≪第123号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その4 2024/4/2~
4/5(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
APARTE
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AP 342
(2CD)
\4200
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シャルパンティエの創作の
絶頂期に書かれたダヴィデとヨナタン
シャルパンティエ(1643-1704):
音楽悲劇《ダヴィデとヨナタン》 H.490
プロローグと5幕からなる音楽悲劇
台本:フランソワ・ド・ポール・ブルトノー
追加脚本(語り):アントワーヌ・ゴドー |
ダヴィデ:クレマン・ドゥビューヴル(テノール)
サウル:ダヴィド・ヴィツァク(バリトン)
ヨナタン:ナターシャ・ブーシェ(ソプラノ)ほか
オルケストル・レ・トン・プレゾン
ヴェルサイユ・バロック音楽センター・
レ・パージュ&レ・シャントル
オリヴィエ・シュネーベリ(音楽監督・指揮) |
シャルパンティエの創作の絶頂期に書かれたダヴィデとヨナタン、ヴェルサイユ・バロック音楽センターのプロダクション
録音:2021年7月6-9日、ヴェルサイユ宮殿王立歌劇場
シャルパンティエの宗教的悲劇「ダヴィデとヨナタン」。シャルパンティエというと宗教作品が多く録音されておりますが、モリエールやコルネイユといったパリの
人気劇作家達の音楽を担当し、数々の劇音楽作品を残しています。
この作品は、1688年、イエズス会の大学の学生のために書かれました。ダヴィデとヨナタンの
友愛と、残酷な権力争いに翻弄されてゆく姿を描いています。
プロローグにはおきまりの王や貴族への讃美はなく、レチタティーヴォやデヴェルティスマンもほぼ見
られません。登場人物が織りなすドラマや心理描写のために対位法技法が見事に用いられ、ハーモニーの洗練もあいまって、シャルパンティエの創作の絶頂のひと
つといえます。
これまでにもクリスティら、名録音が存在はしておりますがこの録音は、フランスのバロック音楽を研究し普及させるための組織ヴェルサイユ・バロック音楽セン
ターの肝いりのプロジェクトであることと、当時のイエズス会の状況をふまえて、男声(ヨナタンは女性ソプラノ)と児童合唱で歌唱陣を構成しているという点で、
他とはまた一線を画した特別なものとなっております。
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HARMONIAMUNDI
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HMM 932075
\3100
※再発売
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イザベル・ファウストの大名盤、
ブラームスのヴァイオリン協奏曲
ブラームス:
・ヴァイオリン協奏曲 op.77
・弦楽六重奏曲 第2番 op.36 |
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
[協奏曲]
ダニエル・ハーディング(指揮)
マーラー・チェンバー・オーケストラ
[六重奏曲]
イザベル・ファウスト、
ユリア=マリア・クレッツ(ヴァイオリン)
ステファン・フェーラント、
ポーリーヌ・ザクセ(ヴィオラ)
クリストフ・リヒター、シェニア・ヤンコビチ(チェロ) |
イザベル・ファウストの大名盤、ブラームスのヴァイオリン協奏曲が再登場
ヴァイオリン/'スリーピング・ビューティ'1704年ストラディヴァリウス
録音:[協奏曲]2010年2月(Sociedad Filarmonica(ビルバオ))、[六重奏曲]2010年9月(テルデックス・スタジオ(ベルリン))
2010年録音の、イザベル・ファウストの名盤、ブラームスのヴァイオリン協奏曲が再登場。
ハーディング指揮によるマーラー・チェンバー・オーケストラとの共
演ということでも注目された名演です。ヴァイオリン・ソロの冒頭から、ファウストの高度の集中としなやかさに耳を奪われます。
第2楽章での高音による旋律では、 ファウストの繊細かつ芯のある美音が冴えわたります。第3
楽章で見せるエネルギー、それでいてどこか可憐な風合いもある表情はファウストの魅力全開です。全
体を通してハーディングの巧みな造形が光る音楽運びも見事です。
なお、ファウストは、ブゾーニのカデンツァを採用。「表情豊かで、作品への畏敬の念に満ち、構
造的には単純ながらオリジナリティに溢れ、ブラームスらしさを保ちつつも、ヴァイオリニストの技量の見せどころもちりばめられている」とファウスト自身が熱く語
るブゾーニのカデンツァ、注目です。
カップリングの弦楽六重奏曲は、繊細な冒頭から見事なアンサンブル。
マーラー・チェンバーの若手奏者のほか、ナヴァラやフ
ルニエに師事したクリストフ・リヒターなど世代を超えたメンバーによる演奏で、親密でロマンティックな名曲をたっぷりと聴かせます。
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AEOLUS
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AE11411
(2SACD HYBRID)
\6300
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作品2576 |
マルティン・シュメーディング(オルガン) |
アダム・イレボルフ・フォン・シュテンダール(c.1448):
Sequitur praeambulum in C et potest variari
in d f g a
不詳:甘いナイチンゲール
デュファイ:救い主の母アルマ
ブクステフーデ:シャコンヌ ホ短調 BuxWV
160
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク:Onder
een linde groen
パッヘルベル:シャコンヌ ニ短調
フレスコバルディ:Toccata nona ("Il
secondo libro di Toccate")
J.S.バッハ::パッサカリアとフーガ BWV
585
マルティン・シュメーディング:
エルンスト・バルラッハの《Fries der Lauschenden》による9つの即興曲
ジークフリート・カルク=エーレルト:オルガンのための8つの小品集
Op.154
ヒンデミット:オルガン・ソナタ第2番
フーゴー・ディストラー:パルティータ《目覚めよ,その声が我々を呼んでいる》
Op.8-2
ヨハン・ネポムク・ダーフィト:《ロム・アルメ》による幻想曲
ディストラー:オルガン・ソナタ(トリオ)
エルンスト・ペッピング:トッカータとフーガ《人生の真ん中で》 |
画家兼オルガニストのアトリエに作られたオルガン!
☆近年修復されたオルガンで多彩な表現をみせるマルティン・シュメーディング!
☆古楽から現代音楽までオルガンの能力を極限まで引き出させています!
オルガンの高音質録音に定評のあるAeolusによって録音されたこのアルバムは、ドイツの画家兼オルガニストであったフーゴ・ケルツィンガーのアトリエに1937年に作られたオスカー・ヴァルカー社製作品2576のオルガンで演奏されました。
この楽器は2015年から2016年の間に修復され、オルガニストのマルティン・シュメーディングはこのアルバムを制作するにあたり、15世紀から18世紀までの音楽を選びました。
さらに1920年代から20世紀前半に渡る現代音楽も演奏することによって、幅広い時代のレパートリーをこのオルガンで表現しています。
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BASTILLE MUSIQUE
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RBM028
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3562
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DLW:エクステンデッド・ビーツ
1. Orangerie I for saxophone and violin
2. Korbacher Blocks for vibraphone, drums,
percussion and double bass
3. Cortois for piano, vibraphone,
drums and double bass
4. Orangerie II for saxophone, trombone,
vibraphone, drums, piano, violin and
double bass
5. Zone Witten for saxophone, trombone,
vibraphone, drums, piano, violin and
double bass
6. Berliner Blocks for vibraphone, drums
and double bass
7. Sonar Ellipse for string quartet, vibraphone,
drums and double bass
8. Partizanske for clarinet, vibraphone,
drums and double bass
9. Princeton for piano, vibraphone, drums
and double bass
10. Bellingham I for vibraphone, drums,
percussion and double bass
11. Zone Margareten for saxophone, trombone,
vibraphone, drums, piano, violin and
double bass
12. Ostend for string quartet
13. Frankfurter Blocks for vibraphone,
drums and double bass
14. Volksgarten Templates for clarinet,
sax, trombone,
vibraphone, drums, two pianos, violin
and double bass
15. Trialogue de l'ombre double for clarinet,
basset horn,
bass clarinet, vibraphone, drums and
double bass
16. Loup de mer for piano, vibraphone,
drums and double bass
17. Bellingham II for vibraphone, drums,
percussion and double bass
18. Mutlangen for vibraphone, drums,
percussion, double bass and electronics |
デル=リリンガー=ヴェスタゴー
〔クリストファー・デル
(ヴィブラフォン/2-11, 13-18)、
クリスチャン・リリンガー
(ドラム&パーカッション/2-11, 13-18)、
ヨナス・ヴェスタゴー
(ダブル・ベース/2-11, 13-18)〕
クラングフォルム・ウィーン
〔ジェラルド・プラインファルク
(サクソフォン/1, 4, 5, 11, 14)、
ミカエル・ルドルフソン
(トロンボーン/4, 5, 11, 14)、
アンナ・デリコ(ピアノ/4, 5, 11, 14)、
グンデ・イェッヘ=ミッコ
(ヴァイオリン/1, 4, 5, 11, 14)〕
ソナー四重奏団
〔ヴォイチェフ・ガルボフスキ
(ヴァイオリン/7, 12)、
スザンネ・ザプフ(ヴァイオリン/7, 12)、
イアン・アンダーソン(ヴィオラ/7, 12)、
コンスタンティン・マナエフ(チェロ/7,
12)、
タマラ・ステファノヴィチ
(ピアノ/3, 9, 14, 16)、
マルティン・アダメク
(クラリネット/8, 14, 15)、
ヨハネス・ブレヒト
(エレクトロニクス/18)〕 |
BM028
(特殊価格)
\2900
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ジャズ・トリオ「デル=リリンガー=ヴェスタゴー」が贈るコンテンポラリー・サウンド!
☆ベルリンのラグジュアリー・レーベル「bastille
musique」28作目!
☆ヴァイブ、ドラム、ベースのジャズ・トリオ「デル=リリンガー=ヴェスタゴー」が贈るコンテンポラリー・サウンド!
ベルリンのラグジュアリー・レーベル「bastille
musique」からリリースされる28番目のアルバムは、新しい音楽を求めて現代音楽、エクスペリメンタル・ジャズ、アヴァンギャルド・ジャズなどのジャンルで縦横無尽に活躍するジャズ・トリオ「デル=リリンガー=ヴェスタゴー」!
前作「SDLW」(RBM021/BM021)では、セルビア出身で現代音楽に精通したクラシック・ピアニスト、タマラ・ステファノヴィチとコラボレーションし、ステファノヴィチのイニシャルも加えた「SDLW」でアルバムを製作しましたが、今作ではトリオの「DLW」を中心に、現代音楽のエキスパート集団クラングフォルム・ウィーンやソナー四重奏団、タマラ・ステファノヴィチらと様々な編成で共演。
デル=リリンガー=ヴェスタゴーは、ヴィブラフォン、ドラム&パーカッション、ダブル・ベースのメンバーそれぞれが作曲家と演奏家として同等の役割を果たしており、このアルバムでは、ゲスト・メンバーたちの楽器編成だけでなく、作曲や様式の面でも更にビートを拡張(エクステンデッド・ビーツ)した、新たなサウンドを生み出しています。
グレゴール・ドッツァウアーによるエッセイやメンバーのインタビュー、譜例等を掲載した48ページのブックレット(英語&ドイツ語)(国内仕様盤は日本語訳の別冊子付き)に加え、作曲家=演奏家のポートレートやレコーディングの様子を掲載したリーフレットが付属しています。
※録音:Paul-Robeson-Studio(ベルリン、ドイツ)
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DA VINCI CLASSICS
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啓蒙時代の弦楽 ~
古典派のヴァイオリンとチェロの二重奏曲集
ハイドン:
ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
ニ長調 Hob VI:D1
モーツァルト:
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
after KV 423
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
after KV 424
ベートーヴェン:
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
UnV 8(断章) |
デュオ・シノプシス
〔イゴール・カンタレッリ(ヴァイオリン)、
グレゴリオ・ブティ(チェロ)〕 |
ヴァイオリンとチェロの二重奏曲を辿る!
ここに収められている作品はあまり演奏される機会に恵まれていません。しかしながらヴァイオリンとチェロのための二重奏曲という分野で重要な位置を占める作品です。
チェロがヴァイオリンの伴奏という枠に留まらず、対等の立場で演奏される作品は、ハイドンから始まったと言えるでしょう。
その後をモーツァルトが引継ぎ、恐らく本来は大規模な作品となる予定であったと思われるベートーヴェンの作品の断章まで収録しています。
※録音:2023年5月
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ヴィルヘルム・ケンプ:ピアノ作品集
ラプソディック・プレリュード
組曲《イスキア》 Op.68
ピアノ・ソナタ Op.47
J.S.バッハ(ケンプ編):
シチリアーノ(フルート・ソナタ 第2番
BWV1031より)、
神よ,あなたに感謝を捧げます
(教会カンタータのための前奏曲 BWV29)、
こころよき喜びの声にて(コラール前奏曲
BWV751) |
ジョヴァンニ・アウレッタ(ピアノ) |
オルガニストとしてキャリアをスタートさせたヴィルヘルム・ケンプは、後に20世紀でもっとも称賛されるピアニストの一人となりました。
そのケンプが作曲していたことはあまり知られていませんが、彼の最初の教師がケンプに作曲に専念することを勧めるほどの才能を持っていました。
ピアニストのジョヴァンニ・アウレッタは、数年間に渡ってケンプの残された楽譜を研究しそこから見つけ出した名曲に光を当てました。
※録音:2023年8月
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ジュナン:フルートとピアノのためのオペラ・ファンタジー集
ポール・アグリコール・ジュナン:
歌劇《椿姫》によるファンタジー Op.18(ヴェルディ)
お気に入りの動機による6つの進歩的ファンタジー
Op.12より
第4曲歌劇《コジ・ファン・トゥッテ》(モーツァルト)
第5曲歌劇《チェネレントラ》(ロッシーニ)
第6曲《メロディーズ》(シューベルト)
歌劇《鳩》によるファンタジー(グノー)
歌劇《リゴレット》によるファンタジー(ヴェルディ) |
エレーナ・チェッコーニ(フルート)
アナ・イリッチ(ピアノ) |
このアルバムでは、19世紀フランスのフルート奏者であり作曲家でもあったポール・アグリコール・ジュナンの作品を収録しています。
ジュナンは当時流行していたヴェルディやモーツァルトのオペラから有名なフレーズを流用しながら作品を作っており、フルートの持つ最大限の技術を活かして演奏できる様に作曲しています。
※録音:2023年8月
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モランディ: オルガン作品全集 Vol.3
オルガン・ソナタ大全集 (1823)第2部
Il Santo Natale. Pastorale per gli organi
moderni(1825)
Gran Sinfonia variata per gli organi
moderni(1822) |
ルカ・サルトーレ(オルガン) |
ジョヴァンニ・モランディはオルガン奏者以外にはほとんど知られていませんが、19世紀前半のイタリアのオルガン音楽において最も重要な人物でした。
当初、歌手である妻の伴奏者としてオルガンを弾いていましたが、妻の死後作曲家として活躍しました。
このVol.3に収録されている作品は、妻の死の間もない頃で、モランディの作品には、若々しさも感じることが出来ます。
※録音:2023年11月
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GLOSSA
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GCD922812
(2CD)
特別価格
\3900 →\3590
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ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ新録音!
オラーツィオ・ヴェッキを歌う!
オラーツィオ・ヴェッキ:
シエナの夜会(ヴェネツィア、1604年) |
ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ
〔カルロッタ・コロンボ(ソプラノ)、
フランチェスカ・カッシナーリ(ソプラノ)、
エレーナ・カルツァニーガ(アルト)、
ジュゼッペ・マレット(テノール)、
ラッファエーレ・ジョルダーニ(テノール)、
マッテオ・ベッロット(バス)〕
アントニオ・ファーヴァ(スピーカー) |
☆2017年にレコード・アカデミー賞を受賞した"ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ"の久々の新録音が登場!
☆"マドリガル・コメディ"で知られるイタリア・後期ルネサンスの作曲家、オラーツィオ・ヴェッキの晩年の作品を歌う!
モンテヴェルディの傑作「聖母マリアの夕べの祈り」(OGCD
922807)で2017年レコード・アカデミー賞「音楽史部門」を受賞し、一躍その名を世界へ轟かせた屈指のラテン系ヴォーカル・アンサンブル、"ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ"。
Glossaレーベルで20年超をかけて推し進めついに完結したカルロ・ジェズアルドのマドリガーレ・プロジェクト以来となるおよそ2年ぶりの新録音として、「ランフィパルナーソ」を筆頭に歌劇の先駆けともいえる"マドリガル・コメディ"の作曲家として名を馳せたイタリア・後期ルネサンスの作曲家、オラーツィオ・ヴェッキ(1550-1605)の晩年の作品、「シエナの夜会」をリリースします。
3声~6声の楽曲で構成されるヴォーカル・アンサンブルの鮮やかな演劇性が、コンメディア・デッラルテのパフォーマーとしても有名な現代の名優、アントニオ・ファーヴァによってさらに引き立てられています。
※録音:2023年7月7日-10日&8月1日-6日(ロレット、イタリア)
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HUNNIA
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凄腕揃いの「カルチャートーン・アンサンブル」による
ベルリン放送響首席オーボエ奏者、クララ・デント
ミュンヘン・フィル首席奏者オーボエ奏者マリー=ルイーズ・モーダーゾーン
ミュンヘン・フィル首席ファゴット奏者ベンツェ・ボガーニ
ブダペスト祝祭管首席コントラバス奏者ジョルト・フェイェールヴァーリ
ザルツブルク・モーツァルテウム大学教授ブリギッテ・エンゲルハルト
アンファン・テリブル ~
ゼレンカ:トリオ・ソナタ第3番&第5番
ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679-1745):
トリオ・ソナタ第3番変ロ長調 ZWV181/3
トリオ・ソナタ第5番ヘ長調 ZWV181/5 |
カルチャートーン・アンサンブル
〔クララ・デント=ボガーニ(オーボエ)、
マリー=ルイーズ・モーダーゾーン(オーボエ)、
ベンツェ・ボガーニ(ファゴット)、
ジョルト・フェイェールヴァーリ(コントラバス)、
ブリギッテ・エンゲルハルト(ハープシコード)〕 |
凄腕揃いのアンサンブルによるJ.D.ゼレンカのトリオ・ソナタ集!
