≪第123号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その6 2024/4/16~
4/19(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
AUDITE
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マルティン・ノイがついにトリオ・ソナタ全曲を録音!
J.S.バッハ:
トリオ・ソナタ第1番 変ホ長調 BWV525(13'17)
トリオ・ソナタ第2番 ハ短調 BWV526(13'00)
トリオ・ソナタ第3番 ニ短調 BWV527(14'14)
トリオ・ソナタ第4番 ホ短調 BWV528(11'38)
トリオ・ソナタ第5番 ハ長調 BWV529(15'47)
トリオ・ソナタ第6番 ト長調 BWV530(15'12) |
マルティン・ノイ
(オルガン/
ユルゲン・アーレント製作
(2007年)) |
屈指のバッハ弾きマルティン・ノイがついにトリオ・ソナタ全曲を録音!現代最高のオルガン・ビルダー、アーレントの名器で演奏!!
セッション:2021年10月15&16日、2022年5月31日&6月1日/聖オットー教会、ヘルツォーゲンアウラハ(バイエルン州)/DDD、ディジパック仕様、83'08
レコーディング・プロデューサー:マルティン・ナゴルニ
エグゼクティヴ・プロデューサー:ルトガー・ベッケンホーフ
オルガンの録音に定評のあるドイツのaudite
レーベル。このジャンルにおいて数々の優秀録音で注目を集めてきました。
当アルバムは現代屈指のバッハ弾きマルティン・ノイがJ.S.バッハのトリオ・ソナタ全6曲をアーレント・オルガンで演奏した1枚。注目のリリースです!
ノイはJ.S.バッハ国際コンクール入賞後、教会オルガニスト、ソリストとして活躍。非常に端正で卓越したアーティキュレーション、曲目に適したオルガン選定、そして的確なレジストレーションで高く評価されています。
マリー=クレール・アランが「オルガン教師が才能ある弟子に習得させようとする難題の集大成」と表現したバッハの6つのトリオ・ソナタ。
1727年から 1732年にかけて作曲されたこれらの作品は、バッハの長男ヴィルヘルム・フリーデマン(1710-1784)の演奏技術を完成させる目的で書かれたオルガンのた
めのソナタ集で、現在もすべてのオルガニストの礎となっております。
右手・左手・足鍵盤の3つの独立したパートが魅惑的な対話を繰り広げながら、美しい旋律が巧みな対位法で組み合わされており、バッハの作曲技法・芸術の
頂点を示しています。
この難曲を現代最高のオルガン・ビルダー、ユルゲン・アーレント製作の名器で演奏していることも注目。
教会の響きとともにノイの心温まる 演奏でお楽しみください。
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BIS
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BIS SA 2727
(SACD HYBRID)
\2900 →\2690
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グリンゴルツ・クヮルテット
ブラームスの弦楽五重奏曲
ブラームス:
弦楽五重奏曲第1番 ヘ長調 Op.88
弦楽五重奏曲第2番 ト長調 Op.111 |
グリンゴルツ・クヮルテット
【イリア・グリンゴルツ(ヴァイオリン)、
アナヒット・クルティキャン(ヴァイオリン)、
シルヴィア・シモネスク(ヴィオラ)、
クラウディウス・ヘルマン(チェロ)】
リッリ・マイヤラ(ヴィオラ) |
圧倒的な技術と豊かな表現で魅了!グリンゴルツ・クヮルテットがブラームスの弦楽五重奏曲を録音!
セッション録音:2023年6月5~9日/福音主義改革派教会、マルターレン(スイス)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、61'29
SACDハイブリッド盤。
グリンゴルツ・クヮルテットがヴィオラのリッリ・マイヤラを迎えてブラームスの弦楽五重奏曲を録音しました!
イリア・グリンゴルツは弱冠16歳のときにパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝し、パガニーニの協奏曲第1番でCDデビュー(BIS-999)。
以後バロッ クから新作委嘱まで、非常に幅広いレパートリーを演奏・録音しております。
ソロだけでなく室内楽にも力を入れており、グリンゴルツ・クヮルテットとしても活動。
BISレーベルからグラズノフとタネーエフの弦楽五重奏曲(BIS
SA-2177)、シェーンベルクの弦楽四重奏曲第1番&第3番(BIS
SA-2567)、同第2番&第 4番(BIS SA-2267)、そしてMETA4との共演でメンデルスゾーンとエネスコの八重奏曲(KKC-6324
/ BIS SA-2447)の録音をリリースしております。
1882年に作曲、同年フランクフルトで初演されたブラームスの弦楽五重奏曲第1番は、全体が明るい民謡風にして構成が堅実で形式が緻密な、いかにもブラー
ムスらしい作品。
一方1890年に作曲、同年ウィーンで初演された第2番は、もともと交響曲第5番で発想された作品。
晩年の作品とは思えないほどの力強さ、 元気旺盛な情熱、そして新鮮な創意にあふれています。
圧倒的な技術と豊かな表現で魅了するグリンゴルツ率いる熱き演奏をお楽しみください!
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HAENSSLER
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フルートの音色で華やぐシューベルトの傑作
シューベルト:
『しぼめる花』による序奏と変奏曲 D.802
(ショットシュテット編)
「おやすみ」~歌曲集『冬の旅』Op.89 D.911より
(ピゲ=ルイネ編)
「セレナーデ」~歌曲集『白鳥の歌』D.957より
(ピゲ=ルイネ編)
アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821(ベッセノフ編) |
クシシュトフ・カチカ(フルート)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団のメンバー
【エイミー・カウフマン(第1ヴァイオリン)、
サラ・ヴォンサッテル(第2ヴァイオリン)、
シュムエル・カッツ(ヴィオラ)、
ジェリー・グロスマン(チェロ)、
レックス・シュラニ(コントラバス)】 |
録音:2021年6月16&17日/カウフマン・ミュージック・センター内マーキン・ホール、ニューヨーク/DDD、58'40
ポーランド出身のフルートの名手クシシュトフ・カチカがオール・シューベルト・プログラムに挑みました!
カチカは2009年から2012年まで広州交響楽団の首席フルート奏者を務めたのち、現在はソリストとして活動の幅を広げており、これまでにラン・ラン、ヨー
ヨ・マ、五嶋みどり、サラ・チャンといった世界的アーティストとの共演を果たしております。
ヘンスラー・レーベルからライネッケとペンデレツキの協奏曲(HC-
23013)、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲(フルート版)(HC-21034)、J.S.バッハのヴァイオリンとフルートのための協奏曲集(HC-21020)、母国
ポーランドの作曲家「ヴォシの作品集」(HC-20001)、「ルーマニアのフルート音楽」(HC-21060)など、積極的なリリースが続いております。
『しぼめる花』による序奏と変奏曲は、ライナー・ショットシュテット編のフルートと弦楽五重奏版で演奏。シューベルトの叙情性と深い表現が実に魅力的です。
傑作アルペジョーネ・ソナタも華麗に演奏。フルートの音色で華やぐシューベルトの世界をご堪能いただけます。
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ジョン.D.ゴッチュ(1950-):アメリカの室内楽作品集
(1)「創立者」~ピアノ三重奏のための(2023)
(2) 3つの即興曲~チェロとピアノのための(2022)
(3)「ローザンヌの風景」~ファゴット四重奏のための(2020)
(4) バガテル~ヴァイオリンとピアノのための(2023)
(5) メリーランド・ハント~ピアノ五重奏のための(2018) |
ピアノ三重奏団「創立者」
【(1)(4)(5)
カテリーナ・チャツィニコラウ(ヴァイオリン)、
(1)(2)(5)
ロジェ・モレリョ・ロス(チェロ)、
(1)(2)(4)(5)
トビアス・ハウンホルスト(ピアノ)】
(5)ダナ・ボステド(ヴァイオリン)
(5)オディッセアス・ラヴァリス(ヴィオラ)
(3)ザ・リッペ・ファゴット四重奏団 |
現代アメリカの作曲家ジョン.D.ゴッチュの室内楽作品、世界初録音!
録音:(2)(4)2022年10月2&3日、(1)(3)(5)2023年5月4~6日/ヴッパータール/DDD、77'53
現代アメリカの作曲家ジョン.D. ゴッチュが主にコロナ禍に書き上げた室内楽作品の世界初録音アルバム。
1950年、ニューオーリンズ生まれのゴッチュはフロリ
ダで少年時代を過ごし、湖水にはワニが、森や沼地にはガラガラヘビが生息する地で育ちました。
やがてメキシコ湾や大西洋に注ぐフロリダに流れる様々な川を旅
し常に自然と関わってきました。彼の音楽は人生そのもの。自然の雄大さ、厳しさ、美しさが作品にあらわれています。
ピアノ三重奏曲「創立者」は、バークレー・プレパラトリー・スクールの新しいチャペルの聖別式のために書かれた新作委嘱。
同校の創立者であるエドガー・T・ マクレアリー校長、ラルフ・アイ博士、コリン・ベイカー博士に敬意を表しその名がつけられました。
その名をとり、ヴァイオリンのカテリーナ・チャツィニコラウ、チェ
ロのロジェ・モレリョ・ロス、ピアノのトビアス・ハウンホルストがピアノ三重奏団としてデビューしました。
ゴッチュの室内楽をご堪能ください。
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HARMONIAMUNDI
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原光~死と復活の歌 / サミュエル・ハッセルホルン
1. マーラー(1860-1911):
「死んだ少年鼓主」(Revelge)~
歌曲集《子供の不思議な角笛》より
2. フンパーディンク(1854-1921):
アリア「むごいことだ!死んだ!(Verdorben!
Gestorben!)」
歌劇《王の子供たち》より 第3幕フィナーレ
3. コルンゴルト(1897-1957):
アリア「我が憧れ、我が幻想
(Mein Sehnen, mein Wähnen)」~
歌劇《死の都》より
4. マーラー:「真夜中に」~リュッケルトの詩による歌曲
5. プフィッツナー(1869-1949):
バラード「オルフ氏(Herr Oluf)」
6. マーラー:原光(Urlicht)~
歌曲集《子供の不思議な角笛》より
7. ツェムリンスキー:古い庭(Dear alte
Garten)
8. ブラウエンフェルス(1882-1954):
ある兵士の墓に(Auf ein Soldatengrab)
9. アルバン・ベルク(1885-1935):
池のほとりの小道「左へずうっと行けば町よ」
(Dort links geht's in die Stadt)~
歌劇《ヴォツェック》第3幕第2場
(ヴォツェックとマリーの二重唱)
10. マーラー:
私はこの世に忘れられ
(Ich bin der Welt abhanden gekommen)~
リュッケルトの詩による歌曲 |
サミュエル・ハッセルホルン(バリトン)
ウカシュ・ボローヴィチ(指揮)
ポズナン・フィルハーモニー管弦楽団
ユリア・グリューター(ソプラノ/9)
ポズナン・ナイチンゲール少年合唱団
ポズナン・フィル合唱団
(男声および少年合唱) |
若々しくも大器の風格、ハッセルホルンのなんとも深々とあたたかみのある声に包まれるオーケストラを得てのアリア&歌曲集
録音:2023年8-9月、アダム・ミツキエヴィチ大学オーディトリウム、ポズナン
人気実力とも急上昇のバリトン、サミュエル・ハッセルホルンによるオーケストラを得てのアルバムが登場します!
