門ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団。
 バッハ、ヘンデルなどの古楽からスタンフォード、フィンジ、ハウエルズ、マクダウアル、オワイン・パーク、イーヴォ・アントニーニなどの近現代音楽まで広いレパートリーを誇る彼らの最新盤は、2010年に発売された『ノートル・ダム・ミサ』(CDA67808)に続くイギリスのオルガニスト・作曲家、デイヴィッド・ブリッグズ(1962-)の作品集!

 ブリッグズはフランスの名オルガニスト、ジャン・ラングレの門下生であり、セント・アルバンズ国際オルガン音楽祭のコンクールでは英国人として初のトゥルヌミール賞(最優秀即興演奏賞)に輝きました。
 ジャン・ラングレとピエール・コシュローから多大な影響を受けたブリッグズは、作曲家としても注目を集めており、かつ世界最高の即興演奏家のひとりとみなされています。
 レイトン&ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団による美しい合唱の合間で繰り広げられる、ブリッグズの見事なオルガン即興にもご注目ください。

 ※録音:2022年7月、サントゥスタシュ教会(フランス・パリ)
 



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NIFC



XNIFCCD150
(国内仕様盤・日本語解説付)】
\3300
ヴァディム・ホロデンコがピリオド・ピアノで弾く
モーツァルト:レクイエム(ピアノ独奏版)

 モーツァルト:
  レクイエム ニ短調 K.626
   (フランツ・クサファー・ジュスマイアー補筆完成版に基づく、
    カール・クリントヴォルト編曲ピアノ独奏版)
ヴァディム・ホロデンコ
 (ピリオド・ピアノ/
  エラール、1858年)
NIFCCD150
\2600→\2390

 ヴァディム・ホロデンコがピリオド・ピアノで弾くピアノ独奏版《モツレク》!

 ☆2023年12月に来日予定のヴァディム・ホロデンコの最新録音がNIFCから登場!
 ☆1858年製エラールで弾くピアノ独奏版《モツレク》!

 第4回仙台国際音楽コンクールの覇者であるウクライナ出身のピアニスト、ヴァディム・ホロデンコの2023年録音がNIFCから登場!
 リストに学び初期のワグネリアンとしても知られる19世紀ドイツの音楽家、カール・クリントヴォルトが編曲したピアノ独奏版によるモーツァルトの《レクイエム》を1858年製のエラールで弾くというNIFCらしさが光る好企画。ホロデンコ渾身の演奏にご期待ください。

 ヴァディム・ホロデンコは深みのある音と洗練された表現力、そして完璧なヴィルトゥオーゾ性を兼ね備えた、ユダヤ人の血を引くキーウ(キエフ)出身のピアニスト。
 2010年の第4回仙台国際音楽コンクールで第1位を獲得してその名を揚げると、翌年にはドルトムントのシューベルト国際コンクールで優勝、そして2013年にはヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝し一躍同世代のトップ・ピアニストの仲間入りを果たし、現在に至るまで第一線で活躍し続けています。
 自身の存在が世に知れ渡るきっかけとなった仙台を特別な地と話し、その後も度々来日を果たして日本でも多くのファンを獲得している人気ピアニストの一人。
 2023年12月には4年ぶりとなる待望の来日公演を控えるウクライナの若き巨匠です。

 ※録音:2023年1月17日-19日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)

 ~ ヴァディム・ホロデンコ 2023年 来日公演予定 ~
  ・12/5(火) 豊洲シビックセンターホール(東京)
  ・12/7(木) ミューザ川崎シンフォニーホール(神奈川)
  ・12/12(火) 紀尾井ホール(東京)
 
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XNIFCCD149
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300
ショパンが最後に使用したプレイエル社製のピリオド・ピアノ
ドミトリー・アブロギン
ショパン:最後の作品集

 フレデリク・ショパン(1810-1849):
  前奏曲 嬰ハ短調 Op.45/夜想曲 ホ長調 Op.62-2/
  ワルツ 変イ長調 Op.64-3/マズルカ 嬰ハ短調 Op.50-3/
  即興曲 変ト長調 Op.51/バラード ヘ短調 Op.52/
  マズルカ 変イ長調 Op.50-2/ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2/
  子守唄 変ニ短調 Op.57/夜想曲 ハ短調 Op.48-1/
  幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61/夜想曲 変ホ長調 Op.9-2
ドミトリー・アブロギン
 (ピリオド・ピアノ/
  ショパンのピアノ、
   プレイエル1848年製)
NIFCCD149
\2600→\2390

 ドミトリー・アブロギン、ショパンが最後に所有した楽器を弾く!

 ☆2018年第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールの入賞者、ドミトリー・アブロギン!
 ☆ショパンが最後に所有したプレイエル社製のピリオド・ピアノを使用して収録!

 2018年第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールの入賞者、ドミトリー・アブロギンによるショパン「最後の作品集」。
 ドミトリー・アブロギンはモスクワでウラジーミル・トロップに師事し、その後フランクフルト音楽舞台芸術大学でピリオド・ピアノの知識と演奏法を学びました。
 彼はショパン国際ピリオド楽器コンクールの他にも数々のコンクールで入賞し、2021年10月に行われた第10回国際ドイツピアニスト賞にて優勝を果たしました。
 2019年、2020年、2022年にはポーランド国立ショパン研究所がワルシャワで主催した「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭と、マイアミ国際ピアノフェスティバル(米国)に出演。
 その他にもヨーロッパ各地で演奏活動を行いソリストとしてでなく、室内楽の分野でも活躍しています。
 録音経験も豊富な彼は、本アルバムでショパンが最後に使用したプレイエル社製のピリオド・ピアノを用いて、ショパンが存命中の頃の響きを甦らせています。

 ※録音:2022年6月15日-17日&10月27日ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ポーランド放送(ワルシャワ)
 
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NIFCCD152
\2600→\2390
知られざるポーランドの作曲家たち
ドゥラノフスキ&ヤニェヴィチ:ヴァイオリン協奏曲集

 アウグスト・フレデリク・ドゥラノフスキ(1770-1834):
  ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.8
 フェリクス・ヤニェヴィチ(1762-1848):
  ヴァイオリン協奏曲第3番 イ長調
 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
  交響曲第14番 イ長調 K.114
シュシャーヌ・シラノシアン(ヴァイオリン)
マルティナ・パストゥシカ(指揮)
(oh!) オルキェストラ

 知られざるポーランドの作曲家たちによる、ヴァイオリン協奏曲集!

 ☆自身もヴァイオリニストとして活躍したアウグスト・フレデリク・ドゥラノフスキとフェリクス・ヤニェヴィチ!
 ☆バロック・ヴァイオリンの名手シュシャーヌ・シラノシアン!

 18世紀ポーランド生まれの作曲家、アウグスト・フレデリク・ドゥラノフスキとフェリクス・ヤニェヴィチのヴァイオリン協奏曲に同時代の作曲家モーツァルトの初期の交響曲を組み合わせた本アルバム。
 アウグスト・フレデリク・ドゥラノフスキはポーランド人の母とフランス移民の父の間に生まれました。
 作曲家としてでなく、ヴァイオリニストとしても活躍した彼は、17歳でヴィオッティに認められるほどの才能の持ち主で、パガニーニにも影響を与えるほどの演奏家でした。

 フェリクス・ヤニェヴィチは、当時のポーランド連邦リトアニアに生まれ、若い時からヴァイオリンの才能を認められポーランド王立礼拝堂でヴァイオリニストを務めていました。
 その後、ハイドンやモーツァルトに出会うため1785年からウィーンに滞在しその影響を受けることとなりました。その後パリで認められ活躍していましたが、イギリスに渡りその生涯を終えています。

 2002年からチューリッヒ音楽大学でザハール・ブロンに師事したシュシャーヌ・シラノシアンは、ザンクト・ガレン交響楽団(スイス)のコンサートマスターに就任しその後ラインハルト・ゲーベルと出会うと、古楽器演奏に熱心に取り組み、レ・シエクルのツアーにソリストとして参加するなど、第一線で活躍しています。

 ※録音:2022年6月2日-5日&2023年4月17日-20日(モーツァルト)、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
 



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NAXOS



8.559911
\1800
アメリカの協奏曲と管弦楽組曲集
 1-3. アーロン・コープランド(1900-1990):組曲「入札地」(1958)
  1. I. 序奏と愛の音楽 / 2. II. パーティの場面 /
  3. III. フィナーレ「生活の約束」
 4-6. ポール・クレストン(1906-1985):
  サクソフォン協奏曲 Op. 26(1941)*
   4. I. Energetic エナジェティック
   5. II. Meditative メディタティヴ
   6. III. Rhythmic リズミック
 7. ユリシーズ・ケイ(1917-1995):ピエタ(1950)*
 8-18. ウォルター・ピストン(1894-1976):
  バレエ組曲「不思議な笛吹き」(1940)
   8. I. 序奏「市場での昼寝」/ 9. II. 行商人の入場 /
   10. III. 客の入場 / 11. IV. 商人の娘たちのタンゴ /
   12. V. サーカスの到着 / 13. VI. サーカスの行進 /
   14. VII. 笛吹き / 15. VIII. メヌエット /
   16. IX. スペインのワルツ / 17. X. シチリアーナ /
   18. XI. ポルカ・フィナーレ
 *...世界初録音
アンナ・マティクス(コールアングレ)...7
ティモシー・マカリスター(アルト・サクソフォン)...4-6
ナショナル・オーケストラ・
 インスティトゥート・フィルハーモニック
ジョアン・ファレッタ(指揮)

 録音:2022年6月16-18日 Elsie & Marvin Dekelboum Concert Hall, The Clarice Smith Performing Arts Center, College Park,Maryland(USA)
 総収録時間:62分

 20世紀半ばのアメリカ音楽の形成に貢献した4人の傑出した作曲家たちの作品を集めたアルバム。
 コープランドの「入札地」は高校卒業を間近に控えた少女を巡る、米国中西部の農家の出来事を題材にした歌劇からの組曲。のどかな牧場風景と都会への憧れがコープランドらしい明快な曲調で描かれています。
 歌劇では合唱が入る「The Promise of Living 生活の約束」もここではオーケストラのみで奏されます。
 
 クレストンの「サクソフォン協奏曲」は、1930年代のアメリカにサクソフォンを広めた奏者セシル・リーソンのために書かれた曲。
 ジャズ・バンドで活躍することの多かったこの楽器の"本当に美しい音色と可能性"を追求した作品として評価されています。

 コールアングレと弦楽オーケストラのための「ピエタ」を作曲したユリシーズ・ケイはローマ賞を受賞した初の黒人作曲家。
 彼がローマに赴いた際、現在バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂に安置されているミケランジェロの有名な同名彫刻にインスピレーションを得た作品とされています。
 ソリスト、アンナ・マティクスがこの作品を発見し、ファレッタに演奏を持ちかけたというものです。

 ピストンの「不思議な笛吹き」は、1938年にアーサー・フィードラーがボストン・ポップス・オーケストラのために依頼した作品。
 聞く人の悲しみを癒すことができる魔法の音楽家が率いる旅するサーカス団を描いたバレエ音楽です。
 ファレッタの巧みな指揮が各作品のすばらしさを際立たせています。

 
 
 


8.574504
\1800
ハイドン:バリトン三重奏曲集 第2集
 1-3. バリトン三重奏曲第67番 ト長調 Hob.XI:67
  1 I. Allegretto / 2. II. Menuett –Trio /
  3. III. Finale: Allegro di molto
 4-6. バリトン三重奏曲第6番 イ長調 Hob.XI:6
  4. I. Piu tosto Adagio / 5. II. Menuetto - Trio / 6. III. Presto
 7-9. バリトン三重奏曲第113番 ニ長調 Hob.XI:113
  7. I. Adagio / 8. II. Allegro di molto / 9. III. Menuetto - Trio
 10-12. バリトン三重奏曲第71番 イ長調 Hob.XI:71
  10. I. Allegro moderato / 11. II. Menuetto - Trio /
  12. III. Finale: Allegro di molto
 13-15. バリトン三重奏曲第35番 イ長調 Hob.XI:35
  13. I. Pastorella: Adagio /
  14. II. Allegro molto / 15. III. Menuetto – Trio
 16-18. バリトン三重奏曲第93番 ハ長調 Hob.XI:93
  16. I. Allegro di molto /
  17. II. Menuett - Trio / 18. III. Finale: Presto
バレンシア・バリトン・プロジェクト
【メンバー】
 マシュー・ベイカー(バリトン)
 エステバン・デ・アルメイダ・レイス(ヴィオラ)
 アレックス・フリードホフ(チェロ)