ザクセン選帝侯のもとで作曲家として活動し、J.S.バッハと同時代のドレスデンで確かな足跡を遺した作曲家、ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679-1745)の代表作の一つ、「6つのトリオ・ソナタ」から第3番、第5番を凄腕揃いのカルチャートーン・アンサンブルが演奏。
第3番は本来ヴァイオリンとオーボエが1本ずつ使われますが、この録音では他のソナタと同様にオーボエ2本のヴァージョンで演奏されており、ゼレンカの音楽的概念とその根底にある独特の世界観に彼ら独自のアプローチを通じて敬意を表しています。
カルチャートーン・アンサンブルはハンガリーのヴァーツに拠点を置くカルチャートーン財団に属するアンサンブル。
ベルリン放送響の首席オーボエ奏者でありソリストとしてラトル&ベルリン・フィルなどとも共演しているクララ・デント、20歳でベルリン・ドイツ響の首席オーボエ奏者となり、現在はミュンヘン・フィルの首席奏者を務めるマリー=ルイーズ・モーダーゾーン、同じくミュンヘン・フィルで首席ファゴット奏者のベンツェ・ボガーニ、ブダペスト祝祭管首席コントラバス奏者のジョルト・フェイェールヴァーリ、現在はザルツブルク・モーツァルテウム大学で教授も務める重鎮鍵盤楽器奏者のブリギッテ・エンゲルハルトと、ヨーロッパでも指折りの名だたる奏者たちで構成されています。
※録音:2023年6月、カルチャートーン・ファウンデーション・ベース(ヴァーツ、ハンガリー)
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HRCD2311
(2CD)
特別価格
\3900
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ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集"ジプシー風に"
【CD 1】
ステージ上で会話をする演奏家 Part.1
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調
Op.78
ステージ上で会話をする演奏家 Part.2
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調
Op.100
【CD 2】
ステージ上で会話をする演奏家 Part.3
ブラームス:
ヴァイオリン・ソナタ第3番、
スケルツォ ハ短調(F.A.E.ソナタ より)
ブラームス(ヤーノシュ・バラージュ編):
ハンガリー舞曲第1番、ハンガリー舞曲第5番 |
バルナバーシュ・ケレメン(ヴァイオリン)
ヤーノシュ・バラージュ(ピアノ) |
ハンガリーのヴァイオリニストがリスナーを19世紀のハウスコンサートへと誘う!
ブダペストに150の、ウィーンには600~700のピアノ工房があり、ブルジョワジーの家ではどこでも小さなサロンが開かれていた19世紀の世界にタイムスリップしたかのような空間をコンセプトとした、バルナバーシュ・ケレメン&ヤーノシュ・バラージュによるコンサートのライヴ録音。
演奏の間に2人の会話を挟むなどの演出が施され、リスナーを19世紀のハウスコンサートへと誘います。
伴奏を務めるヤーノシュ・バラージュのアレンジによるハンガリー舞曲2曲も収録。
※録音(ライヴ):2023年4月28日、コダーイ・センター(ペーチ、ハンガリー)
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HRCD2307
(2CD)
特別価格
\3900
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ルクレール:2本のヴァイオリンのためのソナタ全集
ルクレール:
ソナタ ロ短調 Op.12-1/ソナタ ニ長調
Op.12-3/
ソナタ ハ長調 Op.3-3/ソナタ ホ短調 Op.3-5/
ソナタ ヘ長調 Op.3-4/ソナタ ト短調 Op.12-5/
ソナタ イ長調 Op.3-2/ソナタ ホ長調 Op.12-2/
ソナタ ニ長調 Op.3-6/ソナタ イ長調 Op.12-4/
ソナタ ト長調 Op.3-1/ソナタ 変ロ長調
Op.12-6 |
バルナバーシュ・ケレメン(ヴァイオリン)
カタリン・コカシュ(ヴァイオリン) |
ハンガリーの夫婦ヴァイオリン・デュオ、バルナバーシュ・ケレメン&カタリン・コカシュによるルクレールの「2本のヴァイオリンのためのソナタ」全曲を収録。
1698年と1742年のピリオド・ヴァイオリンとガット弦を使用し、437Hzという低めのチューニングでエネルギッシュに演奏されるフランス・バロックの大作曲家の優れたソナタ集を、Hunnia
Recordsが誇る抜群の高音質で楽しむことができます。
※録音:2020年6月7日-14日、ホーリー・トリニティ教会(ヴェレメール、ハンガリー)
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MRC2001
(2LP)
\7500
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ラースロー・ボルベーイがゴルトベルク変奏曲に挑む!
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988 |
ラースロー・ボルベーイ(ピアノ) |
グールドを崇拝するラースロー・ボルベーイがゴルトベルク変奏曲に挑む!
リスト・バルトーク国際ピアノコンクールで第2位に入賞した経歴を持つハンガリーのピアニスト、ラースロー・ボルベーイが弾くJ.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」が2枚組LP盤でリリース!
グレン・グールドを崇拝し、J.S.バッハの音楽がなければ生きていく価値がないとまで語るボルベーイが、この作品が持つ複雑で壮大な道筋に特別な感情を持って挑みます。
疑念、悲嘆、失敗、そして幸福...人生のあらゆる側面や感情を含んだ「ゴルトベルク変奏曲」をボルベーイはどのように表現するのか、数ある同曲のアルバムの中でも強く興味を惹く1枚です。
※録音:2019年8月31日、スーパーサイズ・レコーディング・スタジオ(ハンガリー)
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NCPA CLASSICS
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816501351S
(2CD)
特殊価格
\4800 →\4390
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第18回(2021年)ショパンコンクール最年少(17歳)ファイナリスト
ハオ・ラオ ~ ショパン・リサイタル
ショパン:
バラード第3番変イ長調 Op.47
3つの華麗なるワルツ Op.34
アンダンテ・スピアナートと
華麗なる大ポロネーズ変ホ長調 Op.22
4つのマズルカ Op.33
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
アンコール ~
ドビュッシー:夢想 L.68
ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53《英雄》 |
ハオ・ラオ(ピアノ) |
【輸入盤日本語解説付き】第18回ショパン・コンクール・ファイナリスト中国の若き才能、ハオ・ラオのショパン!
☆中国国家大劇院の自主レーベル新規取り扱い開始!
☆中国の若き才能を世界に発信する「デビュー」シリーズから、2021年のショパン・コンクールでファイナリストとなった、ハオ・ラオのショパン!
☆輸入盤日本語解説付き仕様!
2007年9月に完成した中国、北京の中心に位置する中国国家大劇院(NCPA/National
Centre for the Performing Arts)の自主レーベル「NCPA
Classics」の取り扱いを開始します。
「デビュー」シリーズはその名の通り、中国の若き才能を世界に向けて紹介する要注目のラインナップです。
2021年に開催された第18回ショパン国際ピアノ・コンクールにおいて17歳という若さでファイナリストとなり、その天才的な音楽性とテクニック、そして自身の名前を世界へと響かせた中国の俊英ハオ・ラオ(ラオ・ハオ)。
中国から参加した22名のコンテスタントの中で唯一のファイナリストとなり、その並外れた才能が一躍話題となったことは記憶に新しいことでしょう。
今回「NCPA Classics」レーベルからリリースされたハオ・ラオの演奏は、ショパン・コンクールの翌年、2022年2月24日に中国国家大劇院の音楽庁で開催された「ショパンの印象
~ ハオ・ラオ・ピアノ・リサイタル」のライヴ・レコーディング。
数あるショパンの傑作の中からハオ・ラオが選んだ特にお気に入りの作品で構成されたプログラムからは、ショパン・コンクールでの見事な演奏の記憶が蘇るのと同時に、さらにスケールアップしたハオ・ラオのピアニズムが感銘を与えてくれています。
※録音:2022年2月24日、中国国家大劇院(北京、中国)
※録音方式:ステレオ(デジタル、ライヴ)
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817401401S
(1CD)
特殊価格
\4800
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ゼン・ユン ~ ホルン・カンタービレ
ベートーヴェン:ホルン・ソナタ ヘ長調 Op.17
シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
トマジ:ホルン協奏曲
チャイコフスキー:舟歌(四季より)
ヴィネリ:ホルン・ソナタ Op.7
チャイコフスキー(マキシ・サントス編):
アンダンテ・カンタービレ(弦楽四重奏曲第1番より)
リムスキー=コルサコフ(ハビエル・ボネ・サントス編):
熊蜂の飛行 |
ゼン・ユン(ホルン)
ウェイ・ジジャン(ピアノ) |
【輸入盤日本語解説付き】新たなベルリン・フィル首席ホルン!ゼン・ユンのデビュー・アルバム!
☆中国国家大劇院の自主レーベル新規取り扱い開始!
☆ベルリン・フィルの新たな首席ホルン奏者に選ばれたゼン・ユン!
☆輸入盤日本語解説付き仕様!
2007年9月に完成した中国、北京の中心に位置する中国国家大劇院(NCPA/National
Centre for the Performing Arts)の自主レーベル「NCPA
Classics」の取り扱いを開始します。
「デビュー」シリーズはその名の通り、中国の若き才能を世界に向けて紹介する要注目のラインナップです。
2023年11月2日、ベルリン・フィルの空席となっていたもう首席ホルン奏者のポジションへの就任がアナウンスされ、世界を驚かせた中国のスーパー・ホルニスト、ゼン・ユン(曾韵/ユン・ゼン)。
同じく首席奏者であるシュテファン・ドールと共にベルリン・フィルのホルン・セクションをリードする存在となったゼン・ユンの「ホルン・カンタービレ」は、自身にとってのデビュー・アルバム!
四川交響楽団首席ホルン奏者の父から指導を受けて6歳からホルンを始めたゼン・ユンは、スイスのジュネーヴ高等音楽院へ留学。
その後は中国の中央音楽院大学院へ推薦で入学し、中国国家大劇院管弦楽団首席奏者を経て2022年10月にベルリン国立歌劇場管弦楽団(シュターツカペレ・ベルリン)の首席奏者に就任。
そしてその1年後、ベルリン・フィルへと移籍し首席奏者に就任という凄まじい速さでのサクセス・ストーリーを展開。
その間、2019年のチャイコフスキー国際音楽コンクールでは新設された金管楽器部門で第1位を獲得し、さらには2021年に超難関として有名な第70回ARDミュンヘン国際音楽コンクールホルン部門で第2位に入賞。
その他にもプラハの春国際音楽コンクールなど様々なコンクールでの入賞実績を持つなど、その勢いは増すばかり!
シュターツカペレ・ベルリン、ベルリン・フィル、そして世界を納得させたスーパーホルニストの至芸をお楽しみください。
※録音:2022年8月29日-31日、中国国家大劇院レコーディング・スタジオ(北京、中国)
※録音方式:ステレオ(デジタル、セッション)
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BR KLASSIK
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900940
(2CD)
\2800
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ブルックナー:ミサ曲第2番&モテット集
【CD1】
アントン・ブルックナー:ミサ曲第2番 ホ短調&モテット集
1. アヴェ・マリア WAB 6
2. この所は神により作られた WAB 23
3-8. ミサ曲 ホ短調 WAB 27(改訂版)
3. Kyrie/4. Gloria/5. Credo/6.
Sanctus/
7. Benedictus/8. Agnus Dei
9. エサイの枝は芽を出し WAB 52
10. エクアーレ第1番 ハ短調 WAB 114
11. 正しき者の唇は知恵を語る WAB 30
12. エクアーレ第2番 ハ短調 WAB 149
13. キリストはおのれを低くしてWAB 11
【CD2】
「音楽への道:ブルックナーの世界」 -
ミサ曲ホ短調
マルクス・ファンヘーファーによる作品の紹介
1-4. 第1部/6-9. 第2部/10-14. 第3部
使用曲...