ハッセルホルンは1990年生まれ。2018年に
エリザベート王妃国際コンクールで第1 位に輝きました。
2023年2月には日本で名歌手ワルトラウト・マイヤーのさよなら公演にも登場したことでも話題になり
ました。
2023/24のシーズンはヒンデミットの《画家マティス》、モーツァルトの《ドン・ジョヴァンニ》、そしてドビュッシーの《ペレアスとメリザンド》でタイトル
ロールを3つ演じることが決まっており、さらにベルリン・ドイツ・オペラでもデビューが決まっているなど、飛ぶ鳥を落とす勢い。
ハルモニアムンディとは、2028年のシューベルト没後200年を見据えた「シューベルト200」の企画が進行しており、既に《美しき水車小屋の娘》(HMM.902720)が発売されておりますが、
ここでオーケストラとの共演盤が登場。
プログラムは19世紀から20世紀にかけて、ドイツ=オーストリア圏でとりわけ多く生み出されたオーケストラ歌曲、およびアリア。
美しい発語、まったく力みの ない発声、そしてまったくストレスなく自在に広い音域を豊かに響かせる力量は驚異的。
オーケストラをものみこんでしまうような、あたりの空気を一変させるよう
な豊かな表情と雰囲気は、すでに巨匠の風格。
若々しくも大器の風格、ハッセルホルン、注目です。ポズナン・フィルはポーランドを代表する管弦楽団で、指揮のボ
ローヴィチ2021/22のシーズンから音楽監督および首席指揮者を務めています。
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F.クープラン:
王宮のコンセール~2台のチェンバロによる
F.クープラン(1668-1733):
・コンセール第1番 ト調
・コンセール第2番 ニ調*
・コンセール第3番 イ調
・コンセール第4番 ホ調** |
ピエール・ガロン&
マチュー・ブティノー(チェンバロ)
ティボー・ルーセル
(*テオルボ、**バロック・ギター) |
2台のチェンバロによる王宮のコンセール
使用チェンバロ:
フランコ=フレミッシュ・チェンバロ(D.ジャック・ウェイ&マルク・デュコルネ1988年=ジュリアン・ベイリー2020年)
フレミッシュ・チェンバロ(マルク・デュコルネ工房、ジュリアン・ベイリー2020年)
録音:2023年7月、サン=マルタン・ド・ラ・クルート教会
チェンバロ2 台によるF. クープランの《王宮のコンセール》の登場。演奏するのは、フランスの気鋭の古楽アンサンブルを通奏低音で支え、ソロでも活躍してい
る名手たち、ピエール・ガロン&マチュー・ブティノー。第2番と第4番のいくつかの楽曲では、テオルボとバロック・ギターも参加し、当時の王宮で行われていた
親密にして贅沢な音楽会のもようが再現されます。
太陽王ルイ14世治世下のヴェルサイユ宮殿では、四六時中音楽が流れていました。王とその宮廷が新しい王宮に移り住んだ1682年以降、音楽は王の日課
(l'ordinaire)すべてで演奏され、王が寝ている間だけが静寂につつまれました。
宗教的、世俗的な祝祭行事も音楽によって彩られました。
1714年と1715年、 フランソワ・クープラン(当時は王立礼拝堂のオルガニスト)は、ルイ14
世から「一年のほとんど毎週日曜日」に、他の少数の音楽家と共に「小音楽会」を開くよ
うに命じられます。
王の死から数年後の1722 年、クープランはこれらの「小音楽会」で演奏された曲の中から優れたものを「コンセール・ロワイヤル(王宮のコ
ンセール)」と題し、『クラヴサン小品集』(1722年)の付録として出版しました。この曲集は、調によってグループ分けされた4
つの組曲で構成されており、基本的には古典舞曲組曲の形で、楽器の編成は奏者の自由に委ねられています。
[ ピエール・ガロン] 幼いころから様々な楽器に親しみ、10歳で自分にとってチェンバロこそがあらゆることを表現できる楽器だと発見。
パリ国立高等音楽院で、 オリヴィエ・ボーモンとブランディーヌ・ランヌーに師事。ヴェルレやアンタイらの指導も受けています。ベルトラン・キュイエ率いるアンサンブル「ル・カラヴァンセ
ライユ」でも演奏、また、器楽奏者や声楽奏者とも共演を重ねており、ソロ、アンサンブル両面で活躍しています。
[マチュー・ブティノー]オリヴィエ・ヴェルネにオルガンを、そしてチェンバロをブランディーヌ・ヴェルレらに師事しました。
中世のクラヴィツィテリウムからシンフォ
ニックなオルガン、さらにフォルテピアノまで、あらゆる鍵盤楽器を弾きこなしています。ピション&ピグマリオンの「マタイ受難曲」(2022年度レコード・アカデミー
大賞、KKC-6514/HMM-902691)でも通奏低音で参加していました。教会のオルガン奏者を務めたのち、幼いころからの夢であった楽器ビルダーとしての
修行も始めているくらい、楽器そのものへの愛も大きな奏者です。
[ティボー・ル-セル]アンサンブル・コレスポンダンスやピグマリオンなど、現代の新進の古楽アンサンブルで演奏するテオルボ、ギター、リュート奏者。
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DA VINCI CLASSICS
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リヴィング・フルート
テレマン:無伴奏フルートのための12のファンタジーより
第1曲 イ長調、第10曲 嬰ヘ短調、第7曲
ニ長調、第3曲 ロ短調
ジョージ・ベンジャミン:フライト
キャサリン・フーヴァー:Kokopeli
エドガー・ヴァレーズ:Densuty 2I.5
クリストバル・アルフテル:Debla
リッカルド・パルッチ:FRog flute
ゲイリー・ショッカー: Blip Blip Blip
ローウェル・リーバーマン:独り言
パルッチ:sCadenze |
フィリッポ・ロガイ(フルート) |
イタリアの名手、フィリッポ・ロガイ!
イタリアのフルーティスト、フィリッポ・ロガイの今回のアルバムのコンセプトは、今日分業化されている音楽制作の統一性にあります。
作曲家であり、フルーティストであるリッカルド・パルッチがアドバイザーとしても参加しています。
また演奏者であるロガイもパルッチの作曲のプロセスを踏襲しながら演奏しています。
この二人の相乗効果によって聴き手にも作曲家のイメージがより伝わる演奏となっています。
※録音:2017年&2023年
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エクスタシー・オヴ・カラーズ
タンスマン:2本のギターのためのソナチネ
ショパン:マズルカ Op.33-1、マズルカ Op.33-2
メンデルスゾーン:
無言歌集 第4巻 《浮雲》 Op.53-2、
無言歌集 第5巻 《5月のそよ風》 Op.62-1
チャイコフスキー:2つの小品 Op.10
ショパン:マズルカ Op.33-3、マズルカ Op.33-4
スクリャービン:5つの前奏曲 Op.16
マルコ・デ・ビアジ:プロコフィエフへのオマージュ
Op.7 |
マウリツィオ・バウディーノ(ギター)
ダリオ・ヴァニーニ(ギター) |
ギター・デュオのためのオリジナル&アレンジ作品集。タンスマンの《2本のギターのためのソナチネ》から始まり、ショパンの《マズルカ
Op.33》やメンデルスゾーンのアレンジ物までバラエティに富んだ美しいメロディが並びます。
ギター・デュオによる多彩な音色でご堪能ください。
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忘却の彼方に~
ロベール・カサドシュ: ピアノ作品集 Vol.2
カサドシュ:
24の前奏曲 Op.5
トッカータ Op.40 アレグロ |
マウロ・チェッキン(ピアノ) |
作曲家としてのロベール・カサドシュに焦点を当てた企画の2枚目が登場です。
今作ではJ.S.バッハの《平均律クラヴィーア曲集》をモデルにしてショパンやドビュッシーが書いた同様の作品を彷彿とさせる《24の前奏曲
Op.5》が収録されています。
※録音:2023年8月
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C00857
(2CD)
特別価格
\3600
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ブラームス:ピアノ三重奏曲全集
ブラームス:
ピアノ三重奏曲 ロ長調 Op.8
ピアノ三重奏曲 ハ長調 Op.87
ピアノ三重奏曲 ハ短調 Op.101
ピアノ三重奏曲 イ長調 Op.posth. |
トリオ・エドネ |
ドイツを代表する作曲家ブラームスのピアノ三重奏曲全集。そのうちのひとつ《Op.8》は彼が20代前半に書かれた作品ですが、35年後に徹底的に改訂された作品です。
またこのアルバムには1924年にドイツの音楽学者によって発見された《ピアノ三重奏曲》も収録されています。
※録音:2023年
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KAIROS
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ラファウ・ザパワ:フューティリティ
ラファウ・ザパワ(b.1975):
No Meaning Detected
(ヴァイオリンとエレクトロニクスのための)(2018)
Introverts' Collective
(アンサンブル、エレクトロニクスと
モバイル・コントローラーのための)(2021)
Judge Me Again
(フルートとライヴ・エレクトロニクスのための)(2018)
Futility
(アンサンブル、エレクトロニクスと
モバイル・コントローラーのための)(2020)
Scrolling to Zero
(キーボードとエレクトロニクスのための)(2018) |
ハッシュタグ・アンサンブル
カミル・スタニチェク(ヴァイオリン)
アニア・カルポヴィチ(フルート、アルト・フルート、
ヴォイチェフ・ブワジェイチク(ライヴ・エレクトロニクス) |
ポーランドの作曲家、サウンドアーティスト、即興演奏家であるラファウ・ザパワのアルバム「フューティリティ」は、コンサート体験を再考し、音楽とテクノロジーを融合させることによって、演奏者と観客の従来の力関係に挑戦するという挑発的なコンセプトでまとめられています。
ライヴ・エレクトロニクスなどを駆使し、芸術におけるテクノロジーとインタラクションの役割について新たな視点を提供します。
※録音:2023年10月21日-30日(ワルシャワ)
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ジャン=リュック・エルヴェ:ジャーミネーション
ジャン=リュック・エルヴェ(b.1960):
Germination
(12人のミュージシャンとエレクトロニクスのための)
(2013)
Topos
(8人のミュージシャンとエレクトロニクスのための)
(2022)
Au dehors
(クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
(2008) |
リティネレア
レオ・マルグ(指揮) |
パリ国立高等音楽院にてジェラール・グリゼーに師事したフランスの作曲家、ジャン=リュック・エルヴェ(b.1960)は、日本庭園の静謐な美学とエドガー・ヴァレーズの前衛的なサウンドにインスピレーションを得た音楽作りで自然と建築の両方の環境との深い関わりを体現し、このアルバムでもリスナーに音楽と環境がシームレスに絡み合うユニークな聴覚体験を提供します。
※録音:2021年6月11日、2022年6月4日、2023年7月3日(フランス)
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PALADINO
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ブラームス:チェロ・ソナタ集
ブラームス:
チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38、
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99 |
マルティン・ルンメル(チェロ)
シュテファン・シュトロイスニヒ(ピアノ) |
マルティン・ルンメル、50歳の誕生日に満を持して贈るブラームスのソナタ集!
バッハの組曲、ベートーヴェンのソナタとともに、ブラームスのソナタがチェロにおける旧約聖書の三位一体を形成していると考えるマルティン・ルンメルが、シュテファン・シュトロイスニヒとの協同作業を通じて培ってきた独自の洞察を確固たるものにし、満を持してブラームスのソナタをレコーディング。
ルンメル50歳の誕生日にリリースする記念碑的な1枚です。
※録音:2023年4月4日-5日(オーストリア)
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ALPHA CLASSICS
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バーバラ・ハンニガン&ベルトラン・シャマユ
メシアン:「地と天の歌」「ミのための詩」「多くの死」
オリヴィエ・メシアン(1908-1992):
1-6. 地と天の歌 - ソプラノとピアノのための
7-15. ミのための詩 - ソプラノとピアノのための
16. 多くの死 -
ソプラノ、テノール、ヴァイオリンとピアノのための |
バーバラ・ハンニガン(ソプラノ)
ベルトラン・シャマユ(ピアノ)
チャールズ・シー(テノール)...16
ヴィルデ・フラング(ヴァイオリン)...16 |
録音: 2021年7月、2022年11月 オムループ音楽センター、ヒルフェルスム、オランダ
収録時間: 58分
【ハンニガンとシャマユが歌い上げるメシアン】
近現代声楽作品における世界最高峰の表現者として北米やヨーロッパで活躍するバーバラ・ハンニガンと、こちらも現代音楽で高く評価されるピアニスト、ベルトラン・シャマユが組んだメシアン歌曲集。
収録作品はいずれもメシアン自身が歌詞を手掛けており、妻のクレール・デルボス(愛称ミ)の名を冠し官能と神聖の間を行き来する「ミのための詩」、2人の間の息子が生まれた直後に書かれ、家族との愛情と宗教的な愛の暗喩を絡めた「天と地の歌」、宗教的な主題にさらに踏み込んだ「多くの死」までを収録しています。
劇的な激しいフレーズから恍惚とした表情までを自在に行き来するハンニガンの歌唱力、表現力がフルに発揮された聴き応えのある内容。
人気ヴァイオリニストのヴィルデ・フラングらが参加した「多くの死」の、余韻を引く美しさも素晴らしいものです。
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Ship of Fools ~ユリ・レインヴェレ: 管弦楽作品集
ユリ・レインヴェレ(1971-):
1-3. And Tired from Happiness, They Started
to Dance
1. I. Shadows in the Mirror/
2. II. Motion of Waiting/3. III. Lack
and Desire
4-5. 2つのフルート、弦楽と打楽器のための協奏曲
6. On the Ship of Fools - 大管弦楽のための |
マーリカ・ヤルヴィ
モニカ・マティエセン (フルート)...4-5
エストニア祝祭管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮) |
録音2023年7月、8月 パルヌ・コンサートホール
収録時間: 68分
【パーヴォ・ヤルヴィが強い共感を持って描く、エストニアの俊英ユリ・レインヴェレの管弦楽作品】
1971年エストニアのパルヌに生まれた作曲家ユリ・レインヴェレの作品集。
彼はパーヴォ・ヤルヴィが設立しエストニアの同時代音楽の紹介に力を入れているパルヌ音楽祭で、かつて同国の文化大臣を務めた作曲家レポ・スメラの名を冠した賞を2019年に受賞しています。
また2021年には、「隣の部屋で目覚めたアンナ・マリア」がアンドリス・ネルソンスの指揮でベルリン・フィルの公演で取り上げられ、好評を博しました。
そしてこのアルバムに収められた「2つのフルートのための協奏曲」は同じソリストにより、2019年日本でも紹介されています。
詩人でもあるレインヴェレの音楽の多くは詩的な言葉に触発されたものですが、その音楽はドビュッシーのような美しさを湛えた室内楽的な響きから、大音量のカオス、ブルックナーを思わせる輝かしい金管楽器、多彩な打楽器の野性的なリズムを伴うものまでさまざま。
アルバムのタイトルにもなった「Ship of Fools(阿呆船)」は16世紀のベストセラー小説にあったラテン語のフレーズ「Mundus
vult decipi, ergo decipiatur(世界は欺かれることを願っている、故に欺かれる)」からインスピレーションを得たもので、SNSを通じて常に欺き合っているような現代人に対する風刺が含まれているということです。
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B RECORDS
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エクトール・パラ:歌劇《慈しみの女神たち》
エクトール・パラ(1976-):
歌劇《慈しみの女神たち》(2018-19)
原作...ジョナサン・リテル(1967-)
台本...クラウス・ヘンデル(1969-)
1. Toccata
2. Allemande 1&2
3. Courante
4. Sarabande
5. Menuet
6. Air
7. Gigue |
マクシミリアン・アウエ...