 録音:2022年10月18-20日 Castell de Riba-roja de Turia(スペイン)
 総収録時間:63分

 ヨーゼフ・ハイドンは、ほぼ25年間にわたり、裕福なエステルハージ家の宮廷音楽家として奉職していました。
 とりわけ彼が宮廷楽長を務めていた時期の当 主ニコラウス1世(1714-1790)は音楽に深い理解を示し、ハイドンの活動を奨励したため、ハイドンはそれに応えるべく数多くの作品を生み出し、熱心に演 奏したのです。
 そのニコラウス1世が好んだのが「バリトン」でした。これは17世紀後半に発案されたヴィオール属の擦弦楽器で、通常6本~7本のガット弦 と、前面を板で覆われた9本から24本(12本が多い)の金属弦を持っており、こちらは共鳴弦であると同時に、左手の親指ではじくことが出来るというもの。
 しかし、弦が多いため調弦も演奏も難しく、19世紀にはほとんど廃れてしまいました。
 ハイドンはこの楽器についてほとんど知識がなかったようですが、主君の ために楽器を研究し、バリトンとヴィオラ、チェロによる126曲もの三重奏曲をはじめ、二重奏曲や協奏曲を作曲しています。
 これらの三重奏曲は5巻のシ リーズで出版されましたが、楽器の希少性のためか、現在ではほとんど演奏されることがありません。
 尚、この楽器に最も適した調性はイ長調なので、多くの 曲はイ長調で書かれています。
 第1集(8.574188)に続くこのアルバムにも6曲のバリトン三重奏曲を収録、マシュー・ベイカーが演奏するのは2004年に制作されたOwen Morse-Brownによる復元楽器で、18世紀の典雅な響きが忠実に再現されています。

 
 
 
8.574509
\1800
フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):稀少ピアノ作品集 クリストファー・ウィリアムズ(ピアノ)
 1-3. ピアノ・ソナタ ヘ短調 MWV U23(1820) / 4-6. ピアノ・ソナタ ホ短調 MWV U19(1820) /
 7. 無言歌 変ホ長調 MWV U68(1828) /
 8. 無言歌集 第7巻 Op. 85 - 第5番 イ長調 MWV U191(1847年版) /
 9. 無言歌 ニ長調 MWV U178(1843) / 10. 無言歌 ヘ長調 MWV U150(1841頃) /
 11. 無言歌 嬰ヘ短調 MWV U124(1836) / 12. アレグレット イ長調 MWV U138(1837) /
 13. アンダンテ イ長調 MWV U76(1830) /
 14. 無言歌集 第1巻 Op. 19b – 第2番 MWV U80(1830年初稿) /
 15. 無言歌 変ホ長調 MWV U82(1830年以降)(R.L.トッドによる補筆完成版) /
 16. アンダンテ・コン・モート イ長調 アルバムの綴り「5月21日」 MWV U75(1830) /
 17. コン・モート イ長調 MWV U88(1831) / 18. 時間の経過とともに MWV U196(1847) /
 19. 主題と変奏 ニ長調MWV Z1, No. 119(1820頃) / 20. ピアノ小品 ト長調 MWV U38(1822) /
 21. アンダンテ 変ホ長調 MWV U165(1842) / 22. ソステヌート ヘ長調 MWV U167(1842) /
 23. カノン 嬰ヘ短調 MWV U163(1842年版) / 24. カプリッチョ 変ホ短調 MWV U43(1824) /
 25. アレグロ ヘ長調「Barentanz」 MWV U174(1842)

 録音:2022年12月19-20日 Cardiff University Concert Hall, School of Music,Wales(UK)
 総収録時間:75分

 早熟の天才で「神童」とも呼ばれたメンデルスゾーンは、幼少の頃からピアノ曲や室内楽曲、弦楽のための 交響曲など数多くの作品を書きました。
 しかしそのほとんどは、内輪の演奏会用に作曲されたもので、長い 間出版されることはありませんでした。
 また長じてからは、やはりたくさんの作品を書いたものの、自己批判に より生前に出版されなかった作品も多く、これらは最近になってようやく出版され、その正確な作曲年代が判 明するようになりました。
 このアルバムにはそんなあまり知られていない作品を収録。11歳頃の初期の曲から 晩年の作品、稿違いなど珍しい曲を聴くことができます。
 とりわけ冒頭に置かれた2曲のソナタは、ベートー ヴェンの影響も感じさせながら、驚くほどの成熟を示しています。
 ピアニスト、クリストファー・ウィリアムズはウェールズ出身、現在カーディフ大学のピアノ講師を務める傍ら、ソリスト、室内楽奏者として活躍、希少作品の紹介にも力を注いでいます。

 
 
 
8.551484
\1800
ドイツの受難曲 17世紀の四旬節と復活祭の時期の音楽集
 1. ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):
  イエスよ、わが命の命 BuxWV 62
 2. ヨハン・クリストフ・デマンティウス(1567-1643):
  Weissagung des Leidens und Sterbens Jesu Christi
 3. ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):
  優しく、親しく、慈しみ深い主イエス・キリストよ SWV 285
 4. ハンス・レオ・ハスラー(1564-1612):
  おお、血と涙にまみれた御頭よ
 5. ヤーコプ・ハンドル(1550-1591):
  見よ、正しき者のいかに死せるとも
 6. ディートリヒ・ベッカー(1623頃-1679):イエス、わが喜び
  Trauer - und Begrabnis - Musik 悲しみと葬送の音楽 – シンフォニア
 7. ジーズ・デ・フリエス(1973-):イエス、わが喜び オルガン即興
 8. ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694):
  イエス、わが喜び Halt was du hast
 9. アンドレアス・ハンマーシュミット(1611-1675):
  ああ、イエスは死なん
 10. マティアス・ヴェックマン(1616-1674):
  Weine nicht 泣かないで
 11. グレゴリオ聖歌:
  キリストは死の絆につかせたまえり - 復活のいけにえ
 12. ハインリヒ・シャイデマン(1595-1663):
  キリストは死の絆につかせたまえり - 復活のいけにえ
 13. シャイデマン:キリストは死の絆につかせたまえり Variation 1
 14. ハスラー:キリストは死の絆につかせたまえり Hymnus
 15. ザムエル・シャイト(1587-1654):
  キリストは死の絆につかせたまえり Motet
 16. ブクステフーデ/ヨハン・クリューガー(1598-1662):
  今日、神の子は勝利なさった
マルガレータ・コンソート
 (声楽&古楽器アンサンブル)
  ソプラノ2/アルト/テノール/
  バリトン/バス/各種ヴィオール/
  ヴィオローネ/ヴァイオリン2/
  ポジティフ・オルガン/オルガン
マリト・ブルクルーロフス(指揮)

 録音:2023年2月25-28日 Helenakerk Aalten(オランダ)
 総収録時間:75分

 12世紀頃、神聖ローマ帝国の中で皇帝に直接忠誠を誓う帝国自由都市が連合し、14世紀中頃までの最盛期には100以上の都市が加盟していた「ハンザ同盟」。
 北海・バルト海沿岸と内陸の北ドイツから西はフランドル、東は現在のポーランド・バルト諸国・ロシアにおよぶ地域の商業都市が結成したこの 同盟は16世紀に衰退しましたが、ハンザが築いた巨大な富は各地の壮大な大聖堂に反映されました。
 この聖堂の空間の豊かな音響を満たすために書かれた創意工夫に溢れた復活祭を中心とする教会音楽を集めた1枚。
 即興演奏や、様々な作曲家が「キリストは死の絆につかせたまえり」などの元の譜面を 翻案し、テキストを強化した作品など多彩な曲が収録されています。
 演奏は、2009年設立のオランダを拠点に活動する「マルガレータ・コンソート」。精鋭の 奏者たちによる演奏です。

 
 
 
8.574576
\1800
エリザベス・ポストン(1905-1987):キャロルとアンセム集
 1. 猪豚の頭のキャロル(花たば添えた)(E. ポストンによる合唱編)
 2. ピーター・ウォーロックの思い出による2つのキャロル -
  おお、ベツレヘム(E. ポストンによる合唱編)*
 3. ピーター・ウォーロックの思い出による2つのキャロル -
  われらの主をたたえよ(E. ポストンによる合唱編)*
 4. 林檎の木なるイエス・キリスト
 5-15. 降誕*
  5. This is the truth sent from above / 6. O Joseph being an old man truly /
  7. And while they lived in joy and bliss - Angelus ad Virginem /
  8. Spoken Carol: I sing of a Maiden / 9. Scena: Joseph and Mary walked /
  10. As Joseph was a-walking / 11. There is no rose of such virtue /
  12. I saw a fair maiden sitten and sing - Jesu, sweet son /
  13. Spoken Carol: A lovely lady thus did sing /
  14. Qui creavit coelum / 15. Christo paremus cantica /
  16. シープフォールド(合唱とピアノ版)* / 17. 子守歌*
 18. ドーマウスのキャロル(合唱とピアノ版)*
 19. キャロル「イエスを救い給え、小さな若者よ」*
 20. 王女のキャロル(合唱とオルガン版)*
 21. ベツレヘムの町で(合唱とオルガン版)*
 22. 主に向かって新しい歌を歌え*
 23. シバの女王の歌 - イット・ワズ・ア・トゥルー・レポート...*
 24. ハッピー・アー・ザイ・メン(合唱とオルガン版)*
 25. 知恵の歌
  (パヴァーヌ、パッサカリアとゴスターウッドによるデスカント)
   (合唱とオルガン版)*
 26-27. アンティフォナと詩篇 - 主をほめ讃えよ*
 *...世界初録音
アレクサンドラ・マクフィー(ソプラノ)...7、9、12
セルマ・クレミング(ソプラノ)...9
ニナ・ヴィンザー(メゾ・ソプラノ)
 ...5、6、9、10、19、23
イッツィ・ブレイン(アルト)
 ...7、9、10、19
オリヴァー・マーティン=スミス(テノール)...7、9、10、12
ヨー・シアラン(バス)...1、9
オリヴァー・モレル(オルガン)
 ...3、5-7、9、10、12、15、20-27
セント・オールバンズ大聖堂少女合唱団
 ...1-7、9-12、14-18、20-22、24-27
レイ・クラークス・オヴ・セント・オールバンズ大聖堂(男声合唱)
  ...1、2、4-7、9-12、14、
   15、21、22、24-27
トム・ウィンペニー
 (ピアノ...16-19/
  指揮...1-7、9-12、14-18、
   20-22、24-27)

 録音:2022年7月17-20日 St Albans Cathedral,Hertfordshire(UK)
 総収録時間:79分

 イギリスの作曲家・ピアニスト、エリザベス・ポストン。ロンドンの王立音楽アカデミーで学び、在学中に作曲し たヴァイオリン・ソナタがBBCで放送されるなど、その才能は早い時期から注目されていました。
 海外留学後、第二次世界大戦中にイギリスに帰国、BBCヨーロッパ・サービスの音楽監督に就任し、ピアニストとして 演奏をしながら、数多くのラジオやテレビのための音楽を作曲しました。
 彼女自身は、小曲の作曲家であり 大作は書きたくないと語っていたといい、このアルバムにはそんな彼女のクリスマスのための小品が収録されています。
 彼女の時代を超えた親しみやすい魅力を持つ旋律や、民謡への愛、美しい言葉に対する優れた感性を感じることができるでしょう。
 オルガニストとしても著名なトム・ウィンペニーが指揮する、セント・オールバン ズ大聖堂の合唱団による美しい声の饗宴が楽しめます。

 
 
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8.551480
\1800
ヴァイオリンとピアノのためのリトアニアの音楽集
 1-4. ユオザス・グルオディス(1884-1948):
  ヴァイオリン・ソナタ ニ短調(1922)
   1. I. Allegro ma non troppo
   2. II. Adagio quasi Andante
   3. III. Scherzo. Allegro scherzando
   4. IV. Finale. Allegro moderato
 5-7. カジミエラス・ヴィクトラス・バナイティス(1896-1963):
  ヴァイオリン・ソナタ ニ短調(1935)
   5. I. Andante elegiaco / 6. II. Allegro /
   7. III. Epilogue. Andante mosso
 8-10. スタシス・ヴァイニウナス(1909-1982):
  ヴァイオリン・ソナタ Op. 38(1971)
   8. I. Lento. Allegro non troppo /
   9. II. Andante / 10. III. Presto
 11-13. ユリウス・ユゼリューナス(1916-2001):
  ヴァイオリン・ソナタ(1972)
   11. I. Legende / 12. II. Improvisation / 13. III. Finale
シモーナ・ヴェンスロヴァイテ(ヴァイオリン)
ヴェロニカ・コプヨーヴァ(ピアノ)

 録音:2021年8月2-6日 Studio Residence Paliesius Manor(リトアニア)
 総収録時間:74分

 20世紀のリトアニアで書かれたヴァイオリン・ソナタ4編を収めたアルバム。
 かつてリトアニア大公国として繁栄 を誇りながら、17世紀後半以降、長期間にわたって国土の分裂と異民族による支配を受けて来たリトアニ アでは、民族のアイデンティティの一つとして民族舞踏や民謡が守られてきました。
 このアルバムでは、モダニズ ムの洗礼を受けた作曲家たちが民族音楽の素材を消化して書いた四者四様のヴァイオリン・ソナタを収めて います。
 リトアニア音楽史上初のヴァイオリン・ソナタとされるグルオディスの作品と、リトアニア唯一の印象派と されるバナイティスの作品は、両大戦間のリトアニア第一共和国時代に書かれたもの。
 悲劇的なトーンを持 つヴァイニウナスのソナタと、第2次大戦後のリトアニア音楽の発展に貢献したユゼリューナスのソナタはソ連時代の1970年代の作品。個性的な創作であると同時に時代の空気をも伝えてくれます。

 
 


