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≪第122号アリアCD新譜紹介コーナー≫

その14 2024/2/20~




2/23(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ACCENT



ACC 24405
(2CD)
\3100
レツボールが発掘した知られざる受難オラトリオ
 フランツ・ヨゼフ・アウマン(1727-1797):
  主イエス・キリストの受難オラトリオ
希望:アロイス・ミュールバッハー(カウンターテナー)
愛:マルクス・ミーゼンベルガー(テノール)
罪:アレクサンドル・バルド(バス)
信仰:
 ファビオ・アルヴェス・ペレイラ*(ソプラノ)、
 ケンドリック・ヌサンバン*(ソプラノ)
合唱:
 ローレンツ・オーバーフィヒトナー*、
 ヴァレンティン・ヴェルナー*
  [* 聖フローリアン少年合唱団のソリストたち]
グナール・レツボール(指揮、ヴァイオリン、ヴィオラ)
アルス・アンティクヮ・アウストリア

 レツボールが発掘した知られざる受難曲、ハイドンの『十字架上~』をおもわせる大作!

 録音:2023年3月28日-4月1日/聖フローリアン大聖堂/[CD1] 55:21、[CD2] 56:43

 レツボール自身が、聖フローリアン修道院や他の修道院のアーカイブをあたって見つけ出したという、フランツ・ヨゼフ・アウマンによる受難オラトリオを収録。
 タイトルこそラテン語ですが、ドイツ語によるカトリック受難曲で、おそらく当時は聖金曜日に聖フローリアン修道院で演奏されたと思われる作品です。

 演奏時間は約2時間に及び、キリストの受難の物語を追うというよりは、「十字架上の死」という理解しがたいものに対する感情的な展開に焦点が当てられてい ます。
 ハイドンの『十字架上のキリストの最後の7つの言葉』などを思わせる、古典派初期における非常に表現力豊かな音楽。
 大胆な和声が表現を盛り上げ、複雑 なフーガがキリストの苦しみと悲しみを印象的に響かせます。

 フランツ・ヨゼフ・アウマンは1728 年にオーストリアのトライスマウアーに生まれ、ウィーンで当時の重要な音楽家たちと出会いながら音楽を学びます。
 1753年に聖フローリアンに移り、数年後に司祭となり1797年に亡くなるまで修道院に仕えました。
 




FARAO CLASSICS



B 108121
(6CD)
\3900
ペーター・コフラー(オルガン)
 J.S.バッハ:オルガン作品全集 第3集
ペーター・コフラー(オルガン)
 [CD1] 73:10
  前奏曲とフーガ ホ短調 BWV533/オルゲルビュヒライン BWV618-624/
  コラール前奏曲 BWV770/幻想曲 ハ短調 BWV1121/
  フーガ ハ短調 BWV574/コラール前奏曲 BWV Anh.78/
  ノイマイスター・コラール BWV1098-1100/幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
 [CD2] 68:17
  前奏曲とフーガ ハ短調 BWV546/ライプツィヒ・コラール BWV656, 665/
  前奏曲とフーガ イ短調 BWV551/ライプツィヒ・コラール BWV666, 653/
  前奏曲 イ短調 BWV569/コラール前奏曲 BWV1128/
  フーガ 嬰へ長調 BWV Anh.97/前奏曲とフーガ ロ短調 BWV544
 [CD3] 74:00
  前奏曲とフーガ ホ長調 BWV566/オルゲルビュヒライン BWV613-617/
  トリオ・ソナタ ト長調 BWV530/
  キルンベルガー・コラール BWV721, 724, 697, 703, 698,733, 700, 701, 710, 694/
  アリア へ長調 BWV587/前奏曲、トリオとフーガ 変ロ長調 BWV545b
 [CD4] 68:07
  前奏曲とフーガ へ短調 BWV534/ノイマイスター・コラール BWV714, 742, 1101-1103, 737/
  トリオ・ソナタ ハ短調 BWV526/
  ノイマイスター・コラール BWV1104-1111/パッサカリア ハ短調 BWV582
 [CD5] 74:09
  幻想曲とフーガ ハ短調 BWV562
  キルンベルガー・コラール BWV709, 726, 727, 712, 713, 728,706, 732, 734
  協奏曲 イ短調 BWV593(原曲:ヴィヴァルディRV522)
  キルンベルガー・コラール BWV1085, 735, 691, 690, 736
  トッカータとフーガ ニ短調 BWV538
 [CD6] 63:41
  幻想曲とフーガ イ短調 BWV561/ライプツィヒ・コラール BWV662, 664/
  フーガ ト短調 BWV578/ライプツィヒ・コラール BWV663/
  コラール『主なる神よ、汝をわれらは讃えまつらん』 BWV725/
  フーガ ト短調 BWV131a/ライプツィヒ・コラール BWV655, 668/
  前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532

 足掛け7年、モダン・オルガンによる全集録音完結、煌びやかで荘厳な大フィナーレ

 録音:2022-2023年/ミュンヘン、聖ミヒャエル教会のリーガー・オルガン

 2017年に始まったペーター・コフラーのバッハのオルガン曲全集録音が遂に完結。コフラーの本拠地であるミュンヘンの聖ミヒャエル教会のオルガンは、4段 鍵盤と75個のストップを持つ2011年製モダン・オルガン。
 この楽器の性能をおおいに活かし新鮮なコンビネーションを創出、すべての曲から個性を引き出し 力強く響かせた演奏です。
 ドルビーアトモスの技術を用いた高品質録音であることも特徴で、CD でも充分にその透明感と解像度、空間の大きさが感じ取れるで しょう。

 「現代オルガンの性能や高度な録音技術ではなく"バッハの音楽"こそがこのプロジェクトの中心である」と語るコフラー。
 今作では演奏にますます磨きがかか り、最終ディスクに至るまでの構成も慎重に練られているように感じられます。
 なかでもラスト2曲、BWV668からBWV532へ繋がる流れはみごと。前者は C.P.E.バッハがまとめた『フーガの技法』初版で未完フーガの後に付録として収められている、バッハが今際の際で弟子アルトニコルに口述筆記させたという伝 説で有名なBWV668a と同じ音楽ですが、後半が現存していないBWV668による演奏で、曲が中ほどで途切れています。
 この後に輝かしいBWV532が立ち 現れ最後のクライマックスを築いていくのは大変な幸福感で、技ありの構成と言えます。

 他にも「大フーガ」BWV542、「小フーガ」BWV578、「ドリア調」BWV538、ヴィヴァルディOp.3-8からの編曲BWV593など、馴染みある名作が多数。
 シリーズ未聴の方はこの第3集からお試しいただくのもお薦めです。


 ペーター・コフラー
  1979年ボルツァーノ生まれのオルガン・チェンバロ奏者。
  クラウディオ・モンテヴェルディ音楽院で最初の音楽教育を受け、ミュンヘンでハラルド・フェラーにオ ルガンと教会音楽を、クリスティーネ・ショルンスハイムにチェンバロを師事。
  バロック音楽の修辞学のエキスパートとして定評があり、室内楽奏者としてもドロテー・ オーバリンガーやドミトリー・シンコフスキーらと定期的に共演している。
  ミュンヘン音楽大学でオルガンと合唱指揮を教えるかたわら、2008年よりミュンヘンの 聖ミヒャエル教会のオルガニストを務めている。
 



 

FIRST HAND RECORDS


FHR 158
\2200
ラヴェル:室内楽作品集
 ヴァイオリン・ソナタ第2番 ト長調 M.77
 ヴァイオリンとチェロのためのソナタ イ短調 M.73
 ピアノ三重奏曲 イ短調 M.67
クララ・フリーダー(ヴァイオリン)
クリストフ・パンティヨン(チェロ)
マッシモ・ジュゼッペ・ビアンキ(ピアノ)

 エキゾチックな旋律も特徴的なラヴェルの室内楽

 録音:2021年2月27-28日・8月30日/ウィーン、マルガレーテン音楽学校

 ラヴェル自身もいたくお気に入りだったというヴァイオリン・ソナタ第2番、ドビュッシー追悼として書かれたヴァイオリンとチェロのためのソナタ、複雑で感情的 な大曲・ピアノ三重奏曲を収録。
 エキゾチックな旋律美が楽しめます。
 
 


FHR 149
\2200
ハイノ・エラー(エレル)(1887-1970):
 ヴァイオリンとピアノのための作品集

  ヴァイオリン・ソナタ第2番 * /
  無伴奏ヴァイオリンのための幻想曲 * /
  憂鬱なワルツ / アレグレット / 舞曲 * /
  楽興の時 * / アダージョ * / 叙情歌 /
  月光の下で / 幻想曲 * / カンツォネッタ * /
  クロス・スティック・ダンス * / 夜の歌 /
  ブルレスケ * / 北欧の調べ * / 松
 * 世界初録音
アンドレス・カリユステ(ヴァイオリン)
ソフィア・ラーマン(ピアノ)

 エストニアの性格的小品の名作家ハイノ・エラー、初録音を多く含むヴァイオリン作品集

 録音:2021年9月/エストニア、アルヴォ・ペルト・センター

 ハイノ・エラー(1887-1970)はエストニアの作曲家で、300ほど残された作品はほとんど器楽作品。
 交響曲、交響詩、弦楽四重奏曲、ピアノ・ソナタなども 書いていますが、本質的には小品形式の名作家といえます。
 音楽は明るくも抑制された北欧的叙情が魅力。奏者への要求も高いヴァイオリン・ソナタ第2番や無伴 奏ヴァイオリンのための幻想曲、そして想像力が軽やかに飛翔する性格的小品などを収録。
 『松』はエストニアのヴァイオリン・レパートリーの中で最もポピュラー な作品です。
 
 

FHR 145
\2200
ヴェネツィアのドイツ人 デヴィッド・デ・ウィンター(テノール)
ブロック・ストリート・バンド
 ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):Lobet den Herrn, SWV 350(シンフォニエ・サクレ第2集より)
 クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
  Messa a quattro voci et salmi concertati No. 4, Confitebor tibi Domine,SV 193
 ハインリヒ・シュッツ:O suBer, O freundlicher, SWV 285(小宗教コンチェルト集より)
 サラモーネ・ロッシ(1570-1630):
  Il terzo libro de varie sonate, sinfonie, gagliarde, brandi e corrente, Op. 12 (pub.1623):
   4 Sonata sopra l'aria di Ruggiero
 ハインリヒ・シュッツ:Exultavit cor meum, SWV 258(シンフォニエ・サクレ第1集より)
 ジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス(1600-1679):Stabat Mater (pub. 1638)
 ハインリヒ・シュッツ:Paratum cor meum, SWV 257(シンフォニエ・サクレ第1集より)
 アレッサンドロ・グランディ(1586-1630):Lauda Sion Salvatorem (pub. 1621)
 ハインリヒ・シュッツ:Ich werde nicht sterben, SWV 346(シンフォニエ・サクレ第2集より)
 サラモーネ・ロッシ:
  Il terzo libro de varie sonate, sinfonie, gagliarde, brandi e corrente,Op. 12 (pub. 1623):
    A Sonata ottava sopra l’aria E tanto tempo hormai
 ハインリヒ・シュッツ:Cantabo Domino in vita mea, SWV 260(シンフォニエ・サクレ第1集より)
 フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):O quam suavis es (pub. 1625)
 ハインリヒ・シュッツ:Herr, unser Herrscher (Psalm 8), SWV 343(シンフォニエ・サクレ第2集より)
 アレッサンドロ・グランディ:Decantabat populus Israel (pub. 1641)
 ハインリヒ・シュッツ:Ich danke dir Herr, SWV 347(シンフォニエ・サクレ第2集より)

 バッハ以前のドイツの大家シュッツ、イタリア音楽からの影響とその成果を聴き比べ

 録音:2023年2月6-8/ノーフォーク、オックスニード・ホール

 ハインリヒ・シュッツはバッハ以前のドイツを代表する巨匠で、500を超える曲が現存しています。
 若いころにヴェネツィアを2度訪れ、ガブリエリとモンテヴェル ディに会うなどしてイタリア音楽を吸収。ドイツに持ち込み、主に教会音楽の分野で活躍し、ルネサンスからバロックへと歴史を進めた音楽家でもあります。
 このアル バムは華麗で技巧的なイタリア音楽とシュッツの音楽を交互に聴いていくもの。
 シュッツの受けた影響と、自らの語法の獲得とが両方感じられる興味深い内容です。
 




PAN CLASSICS



PC 10456
\2700
泣く哲学者
 バルバラ・ストロッツィ:L'Eraclito amoroso
 ジャコモ・カリッシミ:I filosofi
 ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー:
  Ballo di ginnosofisti filosofi Aria 1-3
 ヘンリー・パーセル:Love thou art best
 ジャン=バティスト・シュトゥック:Heraclite et Democriteより
 ゲオルク・フィリップ・テレマン:Der geduldige Sokrates (1721)より
 リチャード・レヴェリッジ:The Tippling Philosophers
 フランソワ・クープラン:Heraclite, Democrite, Diogene
 フランソワ・デュバル:Sonata IV (1718)より
 ジョン・フレデリック・ランプ:The Dragon of Wantley (1737)より
 フランチェスコ・ドゥランテ:
  Seneca svenato ossia la crudelta di Neroneより
ローレンス・ザッツォ(カウンターテナー)
ソラヤ・マフィ(ソプラノ)
ホルヘ・ヒメネス(指揮)
テルシア・レアリダ

 音楽における哲学者の芸術的表現を探求

 録音:2023年8月/マドリード/71:35

 カウンターテナーのローレンス・ザッツォが、イタリア、ドイツ、フランス、イギリスの声楽曲における哲学者とその描写を探求したアルバム。
 ヴァイオリニストのホルヘ・ヒメネスひきいる「テルシア・レアリダ」は、空想と現実が融合する〈第3の現実〉といった意味を持つ名前を冠したスペインの楽団です。

 ソクラテス以前の思想家であるヘラクレイトスとデモクリトスは、2 つの極端な存在の象徴。
 「笑う哲学者」デモクリトスに対し、ヘラクレイトスは「泣く哲学者」として知られ、音楽化される際も、その厭世観や苦しみ、自己への嘲笑といったものが特徴的に描かれます。
 




PASSACAILLE RECORDS


PAS 1141
\2700
ダッラーバコと変奏の技法
 ジュゼッペ・クレメンテ・ダッラーバコ(1710-1805):
  チェロ・ソナタ ニ長調 ABV39
  3本のチェロのための三重曲第1番 変ロ長調 ABV54
  チェロ・ソナタ ハ長調 ABV20(エラナー・フレイによる変奏付)
  3本のチェロのための三重曲第2番 ト長調 ABV55
  チェロ・ソナタ ニ長調 ABV21(エラナー・フレイによる変奏付)
エラナー・フレイ(チェロ)
アッカデミア・デ・ディッゾナンティ

 ダッラーバコの書法を熟知するチェリストによるチェロ奏法の粋を尽くした1枚

 録音:2023年6月/カナダ、キングストン、イザベル・ベイダー劇場/80:37

 エヴァリスト・フェリーチェ・ダッラーバコ(1675-1742)の息子でチェロの名手だった作曲家、ジュゼッペ・クレメンテ・ダッラバーコ(1710-1805)。
 その音楽に入れ込み研究と演奏、録音を重ねるチェロ奏者エラナー・フレイによる新しいアルバムの登場です。
 冒頭のソナタ ABV39は終楽章が変奏曲になっていて、 チェロ技法の粋を尽くした音楽が展開される逸品。
 これにならい、フレイは他のソナタの終楽章も自ら変奏曲に仕立てあげ演奏。この作曲家を研究してきた彼女な らではの企画といえます。
 通奏低音なしでチェリスト3人が重奏するトリオも面白い作品です。
 




COBRA RECORDS


COBRA0092
\2700
ラ・ギタロマニー
 フランチェスコ・モリーノ(1768-1847):
  大序曲 Op.17*、大ソナタ Op.51*
 フィリッポ・グラニャーニ(1768-1820):幻想曲 Op.5*
 フェルディナンド・カルッリ(1770-1841):ソロ第3番 Op.76*
 ウェンツェル・トマス・マティーカ(1773-1830):
  大ソナタ第1番より第1楽章、ソナタ Op.23より第1楽章、
  大ソナタ第2番より第1楽章
イザール・エリアス(ギター)

 ガット弦と歴史的楽器で再現する19世紀初頭のギターの世界!

 ☆ギタリストとして初めてオランダ音楽賞を受賞したイザール・エリアス!
 ☆19世紀初頭に製作された3種類のギターを弾き分ける!

 これまで10枚以上のアルバムをリリースし、2011年にギタリストとして初めてオランダ音楽賞を受賞するなど現在のギター界で突出した実力と人気を誇る、1977年アムステルダム生まれのイザール・エリアス。

 「ラ・ギタロマニー(ギター狂)」と題した今作はギターという楽器が浸透し始めもてはやされた19世紀初頭に現れ、サロンの聴衆にそれまで聴いたことのない全く新しいサウンドを提供しギターという楽器の地位向上に大きな役割を果たしたモリーノ、グラニャーニ、カルッリ、マティーカといったギターの名手たちが作曲した作品の創造的な精神を追求。
 イザール・エリアスは今回のレコーディングでこれらの作品の誕生と同時代の19世紀初頭に製作された3本のギターを弾き分けており、弦はすべてガット弦が用いられています。

 ※録音:2023年9月4日-6日、ルーテル教会(ハールレム、オランダ)
 ※使用楽器:C. Guadagnini, 1812/J. G. Stauffer, ca.1820/B. Enzensperger, ca.1834
 




ET'CETERA


KTC1808
\2700
音の色
 ブラームス:クラリネット三重奏曲イ短調 Op.114
 ロベルト・ズイダム(b.1964):アレアレア
  (クラリネット、チェロとピアノのための)
 ツェムリンスキー:クラリネット三重奏曲ニ短調 Op.3
ゴーギャン・アンサンブル
 〔イフィンケ・ホーヘフェーン(クラリネット)、
  カルリエン・バルテルス(チェロ)、
  ナタ・ツヴェレリ(ピアノ)〕

 1890年~1900年に焦点を当てたクラリネット三重奏作品集!

 科学や産業の飛躍的な発展だけでなく、芸術の分野においても驚異的な変化と成長がもたらされた西洋芸術の特に魅力的な時代の一つ、1890年から1900年に焦点を当てたクラリネット三重奏作品集。
 新たな時代に移り変わりつつある中に輝く晩年のブラームスと、同時期に既により進歩的なスタイルを示し始め、ブラームスの手助けによって作品を出版した若きツェムリンスキーという2人の対照的なクラリネット三重奏曲と、フランスの画家ポール・ゴーギャンの絵画「アレアレア」(1893年)を題材にしたベルギーの作曲家、ロベルト・ズイダムの作品を、その名も「ゴーギャン・アンサンブル」が演奏します。
 
 

KTC1818
\2700
ミルテとバラを持って
 ロベルト・シューマン:詩人の恋 Op.48
 メンデルスゾーン:歌の翼に
 R.シューマン:
  あなたの顔は、はすの花、きみは花のようだ、
  ぼくの馬車はゆっくりと転がってゆく
 クララ・シューマン:初恋、私は暗い夢の中で立っていた
 シューベルト:
  アトラス、彼女の絵姿、漁師の娘、町、海辺で、ドッペルゲンガー
 R.シューマン:ミルテとバラを持って
ヴェルナー・ファン・メヘレン(バス・バリトン)
シルヴィ・ドクラメール(ピアノ)

 ドイツの著名な詩人ハインリヒ・ハイネの代表作「歌の本」の詩を用いた様々な歌曲集。
 ロベルト・シューマンの「詩人の恋」、「ミルテとバラを持って」をはじめクララ・シューマンやメンデルスゾーン、シューベルトが作曲した奥深きハイネの詩の世界。
 エリザベート王妃国際音楽コンクールをはじめ数々の国際コンクールで受賞歴を持つヴェルナー・ファン・メヘレンはバイロイト音楽祭やウィーン国立歌劇場の舞台でも活躍するベルギーを代表するバス・バリトンの一人です。
 




GLOSSA



GCD921634
(2CD)
【再発売】
特別価格 \3900
再発売
エルヴェ・ニケ&コンセール・スピリチュエル、
 デトゥシュの音楽悲劇《カリロエ》

  アンドレ・カルディナル・デトゥシュ:
   音楽悲劇《カリロエ》(1743年版)
エルヴェ・ニケ(指揮)
コンセール・スピリチュエル
ステファニー・ドゥストラク(メゾ・ソプラノ)
シリル・オヴィティ(オート・コントル)
ジョアン・フェルナンデス(バス)
イングリッド・ペリューシュ(ソプラノ)
ルノー・ドレーグ(バス)
ステファニー・レヴィダ(ソプラノ)

 エルヴェ・ニケ&コンセール・スピリチュエルによるデトゥシュの音楽悲劇《カリロエ》が再発売!

 ☆鬼才エルヴェ・ニケ&コンセール・スピリチュエルによる知られざるフランス・バロック!
 ☆リュリとラモーの間の世代でもっとも成功した作曲家の一人、アンドレ・カルディナル・デトゥシュの《カリロエ》が新装再発売!

 日本の聴衆に衝撃を与えた2008年の来日公演における大編成でのヘンデルや、2010年のパーセルの歌劇《アーサー王》の上演などで群を抜いた演奏能力を示し、その音楽性が高く評価されてきたエルヴェ・ニケとコンセール・スピリチュエル。
 ヴェルサイユ・バロック音楽センターとパラツェット・ブル・ザネの協力を得て、フランス・バロックの埋もれた音楽悲劇(トラジェディ・リリック)の復活再演を実現させてきた彼らが2006年に録音した、アンドレ・カルディナル・デトゥシュ(1672-1749)の音楽悲劇《カリロエ》(1743年版)。
 廃盤・入手困難となっていたこの録音が新装再発売されました。

 パストラーレ・エイロック「イセ」の初演を聴いた当時のフランス国王である太陽王ルイ14世から、「リュリ以来、これほど楽しい音楽はなかった」という最大級の賛辞を贈られたというエピソードを持つデトゥシュ。
 王立音楽アカデミーの総監督、指揮者などの要職を歴任し、1727年だけで46回もの演奏会をヴェルサイユ王妃の館で開くなど王族から厚い信頼を得ていたことが記録に残されています。
 斬新な手法を用いて数多くの独創的な作品を生み出したデトゥシュは、リュリからラモーへの橋渡しを行いフランス・オペラの発展に大きな影響を与えた作曲家でした。
 1743年にパリで出版された《カリロエ》は、愛、嫉妬、権力、高貴さが組み合わさって魅力的な傑作を生みだした感動的な音楽ドラマで、コンセール・スピリチュエルを率いる奇才エルヴェ・ニケのタクトによって、《カリロエ》の全貌と魅力が明らかとなった貴重な記録です。

 ※録音:2006年2月、フランス
 




KAIROS


0022300KAI
(3CD)
特別価格
\3900
ベルンハルト・ラング:声とアンサンブル
 ベルンハルト・ラング(b.1957):
  Das Hirn(声、8つの楽器とビデオのための)(2021)
  The Travel Agency is on Fire
   (声、5つの楽器、プレイバック、ビデオと
    Live-Loopsのための)(2020)
  DW 16.4 'Songbook I.4'
   (声、サクソフォン・エレクトリック・ギター、
    ピアノとドラムス/パーカッションのための)(2021)
サラ・マリア・サン(ソプラノ)
アンサンブル・プロトン・ベルン
soyuz21
 (コンテンポラリー・ミュージック・アンサンブル)

 ベルンハルト・ラングの近作3曲!声をフィーチャーした作品集!