ピーター・タンツィッツ(テノール)
ウナ・フォン・ユクスキュル=アウエ...
ラヒェル・ハルニシュ(ソプラノ)
トーマス・ハウザー...
ギュンター・パペンデル(バリトン)
エロイーズ・モロー...
ナターシャ・ペトリンスキー(メゾ・ソプラノ)
アリスティード・モロー...
ダヴィド・アレグレット(テノール)ほか
フランダース歌劇場合唱団
フランダース歌劇場交響楽団
ペーター・ルンデル(指揮) |
録音: 2019年5月14日、19日 ヘント歌劇場、ベルギー(ライヴ)
収録時間: 173分
【ゴンクール賞受賞の傑作長編問題作に基づく2019年のオペラを完全収録】
アメリカ出身の作家ジョナサン・リテルが2006年、パリの有名出版社ガリマールからフランス語で出版した長編『慈しみの女神たち(LesBienveillantes)』。
1,400ページを超える長さで語られる苛烈な物語は仏文壇でも話題を呼びゴンクール賞とアカデミー・フランセーズ賞に輝いた他、多くの言語に翻訳されました(菅野昭正・星埜守之・篠田勝英・有田英也訳による日本語版あり、2011年集英社)。古代ギリシャの悲劇作家アイスキュロスの三部作『オレステイア』を締めくくる「エウメニデス」になぞらえたタイトルの下、スターリングラードの戦いを経てベルリン陥落に至るまで第二次大戦中ユダヤ系住民が辿った困難の物語。バルセロナ出身で国際的に活躍するエクトール・パラはオペラ・バレ・フランデレン(フランダース歌劇舞踊団)の委嘱によりこれをドイツ語台本でオペラ化(演出は演劇・オペラ双方で国際的に注目されているカリスト・ビエイト)。
2019年4月にアントウェルペン歌劇場での初演は大成功で、その好評を受けオペラ・バレ・フランデレンのもう一つの拠点であるヘントでのライヴ収録が実現しました。
原作通り、オペラでも18世紀の舞踏組曲形式を模した副題に沿って展開。
パラの音楽語法は詩句のニュアンスを明瞭に伝えながら常に歌謡性を失わず、伸縮自在のドラマティックな響きを紡ぎ出すオーケストラも一貫して物語への関心を掻き立て続けます。
本作初演以降パンデミックを経て不穏の気配を増す2020年代に改めて接すべき音楽劇が、B
Recordsの丁寧なライヴ録音で隅々まで味わえる貴重なリリースです。
※ブックレットはスタッフ一覧と台本(ドイツ語/仏英西対訳付き)のみ収録、作品解説は含まれておりません。
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BRU ZANE
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BZ1056
(2CD+BK)
\6100
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マスネ: ウェルテル(バリトン版)
ジュール・マスネ(1842-1912):《ウェルテル》~
全4幕の歌劇(1892年ウィーンにて初演)
バリトン主役版
(1902年サンクトペテルブルクにて
初演)による演奏 |
ウェルテル...
タシス・クリストヤニス(バリトン)
シャルロット...
ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)
ソフィー...
エレーヌ・カルパンティエ(ソプラノ)
アルベール...トマ・ドリエ(バリトン)
大法官...
マチュー・レクロアール(バリトン)
シュミット...
アルタヴァスト・サルキシャン(テノール)
ジョアン、ブリュールマン...
ローラン・ドルイユ(バリトン)
ハンガリー・ゾルタン・コダーイ
合唱学校児童合唱団
ハンガリー国立
フィルハーモニー管弦楽団
ジェルジ・ヴァシュヘージ(指揮) |
録音: 2023年2月18-22日 ブダペスト芸術宮殿ベラ・バルトーク国立コンサートホール
総収録時間: 127分
【奥深い人間味が滲むバリトン版ウェルテル。仏歌劇界の名歌手たちと才人指揮者の名演!】
1892年2月にウィーンでドイツ語台本によって初演され、同年末にジュネーヴで仏語版初演を迎え、フランス近代歌劇史に不滅の地位を築いたマスネの傑作《ウェルテル》。
評判はすぐ欧米諸国へ及び、ドビュッシーの歌劇《ペレアスとメリザンド》が初演を迎えた1902年には、作曲家の拠点パリから遠く離れたサンクトペテルブルクでも上演されています。
この時主役を歌ったのは「イタリアの栄光」の綽名で知られた名歌手マッティア・バッティスティーニ。しかし彼の声域はバリトンで、マスネはこの時バッティスティーニに合わせ、本来テノール向けのタイトルロールをバリトンに移し替えた特別版を作成しました。
その後ウェルテルを当たり役に持つテノールの名歌手たちが続々登場したためバリトン版は歴史に埋もれてゆきましたが、20世紀末にトーマス・ハンプソンなど何人かがこの稀少なヴァージョンを取り上げ、恋に悩む若者の思いを細やかに綴った19世紀音楽ならではのドラマが際立つその魅力に光を当てています。
知られざる19世紀音楽の発掘紹介に熱心なロマン派フランス音楽センター(Palazetto
Bru Zane)は今回この稀少版の主役に現代屈指の19世紀音楽解釈者タシス・クリストヤニス、ウェルテルが想いを寄せるシャルロット役に今を時めくヴェロニク・ジャンスを迎え、ラモー以前の古いフランス音楽の蘇演で高い評価を博してきたハンガリーの指揮者ジェルジ・ヴァシュヘージと共に新録音を制作。
時にピリオド奏法も意識しながらのオーケストラが繰り出す緩急自在の高雅な響きと共に、ドラマティックかつ深々とした味わいに満ちた「バリトンのウェルテル」ならではの魅力を最大限に味わわせてくれます。
Bru Zaneレーベルの常で図像史料満載のブックレット(仏・英語)も充実。
傑作の魅力の秘訣を思わぬ角度から深く知ることのできる、歓迎すべきリリースと言ってよいでしょう。
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CHATEAU DE VERSAILLES SPECTACLES
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CVS124
(2CD)
\5100
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リュリ:アルミード
ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687):《アルミード》~
プロローグ付き全5幕の音楽悲劇(1686年パリにて初演)
台本...フィリップ・キノー(1635-1688)~
トルクヮート・タッソ(1544-1595)
『解放されたエルサレム』による |
アルミード...
ステファニー・ドゥストラック(メゾ・ソプラノ)
ルノー...シリル・オヴィティ(テノール)
イドラオ...トミスラフ・ラヴォワ(バス・バリトン)
女賢者、フェニス、メリス...
マリー・ペルボスト(ソプラノ)
栄光の女神、シドニ、リュサンド...
エヴァ・ザイシク(メゾ・ソプラノ)
アルテミドール、憎悪...
ティモテ・ヴァロン(バリトン)
デンマークの騎士、幸運な恋人...
ダヴィド・トリクー(オートコントル)
アロント、ユバルド...
ヴィルジル・アンスリ(バス・バリトン)
勇敢な女羊飼い、水の精...
アヌーク・ドフォントネ(メゾ・ソプラノ)
女羊飼い...ジャンヌ・ルフォール(ソプラノ)
ディジョン歌劇場合唱団
アナス・イスマ(合唱指揮)
ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)
ヴァンサン・デュメストル(指揮) |
録音: 2023年5月10-14日 ヴェルサイユ宮殿王室歌劇場
総収録時間: 153分
【躍進続くル・ポエム・アルモニークが世に問う、リュリ晩年の傑作の新たな金字塔的録音】
画期的な古楽先進国となりつつあった20世紀末のフランスで、当時ほとんど知られていなかった17世紀初頭のフランスやイタリアの作曲家たちの音楽を続々と録音、創設間もないALPHAレーベルで通念を覆す大ヒットを送り出し続けたフランスの古楽アンサンブル、ル・ポエム・アルモニーク。
四半世紀の歴史を重ねるうち本格的なバロック・オペラも上演できる充実編成でも活躍するようになり、今や欧州歌劇界に確たる立ち位置を占めるに至ったこのグループがついに、フランス音楽史上の節目を飾った重要作の全曲録音に臨みました。
フランス宮廷文化を諸外国にまで轟かせた太陽王ルイ14世の愛顧のもと同国特有のオペラ様式を完成へと導いた大家リュリが、晩年の不祥事による失寵の中で発表した音楽悲劇《アルミード》は、その後数多く書かれた同題材の名作を横目に再演され続け、グルックの名品が1777年に発表された後も改稿を経て上演されたほどの重要作。
イスラム勢力側の魔女アルミード(アルミーダ)と十字軍の英雄ルノー(リナルド)の宿命の恋をめぐる起伏に富んだ一大悲劇が、躍進めざましい多芸なステファニー・ドゥストラックの表題役、圧巻の表現力を誇る大御所シリル・オヴィティ演じるルノーはじめ、名歌手たちの驚くべき歌唱力・声楽的演技力によって瑞々しく響き、過去の全曲盤と比べても目を見開く瞬間の連続。
マリー・ペルボスト、エヴァ・ザイシク、この録音の後2023年11月に惜しくも早世したヴィルジル・アンスリら周囲の歌手陣も注目株続々で、27人からなる弦楽合奏やテオルボ奏者3人を起用した通奏低音に加え管楽も充実しています(バスーンのパパセルジオーやヴァイオリンの川久保洋子、レザール・フロリサン2023年来日公演でも注目されたクラヴサンのマリー・ヴァン・レインなど器楽陣にも名手多数)。
フランス古楽界の深まりを実感せずにおれない注目のリリース。
指揮者デュメストルへのインタビューほか解説(仏・英・独語)も充実しています。
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CVS141
(2CD)
\5100
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フランソワ・コラン・ド・ブラモン:《ギリシャとローマの祝祭》~
プロローグ付き全3幕の英雄舞踏劇
フランソワ・コラン・ド・ブラモン(1690-1760):
《ギリシャとローマの祝祭》~
プロローグ付き全3幕の英雄舞踏劇
(1723年パリにて初演/1741年版による)
台本...ジャン=ルイ・フュズリエ(1674-1752)
世界初録音 |
クリオ、ティメ...
エレーヌ・カルパンティエ(ソプラノ)
エラート、クレオパトラ...
マリー=クロード・シャピュイ(メゾ・ソプラノ)
アスパシ、デリー...
グヴェンドリーヌ・ブロンデール(ソプラノ)
ゼリード、プロティーヌ、
エジプトの女、女羊飼い...
セシル・アシル(ソプラノ)
アポロン、アルシビアード、
マルク=アントワーヌ...
ダヴィド・ヴィチャク(バリトン)
アミンタス、ギリシャ人、エロス、
ティビュル、アポロンの従者...