NAXOS GREAT COMPOSERS IN WORDS AND MUSIC


8.578373
\1800
大作曲家 フェリックス・メンデルスゾーン
 1-32. 朗読と音楽で綴る生涯
  デイヴィニア・キャディ作
  使用曲:
   ボストンから来た叔父 - 序曲、子供のための小品 - 第1番、
   良き父の誕生日の歌、弦楽八重、奏曲 - 第3楽章、
   夏の夜の夢 - 序曲、時は今、序曲「フィンガルの洞窟」、
   交響曲第4番「イタリア」- 第4楽章、
   序曲ハ長調「トランペット」、
   オラトリオ『聖パウロ』より、3つのモテット - 第1番、
   オルガン・ソナタ ハ短調 - 第2楽章、
   ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 - 第3楽章、
   わが祈りをききたまえ、オラトリオ『エリヤ』より、
   無言歌第28番 ト長調
   以上、全16曲(フェイドイン、フェイドアウトあり)
レイトン・ピュー(朗読)

 総収録時間:71分

 銀行家のアブラハムを父親に、作曲家ファニーを姉に持つ、裕福な家に生まれたフェリックス・メンデルスゾーン は、幼い頃から才能を発揮、モーツァルトに匹敵すると言われた神童でした。
 やがて彼は、当時は忘れられて いたJ.S.バッハ作品の復興を図るとともに、自身でも幅広いジャンルの作品を書き上げ、ライプツィヒ音楽 院を設立するなど当時の音楽界に多大な貢献を果たします。
 20世紀の中頃までは、彼の音楽は、その優 雅さや上品な魅力、バランスの良さが際立つためか「大胆さを放棄したサロン風の作品」とされがちでした が、近年は研究と再評価が進んでいます。
 この伝記ではあまり耳にすることのない作品も紹介しながら、メン デルスゾーンの波乱に富んだ生涯をつぶさに描き出しています。
 





<メジャー・レーベル>
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DG



4864442
(17CD)
\12000→\10990

《ウィリアム・スタインバーグ~コマンド・クラシックス録音全集》

 ベートーヴェン:
  《CD 1》
   1-4) 交響曲第1番ハ長調Op.21、
   5-8) 交響曲第3番変ホ長調Op.55『英雄』
       【録音】1964年4月(1-4)、1963年4月-5月(5-8)/
  《CD 2》
   1-4) 交響曲第2番ニ長調Op.36、
   5-8) 交響曲第4番変ロ長調Op.60、9)『レオノーレ』序曲第3番Op.72b
     【録音】1964年4月(1-4)、1962年4月-5月(5-9)/
  《CD 3》
    1-4) 交響曲第5番ハ短調Op.67『運命』、5-9) 交響曲第6番ヘ長調Op.68『田園』
      【録音】1965年6月/
  《CD 4》
   1-4) 交響曲第7番イ長調Op.92、5-8) 交響曲第8番ヘ長調Op.93
      【録音】1962年4月-5月(1-4)、1966年4月(5-8)/
  《CD 5》
   1-4) 交響曲第9番ニ短調Op.125『合唱』
    【演奏】
     エラ・リー(ソプラノ)、ジョアンナ・サイモン(メッゾ・ソプラノ)、
     リチャード・ニーズ(テノール)、トーマス・ポール(バス)、ピッツバーグ・メンデルスゾーン合唱団
     【録音】1966年4月/


 ブラームス:
 《CD 6》
   1-4) 交響曲第1番ハ短調Op.68【録音】1961年11月/
 《CD 7》
   1-4) 交響曲第2番ニ長調Op.73、5-8) 交響曲第3番ヘ長調Op.90
      【録音】1961年5月(1-4)、1962年4月-5月(5-8)/
 《CD 8》
   1-4) 交響曲第4番ホ短調Op.98、5) 悲劇的序曲ニ短調Op.81
       【録音】1965年6月(1-4)、1962年4月-5月(5)/



 《CD 9》
  ブルックナー:1-4) 交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)、5) 序曲ト短調、
  6) ワーグナー:『ファウスト』序曲
    【録音】1968年4月(1-5)、1963年5月(6)/


 《CD 10》
  コープランド:
   1-8) バレエ組曲『ビリー・ザ・キッド』、9-16) バレエ組曲『アパラチアの春』、
  17) ガーシュウィン:パリのアメリカ人
    【録音】1967年5月-6月/


 《CD 11》
  1) ガーシュウィン:交響的絵画『ポーギーとベス』(R.R.ベネット編)、
  2) フレデリック・ロウ:交響的絵画『マイ・フェア・レディ』(R.R.ベネット編)、
  3) リチャード・ロジャース:交響的絵画『サウンド・オブ・ミュージック』(R.R.ベネット編)
   【録音】1967年5月-6月(1)、1968年4月(2, 3)/


 《CD 12》
  1-4) ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調Op.27
    【録音】1961年5月/


 《CD 13》
  シューベルト:1-2) 交響曲第8番ロ短調D759『未完成』、3-6) 交響曲第3番ニ長調D200
   【録音】1962年4月-5月/


 《CD 14》
  1-15) ストラヴィンスキー:バレエ『ペトルーシュカ』(1947年版)
  (第1部:謝肉祭の市/第2部:ペトルーシュカの部屋/
   第3部:ムーア人の部屋/第4部:謝肉祭の市)、
  16-19) ショスタコーヴィチ:交響曲第1番ヘ短調Op.10
    【録音】1966年4月(1-15)、1968年4月(16-19)/


 《CD 15》
  チャイコフスキー:
   1-4) 交響曲第4番ヘ短調Op.36、5-12) バレエ組曲『くるみ割り人形』Op.71a
    【録音】1963年4月-5月(1-4)、1964年4月(5-12)/


 《CD 16》
  1-4) ヴェルディ:弦楽四重奏曲ホ短調(W.スタインバーグによる管弦楽編)、
  5) ベルリオーズ:ハンガリー行進曲(『ファウストの劫罰』Op.24より)、
  6) ドヴォルザーク:スケルツォ・カプリチオーソ変ニ長調Op.66、
  ビゼー:『子供の遊び』(小組曲)より
   7) 第4曲:二重奏(小さな旦那様、小さな奥様)、8) 第5曲:ギャロップ(舞踏会)、
  9) サン=サーンス:フランス軍隊行進曲(『アルジェリア組曲』Op.60より第4曲)、
  10-17) ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ、
  J.シュトラウス2世:18) 常動曲Op.257、
  19) トリッチ・トラッチ・ポルカOp.214
   【録音】1964年4月(1-4)、1967年5月(5-19)/ 


 《CD 17》
  ワーグナー:
   1) 楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より第1幕への前奏曲、
   2) 歌劇『ローエングリン』より第3幕への前奏曲、
   3) 歌劇『さまよえるオランダ人』序曲、4) 歌劇『リエンツィ』序曲、
   5-6) 楽劇『ワルキューレ』より(ワルキューレの騎行/魔の炎の音楽)、
   7) 楽劇『ラインの黄金』より「ヴァルハラ城への神々の入城」、
   8-9) 楽劇『神々の黄昏』より
    (夜明けとジークフリートのラインへの旅/ジークフリートの死と葬送行進曲)
     【録音】1963年5月(1-4)、1961年11月(5-9)
ウィリアム・スタインバーグ(指揮)
ピッツバーグ交響楽団

 “ブラームスを歌わせる”と称されたドイツの名指揮者によるコマンド録音を集大成 CD17枚組限定ボックス・セット

 第二次世界大戦後アメリカで活動したユダヤ系ドイツ人指揮者、ウィリアム・スタインバーグ(1899-1978)がコマンド・クラシックスに行った録音が初めてまとめて発売されます。
 CD17枚組ボックス・セット。限定盤。
 
 スタインバーグは出生地のケルンでオットー・クレンペラーのアシスタントになり、その後クレンペラーが去ってから、首席指揮者となりました。
 1936年にドイツを離れ、パレスチナ交響楽団(後のイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団)を結成し、指揮者を務めました。
 スタインバーグはそこでアルトゥーロ・トスカニーニに見出され、アメリカでピッツバーグ交響楽団と出会い、圧倒的なキャリアをスタートさせました。
 そしてこの楽団をその時代の最も興味深い楽団の一つにしました。

 セットにはベートーヴェンとブラームスの交響曲ツィクルスの他、シューベルト、ワーグナー、ブルックナー、チャイコフスキーなどの作品がピッツバーグ交響楽団との演奏で収録されています。
 録音はすべてアメリカ、ペンシルバニア州ピッツバーグにある有名なソルジャーズ&セイラーズ・メモリアル・ホールで行われました。オリジナル・マスターテープからリマスタリングされ、11枚のアルバムが初CD化となります。

 48ページのブックレットにはRichard Evidonによる新規エッセーを掲載。オリジナル・ジャケット仕様。

 「何よりもスタインバーグは彼のブラームスを歌わせる」―『ニューヨーク・タイムズ』紙【録音場所】ピッツバーグ、ソルジャーズ&セイラーズ・メモリアル・ホール

  ※録音全集と謳っている商品の中にも、稀に音源が漏れているものもございますこと、予めご了承ください。
 



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DECCA



4846624
(21CD)
\15000→\13990

《ウィーン少年合唱団~525周年記念BOX》


録音期間は1907年から2023年まで100年を超える
未発表のものや初CD化の録音を含む
アゴスティーノ・ステッファーニの『スターバト・マーテル』はアーノンクールの指揮、当時LPでのみ限定的に発売された音源



《CD 1》[皇帝マクシミリアン1世から皇帝マクシミリアン2世:初期]
ハインリヒ・イザーク:
1)聖霊よわれらを守りたまえ、2) 帝国の指導者たちよ、
3) ジョスカン・デ・プレ:O Domine I, II、
4) コスタンツォ・フェスタ/ルートヴィヒ・ゼンフル:誰が私たちの目に涙の泉を、
5) Giovanni Nascus:Incipit lamentatio Jeremiae prophetae、
6) フランソワ・ルーセル:O bone Jesu、
パレストリーナ:7) O vos omnes、8) Pueri Hebraeorum、9) 今日、キリストは生まれたまいぬ、
ヤコブス・ケルレ:10) サンクトゥス―ホザンナ―ベネディクトウス(ミサ曲『天の女王』より)、
トマス・ルイス・デ・ビクトリア:11)おお、天の王よ、12) たったひと時でさえ、13) Tenebrae factae sunt、
ヤコブス・ガルス:14) 子らよ、ともに歌え、15) Repleti sunt、16) In nomine Jesu、17) おお、聖なる饗宴よ、18) Regnum mundi
 【演奏】コルス・ヴィエネンシス(1, 2, 4)、Choralschola of the Imperial Chapel(3)、
 ニコラウス・アーノンクール(1, 2, 4)、ウーヴェ・ムント(1, 2, 4)、ゲラルト・ヴィルト(3)、
 ハンス・ギレスベルガー(4, 5, 9-12, 14, 15)、ヘルマン・フルトモーザー(6-8, 16-17)、
 マノロ・カニン(13)、マヌエル・フーバー(18)(指揮)/


《CD 2》[ルドルフ2世からカール6世:ルネサンスからバロック]
1-6) ヤコブス・ガルス:Missa ad imitationem Peter noster a 8、7-20) アゴスティーノ・ステッファーニ:スターバト・マーテル
 【演奏】ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、ハンス・ギレスベルガー(1-20)、ニコラウス・アーノンクール(7-20)(指揮)/


《CD 3》[カール6世の宮廷のカルダーラ:後期バロック]
アントニオ・カルダーラ:1-22) ミサ・レータレ(歓喜のミサ)、23) Ego sum panis vivus、
24) ヴィヴァルディ:神なる主、天の王者(『グローリア ニ長調』RV589より)、25) ヘンデル:司祭ザドクHWV258、
26) ヨハン・エルンスト・エバーリン:ラクリモーサ(『レクイエム』より)、
ペルゴレージ:『スターバト・マーテル』より27) Quae moerebat、28) Infammatus et accensus
 【演奏】コルス・ヴィエネンシス(1-22, 24-26)、Capella Caldara(1-22)、ウィーン・フォルクスオーパー室内管弦楽団(25)、
ウーヴェ・クリスティアン・ハラー(1-22)、ゲラルト・ヴィルト(23, 24)、ペーター・マルシーク(25)、ヘルマン・フルトモーザー(26)(指揮)/


《CD 4》[ヨーゼフ・ハイドン:ミサ曲]
ハイドン:
 1-6) 聖ニコライ・ミサHob.XXII:6、
 7-12) 神なる聖ヨハネのミサ・ブレヴィスHob.XXII:7、13) グローリア(ハイドンによるリワーク)
 【演奏】コルス・ヴィエネンシス、Winer Dom-Orchester(1-12)、ウィーン交響楽団(13)、
ヘルマン・フルトモーザー(1-6)、フェルディナント・グロスマン(7-12)、ウーヴェ・クリスティアン・ハラー(13)(指揮)/


《CD 5》[ヨーゼフ・ハイドン:聖歌集]
ハイドン:
 1) テ・デウムHob.XXIIIc:2、
 2-12) 祝福された聖処女マリアの讃美のミサ『大オルガン・ミサ』Hob.XXII:4、13) Insanae et vanae curae Hob.XX:1/13c
 【演奏】コルス・ヴィエネンシス、ウィーン交響楽団(1-12)、ウィーン室内管弦楽団(13)、
   ハンス・ギレスベルガー(1)、ウーヴェ・クリスティアン・ハラー(2-12)、ゲラルト・ヴィルト(13)(指揮)/