◎CD1からの抜粋
◎交響曲第4番より 第1、第4楽章
マリス・ヤンソンス(指揮) バイエルン放送交響楽団
◎前奏曲とフーガ ハ短調 WAB 131
マルティン・ハーゼルベック(オルガン) |
【CD1】
バイエルン放送合唱団...1-9、11、13
ミュンヘン放送管弦楽団...3-8、10、12
ペーター・ダイクストラ(指揮)
【CD2】
[朗読]
ヴィープケ・プルス
ヨハネス・ジルバーシュナイダー
ハンス・ユルゲン・シュトッケルル
ヘマ・ミヒャエル
フリードリヒ・シュロッフェル |
【CD1】録音:2023年10月24-26、30-31日 Munchen,
BR, Studio 1(ドイツ)/収録時間:68分
【CD2】原作&監督:マルクス・ファンヘーファー/録音:2024年1月29-30日
Munchen, BR, Studio 11/収録時間:71分
総収録時間:139分
2024年のブルックナー生誕200年を祝して制作された2枚組のアルバム。
CD1にはペーター・ダイクストラの指揮によるバイエルン放送合唱団とミュンヘン放送管弦楽団によるブルックナーの宗教作品の演奏を収録。
これは、2023年10月28日のシーズン開幕コンサートと連動して行われたスタジオ録音で、合唱指揮者の第一人者として高く評価されるダイクストラならではの高い統率力に支えられた合唱と、ミュンヘン放送管弦楽団の管楽器メンバーのアンサンブルによる荘厳なミサ曲第2番を中心に、無伴奏合唱のための5曲のモテット、3本のトロンボーンのためのエクアーレ2曲を聴くことができます。
ブルックナーのミサ曲第2番はリンツの新大聖堂の奉献式のために依頼されて1866年に完成しましたが、大聖堂の工事が遅れたためブルックナーの指揮による初演も1869年9月に行われました。
作品は8部からなる混声合唱と管楽アンサンブルのために書かれており、新しい礼拝堂で演奏するには合唱の規模が大きすぎたため屋外で演奏され、大好評を得ました。
その後ブルックナーはこの曲を1882年に改訂し、それを1885年10月4日にリンツの旧大聖堂で初演、こちらも目覚ましい成功を収めました。
「ブルックナーは演奏中にオルガンの前に立ち、大聖堂の天井をじっと見つめ、言葉にならない祈りを発した」と当時の様子が伝えられています。
当盤で演奏されているのは、こちらの改訂版です。併録のモテットもブルックナーの聖歌隊員、オルガニストとしての経験が生かされた美しい作品です。
CD2に収録されたマルクス・ファンヘーファーによる「音楽への道:ブルックナーの世界」では、ミサ曲第2番を中心に、宗教音楽作曲家としてのブルックナーの物語を朗読(ドイツ語のみ)と音楽で楽しめます。
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B RECORDS
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分かち合うチェロ~チェロのための現代作品集
マッテオ・グヮランディ(1995-):
1-5. fotografie rarissime di angeli 天使が写っている稀少な写真
1. (la fille, le feu) 少女、炎
2. (la chute d'Icare) イカロスの墜落
3. (chanson de l'oiseau dans la lumiere)
光に照らされた鳥の歌
4. (toccata - sfiorata) トッカータ~スフィオラータ(軽く撫でるように)
5. (passacaille) パサカーユ(パッサカリア)
オーガスタン・ブロー(1994-):
6. De l'un, l'autre pour violoncelle
et ensemble
一つ、他方 (チェロとアンサンブルのための)
バスティアン・ダヴィド(1990~)
7. L'omble d'un doute pour deux violoncelles
et orchestre
ある疑惑の影 (2つのチェロとオーケストラのための) |
マリー・イティエ(チェロ)
アルヌ・ドフォルス(チェロ)...7
アンサンブル・シラージュ
ゴンサロ・ブストス(指揮)...6
フランス国立オーヴェルニュ=
ローヌ=アルプ管弦楽団(弦楽合奏)
トーマス・ツェートマイアー(指揮)...7 |
録音: 2023年9月23日 ロワイヨーモン修道院、フランス(ライヴ/拍手入り)
収録時間: 45分
【柔軟に新しい音を模索する、1990年代生まれ世代のチェロ音楽】
古楽と現代音楽を中心に、フランス音楽シーンの最前線で刺激的なプログラムの演奏会を披露しつづけているロワイヨーモン修道院で、レジ
デント・アーティストを務めるチェロ奏者マリー・イティエによる、彼女に捧げられた新作チェロ作品群初演の様子を収録したアルバム。
3人の作 曲家はいずれも1990年代生まれで、実験音楽的な音響構築とロックやテクノなど21世紀の多様なジャンルを境なく行き来できる世代なら
ではの、生楽器の活かし方に三者それぞれのアプローチが光ります。
無伴奏作品での広範な表現に加え、名手ツェートマイアーを音楽監督
に迎えたフランス国立オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ管弦楽団(旧称オーヴェルニュ室内管弦楽団)の弦楽セクション、多様な新作初演で
知られるアンサンブル・シラージュらの共演も頼もしいところ。
最後を飾るバスティアン・ダヴィドの作品では、フランス前衛音楽シーンを支えてき
た知る人ぞ知るaeonレーベルに名盤の多いベルギーの俊才チェロ奏者アルヌ・ドフォルスも加わり、触知しやすいリズム感のなかで楽音という
ものの概念を最大限に追求してゆく、多様な音響体験を味わわせてくれます。
拍手入りのライヴ収録で初演現場の空気を追体験できるのも嬉しいポイント。
「幼いころからあらゆる騒音に耳を傾け、自分で新しい言語を創造するのが好きだった」と語る演奏者イティエ自身へのイン
タビュー(仏・英語)も一読の価値があります。
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CHATEAU DE VERSAILLES SPECTACLES
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CVS143
(2CD)
\5100 →\4690
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クリストフ・ルセ&レ・タラン・リリク(古楽器使用)
ドメニコ・チマローザ: 歌劇《オリンピーアデ》
ドメニコ・チマローザ(1749-1801):
《オリンピーアデ》 全2幕の歌劇
(1784年ヴィチェンツァにて初演)
台本...ピエトロ・メタスタージオ(1698-1782)
【CD 1】
1. 序曲2-18. 第1幕/19-22. 第2幕
【CD 2】
1-20. 第2幕(続き) |
クリステーネ...ジョシュ・ロヴェル(テノール)
アリステア...ロシオ・ぺレス(ソプラノ)
リチーダ...マティルデ・オルトシャイト(メゾ・ソプラノ)
メガクレ...マイテ・ボーモン(メゾ・ソプラノ)
アルジェーネ...マリー・リ(ソプラノ)
アミンタ...アレックス・バンフィールド(テノール)
レ・タラン・リリク(古楽器使用)
クリストフ・ルセ(フォルテピアノ、指揮) |
録音: 2023年12月18-22日 サル・コロンヌ、パリ
総収録時間: 146分
【古典派時代の名匠チマローザの真価、劇的起伏が映える古楽器演奏で!】
古典派時代のナポリ楽派を代表する大御所チマローザはサリエリより1歳年上で、同じ1740年代生まれのパイジェッロやハイドン世代のピッチンニらと共に活躍しました。
19世紀以降も根強く愛された彼のオペラは20世紀以来イタリアのライヴ収録を中心に数多く全曲録音され、今世紀に入っても山田高誌氏による史料研究など日本含め世界で研究も進んでいますが、古楽器による全曲録音はきわめて貴重。
バロックから古典派にかけての重要なイタリア・オペラ作曲家たちの復権に尽力するクリストフ・ルセ率いるレ・タラン・リリクは今回、チマローザのキャリア躍進期に巨匠メタスタージオの有名台本を用いて作曲されたオペラ・セリア《オリンピーアデ》を全曲収録、その類稀なるメロディセンスと絶妙なドラマ展開の魅力を18世紀当時の魅力そのままに伝えます。
古代のオリンピア祭をめぐる男たちの友情と一人の女性をめぐる恋の物語を扱った同作の台本は、他にもヴィヴァルディやミスリヴェチェクなど多くの作曲家による作例がありますが、1784年に北イタリアのヴィチェンツァで初演されたチマローザの作品はロンドンやミラノ、ヴェネツィア、リスボン、トリノなど当時の欧州屈指の歌劇の本場で続々とりあげられ、遠くロシア皇室に及ぶ彼の名声拡大に寄与した名作。
ルセの元に集まった実力派たちによる古楽器オーケストラの響きで聴けば、ハイドンやモーツァルトら同時代の名匠たちに全くひけを取らない作曲者の個性を強く実感できることでしょう。チマローザ再評価に資する注目のリリースです。
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ENPHASES
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フランス大革命後のサロンの音楽会のような
古典派~初期ロマン派作曲家たちの作品によるパスティッチョ
1. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)/
ルートヴィヒ・ヴェンツェル・ラヒニト(1746-1820)編:
序曲
(歌劇《イシスの神秘》〔《魔笛》KV 626フランス初演版〕より)
2. ドメニコ・チマローザ(1749-1801): Pria
che spunti in ciel l'aurora
夜空が明けてくる前に(歌劇《秘密の結婚》〔1792〕より)
3. フランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803)/ピエール・ヴァヤン編:
Allegretto poco moderato
(フルート、ヴァイオリンと任意参加の
低音部のための大独奏曲〔1814〕より)
4. モーツァルト/ラヒニト編: Cher Ismenor,
prens ma defence
愛しいイスメノール、わたしの加護のもとへ
(歌劇《イシスの神秘》より
〔原曲: 歌劇《ドン・ジョヴァンニ》KV527より
「さあおわかりでしょう、誰が名誉を」〕)
5-7. ドヴィエンヌ:
Romances de Gonzalve de Cordoue, Roman
du Citoyen Florian
市民フロリアンの小説『コルドバのゴンサルベ』による歌集(1795)
5. Chant de Pedro ペドロの歌
6. Chant de Cortez コルテスの歌
7. Hymne de la mort 死の讃歌
8. ジャン=ルイ・デュポール(1749~1819):
Romance pour violoncelle et piano
チェロとピアノのためのロマンス(1810頃)
9. ジョヴァンニ・パイジエッロ(1740-1816):
Il mio ben quando verra
愛しい人よ、いつ来るの(いとしい人が来る時)
(歌劇《ニーナ、または恋狂い》より)
10-12. フェリーチェ・ブランジーニ(1781~1841):
Six Nocturnes a deux voix
二重唱によるノットゥルノ集 Op. 8(1811頃)
10. Ti sento, sospiri あなたのため息が聞こえる
11. Placido zeffiretto 優しき恋の西風よ
12. Dal mio bel sol lontano 遠くにいる恋人から、ただ
13. モーツァルト/ラヒニト編: O gage si
cher a lon coeur
ああ、わが心の代償はなんと高く
(歌劇《イシスの神秘》より〔原曲: 歌劇《魔笛》より
「この肖像、すばらしく美しく」)
14. フェルディナンド・エロルド(1791-1833):
Andante con violino obligato
ヴァイオリン独奏付きアンダンテ(ピアノ協奏曲
第3番 イ長調より)
15. ピエル・ガラ(1762~1823):
La complainte du troubadour 吟遊詩人の嘆き
16. ガラ: Salut a toi belle prairie やあこんにちは、美しい草原よ
17. モーツァルト/フリードリヒ・カルクブレンナー(1785~1849)編:
Allegretto
(ピアノ協奏曲 第25番 KV 503より)
18-20. ブランジーニ: Six Nocturnes a deux
voix
二重唱によるノットゥルノ集 Op. 8(1811頃)
18. Questo core se teme e spera
わたしの心は怯えながら期待にあふれ
19. Non so dire se sono amante
自分でもわからない、恋しているのかどうか
20. Che fa il mio bene 何をするの、愛しい人 |
マリアンヌ・クルー(ソプラノ)
シリル・デュボワ(テノール)
アンサンブル・ヘクサメロン(古楽器使用)
ルカ・モンテブニョリ(スクエアピアノ、指揮)
ロルダン・ベルナベ(ヴァイオリン)
ニコラ・ブイル(フルート)
アマリリス・ヤレチク(チェロ) |
使用楽器:(スクエアピアノ)パリのエラール1806年製オリジナル
録音: 2023年3月13-15日、10月4-6日 プティト・マルメゾン城、ルイユ=マルメゾン(パリ郊外)
収録時間: 80分
【貴重な古楽器と室内楽編成で蘇る、ナポレオン時代のフランス音楽の素顔】
大革命の後、時代の寵児となったナポレオンの台頭で急速に変化しつつあったフランスにあって、歿後間もないモーツァルトの復権が進む中
で演奏されていた音楽を丹念に選び、ピアノのあるサロンでの音楽会のような一貫性あるプログラムにまとめたアルバム。
古楽器のプロフェッ ショナルたちが弾く楽器の中でも特に重要なのはパリのエラール社が製作したオリジナルのスクエアピアノ(フォルテピアノの一種、クラヴィコード
のように弦を横向きに張った横長方形の楽器)で、現存する同社の楽器でもかなり早い1806年製のオリジナルが使われています。
ピアノ四 重奏のために編曲され19世紀の音楽環境そのままに蘇る《魔笛》序曲に始まり、古典派流のメロディアスな作品からロマン派の先駆ともい
うべき深い憂愁の影を帯びたナンバーまで、起伏に富んだ展開は通して聴いても各曲別々に聴いても映える味わい深さ。
現代楽器の古い 録音だけで知られていたガラのロマンスやドヴィエンヌの協奏曲、デュポールのチェロ作品など、21世紀の今なお古楽器で聴けること自体が貴
重な作品の数々から導き出される新鮮かつ優美な響きは、古楽器演奏の魅力を知る人ならずとも思わず惹かれてしまうに違いありません。
多くの古楽名盤を世に送り出してきたZig-Zag
Territoiresレーベルの名エンジニア、フランク・ジャフレスの仕事が活きた充実の1枚です。
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GRAND PIANO
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ホセ・アントニオ・ボッティローリ:ピアノ作品全集
第3集 エレジー集 |
ファビオ・バネガス(ピアノ) |
1-3. トリプティコ B80(1972)
1. 第1曲 序奏 ホ短調/2. 第2曲 主題 ホ長調/3.
第3曲 終曲 変ロ短調
4. アンダンテ 3/4 ヘ短調 B66(1978)
5. アレグロ I ヘ長調 B88/1(1982)
6. アレグロ II ヘ長調 B88/2(1982)
7-15. 主題と変奏 ト長調 B28(1973)
16-22. 主題と変奏 嬰ヘ短調 B91(1984)
23. J. ハイドンの主題による変奏曲 B103(1987頃)
24-26. 主題と変奏 ホ短調 B92(1987)
27-31. 5つのマイクロフィルム B58(1978)
27. 第1番 ハ長調/28. 第2番 ニ短調/29.
第3番 ホ短調/
30. 第4番 ヘ短調/31. 第5番 イ長調
32. 前奏曲 ヘ短調 B62(1978)
33. 前奏曲 変ホ長調 B98(1984)
35. 前奏曲 ハ短調 B99(1987)
34. アブセンス I ハ長調 B106(1987)
35. アブセンス II ト長調 B107(1987)
36. カプリッチョ ニ短調 B41(1975)
37. カプリッチョ 変ホ短調 B44(1976)
全て世界初録音 |
(ピアノ)...スタインウェイ Model D, No.
559445
録音:Louis Ferdinand Productions Studio,Hollywood,
CA(USA) 2022年10月13日...1-4,7-26 2023年4月13日...35-38 2023年6月21日...5-6、27-34
総収録時間:66分
アルゼンチンの作曲家ボッティローリ。ピアニスト、指揮者として活躍する傍ら、ヴォーカル・グループ「セクステット・ローレリー」のディレクターを務め、ラジオ、劇
場でコンサートを開催、人気を博しました。
作曲家としては、アルゼンチンの民族音楽の影響を受けたロマン派風の壮麗な管弦楽作品を残していますが、
70曲ほどのピアノ曲は、どれもロマンティックなイディオムと即興性を重視した小品で、どの曲にも彼独自の表現が花開いています。
このアルバムには、数多くの著名人たちと交流し影響を受けていたボッティローリが、親友の母親への追悼として作曲した「トリプティコ」や、亡くなった家族のた
めの「主題と変奏 嬰へ短調」など数々の"エレジー=哀歌"を中心に、想像上の映画のための音楽集「マイクロフィルム」、自由な形式で書かれた前奏曲な
どの小品が収録されています。
ボッティローリの弟子で、作曲家の全作品のカタログ化を行うファビオ・バネガスがシリーズを通じて、師の心を伝える演奏を披
露しています。
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SWR CLASSIC
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Glor Classicsの名盤復活
カンブルラン(指揮)/南西ドイツ放送交響楽団
ドビュッシー:『聖セバスティアンの殉教』5幕の神秘劇
クロード・ドビュッシー(1862-1918):
『聖セバスティアンの殉教』 5幕の神秘劇
L124(ドイツ語朗読付き)
台本(フランス語):ガブリエーレ・ダンヌンツィオ(1863-1938)
追加部分の台本(ドイツ語):マルティン・モーゼバッハ(1951-)
1-5. I. 第1幕 La Cour des lys ユリの庭
1. Nr. 1: Prelude. Lent (I) «Frere,
que sera-t-il le monde»
2. Ist sterben so schon?(朗読)
3. Nr. 2: Mouvement de Prelude
«Sebastien, Sebastien,
Sebastien»
4. Der Name Sebastianus kommt von
sequens(朗読)
5. Nr. 3: Assez anime (I) «Soufflez
de pres»
6-10. II. 第2幕 La Chambre magique
魔法の部屋
6. Nr. 1: Prelude. Tres modere
(II)
7. Der Prafekt der Stadt Rom(朗読)
8. Nr. 2: Andantino (II) «Je
fauchais l'epi de froment»
9. Der Sohn des Prafekten(朗読)
10. Nr. 3: Modere (II) «Qui
pleure mon enfant si doux»
11-20. III. 第3幕 Le Concile des faux
dieux 異教の神の宗教会議
11. Nr. 1: Prelude (III)
12. Da klagten die Richter(朗読)
13. Nr. 3: Modere (III) «Pean,
Lyre-d'or, Arc d'argent»
14. Sebastian, dein Gott ist eifersuchtig(朗読)
15. Nr. 4: Lent (III) «Avez-vous
vu celui que j'aime»
16. Adonis, du bist wie eine menschliche
Blume(朗読)
17. Nr. 5: Tres modere (III) «Cessez,
o pleureues!»
18. Nr. 6: Assez anime (III) «Io!
Io! Adoniastes»
19. Nr. 7: Lent (III)
20. Es ist unbegreiflich(朗読)
21-25. IV. 第4幕 Le Laurier blesse
傷ついた月桂樹
21. Nr. 1: Prelude. Sombre et lent
(IV)
22. Siebzehn Pfeile sind in unsern
Kochern(朗読)
23. Nr. 2: Tres modere (IV)
24. Die Heiligen bezwangen(朗読)
25. Nr. 3: Modere (IV) «Ah!
Helas! Helas!»
26-27. V. 第5幕 Le Paradis 天国
26. Nr. 1: Interlude. Modere (V)
27. Nr. 2: Modere (V) «Gloire!
Sous nos armures flamboyez» |
処女エリゴーヌ/Vox Sola/
天の声/セバスティアンの魂...
ハイディ・グラント・マーフィー(ソプラノ)
マルクス...
ダグマル・ペツコヴァー(メゾ・ソプラノ)
マルケルス...