シリル・デュボワ(テノール)
ラ・シャペル・アルモニーク
(声楽&古楽器アンサンブル)
ヴァランタン・トゥルネ(指揮) |
録音: 2023年11月29日-12月2日 ヴェルサイユ宮殿「十字軍の間」
総収録時間: 126分
【ラモー登場前夜のフランスを魅了した才人のデビュー作を最前線の気鋭指揮者が蘇らせる!】
21世紀に躍進する20代指揮者の一人で、すでにヴェルサイユ宮殿王室歌劇場を中心にフランスの古楽シーンや歌劇界で大きな注目を集めるヴァランタン・トゥルネ。
Chateau de Versaillesレーベルでの好調リリースが続きますが、今回はフランス歌劇史上、時代の狭間に燦然と輝いた幻の傑作の全曲録音です。
太陽王ルイ14世亡き後、オルレアン公摂政時代(1715-1723)が終わり若きルイ15世の親政が始まる1723年に初演された《ギリシャとローマの祝祭》は、純然たるフランス様式にイタリア風の要素を大きく取り込んだ音楽がパリを沸かせていた当時の世間の好みをよく捉え、間髪入れず再演が重ねられた人気作。
その後の歌劇界を席巻することになるラモーの登場後も頻繁に上演され、人気歌手ジェリオットの持ち歌を増やすなど折々の微調整を重ねて定番演目に残り続けました。
作曲者コラン・ド・ブラモンはポルポラやタルティーニと同世代で、ド・ラランドの歿後に跡を継ぎ王室音楽総監督の座に就いた重要作曲家。
カンタートなど小規模作品は折に触れ紹介されていたものの大作の録音は滅多になく、初期の最重要作と言ってもよいこの傑作英雄舞踏劇をバロック歌劇に通じた俊英トゥルネの指揮で全曲聴けるのは画期的です。
メロディアスな歌の合間に充実した舞曲楽章が盛り込まれた作品の魅力を最大限に引き出すべく、ブロンディーヌ、カルパンティエ、ヴィチャクら躍進めざましい歌手たちに気鋭の古楽器オーケストラも絶妙の様式感で応え、オリュンピアの競技会ほか有名な古代ギリシャ・ローマの三つの祭典を舞台に、王女や英雄たちが繰り広げる恋物語を起伏豊かに聴かせます。
2024年パリ・オリンピックに沸くフランスならではのアルバム。
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FUGA LIBERA
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ロシアの合唱聖歌コンチェルト集 ~序章 |
エカテリンブルク・フィルハーモニー合唱団
アンドレイ・ペトレンコ(指揮) |
ステパン・デグチャリョフ(1766-1813):
1. Today Christ is born in Bethlehem(Dnes
Christos v Vifleeme Razhdayetsya)
今日、ベツレヘムでキリストが生まれた
ドミートリー・ボルトニャンスキー(1751-1825):
2. Sacred Concerto No. 34, May God Arise
(Da voskresnet Bog)
合唱聖歌コンチェルト 第34番 「神よ立ち上がって」
アレクサンドル・アルハンゲリスキー(1846-1924):
3. I think of Judgement Day (Pomyshlyayu
Den Strashny) 裁きの日を思う
セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
4. O Mother of God (V molitvah) おお、神の母
パーヴェル・チェスノコフ(1877-1944):
5. Angel Cried Out (Angel Vopiyashe)
天使は叫びぬ
6. Blessed is the Man (Blazhen Muzh)
悪人の謀に行かざる人は幸なり
7. God is with Us (S Nami Bog) 神はわれらと共に在り
ヴァレリー・ガヴリーリン(1939-1999):
8. Chimes: White, White Snow... (Bely-Bely
Snegi) 雪やこんこん、白い雪 ~《鐘の鳴る音》
ゲオルギー・スヴィリードフ(1915-1998):
9. Pushkin's Garland: Magpie Chatter
(Strekotunya Beloboka) おしゃべりかささぎ
~プーシキンの花輪
10. Pushkin's Garland: Reveille (Zoryu
Byut) 起床ラッパが鳴り響く ~プーシキンの花輪 |
録音: 2022年5月 スヴェルドロフスク・フィルハーモニック大ホール、エカテリンブルク、ロシア
収録時間: 52分
ロシア正教会などで歌われる聖歌の一つのジャンルで、無伴奏合唱のソリストとトゥッティの対比で曲が構成されている「合唱聖歌コンチェルト」を集めたアルバム。
混声合唱団で歌われており、エカテリンブルク・フィルハーモニー合唱団の高い技術と表現力で、時に静寂、時にダイナミックな作品の魅力を堪能することが出来ます。
歌詞と英訳はブックレットのQRコードをスキャンし、WEBから取得する形となっています。
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LA DOLCE VOLTA
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ブラームス:クラリネット・ソナタ、ホルン三重奏曲
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
1-4. クラリネット・ソナタ 第1番 ヘ短調
Op.120-1
5-7. クラリネット・ソナタ 第2番 変ホ長調
Op.120-2
8-12. ホルン三重奏曲 変ホ長調 Op.40 |
ジョフロワ・クトー(ピアノ)
ニコラ・バルディルー(クラリネット)
アモリ・コエトー(ヴァイオリン)
アントワーヌ・ドレフュス(ホルン) |
録音: 2018年5月5-6日...1-7、 2022年10月15-16日...8-11 アルスナル・シテ・ミュジカル、メス(フランス東部ロレーヌ地方)
収録時間: 69分
※ 日本語解説付
【快進撃続くフランス最前線のブラームス・チクルス、管楽器の名手たちとの新録音】
作曲家ブラームスの避暑地としても有名なオーストリア湖畔のペルチャハで行われているブラームス国際コンクールで2005年ピアノ部門の優勝者となって以来、この作曲家の作品解釈に極めて高い評価が続くフランスのピアニスト、ジョフロワ・クトー。
2008年INTRADAレーベルで晩期作品を中心としたピアノ独奏曲集をリリースし日本でも好評を博した後、LA
Dolce Voltaで体系的に録音してきたブラームスの室内楽曲や独奏曲全曲は、DiapasonやLe
Monde de la Musiqueなど何かと点の辛いフランスの批評誌でも絶賛が続いています。
2024年の新たなリリースは、フランスでレビュー賞を総なめにしたヴァイオリン・ソナタ集で共演したアモリ・コエトーと、フランス放送フィルのトップ奏者たちを交えてのクラリネット・ソナタ2曲とホルン三重奏曲。
「もうこれ以上作曲はしない」と宣言した晩年の作曲家が名手ミュールフェルトとの出会いに刺激され書き上げた前者2曲での、作品の奥底まで見通せるような静謐な透明感と躍動感のバランスも圧巻ですが、美学者=批評家ハンスリックの注目によって若きブラームスの活路を開いたホルン三重奏曲での、常に人肌の温もりを感じさせながら端正な様式感を脈々と築き上げてゆく解釈も比類ない仕上がり。
シリーズ先行盤の数々でみせた境地からの予感を何一つ裏切らない、この3曲における21世紀ならではの新名盤と言ってよいでしょう。
複雑な歴史の中ドイツ語圏由来の文化も多く残るロレーヌ地方メスの有名ホールを会場に、ALPHAやNAIVEなど多くのレーベルで活躍する名技師ジャン=マルク・レネの仕事も光ります。室内楽の深みと香気を存分に味わえる注目リリースです。
※La Dolce Voltaレーベル ジョフロワ・クトーによるブラームス先行盤
(2024年4月取扱開始予定)
LDV61 #1 ピアノ五重奏曲・ピアノ曲集Op.76
LDV645 #2 ピアノ三重奏曲(全3曲)・クラリネット三重奏曲〔2枚組〕
LDV623 #3 ピアノ四重奏曲(全4曲)〔2枚組〕
LDV66 #4 チェロ・ソナタ(全2曲)
LDV67 #5 ヴァイオリン・ソナタ(全3曲)・スケルツォWoO2(F.
A. E. のソナタより)
LDV1705 ピアノ独奏曲全集(6枚組)
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LINN RECORDS
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レイチェル・バプティスト、アイルランドの黒いセイレーン
~
バロック・アリア集
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
1-3. Sinfonia from Samson 序曲
(オラトリオ『サムソン』HWV 57より)
4. Mirth, admit me of thy crew from
L'Allegro,
il Penseroso ed il Moderato
陽気さよ、わたしを仲間と認めてくれ
(オラトリオ『快活の人、沈思の人、温和の人』
HWV 55より)
5. Softly sweet in lydian measures
from Alexander's Feast
和らに、甘く、リュディアの韻律で
(オラトリオ『アレクサンダーの饗宴』HWV
75より)
6-9. Alla Caccia, Diana cacciatrice
カンタータ
「狩りへ出かけよう(狩人の女神ディアーナ)」HWV
79
ニコロ・パスクヮーリ(1718頃-1757):
10-12. Overture from The Grand Festino
序曲(仮面音楽劇《大いなる饗宴》より)*
13. Let earth and air and ocean from
The Triumphs of Hibernia
大地を、大気を、大洋を
(仮面音楽劇《ハイバーニアの勝利》より)*
14. Nature first played well her part
from Nymphs of the Springs
まずは自然が役割通りに(仮面音楽劇《春のニンフ》より)*
フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687–1762):
15. コレッリの「ラ・フォリア」Op. 5-12
による
合奏協奏曲 ニ短調
ヘンリー・パーセル(1659-1695):
16. Fairest isle from King Arthur
この上なく美しい島(セミオペラ《アーサー王》Z
628より)
*...世界初録音 |
レイチェル・レドモンド(ソプラノ)
アスリング・ケニー(ソプラノ〔こだま〕)...9
ダレン・コーニッシュ・ムーア(トランペット)...6-9
アイリッシュ・バロック・オーケストラ(古楽器使用)
ピーター・ウィーラン(指揮) |
録音: 2023年2月1-3日 セント・ピーター教会、ドロヘダ、アイルランド
収録時間: 55分
【英音楽史に輝く18世紀のアフリカ系歌手を軸に据えた意欲的プログラム】
ヘンデルが圧倒的名声を轟かせていた18世紀中盤の英国諸島にあって、ダブリンを拠点に活躍した女声歌手レイチェル・バプティスト。
アフリカにルーツを持つ彼女は、英国の白人社会では人目を引いた外見のインパクトに全く負けない美声と傑出した歌唱力で高い評価を保ち、人心惑わす歌声で知られた古代神話の水の精になぞらえた「黒いセイレーン」の綽名で人気を博しました(本盤ジャケットの肖像は同時代に描かれたモデル不明の作品)。
キルケニーやリメリックなどアイルランド各地はもちろん、ロンドンやバースなど英国屈指の音楽拠点でも絶賛されています。
グラスゴー出身のスコットランド人歌手レイチェル・レドモンドはこの歌手の活動を軸に、ヘンデルのアリアほかバプティストの当たり役や当時のダブリンにゆかりのある作品を集め、LINN
RECORDSに名盤の多いアイリッシュ・バロック・オーケストラと共に充実したプログラムを構成。
明瞭にしてメリハリの利いた確かな歌声で往年の「黒いセイレーン」の活躍ぶりを思い起こさせてくれます。
あふれんばかりの自発性を高雅な一体感へ昇華させてこれに応える器楽勢も見事なもの(ソリストとしても幅広い活躍をみせるホルンのアンネケ・スコットも楽団の一員としてクレジットされています)。
現代欧州の古楽シーンの活況がそのまま18世紀音楽の生々しい再現に繋がる好企画盤です。
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NAXOS
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ダロン・アリック・ハーゲン(1961-):平家組曲
ダロン・アリック・ハーゲン:平家組曲(2015–2022)
1-3. 平家組曲第1番「アパッショナート」(2015)
1. I. Before/2. II. During/3. III.
After
4-6. 平家組曲第2番「カンタービレ」(2016)