 フリージャズや即興演奏、ヒップホップやDJカルチャーに至るまで、さまざまな音楽スタイルやジャンルを参照し、決して枠にはまることのない作曲活動を行っているオーストリア出身の作曲家ベルンハルト・ラング(b.1957)。
 これまでもハイドンの《十字架上のキリストの最後の7つの言葉》やシューベルトの《冬の旅》を素材に革新的な音楽を生み出してきたラングによる、声をフィーチャーした最近の作品をまとめた3枚組のアルバム。

 ※録音:2022年12月18日-19日(スイス/CD1)、2023年1月29日-2月1日(ミュンヘン、ドイツ/CD2,3)
 
 

0022027KAI
\2700
ピエール・ジョドロフスキ:
 ピアノとサウンドトラックのためのシリーズ

  ピエール・ジョドロフスキ(b.1971):
   白のシリーズ(2007)/黒のシリーズ(2005)/
   青のシリーズ(2013)/赤のシリーズ(2017)/
   バラ色のシリーズ(2012)/灰色のシリーズ(2022)
マウゴジャタ・ヴァレンティノヴィチ(ピアノ)

 フランス生まれの作曲家ピエール・ジョドロフスキ(b.1971)が約20年にわたって取り組んでいるピアノとエレクトロニクスのための色彩に基づくシリーズは現在6作品が完成しています。
 通常はそれぞれが独立した作品として別々に演奏されますが、ピアニストのマウゴジャタ・ヴァレンティノヴィチがこれらを組み合わせてサイクルを作ることを提案し今回のレコーディングが実現しました。
 ポーランドのピアニストであるヴァレンティノヴィチはポーランドにも縁のあるジョドロフスキと10年以上コラボレーションを続けており、世界中で彼の音楽を紹介しています。

 ※録音:2014年9月29日&2023年3月27日-29日(ポーランド)
 
 

0022028KAI
\2700
ジェイソン・エッカート:パッセージ
 ジェイソン・エッカート(b.1971):
  パッセージ(弦楽四重奏のための)(2011/2014/2018)
  パルスエコー(ピアノ五重奏のための)(2013)*
JACKカルテット
ジェイソン・ハーディンク(ピアノ)*

 ジャズやメタルのバンドでギタリストとして活動していたアメリカの音楽家、ジェイソン・エッカート(b.1971)はある時ヴェーベルンの音楽との出会いによって突然作曲に目覚め、それ以来彼が元来持ち合わせる知覚の複雑さやパフォーマンスの物理的および心理的側面、政治、自然界への関心などが反映された音楽を生み出し続けており、現在はニューヨーク市立大学の大学院センターやブルックリン校で作曲を教える立場になっています。

 弦楽四重奏のために書かれた3つの楽章からなり演奏に45分を要する「パッセージ」は、世界規模の争いにおける武器としての音と光の使い方に着目します。
 ピアノ五重奏のための「パルスエコー」はピアノのデザインにインスピレーションを受けた作品。シェーンベルクの芸術についての考察にも影響を受けているとしています。

 ※録音:2018年9月14日、2021年4月13日&5月25日(ニューヨーク)
 
 
0022011KAI
\2700
ホセ・マリア・サンチェス=ベルドゥ:コーラ(場) ~
 サクソフォン四重奏と微分音アコーディオンのためのサイクル
SIGMAプロジェクト
イニャキ・アルベルディ(微分音アコーディオン)
  ホセ・マリア・サンチェス=ベルドゥ(b.1968):
   コーラ I(2本のソプラノ・サクソフォンと2本のバス・サクソフォンのための)(2013)
   ホロス I(2本のソプラノ・サクソフォンのための)(2018)
   コーラ II(2本のソプラノ・サクソフォンと2本のバス・サクソフォンのための)(2015)
   トランジトゥス(バス・サクソフォンのための)(2012)
   コーラ III
    (2本のソプラノ・サクソフォン、2本のバス・サクソフォンと
     微分音アコーディオンのための)(2016)
   ホロス II(微分音アコーディオンのための)(2019)
   コーラ IV(2本のソプラノ・サクソフォンとテナー・サクソフォンのための)(2019)
   トランジトゥス II
    (2本のソプラノ・サクソフォン、テナー・サクソフォンとバス・サクソフォンのための)(2018)
   コーラ V
    (2本のソプラノ・サクソフォン、
     2本の"エジプシャン"・サクソフォンと微分音アコーディオンのための)(2019)

 音、哲学、空間のダイナミックな相互作用を探求する、サクソフォン四重奏と微分音アコーディオンをフィーチャーしたサイクル「コーラ」。
 コーラ(KHORA)は哲学者プラトンの「ティマイオス」の中で"場"を指す語。
 スペインの作曲家ホセ・マリア・サンチェス=ベルドゥが「ティマイオス」と、ジャック・デリダによる「コーラ」の再解釈にインスピレーションを得て創作した9つの作品が時間と空間という不変の概念に挑戦します。
 絶え間なく変化する世界の本質を捉えたこのアルバムは、音は空間を満たすだけでなく空間を生み出すというエルンスト・ブロッホの考えを反映しています。

 ※録音:2019年3月(スペイン)
 



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NIFC



XNIFCCD660
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300
第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第1位
 エリック・グオ ~ ライヴ

  フレデリク・ショパン(1810-1849):
   1-3. ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11*
   4-6. 3つのマズルカ Op.59
   7. ワルツ変イ長調 Op.42
エリック・グオ(ピリオド・ピアノ)
[oh!] Orkiestra
 (オルキェストラ・ヒストリチナ)*
ヴァーツラフ・ルクス(指揮)*
NIFCCD660
\2600→\2390

 第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクールライヴ!天性のセンス!第1位&マズルカ賞、エリック・グオ!

 ☆第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール・ライヴ録音!
 ☆第1位&マズルカ賞、エリック・グオ!

 ポーランドのフレデリク・ショパン研究所(NIFC/Narodowy Instytut Fryderyka Chopina)が創設から現在まで取り組み続けているショパンの作品をショパンが生きた時代の楽器(オリジナル、復元)で演奏する「リアル・ショパン(The Real Chopin)」プロジェクト。
 ショパンの時代の響きを現代に蘇らせるというこの画期的な取り組みをさらに活性化させるためにショパン研究所はもちろんのこと、ポーランドの国家としての一大事業として立ち上げられた「ショパン国際ピリオド楽器コンクール」。日本が世界に誇る歴史的ピアノの名手、川口成彦の第2位受賞が大きな話題となった2018年の第1回大会から5年。
 2023年に開催された「第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール」には予備予選を通過した35名のピアニストたちがワルシャワに集まり、約2週間という期間中「ショパンの時代の響き」が奏でられ続けました。

 ファイナル進出者6名全員が「ピアノ協奏曲第1番」を選択する中、見事、第1位とマズルカ賞に輝いたエリック・グオのコンクールでのライヴ録音がいよいよ登場します!
 自ら「(ピリオドピアノを含む)古楽器の演奏経験はほとんどない」と語っていたエリック・グオでしたが、コンクール期間中に驚異的な速さでピリオド楽器、ピリオド奏法に順応。
 第1、第2、そしてファイナルの全てのステージで「ショパンの時代」を感じさせてくれました。
 
 今回のライヴ録音のリリースにあたり、ショパン研究所が選出したエリック・グオの演奏は「ピアノ協奏曲第1番」、「3つのマズルカOp.59」、そして「ワルツOp.42」。第1位、マズルカ賞に輝いた俊英エリック・グオのコンクールでの足跡、そして魅力が凝縮された素晴らしいプログラムにご注目下さい!

 ※使用楽器:プレイエル(1842年製)
 ※録音(ライヴ):2023年10月13日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(1-3/ファイナルステージ)、2023年10月10日、ワルシャワ・フィルハーモニー・チェンバー・ホール(4-7/第2ステージ)

 
 



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SIGNUM



SIGCD781
\2700→\2490
ラ・セレニッシマ
ディアヴォロ ~ タルティーニ:6つのヴァイオリン・ソナタ

 ソナタ第6番(Op.1:1734より) ニ長調 B.D12 / GT 2.D12
  (ヴァイオリンと通奏低音のための)
 ソナタ第9番(26のソナタより) イ長調 B.A1 / GT 2.A01
  (ヴァイオリンとチェロのための)
 ソナタ第7番(Op.1:1734より) ニ長調 B.D6 / GT 2.D06
 ソナタ第6番(26のソナタより) ホ短調 B.e1 / GT. 2e01
  (ヴァイオリンのための)
 ソナタ第1番(Op.1:1734より) イ長調 B.A14 / GT 2.A14
  (ヴァイオリンと通奏低音のための)
 ソナタ 《悪魔のトリル》 ト短調 B.g5 / GT 2.g05
  (ヴァイオリンと通奏低音のための)
ラ・セレニッシマ
エイドリアン・チャンドラー(指揮、ヴァイオリン)

 チャンドラー&ラ・セレニッシマ新録音!タルティーニの 《悪魔のトリル》!

 ☆エイドリアン・チャンドラーとラ・セレニッシマ最新作はタルティーニ!
 ☆恐ろしいまでの技巧で描く『悪魔のトリル』!

 英国屈指のバロック・ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーによって1994年に創設されたピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。
 "赤毛の司祭"ヴィヴァルディを中心とする18世紀ヴェネツィアとその周辺の作曲家たちの知られざる作品や、再発見された作品の世界初録音を続々と世に送り出し、これまで2度のグラモフォン賞に輝いています(「セレニッシマ」は、「晴朗きわまるところ」という意味の、ヴェネツィアの別称)。

 "赤毛の司祭"のスペシャリストであるエイドリアン・チャンドラーとラ・セレニッシマの最新アルバムは、ヴィヴァルディともよく比較されるイタリア・バロックの巨匠ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770)のヴァイオリン・ソナタ集。
 タルティーニの代名詞とも言える『悪魔のトリル』を大トリに据え、1734年に出版された「12のヴァイオリン・ソナタとパストラーレ Op.1」からの3曲と、パドヴァのアントニアーナ図書館のマニュスクリプトに残された「26のソナタ」からの2曲を組み合わせた6曲のヴァイオリン・ソナタで、優れたヴァイオリニスト、教師、理論家として名を成したタルティーニの芸術を描きます。

 ※録音:2021年8月&2023年10月、シーダーズ・ホール、ウェルズ・カテドラル・スクール(サマセット、イギリス)



 

SIGCD783
(2CD)
特別価格 \4200
トマス・ロージングレイヴ:8つのハープシコード組曲
 組曲第1番変ホ長調/組曲第2番ハ短調/
 組曲第3番ニ短調/組曲第4番ヘ長調/
 組曲第5番ヘ短調/組曲第6版ホ短調/
 組曲第7番ト長調/組曲第8番ト短調/序奏/
 アルマンド 変ロ長調/祝祭協奏曲/
 祝祭レッスン(D.スカルラッティ作曲、ロージングレイヴ補作)
ブリジット・カニンガム(ハープシコード)

 イギリスの女流チェンバリストでありオペラ指揮者、音楽学者のブリジット・カニンガム。
 Signum Classicsからリリースされる3枚目のソロ・ハープシコード・アルバムは、これまで見過ごされてきた18世紀の作曲家&オルガニスト、トマス・ロージングレイヴ(1690/1-1766)の音楽。
 イギリスに生まれたアイルランド人のロージングレイヴは、18世紀イギリスの鍵盤音楽の中でもっとも興味深く独創的な作曲的な一人でした。
 同じアイルランド系のルーツを持つカニンガムは、アイルランドの伝統を共有しており、この複雑だがこの上なく美しい音楽に、生命、空気、空間を吹き込んでいます。

 ※録音:2021年5月、セント・オーガスティン教会(ロンドン)
 
 

SIGCD763
\2700
ドロシー・ハウエル:管弦楽作品集
 ユーモレスク(1919)/ザ・ロック(1928)/
 3つのディヴェルティスマン(1950)/
 ラミア(1919)/KOONG SHEE(1921)
レベッカ・ミラー(指揮)
BBCコンサート・オーケストラ

 批評家のジョゼフ・ホルブルックが1921年に出版した現代英国作曲家ガイドに、エセル・スマイスとレベッカ・クラークと並んで、彼が重要だと考えたたった3人の女性作曲家の1人として紹介されたドロシー・ハウエル(1898-1982)の音楽。
 ほとんどの作品が未出版で、演奏されることも少ないというドロシー・ハウエルの知られざる管弦楽作品をレベッカ・ミラーが復権するアルバムです。

 アメリカ、カリフォルニア出身の女流指揮者であり、エドゥアルド・マータ国際指揮者コンクール第1位の受賞歴を持つレベッカ・ミラーは、サウスバンク・シンフォニアの副指揮者、ルイジアナ・フィルの常任指揮者、エルサレム響の副指揮者などを歴任、最近では2019年から2023年までスウェーデンのウプサラ室内管の首席指揮者を務め、現在はロイヤル・ホロウェイ大学のオーケストラ部長、英国王立管弦楽協会の首席指揮者、ビショップス・ストートフォード・シンフォニアの首席指揮者、スワン管弦楽団の首席客演指揮者を務めています。

 Signum Classicsからは、エイジ・オヴ・インライトゥメント管を指揮したC.P.E.バッハ(グラモフォン賞2014ノミネート)や、ロイヤル・ノーザン・シンフォニアを指揮したハイドン、アーロン・ジェイ・カーニスの音楽等で評価を得てきた他、BBCスコティッシュ響を振ったHyperionのロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(グラモフォン賞2017ノミネート)でもドロシー・ハウエルの協奏曲を録音しています。

 ※録音:2022年6月、セント・ジュード教会(ロンドン)

 「このアルバムがドロシーの音楽を復活させ、彼女が生き続ける手助けをし、彼女が受けるべきでありながら決して受け取らなかった評価を獲得し、この音楽がクラシック音楽のレパートリーの中心に正当な位置を確保する手助けとなることを願っています。」
 レベッカ・ミラー
 



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CAPRICCIO

C8091
\2800→\2590
ポシュナーとウィーン放送響
 ブルックナー(1824-1896): 交響曲第7番 ホ長調(ホークショー版)

 1. I. Allegro moderato(17:55)
 2. II. Adagio. Sehr feierlich und sehr langsam(20:03)
 3. III. Scherzo. Sehr schnell(9:31)
 4. IV. Finale. Bewegt, doch nicht schnell(11:51)
ウィーン放送交響楽団
マルクス・ポシュナー(指揮)
NYCX-10464
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2970

 録音:2023年12月5-8日 ウィーン、放送文化会館及びコンツェルトハウス大ホール
 総収録時間:59分

 CAPRICCIOレーベルと国際ブルックナー協会の主導でブルックナーの交響曲全11曲全18ヴァージョン(稿)を録音する企画 「#bruckner2024」に名作の誉れ高い第7番が登場。
 新校訂版の使用と、ポシュナー&ウィーン放送響の高度に洗練された演奏にも注目です。

 ICMA(International Classical Music Award)2024の特別賞「Spcecial Achivement Award」を受賞、「私たちが習慣にしてきた聴き方と伝統と見なして きたものを問い直す」と讃えられた#bruckner2024。
 第7番ではポール・ホークショーによる新校訂版(NBG III/1: 7、2024年2月時点で未出版)を使用しています。
 アルトゥール・ニキシュやヘルマン・レヴィが「ベートーヴェン亡き後に書かれた交響曲の中で最も重要なもの」等と高く評した第7番は、早くに成功を収めたこともあり、 稿は一つしかありません。
 しかし、ウィーン国立図書館に所蔵されている自筆総譜(整理番号 Mus.Hs 19479/1-3)には、1883年9月の完成から1885年に印刷 用の彫版を起こすまでの間に書き込まれた追加や変更が少なからずあり、作曲家が意図した最終形を読み取る上での課題となって来ました。
 ハースは曲が最初に完 成した時の姿を求め、ブルックナー自身によるものも含めて後から書き加えられた部分を除去し、ノーヴァクは取捨選択の上で(しばしばカッコに入れるなどして)加筆部 分を盛り込んでいますが、そこにはブルックナー以外の人物による加筆も含まれています。新ブルックナー全集の編集主幹で#bruckner2024の監修者でもあるホーク ショーは、上記自筆総譜においてブルックナー自身が書いたか、承認したとされるものをすべて盛り込むべく努めたと当CDの原盤解説(英語とドイツ語)で書いています (第2楽章クライマックスではシンバルとトライアングルが効果的に用いられています)。
 詳細は楽譜出版と校訂報告を待たねばなりませんが、演奏上の選択肢が複数提 示されている箇所もあると思われます。

 ポシュナーとウィーン放送響の演奏は、速めのテンポを基本としつつも曲想に応じて細かに操作している点と、緩徐楽章ではしっかりと時間をかけて祈りに似た抒情を紡 ぎ出している点、その結果曲全体としてバランスが取れた姿になっていることは従来通りですが、細部の磨き上げが更に高められた印象があります。
 一つ一つのフレーズ のダイナミクス、テンポ、リズムを吟味して極めて高精度で音にしてゆき、それでいて煩雑さや息苦しさの無い、良く流れて弾力のある音楽となっています。
 分厚い響きと 遅めのテンポによる往年の巨匠風ではなく、スリムな響きと強調されたアクセントを多用するピリオド風スタイルでもなく、現代オーケストラの機能の高さを存分に活かして 曲の姿を繊細かつ緻密に浮き上がらせた演奏ということが出来るでしょう。
 ポシュナーは2018年に録音されていた第8番(第2稿)を除く11の交響曲(計17の稿)を 2021年からの3年間で録音しており、演奏を担ったウィーン放送響もリンツ・ブルックナー管もあまり演奏されない稿や新しい校訂版の楽譜に取り組む中で「読む力」を 高め、この作曲家の語法が浸透してきた感があります。
 当シリーズも残すは習作のヘ短調、第1番(第2稿)、第3番(第2稿)、そして第9番の4曲。今後は毎月のよう にリリースが予定されており、完結が見えてきました。

 ※国内仕様盤には石原勇太郎氏(音楽学/国際ブルックナー協会会員)による日本語の解説が付属します。

 
 




ORCHID CLASSICS


ORC100290
\2600
80分間世界一周
 ユーディ・メニューイン音楽学校の生徒たち

  1. エドワード・エルガー(1857-1934):
   朝の歌 Op. 15 No. 2(W. H. リード編)
  2. パブロ・デ・サラサーテ(1844-1908):ナヴァラ Op. 33
  3-4. クロード・ドビュッシー(1862-1918):
   神聖な踊りと世俗の踊り
  5-8. ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):
   4つのシレジアの旋律
  9-15. ベラ・バルトーク(1881-1945):
   ルーマニア民族舞曲(A. ウィリナー&M. リザノフ編)
  16. ドビリンカ・タバコヴァ(1980-):ピリン
  17. アルノ・ババジャニアン(1921-1983):
   ハチャトゥリアンの思い出に寄せるエレジー(S. パーカー編)
  18. フアン・ハイファイ(1935-1967):競馬(T. ヤン編)
  19-21. ピーター・スカルソープ(1929-2014):
   小組曲 ... 弦楽オーケストラのために
  22. フェラ・ソワンデ(1905-1987):アキンラ - アフリカ組曲より
  23. アンドレス・マルタン(1981-):サンテルモの祭り
  24. ダリウス・ミヨー(1892-1974):
   ブラジルの女 ... スカラムーシュ Op. 165より
  25. レオ・ブローウェル(1939-):雨のあるキューバの風景
  26. フローレンス・プライス(1887-1953):
   ジュバ ... ピアノ五重奏曲 イ短調より
  27-29. ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937):
   3つの前奏曲(R. ライト編)
  30. 伝承曲:ロンドンデリーの歌(M. ペトロヴィチ編)
マキシム・リザノフ
 (指揮...1、9-17、30/ヴァイオリン...9-15)
富田心(ヴァイオリン)...2
富田夢(ヴァイオリン)...2
レベッカ・ユウ(ハープ)...3、4
マシュー・テイラー(指揮)...3、4
ヴァジム・ペリグ(ヴァイオリン)...5-8
ヤナ・ヤコヴィレヴィチ(ヴァイオリン)...5-8
マリアム・オボラシヴィリ(ヴァイオリン)...5-8
ロビン・ウィルソン(ヴァイオリン)...5-8
トム・ヤン(指揮)...18
オティス・エノキド=ライナム(指揮)...19-22
リーヴァイ・アンドレアセン(コントラバス)...23
ネイサン・ペリー(コントラバス)...23
アラスディア・ハウエル(ピアノ)...24
リチャード・ジャン(ピアノ)...24
ゼイネフ・オズデン(ピアノ)...24
ミシャ・カー(ピアノ)...24
尾崎琴音(ギター)...25
ジェイソン・チャン(ギター)...25
サイモン・ナイヴィー(ギター)...25
ヘンリー・リン(ギター)...25
クララ・ウェルニグ(ヴァイオリン)...26
ルクレツィア・ラヴィーノ・メルクリ
 (ヴァイオリン)...26
ジェミマー・クィック(ヴィオラ)...26
フィリッポ・ラマチョッティ(チェロ) ...26
ジュード・アズボーン(ピアノ) ...26
イグナツィ・ステファノヴィチ
 (ヴァイオリン)...27-29
スイラ・ポラト(ギター) ...27-29
ルーカス・ホール(コントラバス)...27-29

 録音:2023年2月26日、4月30日、7月9-10日 Menuhin Hall(UK)
 総収録時間:78分

 1963年、世界的ヴァイオリニストのユーディ・メニューインにより設立されたイギリスの全寮制の名門ユーディ・メ ニューイン音楽学校。
 選抜試験に合格した8才から18才までの生徒たちが、通常の学業はもちろんのこと、クラ シック音楽の演奏技術に対する研鑽を積んでいます。
 このアルバムはOrchid Classicsと学校との3年間に及ぶ コラボレーションから生まれたもので、12歳から18歳までの卓越した才能を持つ生徒たちの演奏によるヨーロッパ、 アジア、オーストラリア、アフリカ、そしてアメリカの多彩な作品が紹介されています。
 彼らが操る楽器はピアノ、ヴァイ オリン、ギター、ハープなど様々。
 奏者たちの中には、来日公演でも高い評価を受けたヴァイオリニスト富田心をは じめ、彼女の妹富田夢のほか、ギタリスト尾崎琴音の演奏も含まれています。

 
 
 

ORC100287
\2600
モーツァルト/ライネッケ/ニールセン:協奏曲集
 1-3. ヴォルフガンク・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
 フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K. 299
  1. I. Allegro / 2. II. Andantino / 3. III. Rondo. Allegro
 4-6. カール・ライネッケ(1824-1910):
  フルート協奏曲 ニ長調 Op. 283
   4. I. Allegro molto moderato /
   5. II. Lento e mesto / 6. III. Finale. Moderato
 7-8. カール・ニールセン(1865-1931):フルート協奏曲 FS 119
  7. I. Allegro moderato / 8. II. Allegretto un poco
アルベルト・ナヴァーラ(フルート)
クラウディア・ルチア・ラマンナ(ハープ)...1-3
オーデンセ交響楽団
ホリー・ヒョン・チェ(指揮)

 録音:2023年1月16-20日 Carl Nielsen Hall(デンマーク)
 総収録時間:68分

 2022年にデンマークで開催された「カール・ニールセン国際音楽コンクール」で優勝、一躍注目を浴びたフルート 奏者アルベルト・ナヴァーラのデビュー・アルバム。
 2022/23年のシーズンからベルリン・フィルハーモニーのカラヤン・ アカデミーのメンバーに加わるとともに、ソリストとしてオーフス交響楽団、オーデンセ交響楽団と共演、各地の音楽 祭で演奏するなど着々と活動の場を広げています。
 アルバムではフルーティスト定番のレパートリー、ニールセンとラ イネッケの協奏曲に加えて、ハープ奏者ラマンナとともにモーツァルトの「フルートとハープのための協奏曲」を披露。
 巧みな技術から生まれる輝かしい音色と卓越した音楽性で聴き手を魅了します。
 
 

ORC100279
\2600
COLORS テムキン:室内楽曲集
 1-3. Moments(2021) /
  1. I. Awakening / 2. II. Circles /
  3. III. In the Butterfly's song, I hear your name
 4. Corners of Light (2018/21)
 5. Time Capsule - 2つのヴァイオリンのために(2017)
 6. Together, We(2017)
 7-8. Flow(2018)
  7. I Wash Over Me, Wash Me Over / 8. II Tide Pull
 9-13. Unspoken(2012-19)
  9. I. Lilting, unhurried
  10. II. (Calling out) from within
  11. III. Those moments in and out of time
  12. IV. Waves roll, airplanes fly above
  13. V. In the Butterfly's song, I hear your name
アシュリー・ジャクソン(ハープ)...1-3、6
スタス・チェルニシェフ(クラリネット)...4
ダニエル・アナスタシオ(ピアノ)...4
フランシスコ・フラーナ(ヴァイオリン)...5
アレクシ・ケニー(ヴァイオリン)...5
エミ・ファーガソン(フルート)...6
クィン・ジアン(ピアノ)...7-8
アリアナ・キム(ヴァイオリン)...7-8
クリスティーン・ランプレア(チェロ)...7-8
小笹文音(ヴィオラ)...9-13

 録音:2021年5月、2022年6月 Recorded,mixed,and mastered at Oktaven Studios,Yonkers, NY(USA)...1-4、6-13 Rittenhouse Soundworks, Philadelphia, PA(USA)...5
 総収録時間:52分

 アメリカの作曲家ダニエル・テムキンの室内楽作品集。パーカッション奏者として活躍、作曲家としても数多くの受 賞歴を持つ彼は、アメリカで10年以上にわたり現代音楽のアンサンブル、作曲家をフィーチャーした室内楽コン サート"DTM Concerts"のディレクターを務めており、新作の紹介に尽力しています。
 このアルバムに収録された 作品は、どれもクラシックの書法に根差しながらも、ロックやポップスからの影響が感じられるサウンドを持ち、そのユ ニークな音楽は聴き手の共感を呼ぶものとなっています。
 「Unspoken」でヴィオラを弾く小笹文音は、クリーヴラン ド音楽大学在学中にヴァイオリンからヴィオラに転向、カーティス音楽院を卒業後、ドイツ、クロンベルグアカデミーで マスターを終了した注目の奏者です。
 




RESONUS CLASSICS


RES10332
\2700
フランシス・グリア:オルガン作品集
 フランシス・グリア(1955-)
  1-2. 繁栄と夢想(1990)
  3-8. 諸聖人の祭典(2022)
  9. 深き淵より(1996)
  10.「Wir haben schwerlich」によるコラール前奏曲 (2015)
  11. 瞑想曲(2012)
スティーヴン・ファー(オルガン)
インディラ・グリア(チェロ)・・・9