ナタリー・シュトゥッツマン(アルト)
聖なる者/朗読...デルテ・リセウスキ
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツ放送交響楽団
シルヴァン・カンブルラン(指揮) |
録音:2005年1月19-20日 Konzerthaus Freiburg,
studio(ドイツ)
総収録時間:77分
1910年、イタリアの詩人ガブリエーレ・ダンヌンツィオが書いた『聖セバスティアンの殉教』。
ドビュッシーはこの膨大な台本に、合唱曲と、オーケストラの間奏
曲、アリアで構成された1時間ほどの音楽劇を作曲。翌1911年の5月にパリ・シャトレ座で初演されました。
この時はドビュッシーの親友アンドレ・カプレが指
揮を執りましたが、キリスト教と異教の伝統を織り交ぜた音楽に加え、ユダヤ系ロシア人のバレリーナ、イダ・ルビンシュタインがセバスティアンを演じたことで騒
動に発展。
パリの大司教の怒りを買い、カトリック教徒の鑑賞を禁じたのち、ダンヌンツィオの著書も教皇庁から禁書にされてしまいました。
この作品を気に入っていたドビュッシーは歌劇への改作を構想していたものの、彼の死によって叶うことがなく、以降は原形での上演機会はほとんどありませ
ん。
現在ではカプレによる「交響的断章」、もしくはアンゲルブレシュトによるオーケストラと声楽のみのオラトリオ版が演奏されています。
このカンプルランの演奏はアンゲルブレシュト版(フランス語歌唱)によりつつ、1951年生まれの作家マルティン・モーゼバッハによる新たなドイツ語の朗読が添えられています。
朗読の テキストはダンヌンツィオ作品の中心的な部分を要約したもので、原作を現代的な視点で解釈したもの。カンブルランはオーケストラを見事にコントロール、
東洋風な響きも交えた繊細な和声を引き出し、ナタリー・シュトゥッツマンをはじめとした独唱陣と、コレギウム・ヴォカーレ・ヘントの合唱、デルテ・リセウスキの
朗読がこの神秘的な物語を見事に描き出しています。
当CDはGlor ClassicsレーベルからGC08181として発売されたものと同じ音源です。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
ORFEO
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C230152
(2CD)
\4400
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ホルスト・シュタインの名録音が復活
リヒャルト・シュトラウス:歌劇《カプリッチョ》
リヒャルト・シュトラウス:
歌劇《カプリッチョ》 Op. 85
台本:クレメンス・クラウス |
伯爵令嬢...アンナ・トモワ=シントウ(ソプラノ)
伯爵...ヴォルフガング・シェーネ(バリトン)
フラマン...エベルハルト・ビュフナー(テノール)
オリヴィエ...フランツ・グルントヘーバー(バリトン)
ラ・ロッシュ...マンフレート・ユングヴィルト(バス)
クレロン...トゥルデリーゼ・シュミット(アルト)
トープ氏...アントン・デ・リッダー(テノール)
イタリア人のテノール歌手...ピエトロ・バッロ(テノール)
家令...ローレンツ・ミンス(バス)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ホルスト・シュタイン(指揮) |
録音:1985年8月7日 ザルツブルク音楽祭(ライヴ) Osterreichischen
Rundfunks(ORF)
総収録時間:140分
C518992の再発売盤
【1985年、ザルツブルク音楽祭に初出演したホルスト・シュタインが振ったシュトラウス晩年の名作《カプリッチョ》ライヴ録音が復活】
1940年、友人で指揮者のクレメンス・クラウスとともにシュトラウスが書き上げた台本には、詩人オリヴィエと作曲家フラマンの二人から愛される未亡人マドレーヌの揺れる心と、「言葉」と「音楽」のどちらが重要か?の命題が描かれており、ここにシュトラウスは実に機知に富み、かつ趣向を凝らした音楽を付けています。
とりわけ幕切れ近くの「月光の音楽」は単独で演奏されることも多い人気曲です。
ホルスト・シュタインはNHK交響楽団の名誉指揮者を務めたドイツの指揮者で、1970年から3年間ウィーン国立歌劇場第1指揮者を務めたほか、バイロ
イト音楽祭で《ニーベルングの指環》全曲を指揮するなど、優れたワーグナー指揮者として名声を確立。
1985年の《カプリッチョ》は、シュタインが初めてザル
ツブルク音楽祭に登場した年の演奏で、ウィーン・フィルが織り成すつややかな響きを背景に、アンナ・トモワ=シントウが歌う上品なマドレーヌを中心とした優
れた歌手たちのアンサンブルが光る名演といえるでしょう。
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<メジャー・レーベル>
オーストラリアELOQUENCE
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4875556
\2600 |
《アルバン・ベルク・アンサンブル・ウィーン~
ラルフ・ユスフ・ガウリック:オラトリオ『O
Lungo Drom』》
ラルフ・ユスフ・ガウリック:オラトリオ『O
Lungo Drom』Op.22(2022)
第1部:Ascent
1) Violin solo/Cimbalom、2) Madre del
alma (Mother of my soul)、3) Sako rat me,
devla (Every night, my God)、
4) Ricordo un bimbo (I remember a child)、
5) Zo?to me denese na svet, majko draga?
(Why did you bring in the world, mother dear?)、
6) Aj muro trajo, sar o glindo rupuvno
(Oh, my life is like a silver mirror)、
第2部:Nadir
7) Bi?tu vekus, so dijan tu ?orore
romenge? (Twentieth Century, what did you
give to the poor Roma?)、
8) Totentanz (Danse Macabre) [Instrumental]、
9) Und eines Tages war die Gestapo
bei uns an der Tur (And one day the Gestapo
was at our door)、
10) Angekommen sind wir im Auschwiz-Paradies
(Lili Marleen) (Arrived we did in Auschwitz
paradise)、
第3部:Vista
11) In den Poren einer Frau (In the pores
of a woman)、
12) [Litania]Oj, jak pi?knie w niebo
patrze? wci?? od nowa ([Litany] Oh, how beautiful
to look at the sky anew)、
13) Je vous vends mes larmes (I’ll sell
you my tears) |
Clara Meloni(ソプラノ)、
クリストフ・フィラー(バリトン)、
Laszlo Racz(ツィンバロン)、
アルバン・ベルク・アンサンブル・ウィーン
(Regis Bringolf、セバスティアン・ギュルトラー[ヴァイオリン]、
Subin Lee[ヴィオラ]、
Florian Berner[チェロ]、
Ariane Haering[ピアノ]、
Silvia Careddu[フルート]、
Alexander Neubauer[クラリネット]) |
歴史に翻弄された人々の思いを様々な言語による言葉で綴る“長い道”と題された大作
●ロマ・クルド系のドイツ系アメリカ人作曲家ラルフ・ユスフ・ガウリックによる『O
Lungo Drom』がDECCAオーストラリアから発売されます。ロマの言葉で「長い道」を意味する『O
Lungo Drom』。
この大作はソプラノ、バリトン、フルート、クラリネット、ツィンバロン、ピアノと弦楽四重奏を含む室内アンサンブルのために作曲されました。世界中からテキストを集めた、様々な場所にいるシンティとロマの歌からなるオラトリオです。
この少数民族は700年以上もヨーロッパに住み、その間彼らは奴隷や大虐殺といった地獄のような時期を経ながら常に差別と迫害にさらされてきました。
「長い道」は熱望や憧れの道であり、記憶へ、そして記憶からの道でもあります。遠くへ行きたいという深い思いに満ちた、この道のそれぞれの歩みと足跡には再起と慰めからの希望と美しさが含まれています。
『O Lungo Drom』はこの少数民族の13人の異なる詩人や作家の言葉が10の言語とロマの方言で歌詞になっています。第1部:Ascent(上昇)、第2部:Nadir(どん底)、第3部:Vista(眺め)の3部構成です。
●アルバン・ベルク・アンサンブル・ウィーンは2016年に、よく知られたフーゴ・ヴォルフ四重奏団とピアニストのAriane
Haering、フルート奏者のSilvia Caredduとクラリネット奏者のAlexander
Neubauerが一緒になり結成されました。
その名前はウィーンのアルバン・ベルク財団から授与されています。過去とつながると同時に未来にも関わっていた作曲家、アルバン・ベルクの精神がこのアンサンブルの芸術的ヴィジョンとなっています。
●ラルフ・ユスフ・ガウリックはソロ、室内楽、管弦楽、電子音楽、映画音楽、合唱音楽など、幅広いスタイルで作曲を行い、しばしば自身の複雑な国際的遺産について探求しています。
●「2022年10月23日にベルリンのコンツェルトハウスでアルバン・ベルク・アンサンブル・ウィーンによって初演されたオラトリオ『O
Lungo Drom』は、音楽史において一つの驚くべき作品です。
このオラトリオはナチスの下で虐殺されたヨーロッパのシンティとロマの記念碑の建立から10周年となる記念の年に初演され、非常に高い評価を得ました。
『O Lungo Drom』は作曲家のラルフ・ユスフ・ガウリックがヨーロッパの少数民族の数世紀にわたる歴史を非常に高い感性で音楽にしたものです。
テキストは多くのヨーロッパの国のシンティとロマによって彼らの母国語やロマ語で書かれています。
作曲家はテキストをバランスよく選び、このオラトリオで少数民族の人々が特にヨーロッパの芸術音楽などのヨーロッパの文化史に常に与えてきた影響を表現することに成功しました。
この並外れた音楽作品はシンティとロマの文化的な偉業に特別な方法で敬意を表しており、私はこれ以上ないほど感謝し、その献身に誇りと喜びを感じています」――ロマニ・ローゼ(ドイツ中央評議会議長)
●歌詞全文と訳(英語・ドイツ語)付き。
【録音】2023年10月9-11日、オーストリア、ブルゲンラント州、ライディング、コンサートホール
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<国内盤>
MCLASSICS
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大嶺未来&高橋多佳子によるデュオアルバム
ラフマニノフ:2台のピアノのための組曲第1番&第2番
他
1-4. ラフマニノフ:
2台のピアノのための組曲 第1番「幻想的絵画」
作品5
1. I バルカローレ/2. II 夜・・・愛/3.
III 涙/4. IV 復活祭
5-9. チャイコフスキー/ラフマニノフ編:
バレエ音楽「眠れる森の美女」組曲 作品66a<4手連弾>
5. I 序曲、リラの精の踊り/
6. II アダージョ、パ・ダクシオン/
7. III 性格的な踊り、長靴をはいた猫と白い猫/
8. IV パノラマ/9. V ワルツ
10-13. ラフマニノフ:2台のピアノのための組曲
第2番 作品17
10. I 序奏/11. II ワルツ/
12. III ロマンス/13. IV タランテラ
14. ラフマニノフ:
前奏曲 嬰ハ短調 作品3ー2 「鐘」<2台ピアノ版> |
大嶺未来(ピアノ)
高橋多佳子(ピアノ) |
《録音》2023年10月20日 東京文化会館 小ホール(ライヴ・レコーディング)
圧巻のピアニズム!2台のピアノが描くラフマニノフの魂。
ラフマニノフをライフワークにし、その演奏活動とCD共に高い評価を受ける大嶺未来と、第12回ショパン国際ピアノ・コンクールにて第5位となり日本を代表するピアニストの一人高橋多佳子によるラフマニノフ・デュオアルバムです。
当盤は、2023年10月20日東京文化会館にて行われたライヴ・レコーディングです。2台ピアノ作品の極致といえるラフマニノフの2つの組曲。
雄大でロマンティシズム溢れるラフマニノフの世界を、圧巻の技術と精緻なアンサンブルで描ききります。
美しい音色とヴィルトゥオジティを兼ね備える二人だからこそ到達できる高みの音楽と妙技をお聴き下さい。
連弾によるラフマニノフ編のチャイコフスキー作曲「眠れる森の美女」組曲も必聴。ピアニズム満載のアルバムです。
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4/4(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ANIMAL MUSIC
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ANI 122
(1CD)
\5000 (高価格帯)
※LP同時発売
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イジー・バールタ(チェロ)
オール・ヤナーチェク・プログラムに挑む!
ヤナーチェク:
ヴァイオリン・ソナタ JW VII/7*
おとぎ話 JW VII/5
ドゥムカ JW VII/4*
ロマンス JW VII/3*
アダージョ JW VII/5*
プレスト JW VII/6
*=イジー・バールタによるチェロ編曲版 |
イジー・バールタ
(チェロ/Dietmar Rexhausen 2012)
テレジエ・フィアロヴァー
(ピアノ/Steinway & Sons C227) |
色濃い民族色を見事に表現!!名手イジー・バールタがオール・ヤナーチェク・プログラムに挑む!
セッション録音:2023年8月/アトリウム・ナ・ジシコヴェ(プラハ)/DDD、49'10
チェコを代表するチェリスト、イジー(イルジー)・バールタ。2021
年のコロナ禍にテレジエ・フィアロヴァーと録音したベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集
(ANI-101)が高い評価を得ています。
同コンビによる新譜はオール・ヤナーチェク・プログラム!このアルバムではヴァイオリンとピアノのために書かれた有名
なソナタ、ドゥムカ、ロマンスも収録。
ヴァイオリン・パートはバールタによってチェロ用に編曲され、当編曲版は世界初録音となります。ヤナーチェクはライプツィヒ
留学中にドゥムカとロマンスを作曲。
初期作品らしい古典主義、ロマン主義的な作風のこれらの作品は、チェロ演奏で聴くとより切なく哀愁漂う旋律が際立ちます。
ヴァイオリン・ソナタは1913年に作曲。その後21年に改訂し、翌22年に決定稿を発表。のちヤナーチェクの代表作となりました。
当録音では調性とピアノ・パー トはそのままに、ヴァイオリン・パートは基本1オクターブ下げて編曲しています。
第1楽章冒頭から非常にインパクトの強い東洋的な音階を色濃く演奏。バールタ、
フィアロヴァーが感情豊かに表現しております。
このアルバムにはヤナーチェクがチェロとピアノのために作曲した作品《おとぎ話》も収録。当初4楽章で作曲するも後に3楽章構成に変更。
その外した楽章が「アダージョ」で、当アルバムにはその作品も収録。
チェロで聴くヤナーチェク。要注目のアルバム・リリースです!
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HAENSSLER
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反映
(1)ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調Op.19
(2)ウストヴォリスカヤ:グランド・デュエット
(3)ペルト:鏡のなかの鏡 |
カトリーン・インバル=ボーゲンスベルガー(チェロ)
タチヤナ・リャフ(ピアノ) |
チェロの多様性に驚嘆!ベテラン、インバル=ボーゲンスベルガーによるロシア・ソヴィエト・チェロ三態
録音:2022年3月7、8日/ファットリア・ムジカ(オスナブリュック)/66'35
ドイツのベテランチェロ奏者カトリーン・インバル=ボーゲンスベルガーがベラルーシ出身のピアニスト、タチヤナ・リャフとロシア・ソヴィエト作品に挑戦。
ラフマニノフの名作ソナタをメインに、ウストヴォリスカヤの力作、心洗われるように透明なペルトと続きます。
ピアノのリャフはミンスク音楽院時代、髪を緑に染めピアスが目立つ問題児だったそうですが、どこかホロヴィッツの思わせるピアノの輝きが冴えます。
ソヴィエト音楽史の謎の存在ウストヴォリスカヤが1959年に書いた「グランド・デュエット」も、両奏者の絶望感と暴力的な衝動が独特。
ロストロポーヴィチ以来の見事な録音と申せましょう。
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MIRARE
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天国の鳥たち
1-2. F.クープラン:
1. 恋のナイチンゲール(Le Rossignol en
amour) 3'30 -
勝利のナイチンゲール(Le Rossignol
vainqueur) 2'02
3. ケヴィン・ジュイルラ (1987- ):鳥類の墓~
ル・グラン・テトラス(キジ科の鳥)(Le
Grand Tetras) 3'25
4. ホーギー・カーマイケル (1899-1981):ひばり(Skylark)
* 6'10
5. バリー・クロッコフト(1972- ):Ku Ku
6'06
6. ケヴィン・ジュイルラ:
鳥類の墓~カササギフエガラス(Le Cassican
fluteur) 2'05
7. バンジャマン・アタイール (1989- ):
常動曲(Perpetua Sempre) 6'50
8. サン=サーンス(1835-1921):白鳥(Le
Cygne)5'26
9. ピアソラ (1921-1992):
ナイト・クラブ1960(Night Club 1960)
6'20
10. ケヴィン・ジュイルラ:
鳥類の墓~コシギ(La Becassine sourde)
2'27
11. 安部圭子 (1937- ):
桜の夢(Dream of the Cherry Blossoms)
5'01
12. アンデシュ・ヒルボリ (1954- ):
孔雀の瞬間(The Peacock Moment) 1'35
13. ピアソラ:迷子の小鳥たち 5'19
14. ケヴィン・ジュイルラ:
鳥類の墓~エリマキミツスイ(Le Meliphage
Tui) 2'42
15. ジョン・レノン(1940-1980) /
ポール・マッカートニー(1942- ):
ブラックバード(Blackbird) |
ヴァランティーヌ・ミショー(sax)
ガブリエル・ミショー(打楽器)
クルト・ローセンヴィンケル(ギター) |
鳥のさえずりにインスピレーションを得た作品をサックスと打楽器の組み合わせで!注目の姉弟デュオの登場!