《CD 6》[ミヒャエル・ハイドンとモーツァルト:聖歌集]
ミヒャエル・ハイドン:1-11) ドイツ・ミサ曲、12) わが魂、
モーツァルト:13-18) 証聖者の荘厳な晩課K.339、19) ラウダーテ・ドミヌム(『証聖者の荘厳な晩課』K.339より)
 【演奏】コルス・ヴィエネンシス(1-11, 13-18)、ウィーン室内管弦楽団(13-18)、ウィーン交響楽団(19)、
  ヘルマン・フルトモーザー(1-11)、ハンス・ギレスベルガー(12-18)、Friedrich Brenn(19)(指揮)/


《CD 7》[モーツァルト:ミサ曲とモテット I]
モーツァルト:1-6) 戴冠ミサK.317、7-12) 雀ミサK.220、13) レジナ・チェリK.276、14) 創造主の御母よK.277(272a)
 【演奏】コルス・ヴィエネンシス、Wiener Dom-Orchester、フェルディナント・グロスマン(指揮)/


《CD 8》[モーツァルト:ミサ曲とモテット II]
モーツァルト:
 1-6) ミサ曲『オルガン・ソロ・ミサ』K.259、7) 聖霊よ、来たり給えK.47、8) Inter natos mulierum K.72 (74f)、
 9) 天主の御母なる聖アリアK.273、
 10-12) エクスルターテ・ユビラーテK.165、
 13) 来たれ、もろもろの民よK.260、14) 主よ憐れみたまえK.222(205a)
 【演奏】コルス・ヴィエネンシス(1-9, 13, 14)、Wiener Dom-Orchester(1-9, 13, 14)、
  フェルディナント・グロスマン(1-9, 13, 14)、ヘルマン・フルトモーザー(10-12)/


《CD 9》[モーツァルト:レクイエムとその他の聖歌集]
モーツァルト:1) キリエ ニ短調K.341、2-15) レクイエム ニ短調K.626、16) アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618
 【演奏】コルス・ヴィエネンシス(1, 16)、フォルクスオーパー室内管弦楽団(1)、Wiener Dom-Orchester(16)、
  ペーター・マルシーク(1)、ハンス・ギレスベルガー(2-15)、フェルディナント・グロスマン(16)(指揮)/


《CD 10》[サリエリ/ベートーヴェン/アイブラー/ヘルベック:聖歌集]
1) サリエリ:レオポルト2世の戴冠式のためのテ・デウム、2-7) ベートーヴェン:ミサ曲ハ長調Op.86、
8) ヨーゼフ・フォン・アイブラー:サバの人々は来たる、9) ヨハン・リッター・フォン・ヘルベック:しもべらよ、ともに歌え
 【演奏】コルス・ヴィエネンシス(1, 2-7)、フォルクスオーパー室内管弦楽団(8)、アグネス・グロスマン(1)、
  ゲラルト・ヴィルト(2-7)、ペーター・マルシーク(8)、ハンス・ギレスベルガー(9)(指揮)/


《CD 11》[シューベルト:聖歌集]
シューベルト:
 1-6) ミサ曲ト長調D167、7) マニフィカト ハ長調D486、8) 大いなる秘跡D962、
 9) 心に悲しみを抱きてD136、10) サルヴェ・レジーナ変ロ長調D386、11) サルヴェ・レジーナ ヘ長調D223
  【演奏】コルス・ヴィエネンシス(1-7)、ウィーン交響楽団(1-6)、
  ウィーン室内管弦楽団(7)、ウィーン・フォルクスオーパー室内管弦楽団(8, 9)、
  ウーヴェ・クリスティアン・ハラー(2-6, 9)、アグネス・グロスマン(7)、
  ペーター・マルシーク(8, 10)、Friedrich Brenn(11)(指揮)/


《CD 12》[シューベルト:ミサ曲変ホ長調]
 1-8)シューベルト:ミサ曲第6番変ホ長調D950
  【演奏】コルス・ヴィエネンシス、Wiener Dom-Orchester、フェルディナント・グロスマン(指揮)/


《CD 13》[シューベルト/ブラームス/メンデルスゾーン:聖歌集]
シューベルト:1-9) ドイツ・ミサ曲D872、10) 万霊節のための連?D343、11) 詩篇第23篇D706、
ブラームス:12) 詩篇第13篇Op.27、13) Regina coeli(『3つの宗教合唱曲』Op.37より第3曲)、14) アヴェ・マリアOp.12、
メンデルスゾーン:
 15) 山に向かいて目をあげよ(オラトリオ『エリヤ』Op.70より)、
 16) わが祈りを聞きたまえ、主よ(『3つのモテット』Op.39より第1曲)、
17) 我は主を待ち焦がれ(交響曲第2番『讃歌』Op.52より)、18) Denn in seiner Hand(『詩篇第95篇』Op.46より第3曲)
 【演奏】コルス・ヴィエネンシス(1-9)、Wiener Dom-Orchester(1-9)、ヘルマン・フルトモーザー(1-9, 11)、
 フェルディナント・グロスマン(10)、マヌエル・フーバー(15, 16)、ゲラルト・ヴィルト(17, 18)(指揮)/


《CD 14》[ブルックナー/フォーレ/ヴェルディ/ブリテン:聖歌集]
ブルックナー:1) アヴェ・マリア、2) ロークス・イステ(この所は神により作られた)、
3) エサイの枝は芽を出し、4) 正しいものの口には知恵を語り、5) キリストは従順であられた、
6) フォーレ:ピエ・イエス、
ヴェルディ: 7) 主の祈り、8) 聖母マリア讃歌、9-13) ブリテン:ミサ・ブレヴィス ニ長調Op.63、
14) フランツ・ビーブル:アヴェ・マリア(お告げの祈り)、15) ラウル・ゲーリンガー:死と愛
 【演奏】
  コルス・ヴィエネンシス、ウィーン交響楽団、
  ウィーン・フォルクスオーパー室内管弦楽団(6)、ハンス・ギレスベルガー(1-5)、
  ウーヴェ・クリスティアン・ハラー(6, 8)、ペーター・マルシーク(7)、
  ヘルマン・フルトモーザー(9-13)、マノロ・カニン(14, 15)(指揮)/


《CD 15》[モーツァルトからシューマンへ]
モーツァルト:
 1) 春への憧れK.596、2) 春の初めにK.597、3) 子供の遊びK.598、
 4) おいで、いとしのツィターよK.351、5) 満足K.349、6) お休み、お前はほんとのお馬鹿さんK.561、
シューベルト:
 7) さすらい人の夜の歌D224、8) 夜の明かりD892、9) 音楽に寄せてD547、
 10) ますD550、11) ゴンドラを漕ぐ人D809、12) 矛盾D865、
 13) セレナードD921、14-15) 歌曲集『冬の旅』D911より(第13曲:郵便馬車/第19曲:幻)、
 16) 小さい村D641、17) 至福D433、18) 野ばらD257、
19) ハインリッヒ・ヴェルナー:野ばら、
20) シューマン:
子供の見守り(『子供のための歌のアルバム』Op.79より第21曲)、
21) 美しい花(『3つの二重奏曲』Op.43より第3曲)、
22-23) 子供のための歌のアルバムOp.79より(第4曲:春のあいさつ/第9曲:五月の歌)
  【演奏】ウーヴェ・クリスティアン・ハラー(1, 19)、
  フェルディナント・グロスマン(6, 7, 10-12, 16)、ハンス・ギレスベルガー(8)(指揮)/


《CD 16》[メンデルスゾーンからブリテンへ]
メンデルスゾーン:
 1)すずらんと小さな花Op.63 No.6、 2) 秋の歌Op.63 No.4、3) 渡り鳥の別れの歌Op.63 No.2、
 4) 妖精たちの合唱(劇付随音楽『夏の夜の夢』Op.61より第4曲)、
 5) ブルックナー:真夜中に、ブラームス:6) 野の寂しさOp.86 No.2、7) 夜うぐいすOp.97 No.1、
 8) 歓呼Op.6 No.4、9) 子守歌Op.49 No.4、10) 伝承曲:Wahre Freundschaft、
 11) フンパーディンク:夕べの祈り(歌劇『ヘンゼルとグレーテル』より)、
 12) Hort, ihr Herrn und lasst euch sagen(ドイツ民謡)、
 13) Guten Abend, guten Abend, euch allen hier beisamn(デンマークの舞曲)、
 14) ヨハン・アブラハム・ペーター・シュルツ:夕べの歌、15-20) ブリテン:『金曜日の午後』Op.7より6つの歌
 【演奏】ウーヴェ・クリスティアン・ハラー(1-3)、ハンス・ギレスベルガー(4, 9, 11-14)、Oliver Stech(5)、
  フェルディナント・グロスマン(6-10)、ペーター・マルシーク(15-20)、Jaume Miranda(15-20)(指揮)/


《CD 17》[世界のポピュラー・ソング]
 1) ウェラーマン(ニュージーランド)、2) 五月になった(フランス)、3) スカボロー・フェア(イギリス)、
 4) チャールズ・ヒューバート・ヘイスティングス・パリー:エルサレム、
 5) ロッホ・ローモンド(スコットランド)、6) いとしのクレメンタイン(アメリカ)、
 7) かくれんぼ(アルゼンチン)、8) 昔の祈り(チリ)、9) アントニオ・カルロス・ジョビン:イパネマの娘(ブラジル)、
 10) アーモンドの木(ポルトガル)、11) トスティ:マレキアーレ(イタリア)、
 12) イデアーレ(イタリア)、13) 梁田貞:城ヶ島の雨(日本)、
 14) イエヴァン・ポルッカ(フィンランド)、15) Patar Liondev:Kaval sviri(ブルガリア)、
 16) コミタス・ヴァルダペット:Kowga ?owxtm ?o?(アルメニア)、
 17) 水の女(ウズベキスタン)、18) マチェイ・カミェンスキ:おーい、隼よ(ウクライナ)、
 19) ジェリー・ボック:If I were a Rich Man、
 20) リチャード・M.シャーマン:チム・チム・チェリー(映画『メリー・ポピンズ』より)、
 ハインツ・ノイブラント:21) 陽の輝く日、22) 歌声ひびけば
 【演奏】ペーター・マルシーク(2, 3, 5-13)、マヌエル・フーバー(4, 18)、
 Andy Icochea Icochea(14, 17)、ゲラルト・ヴィルト(19-20)(指揮)/


《CD 18》[オーストリアとドイツの民謡]
 1) 一羽の鳥が飛んできて、2) 木の上にかっこうが、3) カッコウとロバ、
 4) 小川の辺に水車が、5) Als unser Mops ein Mopschen war、
 6) Zum Muttertag、7) Gestern Abend ging ich aus/Hasleins Klage、
 8) Es regnet, es regnet, die Erde wird nass、9) 私の全ての考え、
 10) Und wanns amal Schen aper wird、11) Der Lahnsadler Horzknecht、
 12) Es steht ein Bleamal ganz alloan、
 13) Der Summa ist aus、14) Wia lustig is im Winter、
 15) Juchhe, Tirolerbua、16) Es gibt schene Wasserl、
 17) Wohl ist die Welt so gros und weit、18) Wann du durchgehst durchs Tal、
 19) Pfiat Gott, liabe Alm、20) Schon ist die Jugend、
 21) O du lieber Augustin、22) Hallstatter Jodler、23) Sehnsucht、
 24) メルヒオール・フランク:Kommt, ihr G’spielen、25) Altes Bergmannslied
  【演奏】ウィーン室内管弦楽団(1-8)、
  Hamerauner Musikanten & Elstazinger Geigenmusi(10, 13-17)、ウーヴェ・クリスティアン・ハラー(1-8)、
  ゲラルト・ヴィルト(9-17)、ペーター・マルシーク(18, 19)、フェルディナント・グロスマン(20-25)/


《CD 19》[ヨハン・シュトラウス& CO]
 J.シュトラウス2世:1) 美しく青きドナウOp.314、2) ウィーンの森の物語Op.325、3) 朝の新聞Op.279、
 4) ヨーゼフ・シュトラウス:鍛冶屋のポルカOp.269、
 ヨハン・シュトラウス2世:
  5) ウィーン気質Op.354、6) 皇帝円舞曲Op.437、7) レモンの花咲くところOp.364、
  8) 春の声Op.410、9) 山賊のギャロップOp.378、10) ヨーゼフ・シュトラウス:祝祭の歌Op.193
   【演奏】ゲラルト・ヴィルト(1-7, 9, 10)、ウーヴェ・クリスティアン・ハラー(8)(指揮)/