 録音:2023年3月16&17日 オックスフォード、マートン・カレッジ・チャペル
 総収録時間:70分

 英国国教会の伝統の中で育まれたフランシス・グリアは、マレーシアやインドで暮らした経験を持ち、正統的な教 会音楽の語法の中に時として東洋的・南方的なアイディアが滲む作品を書いています。
 このアルバムはイギリスを 代表するオルガニストの一人スティーヴン・ファーの委嘱で書かれた35分あまりの大作『諸聖人の祭典』を中心にし たオルガン作品集。
 作曲者が「歓喜の陰と陽、すなわち外に向かう歓喜と内に向かう歓喜を表現した」と語る『繁 栄と夢想』が典型で、その作品は輝かしい躍動感と、深い瞑想を思わせる神秘性とが入れ替わり現れます。
 



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SOLO MUSICA

SM450
\2600→\2390
ブルックナー生誕200年
 回想 - 聖フローリアンのブルックナー
 アントン・ブルックナー(1824-1896):合唱曲 他

  1. Locus iste この場所は神により作られた WAB 23
  2. Os justi 正しき者の唇は知恵を語る WAB 30
  3. Ave Maria アヴェ・マリア WAB 6
  4. Pange lingua 舌もて語らしめよ WAB 31
  5. 詩篇第22篇 WAB 32
  6. Der Lehrerstand 教師の身分 WAB 77(F. ファルンベルガー編)
  7. Herbstlied 秋の歌 WAB 73
  8. Um Mitternacht 真夜中に WAB 89
  9. Erinnerung 回想 WAB 117
  10. Mein Herz und deine Stimme 私の心と君の声 WAB 79
  11. Im April 4月に WAB 75
  12. 前奏曲とフーガ ハ短調WAB 131
  13. Ave Maria アヴェ・マリア WAB 7
  14. Trosterin Musik 慰めの音楽 WAB 88
  15. Tota pulchra es 愛する者よ、あなたはすべてに美しい WAB 46
聖フローリアン少年合唱団(少年&成人)と
 そのソリストたち...1-8、14-15
アロイス・ミュールバッハー
 (カウンターテナー)...8、10-11、13
フランツ・ファルンベルガー(ピアノ)
 ...5、6、8-11
クラウス・ゾンライトナー(オルガン)...12-15
マルクス・シュトゥンプナー
 (テノール...15/指揮)

 録音:2023年8月、9月 ザンクトフローリアン、聖フローリアン修道院教会(オーストリア)
 総収録時間:62分

 2024年のブルックナー生誕200年を祝して制作されたアルバム。
 ブルックナー所縁の地、聖フローリアン(ザンクトフローリアン)修道院の少年合唱団は1071年に設立された長い歴 史を誇り、ほぼ全てのコンサートで必ずブルックナーの作品を披露することが知られています。
 なかでもモテット 「Locus iste」は長らく合唱団の秘密の讃歌となった特別な作品です。
 アルバムには1846年から1896年までブ ルックナーが大切に使用していた1846年製のベーゼンドルファーを用いて演奏したピアノ曲「回想」の他、合唱団 の歌う「詩篇第22番」やモテットをファルンベルガーが伴奏したトラックを収録。
 また聖フローリアン少年合唱団の出 身で、現在はカウンターテナー歌手として活躍するミュールバッハが歌う希少歌曲や、合唱団卒業生たちによるモ テット、更には有名なブルックナー・オルガンの演奏も収録された、全てがブルックナーにまつわる1枚です。
 
 

SM449
\2600
私たちの愛 チェロとピアノのための小品集
 1-3. エルネスト・ブロッホ(1880-1959):ユダヤ人の生活より
  1. No. 1. 祈り / 2. No. 2. 哀願 / 3. No. 3. ユダヤの歌
 4-6. ガブリエル・フォーレ(1845-1924):3つの歌 Op. 23
  4. No. 1. ゆりかご / 5. No. 2. 私たちの愛 / 6. No. 3. 秘密
 9-12. セザール・フランク(1822-1890):
  ヴァイオリン・ソナタ イ長調 FWV 8(チェロとピアノ編)
 13. ジェルメーヌ・タイユフェール(1892-1983):子守歌
 14. フォーレ:シシリエンヌ Op. 78
 15. セシル・シャミナード(1857-1944):ロマンティックな小品 Op. 9 No. 1
 16. パウル・ユオン(1872-1940):おとぎ話 Op. 8
イザベル・ゲーヴァイラー(チェロ)
フィオナ・ヘンガルトナー(ピアノ)

 録音:2023年9月8-10日 Salle de Musique, La Chaux-de-Fonds(スイス)
 総収録時間:63分

 ジュリアード音楽院を卒業後、19歳でアンネ=ゾフィー・ムターやソル・ガベッタも受賞した「Europaischer Forderpreis fur junge Kunstler」を獲得、一躍注目を浴び、現在はチェリスト、作曲家として活躍するイザ ベル・ゲーヴァイラーと、スイスのピアニスト、フィオナ・ヘンガルトナーが奏でるチェロ作品集。
 フランスとスイス系の作 曲家の作品が選ばれており、民族色の強い「ユダヤ人の生活」、フォーレの歌曲の編曲や有名なシシリエンヌ、 堂々たるフランクのソナタの他、ロマンティックな小品が並べられています。
 ゲーヴァイラーは深みのある低音と張りの ある高音を使い分け、作品の持つ魅力を描きだします。
 
 

SM427
\2600
夜想曲 ハープを伴う室内楽伴奏による歌曲集
 1. レイナルド・アーン(1874-1947):夜想曲
 2. アーン:風景
 3. アーン:クロリスに
 4. アーン:私の詩に翼があったなら
 5. アーン:恍惚のとき - 灰色の歌より
 6. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(184-1893):
  感傷的なワルツ Op. 51 No. 6
 7. チャイコフスキー:夜想曲 Op. 19 No. 4
 8. ロベルト・シューマン(1810-1856):
 3つのロマンス Op. 94 - 第1番 イ短調
 9. シューマン:幻想小曲集 Op. 73 - 第1曲 静かに、感情を込めて
 10. シルヴァン・ローアー(1986-):死海(2023)
  - 歌とチェロとハープのために
 11. マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):プシュケ
  - 歌、フルート、ハープ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのために
 12. ファリャ:アストゥーリアス地方の歌 ... 7つのスペイン民謡より
 13. ファリャ:ナナ(子守歌) ... 7つのスペイン民謡より
 14. エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):黒鳥の歌 W122
 15. カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):ロマンス Op. 36
 16. サン=サーンス:白鳥 - 組曲『動物の謝肉祭』より
 17. ガブリエル・フォーレ(1845-1924):夜明け
 18. フォーレ:夢のあとに
 19. フォーレ:5月
 20. フォーレ:秘めごと
アウレリー・ノル(ハープ)...1-20
ヨレナ・オレア・サンチェス(チェロ)...1-20
マリア・クリスティーナ・キール(ソプラノ)
 ...1-5、10-13、17-20
マリーナ・ヴィートマー(フルート)...11
ファン・イファン(ヴァイオリン)...11
オリヴィエ・カリリエ(ヴィオラ)...11

 録音:2023年4月17-21日 Forum Saint-Georges, Delemont(スイス)
 総収録時間:64分

 バーゼル交響楽団のハープ奏者を務めるアウレリー・ノル、同じくバーゼル交響楽団のチェリスト、ヨレナ・オレア・サ ンチェス、古楽系のレパートリーで知られるソプラノ歌手マリア・クリスティーナ・キール、この3人が中心となり、アーン やファリャ、フォーレらの色彩豊かな作品を奏でた1枚。
 アルバムの中には、スイスの作曲家シルヴァン・ローラーの作 品も含まれており、彼の繊細かつ印象的な作風による音楽は、他のロマン派の作品に見事に溶け込んでいます。

  



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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DOREMI



DHR 8221
(2CD)
\4400→\3990
ラドゥ・ルプー LIVE 第4集
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414
   アンタル・ドラティ(指揮)、クリーヴランド管弦楽団
   録音:1977年4月7日/クリーヴランド
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 K.304
   シモン・ゴールドベルク(ヴァイオリン)
   録音:1974年1月13日/
    ロンドン、クイーン・エリザベス・ホール
 コープランド:ピアノ・ソナタ
   録音:1972年1月18日/
    モルティングス・コンサート・ホール
     (第25回オールドバラ音楽祭)
 バルトーク:組曲『戸外にて』 Sz.81
 ブラームス:6つの小品 Op.118
 シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960
 ブラームス:3つの間奏曲 Op.117より 第1・2番
   録音:1974年2月16日/ニューヨーク、ハンターカレッジ
ラドゥ・ルプー(ピアノ)

 おどろきのルプー秘蔵音源、第4弾!

 DOREMIレーベルのラドゥ・ルプーの秘蔵ライヴ・シリーズ第4集。
 ドラティ、ゴールドベルクとのモーツァルトから、コープランドのソナタなんて珍しいものまで。
 



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FIRST HAND RECORDS



FHR 85
\2200
最初期の商業的バイノーラル・ステレオ録音復刻
 初期ステレオ録音集 第6集 シベリウス編

 (1)フィンランディア Op.26
 (2)フィンランディア賛歌 わが心の歌 Op.18-6
 (3)火の起源 Op.32 **
 (4)ポヒョラの娘 Op.49
 (5)悲しきワルツ Op.44-1
 (6)弦楽四重奏曲 ニ短調『内なる声』 Op.56
 (7)フィンランディア Op.26 *
 *のみモノラル録音、他はすべてステレオ
 **世界初録音
(1)ヴィットリオ・グイ(指揮)、
 フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団
(2)マルッティ・トゥルネン(指揮)、
 ヘルシンキ大学合唱団
(3)スロ・サーリッツ(バリトン)
 マルッティ・トゥルネン(指揮)、
 ヘルシンキ大学合唱団
 ソー・ジョンソン(指揮)、
 シンナシティ交響楽団
(4)ソー・ジョンソン(指揮)、
 シンナシティ交響楽団
(5)ヴィットリオ・グイ(指揮)、
 フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団
(6)パスカル弦楽四重奏団
(7)ジョージ・ウェルドン(指揮)、
 フィルハーモニア管弦楽団

 丁寧なリマスターで美しく復刻!1953年ステレオ録音の貴重なシベリウス

 (1)録音:1953年10月9-10日 (2)録音:1953年11月20日 (3)録音:1953年11月21日 (4)録音:1953年11月20日 (5)録音:1953年10月9...10日 (6)録音時期不明(1957年7月以前) (7)録音:1956年3月12日

 最初期のステレオ録音に特化したFirst Handレーベルの注目企画、第6弾はシベリウス音源を集めたもの。
 メインは1953年10月と11月にアメリカの先駆 的レーベル、Livingston とRemington で録音された最初期の商業的バイノーラル・ステレオ録音。
 24bit/96kHz で丁寧にリマスター、貴重音源が見事な音 質で堪能できます。
 



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キング・インターナショナル



KKC 4347/8
(2CD)
\3200→\2990
世界初出LPのマスターから初CD化
 フルトヴェングラー(1950ルツェルン音楽祭)
ベルリオーズ:≪ファウストの劫罰≫/

  ベルリオーズ:劇的物語≪ファウストの劫罰≫ 作品24
   (アドルフ・ツィマーマン訳のドイツ語版)
フランス・フローンス(テノール:ファウスト)
ハンス・ホッター( バリトン:メフィストフェレス)
エリーザベト・シュワルツコップ (ソプラノ:マルガレーテ)
アロイス・ペルネルシュトルファー (バス:ブランデル)
ルツェルン音楽祭管弦楽団、合唱団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー( 指揮)

 フルトヴェングラー唯一の録音「ファウストの劫罰」が世界初出LPのマスターから初CD化なる!「ハンガリー行進曲」はライヴならではのド迫力で圧巻!!

 録音:1950年8月26日 イエズス会教会堂、ルツェルン(ライヴ)/MONO、66:15 / 76:57、国内製作、日本語帯・解説付(解説:岡俊雄 / 久納慶一)

 巨匠の唯一の録音「ファウストの劫罰」が世界初出LPのマスターから初CD化なる!1950年夏のルツェルン音楽祭で行なわれたコンサート。
 放送局(ベロミュン スター・ラジオ)のテープは消去されたものの、1980年に収集家のコピーテープが発掘され、これをもとに伊チェトラ社が1983 年に世界初出LP(FE-21/3) として発売。
 翌84 年にキングレコードがこのマスターから国内LP(K20C-337/9) を発売。キャッチフレーズは「30 年待った!!あの幻の名演、ついに陽の目を 見る!」とあります。今回、ここから40年ぶりに初CD化!

 4部20景からなるこの「劇的物語」。ゲーテの原作に親しんできたフルトヴェングラーは原曲のフランス語台本ではなくて、ドイツ語訳版を選び、歌手にはドイ ツ語圏のフローンス(ファウスト)、ホッター(メフィストフェレス)、シュワルツコップ(マルガレーテ)を据えて、上演に臨んだ。「ハンガリー行進曲」「蚤の歌」「妖 精の踊り」「トゥーレの王のバラード」「鬼火のメヌエット」「メフィストフェレスのセレナード」など名曲が目白押しの大作を巨匠は指揮して、「ハンガリー行進曲」で はライヴならではの凄みを見せ、シュワルツコップの「トゥーレの王」では絶妙な伴奏で支えています。
 ドイツ歌劇とフランス歌劇、ふたつの対照的な音楽的キャラク ターの融合が図られた、巨匠の貴重な録音です。

 フルトヴェングラーの「ファウストの劫罰」はドイツ語版のテキストがつかわれているのがひじょうに珍しい。
 これは、ルツェルンがチューリッヒとともにスイスのド イツ語圏であるという理由にもよるものであろうが、フランス語のテキストでききなれた耳にはかなり感触が異った趣きを与える。
 しかし、ベルリオーズがリストの 援助のもとにドイツで上演して評判になったドイツ語版が、はからずもフルトヴェングラーの棒できけたということはすくなからぬ意義をもっているといえる。
 歌手 もドイツ系の一流を揃えているのでその感を深くするものがあるが、フルトヴェングラーの解釈でとくに感銘の深いのは、ドイツ語の語感からうける歌唱部が、グ ルックからワーグナーに至るドイツ歌劇的な性格( それはベルリオーズにとってはけっして異質なものではなかった) と、オーケストラ部のフランス的なテキスチュ アをフルトヴェングラーが要所要所の管楽器の扱いで注意ぶかく描出している、ふたつの対照的な音楽的キャラクターの融合がはかられていることである。
 録音は 1950年代のライヴ・レコーディングだから充分とはいえないけれど、主要パートに与えたフルトヴェングラーの絶妙な指示は充分にうかがい知ることができる。
 彼が、第3部の鬼火のメニュエットで弱音の効果のなかに透明なテキスチュアを再現しているあたりは、ひときわ感銘が深い。この大曲を通してオーケストラの扱い はドイツ的というよりもラテン的な明晰さを、どの指揮者よりもフルトヴェングラーは描出している。(岡 俊雄、LP発売時のライナーノーツより)

 最も原盤に近いマスターテープ(38cm、2トラック)から、キング関口台スタジオの最新技術によるリマスターにより、CD 化!
 巨匠によって感動的に、劇的に語られた「劇的物語」、没後70年にふさわしい貴重盤の待望のCD化です。

 貴重なドイツ語歌詞と対訳をトラックNo も入れてPDF ファイルで弊社HP(WEB サイト)に掲載します。プリントアウトも可能です。(ブックレットに記載するパスワードを入力してください)
 


<国内盤> 


キング・インターナショナル



KKC 118/9
(2CD)
\4000
鷲見恵理子(ヴァイオリン)
 ニコロ・パガニーニ:24 のカプリス 作品1
鷲見恵理子(ヴァイオリン)
 CD1
  (1)第1番 ホ長調:アンダンテ/(2)第2番 ロ短調:モデラート/
  (3)第3番 ホ短調:ソステヌート;プレスト/(4)第4番 ハ短調:マエストーソ/
  (5)第5番 イ短調:アジタート/(6)第6番 ト短調:(アダージョ)/
  (7)第7番 イ短調:(指定記号無し)/(8)第8番 変ホ長調:マエストーソ/
  (9)第9番 ホ長調:アレグレット/(10)第10番 ト短調:ヴィヴァーチェ/
  (11)第11番 ハ長調:アンダンテ;プレスト/(12)第12番 変イ長調:アレグロ
 CD2
  (1)第13番 変ロ長調:アレグロ/(2)第14番 変ホ長調:モデラート/
  (3)第15番 ホ短調:ポサート/(4)第16番 ト短調:プレスト/
  (5)第17番 変ホ長調:ソステヌート―アンダンテ/(6)第18番 ハ長調:コレンテ;アレグロ/
  (7)第19番 変ホ長調:レント―アレグロ・アッサイ/(8)第20番 ニ長調:アレグレット/
  (9)第21番 イ長調:アモローソ―プレスト/(10)第22番 ヘ長調:マルカート/
  (11)第23番 変ホ長調:ポサート/(12)第24番 イ短調:クワジ・プレスト

 「まるで音楽愛に満ちたエンジェルが私達に優しく、語りかける演奏。正に瞠目の一枚、脱帽である。」(広上淳一)
 天使か?悪魔か?鷲見恵理子が挑むパガニーニの1本勝負!!
 情熱のヴァイオリニスト鷲見恵理子がついにパガニーニの24のカプリスを録音!!!

 セッション録音:2023年11月24&27日/キング関口台スタジオ(第2スタジオ)
 ヴァイオリン:Andrea Guarnerius(1686年製作) 弓:Dominique Peccatte [A'=443Hz]
 DDD、CD1: 47'11、CD2: 42'48、国内製作・日本語帯・解説付【解説:奥田佳道】

 レコード芸術誌「特選盤」など各誌で絶賛された「『Nostalgia』~クライスラー:ヴァイオリン小品集」(KKC-086)のリリースから2年。
 情熱のヴァイオリニスト鷲見恵理子が遂にパガニーニの24 のカプリス全曲を録音しました!!!

 イタリアでも研鑽を積んだ鷲見にとって、パガニーニは最も大切な作曲家の一人。言わずと知れた無伴奏ヴァイオリンのための超絶技巧作品である24 のカプリスは、才能豊かな限られたヴァイオリニストしか弾きこなせない、ヴァイオリン曲の頂ですが、この作品を鷲見はわずか2 日間のセッションで録音しました!

 まさに〈一本勝負!〉で挑んだ録音はライヴさながらの迫力と集中力。鷲見の演奏は、技巧はもちろんのこと、憂いのある音色で「聴かせる」カプリスを披露。
 一音一音、魂のこもった音は現代のヴァイオリストではなかなか聴くことのできない、哀愁に満ちた独特の魅力に溢れています。

 「人には少なくからずとも〈天使と悪魔〉の二面性があり、だからこそパガニーニのカプリスのような傑作が誕生したと思います。そのことを実感しながらこれまで生涯かけて演奏してきました」と語る鷲見。「悪魔に魂を売った」とも言い伝えられるパガニーニですが、鷲見は色彩感豊かに歌い上げ、まさに唯一無二の情緒あふれる演奏を展開しており、今の鷲見にしか表現できない世界がひろがります!

 ブックレットには世界的指揮者広上淳一氏のコメント、音楽評論家奥田佳道氏による序文「大人が紡ぐムジカ(音楽!)としてのカプリス」及び曲目解説を掲載。
 また写真はヒダキトモコ氏が当アルバムのために撮影した最新写真を使用。アルバムのイメージを反映した素晴らしい仕上がりとなっております。

 
 



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MUSIS

MUSIS05
(UHQCD)
\3300
川口成彦自主レーベルのヒット作第2弾
 ゴヤの生きたスペインより 第2弾 Goya's era-2
川口成彦(フォルテピアノ)
 ナルシソ・パス (1750頃-?): 1. ラ・カチュチャのボレロ ニ長調
 フェルナンド・ソル(1778-1839): 2. 無頓着な女 変ロ長調 / 3. 幸せな女 ヘ長調
 サンティアゴ・デ・マサルナウ(1805-1882):
  4. ゴミスの「お母さん、僕のお母さん」による変奏曲 op. 4
 ホアン・クリソストモ・デ・アリアーガ(1806-1826): 5. ロマンス ト長調
 マテオ・フェレール(1788-1864): 6. ソナタ ニ長調
 ソル: 7. 傲慢な女 ハ長調 / 8. 憂鬱な女 ハ長調
 アリアーガ: 9-11. 3つの練習曲、または奇想曲
  9. 第1番 変ロ長調 / 10. 第2番 変ロ長調 / 11. 第3番 イ短調
 カルロス・バゲル(1768-1808): 12. ソナタ ホ長調
 ジョセフ・マルティ(c.1768-c.1834)またはジュゼップ・アントニ・マルティ(1719-1763):
  13. ファンダンゴ ニ短調
 マリアーノ・ロドリゲス・デ・レデスマ(1779-1847): 14. ワルツ第3番 ニ長調
 ペドロ・アルベニス(1795-1855):
  15. スペイン民謡「トリポリとカチュチャ」による華麗なるロンド op.25 ト長調
 ソル: 16. 田舎風の女 ニ短調

 使用楽器(修復:エドウィン・ボインク)
  ジョン・ブロードウッド&サン 1807年製...1, 5-6, 12-14, 16/イグナーツ・プレイエル 1829年製...2-4, 7-11, 15
 録音: 2023年5月22-23日 ドープスヘジンデ教会 (オランダ、ハールレム)
 収録時間: 62分

 【川口成彦自主レーベルのヒット作第2弾!】
 「ゴヤの生きたスペインより」の第1弾から5年の月日が流れ、「再出発」といった思いでようやく第2弾を発表することとなりました。
 予期せぬパンデミックもあって前作から大分時間も経ってしまいましたが、その間に私自身がまだ知らなかった作品と数多く巡り会うことが出来ました。
 前作では主に18世紀の作品を扱いましたが、今回は主に19世紀に入ってからの作品に光を当てています。
 18世紀ではスペインの多くの作曲家がスペイン国内で音楽活動を展開することが多かったのですが、19世紀に入るとフランスやイギリスなど他国に渡る音楽家が増えていきます。
 そうした時代の流れでスペイン人作曲家はどのような音楽を世に送り出して下さっていたのでしょうか。
 前作同様に私の録音がゴヤの生きたスペインへの架け橋となることを願っています。    ―― 川口成彦

 川口成彦がこよなく愛するスペインの知られざるピアノ曲を集め、大きな反響を呼んだ企画の第2弾。
 今回も選曲から楽器の選択までこだわりぬき、それぞれの作品の愛らしい魅力を堪能させてくれます。

 
 




<映像>

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NAXOS(映像)



2.110741
(2DVD)
\4600→\4190
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&指揮:ドナルド・ラニクルズ
 リヒャルト・ワーグナー(1813-1883):
  舞台祝祭劇《ニーベルングの指環》第1夜
   楽劇《ワルキューレ》全3幕

    台本:リヒャルト・ワーグナー
ヴォータン...イアン・パターソン(バス・バリトン)
フリッカ...アニカ・シュリヒト(メゾ・ソプラノ)
ジークムント...ブランドン・ジョヴァノヴィチ(テノール)
ジークリンデ...エリザベト・タイゲ(ソプラノ)
フンディング ...トビアス・ケーラー(バス)
ブリュンヒルデ...ニーナ・シュテンメ(ソプラノ)
ヘルムヴィーゲ...フルリナ・シュトゥッキ(ソプラノ)オ
ルトリンデ...アントニア・アヒョン・キム(ソプラノ)
ゲルヒルデ...アイレ・アッソニー(ソプラノ)
ヴァルトラウテ...ジモーネ・シュレーダー(メゾ・ソプラノ)
ジークルーネ...ウルリケ・ヘルツェル(メゾ・ソプラノ)
ロスヴァイセ...カリス・タッカー(メゾ・ソプラノ)
グリムゲルデ...アンナ・ラプコフスカヤ(メゾ・ソプラノ)
シュヴェルトライテ...ベス・テイラー(メゾ・ソプラノ)フ
ンディングリング...エリック・ナウマン(俳優) 他
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団
指揮:ドナルド・ラニクルズ

NBD0158V
(Blu-ray)
\4600→\4190

 演出:ステファン・ヘアハイム/舞台美術:ジルケ・バウアー、ステファン・ヘアハイム/衣装:ウタ・ハイゼケ/照明:ウルリヒ・ニーペル/
 映像:トルゲ・メラー/ドラマトゥルギー:アレクサンダー・マイヤー=デルツェンバッハ、イェルク・ケーニヒスドルフ/
 撮影監督:ゲッツ・フィレニウス/制作:ナクソス&ベルリン・ドイツ・オペラ

 収録:2021年11月10日、17日 ベルリン・ドイツ・オペラ(ドイツ)/収録時間:231分
 音声:ドイツ語、PCMステレオ 2.0(DVD)、PCMステレオ 2.0/DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
 字幕:日本語、英語、ドイツ語、フランス語、韓国語/画角:16:9 NTSC All Region
 DVD...片面二層ディスク+片面単層ディスク(2枚組)、Blu-ray...片面二層ディスク 1080i High Definition
 ベルリン・ドイツ・オペラ/舞台祝祭劇《ニーベルングの指環》全曲BOX2.107001...DVD
 NBD0156VX(輸入盤)/NYDX-50262(国内仕様盤)...Blu-ray

 ベルリン・ドイツ・オペラの最新作《ニーベルングの指環》4部作映像、分売第2弾!楽劇《ワルキューレ》
 ワーグナー作品の上演に輝かしい伝統を持つベルリン・ドイツ・オペラは、2021年の年末に世界中のオペラシーンで引く手あまたの演出家ステファン・ヘアハイムを招いて、音楽総監督ドナルド・ラニクルズの指揮による新制作《ニーベルングの指環》全4部作の通し上演を果たしました。
 その全4部作収録映像《ニーベルングの指環》から分売第2弾の楽劇《ワルキューレ》をお届けします。
 この《指環》4部作に共通するキー・オブジェ『グランドピアノ』を舞台の中心に据え、ヘアハイム入魂の創意によるドラマトゥルギーとスペクタクルなシーンに溢れた舞台を、ラニクルズの端正なタクトが導くオーケストラの雄渾なワーグナー・サウンドが見事に支えています。
 歌唱陣は当代切ってのブリュンヒルデ歌いのニーナ・シュテンメ、ヴォータン役のイアン・パターソン、ジークリンデ役のエリザベト・タイゲ、フンディング役のトビアス・ケーラーらバイロイト音楽祭でもおなじみの顔ぶれに加えて、フリッカ役のアニカ・シュリヒトを始めとしたベルリン・ドイツ・オペラのアンサンブル・メンバーが大活躍。
 演出、オーケストラ、歌唱演技の3拍子揃った新時代の《ワルキューレ》です。



















2/22(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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CHALLENGE CLASSICS



CC 72958
\2700→\2490
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指揮)&スタヴァンゲル交響楽団
 シューマン:交響曲第1&2番

  交響曲第1番 変ロ長調 Op.38
  交響曲第2番 ハ長調 Op.61
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指揮)
スタヴァンゲル交響楽団

 フリエンドの新境地、古楽演奏の伝統も持つノルウェーの楽団、スタヴァンゲル響とシューマンの交響曲に挑む!