録音:2023年10月24-28日、フォントヴロー王立修道院
鳥のさえずりは、あらゆる時代の芸術家にとって、無尽蔵のインスピレーションの源です。
サックス奏者ヴァレンティーヌ・ミショーと、その弟でもある打楽器奏者
ガブリエル・ミショーは、時代を超えて作曲家たちを魅了した鳥の歌声を、サックスと打楽器(時にギターも加わって)という組み合わせに編みなおし、楽器の音の
パレットの驚異的な深さと広さとともに、新しいかたちで提示しています。
バロックでもポップスの曲でも、現代の曲でも、源にあるのは鳥の声という部分で共通し
ていますが、その豊かな展開に驚かされるます。
ふたりが広げる翼に乗って、旅にいざなわれるような1枚です。
ヴァランティーヌ・ミショー(サックス)1993年生まれ。2020年クレディ・スイス・ヤング・アーティスト賞を受賞。
2022年サロネンの指揮でルツェルン音楽祭デビュー。衣装デザイナー、様々なアーティストとのコラボレーション・プロジェクトを率いるプロデューサーの顔ももっています。
ガブリエル・ミショー(パーカッション)2003年生まれ。TROPMP国際アイントホーフェンパーカッションコンクールで第一位、聴衆賞、批評家賞受賞。
姉のヴァランティーヌと共に、様々なアーティストとのコラボレーション・プロジェクトを率いるプロデューサーの顔ももっています。
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PENTATONE
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ロシアで活躍したコズウォフスキの魂の叫び、レクイエム
ハンス・グラーフ(指揮)&シンガポール交響楽団
ユゼフ・コズウォフスキ(1757-1831)(コズロフスキー):レクイエム(原典版) |
オリガ・ペレチャトコ(ソプラノ)
オレーシャ・ペトロワ(メゾソプラノ)
ボリス・ステパノフ(テノール)
クリストフ・ザイドル(バス)
ハンス・グラーフ(指揮)
シンガポール交響楽団、
同合唱団、同児童合唱団
(ラテン語歌唱) |
モーツァルトの名作に匹敵する感動!ロシアで活躍したポーランド人作曲家の魂の叫び
録音:2023年4月7、8日/エスプラネード・コンサート・ホール(シンガポール)/DDD、ディジパック仕様、49'17、輸入盤・日本語帯付
ユゼフ・コズウォフスキ(1757-1831)はモーツァルトより一歳年少のポーランド出身の作曲家。
ペテルブルグ宮廷で活動したためオシップ・コズロフスキーというロシア名の方が知られています。
23歳でロシアへ移り露土戦争に将校として従軍しますが、その後宮廷音楽家となりオペラや舞曲を作曲。
ロシア宮廷にポロネースを流行させ、チャイコフスキーのオペラ「スペードの女王」にも引用されるほどでした。
レクイエムはロシア在住だったポーランド・リトアニア連合最後の王スタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキが自身の葬儀用に生前委嘱し、1798年に使われ
ました。
ポーランドは1795年にロシア、ドイツ、オーストリアによる三国分割で地図上から姿を消したため、コズウォフスキにとっては祖国へのレクイエムでもあっ
たといわれます。
その後1825年、ロシア皇帝アレクサンドル一世の葬儀で再演されました。
レクイエムはカトリックの鎮魂曲でロシア正教では使用されませんが、アレクサンドル
一世はポーランド王も兼ねていたためとされます。
その際コズウォフスキはオーケストレーションと合唱を厚くしてドラマ性を増し、数曲追加しました。それが今日伝わる版となっています。
この版はシンガポール交響楽団の芸術監督ハンス・セレンセンが2018年にCDで聴きぜひ自分たちの団体で演奏したいと思ったのがきっかけでした。
ようや く楽譜を入手するもパンデミックで演奏会ができなくなり、さらに当初予定していた指揮者ヴェデルニコフもコロナの合併症で2020年に急逝してしまいました。
ようやく実現のめどが立ち、指揮を執ることになったハンス・グラーフは慎重に原典稿へ戻す作業を行いました。
モーツァルトの名作の7年後に作られたこの作品、ウィーン古典派風でありながらスラヴ的な色彩も感じられ、最後は無へ消えてゆくはかなさがいろいろ考えさせられる内容となっています。
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AUDAX RECORDS
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フィリップ・グリスヴァール(チェンバロ)
あえて「C.P.E.バッハ」は外して
ベルリン楽派のチェンバロ協奏曲集
クリストフ・ニヒェルマン(1717-1762):
協奏曲ニ短調
カール・ハインリヒ・グラウン(c.1704/05-1759):
協奏曲ニ長調 WVC:XIII:72
クリストフ・シャフラト(c.1710-1763):
協奏曲ハ短調 CSWV:C:11
エルンスト・ヴィルヘルム・ヴォルフ(1735-1792):
協奏曲変ロ長調
(全曲世界初録音) |
フィリップ・グリスヴァール(チェンバロ)
アンサンブル・ディドロ
〔ヨハネス・プラムゾーラー
(ヴァイオリン&ディレクター)、
ロルダン・ベルナベ(ヴァイオリン)、
アレクサンドル・バルド(ヴィオラ)、
チェ・グゥリム(チェロ)、
フランソワ・レリ(コントラバス)〕 |
【日本語解説付き】フィリップ・グリスヴァールの新たなソロ録音!ベルリンの知られざる協奏曲集!
☆新時代を牽引するバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーとアンサンブル・ディドロ!
☆新録音はフィリップ・グリスヴァールがソロを務めるチェンバロ協奏曲集!
☆あえて「C.P.E.バッハ」は外して、知られざるベルリン楽派のチェンバロ協奏曲4曲(すべて世界初録音)を収録!
☆日本語解説付き!
南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーと、彼が創設したアンサンブル・ディドロの新録音。
アンサンブル・ディドロの中核メンバーであり、プラムゾーラーの伴奏としても多くの演奏&録音で共演しているフランスの名チェンバロ奏者、フィリップ・グリスヴァールがソリストを担う、18世紀ベルリン楽派の知られざるチェンバロ協奏曲集が登場!
1740年フリードリヒ2世の戴冠によって、空前の盛期を迎えたベルリンの音楽史。芸術や科学が冷遇されていた先王の時代から一転して、プロイセンの数々の宮殿は美しい響きに満たされ、高名で卓越した音楽家たちが集いました。
そして、フリードリヒ2世に雇われた音楽家の多くが、当時の様々な宮廷で花開き始めていたジャンルである「鍵盤オブリガード付きソロ協奏曲」に兆戦したのでした。
このアルバムでは、フリードリヒが王太子時代に結成した楽団の創立メンバーの一人であり、熱狂的な「バッハ信者」であったとされるクリストフ・シャフラト、プロイセンの宮廷楽長カール・ハインリヒ・グラウン、ライプツィヒ聖トーマス教会の生徒時代にはバッハのカンタータをソプラノ歌手として歌い、フリードリヒ2世の宮廷で第二チェンバロ奏者となったクリストフ・ニヒェルマン、ヴァイマール大公の宮廷でコンサートマスターや宮廷楽長を務めたエルンスト・ヴィルヘルム・ヴォルフの4つのチェンバロ協奏曲を収録。
最初の構想では、「ベルリンのバッハ」とも呼ばれた大バッハの次男カール・フィリップ・エマニュエル・バッハの作品も含まれていたとのことですが、グリスヴァールの研究によって多くの未出版の作品も発見され、熟考の末に、これらの知られざる作品が選ばれました。
※録音:2023年4月25日-28日、グスタフ・マーラー・オーディトリアム(トブラッハ、イタリア)
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AVIE
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Ija Mia ~ セファルディック・ディアスポラのサウンドスケープ
1. Ija Mia(Trad. Sephardic,Turkey)
2. Adio Kerida(Trad. Sephardic)
3. Porke Yorach(Trad. Sephardic)
4. Ein Keloheinu(Liturgical・Melody: Sephardic,
Morocco)
5. Anzi dice la nuestra novia(Trad. Sephardic,
Rhodes)
6. Oud Taksim
7. Achot Ketana
(Sephardic liturgical ・Melody: Sephardic,
Morocco)
8. Yigdal(Liturgical・Melody: Sephardic,
Jerusalem)
9. Kurdi Taksim
10. Kurdi(Solakzade Mehmed Hemdemi)
11. Shir Hashirim
(Song of Songs・Melody: Salonika cantorial)
12. Hicaz(Sultan Abdulaziz) |
イースト・オヴ・ザ・リヴァー
ニーナ・スターン(リコーダー)
ダフナ・モル(ヴォイス、リコーダー) |
気鋭のアンサンブル!イースト・オヴ・ザ・リヴァーがAvieデビュー!
☆ニューヨークを拠点に活動する気鋭のアンサンブル、イースト・オヴ・ザ・リヴァーのAvieデビュー盤!
ニューヨークを拠点に活動する気鋭のアンサンブル「イースト・オヴ・ザ・リヴァー」のAvieデビュー盤。
イースト・オヴ・ザ・リヴァーは、国際的に活躍するリコーダーの名手、ニーナ・スターンとダフナ・モル(アポロズ・ファイアとも定期的に共演)によって設立されたリコーダー・コンソートで、中世ヨーロッパのクラシック・レパートリーの不朽の名作と、中東の伝統のヴィルトゥオーゾ的で心に響くメロディーを探求しています。
メンバーには、アルメニア系アメリカ人ウード奏者アラ・ディンクジャン、シルクロードのパーカッショニスト、シェーン・シャナハン、イスラエル人ベーシスト、タル・マシアク、パレスチナ人マルチ・インストゥルメンタリスト、ザフェル・タウィルなど、国際色豊かな音楽家たちが名を連ねています。
本アルバムは、ニーナの祖先であるベネチア系ユダヤ人、ダフナの祖先であるラディーノ(スペイン系ユダヤ人)という、2人の文化的背景を共有する愛と記念にインスパイアされたもので、物語や踊り、祈りや賛歌など、セファルディの民族音楽と伝統音楽の魅力をお楽しみいただけます。
※録音:2021年12月(ニューヨーク、アメリカ)
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URANIA RECORDS
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クイーン ~ ピアノ・トランスクリプション作品集
フレディ・マーキュリー:
ドント・ストップ・ミー・ナウ/ボヘミアン・ラプソディ/
愛という名の欲望/ラヴ・オブ・マイ・ライフ/
地獄へ道づれ/リヴ・フォーエヴァー/
ウィ・ウィル・ロック・ユー/愛にすべてを/
アイ・ウォント・イット・オール/自由への旅立ち/
リヴィング・オン・マイ・オウン/レディオ・ガ・ガ/
ショウ・マスト・ゴー・オン/伝説のチャンピオン |
ロベルト・フランカ(ピアノ) |
偉大なるロックバンド"クイーン"の名曲をピアノ独奏で!
「クラシック音楽の作曲家としてのチック・コリア」にスポットライトをあてた好企画でデビューを飾ったクロアチア系イタリア人ピアニスト、ロベルト・フランカのUrania第2弾は、イギリスの伝説的ロックバンド「クイーン」の名曲をピアノ独奏で奏でるという注目盤。
ロベルト・フランカは、ロッシーニ音楽学校で学び、2002年に満点、優等、特別賞を得て卒業後、イモラ国際ピアノ・アカデミーでピアノをヴァレンティーニ、ラッタリーノ、ペトルシャンスキーに、作曲をマルコ・ディ・バリに師事。
ガヴリーロフ、ロルティ、コチシュといった世界的ピアニストたちの指導を受けながらキャリアを積み上げている実力派です。
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イン・ベルガモ・ウィズ・
ドニゼッティ、マイール、パドレ・ダヴィデ/ピアノ4手連弾作品集
ヨハン・ジモン・マイール(1763-1845):
歌劇 《コリントのメディア》
(ピアノ4手連弾のためのシンフォニア)*
序奏とアンダンティーノ(ピアノ4手連弾のための)*
葬送行進曲
ドニゼッティ:
ソナタニ長調(ピアノ4手連弾のための)
ワルツ ト長調(ピアノ4手連弾のための)
パドレ・ダヴィデ・ダ・ベルガモ(1791-1863):
アレグレット ニ長調(ハープシコードのための)*
ディベルティメント・ブリランテ 変ホ長調(ピアノのための)*
ディベルティメント ヘ長調(ピアノのための)*
4手のためのパストラーレ
ディベルティメント(ピアノ4手連弾のための)*
ディベルティメント・テンポ・ディ・ヴァルス
(ピアノ4手連弾のための)*
ディベルティメント・マルツィアーレ(ピアノ4手連弾のための)*
タントゥム・エルゴ(ソプラノとピアノのための)*
ユダヤの王ジョアス
《3声のためのレヴィ人の合唱団》(4手伴奏付き)*
*世界初録音 |
ダヴィデ&ダニエーレ・トリヴェッラ(ピアノ)
パドレ・ダヴィデ・アンサンブル
イラリア・マグリー二(ソプラノ) |
本アルバムは、マイールとドニゼッティという2人のオペラ作曲家に、少年時代のドニゼッティと親交があり、修道生活に入った後も音楽活動を続け、特にオルガン奏者、作曲家として高く評価されたパドレ・ダヴィデ・ダ・ベルガモ(ダヴィデ神父)の作品をカップリング。
独創的なスタイル、並外れたユニゾン、コミュニケーション能力の高い解釈で、音楽評論家を含む多くの聴衆を魅了し、アメリカ有数のデュオ・ピアノコンクール「Murray
Dranoff」で優勝したダヴィデ&ダニエーレの双子デュオの演奏でお楽しみいただけます。
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ALPHA CLASSICS
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ALPHA994
(2CD)
\5100 →\4690
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マルティン・ヘルムヒェン
J.S.バッハ:6つのパルティータ
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
6つのパルティータ(クラヴィーア練習曲集
第1巻) BWV 825-830
【CD 1】
1-6. パルティータ 第1番 変ロ長調
BWV 825
7-13. パルティータ 第3番 イ短調 BWV
827
14-20. パルティータ 第4番 ニ長調
BWV 828
【CD 2】
1-6. パルティータ 第2番 ハ短調 BWV
826
7-13. パルティータ 第5番 ト長調 BWV
829
14-20. パルティータ 第6番 ホ短調
BWV 830 |
マルティン・ヘルムヒェン
(タンジェント・ピアノ
〔=タンゲンテンフリューゲル〕) |
使用楽器...レーゲンスブルクのシュペート&シュマール工房1790年製オリジナル
録音: 2022年9月5-8日、2023年1月3-6日 ベルリン放送スタジオ
収録時間: 144分
【現代ピアノの名手が、作品への誠実さを貫き辿り着いた楽器での充実解釈】
ドイツの最前線を代表するピアニストの一人マルティン・ヘルムヒェン。これまでも協奏曲の録音でフィリップ・ヘレヴェッヘ(メンデルスゾーン/
Pentatone)やアンドルー・パロット(ベートーヴェン/ALPHA)など古楽器畑出身の指揮者たちと共演していますが、今回バッハ作品の録
音に初めて臨むにあたって選んだ楽器は、タンジェント・ピアノ。
18世紀中盤以降ドイツ西部を中心に普及した、打鍵時にタンジェント(タンゲ
ンテ)と呼ばれる小片が弦を打つ構造の鍵盤楽器です。
チェンバロと違い打鍵のニュアンスを音に反映できる点はバッハも好んだクラヴィコード
に似ており、普及した時代こそバッハの活躍期より遅く分布地域もやや異なるものの「チェンバロでも現代ピアノでも辿り着き得ないバッハ作
品の一面に触れられる」と語るヘルムヒェン(詳細はライナーノートの本人コメント〔独・英・仏語〕を参照)。
現代ピアノを通じての彼ならではの 誠実な解釈姿勢そのままに、バッハの想定していた音作りの真意に迫る機微豊かな演奏の魅力を、ヘルムヒェンの録音の多くを手掛けガー
ディナーのバッハ教会カンタータ録音群(SDG)などでも実績のあるトーンマイスター、ゼバスティアン・シュタインの丁寧な仕事が隅々まで隈な
く伝えます。
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《シチリアの恋》~
スペイン領イタリア南部の音楽による2幕のオペラ
レオナルド・ガルシア・アラルコン編曲:《シチリアの恋》全2幕
<第1幕>
第1場
1. アルフォンソ・デ・リグオーリ(1696-1787):
Fermarono i cieli
マリアの歌に、天も調和の響きを奏でるのをやめ~
ヴィンチェンツォ・トッツィ(1612-1679):
Qual suono その歌声とは
第2場
2. トンマーゾ・カラペッラ(1665-1736):
Ho vinto, Amor (Ho vinto, Amor)
わたしの勝ちだ、恋の神よ
(「わたしの勝ちだ、恋の神よ」より)
3. 作者不詳: U' ciucciu 泣け、さあ泣け
4. カラペッラ: Dolce e il penare
(Ho vinto, Amor)
痛みを受けることの甘美さよ
(「わたしの勝ちだ、恋の神よ」より)
5. カタルド・アモデイ(1650-1695):
Resistere chi puote (Va, che
l'hai fatto a me)
誰が抗えようか、恋の神の力に
(「さあ、わたしに何をしたのだ」より)
6. カラペッラ: Combatutta Navicella
(Ho vinto, Amor)
嵐に打たれた小舟は(「わたしの勝ちだ、恋の神よ」より)
7. 作者不詳: C'erano tre sorelle
(La canzone di Cecilia)
三人姉妹がおりまして(「チェチーリアの歌」より)
第3場
8. アマデイ:
Va, che l'hai fatto a me (Va,
che l'hai fatto a me)
さあ、わたしに何をしたのだ
(「さあ、わたしに何をしたのだ」より)
9. シジスモンド・ディンディア(1582-1629):
Merce ! Grido piangendo
憐みを!とわたしは泣きながら叫んだ
第4場
10. パスクヮーレ・カルロッツァ(生歿年不詳、17世紀頃に活躍):
Sinfonia (Amantissime Jesu)
シンフォニア(『この上なく愛しきイエス』より)
11. アモデイ: In solitarie arene
(In solitarie arene)
寂しい岸辺で(「寂しい岸辺で」より)
12. アモデイ: Lo strale di Cupido
(In solitarie arene)
キューピッドの矢が(「寂しい岸辺で」より)
第5場
13. 作者不詳: Senti, Cecilia bella
(La canzone di Cecilia)
聞いてくれ、麗しのチェチーリアよ
14. コルラード・ボンフィリオ(生歿年不詳、17世紀頃に活躍):
Caro amante いとしき恋人、お慕いするあなた
15. ホセ・マリン(1618-1699):
Ojos, pues me desdenais おれを蔑むその両目
<第2幕>
第1場
16. ディンディア: Dispietata pietate
情けはあれど容赦なく
17. アモデイ: La Parca 運命の女神
第2場
18. アモデイ: Tirannide vezzosa
美女の冷酷さ
19. 作者不詳: Ma, verso la mezza
notte (La canzone di Cecilia)
しかし夜半にかけて(「チェチーリアの歌」より)
20. 作者不詳: A riturnella ツバメの歌
第3場
21. サンティアゴ・デ・ムルシア(1673-1739):
Tarantella espanola スペインのタランテッラ
22. 作者不詳:
Tengo un dolore al petto (La
canzone di Cecilia)
胸に悲嘆を宿して(「チェチーリアの歌」)
23. アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):
Mori, mi dici (Mori, mi dici)
もう死ぬ、とあなたは言うが
(「もう死ぬ、とあなたは言うが」より)
24. ディンディア: Piangono al pianger
mio
わが泣くを見て涙するは
25. レオナルド・ガルシア・アラルコン(1976-):
Fuga a 5 voci sopra la canzone
di Cecilia
「チェチーリアの歌」による5声のフーガ
26. A. スカルラッティ: Con quel
dolce parlar (Mori, mi dici)
この優しき言葉で(「もう死ぬ、とあなたは言うが」より)
27. 作者不詳: E sopra la mia tomba
(La canzone di Cecilia)
それで、わたしの墓前で(「チェチーリアの歌」より) |
チェチーリア...