《CD 20》[ウィーン少年合唱団のクリスマス]
 1) 神の御子は今宵しも、2) マリアはいばらの森をゆく、
 3) Heissa, Buama、4) Huron Carol、5) Ronald Kauffman:Sing a joyful of Christmas、
 6) レジナルド・ジャックス:キリストが生まれた、7) 牧人ひつじを、
 8) 小羊と灰色のロバの間に、9) もろびと声あげ、10) 一輪のばらが咲いて、
 11) Als Maria ubers Gebirge ging、12) Gegrust seist du, Maria、
 13) 静かに、御子がお休み、14) いざ歌え、いざ祝え、
 15) 高き天より、天使が降りてくる(スザーニ)、
 16) ミヒャエル・プレトリウス:主の生誕のときに、
 17) Weihnacht, wie bist du schon、18) Hiaz ist der raue Winter da、
 19) Hirtenterzett、20) Der Heiland ist geboren、
 21) おお、かわいらしいイエスよ、
 ミヒャエル・ハイドン:22) 聖なる夜、23) 聖なる夜、
フランツ・クサーヴァー・グルーバー:24) きよしこの夜、25) きよしこの夜、26) きよしこの夜
  【演奏】Ambassade Orchester Wien(1, 5-7)、ゲラルト・ヴィルト(1-9, 25)、
   ウーヴェ・クリスティアン・ハラー(10-14, 23, 26)、ハンス・ギレスベルガー(15-22, 24)、ジミー・チャン(25)(指揮)
   【録音】1999年(1-9)、1991年(10-14)、1970年(15-22, 24)、1982年(23, 26)、2015年(25)/


《CD 21》[歴史的録音集:1907年-1950年]
 [1907年]
  モーツァルト:1) テ・デウム、2) アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618、
  3) シューベルト:ミサ曲ト長調D167、4) 作者不詳:Tantum ergo、
 [1927年]
  5) モーツァルト:Freunde, Konigin, der Weisen、
  6) コンラディン・クロイツァー:Schon die Abendglocken lauten(歌劇『グラナダの夜営』より)、
  7) シューベルト:セレナードD921、
  8) ニコライ・ヴォン・ウィルム:Feenruf Op.78 No.3,
  9) シューマン:流浪の民Op.29 No.3、
  10) メンデルスゾーン:Wer hat dich, du sdnoner Wald、
  11) グリーグ:ソルヴェイグの歌(『ペール・ギュント』第2組曲Op.55より)、
 [1933年]
  12) J.シュトラウス2世:美しく青きドナウOp.314、[1938年]13) Ayapo!(アメリカのキャロル)、
 [1939年-1942年]
  14) J.S.バッハ:Aus Liebe will mein Heiland sterben(『マタイ受難曲』BWV244より)、
 15) ヘンデル:Ich weis, dass mein Erloser lebet(『メサイア』HWV56より)、
 [1950年]
  16) フランツ・クサーヴァー・グルーバー:きよしこの夜
   【演奏】Carl Luze(1-4)、Heinrich Muller(5-11)、Georg Gruber(12)、
    Victor Gombocz(13)、フェルディナント・グロスマン(14)、Peter Lacovich(16)
ウィーン少年合唱団とソリストたち

 祝525周年。世界で最も有名な少年合唱団の歴史を辿る記念盤 CD21枚組ボックス・セット


 ●ウィーン少年合唱団は2023年、設立から525周年を迎えました。それを記念して、この合唱団の歴史を辿り、宗教音楽からポピュラー音楽までその魅力をたっぷり凝縮したCD21枚組ボックス・セットが発売されます。
 限定盤。
 1907年から2023年まで、録音期間は100年を超え、録音時間はほぼ20時間。
 それぞれのCDが特定の時期、一人の作曲家または作曲家のグループに焦点を当て、ルネサンスのモテットから現代音楽まで内容は盛りだくさんです。未発表のものや初CD化の録音も含まれています。

 ●ウィーン少年合唱団は洗練された芸術性、力強い響き、ほとばしる魅力で知られ、おそらく世界で最も有名な少年合唱団です。90人から100人の現役の合唱団員は4つのグループに分かれ、ツアーを行っています。
 過去一世紀にわたって、彼らは100以上の異なる国で1000回以上のツアーを行い、2万9000回以上という驚異的なコンサート回数をこなしてきました。年間で300回のコンサートを行い、ライヴでの観客は世界で50万人に達しています。

 ●CD1からCD14までは15世紀から21世紀までの宗教音楽を年代順に収めています。その多くは今でも王宮礼拝堂の聖歌隊のレパートリーとなっています。
 ヨーゼフ・ハイドンとその弟のミヒャエルの音楽が3枚のCDに収められていますが、二人とも少年時代に皇帝の聖歌隊で歌っていました。
 4枚のCDにモーツァルトの宗教音楽、3枚のCDにシューベルトの宗教作品が収められています。シューベルトは1809年から1813年まで宮廷の少年合唱団に所属していました。
 CD10ではベートーヴェンと彼の同時代の作曲家たちの作品が集められています。
 CD15とCD16にはウィーン少年合唱団のコンサートで聞かれることもあるモーツァルト、シューベルト、シューマン、メンデルスゾーン、ブラームスによる世俗の歌が収められています。
 CD17は世界のポピュラー・ソング、CD18はオーストリアとドイツの伝統的な民謡、CD19はワルツ王ヨハン・シュトラウス2世とその兄のヨーゼフの音楽、CD20はウィーン少年合唱団によって選曲されたクリスマス音楽です。
 そしてCD21はボーナスCDとして収録された歴史的録音集で、最も古いものは1907年までさかのぼります。
 その他、2008年から2023年の間に制作された未発表のトラックも入っています。

 ●これらのトラックの多くがまだCDでのリリースがありません。オリジナルのマスターテープはこのコレクションのために入念に調べ、デジタル化し、復元する必要がありました。
  CD2のアゴスティーノ・ステッファーニの『スターバト・マーテル』は1969年にニコラウス・アーノンクールの指揮で行われた素晴らしい録音でしたが、当時LPで限定的に発売されただけでした。

 ●200ページのカラー・ブックレット付き(英語・ドイツ語)。

 ●音楽は感情の言語です。声は私たちがいつも持ち歩いている楽器です。人間の声には感動を引き起こす力があります。特に少年たちの声は大人の声に変わる直前に最高の状態にあります。
  このボックスのためにソリストたちの名前を特定することを試み、ブックレットのトラックリストには可能な限り彼らの名前を載せています。
 
















10/17(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ARCANTUS


ARC 22042
\2700
親愛なる子よ
 ヴェルナー・ファブリキウス(1633-1679):
  (1)カンツォン ニ長調
  (2)主キリストの誕生
  (3)イエスの飼い葉桶
  (4)アリア「イエスの親愛なる魂の友よ」
  (5)プレゼントの渡し方~「生まれたばかりの幼子イエスに」より
  (6)パドゥアン~組曲 ヘ長調より
  (7)ゆりかごの歌~「生まれたばかりの幼子イエスに」より
  (8)アルマンド~組曲 ヘ長調より
  (9)クーラント~組曲 ヘ長調より
  (10)子守歌~「生まれたばかりの幼子イエスに」より
  (11)バッロ~組曲 ヘ長調より
  (12)サラバンド~ヘ長調 組曲より
  (13)親愛なる子よ
ラ・プロテツィオーネ・デラ・ムジカ
 (管弦楽・声楽)
イェルーン・フィンケ(指揮)

 気鋭の古楽アンサンブル「ラ・プロテツィオーネ・デラ・ムジカ」がシャイデマンに師事したファブリキウスのクリスマス音楽を録音!

 セッション録音:2022年1月/聖マリエン教会(リリエンタール)/DDD、24bit 96kHz、50'27
 プロデューサー:マルティン・ナゴルニ(Arcantus Musikproduktion)
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ファビアン・フランク、マルティン・ナゴルニ

 気鋭の古楽アンサンブル「ラ・プロテツィオーネ・デラ・ムジカ」がヴェルナー・ファブリキウス(1633-1679)のクリスマス音楽を録音しました。

 オルガニスト、作曲家として活躍したヴェルナー・ファブリキウス。フレンスブルクのオルガニストであった父アルベルト・ファブリキウスと同地のカントルであったパウル・モトに音楽の手ほどきを受け、ハンブルクでハインリヒ・シャイデマンにオルガンと作曲を師事しました。
 その後、ライプツィヒ大学に進み、哲学、神学、法律も学んでいます。

 当アルバムは同団の創設者イェルーン・フィンケが中心となり、ファブリキウスのクリスマス祝祭のための声楽曲、器楽曲を集め録音しました。

 2015年イェルーン・フィンケによって設立した古楽アンサンブル「ラ・プロテツィオーネ・デラ・ムジカ」は16世紀後半から17世紀前半の作品を中心とした レパートリーで演奏活動を展開している新進気鋭の団体。
 ARCANTUSレーベルからヨハン・キリアクス・キーリング(1670-1727)の「マタイ受難曲」の世界 初録音(ARC-20020)、ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621)の「シオンの音楽」より(ARC-21027)をリリースしております。
 
 

ARC 23040
\2700
短編集!
 (1)フランソワ・クープラン:波
 (2)ジャン=フィリップ・ラモー:ミューズたちの対話
 (3)ジャン=フィリップ・ラモー:タンブラン
 (4)ジョゼフ=ニコラ=パンクラス・ロワイエ:ラ・ツァイーデ
 (5)ジョゼフ=ニコラ=パンクラス・ロワイエ:めまい
 (6)フランソワ・クープラン:幸福な思い
 (7)フランソワ・クープラン:神秘の防壁
 (8)クロード=ベニーニュ・バルバトル:ラ・カステルモール
 (9)ディートリヒ・ブクステフーデ:カンツォネッタ ト長調 BuxWV171
 (10)ヨハン・カスパール・ケルル:「カッコウ」によるカプリッチョ
 (11)ヨハン・ゼバスティアン・バッハ:
  パルティータ「ようこそ、慈悲あつきイエスよ」 BWV768より
   コラールと第1変奏
 (12)作者不詳:Brande champanje
 (13)クリスティアン・フリードリヒ・ヴィット:パッサカリア ニ短調
 (14)ヨハン・ゼバスティアン・バッハ:
  ゴルトベルク変奏曲 ト長調 BWV988より「アリア」
 (15)ゲオルク・ベーム:ただ愛する神の摂理にまかす者
 (16)フランソワ・クープラン:恋のうぐいす
ラット=エレナ・ボイシャウ
 ((1)-(8)ハープシコード、(9)-(16)オルガン)

 ボイシャウがハープシコードとオルガンを演奏。クープラン、J.S.バッハ、ベームを弾いた『短編集!』。

 セッション録音:2022年8月/グローステン宮殿内バロック教会(デンマーク)/DDD、24bit 96kHz、67'35
 プロデューサー:マルティン・ナゴルニ(Arcantus Musikproduktion)
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ファビアン・フランク、マルティン・ナゴルニ

 オルガニスト、ハープシコード奏者ラット=エレナ・ボイシャウがアルバム『短編集!』をリリース。

 ブカレスト生まれでボンで育ったラット=エレナ・ボイシャウ。ケルン音楽大学でオルガン、チェンバロを学び、その後ハレで教会音楽を学びました。
 これまでにミヒャエル・ラドゥレスク、ジャン・ギユー、ルイ・ロビヤール、トン・コープマンら名演奏家から薫陶を受けております。

 収録はグローステン宮殿のバロック教会で、楽器はクリスティアン・フックス製作のチェンバロと、ヘンク&ニールス・クロップ製作のオルガンを使用。
 ともにバロック時代の響きを追求した素晴らしい楽器で、クープラン、J.S.バッハ、ラモーなどの演奏に適しております。
 




AUDITE



AU 20051
\2800
ジミン・オウ=ハヴェニートがシューマンの
 クライスレリアーナとフモレスケを録音!

  ローベルト・シューマン:
   (1)クライスレリアーナ Op.16
   (2)フモレスケ 変ロ長調 Op.20
ジミン・オウ=ハヴェニート
 (ピアノ/ベーゼンドルファー280)

 韓国が誇る名ピアニスト、ジミン・オウ=ハヴェニートがシューマンのクライスレリアーナとフモレスケを録音!

 セッション録音:2022年11月26-28日/コンツェルトハウス、ヴェルニゲローデ
レコーディング・プロデユーサー&エグゼクティヴ・プロデユーサー:ルトガー・ベッケンホーフ

 韓国が誇る名ピアニスト、ジミン・オウ=ハヴェニート。「クララに捧ぐ」(AU-20050)に次ぐローベルト・シューマンの作品。クライスレリアーナとフモレスケを 録音しました。
 クライスレリアーナはショパンに献呈された8つの幻想曲。ローベルトらしいどろどろと絡み合う音と激しい感情がむき出しになった傑作。
 一方、フモ レスケは近年多くの演奏家が取り上げているピアノ曲で演奏時間30分弱の大曲。J.v.ヴェーベナウ夫人に献呈されています。情感あふれるジミン・オウ=ハヴェ ニートの演奏は圧巻です。

 オウ=ハヴェニートは国立ソウル大学校卒業後、ケルン音楽舞踊大学にて研鑽を積み現在ドイツを拠点に活躍しております。
 録音としてはのちの夫となるレイムン ド・ハヴェニートとともに1990年代に録音したウルリヒ・レインデッカーのピアノ作品集などをリリースしております。
 円熟を増したオウ=ハヴェニートの演奏は 深みがあり、愛器ベーゼンドルファーで見事な演奏を展開します。

 独auditeレーベルから「ムソルグスキー:「展覧会の絵」」(AU-20049)、「シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番&リスト:ピアノ・ソナタ」(AU-20043)、 「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」、第30番、第32番」(AU-20047)、「K[NOW]N PIANO~「ピアノ音楽250年の対話」」(AU-23446)、 そしてシューマンの2枚のアルバムをリリースしています。
 
 

AU 97819
\2800
「第3集:ミサ曲とモテット集」
 グレゴール・ヨーゼフ・ヴェルナー(1693-1766):
  (1)ミサ曲「スント・ボナ・ミクスタ・マリス」III/19
  (2)モテット「あがない主の恵み深い御母」III/160
  (3)モテット「アヴェ・レジーナ・チェロールム」
  (4)ソナタ第1番
  (5)モテット「御身の憐れみの下に」III/249
  (6)モテット「レジーナ・チェリ」III/189
  (7)ミサ・ソレムニス「雲の向こうに太陽」
マグダレーネ・ハラー(ソプラノ)
アンネ・ビアヴィルト(アルト)
トビアス・フンゲル(テノール)
マルクス・フライク(バス・バリトン)
ヴォクテット・ハノーファー(8人の声楽アンサンブル)
ラヨシュ・ロヴァトカイ(指揮)
ラ・フェスタ・ムジカーレ

 ドラマティックな旋律が魅力。G.J.ヴェルナーの「ミサ曲とモテット」をラ・フェスタ・ムジカーレが録音!