 録音:2023年6月12-15日/ノルウェー、スタヴァンゲル・コンサートホール/66:43

 ベートーヴェン、メンデルスゾーン、シューベルトに続いて、シューマンの交響曲サイクルに乗り出したフリエンド。
 共演は初録音となるスタヴァンゲル交響楽団です。

 スタヴァンゲル交響楽団は1938年に設立されたノルウェーのオーケストラで、現在はアンドリス・ポーガが首席指揮者を務め、カネラキス、エラス=カサド、ガ フィガンらも客演しています。
 また90 年以降、ブリュッヘン、ヘレヴェッヘ、ビオンディを順に古楽芸術監督というポジションに迎え、歴史的奏法への造詣を深めて きたオーケストラでもあります。

 フリエンドもブリュッヘンと同じくオランダ古楽界から活動をはじめ、今や指揮者として世界中で活躍する人物。
 ブリュッヘン仕込みの響きを一面にもつスタヴァ ンゲル響を、共感をもって鳴らしていきます。歴史的奏法を熟知した演奏が創り出す刺激的なシューマン。
 見通しの良い弦楽器のトレモロをくぐり抜けて香ってくる 管楽器の風合いなど非常に面白い質感が味わえます。軽やかにして炸裂感もしっかり。
 2番ではバッハやベートーヴェンといった過去の作曲家の音楽へのまなざし、 語り口にも注目です。

 
 
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CC 72978
\2700→\2490
ダニエル・ローランド(ヴァイオリン、指揮)
マックス・リヒター(1966-):
 リコンポーズド ~ヴィヴァルディの四季

  [1] Spring 0 / [2] Spring 1 / [3] Spring 2 /
  [4] Spring 3 / [5] Summer 1 / [6] Summer 2 /
  [7] Summer 3 / [8] Autumn 0 / [9] Autumn 1 /
  [10] Autumn 2 / [11] Autumn 3 /
  [12] Winter 1 / [13] Winter 2 / [14] Winter 3
ダニエル・ローランド(ヴァイオリン、指揮)
シュティフト祝祭管弦楽団

 『四季』を再構築したマックス・リヒターの人気作、カリスマ的ヴァイオリニスト、ダニエル・ローランドによる録音が登場

 録音:2023年8月28・29日/アムステルダム、ベツレヘム教会、スタジオ150/43:13

 クラシック界にひとつの新たな人気ジャンルをうみだしたマックス・リヒター、その象徴的な作品である『リコンポーズド』を、カリスマ的ヴァイオリニスト、ダニエル・ローランドが採りあげました。
 自ら率いるアンサンブルと共に、クールで情熱的、荒々しく親密な響きで聴かせてくれます。

 「マックス・リヒターによる、素晴らしく想像力豊かで、病みつきになるような活力に満ちた四季を録音できたことは、大きな喜びだ。」(ダニエル・ローランド)

 マックス・リヒター(1966-)はロンドンを拠点に活動する作曲家。クラシックとエレクトロニクスを行き来しその境界を曖昧にすることで、ポスト・クラシカルに 分類される独自の作風を造り上げています。
 史上最も有名なクラシック作品であろう『四季』を、原曲の75%を破棄して再構築したのが『リコンポーズド』。
 わず かに残る節回しにも強烈に息づくヴィヴァルディの存在感と、現代的な感性に基づく音楽のイディオムが織り成す、絶妙な世界観が魅力です。

 
 
 

CC 72973
\2700
自由 ~ヘンデル:オラトリオ・アリア集
 All Danger disdaining(『デボラ』 HWV51)
 Return, O God of Hosts(『サムソン』 HWV57)
 Fury, with red-sparkling Eyes(『アレクサンダーの饗宴』 HWV65)
 序曲(『スザンナ』 HWV66)
 In the Battle(『デボラ』 HWV51)
 O sacred Oracles of Truth(『ベルシャザール』 HWV61)
 シンフォニー(『ヨセフとその兄弟』 HWV59)
 Be firm, my Soul(『ヨセフとその兄弟』 HWV59)
 O Lord, whose Mercies numberless(『サウル』 HWV53)
 Up the dreadful Steep ascending(『イェフタ』 HWV70)
オスカール・フェルハール(カウンターテナー)
マイク・フェントロス(指揮)
ラ・スフェラ・アルモニオーサ

 自由を求め多様な表現をうちだすヘンデルのオラトリオ・アリア集

 録音:2023年4月16・17日&5月3日 / オランダ、バールン、ウィッテ教会/65:41

 若手カウンターテナー、オスカール・フェルハールのデビュー・アルバム。
 ヘンデルの英語のオラトリオから選曲したアリア集です。

 「自由」はヘンデルのオラトリオにおける重要なテーマ。聖書に基づいた音楽では、抑圧された者が最後には自由を得る、という図式が多く見られます。
 奴隷の 歌のように「自由の欠如」を歌ったアリアもあり、多様なムードがアルバムを支配しています。
 



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HARMONIAMUNDI



HMM 902715
\3100→\2890
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
20世紀のチェロ協奏曲の傑作「遥かなる遠い国へ」

 デュティユー(1916-2013):
  ・メタボール~オーケストラのための(1964年)
    【録音:2019年7月】
  ・チェロ協奏曲「遥かなる遠い国へ」(1967-1970年)
    【録音:2023年4月】
  ・交響曲第1番(1951年)【録音:2022年2月】
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
グスターヴォ・ヒメノ(指揮)
ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
KKC 6812
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3500

 20世紀のチェロ協奏曲の傑作「遥かなる遠い国へ」、デュティユーの信頼厚いケラスをソリストに迎え決定的名演の登場!

 78:34

 メシアン作品集(HMM.905336 / KKC.6787(4 月中旬発売予定))が強烈だったヒメノ&ルクセンブルク・フィルによる、デュティユー作品集の登場。
 チェロ協奏曲「遥かなる遠い国へ」にはデュティユーからの信頼も厚かったケラスがソリストとして登場している注目盤です。

 ケラスは、若い新進奏者だったころ、「私の作品を演奏してくれてありがとう」という内容の手紙をデュティユーから受け取ったそう。
 その後長きにわたって、 ケラスは何度もデュティユーの作品を演奏し、また、デュティユーの自宅(2台のコンサート・グランドのピアノが置いてあるために窮屈だったという) を何度も訪れ、そこでもデュティユーの作品を演奏し、助言を得たといいます。
 チェロ協奏曲「遥かなる遠い国へ」は、20世紀の名曲であり、非常に高い音も多用 された難曲でもあります。
 ケラスの最高峰の技術と、作曲家の意図を瞬時に汲み取る深く鋭い洞察力、そしてヒメノ率いるオーケストラとの精巧なアンサンブルが、 この現代の名曲に決定的な名演を生み出しました。
 
 この「遥なる遠い国へ」は連続して演奏される5 つの楽章からなる作品で、各楽章にボードレールの一節が掲げられています。
 この作品が生まれる前、ボードレー ルの「悪の華」にデュティユーが音楽をつけ、ローラン・プティが振り付けをするというプロジェクトがありました。
 しかしそれは実現しませんでしたが、かわり にこの作品が生まれたといえます。ロストロポーヴィチによって初演されています。
 非常に静かで謎めいた、ソリストだけが奏でるトレモロで終わるという謎めい た結末まで、高い集中でひきつけられる演奏です。

 交響曲第1番は、4楽章からなる30分ほどの作品で、パッサカリアの形式をとりながらジャズ風な要素があらわれたり、最後の謎めいたエンディングまで、 デュティユーならではのセンスに満ちた作品。
 「メタボール」は、メタボリズム(代謝、物質交代、あるいは細胞または微生物内でおこる化学変化など) という 言葉から派生したタイトル。
 第1楽章では木管楽器、第2楽章では弦楽器区群、第3楽章はパーカッションがそれぞれ際だって活躍し、そして第4楽章ではオー ケストラ全体がヴィルトゥオジックに鳴り響きます。
 委嘱・初演したのがセル率いるクリーヴランド管という超人集団だったということも影響しているかもしれませ ん。
 ここでのヒメノ率いるルクセンブルク・フィルも、驚くほどの鮮やかな音色で目の覚めるような演奏が展開されています。

 ●ケラス来日日程●
  2024年
  3月14日(木)19:00 浜離宮朝日ホール
   ジャン=ギアン・ケラス 無伴奏チェロリサイタル
  【弦楽三重奏】ダニエル・ゼペック(ヴァイオリン)&タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)&ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
  3月17日(日) 14:00 兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホール
  3月18日(月) 19:00 王子ホール
  3月19日( 火) 19:00 王子ホール
 



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キング・インターナショナル



KKC 8848/61
(14CD)
\15000→\13990

園田高弘ロマン派Box

園田高弘(ピアノ)
 Disc1
  ショパン:24の前奏曲Op.28
 Disc2
  ショパン:
   (1)ポロネーズ第1番嬰ハ短調Op.26の1 / (2)ポロネーズ第2番変ホ短調Op.26の2 /
   (3)ノクターン第7番嬰ハ短調Op.27の1 / (4)ノクターン第8番変ニ長調Op.27の2 /
   (5)4つのマズルカOp.30 / (6)4つのマズルカOp.33 /
   (7)ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35
 Disc3
  ショパン:
   (1)子守歌Op.57 / (2)ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58 /
   (3)3つのマズルカOp.59 / (4)舟歌Op.60 / (5)幻想ポロネーズOp.61
 Disc4
  ショパン:
   (1)バラード第1番ト短調Op.23 / (2)バラード第2番ヘ長調Op.38 /
   (3)バラード第3番変イ長調Op.47 / (4)バラード第4番ヘ短調Op.52 /
   (5)即興曲第1番変イ長調Op.29 / (6)即興曲第2番嬰ヘ長調Op.36 /
   (7)即興曲第3番変ト長調Op.51 / (8)幻想即興曲Op.66
 Disc5
  シューマン:
   (1)クライスレリアーナOp.16 / (2)子供の情景Op.15
 Disc6
  シューマン:
   (1)謝肉祭Op.9 / (2)フモレスクOp.20 / (3)花の曲Op.19
 Disc7
  シューマン:
   (1)幻想曲Op.17 / (2)アラベスクOp.18 / (3)夜曲集Op.23 / (4)3つの幻想的小品Op.111
 Disc8
  シューマン:
   (1)ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調Op.11 / (2)幻想小曲集Op.12
 Disc9
  ブラームス:
   (1)ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24 /
   (2)2つの狂詩曲Op.79 / (3)8つのピアノ小品Op.76
 Disc10
  ブラームス:
   (1)ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.5 / (2)幻想曲集Op.116 / (3)間奏曲集Op.117
 Disc11
  ブラームス:
   (1)パガニーニの主題による変奏曲Op.35 /
   (2)6つのピアノ曲Op.118 / (3)4つのピアノ曲Op.119
 Disc12
  シューベルト:
   (1)ピアノ・ソナタ第16番イ短調D845 / (2)即興曲集Op.90
 Disc13
  シューベルト:
   (1)ピアノ・ソナタ第13番イ長調D664 / (2)即興曲集Op.142
 Disc14(ボーナス)
  (1)シューマン:交響的練習曲Op.13/(2)ショパン:幻想ポロネーズOp.61/
  (3)リスト:ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」

 華麗で深遠。日本ピアノ音楽史の至宝・園田高弘のロマン派ピアノ大集成

 録音:
  Disc1; 1983 年4月21,22日/浜北市文化会館、Disc2; 1997 年12月10-12日/竜洋なぎの木会館いさだホール、
  Disc3; 1989 年4月11,12日/桃源文化会館(白根)、Disc4; 1990 年5月10,11日/浜北文化センター市民会館、
  Disc5; 1982 年9月20,21日/カトリック下井草教会、Disc6; 1992 年10月28,29日/竜洋なぎの木会館いさだホール、
  Disc7; 1988年5月4,5日/本郷バリオホール、Disc8; 2001年8月21-23日/バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ、
  Disc9; 1993年4月14,15日/竜洋なぎの木会館いさだホール、Disc10; 1997年4月11-15日/竜洋なぎの木会館いさだホール、
  Disc11; 2001 年8月24-16日/バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ、
  Disc12; 2003 年8月23-25日/バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ、
  Disc13; 2004 年7月8-10日/三重文化会館大ホール、Disc14; 1998 年9月23日/サントリーホール(ライヴ)
 クラムシェルBox、紙ジャケ、国内製作、日本語帯・解説付

 今年歿後20年となる園田高弘。日本ピアノ界の偉大な功労者であると同時にヴィルトゥオーゾ・ピアニストであった彼の貴重な遺産音源を、未亡人園田春子氏監修でBox化。
 今回はロマン派の作曲家を集めたもので、聴き応え満点。

 注目はシューマンの「クライスレリアーナ」と「子供の情景」の初CD化。1982年9月に相澤昭八郎プロデュースで録音され、アダムエース・レーベルからLPで発売されましたが、以後マスターテープが所在不明となりCD 化できずにいました。
 最近オリジナル・マスターを発見、今回最新リマスタリングで甦りました。
 下井草の教会での録音ですが、9月の深夜に録音が行われたため、静かな箇所でかすかに虫の音が聞きとれるかもオーディオ的に興味津々です。

 ショパン、シューマン、ブラームスの主要なピアノ曲を園田の巨匠芸で楽しめるのはまさに贅沢の極み。一点の曖昧さもない強靭なピアニズムと深い音楽性にひたれます。
 ボーナス・ディスクとして1998年9月23日に70歳を記念して行われたサントリーホールのコンサート・ライヴが収められているのも貴重。円熟の至芸を味わえます。

 解説は基本園田自身の書き下ろし。ショパン論は読み応え満点でこだわりの深さを感じさせます。
 今回驚きの価格でご提供。各家庭に1セットは揃えたい偉大な音楽遺産です。
 




ARS PRODUKTION



ARS38648
\2700
ファニー・ヘンゼル:ピアノ作品集
 ソナタ断章 ホ長調(1822年作曲/未出版)
 6つのメロディ Op.4&Op.5(1847年出版)より
  第2曲、第3曲、第4曲、第5曲、第6曲
 4つの歌 Op.8(遺作第1番/1850年出版)より
  第4曲 《さすらいの歌》
 12の性格的小品 《一年》(1841年作曲/未出版)より
  1月、2月、7月、12月、後奏曲
 4つの歌 Op.6(1847年出版)
ソントラウト・シュパイデル(ピアノ)

 ファニー・ヘンゼルのピアノ作品集!

 ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847)のピアノ作品集。彼女はフェリックス・メンデルスゾーンの姉として知られていますが、傑出した音楽家で、ピアニスト、指揮者、弟フェリックスの最も親しい友人であり理解者としても重要な人物だったと言えます。
 19世紀最も重要な女性作曲家であったファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼルの作品は、ソントラウト・シュパイデルの演奏によっていかに優れたものであったか感じることが出来るでしょう。

 ※録音:1985年4月20日-21日
 
 


ARS38647
\2700
ファビアン・ミュラー:協奏曲集
 パン・フルート協奏曲(2017)
 ヘッケルフォーン協奏曲(2020)
 大オーケストラのための《タラニス》
カスパール・ツェーンダー(指揮)
ロイヤル・チェコ・シンフォニア・フラデツ・クラーロヴェー
ハンスペーター・オジエ(パン・フルート)
マルティン・フルティガー(ヘッケルフォーン)

 スイスの作曲家ファビアン・ミュラー(b.1964)の作曲による珍しい楽器のための協奏曲集。
 特にヘッケルフォーンは使用されることが少ない楽器で、オーボエの1オクターヴ低い音域を持ちます。
 R.シュトラウスのオペラで用いられたり、《アルプス交響曲》で用いられていますが、協奏曲のソロ楽器として使用されるのは特に珍しいケースです。
 マルティン・フルティガーによる演奏でその魅力をたっぷりとご堪能ください。

 ※録音:2023年2月
 




AUDAX RECORDS

ADX11212
\2700
中世のザルツブルクの名もなき修道士が作曲した
 ニコデモの福音書に基づく受難曲集 G23

 1. Pange lingua gloriosi (hymn)(フィリップ・ランプレヒト編)/
 2. Die nacht wirt schier dez hymmels gast* / 3. Gein Zedron ging Jhesus* /
 4. Instrumental "Contemplatio" / 5. Zu prymzyt* / 6. Estampie "Tenebrae" /
 7. Geseczet wart Jhesus* / 8. Christe qui lux es et dies (hymn) /
 9. Die juden teilten sin gewant* / 10. Instrumental based on "G23" /
 11. Instrumental "Planctus" / 12. Jhesus enpfalch sin muter* /
 13. Instrumental based on a melisma from "G23" /
 14. Estampie super "Crux fidelis" (hymn) (アンネ=ズーゼ・エンスレ編) /
 15. Man brach den schachern ire beyn* /16. Stabat mater (sequence) /
 17. Zu complet (G23, VIII)* /18. Instrumental "Iubilatio" /
 19. Estampie super "Christus factus est"(エンスレ編)/
 20. Ein absteig die besliessung* / 21. Eya der grossen liewe (ランプレヒト編)
 *ザルツブルクの修道士

デュオ・エンスレ=ランプレヒト
 〔アンネ=ズーゼ・エンスレ
   (リコーダー、ハープ、バグパイプ、
    ブロンズ・トライアングル)、
  フィリップ・ランプレヒト
   (パーカッション、ヴォーカル)〕
スザンヌ・アンソルグ(中世フィドル)


 ザルツブルクの修道士が残した「ニコデモの福音書」に基づく受難曲集!

 ☆ヨハネス・プラムゾーラーの自主レーベル、Audax Records!
 ☆リコーダーとパーカッションで中世の音楽を現代へ再現する「デュオ・エンスレ=ランプレヒト」 第3弾!

 リコーダーとパーカッションで中世の音楽を現代へ再現する「デュオ・エンスレ=ランプレヒト」のAudax Records第3弾。

 中世のザルツブルクの名もなき修道士が作曲した「ニコデモによる福音書をベースとした受難曲(受難ソング)集」に、ランプレヒト、エンスレによるアレンジ作品をカップリング。
 名手たちが中世の楽器を見事に駆使して、官能的かつ詩的に奏でます。

 2008年にザルツブルクで結成されたリコーダーとパーカッションによるアンサンブル、「デュオ・エンスレ=ランプレヒト」。
 初期の笛、様々な打楽器を使用した幻想的な演奏で、中世の神聖な音楽を現代に再現します。
 リコーダーは、2013年にロンドンのSRPメック国際リコーダー・コンクール(ドロテー・オーバーリンガーを排出したことでも知られる名門コンペティション)で最優秀賞を受賞した1988年ドイツ生まれの若き名手、アンネ=ズーゼ・エンスレ。
 2017年にリリースした「Tesserae」(ADX13712)はICMA(国際クラシック音楽賞)2017にノミネートされました。

 ※録音:2023年12月18日-21日、プロクルス・ミュージアム(イタリア)

 
 




CORO



COR16205
\2700
オックスフォード・モードリン・カレッジ合唱団
 Peace I leave with you ~ 夕刻のための音楽

 1. エイミー・ビーチ:Peace I leave with you
 2. パーセル:Hear my prayer
 3. ロクサンナ・パヌフニク(b.1968):O Hearken
 4. ギボンズ:Behold, thou hast made my days
 5. ジョアンナ・マーシュ(b.1970):Evening Prayer
 6. クリストファー・タイ:Lord, let thy servant now depart
 7. グレイストン・アイヴズ(b.1948):In pace
 8. ジョン・シェパード:Libera nos I & II
 9. トマス・タリス:Te lucis ante terminum I & II
 10. スタンフォード:Eternal Father
 11. イモジェン・ホルスト:A Hymne to Christ
 12. アンドルー・ガント(b.1963):An Evening Hymn of Sir Thomas Browne
 13. チャールズ・ウッド:Hail, gladdening Light
 14. ピアース・コナー・ケネディ(b.1991):O nata lux
 15. ウィリアム・マンディ:O Lord, the maker of all thing
 16. ジョン・タヴナー:The Lord's Prayer
 17. グスターヴ・ホルスト:Nunc dimittis
 18. ヒューバート・パリー:Lord, let me know mine end
オックスフォード・モードリン・カレッジ合唱団
マーク・ウィリアムズ(指揮)

 英国の名門合唱団CORO第1弾!「夕刻」をテーマとした音楽!

 ☆英国の名門合唱団がCORO初登場!
 ☆第1弾は、「夕刻」をテーマとした癒しの音楽!