4. I. Without/5. II. Cavatina/6.
III. Within
7-9. 平家組曲第3番「ミステリオーソ」(2017)
7. I. Kogo and Takafusa 小督と隆房
8. II. Kogo Alone 小督独り
9. III. Kogo and Nakakuni 小督と仲国
10-12. 平家組曲第4番「グランディオーソ」(2018)
10. I. Lady Tomoe 巴御前
11. II. Horse Whispering 馬への囁き
12. III. Grandioso グランディオーソ
13. 平家組曲第5番「アポセオシス」(2022)
全て世界初録音 |
デュオ夢乃
木村伶香能
(歌...1-4、6、7、9-12/箏)
玉木光(歌...6、7、9-12/チェロ)
ダロン・アリック・ハーゲン
(エレクトロ・アコースティック)...13 |
録音:2022年6月27-28日 彩の国さいたま芸術劇場
総収録時間:54分
アメリカの現代作曲家ダロン・アリック・ハーゲンが『平家物語』を基に描いた音楽物語。
日本の箏とチェロの二重奏に、地声によるヴォーカルも加わり、幻想的な平家絵巻が描かれています。
更に、最終章ではエレクトロニクス・アコースティックも重なり、浄土の世界へと誘います。デュオ夢乃はニューヨークと日本を拠点に邦楽とクラシックの伝統に根ざしつつ新しい室内楽を開拓しており、これまでに一柳慧、ダロン・ハーゲンなど国際的に活躍する現代作曲家に新作を委嘱。
ニューヨークの音楽シーンで活躍する作曲家の新作初演にも多く携わり、その演奏はニューヨークタイムズ、ニューヨーク・クラシカル・レビュー等において高い評価を得ています。
ブックレットの解説は英語のみですが、日本語解説と歌詞はインレイ面記載のアドレスにアップロードされて読むことができます。
箏と弦楽四重奏の為のコンチェルトにおいて、私は日本の古典文学「源氏物語」の音楽化を試みた。
今回、箏とチェロの二重奏組曲を作曲するにあたり、諸国を廻り歩く琵琶法師たちが語り継いできた軍記物語、「平家物語」を題材とする事にした。
『驕れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂には滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。』と始まる冒頭は、物語の核心である仏教的無常観を表している。
この連作では、時勢を率いた武士ではなく、戦乱の世に翻弄された女性たちに視点を当て、平家の世界を描くことを試みた。
取り上げた3人の女性たちはいずれも晩年に仏門に入っている。この「平家組曲」は2015年から2022年にかけて作曲し、デュオ夢乃に捧げられた。私を日本の歴史と文学の世界へと導き、その成果として誕生したこの連作を数多くの場所で演奏し続けているデュオに対する感謝の念が、ここに結実している。ーー
ダロン・アリック・ハーゲン
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リスト:ピアノ曲全集 第62集 宗教作品編曲集 |
マーティン・カズン(ピアノ) |
1. アッシジの聖フランチェスコの太陽の賛歌
S499/R191(1881)
2. 聖フランチェスコ(アッシジの聖フランチェスコの太陽賛歌のための前奏曲)S498d/R392(1880)
3. エクセルシオール!(シュトラスブルク大聖堂の鐘のための前奏曲)
S500/R337(1874頃-76)
4-5. 幻想小曲集「Liebesszene und Fortunas
Kugel 愛の情景とフォルトゥナの水晶球」-
A.ゴルトシュミットのオラトリオ「7つの大罪」より(1880)
4. 愛の情景/5. フォルトゥナの水晶球
6-7. ロッシーニによる2つのトランスクリプション(1847)
6. No. 1. スターバト・マーテル –
エア「Cujus animam」/7. No. 2. La Charite
慈悲
8. ロッシーニの「La Charite 慈悲」によるアルモニー
S701j(1847)(断章)
9. システィーナ礼拝堂で S461/R114 -
アレグリのミゼレーレとモーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプス(1862)
(初稿/レスリー・ハワード編)
10. モーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプスS461a(1861頃)
11. アニュス・デイ - ヴェルディのレクイエムS437/R270(1877–82)
(第2稿) |
録音:2023年2月16-17日 Trinity Concert
Hall, Trinity School,Croydon(UK)
総収録時間:76分
若い頃には超絶技巧ピアニストとして名を馳せたフランツ・リスト。
そんな彼が1865年に僧籍に入ったことには多くの人が衝撃をうけました。
しかし、それまで女性関係や家族関係、芸術的な確執など多くの問題に悩まされていた彼が宗教的な世界に救いを求めたことは、とりわけ不思議なことではありませんでした。
この頃には「詩的で宗教的な調べ」などの内省的な曲集が書かれていますが、更に年を重ねると一層精神的な深みを追求した作品が多く書かれるようになります。
このアルバムに収録されたのは、ロッシーニのトランスクリプションを除き全て晩年の作品。
和声はシンプルになり、時に粗削りともいえるようなゴツゴツとした旋律も現れます。リストが最期に求めた魂の平穏の昇華とも言える珠玉の曲集です。
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ルーカス・フォス:交響曲第1番/ルネッサンス協奏曲
他
1. オード(1944/1958改訂)
2-5. ルネッサンス協奏曲(1985)
2. I. Intrada/3. II. Baroque Interlude
(ラモーによる)/
4. III. Recitative (モンテヴェルディによる)/
5. IV. Jouissance
6-8. 3つのアメリカの小品
(1944-45、ヴァイオリンと管弦楽版 1989)
6. No. 1. Early Song/7. No. 2. Dedication/
8. No. 3. Composer's Holiday
9-12. 交響曲第1番 ト長調(1944)
9. I. Andantino - Un poco Allegretto/
10. II. Adagio/11. III. Scherzo: Vivace/
12. IV. Andantino - Allegro |
エイミー・ポーター(フルート)...2-5
ニッキ・チューイ(ヴァイオリン)...6-8
バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団
ジョアン・ファレッタ(指揮) |
録音:2022年6-7日 Kleinhans Music Hall,
Buffalo, ニューヨーク(USA)
総収録時間:75分
ベルリン生まれのフォスは地元で初期の音楽教育を受け、1933年パリに留学。
その後、1937年にアメリカにわたりフィラデルフィアのカーティス音楽学校に入学しフリッツ・ライナーから指揮法を学ぶとともに、イェール大学ではパウル・ヒンデミットから作曲を学んでいます。
彼の作品には様々な作曲スタイルが混在しますが、1940年代の3作品は新古典派的なスタイルで書かれており、自身の言葉である「未来に大きく足を踏み入れるには、過去に大きく足を踏み入れなければならない」を具現化したものといえるでしょう。とりわけ交響曲第1番は抒情的かつ田園的な雰囲気の中に、微妙にジャズの影響が感じられるユニークな作品です。
「オード」は第二次世界大戦中に失われた命への追悼曲。
「3つのアメリカの小品」はヴァイオリンとピアノのために書かれましたが、後に管弦楽伴奏に編曲された作品。コープランド風の親しみやすい雰囲気に満ちています。
1985年の「ルネッサンス協奏曲」はフォスが"世紀を超えた握手"と呼んだ曲。
ラモーやモンテヴェルディ作品を借用しながらも、巧みな転調を採り入れたモダンな曲調が魅力的です。
表現力豊かなジョアン・ファレッタの指揮でお聴きください。
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ルーセル:ヴァイオリン・ソナタ第1番、第2番
1-3. ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ短調 Op.
11(1907-08/1931改訂)
1. I. Lent - Tres anime/2. II. Assez
anime/3. III. Tres anime
4-6. ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.
28(1924)
4. I. Allegro con moto/5. II. Andante/6.
III. Presto
7-9. 弦楽三重奏曲 Op. 58(1937)
7. I. Allegro moderato/8. II. Adagio/9.
III. Allegro con spirito |
デイヴィッド・ボウリン(ヴァイオリン)
トニー・チョー(ピアノ)...1-6
カーステン・ドクター(ヴィオラ)...7-9
ドミートリー・コウゾフ(チェロ)...7-9 |
録音:2023年2月21日...7-9、2023年2月23日...4-6、2023年3月23日...1-3 Clonick
Hall, Oberlin Conservatory of Music,Ohio(USA)
総収録時間:60分
フランスの作曲家アルベール・ルーセルは交響曲や『くもの饗宴』などのバレエ作品で知られていますが、あまり耳にすることはないとは言え見事な室内楽作品も書いています。
ルーセルは青年時代のおよそ5年間を海軍に従事、退役した後に本格的に音楽を学び1902年に作曲家としてデビュー。
1890年代の作品をほとんど破棄し、デビュー以降の作品をカタログ化したため、すでに書かれていたヴァイオリン・ソナタは破棄され、このアルバムに収録された1907-08年のソナタが第1番となりました。
ロマンティックな楽想を持つ美しい作品です。
第2番のソナタは1924年の作品。無調に近いものの少しだけ東洋的な響きを纏った15分ほどのコンパクトな作品です。
最後の弦楽三重奏曲は1937年、ルーセルの最後の完成作品。簡潔な形式の中に全体的な統一感が感じられ、各パートが複雑に絡み合いながら曲がすすみ最後は唐突に終わります。
2003年ワシントン国際コンクールで優勝し、現在はオバーリン音楽院で教えるヴァイオリニスト、デイヴィッド・ボウリンを中心としたアンサンブルの演奏です。
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8.660554
(2CD)
\2900
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ロッシーニ:歌劇《アルミーダ》
台本:ジョヴァンニ・シュミット(1773頃-1849)
【CD1】
1. シンフォニア
2-18. 第1幕
19-22. 第2幕
【CD2】
1-9. 第2幕(続き)
10-21. 第3幕 |
アルミーダ...ルート・イニエスタ(ソプラノ)
リナルド...ミケーレ・アンジェリーニ(テノール)
ゴッフレード...モイセス・マリン(テノール)
イドラオテ...
ガブリエル・パク・ジュソン(バス・バリトン)
ジェルナンド...パトリック・カボンゴ(テノール)
エウスタツィオ...マヌエル・アマティ(テノール)
ウバルド...セサール・アリエータ(テノール)
カルロ...チュアン・ワン(テノール)
アスタロッテ...シ・ツォン(バス)
クラクフ・フィルハーモニー
管弦楽団&合唱団
ホセ・ミゲル・ペレス=シエーラ(指揮) |
録音:2022年7月15、20日 ヴィルトバートのロッシーニ音楽祭 Trinkhalle,
Bad Wildbad(ドイツ)
総収録時間:167分
晩年のロッシーニが滞在したことにちなんで毎年夏に開催される
「ヴィルトバートのロッシーニ」音楽祭から、6人のテノール歌手を要する《リナルド》が登場。2022年のライヴです。
タッソの叙事詩『エルサレム解放』に登場する魔女アルミーダと十字軍の英雄リナルドの物語は、バロック時代以降数多くの作曲家が題材に用いましたが、ロッシーニもその一人。
彼は1817年にこの歌劇を作曲、その前年に火災に遭ったナポリのサン・カルロ劇場の再開?落としで初演が行われました。
当時ロッシーニの恋人で後に妻となった歌姫イザベラ・コルブランが創唱した題名役には「D'amore
al dolce impero=甘き愛の帝国では」などのコロラトゥーラの難曲があり、また6人ものテノール歌手を必要とするため上演困難な作品としても知られていますが、この公演は「まるで魔法のようなキャスティング」と評されるほどの高水準な出来となり、題名役のルート・イニェスタのコロラトゥーラと、リナルド役のミケーレ・アンジェリーニの輝かし
い高音も高く評価されました。
ホセ=ミゲル・ペレス =シエーラはジャンルイジ・ジェルメッティに師事、アルベルト・ゼッダのアシスタントを務めていた指揮者で、NAXOSレーベルのロッシーニ・オペラの録音は高い評価を得ています。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
VOX
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セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):交響的舞曲
他
1-3. 交響的舞曲 Op. 45(1940)
4. ジプシーの主題による奇想曲 Op. 12(1892-94)
5. スケルツォ ニ短調(1888)
6. 交響詩「死の島」 Op. 29(1909) |
セントルイス交響楽団
レナード・スラットキン(指揮) |
録音:1979年...1-4、6 1980年10月...5 Powell
Hall, St. Louis,Missouri(USA)
総収録時間:77分
レナード・スラットキンとセントルイス交響楽団は1970年代半ばから1980年代冒頭にかけて、交響曲とピアノ協奏曲に合唱交響曲「鐘」やカンタータ「春」までも含むラフマニノフの管弦楽作品全集をVoxに録音し、これらはダイナミックかつ洗練された演奏と優れた録音によって高い評価を得ました。
その中から、初期から後期までの管弦楽作品を収録。同時期に収録された第2番は日本初出時に『レコード芸術』誌で「音場の広さ、奥行き、解像度の高さ、全体の融け合いの良さ、音のしなやかさと艶、パートの定位感、歪みや混濁の無さ」などの諸要素を高水準で満たし、極めて高い評価を得ました。
これらの特徴は当盤にも当てはまります。最新リマスターによってリフレッシュされたサウンドをお楽しみください。
エリート・レコーディングズの制作、24bit/192kHzリマスターによるVOX
AUDIOPHILE EDITIONの1枚。ブックレットには初出時のジャケットと解説を転載しています。
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エドゥアルド・グリーグ(1843-1907):ペール・ギュント組曲
他 |
ユタ交響楽団
モーリス・アブラヴァネル(指揮) |
1-4. ペール・ギュント組曲第1番 Op. 46(1874-75/1885、1888)
1. Morgenstemning/2. Ases dod/3. Anitras
dans/4. I Dovregubbens hall
5-8. ペール・ギュント組曲第2番 Op. 55(1874-75/1885、1890-92)
5. Bruderovet – Ingrids klage/6.
Arabisk dans/
7. Peer Gynts hjemfart/8. Solveigs sang
9-13. 組曲「ホルベアの時代より」 Op. 40(1885)
9. I. Praludium/10. II. Sarabande/
11. III. Gavotte and Musette/12. IV.
Air/13. V. Rigaudon
14. 抒情小曲集第8集 Op. 65 - 第6曲 トロルドハウゲンの婚礼の日(1896)
15-18. ノルウェー舞曲 Op. 35(1881)