 セッション録音:2023年1月1~5日/聖ヨハニス市立教会(ハノーファー)/DDD、ディジパック仕様、74'03
 レコーディング・プロデューサー:ルトガー・ベッケンホーフ

 古楽の名人集団ラ・フェスタ・ムジカーレによるヴェルナーの作品集第3弾は「ミサ曲とモテット集」です。
 オーストリア生まれのグレゴール・ヨーゼフ・ヴェルナー (1693-1766)はウィーン古典派の誕生に貢献した作曲家。1728年からエスターハージ家の宮廷楽長に就任し、以後生涯この座を務めました(ヴェルナーの 歿後、あのハイドンが当宮廷の楽長に就任しています)。
 多作曲家として知られるヴェルナーですが、その多くは教会音楽に関係する声楽曲です。ハイドン以前の対 位法の芸術ともいえるヴェルナーの音楽は絶品。ドラマティックな旋律が魅力です。
 ミサ曲の2篇の合唱は4人の独唱と8人の声楽アンサンブル「ヴォクテット・ハ ノーファー」が歌っております。

 当団の指揮者ラヨシュ・ロヴァトカイは長きに渡りヴェルナーの作品を研究しており、当録音はまさに満を持して行われました。
 ドラマティックな旋律が魅力のヴェ ルナーの作品をバロック音楽に精通した豪華歌手たちが歌います。
 第1集「サルヴェ・レジナとパストレッラ」(AU-97799)、第2集「レクイエム」(AU-97808) と併せてお楽しみください。

 
 



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HYPERION

CDA68345
\2700→\2490
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.86 ~
 テレフセン:ピアノ協奏曲集

  トマス・テレフセン(1823-1874):
   ピアノ協奏曲第1番ト短調 Op.8、ピアノ協奏曲第2番へ短調 Op.15
  フリードリヒ・カルクブレンナー(1785-1849):
   嵐によって中断されポロネーズが後に続く大行進 Op.93
ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)
ニュルンベルク交響楽団

 ロマンティック・ピアノ・コンチェルト第86巻!ハワード・シェリーによるテレフセン!

 ☆Hyperionの人気シリーズ「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト」の第86巻!
 ☆ショパンに影響を受けたトマス・テレフセンの知られざるピアノ協奏曲!

 ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘・蘇演を行うハイペリオンの人気シリーズ、「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCS)」。
 第86巻で取り上げられたのは、ノルウェー生まれのピアニストで作曲家の、トマス・テレフセン(1823-1874)のピアノ協奏曲。

 10代の終わりからパリに移ったテレフセンは、このシリーズにも度々登場し今作にも長大な演奏会用作品「嵐によって中断されポロネーズが後に続く大行進」が収録されている、フリードリヒ・カルクブレンナー(1785-1849)から幾度か学んでいます。
 また、1844年から1847年にかけては、定期的にショパンに師事し、交友関係を持ちました。
 ショパンとの関係は、テレフセンの作曲様式にも大きく影響しています。

 ※録音:2022年12月14日-16日(ニュルンベルク、ドイツ)
 



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NIFC



XNIFCCD095
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番、ラ・チ・ダレム変奏曲
 ショパン:
  ラ・チ・ダレム変奏曲
   (モーツァルト 《ドン・ジョヴァンニ》 の
    「お手をどうぞ」による変奏曲)変ロ長調 Op.2
  スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39
  コントルダンス 変ト長調 WN27
  舟歌 嬰へ調調 Op.60
  マズルカ集 Op.67
  ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35《葬送》
  ショパンの前奏曲第4番ホ短調 Op.28-4の主題による即興曲
アレクサンドラ・シフィグト
 (ピリオド・ピアノ)
NIFCCD095
\2600→\2390

 第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール、第2位を受賞したアレクサンドラ・シフィグト!

 ☆第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールでは川口成彦と並ぶ第2位を受賞!
 ☆2023年12月、来日公演決定!

  来日公演予定
  ・12月3日(日) タカギクラヴィア 松濤サロン

 1992年生まれのポーランドのピアニスト、アレクサンドラ・シフィグトは、ショパン音楽大学でピオトル・パレチニに師事し、現在は自身も同大学にて教鞭を取っています。
 古楽器に精通しており、2018年に開催された「第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール」では川口成彦と並ぶ第2位を受賞しています。
 他にも、「ルービンシュタイン国際ピアノコンクール」セミ・ファイナリストや、「第17回エドワード・グリーグ国際ピアノ・コンクール」第2位ならびに特別賞を受賞するなど、若くして輝かしい経歴を誇ります。

 このアルバムの録音にはエラートの1858年製フォルテピアノが使用され、2023年の来日公演予定曲目ともなっている「ラ・チ・ダレム変奏曲」や「葬送ソナタ」などのショパンの名曲の数々が繰り広げられます。

 ※録音:2022年10月3日-6日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
 




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ECM



4859166
(CD)
\2800→\2590
《トヌ・カリユステ~アルヴォ・ペルト:Tractus》
 アルヴォ・ペルト:
  1) Littlemore Tractus(もう少し長くのばした)(2000/2022)(T.カリユステ編)、
  2-8) Greater Antiphons
   (I. O Wisdom/II. O Adonai/III. O Root of Jesse/IV. O Key of David/
    V. O Morning Star/VI. O King of all People/VII. O Emmanuel)(1988/2015)、
  9) Cantique des degres(1999/2002)、10) Sequentia(2014/2015)、
 11) L’abbe Agathon(アガトン師)(2004/2008)、12) These Words...(2008)、
 13) Veni creator(2006/2009)、14) Vater unser(2005/2019)(T.カリユステ編)
Maria Listra(ソプラノ)(11)、
Marrit Garretz-Traksmann(ピアノ)(14)、
エストニア・フィルハーモニー室内合唱団(1, 9, 13, 14)、
トヌ・カリユステ(指揮)
タリン室内管弦楽団
4859167
(2LP)
\6700
《トヌ・カリユステ~アルヴォ・ペルト:Tractus》
 アルヴォ・ペルト:
 《LP 1》
  [Side A]
   1) Littlemore Tractus(もう少し長くのばした)(2000/2022)(T.カリユステ編)、
   2-8) Greater Antiphons
    (I. O Wisdom/II. O Adonai/III. O Root of Jesse/IV.O Key of David/V. O Morning Star/
     VI. O King of all People/VII. O Emmanuel)(1988/2015)/
  [Side B]
   1) Cantique des degres(1999/2002)、2) Sequentia(2014/2015)/
 《LP 2》
  [Side A]
   1) L’abbe Agathon(アガトン師)(2004/2008)/
  [Side B]
   1) These Words...(2008)、2) Veni creator(2006/2009)、3) Vater unser(2005/2019)(T.カリユステ編)
Maria Listra(ソプラノ)(LP 2: SideA: 1)、
エストニア・フィルハーモニー室内合唱団
 (LP 1: Side A: 1, Side B: 1, LP 2: Side B: 2, 3)、
トヌ・カリユステ(指揮)
タリン室内管弦楽団

 エストニアの指揮者が同郷の国民的作曲家の世界を合唱と弦楽で表現した意欲的最新作


 エストニア出身の指揮者、トヌ・カリユステが同じくエストニア出身の国民的作曲家アルヴォ・ペルトの作品を取り上げたニュー・アルバム『Tractus』が「ECM New Series」より発売されます。
 弦楽オーケストラと合唱が組み合わされた作品が取り上げられています。新ヴァージョンのものが多く、長い間ペルトの盟友であるトヌ・カリユステが指揮するエストニア・フィルハーモニー室内合唱団とタリン室内管弦楽団による意欲的な演奏は聴く者を惹きつけます。
 オープニングの曲『Littlemore Tractus』は19世紀のイングランドの神学者、ジョン・ヘンリー・ニューマンの説教からの慰めについての考えをその出発点としていますが、この曲から録音全体の雰囲気が作られています。
 その特徴をまとめると内省すること、そして過去と和解すること。ドイツの音楽学者で批評家のヴォルフガング・ザンドナーはこのアルバムにある幅広く心に訴えかけるレパートリーについて、ライナーノーツで「音と静寂、音楽と言葉がアルヴォ・ペルトの作品の中で対話し続けている。
 しかし声楽と楽器も、世俗と異教も、互いに補い合っている。礼拝の儀式が宗教的なコンサートに代わり、共通の起源を示す流れを作っている」と述べています。
 収録されている作品は聖書、礼拝、あるいは他のキリスト教のテキストに基づいているか、あるいはそれらから発想を得ています。
 カリユステによって感動的に編曲された合唱、弦楽器、ピアノのための『Vater Unser』がアルバムの最後を締めくくります。

 『Tractus』は1984年に初めてアルヴォ・ペルトの音楽を広めた『Tabula rasa』の延長線上にあるアルバムです。ペルトとプロデューサーのマンフレート・アイヒャーとの共同作業は40年続いています。
 「私たちの新しいレコード作りの共同作業はいつもお祝い気分です。非常に生き生きとしていて、何かが常に作り続けられています」とペルトは話しています。

 「音楽と言葉―アルヴォ・ペルトの作品では明らかにそれが核となっている。言葉が聞こえない時でも、音楽にテキストがない時でも、言語の力がその主題となっている」(ヴォルフガング・ザンドナー)

 すべての歌詞とヴォルフガング・ザンドナー(ドイツ語)とKai Kutman(英語)のライナーノーツが掲載されたブックレット付き。【録音】2022年9月、エストニア、タリン、メソジスト教会
 



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ALPHA CLASSICS



ALPHA1001
\2800→\2590
モーツァルト:
 ピアノ協奏曲 第19番、ホルン協奏曲 第1番、
  フルートとハープ協奏曲

   ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
    1-3. ピアノ協奏曲 第19番 ヘ長調 K. 459
     (カデンツァ...モーツァルト)
    4-5. ホルン協奏曲 第1番 ニ長調 K. 412/514(386b)
    6. フルートと管弦楽のためのアンダンテ ハ長調 K. 315
     (カデンツァ...ディレン・ドゥラン)
    7-9. フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K. 299
     (カデンツァ...ハインツ・ホリガー)

アーロン・ピルザン(ピアノ/ベーゼンドルファー)...1-3
ニコラ・ラメズ(ホルン)...4-5
ディレン・ドゥラン(フルート)...6-9
エリーザベト・プランク(ハープ)...7-9
ウィーン放送交響楽団
ハワード・グリフィス(指揮)...1-3、6-9
トマス・ツェートマイヤー(指揮)...4-5


 録音: 2021年3月...1-3、12月...4-5、2022年9月...6、2023年3月...7-9 オーストリア放送スタジオ6/大ホール、ウィーン
 収録時間: 68分

 【次世代ソリストたちによるモーツァルト第7弾に、アーロン・ピルザン登場】
 無名の若き名手から中堅まで幅広いソリストの登場が話題を呼んでいる<次世代ソリストたちによるモーツァルト>の第7弾。
 今回はALPHAからリリースした2タイトルのソロ・アルバムが既に高い評価を得ているアーロン・ピルザンが登場。リリカルでよく澄んだピアノを聴かせます。
 フランスの若きホルン奏者ニコラ・ラメズはストラスブール・フィルの首席を2021年から務めるほか、アンサンブルやソリストとして国内外で活躍して高く評価されており、ここでも安定感抜群のテクニックと伸びやかな音色で素晴らしい演奏を聴かせます。
 ドイツのフルート奏者ディレン・ドゥランは、Gramolaなどで既にソロ・アルバムをリリースして活躍しているハープ奏者エリーザベト・プランクと共に、溌溂とした演奏で楽しませてくれます。
 
 

ALPHA1048
\2800
メシアン:世の終わりのための四重奏曲
 1. トリスタン・ミュライユ(1947-):Stalag VIIIa (2018)
 2-9. オリヴィエ・メシアン(1908-1992):
  世の終わりのための四重奏曲 (1941-42)
ヘット・コレクティーフ
 ヴィバート・アーツ(ヴァイオリン)
 マルテイン・フィンク(チェロ)
 ジュリアン・エルヴェ(クラリネット)
 トーマス・ディールチェンス(ピアノ)

 録音: 2021年1月 デシンゲル、アントウェルペン...2-9 2022年12月 デ・バイローケ、ヘント...1
 収録時間: 61分

 少人数での引き締まったアンサンブルで定評のあるヘット・コレクティーフによるメシアンの傑作が登場。
 高い緊張感を持続しながらもしなやかさを併せ持つ豊かな表現で、絶望的な状況の中で書かれたこの作品が持つ独特の色彩感を引き出しています。
 併せて収録されたミュライユの作品は、メシアンの四重奏曲が書かれたゲルリッツのナチス捕虜収容所の名であるStalag VIIIaをタイトルとして同じ編成で書かれた、歴史的名作へのオマージュです。
 




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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DOREMI



DHR 8213
(2CD)
\4400→\3990
ラドゥ・ルプーLIVE 第1集
 (1)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.15
 (2)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
 (3)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37
 (4)シューベルト:ピアノ・ソナタ第14番 イ短調 D.784
 (5)シューベルト:4つの即興曲 Op.90 D.899
ラドゥ・ルプー(ピアノ)

(1)エド・デ・ワールト(指揮)、
 BBC交響楽団
(2)ストイカ・ミラノヴァ(ヴァイオリン)
(3)アンドレ・プレヴィン(指揮)、
 ロンドン交響楽団

 (1)録音:1970年8月25日/ロンドン (2)録音:1972年2月21日/セント・ジョンズ、スミス・スクエア (3)録音:1970年9月17日/ブカレスト (4)(5)録音:1969年9月19日/リーズ
 DOREMIからルプーのライヴ・シリーズがスタート!