 英国の名門合唱団、オックスフォード・モードリン・カレッジ合唱団がCOROから初登場。
 第1弾は、「夕刻」をテーマに過去500年にわたり同カレッジの音楽生活の基盤となってきたレパートリーを探求しています。
 夕刻に関連する多くの音楽は、穏やかで心を落ち着かせるものであり、挑戦的でない「音浴」の形で超越的な美を求める人々を満足させるものですが、本アルバムでは、現代と16世紀の音楽を対比させています。

 オックスフォード・モードリン・カレッジ合唱団は、1480年に中世後期のイングランドで最大規模の合唱団として創設され、この歴史的遺産は5世紀にわたって維持されてきました。
 現在、英国で最も優れたアンサンブルのひとつとして国際的な評価を得ている合唱団は、主にモードリン・カレッジ・チャペルでの毎日の教会礼拝、16世紀に遡る古くからの伝統である有名なメーデーの祝典をはじめ、年間を通して数多くの特別な行事でも歌っています。
 またコンサート活動においては、BBCプロムスやカドガン・ホールなどへの出演、ブリテン・シンフォニア、アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズなど、数多くの一流オーケストラとも共演しています。
 ロンドンのセント・ポール大聖堂のアシスタント・オルガニストをはじめ、指揮者、チェンバリスト、オルガニストとして数多くの著名なオーケストラ、合唱団、アンサンブルと共演してきたマーク・ウィリアムズの手腕で、これら作品群が持つ晩祷の特徴である昼と夜の境界の空間を捉え、聴衆を「すべての理解を超えた平安」へと導きます。

 ※録音:2022年6月26-28日、オックスフォード・モードリン・カレッジ・チャペル(イギリス)

 
 



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FONE



40SACD239
(40SACD HYBRID STEREO)
特別価格/
完全限定生産
\66000→\63990

ハッピー・バースデー・マエストロ!
 ~ サルヴァトーレ・アッカルド80歳記念
     SACD40枚組の超豪華ボックスが待望の再生産
 【DISC1: SACD061/1】
  J.S.バッハ:
   無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV.1001
   無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002
   無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV.1003
     サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)
     録音:2007年
 【DISC2: SACD061/2】
  J.S.バッハ:
   無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004
   無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005
   無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
     サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)
     録音:2007年
 【DISC3: SACD224】
  ベートーヴェン:
   ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2*
   ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3**
   ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23***
     サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)
     ステファニア・レダエッリ(ヴァイオリン)*
     マリア・グラツィア・ベロッキオ(ピアノ)**
     ラウラ・マンツィーニ(ピアノ)***
     録音:2019年-2020年
 【DISC4: SACD060】
  ベートーヴェン:
   ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47《クロイツェル》
   ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24《春》
     サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ジョルジア・トマッシ(ピアノ)
     録音:2004年
 【DISC5: SACD143】
  ベートーヴェン:
   ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61(第1楽章&第3楽章カデンツァ:フリッツ・クライスラー作)/
   ロマンス第2番ヘ長調 Op.50/ロマンス第1番ト長調 Op.40
     サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)
     オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ
     録音:2005年
 【DISC6: SACD008】
  ブラームス:
   ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78《雨の歌》/
   ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100/
   ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108/《F.A.E.ソナタ》より スケルツォ ハ短調
     サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ブルーノ・カニーノ(ピアノ)
     録音:1997年
 【DISC7: SACD218】
  サラサーテ:ヴァイオリンとピアノのための作品集(スペイン舞曲集ほか)
   マラゲーニャ Op.21-1/ハバネラ Op.21-2/アンダルシアのロマンス Op.22-1/
   ホタ・ナヴァーラ Op.22-2/プレイェーラ Op.23-1/サパテアード Op.23-2/
   スペイン舞曲 Op.26-1/スペイン舞曲 Op.26-2/アンダルシアのセレナード Op.28/
   アディオス・モンターニャス・ミアス Op.37/ホタ・アラゴネーサ Op.27/
   バスク奇想曲 Op.24/ナバーラ Op.33(2本のヴァイオリンのための)*
     サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、
     ラウラ・ゴーナ(ヴァイオリン)*、ラウラ・マンツィーニ(ピアノ)
     録音:2019年
 【DISC8: SACD217】
  グリーグ:
   ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 Op.8/ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 Op.13/
   ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45
     サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ステファニア・レダエッリ(ヴァイオリン)
     録音:2020年
 【DISC9: SACD196】
  ハイフェッツへのオマージュ
   ガーシュウィン:
    「サマータイム」&「女は気まぐれ」、「必ずしもそうでない」、「ブルースのテンポで」、「ベス、お前は俺のもの」、「うちの人は逝ってしまった」(《ポーギーとベス》より)、3つの前奏曲/
   ロバート・ラッセル・ベネット:ヘクサポーダ、スロー・アンド・ロンリー/
   ロッシーニ(カステルヌオーヴォ=テデスコ編):フィガロ/グラズノフ:瞑想曲 Op.32/
   プロコフィエフ:行進曲/シューベルト:アヴェ・マリア/
   プーランク:プレスト 変ロ長調/ファリャ:かがり火のそばで/アルベニス:セビーリャ/
   ドビュッシー:美しい夕暮れ/プロコフィエフ:仮面/アルフテル:ジプシーの踊り/
   リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行/メンデルスゾーン:歌の翼に
     サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ラウラ・マンツィーニ(ピアノ)
     録音:1997年
 【DISC10: SACD003】
   クライスラー讃 ~ クレモナのヴァイオリン第1集
    ・使用楽器:Carlo IX, di A. Amati (1566)
   クライスラー:前奏曲とアレグロ/メヌエット/タンブーラン
    ・使用楽器:Hammerle, di N. Amati (1658)
   クライスラー:ロンディーノ/メロディ/アレグレット
    ・使用楽器:Quarestani, di G. Guarneri (1689)
   クライスラー:インドの歌/マズルカ
    ・使用楽器:G. Guarneri detto del Gesu (1734)
   クライスラー:ジプシーの女/即興曲/愛の喜び
    ・使用楽器:Cremonese, di A. Stradivari (1715)
   クライスラー:中国の太鼓、カヴァティーナ、美しきロスマリン/
   ドヴォルザーク:我が母の教えたまいし歌 Op.55-4(ジプシーの歌より)/
   ブラームス(クライスラー編):ハンガリー舞曲/
   リムスキー=コルサコフ:太陽への讃歌(歌劇 《金鶏》より)/
   アルベニス(クライスラー編):マラゲーニャ Op.165-3/クライスラー:愛の悲しみ
     サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ラウラ・マンツィーニ(ピアノ)
     録音:1993年
 【DISC11: SACD030】
  クライスラー讃 ~ クレモナのヴァイオリン第2集
   ・使用楽器:Carlo IX, di A. Amati (1566)
  クライスラー:プニャーニの様式によるテンポ・ディ・メヌエット/
  クープランの様式によるルイ13世の歌とパヴァーヌ/コレッリの主題による変奏曲
   ・使用楽器:Hammerle, di N. Amati (1658)
  クライスラー:
   フランクールの様式によるシチリアーノとリゴードン/
   マルティーニの様式によるアンダンティーノ
    ・使用楽器:Quarestani, di G. Guarneri (1689)
  シューマン(クライスラー編):ロマンス イ長調/フォスター(クライスラー編):故郷の人々
   ・使用楽器:G. Guarneri detto del Gesu (1734)
  グラナドス(クライスラー編):スペイン舞曲/クライスラー:古いリフレイン/
  ドヴォルザーク(クライスラー編):スラヴ舞曲ト短調 Op.46-1
   ・使用楽器:Cremonese, di A. Stradivari (1715)
  アルベニス(クライスラー編):タンゴ Op.165-2/
  シャミナード(クライスラー編):スペインのセレナード/
  チャイコフスキー(クライスラー編):アンダンテ・カンタービレ Op.11/
  クライスラー:ウィーン奇想曲 Op.2/
  ドヴォルザーク(クライスラー編):インディアンの嘆歌 ト短調/
  ポルディーニ(クライスラー編):踊る人形/
  メンデルスゾーン(クライスラー編):5月のそよ風 Op.62-1(無言歌第5巻より)/
  アイルランド民謡(クライスラー編):ロンドンデリーの歌
    サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ラウラ・マンツィーニ(ピアノ)
    録音:1993年
 【DISC12: SACD2045】
  クライスラー讃 ~ ストラディヴァリ 《イル・クレモネーゼ》
   クライスラー:中国の太鼓、カヴァティーナ、美しきロスマリン/
   ドヴォルザーク:我が母の教えたまいし歌 Op.55-4(ジプシーの歌より)/
   ブラームス(クライスラー編):ハンガリー舞曲/
   リムスキー=コルサコフ:太陽への讃歌(歌劇 《金鶏》より)/
   アルベニス(クライスラー編):マラゲーニャ Op.165-3/
   クライスラー:愛の悲しみ/アルベニス(クライスラー編):タンゴ Op.165-2/
   シャミナード(クライスラー編):スペインのセレナード/
   チャイコフスキー(クライスラー編):アンダンテ・カンタービレ Op.11/
   クライスラー:ウィーン奇想曲 Op.2/
   ドヴォルザーク(クライスラー編):インディアンの嘆歌 ト短調/
   ポルディーニ(クライスラー編):踊る人形/
   メンデルスゾーン(クライスラー編):5月のそよ風 Op.62-1(無言歌第5巻より)/
   アイルランド民謡(クライスラー編):ロンドンデリーの歌
     サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ラウラ・マンツィーニ(ピアノ)
     録音:1993年
   ※【DISC12: SACD2045】の収録曲は、【DISC10: SACD003】と
    【DISC11: SACD030】の収録曲と同一の音源です。予めご了承下さい。
 【DISC13: SACD234】
  モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第32番ヘ長調 K.376/ヴァイオリン・ソナタ第33番ヘ長調 K.377/
  アレグロ変ロ長調 K.372/ヴァイオリン・ソナタ第37番イ長調 K.402/
  ヴァイオリン・ソナタ第39番ハ長調 K.404
    サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ブルーノ・カニーノ(ピアノ)
    録音:1988年
 【DISC14: SACD231】
  モーツァルト:
   ヴァイオリン・ソナタ第34番変ロ長調 K.378/ヴァイオリン・ソナタ第26番変ホ長調 K.302/
   ヴァイオリン・ソナタ第28番ホ短調 K.304/ヴァイオリン・ソナタ第38番ハ長調 K.403
     サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ブルーノ・カニーノ(ピアノ)
     録音:1988年
 【DISC15: SACD233】
  モーツァルト:
   ヴァイオリン・ソナタ第35番ト長調 K.379/ヴァイオリン・ソナタ第36番変ホ長調 K.380/
   ヴァイオリン・ソナタ第43番ヘ長調 K.547
     サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ブルーノ・カニーノ(ピアノ)
     録音:1988年
 【DISC16: SACD230】
  モーツァルト:
   ヴァイオリン・ソナタ第40番変ロ長調 K.454/ヴァイオリン・ソナタ第25番ト長調 K.301/
   ヴァイオリン・ソナタ第30番ニ長調 K.306
     サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ブルーノ・カニーノ(ピアノ)
     録音:1988年
 【DISC17: SACD232】
  モーツァルト:
   ヴァイオリン・ソナタ第41番変ホ長調 K.481/ヴァイオリン・ソナタ第27番ハ長調 K.303/
   《羊飼いの娘セリメーヌ》による12の変奏曲ト長調 K.359/
   《泉のほとりで》による6つの変奏曲ト短調 K.360
     サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ブルーノ・カニーノ(ピアノ)
     録音:1988年
 【DISC18: SACD237】
  モーツァルト:
   ヴァイオリン・ソナタ第42番イ長調 K.526/ヴァイオリン・ソナタ第24番ハ長調 K.296/
   ヴァイオリン・ソナタ第29番イ長調 K.305
     サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ブルーノ・カニーノ(ピアノ)
     録音:1988年
 【DISC19: SACD228】
  モーツァルト:弦楽五重奏曲第1番変ロ長調 K.174/弦楽五重奏曲第5番ニ長調 K.593
    サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、
    マーガレット・ベイチャー(ヴァイオリン)、トビー・ホフマン(ヴィオラ)、
    シンシア・フェルプス(ヴィオラ)、ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)
    録音:1988年
 【DISC20: SACD091】
  モーツァルト:弦楽五重奏曲第2番ハ短調 K.406/弦楽五重奏曲第4番ト短調 K.516
    サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、マーガレット・ベイチャー(ヴァイオリン)、
    トビー・ホフマン(ヴィオラ)、シンシア・フェルプス(ヴィオラ)、ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)
    録音:1988年
 【DISC21: SACD222】
  モーツァルト:弦楽五重奏曲第3番ハ長調 K.515/弦楽五重奏曲第6番変ホ長調 K.614
    サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、マーガレット・ベイチャー(ヴァイオリン)、
    トビー・ホフマン(ヴィオラ)、シンシア・フェルプス(ヴィオラ)、ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)
    録音:1988年
 【DISC22: SACD229】
  モーツァルト:
   クラリネット五重奏曲イ長調 K.581/ホルン五重奏曲変ホ長調 K.407/
   オーボエ四重奏曲ヘ長調 K.370
     テレサ・タニクリフ(クラリネット)、ロビン・グレアム(ホルン)、
     アウグスト・ロッピ(オーボエ)、サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、
     マーガレット・ベイチャー(ヴァイオリン)、トビー・ホフマン(ヴィオラ)、
     シンシア・フェルプス(ヴィオラ)、ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)
     録音:1988年
 【DISC23: SACD133】
  モーツァルト:ディヴェルティメント変ホ長調 K.563/アダージョとフーガ ハ短調 K.546
    サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、マーガレット・ベイチャー(ヴァイオリン)、
    トビー・ホフマン(ヴィオラ)、ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)、
    フランコ・ぺトラッチ(コントラバス)
    録音:1988年
 【DISC24: SACD235】
  モーツァルト:
   セレナード第13番ト長調 K.525《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》
   ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番ト長調 K.423
   ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番変ロ長調 K.424
     サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、マーガレット・ベイチャー(ヴァイオリン)、
     トビー・ホフマン(ヴィオラ)、ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)、
     フランコ・ぺトラッチ(コントラバス)
     録音:1988年
 【DISC25: SACD056】
  モーツァルト:
   ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調 K.207/ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調 K.211/
   ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218/ロンド ハ長調 K.373
     サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)、プラハ室内管弦楽団
     録音:1990年
 【DISC26: SACD088】
  モーツァルト:
   ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216/ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219《トルコ風》/
   アダージョ ホ長調 K.261/ロンド変ロ長調 K.269
     サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)、プラハ室内管弦楽団
     録音:1988年
 【DISC27: SACD090】
  モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調 K.364*/コンチェルトーネ ハ長調 K.190**
    サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)、プラハ室内管弦楽団、
    マーガレット・ベイチャー(ヴァイオリン)**、トビー・ホフマン(ヴィオラ)*
    録音:1988年
 【DISC28: SACD032/1】
  パガニーニ:24のカプリース Op.1(完全全曲版)より 第1番~第12番
    サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)
    録音:2002年
 【DISC29: SACD032/2】
  パガニーニ:24のカプリース Op.1(完全全曲版)より 第13番~第24番
    サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)
    録音:2002年
 【DISC30: SACD019】
  オブリビオン ~ ヴァイオリンとオーケストラのためのピアソラ作品集 Vol.1
   ピアソラ:
    オブリビオン(忘却)/エスクアロ(鮫)/ミロンガ・アン・レ(ニ調のミロンガ)/
    天使へのイントロダクション/レビラード/言葉のないミロンガ/
    フィナーレ/現実との3分間/弦楽のための組曲《追憶》
      サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)、オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ
      録音:2001年
 【DISC31: SACD020】
  アディオス・ノニーノ ~ ヴァイオリンとオーケストラのためのピアソラ作品集 Vol.2
   ピアソラ:バルダリート/アディオス・ノニーノ*/天使のミロンガ/ジャンヌとポール/
   ブエノスアイレスの夏/昔むかし(アヴェ・マリア)/室内オーケストラのための3つの小品
     サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)、
     オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ、ラウラ・マンツィーニ(ピアノ)*
     録音:2001年
 【DISC32: SACD021】
  ル・グラン・タンゴ ~ ヴァイオリンとオーケストラのためのピアソラ作品集 Vol.3
   ピアソラ:
    ル・グラン・タンゴ/セロス(嫉妬)/3つのタンゴ*/
    目を閉じて聞いて/タンゴ第1番/タンゴ第2番
      サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)、
      オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ、
      ラウラ・マンツィーニ(ピアノ)*、アンナ・ローロ(ハープ)*
      録音:2001年
 【DISC33: SACD220/1】
  プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調 Op.80/ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.94bis
    サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、マリア・グラツィア・ベロッキオ(ピアノ)
    録音:2020年
 【DISC34: SACD220/2】
  プロコフィエフ:
   5つのメロディ Op.35bis*/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.115/
   2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 Op.56**
     サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ラウラ・ゴーナ(ヴァイオリン)**、
     マリア・グラツィア・ベロッキオ(ピアノ)*
     録音:2020年
 【DISC35: SACD160】
  シューベルト:弦楽四重奏曲第15番ト長調 D.887/弦楽四重奏曲第12番ハ短調 D.703《四重奏断章》
    サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、マーガレット・ベイチャー(ヴァイオリン)、
    トビー・ホフマン(ヴィオラ)、ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)
    録音:1997年
 【DISC36: SACD065】
  ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 《四季》
   協奏曲ホ長調 《春》/協奏曲ト短調 《夏》/協奏曲ヘ長調 《秋》/協奏曲ヘ短調 《冬》/
   2本のヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調 F.1-100(RV.514)/
   ヴァイオリン、チェロ、弦楽と通奏低音のための協奏曲変ロ長調 F.4-2(RV.547)
     サルヴァトーレ・アッカルド (ヴァイオリン独奏&指揮)、
     オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ、ラウラ・ゴーナ(ヴァイオリン)、
     チェチーリア・ラディック(チェロ)、ラウラ・マンツィーニ(チェンバロ)
     録音:2009年
 【DISC37: SACD096】
  バーンスタイン:
   ヴァイオリン独奏、弦楽、ハープと打楽器のためのセレナード(プラトンの「饗宴」による)/
  ペンデレツキ:ヴァイオリン協奏曲*
    サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)、
    オーケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ、クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮)*、
    オーケストラ・ジョヴァニーレ・イタリアーナ*
    録音:1987年-1998年
 【DISC38: SACD219】
  ドビュッシー&ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのための作品集
   ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調、
   ベルガマスク組曲より《月の光》(アレクサンドル・ローレンス編曲)、
   前奏曲集より《ミンストレル》(作曲家自編)、
   前奏曲集より《亜麻色の髪の乙女》(アーサー・ハルトマン編曲)、
   忘れられた小唄より《巷に雨のふるごとく》(アーサー・ハルトマン編曲)/
  ラヴェル:
   ヴァイオリン・ソナタ、2つのヘブライの歌より《カディッシュ》(ルシアン・ガルバン編曲)、
   フォーレの名による子守歌、ハバネラ形式の小品、ツィガーヌ(演奏会用狂詩曲)
     サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ラウラ・マンツィーニ(ピアノ)
     録音:2019年
 【DISC39: SACD040】
  クレモナで製作された1727年製のストラディヴァリ《ヴェスヴィオ》
   タルティーニ:協奏曲イ長調 D.69/ロカテッリ:協奏曲ニ長調 Op.3-12/
   ピアソラ:ル・グラン・タンゴ/パガニーニ:ラ・カンパネラ、カンタービレ/
   ピアソラ:オブリビオン(忘却)
     サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)、オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ
     録音:2005年
 【DISC40: SACD221】
  コンポーザー=ヴァイオリニストたち
   ヴィターリ:シャコンヌ/ヴィエニャフスキ:伝説、ポロネーズ第2番ニ長調/
   タルティーニ:悪魔のトリル/サラサーテ:カルメン幻想曲/パガニーニ:カンタービレ ニ長調
     サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ラウラ・マンツィーニ(ピアノ)
     録音:1995年

 サルヴァトーレ・アッカルドの80歳記念にリリースされたSACD40枚組の超豪華ボックスが待望の再生産!

 その驚異的なテクニックと優れたパガニーニ作品の演奏、「イ・ムジチ合奏団」でのコンサートマスターとしての活躍により、若くして「パガニーニの再来」と称されるなど、長きにわたりイタリアのヴァイオリン界に君臨し続ける巨匠であり長老的存在のサルヴァトーレ・アッカルド(b.1941)。
 このイタリアが世界に誇るヴァイオリンの巨匠の生誕80周年を記念すべく、イタリアのオーディオファイル・レーベル「Fone(フォネ)」の社主でありプロデューサー兼エンジニアのジュリオ・チェーザレ・リッチがSACD40枚組のアニヴァーサリー・ボックスを2021年に製作。
 1980年代後半から2020年にかけてアッカルドとの二人三脚で録音してきた演奏を集めリリース当時大きな話題を呼んだこのセットはしばらく完売状態が続いていましたが、この度待望の再生産が決定しました!

 アッカルドの代名詞であるパガニーニ「24のカプリス」やバッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」、ブラームスの「ソナタ集」、ベートーヴェンの「ヴァイオリン協奏曲」などの名作はもちろんのこと、ピアソラ・シリーズや1988年に録音された一連の「モーツァルト」、ストラディヴァリなどの貴重な銘器を奏でた録音など、名演の数々を余すことなく収録。
 
 ジュリオ・チェーザレ・リッチはこのアニヴァーサリー・ボックスの製作にあたり新たに「シニョリッチ・テクノロジー」によるリマスタリングを施しており、音質面が大いに向上したことも注目を集めたポイントです。
 マエストロ・アッカルドの80歳を祝った超豪華ボックスが再び。なお、今回の完売後の再々生産は完全未定です。

 ※録音:1987年-2020年
 
 ※当タイトルは完全数量限定生産のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。(代理店)
 
 
 



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ポール・マクリーシュ(指揮)
 ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズ
初演時のオーケストラを再現した
 エルガー「ジェロンティアスの夢」!

  エルガー:オラトリオ
   《ジェロンティアスの夢》(1900)
ポール・マクリーシュ(指揮)
ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズ
ガブリエリ・ロアー
ポーランド国立ユース合唱団
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 マクリーシュ&ガブリエリ・コンソート!初演時のオーケストラを再現したエルガー「ジェロンティアスの夢」!

 ☆古楽界の鬼才ポール・マクリーシュとガブリエリ・コンソートが築く新たな偉業!
 ☆エルガーの時代の楽器によるオーケストラで初めて録音された「ジェロンティアスの夢」!

 名匠ポール・マクリーシュが1982年に創設したイギリスを代表する古楽アンサンブル&合唱団、ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズ。
 BBCミュージック・マガジン賞2020で栄誉ある「年間最優秀録音賞(Record of the Year)を受賞したパーセルの「アーサー王」(OSIGCD589)や、グラモフォン賞にノミネートした「妖精の女王」(SIGCD615)に続く、約4年ぶりのニュー・アルバムでは、エルガーの傑作オラトリオ、「ジェロンティアスの夢(ゲロンディアスの夢)」が登場!
 これまでのレコーディングでも、緻密な研究と考察によって当時の楽器や編成、演奏習慣などを再現した取り組みが極めて高く評価されてきたマクリーシュ&ガブリエリですが、今回の「ジェロンティアスの夢」でも1900年のバーミンガム初演時のオーケストラを再現するという画期的なプロジェクトを実現しています。
 3人の英国の一流ソリスト、若手歌手によって構成される「ガブリエリ・ロアー」とポーランド国立ユース合唱団による150名超の合唱団、そしてエルガーの時代の楽器のオーケストラで初めて録音される「ジェロンティアスの夢」にご注目ください!

 豪華ハードカバー・タイプのブックレット(約40ページ)には歌詞やバイオグラフィーに加え、スティーヴン・ハフやマハン・エスファハニといった豪華アーティストからの寄稿、ポール・マクリーシュによる各楽器の解説(弦楽器は最低弦以外はガット弦が張られ、「過渡期」の楽器と「現代的」な楽器が混在している。
 ニコラス・ダニエルはレオン・グーセンスが所有していた特別なオーボエを演奏。
 デニス・ブレインは、父親が実際にジェロンティアスの初期の演奏で使用していたものと同じ楽器を使用。等、興味深いを情報が満載)を掲載。
 国内仕様盤にはそれぞれの日本語訳が封入されます。

 ※録音:2023年7月29日-8月1日、フェアフィールド・ホールズ(クロイドン)&2023年10月10日、ヘレフォード大聖堂

 
 
 


SIGCD787
\2700
バックス&チョン・ピアノ・デュオ
 ドビュッシー&ラヴェル:ピアノ・デュオのための作品集


 ドビュッシー:
  月の光
   (ベルガマスク組曲 L.75より/
    アンリ・デュティユー編曲2台ピアノ版)
  小組曲(4手ピアノのための)
  白と黒で(2台ピアノのための)
  亜麻色の髪の乙女
   (前奏曲集第1巻より/レオン・ロケ編曲4手ピアノ版)
  レントより遅く(レオン・ロケ編曲4手ピアノ版)
  牧神の午後への前奏曲(ラヴェル編曲4手ピアノ版)
 ラヴェル:
  マ・メール・ロワ(4手ピアノのための)
  ラ・ヴァルス(2台ピアノのための)
バックス&チョン・ピアノ・デュオ
 〔アレッシオ・バックス(ピアノ)、
  ルシル・チョン(ピアノ)〕

 バックス&チョン夫妻のピアノ・デュオ!ドビュッシー&ラヴェル!

 ☆イタリアの貴公子アレッシオ・バックスとルシル・チョン夫妻のピアノ・デュオ!
 ☆Signum Classicsからの3枚目となるデュオ・アルバムは、ドビュッシーとラヴェルの4手連弾&2台ピアノ作品集!

 1997年の第3回浜松国際ピアノ・コンクール、2000年のリーズ国際ピアノ・コンクールを制覇し、世界を舞台に活躍を続けるイタリアの貴公子アレッシオ・バックス。
 ベルリン・フィルの第1コンサートマスターとして活躍する樫本大進との共演でも大きな注目を浴び、2023年にはエマニュエル・パユの来日ツアーでも共演し好評を博しています。

 Signum Classicsから3枚目のリリースとなるバックスとルシル・チョン夫妻によるピアノ・デュオ・アルバムは、4手連弾と2台ピアノのためのドビュッシー&ラヴェル。
 ピアノ・デュオのためのオリジナルの作品とデュティユーやラヴェルによる編曲作品を組み合わせた魅惑のプログラムを、高貴で爽やかなピアノ・デュオが彩ります。

 ※録音:2022年8月、サフロン・ホール(イギリス)

 
 




BMOP SOUND



BMOP 1093
\2400
ジョーン・タワー(b.1938):管弦楽作品集
 (1)ピアノ協奏曲「ベートーヴェンへのオマージュ」(1986)
 (2)「ライジング」(2010)~フルートと管弦楽のための
 (3)「赤いカエデ」(2013)~ファゴットと弦楽のための
 (4)フルート協奏曲(1989)
ギル・ローズ(指揮)
ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト
(1)マルク=アンドレ・アムラン(Pf)
(2)(4)キャロル・ウィンセンク(Fl)
(3)エイドリアン・モアジョン(Fg)

 巨匠マルク=アンドレ・アムラン登場!ジョーン・タワー:ベートーヴェンへのオマージュ!