アナ・ヴィエイラ・レイテ(ソプラノ)
ドンナ・イザベッラ...
マリアナ・フローレス(ソプラノ)
サンティーノ...レオ・フェルニク
(カウンターテナー)
ドン・リディオ...
ヴァレリオ・コタルド(テノール)
ジュゼッペ...マッテオ・ベロット(バス)
カペラ・メディテラネア(古楽器使用)
ステファニー・ド・ファイー
(ヴァイオリン)
ホドリーゴ・カウヴェイラ
(リコーダー、コルネット)
メラニー・フラオー(ドゥルツィアン)
マルゴ―・ブランシャール
(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
エリック・マトート(コントラバス)
ガブリエル・リニョル(アーチリュート)
キート・ガート(テオルボ、打楽器)
マリー・ブルニジアン(バロックハープ)
レオナルド・ガルシア・アラルコン
(オルガン、スピネット、指揮) |
録音: 2022年10月 グラン・マネージュ、ナミュール、ベルギー
収録時間: 67分
【バロック期の作品を厳選、精彩に富んだ全く新しいオペラとして組み直したアラルコンの新境地】
オペラや宗教曲などバロック期の声楽作品、とりわけイタリアやスペインの17世紀音楽に抜群の適性を示してきた古楽指揮者レオナルド・ガルシア・アラルコンが新たに臨んだのは、17~18世紀の作曲家たちが残した知られざる声楽曲を再構成して一編のオペラに仕立て上げるという新作パスティッチョの試み。
スペインやオスマン帝国など大国に翻弄されてきた南イタリアやマルタに手稿譜などで残る楽曲を入念に並べ直し、昔日のシチリアを舞台に繰り広げられる起伏豊かな恋と裏切りの物語を織り上げます。
アリアや重唱などがレチタティーヴォを交えて進行する展開は、さながら17世紀に実際に書かれた2幕物のオペラのような自然さ。
地中海のパッションを感じさせるスペインやナポリ王国の作曲家たちの音楽は、アラルコンと深い信頼で結ばれたフローレス、レイテ、コタルドら名古楽歌手たちの美声と敏腕古楽器奏者たちによって、鮮明かつ生々しい息吹で蘇ります。
器楽陣もアルゼンチン・タンゴと古楽の融合を実現した異才キート・ガート(撥弦&打楽器)、アラルコンとの共演も多い多芸なバロック・ヴァイオリン奏者ド・ファイーらをはじめ強者揃い。
ダイナミズムにも細やかさにも事欠かないアラルコン随一のバロック解釈をじっくりお楽しみください。
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アラン・アルティノグル(指揮)&フランクフルト放送交響楽団
フローラン・シュミット:
劇付随音楽『サロメの悲劇』 Op. 50、悲歌
フローラン・シュミット(1870-1958):
1-22. 劇付随音楽『サロメの悲劇』 Op.
50
(1907年オリジナル版)
23. 悲歌 Op. 24 (チェロと管弦楽版) |
アンバー・ブライド(ソプラノ)...19
フィリップ・シュテムラー(チェロ)...23
フランクフルト放送交響楽団
アラン・アルティノグル(指揮) |
録音: 2021年1月...1-22、2022年6月...23 フランクフルト放送ゼンデザール
収録時間: 69分
【アルティノグルとフランクフルト放送響の名手たちが色彩豊かに描き上げる『サロメの悲劇』】
コンサートのみならずオペラでも世界的に高い評価を得ているアラン・アルティノグル(アルティノグリュ)と、彼が2021年から首席指揮者を務めるフランクフルト放送交響楽団とのアルバム第2弾。
フローラン・シュミットの人気曲『サロメの悲劇』は、1907年に黙劇の付随音楽として小管弦楽のために書かれ、その後バレエ・リュスの依頼を受け大編成の管弦楽によるバレエ音楽として1913年に改作上演されました。
1907年版は管楽器10パート(Fl&Picc、Cl、Ob、Eh、Fg、Tp、2Hr、2Tb)と打楽器3名、弦五部とハープという編成で、小さなオーケストラ・ピットに対応する人数で演奏することも可能ですが、今回の演奏では弦楽器だけでも30人以上を導入しており、大編成版に劣らないシンフォニックな解釈で聴き応え十分。
高い演奏技術で知られるフランクフルト放送響の妙技を通じ、作品の持つ美しさと躍動、そして大きなクライマックスを十二分に楽しむことが出来ます。
チェロとピアノのために1899年から1903年の間に書かれた「悲歌」は、30歳前後の感性で瑞々しく書かれた美しい小品ですが、ここでは管弦楽に熟練した1911年に作曲者自ら編曲した版で聴くことが出来ます。
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ARCANA
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ギャラント様式による古典派時代の室内楽曲
1-2. エルンスト・アイヒナー(1740-1777):
フルート四重奏曲 ト短調 Op. 4-6(1772年頃ロンドン刊)
3-4. ハンス・ハインリヒ・ツィールヒェ(1741-1802):
フルート四重奏曲 変ロ長調 Op.2a-5 (1779年ベルリン刊)*
5-6. ヨハン・フランツ・クサヴァー・シュテルケル(1750-1817):
2つのヴァイオリンと低音部のための
三重奏曲 イ長調 Op.6-3/StWV 186-3
(1776年パリ刊)*
7-10. ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
フルート四重奏曲 ト長 Op.5-2/Hob II-G4
(1767年?アムステルダム刊)
11-13. ヴァーツラフ・ピフル(1741-1805):
ヴァイオリンとヴィオラのための
二重奏曲 ニ長調 Op.18-1 (1791/92年ベルリン刊)*
14-17. ヨーゼフ・シュミット(1734-1791):
フルート四重奏曲 ホ短調 Op.10-6
(1776年アムステルダム刊)*
* は世界初録音 |
WIGソサエティ(古楽器使用)
マッテオ・ジェモロ(フラウト・トラヴェルソ)
コナー・グリックマニス(ヴァイオリン)
ブランカ・プリエト・アセラ(ヴァイオリン、ヴィオラ)
エリアス・バルトロメウス(コントラバス)
リサ・コクヴェンダ・シュヴァイガー(チェンバロ) |
録音: 2022年10月3-6日 ラルディラゴ城、パヴィア(イタリア北部ロンバルディア地方)
収録時間: 63分
【先入観なく捉え直される古典派室内楽のみずみずしい魅力】
ハイドン中期以降の近代型弦楽四重奏曲が普及するより前、ギャラント様式と呼ばれるメロディ中心のわかりやすい音楽様式が流行した1770年代近辺の、フルートと弦楽器のための室内楽曲を集めたアルバム。
現代では多くの場合フルートと弦楽三重奏による、いわゆるフルート四重奏の形態で演奏される曲が大半ですが、優れた古楽奏者が多く活躍するベルギーのブリュッセルで結成されたWIGソサエティの演奏家たちはルーティン的な解釈を離れ、チェロ・パートと明記されていないこれらの曲の低音部にコントラバスを使用、さらに(18世紀後半にも現役で使われていた)チェンバロを通奏低音楽器として導入し、驚くほど瑞々しい音響世界を描き出してゆきます。
楽器の選択や細部の装飾音などが演奏者に委ねられていた当時の楽譜の読み方として適切でありながら、導き出される音の印象は一般的なフルート四重奏とは全く違う新鮮さ。高音部と離れたコントラバスの音の動きも、チェンバロのみならず各パートが繰り出す機知に富んだ装飾音も絶妙です。
世界初録音の知られざる逸品を多く含む選曲もポイントで、早世した初期古典派の才人アイヒナーや若きハイドンにも影響を与えた世代のピフル、サリエーリと同い年の実力派シュテルケルなど、他の録音物でもキラリと光る名作に出会える作曲家たちの世界に触れられるのも嬉しいところ。
18世紀音楽のイメージを一新する技あり古楽器録音です。
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RICERCAR
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ダヴィド・プランティエ
フランス18世紀、啓蒙主義時代のヴァイオリン音楽
1-4. ジャン=ピエール・ギニョン(1702-1774):
ソナタ ハ短調 Op.1-9(1737)
1. Andante/2. Allegro/
3. Allegro poco/4. Allegro gratioso
5-9. ジャン=ジョゼフ・カサネア・ド・モンドンヴィル
(1711-1772):ソナタ イ短調 Op.1-6(1733)
5. Adagio/6. Fuga/7. Largo/
8. Tempo Gavotta */9. Allegro
10-13. ジャック・オベール(1689-1753): ソナタ
ニ長調
(『ヴァイオリン独奏と通奏低音のためのソナタ集
第5巻』より
第6曲/1739)
10. Allegro ma non troppo/11. Largo
**/
12. Gavotta I/II/13. Ciaccona
14-17. ジャン=バティスト・カンタン(1690-1742):
ソナタ ニ短調
(『ヴァイオリン独奏と通奏低音のための
ソナタ集 第3巻』より第10曲/1728)
14. Largo/15. Corrente/
16. Sarabanda/17. Grasioso
18-21. アントワーヌ・ドーヴェルニュ(1713-1797):
ソナタ ハ短調 Op.2-6(1739)
18. Grave e stacato/19. Allegro/
20. Aria andante/21. Giga allegro
22-24. シャルル=アントワーヌ・ブランシュ(1722-1779):
ソナタ ロ短調
(『ヴァイオリン独奏と低音部のための
ソナタ集 第1巻』より第12曲/1748)
22. Largo/23. Allegro/24. Allegro
* ジャン=バティスト・キュピ(1711~1788):
『ヴァイオリン独奏に通奏低音を添えた
ソナタ集 第1巻』第2曲より(1738)
** モンドンヴィル:
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタOp.1-3より |
レ・プレジール・ド・パルナス(古楽器使用)
ダヴィド・プランティエ(ヴァイオリン)
アナベル・リュイ(チェロ)
ヴィオレーヌ・コシャール(チェンバロ)
リュドヴィク・クティノー(コントラバス) |
録音: 2023年7月 レ・モディヨン、ヴァンデル(フランス中西部シャラント県)
収録時間: 71分
【妥協なき18世紀フランス音楽解釈。才人プランティエらが綴るガット弦芸術の魅力】
古楽研究の世界的中心地の一つバーゼル・スコラ・カントルムでキアラ・バンキーニ門下に学んだ後、バンキーニ率いるアンサンブル415やALPHAに名盤の多いカフェ・ツィマーマンで中心メンバーとして活躍してきたバロック・ヴァイオリン奏者ダヴィド・プランティエ。
今回のアルバムは2021年にリリースされ日本でも『レコード芸術』誌特選に輝くなど高く評価されたルクレールのソナタ集(RIC431/国内盤仕様NYCX-10263)の続編とも言うべきもので、大バッハと同世代のフランスでいち早く協奏曲集を出版したオベールから、グルックやC.P.E.バッハと同い年でマリー=アントワネットの時代まで活躍したドーヴェルニュまで、フランス18世紀前半最大のヴァイオリン作曲家と言うべきルクレール「以外」の重要なフランス人作曲家たちのソナタを厳選。
コレッリやヴィヴァルディら本場イタリアの大家たちの様式をよく咀嚼、フランス古来の舞曲様式も織り交ぜた典雅にしてダイナミックな作品の数々が、強い求心力のあるプランティエらの美音と精妙な解釈を通じ、各曲の魅力が際立つ深い彫琢の演奏解釈で味わえます。
ルクレール作品同様、重音奏法や急速なパッセージが映える曲が多いのも特徴の一つ。
短調作品での哀調と熱情も強く打ち出され、通奏低音にコントラバスも導入していることによって充実した響きが堪能できるのはレ・プレジール・ド・パルナスの録音ならではと言えるでしょう。
フランス18世紀音楽が軽妙洒脱なだけではない、探り甲斐のある奥深さに満ちていたことを伝える充実の1枚です。
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<メジャー・レーベル>
<映像>
<LP>
ANIMAL MUSIC(LP)
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ANI 122LP
(LP)
\9800
※CD同時発売
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LPでもリリース。
イジー・バールタがオール・ヤナーチェク・プログラム
ヤナーチェク:
【Side A】
ヴァイオリン・ソナタ JW VII/7*
ロマンス JW VII/3*
【Side B】
おとぎ話 JW VII/5
ドゥムカ JW VII/4*
プレスト JW VII/6
*=イジー・バールタによるチェロ編曲版 |
イジー・バールタ
(チェロ/Dietmar Rexhausen 2012)
テレジエ・フィアロヴァー
(ピアノ/Steinway & Sons C227) |
LPでもリリース。色濃い民族色を見事に表現!!名手イジー・バールタがオール・ヤナーチェク・プログラムに挑む!
セッション録音:2023年8月/アトリウム・ナ・ジシコヴェ(プラハ)/DDD、45'50
チェコを代表するチェリスト、イジー(イルジー)・バールタ。
2021 年のコロナ禍にテレジエ・フィアロヴァーと録音したベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集(ANI-101)が高い評価を得ています。
同コンビによる新譜はオール・ヤナーチェク・プログラムがLPで登場します。
アルバムではヴァイオリンとピアノのために書かれた有名なソナタ、ドゥムカ、ロマンスも収録。ヴァイオリン・パートはバールタによってチェロ用に編曲され、当編曲版は世界初録音となります。
ヤナーチェクはライプツィヒ留学中にドゥムカとロマンスを作曲。初期作品らしい古典主義、ロマン主義的な作風のこれらの作品は、
チェロ演奏で聴くとより切なく哀愁漂う旋律が際立ちます。
ヴァイオリン・ソナタは1913年に作曲。その後21年に改訂し、翌22年に決定稿を発表。のちヤナーチェクの代表作となりました。
当録音では調性とピアノ・パー トはそのままに、ヴァイオリン・パートは基本1オクターブ下げて編曲しています。
第1楽章冒頭から非常にインパクトの強い東洋的な音階を色濃く演奏。バールタ、
フィアロヴァーが感情豊かに表現しております。
チェロで聴くヤナーチェク。要注目のアルバム・リリースです!
※CD(ANI-122)に収録されているアダージョ
JW VII/5は、当LPには収録されていません。
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4/2(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ACCENT
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ギリシャ神話に登場するサイクロプスをテーマとしたアリア集
ルイージ・デ・ドナート(バス) ~ 一つ目巨人のアリア
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
『アチ、ガラテアとポリフェーモ』HWV72より
アリア Sibillar gli angui d'Aletto
ドメニコ・アルベルティ(1710-1746):『ラ・ガラテア』より
レチタティーヴォ Fermati Galatea ...
アリア Sanno l'onde e san l'arene
ジョヴァンニ・ボノンチーニ(1670-1747):『ポリフェーモ』より
レチタティーヴォ Intesi oppur sognai
...
アリア Vanarella, pazzarella
レチタティーヴォ Or che mi sei Fedele
アリア Dieci vacche, otto vitelli ...
アントニオ・チェスティ(1623-1669):
カンタータ『Amante gigante』*
アントニオ・カルダーラ(1670-1736):
シンフォニア ハ長調
ヨハン・ゲオルク・シューラー(1720-1786):
『ラ・ガラテア』より
アリア Dalla spelonca uscite
アリア Se scordato il primo amore
シンフォニア
ドメニコ・アルベルティ:『ラ・ガラテア』より
レチタティーヴォ No, no, siegua quest'arte
...
アリア Se scordato il primo amore
ニコラ・ポルポラ(1686-1768):『ポリフェーモ』より
アリア M'accendi in sen col guardo
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル:
『アチ、ガラテアとポリフェーモ』HWV72より
アリア Fra l'ombre e gl'orrori |
ルイージ・デ・ドナート(バス)
テレザ・ジムコヴァー(ソプラノ*)
パヴラ・ラドストヴァー(ソプラノ*)
ヴァーツラフ・ルクス(指揮)
コレギウム1704 |
ギリシャ神話の巨人を歌いあげる力強いアリア、バックはルクス&コレギウム1704!