 数々の秘蔵ライヴ音源をCD化しているDOREMIレーベルより、ラドゥ・ルプーのシリーズが始まりました。
 第1集はエド・デ・ワールトとのブラームス、プレヴィンとのベートーヴェンや、オイストラフに師事したブルガリアの女流ヴァイオリニスト・ミラノヴァとのフランクなど驚きの内容。
 レーベル情報ではすべて初CD 化とのこと。
 
 


DHR 8215
(2CD)
\4400→\3990
ラドゥ・ルプーLIVE 第2集
 (1)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310
 (2)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 K.545
 (3)シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番 ト長調 Op.78 D.894
 (4)ハイドン:アンダンテと変奏曲 へ短調 Hob XVII:6
 (5)ハイドン:ピアノ・ソナタ第50番 ニ長調 Hob XVI:37
 (6)バルトーク:戸外にて Sz.81
 (7)シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960
 (8)シューベルト:楽興の時 D.780より 第3番
 (9)シューベルト:2つのスケルツォ D.593
ラドゥ・ルプー(ピアノ)

 (1)-(3)録音:1970年6月7日/第23回オールドバラ音楽祭 (4)-(8)録音:1971年6月24日/第24 回オールドバラ音楽祭 (9)録音:1971年10月17日/ロンドン、クイーン・エリザベス・ホール

 ルプー秘蔵ライヴ音源!オールドバラ音楽祭を中心に

 DOREMIレーベルより始まったラドゥ・ルプーの秘蔵ライヴ・シリーズ、第2集はオールドバラ音楽祭でのリサイタルを中心に収録。
 モーツァルトやシューベルトの名作ソナタが味わえる70年頃の貴重音源、レーベル情報ではすべて初CD化とのこと。
 



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MELODIYA × OBSESSION

当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
どうかお早めのご注文を・・・。


SMELCO1001087
(2CD)
特別価格
\4000→\3690
ジャクリーヌ・デュ・プレ・イン・モスクワ
 CD1:
  ソビエト連邦国歌
  イギリス国歌
  ハイドン:交響曲第83番ト短調 《めんどり》
  エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 Op.85
 CD2:
  シベリウス:交響曲第2番ニ長調 Op.43
  ボーナス・トラック ~
   ブリテン:
    青少年のための管弦楽入門 Op.34より XV.フーガ
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ジョン・バルビローリ(指揮)
BBC交響楽団

 ジャクリーヌ・デュ・プレ、バルビローリ&BBC響のモスクワ・ライヴ!

 ☆Melodiya新レーベル「Melodiya x Obsession」流通開始!
 ☆Melodiyaの人気シリーズ「ライヴ・イン・モスクワ」シリーズから、ジャクリーヌ・デュ・プレ(バルビローリ&BBC響)が登場!

 「カラヤン・イン・モスクワ」や「グールド・イン・モスクワ」、「ブーレーズ・イン・モスクワ」、「ストラヴィンスキー・イン・モスクワ」、「ミュンシュ・イン・モスクワ」など、東西の音楽史的交流の貴重な記録を遺す人気シリーズ「ライヴ・イン・モスクワ」の最新巻として、「ジャクリーヌ・デュ・プレ・イン・モスクワ」がMelodiya x Obsessionから登場!

 BBC交響楽団がジョン・バルビローリとピエール・ブーレーズと共に1967年に巡ったプラハ、レニングラード、モスクワのツアーのうち、1967年1月7日にモスクワ音楽院で行われた演奏会(指揮はバルビローリ)の様子を収録。
 1966年からロストロポーヴィチに学んでいたジャクリーヌ・デュ・プレがモスクワ市民に披露したエルガーのチェロ協奏曲はCDリリースされていましたが(バルビローリ・ソサイエティ)、開幕のソ連国歌&イギリス国歌から、ハイドンとシベリウスの交響曲、割れんばかりの拍手喝采、リハーサルの様子を伝えるボーナス・トラックまでの演奏会全体が初リリースとなります。シベリウスの交響曲第2番もCDでは出てなかったと思います(CD-RではEVERLAST EVE-048-M(モノラル)で出ていた)。

 ※録音(ライヴ):1967年1月7日、モスクワ音楽院大ホール/ADD ステレオ
 
 ※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
 
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SMELCD1000554
\2700→\2290
ダニール・シャフラン ~ 1991年録音アンコール集 ダニール・シャフラン(チェロ)
アントン・ギンズブルク(ピアノ)
 シューマン(F.グリュッツマッハーによるトランスクリプション版):アダージョとアレグロ Op.70
 J.S.バッハ(A.ジロティ編):トッカータ, アダージョとフーガ ハ長調 BWV564 より II アダージョ
 ボッケリーニ(M.コルティによるトランスクリプション版):
  弦楽五重奏曲ホ長調 G275 より III メヌエット
 シュニトケ(D.シャフランによるトランスクリプション版):古い様式の組曲より アレグロ
 ラフマニノフ(A.ストライマーによるトランスクリプション版):ヴォカリーズ Op.34
 プロコフィエフ(M.ロストロポーヴィチによるトランスクリプション版):
  歌劇《三つのオレンジへの恋》 Op.33 より 行進曲
 シチェドリン(G.シンガーによるトランスクリプション版):
  歌劇 《愛だけでなく》より カドリーユ
 シチェドリン(A.ジョージアンによるトランスクリプション版):アルベニス風に
 チャイコフスキー(J.ファン・リールによるトランスクリプション版):
  なつかしい土地の思い出よる Op.42 より メロディー
 チャイコフスキー(S.ギンズブルクによるトランスクリプション版):
  6つの小品 より 感傷的なワルツ ヘ短調 Op.51-6
 イベール(M.マレシャルによるトランスクリプション版):小さな白いロバ
 ドビュッシー(A.ロレンスによるトランスクリプション版):月の光
 ラヴェル(P.バズレールによるトランスクリプション版):ヴォカリーズ-ハバネラ形式の小品
 サン=サーンス:白鳥
 ドビュッシー(G.ペッカーによるトランスクリプション版):吟遊詩人
 シューマン(K.ダヴィドフトランスクリプション版):トロイメライ Op.15-7

 「チェロの詩人」ダニール・シャフラン!91年に録音されたアンコール・ピース!

 ☆ロシアを代表する偉大なチェリスト、ダニール・シャフランによる91年録音!
 ☆「チェロの詩人」と称された名匠によるアンコール・ピース!

 若きムスティスラフ・ロストロポーヴィチとコンクールでは度々競い合い、賞を分かち合った旧ソ連のチェロ楽派を代表する偉大なチェリスト、ダニール・シャフラン。
 レニングラード音楽院ではアレクサンドル・シトリメルに師事、1943年よりモスクワ・フィルのソリストを務め、1950年にはプラハの国際チェロ・コンクールで優勝、その後、チャイコフスキー・コンクールの審査員も務めました。

 本アルバムでは、トロイメライや白鳥をはじめとする名曲を中心に、原曲はチェロのために作曲されなかったが、シャフランの同僚たちによって20世紀初頭あるいはそれ以前に編曲された作品が収められています。
 「チェロの詩人」と称された名匠による傑出したテクニックと、抒情性に満ちた美しい音色に魅了されるアンコール集の登場です。

 ※録音:1991年
 
 ※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
 
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SMELCD1000740
\2700→\2290
ダヴィド・オイストラフ・エディション Vol.1
 ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893):
  ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
 ジャン・シベリウス(1865-1957):
  ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47*、
  2つのユモレスク Op.87*
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
モスクワ放送交響楽団*

 ダヴィド・オイストラフのチャイコフスキー&シベリウス!

 ☆Melodiyaからリリースされていた「ダヴィド・オイストラフ・エディション」の第1巻が、Melodiyaの新レーベルから復刻!
 ☆60歳の節目にロジェストヴェンスキーを指揮者に迎えて弾いたチャイコフスキー!

 チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ほどダヴィド・オイストラフが頻繁に弾いた協奏曲はないでしょう。
 そう思われるほどこの作品は彼の節目に必ず弾かれていた作品で、どれだけ大切にされていたレパートリーなのかといううことがよくわかります。
 オイストラフが17歳でソリスト・デビューする際もこの作品を弾きました。
 また国際的に認められるきっかけとなったウジェーヌ・イザイ・コンクール(現在のエリザベート王妃国際音楽コンクール)の第1位を受賞した際もこの作品が重要な役割を果たしました。
 この「ダヴィド・オイストラフ・エディション Vol.1」に収められている演奏は、オイストラフが60歳を迎えた時のものでまさに油が乗り切った時の演奏と言ってもよいでしょう。
 技術面と表現力のバランスが非常に取れた演奏であり、若き日のゲンナジー・ロジェストヴェンスキーのサポートも絶妙です。

 1965年にモスクワ放送交響楽団をオーケストラに迎えたシベリウスではスケールの大きな演奏を繰り広げています。

 ※録音:1968年(チャイコフスキー)、1965年(シベリウス)

 ※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
 




VOX



VOXNX3028CD
\2400
セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):交響曲第3番 他
 1-3. 交響曲第3番 イ短調 Op. 44(1936)
  1. I. Lento – Allegro moderato – Allegro
  2. II. Adagio ma non troppo – Allegro vivace
  3. III. Allegro – Allegro vivace –
   Allegro (Tempo primo) – Allegretto – Allegro vivace
 4. 交響曲 ニ短調「ユース・シンフォニー」(1891)
 5. 幻想曲「岩」 Op. 7(1893)
セントルイス交響楽団
レナード・スラットキン(指揮)

 録音:1977年10月1-2日...1-3 1979年...5 1980年10月...4 Powell Hall, St. Louis, Missouri(USA)
 総収録時間:65分

 スラットキンとセントルイス響の画期的業績の一つ、ラフマニノフの管弦楽作品全集から交響曲第3番他が24bit/192kHzリマスターによる「VOXAUDIOPHILE EDITION」で復活。
 先にリリースされていた第2番&ヴォカリーズは『ステレオ』誌上での既発盤との比較で「最も顕著な違いはオーケストラの立体感。前後左右の広がりと距離感が正確で、ステージの奥行きも深みを増す。
 グロッケンシュピールのようにトゥッティで他の楽器に埋もれやすい楽器の音も鮮明に聴こえるので、管弦楽の演奏効果を熟したラフマニノフならではの工夫が伝わり、演奏に引き込む力が一気に強まる」と高評を得ました。
 スラットキンは第3番を2011年にデトロイト響と再録音していますが、全3楽章を通じて演奏時間はほぼ同じで、当盤時点で解釈は熟成の域に達していたことがうかがわれます。
 初出時に『レコード芸術』で「広々とした音場の中にオケが展開する。奥行きもとれ、解像度高く、それでいて全体はよく融け合っている。
 音はしなやかで艶があり、パートの定位ははっきりしていて、歪みや混濁は出ていない」(相澤昭八郎氏の録音評)と高評価を得ました。
 アナログ・テイストを留めるリマスターによりリフレッシュされた名録音の魅力に浸ることが出来ます。
 
 


VOXNX3029CD
\2400
セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):交響曲第1番 他
 1-4. 交響曲第1番 ニ短調 Op.13(1895)
  1. I. Grave – Allegro non troppo
  2. II. Allegro animato
  3. III. Larghetto
  4. IV. Allegro con fuoco
 5. 交響詩「ロスティスラフ公」(1891)
セントルイス交響楽団
レナード・スラットキン(指揮)

 録音:1976年12月3日...1-4 1980年10月...5 Powell Hall, St. Louis, Missouri(USA)
 総収録時間:62分