 録音:(1)2021年9月10日、(2)2018年2月7日マサチューセッツ州 [67:12]

 ジョーン・タワーはアメリカの作曲家、ピアニスト、教育者として活動しており、エマーソン弦楽四重奏団、東京弦楽四重奏団、マリンバ奏者エヴリン・グレニーなど著名な団体、演奏家から作品の委嘱を受けている。
 このアルバムは20世紀後半から21世紀初頭までの協奏的作品が収められている。
 「ベートーヴェンへのオマージュ」と題されたピアノ協奏曲は新古典主義、ミニマル・ミュージックの要素が折衷された佳作でヴィルトゥオーゾ、マルク=アンドレ・アムランのピアノの妙技が聴きもの。
 フルート協奏曲は呪文のようなフルートのメリスマティックな旋律が美しい秀作。
 
 

BMOP 1094
(2CD)
\4300
トビアス・ピッカーのオペラ「覚醒」!
 トビアス・ピッカー(b.1954):
  歌劇「覚醒(AWAKENINGS)」(レナードの朝)
  (台本:アリエー・レヴ・ストールマン)
ギル・ローズ(指揮)
ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト
オデッセイ・オペラ

 映画「レナードの朝」と同じ原作によるトビアス・ピッカーのオペラ「覚醒」!

 録音:2023年2月26、27日ボストン、マサチューセッツ州 CD1[55:25] CD2[48:13]

 1990年にロバート・デ・ニーロ、ロビン・ウィリアムズの二大スターの共演で話題となった映画「レナードの朝」(原題は本作と同じ覚醒'Awakenings')の原作に基づくオペラ。
 なお原作は実話に基づくものである。
 昏睡状態にあったひとりの患者にパーキンソン病に使用する新薬を投与したことにより、患者は30年間の眠りから覚め、そのことから起こる様々な混乱と人間模様が描かれている。
 音楽は抒情的でロマンティックな手法で付けられており、内省的な原作の内容を美しく脚色している。
 




ORF


CD 3254
\2500
クルト・シュヴェルツィク(b.1935):
 「サロット・ロマーノの愛の夢」Op.1-7

  (1)ホルンとピアノのためのソナチネOp.1(1952/1971)
  (2)ヴァイオリンとピアノのための「デュオ&ダブル」Op.2(1957)
  (3)ヴァイオリン、ホルンとピアノのためのトリオOp.3(1960)
  (4)弦楽四重奏曲Op.4(1960)
  (5)「サロット・ロマーノ(ローマのリビングルーム)」~
   11楽器のためのOp.5(1961)
  (6)「ゼーフェルトのエデン・バー」~
   ピアノのためのOp.6(1961)
  (7)「愛の夢」~7奏者のためのOp.7(1962/63)
(1)ペーター・ドルフマイヤー(ウィンナ・ホルン)、
 ヨハネス・ヴィルヘルム(Pf)
(2)フリードリヒ・チェルハ(Vn)、
 イヴァン・エレート(Pf)
(3)フリードリヒ・チェルハ(Vn)、
 クルト・シュヴェルツィク(Hr)、
 イヴァン・エロート(Pf)
(4)ケーネ四重奏団(S.Q)
(5)クルト・シュヴェルツィク(指揮)
 アンサンブル
(6)アヤ・クレバーン(Pf)
(7)アンサンブル・フュア・ノイエ・ムジーク

 オーストリアの作曲家シュヴェルツィクの初期作品集!

 録音:(1)2018年3月5日、(2)(3)1960年10月6日、(4)2005年10月13日、2006年6月29日、(5)1967年4月26日、(6)2014年3月7日、(7)1968年6月9日 [73:56]

 クルト・シュヴェルツィクはオーストリアの現代音楽の作曲家。
 ウィーンに生まれ、ダルムシュタットではシュトックハウゼンと共に学んだ。ホルン奏者としても活動し、ウィーン交響楽団の楽員だったこともある。
 このディスクは彼が20代から30代の頃までの初期の作品が収められている。ホルン奏者としてヴァイオリンのフリードリヒ・チェルハ(同じくオーストリアを代表する作曲家)と共演しているのが聴きもの。
 最初期のホルンとピアノのためのソナチネはミヨーばりの多調の作風で書かれているが、その後のヴァイオリンとピアノのための「デュオ&ダブル」では12音技法となり、その後一貫して12音技法で作曲を続けた。
 チェルハと並ぶオーストリアを代表する作曲家の音楽を俯瞰する一枚。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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\2700→\2490
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲集
 オーストリアの名指揮者アロイス・メリヒャル(1896-1976)による草分け的なベルリン録音
 フルトヴェングラー指揮《第3番》(2つの楽章)


 [CD 1]
  J.S.バッハ:
   ・ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調 BWV1046
     ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
     アロイス・メリヒャル(指揮)
     シモン・ゴールドベルク(ヴァイオリン)
     グスタフ・カーン(オーボエ)
     [録音:1932年]

   ・ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調 BWV1047
     ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
     アロイス・メリヒャル(指揮)
     パウル・シュペッリ(トランペット)
     アルベルト・ハルツァー(フルート)
     グスタフ・カーン(オーボエ)
     シモン・ゴールドベルク(ヴァイオリン)
     ハンス・ボッタームント(チェロ)
     [録音:1932年]

   ・ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV1048 より
    第1楽章、第3楽章
      ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
      ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
      [録音:1930年]

   ・ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調 BWV1049
     ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
     アロイス・メリヒャル(指揮)
     ハインリヒ・ブライデン(フルート)
     アルベルト・ハルツァー(フルート)
     [録音:1933年]

 [CD 2]
  J.S.バッハ:
   ・ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV1050
     ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
     アロイス・メリヒャル(指揮)
     ジークフリート・ボリース(ヴァイオリン)
     フリードリヒ・トーマス(フルート)
     フランツ・ルップ(チェンバロ)
     [録音:1934年]

   ・ブランデンブルク協奏曲第6番変ロ長調 BWV1051
     ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
     アロイス・メリヒャル(指揮)
     ラインハルト・ヴォルフ(ヴィオラ)
     クルト・オーバーレンダー(ヴィオラ)
     パウル・グリュンマー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
     シルヴィア・グリュンマー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
     ヴォルフガング・クレーバー(チェロ)
     ヘルマン・メンツェル(コントラバス)
     エータ・ハーリヒ=シュナイダー(チェンバロ)
     [録音:1934年]

 [Bonus tracks]
  ・ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV1048
    ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団
    ユージン・グーセンス(指揮)
    [録音:1922 or 1923年]
  ・ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV1048
    ベルリン国立歌劇場管弦楽団、ゲーオー・フベア(指揮)
    [録音:1924年]
  ・トッカータとフーガ ニ短調 BWV565(アロイス・メリヒャル編)
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    アロイス・メリヒャル(指揮)
    [録音:1939年]
アロイス・メリヒャル(指揮)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、他

 ブランデンブルク協奏曲の貴重な歴史的録音集を復刻!

 バッハの《ブランデンブルク協奏曲》をバロックの伝統に従って演奏した1920~30年代の貴重な記録。
 今日ほとんど忘れられてしまったオーストリアの名指揮者アロイス・メリヒャル(1896-1976)によるこの草分け的なベルリンでの録音は、活力にあふれた高雅な演奏が録音史上の貴重な存在として記憶されています。
 このアルバムには、メリヒャル指揮の5曲と、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮の《第3番》(2つの楽章のみ)を収録。
 さらにボーナス・トラックとして、イギリスのユージン・グーセンスとデンマークのゲーオー・フベアが録音した《第3番》が収められました。
 コレクターでもあるエンジニアのクラウス・ビューリトのコレクションの音源を使い、可能な限り最良のデジタル技術により復刻され鮮明に甦りました。

 ※復刻:クラウス・ビューリト

 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




DIAPASON


DIAP166
\1900
ヴァイオリン協奏曲集/ヤッシャ・ハイフェッツ
 (1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
 (2)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op.26
 (3)ブルッフ:スコットランド幻想曲 Op.46
 (4)サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
(1)シャルル・ミュンシュ(指揮)、
 ボストン交響楽団
(2)マルコム・サージェント(指揮)、
 ロンドン交響楽団
(3)マルコム・サージェント(指揮)、
 オシアン・エリス(ハープ)、
 ロンドン新交響楽団
(4)ウィリアム・スタインバーグ(指揮)、
 RCAビクター管弦楽団

 ディアパゾンが選んだ決定盤シリーズ第166集!ヤッシャ・ハイフェッツ!

 フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン ~ ディアパゾンが選んだ決定盤』。

 シリーズの第166巻として登場するのは、ヤッシャ・ハイフェッツ。ハイフェッツと言えば20世紀最高のヴァイオリニストの一人と言えるでしょう。
 そのハイフェッツによるヴァイオリン協奏曲集は、珠玉の名曲であり続けているメンデルスゾーンから始まり、ブルッフを2曲、そして難曲で知られるサラサーテの《ツィゴイネルワイゼン》を収録しました。
 新たなマスタリングによって蘇る、ハイフェッツの超絶技巧は聴きものです!

 録音:(1)1959年2月23日&25日 (2)1951年5月18日 (3)1961年5月15日&22日 (4)1951年1月16日
 



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MELODIYA x OBSESSION



SMELCD1000655
\2500→\2290
レオニード・コーガン ~
 ヴァイオリンとギターのための室内楽作品集

  1-3. グラニャーニ:ヴァイオリンとギターのための二重奏曲
  4-6. グラニャーニ:ヴァイオリンとギターのためのソナタ
  7-8. パガニーニ:ソナタ イ長調 Op.2-1
  9-10. パガニーニ:ソナタ イ短調 Op.2-6
  11-13. ジュリアーニ:
   ヴァイオリン、チェロとギターのための三重奏曲イ長調
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
アレクサンドル・イヴァノフ=クラムスコイ(ギター)
フョードル・ルザノフ(チェロ)

 レオニード・コーガンが残したヴァイオリンとギターのための作品集!

 ☆名ヴァイオリニスト、レオニード・コーガンの幅広い芸術的関心を証明する録音!
 ☆グラニャーニ、パガニーニ、ジュリアーニらによって、18~19世紀の初頭に作曲されたヴァイオリンとギターのためのイタリアにおける「プレ」・ロマン派音楽!

 20世紀を代表する名ヴァイオリニスト、レオニード・コーガン(1924-1982)の数多くの録音は、概してコーガン自身の幅広い芸術的関心が十分に反映されており、ヴァイオリンのための王道的レパートリーから珍しい編成のための作品まで幅広い。
 その証拠の1つとなるのがこの「ヴァイオリンとギターのための室内楽作品集」。
 
 コーガンの録音の中には、18~19世紀の初頭に作曲されたヴァイオリンとギターのためのイタリアにおける「プレ」・ロマン派音楽という小規模ながらも非常に貴重なレパートリーが存在しています。
 啓蒙時代の古典主義を受け継いだコンポーザー・ギタリストたちは、伝統的な音楽形式を用いた最初期のロマン主義者であり、そのシンプルかつ絶妙な音楽の真価を知るにはコーガンの演奏が打ってつけと言えるでしょう。
 またコーガンと共演した2人の演奏家も名手中の名手。ギターのアレクサンドル・イヴァノフ=クラムスコイは20世紀のロシア(旧ソ連)を代表するギタリスト、そしてチェロのフョードル・ルザノフはスヴェトラーノフのロシア(ソヴィエト)国立交響楽団の首席奏者と活躍した大物です。

 ※録音:1950年12月4日 モスクワ(1-3)、1950年12月1日 モスクワ(4-6)、1951年8月23日 モスクワ(7-10)、1951年6月19日 モスクワ(11-13)
 ※録音方式:情報なし
 
 ※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
 
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SMELCD1000568
\2500→\2290

ロシア(旧ソ連)のオーケストラの演奏で
 「ウィーンの舞踏会」を再現

ウィーンの舞踏会

 1. ヨハン・シュトラウス2世:
  喜歌劇《ジプシー男爵》より 入場行進曲
 2. ヨハン・シュトラウス2世:皇帝円舞曲 Op.437
 3. エドゥアルト・シュトラウス:
  ポルカ《テープは切られた》Op.45
 4. ヨハン・シュトラウス2世:
  ポルカ《クラップフェンの森で》Op.336
 5. ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《美しく青きドナウ》Op.314
 6. ヨハン・シュトラウス2世:トリッチ・トラッチ・ポルカ Op.214
 7. ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《朝の新聞》Op.279
 8. ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ《雷鳴と稲妻》Op.324
 9. ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ《女心》Op.166
 10. ヨハン・シュトラウス2世&ヨゼフ・シュトラウス:
  ピチカート・ポルカ
 11. ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《ウィーン気質》Op.354
 12. ヨハン・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲 Op.228
 13. ヨハン・シュトラウス2世:狩人のポルカOp.229
ソヴィエト国立文化省交響楽団、
 パヴェル・コーガン
  (指揮/1, 3, 4, 7-10, 12, 13)
モスクワ放送交響楽団、
 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー
  (指揮/2, 5, 6, 11)

 ワルツ王、ウィーンの太陽、オペレッタ王・・・数々の異名によって称賛されたヨハン・シュトラウス2世の作品を中心としたシュトラウス・ファミリーの音楽、そしてロシア(旧ソ連)のオーケストラの演奏で当時の華麗なる「ウィーンの舞踏会」を再現するという興味津々のプログラム!
 ミスマッチ?、はたまた異例の組み合わせ?とも思えるシュトラウス・ファミリーの音楽とロシア(旧ソ連)のオーケストラ、さらに指揮者はロジェストヴェンスキーと(パヴェル・)コーガン。
 確かにお膝元のウィーン、オーストリアのオーケストラの演奏とは対極に位置すると言っても過言では無いものの、しかしながらその演奏は魅力たっぷり、一気に聴き通せてしまう面白さ。
 全力で流麗に歌う弦楽セクション、刻むリズムが絶妙にフィットする管打楽器セクション。この「ウィーンの舞踏会」、アリです!

 ※録音:録音年月日不詳
 ※録音方式:ステレオ(ADD)
 
 ※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
 
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SMELCD1000551
\2500→\2290
ロストロポーヴィチ ~
 チェロのための小品とトランスクリプション集

  1. ハンドシキン:ロシアの歌曲による変奏曲 Op.4-2
  2. チャイコフスキー:奇想的小品 Op.62
  3. グラズノフ:メロディ Op.20-1
  4. グラズノフ:吟遊詩人の歌 Op.71
  5. ラフマニノフ:東洋の踊り
  6. ラフマニノフ:ヴォカリーズ
  7. シャポーリン:ワルツ Op.25-2
  8. フォーレ(カザルス編):夢のあとに Op.7-1
  9. ドビュッシー(ペッカー編):吟遊詩人
  10. ドビュッシー:月の光
  11. ラヴェル:ヴォカリーズ「ハバネラ形式のエチュード」
  12. グラナドス(ペッカー編):アンダルーサ
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
アレクサンドル・デドゥーヒン(ピアノ)
ヴラディミール・ヤンポリスキー(ピアノ)
モスクワ・ユース管弦楽団
キリル・コンドラシン(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
ニコライ・アノーソフ(指揮)

 20世紀、そして現在へと続くチェロの歴史、チェロのためのレパートリーの発展に多大な影響を与えたロストロポーヴィチ。
 ロストロポーヴィチは「完璧なテクニックは、心から音楽を創ることほど重要ではない」と語ったことでも知られていますが、この言葉は、楽器の高度なヴィルトゥオージティと感情的な激しさを融合させた彼自身の演奏スタイルそのものを物語っています。
 チェロの全ての音域において並外れた正確なイントネーションと豊かな音色を奏で、常に新しい色彩を生み続けたロストロポーヴィチのスタイル、そして前述の「言葉」がストレートに表現されているのがこの「小品とトランスクリプション集」。テクニックだけでなく卓越した表現力が求められる珠玉の小品の数々で、ロストロポーヴィチのチェロが美しき歌を聴かせてくれます。

 ※録音:1952年(1, 3, 8, 12)、1949年(2, 4)、1951年(5)、1957年(6, 7)、1956年(9-11)
 ※録音方式:ステレオ(ADD)
 
 ※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
 
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SMELCO1001017
\2500→\2290
ニコライ・ゲッダ・イン・モスクワ
 1. 伝承曲:ほら、郵便トロイカが駆けている
 2. シドロヴィチ:鐘の音は単調に鳴りひびく
 3. 伝承曲:おい、村が見えるぞ
 4. アリャビエフ:夕べの鐘
 5. ワルラモフ:通りに沿って雪嵐が吹き過ぎる
 6. チャイコフスキー:この月夜 Op.73-3
 7. チャイコフスキー:騒がしい舞踏会で Op.38-3
 8. チャイコフスキー:ドン・ファンのセレナード Op.38-1
 9. グリンカ:ヴェネツィアの夜
 10. 伝承曲:おお、親愛なる小さな夜よ
 11. ポポフ:急流に行くには
 12. シェバリーン:冬の道
 13. ナプラヴニク:ウラディーミルのロマンス
 14. グレチャニノフ:アリョーシャの2番目の歌
 15. ラフマニノフ:若きジプシーのロマンス
 16. 伝承曲:おお、広き野よ
 17. ビゼー:耳に残るは君の歌声
 18. ポリャーチェク:祖国
 19. アリャビエフ:夕べの鐘(アンコール)
 20. グレチャニノフ:子守歌(アンコール)
ニコライ・ゲッダ(テノール)
モスクワ放送交響合唱団
リュドミラ・エルマコヴァ(指揮)

 スウェーデンのストックホルムでロシア系の家庭に生まれ、その後は主にドイツ語圏で華々しい活躍を繰り広げたリリック・テノール、ニコライ・ゲッダ。
 正統派ベルカント唱法の継承者とも称され、圧巻の発声法と多言語に精通した語学力を兼ね備えた稀代の名歌手ニコライ・ゲッダが、1980年10月6日にモスクワ音楽院大ホールに登場した際のライヴが登場。
 ビゼーの「耳に残るは君の歌声」を除く他の作品は全てロシア(旧ソ連)の作曲家、または同地の伝承曲という選曲からも、ニコライ・ゲッダの言語力、そしてその言葉を音楽へと昇華させる歌唱力の素晴らしさを改めて窺い知ることができます。
 これまで錚々たる世界的音楽家たちの秘蔵録音を世に送り出してきた「ライヴ・イン・モスクワ」シリーズにまた素晴らしいディスクが加わりました。

 ※録音:1980年10月6日、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ(ライヴ)
 ※録音方式:ステレオ(ADD)

 ※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
 





<国内盤> 

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FONTEC



FOCD9897
\3080
飯守泰次郎(指揮)&東京シティ・フィル
 ブルックナー(1824-96):
  交響曲 第4番 変ホ長調「ロマンティック」

   <1878/80年稿・ノーヴァク版>
飯守泰次郎(指揮)
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

 飯守泰次郎(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、ブルックナー 交響曲 第4番 変ホ長調「ロマンティック」<1878/80年稿・ノーヴァク版>

 飯守泰次郎(1940-2023)ラストコンサート
 四半世紀に及ぶ欧州での経験に基づく音楽的アプローチを、日本の楽壇に根付かせた飯守泰次郎。
 なかでもバイロイト音楽祭で体得したワーグナー演奏は特筆すべきもので、数多くの公演でその神髄を伝えました。
 飯守は、最後の演奏となった公演のプログラムに記しています。
 「バイロイトでワーグナーの仕事をした経験が、ブルックナーのサウンドを構築する土台になっていると思います。(中略)時空を超えて息づくブルックナーの音楽にただただ浸っていただけますよう願っております。」
 音楽の力を信じ、生涯を捧げたマエストロ - 理想の演奏は、まさに時空を超えたのです。

 収録:2023年4月24日 サントリーホール ライヴ録音
 
 


FOCD9900/2
(3SACD Hybrid)
\6600
北村朋幹(ピアノ)/リスト 巡礼の年 全3年
 Disc 1
  リスト: 巡礼の年 第1年「スイス」S.160
  グリーグ: 抒情小曲集 より 4 曲
 Disc 2
  ドビュッシー: 夜想曲
  リスト: 巡礼の年 第2年「イタリア」S.161
 Disc 3
  ワーグナー/リスト:「夕星の歌」(歌劇「タンホイザー」より)S.444
  ノーノ:.....苦悩に満ちながらも晴朗な波...
  リスト:巡礼の年 第3年 S.163
北村朋幹(ピアノ)

 唯一無二の内容で、リリースごとに大きな注目を集める北村朋幹のCD。
 第76回文化庁芸術祭賞を受賞した《JOHN CAGE》(FOCD9850)に続くは、リスト最大のピアノ作品「巡礼の年」です。
 約半世紀に及ぶ作曲・推敲を経て完成した、3巻からなるこの作品。さすらい人・巡礼者が自らの場所を求めて彷徨する - ロマン主義の主たる概念を反映する第1年<スイス>、第2年<イタリア>。
 僧籍に入り宗教的な心情を湛えながらも、黄昏へ向かう心身と音楽史を転換する新しい波の相剋 - 引き裂かれた精神による傑作<第3年>。
 北村は詩的想念に満ちた感性を通し、周縁を彩る諸作とともに深山幽谷へ進みます。
 ポリーニが奏したいくつもの音素材と同時に演奏する「ノーノ .....苦悩に満ちながらも晴朗な波...」も必聴です。

 収録:2023年1月4・5日、3月7-9日、8月28-30日 所沢市民文化センター ミューズ キューブホール
 
 

FOCD9899
\3080
黒岩航紀(ピアノ)/ブラームス ピアノ作品集
 ブラームス(1833-97):
  4つのバラード 作品10
  2つのラプソディ 作品79
  3つの間奏曲 作品117
  パガニーニの主題による変奏曲 作品35 第1巻
  パガニーニの主題による変奏曲 作品35 第2巻
黒岩航紀(ピアノ)

 多彩な名曲による《sailing day》(FOCD9746)でCDデビュー、ロシア音楽の王道《展覧会の絵》(FOCD9821)に続く、若きヴィルトゥオーゾ黒岩航紀 第3弾。
 黒岩は、昨年おこなわれた第17回チャイコフスキー国際コンクールに出場、過酷な状況下でセミファイナリスト及び特別賞(ベストコンテスタント)に選ばれました。
 最新CDは、近年傾倒するブラームスを収録。初期から晩年の作品までを網羅する、ピアノ音楽の精髄にベーゼンドルファーを駆使してのアプローチです。

 収録:2023年4月18-20日 三鷹市芸術文化センター
 













2/20(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

AUDITE



AU 97812
\2800
アルンドス木管五重奏団
SAGA

 (1)クロード・ドビュッシー(1862-1918):「小組曲」
  (ゴードン・デイヴィス編曲)
 (2)ケヴィン・ビーヴァーズ(1973-):
  木管五重奏曲~
   フルート、オーボエ、クラリネット、
    ホルンとファゴットのための
     【 アルンドス木管五重奏団委嘱作】
 (3)ラロ・シフリン(1932-):ニューオーリンズ
 (4)カール・ニルセン(1865-1931):木管五重奏曲 Op.43
アルンドス木管五重奏団
 【アンナ・シャハ(フルート)、
  志茂嘉彦(オーボエ)、
  クリスティーネ・シュテムラー(クラリネット)、
  リサ・ロジャース(ホルン)、
  メアレ有香(ファゴット)】

 想像力豊かなサウンドスケープ。アルンドス木管五重奏団がセカンド・アルバム「SAGA」をリリース!

 セッション録音:2023年7月5-8日/イムマヌエル教会、ヴッパータール(ドイツ)/DDD、ディジパック仕様、65'29
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ルドガー・ベッケンホーフ(audite)
 レコーディング・プロデューサー&エディティング:マルティン・ルスト

 ケルン音楽大学、ライン・ドイツオペラで学んだ新進気鋭の5人の演奏家により2013年に結成されたアルンドス木管五重奏団が、セカンド・アルバム「SAGA」 をリリースします!
 当団はノルトラインヴェストファーレン州を本拠に活躍するドイツの木管五重奏団。躍動的かつ魅力的なアンサンブルで聴衆を虜にしてきました。
 その演奏は「ウィットに満ちた表現能力、個々の完璧な演奏能力、そして官能的なプレゼンテーションが大きな一枚板となり、心に強く語りかけてくる。」(西ドイツ アルゲマイネ新聞)など、演奏技術の高さはもちろんのこと豊かな表現力でも高く評価されています。これまでにアントン・ガルシア・アブリル国際室内楽コンクー ル(2014年)、カスティーリャ・イ・レオン国際室内楽コンクール(2015年)など数々の国際コンクールに入賞している実力派メンバーが揃った木管五重奏団です。

 想像力豊かなサウンドスケープを表現することをテーマにした当アルバム「SAGA」では4人の作曲家の作品を収録。
 ドビュッシーの「小組曲」では過ぎ去りし 理想の色彩を表現、ニルセンの木管五重奏曲では遊び心を表現しております。
 ラロ・シフリンの「ニューオーリンズ」は当団が長年演奏し続けてきた重要レパートリー です。
 そして、木管五重奏曲の新たな作品を演奏することにも力を入れている当団がアメリカの作曲家ケヴィン・ビーヴァーズに委嘱した木管五重奏曲はこの度世 界録音が実現しました。
 




CLAVES



50 3079
\3200
2023年のティエリー・シェルツ賞受賞
ティム・ポズナー
 ブロッホ、ブルッフ、ドホナーニ

 (1)ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「シェロモ」B.39
 (2)ブルッフ:コル・ニドライ Op.47
 (3)ドホナーニ:
  チェロと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック ニ長調 Op.12
ティム・ポズナー(チェロ)
ベルン交響楽団
カタリーナ・ミュルナー(指揮)

 祝!2023年のティエリー・シェルツ賞受賞!期待のチェリスト、ティム・ポズナーがブロッホ、ブルッフ、ドホナーニを録音!