15. No. 1. Allegro marcato/16. No. 2.
Allegretto tranquillo e grazioso/
17. No. 3. Allegro moderato alla marcia/18.
No. 4. Allegro molto |
録音:1975年2月、3月...1-13 1975年5月...14-18 Salt
Lake City、ユタ州(USA)
総収録時間:68分
アブラヴァネルのグリーグ管弦楽作品集の復刻第2弾。「中庸の美」を実践したような演奏は過激な表現に走ることなく、それでいて旋律は十分に歌い、ダイナミックな躍動感も備え、安心して曲の魅力に浸ることが出来ます。
録音場所は明記されていませんが当時ユタ響が主な録音会場として使っていたモルモン・タバナクルと想像されます。
豊かな響きを伴いつつ、自然な定位と高い解像度を実現したエンジニアのマーク・オーボートの録音も聴きもの。
新リマスターでS/Nが改善しました。
ブックレットには初出時のジャケットと解説を転載しています。
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<映像>
4/18(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
HARMONIAMUNDI
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HAF 8904106
(3CD)
\4800
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1985年、1989年録音
クリスティのパーセルが3枚組で復活
パーセル:
《ディドーとエネアス》、《妖精の女王》
ヘンリー・パーセル(1659-1695):
[CD1]
《ディドーとエネアス》
[CD2&3]
《妖精の女王》 |
《ディドーとエネアス》
ギユメット・ロランス(Ms/ディドー)
ジル・フェルドマン(S/ベリンダ)
フィリップ・カントール(Br/エネアス)
ドミニク・ヴィス(C-T/魔法使い)
アニェス・メロン(S/第一の魔女、第2の女)
バルバラ・ボードン(Ms/第2の魔女)ほか
《妖精の女王》
ナンシー・アージェンタ(S)
サンドリーヌ・ピオー(S)
チャールズ・ダニエルズ(C-T)
ジャン=ポール・フシェクール(C-T)
ベルナルド・ルーネン(T)
フランソワ・バゾラ(Br)
ジェローム・コレアほか
ウィリアム・クリスティ(指揮)
レザール・フロリサン |
クリスティが指揮するパーセル2大傑作
録音:《ディドーとエネアス》1985年7月、《妖精の女王》1989年7月
クリスティのパーセルが3枚組で復活します。
《ディドーとエネアス》は、1985年の録音。冒頭の序曲から、気品に満ちており、悲しみをたたえたとにかく美しい録音が際立っております。
ドミニク・ヴィスの 雰囲気たっぷりの魔法使い、カントール(ドミニク・ヴィスと共にアンサンブル・クレマン・ジャヌカンで演奏してもいた)の若々しいエネアス、そしてロランスがな
んともやわらかに歌うディドー、すべての歌がクリスティのマジックともいえる指揮によってこれ以上なく豊かに響きます。
《妖精の女王》は、シェイクスピアの真夏の夜の夢に基づいた物語。印象的な愛の場面や超自然的現象の場面、音楽の機智に満ちた傑作です。
才気迸る闊達な 音楽を、クリスティが、めくるめく鮮やかなコントラストと機智で描きだします。
1989年7月のエクス=アン=プロヴァンス音楽祭で大反響を呼んだ上演を、公演
直後に録音したもので、コンサートマスターは寺神戸亮、通奏低音(チェンバロ、オルガン)にはクリストフ・ルセも参加しているというのもあらためて注目。
歌唱陣 も、ピオーをはじめ、錚々たる顔ぶれです。
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KAIROS
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細川俊夫:明暗 ~ サクソフォン作品集
細川俊夫(b.1955):
独奏ソプラノ・サクソフォンのための
「3つのエッセイ」(2016/2019)
笙とサクソフォン(ソプラノとテナー)のための
「明暗」(2020/2021)
ソプラノとアルト・サクソフォンのための
「3つの愛のうた」(2006)
ソプラノ・サクソフォンとハープのための
「弧のうた」(1999/2015)
テナー・サクソフォン、ピアノ、打楽器のための
「ヴァーティカル・タイム・スタディ」
II (1993/1994) |
大石将紀
(ソプラノ/テナー/
アルト・サクソフォン)
宮田まゆみ(笙)
イルゼ・エーレンス(ソプラノ)
吉野直子(ハープ)
大宅さおり(ピアノ)
葛西友子(パーカッション) |
日本語解説付き!大石将紀が吹く細川俊夫のサクソフォン作品集!
ドイツで尹伊桑、ブライアン・ファーニホウとクラウス・フーバーに作曲法を師事し、日本の伝統的な文化や音楽、それらの美的・精神的基盤に基づいた作品を生み、新作発表の度に大きな話題を呼ぶ現代の日本を代表する作曲家、細川俊夫(b.1955)。
これまでもKairosレーベルから様々な作品集がリリースされてきた細川俊夫によるサクソフォンのための作品集を、ソリストや東京現音計画のメンバーなどとして幅広く活躍し、細川俊夫が「最も信頼し、尊敬する音楽家」と語るサクソフォニスト、大石将紀がレコーディングしました。
宮田まゆみ、イルゼ・エーレンス、吉野直子、大宅さおり、葛西友子という共演メンバーの充実ぶりにも注目。
細川俊夫自身による日本語解説付きです。
大石将紀は、私が最も信頼し、尊敬する音楽家である。完璧なテクニックを持ち、驚くほど豊かな音楽性に恵まれたこの音楽家は、フランスの古典音楽から現代の最先端の音楽に至るまで、スコアを知的に精密に読み取り、どんな微妙なニュアンスも逃すことなく、その音楽の本質を捉え、繊細に優雅に、そして力強く演奏していく。サクソフォンという楽器は、大石将紀の存在によって新しい「いのち」を与えられている。 (細川俊夫)
※録音:2021年9月10日、2022年9月8日&2023年9月8日、武生国際音楽祭(越前市文化センター)
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DYNAMIC
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ルイージ・アッカルド(チェンバロ)
Harmoniae Varietates~さまざまなハーモニー
チェンバロ黄金期のイタリア音楽 |
ルイージ・アッカルド(チェンバロ) |
1. 作曲者不詳 (17世紀初期):Ballo del Granduca
大公の舞踏
2. ジョヴァンニ・ピッキ(1571-1643):トッカータ
3. ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):トッカータ第2番
4. フレスコバルディ:トッカータ第7番
5. ベルナルド・ストラーチェ(1637頃-1664以降):トッカータとカンツォン
6. ストラーチェ:バレット
7. タルクィニオ・メールラ(1595-1665):カプリッチョ
8-12. ドメニコ・ツイポーリ(1688-1726):ソナタ第3番
13-15. アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):トッカータ第4番
16. A. スカルラッティ:トッカータ第2番
17. ベルナルド・パスクィーニ(1637-1710):Toccata
del II tuono 第2旋法によるトッカータ
18. パスクィーニ:Bizzarria e Variazione
ビッツァーリアと変奏
19-21. ジョヴァンニ・バッティスタ・ペシェッティ(1704-1766):ソナタ第4番
22. レオナルド・レーオ(1694-1744): Trattenimento
トラッテニメント‛&世界初録音 |
使用楽器:18世紀前半のトスカーナ・スタイルの楽器に基づき、アンドレア・ディ・マイオが2021年に製作
録音:2023年9月 Luigi Accardo's music
hall、クレモナ(イタリア)
総収録時間:69分
17世紀から18世紀、対位法を重視するバロック期からギャラント様式と呼ばれるメロディ中心のわかりやすい音楽様式が流行した時代のイタリア音楽を収録した1枚。
アルバムで紹介されるのは、とりわけチェンバロ音楽の発展において重要な働きをした10人の作曲家の作品で、世界初録音のレーオの作品の他、後年の人々に絶大な影響を与えたフレスコバルディのトッカータや、ドイツ全土で愛されたツィポーリのソナタ、旋律の美しいメールラのカプリッチョなど多種多様な曲が楽しめます。
1985年カリアリ生まれの鍵盤演奏家ルイージ・アッカルドの演奏で。
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パガニーニ・アンサンブル・ウィーン
パガニーニ:弦楽とギターのための四重奏曲集
第11番・第6番・第13番
1-4. 四重奏曲第11番 ロ長調 M. S. 38
1. Allegro moderato/2. Minuetto -
Allegretto/
3. Larghetto, con passione/
4. Polacca - Andante mosso
5-8. 四重奏曲第6番 ニ短調 Op. 5 No. 3
M.S. 33
5. Allegro/6. Canone a tre - Allegro
moderato/
7. Tema cantabile - Quasi larghetto/
8. Polacchetta - Allegro con brio
9-12. 四重奏曲第13番 ヘ長調 M. S. 40
9. Allegro con brio/10. Minuetto -
Allegretto/
11. Larghetto, tenuto con anima/12.
Finale – Prestissimo |
パガニーニ・アンサンブル・ウィーン
マリオ・ホッセン(ヴァイオリン)
マルタ・ポトゥルスカ(ヴィオラ)
リリアナ・ケハヨヴァ(チェロ)
アレクサンダー・スヴェーテ(ギター) |
録音:2022年3月24-25日 Studio Casino Baumgarten、ウィーン(オーストリア)
総収録時間:66分
パガニーニは1813年頃から弦楽とギターのための四重奏曲を書き始め、彼の友人や知人たちに捧げました。
最初の6曲はリコルディ社から作品4及び5として出版されましたが、次の10作品は未発表のままでした。
1955年に第7番が出版され、後の1972年に彼のコレクションがイタリアに返還されてから少しずつ出版されています。
このアルバムに収録された第6番は1816年末からその翌年初めに作曲されたと推測される作品。
第11番は当時としては珍しいロ長調で書かれているものの、全体的にバランスの取れた響きに満たされた優雅な作品です。
第13番は円熟期の作品らしく、リズミカルな第1主題と抒情的な第2主題、このコントラストのはっきりした第1楽章がとりわけ印象的な曲。
まるでオペラのアリアを思わせる美しい旋律も至るところに現れます。
作曲家の名を冠した"パガニーニ・アンサンブル・ウィーン"はパガニーニの研究家として知られる名手マリオ・ホッセンが設立したウィーンを拠点に活躍するアンサンブルです。
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OEHMS CLASSICS
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ジンガー・プア(声楽アンサンブル)
地上の巡礼者 19世紀ドイツの宗教声楽曲集 |
ジンガー・プア(声楽アンサンブル) |
1. ヨーゼフ・ラインベルガー(1839-1901):Abendlied
Op. 69 No. 3
2. ラインベルガー:Warum toben die Heiden
Op. 40 No. 2
3. アルベルト・ベッカー(1834-1899):Nach
dir, Herr, verlanget mich Op. 59 No. 1
4. ハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルク(1843-1900):Mache
dich auf, werde Licht Op. 81 No. 14
5. ペーター・コルネリウス(1824-1874):Grablied
「Pilger auf Erden」 Op. 9 No. 4
6. フーゴー・ヴォルフ(1860-1903):
Resignation 「Komm Trost der Welt, du
stille Nacht」- 7つの宗教的歌曲 第3番(C.マイスター編)
7. ヴィルヘルム・ベルガー(1861-1911):Die
Kapelle am Strande
8. カール・レーヴェ(1796-1869):Schaffe
in mir, Gott, ein reines Herze
9. アントン・ブルックナー(1824-1896):Locus
iste, WAB 23
10. ラインベルガー:Meditabor in mandatis
tuis Op. 133 No. 2
11. マックス・レーガー(1873-1916):Das
Agnus Dei Op. 138 No. 6
12. マックス・ブルッフ(1838-1920):Palmsonntagmorgen
「Es fiel ein Tau」 Op. 60 No. 9
13. レーガー:Die Sieben Worte Jesu - 12のドイツ宗教的歌曲
WoO VI/13: VII.
14. フランツ・リスト(1811-1886):Ave verum
corpus S 44
15. ミヒャエル・ハラー(1840-1915):Surrexit
pastor bonus Op. 2 No. 3
16. ルイーズ・アドルファ・ル・ボー(1850-1927):Vater
unser, Op. 61(C. マイスター編)
17. フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):Beati
mortui Op. 115 No. 1 - 2つの宗教的男声合唱曲
18. メンデルスゾーン:Herr, nun lasstest
du deinen Diener in Frieden fahren Op. 69
No. 1
19. ベッカー:Du gabst uns alles |
録音:2022年10月4-7日‛&2-5、8、10-12、14-17、19 2023年5月24-25日‛&1、6、7、9、13、18 Stiftskirche
St. Maria Himmelfahrt (Klosterkirche),Pfaffen-Schwabenheim
(ドイツ)
総収録時間:62分
19世紀は産業革命、技術革命と並行して音楽も発展、多くの作曲家がこれまでの音楽理論のルールから脱却し、自由な作風を模索していきます。
このアルバムにはこの時代に活躍した作曲家たちの宗教的な合唱作品を収録。
素朴な美しさが魅力のブルックナーの作品をはじめ、オルガン作品が知られるラインベルガー、バッハ時代のコラールを思わせるレーガーの作品、晩年のリストが書いた内省的な「Ave
verum corpus」の他、あまり耳にすることのない作曲家の作品まで幅広い選曲が魅力的な1枚です。
演奏は1992年3月にデビューして以来、ヨーロッパで絶大な人気を誇る声楽アンサンブル、ジンガー・プア。
安定のハーモニーから生まれる澄んだ響きが静謐な音響世界を描いています。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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ICA CLASSICS
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ICAC 5179
(2CD)
\3900 →\3590
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BBCのアーカイヴからボールトのライヴ音源
ベートーヴェン: 「英雄」、シューベルト:「ザ・グレート」ほか |
エイドリアン・ボールト(指揮) |
【CD 1】
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770–1827):
1-4. 交響曲 第3番 変ホ長調 Op. 55 「英雄」
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
1972年5月10日 ロイヤル・フェスティバル・ホール、ロンドン
5. 『献堂式』 序曲 Op. 124 BBCウェールズ管弦楽団
1973年6月19日 BBCカーディフ放送局コンサートホール
ヨハネス・ブラームス(1833–1897):
6-15. ハイドンの主題による変奏曲 Op.