 スラットキンとセントルイス響の画期的業績の一つ、ラフマニノフの管弦楽作品全集から交響曲第1番他が24bit/192kHzリマスターによる「VOXAUDIOPHILE EDITION」で復活。
 先にリリースされていた第2番&ヴォカリーズは『ステレオ』誌上での既発盤との比較で「最も顕著な違いはオーケストラの立体感。前後左右の広がりと距離感が正確で、ステージの奥行きも深みを増す。
 グロッケンシュピールのようにトゥッティで他の楽器に埋もれやすい楽器の音も鮮明に聴こえるので、管弦楽の演奏効果を熟したラフマニノフならではの工夫が伝わり、演奏に引き込む力が一気に強まる」と高評を得ました。
 この第1番は初出時に『レコード芸術』で「セントルイス響の名技を生かした明晰な表現が作られている」(小石忠男氏による演奏評)、「広々とした音場の中にオケが展開する。奥行きもとれ、解像度高く、それでいて全体はよく融け合っている。
 音はしなやかで艶があり、パートの定位ははっきりしていて、歪みや混濁は出ていない」(相澤昭八郎氏の録音評)と高く評価されました。
 アナログ・テイストを留めるリマスターによりリフレッシュされた名録音の魅力に浸ることが出来ます。
 


<メジャー・レーベル>
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DG



4846372
(20CD)
\25000→\23990

《ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団~デラックス・エディション Vol.2》


カール・ベーム、エーリヒ・クライバー、クリストフ・フォン・ドホナーニ、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、
ジュゼッペ・シノーポリ、ベルナルト・ハイティンク、カルロ・マリア・ジュリーニ、ヘルベルト・フォン・カラヤン、
クラウディオ・アバド、リッカルド・シャイー、小澤征爾、ズービン・メータ、サー・ゲオルグ・ショルティ、
レナード・バーンスタイン、ジェイムズ・レヴァイン、ニコラウス・アーノンクール、クリスチャン・ツィメルマン、
ハンス・シュミット=イッセルシュテット、サー・アンドレ・プレヴィン

《CD 1》
 1-3) ハイドン:協奏交響曲変ロ長調Hob.I:105、4-6) モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調K.297b
【演奏】
ライナー・キュッヒル(ヴァイオリン)(1-3)、ロベルト・シャイヴァイン(チェロ)(1-3)、カール・マイヤーホーファー(1-3)、
ヴァルター・レーマイヤー(4-6)(オーボエ)、ディートマール・ツェーマン(1-3)、フリッツ・ファルトゥル(4-6)(ファゴット)、
ペーター・シュミードル(クラリネット)(4-6)、ギュンター・ヘーグナー(ホルン)(4-6)、カール・ベーム(指揮)
 【録音】1973年5月(1-3)、1975年5月(4-6)/
《CD 2》1-4) ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125『合唱』
 【演奏】
  ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)、ジークリンデ・ワーグナー(アルト)、アントン・デルモータ(テノール)、
  ルートヴィヒ・ウェーバー(バス)、ウィーン楽友協会合唱団、エーリヒ・クライバー(指揮)
   【録音】1952年6月/
《CD 3》メンデルスゾーン:1-4) 交響曲第1番ハ短調Op.11、5-8) 交響曲第3番イ短調Op.56『スコットランド』
 【演奏】クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮)
  【録音】1976年6月(1-4)、9月(5-8)/
《CD 4》1-4) シューマン:交響曲第1番変ロ長調Op.38『春』、5-7) フランク:交響曲ニ短調
 【演奏】ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
  【録音】1951年10月、ミュンヘン(1-4)、1945年1月(5-7)/
《CD 5》
リスト:1) 交響詩『前奏曲』S.97、2) 交響詩第4番『オルフェウス』S.98、3) 交響詩『マゼッパ』S.100、4) ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調S.244 No.2
 【演奏】ジュゼッペ・シノーポリ【録音】1996年10月/
《CD 6》
1-4) ブルックナー:交響曲第3番ニ短調
 【演奏】ベルナルト・ハイティンク(指揮)
  【録音】1988年12月/
《CD 7》
1-7) ブラームス:ドイツ・レクイエムOp.45
 【演奏】
  バーバラ・ボニー(ソプラノ)、アンドレアス・シュミット(バリトン)、
  ルドルフ・シュルツ(オルガン)、ウィーン国立歌劇場合唱団、カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
  【録音】1987年6月/
《CD 8》
ドヴォルザーク:1-4) 交響曲第8番ト長調Op.88、5-8) 交響曲第9番ホ短調Op.95『新世界より』
 【演奏】ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
  【録音】1985年1月(1-4)、2月(5-8)/
《CD 9》
1-4) マーラー:交響曲第4番ト長調
 【演奏】フレデリカ・フォン・シュターデ(ソプラノ)、クラウディオ・アバド(指揮)
  【録音】1977年5月/
《CD 10》
1-8) ヤナーチェク:グラゴル・ミサ、9) ツェムリンスキー:詩篇第83番
 【演奏】
  エヴァ・ウルバノヴァー(ソプラノ)(1-8)、マルタ・ベニャチコヴァー(メッゾ・ソプラノ)(1-8)、
  ヴラディーミル・ボガチョフ(テノール)(1-8)、リヒャルト・ノヴァーク(バス)(1-8)、トーマス・トロッター(オルガン)(1-8)、
  スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団、リッカルド・シャイー(指揮)
 【録音】1997年6月/
《CD 11》
R.シュトラウス:1-21) アルプス交響曲Op.64、22) ウィーン・フィルハーモニーのためのファンファーレ
 【演奏】小澤征爾(指揮)
  【録音】1996年3月/
《CD 12》
1-4) シュミット:交響曲第4番ハ長調
 【演奏】エマヌエル・ブラベッツ(チェロ)、ズービン・メータ(指揮)
  【録音】1971年9月/
《CD 13》
1) コダーイ:ハンガリー民謡「孔雀は飛んだ」による変奏曲、
2) ブラッハー:パガニーニの主題による変奏曲Op.26、3-17) エルガー:エニグマ変奏曲Op.36
 【演奏】サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
  【録音】1996年4月/
《CD 14》
ショスタコーヴィチ:1-3) 交響曲第6番ロ短調Op.54、4-8) 交響曲第9番変ホ長調Op.70
 【演奏】レナード・バーンスタイン(指揮)【録音】1986年10月(1-3)、1985年10月(4-8)/
《CD 15》
モーツァルト:
 1-3) ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207、
 4-6) ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調K.211、7) ヴァイオリンのためのアダージョ ホ長調K.261、
 8) ヴァイオリンのためのロンド ハ長調K.373、9) ヴァイオリンのためのロンド 変ロ長調K.269(261a)
 【演奏】イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)、ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
  【録音】1985年6月/
《CD 16》
モーツァルト:
 1-3) ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216、
 4-6) ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218、7-9) ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219『トルコ風』
  【演奏】ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)、ニコラウス・アーノンクール(指揮)
   【録音】1984年12月(1-3)、1987年1月(4-9)/
《CD 17》
ベートーヴェン:1-3) ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19、4-6) ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
 【演奏】
  クリスチャン・ツィメルマン(ピアノ&指揮)(1-3)、
  ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)(4-6)、ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)(4-6)
   【録音】1991年12月(1-3)、1958年10月(4-6)/
《CD 18》
ショパン:1-3) ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11、4-6) ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21
 【演奏】ラン・ラン(ピアノ)、ズービン・メータ(指揮)
  【録音】2008年6月/
《CD 19》
ドヴォルザーク:1-3) チェロ協奏曲ロ短調Op.104、4) 森の静けさOp.68 No.5、5) ロンド ト短調Op.94
 【演奏】ハインリヒ・シフ(チェロ)、サー・アンドレ・プレヴィン(ピアノ&指揮)
  【録音】1992年2月/
《CD 20》
1-4) リムスキー=コルサコフ:シェエラザードOp.35、5) R.シュトラウス:家庭交響曲余禄Op.73
 【演奏】ライナー・キュッヒル(ヴァイオリン)(1-4)、ゲイリー・グラフマン(ピアノ)(5)、サー・アンドレ・プレヴィン(指揮)
  【録音】1981年12月(1-4)、1995年11月(5)

  【録音場所】ウィーン(表記以外)
 

 歴史ある世界的オーケストラの真の姿を追究する「デラックス・エディション」第2弾 CD20枚組

 世界の偉大なオーケストラの一つであるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の、170年以上の歴史の中で進化し続けたその魅力を余すところなく知ることができる、2021年に発売された第1弾に続く、「デラックス・エディション」の第2弾です。
 ウィーン古典主義から現代に近い音楽までの幅広い曲が、過去70年にわたる19人の錚々たる指揮者(カール・ベーム、エーリヒ・クライバー、クリストフ・フォン・ドホナーニ、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、ジュゼッペ・シノーポリ、ベルナルト・ハイティンク、カルロ・マリア・ジュリーニ、ヘルベルト・フォン・カラヤン、クラウディオ・アバド、リッカルド・シャイー、小澤征爾、ズービン・メータ、サー・ゲオルグ・ショルティ、レナード・バーンスタイン、ジェイムズ・レヴァイン、ニコラウス・アーノンクール、クリスチャン・ツィメルマン、ハンス・シュミット=イッセルシュテット、サー・アンドレ・プレヴィン)の演奏で収録されています。
 そのため時代を越えた幅広い作品を楽しむことができます。
 けれども、このセットはただこの楽団のプログラムの幅の広さを示しているだけではありません。
 その多彩な音楽スタイルと音楽のモダニズムへの献身も記録されています。
 この楽団の真の姿を見つけてください。
 
 CD20枚組。限定盤。

 100ページの横長の豪華ハードカバー・ブックには、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団長のダニエル・フロシャウアーによる序文とライナーノーツ(英語・日本語・ドイツ語)が掲載されています。
  




第1弾はこちら





<LP>

 

ALPHA CLASSICS(LP)


ALPHA1010
(2LP)
\4900
モーツァルトとマンボ 3 ~美しきキューバ娘 (カラーヴァイナル)
 【SIDE A】
  1-3. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
   ホルン協奏曲 第4番 変ホ長調 K. 495
 【SIDE B】
  4. エドガー・オリヴェロ(1985-): ルンバ風ロンド
  5. モーツァルト: 協奏交響曲 変ホ長調 K. 297b 第1楽章
 【SIDE C】
  6-7. モーツァルト:
   協奏交響曲 変ホ長調 K. 297b 第2楽章、第3楽章
 【SIDE D】
  8. ホセ・ホワイト・ラフィット(1835-1918)/
   ホルヘ・アラゴン(1988-)編曲:
    美しきキューバ娘
  9. ホセイト・フェルナンデス(1908-1979)/アラゴン編曲:
   グァンタナメラ
サラ・ウィリス(ホルン)

ジョナサン・ケリー(オーボエ)...5-8
ヴェンツェル・フックス(クラリネット)...5-8
シュテファン・シュヴァイゲルト(ファゴット)...5-8
ハロルド・マドリガル・フリアス(トランペット)...9
サラバンダ
サラ・ウィリス(ホルン)
ジュニエト・ロンビーダ(サクソフォン)
ジャネル・ラスコン(ピアノ)
レオ・A. ルナ(ベース)
アレハンドロ・アギアル(カホン、マラカス)
アデル・ゴンサレス(コンガ)
エドゥアルド・ラモス(ティンバレス)
ハバナ・リセウム・オーケストラ
アデル・ゴンサレス
 (パーカッション/スペシャル・ゲスト)
ホセ・アントニオ・メンデス・パドロン(指揮)

 録音: 2022年4月 ハバナ、キューバ
 収録時間: 66分
 33 1/3 rpm

 【ベルリン・フィル・メンバーも参加の「モーツァルトとマンボ」完結編に、カラーヴァイナル登場!】
 ベルリン・フィルの人気ホルン奏者サラ・ウィリスがキューバのミュージシャンたちと録音し、世界的な大ヒットとなった2020年のアルバム「モーツァルトとマンボ」(ALPHA578/NYCX-10151)、2022年の「キューバン・ダンス」(ALPHA878/NYCX-10336)に続く三部作の完結編にカラーヴァイナルが登場。重量盤でこそないものの、情熱的な赤い盤面は多くのファンを喜ばせることでしょう。
 「モーツァルトはきっと素晴らしいキューバ人になったはず」という現地の友人の一言がきっかけとなり、彼女自身が大好きなキューバの音楽とモーツァルトを取り合わせるというなんとも不思議な企画が立ち上がりましたが、これが非常に面白い相乗効果を生みました。
 3つのアルバムを合わせてサラ・ウィリスとハバナ・リセウム・オーケストラによるモーツアルトのホルン協奏曲全4曲が揃いますが、ここにもう1曲モーツアルトを加えたいという彼女の熱意に応えて、ベルリン・フィルの首席奏者を始め3人の友人たちがハバナへ駆けつけ、協奏交響曲の録音が実現しました。
 彼らはアンコールとして19世紀にフランスで活躍したキューバ出身の作曲家・ヴァイオリニスト、ホセ・ホワイト・ラフィットが作曲した「美しきキューバ娘」も演奏。
 4人のソリストもオーケストラも肩の力を抜いて、音楽を心から楽しんでいるのが伝わる素晴らしい演奏を聴かせています。
 最後はキューバ国内はもとより世界中で親しまれている名曲「グァンタナメラ(グァンタナモの娘)」のライヴ感覚溢れるパフォーマンスで、コロナ禍を乗り越えて完結したこのシリーズを締めくくります。

 
 



















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