 セッション録音:2023年9月/ディアコニアス教会(ベルン)/DDD、ディジパック仕様、56'34

 2023年に開催したグシュタード音楽祭の「ティエリー・シェルツ賞」に受賞したチェロ奏者ティム・ポズナーがブロッホ、ブルッフ、ドホナーニを録音しました。

 グシュタード音楽祭はスイスのグシュタード(スイスを横断する絶景パノラマ鉄道「ゴールンデパス・ライン」が走ることでも有名な山村)で開催される、世界各 国から才能豊かな若手音楽家が集まることで知られるフェスティヴァル。
 「ティエリー・シェルツ賞」は当音楽祭の創設者の一人ティエリー・シェルツへのオマージュ として設けられました。
 参加者のうち毎回1名がclavesレーベルからレコーディングの機会を与えられCDリリースできるという副賞がついており、これまでにヴァ イオリンのアンナ・アガフィア(2022年受賞)、ピアノのジャン=ポール・ガスパリアン(2020年受賞)、ヴィオラのティモシー・リダウト(2019年受賞)、チェ ロのアナスタシヤ・コベキナ(2018年受賞)、ハープのアナイス・ゴドゥマール(2015年受賞)、ピアノのヨゼフ・モーク(2006年受賞)、ハープのエマニュエル・ セイソン(2005年受賞)など現在世界的に活躍するアーティストを輩出しております。

 1995年生まれのポズナーはカール・ダヴィドフ国際チェロ・コンクールに入賞した初の英国人。
 これまでにロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン・モー ツァルト・プレイヤーズなどのオーケストラと共演。
 現在、アムステルダム・シンフォニエッタの首席チェロ奏者を務めています。今後の活躍に期待が高まります!

 
 
 


50 3082
\3200
ヘレナ・マシェレル
 オール・モーツァルト・アルバムをリリース!

  モーツァルト:
   (1)フルート四重奏曲第1番 ニ長調 K.285
   (2)フルート協奏曲第2番 ニ長調 K.314
   (3)フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299

ヘレナ・マシェレル(フルート)
(3)チャシャ・ガフナー(ハープ)
(1)サイモン・ブレンディス(ヴァイオリン)
(1)ジュディス・バスブリッジ(ヴィオラ)
(1)セバスチャン・コンベルティ(チェロ)
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ、
 サイモン・ブレンディス(リーダー)


 スイスのフルート奏者、ヘレナ・マシェレルがオール・モーツァルト・アルバムをリリース!

 セッション録音:2021年10月/セントジョン福音伝道者教会(ロンドン)/DDD、ディジパック仕様、64'32

 スイスのフルート奏者、ヘレナ・マシェレルがオール・モーツァルト・アルバムをリリースしました!
 マシェレルはソリスト、室内楽奏者として欧米で活躍する名手。
 レパートリーはバロックから現代まで幅広く、マルティン・シュカムレッツ(1970-)のフルート協奏曲の世界初演を行うなど、多くの演奏に携わっております。

 当アルバムではモーツァルトのフルート四重奏曲第1番、フルート協奏曲第2番、フルートとハープのための協奏曲を収録。
 名人集団ロンドン・モーツァルト・プ レイヤーズとこの上なく美しいモーツァルトを披露。ことに緩徐楽章の美しさは絶品です。
 豊かな音色が魅力のマシェレルが演奏するモーツァルト、要注目です!

 
 




KLARTHE


KLA 143
\2800
シェーンベルクの無調時代を代表する野心作「月に憑かれたピエロ」
 シェーンベルク:
  (1)「月に憑かれたピエロ」~
   ソプラノ、フルート、ピッコロ、クラリネット、
    バス・クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、
     チェロとピアノのための(仏語歌唱版)
  (2)「月に憑かれたピエロ」(歌唱なしの器楽アンサンブル版)
(1)ジェシカ・マルタン・マレスコ(ヴォーカル)
アンサンブル Op.Cit
ギヨーム・ブルゴーニュ(指揮)

 ギヨーム・ブルゴーニュ率いるアンサンブル Op.Citが「月に憑かれたピエロ」をフランス語歌唱版で録音!

 録音:2022年6月26&27日/サント=コロンブ=シュル=ガン(ロワール県)/DDD、ディジパック仕様

 シェーンベルクの無調時代を代表する野心作「月に憑かれたピエロ」。
 アルベール・ジローの有名な詩集に基づく21のメロドラマは、オットー・エリッヒ・ハルト レーベンの独語訳したものをテクストとしています。
 当アルバムではジローの詩を改変したフランス語版で収録。
 シェーンベルクの韻律に忠実で、1900年当時の キャバレーや劇場で流行していた表現力とリズムがこの作品の魅力であることを再認識できます。
 
 当アルバムにはヴォーカルのパートなしの器楽アンサンブル版も 収録。実に興味深いアルバムとなっております。
 




GRAMOLA



GRAM99295
(2CD)
\4100
ブルックナーの弟子たちの音楽
 【CD1】
  1-4. マティルデ・クラリク・フォン・マイルスヴァルデン(1857-1944):
    ピアノ三重奏曲 ヘ長調(1880)
     1. I. Feurig bewegt / 2. II. Langsam, mit Ernst /
     3. III. Sehr schnell / 4. IV. Rasch, energisch
  5-8. パウル・カロ(1859-1914):
   ピアノ三重奏曲 ホ長調 Op. 8(1886)
    5. I. Allegro non troppo
    6. II. Introduzione. Andante -
     Scherzo. Presto - Trio. Meno mosso
    7. III. Adagio
    8. IV. Finale. Prestissimo possible
 【CD2】
  1-3. フランツ・マルシュナー(1855-1932):
   ピアノ三重奏曲 ハ短調 Op. 32(1902頃)
    1. I. Allegro maestoso /
    2. II. Adagio molto / 3. III. Allegro sciolto
  4. シリル・ヒュナイス(1862-1913):
   Liebessang 愛の歌 変イ長調(1889) - ピアノのために
  5. アルフレート・シュトロース(1858-1912):
   主題と変奏 イ短調 Op. 15(1888頃) - ピアノのために

 全て世界初録音
トナーリ・トリオ
 Johanna Ruppert(ヴァイオリン)
 Christoph Heesch(チェロ)
 Alexander Vorontsov(ピアノ)
ダニエル・リントン=フランス(ピアノ)
 ...CD2:4、5

 録音:2021年10月8-10日 Mitteler Saal、Brucknerhaus、リンツ(オーストリア)
 総収録時間:110分

 アントン・ブルックナーの弟子の中には、師とは対照的に室内楽の作曲に多大な情熱を注いだ人もいます。
 この2枚組には世界初録音となる3人の作品を 収録。
 ブレスラウ(現ヴロツワフ)出身のパウル・カロは1880年から85年にかけてブルックナーに師事。ピアノ三重奏曲を師に献呈しました。
 リンツ生まれのマイ ルスヴァルデンは1875年からブルックナーに個人的な教えを受けて作品を書きました。この三重奏曲は彼女の最初の成功作の一つ。
 ボヘミア出身のフラン ツ・マルシュナーは1883年から85年までブルックナーに対位法を師事、厚みのある響きを持つ野心作です。
 これらを国際的に活躍する若手演奏家3人で 構成されたトナーリ・トリオが巧みに聴かせます。
 他に、同じくブルックナーの弟子であるヒュナイスとシュトロースのピアノ曲が収録されており、「ブルックナーの 手紙と音楽」シリーズ(GRAM99195及びGRAM99237)で知られるダニエル・リントン=フランスの演奏でお聴きいただけます。

 
 
 

GRAM99290
(2CD)
\4100
ヨーゼフ・マイセダー (1789-1863):
 ヴァイオリンとピアノのための作品集
トーマス・クリスティアン(ヴァイオリン)
ジーナ・クローケ(ピアノ)
  ヨーゼフ・マイセダー:
   1. 歌劇《タンクレディ》のカヴァティーナ「この胸の高鳴りに」による変奏曲 イ長調 Op. 16
   2. 協奏的変奏曲 ニ長調 Op. 43
   3. ロンディーノ イ長調 Op. 36
   4. ポロネーズ第5番 ヘ長調 Op. 19
   5. 歌劇《パリのジャン》のアリア
    「旅から得られる喜びとは」による協奏的変奏曲 ト長調 Op. 14
   6. ポロネーズ第1番 イ長調 Op. 10
   7. 歌曲「シリアへ行く」による変奏曲 ニ長調 Op. 15
   8. ポロネーズ第6番 イ長調 Op. 38
  【CD2】
   1. マイセダー:幻想曲 ホ長調 Op. 61
   2. イグナーツ・モシェレス(1794-1870):
    ロマンス「ラ・センティネル」による変奏曲 ハ長調 MV 68(ヨーゼフ・マイセダー編)
   3-5. マイセダー:二重奏曲 ホ長調 Op. 32
   6-8. マイセダー:二重奏曲 ハ短調 Op. 31
   9-11. マイセダー:二重奏曲 ト長調 Op. 30
 全て世界初録音

 録音:2021年10月15-18日、2022年1月6-10日 Klaus-von-Bismarck-Sall、WDR Funkhaus、ケルン(ドイツ)
 総収録時間:164分

 Gramolaレーベルが力を注ぐ作曲家ヨーゼフ・マイセダーのヴァイオリンとピアノのための作品集。
 マイセダーは14歳の時にヨーゼフ・ハイドンのオラトリオ「七つの最後の言葉」の演奏に参加、その後、ベートーヴェ ン、シューベルトの指揮のもとで演奏した経験を活かし、印象的なヴァイオリン作品を数多く残しています。
 これら は彼が活躍していた当時は盛んに演奏されましたが、20世紀以降はほとんど演奏されることがありませんでした。
 しかし、21世紀になってウィーン・フィルのヴァイオリニスト、ライムント・リシーが中心となってマイセダーの作品の蘇演 を進めており、このアルバムで演奏するトーマス・クリスティアンもこれまでに室内楽やヴァイオリン協奏曲の演奏に参 加し、ミサ曲では指揮を執るなど作品の普及に尽力しています。
 収録作品は全て世界初録音で、当時流行して いた旋律による変奏曲やポロネーズ、二重奏曲など、どの曲も技巧的なヴァイオリンが映える華麗な雰囲気を持っ ており、クリスティアンとピアノのクローケが親密な演奏を披露しています。

 
 
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GRAM99287
\2900→\2690
ナチュラルホルンによるモーツァルトの協奏曲
 ハンスイェルク・アンゲラー(ナチュラルホルン)
  モーツァルト:ホルン協奏曲全集

 1-3. ホルン協奏曲第4番 変ホ長調 K. 495
 4-5. ホルン協奏曲第1番 ニ長調 K. 412(386b)...
  第2楽章:フランツ・バイヤー編
 6-8. ホルン協奏曲第3番 変ホ長調 K. 447
 9-11. ホルン協奏曲第2番 変ホ長調 K. 417

 K. 495 第1楽章&K. 447 第1楽章のカデンツァ...
  パウル・アンゲラー
ハンスイェルク・アンゲラー(ナチュラルホルン)
ザルツブルク・ホーフムジーク(古楽器オーケストラ)
ヴォルフガング・ブルンナー(指揮)

 使用楽器...1800年頃ボヘミア製 作者不詳
 録音:2006年4月10-12日 Great Hall(Aula)、Zalzburg University (オーストリア)
 総収録時間:50分

 モーツァルトの4つのホルン協奏曲をナチュラルホルンで演奏した1枚。使用した楽器は1800年頃にボヘミアで製 作されたもので、バルブを持たないシンプルな構造から生まれる音色は現代の楽器とは大きく異なり、自然倍音 の美しさがより味わえます。
 演奏するハンスイェルク・アンゲラーはチロル出身。ザルツブルクのモーツァルテウムで学 び、インスブルック交響楽団のホルン奏者を務めた後、ソリスト、教授として活躍しています。
 ドイツ・グラモフォンに は「モーツァルト:管楽作品全集」を指揮者、ホルン奏者として録音。こちらも高い評価を受けています。

 


ハンスイェルク・アンゲラー
ドイツ・グラモフォンの「モーツァルト:管楽作品全集」



4862457
(5CD)
\5200→\4790

国際モーツァルト財団公認、新録音
 ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団~モーツァルト:管楽作品全集

モーツァルト:
《CD 1》
 1-7) セレナード第10番変ロ長調K.361『グラン・パルティータ』、
 8-10) 五重奏曲変ホ長調K.452/
《CD 2》
 1-5) セレナード第11番変ホ長調K.375、
 6-9) セレナード第12番ハ短調K.388『ナハトムジーク』、
 10-14) ディヴェルティメント第3番変ホ長調K.166、
 15-19) ディヴェルティメント第4番変ロ長調K.186/
《CD 3》
 1-4) ディヴェルティメント第8番ヘ長調K.213、
 5-8) ディヴェルティメント第9番変ロ長調K.240、
 9-12) ディヴェルティメント第12番変ホ長調K.252、
 13-15) ディヴェルティメント第13番ヘ長調K.253、
 16-19) ディヴェルティメント第14番変ロ長調K.270、
 20) アダージョ ヘ長調K.440c、21) アダージョ ヘ長調K.580a、
 22) アレグロ・アッサイ変ロ長調K.440b、23) アダージョ変ロ長調K.411、24) アダージョ ヘ長調K.410/
《CD 4》
 3本のバセットホルンのためのディヴェルティメントK439bより
  1-5) 第1番ヘ長調、6-10) 第2番ヘ長調、11-15) 第3番ヘ長調、
  16-20) 第4番ヘ長調、21-25) 第5番ヘ長調/
《CD 5》
 12のホルン二重奏曲K.487より
  1) 第8番、2) 第2番、3) 第10番、4) 第4番、
 5-9) ディヴェルティメント変ホ長調K.196e、
 12のホルン二重奏曲K.487より10) 第1番、11) 第6番、12) 第7番、13) 第3番、
 14-18) ディヴェルティメント変ロ長調K.196f、
 12のホルン二重奏曲K.487より19) 第9番、20) 第5番、21) 第11番、22) 第12番、
 23-28) ディヴェルティメント ハ長調K.188
ハンスイェルク・アンゲラー(指揮)
ザルツブルク・モーツァルテウム・管楽フィルハーモニー

 ザルツブルクを本拠地とする名門オーケストラによるモーツァルト演奏。CD5枚組

 モーツァルトの管弦楽曲全集(断片のみの作品も含む)の新録音がドイツ・グラモフォンより発売されます。国際モーツァルト財団公認のアルバムです。
 ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団は、世界的に有名な大学の卒業生や教師から創設されたアンサンブルにベルリン・フィル、ウィーン・フィルなどの主要なオーケストラからの音楽家、ソリスト、国際コンクールの優勝者たちも参加している楽団です。
 部分的に使われている古楽器のホルン、トランペット、ティンパニが現代音楽と調和した素晴らしい音を作り出しています。
 CD5枚組B0Xセット。44ページのブックレット付き。
  
 【録音】2017年、ザルツブルク、モーツァルテウム大ホール(CD 1, CD 5: 23-28)、モーツァルテウム大学コンサートホール(CD 2, CD 3: 20-24, CD 4, CD 5:1-9, 14-22)、2018年、モーツァルテウム大学コンサートホール(CD 5: 10-13)、2019年、ザルツブルク、オデイオン、ドロテア・ポルシェ・ザール(CD 3:1-19)


インフォメーション動画
https://youtu.be/PBo-UWHAF7E



 



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TOCCATA CLASSICS



TOCC-623
\2600→\2390
1944年にナチスに捕われ早世
 パール・ヘルマン(1902-1944):現存する作品全集 第3集

 1. アレグロ - ピアノのために(1920)
 2. トッカータ - ピアノのために(1936)
 3-6. Quatre Epigrammes 4つのエピグラム - ピアノのために(1934)
 7-13. 4手ピアノのための小品(1939)*
 14. 5声部のための「Zeven kippen hebben wij 7羽の鶏がいる」(1930)*
 15-17. 組曲 - 3つのリコーダーのために(1930頃)*
 18. サラバンド - リュートのために(1930頃)*
 19-21. ディヴェルティスマン - チェンバロのために(1938)*
 22. インヴェンティオ - オルガンのために(1920)*
 23. アレグレット - ホルンとピアノのために(1920)*
 24. La Ceinture ベルト - バリトンとピアノのために(1934)
 25. La Dormeuse 寝椅子 - バリトンとピアノのために(1934)
 26. Ophelie オフェリー - バリトンとピアノのために(1939)
 27. ヘンリー・マーシャル/
  リチャード・ホワイティング/レイモンド・イーガン:
   ヴァイオリンとチェロのためのフォックストロット
    「Somebody's Wrong」(1923)(パール・ヘルマン編)*
 28. シューベルト:楽興の時 第3番
  (パール・ヘルマンによるチェロとピアノ編)*
 29. ショパン:華麗な大ワルツ Op. 18
  (パール・ヘルマンによるチェロとピアノ編)*
 *...世界初録音
ニコラス・ホルヴァート(ピアノ)...1-13
ディミトリ・マリニャン(ピアノ)...
 7-13、23-26、28、29
エリザヴェータ・アグラフェニナ(ソプラノ)...14
サラ・グトヴィル(メゾ・ソプラノ)...14
イリーナ・スヘールペーク=ベディコヴァ
 (メゾ・ソプラノ)...14
パウル・ファン・ハステル(テノール)...14
ピエール・マーク(バリトン)...14
ライネ=マリー・フェルハーヘン
 (ソプラノ・リコーダー)...15-17
イニェス・ダヴェーナ
 (アルト・リコーダー)...15-17
ダンテ・ヨンヘリウス
 (テナー・リコーダー)...15-17
プント・バウォーノ(バロック・リュート)...18
オレナ・ズーコヴァ(チェンバロ)...19-21
オレナ・マチェリュク(オルガン)...22
ジャン=ピエール・ダソンヴィユ(ホルン)...23
マチュー・ヴァレンジク(バリトン)...24-26
サディー・フィールズ(ヴァイオリン)...27
ミッコ・パブロ(チェロ)...27-29

 録音:2023年6月10、16 La Fabrique des reves, Misy-sur-Yonne(フランス)...-1-13 2023年5月24日、7月15日 Steppenwolf Studio, Asch(オランダ)...14-18
 2023年5月6日 Studio of the National Bandurist Chorus of Ukraine, Kyiv (ウクライナ)...19-21
 2023年5月26日 Lviv Organ Hall, Lviv(ウクライナ)...22 2023年5月30日、6月22日、7月4日 Recital Studio B, Huy(ベルギー)...23-29
 総収録時間:68分

 1902年にブダペストでユダヤ系の家庭に生まれたパール・ヘルマン。
 1915年から1919年にかけてフランツ・リスト 音楽院でバルトークとコダーイから作曲を学び、室内楽の教師であったレオ・ヴァイネルの元で最初の作品を書いて います。
 チェロは名教師アドルフ・シッファーに指導を受け、学生時代から頻繁に演奏を行い、16歳の時にはチェロ 奏者として世界的な活動を始めました。
 作曲家としても数多くの作品を発表しましたが、1944年にナチスに捕わ れ早世、その作品も破棄されてしまい、出版されたのは2作だけでした。
 現在、遺された作品の収集が進められており、このアルバムには様々なピアノ曲や、オルガン曲、リコーダー・アンサ ンブルや彼が興味を示していたリュートやチェンバロ作品などの器楽作品の他、いくつかの歌曲が収録されています。
 チェロの名手であったヘルマン自身が編曲したシューベルト、ショパン作品も聴きどころです。
 
  


TOCC-661
\2600
1937年ウクライナに生まれ
フリードリヒ・ブルク(1937-):管弦楽作品集 第5集

 1-3. 交響曲第13番
  「画家カジミール・マレーヴィチ[1878-1935]」(2014)
  1. I. Kazimir
  2. II. The Two Squares, Black and Red
  3. III. The Revolution
 4. 交響曲第14番「叫び」
 
 ※全て世界初録音
リトアニア国立交響楽団
イマンツ・レスニス(指揮)

 録音:Congress Hall、ヴィリニュス(リトアニア) 2014年6月...1-3 2015年6月...4
 総収録時間:65分

 1937年ウクライナに生まれ、1974年からフィンランドに居住するフリードリヒ・ブルクの管弦楽作品集の第5集。
 このアルバムには画家からインスパイアされた2つの作品が収録されています。2014年に作曲された交響曲第13番 はウクライナにおける抽象絵画の先駆的存在カジミール・マレーヴィチの生涯と作品から触発されており、第1楽章 は画家の自画像(1908年作)から受けた印象、第2楽章はマレーヴィチの代表作の一つ「黒い台形と赤い正方 形」のイメージを2つの主題によるスケルツォで表現しています。
 「革命」と題された第3楽章は、1917年に起きたロ シア革命下でのマレーヴィチの人生や恐怖政治を描いたとされるプロコフィエフ風の音楽。交響曲第14番はムンク の 「叫び」に触発された単一楽章の交響曲。
 ブルクは2015年にヘルシンキでこの絵が展示された際に鑑賞し、 強い 印象を受けたといいます。そして絵から受けた印象をもとにこの作品を書き上げました。
 
 

TOCC-716
\2600
マルカントニオ・インジェニェーリ:作品集 第4集
 ミサ曲「味わいて見よ」他

  1. インジェニエーリ:Cantate Domino カンターテ・ドミノ 6声
  2. オルランド・ディ・ラッソ(1532-1592):
   Gustate et videte 味わいて見よ 5声*
  インジェニエーリ:
   3-7. ミサ曲「Gustate et videte 味わいてみよ」 5声
   8. O Domine Jesu Christe 4声
   9. Santa Madre del ciel 4声
   10. Adoramus, te Christe 4声
   11. Ave Jesu Christe 5声
   12. Con voi quando partiste 4声
   13. Regina coeli 4声
   14. Haec dies 4声
   15. O sacrum convivium (II) 5声
   16. Antoni confessor magne 6声
   17. Donna real 4声
   18. Salve Regina 4声
 
 世界初録音
 トラック2はこのヴァージョンでの世界初録音
ケンブリッジ大学ガートン・カレッジ合唱団
The Western Wyndes ウェスタン・ウィンズ
 (古楽器ブラスバンド)
ジェレミー・ウェスト(リーダー/指揮)...11
フェリックス・エリオット(オルガン)...9
ガブリエル・ケネディ(オルガン)...12
エミリー・ノット(オルガン)...17
ガレス・ウィルソン(指揮)

 録音:2023年7月13-15日 St Barnabas, Jericho, Oxford(UK)
 総収録時間:76分

 クレモナ出身のマルカントニオ・インジェニェーリはイタリア後期ルネサンス音楽の作曲家。
 現在ではその作品よりもモ ンテヴェルディの師として知られています。幼少期にヴェローナの教会合唱団で歌い、パルマのチプリアーノ・デ・ロー レに師事、後にクレモナ大聖堂の楽長に就任したとされています。
 彼の作品は500年近くも顧みられることがありま せんでしたが、1960年代に楽譜が発見されたことで研究が進んでいます。
 このアルバムには聖週間と復活祭のた めの一連の作品を収録。アルバムの中心となるのは複雑な対位法と複合唱(polychoral)を駆使したパロディ・ミ サ「味わいてみよ」で、巨匠として当時尊敬を集めていたであろう彼の力量が十二分に発揮されています。
 指揮者 のガレス・ウィルソンはスコットランド出身。優れたオルガニストでもあり、古楽作品の演奏で広く知られています。
 
 

TOCC-725
\2600
ジャック・スタンプ(1954-):室内楽作品集 第2集
 1. Convergence 収束
  - クラリネット四重奏とパーカッション四重奏のために(2023)
   2-6. Fragments 断片(2022)
    2. I. Shards of Glass
    3. II. Chrestomathy
    4. III. Whisping Particles
    5. IV. A Sliver of Light
    6. V. Morsel Dance
 7. El Cariso:ブルース・リークの思い出に -
  クラリネット四重奏のために(2023)
 8-12. 歌曲集『Love's Philosophy 愛の哲学』
  - ソプラノとクラリネット四重奏のために(2023)
   8. I. Time Long Past
   9. II. Love's Philosophy
   10. III. Satan Broken Loose
   11. IV. An Ariette for Music
   12. V. Good-Night
 13. 前奏曲(1983)
 14-17. 演奏会用小品 - クラリネット四重奏とピアノのために(2023)
  14. I. Conversation and Dance
  15. II. Lament: Homage to Aaron Copland
  16. III. Cadenza Tutti
  17. IV. Determination
 18. BCP風ロンド(2022)
 全て世界初録音
バルセロナ・クラリネット・プレイヤーズ...1-18
ノース・テキサス・パーカッション・クァルテット...1
ローレン・シュイラー(ソプラノ)...8-12
アルベルト・ギノバルト(ピアノ)...14-17
ノース・テキサス・ウィンド・シンフォニー...18
ユージーン・ミグリアロ・コーポロン(指揮)