録音:2022年9月30日-10月2日/プラハ、ドモヴィナ・スタジオ/67:33
ギリシャ神話に登場するサイクロプス(一つ目巨人)のポリュペモス(イタリア語ではポリフェーモ)をテーマとしたアリア集です。
ポセイドンの息子であり強大な力を持つこの巨人は、バロックの作曲家が多く取りあげた題材でもありました。
イタリアのバス、ルイージ・デ・ドナートはポリュペモスを歌うに理想的な声質をもつ歌手。
ルクス&コレギウム1704の万全のバックアップとともに力強い音楽を聴かせてくれます。
生き生きとしたモチーフを前にして創作意欲を駆り立てられた作曲家たちが目に浮かぶような快演。
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BIS
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BIS SA 2666
(SACD HYBRID)
\2900
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ラップランド室内管弦楽団&ヨン・ストゥールゴールズ(指揮)
カレヴィ・アホによる管弦楽と室内楽作品!
カレヴィ・アホ(1949-):
ギターと室内管弦楽のための協奏曲(2018)*
ホルンと弦楽四重奏のための五重奏曲(2019)**
J.S.バッハ(1685-1750)(アホ補完):
《フーガの技法》BWV1080より
コントラプンクトゥス XIV~
弦楽オーケストラのための(2011)
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ラップランド室内管弦楽団
ヨン・ストゥールゴールズ(指揮)
イスモ・エスケリネン(ギター)*
ラップランド室内管弦楽団員
【イルッカ・ププッティ(ホルン)、
アベル・プースティネン(ヴァイオリン)、
イーダ・モイゼル(ヴァイオリン)、
タル・レヘト(ヴィオラ)、
ラウリ・アンゲルヴォ(チェロ)】 ** |
カレヴィ・アホによる管弦楽と室内楽作品!フーガの技法のコントラプンクトゥス
XIV弦楽オケ編も収録!
[楽器 Guitar: Gabriele Lodi 2011]
録音:2023年3月13~22日/コルンディ文化の家(文化ホール)(ロヴァニエミ、フィンランド)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、65'09
制作・録音エンジニア:イェンス・ブラウン
SACD ハイブリッド盤。
フィンランドのカレヴィ・アホは、交響曲の作曲家として知られる一方、さまざまな楽器のための協奏曲と室内楽曲の作曲、シベリウスをはじめとする他作曲家の作品の編曲と補筆も数多く手がけています。
新しいアルバムでは彼が21世紀に書いたこの3つのジャンルの作品が作曲家立ち合いの元、演奏されました。
《ギターと室内管弦楽のための協奏曲》は、フィンランドのギタリスト、イスモ・エスケリネン(1971-)に献呈された作品です。
エスケリネンの音楽とテクニッ クをイメージして作曲され、伝統的な奏法を超えて音色と響きの新たな可能性を探ることも行われました。
「導入(Introruzione)」「アレグロ・モルト」「間奏
(Interludio)」「アンダンテ・カンタービレ」「ミステリオーソ」「プレスト」「エピローグ(Epiloguq)」の7つの楽章が切れ目なく演奏されます。
《ホルンと弦楽四重奏のための五重奏曲》は、フィンランドのホルン奏者イルッカ・ププッティの委嘱で作曲されました。
ププッティは、アホの『ソロ(Solo)』 (BIS
SA-1446)にマリー=ルイーズ・ノイネッカーの演奏で収録された《ソロ
X》を初演したプレーヤーです。
神秘、気まぐれ、ドラマティック、ダンス風といっ
たさまざまな気分の4つの楽章で書かれています。
《コントラプンクトゥス XIV》は、J.S.バッハの《フーガの技法》の未完成の「コントラプンクトゥス」を、過去のいろいろな試みに満足していなかったカレヴィ・
アホが、バッハの様式を逸脱することなく「自分の音楽」として完成させた作品です。
ヤン・レヘトラが初演した「オルガン」版(BIS
SA-1966)をはじめ、「弦 楽四重奏」「木管アンサンブル」などいくつかの版が作られています。
弦楽オーケストラの版は、ヨン・ストゥールゴールズとラップランド室内管弦楽団によるこの
演奏が最初の録音です。
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BIS SA 2721
(SACD HYBRID)
\2900
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マーティン・ブラビンズ(指揮)&BBCウェールズ・ナショナル管
ジョン・ピカードの交響曲と声楽曲!
ジョン・ピカード(1963-):
交響曲第2番(1985-87)
ヴェルレーヌ歌曲集(2019-20 rev.2022)
(室内管弦楽共演のための版)*
Chandon d'automne(秋の歌)
Spleen(憂鬱)
Marine(海景)
Le squelette
L'heure exquise
Le soleil d'or(黄金色の太陽)
交響曲第6番(2021) |
エマ・トリング(ソプラノ)*
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
マーティン・ブラビンズ(指揮) |
現代イギリスを代表する作曲家、ジョン・ピカードの交響曲と声楽曲!
録音:2023年3月29~31日/ホディノット・ホール(カーディフ、ウェールズ)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、72'51
制作:トーレ・ブリンクマン
録音エンジニア:サイモン・スミス
SACD ハイブリッド盤。
イギリスの作曲家ジョン・ピカードは、独自の力強さをもつ、調性を大胆に拡大した語法の管弦楽と器楽の作品でもっともよく知られています。
ナッシュ・アンサンブルが彼の室内楽作品を演奏した『アレッポの園芸商』(BIS
SA-2461)に次ぎ、2曲の交響曲と室内管弦楽共演の歌曲集がリリー
スされます。
《交響曲第2番》は、1987年、ピカードが23歳の時に書き上げた作品です。
アメリカのジャーナリストで作家のジョン・ハーシー
John Hersey の著書、原 爆で焼かれた町の灰の中から再び存在を主張した植生を語る『Hiroshima(ヒロシマ)』に共感、インスピレーションを得て作曲されました。1989年3月、マンチェ
スターでオダリーネ・デ・ラ・マルティネス指揮BBCフィルハーモニック管弦楽団が初演。初めてプロのオーケストラによって演奏されたピカードの作品です。
《ヴェルレーヌ歌曲集》は、フランスの詩人ポール・ヴェルレーヌ
Paul Verlaine の詩をテクストに作曲されました。
「秋の日の ヴィオロンの ためいきの‛&」
という上田敏の訳で知られる『Chandon d'automne(秋の歌)』に始まり、恋する人への詩人の夢想といわれる『Le
soleil d'or(黄金色の太陽)』で終わる。
表現の幅のある6つの詩が、ドラマティックな対比と気分の推移に沿ってつながっています。
ソプラノのエマ・トリング Emma Tring は、ブリストル大学とギルド
ホール音楽演劇大学で学び、今日の音楽を中心とするレパートリーでソリストとアンサンブル歌手として活動しています。
《交響曲第6番》は、COVID-19 のパンデミックの真っ只中に作曲された作品です。穏やかに始まり、暗い「不安」の支配する気分に移ってゆく第1楽章。
暗闇からの救済をもたらす第2楽章。
BISレーベル社長ロバート・フォン・バール氏に献呈され、この録音によって初めて演奏されました。
交響曲第5番や《協奏的変奏曲》を録音した(BIS
SA-2261)マーティン・ブラビンズ指揮のBBCウェールズ・ナショナル管弦楽団によるアルバムです。
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PAN CLASSICS
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PC 10455
(2CD)
\3100
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サヴァールのベートーヴェン交響曲全集録音でコンマスを務めていた
ヤコブ・レーマン(指揮)&エロイカ・ベルリン
ロッシーニ:歌劇『アルジェのイタリア女』
CD1:第1幕
CD2:第2幕 |
ムスタファ:ダヴィッド・オシュトレク(バリトン)
エルヴィーラ:ポリー・オット(ソプラノ)
ズルマ:ローラ・マーフィ(メゾソプラノ)
ハリ:アダム・クトニー(バリトン)
リンドーロ:ミロシュ・ブライッチ(テノール)
イザベッラ:ハンナ・ルートヴィヒ(メゾソプラノ)
タッデオ:マヌエル・ヴァルザー(タッデオ)
エイドリアン・エマンス(合唱指揮)
ベルリン・ノイエ男声合唱団
ヤコブ・レーマン(指揮)
エロイカ・ベルリン |
サヴァールのベートーヴェン交響曲全集録音ではコンマスを務めていたヤコブ・レーマン、自ら指揮するオーケストラではロッシーニを上演!注目の『アルジェのイタリア女』2022年ライヴ
録音:2022年10月/ベルリン、デルフィ劇場(ライヴ)/73:26、73:10
指揮のヤコブ・レーマンはコンサートマスターとしてアニマ・エテルナやル・コンセール・デ・ナシオン等で演奏するヴァイオリニストとしても知られる人物。
2015年にベルリンの若手音楽家で構成された室内オーケストラ「エロイカ・ベルリン」を創設し、以来芸術監督を務め、ピリオド演奏の語法を現代楽器上に展開し、
音楽に新たな命を吹き込むことに力を注いでいます。
古楽系のコンマスが指揮者として独立するのはよくある形ですが、彼はなんとロッシーニのベルカント・オペ
ラを積極的に研究し演奏。
並外れたロッシーニ演奏として注目が集まっています。
〈これは従来の演奏と比較して、新鮮で、細やかで、涼しげで、華麗でありながら風通しの良い響きを生み出している‛&‛&アゴーギクと心地よいリタルダンドやポ
ルタメント、短く乾いたスタッカートも彼らが当時の演奏法を深く研究していることを示している〉〈イザベッラ役のハンナ・ルートヴィヒは低音域もうまく、ブレン
ドされた光り輝く声色でまばゆい輝きを放ち、俊敏でありながら劇的な推進力も備えている。じつに楽しませてくれる歌手だ。〉(Online
Merker)
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DA VINCI CLASSICS
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J.S.バッハ:鍵盤楽器のためのアポクリファル作品集
Vol.1
J.S.バッハ:
組曲変ロ長調 BWV821/サラバンド ト短調
BWV839/
アレグレット・スケルツァンド ニ短調 BWV844/
フーガ イ短調 BWV897/2/
バッハの名による前奏曲とフーガ変ロ長調
BWV898/
トッカティーナ ニ短調 BWV899/1, 900/2/
幻想曲とフーガ ニ短調 BWV905/
幻想曲とフゲッタ変ロ長調 BWV907/
幻想曲とフゲッタ ニ長調 BWV908/
協奏曲とフーガ ハ短調 BWV909/
前奏曲ハ短調 BWV919/幻想曲ト短調 BWV920/
アダージョとプレスト イ短調 BWV 923A |
セルジオ・ガスパレッラ(ハープシコード) |
バッハの偽作に迫った注目プロジェクトがスタート!
J.S.バッハ作によるかどうか不明な鍵盤楽曲が約50曲あり、その作者について大きな難問を投げかけています。
長い間、J.S.バッハの作とされてきたものもあれば、最近の批評的な資料の検証によって証明されたものもあります。
さらに複雑なのは、かつてバッハのレパートリーにしっかりと組み込まれていたにも関わらず、現在ではバッハの息子、生徒、同僚といった作曲家の遺産と結びついている作品です。
このような楽曲の保管庫として注目すべきは、ベルリンのドイツ国立図書館に所蔵されている大バッハを信奉していたドイツの作曲家、オルガニストのヨハン・ペーター・ケルナーの手稿譜P804です。
この資料には、有名なものを含む多くの鍵盤楽曲の初稿版が記録されています。
本アルバムでは、イタリアのチェンバロ奏者、指揮者として活躍するセルジオ・ガスパレッラによる鮮やかな解釈で、そのいくつかを取り上げています。
※録音:2023年7月3日-6日(イタリア)
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マルコ・ジャンノー二:独奏ギター作品全集
マルコ・ジャジャンノー二:
カプリッチョ・トナーレ/12の練習曲/
バッハによる組曲/前奏曲と舞曲/
4つの舞曲/カデンツァ/Un petit rien |
ファブリツィオ・プロイエッティ(ギター) |
本アルバムには、イタリアの作曲家、マルコ・ジャンノーニが15年以上(2006年~2022年)に渡って作曲したギター独奏のための全作品が収められています。
クラシック・ギタリストとしての経歴を持つジャンノーニが、様々なスタイルや作曲技法を注ぎ込んだ作品が持つ魅力を、サンタ・チェチーリア音楽院で研鑽を積んだイタリアの若きギタリスト、ファブリツィオ・プロイエッティの解釈でお楽しみください。
※録音:2020年8月14日&2023年3月4日(イタリア)
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ナポレオン・コスト:ギター作品全集 Vol.5
~ 想い出
ナポレオン・コスト:
フランドルの想い出 Op.5
ヨハン・シュトラウスの16のお気に入りのワルツ
Op.7
ギタリストの余暇 Op.51
お気に入りのワルツ Op.46 |
カルロ・フィエレンス(ギター) |
国際的なギタリストだった父グイッレルモに指導を受け、名匠リカルド・イズナオラから絶賛された腕前の持ち主であるイタリアのギタリスト、カルロ・フィエレンス。
ギターのレパートリーとテクニックの両面において決定的な足跡を遺した19世紀フランスのギターの巨匠、ナポレオン・コストの全作品を網羅するという壮大なプロジェクトの第5巻。
「Souvenirs(想い出)」と題されたこの巻に収録された作品は、3つの異なる作品集からシンプルなものを選んだもので、コストの作風と作曲の一貫性を浮き彫りにしています。
このアルバムでも、フィエレンスはコストの芸術的なニーズに合わせて作られた特別な7弦ギターを使用。
コストの作風は、ロマン派音楽を愛するすべての人々を魅了し、非常に高い技術的要求と深い表現力が融合し、リストからショパン、ベルリオーズからシューベルトまで、当時の最も有名な作曲家の特徴を示しています。
※使用楽器:ルネ・ラコート1855年製
※録音:2022年12月、パラッツォ・チゴラ・マルティノ二(イタリア)
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時の過ぎ行くままに ~
グレゴリオ聖歌にインスピレーションを得た現代オルガン音楽の旅
リオネル・ロッグ(b.1936):
パンジェ・リングァによる変奏曲
ジャン・ラングレー(1907-1991):
3つのグレゴリオ聖歌のパラフレーズ Op.5
ナジ・ハキム(b.1955):グレゴリオ暦の素描
モーリス・デュリュフレ(1902-1986):
《来たれ創り主なる聖霊》 による前奏曲、
アダージョとコラール変奏曲 Op.4 |
アルベルト・ブリガンディ(オルガン) |
いわゆる「グレゴリオ聖歌」と呼ばれるものは、キリスト教創世記初紀にさかのぼる膨大な単旋律聖歌のレパートリーです。
本アルバムでは、何世紀もの間、カトリックの典礼音楽と奉献音楽の渇きを癒してきた「歌とオルガン」の関係を描いており、中世のキリスト教聖歌から、20世紀のフランス楽派の大胆な響きへの旅へと誘います。
※録音:2023年9月17日-21日(ルクセンブルク)
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ショパン:24の前奏曲
ショパン:
24の前奏曲 Op.28
前奏曲嬰ハ短調 Op.45
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35 |
シャン・トゥ(ピアノ) |
台湾系アメリカ人ピアニスト、シャン・トゥが弾くショパン「24の前奏曲」!