56a BBC交響楽団
1976年10月3日 マイダ・ヴェール・スタジオ、ロンドン/収録時間:
74分
【CD 2】
フランツ・シューベルト(1797–1828):
1-4. 交響曲 第9番 ハ長調 D 944 「ザ・グレート」 BBC交響楽団
1977年3月2日 ロイヤル・フェスティバル・ホール、ロンドン
カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786–1826):
5. 《オイリアンテ》 序曲 Op. 81 J 291 BBCウェールズ管弦楽団
1973年6月22日 BBCカーディフ放送局コンサートホール
ジョアキーノ・ロッシーニ(1792–1868):
6. 《絹のはしご》 序曲 BBCスコティッシュ交響楽団
1973年8月4日 BBCグラスゴー放送局コンサートホール
ルイジ・ケルビーニ(1760–1842):
7. 《アナクレオン》 序曲 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
1963年3月8日 ロイヤル・フェスティバル・ホール、ロンドン/収録時間:
79分 |
全てライヴ録音(ステレオ)
【ボールト、名演揃いの初出ライヴ音源集!】
BBCのアーカイヴから、エイドリアン・ボールトのライヴ音源が登場。いずれもこれまで商業発売の無いもので、Re:Soundのポール・ベイリーが丁寧なリマスターを行い、オリジナル・マスターテープから素晴らしい音を引き出しています。
中でもメインと捉えられる3曲、ライヴ音源初登場の「英雄」、名演として知られる1972年のスタジオ録音を凌ぐライヴならではの「ザ・グレート」、そして「ハイドン変奏曲」は、演奏がたいへん立派なうえに音質も良く、これらだけでもお宝ものの発掘と言えそうです。
さらに「献堂式」はボールトにとって初登場レパートリー、「オイリアンテ」はステレオ録音初登場と小品も充実。
ボールトといえばホルストやエルガー、ヴォーン・ウィリアムズなどの英国音楽の解釈で知られますが、1912-13年にはライプツィヒ音楽院でニキシュに指揮、レーガーに作曲の教えを受けており、ワインガルトナー、フルトヴェングラー、ワルターといったドイツ系の指揮者たちに心酔していたこともあって、ドイツ音楽にもまた多くの名演を残しています。
これはそんな巨匠の一面を新たな音源で再確認することの出来るという意味でも、たいへん貴重な2枚組です。
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ICAB 5180
(6CD)
\7400 →\6990
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最新リマスターで甦る、BBCに残されたストコフスキーの遺産
レオポルド・ストコフスキー
BBCレジェンズ・グレート・レコーディングス |
レオポルド・ストコフスキー(指揮) |
【CD 1】
1-7. グスタフ・マーラー(1860–1911):
交響曲 第2番 ハ短調 「復活」
レイ・ウッドランド(ソプラノ)、ジャネット・ベイカー(コントラルト)
BBC合唱団、BBCコーラル・ソサエティ、ゴールドスミス・コーラル・ユニオン、
ハロー・コーラル・ソサエティ、ロンドン交響楽団
1963年7月30日 ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン
(BBCプロムス)
モノラル(ICA Ambient Mastering)/収録時間:
78分
【CD 2】
1-4. ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906–1975):
交響曲 第5番 ニ短調 Op. 47 「革命」
ロンドン交響楽団 1964年9月17日 ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン ステレオ
5-8. レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872–1958):
交響曲 第8番 ニ短調 BBC交響楽団
1964年9月15日 ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン ステレオ/収録時間:
71分
【CD 3】
1. アレクサンドル・スクリャービン(1872–1915):
法悦の詩 Op. 54
2-6. エクトル・ベルリオーズ(1803–1869):
幻想交響曲 Op. 14
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
1968年6月18日 ロイヤル・フェスティバル・ホール、ロンドン ステレオ
7. レオポルド・ストコフスキーとデリック・クックの対話(インタビュー約9分)
収録時間: 78分
【CD 4】
1-15. ベンジャミン・ブリテン(1913–1976):
青少年のための管弦楽入門 Op. 34
16-19. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770–1827):
交響曲 第7番 イ長調 Op. 92
BBC交響楽団
1963年7月23日 ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン(BBCプロムス) ステレオ
20-32. マヌエル・デ・ファリャ(1876–1946):
恋は魔術師
グロリア・レーン(メゾ・ソプラノ) BBC交響楽団
1964年9月15日 ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン(BBCプロムス)
ステレオ収録時間: 75分
【CD 5】
1. オットー・クレンペラー(1885–1973):
メリー・ワルツ
2. ヴォーン・ウィリアムズ: トーマス・タリスの主題による幻想曲
3-6. モーリス・ラヴェル(1875–1937):
スペイン奇想曲
7-10. ヨハネス・ブラームス(1833–1897):
交響曲 第4番 ホ短調 Op. 98
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
1974年5月14日 ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン ステレオ
11. オットカール・ノヴァーチェク(1866–1900)/ストコフスキー編曲:
常動曲(無窮動) Op. 5-4
ロンドン交響楽団
1964年9月21日 ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン ステレオ
収録時間: 78分
【CD 6】 ボーナス・ディスク(AVRO音源)
1. ラヴェル: ファンファーレ ~『ジャンヌの扇』
2-4. セザール・フランク(1822–1890):
交響曲 ニ短調
5-11. セルゲイ・プロコフィエフ(1891–1953):
カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」
Op. 78
ソフィア・ヴァン・サンテ(メゾ・ソプラノ)‛&10、オランダ放送合唱団‛&6-9、11
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
1970年8月22日 デ・ドゥーレン、ロッテルダム ステレオ/収録時間:
78分 |
【最新リマスターで甦る、BBCに残されたストコフスキーの遺産】
BBC LEGENDSレーベルで発売されていたストコフスキーのライヴ音源5枚と、オランダの総合ラジオ放送協会(AVRO)に残されMediciMastersからCDが発売されていたロッテルダムでのライヴをセットとし、新たにリマスターを施したBOXセットが登場。
ストコフスキー自身が書き残した彼が理想とする音を目標として、Re:Soundのポール・ベイリーによって丁寧にリマスターが施されており、その特異なアゴーギクや楽器法を鮮明かつダイナミックに楽しむことが出来ます。
マーラーの「復活」がBBCプロムスで初めて演奏された際の、聴衆を激しい興奮に巻き込んだライヴに始まり、ストコフスキーらしいカオス的な演奏が楽しめるショスタコーヴィチやベルリオーズ、大成功を収めたベートーヴェンの7番や、ブラームスの4番など名演揃いで知られる生まれ故郷のロンドンでの最後の演奏会、得意としたフランクのオランダでの完成度高いライヴなど、収録内容もたいへん素晴らしいものです。
CD3にはマーラーの交響曲第10番補筆完成でも知られる音楽学者デリック・クックによるインタビュー(英語)も収録。
セットにブックレットは封入されておらず、収録データなどはスリーブケースに記載されています。
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OBSESSION
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MELHQ1002479
(1HQCD)
\4200 →\3890
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Melodiya名盤復刻!
スピヴァコフ&モスクワ・ヴィルトゥオージの代表的録音
14歳の神童キーシンも登場!
シチェドリン:カルメン組曲/ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 |
1-13:
ウラディーミル・スピヴァコフ(指揮)
モスクワ・ヴィルトゥオージ
アルメニア国立室内アンサンブル
パーカッション・アンサンブル
14-17:
エフゲニー・キーシン(ピアノ)
ウラディミール・カフェルニコフ(トランペット)
ウラディーミル・スピヴァコフ(指揮)
モスクワ・ヴィルトゥオージ |
スピヴァコフのシチェドリン&ショスタコ、HQCD盤が再生産!
ソロはキーシン!
☆Melodiya名盤復刻! 14歳の神童キーシンが弾くショスタコーヴィチのコンチェルトと、シチェドリンの「カルメン」。
☆スピヴァコフ&モスクワ・ヴィルトゥオージの代表的録音が、HQCDの高音質で甦る!
ObsessionシリーズによるMelodiyaの名盤復刻!
ウラディーミル・スピヴァコフとモスクワ・ヴィルトゥオージの名コンビによる、シチェドリンとショスタコーヴィチのHQCDヴァージョンが再生産されました。
2021年の現地リリース時点では日本で殆ど流通していなかったため、嬉しい復活&日本上陸となります。
ビゼーの名オペラをシチェドリンが独創的にアレンジ・再構成した「カルメン組曲」の名演は勿論、当時14歳の神童キーシンがライヴ演奏した白熱のショスタコーヴィチもファン必聴・必携です。
※録音:1984年(スタジオ録音)(1-13)、1986年4月27日、モスクワ音楽院大ホール(ライヴ録音)(14-17)/ADD
※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。
初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
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4/16(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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SUPRAPHON
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SU 4338
(5CD)
\8200 →\7690
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長らく廃盤が続いていたムジカ・アンティカ・プラハの名盤5枚がセットになって登場!
コジェナーも参加!
充実の独唱者が参加した名盤が復活!
ムジカ・アンティカ・プラハによる神秘的でユニークな初期バロック音楽集5枚組!
初期バロックの神秘
CD1
クロムニェジーシュのバロック音楽
●作者不詳(17世紀後半):ソナタ(3声)
●ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(1623-1680):
ソナタ第2番(5声)
●ウォルフガング・エプナー(1612-1665):
もろもろの国よ、主を讃めたたえよI
●作者不詳(17世紀中頃):ソナタ~2つのヴァイオリンのための
●エプナー:いかに幸いなことか
●ヘンリクス・アロイシウス・ブルックナー(17世紀):
ソナタ(4声)
●ヨハン・ヨーゼフ・フリクシウス(?-1709):主を賛美せよ
●シュメルツァー:バレッティ(4声)
● V.ラム(17世紀後半):マニフィカト
●作者不詳(17世紀):チャッコーナ(3声)
CD2
初期バロック時代のイタリア音楽
●マルコ・ウッチェリーニ(1603-1680):
シンフォニア第2番(2声)
●イグナツィオ・ドナーティ(?1575-1638):
主よ、われ汝に望む
●フランチェスコ・トゥリーニ(1589-1656):
ソナタ第1番(2声)
●タルクィニオ・メールラ(1595-1665)われは野の花
●ジョヴァンニ・ピッキ(1572-1643):カンツォン第5番(2声)
● P.A.マリアーニ(17世紀前半):バスタルダ風カンツォン(2声)
●ドナーティ:喜んでください、乙女マリア
●ウッチェリーニ:シンフォニアIXX(4
声)
●オラツィオ・タルディッティ(1602-1677):愛しきイエスよ
●ピッキ:カンツォン第4番(2声)
●ジャコモ・アッリゴーニ(17 世紀前半):汝は我が心を痛めたり
●ジョヴァンニ・パオロ・チーマ(1570?-1622):
カプリッチョ(4声)
●トゥリーニ:ミリーズを祈る
●サラモーネ・ロッシ(1570-1630):
対話形式によるソナタ「ラ・ヴィエーネ」
●ビアージョ・マリーニ(1579-1665):
シンフォニア「ラ・マルティネンガ」
●マリオ・カプアーナ(?-1648?):見よ、天使のパンを
CD3
アレッサンドロ・グランディとイタリア・バロックの巨匠たち
●アレッサンドロ・グランディ(1586-1630):
その口で私に口づけを~
アルト独唱、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、
テオルボとオルガンのための
●ジュゼッペ・スカラーニ(17 世紀):
ソナタ第1番(2声)~
ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのための
●グランディ:子らよ、来たりてわれに聞け~
コルネット、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、
テオルボとオルガンのための
●グランディ:おお、清きものよ(2声)~
歌、アルト、テオルボとオルガンのための
●グランディ:神がわたしたちを憐れみ~
ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバとオルガンのための
●グランディ:カエキリア~
歌、テオルボとオルガンと通奏低音のための
●カルロ・ミラヌッツィ(?-1647):カンツォン(5声)~
ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、
テオルボとオルガンのための
●グランディ:おお、イエスの優しき名~
テノール独唱、テオルボとオルガンのための
●グランディ:シンフォニア(4声)~
ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオローネ、
テオルボとオルガンのための
●グランディ:主よ、我を救いたまえ(2声)~
歌、テオルボとオルガンのための
●グランディ:おお、慈悲深きイエス~
2人のテノール、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、
テオルボとオルガンのための
●スカラーニ:ソナタ第3番(2声)~
ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのための
●グランディ:聖霊来たりたまえ~
アルト独唱、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、
テオルボとオルガンのための
●グランディ:おお、いかに美しきことかな~
歌、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、
ヴィオローネ、テオルボとオルガンのための
CD4
ジョヴァンニ・レグレンツィ:ソナタとモテット集
ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1690):
●ソナタ「ラ・スクアルツォーナ」
●宗教的モテット集より第1番
●ソナタ「ラ・クレモナ」
●ハルモニア・ダフェッティ・デヴォーティ第1巻より第1曲
●宗教的モテット集より第2番
●ソナタ「ラ・マリノーナ」(5声)
●宗教的モテット集より第9番
●ソナタ「ラ・ロゼッタ」(3声)
●ハルモニア・ダフェッティ・デヴォーティ第1巻より第6
曲
●ソナタ第1番(5声)
●宗教的モテット集より第4番
CD5
ボヘミア、バロック期のクリスマス音楽
●アダム・ヴァーツラフ・ミフナ(1600-1676):
クリスマスのマグネットとアーチャー
●ミフナ:クリスマスの朝の露
●アレッサンドロ・ポリエッティ(1600-1683):
ソナタ ニ長調(4声)
●ヴァーツラフ・カレル・ホラン・ロヴェンスキー(1644-1717):
眠れ、眠れ、ローズバッドよ
●ロヴェンスキー:幼きイエスへ
●アントニオ・ベルターリ(1605-1669):ソナタ第5番(5声)
●ミフナ:クリスマスのゆりかご
●アンドレアス・ハンマーシュミット(1611-1675):
パドゥアン(5声)
●ロヴェンスキー:箱舟の愉快な鳩たち
●ロヴェンスキー:全世界が描写されたとき
●ポリエッティ:ソナタ ト長調(4声)
●ベドジフ・ブリデル(1619-1680):聞いて、おおクリスマス
●ミフナ:クリスマスの歓び
●ベルターリ:ソナタ第4番(5声)
●ブリデル:愛しい子よ、私たちを訪ねておいで |
アンナ・フラヴェンコヴァー(ソプラノ)
マグダレーナ・コジェナー(コントラルト)
スタニスラフ・プジェドタ(テノール)
ミハエル・ポスピーシル(バス)
ムジカ・アンティカ・プラハ
パヴェル・クリカル(指揮) |
録音:1988年1月~1989年10月(CD1)、1989年4月~1991年3月(CD2)、1993年~1994年(CD3)、1996年4月(CD4)、1993年3月~1993年6月(CD5)/チェコ同胞福音教会(プラハ)
当団はパヴェル・クリカルが1982年に創設したアンサンブル。クリカルは1920年代のアメリカのジャズとダンス音楽の演奏で有名なオリジナル・プラハ・シ
ンコペーテッド・オーケストラのバンドリーダーとして活躍した音楽家で、トランペット、ピアノ、オルガンなどを演奏するマルチな才能の持ち主。
そのクリカル率い る当団は17世紀初頭から18世紀初頭のバロック音楽の復活蘇演と録音に力を入れ、作曲された時代の響きを蘇らせるため、当日の楽器を探し、可能な限り復元。
もちろん当時の調律法で演奏しています。
メンバーにはマグダレーナ・コジェナーら名歌手も参加しており、高水準の演奏もまた大きな魅力です。
彼らの功績は計り知れず、それまで知られていなかったイタリア初期バロックの音楽は、今では教会でも頻繁に演奏されるほど人気に。
今日でも聴き手を魅了するムジカ・アンティカ・プラハの演奏にご注目ください!