 録音:2023年2月3-5日 Murchison Performing Arts Center,University of North Texas(USA)...1-6、9-13、18
  2023年9月17日 L'Auditori, Barcelona(スペイン)...7、14-17
 総収録時間:66分

 2024年3月5日に70歳の誕生日を迎えるアメリカの作曲家ジョン・スタンプ(通称ジャック)は、吹奏楽界隈でよく 知られた人物です。
 彼は2018年にバルセロナ・クラリネット・プレイヤーズと出会い、2022年に「断片」を書き上げ ました。
 その後も彼らからの依頼を受け、翌年作曲した「Convergence 収束」では彼が得意とするパーカッショ ン・アンサンブルとクラリネット四重奏を組み合わせ、キャッチーなリズムを持つ舞曲風の作品を書き上げた他、 2023年には、30年近く前に作曲したソプラノとピアノのための歌曲集「愛の哲学」をソプラノとクラリネット四重奏 のために改訂、クラリネットの技巧も盛り込んだ新たな作品として生まれ変わらせています。
 また2023年6月1日に 亡くなったスタンプの親しい友人で、レコーディング・エンジニアを務めたブルース・リークのための小さな作品も収録さ れています。
 



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STRADIVARIUS



STR 37281
\2400→\2190
「マリピエロ:弦楽四重奏曲第2、3、6番 +
 モンテヴェルディ:4声のためのミサ(弦楽四重奏版)」

  モンテヴェルディ(1567-1643):4声のためのミサ(1650出版)~「キリエ」
  マリピエロ(1882-1973):弦楽四重奏曲第2番「むくどりとバラード」
  モンテヴェルディ:4声のためのミサ(1650出版)~「グローリア」
  マリピエロ:弦楽四重奏曲第3番「カンターリ・アラ・マドリガレスカ」
  モンテヴェルディ:4声のためのミサ(1650出版)~「クレド」
  マリピエロ:弦楽四重奏曲第6番「ノアの箱舟」
  モンテヴェルディ:4声のためのミサ(1650出版)~
   「サンクトゥス」「ベネディクトゥス」「アニュス・デイ」
シンクロニエ四重奏団
 (弦楽四重奏)

 ルネサンスと20世紀の鮮烈な出会い!マリピエロ&モンテヴェルディ:弦楽四重奏曲集

 録音:2023年4月 [70:44]

 およそ300年の時を経て二人のイタリアの作曲家の作品を並べた異色の企画。
 因みにマリピエロはモンテヴェルディの研究と楽譜の校訂者としても知られた。
 モンテヴェルディの1650年頃に書かれた4声のミサ(声楽作品を弦楽四重奏に編曲して演奏)の全曲の間にマリピエロの弦楽四重奏曲第2、3、4、6番を挟むことにより、300年の時を経た作品同士が互いに化学反応し、時代を超えた不思議な感覚を生み出す。
 マリピエロは決してロマン主義的な作曲家ではなく、むしろ新古典主義的な傾向があるため、彼の作品を間に挟むことでモンテヴェルディの音楽にある意外な先鋭性が露わにされる。
 一聴の価値のある一枚。
 
 


STR 37269
\2400
「森の音」~フルートとマリンバで聴くバロック音楽
 レオナルド・ヴィンチ(1690-1734):ソナタ ニ長調
 J.S.バッハ(1685-1750):ソナタ ハ長調BWV1033
 G.P.テレマン(1681-1747):ファンタジア第10番嬰ヘ短調
 J.S.バッハ:インヴェンションBWV777 No.6ホ長調
 シェドヴィル(1705-1782)(伝ヴィヴァルディ):
  「忠実な羊飼い」~ソナタ ハ長調Op.13 No.2
 シェドヴィル(伝ヴィヴァルディ):
  「忠実な羊飼い」~ソナタ ト短調Op.13 No.6
フルヴィオ・フィオーリオ(フルート)
ガブリエーレ・フィオーリオ(マリンバ)

 意外な美しさ!マリンバ伴奏によるバロック・フルート作品集!

 録音:2022年1-6月[43:11]

 バロックのフルート作品をチェンバロではなく、フルートとマリンバで聴く面白い企画の一枚。
 マリンバのころころとした音色とフルートの雅やかな音色が意外にも美しく溶け合い、珠玉の演奏を繰り広げる。
 森の奥から妖精が出てきそうなファンタジックで夢見心地の時間が過ごせるアルバム。
 フルヴィオ・フィオーリオとガブリエーレ・フィオーリオは父子で息の合ったアンサンブルを聴かせている。録音も秀逸。
 
 
STR 37285
\2400
「スクリャービン:ピアノ・ソナタ全集第2集」
 アレクサンドル・スクリャービン(1872-1915):
  ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調Op.19
  ピアノ・ソナタ第5番嬰ヘ短調Op.53
  ピアノ・ソナタ第6番Op.62
  ピアノ・ソナタ第7番《白ミサ》Op.64
  ピアノ・ソナタ第8番Op.66
マリアンジェラ・ヴァカテッロ(Pf)

 ヴァカテッロのスクリャービン:ピアノ・ソナタ全集第2弾!

 録音:2023年4月 [63:30]

 STRADIVARIUSレーベルのスクリャービン:ピアノ・ソナタ全集第2弾(第1集は1、3、4、9、10番、品番:STR 37266)。
 マリアンジェラ・ヴァカテッロは1982年生まれのイタリアのピアニスト。
 当初、ピアニストだった父より手ほどきを受けた後、ヤマハの音楽コースを受講し、その後ミラノ音楽院で学んだ。
 14歳でリストのピアノ協奏曲第1番で公開の演奏会にデビューし、その後、リスト、スクリャービンと得意とするヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして世界中で活躍している。
 
 
STR 37258
\2400
マリア・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
 (1)ギター協奏曲第1番ニ長調Op.99(1039)
 (2)モーゼス・イブン・エズラの詩集Op.207~
  声とギターのためのソング・サイクル
ピエトロ・ロカット(ギター)
(1)ナディール・ガロファロ(指揮)
 エステ交響楽団
(2)ローニャ・ヴェイヘンマイヤー(Sop)

 録音:(1)2023年2月8日フェラーラ、(2)2022年3月12-13日ナポリ、[51:41]

 カステルヌーヴォ=テデスコはユダヤ系イタリア人として生まれ、ムッソリーニのファシスト政権樹立後はアメリカに亡命、ハリウッドで映画音楽の作曲家としても活躍した。
 ギターと朗読のための「プラテーロと私」が特に日本では有名だが、このディスクではセゴビアのために書かれた代表作ギター協奏曲を収録。
 新古典主義的で端正に書き込まれたこの作品は美しいメロディに溢れた傑作である。
 また中世スペインの詩人イブン・エズラの詩に曲をつけた「モーゼスの寝椅子」はロンヤ・ウェイヘンマイヤーの美しいソプラノの歌声が聴きもの。
 
 
STR 37263
\2400
「ブラック&ホワイト」~
 現代イタリアの打楽器アンサンブル作品集

  (1)カルロ・ボッカドーロ:
   「スティック・コントロールI」(2007)~
    4人のパフォーマーのための
  (2)ロレンツォ・パリエイ:
   「ポラリス」(2015)~3人のパフォーマーのための
  (3)カルロ・ガランテ:
   月のない4つの夜想曲「真っ暗闇」(2017)~
    4人のパフォーマーのための
  (4)マウロ・カルディ:
   「鏡」(2018)~6人の打楽器奏者と2人のマリンバ奏者のための
  (5)アレッサンドロ・ソルビアティ:「合意」(2020)
アルス・ルディ(打楽器アンサンブル):
 【アントニオ・カッジャーノ
  ロドルフォ・ロッシ
  ジャン・ルカ・ルゲーリ】
賛助出演:
 アレッシオ・カヴァリエーレ
 ロザリオ・チェラウド
 ジュリオ・チントーニ
 ジャミル・ジダン

 録音:(1)-(3)(5)2016年9月24日、(4)2018年12月18日,[63:23]

 現代イタリアの作曲家による打楽器アンサンブルのための作品を収録。
 作曲家の生年は不明だが、ブックレットに掲載された写真から中堅世代以上と思われる。
 作風は様々だが、いずれも実験主義的な傾向が強く、現在のイタリア作曲界の動向を知る上で興味深い一枚。
 
 

STR 37272
\2400
「パトリック・ドゥール自作自演集」
 パトリック・ドゥール(b.1960):
  (1)ピアノのための9つの前奏曲(2015)
  (2)変容協奏曲(2016)~4手ピアノと弦楽のための
  (3)ピアノのためのラプソディ「ラ・サラザリエンヌ」(2019)
  (4)ピアノのためのバラード(2021)
  (5)ピアノのための「魂の幻影」(2007)
パトリック・ドゥール(Pf)
(2)フランク・ブラレイ(Pf&指揮)
 ワロン王立室内管弦楽団

 [68:45]

 ベルギーのピアニスト、作曲家のパトリック・ドゥールはリエージュ音楽院で学んだ後、レオン・フライシャー、パドゥラ・スコダら巨匠に師事し、国際カロル・シマノフスキ・コンクールで最優秀賞を受賞、ピアニストとして世界各地でリサイタルを行っている。
 彼は作曲家としても活動しているが、その作風はショパン、リスト、ラフマニノフ、シマノフスキ、スクリャービンの影響を受けたもので大変ロマンティックなもの。
 ここに収められた作品は紛れもなく21世紀に入ってからの作品であるが、いずれも19世紀~20世紀初頭の後期ロマン派の様式で書かれている。
 




SOLSTICE


SOCD 406
\2200
ミロンガへの頌歌 ODE A LA MILONGA クリステル・アビナスル(ピアノ)
 イサーク・アルベニスIsaac Albeniz:タンゴTango
 アルトゥロ・マルケスArturo Marquez:ダンソン・ヌメロ・ドスDanzon no.2
 アルトゥーロ・カルデルスArturo Cardelus:タンゴTango
 ヘラルド・ディ・ヒウストGerardo Di Giusto:ハバネラHabanera
 オスバルド・ゴリホフOsvaldo Gokijov:レバンテLevante(マルコ受難曲のテーマより)
 アルベルト・ヒナステラAlberto Ginastera:
  優雅な乙女の踊りDanza de la moza donosa(アルゼンチン舞曲集より)、ミロンガMilonga
 エルネスト・ナザレーErnesto Nazareth:オデオンOdeon(ブラジル風タンゴop.146)
 アストル・ピアソラAstor Piazzolla:
  カフェ1930、ナイトクラブ1960(「タンゴの歴史」より、山本京子編曲)、
  愛のデュオDuo de amor(アビナスル編曲)、
  フーガと神秘Fuga y misterio(ブエノスアイレスのマリアより、アビナスル編曲)
 ヤコブ・ゲーゼJacob Gade:タンゴ・ジェラシーTango jalousie
 アンドレ・ジョリヴェAndre Jolivet:フォム・ボム・ボFom bom bo
 カルロス・ガルデルCarlos Gardel:ポル・ウナ・カベサPor una cabeza、想いの届く日El dia que me quieras
 アンヘル・ビジョルドAngel Villoldo:エル・チョクロEl choclo

 録音:2023年8月17-19日 シジャン現代アート館/デジパック仕様/ SHAPE/*MERGEFORMAT

 ジェラシー、エル・チョクロ等タンゴの定番からピアソラの名曲を経て、ジョリヴェ、ヒナステラ、アルゼンチン系の現代作曲家オスバルド・ゴリホフに至る古今の作曲家によるタンゴのベスト盤。
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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MELODIYA X OBSESSION



SMELCD1002691
\2500→\2290
チャイコフスキー国際コンクールの優勝者たち ~
 諏訪内晶子、セルゲイ・スタドレル

  1-3. パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.6
  4. ラヴェル:ツィガーヌ M.76
  5. ショーソン:詩曲 Op.25
  6. サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28
諏訪内晶子(ヴァイオリン/1-3)
モスクワ国立交響楽団(1-3)
パヴェル・コーガン(指揮/1-3)
セルゲイ・スタドレル(ヴァイオリン/4-6)
レニングラード・フィルハーモニー交響楽団(4-6)
ウラディーミル・ポンキン(指揮/4-6)

 諏訪内晶子のパガニーニ1990年ライヴ!不世出の名手スタドレルの1987年録音も要注目!

 ☆諏訪内晶子(第9回優勝者)とセルゲイ・スタドレル(第7回優勝者)!
 ☆チャイコフスキー国際コンクール・ヴァイオリン部門優勝者の貴重な録音をMelodiya x Obsessionシリーズから復刻!

 旧ソ連時代の1958年に創設され、1966年には、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、声楽の4部門を同時に演奏する世界初にして唯一のコンクールとなった「チャイコフスキー国際コンクール」。
 今回、同コンクールの優勝者の歴史的演奏を振り返るためメロディア(Melodiya)に保管されている膨大な音源の中から選ばれたのは、ヴァイオリン部門の2人の優勝者、第7回(1982年)のセルゲイ・スタドレル、そして第9回(1990年)の諏訪内晶子!

 当時、第9回大会において史上最年少、18歳で優勝を果たしセンセーションを巻き起こした諏訪内晶子。1990年のコンクール期間中に聴衆、審査員を熱狂させた鮮烈かつ圧倒的なパガニーニの協奏曲第1番です。

 1982年の第7回大会において、ヴィクトリア・ムローヴァと並び第1位を受賞したセルゲイ・スタドレル(1962-)。
 指揮活動にも精力的に取り組み、教育面においてはサンクトペテルブルク音楽院(レニングラード音楽院)の院長を務めるなど多大な功績を残しているスタドレルですが、ヴァイオリニストとしての録音の数はその実績と比べて決して恵まれているとは言えないだけに、今回の協奏的作品3曲の演奏の復刻は歓迎されることでしょう。

 録音:
  1-3. 1990年7月4日、モスクワ音楽院大ホール(ライヴ録音/ADD/ステレオ)
  4-6. 1987年7月、レニングラード・フィルハーモニー協会大ホール(ADD/ステレオ)

 ※バックインレイには現地に保管されているマスターテープに記載の情報に基づき、「Recorded live on July 4th, 1990 at Grand Hall Moscow Conservatory (Winners concert of the IX International Tchaikovsky Competition)」との表記がありますが、共演者・演奏曲などを様々な情報と照らし合わせたところ、正しくは「優勝記念コンサート」ではなく、「コンクールのファイナル」のライヴであると思われます。予めご了承下さい。
 
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SMELCD1002695
(2CD)
特別価格
\3900→\3590
フェドセーエフ80年代の名演
 ビクター/Melodiyaのマスターテープから
チャイコフスキー:後期三大交響曲集

 CD1
  1-4. 交響曲第4番ヘ短調 Op.36
  5-6. 交響曲第5番ホ短調 Op.64 第1楽章、第2楽章
 CD2
  1-2. 交響曲第5番ホ短調 Op.64 第3楽章、第4楽章
  3-6. 交響曲第6番ロ短調 Op.74《悲愴》
モスクワ放送交響楽団
 (チャイコフスキー・
  シンフォニー・オーケストラ)
ウラディーミル・フェドセーエフ(指揮)

 巨匠フェドセーエフ80年代の名演!チャイコフスキー後期三大交響曲集!

 ☆巨匠ウラディーミル・フェドセーエフとモスクワ放送交響楽団によるチャイコフスキー!
 ☆1981年にビクターとの共同で録音された第5番&第6番と、1984年に録音された第4番をMelodiyaのマスターテープから復刻!

 激動の時代を生き抜き、旧ソ連時代から現在に至るまで長きにわたり精力的な活躍を続ける巨匠ウラディーミル・フェドセーエフ。
 旧ソ連の崩壊前、冷戦時代に手兵のモスクワ放送交響楽団(チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ)を率いて収録されたチャイコフスキーの後期三大交響曲は、「第5番」と「第6番」の2作品がメロディア(Melodiya)と日本のビクターとの共同で録音が行われ大きな話題を呼びました。
 また「第4番」は2曲から数年後となる1984年に同じくモスクワで録音が行われています。
 80年代のフェドセーエフとモスクワ放送交響楽団を代表する演奏として名高い「後期三大交響曲」。メロディア保管のマスターテープからの復刻にご注目下さい。

 録音:
  CD1/1-4, 1984年、モスクワ放送大ホール(ADD/ステレオ)
  CD1/5-6, CD2, 1981年、モスクワ放送大ホール(ADD/ステレオ)

 ※録音方式(ADD/ステレオ)はレーベル表記に基づいています。
 

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SOLSTICE

SOCD 409
\2200→\1990
コシュロー生誕100周年記念
 全曲未発表音源
 COCHEREAU(1924 7.9-1984 3.5) LE DISQUE DU CENTENAIRE
ピエール・コシュロー(オルガン)
 J.S.バッハ:コラール"深き苦しみの淵より、われ汝を呼ぶ" BMW 686
  (1970年2月27日定期演奏会)
 クリスマスソング"家畜に餌を与えよLaissez paitre vos betes" による即興演奏
  (1982年12月24日 真夜中のミサの終曲)
  "めでたし、海の星"による即興的狂詩曲 (1982年4月15日 リサイタル終曲17時45分)
  "フレール・ジャック"による即興的変奏曲
  (1972年2月17日 ジャック・デュアメル大臣出席のもと私的なセッション)

 1984年3月4日の日曜礼拝 11時30分のミサ
 デジパック仕様/マスタリング:Christophe Henault(Studio Art et Son,Annecy)

 今年7月に生誕100年を迎えるピエール・コシュローの記念アルバム。
 全曲未発表音源。
 


<メジャー・レーベル>
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DECCA



4854943
(10CD)
\12000→\10990

《サー・ネヴィル・マリナー~Marriner conducts Beethoven》

 マリナーが手兵ASMFと録音したベートーヴェンを初集成


ベートーヴェン:
《CD 1》
 1-4) 交響曲第1番ハ長調Op.21、5-8) 交響曲第2番ニ長調Op.36
  【録音】1970年9月/
《CD 2》
 1-4) 交響曲第3番変ホ長調Op.55『英雄』
  【録音】1982年6月/
《CD 3》
 1-4) 交響曲第4番変ロ長調Op.60、5) 大フーガ変ロ長調Op.133(弦楽オーケストラ版)
  【録音】1974年12月/
《CD 4》
 1-4) 交響曲第5番ハ短調Op.67『運命』、5-8) 交響曲第8番ヘ長調Op.93
  【録音】1987年11月(1-4)、3月(5-8)/
《CD 5》
 1-5) 交響曲第6番ヘ長調Op.68『田園』、6)『献堂式』序曲Op.124
  【録音】1985年11月/
《CD 6》
 1-2) 戦争交響曲『ウェリントンの勝利またはヴィットリアの戦い』Op.91、
 3-6) 交響曲第7番イ長調Op.92
  【録音】1989年2月(1-2)、1月(3-6)/
《CD 7》
 1-5) 交響曲第9番ニ短調Op.125『合唱』
  【演奏】
   カリタ・マッティラ(ソプラノ)、アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メッゾ・ソプラノ)、
   フランシスコ・アライサ(テノール)、サミュエル・レイミー(バス)、
   アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ合唱団
    【録音】1989年4月/
《CD 8》
 1-3) ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
  【演奏】アイオナ・ブラウン(ヴァイオリン)【録音】1980年1月/
《CD 9》
 1-3) ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
  【演奏】ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)【録音】1980年12月/
《CD 10》
 1-12) 12のメヌエットWoO7
 (第1番ニ長調/第2番変ロ長調/第3番ト長調/第4番変ホ長調/
  第5番ハ長調/第6番イ長調/第7番ニ長調/
  第8番変ロ長調/第9番ト長調/第10番変ホ長調/
  第11番ハ長調/第12番ヘ長調)、
 13-24) 12のドイツ舞曲WoO8
  (第1番ハ長調/第2番イ長調/第3番ヘ長調/第4番変ロ長調/
   第5番変ホ長調/第6番ト長調/第7番ハ長調/
   第9番ヘ長調/第10番ニ長調/第11番ト長調/第12番ハ長調)、
 25-36) 12のコントルダンスWoO14
  (第1番ハ長調/第2番イ長調/第3番ニ長調/第4番変ロ長調/
   第5番変ホ長調/第6番ハ長調/第7番変ホ長調/
   第8番ハ長調/第9番イ長調/第10番ハ長調/
   第11番ト長調/第12番変ホ長調)
     【録音】1978年5月
サー・ネヴィル・マリナー(指揮)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ

 生誕100周年記念。マリナーが手兵ASMFと録音したベートーヴェンを初集成

 イギリスの指揮者サー・ネヴィル・マリナーが2024年4月15日に生誕100周年を迎えるのを記念して、彼が創設したアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズとともに行ったベートーヴェンの録音が初めてまとめられて発売されます。
 
 CD10枚組ボックス・セット。限定盤。
  【録音場所】ロンドン

 マリナーはほとんどのデッカ・レーベル(オワゾリール、デッカ、アーゴ、フィリップス・クラシックス)に幅広いディスコグラフィを制作しています。
 バロック音楽とモーツァルトの録音でよく知られたマリナーですが、これらのベートーヴェンの録音も高く評価されました。
 1970年9月、フィリップスにベートーヴェンの最初の2つの交響曲(第1番と第2番)を録音し、4枚組のLPセット(『The Rise of the Symphony』)の中に収められて発売されました。
 もう一つの交響曲、第4番は弦楽オーケストラ版の『大フーガ』とともに1974年12月に録音されました。
 その後1980年代に入ってからベートーヴェンの交響曲録音は本格化し、1982年の『英雄』に始まり、1989年4月の「第九」で完結しました。
 またヴァイオリン協奏曲は、アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズのリーダーで指揮者でもあったヴァイオリニストのアイオナ・ブラウンとアーゴに行ったものと、ギドン・クレーメルとともにフィリップスに行ったものとの2つの録音が収められています。クレーメルの演奏にはシュニトケの2つのカデンツァが含まれています。
 これらの録音は1978年にやはりフィリップスに行われた魅力的なメヌエット、ドイツ舞曲、コントルダンスで締めくくられます。
 オリジナル・ジャケット仕様。

 ●「演奏は明るく洗練されていて、フレージングはきめ細かく、バランスは完璧」―『グラモフォン』誌(メヌエット、ドイツ舞曲、コントルダンスについて)
 






<国内盤>

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LIVE NOTES



WWCC-8004
\2750
あのミュンヘン国際コンクール優勝
 葵トリオ 《ライヴ at 紀尾井ホール 2023》II

 シューマン:ピアノ三重奏曲第2番 ヘ長調 op.80
 ショパン:ピアノ三重奏曲 ト短調 op.8
葵トリオ
 秋元孝介(P) 
 小川響子(V n)
 伊東 裕(V c)

 紀尾井ホールプロデュース シューマンーシリーズ第2弾!
 シューマンが絶賛したショパンの若きピアノトリオともに。
 世界最難関で知られるミュンヘン国際コンクールでピアノ・トリオ部門、日本人初の優勝の葵トリオ

 2023年2月3日 紀尾井ホール ライヴ録音
 
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WWCC-8005
\2750
"テレマン"のテレマン
 コレギウム・ムジクム・テレマン

 G.Ph. テレマン
  3つのトランペットとティンパニのための協奏曲 ニ長調 TWV54:D4
   トランペット:福中明・中島真・片山 /
   ティンパニ:山下嘉範
 ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 TWV 41:D1
   ヴァイオリン:U.ブンディース /
   チェロ:鷲見敏 / チェンバロ:高田泰治
 序曲 嬰ヘ短調 TWV 55:fis1/序曲 ニ長調 TWV55:D18
延原武春指揮
コレギウム・ムジクム・テレマン

 日本テレマン協会創立60周年の記念すべきライヴ録音!
 管・打楽器を含む協奏曲からヴァイオリン・ソナタまで、様々な編成で作曲家テレマンの本来の魅力に迫る!
 
 

WWCC-8006
\2750
Moon Light ムーンライト
 フォーレ : 月の光 作品46-2(詩 : ポール ヴェルレーヌ) 
 三善 晃 : ヴァイオリンソナタ
 ラヴェル :
  フォーレの名による子守歌 /
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト長調
 クライスラー :
  クープランの様式によるルイ13世の歌とパヴァーヌ /
  ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
 ベートーヴェン :
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第8 番 ト長調 作品30-3
 クライスラー :
  プニャーニの様式によるテンポ・ディ・メヌエットシンコペーション /
  道化役者のセレナード / 愛の喜び
森下 幸路(ヴァイオリン)
川畑 陽子(ピアノ)

 才気溢れる円熟の名手による圧倒的な名演です。
  ─ 指揮者 大友直人。

 ライブノーツ・レーベル第6弾の森下幸路、多国籍の名曲ソナタでさらに表現に磨きをかけています!

 
 



















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