台北生まれの台湾系アメリカ人ピアニスト、シャン・トゥの2枚目のアルバムとなるショパンの「24の前奏曲」。
ジュリアード音楽院協奏曲コンクールの優勝者としてリンカーン・センターのアリス・タリー・ホールでニューヨーク・デビューを果たして以来世界中のコンサート会場に登場しています。
ニューヨーク・タイムズ紙に「雄弁な感性」、ボストン・インテリジェンサー紙に「非の打ちどころのないテクニック」、そしてファンファーレ紙には「作曲家の間を行き来するカメレオンのような才能」と賞賛される類稀なピアニズムでショパンの世界を表現します。
※録音:2022年3月、モス・アーツ・センター(ブラックスバーグ、アメリカ)
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ショスタコーヴィチ:ヴィオラのための作品全集
ショスタコーヴィチ
(ヴァディム・ボリソフスキー編/ヴィオラとピアノのための):
映画《馬あぶ》より4つの小品
ショスタコーヴィチ:
ヴィオラ・ソナタ Op.147、
ヴィオラとピアノのための即興曲 Op.33 |
ジューリア・パンキエーリ(ヴィオラ)
マッテオ、ボガッツィ(ピアノ) |
このディスク1枚にすべてが収まってしまうほどショスタコーヴィチはヴィオラのための作品をあまり多く遺しませんでしたが、死のわずか数週間前に書いた最後の作品であるヴィオラ・ソナタはその内容は非常に高く評価されています。
また「ヴィオラとピアノのための即興曲 Op.33」は友人へ宛てて書いた手紙の中から2017年にモスクワで発見されたばかりの作品で、ショスタコーヴィチのヴィオラ・レパートリーに貴重な作品が一つ加わりました。
※録音:2023年6月(チーゴレ、イタリア)
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ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.6
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1
ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2-2
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3 |
マウリツィオ・パチャリエッロ(ピリオド・ピアノ) |
現在のイタリアで有数のベートーヴェン弾きとして高い評価を受けており、1998年の第48回ARDミュンヘン国際音楽コンクールで入賞、2003年にはニューヨークのカーネギー・ホールへのデビューを果たした鍵盤楽器奏者マウリツィオ・パチャリエッロ。
現在はピリオド・ピアノでの演奏に情熱を注ぎ、イタリアにおけるこの分野の権威的存在として知られるパチャリエッロが2017年の秋にスタートさせたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集の第6巻が登場。
1840年頃のフランスのボワスロや1885年のベーゼンドルファー、18世紀後期のクラヴィコードなど、様々なピリオド・ピアノを弾いてきたパチャリエッロが、ピアノの"新約聖書"ともいわれるベートーヴェンのピアノ・ソナタの最初の三作品を披露します。
※録音:2020年10月(カプラーニカ、イタリア)
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ミーニングフル・ポップ
ローラン・ディアンス(1955-2016):コム・デ・グラン
ピエール・プティ(1922-2000):トッカータ
藤井眞吾(b.1954):ラプソディー・ジャパン
マリオ・ガンジ(1923-2010):イタリア組曲
ジョン・ウィリアム・ドゥアルテ(1919-2004):6つの友情 |
ベター・コール・デュオ
〔畑千絵子(ギター)、
ステファノ・パラミデッシ(ギター)〕 |
畑千絵子とステファノ・パラミデッシのギター・デュオ、ベター・コール・デュオによる、2台のギターのために書かれた20世紀を代表するレパートリーのコレクション。
思想が大きく進化した時代に書かれたこの編成のための重要な作品が並べられています。
藤井眞吾の「ラプソディー・ジャパン」は序章、さくら、花、通りゃんせ~かごめかごめ、浜辺の歌、すいすいすっころばし、ふるさとで構成される日本の歌のメドレーになっています。
※録音:2023年、VPRデジタル・スタジオ(ローマ)
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モーツァルト(ホフマイスター編):
5つの新しいフルート四重奏曲
フルート四重奏曲第1番ヘ長調
(オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラと
チェロのための四重奏曲 K.370(K.368B)より)
フルート四重奏曲第2番ハ長調
(ピアノ・ソナタ第7番ハ長調 K.309(K.284B)より)
フルート四重奏曲第3番ト長調
(ピアノ・ソナタヘ長調 K.533/494より)
フルート四重奏曲第4番ニ長調
(ピアノ・ソナタ第9番ニ長調 K.311(K.284C)より)
フルート四重奏曲第5番イ長調
(ピアノ・ソナタ第11番イ長調
《トルコ風》 K.331(K.300I)より) |
アンドレア・モガヴェーロ(フルート)
トリオ・クォドリベット
〔ヴィットーリオ・セベリア(ヴァイオリン)、
ヴィルジニア・ルーカ(ヴィオラ)、
ファビオ・ファウソーネ(チェロ)〕 |
フルート四重奏版"トルコ行進曲"!
メンデルスゾーンのヴァイオリン・ソナタやバッハのガンバ・ソナタをフルート版で録音してきたアンドレア・モガヴェーロと、ゴルトベルク変奏曲をブルーノ・ジュランナの編曲による弦楽三重奏版で録音したトリオ・クォドリベットがコラボレーション。
モーツァルトのオリジナルの4つのフルート四重奏曲ではなく、モーツァルトの友人であり、モーツァルトの作品の出版者の一人、そして彼自身も作曲家であったフランツ・アントン・ホフマイスター(1754-1812)がアレンジした5つのフルート四重奏曲(フルートと弦楽三重奏のための四重奏曲)をレコーディング!
オーボエ四重奏曲とモーツァルトの人気ピアノ・ソナタ(『トルコ行進曲付き』のK.311を含む)を、フルート作品の作曲家として特に高く評価されていたホフマイスターの華麗な編曲でお届けします。
※録音:2023年8月、イタリア
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J.S.バッハ:幻想曲、カプリッチョ、序曲と組曲集
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903/
幻想曲とフーガ イ短調 BWV904/
幻想曲とフーガ(断片) ハ短調 BWV906/
幻想曲 ト短調 BWV917/幻想曲 ハ短調 BWV918/
幻想曲 イ短調 BWV922/幻想曲とフーガ イ短調
BWV944/
カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」
変ロ長調 BWV992/
カプリッチョ ホ長調 BWV993/序曲 ヘ長調
BWV820/
序曲 ト短調 BWV822/組曲 イ短調 BWV818/
組曲 変ホ長調 BWV819/組曲 ヘ短調 BWV823/
組曲 イ長調 BWV832 |
ピエトロ・ソラーチ
(ピアノ/スタインウェイ) |
11歳の時にベッリーニ歌劇場管弦楽団との共演でデビューを果たし、1985年の第11回ショパン国際ピアノ・コンクールでは参加したイタリア人の最高位となるなど、イタリア内外で目覚ましい活躍を展開してるピアニスト、ピエトロ・ソラーチ。
鮮烈なストラヴィンスキー(Da Vinci/C00372)が印象的だったソラーチが進めているバッハのピアノ作品全曲録音の第9巻は、幻想曲、カプリッチョ、序曲、組曲集。
作曲家、鍵盤楽器の即興演奏家としてのバッハの初期の作品についての興味深い洞察を提供します。
べーレンライター社の後援を受けて行われたこの録音でも、前作同様クリティカル・エディションの楽譜が用いられており、その解釈や研究結果もポイント。
また、日本の風景がジャケット写真に採用されているのも当シリーズの特徴で、今作は観光地や映えスポットとしても人気が高い京都・伏見稲荷大社の千本鳥居です。
※録音:2021年、グリファ&フィリ・スタジオ(ミラノ、イタリア)
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フルートとハープのための20世紀フランス音楽の旅
ジャン・ミシェル・ダマーズ(1928-2013):
フルートとハープのためのソナタ第1番
ジュール・ムーケ(1867-1946):
フルートとハープのためのギリシャ風
ディヴェルティスマン Op.23
ダマーズ:フルートとハープのための5拍子のパヴァーヌ
ジャン・クラ(1879-1932):
フルートとハープのための二重奏の組曲 |
デジレー・デル・サント(フルート)
アリーチェ・ベラルディーニ・ピーニ(ハープ) |
19世紀末から20世紀前半のフランスの音楽製作は、洗練されたメロディーと珍しい音色の組み合わせを好むことが特徴です。
ドビュッシーやラヴェルなどの作曲家の影響は深く後半にに及んでいますが、サティが提唱した「家具の音楽」の希薄な雰囲気やリズムの流動性に見られる前衛的な実験も、世紀末フランスのサウンド風景の紛れもない要素でした。
この文脈において、フルートとハープのデュオは重要な主導的役割を果たしており、この音色の混合は19世紀初頭には既にモーツァルト以降のドイツの作曲家の間で人気がありましたが、その最高の立役者は19世紀後半のフランスの作曲家たちでした。
このアルバムでは、アルフレッド・コルトーとマルセル・デュプレの弟子、ジャン・ミシェル・ダマーズの重要なソナタやテオドール・デュボワの弟子ジュール・ムーケのディヴェルティスマン、19世紀から20世紀にかけて生きた多様な人物、ジャン・クラの二重組曲を収録しています。
※録音:2023年6月、イタリア
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フォンタネージ:4つの弦楽四重奏曲
四重奏曲第1番
四重奏曲第2番
四重奏曲第3番
四重奏曲第4番 |
マーク・ロスコ・アンサンブル
〔カルロ・ラザリ(ヴァイオリン)、
ヴァレンティーノ・デンテザーニ(ヴァイオリン)、
べンジャミン・バーンスタイン(ヴィオラ)、
マリアンナ・シナグラ(チェロ)〕 |
自身の音楽に意図的にカウンター・カルチャー的なアプローチを採用しているダヴィド・フォンタネージ(b.1969)の弦楽四重奏曲集。
明瞭なメロディーと強烈なハーモニー、確固たるフーガ様式、模倣、多重または逆行カノンなどを使用する強力な対位法的要素を備えた作品です。
マーク・ロスコ・アンサンブル(アンサンブル・マーク・ロスコ)は、2011年、イタリア北東部の優れた弦楽器奏者たちにより結成され、メンバーは、室内楽、ソロ、オーケストラ、教育の各分野で、さまざまなプロフェッショナルな経験を共有し、聴衆が聴く機会の少ない素晴らしいレパートリーを広めています。
カルロ・ラザリ、ベンジャミン・バーンスタイン、マリアンナ・シナグラは、イタリア弦楽四重奏団とトリエステ三重奏団の下で研鑽を積み、世界各地での演奏活動の他、いくつかのメジャーレーベルでの録音も残しています。
彼らはイタリアの主要オーケストラ(ミラノ・スカラ座、ヴェネツィア・フェニーチェ劇場、アレーナ・ディ・ヴェローナ、トリエステ・ヴェルディ歌劇場、アルトゥーロ・トスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団)で首席奏者を務め、海外ではイスラエル・フィル、サンパウロ州管弦楽団などでソリストとして活躍。イタリアの各音楽院では、後進の指導にも力を注いでいます。
※録音:2023年5月、イタリア
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KAIROS
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ジョエル=フランソワ・デュラン:幽霊
ジョエル=フランソワ・デュラン(b.1954):
Geister, schwebende Geister‛&
(ヴィオラとアンサンブルのための)(2020)
La descente de l'ange
(クラリネットとヴァイオリンのための)(2022)
弦楽四重奏曲第2番《Cantar de Amigo》(2020)
弦楽四重奏曲第1番(2005)
In a weightless quiet(ヴァイオリンのための)(2020)
In the Mirror Land(フルートとクラリネットのための)(2005)
Mundus Imaginalis(アンサンブルのための)(2015) |
アンサンブル・ダル・ニエンテ
マイケル・レヴァンスキ(指揮)
ボッツィーニ四重奏団
ミヴォス四重奏団、他 |
ジョエル=フランソワ・デュランがここ20年間で生み出した多様なサウンドスケープ!
厳格かつ革新的な構造と際立って叙情的な衝動を組み合わせた、特異な作風を持つフランスの作曲家、ジョエル=フランソワ・デュランのここ20年間の作品を集めた2枚組のアルバム。
デュランは1983年のシュトックハウゼン・コンクールでの入賞以来、アンサンブル・アンテルコンタンポラン、ロンドン・シンフォニエッタ、ディオティマ四重奏団、BBC交響楽団をはじめ多くの重要なアンサンブルによる委嘱や演奏機会に恵まれており、微分音を効果的に使ったユニークな展開の音楽を生み出し続けています。
※録音:2021年-2023年
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エリザベト・ハルニク:誰かが私たちのことを覚えているでしょう
エリザベト・ハルニク(b.1970):
For B. Oulot(アンサンブルのための)(2014)
passim(女声と弦楽三重奏のための)(2007)
of all stars the most beautiful(ピアノのための)(2018)
grafting II(アンサンブルのための)(2013)
Bein im Sprung
(独唱バス、4人の女声、ヴァイオリン、ヴィオラ、
チェロ、コントラバスのための)(2021)
someone will remember us(アンサンブルのための)(2020) |
アンサンブル・ツァイトフラス
エド・ミチッチ(指揮)
トリオEIS
アンサンブル・ノイラウム
ブルーノ・シュトローブル(指揮)
カンタンド・アドモント
アンサンブル・コントラプンクト
コルドゥラ・ビュルギ(指揮)
PHACE
ナチョ・デ・パス(指揮)、他 |
オーストリアを拠点とするピアニスト兼作曲家であるエリザベト・ハルニクは、即興音楽を中心に様々な分野とのコラボレーションでジャンルの境界を曖昧にし、多面的な作品を生み出してきました。
オーストリアのグラーツでクラシック・ピアノを学んだ彼女は即興演奏家としてピアノの限界を押し広げながら、直感的かつユニークなアプローチで多くの人々の共感を集めています。
このアルバムには彼女が時間をかけて音を探求し、並置し、融合させながら描いてきた道筋が刻まれています。
※録音:2008年-2023年
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TRPTK
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アムステルダムで作られた楽器を使い、
アムステルダムで出版された作品を
アムステルダムの教会でライヴ録音
アムステルダムにて ~ ヴァールゼ教会ライヴ
カール・ロジエ(1640-1725):
ソナタ第1番(イタリア流の作品選集より)
セルヴァース・デ・コニンク(1653/54-c.1701):
小品集(組曲&トリオ・ソナタ集 Op.1&4より)
シブラント・ファン・ノールト(1659-1705):
ソナタ第1番(イタリアの混合物またはソナタ集
Op.1より)
コンラート・フリードリヒ・フルレブッシュ(1691-1765):
フーガ第4番(チェンバロのための作品集より)
ヨハン・クリスティアン・シックハル(1682-1762):
ソナタ第4番(フルートと通奏低音による12のソナタ
Op.23より)
ヤーコプ・クライン(1688-1748):ソナタ第1番
(チェロ独奏と通奏低音のための6つのソナタ
Op.4より)
ヴィレム・デ・フェッシュ(1687-1761):5つのデュエット
(フルートまたはヴァイオリンのための30のデュエットより)
ピエトロ・ロカテッリ(1695-1764):ソナタ第2番
(2本のフルートとチェンバロのための
通奏低音のためのトリオ・ソナタ集 Op.5より)
アントワーヌ・マオー(1719-1785):ソナタ第6版
(2本のフルートと通奏低音のための6つのトリオ・ソナタより) |
ポストスクリプト
〔アイシャ・ウィルズ(トラヴェルソ)、
デイヴィッド・ウェストコーム(トラヴェルソ)、
オクタヴィー・ドスタラー=ラロンド(チェロ)、
アルテム・ベログロフ(ハープシコード)〕 |
アムステルダムにこだわったバロック室内楽!
☆オランダで結成された若き古楽アンサンブル「ポストスクリプト」第2弾!
☆アムステルダムで作られた楽器を使い、アムステルダムで出版された作品をアムステルダムの教会でライヴ録音!
カナダ、アメリカ、ラトヴィア、イギリス出身の若き音楽家たちによって2018年にアムステルダムで結成された古楽アンサンブル「ポストスクリプト」。
2018年にドイツのグラウン兄弟コンクールで第1位に輝き、ドイツとオランダでコンサート・シリーズを開催。未知なるレパートリーを探求し、即興演奏を行い、歴史的音源を研究し、ミュージックビデオの製作などにも情熱的に取り組んでいます。
ポストスクリプトのメンバーは、欧米やロシア、ウクライナ、日本でソロや室内楽の演奏を行っており、オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティック、エイジ・オヴ・インライトゥメント管、ユトレヒト・ニュー・フィル、オランダ・バッハ協会、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、モントリオール響、コンチェルト・ケルンなどの一流オーケストラ&アンサンブルと多数共演しています。
テレマン、CPEバッハなどギャラント様式の多様な作品を探求したデビュー・アルバム「イントロドゥクティオ(TTK0045)」に続く待望のセカンド・アルバムは、アムステルダムの音楽に捧げるスペシャル・プログラム!
2020年のパンデミックによって多忙なツアー・スケジュールが終わり、アムステルダムでより多くの時間を過ごすことになった彼らがアムステルダム市を次のプロジェクトの焦点にあてました。
アムステルダムで出版された(そして殆どの場合は作曲もされた)作品を選出し、アムステルダムで作られた楽器(またはそのコピー)を各自が演奏できるように選び、市の中心部にある素晴しい音響を備えた歴史あるヴァールゼ教会でライヴ録音するという、とことんアムステルダムにこだわったアルバムです。
※録音:2022年6月10日、ヴァールゼ教会(アムステルダム、オランダ)
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TRPTK X
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ダーク・シンダー・ヴェニア:
イン・サスペンデッド・アニメイション
アン・イーオン・オヴ・ディープ・スリープ・ドリーミング
イン・サスペンデッド・アニメイション
アシェンディング
ザ・センティエント・ネビュラ |
ダーク・シンダー・ヴェニア |
ゆったりとした刺激的なメロディーとハーモニー、広々としたサウンドがまばらに散りばめられたコード・ドローンに包まれながら、心の奥深くへと誘われる。
アンビエント・アーティスト、ダーク・シンダー・ヴェニアがミニマルなアプローチを用いて、夢と恐怖の両方を経験するエレクトロニック・アルバム。
※録音:2023年9月
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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DOREMI
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DHR 8231
(2CD)
\4400 →\3990
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87年の東京リサイタルなど
ラドゥ・ルプー LIVE 第6集
モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番 イ長調
K.414
ガリー・ベルティーニ(指揮)、ケルン放送交響楽団
録音:1976年5月/ケルン
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 ハ長調
K.467
ガリー・ベルティーニ(指揮)、北ドイツ交響楽団
録音:1977年1月17日/ハンブルク
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より
第22番 変ロ短調 BWV867
録音:1967年/ブカレスト、エネスコ国際コンクール
モーツァルト:ロンド イ短調 K.511
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調
K.330
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番 イ短調
K.310
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
ショパン:夜想曲 変ニ長調 Op.27-2
ショパン:夜想曲 嬰ハ短調 Op.27-1
録音:1987年10月16日/東京 |
ラドゥ・ルプー(ピアノ) |
ルプーの貴重音源、第6弾
ルプーの貴重なライヴ音源集、第6弾です。
ベルティーニとの協奏曲2種に、優勝した67年エネスコ国際コンクールからの音源、87年の東京リサイタルなどを収録。
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<メジャー・レーベル>
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