「バロック時代のプラハの音楽」(ANI-108)好評発売中!
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DUX
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ポーリッシュ・ロマンティック・ワークス ~
ヴィエニャフスキ&ノスコフスキ
ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880):
ヴァイオリン協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.14(1853)
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):
交響曲第2番ハ短調 《哀歌的》(1875-1879) |
ヴォイチェフ・ニェジュウカ(ヴァイオリン)
パヴェウ・プシトツキ(指揮)
アルトゥール・ルービンシュタイン・フィルハーモニー管弦楽団 |
ポーランドのロマンティシズム溢れるヴァイオリン協奏曲&交響曲!
☆麗しきポーランド・ロマン派の協奏曲と交響曲!
☆プシトツキ&ルービンシュタイン・フィル(ウッチ・フィル)が贈る、ヴィエニャフスキ&ノスコフスキ!
前作「ポーリッシュ・ロマンティック・シンフォニーズ」(DUX1901)では、フランチシェク・ミレツキとユゼフ・ヴィエニャフスキの交響曲を披露したパヴェウ・プシトツキと、彼が2017年から芸術監督を務めるアルトゥール・ルービンシュタイン・フィル(ウッチ・フィルハーモニック)。
「ポーリッシュ・ロマンティック・ワークス」と題された続編では、兄ヘンリク・ヴィエニャフスキのヴァイオリン協奏曲第1番と、ポーランド後期ロマン派を代表する作曲家であり、シマノフスキやフィテルベルクらを指導した名教師でもあったジグムント・ノスコフスキの交響曲第2番《哀歌的(Elegiac)》を収録。
協奏曲でソロを務めるポーランドのヴァイオリニスト、ヴォイチェフ・ニェジウカは、弱冠20歳の若き俊英。現在はウッチのバツェヴィチ音楽アカデミーで研鑚を積みながら、既に国内外の多くの音楽コンクールで優勝し、ポーランドの主要なオーケストラと共演しています。
濃密なポーランド・ロマンティシズムを感じさせるオーケストラ作品を、ポーランド実力派たちの演奏でどうぞ。
※録音:2023年9月、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター・コンサート・ホール(ルスワヴィツェ、ポーランド)
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DUX20532054
(2CD)
特別価格
\3900
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古楽と現代音楽の名手による「フーガの技法」!
J.S.バッハ:フーガの技法 BWV1080 |
アンジェイ・シロンザク(ピアノ) |
☆古楽と現代音楽のスペシャリスト、アンジェイ・シロンザクが弾く「フーガの技法」全曲!
1985年ルブリン生まれのピアニスト、アンジェイ・シロンザクが弾くバッハの「フーガの技法」全曲。
2017年からポーランド現代音楽協会のメンバーとなっているシロンザクは、古楽と現代音楽の両面に焦点を当てて活動しており、サルヴァトーレ・シャリーノ、ジョン・アダムズ、ジョン・ケージらの作品をポーランドで最初に演奏したピアニストの一人としても知られ、ウッチの現代音楽祭にも定期的に出演しています。
バッハのゴルトベルク変奏曲からストラヴィンスキー、サティ、リリ・ブーランジェ、シメオン・テン・ホルト、ラートハウスと多彩なディスコグラフィーを誇り、現在はキェルツェのヤン・コハノフスキ大学で教授を務めるシロンザクが、スタインウェイで表情豊かに描く「フーガの技法」。ポーランド教育・科学省が助成するプロジェクトによるレコーディングです。
※録音:2023年8月、キェルツェ(ポーランド)
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カール・フリードリヒ・アーベルの
ヴィオラ・ダ・ガンバ独奏作品集
アーベル:ドレクセルの写本 |
クシシュトフ・フィルルス(ヴィオラ・ダ・ガンバ) |
バロックから古典派へと移り変わる時代のドイツとイギリスで作曲家として、そしてヴィオラ・ダ・ガンバの偉大な名手としてその名を轟かせていたカール・フリードリヒ・アーベル(1723-1787)のヴィオラ・ダ・ガンバ独奏作品集。
「ドレクセルの写本」いわゆる「ドレクセル・コレクション」は、アメリカの銀行家であり楽譜収集家であったジョセフ・ウィリアム・ドレクセル(1833-1888)が死の直前の1888年にレノックス図書館に寄贈し、アスター・コレクションとともに現在のニューヨーク公共図書館の始まりとなった作品集で、アルカンジェロ・コレッリの17曲のソナタやアーベルの29曲のガンバ作品等を含む、6,000点以上の貴重な印刷譜や筆写譜、自筆譜等が含まれています。
ポーランド国立放送交響楽団の常任コントラバス奏者を務め、モダンやバロックのコントラバスから、稀少なパルドゥシュ・ド・ヴィオールを含む多種のヴィオラ・ダ・ガンバまで、様々な楽器を演奏するクシシュトフ・フィルルスが、ヴィオラ・ダ・ガンバの発展と復権に大きな影響を与えてきたアーベルの作品の魅力を雄弁に語ります。
※録音:2023年
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EM RECORDS
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EMRCD08283
(2CD)
\5100
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『くまのプーさん』の作家で知られるA.A.ミルンの詩
魅惑の場所
ハロルド・フレイザー=シムソン:
クリストファー・ロビンの歌/
プーさんの鼻歌全集/ストーリーズ/
クリストファー・ロビンのその他の曲/
さらにクリストファー・ロビンのその他の曲/
王様の朝食 |
グラント・ドイル(バリトン)
ジョン・ケンバー(ピアノ)
ブライアン・シブリー(ナレーター) |
『くまのプーさん』の作家で知られるA.A.ミルンの詩に、ハロルド・フレイザー=シムソンが音楽を付けたアルバム。
ハロルド・フレイザー=シムソンは、イギリスの軽音楽の作曲家でミュージカルの作曲などでも活躍しました。
※録音:2019年&2020年、ロンドン
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PRIMA CLASSICS
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おとぎ話
パウル・ユオン(1872-1940):おとぎ話 Op.8
(チェロとピアノのための)、チェロ・ソナタ
Op.54(1912)
ヤーニス・チェピーティス(1908-1989):
チェロとピアノのための組曲(1959)
《おとぎ話「悪魔の生涯」からの3つのエピソード》、
セレナーデ ニ長調(1939)、スケルツォ(1964)、
ロマンス イ長調(1965)、
チェロとハープのためのソナタ(チェロとピアノ版)(1974) |
デュオ・アルニカンズ |
おとぎ話にまつわる作品集!
スイスを拠点に活動するドイツとラトビアの夫婦デュオ「デュオ・アルニカンズ」が贈る、世界初録音を含む「おとぎ話」にまつわる作品集。
ブラームスの《ハンガリー舞曲集》の編曲者のひとりとしても知られるパウル・ユオンは、スイス系ロシア人の作曲家でドイツで活躍しました。
アレンスキーやタネーエフに師事しました。
ヤーニス・チェピーティスはラトビアの作曲家でピアニストでもありました。
彼はラトビアの民話の悪魔を題材にし、《チェロとピアノのための組曲》を完成させています。
※録音:2021年4月
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PRIMA FACIE
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おしゃべり
ピーター・ソーン:Dap Dap Da Da Dap
ピーター・マックスウェル・デイヴィス:
2台の鍵盤のための4つのレッスン
エロイーズ・ウェルネル:a many-layered
object
イアン・ファリントン:おしゃべり
ニコラ・レファニュ:
「ブロードウッド・バガテル」からの3つの小品
テレンス・チャールストン:
2つのクラヴィコードのための5つの小品
ティモシー・ロバーツ:The Fractal Ground
アレクサンダー・J・ブラスティン:Idle thoughts
of owls
ピーター・マックスウェル・デイヴィス:
Farewell to Stromness |
テレンス・チャールストン(クラヴィコード)
ジュリアン・パーキンス(クラヴィコード) |
珍しい2台のクラヴィコードのための作品集。これらの作品は優れた音楽家であるテレンス・チャールストンとジュリアン・パーキンスのために特別に書かれました。
音楽のスタイルはニューオーリンズ・ジャズから無調まで多岐にわたりますが、時折古いスタイルを現代風にアレンジしたものも含まれています。
※録音:2023年2月6日-8日
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メモリアル・アルバム
アイヴァー・ガーニー:5つのエリザベスの歌
スティーヴン・ドッジソン:ジプシー・ソングス
ダリル・ランズウィック:スマート・ソングス |
アリソン・トゥルフィット(メゾ・ソプラノ)、他 |
アリソン・トゥルフィット(1942-2020)は30代で王立音楽アカデミーに入学し、その後世界クラスの歌手として活躍しました。
このアルバムでは、若々しい声で歌う1981年に録音されたアイヴァー・ガーニーの歌曲と、70代でも衰えなかった美声で歌い上げるダリル・ランズウィックの歌曲を聴き比べることが出来ます。
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PFCD212213
(2CD)
特別価格 \3900
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くまのプーさん
A.A.ミルンの詩による歌曲全集
ハロルド・フレイザー=シムソン:
When We Were Very Young/王様の朝食/
くまのプーさん/Now We Are Six/
プ-横丁にたった家/不思議の国のアリス |
様々なアーティスト |
『くまのプーさん』の作家で知られるA.A.ミルンの詩(と『不思議の国のアリス』で知られるルイス・キャロルの詩)に、ハロルド・フレイザー=シムソンが音楽を付けた歌曲の全集。
7人の歌手たちによるこのアルバムは子供たちと聴くのにも適した一枚となっています。
※録音:2023年1月&5月
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通過
ジャイルズ・イースターブルック(1949-2021):
Aubade for St. Francis/悲しいけれど真実/
25の変奏曲/通過/アウト・オブ・ザ・パープル/
クラリネット三重奏曲《Aus dem ersten
Grun》 |
ロジャー・モンゴメリー(ホルン)
キャロライン・ボールディング(ヴァイオリン)
デイヴィッド・オーウェン・ノリス(ピアノ)
サラ・レオナード(ソプラノ)
ヒュー・ワトキンス(ピアノ)、他 |
Prima Facieレーベルの創設者の一人でもある作曲家&作家ジャイルズ・イースターブルックの追悼記念アルバム。
彼はあらゆるジャンルで活躍し、音楽だけでなく演劇の分野でもその能力を発揮し、ライターや作曲コンクールの審査員を務めるなど多才な人物でした。
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<メジャー・レーベル>
<映像>
<LP>
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